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第60号
2011/10/21〜12/16までの紹介分
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)


IDIS


IDIS 6626
\1800→¥1690
ヤング・アルゲリッチ Vol.2
 (1)ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
  (1959年9 月25 日ジュネーヴ。ライヴ)
 (2)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
  (1959年1 月19日ローザンヌ。ライヴ)
 (3)リスト:演奏会用練習曲第2番「軽やかさ」
  (1957 年ボルツァーノ。ライヴ)
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
ルイ・マルタン(指)、
スイス・ロマンド管(1)
シャルル・デュトワ(指)
ローザンヌ室内管
アルゲリッチあの幻の音源がついにカタログ復活!!
圧倒的な才能! 超新星のように光り輝いていたアルゲリッチ!!!

MONO、ADD、61’54”

これは嬉しいリリース。かつてアルゼンチン盤が限定的に入手できるのみだった幻のアルバムが、通常発売となります。当時アルゲリッチは1957 年にブゾーニとジュネーヴのふたつの国際コンクールで優勝、彗星のように出現した天才として注目されていました。
ブゾーニ国際コンクールのファイナルの実況のリストの演奏会用練習曲第2 番は、玉を転がすようなタッチの美しさに加え、色彩の無限の変化を見せているのが驚き。これを聴けば、彼女の優勝を疑うはずなしの神業。ショパンのピアノ協奏曲第1番はその2 年後、18 歳の折の演奏で、自由奔放かつエネルギーと霊感に満ち、その後のどの演奏よりも彼女の天才性を実感させてくれます。ラヴェルの協奏曲は後に夫となるデュトワとの初共演時という歴史的な記録。これもフレッシュ極まりない快演で、デュトワの伴奏の巧さも光ります。すべての方々に聴いていただきたい、すさまじく光り輝いていた10 代のアルゲリッチを実感できる超オススメ盤です。

IDIS 6627
\1800→¥1690
ヤング・アッカルド
 パガニーニ:
  (1)魔女たちの踊り
  (2)パイジェッロの「うつろな心」による変奏曲
  (3)常動曲
  (4)ヴァイオリンソナタ ホ短調Op.3の6
  (5)祈りのソナタ
  (6)ロッシーニの「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲
  (7)「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)
アントニオ・ベルトラミ(Pf)
パガニーニの再来と騒がれた少年アッカルドの妙技復活

[ 録音:1959 / 60 年]/MONO、ADD、52’50”

1958 年に行われたパガニーニ国際コンクールに17 歳で優勝を果たし、「パガニーニの再来」と称されたサルヴァトーレ・アッカルド。彼がその直後に行った貴重な録音が日の目をみました。演目は得意のパガニーニ。少年とは思えぬ驚異的なテクニックは天晴れですが、イタリアの太陽のように明るい音色、オペラ歌手顔負けの朗々たる歌ごころに陶酔させられます。いずれの作品も後年再録音していますが、鮮烈な生命感と真摯さは少年時代ならではです。
Karajan Spectacular Volume 2
IDIS 6621
\1800→¥1690
カラヤン&ベルリン・フィル/新世界
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界」
 スラヴ舞曲第1番 ハ長調 Op.46-1
 スラヴ舞曲第10番 ホ短調 Op.72-2
 スラヴ舞曲第3番 変イ長調 Op.46-3
 スラヴ舞曲第16番 変イ長調 Op.72-8
 スラヴ舞曲第7番 ハ短調 Op.46-7
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958、1959 年/ADD、65'06

新世界交響曲は英COLOUMBIA(= EMI)録音。カラヤンはEMI に二度新世界交響曲を録音しており、これは旧録音。スラヴ舞曲集はDG 録音。
Narciso Yepes: The Beginning of a Legend Volume 1
IDIS 6620
\1800
ナルシソ・イエペス
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
作者不詳:禁じられた遊び
ド・ヴィゼー:サラバンド,ブーレ
ラモー:メヌエット
D.スカルラッティ:ソナタ L.352
バッハ:ガヴォット
ソル:
 メヌエット イ長調 Op.11-8、ソナタ Op.22—ロンド ハ長調
 メヌエット ト長調 Op.11-1,ト長調 Op.11-3
サンス:フォリア
ナルシソ・イエペス(G)
アタウルフォ・アルヘンタ(指)
マドリッド室内管弦楽団
録音:1953-1957 年/ADD、55'54

名ギタリスト、ナルシソ・イエペスの比較的初期の録音を集めています。

IDIS


IDIS 6624
\1800
ステレオ最初期、バルビローリのエルガー。チェロはナヴァラ!
 エルガー:
  エニグマ変奏曲 Op.36
  チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
  弦楽のためのエレジー Op.58
ジョン・バルビローリ(指)
ハレ管弦楽団
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
録音:1956、1957 年/ADD、59'05、STEREO

 英NIXA(= PYE、後のPRT)録音。ステレオ最初期の録音。バルビローリはエルガーの作品を度々録音しており、上記3 曲はいずれも後にEMI で録音、エニグマ変奏曲はこの前の1947 年にも録音していました。
 チェロ協奏曲はナヴァラの代表的演奏として知られるもの。

IDIS 6625
\1800
ナルシソ・イエペス30 代前半の若々しい演奏
 ヴィラ=ロボス:前奏曲
 タレガ:アルハンブラの思い出、アラビア風奇想曲、グラン・ホタ
 マラツ:スペインのセレナーデ
 アルベニス:入江のざわめき、アストゥリアス
 ファリャ:粉屋の女房の踊り
 サビオ:ブラジルの風景
ナルシソ・イエペス(G)
録音:1960 年頃/ADD、41'55

スペイン サフィロ録音と思われます。ナルシソ・イエペス30 代前半の若々しい演奏を楽しめます。

ILD


フランスの老舗レーベル、ILDの歴史的録音です。

ILD 642278
\2000
カーメン・ドラゴン 星空のコンサート
 〜レナード・ペナリオも登場!
 アディンセル(1904-1977):ワルソー・コンチェルト(*)
 チャイコフスキー(1840-1893):ただ憧れを知る者だけが
 ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲嬰ハ短調 Op.3 No.2(*)
 ウェーバー(1786-1826)/ベルリオーズ(1803-1869):舞踏への勧誘
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 より アダージョ(*)
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行
 ワイルドマン(1916-2002):スウェーデン狂詩曲(*)
 シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ
 リスト(1811-1886):愛の夢 第3番(*)
 ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第5番
 バス(1883-1945):コーニッシュ狂詩曲(*)
 マスネ(1842-1912):劇付随音楽「復讐の女神たち」から 悲歌
 リトルフ(1818-1891):交響的協奏曲 から スケルツォ(*)
 エルガー(1857-1934):行進曲「威風堂々」第1番
レナード・ペナリオ(ピアノ(*))
ハリウッド・ボウル交響楽団
カーメン・ドラゴン(指揮)

録音:1956、1957年、モノラル、ADD 原盤:Capitol 発売:2009年

ハリウッドで作曲家、指揮者として活躍、映画「カヴァー・ガール」ではアカデミー賞を受賞したカーメン・ドラゴン。
映画音楽の世界で活躍する一方、ワルターやハイフェッツなどのレコーディングなどでも手腕を発揮し、指揮者としても一流オケと共演、日本でも読売日響を指揮している。
また彼が結成したグレンデイル響は超一流奏者の集まりとして知られ、録音の状況によってコロンビア交響楽団、RCAビクター交響楽団、キャピトル交響楽団、ハリウッド・ボウル交響楽団と名前を変えていた。つまりカーメン・ドラゴンのこの当時の録音は、ハリウッド最高の音楽集団による貴重な音源なのである。ただの軽いポピュラー音楽集と思っているととんでもない。

2枚のLP「Starlight Concert」、「Concert under the Stars」の音源を1枚に収めたCD。


ILD 642279
\2000
カーメン・ドラゴン スペインのこだま
 マスネ(1842-1912):オペラ「ル・シッド」から カスティリャナ
 マルキナ(1873-1948):エスパーニャ・カーニ
 メンドサ・イ・コルテス(1859頃-1957):シエリト・リンド
 アルベニス(1860-1909):セギディリャ
 メキシコ民謡:ハラベ・タパティオ
 アブレウ(1880-1935):ティコ・ティコ
 ロッシーニ(1792-1868)/レスピーギ(1879-1836)編曲:踊り
 アルベニス:タンゴ ニ長調
 レクオナ(1896-1963):シボネイ
 ファリャ(1876-1946):オペラ「はかない人生」から スペイン舞曲
 シャブリエ(1841-1894):狂詩曲「スペイン」
 ファリャ:バレエ「恋は魔術師」から 火祭りの踊り
 グラナドス(1867-1916):オペラ「ゴイェスカス」間奏曲
 レクオナ:アンダルシア
 ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963):ジェラシー
 ポンセ(1882-1948):小さな星
 レクオナ:マラゲニャ
 パディリャ(1889-1960):エル・レリカリオ
ハリウッド・ボウル交響楽団
カーメン・ドラゴン(指揮)

録音:1956、1957年、モノラル、ADD 原盤:Capitol 発売:2009年

2枚のLP「La Danza!」、「Echoes of Spain」の音源を1枚に収めたCD。



ILD 642300
\2000
モーリス・アンドレ 驚異のトランペッター
 オデオン録音集(1956-1959)
 エド・マーシャル:ヴィーナス(ボレロ)
 アグスティン・ララ:グラナダ
 ルイス・ボンファ:映画「黒いオルフェ」より オルフェの歌
 ジョージ・ガーシュウィン:私の愛した男(スロー)(*)
 トレヴァー・ハーバート・スタンフォード:ルーレット(チャールストン)
 ジョゼフ・レノー:
  クロウタドリとズアオアトリ(2つのトランペットのためのポルカ)(+)
 アレクサンドル・プティ:ミルト(ポルカ)(*)
 グリゴラシュ・ディニク:ホラ・スタッカート(*)
 ルロイ・アンダーソン:セレナータ(スロー)(*)
 ジョルジュ・ユルメール:バン=バン=バン(グアラチャ)
 ジョゼフ・コスマ:枯葉(スロー)(*)
 マルグリット・モノ:ミロール(チャールストン)
 レナート・ラシェル:ローマのそよ風(ミディアム・バウンス)
 サンドロ・タッカーニ&ヴィンチェンツォ・ディ・パオラ:
  コメ・プリマ(スロー・フォックス)
 ユベール・ジロー:プリュ・ジュ・テーム(ボレロ)
 ジョージ・ガーシュウィン:サマータイム(スロー)(*)
 ユベール・ジロー:
  Je te tendrai les bras[ぼくは手を差し伸べるだろう](ボレロ・ビギン)
 デューク・エリントン:キャラヴァン(スロー)(*)
 サミー・フェイン:ア・カーテン・スマイル(フォックス)
 Gumm:J'ai tant besoin de toi[ぼくには君が必要だ](スロー)
 不詳:ヴェネツィアの謝肉祭(民謡による変奏曲)(*)
 リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行(*)
 ルネ・ドノンサン:Bons biasers, a bientot[愛の口づけ、またすぐに]
モーリス・アンドレ(トランペット)
管弦楽団(*)
ジャン・フォースタン(指揮(*))

録音:1956-1959年、モノラル、ADD 原盤:Odeon(フランス) 発売:2010年

17センチ盤で発売された音源を集めたアルバム。ポップス的要素が強いが、アンドレの神業はもちろん健在。


ILD 642316
\2000
ウィーンの軽音楽
 レハール(1870-1948):オペレッタ「メリー・ウィドウ」から ワルツ(+)
 ヨシトモ:日本の提灯踊り(*)
 ツィーラー(1843-1922):ウィーンの子供たち(+)
 Kella Bela/L・ヴェニンガー編曲:フランス様式の序曲(*)
 レハール:金と銀(+)
 クリスティアン・シンディング(1856-1941):春のささやき(*)
 ワルトトイフェル(1837-1915):スケートをする人々(#)
 伝承曲:小セレナード(*)
 イヴァノヴィチ(1845-1902):ドナウ川のさざ波(+)
 ランナー(1801-1843):シェーンブルンの人々(+)
 ハイケンス(1884-1945):セレナード(*)
 ツィーラー:子供の謝肉祭(+)
 コムザーク(1850-1905):バーデン娘(+)
 パウル・リンケ(1866-1946):シャムの衛兵のパレード(*)
 ワルトトイフェル:とてもかわいい(美の極み)(#)
 ブラーウ:祖母の時計(*)
 ヨゼフ・シュトラウス(1827-1870):オーストリアの村つばめ(+)
 ツィーラー:陽気なウィーン(+)
 ファールバッハ(1815-1885)/ヴェーバー編曲:ゼラニウムのファランドール(*)
 ツィーラー:オペレッタ「観光案内人」から ビロードとシルク(+)
 ランナー:宮廷舞踏会(+)
ウィーン管弦楽団(*)
ハンス・コレサ(指揮(*))
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団(+)
マックス・シェーンヘル(指揮(+))
ウィーン・オペラ管弦楽団(#)
アントン・パウリク(指揮(#))
録音:1958年(*)、1959年(+)、モノラル、ADD 発売:2011年

MALIBRAN


CDRG198
\1600
ポンセ(テノール) 2種のレオンカヴァッロ:歌劇「道化師」抜粋
(Tony Poncet 1918年-1979年 スペイン-フランス)
 ①レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」 (フランス語)(抜粋)
  モノラル録音
 ②レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(イタリア語)(抜粋)
  ステレオ録音
トニー・ポンセ(カニオ)
ゲオリ・ブエ(ネッダ)
アドリアン・ルグロ(トニオ)
ピエール・ジャノッティ(ベッペ)
アンリ・ギー(シルヴィオ)
ジェジュ・エチェヴェリ指揮、
管弦楽団
※1960年代に活躍したフランスを代表するリリコ・スピント・テノールです。
力強く豪快な高音が特徴的で、強烈で圧倒的な「ハイC音」を歌う歌手として有名です。メジャー・レーベル等にも録音を残していますが、現状ではほとんど手に入れる事ができなく成っています。MALIBRANレーベルでは、彼の素晴らしい歌声を残すべく、精力的に発売を行っています。
(共に同じセッション中に記録された2種の録音)
②は1960年代に発売されたPHILIPS社のアナログ・レコード HIFI STEREOシリーズで発売されていたものと同じ音源かと思われます。
現在では手に入ることができない、貴重で重要な録音の復刻です。
2種、共にとても良い音質です。 収録時間計 75分59秒

MELODIYA


MELCD 1001937
\2100→¥1890
オイストラフ・トリオ
ベートーヴェン:
  ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56
レフ・オボーリン(ピアノ)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
マルコム・サージェント(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
オイストラフ・トリオの代表的名演。ベートーヴェンがMelodiyaから復活!
20世紀ロシアのレジェンドたち、オイストラフ、オボーリン、クヌシェヴィツキーのアンサンブル、オイストラフ・トリオのベートーヴェン。
「ピアノ三重奏曲第3番」、サージェント&フィルハーモニア管との「トリプル・コンチェルト」は、オイストラフ・トリオの代表的名演奏。
※録音:1967年(Op.56)&1979年(Op.1-3)/ディジパック仕様/初CD化(Melodiya提供の情報に基づく)

MELCD 1001879
(2CD)
\4200→¥3790
ロジェストヴェンスキーのシューマン!1978年の"交響曲全集"
シューマン:交響曲全集
 交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》
 交響曲第2番ハ長調Op.61
 交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》
 交響曲第4番ニ短調Op.120
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
エストニア国立交響楽団
ロジェストヴェンスキーのシューマン!1978年の"交響曲全集"が本家から登場!
ロジェストヴェンスキーがエストニア国立交響楽団を振ったシューマンの「交響曲全集」が本家メロディアより復活!
改訂版(今回のメロディアからの情報では「ジョージ・セル版」と表記されている)の解釈をロジェストヴェンスキーが採り入れたシューマンは、旧ソ連時代の貴重な全集録音として高名な演奏である。
※録音:1978年/ディジパック仕様

MELCD 1001911
(2CD)
\4200→¥3790
フランツ・リスト生誕200周年に捧ぐ
 CD-1 〜リスト:
  メフィスト・ワルツ第1番
   〔ウラディミール・アシュケナージ/録音:1959年〕/
  タランテラ〔ラザール・ベルマン/録音:1975年〕/
  超絶技巧練習曲第9番変イ長調《回想》
   〔ウラディミール・オフチニコフ/録音:1985年〕/
  ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
   〔グレプ・アクセルロート/録音:1988年〕/
  ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調、ピアノ・ソナタ ロ短調
   〔アレクサンドル・スロボジャニク/録音:1971年〕/
 CD-2 〜リスト:
  ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
   〔パーヴェル・セレブリャコフ(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、
    モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団/録音:1975年〕/
  交響詩《前奏曲(レ・プレリュード)》
   〔ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
    モスクワ放送交響楽団/録音:1979年〕/
  交響詩《オルフェウス》、交響詩《プロメテウス》
   〔マルク・エルムレル(指揮)、
    ソヴィエト国立文化省交響楽団/録音:1989年〕
ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
ラザール・ベルマン(ピアノ)
ウラディミール・オフチニコフ(ピアノ)
グレプ・アクセルロート(ピアノ)
アレクサンドル・スロボジャニク(ピアノ)
パーヴェル・セレブリャコフ(ピアノ)
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ放送交響楽団
マルク・エルムレル(指揮)
ソヴィエト国立文化省交響楽団
メロディアが贈るハンガリーの巨匠フランツ・リストの生誕200周年記念リリースは、ロシアの大演奏家たちのピアノ・ソロ、ピアノ協奏曲、管弦楽作品を集めた特別なプログラム。
アレクサンドル・スロボジャニクが弾く「ハンガリー狂詩曲第6番」と「ピアノ・ソナタ」は、1975年のハンガリー・フランツ・リスト賞に輝いている。
※録音:1959年−1989年/ディジパック仕様

MELCD 1001877
(2CD)
\4200→¥3790
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響
バラキレフ:管弦楽作品集
 スペインの行進曲の主題による序曲/
 3つのロシアの歌の主題による序曲/劇音楽《リア王》/
 交響詩《ルーシ》/交響詩《ボヘミアにて》/
 交響詩《タマーラ》/組曲ロ短調
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
ロシア五人組のボス、「イスラメイ」の作曲家というイメージが強いバラキレフを、19世紀後半のロシアにおける管弦楽作品の大作曲家として再評価へと導いたスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の重要な録音。
※録音:1977年−1984年/ディジパック仕様

MELCD 1001872
\2100
チャイコフスキー:
 聖ヨハネス・クリソストモスの典礼Op.41
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)
ソヴィエト国立文化省室内合唱団
近年はシャンドスでのレコーディングが印象的なワレーリー・ポリャンスキーの"合唱指揮者"としての姿を記録したチャイコフスキー。
1992年にロジェストヴェンスキーの後任としてソヴィエト国立文化省響の首席指揮者に就任したポリャンスキーだが、合唱指揮者としての評価もかなりのもの。
※録音:1988年、スモレンスク生神女大聖堂/ディジパック仕様

MELCD 1001869
(2CD)
\4200
チャイコフスキー:歌劇《地方長官》 ウラディーミル・マチューリン(バス)
レオニード・ジムネンコ(バス)
アレクサンドラ・ファトキナ(ソプラノ)
ガリーナ・クズネツォーワ(ソプラノ)
ウラディーミル・コジューハル(指揮)
ソヴィエト国立文化省交響楽団
モスクワ放送合唱団、他
1867年から1868年にかけて作曲が行われながらも、チャイコフスキー自身の手によって破棄されてしまった3幕の歌劇「地方長官(ヴォエヴォーダ)」。
コジューハル&ソヴィエト国立文化省響の録音は、遺された楽譜から復元された歌劇の全曲を収録したメロディアならではのレア音源。
※録音:1982年/ディジパック仕様

MELCD 1001876
(2CD)
\4200→¥3790
ネステレンコ, ヴィシネフスカヤ, アトラントフ
 リムスキー=コルサコフ:歌劇《皇帝の花嫁》
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
ウラディーミル・アトラントフ(バス)
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)
フアト・マンスロフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団、他
皇帝の花嫁」は、レフ・メイ(1822−1862)の同名の戯曲を題材として作曲され、1899年11月3日にモスクワで初演されたリムスキー=コルサコフの9番目のオペラ。
ソリストを務めているのは、ネステレンコやヴィシネフスカヤ、アトラントフ、アルヒーポワなど、ロシアの名歌手たち!
※録音:1973年/ディジパック仕様

MELODIYA


MELCD 1001837
(2CDs)
\2100
テミルカーノフ&ボリショイ!
 シチェドリン:歌劇《死せる魂》(全曲)
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
ウラディミール・ミーニン(指揮)
モスクワ室内合唱団
アレクサンドル・ヴォロシロ(バリトン)
ウラディスラフ・ピアフコ(テノール)
ラリッサ・アヴディエヴァ(メゾ・ソプラノ)
ボリス・モロゾフ(バス)
ガリーナ・ボリソヴァ(メゾ・ソプラノ)
ヴィタリー・ウラソフ(テノール)
シチェドリンの"死せる魂"!テミルカーノフ&ボリショイ!

旧ソ連時代には1973年から1990年までソ連作曲家同盟の議長を務めていたロシア音楽界の重鎮中の重鎮ロディオン・シチェドリン(1932−)。
ニコライ・ゴーゴリ(1809−1852)の原作を題材として1976年に作曲された歌劇「死せる魂(The Dead Souls)」はシチェドリンの代表的オペラの1つ。
ちなみにテミルカーノフとボリショイ劇場管弦楽団&合唱団は、シチェドリンの「死せる魂」の初演者である。1977年の録音。ディジパック仕様。

MEMBRAN


DOCUMENTS
233189
(3CD)
\1800
フリッチャイ&ベルリン放送響
 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」

   1958年
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br:ドン・ジョヴァンニ)
セーナ・ユリナッチ(S:ドンナ・アンナ)
マリア・シュターダー(S:ドンナ・エルヴィラ)
エルンスト・ヘフリガー(T:ドン・オッターヴィオ)
カール・クリスティアン・コーン(B:レポレロ)
イルムガルト・ゼーフリート(S:ツェルリーナ)
イヴァン・サルディ(B:マゼット)
ヴァルター・クレッペル(B:騎士長)
フェレンツ・フリッチャイ指揮
ベルリン放送交響楽団、RIAS室内合唱団

DOCUMENTS
233192
(2CD)
\1600
アンチェル&チェコ・フィル
 ドヴォルザーク:レクイエム

   1959年
マリア・シュターダー(S)
ジークリンデ・ヴァーグナー(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
キム・ボルイ(B)
カレル・アンチェル指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
チェコ・ヴォーカル・アンサンブル  

DOCUMENTS
233411
(13CD)
\2300
フルトヴェングラー指揮/
 ワーグナー:ニーベルングの指輪

CD1+2:
 ラインの黄金
 1953/10/26
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ヴォータン:フェルディナント・フランツ
フリッカ:イーラ・マラニウク
フライア:エリーザベト・グリュンマー
フロー:ローレンツ・フェーエンベルガー
ドンナー:アルフレート・ペル
ローゲ:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
ミーメ:ユリウス・パツァーク
エルダ:ルース・スチュワート
アルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガー
ファゾルト:ヨーゼフ・グラインドル
ファフナー:ゴットロープ・フリック
ヴォークリンデ:セーナ・ユリナッチ
ヴェルグンデ:マグダ・ガボーリ
フロースヒルデ:ヒルデ・レッスル=マイダン
RAIローマ交響楽団
CD3-5:
 ワルキューレ
  1953/10/29-11/6     
ジークムント:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
ジークリンデ:ヒルデ・コネツニ
フンディング:ゴットロープ・フリック
ヴォータン:フェルディナント・フランツ
ブリュンヒルデ:マルタ・メードル
フリッカ:エルザ・カヴェルティ
ヴァルトラウテ:ダグマー・シュメーデス
ヘルムヴィーゲ:ユーディト・ヘリヴィック
オルトリンデ:マグダ・ガボーリ
ゲルヒルデ:ゲルダ・シュライヤー
シュヴェルトライテ:ヒルデ・レッスル=マイダン
ジークルーネ:オルガ・ベニングス
グリムゲルデ:エルサ・カヴェルティ
ロスヴァイゼ:イラ・マラニウク
RAIローマ交響楽団 
CD6-9:
 ジークフリート
  1953/11/10-11/17
ジークフリート:ルートヴィヒ・ズートハウス
ブリュンヒルデ:マルタ・メードル
さすらい人:フェルディナント・フランツ
ミーメ:ユリウス・パツァーク
アルベリヒ:アロイス・ペルネルシュトルファー
ファフナー:ヨーゼフ・グラインドル
エルダ:マルガレーテ・クローゼ
森の小鳥:リタ・シュトライヒ
RAIローマ交響楽団
CD10-13:
 神々の黄昏
 1953/11/20-11/27
ジークフリート:ルートヴィヒ・ズートハウス
ブリュンヒルデ:マルタ・メードル
アルベリヒ:アロイス・ペルネルシュトルファー
ハーゲン:ヨーゼフ・グラインドル
グートルーネ:セーナ・ユリナッチ
グンター:アルフレート・ペル
フロースヒルデ:ヒルデ・レッスル=マイダン
ヴァルトラウテ:マルガレーテ・クローゼ
ヴォークリンデ:セーナ・ユリナッチ
ヴェルグンテ:マグダ・ガボーリ
第1のノルン:マルガレーテ・クローゼ
第2のノルン:ヒルデ・レッスル=マイダン
第3のノルン:セーナ・ユリナッチ
"RAIローマ交響楽団、RAIローマ放送合唱団

MEMBRAN FABFOUR


233346
(4CD)
\1200
フランコ・ボニゾッリ(Ten)名唱集
 "Franco Bonisoli/Nessun Dorma"

233350
(4CD)
\1200
ジュセッペ・タッデイ(Br)名唱集
 Giuseppe Taddei/Darling of Italy


233351
(4CD)
\1200
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Ten)名唱集
 Wolfgang Windgassen/The Hero Of New Bayreuth

MEMBRAN


233471
(30CD)
\5000→¥4590
マリア・カラス録音集成
 Maria Callas/LA DIVINA (30CD)


CD 1+2
Gaetano Donizetti ・ Anna Bolena
Tragedia lirica in 2 Akten (Gesamtaufnahme)
Tragedia lirica in Two Acts (Complete Recording)
Libretto: Felice Romani (nach / after: Marie-Joseph
de Chenier‘s Henri VIII & Alessandro Ercole Graf
Pepoli‘s Anna Bolena)
Maria Callas ・ Nicola Rossi-Lemeni ・ Gianni Raimondi
Gianandrea Gavazzeni (1957, live)

CD 3+4
Christoph Willibald Gluck ・ Alceste (Alkestis)
Tragedie-opera in 3 Akten (Gesamtaufnahme)
Tragedie-opera in Three Acts (Complete Recording)
Libretto: Rainieri de’ Calzabigi (nach / after Euripides‘
Alkestis)
Maria Callas ・ Renato Gacarini ・ Rolando Panerai Carlo Maria Giulini (1954, live)

CD 5+6
Christoph Willibald Gluck
Ifigenia in Tauride (Iphigenie en Tauride)
Tragodie in 4 Akten
(Gesamtaufname in italienischer Sprache)
Tragedy in Four Acts (Complete Recording in Italian)
Text: Nicolas-Francois Guillard (nach / after: Claude
Guimond de la Touche‘s Iphigenie en Tauride)
Maria Callas ・ Dino Dondi ・ Francesco Albanese Nino Sanzogno (1957, live)

CD 7-9
Amilcare Ponchielli ・ La Gioconda
Dramma lirico in 4 Akten (Gesamtaufnahme)
Dramma lirico in Four Acts (Complete Recording)
Libretto: Arrigo Boito (alias Tobia Gorrio ? nach Victor Hugos
Angelo, tyran de Padoue / after Victor Hugo‘s Angelo,
tyran de Padoue)
(Gesamtaufnahme /Complete Recording)
Maria Callas ・ Fiorenza Cossotto ・ Pier Miranda Ferraro Antonino Votto (1959)

CD 10+11
Giacomo Puccini ・ Manon Lescaut
Dramma lirico in 4 Akten (Gesamtaufnahme)
Dramma lirico in Four Acts (Complete Recording)
Libretto: Ruggero Leoncavallo, Marco Praga, Domenico
Oliva, Giulio Ricordi, Luigi Illica & Giuseppe Giacosa
(nach / after Abbe Prevost‘s Histoire du chevalier Des
Grieux et de Manon Lescaut)
Maria Callas ・ Giulio Fioravanti ・ Giuseppe di Stefano Tullio Serafin (1957)

CD 12-15
Arien aus / Arias from: Medea ? La Vestale ? Dinorah
Il barbiere di Siviglia ? Il turco in Italia ? Lucia di
Lammermoor ? Norma ? La sonnambula ? I puritani
Hamlet ? I vespri siciliani ? Il trovatore ? Don Carlo
Rigoletto ? Ernani ? Nabucco ? Macbeth ? La forza del
destino ? Aida ? La Traviata ? Lakme ? Mefistofele
La Wally ? Manon Lescaut ? Madama Butterfly ? La
boheme ? Suor Angelica ? Gianni Schicchi ? Turandot
Adriana Lecouvreur ? Andrea Chenier
Orchestra del Teatro alla Scala di Milano, Orchestra del
Maggio Musicale Fiorentino, Philharmonia Orchestra, Orchestra
della RAI, Orchestra del Palacio de las Bellas Artes
Dirigenten / Conductors: Tullio Serafin, Antonino Votto,
Leonard Bernstein, Herbert von Karajan, Nicola Rescigno,
Victor de Sabata and others
Aufnahmen zwischen / Recordings between: 1951-1959

CD 16-17
Die schonsten Duette aus / The Most Beautiful
Duets from: Lucia di Lammermoor ? Cavalleria
rusticana ? Madama Butterfly ? Il Turco in Italia ? La
Traviata ? Rigoletto ? Norma ? I puritani ? La Forza
del Destino ? Aida
Duettpartner / Duet Partners: Giuseppe di Stefano
Nicolai Gedda ? Lucia Danieli ? Franco Calabrese ? Tito
Gobbi ? Ebe Stignani ? Nicola Rossi-Lemeni ? Richard Tucker
Fedora Barbieri ? Cesare Valletti
Aufnahmen zwischen / Recordings between: 1953-1955

CD 18
Amilcare Ponchielli ・ La Gioconda (excerpts)
Paolo Silveri, Maria Amadini, Fedora Barbieri, Ginni Poggi,
Giulio Neri, Orchestra Sinfonica di Torino della RAI, Antonino
Votto, recorded in 1952
Vincenzo Bellini ・ Norma (excerpts)
Giulietta Simionato, Kurt Baum, Nicola Moscona, Orchestra
del Palacio de las Bellas Artes, Mexico City, Guido Picco,recorded in 1950

CD 19
Luigi Cherubini Medea (excerpt)
Orchestra del Teatro alla Scala di Milano, Leonard Bernstein,
recorded in 1953
Richard Wagner ・ Parsifal (excerpts sung in Italian)
Africo Balzelli, Giuseppe Modesti, Orchestra Sinfonica di
Roma della RAI, Vittorio Gui, recorded in 1950
Richard Wagner
Tristan und Isolde (excerpt sung in Italian)
Orchestra Sinfonica di Torino della RAI, Arturo Basile,recorded in 1949

CD 20
Giuseppe Verdi ・ Nabucco (excerpts)
Gino Bechi, Amalia Pini, Gino Sinimberghi, Orchestra del
Teatro San Carlo, Napoli, Vittorio Gui, recorded in 1949
Giuseppe Verdi ・ I Vespri Siciliani (excerpts)
Boris Christoff, Giorgio Bardi Kokolios, Enzo Mascherini,
Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino, Erich Kleiber,recorded in 1951

CD 21
Giuseppe Verdi ・ Macbeth (excerpts)
Enzo Mascherini, Angela Vercelli, Dario Caselli, Orchestra
del Teatro alla Scala di Milano, Victor de Sabata, recorded
in 1952
Giuseppe Verdi ・ La Traviata (excerpts)
Cesare Valleti, Giuseppe Taddei, , Orchestra del Palacio de
las Bellas Artes, Mexico City, Oliviero de Fabritiis, recorded in 1951

CD 22
Giuseppe Verdi ・ Aida (excerpts)
Mario del Monaco, Giuseppe Taddei, Oralia Dominguez, Ignacio
Ruffino, Roberto Silva, , Orchestra del Palacio de las Bellas
Artes, Mexico City, Oliviero de Fabritiis, recorded in 1951
Il Trovatore (excerpts)
Ana Maria Feuss, Leonard Warren, Kurt Baum, Orchestra
del Palacio de las Bellas Artes, Mexico City, Guido Picco,recorded in 1950

CD 23
Giacomo Puccini ・ Tosca (Highlights)
Tosca: Maria Callas, Mario Cavaradossi: Giuseppe di Stefano,
Scarpia: Tito Gobbi, Cesare Angelotti: Franco Calabrese,
Sagrestano: Melchiorre Luise, Spoletta: Angelo Mercuriali,
Sciarrone: Dario Caselli, Un pastore (A shepherd): Alvaro
Cordova, Orchestra e Coro del Teatro alla Scala di Milano,
Victor de Sabata, recorded in 1953

CD 24
Arien aus / Arias from: Lakme ? Il barbiere di
Siviglia ? Dinorah ? Semiramide ? Hamlet
Orchestra Sinfonica di Roma della RAI, Orchestra del Teatro
alla Scala di Milano
Dirigenten / Conductors: Oliviero de Fabritiis, Carlo Maria
Giulini, Alfredo Simonetto
Aufnahmen zwischen / Recordings between: 1952-1956

CD 25
Gioachino Rossini ・ Armida (excerpts)
Rinaldo: Francesco Albanese ・ Ubaldo: Mario Filippeschi
Carlo: Gianni Raimondi
Orchestra del Teatro Comunale di Firenze -
Tullio Serafin (26.04.1952)
Il Turco in Italia
Narciso: Nicolai Gedda ・ Geronio: Franco Calabrese
Selim: Nicola Rossi-Lemeni
Orchestra del Teatro alla Scala -Gianandrea Gavazzeni (1954)

CD 26
Vincenzo Bellini ・ I Puritani (excerpts)
Orchestra del Palacio de las Bellas Artes - Guido Picco
-1952
Arturo: Giuseppe di Stefano ・ Riccardo: Rolando Panerai
Giorgio: Nicola Rossi-Lemeni
Orchestra del Teatro alla Scala - Tullio Serafin (1953)

CD 27
Gaetano Donizetti ・ Lucia di Lammermoor (excerpts)
Orchestra del Palacio de las Bellas Artes, Mexico City,Guido Picco (1952)

CD 28
Vincenzo Bellini ・ Norma
Adalgisa: Ebe Stignani - Pollione: Mirto Picchi
Orchestra of the Royal Opera House Covent Garden,
Vittorio Gui (1952, live)
Adalgisa: Ebe Stignani ? Pollione: Mario del Monaco -
Clotilde: Rina Cavallari
Orchestra Sinfonica di Roma della RAI,Tullio Serafin (1955, live)

CD 29
Luigi Cherubini ・ Medea
Neris: Fedora Barbieri ? Giasone: Carlos Maria Guichandut
Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino, Vittorio Gui(1953, live)

CD 30
Giuseppe Verdi ・ La Traviata
Alfredo: Giuseppe di Stefano ・ Germont: Piero Campolonghi
Orchestra del Palacio de las Bellas Artes, Mexico City,Umberto Mugnai (1952, live)

MYTO


289
(4CD)
\4000→¥3690
クナッパーツブッシュ指揮
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」1961年
 
ジェス・トーマス(パルジファル)
アイリーン・ダラス(クンドリー)
ジョージ・ロンドン(アルフォンタス)
ルートヴィヒ・ヴェーバー(ティトゥレル)
ハンス・ホッター(グルネマンツ)
グスタフ・ナイイトリンガー(クリングゾール)
ニールス・メーラー(第1の聖杯騎士)
デイヴィッド・ウォード(第2の聖杯騎士)
小姓:
クラウディア・ヘルマン、
ルート・ヘッセ、
ゲルハルト・シュトルツェ
ゲオルク・パスクーダ花の乙女たち:
グンドゥラ・ヤノヴィッツ、
アニア・シリア、クラウディア・ヘルマン
ドロテア・ジーベルト、
リタ・バルトス、
ルート・ヘッセ
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1961年 バイロイトでのライヴ録音 GOLDENMELODRAM GM1.0049 他から発売あり。※カタログの穴を埋めるアイテム。待望の名演復刻です。素晴らしいキャスト。高い評価を得ている名盤です。とても良い音質です。

291
(3CD)
\3000→¥2790
サヴァリッシュ指揮 
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」 1961年
ヨーゼフ・グラインドル(領主へルマン)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(タンホイザー)
ディートリッヒ・フィッシャーディースカウ(ヴォルフラム)
ゲルハルト・シュトルツェ(ワルター)
フランツ・クラス(ビテロルフ)
ゲオルグ・パスクタ(ハインリッヒ)
テオ・アダム(ラインマル)
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(エリーザベト)
グレース・バンブリー(ヴェーヌス)
エルザ・マルグレーテ・ガルデッリ(牧童)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1961年 バイロイトでのライヴ録音※旧MYTO MDCD93277 他から発売あり。※カタログの穴を埋めるアイテム。待望の名演復刻です。素晴らしいキャスト。高い評価を得ている名盤です。良い音質です。

293
(3CD)
\3000→¥2790
ケンペ指揮
 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 1961年
レジーヌ・クレスパン(ジークリンデ)
フリッツ・ウール(ジークムント)
ゴットローブ・フリック(フンディング)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
ジェローム・ハインズ(ヴォータン)
レジーナ・レズニク(フリッカ)
ルドルフ・ケンぺ指揮 
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1961年7月27日 バイロイトでのライヴ録音※旧MYTO MDCD974164 他から発売あり。カタログの穴を埋めるアイテム。待望の名演復刻です。高い評価を得ている名盤です。とても良い音質です。

MYTO


296
(2CD)
\2000
カラス、1956年4月22日ナポリでの「ルチア」
 ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
  1956年4月22日 ナポリ、サンカルロ劇場でのライヴ録音
マリア・カラス(ルチア)
ジャンニ・ライモンディ(エドガルド・ディ・レーヴェンスウッド)
ローランド・パネライ(エンリコ・アシュトン)
アントニオ・ゼルビーニ(ライモンド)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ナポリ・サンカルロ劇場管弦楽団、合唱団
※旧MYTOレーベル(MCD90319) 他から発売あり。※音質は良好です。マリア・カラスの名演奏。待望の復刻です。

297
(2CD)
\2000→¥1790
ヴィルジニア・ゼアーニ、1960年の「椿姫」!
 ヴェルディ:歌劇「椿姫」
  1960年1月13日 ロンドン、コヴェントガーデンでのライヴ録音
ヴィルジニア・ゼアーニ(ヴィオレッタ・ヴァレリー)
ウィリアム・マカルパイン(アルフレード・ジェルモン)
ジェス・ウォルターズ(ジョルジュ・ジェルモン)
ネッロ・サンティ指揮
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、合唱団
 今から20年前、CD業界に入ったばかりの店主は、店に入ってきた聞いたこともない歌手の歌う「椿姫」を手に取った。
 レーベルは確か今はなきLEGENDARY。その美しいジャケットに一目ぼれしてしまったのである。確かこんなジャケットだったと思う。


 その歌手の名前は「ヴィルジニア・ゼアーニ」。有名ではないが、知る人ぞ知る名歌手。ゲオルギューの憧れの人でもあり、世界で最も美しいソプラノといわれた人。店主が一目ぼれするのもある意味当然か・・・。で、ルックスだけでなく歌もいい。東欧には無名ながら優秀な歌手が多いが、ルーマニア出身のゼアーニも伸びやかで芯のある歌い方をする。
 実はそのときのCDは、当時の先輩の「そんなわけのわからんCD買うな」という一言で買わなかったのだが、その後すぐに廃盤になってしまい、後々まで後悔していた。
 そのCDが今回のこのアルバム。ようやくの復活。ジャケットがもうひとつですが。
 ちなみにこんなサイトも見つけました。もしよろしければどうぞ。
 「Virginia Zeani Most Beautiful Looking Opera Singer」 http://www.videosurf.com/video/virginia-zeani-most-beautiful-looking-opera-singer-87270729?vlt=daylife

MYTO


283
(2CD)
\2000
ベルゴンツィ(リッカルド)
 ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
カルロ・ベルゴンツィ(リッカルド) 
マリオ・ザナーシ(レナート)
 レイラ・ジンチェル(アメーリア) 
アドリアーナ・ラッザリーニ(ウルリカ) 
ド−ラ・ガッタ(オスカル) 
フランコ・ボルドーニ(シルヴァーノ) 
オリヴィエーロ・デ・ファブリティース 
ボローニャ・テアトロ・コミュナーレ管弦楽団、合唱団
1961年11月28日 ボローニャでのライヴ録音。MMレーベル他から発売あり。音質はとても良いです。名演奏の復刻です。

284
(2CD)
\2000
コレッリ&バスティアニーニ 
 ヴェルディ:歌劇「レニャーノの戦い」
アントニエッタ・ステッラ(リーダ) 
フランコ・コレッリ(アッリーゴ) 
エットレ・バスティアニーニ(ロランド) 
マルコ・ステファノーニ(フェデリーコ) 
ヴィルジリオ・カルボナーリ(マルコヴァルド) 
アウロラ・カッテラーニ(イメルダ)
ジャンナドレア・ガヴァッツェーニ指揮 
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1961年12月7日 ミラノ、スカラ座でのライヴ録音。ヴェルディ没後50年、オペラ王国イタリアの威信をかけた公演ライヴ。ステッラ、コレッリ、バスティアニーニの名唱。ガヴァッツェーニのタクトがうねるオーケストラと共に壮大なこの物語を演出します。名盤。待望の復刻。

288
(2CD)
\2000
デ・ロス・アンヘレス(ミミ)
 プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ミミ)
ハイディ・クラル(ムゼッタ)
バリー・モレル(ロドルフォ) 
ロレンツォ・テスティ(マルチェルロ) 
ウィリアム・ヴィルダーマン(コリーネ) 
ジョージ・ショック指揮 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
※音質はとても良いです。ロス・アンヘレス他がライヴらしい熱唱を繰り広げます。感動的で、すばらしい演奏です。1961年3月11日 ニューヨーク、メトロポリタンでのライヴ録音。

292
(2CD)
\2000
マリア・カラス(メデア)
 ケルビーニ:歌劇「メデア」
マリア・カラス(メデア) 
ジョン・ヴィッカーズ(ジャゾーネ) 
イヴァナ・トシーニ(グラウチェ) 
ニコライ・ギャウロフ(クレオンテ) 
ジュリエッタ・シミオナート(ネリス) 
トーマス・シッパーズ指揮 
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
名盤。待望の復刻。音質はとても良いです。1961年12月11日 ミラノ、スカラ座でのライヴ録音

MYTO HISTORICAL


185
(3CD)
\3000
カラヤン指揮/ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
 1958年4月29日ミラノ・スカラ座でのライヴ録音
ルートヴィヒ・ズートハウス(ジークムント)
ゴットローブ・フリック(フンディング) 
ハンス・ホッター(ヴォータン)
レオニー・リザネク(ジークリンデ)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
ジーン・マデイラ(フリッカ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(シュヴェルトラウテ)
ロッテ・リザネク(ヘルムヴィーゲ)
クリスタ・ルートヴィヒ(ワルトラウテ)
ロゼッテ・アンダイ(ロスヴァイセ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団
マスターに起因する欠落と傷が聴かれます。お気をつけ下さい。素晴らしいキャスト。名演奏との高い評価を得ている名盤。
リマスターリングで、良い音質と成りました。このアイテムは再発売と成ります。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100

ヤッシャ・ハイフェッツ - 小品集 2 (1944-1948)
8.111380
\1100

グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ハイフェッツ 小品集第 2 集(1944-1948)
 1.カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  フィガロ(ロッシーニの歌劇「セヴィリャの理髪師」より)/
 2.ドヴォルザーク(1841-1904):ユモレスク/
 3.ゴドフスキー(1870-1938):12 の印象より「ウィーン風」/
 4.ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品/
 5.ドビュッシー(1862-1918):子どもの領分よりゴリウォッグのケークウォーク/
 6.ドビュッシー:美しき夕暮れ/
 7.ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」/
 8.グラース(1884-1954):競技場/
 9.プロコフィエフ(1891-1953):組曲「3 つのオレンジへの恋」Op.33bis より第3 楽章「行進曲」/
 10.プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの10 の小品 Op.75 より「マスク」/
 11.ショスタコーヴィチ:24 の前奏曲 Op.34 より第10 番嬰ハ短調/
 12.ショスタコーヴィチ:24 の前奏曲 Op.34 より第15 番 変ニ長調/
 13.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):歌劇「金鶏」より第2 幕 太陽賛歌/
 14.チャイコフスキー(1840-1893):懐かしい土地の思い出 Op.42 より「メロディー」/
 15.ショパン(1810-1849):夜想曲第16 番 変ホ長調 Op.55 No.2/
 16.ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲集より第7 番 イ長調/
 17.グルック(1714-1787):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 - 第2 幕 精霊の踊り/
 18.サン=サーンス(1835-1921):動物の謝肉祭より白鳥/
 19.シューマン(1810-1856):森の情景 Op.82 より「予言の鳥」/
 20.クレイン(1883-1951):舞曲 第4 番/
 21.ドホナーニ(1877-1960):ハンガリー牧歌Op.32a よりアンダンテ・ルバート/
 22.シューベルト(1797-1828):4 つの即興曲 Op.90 より第3 番 変ト長調/
 23.サラサーテ(1844-1908):スペイン舞曲集 Op.22 より第1 番「ロマンス」/
 24.サラサーテ:スペイン舞曲集 Op.23 より第6 番「サパテアード」
ミルトン・ケイ(ピアノ)…1-4.6/
エマヌエル・ベイ(ピアノ)…5.7-20/
ベル・テレフォン・アワー・オーケストラ…21-24/
ドナルド・ヴァヒーズ(指揮)…21-24/
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 20 世紀の巨匠、ハイフェッツの小品集を聴くシリーズ第2 集。第1 集(8.111379)よりも更にパワーアップした妙技を堪能できる1 枚です。
 この第2 集は、DECCA へ全部で52 曲録音された音源の中からえりすぐりの小品を集めたものです。彼自身による編曲も多く、その独特の歌い回しは他の誰にも真似のできない孤高の世界へと到達しています。
 音 1944-46 年ニューヨーク デジタル・リストレーション…グラハム・ニュートン

ウィリアム・プリムローズ - リサイタル 1 (1939-1947)
8.111382
\1100

グレート・ヴィオリスト・シリーズ/プリムローズ リサイタル集第 1 集
 1.クライスラー(1875-1962):ボッケリーニの様式によるアレグレット/
 2.ドヴォルザーク(1841-1941):わが母の教え給いし歌/
 3.ドヴォルザーク:交響曲 第9 番「新世界より」第2 楽章/
 4.ドヴォルザーク:ユモレスク/
 5.マスネ(1842-1912):エレジー/
 6.クライスラー:愛の喜び/
 7.クライスラー:愛の悲しみ/
 8.クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ/
 9.伝承曲:ロンドンデリーの歌/
 10.ショパン(1810-1849):夜想曲第2 番 変ホ長調 Op.9 No.2/
 11.シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア/
 12.チャイコフスキー(1840-1893):アンダンテ・カンタービレ/
 13.チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが/
 14.ラフマニノフ(1873-1943):6 つの歌 Op.4 第4 番「夜の静けさに」/
 15.J.S.バッハ(1685-1750):
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3 番 ホ長調 BWV 1006 より
    第3 楽章 ガヴォットとロンド/
 16.C.P.E.バッハ(1714-1788):ソルフェッジョ ハ短調 Wq.117/2 H.220/
 17.ラモー(1683-1764):タンブーラン/
 18.ベンジャミン(1893-1960):ジャマイカ・ルンバ/
 19.ベンジャミン:マティー・ラグ/
 20.ベンジャミン:クッキー/
 21.ベンジャミン:サン・ドミンゴから/
 22.サン=サーンス(1835-1921):動物の謝肉祭から白鳥/
 23.ミロノフ:カプリース
ヨゼフ・カーン(ピアノ)…1.16.17/
フランツ・ルップ(ピアノ)…2.3.5.8/
ビクター交響楽団&チャールズ・オコネル(指揮)…4/
マリアン・アンダーソン(コントラルト)…5.14/
ハリー・アイザック(ピアノ)…6.13/
デイヴィッド・スティマー(ピアノ)…7.12.22.23/
シドニー・グーセンス(ハープ)…9.11/
ウラディーミル・ソコロフ(ピアノ)…18.21/
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
 スコットランド生まれの偉大なるヴィオラ奏者プリムローズ。控え目な存在であったヴィオラの存在価値を飛躍的に高めた功績で知られます。彼がいなければ、ヴィオラが深い音色と多彩な表現力を秘めた楽器であることを多くの人々は知ることができなかったかもしれません。このアルバムでは、そんな彼の妙技をとことん味わうことができるでしょう。
 偉大なるアルト歌手、マリアン・アンダーソンとのアンサンブルも絶品です。そして注目すべきはトラック10 と15 で、こちらは、彼が経歴の初めに演奏していたヴァイオリンの音が収録されています。この滴るようなカンタービレは、やはりヴィオラの落ち着いた音色がふさわしいのかもしれません。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100

メノッティ:歌劇「マリア・ゴロヴィン」(デュヴァル/クロス/ニューウェイ/ハンド/アドラー)
8.111376-77
(2CD)
メノッティ:歌劇「マリア・ゴロヴィン」他
〈CD1〉
 1-13.第1幕/14-22.第2幕/
〈CD2〉
 1-9.第3幕(録音1958年ローマ)/
 10-12.ヴァイオリン協奏曲イ短調
  (録音1954年11月8日ボストン・シンフォニー・ホール)
  ※マーク・オーバートーソーン復刻
《マリア・ゴロヴィン》
マリア・ゴロヴィン…フランカ・デュヴァル(ソプラノ)/
ドナート…リチャード・クロス(バス・バリトン)/
母…パトリシア・ニューウェイ(コントラルト)/
アガタ…ゲニア・ラス(メゾ・ソプラノ)/
Dr.ツッカータンツ…ハーバート・ハンド(テノール)/
スタジオ・オーケストラ&コーラス/
ピーター・ハーマン・アドラー(指揮)/
《ヴァイオリン協奏曲》
トシー・スピヴァコフスキ(ヴァイオリン)/
ボストン交響楽団/
シャルル・ミュンシュ(指揮)
 メノッティ(1911-2007)のオペラ、マリア・ゴロウィンは1958年8月にブリュッセルで初演され、その3か月後にブロードウェイでも上演されました。多くの人たちは、彼の「電話」や「霊媒」のような人気作となることを期待し、RCAによって録音もされたのですが、残念なことに5回上演されただけで舞台は終演となり、その後忘れられてしまったのです。当時、すでにメノッティのロマンティシズムは時代遅れのものとなっていたのかもしれません。作曲家自身も「不運な仕事」と呼んだこの作品ですが、50年経った今聴いてみると、時代遅れでもなんでもない不滅の作品として新たな光を放つのではないでしょうか?また、あまり耳にすることのないヴァイオリン協奏曲も、実は類い稀なる名曲です。
ヤッシャ・ハイフェッツ - 小品集 1 (1944-1946)
8.111379
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ハイフェッツ小品集第1集(1944-1946)
 1.ベンジャミン(1893-1960):ジャマイカ・ルンバOp.27-2(W.プリムローズ編)/
 2.ガードナー(1891-1984):ケインブレイクからOp.5-1/
 3.ダイア(1880-1922):フロリダの夜の歌/
 4.C.C.ホワイト(1880-1960):レヴィ・ダンスOp.27-2/
 5.伝承曲:深い河(ハイフェッツ編)/
 6.フォスター(1826-1864):金髪のジェニー(ハイフェッツ編)/
 7.フォスター:故郷の人々(ハイフェッツ編)/
 8.ハーバード(1859-1924):ワルツ風/
 9-13.ベネット(1894-1981):ヘクサポーダ/
 14.バーリー(1885-1980):ジャイアント・ヒルズ/
 15.バーリー:無窮動/
 16.伝承曲:Gweedore Brae/
 17.ド・ヴァレ(1894-1954):前奏曲第15番/
 18.アギーレ(1868-1924):ウエジャOp.49/
 19.ワイル(1900-1950):三文オペラから/
 20-25.ガーシュウイン(1898-1937):ポーギーとベスより(ハイフェッツ編)/
 26-28.ガーシュウイン:3つの前奏曲(ハイフェッツ編)/
 29.バーリン(1888-1989):ホワイト・クリスマス/
 30.ゴダール(1849-1895):ジョスランの子守歌/
 31.ローア(1871-1943):Where My Caravan Has Rested/
 32.スコット(1879-1970):過ぎ去りし日の思い出/
 33.ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ
  (ハイフェッツによるヴァイオリンと管弦楽編)
ミルトン・ケイ(ピアノ)…1-2.4-8.16/
エマヌエル・ベイ(ピアノ)…3.9-15.17-28/
サルヴァトーレ・カマラータ&オーケストラ…29/
ビング・クロスビー(ヴォーカル)&ヴィクター・ヤング(指揮)
スタジオオーケストラ…30-31/
ドナルド・ヴァヒーズ(指揮)&
ベル・テレフォン・アワー・オーケストラ…32-33/
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
1943年から44年にかけてハイフェッツは、米軍慰問のために、当時人気のあった小品やアメリカに所縁のある作品をまとめて録音します。彼はどんな小さな曲でも、大曲と同じだけの情熱を注いだおかげで、どれもがこの上ない輝きを放っています。彼自身が編曲したガーシュウイン作品や、大エンタテイナー、ビング・クロスビーとの共演も聞きもの。本当に素晴らしい曲集となっています。この「奇跡の瞬間」が新しいマスターで、聴きやすい音に生まれ変わりました。ぜひお確かめください。録音 1944-46年ニューヨーク&ロサンゼルス(30-31のみ)

オランダ音楽学会
NETHERLANDS MUSIC INSTITUTE (NEDERLANDS MUZIEK INSTITUUT) 

オランダの音楽的遺産の保護のために創設されたオランダ音楽学会の自主レーベル。

NMICD 1002
\2300→¥2090
19-20世紀オランダの名ピアニストたち
 グリーグ(1843-1907):結婚行進曲
  ユリウス・レントゲン[レントヘン](1855-1932)(ピアノ) 録音:1907年頃
 ディルク・シェーファー(1873-1931):練習曲変ホ長調 Op.3 No.8
  ヨハン・ワイスマン(1872-1913)(ピアノ) ピアノロール記録:1906年頃(*)
 モシェレス(1794-1870):半音階練習曲 録音:1925年頃、Columbia
 ショパン(1810-1849):ワルツ変イ長調 Op.42 録音:1924年頃、Musica
  ディルク・シェーファー(1873-1931)(ピアノ)
 ヴォルフ(1860-1903):ねずみ捕りの男/楽師
  クンラート・ファレンタイン・ボス(1875-1955)(ピアノ)
  マック・ハレル(1909-1960)(バリトン) 録音:1949年頃
 バッハ(1685-1750):
  平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ嬰ハ長調 BWV849
  ウィレム・アンドリーセン(1887-1964)(ピアノ) 録音:データ記載なし
 バッハ/テオ・ファン・デル・パス(1902-1986)編曲:
  オルガンのためのトッカータ ハ長調 BWV564 より アダージョ 録音:1955年
  ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4 録音:1951年
  テオ・ファン・デル・パス(1902-1986)(ピアノ)
 ドヴォルジャーク(1841-1904)/ジョルジュ・ファン・レネッセ(1909-1994)編曲:
  スラヴ舞曲 Op.72 No.10 録音:1932年
 ショパン:夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2 録音:データ記載なし
  ジョルジュ・ファン・レネッセ(1909-1994)(ピアノ)
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457 から 第3楽章
  ハンス・ヘンクマンス(1913-1995)(ピアノ) 録音:データ記載なし
 ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23 録音:1937年
 ショパン:ワルツ イ短調 Op.posth./華麗な大ワルツ イ短調 Op.34 No.2
 ブラームス(1833-1897):ワルツ変イ長調 Op.39 No.15
   録音:1980年頃、KRO(ラジオ放送)、「今週のワルツ」2回分の放送用
 サス・ブンヘ(1924-1980):南米のリズムによる練習曲第6番(1974)
  サス・ブンヘ(1924-1980)(ピアノ) 個人録音:1978年頃
 バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV850
   録音:1933年、Columbia
 ブラームス:狂詩曲ト短調 Op.79 No.2 録音:1952年
  ファニア・シャピロ(1926-1994)(ピアノ)
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15 から
   見知らぬ国々と人々から/鬼ごっこ/トロイメライ/むきになって
  ブラム・ブレー(1927-2008)(ピアノ)
   個人録音:1962年10月1日、VARA 1(ラジオ放送)(のエアチェック?)
 ファン・バーレン(1929-1933):ウィレム・パイパーを記念するソナティネ
  テオ・ブラインス(1929-1993)(ピアノ) 録音:1979年頃
マルガレート・クリル著「オランダのピアニストたち」(Bekking & Blitz 刊)に合わせて制作された歴史的音源CD。(*)(ピアノロール再生)以外モノラル録音。

OPUS蔵


OPK 7060
\2400→¥2190
アナトール・フィストゥラーリ〜フランス音楽集
 (1)プーランク:バレエ組曲『 牝鹿』
 (2)プーランク:『オーバード(朝の歌)』 〜
  ピアノと18 の楽器のための舞踊協奏曲
 (3)ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
 (4)フォーレ:組曲『 ドリー』 から 子守歌
  ( アンリ・ラボー編曲)
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)、
(1)(4)ロンドン交響楽団、
(2)(3)ファビエンヌ・ジャキノー (ピアノ)&
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
フィストゥラーリ全盛期のフランス音楽録音から、洒落たプーランクのバレエ音楽 「牝鹿」 を含む1枚

録音:(1)(4)1953 年、(2)(3)1954 年/ 原盤:UK-Parlophone LP

 フィストゥラーリはバレエ音楽の大家として知られ、コンセルトヘボウを振った「白鳥の湖」のハイライト盤(Decca)はLP 時代の代表的な録音でした。
 その後オランダ放送響との全曲盤が出ましたが、余り面白いものではなくフィストゥラーリに対する私の評価は低くなっていました。あるとき中古レコード店に第1 回目の「白鳥の湖」全曲盤があり買って聴いたところ、柔軟性のある活きた演奏が目の前に展開し、一発でノックアウトされました。その後Tully Potter さんに確認したところ、フィストラーリは晩年に往年の輝き、インスピレーションを失ったと知らされ納得しました。それから「白鳥の湖」(OPK7024/5) 「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」(OPK7041/2) を出しましたが、またまた同じレコード店でプーランクの「牝鹿」を見つけました。
 これも魅力たっぷりです。「白鳥の湖」と同じロンドン交響楽団の演奏で、演奏もしっかりしており、繰返し聴くにはもってこいです。 その後同じ英Parlophone-LP でプーランクの「オーバード」を見つけましたので、一枚分となりました。モノラル時代の録音ですがフィストゥラーリの一番輝いていた時代の演奏です。 (オーパス蔵代表:相原 了)

 『牝鹿』(レ・ビッシュ)はプーランクが24 歳の1923 年、常に新しい才能を探していたディアギレフの依頼で作曲した最初のバレエ音楽。翌年ディアギレフ・ロシア・バレエ団が本拠としていたモンテカルロで、当時パリで人気絶頂だった女流画家マリー・ローランサンが衣装と舞台装置を担当、ニジンスカの振付けによって初演。青年作曲家プーランクの出世作となった。レ・ビッシュは「牝鹿たち」の意味だが、バレエとしては物語的なストーリーはない。振付けを担当したニジンスカは「このバレエは、《レ・シルフィード》の現代化です」と言っているが、淡い優雅な水彩画風の女性像の美しさで知られたローランサンの、いくつかの絵をヒントに構想されており、暑い夏の午後、3人の若い男が、16人の若い女性たちと次々に踊りを繰り広げるという、1920 年ごろのヨーロッパにおけるサロンの雰囲気を描いている。組曲の第1曲は「ロンド」で、ピッコロ、オーボエ、クラリネットが1小節ずつ、吹奏する短い導入句のあと、すぐさまトランペットの軽やかなテーマが出現、ホルンと弦の応答がこだまのように…。このトランペットのテーマ。
 聴いた瞬間、というかそれに触れた瞬間、アッと思った。この曲の、この演奏、いつだったか、たしかにそれに、めぐりあっている。はじめて聴いて、素敵な感覚を呼ぶ曲だなと思い、聴きすすむにつれて、知らず知らずの間に、気分はよくなり、心が晴れやかになったのだった。( 小林利之)

OPK 2096/7
(2枚組1枚価格)
\2400→¥2190
「名歌手」第一幕前奏曲もオケの全員が鳴り切った、
   まさにトスカニーニの音である。 〜宇野功芳
アルトゥーロ・トスカニーニ&NBC交響楽団〜
 ワーグナー録音集(RCA SP録音1941-1946)
  CD1
   (1)「ニュルンベルクの名歌手」 第1幕への前奏曲
   (2)ジークフリート牧歌
   (3)「ローエングリン」 第1 幕への前奏曲
   (4)「ファウスト」 序曲
   (5)「トリスタンとイゾルデ」 より 「愛の死」
  CD2 ≪ニーベルングの指輪≫より
   (6)ワルキューレの騎行
   (7)ジークフリートのラインの旅
   (8)ジークフリートの死と葬送行進曲
   (9)ブリュンヒルデの自己犠牲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
ヘレン・トローベル(ソプラノ)
録音:(5)1942 年、(3)(7)-(9):1941 年、(1)(2)(4)(5):1946 年/音源: 米RCA‐SP

 トスカニーニ好きのオーパス蔵がNBC 交響楽団とのLP 音源の録音を出すきっかけとなったのは、英HMV のLP,ALP シリーズによる音を聴いてからでした。力強く強烈な音のアメリカ盤とは異なり、豊かな低音と柔軟さのある音が特長です。多分LP が出された1950 年当時のアメリカとイギリスのオーディオ装置の特性が違い、求める音の国民性の違い、それがレコードの音に反映されていたと考えられます。日本にはアメリカの音が入ってきたためそれがトスカニーニの音としてインプットされたことでしょう。しかし米RCA1960 年代には英RCA を作り、HMV(EMI)からの発売を止めたため、ALP として発売されたレコードの数はそう多くありません。一番の典型はワーグナーの録音です。
 トスカニーニはオペラハウスを離れてからもコンサートにおいて、最後の演奏会に至るまで繰返しワーグナーを取り上げてきました。しかしLP としてまとまったアルバムが出たのは、かなり遅くなってからでHMV からは1949 年の「ジークフリートラインへの旅」 が出たのみです。RCA から出たLPはやはり低音が抑制され、耳にきつい音(だから迫力がある、と言われれば、そうですかと言わざるを得ませんが)になっています。当然ですが英RCA, 仏RCA のLP も同様な音です。トスカニーニのワーグナーは出せないかとあきらめていましたが、レコード探しの名人田中氏がトスカニーニとNBC 交響楽団のSP を全部集めてくれました。録音時期は1941 年と1946 年のもので、「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」のみが1942 年録音です。
 これは兵士慰問用V-Disc のための録音だったようです。この時期の録音でSP として出されたものはスタジオ録音のもののみです。ライブの長時間録音は普通アセテート盤であり、アセテート盤から細切れのSP 原盤を作ることは難しかったためと思われます。ということで、SP で出されたワーグナー録音をまとめました。特に1946 年の「ニュルンベルクの名歌手」第1 幕前奏曲は、戦争も終わった喜びに溢れる演奏で、これを凌駕する演奏はなく、RCA もこれが正規録音の代表となりました。 (オーパス蔵代表:相原 了)

 今回オーパス蔵から復刻されたCD は、いずれもSP 録音である。トスカニーニがワーグナーを得意にしていた関係上全曲に複数の音源があるが、オーパス蔵はNBC 響による40 年代のSP に的を絞ったのである。SP も最後期なので十分に聴けるし、昔の日本のRCA のCD に比べると、音もしっかりし、パス蔵はNBC 響による40 年代のSP に的を絞ったのである。SP も最後期なので十分に聴けるし、昔の日本のRCA のCD に比べると、音もしっかりし、冴えていなければどうにもならないが、目がさめるような鮮明さで鳴っている。これは嬉しかった。SP 録音なのにこの世のものとも思えぬほど美しいひびきがする。もちろんトスカニーニ/ NBC ならではの技術あればこそであろう。
 「名歌手」第一幕前奏曲もオケの全員が鳴り切った、まさにトスカニーニの音である。生々しい実在の演奏で、前進性が素晴らしく、雑味がないので、音楽そのものしか感じさせない。すでに79 歳の筈であるが、まことに若々しいトスカニーニの姿がここにある。  (宇野功芳)

ORFEO D’OR


ORFEOR 817112
(2CD)
\4600→¥3990
完全初出音源!奇跡の一夜!
 ヤノヴィッツ、キング、バルツァ、グルベローヴァ、ベリー、
  そしてベーム!超々々豪華なウィーンでの「ナクソス島のアリアドネ」

R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S アリアドネ,プリマドンナ)
ジェイムズ・キング(T バッカス,テノール歌手)
エディタ・グルベローヴァ(S ツェルビネッタ)
アグネス・バルツァ(Ms 作曲家)
ワルター・ベリー(Bs 音楽教師)
エーリヒ・クンツ(執事長)
ハインツ・ツェドニク(T 舞踏教師)
ゲオルク・ティヒ(Br かつら師)
バリー・マクダニエル(Br ハレルキン)
クルト・エクヴィルツ(T スカラムッチョ)
マンフレート・ユングヴィルト(Bs トルファルディン)
ゲルハルト・ウンガー(T ブリゲッラ)
ヒルダ・デ・グローテ(S 水のニンフ)
アクセル・ガル(S 木のニンフ)
ソーナ・ガザリアン(Ms こだま)ほか
カール・ベーム(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
ステレオ音質上々!

録音:1976 年11 月20 日、ウィーン(ライブ)/(C 817 112 I)、ADD、122'05

 ORFEO がドエライ音源を発掘してくれました!1976 年11 月20 日に、ウィーン国立歌劇場でフィリッポ・サンユスト新演出で上演された、R . シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」です。指揮は巨匠カール・ベーム。
 ベームは1969 年にDG にスタジオ録音していますけれど、ウィーンではなくバイエルン放送交響楽団でした。ウィーンとの演奏は、1977—78 年のユニテル制作のオペラ映画や、1944 年のウィーン国立歌劇場での公演のライヴ、1954 年のザルツブルク音楽祭でのライヴなどがありますが、いずれもそれぞれに一長一短がありました。ベーム全盛期の決定盤というものが待ち望まれていたわけですが、そこにこの1976 年ウィーン・ライブが登場。その豪華なキャストにはただ驚くしかありません。
 ベームの「アリアドネ」の常連、ヤノヴィッツのタイトルロール、キングのバッカス、ベリーの音楽教師に加え、当時メキメキと台頭していたグルベローヴァのツェルビネッタにバルツァの作曲家、誰も彼もが歴代最高レベル!そして脇にはツェドニク、ユングヴィルト、エクヴィルツ、ウンガーら実力派歌手が並び、止めに執事長が往年のウィーンの名バリトン、クンツ!これは空前絶後でしょう!もちろんベームの指揮の素晴らしさは改めて言うまでもありません、特殊な性格を持つこの作品の本質をズバリと突いた至芸。しかもウィーンのオーケストラが絶品、小編成だからこそウィーンの音色が強い力となっています。聴衆が熱狂するのも当たり前。すべてひっくるめて、ここには歌劇場が興奮に包まれた時だけに味わえる奇跡の瞬間に満ち溢れています。
 ORF 提供の蔵出し音源を使用、もちろんステレオ。1976 年のライヴ録音としては十分良好な音質です。これまでLP やCD では発売された形跡がない、まったくの初出音源、その奇跡の名演を存分にお楽しみください!

ORFEO D’OR


ORFEOR 816112
(2CD)
\4600→¥3990
クリップス&ウィーン国立歌劇場
 ヴェルディ:「トラヴィアータ」
イレアナ・コトルバス(S ヴィオレッタ)
ニコライ・ゲッダ(T アルフレード・ジェルモン)
コーネル・マックニール(Br ジョルジョ・ジェルモン)
エミー・ローゼ(Ms アンニーナ)
クルト・エクヴィルツ(T ガストーネ)
エディタ・グルベローヴァ(S フローラ)
エルンスト・グートシュタイン(Br ドゥフォル男爵)
ハラルト・プレーグルホフ(Bs オビニ侯爵)
ヘルベルト・ラックナー(Bs 医師グランヴィル)
マリオ・グッジャ(T ジュゼッペ)
ルドルフ・レッシュ(Bs フローラの召使)
リュボミール・パンチェフ(Br 使者)
ヨーゼフ・クリップス(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
ウィーンの名匠クリップスが指揮する「トラヴィアータ」、正規盤初登場!コトルバス、ゲッダ、さらにグルベローヴァまで!しかもステレオ!!

録音:1971 年12 月25 日、ウィーン/(C 816 112 I)/STEREO

1971 年のクリスマスにウィーン国立歌劇場で上演された「トラヴィアータ」のライヴ録音です。指揮はなんとウィーンの名匠ヨーゼフ・クリップス。
さすがウィーンのオーケストラの魅力を見事に引き出しており、これほど柔らかな美しさに溢れたヴェルディは珍しいでしょう、何気ないところでの弦や管のとろけるようにまろやかな魅力はたまりません。オペラ指揮者クリップスの本領を発揮した演奏です。ヴィオレッタは、この役が当たり役だったイレアナ・コトルバス。当時まだ32 歳、ウィーン国立歌劇場に所属して国際的名声を高めている最中でした。
後年と比べてもなお瑞々しい声で切々とヴィオレッタを歌っています。アルフレードのニコライ・ゲッダは、この頃が一番脂の乗り切った時期。第2 幕のアリアでは、当時としては珍しくカバレッタ「おお、恥ずかしいことだ」を歌い、ハイCを伸ばして大喝采を貰っています。ジェルモンは、メトロポリタン歌劇場で活躍した米国のバリトン、コーネル・マックニール。スタジオ録音だと分かりづらいマックニールのとてつもなく巨大な声がはっきり収録されています。スペシャルサプライズに、フローラがエディタ・グルベローヴァ!二日前に25 歳を迎えたばかりのグルベローヴァの声が、ほんの少しだけですが楽しめます。さらにアーノンクールのバッハ録音でおなじみのウィーンの万能テノール、クルト・エクヴィルツ、長年活躍した知る人ぞ知る名脇役、エルンスト・グートシュタインと、クリスマス公演ならではの豪華さ。ありがたいことに良好なステレオ録音です。今ほぼ失われてしまったウィーン風の優美豪華なヴェルディをたっぷりお楽しみください。

OSSIA

※OSSIA(オシア)レーベルは、フランスの管楽器を主に扱うフランスの新興レーベルです。
※前回の2タイトル(OSSIA 1001/2とOSSIA 1003/2)に次ぐ「セルマー・コレクション」と題する3タイトルの新譜をご案内申し上げます。
※解説書表記はフランス語と英語。録音の際のプロデューサー名、録音技師名、アナログ盤で発売された際のカタログ番号など可能な限り多くの情報を組み込んだ丁寧な仕様と成っています。また、ジャケット・デザインのセンスの良さも特筆です。
※今回の音源はデッカ&セルマー(DECCA,SELMER)の協力を得て入手した1952-1956年録音分のオリジナル・マスター及び、78回転・33回転のアナログ盤をもとにしており、ここに取り上げる演奏は演奏家達の実力を存分に示す名演奏として、古くから高く評価されているものばかりです。
※著名な管楽器の名手を数多く輩出したフランスから、自国の優れた演奏家を紹介する、高いクオリティを持つオシア・レーベルの今後の発売にもご期待下さい。どうぞ、よろしくお願いいたします。

OSSIA 1005/2
(2CD)
\3000→¥2690
マルセル・ミュール(サクソフォン 1901-2001)の芸術
CD. 1
 ①デュクラック:アンダンテと紡ぎ歌
 ②ボザ :アンプロヴィザシォンとカプリス
 ③チェレプニン:ソナチネ・スポルティヴ
 ④ボノー :ワルツ形式によるカプリース
 ⑤トマジ:ジラシオン
 マルト・P-レノム(ピアノ) Marthe Pellas-Lenom
  録音:1954年(サクソフォン第1集マスター音源を使用)
 ⑥デュボア:ディヴェルティスマン
 ⑦グラナドス:ゴイェスカス
 ⑧ランティエ:サクソフォンとピアノのための「シチリエンヌ」
 ⑨ラザルス:サクソフォン・ソナタ
  マルト・P-レノム(ピアノ) Marthe Pellas-Lenom
   録音:1955年(サクソフォン第3集マスター音源を使用)
 ⑩クレストン:サクソフォン・ソナタ op.19
 ⑪モーリス:サクソフォンとピアノのための「プロヴァンスの風景」
  ソランジュ・ロビン(ピアノ) Solange Robin
   録音:1956年6月 (サクソフォン第6集マスター音源を使用)
マルセル・ミュールサクソフォン四重奏団
 アンドレ・ボーシー(アルト・サックス),
 マルセル・ジョセ(バリトン・サックス)
 マルセル・ミュール(ソプラノ・サックス),
 ジョルジュ・グールデ(テナー・サックス)
CD. 2
 ①ランティエ Pierre LANTIER:エスカルデュナク
 ②マシス Amable MASSIS:4つの習作「カプリス」
  ソランジュ・ロビン(ピアノ) Solange Robin
   録音:1956年6月 (サクソフォン第6集マスター音源を使用)
 ③シュミット Florent SCHMITT:サクソフォン四重奏曲 op.102
  マルセル・ミュール サクソフォン四重奏団 Quatuor de saxophones Marcel Mule
   録音:1954年5月25日(サクソフォン第2集マスター音源を使用)
 ④グラズノフ Alexander GLAZOUNOV:サクソフォン四重奏曲
 ⑤ボルサリ Amedee BORSARI:「プレリュード、コラールヴァリエ」
  マルセル・ミュール サクソフォン四重奏団 Quatuor de saxophones Marcel Mule
   録音:1955年12月9日(サクソフォン第5集マスター音源を使用)
 ⑥ジャン・リヴィエ Jean RIVIER:三重協奏曲
  ルイ・メナルディ(トランペット:パリ音楽院管弦楽団) Louis Menardi
  アニー・ダルコ(ピアノ) Annie d’Arco
   録音:1956年(トランペット第3集マスター音源を使用)  
「サクソフォンの神様」と言われるマルセル・ミュールは20代でギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団に入隊後、首席奏者として活躍。1936年に退団後ソリストとして世界的に活躍しつつ自らのサクソフォン四重奏団を組織し活動。1942年からパリ音楽院にてサクソフォン科の教授として1968年に退任するまで多くの後進の育てました。多くのサクソフォーンのための作品を初演、編曲し、現在においてそれらはサクソフォーンの主たるレパートリーに成っています。

OSSIA 1009
\2500→¥2290
パリ・クラリネット六重奏団
 (ギャルド・レピュブリケーヌ・クラリネット六重奏団)

  の芸術 1948-1956年録音集
 ①シュミット Florent SCHMITT:クラリネット六重奏曲 op.128
 ②ルーシュール:クラリネット六重奏曲 
  録音:1953年(デッカ&セルマー クラリネット第2集マスター音源を使用)
 ③フランツ・リース:常動曲 op.34
 ④チャイコフスキー:「トレパック」「葦笛の踊り」
 ⑤デュラン :「春」
  録音:1955年(デッカ&セルマー クラリネット第4集マスター音源を使用)
 ⑥クライスラー:中国の太鼓
 ⑦シューマン :蝶々 (J.ティルデによる編曲)
 ⑧パガニーニ :常動曲 (J.ティルデによる編曲)
 ⑨ベイツ :カーニバル
 ⑩ティルデ:パガニーニの主題によるディヴェルティメント
  録音:1956年(デッカ&セルマー クラリネット第5集マスター音源を使用)
 ⑪J.S.バッハ :フランス組曲第5番から「ジーグ」
 ⑫メンデルスゾーン :2台のピアノの他目のカプリース
  録音:1948年7月6日(78回転 セルマーからの復刻)
 ⑬ティルデ:The Mattress Carder
 ⑭ルシアン・マリー・オーブ :スケルツォ
 ⑮セルジュ・ボド:エスキース
 ⑯ショパン:ワルツ 変ニ長調 op.70-3
  録音:1950年(78回転 セルマーからの復刻)
  パリ・クラリネット六重奏団
 (旧 ギャルド・レピュブリケーヌ・クラリネット六重奏団)
 (プラケ,ジロ,リクシ,ユルバン,デュボワ,ドゥルヴィユ)
パリ・クラリネット六重奏団
(ギャルド・レピュブリケーヌ・クラリネット六重奏団)
ギャルド・レピュブリケーヌの名手達による、まさに絶品のアルバム。クラリネット作品集です。※1948-1956年の名演奏の数々を、素晴らしい音質でお楽しみ下さい。

OSSIA 1007/2
(2CD)
\3000→¥2690
ユリス・ドレクリューズ(クラリネット 1907-1995)の芸術
CD. 1
 ①ルフェーブル:クラリネットとチェンバロのためのソナタ第5番
  エメー・ヴァン・デ・ヴィーレ(チェンバロ) A.Van de Wiele
  録音:1951年2月26日(78回転 パテからの復刻)
 ②モーツァルト:クラリネット協奏曲 K.622
  フェルナン・ウーブラドゥ室内楽団
  録音:1952年2月13日(33回転 パテからの復刻)
 ③カホザック:Fantaisie variee sur un vieil air champetre
 ④ピエルネ:セレナーデ
 ⑤ストラヴィンスキー:独奏クラリネットのための3つの小品
  アニー・ダルコ(ピアノ) Annie d’Arco
 録音:1948年7月6日(78回転 セルマーからの復刻)
 ⑥メステル:エルウィン(クラリネットのための幻想曲)
 ⑦カホザック:variations sur un air du pays d'Oc
 ⑧ヴィドール:クラリネットとピアノのための序曲とロンド
 ⑨メサジェ:クラリネットとピアノのための演奏会用独奏曲
  ジャック・ドレクリューズ(ピアノ) Jacques Delecluse
 録音:1952年(デッカ&セルマー クラリネット第1集マスター音源を使用)
ユリス・ドレクリューズ(Cl)
CD. 2
 ①サン=サーンス:クラリネット・ソナタ
 ②オネゲル:クラリネットとピアノのためのソナチネ
 ③ミヨー :クラリネットとピアノのためのソナチネ
  ジャック・ドレクリューズ(ピアノ) Jacques Delecluse
  録音:1954年(デッカ&セルマー クラリネット第3集マスター音源を使用)
 ④ウェーバー:グランド・デュオ・コンチェルタンテ 変ホ長調
 ⑤シューマン:幻想小曲集 op.73
 ⑥トマジ:クラリネットとピアノのためのコンチェルト
 ⑦リュエフ:クラリネットとピアノのためのコンチェルティーノ
  ジャック・ドレクリューズ(ピアノ) Jacques Delecluse
  録音:1956年11月(デッカ&セルマー クラリネット第6集マスター音源を使用)
ジャック・ランスロ(OSSIA 1003/2)とならんでフランスを代表するクラリネット奏者であるユリス・ドレクリューズはパリ音楽院卒業後ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団に入り1948年にパリ音楽院の教授に成るまで長くソリストをつとめました。後にソリストとして活躍し技巧の素晴らしさ極上と言われる音の輝きで、真のヴィルトゥオーゾと称されています。レパートリーは広く、古典から現代曲まで多くの作品を演奏しています。※1948-1956年の名演奏の数々を、素晴らしい音質でお楽しみ下さい。

OTAKEN RECORDS


TKC-341
\2300→¥2090
クレンペラー &アムステルダム・コンセルトヘボウ管
 マーラー:交響曲 第2番 ハ短調「復活」
オットー・クレンペラー 指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管および合唱団
ジョー・ヴィンセント(ソプラノ)
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
クレンペラーのマーラー2番(’51 ライヴ)奇跡の再生音で“復活”!!

録音:1951 年7 月12 日 オランダ音楽祭におけるライヴ録音/ 音源:未開封非売見本盤

当演奏の既出CD の音質は、ノイズを取りすぎて演奏の生気まで失われたものや、音質をさわらないのは良いが、歪みやノイズが演奏の鑑賞を妨げるもの等、満足出来るものはありませんでした。今回、未開封非売品見本盤から復刻された音質は、にわかにこれが1951 年の録音であることが信じることが出来ないぐらいすばらしいものです。音の古さを全く感じさせない周波数レンジの広さと、クレンペラーのどこまでも延びて行く、とてつもないクレッシェンドに充分堪え得るダイナミックレンジの広さには、驚くばかりです。しかもどんな強音でも音自体が割れたりすることなく、そこに微動だにしない安定感があります。早世の名花、キャスリ−ン・フェリア−のどこまでも深いコントラルトを大変リアルに捕らえているのも嬉しいかぎりです。持続する小プチノイズはアセテート原盤に由来するもので、気になるものではありません。アセテートは慎重に保存すれば、テ−プより高音質を保持出来ると言われ、今回はその成功例と言えましょう。演奏は正直、既出盤の音質の悪さも手伝って、注目していませんでしたが、今回の音で聞くと、途方もなく優れた演奏であったことが、判明しました。クレンペラーのマラ2のベスト、否、すべてのマラ2のベストとして良いのではと思える程です。同年の夏にはかの「バイロイトの第九」が生まれますが、凄い年もあったものだなぁと痛み入ります。
翻ってわが国を鑑みるにつけ、今年始はニューイヤーも良いが、この「復活」を聴いて国の復興、復活に思いを馳せたいと存じ上げる次第です。
(オタケン・レコード太田憲志)

OTAKEN


TKC-336
\2300→¥2090
オタケン・ブライトクランク第3弾フルヴェン「田園」、非売品見本盤より復刻!
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
(2)スメタナ:交響詩「モルダウ」〜「わが祖国」より
(3)リスト:交響詩「前奏曲」
ヴェルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
高評価(レコ芸89点)にして大好評の音質!オタケン・ブライトクランク第3弾フルヴェン「田園」他、非売品見本盤より復刻!

録音:(1)1952年11月24〜25日、(2)1951年1月24日、(3)1954年3月3日 ウィーン・ムジークフェラインザール 音源:ブライトクランク白レーベル非売品見本盤

 いわゆる白レーベル非売品見本盤とは、作り立てのメタル原盤から最初に手動でプレスされ、音楽評論家を始め一部の関係者に一般発売前に配布されたレコードのことです。これらのレコードは、私どもが昔聴いた自動プレス量産市販品とは似て非なるもので、その音質の違いは一聴瞭然です。
 この度、ほとんど手付かずの状態で発見された一連のブライトクランク非売品見本盤は、元のブラクラの音はこんなに美しく自然なものであったかと、ブラクラに対する評価を一変させるものと思われます。当CDに収められた田園は、今回のブラクラシリーズの中でも特に盤質が良く、ヘッドフォン試聴レベルでも極小プチノイズすらほとんど感知出来ない程です。又、音溝もまことにきれいで驚くべき鮮度の再生音が確保され、これなら本CDをもって、フルヴェンの田園のスタンダードとすることに何らの躊躇もいらないのではと思える程です。
 併録の2曲もほれぼれとする復刻で、これもベスト復刻と言えるのではないでしょうか?ぜひ貴方様の御耳でお確かめくださいませ。特に、色々なことがあった今年の暮れは、第九も良いが、フルヴェンの田園を聴いて、慎んで国の安寧に思いを馳せたいと存じ上げます。
(オタケン・レコード太田憲志)

PARNASSUS


PACD 96051/2
(2CD)
\1600→¥1390
忘れられたピアニスト
 ジェイコブ・ラテイナーの芸術
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.2 No.1
  ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3
  ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
 ベルク(1885-1935):ピアノ・ソナタ Op.1
 プロコフィエフ(1891-1953):トッカータ ハ長調 Op.11
 ブラームス(1833-1897):パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
 メンデルスゾーン(1809-1847):スケルツォ ロ短調
ジェイコブ・ラテイナー(ピアノ)
オリジナル・アルバム・タイトルの直訳は「ジェイコブ・ラテイナーの失われた芸術」。
ジェイコブ・ラテイナー(1928-2010)はポーランド人を両親にキューバのハバナに生まれたピアニスト。10歳にしてエルネスト・レクオナ指揮ハバナ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾きデビューという神童ぶりを発揮しました。その2年後、一家はアメリカ合衆国に移住し、ジェイコブは弟イジドア(1930-2005;ヴァイオリニスト)とともにカーティス音楽学校に入学、イザベラ・ヴェンゲーロヴァに師事しました。16歳でユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団との共演でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を弾き合衆国デビュー。1960年代にはヤッシャ・ハイフェッツ、ウィリアム・プリムローズ、グレゴール・ピアティゴルスキーの室内楽コンサート・シリーズに参加。その後1990年代までコンサート・ピアニストとして活躍、また1966年から亡くなるまでジュリアード音楽院で教えていましたが、1967年を最後に商業用録音を行わなかったためか、2010年の逝去時には忘れられたピアニストとなっていました。
当盤に収録の音源については詳細未詳ですが、初CD化であるとのことです。このCDがジェイコブ・ラテイナー再評価のきっかけになるかもしれません。録音:1977年、ADD

POLSKIE NAGRANIA(MUZA)


PNCD 1354
\2000
【再発売】
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
  ウトレニヤ[朝課](1969-1970)

   第1部「キリストの埋葬」(*)/第2部「キリストの復活」(+)
デルフィナ・アンブロジャク(ソプラノ(*))
ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ(+))
クリスティナ・シュチェパンスカ(メゾソプラノ)
カジミェシュ・プステラク(テノール)
ヴオジミェシュ・デニセンコ(バス(*))
ベルナルト・ワディシュ(バス(+))
ボリス・ツァルメリ(バッソ・プロフォンド(*))
ペーター・ラッガー(バッソ・プロフォンド(+))
ハルツェルスキ合唱団
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
アンジェイ・マルコフスキ(指揮)
「PNCD 018」(廃盤)の新装再発売。旧盤での録音データは「1973年、ワルシャワ」となっておりましたが、当盤では「(P)(C)1972, 2011」と表示されているので、録音は1972年以前だったのではないかと推測されます。
「ウトレニヤ」はロシア正教の聖土曜日の朝課(一部聖金曜日の晩課)の典礼文による、5人の独唱者、2つの合唱団と管弦楽のための大作。録音:データ記載なし

PNCD 1373
\2000
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):アヴァンギャルド作品集
  ダヴィデ詩篇(混声合唱と打楽器のための;1958)(*)
  ストロフィ(ソプラノ、朗読と10の楽器のための;1959)(+)
  アナクラシス(打楽器と弦楽器のための;1959/1961)(#)
  時と静寂の次元(40声の混声合唱、打楽器と弦楽器のための;1960)(**)
  広島の犠牲者に捧げる哀歌(52の弦楽器のための;1961)(++)
  Flourescenes(管弦楽のための;1962)(##)
  ポリモルフィア(48の弦楽器のための;1961)(***)
ゾフィア・スタフルスカ(ソプラノ(+))
フランチシェク・デレクタ(朗読(+))
ワルシャワ国立フィルハーニー合唱団(*/**)
ワルシャワ国立フィルハーニー管弦楽団(+以外)
シロンスク・フィルハーモニー室内管弦楽団(+)
アンジェイ・マルコフスキ(指揮)
録音:1966年1月8日(*/#/##)/1972年6月24日(**) 1959年9月17日(+)、1961年9月22日(++)、1963年9月26日(***)、 「ワルシャワの秋」、ライヴ(+/++/***)  
(*)(**)(++)(***)は「PNCD 017」(廃盤)と同一音源。他がCD初出であるかは不明です。

PREISER


PRCD 21002
\2300→¥2090
半世紀のプッチーニ「ボエーム」
 エレナ・アリスメンディ(S) ルクレツィア・ボリ(S) マリア・チェボタリ(S) ジェラルディン・ファラー(S)
 チェジーラ・フェラーニ(S) ミレッラ・フレーニ(S) ローザ・ポンセル(S) ロッテ・シェーネ(S)
 レナータ・テバルディ(S) イレーネ・アイジンガー(Ms) リューバ・ヴェリッチュ(Ms) カルロ・ベルゴンツィ(T)
 ユッシ・ビョルリング(T) エンリコ・カルーソー(T) ベニアミーノ・ジーリ(T) コロマン・フォン・パタキ(T)
 ティート・スキーパ(T) ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T) マルセル・ヴィットリッシュ(T) フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
 エットレ・バスティアニーニ(Br) ジュゼッペ・デ・ルカ(Br) ハインリヒ・シュルスヌス(Br) チェーザレ・シエピ(Bs)
 ヴァンニ・マルク(Bs)
録音:1914-1961 年

25 人の名歌手が、「ボエーム」の様々な曲を歌っています。貴重なのは、チェジーラ・フェラーニ(1863 − 1943)の録音。彼女は「マノン・レスコー」のタイトルロールと「ボエーム」のミミを初演で歌ったソプラノです。

PRCD 21004
\2300→¥2090
半世紀のヴェルディ「トラヴィアータ」
 リチア・アルバネーゼ(S) ルクレツィア・ボリ(S) マリア・カラス(S) マルゲリータ・カロージョ(S)
 マリア・チェボタリ(S) アメリタ・ガリ・クルチ(S) アンナ・モッフォ(S) クラウディア・ムツィオ(S)
 グラツィエッラ・パレート(S) ジョン・サザランド(S) レナータ・テバルディ(S) ヴィルジニア・ゼアーニ(S)
 ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T) アルフレード・クラウス(T) ジョン・マコマーック(T) ジャン・ピアース(T)
 ジャチント・プランデッリ(T) ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T) ティート・スキーパ(T) リチャード・タッカー(T)
 ジュゼッペ・デ・ルカ(Br) ロバート・メリル(Br) ハインリヒ・シュルスヌス(Br) カルロ・タリアブエ(Br)
録音:1914-1961 年

24 人の名歌手が歌うヴェルディ「トラヴィアータ」の名場面集。半世紀に渡る様々な歌を聞けます。

SOMM


SOMMCD 094
\2000→¥1790
ウォルトン:
 ベルシャザールの饗宴
  (録音:1953年9月10日−14日)
 交響曲第1番変ロ短調
  (録音:1956年4月15日−31日)*
エイドリアン・ボールト(指揮)
フィルハーモニック・プロムナード管弦楽団
 (ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団
デニス・ノーブル(バリトン)
近代イギリスの偉大なるパトロン、名匠エイドリアン・ボールトがロンドン・フィルを振ったウォルトンの「ベルシャザールの饗宴」。壮麗壮大なサウンド創りに圧倒させられる。

SOMM-BEECHAM 23
\1800
〔注目旧譜〕
ビーチャム・コレクション
 モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
 オルウィン:交響曲第3番(初演)
 グリーグ:交響的舞曲*
トーマス・ビーチャム(指揮)
BBC交響楽団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
ビーチャムがBBC交響楽団を振ったオルウィンの「交響曲第3番」は、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでの初演時の記録。
録音:1956年10月10日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール&1955年12月、マイダ・ヴェール・スタジオ1(MONO/ADD)

SOMM-BEECHAM 22
\1800
〔注目旧譜〕
ビーチャム・コレクション
 ボッケリーニ:序曲ニ長調*
 グレトリ:組曲《ゼミールとアゾール》*
 リスト:ローレライ+
 フランク:交響詩《のろわれた狩人》+
 エルガー:エニグマ変奏曲+
トーマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ロジーナ・レイズベック(ソプラノ)
アラン・シヴィル(ホルン)
ボッケリーニ、リスト、フランク、エルガー、そしてなんとグレトリ!トーマス・ビーチャム卿のレパートリーの広さに改めて驚かされる。
録音:1956年8月23日、アッシャー・ホール*&1954年11月22日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール+(MONO/ADD)

SUPRAPHON


SU 4075
(6CD)
\7200→¥5990
ヨゼフ・スーク追悼企画、初期の代表的録音がまとめて復活
 「ヨゼフ・スーク / アーリー・レコーディングス」
 [CD 1]
  ・ドヴォルザーク:4 つのロマンティックな小品Op.75, B 150
    ヨゼフ・ハーラ(P)
    収録時期:1956 年3月21日 (セッション・モノラル)
  ・ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調Op.100, B 183
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1958 年1月29日、2月2日、3月20日(セッション・モノラル)
  ・ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.57, B 106
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1957 年5月2日、3日(セッション・モノラル)
  ・ヨゼフ・スーク(1874 − 1935):4 つの小品Op.17
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1957 年12月9、12 & 21日(セッション・モノラル)
    収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ

 [CD 2]
  ・ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1958 年4月23 & 24日(セッション・モノラル)
  ・スメタナ:わが故郷より
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1962 年6月22日(セッション・ステレオ)
  ・ヤロスラフ・イェジェク(1906 − 1942):ヴァイオリン・ソナタ(1933)
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1965 年12月31日(セッション・ステレオ)
  ・マルチヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1 番H 157
    アンドレ・ナヴァラ(Vc)
    収録時期:1964 年9月28 − 30日(セッション・ステレオ)
  ・マルチヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第2 番H 371
    アンドレ・ナヴァラ(Vc)
    収録時期:1966 年6月30日(セッション・ステレオ)
    収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ

  ・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45
    ヨゼフ・ハーラ(P)
    収録時期:1956 年3月26 − 29日(セッション・モノラル)
  ・シューマン:夕べの歌Op.85-12
    ヨゼフ・ハーラ(P)
    収録時期:1956 年3月23日(セッション・モノラル)
  ・レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1917)
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1958 年1月16 − 17日(セッション・モノラル)
  ・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
    ヨゼフ・ハーラ(P)
    収録時期:1956 年3月22 − 23日(セッション・モノラル)
  ・ブラームス:ワルツ イ長調Op.39-15
    ヨゼフ・ハーラ(P)
    収録時期:1956 年7月11日(セッション・モノラル)
    収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ

 [CD 4]
  ・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1962 年6月18日(セッション・ステレオ)
  ・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1962 年6月21日(セッション・ステレオ)
  ・シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番ニ長調D 384, Op.137-1
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1962 年6月25日(セッション・ステレオ)
  ・シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲イ長調D 574, Op.162
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1962 年6月27日(セッション・ステレオ)
    収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ

 [CD 5]
  ・ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1958 年5月29 − 30日(セッション・モノラル)
  ・ドビュッシー:月の光〜ヴァイオリンとピアノ用編曲版
    ヨゼフ・ハーラ(P)
    収録時期:1956 年5月23日(セッション・モノラル)
  ・ドビュッシー:レントよりおそく〜ヴァイオリンとピアノ用編曲版
    アルフレード・ホレチェク(P)
    収録時期:1966 年9月22日(セッション・ステレオ)
  ・プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1967 年1月23 & 25日(セッション・ステレオ)
  ・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
    ヤン・パネンカ(P)
    収録時期:1967 年1月25、27、30 & 31日(セッション・ステレオ)
    収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ

[CD 6]
・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番
       変ロ長調K. 424
 ミラン・シュカンパ(Va)
 収録時期:1961 年12月27 − 28日(セッション・ステレオ)
・オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ
 アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 収録時期:1964 年9月28 − 30日(セッション・ステレオ)
・コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7
 アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 収録時期:1964 年9月28 − 30日(セッション・ステレオ)
 収録場所:すべてプラハ、ドモヴィナ・スタジオ
ヨゼフ・スーク(Vn)
429’15”

2011年7 月6 日に81歳で世を去ったチェコを代表する世界的ヴァイオリニスト、ヨゼフ・スーク(1929 −2011)。その不滅の業績を讃えて、母国チェコのSUPRAPHON よりスークの追悼盤が登場。
曾祖父にドヴォルザーク、祖父に同姓同名の作曲家ヨゼフ・スークを持つ恵まれた家系に生まれたスークは、ヤロスラフ・コチアン( ヤン・クべリーク( クーベリックとも) とともにオタカル・シェフチークに学んだ名ヴァイオリニスト) によって幼少より、その才能を見出され薫陶を授かっています。
プラハ音楽院に進んだのちもスークはコチアンに師事していますが、チェコのヴァイオリン楽派の流れを汲むソリストとして、本格的に活動を開始して国際的な名声を得るのは1950 年代中頃からで、ほぼ時を同じくしてレコーディング活動も開始しています。
このたびの「アーリー・レコーディングス」と題された6 枚組のセットには、まさにそうした時期にスークがSUPRAPHON へおこなった録音のなかから、ソナタ作品を中心としたナンバーが集められているのが特徴で、その得も言われぬ美音が「練り絹のよう」と喩えられ、日本のファンにも愛されたスークの魅力をストレートに味わえる内容となっています。
収録内容については、権威あるフランスのアカデミー・シャルル・クロ・ディスク大賞を受賞したドビュッシーとヤナーチェクをはじめ、パネンカ(1922-1999)、ホレチェク(1917-1989)、ハーラ(1928-) と組んだソナタの数々から、フランスの名チェリスト、ナヴァラ(1911-1988) と組んだものまで、いずれも味わい深いものばかり。
過去に日本コロムビアよりCD 化されたものも含まれていますが、こうしてまとまった形で入手可能となったのはなによりといえるでしょう。また、SUPRAPHON でのCD 化に際して、入念なリマスタリングが施されているとのことですので、音質面でも期待が持てそうです。

TAHRA


TAH 721/2
(2CD)
\5000→¥4590
ポール・パレー、デトロイト・ライヴ
 グールド共演&怒涛のマラ5
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
 (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
 (3)マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
グレン・グールド(Pf)(1)
アーノルド・スタインハード(Vn)(2)
ポール・パレー(指)デトロイト響
必聴!グールドの天才性光るベートーヴェンの2 番と、驚くべき強烈さのパレーのマラ5

(1)録音:1960年10月13日 (2)録音:1959 年11 月12 日 (3)録音:1959 年11 月12 日/ADD、MONO、55’17”、62’32”

 往年のフランスの指揮者ポール・パレーがデトロイト響を振った一枚。
 グールドとパレーによるベートーヴェンの2 番は、これまで海賊盤をはじめ入手可能でしたが、今回TAHRA から正規発売となりました。マスターテープ劣化に起因する音とびはありますが、グールドの独奏は冴えに冴えています。グールドのベートーヴェンの2番といえば、バーンスタインとの共演盤が有名ですが、こちらはより自由で、グールドの面目躍如たる芸風を示しています。曖昧さのない明快なタッチ、不思議なオーラと音楽の乗りの良さは比類なく、決して耳を逸らさせません。どの音もグールド節が明瞭で、お決まりの唸りもかえって心地よく、興奮させられる逸品。CD バックカバーには1960 年12 月13 日のライヴとありますが、実際は10 月13 日です。
 そしてパレーとしては異色のレパートリーといえるマーラーの5番。各楽章の演奏時間は
  第1楽章 11 分12 秒
  第2楽章 13 分02 秒
  第3楽章 15 分05 秒
  第4楽章  8 分19 秒
  第5楽章 14 分27 秒
で、カットなし。
 第1楽章は早めのテンポで淡々と進みますが、第2楽章以降は豹変し、尻上がり的に調子づいてきます。マーラーならではの後ろ向きな所はなく、荒れ狂いうねる強烈な世界が描かれます。有名なアダージェットも陶酔的ではなく、弱音を強調することもなく、それでありながら世紀末的な雰囲気を醸します。圧巻はフィナーレ。パレーは息をつく暇もなくオーケストラをドライヴしていきます。バーンスタイン以前のアメリカのオーケストラがこんなマーラーを演奏していたとは驚き。マーラー・ファン必聴の超個性的演奏と申せましょう。

TAHRA


TAH 723
\2500→¥2290
ハンガリー幻の名手エディット・ファルナディの超貴重なリスト
 リスト:
  (1)ハンガリー幻想曲【録音:1956年3 月3 日】
  (2)死の舞踏【録音:1956年3 月3 日】
  (3)ピアノ協奏曲第1番変ホ長調【録音:1959 年3 月15 日】
  (4)同第2番イ長調【録音:1959 年3 月15 日】
エディット・ファルナディ(Pf)
サー・エードリアン・ボールト(指)
ロンドン・フィル(1)(2)
ウィーン国立歌劇場管(3)(4)
ADD、MONO、64’51”

エディット・ファルナディ(1921-1973) はハンガリー出身の女流ピアニスト。12 歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾き振りしたという神童で、フランツ・リスト音楽アカデミーでアルノルド・セケーイに師事。ゲオルク・ショルティ、アニー・フィッシャー、ルイス・ケントナーと同門で、ファルナディはさらにレオ・ヴェイネルとバルトークに室内楽も師事するという豪華な経歴を誇っています。在学中にリスト賞を2度受賞し、フバイ、フーベルマン、タシュナーといった巨匠とも共演、1942 年までブダペスト音楽アカデミーの教授も務めました。
ステレオ以降の録音が少なく、またCD 化されていないものも多いため人気、知名度はイマイチなものの、聴けばその凄さに圧倒されます。決してひけらかしはしないものの、曖昧なところのない高度な技巧、木目調の音色、繊細さで独特の香り高い演奏を繰り広げます。興味深いのは「ハンガリー幻想曲」冒頭に付けたカデンツァ。実に堂々としているだけでなくジプシー風味横溢で、19 世紀的グランドマナーを存分に味わえます。

TOKYO FM


TFMC 0031
(5CD)
\12000→¥9990
ヘルベルト・フォン・カラヤン& ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 絶頂期にして生涯最後のライヴによるベートーヴェン・チクルス

  CD-1
   ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21、第3番「英雄」 変ホ長調 作品55
    録音:1977年11月13日、東京 普門館、ライヴ録音
  CD-2
   ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36、第8番 ヘ長調 作品93
    録音:1977年11月14日(2番)17日(8番)、東京 普門館、ライヴ録音
  CD-3
   ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」ヘ長調 作品68、第5番「運命」ハ短調 作品67
    録音:1977年11月16日、東京 普門館、ライヴ録音
  CD-4
   ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 作品60、第7番 イ長調 作品92
    録音:1977年11月15日、東京 普門館、ライヴ録音
  CD-5
   ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125
    演奏:バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)、ヘルイェ・アルゲルヴォ(アルト)、
     ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)、ハンス・ゾーティン(バス)、
     プロ合唱団連盟、東京藝術大学合唱団[ 田中信昭(合唱総指揮)]
      録音:1977年11月18日、東京 普門館、ライヴ録音
ヘルベルト・フォン・カラヤン&
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
大注目盤!!初回限定で豪華32ページの写真集付き!!絶頂期にして生涯最後のライヴによるベートーヴェン・チクルス!奇跡的に保存されていたカラヤンBPO のステレオ・ライヴ

ステレオ、日本語解説書付

2010 年9 月に発売したカラヤン& ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェン・チクルス(1977) がいよいよセットで登場致します。全集の初回特典として32 ページの豪華写真集付き( ブックレット・サイズ) が封入されております。( 別紙参照)
TOKYO FM が全曲をなんと全曲録音しておりました。しかも録音にあたってはお馴染みTOKYO FM の名プロデューサーだった東条碩夫氏( 現・音楽ジャーナリスト) があたり、さらにストコフスキーも絶賛した腕前の日本が誇る名エンジニア若林駿介氏を動員し、万全の体制で臨みました。すこぶる良好な大ステレオ録音!また、トラなしのベルリン・フィル正規メンバーのみで臨んだ「運命」「田園」は朝日放送がテレビでモノラル放送したためFM 未放送で今回がステレオ録音初公開!ちなみにティンパニーはかのテーリヒェンが第2,4,8,7 番を担当、残りをフォーグラーがたたいています。カラヤンとテーリヒェンのレコードは少なく貴重です。また、コンサート・マスターは第1,3 番がシュヴァルベ、残りをシュピーラーとブランディスが担当。そして、カラヤンが激賞した田中信昭氏率いる合唱団とが第9 で日本人離れしたとんでもないボルテージの合唱を展開!必聴と申せましょう。

URANIA


WS 121.137
(2CD)
\1800
マルケヴィッチ&コンセール・ラムルー管
 グリンカ:歌劇「皇帝に捧げし命」(イワン・スサーニン)

      1957年
ボリス・クリストフ(イワン・スサーニン)
テレサ・シュティッヒ=ランダル(アントニーダ)
メラニー・ブルガリノヴィチ(ヴァーニャ)
ニコライ・ゲッダ(ボグダン・ソビーニン)
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮
コンセール・ラムルー管弦楽団
ベオグラード歌劇場合唱団
作品も珍しいが、マルケヴィッチとコンセール・ラムルー管によるグリンカというのもちょっとびっくり。しかも歌手陣が異様に豪華。

WS 121.138
\900
ダヴィッド・オイストラフ
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
 ロンドン交響楽団 1954年
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 シクステン・エールリング指揮
 ストックホルム祝祭管 1954年
シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 op.9
 ヴラディーミル・ヤンポルスキー(P) 1954年
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)

WS 121.139
\900
スヴャトスラフ・リヒテル
リスト:
 ピアノ協奏曲第1番、第2番
  キリル・コンドラシン指揮 ロンドン交響楽団  
 ハンガリー幻想曲
 忘れられたワルツ第1番、第2番
 超絶技巧練習曲集より「鬼火」、「夕べの調べ」
1958年〜1961年
スヴャトスラフ・リヒテル(P)

URANIA


WS121.134
(2CD)
\1600
アーヨ&イ・ムジチ
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」op.8

  1959-1961
フェリックス・アーヨ(Vn)
イ・ムジチ合奏団 

WS121.135
(2CD)
\1600
バルビローリ&ハレ管
 ドヴォルザーク:後期交響曲集

  交響曲第7番、第8番、第9番「新世界より」
  スケルツォ・カプリチオーソ、伝説
     1957-1959
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ハレ管弦楽団

WS121.136
(2CD)
\1600
ウィリアム・スタインバーグ指揮
 マーラー:交響曲第1番「巨人」
 エルガー:エニグマ変奏曲
 R.シュトラウス:「ばらの騎士」組曲、ドン・ファン、
 ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯
 プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」
  1952-1957
ウィリアム・スタインバーグ指揮
ピッツバーグ交響楽団、
フィルハーモニア管弦楽団

VISTA VERA


VVCD 00231
\1700→¥1590
ボリショイ劇場弦楽四重奏団
 ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲第66番ト長調 Op.77 No.1 Hob.III:81(*)
 フランク(1822-1890):ピアノ五重奏曲ヘ短調(1879)(+)
ボリショイ劇場弦楽四重奏団
 イサーク・ジュク(第1ヴァイオリン)
 ボリス・ヴェリトマン(第2ヴァイオリン)
 モリス・グルヴィチ(ヴィオラ)
 イサーク・ブラフスキー(チェロ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(+))
録音:1949年(+)/1956年5月17日(*)

VVCD 00236
\1700→¥1590
ヤコフ・フリエール Vol.1 1946-1947年の録音から
 J・S・バッハ(1685-1750)/サムイル・フェインベルク(1890-1962)編曲:
  ラルゴ(オルガンのためのトリオ・ソナタ第5番 BWV529 より)(*)
 J・S・バッハ/ブゾーニ(1866-1924)編曲:シャコンヌ
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より)
 ブラームス(1833-1897):
  6つの小品 Op.118 から 間奏曲イ長調(No.2)/4つのワルツ Op.39
 アルベニス(1860-1909):
  スペイン組曲 Op.47 から グラナダ/スペインの歌 Op.232 から コルドバ
 ショパン(1810-1849):
  夜想曲ホ長調 Op.62 No.2/夜想曲嬰ヘ短調 Op.48 No.2
  マズルカ イ短調 Op.17 No.4(*)/マズルカ変イ長調 Op.50 No.2(*)
  ポロネーズ嬰ヘ短調 Op.44
ヤコフ・フリエール(ピアノ)
録音:1946年(*)/1947年(*以外)

VVCD 00237
\1700→¥1590
ヤコフ・フリエール Vol.2 1946-1948年の録音から
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899)/
  アルフレート・グリュンフェルト(1852-1924)編曲:
  オペレッタ「こうもり」のワルツの主題によるパラフレーズ(+)
 ワーグナー(1813-1883)/リスト編曲:
  オペラ「タンホイザー」より ヴォルフラムのロマンス(#)
  楽劇「トリスタンとイゾルデ」より イゾルデの死(#)
 リスト(1811-1886):
  慰め(コンソレーション)第3番 S.172 No.3(#)
  詩的で宗教的な調べ S.173 から 葬送(No.7)(#)
  超絶技巧練習曲集 S.139 から 第10番ヘ短調,第12番イ長調「吹雪」(*)
  ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125(**)
ヤコフ・フリエール(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団(**)
ニコライ・アノーソフ(指揮(**))
録音:1946年(*)/1947年(+)/1948年(#) 1948年5月26日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(**)
ヤコフ・フリエールはモスクワ音楽院でコンスタンチン・イグムーノフに師事したユダヤ系ソヴィエト(ロシア)のピアニスト。リヒテル、ギレリス、ベルマンらに匹敵する実力と人気の持ち主でしたが、西側での華々しい活躍の前に亡くなってしまい、旧共産圏以外では「幻の巨匠」となってしまいました。シューマン、ショパン、リスト、ブラームス、ラフマニノフ等のロマン派音楽を得意とし、モスクワ音楽院教授としてロジオン・シチェドリン、ヴィクトリア・ポストニコワ、ミハイル・プレトニョフ、レフ・ヴラセンコ、ベーラ・ダヴィドヴィチらを輩出しました。

VOX BOX


CDX 5165
(2CD)\1200
再発売!ジンマンのメンデルスゾーンの作品集
メンデルスゾーン:
 交響曲第3番「スコットランド」
 交響曲第4番「イタリア」
 交響曲第5番「宗教改革」
 劇付随音楽「真夏の夜の夢」より
 序曲、スケルツォ、妖精の行進、間奏曲、夜想曲、
 道化師たちの踊り、結婚行進曲
デイヴィッド・ジンマン指揮
ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団
 廃盤だったジンマンのメンデルスゾーンの作品集が再発売されます!
 まだ40代だった若かりし頃の演奏は聴きものです!
 今や注目されている指揮者のひとり、デイヴィッド・ジンマンが約30年前に録音していたメンデルスゾーンが復活いたします。最近ではチューリヒ・トーンハレ管弦楽団とマーラー、ブラームスの交響曲を矢継ぎ早に録音して話題をさらっていますが、1980年ごろにはアメリカのローカル・オケ、ロチェスター・フィルの音楽監督に就任していた演奏も見逃せません。「イタリア」は大変明るく躍動感溢れる演奏で、「真夏の夜の夢」も情緒豊かな自然な演奏です。1979年、1980年

WALHALL


WLCD0339
(2CD)
\2000→¥1890
初出! ジュリーニ指揮 
 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
フェルナンド・コレナ(フィガロ)
エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(スザンナ)
エルネスト・ブランク(アルマヴィーヴァ伯爵)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(伯爵夫人)
テレサ・ベルガンサ(ケルビーノ)
ジョルジォ・タデオ(バルトロ)
エッダ・ヴィンチェンツィ(マルチェリーナ)
ユーグ・キュエノー(バジリオ)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団、合唱団
1961年2月6日 ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ録音※素晴らしいキャスト。多少録音年代の古さを感じさせますが、良い音質です。有名な1959年EMIへのセッション録音と比べてライヴ特有の熱の感じられる演奏です。

WLCD0340
(2CD)
\2000→¥1890
1961年NHKイタリア歌劇団特別公演 
 プッチーニ:歌劇「トスカ」
レナータ・テバルディ(トスカ) 
ジャンニ・ポッジ(カヴァラドッシ)
ジャン・ジャコモ・グェルフィ(スカルピア) 
シルヴァーノ・パリューカ(アンジェロッティ) 
アルトゥーロ・バジーレ指揮
NHK交響楽団、
東京放送合唱団、
NHKイタリア・オペラ合唱団 他
1961年10月22日 東京文化会館でのライヴ録音NHKイタリア歌劇団特別公演※とても良い音質です。※この商品含め、このレーベルはイギリスの著作権管理団体であるMCPS(MECHANICAL RIGHT SOCIETY)への申請を行い、許諾を得て発売に至っている正規盤です。

WLCD0353
(2CD)
\2000→¥1890
ヴンダーリヒ(ベルモンテ) 指揮はヴァルベルク
 モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」
フリッツ・ヴンダーリヒ(ベルモンテ) 
アンネリーザ・ローテンベルガー(コンスタンツェ) 
レナーテ・ホルム(ブロント)
エウゲニオ・ヴァローリ(ペドリロ) 
クルト・ベーメ(オスミン) 
ハインツ・ヴァルベルク指揮 
コロン劇場管弦楽団、合唱団
1961年9月8日 ブエノス・アイレス、コロン劇場でのライヴ録音。※旧MYTO MDCD012241 他から発売あり。※良い音質です。

WALHALL


WLCD0336
(3CD)
\3000
バスティアニーニ(ロドリーゴ) 
 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
ルイジ・オットリーニ(ドン・カルロ)
マルゲリータ・ロベルティ(エリザベッタ・ディ・ヴァロア) 
エットレ・バスティアニーニ(ロドリーゴ) 
アンナ・マリア・ロータ(エボリ公女) 
ボリス・クリストフ(フィリッポ2世) 
マリオ・ロッシ指揮 
トリノRAI交響楽団、合唱団
1961年4月24日 トリノでの放送用音源。※良い音質です。名盤の復刻。

WLCD0338
(2CD)
\2000
コレッリ&バルティアニーニ
  ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
エットレ・バスティアニーニ(ルーナ伯爵) 
ミレッラ・パルット(レオノーラ)
フェードラ・バルビエーリ(アズチェーナ) 
フランコ・コレッリ(マンリーコ) 
アゴスティーノ・フェリン(フェルナンド) 
オリヴィェーロ・デ・ファブリティース指揮 
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年10月1日 ベルリンでのライヴ録音 ※DATUMレーベル他から発売あり。とても良い音質です。バスティアニーニ、コレッリによる素晴らしい演奏。名盤の復刻です。

WLCD0348
(2CD)
\2000
リッカルド・ザンドナイ:歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」 レイラ・ジェンチェル(フランチェスカ) 
レナート・チオーニ(パオロ) 
アナ・ガスパリーニ(サマリターナ) 
エンツォ・ヴィアロ(オスタージオ) 
アンセルモ・コルツァーニ(ジョヴァンニ) 
マリオ・フェラーラ(マラテスティーノ) 
シルヴァナ・アレッシオ・マルティネッリ(ビアンコーレ)
フランコ・カプアーナ指揮
ヴェルディ劇場管弦楽団、合唱団1961年3月16日 トリエステ、ヴェルディ劇場でのライヴ録音。※とても良い音質です。ドラマティクで大規模なアーケストラ伴奏をともなうこの作品を、主役のジンチェル、優しくも嫉妬に狂うコルツァーニ 他が緊張感ある見事な歌声で聴かせます。

WALHALL


WLCD0346
(2CD)
\2000
美声と美貌で一時代を築いたグレース・ムーアのトスカ
 プッチーニ:歌劇「トスカ」
  1946年2月9日 メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
グレース・ムーア(トスカ)
ジャン・ピアース(マリオ・カヴァラドッシ)
ローレンス・ティベット(スカルピア男爵)
チェーザレ・ソデロ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
音質は、1946年の録音であることを考えれば非常に良い状態です。多くの映画にも出演し、その美声と美貌で一時代を築いたグレース・ムーアのトスカ。オールド・ファンにはたまらなく懐かしいアルバム。待望の復刻です。

WLCD0347
(3CD)
\3000
クーベリック&デル・モナコの「トロイ」
 ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」(イタリア語)
  1960年5月30日 ミラノ、スカラ座でのライヴ録音
ネル・ランキン(カサンドラ)
ジュリエッタ・シミオナート(ディド)
マリオ・デル・モナコ(アエネアス)
リーノ・プリーシ(クレブス)
アドリアーナ・ラッツァーリ(アンナ)
フィオレンツァ・コソット(アスカニウス)
ニコラ・ザッカリア(ナルバール)
ラファエル・クーベリック指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
以前、VAIレーベル 他から発売あり。※音質は良好です。デル・モナコ 他 素晴らしいキャストを集めた緊張感溢れる名演奏。待望の復刻です。

WEITBLICK


SSS0130-2
\2200→¥1990
ミケランジェリ&チェリビダッケ 夢の共演!
 「皇帝」とシューマン

(1)ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
スウェーデン放送交響楽団
「音楽の浄財II」
遂にヴェールを脱いだ!ミケランジェリ&チェリビダッケ 夢の共演!「皇帝」とシューマン放送局蔵出し音源からCD化!

(1)1969 年5 月20 日ヘルシンキ・フェスティヴァル、文化会館ライヴ(フィンランド放送提供) (2)1967 年11 月19 日ストックホルム・コンサートホールライヴ(スウェーデン放送提供)

 ついにこの日がやってまいりました!ミケランジェリとチェリビダッケという孤高の巨匠が四つに組んだ超名演、「皇帝」とシューマンのカプリングが登場です。内容は数多くのプライヴェート盤で知られるとおりの高水準ですが、音質もスウェーデン放送、フィンランド放送からの蔵出し音源で万全の体制であることは申し上げるまでもありません。
 「皇帝」は、1969 年5 月20 日のヘルシンキ・フェスティヴァルへの客演ライヴであることが特定されました。チェリビダッケがスウェーデン放送響の首席指揮者の任にあった最盛期のライヴだけに、練習がすみずみまで行き届き、「皇帝」など意外な軽やかさ、明るさ、華やかさでビックリさせられます。まるでラヴェルやドビュッシーを聴くかのような絶美の名演です。優秀なステレオ録音で「皇帝」の中の「皇帝」と申せましょう。
 シューマンは、1967 年11 月19 日の本拠地ストックホルム・コンサートホールでのライヴです。モノラルなのが惜しいところですが、リリシズム、ロマンティシズムを堪能できるのはこちらかも知れません。物思いにふけるかのようなしみじみとした風情。官能的な揺れや、気だるさすら漂う繊細な味付けは、鋭敏なセンスを誇るこのコンビならではです。
 今回は未曾有の大災害に見舞われた日本に対して、チェリビダッケ氏子息の御理解を得てのリリースとなります。この協奏曲集に加えて、ミケランジェリのフィンランドに於けるソロ・リサイタルも近々発表できるかと思います。これら2 タイトルの売上より、「音楽の浄財II」として50 万円を日本赤十字社に寄付致します。



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新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
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