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第61号
お奨め国内盤新譜(2)


2/24までの紹介分


オクタヴィア・レコード


EXCL-00079
(SACD Hybrid)
\3000
チェコ・フィル首席ファゴット奏者、ロスコヴェッツのソロアルバム!
 J.S.バッハ:<無伴奏チェロ組曲に基づく>
  組曲 第1番〜第3番(ファゴットによる)
オンジェイ・ロスコヴェッツ(ファゴット)
 驚異の無伴奏チェロ組曲ファゴット版!
 チェコ・フィルの首席ファゴット奏者のロスコヴェッツによる、バッハの無伴奏チェロ組曲の第1番から第3番のリリースです。
 同曲では、盟友でもある名ホルン奏者のラデク・バボラークによるホルン版がエクストンからリリースされ大きな話題となりました。今回はファゴットによる版で、ここでも楽器の限界を超えた技巧によってこの名曲に新しい色を添えています。プラハ郊外の教会で収録。
 名手ロスコヴェッツによる太くまろやかな響きと、随所にみられる歌心によって、この曲がファゴットの為に作曲されたのではないかと思う程の完成度を披露しています。前作に続くロスコヴェッツの秀演は必聴です。
収録:2011年10月23-25日 プラハ、ストジェショヴィツカー・エヴァンゲリオン教会にて収録

EXCL-00080
(SACD Hybrid)
\3000
都響とインバル
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
東京都交響楽団 
エリアフ・インバル(指揮)
 都響とインバルの蜜月ぶりを実感できる名演となった、2011年12月12日に東京文化会館での定期演奏会ライヴ。
 インバルの厳しく深い音楽的洞察力と創造力、そして都響の安定した実力とが相まって、極めて密度の濃い演奏内容となりました。高い集中力と張りつめた緊張感の中で奏でられるアンサンブルは、悲壮と苦悩に満ちた第1楽章から第3楽章を、息も詰まるような凝縮された演奏で聴くものの心を掴みました。
 インバルが「真の喜びを表現している」と捉える第4楽章では、インバルならではのテンポの変化、ダイナミズムの変化が自在に繰り広げられ、ダイナミックでスケールの大きな熱い演奏で駆け抜けます。随所にインバルならではの解釈がちりばめられた新たなショスタコーヴィチ・シリーズが始まります。
収録:2011年12月12日、東京文化会館にてライヴ収録


OVCL-00459
\2500
山田一雄 生誕100年周年記念
 知られざる作曲家山田和男の世界
山田和男(一雄):
 大管弦楽の為の小交響詩「若者のうたへる歌」
 交響組曲「呪縛」   もう直き春になるだらう
 日本の歌   おほむたから
 大管弦楽の為の交響的「木曾」
オーケストラ・ニッポニカ 
田中良和(指揮)
山田英津子(ソプラノ)
 2011年没後20周年、2012年生誕100周年を迎える日本の伝説的指揮者、山田一雄。あまり知られてはいませんが、山田一雄は管弦楽曲を始め、室内楽、ピアノ作品など多くの独創的な作品を残してきました。情熱的で輝かしい音楽の原点は、この作曲活動の中から生まれたものであり、このアルバムが、作曲家「山田和男(一雄)」を語る上において極めて重要な役割を担うことでしょう。
 指揮者山田一雄のマーラー演奏は有名ですが、若い頃マーラーの数少ない弟子のプリングスハイムに作曲を師事し、マーラーの交響曲を習い、「先生から直接習う、マーラーの交響曲にみられるような豊かな音たちが自由奔放に飛び交う音楽は、わたしの気質とピッタリと一致するものがあった。」とのちに語っています。以後の指揮者としての音楽は、すでにこれらの作品の中に含まれており、マーラーを思わす楽想が現れます。また、戦時中の作品も収録。肉親を戦争でなくした山田一雄の葛藤や苦悩だけでは表せない表現が込められた「おほむたから」など日本音楽史において重要な楽曲です。名テナー歌手エルンスト・ヘフリガーも歌った「もう直き春になるだらう」など重要作品を網羅しております。音楽家山田一雄の原点がこれらの作品集であり、彼の音楽への情熱や愛情が詰まっています。また、本アルバムにて指揮をする田中良和は山田一雄の弟子。見事なソプラノを聴かす山田英津子は山田一雄の娘です。このメモリアルイヤーならではのアルバムの登場です。
収録:2011年10月30日、紀尾井ホールにてライヴ収録

OVCX-00060
(2CD)
\3000
金 聖響&神奈川フィル
 マーラー:交響曲 第9番
金 聖響(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 横浜がマーラー9番に哀哭した日。金 聖響×神奈川フィル、マーラーシリーズの最高峰!
 2010年から神奈川フィルハーモニー管弦楽団と金聖響が全精力を挙げて取り組んでいるマーラー・シリーズ。
 シリーズも佳境となるなる第7弾、2011年5月に演奏された交響曲第9番は、このコンビの繊細な表現力とひたむきさが結実し、一期一会の名演となりました。
 特に第4楽章の消え入るようなppは、ライヴならではの集中力をもってマエストロに応えます。入魂のライヴ盤がついに登場です。2011年5月28日 横浜みなとみらいホールにてライヴ収録

OVCX-00065
\3000
<YSOライブ 6>
 飯森範親&山形響
  ブルックナー:交響曲 第6番 (1879-1881年 原典版)
飯森範親(指揮)
山形交響楽団
 蔵王山系の澄きった息吹のハーモニー
 約60人の編成とは思えないほど充実したブルックナーサウンドは、飯森と山響が確立したブルックナー演奏の新境地。
 過去の演奏体験から得た成果はこの第6番においてさらに深化、磨きぬかれた一点のくもりもない音楽は、大自然の澄きったっ大気と息吹を感じさせるほどの立体感と充実した音色を与えて響き渡ります。
 この編成ならではの持ち味、各声部が全て聞こえ、あえて言うならば、第6番の真の姿を始めて感じ取れることでしょう。

オクタヴィア・レコード

EXCL-00078
\3000
木野雅之&江崎昌子
 ザイツ:学生協奏曲 全5曲
 第1番 二長調 作品7 / 第2番 ト長調 作品13
 第3番 ト短調 作品12 / 第4番 二長調 作品15
 第5番 二長調 作品22
木野雅之(ヴァイオリン)
江崎昌子(ピアノ)
 木野雅之の教則本シリーズ第4弾!
 フリードリッヒ・ザイツ(Friedrich Seitz)が作曲した5曲の協奏曲は、ヴァイオリンを学ぶ者にとって必須となっている程重要であり、世界中で愛されている作品です。
この曲の持つ魅力は何といっても親しみやすいメロディーであり、どんなに難しいフレーズでも反復練習をすることにより素晴らしいテクニックが身につき、ヴァイオリンが一層好きになるところにあると思います。この5曲の中にはあまり触れたことの無い作品もあるでしょうが、CDを聴いてある程度大人になった方々にも弾いて頂き、又、演奏したことのある曲については、練習でつらかったことが思い出されると同時に懐かしさを感じてもらえれば幸いです。 (木野雅之談)
 録音:2011年11月9、10日横浜、かながわアートホールにて収録
OVCL-00457
(SACD Hybrid)
\3000
安永徹&市野あゆみ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番&第3番
安永徹(ヴァイオリン)
市野あゆみ(ピアノ)
 真のベートーヴェン像を安永徹と市野あゆみの深淵なる音楽観が描く。 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
 名コンビ安永徹・市野あゆみによるキャニオン・クラシックスよりリリースされてきたベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集が、EXTONより再リリースされます。
 今回は初出音源となる初期のヴァイオリン・ソナタが収録。長年培ってきた伝統ある真のベートーヴェンの音楽を、妥協なき解釈で表現。完璧な技術、深みのある音楽観とで、同曲の中で最高峰の演奏となっております。
 今回はSACDハイブリッド盤としてリリースです。録音:1994年 フィランドにて収録
OVCL-00458
\3000
碧のイタリア歌曲/宮本益光、アンサンブル・クラシカ
 グルック:おお、この優しい情熱の
 ベルリーニ:激しい希求、優雅な月よ、清らかな女神(「ノルマ」より)
 ドニゼッティ:一粒の涙、私は家を造りたい
 ヴェルディ:寂しい部屋で、乾杯  プッチ:地中海のアヴェマリア
 トスティ:最後の歌、夢  ガスタルドン:禁じられた歌
 デンツァ:妖精の瞳  レオンカヴァッロ:朝
 武満徹:小さな空  モーツァルト:カンツォネッタ
 (歌劇「ドン・ジョバンニ」より)
 加藤昌則/詩:宮本益光:もしも歌がなかったら
宮本益光(バリトン) 
アンサンブル・クラシカ
ロマーノ・プッチ(フルート)
ファビオ・スプルッツォラ(ギター)
イヴァーノ・ブランヴィラ(クラリネット&マンドリン)
 日本を代表するバリトン・スター宮本益光がEXTONデビュー!
 イタリアの名歌曲を歌い上げた渾身のライヴCD!
 日本を代表するオペラ歌手であり、オペラの日本語訳や執筆、教育者としてマルチな活動と人間性でファンを魅了する宮本益光のEXTONデビュー盤の登場です。当アルバムでは、「碧のイタリア歌曲」と題してイタリアの代表的な美しいメロディ溢れる歌曲をライヴ収録しました。宮本益光ののびやかで色気のある歌声が、多くのファンを虜にしてきましたが、イタリアの晴れやかな空の碧さのもと今回も存分に堪能できます。ライヴならではのエネルギーと熱気を帯びた演奏となっています。また、今回伴奏を務めるアンサンブル・クラシカは、イタリアの名門オーケストラ、ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席フルート奏者として活躍していたロマーノ・プッチが結成した室内合奏団で、フルートとギター、クラリネットまたはマンドリンで、イタリアらしいサウンドを導いています。
●宮本益光(バリトン) ●
演奏、作詞、訳詞、執筆、演出と多才ぶりを発揮する新時代のバリトン。東京藝術大学、同大学院博士課程修了。2003年『欲望という名の電車』スタンリー役で脚光を浴び、翌年の宮本亜門演出『ドン・ジョヴァンニ』標題役で衝撃的な二期会デビュー。その後も常に大舞台で活躍し、10年は3月の神奈川県民ホール・びわ湖ホール共同制作『ラ・ボエーム』、6月の新国立劇場の新作オペラ『鹿鳴館』(池辺晋一郎作曲)、11月の日生劇場『オルフェオとエウリディーチェ』に出演。「日本フィル夏休みコンサート2010」では『魔笛』をテーマにした独自企画を親子に披露した。11年1月にはイタリアからの室内合奏団アンサンブル・クラシカとのコラボにより「碧のイタリア歌曲」と題するユニークなリサイタルを開催するなど意欲的な活動が続く。「第九」や宗教曲でも読売日響、東京交響楽団、日本フィル等と共演を重ねる。今年のNHKニューイヤーオペラコンサートへも出演した。CDは「おやすみ」「あしたのうた」ほか、DVDには「宮本益光リサイタル〜日本語訳詞で聴くオペラ名場面集」。著作に『宮本益光とオペラへ行こう』(旬報社)がある。自ら作詞した歌曲の詞をまとめた詩集『もしも歌がなかったら』(セーラー出版)を発売。二期会会員。

OVCL-00461
(SACD Hybrid)
\3000
再リリース
 安永徹&市野あゆみ
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番&第5番「春」
安永徹(ヴァイオリン)
市野あゆみ(ピアノ)
 真のベートーヴェン像を安永徹と市野あゆみの深淵なる音楽観が描く。ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
 名コンビ安永徹・市野あゆみによるキャニオン・クラシックスよりリリースされてきたベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集が、EXTONより再リリースされます。今回は人気の「春」を収録した第2弾です。
 同コンビによる完璧な技術と深みのある響きに導かれて美しきベートーヴェンの世界観が広がってゆきます。 長年培ってきた伝統ある真のベートーヴェンの音楽を、今回はSACDハイブリッド盤でお楽しみ下さい。
 収録:1995年 松本
OVCT-00083
(SACD Hybrid)
\3000
粟田口 節子/
 モーツァルト:クラヴサン・ソナタ 

  ハ長調 K6 (1762-64)
   ニ長調 K7 (1763-64)
   変ロ長調 K8 (1763-64)
   ト長調 K9 (1764)
粟田口 節子(クラヴサン)
 天才モーツァルトの原点の音楽がここにある。
 厳密には「ヴァイオリン声部付クラヴサン・ソナタ」として出版された第1番から第4番のヴァイオリンソナタの鍵盤楽譜のみの演奏。当時の出版譜とオリジナルの楽譜を使用した収録です。
 粟田口は以前、同曲集をヴァイオリン付きのCDを収録しているが今回はオブリガート無しの、クラヴサン・ソナタとしての収録。幼少モーツァルト、1763年-1766年 (7−10歳) パリ・ロンドン旅行の際にパリで作曲、出版されたこれらの楽曲。すでに天才の片鱗を感じさせる完成された姿の作品を、粟田口が当時のフランス様式の楽器を使用して好演しています。2011年9月13-15日 コピスみよしにて収録

● 粟田口節子 (クラヴサン) ●
チェンバロをウィーン国立音楽大学チェンバロ科でイゾルデ・アールグリムに師事。その後、アムステルダム・スヴェーリンク音楽院で国際ロータリー財団奨学生としてトン・コープマンに師事、通奏低音をヴェロニカ・ハンペに師事する。 チェンバロの手ほどきから師事した西川清子と《バッハ/2台のチェンバロのための協奏曲》演奏会で共演。また《浦川宜也ヴァイオリンリサイタル》でバッハ'ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ'を共演する。バッハ作品によるチェンバロソロリサイタル、モーツァルト初期クラヴィーア曲によるチェンバロリサイタルなどソロ、室内楽で幅広く活動している。またフォルテピアノを小川京子に師事しモーツァルトのクラヴィーア曲の演奏法を学ぶ。現在、宮城教育大学非常勤講師。

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28247
\2940
吉松 隆:ヴィネット/河村泰子
吉松 隆:
 6つのヴィネット Op.105(2008/2011)
  浮遊性アンダンテ、  時のロマンス、  鳥のカプリチオ
  水晶のアニマ、  午後のバガテル、  指向性アレグロ
 4つのロマンス─ヴィヨンの妻より(2008)
  ヴィヨンの妻、  憂鬱なワルツ、
  たんぽぽの花一輪、  桜桃とたんぽぽ
 青い神話(1970)
  小さな前奏曲、  幻想円舞曲、  午後の妖精
  小川に寄せて、  月夜のワルツ
 タピオラ幻景
 ─左手のピアノのための Op.92(2004)
  光のヴィネット、  森のジーグ、  水のパヴァーヌ
  鳥たちのコンマ、  風のトッカータ
 2つのアヴェ・マリア(2004)
  1 カッチーニのアヴェ・マリア  (編曲:吉松 隆)
  2 シューベルトのアヴェ・マリア  (編曲:田部京子/吉松 隆)
河村泰子(ピアノ)
 吉松隆が河村泰子のために書き下ろした「6つのヴィネット」をメインに、ピアノ用に再構成された映画「ヴィヨンの妻」からの「4つのロマンス」、吉松が17歳の時に書いた小さな組曲「青い神話」、左手のための作品「タピオラ幻景」、そして静かに夢のように流れる2つの「アヴェ・マリア」。ピアノを通して広がる「吉松隆ワールド」は、どこまでも美しく、儚く、優しさに満ちた音楽の世界。心癒されます。録音:2011年7月/埼玉
●河村泰子(ピアノ)
 芦屋市在住。金澤見早子、E.Ulmer、池田洋子の各氏に師事。神戸女学院大学音楽学部ピアノ科卒業。同大学にてハンナ・ギューリック・スエヒロ奨学賞を受賞。神戸女学院大学定期演奏会にてソリストとして選ばれる。 アメリカにてデュオ・コンサートを開催、「サマー・ミュージック・フェスティバル大阪」など、ソロ・室内楽・伴奏などで多くの演奏会に出演する他、コンサート企画やCM、学校や施設への訪問演奏、バレエ・ピアニストなど幅広く活動を展開している。吉松 隆 作品の演奏をライフワークとし、2006年より「吉松 隆 作品シリーズ」をスタート、多くのメディアで絶賛された。 2008年9月、カメラータ・トウキョウから初のCD「吉松 隆:アトム・ハーツ・クラブ」をリリース。同年10月には宝塚ベガ・ホールにて手塚治虫生誕80周年記念事業「河村泰子とアトム・ハーツの仲間たち」を開催するなど、意欲的な演奏活動を続けている。
CMCD-28250
\2940
ロマンティック・フルート・トリオ
  C.シューマン:三重奏曲 ト短調 作品17(原曲:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品17)
 F.ショパン:三重奏曲 ト短調 作品8(原曲:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品8)
 F.ヘンゼル=メンデルスゾーン:三重奏曲 ニ短調 作品11
 (原曲:ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品11)
  [フルート編曲:ギゼラ・マシャエキ=ベア]
ギゼラ・マシャエキ=ベア(フルート)
ラファエル・フリーダー(チェロ)
森 美加(ピアノ)
 クララ・シューマンとファニー・メンデルスゾーン。ともに19世紀に生き、ロマン派の音楽界に華を添えた女性作曲家たちです。優れたピアニスト・作曲家として活躍をしたクララ・シューマン、秀作を残したメンデルスゾーンの姉ファニー。歌うように流れる旋律、巧みな作曲技法、そして女性らしい繊細な音楽描写など、いずれも魅力にあふれた作品です。ショパンのトリオも同時に収録し、ウィーン音楽界で今活躍する3人の演奏家たちが、ロマンティックな3つのフルート・トリオを19世紀ロマン派の薫り高く、鮮やかに奏でます。
●ラファエル・フリーダー(チェロ)
 ウィーン生まれ。1968年からウィーン音楽院でリヒャルト・マツーシュカに師事し1979年に卒業。ジュネーヴでピエール・フルニエ、ベルリンのカラヤン・アカデミーでエーバーハルト・フィンケに師事。1973年、オーストリアで開かれた若い音楽家のためのコンクールで1位を獲得。1979年にはジュネーヴ国際音楽コンクールで銅メダルを獲得。1985〜90年にウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のソロ奏者として活躍、1990年以降はウィーン国立歌劇場管弦楽団、1993年以降はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に所属し、1996年に首席奏者となった。
●森 美加(ピアノ)
 東京芸術大学附属音楽高校を経て、同大学卒業。その後ウィーン国立音楽大学にてハインツ・メディモレック教授に師事。教授全員一致の最優秀にて卒業。在学中より数々のコンサートに出演し、カーネギー・リサイタルホール、ウィーン・コンツェルトハウス、楽友協会ブラームスザール、東京文化会館等、内外著名ホールにてリサイタル及び、室内楽演奏会を精力的に行なう。1989年より、草津国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに出演。数々の世界的奏者との共演を重ね、常に高い評価を得ている。ウィーン国立音楽大学伴奏専任講師。
CPCD-38002
\2500
アトム・ハーツ・クラブ・カルテット(仮)/マリンバカルテット“TONES”
 パガニーニの主題による変奏曲(小菅しほり 作曲)
 エレクトリック・グラス(クラウス・ディーター・ツィンマー 作曲)
 アトム・ハーツ・クラブ・カルテット(吉松 隆 作曲)
 オーシャンゼリゼ(片岡寛晶 編曲)
 「カルメン」組曲より(ジョルジュ・ビゼー 作曲/細谷晋 編曲)
 チャールダーシュ(ヴィットーリオ・モンティ 作曲/片岡寛晶 編曲)
 この道(山田耕筰 作曲/片岡寛晶 編曲)
マリンバカルテット“TONES”
木村奏子/木村大介
小畑寛/平野有希子
 新たなレパートリーの開拓など、マリンバカルテットの可能性を追求する若手4人からなるマリンバカルテット“TONES”のデビュー盤。マリンバ4台で奏でる吉松隆作曲の弦楽四重奏曲、アトム・ハーツ・クラブ・カルテットや、打楽器奏者にはお馴染みのツィンマー:エレクトリック・グラスからクラシックの名曲まで、マリンバカルテットの魅力あふれるアルバムです。
●マリンバカルテット“TONES”
 2006年、木村奏子、木村大介、小畑寛、平野有希子の4人によりマリンバ中心の打楽器アンサンブルグループとして結成。リサイタル公演、子供たちへの音楽鑑賞会、全国各地のイベントなど様々な場所で演奏活動を行う。また、マリンバカルテットの可能性を広げるべく作曲家への委嘱、新たな編曲作品にも力を入れている。
CDT-1088
\2500
リヒャルト・シュトラウス、ドヴォルジャーク:歌曲集/川島幸子
 R.シュトラウス:
  おとめの花 作品22
   矢車菊/ けしの花
   きづた/ 睡蓮
 ブレンターノの詩による6つの歌 作品68
  夜に/ 私は花束を編みたかった
  そよげ、愛らしいミルテよ
  あなたの歌が私の心に響くとき
  アモール(愛の神)/ 女たちの歌
 A.ドヴォルジャーク:
  ジプシーの歌 作品55
   私の歌が鳴り響く
   さあ聞けよトライアングルを
   森は静まり
   わが母の教えたまえし歌
   弦を整えて
   軽い亜麻の服を着て
   鷹は高い岩山に巣をつくり
川島幸子(ソプラノ)
川島基(ピアノ)
 リヒャルト・シュトラウス『おとめの花』全4曲、『ブレンターノの詩による6つの歌』全6曲、そしてドヴォルジャークの名曲「わが母の教えたまえし歌」を含む歌曲集『ジプシーの歌』全7曲を収録。ヨーロッパで“クリスタル・ヴォイス”と賞賛された流麗な歌声と完璧なテクニックで、リヒャルト・シュトラウスとドヴォルジャークの世界を見事に表現した、ベルリン在住のソプラノ・川島幸子待望のデビュー・アルバムです。
●川島幸子(ソプラノ)
 神戸市生まれ。4歳からピアノを始める。東京音楽大学ピアノ科卒業後、声楽に転向し渡独。ドイツ国立ワイマール“フランツ・リスト”音楽大学声楽科に入学。2005年同大学オペラ科首席卒業、ディプロム取得。2008年同大学大学院、およびKonzertexamen課程を首席で修了、ドイツ国家演奏家資格取得。2008年よりベルリンで演奏活動を開始。2002年、第12回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門にて日本人としてただ一人のセミファイナリストとなる。2004年、第10回R.ザンドナイ国際オペラコンクールにて入賞、R.ザンドナイ特別賞受賞。V.フルバ=フライベルガー、J.カウフマン、高橋啓三、水野賢司、L.ベッツェルの各氏に師事。

カメラータ・トウキョウ

   

最深!!  だれも知らない? クラシック】作曲家編

 これまで『カメラータ』レーベルでは、音楽史に埋もれた知られざる作品に光をあて、積極的に録音してきました。このたび、このような作品をより多くの方々に聴いていただきたく、『最深!! 〜だれも知らない? クラシック』と題してシリーズ化し、その素晴らしさを改めてご紹介していきます。今回はその『作曲家編』として、レスラー、グリュンフェルトの作品を収めたアルバムが登場。みなさまをクラシックの『深み』へとお誘いします!

CMCD-28249
\2940
グリュンフェルト:ピアノ作品集 Ⅱ/ドリス・アダム
アルフレッド・グリュンフェルト:
 コンサート用ポルカ
 第1番 変イ長調
 第2番 ホ長調
 第3番 ヘ長調
 第4番 変イ長調
 第5番 ヘ長調
 スケルツォ・カプリース イ短調 作品50-2
 マズルカ ヘ長調
 セレナード 第2番 ロ長調 作品34
 間奏曲 ヘ長調
 憂鬱なワルツ 嬰ヘ短調 作品53-3
 ディナー・ワルツ 変ホ長調
 ガヴォット 変ホ長調 作品32
 ダンス・アラベスク 変イ長調 作品41-5
 ロマンス 変ニ長調 作品42-1
 マズルカ第3番 ヘ短調 作品17
 ダンス・カプリース 変イ長調 作品46
ドリス・アダム(ピアノ)
 あらゆる芸術の爛熟期を迎えた19世紀末ウィーン。当時、ヴァイオリンのフリッツ・クライスラーと肩を並べるほどの名声を博したコンポーザー・ピアニストがアルフレッド・グリュンフェルトです。ヴィルトゥオーゾ的要素と繊細で詩的な旋律が魅力的なその音楽は、「最もウィーンらしい作品」と当時は大絶賛されていました。第三帝国の誕生とともに、ユダヤ人であったグリュンフェルトの作品は上演禁止となり、そのまま忘却のかなたへと葬られていました。ウィーンを中心に活躍するピアニスト、ドリス・アダムの華麗な演奏で蘇る、好評のグリュンフェルト・シリーズ第3弾が遂に完成しました。
●ドリス・アダム(ピアノ):
 ウィーンに生まれ、6歳で最初のピアノ教育をレナーテ・クラマー=プライゼンハマーから受けた。ウィーン音楽大学でハインツ・メジモレックに師事。オーケストラとの初共演は8歳の時、ウィーンで行なった。1986年、ルドルフ・ハインダー・コンクール優勝。1987年、ベーゼンドルファー奨学金取得。1989年、国際クララ・ハスキル・コンクール決勝出場。1992年、オーストリア学研大臣評価賞。1993年、ベーゼンドルファー・コンクール優勝。1994年、バーデン市芸術功労者特別賞。 ウィーン、ロンドン、プラハ、ミラノ、ニューヨーク、東京など世界の主要都市で演奏。客演したオーケストラはウィーン室内管弦楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、バーゼル交響楽団、フランダース交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ロイヤル・リヴァプール交響楽団など。共演指揮者はヴァルター・ヴェラー、アルフレッド・エシュヴェ、マンフレッド・ホーネック、ベルンハルト・クレー、ギュンター・ノイホルト、ウリエル・セガル、アンドレアス・シュテーアなど。1986年以来、ヴァイオリニストの姉カリーン・アダムとデュオを組む。カメラータ・トウキョウで多数録音を行っている。

CMCD-28251
\2940
リヒャルト・レスラー:室内楽作品集
 ピアノ三重奏曲 変イ長調
 ヴァイオリン・ソナタ ト長調 作品20
 ロマンス─ヴァイオリンとピアノのための 作品2
 ロマンス─ヴァイオリンとピアノのための 変ホ長調
 幼い娘のための小さなアルバムの綴り ト長調
アレクサンダー・レスラー(ピアノ)
カリーン・アダム(ヴァイオリン)
オトマール・ミュラー(チェロ)
 作曲家であり、ピアニスト、オルガニストそして音楽教育者でもあったリヒャルト・レスラー。彼の子孫でありピアニストとしてヨーロッパを中心活躍するアレクサンダー・レスラーの手により、祖父リヒャルトの名曲が蘇りました。今日まで人目に触れ-ることがなかったレスラーの作品を主要楽器別に並べ、全4巻(予定)のアルバムに収めます。第1弾となる本アルバムでは、ヴァイオリン作品を中心にセレクト。ウィーンらしい歌心と確かなテクニックで定評のあるヴァイオリニスト、カリーン・アダムと、ソリスト、室内楽で活躍するチェリストのオトマール・ミュラーを迎え、アレクサンダー・レスラーが亡き祖父の名曲を情感たっぷりに演奏します。
●アレクサンダー・レスラー(ピアノ):
 アレクサンダー・レスラーは、リヒャルト・レスラーを祖父に持ち、シュトゥットガルト、ミュンヘン、リューベックでユルゲン・ウーデ、カール・ハインツ・ディール、ローラント・ケラーに付いて学んだ後、演奏家コースの学位課程を優等で修了した。また、フィレンツェでマリア・ティーポに師事し、ロシア出身のピアニスト、スタニスラフ・ネイガウスと集中的にコラボレーションを行ったことも、レスラーの芸術的研鑽に重要な価値をもたらした。国際的なコンサート出演暦は1973年に始まった。ソロ演奏のレパートリーは幅広く、ブラームスとヤナーチェクの全作品のほか、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、シマノフスキの作品にも特に重点を置いている。1982年には、シマノフスキ作品を取り上げたピアノ・リサイタルの功績を評した「シマノフスキ・メモリアル・メダル」をポーランドで受賞した。
 レスラーによる他の芸術的探求は数多くのラジオ録音に残されており、クレメンティ、ショパン、ブラームス、シマノフスキ、リヒャルト・レスラーなどの作品がある。また、シューマン、シューベルト、ブラームス、ヤナーチェクの作品を演奏したCDも録音してきた。室内楽の分野では、ベートーヴェンとブラームスの全作品を取り上げ、多数の著名ソロ演奏者と競演してきた。さらに、「ソロプラス」アンサンブルのピアニストを務めたほか、ウィーンでは「20世紀アンサンブル」とのコラボレーションも行った。レスラーは、フォルテピアノの演奏に深くかかわる一方で、ブルース、ロック、および自由な即興のスキルも持ち合わせており、驚くほどの多彩性を発揮している。音楽家としてのキャリアのほかには、ウィーン国立音楽演劇大学でピアノ科教授としても活躍。さらに、ヨーロッパとアジア各地でピアニストのための国際的なマスタークラスを教えている。アレクサンダー・レスラーは、過去何年にもわたってリヒャルト・レスラーの作品を積極的に演奏し、自身の演奏会プログラムでも何度となく取り上げてきた。1980年には、ラジオ局「自由ベルリン放送」で リヒャルト・レスラーのピアノ・ソナタ(遺作)を初演した。

ALM/コジマ録音


ALCD-91
\2940
南聡作品集「昼」
[1]-[7] 《昼 VII / ほとんど協奏的ソナタ》 Op. 58 (1992/93/97/2010)
 [1] Section A
 [2] Section B
 [3] Section C
 [4] Section D
 [5] Section E
 [6] Section F
 [7] Section G
夏田昌和(指揮)
木ノ脇道元(1stフルート)
鈴木茜(2ndフルート)
是澤悠(オーボエ)
鈴木生子(クラリネット)
神田佳子(パーカッション)
大須賀かおり(ピアノ)
甲斐史子(ヴァイオリン)
藤原歌花(ヴィオラ)
竹本聖子(チェロ)
佐藤洋嗣(コントラバス)
[8]-[11] 《日本製ロッシニョール》 Op. 29 (1994)
 [8] プロローゴ
 [9] セレナータ
 [10] テンポ・デ・マルチァ
 [11] エピローゴ
夏田昌和(指揮)
木ノ脇道元(フルート)
是澤悠(オーボエ)
鈴木生子(クラリネット)
大須賀かおり(ピアノ)
松尾俊介(ギター)
神田佳子(パーカッション)
花田和加子(ヴァイオリン)
竹本聖子(チェロ)
[12] 《異議申し立て》 反復と位相に関する2台のピアノのための協奏曲:
石井眞木の思い出に Op. 57(2003/10)
松永加也子(1stピアノ)
二宮英美歌(2ndピアノ)
 緻密な語法によって意外性に満ちた音世界を構築する作曲家・南聡(みなみさとし、1955-)による、ALMからは2枚目となる作品集。ウェッセルマンらのポップアートに影響を受けたネガとポジの概念によって展開された作品を集めた本作では、相反する一対が異なる次元で絡み合い、音楽は多様な運動体を構築する。当盤のために新たに録音された2曲?1992年以来シリーズ作品として再作曲(レコンポジション)されてきた40分近い大作《昼VII》と、オペラ「夜うぐいす」を作曲したストラヴィンスキーへのオマージュとして構想された《日本製ロッシニョール》?のほか、石井眞木への追悼の思いをこめた2台ピアノによる《意義申し立て》の計3作品を収録。
録音:三鷹市文化センター 2011年10月13日 [1]-[11]札幌ザ・ルーテルホール 2011年5月6日 [12]

ALM/コジマ録音


ALCD-1127
¥2940
ハルモニア・インヴェントゥール/武久源造
 未来系バッハへの道【J. S. バッハ:協奏曲集 IV】
 [1] 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より
  プレリュード [鍵盤編曲:武久源造]
 [2]-[4] チェンバロ協奏曲 へ長調 BWV1057
 [5]-[7] チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV1058
 [8]-[10] チェンバロ、フルート、ヴァイオリンのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044
 [11]-[13] 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV1061a
  [編曲:山口眞理子・武久源造]
ハルモニア・インヴェントゥール
武久源造[フォルテピアノ/指揮]
飯塚直子・高橋明日香[リコーダー]
砂山佳美[フラウト・トラヴェルソ]
桐山建志[バロック・ヴァイオリン]
山口眞理子[ペダル・チェンバロ] 
山内彩香・山口眞理子[バロック・ヴァイオリン] 田中千尋[バロック・ヴィオラ]
高橋弘治[バロック・チェロ]
諸岡典経[ヴィオローネ]
 晩年、新たな鍵盤楽器に取組み、未来へとつながる音楽表現を追い求めたバッハ。当盤ではチェンバロ協奏曲を最初期のピアノであるジルバーマン・フォルテピアノで演奏し、ピアノへの過渡期に生きたバッハのメッセージに迫る。また、ペダル・チェンバロとジルバーマン・ピアノの共演による「2台のチェンバロのための協奏曲」は世界初の画期的な試みである。バッハの未来に生きる武久源造と気鋭の若手アーティストによるグループ「ハルモニア・インヴェントゥール」の挑戦ここにあり。
録音:2011年8月16-18日三鷹市芸術文化センター

ALCD-9112
¥2625
モーツァルト ピアノ・ソナタ集 Vol.3
 [1]-[9] C. E. グラーフのオランダ歌曲「われは勝てり」による
  8つの変奏曲 ト長調 KV24 (Anh. 208)
 [10]-[12] ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 KV279 (189d)
 [13]-[15] ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 KV545
 [16] 幻想曲 ハ短調 KV475
 [17]-[19] ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV457
 [20] グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調KV356 (617a)
友田恭子(ピアノ)
 デュオや室内楽のほか後進の指導にも熱心にあたるなど幅広く活動するピアニスト友田恭子(ともだやすこ)のモーツァルト ピアノ・ソナタ集第3弾。一連のクラヴィーア・ソナタの皮切りとなった第1番や後期の優雅な名作である第14番、第16番に加えて、モーツァルトの天性の愛らしさが光る変奏曲やアダージョを収録。清冽なタッチから紡ぎ出されるフレーズには慈しむような優しさと、聴く者に音楽の愉しみを満喫させる多感な躍動が息づいている。
録音:2011年1月4-6日 彩の国さいたま芸術劇場

ALCD-9113
¥2940
綿村松輝作品集[・・・Svaha(娑婆訶)]
 [1] 弦楽四重奏のための「・・・Svaha(娑婆訶)II」(2010)
 ピアノのためのプレリュード (2001-2010)
  [2] 樹海
  [3] 雨に
  [4] 樹の譜
 フルートのための「森の譜 Ⅰ・Ⅱ」(2009)
  [5] Ⅰ
  [6] Ⅱ
 [7] チェロとピアノのための「・・・Svaha(娑婆訶)」(2009)
 [8] ピアノのための「散華」(2011)
 [9] 弦楽四重奏のための「Samjna Ⅱ」(2009)
松田拓之(ヴァイオリン)[1], [9]
三又治彦(ヴァイオリン)[1], [9]
村松 龍(ヴィオラ)[1], [9]
海野幹雄(チェロ)[1], [7], [9]
大竹紀子(ピアノ)[2], [3], [4], [8]
田村由里(フルート)[5], [6]
海野春絵(ピアノ)[7]
 日本大学藝術学部で教授を務め、様々なプロジェクトを通して宇宙的な自然への深い眼差しを向けながら作品を創り出している作曲家 綿村松輝(わたむらまつき)の作品集。2009年から2010年にかけて作曲された作品を中心に、ピアノ・ソロやフルート・ソロ、弦楽四重奏などによる室内楽を収録。仏教の経典に由来する「Svaha(=娑婆訶)」の思想を底流に置いた静謐な音響には、綿村が創作の原点として追求し続ける自然への回帰が息づき、やがて自然に還る余韻が残る。
録音: 2011年8月24日 日本大学芸術学部音楽学科小ホール  2011年8月31日 ルーテル市ヶ谷ホール 2011年9月24日 BC Studio

ALM/コジマ録音



ALCD-1129
¥2940
メンデルスゾーン オルガン作品集
 〜スイス・ポラントリュイのアーレント・オルガンⅢ〜
フェリックス・メンデルスゾーン:
 [1]-[2] 前奏曲とフーガ ハ短調op.37 Nr.1 MWV W21, 18
 [3]-[4] 前奏曲とフーガ ト長調op.37 Nr.2 MWV W22, 20
 [5]-[6] 前奏曲とフーガ ニ短調 op.37 Nr.3 MWV W23, 13
 [7] アンダンテ ニ長調 MWV W32
 [8] アレグロ ニ短調 MWV W33
 [9]-[11] オルガン・ソナタ第5番 ニ長調op.65-5 MWV W60
 [12]-[15] オルガン・ソナタ第1番 ヘ短調op.65-1 MWV W56
椎名雄一郎(オルガン)
 レコード芸術特選盤となった「新発見!バッハのオルガン芸術」(ALCD-1122)から1年。バッハも演奏したジルバーマン製オルガンをモデルとする現代の名器、スイス・ポラントリュイのアーレント・オルガンを使用したアルバムの第3弾として、ヨーロッパでも評価の高いオルガニスト椎名雄一郎が新たに世に問うのはメンデルスゾーンのオルガン作品集。生前にはオルガンの名手としても名を馳せていた大作曲家が残した61曲ものオルガン作品から選ばれた、オルガン・ソナタ第1番と第5番など7曲を収めた当盤は、荘厳にしてかつ繊細さを併せ持つメンデルスゾーンのオルガン作品の世界を見事に描き出している。
 録音:旧イエズイーテン教会(スイス・ポラントリュイ) 2008年12月26-28日

ALCD-9115
\2625
ルクレール 2つのヴァイオリンのためのソナタ集
ジャン=マリー・ルクレール:
 2つのヴァイオリンのためのソナタ集 第1巻 作品3 (1730)
 [1]-[3] ソナタ第1番 ト長調
 [4]-[6] ソナタ第2番 イ長調
 [7]-[9] ソナタ第3番 ハ長調
 [10]-[12] ソナタ第4番 ヘ長調
 [13]-[15] ソナタ第5番 ホ短調
 [16]-[18] ソナタ第6番 ニ長調
長岡聡季 & 長岡秀子(ヴァイオリン)
 ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)による2つのヴァイオリンのためのソナタ集第1巻の全曲録音。飾り紐職人やバレエダンサーの経歴を持ち、ヴァイオリン奏者としてもヨーロッパ中で名声を博したバロック期フランスの異色作曲家が作品に織り込んだ創意工夫を、親密で息の合ったアンサンブルで奏でるのは長岡聡季・秀子の親子デュオ。若手実力派奏者としてモダン・古楽の両分野で活躍する息子・聡季が6歳の頃から現在まで長年続く熟練のアンサンブルが、2つの同属楽器ならではの融和と対比を鮮やかに聴かせる。
 録音:三鷹市芸術文化センター 2011年2月10、15日

ALCD-9119
¥2940
谷中 優 電子・コンピュータ音楽作品集
谷中優(たになかすぐる、1947-):
 [1] Soundscape 2010 for Computer (2011)
 [2] Landscape 1999 Ver.3 for Computer and Live Performance (2001)
 [3] Time and Space for Computer (2006)
 [4] Performance 2008 Ver.2 for Computer (2008)
 [5] Performance 1997 for Computer (1997)
 [6] Space IV for Computer (1994)
 [7] The sea of virtual space 2000 for Computer with Video (2000) [Sound-track version]
声明:
野口正徳(神国寺住職) [4], [5]
 ガウデアムス国際作曲コンクールでの2回の入選(1977,1980)以来、音によって独自の「風景」を描いてきた作曲家・谷中優(たになかすぐる)の電子・コンピュータ音楽作品集。1994年から2011年までに作曲された7作品は、電子・コンピュータによって初めて実現可能な、時間と空間の音響彫刻を構築する。楽音や電子音の他、自然音や生活環境音などの具体音によって、聴き手に豊かな視覚的・聴覚的インスピレーションをもたらす音響伽藍。土屋文化振興財団助成CD

谷中優(作曲):
1947年生まれ。東京音楽大学作曲科卒。南弘明、湯浅譲二両氏に師事。1977、
1980年ガウデアムス国際作曲コンクール入選(オランダ)。1989年日本玩具文化財団最優秀論文賞(創造的音楽教育論)。1993年土屋文化振興財団賞(創造的音楽教育・
作曲活動に対して)。1995年ローランド芸術文化振興財団賞(助成)等受賞多数。
現在金沢星稜大学人間科学部教授。

マイスター・ミュージック


MM 2107
\3060
ロマンツァ・パテティーカ 〜コントラバス作品集〜
 G. ボッテジーニ:アレグレット・カプリチオ
 G. ボッテジーニ:ロマンツァ・パテティーカ(メロディー)
 G. ボッテジーニ:カプリチオ・ディ・ブラヴーラ
 飯島 俊成:小組曲
 田村 徹:独奏コントラバスのための3つの九州民謡(2009)
 大島ミチル:Cell division(細胞分裂)新作初演
深澤 功(コントラバス)
藤本 史子 ピアノ
全てオリジナル作品! 超ベテラン・コントラバス奏者、注目の1枚
 コントラバスのパガニーニと称される奇才ボッテジーニの名曲に、邦人作曲家による委嘱作が3曲という目を惹くプログラム、加えて、楽器は1730年製の名器ガリアーノ。多方面で活躍し、全国に多くのファンを獲得しているコントラバス界の重鎮、深澤功による九州交響楽団在籍25周年を記念する、注目のソロ・アルバムです。

MM 2108
\3060
ギフト 〜サクソフォン四重奏のための小品集〜
 もろびとこぞりて〜樅の木
 C. ドビュッシー:2つのアラベスク第1番
 J. イベール:物語より 第1曲 金の亀の番人
 J. イベール:物語より 第4曲 浮気娘
 J. イベール:物語より 第7曲 バホ・ラ・メーサ 
 S. ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 D. ドルフ:速歩き
 D. ドルフ:
  タンゴは4人で
  「焚き火」の主題による変奏曲
 E. サティ:ジムノペディ第1番
 E. サティ:ジュ・トゥ・ヴ
 C. ドビュッシー:サラバンド
 S. ランサン:アンテルメド I
 S. ランサン:ロンド・カプリス
 J. ウィリアムズ:カンティナバンド
 A.C. ジョビン:ウェーヴ
 田中 洋太:アンブレラ
 C. ウィリアムス&T. モンク:ラウンド・ミッドナイ
 ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス
アルモ・サクソフォン・クァルテット
中村 均一 ソプラノ・サクソフォン
遠藤 朱実 アルト・サクソフォン
松雪 明 テナー・サクソフォン
栃尾 克樹バリトン・サクソフォン
サクソフォン四重奏では珍しい小品集
 美しい響きと緻密なアンサンブルに定評が有り、ロングセラーを続けるアルモ・サクソフォン・クァルテットのシリーズから、『ギフト』がリマスタリングにより音質が向上してリニューアル。サクソフォン四重奏では珍しい小品による構成で、ドルフやランサンといった録音希少なオリジナル作品も収録した興味深いプログラム。
MH 2109
\3060
海の嵐〜ヴィヴァルディ/江崎浩司編曲:リコーダー協奏曲集
 協奏曲ヘ長調「海の嵐」Op.10 No.1 RV.433
 協奏曲ト短調「夜」 Op.10 No.2 RV.439
 協奏曲ニ長調「ごしきひわ」Op.10 No.3 RV.438
 協奏曲ト長調 Op.10 No.4 RV.435 〕
 リコーダーと2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV.108
 ソナタ第6番 ト短調 RV.58「忠実な羊飼い」Op.13
江崎浩司(リコーダー)
宮崎容子(1stVn)
廣海史帆(2ndVn)
深沢美奈(Va)
西澤央子(Vc)
中村恵美(Cemb)
即興性と色彩感に富んだ演奏で、バロックの醍醐味を存分に楽しませてくれる古楽界のスター、江崎浩司が、今回はなんと、ヴィヴァルディの三大フルート協奏曲をリコーダーで披露!室内協奏曲版に基づいて、フルート協奏曲として完成させた録音は初めて。フルートでもトラヴェルソでも無い、繊細かつ鮮やかな演奏は一聴です。
MM 2110
\3060
小林道夫の芸術 VII
 J.S.バッハ:
  ヴィヴァルディの調和の霊感 Op.3 No.3による協奏曲 ヘ長調 BWV.978
  初心者のための6つの小前奏曲 BWV.933-938
  小前奏曲集BWV.924-928、930
   (ヴィルヘルム・フリーデマンの楽譜帳より)
  小前奏曲集BWV.939-943、999
   (J.P.ケルナーの楽譜帳より)
  4つのデュエットBWV.802-805
   (クラヴィーア練習曲集III ドイツ・オルガン・ミサより)
  前奏曲とフゲッタBWV.899-902
   (平均律第2巻の習作)
  パルティータ ト短調BWV.929
  (フリーデマンの音楽帳より)
 テレマン:組曲 イ長調BWV.824
  (フリーデマンの音楽帳より)
小林道夫(Cemb)
バッハの重要作品でありながら、まとまってレコーディングされていなかった「小前奏曲集」が待望のお目見え!
「平均律」のスケッチともいえる作品や、ヴィヴァルディの作品にテーマをとった協奏曲なだ、興味深い選曲はバロックの巨匠ならでは。持ち味の、知的で洗練された演奏で聴かせます。特に学習者には重要となる1枚。

フォンテック


『フォー・コーナーズ!』 ベルリン・フィルハーモニー・ホルン・クァルテット
FOCD9542
\2800
ベルリン・フィルハーモニー・ホルン・カルテット/ フォー・コーナーズ!
 ベスト・オブ・ザ・ウェスト(名作西部劇より)
 オールマン・リバー
 ベサメ・ムーチョ
 コンドルは飛んでいく
 アリア・カンティレーナ(ブラジル風バッハ 第5番 第1楽章)
 粉屋の踊り(「三角帽子」より)
 パリの空の下
 フォー・コーナーズ(イギリス各地の民謡より)
 アニトラの踊り
 ソルヴェイグの歌
 山の魔王の宮殿にて
 ピツィカート・ポルカ
 フニクリ・フニクラ
 誰も寝てはならぬ
 カリンカ
 ライオンは寝ている
 ワンタン・ホルンズ(チャイニーズ・キッチン・ドリームズ)
 ずいずいずっころばし
 東京地下鉄ポルカ(または「西高島平」)
 ワルチング・マチルダ
 ブラームスの子守唄
  (録音:2011年 ベルリン・フィルハーモニー 室内楽ホール)
ベルリン・フィルハーモニー・ホルン・カルテット:
シュテファン・ドール
ファーガス・マックウィリアム
クラウス・ヴァレンドルフ
サラ・ウィリス
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ホルン・セクションより)
 オーケストラ界の世界最高峰、ベルリン・フィル。そのホルン・セクションの選抜メンバー4人から、世界旅行への招待状が届きました。
 アメリカ西部を皮切りに、南米、ヨーロッパ、ロシア、アフリカ、アジア、そしてオーストラリアを経てドイツに戻る、世界一周の音絵巻。その世界最強のテクニック・アンサンブル能力を駆使し、時にはおふざけまでこなしてしまう贅の尽くしよう。日本びいきの彼ららしく、日本にまつわる曲が2曲入っているあたりも、嬉しいポイントです。



旧譜から

FONTEC
国内盤
FOCD9320
\2800
オペラ!/ベルリン・フィル 8人のホルン奏者たち
 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より
 フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」ファンタジー
 ヴェルディ:歌劇「椿姫」 第1幕への前奏曲
 ワーグナー:「トリスタン」ファンタジー
 ビゼー:「カルメン」組曲
 バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」より
ベルリン・フィル 8人のホルン奏者たち
 サラ・ウィリス/
 ラデク・バボラーク/
 シュテファン・ドール/
 ノルベルト・ハウプトマン/
 シュテファン・ドゥ・ルヴァル・イェジエルスキ/
 ゲオルク・シュレッケンベルガー/
 ファーガス・マックウィリアム/
 クラウス・ヴァレンドルフ
録音:2006年3月 ベルリン・フィルハーモニー 室内楽ホール
 タイトルは「OPERA!」。
 世界最高峰オーケストラのホルン・セクションがそのまま独立したアンサンブルをなす「ベルリン・フィル 8人のホルン奏者たち」の演奏である。
 その演奏水準は言うまでもなく、他に類を見ない演奏形態という点においても、極めて特異な存在と言える。1942年生まれのハウプトマンから76年生まれのバボラークまで、各世代を代表する現役フィルハーモニカーたちによる、世界最高のホルン・アンサンブル。
 そんな世界最高の8人のホルン奏者が繰り広げるホルン八重奏の超絶技巧。有名オペラを縦横無尽にアレンジして楽しませてくれる。
 好敵手ウィーン・フィルのストランスキー編曲による「ヘンゼルとグレーテル」ではなんとも幻想的で優雅な音楽を聴かせてくれ、ヴァレンドルフのアレンジによる「魔弾の射手」では乙女の民謡がいつの間にかシューベルトの「ます」に変容したりと楽しいことこの上ない。
 最後の「ウエスト・サイド・ストーリー」が一番楽しんでる風があるが、終了後なんと10分近くも隠しトラックがあってびっくり!下記サラのアルバムもそうだったが、ここでもサービス満点で楽しませてくれる。
Sarah Willis - Trio!, CD
直輸入盤
GAMTRIO!
\3200→¥2990
トリオ!
 ブラームス:ホルン三重奏曲
 デュヴェルノワ FREDERIC NICOLAS DUVERNOY (1765-1838):ホルン三重奏曲 第1番
 モーツァルト(エルンスト・ナウマン編):
  ホルン三重奏曲 (原曲/ホルン五重奏曲(K.407))
サラ・ウィリス(ホルン)、
コーデリア・ヘーファー(ピアノ)、
町田琴和(ヴァイオリン)
 女性ばかりのホルン三重奏曲集。そして主役のホルンが、あらまあ、サラ・ウィリスだった。ベルリン・フィル・ホルン奏者の紅一点。技術的にうまいだけじゃなく、むっちゃ美人。もちろん世界的に人気のスターである。これ、そのサラ・ウィリスの貴重なアルバムだったのだ。もちろん日本ではほとんど流通していない。
 さて、そのサラ・ウィリス。ホルンは音域が広いので、高音域を吹く人(上吹き)と低音域を吹く人(下吹き)に分かれているのだが、このサラ・ウィリスは下吹き担当。彼女、一見モデルみたいな女性なのに、ホルン持ったら低音をブイブイとパワフルに鳴らしまくる。こんなかわいい顔して太っちょのホルン親父も真っ青なわけである。
 ではさっそくそのCD聴いてみましょう。
 曲はホルン室内楽の王道とも言うべきブラームスの名曲で始まる。そこでいっしょに弾くヴァイオリンが・・・うーん、やはりベルリン・フィルの第1ヴァイオリン奏者、町田琴和。さらにピアノは貫禄たっぷりの女将さん、ザルツブルク・モーツァルテウム大学教授のコーデリア・ヘーファー。
 実力派3人による名曲集、奏でられる音楽は誠に繊細で優美。サラ・ウィリスはもっとあっけらかんと吹きまくるかと思ったが、そんなはしたないことはしないで、きわめてバランスよく作品の美を届けてきてくれる。続くフランス古典派とも言うべきデュヴェルノワも、3曲目の珍しいモーツァルトのトリオ版ホルン五重奏曲も、彼女たちの質の高い音楽をたっぷり味わうことができる。
 最近こんなにも充実した管楽器室内楽アルバムがあったか。
 そんでもって、サラ、おそらくサービス精神満点の人なのだろう。全曲が終わってから空白3分の後・・・。素敵なことが。
 始まったのはホルンのアンコール・ピース「ル・バスク」・・・そうあのホルンの神様が発掘した曲。サラ、きっと彼のことを愛しているんでしょうね。

 こちら、入荷までに半年ほどかかります・・・。

交響曲第7番 アルミンク&新日本フィル
FOCD6013
¥2500
アルミンク/新日本フィルハーモニー交響楽団
 ブルックナー 交響曲 第7番 ホ長調(ハース版)

 (録音:2011年9月9・10日 すみだトリフォニーホール ライヴ録音)
クリスティアン・アルミンク 指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
 2003年の音楽監督就任からリリースを開始したアルミンク=新日本フィルCD第9弾(フォンテック以外を含む)は、待望のブルックナー第7番です。
 自国の偉大な作曲家の交響曲に慎重な姿勢を示してきたアルミンクですが、新日本フィルとの関係が円熟期を迎えたいま、因習や虚飾とは無縁、真摯に純音楽的なブルックナーを体現しました。
 ハース版を遵守したこの演奏は、第2楽章のクライマックスから打楽器を排し、ワーグナーの訃報に接したブルックナーの慟哭が痛切に聴こえてきます。
 アルミンク/ NJPのブルックナー ---その無垢なまでのアプローチは、両者のこれまでのCD同様、聴き手に清冽な共感を呼び起こさずにはいられません。
絶賛発売中! アルミンク 指揮/新日本フィル 過去のラインナップ
 FOCD6006ヴェルディレクイエム、FOCD9298ベートーヴェン第九、FOCD9281マーラー:交響曲「大地の歌」、FOCD9222マーラー交響曲第5番、FOCD 9214/5ブラームス&マーラー

FOCD6019/20
¥2500
MUSIC FOR SENDAI
 仙台フィルのためのコンサート
  沼尻竜典 指揮 ベルリン在住日本人音楽家有志

[CD 1]
 エルガー:弦楽セレナーデ ホ短調 作品20
 モーツァルト: オーボエ四重奏曲 ヘ長調 KV370
  真坂亮一 オーボエ、米沢美佳 ヴァイオリン、
  小林雅英 ヴィオラ、クライフ・カナリウス チェロ
 ドヴォルジャーク:2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲 ハ長調 作品74
  樫本大進 ヴァイオリン、町田琴和 ヴァイオリン、清水直子 ヴィオラ
[CD 2]
 クプコヴィッチ(1936-):「2011 年 3月11日の犠牲者のために」(2011、初演)*
  番場俊之(1963-): 「2つのヴァイオリンのための時の香り」(1986/1990)
  古武美佳 ヴァイオリン、木戸恵子 ヴァイオリン
 アイヴズ(1874-1954):「答えのない質問」(1908)*
 バッハ(1685-1750): 2つのヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲 ニ短調 BWV1043*
  日下紗矢子 ヴァイオリン、町田琴和 ヴァイオリン
(2011年9月9日 ベルリン・ヴィルヘルム皇帝記念教会ライヴ)
 東日本大震災から半年になろうとする2011年9月9日、ベルリンの名門オーケストラで活躍する日本人演奏家が一堂に会しました。演奏活動に甚大な影響を受けた仙台フィルの仲間を支援するために、チャリティ・コンサートを開催したのです。
 出演メンバーは、ベルリン・フィル、ベルリン・ドイツ響、ベルリン・ドイツ・オペラ管、ベルリン・コンツェルトハウス管、コーミッシェオーパー管に所属する日本人プレイヤーとその友人ら21名、そして指揮の沼尻竜典。クプコヴィッチの新作を含む7曲をヴィルヘルム皇帝記念教会で奏でました。
 本CDは当日のプログラム全曲を収録。会場を埋め尽くした聴衆の熱い感動と興奮が伝わってきます。
FOCD2572
\2548
現代日本の作曲家シリーズ42
 水野修孝 作品集

  1.交響曲第1番(1990)/2.マリンバ協奏曲(1980)/
  3.カリンバの音源をもつシンセサイザーのためのソナチネ「時の魔術」(1996)/
  4.除夜のためのエチュード(1975)
外山雄三 指揮
東京交響楽団(1)
高橋美智子 マリンバ
小松一彦 指揮
日本フィルハーモニー交響楽団(2)
岡部裕美 キーボード、ピアノ(3,4)
 1992年に発売を開始した“現代日本の作曲家”シリーズ。第42集は、40年に渡り創作活動を続ける水野修孝です。
 水野修孝は千葉大学文学部に入学後、法経学部法律政治科に転科。4年の時、東京藝術大学楽理科に入学。柴田南雄、長谷川良夫、小泉文夫に師事しました。
 1960年代前半は音群的な作曲で即興演奏を組織化する独自な方法論によって注目を集め、「声のオートノミー」がニューヨークのリンカーンセンターで演奏されました。1975年NHK委嘱の混声合唱のための「幻」で芸術祭優秀賞、1973年と75年にTBMレコードで出したジャズオーケストラ73、ジャズオーケストラ75はジャズディスク大賞3位。1977年NHK委嘱のオペラ「天守物語」は、その後何度も再演されつづけ日本のオペラとしては最もよく上演されるものとなりました。作品は日本だけでなく、世界各地で度々演奏、又は放送されています。とくにオペラ作品やオーケストラ作品、合唱曲、打楽器や和太鼓の作品(国立劇場から3回委嘱を受けている)は、数多く再演されています。1997年、芸術祭優秀賞を自ら主催したコンサート「オーケストラプロジェクト97」と「交響曲第3番」等に対して受賞しました。

FONTEC


FOCD9550
\2800
江崎浩司/ヘンデル:リコーダー・ソナタ
 ソナタ ハ長調  HWV365
 ソナタ イ短調  HWV362
 ソナタ ニ短調  HWV367a
 ソナタ ヘ長調  HWV369
 ソナタ ト短調  HWV360
 ソナタ 変ロ長調 HWV377
リコーダー:江崎 浩司
ヴィオラ・ダ・ガンバ:頼田 麗
チェンバロ:山縣 万里
 リコーダー奏者という枠を超え、伸びやかな世界を聞かせる江崎浩司。満を持して、ヘンデルのリコーダーソナタ集を収録!

 江崎浩司は桐朋大学古楽器科卒、リコーダーを花岡和生、バロックオーボエを本間正史、バロックファゴットを堂阪清高の各氏に師事。第10回古楽コンクールで第2位受賞、第11回同コンクール、アンサンブル部門で「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして最高位受賞。2000年にはブリュージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位、及び聴衆賞を受賞。多くのCD録音に参加し、テレビやラジオにも出演。2010年にはシルク・ド・ソレイユの演奏メンバーに合格するなど、枠にとらわれない幅広い活動で、独自の世界を切り開いています。

 ヘンデルの時には流麗、時には緻密な音楽に、江崎の演奏はぴったりと寄り添って、曲の魅力を十全に表現しています。さらにリコーダー、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの丁々発止のやりとりは、常に緊張感と独自性に満ちており、聞き手に嬉しい驚きをもたらすことでしょう。
録音:2011年6月8-10日 相模湖交流センター

東武レコーディングズ


TBRCD 0015
\2200
朝日放送アーカイヴから蔵出し!
 …ほとんど初紹介レパートリー!
  朝比奈&大フィルの黄金コンビによる「管弦楽名曲集」
「管弦楽名曲集」〜朝比奈隆・大阪フィル
 (1)チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調
 (2)リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」
 (3)リャードフ:八つのロシア民謡より「愁いの歌」
 (4)ウェーバー:「オイリアンテ」序曲
 (5)シュトラウス二世:
  春の声/トリッチ・トラッチ・ポルカ/皇帝円舞曲
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈&大フィルの黄金コンビ朝日放送アーカイヴから蔵出し!「管弦楽名曲集」…ほとんど初紹介レパートリー!クナもびっくりのヨハン・シュトラウス!

録音:
 (1)1981 年2 月16 日第172 回定期演奏会  (2)1981 年2 月16 日第172 回定期演奏会
 (3)1976 年11 月26 日第136 回定期演奏会  (4)1974 年9 月11 日第118 回定期演奏会
 (5)1980 年3 月14 日ABC 創立三十周年記念オープニング・コンサート
全曲ライヴ、ステレオ録音(ウェーバーのみモノラル)、演奏会場:フェスティバルホール、音源提供: 朝日放送

 膨大な数の録音を遺した朝比奈隆ですが、極めて珍しい管弦楽名曲集です。
 全て朝日放送秘蔵の蔵出し音源です。「春の声」とリャードフ作品以外はこれが初の音盤化というのもびっくりです。
 巨匠のルーツであるロシア音楽から、このCDは幕を開けます。チャイコフスキーの弦楽セレナードは晩年も取上げた愛奏曲ですが、八十年代前半のエネルギッシュな指揮ぶりに感慨新たです。金管を思いっ切り派手に鳴らしたリムスキー=コルサコフの「ロシアの復活祭」もお見事。そしてこのCDの白眉はヨハン・シュトラウス二世の三曲です。
 「皇帝円舞曲」のスケールの大きさはクナッパーツブッシュにも匹敵し、ワルツの演奏でも巨大な世界を創造してしまう度胸、自信、個性に感動を禁じ得ません。
※日本語、英語による解説付。サウンド・マスタリング:WEITBLICK

若林工房


WKLC 7011
\2400
「京都リサイタル2011/イリーナ・メジューエワ」
 シューマン:アラベスク 作品18
 シューマン:クライスレリアーナ 作品16
 ショパン:ノクターン 嬰ヘ長調 作品15-2
 ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 作品60
 メトネル:4つのおとぎ話 作品26
 メトネル:ピアノ・ソナタ 変イ長調 作品11-1(『三部作ソナタ』第1番)
 メトネル:夕べの歌 作品38-6
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
大作「クライスレリアーナ」を含む最新のライヴ録音、進化し続けるアーティストの2011年の記録。京都リサイタル2011 / イリーナ・メジューエワ

録音:2011年7月24日、京都コンサートホール・小ホール(アンサンブルホールムラタ)におけるライヴ録音
STEREO/24Bit+96kHz Digital録音、発売元:若林工房

 ここ数年の目ざましい活躍ぶりが注目を集めているイリーナ・メジューエワの2011年京都コンサートホール (小)でのライヴ録音が登場します。
 得意とするシューマン、ショパン、メトネルという三人の作曲家の作品を収録したプログラム。「クライスレリアーナ」や「舟歌」といった大作における堂々とした構成感、「アラベスク」や「ノクターン」での詩情あふれる語り口、そしてメトネル作品で聞かせる瑞々しく色彩感豊かなロシア情緒など、今回も聴きごたえたっぷりの内容です。アンコールとして演奏された「夕べの歌」も秀逸。収録曲はいずれもセッション録音の存在するレパートリーですが、ライヴならではのドライブ感と熱気にあふれた演奏は、ファンにとっては嬉しい「別バージョン」です。
 ピュアな感性が紡ぎだす、しなやかで強靭なピアニズムをお楽しみください。

EDITION HST


HST-078
\2100
ヴァンハル(1739-1813):初期交響曲集
 (1)交響曲ニ短調Bryan d1a 〜第二楽章アンダンテ
 (2)交響曲ニ長調Bryan D1
 (3)交響曲ニ長調Bryan D7
 (4)交響曲ニ長調Bryan D18
 (5)交響曲ト短調Bryan g2
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(ヴァイオリン)
1770 年代前半、ヴァンハル・初期交響曲集、世界初録音!(Bryan g2 除く)国内プレス移行記念・特別価格

録音:2010 年10 月、東京三鷹市・風のホール にてライヴ収録

 ニ短調交響曲Bryan d1a は、有名なニ短調交響曲Bryan d1b のフルート入り第二楽章変ロ長調を、わざわざニ短調アンダンテに差し替え、当時のアムステルダム・フンメル社から出版された。(当時の印刷譜は、基本的には海賊版であったと言うのが定説であるが、この版に限れば、出版社の要望によって新たに短調楽章を作曲家自ら書き下ろしたと見るのが妥当であろう。)
 また、ドクシー・コレクション(チェコ)からニ長調交響曲を3曲収録。さらに、モーツアルトに大きな影響を与えたト短調交響曲Bryan g2 を併録。

SONARE


SONARE 1011
\2100
景山誠治〜華麗なるポロネーズ
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ第1番
チャイコフスキー:憂鬱なセレナーデ、ワルツ=スケルツォ
ドヴォルザーク:ユモレスク、4つのロマンティックな小品
ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ第2番
マスネ:タイスの瞑想曲
景山誠治(Vn)
三木香代(Pf)
1996 年8 月18&19 日、田園ホール・エローラ/DDD、61'12"

なんと表情豊かなことか!なんと甘美に、時に切なくやるせなく、メロディーの歌われていることか!景山さんの大きな魅力のひとつは、メロディストである点でしょう。その特質は現在の円熟へと脈々と受け継がれています。
1996 年発売サウンドマトリクス盤の再発売


ナクソス・ジャパン
NHK「現代の音楽」 アーカイブシリーズ 第5 弾



NYNG-009
(Hi Quality CD)
\2100
松平 頼暁(193-):
 1. 室内オーケストラのための「コンフィギュレーション」(1961-63)〈初演〉
  若杉弘(指揮), 東京交響楽団
   録音:1967 年3 月29 日 都市センターホール「現代の音楽展67」
   放送:1967 年7 月9 日
 2. 弦楽四重奏とリング・モジュレータのための「分布」〈初演〉
  植木三郎(ヴァイオリン). 板橋健(ヴァイオリン), 山崎正秋(ヴィオラ), 高橋忠男(チェロ)
   録音:1968 年3 月16 日 朝日講堂「クロストーク3」
   放送:1968 年7 月7 日
 3. コンボのための「オルタネーションズ」(1967)
   来馬賢(トランペット), 佐藤英彦(打楽器), 和田則彦(ピアノ), 尚雅俊(コントラバス),
   片山幹男(リング変調器), 松平頼暁(指揮)
    録音:1969 年2 月25 日 東京文化会館小ホール「現代の音楽展69」
    放送:1969 年5 月25 日
 4. マリンバとオーケストラのための「オシレーション」(1977) 〈初演〉
   高橋美智子(マリンバ), 黒岩英臣(指揮), 東京都交響楽団
    録音:1979 年10 月11 日東京文化会館 第1 回「オーケストラ・プロジェクト79」
 5. テープのための「アッセンブリッジス」(1968)
   NHK 電子音楽スタジオ
   放送初演:1969 年1 月5 日
 この音は聴いてみなければわからない・・・
 確固たる理論に裏打ちされた「音の建築物」
 日本でも有数の名家、水戸松平氏の直系であり、作曲家松平頼則の長男として生まれた松平頼暁。中学2 年の時に終戦を迎えた彼は、様々な思いを抱えながらまずは科学の道へ進みます。しかし、「情念に拠らない芸術」を模索するために、独学でピアノと作曲を習得。その信念を貫くかのように、常に実験的でロジカルな作品を生み出し続けています。その技法は、もちろん12 音から始まり、一作ごとに新しい語法を打ち立てて行くもので、世界の音楽の潮流に呑まれることなく、常に孤高の世界を生み出していると言えるでしょう。解説は川崎弘二氏によるもので、「革新的な技法が結実された複雑な音の連なり」を丁寧に読み解き、美しい展開図として聴き手に提示してくれます。この解説を読むだけでも、日本の現代音楽の一つの潮流が理解できるのではないでしょうか。【解説】川崎弘二


NYNG-010
(Hi Quality CD)
\2100
林 光(1931-2012):
 1. ピアノソナタ(1965) 〈初演〉
  林光(ピアノ)
  放送初演:1967 年2 月25 日
 2. 10 人の奏者のための「プレイ I」(1971)
  小出信也(フルート), 内山洋(クラリネット), 山畑馨(ファゴット),
  北村源三(トランペット), 伊藤清(トロンボーン),
  有賀誠門(打楽器), 本荘玲子(ピアノ), 田中千香士(ヴァイオリン),
  徳永健一郎(チェロ), 田中雅彦(コントラバス), 岩城宏之(指揮)
   録音:1971 年9 月2 日 東京文化会館「WE MEET TODAY」
   放送:1972 年2 月21 日
 3. ヴォイス、ヴァイオリンとピアノのための「プレイII」(1972)
  黒沼ユリ子(ヴァイオリン),丹羽勝海(テノール),林光(ピアノ),テープ再生
   録音:1972 年01 月29 日 or 30 日 放送:1973 年5 月13 日
 4. 混声合唱のための「原爆小景」1. 水ヲ下サイ(1958)
  田中信昭(指揮), 東京混声合唱団
   録音:1960 年9 月13 日 朝日講堂「第1 回 東京現代音楽祭」
   放送:1960 年10 月2 日
 5. 受難のはじまり(1961) 〈初演〉
   坂部美知子(フルート),野口龍(フルート),乃村和子(オーボエ),
   浅井俊雄(クラリネット),松代晃明(クラリネット),斎藤明(クラリネット),
   赤堀榛名(ホルン),倉野昌三(ホルン),小川内一彦(トランペット),
   山口晃弘(トロンボーン),平田奉文(トロンボーン),
   大橋敏成(コントラバス),佐藤英彦(打楽器),熊谷弘(打楽器),
   上埜孝(打楽器),野口力(打楽器),田中信昭(指揮),東京混声合唱団
    録音:1961 年11 月14 日 共立講堂「東京混声合唱団 第25 回定期演奏会」
   放送:1962 年3 月9 日
 6. 12 声部の混声合唱のための「JAPAN」(1970)
   田中信昭(指揮), 東京混声合唱団
   録音:1971 年2 月13 日 虎ノ門ホール「現代の音楽展’71 合唱作品」
   放送:1971 年6 月14 日
 NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズに「林光」の音楽、満を持して登場!
 1931 年東京に生まれ、東京藝術大学作曲科を中退するも、尾高尚忠氏に師事し、管弦楽曲から声楽曲まで多くの作品を発表した林光。あの衝撃的な合唱組曲「原爆小景」で歌われる「水ヲ下サイ」(当盤にも収録)は、誰しもが、一度聴いたら決して忘れることのない曲として知られています。日本語の響きを徹底的に追求し、宮沢賢治の音楽作品を広め、またオペラシアター「こんにゃく座」の音楽監督、作曲家としても活躍しました。鋭い問題意識は、全ての作品の奥底に横たわり、その音に限りない鋭さと深みを与えています。今回のアルバムには、前述の「水ヲ下サイ」を始め、ピアノ・ソナタ、室内楽作品、合唱作品など幅広いジャンルの曲を収録することで、稀有の作曲家の姿を捉えることに成功したと言えるでしょう。とりわけ自作自演である「ピアノ・ソナタ」の演奏はあまりにも素晴らしく、まさに矜持を正して聴くべき歴史的記録です。今回の解説も、日本の現代音楽の第一人者である川崎弘二氏が担当。作品の成立過程から意義まで詳しく読み解いています。【解説】川崎 弘二 【寄稿】諸井 誠
【追悼】
 1 月5 日、林光の訃報は日本中を震撼させました。アルバムを制作中だったスタッフはもちろんのこと、盟友、諸井誠氏も大きなショックを受けたそうです。なぜなら諸井氏は2012 年の初夢の中で、林氏の姿を見たというのです。この衝撃的で不可思議な体験を寄稿して下さった諸井氏にも多大なる謝辞を捧げます。

ナクソス・ジャパン



NYCC-27269
\1890
魔法革命プロコフィエフ〜 ヒロイン風クラシック名曲集
 1. プロコフィエフ:
   バレエ音楽「ロミオとジュリエット」Op.64 〜導入曲
 2. レスピーギ:バレエ音楽「魔法の鍋」P129 〜コサックの踊り
 3. エルガー:「子供の魔法の杖」組曲 第1番 〜序曲
 4. アンダーソン:鐘の歌
 5. プロコフィエフ:
   バレエ音楽「シンデレラ」組曲 第1番 Op.107 〜真夜中
 6. ストラヴィンスキー:
   バレエ音楽「火の鳥」〜火の鳥の出現〜カスチェイ族の魔の踊り
 7. チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71 〜こんぺいとうの踊り
 8. ラター:レクイエム 〜サンクトゥス
 9. ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」〜第2楽章(抜粋)
 10. ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ト短調「夜」Op.10 No.2 RV439 〜第6楽章
 11. プロコフィエフ:
    バレエ音楽「シンデレラ」組曲 第1番 Op.107 〜シンデレラのワルツ
 12. デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
 13. グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op.45 〜第2楽章
 14. プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26 〜第1楽章
 15. グラズノフ:バレエ音楽「四季」Op.67 〜XV.秋(アレグロ)
 16. チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71 〜花のワルツ
 17. プロコフィエフ:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」Op.64 〜終曲
様々な演奏家
 クラシックのミラクルパワーで「魔法少女」に大変身!?
 かわいいコスチュームで敵とたたかう「魔法少女」は、女の子のみならず、男の子にとってもひそかな憧れの存在のはず。
 第1弾で「正義のヒーロー」、第2弾で「孤高のダークヒーロー」気分を満喫した皆様。何も恥じることはありません。魔法のタクトを振って、とびきりかわいいヒロインに変身しましょう。「シンデレラ」「くるみ割り人形」などのおなじみのクラシックの名曲が、あなたをファンタジーワールドにいざないます。


旧譜
第1弾:交響戦艦ショスタコーヴィチ 〜 ヒーロー風クラシック名曲集
第2弾:幻想魔神ハチャトゥリアン 〜 ダークヒーロー風クラシック名曲集

NYCC-27263
\1890
交響戦艦ショスタコーヴィチ 〜 ヒーロー風クラシック名曲集
 1.ショスタコーヴィチ:交響曲第5 番 - 第4 楽章(抜粋)/
 2.ワーグナー:ワルキューレの騎行/
 3.ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1 組曲 - 戦いの踊り/
 4.ヴェルディ:レクイエム - 怒りの日/
 5.ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 - 第3 幕への前奏曲/
 6.芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽- 第2 楽章/
 7.ハチャトゥリアン:組曲「ガイーヌ」 - 剣の舞/
 8.ウォルトン: スピットファイアの前奏曲とフーガ/
 9.クニッペル:ポーリュシュカ・ポーレ/
 10.マーラー:交響曲第1 番「巨人」 - 第4 楽章(抜粋)/
 11.プロコフィエフ:スキタイ組曲 - 邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り/
 12.ショスタコーヴィチ:交響曲第8 番 - 第3 楽章/
 13.オルフ:カルミナ・ブラーナ - おお、運命の女神よ/
 14.ホルスト:組曲「惑星」 - 火星(戦争の神)/
 15.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」 -終曲/
 16.エルガー:行進曲「威風堂々」第 1 番(合唱編)
様々な演奏家
 店主はこう見えてちょっとカタブツなところがあって、見え見えのミーハー路線や安直な企画ものや「冗談系」はあんまり好きじゃない。「クラシックたるもの・・・」という古臭い考えがやっぱり体のどこかに染み付いている。
 ・・・なんだけど、これはまあいいんじゃないかと。あり、かなと。というか「交響戦艦ショスタコーヴィチ」という意味不明なネーミングがすべてを容認させてしまったような。
 いいでしょう、売りましょう。
 配信直後にツイッターで話題となり、iTunes Store、Amazon MP3 の全ジャンル総合ランキング上位を記録した配信限定アルバムがついにCD 化!
 「剣の舞」「巨人」「邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り」「戦争の神」「火の鳥」………タイトルだけでもインパクトたっぷりのこれらの曲は、すべて音楽の教科書でおなじみの作曲家による、れっきとしたクラシック作品です。
 ニッポン男児の耳に焼きついている「ヒーロー音楽」のルーツであるクラシック音楽の中から、戦闘、勝負、迎撃、進軍、飛行、空中戦、勝利などを特に強くイメージさせる楽曲をセレクトした、個性派のクラシック名曲集。このディスクを手にした貴方こそが、この交響戦艦の新艦長です!

NYCC-27268
\1890
幻想魔神ハチャトゥリアン
 〜 ダークヒーロー風クラシック名曲集

  1. カバレフスキー: 組曲「道化師」 Op. 26 - パントマイム
  2. プロコフィエフ: バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 Op.64
     - モンタギュー家とキャピュレット家(抜粋)
  3. ハチャトゥリアン: バレエ音楽「ガイーヌ」 - 山岳人の踊り
  4. ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番 ホ短調 Op.93 - 第2楽章
  5. ハチャトゥリアン: バレエ音楽「スパルタクス」
     - ギリシャ奴隷の踊り
  6. ウォルトン: 管弦楽のためのパルティータ - I. トッカータ
  7. ボエルマン: ゴシック組曲(抜粋)
  8. ハチャトゥリアン: 仮面舞踏会 - ワルツ
  9. 伝承曲: 速いチャルダーシュ
  10. ハチャトゥリアン: 舞踏組曲 - レズギンカ
  11. モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527 - 地獄落ちの場面
  12. ムソルグスキー: 交響詩「禿山の一夜」(原曲)
  13. ブラームス: 弦楽六重奏曲第1 番 変ロ長調 Op.18 - 第2楽章(抜粋)
  14. レスピーギ: 交響詩「ローマの祭り」 - チルチェンチェス
  15. リスト: 死の舞踏 S126/R457(抜粋)
  16. ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14 -
      V.ワルプルギス(サバト)の夜の夢(抜粋)
  17. ショスタコーヴィチ: 組曲「馬あぶ」 Op.97a - 序曲
  18. フィンジ: 前奏曲
そう来たか。「二番煎じ」?確かに。しかし「二番煎じ」にしてはなかなかやるじゃないか。「交響戦艦シリーズ」 第2 弾、今回も推しましょう。
「交響戦艦シリーズ」 第2 弾の主人公は「悪役」だ!
「しゅごい」「やり過ぎ」とTwitter で大反響を巻き起こしたヒットアルバム「交響戦艦ショスタコーヴィチ 〜ヒーロー風クラシック名曲集」の続編となる、本作の主人公は「ダークヒーロー」。スペクタクルな戦闘シーンから、一匹狼の心情を背中で語る切ないシーンまで、魅力的なカッコイイ悪役に似合うクラシックの名曲を収録。ニッポン男児よ、いまこそ、クラシックを聴きながら、孤高のダークヒーローを気取るがよい。

京都市交響楽団・自主制作盤



KSOL-1003
\1500
「京都市交響楽団定期演奏会 名曲ライヴ・シリーズ2」
 (1)ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
 (2)レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」
 (3)R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団
(3)上村昇(チェロ)
(3)店村眞積(ヴィオラ)
躍進する広上&京響、華麗なる音絵巻が今鮮やかに広がる!

録音:2011年8月5日京都コンサートホール大ホール、ライヴ録音(第549回定期演奏会)、80:18

 「好評のライヴ・シリーズ第2弾!」
 広上淳一と京都市交響楽団の今を鮮やかに映し出す演奏だ。表層的な音の咆哮(ほうこう)に留まらず、オーケストラ芸術の魔境すら感じさせるレスピーギ。京響、京都ゆかりの名手を交えたリヒャルト・シュトラウスの音絵巻。いずれも管弦打楽器の綾を楽しみたいオーケストラ好きには応えられない出来栄えだ。指揮者の本当の役割うぃ心得、それらを誠実に実践してゆく広上淳一は、オーケストラと聴き手に多くの果実をもたらす。ほんとうに得難い名匠である。(奥田佳道、解説分より抜粋)


KSOL-1001/2
(2CD)
\2000
〔新規取扱旧譜〕
「京都市交響楽団定期演奏会 名曲ライヴ・シリーズ」
 (1)チャイコフスキー:イタリア奇想曲
 (2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
 (3)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
 (4)ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調
 (5)シューマン:交響曲第3番「ライン」
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団
(2)黒川侑(ヴァイオリン)
(3)河村尚子(ピアノ)
京響名曲ライヴ・シリーズ第1弾!河村尚子も登場!

録音:(1)〜(3)2009年8月9日(第527回定期演奏会),(4)2010年3月27日(第533回定期演奏会),(3)2010年5月21日(第535回定期演奏会)、京都コンサートホール大ホール、ライヴ録音、69:46 + 68:07

 2008 年4 月から京都市交響楽団の常任指揮者に就任した広上淳一による渾身の演奏会をライヴ収録したアルバム第1 弾。
 「キャリアの黎明期から広上淳一は、臆せずにハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、それにシューベルト、メンデルスゾーン、シューマンの名作交響曲を取り上げてきた。
 奇をてらうことなく、オーソドックスなレパートリーをきちんと準備し、披露することで、オーケストラと聴き手に「クラシックの素晴らしさをあらためて感じてほしい、とのメッセージがあったと思われる。」(奥田佳道、解説分より抜粋)

レグルス



WNNH-1002/3
(CD&DVD)
\4200
渡辺範彦 ギター・リサイタル・ライヴ 1976&1987 [CD&DVD]
[CD]
 ヴァイス:幻想曲/
 J.S.バッハ:
  「リュート組曲第4番ホ長調」BWV.1006aよりロンド形式のガヴォット、
  「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調BWV.1002」より
   「テンポ・ディ・ブーレ」/
 ヘンデル:
  「チェンバロ組曲第2巻〜第4番ニ短調HWV.437」より
   「サラバンド」、
  「エールズフォードのチェンバロ曲小品集成」より
   「メヌエットⅠ& メヌエットⅡ」
 タンスマン:組曲「カヴァティーナ」より
  プレリュード、サラバンド、スケルツィーノ、舟歌
 スペイン民謡:「愛のロマンス」/
 アントニオ・ラウロ:「ベネズエラ風ワルツ第3番」
 ヴィラ=ロボス:
  「12の練習曲」より第1番ホ短調〜
   アルペジオのための、
  「5つの前奏曲」
   (第1番ホ短調「抒情のメロディー」第2番ホ長調「カバドシオの歌」
    第3番イ短調「バッハヘの賛歌」第4番ホ短調「インディオへの賛歌」
    第5番ニ長調「社交界への賛歌」)/
 モレノ・トローバ:「マドローニョス」 

[DVD]
 ヴァイス:幻想曲/
 J.S.バッハ:リュート「組曲第4番ホ長調」BWV.1006a/
 フェルナンド・ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲Op.9/
 ヴィラ=ロボス:
  「前奏曲集」(全5曲)、「ブラジル民謡組曲」より第1曲「マズルカ=ショーロ」/
 グラナドス:「スペイン舞曲集」Op.37より第5番ホ短調「アンダルーサ」/
 アルベニス:組曲「スペインの歌」Op.232より第1曲 前奏曲「アストゥーリアス」/
 アンコール〜スペイン民謡:「愛のロマンス」
渡辺範彦(ギター)
 パリ・コン優勝、その後の進化の足跡が明かされるライヴ!
 2004年2月29日に56歳で惜しまれつつ亡くなって早や8年、記録用として録画されていた貴重なリサイタルDVDを含む2枚組ライヴ集。
 この2種のライヴ録音は、まさしく貴重な宝物である。とりわけDVDは掛替えのない喜び…彼という、今の若い人びとにとっては“伝説の人”が、こうして身近に来ることには、計り知れぬ意義がある。不世出と言われたこのギタリスト=芸術家が、実際どのようなテクニックを駆使して造型し歌い上げていたのか、それを今、確かめることができるのだから。(濱田滋郎〜解説書より)
 このCD&DVDは、リサイタルのライヴ記録・資料として録音・撮影されたものです。映像は1987年に1台のビデオカメラで撮影されたものですが、演奏内容の質の高さ、及び渡辺範彦氏の映像が世に出ていないこと等を踏まえ、渡辺範彦没後8年のメモリアルとして発売するものです。
録音:1976年8月12日 国分寺市 恋ヶ窪公民館(CD)  1987年12月8日 国立楽器 音楽の森ホール(DVD)



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