Australian Eloquence
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480 5951
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R.シュトラウス・ヒロインズ
① 歌劇「アラベラ」より「だけど本当に、私のための人がこの世にいるのなら」
リーザ・デラ・カーザ(Sp:アラベラ),
ヒルデ・ギューデン(Sp:ズデンカ)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1975年]
② 歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より
「「すべて無駄だった…すべてのものが清らかである国がある」
レオンタイン・プライス(Sp: プリマ・ドンナ),
エディタ・グルベローヴァ(Sp: ツェルビネッタ),
バリー・マクダニエル(Br:ハレルキン)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1977年]
③ 楽劇「ばらの騎士」より3幕の三重唱
レジーヌ・クレスパン(Sp:元帥夫人),
ヒルデ・ギューデン(Sp:ゾフィー),
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(Sp:オクタヴィアン)
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 [録音:1964年]
④ 楽劇「エレクトラ」より「独りだ、ああまったく独りきりだ」
ビルギット・ニルソン(Sp:エレクトラ)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1975年]
⑤ 歌劇「影のない女」より「ねえ…乳母よ…ねえ」
レオニー・リザネク(Sp: 皇后)
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 [録音:1955年]
⑥ 楽劇「サロメ」より「7つのヴェールの踊り」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1960年]
⑦ 楽劇「サロメ」より「フィナーレ:物音ひとつしない」
アニャ・シリア(Sp)
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1973年] |
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往年の名ソプラノ歌手たちによる、R.シュトラウス名場面集。
R・シュトラウスの作曲手法の巧さと、抒情的で美しいメロディー。どこかに皮肉っぽさを感じさせ、さらには諦念さえたたえた彼の音楽を、往年の名歌手たちによって聴くことができるアルバムです。①②④⑤はそれぞれの全曲盤からの抜粋。③はヴァルヴィーゾ&ウィーン・フィルによってハイライトとして録音された盤から。⑦は、シリアの濃密劇的な緊張感で圧倒されるフィナーレを。途中に⑥として、カラヤン指揮による7つのヴェールの踊りを収録。 |
480 2316
(3CD)
\3000 |
アンセルメ/オネゲル&マルタン
アルテュール・オネゲル:
① 交響曲第2番
② 交響曲第3番「典礼風」
③ 交響曲第4番「バーゼルの喜び」
④ 交響的運動第1番「パシフィック231」
⑤ 交響的詩篇「ダヴィデ王」
⑥ クリスマス・カンタータ
フランク・マルタン:
⑦ オラトリオ「地に平和あれ」 |
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エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
⑤:シュザンヌ・ダンコ(Sp),
マリー=リーズ・ド・モンモラン(Ms),
ポーリーヌ・マルタン(Ms),
ミシェル・アメル(T),
ヴォー国民教会合唱団,
⑥:ピエール・モレ(Br),
ローザンヌ青年合唱団,
ローザンヌ放送合唱団,
ヴィラモン学校少年合唱団,
⑦:ウルスラ・ブッケル(Sp),
マルガ・ヘフゲン(A),
エルンスト・ヘフリガー(T),
ピエール・モレ(Br),
ヤーコブ・シュテンプフリ(Bs),
ユニオン合唱団,
ローザンヌ女声合唱団 |
オネゲル、マルタンを高く評価し演奏したアンセルメの名演
パリで、フランス6人組の一員として活躍したオネゲル。アンセルメはまだ無名に等しかったオネゲルを推薦し、多くの彼の作品の演奏を行ってきました。彼と手兵スイス・ロマンド管弦楽団によるオネゲルの貴重な録音を収録。その出世作を取り上げたアンセルメの演奏からは、同じスイス人としての友情が感じられ、大きな共感を呼びます。マルタンの作品は、ジュネーヴ放送局の依頼によって、戦争終結の日に放送用に作曲されました。牧師の家庭に生まれたマルタンの平和を求める精神が音楽に表現された作品です。[録音] 1961年(①⑥),
1956年(⑤), 1963年(④⑦), 1968年(②③) |
480 3522
\1200 |
プロ・アルテ・ピアノ四重奏団
フォーレ:
『ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15』
『ピアノ三重奏曲ニ短調Op.120』 |
プロ・アルテ・ピアノ四重奏団
ラマー・クラウソン(P),
ケネス・シリトー(Vn),
セシル・アロノヴィッツ(Va),
テレンス・ウィール(Vc), |
「ピアノ四重奏曲」は、「トンボが飛ぶ際の羽の軽やかなリズム」と形容された印象的なスケルツォ。第1楽章の美しいメロディーには、フランス的な官能と情熱があふれています。「ピアノ三重奏曲」も「非常に偉大で詩的魅力に富む」と評された作品。第3楽章の序奏のヴァイオリンとチェロのユニゾンで奏される主題は、まさにロマンの極みといってよいでしょう。[録音] 1966年
《プロ・アルテ・ピアノ四重奏団》
生涯を伴奏や室内楽に捧げたピアニスト、ラマー・クラウソン、ヴィオラのセシル・アロノヴィッツ、チェロのテレンス・ウィールらなど、ロンドン交響楽団などの首席奏者たちを中心に、1950年に結成された「メロス・アンサンブル」。その主要メンバーから、当時イギリス室内管弦楽団のヴァイオリン首席だったケネス・シリトーが加わって結成された「プロ・アルテ・ピアノ四重奏団」。これら3タイトルは、オワゾリールに録音されたもので、イギリスらしいスマートながら妥協のない美意識が一本通った音で、非常に評価の高い演奏です。 |
480 3523
\1200 |
プロ・アルテ・ピアノ四重奏団
ブラームス:『ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60』
シューマン:『ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47』 |
プロ・アルテ・ピアノ四重奏団
ラマー・クラウソン(P),
ケネス・シリトー(Vn),
セシル・アロノヴィッツ(Va),
テレンス・ウィール(Vc), |
ブラームスの悲劇、シューマンの個性的創意による、ロマン派屈指のピアノ四重奏曲
ブラームスの作品は、シューマンの悲劇やクララに対するブラームスの絶望的な愛との関係から「ヴェルテル四重奏曲」とも呼ばれています。自殺を表すといわれているメロディーや、チェロによる深い感情の込められた主題など、ブラームスの悲劇的感情を表した作品です。シューマンの作品は、楽想に見られる個性的創意や書法で、とりわけ充実した作風になっています。ロマン派屈指の名曲2曲が収録されたアルバムです。[録音] 1971年 |
480 3521
\1200 |
プロ・アルテ・ピアノ四重奏団
モーツァルト:
『ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478』
『ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調K.493』 |
プロ・アルテ・ピアノ四重奏団
ラマー・クラウソン(P),
ケネス・シリトー(Vn),
セシル・アロノヴィッツ(Va),
テレンス・ウィール(Vc), |
ホフマイスターの依頼で作曲された作品。もともとは3連作の予定でしたが、この第1番が難解であると評されたため、結局2曲で作曲は終了。その後もモーツァルトは、ピアノ四重奏曲を作曲する事はありませんでした。社交性性格で厳格な「第1番」。明るい曲想ながら力強く重厚な響きを生み出している「第2番」と、芸術性・天性などのモーツァルトの真髄が味わえる名曲です。[録音] 1965年 |