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第63号
映像新譜・書籍新刊


6/8までの紹介分

<映像>


DG(DVD−VIDEO)


76 2819
\3700→\3390
ドゥダメル&ウィーン・フィル/シェーンブルン夏の夜のコンサート2012
【演奏予定曲】
 チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》から ポロネーズ
 ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》から ペルシャの奴隷たちの踊り
 ボロディン:歌劇《イーゴリ公》から だったん人の踊り
 ドビュッシー:交響詩《海》
 R.シュトラウス:楽劇《サロメ》から サロメの踊り
 ポンキエッリ:歌劇《ラ・ジョコンダ》から 時の踊り
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:グスターボ・ドゥダメル
 上記CDのDVD映像。
 収録:2012年6月7日 ウィーン、シェーンブルン宮殿〈ライヴ・レコーディング〉予定

CDもよろしく!

WARNER(DVD−VIDEO)



2564 662027
(3DVD+2CD)
\6900→¥6290
ジャネット・ベイカー(MSop)名唱集
 【2CD】
  グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
   エリーザベト・シュパイサー(Sop)エリザベス・ゲイル(Sop)
   レイモンド・レッパード指揮、
   ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他 (スタジオ録音)
 【DVD1】
  同内容のグラインドボーン音楽祭での映像
 【DVD2】
  ドニゼッティ:歌劇「マリア・ストゥアルダ」(英語歌唱)
   チャールズ・マッケラス指揮、
   イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団
 【DVD3】
  ジャネット・ベーカー ドキュメンタリー
ジャネット・ベイカー(MSop)
オペラで演じるベーカーの晩年の姿を中心にまとめた映像集。
「アルセスト」「マリア・ストゥアルダ」「オルフェオとエウリディーチェ」「ゲロンティアスの夢」などを収録。

ARTHAUS(映像)



101637
(DVD)
\3900→\3590
早くも「ドゥダメル2世」の呼び声も!ディエゴ・マテウス(指揮)
 フェニーチェ歌劇場ニューイヤーコンサート2012
 1.チャイコフスキー:交響曲第5番

 2.ヴェルディ(1813-1901):歌劇「王国の一日」よりシンフォニア/
 3.ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」よりアンヴィル・コーラス/
 4.プッチーニ(1772-1815):歌劇「トスカ」より「星は光りぬ」/
 5.ベッリーニ(1801-1835):歌劇「夢遊病の女」より
  「ああ花よ、おまえに会えるとは思わなかった」/
 6.ニーノ・ロータ(1911-1979):「山猫」より「別れのワルツ」/
 7.モーツァルト(1756-1791):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「カタログの歌」/
 8.マスカーニ(1863-1945):歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
  乾杯の歌「酒をたたえて」/
 9.ドニゼッティ(1797-1848):歌劇「シャモニーのリンダ」より
  「この心の光」/
 10.ポンキエッリ(1834-1886):歌劇「ジョコンダ」より
  「時の踊りのカンカン」/
 11.ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」より
  「行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って」/
 12.ヴェルディ:歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」
ジェシカ・プラット(ソプラノ)/
ワルター・フラッカーロ(テノール)/
アレックス・エスポジト(バス)/
フェニーチェ劇場管弦楽団&合唱団/
ディエゴ・マテウス(指揮)
108056
(Blu-ray)
\6300→\5290
 高名な歌劇場であるにもかかわらず、2012年のフェニーチェ劇場の新年を飾るのはチャイコフスキーの交響曲第5番。この壮麗かつ勇壮な作品は、まさに「不死鳥」を表すもの。もちろん“第2部”は歌の饗宴です!まず合唱団による「アンヴイル・コーラス」に始まり、3人のソリストによる名アリアの数々で夢のようなひとときを過ごしましょう。もちろん演奏会の最後を締めくくるのは、「乾杯の歌」。これ以上何を求めましょうか。
 指揮をしているのは、弱冠27歳のディエゴ・マテウス。彼は才能あるヴァイオリニストであり、素晴らしい指揮者です。彼はあのベネズエラの「エル・システマ」で学び、2008年10月にボローニャのオーケストラ・モーツァルトを指揮しデビュー、大注目を浴びました。2011年9月にフェニーチェ劇場の首席指揮者に任命され、今後が一層期待されています。
 
 2012年フェニーチェ劇場 ライブ収録/収録時間:105分/
 音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/
 <DVD>片面2層ディスク<BD>単層25GB 1080i High Definition


101591
(DVD)
\6300
アロンゾ・キング・ラインズ・バレエ
 1.TRIANGLE OF THE SQUINCHES
  (音楽…ミッキー・ハート/ヴィジュアル・デザイン…クリストファー・ハース)/
 2.DUST AND LIGHT(音楽…アルカンジェロ・コレッリ,フランシス・プーランク)/
 3.シェエラザード(音楽…リムスキー=コルサコフ(ザキール・フサイン編曲)/
 ヴィジュアル・デザイン…ロバート・ローゼンヴァッサー)
 原案,コレオグラフィ…アロンゾ・キング
108043
(Blu-ray)
\6300
 世界的に有名な振付家、アロンゾ・キングによる3つの作品です。彼が設立したアロンゾ・キング・ラインズ・バレエは1982年に設立。サンフランシスコを拠点とし、熱い作品を世に送り出しています。モダン・ダンスとクラシック・バレエを組み合わせたグローバルな視点が特色で、ここに収録された映像でも、極めて古典的なバレエを思わせるものから、最先端を行くコンテンポラリー・ダンスが入り乱れ、屈折した世界観を見せてくれています。彼の創り上げる舞台は、装置が最小限のものが多く、ここでも鮮烈な照明と、選び抜かれた装置、そして音楽を効果的に使いながら、ダンサーたちの鍛え挙げた肉体美としなやかな動きを極限まで露わにしています。
 演奏: 2011年サンフランシスコ,カーネル・スタジオ/収録時間:138分+22分(ボーナス映像…アロンゾ・キングへのインタビュー、ダンサーたちの舞台裏とリハーサル映像)/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕(ボーナス):英(オリジナル),独,仏,西/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク<BD>単層25GB 1080i FULL HD

Verdi: Don Carlo
101621
(DVD)
\6300→\5290
1965年、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/ヴォルフガンク・サヴァリッシュ
 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロス」全曲(ドイツ語歌唱)

  4幕改訂版ジョセフ・メリ&カミーユ・デュ・ロークル台本,
ドン・カルロス…ジェームズ・キング(テノール)/
エリザベト・ド・ヴァロワ…ピラール・ローレンガー(ソプラノ)/
フィリップ2世…ヨーゼフ・グラインドル(バス)/
ポーサ侯爵ロドリーゴ…ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)/
エボリ公女…パトリシア・ジョンソン(メゾ・ソプラノ)/
異端審問官長…マルッティ・タルヴェラ(バス)/
天からの声…リサ・オットー(ソプラノ) 他/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)/
グスタフ・ルドルフ・ゼルナー(舞台演出)/
ヴィルヘルム・ラインキング(装置&衣装)
 16世紀の中頃、スペイン王子ドン・カルロスはフランスの王女エリザベトと婚約していましたが、政治的策略により2人の仲は引き離され、エリザベトはなんと、カルロスの父であるフィリップ2世を結婚させられてしまいます。落胆する彼を慰める親友ロドリーゴは、「こんな時はスペインの圧制に苦しむフランドルを救うべきだ」と有名な二重唱(我らの魂に友情と)を歌います。そして大衆の面前で、父国王に対して「フランドル救済」を叫ぶカルロスは反逆罪で捕えられ、またカルロスを忘れることができないエリザベトも、カルロスに密かに思いを寄せるエボリ公女の策略にはまってしまいます。カルロスを助けるために自ら反逆者であることを名乗りでるロドリーゴ、悲しい運命を受け入れるエリザベト、そして罪を償うためにカルロスを逃がすエボリ公女。全ての登場人物が濃く描かれているドラマティックなオペラです。
 1961年にそれまで音楽総監督を務めていたリヒャルト・クラウスが辞任してからは、ハインリヒ・ホルライザーが首席指揮者を務めるものの、音楽総監督のポストは空席のままであったベルリン・ドイツ・オペラ(当時はベルリン市立歌劇場と呼ばれていました。そのホルライザーも1964年に辞任したため、当時の芸術監督ルドルフ・ゼルナーは上演の質を落とさぬように奔走し、当時しばしば客演に訪れたカール・ベームを始めとした名指揮者を国内外から招聘し、多くのオペラを制作していました。この1965年の「ドン・カルロス」では1957年からバイロイトで活躍していたヴォルフガンク・サヴァリッシュを招き、卓越した公演を行うことが可能となったのです。この「ドン・カルロス」では何より名歌手を集めることが上演の必須条件ですが、このプロジェクトでは、まさに「理想のキャスティング」が実現されていることを実感できます。サヴァリッシュのよく整理された指揮は、この緊迫感あふれた劇を納得行くまで味わわせてくれるものです。
 1965年ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録/収録時間:155分/音声:PCM Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊,日,韓/画面:4:3モノクロ/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

Verdi: La forza del destino
100079
(DVD)
\6300→\5290
キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団/ワレリー・ゲルギエフ
 ヴェルディ:歌劇「運命の力」(1862年初演版)
カラトラーヴァ侯爵…グレゴリー・カラセフ(バス)/
レオノーラ(侯爵の娘、ドン・カルロの妹)…ガリーナ・ゴルチャコーワ(ソプラノ) /
ドン・カルロ(侯爵の息子)…ニコライ・プチーリン(バリトン) /
ドン・アルヴァーロ(レオノーラの恋人)…ゲガム・グリゴリアン(テノール) /
プレチオシルラ(さすらいの若い占い女)…マリアンナ・タラーソワ(メゾ・ソプラノ) /
グァルディアーノ神父…セルゲイ・アレクサーシキン(バス) /
フラ・メリトーネ(修道士)…ゲオルギー・ザスタフニー(バリトン) /
クーラ(レオノーラの侍女)…リア・シェフツォーヴァ(メゾ・ソプラノ) /
市長…エフゲーニ・ニキーチン(バス) /
マストロ・トラブーコ(行商人)…ニコライ・ガシーエフ(テノール) /
軍医…ユーリ・ラプチェフ(バス)/
キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団/
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)/
エリジャ・モシンスキー(演出)/
アンドレイ・ヴォイテンコ(装置)/
ピーター・J・ホール(衣装)
 18世紀中頃のスペインが舞台の愛憎劇。身分違いのため結婚を反対されたレオノーラとアルヴァーロ。この若き恋人たちは駆け落ちを企てるのですが、いざ家を出ようをした時に娘の父親に見つかってしまい、丸腰を示すために投げ捨てたピストルが運悪く暴発!父である侯爵に当たってしまうのです・・・。逃走する2人。彼らを追うレオノーラの兄ドン・カルロ。3人の運命は激しくもつれ重なり合うのです。タイトル通り「運命」に翻弄される恋人たちは次々と迫りくる悲劇から逃れることはできません。このオペラは、当時スランプに陥っていたヴェルディ(1813-1862)に(農園経営に精を出していた)、ロシアのサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場から「新作オペラ」の作曲依頼が届きました。ヴェルディの用いた台本はスペインでは大スキャンダルとなったものですが、宗教、政治面以外では比較的許容範囲の広かったロシアでは、検閲を受けることもなく、ヴェルディはこの「問題作」を堂々とオペラに仕立て上げ、1862年にロシアの聴衆に披露しました。しかし、登場人物が全て死を遂げるなど、問題も多かったせいか、ヴェルディ自身が改作を試み、1869年に改訂版をスカラ座で初演。現在では、ほとんどの上演がこちらの版で行われます。このマリインスキー劇場におけるゲルギエフの演奏は、記念すべき原典版を用いていて、セットも当時のオリジナルデザインを踏襲するという念の入ったもの。音楽も通常聴きなれたものとは若干の違いがあるなど、とても興味深いものです。歌手陣もロシア勢が中心であり、オケもタフで底光りのする音を聞かせます。
 マリインスキー劇場 1998年ライブ収録/収録時間:160分/音声:ステレオ2.0/字幕:英,独,仏,蘭,西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
Lehar: Zigeunerliebe (Gipsy Love)
101599
(DVD)
\6300
1974年ユニテル
 ミュンヘン放送交響楽団/ハインツ・ワルベルク(指揮)
  レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」

   3幕アルフレート・マリア・ヴィルナー&ロベルト・ボダンツキー台本
ツォリカ…ジャネット・ペリー(ソプラノ)/
ヨッシィ…イオン・ブゼア(テノール)/
ヨーネル…アドルフ・ダラポッツァ(テノール)/
イローナ…コレット・ローランド(ソプラノ)/
ドラゴティン…ハインツ・フリードリッヒ(バリトン) 他/
ミュンヘン放送交響楽団/
ハインツ・ワルベルク(指揮)/
ヴァーツラフ・カシュリーク(監督)
 恋に恋するロマンティックな乙女ツォリカは、大金持ちの若者ヨーネルとの婚約が決まっています。しかし、なんとなくもやもやした気分が晴れないツォリカの前に現れたのはジプシーの若者ヨッシー。実は彼、ヨーネルの異母兄弟であり、兄の置かれている境遇をかなり羨んでもいるのです。そんな中、もう一組のカップルの恋愛事情も重なって騒動が起こります。結婚前の娘の気持ちは皆同じ。そんな万国共通の心情を彩るのはレハールの音楽です。彼の母国であるハンガリーの音楽が効果的に使われていて、その甘さと切なさには誰もがうっとりとなることでしょう。1910年にウィーンで初演が行われ大成功を収めた後は、世界中で上演され、今でも人気を博しています。
 1974年ユニテル制作/収録時間:88分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,仏/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

Cimarosa: Il matrimonio segreto
101625
(DVD)
\6300→\5290
1967年、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団/ロリン・マゼール(指揮)
 チマローザ:歌劇「秘密の結婚」全曲(ドイツ語歌唱)

  2幕ジョヴァンニ・ベルターティ台本/
ジェローニモ(裕福な商人)…ヨーゼフ・グラインドル(バス)/
カロリーナ(娘)…エリカ・ケート(ソプラノ)/
エリゼッタ(娘)…リーザ・オットー(メゾ・ソプラノ)/
フィダルマ(ジェローニモの妹)…パトリシア・ジョンソン(コントラルト)/
ロビンソン伯爵…バリー・マクダニエル(バス)/
パオリーノ…ドナルド・グローベ(テノール)/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団/
ロリン・マゼール(指揮)/
グスタフ・ルドルフ・ゼッルナー(演出)/
フィリッポ・サンジュスト(装置&衣装)
 裕福な商人の次女であるカロリーナと使用人パオリーノは、こっそり結婚してしまいました。しかし、カロリーナの父ジェローニモには秘密。どうしたら怒らせずに打ち明けることができるかと2人で頭をひねっています。そんな時、カロリーナの姉エリゼッタに、大金持ちのロビンソン伯爵との縁談が持ち上がります。これに乗じて結婚を認めさせようと企むカロリーナたち。しかし当のロビンソン伯爵は「独身であるはず」のカロリーナに一目惚れ。当然の如く持ち上がる大騒動。さてさて、どうなりますことやら。1961年以降、音楽監督のポストが空席となっていたベルリン・ドイツ・オペラですが、ようやく1965年に当時新進気鋭の若手であったロリン・マゼールが就任することで、新しい時代を築き始めます。この1967年の「秘密の結婚」は、F.サンジュストの美しい装置と衣装を用いて、極めて繊細で華やかな喜劇を作り出しています。もちろん6人の精鋭メンバーからなる歌手たちは、各々アリア、アンサンブルに最上の歌声を聞かせ、モーツァルトの世界を継承するしなやかで夢のような喜劇を極上の味付けで供してくれます。マゼールの指揮は音楽の流れに忠実であり、こちらも大満足です。
 1967年ベルリン・ドイツ・オペラライブ収録/収録時間:123分/音声:PCM Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊/画面:4:3 モノクロ/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
Lehar: Der Graf von Luxemburg
101626
(DVD)
\6300
1972年ユニテル制作
 レハール:喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」全曲

  3幕アルフレート・マリア・ヴィルナー&ロベルト・ボダンツキー台本
ルクセンブルク伯爵ルネ…エバーハルト・ヴェヒター(バリトン)/
アンジェール・デディエ…リリアン・リリアン・スーキン(ソプラノ)/
バジール公爵…エーリッヒ・クンツ(テノール)/
アルマン・ブリサール…ペーター・フレーリヒ(テノール)/
ジュリエット・ヴェルモン…ヘルガ・パポゥシェク(ソプラノ)/
ココゾフ伯爵夫人スターシャ…ジェーン・ティルデン(メゾ・ソプラノ) 他/
クルト・グラウンケ管弦楽団/
ヴァルター・ゴールドシュミット(指揮)/
ヴォルフガンク・グルック(監督)
 貧乏画家アルマンとその恋人ジュリエット。2人は貧しくてもとても愛し合っています。しかし彼女の友人であるオペラ歌手アンジェールがロシアの大金持ちに求婚されていることを知り、ちょっと羨ましくも思っているのが本当のところ。アルマンは、彼ら貧乏学生のパトロンであるルクセンブルク伯爵ルネ(芸術にお金をつぎ込んでしまい、今では彼も一文無し!)と一緒に住んでいます。ある夜、そんなルネに「若い女性と偽装結婚してくれたら謝礼を払う」という話が飛び込んできます。その話を引き受けたルネ、相手の顔も見ることなく結婚契約書にサインするのですが・・・さあ、どうなりますことやら。1909年、レハール(1870-1948)がわずか3週間で完成させたというこのオペレッタは、主役であるルネが魅力的でないと始まりません。ここで歌っているのは世紀の名歌手エバーハルト・ヴェヒター。彼は実際に爵位も持っているのだそうで、溢れる気品は隠しようがありません。アンジェール役のスーキンも光り輝くばかりの美貌であり、2人が並んで歌う姿はまるでハリウッド映画さながら。レハールの美しいメロディが花を添えます。パリの下町を忠実に再現した瀟洒なセットにもご注目あれ。
 1972年ユニテル制作/収録時間:95分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
101628
(DVD)
\6300
1971年ユニテル制作
 ホイベルガー:喜歌劇「オペラ舞踏会」全曲

  3幕ヴィクトル・レオン&ハインリヒ・フォン・ヴァルトベルク台本/
   デラクール&アルフレッド・エンケン原作
アンジェール…ヘレン・マネ(ソプラノ)/
ポール・オビエ…ハラルド・セラフィン(テノール)/
マルゲリト…マリア・ティボルディ(ソプラノ)/
ジョルジュ…モーリス・ブザンソン(テノール)/
パルミラ…タチアナ・イワノヴァ(アルト)/
シザール…ハインツ・エルハルト(バス)/
オルタンス…クリスティアーネ・シュレーダー(ソプラノ)/
アンリ…ウーヴェ・フリードリヒセン(メゾソプラノ) 他/
クルト・グラウンケ管弦楽団 /
ヴィリー・マッテス(指揮)/
オイゲン・ヨーク(監督)
若い二組の夫婦がいます。「愛する夫が他の女になびくわけはない」と信じながらも、パリの都の持つ淫蕩なムードにその気持ちも揺らいでしまいます。そこで、彼女たちは一芝居うつことに。同じ文面の手紙を2通用意して、夫たちを舞踏会に誘い出します。さてさて本当に夫たちは貞節を守り抜くのでしょうか?グラーツの裕福な家庭に生まれたホイベルガー(1850-1914)は、最初エンジニアを目指すものの、音楽への思い断ちがたく、グラーツ音楽院でロベルト・フックスに師事します。その後合唱団の指揮者を経て、最終的にはウィーン音楽院で教鞭を執ることとなります。数多くの作品を残しましたが、結局知られているのは、この「オペラ舞踏会」1曲のみ。しかしながら、なんとも美しく貴重な1曲でありましょうか。
1971年ユニテル制作/収録時間:100分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,仏/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
101629
(DVD)
\6300
カール・ハインリヒ・グラウン:歌劇「モンテズマ」全曲(ドイツ語歌唱)
 3幕プロイセン王国フリードリヒ2世台本
 (ジャンピエトロ・タリアズッキのイタリア語訳による)/
 ドイツ語訳…ゲオルク・クヴァンダー/
 管弦楽編曲…ハンス・ヒルスドルフ
モンテズマ…アレキサンドラ・パパジャク(メゾ・ソプラノ)/
オイパフォリチェ…ソフィー・ブーリン(ソプラノ)/
エリッセナ…グートルーン・シーバー(ソプラノ)/
テゼウコ…キャサリン・ゲイヤー(アルト)/
ピルパトーエ…バルバラ・フォーゲル(ソプラノ)/
フェルディナンド・コルテス…ウォルトン・グレンルース(バリトン)/
ナルヴェス…カール・エルンスト・メルッカー(テノール)/
ケヴィン・マッカッチェオン(ハープシコード)/
ベルリン・ドイツ・オペラ/
ハンス・ヒルスドルフ(指揮)/
ヘルベルト・ヴェルニッケ(舞台演出、装置、衣装)
 カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759)はドイツの作曲家・声楽家です。ハッセと並び、当時の「イタリア・オペラ」の卓越した作曲家として知られ、1742年に“ハウスウンター・デン・リンデン”で上演された「クレオパトラとチェーザレ」で一躍人気を博し、生涯に27(もしくは28)のオペラを書いたとされています。この作品は彼のパトロンであったフリードリヒ2世のフランス語の散文を基の台本とし、タリアズッキがイタリア語へと翻訳したものに曲をつけています。(上演は更にドイツ語へ訳されています)物語はメキシコの征服者エルナン(フェルディナント)・コルテスとアステカの最後の王モンテズマの物語。国を征服するためにアステカに乗り込むコルテスに対峙するモンテズマとの息詰まる物語が展開されます。タイトルロールであるモンテズマは、本来カストラートによって歌われましたが、現在ではカウンター・テナーか女性のメゾ・ソプラノのいずれかで歌われ、この上演では、キプロス生まれのメゾ・ソプラノ、パパジャクが貫録ある歌唱を聴かせます。ヘルベルト・ヴェルニッケによる舞台、衣装はバロック様式の壮麗なもので、曲の真価を伝えるために大きな役割を果たしています。現在ではほとんど忘れ去られてしまった作品ですが、驚くほどに表現力が豊かなバロック・オペラは一度味わうと病みつきになる魅力を備えています。
 1982年バイロイト、辺境伯歌劇場 ライブ収録/収録時間:140分/音声:PCM Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
Chick Corea & Friedrich Gulda: The Meeting
101634
(DVD)
\3900
チック・コリア&フリードリヒ・グルダ ミーティング
《“ミーティング”-ソロパート1…フリードリヒ・グルダ》
  1.グルダ:「ウルズラのための協奏曲」よりパラフレーズ
  2.モーツァルト:ピアノ・ソナタハ長調 K330/
  3.グルダ:「ウルズラのための協奏曲」よりパラフレーズ/
  4.グルダ:ダンス/5.グルダ:プレイ・ピアノ・プレイ第1番/
  6.グルダ:アリア/7.グルダ:前奏曲とフーガ/
  8.伝承曲/グルダ:デブラウスのためのパラフレーズ/
《“ミーティング”-ソロパート2…チック・コリア》
 1.モンク/コリアの「ラウンド・ミッドナイト」によるインプロヴィゼーション/
 2.インプロヴィゼーションⅡ.Ⅲ.Ⅳ/
《“ミーティング”-チック・コリア&フリードリヒ・グルダ》
 1.チャーチル&モレイ:いつか王子様が/
 2.マイルス・ディヴィス:PUT YOUR LITTLE FOOT OUT/
 3.フリッツ・パウエル:ポエム第3番/
 4.ブラームス:子守歌
チック・コリア&フリードリヒ・グルダ
 2人のヴィルトゥオーゾ・キーボード・ミュージシャン(敢えてピアニストとは呼ばない)が、1982年のミュンヘンで初遭遇。ここに音楽史最大の事件とも言えるコンサートが実現しました。まずは一人ずつ、相手を伺うかのように、その腕を披露し、やがて一体となった音楽を響かせます。静かな興奮から熱狂へ・・・。最後はなんと、ブラームスの優しい「子守歌」で幕を閉じるという洒落たプログラムにも脱帽です。
 1982年ミュンヘン,ピアノの夏ライブ収録/収録時間:154分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
Friedrich Gulda: I Love Mozart, I Love Barbara
101635
(DVD)
\3900
フリードリヒ・グルダ I LOVE MOZART, I LOVE BARBARA
 1.モーツァルト:幻想曲ニ短調 K397/
 2.モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調K332/
 3.モーツァルト:幻想曲ハ短調 K475/
 4.モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ短調 K457/
 5.モーツァルト:フィガロの結婚から「早く おいで、恋人よ(ばらのアリア)」/
 6.グルダ:アリア/7.グルダ:エクササイズ第9番/
 8.ゴルソン:キラー・ジョー/
 9.デナーライン:ストーミー・ウェザー・ブルース/
 10.グルダ:君とぼく
バルバラ・デナーライン(オルガン・シンセサイザー…6-10)/
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
 いわずと知れた天才ピアニスト、フリードリヒ・グルダ。そして1964年生まれのドイツのジャズ・オルガニスト、バルバラ・デナーライン。この2人が織りなす絶妙のコンサートをお届けします。グルダの演奏するモーツァルトで幕を開け、彼がアレンジした「フィガロ」を通じて、デナーラインとのデュオへともつれ込みます。正統派ジャズとも、クラシックとも違うロマンティックな世界をお楽しみください。
 1990年ミュンヘン THE MUNCHNER KLAVIERSOMMER ライブ収録/収録時間:92分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
101638
(DVD)
\6300
ケルビーニ:歌劇「ククルジ」全曲 3幕H-N-M.ドゥヴェイリエ台本 フォーイ(城主)…シュテファン・チェルニー(バス)/
ズルマ(フォーイの娘)…チーデム・ソラルスラン(ソプラノ)/
ザムティ(中国市民)…レオナルド・ガレアッツィ(バス)/
ククルジ(ザムティの息子)…ダニエル・プロハシュカ(テノール)/
プファオール(ククルジの使用人)…ペーター・エーデルマン(バリトン)/
アマザン(みなしご)…ヨハネス・チュム(テノール)/
セクロ(教師)…ダニエル・ベルチャー(バリトン)/
ケルンテン交響楽団/
ペーター・マルシーク(指揮)/
ヨーゼフ.E.コップリンガー(舞台演出)
 2010年、ケルビーニ生誕250年を記念して新ケルビーニ・エディションが刊行されました。そのおかげでこの消失したとされる、知られざるコミック・オペラ「ククルジ」も無事世界初演を果たすことができたというわけです。1792年頃に作曲されたこのオペラは、「ロドイスカ」が大成功を収めた直後に手掛けられたもので、大胆な楽器法と独創性が感じられます。このスコアは長い間紛失していましたが、2010年に一部が発見され、ハイコ・カルマンが補筆完成し、全曲のスコアの出版も予定されています。古代中国を舞台に、フランス革命時代の情熱を感じされる登場人物たちが生き生きと活躍する物語で、ケルビーニの音楽はまるでオッフェンバッハを予感させるような巧妙で楽しいもの。このような作品がまだあったのか・・・と驚くこと間違いありません。
 2010年クラーゲンフルト州立劇場 ライブ収録(世界初演収録)/収録時間:115分/音声:ステレオ2.0/DD 5.1/字幕:仏(オリジナル),英,独,伊,西,韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク


101639
(DVD)
\3900→\3590
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
  ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
 強烈な個性をカリスマ性を備えたマエストロ、セルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)。彼は数多くの音楽家たちの中でも、最も妥協のない人物であり、また完璧主義者として知られています。1回の演奏会でも、通常の3倍のリハーサル時間を要求、楽団員たちを纏めあげ、緻密な音楽を創り上げていくことで知られています。例えばブルックナー(1824-1896)の第9番でのリハーサル映像(101555)での練習風景を見ていてと、まさに全知全能の神が世界を創造する様を目の当たりにするかのような感動を覚えることは間違いありません。さて、そんなチェリビダッケは、音楽の意図が誤って伝えられることを恐れたのか(マイクでの音収録に限界を感じていた?)録音媒体を嫌っていたようですが、映像収録は嫌いではなかったようで、このブルックナーの第5番でも素晴らしい名演を披露しています。丹念にリハーサルを繰り返し、細部に至るまでオーケストラを掌握し、創り上げていったこのブルックナーの音楽。チェリビダッケはこの作品を通して「神への祈り」を捧げているのかもしれません。そんな姿をとくとご覧ください。
 1985年ミュンヘン,ガスタイクライブ収録/収録時間:90分/音声:ステレオ2.0/DD 5.1/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

Verdi: Aida
107253
(DVD)
\6300→\5290
アレーナ・ディ・ヴェローナ/ネッロ・サンティ(指揮)
 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲

  4幕アントニオ・ギスランツォーニ台本/
   オーギュスト・マリエット原案
アイーダ(エチオピアの奴隷)…マリア・キアーラ(ソプラノ)/
アムネリス(エジプト王の娘)…ドローラ・ザジック(メゾ・ソプラノ)/
ラダメス(衛兵隊長)…クリスティアン・ヨハンソン(テノール)/
アモナスロ(エチオピア王、アイーダの父)…ホァン・ポンス(バリトン)/
ランフィス(祭司長)…ニコラ・ギュセレフ(バス)/
エジプト王…カルロ・ストゥリウリ(バス) 他/
アレーナ・ディ・ヴェローナ/
ネッロ・サンティ(指揮)/
ジャンフランコ・デ・ボシオ(舞台演出)/
リナルド・オロヴィエッリ(装置…1913年ヴェローナ初演時、エットーレ・ファギュオーリのデザインに基づく)
 華やかな「凱旋行進曲」が有名なこのオペラ「アイーダ」。しかし全編に漲る緊張感と、描かれた重苦しい人間関係は、このオペラが紛れもない悲劇であることを物語っています。愛国心と深い愛情の板挟みとなって苦しむ登場人物たちは、輝かしくも美しいアリアで、その切ない胸の内を吐露し、永遠に人々を魅了し続けるのです。この公演が行われたのは、イタリア・ヴェローナにある有名な古代ローマ時代の屋外闘技場跡地です。野外と言っても、音響的には優れていて、古代ローマ時代の大理石外壁も雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。1913年にヴェルディの生誕100年を記念して、「アイーダ」の野外公演が行われたことで知られ、この映像で用いられているセットもその際に使われたデザインを踏襲しています。タイトル・ロールを演じるキアーラは、この役をレパートリーの中心としていて、揺れ動く女心を見事に表現しています。ヨハンソンの歌うラダメスは非の打ちどころがなく、名歌手ザジックは強い女を演じきっています。サンティの指揮も申し分なし。豪華なセットを惜しげもなく使った極上のアイーダをお届けいたします。
 1992年アレーナ・ディ・ヴェローナライブ収録/収録時間:146分/音声:ステレオ2.0/DD 5.1/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

ALBANY(映像) (5/30)



TROY1320
(DVD)
\2200→\1990
19世紀ロマン・オペラ、北欧音楽ファンにお薦め
 ブルーノ・スクルテ(1905-1976):
  歌劇《ヴィルカチーの女相続人》全5幕
アンドレイス・ヤンソンス(指揮)
ラトヴィア国立歌劇場管弦楽団、合唱団
ダナ・ブラマネ(S)
アルマンドス・シリンシュ(B)
ライモンドス・ブラマニス(T)
グンタルス・ルンギス(T)ほか
ラトヴィアの知られざる作曲家の美しい歌劇の世界初DVD!

収録:2011年6月3日ラトヴィア国立歌劇場 (世界初演ライヴ)、NTSC、16:9カラー、ステレオ、DVD-5、98min

 ブルーノ・スクルテはウクライナのキエフ出身の作曲家で後にラトヴィアへ移住、ラトヴィア音楽院で、作曲をヤーゼプス・ヴィートルスに学んだ。1949年にアメリカへ移住し、教会のオルガン奏者、合唱指揮者としても活動した。弟のアードルフス・スクルテも、作曲家である。ニューヨークのブルックリンで死去した。《ヴィルカチーの女相続人》はラトヴィアの民話を題材にした歌劇で、先に別録音がCDでも発売になっていた(TROY944/45)。
 作風は初期ワーグナーから印象派、後期ロマン派、ロシア国民楽派まで19世紀音楽の諸語法が折衷、ラトヴィア民謡もたくさん取り入れられて親しみやすい。もともと未完成で残されたが、作曲者生誕100年を機に研究者によって補作完成された。プッチーニの《ラ・ボエーム》ばりの美しい旋律、ディーリアスを思わせる華麗な和声もたびたび現れ、19世紀ロマン・オペラ、北欧音楽ファンにお薦め。

AVIE/SFS MEDIA(映像)



SFS 0057
(Blu-ray)
\8200→\6690
サンフランシスコ交響楽団創立100周年 〜
 2011−2012シーズン・オープニング・ナイト・ガラ・コンサート

  コープランド:バレエ組曲《ビリー・ザ・キッド》
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
  ブリテン:青少年のための管弦楽入門
  アダムズ:ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
 サンフランシスコ交響楽団!創立100周年記念!高画質&高音質の"Blu-ray"ヴァージョン登場!
 100%ロスレスな次世代音声技術"ドルビーTrueHD"を採用!(96/24 multi-channel sound)
 ディスクは大容量のBRD-50(デュアル・レイヤー・ディスク)!
 MTT&SFSのガラ・コンサートを高画質&高音質で!

 1911年から1世紀。2011−2012シーズンで遂に創立100周年を迎えたアメリカ西海岸の雄サンフランシスコ交響楽団。
 2011年9月7日、本拠地デイヴィス・シンフォニー・ホールで行われた2011−2012シーズンのオープニングであり、創立100周年を祝うガラ・コンサートのライヴの高画質&高音質"Blu-rayヴァージョン"がリリース!

※収録時間:88分(ガラ・コンサート)、58分(ドキュメンタリー) / ※録音:2011年9月7日、デイヴィス・シンフォニー・ホール

C MAJOR(映像)



71 1004
(Blu-ray)
\5400→\4990
ウィーン・フィル&ピエール・ブーレーズ
 「ザルツブルク音楽祭2011オープニング・コンサート」
  ・ベルク:「ルル」組曲*
  ・ベルク:演奏会用アリア「ワイン」※
  ・マーラー:カンタータ「嘆きの歌」(1898/99 改訂版)#
アンナ・プロハスカ(S) *
ドロテア・レッシュマン(S) ※#
アンナ・ラーション(A) #
ヨハン・ボータ(T) #
ウィーン国立歌劇場合唱団 #
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
71 0908
(DVD)
\3400→\3090
ザルツブルク音楽祭2011 オープニング・コンサート、ブーレーズ&ウィーン・フィルによるマーラーの「嘆きの歌」

収録:2011 年7 月28 日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)/映像監督:ミヒャエル・バイヤー/制作:ユニテル・クラシカ
(Blu-ray) 95’、1080p、Full、HD、16 : 9、Region All、音声:DTS HD Master Audio 5.0 / PCM ステレオ、字幕:英独仏西韓中
(DVD) 95’、カラーNTSC、16 : 9、Region All、 音声:DTS サラウンド5.0 / PCM ステレオ、字幕:英独仏西韓中

 ザルツブルク音楽祭2011 のオープニング・コンサートの映像がC major よりリリース。2008 年以来3 年ぶりに巨匠ブーレーズが指揮を務めた2 日間( 当収録は初日7 月28 日) は、2011 年がマーラー・アニヴァーサリーということで、カンタータ「嘆きの歌」をメイン・プログラムに、やはりブーレーズが指揮活動の重要な柱としてきたベルクの「ルル組曲」と「演奏会用アリア『ワイン』」とが取り上げられました。

 【嘆きの歌】
 独唱者、混声合唱と管弦楽のための「嘆きの歌」は、ウィーン楽友協会音楽院を卒業したマーラーが、その卒業生を対象にした作曲コンクール「ベートーヴェン賞」に応募するために作曲したカンタータ。マーラーのデビュー作にも位置付けられるこの作品が「落選」後に辿った改訂の経緯はいくぶん錯綜しています。
 すなわち、1878 年から1880 年にかけて書かれた初稿では、「森のメルヘン」「吟遊詩人」「婚礼の出来事」の3 部構成でしたが、1888 年頃から断続的に改訂が行われ、最終的に1898/99 年の改訂稿では第1 部「森のメルヘン」をカットした2 部構成という形で落ち着いています。
 ブーレーズがウィーン・フィルを指揮したこのライヴは、その改訂稿による演奏で、ブーレーズは同じく「嘆きの歌」改訂稿を1969 年にウォルサムストウ・タウン・ホールでロンドン響とセッション録音しているので、42 年ぶりの再録音ということになります。ちなみにブーレーズは第1 部「森のメルヘン」を1970 年にロンドン響とウォトフォード・タウン・ホールでセッション録音しており、これが「森のメルヘン」の世界初録音でもありました。
 ブーレーズはすでにマーラーの交響曲全曲録音を完了していますが、このうちウィーン・フィルとは1994 年に第6 番、1996 年に第5 番、1999 年に「大地の歌」、2001 年に第3 番、2005 年に第2 番という具合に、シリーズ最多の5 曲を録音して相性の良いところをみせていたので、ここでもウィーン・フィルとの顔合わせということで期待も高まるところです。

 【「ルル」組曲】
 「ルル」組曲は、未完に終わったオペラの第2 幕と第3 幕からベルクがエッセンスを抽出して仕上げた全5 曲からなる作品で、聴きどころである第2 幕のアリア「ルルの歌」はコロラトゥーラ・ソプラノを念頭において書かれています。
 ブーレーズは1979 年にパリ・オペラ座で、フリードリヒ・チェルハによる「ルル」の補筆完成版の初演を手がけ、世界初録音もおこなっているだけに、作品の理解にはかなりのものがあります。
ブーレーズは、「ルル」組曲を1976 年にジュディス・ブレゲンをソリストにニューヨーク・フィルとセッション録音しており、また、ムジーク・トリエンナーレ・ケルン2000 においてクリスティーネ・シェーファー& シカゴ響と第2 曲から第5 曲までの4 曲をライヴ収録した映像作品も発表していますが、やはりここではウィーン・フィルとの共演というのも魅力なうえに、1983 年バイエルン州のノイ=ウルム生まれ、近年売り出し中のアンナ・プロハスカが独唱に起用されているのが大注目です。

 【演奏会用アリア「ワイン」】
 ベルクが「ルル」を構想中の1929 年に、その作曲を中断して書き上げたのがこの演奏会用アリア「ワイン」です。ボードレールの「悪の華」所収の、5篇の詩からなる「ワイン」より3 篇の詩を自ら選び、一部順序を入れ替えて「ワインの精」、「愛し合う人の酒」、「孤独な人の酒」の3 部構成の作品としています。十二音技法に拠りながら調性的要素の導入が認められるところが「ルル」や「ヴァイオリン協奏曲」にも通じる特徴として挙げられます。
 ここでブーレーズが「嘆きの歌」に続く形でソプラノに起用したのは、ヘンデル、モーツァルトにマーラーと、バロック、古典派から近代までのオペラ、歌曲で高い人気と実力を誇るドロテア・レッシュマン。
 ブーレーズは、この曲を1977 年にジェシー・ノーマンのソプラノでニューヨーク・フィルとセッション録音しているので、このたびは34 年ぶり2 種目の録音ということになります。

C MAJOR(映像)



71 1204
(Blu-ray)
\5400→\4990

首席指揮者ガッティ&チューリヒ・オペラ
 ヴェルディ「ファルスタッフ」の注目公演!
アンブロージョ・マエストリ(Br ファルスタッフ)
バルバラ・フリットリ(S アリーチェ・フォード)
マッシモ・カヴァッレッティ(Br フォード)
イヴォンヌ・ナエフ(Ms クイックリー夫人)
ユディト・シュミット(Ms メグ・ペイジ夫人)
エファ・リーバウ(S ナンネッタ)
ハビエル・カマレナ(T フェントン)
マルティン・ツィセット(T バルドルフォ)
ダヴィデ・フェルジーニ(Br ピストーラ)
パトリツィオ・サウデッリ(T 医師カイウス)
ダニエレ・ガッティ(指)
チューリヒ歌劇場管弦楽団,合唱団
71 1108
(DVD)
\3400→\3090
スヴェン=エリク・ベヒトルフ(演出)/ロルフ・グリッテンベルク(装置)/マリアンネ・グリッテンベルク(衣装)/ユルゲン・ホフマン(照明)
収録:2011 年3 月
(Blu-ray)リージョン・オール、HD、16:9、127m、DTS-HD MA 5.0 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓
(DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、127m、DTS 5.0 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓

 今や著名大歌劇場よりも良質な上演があることで人気の高いチューリヒ歌劇場。2011 年3 月に上演されたヴェルディ「ファルスタッフ」の映像がBluDisc とDVD になりました。
 首席指揮者ダニエレ・ガッティは、キリリと引き締まっていながらもイタリア的美感を生かしシンフォニックに重くさせない絶妙のバランスを実現しています。
 タイトルロールのアンブロージョ・マエストリは、大柄な体躯で悪役を得意とするアクの強いバリトンですが、ここではふてぶてしいのに意外にお洒落で憎めないファルスタッフを見事に歌い演じています。アリーチェはバルバラ・フリットリアリーチェの当たり役の一つで、さすがの一言。クイックリー夫人にはスイスが誇るベテランのメッゾソプラノ、イヴォンヌ・ナエフを配し、またナンネッタには、オーストリア出身でチューリヒ歌劇場でブレイクした若いソプラノ、エファ・リーバウを起用するなど、適材適所の配役です。
 スヴェン=エリク・ベヒトルフの演出は、時代を第二次世界大戦後あたりに移してはいるものの、基本的にはたいへん素直な舞台作り。スッキリと美しい装置ということもあって、気持ちよく見られる「ファルスタッフ」です。
HD 収録で画像は鮮明。「ファルスタッフ」は、人気作にもかかわらず、Blu-ray Disc はこれでまだ2 つめ。映像オペラファンには嬉しい発売でしょう。

DUX(映像) (6/6)


DUX9793
〔PAL DVD〕
\3800
パデレフスキ:歌劇「マンル」 Maciej FIGAS指揮、
ブィドゴシュチュ・オペラノヴァ管弦楽団、他
※PALのため日本で発売されいる機器では再生できません。

EUROARTS(映像) (6/8)


20 59314
(Blu-ray)
\5000→\4490

 

ベルリン・フィル12人のチェリスト〜40周年コンサート
 クレンゲル:讃歌/フランセー:朝のセレナーデ/
 ピアソラ:天使の組曲/ブルタイル&ヴァンデール:パリの花
 フォーレ:パヴァーヌ/ヴァンサン・スコット:パリの橋の下
 ミシェル・ルグラン:女は女である/
 フップフェルド:時の過ぎゆくままに〜映画「カサブランカ」/
 ドビュッシー:そぞろな悩み心/同:鐘/
 ラヴェル:ハバネラ形式による小品
 モリコーネ:ザ・マン・ウィズ・ザ・ハーモニカ〜映画「ウエスタン」
 デューク・エリントン:キャラヴァン/ピアソラ:フーガと神秘
 エディット・ピアフ:ばら色の人生
 カイザー=リンデマン:”12 人”のためのボサ・ノヴァ
 セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト
 ビートルズ:イエスタデイ
 ドキュメンタリー:
  「12人・40年」(エンリケ・サンチェス・ランシュ監督)
ベルリン・フィル12人のチェリスト
アンネッテ・ダッシュ(Sop)
ティル・ブレナー(Trp)


20 59318
(2DVD)
\4800→\4390
 来日記念強力盤。祝・結成40 周年。
 驚異の集団ベルリン・フィル12 人のチェリストその魅力と魔術をすべて収めた初映像登場。

[2012 年5 月9 日/ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)]
(Blu-ray) 105’(本編)+60’(ボーナス)、1080i Full HD 16 : 9、Region All、音声:DTS HD Master Audio / PCM ステレオ、字幕(ドキュメンタリー):日英独韓中
(2DVD)105’(本編)+60’(ボーナス)、カラーNTSC 16 : 9、Region All、音声:DTS サラウンド5.1 / DD5.1 / PCM ステレオ、字幕(ドキュメンタリー):日英独韓中

 日本でも大ブームを起こしたスーパー・チェロ集団「ベルリン・フィル12 人のチェリスト」。
 1972 年のザルツブルク・イースター音楽祭で、クレンゲル作曲による12 人のチェロのためのオリジナル作品「讃歌」を演奏したことで正式に誕生して丁度40 周年。彼らが2012 年5 月に行ったコンサートのライヴ映像で、40 年にわたる歴史を十八番のレパートリーで俯瞰します。記念すべきクレンゲルの「讃歌」から、彼らのために書き下ろされたフランセーの「朝のセレナーデ」、クラシックの名曲からジャズ、映画音楽、ポップスまでを抜群の楽しさで聴かせてくれます。個々のテクニックの凄さは当然ながら、12 人がまるで大きな1 本のチェロのように響くアンサンブル能力は驚異的のひとことに尽きます。
 話題のソプラノ、アンネッテ・ダッシュとジャズ・トランペットのスター、ティル・ブレナーが華を添えています。チェロだけで観客を興奮の渦に巻き込む魔術をご照覧下さい。

EUROARTS(映像)



20 11404
(Blu-ray)
\4700→\4290
映像で登場!
 チェリビダッケ、38年ぶりのベルリン・フィル復帰コンサート・ライヴ

  ブルックナー:交響曲第7番ホ長調

=ボーナス映像=
  ・ドキュメンタリー「凱旋 (Triumphant Return)」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
20 11408
(DVD)
\2900→\2690
 チェリビダッケ& ベルリン・フィル、ブルックナーの交響曲第7 番BD & DVD、巨匠38年ぶりのベルリン・フィル復帰コンサートライヴ

収録:1992 年3 月31 日&4 月1 日 ベルリン、シャウシュピールハウス(ライヴ)/監督:ロドニー・グリーンベルク/制作:メトロポリタン・ミュニック
=ボーナス映像=監督:ヴォルフガング・ベッカー
(Blu-ray) 本編90’+ボーナス54’、1080i Full HD、16 : 9 (本編), 4 : 3 (ボーナス)、Region All、音声:PCM ステレオ、字幕:日英独(※ドキュメンタリー)
(DVD)本編90’+ボーナス54’、カラーNTSC、16 : 9 (本編), 4 : 3 (ボーナス)、Region All、音声:PCM ステレオ、字幕:日英独(※ドキュメンタリー)

 巨匠チェリビダッケがベルリン・フィルを指揮した唯一の映像として知られるブルックナーの交響曲第7 番がようやくブルーレイとDVD で登場。
 1992 年3 月31 日と4 月1 日の2 日間、ベルリンのシャウシュピールハウスでおこなわれたコンサートは、当時のヴァイツゼッカー大統領直々のはからいで実現したもので、1954 年以来38 年ぶりにチェリビダッケが、この間関係が決裂していたベルリン・フィルの指揮台に復帰するという意味で特別な出来事でした( このあたりは当公演のリハーサルの模様とかつての楽団員へのインタビューを収めたドキュメンタリーで触れられています)。
 こうした背景もあって会場が異様な空気に包まれるなか、やがて演奏が開始されてゆくのですが、ここでの全曲86 分を超える演奏時間は、数あるチェリビダッケによるブルックナーの7 番のなかでも破格に長大な部類に入るもので、アダージョに至っては30 分を超える時間をかけてたっぷりと歌いぬかれており、まさに耽美的というほかないその美観はあらためて稀有の巨匠の個性的な芸風を強く印象付ける形となっています。
 チェリビダッケ& ベルリン・フィルによるこのブルックナー第7 番のライヴ映像はその知名度に比して、長らく視聴困難な状態が続いていただけに、チェリビダッケ生誕100 年を迎える2012 年のタイミングでのリリースはたいへん価値あるものといえるでしょう。
 なお、このたびのソフト化に際して、オリジナルのビデオ素材にレストアを施し、画面アスペクト比を4:3 のスタンダード・サイズから16:9 のビスタ・サイズへと変換しています。



 今は廃盤となっている RE! DISCOVER RED133 (2CD-R)\4800 。ずっと「あのCDは再発売されないか」という問い合わせを受けていた。それがまさか映像のほうが先に登場するとは。
 演奏云々より、それ自体がひとつの歴史的事件。それを目にすることができる歴史的映像。
 以下、RE! DISCOVER RED133 発売当時のコメントを転載。


 チェリビダッケにとって生涯因縁の関係だったベルリン・フィル。
 戦後廃墟と化したベルリンで、演奏禁止のフルトヴェングラーの代わりに同楽団を立て直したボルヒャルトが、あろうことか占領軍の弾丸に当たって即死。そこで急遽引っ張り出されたのが当時ルーマニアから留学してきていた若きチェリビダッケである(臨時指揮者選抜試験に遅れてやってきたが一発合格だったらしい)。しかしその若き音楽家は異常な努力の結果、破滅寸前だったそのオケを見事に建て直し、フルトヴェングラーが復帰するまでには世界的オーケストラへ復活させた。その後フルトヴェングラーが亡くなる1954年まで、延べ400回以上のコンサートを開き(フルトヴェングラー220回、カラヤン4回))、フルトヴェングラーと協力して同楽団の戦後の一時代を築いた。
 ・・・しかしそのフルトヴェングラーが亡くなり、当然自分にまわってくると思われていた首席指揮者の地位がカラヤンに奪われ(とはいえ彼がそう思っていたことを証明するものはないらしいし、実際その頃には彼が後任になる可能性は低かった)、チェリビダッケはベルリン・フィルを去る。
 その後数十年間、チェリビダッケはまったくベルリン・フィルと接触することはなく、1982年の創立100周年記念の際も呼ばれることはなかった。

 多くの音楽ファンは、彼のその後のシュトゥットガルトやミュンヘンでの活躍を見て、もし今チェリビダッケがベルリン・フィルを振ってベートーヴェンやブルックナーやブラームスをやってくれれば・・・、と夢見ないではいられなかった。

 ・・・・しかし、その夢が現実のものとなる。
 チェリビダッケがベルリン・フィルを奇跡的に振ることになったのである。
 彼が最後にベルリン・フィルを振ってから実に38年ぶり、1992年のことであった。
 企画したのは当時のドイツ大統領ヴァイツェッカー。ルーマニア基金のための慈善コンサートの指揮を、ルーマニア出身の伝説的指揮者チェリビダッケに任せたのである。

 ・・・そうして歴史に残る奇跡の復帰コンサートが行なわれた。
 曲目はブルックナーの7番。チェリビダッケは楽団の前に立つや、まずオーケストラの配置換えを行なった。そしてリハーサル6回という前代未聞の時間が彼には与えられ、その後6日間に渡ってチェリ流の練習が行われた。
 ミュンヘンの音楽ファンは大喜びだったが、すでにチェリを知る楽団員はわずか3人・・・・、オーケストラのみんなが大喜びというわけではなかった。とにかく、それまでのすべてを捨てさせるための練習・・・。ある演奏者は「チェリに比べたらバレンボイムなんて冷めたコーヒーだ」と言ったが、ある人は「こんなに遅いテンポで何をしようとしているのかわからない」、「泥沼から引き上げられる牛車」、とそっけなく語った。
 だからこの演奏が「楽団員の心がひとつになった魂の演奏」などというつもりはない。実際ベルリン・フィルのみんながこのテンポについていっているのか疑問の残る部分もある。ミュンヘン・フィルでは感じさせてくれるあの極限の緊張状態が、ここではあまりの息の長さにときおり弛緩する。あの究極的に長いミュンヘン・フィルの’94年の演奏よりもまだ7分も長いのである。その長さは38年という年数の長さにも思える。
 ・・・しかし終楽章はそれらの疑問が一切合財なぎ倒されるように一気に絶頂へと達する。終演後シャウシュピールハウスは絶叫に似た歓声で埋まり、この世紀のイベントは終わりを告げる。
 チェリビダッケとベルリン・フィルの大きな遺恨に終止符を打つかのように。

 この演奏がチェリビダッケの、ベルリン・フィルの、はたまたブルックナー7番の最高の演奏とかいうつもりはない。・・・だが、この歴史的な演奏をここでこうして聴くことができるということは恐るべき幸せであるように思う。



EUROARTS



20 66808
(DVD)
\2600→\2390
シフによるシューベルト「即興曲集」&「楽興の時」ライヴ映像

シューベルト:
 4つの即興曲D 899, Op.90
 4つの即興曲D 935, Op.142
 楽興の時D 780, Op.94
アンドラーシュ・シフ(P)
118’、NTSC 4 : 3 / Region All、音声:PCM ステレオ/ 収録:1989 年3 月ミュンヘン、レジデンツ・マックス・ヨゼフ・ザール
(ライヴ)[即興曲]、1990 年4 月ノイマルクト、ヒストリッシャー・ライトシュターデル(ライヴ)[楽興の時]/制作:メトロポリタン・ミュニク

 「当代最高のシューベルト弾きのひとり」として評価の高いシフによる映像作品の第2 集。「即興曲集」と「楽興の時」のカップリングは、それぞれ1989 年ミュンヘン、1990 年ノイマルクトにおける2 つのリサイタルから構成されたもので、メトロポリタン・ミュニク制作による同一の収録内容は過去にLD でリリースされていましたが、初のDVD 化となります。
 J.S. バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどとならんで、シューベルトのピアノ曲はリサイタルやソナタ全曲演奏会などを通じて、シフが演奏活動の中心に据えて取り組んできたレパートリーですが、その成果は充実のディスコグラフィからもうかがい知ることができます。
 よく知られるように、シフは1992 年11 月と1993 年4 月に時期を隔てて、ウィーンでセッションを組んでシューベルトのピアノ・ソナタ19 曲を録音して全集を完成させ、また、シュライアーとは「3 大歌曲集」の録音を完了してもいました。
 シフは、このライヴ映像作品とは別に、「即興曲集」については、まず1978 年にOp.90 とOp.142 を東京でセッション録音したのち、さらに1988 年にOp.142 を、1990 年にOp.90 をともにウィーンでセッション録音しています。また、「楽興の時」についても、1990 年にウィーンでセッション録音していました。
 このように録音を重ねていることからも、とりわけ「即興曲集」と「楽興の時」はシフのお気に入りのレパートリーのようですが、アルバム再録音とほぼ同時期に収録された本映像作品は、すぐれた演奏内容とともに、実演におけるシフの姿を伝える貴重なものといえるでしょう。

20 59234
(Blu-ray)
\4700
ブロムシュテット、ライプツィヒでのライヴがBlu-ray Discに!
 ロ短調ミサに、ベートーヴェンの第5 交響曲に、もりだくさん!
(1)バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
(2)バッハ:
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 モテット「恐れるでない」 BWV228
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調
  BWV1004−シャコンヌ
 ミサ曲 ロ短調 BWV232−私たちに平和を与えてください
(3)メンデルスゾーン:「エリヤ」−第21曲
 ソプラノのアリア“聞け、イスラエルよ/恐れるでない”
(4)ベートーヴェン:交響曲第5 番 ハ短調 Op.67
(1)ルース・ジーザク(S)
 アンナ・ラーション(A)
 クリストフ・ゲンツ(T)
 ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団,
 ゲヴァントハウス室内合唱団
(2)-(4)ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団,
 ゲヴァントハウス室内合唱団,
 ライプツィヒ聖トマス教会合唱団
 ナンシー・アージェンタ(S)
 ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)
 ユルゲン・ヴォルフ(Org)
(1)収録:2005 年5 月8 日,ライプツィヒ,聖トマス協会 +ボーナス ブロムシュテット、ミサ曲 ロ短調を語る
(2)-(4)収録:1999 年10 月9 日,ライプツィヒ,ニコライ教会
リージョン・オール、1080i FULL、HD、16:9、195m + 21m、PCM Stereo / DTS-HD Master Audio、字幕:
羅英独仏(ミサ曲),英独蘭(ドキュメンタリー)

 1998 年から2005 年までライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長(カペルマイスター)を務めたヘルベルト・ブロムシュテット(1927 年生まれ)が、その任期中にゲヴァントハウス管弦楽団を指揮した二回の演奏会を収録。
ミサ曲 ロ短調は、なんといってもバッハ縁の聖トマス教会での演奏というのが趣があります。ブロムシュテットの真面目でひた向きな音楽作りが生きています。
 1999 年10 月9 日ニコライ教会での演奏会は、1989 年10 月9 日という、ライプツィヒのみならずドイツにとって重大な日の十周年を記念して行われた演奏会。その日ライプツィヒのニコライ教会での祈りに端を発して、ライプツィヒ市民による数万人規模の大行進が行われ、これが当時の東ドイツの国家評議会議長エーリッヒ・ホーネッカーの失脚を引き起こし、さらにベルリンの壁崩壊に繋がったのでした。ベートーヴェンの第5 交響曲や、バッハ、メンデルスゾーンの宗教曲など、さまざまな曲が集められており、そのプログラミングと歴史を重ねて意味を考えれば、感銘も倍増することでしょう。
 どちらも従来DVD で発売されたことがある内容ですが、Blu-ray Disc によって、より鮮明に、そして1 枚にコンパクトに収録されています。

EUROARTS(映像)


20 72444
(Blu-ray)
\4700
ケント・ナガノ&バイエルン国立歌劇場
 モーツァルト:「イドメネオ」[伊語歌唱]
ジョン・マーク・エインズリー(T イドメネオ)
パヴォル・ブレスリク(T イダマンテ)
ユリアーネ・バンゼ(S イリア)
アンネッテ・ダッシュ(S エレットラ)
ライナー・トロスト(T アルバーチェ) ほか
バイエルン国立管弦楽団
バイエルン国立歌劇場合唱団
ケント・ナガノ(指揮)
ケント・ナガノ&バイエルン国立歌劇場の「イドメネオ」がブルーレイで登場。初演地ミュンヘン、クヴィリエ劇場でのライヴ。

演出:ディーター・ドルン/装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ/ 収録:2008 年6 月11,14 日ミュンヘン、クヴィリエ劇場(ライヴ)
176’、1080i Full HD 16:9 / Region All、音声:PCM ステレオ / DTS HD Master Audio、字幕:英. 独.仏.伊. 西

 ケント・ナガノが音楽監督を務めるバイエルン国立オペラを率いて、2008 年6 月にミュンヘンで上演したモーツァルトの「イドメネオ」。会場は、1781 年に本作「イドメネオ」を初演した旧宮廷劇場であるクヴィリエ劇場。ロココ様式の粋を凝らしたこの歴史的建造物が改修作業を終え、劇場として再開されるにあたり、ゆかりある、もっともふさわしいプログラムとして記念公演に「イドメネオ」が選ばれたのでした。
 選りすぐりの歌手陣も堂々たる存在感を示した、表題役のエインズリーほか、バンゼ、ダッシュと華のあるキャストに、いまや引っ張りだこのブレスリクのイダマンテもハマり役と話題を集めました。
 このたびブルーレイ1 枚に収められコンパクトになって、現行の2 枚組DVD(2072448) よりプライスダウンしてのリリースとなります。

IDEALEAUDIENCE(映像)



30 79858
(DVD)
\2400→\2190
今年上半期最大の映像新譜
 アルゲリッチ初出のチャイコフスキーとプロコフィエフ


(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
(2)プロコフィエフ:同第3番ハ長調Op.26
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
(1)サー・チャールズ・グローヴス(指)
 ロイヤル・リヴェプール・フィル
(2)アンドレ・プレヴィン(指)
 ロンドン交響楽団
 (1)[1977 年2 月6 日/ギルド・ホール(ライヴ)] (2)[1977 年5 月3 日/フェアフィールド・ホール(ライヴ)] /リージョン:0、NTSC 4:3、PCM STEREO、約62’、字幕:英仏独

 英国BBC 放送が1977 年に制作しながら、これまで商品化されることのなかったアルゲリッチ超弩級の音源が日の目を見ました。当時36 歳のアルゲリッチが十八番のチャイコフスキーとプロコフィエフの協奏曲を弾くという、信じ難いほど魅力的な内容の初出音源。先日NHK-BS でも放送され話題となりましたが、正式DVD 発売となります。
 何より若いアルゲリッチの輝くような存在感に目を奪われます。
 唖然とする指回りと速いテンポ、強靭なのに全く叩いていない打鍵の美しさ、とてつもないエネルギーとオーラの発散に息もつけぬ1 時間を満喫できます。
 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はサー・チャールズ・グローヴス指揮ロイヤル・リヴェプール・フィルとの共演。重鎮グローヴスの指揮姿も貴重です。イギリスの老紳士然としたグローヴスと、たぎる血気を押さえられないラテン娘アルゲリッチのぶつかりあいがオーケストラを煽り、雄大な迫力を生み出しています。
 圧巻はプレヴィンと共演したプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。アルゲリッチのみならず、青年のように若々しいプレヴィンに驚かされます。演奏はさすが得意曲、文句のつけようのない巧さです。プロコフィエフならではのスピード感とエネルギー、力強さで同曲トップのレベル、痺れまくる快演です。プレヴィンの伴奏がこれまた絶妙。アルゲリッチにぴったり付けているのはもとより、プロコフィエフ独特の陽性で華麗なオーケストレーションを絢爛と鳴らします。
 アルゲリッチの聖母のような美貌も存分に堪能できますが、アルゲリッチ・ファンならば必ず持っていなければならない宝物的映像と申せましょう。

MEDICI CLASSICS(映像)



M 60069
(Blu-ray)
\4200→\3890
ピアノ界最後の巨匠、ジェローム・ローズの名人芸
ブラームス:
 (1)ピアノソナタ第3番ヘ短調Op.5
 (2)8つの小品Op.76
 (3)2つのラプソディOp.79
 (4)幻想曲集Op.116
 (5)3つのインテルメッツォOp.117
 (6)6つの小品Op.118
 (7)4つの小品Op.119
ジェローム・ローズ(Pf)
M 50069
(DVD)
\2900→\2690
[ 収録:2011 年/ヤマハ・アーチスト・サービス(ニューヨーク)]
(Blu-ray)リージョンALL、HD 1080i、DD.2.0、144mm/(DVD)リージョンALL、NTSC 16:9、DD.2.0、144mm

 1938 年生まれ、1961 年ブゾーニ国際コンクール優勝に輝くアメリカの重鎮ピアニスト、ジェローム・ローズ。ニューヨークのマネス音楽院教授をはじめ各国でマスタークラスを開講するなど、教育面でも著名。彼のピアノは正確で楷書的、ベテランならではの余裕と滋味あふれる大きな巨匠芸を堪能できます。今回は得意のブラームスで、たっぷり144 分もの演奏を収めています。初期の大曲ピアノソナタ第3番が期待以上の名演。指遣いやペダルの映像も含め、この曲を学ぶすべてが多くを得られる凄さ。さらに晩年の小品集では、語り口の巧さでブラームスの孤独をじっくり表現。久々にピアノらしいピアノ演奏を味わえる正統派名人技と申せましょう。

OPUS ARTE(映像)



OA1069D
(DVD)
\4000→\3590
ザルツブルク音楽祭 2011 R.シュトラウスの夜
 ルネ・フレミング/ティーレマン指揮&ウィーン・フィル
  R.シュトラウス:歌曲&アルプス交響曲

—歌曲—
〈解脱〉Op.39-4 / 冬の愛Op.48-5
 たそがれの夢Op.29-1 / アポロの巫女の歌Op.33-2

—歌劇—
 歌劇《アラベラ》Op.79より〈私のエレマー〉

—交響曲—
 アルプス交響曲 Op.64  
ルネ・フレミング(ソプラノ)
ティーレマン指揮、
ウィーン・フィル
OABD7101D
(Blu-ray)
\5000→\4590
 クリスティアン・ティーレマン&ルネ・フレミングによる珠玉のR.シュトラウスの夕べ!
 現代を代表するシュトラウス歌いとして称賛を浴びるソプラノのルネ・フレミングをソリストにむかえ、そしてまたシュトラウスを大の得意とするクリスティアン・ティーレマンがウィーン・フィルを従えて演奏するリヒャルト・シュトラウス尽くしのプログラムは、望みうる最高の音楽を聴かせてくれます。
 前半は、オーケストラ伴奏つきの4つの歌曲と、自身の当たり役ともいえる「アラベラ」の、第1幕を締めくくる美しいモノローグを含蓄のある歌いぶりで披露したフレミングが、その存在感を遺憾なく発揮。後半のアルプス交響曲では、この曲とウィーン・フィルを完全に手中に収めたティーレマンが、面目躍如というべき圧巻の指揮で、観客を圧倒する大熱演となりました。

 2011年8月 ザルツブルク祝祭大劇場におけるライヴ収録
DVD製品仕様:収録時間   全プログラム84分 字幕  英・仏・独・西 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層 
Blu-ray製品仕様:収録時間   全プログラム84分 字幕  英・仏・独・西 ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド ディスク仕様  BD50


OA1071D
(DVD)
\6000→\5490
オーパス・アルテ バイロイト音楽祭プロジェクト Vol.5
 バイロイト音楽祭 2011
  ワーグナー:歌劇《ローエングリン》
ドイツ王ハインリヒ:ゲオルク・ツェッペンフェルト
ローエングリン:クラウス・フローリアン・フォークト
ブラバントのエルザ姫:アネッテ・ダッシュ
フリードリヒ・フォン・テルラムント:ユッカ・ラシライネン
オルトルート:ペトラ・ラング
王の伝令:サミュエル・ユン
アンドリス・ネルソンス指揮、
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
演出:ハンス・ノイエンフェルス
OABD7103D
(Blu-ray)
\6000→\5490
 新国立劇場《ローエングリン》に登場で大注目のフォークト、2011年バイロイトでの映像を日英同時リリース!
 元来のワーグナー歌いの概念を覆す新時代のヘルデンテノール、クラウス・フローリアン・フォークトが、《マイスタージンガー》での鮮烈なバイロイト・デビューに続いて、待望のローエングリン役で登場。その透き通るような声、清廉な雰囲気をまとった歌いぶりと仕草で、いまや当代最高のローエングリンとしての評価を確立しつつあるフォークトは、エルザ役のアネッテ・ダッシュの力強い声とも好対照をなしており、この上演においても圧倒的な印象を残しました。指揮をとったのは、2010年の同プロダクションがバイロイト初登場となった若手アンドリス・ネルソンス。オーケストラを見事にまとめあげ、充実した音楽を作り上げることに成功しています。
 ノイエンフェルスの斬新とも奇天烈ともいえる舞台は、一見した奇妙さ以上に、示唆に富んだ納得の演出です。“ねずみ”に扮した合唱団は…、あの衝撃的なラストは何を意味するのか…。遊び心も交えつつ辛辣な批判を繰り広げるのは、さすがノイエンフェルスの真骨頂!

 2011年8月14日:バイロイト祝祭劇場(ドイツ)におけるライヴ収録
DVD製品仕様:収録時間 全プログラム236分(本編209分+特典27分) 字幕 本編:英・仏・独・西/特典:英・仏・西 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様  ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層(2枚組)
Blu-ray製品仕様:収録時間  全プログラム236分(本編209分+特典27分) 字幕  本編:英・仏・独・西/特典:英・仏・西 ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド ディスク仕様  BD50

SUPRAPHON(映像)



SU 7120
(注意!DVD-PAL仕様)
\3000→\2690
「プラハの春音楽祭2011」オープニング・コンサート
 ビエロフラーヴェク&プラハ音楽院響
  スメタナ:連作交響詩「わが祖国」全曲

 第1曲 高い城( ヴィシェフラド) 14:59
 第2曲 モルダウ( ヴルタヴァ) 12:09
 第3曲 シャールカ 10:22
 第4曲 ボヘミアの牧場と森から 12:34
 第5曲 ターボル 12:26
 第6曲 ブラニーク 15:17
・ドキュメンタリー
 「かつてなく若々しい『プラハの春』オープニング」
  [チェコTV、チェコ放送、「プラハの春」との共同制作]
プラハ音楽院交響楽団
イジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
「プラハの春音楽祭2011」オープニング・コンサート、ビエロフラーヴェク&プラハ音楽院響、スメタナの「わが祖国」

録音:2011 年5 月12 日プラハ、市庁舎スメタナホール(第66 回プラハの春国際音楽祭オープニング・コンサート・ライヴ)/102’28”、カラーPAL 16 : 9 / Region All、音声:PCM ステレオ /DD ステレオ、字幕:英語

 チェコの巨匠ビエロフラーヴェクが「プラハの春国際音楽祭2011」のオープニング・コンサートで、恒例のスメタナの「わが祖国」を指揮した映像作品が登場。
 ビエロフラーヴェクは「わが祖国」を1988 年にチェコ・フィルとライヴ録音していますが、ここでの演奏は、この日のためにビエロフラーヴェクが立ち上げたプラハ音楽院交響楽団。その名が示す通り、プラハ音楽院の在校生および卒業生からなるユース・オケとの共演となります。
 ビエロフラーヴェクの母校でもあるプラハ音楽院は1808 年創設の名門。ドヴォルザークが作曲家の教授として教鞭を取り、さらに校長を務め、スーク、ノヴァーク、ネドヴァル、レハールら数多くの作曲家たちを輩出したことで知られるほか、ここではオタカール・シェフチーク、ヤン・クーベリック、ヤロスラフ・コチアン、ヴァーツラフ・ターリヒ、カレル・アンチェル、ラファエル・クーベリックのほか、マルチヌーやハーバといった錚々たる顔ぶれが学んでいます。
そもそも、音楽院の学生で「わが祖国」を演奏するというアイデアは2008 年に遡り、ビエロフラーヴェク、プラハの春国際音楽祭監督のロマン・ビエロル、プラハ音楽院院長のパヴェル・トロヤンの創案によるものでした。
学生たちは数ヶ月前から教授陣とともに準備を進め、ビエロフラーヴェクとの初顔合わせとなった2 か月前のポリチュカでの5 日間に亘る特訓を経て、ようやく迎えた公演当日、晴れ舞台に懸ける若者たちの真剣な取り組みが演奏に良い効果をもたらし、近年稀にみる白熱ぶりであったと伝えられています。
 このたびのリリースは、プラハ音楽院サイドの強い要望もあって実現したもので、かれらの姿を追ったドキュメンタリーも収められています。
※本DVD はPAL 仕様となっており、日本国内で販売されている通常のDVD プレーヤーでは再生できませんのでご注意ください。

VOICEPRINT(DVD−VIDEO)


TPDVD176
\1700
ブリテン:歌劇「ヴェニスに死す」に関するドキュメント
 ブリテンの最後のオペラ「ヴェニスに死す」の作曲に関連するトニー・パーマーのドキュメンタリー作品。
 晩年、やり損なわれた心臓手術に苦しんでいたブリテンは盟友ピーター・ピアーズのためにオペラを書こうと決心していましたが・・・。

NHKエンタープライズ(映像) (6/1)


NSBS17531
(Blu-ray)
\7140
小澤征爾&水戸室内管弦楽団2012
 モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
 ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb-1
 モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」
宮田 大(チェロ)
水戸室内管弦楽団
小澤征爾(指揮)

NSDS17530
(DVD)
\4935
2012年1月19日、水戸芸術館でのライヴ

 マエストロ小澤征爾、最新演奏会の記録映像!
 いまや世界が注目するチェロ奏者・宮田 大をソリストに迎え、2012年1月19日に開催された水戸室内管弦楽団の定期公演。指揮台に立つのは、マエストロ小澤征爾。体調不良により、いくつかの公演キャンセルを余儀なくされたなか、タクトを振った数少ないステージの映像ソフト化。水戸芸術館で行われた第83回定期演奏会初日の模様をNHKが収録。
 ブルーレイ版は高音質・高画質を実現したハイエンド版!

日本コロムビア(DVD−VIDEO)
セルジュ・チェリビダッケ指揮、トリノRAI交響楽団
50歳代チェリビダッケ、イタリアでの秘蔵映像

 今は亡きカリスマ指揮者、セルジュ・チェリビダッケが、1960年代後半から1970年代前半の50歳代にイタリアで演奏した際の秘蔵映像。
 壮年期ならではのしなやかな躍動感が横溢した指揮ぶりを堪能できる。


COBO-6303
\1995
ブルックナー:交響曲第9番
1969年5月2日、トリノ、オーディトリウム・ライヴにて収録
セルジュ・チェリビダッケ指揮、
トリノRAI交響楽団
 シリーズ第1作は、チェリビダッケのライフワーク、ブルックナーの交響曲。
 1969年イタリア作品 61分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 モノクロ/4:3 音声 モノラル/リニアPCM 【旧品番:TDBA-0131】

COBO-6304
\1995
ベルリオーズ:幻想交響曲
1969年10月24日、トリノ、オーディトリウム・ライヴにて収録
セルジュ・チェリビダッケ指揮、
トリノRAI交響楽団
 シリーズ第2作は「幻想」。猛烈なアッチェランドをかけて突進するフィナーレは圧巻の一言。
 1969年イタリア作品 58分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 モノクロ/4:3 音声 モノラル/リニアPCM 【旧品番:TDBA-0132】

COBO-6305
\1995
モーツァルト:交響曲第39番
 1969年10月24日、トリノ、オーディトリウム・ライヴにて収録
シューベルト:交響曲第2番
 1969年5月2日、トリノ、オーディトリウム・ライヴにて収録
ケルビーニ:歌劇「二日間」序曲
 1970年4月30日、トリノ、オーディトリウム・ライヴにて収録
セルジュ・チェリビダッケ指揮、
トリノRAI交響楽団
 シューベルトとモーツァルト交響曲2曲が収められた第3作。巨匠がベルリン・フィル時代より好んで取り上げた隠れた名品シューベルトの第2番は必聴。
 1969年イタリア作品 80分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 モノクロ/4:3 音声 モノラル/リニアPCM 【旧品番:TDBA-0133】

COBO-6306
\1995
プロコフィエフ:交響曲第5番
R・シュトラウス:交響詩「死と変容」
 1970年4月30日、トリノ、オーディトリウム・ライヴにて収録
セルジュ・チェリビダッケ指揮、
トリノRAI交響楽団
 壮年期のチェリビダッケのしなやかな指揮姿がもっとも楽しめるプロコフィエフの5番。
 1970年イタリア作品 77分収録 片面1層,チャプター有,メニュー画面 モノクロ/4:3 音声 モノラル/リニアPCM 【旧品番:TDBA-0134】

新書館(映像)


DD12 0406
(DVD)
\5040
チャイコフスキー:くるみ割り人形〜ボリショイ・バレエ
 ◆主演◆
  マリー:ニーナ・カプツォーワ
   くるみ割り人形/王子:アルチョム・オフチャレンコ
 ◆出演◆
  【第1幕】
   マリーの父:アレクセイ・ロパレヴィチ
   マリーの母:オリガ・スヴォロワ
   兄フリッツ:アンナ・プロスクルニーナ
   ドロッセルマイヤー:デニス・サーヴィン
   くるみ割り人形:アレナ・サディコワ
   ねずみの王様:パーヴェル・ドミトリチェンコ
   ハーレキン:ヴィチェスラフ・ロパーチン
   コロンビーヌ:アンナ・ティコミロワ
   デビル:ヴィクトリア・リトヴィノワ/岩田守弘
  【第2幕】
   スペイン:アンナ・オークネワ/アンドレイ・ボロティン
   アラビア:ヴィクトリア・オシポワ/ルスラン・プローニン
   中国:スヴェトラーナ・パヴロワ/デニス・メドヴェージェフ
   ロシア:アンナ・レオノワ/アレクサンドル・ヴォドペトフ
   フランス:ダリア・ホフロワ/マキシム・スロフ
   花のワルツ:ユリア・グレベンシコーワ/ヴィクトリア・リトヴィノワ/
   オリガ・マルチェンコワ/ヤニーナ・パリエンコ/
   アンナ・トゥラザシヴィリ/アンジェリーナ・ヴラシネツ/
   カリム・アブドゥーリン/アルテミー・ベリャコフ/
   エゴール・フロムシン/ドミトリー・エフレモフ/デニス・ロヂキン/
   クリム・エフィーモフ   ほか ボリショイ・バレエ
パーヴェル・クリニチェフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、
児童合唱団
 ボリショイ・バレエの若手ホープが贈る豪華で贅沢なクリスマス・ファンタジー

台本:マリウス・プティパ/原作:E .T . Aホフマン/台本改訂・振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
収録:2010 年12 月 ボリショイ劇場/カラー、本編103分、NTSC、リージョン2、ワイドサイズ16:9、ステレオ5.1ch、ドルビーデジタル

 ボリショイ・バレエで踊り継がれるグリゴローヴィチ版「くるみ割り人形」。軽やかに舞うニーナ・カプツォーワとノーブルなアルチョム・オフチャレンコが踊る、クリスマスのファンタジーをお楽しみください。これからのボリショイを担う若手ペアが主演の注目の映像です。カプツォーワは、2011年末に改修を終えた新ボリショイ劇場のこけら落し公演「眠れる森の美女」で大絶賛のうちに主演しプリンシパルに昇格した若手ホープのひとりです。オフチャレンコは、2007年入団ながら、こけら落とし公演でも主演を務め、ボリショイらしいノーブルで男らしいダンサーとして頭角を現している逸材です。豪華な出演ダンサーの顔ぶれは、ボリショイ・バレエの層の厚さを感じさせます。デビル役に岩田守弘も出演。2010年12月、改修前のボリショイ劇場で撮影。
 バレエ団の最新映像です。

DD12 0507
(DVD)
\5250
ミラノ・スカラ座バレエ
 〜グラズノフ:「ライモンダ」
指揮:ミハイル・ユロフスキ
演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団
 ミラノ・スカラ座バレエの最新映像!ノヴィコワとフォーゲルをゲストに迎え、豪華キャストで贈るスペクタクル・バレエ

振付・演出復元:セルゲイ・ヴィハレフ/舞台美術復元:エレーナ・キンルスカヤ、ボリース・カミンスキー/衣装復元:イレーネ・モンティ/
音楽:アレクサンドル・グラズノフ/指揮:ミハイル・ユロフスキ/照明:マルコ・フィリベック/
収録:2011 年10 月 ミラノ・スカラ座/ミラノ・スカラ座バレエ芸術監督:フレデリック・オリヴィエリ
カラー、本編154分、NTSC、リージョン2、ワイドサイズ16:9、ステレオ5.1ch、ドルビーデジタル、片面2層

 ノヴィコワとフォーゲルをゲストに迎えたミラノ・スカラ座バレエ最新の舞台映像。ワガノワ・メソッドによる洗練されたテクニックと、美しいプロポーションを兼ね備えたオレシア・ノヴィコワ。ライモンダの5 つのヴァリエーションでは彼女の持ち味を見事に発揮しています。豊かな表現力で数々のドラマティック・バレエの主役をレパートリーに持つ人気ダンサー、フリーデマン・フォーゲル。シュツットガルト・バレエのプリンシパルの実力を発揮し、ジャン・ド・ブリエンヌ役も華麗に演じきっています。原典(オリジナル)振付の復元で定評のあるセルゲイ・ヴィハレフによるプティパの振付の原典(オリジナル)版が、ミラノ・スカラ座の舞台で鮮やかに甦る貴重な映像です。

=オレシア・ノヴィコワ〜ライモンダ=
マリインスキー・バレエ ファースト・ソリスト
サンクトペテルブルグに生まれる。2002 年にワガノワ・バレエ・アカデミーよりマリインスキー・バレエに入団。『眠れる森の美女』『ジゼル』『ライモンダ』『ドン・キホーテ』などの古典作品で主演するほか、フォーサイスの『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』などコンテンポラリー作品でもその才能を遺憾なく発揮し、活動の幅を広げている。ワガノワ・メソッドによる洗練されたテクニックと、美しいプロポーションでマリインスキー・バレエのスタイルを受け継ぐバレリーナである。
=フリーデマン・フォーゲル〜ジャン・ド・ブリエンヌ=
シュツットガルト・バレエ プリンシパル
1980 年、シュツットガルト生まれ。97 年ローザンヌ国際バレエコンクールでキャッシュ・プライズ、98 年ジャクソン国際バレエコンクールで銅賞を受賞。
98 年シュツットガルト・バレエに入団し、2002 年プリンシパルに昇格。『白鳥の湖』『ジゼル』『眠れる森の美女』などの古典のほか、クランコ振付『ロミオとジュリエット』、マクミラン振付『マノン』、ノイマイヤー振付『椿姫』など数々のドラマティック・バレエに主演し、豊かな表現力で好評を博している。

DD12 102
(DVD)
\5460
ドルテ・ジルベール
 パリ・オペラ座エトワールのバレエ・レッスン
  (上)ウォーミングアップ& バー・レッスン

   ◆内容◆
   ○ウォーミングアップ
   ○バー・レッスン
    プリエ/タンデュ/ジュテ
    ロン・ド・ジャンブ・ア・テール/フォンデュ
    ロン・ド・ジャンブ・アン・レール
    プティ・バットマン/アダージオ
    グラン・バットマン ほか
  ◆特典映像◆
   ○インタビュー
    ブリジット・ルフェーヴル/ジル・イゾアール/
    トゥーヴ・R・ラトヴォンドラエティ
   ○ドロテ・ジルベール 美しさの秘密
◆出演◆
パリ・オペラ座バレエ( ダンサー)
ドロテ・ジルベール(エトワール)
アレッシオ・カルボネ(プルミエ・ダンスール)
パリ・オペラ座バレエ(教師)
ジル・イゾアール、パリ・オペラ座バレエ、
トゥーヴ・R・ラトヴォンドラエティ(ピアノ)
2011 年 パリ・オペラ座ガルニエ宮にて収録/カラー、58 分+ 特典45 分、NTSC、リージョン2、ワイドサイズ16:9、ステレオ、ドルビーデジタル、日本語字幕

 パリ・オペラ座の新時代を代表するエトワール、ドロテ・ジルベール。彼女自身がモデルを務め、普段のクラスで行っている内容を完全収録したレッスンDVD。上巻(ウォーミング・アップ&バー・レッスン)は、ガルニエ宮の舞台奥にあるフォワイエ・ド・ラ・ダンスで撮影。オペラ座のダンサーたちが絶大な信頼を寄せるバレエ教師のジル・イゾアールが、ていねいに指導・解説しています。世界最高峰の繊細で優美なポワントワークは、まさに「パリ・オペラ座スタイル」。そんなスタイルを存分に体現している“エトワール” の圧倒的な表現力は、映像の中でジルベールが見せる上体の動きにその秘密が!普段は決して見ることのできないエトワールのレッスンの模様をくまなく完全網羅することで、テクニックはもちろん、「パリ・オペラ座スタイル」の表現力の秘密にまで迫る初の映像です!

DD12 103
(DVD)
\5460
ドルテ・ジルベール
 パリ・オペラ座エトワールのバレエ・レッスン
  (下)センター&ポアント・レッスン

  ◆内容◆
  ○センター&ポアント・レッスン
    パ・ド・ポアント/タンデュ/アダージオ/
    ピルエット/プティ・ソー/グラン・ソー/
    トゥール・アン・レール/グラン・パ・ド・ポアント/
    デサント・ド・ポアント/
    トゥール・ア・ラ・スゴンド/
    グラン・ジュテ・マネージュ/
    グラン・フェッテ/ピケ・マネージュ/
    レヴェランス
◆出演◆
パリ・オペラ座バレエ(ダンサー)
ドロテ・ジルベール(エトワール)
アレッシオ・カルボネ(プルミエ・ダンスール)
パリ・オペラ座バレエ(教師)
ジル・イゾアール、
パリ・オペラ座バレエ(正ピアニスト)
ピアノ:トゥーヴ・R・ラトヴォンドラエティ
2011 年 パリ・オペラ座ガルニエ宮にて収録

 下巻(センター&ポアント・レッスン)では、代々受け継がれてきたオペラ座ならではのポアント・レッスン、さまざまなポジションでの回転やジャンプなど、あらゆるステップを網羅。オペラ座バレエ教師のジル・イゾアールによるていねいな指導・解説と多彩なアンシェヌマンも必見です。
 また、オペラ座の伝統やヌレエフの振付の特徴などを語る彼の言葉は、まさにフランス・バレエのエッセンス。もちろん卓越したジルベールのデモンストレーションも含め、「パリ・オペラ座スタイル」の秘密がここに!

新書館(映像)


DD12 0304
(DVD)
\2940
クラシック・バレエ・ガイド レッスン&鑑賞に役立つ20のポイント
 (1)バレエのはじまり ルイ14 世時代/(2)バレエ学校の生活/
 (3)ロマンティック・バレエの人気/(4)トウシューズとチュチュ/
 (5)クラシック・バレエの父 マリウス・プティパ/(6)男性ダンサーと女性ダンサーの違い/
 (7)マイムの基礎/(8)アンナ・パブロワとスザンヌ・ファレル/
 (9)ワスラフ・ニジンスキーとルドルフ・ヌレエフ/(10)振付家の役割/
 (11)ジョージ・バランシン/(12)バランシンのバレエとバレリーナたち/
 (13)ダンサーと振付家(ソロの振付)/(14)バレエ・メソッドの違い/
 (15)ダンサーの役割/(16)パ・ド・ドゥの秘密/
 (17)ダンサーと振付家(パ・ド・ドゥの振付)/(18)ダンサーとしての人生/
 (19)ダンサーの資質/(20)偉大なバレエ芸術
 必須バレエ用語、実演・解説付き!バレエの歴史、ダンサー、テクニックが20 のポイントでよく分かるバレエ・ガイドの決定版!

カラー、本編183分、NTSC、リージョン2、ワイドサイズ16:9、ステレオ、ドルビーデジタル、2008年収録、日本語字幕

 ハンガリー国立バレエのプリマ、ヘンリエット・トゥンヨギがバレエの世界をご案内。20 あるポイントのそれぞれを約9 分でていねいに解説します。それぞれの解説を終えると、ヘンリエットがモデルとなったバレエ・レッスンが始まります。バー& センターのレッスンからパ・ド・ドゥ・レッスンまで収録。
 バレエ・レッスンの全体で、必須バレエ用語の解説と実演もなされます。さらには、バリシニコフやヌレエフ、ベスメルトノワ、フェリなどの舞台映像も部分収録。「ポイント別」に見るもよし、「レッスン別」に見るもよし、「レッスン」だけを通して見るもよし、見る方の用途に合わせたチャプター・プログラムが組み込まれたDVD。鑑賞に役立つだけでなく、これからレッスンを始めようとする方にも最適です。

DD12 0405
(DVD)
\5250
モーリス・ベジャール
 東京バレエ団「ザ・カブキ」
[配役]
由良之助:高岸直樹、
塩冶判官:平野玲、
顔世御前:上野水香、
高師直:木村和夫、
判内:高橋竜太、勘平:長瀬直義、
おかる:佐伯知香、定九郎:松下裕次、
直義:柄本武尊、
力弥:井上良太、
現代の勘平:梅澤紘貴、
現代のおかる:高村順子、
石堂:宮本祐宜、薬師寺:安田峻介、
遊女:西村真由美、
与市兵衛:永田雄大、
おかや:田中裕子、お才:井脇幸江、
ヴァリエーション1:松下裕次
ヴァリエーション2:長瀬直義、他
東京バレエ団
モーリス・ベジャールが遺した不朽の名作「ザ・カブキ」がついにDVD で発売!曲はあの黛 敏郎の作品!

[振付] モーリス・ベジャール/[音楽] 黛 敏郎/[美術] ヌーノ・コルテ=レアル/ 収録:2010 年7 月11 日 ミラノ・スカラ座、カラー、本編123分、NTSC、リージョン・フリー、ワイドサイズ16:9、ステレオ、ドルビーデジタル、2010 年収録

 歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」を題材にベジャールが振付けた東京バレエ団オリジナル作品「ザ・カブキ」。東京バレエ団のためにベジャールが振付けた作品のひとつ。日本と西洋が見事に融合した壮大なバレエがついにDVD で登場!2010 年、ミラノ・スカラ座で行われた東京バレエ団による海外公演700 回の記念公演。由良之助を高岸直樹が、顔世御前を上野水香が演じ、喝采を浴びた名演をライブ収録。バレエ・ファン必携のDVD!

<書籍>


クヮルテット・ハウス・ジャパン


幸松肇著『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』全6巻より



第3巻 東欧諸国編
\2100
第3巻 東欧諸国編(チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ロシア、他)

第4巻 ラテン諸国編
\2100
第4巻 欧米のラテン諸国編(フランス、イタリア、スペイン、中南米、他)

 弦楽四重奏の幸松〜待望の“世界の大系”全6巻 〜第3巻、第4巻同時発売!
 「東欧諸国編」152団体、「欧米のラテン諸国編」165団体を網羅。カタログとして活用できるよう、巻末にアルファベット順団体名と4人の演奏者名のINDEX付き。

 「続編は出ないのか?」、「あの水準の続刊を出すことはちょっと難しいのでは」・・・、さまざまなお問い合わせや推測が飛んでいた。
 日本が世界に誇る「弦楽四重奏博士」幸松肇氏による『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』。
 数年前に刊行されたのは「ドイツ・オーストリア編」だったが、幸松肇氏による執筆なので当然と言えば当然とはいえ、その内容は痛快・明快・詳細。
 とはいえこれだけのこだわりで続刊を期待するのは「あまりに酷」。だから諦めていた。・・・しかし、出る。全6巻。先日の「ドイツ・オーストリア編」も改訂版として含まれる。完成すればまさに世界と未来に誇りうるすばらしい大著になることは間違いない。
 出版社は「クヮルテット・ハウス・ジャパン」。ほとんど慈善事業といっていいだろう。
 これだけの偉業だが、おそらく一度完売するとなかなか再発売は難しいと思われる。悪いことは言わない、弦楽四重奏に興味ある方、将来興味を持つことになりそうな方、今のうちに手に入れておくことをお奨めする。アリアCD店主がここまで言うことは滅多にない。(第1,2巻発売時のコメント)

弦楽四重奏の幸松〜待望の“世界の大系”全6巻発売スタート!
「アメリカ編」163団体、「ドイツ・オーストリア編」154団体を網羅。カタログとして活用できるよう、巻末にアルファベット順団体名と4人の演奏者名のINDEX付き。
●『信頼できる待望の一冊』〜宇野功芳*
弦楽四重奏曲をこよなく愛するファンに宝物のうな本が出版された。
幸松肇さんと話をすると、その知識の豊かさ、耳の良さ、薀蓄の深さは尋常一様のものではなく、内容の面白さに時間がたちまち過ぎていってしまう。この分野の評論で最も信頼する幸松さんの新著「世界の弦楽四重奏団とそのレコード」全6巻を、すべてのファンに自信を持っておすすめしたい!!

● 『音楽好きにはたまらない、まさにお宝集』〜諸石幸生
世界的にみても類書など見いだせない画期的な労作であるが、なんとこれは全6巻で完結するという前人未到の大著でもある。
今回、いよいよ第3巻「東欧諸国編」、第4巻「欧米   のラテン諸国編」が上梓されるが、まさに待望の書というにふさわしい。
音楽好きにはたまらない、まさにお宝集であり、座右宝として必ず手元に置くことになる値千金の著作である。

●続刊予定:
 第5巻 英加北欧編(イギリス、カナダ、スウェーデン、オランダ他)
 第6巻 日本アジア編(日本、韓国、台湾、中国他)       


既発の第1,2巻
幸松肇著『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』
第1巻 アメリカ 編 \2100
幸松肇著『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』
第2巻 ドイツ・オーストリア編[改定新版] \2100
              




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