ARTHAUS(映像)
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101637
(DVD)
\3900→\3590 |
早くも「ドゥダメル2世」の呼び声も!ディエゴ・マテウス(指揮)
フェニーチェ歌劇場ニューイヤーコンサート2012
1.チャイコフスキー:交響曲第5番
2.ヴェルディ(1813-1901):歌劇「王国の一日」よりシンフォニア/
3.ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」よりアンヴィル・コーラス/
4.プッチーニ(1772-1815):歌劇「トスカ」より「星は光りぬ」/
5.ベッリーニ(1801-1835):歌劇「夢遊病の女」より
「ああ花よ、おまえに会えるとは思わなかった」/
6.ニーノ・ロータ(1911-1979):「山猫」より「別れのワルツ」/
7.モーツァルト(1756-1791):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「カタログの歌」/
8.マスカーニ(1863-1945):歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
乾杯の歌「酒をたたえて」/
9.ドニゼッティ(1797-1848):歌劇「シャモニーのリンダ」より
「この心の光」/
10.ポンキエッリ(1834-1886):歌劇「ジョコンダ」より
「時の踊りのカンカン」/
11.ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」より
「行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って」/
12.ヴェルディ:歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」 |
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ジェシカ・プラット(ソプラノ)/
ワルター・フラッカーロ(テノール)/
アレックス・エスポジト(バス)/
フェニーチェ劇場管弦楽団&合唱団/
ディエゴ・マテウス(指揮) |
108056
(Blu-ray)
\6300→\5290 |
高名な歌劇場であるにもかかわらず、2012年のフェニーチェ劇場の新年を飾るのはチャイコフスキーの交響曲第5番。この壮麗かつ勇壮な作品は、まさに「不死鳥」を表すもの。もちろん“第2部”は歌の饗宴です!まず合唱団による「アンヴイル・コーラス」に始まり、3人のソリストによる名アリアの数々で夢のようなひとときを過ごしましょう。もちろん演奏会の最後を締めくくるのは、「乾杯の歌」。これ以上何を求めましょうか。
指揮をしているのは、弱冠27歳のディエゴ・マテウス。彼は才能あるヴァイオリニストであり、素晴らしい指揮者です。彼はあのベネズエラの「エル・システマ」で学び、2008年10月にボローニャのオーケストラ・モーツァルトを指揮しデビュー、大注目を浴びました。2011年9月にフェニーチェ劇場の首席指揮者に任命され、今後が一層期待されています。
2012年フェニーチェ劇場 ライブ収録/収録時間:105分/
音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:なし/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/
<DVD>片面2層ディスク<BD>単層25GB
1080i High Definition
|
101591
(DVD)
\6300 |
アロンゾ・キング・ラインズ・バレエ
1.TRIANGLE OF THE SQUINCHES
(音楽…ミッキー・ハート/ヴィジュアル・デザイン…クリストファー・ハース)/
2.DUST AND LIGHT(音楽…アルカンジェロ・コレッリ,フランシス・プーランク)/
3.シェエラザード(音楽…リムスキー=コルサコフ(ザキール・フサイン編曲)/
ヴィジュアル・デザイン…ロバート・ローゼンヴァッサー)
原案,コレオグラフィ…アロンゾ・キング |
108043
(Blu-ray)
\6300 |
世界的に有名な振付家、アロンゾ・キングによる3つの作品です。彼が設立したアロンゾ・キング・ラインズ・バレエは1982年に設立。サンフランシスコを拠点とし、熱い作品を世に送り出しています。モダン・ダンスとクラシック・バレエを組み合わせたグローバルな視点が特色で、ここに収録された映像でも、極めて古典的なバレエを思わせるものから、最先端を行くコンテンポラリー・ダンスが入り乱れ、屈折した世界観を見せてくれています。彼の創り上げる舞台は、装置が最小限のものが多く、ここでも鮮烈な照明と、選び抜かれた装置、そして音楽を効果的に使いながら、ダンサーたちの鍛え挙げた肉体美としなやかな動きを極限まで露わにしています。
演奏: 2011年サンフランシスコ,カーネル・スタジオ/収録時間:138分+22分(ボーナス映像…アロンゾ・キングへのインタビュー、ダンサーたちの舞台裏とリハーサル映像)/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD
5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕(ボーナス):英(オリジナル),独,仏,西/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク<BD>単層25GB
1080i FULL HD |
101621
(DVD)
\6300→\5290 |
1965年、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/ヴォルフガンク・サヴァリッシュ
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロス」全曲(ドイツ語歌唱)
4幕改訂版ジョセフ・メリ&カミーユ・デュ・ロークル台本, |
ドン・カルロス…ジェームズ・キング(テノール)/
エリザベト・ド・ヴァロワ…ピラール・ローレンガー(ソプラノ)/
フィリップ2世…ヨーゼフ・グラインドル(バス)/
ポーサ侯爵ロドリーゴ…ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)/
エボリ公女…パトリシア・ジョンソン(メゾ・ソプラノ)/
異端審問官長…マルッティ・タルヴェラ(バス)/
天からの声…リサ・オットー(ソプラノ) 他/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)/
グスタフ・ルドルフ・ゼルナー(舞台演出)/
ヴィルヘルム・ラインキング(装置&衣装) |
16世紀の中頃、スペイン王子ドン・カルロスはフランスの王女エリザベトと婚約していましたが、政治的策略により2人の仲は引き離され、エリザベトはなんと、カルロスの父であるフィリップ2世を結婚させられてしまいます。落胆する彼を慰める親友ロドリーゴは、「こんな時はスペインの圧制に苦しむフランドルを救うべきだ」と有名な二重唱(我らの魂に友情と)を歌います。そして大衆の面前で、父国王に対して「フランドル救済」を叫ぶカルロスは反逆罪で捕えられ、またカルロスを忘れることができないエリザベトも、カルロスに密かに思いを寄せるエボリ公女の策略にはまってしまいます。カルロスを助けるために自ら反逆者であることを名乗りでるロドリーゴ、悲しい運命を受け入れるエリザベト、そして罪を償うためにカルロスを逃がすエボリ公女。全ての登場人物が濃く描かれているドラマティックなオペラです。
1961年にそれまで音楽総監督を務めていたリヒャルト・クラウスが辞任してからは、ハインリヒ・ホルライザーが首席指揮者を務めるものの、音楽総監督のポストは空席のままであったベルリン・ドイツ・オペラ(当時はベルリン市立歌劇場と呼ばれていました。そのホルライザーも1964年に辞任したため、当時の芸術監督ルドルフ・ゼルナーは上演の質を落とさぬように奔走し、当時しばしば客演に訪れたカール・ベームを始めとした名指揮者を国内外から招聘し、多くのオペラを制作していました。この1965年の「ドン・カルロス」では1957年からバイロイトで活躍していたヴォルフガンク・サヴァリッシュを招き、卓越した公演を行うことが可能となったのです。この「ドン・カルロス」では何より名歌手を集めることが上演の必須条件ですが、このプロジェクトでは、まさに「理想のキャスティング」が実現されていることを実感できます。サヴァリッシュのよく整理された指揮は、この緊迫感あふれた劇を納得行くまで味わわせてくれるものです。
1965年ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録/収録時間:155分/音声:PCM
Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊,日,韓/画面:4:3モノクロ/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
100079
(DVD)
\6300→\5290 |
キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団/ワレリー・ゲルギエフ
ヴェルディ:歌劇「運命の力」(1862年初演版) |
カラトラーヴァ侯爵…グレゴリー・カラセフ(バス)/
レオノーラ(侯爵の娘、ドン・カルロの妹)…ガリーナ・ゴルチャコーワ(ソプラノ)
/
ドン・カルロ(侯爵の息子)…ニコライ・プチーリン(バリトン)
/
ドン・アルヴァーロ(レオノーラの恋人)…ゲガム・グリゴリアン(テノール)
/
プレチオシルラ(さすらいの若い占い女)…マリアンナ・タラーソワ(メゾ・ソプラノ)
/
グァルディアーノ神父…セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
/
フラ・メリトーネ(修道士)…ゲオルギー・ザスタフニー(バリトン)
/
クーラ(レオノーラの侍女)…リア・シェフツォーヴァ(メゾ・ソプラノ)
/
市長…エフゲーニ・ニキーチン(バス) /
マストロ・トラブーコ(行商人)…ニコライ・ガシーエフ(テノール)
/
軍医…ユーリ・ラプチェフ(バス)/
キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団/
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)/
エリジャ・モシンスキー(演出)/
アンドレイ・ヴォイテンコ(装置)/
ピーター・J・ホール(衣装) |
18世紀中頃のスペインが舞台の愛憎劇。身分違いのため結婚を反対されたレオノーラとアルヴァーロ。この若き恋人たちは駆け落ちを企てるのですが、いざ家を出ようをした時に娘の父親に見つかってしまい、丸腰を示すために投げ捨てたピストルが運悪く暴発!父である侯爵に当たってしまうのです・・・。逃走する2人。彼らを追うレオノーラの兄ドン・カルロ。3人の運命は激しくもつれ重なり合うのです。タイトル通り「運命」に翻弄される恋人たちは次々と迫りくる悲劇から逃れることはできません。このオペラは、当時スランプに陥っていたヴェルディ(1813-1862)に(農園経営に精を出していた)、ロシアのサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場から「新作オペラ」の作曲依頼が届きました。ヴェルディの用いた台本はスペインでは大スキャンダルとなったものですが、宗教、政治面以外では比較的許容範囲の広かったロシアでは、検閲を受けることもなく、ヴェルディはこの「問題作」を堂々とオペラに仕立て上げ、1862年にロシアの聴衆に披露しました。しかし、登場人物が全て死を遂げるなど、問題も多かったせいか、ヴェルディ自身が改作を試み、1869年に改訂版をスカラ座で初演。現在では、ほとんどの上演がこちらの版で行われます。このマリインスキー劇場におけるゲルギエフの演奏は、記念すべき原典版を用いていて、セットも当時のオリジナルデザインを踏襲するという念の入ったもの。音楽も通常聴きなれたものとは若干の違いがあるなど、とても興味深いものです。歌手陣もロシア勢が中心であり、オケもタフで底光りのする音を聞かせます。
マリインスキー劇場 1998年ライブ収録/収録時間:160分/音声:ステレオ2.0/字幕:英,独,仏,蘭,西/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101599
(DVD)
\6300 |
1974年ユニテル
ミュンヘン放送交響楽団/ハインツ・ワルベルク(指揮)
レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」
3幕アルフレート・マリア・ヴィルナー&ロベルト・ボダンツキー台本 |
ツォリカ…ジャネット・ペリー(ソプラノ)/
ヨッシィ…イオン・ブゼア(テノール)/
ヨーネル…アドルフ・ダラポッツァ(テノール)/
イローナ…コレット・ローランド(ソプラノ)/
ドラゴティン…ハインツ・フリードリッヒ(バリトン)
他/
ミュンヘン放送交響楽団/
ハインツ・ワルベルク(指揮)/
ヴァーツラフ・カシュリーク(監督) |
恋に恋するロマンティックな乙女ツォリカは、大金持ちの若者ヨーネルとの婚約が決まっています。しかし、なんとなくもやもやした気分が晴れないツォリカの前に現れたのはジプシーの若者ヨッシー。実は彼、ヨーネルの異母兄弟であり、兄の置かれている境遇をかなり羨んでもいるのです。そんな中、もう一組のカップルの恋愛事情も重なって騒動が起こります。結婚前の娘の気持ちは皆同じ。そんな万国共通の心情を彩るのはレハールの音楽です。彼の母国であるハンガリーの音楽が効果的に使われていて、その甘さと切なさには誰もがうっとりとなることでしょう。1910年にウィーンで初演が行われ大成功を収めた後は、世界中で上演され、今でも人気を博しています。
1974年ユニテル制作/収録時間:88分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,仏/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101625
(DVD)
\6300→\5290 |
1967年、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団/ロリン・マゼール(指揮)
チマローザ:歌劇「秘密の結婚」全曲(ドイツ語歌唱)
2幕ジョヴァンニ・ベルターティ台本/ |
ジェローニモ(裕福な商人)…ヨーゼフ・グラインドル(バス)/
カロリーナ(娘)…エリカ・ケート(ソプラノ)/
エリゼッタ(娘)…リーザ・オットー(メゾ・ソプラノ)/
フィダルマ(ジェローニモの妹)…パトリシア・ジョンソン(コントラルト)/
ロビンソン伯爵…バリー・マクダニエル(バス)/
パオリーノ…ドナルド・グローベ(テノール)/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団/
ロリン・マゼール(指揮)/
グスタフ・ルドルフ・ゼッルナー(演出)/
フィリッポ・サンジュスト(装置&衣装) |
裕福な商人の次女であるカロリーナと使用人パオリーノは、こっそり結婚してしまいました。しかし、カロリーナの父ジェローニモには秘密。どうしたら怒らせずに打ち明けることができるかと2人で頭をひねっています。そんな時、カロリーナの姉エリゼッタに、大金持ちのロビンソン伯爵との縁談が持ち上がります。これに乗じて結婚を認めさせようと企むカロリーナたち。しかし当のロビンソン伯爵は「独身であるはず」のカロリーナに一目惚れ。当然の如く持ち上がる大騒動。さてさて、どうなりますことやら。1961年以降、音楽監督のポストが空席となっていたベルリン・ドイツ・オペラですが、ようやく1965年に当時新進気鋭の若手であったロリン・マゼールが就任することで、新しい時代を築き始めます。この1967年の「秘密の結婚」は、F.サンジュストの美しい装置と衣装を用いて、極めて繊細で華やかな喜劇を作り出しています。もちろん6人の精鋭メンバーからなる歌手たちは、各々アリア、アンサンブルに最上の歌声を聞かせ、モーツァルトの世界を継承するしなやかで夢のような喜劇を極上の味付けで供してくれます。マゼールの指揮は音楽の流れに忠実であり、こちらも大満足です。
1967年ベルリン・ドイツ・オペラライブ収録/収録時間:123分/音声:PCM
Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊/画面:4:3
モノクロ/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク |
101626
(DVD)
\6300 |
1972年ユニテル制作
レハール:喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」全曲
3幕アルフレート・マリア・ヴィルナー&ロベルト・ボダンツキー台本 |
ルクセンブルク伯爵ルネ…エバーハルト・ヴェヒター(バリトン)/
アンジェール・デディエ…リリアン・リリアン・スーキン(ソプラノ)/
バジール公爵…エーリッヒ・クンツ(テノール)/
アルマン・ブリサール…ペーター・フレーリヒ(テノール)/
ジュリエット・ヴェルモン…ヘルガ・パポゥシェク(ソプラノ)/
ココゾフ伯爵夫人スターシャ…ジェーン・ティルデン(メゾ・ソプラノ)
他/
クルト・グラウンケ管弦楽団/
ヴァルター・ゴールドシュミット(指揮)/
ヴォルフガンク・グルック(監督) |
貧乏画家アルマンとその恋人ジュリエット。2人は貧しくてもとても愛し合っています。しかし彼女の友人であるオペラ歌手アンジェールがロシアの大金持ちに求婚されていることを知り、ちょっと羨ましくも思っているのが本当のところ。アルマンは、彼ら貧乏学生のパトロンであるルクセンブルク伯爵ルネ(芸術にお金をつぎ込んでしまい、今では彼も一文無し!)と一緒に住んでいます。ある夜、そんなルネに「若い女性と偽装結婚してくれたら謝礼を払う」という話が飛び込んできます。その話を引き受けたルネ、相手の顔も見ることなく結婚契約書にサインするのですが・・・さあ、どうなりますことやら。1909年、レハール(1870-1948)がわずか3週間で完成させたというこのオペレッタは、主役であるルネが魅力的でないと始まりません。ここで歌っているのは世紀の名歌手エバーハルト・ヴェヒター。彼は実際に爵位も持っているのだそうで、溢れる気品は隠しようがありません。アンジェール役のスーキンも光り輝くばかりの美貌であり、2人が並んで歌う姿はまるでハリウッド映画さながら。レハールの美しいメロディが花を添えます。パリの下町を忠実に再現した瀟洒なセットにもご注目あれ。
1972年ユニテル制作/収録時間:95分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,西/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101628
(DVD)
\6300 |
1971年ユニテル制作
ホイベルガー:喜歌劇「オペラ舞踏会」全曲
3幕ヴィクトル・レオン&ハインリヒ・フォン・ヴァルトベルク台本/
デラクール&アルフレッド・エンケン原作 |
アンジェール…ヘレン・マネ(ソプラノ)/
ポール・オビエ…ハラルド・セラフィン(テノール)/
マルゲリト…マリア・ティボルディ(ソプラノ)/
ジョルジュ…モーリス・ブザンソン(テノール)/
パルミラ…タチアナ・イワノヴァ(アルト)/
シザール…ハインツ・エルハルト(バス)/
オルタンス…クリスティアーネ・シュレーダー(ソプラノ)/
アンリ…ウーヴェ・フリードリヒセン(メゾソプラノ)
他/
クルト・グラウンケ管弦楽団 /
ヴィリー・マッテス(指揮)/
オイゲン・ヨーク(監督) |
若い二組の夫婦がいます。「愛する夫が他の女になびくわけはない」と信じながらも、パリの都の持つ淫蕩なムードにその気持ちも揺らいでしまいます。そこで、彼女たちは一芝居うつことに。同じ文面の手紙を2通用意して、夫たちを舞踏会に誘い出します。さてさて本当に夫たちは貞節を守り抜くのでしょうか?グラーツの裕福な家庭に生まれたホイベルガー(1850-1914)は、最初エンジニアを目指すものの、音楽への思い断ちがたく、グラーツ音楽院でロベルト・フックスに師事します。その後合唱団の指揮者を経て、最終的にはウィーン音楽院で教鞭を執ることとなります。数多くの作品を残しましたが、結局知られているのは、この「オペラ舞踏会」1曲のみ。しかしながら、なんとも美しく貴重な1曲でありましょうか。
1971年ユニテル制作/収録時間:100分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,仏/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101629
(DVD)
\6300 |
カール・ハインリヒ・グラウン:歌劇「モンテズマ」全曲(ドイツ語歌唱)
3幕プロイセン王国フリードリヒ2世台本
(ジャンピエトロ・タリアズッキのイタリア語訳による)/
ドイツ語訳…ゲオルク・クヴァンダー/
管弦楽編曲…ハンス・ヒルスドルフ |
モンテズマ…アレキサンドラ・パパジャク(メゾ・ソプラノ)/
オイパフォリチェ…ソフィー・ブーリン(ソプラノ)/
エリッセナ…グートルーン・シーバー(ソプラノ)/
テゼウコ…キャサリン・ゲイヤー(アルト)/
ピルパトーエ…バルバラ・フォーゲル(ソプラノ)/
フェルディナンド・コルテス…ウォルトン・グレンルース(バリトン)/
ナルヴェス…カール・エルンスト・メルッカー(テノール)/
ケヴィン・マッカッチェオン(ハープシコード)/
ベルリン・ドイツ・オペラ/
ハンス・ヒルスドルフ(指揮)/
ヘルベルト・ヴェルニッケ(舞台演出、装置、衣装) |
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759)はドイツの作曲家・声楽家です。ハッセと並び、当時の「イタリア・オペラ」の卓越した作曲家として知られ、1742年に“ハウスウンター・デン・リンデン”で上演された「クレオパトラとチェーザレ」で一躍人気を博し、生涯に27(もしくは28)のオペラを書いたとされています。この作品は彼のパトロンであったフリードリヒ2世のフランス語の散文を基の台本とし、タリアズッキがイタリア語へと翻訳したものに曲をつけています。(上演は更にドイツ語へ訳されています)物語はメキシコの征服者エルナン(フェルディナント)・コルテスとアステカの最後の王モンテズマの物語。国を征服するためにアステカに乗り込むコルテスに対峙するモンテズマとの息詰まる物語が展開されます。タイトルロールであるモンテズマは、本来カストラートによって歌われましたが、現在ではカウンター・テナーか女性のメゾ・ソプラノのいずれかで歌われ、この上演では、キプロス生まれのメゾ・ソプラノ、パパジャクが貫録ある歌唱を聴かせます。ヘルベルト・ヴェルニッケによる舞台、衣装はバロック様式の壮麗なもので、曲の真価を伝えるために大きな役割を果たしています。現在ではほとんど忘れ去られてしまった作品ですが、驚くほどに表現力が豊かなバロック・オペラは一度味わうと病みつきになる魅力を備えています。
1982年バイロイト、辺境伯歌劇場 ライブ収録/収録時間:140分/音声:PCM
Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101634
(DVD)
\3900 |
チック・コリア&フリードリヒ・グルダ ミーティング
《“ミーティング”-ソロパート1…フリードリヒ・グルダ》
1.グルダ:「ウルズラのための協奏曲」よりパラフレーズ
2.モーツァルト:ピアノ・ソナタハ長調
K330/
3.グルダ:「ウルズラのための協奏曲」よりパラフレーズ/
4.グルダ:ダンス/5.グルダ:プレイ・ピアノ・プレイ第1番/
6.グルダ:アリア/7.グルダ:前奏曲とフーガ/
8.伝承曲/グルダ:デブラウスのためのパラフレーズ/
《“ミーティング”-ソロパート2…チック・コリア》
1.モンク/コリアの「ラウンド・ミッドナイト」によるインプロヴィゼーション/
2.インプロヴィゼーションⅡ.Ⅲ.Ⅳ/
《“ミーティング”-チック・コリア&フリードリヒ・グルダ》
1.チャーチル&モレイ:いつか王子様が/
2.マイルス・ディヴィス:PUT YOUR LITTLE
FOOT OUT/
3.フリッツ・パウエル:ポエム第3番/
4.ブラームス:子守歌 |
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チック・コリア&フリードリヒ・グルダ |
2人のヴィルトゥオーゾ・キーボード・ミュージシャン(敢えてピアニストとは呼ばない)が、1982年のミュンヘンで初遭遇。ここに音楽史最大の事件とも言えるコンサートが実現しました。まずは一人ずつ、相手を伺うかのように、その腕を披露し、やがて一体となった音楽を響かせます。静かな興奮から熱狂へ・・・。最後はなんと、ブラームスの優しい「子守歌」で幕を閉じるという洒落たプログラムにも脱帽です。
1982年ミュンヘン,ピアノの夏ライブ収録/収録時間:154分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101635
(DVD)
\3900 |
フリードリヒ・グルダ I LOVE MOZART, I LOVE
BARBARA
1.モーツァルト:幻想曲ニ短調 K397/
2.モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調K332/
3.モーツァルト:幻想曲ハ短調 K475/
4.モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ短調 K457/
5.モーツァルト:フィガロの結婚から「早く
おいで、恋人よ(ばらのアリア)」/
6.グルダ:アリア/7.グルダ:エクササイズ第9番/
8.ゴルソン:キラー・ジョー/
9.デナーライン:ストーミー・ウェザー・ブルース/
10.グルダ:君とぼく |
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バルバラ・デナーライン(オルガン・シンセサイザー…6-10)/
フリードリヒ・グルダ(ピアノ) |
いわずと知れた天才ピアニスト、フリードリヒ・グルダ。そして1964年生まれのドイツのジャズ・オルガニスト、バルバラ・デナーライン。この2人が織りなす絶妙のコンサートをお届けします。グルダの演奏するモーツァルトで幕を開け、彼がアレンジした「フィガロ」を通じて、デナーラインとのデュオへともつれ込みます。正統派ジャズとも、クラシックとも違うロマンティックな世界をお楽しみください。
1990年ミュンヘン THE MUNCHNER KLAVIERSOMMER
ライブ収録/収録時間:92分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101638
(DVD)
\6300 |
ケルビーニ:歌劇「ククルジ」全曲 3幕H-N-M.ドゥヴェイリエ台本 |
フォーイ(城主)…シュテファン・チェルニー(バス)/
ズルマ(フォーイの娘)…チーデム・ソラルスラン(ソプラノ)/
ザムティ(中国市民)…レオナルド・ガレアッツィ(バス)/
ククルジ(ザムティの息子)…ダニエル・プロハシュカ(テノール)/
プファオール(ククルジの使用人)…ペーター・エーデルマン(バリトン)/
アマザン(みなしご)…ヨハネス・チュム(テノール)/
セクロ(教師)…ダニエル・ベルチャー(バリトン)/
ケルンテン交響楽団/
ペーター・マルシーク(指揮)/
ヨーゼフ.E.コップリンガー(舞台演出) |
2010年、ケルビーニ生誕250年を記念して新ケルビーニ・エディションが刊行されました。そのおかげでこの消失したとされる、知られざるコミック・オペラ「ククルジ」も無事世界初演を果たすことができたというわけです。1792年頃に作曲されたこのオペラは、「ロドイスカ」が大成功を収めた直後に手掛けられたもので、大胆な楽器法と独創性が感じられます。このスコアは長い間紛失していましたが、2010年に一部が発見され、ハイコ・カルマンが補筆完成し、全曲のスコアの出版も予定されています。古代中国を舞台に、フランス革命時代の情熱を感じされる登場人物たちが生き生きと活躍する物語で、ケルビーニの音楽はまるでオッフェンバッハを予感させるような巧妙で楽しいもの。このような作品がまだあったのか・・・と驚くこと間違いありません。
2010年クラーゲンフルト州立劇場 ライブ収録(世界初演収録)/収録時間:115分/音声:ステレオ2.0/DD
5.1/字幕:仏(オリジナル),英,独,伊,西,韓/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
101639
(DVD)
\3900→\3590 |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 |
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/
セルジュ・チェリビダッケ(指揮) |
強烈な個性をカリスマ性を備えたマエストロ、セルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)。彼は数多くの音楽家たちの中でも、最も妥協のない人物であり、また完璧主義者として知られています。1回の演奏会でも、通常の3倍のリハーサル時間を要求、楽団員たちを纏めあげ、緻密な音楽を創り上げていくことで知られています。例えばブルックナー(1824-1896)の第9番でのリハーサル映像(101555)での練習風景を見ていてと、まさに全知全能の神が世界を創造する様を目の当たりにするかのような感動を覚えることは間違いありません。さて、そんなチェリビダッケは、音楽の意図が誤って伝えられることを恐れたのか(マイクでの音収録に限界を感じていた?)録音媒体を嫌っていたようですが、映像収録は嫌いではなかったようで、このブルックナーの第5番でも素晴らしい名演を披露しています。丹念にリハーサルを繰り返し、細部に至るまでオーケストラを掌握し、創り上げていったこのブルックナーの音楽。チェリビダッケはこの作品を通して「神への祈り」を捧げているのかもしれません。そんな姿をとくとご覧ください。
1985年ミュンヘン,ガスタイクライブ収録/収録時間:90分/音声:ステレオ2.0/DD
5.1/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク |
107253
(DVD)
\6300→\5290 |
アレーナ・ディ・ヴェローナ/ネッロ・サンティ(指揮)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲
4幕アントニオ・ギスランツォーニ台本/
オーギュスト・マリエット原案 |
アイーダ(エチオピアの奴隷)…マリア・キアーラ(ソプラノ)/
アムネリス(エジプト王の娘)…ドローラ・ザジック(メゾ・ソプラノ)/
ラダメス(衛兵隊長)…クリスティアン・ヨハンソン(テノール)/
アモナスロ(エチオピア王、アイーダの父)…ホァン・ポンス(バリトン)/
ランフィス(祭司長)…ニコラ・ギュセレフ(バス)/
エジプト王…カルロ・ストゥリウリ(バス) 他/
アレーナ・ディ・ヴェローナ/
ネッロ・サンティ(指揮)/
ジャンフランコ・デ・ボシオ(舞台演出)/
リナルド・オロヴィエッリ(装置…1913年ヴェローナ初演時、エットーレ・ファギュオーリのデザインに基づく) |
華やかな「凱旋行進曲」が有名なこのオペラ「アイーダ」。しかし全編に漲る緊張感と、描かれた重苦しい人間関係は、このオペラが紛れもない悲劇であることを物語っています。愛国心と深い愛情の板挟みとなって苦しむ登場人物たちは、輝かしくも美しいアリアで、その切ない胸の内を吐露し、永遠に人々を魅了し続けるのです。この公演が行われたのは、イタリア・ヴェローナにある有名な古代ローマ時代の屋外闘技場跡地です。野外と言っても、音響的には優れていて、古代ローマ時代の大理石外壁も雰囲気を盛り上げるのに一役買っています。1913年にヴェルディの生誕100年を記念して、「アイーダ」の野外公演が行われたことで知られ、この映像で用いられているセットもその際に使われたデザインを踏襲しています。タイトル・ロールを演じるキアーラは、この役をレパートリーの中心としていて、揺れ動く女心を見事に表現しています。ヨハンソンの歌うラダメスは非の打ちどころがなく、名歌手ザジックは強い女を演じきっています。サンティの指揮も申し分なし。豪華なセットを惜しげもなく使った極上のアイーダをお届けいたします。
1992年アレーナ・ディ・ヴェローナライブ収録/収録時間:146分/音声:ステレオ2.0/DD
5.1/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西/画面:4:3/REGION
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