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第63号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)


6/8までの紹介分


ICA



ICAC-5075
\2000→\1890
ミトロプーロス&ケルン放送響
 ベルリオーズ:レクイエムOp.5
ニコライ・ゲッダ(テノール)/
北ドイツ放送合唱団(合唱指揮…マックス・トゥルン)/
ケルン放送交響楽団&ケルン放送合唱団
(合唱指揮…ベルンハルト・ツィメルマン)/
ディミトリス・ミトロプーロス(指揮)
 ギリシャ生まれの大指揮者ディミトリス・ミトロプーロス(1896-1960)は、アテネ、ブリュッセル、ベルリンで音楽を学んだ後、1921年から1925年までベルリン国立歌劇場でエーリッヒ・クライバーの助手を務めます。その後は1936年にボストン交響楽団を指揮し、1946年にはアメリカ国籍を取得、アメリカ合衆国で大活躍をします。現代音楽と、大規模な作品を得意とし、なかでもマーラー演奏に傑出した手腕を見せました(バーンスタインも彼の影響を受け、マーラー作品の指揮を始めたほどです)。
 さて、このベルリオーズ(1803-1869)のレクイエムも壮大さではマーラーを凌駕するもので、テノール独唱、200名以上の合唱と巨大な管弦楽団、そして4組のバンダを必要とします。もちろん曲の全てが大音量なわけではなく、これらが一斉に鳴り響くのはごく一部。時には無伴奏の部分などもあり、全体を通して演奏するには、本当にメリハリのあるコントロールが必要なことは言うまでもありません。ミトロプーロスはこの曲をまず、1956年8月15日のザルツブルク音楽祭で演奏し、約10日後にケルンで再度演奏しました。この記録は、そのケルンのものであり、WDRのマスターテープからの復刻となります。全編に漂う異様な熱気がたまりません。サンクトゥスを歌う当時31歳になったばかりのニコライ・ゲッダで、若く張りのある歌唱が印象的です。
 録音 1956年8月26日ケルン放送 第1ホールMONO


ICAC-5076
\2000→\1890
ジャネット・ベーカー&シャーリー=カーク
 ヴォルフ:イタリア歌曲集
ジャネット・ベーカー(メゾ・ソプラノ)/
ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)/
スチュアート・ベッドフォード(ピアノ)
 イギリスの名歌手ジャネット・ベイカー(1933-)は、その卓越した歌唱力と劇的な表現力で知られ、ブリテンなどのイギリス作品のほか、マーラー歌手としても一世を風靡しました。
 かたや、リヴァプール生まれのバス・バリトン歌手ジョン・シャーリー=カーク(1931-)は1961年のグラインドボーン音楽祭でデビュー、その後はベイカーと同じくブリテンの作品を定期的に演奏し、名を馳せた事で知られています。
 1977年のオールドバラ音楽祭で演奏された、このヴォルフ(1860-1903)の「イタリア歌曲集」は、全46曲の短い歌の中に、溢れるほどの芸術性と男女間の恋愛感情の機微が凝縮されているもので、ブリテンの屈折したドラマとはまた違う、濃厚なロマンが感じられる歌曲集です。ベイカーとシャーリー=カークは、知的に、また抒情的に表現することで、一つの小宇宙を構築しています。ピアノのベッドフォードも、歌と対等な自己主張を聴かせます。
 録音 1977年6月19日SNAPE MALTINGS, オールドバラ音楽祭STEREO

IDIS



IDIS 6646
\1800→\1690
IDISからまた貴重なベルマンのライヴ!
 バッハ:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
 ショパン:夜想曲 ヘ短調 Op.55-1
 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
ラザール・ベルマン(P)
録音:1979-1985 年、ライヴ/57'33/MONO

 IDIS で好評のベルマンのシリーズの新刊です。今回はベルマンのレパートリーとしては珍しい曲を集めています。ことにブラームスのピアノ・ソナタ第3番は他にベルマンの録音はなかったかもしれません。バッハのパルティータ第2 番にはソ連時代の録音がありましたが、それも極めてレア。ショパンの夜想曲も含め、嬉しい音源の発掘です。ベルマンの遺族の承認を得ての発売です。
 なお録音状態はあまり芳しくありませんのでご了承ください。

IDIS 6645
\1800
絶頂期ミルシテインの魔術満載
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」
  ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
  ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
ナタン・ミルシテイン(Vn)
ルドルフ・フィルクスニー(P Op.24)
アルトゥール・バルザム(P Op.47,Op.30-3)
録音:1957,1958 年/69'31

 名手ミルシテインのベートーヴェン。ディスコグラフィによると、Op.24 は1950 年6 月の米RCA の録音、Op.30-3 とoP.47 は1957 年12 月の米Capitol の録音。
 鋭い切れ味と熱気の入り混じった演奏は1950 年代のミルシテインならではの魅力。

MALIBRAN (5/30)



CDRG194
\1600→\1490
ゲオリ・ブエ Geori Boue (ソプラノ)名唱集
グノー:歌劇「ファウスト」、「ミレイユ」から
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」、「トスカ」、「ボエーム」から
マスネ:歌劇「マノン」、「ノートルダムの曲芸師」から
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」から
ヴェルディ:歌劇「オテロ」から
ビゼー:歌劇「カルメン」から
ベルリオーズ:歌劇「ファウストの号罰」から
ゲオリ・ブエ (ソプラノ)
 ゲオリ・ブエ(ご健在!)へのインタビュー(2011年)を含む、全19トラック
 大半が1942年から57年の間に録音されたアナログ盤からの復刻。
 1918年生まれのフランスのソプラノ、ゲオリ・ブエ。7歳で故郷の音楽院で音楽を学び始め、わずか16歳でトゥールーズでデビュー。1939年にオペラ・コミック座でパリ・デビュー。1942年にはグノー作曲の歌劇「ファウスト」のマルグリットとしてガルニエ宮・デビュー。非の打ちどころの無い歌唱法と、切なくも美しい澄み切った歌声、映画にも主演したほどの美貌で1940年代フランス最高の歌手として名を高めました。1956年から海外へ本格的な活動を開始しましたが1970年には舞台活動からの引退を発表。※華麗で美しい古き良きフランス・オペラファンの方々へ贈る魅力的なアルバムです。


CDRG199
(2CD)
\2600→\2390
ルネ・ドリア(ソプラノ)
 マスネ:歌劇「サッフォー」 
ルネ・ドリア(ファニー・ルグラン:S) 
Gisele Ory(ディヴォンヌ:Ms)
Elya Waisman(イレーヌ:S)
Gines Sirera(ジャン・ゴッセン:T)
Rene Gamboa(カウダル:Br)
Adrien Legros(セザール:Br)
ロジェ・ブトリー指揮 
ギャルド・レピュブリケーヌ交響楽団
 1978年3,4月 パリ、サル・ワグラムでのセッション、ステレオ録音。
 オリジナル・マスター・テープからの復刻。※解説書に歌詞は含まれていません。
 ※1921年生まれのフランスを代表するソプラノの1人、ルネ・ドリアは若くしてコンサート歌手としてデビューし、16歳でオペラ・デビューを果たしました。1942年にマルセイユ・オペラに出演。1944年にオペラ・コミックにて「ラクメ」を演じ好評を博し、1947年に「魔笛」の夜の女王役でパリ・オペラ座デビューを飾りました。特筆すべきは約30年のキャリアの間、60以上の役を演じた事で、その適応力の高さと、技術・技巧の高さ、安定した実力で、長くフランスで慕われているルネ・ドリア(ご健在!)に注目したアルバムです。
 華麗で美しい古き良きフランス・オペラファンの方々へ贈る魅力的なアルバムです。

MEMBRAN


●Membran DOCUMENTS Series

MEMBRAN233547
(2CD)
\1200
ユーディ・メニューイン
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ

  1957年録音
ユーディ・メニューイン(Vln)

MEMBRAN233521
(4CD)
\1600
ジョン・サザーランド
 オペラ・アリア集

 ベッリーニ:ノルマ、清教徒、夢遊病の娘/
 ドニゼッティ:シャムニーのリンダ、リヴァプールのエミーリア、ランメルモールのルチア/
 ヴェルディ:シチリア島の夕べの祈り/ロッシーニ:セミラーミデ/ドリーブ:ラクメ/
 グノー:ファウスト/ヴェルディ:トロヴァトーレ、オテロ/
 ヘンデル:サムソン、アルチーナ/モーツァルト:ドンジョバンニ/アルネ:アルタクセルセより
ジョン・サザーランド(Sop)

MEMBRAN231730
(4CD)
\1600
オットー・クレンペラー(Cond)イン・コンサート
収録曲
 ブラームス:ドイツレクイエム ケルン放送交響楽団、他 1956年2月20日
 マーラー:交響曲第4番 エルフリーデ・トレチェル(Sop)ケルン放送交響楽団 1954年2月11日
 マーラー:亡き子をしのぶ歌 ジョージ・ロンドン(Br)ケルン放送交響楽団 1955年10月17日
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ケルン放送交響楽団、他 1955年6月6日
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、他 1960年6月7日
オットー・クレンペラー(Cond)

●Membran Acanta Series

MEMBRAN233353
(4CD)
\2600
ルチア・ポップ(Sop)名唱集 
 ウェーバー、モーツァルト、ロリツィング、プッチーニ、ヴェルディ、マスネ、スメタナ、
 ドヴォルザーク、モンテヴェルディ、ヘンデル、他のオペラアリアより
 ブラームス、マーラー、ドヴォルザーク、プロコフィエフ、他の歌曲
ルチア・ポップ(Sop)

MEMBRAN233554
(2CD)
\2000
ルネ・コロ(Ten)オペラアリア集
 ワーグナー:ローエングリン/ウェーバー:魔弾の射手/
 ベートーヴェン:フィデリオ/ダルベール:低地/キーンツル:福音の人/
 フロトウ:マルタ/ロルツィング:ウンディーネ/シュルツェ:腹黒いピーター/
 ビゼー:カルメン/マイヤベーア:アフリカの女/チレア:アルルの女/
 ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ/
 ヴェルディ:オテロ、アイーダ、トロヴァトーレ/
 マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ/
 プッチーニ:蝶々夫人、トゥーランドットより
ルネ・コロ(Ten)


METRONOME MAGDALEN
値下げ再案内!


"Metronome"の新シリーズがスタート!ヒストリカル音源復刻の"Magdalen"!

 59号でお伝えしたイギリスのレーベル"Metronome(メトロノーム)"のヒストリカル音源復刻シリーズ"Magdalen(マグダレン/モードリン)"。今回大幅に値下げとなって再登場。
 マスタリングはイギリスのサウンド・エンジニアで、イギリス交響楽団の首席オーボエ奏者としても活躍するポール・アーデン=テイラーが担当。ケンペ&ベルリン・フィルの「マイスタージンガー」、ベイヌムのマーラー、フルネ、バルビローリ、レーマンなど往年の名匠が次々登場。レパートリーがちょっとマニアックなところもそそられる。


METCD 8001
(4CDs)
\4600→¥3990→¥2990
ケンペ&ベルリン・フィル
 ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》全曲

ボーナス/
 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
  (ハイライト)*
アンネリース・クッパー(エヴァ)*
ヘルタ・テッパー(マクダレーネ)*
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ヴァルター)*
ヨーゼフ・ヘルマン(ザックス)*
リヒャルト・ホルム(ダーヴィット)*
フェルディナント・ライトナー(指揮)*
シュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団*
バイエルン放送合唱団*
フェルディナント・フランツ(ザックス)
ゴットローブ・フリック(ヴァイト)
ベンノ・クッシェ(ベックメッサー)
グスタフ・ノイドリンガー(コートナー)
ルドルフ・ショック(ヴァルター)
ゲルハルト・ウンガー(ダーヴィット)
エリザベト・グリュンマー(エヴァ)
マルガ・ヘフゲン(マクダレーネ)
ヘルマン・プライ(夜警)
ルドルフ・ケンペ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1956年4月4日−20日、ベルリン/1955年2月21日−25日&5月15日、ミュンヘン*
原盤:His Master's Voice ALP 1506/10/Deutsche Grammophon DGM 19047*


METCD 8002
(2CD)
\3000→¥2490→¥1990
ギルバート&サリヴァン:喜歌劇《ミカド》
サリヴァン(マッケラス編):パイナップル・ポール組曲*
サリヴァン:
 序曲《軍艦ピナフォア》+、序曲《ペンザンスの海賊》+、
 序曲《イオランテ》+
イシドール・ゴドフリー(指揮)
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー
ロンドン新交響楽団
ジョン・ホリングスワース(指揮)*
プロ・アルテ・オーケストラ*
アーサー・フィードラー(指揮)+
ボストン・プロムナード・オーケストラ+
アーサー・フィードラーが指揮するサリヴァンの「序曲集」は初CD化。

録音:1957年10月、ロンドン/1958年*/1952年+
原盤:Decca SKL 4006-7/Pye CML 33000*/His Master's Voice CLP 1030+


METCD 8003
(2CD)
\3000→¥2490→¥1990
フリッツ・レーマン&ミュンヘン・フィル
 フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》


ドイツのアリアと歌曲集* 〜
 ブラームス、ロルツィンング、フンパーディンク、コルンゴルト
プフィッツナー:序曲《ハイルブロンのケートヒェン》+
ワーグナー:序曲《リエンンツィ》#
リタ・シュトライヒ(グレーテル)
ギゼラ・リッツ(ヘンゼル)
マリアンネ・シェヒ(ゲルトルート)
ホルスト・ギュンター(ペーター)
フリッツ・レーマン(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
バイエルン放送合唱団
バンベルク交響楽団+
バイエルン放送交響楽団#
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)*
ヘルマン・プライ(バリトン)*
録音:1953年10月2日−10日、ミュンヘン/1957年6月1日、ロンドン*/1954年、ベルリン*/1952年2月、バンベルク+/1954年10月5日−6日、ミュンヘン#
原盤:Deutsche Grammophon DGM 18217/8/Columbia 33CX1482*/Columbia C60140*/Deutsche Grammophon LPE 17065+/#


METCD 8004
\2000→¥1690→¥1290
ベイヌム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管/マーラー交響曲第4番
マーラー:
 交響曲第4番ト長調/
 子供の魔法の角笛より*
マーガレット・リッチー(ソプラノ)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

ロルナ・シドニー(メゾ・ソプラノ)*
アルフレート・ペル(バリトン)*
フェリックス・プロハスカ(指揮)*
ウィーン国立歌劇場管弦楽団*
ベイヌム&コンセルトヘボウ管の名演が新しいリマスターで復刻。

録音:1952年4月−5月/1950年*
原盤:Decca LXT 2718/Vanguard VRS 412/3*


METCD 8005
\2000→¥1690→¥1290
エドゥアルト・キュネケ指揮
 キュネケ:
  舞踏組曲Op.26
  《幸福な旅》より 序曲

  《幸福な旅》より ハイライト*
エドゥアルト・キュネケ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ハインツ・ザンダウアー(指揮)*
ウィーン放送管弦楽団*
アカデミー室内合唱団*
録音:1938年/1950年代初期*
原盤:Telefunken LGX 60013/Philips S 10112*


METCD 8006
\2000→¥1690→¥1290
オルウィン、バルビローリ
 チャイコフスキー:管弦楽作品集

  イタリア奇想曲Op.45*
  スラヴ行進曲Op.31*
  幻想序曲《ロメオとジュリエット》+
  序曲《1812年》Op.49**
ケネス・オルウィン(指揮)*/**
ロンドン交響楽団*/**
英国近衛歩兵グレナディア連隊軍楽隊**
ジョン・バルビローリ(指揮)+
ハレ管弦楽団+
ケネス・オルウィン&LSO、バルビローリ&ハレ管のチャイコフスキー管弦楽作品集。

録音:1958年5月、ロンドン*/1957年6月13日+/1958年5月、ロンドン**
原盤:Decca SXL 2001*/**/Pye CCL 30128+

METCD 8007
(2CD)
\3000→¥2490→¥1990
ギルバート&サリヴァン:
 喜歌劇《ペンザンスの海賊》、喜歌劇《ミカド》序曲*
ギルバート&サリヴァン(クルックシャンク編):
 メドレー+ 〜 ペンザンスの海賊、軍艦ピナフォア、ペーシェンス
ラルフ・ハンター編:ギルバート&サリヴァン・ソングブック#
イシドール・ゴドフリー(指揮)
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー
ロンドン新交響楽団
アーサー・フィードラー(指揮)*
ボストン・プロムナード・オーケストラ*
ハリー・デイヴィッドソン&ヒズ・オーケストラ+
ラルフ・ハンター合唱団#
録音:1957年11月−12月/1952年*/1955年初発売(録音年月日不詳)+/1959年、ニューヨーク#
原盤:Decca SKL 4038/9/His Master's Voice CLP 1030*/Columbia 33S 1070+/RCA Victor LSP 2116#


METCD 8008
\2000→¥1690→¥1290
モレル、デルヴォー、そしてフルネが振る1950年代録音のバレエ音楽集
 チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》(ハイライト)
 ドリーブ:バレエ組曲《シルヴィア》*
 ラロ:歌劇《イスの王様》序曲+
ジャン・モレル(指揮)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
ピエール・デルヴォー(指揮)*
コンセール・コロンヌ管弦楽団*
ジャン・フルネ(指揮)+
コンセール・ラムルー管弦楽団+
録音:1958年/1959年*/1953年6月16日−17日&9月25日+
原盤:RCA SB 2012/His Master's Voice XLP 20005*/Philips A 00196L+


METCD 8009
(2CD)
\3000→¥2490→¥1990
ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクアーレ》
 歌劇《ドン・パスクアーレ》全曲
 歌劇《ドン・パスクアーレ》(ハイライト/ドイツ語版)*
 あの騎士の眼差しは+
 さあ用意はいいわ#
エルネスト・バディーニ(ドン・パスクアーレ)
アフロ・ポーリ(マラテスタ)
ティト・スキーパ(エルネスト)
アデライデ・サラセーニ(ノリーナ)
ジョルダーノ・カッレガーリ(公証人)
カルロ・サバイノ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
リタ・シュトライヒ(ノリーナ)*/+
クルト・ヴェホフシッツ(公証人)*
カール・シュミット・ヴァルター(マラテスタ)*
ヨーゼフ・グラインドル(ドン・パスクアーレ)*
フリッツ・レーマン(指揮)*
バイエルン放送交響楽団&合唱団*
ロッテ・シェーネ(ソプラノ)#
ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(バリトン)#
録音:1932年9月26日−11月5日、ミラノ/1954年2月1日−6日、ミュンヘン*/1955年4月、ベルリン+/1931年3月24日、ベルリン#
原盤:His Master's Voice C 2519-2533/Deutsche Grammophon LPE 17053*/Deutsche Grammophon DGM 19137 / EPL 30225+/His Master's Voice DB 1546#

Dvorak: Slavonic Dances
METCD8010
\2000→¥1690→¥1290
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集
  ニコライ・マルコ指揮、フィルハーモニア管弦楽団
  1953年モノラル録音
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」よりポルカとフリアント

 ラファエル・クーベリック指揮、フィルハーモニア管弦楽団
  1951年モノラル録音

Mozart: Six Quartets dedicated to Haydn (Quartets 14-19)
METCD8011
(2CD)
\3000→¥2490¥1990
モーツァルト:弦楽四重奏曲集「ハイドン・セット」
 弦楽四重奏曲第14番K.387、第15番K.421、第16番K.428、
 第17番K.458「狩り」、第18番K.464、第19番K.465「不協和音」
   1953年5月モノラル録音
ブダペスト弦楽四重奏団

Grieg Favourites
METCD8012
\2000→¥1690→¥1290
グリーグ:管弦楽曲集
 ノルウェー舞曲Op.35 
  ジョージ・ウェルドン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
   1960年モノラル録音/
 組曲「ホルベアの時代から」Op.40 
  カール・ミュンヒンガー指揮、シュトゥットガルト室内管弦楽団 
   1956年モノラル録音/
 「ペール・ギュント」第1組曲、第2組曲より
  ジョージ・ウェルドン、エミー・ベッテンドルフ、
  オットー・ドブリント指揮、ロンドン交響楽団
   1952年、1955年、1929年モノラル録音/
 抒情小曲集第3集Op.43より
  ヴァルター・ギーゼキング(pf) 
   1956年モノラル録音/
 抒情組曲 
  ニコライ・マルコ指揮、フィルハーモニア管弦楽団 
   1953年モノラル録音

Gounod: Faust
METCD8014
(2CD)
\3000→¥2490→¥1990
グノー:歌劇「ファウスト」 
 ファウスト・クレヴァ指揮、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、他
  ユージン・コーンリー(Ten)チェーザレ・シエピ(Bs)エリナー・スティーバー(Sop)
  フランク・グァレーラ(Br)マーガレット・ロッジェーロ(MSop)
  テルマ・ヴォティプカ(MSop)ローレンス・デイヴィッドソン(Bs) 1951年モノラル録音
 グノー:歌劇「ロミオとジュリエット」より
  二重唱「さ!私はあなたをお許し致しましたわ」
   ジャニーヌ・ミショー(Sop)ラウル・ジョバン(Ten)
  アルベルト・エレーデ指揮、パリ歌劇場管弦楽団 1953年モノラル録音
 グノー:歌劇「ミレイユ」より
  TRAHIR VINCENT... A TOI MON AME
   ジャニーヌ・ミショー(Sop)
   アルベルト・エレーデ指揮、パリ音楽院管弦楽団 1953年モノラル録音

Dame Moura Lympany plays Rachmaninov
METCD8016
(2CD)
\3000→¥2490→¥1990
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲集

 前奏曲Op.3-2、
 前奏曲Op.23より、2、3、4、6、7、9、10、
 前奏曲Op.32より、1、3〜5、7〜10、12、13
  1951年〜54年モノラル録音
モーラ・リンパニー(pf)
ニコライ・マルコ指揮、
フィルハーモニア管弦楽団/
アンソニー・コリンズ指揮、
ロンドン新交響楽団

MYTO



309
\1200→\1090
初CD化!
 ジュリーニ指揮
  ヴェルディ:「レクイエム」
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
フィオレンツァ・コソット(メゾ・ソプラノ) 
ルイジ・オットリーニ(テノール) 
イヴォ・ヴィンコ(バス) 
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団、合唱団
1960年8月21日イギリス、エディンバラ、アッシャー・ホールでのモノラル録音
※音質は全体的に、こもり気味です。また、マスターに起因する傷が多少聴かれます事、ご了承ください。※1960年エディンバラ国際音楽祭、初日の演奏のライヴ録音です。当時のジュリーニ&フィルハーモニアが得意としたヴェルディのレクイエム。ライヴならではの気迫迫る演奏です。サザーランドはじめ、ソリストも強力です。

311
(2CD)
\2000
クレスパン&ディ・ステファノ
 プッチーニ:歌劇「トスカ」
レジーヌ・クレスパン(トスカ) 
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(マリオ・カヴァラドッシ) 
オタカール・クラウス(スカルピア男爵) 
エドワード・ダウンズ指揮 
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団、合唱団
1961年5月18日イギリス、コヴェント・ガーデンでの録音※良い音質です。
※フランス随一のワーグナー歌手と言われたフランス生まれのクレスパンの抒情的で気品と風格を備えた艶のある歌声が魅力的です。ディ・ステファノも張りのある実に素晴らしい歌声を聴かせてくれます。

312
(3CD)
\3000
クーベリック指揮
 ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」
ボリス・クリストフ(ボリス・ゴドゥノフ)
ジョゼフィン・ヴィージー(フョードル) 
ジョーン・カーライル(クセーニャ) 
ジョゼフ・ルーロー(ピーメン) 
デイヴィッド・ケリー(ヴァルラーム) 
ジョン・ラニガン(シュイスキー) 
ラファエル・クーベリック指揮 
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団、合唱団
1958年12月6日イギリス、コヴェント・ガーデンでの録音
※録音年代の古さを感じさせる録音ですが、全体的に良い音質です。尚、マスターに起因する音の揺れ、傷が多少聴かれます事、ご了承ください。

NAXOS (6/1)


8.112072
\1100
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ヤッシャ・ハイフェッツ アンコール集 第1集(1946-1956)
 1.ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲 第1番(J.ヨアヒム編)/
 2.ブラームス:ハンガリー舞曲 第17番(F.クライスラー編)/
 3.ブラームス:ハンガリー舞曲第20番(F.クライスラー編)/
 4-6.ベネット(1894-1981):歌のソナタ(抜粋)/
 7.シュルマン(1915-2002):コド・リヴァー・イル/
 8.ハチャトゥリアン(1903-1978):剣の舞(J.ハイフェッツ編)/
 9.パガニーニ(1782-1840):カプリース第13番(F.クライスラー編)/
 10.パガニーニ:カプリース第20番(F.クライスラー編)/
 11.ズガンバーティ(1841-1914):ナポリのセレナーデOp.24-2/
 12.クロール(1901-1980):バンジョーとフィドル/
 13.ストラヴィンスキー(1882-1971):「火の鳥」より「子守歌」(S.ドゥシュキン編)/
 14.ラヴェル(1875-1937):ソナチネ第2楽章(L.ロケ編)/
 15.ショスタコーヴィチ(1906-1975):3つの幻想的舞曲より
  ワルツOp.5-2(H.グリックマン編)/
 16.ドビュッシー(1862-1918):亜麻色の髪の乙女(A.ハルトマン編)/
 17.ディニーク(1889-1949):ホラ・スタッカート(J.ハイフェッツ編)/
 18.プロコフィエフ(1891-1953):4つの小品よりガヴォットOp.32-3(J.ハイフェッツ編)/
 19.プロコフィエフ:10の小品より行進曲Op.12-1(J.ハイフェッツ編)/
 20.ラフマニノフ(1873-1943):練習曲「音の絵」Op.39より第2番(J.ハイフェッツ編)/
 21.ラフマニノフ:6つの歌より「雛菊」Op.38-3(J.ハイフェッツ編)/
 22.2つの小品より「東洋風舞曲」Op.2-2(J.ハイフェッツ編)/
 23.カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  一人の男にいいよる2人の乙女Op.24-3(J.ハイフェッツ編)/
 24-25.ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(抜粋)(J.ハイフェッツ編)/
 26.メトネル(1880-1951):2つのおとぎ話より第1番Op.20-1(J.ハイフェッツ編)/
 27.ドビュッシー(1862-1918):ビリティスの3つの歌より第2番「髪」/
 28.ファリャ(1876-1946):「恋は魔術師」より第1番「パントマイム」(P.コハルスキー編)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)/
ブルックス・スミス(ピアノ)…1-11/
エマヌエル・ベイ(ピアノ)…12-28
 ハイフェッツと言えば、あの端正かつ情熱的なチャイコフスキーやブラームスの協奏曲を思い出す人も多いかもしれませんが、彼の神髄を知るには、ぜひともこれらの小品集を押さえていただきたいものです。彼自身の編曲も含むこれらのコンサート・ピースは、極めて上品であり、かつ彼の妙技をたっぷりと味わわせてくれる逸品であり、コンサートを締めくくるための素晴らしいデザートとしての役割も担っていたのでしょう。“ヴァイオリンの神”ここに降臨です。
 録音 1946-1956年ハリウッド,RCAスタジオマーク・オーバート=ソーン復刻


8.111218
\1100
グレート・ピアニスト・シリーズ/
 女性ピアニストたち歴史的名演集第4集(1921-1955)

 1.ベートーヴェン(1770-1827):創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO80
  (演奏: コンスタンス・キーン/ 録音1952年9月27-29日ニューヨーク)/
 2.ブラームス(1833-1897):2つの狂詩曲より第2番ト短調 Op.79-2
  (演奏: レーヌ・ジャノーリ/録音1947年5月30日パリ)/
 3.リスト(1811-1886):ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調(C.サン=サーンス復元版)
  (演奏: ジーナ・バッカウアー/録音1949年6月8日EMI第3スタジオ)/
 4.ショパン(1810-1849):スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
  (演奏: ローザ・タマルキーナ/録音1947年モスクワ)/
 5.スメタナ(1824-1884):チェコ民謡による幻想曲
  (演奏: ライザ・フックソーヴァ/録音1944年ロンドン)/
 6.アルベニス(1860-1909):スペイン組曲Op.47より
  「セビーリャ」(演奏: リリー・ダイモント/録音1930年ドイツ)/
 7.ファリャ(1876-1946):「三角帽子」より「粉屋の踊り」
 (演奏: マルセル・メイエ/録音1925年12月1日ロンドン)/
 8.モンポウ(1893-1987):郊外-ギタリストと老いぼれ馬
 (演奏: マグダ・タリアフェッロ/録音1930年3月26日パリ)/
 9.フォーレ(1845-1924):舟歌第3番変ト長調 Op.42
 (演奏: マリー=テレーズ・フルノー/ 録音1944年4月21日パリ)/
 10.マレスコッティ(1902-1995):ファンタスク
 (演奏: ロッティー・モレル/録音1953年スイス)/
 11-13.ルーセル(1869-1937):3つの小品Op.49
 (演奏: イヴォンヌ・ルフェビュール/録音1949年6月20日パリ)/
 14.ローゼンタール(1862-1946):蝶々
 (演奏: ウィニフレッド・クリスティ/録音1921年ロンドン)/
 15.シューベルト=リスト:ウィーンの夜会S427/R252
 (演奏: バルベル・アンドレーエ/録音1929年)/
 16.J.シュトラウス2世:宝のワルツ(E.ドホナーニ編)
 (演奏: エディット・ファルナディ/録音1955年6月)
  ※修復&マスタリング…エド・トンプソン
 どうしても歴史の影にかくれがちだった20世紀初頭の女性ピアニストたち。彼女たちは、どれほど素晴らしい才能を有していたとしても、「ピアニスト」として認められることは難しかったのはご存知の通りです。このシリーズを通して聴くことができる彼女たちの名演は、ほんの片鱗ではありますが、どれも驚くほどに素晴らしく、他多様性に満ちています。30歳の若さでこの世を去った伝説的名手タマルキーナの豪快で力強いショパンや、ほとんど音源の残っていない1913年生まれのフックソーヴァのしっとりした演奏など、このアルバムを聴いているだけで、野に咲く花々を一輪ずつ眺めるような楽しさがあります。



なぜかこれまで一度も紹介されたことがなかった第1〜3巻!
壮絶なる出演陣。必聴です。
Great Pianists - Women at the Piano Volume 1
8.111120
¥1100
女性ピアニストたち - 歴史的名演集1 詳細はこちら
Great Pianists - Women at the Piano Volume 2
8.111121
¥1100
女性ピアニストたち - 歴史的名演集2 詳細はこちら
Great Pianists - Women at the Piano Volume 3
8.111217
¥1100
女性ピアニストたち - 歴史的名演集 3 詳細はこちら

OTAKEN RECORDS



TKC-338
\2300→\2090
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
 「エロイカ」&「未完成」 非売品見本盤より復刻!

  (1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」作品55
  (2)シューベルト:交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
大好評!「オタケン・ブライトクランク」シリーズ、 フルトヴェングラーの「エロイカ」&「未完成」 非売品見本盤より復刻!

録音:(1)1952年11月26〜27日、(2)1950年1月19〜21日ウィーン・ムジークフェラインザール 音源:ブライトクランク白レーベル非売品見本盤(疑似ステレオ)

 いわゆる白レーベル非売品見本盤とは、作り立てのメタル原盤から最初に手動でプレスされ、一部の関係者に一般発売前に配布されたレコードのことです。これらのレコードは、私どもが昔聴いた量産市販品とは似て非なるもので、その音質の違いは一聴瞭然です。この度、ほとんど手付かずの状態で発見された一連のブライトクランク非売品見本盤は、元のブライトクランクの音はこんなに美しく自然なものであったかと、ブライトクランクに対する評価を一変させるものと思われます。
 さて、当CDに収められたエロイカは、何度聴いても聴き飽きない名演で、色々なエロイカの演奏を聴きに行っても、いつもここに戻って来る、エロイカの世界基準とも言うべき演奏であることは皆様良くご存知の通りです。特にこんにちのような困難な時には、わたくしどもの生活に安心と安定をもたらしてくれる演奏と言っても過言ではなく、小生も日夜、今日を生き抜く力をこの演奏からいただいております。一方、併録の未完成はエロイカより古い録音ですが、エロイカと比べても古さを全く感じさせない音質で、演奏の方も詩情にあふれた、たいへん美しいものとなっております。ご一聴の程、宜しくお願い申しあげます。 (オタケン・レコード太田憲志)

PRAGA DIGITALS



PRDDSD 350057
(2SACD HYBRID)
特別価格
\3600→\3290
凄まじい演奏陣による歴史的ストラヴィンスキー演奏集
 ドホナーニ、ノイマン、コシュラー、東京クヮルテット、ジョゼフ・シルヴァースタイン・・・

 ストラヴィンスキー:
CD1
(1)バレエ音楽「火の鳥」(1910 年版)
  [1983年5月18日/ライヴ]
クリストフ・フォン・ドホナーニ
チェコ・フィル
(2)交響曲ハ調
  [1970年6月28-9日/スタジオ録音]
ヴァーツラフ・ノイマン(指)
チェコ・フィル

CD2
(1)結婚
 [1982年2月4日]
ブリギタ・シュルツォヴァー(Sop)、
ミロスラフ・シュヴェイダ(Ten)、
アンナ・バロヴァー(Ms)、
ダリボル・イェドリチカ(Bs)、
プラハ放送Cho、ズデニェク・イーレク、
ペトル・アダメツ。
イジー・ホレナ、ミラン・マリー(Pf)、
ズデニェク・コシュラー(指)
プラハ放送響
(2)兵士の物語
 [1980年5月28日/ライヴ]
ボストン交響楽団室内プレイヤーズ
(3)弦楽四重奏のための3つの小品
  [1987年2月2日/ライヴ]
(4)弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ
  [1987 年2月2日/ライヴ]
東京クヮルテット
(5)シェイクスピアによる3つの歌
  [1971年2月2日/ライヴ]
ミラダ・ボウブリコヴァー(Ms)、
ムジカ・ノーヴァ・プラゲンシスのメンバー
かつてPR.250054、PR250063、PR.250073、PRD.250073 で出ていたものからストラヴィンスキー作品だけを抽出してまとめたアルバム。さらにSACD ハイブリッドとなっているのも大歓迎。まず何より演奏陣の豪華さに注目。ドホナーニやノイマンとチェコ・フィルも魅力ですが東京クヮルテットや、ボストン響往年のコンサートマスター、ジョゼフ・シルヴァースタイン率いる「兵士の物語」などお宝音源の連続。もちろん舌を巻く巧みさ。1セットは必ず持っていたいアルバムと申せましょう。

PROFIL (5/30)



PH 10032
(3CD)
\6000→\5490
ルドルフ・ケンペ(指)&シュターツカペレ・ドレスデン
 ウェーバー:「魔弾の射手」
ベルント・アルデンホフ(T マックス)
エルフリーデ・トレチェル(S アガーテ)
ルト・ベーメ(Bs カスパール)
カール・パウル(Br オットカール)
ヴェルナー・ファウルハーバー(Br クーノ)
イルマ・バイルケ(S エンヒェン)
ハンス・クラマー(Bs 隠者)
ハンネス・ヘゲレ(ザミエル)ほか
ルドルフ・ケンペ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン,
ドレスデン国立歌劇場合唱団
+ボーナストラック
 舞台美術家カール・フォン・アッペンのインタビュー 1965年
  第2幕のアガーテとエンヒェンの二重唱
  第2幕のエンヒェンのアリエッテ
   “すらりとした若者がやってきたら”
  第2幕のアガーテのアリア
   “まどろみが近寄るように/
    静かに清らかに(エンヒェンの祈り)”
  第2幕のエンヒェンのアリア“死んだ私の従姉の見た夢よ”
【ボーナストラック】
 エルフリーデ・トレチェル(S エンヒェン)
 マルガレーテ・テシェマッハー(S アガーテ)
 カール・エルメンドルフ(指)
 シュターツカペレ・ドレスデン
Profil社のゼンパーオパー・エディション、新刊はケンペの「魔弾の射手」もちろんオリジナルマスターからの復刻!!

録音:1951 年5 月20-22 日、ドレスデン/【ボーナストラック】録音:1944 年/156'39

 Profil 社が力を入れるゼンパーオパー・エディション、新刊はウェーバーの「魔弾の射手」です!
 名匠ルドルフ・ケンペ(1910 − 1976)は、1949 年から1951 年までドレスデン国立歌劇場の音楽監督を務めており、この時期にいくつか優れたオペラ全曲の放送用録音を残しています。それらのうちいくつかは直後にテープが米国に流出、LP で発売され、ケンペの名を世界的に広めることになりました。
 この「魔弾の射手」もその一つで、LP 時代には繰り返し発売されていたものの、なぜかCD では二度ほど小規模に出回っただけ。ケンペのファンから再発が待望されていたものでした。今回、Profil 社は中部ドイツ放送(MDR)に秘蔵されていたオリジナルのテープを使用、60 年以上前の録音を生々しい音質で蘇らせることに成功しました。ドレスデン国立歌劇場はウェーバーと縁が深いにもかかわらず、1960 年までレコード会社によるドレスデンでの「魔弾の射手」の録音はなく、このケンペの録音以外には大戦中にカール・エルメンドルフが指揮した放送録音(Profil からPH 07060、PREISER からPRCD 90386 で発売)しかありません。昔気質のシュターツカペレ・ドレスデンの音で「魔弾の射手」を楽しむならば、この戦後のケンペの録音は打ってつけです。なお、この録音は従来1949 年のものとされてきましたが、今回、ウェーバーの没後125 年を記念して1951 年5 月20 日から22 日に録音されたものだと判明しました(ちなみにこの直前の5 月2 日から7 日には「マイスタージンガー」が録音されました)。
 歌手は当時のドレスデンを代表する名歌手たち。マックスのベルント・アルデンホフは、この録音の二ヶ月後に再会初年度のバイロイト音楽祭で活躍した、1950 年代を代表するヘルデンテノール。アガーテのエルフリーデ・トレチェルは、優れた才能を持ったソプラノで若くから活躍していましたが、1958 年に44 歳で早世してしまったため、残された録音は貴重。カスパールを、20 世紀ドイツを代表する重量級バスのクルト・ベーメが歌っています。
ケンペ・ファン、シュターツカペレ・ドレスデン・ファン、ドイツオペラ・ファン、いずれにも歓迎されるCD でしょう!

REGIS (6/8)


RRC1384
\950
ベートーヴェン:ピアノソナタ集 
 ピアノソナタ第8番「悲愴」、
 第17番「テンペスト」、第23番「熱情」 
  1961年録音
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)

RRC1385
\950
ショスタコーヴィチ:
 チェロ協奏曲第1番 
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
  ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
   1960年録音、
 ヴァイオリン協奏曲第1番 
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
  エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、
  レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 
   1959年録音

RRC1386
\950
ガーシュウィン:
 ラプソディインブルー、ピアノ協奏曲へ調 
 パリのアメリカ人 
  1959年録音
ユージン・リスト(pf)
ハワード・ハンソン指揮、
イーストマン・ロチェスター交響楽団
アンタル・ドラティ指揮、
ミネアポリス交響楽団

RRC1387
\950
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」
    1961年録音
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

RRC1388
\950
モーツァルト:
 2台のピアノのための協奏曲K.365
  アルフレッド・ブレンデル、
  ワルター・クリーン(pf)

  パウル・アンゲラー指揮、
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 2台のピアノのためのソナタK.448
  1961年録音、
 ピアノ協奏曲第17番K.453
  アルフレッド・ブレンデル(pf)
  パウル・アンゲラー指揮、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  1960年録音

RRC1389
\950
ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第3番 

  「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガOp.35、
  イギリス国歌による7つの変奏曲WoO.78、
  「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲WoO.79、
  ジュスマイアーの歌劇
   「ゾリマンII世」の「ふざけて、からかって」による8つの変奏曲WoO.76
    1961年録音
アルフレッド・ブレンデル(pf)
ハインツ・ワルベルク指揮、

ウィーン交響楽団

RRC1390
\950
シューベルト:
 ピアノソナタ第16番D.845
 楽興の時D.780-1、即興曲D.899-2、D.899-4/
ベートーヴェン:
 7つのバガテルOp.33より第3曲、第5曲、
 11のバガテルOp.119より、第2曲、第7曲、第9曲、
 6つのバガテルOp.126より第1曲、第4曲、第6曲
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)

RRC1391
\950
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番  
 ヴァン・クライバーン(pf)

 キリル・コンドラシン指揮、RCA交響楽団
シューマン:ピアノ協奏曲Op.54
  ヴァン・クライバーン(pf)

  フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団

RRC2092
(2CD)
\1500
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集 
 チェロソナタ全曲、
 モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の
  主題による12の変奏曲Op.66、
 モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の
  主題による7つの変奏曲WoO.46、
 ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の
  「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲WoO.45
ピエール・フルニエ(Vc)
フリードリヒ・グルダ(pf)

RRC3012
(3CD)
\2300
シューベルト:室内楽曲集
 弦楽四重奏曲第15番D.887、第8番D.112、
 第14番D.810「死と乙女」、
 ヴァイオリンとピアノのための幻想曲D.934、
 ピアノ三重奏曲第2番D.929
ルドルフ・ゼルキン(pf)
ブッシュ室内合奏団

RRC3013
(3CD)
\2300
ジョーン・サザーランド(Sop)名唱集
 ヘンデル:
  エイシスとガラテアより、メサイアより、
  アルチーナより、サムソンより/
 ヴェルディ:オテロより、椿姫より、リゴレットより/
 ベッリーニ:ノルマより、清教徒より、夢遊病の女より/
 グノー:ロミオとジュリエットより、ファウストより/
 モーツァルト:後宮からの逃走より/ドリーブ:ラクメより/
 マイアベーア:ユグノー教徒より/アルネ:アルタクセルセより/
 ロッシーニ:セミラーミデより/トマ:ハムレットより 1960年録音

RRC4011
(4CD)
\3000
キャスリーン・フェリア(Alt)生誕100周年記念盤 
 ブラームス:アルト・ラプソディ
  クレメンス・クラウス指揮、
  ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 1947年録音
 マーラー:
  大地の歌、亡き子をしのぶ歌
   ブルーノ・ワルター指揮、
   ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
   1952年録音、1949年録音
 ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
  ジョン・ニューマーク(pf) 1950年録音
 他、歌曲、イギリス民謡、オペラアリアなど多くのレパートリーを収録。
キャスリーン・フェリア(Alt)

RRC9010
(9CD)
\3800
ベートーヴェン:ピアノソナタ全集 
 1951〜56年モノラル録音
ヴィルヘルム・ケンプ(pf)

RRC9011
(13CD)
\4500
プッチーニ:歌劇集
 ラ・ボエーム 
  ユッシ・ビョルリング(Ten)
  ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
  トーマス・ビーチャム指揮、RCAビクター管弦楽団、他
   1956年録音

 トスカ

  マリア・カラス(Sop)ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)
  ヴィクトル・デ・サバータ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
   1953年録音

 蝶々夫人

  ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
  ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)
  ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮、
  ローマ歌劇場管弦楽団、他 1954年録音

 西部の娘

  エリナー・スティーバー(Sop)マリオ・デル・モナコ(Ten)
  ディミトリ・ミトロプーロス指揮、
  フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団、他 1954年録音

 外套

  ティート・ゴッビ(Br)マーガレット・マス(Sop)
  ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮、ローマ歌劇場管弦楽団、他
  1956年録音

 修道女アンジェリカ

  ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
  フェドラ・バルビエリ(MSop)
  トゥリオ・セラフィン指揮、ローマ歌劇場管弦楽団、他
   1957年録音

 ジャンニ・スキッキ

  ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
  ティート・ゴッビ(Br)
  ガブリエレ・サンティーニ指揮、ローマ歌劇場管弦楽団、他
   1958年録音

 トゥーランドット

  マリア・カラス(Sop)ジュゼッペ・ネッシ(Ten)
  トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
   1954年録音

RUSSIAN DISC

 数年前リリースされ注文殺到するも在庫がわずかしかなく多くの方に迷惑をかけたチャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1958-1990) ピアノ部門 Vol.1&2。ようやくの新装再発売。といってもロシアのレーベル、いつまで在庫があり、いつまで流通するか分からない。今度こそお早めに。


RDCD 00374
【新装再発売】
\2000→\1890
チャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1958-1990) ピアノ部門 Vol.1
 ラフマニノフ(1873-1943):絵画的練習曲変ホ長調 Op.39 No.5
 ヴァシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ(1907-1979):モスクワの夜
  ヴァン・クライバーン[第1回(1958):第1位、アメリカ合衆国]
 ショパン(1810-1849):マズルカ イ短調 Op.17 No.4
  レフ・ヴラセンコ[第1回(1958):第2位、ソ連]
 Chui Way(瞿維?):小太鼓踊り
  劉詩昆[第1回(1958):第2位、中国]
 リスト(1811-1886)/ブゾーニ(1866-1924):
  ラ・カンパネッラ(パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト長調)
  ジョン・オグドン[第2回(1962):第1位、イギリス]
 リスト:鬼火(超絶技巧練習曲第3番)
  ヴラディーミル・アシュケナージ[第2回(1962):第1位、ソ連]
 ラフマニノフ:絵画的練習曲イ短調 Op.39 No.6
  エリソ・ヴィルサラーゼ[第2回(1962):第3位、ソ連]
 スクリャービン(1872-1915):練習曲変ニ長調 Op.8 No.10
  グリゴリー・ソコロフ[第3回(1966):第1位、ソ連]
 チャイコフスキー(1840-1893):秋の歌 Op.37bis No.10(「四季」から)
  ミッシャ・ディヒター[第3回(1966):第2位、アメリカ合衆国]
 リスト:演奏会用練習曲第3番変ニ長調「ため息」
  エドワード・アウアー[第3回(1966):第5位、アメリカ合衆国]
 チャイコフスキー:主題と変奏曲ヘ長調 Op.19 No.6
  ジョン・リル[第4回(1970):第1位、イギリス]
 スクリャービン:練習曲嬰ト短調 Op.8 No.9
  ヴラディーミル・クライネフ[第4回(1970):第1位、ソ連]
 リスト:練習曲ヘ短調(超絶技巧練習曲第10番)
  アルトゥル・モレイラ・リマ[第4回(1970):第3位、ブラジル]
 ラヴェル(1875-1937):道化師の朝の歌(「鏡」から)
  ブリジット・エンゲラー[第5回(1974):第6位、フランス]
録音:ライヴ、モスクワ音楽院大ホール

 中国の幻のピアニスト、劉詩昆。文化大革命において紅衛兵達に腕や指を折られ、5年間監禁。妻の葉向真と離婚を余儀なくされるなどの迫害を受けた。その後、香港に移住したが、2009年に妻の蓋燕を襲撃して負傷させたとして、逮捕された。彼を語る上で何が真実で何が嘘なのか、平和な国日本にいる我々にはわからない。ここではその貴重な演奏が聴ける。


RDCD 00375
【新装再発売】
\2000→\1890
チャイコフスキー国際コンクール入賞者たち(1958-1990) ピアノ部門 Vol.2
 チャイコフスキー(1840-1893):ドゥムカ Op.59
  オラシオ・グティエレス[第4回(1970):第2位、アメリカ合衆国]
 リスト(1811-1886):演奏会用練習曲第2番ヘ短調
  スタニスラフ・イゴリンスキー[第5回(1974):第2位、ソ連]
 バラキレフ(1837-1910):イスラメイ(東洋風幻想曲)
  アンドレイ・ガブリーロフ[第5回(1974):第1位、ソ連]
 リスト:狩(パガニーニによる大練習曲第5番ホ長調)
  ドミートリー・アレクセーエフ[第5回(1974):第5位、ソ連]
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):前奏曲とフーガ変ニ長調 Op.87 No.15
  アンドラーシュ・シフ[第5回(1974):第4位、ハンガリー]
 ショパン(1810-1849):練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6
  ミハイル・プレトニョフ[第6回(1978):第1位、ソ連]
 ラヴェル(1875-1937):スカルボ(「夜のガスパール」から)
  パスカル・ドヴァイヨン[第6回(1978):第2位、フランス]
 アレクサンドル・フリャルコフスキー(1958-):前奏曲とフーガ ト短調
  ピーター・ドノホー[第7回(1982):第2位(最高位)、イギリス]
 ムソルグスキー(1839-1881):キエフの大きな門(「展覧会の絵」から)
  バリー・ダグラス[第8回(1986):第1位、イギリス]
 イーゴリ・フドレイ(1940-):ソナタ=フレスコ
  ボリス・ベレゾフスキー[第9回(1990):第1位、ソ連]

録音:ライヴ、モスクワ音楽院大ホール



RDCD 00884-885
(2CD)
\3400→\3090
ロシアの偉大なハープ奏者ヴェーラ・ドゥーロヴァ
 生誕100年記念アルバム
光の戯れ ハープのための音楽
 チャイコフスキー(1840-1893):ハープと弦楽四重奏のためのアダージョ・モルト(*)
 グリンカ(1804-1857):
  夜想曲変ホ長調(1828)(*)/モーツァルトの主題による変奏曲(1822)(#)
 プロコフィエフ(1891-1953):エレオノーラ(1915)(*)/前奏曲ハ長調 Op.12 No.7(*)
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):パヴァーヌと変奏曲
 フランシスコ・フェルナンデス・パレロ(1533頃-1597):ロマンス
 ルカス・ルイス・デ・リバヤス(活躍:1650年頃):スペイン舞曲
 ジャン=バティスト・カルドン(1760-1803):ハープ・ソナタ ヘ短調
 レスピーギ(1879-1936)/
  マルセル・グランジャニー(1891-1975)編曲:シチリアーナ
 ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760-1812):
  ペダル・ハープ、2つのヴァイオリンとチェロのための大協奏曲ハ長調 Op.30(**)
 フランチシェク・ベンダ(1745-1814):
  ハープ・ソナタ ニ長調(ヴェーラ・ドゥーロヴァ校訂)(*)
 ヴァレーリー・キクタ(1941-):ハープ・ソナタ第2番変ホ長調「Epic Scales」(+)
録音:1971年(*/#)/1976年(無印/**)/1985年(+)
ヴェーラ・ドゥーロヴァ(ハープ)
ボリショイ劇場管弦楽団のソリストによる弦楽四重奏団(#)
 P・タラセヴィチ、
 M・ヤブロンスカヤ(ヴァイオリン)
 L・ポペレチェンコ(チェロ)
 F・ルザーノフ(チェロ)
 I・ソロドゥエフ、P・タラセヴィチ(ヴァイオリン(**))
 Y・ロエフスキー(チェロ(**))
ヴィクトル・ウリヤニチ(1956-):
  ハープのための幻想曲(1988;ヴェーラ・ドゥーロヴァに献呈)(*)
  夢(ハープ、フルートとヴィオラのための三重奏曲;1982)(+)
  世界の戯れ(4つのハープのための4つの瞑想音楽、
   スクリャービンの記念に;1985-1987)(#)
  悲歌(ハープ、ソプラノサクソフォン、弦楽合奏と打楽器のための;2002)(**)
録音:2006年(+/**)/2008年(*/#)
イローナ・ノケライネン(ハープ(*/+/#))
スヴェトラーナ・ミトリャイキナ(フルート(+))
ナターリア・ボルドヴァ(ヴィオラ(+))
ナターリア・シャメーエヴァ(ハープ(#/**))
リュドミーラ・フロルコヴァ、イリーナ・ネガードヴァ(ハープ(#))
アレクセイ・ヴェレシチャーギン(指揮(#))
ヴェロニカ・コジュハーロヴァ(ソプラノサクソフォン(**))
弦楽合奏団(**)
ヴラディーミル・ジーヴァ(指揮(**))
 ロシアの偉大なハープ奏者・教師ヴェーラ・ドゥーロヴァ(1909-2000)の生誕100年を記念して制作されたアルバム。

SUPRAPHON (6/6)



SU 4100
(2CD)
\3400→\3090
ハチャトゥリヤンの歴史的録音を2時間半!
 ハチャトゥリヤン、歌って、弾いて、指揮します!
ハチャトゥリヤン:
 [CD1]
  (1)ヴァイオリン協奏曲ニ短調
  (2)チェロ協奏曲ホ短調
  (3)レーニン追悼の頌歌
 [CD2]
  (4)剣の舞
  (5)エレヴァンの春
  (6)祝杯
  (7)組曲「仮面舞踏会」
   (ワルツ/夜想曲/マズルカ/ロマンス/ギャロップ)
  (8)バレエ組曲「ガイーヌ」
   (バラの乙女の踊り/子守歌/アイシャの踊り/
    ゴパーク/剣の舞/レズギンカ)
  (9)ピアノ協奏曲変ニ長調
(1)レオニード・コーガン(Vn)
 アラム・ハチャトゥリヤン(指)
 モスクワ放送響
(2)スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)
 アレクサンドル・ガウク(指)
 ソヴィエト国立響
(3)アラム・ハチャトゥリヤン(指)
 プラハ放送響
(4)アラム・ハチャトゥリヤン(Pf)
(5) アラム・ハチャトゥリヤン(歌&Pf)
(6)アラム・ハチャトゥリヤン(歌&Pf)
(7)アラム・ハチャトゥリヤン(指)
 プラハ放送響
(8)アラム・ハチャトゥリヤン(指)
 カルロヴィ・ヴァリ響
(9)アントニーン・イェメリーク(Pf)
 アロイス・クリーマ(指)
 チェコ・フィル
 これは欲しい!こんな音源が残っていた!!ハチャトゥリヤンの指揮はもとより、ピアノ演奏から歌唱までを披露した超お宝アルバム、チェコで発掘

(1)1959年5月15日/スメタナ・ホール(ライヴ)、(2)録音データ不明、(3)1955 年9月21-22日/ドヴォルザーク・ホール、
(4)1950 年4月27日/ロコスカ・スタジオ(プラハ)、(5)1950 年4月27日/ロコスカ・スタジオ(プラハ)、
(6)1950 年4月27日/ロコスカ・スタジオ(プラハ)、(7)1955 年9月21-22日/ドヴォルザーク・ホール、
(8)1955 年9月15日/カルロヴィ・ヴァリ(ライヴ)、(9)1960年11月7-9日/ドヴォルザーク・ホール(ステレオ)
ADD、MONO, STEREO、2h 38’14”

 これまた興奮ものの音源が出現しました。チェコの放送局に眠っていた秘宝を発掘、CD 化。ハチャトゥリヤンの音楽を2時間半たっぷり楽しめる夢のアルバムですが、内容が凄すぎます。
 コーガン、ハチャトゥリヤンによるヴァイオリン協奏曲のプラハ・ライヴも魅力的ですが、代表作「剣の舞」を含むバレエ組曲「ガイーヌ」や、浅田真央で人気となったワルツを含む「仮面舞踏会」、さらに「レーニン追悼の頌歌」なる御用達作品を、ハチャトゥリヤンがチェコのオーケストラを指揮している超レア音源も収録。
 ハチャトゥリヤン自身が指揮した時に現れるアルメニア独特のリズム感と、当時のロシアのオケとは異なる明るい響きが新鮮です。
 さらに超弩級のお宝は、ハチャトゥリヤンのピアノ演奏と独唱が残されていたこと。もともとチェロを学んだハチャトゥリヤンは、ショスタコーヴィチやプロコフィエフのようなピアニストでなかったため、自作自演録音は非常に貴重です。「剣の舞」はスピード感と活気にあふれ、意外な名手ぶりを披露しています。
 また、自作の歌曲「エレヴェンの春」と「祝杯」は、アルメニア語で弾き語りをしているというお宝中のお宝音源。早くからモスクワへ出てきて、アルメニア語が出来なかったと伝えられることへの反証例となるでしょう。これもさながら民謡歌手のように朗々とした低音を聴かせてくれます。
 ロシアにさえなかったお宝満載のアルバム、買い逃すと後悔すること間違いないと申せましょう。


SU 4097
(2CD)
\3400→\3090
イヴァン・モラヴェッツ
 ショパン:ノクターン第1番〜第19番
イヴァン・モラヴェッツ(Pf)
 独特の音色、独特の歌い回し。知る人ぞ知る超名演、モラヴェッツのノクターン

[ 録音:1965 年4 月/セント・ポール教会(コロムビア大学、ニューヨーク)、11 月/モーツァルトザール(コンツェルトハウス、ウィーン)]/AAD、STEREO、1h 45’40”

 チェコの巨匠イヴァン・モラヴェッツ(1930-)。熱狂的なファンを持つ彼のピアニズムは独特で、強靭なテクニックによる曖昧さのない技術はもちろんながら、その不思議な美音と歌い回しに酔わされてしまいます。彼の音色はミケランジェリのような極彩色にボレットのようなコクを加えたようなもので、まさにショパンのノクターンにうってつけ。全曲ながらあっと言う間に聴き通させてしまう語り口も最高です。



旧譜
モラヴェツ注目の SUPRAPHON コンチェルト録音

Ravel: Piano Concerto in G
SU 3714
¥1800→\1690
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調
(2)フランク:交響的変奏曲
(3)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
イヴァン・モラヴェツ(P)
イジー・ビエロフラーヴェク指揮
プラハ・フィルハーモニア
 ベートーヴェン第4番も彼お気に入りの曲。この演奏が通好みでなかなかすごい。派手さはないのだがしっとりとした情感と、熟成された味わいがたまらない。いまこの曲のベスト盤を選ぶとこれになるかもしれない。
 またモラヴェツが近代フランスものを得意とするのはファンには知られるところ。初のラヴェルは独特の「ヌルっとした」音色が妙にはまって、76年(スプラフォン / SU.3508)以来となるフランクとともに妖しい魅力を放っている。
 録音:(1)2003年9月1-2日、(2)(3)2003年1月18-20,24日プラハ、芸術家の家ドヴォルザーク・ホール
Brahms - Piano Concertos Nos. 1 & 2
SU 3865
(2CD)
¥3000→¥2290
ブラームス:ピアノ協奏曲集
 (1)第1番ニ短調Op.15
 (2)第2番変ロ長調Op.83
イヴァン・モラヴェッツ(P)
イジー・ビエロフラーヴェク指揮
チェコ・フィル
 録音:(1)1989年9月26日、10月1、3 & 4日(2)1988年9月21-24日プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
 80歳に近づいてなおも現役のモラヴェッツは、「20世紀の100人の偉大なピアニスト」にただ一人チェコ出身で名前の挙げられた名手。
 彼が50代の終わりに吹き込んだ2つの協奏曲では、揺るぎないテクニックと味わい深い音色を存分に味わうことができる。2003年のベートーヴェンの4番も、たくましくもロマンあふれる名演だったが、こうしたドイツの大作できっちり自分の音楽を表現できるピアニストはなかなかいない。それだけにさきほどの「100人の偉大なピアニスト」に彼が選ばれるというのもなるほど、と思う。
 同じチェコ勢ビエロフラーヴェクとチェコ・フィルの音作りも素晴らしく、たいへん聴き応えのするブラームス。


TAHRA (6/1)


『キャスリーン・フェリアー イン・メモリアム』 マーラー、バッハ、ヘンデル』
TAH 725
\2500→\2290
祝・生誕100 年
 不出世のコントラルト、キャスリーン・フェリアー
   インタビューと初出音源を含む驚愕の記念盤

キャスリーン・フェリアー イン・メモリアム
 (1)マーラー:大地の歌〜第2楽章「秋に寂しき者」
     【ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィル   (1949年8月21日ザルツブルク)】
 (2)同:第4楽章「美について」
     【ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィル   (1949 年8月21日ザルツブルク)】
 (3)同:第5楽章「告別」
     【ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィル   (1952 年5月17日】
 (4)J.S.バッハ:マタイ受難曲〜憐れみ給え、わが神よ
     【ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーン交響楽団   (1950年6月9日)】
 (5)ヘンデル:歌劇「セメレ」〜汝の歩む所
     【ジョルジオ・ファヴァレット(Pf)(1951年2月6日/ミラノ)】
 (6)ヘンデル:歌劇「アトランタ」〜恋に悩むウミガメのように
     【ジョルジオ・ファヴァレット(Pf)(1951年2月6日/ミラノ)】
 (7)グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜 われエウリディーチェを失えり
     【ジョルジオ・ファヴァレット(Pf)(1951 年2月6日/ミラノ)】
 (8)キャスリーン・フェリアーのインタビュー【1949年8月】
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
ADD、MONO、73’03”

 今年2012 年は、イギリスの生んだ不出世のコントラルト歌手キャスリーン・フェリアーの生誕百年にあたります。それを記念したアルバムが登場。フェリアーといえばワルターとの「大地の歌」の決定的名演で忘れられませんが、今回ORF オーストリア放送で未発表の1949 年8 月21 日ザルツブルクでのライヴ音源が発見され日の目を見ることとなりました。フェリアー独唱による第2、第3楽章が収められていますが、音の状態はあまり芳しくないものの、それがかえって迫力と凄みの効果を生んでいます。
 また、かつてアンダンテ盤とともに信憑性が疑問視された1952 年5 月17 日のワルター&ウィーン・フィルとの共演音源も、ラジオ・フランスのプロデューサーの尽力でマスターテープのコピーが入手できたため、正真正銘の同日演奏のロットヴァイスロットによる録音が日の目をみました。これは音質も良く驚愕の内容。フェリアーは高まる感情を隠すことができず、涙ながらの壮絶な表現に心を打たれます。最上等のカウンターテナーのような深みと陰影がゾクゾクするほど魅力的。
 さらにカラヤン指揮のロマンティックな「マタイ受難曲」、ピアノ伴奏によるヘンデルの美しいアリア等、いずれもフェリアーの魅力を存分に堪能できる逸品ばかり。
 もうひとつの注目が、1949 年8 月に収録されたフェリアーのインタビュー。トラック①②と同時期なのも興味津々ですが、ドイツ語の質問に落ち着いた英語で答えるフェリアーの話声に聴き惚れてしまいます。話し言葉も魅力的だったという伝説が実感できます。

TAHRA



FURT 2011
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
フルトヴェングラー、52年11月30日「エロイカ」、ウィーン・ライヴ
 ベートーヴェン:
  交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィル
 リアルで自然な響きに驚嘆。フルトヴェングラー52 年11 月30 日「エロイカ」のウィーン・ライヴがアナログからのSACD Hybrid復刻で新たに蘇った!

【録音:1952 年11 月30 日/ウィーン・ムジークフェライン・ザール(ライヴ)】/MONO、54’31”

 1952 年7 月に体調を崩し静養していたフルトヴェングラーが約5 カ月ぶりに復帰、同30 日にウィーン・ムジークフェライン・ザールで行った「英雄」の伝説的ライヴ。待望のSACD ハイブリッド盤化です。C. エッディによるアナログ・マスターからのリマスタリングで、驚くほどのニュアンスが聴きとれるようになりました。弦のピチカートの余韻もこれまでのようなドライさがなく、ティンパニも轟き渡ります。
テープ劣化に起因するワウやうなりもわずかにありますが、さすがアナログ・マスターからの復刻だけあり、その情報量の多さに圧倒されます。また、独自のソニック・ソリューション・システムを用いて80 以上のノイズと咳を除去。取り除くことで音楽が欠けたり余韻が不自然になる以外のノイズは極力なくなりました。
 全国のフルヴェン・ファン必携の1枚で、52 年11 月30 日ライヴの認識が変わること間違いありません。

URANIA


WS 121.147
(2CD)
\1600
ライナー指揮&シカゴ響
 大地の歌&新世界

マーラー:大地の歌、交響曲第4番
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
  1957-1959
フリッツ・ライナー指揮
シカゴ響

WS 121.184
(3CD)
\2400
カルロ・ベルゴンツィ:名唱集
 Macbeth, Luisa Miller,
 Il Trovatore, La traviata
 Un ballo in maschera,
 La forza del destino, Aida
 L'Africana, Manon Lescaut,
 La Boh?me, Tosca
 Madama Butterfly,
 Andrea Ch?nier, Adriana Lecouvreur
カルロ・ベルゴンツィ

URANIA


WS 121.143
(2CD)
\1600
バーンスタイン&ニューヨーク・フィル/ショスタコーヴィチ
 ショスタコーヴィチ:
  交響曲第5番
  交響曲第7番「レニングラード」
  ピアノ協奏曲第1番
  1959年〜1962年
アンドレ・プレヴィン(P)
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック

WS 121.166
(2CD)
\1600
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」

   1954年ライヴ
エリーザベト・グリュンマー(S)
リタ・シュトライヒ(S)
ハンス・ホップ(T)
クルト・ベーメ(B)
オットー・エーデルマン(B)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団

WS 121.170
(2CD)
\1600
ジンカ・ミラノフ
 プッチーニ:歌劇「トスカ」

   1957年
ジンカ・ミラノフ(S)
ユッシ・ビョルリンク(T)
レナード・ウォーレン(Br)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団

VENEZIA (5/30)



CDVE00508
(16CD)
\6000→\5490
怪物指揮者の怪物セット
 ニコライ・ゴロワーノフ指揮 16CD BOX
  
・・・おそらくすぐにメーカー完売になると思います、お早めに・・・
CD. 1
 モーツァルト:レクイエム 二短調 KV.626
  ナタリア・シュピーレル(ソプラノ) Natalia Shpiller
  ワルワラ・ガガリーナ(アルト) Varvara Gagarina
  ピョートル・マリュテンコ(テノール) Pavel Malyutenko
  セルゲイ・クラソフスキー(バス) Sergey Krasovsky

CD. 2
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 ワーグナー:ジークフリートの牧歌
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から序曲
 ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」から序曲
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と「愛の死」

CD. 3
 リスト:交響詩「前奏曲」
 グリーグ:ペール・ギュント組曲第1番 op.46
 グリーグ:ペール・ギュント組曲第2番 op.55

CD. 4
 カリンニコフ:交響曲第1番 ト短調
 グラズノフ:交響曲第5番 変ロ長調

CD. 5
 グラズノフ:交響曲第6番 ハ短調
 グラズノフ:交響曲第7番「田園」 ヘ長調

CD. 6
 ラフマニノフ:カンタータ「春」 op.20
 ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 op.27

CD. 7
 ラフマニノフ:幻想曲「岩」 op.7
 ラフマニノフ:交響曲第3番 イ短調 op.44

CD. 8
 スクリャービン:交響曲第1番 ホ長調 op.26
  リュドミラ・レゴスタエヴァ(メゾ・ソプラノ)
  アナトーリ・オルフェノフ(テノール)

CD. 9
 スクリャービン:交響曲第2番 ハ短調 op.29

CD. 10
 スクリャービン:交響曲第3番 ハ長調 op.43

CD. 11
 スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」 op.54
 スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス」 op.60
  アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)
 スクリャービン:ピアノ協奏曲第1番
  ゲインリヒ・ネイガウス(ピアノ)

CD. 12
 ボロディン:交響曲第2番 ロ短調
 ムソルグスキー:「禿山の一夜」
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」

CD. 13
 チャイコフスキー:祝典行進曲、スラブ行進曲 op.31
 チャイコフスキー:交響幻想曲「テンペスト」 op.18
 チャイコフスキー:カンタータ「モスクワ」

CD. 14
 チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32
 チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」 ト短調 op.13

CD. 15
 チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」 op.49
 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74

CD.16
 タネーエフ:カンタータ「ダマスカスのヨハネ」 op.1
 プロコフィエフ:交響的物語「ピーターと狼」 op.67
 ウズベキスタン共和国国歌(オーケストラ演奏)
 全36曲
ニコライ・ゴロヴァーノフ指揮
ボリショイ劇場管弦楽団
モスクワ放送交響楽団
 (ソビエト全同盟ラジオ・テレビジョン大交響楽団)
 既に廃盤の2アイテム:ゴロワーノフの芸術 VOL.1&2 CDVE00008(2700000 000083)、CDVE00009 (2700000 000090) を改めてリ・マスターしたものが含まれています。
 音源はマスター・テープ、オリジナルLP、放送用音源など多岐に及び非常に古い音源が含まれています。つきましては、マスターに起因する聴き苦しい箇所が多く聴かれます事ご了承ください。
 非常に個性的でロマンティシズムと凶暴性を備えた演奏ぞろいですが音楽の流れと方向性に無理は無く、現代の演奏家からは得る感動とはまた違った新たな感動と興奮を味わえるゴロワーノフの快演奏をお楽しみ下さい。
 古い時代の音楽であると切り捨てられ無いほど、唯一無二の音楽家として巨大で渦巻くように音楽を紡ぎ出すゴロワーノフの数多くある録音から、オペラと他アーティストとの共演を除き、その特性が存分に出しつくされた演奏集。CD.16に含まれている国歌演奏のウズベキスタンはゴロヴァーノフの故郷です。1945-1953年録音
 ニコライ・ゴロワノフ。
 フルトヴェングラーとクナッパーツブッシュを足してシェルヘンで割ったようなその音楽。ロシアの大地に生き埋めにしたはずなのに、そこから甦って這い出してきたような指揮者。
 波乱万丈、疾風怒濤、荒唐無稽、阿鼻叫喚、地獄絵図、・・・4字熟語なら何を入れても当てはまってしまいそうな強烈な演奏を残し、まっとうな音楽ファンに「怪物」、「化け物」と恐れられた男。
 にもかかわらずスターリン全盛時、全ソヴィエト連邦放送響の首席指揮者を務め、4度ものスターリン賞に輝いた国家的偉人。
 しかしこのとんでもない怪物の正体が明らかになるにはこのDISQUE BOHEMEレーベルの登場を待たねばならなかった。それまでもその発狂したような演奏を聞くことのできるCDはいくつか存在していたが、どれもかなりひどい音質で、残念ながら鑑賞には堪えられなかった。多くのファンがずっとこの稀代の大指揮者のまともな音質の演奏を聞いてみたいと願っていた。
 そんなときロシアからやってきたこのDISQUE BOHEMEレーベル。ジャケットは美しく凝ったもので、CDのプレスも海賊盤とはまったく違う正当なもの。そして何よりその音質もこれまでにないすばらしい水準!さすがにカリンニコフは45年の録音ということで少しきついところもあるが(それでもがんばっている)、‘48年のチャイコフスキーの音のよさはまさに驚異的。放送局が奇跡的に保管していた音源だそうで、改めてソビエトの優秀さの一部分を垣間見た気がする。
<チャイコフスキー>
 「悲愴」。これまでのあらゆる既成概念をこっぱみじんに打ち砕く衝撃的演奏。
 とにかくここまでやるかの「自分勝手解釈」で聞くものを圧倒しつづける。テンポ設定とか、デュナーミクとかルパートとかそんなことはこの人の頭にはないのか?この人の頭にあるとしたらそれはどうやってハッタリをかますかというだけではないのか・・・。
 と思いつつ、12回ほどのけぞらせてくれたあげく(特に第3楽章は大爆笑か激怒か、いずれにせよただでは終わらない)、ついに終楽章に漂着する・・・。しかし、ここで、この人の真骨頂を見る。確かに異常なテンポは相変わらずだし、妙なこともやっている・・・が、なにかそれだけでは終わらない、不思議と落ち着いたものを感じさせてくれるのである・・・。これがスターリン賞の重みか・・・。大仕掛けの見世物でも、最後にきっちり涙をそそってくれるのである。
 続く「1812年」では予想通りのドンチャンさわぎをしてくれて痛快、爽快。ラストのロシア国歌がグリンカにすりかわっているのは当時の常識だったらしいが、それもまた堂にいったもの。さすがソビエト恐怖政治を豪快に乗りきった男である。

<モーツァルト:レクイエム>
狂っているとしか思えない。ゴロワノフ・シンドロームは「悲愴」で終わったと思っていたのに。神聖なモーツァルトの「レクイエム」をここまでデフォルメするとは、神を冒涜するにもほどがある・・・。地獄の底で歌う亡者たちの呪いの舞曲か、あるいは拷問を受けた囚人たちの断末魔の悲鳴の合唱か。いずれにしても正気では聴けない。腹の皮をねじって大笑いするか、怒鳴りつけてディスクを叩き割るか、それはあなたの自由である。

<スクリャービン>
 優雅で洗練されたスクリャービンなんか聴きたくないという人にはうってつけのゴロワノフ盤。平林直哉氏の言葉を借りれば、管は異様に脂ぎって泥臭さ満点、弦楽器も汗が飛び散るように熱しており、トロンボ−ンはわめき散らし、打楽器は節操なく強打される。誇大妄想狂が作り上げた若干破綻した作品を聴くには、正直、破綻しているくらいの性格の人の演奏がいい。
 最近ではゲルギエフ以外では聴けなかった土着の野蛮さ。当初スクリャービンが夢想していた神秘性とか人類の救済とか官能性、宇宙的感性といったものは、ゴロワノフのズンドコとした野暮ったいテンポによってロシアの大地に叩きつけられる。そして挙句の果てに「おらおら、余計なこと考えてないで地に足つけてしっかり働け!」とスクリャービンの尻を引っぱたいているようで痛快。スクリャービンは「こんなはずじゃなかった」と天国で言っているか、それとも「まあ、これもありか」と言っているか。しかしひとついえるのは毒にも薬にもならない上っ張りのスクリャービン演奏よりは100倍以上面白い。
 そしてゴロワノフがネイガウスとゴリデンヴァイゼルと共演した録音。とくにネイガウスとのピアノ協奏曲はいろんな音源が出るたびに「しかしゴロワノフとネイガウスの演奏にはかなわない」みたいな言われ方をして、ずっとずっと幻だったもの。もっとロマンティックにやっているかと思ったが、かなりゴツゴツした男っぽい演奏。

VISTA VERA


VVCD 00238
\1700
ボリショイ劇場のソリストたち Vol.1 パーヴェル・リシツィアン
 ヴェルディ(1813-1901):
  オペラ「アイーダ」から アイーダとアモナストロの二重唱
   ナタリア・ソコロヴァ(ソプラノ)
   ボリショイ劇場管弦楽団 アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮)
  オペラ「仮面舞踏会」から レナートのアリオーソ/レナートの場面とアリア
   KRI交響楽団 オニシム・ブロン(指揮)
  オペラ「椿姫」から ジェルモンのアリア/ジェルモンとヴィオレッタの場面(*)
   エリザヴェータ・シュムスカヤ(ソプラノ(*))
   ソヴィエト国立交響楽団 アレクサンドル・オルロフ(指揮)
 グノー(1818-1893):オペラ「ファウスト」から
   ファウスト、メフィストフェレスとヴァランティンの三重唱(*)
   ヴァランティンの死/ヴァランティンのカヴァティーナ
   イヴァン・コズロフスキー(テノール(*)) アレクセイ・ピゴロフ(バス(*))
   ボリショイ劇場管弦楽団 ヴァシーリー・ネボリシン(指揮)
 レオンカヴァッロ(1857-1919):
  オペラ「道化師」から プロローグ/シルヴィオとネッダの二重唱(*)
   ナタリア・スピレル(ソプラノ(*))
   ボリショイ劇場管弦楽団 アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮)
 プッチーニ(1858-1924):
  オペラ「ラ・ボエーム」から ロドルフォとマルチェッロの二重唱
   セルゲイ・レメシェフ(テノール)
   モスクワ放送交響楽団 サムイル・サモスード(指揮)
パーヴェル・リシツィアン(バリトン)
パーヴェル・リシツィアン(1911-2004)はアルメニア系ロシアのバリトン。1940からステージを引退する1966年までボリショイ劇場のソリストを務めました。

WALHALL


WLCD0362
(2CD)
\2000
エチェヴェリー指揮
 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」(フランス語)
ルネ・ドリア(ジルダ) 
ドゥニーズ・シャルレ(マッダレーナ) 
アラン・ヴァンゾ(マントヴァ公爵) 
ロベール・マサール(リゴレット)
エードリアン・レグロス(パラフチーレ)
ジェジュ・エチェヴェリー指揮 
ジェジュ・エチェヴェリー交響楽団、合唱団
1961年3月フランス、パリでのセッション、ステレオ録音。
※以前 PHILIPSレーベル 他から発売あり。
※かろやかで、さわやかなで興味深いフランス語版による演奏。待望の復刻です。

WLCD0363
(2CD)
\2000
カースティン&ベルゴンツィ
 プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」
ドロシー・カースティン(マノン・レスコー) 
マリオ・セレーニ(兄レスコー) 
カルロ・ベルゴンツィ(騎士デ・グリュー) 
サルバトーレ・バッカローニ(ジェロンテ・ド・ラヴォワール) 
ファウスト・クレヴァ指揮 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年12月10日ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
※以前 GAO レーベル他から発売あり。
※録音年代の古さを感じさせる音質ですが、全体的に良いです。
※長きにわたり(1944-79)メトロポリタンの歌姫としてその美貌とともに君臨するも録音が少ないプッチーニを得意としたカースティンと知的で美声を誇るベルゴンツィとの共演による「マノン・レスコー」。名盤の復刻です。

WLCD0365
(3CD)
\3000
ヴィッカーズ&ニルソン
 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ジョン・ヴィッカーズ(ジークムント)
エルンスト・ヴィーマン(フンディング) 
オットー・エーデルマン(ヴォータン) 
グラディス・クフタ(ジークリンデ)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ) 
アイリーン・デイリス(フリッカ) 
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年12月23日ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でのライヴ録音
※マスター上の多少の傷が聴かれますが、とても良い音質です。
※当時のレビューによるとユニーク且つロマンテックなヴィッカーズ(ジークムント)の演技、歌声が今までに出会った事の無い輝きを音楽に与えている事。また、ニルソン(ブリュンヒルデ)の輝かしい歌声がワーグナーの解釈に新しい側面を与えた事。そしてなによりもラインスドルフとメトロポリタンの演奏が演出と共に素晴らしかった事が記されています。



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