ICA
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ICAC-5084
\2000→\1890 |
スヴャトスラフ・リヒテル:ベートーヴェン・リサイタル
1.ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3/
2.バガテルト長調 Op.126-1 /
3.バガテルロ短調Op.126-4/
4.バガテル変ホ長調 Op.126-6/
5.ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106 |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
ロシアの偉大なピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)はその卓越した演奏技術から20世紀最大のピアニストと称されました。彼は独学でピアノを始め、1937年にモスクワ音楽院に入学、ゲンリフ・ネイガウスに師事したものの、すでに完成した技術を持っていたと言われるほどでした。しかし、当時の冷戦下、西側諸国での演奏旅行の許可がなかなか下りず、彼がヨーロッパやアメリカで演奏を行うことができたのは、1960年になってからのことでした。その時ニューヨークで演奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番は大好評を得ています。
このロンドンでの演奏会はその第3番のソナタと、これまた彼が得意としていた第29番「ハンマークラヴィーア」を中心としたプログラムで、ベートーヴェンにおけるリヒテルの深い解釈と、彼の冴えた技巧を存分に味わえます。録音嫌いで知られるピアニストの貴重な記録です。
録音 1975年6月18日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
STEREO |
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ICAC-5085
\2000→\1890 |
シューラ・チェルカスキー
1.ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第1番ホ短調
Op.11/
2.ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21 |
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)/
<1>BBCスコティッシュ交響楽団/
クリストファー・エイディ(指揮)/
<2>BBC交響楽団/
リチャード・ヒコックス(指揮) |
シューラ・チェルカスキー(1909-1995)は、晩年になって毎年日本に来日し、その深い音楽性と暖かみのある人間性で多くの聴衆を魅了していました。彼はもともとはロシア生まれでしたが、1917年に勃発したロシア革命を機に、家族とともにアメリカ合衆国に亡命、カーティス音楽院でヨゼフ・ホフマンに師事し、華麗な演奏技術を身に着けたと言われています。1920年、11歳の時にボルティモアで伝説的なデビュー・コンサートを行い、1925年にはオーストリア、南アフリカなどへのコンサートツアーの開催、また数多くの音楽祭や演奏会に出演することで名声を高め、1940年代にカリフォルニアに移住してからは、バルビローリやストコフスキーと共演し、一層知名度を上げています。
バッハからベリオまで幅広いレパートリーを有していましたが、彼が最も得意としたのは、やはり19世紀のロマンティックな作品でした。このショパンの2つの協奏曲は、彼のレパートリーの中ではとても珍しいものではありますが、ここでの自然な息遣いと溢れかえるようなロマンティシズムは、まさに彼ならではのものではないでしょうか。
録音 <1>1981年12月3日グラスゴー ブロードキャスティング・ハウス,第1スタジオ/<2>1983年8月30日ロンドン,ロイヤル・アルバート・ホール
STEREO |
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ICAC-5087
\2000→\1890 |
アタウルフォ・アルヘンタ
1.ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第3番変ホ長調「英雄」Op.55/
2.スメタナ(1824-1884):歌劇「売られた花嫁」序曲/
《ボーナス・トラック》
1.チャピ:ムジカ・クラシカ-前奏曲/
2.チャピ:「グラナダの裁判所」よりセレナータ(ファンタジア・モリスカ)/
3.チャピ:「擲弾兵の太鼓」より前奏曲/
4.ヒメネス:「ルイ・アロンソの踊り」より間奏曲/
5.ヒメネス:「ルイ・アロンソの結婚」より間奏曲 |
アタウルフォ・アルヘンタ/
<1>スペイン国立管弦楽団/
<2>スイス・ロマンド管弦楽団 |
スペインの伝説的な指揮者アタウルフォ・アルヘンタの「早過ぎる晩年」の録音です。彼は13歳で王立マドリッド高等音楽学校に入学、1930年にピアノ科で首席を獲得したため、その後の徴兵を免れ、ベルギーやドイツで研鑚を積むことができました。内戦が終了した後はスペインに戻り、1945年からはスペイン国立管弦楽団の首席指揮者として活躍、1947年には終身音楽監督に就任しています。彼はDECCAと組んで、数多くの録音を残していて、そのレパートリーの大半はスペインやロシアなど国民楽派の作品でしたが、この珍しいマドリッドでのベートーヴェンは、とにかくエキサイティングであり、彼が意気揚々と演奏しているのがおわかりいただけることでしょう。
同じ年の「売られた花嫁」序曲は、いつもの流麗な音楽です。ボーナス・トラックとして彼が殊の外得意としていた、サルスエラの名曲から5曲が収録されています。
録音 <1>1957年5月24日マドリッド,パラシコ・デ・ラ・ムジカ/<2>1957年8月29日ジェノヴァ,ヴィクトリア・ホール/《ボーナス・トラック》1955-1957年マドリッド,グラン・オルケスタ・シンフォニアMONO |
IDIS
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クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル
シューマン:交響曲第4番 ニ短調
Op.120
R.シュトラウス:「死と変容」 |
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
晩年のクナとウィーン・フィルのシューマンとR.シュトラウス
録音:1962 年12 月16 日、ウィーン(ライヴ)/ADD、52’38
1962 年12 月16 日、ハンス・クナッパーツブッシュがウィーン・フィルを指揮した演奏会からシューマンの第4
交響曲とR.シュトラウスの「死と変容」を収録。晩年のクナの雄大な音楽が楽しめます。 |
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レスピーギの珍しい作品の歴史的録音集
レスピーギ:
(1)ドリア旋法による弦楽四重奏曲
(2)夕暮れ
(3)降誕祭のためのラウダ |
(1)バリリ四重奏団
(2)セーナ・ユリナッチ(S)
バリリ四重奏団
(3)リリアーナ・ロッシ(S)
リディア・マリンピエトリ(S)
トンマーゾ・フラスカーティ(T)
ニーノ・アノトネッリーニ(指)
ローマ交響楽団員、合唱団 |
レスピーギの珍しい作品を集めています
(1)録音:1960 年 (2)録音:1960
年 (3)録音:1961
年
レスピーギの珍しい作品を3 曲収録。ドリア旋法による弦楽四重奏曲と夕暮れはWESTMINSTER
社の録音。どちらもこの録音で知名度が上がったもの。
アントネッリーニ指揮の降誕祭のためのラウダは、マイナーレーベルのLP
で発売されたことがあるものの、かなり珍しい音源です。 |
LAMA DE GUIDO
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LMG 2112
(CD-R)
\1800
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パブロ・カザルス/協奏曲名演集
ブルッフ(1838-1920):
コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[11'49"](*)
ボッケリーニ(1743-1805):
チェロ協奏曲変ロ長調 G.482[9'05"/
6'07"/ 7'01"](+)
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲イ短調
Op.102(#)
[15'11"/ 6'55"/
8'39"]
ブルッフ(1838-1920):
コル・ニドライ(ヘブライの主題による変奏曲)Op.47[8'27"](**) |
パブロ・カザルス(チェロ)
ロンドン交響楽団(*/+/**)
ランドン・ロナルド(指揮(*/+))
ジャック・ティボー(ヴァイオリン(#))
バルセロナ・パウ・カザルス管弦楽団(#)
アルフレッド・コルトー(指揮(#)) |
原盤:HMV DB.3063/4 (1936)(*)/HMV DB.3056/7/8(+)/HMV
DB.1311-1314 (1929)(#) RCA
VICTOR V-14842(**) CD-R盤です。
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LE MONDE
フランスのル・モンド紙の企画によるヒストリカル・レーベル"Le
Monde"登場!大演奏家たちによる代表的な声楽作品の名演を、美麗ボックスに収納してなおかつ安価にお贈りする新しいシリーズ。 |
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セラフィン&トスカニーニ
ヴェルディ:
レクイエム*
レクイエム(抜粋)+
テ・デウム# |
シャケー・ヴァルテニシアン(ソプラノ)*
フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)*
エウジェニオ・フェルナンディ(テノール)*
ボリス・クリストフ(バス)*
トゥリオ・セラフィン(指揮)*/+
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団*/+
マリア・カニーリャ(ソプラノ)
エベ・スティニャーニ(メゾ・ソプラノ)
ベニャミーノ・ジーリ(テノール)
エツィオ・ピンツァ(バス)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)#
NBC交響楽団#、
ロバート・ショウ合唱団# |
ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場の音楽監督を歴任したイタリアのマエストロ、トゥリオ・セラフィンの1959年と1939年(抜粋)のヴェルディの「レクイエム」をカップリング。「テ・デウム」はスカラ座の前任トスカニーニの指揮。
1959年8月17日−29日&10月4日*&1939年+(ローマ歌劇場)&1954年3月14日#(カーネギー・ホール)の録音。ブックタイプ(解説:フランス語) |
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ギュンター・ラミン
ライプツィヒ聖トーマス教会
ギーベル、ヘフゲン、ヘフリガー、ケルヒ
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 |
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(アルト)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
フランツ・ケルヒ(バス)
ハンス=オラフ・フーデマン(バス)
ギュンター・ラミン(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
聖トーマス教会合唱団 |
1940年にカール・シュトラウベの後任としてライプツィヒ聖トーマス教会のトーマスカントルに就任したギュンター・ラミンの指揮による「ヨハネ受難曲」。
1954年10月23日(聖トーマス教会)の録音。ブックタイプ(解説:フランス語) |
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カラヤン「ミサ・ソレムニス」&ビーチャム「ミサ曲ハ長調」
ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
ミサ曲ハ長調Op.86* |
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ニコラ・ザッカリア(バス)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン楽友協会合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)*
モニカ・シンクレア(アルト)*
リチャード・ルイス(テノール)*
マリアン・ノヴァコフスキ(バス)*
トーマス・ビーチャム(指揮)*
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ビーチャム合唱協会* |
共に1958年録音の帝王カラヤンの「ミサ・ソレムニス」と、イギリスの名匠ビーチャムの「ミサ曲ハ長調」を収録。
1958年の録音。ブックタイプ(解説:フランス語) |
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ミュンシュのボストン交響楽団
ベルリオーズ:
レクイエムOp.5
オラトリオ《キリストの幼時》Op.25(抜粋)* |
レオポルド・シモノー(テノール)
チェザーレ・ヴァレッティ(テノール)*
フローレンス・コプレフ(アルト)*
ジェラール・スゼー(バリトン)*
ジョルジョ・トッツィ(バリトン)*
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
ニュー・イングランド音楽院合唱団 |
ベルリオーズの「レクイエム」と「キリストの幼時」は、シャルル・ミュンシュのボストン交響楽団音楽監督在任時のレコーディング。
1959年4月26日−27日&1956年12月23日−24日*の録音。ブックタイプ(解説:フランス語) |
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ブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィル/
1956年のモーツァルト「レクイエム」
モーツァルト:
ミサ曲ハ短調K.427
レクイエム ニ短調K.626* |
マリア・シュターダー(ソプラノ)
ヘルタ・テッパー(ソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
イヴァン・シャルディ(バス)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)*
ジェニー・トゥーレル(アルト)*
レオポルド・シモノー(テノール)*
ウィリアム・ウォーフィールド(バス)*
ブルーノ・ワルター(指揮)*
ニューヨーク・フィルハーモニック*
ウェストミンスター合唱団* |
ブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィルの1956年収録の「レクイエム」はモノラル期の同曲を代表する名演。「ミサ曲ハ短調」もフリッチャイ最晩年の代表盤である。
1960年&1956年*の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)
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ケンペ&BPOの「ドイツ・レクイエム」
フィッシャー=ディースカウとグリュンマー
ブラームス:
ドイツ・レクイエムOp.45*
4つの厳粛な歌Op.121+
アルト・ラプソディOp.53# |
エリザベト・グリュンマー(ソプラノ)*
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)*/+
ルドルフ・ケンペ(指揮)*
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団*
聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊*、イェルク・デームス(ピアノ)+
キャスリーン・フェリアー(アルト)#
クレメンス・クラウス(指揮)#
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団#
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若き日のフィッシャー=ディースカウとグリュンマーをソリストに迎え、絶妙のテンポ設定や美しい合唱で名演と称されてきたケンペ&BPOの「ドイツ・レクイエム」。
1955年&1960年+&1947年#の録音。(解説:フランス語) |
LPO
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LPO-0068
(2CD)
\2000→\1890 |
テンシュテット&ロンドン・フィル
ブラームス:交響曲第1番&第3番
<CD1>
交響曲第1番ハ短調Op.68 1992年10月14日
<CD2>
交響曲第3番ヘ長調Op.90 1983年4月7日 |
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
クラウス・テンシュテット(指揮) |
交響曲第1番は商業盤初出。交響曲第3番はBBCレジェンド盤と同じものですが、BBCL4167は現在廃盤)。
1992年録音の第1番は、現在市場に出回る1990年5月6日の演奏に比べると、演奏の大筋は変わりませんが、より全体的に柔らかくこなれた表情を持っていることに気が付くのではないでしょうか?たとえば冒頭のティンパニの連打も、90年盤は重々しく鳴るのに対して、こちらは自然な息遣いであり若干早めのテンポ設定がなされています。しかし、決して性急になることもなく様々な楽器が心地よく鳴り響いているのは見事です。美しい第3楽章を筆頭に全体的に流麗であり、また包み込むような暖かさが感じられます。
第3番は、正規盤としてBBCレジェンドからリリースされていましたが、既に廃盤となっていて、ファンを悔しがらせていたものです。
小手先の小細工を施すことなく、極めてオーソドックスな手堅い演奏であり、この曲の魅力を余すことなく弾き出した好演です。
録音 サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール1992年10月14日…CD1,
1983年4月7日…CD2 |
MELODIYA
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MELCD 1002030
(2CDs/特価)
\4200 →\2790
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リヒテル・プレイズ・バッハ
バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第2巻BWV.870−893(全曲) |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
リヒテル・プレイズ・バッハVol.2!平均律クラヴィーア曲集第2巻!
新生メロディアの看板シリーズ「リヒテル・プレイズ」最新巻は、"J.S.バッハ"の第2弾となる「平均律クラヴィーア曲集第2巻」!
リヒテルが弾く「平均律クラヴィーア曲集第2巻」では、演奏はもちろんのこと、本家メロディアからの復刻、リマスタリングとなるだけに音質面にも期待できそうだ。
1973年の録音。ディジパック仕様。 |
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マリア・グリンベルク(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 |
マリア・グリンベルク(ピアノ) |
グリンベルクのベートーヴェン全集!
ユダヤ系であったため弾圧を受けながらも、ピアニストとしての名誉を回復し、旧ソ連で初めてベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音した音楽家となったマリア・グリンベルク(1908−1978)。
スターリンの死後、活動範囲を広げたグリンベルクが、キャリアの晩年となる1964年から1967年にかけてレコーディングを行った「全集」は、そのピアニストとしての人生の集大成である。
1964年−1967年の録音。 |
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シチェドリン・プレイズ・シチェドリン
シチェドリン:
24の前奏曲とフーガ第1巻(第1番−第12番)
24の前奏曲とフーガ第2巻(第13番−第24番)***
25の前奏曲《ポリフォニーの手帳》**
音楽の捧げ物* |
ロディオン・シチェドリン(ピアノ&オルガン*)
N.マリーナ(オルガン*)
A.コルネイエフ(フルート*)
A.ポプラフスキー(フルート*)
I.コパチェフスキー(フルート*)
A.アルニトサンス(ファゴット*)
E.エフスタフィエフ(ファゴット*)
A.カプチェリャ(ファゴット*)
N.ミロノフ(トロンボーン*)
V.シュコルニク(トロンボーン*)
E.オシポフ(トロンボーン*) |
重鎮シチェドリン自作自演集!
旧ソヴィエト時代には、作曲家同盟の議長という大役を担った重鎮ロディオン・シチェドリン(1932−)が、自らピアノとオルガンを弾いた「鍵盤作品集」のボックス・セット!
ショスタコ—ヴィチの作品に影響を受けて作曲された「24の前奏曲とフーガ」、オルガン独奏とフルート、ファゴット、トロンボーンのアンサンブルという特殊編成のアンサンブルによる「音楽の捧げ物」などを作曲者自身の解釈で知ることの出来る貴重な録音。
1966年&1971***年&1973年**&1983年*の録音。 |
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スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響
ムソルグスキー:管弦楽作品集
スケルツォ変ロ長調
古典様式による交響的間奏曲
交響詩《はげ山の一夜》
凱旋行進曲《カルスの奪還》
組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)
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エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団 |
豪快なサウンドと大胆なテンポ設定(高速&超スロー)の「はげ山の一夜」&「展覧会の絵」で有名な1974年録音のスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響のムソルグスキー。
有名2作品だけでなく、なかなか演奏機会に恵まれない管弦楽曲を取り上げているのもさすがはスヴェトラーノフ。
1974年の録音。ディジパック仕様。 |
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カガン、バシュメット、そしてリヒテル
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン・ソナタOp.134
ヴィオラ・ソナタOp.147 |
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
カガン、バシュメット、そしてリヒテルというロシアの強力トリオが1980年代に収録したショスタコーヴィチのソナタ集。
1985年5月17日(Op.134)&1982年9月26日(Op.147)、モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音。MELCD
1000095からの新装移行再発売。ディジパック仕様。 |
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ロジェストヴェンスキー&ソヴィエト文化省交響
ショスタコーヴィチ:
交響曲第7番ハ長調Op.60《レニングラード》 |
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ソヴィエト文化省交響楽団 |
精力的な活動を展開するロジェストヴェンスキーが、旧ソ連時代の手兵ソヴィエト国立文化省響を振ったショスタコーヴィチのレニングラード。
1984年(1986年?)の録音。MELCD
1000685からの新装移行再発売。ディジパック仕様。 |
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ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
チャイコフスキー:管弦楽作品集
幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》Op.32
イタリア奇想曲Op.45
弦楽セレナードOp.48 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
鋼のようなサウンドで凄まじい存在感を放つムラヴィンスキー&レニングラード・フィルのチャイコフスキーの"管弦楽作品集"。
1977年(Op.32)、1950年(Op.45)、1949年(Op.48)の録音。
MELCD 1000805からの新装移行再発売。ディジパック仕様。 |
MUSICAL CONCEPTS
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MC 181
(8CD)
\3800→\3490
〔未案内旧譜〕 |
アルトゥール・シュナーベル
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 |
アルトゥール・シュナーベル(P) |
1930年代
シュナーベルの金字塔録音、これまで未案内でしたのでお知らせいたします! |
MUSIC&ARTS
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若きグルダ、弾き振りによるベートーヴェン協奏曲集!
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第1番
ハ長調 Op.15
(2)ピアノ協奏曲第4番
ト長調 Op.58
(3)バガテル ト長調 Op.126-1
(4)バガテル ト短調 Op.126-2
(5)バガテル 変ホ長調
Op.126-3
(6)バガテル ト長調 Op.126-5 |
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フリードリヒ・グルダ(ピアノ,指揮)
(1)(2)ウィーン交響楽団 |
録音:(1)(2)1953年1月22日、ウィーン (3)(4)1956年4月19日、サンパウロ (5)1959年2月9日、ベルガモ (6)1956年4月10日、キト/78'40
フリードリヒ・グルダ(1930-2000)の生誕80年を記念して発売されたものの弊社未案内だったCD。2曲の協奏曲は、ウィーン交響楽団を振り弾きしたコンツェルトハウスでの演奏会のライヴ録音。22歳のグルダは、戦後復興間もないウィーンの聴衆に素晴らしく新鮮に写ったであろうことが録音から感じられる。6つのバガテルからの4曲は、様々な都市でのもの。 |
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M&A CD 1263
(3CD)
\6600 →\5990
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「クラウディオ・アラウ・イン・リサイタル1969-1977」〜未発表リサイタル
【CD1】ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第7番
ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ第13番
変ホ長調 Op.27-1
ピアノ・ソナタ第23番
ヘ短調 Op.57 「熱情」
【CD2】ベートーヴェン:
(1)「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ
(エロイカ変奏曲)
変ホ長調 Op.35
(2)ピアノ・ソナタ第30番
ホ長調 Op.109
【CD3】
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番
ハ短調 Op.111
(2)シューマン:ピアノ・ソナタ第1番
嬰ヘ短調
Op.11
(3)ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番
ヘ短調
Op.5 |
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クラウディオ・アラウ(Pf) |
録音:【CD1】1973年5月27日、イタリア、ブレッシャ(モノラル) 【CD2】1977年5月2日、イタリア、ブレッシャ(ステレオ) 【CD3】(1)(2)1969
年5 月30 日、イタリア、ブレッシャ(モノラル)、(2)1975年8月、フィンランド、トゥルク(ステレオ)/TT;219'14(紙ジャケ)
20世紀の偉大なベートーヴェン弾きの一人、クラウディオ・アラウ(1903−1991年)のライヴ録音集。アラウはベートーヴェンをはじめとして非常に多くの録音を残している半面、ライヴ録音があまり多くない。このCD3枚は、60代後半から70代半ばにかけてのアラウの実演での姿を記録した貴重な内容である。渋い味で知られるアラウだが、ライヴでは微妙な揺らしも多用して静かな炎を燃え上がらせている。すべて未発表音源で、アラウ財団の許可を得ての発売である。 |
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M&A CD 1265
(2CD)
\4400 →\3990
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チャールズ・アドラーの初出音源!
(1)ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調
(1890年レティッヒ出版譜)
(2)マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」 |
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チャールズ・アドラー(指揮)
ウィーン交響楽団
(2)アニー・フェルバーマイヤー(S)
ソーニャ・ドレクスラー(A)
オーストリア放送合唱団 |
チャールズ・アドラーの初出音源!マーラー「復活」&ブル3!
録音:(1)1953年4月8日、ウィーン(ライヴ録音) (2)1956年3月29日、ウィーン(スタジオ録音)/140'34(音源:ORF、初出)
M&ACD 1249(2CD)に続くM&Aによるアドラーのマーラー第2弾。(フレデリック・)チャールズ・アドラー(1889-1959)は、ロンドン生まれで後に米国に移住したが、ドイツ、オーストリアで多く活動した指揮者。マーラーの弟子の一人で、1910年の交響曲第8番の初演では合唱指揮者を受け持った。今回登場する録音はいずれもウィーン交響楽団を指揮したもの。ブルックナーの交響曲第3番はRot-Weiss-Rot放送によるライヴ録音(翌日の日付の録音がLPで出ていた)。これはシャルク兄弟の加筆がある古い楽譜を使用している。マーラーの復活交響曲はORFによる聴衆のいない録音。いずれもこれが初出とのこと。
旧譜
チャールズ・アドラー/ブルックナー:交響曲第9番
CLASSCCAL VAULT
CLPV-M-2014 1CD-R\2,800→\2,490
CD-Rレーベル「CLASSCCAL VAULT」の1枚。
CD-Rレーベルということで怪しまれる方もいらっしゃると思うが、ここは、世界でも指折りのブルックナー収集家が貴重な音源を選び抜いて個人的な趣味で知り合いに頒布しているという奇特なCD-Rレーベル。それをおすそ分けしてもらってる。
で、そこからLP復刻された「アドラーのブルックナーの9番がすごい」、という情報が入った。
名うてのブルックナー通の方からの情報。よもや外れということはあるまい。
そうして聴いたらびっくり仰天。まさにそのとおり。
すごい。
今から半世紀も前に、こんな怪物演奏を堂々と繰り広げている男がいたとは。
チャールズ・アドラー。
フェリックス・モットルとマーラーの弟子。19世紀末にロンドンに生まれたアメリカ人指揮者。マーラーの8番の初演で合唱指揮をしたことでも知られる。
アメリカでSPAレコードというレーベルのディレクター兼指揮者になって史上初のマーラーの交響曲第3番、第6番を録音、ブルックナーも残した。今回のはそのうちの第9番である。
アドラーのマーラー録音はTAHRAやBMGからも出ていて比較的身近な存在だった。
しかしアドラーのブルックナーは聴いたことがなかった。
ただ、実はアドラーはブルックナーについてもひとかどの人で、アメリカ・ブルックナー協会からはメダルも授かっているという。
・・・なのだが、その演奏内容は、とてもメダリストにふさわしい優等生っぽいものではない。
個性丸出し、どろどろに人間的でズボズボに世俗的な演奏。
しかもそれを実に堂々と何の迷いもなく振り切っているからすごいとしか言いようがない。
さらにここでの第9番は会員の方から教えていただいたのだが改訂版。まがい物ということで今や誰も取り上げない版である。
そういう意味でも貴重・・・なのだが、やはりそれよりもこの魔物的演奏。
とにかく聴いていただけばお分かりいただけると思うが、クナやマタチッチやチェリビダッケとか、そういった怪物的・お化け的指揮者と同系列なのである。
特に第1楽章終盤1分の阿鼻叫喚は、この曲に天国的崇高さを求める人の目にはまさに地獄絵図と映るはず。
いやいや、久々にものすごい演奏に出会った。ブルックナー・ファンが大騒ぎするのもわかる。 |
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M&ACD 1225
(8CD 6枚価格)
\13200 →\11990
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「シモン・ゴールドベルク・エディション2」 |
シモン・ゴールドベルク(Vn)
デジタル変換:2012年
(復元エンジニア:
マーク・オバート=ソーン)
9h52m |
【CD1】
(1)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番
イ短調
BWV1041
(2)バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ホ長調
BWV1042
(3)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番
BWV.1046
(4)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番
BWV.1047 |
(1)(2)ワルター・ジュスキント(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
(録音:(1)1951年、(2)1948年)
(3)(4)アロイス・メルヒャル(指揮)
ベルリン・フィル
(録音:(3)1933 年、(4)1932
年) |
【CD2】
(1)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番
BWV.1049
(2)ヘンデル: ヴァイオリン・ソナタ
ニ長調
Op.1-13 HWV.371
(3)ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番
ハ長調 Hob.VIIa-1
(4)ホフシュテッター(伝ハイドン):
弦楽四重奏曲 ヘ長調「セレナード」から
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(1)アロイス・メルヒャル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(録音:1933 年)
(2)ジェラルド・ムーア(ピアノ)
(録音:1947 年)
(3)ジュスキント(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
(録音:1947 年)
(4)ベルリン・フィル |
【CD3】
(1)ハイドン:
ピアノ三重奏曲第26番 嬰ヘ短調
Op.73-3
Hob.XV:2
ピアノ三重奏曲第27番 ハ長調
Op.75-1
Hob.XV:27
ピアノ三重奏曲第29番 変ホ長調
Op.75-3
Hob.XV:29
(2)ドゥシュキン(伝パラディス):シシリエンヌ
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
ト長調 K.216
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(1)リリー・クラウス(Pf)
アンソニー・ピーニ(Vc)
(録音:1939 年)
(2)アールパード・シャーンドル(Pf)
(録音:1932 年)
(3)ワルター・ジュスキント(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
(録音:1951 年) |
【CD4】
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番
ニ長調 K.218
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番
イ長調 K.219
「トルコ風」−アダージョ
(3)モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
第1番 ト長調 K.423
(4)モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
第2番 変ロ長調 K.424
(5)モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第24番
ハ長調 K.296
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(1)ジュスキント(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
(録音:1951 年)
(2)パウル・クレツキ(指揮)
ベルリン・フィル
(録音:1932 年)
(3)フレデリック・リドル(Va)
(録音:1948 年)
(4)パウル・ヒンデミット(Va)
(録音:1934 年)
(5)リリー・クラウス(Pf)
(録音:1935 年)
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【CD5】
モーツァルト:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第33番
ヘ長調
K.377
(2)ヴァイオリン・ソナタ第34番
変ロ長調
K.378
(3)ヴァイオリン・ソナタ第35番
ト長調
K.379
(4)ヴァイオリン・ソナタ第36番
変ホ長調
K.380 |
リリー・クラウス(Pf)
(録音:(1)(2)(4)1937年、(3)1935年) |
【CD6】
(1)モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第39番ハ長調
K.404
(2)モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481
(3)モーツァルト(クライスラー編):
ハフナー・セレナードのロンド
(4)ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第2番
Op.12-2
(5)ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第5番
Op.24 「春」
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(1)(2)(4)(5)リリー・クラウス(Pf)
(録音:(1)1937年、
(2)1936年、(4)(5)1936年)
(3)ピアノ伴奏
(録音:1937 年) |
【CD7】
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第6番
イ長調 Op.30-1
(2)ヴァイオリン・ソナタ第9番
イ長調 Op.47「クロイツェル」
(3)ヴァイオリン・ソナタ第10番
ト長調
Op.96 |
リリー・クラウス(Pf)
(録音:(1)(2)1936 年、(3)1937
年) |
【CD8】
(1)ベートーヴェン:セレナード
ニ長調
Op.8
(2)ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第5番 イ長調
Op.18-5−第3楽章
(3)ベートーヴェン:七重奏曲
変ホ長調
Op.20−第2楽章
(4)ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番
ヘ長調 Op.96
「アメリカ」−第2楽章
(5)ドヴォルザーク(クライスラー編):
スラヴ舞曲第2番 ホ短調
Op.46-2
(6)ヒンデミット:弦楽三重奏曲第2番 |
(1)(6)パウル・ヒンデミット(Va)
エマヌエル・フォイヤーマン(Vc)
(録音:1934 年)
(2)(4)ベルリン・フィルハーモニー
管弦楽団弦楽四重奏団
(録音:1932 年)
(3)ベルリン・フィルハーモニー
管弦楽団室内アンサンブル
(録音:1932 年)
(5)アールパード・シャーンドル(Pf)
(録音:1932 年)
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日本にも縁の深いゴールドベルク・エディション第2弾!
日本とも縁の深い名ヴァイオリニスト、シモン・ゴールドベルク(1909-1993)のエディション第2集。第1
集はM&ACD 1223 で発売されている。第2
集は第二次世界大戦前の商業録音が中心に収録されている。
ゴールドベルクは僅か20 歳の時にヴィルヘルム・フルトヴェングラーによってベルリン・フィルのコンサートマスターに抜擢され大きな注目を浴びるが、1934
年、ナチによってドイツを追われてしまう。1930
年代にはリリー・クラウスとのコンビで多くの重要な録音を残した。
このCD には、ベルリン・フィル時代のものから、ヒンデミット、フォイアーマンとの三重奏、一連のクラウス伴奏のソナタ、戦後の録音と、激動の時代のゴールドベルクの貴重な録音が約10
時間聞ける。マーク・オバート=ソーンによる丁寧な復刻で聞きやすい音に仕上がっている。8CD
で6 枚価格。 |
MYTO
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316
\1200→\1090 |
セーナ・ユリナッチ
プッチーニ:歌劇「修道女アンジェリカ」(ドイツ語) |
セーナ・ユリナッチ(アンジェリカ:S)
ヒルデ・レッスル=マイダン(公爵夫人:Ms)
マルガレータ・シェーステット(修道院長:Ms)
フリードル・リーガー(ジェノヴィエッファ:S)
ヴィルヘルム・ロイブナー指揮
ウィーン交響楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
1951年12月23日ウィーンでのセッション録音
※放送用の録音かと思われます。冒頭に多少の音の揺れが聴かれます
※修道院を舞台にしたアンジェリカをめぐる罪と償いの1幕の物語。
清からかで清楚なアンジェリカ役のユリナッチが歌声と共に素晴らしく感動的なアルバムです。 |
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317
(3CD)
\3000 |
カラヤン&ウィーン・フィル
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 |
エーベハルト・ヴィヒター(ドン・ジョバンニ:Br)
レオンタイン・プライス(ドンナ・アンナ:S)
ニコラ・ザッカリア(騎士長:Bs)
チェーザレ・ヴァレッティ(ドン・オッターヴィオ:T)
エリーザベト・シュワルツコップ(ドンナ・エルヴィラ:S)
ワルター・ベリー(レポレロ:Bs)
グラツィエッラ・シュッティ(ツェルリーナ:S)
ローランド・パネライ(マゼット:Bs)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィル
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
1960年8月3日ザルツブルグでのライヴ録音
※MOVIMENTO MUSICA、オルフェオ他から発売あり。
※充実した歌手陣と共に、ライブならではの熱気溢れるカラヤンの音楽作りが魅力的な評価の高い名盤の復刻です。 |
ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100
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8.111219 |
グレート・ピアニスト・シリーズ/女性ピアニストたち
歴史的名演集第5集(1923-1955)
1.フレスコバルディ(1583-1643):フーガト短調
<ジョハナ・ハリス(ピアノ)/録音1945年ロサンジェルス>/
2.ガルッピ(1706-1785):ピアノ・ソナタハ短調
Illy No.34-第1.2楽章
<エマ・コンテスタビーレ(ピアノ)/
録音1953年7月3日イタリア>/
3-4.モーツァルト(1756-1791):前奏曲とフーガハ長調
K394
<デニス・ラッシモンヌ(ピアノ)/録音1941年6月13日ロンドン>/
5.メンデルスゾーン(1809-1847):ロンド・カプリチョーソホ長調
Op.14
<ドロテア・ウィナント=メンデルスゾーン(ピアノ)/
録音1951年5月16日ドイツハノーヴァー,ベートーヴェン=ザール>/
6.ショパン(1810-1849):エロールの主題による華麗なる変奏曲Op.12
<タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)/録音1953年モスクワ>/
7.ブラームス(1833-1897):3つの間奏曲Op.117-第2番
<エテルカ・フロイント(ピアノ)/録音1952年ニューヨーク>/
8.ワーグナー(1813-1883):アルバムの綴り変ホ長調
<フェリチアス・カーレル(ピアノ)/録音1950年6月12日ドルンバッハ,テレフンケン・スタジオ>/
9.チャイコフスキー(1840-1893):四季Op.37b-6月「舟歌」
<エヴァ・ウォルマン(ピアノ)/
録音1954年オーストリア,ウィーン・コンツェルトハウス>/
10-11.モシュコフスキ(1854-1925):3つの新しいスペイン舞曲Op.65-第1.3番
<デニス・ヘルブレヒト(ピアノ)、ルシアン・プティジャン(ピアノ)/
録音1930年パリ>/
12.ラック(1846-1921):ワルツ・アラベスクOp.82
<ジャン・メルヴィル(ピアノ)/録音1923年ロンドン>/
13.メイヤール(1902-1959):マリーゴールド/
14.メイヤール:ロボットOp.81
<カーメン=マリー=ルーシー=ギルベール(ピアノ)/
録音1932年パリ>/
15.アルベルト.ウィリアムズ(1862-1952):私の可愛い女のヘアネットの中のホタルOp.72-7/
16.アルベルト.ウィリアムズ:ミロンガ集Op.64-18「牛追いのミロンガ」
<マドレーヌ・グロヴレーズ(ピアノ)/録音1929年パリ>/
17-18.イシドール・フィリップ(1863-1958):重音による3つの演奏会用練習曲-第2.1番
<イダ=マリー=ルイーズ・ペラン(ピアノ)/録音1929年パリ>/
19.スクリャービン(1872-1915):8つの練習曲Op.42-第3番
<コルネリア・ライダー=ポッサール(ピアノ)/録音1926年3月19日ベルリン>/
20.ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):6つのピアノ小品-第2番前奏曲
<グレーテ・シェルツァー(ピアノ)/録音1951年3月14日ロンドン>/
21.プーランク(1899-1963):ユモレスクFP72
<アンネット・ハース=アハンブルガー(ピアノ)/録音1952年フランス>/
22.グリフィス(1884-1920):3つの幻想的小品Op.6-第3番スケルツォ
<レノーレ・エングダール(ピアノ)/録音1955年ニューヨーク>
修復&マスタリング…エド・トンプソン |
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20世紀初頭の女性ピアニストたち。この第5集でも驚くばかりの才能がひしめいています。こんなに見事な演奏をしている彼女たち。現在でも名前が残っているのは、ほんの一握りであるのは残念なことではないでしょか。なかでも1865年に生まれ、1963年までの長い生涯を送ったライダー=ポッサールの珍しい録音は一聴に値します。才能あるピアニストであった彼女ですが、更なる録音に恵まれてさえいれば・・・と残念に思うばかりです。
またブラームスの弟子であったエテルカ・フロイントは、恩師の小品を心からの賞賛を込めて演奏。芸術の精神を伝えるという難題を易々とこなしています。1曲ごとの発見が嬉しい1枚です。
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8.111393 |
グレート・コンダクター・シリーズ/
ロベルト・カヤヌスシベリウス:作品集第1集
1-4.シベリウス:交響曲第1番ホ短調Op.39/
5.交響幻想曲「ポヒョラの娘」Op.49/
6.交響詩「タピオラ」Op.112 |
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団…1-4/
ロンドン交響楽団…5-6/
ロベルト・カヤヌス(指揮) |
かのシベリウス(1865-1957)が、「私の交響曲に、感情の豊かさと美しさ、そしてより一層の深みを与えたのがロベルト・カヤヌス(1856-1933)である」と記したと言います。彼らとの間には、幾度かの諍いがあったものの、強い友情があり、お互いを尊敬していたのでしょう。
彼が残したシベリウス作品の録音からは、崇高なる気高さと親密な空気が感じられ、まさに権威ならではの名演と評価されています。
また、このアルバムに収録された「ポヒョラの娘」はカヤヌスに献呈された曲でもあります。1930年代にこのような名演があったとは・・・。
録音 1930年5月21-23日ウェストミンスター,セントラル・ホール…1-4,
1932年6月29-30日EMIアビー・ロード第1スタジオ…5-6
マーク・オバート=ソーン復刻 |
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8.111396 |
グレート・ピアニスト・シリーズ/
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ初期録音集第3集
1-3.シューマン(1810-1856):ピアノ協奏曲イ短調Op.54/
4-6.グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲イ短調Op.16/
7-9.グリーグ:抒情小品集より
<第3集Op.43-5「愛の歌」/第4集Op.47-5「メランコリー」/
第9集Op.68-5「ゆりかごの歌」>/
10.ドビュッシー(1862-1918):映像第1集第1番「水に映る影」 |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)/
〈1-3〉ミラノ・スカラ座管弦楽団/
アントニオ・ペドロッティ(指揮)/
〈4-6〉ミラノ・スカラ座管弦楽団/
アルチェオ・ガリエラ |
録音 1942年9月4日ミラノ…1-3/1942年9月2日ミラノ…4-6/ミラノ1942年9月6日…7,
1939年12月-1940年1月…8.9/1948年10月27日ロンドン,アビーロード・スタジオ…10
ウォード・マーストン復刻
1939年、ジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝したミケランジェリは、この年にミラノのHMVでレコーディング・デビューを果たしました。そしてその3年後の1942年には、ドイツのテレフンケンのために、同じスタジオで2つの協奏曲を録音しています。グリーグの協奏曲は素直で詩的な演奏であるのに対し、シューマンは自由で即興的、まばゆいばかりの光を放っています。
こんなに素晴らしい演奏をしているにも拘らず、「録音嫌い」で知られる彼は、その後一度たりとも、スタジオでこの2つの協奏曲を録音することはありませんでした。
本人はこの録音は若気の至りだと思っていたのかも知れませんが、熟成した表現も聴いてみたいと思うのは無い物ねだりなのでしょうか? |
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8.112071 |
グレート・シンガー・シリーズ/
キャスリーン・フェリアアリアと歌曲集
1.J.S.バッハ(1685-1750):マタイ受難曲BWV244より
「神よ、あわれみたまえ」/
2.ヘンデル(1685-1759):歌劇「ロデリンダ」HWV19より
「あなたは不安なのですか?」/
3.ヘンデル:歌劇「セルセ」HWV40より
「オン・ブラ・マイ・フ(安らぎの木陰)」/
4.グルック(1714-1787):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より
「エウリディーチェを失って」/
5.メンデルスゾーン(1809-1847):オラトリオ「エリア」Op.70より
「主ははなれたものに禍あれ」/
6.メンデルスゾーン:オラトリオ「エリア」Op.70より
「主に憩い,忍んで主をまちのぞめ」/
7.パーセル(1659-1695):歌劇「妖精の女王」より
「こだまする歌を聴け」(ピアノ伴奏編)/
8.ヘンデル:歌劇「アタランタ」HWV35より「恋に悩むウミガメのように」(ピアノ伴奏編)/
9.ヘンデル:歌劇「テッサリオ王アドメート」HWV22より「過酷な運命はその顔をやわらげ」/
10-13.ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集より
<世を逃れて/庭師/古い絵に/旅路>/
14.イルゲンス=イェンセン(1894-1969):祭壇/
15.シューベルト(1797-1828):糸を紡ぐグレートヒェンD118/
16.シューベルト:若い尼僧D828/
17.シューベルト:音楽にD547/
18.シューベルト:ミューズの息子D764/
19.シューマン(1810-1856):リートと歌Op.51-2「民謡」/
20.シューマン:ミルテの花Op.25-1「献呈」 |
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キャスリーン・フェリア(コントラルト)
ナショナル交響楽団…1/
ロンドン交響楽団…2.3.4/
ボイド・ニール管弦楽団…5.6/
マルコム・サージェント(指揮)…1-4/
ボイド・ニール(指揮)…5.6/
フィリス・スパー(ピアノ)…7-18/
ジョン・ニューマーク(ピアノ)…19 |
録音 ロンドンキングスウェイ・ホール1946年2月6日…1,
1946年2月27日…2.4, 1946年10月7日…3/ロンドンデッカ・スタジオ1946年9月2日…5.6,
1947年3月14日…15.16, 1949年2月14日…17,
1949年12月19日…18, 1950年7月14日…19-20/ノルウェイNorsk
Rikskringkasting Studio 1949年10月16日…7-14
マーク・オーバート=ソーン復刻
20世紀の最も偉大な英国人歌手の一人であるキャスリーン・フェリア(1912-1953)の多彩な表現を聴く1枚。バッハやヘンデルなどのアリアやシューマン、シューベルトの歌曲を完璧な技術で歌いこなしています。
また、1949年にオスロの放送局で録音された8曲の中には、唯一残存している、彼女のレパートリーとしては珍しいヴォルフの歌曲が4曲含まれていて、ファンにとってはたまりません。 |
NIMBUS(SINGLE CD−R)
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NI 1542
(CD-R Single/特別価格)
\600
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ジョン・チャールズ・トーマス
シュトラウス2世:
オープン・ロード(《ジプシー男爵》より) |
ジョン・チャールズ・トーマス(バリトン)
フランク・ツアーズ(指揮)
ビクター交響楽団 |
アウディのコマーシャルで使用されたアメリカのバリトン、ジョン・チャールズ・トーマスが歌う"オープン・ロード"。1939年8月24日の録音。紙ケース仕様。 |
NORTHERN FLOWERS
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タネーエフ四重奏団
ワディム・サルマノフ(1912-1978):弦楽四重奏曲全集Vol.1
(1)弦楽四重奏曲第1番(1945)
(2)弦楽四重奏曲第2番(1958)
(3)弦楽四重奏曲第3番(1961) |
タネーエフ四重奏団 |
生誕百年!サルマノフの弦楽四重奏曲全集第1集!
録音:(1)1980年、(2)1963年(モノラル)、(3)1966年
サルマノフはショスタコーヴィチの次の世代に属する作曲家で地質学者としても活動する傍ら交響曲、室内楽その他、多くの作品を残した。伝統的な調性と無調、12音技法のほか、不協和音を折衷し独自の境地を開拓、ポスト・ショスタコーヴィチのソ連の作曲家としての地位を不動にし、ムラヴィンスキーからも高く評価されていた。
がっぷりと四つに組んだ書法の中、時おり現れる内省的で美しいメロディ、先輩ショスタコーヴィチもやっていないような実験的な音響上の試みを行うなど、弦楽四重奏の聴き所満載。20世紀の弦楽四重奏の作曲史に残る秀作。
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ORFEO
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1954 年8 月9 日
フルトヴェングラー&バイロイト祝祭管
ベートーヴェン:交響曲第9番
「合唱付き」 |
フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ブローウェンスティン(Sp)
マラニウク(At)
ヴィントガッセン(Tn)
ウェーバー(Bs) |
ディスク・ルフラン(DR-910016)などで出ていた1954年8月9日のバイロイトの「第9」、ついに正規盤としてORFEOから登場。また騒ぎになりそう。
1954 年8 月9 日 バイロイト
吉田秀和
私が彼から受けた最も深刻な感銘は---
これも前に書いたことだが---
バイロイトできいたベートーヴェンの第9
交響曲の演奏から来たものである。
あれは本当にすごかった。その後、私も「第9」を何回、何十回きいたか知れないが、あの時以上の「第9」は、ついに、きいたことがない。フルトヴェングラーにとって「第9」はあらゆる交響音楽の王者、至高究極の作品だったように、私にも、あの「第9」はあらゆる管弦楽演奏会の経験の王者だった。
(レコード芸術・別冊「フルトヴェングラー」より1984
刊)
フルトヴェングラーは、その後、ザルツブルクで「ドン・ジョヴァンニ」と「フライシュッツ」を、バイロイトで「第9」をきいた。ことに「第9」は感心した。第3
楽章がよかった。第4 楽章の歓喜の主題がバスで出た時はずいぶん遅く、それが反復されるたびにだんだん速くなり、次第に盛り上がっていって、合唱にもってゆくところは、なんともめざましいばかりだった。
(「音楽紀行」1957
刊〜「荘厳な熱狂」より) |
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一方、有名な1951年7月29日のバイロイトの「第9」。いろんなところから出てますのでとりあえず1枚だけご紹介。
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=ザルツブルク音楽祭ドキュメント= |
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若きムーティ、巨人リヒテル、
そしてウィーン・ファン待望のヘッツェル&シュトレング
ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲 (12’26)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54 (30’17)
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K
364 (33’16) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ゲルハルト・ヘッツェル(Vn)
ルドルフ・シュトレング(Va)
リッカルド・ムーティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
若きムーティ&ウィーン・フィル、巨人リヒテルとのシューマンの協奏曲ウィーン・ファン待望のヘッツェル&シュトレング独奏によるモーツァルトの協奏交響曲
録音:[ ロッシーニ、シューマン]1972
年8
月17 日ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ・ステレオ)/[
モーツァルト]1974 年7 月27 日ザルツブルク、祝祭小劇場(ライヴ・ステレオ)/75’
59”
ザルツブルク音楽祭での収録年の異なるふたつのコンサートより、キャリア駆け出しのムーティがウィーン・フィルを指揮した演奏内容を編んだアルバム。
ロッシーニとシューマンが1972
年8 月17 日前半(
後半はケルビーニのレクィエム)、モーツァルトは1974
年7 月27 日のプログラムとなっています。
このうちシューマンとモーツァルトのカップリングが、伊デアゴスティーニ社より限定数頒布されたことがあるものの、このたびようやくORFEO
が一般流通にこぎつけました。
巨人リヒテルをソリストに迎えたシューマンの協奏曲は、1954
年(1948 年とも) のガウク指揮モスクワ放送響とのセッション録音盤、1958
年のロヴィツキ指揮ワルシャワ・ナショナル・フィルとのセッション録音盤、1974
年のマタチッチ指揮モンテ・カルロ国立歌劇場管とのセッション録音盤につづくもので、リヒテルにとって4
種目で現状、唯一のライヴ録音となります。当時31
歳の若きムーティとリヒテルの顔合わせといえば、こののちEMI
におこなったセッション録音、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3
番(1977 年) や1979 年のモーツァルトのピアノ協奏曲第22
番(1979 年) でのスリリングな掛け合いも思い起こされるところで、ここでの内容にも期待が高まります。
1969 年よりコンマスに就任したヘッツェルと、ヴィオラの首席シュトレングとが独奏を担当したモーツァルトの協奏交響曲は、まさしく「ウィーン・フィルによるモーツァルト」の魅力が花開いた内容。当日は交響曲第25
番も取り上げられ、巨匠となったいまに至るまで、ムーティがモーツァルトを得意としていることをあらためて実感させてくれるものです。
「セミラーミデ」序曲は初CD
化。ムーティの実演がロッシーニやヴェルディの序曲で幕を開け、詰め掛けた聴衆の心を掴んでしまうのはいつものことながら、きびきびとした音楽づくりには、やはり新鮮でいつ聴いても心躍らせるものがあります。 |
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ORFEOR 869122
(2CD →1CD 価格)
\2300 →\2090
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ワイセンベルク、全盛期の名演/
1972年ザルツブルク音楽祭ライヴ
[CD1]
(1)ラヴェル:クープランの墓
(2)シューマン:幻想曲 ハ長調op.17
[CD2]
(1)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
(アンコール)
(2)ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)
(3)リスト:即興ワルツ (4)ブラームス:狂詩曲 ト短調
(5)モシュコフスキ:エチュード ヘ長調
(6)J.S.バッハ:コラール「主よ、人の望みよ喜びよ」BWV
147 |
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アレクシス・ワイセンベルク(Pf) |
亡き巨匠ワイセンベルク、全盛期の名演、1972年ザルツブルク音楽祭ライヴ、当日のコンサート模様を全て収録したファン必携の名盤!
録音:1972 年8 月7 日、モーツァルテウム(ザルツブルク音楽祭ライヴ録音)/ADD、ステレオ、[CD1]51’04”、[CD2]50’27”
20 世紀を代表するピアニストの一人として多くの人を魅了しながら、2012
年に惜しむらくもこの世を去った巨匠、アレクシス・ワイセンベルク。これまで多くの名演を発信してきた「ORFEO」レーベルのザルツブルク音楽祭シリーズから、ついにワイセンベルク1972
年の名リサイタルがリリースされる運びとなりました!10
年にも及ぶ突然の活動休止から復活し、輝かしいキャリアを築き上げつつあった全盛期の録音。うれしいことに当日のコンサートの模様が、アンコールまで余すところなく収録されています。ラヴェルの「クープランの墓」では「クリスタル・クリア」とも称された美しい響きが遺憾なく発揮されているほか、シューマンの「幻想曲ハ長調」は、難パッセージも物ともせず弾きこなしていく高い演奏技術に圧倒されます。さらに印象的なのは後半のメイン、ムソルグスキーの「展覧会の絵」。
華麗で端正な演奏で魅せた前半とは打って変わり、迫力あふれる強靭なタッチと鮮烈な表現のコントラストで一気にワイセンベルクの音世界へと惹き込まれます。来日公演でも話題なった山盛りのアンコールぶりは本公演でも相変わらずで、リスト、ショパンといった得意の超絶技巧で聴衆を沸かせた後、J.S.
バッハでしっとりとコンサートを締めくくるという心憎い演出。アンコールのナンバーを紹介するワイセンベルクの肉声が聞けるのも感慨深いものがあります。圧巻の超絶技巧、透明感のある極上の音色、安定感のある端正な演奏…ワイセンベルクの魅力の粋の詰まった、まさにファン必携のアルバムといえましょう!
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カレーラス/1981 年ザルツブルク音楽祭ライヴ
マスネ:(1)秋の思い (2)悲歌 (3)青い目を開けて
フォーレ:(4)夢のあとに (5)いつの日も
トスティ:
(6)マリア (7)もはや君を慕わず
(8)私は死んでしまいたい (9)4月
モンポウ:(10)君の上には花ばかり (11)君の気配は海のよう
トゥリーナ:(12)忘れないでね (13)二つの恐れ (14)恋狂い
(15)ファリャ:7 つのスペイン民謡
(アンコール)
(16)トスティ:かわいい口もと (17)カルディッロ:カタリ・カタリ
(18)トスティ:暁は光から闇をへだて (19)ララ:グラナダ
(20)プッチーニ:だれも寝てはならぬ |
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ホセ・カレーラス(T)
エドアルド・ミュラー(Pf) |
カレーラス絶頂期の名演!1981 年ザルツブルク音楽祭ライヴ、若さあふれる瑞々しく甘美な歌声にうっとり、アンコールまで完全収録!
録音:1981 年8 月16 日祝祭大劇場(ザルツブルク音楽祭ライヴ)/ADD、ステレオ
2012 年のザルツブルク音楽祭にてソロ・リサイタルを行ったことでも話題沸騰中のホセ・カレーラスが、1981
年に同音楽祭で初めてソロ・リサイタルをおこなった際のライヴ録音が登場します。
1981 年といえば大病に倒れる以前、飛ぶ鳥を落とす勢いのが如き1970
年代の躍進をバネに、若きカレーラスがこれから更なる絶頂期へと上り詰める頃。
本録音でも、カラヤンとの『カルメン』、レヴァインとの『ボエーム』など数々の名演を生み出した1982
年の活躍も思い起こさせるカレーラスの素晴らしい甘美な歌声をたっぷりと堪能できます。アンコールも含め、コンサートの模様全てが収録されているのも嬉しい限りです。
コンサートのプログラム構成も魅力的な本アルバム。マスネでしっとりとコンサートの幕を上げたかと思うと、そこから終盤のファリャに向けてぐいぐいとテンションをあげていきます。アンコールでは、トスティの「かわいい口もと」やカルディッロの「カタリ・カタリ」といったお馴染みのレパートリーを惜しみなく繰り出し、艶やかな歌声を存分に披露。ララの「グラナダ」では、途中で拍手が起きてしまうハプニングもあったりと、当時の演奏会場にいるような気分で聴き入るのも、ライヴ録音ならではの楽しみといえましょう。アンコール・ラストのプッチーニの「だれも寝てはならぬ」では、カレーラスならではの伸びやかで繊細な歌声に圧倒されます。2012
年12 月には来日公演も控えており、今なお世界的注目を集めるカレーラス。今となっては聴くことの叶わない、若き日ならではの瑞々しい歌声にどっぷりと骨抜きにされる必聴の名盤です! |
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フォン・シュターデ/1986 年ザルツブルク音楽祭ライヴ
フォーレ:
(1)イスパハーンのばら (2)マンドリン (3)墓地にて
(4)ばら (5)R.シュトラウス:3つの恋の歌(全曲)
(6)マーラー:さすらう若人の歌(全曲)
(7)コープランド:なぜ私は天国から締め出されるのか
C.アイヴズ:(8)平穏 (9)思い出
(10)T. パサティエーリ:ヴォーカル・モデスティ
カントルーブ:
(11)ブロンドの娘のそばで (12)どこへ嘆きに行こう
(13)ばらのそばで (14)娘さん、どちらから来たのですか?
シェーンベルク:
(15)ガラテイア (16)ギガレッテ
(17)「アルカディアの鏡」からのアリア
(アンコール)
(18)プーランク:華やかな宴
(19)オッフェンバック:
喜歌劇『ラ・ペリコール』より
ほろ酔いのアリエット「ああ、素敵な食事だったわ!」 |
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フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
マーティン・カッツ(Pf) |
軽妙洒脱!フォン・シュターデ全盛期のラヴリー・ヴォイス1986
年ザルツブルク音楽祭ライヴの全てを収録!
録音:1986 年8 月18 日祝祭大劇場(ザルツブルク音楽祭ライヴ)/ADD、ステレオ
ユーモアあふれる人柄と、麗しい相貌に違わぬ美しい歌声から“フリッカ”
の愛称でも親しまれる世界的メッゾ、フレデリカ・フォン・シュターデ。このたび、フォン・シュターデが1986
年にザルツブルク音楽祭で行ったリサイタルのライヴ録音がリリースされる運びとなりました!2010
年に現役を引退してしまった今、彼女の全盛期ともいえる1980
年代のリサイタルの模様が全て収録された本アルバムは、ファンにとっては聴き逃せない1
枚といえましょう。
フォーレやシュトラウス、マーラーのリートを中心に、得意のカントルーブのほか、母国コープランドやアイヴズのナンバー、シェーンベルクのキャバレー・ソングあたりを自然に織り交ぜてくるのは、ジャズやポピュラーにも通じて多彩なレパートリーを持つフォン・シュターデならではのプログラムといえましょう。
天にまで届いてしまうかの如く伸びやかな高音の響きと、力みのない自然なヴィブラートから生まれる歌声は絶品!その歌声に息を呑む会場の雰囲気がこちらにも伝わってくるよう。卓越した歌唱力をただただ見せつけるのではなく、表現力で魅せるのも素晴らしいところ。多彩な曲調で構成されたプログラムを見事な表現力で描き分け、存分に楽しませてくれます。アンコールではプーランクの「華やかな宴」とオッフェンバックのほろ酔いのアリエットを歌い、衰えぬ声量と愉快なパフォーマンスで最後まで聴衆を惹き付けてくれます。第一人者として世界的歌手たちからの信頼厚きマーティン・カッツのピアノとの息もぴったり。現役の身を退いた今なお輝き続ける、フォン・シュターデのラヴリー・ヴォイスを余すところなく堪能できる名盤です。 |
OSSIA
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OSSIA 1010/2
(2CD)
\3000→\2690 |
ロジェ・ブルダン(フルート)の芸術 1951-61年の録音
「2つのアートの間に : ENTRE
DEUX ARTS」
CD. 1 「クラシック名演奏集」
1) ルクレール:フルート協奏曲 ハ長調 |
ベルナール・ウォール指揮
ヴェルサイユ室内管弦楽団
1957年録音 |
2) バッハ:
2つのフルート、チェンバロとチェロのためのソナタ ト長調 BWV.1038 |
フェルナン・カラジェ(第1フルート)
ロジェ・ブルダン(第2フルート)
ジャクリーヌ・ウークラン(チェロ)
ルッジェーロ・ジェルリン(チェンバロ)
1957年録音 |
3) モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 |
リリー・ラスキーヌ(ハープ)
ヘルマン・シェルヘン指揮
シャンぜりぜ劇場管弦楽団
1953年10月31日録音 |
4) モーリス・ティリエ(Maurice Thiriet):
フルート、ハープとヴィオラのための三重奏曲 |
リリー・ラスキーヌ(ハープ)
コレット・ルキアン(ヴィオラ) |
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ロジェ・ブルダン(フルート、指揮)
彼のオーケストラ及びリズム楽団 |
CD. 2 「軽音楽演奏集」
1) リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
2) ガストン・ローランド:涙のトッカータ
3) Michel Warlop:Tempete
sur les cordes
1955年録音
4) ロジェ・ブルダン:アトランティド Atlantide 1951年11月24日録音
5) レオ・フェレ(Leo
Ferre):サン・ルイ島
1953年録音
6) A. de Monfred
: Faut-il te dire 1956年録音
7) Giacomazzi/Hamilton
: En flanant sur
les Champs-Elysees
8) レナード・ローゼンマン:
映画「理由なき反抗」
9) レナード・ローゼンマン:映画「エデンの東」
1956年11月20日録音
10) ヴィンセント・ユーマンズ:ティー・フォー・トゥー
11) アリー・バロッソ:ブラジル
12) ホーギー・カーマイケル: スターダスト
13) コール・ポーター:ビギン・ザ・ビギン
1957年2月16,27日録音
14) ギィ・ロパルツ
: Rever
15) ジョージ・シアリング
: バードランドの言い伝え
1958年5月22日録音
16) アルベルト・ドミンゲス
: フレネシー
17) E. Marshall
: ヴィーナス
1959年5月28日録音
18) ルイス・ボンファ:オルフェの歌
1959年録音
19) ロジェ・ブルダン:ダンシング・チャ・チャ・チャ
1959年11月25日録音
20) デューク・エリントン
: Solitude
21) ロジェ・ブルダン:ビニック・バー Binic
Bar
1961年録音
22) ロジェ・ブルダン:Les
amours de Paris 1961年6月8日録音
23) ロジェ・ブルダン/B.
Astor : ボレロ・ブルー Bolero
bleu
24) バッハ/ロジェ・ブルダン
: Sweet en
Si (管弦楽組曲第2番の編曲)
1960年10月14日録音 |
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数々の巨匠を生み出したフランス、フルート界の中でロジェ・ブールダン(Roger
Bourdin : 1923-1976)は、異色の経歴を持ちます。
パリ音楽院でマルセル・モイーズに学んだ後、16歳で卒業し17歳でラムルー管弦楽団に入団。その後、長きに渡って首席奏者を務めました。
1945年にパリ・フルート四重奏団を結成するも、創立メンバーの1人ジャン=ピエール・ランパルに「第一人者」的地位と名声を奪われてしまいます。
後にフルート演奏に加え作曲、指揮もこなし、クラシックと映画音楽、ジャズ、ポップスなどの軽音楽、両方の分野で活躍しました。
「ふたつのアートの間に」というタイトルが示すとおりクラシックと軽音楽の両分野で活躍したブルダンのクラシック名演奏をDISC.1に、DISC.2に自作自演を含む軽音楽演奏を収録しており、ロジェ・ブルダンの魅力を最大限に楽しむ事が出来る、趣味の良いアルバムと成っております。
ブルダンの演奏は、天高く晴れ渡った空に飛ぶ鷹のごとく闊達で、時に鋭く、力強い美しいフォルムが特徴的です。素晴らしい音質でお楽しみ下さい。 |
PRAGA DIGITALS
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PRDDSD 350064
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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LP で親しんだ名盤がSACDリマスタリング
ハスキル&イーゴリ・マルケヴィチ
ベルガンサ&アンセルメ
ファリャ:
(1)スペインの庭の夜
(2)はかなき人生〜間奏曲と舞曲第1番
(3)バレエ音楽「三角帽子」組曲
【序奏/昼さがり/粉屋の女房の踊り/
ぶどう/隣人たちの踊り/粉屋の踊り/
代官の踊り/終幕の踊り】 |
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(1)クララ・ハスキル(Pf)
イーゴリ・マルケヴィチ(指)
(2)(3)テレサ・ベルガンサ(Ms)
エルネスト・アンセルメ(指)
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驚くほど明快かつ途方もないエネルギーを秘めた新装盤に変身
(1)コンセール・ラムルー管[1960年10月] (2)(3)スイス・ロマンド管[1961年]/66’
35”
SACD ハイブリッド盤。「スペインの庭の夜」は、ハスキルのレパートリーの中では異色ながら、マルケヴィチの好サポートとあいまってLP
時代から名盤の誉れ高いものでした。テープに起因するヒスノイズは感じられますが、各楽器の解像度が格段に向上してぐっと接近し、物凄いエネルギーまで放つようになったのが驚きです。
ファリャの「スペインの庭の夜」のピアノ・パートは難技巧と、ギターなどスペイン音楽のイディオムが盛り込まれているため、弾き手を選ぶ音楽と言えます。
ハスキルは死の直前の演奏ながらタッチは力強く明快で、大編成のオーケストラと真っ向から張りあっています。ハスキルのピアノは、通常この作品で演じられる濃厚な官能性はなく、端正かつ清明。まるでモーツァルトみたいですが、意外なスペイン気質も感じさせ感動的。マルケヴィチの充実ぶりも素晴らしく、複雑なオーケストレーションを見事に統率、熱き血のたぎる盛り上がりを見せています。
アンセルメの「三角帽子」もLP
時代からの名盤。この作品の世界初演者だったアンセルメ、ゆえ貴重このうえない演奏。いにしえのデッカ特有のマイク多用の効果がSACD
化でますます発揮され、スコアが見えるほど各楽器が際立っていますが、少しも人工的でなく、意外にアンセルメがエネルギーあふれる情熱的演奏をしていたことを証明してくれます。 |
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PRDDSD 350061
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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リヒテルの代表盤「ディアベリ変奏曲」のプラハ・ライヴ、待望のSACD
ベートーヴェン:
(1)ピアノソナタ第31番変イ長調
Op.101
(2)ディアベリ変奏曲 Op.120 |
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf) |
あの名盤がSACD 化。まるで会場にいるかのような臨場感。ますます凄さを実感できます。
(1)[録音:1965年6月2日/プラハ] (2)[録音:1986年5月18日/プラハ]/STEREO、70’30”
SACD ハイブリッド盤。発売当初から「レコード芸術」誌特選など絶賛され、リヒテルの代表盤のひとつとなっている「ディアベリ変奏曲」のプラハ・ライヴが待望のSACD
リマスタリング。「ピアノソナタ第31
番」も素晴らしい演奏ですが、この1986
年の「ディアベリ変奏曲」、会場のノイズまでがますますリアルになり、リヒテルのほんのわずかなニュアンスの変化さえ伝わってくる鳥肌モノです。まさに会場にいるような臨場感、物凄い推進力で、約50分の大曲を一気に聴かせてしまう魔力、リヒテルの凄さを再認識させてくれます。 |
PREISER
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若き日のアルフレード・クラウス
モーツァルト:「魔笛」−なんと美しい絵姿
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−もし私の名前を
ドニゼッティ:
「愛の妙薬」−人知れぬ涙
「ルチア」−君は神へと向かって
「ファヴォリータ」−神の天使のような乙女,やさしい魂よ
「ドン・パスクワーレ」−
四月半ばの夜はなんと心地よいことか,遠い地を探そう
ベッリーニ:「清教徒」−あなたに、ああ、いとしい人よ
マイヤベーア:
「ユグノー」−アルプスの雪のように白く(イタリア語歌唱)
「アフリカの女」−ああ、楽園よ(イタリア語歌唱)
グノー:「ファウスト」−清らかな住まいよ(イタリア語歌唱)
ヴェルディ:「リゴレット」−
この女もあの女も,あの娘の涙が見えるようだ,女は気紛れ
ビゼー:「真珠採り」−私にはまた聞こえるようだ(イタリア語歌唱)
チレーア:「アルルの女」−いつもの羊飼いの物語だ
レオンカヴァッロ:マッティナータ
ポンセ:小さな星
セラーノ:「女たらし連合」—君を愛している、茶色の髪の女よ |
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アルフレード・クラウス(T)
ホセ・ルイス・ロレート(指)
マドリード室内管弦楽団
マリオ・コロドーネ(指)
マドリード交響楽団
エンリケ・エステラ(指)
マドリード室内管弦楽団 |
クラウスの30 代前半の貴重な録音が復活、若き日のアルフレード・クラウス
録音:1958,1962 年/74'21
スペインの偉大なテノール、アルフレード・クラウス(1927
− 1999)の30 代前半の貴重な録音が復活。クラウスは70
過ぎまで素晴らしい声を保持した人ですが、それでも若い頃の声はまた魅力的。お得意のアリアが中心ですが、「魔笛」のタミーノのアリアが含まれているなど、ファンなら楽しみな内容です。 |
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イタリアの幻の名指揮者、マリヌッツィの録音集
オペラ序曲、間奏曲集
ロッシーニ:
「セビリアの理髪師」序曲
「泥棒かささぎ」序曲
「コリントの包囲」序曲
ベッリーニ:「ノルマ」序曲
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」序曲
プッチーニ:「マノン・レスコー」間奏曲
マスカーニ:
「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
「仮面」序曲
ジョルダーノ:「シベリア」−復活祭の音楽
ピッツェッティ:「フェードラ」序曲
ヴォルフ=フェラーリ:「カンピオーネ」第3
幕のリトルネッロ
マリヌッツィ:スフォルツァ家とサヴォイア家の勝利の音楽 |
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ジーノ・マリヌッツィ(指)
ミラノ・スカラ座管弦楽団 |
録音:1936,1941 年/78'45
ジーノ・マリヌッツィ(1882
− 1945)は、シチリア島のパレルモの出身の19
世前半のイタリアの重要な指揮者。トスカニーニ(1867
年生まれ)とデ・サバタ(1892
年生まれ)の間の世代で重要な指揮者で、ローマ歌劇場の音楽監督を務めたほどの人ですが、録音が非常に少ないため知名度があまり高くありません。
このCD には、1936 年のHMV 録音と、1941
年のTelefunken 録音を集めています。おなじみのオペラの序曲や間奏曲が中心ですが、マリヌッツィと交流のあった作曲家の珍しい作品、そしてマリヌッツィの自作も含まれています。 |
PROFIL
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PH 11044
(3CD)
\6000 →\5590
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ゼンパーオーパー・シリーズ第3 集
戦後直後のドレスデンにおけるワーグナー録音
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ヨゼフ・カイルベルト(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1948年9月24日、ドレスデン
「タンホイザー」から(7場面)
エルンスト・グルーバー(T
タンホイザー) ブリュンヒルト・フリートマン(S
エリーザベト)
ドラ・ツシレ(Ms ヴェーヌス) クルト・レーム(Br
ヴォルフラム)
ハンス・クレーマー(Bs
ヘルマン) ヘルムート・アイレ(Bs
ビテロルフ)
ゲルハルト・プフリューガー(指) ライプツィヒ放送交響楽団,ライプツィヒ放送合唱団
録音:1953年9月25日、ライプツィヒ
「タンホイザー」—死の知らせのように(夕星の歌)
カール・パウル(Br
ヴォルフラム) ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日、ドレスデン
「ローエングリーン」前奏曲
「ローエングリーン」—この上ない信頼を
ベルント・アルデンホフ(T
ローエングリーン) ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1949年12月22日、ドレスデン
「ローエングリーン」—
私と一緒に甘い香りを吸いませんか?
「ローエングリーン」—
遠い国から
ハンス・ホプフ(T ローエングリーン) クルト・シュトリーグラー(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1945年4月—6月初旬頃、バート・エルスターもしくはラディウムバート・ブラマッハ
「さまよえるオランダ人」−スン、ブルンと
エミリー・ヴァルター=ザックス(Ms
マリー) ルドルル・ケンペ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン、ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1950年12月7日、ドレスデン
「さまよえるオランダ人」−ヨー・ホー・ホエー!黒いマストの船に出くわしましたか
ブリュンヒルデ・フリードラント(S
ゼンタ) ゲルハルト・プフリューガー(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1953年12月17日、ライプツィヒ
「ジークフリート」—ノートゥング、待ち望まれた剣よ!
「ジークフリート」—鍛えよ、僕の鎚よ!
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」—目覚めよ!
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」—マイスターを侮らないでほしい
ベルント・アルデンホフ(T
ジークフリート) ヨゼフ・ヘルマン(Br
ザックス)
ハンス=ヘンドリク・ヴェーディング(指) ドレスデン放送大管弦楽団,ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1948年1月1日、ドレスデン
「トリスタンとイゾルデ」—前奏曲と愛の死
ルドルフ・ケンペ(指)シュターツカペレ・ドレスデン クリステル・ゴルツ(S
イゾルデ)
録音:1947年
「トリスタンとイゾルデ」—愛の死
クリステル・ゴルツ(S
イゾルデ) ゲルハルト・ヴィーセンフッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:不詳
「タンホイザー」—ああ、お姫様
クリステル・ゴルツ(S
エリーザベト) ベルント・アルデンホフ(T
タンホイザー)
ゲルハルト・ヴィーセンフッター(指)ライプツィヒ放送交響楽団
録音:不詳
「タンホイザー」—心に熱意を持って(ローマ語り)
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」—朝は薔薇色に輝いて
「リエンツィ」—全能の神よ
ベルント・アルデンホフ(T
タンホイザー,ヴァルター,リエンツィ)
ヴァルター・シュトシェンク(指)ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年2月5日、ドレスデン
「パルジファル」—お前は私の足に香油を注いだ(聖金曜日の場面)
ヨアヒム・ザットラー(T
パルジファル) クルト・ベーム(Bs
グルネマンツ)
アルノ・シェレンベルク(Br
アンフォルタス)
クルト・シュトリーグラー(指)ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年4月2日、ドレスデン |
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ゼンパーオーパー・シリーズ第3 集は、レアものばかりのワーグナー集!ゼンパーオーパー・シリーズ第3
集再びワーグナー?—戦後直後のドレスデンにおけるワーグナー録音
201'21
PROFIL がお送りするゼンパーオーパー・シリーズ、第3集は、第二次世界大戦が終わった直後のドレスデンとライプツィヒでのワーグナーの録音。これまでほとんど知られなかった録音が多数含まれています。
指揮者ではヨゼフ・カイルベルト、ルドルフ・ケンペという、戦後初代、二代目のカペルマイスターの他、ライプツィヒを中心に活躍したゲルハルト・プフリューガーなど、東ドイツで活動したためにあまり国際的知名度を得なかった名指揮者の貴重な録音が多数。彼らの指揮するシュターツカペレ・ドレスデンからは、今では失われてしまった古き良き伝統の薫りがたっぷりします。
歌手では、終戦直後からメキメキ頭角を現したベルント・アルデンホフの活躍が目立ちます。1950
年の「パルジファル」の第3 幕の録音では、聖金曜日の奇跡の場面がたっぷり30
分近く収録、クルト・ベーメの渋いグルネマンツが楽しめます。
今回も貴重な写真、情報が満載の89
ページのブックレット(独英)が嬉しいものです。 |
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PH 12052
(2CD)
\4200 →\3790
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あのバックハウスがラフマニノフやモシュコフスキを弾いていた!
レア音源を一挙にまとめたファン狂喜のアルバム登場
バックハウス、レア音源
CD1 協奏曲とピアノロール
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」K.537
【フリッツ・ザウン(指)ベルリン市立管(1940
年録音)】
(2)モーツァルト(バックハウス編):ドン・ジョヴァンニのセレナード
【1923年ロール】
(3)R.シュトラウス(バックハウス編):セレナードOp.17の2
【1924年ロール】
(4)ピック=マンジャガッリ:オラフの踊りOp.33の2【1923年ロール】
(5)ショパン(バックハウス編):ピアノ協奏曲第1番〜ロマンツェ
【1925年ロール】
(6)クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ【1926年ロール】
(7)ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ【1923年ロール】
(8)リスト:演奏会用練習曲「軽やかさ」【1928年ロール】
(9)メンデルスゾーン(リスト編):結婚行進曲によるパラフレーズ
【1926年ロール】
(10)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35より
【1924年ロール】
CD2 SP録音珍品
(1)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3の2【1908年9月録音】
(2)リスト:愛の夢第3番【1908年9月録音】
(3)ウェーバー:ピアノソナタ第1番〜無窮動【1908年9月録音】
(4)ショパン:幻想即興曲Op.66【1908年9月録音】
(5)リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調【1928年1月録音】
(6)ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ【1925年11月録音】
(7)シューベルト(バックハウス編):軍隊行進曲変ホ長調Op.51の1
【1928年1月録音】
(8)ショパン:子守歌Op.57
(9)モシュコフスキ:スペイン奇想曲Op.37【1928年1月録音】
(10)メンデルスゾーン(ハッチソン編):真夏の夜の夢〜スケルツォ
【1925年録音】
(11)アルベニス:イベリア〜トゥリアーナ【1928年1月録音】
(12)リスト:演奏会用練習曲「森のささやき」【1925年11月録音】
(13)ショパン:小犬のワルツOP.64の1【1926年録音】
(14)ブラームス:自作主題による変奏曲Op.21の1【1935年12月録音】
(15)同:パガニーニの主題による変奏曲Op.35 |
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ヴィルヘルム・バックハウス(Pf) |
76’46”、78’54”
ヴィルヘルム・バックハウスといえば、純ドイツ・ピアニズムの王者で、ベートーヴェンやブラームスをゆるぎなき構築力と深みで再現した「鍵盤の獅子王」。
彼のベートーヴェンのピアノソナタ録音は、今日でもベスト演奏とされることの多い決定盤です。
そのバックハウスの最初期にあたる1908
年9
月の録音をはじめ、貴重な音源を集めた大歓迎企画盤。バックハウスは意外にも、若い頃は非独墺作品も好んで弾き、技巧的なサロン音楽も得意としていました。実際、ゴドフスキやラフマニノフのように派手なトランスクリプションもいくつか残していて、それらを自演で聴くことができるのも存外の喜びと申せましょう。
「ドン・ジョヴァンニのセレナード」は、マンドリン伴奏で歌われる名歌ですが、バックハウスの編曲は装飾音の洪水に目が眩むほど。後のバックハウスが弾くことのなかったショパンのピアノ協奏曲第1番、第2楽章ロマンツァの編曲も凝っています。この曲にはバラキレフによる編曲もありますが、原曲に忠実なバラキレフ版(でも物凄く難しい)に比べ、バックハウス編曲はさらに音を加え、より華麗かつ難しくしています。これが清潔な名演でピアノロールとは言え、バックハウスのショパンの協奏曲を味わえるとは奇跡です。さらにラフマニノフ編曲のクライスラーやドホナーニ編曲のドリーブのバレエ音楽でのヴィルトゥオーゾぶりなど、バックハウスの印象が大きく変わること間違いありません。
アコースティック録音も貴重。ショパンの「小犬のワルツ」は指鳴らし的なイントロを付け、驚くほど軽やかで快速な個性的演奏。1908
年当時最新作だったラフマニノフの有名な前奏曲もラフマニノフの自作自演とは全く異なるアプローチが興味津々なうえ、アルベニスの「イベリア」の難曲「トゥリアーナ」、モシュコフスキの演奏効果抜群の「スペイン奇想曲」といった作品をバックハウスの演奏で楽しめるのもピアノ・ファン狂喜。池田理代子の名作「オルフェウスの窓」で描かれていた頃のバックハウスで、切れ味鋭い恐るべき技巧の持ち主だったことを教えてくれます。しかし語り口はバックハウス節炸裂で、モシュコフスキの「スペイン奇想曲」などスケールの大きさは驚きながら、ヨゼフ・ホフマンの奔放自在な魔術的演奏とは別の作品とみまごう、拍を性格にきざんだ伸び縮みのない端正さ。ドイツ・ピアニズム極まれりという貴重な記録です。 |
REGIS
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RRC1393
\1100 |
ヴォイス・オブ・ピーター・ピアーズ
ブリテン:ジョン・ダンの聖なるソネットOp.35、他
シューベルト、イギリスの作曲家による歌曲集、民謡集 |
ヴォイス・オブ・ピーター・ピアーズ(Ten) |
1947年〜1960年録音 |
おそるべきロシア!すさまじき初出音源多数!
SMC
(MOSCOW CONSERVATORY モスクワ音楽院)
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アイザック・スターン&スヴェトラーノフ!
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲ホ短調
Op.64
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.77 |
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮) |
録音:1960年5月26日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル、ADD、初出表示
60年代のスターンがモスクワに乗り込んでスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響と共演していた・・・しかも曲はメンデルスゾーンとブラームス・・・! |
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SMCCD 0027
\2600→\2390
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エミール・ギレリス
プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、バッハ&ラフマニノフ
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調
Op.84
ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ「ペトルーシュカ」からの5つの楽章
J・S・バッハ(1685-1750)/ジローティ(1863-1945)編曲:
前奏曲第10番ホ短調
BWV855
ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲ト短調
Op.23 No.5 |
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エミール・ギレリス(ピアノ) |
録音:1962年4月9日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル、ADD、初出表示 |
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ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ガウク&スヴェトラーノフ
ショスタコーヴィチ&ゴルーベフ
ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ協奏曲第1番変ホ長調
Op.107(*)
エフゲニー・ゴルーベフ(1910-1988):チェロ協奏曲ニ短調
Op.42(+) |
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
アレクサンドル・ガウク(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(+)) |
録音:1959年10月9日、1960年1月11日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール
モノラル、ADD、初出表示 |
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アンドレ・クリュイタンス〜モスクワでの「幻想」ライヴ!
ベルリオーズ(1803-1969):幻想交響曲
Op.14(*)
ルーセル(1869-1937):バレエ組曲「バッカスとアリアーヌ」Op.43(+)
ビゼー(1838-1875):組曲「アルルの女」から
ファランドール(+) |
フランス国立放送管弦楽団
アンドレ・クリュタンス(指揮) |
録音:1959年5月5日(*)、9日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール
モノラル、ADD、初出表示
クリュタンスとフランス国立放送管の1959年のモスクワ・ライヴ!ロシアでの「幻想交響曲」! |
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アナトール・フィストゥラーリ、エイドリアン・ボールト
モーツァルト(1756-1791):交響曲第40番ト短調
K.550(*)
ベルリオーズ(1803-1869):序曲「ローマの謝肉祭」Op.9(+)
ホルスト(1874-1934):組曲「惑星」Op.32
H.25(+) |
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
アナトール・フィストゥラーリ(指揮(*))
エイドリアン・ボールト(指揮(+))
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録音:1956年9月20日(+)、21日(*)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール
モノラル、ADD、初出表示
今度はフィストラーリとボールトによるロンドン・フィルのモスクワ・ライヴ!ボールトお得意の「惑星」がモスクワでどんなふうに響いたのか。 |
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SMCCD 0042
\2000→\1890
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ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ショパン(1810-1849):チェロ・ソナタ ト短調
Op.65
ドビュッシー(1862-1918):チェロ・ソナタ
ニ短調(*)
フォーレ(1845-1924)/カザルス編曲:夢のあとに(*)
ストラヴィンスキー(1882-1971)/
サムエル・ドゥシキン編曲:オペラ「マヴラ」より
ロシアの歌
ストラヴィンスキー/作曲者&サムエル・ドゥシキン編曲:
ディヴェルティメント(バレエ「妖精の口づけ」による交響組曲)より
パ・ド・ドゥ,アダージョ,ヴァリアシオン,コーダ
チャイコフスキー(1840-1893)/ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン編曲:
夜想曲 Op.19 No.4
ミヨー(1892-1974)/テオドール・レヴィ編曲:
組曲「ブラジルの郷愁」Op.67
より ティジュカ
ファリャ(1876-1946)/グレゴール・ピアティゴルスキー編曲:
バレエ「恋は魔術師」より
火祭りの踊り
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調
BWV1011
から サラバンド |
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ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
アレクサンドル・デジューヒン(ピアノ) |
録音:1960年12月11日(*以外)、15日(*)、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール
モノラル、ADD、初出表示 |
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マルコム・サージェント
モーツァルト(1756-1791):交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385(*)
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第7番イ長調
Op.92(+) |
ソヴィエト国立交響楽団
マルコム・サージェント(指揮) |
録音:1957年5月16日(*)、19日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル、ADD、初出表示
最近はあまり名前を聞かなくなったが、20世紀前半イギリスを代表する指揮者マルコム・サージェント。ルックスのよさと貴族風の身のこなしからロンドンではそうとうな人気を誇った。その音楽も紳士的で温かい。
ここではきわめて珍しいモーツァルトの交響曲第35番とベートーヴェンの交響曲第7番。初出で間違いないと思うのだが。実はこれが一番楽しみだったりする。 |
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スヴャトスラフ・リヒテル バッハ&プロコフィエフ
J・S・バッハ(1685-1750):ピアノ協奏曲第1番ニ短調
BWV1052(*)
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第5番ト短調
Op.55(+) |
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スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮(*))
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮(+)) |
録音:1957年3月6日(*)、1958年11月22日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル、ADD、初出表示
シルヴェストリとのプロコフィエフの第5番! |
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SMCCD 0052-53
(2CD)
\4000 →\3690
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スヴャトスラフ・リヒテル シューベルト&リスト
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調
D.960
リスト(1811-1886):
ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調
S.244 No.17
詩的で宗教的な調べ
S.173 から 死者の追憶(No.4)
ポロネーズ ホ長調 S.223 No.2/慰め S.172 から No.6
スケルツォと行進曲ヘ長調
S.117/暗い雲
S.199
ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調
S.244 No.17(アンコール)
ピアノ協奏曲第2番イ長調
S.125(*) |
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スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ボリショイ劇場管弦楽団(*)
キリル・コンドラシン(指揮(*))
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録音:1957年5月10日(*以外)、1955年3月14日(*)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール
モノラル、ADD、初出表示
シューベルトも、リストのピアノ・ソナタもコンチェルトの2番も、50年代の早い時期の録音となる。 |
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SMCCD 0054-55
(2CD)
\4000 →\3690
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スヴャトスラフ・リヒテル
モーツァルト、プロコフィエフ、ドビュッシー&ラフマニノフ
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調
K.280
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第2番ロ短調
Op.14
ドビュッシー(1862-1918):
ベルガマスク組曲/映像
第1集/喜びの島
前奏曲集第1巻 から
パックの踊り(No.11),さえぎられたセレナード(No.9)
ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲嬰ト短調
Op.32 No.12
プロコフィエフ:
ピアノ・ソナタ第6番イ長調
Op.82(*)/ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調
Op.84(*) |
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スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
録音:1952年1月4日(*以外)、1960年9月20日(*)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール
モノラル、ADD、初出表示 |
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スヴャトスラフ・リヒテル シューベルト&リスト
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第13番イ長調
Op.120 D.664
ピアノ・ソナタ第14番イ短調
Op.143 D.784
リスト(1811-1886):超絶技巧練習曲集
S.169
から
前奏曲(No.1)/イ短調(No.2)/風景(No.3)/鬼火(No.5)
英雄的(No.7)/荒野の狩(No.8)/夕べの調べ(No.11)/ヘ短調(No.10) |
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スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
録音:1957年4月8日ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル、ADD、初出表示 |
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スヴャトスラフ・リヒテル
ブラームス&バルトーク
ブラームス(1833-1897):ピアノ五重奏曲ヘ短調
Op.34(*)
バルトーク(1881-1945):2台のピアノと打楽器のための音楽
Sx.110(+) |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ボロディン弦楽四重奏団(*)
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(第1ヴァイオリン)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(第2ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ)
ヴァレンチン・ベリンスキー(チェロ)
アナトーリー・ヴェデルニコフ(ピアノ(+))
アンドレイ・ヴォルコンスキー、ヴァレンチン・スネギリョフ、
ルスラン・ニクーリン(打楽器(+)) |
録音:1958年1月17日(*)、1956年2月2日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、モノラル、ADD、初出表示 |
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神童のその後
〜ウィリー・フェレーロ
ブラームス(1833-1897):交響曲第4番ホ短調
Op.98
マルトゥッチ(1856-1909):夜想曲
ドナート・ディ・ヴェーロリ(1921-1943):主題と変奏曲 |
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ソヴィエト国立交響楽団
ウィリー・フェレーロ(指揮) |
録音:1951年、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル、ADD、初出表示
ウィリー・フェレーロ(1906-1954)はアメリカ合衆国生まれのイタリア人指揮者・作曲家。
3歳8か月でオーケストラを指揮するという神童ぶりで少年時代は大いにもてはやされ将来を嘱望されましたが、大成することはありませんでした。
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SMCCD 0125-0128
(4CD)
\8100 →\7190
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サムエル・フェインベルク、初出の「平均律」録音!
J・S・バッハ(1685-1750):
平均律クラヴィーア曲集第1巻
から Nos.1-12
BWV846-857,第2巻 BWV870-893
クラヴィーア用の楽曲とフェインベルクによるピアノ編曲集
シンフォニア、ブレ、パルティータ、トッカータ、コラール前奏曲(詳細未確認) |
サムエル・フェインベルク(ピアノ) |
録音:1929-1962年 モノラル、サムエル・フェインベルクの私蔵音源、初出表示
フェインベルクといえばバッハの「平均律」・・・という感じだが、そのフェインベルクのもうひとつの「平均律」録音がプライベート音源として発掘された。すでにロシア・ピアノ・ファンの間では話題となっていてご注文も受けていた。ようやく正式情報到来。
旧譜
フェインベルク/バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲
CLASSICAL RECORDS
CR 065 (3CD)\8000→\5990
ようやくロシアのCRレーベルから復活してくれたフェインベルクの平均律全曲。ただしすでにかなり入手ルートが限られている。万一入手不能の際はご容赦ください。希望される方はお早めに。
サムエル・フェインベルク、1890年に生まれ1962年に亡くなったロシアの名ピアニスト。
1911年モスクワ音楽院の卒業演奏会で行ったバッハの平均律クラヴィーア曲集はセンセーションを巻き起こした。
ロシアのコンサートで初めて同曲を演奏したのは彼だし、初めて録音したのも彼である。バッハ弾きとして名高く、編曲も多く行った。名教師としても知られ、ヴィクトル・メルジャーノフ、ニーナ・エメリャノワ、ウラディーミル・ナタンソン、リュドミラ・ロシーナ、ジナイダ・イグナチエワ、ヴィクトル・ブーニンといったピアニストを輩出した。
ちなみに「平均律クラヴィーア曲集」全曲は、フェインベルクが音楽院卒業試験のために準備したプログラムのひとつでもある。
そんな彼の演奏は、美しい音色と自由感ある奏法で、平均律でもポリフォニーを際立たせるとても個性的なもの。重厚でしかめっつらのバッハではない。 |
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サムエル・フェインベルクの芸術
J・S・バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻
BWV846-893 |
サムエル・フェインベルク(P) |
録音:1958-61年、モノラル サムエル・フェインベルク(1890-1962)はウクライナのオデッサに生まれ、1894年に家族とともにモスクワに移住、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルにピアノを、作曲をニコライ・ジリアエフに師事し1911年に卒業、1922年には同音楽院教授に就任し、ピアニスト、作曲家、音楽学者としても活躍した。 |
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幻のロシアの名ピアニスト
エフゲニー・マリーニン
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第1番ホ短調
Op.11(*)
ドビュッシー(1862-1918):2台のピアノのための組曲組曲「白と黒で」(1915)(+)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ協奏曲第1番ハ短調
Op.35(#) |
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エフゲニー・マリーニン(ピアノ)
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ(+))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
レオニード・ヴィグネル(指揮(*))
モスクワ音楽院学生管弦楽団(#)
ゲンナジー・チェルカーソフ(指揮(#)) |
録音:1950年5月、ライヴ(*)/1964年11月26日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール(+)
1961年5月22日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール(#) モノラル、ADD
エフゲニー・マリーニン(1930-2001)はモスクワに生まれたロシアのピアニスト。モスクワ音楽院でゲンヒフ・ネイガウスに師事。在学中に第4回ショパン国際ピアノ・コンクール7位入賞(1949)、第5回ロン=ティボー国際コンクール・ヴァイオリン部門第2位(フィリップ・アントルモンとともに第1位なし最高位)入賞(1953)を経て1954年に卒業し3年間ネイガウスの助手を務め、その後教授(1998年まで)およびピアノ科長(1972-1978)を務めました。
演奏家としては主にソヴィエト連邦内で活躍したため現在聴くことのできる音源は多くありません。 |
SOLSTICE
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SOCD 290/1
(2CD)
\4000 |
ルイ・ヴィエルヌ (1870-1937):オルガン作品全集
第3巻
幻想的小品集(24曲、4組曲各6曲)
組曲第1番Op.51 /組曲第2番Op.53
/
組曲第3番Op.54 /組曲第4番Op.55 |
ピエール・ラブリック(オルガン) |
録音:1972年11月12日、13日 ルーアン、サントゥアン大修道院のカヴァイユ=コル・オルガン
●アナログ時代の録音の初CD化。デジパック仕様 |
SOMM
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SOMM-BEECHAM 26-8
(3CDs)
\5400 →\4990
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ビーチャム・コレクション
ベルリオーズ:歌劇《トロイ人》Op.29 |
トマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
BBC合唱団
マリザ・フェレル
(カサンドラ、ディド:メゾソプラノ)
ジャン・ジロドー(エネアス:テノール)
シャルル・カンボン
(コレブス、ナルバル:バス)
イレーヌ・ジョアシャン
(アスカニウス:ソプラノ)、他
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フランス音楽を得意としたビーチャムがロイヤル・フィルを振ってのベルリオーズの「トロイ人」は、ロンドンのBBC
マイダ・ヴァレ・スタジオでのライブ・レコーディング。ゲイリー・ムーアのデジタル・リマスタリングによる78回転のアセテート盤からの復刻。1947年6月3日−6日、1947年7月2日−4日の録音。初紹介旧譜 |
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ボールド コンダクツ シベリウス
シベリウス:フィンランディア
Op.26/
タピオラ Op.112/大洋の女神
Op.73/
夜の騎行と日の出 Op.55/ポホヨラの娘Op.49/
劇音楽 《テンペスト》より前奏曲
Op.109
No.1 |
エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ロンドン・フィルの首席指揮者在任中、1956年6月にロンドンのウォルサムストウ・ダウン・ホールで収録されたボールトのシベリウス・プログラム。
NixaのLP(16NCL16024)からの復刻。デジタル・リマスタリングはトビー・ムーアが担当。初紹介旧譜 |
SOMM(BEECHAM)
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SOMM-BEECHAM 21
\1800
〔旧譜初紹介〕
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ビーチャム・コレクション
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
バックス:交響詩《ファンドの園》
R.シュトラウス:交響詩《ドン・キホーテ》 |
トーマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ジョン・ケネディ(チェロ)*
フレデリック・リドル(ヴィオラ) |
ドイツ・ロマン派のブラームス、リヒャルト・シュトラウス、近代イギリスのアーノルド・バックスというビーチャムの幅広いレパートリーならではのプログラム。
デジタル・リマスタリングはゲイリー・ムーアが担当。ブラームス、バックス、ビーチャムの語りは1949年3月30日、BBC
スタジオでのスタジオ・レコーディング。
R.シュトラウスは1956年8月22日、エジンバラ・フェスティバル(アッシャー・ホール)でのライブ・レコーディング。 |
TACET
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203
\2500→\2290 |
The Welte Nignon Mystery Vol.XIX
ピアノ・ロールに刻まれた歴史的録音の再現 Vol.19
グラズノフ
〜グラズノフ自身と弟子アルトゥール・レンバによる1910年の演奏。
グラズノフ:
①3つの小品からop.49-1
②前奏曲 ニ長調 op.25-1
③ピアノ・ソナタ第1番 変ロ長調 op.74
から
第2楽章「アンダンテ」
④バレエ音楽「ライモンダ」 op.57から
- Prelude et la Romanesca,
Prelude et Variation,
Entre-acte
⑤バレエ音楽「ライモンダ」 op.58から
- Valse fantastique
et variation I,
Hymne
⑥バレエ音楽「ライモンダ」 op.59から
- Entre-acte, Variation
III et IV
⑦バレエ音楽「お嬢さん女中」 op.61から
- Recitatif mimique,
Gavotte, Sarabande
⑧バレエ音楽「四季」
op.67から
- Barcarolle et
Variation
⑨バレエ音楽「四季」
op.67から
- Petit Adagio |
アレクサンドル・グラズノフ(ピアノ) |
⑩ピアノ・ソナタ第2番 ホ長調 op.25
⑪コンサート・ワルツ第1番 ニ長調 op.47 |
アルトゥール・レンバ(ピアノ) |
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1910年に記録されたピアノ・ロールにを2012年にSteinway
Dと高音質録音で有名なTACETレーベルの技術陣によって再現。
今回ご案内するピアノ・ソナタ第2番は、グラズノフ自身のものであるか真偽に諸説ございますが、(ピアノ・ロールにはグラズノフの名前が記されていますが、カタログにはレンバの名前が記載されている etc)
今回TACET社の調査によってタリン出身のエストニアの作曲家でピアニストとして有名なグラズノフの弟子であるアルトゥール・レンバ(1885-1963)の演奏として発売致します。 |
TAHRA
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FURT 2012
SACD Hybrid
\2500 →\2290
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1952 年2 月3 日フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
ベートーヴェン「第九」のSACD
Hybrid登場!
ベートーヴェン:
交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」 |
フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィル
ウィーン・ジングアカデミーCho
ヒルデ・ギューデン(Sp)
ロゼッテ・アンダイ(At)
ユリウス・パツァーク(Tn)
アルフレッド・ペル(Bs) |
2012年、年末にうれしいフルトヴェングラー、ベートーヴェン「第九」のSACD登場!
録音:1952 年2 月3 日/ADD
初出時の海賊盤の音質の悪さは有名でしたが、今回新たなマスタリングでSACD
化されたこの演奏は1951 年のバイロイトをも凌ぐ、フルトヴェングラーの「第九」の決定盤となることでしょう。
「第一楽章開始の遅いテンポと間合いを十二分にとった重々しい表現はバイロイト盤を凌ぎ、(中略)強靭に踏みしめてゆくフーガもすばらしいし、楽章終結のティンパニも壮絶に鳴っている。
もう一カ所、印象的なのが第三楽章の第二主題で、音量を強く出し、遅いテンポでじっくりと歌ってゆく美しさは、フルトヴェングラーの演奏でもベストの一つといえよう。」(宇野功芳著 「フルトヴェングラーの全名演名盤」より)
1950年12月20日、ベルリンフィルとの「第9」の貴重なプログラム写真がブックレットに!
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TAH 747
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
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(1)「ルートヴィヒスブルク城のクララ・ハスキル」(ハイライト)
・J. S. バッハ:トッカータ
ホ短調BWV.914
・スカルラッティ:ソナタ ハ長調
・スカルラッティ:ソナタ 変ホ長調
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調op.111
・シューマン:アベッグ変奏曲op.1(ハイライト)
・シューマン:色とりどりの小品op.99より
・ドビュッシー:練習曲op.10-10
(2)「リパッティのバルトーク」
・バルトーク:ピアノ協奏曲第3番Sz.119 |
(1)クララ・ハスキル(P)
(2)ディヌ・リパッティ(P)
パウル・ザッハー(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団 |
ハスキル&リパッティの名演が2012 年新マスタリングでSACD
化
(1)録音:1953 年4 月11 日ルートヴィヒスブルク城におけるリサイタル・ライヴ (2)録音:1948
年5 月30 日バーデン=バーデン、クアハウス[SWR
メディア・アーカイヴ]/ADD、モノラル78’55”
ヌヴー(TAH731) につづき、TAHRA
で復刻リリースされ好評を博すハスキルとリパッティの貴重な音源がSACD
ハイブリッド化。
収録内容は、前半がハスキルによる「ルートヴィヒスブルク城でのリサイタル」(TAH4022)
からのハイライト、後半はリパッティがザッハー指揮でバルトークの第3
協奏曲を弾いた録音(TAH4024) となっています。
すべて折り紙つきの演奏として知られるものですが、SACD
化にあたり、2012 年に最新マスタリングが施され、音質向上が図られているとのことですので、その効果をおおいに期待したいところです。 |
TOKYO FM
SACDシングルレイヤー
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今は亡きTDK コア・レーベルで発売されていたテンシュテットのブルックナーやヨッフム翁晩年のベートーヴェンが、TOKYO
FMレーベルでSACDシングルレイヤーにより久々の復活。人気盤テンシュテットのマラ5も同時SACD
化。CD2 枚で発売されていたものは1枚に! |
TFMCSA 1001
(SACDシングルレイヤー)
\4200
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ベートーヴェン:
《エグモント》序曲 作品84
交響曲第6番 ヘ長調 作品68《田園》
交響曲第7番 イ長調 作品92
リハーサル(エグモント/交響曲第6番) |
オイゲン・ヨッフム(指揮)
バンベルク交響楽団 |
新DSD マスター非圧縮シングルレイヤーSACD
ヨッフム翁とバンベルク響、これぞ味わうべきドイツの響き!一筋縄ではいかぬ老練なヨッフム翁の自在なテンポ感にくぎ付け!
録音:1982 年9 月16 日 東京文化会館におけるライヴ収録/非圧縮
最晩年86 年のコンセルトヘボウとの来日でスケールの大きなブル7
で感動を呼んだヨッフムですが、82
年来日時のこのベートーヴェンにも劣らず味わい深い演奏でした。バンベルク響との相性も抜群でこれぞドイツの響きといったものを実感させられます。また当時のヨッフム人気は大変で、終演後の熱狂的拍手がそれを物語っております。録音も今聴き返すと大変リアルな名録音となっており音の厚みや楽器の質感などかなり優秀でSACD
化が成功しています。
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。 |
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TFMCSA 1002
(SACDシングルレイヤー)
\4200
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シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D759《 未完成》
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調《ロマンティック》 |
クラウス・テンシュテット(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
暗く濃厚な情感あふれるテンシュテット・ロンドンフィル初来日の大演奏
録音:1984 年4 月11 日 東京簡易保険ホールにおけるライヴ収録/非圧縮
TDK コアの日本コロムビアによる吸収での廃盤以来、久々の復活をSACD
で果たしました。このSACD 化により音の緻密さが大いに向上したようで、それでいて音質に固さのないニュートラルな質感が大変好ましくこれもSACD
化に成功しています。テンシュテットならではの濃い味わいの音楽に感動を新たにするようです。
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。 |
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TFMCSA 0015
(SACDシングルレイヤー)
\4200
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モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385《ハフナー》
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 |
クラウス・テンシュテット(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
「アダージェットの8 分前後の弱音を聴いてください、金縛りにあいます」(許光俊)
録音:1984 年4 月13 日、大阪・フェスティバルホールにおけるライヴ収録/非圧縮
この1 本はFM 大阪の録音。CD
の暗く濃厚な音のインパクトはそのままに、より音が広大に広がった印象で、さらに緻密さが増した音質に仕上がっております。演奏は許光俊教授もうならせた有名演奏で感動的なアダージェットは聴きものの一つです。今回発売の3
タイトルはSACD 化が間違いなく成功しており、この演奏がお好きだった方はもちろん、お聴きではない方もこの機会にぜひいかがでしょうか。
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。 |
TOKYO FM
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TFMC 0040
(CD)
¥2600 →\2390
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カラヤン&ベルリン・フィル/ワイセンベルク(ピアノ)
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ長調
Op.37
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」Op.73 |
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) |
TFMCSA 0040
(SACD シングルレイヤー)
¥4200 →\3890
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初出!未放送蔵出し音源!1977 年に収録されるもFM
東京に眠っていた未公開音源がついに発売!カラヤン&ワイセンベルク黄金コンビ、この美音にしてこの迫力!通常CDとSACDシングルレイヤーの2
種類同時発売!
録音:(1)1977 年11 月14 日、(2)1977
年11
月17 日、東京、普門館(ライヴ録音)
(CD)ステレオ ライヴ録音/(SACD
シングルレイヤー)非圧縮
2 チャンネル ステレオ
奇跡的に保存されていた、日本が誇る名エンジニア故若林駿介氏によるカラヤンBPO
のステレオ・ライヴ録音。1977
年に収録されるもFM
東京に眠っていた未公開音源がついにディスク化されました。カラヤン&
ワイセンベルク黄金コンビの往時多くの聴衆を魅了したこの美音にしてこの迫力は今聴いても圧巻です。 |
URANIA
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WS 121.146
(2CD)
\1600 |
R.シュトラウス:
交響詩「英雄の生涯」、ドン・ファン、
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、アルプス交響曲
1957,1958 |
カール・ベーム指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
ベルリン・フィル |
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WS 121.149
(2CD)
\1600 |
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第17番、第20番、
第21番、第23番、第24番
1958-1961 |
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
アルフレッド・ウォーレンステイン、
ヨゼフ・クリップス指揮
RCAビクター管 |
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WS 121.151
(2CD)
\1600 |
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
1956 |
カーティス・ヴェルナ、
ミリアム・ピラツィーニ、
フランコ・コレッリ、
ジャンジャコモ・グェルフィ 他
アンゲロ・クェスタ指揮
RAIトリノ交響楽団、合唱団 |
WALHALL
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WLCD0368
(4CD)
\4000→\3690 |
コンヴィチュニー&コヴェント・ガーデン
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」 |
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート:T)
ヘルマン・ウーデ(グンター:Br)
オタカール・クラウスアルベリヒ:Br)
ゴットローブ・フリック(ハーゲン:Bs)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ:S)
アミー・シュアード(グートルーネ:S)
ウルズラ・ベーゼ(ヴァルトラウテ:Ms)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管、合唱団 |
1959年10月2日ロンドン、コヴェント・ガーデンでのライヴ録音録音
※ライブ特有の傷が聴かれますが、全体的にクリアでとても良い音質とのことです。 |
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WLCD0370
(4CD)
\4000→\3690 |
コンヴィチュニー&コヴェント・ガーデン
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 |
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート:T)
ペーター・クレイン(ミーメ:T)
ハンス・ホッター(Der Wanderer:Br)
オタカール・クラウス(アルベリヒ:Br)
ペーター・ロート=エーラング(ファフナー:Bs)
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ:S)
マルガ・ヘフゲン(エルダ:Ms)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管、合唱団 |
1959年9月28日ロンドン、コヴェント・ガーデンでのライヴ録音
※ライブ特有の傷が聴かれ、多少音がこもりがちですが、全体的にとても良い音質とのことです。 |
WEITBLICK
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SSS0136/37
(2CD)
\4400 →\3990
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エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)&スウェーデン放送交響楽団
ブラームス:交響曲全集
演奏タイミング:
第1番[12:42][10:09][5:20][16:28]
第2番[15:15][11:01][4:34][8:10]
第3番[9:39][8:22][6:02][8:45]
第4番[12:12][10:00][6:22][9:27] |
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エフゲニ・スヴェトラーノフ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団 |
スヴェトラーノフ+スウェーデンのブラームス全集!
録音:第1番(1984 年9 月7 日)、第2番(1982
年1 月15 日)、第3番(1980 年9月6
日)、第4番(1985
年10 月20 日) 以上、全てベルワルドホールに於けるステレオ・ライヴ録音
スヴェトラーノフのブラームス交響曲全集というと手兵ロシア国立響との1981
年ライヴが高名ですが、当スウェーデンのライヴはその前後5
年の演奏となります。「指示に素直に従うアンサンブル」スウェーデン放送響の適応ぶりは聴いていて頭が下がります。スヴェトラーノフの解釈は率直で早目のテンポ。オーソドックスそのものでドイツの伝統遵守の指揮者と言われても一瞬は頷けますが、やはり統率力、推進力の凄まじさ、そして時に見せる必殺のフェルマータ伸ばし、強烈な歌いこみはやはりこの巨匠ならではです。第4
番などは絶美の演奏と申せましょう。2
枚のCD
に綺麗に収まっているところも二重マルです。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付 |
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SSS0138/39
(2CD)
\4400 →\3990
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ケーゲルの初出新譜!!
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)&ライプツィヒ放送響、同合唱団
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調BWV.232
演奏タイミング:
キリエ[22:16]、グロリア[39:18]、
クレド[31:09]、サンクトゥス[16:21]、
アニュス・デイ[10:13] |
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ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
ライプツィヒ放送響、同合唱団
チェレスティーナ・カサピエトラ(S)
レナーテ・フランク・ライネッケ(S)
ヴェラ・ソウクポヴァ(A)
エーバーハルト・ビュヒナー(T)
ジークフリート・フォーゲル(Bs) |
ケーゲル久々の初出新譜は「ロ短調ミサ」!
録音:1975 年9 月16 日ライプツィヒ・コングレスハレ・ライヴ・ステレオ録音
久々のケーゲルの新譜は、「ロ短調ミサ」です。これは演奏内容の素晴らしさから未亡人がぜひに、ということで実現しました。ライプツィヒというとバッハ演奏では伝統を誇りますが、ケーゲルの演奏は「音楽の捧げもの」編曲版くらいしか思い浮かばず、今回の登場は貴重です。合唱指揮者出身のケーゲルだけにこういう曲もお手の物で、やはり一家言あったと思われます。カラヤン、ジュリーニ、チェリビダッケのようなロマンティックな演奏とは一線を画した、極めてストイックで硬質な演奏を聴かせます。全体としてスタイリッシュで、キリリと引締まったテンポは活力に満ち、全曲があっという間に終わります。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。 |
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ケーゲルのブルックナー待望の再発!完結編!新リマスタリングにより音質向上!
鬼才ヘルベルト・ケーゲルによるブルックナーの交響曲は1999
年にODE CLASSICS より一気に7
曲が発売されて、演奏水準の高さでファンの度肝を抜きましたがレーベル解散もあって、長らく廃盤となっておりました。
今回改めて、ケーゲル未亡人、ドイツ放送アーカイヴのライセンスを得てWEITBLICK
が新たにマスタリングしなおして再発売の運びとなりました。
ブルックナーとマーラーを同等のハイレベルで演奏しえた名匠ケーゲルの貴重な遺産です。
※既発売は第3番(SSS0114)、第4番(SSS0115)、第5
番(SSS0116)、第6 番(SSS0117) |
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ヘルベルト・ケーゲル&ライプツィヒ放送響
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 |
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団 |
録音:1971 年5 月17 日-28 日ステレオ・スタジオ録音
旧東ドイツの放送オーケストラは日程に恵まれていたのか放送用のセッションもレコード録音なみに日数をかけております。ほかの曲目の演奏に比して比較的遅めのテンポが採用され抒情性満点。
柔らかく細密な仕上がりを見せます。聴衆を前に盛り上がるイキの良いケーゲルとは別の一面を見せてくれます。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。 |
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ヘルベルト・ケーゲル&ライプツィヒ放送響
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 |
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団 |
録音:1975 年3 月11 日ステレオ・ライヴ録音
この翌日からケーゲルはスタジオ・セッション録音を残しておりまして、こちらはPILZ
盤で親しまれましたが、音質演奏ともにこちらのほうが上であると言えましょう。切れ味鋭いブルックナー。牧歌的な演奏を期待する方はお避けになったほうがよろしいでしょう。鮮血が迸るようなブルックナーでチェリビダッケなどの超常現象的ブルックナーの対極にある目の前で起きるドキュメンタリータッチのブルックナーと言えるかもしれません。この演奏は「事件」です。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。 |
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ヘルベルト・ケーゲル&ライプツィヒ放送響
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 |
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団 |
録音:1975 年12 月16 日ステレオ・ライヴ録音
ブルックナーの最後の作品である第9
番もケーゲルは、特別な感傷を注入することなく、55
分という快速で突っ走ります。とはいえ無感傷は無感情にあらず。冷たいけれど触れると火傷をする……、ドライアイス的演奏と申せましょう。リズム感がしっかりしているのでリリカルにも聴こえますが内声の抉りには心しびれます。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。 |
WERGO
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〜Studio Reihe Neuer Musikスタジオ・ライン・新音楽シリーズ
(WERGOの貴重な音源の初CD化シリーズ)最新盤〜
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シュトックハウゼン(1928-2007):
打楽器奏者のためのツィクルス
(1)第1版:クリストフ・カスケル〔録音:1960年10月〕
(2)第2版:マックス・ノイハウス〔録音:1963年2月〕
(3)ピアノ作品X/フレデリク・ジェフスキ(ピアノ)〔録音:1964年12月〕 |
シュトックハウゼンの難曲、打楽器奏者のためのツィクルス、カスケルによる迫真の名演!
DSD リマスタリング:2012 年
「打楽器奏者のためのツィクルス」は、1959
年、クライニヒシュタイン打楽器コンクールのために作曲されたもので、複数の調律されたカウベル、アフリカのドラムなどといった楽器指定のある作品。楽器の調達が難しい場合は、似たような音色のものを用いることもできます。楽曲の長さも指定がありませんが、大抵9-15
分に収まります。1959 年にこの作品の初演を務めた打楽器奏者カスケル(シュトックハウゼンの自主レーベルに収められた演奏もカスケルによるもの)は、「最初に楽譜を見た時はこの作品がどれほど難しいかすぐにはわからなかった」と語りますが、「作曲されたエレメンツが満ちた楽譜ながら、奏者には即興の自由が与えられている」など、楽器の調達、配置などの難しい問題を克服した素晴しい演奏を聴かせてくれます。ノイハウスはこの作品のために、新しい奏法を編み出したといいますので、どちらも興味深い演奏となっています。
ピアノ作Xは、無秩序と秩序を結び付けようとした作品。スケール(音階)を用いて、無秩序と秩序があらわされます。天才的離れ業師ジェフスキの技巧が光ります。
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WEST HILL RADIO ARCHIVES
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WHRA 6045
(5CD 4枚価格)
\8800 →\7990
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ワルター&メトロポリタン歌劇場
(1)モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」 |
エツィオ・ピンツァ(Bs ドン・ジョヴァンニ)
アレクサンダー・キプニス(Bs
レポレッロ)
ローザ・バンプトン(S ドンナ・アンナ)
チャールズ・クルマン(T
ドン・オッターヴィオ)
ヤルミラ・ノヴォトナ(S
ドンナ・エルヴィーラ)
ビドゥ・サヤン(S ゼルリーナ)
マック・ハーレル(Br マゼット)
ノーマン・コードン(Bs
騎士長)
ブルーノ・ワルター(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
(2)モーツァルト:「フィガロの結婚」 |
エツィオ・ピンツァ(Bs フィガロ)
ビドゥ・サヤン(S スザンナ)
ジョン・ブラウンリー(Br
アルマヴィーヴァ伯爵)
エリノー・スティーバー(S
アルマヴィーヴァ伯爵夫人)
ヤルミラ・ノヴォトナ(S
ケルビーノ)
イラ・ペーティナ(Ms マルチェッリーナ)
サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs
ドン・バルトロ)
アレッシオ・デ・パオリス(T
ドン・バジーリオ)
ルイス・ダンジェロ(Br
アントーニオ)
マリタ・ファーレル(S バルバリーナ)
ジョン・ガリス(T ドン・クルツィオ)
ブルーノ・ワルター(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
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(1)録音:1942年3月7日、ニューヨーク、(2)録音:1944年1月29日、ニューヨーク
デジタル変換:2012年(復元エンジニア:ウォード・マーストン)、5"30'22
伝説的なブルーノ・ワルターがメトロポリタン歌劇場で指揮したモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」と「フィガロの結婚」が良好な音源から復活。
ワルター(1876-1962)はヨーロッパ時代には、バイエルン国立歌劇場の音楽監督を務めるほどオペラ指揮者として名をなした人物だったが、1939年の米国移住以降、オペラを指揮する機会は決して多くなく、録音は僅かしか残らなかった。
ここに収録されている1942年の「ドン・ジョヴァンニ」と1944年の「フィガロの結婚」は、ワルターが得意としたモーツァルトのオペラなだけに、オペラ指揮者ワルターを今日に伝える貴重なものである。しかもどちらも当時のメトのオールスター・キャストである。
「ドン・ジョヴァンニ」は、エツィオ・ピンツァのタイトルロールが圧倒的に魅力的で、他のキャストにも隙がない。ワルターの指揮は、近年の「ドン・ジョヴァンニ」よりも遥かに明と案、諧謔と熾烈な厳しさの対比が強いもので、あちこちで観客から笑いが漏れる一方、地獄落ちの場面の激しさは空前絶後といってもよい。生の快楽と死の恐怖が表裏一体になった「ドン・ジョヴァンニ」の世界観を見事に引き出している。
「フィガロの結婚」では、ピンツァの伊達なフィガロ、ビドゥ・サヤンの可愛らしくも賢いスザンナ、名バッソ・ブッフォ、サルヴァトーレ・バッカローニのドン・バルトロに加え、当時まだ29歳の新鮮なエリノー・スティーバーなど、歌手が全員一流。もちろんワルターの指揮はまさに自家薬籠中のもの、モーツァルトの描く人間模様が生き生きとした音楽になっている。
どちらの録音も電波に乗る前の信号がディスクに録音されたもので、1940年代のライブとしては十分に聞きやすい音で残されている。これをウォード・マーストンが丁寧に修復しているので、従来のいくつかのCDよりは音質はだいぶ改善されている。
なお「ドン・ジョヴァンニ」には中継アナウンサーの解説も随所に含まれている。 |