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第66号
メジャー・レーベル新譜(1)
2012.9.4〜10.19 までの紹介分


DG



476 5145
\2200→\1990
トリスターノ/ロング・ウォーク
 ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
  ①トッカータ BuxWV165、②カンツォーナ BuxWV168、
  ③カンツォーナ BuxWV173、④シャコンヌ BuxWV160、
  ⑤アリア《カプリッチョーサ》と32の変奏曲 BuxWV250
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
  ⑥クオドリベット(ゴルトベルク変奏曲 BWV988 から第30変奏) 
 フランチェスコ・トリスターノ:
  ⑦ロング・ウォーク
 ヨハン・セバスティアン・バッハ:
  ⑧アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV988 から)
 フランチェスコ・トリスターノ:⑨グラウンド・ベース
フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)
 ジャンルを超えて不思議な魅力を発散するピアノ界の逸材!
録音:2012年3月 京都コンサート・ホール
 フランチェスコ・トリスターノのDG録音第2弾は、バッハ、ブクステフーデ&自作による独自の音楽世界!
 バッハとテクノ、コンテンポラリーを自在に行き来する天才、フランチェスコ・トリスターノ! 
 日本をこよなく愛するトリスターノは第2弾の録音場所に京都を選び、ピアノはYAMAHAのCFXコンサート・グランドを選択。
 バッハと、バッハが憧れたブクステフーデ、そして自作を縦横無尽に奏でています。
 バッハは幼少時からブクステフーデに憧れてました。1705年、バッハは4週間の休暇をとり、アルンシュタットからブクステフーデが勤めるリューベックの聖マリア教会まで400kmを歩いて会いに向かいます。彼の演奏を聴いて感動したバッハは、ブクステフーデから直接指導を受けることに。バッハの代表作のひとつ《ゴルトベルク変奏曲》はブクステフーデの《カプリッチョーサ》変奏曲に大きな影響を受けて作曲されました。こうしたバッハとブクステフーデの関係にもとづき編まれた、トリスターノならではのユニークな感性に貫かれた個性的な録音です。
   

479 0248
\2200
ヴンダーリヒ/ラスト・リサイタル(新マスターによる)
 ベートーヴェン:『アデライーデ』 Op.46
 ベートーヴェン:『諦め』 WoO.149
 ベートーヴェン:『うずらの鳴き声』 WoO.129
 ベートーヴェン:『5月の歌』 Op.52-4
 ベートーヴェン:『くちづけ』 Op.128
 シューベルト:『一人住まい』 D.800
 シューベルト:『夜曲』 D.672
 シューベルト:『リュートに』 D.905
 シューベルト:『双子座に寄せる船人の歌』 D.360
 シューベルト:『シルヴィアに』 D.891
 シューベルト:『ます』 D.550
 シューマン:歌曲集『詩人の恋』 Op.48
 シューマン:『蓮の花』 Op.25-7
 シューベルト:『美しい水車小屋の娘』〜第7曲『焦燥』
 R.シュトラウス:『私は恋を抱いて』 Op.32-1・
 R.シュトラウス:『6つの歌』〜第7曲『焦燥』
 シューベルト:『音楽に』 D.547
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
フーベルト・ギーゼン(ピアノ)"
 感動のラスト・コンサートが新しいマスターでよみがえる!
録音:1966年9月4日 エジンバラ音楽祭
 35歳で夭逝した名歌手ヴンダーリヒの最後のコンサートとなったエジンバラ音楽祭でのリサイタル録音。既にDGよりCDも発売され、名盤として受け継がれてきたこの録音のよりオリジナルに近いマスターが発見され、今回の再発売となりました。
 マスター発見の経緯や新たなる写真がブックレットに掲載されています。
 

479 1096
\1400
永遠のドミンゴ
 グラナダ/ビー・マイ・ラヴ/カタリ・カタリ/
 マッティーナータ(朝の歌)/ビコーズ/シボネイ/忘れな草/
 アマポーラ/誰も寝てはならぬ/妙なる調和/星は光りぬ/
 やがて来る自由の日/見たこともない美人/人知れぬ涙/
 清きアイーダ/花の歌/女心の歌/私は町のなんでも屋/
 見よ恐ろしい炎を/君こそわが心のすべて/
 Munequita Linda/Ay,ay,ay
  ◆紙ジャケット仕様・特別価格!
プラシド・ドミンゴ(テノール)
カラヤン指揮
ウィーン国立歌劇場管、
シノーポリ指揮
フィルハーモニア管、
メータ指揮
コヴェントガーデン管、他
 現代最高の歌手が贈る名歌の花束!
録音:1975年〜1992年
 世界中の音楽ファンを魅了してやまないドミンゴの魅力が1枚に詰まったベスト盤。ポピュラーな名曲、ビーマイ・ラヴ、グラナダから珠玉のオペラ・アリアの数々までを網羅したアルバムです。
 


479 0497
\2200→\1990
カトリン・フィンチ(ハープ)
 《Blessing〜ジョン・ラター:作品集》

 ジョン・ラター:
  『Meditation』『Lullaby for Ana Gwyn』
  『Bugeilio's Gwenith Gwyn』
  『Migldi Magldi』『Suite Lyrique』
  『Lullaby For Pegi』『A Clare Benediction』
 カトリン・フィンチ:『Celtic Concerto』
カトリン・フィンチ(ハープ)
キア・ベネット(Fl),
エリン・マナハン・トーマス(Sp),
ルイーズ・ワトソン(Fg),
シンフォニア・カムリ
 ハープの清らかさと喜びに満ちた美しさ。ひさしく音沙汰のなかったフィンチが素敵なアルバムで帰ってきた!

 果敢なチャレンジ精神を持つハーピスト、カトリン・フィンチ。「ゴルトベルク変奏曲」をハープで演奏してファンの度肝を抜いたフィンチ、ソロ作品だけでなくブリン・ターフェル、サー・ジェイムズ・ゴールウェイ、ジュリアン・ロイド・ウェッバーといった有名アーテイストとの共演。ジャンルを超えた作品まで弾きこなせる多才さにより、幅広い演奏活動を行っています。
 今回は、イギリスの合唱分野で特に評価の高い作曲家ラターの作品集。
 「現代のフォーレ」と言われるその美しい作曲センスは、清らかさと喜びに満ちています。また時折ポップスのような親しみやすいメロディも大きな魅力でしょう。その作風はハープによる演奏でヒーリング的感覚が倍増され、ほっとする優しさに溢れた演奏です。
 様々なコミュニティや若い世代との活動でも知られるカトリンは、ハープとクラシック音楽の魅力を幅広く、新たな観客たちに伝えようと献身的な活動を展開しています。
〔録音〕 2012年1月, カーディフ・アカペラ・スタジオ (デジタル:セッション)


すでに代理店経由では入手困難となっているフィンチのDGデビュー盤
直輸入で入るはず。

477 8165
\2200→¥1990
カトリン・フィンチ
 〜ハープによる「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」
カトリン・フィンチ(ハープ)
 ハープで聴く至福のゴルトベルク!!1980年にウェールズに生まれた才気溢れるハーピスト、カトリン・フィンチによるグラモフォン移籍第1弾は世界の音楽家を魅了してやまない《ゴルトベルク変奏曲》。
 チャールズ皇太子のお抱え演奏家としても知られるフィンチは3年の歳月をかけて作品を研究し、独自の版を作り上げてこの録音に臨みました。

 「バッハ:トッカータとフーガの最初の1音で、彼女はハーピストに対して我々が抱く、ステレオタイプな可憐で天使的なイメージを打ち砕いた」
    〜 ニューヨーク・タイムズ紙(2005年)
録音:2008年3月 ウェールズ、カーディフ


マイナー時代のフィンチの珍しいアルバム
国内ではほとんど見たことがない。
Catrin Finch
Kissan Productions
KISSANCD007
¥2400

Catrin Finch
 Live - Byw

Albeniz: Prelude (Asturias) from Cantos de Espana
Bach, J S: Toccata & Fugue in D minor, BWV565
Glinka: The Lark
Hellewell: Kentucky Fried Chicken Rag
Liszt: Le Rossignol
Mathias: Improvisations for Harp
Parish-Alvars: Grand Fantasie for harp, Op. 84 'La Mandoline'
Patterson: BUGS! Mosquito Massacre
Salzedo: Fantasy on Lara's Granada
カトリン・フィンチ(ハープ)
Carnival de Venise
Sain SCD2280
\2600
Carnival de Venise
Bach, J S: Italian Concerto, BWV971
Faure: Impromptu No. 6 in D flat major for harp, Op. 86
Godefroid: Carnaval de Venise Op. 184
Hindemith: Sonata for Harp
Parish-Alvars: Introduction & Variations on Bellini's La Norma
Salzedo: Ballade, Op. 28
Thomas, John: Watching the Wheat (Bugeilio'r gwenith gwyn)
カトリン・フィンチ(ハープ)

 

479 0832
\1700
ラン・ラン・プレイズ・ショパン
 ショパン:
  ①『ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21』
  ②『ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58』
  ③『練習曲第3番ホ長調Op.10-3「別れの曲」』
ラン・ラン(P)
ズービン・メータ(指揮)
ウィーン・フィル(①)
ラン・ラン、30歳記念ショパン特別盤
ラン・ラン、30歳記念盤。DGへ録音したショパン演奏の中から、「協奏曲第2番」と「ソナタ第3番」。そして未発売音源の「別れの曲」を収録しています。(「別れの曲」は、ラン・ランのアンコール曲として有名です)
〔録音〕①③:2008年6月、ウィーン、ムジークフェライン・ザール/②:2005年8月, ハルブルク、フリードリヒ=エーベルト・ハレ(デジタル:セッション)
 

4790827
\1700
フィッシャー=ディースカウ&デームス
 クリスマス歌曲集
《クリスマス歌曲集》
 『シューバルト:ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
 『ライネッケ:Es senkt sich hehr und leise die heil’ge Nacht herab』
 『アダム:クリスマスの聖歌』
 『メーグナー:まぶねのかたえに』
 『レーヴェ:ぐっすりお休みください、御身 天の御子よ』
 『フンパーディンク:Nun zieht mit seinem goldnen Schein』
 『レーガー:われらのもとにひとりの御子がお生まれになった』
 『レーガー:我らに御子のゆりかごを揺らさせ給え』
 『レーガー:ばらの茂みの中のマリア』
 『クナップ:Marien Kind im Stalle』
 『ハース:O seht das liebe Kind』
 『コルネリウス:Das sind goldne Himmelspfade』
 『ヴァイスマン:Ich bin der heilige Nikolaus』
 『ロイター:今日、救い主がお生まれになった』
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) 
イェルク・デームス(P)
 フィッシャー=ディースカウらしい選曲による名唱
 今年2012年5月に亡くなった巨匠ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。彼が1970年にデームスのピアノ伴奏によって録音されたクリスマス歌曲集。
 彼らしい通常の選曲ではなく、シューバルト、レーガー、コルネリウスなどのクリスマスに関係した詩による作品が選ばれ、詩の意味を深くかみしられた名唱を聞かしてくれます。
〔録音〕1970年11月, ベルリン、イエス・キリスト教会(ステレオ:セッション)
 


477 9847
\2200→\1990
ドイツのクリスマス
 『いざ歌え』『静かに雪が降る』
 『バラの花がほころび』『御子が現れたもうた』
 『聖なる夜』『もろびと声あげ』
 『マリアがみどりごを』『もみの木 』
 『シオンの娘よ、喜べ』『神のみこのイエスさまは』
 『きよしこの夜』、他
アンナ・プロハスカ(Sp),
ダニエル・ホープ(Vn),
アルブレヒト・マイヤー(Ob),
アドロ(Vo),
アウグスブルク大聖堂聖歌隊,
ドイツ室内管弦楽団ベルリン,
ラインハルト・カムラー(指揮)
 過去のアルバムのオムニバス盤かと思いきや、新録音。しかもメンバーもすごかった。
 現代音楽と古典派・ロマン派音楽を中心としたレパートリーのほか古楽にも力を入れている、もっとも将来性のある若手ソプラノ歌手プロハスカ、ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者マイヤー、毎回話題を提供してきたダニエル・ホープ。そして1439年より長い歴史を持つ児童合唱団「アウグスブルク大聖堂聖歌隊」。
 ドイツで一般的に歌われる民謡や讃美歌を中心としたプログラムを、豪華なメンバーによる清楚で壮大なる演奏で贈る一枚。素敵な音楽とともに聖夜をお過ごしください。
〔録音〕2012年8月, ベルリン、イエス・キリスト教会 (デジタル:セッション)

ARCHIV


479 0823
\1700
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654 - 1728):デュエット集
 『Tu m’aspettasti al mare』
 『M’hai da piangere un d?』『Io voglio provar』
 『Placidissime catene』『Gi? tu parti』『E perch? non m’uccidete』
 『No, no, no, non voglio se devo amare』『Libert?! Libert?!』
ダニエラ・マッツカート(Sp),
キャロリン・ワトキンソン(A),
ポール・エスウッド(C-T),
ジョン・エルウィス(T),
アラン・カーティス(Cemb),
ウォウター・メラー(Vc)
 アラン・カーティスの初期録音の再発売
 ステッファーニはイタリア生まれでしたが、生涯ミュンヘンやハノーヴァーで活躍した作曲家および外交官でした。イタリア・オペラの伝統とフランスのリュリの影響もあり、それらをドイツにもたらし、ドイツ・オペラの基礎を築きました。イタリア・オペラとヘンデル、カイザーらの橋渡し的存在といえます。
 現在ヘンデルのスペシャリストでもあるアラン・カーティスの初期の録音で、当時まだほとんど名の知られていなかった作曲家ステッファーニを発掘した演奏です。

DECCA



478 3078
(2CD+DVD)
\4400→\3990
ショルティ1994年、コヴェント・ガーデンでの「椿姫」ライヴ盤
 ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲)
ゲオルク・ショルティ(指揮) 
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団,
アンジェラ・ゲオルギュー(ヴィオレッタ),
フランク・ロパード(アルフレード),
レオ・ヌッチ(ジェルモン),
リー=マリアン・ジョーンズ(フローラ),
ジリアン・ジョーンズ(アンニーナ),他
 巨匠ショルティが1994年に、古巣のコヴェント・ガーデンで指揮した「椿姫」のライヴ盤で、彼自身の同作品初録音だったもの。ルキノ・ヴィスコンティ以来ロイヤル・オペラ27年ぶりの新演出など、多くの話題を呼び大成功を収めた記念碑的上演のライヴであり、ゲオルギューの評価を決定的なものとしたアルバムとしても有名な演奏です。
 ショルティ生誕100年を記念して、DVD(映像)とCD(音)の両方がカップリングされた特別セットです。
 ハードカバー仕様によるスペシャル・パッケージと200ページのブックレット(伊,英,独,仏の4か国語リブレット含む)付の、完全限定盤となります。
 

478 3728
(4CD)
\2800→\2490
《「春の祭典」Decca名演集》
 『ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」』

 ① ピエール・モントゥー(指揮) パリ音楽院管弦楽団 〔録音〕1956年
 ② アンタル・ドラティ(指揮) デトロイト交響楽団 〔録音〕1981年
 ③ リッカルド・シャイー(指揮) クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1985年
 ④ ピエール・ブーレーズ(指揮) クリーヴランド管弦楽団 〔録音〕1991年
 ⑤ ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮) キーロフ歌劇場管弦楽団 〔録音〕1999年
 ⑥ エサ=ペッカ・サロネン(指揮) ロサンジェルス・フィルハーモニック 〔録音〕2006年
 「春祭」初演100年記念!
 Decca & Philipsに録音された「春の祭典」から、6人の指揮者による「春の祭典」演奏全曲を収録。
 ボーナス・ディスクとして、伝説的な初日の目撃者記憶、国際的な指揮者、振付師やダンサーからの仕事の革命の力についてのコメントを含む、ジョン・トランスキーによる59分のオーディオ・ドキュメンタリー(英語)が収められています。
 


478 3729
(20CD)
\9500→¥8590
こんなムチャな企画を良くぞ通した
 《『春の祭典』初演100年コレクターズ・エディション》
  ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』

   Decca, Philips, DGなどにこれまで録音された「春の祭典」を全て収録
 詳細はボックス新譜
 こんなムチャな企画をよく通した・・・ユニバーサル。Decca, Philips, DGなどにこれまで録音された「春の祭典」を全て収録したボックスなのである・・・でも確かに「春の祭典」マニアというのは存在する。しかも、かなりたくさん。
 それにしてもここまで狂ったように集めまくって、それで¥10000を切るとは・・・、いやいやこの際価格ではない、この意気込みが「買い」である。・・・この調子で「幻想交響曲」編とか、「展覧会の絵」編とか出るのだろうか。
 毎度のことながらこのボックスも「発売即完売」の匂いがプンプン・・・お早めに。余計なお世話だが将来高値が付きそう。
 1913年にパリでモントゥーによって初演され大混乱となった「春の祭典」。1914年のシャンゼリゼ劇場での演奏会形式による再演は大成功となり、その後のこの作品の楽曲としての評価を確立されました。
 この初演100年を記念して企画されたこのコレクターズ・エディションは、Decca, Philips, DGなどにこれまで録音された「春の祭典」を全て収録したものです。追加で、2台のピアノ版による演奏3種。ラトルが22歳の時にASVに録音した音源も特別収録。
 ボーナス・ディスクとして、初演を行ったサミュエル・ドゥシュキンによる「ヴァイオリン協奏曲」も収録してあります。
 


480 6399
(2CD)
\2400→\2190

米寿記念!
 ガブリエル・バキエ/オペラ&歌曲名唱集

【CD1】
 モーツァルト:『ドンジョヴァンニ』『フィガロの結婚』,
 ヴェルディ:『オテロ』『ドン・カルロ』『リゴレット』,
 ベッリーニ:『清教徒』,
 マスネ:『マノン』,
 ベルリオーズ:『ファウストのごう罰』,
 トマ:『ハムレット』,
 グノー:『ロメオとジュリエット』,
 オッフェンバック:『ホフマン物語』,
 ドリーブ:『ラクメ』,
 マスネ:『ウェルテル』『ドン・キショット』,
 ドニゼッティ:『ファヴォリータ』,
 ビゼー:『カルメン』,より/
【CD2】
 ベルリオーズ:『いない人』,
 グノー:『ヴェネツィア』『5月の初めの日』,
 マスネ:『悲歌』,
 デュパルク:『悲しき歌』『前世』,
 フォーレ:『漁師の歌』『月の光』『秘めごと』,
 レイナルド・アーン:『私の詩に翼があったなら』,
 ドビュッシー:『鐘』,
 ラヴェル:『ロンサール、その魂に寄せて』『私に雪を投げたアンヌのこと』,
 プーランク:『パリへの旅』,
 アンリ・ソーゲ:『クレオールの子守唄』,
 モーリス・イヴェン:『ポルケロール』,
 シャルル・ルコック:『喜歌劇「アンゴ夫人の娘」より』,
 ルイ・ヴァルネー:『喜歌劇「僧院の近衛騎兵」より』,
 レハール:『喜歌劇「ルクセンブルク伯爵」より』『喜歌劇「メリーウイドゥ」より』
ガブリエル・バキエ(Br)
〔録音〕1955〜1979年,
 名バリトン歌手ガブリエル・バキエ、米寿記念。
 1924年生まれ。モンペリエで声楽の研究をはじめ、1945年にパリ音楽院に入学。1953年にモネ劇場と契約。その後、「蝶々夫人」「椿姫」「ドン・ジョヴァンニ」「リゴレット」などで絶賛をあび、豊かな表現と音色をもったバキエの声質、そして比類なき俳優的表現演出は、オペラを最高の芸術的レベルに引き上げ、フランス・オペラ界では伝説の歌手といわれています。
 このアルバムは、彼の膨大な数のオペラ、オペレッタ、歌曲の録音の中からの、芸術的名歌唱ばかりを集めたベスト盤となります。デジパック仕様。
 


475 1052
(5CD)
\3600→\3390
〔再プレス〕
追悼記念盤としてディスカウント再プレス
 ルッジェーロ・リッチ/DECCAレコーディングス1947-1960

 ①パガニーニ:24のカプリース 作品1
 ②パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品6
 ③パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 作品7
 ④ラヴェル:ツィガーヌ
 ⑤R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
 ⑥ウェーバー:6つのヴァイオリン・ソナタ 作品10a
 ⑦サラサーテ:カルメン幻想曲 作品25
 ⑧サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20
 ⑨サン=サーンス:ハバネラ 作品83
 ⑩サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28
 ⑪ラロ:スペイン交響曲 作品21
 ⑫ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品31-1
 ⑬ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品31-2
 ⑭プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品115
 ⑮ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ルッジェーロ・リッチ(Vn)
ロンドン交響楽団/
指揮:アンソニー・コリンズ(②③)
スイス・ロマンド管弦楽団/
指揮:エルネスト・アンセルメ(④⑪)
ロンドン交響楽団/
指揮:ピエリーノ・ガンバ(⑦-⑩)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
指揮:アナトール・フィストゥラーリ(⑮)
カルロ・ブソッティ(Pf⑤⑥)
 ヴァイオリン界の比類ないヴィルトゥオーゾ、リッチのDECCA録音集。1947年録音のカプリース全曲(第1回録音)ほか、多数の初インターナショナルCDリリースを含んでいます。
 8/6に世を去った偉大なるヴァイオリニスト、ルジェーロ・リッチがデッカに遺した貴重な録音が、追悼記念盤として上記のディスカウント価格にて再プレスされる事になりました。卓越したテクニックをこの機会に今一度お聴き頂ければ幸いです。


20世紀の音楽 シリーズ

 一見地味に見えるこのシリーズだが、実は非常に人気が高い・・・なのだが、素晴らしい音源でも比較的すぐに廃盤にされてしまう。
 また、好評の第1弾に続いて第2弾を告知したのが今年6月だったのだが、リリースが11月に延期になっている・・・そんな状況なのだが、はやばやと第3弾の案内が来た。
 こういう形でまとまって再リリースされるのはありがたい・・・が、くどいようだがあまり長く生きながらえるシリーズではないと思う。・・・お早めに。


4790569
\1700→\1590
緊張感と敬虔で厳かなペルトの音楽
《アルヴォ・ペルト:管弦楽作品集》

 ①『フラトレス』〜
  ヴァイオリン、弦楽オーケストラとパーカッションのための
 ②『タブラ・ラサ』〜
  2つのヴァイオリン、弦楽オーケストラと
  プリペアード・ピアノのための協奏曲
 ③『交響曲第3番』
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エーテボリ交響楽団
ギル・シャハム(Vn①②),
ロジャー・カールソン(Perc①),
アデレ・アンソニー(Vn②),
エリック・リスベルイ(プリペアード・ピアノ②)
 1984年にECMから発売され話題となったペルトの代表作のひとつ「タブラ・ラサ」。「ティンティナブリ様式」による書法で生み出された「フラストレス」。西洋音楽への原点回帰によって独自の美を追求していった「交響曲第3番」などを収録。
 ペルトの音楽の良き理解者としても有名なネーメ・ヤルヴィ。緊張感のある巧みな弦さばきのギル・シャハムらの共演によって、神の存在を感じるような敬虔で厳かな気持ちにさせられるアルバムです。
〔録音〕1997年、エーテボリ (デジタル:セッション)
  

4790561
\1700→\1590
マーラー:『交響曲第9番ニ長調』 クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィル
 1999年、ベルリン芸術週間で話題となった、ベルリン、フィルハーモニーでおこなわれたコンサートのライヴ。これまでなかったクリアな世界が広がる美しさ、高い緊張感による奥深いマーラー像を作り出した、完成度の高いアバドの名演です。
〔録音〕1999年9月, ベルリン、フィルハーモニー (デジタル:ライヴ)
 

4790563
\1700→\1590
《シェーンベルク:管弦楽作品集》
 『月に憑かれたピエロOp.21』
 『心の茂みOp.20』
 『ナポレオン・ボナパルトへの頌歌Op.41』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリスティーネ・シェーファー(Sp)
アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー
 ブーレーズの行き着いた完璧な解釈
 シェーンベルクの演奏で昔から定評のあるブーレーズ。彼によって創設されたアンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー。そして、シェーファーの妖しいチャーミングさによる美しさが醸し出され、今までにない完璧なシェーンベルクの演奏です。
〔録音〕1997〜1998年, IRCAMジョルジョ・ポンピドゥ・センター、シテ・ド・ラ・ムジク (デジタル)
 

4790565
\1700→\1590
ブーレーズ:作品集
 『ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)』
 『デリヴ 第1&2番』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ヒラリー・サマーズ(Ms①)
 ブーレーズの作曲家としての出世作となった作品を収録
 ブーレーズ80歳記念として録音された自作自演アルバム。シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」の影響をうけて作曲した「ル・マルトー・サン・メートル」は、20年ぶり再録音。時代の経過と共に変化する現代作品の存在意義の再確認を改めて提示する重要作品ともいえるでしょう。
 コンテンポラリー音楽に欠かす事のできない現代音楽集団、アンサンブル・アンテルコンタンポランによる最高のパフォーマンスも聴くことができます。1980年代の作品「デリヴ」も収録。
 〔録音〕2002年, IRCAMジョルジョ・ポンピドゥ・センター、シテ・ド・ラ・ムジク (デジタル)
 

4790567
\1700→\1590
《リゲティ:作品集》
 『アトモスフェール』〜
  クラウディオ・アバド(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1988年/
 『Volumina』〜
  ゲルト・ザッハー(Org) 〔録音〕1968年/
 『ルクス・エテルナ』〜
  ヘルムート・フランツ(指揮) 北ドイツ放送合唱団〔録音〕1968年/
 『オルガンのためのスタディ第1番「ハーモニー」』〜
  ゲルト・ザッハー(Org) 〔録音〕1968年/
 『ロンタノ』〜クラウディオ・アバド(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1988年/
 『ラミフィケーションズ』〜
  ピエール・ブーレーズ(指揮)アンサンブル・アンテルコンタンポラン〔録音〕1982年/
 『メロディーエン』〜
  デイヴィッド・アサートン(指揮) ロンドン・シンフォニエッタ〔録音〕1975年
 独自の音楽スタイル、豊かで人間味あふれる響で魅了した現代音楽の巨匠
2006年6月に83歳の生涯を閉じたジェルジ・リゲティ。20世紀後半のもっとも重要な作曲家の一人であった彼の功績を讃え、2001年には京都賞を受賞しています。DGに録音されたリゲティの作品の中から、代表する作品を収録した1枚です。

旧譜
20世紀の音楽シリーズ 第1弾

479 0340
\1700→\1590
エドガー・ヴァレーズ:管弦楽作品集
 『アメリカ』
 『アルカナ』
 『砂漠』
 『イオニザシオン(13人の打楽器奏者のための)』
ピエール・ブーレーズ(指揮)
シカゴ交響楽団
《録音》1995〜1996年, シカゴ・オーケストラ・ホール[デジタル:セッション]
 現代屈指の作曲家としても知られるブーレーズが、シカゴ交響楽団とともにヴァレーズの作品を再録音したアルバム。「アメリカ」「アルカナ」は巨大なオーケストラの編成を必要とされる作品で、「アメリカ」では22の打楽器が登場し、さらに多くの管楽器群も必要とされます。ここでは圧倒的な力量を持つシカゴ交響楽団が、ブーレーズの牽引のもと、比類ない迫力で見事な演奏を展開しています。ヴァレーズ作品の決定盤です。

479 0341
\1700→\1590
クルターク&シュトックハウゼン
 ジェルジー・クルターク:
  ①『ギターと器楽アンサンブルのための「シュテファンの墓」Op.15
  (シュテファン・シュタインを追悼して)』
  ②『ステーレ(墓碑)Op.33』
 シュトックハウゼン:
  ③『3群のオーケストラのためのグルッペン〜作品第6番』
クラウディオ・アバド(指揮)
フリードリヒ・ゴールドマン(指揮:③)
マーカス・クリード(指揮:③)
ユルゲン・ルック(G:①)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
《録音》1994年12月, ベルリン、フィルハーモニー [デジタル:セッション①/ライヴ②③]
 静寂と突然の目覚め、そして薄明の世界へと呼び戻す「シュテファンの墓」。動的な波動による響きの美しさが特徴的な「ステーレ」。3人の指揮者と3つのオーケストラ群による多彩な音色による滝のような「グルッペン」。アバドはこれらの作品を見事にコントロールし、音色の美しさを表出しています。

479 0342
\1700→\1590
ルチアーノ・ベリオ:
 『シンフォニア』(8人の声と管弦楽のための)[1968]
 『エクフラシス』(管弦楽のためのコンティヌオⅡ)[1996]
ペーター・エトヴェシュ(指揮)  
イェーテボリ交響楽団
ロンドン・ヴォイセズ
《録音》2004年4月、イェーテボリ、コンセルトフセット [デジタル]
 さまざまなコラージュがちりばめられ、ヴォーカルまでが加わる「シンフォニア」は、1960年代のイコンとも称される作品。言語と音楽が融合した多層音楽で、ニューヨーク・フィルの創立125周年に委嘱され、被献呈者バーンスタインによって初演されました。エトヴェシュのパフォーマンスは、ベリオがスコアに書いたエッセンスと対話の各声部に特別な重要性を与え、複雑な音楽を非常に明確に提示しています。

479 0343
(2CD)
\2400→\2190
スティーヴ・ライヒ:
 ①『ドラミング』
 ②『6台のピアノ』
 ③『マレット楽器、声、オルガンのための音楽』
スティーヴ・ライヒと音楽家たち
《録音》1974年1月,  ハンブルク・ムジークスタジオ [ステレオ]
 1974年にLPとして初発売され、当時話題となったアルバム。1970年台初頭に作曲されたこれらの作品は、ライヒ初期の作品の中でも重要な作品でしょう。それぞれ調律された小さなドラムによって次第に複雑なリズムを形作っていく「ドラミング」。ミニマリズムが転換期を迎えた時期の代表作「6台のピアノ」。2012年12月ライヒ来日! ①③は演目となります。

479 0346
(2CD)
\2400→\2190
オスヴァルド・ゴリホフ:『マルコ受難曲』 アキレス・バエス(ギター)
マイケル・ウォード=バーグマン(アコーディオン)
ゴンサロ・グラウ(P)
デイヴィッド・ぺナ(Cb)
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラのメンバー
マリア・ギナンド(指揮)
《録音》2007年1月, カラカス [デジタル]
 1960年、ロシア移民の子としてアルゼンチンに生まれたオスバルド・ノエ・ゴリホフは、26歳の時にアメリカに渡り、ジョージ・クラム、ルーカス・フォス、オリヴァー・ナッセンらの薫陶を受け、特定の技法に拘泥しない独自の作風を育みました。彼はグラミー賞に輝くなど、映画音楽の分野でも活躍が著しく、サリー・ポッター監督作品の「タンゴレッスン」や「耳に残るは君の歌声」におけるポッターとの共同作業が注目を集めているのは周知の通りです。本作は、グバイドゥーリナ、譚盾、リームらと共に、シュツットガルト国際バッハアカデミーの「J.S.バッハを記念する受難曲2000プロジェクト」のための委嘱を受けて書かれた受難曲ですが、いきなり聴こえてくるリズミカルなドラムの音には、ある種の戸惑いを抱いてしまうかもしれません。しかしやがて、そのリズムにホーンセクションが加わってくると、それはまさにラテン音楽の響きで、クラシック音楽とは全く異質の音楽世界をお楽しみいただけるはずです。そして、能天気な磔やイエスの死の場面もきっと笑って許せてしまうことでしょう。2010年度第17回エコー賞クラシック部門20〜21世紀合唱録音賞受賞作品。

478 4249
\1700→\1590
ハリソン・バートウィッスル:作品集
 ①『時の勝利』
 ②『アース・ダンス』
 ③『パニック』
①ピエール・ブーレーズ(指揮)
BBC交響楽団
②ピエール・ブーレーズ(指揮)
アンサンブル・モデルン
③アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
ジョン・ハール(Sax)
ポール・クラーヴィス(パーカッション)
《録音》①1974年1月, ロンドン [ステレオ:セッション]
    ②2001年10月, フランクフルト [デジタル:ライヴ]
    ③1995年10月, ロンドン [デジタル:セッション]"
 英国の作曲界において指導的・先進的な立場で活動を続けるハリスン・バートウィッスルは1934年生まれの作曲家。特にオペラ、あるいは声楽・器楽に演劇の要素を融合したシアトリカルな作品を得意とし、また管楽器の活用もその作風の特徴の一つと言えます。このアルバムに収録された作品は、バートウィッスルの1970〜1990年台それぞれの代表する傑作として高く評価されています。2013年度武満徹作曲賞審査員として来日予定。

478 4250
\1700→\1590
ジョン・ケージ:《ピアノのためのソナタとインターリュード》
 『ソナタ第1〜16番』
 『インターリュード(第1〜4の)』
ジョン・ティルバリー(プリペアドP) 
《録音》①1974年12月, オール・セインツ教会 [ステレオ:セッション]
 ジョン・ティルバリーは、現代音楽の演奏家として知られ、ハワード・スケンプトン、クリスチャン・ヴォルフ、ジョン・ケージなどの作品を数多くレコーディングし、モートン・フェルドマンの作品については、最高の演奏者のひとりと言われています。静けさと響き、そして考えずに楽譜通り弾くことによって、音楽の意味を超越した名演が奏されていきます。

478 4251
\1700→\1590
ドビュッシー:管弦楽作品集
 『牧神の午後への前奏曲』
 『交響詩「海」』
 『夜想曲』
 『バレエ「遊戯」』
シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団
《録音》1988〜1989年, モントリオール [デジタル:セッション]
 フランス音楽の第一人者デュトワがモントリオール交響楽団を指揮したドビュッシー・アルバム。印象主義と呼ばれる新しい音楽語法を確立し、20世紀音楽の扉を開いたと称されるドビュッシーの多彩な管弦楽法を、デュトワが洗練の極致ともいうべき見事な解釈で聴かせます。1990年度レコード・アカデミー賞受賞作品。

478 4252
\1700→\1590
ショスタコーヴィチ:
 『交響曲第5番ニ短調Op.47』
 『室内交響曲Op.110a
  (弦楽四重奏曲第8番〜バルシャイ編)』
ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
《録音》1987&1989年, ロンドン [デジタル:セッション]
 ロイヤル・フィル常任のポスト就任の記念すべき第1弾録音だったもの。前半の端正な表情の弦楽による落ち着いた表現。最終楽章では、ロイヤル・フィルらしい分厚い金管と安定したテンポによる見事な造形が聴かれます。。バルシャイ編による室内交響曲も収録。録音も優秀です。

478 4253
\1700→\1590
ストラヴィンスキー:
  ①『バレエ「春の祭典」(1947年版)』
  ②『3楽章の交響曲』
  ③『バレエ「アゴン」』
ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団(①③)
ベルリン放送交響楽団(②)
《録音》1991〜1994年, ベルリン [デジタル:セッション]
 ダイナミックレンジの幅を広くとったDecca録音の技術を活かした録音。打楽器群やリズム楽器的な効果を持つ金管などの音程をかなり明瞭にくっきりと出しているのが特徴。それによって、ストラヴィンスキーの作品でことさら鮮烈なリズムの効果を聴くことができます。「春祭」の後半の迫力と緊迫感は圧巻。

20世紀の音楽シリーズ 第1弾
(発売、11月に延期)
478 4581
\1700→\1590
マウチェリ/
 クルト・ヴァイル:歌劇『三文オペラ』(全曲)
ウテ・レンパー(Vo)、
ルネ・コロ(T)、
ヘルガ・デルネッシュ(Sp),"
ジョン・マウチェリ(指揮)
RIASベルリン・シンフォニエッタ,
RIAS室内合唱団
 ウテ・レンパーを起用した、みごとなキャバレー・ソング
〔録音〕1988年, ベルリン
 18世紀のイギリスの「乞食オペラ」をもとに制作。ロンドンの下町を舞台に、盗賊団の首領と、彼に娘をとられた営利的な乞食団体の主人とを中心とする様々なかけひきによって展開するこの音楽劇は、「時代の鏡」として大成功をおさめ、ヴァイル=ブレヒトの名を世界的にしました。。若き日のマルレーネ・ディートリッヒを思わせるカリスマ性」と高い評価を得ている歌手ウテ・レンパーを起用したこの演奏は、「信じられないほどの魅力」と圧倒的な評価を得ました。みごとなキャバレー・ソングをお楽しみください。
478 4578
\1700→\1590
シャイー/
 メシアン: 『トゥーランガリラ交響曲』
原田節(オンド・マルトノ),
ジャン=イヴ・ティボーデ(P)
リッカルド・シャイー(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 シャイーの精度の高い演奏と、バランス性に富んだ優秀録音
〔録音〕1992年, アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール
 シャイーが手兵ロイヤル・コンセルトヘボウ管を指揮した絢爛たる「トゥーランガリラ交響曲」。シャイーはこの作品を色彩感豊かに解析していきます。世界的なオンド・マルトノ奏者である原田節が起用されており、精度の高いダイナミックで熱気あふれた演奏が展開されています。オンド・マルトノの楽器の独特な音色がバランス良く収録されたデッカの優秀録音も特筆に値します。
478 4579
\1700→\1590
ルトスワフスキ:
 ①『管弦楽のための協奏曲』
 ②『織りこめられた言葉』
 ③『交響曲第3番』
①ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニック交響楽団
②ピーター・ピアーズ(T)
ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)
ロンドン・シンフォニエッタ
③ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 委嘱した本人、自作自演による説得力ある演奏
〔録音〕①1964年, ②1972年, ③1985年
 ワルシャワ音楽院に学び、民族主義的な作風から出発し、12音技法や不確定性、偶然性などの新しい音楽語法を探求したルトスワフスキ。「管弦楽のための協奏曲」はロヴィツキの委嘱によって書かれた作品で、バルトークの影響の下、民謡の旋律が多用されています。「織りこめられた言葉」は、ピーター・ピアーズの委嘱によって書かれ、17人の弦楽器奏者がそれぞれ独奏した旋律でひとつの織り地を作るという手法が取られています。最初の2曲は、委嘱者による演奏。「交響曲第3番」はルトスワフスキの自作自演によるもので、細部に至るまで明瞭な演奏が聴かれます。
478 4577
\1700→\1590
ショルティ&シカゴ交響
 バルトーク:

  ①『管弦楽のための協奏曲』
  ②『舞踏組曲』
  ③『弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽』
ゲオルク・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団
 ショルティの、バルトーク傑作の本質に鋭く迫った名盤
〔録音〕①1980年, ②1981年, ③1989年
 オーケストラの各パートを独奏楽器として起用した、華麗な演奏効果を持つ「管弦楽のための協奏曲」。民族的要素を抽象的に昇華させ、古典的な均斉感を漂わせる「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」。民族色が強く打ち出された「舞踊組曲」。ショルティがバルトークの傑作の本質に鋭く迫った名盤です。「管弦楽のための協奏曲」は、1981年度レコード・アカデミー賞受賞作品です。
478 4580
\1700→\1590
《マイケル・トーキー:作品集》
マイケル・トーキー(1961〜):
 ①『エクスタティック・オレンジ』 ②『ブライト・ブルー・ミュージック』
 ③『グリーン』 ④『パープル』
 ⑤『アジャスタブル・レンチ』
 ⑥『灰』 ⑦『槍投げ』
①〜④⑥:デイヴィッド・ジンマン(指揮)
ボルティモワ交響楽団,
⑤:マイケル・トーキー(P),
ケント・ナガノ(指揮)
ロンドン・シンフォニエッタ
⑦:ヨエル・レヴィ(指揮)
アトランタ交響楽団
 モダンで都会的なイメージにリフォームされた
〔録音〕①〜④⑥1990年, ⑤1989年, ⑦1995年
 マイケル・トーキーは、アメリカの人気作曲家。イーストマン音楽学校に進み、イェール大学でも学びました。ジャズのリズムや楽器法およびミニマリズムに影響された作品を作曲しており、多くの作品は明快かつ古典的な調性感によっています。近作は伝統的な楽式による職人的な作品が増えており、デル・トレディチともども新ロマン主義音楽の作曲家に位置づけられています。器楽曲では、曜日や日用品を題名にすることを好んでいるようです。このアルバムには彼の代表作であるアトランタ・オリンピックの委嘱作品「槍投げ(ジャヴェリン)」など、近代クラシックやアメリカンポップの音楽形式が、モダンで都会的なイメージにリフォームされています。

DECCA

Decca Ballet Edition


478 4746
(2CD)
\2000
エッセンシャル・バレエ・コレクション
 チャイコフスキー:『くるみ割り人形』組曲〜
  デュトワ&モントリオールSO/
 ハチャトゥリアン:『スパルタクス』『仮面舞踏会』より〜
  スタンリー・ブラック&ロンドンSO/
 アダン:『海賊』より〜ボニング&イギリス室内O/
 ドリーブ:『コッペリア』より,
 チャイコフスキー:『眠れる森の美女』より,
 ショパン:『レ・シルフィード』〜
  ボニング&ナショナルPO/
 エロルド:『リーズの結婚』より〜
  ランチベリー&ロイヤル・オペラハウスO/
 チャイコフスキー:『白鳥の湖』組曲〜
  カラヤン&ウィーンPO/
 ストラヴィンスキー:『火の鳥』より〜
  シャイー&コンセルトヘボウO/
 アダン:『ジゼル』より,
 マスネ:『マノン』より〜
  ボニング&ロイヤル・オペラハウスO/
 ドリーブ:『シルヴィア』〜
  ボニング&ニューフィルハーモニアO/
 プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より〜
  アシュケナージ&ロイヤルPO/
 プロコフィエフ:『シンデレラ』より〜
  アシュケナージ&クリーヴランドO/
 サン=サーンス:『白鳥』〜
  ヤッシャ・ジルヴァースタイン(Vc)& マリー・グーセンス(P)
 「バレエ音楽の探求者」R・ボニング。音楽性を前面に打ち出したセンス溢れるデュトワ。センシティヴな名演のアシュケナージ。起伏の烈しいダイナミックなカラヤン。それぞれバレエ音楽の名演ばかりを凝縮した2枚組です。
 

478 4752
(2CD)
\2000
ドラティ/ストラヴィンスキー:バレエ音楽集
 『火の鳥(1910年版)』
 『ペトルーシュカ(1947年版)』
 『幻想的スケルツォOp.3』
 『ミューズの神を率いるアポロ(1947年版)』
 『春の祭典』
アンタル・ドラティ(指揮)
デトロイト交響楽団
 ドラティは、この大胆な表現のストラヴィンスキーの音楽を、起伏激しく演奏していきます。非の打ち所の無い完璧なデッカサウンド録音によって、最大限に再現されます。
〔録音〕1981〜1984年, デトロイト(デジタル:セッション)
 

478 4749
(2CD)
\2000
ボニング/ドリーブ&マスネ:バレエ音楽
 ① ドリーブ:バレエ『コッペリア』(全曲)
 ② マスネ:バレエ『鐘』(全曲)
リチャード・ボニング(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団(①)
ナショナル・フィルハーモニー管(②)
 ドリーブは「ジゼル」で有名なアダンの弟子で、師匠と同じくオペラとバレエに名作を残し、その代表作が「コッペリア」。自動人形を取り巻くお話で、バレエ音楽の権威ボニングの指揮によって、美しい旋律が色彩豊かに演奏されます。
〔録音〕① 1969年9月, ジュネーヴ(ステレオ:セッション)    ② 1983年4月, ロンドン(デジタル:セッション)
 

478 4740
(2CD)
\2000
ハイティンク/ラヴェル, ドビュッシー:バレエ音楽
 ラヴェル:
  ①『ダフニスとクロエ』, ②『道化師の朝の歌』,
  ③『ラ・ヴァルス』, ④『ボレロ』, ⑤『マ・メール・ロワ』
 ドビュッシー:
  ⑥『牧神の午後への前奏曲』, ⑦『遊戯』
ベルナルト・ハイティク(指揮)
ボストン交響楽団(①),
アムステルダム・コンセルトヘボウ管(②〜⑦)
 音楽の語り口を感じさせ、スコアを忠実に響かせた名演
ハイティンクの指揮は、落ち着いた色調と渋みを巧みに取り入れています。圧倒的な高揚と音響よりも、語るように音楽を運び積み重ねる。そして、ラヴェルやドビュッシーの精緻なスコアを丹念に再現していきます。
〔録音〕①1989年, ②⑤1971年, ③④1975年, ⑥1976年, ⑦1979年

DECCA&DG VIRTUOSO
\1200→¥890


478 4225
スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)
 ベートーヴェン:
 『ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15』
 『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19』
スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)
コリン・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
〔録音〕①1970年, ロンドン/②1974年, (ステレオ:セッション) 原盤:PHILIPS
音楽通から非常に高い評価を受け、極めて真摯な演奏で聴き手に深い感銘を与えるピアニスト、コヴァセヴィチ。彼が30代に録音した代表作のひとつ。C.デイヴィスの指揮とともに虚飾を排し、若々しい覇気がみなぎり、堂々として揺るぎないベートーヴェン像を打ち立てています。
 

478 4226
アルフレート・ブレンデル(P)
 シューベルト:
 『即興曲集 D.899&935』
 『16のドイツ舞曲 D.783』
アルフレート・ブレンデル(P)
〔録音〕1972〜1974年(ステレオ:セッション)
シューベルトはブレンデルの中心レパートリーのひとつです。ブレンデルは、1988年の再録音がありますが、この盤は初期の作品を除くすべてのソロ・ピアノ曲を録音したときの70年代の演奏。外へ向かっての広がりと開放感を合わせもった演奏で、そこには香り高いうたと深い抒情があり、ウィーン風を超えた新しいシューベルト像を打ちたてた演奏として絶賛を博しました。この両曲のもっともスタンダードな名演です。
 

478 4227
ウラディーミル・アシュケナージ
 チャイコフスキー:

 ①『交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」』
 ②『弦楽のためのエレジー』
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団(①),
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(②)
〔録音〕1979年①, 1988年②, (デジタル:セッション) 原盤:Decca
過剰なロシア的色彩を排しつつも、ロマン性にあふれたアシュケナージの十八番・チャイコフスキー。指揮者としてのアシュケナージの才能が遺憾なく発揮された1枚。全体の構成力、和声や旋律の歌わせ方など、充実した至芸を聴かせてくれます。
 

478 4228
《名マーチ集》
 ①『スーザ:星条旗よ永遠なれ』,
 ②『スーザ:ワシントン・ポスト』,
 ③『ヴェルディ:アイーダ凱旋行進曲』,
 ④『ベルリオーズ:ハンガリー行進曲』,
 ⑤『エルガー:威風堂々第1番』,
 ⑥『J・シュトラウス2世:フランツ・ヨゼフⅠ世万歳!』,
 ⑦『J・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲』,
 ⑧『シューベルト:軍隊行進曲Op.51-1』,
 ⑨『ベートーヴェン:トルコ行進曲』,
 ⑩『イワーノフ:酋長の行列』,
 ⑪『J・シュトラウス2世:ロシア行進曲』,
 ⑫『スーザ:忠誠』,
 ⑬『スーザ:雷神』,
 ⑭『J・シュトラウス2世:エジプト行進曲』,
 ⑮『J・シュトラウス2世:ペルシャ行進曲』,
 ⑯『ハルヴォルセン:ロシア貴族の入場』,
 ⑰『コーツ:ダム・バスターズ』,
 ⑱『アーノルド:クワイ河マーチ』,
 ⑲『スーザ:キング・コットン』,
 ⑳『スーザ:自由の鐘』,
 21『フチーク:剣士の入場』
エルガー・ハワース(指揮)
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル〔①②③⑫⑬⑰⑱⑲⑳21〕/
ゲオルク・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団〔④〕/
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団〔⑤〕/
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔⑥⑪⑭⑮〕/
ロドニー・バッシュフォード中佐(指揮)
グレナディア・ガーズ軍楽隊〔⑦⑧⑨⑩⑯〕
〔録音〕1963〜1985年 原盤:Decca
有名なマーチを収録したアルバム。オリジナル作品からクラシックの編曲作品まで幅広いレパートリーを誇り、金管アンサンブルをクラシックの1ジャンルとして確立した「フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル」。そして、バッキンガム宮殿でおなじみのイングランドの近衛歩兵連隊による「グレナディア・ガーズ軍楽隊」。ヨハン・シュトラウスの行進曲は、ご当地ウィーン・フィルの演奏で収録されています。
 

478 4671
《教会歴のグレゴリオ聖歌集》
 「降臨節」「クリスマス」「復活祭」「キリストの昇天」
 「聖霊降臨祭」「マリアの生涯」のための
 グレゴリオ聖歌より30曲収録
フーベルト・ドップ(指揮)
ウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラ
〔録音〕1990〜1995年, ウィーン王宮礼拝堂(デジタル:セッション)
日本では“癒しの音楽”としても高い人気をもつグレゴリオ聖歌。グレゴリオ聖歌はカトリック教会のラテン語典礼文を歌った聖歌ですが、ドップ神父指揮によるウィーン・ホーフブルクカペルレ・コーラルスコラの録音は、1974年のヴァティカン版ミサ聖歌集にもとづいて歌われた注目のグレゴリオ聖歌集。グレゴリオ聖歌のなかでも有名かつ音楽的な聖歌がふんだんに収められており、美しく心洗われるア・カペラ合唱には、しみじみと人の心を打つものがあります。
 

478 4229
《美しき名ワルツの数々》
 ①『ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ』,
 ②『J・シュトラウス2世:ウィーン気質』,
 ③『レハール:金と銀』,
 ④『ローサス:波濤を越えて』,
 ⑤『J・シュトラウス2世:春の声』,
 ⑥『チャイコフスキー:「白鳥の湖」よりワルツ第2番』,
 ⑦『ドリーブ:「コッペリア」よりワルツ第1番』,
 ⑧『チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「花のワルツ」』,
 ⑨『J・シュトラウス2世:ウィーンの森の物語』,
 ⑩『J・シュトラウス2世:美しく青きドナウ』
フランツ・バウアー=トイスル(指揮)
ウィーン・フォルクスオーパ管弦楽団〔①②③④〕/
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〔⑤⑨⑩〕/
シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団〔⑥⑦⑧〕/
アントン・カラス(ツィター)〔⑨〕
〔録音〕1959〜1991年 原盤:PHILIPS, Decca
ワルツというとヨハン・シュトラウスが有名で、もちろんこのアルバムにもウィーンの演奏家による美しいウィンナ・ワルツが収録。アントン・カラスのツィターの演奏による「春の声」。デュトワのタクトによる、チャイコフスキー、ドリーブのバレエからのワルツも収録されています。
 

478 4231
エリオット・ガーディナー
 《J・S・バッハ:カンタータ集》

 『カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」BWV.106』
 『モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」BWV.118』
 『カンタータ第140番「目覚めよと、
  われらに呼ばわる物見らの声」BWV.140』
 『カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV.147』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
モンテヴェルディ合唱団,
ナンシー・アージェンタ(Sp),
ルース・ホルトン(Sp),
マイケル・チャンス(CT),
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(T),
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
〔録音〕1989〜1990年(デジタル:セッション)
様々な編曲によって演奏される機会の多い有名なコラール「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」を含む第140番、「主よ、人の望みの喜びよ」を含む第147番、そして追悼行事用の第106番。バッハの宗教音楽のなかで最も広く、また古くから親しまれている教会カンタータの傑作3曲を収録しています。歯切れの良いアーティキュレーションと心地よい推進力を特徴とするガーディナーの指揮が、作品の真価を明らかにしています
 

478 4232
チョン・ミュンフン/ジェイムズ・レヴァイン
 ベルリオーズ:

 『幻想交響曲 Op.14』
 『歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲』
 『序曲「海賊」Op.21』
 『歌劇「トロイアの人々」〜王の狩りと嵐』*
チョン・ミュンフン(指揮)
パリ・バスティーユ管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
RIAS室内合唱団*
〔録音〕1994年, 1990年*(デジタル:セッション)
色彩的な管弦楽法や劇的な表現形態によって、ロマン派を代表する交響曲として知られる「幻想交響曲」。いまや巨匠指揮者への階段を着実に歩み続けているチョン・ミュンフンがオーケストラから引き出す並々ならぬ色彩感や圧倒的な迫力は、この作品でその威力を最大限に発揮しています。彼がパリのバスティーユ歌劇場の音楽監督を務めていた時期に手兵のオーケストラを指揮して録音したアルバムで、2曲の序曲をフィルアップ。「トロイアの人々」の第4幕への間奏曲であるベルリオーズの傑作管弦楽「王の狩りと嵐」は、レヴァイン&ベルリン・フィルの演奏で収録。
 

478 4233
フルニエ&セル/クーベリック
 ドヴォルザーク:

  ①『チェロ協奏曲ロ短調Op.104』
  ②『交響曲第8番ト長調Op.88』
① ピエール・フルニエ(Vc),
ジョージ・セル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
② ラファエル・クーベリック(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕①1961年, ②1966年 ベルリン、イエス・キリスト教会 (ステレオ:セッション)
伸びやかでノスタルジックな旋律美とソロの華麗なパッセージが魅力的な「チェロ協奏曲」。この作品に内在する郷愁や憧憬を雄大なスケールで、しかも詩情豊かに表現したフルニエの名演奏です。この曲の決定盤として広く親しまれているアルバムで、バックを務めるセル&ベルリン・フィルの万全のサポートぶりも見事。祖国ボヘミア的の親しみやすいメロディーを郷愁的に謳い上げた「交響曲8番」は、クーベリック&ベルリン・フィルの名演で収録。
 

478 4234
ラザール・ベルマン(P)
 リスト:

 『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調』
 『ピアノ協奏曲第2番イ長調』
 『交響詩「前奏曲」S.97』*
 『ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2』*
ラザール・ベルマン(P)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ウィーン交響楽団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団*
〔録音〕1976年6月, ウィーン、ジンメリンク・ホフ(ステレオ:セッション)  1996年9月, ウィーン、ムジークフェラインザール(デジタル:セッション)*
ベルマンの、強靭な迫力と鮮やかな超絶技巧。そして絶妙な繊細な語り口を兼ね備えたリストのピアノ協奏曲。ロマン派音楽を主要レパートリーとしたベルマンですが、中でもリスト演奏での鮮やかさは絶品といえるでしょう。その驚くべきテクニックと抑制の効いた演奏と、バックを務めるジュリーニの深みのある音楽によって、高い完成度で聴かせてくれます。オーケストラの美音とリズム、歌が印象的なシノーポリ&ウィーン・フィルによる管弦楽作品2曲も収録。
 

478 4235
アバド&ウィーン・フィル
 マーラー:『交響曲第4番ト長調』
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フレデリカ・フォン・シュターデ(Sp)
〔録音〕1977年5月, ウィーン、ムジークフェラインザール(ステレオ:セッション)
アバド1回目のマーラー交響曲録音からの1枚。現在とは違ったウィーン・フィルのふくよかでいぶし銀のような響きと、アバドの緻密さとさわやかな歌謡性がマッチした名演です。
 

478 4236
《モーツァルト:オペラ・アリア集》
[歌劇「フィガロの結婚」より]
 『序曲』, 『もう飛ぶまいぞ、この蝶々』〜
  ブリン・ターフェル(Br),
 『愛の神よ』〜
  ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp),
 『私が苦汁を飲まされ』〜
  ロドニー・ジルフリー(Br),
 『手紙の歌』〜
  アリソン・ハーグリー(Sp)& ヒレヴィ・マッティンペルト(Sp),
 『恋人よ、早くここへ』〜
  アリソン・ハーグリー(Sp)
[歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より]
 『お手をどうぞ』〜
  ロドニー・ジルフリー(Br)& エイリアン・ジェイムズ(Ms),
 『みんな楽しく、お酒を飲んで』〜
  ロドニー・ジルフリー(Br),
 『その間に僕の恋人を慰めに行って下さい』〜
  クリストフ・プレガルディエン(T),
 『あの恩知らずは私を裏切った』〜
  シャルロッテ・マルジョーノ(Sp)
[歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より]
 『風よ、おだやかなれ』〜
  ローザ・マニオン(Ms)& アマンダ・ロークロフト(Sp),
 『ご婦人方よ、よくやってくれますな』〜
  ロドニー・ジルフリー(Br),
 『恋は小さな泥棒』〜ローザ・マニオン(Ms)
[歌劇「ティトの慈悲」より]
 『行こう、だが愛しい人よ』〜
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
[歌劇「魔笛」より]
 『私は。鳥刺し』〜
  ジェラルド・フィンレイ(Br),
 『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』〜
  シンディア・ジーデン(Sp),
 『ああ, 私は感じる、愛のしあわせが永遠に消え去ってしまったことを!』〜
  クリスティアーネ・エルツェ(Sp),
 『恋人か女房が』〜
  ジェラルド・フィンレイ(Br),
 『パパゲーナ! お嬢ちゃん!カワイ子ちゃん!』〜
  コンスタンツェ・バッケス(Sp)& ジェラルド・フィンレイ(Br)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
〔録音〕1990〜1995年(デジタル:セッション)
古楽界の巨匠ガーディナーが、手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツとともに残した7つのモーツァルト・オペラ。彼独特の歯切れ良く躍動するリズムは、今までにない軽く透明な音響像を描き出しています。録音当時若手の歌手たちを多く起用し、適材適所に配した清廉な歌唱の数々。有名なアリアばかりが選ばれたこのベスト盤は、モーツァルト・オペラ入門にも最適なアイテムと言えるでしょう。
 

478 4237
小澤/デュトワ
 プロコフィエフ:

 ①『交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25』
 ②『バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64(ハイライト)』
 ③『組曲「キージェ中尉」Op.60』
① 小澤征爾(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
② 小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団
③ シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団
〔録音〕①1989年, ②1986年, ③1990年(デジタル:セッション)
1980年代後半には、ベルリン・フィルと共に交響曲全集を完成させるなど、プロコフィエフに集中していた小澤征爾。ベルリン・フィルと共演した「古典交響曲」は、標題が示すとおり古典的で簡潔明快な様式美を示す新古典主義の先駆的な作品。「ロメオとジュリエット」(抜粋)は手兵ボストン響によるもので、引き締まった指揮ぶりが見事。「キージェ中尉」は、細部まで神経の行き届いた音作りのデュトワの演奏で収録。
 

478 4238
マゼール&ベルリン・フィル
 ラフマニノフ:

 ①『交響的舞曲 Op.45』
 ②『幻想曲「岩」Op.7』
 ③『交響詩「死の島」Op.29』
ロリン・マゼール(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
〔録音〕①1983年, ②1984年, ③1981年(デジタル:セッション)
シンフォニーに匹敵する大スケールの「交響的舞曲」。ベックリンの絵画から想をえて作られた、その絵のもつ陰惨な光景と不気味さを音で表した「死の島」など、ラフマニノフ独特のダイナミズムとマゼールの見事な解析力が融合。さらにベルリン・フィルの統率力によって、圧倒的な熱演による名演です。
 

478 4239
《バレエ音楽名演集》
 ① 『チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より5曲』〜
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1978年
 ② 『フェルディナン・エロルド:「リーズの結婚」より「クロッグダンス」』〜
   ジョーン・ランチベリー(指揮)
   コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 〔録音〕1983年
 ③『ドリーブ:バレエ「コッペリア」より「情景とスワニルダの踊り」』〜
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
 ④『ドリーブ:バレエ「シルヴィア」より「ピッツィカート」』〜
   ネーメ・ヤルヴィ(指揮) イェーテボリ交響楽団 〔録音〕1996年
 ⑤『プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」より
   「仮面」「モンターギュー家とキャピュレット家」』〜
    チョン・ミュンフン(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 〔録音〕1993年
 ⑥『チャイコフスキー:組曲「眠れる森の美女」より
    「バラのアダージョ」』〜小澤征爾(指揮) ボストン交響楽団 〔録音〕1990年
 ⑦『オッフェンバック(ロザンタール編):
    「パリの喜び」より「舟歌」』〜
     小澤征爾(指揮) ボストン交響楽団 〔録音〕1987年
 ⑧『プロコフィエフ:
    バレエ「シンデレラ」より「春の精」「夏の精」「秋の精」「冬の精」』〜
     ミハイル・プレトニョフ(指揮) ロシア・ナショナル管弦楽団 〔録音〕1994年
 ⑨『ショパン:バレエ「レ・シルフィード」より「夜想曲とワルツ」』〜
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1961年
 ⑩『グノー:歌劇「ファウスト」より「鏡の踊り」』〜
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
 ⑪『チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」より
    「1幕:情景」「白鳥の踊り」「フィナーレ:情景」』〜
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 〔録音〕1971年
カラヤン独特の魅力的なシンフォニックな演奏。音楽的な完成度を求めるプレトニョフ。チョン・ミュンフンの強い躍動感のある演奏など、ひとつひとつの音楽で完結した説得力ある演奏ばかりでそろえたバレエ音楽集です。


Double Deccaシリーズ 全10タイトル
(2CD)\2400→\1990



478 4597
(2CD)
\2400→\1990
《ティボーデ/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全曲》
 『ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1』
 『ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18』
 『ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30』
 『ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40』
ジャン=イヴ・ティボーデ (P)
ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
〔録音〕1993〜1996年, クリーヴランド、セヴェランス・ホール (デジタル:セッション) 原盤:Decca
ラフマニノフを十八番とする名手ティボーデのピアノ協奏曲。自作自演からヒントを得たというティボーデは、自由奔放に傾くことを避け、作品の古典的側面を重視したしっとりとした音楽を聴かせてくれます。
 


478 4585
(2CD)
\2400→\1990
《コープランド:管弦楽作品集》
 ①『バレエ「ロデオ」』,
 ②『エル・サロン・メヒコ』
 ③『キューバ舞曲』, ④『組曲「ビリー・ザ・キッド」』
 ⑤『市民のためのファンファーレ』,
 ⑥『バレエ「グローグ」』
 ⑦『室内オーケストラのための前奏曲』,
 ⑧『バレエ「聞け!汝ら!」』
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
ボルチモワ交響楽団 (①〜④)
アンタル・ドラティ(指揮)
デトロイト交響楽団 (⑤)
オリヴァー・ナッセン(指揮)
クリーヴランド管弦楽団 (⑥),
ロンドン・シンフォニエッタ(⑦⑧)
〔録音〕1993年, ボルチモワ (①〜④:デジタル:セッション) 原盤:Decca  1981年, デトロイト (⑤:デジタル:セッション) 原盤:Decca 1993年, クリーヴランド (⑥:デジタル:セッション) 原盤:DG 1993年, ロンドン (⑦⑧:デジタル:セッション) 原盤:DG
ジャズやアメリカ民謡を取り入れ、アメリカ現代音楽の基礎を築いたコープランド。ジンマンのアメリカン・リズムを大切にした演奏。ナッセンの見事な曲の分析と小回りを利かした演奏が、新鮮に響きます。
 


478 4582
(2CD)
\2400→\1990
デュトワ/ベルリオーズ:
 『オラトリオ「キリストの幼時」Op.25』
 『水浴びするサラ Op.11』
 『エレーヌ Op.2-2』
 『美しき旅の女 Op.2-4』
 『東方の3博士の四重唱と合唱』 
 『神聖な歌 Op.2-6』
シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団,
モントリオール交響楽団合唱団,
スーザン・グラハム(Ms),
ゴードン・ゲッツ(T),
ジョン・マーク・エインズリー(T),
フランソワ・ル・ルー(Br),
フィリップ・ココリノス(Bs),
アンドルー・ウェンツェル(Bs),
マルク・ブヨー(Bs),
スザンヌ・メンツァー(Ms)
〔録音〕1995〜1996年, モントリオール (デジタル:セッション) 原盤:Decca
やがて幼子に王座を奪われると予言されたヘロデ王が企てた幼児大虐殺と、聖家族の逃避の物語。異様な緊張感に満ちたヘロデ王と、清楚な敬虔な聖家族が対照的に描かれています。美しさを基調としながらも迫力と高揚感をもったデュトワの演奏は、この作品の魅力を最上の形で引出しています。スーザン・グラハムやエインズリーらのなどの歌唱も見事です。
 


478 4603
(2CD)
\2400→\1990
ゲオルク・ショルティ
 チャイコフスキー:

 ①『交響曲第4番ヘ短調Op.36』
 ②『交響曲第5番ホ短調Op.64』
 ③『交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」』
ゲオルク・ショルティ (指揮)
シカゴ交響楽団
〔録音〕①1984, ②1987, ③1976年, シカゴ・オーケストラ・ホール (セッション) 原盤:Decca
ショルティのチャイコフスキーは、パワフルなだけでなく、造形の美しさが加わっています。木管のしっとりとした色彩感や、弦のしなやかな歌、トゥッテでの劇的な盛り上がりなど、内奥まで迫ったショルティの円熟を感じさせてくれる名演です。


478 4594
(2CD)
\2400→\1990
ホグウッド/ハイドン: オラトリオ「天地創造」
 (ピーター・ブラウン版/英語歌唱)
クリストファー・ホグウッド(指揮),
エマ・カークビー(Sp:ガブリエル、イヴ),
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T:ウリエル),
マイケル・ジョージ(Bs:ラファエル、アダム),
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック管弦楽団&合唱団,
オックスフォード・ニューカレッジ合唱団
〔録音〕1990年, グロスター大聖堂, ウォルサムストー・アセンブリー・ホール (デジタル:セッション) 原盤:L’Oiseau-Lyre
現在通常演奏されているドイツ語版とは違い、原作台本の英語テクストによる演奏です。ウィーン芸術家協会に残されている資料や、ハイドンが所有していたパート譜による編成で演奏されています。管弦楽は120人(管楽器は4管編成&2対のティンパニ)、合唱も80人以上を要する大編成。そして、ソリストや通奏低音など当時の配置によって、初演時にできるだけ忠実な音の再現を目指した画期的な演奏です。カークビーの純粋な歌唱も絶品。
 


478 4609
(2CD)
\2400→\1990
最初の録音
 ギドン・クレーメル(Vn)
  J・S・バッハ:
   無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
     BWV.1001〜1006 (全曲)
ギドン・クレーメル(Vn)
〔録音〕1980年, (ステレオ:セッション) 原盤:PHILIPS
クレーメルが1980年にフィリップスへ録音した、バッハ最高の器楽の傑作のひとつである「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」。繊細極まりないニュアンスに富んだ研ぎ澄まされた演奏は、この名作の代表的名演のひとつとして定評を得ています。厳しい創造精神に貫かれた入魂のバッハ演奏ですが、クレーメルは、この20年後にECMへ再録音も行っています。
 

478 4588
(2CD)
\2400→\1990
グリーグ:
 ①『劇音楽「ペール・ギュント」Op.23(抜粋)』

  〜 ウルバン・マルムベルイ(Br:ペール・ギュント、泥棒)、
     マリ・アンネ・ヘガンデル(Sp:ソルヴェイグ)、
     ウェンディ・ホフマン(Sp:第1の山羊追いの女)、
     メリリン・ヴォーン(Ms:第2の山羊追いの女)、
     ウェンディ・ホワイト(Ms:アニトラ、第3の山羊追いの女)、
     リチャード・ヘイル(Br:盗品買い)、他
 ② 『ピアノ協奏曲イ短調Op.16』 〜 オリ・ムストネン(P)
 ③ 『交響曲ハ短調』
ブロムシュテット(指揮)
サンフランシスコ交響楽団(①②)
カシュテン・アンデルセン(指揮)
ベルゲン交響楽団(③
〔録音〕①1988年, ②1994年, サンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホール (デジタル:セッション)/③1981年, ベルゲン、グリーグ・ホール(デジタル:セッション) 原盤:Decca
イプセンの戯曲の付随音楽として作曲されたグリーグの「ペール・ギュント」は、一般には8曲からなる組曲の形で親しまれていますが、このアルバムは劇音楽全26曲中20曲を抜粋した演奏で、専門の俳優が起用された台詞部分も収録されています。巨匠ブロムシュテットの代表作として知られる名盤のひとつです。1989年度レコード・アカデミー賞受賞作品。鋭敏なタッチと美しい音色で雄弁に弾き進む、ムストネンの「ピアノ協奏曲」。1867年初演後封印されていたグリーグ唯一の「交響曲」。それ以後114年ぶりに日の目をみた演奏がカップリングされています。
 


478 4591
(2CD)
\2400→\1990
ヘンデル:
 ①『戴冠式アンセム HMV.258〜261』

 ②『アンセム「貧しき者をかえりみる者は幸いである」
  (捨子養育院アンセム)HWV.268』
 ③『アン女王の誕生日のためのオードHWV.74』
 ④『ユトレヒト・テ・デウムとユビラーテHWV.278&279』
デイヴィッド・ヒル(指揮)
ブランデンブルク・コンソート,
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊 (①②)/
サイモン・プレストン(指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック,
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊 (③④)
〔録音〕1993年, ウィンチェスター(デジタル:セッション)原盤:Decca (①②)/1977&1979年, ロンドン(ステレオ:セッション)原盤:L’Oiseau-Lyre (③④)
ジョージ2世の戴冠式のために書かれた「戴冠アンセム」。ヘンデルが院長及び後見人を務めた捨子養育院のために書いた「捨子養育院アンセム」。パーセル以来の伝統的アンセム形式によるアリアと合唱が交互にうたわれる「アン女王の誕生日のためのオード」。スペイン継承戦争に終止符を打った1713年のユトレヒト条約を記念しての「テ・デウムとユビラーテ」。どれもが壮大な合唱をともなう祝典的な作品で、伝統的な英国国教会聖歌隊とピリオド楽器によって、当時の華麗な宗教音楽が再現されています。
 

478 4600
(2CD)
\2400→\1990
スメタナ:
 ①『連作交響詩「わが祖国」』(全曲)

 ②『歌劇「リブシェ」序曲』
 ③『歌劇「2人のやもめ」序曲とポルカ』
 ④『歌劇「口づけ」序曲』
 ⑤『歌劇「売られた花嫁」序曲と3つの舞曲』
アンタル・ドラティ(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 (①)/
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団 (②〜⑤)
〔録音〕1986年, アムステルダム、コンセルトヘボウ (デジタル:セッション)原盤:PHILIPS(①)/1993〜1994年, クリーヴランド、セヴェランス・ホール (デジタル:セッション) 原盤:Decca(②〜⑤)
スメタナがチェコの岩山や森をとおして人間(民族)の奥深い感情を表現した彼の最高傑作「わが祖国」。この録音はこの作品に特別な愛着を寄せていた巨匠ドラティが最晩年に名門コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したものです。全体にスケールが大きく、彫りが深く、しかも自然体で、各曲の性格をくっきりと浮き彫りにしています。ドラティの年輪の厚さを感じさせる感動的な名演奏です。そしてドホナーニの、太い筆で輪郭を描いた風景画のような演奏による、スメタナの歌劇序曲と舞曲をカップリングしています。
 


478 4606
(2CD)
\2400→\1990
《ウォルトン:協奏曲と交響曲集》
 ①『チェロ協奏曲』
 ②『交響曲第1番』『交響曲第2番』
 ③『ヴァイオリン協奏曲』
 ④『ヴィオラ協奏曲』
① ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Vc),
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団/
② アンドルー・リットン(指揮)
ボーンマス交響楽団/
③チョン・キョンファ(Vn),
アンドレ・プレヴィン(指揮)
ロンドン交響楽団/
④ パウル・ノイバウアー(Va),
アンドルー・リットン(指揮)
ボーンマス交響楽団
〔録音〕①1996年, ②1993〜1994年, ③1972年, ④1996年, (セッション)  原盤:PHILIPS, Decca
ロマンティックでイギリス的な雰囲気をもつ作風をもつウォルトンは、20世紀のイギリス音楽を代表する作曲家のひとりです。新鮮かつ大胆なリズムと和声。豊かな情感と壮大で雄渾多感な表現が特徴的です。弦楽器のための3つの協奏曲。そして2つの交響曲(第3番は未完)を、名ソリストとイギリスのオーケストラ演奏によって収録しています。

オーストラリアELOQUENCE



480 4848
\1200→\1090
ケルテス&ロンドン交響楽団
 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ハース版)
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ロンドン交響楽団
〔録音〕1965年10月, ロンドン、キングズウェイ・ホール (ステレオ:セッション)
 30代半ばでケルテスがロンドン響の首席指揮者に就任した年に録音した、ブルックナー:交響曲第4番。鳴り響くブラスと歯切れの良さが生み出す迫力あふれるサウンドで、メリハリの利いた毅然としたブルックナー像を描き出すことに成功しています。これに合わせ、曲本来のロマティックな味わいも兼ね備えた、ケルテスの気概が充溢する、見事なブルックナー演奏です。
 


480 4839
(4CD)
\3600→\3290
ケルテス/ブラームス:交響曲全集とセレナード
ブラームス:
 ①『交響曲第1番ハ短調Op.68』,
 ②『交響曲第2番ニ長調Op.73』
 ③『交響曲第3番ヘ長調Op.90』,
 ④『交響曲第4番ホ短調Op.98』
 ⑤『ハイドンの主題による変奏曲Op.56a』
 ⑥『セレナード第1番ニ長調Op.11*』,
 ⑦『セレナード第2番イ長調Op.16*』
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ウィーン・フィル(①〜⑤),
ロンドン交響楽団(⑥⑦)
〔録音〕ウィーン、ゾフィエンザール1964年②, 1972年④, 1973年①③⑤/ロンドン、キングズウェイ・ホール 1967年⑥⑦ (ステレオ:セッション)
 交響曲第1, 3, 4番、ハイドン変奏曲は、ケルテスが亡くなる直前に録音された演奏です。
 淡々と進められる音楽の中に重厚感と生気を感じる歌心に満ちた演奏は、感動的としかいいようがありません。
 なお「ハイドンの主題による変奏曲」はフィナーレ部分のみが未収録となっていましたが、その部分はウィーン・フィルの団員がケルテスの死を悼んで、指揮者なしで録音されたものです。
 1967年に収録されたセレナードの2曲は、大きなメロディの歌わせ方、若々しい演奏が印象的です。
 


480 4847
\1200→\1090
録音史上最もドラマティックといわれる「新世界」
 ケルテス/交響曲第9番「新世界より」

ドヴォルザーク:
 ①『管楽セレナード ニ短調Op.44』
 ②『交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」』
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ロンドン交響楽団員(①) 
ウィーン・フィル(②)
〔録音〕ウィーン、ゾフィエンザール1961年②/ロンドン、キングズウェイ・ホール 1968年② (ステレオ:セッション)
 「新世界より」は、ケルテスにとってデッカへのデビューを飾った記念碑的録音です。当時32歳という若きケルテスが、ウィーン・フィルの奥深い響きを生かしつつ、ドラマティックなテンポの変化を加え、ティンパニの壮絶な強打や金管の咆哮によって作品に生気をみなぎらせています。スリリングな熱気あふれる永遠の名演といえるでしょう。ロンドン交響楽団の管楽器のメンバーによる「セレナード」も、ノスタルジックな郷愁あふれる素晴らしい演奏です。
 


480 4850
(2CD)
\1800→\1690
ケルテス/ドヴォルザーク&ロッシーニ:宗教作品
 ①ドヴォルザーク:
   『レクィエム ロ短調Op.89』
 ②ロッシーニ:
   『スターバト・マーテル』
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)/
① ピラール・ローレンガー(Sp),
エルジェーベト・コムロッシー(A),
ロベルト・イロシュファルヴィ(T),
トム・クラウセ(Bs),
ロンドン交響楽団,
アンブロジアン・シンガーズ/
②ピラール・ローレンガー(Sp),
イヴォンヌ・ミントン(Ms),
ルチアーノ・パヴァロッティ(T),
ハンス・ゾーティン(Bs)
〔録音〕ロンドン、キングズウェイ・ホール 1968年①, 1971年② (ステレオ:セッション)
 ドヴォルザークの慈愛深く描いた歌心が全編に充満した「レクィエム」。ローレンガー、クラウゼといった名歌手の歌唱と共感に溢れたケルテスの指揮が生んだ味わいのある記念碑的演奏。
 パヴァロッティ、ローレンガーという当時の人気スターをソリストに起用した「ロッシーニ」をカップリング。一般的にイタリア的なロマンティックといわれるこの曲ですが、各パートの自発性を引き出しながら品格を保ち、深い祈りの心が印象に残る名演です。
 


480 4870
(2CD)
\1800→\1690
ケルテス/ドヴォルザーク:序曲と交響詩集
 『序曲「謝肉祭」Op.92』『交響詩「水の精」Op.107』
 『スケルツォ・カプリチオーソ変ニ長調Op.66』『交響的変奏曲Op.78』
 『序曲「フス党」Op.67』『序曲「わが故郷」Op.62a』
 『交響詩「真昼の魔女」Op.108』『序曲「オセロ」Op.93』
 『交響詩「金の紡ぎ車」Op.109』『序曲「自然の中で」Op.91』
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ロンドン交響楽団
〔録音〕1963〜1970年, ロンドン、キングズウェイ・ホール (ステレオ:セッション)
 ロンドン響との生彩あふれるドヴォルザークの「序曲」と「交響詩」。物語を作り出す語り口。それぞれに挿入された民族的な抒情と風情、人間的な高揚感などが、最も純度高く抽出された名演といえるでしょう。
 


480 6611
(2CD)
\1800→\1690
デビューまもないアバドとロンドン響
 プロコフィエフ交響曲&ヤナーチェク:シンフォニエッタ

 ① ヤナーチェク:『シンフォニエッタ』
 ② ヒンデミット:『ウェーバーの主題による交響的変容』
 プロコフィエフ:
  ③ 『交響曲第3番ハ短調Op.44』,
  ④ 『交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25』
  ⑤ 『バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64よりハイライト』
  ⑥ 『組曲「道化師」Op.21bis』
クラウディオ・アバド(指揮)
ロンドン交響楽団
〔録音〕ロンドン、キングズウェイ・ホール, 1966年⑤⑥, 1968年①②/ロンドン・オペラ・センター, 1969年③④ (ステレオ:セッション)
 民謡を素材にして晩年に作曲された、ヤナーチェク唯一の交響曲である「シンフォニエッタ」。交響曲風の4楽章から成るヒンデミットの「交響的変容」。
 歌劇「炎の天使」にもとづくプロコフィエフの「交響曲第3番」、「古典交響曲」「ロメジュリ」「道化師」など、アバドがデビューして間もない頃に録音した近代オーケストラ作品を盛りだくさんに収録。近年の円熟した演奏とはひと味違った、フレッシュで率直さの漲る表現で聴かせる、若き日のアバドのシャープな感性と気迫に満ちたアルバムです。
 

480 4923
\1200
ペーター・シュライアー
 シューベルト:

 ①『歌曲集「白鳥の歌」D.957(全曲)』
 ②『流れの上で D.943』*
ペーター・シュライアー(T)
アンドラーシュ・シフ(P)
ラドヴァン・ヴィラトコヴィチ(Hr:②)
〔録音〕1988年①, 1991年②, ウィーン、コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(デジタル:セッション) 原盤:Decca
シュライアー円熟期の1990年前後に、アンドラーシュ・シフと録音したシューベルトの歌曲集の中から「白鳥の歌」全曲を収録したアルバム。この曲集はシューベルト死後、出版社が独自にシューベルトの遺作から14曲を集めたものですが、レルシュタープの詩による「秋」と、ザイドルの詩による3曲を追加し、周到な判断にもとづいて曲順が変更されています。シフの軽快で清楚な美しい響きと、シュライアーのドラマティックな歌い口による、見事な音色のハーモニーが楽しめます。ホルンのヴィラトコヴィチが参加した「流れの上で」は初出音源です。
 

480 5368
\1200
《ヴェルディ:歌曲集》
 『日没』『誘惑』『星に』『小さな煙突掃除』『私は安らぎを失せて』
 『ああ、悲しみの聖母様』『想い出にひかれて』『ジプシーの女』
 『亡命者』『壷に近寄るな』『孤独な部屋で』『暗い夜の恐怖の中で』
 『哀れな男』『お前は私を愛さないという』『アヴェ・マリア』
マーガレット・プライス(Sp)
ジェフリー・パーソンズ(P)
〔録音〕1986年, ウィーン、コンツェルトハウス・モーツァルト・ザール(デジタル:セッション) 原盤:DG
2011年に亡くなったウェールズの生んだ大ソプラノ、マーガレット・プライスによる、珍しいヴェルディの歌曲集。多くのオペラの名曲を作曲したヴェルディですが、彼はサロンのための歌曲をイタリア・オペラ作曲家らと作曲し、ピアノやギター伴奏によるリサイタルをひらいていました。彼のそうした遺産を、20世紀の偉大なソプラノ歌手マーガレット・プライスが魅力的に歌い上げています。 
 

480 5369
\1200
《エレナ・スリオティス/オペラ・アリア集》
 ①『ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」〜ああ、宿命的な文書よ』,
 ②『ヴェルディ:歌劇「マクベス」〜
  勝利の日に…早く来て,灯をつけておくれ…今こそ立て皆のもの』,
 ③『ヴェルディ:歌劇「ルイーザ・ミラー」〜
  神にそむいた私を罰して下さい』,
 ④『ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」〜死にましょう、これが最後です』,
 ⑤『ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」〜狂乱の場』,
 ⑥『マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜
  ママも知るとおり』,
 ⑦『ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」〜ここは罪が死によって』,
 ⑧『ヴェルディ:歌劇「運命の力」〜神よ、平和を与えたまえ』,
 ⑨『ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」〜自殺!』
エレナ・スリオティス(Sp)
ランベルト・ガルデッリ(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団(①)/
オリヴィエロ・デ・ファブリティス(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団(②〜⑤)/
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団(⑥〜⑨)
〔録音〕①1965年, ウィーン、ゾフィエンザール/②〜⑨1966年, ローマRCAイタリアーナ・スタジオ(ステレオ:セッション) 原盤:Decca
ギリシャ生まれのエレナ・スリオティスはアルゼンチンで育ち、1964年に「カヴァレリア?ルスティカーナ」でデビューし、ミラノやロンドンなどに出演し絶賛を浴びました。ドラマティック・ソプラノ役で高い評価を得ていた彼女の大きいスケールの歌唱は、「第2のカラス」とも言われていました。しかし、わずか5年で突然声の変調に見舞われてしまいました。このアルバムは、彼女がデビュー直後にDeccaと契約し録音したもので、彼女のまさに全盛期の録音です。
 

480 5672
\1200
《フェリシティ・ロット/モーツァルト:アリア集》
 『モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165』
 『アリア「ああ、説き明かしたまえ、おお神よ」K.178』
 『アリア「私は行く、しかしどこへ」K.583』
 『アリア「誰が知っているでしょう、私のいとしい人の苦しみを」K.582』
 『アリア「わが感謝を受けたまえ、やさしき保護者よ」K.383』
 『レチタティーヴォとアリア「私のうるわしい恋人よ、さようなら…
  とどまって下さい、ああいとしい人よ」K.528』
 『歌劇「ツァイーデ」K.344より「安らかにお休み、愛しいお方よ」』
 『歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87 より
  「あなたから、私が離れ去ることをお望みなら」』
フェリシティ・ロット(Sp)
ジェーン・グローヴァー(指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
〔録音〕1989年, UK, モーデン、セント・ピータース教会(デジタル:セッション) 原盤:Decca
1975年、イングリッシュ・ナショナル・オペラの「魔笛」のパミーナ役でデビューして以来、ロイヤル・オペラやグラインドボーン音楽祭の常連。そしてR・シュトラウスのオペラやリート。オッフェンバックの喜歌劇などで、現在でも高い評価を得ているフェリシティ・ロット。このモーツァルトのアリア集でも、一貫して英国的な気品ある味わい深い歌唱を聴かせてくれます。感情の入った歌唱による「幸福感」あふれるアルバムです。
 

480 5769
\1200
《クリスティーネ・シェーファー/ショーソン&ドビュッシー:歌曲集》
ショーソン:
 『魅惑と魔法の森でOp.36-2』『4つの歌Op.13』
 『「愛と海の死」〜リラの花咲くころOp.19-3』
 『「7つの歌Op.2」〜「エベ」「蜂鳥」』
 『「4つの歌Op.8」〜「夜想曲」「悲しい春」』『2つの二重唱曲Op.11』
ドビュッシー:
 『華やかな宴 第1巻』『抒情的散文』『白夜*』
クリスティーネ・シェーファー(Sp)
アーウィン・ゲージ(P)、
ステッラ・ドゥフェクシス(Ms)*
〔録音〕1999年, ベルリン、テルデック・スタジオ(デジタル:セッション) 原盤:DG
ベルリン芸術大学にてイングリッド・フィガー、オーリーン・オジェー、アリベルト・ライマン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、セナ・ユリナッチに師事。1988年、ベルリン音楽祭におけるリサイタル・デビューで大成功を収め、国際的なキャリアをスタート。現在ではアーノンクールやアバドをはじめ、名指揮者、主要オーケストラと共演するシェーファー。2人のフランス作曲家に光をあてたこのアルバムを、吉田秀和氏は「時にかげり、時に明るくなる声の質は、いやが上にも彼女の歌唱をこまかなニュアンスに富んだものとし、この歌曲集は正にこの特徴が歌う対象とピッタリ照合する」と絶賛していました。
 

480 5770
\1200
《マティアス・ゲルネ/ドイツ・アリア集》
モーツァルト:
 『おれは鳥刺し〜歌劇「魔笛」』
 『恋を知る男たちは〜歌劇「魔笛」』
 『かわいい娘か女房がいれば〜歌劇「魔笛」』
 『訴訟に勝ったと!〜歌劇「フィガロの結婚」』
 『ひどいやつだな!なぜ今まで長いこと〜歌劇「フィガロの結婚」』
 『窓に姿を見せておくれ〜歌劇「ドン・ジョヴァンニ」』
ワーグナー:
 『この貴きまどいを見渡せば〜歌劇「タンホイザー」』
 『死の予感のごとく夕やみが地をおおい(夕星の歌)〜歌劇「タンホイザー」』
シューマン:
 『沼地が山岳に沿って広がり〜
  ゲーテの「ファウスト」からの情景』
フンパーディンク:
 『絶えた!死んでしまった!…かわいい子供たちは見つかった〜歌劇「王様の子供たち」』
R・シュトラウス:
 『ハルレキンの歌〜歌劇「ナクソス島のアリアドネ」』
コルンゴルト:
 『私のあこがれ、私の迷いは〜歌劇「死の都」』
ベルク:
 『あっし達貧乏人は〜歌劇「ヴォツェック」』
 『左へずうっと行けば町よ…ここにいろよ、マリー〜
  歌劇「ヴォツェック」』
マティアス・ゲルネ(Br)
マンフレッド・ホーネック(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
ドロテア・レシュマン(Sp)
〔録音〕2000年, ストックホルム (デジタル:セッション) 原盤:Decca
歌の演劇的側面を強調する若き巨匠ゲルネ。この録音以前まではドイツ・リート歌手として、革新的な表現法で歌ってきました。このアルバムでは、色々な性格の役柄を歌い分け、独自のキャラクター像を作り上げています。その様々な難しい心理描写を劇的に表現し、作品独特の雰囲気を見事にあらわしています。
 

480 6105
(2CD)
\1800
ボニング/サザーランド
 ヘンデル:
  歌劇「ロンバルディア王妃、ロデリンダ」HWV.19
ジョーン・サザーランド(Sp),
イソベル・ブキャナン(Sp),
アリシア・ナフェ(Ms),
ユゲット・トゥランジョー(Ms),
カーティス・レイアム(T),
サミュエル・ラミー(Bs)、
リチャード・ボニング(指揮)
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団
〔録音〕1985年, ロンドン、セント・バーナバス教会 (デジタル:セッション) 原盤:Decca
「ロデンリンダ」は、王位を退けられ戦場で死んだと思われた夫を、貞節な王妃ロデリンダが見出し救出するという「フィデリオ」に似た劇的緊張に富む作品で、20世紀に入ってからもしばしば上演されるオペラです。サザーランドは1959年にこの作品を歌い絶賛を浴び、その後多くのヘンデルのオペラに出演・録音をしてきました。このアルバムは、サザーランドとボニングのコンビによる唯一のヘンデル録音で、格調高い彼女の黄金の声による鮮やかさと絶望感のコントラストが見事に描かれています。
 

480 6666
\1200
ジャン・ワン(Vc)
 ハイドン:
  『チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1』
  『チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2』
ジャン・ワン(Vc)
ムハイ・タン(指揮)
グルベンキアン管弦楽団
〔録音〕1998年, リスボン (デジタル:セッション) 原盤:DG
1968年西安生まれ。チェリストの父より手ほどきを受け、上海音楽院に首席で入学。1979年にアイザック・スターンに見いだされアメリカへ留学し、イェール大学、ジュリアード音楽院で研鑽をつみました。DGと契約し、ピリスやデュメイとのトリオなど室内楽分野でも活躍しています。この極めて高度な技巧が要求されるハイドンのチェロ協奏曲で、ジャン・ワンは、第1番の雄弁な主題、第2番のチャーミングで人間味溢れる美しい主題、劇的でダイナミックな展開の数々を丁寧に紡ぎ出していきます。

オーストラリアELOQUENCE
〜クリスマス!


480 6554
\1200
デイヴィッド・ヒル/《クリスマス・ファンタジー
 V=ウィリアムズ:
  『クリスマス・キャロルによる幻想曲』『清められた神の子』,
 ハウエルズ:『汚れなきバラ』『子守唄を歌って』,
 ウォーロック:
  『Lullaby my Jesus』『子守歌』『主を賛美しよう』
  『ベツレヘム・ダウン』,
 アイアランド:『聖なる少年』,
 ホルスト:『この日に鳴りわたれ、幼子たちの声』,
 ディーリアス:『冬の夜』, 伝承曲:『酒宴の歌』,
 フィンジ:『地に平和を』
デイヴィッド・ヒル(指揮)
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊,
ウェインフリート・シンガーズ,
ボーンマス交響楽団
20世紀の神秘的なクリスマス合唱曲
〔録音〕1994年1月, ウィンチェスター大聖堂 (デジタル:セッション) 〔原盤:Argo〕
 20 世紀イギリスのクリスマス合唱作品の美しい魅力がたっぷり。イギリスのポリフォニーの綾がくっきりと浮かび上がるような、繊細なレースを思わせる演奏です。
 

480 6549
(2CD)
\1800
デュトワ&モントリオール響〜「くるみ割り人形」
 チャイコフスキー:
  バレエ「くるみ割り人形」(全曲)
  バレエ「眠りの森の美女」より「オーロラ姫の結婚」(ディアギレフ版)
シャルル・デュトワ(指揮)
モントリオール交響楽団
〔録音〕1992年5&10月, モントリオール (デジタル:セッション) 〔原盤:Decca〕
クリスマス・イブの夜の夢の話による「くるみ割り人形」。チャイコフスキーの、きらびやかなメロディがふんだんに散りばめられた音楽です。
 フランスやロシアの音楽の演奏では右に出る者がないといわれる、デュトワとモントリオール交響楽団の名コンビによる演奏。
 名旋律の宝庫として知られるチャイコフスキーのバレエの名作を、音楽性を前面に打ち出したセンス溢れるデュトワの指揮で聴く魅力は格別のもの。華やかな舞台を髣髴とさせる楽しさに満ち溢れたアルバムです。
 

480 6715
\1200
フィードラー&ボストン・ポップスのクリスマス名曲集
 ①ルロイ・アンダーソン編:
  『クリスマス・フェスティバル
   (もろびとこぞりて/広間を飾ろう/
   神はなんじらを楽しく休ませたまえ/
   ヴェンセラスは良い王様/あめには栄え/
   まきびとひつじを/きよしこの夜/ジングル・ベル/
   神のみ子はこよいしも)』,
 ②ヘンデル:『ハレルヤ・コーラス』,
 ③J・S・バッハ:
  『主よ、人の望みの喜びよ』『パストラーレ〜
   クリスマス・オラトリオ』
  『アダージョ〜無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番』『羊は安らかに草をはみ』,
 ④フンパーディンク:『ドリーム・パントマイム〜歌劇「ヘンゼルとグレーテル」』,
 ⑤チャイコフスキー:
  『「金平糖の精の踊り」「葦笛の踊り」「花のワルツ」〜
   バレエ「くるみ割り人形」』,
 ⑥L・モーツァルト:『そりすべりの音楽』,
 ⑦ルロイ・アンダーソン:『そりずべり』,
 ⑧『サンタが町にやってくる』,
 ⑨『赤鼻のとなかい』,
 ⑩『ホワイト・クリスマス』
アーサー・フィードラー(指揮)
ボストン・ポップス管弦楽団
〔録音〕1970年, 1976年, ボストン (ステレオ:セッション) 〔原盤:DG〕
 フィードラー&ボストン・ポップスのクリスマス! 実にいかしたアレンジによる1曲目の「クリスマス・フェスティバル」からして、クリスマス気分を高めてくれます。「きよしこの夜」では静かな鐘の音が遠くから聞こえる粋なはからい。クリスマスのスタンダード・ナンバーが詰め込まれた、わくわくするアルバムです。
 

480 6556
\1200
ガーディナー/ヴェネツィアのクリスマス
 ガブリエリ:
  『ソ・ソ・ラ・ソの旋律によるカンツォーナ』『Audite principes』
  『天使と羊飼い』『羊飼いたちよ、汝らが見たものを語れ』
  『わたしたちの救い主が世に生まれた』
  『ピアノとフォルテのソナタ』『偉大な 神秘』,
 モンテヴェルディ:
  『天はわきかえり天使は喜ばん』
  『マニフィカト〜聖母マリアの夕べの祈り』,
 バッサーノ:『今日キリストはうまれた』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団,
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
〔録音〕1972&1974年, ロンドン (ステレオ:セッション) 〔原盤:Decca〕"
 ガーディナー初期の頃の録音。知的な合唱と、華やかな金管アンサンブルが融合された立体的な演奏。ヴェネツィアの格調高く荘厳なクリスマスが再現されています。
 

480 6553
\1200
ガーディナー/キリスト誕生の物語
 『カウパー:グローリア』『アヴェ・マリア』『御使いが処女のところに来て』
 『パレストリーナ:恵み深き救い主の御母』
 『ガブリエルのお告げ』
 『バッサーノ:きょう、キリストはお生まれになった』『陽気な羊飼い』
 『スヴェーリンク:きょう、キリストはお生まれになった』
 『午前3時過ぎ』『一輪のバラが咲いた』
 『これほど見事なバラはない』『バルドス:めでたし、海の星よ』
 『ハウエル:汚れなきバラ』
 『バード:おお、大いなる奇蹟よ』
 『シュッツ:ああ、主よ、万物の創り主よ』
 『この長い夜に』『牛たちのあいだで』
 『ギロよ、太鼓を手に取れ』『誉め歌え』
 『デリング:羊飼いたちよ、誰を見たのか』『揺りかご』
 『バード:ララバイ』『愛し子よ』『私の記憶では』
 『タヴナー:子羊』
 『ヴァルター:愛するヨセフ、私のヨセフよ』
 『ガードナー:3人の王の到来』
 『すべての王の王』
 『アームストロング:水晶のような天空を鳴らしてください』
 『ウィールクス:グローリア』
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団
 中世から現代までの作品をガーディナーが選曲・編纂 〔録音〕1988年5月, ノーフォーク (デジタル:セッション)〔原盤:Philips〕
 ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団による『新・クリスマスアルバム』。プロローグ、受胎告知、羊飼いたちへの天使の出現、イエスの誕生、幼子への天使たちのあいさつ、羊飼いたちのベツレヘム到着、東方の三博士の参拝、など、キリストの誕生の物語を、自らの研究によってプロデュースしたこの盤は、キリストの降誕までを描いたもの。今までにない神聖さが際立った斬新なアルバムです。
 

480 5618
\1200
ムジカ・サクラ/クリスマス・キャロル集
 『きよしこの夜』『鐘のキャロル』『おお大いなる神秘よ』
 『しずかにねむれ』『羊飼いのキャロル』『静かに、静かに』
 『もみの木』『牧人ひつじを』『かがやく星を見たか』
 『柊と蔦は』『聖母讃歌』『ベツレヘムの小さな町よ』『太鼓をたたけ』
 『まぶねのなかで』『天使は羊飼いに語られた』
 『マリアは知っていたのか』『ひいらぎを飾ろう』
 『ねむれよ、おさなき子よ』『今日ぞキリストは生まれたもう』
 『バロー・ラミー』『3艘の船が来るのをみた』『父の愛について』
 『主はすぐにやってくる』『星をめざして』
 『私は驚きながらさまよう』『ナニータ・ナナ』『み空にこだまする』
リチャード・ウェステンバーグ(指揮)
ムジカ・サクラ
〔録音〕1987年6月, コネチカット州 (デジタル:セッション)〔原盤:DG〕
 R・ウェステンバーグ&ムジカ・サクラによる、中世から現代までの世界各国のクリスマス・キャロルをア・カペラで綴っていきます。宗教的な敬虔さを感じることのできる、しっとりとしたアルバムです。
 

480 6555
\1200
マリナー&アカデミー室内管弦楽団&合唱団のクリスマス
 『3時をすぎて』『神のみ子は今宵しも』
 『ディンドン、高らかに』『木枯らしの風ほえたけり』
 『J・S・バッハ:クリスマス・オラトリオ〜シンフォニア』
 『昔、ダビデの村に』『サセックス・キャロル』
 『なんとかぐわしいこの香り』『イエスがお生まれに』
 『ベルリオーズ:羊飼いとの別れ』
 『ベルリオーズ:サン・ファミーユの休息』
 『薔薇の花がほころんだ』『きよしこの夜』
 『静かに、静かに』『イエスのために歌い奏でよ』
 『ひいらぎとつたは』『聖なる三博士』『明日が私の踊る日』
 『神のみ子のイエスさまは』『パーソネント・ホーディー』
 『もろびと声あげ』『りんごの木なるイエス・キリスト』『あめにはさかえ』
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団&合唱団
 格調高く心暖まるクリスマス・キャロル
 〔録音〕1994年1月, ロンドン (デジタル:セッション)〔原盤:Philips〕
 合唱の国であるイギリスらしい、落ち着いた心暖まるクリスマス・キャロルが聴くことができるアルバムです。
 

480 6552
\1200
ノリントン/バロック・クリスマスの精華
 『シュッツ:きょうキリストは生まれたまえり』
 『パーセル:見よ、われ大いなる喜びの知らせをもたらせり』
 『作者不詳:この上なく尊きマリアよ』
 『ハンマーシュミット:アレルヤ!喜べ、なんじら、すべてのキリスト者よ』
 『ブジニャック:羊飼いたちよ、主にむかいて新しき歌を歌え』
 『ガブリエリ:おお、大いなる神秘』
 『シュッツ:おお主よ、おんみ万物の造り主よ』
 『モンテヴェルディ:万人の贖い主なるキリストよ』
 『プレトリウス:歌え、なんじら愛するキリスト者よ』
 『ハスラー:天使は羊飼いたちに言った』
ロジャー・ノリントン(指揮)
ロンドン・シュッツ合唱団,
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル,
キャムデン木管合奏団,
チャールズ・スピンクス(オルガン)
〔録音〕1968年5〜6月, ロンドン (ステレオ:セッション) 〔原盤:Decca〕
 ノリントンが1962年に自ら設立した合唱団による彼の初期録音。ノリントンらしいと選曲による演奏によるバロック時代のクリスマス作品集で、深遠なクリスマスの奥義がつまった演奏です。



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