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第67号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)
2012.10.23〜12.14紹介分


IDIS



IDIS 6658
(2CD)
\3600→\3290
幻の大ヴァイオリニスト、ゴリトシュテイン
 ブラームス:

  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ボリス・ゴリトシュテイン(Vn)
ユリア・ゴリトシュテイン(P)
 幻の大ヴァイオリニスト、ゴリトシュテイン晩年の貴重な録音が登場!

 録音:1985 年/89’24

 ヴァイオリン・マニア待望のCD。ボリス・ゴリトシュテイン(1922 − 1987 姓はドイツ語風にゴルトシュタインとも、独英折衷でゴールドシュタインとも表記)は、ソ連時代のウクライナ、オデッサ生まれのヴァイオリニスト。ちなみにオデッサといえばナタン・ミルシテイン、ミッシャ・エルマン、ダヴィッド・オイストラフら多くの名ヴァイオリニストを生んだ地として知られています。ゴリトシュテインは少年期から才能を発揮し、1935 年、ワルシャワでの第1回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第4 位を獲得。この時は、優勝がジネット・ヌヴー、準優勝がダヴィッド・オイストラフ、第3 位がアンリ・テミアンカ、さらにゴルトシュタインより下位にイダ・ヘンデルやブロニスワフ・ギンペルが入るというとてつもない水準の高さで、まだ12 歳だったゴリトシュテインがいかに天才少年だったかを物語っています。 さらに1937 年、ブリュッセルでのイザイ・ヴァイオリン・コンクール(エリザベート王妃国際音楽コンクールの前進) で第4 位。この時も優勝がダヴィッド・オイストラフ、準優勝がリカルド・オドノポゾフ、第7 位にローラ・ボベスコがいるという激戦の中の第4 位でした。この頃の映像が残されており、ゴリトシュテイン少年の演奏の完成度の高さに驚かされます。
 そんなゴリトシュテインですが、ソ連時代には録音が極めて乏しく、幻のヴァイオリニストでした。1970 年半ばに西ドイツに亡命(弟の作曲家、ミハイル・ゴルトシュタインが先に西ドイツに亡命していた)、教職の傍ら演奏活動も行いますが、国際的な注目を浴びることはないまま1987 年に亡くなりました。
 このCD には、晩年の1985 年に娘ユリアの伴奏で録音したブラームスの3 つのソナタとフランクのソナタが収録されています。録音そのものが極めて乏しい人なので、激動の人生の集大成とも言えるこの録音は非常に意義深いものです。
 


IDIS 6657
\1800→\1690
イタリアの名ヴァイオリニスト、デ・バルビエーリの第2 集!
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「 クロイツェル」
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチョーソイ短調 Op.28
ノヴァーチェク:常動曲
レナート・デ・バルビエーリ(Vn)
トゥッリオ・マコッジ(P)
 録音:1956 年
クライスラー:美しいロスマリン
サン=サーンス:白鳥
レナート・デ・バルビエーリ(Vn)
ジュゼッペ・グアスタッラ(P)
 録音:1947 年
 イタリアの名ヴァイオリニスト、デ・バルビエーリの第2 集!

 50’13

 パガニーニ国際コンクールの記念賞にその名を残す、ジェノヴァ生まれの名ヴァイオリニスト、レナート・デ・バルビエーリ(1920 − 1991)。IDIS が発売した第1集(IDIS 6622)が好評で、第2集が発売に。今回はベートーヴェンのクロイツェル・ソナタと、サン=サーンスの序奏とロンド・カプリチョーソという名曲二つが含まれているのが嬉しいところです。ノヴァーチェクの常動曲も含めてLA VOCE DEL PADRONE(伊HMV = EMI)原盤。余白にSP 復刻のクライスラーとサン=サーンスを収録。


第1弾

IDIS 6622
\1800→¥1690
名ヴァイオリニスト、デ・バルビエーリの貴重な録音!
 ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
 パラディス:シチリアーノ
 モシュコフスキ( サラサーテ編):ギターレ
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:懐かしのウィーン
 ラヴェル:ツィガーヌ
 シューマン:ロマンツェ Op.94-2
 エルガー:気紛れな女
 アクロン:ヘブライの旋律
 ヴィェニャフスキ:華麗なるポロネーズ Op.4
 パガニーニ:魔女たちの踊り
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ヘ短調 Op.80
レナート・デ・バルビエーリ(Vn) 
トゥッリオ・マコッジ(P)
録音:1956 年/ADD、76'52

パガニーニ国際コンクールの記念賞にその名を残すレナート・デ・バルビエーリ(1920 − 1991)は、ジェノヴァ出身で、ミッシャ・エルマンとヴァーシャ・プシホダに学んだ名手でしたが、録音が極めて少なく、今ではよほどのマニアでないと知らない名ヴァイオリニストになっていました。このCD は、1956年のHMV(= EMI)録音のLP から復刻したもの。イタリア人ならではの美しく歌い上げるヴァイオリンに酔えます。

 

IDIS 6654
\1800
イダ・プレスティ&アレクサンドル・ラゴヤ・デュオVol.1
 (1)ダウランド:メヌエット、ブーレ、メヌエット
 (2)J.S. バッハ:BWV808〜ガヴォット
 (3)カルッリ:ラルゴとロンドーOp.34
 (4)ディアベッリ:ロマンツェと行進曲
 (5)ソル:激励Op.34
 (6)アルベニス:タンゴ
 (7)ジャック・シモノ:王宮舞曲組曲
 (8)ファリャ:ファリャ:「はかなき人生」〜スペイン舞曲第1番
 (9)イダ・プレスティ:ハンガリー舞曲
 (10)ダニエル= ルシュール:エレジー
 (11)ジョリヴェ:セレナード
イダ・プレスティ&
アレクサンドル・ラゴヤ
  (ギター・デュオ)
 新リマスタリング。ギタリストの宝物、プレスティ&ラゴヤの名演復刻

 音楽史上最も成功したギター・デュオ、イダ・プレスティ&アレクサンドル・ラゴヤの貴重な名演集、大歓迎の登場です。ギターは「小さなオーケストラ」と称されるほど表現力を持つ楽器ですが、デュオとなれば音色と表現の可能性が大きく広がります。その神ふたりによる録音はいずれも絶品ですが、1967 年のプレスティ急逝のため、録音物が限られているのが残念ですが、この2枚で存分に堪能できます。
 バロック作品は端正かつ正確で、あらゆる演奏者の基準となるもの。ギタリスト作曲家作品とスペイン作品の巧さも絶品。切れ味抜群の技巧、ニュアンスの多様さ、編曲の優秀さいずれも完璧。現代作品はこのデュオを想定して書かれたものが多く、まさに彼らの独壇場。ジョリヴェの「セレナード」やプティの「トッカータ」などまさに神業で、ギターの真の魅力を知らしめてくれること間違いなしのアルバムです。2012 年9 月に新デジタル・リマスタリングが施されての登場となりました。

 [ 録音:1956-1960 年]/MONO、76’12”
 

IDIS 6656
\1800
イダ・プレスティ&アレクサンドル・ラゴヤ・デュオVol.2
 (1)J.S.バッハ:前奏曲とフーガBWV862
 (2)同:イギリス組曲BWV808〜クーラント、アルマンド、ジーグ
 (3)スカルラッティ:ソナタ ニ短調L23
 (4)マレッラ:組曲第1番
 (5)カルッリ:セレナード第3番
 (6)アルベニス:スペイン舞曲Op.92 の1
 (7)グラナドス:歌劇「ゴエスカス」間奏曲
 (8)同:スペイン舞曲集〜ビラネスカ、オリエンタル
 (9)ファリャ:「恋は魔術師」〜漁師の物語
 (10)ドビュッシー:月の光
 (11)ピエール・プティ:トッカータ
 (12)プーランク:即興曲第12番「シューベルトを讃えて」
イダ・プレスティ&
 アレクサンドル・ラゴヤ
  (ギター・デュオ)
 [ 録音:1956-1961 年]/MONO、72’51”

IM LAB(2010-2011年発売商品)


IMLCD 076
(2CD)
\3400
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ Vol.6
 チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「スペードの女王」
マトヴェイ・ガヴリルキン(テノール:ゲルマン)
リュドミラ・レーヴィナ(ソプラノ:リーザ)
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ:伯爵夫人)
コンスタンチン・ラプチョフ(バリトン:エレツキー公爵)
リーパ・ソロミアク(バリトン:トムスキー伯爵)
キーロフ国立オペラ&バレエ合唱団&管弦楽団
セルゲイ・エリツィン(指揮)
録音:1958年1月19日、ライヴ
 

IMLCD 111
\1700
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ Vol.9 愛唱歌集
 ロシア民謡:
  古き菩提樹/私はテマリカンボクの木を砕いた/お母さん、頭が痛いの
  天井の低い明るい部屋で/なぜあなたは道を見つめているの
  私を責めないで、愛する人よ/私を責めないで、愛する人よ(別テイク)
  川の向こうへ/荒れるな、風よ
 チェコ民謡:なぜ私の所に来なかったのか
 ハンガリー民謡:マリカ
 イサーク・ドゥナエフスキー(1900-1955):広い道を
 ゲオルギー・ノーソフ(1911-1970):夜明けに私は歩いていた
 ヴァシーリー・ソロヴィヨフ=セドイ(1907-1979):私の庭はどこに
 N・レーヴィ:私は森の小道を歩いている
 ゲオルギー・ノーソフ:レニングラードの歌
 L・モリネッリ:平和の鳩
 マリアン・コヴァリ(1907-1971):祖国の歌
 アナトーリー・ノヴィコフ(1896-1984):私の祖国
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ)
様々な演奏者(伴奏)
録音:1938-1960年

IM LAB(未案内旧譜)


IMLCD 082
\1700
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ Vol.2 歌曲集
 ヴァルラーモフ(1801-1848):あなたはため息をつくか?
 デュトシュ(1825-1863):私は誰にも言うまい
 グリリョフ(1803-1858):心は玩具
 ヴェストロフスキー(1799-1862):老夫(*)
 ダルゴムイシスキー(1813-1869):
  私たちは誇りを持って別れた/ぼくは愛している、美しい人よ
  私はまだ彼を愛している/東方のロマンス
 ムソルグスキー(1839-1881):なぜなのか、教えてくれ、愛する人よ
 チャイコフスキー(1840-1893):
  母は私を生んだのか Op.27 No.5/私はおまえが気に入らない Op.63 No.3
  夜 Op.73 No.2(#/*)/ただ君一人 Op.57 No.6/狂おしい夜 Op.60 No.5
  そんなに早く忘れるとは/もう部屋の灯は消えた Op.63 No.5
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  ばらのとりこになったナイチンゲール Op.2 No.2(+/*)
  風ではない、高みから舞う風のように Op.43 No.2
  たなびく雲は薄くなり Op.42 No.3
 イッポリトフ=イヴァノフ(1859-1935):なんと静かな夜(++)
 ラフマニノフ(1873-1943):
  神秘の夜の静けさの中に Op.4 No.3(*)
  いや、お願いだ、行かないで Op.4 No.1(*)
  私はあなたを待っている Op.14 No.1(*)
 グリーグ(1843-1907):詩人の心 Op.5 No.2
 ベートーヴェン(1770-1827):スコットランドの歌 Op.108 から(**)
   忠実なジョニー,ジェイミーは最も優しい若者だった
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ)
ガリーナ・バリノヴァ(ヴァイオリン(+))
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ(#))
アブラム・マカーロフ(ピアノ(*))
アドリフ・メーロヴィチ(ピアノ(無印))
ピアノ三重奏(**)
 V・パラシン(ヴァイオリン)
 N・ポーゼン(チェロ)
 F・グリーベン(ピアノ)
不詳(ピアノ(++))
録音:1937-1939、1947-1949、1951、1959年

IMLCD 092
(3CD)
\5100
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ Vol.8
 ムソルグスキー(1839-1881):オペラ「ホヴァーンシチナ」
マルク・レイゼン(バス:ドシフェイ)
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ:マルファ)
ボリス・フレイトコフ(バス:イヴァン・ホヴァンスキー公)
イヴァン・ネチャーエフ(テノール:アンドレイ・ホヴァンスキー公)
ヴラディーミル・ウリヤノフ(テノール:ヴァシーリー・ゴリツィン)
イヴァン・シャシコフ(バリトン:シャクロヴィートゥィ)
ニーナ・セルヴァリ(ソプラノ:スサンナ) 他
レニングラード国立キーロフ劇場合唱団&管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)

録音:1946年

当商品はすでに完売している可能性がございます。あらかじめご了承ください。


IMLCD 137
\1700
ナジェジダ・オブホヴァ オペラ・アリア集
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):「雪娘」から(*)
   春のアリア(プロローグ)/雪娘と春の場面、春のアリア(第4幕)
 リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」から(+)
   リュバーシャとグリャズノイの場面と二重唱(第1幕)(AI/VS)
 リムスキー=コルサコフ:「サトコ」から(+)
   リュバーシャのレチタティーヴォと嘆き(第4幕)
   リュバーシャとサトコの場面(第4幕)(NO)
 ムソルグスキー(1839-1881):「ホヴァーンシチナ」から(***)
   マルファの占い(第2幕)/マルファの歌(第3幕)
 ボロディン(1833-1887):「イーゴリ公」から(#)
   コンチャーコヴナのレチタティーヴォとカヴァティーナ(第2幕)
   コンチャーコヴナとヴラディーミルの場面(第2幕)(IK)
 チャイコフスキー(1840-1893):「スペードの女王」から(**)
   リーザとポリーナの二重唱(第1幕第2場)(KD)
   ポリーヌのロマンス(第1幕第2場)
 ビゼー(1838-1875):「カルメン」から ハバネラ(++)
 サン=サーンス(1835-1921):「サムソンとデリラ」から
   デリラのアリア(第1幕)(++)/デリラのアリア(第2幕)(++)
   デリラのアリア(第2幕)(##)
ナジェジダ・オブホヴァ(メゾソプラノ)
アンドレイ・イヴァノフ(バリトン(AI))
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール(VS))
ニコライ・オゼロフ(テノール(NO))
イヴァン・コズロフスキー(テノール(IK))
クセニア・デルジンスカヤ(ソプラノ(KD))
ボリショイ劇場管弦楽団(*/+/#/**)
キリル・コンドラシン(指揮(*))
ケオ・シテインベルク(指揮(+))
アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮(#))
サムイル・サモスード(指揮(**))
モスクワ放送交響楽団(++)
アレクサンドル・オルロフ(指揮(++))
マトヴェイ・サハロフ(ピアノ(##))
不明(管弦楽団、指揮者(***))
録音:1940-1946年、個人蔵音源

IMLCD 155
\1700
ヴァレーリー・マリシェフ Vol.3
 ラフマニノフ(1873-1943):
  朝 Op.4 No.2/昨日私たちは会った Op.26 No.13
  何という苦しさ(春の悲しみ)Op.21 No.12/夢 Op.8 No.5
  夜は悲しい Op.26 No.12/私はすべてを奪われた Op.26 No.2
  すべては過ぎ去り Op.26 No.15(以上(*))
 ロシア民謡:
  私はうれしい/いちごの実/郵便トロイカ(+)/夜(+)
  ヴォルガ川の向こうはるかな草原(+)/鐘の音は単調に鳴る(+)
  浴場の悪魔(+)/バイカル湖(#)/おお、ナスターシャ(#)
  野を覆う霧(**)/ヴォルガ川の崖(+)
 ボロディン(1833-1887):オペラ「イーゴリ公」から
  ガリツキー公とのアリア(++)/ガリツキー公とヤロスラヴァの場面(S/++)
 ラフマニノフ:オペラ「アレコ」から 古いジプシーの物語(##)
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  オペラ「サトコ」から ヴァリャーグの商人の歌(##)
ヴァレーリー・マリシェフ(バス)
タマーラ・ミラシキナ(ソプラノ(S))
エフゲニー・シェンデロヴィチ(ピアノ(*))
V・アンドレーエフ記念ロシア民族楽器楽団(+/#)
グリゴリー・ドニヤフ(指揮(+))
アヴェニール・ミハイロフ(指揮(#))
レニングラード放送合唱団(**)
ゲオルギー・サンドレル(指揮(**))
レニングラード国立キーロフ劇場管弦楽団(++)
ゲンナジー・プロヴァトロフ(指揮(++))
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(##)
ニコライ・ラビノヴィチ(指揮(##))
録音:1960年代、モノラル

キング・インターナショナル
大好評N 響85周年記念シリーズ第4弾

 大好評のNHK 交響楽団ライヴ・シリーズ。今回の3タイトルは記憶も新しい名演がCD 登場となります。みなさま御自身が名演の証人として再確認する贅沢な体験をお楽しみ下さい。
 最近の録音のため、保存音質も格段に良くなっているのも注目です。
 いずれも驚くべき美演。NHK 交響楽団の凄さを改めて認識できます。

 第1〜3弾はこちらへどうぞ!


KKC 2045
\2400→\2190
若き日のマイスキー、入魂のドヴォルザーク
 指揮はライトナーとスウィトナー!

 (1)ハイドン:チェロ 協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1
 (2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
 (3)バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011 〜サラバンド
ミッシャ・マイスキー(Vc)
(1)フェルディナント・ライトナー
(2)オットマール・スウィトナー(指)
NHK 交響楽団
  [1986 年5 月14 日(1)、88 年3 月16 日(2)(3)/ NHK ホール]/STEREO

 旧ソ連出身の天才ミッシャ・マイスキー40 歳時の熱演。ドヴォルザークの名作協奏曲の情熱的でエネルギッシュな魅力を存分に味わえます。マイスキーのライヴ演奏は珍しく貴重。ライトナーとスウィトナーの伴奏の味わいの違いも興味津々です。アンコールで奏でられたバッハの「無伴奏組曲第5番」のサラバンドの無垢な美しさも感銘深い名演です。
 


KKC 2056
\2400→\2190
正に歴史的音源!デュトワ常任指揮者就任記念コンサート
 (1)ラヴェル:道化師の朝の歌
 (2)ベルリオーズ:幻想交響曲
シャルル・デュトワ(指)
NHK 交響楽団
  [1996 年12 月21 日/ NHK ホール]/STEREO

 近年のNHK 交響楽団を代表する顔といえばシャルル・デュトワ。その記念すべき常任指揮者就任披露演奏会がCD 化されました。1996 年12 月21日、NHK ホールでのライヴで、ベルリオーズの幻想交響曲はデュトワの十八番だけに、NHK 交響楽団からカラフルな響きを引き出していて見事のひとことに尽きます。超満員、期待で沸き立つ観客の熱気も伝わってきます。
 


KKC 2060/61
(2CD)
\3400→\3090
優しさと自然さにあふれるプレヴィンの神業
 モーツァルト:
 
CD1
  (1)歌劇「フィガロの結婚」序曲
  (2)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
  (3)交響曲第39番変ホ長調K.543
CD2
  (1)アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
  (2)交響曲第40番ト短調K.550
  (3)交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
アンドレ・プレヴィン(Pf と指)
NHK 交響楽団
  [1998 年5 月9 日(CD1)、95 年10 月19 日(CD2 (1)(2))、99 年5 月28 日(CD2(3)) /NHK ホール]/STEREO

 現役指揮者中の最巨匠として絶大な人気を誇るプレヴィン、NHK 交響楽団との共演によるモーツァルト集が待望のリリースとなります。自身が独奏も務めるピアノ協奏曲第24 番はまさに珠玉の名演。少しも力むことなく、自然にモーツァルトの愉悦感を醸し出しています。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はウィーン・フィルを想わせる優雅さに満ち、3篇の交響曲もプレヴィンならではの優しい音楽性が滲み出ています。プレヴィンとNHK 交響楽団の演奏における最高の精華はモーツァルトで聴ける、というファンも多い、世にも美しく癒しに満ちたアルバムです。

LA DOLCE VOLTA



LDV 121
(7CD)
\4800→\4390
ターリヒ弦楽四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
 [CD1]
  (1)第3番 ニ長調 op.18-3 (2)第1番 へ長調 op.18-1
  (3)第2番 ト長調 op.18-2
 [CD2]
  (1)第4番 ハ短調 op.18-4 (2)第5番 イ長調 op.18-5
  (3)第6番 変ロ長調 op.18-6
 [CD3]
  (1)大フーガ 変ロ長調 op.133
  (2)第11番 ヘ短調「セリオーソ」op.95
  (3)第12番 変ホ長調 op.127
 [CD4]
  (1)第7番 ヘ長調 op.59-1(ラズモフスキー第1番)
  (2)第10 番 変ホ長調「ハープ」op.74
 [CD5]
  (1)第8番 ホ短調 op.59-2(ラズモフスキー第2番)
  (2)第13番 変ロ長調 op.130
 [CD6]
  (1)第9番 ハ長調 op.59-3(ラズモフスキー第3番)
  (2)第14番 嬰ハ短調 op.131
 [CD7]
  (1)第15番 イ短調 op.132 (2)第16番 ヘ長調op.135
ターリヒ弦楽四重奏団
 (ペーテル・メッシェレウル(Vn)
ヤン・クヴァピル(Vn)
ヤン・ターリヒ(Vla)
エヴゼン・ラッタイ(Vc)
 ターリヒ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集がお買得価格で登場!

 録音:1977-81 年

 ターリヒ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲の録音が、お買得全集ボックスで登場。発売当時、グラモフォン誌から「ターリヒ弦楽四重奏団のベートーヴェン・ツィクルスは現在入手できる最高のものといえる。洗練された素晴しいアンサンブル、そしてあたたかみのある音色による、高度に知的な演奏だ」と絶賛されていました。若きベートーヴェンの意欲に満ちた初期作品から、傑作ぞろいの後期作品まで、指揮者ヴァーツラフ・ターリヒの甥、ヤン・ターリヒによって1964 年に結成されたターリヒSQ の神髄をとことん味わえるセットです。

LE MONDE

MONDE 014
(2CD)
\1600→\1390
アルフレッド・デラー 〜
 ●パーセル:メアリー女王の誕生日のためのオード《来たれ、汝ら芸術の子》(録音:1954年)
   アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、マーガレット・リッチー(ソプラノ)、
   ジョン・ウィットワース(カウンターテナー)、ブルース・ボイス(バリトン)、
   ルッジェーロ・ジェルリン(チェンバロ)、アントニー・ルイス(指揮)、
   セント・アンソニー・シンガーズ、オワゾリール・アンサンブル
 ●パーセル:聖セシリアの祝日のためのオード《めでたし!輝かしきチェチーリアよ》(ハイライト/録音:1956年)
   アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、エイプリル・カンテロ(ソプラノ)、
   ウィルフレッド・ブラウン(テノール)、モーリス・ビヴァン(バリトン)、ジョン・フロスト(バス)
   ピーター・サルモン(カウンターテナー)、マイケル・ティペット(指揮)、
   ロンドン・カルマール室内管弦楽団、アンブロシアン・シンガーズ
 ●J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232より
  アニュス・デイ、カンタータ第54番《いざ、罪に抗すべし》BWV.54、
  カンタータ第170番《満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ》BWV.170(録音:1954年)
   アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、グスタフ・レオンハルト(指揮&オルガン)、
   レオンハルト・バロック・アンサンブル
 ●クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ(録音:1960年)
   アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、ウィルフレッド・ブラウン(テノール)、
   デスモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ヘリ・ガッブ(オルガン)
アルフレッド・デラー(カウンターテナー)、グスタフ・レオンハルト(指揮&オルガン)、
レオンハルト・バロック・アンサンブル 、様々なアーティスト
 カウンターテナーの第1人者的存在、イギリスのアルフレッド・デラー(1912−1979)が歌う、パーセル、J.S.バッハそしてクープラン。バッハのカンタータ第170番はレオンハルトやアーノンクールと共演した名演。ブックタイプ仕様。(解説:フランス語)
 
MONDE 015
(2CD)
\1600→\1390
聖歌集
 フィッシャー=ディースカウやシュヴァルツコップ、ゼーフリート、ホッターなど
 ●ブクステフーデ:
  カンタータ《われはシャロンの花》BuxWV.45、カンタータ《夜、われ床にありてたずねしが》BuxWV.50(録音:1958年)
   ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ヘルムート・クレブス(テノール)、
   カール・ゴルヴィン(指揮)、ベルリン・バッハ管弦楽団
 ●J.S.バッハ:カンタータ第82番《われは満ち足れり》BWV.82(録音:1950年)
   ハンス・ホッター(バリトン)、アンソニー・バーナード(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
 ●J.S.バッハ:カンタータ第51番《もろびとよ歓呼して神を迎えよ》BWV.51
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ピーター・ゲルホーン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
 ●テレマン:カンタータ《Die Hoffnung Ist Mein Leben》TWV 20:48(録音:1960年)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ヘルムート・ヘラー(ヴァイオリン)、
  エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)
 ●コルネリウス:クリスマスの歌Op.8(録音:1952年)
  イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、エリック・ウェルバ(ピアノ)
 ●モーツァルト:エクスクルターテ・ユビラーテK.165(録音:1948年)
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ワルター・ジュスキンド(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
 ●Chants Religieux Celebres(録音:1957年)
  カミーユ・モラーヌ(バリトン)、マリー=クレール・アラン(オルガン)
 ●マルシャン:ラシーヌによる聖歌、カンティクル第1番、カンティクル第2番(録音:1957年)
  ナディーヌ・ソートゥロー(ソプラノ)、ミシェル・ハメル(テノール)、カミーユ・モラーヌ(バリトン)、
  ロランス・ブレ(チェンバロ)、ルイ・フルモー(指揮)、ジャン=マリー・ルクレール器楽アンサンブル
 ●ラヴェル:2つのヘブライの歌(録音:1951年)
  シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)、エルネスト・アンセルメ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
ナディーヌ・ソートゥロー(ソプラノ)、他
 フィッシャー=ディースカウやシュヴァルツコップ、ゼーフリート、ホッターなど、20世紀の名歌手たちが歌ったカンタータや宗教声楽作品集。ラヴェルの「2つのヘブライの歌」は、アンセルメとスイス・ロマンド管の演奏。ブックタイプ仕様。(解説:フランス語)
 
MONDE 016
(2CD)
\1600→\1390
自作自演
 ミヨー:神聖祭儀(録音:1958年)
 ブロッホ:神聖祭儀(録音:1949年)*
ハインツ・レーフス(バリトン)
ダリウス・ミヨー(指揮)
パリ・オペラ座管弦楽団
フランス放送合唱団
マルコ・ロートミュラー(バス・バリトン)*
ドロシー・ボンド(ソプラノ)*
ドリス・コワン(アルト)*
エルネスト・ブロッホ(指揮)*
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団*
 ダリウス・ミヨーとエルネスト・ブロッホの宗教作品「神聖祭儀」をカップリング。2作品とも作曲者の自作自演。ブックタイプ仕様。(解説:フランス語)
 
MONDE 017
(2CD)
\1600→\1390
シューベルト:
 ドイツ・ミサ曲D.872

 合唱曲集 〜
  自然における神D.757、大ハレルヤD.442、
  水上を飛ぶ霊たちの歌D.714、セレナードD.920、
  精霊への讃歌D.964(録音:1955年&1956年)*
 ミサ曲第6番変ホ長調D.950(録音:1953年)**
カール・フォルスター(指揮)
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊
ベルリン交響楽団
マルセル・クーロー(指揮)*
ワルター・ボーレ(ピアノ)*
シュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブル*
ルドルフ・モラルト(指揮)**
ウィーン交響楽団**、楽友協会合唱団**
 ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊やシュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブルなど、独墺圏のオーケストラ、合唱団によるシューベルトのミサ曲と合唱作品集。ブックタイプ仕様。(解説:フランス語)
 
MONDE 018
(2CD)
\1600→\1390
マリアン・アンダーソン、ポール・ロブスン、マヘリア・ジャクソン
 黒人霊歌&ゴスペル・ソング集

 Nobody knows the trouble I've seen/Heav'n Heav'n/
 City called heaven/Go down, Moses/
 My soul's been anchored in the lord/
 Sometimes i feel like a motherless child/
 Let us break bread together/Hold on/Deep river/
 My way's cloudy/Oh wasn't dat a wide ribber/Trampin'/
 Lord, I can't Stay/I don't fell no ways tired/他
マリアン・アンダーソン(アルト)
ポール・ロブスン(バス・バリトン)
マヘリア・ジャクソン(ヴォーカル)、他
 黒人差別と闘い続け、20世紀のアメリカを代表する大歌手へと上り詰めたマリアン・アンダーソンや、同じくアメリカのポール・ロブスン、マヘリア・ジャクソンが歌った黒人霊歌とゴスペル・ソング。苦難を乗り越えた魂の歌声が蘇る。ブックタイプ仕様。
 
MONDE 019
(2CD)
\1600→\1390
ギレスベルガー&フリッチャイ指揮
 ハイドン:スターバト・マーテル(録音:1953年)
 ロッシーニ:スターバト・マーテル(録音:1954年)*
ハンス・ギレスベルガー(指揮)
ウィーン交響楽団&室内合唱団
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)*
RIAS交響楽団*
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊*
ベルリン女性合唱団*、RIAS室内合唱団*、他
 ハイドンとロッシーニ。古典派のオーストリアと19世紀イタリアの「スターバト・マーテル」を聴き比べ。ハイドンはギレスベルガー、ロッシーニはフリッチャイの指揮による演奏。ブックタイプ仕様。(解説:フランス語)
 
MONDE 020
(2CD)
\1600→\1390
オペラ・アリア集
 ●モーツァルト:《魔笛》より おお、イシスとオシリスの神よ(録音:1955年)
   ヨーゼフ・グラインドル(バス)、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、ベルリンRIAS管弦楽団&合唱団
 ●ヴェルディ:歌劇《運命の力》より 神のみ名は、天使の中の女王よ(録音:1954年)
   ニコラ・ロッシ=レメーニ(バス)、レナート・カペッキ(バリトン)、
   トゥリオ・セラフィン(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ●ワーグナー:《パルジファル》第1幕、第3幕より(録音:1951年)
   ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)、ルートヴィヒ・ウェーバー(バス)、
   ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ●ワーグナー:《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より 救い主としてわれらに来たまい(録音:1951年)
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ●ムソルグスキー:《ホヴァンシチナ》第1幕第1場より(録音:1949年−1950年)
   マーク・ライズン(バス)、ワシリー・ネボルシン(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
 ●マスネ:《マノン》より 何と立派なお説教でしょう(録音:1955年)
   アンリ・ルゲ(テノール)、ピエール・モントゥー(指揮)、パリ・オペラ=コミック座管弦楽団&合唱団
 ●プッチーニ:《トスカ》より 警官3人、車1台(録音:1953年)
   ティート・ゴッビ(バリトン)、ヴィクトル・サバタ(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ●プッチーニ:《修道女アンジェリカ》より アヴェ・マリア、栄光に満ちた聖母(録音:1957年)
   トゥリオ・セラフィン(指揮)、ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
 ●マスカーニ:《カヴァレリア・ルスティカーナ》より 機嫌がいいね、アルフィオさん(録音:1953年)
   マリア・カラス(ソプラノ)、エベ・ティコッツィ(アルト)、
   トゥリオ・セラフィン(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ●プーランク:歌劇《カルメル派修道女たちの対話》より 終幕の情景(録音:1958年)
   ピエール・デルヴォー(指揮)、パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
 ●ワーグナー:《タンホイザー》より 姫はここで祈りを捧げ(録音:1960年)
   エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
   フランツ・コンヴィチュニー(指揮)、ベルリン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ●グノー:《ファウスト》より 早く!早く!(録音:1953年)
   ボリス・クリストフ(バス)、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)、
   ニコライ・ゲッダ(テノール)、アンドレ・クリュイタンス(指揮)、パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ●ボイト:《メフィストフェレ》より アヴェ・シニョーレ(録音:1958年)
   チェーザレ・シエピ(バス)、トゥリオ・セラフィン(指揮)、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団&合唱団
 ●グルック:《アルチェスタ》より 地獄の神よ(録音:1959年)
   リタ・ゴール(メゾ・ソプラノ)、アンドレ・クリュイタンス(指揮)、パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ●スポンティーニ:《ヴェスタの巫女》第2幕より(録音:1958年)
   リタ・ゴール(メゾ・ソプラノ)、ローレンス・コリングウッド(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
 ●ベッリーニ:《ノルマ》より 清らかな女神よ(録音:1960年)
   マリア・カラス(ソプラノ)、トゥリオ・セラフィン(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ●マイヤベーア:
  歌劇《悪魔のロベール》より 冷たい墓に眠る尼僧たちよ、《ユグノー教徒》より あなたの声を轟かせてください!
   (録音:1954年)
   チェーザレ・シエピ(バス)、アルベルト・エレーデ(指揮)、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団&合唱団
 ●ロッシーニ:《モーゼとファラオ》より 汝の星をちりばめた玉座に(録音:1946年)
   レナータ・テバルディ(ソプラノ)、 ヨランダ・ガルディーノ(メゾ・ソプラノ)、
   ジョヴァンニ・マリピエロ(テノール)、タンクレディ・パセーロ(バス)、
   アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ●ワーグナー:《タンホイザー》より マリアさま、お聞き下さい(録音:1958年)
   レジーヌ・クレスピン(ソプラノ)、オットー・アッカーマン(指揮)、パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ●ワーグナー:《ローエングリン》より 忘れられし神々よ(録音:1953年)
   アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ)、ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ●ヴェルディ:《オテロ》より 無慈悲な神の命ずるままに(録音:1954年)
   アルド・プロッティ(バリトン)、アルベルト・エレーデ(指揮)、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団&合唱団
 ●ヴェルディ:《オテロ》より アヴェ・マリア(録音:1954年)
   レナータ・テバルディ(ソプラノ)、アルベルト・エレーデ(指揮)、
   ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団&合唱団
 ●ヴェルディ:《ナブッコ》より ああ、至高の神よ(録音:1954年)
   チェーザレ・シエピ(バス)、アルベルト・エレーデ(指揮)、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団&合唱団
 ●ヴェルディ:《ナブッコ》より 行けわが思いよ、黄金の翼に乗って(録音:1946年)
   アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 ●マスネ:《エロディアード》より 信仰の心を抑え難く(録音:1957年)
   アルベール・ランス(テノール)、アルベール・ヴォルフ(指揮)、パリ・オペラ=コミック座管弦楽団&合唱団
 ●サン=サーンス:《サムソンとダリラ》より 神よ、イスラエルの神よ(録音:1946年)
   ルイ・フルスティエ(指揮)、パリ国立歌劇場管弦楽団&合唱団
マリア・カラス(ソプラノ)、レナータ・テバルディ(ソプラノ)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団、他
 音楽史にその名を残す20世紀の大歌手たちが歌う珠玉の「オペラ・アリア集」。"神"など宗教的な内容を持つアリアをテーマとしたプログラム。(解説:フランス語)
 
MONDE 007
(2CDs)
\1600→\1400
ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)
 J.S.バッハ:オルガン作品選集

 幻想曲ハ長調BWV.573#/幻想曲とフーガ ハ短調BWV.562+/
 パッサカリア ハ短調BWV.582#/
 前奏曲とフーガ ホ長調BWV.566#/
 前奏曲とフーガ イ短調BWV.543+/
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564*/
 トッカータとフーガ ニ短調BWV.565*/
 前奏曲トッカータとフーガ ニ短調BWV.538《ドリア調》+/
 トッカータとフーガ ヘ長調BWV.540+/
 フーガ ト短調BWV.578《小フーガ》#/
 アラブレーヴェ ニ長調BWV.589#/
 カンツォーナ ニ短調BWV.588#/パストラーレ ヘ長調BWV.590+
ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)
 フランスのル・モンド紙の企画による復刻系レーベル"Le Monde"第2弾!

 20世紀ドイツの名鍵盤奏者であり、J.S.バッハのオルガン演奏の権威、ヘルムート・ヴァルヒャ。J.S.バッハのオルガン作品選集は、ドイツ、リューベックの聖ヤコビ教会と、カッペルの聖ペテロ・パウロ教会のオルガンでの演奏。1947年*&1950年+&1952年#の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)
 
MONDE 008
(2CDs)
\1600→\1400
アンチェル&チェコ・フィル
 ドヴォルザーク:
  レクイエム ロ短調Op.89
  歌曲集《聖書の歌》Op.99*
マリア・シュターダー(ソプラノ)
ジークリンデ・ワーグナー(アルト)
エルンスト・ヘフリガー(テナー)
キム・ボルイ(バス)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
チェコ合唱団、
カレル・アンチェル(指揮)

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)*
イェルク・デームス(ピアノ)*
カレル・アンチェルが首席指揮者に就任し、黄金期を迎えていたチェコ・フィルによるドヴォルザークの「レクイエム」。カップリングの「聖書の歌」は、フィッシャー=ディースカウとデームスのデュオによる名唱として名高い。1959年&1960年*の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)
 
MONDE 009
(3CDs)
\1600→\1400
ボールト&ロンドン・フィル
 ヘンデル:オラトリオ《メサイア》HWV.56
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)
ノーマ・プロクター(アルト)
ジョージ・マラン(テナー)
オーウェン・ブラニンガン(バス)
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
ラルフ・ダウンズ(オルガン)
エイドリアン・ボールト(指揮)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
 大胆なスローテンポで有名なエイドリアン・ボールト&ロンドン・フィルのイギリス勢によるヘンデルの「メサイア」の全曲録音。1954年の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)
 
MONDE 010
(2CDs)
\1600→\1400
近代フランスの大作曲家たちの作品
 フォーレ:レクイエムOp.48
 デュリュフレ:レクイエムOp.9*
 オネゲル:
  クリスマス・カンタータ#
  交響曲第3番《典礼風》+

ピエレット・アラリー(ソプラノ)
カミーユ・モラーヌ(バリトン)
モーリス・デュリュフレ(オルガン)
ジャン・フルネ(指揮)

コンセール・ラムルー管弦楽団
エリザベート・ブラッスール合唱団

エレーヌ・ブヴィエ(メゾ・ソプラノ)*
グザヴィエ・ドゥプラ(バス)*
マリー=マドレーヌ・デュリュフレ=シュヴァリエ(オルガン)*
モーリス・デュリュフレ(指揮)*

コンセール・ラムルー管弦楽団*
フィリップ・カイヤール&
 ステファヌ・カイヤ合唱団*

ピエール・モレ(バリトン)#
モーリス・デュリュフレ(オルガン)#
ジョルジュ・ツィピーヌ(指揮)#

パリ音楽院管弦楽団#
エリザベート・ブラッスール合唱団#
ヴェルサイユ児童合唱団#

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)+

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団+

 近代フランスの大作曲家たち、フォーレ、デュリュフレ、オネゲルの宗教作品集。中でもデュリュフレの「レクイエム」は作曲者の指揮による貴重な自作自演。カラヤン&ベルリン・フィルの「典礼風」も収録。1953年&1958年*&1954年#&1957年+の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)
 
MONDE 011
(2CDs)
\1600→\1400
カラヤン&ウィーン・フィル/1952年録音の「ロ短調ミサ」
 J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(アルト)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ハインツ・レーフス(バス)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン楽友協会合唱団
 シュヴァルツコップ、ヘフゲン、ゲッダ、レーフスをソリストに起用した名演の誉れが高いカラヤン&ウィーン・フィルの1952年録音の「ロ短調ミサ」。ブックタイプ(解説:フランス語)
 
MONDE 012
(2CDs)
\1600→\1400
カール・フォルスター&ベルリン・フィル
フェルディナンド・グロスマン&ウィーン・フィル

 ブルックナー:
  テ・デウム ハ長調*
  ミサ曲第2番ホ短調#
  ミサ曲第3番ヘ短調+
アグネス・ギーベル(ソプラノ)*
マルガ・ヘフゲン(アルト)*
ヨーゼフ・トラクセル(テノール)*
ゴットローブ・フリック(バス)*
カール・フォルスター(指揮)*/#

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団*/#
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊*/#

ドロテア・シーベルト(ソプラノ)+
ダグマール・ヘルマン(アルト)+
エーリヒ・マイクート(テノール)+
オットー・ヴィーナー(バス)+
フェルディナンド・グロスマン(指揮)+

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団+
アカデミー室内合唱団+
 ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊の指揮者として、その卓越した手腕を発揮した合唱指揮者カール・フォルスターがベルリン・フィルを振ったブルックナーの「テ・デウム」と「ミサ曲第2番」。「ミサ曲第3番」はフェルディナンド・グロスマン&ウィーン・フィルの演奏。1958年*/#&1954年の録音+。ブックタイプ(解説:フランス語)
 
MONDE 013
(2CDs)
\1600→\1400
マルケヴィチ&ベルリン・フィル
 ハイドン:
  オラトリオ《天地創造》Hob.XXI-2
  オラトリオ《天地創造》Hob.XXI-2(抜粋)*
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
リヒャルト・ホルム(テノール)
キム・ボルイ(バス)
イーゴル・マルケヴィチ(指揮)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊

エリザベート・グリュンマー(ソプラノ)*
ヨーゼフ・トラクセル(テノール)*
ゴットローブ・フリック(バス)*
カール・フォルスター(指揮)*

ベルリン交響楽団*
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊*
 2012年で生誕100周年を迎えたイーゴル・マルケヴィチ(1912−1983)がベルリン・フィルを振ったハイドンの「天地創造」。カール・フォルスターが指揮する抜粋版をカップリング。1958年(1957年?)&1960年*の録音。ブックタイプ(解説:フランス語)

MELODIYA



MELCD 1002078
(4CD/特別価格)
\6300→\3990
貴重音源がメロディアから復活!
 グリゴリー・ソコロフ 〜 ソヴィエト・レコーディングス

 ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120
   (1985年6月13日、
    グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
     ホールでのライヴ録音)
 ショパン:12の練習曲Op.25
   (1985年6月13日、
    グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
     ホールでのライヴ録音)
 ブラームス:3つの間奏曲Op.117、2つのラプソディOp.79
   (1987年5月6日、
    グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
     ホールでのライヴ録音)
 シューマン:
  幻想曲ハ長調Op.17
   (1988年6月2日、
    グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
     ホールでのライヴ録音)
  ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
   (1984年3月15日、
    レニングラード・フィルハーモニー大ホールでの
     ライヴ録音)
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22*
  (1966年の録音)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23*
  (1966年の録音)
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団*
 生きる伝説グリゴリー・ソコロフの至芸。旧ソ連時代の貴重音源がメロディアから復活!

現在は活動範囲がヨーロッパに限られており、新たなレコーディングも行われていないため日本では幻の存在となりつつあるロシアの大ピアニスト、グリゴリー・ソコロフ。
 J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(MELCD 1002049)に続き、メロディア(Melodiya)から復刻となるソコロフの演奏は、1966年と1984年から1988年にかけて収録された旧ソ連でのレコーディング集!
 1966年には16歳という若さで果たしたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の優勝記念として収録されたチャイコフスキーとサン=サーンスの「ピアノ協奏曲集」から、1980年代のベートーヴェン、ショパン、ブラームス、シューマンなど、ソコロフのピアニズムを存分に堪能することの出来る充実のプログラム。
 ソコロフが追い求めてきたピアノの至芸、ここにあり!


先日ご紹介のソコロフの「ゴルトベルク」

MELCD 1002049
(2CDs)
\4200→\2090
ソコロフの幻の名演「ゴルトベルク変奏曲」
 J.S.バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲BWV.988
  パルティータ第2番ハ短調BWV.826
  イギリス組曲第2番イ短調BWV.807
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
 グリゴリー・ソコロフの幻の名演。バッハの"ゴルトベルク変奏曲"が復活!

 弱冠16歳という若さで第3回チャイコフスキー国際コンクールの第1位に輝き、満場一致で金メダルを授与されたレニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれの大ピアニスト、グリゴリー・ソコロフ(1950−)。
 1982年2月27日にレニングラード音楽院大ホールで演奏された幻の名演、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」が本家メロディアから堂々のCD化!
 ソコロフのバッハでは「フーガの技法」が非常に有名だが、リリースが渇望され続けてきた「ゴルトベルク変奏曲」の登場、しかもメロディアからの復活が、絶大な反響を巻き起こすことだろう!

 ※録音(ライヴ):1982年2月27日、レニングラード音楽院大ホール(BWV.988)、1982年(BWV.826)、1988年(BWV.807)/ディジパック仕様

 


MELCD 1002062
\2100→\1890
"指揮者"オイストラフの代表的演奏
 マーラー:交響曲第4番ト長調
ガリーナ・ヴィシュネフスカヤ(ソプラノ)
ダヴィッド・オイストラフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 1962年に本格的な指揮者デビューを果たしたロシアの大ヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ(1908−1974)。
 ロストロポーヴィチの妻であり名ソプラノ、ガリーナ・ヴィシュネフスカヤをソリストに迎えたマーラーの「交響曲第4番」は、"指揮者"オイストラフの代表的演奏の1つ。1967年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002050
(3CD/特別価格)
\4200→\3790
記念碑的録音
 ゲンナジー・プロヴァトロフ(指揮)
  ショスタコーヴィチ:
   歌劇《カテリーナ・イズマイロヴァ》Op.114
ゲンナジー・プロヴァトロフ(指揮)
スタニスラフスキー&
 ネミロヴィチ=ダンチェンコ
  記念国立モスクワ音楽劇場管弦楽団&
   合唱団、他
 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」から改訂されたショスタコーヴィチのオペラ「カテリーナ・イズマイロヴァ」。
 スヴェトラーノフやフェドセーエフと同世代の指揮者、ゲンナジー・プロヴァトロフ(1929−2010)が振った同作品の初録音盤は、1966年の仏ACCディスク大賞に輝いた記念碑的録音。
 1963年(1964年?)の録音。ディジパック仕様。


ゲンナジー・プロヴァトロフの数少ない現役アルバム
Tchaikovsky: Charodeika
MELCD 1001811
(3CD)
\5100
チャイコフスキー(1840-1893):
 オペラ「チャロデイカ」
オレグ・クレーノフ、リュドミラ・シモノワ、
レフ・クズネツォフ、エフゲニー・ウラディミロフ、
ニーナ・デルビーナ、ボリス・ドブリン、
リンマ・グルシコワ、ピョートル・グルボキー、
ガリーナ・モロツォワ、ウラディーミル・マーホフ、
セルゲイ・ストルカチェフ、レフ・エリセーエフ、
ウラディーミル・マトーリン、
アンドレイ・ソコロフ、
ヴィクトル・リビンスキー(キャスト)
モスクワ放送合唱団&管弦楽団
ゲンナジー・プロヴァトロフ(指揮)
録音:1978年

 


MELCD 1002054
(2CD)
\4200→\3390
シモノフ(指揮)&ボリショイ劇場管
 シチェドリン:バレエ音楽《アンナ・カレーニナ》
ユーリ・シモノフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ロマン・アルタイエフ(指揮)
ボリショイ劇場ウィンド・オーケストラ
エレーナ・コカノヴァ(ピアノ)
アナトリー・ヴァレトニー(コントラバス)
デニス・コロレフ(テノール)
ネリャ・レベデワ(ソプラノ)
 「アンナ・カレーニナ」はトルストイの長編小説を題材として作曲された、旧ソ連作曲家同盟議長を務めた重鎮ロディオン・シチェドリン(1932−)の代表作。
 当時、ボリショイ劇場の首席指揮者のポストにあった初演者、ユーリ・シモノフの指揮によるレコーディング。
 1972年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002063
\2100→\1890
ドビュッシー&ラヴェル自作自演録音(ピアノロール)
  ドビュッシー:
   子供の領分、野をゆく風、吟遊詩人、グラナダの夕暮れ、
   レントよりおそく、スケッチ帳より
 ラヴェル:ソナチネ*、高貴で感傷的なワルツ*
クロード・ドビュッシー(ピアノ)
モーリス・ラヴェル(ピアノ)*
 19世紀後半〜20世紀前半のフランス楽壇における二大巨頭、クロード・ドビュッシー(1862−1918)とモーリス・ラヴェル(1875−1937)の自作自演(ピアノロール)によるピアノ作品集がメロディアから復刻。
 フランスの大作曲家とロシアのレーベルという少々意外(?)な組み合わせもメロディアならでは。
 1913年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002049
(2CDs)
\4200→\2090
ソコロフの幻の名演「ゴルトベルク変奏曲」
 J.S.バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲BWV.988
  パルティータ第2番ハ短調BWV.826
  イギリス組曲第2番イ短調BWV.807
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
 グリゴリー・ソコロフの幻の名演。バッハの"ゴルトベルク変奏曲"が復活!

 弱冠16歳という若さで第3回チャイコフスキー国際コンクールの第1位に輝き、満場一致で金メダルを授与されたレニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれの大ピアニスト、グリゴリー・ソコロフ(1950−)。
 1982年2月27日にレニングラード音楽院大ホールで演奏された幻の名演、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」が本家メロディアから堂々のCD化!
 ソコロフのバッハでは「フーガの技法」が非常に有名だが、リリースが渇望され続けてきた「ゴルトベルク変奏曲」の登場、しかもメロディアからの復活が、絶大な反響を巻き起こすことだろう!

 ※録音(ライヴ):1982年2月27日、レニングラード音楽院大ホール(BWV.988)、1982年(BWV.826)、1988年(BWV.807)/ディジパック仕様
 


MELCD 1001968
\2000→\1690
ロシア&ソヴィエトの作曲家によるピアノ音楽アンソロジーVol.6
 カバレフスキー:ロンド
 ニコライエフ:ロンディーノ(世界初録音)
 カラマーノフ:変奏曲
 ティシチェンコ:ピアノ・ソナタ第4番
 スコリク:ブルレスケ(世界初録音)
 アラポフ:ピアノ・ソナタ第2番
ニキータ・ムンドヤンツ(ピアノ)
タチアナ・ドロホワ(ピアノ)
イリーナ・ボグダノワ(ピアノ)
アーシャ・コレパノワ(ピアノ)
ミハイル・トゥルパノフ(ピアノ)
 「ロシア&ソヴィエトの作曲家によるピアノ音楽のアンソロジー」の第6巻は【 第1部「1917−1991」】の続編であり、ウズベキスタンのユーリ・ニコライエフとウクライナのミロスラフ・スコリクの「世界初録音」となる2作品を収録。
 1950年代後半から1970年代前半の作品集には、第1回チャイコフスキー国際コンクールの課題曲として作曲されたカバレフスキーの「ロンド」や、ティシチェンコ、カラマーノフなどロシア音楽ファンにとって馴染みの深い作曲家たちのピアノ作品が並ぶ。

 ※録音:2012年、モスクワ/ディジパック仕様

 


MELCD 1002064
(5CDs/特別価格)
\6500→\5990
スヴャトスラフ・リヒテル・コレクション
 CD1 〜
  J.S.バッハ:
   イギリス組曲第3番ト短調BWV.808(1948年録音)
   チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052(1955年録音)
   チェンバロ協奏曲第2番ハ長調(1959年録音)

 CD2 〜
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》(1959年録音)
   8つのバガテル(1959年録音)
   ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》(1960年録音)
   合唱幻想曲ハ短調Op.80**(1952年録音)

 CD3 〜
  シューマン:
   幻想小曲集Op.12(1956年録音)
   フモレスケ変ロ長調Op.20(1956年録音)
   ノヴェレッテOp.21(1960年録音)

 CD4 〜
  シューベルト:
   楽興の時D.780より、即興曲第2番変イ長調D.935、
  ショパン:
   練習曲ホ長調Op.10-3、練習曲ホ短調Op.25-5、
   ポロネーズ嬰ハ短調Op.26-1(1950年&1948年録音)
  フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調(1965年録音)
  バルトーク:15のハンガリー農民の歌Sz.71(1970年録音)

 CD5 〜
  ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21*(1966年録音)
  サン=サーンス:
   ピアノ協奏曲第5番ヘ長調Op.103《エジプト風》#(1950年録音)
  フランク:交響詩《ジン》#(1952年録音)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団*
キリル・コンドラシン(指揮)#
モスクワ・ユース・オーケストラ#
クルト・ザンデルリング(指揮)**
ソヴィエト国立放送交響楽団**
ソヴィエト国立合唱団**
 リヒテルが1940年代後半から1970年にかけてメロディア(Melodiya)へレコーディングを行った5枚の録音がボックス・セットになって新装登場。
 バッハ、ベートーヴェン、シューマン、ショパンやバルトーク、サン=サーンスの協奏曲など、幅広いレパートリーを誇ったリヒテルの名演の数々がここに。1948年−1970年の録音。BOX仕様。
 


MELCD 1002046
(3CDs/特別価格)
\4500→\4090
リャプノフ:管弦楽作品集
 交響曲第1番ハ短調(1979年録音)
 バラード嬰ハ短調Op.2(1990年録音)
 ロシアの主題による祝典序曲Op.7(1987年録音)
 ポロネーズOp.16*(1969年録音)
 交響詩《ジェラゾヴァ・ヴォラ》Op.37(1985年録音)
 交響詩《ハシシ》Op.53(1985年録音)
 交響曲第2番ロ短調Op.66(1979年録音)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
アルギス・ジュライチス(指揮)*
ボリショイ劇場管弦楽団*
 スヴェトラーノフが得意としていたセルゲイ・リャプノフ(1859−1924)の「交響曲第1番」と「交響曲第2番」を含む管弦楽作品集。
 ロシアン・ロマンティシズム、リャプノフは今では「ピアノ協奏曲」が有名だが、管弦楽作品も秀作が多い。「ポロネーズOp.16」はジュライチス&ボリショイ劇場管の演奏。1969年−1990年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002032
\2100→\1890
ダヴィド・オイストラフ名演集
 ベートーヴェン:
  ロマンス第1番ト長調Op.40(1948年録音)
  ロマンス第2番ヘ長調Op.50(1947年録音)
 ゴダール:カンツォネッタ(1948年録音)
 ショーソン:詩曲変ホ長調Op.25(1948年録音)
 サン=サーンス:
  序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調Op.28(1947年録音)
 ラヴェル:ツィガーヌ(1948年録音)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
 20世紀を代表する旧ソ連のヴァイオリニスト、ダヴィド・オイストラフ(1908−1974)とコンドラシン&ソヴィエト国立響との共演によるドイツ&フランス・レパートリー集。1947年−1948年の録音。ディジパック仕様。

MEMBRAN


600008
(2CD)
\1400
Evening Bells/夕べの鐘 ロシア民謡集
 カリンカ、他代表曲を収録
  1953年、55年録音
セルゲイ・ジャーロフ指揮、
ドン・コサック合唱団
 


600021
(2CD)
\1400
ヴンダーリヒ、ギーベルが歌うモーツァルトのレクイエム
 モーツァルト:レクエイムK.626
   1958年6月22日ライヴ録音
 
ハンス・ミュラー=クライ指揮、
南西ドイツ放送交響楽団
アグネス・ギーベル(Sop)
イーラ・マラニウク(Alt)
フリッツ・ヴンダーリヒ(Ten)
オットー・フォン・ロール(Bs)
 モーツァルト:大ミサ曲ハ短調K.427
   1957年ライヴ録
アグネス・ギーベル(Sop)
ヴァレリー・バク(Sop)
フリッツ・ヴンダーリヒ(Ten)
フリートヘルム・ヘッセンブルッフ(Bs)
 

600024
(2CD)
\1400
Darker Desires
 ラヴェル:ボレロ/
 ドリーブ:ラクメより/
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番/
 サティ:ジムノペディ第1番/
 R.コルサコフ:シェエラザードより/
 パッヘルベル:カノン/
 ショパン:ノクターンOp.9-1/
 フォーレ:レクイエムより/
 バーバー:弦楽のためのアダージョ/
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/
 V.ウィリアムス:タリスの主題による幻想/
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番より/
 J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲より、他
ヴァリアスアーティスツ
Shades of Greyを基にしたロマンス文学とクラシック音楽
世界で4千万部を突破、37ヶ国に翻訳権が販売されて海外の出版界を賑わせている超ベストセラー小説「Shades of Grey」。文学作品のイメージにクラシック音楽を当てはめるという試みで制作された2枚組。

MIRARE



MIR 197
(3CD)
特別価格
\4500→\3990
アンヌ・ケフェレック special BOX
 [CD1](原盤: MIR 9913)
  モーツァルト:ピアノ作品集
   ロンドイ短調K.511
   デュポールのメヌエットによる変奏曲K.573
   幻想曲ハ短調K.475
   ピアノ・ソナタハ短調K.457
   幻想曲ニ短調K.397

 [CD2](原盤:MIR 096)
  ショパン:
   ポロネーズ 変ロ長調KK.IV/1(1817)
   ポロネーズ ト短調S1/1(1817)
   ポロネーズ 変イ長調KK.IV/ a2(1821)
   マズルカ 変イ長調Op.7-4(1824)
   ポロネーズ ヘ短調Op.71-3(1828)
   ソステヌート 変ホ長調(1840)
   カンタービレ 変ロ長調(1834)
   ノクターン 嬰ハ短調 遺作(1830)
   幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66(1834)
   ワルツ ヘ短調 Op.70-2(1841)
   マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3(1841-1842)
   子守歌 変ニ長調Op.57(1843)
   舟歌 嬰ヘ長調Op.60(1845-1846)
   スケルツォ第4番 ホ長調Op.54(1842)
   ワルツ イ短調KK.IVb/11,P2/11
   バラード第4番 ヘ短調Op.52(1842)
   マズルカ イ短調Op.67-4(1848)

 [CD3](原盤:MIR 104)
  ハイドン:ソナタと変奏曲集
   ソナタ第62番 変ホ長調 Hob. XVI:52
   変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6
   ソナタ第53番 ホ短調Hob. XVI:34
   ソナタ第54番 ト長調 Hob. XVI:40
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
 MIRARE が誇るピアニスト、ケフェレック、そしてエンゲラー選りすぐりボックスセット!

 [CD1]録音:2001年9月30日ー10月1日、シオン(スイス) ティボール・ヴァルガ・ホール [CD2]録音:2009年11月フランス・リモージュ [CD3]録音:2001年9月30日、10月1日

 清潔感のあるタッチ、エレガンスと情熱に満ちた音楽、フランス・ピアニズムの正統的継承者ともいえるアンヌ・ケフェレック。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも人気者の彼女の名盤3 タイトルがお買得ボックスで登場。限定盤となります。
 


MIR 198
(3CD)
特別価格
\4500→\3990
ブリジット・エンゲラー special BOX
 [CD1]( 原盤:MIR 079)
  サン=サーンス:
   ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品22
   ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 作品103「エジプト風」

 [CD2]( 原盤:MIR 043)
  シューベルト:
   即興曲 第3番 変ト長調 D.899/Op.90
   クッペルヴィーザー・ワルツ
   ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817
   さすらい人幻想曲 ハ長調 D 760/Op.15
  リスト=シューベルト歌曲トランスクリプション:
   影法師、都会、海辺にて、すみか、セレナーデ、
   春の想い、連祷、水車小屋と小川、さすらい

 [CD3]( 原盤:MIR 022)
  チャイコフスキー:子供のアルバムOp.39
  ムソルグスキー:涙
  リャードフ:マズルカ、音楽玉手箱Op.32
  グリンカ:夜想曲「別れ」
  アラビエフ:ナイチンゲール
  ショスタコーヴィッチ:人形の踊り-7つの子供の小品より
   「踊り」「抒情的なワルツ」「ポルカ」「おどけたワルツ」
  ラフマニノフ:イタリア・ポルカ
  ルービンシュタイン:
   2つのメロディよりOp.3-1
   諸民族の舞曲集より「ポルカ」Op.82-7
   ペテルブルクの夜会より「ロマンス」Op.44-1
  スクリャービン:2 つの左手のための小品より「夜想曲」Op.9

ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
[CD1]
 アンドレア・クイン(指)
  パリ室内管弦楽団
 [CD1]録音:2008年6月ルヴァロワ・ペレ(フランス) [CD2]録音:2007年9月 [CD3]録音:2006年6月6,7 & 8日フォントヴロー王立大修道院

 2012 年6 月に惜しまれつつ世を去ったブリジット・エンゲラー。濃密な音楽性と、芳香漂う音色の彼女の音楽の粋をぎゅっとまとめたボックスセットです。限定盤となります。
=ブリジット・エンゲラー=1952 年、チュニスに生まれる。5 歳で初めてのピアノ・レッスンを受け、翌年には公開演奏会を行う。パリ音楽院に15 歳で入学。
16 歳でロン=ティボー国際コンクール第6 位。その後モスクワ音楽院より招待を受け、同大学院にてネイガウスに5 年間師事する。1978 年エリザベート王妃国際音楽コンクールにて第3 位。1980 年、エンゲラーの演奏を聴いたカラヤンからの招きでベルリン・フィルと共演。その後、バレンボイム、メータらの招きで世界のオーケストラと共演、一躍世界的に知られるようになる。日本でもラ・フォル・ジュルネ音楽祭などで来日、魅惑的な音色と人柄で多くのファンを獲得していた。2012 年、パリにて没。

MUSIQUE EN WALLONIE



MEW 1160
\2500→\2290
ルシェンヌ・デルヴォー 〜 オペラ・アリア集
 グレトリ:《ギヨーム・テル》より(録音:1954年9月8日)
 ベートーヴェン:《フィデリオ》より(録音:1954年頃)
 ヴェルディ:《アイーダ》より(録音:1954年5月7日)
 チレア:《アドリアーナ・ルクヴルール》より(録音:1958年頃)
 プッチーニ:《トスカ》より(録音:1958年頃)
 ジョンゲン:《トーマ・ラニュレ》より(録音:1950年4月19日)
 デ・ブーク:《エメラルドの道》より(録音:1950年4月19日)
ルシェンヌ・デルヴォー
 (メゾ・ソプラノ)
モーリス・バスティン
 (指揮)、他
 1916年にリエージュで生まれ、2005年に故郷のリエージュでその生涯を閉じたベルギーのメゾ・ソプラノ歌手ルシェンヌ・デルヴォーの名唱集第2巻。ブックタイプ仕様(フルカラーブックレット48ページ)。

MYTO



318
(2CD)
\2000→\1890
フィリッツ・レーマン指揮&バイエルン放送響
 コルンゴルト:歌劇「死の都」
カール・フリードリヒ(パウル:T)
 モード・クーニッツ(マリエッタ/マリー:S)
 ベンノ・クシェ(フランク:Br)
 リリアン・ベニングセン(ブリギッタ:Ms)
 ハンス・ブラウン(フリッツ:Br)
フィリッツ・レーマン指揮
バイエルン放送交響楽団、合唱団
1952年ミュンヘンでのスタジオ録音
 甘いメロディーが特徴的なこの倒錯的な物語に、パウル役のフリードリヒの圧倒的な歌唱力とマリエッタ役のクーニッツの鋭い歌唱技巧が挑んだ意欲的な名演奏です。とても良い音質です。
 


319
(2CD)
\2000→\1890
マタチッチ指揮&フランクフルト歌劇場
 ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ(彼女の養女)」

  ドイツ語
アニー・シュレム(イェヌーファ:S)
ジェラルド・マッキー(シュテヴァ・ブリヤ:T)
エルンスト・コツーブ(ラツァ・クレメニュ)
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
フランクフルト歌劇場ミュージアム管弦楽団、合唱団
1961年9月29日フランクフルトでのライヴ録音
ヤナーチェク独特の美しいメロディをふんだんに取り入れた楽曲に乗せて人々が多くの災難を超えてクライマックスに至るこの物語をマタチッチが感動的に描き出します。
 ※アセテート盤風の音質で、出だしのフェイド・インからの再生などマスターに起因する多少の傷が聴かれますが、全体的に良い音質です。
 

321
(2CD)
\2000
イグナーツ・ホルツバウアー:
 歌劇「シュヴァルツブルクのギュンター」

  イタリア語
ルイジ・インファンティーノ(ギュンター:T)
ラファエル・アリエ(ルドルフ:Bs)
アンナ・モッフォ(アンナ:S)
オリエッタ・モスクッチ(アズベルタ:S) 
オリヴィエーロ・デ・ファブリティース指揮
ミラノRAI交響楽団、合唱団
1960年6月27日ミラノでのライヴ録音
 イグナーツ・ホルツバウアー(Ignaz Holzbauer 1711-1783)による14世紀ドイツを舞台とした王位継承と恋を絡めた物語り。3幕の歌劇です。
 ※アセテート盤風の音質で、音が遠いなど、マスターに起因する傷が多く聴かれます。
 

322
(2CD)
\2000
ケルビーニ:
 歌劇「エリザ、またはモン・サン・ベルナール氷河への旅」

  イタリア語
ガブリエッラ・トゥッチ(エリザ:S)
ジャンニ・ライモンディ(フロリンド:T)
マリオ・ザナーシ(ジェルマノ:Br)
フローラ・ラファネッリ(ラウラ:Ms)
フランコ・カプアーナ指揮
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団、合唱団
1960年5月10日フィレンツェ、ペルゴーラ劇場でのライヴ録音
 恋を禁じられたエリザとフロリンドの逃避行の物語。スイスの山々を思わせる美しい音楽にのせて、ライモンディの美声が感動的な名演奏です。

ナクソス・ヒストリカル

RACHMANINOV, Sergei: Piano Solo Recordings, Vol. 3 - Victor Recordings (1925-1942)
8.111397
\1100
グレート・ピアニスト・シリーズ/
 ラフマニノフ ソロ録音集第3集/ビクター録音集1925-1942

《ラフマニノフ自作自演》
 1.冗談ポルカ「笑う小娘」(録音1928年4月4日)/
 2.絵画的練習曲イ短調Op.39-6 (録音1925年12月16日)/
 3.幻想的小品集第2番「前奏曲」Op.3-2 (録音1928年4月4日)/
 4.幻想的小品集第5番「セレナーデ」Op.3-5 (録音1936年1月3日)/
 5.10の前奏曲Op.23より第10番変ト長調(録音1940年3月18日)/
 6-8.13の前奏曲Op.32より第3.第7.第6番(録音1940年3月18日)/
 9-10.絵画的練習曲Op.33より第2番.第7番(録音1940年3月18日)/
 11.楽興の時変ホ短調Op.16-2 (録音1940年3月18日)/
 12.東洋のスケッチ(録音1940年3月12日)/
 13.幻想的小品集第3番「メロディ」Op.3-3 (録音1940年3月18日)/
 14.サロン小品集第5番「ユモレスク」Op.10-5 (録音1940年4月9日)/
 15.6つの歌曲集Op.38より第3番「ひなぎく」(ピアノ編)(録音1942年2月26日)/
 16.12の歌曲集Op.21より第5番「リラの花」(ピアノ編)(録音1942年2月26日)/

《ラフマニノフ編曲編》
 17-19.J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏パルティータ第3番より
  <前奏曲/ガヴォット/ジーグ>(録音1942年2月26日)/
 20.メンデルスゾーン(1809-1847):夏の夜の夢Op.61より
  スケルツォ(録音1935年12月23日)/
 21.シューベルト(1797-1828):美しき水車屋の娘より「さすらい」
  (録音1925年12月29日)/
 22.ムソルグスキー(1939-1881):ソロチンスクの定期市より
  「ゴパック」(録音1925年4月13日)/
 23.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  くまんばちの飛行(録音1929年4月16日)/
 24.チャイコフスキー(1840-1893):
  6つのロマンスOp.16-1「子守歌」(録音1942年2月26日)/
 25.クライスラー(1875-1962):愛の喜び(録音1925年12月29日)/
 26.クライスラー:愛の悲しみ(録音1942年2月26日)
※ウォード・マーストン復刻
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
ラフマニノフ(1873-1943)のビクター録音集もこれで第3集となります。
 今作は彼が初めて電気的録音を行った1925年から、亡くなる前年の演奏までを収録。全て小品ですが、これらは聴衆から大変愛された作品群であり、またラフマニノフの「完璧主義」が表出された最良の録音でもあります。最も有名な「前奏曲Op.3-2」での素晴らしい表現や、2つのクライスラー作品の編曲版での、年月を経た表現の熟成など、聴くべきところの多い1枚です。全2作も含め、これら歴史的録音における優れたマスタリングも評価されています。
 
Heifetz, Jascha: Encores, Vol. 2 (1946-1947)
8.112073
\1100
グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/
 ハイフェッツアンコール集第2集(1946-1947)

 1.モーツァルト(1756-1791):
  デゥヴェルティメント第17番ニ長調 K334よりメヌエット(ハイフェッツ編)/
 2.ドビュッシー(1862-1918):亜麻色の髪の乙女(A.ハルトマン編)/
 3.コルンゴルト(1897-1957):「から騒ぎ」から「野生リンゴとリンボク酒」/
 4.サラサーテ(1844-1908):アンダルシアのロマンス/
 5.シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第17番ニ長調からロンドD850/
 6.メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌第1集第1番ホ長調/
 7.ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡第4番「ホタ」/
 8.コルンゴルト:「から騒ぎ」から「庭園の場」/
 9.タンスマン:5つの小品第3番「無窮動」/
 10.ホアキン・ニン(1879-1949):カンティレーナ・アストゥリアーナ/
 11.ミヨー(1892-1974):ブラジルの郷愁Op.67b 第7番コルコヴァード/
 12.バックス(1883-1953):地中海/
 13.アルフテル(1905-1989):2つの踊り第2番「ジプシーの踊り」/
 14.ドビュッシー:忘れられた小唄第2番「巷に雨の降るごとく」/
 15.ポルドフスキ(1879-1932):タンゴ/
 16.J.S.バッハ(1685-1750):イギリス組曲第6番よりガヴォット/
 17.ベートーヴェン(1770-1827):12のドイツ舞曲Wo08より第6番ト長調/
 18.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49より第3楽章/
 19.ショパン(1810-1849):夜想曲第19番ホ短調 Op.72-1/
 20.アレンスキー(1861-1906):ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.54より/
 21.カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  33のシェイクスピアの歌Op.24-6 第2番「海のささやき」
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)/
エマヌエル・ベイ(ピアノ)
録音 1947年12月17日…1.6, 1946年10月17日…10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20, 1946年10月18日…2.3.4.5.7.21.22, 1947年12月18日…8.9
 1946年から1947年にかけてハリウッドで行われた、ハイフェッツ(1901-1987)と彼の伴奏者であるエマヌエル・ベイのセッション。このアンコール集はその中の4日間に録音された刺激的な曲集で、どれもが珍しい曲であり、またハイフェッツの超絶技巧が存分に発揮された、目の覚めるような煌めきを持つものです。
 いつものように幅広いレパートリーが並びますが、中には滅多に演奏をしないスペイン物(ニン、アルフテル、サラサーテ)も含まれています。自らが編曲している作品も多く、バックスの「地中海」やカステルウオーヴォ=テデスコの「海のささやき」などは、最初からヴァイオリンのために書かれているかのようなはまり具合です。この上なき美音に拝復。

NEWTON



8802146
\2000→\1890
オペラをピアノで
 1.チェルニー(1791-1857):
  ドニゼッティの「海賊」のカヴァティーナによる序奏と変奏曲Op.398/
 2.タールベルク(1812-1871):
  ロッシーニの「エジプトのモーゼ」の主題による幻想曲Op.33/
 3.リスト(1811-1886):
  ドニゼッティの「ランメルムーアのルチア」より葬送行進曲とカヴァティーナS398/
 4.リスト:ベッリーニの「夢遊病の女」の主題による演奏会用大幻想曲S393/
 5.グリンカ(1804-1857):ドニゼッティの「愛の妙薬」の舟歌による「即興的ギャロップ」/
 6.チェルニー:ロッシーニの主題による変奏曲「早口のコルネット」Op.282
ポルテナウ・ピアノ・デュオ<4手連弾>
フランコ・カラブレット(ピアノ)/
エディ・デ・ナデイ(ピアノ)
録音 1998年12月1-6日イタリア ポルデノーネ,ファツィオーリ・スタジオRivoalto原盤
 19世紀のテレビやCDのない時代、演奏会に行かずに家で音楽を楽しむためには、エステルハーツィ公やメンデルスゾーンのように、自宅にオーケストラを配置するのも一案ですが、一般的には、管弦楽やオペラの曲を「ピアノ用に編曲したもの」を自宅で演奏するのが通例でした。そのため作曲家たちは挙って、流行のアリアや序曲をピアノ用に編曲したのでした。フランツ・リストのような名手は独奏用に書き起こしましたが、基本的にその演奏難易度は高度になってしまうため、「楽しんで演奏する」には不向き。もう少し演奏しやすい「連弾版」が人気を集めたのは言うまでもありません。
 ここに収録されている6曲は、リストを含む4人の作曲家による編曲集で、リストのライバルとされたタールベルクや、現代では練習曲でおなじみのチェルニー、ロシアの作曲家グリンカの技巧的な作品が並びます。珠玉のメロディが次から次へと現れるという楽しい曲ばかりです。
 
Adoration and Revelation
8802145
(2CD)
\2600
礼拝と黙示録〜400年に渡る聖母マリアと黙示録の名誉の音楽
《CD1.出現-黙示録のテキストと中世音楽》
 1.プロローグ/2.世界の終末と出現/3.絶望/4.声/5.子羊/
 6.知見/7.容易にすべてを覆す/8.力/9.七つの封印/
 10.第1の封印が解かれるとき/11.天使/
 12.7本のトランペット/13.天使は鎌を振り回し/14.淑女/
 15.最後の戦い/16.偽善者,偽教皇/17.発動/
 18.誰が私に鳩のように翼を与える/
 19.ああ最も輝かしい、光の者、天使/20.聖なる人々/
《CD2.栄光の聖母-13世紀から14世紀、北イタリアの宗教音楽》
 1.聖母マリアの祝福に敬意を表して/2.マリアの生誕/3.受胎告知/
 4.キリスト生誕/5.主の降誕の夜に行われるオフィチウム/
 6.寺院でのイエスのお披露目/7.我らが主の受難/
 8.聖母マリアの被昇天
  Rivoalto原盤
ノヴァ・カンティカ/
マリア・シルヴィア・ロヴェリ(指揮)
録音 イタリアベッルーノキエサ・ディ・ビヴァイ,サンタ・ジュスティナ1998年5月8-12日…CD1, 1997年7月18-23日…CD2
 「黙示録(ヨハネの黙示録)」とは、ヨハネが受けたキリストの啓示であり、原語はギリシャ語の「アポカリュプス」…覆いを取ること・・・で「隠されていたものが明らかになる」という意味を持っています。
 新約聖書の中で唯一預言的な性格を持つ書であり、その解釈をめぐって多くの議論がなされています。このアルバムはグレゴリオ聖歌から黙示録のテキストに基づいた曲を集めたもので、これらを並べることで、善と悪、光と闇の闘争を描いています。劇的で美しい旋律が心を捉えることは間違いありません。
 CD2は中世北イタリアの宗教音楽集で、聖母マリアへの畏敬の念が込められています。穢れなき音楽です。
 

Peri, J: Euridice
8802153
(2CD)
\2600→\2390
ヤコポ・ペーリ:歌劇「エウリディーチェ」
<CD1>
 1.プロローグ/2-5.第1場/
 6-11.第2場/12.第3番/
<CD2>
 1.第3場(続き)/2-5.第4場/6-8.第5場
トラゲティア/ヴェネーレ/プロセルピーナ・・・アデーレ・ボーネイ(C-A)/
エウリディーチェ…ナリア・サンティーニ(S)/
オルフェオ…ロドルフォ・ファロルフィ(T)/
アルチェトーロ…ガストン・サルティ(Br)/
ティルシ/アミンタ…フランコ・ギッティ(T)/
ダフネ…エレーナ・バルチス(S)/
コーロ・ポリフォニコ・ディ・ミラノ/
ジュセッペ・ベルトーラ(合唱指揮)/
イ・ソリスティ・ディ・ミラノ/
アンジェロ・エフリキアン(指揮)
「オペラの発案者」と呼ばれるイタリアの作曲家ヤコポ・ペーリ(1561-1633)。彼はローマのオルガン奏者であり歌手でした。
 当時のフィレンツェでは古代ギリシャの演劇を復興しようという動きが始まり、これに沿って多くの人々が劇を創作。ペーリも1957年頃に「ダフネ」を作曲したとされ、これが「最古の作品」とみなされています。
 ただ、こちらは全曲が現存しておらず、このアルバムに収録された「エウリディーチェ」(1600年以降の作曲)が残存する最初のオペラということになっています。1幕の悲劇で台本はリヌッチーニ。マリア・デ・メディチとフランスのヘンリー4世の結婚式の一連の祝祭のために書かれたものです。内容は冥界に行ってしまった妻を取り戻そうとするオルフェオのお話。たくさんの作曲家が題材としたものですが、当時としては大胆な音使いと、迫真のドラマ性を持つ充実した内容の作品となっています。エフリキアンの説得力ある演奏です。録音 1967年6月10-19日イタリアミラノ,ヴィラ・リッタ
 Arcophon-Rivoalto原盤
 
Vivaldi: Concerti per vari strumenti
8802155
\2000
ヴィヴァルディ:室内協奏曲集
 1-3.ヴァイオリンとフルート、通奏低音のための協奏曲ニ長調RV84/
 4-6.リコーダーとオーボエ、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ト長調RV103/
 7-9.ヴァイオリン、フルート、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ニ長調RV91/
 10-12.フルート、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ニ短調RV106/
 13-15.フルート、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ヘ長調RV100/
 16-18.ヴァイオリン、フルート、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ニ短調RV96
ガブリエーレ・ベッティ(フルート)/
デヴィッド・ベルーギ(リコーダー)/
ウーゴ・ガラッソ(リコーダー)/
パオロ・ポラストリ(オーボエ)/
カルロ・メノッツィ(ヴァイオリン)/
パオロ・・カルリーニ(ファゴット)/
クリスティーネ・デショー(チェロ)/
クラウディオ・ガスパローニ(コントラバス)/
アンドレア・ダミアーニ(リュート)/
ジョルジョ・バルボリーニ(ハープシコード)
録音 1990年10月10-16日イタリアヴェニス、スタジオシンテシRivoalto原盤
 ヴァイオリンの名手であったヴィヴァルディ(1678-1741)はその生涯に夥しい数のヴァイオリン協奏曲を書いています。
 これらはJ.S.バッハに直接の影響を与えたことでも知られるほど。このアルバムに収録された協奏曲は、1716年にザクセン・ポーランド皇太子(後のフリードリッヒ・アウグストゥス2世)が1年間ヴェネツィアに滞在した際に作曲されたとされるもので、王子が連れてきたオーケストラが演奏したと推測されるものです。
 このオーケストラには素晴らしい名手が在籍していたようで(とりわけファゴット!)どの曲も独奏楽器が妙技を聴かせる、本当に聴きごたえのある曲ばかりです。ここでは1990年代の名手たちが息のあった演奏を繰り広げています。
 
Easter Chants
8802157
\2000
ロシアの復活祭のチャント集
《聖十字の歓喜の職務日課》

 1.Irmi to the Canon/《四旬節、受難の聖節と復活祭の夜》
 2.至福/3.ポロキメン/4.われらの父よ/
 5.聖ジョン・クリソストムのトロパリウム/6.アカティスト/
 7.グレート・カノンによるコンタキオン/
 8.聖金曜日のためのスティケロン/
 9.聖土曜日のための行進
ベネディクト会の修道士たち/
フランク・ザニッティ
1970年2月10-18日イタリアミラノ,ヴィラ・リッタArcophon-Rivoalto原盤
 1917年のロシア革命では、無神論を報じるソヴィエト政権が成立したため、1918年から1930年にかけて4万2千人もの聖職者が殺害されたとされ、それ以降も迫害はやむことなく、ロシア正教は壊滅的な打撃を受けました。ほとんどの教会や修道院は閉鎖され財産は没収。文化的にも多くのものが失われ、聖歌を歌うことすら禁じられてしまったのです。
 この弾圧はようやく1980年代のペレストロイカによって緩和されるのです。このアルバムはそんな苦しい時代をかいくぐり、1970年にイタリアで録音された「ロシア正教会の伝統的な音楽集」です。
 復活祭の日曜日の40日前を指す「四旬節」(正教会は「大斎節」)は、荒野をさまよったイエスに倣い、教徒たちも断食を行いながら祈りを捧げる時期であり、ここで歌われる聖歌は罪と懺悔を追求する「グレート・カノンによるコンタキオン」やイエスの教えなどが主となります。
 

Debussy, Ravel & Dutilleux: String Quartets
8802159
\2000→\1890
ドビュッシー,ラヴェル,デュティユー:弦楽四重奏曲集
 1-4.ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲ト短調 Op.10/
 5-8.ラヴェル(1875-1937):弦楽四重奏曲へ調/
 9-20.デュティユー(1916-):弦楽四重奏のための「夜はかくのごとく」
ジュリアード弦楽四重奏団
<メンバー:
ロバート・マン(ヴァイオリン)/
ジョエル・スミルノフ(ヴァイオリン)/
サミュエル・ローズ(ヴィオラ)/
ジョエル・クロスニック(チェロ)>
録音 1989年10月11日…1-4, 1992年5月13日…5-20 プリンストン大学アレクサンダー・ホール
 弦楽四重奏曲というと、どうしてもドイツ系の「固い」音楽を思い浮かべてしまいますが、フランスの作曲家による幽玄な味わいの四重奏も忘れてはいけません。
 1893年に書かれたドビュッシーの作品はボロディンの影響も感じさせるもので、自由な形式と凝縮された旋律が類い稀なる芳香を放っています。
 ラヴェルの曲は1902年から1903年にかけて書かれ、フォーレに献呈されています。フランクの影響からか、少しだけ循環形式が用いられており、これが曲に統一感を与えていることで知られています。
 デュティユーはジュリアード弦楽四重奏団がアメリカで初演した作品であり、グレゴリオ聖歌の引用を含む、夜の雰囲気を湛えた直感的な音楽。現代音楽を敬遠している人にも、案外すんなりと受け入れられそうな神秘的な響きです。
 

Mozart: Horn Concertos Nos. 1-4 (complete)
8802160
\2000→\1890
モーツァルト:ホルン協奏曲集
 1-2.ロンド変ホ長調 K371/
 3-5.ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K417/
 6-9.ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K447/
 10-13.ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K495/
 14-15.ホルン協奏曲第1番ニ長調 K412/386b
アプ・コスター(ホルン)/
ターフェルムジーク/
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
録音 1992年9月11日オランダ ハールレム,Doopsgezinde Kerk
 オランダの名ホルン奏者、アプ・コスターはハーグ王立音楽大学で優秀な成績を収め、その後ヘルマン・バウマンに師事し研鑚を積んでいます。
 1977年から1990年の間、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の首席を務める傍ら、ソロや室内楽奏者としても活躍、楽団退団後はモダン、ナチュラルのどちらもを自由自在に操るホルン奏者として名声を高めています。このモーツァルト(1756-1791)ではブルーノ・ヴァイルの率いるターフェルムジークの的確な伴奏に支えられ、滑らかで豊かな音と、あふれんばかりの表現力を披露。モーツァルトの喜びに満ちた音楽をすばらしく演奏しています。名演です。
 
Verdi: Sinfonias and Overtures
8802149
\2000
ヴェルディ:シンフォニアと序曲集
 1.歌劇「アイーダ」-シンフォニア/
 2.歌劇「運命の力」-シンフォニア/
 3.歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」-シンフォニア/
 4.歌劇「ルイザ・ミラー」-シンフォニア/
 5.歌劇「群盗」-シンフォニア/
 6.歌劇「オテッロ」-シンフォニア/
 7.歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-バレエ/
 8.歌劇「シチリア島の夕べの祈り」-序曲/
 9.歌劇「ナブッコ」-シンフォニア
ヴェネト・フィルハーモニー管弦楽団/
マルコ・レトーニャ(指揮)
録音 2002年9月1-6日トレヴィソ,ビアデネ・ディ・モンテベルーナ,ヴィッラ・ピサーニ 原盤…Rivoalto
 19世紀の作曲家のなかでも、とりわけ影響力を持っていたのがこのヴェルディ(1813-1901)でしょう。彼はその作品の中に「愛国心」を取り入れ、政治的なテーマと友情、愛情を融合させることで多くの聴き手の賛同を得たのです。彼のオペラにおける序曲と前奏曲は、全曲の中の聴かせどころを上手くピックアップして、これから始まる物語への期待感を高めているものがあれば、全く別の素材を用いて別の世界を構築しているものもあります。これらを聴き分ける楽しみもこの1枚にはあるのではないでしょうか。タスマニア交響楽団の首席指揮者&芸術監督を務めたマルコ・レトーニャの明確な意思を持った指揮で、これらの「ドラマの始まり」をお楽しみください。
 
Clementi: Sonatas Opp. 3, 4, 14 & 36
8802150
(3CD)
\3000
クレメンティ:ピアノ・ソナタ集
<CD1.連弾のためのソナタ集Op.3&14>
 1.ソナタハ長調 Op.3-1/2.ソナタ変ホ長調 Op.3-2/
 3.ソナタハ長調 Op.14-1/4.ソナタ変ホ長調 Op.14-3/
<CD2.ソネチネ集Op.36>
 1-3.ソナチネ第1番ハ長調 /
 4-6.ソナチネ第2番ト長調/7-9.ソナチネ第3番ハ長調/
 10-12.ソナチネ第4番ヘ長調/
 13-15.ソナチネ第5番ト長調/
 16-17.ソナチネ第6番ニ長調/
<CD3.ピアノもしくはハープシコードのソナタ集Op.4>
 1-2.ソナタ変ホ長調 Op.4-2/3-4.ソナタニ長調 Op.4-1/
 5-6.ソナタハ長調 Op.4-3/7-8.ソナタト長調 Op.4-4/
 9-10.ソナタ変ロ長調 Op.4-5/11-12.ソナタヘ長調 Op.4-6
セルジオ・ロレンツィ(ピアノ)…CD1/
ジノ・ゴリーニ(ピアノ)
録音 ミラノヴィラ・リッタ1967年3月11-16日…CD1, 1967年5月13-19日…CD3, 1967年9月23-28日…CD2 原盤…Arcophon-Rivoalto
 クレメンティ(1752-1832)というと、現代では「初心者のためのソナチネ」ばかりが良く知られていますが、彼が活動していた時代には、マリー・アントワネットの御前で演奏したり、モーツァルトと競演したりと、華々しい活動をしていました。あのベートーヴェンに至っては「ピアノ曲に関しては、モーツァルトの作品よりもクレメンティの方が素晴らしい」と評価するほどであったといいます。また彼はピアニスト・作曲家としてだけでなく出版社、ピアノ製造など実業家としても成功し、教師としても多くの弟子を育てるなど、19世紀初頭の音楽界に多大なる影響を与えた人でもありました。
 この3枚組では、そんな彼のピアノ曲を様々な角度から楽しむことができます。華やかな連弾のためのソナタOp.3&14、シンプルなソナチネOp.36、そして、チェンバロでもピアノでも演奏可能で、他の楽器のオブリガードを付けてもよいとされる(ここではピアノ独奏)Op.4の3つの曲集は、古典派からロマン派へと移り変わる時代の空気を的確に伝えるものとして、とても価値あるアルバムです。
 

Mozart: Complete Flute Concertos
8802152
(2CD)
\2600→\2390
ブリュッヘン(指揮)&フランス・ヴェスター(フルート)
 モーツァルト:フルート協奏曲全集
<CD1>
 1.アンダンテハ長調 K315/
 2-4.フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K299/
<CD2>
 1.ロンドニ長調 K.Anh184/
 2-4.フルート協奏曲第1番ト長調 K313/
 5-7.フルート協奏曲第2番ニ長調 K315
フランス・ヴェスター(フルート)/
エドゥアルド・ウィッセンブルク(ハープ)…CD1:2-4/
アムステルダム・モーツァルト・アンサンブル/
フランス・ブリュッヘン(指揮)
録音 アムステルダム,ドープスヘヅィンデ教会1971年5月…CD2:2-4, 1971年8月…CD1:2-4,CD2:5-7, 1972年1月…CD1:1,CD2:1 原盤…Sony Music Entertainment
 フランス・ヴェスターの フラウト・トラヴェルソ演奏、ブリュッヘンによる70年代前半の名演復活。
 モーツァルト(1756-1791)のフルートのための協奏的作品全集です。協奏曲の第1番は、オランダの裕福な商人フェルディナン・ド・ジャンのために書かれました。この人はフルートをこよなく愛しており、モーツァルトに3曲の協奏曲と、2〜3曲の四重奏曲を書くように依頼したのですが、結局完成したのは、3曲の四重奏曲と2曲のフルート協奏曲(それも第2番はオーボエ協奏曲からの転用)だけでした。どうもモーツァルトはフルートの音色が嫌いだったらしく、自身の手紙にも「嫌いな楽器のために曲を書いている」という記述があり、天才にも苦手分野があるという、ちょっと微笑ましいエピソードとして記録されていたりします。
 また、誰もが愛してやまない「フルートとハープのための協奏曲」も、外交官ド・ギーヌ伯爵とその令嬢のために書いたものですが、こちらは作曲料がきちんと払われないなど、やはり何となくトラブルになってしまった曲です。とは言え、こうして聴くことのできる完成形の優雅さは、さすがモーツァルト。これはやはり神の領域です。
 
Scarlatti, A: Sinfonie (12) di concerto grosso
8802154
(2CD)
\2600
アレッサンドロ・スカルラッティ:合奏協奏曲形式の12のシンフォニア
<CD1>
 1-5.2本のフルートと弦楽のためのシンフォニア第1番ヘ長調/
 6-10.フルート、トランペットと弦楽のためのシンフォニア第2番ニ長調/
 11-15.フルートと弦楽のためのシンフォニア第3番ニ短調/
 16-20.フルート、オーボエと弦楽のためのシンフォニア第4番ホ短調/
 21-25.2本のフルートと弦楽のためのシンフォニア第5番ニ短調/
 26-30.フルートと弦楽のためのシンフォニア第6番イ短調/
<CD2>
 1-4.フルートと弦楽のためのシンフォニア第7番ト短調/
 5-9.フルートと弦楽のためのシンフォニア第8番ト長調/
 10-14.フルートと弦楽のためのシンフォニア第9番ト短調/
 15-19.フルートと弦楽のためのシンフォニア第10番イ短調/
 20-24.フルートと弦楽のためのシンフォニア第11番ハ長調/
 25-28.フルートと弦楽のためのシンフォニア第12番ハ短調「La Geniale」
グラウコ・カンブルサーノ(フルート)/
ブルーノ・カヴァッロ(フルート)/
アウグスト・ロッピ(オーボエ)/
ジュセッペ・ボダンツァ(トランペット)/
イ・ソリスティ・ディ・ミラノ/
アンジェロ・エフリキアン(指揮)
録音 ミラノヴィラ・リッタ1971年5月10-16日…CD1, 1971年7月15-21日…CD2 原盤…Arcophon-Rivoalto
 18世紀の初めのシンフォニアといえば、基本的に急-緩-急の速度設定をとる「イタリア風序曲」のことを指しました。もちろんA.スカルラッティ(1660-1725)もこれを愛し、多くのシンフォニアを作曲しましたが、この曲集に付けられた「合奏協奏曲形式のシンフォニア」は、ちょっと風合いが違うもので、各々4つから5つの楽章を持ち、大きな特徴として「ソロ楽器をフィーチャーする」協奏曲であることが特徴です。
 ここでのソロ楽器とは基本的にフルートであり、曲によってはオーボエが絡んだり、トランペットが絡んだりするため「合奏協奏曲」としても成立しています。ここでのフルートは驚異的な名技を披露するものではなく、あくまでも弦楽器や他の楽器の対等なパートナーとして活躍、全ての楽器が溶け合った芳醇な響きを楽しむものとして扱われています。
 伝説的名演として知られるエフリキアンの指揮による全曲、復刻を待ち望んでいた方の多いアルバムです。
 
Vivaldi: Concertos & Trio Sonatas
8802156
\2000
ヴィヴァルディ:ギターのための協奏曲とトリオ・ソナタ集
 1-3.ギターと2台のヴァイオリン、
  通奏低音のための協奏曲ニ長調 RV93/
 4-6.ギター、弦楽とハープシコードのための協奏曲ハ長調 RV425/
 7-9.ギター、ヴァイオリンと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタト短調 RV85/
 10-12.ギター、ヴァイオリンと
  通奏低音のためのトリオ・ソナタハ長調 RV82奏:
マッシモ・スカットリン(ギター)/
イ・カメリスティ・ディ・ヴェネツィア
<メンバー:ラファエル・ジントーリ(ヴァイオリン)/
アルベルト・マルティーニ(ヴァイオリン)/
ロナルド・ヴァルプレダ(チェロ)/
クラウディオ・ガスパローニ(コントラバス)/
イラリオ・グレゴレット(ハープシコード)>
録音 1989年4月8-11日イタリアヴェニス,スタジオ・シンテシ原盤…Rivoalto
 ここに収録された4つの作品は、本来ギターのために書かれたものではありません。RV425はマンドリン協奏曲であり、他の3曲はリュートのために書かれています。しかし、一時期のバロック音楽の衰退とともに、リュート自体も存在価値が薄れてしまったため、20世紀の初めにヴィヴァルディ(1678-1741)の音楽の復興が始まった時には、残念ながら「すぐれたリュート奏者」が不足していた状況でした。そこで他のリュート曲も含め、これらのリュート曲をギターで演奏することがごく普通に行われていたのです。とは言え、レスピーギの名曲などもあり、リュートの復興も目覚ましかったのですが、「ギターで演奏するヴィヴァルディ」もなかなか面白いではないか・・・と感じる人も多く、このような現代的な演奏が好まれるのも、現代の嗜好の幅広さと言えるのかもしれません。
 
Paganini: Ghiribizzi
8802161
\2000
パガニーニ:43の気まぐれ アルフォンソ・バスキエラ(ギター)
録音 1990年8月10-14日イタリアヴェニス,スタジオ・シンテシ原盤…Rivoalto
 完璧なるヴァイオリンの巨匠、パガニーニ(1782-1840)は実はギターの名手でもあったと言われています。彼は完璧にギターを操り、変幻自在な演奏を繰り広げたらしいのですが、残念ながら、彼は決して公式な場でギターを演奏しなかったため、なかなかその腕前について知られていないのが実情です。とは言え、彼は100を超えるギターの作品を残し、この楽器のレパートリー拡大にも大きく貢献しました。
 この43曲からなる「きまぐれ」は技術よりもメロディ重視であり、また、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「奥様、お手をどうぞ」のメロディや、ロッシーニや自身の作品からの引用など、個人的な楽しみも盛り込んでいるという、珍しい作品です。

OLYMPIA


MKM 268
\1700
シューベルト(1797-1828):歌曲集
  歌手の持ち物 D.832/憂い D.772/流れ D.565/弔いの鐘 D.871
  夕べの光景 D.650/ドナウ川の上で D.553/船乗り D.536
  墓掘り人の郷愁 D.842/窓辺で D.878/星 D.939/漁夫の歌 D.881
  娘の恋の立ち聞き D.698/さすらい人 D.649
  ブルックの丘にて D.853/春に D.882/ヘリオポリスII D.754
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1977年 原盤:Polydor International GMbH (DG) & Mezhdunarodnaya Kniga
 

MKM 269
\1700
ブラームス(1833-1897):連作歌曲「美しいマゲローネ」Op.33 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1977年 原盤:EMI Records Ltd. & Mezhdunarodnaya Kniga
 

MKM 270
\1700
ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集
  癒えた者が希望に/朝早く/散歩/新しい恋/火の騎士/狩人の歌
  こうのとりの使い/隠棲/春に/旅路で/愛する人に/ペレグリーナI
  ペレグリーナII/さようなら/出会い/狩人/ある婚礼で/別れ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1973年 原盤:Polydor International GMbH (DG) & Mezhdunarodnaya Kniga
  

MKM 272
(2CD)
\2400
※期間限定価格
ベートーヴェン(1770-1827):
  弦楽四重奏曲第7番ヘ長調「ラズモフスキー第1番」Op.59 No.1(#)
  弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」Op.59 No.3(*)
  弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95(*)/弦楽四重奏曲第15番イ短調(+)
ボロディン弦楽四重奏団
 ミハイル・コペリマン、
 アンドレイ・アブラメンコフ(ヴァイオリン)
 ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ)
 ヴァレンチン・ベリンスキー(チェロ)
録音:1987年(*)/1988年(+)/1989年(#)
原盤:Virgin Records Ltd. & Mezhdunarodnaya Kniga
 

MKM 278
(3CD)
\3600
ロシアの魂 ロシア歌曲&民謡集 ニーナ・ヴィソチナ(ソプラノ)
アナトーリー・サフューリン、ボリス・ニコラーエフ(バス)
オシポフ・ロシア民族楽器楽団ソロイスツ
ニコライ・カリーニン(指揮)

録音:1990、1992年

MKM 147, 149, 150をスリップケースに収めたものです。


OPUS蔵



OPK 2103
\2400→\2190
フーベルマン、再発の希望に応え新マスターで復活
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
 (1929年録音)
(2)ラロ:スペイン交響曲 作品21(1934年録音)
(3)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲より「カンツォネッタ」
 (1923 年録音)
(4)ラロ:スペイン交響曲より「アンダンテ」、「ロンド」
 (1923 年録音)
ブロニスワフ フーベルマン(ヴァイオリン)
(1)ウィリアム・スタインバーグ(指揮)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(2)ジョージ・セル(指揮)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(3)フレンケル(ピアノ)
 オーパス蔵の初期に強烈な印象を残したフーベルマン、再発の希望に応え新マスターで復活

 原盤:SP

 いまアメリカで制作中のフーベルマンのドキュメンタリーに、オーパス蔵のチャイコフスキーやバッハなどの復刻音が使われます。そこで廃盤になっていたフーベルマンのチャイコフスキーとラロのSP録音を新マスターで復活させました。どちらもオーケストラの迫力とともに圧倒的に迫ってきます。フーベルマンの灰汁の強い個性に合った2 曲を高音質の復刻(2012 年リマスター) で堪能できます。

 チャイコフスキーの第1 楽章、フーベルマンはテンポの速い一筆書きで開始するが、その中に心のこもったポルタメントや強弱の波があって味が濃い。
 楽章全体を通じて低徊することはいっさいなく、逆に前進性と緊迫感に満ちた迫力が凄まじい。それを助長するのが切れの良いリズムで、スタッカートはすべて弓をとばすスピッカートで弾いており、小気味良い鮮やかさは比類もなく、随所で火花の飛ぶのが目に見えるようだ。その点ではハイフェッツも顔負けであり、コーダのアッチェレランドは凄まじさの極みといえよう。しかも決して毒々しくなっていないのは、彼の線の細い音がプラスに作用しているからである。第2 楽章も少しも粘らずに、むしろ淡い雰囲気を湛えつつ切々と歌ってゆく。この切々とした感じが今までの復刻盤では出ていなかったのだ。中間部も速いテンポなのでかえってカンタービレが生き、颯爽とした伊達男のヴァイオリンだが、ポルタメントの美しい効果が光り、それでいて通俗には陥っていない。これはまさに名技のヴァイオリン弾きによる「スペイン交響曲」だ。この楽器の妙技を誇張し、スペイン・ムードを濃厚甘美に生かし抜こうとするのである。試みにフィナーレだけでも耳にすれば、19 世紀生まれのヴィルトゥオーゾがどんなに凄かったかを、いやというほど思い知ることだろう。あたかも自作の即興演奏のごとく自由自在、鬼神が乗り移ったのではないかと疑われるほどの濃艶な表情が湧き上がってくる。きわ立ったリズムの語りは最高で、コーダの白熱したテクニックとテンポは息づまるばかり。中間部の腹にずしりと来るような豊かな低音は以前の復刻盤からは耳にし得なかったものだし、高音域の切ない歌も同じだ。( 宇野功芳)
 


OPK 2104
\2400→\2190
メンゲルベルク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98
 (1938年11月29日録音)
ボロディン:中央アジアの草原にて
 (1941年4月録音)
チャイコフスキー:大序曲「1812年」
 (1940年4月9日録音)
ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 1812年12 月ナポレオンの軍隊はロシアから撤退してから200年因縁が感じられるメンゲルベルクの「1812年」、2012年、記念の年に発売

 メンゲルベルクが1937 年以来録音していたテレフンケンはドイツの会社であるので、ブラームスの録音は極めて普通の企画であるが、チャイコフスキーとボロディンについては歴史的背景も気になるところである。ドイツから見たこの前後の出来事を書いておくと、
  1939 年9 月1 日、ポーランド侵攻。以後、北欧、バルカン諸国へ侵攻
  【1940 年4 月9 日、チャイコフスキー大序曲「1812 年」他、録音】
  1940 年5 月10 日、オランダ・フランス侵攻開始 5 月17 日、オランダ降伏
  1940 年6 月14 日、パリ無血入場 6 月22 日、フランス降伏 調印式
  【1941 年4 月25 日、ボロディン:「中央アジアの草原にて」録音】
  1941 年6 月22 日、独ソ不可侵条約破棄、ソ連侵攻開始
  1943 年2 月、スターリングラードで敗北 以後ドイツの敗退続く
 ボロディンの録音日はまだソ連とは仲のよい時であるが、発売の頃は戦闘の真最中ではなかったろうか。しかし、内容的に興味深いのは「1812 年」である。
 オランダやフランスへの侵攻が噂される中での、侵攻される側の録音である。メンゲルベルクはドイツ信仰が強かったから余り動揺はなかったかもしれないが、楽団員はどうだったであろうか。しかも曲はフランス軍の敗退を描いたものである。実際、録音のちょうど1 月後にはナチスドイツのオランダ侵攻が始まっている。レコードの発売はいつか不明であるが、フランスの降伏が早かったので進軍の景気づけには間に合わなかっただろう。しかしフランス敗北の記念録音としては役に立ったかもしれない。

OTAKEN RECORDS



TKC-343
\2300→\2090
フルトヴェングラー(指揮)&ベルリン・フィル
 (1)シューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120
 (2)ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲81
 (3)シューマン:マンフレッド序曲 作品115
 (4)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 MG非売品見本盤復刻で甦るフルトヴェングラー第3弾!シューマンの4番
 録音:(1)1953 年5 月14 日 ベルリン、イエス・キリスト教会でのスタジオ録音
    (2)1954 年5 月4 日 パリ、オペラ座での演奏会の実況録音
    (3)1949 年12 月18 日 ベルリン、ティタニア・パラストでの演奏会の実況録音
    (4)1950 年6 月20 日 ベルリン、ティタニア・パラストでの演奏会の実況録音
 音源:(1)-(3)MG6009 白レーベル非売品見本盤 (4)MG6004 白レーベル非売品見本盤

 CD 時代になって30 年、出る度に買い直して来たグラモフォン盤におけるフルトヴェングラーCD 遍歴は、結局のところかつて聴いたMG シリーズのレコードの音を求める旅であったと気づかされました。特にシューマンの交響曲第4番の裏面に入っていたマンフレッド序曲は、CD ではついにMG シリーズのレコードで聴いた感動は得られずじまいでした。ある中古レコード店の店主によれば、一度手放したMG シリーズのレコードを、買い戻しに来られる客が少なくない、とのことです。最近のCDは確かに音盤の数値上の特性は向上しており、そこにフルトヴェングラーなどという大古録音を入れる場合、リマスタリングが行われるのですが、デジタルはアナログに比べエンジニアの音の嗜好が反映される可能性が高いと思われます。
 今回、MG シリーズのレコードの白レーベル非売品、見本盤の美麗盤より復刻した一連のCD は、プチノイズ取り、ヒスノイズ取りを含めた一切のリマスタリングを排したものに仕上げております。さて、このCD に収められたシューマンの交響曲第4番は名演の誉高いもので、音の方も元々良かったのですが、今回は切り立ての見本盤特有の立ち上がりの良さと、ピュアアナログ独自の芳醇さを兼ね備えた音により、一層楽しんでいただけたら幸いです。(オタケン・レコード太田憲志)
 
 MG非売品見本盤復刻で甦るフルトヴェングラー「復帰3日目の運命」「戦中の2つのベートーヴェン4番」

 CD 時代になって30 年、出る度に買い直して来たグラモフォン盤におけるフルトヴェングラーCD 遍歴は、結局のところかつて聴いたMG シリーズのレコードの音を求める旅であったと気づかされました。特にシューマンの交響曲第4番の裏面に入っていたマンフレッド序曲は、CD ではついにMG シリーズのレコードで聴いた感動は得られずじまいでした。ある中古レコード店の店主によれば、一度手放したMG シリーズのレコードを、買い戻しに来られる客が少なくない、とのことです。
 最近のCD は確かに音盤の数値上の特性は向上しており、そこにフルトヴェングラーなどという大古録音を入れる場合、リマスタリングが行われるのですが、デジタルはアナログに比べエンジニアの音の嗜好が反映される可能性が高いと思われます。
 今回、MG シリーズのレコードの白レーベル非売品、見本盤の美麗盤より復刻した一連のCD は、プチノイズ取り、ヒスノイズ取りを含めた一切のリマスタリングを排したものに仕上げております。(オタケン・レコード太田憲志)


TKC-345
\2300→\2090
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
 (1)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
 (2)ベートーヴェン:エグモント序曲 Op.84
 (3)ワーグナー:
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 (4)ワーグナー:「パルジファル」聖金曜日の不思議
 (5)R.シュトラウス:
  「ティル・オイレンシュビーゲルの愉快ないたずら」Op.28
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:(1)(2)1947 年5 月27 日 ベルリン・フンクハウス(ベルリン放送会館)でのライヴ・レコーディング
    (3)1949 年12 月19 日 ベルリン・ティタニア・パラストでのライヴ・レコーディング
    (4)1951 年4 月25 日 アレクサンドリアでのライヴ・レコーディング
    (5)1943 年11 月13-16 日 ベルリン・フィルハーモニー・ホールでのライヴ・レコーディング
 音源:(1)(2)MG6006 (3)(4)MG6016 (5)MG6015 何れも白レーベル非売品見本盤

 本CD に納められた「運命」は、フルトヴェングラーの数ある「運命」の中でも随一と言われる復帰3 日目のものですが、これまでのものはティンパニーがもこもこと鳴ったり、フォルテが頭打ちになったりと音の面で不具合がありました。今回のものは、その点がかなり改善されたと思われますので、是非ご一聴くださいませ。(オタケン・レコード太田憲志)
 


TKC-344
\2300→\2090
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
 (1)ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(1)コンラート・ハンセン(ピアノ)
 録音:(1)1943 年6 月27−30 日 ベルリン・フィルハーモニー・ホールでの放送録音
    (2)1943 年10 月30 日−11 月3 日 ベルリン・フィルハーモニー・ホールでの実況録音
 音源:(1)MG6013 (2)MG6011 何れも白レーベル非売品見本盤

 本CD に収められた2つの4番は、今回のシリーズの中でも、盤の状態が非常に良かったもので、交響曲の第3楽章以外、プチノイズはほとんど聞こえません。演奏面では、交響曲もさることながら、協奏曲でのハンセンの一世一代の名演奏をお楽しみいただければ幸いです。(オタケン・レコード太田憲志)

POLSKIE NAGRANIA(MUZA)


PNCD 1442
\2300
マレク&ヴァツェク ピアノ・デュオ
 スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):糸紡ぎ娘
 ベートーヴェン(1770-1827):ソナタ ニ短調 より アレグレット
 シューマン(1810-1856):楽しき農夫
 ロッシーニ(1792-1868):オペラ「セビリャの理髪師」序曲 より
 ショパン(1810-1849):前奏曲変イ長調
 グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲イ短調 より
 メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲第4番「イタリア」より
 アリャビエフ(1787-1851):ナイチンゲール
 モーツァルト(1756-1791):春への憧れ
 サン=サーンス(1835-1921):白鳥
 ミルトン・エーガー(1893-1979):Happy Days Are Here Again
 ロシア歌謡:黒い瞳
 チャールズ・ニューマン:小人(*)
 スコット・ジョプリン(1868-1917):メイプル・リーフ・ラグ(*)
 マレク・トマシェフスキ:あなたが戻れば(*)
 ヴァツェク・キシェレフスキ&マレク・トマシェフスキ:ラビリンス(*)
 レス・リード(1935-):ラスト・ワルツ(+)
 ジョン・フィリップス(1935-2001):花のサンフランシスコ(+)
 バリー・ギブ(1946-)、ロビン・ギブ(1949-2012)&
  モーリス・ギブ(1949-2003):マサチューセッツ(+)
 ベルト・ケンプフェルト(1923-1980):The World We Knew(+)
マレク・トマシェフスキ、
ヴァツェク・キシェレフスキ(ピアノ)
アダム・スコルプカ(ダブルベース(無印)) 
イェジ・バルツ(パーカッション(*以外))
イェジ・ヴォジニャク(パーカッション(無印))
リズム・セクション伴奏(*)
マレク・ブロドフスキ(エレクトリク・ベース(+))
ユゼフ・ガヴリフ(パーカッション(+))
録音:1964年(*)/1968年(*以外)
 マレク&ヴァツェクのクレジットでジャンルを超えて活躍したポーランドのピアノ・デュオ、マレク・トマシェフスキ(1943-)、ヴァツェク(ヴァツワフ)・キシェレフスキ(1943-1986)のLP録音からの復刻音源。全体的にジャズっぽいノリです。
 

PNCD 1443
\2300
アグニェシュカ・コサコフスカ オペレッタの黄金時代
 ルボミル・ルジツキ(1884-1953):「カサノヴァ」(オペラ)、
 スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):「伯爵夫人」(オペラ)(*)、
 フロリモン・エルヴェ(1825-1892):「Mam'zelle Nitouche」、
 ユゼフ・ダムセ(1789-1852):「タラバン」、
 オッフェンバック(1819-1880):
  「天国と地獄」、「ドニ夫妻」、「美しきエレーヌ」、「ファヴァール夫人」、
 ミレッカー(1842-1899):「乞食学生」、
 レハール(1870-1948):
  「メリー・ウィドー」、「ジプシーの恋」、「この世は美しい」、
 パウル・ブルクハルト(1911-1977):「花火」、
 イサーク・ドゥナエフスキー(1900-1955):「サーカス」(映画音楽)、
 フレデリック・ロウ(1901-1988):「マイ・フェア・レディー」(ミュージカル)、
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):
  「ウエストサイド・ストーリー」(ミュージカル)から
 アーヴィング・バーリン(1888-1989):Idz sobie(原題不詳)
アグニェシュカ・コサコフスカ(ソプラノ)
ポーランド放送管弦楽団(*以外)
ステファン・ラホン(指揮(*以外))
ワルシャワ・オペラ合唱団&管弦楽団(*)
ミェチスワフ・ミェジェイェフスキ(指揮(*))
録音:1964、1966-1968、1971、1975年
 アグニェシュカ・コサコフスカはワルシャワ・オペラで活躍したソプラノ。すべてポーランド語による歌唱。
 

PNCD 1444
\2300
アダム・ズヴィエルツ
 ロッシーニ(1792-1868):オペラ「セビリャの理髪師」、
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「エルナーニ」、
 モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」、
 グノー(1818-1893)」オペラ「ファウスト」、
 スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):
  オペラ「幽霊屋敷」、「ハルカ」、「伯爵夫人」から
 エンリコ・カンニオ(1874-1949):恋する兵士
 スタニスラオ・ガスタルドン(1861-1939):禁じられた音楽(*)
 ロドルフォ・ファルヴォ(1874-1936):彼女に告げて(+)
 ホアキン・プリエト:アヴェ・マリア(ラ・ノビア)
 タデウシュ・ヴォジニャコフスキ(1931-):呼び声(#)
アダム・ズヴィエルツ(バスバリトン)
ポーランド放送ウーチ管弦楽団
ヘンリク・デビフ(指揮(無印))
ステファン・ラホン(指揮(*以外))
ヴオジミェシュ・カミルスキ(指揮(+))
ジグムント・グゼラ(指揮(#))
録音:1969-1978年
 アダム・ズヴィエルツ(1945年生まれ)はワルシャワ軍管区のバンド歌手としてキャリアをスタートさせたポーランドのバスバリトン。教会音楽以外なら何でも歌った人で、オペラ、ポピュラー・ソングから軍歌まで幅広いレパートリーを歌いこなしました。すべてポーランド語による歌唱。

PRAGA DIGITALS



PRDDSD 350065
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
奇跡的なハンマークラヴィア演奏〜リヒテルの神業がSACD 化
 ベートーヴェン:ピアノソナタVOL.1

 (1)ピアノソナタ第27番ホ短調 Op.90
 (2)同第28番変イ長調Op.101
 (3)同第29番変ロ長調Op.106
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 (1)1965年6 月2 日/プラハ(モノラル) (2)1986年5 月18 日/プラハ(ステレオ) (3)ハンマークラヴィア」[1975 年6 月/プラハ(ステレオ)/MONO、B-channel Stereo、75’10”

 SACD ハイブリッド盤。かつて通常盤が国内盤発売され「レコード芸術」特選に輝いたリヒテルによるベートーヴェンのプラハ・ライヴ。3篇いずれも神業ですが、なかでも「ハンマークラヴィア・ソナタ」の第3楽章は、乗っている時のリヒテル最良の例。演奏が進むにつれて音色はますます冴えわたり、17 分にわたり聴衆の存在を忘れたかのように、ひとりピアノとの対話に没入するリヒテルを聴くことのできる感動の記録です。
 この深遠は作品の内面世界を示してくれるだけでなく、渋く哲学的なピアノ録音として燦然と輝く宝石と申せましょう。リヒテルの息遣いまでも身近に感じられる、世にも貴いアルバムです。
 


PRDDSD 350091
(SACD HYBRID)
\2800→\2590

名盤の誉れ高いミケランジェリのラヴェルのピアノ協奏曲SACD発売!
 (1)ラヴェル:夜のガスパール
 (2)同:ピアノ協奏曲ト長調
 (3)同:優雅で感傷的なワルツ
 (4)ドビュッシー:子供の領分

アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(Pf)
エットーレ・グラチス(指)
フィルハーモニア管
 ミケランジェリの神業がますますクリアに。SACD化された驚愕の名演集

 (1)1960年5月22日/プラハ(ライヴ) (2)1957年3月/ロンドン (3)1952年2月12日/アレッツォ(ライヴ。モノラル) (4)1960年6月3日/プラハ(ライヴ) 

CD盤面、オリジナル・ブックレットには「Bi-Channel Stereo」の表記がございますが、代理店の調査の結果
 ラヴェル:夜のガスパール(モノラル)
 ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(ステレオ)
 ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ(疑似ステレオ)
 ドビュッシー:子供の領分(ステレオ)
であることが判明しました。

 SACD ハイブリッド盤。
 これは嬉しいリリース。名盤の誉れ高いミケランジェリのラヴェルのピアノ協奏曲をチェコの名人カレル・スケニークがSACDリマスタリング。これによりミケランジェリのクリスタルのような音色がますます純化し、目がくらむほどの美しさとなりました。オーケストラの輝かしさとエネルギーも増し、55 年前の録音とは思えぬ凄さ。
 さらにミケランジェリのディスコグラフィにも見当たらない1960 年6月3日プラハ・ライヴのドビュッシーの「子供の領分」も注目。音質はあまり良くないものの、11 年後の不朽のDG 盤と寸分違わぬ名演ぶりに驚愕。今日入手困難な1960 年5 月22 日の「夜のガスパール」のプラハ・ライヴや、1952 年2 月12 日の「優雅で感傷的なワルツ」のアレッツォ・ライヴも音質向上で入手できるのは慶賀の至り。ミケランジェリの正確無比なテクニックと透明なタッチがますますクリアに伝わってきます。
 


PRDDSD 350062
(SACD HYBRID)
\2800→\2490
リヒテル、発狂のショパン
 ・・・ついに復活・・・!

ショパン:
 (1)練習曲Op.10より第4番嬰ハ短調/第10番変イ長調/
  第11番変ホ長調
   [1988年7月15-20日/プラハ(ステレオ)]
 (2)練習曲Op.25より第5番ホ短調/第8番変ニ長調/
  第11番イ短調「木枯し」/第12番ハ短調
   [1988 年7 月15-20 日/プラハ(ステレオ)]
 (3)バラード第1 番ト短調Op.23
   [1960年2月21日/プラハ(モノラル)]
 (4)同第2番ヘ長調Op.38 [1960年2月21日/プラハ(モノラル)]
 (5)同第3番変イ長調Op.47 [1960年2月21日/プラハ(モノラル)]
 (6)同第4番ヘ短調Op.52 [1960年2月21日/プラハ(モノラル)]
 (7)ノクターン第18番ホ長調Op.62の2 [1972年10月18日/プラハ(ステレオ)]
 (8)同第19番ホ短調Op.72の1 [1972年10月18日/プラハ(ステレオ)]
 (9)幻想ポロネーズOp.61 [1972年10月18日/プラハ(ステレオ)]
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)

 ようやく復活した。
 PRAGAレーベル最大のベストセラーのひとつであり、リヒテル録音で最も発狂した演奏。
 かつてリアル・ショップ時代の店主は、PRAGAレーベルのうち、スメターチェクの「新世界」、そして「皇帝」&第4番アルバムとともに、このリヒテル盤を在庫していないショップはクラシックの店とは見なさない、などと偉そうなことを言っていた。
 ・・・そのリヒテルのショパン。
 冒頭のエチュード10−4でまず何が起こったか分からなかった。ここまで激しくする必要があるのか、というほど過激なはったりぶちかましの演奏。・・・こんなショパンがあるのか?
 そして圧巻は25−11。「木枯らし」と言われている曲である。・・もうほとんどスペクタクル大アクション映画。4分足らず聴いただけで終わった後はぐったり。それなのに、ああ、それなのに地獄に引きずり込むように壮絶で悲しく美しい12番がまだそのあとに続く・・・。
 この日のリヒテルは決して万全ではなく、ミスタッチもかなり多い。しかしここでのリヒテルの音楽にかける狂信者のような思い入れ・・・。ここまで燃焼し尽くしたリヒテルは稀である。
 そのあとの70年代の瞑想的なノクターン、ポロネーズも味わいぶかい。(「それでもクラシックは死なない!」より」)

 これぞ宝物。SACD 化で蘇った、こんな凄いバラード聴いたことがない!

 74’ 06”

 SACD ハイブリッド盤。かつて通常盤で出て評価の高かったリヒテルのショパン、プラハ・ライヴ。オリジナル・テープからSACD リマスタリングを施されて蘇りました。通常盤は2枚にまたがっていましたが、今回はショパンだけで1枚にまとめているのも嬉しい限り。どの曲もリヒテルならではの神業ですが、1960 年、彼がアメリカ・デビューを果たして大騒ぎとなった時期のバラード全4篇の凄さは衝撃的。常に手元へ置いておきたいCD と申せましょう。
 また「幻想ポロネーズ」の構成感と語り口は誰にも真似できない大きさで圧倒されます。比較的晩年の練習曲も豪快かつ切れ味抜群で、男性的ショパン演奏をお求めの向きに大イチオシのアルバムです。
 SACD 化により、細かい内声まではっきり聞こえ、さらに音色の変化も明瞭となりました。
 


PRDDSD 350063
(SACD HYBRID)
\2800→\2490
リヒテル〜屈指のシューベルト演奏、第21&13番
シューベルト:
 (1)ピアノソナタ第21番変ロ長調D960
   [1972年9月24日/プラハ(ステレオ)]
 (2)即興曲変イ長調Op.90 の4
   [1956年6月10日/プラハ(モノラル)]
 (3)ピアノソナタ第13番イ長調D664
   [1962年6月10、11日/プラハ(モノラル)]
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 これぞシューベルト、陶酔的な美しさにひたれる80 分

 79’ 19”

 SACD ハイブリッド盤。
 リヒテルのシューベルト録音はいずれも絶品ですが、このプラハ・ライヴはそのなかでも屈指の名演とされています。それがSACD 化で登場。シューベルト最後のソナタである第21 番の第1 楽章の遅いテンポと緊張感を持続させるテクニック、まさに神業です。また世界初出となる1962 年6 月の第13 番第1楽章、歌い回しの絶妙さは陶酔的な美しさで、誰にも真似できません。シューベルト作品は各楽章が長いものが多いですが、リヒテルの冴えた演奏だと、いつまでも聴いていたくなる凄さです。

REGIS


RRC1394
\950
タリス:
 40声のモテット「我、汝の他に望みなし」
 預言者エレミアの哀歌第1部、第2部
アリステア・ディクソン指揮、
シャペル・デュ・ロワ
 

RRC1395
\950
ブラームス:
 交響曲第1番

 悲劇的序曲Op.81、
 ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
カラヤン指揮、
ウィーンフィル
フィルハーモニア管
 

RRC1396
\950
プロコフィエフ:
 交響曲第6番、
 ヴァイオリン協奏曲第2番
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vln)
ムラヴィンスキー指揮、
レニングラード・フィル
 

RRC1397
\950
ブラームス:ハンガリー舞曲集全曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集Op.48、Op.72
アルフレッド・ブレンデル、
ワルター・クリーン(pf)
 

RRC9012
(18CD)
\4800
ヴェルディ:歌劇集
 リゴレット、トロヴァトーレ、椿姫、シモン・ボッカネグラ、
 仮面舞踏会、運命の力、アイーダ、オテロ、ファルスタッフ
マリア・カラス(Sop)
ティート・ゴッビ(Br)
ジョン・ヴィッカーズ(Ten)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
ユッシ・ビョルリンク(Ten)
トゥリオ・セラフィン、
ジャンアンドレア・ガヴァッツェーニ、
ガブリエレ・サンティーニ、
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

RETROSPECTIVE


RTR 4196
\1600
マレク・ウェーバー 〜 ウィーンのカフェ 〜
 ヒズ・23・ファイネスト1925-1935
  ウィーンのカフェ/ヴァレンシア/ヴァッハウの庭/
  女学生/美しいジゴロ/提灯ダンス/南国のバラ/
  春の喜び/オウ、ドンナ・クララ/金と銀/ハワイの花/
  ウィーンの歌う鳥/スペインのジプシー・ダンス/
  アイ・ヲント・ナッシング・バット・ユアー・ラブ/
  ローザ・ミーア/
  トゥナイト・ギブ・ミー・アン・アワー・オブ・ラブ/
  メリー・ウィンドウ/ハー・ファースト・ダンス/
  ザ・ミュージック・カムズ/愛の夢/マリールイズ/
  マリウ愛の言葉を/楽園の歌
マレク・ウェーバー&
 ヒズ・オーケストラ
  1920年代〜1950年代にかけて、イギリスやアメリカで活躍したミュージシャンの貴重な音源を復刻するシリーズ 『Restrospective』(レトロスペクティヴ)。
 熟練した演奏&弾き振りでオーケストラ指揮していたオーストリアの巨匠、マレク・ウェーバーの1925〜1935年の名演集。ヨーロッパ大陸で称賛を浴び、クラシックとライト・ミュージックを得意としたウェーバーのウィンナ・ワルツは、美しく気品漂う好演。

SCRIBENDUM(SACDシングル・レイヤー)


ムラヴィンスキー・イン・モスクワ
  〜1965&72年モスクワ音楽院大ホール・ライヴ〜

※通常のCDプレーヤーでは再生できません。


SC 603
(2SACDシングル・レイヤー)
\4600→\4190
SACD1
・チャイコフスキー:幻想序曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 OP.32
 1972年1月27日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・チャイコフスキー:交響曲第5番 OP.54
 1972年1月30日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ワーグナー:『神々のたそがれ』〜「ジークフリートの葬送行進曲」
 1972年1月26日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ワーグナー:『ワルキューレ』〜「ワルキューレの騎行」
 1972年1月26日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ワーグナー:『タンホイザー』〜「ヴェヌスベルクの音楽」
 1972年1月27日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ブラームス:交響曲第3番 OP.90
 1972年1月27日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 OP.54
 1972年1月27日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ベートーヴェン:交響曲第4番 OP.60
 1972年1月29日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ベートーヴェン:交響曲第5番 OP.67『運命』
 1972年1月29日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ワーグナー:『神々のたそがれ』〜「ジークフリートのラインへの旅」
 1972年1月26日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
エフゲーニ・ムラヴィンスキー指揮、
レニングラード・フィル
SACD2
・グリンカ:『ルスランとリュドミュラ』序曲
 1965年2月26日 エンジニア:ガクリン
・ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け
 1965年2月21日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・リャードフ:バーバ・ヤガー
 1965年2月21日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
 1965年2月21日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・グラズノフ:『ライモンダ』第三幕への前奏曲
 1965年2月21日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ムソルグスキー:モスクワ河の夜明け
 1965年2月21日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・リャードフ:バーバ・ヤガー
 1965年2月26日 エンジニア:ガクリン
・ワーグナー:『ローエングリン』より第三幕への前奏曲
 1965年2月
・ワーグナー:『ワルキューレ』よりワルキューレの騎行
 1965年2月
・モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲
 1965年2月23日 エンジニア:グロスマン
・モーツァルト:交響曲第39番
 1965年2月23日 エンジニア:グロスマン
・シベリウス:トゥオネラの白鳥
 1965年2月23日 エンジニア:グロスマン
・シベリウス:交響曲第7番
 1965年2月23日 エンジニア:グロスマン
・ワーグナー:『ローエングリン』より第三幕への前奏曲
 1965年2月23日 エンジニア:グロスマン
・ワーグナー:『ワルキューレ』よりワルキューレの騎行
 1965年2月23日 エンジニア:グロスマン
・ヒンデミット:交響曲『世界の調和』
 1965年2月26日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ミューズを司るアポロ』
 1965年2月26日 エンジニア:ヴェプリンツェフ
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 1965年2月28日 エンジニア:ガクリン
・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 1965年2月28日 エンジニア:ガクリン
・オネゲル:交響曲第3番『典礼風』
 1965年2月28日 エンジニア:ガクリン
スクリベンダムのベストセラー盤が待望のSACD(シングルレイヤー)となり甦りました!! 

SMC(MOSCOW CONSERVATORY モスクワ音楽院)



SMCCD 0031
\2000→\1890
ルドルフ・バルシャイの「音楽の捧げもの」
 J・S・バッハ(1685-1750)/ルドルフ・バルシャイ編曲:
  音楽の捧げもの ハ短調 BWV1079
モスクワ室内管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮)

録音:1958年11月11日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、モノラル
 初出音源と表示されています。


SOLO MUSICA



WS002
\2000→\1890
チェリビダッケ&ウィーン響/1952年
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
ウィーン交響楽団/
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
録音 1952年10月30日ウィーン,コンチェルトハウス Digital Remastering& Sound Restauration:THS-Studio Holger Siedler,Dormagen, Germany
 名指揮者フルトヴェングラーに飽くなき闘争心を抱き、また、自身の芸術を深く追求していく過程にあった若きチェリビダッケの燃えるようなブラームス(1833-1897)です。以前、いくつかのレーベルから非正規盤(MEMORIES MR 2043/2044、RARE MOTH RM 537)として発売されていた幻の録音。今回、このマスターテープを保有しているウィーン交響楽団が自らリマスタリングを試み、自信に満ちた音を得て発売に至ったものです。
 チェリビダッケ本人の言葉を信じるならば「レコード(CD)は音楽の破壊である、なぜならば音楽というものはホールの音響空間で再現するもので、マイクで収録するのは限界があるからだ」ということになりますが、実際にはSPの時代から歴史的モノラル、そして現代のハイエンドの時代においても、マイクとスピーカーで自然な響きを再現することはある程度可能でした。しかしながら、現在の技術においては、当時録音したモノラルの磁気テープのデータをデジタルリマスターすることで、より良い音を再現できるようになっています。
 この1952年のモノラル録音の修復も、マスターテープの経年老化などにより、困難な作業を伴いましたが、非線形歪みを極力排除し、新しいフィタリング技術で美しい響きと豊かな空間性を再現することに成功しています。

SOMM BEECHAM



SOMM-BEECHAM 19
\1800→\1690
〔再紹介旧譜〕

ビーチャム・コレクション RPOアーリー・デイズ
 モーラ・リンパニー(ピアノ)*

 メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》序曲Op.21
 ワーグナー:
  楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第3幕前奏曲
 モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op54*
トーマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
モーラ・リンパニー(ピアノ)*
 ロイヤル・フィルの創設年にモーラ・リンパニーを迎えて行われた1946年11月10日、サウス・ロンドンのデイヴィス・シアターでのライヴ・レコーディング。ゲイリー・ムーアによるリマスタリング。初出音源。
 6年前に一度紹介したもの。

SOMM(CELESTE)



SOMMCD 085
\2000→\1890
〔初紹介旧譜〕
ピーター・ケイティン・プレイズ・ショパン
 ショパン:
  バラード第4番ヘ短調Op.52
  3つのマズルカOp.59
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
  舟歌嬰へ長調Op.60
  幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
ピーター・ケイティン(ピアノ)
 1930年ロンドン出身の大ベテラン・ピアニスト、ピーター・ケイティンのショパン・プログラム。英国王立音楽院にわずか12歳で入学した彼の類まれな才能がショパンの名曲を通して感じられる。
 1987年6月13日−15日、セント・ジョージ・ホールでのライヴ・レコーディング。

SUPRAPHON



SU 4119
\1700→\1590
超個性的ドビュッシー
 イリヤ・フルニークの芸術

 (1)ドビュッシー:2つのアラベスク
 (2)同:版画
 (3)同:映像第1集
 (4)同:映像第2集
 (5)同:子供の領分
 (6)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
イリヤ・フルニーク(Pf)
 作曲家としても名高いフルニークの超個性的ドビュッシー

 [ 録音:1968 年12 月10 日(1)-(4)(ステレオ)、1958 年2 月28 日、3 月1 日(5)(モノラル)、 1959 年12 月8、9 日(6)(モノラル)/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)]/ADD、STEREO, MONO、81’21”

 今年生誕90 年を迎えるチェコのマルチタレント、イリヤ・フルニーク(1922-)。作曲家としての録音はいくつかあり、著述「ピアノ連弾奏法のすべて」(音楽之友社刊)も出版されていますが、ピアニストとしてのCD が入手できないのが残念な限りでした。今回、伝説として語り継がれるフルニークのドビュッシーとラヴェルが待望の初CD 化。フルニークはヤナーチェクのピアノ音楽の権威ですが、彼の奏するドビュッシーはどこかヤナーチェク風で、印象派的な靄がモラヴィア風な霧となり、独特の語り口で超新鮮。今日に通ずる解釈が半世紀近く前になされていたことはまさに驚愕。ヒストリカル・ファンのみならず、あらゆるドビュッシー・ファンに聴いていただきたい演奏です。

TOKYO FM


TFMCSA 1006
(SACD シングルレイヤー)
\4200
ローラ・ボベスコ/1983年東京ライヴ
 ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」op.78
 ショーソン:詩曲 op.25(初出)
 ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 クライスラー:テンポ・ディ・メヌエット
 ストラヴィンスキー:タランテラ〜〈イタリア組曲〉より
 ジョプリン:ジ・エンターティナー
 エスペホ:プレスト〈古風なスタイルによる2つの小品〉より
ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
岩崎淑(ピアノ)
 ショーソンの詩曲は初出!品格の色香漂う優美なヴァイオリン、絶世の美女ヴァイオリニスト、ボベスコ、SACDで復活、ライナーノートに盟友岩崎淑女史が語るローラ・ボベスコの思い出話も再録

 録音:1983 年3 月2 日、日本都市センターホール(東京)、ライヴ録音、ステレオ録音

 なんと初出のショーソンの詩曲を含む1983 年ローラ・ボベスコと岩崎淑の名演がSACD シングルレイヤーで復活!ボベスコの美しい音楽がこれ以上ないほど展開されています。イタリアバロックのヴェラチーニからしてライヴならではの勢いと美音が全開、美しい旋律を格調をもって歌い上げています。
 この味わいは真にボベスコならではで、ファンならずとも魅了されます。一転ブラームスは知的な情感にあふれたもので掛値なしの名演。初出のショーソンの詩曲はボベスコの歌心溢れる名演!実に多彩なプログラムが楽しめます。音質も大変良く、すばらしくリアリティのある空間が出現します。
 

TFMCSA 1005
(SACD シングルレイヤー)
\4200
シェリング/1976年東京ライヴ
 J.S.バッハ(1685-1750):
  ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調 BWV1016
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ ト短調 BWV1001
  ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV1019
  ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ
   第1番 ロ短調 BWV1014よりアンダンテ(アンコール)
ヘンリク・シェリング(vn)
マイケル・イサドーア(pf)
 SACDシングルレイヤーで名演復活ヘンリク・シェリング気迫と円熟の至芸!これぞ大バッハ正統。「思わず鳥肌の立つような感動を覚える」—音楽評論家 佐藤康則—

 録音:1976 年4 月12 日、東京文化会館、ライヴ録音

 これはすごいバッハ。レコード並みの完璧さでありながらライヴならではの感興の盛り上がりに息もつけません。このようなライヴが、かつて日本で存在したことにも感謝。パルティータ2 番も冒頭から終曲まで異常な求心力で演奏されシャコンヌの最後の一音が消えると、この世ならざる感動に満たされます。
 一貫した力に満ちた真に辛口の音楽。また音質も大変良くまるでシェリングが顔前にいるかのようなリアリティ。76 年の日本での偉大なコンサートが最上の音質で聴ける喜び。

TOKYO FM(SACDシングルレイヤー)


TFMCSA 1003
(SACDシングルレイヤー)
\4200
リヒター壮絶ゴルトベルク東京ライヴ!
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
カール・リヒター(チェンバロ)
 

 使用楽器:日生劇場提供Neupert 社「Bach Model」
 録音1979 年2 月19 日、石橋メモリアルホール、東京、ライヴ録音/非圧縮

 数種あるリヒターのゴルトベルクのなかでも快演中の快演として知られる1979 年の東京ライヴがSACD で復活。その一種異様な求心力に釘づけです!
通常のCDプレーヤーでは再生できません。



 

TFMCSA 1004
(SACDシングルレイヤー)
\4200
華があり美しかったリヒターのオルガン
 J.S.バッハ:オルガン作品集

 幻想曲 ト長調 BWV572
 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
 コラール「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV654
 前奏曲 ロ短調 BWV544
 コラール「汝イエスよ、今天より降りたもうや」BWV650
 トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
カール・リヒター(オルガン)
 録音:1979 年2 月23 日、東京カデドラル聖マリア大聖堂、東京、ライヴ録音/非圧縮

 まさにバッハとオルガンにリヒターが一体憑依した美しき大演奏。ロマンティックな情感にあふれた正真の名演奏。1979 年東京ライヴがSACD で復活!
通常のCDプレーヤーでは再生できません。

URANIA


WS121.220
(2CD)
\1800
シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管
 リスト:
  交響詩「前奏曲」、交響詩「マゼッパ」、
  交響詩「フン族の戦い」
  メフィスト・ワルツ第1番、
  ハンガリー狂詩曲第1番〜第6番
ヘルマン・シェルヘン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1957-1959
 

WS121.241
(2CD)
\1800
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 ロバート・メリル、
アルフレッド・クラウス、
アンナ・モッフォ、
ロザリンド・エリアス、
エツィオ・フラジェッロ
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮
RCAイタリア・オペラ管弦楽団、合唱団 
1963
 

WS 121.172
(3CD)
\2400
ワルター指揮&コロンビア響〜ブラームス
 ブラームス:
  交響曲全集
  大学祝典序曲
  悲劇的序曲
  ハイドンの主題による変奏曲
  運命の歌
   1959-1961
ブルーノ・ワルター指揮
コロンビア交響楽団
 

WS121.185
(3CD)
\2400
エットーレ・バスティアニーニ/A Discographic Career
The Studio Recordings: 1955-1962

CD1:
 Opera Arias and excerpts from
 Il barbiere di Siviglia, Lucia di  Lammermoor
 La favorita, La Gioconda 76'48
CD2:
 Opera Arias and excerpts from
 Rigoletto
 Il Trovatore
 La traviata 79'19
CD3:
 Opera Arias and excerpts from
 Un ballo in maschera, La forza del destino
 Don Carlo, La Boheme
 Andrea Chenier 79'16
エットーレ・バスティアニーニ
 

WS121.247
(3CD)
\2400
アルトゥーロ・トスカニーニ/The Great Recordings 1929-1954
 Nabucco - Va, pensiero Coro (Atto III)
 I Lombardi alla prima crociata - Qui posa il fianco Trio (Atto III)
 Luisa Miller - Sinfonia/Quando le sere al placido (Atto II)
 Rigoletto - (Atto III)
 I vespri siciliani - Sinfonia
 La traviata - Preludi agli Atti I & III/
 "Avrem lieta di maschere (Atto II)
 Un ballo in maschera
 Preludi agli Atti I & II
 Ecco l'orrido campo Teco io sto"""
 Inno delle nazioni
 La forza del destino - Sinfonia
 Aida - Sinfonia/Preludio/Danza degli schiavi mori/
 Gloria all'Egitto Marcia, ballabile e Finale Atto II
 Otello - Una vela! Esultate! Fuoco di gioia/
 Musica da Balletto (Atto I)/Niun mi tema (Atto IV)
 Falstaff - Quand'ero paggio & Finale Atto II/
 Tutto nel mondo e burla (Atto III)
 Messa da Requiem - Dies irae - Tuba mirum - Hostias/
 Libera me, Domine
 Te Deum - Quattro pezzi sacri n 4
トスカニーニ指揮
ニューヨーク・フィル
NBC交響楽団

VISTA VERA



VVCD 00244
\1700→\1590
初出音源
 スヴャトスラフ・リヒテル プライヴェート・コレクション Vol.2

 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
  ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 「テンペスト」
  7つのバガテル Op.33 から 第5番ハ長調,第3番ヘ長調
  11のバガテル Op.119 から 第9番イ短調,第7番ハ長調
  6つのバガテル Op.126 から 第4番ロ短調,第6番変ホ長調
  11のバガテル Op.119 から 第2番ハ長調
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1951年1月8日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール
 初出音源らしい「テンペスト」を含むベートーヴェン作品集。「テンペスト」はEMI録音の10年前。もちろん同曲の録音としては一番早い時期になる。
 VVCD 00242(リヒテル 1949年モスクワ・ライヴ)が「Vol.1」に相当するのかどうかについては確認がとれておりません。


WALHALL



WLCD0371
(2CD)
\2000→\1890
コンヴィチュニー&ベルリン国立管
 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」

  ドイツ語
ルドミラ・ドヴォルジャーコヴァ(エリザベッタ・ディ・ヴァロア) 
ヘドヴィヒ・ミュラー=ビュトウ(エボリ公女:Ms) 
マルティン・リツマン(ドン・カルロ:T)
ルドルフ・イェドリチカ(ロドリーコ:Br)
テオ・アダム(フィリッポ2世:Bs)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ベルリン国立管弦楽団(シュターツカペレ、ベルリン)、
国立歌劇場合唱団
1960年10月11日ベルリン国立歌劇場でのライヴ録音
※燃焼度の高い演奏。とても良い音質です。

WEITBLICK



SSS0140/41
(2CD 1枚価格)
\2200→\1990
ジュリーニ&スウェーデン放送交響楽団
 マーラー:交響曲第9番ニ長調

  (演奏タイム:[30:40][16:34][13:49][22:56])
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 遂にカルロ・マリア・ジュリーニがWEITBLICKに登場!マーラー9番、スウェーデン・ライヴ!!

 録音:1973年2月9日ストックホルム・コンサートホールに於けるステレオ・ライヴ録音

 WEITBLICK のスウェーデン放送響シリーズに、遂に巨匠ジュリーニが登場!しかも曲はマーラーの第九!
 ジュリーニと言えば、あらゆる作曲家の「第9 番」に決定的名盤を残していますが、このマーラーの9 番もまた格別です。シカゴ響との録音(DG)は伝説的名演として知られておりますが、活動晩年にはレパートリーから外してしまった曲目でもあります。伝え聞くところによると、ジュリーニは1964 年にベルリン・フィルとこの曲を取り上げ(この頃が初演奏と思われます)、1975 年にはウィーン交響楽団と演奏。前述のシカゴ響との録音が1976 年故に、70 年代でほぼ演奏しつくした感があります。スウェーデン・ライヴは73 年ですから、ちょうど解釈の頂点を迎えた時期と言って差支えないでしょう。
 当演奏はネット・ラジオでも知る人ぞ知る超名演として話題にもなっておりました。第1 楽章が重く遅いのはいつも通り、フィナーレは意外なスピードと軽やかさを見せます。スウェーデン放送響はこの頃から優秀だったことを証明しています。
 ジュリーニの伝記作者でフランス国立放送のディレクターも長年務めたジャン・イヴ・ブラ氏のライナーノートも価値あるものです。
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付

WERGO



WER 6956
(3CD)
特別価格\3600→\3290
ジャン・フランセ(1912-1997) — 生誕100周年セット
 [CD1]フランセ自作自演
  (1)愉快な主題による変奏曲〜ピアノと管楽アンサンブルのための(1976)
  (2)少女たちの5つの肖像
   〔I. 気まぐれな女 II. やさしい女 III. ずうずうしい女
    IV. もの思いにふける女 V.モダンな女〕〜ピアノのための(1936)
  (3)協奏曲(コンチェルト)〜2台のピアノとオーケストラのための(1965)
  (4)協奏曲(コンチェルト)〜クラヴサンと器楽アンサンブルのための(1959)
ジャン・フランセ((1)-(3)ピアノ、(4)クラヴサン)
(3)クロード・フランセ(ピアノ)
(1)マインツ管楽アンサンブル
(3)ピエール・シュトル指揮
 バーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団
(4)エミール・ナウモフ指揮
 ザールブリュッケン放送交響楽団
 [CD2]ディヴェルティメント
  (1)陽気なパリ〜トランペットと管楽器のための(1974)
  (2)特徴的な9つの小品〜10の管楽器のための(1973)
  (3)恋人たちのたそがれ(羊飼いの時間)〜
   Friedrick K. Wanekによる管楽器とピアノのための編曲版
  (4)7つの踊り〜バレエ「ソフィーの不幸」に基づく
   (10の管楽器のための)(1971)
  (5)コンチェルト〜ギターと弦楽オーケストラのための(1982/83)
  (6)8つの異国風舞曲(11管楽器と打楽器のための)(1981)
(1)キャロル・ドーン・ラインハルト(Tb)
(3)アガーテ・ヴァネク(Pf)
(5)エマニュエル・セルジュ(Gt)
(6)ジョン・ドヴォラチェク(打楽器)
(1)-(3)(6)マインツ管楽アンサンブル
(4)ハンス・リヒター指揮、
 南西ドイツ室内オーケストラ
 [CD3] ジャン・フランセと・・・
  (1)ハイドンの主題による11の変奏曲〜
   9の管楽器とコントラバスのための(1982)
  (2)シューベルト(フランセ編):3つの軍隊行進曲 op.51, D733
  (3)モーツァルト没後200年記念のエレジー
   (旧譜ALC5104の方の訳に準拠しています)
  (4)ショパン(フランセ編):3つのエコセーズ、ドイツ民謡による変奏曲
  (5)シャブリエ(フランセ編): 3つの絵画風小品(8つの絵画風小品より抜粋)
  (6)ヨーロッパ風小ワルツ
  (7)擬似的即興曲
  (8)モーツァルト・ニュールック
  (9)友パパゲーノへのオマージュ(友パパゲーノ礼賛)
(1)(8)野田一郎(コントラバス)
 ジャン・フランセ(ピアノ)
(1)(7)-(9)マインツ管楽アンサンブル
(2)-(6)アマデ管楽アンサンブル
 ジャン・フランセ生誕100 周年記念リリース

 [CD1]録音:(1)1977 年4 月 (2)1980 年5 月 (3)1967 年6 月 (4)1988 年9 月 [CD2]録音:(1)1976 年6 月、(2)1974 年6 月、(3)(4)1977 年3 月、(5)1986 年2 月、(6)1987 年1 月 [CD3]録音:(1)1987 年1 月、(2)-(6)1997 年2 月、(7)1977 年3 月、(8)(9)1987 年1 月

 1912 年生まれの音楽家といえば、ギュンター・ヴァント、ジョン・ケージ、ショルティなど、様々な巨匠がいましたが、フランスが生んだ作曲家、フランセも1912 年生まれでした。ジャン・フランセのモットーは、「喜びのための音楽」を作り上げることでした。エレガントでエスプリが効いたハーモニー、極めて明晰な音楽の響きが魅力で、音楽のユーモア、優雅さと皮肉がうまくちりばめられた、独自の世界が広がります。フランセの生誕100 周年を記念してリリースされるこのセットでは、フランセの魅力のエッセンスを伝える録音を選りすぐってお届け。[disc1] は、自作自演によるピアノの作品も収録、軽やかな魅力に満ちています。フランセの演奏によるクラヴサンも非常に軽妙洒脱な響きで、驚かされます。[disc2] でも、ミヨーら6人組を思わせるなんともエスプリに満ちた、フランセならではの作品が並びます。[disc3] フランセと・・・では、ハイドンの交響曲第94 番第2 楽章の旋律に基づいた変奏曲や、シューベルトの3つの軍隊行進曲などに関してフランセが語った肉声、シャブリエのピアノ曲を管楽器編成に編曲したものなど、音色と楽器の魔術師フランセの真骨頂をみることができます。
 【ジャン・フランセ Jean Francaix】
 1912 年5 月23 日に、作曲家にしてピアニストの父と、声楽家で合唱団を設立した母のもとに生まれ、10 歳でナディア・ブーランジェに和声の手ほどきをうけました。同年、第1 作となる作品を作曲、ラヴェルのすすめでパリ音楽院に進み作曲を学ぶ傍ら、ピアニストとしても活躍しました。18 歳の時、イシドール・フィリップのクラスで第一等を獲得。二十代前半から作曲家およびピアニストとして世界で認められるようになり、以降、オペラ、バレエ、管弦楽作品、協奏曲、映画音楽、声楽音楽など多岐にわたる業績をのこしています。娘クロード(ピアニスト)との共演など、晩年まで積極的に演奏活動も行っていました。1997 年9 月25 日没。




WEST HILL RADIO ARCHIVES



WHRA 6046
(4CD 3枚価格)
\6600→\5970
音質向上で本領発揮!トスカニーニBBC響との凄演ライヴ!
 「トスカニーニBBC交響楽団1935年6月ライヴ録音集」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
BBC交響楽団
 ケルビーニ:「アナクレオン」序曲
 ワーグナー:
  ファウスト序曲,「神々の黄昏」〜ジークフリートの死と葬送行進曲,
  「パルジファル」〜第1幕への前奏曲,聖金曜日の音楽
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
 エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36
   録音:1935年6月3、5日

 ジェミニアーニ:コンチェルト・グロッソ ト短調 Op.3-2
 モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
 ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲
 メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」 Op.61〜夜想曲,スケルツォ
 ドビュッシー:交響詩「海」
   録音:1935年6月12、14日

 (アンコール・トラック)
  ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」Op.43−序曲
   録音:1939年6月1日
 全てクイーンズ・ホールにおけるライヴ録音,デジタル変換:2012年(復元エンジニア:ジェネ・ゴーデット)、255'22

 偉大な指揮者アルトゥーロ・トスカニーニは、1930年代、ニューヨークを拠点にしつつ、夏はヨーロッパ各地で活動するのが常だった。これに目をつけた英国の名指揮者、エイドリアン・ボールトが、1935年の夏に、首席指揮者を務めるBBC交響楽団にトスカニーニを招聘することに成功、創立から僅か5年ながらボールトに鍛えられたBBC交響楽団をトスカニーニが大いに気に入ったことから、さらに1937、1938、1939年と夏の客演が続いた。当時70歳前後のトスカニーニは指揮者としての絶頂にあり、これらBBC交響楽団との共演の録音は、晩年のトスカニーニ以上にこの大指揮者の本領が発揮されたものとしてマニアの間では人気が高い。
 このCDには、最初の客演となった1935年の2回のプログラム4日のライヴ録音と、1939年の1曲が収録されている。1935年の客演ではトスカニーニはレコード録音を許可しなかったが、EMI社のフレッド・ガイスバーグが密かにマイクからの音声を回線でアビーロードスタジオまで引いて録音していた。演奏はいずれも60代のトスカニーニのライヴの物凄さが存分に発揮されたもので、ことにお得意のベートーヴェンの第7交響曲は、数種あるトスカニーニの録音の中でももっとも燃焼度の激しい名演である。ジェミニアーニは初出。従来出回っていた盤よりスクラッチノイズが大幅に軽減されている。
 


WHRA 6047
\2200→\1990
共演はミュンシュにモントゥ!
 アラウの未発表ベートーヴェン:協奏曲集!

ベートーヴェン:
 (1)ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
 (2)ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73 「皇帝」
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
(1)シャルル・ミュンシュ(指揮)
 ボストン交響楽団
(2)ピエール・モントゥ(指揮)
 ボストン交響楽団
 録音:(1)1961年8月18日、タングルウッド(ステレオ)(2)1960年7月23日、タングルウッド(モノラル)/未発表録音、デジタル変換:2012年(復元エンジニア:ジェネ・ゴーデット)、75'00

 クラウディオ・アラウがタングルウッド音楽祭に出演したベートーヴェンの協奏曲を2曲収録。驚くべきことに1961年の4番は、1961年の非商業用ライブ録音としてはかなり高レベルの良好なステレオ収録で、アラウの造型確かなピアノ、ミュンシュの厚く情熱的な指揮、さらには終演後のどよめき混じりの大喝采までたっぷり楽しめる。「皇帝」はモノラルで音の状態もそれほど良くはないが、モントゥが復帰するとボストン交響楽団が張り切るのが常で、第1楽章から異様なほど充実したまま最後まで突き進む演奏が素晴らしい。






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