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第68号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)
2012.12.18〜2013.2.8



ICA CLASSICS



ICAC-5090
\2000→\1890
クラウス・テンシュテット
 1-4.ブラームス(1833-1897):交響曲 第1番 ハ短調 Op.68/
 5-8.マルティヌー(189-1959):交響曲 第4番 H305
シュトゥットガルト放送交響楽団/
クラウス・テンシュテット(指揮)
録音 1976年9月24日 ゲッピンゲン 州立劇場…1-4, 1973年4月26日 SDRシュトゥットガルト放送…5-8 STEREO ADD
 以前「Concept」レーベルから突如発売されたテンシュテット&シュトゥットガルト放送交響楽団のブラームスとマルティヌー。
 このレーベル自体謎であり、以降のリリース予定がアナウンスされていたにも拘らず、その後一切消息不明となっており、なおかつ「日本のみ」で発売されていたという不思議な音源です。
 今回はICA CLASICCSが正式なライセンス契約を結び、発売に至ったもので、CD本体には「初リリース」と記されています。ブラームスでの溢れるパトス、美しい弦とふくよかな木管楽器の響きはとりわけ高く評価されていおり、またマルティヌーはレパートリーの珍しさでも注目を集めたものです。
 


ICAC-5091
\2000→\1890
ハンス・ロスバウト
 1-5.マーラー(1860-1911):交響曲 第5番 嬰ハ短調
ケルン放送交響楽団/
ハンス・ロスパウト(指揮)
録音 1951年10月22日 MONO ADD ※初CD化
 オーストリアの指揮者ハンス・ロスバウト(1895-1962)は、現代ではどちらかというと「現代音楽の擁護者」として認知されています。確かに彼はシェーンベルクやバルトーク、ストラヴィンスキー、クルジェネク作品の普及に大いなる貢献を果たしました。
 そんな彼ですが、第二次世界大戦後にマーラーの作品演奏に情熱を燃やし、1948年から1962年までに南西ドイツ放送交響楽団をはじめ、シカゴ交響楽団やアムステルダムコンセルトヘボウなどで、次々にマーラーを演奏。まさに伝説的なマーラー指揮者としての名声を確立したのです。
 2012年はそんなロスバウトの没後50周年にあたり、このアルバムは偉大なる指揮者へのオマージュとして制作されたものです。無骨でクールな表現の中にときおり伺える熱い情熱は、この当時におけるマーラー演奏の先鞭をつけていたに違いありません。
 


ICAC-5092
\2000→\1890
ゲーザ・アンダ
 1-3.チャイコフスキー(1840-1893):
  ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23/
 4-7.ブラームス(1833-1897):
  ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83
ゲーザ・アンダ(ピアノ)/
ケルン放送交響楽団/
ゲオルク・ショルティ(指揮…1-3)/
オットー・クレンペラー(指揮…4-7)
録音 ケルン放送 第1ホール 1958年6月2日…1-3, 1954年4月5日…4-7 MONO ADD
 ハンガリー生まれのゲーザ・アンダ(1921-1976)は、その卓越した技巧と美しい音で「驚異的な演奏家」として知られています。フルトヴェングラーからは「ピアノの吟遊詩人」と呼ばれたアンダの演奏は、極めて自由であり、また歌心に富んだものでした。特にバルトークについては、フリッチャイと共演した第3番の協奏曲が伝説的名演として語り継がれています。
 このCDに収録された2つの協奏曲は、どちらも重厚華麗な曲で、アンダと同胞のショルティとの火花散るかのようなチャイコフスキーと(こちらは初出)、クレンペラーの個性的な音楽作りが楽しめるブラームス(こちらは新リマスタリング)ともども、見事なものです。
 


ICAC-5093
\2000→\1890
エイドリアン・ボールト
 1-4.ブラームス(1833-1897):交響曲 第4番 ホ短調 Op.98/
 5-8.メンデルスゾーン(1809-1847):
  交響曲 第4番 イ長調「イタリア」Op.90
BBC交響楽団…1-4/
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団…5-8/
エイドリアン・ボールト(指揮)
録音 ロイヤル・アルバート・ホール 1975年8月8日…1-4, 1972年7月29日…5-8 STEREO ADD
 イギリスの名手エイドリアン・ボールト(1889-1983)はエルガーの朋友であり、ニキシュの弟子として知られています。彼の得意分野はイギリス音楽であることはもちろんですがドイツ音楽における格調高い表現力も高く評価されています。このブラームスとメンデルスゾーンはまさにそんなボールトの「ドイツ音楽」を堪能することができるでしょう。
 このブラームスの第4番は1975年のプロムスでの演奏で、以前にリリースされたことのない貴重なものです。またメンデルスゾーンは1954年のモノラル録音と1966年のステレオ録音(未CD化)のものしか存在せず、こちらの記録も大変貴重なものと言えるでしょう。
 


ICAC-5094
(2CD)
\2600→\2390
ハルトムート・ヘンヒェン マーラー:交響曲 第1番&第8番
<CD1>
 1-4.交響曲 第1番 ニ長調/
 5-12.交響曲 第8番 変ホ長調 第1部/
<CD2>
 1-17.交響曲 第8番 変ホ長調 第2部
<8番のソリスト・合唱団>
リタ・クリス(ソプラノⅠ)…罪深き女/
アンジェラ・マリア・ブラシ(ソプラノⅡ)…告白する女/
オフェリア・サラ(ソプラノ)…栄光の聖母/
キャスリーン・キーン(メゾ・ソプラノⅠ)…エジプトのマリア/
ラインヒルド・グンケル(メゾ・ソプラノⅡ)…サマリアの女/
グレン・ウィンスラーデ(テノール)…マリア崇拝の博士/
ジョン・ブレヒラー(バリトン)…法悦の教父/
クルト・リドル(バス)…瞑想する教父/
ナショナル・コア・オブ・ザ・ウクライナ「ドゥムカ」/
ウクライナ放送合唱団/
ドレスデン・フィルハーモニー少年合唱団/
<1番&8番>
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団/
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)
録音 アムステルダム・コンセルトヘボウ 1999年11月20日…第1番, 2002年9月10日…第8番 STEREO DDD
 1943年ドレスデン生まれのハルトムート・ヘンヒェン。彼は日本にも度々来日し、マーラー(1860-1911)やメンデルスゾーンなど、ドイツ、オーストリアのレパートリーを丁寧に聞かせてくれることで定評のある人です。ベルリン州立歌劇場で指揮者としてデビュー、その時はムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」を演奏し大好評をおさめました。
 ドレスデン国立歌劇場やアムルテルダム、ベルリン・フィルとの客演を重ね、2002年からはドレスデン音楽祭の音楽監督を務めました。とりわけ大編成の作品を統率する力に優れ、ここで聴けるマーラーの第8番も、曲の持つ途方もないスケールと祝祭的な雰囲気をきっちり把握し、全く隙のない造形で、マーラーの真意を描き出しています。第1番についても、ムダのない動きと丁寧な響き作りが素晴らしく、マーラーの音楽と聞く楽しみを改めて思い起こさせてくれるような好演となっています。
 


ICAC-5095
\2000→\1890
アルトゥール・ルービンシュタイン
 1-4.ベートーヴェン(1770-1827):
   ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3/
 5-12.ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ/
 13.ショパン(1810-1849):夜想曲 変ニ長調 Op.27-2/
 14.ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23/
<ボーナス・トラック>
 15.ショパン:
   アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
録音 ロンドン,ブロードキャスティング・ハウス,コンサート・ホール 1963年3月17日…1-14, 1959年10月6日…15 MONO ADD
 20世紀最大のピアニストのひとり、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)のBBC放送における1963年のライブ録音の登場です。これはごく最近に発見された音源であり、これまで市販になったことはありません。ポーランド出身のルービンシュタインは「ショパンの専門家」であり、常にエピソードにも事欠かないユニークな人でした。
 この演奏は彼の76歳の時のものですが、まだまだテクニックも衰えることなく(とはいえ、もともと超絶技巧を誇るタイプではないので・・・)、ベートーヴェンからもショパンからも、若々しい情熱と詩情が湧き上がるように溢れてきます。まさに「伝説のカリスマ性」を感じさせる見事な演奏であり、永遠の青年たるルービンシュタインの姿を彷彿させるものです。ボーナス・トラックとして付された「アンダンテ・スピアナートとポロネーズ」も、まさにショパンと一体化したかのような凄い演奏です。


ICAC-5096
(2CD)
\2600→\2390
ジョン・バルビローリ
<CD1>
 1-4.シューベルト(1797-1828):交響曲 第4番 ハ短調 D417/
 5-12.ブリテン(1913-1976):
  テノール、ホルンと弦楽のための「セレナーデ」Op.31/
<CD2>
 1-4.シベリウス(1856-1957):交響曲 第2番 ニ長調 Op.43
ジェラルド・イングリッシュ(テノール…CD1.5-12)/
ヘルマン・バウマン(ホルン…CD1.5-12)/
ケルン放送交響楽団(ケルンWDR交響楽団)/
ジョン・バルビローリ(指揮)
 イタリア人の父とフランス人の母の間に生まれたジョン・バルビローリ(1899-1970)は、最初チェリストとして活動をはじめ、1921年にはエルガーの「チェロ協奏曲」の演奏を行うほどの名手でした。その後指揮者に転向、1936年には30代にしてニューヨーク・フィルハーモニックの首席指揮者に就任しトスカニーニの後継者としての地位を確立、その後、1943年からはハレ管の音楽監督として名声を馳せます。
 数多くのオーケストラに客演、その人柄と音楽性は団員からも聴衆からも絶大なる支持を受け、また残した演奏も全てが永遠の光を放つものです。マーラー、シベリウスの説得力ある解釈はもちろんのこと、ヴォーン・ウィリアムスやディーリアスも得意としていましたが、ここでは珍しいブリテンの「セレナーデ」を聴くことができます。ソリストにホルンの名手バウマンと、名歌手イングリッシュを迎えたこの演奏は、この曲についてのバルビローリの唯一の記録です。シューベルト、シベリウスの演奏は無論文句なし。ケルン放送SOも彼の要求に申し分なく応えています。
 録音 1969年2月7日 ケルン放送 第1ホール STEREO ADD

IDIS



IDIS 6662
\1800→\1690
グレン・グールド(ピアノ)
 バッハ:
  クラヴィア協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
  ゴルトベルク変奏曲 BWV988
グレン・グールド(ピアノ)
ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム指揮
スウェーデン放送交響楽団(BWV1052)
 1958 年のグールドのライヴ二つ

 録音:1958 年10 月5 日、ストックホルム(BWV1052),1958 年7 月23 日、ヴァンクーヴァー(BWV988)/61分38秒

 グレン・グールドは20 代の若い頃は精力的な演奏会活動を行っていました。このCD には、1958 年の二つの演奏会からバッハの演奏が収録されています。クラヴィア協奏曲第1 番はストックホルムでのライヴ。これはBIS から発売されたストックホルム・ライヴ録音集(BIS323)には含まれていなかったので嬉しい発売。グールドの代名詞、ゴルトベルク変奏曲は、ヴァンクーヴァーでのライヴ録音。どちらも初出ではないものの、セットものに入っていることが多く、このように1 枚にまとめられての発売は初めて。これだけ聞きたいという人には便利な1 枚です。
 
IDIS 6661
\1800
アリリオ・ディアスの伝説 第1集
 フレスコバルディ:ガリアルダ,コレンテ,ラ・フレスコバルダ
 サンス:パヴァーナ,フォリア
 D.スカルラッティ:ソナタ
 バッハ:ガヴォット,フーガ,プレリュード,フーガ
 ハイドン:メヌエット
 ソル:モーツァルトの主題による変奏曲 Op.9
 タレガ:アルハンブラの思い出
 アルベニス:アストゥリアス
アリリオ・ディアス(G)
 生ける伝説アリリオ・ディアスの貴重な録音が登場!

 録音:1956、1960 年/79分30秒

 「アリリオ・ディアスは1923 年、ヴェネズエラ生まれのギタリスト。セゴビアの高弟で、非常に大きな尊敬を受ける大ギタリストなのですが、録音はたいへん少なく、知る人ぞ知る的存在です。このCD には、1956 年と1960 年に録音された二つのアルバムを収録。ディオスの魅力をたっぷり楽しめます。

INA



IMV091
(2CD)
\3600→\3190
フランスINAからドゥヴィ・エルリ(Vn)音源登場!!
 ロン・ティボー・コンクール優勝時の
  チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲ライヴ収録

CD.1
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 1962年4月26日録音
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
 1960年2月16日録音
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 1961年7月13日録音
ルーセル:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 1961年2月16日録音

CD.2
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
 1961年2月21日録音
ミヨー:ヴァオイリン・ソナタ第2番
 1962年4月27日録音

ボーナス・トラック
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 1955年6月27録音
  (ロン・ティボー・コンクール優勝)
ドゥヴィ・エルリ(Vn)
ジャック・フェヴリエ(p)

ジョルジュ・ツィピーヌ - (指揮)
パリ音楽院管弦楽団
 1928年生まれのフランスの名匠ドヴィ・エルリ。パリ音楽院を1等で卒業し、パスキエ、カザルス、エネスコに師事、1955年のロン・ティボー・コンクールで優勝した伝説のヴァイオリニスト。1950年代から60年代にかけてバッハから現代までのさまざまな作品を録音してディスク大賞を4度受賞している。伝説とはいえ1990年代になお現役として活躍していて、その名はときおりマニアの間でささやかれていた。惜しくもパリ10区で交通事故に遭って亡くなったが、それも授業でエコール・ノルマルに向かう途中だったという。


ARDMORE エルリの旧譜
M-024
CD-R\1600
ラロ:スペイン交響曲 ノルウェー狂詩曲
ラヴェル:ツィガーヌ*
 (1956年10月 パリ録音 LP Ducrete Thomson 320 C124)MONO
 (1950年代ライヴ録音 アセテート盤) MONO 
(ヴァイオリン)ドゥヴィ・エルリー
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
フランス国立管弦楽団 *
ロンドン・フィル
M-038
CD-R\1600
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
(ヴァイオリン)ドゥヴィ・エルリー
 セルジュ・ボド指揮 セント・ソリ管
  (LP Francais du Disque 64 1950年代中期録音)MONO
(チェロ)ギイ・ファロ
  アンドレ・ジューヴ指揮 南西ドイツ放送響
  (LP Ducrete Thomson 320 C129 1957年録音)MONO
 
ASS-046
CD-R\1700
ドヴィ・エルリのモーツァルト
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調Kv.207
  同 第2番ニ長調Kv.211
 12inch (F)HMV FALP152 - 1950年代初期パリ録音MONO
(ヴァイオリン) ドヴィ・エルリ
アルトゥール・ゴルドシュミット指揮
コンセール・ラムール管弦楽団
 パッケージは薄CDケース入りジャケ印刷とCD-R印刷のみの商品で、日本語表記と日本語解説はありません。全てモノラル録音。


KVINTA PRAGUE


KV 4001-2
\2300
ショパン、ヴォイチーシェク:ピアノ作品集
 ショパン(1810-1849):
  バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38
  バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52
 マルチン・ヴォイチーシェク(1950-):
  前奏曲、コラールとトッカータ/ソナタ第2番
マルチン・ヴォイチーシェク(ピアノ)

録音:1991年8月14-15日、アムステルダム、オランダ 発売:1995年以前

 マルチン・ヴォチーシェクは1950年チェコのフルディムに生まれ、プラハ音楽アカデミーでイロナ・シュチェパーノヴァー=クルゾヴァーに師事したピアニスト・作曲家。1974年以来プラハ音楽院で教えています。ショパンとノヴァークを得意としており、ノヴァークの全ピアノ独奏作品を録音した最初のピアニストでもあります。

 

KV 4002-2
\2300
ショパン(1810-1849):ピアノのためのスケルツォ&ワルツ集
  スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
  スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
  ワルツ変イ長調 Op.34 No.1/ワルツ イ短調 Op.34 No.2
  ワルツ変イ長調 Op.42/ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
  ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1/ワルツ変イ長調 Op.69 No.1
マルチン・ヴォイチーシェク(ピアノ)
録音:1995年4月21-22日、ドヴォルジャーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
発売:1995年
 

KV 4003-2
\2300
ショパン(1810-1849):夜想曲集
  ロ長調 Op.9 No.3/ヘ長調 Op.15 No.1/嬰ハ短調 Op.27 No.1
  変ニ長調 Op.27 No.2/ト短調 Op.3 No.1/ト長調 Op.3 No.2
  ハ短調 Op.48 No.1/嬰ヘ短調 Op.48 No.2/ヘ短調 Op.55 No.1
  変ホ長調 Op.55 No.2/ロ長調 Op.62 No.1/ホ長調 Op.62 No.1
マルチン・ヴォイチーシェク(ピアノ)
録音:1996年8月20、22日、マルチヌー・ホール、音楽アカデミー(リヒテンシュタイン宮)、プラハ、チェコ
発売:1996年
 

KV 4006-2
\2300
ショパン、リスト:ピアノ・ソナタ集
 ショパン(1810-1849):
  ソナタ第2番変ロ短調 Op.35/ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 リスト(1811-1886):ソナタ ロ短調
マルチン・ヴォイチーシェク(ピアノ)
録音:時期の記載なし、マルチヌー・ホール、音楽アカデミー(リヒテンシュタイン宮)、プラハ、チェコ
発売:1998年
 

KV 4010-2
\2300
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):ピアノ作品集 Vol.1
  冬の夜の歌 Op.30(*)/思い出 Op.6(+)/青春 Op.55(+)
マルチン・ヴォチーシェク(ピアノ)

録音:1998年8月(*)、1997年11月(+)、プラハ放送スタジオ、チェコ
原盤・前出:Panton, 819007-2 ライセンサー:Supraphon(*) 発売:2011年

外装等に「Vol.1」の表示はございません。ご了承ください。

ドヴォルジャークに師事したチェコの作曲家ノヴァーク。さまざまな素材や技法を採り入れならがも後期ロマン派様式にとどまり、ブラームス流の堅固な構成を持つ作品を残しました。

 

KV 4009-2
(SU 3575-2)
\2300
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):ピアノ作品集 Vol.2
  英雄的ソナタ Op.24(*)/舟歌 Op.10(+)/たそがれに Op.13(+)
  セレナード Op.93(#)/バガテル集 Op.5(#)
マルチン・ヴォイチーシェク(ピアノ)

録音:1999年12月(*)、1998年12月(+)、2000年4月(#)、プラハ放送スタジオ、チェコ

外装等に「Vol.3」の表示はございません。Kvinta Pragueが Supraphonから SU 3575-2を買い受けたものと思われますが、Supraphonで廃盤となっているため供給されない可能性がございます。ご了承ください。

 

KV 4008-2
\2300
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):ピアノ作品集 Vol.3
  音詩「パン」Op.43(*)/バラード Op.2(+)/牧歌 Op.11(#)
マルチン・ヴォイチーシェク(ピアノ)

録音:2004年1月(*)、2004年9月(+)、2002年10月(#)、プラハ放送スタジオ、チェコ
発売:2006年

外装等に「Vol.3」の表示はございません。ご了承ください。

 

KV 4007-2
\2300
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):ピアノ作品集 Vol.4
  スロヴァキア組曲 Op.32(全5曲)(*)/私の五月 Op.20(全4曲)(+)
  小組曲 Op.45(全5曲)(#)/2つのヴァラシュ舞曲 Op.34(**)
マルチン・ヴォイチーシェク(ピアノ)

録音:2001年10月(*)、2003年4月(+)、2002年3月(#)、2002年10月(**)、プラハ放送スタジオ、チェコ
発売:2005年

外装等に「Vol.4」の表示はございません。ご了承ください。

 

KV 0004-2
\2300
ヤナ・ムラーゾヴァー(メゾソプラノ)
 名歌&アリア集

 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア/セレナード
 シューマン(1810-1856):献身 Op.25 No.1
 ブラームス(1833-1897):子守歌 Op.49 No.4
 ドヴォルジャーク(1841-1904):ジプシーの歌 Op.55 から
   私の歌が鳴り響く(No.1),わが母の教えたまいし歌(No.4),
   弦の調子を合わせて(No.5)
 モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」から 恋とはどんなものかしら
 ロッシーニ(1792-1868):オペラ「セビリャの理髪師」から 今の歌声は
 マスカーニ(1863-1945):
  オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」から ママも知るとおり
 ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から ハバネラ
 サン=サーンス(1835-1921):
  オペラ「サムソンとデリラ」から あなたの声に私の心は開く
 レハール(1870-1948):オペレッタ「メリー・ウィドー」から ヴィリアの歌
 ガーシュウィン(1898-1937):
  ミュージカル「レディー・ビー・グッド」から 私の愛する人
  オペラ「ポーギーとベス」から サマータイム
ヤナ・ムラーゾヴァー(メゾソプラノ)
プルゼニュ放送交響楽団
アレクサンデル・アポリーン(指揮)

録音:1996年8月26-29日、プルゼニュ放送スタジオ、チェコ 発売:1996年

ヤナ・ムラーゾヴァーはプラハ音楽アカデミー、ローマの聖チェチーリア音楽アカデミーで学んだチェコのメゾソプラノ。優れた技巧と様式感の持ち主で、レパートリーはモーツァルトからシュトックハウゼンまで及んでいます。


MARSTON



53014-2
(3CD)
\7200→\6590
「エジソンの遺産 第2集」
 (1)ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜世のむなしさを知る神/「アイーダ」〜ああ祖国よ
 (2)マスカーニ:「イリス」−悲しい夢を見た
 (3)グノー:「ファウスト」−宝石の歌(イタリア語)
   アデリーナ・アゴスティネッリ(ソプラノ)
   録音:(1)1910年11月15日、ロンドン、(2)1912年6月、ロンドン、(3)1912年6月10日、ロンドン

 グノー:「ファウスト」−清らかな住まい(イタリア語)
   カルロ・アルバーニ(テノール)  録音:1911年7月4日、ロンドン

 ヴェルディ:「仮面舞踏会」−お前だったのか
   オレステ・ベネデッティ(バリトン)  録音:1911年6月30日、ロンドン

 (1)ヴェルディ:「トロヴァトーレ」—穏やかな夜
 (2)ヴェルディ:「運命の力」−平安を!
 (3)ヴェルディ:「アイーダ」−勝って帰れですって
   チェレスティーナ・ボニンセーニャ(ソプラノ)
   録音:(1)1911年4月11日、ロンドン、(2)1911年4月、ロンドン、(3)1911年4月4日、ロンドン

 (1)ビゼー:「カルメン」−花の歌(イタリア語)
 (2)ワーグナー:「ローエングリーン」−遥かな国(イタリア語)
   イタロ・クリスタッリ(テノール)  
   録音:(1)1910年11月1日、ロンドン、(2)1910年11月3日、ロンドン

 (1)ドニゼッティ:「ファヴォリータ」−ああ、私のフェルナンド
 (2)ベルリオーズ:「カルタゴのトロイアの人々」−ティルスの人々よ
   エレオノーラ・デ・シスネロス(メッゾソプラノ)
   録音:(1)1910年3月19日、ニューヨーク、(2)1912年6月4日、ロンドン

 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」−あなたの声に私の心は開き
 マスネ:「ウェルテル」−ウェルテル!(手紙の歌)
   マリー・ドゥルナ(アルト)  録音:1912年6月5日、ロンドン

 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−陰口の歌
 ベッリーニ:「夢遊病の女」−ああ、心地よい土地よ、お前を再び見ている
   アンドレス・デ・セグロラ(バス)  録音:1910年10月、ロンドン

 ベッリーニ:「夢遊病の女」−そよ風がうらやましい
   マリア・ガルヴァニ(ソプラノ)、ウンベルト・マクネス(テノール) 
    録音:1910年10月26日、ロンドン

 (1)プロッホ:アリアと変奏 Op.64
 (2)アルディーティ:魅力的な女
   マリア・ガルヴァニ(ソプラノ)  
    録音:(1)1910年10月20日ロンドン、(2)1910年10月21日ロンドン

 ワーグナー:「神々の黄昏」−無愛想な小人はミーメといった
   ハインリヒ・ヘンゼル(テノール)  録音:1911年3月28日、ロンドン

 (1)マイヤベーア:「ディノーラ」−あなたは仕返しをされた(イタリア語)
 (2)ヴェルディ:「オテッロ」−イヤーゴの信条
 (3)サロモン:恍惚
   ジュゼッペ・カシュマン(バリトン) 
    録音:(1)(3)1910年11月2日ロンドン、(2)1910年10月31日ロンドン

 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」−不実な女め!
   パオラ・コラレク(ソプラノ)、カルロ・アルバーニ(テノール)、オレステ・ベネデッティ(バリトン)
   録音:1911年7月5日、ロンドン

 ヴェルディ:「アイーダ」−再び君に会えた
   パオラ・コラレク(ソプラノ)、カルロ・アルバーニ(テノール) 
    録音:1911年7月4日、ロンドン

 グノー:「ファウスト」−主よ、あなたの卑しい僕を(教会の場面 イタリア語)
   パオラ・コラレク(ソプラノ)、ポンピーリオ・マラテスタ(バス) 
    録音:1911年7月7日、ロンドン

 (1)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」−空は微笑み
 (2)ビゼー:「真珠採り」−私には再び聞こえるように思われる(イタリア語)
 (3)フロトー:「マルタ」−愛に満ちて彼女は私の前に現れた(夢のごとく イタリア語)
 (4)マスカーニ:「友人フリッツ」−恋よ、心の美しき光よ
   ウンベルト・マクネス(テノール)
   録音:(1)(2)1910年10月31日、ロンドン、(3)(4)1910年11月3日、ロンドン

 ワーグナー:「ローエングリーン」−沈鬱な日々にひとり
 ワーグナー:「タンホイザー」−全能の聖処女様
 ヴェルディ:「アイーダ」−勝って帰れですって
   マリー・ラポルト(ソプラノ) 録音:1910年7月、パリ

 ヴェルディ:「オテッロ」−夜も更けた
   レオ・スレザーク(テノール)、マリー・ラポルト(ソプラノ) 録音:1911年4月7日、ロンドン

 レオンカヴァッロ:「道化師」−よろしいですかな?
   ドメニコ・ヴィリョーネ=ボルゲーゼ(バリトン) 録音:1912年6月12日、ロンドン

 ヴェルディ:「アイーダ」−勝って帰れですって,それが運命だった
 マスネ:「エロディアード」−彼は天のように美しい(イタリア語)
 ボーイト:「メフィストーフェレ」−ある夜、深い海に
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」−マンマ、あなたも知る通り、
 プッチーニ:「蝶々夫人」−ある日、見ることでしょう
   カロリーナ・ホワイト(ソプラノ)、エレオノーラ・デ・シスネロス(メッゾソプラノ)
   録音:1910年7月18−21日、パリ
 発明王エジソンの遺産第2集

 marstonによるエジソンの遺産、第1集(52042-2)の続編の第2集が登場。蓄音機が発明王エジソンによって実用化されたのは有名である。だが音楽録音を軽視していたエジソンは録音産業に乗り遅れ、その間に針が横震動の円盤録音が広まってしまう。
 1910年代になってエジソンはダイヤモンド・ディスクで巻き返しに出る。これは縦震動式の円形音盤をダイヤモンド針で再生するもので、音質の良さが売りだった。しかし高額だったこと、縦震動のためディスクが厚くかさばること、先行したヴィクターやコロムビアが大物アーティストを押さえていたことなどから、十分な成果を収められず、電気式録音時代に入って間もなく消滅してしまった。
 エジソン・ディスクの録音は同時期の他社の録音に比べ、スクラッチノイズと歪みが少なく、帯域も広めで、音がより自然に聞こえる。百年前のマイクを用いていない録音であれば、かなり良い音質と言えるだろう。この第2集には、今日でも有名な歌手はごく少ない(レオ・スレザークくらいだろう)が、いずれも20世紀初頭に活躍した名歌手たちである。エジソン・ディスクで聞けば、昔の歌手の歌は古くさくて楽しめないという偏見が取り除かれることだろう。


旧譜/第1集

52042
(2CD)\4800→\4390
「エジソンの遺産 第1集」 オペラ・アリア集
 ルクレツィア・ボリ(ソプラノ) 1910−13年/マルセラ・クラフト(ソプラノ) 1918年/
 エミー・デスティン(ソプラノ) 1911年/エドアルド・ファティカンティ(バス) 1910年/
 ルイーザ・ガリバルディ(メッゾソプラノ),イタロ・クリスタリ(テノール) 1910年/
 メリッタ・ハイム(ソプラノ) 1911年/フリーダ・ヘンペル(ソプラノ) 1920年/
 ハインリヒ・ヘンゼル(テノール) 1911年/ヴァランタン・ジョーム(テノール)1914年/
 パオラ・コラレク(ソプラノ),オレステ・ベネデッティ(バス) 1911年/
 ルチェット・コルソフ(ソプラノ) 1914年/
 マリア・ラビア(ソプラノ),ヴァランタン・ジョーム(テノール) 1914年/
 エンミ・ライスナー(アルト) 1914年/ウンベルト・マクネツ(テノール) 1910年/
 マルガレーテ・マツェナウアー 1915年/カルメン・メリス(ソプラノ) 1913年/
 ローザ・オリツカ(メッゾソプラノ) 1915−16年/
 マリー・ラッポルド(ソプラノ) 1910年/
 ドメニコ・ヴィリョーネ=ボルゲーゼ(バス) 1910年/
 フランツ・フォーゲルシュトローム(テノール) 1910年/
 エディト・ウォーカー(ソプラノ) 1910年/カロリーナ・ホワイト(ソプラノ) 1910年
蓄音機はエジソンが発明したが、彼が採用したシリンダー(円筒)録音よりも、ベルリナーが発明したディスク(円盤)録音の方が優性になってしまった。これに対しエジソンもディスクを採用、厚みのある円盤に縦振動記録し、ダイヤモンド針で再生するものだった。この方式は、同時期のベルリナー方式よりもずっと音質に優れていたが、出遅れの巻き返しはできず、録音しながら未発表に終わった音源が多数ある。このCDではそうした貴重な音源を復刻している。当時の大歌手ルクレツィア・ボリの絶唱は聞きもの。


再プレスされました!!


54003-2
(4CD、3枚価格)
\7200→\6590
世紀の奇人、ウラディーミル・ド・パハマン全録音集
 多分・・・今度も早めに売り切れます。
ウラディーミル・ド・パハマン(Pf)
 GRAMOPHONE AND TYPEWRITER録音、ロンドン
  ショパン:
   舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/夜想曲 ト長調 Op.37-2/
   前奏曲 ト短調 Op.28-22/前奏曲 ヘ長調 Op.28-23/
   マズルカ 変イ長調 Op.50-2/
   練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」/
   ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬」/
   ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/
  ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2
   (1907年)

 GRAMOPHONE COMPANY録音、ロンドン
  ショパン:練習曲 Op.10-12 「革命」
  メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.140
  リスト:リゴレット・パラフレーズ
  ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2
   (1909年6月14、22日)

 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY録音、キャムデン
  ショパン:
   夜想曲 ヘ長調 Op.15-1/即興曲 変イ長調 Op.29/
   前奏曲 ヘ長調 Op.28-23/前奏曲 ニ短調 Op.28-24/
   練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」/
   マズルカ 変イ長調 Op.50-2/マズルカ イ短調 Op.67-4/
   マズルカ ハ長調 Op.33-3/練習曲 ハ長調 Op.10-1/
   練習曲 ヘ短調 Op.25-2
  リスト:華麗なマズルカ/リゴレット・パラスレーズ/
  メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67-4 「紡ぎ歌」/
  シューマン:予言の鳥 Op.82-7/
  ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2
   (以上 1911年11月7、8日)
  ショパン:
   夜想曲 ト長調 Op.37-2/練習曲 ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」/
   練習曲 ホ短調 Op.25-5/マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3/
   ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」—第3楽章/
   練習曲 ハ短調 Op.10-12 「革命」/
   前奏曲 イ長調 Op.28-7/前奏曲 嬰ハ短調 Op.28-10/
   前奏曲 ハ短調 Op.28-20/夜想曲 ヘ短調 Op.55-1/
   ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1/バラード 変イ長調 Op.47
  メンデルスゾーン:
   無言歌 嬰ヘ短調 Op.30-6 「ヴェネツィアの舟歌2」/
   無言歌 ハ長調 Op.67-4 「紡ぎ歌」
    (以上 1912年4月25、26日)

 英COLUMBIA録音、ロンドン
  ショパン:
   即興曲 変イ長調 Op.29/夜想曲 変ホ長調 Op.9-2/
   マズルカ イ短調 Op.67-4/前奏曲 ヘ長調 Op.28-23/
   前奏曲 ニ短調 Op.28-24/練習曲 ヘ長調 Op.25-3/
   前奏曲 変ロ短調 Op.28-16/
  リスト:ポロネーズ第2番 ホ長調
   (以上 1915年12月)
  ショパン:
   夜想曲 変ニ長調 Op.27-2/マズルカ ハ長調 Op.33-3/
   練習曲 ヘ長調 Op.25-3/マズルカ ロ短調 Op.33-4/
   ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58〜第2楽章/
   ワルツ 変ト長調 Op.70-1/エコセーズ 変ニ長調 Op.72-3-3
  シューマン:気まぐれ Op.12-4/
  リスト:愛の夢第3番 変イ長調/リゴレット・パラフレーズ/
  ブラームス:カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5/
  ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157-2
   (以上 1916年1月)

 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY録音、キャムデン
  シューマン:ノヴェレッテ第1番 ヘ長調 Op.21-1/
  ショパン:
   即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36/夜想曲 ロ長調 Op.32-1
    (以上 1923年12月14日)
  ショパン:前奏曲 変ニ長調 Op.28-15 「雨だれ」(2種の演奏)
   (1924年5月26日)
  シューマン:
   ノヴェレッテ ヘ長調 Op.21-1(2種の演奏)/予言の鳥 Op.82-7/
  メンデルスゾーン:無言歌 イ長調 Op.62-6 「春の歌」
   (以上 1924年9月23日)

 GRAMOPHONE COMPANY録音、ロンドン
  ショパン:
   即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36/夜想曲 変ニ長調 Op.27-2/
   夜想曲 ロ長調 Op.32-1(パハマンのコメント付き)/
   練習曲 ヘ長調 Op.25-3/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/
   前奏曲 ロ短調 Op.28-6/マズルカ ト長調 Op.67-1/
   マズルカ 変ロ短調 Op.24-4/マズルカ 変イ長調 Op.50-2
    (以上 1925年6月6日)
  ショパン:
   ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1/
   ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬」(2種、共にパハマンの前口上付き)/
   ワルツ 変イ長調 Op.64-3/ワルツ 変ト長調 Op.70-1
    (以上 1925年12月15日)
  ショパン:
   前奏曲 ロ短調 Op.28-6/前奏曲 ト長調 Op.28-3/
   前奏曲 変ニ長調 Op.28-15 「雨だれ」/
   練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」(パハマンの前口上付き)/
   夜想曲 ホ短調 Op.72-1/マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3/
   マズルカ イ短調 Op.67-4/
  メンデルスゾーン:前奏曲 ホ短調 Op.35-1
    (以上 1927年11月3日)

 ヴェルテ=ミニョン社のピアノ・ロール録音から
  ヘンゼルト:ゴンドラ Op.13-2(1925年)
  バダジェフスカの乙女の祈りに基づくパハマンの即興演奏(1906年)
 別に自慢することじゃないが店主の予想通り早々と完売してしまった「ピアノ・マニア待望のド・パハマン全集」、無理かと思われていたが代理店の熱意が実ってついに再プレス決定!

ADD,278'19

 待望のパハマン全集の登場である。
 19世紀後半から20世紀前半にかけての偉大なショパン弾きとして名高いウラディーミル・ド・パハマン(1848−1933)の演奏は、古い録音を超えて21世紀の今なお聞くべき高い内容を持ったものだ。柔軟で軽やかなタッチから生まれる繊細かつ自在なショパンは、ショパンがサロンで演奏されていた時代の流儀を受け継いだもので、すごぶるファンタジックなもの。
 高名かつ長命したことで、19世紀前半生まれの音楽としては異例な数の録音を残したことから、パハマンのピアノを愛する人は世界中におり、日本ではあらえびす=野村胡堂がパハマンの弾くショパンの葬送行進曲を絶賛したことが有名だ。広いホールでグランドピアノを轟かせる現代のショパンに慣れた耳には、パハマンの演奏はかえってとても新鮮に聞こえるだろう。
 パハマンの録音の網羅的全集はこれが初となる。しかも今日では所在が不明になってしまった未発売録音のテストプレスからの録音まで含まれており、完全全集といえよう。パハマンはまた奇人として逸話の多い人で、演奏中ブツブツと呟いたり、演奏の前に前口上や自由な和音を入れたりして、それらが一部の録音に残されているのも楽しい。

MELODIYA


MELCD 1002067
\2100→\1890
ギンズブルグのルビンシテイン、ピアノ協奏曲第4番!
 グリゴーリ・ギンズブルグ・プレイズ・ルビンシテイン&リスト

 リスト:
  《巡礼の年》より ゴンドラの漕ぎ手、タランテラ、
  ワレンシュタット湖畔、泉のほとりで、
  ジュネーヴの時計台、オーベルマンの谷
 ルビンシテイン:
  練習曲第2番ヘ長調Op.23、
  ピアノ協奏曲第4番ニ短調Op.70*
グリゴーリ・ギンズブルグ(ピアノ)
アロン・シェレシェフスキー(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団*
 ゴリデンヴェイゼル門下の名ピアニスト。ギンズブルグのリスト&ルビンシテイン!

 "ロシアン・ピアノ・スクール"の開祖の1人、アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル門下の傑物グリゴーリ・ギンズブルグ(1904−1961)のリストとルビンシテイン!
 第4回ショパン国際ピアノ・コンクール第4位入賞、モスクワ音楽院教授など、輝かしい実績と名声を誇ったギンズブルグ。
 ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしての本領が発揮されたリスト、後の世代への指針となったルビンシテインの演奏は、いずれもギンズブルグの代表的名演として高名なもの。
 ルビンシテインの第4番はロマンティックで美しいロシア・ロマン派ピアノ・コンチェルトの代表的作品。ギンズブルグの演奏で聴けるとは!!
 ロシアン・ピアノ・スクール・ファン要注目の音源が本家メロディアから復活!ディジパック仕様。
 

MELCD 1002072
\2100→\1890
メリク=パシャエフの伝説〜「悲愴」&「未完成」
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74《悲愴》
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759《未完成》*
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
 ニコライ・ゴロワノフからボリショイ劇場の首席指揮者のポストを引き継いだ旧ソ連の名指揮者アレクサンドル・メリク=パシャエフ。
 旧ソ連のオペラ指揮者として知られるメリク=パシャエフが振る2つの「ロ短調」のシンフォニー。メリク=パシャエフ体制のボリショイ劇場管のサウンドにも注目したい。1956年(1960年?)&1962年の録音*。ディジパック仕様。
 

MELCD 1002070
\2100→\1890
シチェドリン:封印された天使 ウラディミール・ミーニン(指揮)
モスクワ室内合唱団
ソヴィエト国立アカデミー合唱団
アレクサンドル・ゴリシェフ(フルート)
ロリータ・セミニナ(ソプラノ)
ナタリア・ベロワ(ソプラノ)
タチアナ・ジダーノワ(メゾ・ソプラノ)
アンドレイ・アゾフスキー(ボーイ・ソプラノ)
アレクサンドル・イラリオノフ(アルト)
アレクセイ・アレクセイエフ(テノール)
 ペレストロイカにより制約から解放され始めた旧ソ連時代を知る重鎮ロディオン・シチェドリンが、それまではタブーとされてきた宗教音楽の作曲に着手。
 ニコライ・レスコフの著作「封印された天使」をタイトルとしたシチェドリンの合唱作品は、宿願としてきた崇高なる祈りの音楽である。1989年、モスクワ音楽院大ホールでの録音。ディジパック仕様。
 

MELCD 1001526
(3CD)
\6300
再プレス・タイトル再案内
ラザレフ(指揮)&ボリショイ劇場管
 リムスキー=コルサコフ:歌劇《雪娘》(全曲)
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
イリーナ・ジューリナ(ソプラノ)
イーゴル・モロゾフ(バス)
タチアーナ・フラストワ(メゾ・ソプラノ)
リュドミラ・セルギエンコ(ソプラノ)
アレクサンドル・フェーディン(テノール)
ニーナ・テレンチェワ(メゾ・ソプラノ)
ライサ・コトワ(メゾ・ソプラノ)
 チャイコフスキーも惚れ込んだオストロフスキーの幻想戯曲「雪娘」をリムスキー=コルサコフ自身がオペラ台本用に書き換え、1882年に完成した歌劇「雪娘」の全曲録音はラザレフ&ボリショイ劇場の演奏。
 雪娘のイリーナ・ジューリナや、ベレンディ皇帝のイーゴル・モロゾフなどソリスト陣の熱唱、ラザレフが統率するオーケストラと合唱団の研ぎ澄まされたサウンドは、西側の名門ボリショイ劇場の底力と言えるだろう。1987年の録音。ディジパック仕様。

MEMBRAN


MEMBRAN600030
(3CD)
\1300
シューベルト:歌曲集
 「美しき水車小屋の娘」
  ジェラルド・ムーア(pf)1951年10月録音/
 「冬の旅」
  クラウス・ビリンク(pf)1948年1月録音/
 「白鳥の歌」
  クラウス・ビリンク(pf)1948年録音
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
 

MEMBRAN600042
(4CD)
\1300
クラシック音楽の中の動物たち
 チャイコフスキー:白鳥の湖組曲/
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、金色の魚/
 ストラヴィンスキー:夜鳴きうぐいすより/
 プロコフィエフ:ピーターとおおかみより/
 ハイドン:ひばり/
 モーツァルト:私は鳥刺し/
 シューベルト:鳩の使いD965、ます、からす/
 マーラー:魚に説教するパドゥアの聖アントニウス/
 サン・サーンス:動物の謝肉祭/
 シベリウス:トゥオネラの白鳥/
 ラヴェル:博物誌、悲しき鳥/
 R.コルサコフ:熊蜂の飛行/
 シューマン:蝶々、予言の鳥/
 ムソルグスキー:殻をつけた雛鳥の踊り/
 ワーグナー:ローエングリンより、他
  1950〜1994年録音
ヴァリアスアーティスツ

MUSIC&ARTS



M&ACD 1269
(2CD 1枚価格)
\2200→\1990
トスカニーニのヴェルディのレクイエム、新ソースからの復刻!
 ヴェルディ:
  レクイエム/テ・デウム
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団,ウェストミンスター合唱団
ジンカ・ミラノフ(S)
ブルーナ・カスターニャ(MS)
ユッシ・ビョルリンク(T)
ニコラ・モスコーナ(B)
 

 録音: 1940 年11 月23 日、ニューヨーク,99'49(2012 年新リマスター、エンジニア:キット・ヒギンソン)

 トスカニーニはヴェルディのレクイエムを得意として演奏会で度々取り上げており、ライヴ録音も5種ほど残されている。中でもこの1940年のカーネギー・ホールでのNBC交響楽団との演奏会のライヴ録音は、気力の充実していたトスカニーニが、自家薬籠中の物となったNBC交響楽団と、ミラノフ、カスターニャ、ビョルリンク、モスコーナという名歌手たち(ことにビョルリンクのインジェミスコは絶唱)を極めて高い集中力で率いた比類ない名演として知られている。トスカニーニ研究の世界的権威、ハーヴェイ・サックスもこの演奏を「この演奏よりもさらに圧倒的な演奏を聞くことはあり得ないだろう、決して」と絶賛している。M&A社からも過去2度、1986年(マギー・ペインの修復)、2003年(グレアム・ニュートンの修復)で発売されていた。
 今回はキット・ヒギンソンによる最新の修復だが、ソースそのものも従来の盤とは異なるようで(オペラニューズ誌の音楽批評で知られるC.J.ルーテン氏の音源提供とある)、従来盤に聞かれた周期的なノイズが聞かれなくなった箇所も多々ある。同じ日のテ・デウムも名演。

MYTO


320
(2CD)
\2000
プレヴィターリ指揮&サン・カルロ劇場管
 ドニゼッティ:歌劇「マリア・ディ・ロアン(ロアン家のマリア)」
エンツォ・テーイ(リッカルド:T) 
マリオ・ザナーシ(エンリーコ:Br)
ヴィルジニア・ゼアーニ(マリア:S)
アンナ・マリア・ロータ(アルマンド:A)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
サン・カルロ劇場管弦楽団、合唱団
1962年3月24日ナポリ、サン・カルロ劇場でのライヴ録音(モノラル)
 とても、良い音質です。歌手陣もテーイ 他、立派な演奏です。

NAIVE



E 8938
\2500→\2290
名盤!ホプキンソン・スミスのバッハ再発売!
 J.S.バッハ:
  組曲第4番BWV1010
  組曲ト短調BWV995(原曲:BWV1011)
  組曲第6 番BWV1012
ホプキンソン・スミス(Lute)
 バロックリュート:Nico van der Waals(BWV 995)、Joel van Lennep(BWV 1010, 1012)
 録音:1980 年6 月サン=ランベール、フランス(BWV995)、1992 年10 月スイス(BWV1010,1012)

 リュート界の巨匠ホプキンソン・スミス。バッハの最新録音(E8937)の発売が待たれていますが、同時に以前録音されていたバッハの組曲を収録したCDも再発売されることとなりました。バッハの音楽性に迫りながらも、リュートの繊細な響きを活かした演奏で、これぞ名手といえる内容となっております。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100


SIBELIUS, J.: Symphonies Nos. 3 and 5 / Jager March (Kajanus Conducts Sibelius, Vol. 3) (1928, 1932)
8.111395
グレート・コンダクター・シリーズ/
ロベルト・カヤヌス 〜シベリウス:作品集 第3集

 1-3.交響曲 第3番 ハ長調 Op.52
 (録音 1932年6月21日-22日 ロンドン EMIアビー・ロード 第1スタジオ)/
 4-6.交響曲 第5番 変ホ長調 Op.82
 (録音 1932年6月22日-23日
  ロンドン EMIアビー・ロード 第1スタジオ)/
 7.フィンランドのイェガ隊行進曲 Op.91a(管弦楽版)
  (録音 1928年5月30日 ベルリン)
ロンドン交響楽団…1-6/
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団…7/
ロベルト・カヤヌス(指揮)
マーク・オバート=ソーン復刻
 指揮者カヤヌスによるシベリウス(1865-1957)録音集の最後を飾る第3集です。第3番の演奏については、テンポなどについて、それまでの作曲者による演奏とはちょっと違う解釈を施すことによって「更に深くなり、より多くの感覚と美しさが与えられた」とシベリウス本人も認めたもの。交響曲第5番も、カヤヌスならではの音楽が奏されています。
 テンポは常に早めであり、現代の指揮者たちのようにゆったりと主題を歌わせることのない終楽章に物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、これも「味わい」として楽しむのがよいのではないでしょうか?
 

フリッツ・クライスラー・コンプリート・レコーディングス 5 (1919-1924)
8.111398

グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/
フリッツ・クライスラー クライスラー:完全録音集 第5集(1919-1924)
 1.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  歌劇「サドコ」-インドの歌/
 2.コシャト(1845-1914):
  見捨てられた歌-コリントスのメロディ/
 3.ホワイト(1880-1960):誰も知らない私の悩み/
 4.ドヴォルザーク(1841-1904):ユモレスク/
 5.クライスラー(1875-1962):りんごの花かざり-誰が私に?/
 6.ルイス(1887-1924):メアリー-愛の巣/
 7.ヤコビ(1883-1921):マイアミ海岸にて/
 8.クライスラー:オーカッサンとニコレット「中世のカンツォネッタ」/
 9.グリーグ(1843-1907):春に寄せて/
 10.ドルドラ(1868-1944):思い出/
 11.ドーズ(1865-1951):メロディ イ長調/
 12.ブラームス(1833-1897):ワルツ 第15番/
 13.クライスラー:おもちゃの兵隊の行進曲/
 14.リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」-太陽への賛歌/
 15.スコット(1879-1970):蓮の花の国/
 16.ローガン(1871-1928):ペイル・ムーン/
 17.リムスキー=コルサコフ:シェエラザード-王子と王女/
 18.リムスキー=コルサコフ:シェエラザード-バグダッドの祭り/
 19.ホーン(1786-1849):熟したさくらんぼ/
 20.クレーマー(1890-1969):間奏曲 Op.46-2/
 21.ショパン(1810-1849):マズルカ 第23番 ニ長調 Op.33-2/
 22.パデレフスキ(1860-1941):メロディ/
 23.ホイベルガー(1850-1914):喜歌劇「オペラ舞踏会」-真夜中の鐘/
 24.オープンショウ:愛は小さなバラの花束を届ける/
 25.セイツ(1892-1978):世界は日の出を待っている
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)/
ジョセフ・A・パステルナック(指揮…1-7)/
ビクター管弦楽団…1-7/
フランシス・ラピディーノ(ハープ…4のみ)/
カール・ラムソン(ピアノ…8-25)
録音 1919年-1924年 ニュージャージー州 カムデン ウォード・マーストン復刻
 1919年から1924年にかけての、クライスラーの珠玉の録音集です。1914年に勃発した第1次世界大戦で、重傷を負い除隊後はニューヨークに戻ったクライスラーですが、アメリカにとってオーストリアが敵国だったため、演奏活動は自粛し、そのかわりにオペレッタ「りんごの花ざかり」の作曲などに力を入れていたのです。
 その後少しずつ演奏会を再開しますが、やなりまだ「敵国人」とみなす米国在郷軍人会からの反発もあり、なかなか思うような活動はできなかったようです。しかし、この録音が行われた頃には理解も進み、彼は思う存分美しい調べを奏でていたのです。 

NAXOS



8.571295
\1100
イディル・ビレット/アーカイヴ・エデイション第13集ブラームス
 1.ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24/
 2.パガニーニの主題による変奏曲第1集/
 3.パガニーニの主題による変奏曲第2集
イディル・ビレット(ピアノ)
録音 1961年11月MONO パリアベ・ワグラム
 トルコの期待を一身に集め、世界へと羽ばたき始めたイディル・ビレット20歳の時の録音です。力強いタッチと見事なテクニックはレコード会社のプロデューサーを含む多くの人々を魅了し、すぐさま多くの録音がこの世に生まれて来たのでした。
 このブラームス(1834-1897)もそんな1枚です。変奏曲というジャンルは、確かにピアニストの資質を諮るためには最適であることを再認識させてくれる、まさにテクニックと表現の「万華鏡」のような1枚です。
 ブラームスらしい内声が充実したパッセージを易々と弾きこなすビレット、やはりただ者ではありません。

 


8.571296
\1100
イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション第14集
 1-3.プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第7番Op.83/
 4-9.バルトーク(1881-1945):ルーマニア民謡舞曲第1番-第6番Sz56/
 10-13.バルトーク:組曲Op.14 Sz62
  <アレグレット/スケルツォ/アレグロ・モルト/ソステヌート>/
 14.バルトーク:ミクロコスモス第6巻第148番-第153番
   「6つのブルガリアのリズムによる舞曲」/
 15.バルトーク:アレグロ・バルバロSz49
イディル・ビレット(ピアノ)
録音 1961年11月 MONO パリワグラム
 1961年、当時新進気鋭のピアニストであったイディル・ビレットの全てが凝縮した、すばらしいプロコフィエフとバルトークの一連の作品です。
 録音当時20歳であった彼女ですが、この演奏には彼女の資質の全て…巧みなテクニックと柔軟なタッチ、そして優れた音楽性…が表出されたものであり、嵐のようなプロコフィエフと諧謔性に富んだバルトークは、確かにこの世代のピアニストの中でも群を抜く演奏であると言えるでしょう。


8.111394
\1100
グレート・コンダクター・シリーズ/ロベルト・カヤヌスシベリウス:作品集第2集
 交響曲第2番登場!

 1-4.劇音楽「ベルシャザール王の饗宴」Op.51より交響組曲
  <東洋風の行進/孤独/夜曲/カドラの踊り>
  (録音1932年6月24.29日EMIアビー・ロード第1スタジオ)/
 5-6.組曲「カレリア」Op.11より
  <第1番:間奏曲/第3番:行進曲風に>
  (録音1930年5月28日ウェストミンスター セントラル・ホール)/
 7-10.交響曲第2番ニ長調 Op.43
  (録音1930年5月27-28日ウェストミンスターセントラル・ホール)
   ※マーク・オバート=ソーン復刻
ロンドン交響楽団…1-4/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団…5-10/
ロベルト・カヤヌス(指揮)
 ご存知の通り、ロベルト・カヤヌス(1856-1933)とシベリウスは(一時は険悪な仲になったものの)生涯を通じて親しい友人でした。彼らはお互いに影響しあい、その芸術性を高め合ったことで知られています。コロムビアレコード(当時の英EMI-コロムビアレーベル)がフィンランド政府の協力を得て、1930年初頭から始めたシベリウス作品の一連の録音も、シベリウス自身が指揮者としてカヤヌスを指名するほどに信頼しており、この録音は作曲家の期待に応えた素晴らしい演奏の記録と言えるでしょう。
 この企画は、当初「7つの交響曲」だけでなく数多くの管弦楽作品を録音することになっていましたが、1933年にカヤヌスが死去したことで、その計画は頓挫してしまったのです。
 このアルバムでは、そんなカヤヌスによる3つの作品を収録しています。雄弁な第2番の交響曲を筆頭に、愛国精神豊かな「カレリア組曲」と魅力的な「ベルシャザール王」をお聞きください。

NEOS

NEOS 11213
\2300→\2090
「ジョン・ケージ、コミュニケーション」
 〜ダルムシュタット・オーラル・アーカイヴBox2
  1958年ダルムシュタット夏期現代音楽講習会における
   ジョン・ケージ(1912-92)によるレクチャー第3部

    《プロセスとしての作品》☆
     (1)コミュニケーション 1〜6
     (2)クリスティアン・ウォルフ(b.1934):
      プレパレーションつきのピアノのための(1957)
     (3)ボー・ニルソン(b.1937):
      クヴァンティテーテン(量)(1958)★(2種類の演奏)
     (4)ジョン・ケージ:
      ヴァリエーションズ I
      (2台のピアノとラジオ・セットのための)(1958)*
ジョン・ケージ
 (レクチャー(1)と
  ピアノ&パフォーマンス(4))
デヴィッド・テュードア
 (ピアノ(2)(3)、
  ピアノ&パフォーマンス(4))
 録音: (1)-(9)1958 年9 月9 日 (1)01958年9月3日、★世界初演、☆世界初録音、*ヨーロッパ初演(BOX2となっていますが、1枚のCDです)

 ダルムシュタット夏期現代音楽講習会は第二次大戦後の現代音楽運動の推進に中心的な役割を担った作曲セミナーとしてブーレーズ、ノーノ、シュトックハウゼンを始めとして多くの作曲家を輩出した。戦後は主に総音列主義とその影響下にある作曲家が主導権を取っていたが、このディスクにはその現代音楽の牙城へついにケージが盟友デヴィッド・テュードアと共に乗り込んで講義と演奏を行った模様が収められている。ケージによる、この講義とコンサートがヨーロッパの作曲界に及ぼした影響は凄まじく、あの現代音楽の怒れる職人ブーレーズにさえ多大な影響を与えた。さてディスクの内容は《プロセスとしての作品》というテーマのレクチャーが「コミュニケーション」と呼ばれる6つの章に分けられて語られる、その合間にデヴィッド・テュードアによる演奏が入り、最後にケージとテュードアによる「ヴァリエーションズ I」が演奏される。ケージはこの当時46 歳、その若々しい声に驚かされる。またピアノと様々なラジオ放送、ノイズによる「ヴァリエーションズ I」はこの時、ヨーロッパ初演であったが、その独自のポエジーとユーモアに聴衆からの笑い声がさかんに沸き起こる。録音は極めて良好で臨場感のある鮮明な音から当時の熱い空気が伝わって来る。

NORTHERN FLOWERS



NF/PMA99105
\2200→\1990
ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):交響曲第2番「マリーナ」
 〜マリーナ・ツヴェターエワの詩による
  混声合唱と大管弦楽のためのOp.28(1964)
エドヴァルド・チフゼル指揮
カレリア国立フィルハーモニー管弦楽団
ペトロザヴォーツク音楽院合唱団
 近年再評価の著しいティシチェンコ・チクルス第12・13弾!

 録音:1973年12月16日ペトロザヴォーツク、ADD,49'39

 Northern Flowersが紹介に特に力を入れているボリス・ティシチェンコはウストヴォルスカヤとショスタコーヴィチに師事し、特にショスタコーヴィチの影響は大きい作曲家。交響曲第2番は全5楽章からなり、冒頭から混声合唱が入る事実上のカンタータ作品。合唱はロシア・ソヴィエトの詩人マリーナ・ツヴェターエワ(1892-1941)の詩からいくつかを選び出しテキストとしている。ツヴェターエワは象徴主義や実験的な詩を発表し、ロシア革命時はベルリン、プラハ、パリと亡命生活を送ったが、後にソヴィエトに帰国している。ティシチェンコの音楽はオルフの「カルミナ・ブラーナ」ばりの異常なテンションで始まり、やがてショスタコーヴィチの「バビ・ヤール」を思わせる合唱とオーケストラによるダイナミックな展開が続く、ティスチェンコの創作史におけるマイルストーンとなった大作。
 ※当CDの音源保存状態は芳しくなく、若干の歪み、高音部の音ワレがあります。ご了承下さい。

ONDINE



ODE-1229
(3CD)
\2400→\2190
※画像は実際の商品のジャケットとは異なります
名盤、ようやくの復活
 ベルグルンド&ヨーロッパ室内管弦楽団
  ヨハネス・ブラームス:交響曲全集

<CD1>
 1-4.交響曲 第1番 ハ短調 Op.68
<CD2>
 1-4.交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
<CD3>
 1-4.交響曲 第3番 ヘ長調 Op.90
 5-8.交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
演奏: ヨーロッパ室内管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)
録音 2000年5月11-14日バーデン・バーデン祝祭ホール ライブ収録
 2012年に82歳で、その生涯を閉じたフィンランドの名指揮者パーヴォ・ベルグルンド。彼は同じくヨーロッパ室内管弦楽団とシベリウスの交響曲全集を録音しており、こちらは引き締まった美しさと清々しさで知られています。
 このブラームス(1833-1897)は2000年に録音されたもの。同じ時期に客演指揮者としてしばしばこのオーケストラを指揮してブラームスを演奏していたアーノンクールの音楽作りを彷彿させるかなり個性的な演奏であり、つややかな音色と溢れる響きの中に、緻密な内声部を際立たせ、各々のフレーズをはっきり(まるでドイツ語の発音のように)つないでいくという、「重厚華麗なブラームス」とは一線を画した、ピリオド奏法にも似たストイックな雰囲気を漂わせています。今まで躊躇っていた方もぜひ。こんなに清々しいブラームスは他にはありません。
(旧品番:ODE-990)

OPUS蔵

OPK 7064/5
(2CD)
\3600→\3290
トスカニーニ最後のオペラ演奏
 ヴェルディ:仮面舞踏会(全曲)
  CD-1 第1幕
  CD-2 第2幕 第3幕”

アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
リッカルド:ジャン・ピアース(t)
アメリア:ヘルヴァ・ネルリ(s)
レナート:ロバート・メリル(br)
オスカル:ヴァージニア・ハスキンズ(s)
ウルリカ:クララーメ・ターナー(ms)
シルヴァーノ:ジョージ・チェハノフスキー(br)
サムエル:ニコラ・モスコーナ(bs)
トム:ノーマン・スコット(bs)
ロバート・ショウ(指揮)
ロバート・ショウ合唱団

 「トスカニーニ最後のオペラ演奏《仮面舞踏会》 HMV-LPの音で復活」“あと、もう1曲、どうしても残して置きたいヴェルディ作品があった”87歳のトスカニーニが最後に、全精神、霊魂こめた《仮面舞踏会》

 録音:1954 年1 月17-24日、カーネギー・ホール/原盤:UK-HMV LP/CD-1:47’47”/CD-2:73’17”

 歌劇《仮面舞踏会》は、壮大なマイヤベーアらのグランド・オペラ様式の影響も考えられるスケールの大きな物語の筋立てと、華麗な展開を示すオペラで、主な登場人物に与えられたアリアも、かつてのカヴァティーナ、カバレッタの形式から雄大なアリオーソに姿を変えて訴えかけ、オーケストラも初期作品のような類型的伴奏から、シンフォニックな繊細にして微妙、そしてリアルな表現力で歌唱を支えて感動を呼ぶ名作だ。ヴェルディの力作揃いの作品が続くオペラの中でも、数年後の《運命の力》(1862)や《ドン・カルロ》(1867)と並ぶ中期の3 大傑作のひとつに数えられている。この《仮面舞踏会》全曲は、20 世紀を代表する大指揮者であったマエストロ、アルトゥーロ・トスカニーニ(1867 〜 1957)の指揮により、1954 年1月17 日と24 日の2 回にわけて、NBC が全米にライブ中継放送のために、ニューヨークのカーネギー・ホールで、聴衆を入れたコンサート形式でおこなった演奏の録音である。
 予定された2 回の放送のためのコンサートを振り終えた後、トスカニーニは上機嫌で「これが私の最後のオペラ演奏だよ」と言ったとマエストロの伝記著者ハーヴェイ・サックスは書いている。そして「4歳のとき、桟敷の中で《仮面舞踏会》の演奏を聴いて、私は人生を始めた。その私が87 歳で同じ作品を指揮して一生を終えるのだ」とも。「もう公開の場での指揮はしない。するとしても録音の時だけだ」…トスカニーニ引退のニュースが世界を走った。
それだけに6 月に《アイーダ》と《仮面舞踏会》の録音の1部で「レコード化するにあたり、どうしても満足できない幾つかのパッセージを録り直すために」カーネギー・ホールでNBC交響楽団を指揮したことなど記録に値する録音余話である。録り直しの部分を含む演奏は冴えわたり、《仮面舞踏会》でも、「私は劇場の人間だ」という言葉が生涯を通じての口癖となっていたトスカニーニにとって、このオペラが、彼の終生の「神」であったヴェルディのすべてを、全幕に象徴する、素晴らしい劇場感覚に溢れた名作であることが、終始切れ味鋭い表現力によって再現されている。(小林利之)
 
OPK 2105
\2400→\2190
1926年、四大巨匠の録音
 アルトゥーロ・トスカニーニ (1867-1957)、ウィレム・メンゲルベルク (1871-1951)
 ブルーノ・ワルター (1876-1962)、ウィルヘルム・フルトヴェングラー (1886-1954)

  ・メンデルスゾーン:真夏の夜の夢より、「スケルツォ」「ノクターン」
    トスカニーニ& ニューヨーク・フィル (原盤 US-Brunswick)
  ・ベルリオーズ:ファウストの劫罰より「妖精の踊り」「ラコッツィ行進曲」
  ・ベートーヴェン:「コリオラン」序曲
    メンゲルベルク& コンセルトヘボウ管弦楽団 (原盤 UK-Columbia)
  ・R・シュトラウス:交響詩「ドン・フアン」
    ワルター&ロイヤル・フィル (原盤 UK-Columbia)
  ・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調
    フルトヴェングラー&ベルリン・フィル (原盤 G-Polydor)
 「1926 年四大巨匠の録音集」1926 年といえばレコードを愛する人達に取って記念すべき年、オーケストラ録音の夜明けともいうべき年に記録された戦前の4大指揮者たちの録音を集め1枚!

 録音:1926 年/70’19”

 西暦1926 年は、日本でいえば大正15 年と昭和元年にあたる。新年まであと1 週間という12 月25 日に大正天皇が崩御、昭和が始まるからである。この年の10 月には、日本交響楽協会を脱退した楽員によって新交響楽団が結成された。現在のNHK 交響楽団につながるオーケストラだが、すでにこの時点から、ラジオ放送の出演契約が活動上の不可欠の財源となっていた。
 ラジオは、まもなく登場するトーキー映画とともに、娯楽のあり方を大きく変えていくことになる。この変化は、欧米での新メディアの隆盛を直に反映したものだった。アメリカ最初のラジオ局KDKA がピッツバーグで定時放送を開始したのは1920 年11 月のことで、それから数年のあいだに、広告収入を最大の財源とする民営放送の基本的な経営システムが確立され、数を増やしていった。
 このラジオ放送の大発展によって存続を脅かされる事態に陥ったのが、旧来の音楽メディアたるアメリカのレコード会社である。1921 年にピークに達した売り上げが、4 年後の1925 年には半分近くにまで減った。受信機さえあれば聞くのはタダという手軽さに負けたのだが、もう一つの要因として、ラジオよりも音質が貧弱なことも忘れてはならなかった。アコースティック録音は、歌やヴァイオリンにはいいが、大編成のオーケストラやオペラにはまるで向いていなかったからである。ラジオの方がよほど、迫真感のある響きを伝えることができたのだ。ならば、真空管に代表されるラジオの電気音響技術を、レコードにも応用すればよい。1924 年にベル研究所系列のウェスタン・エレクトリック(WE) の技術者が電気録音の特許を取得、翌1925 年からアメリカやイギリスで実用化され、面目を一新するその音質で、滅亡寸前のレコード産業を救うことになった。1926 年は、このレコード産業復活の流れにのった年である。その象徴のように、トスカニーニとフルトヴェングラーとメンゲルベルク、指揮者界の伝説的なスターが、初めて電気録音を行なう年となった。
 このCD はその3 人に同年のワルターをあわせ、SP 時代に日本で高い人気を誇った4 人の指揮者を勢ぞろいさせたものだ。この「レコードの4 大巨匠」がみな、当時のニューヨークで活躍していたということは、背景として忘れてはならない事実だろう。アメリカは世界最大のレコード市場だ。そして、1920 年代のアメリカは未曾有の繁栄と好景気に沸いていたが、ニューヨークはその中心だった。その栄華は、本場ヨーロッパの最高級のスター指揮者をも呼びよせずにはいなかった。( 山崎浩太郎)

ORFEO D’OR



ORFEOR 788122
(2CD →1CD価格)
\2300→\2090
チェリビダッケ&ウィーン響〜1952年10 月30日公演
 リスト:交響詩「前奏曲」 (17’49)
 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調 (18’29)
 ブラームス:交響曲第1 番ハ短調op. 68 (47’29)
ロベール・カサドシュ(ピアノ)
ウィーン交響楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
 リストの「前奏曲」、カサドシュ独奏のラヴェルの「左手」1952年10 月30日の公演の模様をすべて収録、チェリビダッケ&ウィーン響によるブラームスの第1 交響曲

 録音:1952 年10 月30 日/ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ・モノラル)
 音源:ウィーン交響楽団アーカイヴ提供/ロート・ヴァイス・ロート放送グループ収録
 ADD、モノラル、84’05”

 1952 年10 月30 日に、チェリビダッケがウィーン響を指揮してウィーンのコンツェルトハウスでおこなったコンサートの模様をライヴ収録したアルバムがORFEO よりリリース。音源には、正規の許諾を得て、ロート・ヴァイス・ロート放送グループ収録による、ウィーン交響楽団アーカイヴ保有のテープが使用されています。
 メインのブラームスの第1 交響曲は、近頃ウィーン響の自主レーベルを通じても発売されましたが、ここでは前半のプログラムであるリストの「前奏曲」と、名手ロベール・カサドシュをソリストに迎えたラヴェルの「左手のための協奏曲」とを含め、当夜の模様をすべて収めているのがたいへん価値あるところといえるでしょう。
 繊細な美観と雄渾な表現のあざやかな対比で楽曲の魅力を的確につかんだリストに加え、カサドシュの高雅な気品を湛えたピアノが雄弁に歌うラヴェルもまた次元の異なるすばらしさで、夢のような一夜に心ゆくまで浸ることができます。

PIANO CLASSICS



PCLM0041
(6CD)
\3000→\2790
セルジオ・フィオレンティーノ(pf)第2巻 Fiorentino Edition Volume 2
 リスト作品の録音全集

 巡礼の年 第1年「スイス」、ヴェネツィアとナポリ、
 パガニーニ大練習曲第2番、
 2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」、
 ハンガリー狂詩曲より
  第2番、第6番、第7番、第10番、第11番、第13番、
 半音階的大ギャロップ、怒りを込めて、
 パガニーニの「鐘」による華麗なる大幻想曲、
 メフィストワルツ第1番、5つのハンガリー民謡、
 巡礼の年 第2年「イタリア」より婚礼、
 ピアノ協奏曲第1番、第2番、
 ウェーバーの華麗なポロネーズ、愛の夢、ラ・カンパネッラ、
 超絶技巧練習曲より第6番「幻影」、
 ハンガリー狂詩曲第8番、第12番、第15番、
 バラード第1番、第2番、
 3つの演奏会用練習曲より「軽やかさ」、
 ソナタ ロ短調、
 2つの演奏会用練習曲より「森のざわめき」、他 
セルジオ・フィオレンティーノ(pf)
1958年〜97年録音

POLSKIE NAGRANIA(MUZA)


PNCD 1397
(3CD)
\3000
ポーランドのスター歌手たち
 [CD 1] オペラ
 ロッシーニ(1792-1868):
  「セビリャの理髪師」第1幕 から ロジーナのカヴァティーナ
   ヤドヴィガ・ロマンスカ(ソプラノ)
 モーツァルト(1756-1791):「フィガロの結婚」第1幕 から フィガロのアリア
   アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン)
 ビゼー(1838-1875):「カルメン」第1幕 から ハバネラ
   クリスティナ・ショステク=ラトコヴァ(メゾソプラノ)
 ビゼー:「カルメン」第2幕 から ドン・ホセのアリア
   リシャルト・カルチコフスキ(テノール)
 モニュシュコ(1819-1872):「ハルカ」第2幕 から ハルカのアリア
   ハリナ・スウォニツカ(ソプラノ)
 モニュシュコ:「幽霊屋敷」第3幕 から ステファンのアリア
   ボグダン・パプロツキ(テノール)
 モニュシュコ:「幽霊屋敷」第3幕 から スコウバのアリア
   ベルナルト・ワディシュ(バス)
 ヴェルディ(1813-1901):「アイーダ」第1幕 から アイーダのアリア
   ハンナ・リソフスカ(ソプラノ)
 プッチーニ(1858-1924):「トスカ」第1幕 から カヴァラドッシのアリア
   ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 プッチーニ:「トスカ」第2幕 から トスカのアリア
   テレサ・ジリス=ガラ(ソプラノ)
 [CD 2] オペレッタ
 カールマーン(1882-1953):「伯爵令嬢マリツァ」から チャルダーシュ
   ヴァンダ・ポランスカ(ソプラノ)
 レハール(1870-1948):「微笑みの国」から 君はわが心のすべて
   ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 レハール:「ジプシーの恋」から ゾリカのアリア
   バルバラ・ニエマン(ソプラノ)
 アーブラハーム(1892-1960):
  「サヴォイの舞踏会」から マドレーヌとアリスティダのデュエット
   アリナ・ボレホフスカ(ソプラノ) レスワフ・ワツワヴィク(テノール)
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):「ジプシー男爵」から バリンカイのアリア
   リシャルト・タラセヴィチ(テノール)
 カールマーン:「バヤデーレ」から オデッテのアリア
   ヴァンダ・ポランスカ(ソプラノ)
 レハール:「フリーデリケ」から おお、私の乙女
   ボグダン・パプロツキ(テノール)
 レハール:「メリー・ウィドー」から ヴィリアの歌
   アグニェシュカ・コサコフスカ(ソプラノ)
 レハール:「メリー・ウィドー」から 唇は黙っていても(デュエット)
   ハリナ・スウォニツカ(ソプラノ) ボグダン・パプロツキ(テノール)
 レハール:「パガニーニ」から 私は女たちにキスするのが好きだった
   ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 [CD 3] ミュージカル&歌曲
 ロー(1901-1988):「マイ・フェア・レディ」から 踊り明かそう
   バルバラ・ニエマン(ソプラノ)
 バーンスタイン(1918-1990):「ウエストサイド・ストーリー」から トゥナイト
   ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 ルジルキ(1884-1953):「カサノヴァ」から ワルツ・カトン
   ヤドヴィガ・ロマンスカ(ソプラノ)
 フリムル(1879-1972):「ロース・マリー」から 大草原の歌
   バルバラ・ニエマン(ソプラノ)
 クルティス(1875-1937):忘れな草
   アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン)
 ドゥナエフスキー(1900-1955):「サーカス」(映画音楽)から 月のワルツ
   アグニェシュカ・コサコフスカ(ソプラノ)
 ブロドスキー(1905-1985):ビー・マイ・ラヴ
   ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 アーヴィング・バーリン(1888-1989):No idz stad nareszcie(原題不明)
   アグニェシュカ・コサコフスカ(ソプラノ)
 ブロニスワフ・カペル(1902-1983):ニノンよ、ああ、微笑んでくれ
   ヤン・キエプラ(テノール)
 ローベルト・シュトルツ(1880-1975):ブロンドでも茶色でも
   ヤン・キエプラ(テノール)
録音:データ記載なし

伴奏者については記載がございません。ヤン・キエプラのみSPからの復刻、他はLP時代の録音と推測されます。原語歌唱とポーランド語訳歌唱が混在しています。ブックレットは付いておりません。



PNCD 1430
\2300→\2090
アンジェイ・クルカ、ヴァイオリン!
 エミル・ムウィナルスキ(1870-1935):

  ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 Op.16(*)
  交響曲ヘ長調「ポロニア」Op.14
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
カジミェシュ・コルト(指揮)
録音:1990年6月21-27日、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール
前出:PNCD 074(廃盤)

 1947年生まれ、ポーランドの名ヴァイオリニスト、コンスタンティ・アンジュジェイ・クルカの貴重な録音。
 エミル・シモン・ムイナルスキ(1870年7月18日 - 1935年4月5日)は、ポーランドの指揮者、ヴァイオリニスト、作曲家。 ロシア帝国(現リトアニア)キバルティに生まれ、ヴァイオリンをレオポルト・アウアーに、作曲をアナトーリ・リャードフとニコライ・リムスキー=コルサコフに学んだ。1890年にはヴァイオリニストとしてロシア国内を演奏旅行し、ドイツ方面にも遠征している。1893年にはオデッサ音楽院の教師になり、パウル・コハンスキを教えた。1898年にワルシャワに行き、1901年にワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団を創設した重鎮。


 

PNCD 1441
\2300
カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):アヴァンギャルド
  エピソード(弦楽と3つの打楽器群のための;1958-1959)
  セグメント(管弦楽のための;1960-1961)
   ポーランド国立放送交響楽団 ヤン・クレンツ(指揮)
   録音:1965年3月24日、カトヴィツェ、ポーランド
  コンティヌウム(打楽器六重奏曲;1965-1966)
   ワルシャワ打楽器グループ
   録音:1980年2月28日、フィルハーモニー・コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
  ファンタズマゴリア(ピアノと打楽器のための;1970-1971)
   ロジャー・ウッドワード(ピアノ) フベルト・ルトコフスキ(打楽器)
   録音:1976年9月23日、ライヴ、ワルシャワの秋音楽祭、
        国立音楽高等学校(現F・ショパン音楽大学)、ワルシャワ、ポーランド
  ファンタジア・エレジアカ(オルガンと管弦楽のための;1971-1972)
   カール=エリク・ヴェーリン(オルガン)
   ヘッセン放送交響楽団 アンジェイ・マルコフスキ(指揮)
   録音:1973年9月28日、ライヴ、ワルシャワの秋音楽祭、
        フィルハーモニー・コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
  アレンジメント(4つのリコーダーのための版;1975-1976)
   ギュンター・ヘラー、ミヒャエル・シュナイダー、クリスティアン・ゼーアー、
   チェスワフ・パウコフスキ(リコーダー)
   録音:1978年9月20日、ライヴ、ワルシャワの秋音楽祭、
        国立音楽高等学校(現F・ショパン音楽大学)、ワルシャワ、ポーランド
ルトスワフスキ世代とキラル、ペンデレツキ、グレツキ世代の中間に当たるポーランドの作曲家カジミェシュ・セロツキの、前衛音楽時代の作品の録音から構成されたアルバム。
 

PNCD 1446
\2300
バルバラ・ニエマン オペラ&オペレッタ・アリア録音集
 ベッリーニ(1801-1835):
  オペラ「清教徒」第2幕 から エルヴィーラのアリア「あなたの優しい声が」(*)
 ヴェルディ(1813-1901):
  オペラ「トロヴァトーレ」第4幕 から
   レオノーラのレチタティーヴォとアリア「恋はばら色の翼に乗って」(*)
  オペラ「オテッロ」第4幕 から デズデーモナのアリア「アヴェ・マリア」
 グノー(1818-1893):オペラ「ファウスト」第3幕 から
   マルガレーテのアリア「何と美しいこの姿」(宝石の歌)(+)
 モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」第3幕 から
   伯爵夫人のレチタティーヴォとアリア「楽しい思い出はどこへ?」
 グルック(1714-1787):オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」第3幕 から
   エウリディーチェのアリア「何と言う悲しいひととき」(*)(#)
 ガーシュウィン(1898-1937):オペラ「ポーギーとベス」から サマータイム
 ルドミル・ルジツキ(1884-1953):
  オペラ「カサノヴァ」から ワルツ・カトン「ああ、旧知の人よ」
 レハール(1870-1948):オペレッタ「ジュディッタ」から ジュディッタのアリア
 レハール:オペレッタ「エヴァ」から エヴァのアリア
 フリムル(1879-1972):オペレッタ「ローズ・マリー」から 大草原の歌
 シュレジンガー:ジャスミンの歌
 ジェローム・カーン(1885-1945):煙が目にしみる
 ルペルト・チャピ(1851-1909):アリエッタ
 エンニオ・モリコーネ(1928-):花は生まれ
 ヴィトルト・フリーマン(188-1977):あなたのすてきな、すてきな瞳
 エドヴァルト・チェルニ(1917-2003):わたしのワルシャワへの愛
バルバラ・ニエマン(ソプラノ)
ポーランド放送管弦楽団(+/#以外)
ステファン・ラホン(指揮(+/#以外))
ワルシャワ大劇場管弦楽団(+)
ズシスワフ・ゴジンスキ(指揮(+))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(#)
カジミェシュ・コルト(指揮(#))
録音:1967-1979年
 ポーランドのソプラノ、バルバラ・ニエマンの全盛期の録音から構成されたアルバム。(*)はイタリア語、他はポーランド語による歌唱。

PROFIL

PH 12067
(2CD)
\4800→\4390
ツィリッヒ&北ドイツ放送響 1961年
 オルフ:歌劇『僭主オイディプス』全曲
ヘルムート・メルヒェルト(T、オイディプス)
マルタ・メードル(S、イオカステー)
パウル・クーエン(T)
ゲルト・フェルトホフ(Br)
ホルスト・ギュンター(Br)
ヴィンフリート・ツィリッヒ(指揮)
北ドイツ放送合唱団&交響楽団
 オルフのギリシャ悲劇三部作、ツィリッヒ&北ドイツ放送響による珠玉の『僭主オイディプス』

 録音:1961 年10 月4-6 日

 『僭主オイディプス』は、1959 年に初演されたオルフの悲劇。『アンティゴネ』、『プロメテウス』と共に三部作をなし、ギリシャ悲劇を題材とする傑作シリーズの第2 作に位置づけられる作品です。
 サヴァリッシュ&バイエルン放送響の『アンティゴネ』(PH 09066)に引き続く今回は、ヴィンフリード・ツィリッヒ&北ドイツ放送響の1961 年録音が登場します!ツィリッヒといえば、1950 年代よりヘッセン放送交響楽団と多くの名録を残しておりますが、本録音はそれらに列するにふさわしき名演といえましょう!
 三部作を通して打楽器を中心に据えたオーケストレーションが特徴のギリシャ悲劇三部作。本作でも太鼓やドラ、シンバルなど多様なパーカッションが印象的に用いられ、独特の緊迫感に張り詰める熱演を見せています。録音当時はシュミット=イッセルシュタットと蜜月関係にあった北ドイツ放送交響楽団の演奏もさることながら、歌手陣の豪華な顔ぶれにも注目です!主人公オイディプスを演じるのはヘルムート・メルヒェルト。R. シュトラウスやシェーンベルクといった近現代ものを得意とする名テノールで、クラウスやヴァントとの共演を次々と果たした後となる本録音でも、絶頂期の歌声を聴くことができます。サヴァリッシュの『アンティゴネ』のアンティゴネ役でも素晴らしい独唱を見せたマルタ・メードルは、今回も絶美の歌唱を披露!陶酔と苦悩に揺れるイオカステーを熱演しています。その他にも、パウル・クーエン、ゲルト・フェルトホフ、ホルスト・ギュンターら、当時のオペラ界の第一線で活躍していた名手たちによる万全の布陣が組まれております。
 


PH 12064
\2400→\2190
迫真の名録音がついに復活!
 プッチーニ:歌劇『外套』(全曲)
クルト・レーム(Br、ミケーレ)
イルムガルト・アルノルト(S、ジョルジェッタ)
ヘルミン・エッサー(T、ルイージ)
ハラルト・ノイキルヒ(T、イル・ティンカ)
ライナー・ジュス(Bs、イル・タルパ)
ゲルトラウト・プレウツラフ(Ms、ラ・フルゴラ)、他
ロルフ・クライネルト(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 1960 年、迫真の名録音がついに登場!クライネルト&ベルリン放送響によるプッチーニの『外套』

 録音:1960 年2 月16 & 19 日、ベルリン

 近年もミラノ・スカラ座やイギリスのロイヤル・オペラなどで、たびたび取り上げられているプッチーニの『三部作』シリーズ。その中から今回、ロルフ・クライネルト率いるベルリン放送交響楽団が1960 年に収録した『外套』がリリースされる運びとなりました!『外套』は、『修道女アンジェリカ』、『ジャンニ・スキッキ』へと続く、『三部作』の第1 作目にあたります。
 録音当時、クライネルトはアーベントロートの後任としてベルリン放送交響楽団の首席指揮者に就任したばかり。とはいえ、1957 年のイタリア・ツアー、1959 年のイギリス・ツアーを成功に導き、このオーケストラと厚き信頼を築きあげた時期の録音でもあります。クライネルトの下でさらなる発展を見せる力強いベルリン放送響の演奏と共に、1960 年代のドイツ・オペラ界に活躍する歌手たちによる熱演をたっぷりと堪能できるアルバムです!
 全く題材の異なる3 作の1 幕オペラからなる『三部作』の中でも、ドラマティックかつショッキングな悲劇的展開が大きな魅力の本作。パリのセーヌ川で貨物船を仕切る船長ミケーレが若き妻ジョルジェッタをめぐって船乗りの青年ルイージと争い、嫉妬から殺してしまうまでを、全1 幕で一気に描ききります。劇中盤では愛を語らうイルムガルト・アルノルト(S /ジョルジェッタ役)とヘルミン・エッサー(T /ルイージ役)の甘美な二重唱に舌鼓を打つ一方、終盤にかけて怒りと嫉妬で豹変していく船長ミケーレを演じるクルト・レーム迫真の歌唱に圧倒されます。リームは本録音の前年、1959 年にケーゲル&ライプツィヒ放送響の「カルミナ・ブラーナ」でも極上の歌声を披露しておりますが、かの名演でも魅せた迫真の歌声を本録音でも存分に披露しています!


PH 12042
(8CD - BOX)
\5000→\4590

「ユーリ・アーロノヴィチ・ライヴBOX」

 新発売音源があるので「ボックス・コーナー」ではなくこちらで案内します。
 [CD 1] (PH08011)61’10
  ・フランク:交響曲ニ短調
  ・レスピーギ:交響詩「ローマの松」 ※
    ウィーン交響楽団 ※ルドルフ・ショルツ(Org)
    収録:1985 年3 月20 日/ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ)

 [CD 2] (PH10067)70’02
  ・リスト:ダンテ交響曲S. 109
    フランクフルト・フィグラルコール女声合唱、ユルゲン・ブルーメ(合唱指揮)
    hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)
    収録:1983 年12 月1 & 2日/フランクフルト・アルテ・オーパー(ライヴ)
  ・ワーグナー:「リエンツィ」序曲
    hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)
    収録:1983 年12 月1 & 2日/フランクフルト・アルテ・オーパー(ライヴ)
  ・スクリャービン:交響曲第4 番op.54「法悦の詩」
    フランクフルト・フィグラルコール、アロイス・イックシュタット(合唱指揮)
    フランクフルト・ジングアカデミー、カール・ラリクス(合唱指揮)
    フランクフルト歌劇場管弦楽団
    収録:1989年4 月9日/フランクフルト・アルテ・オーパー(ライヴ)

 [CD 3] (PH07009)72’31
  ・ショスタコーヴィチ:交響曲第7 番ハ長調op. 60「レニングラード」
    SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
    収録:1993年4 月20& 21 日/シュトゥットガルト、リーダーハレ・ヘーゲルザール(ライヴ)

 [CD 4] (PH11026)65’58
  ・ドヴォルザーク:交響曲第8 番ト長調op. 88
  ・リスト:交響詩「理想」S.106
    ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
    収録:1979年1 月8、9日/ケルン、ギュルツェニヒ大ホール(ライヴ)(ケルン・ドイチュラントフンク収録)

 [CD 5] (PH09043)67’25
  ・ブルックナー:交響曲第7 番ホ長調
    ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
    収録:1979年9月6 日/ケルン、ドイチュラント放送(ライヴ)

 [CD 6] (PH08040)66’47
  ・フランク:交響詩「プシシェ」より 
    プシシェの眠り/西風にさらわれるプシシェ/
    エロスの園/プシシェとエロス
  ・シベリウス:交響曲第2 番ニ長調op. 43
    ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
    収録:1978 年2 月22 日/ケルン、ドイチュラント放送(ライヴ)

 [CD 7] 初発売 50’11
  ・グラズノフ:交響曲第5 番変ロ長調op. 55 34’23
  ・グラズノフ:交響詩「ステンカ・ラージン」op. 13 15’39
    バイエルン放送交響楽団
    収録:1997年4 月/バイエルン放送ゼンデ・ザール(放送用セッション)

 [CD 8] 初発売 46’51
  ・チャイコフスキー:組曲第3 番ト長調op. 55 41’06
    バイエルン放送交響楽団
    収録:1997年4 月3、4日/ガスタイク(ライヴ)
  ・グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲 5’39
    バイエルン放送交響楽団
    収録:1981 年1 月22 日/ヘルクレス・ザール(ライヴ)
 アーロノヴィチ、ライヴ集成、お得になってセット化 初発売のグラズノフ、チャイコフスキー&グリンカが驚きの超名演!

 ステレオ

 2012 年は、ロシア出身の名指揮者ユーリ・アーロノヴィチ(1932 − 2002)の生誕80 年と歿後10 年のアニヴァーサリーにあたりました。それを記念してProfil レーベルの音源をまとめたお買い得セットの登場です。アーロノヴィチは生前さほど騒がれなかったものの、残された「爆演」録音が昨今評判となり、熱心な追っかけが激増中。ラフリンとザンデルリンクに師事した典型的ソ連指揮者で、精力的なアレグロやオーケストラの全合奏でのエネルギッシュさが持ち味ですが、同時にゆっくりした楽曲での緊張感の持続と求心力の凄さなど、生きていれば間違いなく巨匠指揮者として人気が出たはず。
 当セット全8 枚中6 枚は既発で、いずれもアーロノヴィチ節全開の快演。特筆すべきは初出となるCD7 とCD8 の2 枚。注目はバイエルン放響とのグラズノフの交響曲第5 番。これまでアーロノヴィチのグラズノフ録音はひとつもありませんでしたが、驚愕の名演。活気と充実感に満ちながらも決して爆演ではなく、グラズノフの夢あふれる世界が柔らかく描かれます。重心の低さはロシア的ですが、ムラヴィンスキーやロジェストヴェンスキー盤に優るとも劣らぬ充実度。セッション録音で、音の良さも光ります。
 チャイコフスキーの組曲第3 番は、総演奏時間40 分の大曲で壮年期の作ながら、ポピュラーとは言えません。しかしこのバイエルン放響との演奏で聴くと、何と魅力的な作品かと認識を新たにしてくれます。チャイコフスキー独特の色彩感、ロシア的な空気感まで見事に再現され、盛り上げ方の巧さもアーロノヴィチの真骨頂。こちらはライヴ録音で、聴衆の熱い興奮が伝わります。最後に置かれたグリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲は期待通りのスピード感あふれるアーロノヴィチ節。それでありながら均整を崩さぬ統率力は驚き。昨今のロシア系指揮者がかすんでしまうオーラに満ちた宝箱、超オススメです。
 ※ なお、ディスク7と8の分売時期については未定となっております




QUERSTAND

VKJK 1221
\1800→\1690
ケーゲル、ストコフスキー、シューリヒト・・・
 「ギュンター・ラファエルの音楽 Vol.4」
  〜交響的作品集

   (1)スメタナ組曲 Op.40
   (2)バレエ組曲「ヤボナー」 Op.66
   (3)シンフォニア・ブレーヴェ ニ長調 Op.67
   (4)「動物学」 Op.83
(1)ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
 ベルリン放送交響楽団
(2)レオポルド・ストコフスキー(指揮)
 NDR交響楽団
(3)カール・シューリヒト(指揮)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
(4)ロルフ・ラインハルト(指揮)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 ケーゲル、ストコフスキー、シューリヒト、アンチェルも登場!ギュンター・ラファエル・エディション第4集、第5集!

 (1)録音:1955年4月5日、ベルリン(2)録音:1952年7月7日、ハンブルク(3)録音:1952年3月14日、シュトゥットガルト(4)録音:1965年2月26日/TT:61'06

 ギュンター・ラファエルの音楽 Vol.4 は交響的作品集。ケーゲル、ストコフスキー、シューリヒトといった大指揮者の録音である点も注目である。スメタナ組曲は1937 年の作品。スメタナのピアノのためのボヘミア舞曲を元にしており、初演後しばらくは人気があった。「ヤボナー」は、モンゴル民謡に基づくバレエ組曲。1949 年にチェリビダッケ指揮ベルリン・フィルハーモニーによって初演された。シンフォニア・ブレーヴェは、1950 年にゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム指揮デュイスブルク・フィルハーモニーによって初演。題名は「短い交響曲」の意。「動物学」は、序曲と終曲の間に、フラミンゴ、熊の踊り、ライオンとトラ、水族館、象、野獣舎と猿舎、鳥小屋と、いずれも1 分程度の短い曲を連ねたもの。どの作品も、渋めだが聞きやすい音楽である。
 
VKJK 1234
\1800→\1690
「ギュンター・ラファエルの音楽 Vol.5」
 〜コンチェルティーノと室内楽曲

  (1)無伴奏ヴィオラ・ソナタ ハ短調 Op.7
  (2)ヴィオラと小オーケストラのための
   コンチェルティーノ ニ長調
  (3)フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのための
   三重奏曲 変ロ長調 Op.48
  (4)フルートと小オーケストラのための
   コンチェルティーノ Op.82
(1)-(3)ライナー・モーグ(ヴィオラ)
(2)フアド・イブラヒモフ(指揮)
 クリスティーネ・ラファエル・
  シュティフトゥング室内管弦楽団
(3)ヴィリ・シュヴェークラー(フルート)
 ギュンター・グーゲル(ヴァイオリン)
(4)エルヴィン・ミルツコット(フルート)
 カレル・アンチェル(指揮)
 ベルリン放送交響楽団
録音:(1)2011年5月2日、ローマー,ドイツ、(2)2011年3月10日、ローマー,ドイツ、(3)2067年1月25日、WDRザール2、(4)1957年12月6日、東ベルリン/TT:77'54

 ギュンター・ラファエルの音楽 Vol.5 はコンチェルティーノ(小協奏曲)と室内楽曲集。無伴奏ヴィオラ・ソナタは、1924 年の作。フーガ、ガヴォット、メヌエット、ジーグを用いている。
 ヴィオラと小オーケストラのためのコンチェルティーノは1941 年の作品。弦楽器群にヴァイオリンとヴィオラを欠いており、不思議な暗さが漂う。三重奏曲は1940 年の作品。新古典主義風の明るい作品。フルートと小オーケストラのためのコンチェルティーノは1956 年の作品。ここに収録されているのは公開初演の3 日前に放送用に録音したもの。チェコの巨匠アンチェルが指揮している。

ROMEO RECORDS

RON 7293/4
(2CD 1枚価格)
\2200→\1990
「ナディア・ライゼンバーグ&ジュリアード弦楽四重奏団1980年ライヴ」
 (1)メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調Op.49
 (2)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
 (3)フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 Op.15
(以下ボーナス・トラック:1954年、WESTMINSTER録音)
 (4)ラフマニノフ:
  夜想曲 イ短調 Op.10-1/調べ ホ短調 Op.10-4/
  ユモレスク ト長調 Op.10-5
 (5)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
ナディア・ライゼンバーグ(Pf)
ジュリアード弦楽四重奏団員:
 【(3)ロバート・マン(Vn)
  (1)アール・カーリス(Vn)
  (3)サミュエル・ローズ(Va)
  (1)-(3)ジョエル・クロスニック(Vc)】
 ナディア・ライゼンバーグ、ジュリアード弦楽四重奏団と共演!ボーナス・トラックではWESTMINSTER の「展覧会の絵」も収録

 録音:(1)-(3)1980年4月29日、ジュリアード劇場、(4)1954年(WESTMINSTER録音) 141'46

 ナディア・ライゼンバーグ(1904−1983)はリトアニア生まれで米国で活動したピアニスト。テレミン奏者として知られるクララ・ロックモアの姉。ライゼンバーグは1922年に米国に移住、既にピアニストとして広く活動していたにもかかわらず、ヨーゼフ・ホフマンに入門して修行し直し、1930、40年代には非常に高名なピアニストだった。しかしその後ジュリアード音楽院での教職に就いたため、長命した割には録音が多くない。
 このCDには1980年4月29日にジュリアード学校内の劇場で行われた、ジュリアード弦楽四重奏団との室内楽曲演奏会が収録されている。
 晩年のライゼンバーグと一流弦楽四重奏団の共演は充実の一言に尽きる。余白に、1954年のWESTIMINSTER社への録音を収録。


ナディア・ライゼンバーグ旧譜

BRIDGE
BCD 9276
(4CD 3枚価格)
\6600→¥5990
ナディア・ライゼンバーグ(ピアノ)
 「ショパン:夜想曲全集、マズルカ全集、ピアノ・ソナタ第3番」

 ①夜想曲全集【Op.9(3曲)/Op.15(3曲)/
  Op.27(2曲)/Op.32(2曲)/Op.37(2曲)/
  Op.48(2曲)/Op.55(2曲)/
  Op.62(2曲)/Op.72-1/嬰ハ短調】
 ②舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/
 ③子守歌 変ニ長調 Op.57/
 ④協奏曲のアレグロ イ長調Op.46/
 ⑤ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58/
 ⑥マズルカ全集【Op.6(4曲)/Op.7(5曲)/
  Op.17(4曲)/Op.24(4曲)/Op.30(4曲)/
  Op.33(4曲)/Op.41(4曲)/Op.50(3曲)/
  Op.56(3曲)/ Op.59(3曲)/Op.63(3曲)/
  Op.67(4曲)/Op.68(4曲)/イ短調 「ノートル・タン」/
  イ短調 「エミール・ガイヤール」/変ロ長調/
  ニ長調/ハ長調/ト長調/ニ長調】
ナディア・ライゼンバーグ(ピアノ)
テルミン演奏家として有名なクララ・ロックモアの姉でもあるピアニスト、ナディア・ライゼンバーグ(1904-1983)は、リトアニアの首都ヴィリニュス出身。ザンクト・ペテルブルグに移り、ここで音楽の勉強を始める。ロシア革命を避けて米国に移住、1922年にピアニストとしてデビュー。1930年からカーティス音楽院でヨゼフ・ホフマンに学んだ。その後は、ピアニストとして、またピアノ教師として大きな活躍をした。戦後、教職に重点を置いたため、残された録音は決して多くない。これは1955年から1957年にかけてのスタジオ録音による夜想曲とマズルカの全集に1947年ライヴ録音のピアノ・ソナタ第3番を収めたセットである。彼女の明晰で、かつ詩情に溢れたショパンを味わえる。①〜④⑥録音:1955-57年(原盤:ウェストミンスター) ⑤録音:1947年11月21日、カーネギー・ホール、ライヴ録音MONO、5h00m40s


SIMAX

PSC 1826
(3CD)
\7500→\6990
ノルウェー音楽史上に名を残す一族リンデマン家
 リンデマン一族の遺産
 [CD1]
  ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン(1812-1887):
   (1)ノルウェー英雄バラードの旋律(1884-85)(混声合唱のための)〜
    【夢の詩(第27曲)/オラヴ・オステセンのベルト(夢の詩) (第28曲)/ヤッラル橋(第29曲)/
     霊の世界(夢の詩)(第30曲)/ヘルムード・イッレ(第18曲)/
     小さなシェスティと妖精の王(第23曲)/戦士イルヒュイェン(第26曲)/兄と弟(第21曲)/
     リーケバルとギュードビョルグ(第22曲)/クヴィキスプラーク・ヘルムードソン(第6曲)/
     ローランとマグヌス王(第3曲)/ ハーラル王とヘミンゲン(第16曲)】
   (2)同声三部合唱のための30 のノルウェー英雄バラードの旋律(女声合唱による)〜
    【騎士ヴァリヴァン(第87曲)/ 少年クヌートとシルヴェリン(第56曲)】
   (3)男声合唱のための50のノルウェーの山の旋律(1862)〜
    【オスムン・フレグデイーヴァル(第8曲)/ヒューガバル(第13曲)/馬丁ヒシュティ(第10曲)/
     ハン・オーレ(第28曲)/小さなトゥーラ(第26曲)/ナイチンゲールのバラード(第23曲)/
     ハン・マッスとハン・ラッセ(第1版)(第33曲a)/ハン・マッスとハン・ラッセ(第2版)(第33曲b)】
   (4)ヨハン・ベーレンス:男声合唱のための歌集(1845-82)〜
    【酔っぱらって/ハン・トゥースタイン/ステーヴ「それで君は僕と付き合ってくれるのか」】
   (5)アンナ・セヴェリーネ・リンデマン(1859-1938):
    3つのピアノの小品 作品4より第1曲「上機嫌」、4つのピアノの小品 作品5より第1曲「小犬」、
    3つのピアノの小品 作品8より第2 曲「小川」
   (6)ペーテル・ブリューニ・リンデマン(1858-1930):3 つの小品 作品6
    【ロマンス ホ短調/ 夜想曲 イ短調/ 特徴的なエチュード ト長調】
   (7)ユスト・リッデルヴォル・リンデマン(1822-1894):ピアノのための4 つのロマンス
   (8)ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン(1812-1887):
    スウェーデンの旋律「ノアじいさん」による4 手のピアノのための変奏曲
     (1)-(4)マルメ室内合唱団 ダーン=オーロフ・ステーンルンド( 指)
     (5)-(7)アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)
     (9)アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)、エヴァ・クナルダール(P)
     (1)-(4)録音:1983 年5 月27 日-29 日 マルメ音楽アカデミー (マルメ、スウェーデン)
     (5)-(8)録音:1983年3 月28 日、4 月5 日 オスロ・コンサートホール

 [CD2]
  オーレ・アンレアス・リンデマン(1769-1857):
   (1)16のイギリス舞曲〜
    【アングロワーズ ニ長調/アリア ヘ長調/アングロワーズ第9番 ホ長調「行進曲つき」】
   (2)4つのメヌエット〜第1番 変ホ長調
   (3)4つのメヌエット〜【第2番 変ホ長調/ラメントーゾ「おお、むごい死よ」ハ短調j】
  (4)ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン(1812-1887):
   古いまた新しいノルウェーの山のメロディ〜
    【ランゲベルグの調べ/ 教会へ向かう花嫁の行進/ 山の踊り/ビョルグンのランゲライクの調べ】
  (5)ユスト・リッデルヴォル・リンデマン(1822-1894):
   弦楽四重奏曲 ニ長調(1864)、弦楽四重奏曲 ト短調
     (1)-(4)アイナル・ステーン=ノクレベルグ(Cemb、フォルテピアノ、クラヴィコード)
     (5)コペンハーゲン弦楽四重奏団、トッター・ギスコウ(Vn)、モーエンス・ドゥアホルム(Vn)、
      モーエンス・ブルーン(Va)、アスガー・ロン・クリスチャンセン(Vc)
     (1)-(3)録音:1983年3月22日 ヘニ=オンスタ芸術センター (オスロ)、
     (4)1983年3月25日 リングヴェ博物館 (トロンハイム、ノルウェー)
     (5)1983 年3 月19 日-20 日 聖アネ高等学校 (コペンハーゲン)

 [CD3]
  ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン(1812-1887):
   コラール「わが終わりの近きをだれぞ知らん」による変奏曲、戴冠式行進曲、
   B-A-C-H の名による3つのフーガ、コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」による変奏曲
     コーレ・ノールストーガ(Org) [オスロ大聖堂の主オルガン(Ryde & Berg 1998)]
     録音:2002年11 月4 日-5 日 オスロ大聖堂
 CD1: 71’21, CD2: 62’06, CD3: 71’56

 リンデマン家は代々に渡りノルウェーの音楽に大きな貢献をしてきました。一家の最初の音楽家はアマチュア音楽家としてフルートとヴァイオリンを演奏したヤコブ・マドセン・リンデマン。彼の長男、オーレ・アンレアス・リンデマンは、プロの音楽家として活躍。トロンハイムの教会オルガニストを務め、ノルウェーの音楽教育の基礎作りに指導的役割を果たしました。作曲家としては、3つの歌曲と約30曲のキーボード曲を残し、このアルバムでは6曲をアイナル・ステーン=ノクレベルグが、コペンハーゲンの王立図書館で発見された手稿譜で演奏しています。
 オーレ・アンレアスの子のひとりが、ノルウェー音楽史に大きく名を残すルードヴィーグ・マティアス・リンデマンです。彼は、オルガニスト、作曲家、音楽教師として活動しながら、ヴァルドレやテレマルクといった地域をまわって民謡を集め、『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』として出版しました。
 この曲集は、後の作曲家たちのインスピレーションの源となり、グリーグの「スロッテル」や「四つの詩編」をはじめとする芸術作品に再生されていきます。ルードヴィーグ・マティアスの一番下の弟、ユスト・リッデルヴォル・リンデマンは、兄の下で学び、1853 年にクリスチャンサンにオルガニストに就任し、1858 年から亡くなるまでトロンハイムの大聖堂のオルガニストを務めました。彼はナショナル・ロマンティシズムの運動に心酔し、アスビョルンセン、ヴィンニェ、ビョルンソンといった作家たちと親交がありました。コペンハーゲン弦楽四重奏団が演奏する2 曲の弦楽四重奏曲のうちニ長調の曲は、1864 年、彼がコペンハーゲンでニルス・W・ゲーゼに師事した年の作品です。
 ルードヴィーグ・マティアスの子、ペーテル・ブリューニ・リンデマンも音楽家です。ストックホルムの音楽院でチェロとオルガンと作曲を学び、多くのジャンルに作品を残しました。彼の功績のひとつが、1883 年、父ルードヴィーグ・マティアスに協力してクリスチャニアにオルガン学校(後のオスロ音楽院)を創設したこと。ノルウェー音楽アカデミーの前身です。ステーン=ノクレベルグのピアノで演奏される「3 つの小品」は、ルードヴィーグ・マティアスの兄の子、従姉妹のアンナ・セヴェリーネ・リンデマンと結婚したころの作品です。
 アンナ・セヴェリーネは、ピアニストとして教育を受け、叔父と夫が作った音楽院でピアノ教師を務めました。彼女は教材とするため多くのピアノの小品を作曲しています。
 CD1 と CD2 の音源は、3 枚のLP でリリースされていたアナログ録音、CD3 は CD (PSC1214) のためのデジタル録音です。いずれもデジタルリマスターして収録されています。

SMC



SMCCD 0071-74
(4CD)
\8400→\7590
スヴャトスラフ・リヒテル 1951-1957 ライヴ録音集 
 [CD 1]
 シューベルト(1797-1828):
  ピアノ・ソナタ第16番イ短調 Op.42 D.845
  「さすらい人」による変奏曲ハ長調 Op.15 D.760
 [CD 2]
  楽興の時 Op.94 D.780 から 第1番ハ長調
  4つの即興曲 Op.90 D.899 から 第2番変ホ長調,第4番変イ長調
  12のワルツ Op.18 D.145/2つのエコセーズ(Op.67 D.734 から)
  レントラー組曲(D.366 から;スヴャトスラフ・リヒテル編纂)
  楽興の時 Op.94 D.780 から 第2番変イ長調,第6番変イ長調
   録音:1957年2月19日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、ADD
 [CD 3]
 ベートーヴェン(1770-1828):
  ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31 No.2(*)
  「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調
   (エロイカ変奏曲)Op.35
  ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54/ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
    録音:1951年1月8日(*)、1月17日(*以外)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、ADD
 [CD 4]
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466(*)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(+)

 ソヴィエト国立交響楽団
 クルト・ザンデルリング(指揮(*))
 ヘルマン・アーベントロート(指揮(+))
   録音:1951年3月20日(*)、1954年10月25日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、ADD

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
全曲初出音源と表示されています。

STRADIVARIUS



STR 33820
(4CD)
\5400→\4990
〔旧譜・再プレス〕
限定数復活!どうかお見逃しなく!!
リヒテル・プレイズ・バッハ

 [CD 1]
 J・S・バッハ(1685-1750):
  ソナタ ハ長調 BWV966/ソナタ ニ長調 BWV963/ソナタ BWV964
  カプリッチョ ホ短調「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」BWV993
  4つのデュエット BWV802-805/イタリア協奏曲 BWV971
   録音:1991年
 [CD 2]
 J・S・バッハ(1685-1750):
  イギリス組曲第1番 BWV806/イギリス組曲第3番 BWV808
   録音:1992年
 [CD 3]
 J・S・バッハ(1685-1750):
  イギリス組曲第4番 BWV809/イギリス組曲第6番 BWV811
   録音:1992年
 [CD 4]
 J・S・バッハ(1685-1750):
  フランス組曲第2番 BWV813/フランス組曲第4番 BWV815
  トッカータ ニ短調 BWV913/幻想曲ハ短調 BWV906
   録音:1993年
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
2012年8月に完売して以来供給が停止していたリヒテル晩年の貴重な録音集。代理店の説得より再生産が実現。とはいえ限定数のみ。どうかどうかお早めに。

SUPRAPHON



SU 4122
(3CD)
特別価格
\4800→\4390
「プラハのジャン・フルネ」
 [CD 1]
  ・フランク:交響詩「贖罪」
  ・フランク:交響詩「アイオリスの人びと」
  ・フランク:交響詩「呪われた狩人」
  ・フランク:交響詩「ジン」 ※
    フランティシェク・マクシアーン(ピアノ)※
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     (収録:1967 年1 月23、25、27 &28日プラハ、ルドルフィヌム/セッション)
 [CD 2]
  ・フランク:交響詩「プシシェ」
    プラハ・フィルハーモニー合唱団、プラハ交響楽団
     (収録:1964年12月3−5日プラハ、ルドルフィヌム/セッション)
  ・ドビュッシー:夜想曲
    プラハ・フィルハーモニー合唱団
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     (収録:1963 年10 月23、25− 27 日プラハ、ルドルフィヌム/セッション)
 [CD 3]
  ・ファリャ:バレエ「三角帽子」より、
   近所の人たちの踊り/粉屋の踊り/終幕の踊り
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     (収録:1965 年2 月7− 10 日プラハ、ルドルフィヌム/セッション)
  ・ドビュッシー:
   管弦楽のための映像より、イベリア/春のロンド
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     (収録:1965 年2 月7− 10 日プラハ、ルドルフィヌム/セッション)
  ・ドビュッシー:海〜3つの交響的スケッチ
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     (収録:1963 年10 月23、25− 27 日プラハ、ルドルフィヌム/セッション)
ジャン・フルネ(指揮)
 新リマスタリング。ドビュッシー、フランク&ファリャ、名匠ジャン・フルネによるスプラフォン録音集成

 ステレオ、186’34”

 2013 年に生誕100 年を迎えるのを機に、フランスの名指揮者ジャン・フルネ(1913 − 2008)によってSUPRAPHON に遺された録音の数々がセットになってリリースされます。
 ルーアンに生まれ、パリ音楽院に学んだフルネは、1944 年にフランス放送管弦楽団の常任指揮者、オペラ・コミークの初代音楽監督に就任して1957年まで務め、さらに1961 年から1978 年にかけてオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者、1968 年から1973 年にかけてオランダのロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督を兼任して、オランダ放送フィルの終身指揮者に就任しています。
 以上のように、欧州の名だたるオーケストラで音楽監督などを歴任して、生前には「フランス最後の巨匠」ともいわれたフルネですが、1954 年に初めて「プラハの春国際音楽祭」に客演して以来、最後の機会となった2003 年にじつに90 歳で出演するまで、チェコにも際立った足跡を残しています。
 アンチェル時代の黄金期のチェコ・フィルを相手に、フルネがドビュッシー、フランクといった得意のレパートリーを指揮したプログラムは、持ち味の高貴で繊細な表現が光るもので名盤の誉れ高い内容です。
 このたび最新マスタリングが施されて音質向上がはかられているとのことですので、その成果にも期待したいところです。


SU 4109
(3CD)
特別価格\4800→\4390
「ヴィクトル・カラビス:交響曲&協奏曲集」
 ノイマン、コシュラー、ビエロフラーヴェク、スーク、ケイマル、カラビス夫人ズザナ・ルージチコヴァー・・・
 [CD 1]
  ・交響曲第2番「平和の交響曲」op.18(収録:1987年10 月7 & 12日プラハ、ルドルフィヌム)
    ズデニェク・コシュラー(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  ・ヴァイオリン協奏曲第1番op.17(収録:1984年11 月30 日プラハ放送)
    ペトル・シュクヴォル(Vn)ヴィクトル・カラビス(指揮)プラハ交響楽団
  ・交響的変奏曲op.24(1968年2 月9 日プラハ、ルドルフィヌム)
    ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 [CD 2]
  ・大管弦楽のための協奏曲op.25(収録:1971年4 月14 & 16日プラハ、ルドルフィヌム)
    ラディスラフ・スロヴァーク(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  ・交響曲第3 番op.33(収録:1972年11-12月プラハ、ルドルフィヌム)
    イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  ・トランペット協奏曲「ヴィルヴィエイユの太鼓」op.36(収録:1976年3 月28 日プラハ、ルドルフィヌム/ライヴ)
    ミロスラフ・ケイマル(Tp)ミロシュ・コンヴァリンカ(指揮)プラハ放送交響楽団
 [CD 3]
  ・チェンバロと弦楽のための協奏曲op.42(収録:1980年1 月6 日プラハ、ルドルフィヌム)
    ズザナ・ルージチコヴァー(Cem)ヴィクトル・カラビス(指揮)プラハ室内管弦楽団
  ・ヴァイオリン協奏曲第2番op.49(収録:1980年6 月19日プラハ、ルドルフィヌム/ライヴ)
    ヨゼフ・スーク(Vn)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  ・ピアノと木管楽器のための協奏曲op.64(収録:1991 年11 月11-19日プラハ放送)
    ミラン・ランゲル(P)トマーシュ・コウトニーク(指揮)プラハ放送交響楽団
  ・ファゴットと木管楽器のためのコンチェルティーノop.61(収録:1985年3 月22 日プラハ、市立図書館)
    イルジー・フォルマーチェク(Fg)ミロシュ・フォルマーチェク(指揮)チェコ・フィルハーモニー木管アンサンブル
 2013年カラビス生誕90周年企画、交響曲&協奏曲集

 ステレオ、213’27”

 20 世紀チェコを代表する作曲家ヴィクトル・カラビス(1923-2006)が2013 年に生誕90 年を迎えるのを記念して母国SUPRAPHON がおくる好企画盤。
 カラビスの生涯の大半は、チェコで同時代を生きた数多くの人びとと同様に、世界大戦に続いて共産主義体制の拘束に苛まれるというものでしたが、この自由の欠如という事態こそがカラビスの作品に強烈なインパクトを与えることになりました。たとえば、冷戦構造下の高まる緊張を反映し、1960 年に作曲された交響曲第2 番は瞑想的な叙情を湛えて、チェコ国外での演奏回数も多い作品ですが、体制側によるお決まり・お仕着せの「平和」宣言に屈することのない作曲者による「平和への祈り」が込められています。
 このほかに、色彩と音響に対するまばゆいセンスが際立つ「管弦楽のための協奏曲」や、カラビス夫人で世界的チェンバロ奏者ズザナ・ルージチコヴァーの弾く「チェンバロ協奏曲」など、当セットには全部で10 曲が収められています。
 演奏陣も、さすがSUPRAPHON という強みを感じさせる豪華なもので、チェコ・フィルをはじめ、作曲者、ノイマン、コシュラー、ビエロフラーヴェクら指揮者たち、ヴァイオリンのスーク、トランペットのケイマルらが並びます。

TAHRA



TAH 734
\2500→\2290
ミュンシュ、ボストン響、激裂!
 なんとミュンシュのモーツァルト「レクイエム」!
  モーツァルト:レクイエム K 626
フィリス・カーティン(Sp)
フローレンス・コプレフ(Alt)
ブラック・スターン(Tn)
マック・モーガン(Bs)
タングルウッド合唱団
ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ(指)
 録音:1962 年7 月22 日/放送用録音/モノラル

 ミュンシュの激的表現にあふれる魅力的なモツレクの登場。音響は標準的なれど、ターラらしい聴きあたりのやわらかな風合いが安心して観賞することができます。

TOKYO FM

※これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。

TFMCSA 0001
(SACD シングルレイヤー)
\4200
スイトナー(指揮)&ベルリン・シュターツカペレ
 モーツァルト:
 交響曲第39番、交響曲第40番、
 交響曲第41番「ジュピター」、
 「フィガロの結婚」序曲
オトマール・スイトナー(指揮)
ベルリン・シュターツカペレ
 希代のモーツァルト指揮者スイトナーの全盛期!一気呵成の熱烈さでありながら陰影の濃いスイトナーらしい大演奏。馥郁たる味わいの美音がよみがえるSACDで聴く魅力。

 録音:1978 年10 月25 日厚生年金、大ホールライヴ/ライヴ録音

 実に素晴らしいモーツァルトで、生き生きと活力に満ち、低弦も弾力感があり、全体にエレガントな、流れる美しさがあります。これもスイトナーならでは。音質も万全でマスタリングはALTUS が担当しております。
 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
 

TFMCSA 1007
(SACD シングルレイヤー)
\4200
ヘルシンキ・フィル シベリウス交響曲全集I
 シベリウス:
  交響曲第1番ホ短調 op.39
  同:第4番イ短調 op.63
  第7番ハ長調 op.105
  悲しきワルツ op.44
渡邉暁雄(指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 1982 年ヘルシンキ・フィル来日公演ライヴがついにSACDシングルレイヤーで復活!

 録音:1982 年1 月28 日、福岡サンパレス、ライヴ録音

 世界的シベリウス指揮者であった渡邉暁雄の代表的名演が遂にSACD シングルレイヤーで復活しました。品位あふれる渡邉暁雄の音楽づくりにヘルシンキ・フィルが完全燃焼で応え、生々しい音質でそれが再現されています。
※通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

TFMCSA 1008
(SACD シングルレイヤー)
\4200
ヘルシンキ・フィル シベリウス交響曲全集II
 シベリウス:
  交響曲第5番変ホ長調 op.82
  同:第2番ニ長調 op.43
  悲しきワルツ op.44
オッコ・カム (指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1982 年2 月4 日、大阪フェスティバルホール、ライヴ録音

 ヘルシンキ・フィルが1982 年初来日時のシベリウス交響曲チクルスのライヴ録音。初来日だけあってオーケストラの燃焼度が段違いに高く、朋友カムの下、誠実にして熱い大演奏が展開されています。SACD シングルレイヤーでの待望の復活です。
※通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

TFMCSA 1009
(SACD シングルレイヤー)
\4200
ヘルシンキ・フィル シベリウス交響曲全集III
 シベリウス:
  交響詩《フィンランディア》op.26
  交響曲第3番ハ長調 op.52
  同:第6番ニ短調 op.104
オッコ・カム (指揮)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1982 年1 月22 日、東京厚生年金会館、ライヴ録音

 ヘルシンキ・フィルが1982 年に初来日時のシベリウス交響曲チクルスのライヴ録音。初来日でシベリウスプロだけあってオーケストラの集中力気迫に打たれます。名匠オッコ・カムもこの3 番は自己最高と語る名演です。SACD シングルレイヤーでの待望の復活です。
※通常のCD プレーヤーでは再生することができません。

URANIA


WS121.214
(3CD-R)
\2400
コレッリ(T)/ディスコグラフィック・キャリア
 Tosca, Turandot, Cavalleria Rusticana, Fedora
 Madama Butterfly, Adriana Lecouvreur, La fanciulla del West
 Andrea Chenier, Lodoletta, Pagliacci, Norma, I Puritani
 La Favorita, Aida, Les Huguenots, La Gioconda & Others
フランコ・コレッリ(T)
 

WS121.258
(2CD-R)
\1600
ドラティ指揮&ロンドン響
 ヴェルディ&ワーグナー/序曲&前奏曲集i

 La forza del destino - Nabucco
 La traviata - I vespri siciliani
 Tannhauser - parsifal - lohengrin
 tristan und isolde - Die Meistersinger
  1957-1960
ドラティ指揮
ロンドン響

VAI



VAIA 1274
(3CD)
\3900→\3590
ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」(全曲) マンリーコ:プラシド・ドミンゴ(Ten)、
レオノーラ:モンセラート・カバリェ(Sop)、
  アズチェーナ:ルージャ・ポスピノフ(ホスピシュ)=バルダーニ(Ms)、
  ルーナ伯爵:エンツォ・ソルデッロ(Br)、
  フェルランド:ジョージ・メイヤー(Bs)、
  イネズ:ジョアン・ヤッキー(Ms)、ルイーズ:ベニー・レイ(Ten)、
  老ジプシー:ジョン・リード・キャンベル(Bs)、使者:トニー・ロペス(Ten)、
  クヌート・アンダーソン(指)ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
   [ 録音:1968 年3 月/ニューオリンズ歌劇場(ライヴ)]

 ボーナスCD;ニューオリンズのドミンゴ
  (1)ドニゼッティ:ランメルモールのルチア〜
     「先祖の墓よ」「間もなく保護の場が」「おお、哀れな人」
    エドガルド:プラシド・ドミンゴ(Ten)、ライモンド:トーマス・ポール(Bs)、
    クヌート・アンダーソン(指)ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
     [ 録音:1966 年10月(ライヴ)]
  (2)ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ〜
    第2幕(二重唱)「胸像はここに」、第3幕「私は兵士だった」、第4幕全曲
    シェニエ:プラシド・ドミンゴ(Ten)、
    マッダレーナ:エリノア・ロス(Sop)、ジェラール:チェスター・ラジン(Br)、
    シュミット:ジョージ・メイヤー(Bs)、
    アントン・グァダーニョ(指)ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
     [ 録音:1966 年3月(ライヴ)]
  (3)プッチーニ:トスカ〜「マリオ、二人の愛の家へ」「星も光りぬ」
    カヴァラドッシ:プラシド・ドミンゴ(Ten)、トスカ:ガブリエッラ・トゥッチ(Sop)、
    クヌート・アンダーソン(指)
    ニューオリンズ・オペラ管弦楽団、同合唱団
     [ 録音:1966 年10月(ライヴ)]
 若き日のドミンゴがニューオリンズで残した幻の音源、出現。

 STEREO、オペラ125分、ボーナス58分

 貴重な音源のCD 化。当時27 歳だったドミンゴと35 歳のカバリェがニューオリンズ・オペラで共演したヴェルディの「イル・トロヴァトーレ」のステレオ・ライヴ。かつてメロドラム盤で出たこともありますが、初の正規発売となります。ヴェルディの熱い音楽を若きドミンゴの張りのある美声、カバリェの芸達者ぶりでたっぷり堪能できます。ルージャ・ポスピノフ=バルダーニとエンツォ・ソルデッロら実力派が脇をかためているのも魅力。さらに魅力なのは「ニューオリンズのドミンゴ」と題されたボーナスCD。現存する彼の最も若い時代の記録で、「ランメンルモールのルチア」「アンドレア・シェニエ」「トスカ」の名場面を約1時間収めています。若さ弾けるエネルギーと声量、ただものでないと確信させられるオーラ。これだけでも欲しくなる超お宝盤です。

VOCACION

放送音源以外は初期LP盤からの「板起こし」と推測され、スクラッチ・ノイズや強音部の歪みなどがございます。
ブックレットは付いておりません。ご了承ください。


CDNS 214
(CD-R)
\1400→\1290
アタウルフォ・アルヘンタ
 トゥリナ(1882-1949):
  セビリャ交響曲 Op.23(*)
  幻想舞曲集 Op.22(+)
  ロシオの行列 Op.9(#)
  闘牛士の祈り Op.34(#)
スペイン国立交響楽団(*/#)
パリ音楽院管弦楽団(+)
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
録音:1957年(*)、1953年頃(+)、モノラル(*/+)/1960年以前、ステレオ(#)
原盤:Alhambra (Columbia Spain)(*/#)/Decca(+)
 


CDNS 238
(CD-R)
\1400→\1290
アタウルフォ・アルヘンタ
 ファリャ(1876-1946):バレエ「恋は魔術師」(演奏会用歌なし版)(*)
 フランシスコ・エスクデロ:バスク協奏曲(ピアノと管弦楽のための)(+)
スイス・ロマンド管弦楽団(*)
マルティン・イマス(ピアノ(+))
バイエルン放送交響楽団(+)
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
録音:1957年8月29日(*)、1951年5月4日(+)、モノラル
音源:スイス・ロマンド放送(*)/バイエルン放送(+) 前出:RTVE, 65097
 

VMZ 57001
\1400
豪華共演!
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):サルスエラ「はすっぱ娘」
テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ:マヌエラ)
ピラール・ローレンガー(ソプラノ:ロサリオ)
カルロス・ファゴアガ(テノール:ホセ・マリア) 他
オルフェオン・ドノスティアラ室内合唱団
交響楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
録音:1963年以前、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain)
前出:BMG Ariola Spain, WD 71977
 

VMZ 57002
\1400
カザルス ホワイトハウス・コンサート
 メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.49(*)
 カタルーニャ民謡:鳥の歌
 クープラン(1668-1733):チェロとピアノのための組曲
 シューマン(1810-1856):
  チェロとピアノのためのアダージョとアレグロ変イ長調 Op.70
パブロ・カザルス(チェロ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン(*))
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)

録音:1961年11月13日、ライヴ、ホワイトハウス、ワシントン D.C.、合衆国、ステレオ

 

VMZ 57003
(2CD)
\2000
アルフレド・クラウス サルスエラ・アンソロジー
 ハシント・ゲレロ(1895-1951):「セビリャの泊り客」から Fiel espada trumfadora
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):
  「ルイサ・フェルナンダ」から De esta apacible rincon de Madrid
 アグスティン・ペレス・ソリアノ(1846-1907):
  「エル・ギタリコ」から Suena guitarrico mio
 フランシスコ・アロンソ(1887-1948):
  「ラ・ピカロナ」から De una mujer cuando llora
 ホセ・ルイス・メディアビリャ(1890-1958):
  「悪党学生」から Por ella yo senti el amor
 パブロ・ソロサバル(1897-1988):「真珠の島」から No me quiere, la mujer (*)
 ホセ・セラノ(1873-1941):
  「アラゴンの人々」から Palomita aragonesa no dejes (*)
 パブロ・ソロサバル:「セビリャとトリアナの間」から Tu que sabes del carino (*)
 ホセ・セラノ:「女たらしたちの結託」から Te quiero morena, te quiero
 アマデオ・ビベス(1871-1932):
  「ラ・ビリャナ」から Tus ojos me miraron, tus ojos
  「ドニャ・フランシスキタ」から Por el humo se sabe donde esta (+)
 ヘスス・グリディ(1886-1961):
  「カセリオ亭」から Yo no se que veo en ana mari
 フランシスコ・バラゲル(1896-1965)&パブロ・ルナ(1879-1942):
  「王家の血」から Adios para siempre, que me voy
 パブロ・ルナ:「いたずら好きな粉ひき娘」から Paxarin tu que vuelas
 パブロ・ルナ:「ミゲロン」から Dios te lo pague maja
 パブロ・ソロサバル:「真珠の島」から Mi despertar, mejor seria (*)
 ルペルト・チャピ(1851-1909):
  「クロ・バルガス」から Que siempre me ha quierido (*)
 ホセ・セラノ:「ラ・ドロロサ」から La gota fria del calvario (*)
 ハシント・ゲレロ:「セビリャの泊り客」から Mujer de los negros ojos (*)
 トマス・ブレトン(1850-1923):「ラ・ドロレス」から Aragon la mas famosa
アルフレド・クラウス(テノール)
マドリード交響楽団(無印)
ホセ・オルメド(指揮(無印))
マドリード・コンサート管弦楽団(*)
パブロ・ソロサバル(指揮(*))
マドリード室内管弦楽団(+)
ダニエル・モントリオ(指揮(+))
録音:不詳 ステレオ(無印)/モノラル(*/+)
 

VMZ 57004
\1400
モンセラト・カバリエ(ソプラノ)
 グラナドス(1867-1916):

  トナディリャス(昔風のスペイン歌曲集)から
   控えめなマホ,内気なマホ,嘆きにくれるマハ(第1−3番),
   トラ・ラ・ラとギターの爪弾き,マハの眼差し,町をさまよう,
   愛と憎しみ,ゴヤのマハ
  愛の歌曲集
   思いを明かそう,泣かないで、瞳よ,私はまだ少女だから,
   彼女らは松林に行った,夜明け前,泣け、心よ
モンセラト・カバリエ(ソプラノ)
室内管弦楽団
ラファエル・フェレル(指揮)
録音:1966年以前、ステレオ 原盤:RCA
 

VMZ 57006
\1400
パブロ・ソロサバル(1897-1988):ゲルニカ
  Gernika Donostia(バスクのファンダンゴ;チストゥのための)(*)
  Irugarren kalez-kale(デバの行進曲;チストゥ、ホルンと太鼓のための)(*)
  Zortzuko de las bateleras(チストゥのための)(*)
  Eusko illen ibilketa
   (バスクの葬送行進曲;チストゥ、ホルンと太鼓のための)(*)
  8つの二重唱曲(+)
   Kinkirrin-kunkurrun / Biotz bat / Urrundik / Kuku / Baialdaziku, maite?
   Gau eder bat / Euzkaldun makilla / Penak

レンテリア、フエンテラビア、サンセバスティアン、オヤルスンのチストゥ隊(*)
デュエット・ラヤ(+); コンチタ・ラヤ(ソプラノ) ペピ・ラヤ(メゾソプラノ)
イグナシオ・ウビリア(ギター(+))

録音:不詳、モノラル 原盤:不詳

スペイン・バスク出身のソロサバルがバスクの民族音楽・民族詩に基づいて書いた作品集。チストゥとはリコーダーに似たバスクの民族楽器。

 

VMZ 57007
\1400
アマデオ・ビベス(1871-1932):サルスエラ「ドニャ・フランシスキタ」 アナ・マリア・オラリア(ソプラノ:ドニャ・フランシスキタ)
アルフレド・クラウス(テノール:フェルナンド)
ドロレス・ペレス(メゾソプラノ:アウロラ・ラ・ベルトラナ)
サンティアゴ・ラマリェ(テノール:カルドナ)
ラモン・アロンソ(バス:ドン・マティアス)
ピラル・キロス(アルト:ドニャ・フランシスカ)
ティノ・モラ(バリトン:ロレンゾ・ペレス)
ペドロ・ラビルヘン(テノール:組合員)
スペイン国立放送合唱団
マドリード室内管弦楽団
ダニエル・モントリオ(指揮)
録音:1956年、モノラル 原盤:Alhambra (Columbia Spain)
前出:BMG Ariola Spain, 74321-33465-2
 

VMZ 57008
\1400
テレサ・ベルガンサ 歌曲リサイタル
 レベリアノ・ソウトゥリョ(1884-1933)&フアン・ベルト(1890-1931):
  サルスエラ「最後のロマンティスト」から(*)
 ホアキン・バルベルデ(1846-1910):サルスエラ「クラベリトス」から(+)
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):
  サルスエラ「ラバピエスの床屋」から(**)
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「セベデオの娘たち」から(#)
 ハシント・ゲレロ(1895-1951):サルスエラ「サフランの花」から(+)
 ルペルト・チャピ:サルスエラ「魔女」から(**)
 ミゲル・マルケス(1843-1918):サルスエラ「鉄の指輪」から(#)
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡(++)
 スペイン民謡:(##)
  カスティリャのビリャンシコ/アストゥリアスのビリャンシコ
  アンダルシアの歌/ムルシアの布
テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ)
管弦楽団(*/+)
インダレシオ・シスネロス(指揮(*))
ニカシオ・テハダ(指揮(+))
ベニト・ラウレト(指揮(#))
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮(**))
フェリクス・ラビリャ(ピアノ(++/##))
録音:不詳 ステレオ(**以外)/モノラル(**) 原盤:Alhambra (Columbia Spain)、他
 

VMZ 57010
\1400
ホセ・セラノ(1873-1941):サルスエラ「糸紡ぎの女たち」 マリア・ウリス(ソプラノ:伯爵夫人アンヘリカ)
イサベル・リバス(メゾソプラノ:シルビア)
セシリア・フォンデビラ(ソプラノ:カタリナ)
エドゥアルド・ヒメネス(テノール:ドン・レアンドロ)
ラモン・コントレラス(バリトン:ファブリシオ)
フアン・ポンス(バリトン:ファレリョ)
ダルマシオ・ゴンサレス(テノール:ベルトルド)
バルセロナ交響楽団
ルイス・アントニオ・ガルシア・ナバロ(指揮)
録音:不詳、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain)
 


VMZ 57011
\1400→\1290
オスカル・エスプラ(1886-1976):
  南のソナタ(ピアノと管弦楽のための)Op.52(*)
  アイタナ交響曲 Op.56
エドゥアルド・デル・プエヨ(ピアノ(*))
スペイン国立管弦楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
録音:1972年以前、ステレオ 原盤:Columbia Spain
オスカル・エスプラはバレンシアにその名を持つ音楽学校まである偉人。その作品は映画音楽的だが南欧の情熱をセンスよくまとめた逸品が多い。
ここに収録されたものも、店主は聴いたことないが「南ソナタ」のほうは名演と伺っていた。
ピアノは1905年生まれ、ベルギーを活躍の場に選んだ隠れた達人プエヨ、そして指揮は現在メキメキ力をつけて巨匠の仲間入りを果たしつつあるデ・ブルゴス・・・思わぬ名演の予感。音悪くてもいいから聴きたい!
 

VMZ 57012
\1400
テレサ・ベルガンサ 8つのスペイン歌曲と7つのイタリア歌曲
 ヘスス・グリディ(1886-1961):
  あなたが見抜いているとおり/サン・フアン祭の朝
 フェリクス・ラビリャ(1928-2013):4つのバスクの歌
 トゥリナ(1882-1949):サルヴェの形式によるサエタ
 グラナドス(1867-1916):
  トラ・ラ・ラとギターの爪弾き/内気なマホ/嘆きにくれるマハ 第3番
 トゥリナ:ファルカ
 ケルビーニ(1760-1842):ああ、私の人生よ
 アントニオ・チェスティ(1618-1669):私の憧れの人のまわりに
 ペルゴレージ(1710-1736):途方にくれて
 A・スカルラッティ(1660-1725):
  あなたを愛することが罪ならば/恋をしたい人は/あなたが傷付けた心は
  恋のひまわり

テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ)
フェリクス・ラビリャ(ピアノ)

録音:1962年以前、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain)
 

VMZ 57014
(2CD)
\2000
モンセラト・カバリエ サルスエラのロマンス集
 パブロ・ルナ(1879-1942):「ユダヤの子」から De Espana vengo
 マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ(1835-1906):
  「伍長」から Yo quiero a un hombre
 ルペルト・チャピ(1851-1909):「バルキリョ」から Cuando esta tan hondo!
 マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ:
  「シャトー・マルゴー」から No se que siento (+)
  「巨人と大頭の小人」から Esta es su carta (+)
 ホセ・セラノ(1873-1941):「忘却の歌」から Marinera, marinera
 ルペルト・チャピ:「憤る王様(犬に噛まれた王様)」から Mi tio se figura
 ハシント・ゲレロ(1895-1951):「サフランの花」から No me duele que sevayan
 エミリオ・アリエタ(1821-1894):「マリナ」から Pensar en el
 アマデオ・ビベス(1871-1932):「ボヘミアン」から No quiero que sepa
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):
  「ルイサ・フェルナンダ」から Cabellero del alto Plumero (*)
 マヌエル・ペネリャ(1880-1939):「アルカラのドン・ヒル」から Bendita cruz
 マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ:
  「"アフリカの女" の二重唱」から Comprende lo grave de mi (*)
 トマス・ブレトン(1850-1923):「ラ・ドロレス」から Dolores mia!.. Aqu!i tu! (*)
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「蝶々夫人」から Un bel di vedremo (+)
 ロッシーニ(1792-1868):
  オペラ「湖上の美人」から Tanti affenti in tal momento (+)
 ヘスス・グリディ(1886-1961):「カセリオ亭」から Buenos dias (*)
 アマデオ・ビベス:「ラ・ヘネララ」」から Mi dulci sueno de adolescente (*)
 レベリアノ・ソウトゥリョ(1884-1933)&フアン・ベルト(1890-1931):
  「キスの言い伝え」から Amor mi raza sabe conquistar(*)
 ヴェルディ(1813-1901):
  オペラ「ルイザ・ミラー」から Tu puniscimi o Signore (+)
モンセラト・カバリエ(ソプラノ)
ベルナベ・マルティ(テノール(*))
交響楽団(+以外)
エウヘニオ・マルコ(指揮(+以外))
不詳(管弦楽団、指揮者(+))
録音:不詳、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain)、他
 

VMZ 57015
\1400
ピラール・ローレンガー 歌曲リサイタル
 ヘスス・ガルシア・レオス(1904-1953):歌曲三部作
   カディスからジプラルタルへ,花に、小さな花に,恋人のため息は空を行く
 グラナドス(1867-1916):トナディリャス(昔風のスペイン歌曲集)から
   控えめなマホ,マハの眼差し,トラ・ラ・ラとギターの爪弾き
 ロドリーゴ(1901-1999):4つの愛のマドリガル
   何で顔を洗おうかしら?,君ゆえに死ぬ思い,恋人よ、どこから来たの?,
   ポプラの林に行ってきた
 ホアキン・ニン(1879-1949):アストゥリア
 トゥリナ(1882-1949):ロペ・デ・ベガ賛歌 から
   これほど美しいあなたを見て,もしも私の願いが
 ヘスス・グリディ(1886-1961):カスティリャの6つの歌 から
   あなたのハシバミの実なんか欲しくない,あなたが見抜いているとおり,
   サン・フアン祭の朝
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):お母さん、瞳を見たよ/カンタルシリョ
ピラール・ローレンガー(ソプラノ)
フェリクス・ラビリャ(ピアノ)
録音:1973年以前、ステレオ 原盤:Columbia Spain
 

VMZ 57016
(2CD)
\2000
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス リサイタル
 ドリーブ(1836-1891):カディスの娘
 セバスティアン・イラディエル(1809-1865):ラ・パロマ(*)
 ルペルト・チャピ(1851-1909):
  サルスエラ「セベデオの娘たち」から カルセレラス(*)
 メンデルスゾーン(1809-1847):歌の翼に Op.34 No.2(*)
 マルティーニ(1741-1816):愛の喜び(*)
 グリーグ(1843-1907):君を愛す(*)
 伝承曲:シチリアの子守歌(Era la vo)(*)
 ブラームス(1833-1897):子守歌 Op.49 No.4(*)
 パブロ・ルナ(1879-1942):「ユダヤの子」から スペインから来た娘(*)
 ジャイメ・オヴァレ(1894-1955):青い鳥(*)
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 から
   モーロの布,アストゥリアナ,ホタ,ムルシアのセギディリャ
 ホアキン・バルベルデ(1846-1910):サルスエラ「クラベリトス」から
 グラナドス(1867-1916):トナディリャス(昔風のスペイン歌曲集)から
   嘆きにくれるマハ 第3番,控えめなマホ
 ヘスス・グリディ(1886-1961):カスティリャの6つの歌 から
   ホタ,あなたのハシバミの実なんか欲しくない
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):6つの歌 から お母さん、瞳を見たよ
 エルネスト・フステ(1884-1972):私に愛を語って
 アマデオ・ビベス(1871-1932):
  風刺的歌曲集 から イサベラの肖像/恋人とその瞳
 ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ジョシュア」から O hatt'ich Jubals harf'
 ブラームス:永遠の愛について Op.43 No.1
 ホアキン・ニン(1879-1949):20の民謡 から ムルシアの布
 トゥリナ(1882-1949):
  エル・ビト/サルヴェの形式によるサエタ Op.60(+)
  カンシオン形式の詩 Op.19 から カンタレス(No.3)(+)
  三部作 Op.45 から ファルカ(No.1)
 シューマン(1810-1856):
  「ミルテの花」Op.25 から 献呈(No.1),くるみの木(No.3)
  「詩人の恋」Op.48 から ぼくは恨まない(No.7)
 グラナドス(1867-1916):
  トナディリャス(昔風のスペイン歌曲集)から マハの眼差し
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ピアノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ(無印))
ロンドン交響楽団(*)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮(*))
バルセロナ室内楽団(+)
録音:1949-1951年(無印)、1964-1965年(*)、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン、イギリス(無印/*)
     ステレオ(無印)/モノラル(*) 1947年5月8日、バルセロナ、スペイン モノラル(+)
原盤:EMI
 

VMZ 57017
\1400
パブロ・ソロサバル(1897-1988):サルスエラ「色事師たち」 テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ)
アナ・マリア・イゲラス(メゾソプラノ)
カルロス・ファゴアガ(テノール:サンタ・クルス)
フランシスコ・サウラ(テノール:バラティリョ)
ビセンテ・サルディネロ(バリトン:ドン・フアン)
マドリード・カントレス合唱団 交響楽団
パブロ・ソロサバル(指揮)
録音:1965年以前、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain)
 

VMZ 57027
(2CD)
\2000
ロッシーニ(1892-1868):オペラ「セビリャの理髪師」 マヌエル・アウセンシ(バリトン:フィガロ)
テレサ・ベルガンサ(メゾソプラノ:ロジーナ)
ウーゴ・ベネッリ(アルマヴィーヴァ伯爵)
フェルナンド・コレナ(バス:医師バルトロ)
ニコライ・ギャウロフ(バス:ドン・バジリオ)
ステファニア・マラグ(ソプラノ:ベルタ)
ディーノ・マントヴァーニ(バリトン:フィオレッロ)
ナポリ・ロッシーニ合唱団&管弦楽団
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指揮)

録音:1962年、ステレオ 原盤:Decca

 

VMZ 57029
(2CD)
\2000
J・S・バッハ(1685-1750):
  ブランデンブルク協奏曲第1番−第6番 BWV1046-1051
マールボロ音楽祭管弦楽団
パブロ・カザルス(指揮)
録音:1964年7月、1965年7月、ステレオ 原盤:Columbia (Sony)
 

VMZ 57030
(2CD)
\2000
サルスエラのパサカリェとパソドブレ集
 フェデリコ・チュエカ(1846-1908)&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
  「ずぶ濡れの年」から La la Larala aqui viene la flor(パサカリェ)
 フランシスコ・アロンソ(1887-1948):
  「ラ・カレセラ」から Yo no quiero queree a un chispero(パソドブレ)
 パブロ・ソロサバル(1897-1988):
  「一束のバラ」から Hace tiempo que vengo(パソドブレ)
 パブロ・ルナ(1880-1942)&エンリケ・ブル:
  「ポンテベドラのいかした女」から Soy una chula madrilena(パソドブレ)
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):
  「はすっぱ娘」から Dejaria de ser Madrileno(パソドブレ)
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):
  「パンと闘牛」から Al son de las guitarras(パサカリェ)
 トマス・ロペス・トレグロサ(1868-1913):
  「田舎者の聖者」から Alegre la manana(パサカリェ)
 フランシスコ・アロンソ:
  「ズボン作りのロサ」から Tienen los pantalones un(パサカリェ)
 ハシント・ゲレロ(1895-1951):
  「いちごのバスケット」から Enhorabuena, Enhorabuena(パソドブレ)
 フェデリコ・モレノ・トロバ:「黒玉」から Venimos comprometios(パソドブレ)
 アマデオ・ビベス(1871-1932):「ドニャ・フランシスキタ」から
   Alza pilili (Cofradia de la bulla)(パサカリェ・マルチャ)
 アマデオ・ビベス:「白い子猫」から Machicha(パソドブレ・マルチャ)
 フランシスコ・アロンソ:
  「ラス・レアンドラス」から Por la calle de Alcara(パソドブレ)
 ハシント・ゲレロ:「サフランの花」から Dos por dos son cuatro(パサカリェ)
 フェデリコ・モレノ・トロバ:
  「マリア・マヌエラ」から Las mujeres espanolas son(パソドブレ)
 フェデリコ・チュエカ:
  「水、カルメラと焼酎」から Vivimos en la ronda(パサカリェ)
 パブロ・ルナ:「ユダヤの子」から
    De Espana vengo de Espan a soy(カンシオン・エスパニョラ)
 ホセ・セラノ(1873-1941):
  「マドリードのつばめ」から Soy golondrina madrilena(パソドブレ)
 マヌエル・ペネリャ(1880-1939):
  「ラテンのムーサたち」から La mujer espanola con sangre(パサカリェ)
 フランシスコ・アロンソ:
  「人は私をうぬぼれ女と呼ぶ」から Una mujer madrilena(パサカリェ)
 フェデリコ・モレノ・トロバ:
  「はすっぱ娘」から No se puede dar un paso por(パサカリェ)
 ルペルト・チャピ(1851-1909):
  「魔女」から Sena Magdalena, venid por asa(パサカリェとホタ)
 フランシスコ・アロンソ:
  「ヴェールをかぶった美女」から Del amor de un estudiante(パサカリェ)
 フェデリコ・チュエカ:「果樹園の喜び」から パサカリェ(管弦楽曲)
さまざまな歌手、合唱団、
管弦楽団、指揮者(記載なし)
おそらく1950年代から1960年代初めにかけて Alhambra (Columbia Spain) レーベルに録音されたサルスエラ全曲盤から抜き出したものと思われます。モノラルとステレオが混在しています。

WALHALL


WLCD0373
(4CD)
\4000
ラインスドルフ指揮&メトロポリタン歌劇場
 ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
ハンス・ホップ(ジークフリート)
ラルフ・ヘルベルト(アルベリヒ)
ゴットローブ・フリック(ハーゲン)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
ノーマン・ミッテルマン(グンター)
グラディス・クフタ(グートルーネ)
アイリーン・デイリス(ワルトラウテ)
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1962年1月13日メトロポリタンでのライヴ録音(モノラル)
音質はとても良いです。強力な歌手陣による名演奏の復刻です。

WLCD0369
(2CD)
\2000
ガヴァツェーニ指揮&ミラノ・スカラ座管
 ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
アントニエッタ・ステッラ(レオノーラ)
フィオレンツァ・コソット(アズチェーナ)
フランコ・コレッリ(マンリーコ)
エットレ・バスティアニーニ(ルーナ伯爵)
イヴォ・ヴィンコ(フェルランド)
ジャンナドレア・ガヴァツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1962年12月7日ミラノでのライヴ録音(モノラル)
 以前、CLAQUEレーベル他から発売あり。
 音質はとても良いです。
 コレッリ、バスティアニーニ他、強力な歌手陣による名演奏の復刻です。
 

WLCD0372
(4CD)
\4000
ラインスドルフ指揮&メトロポリタン歌劇場管
 ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
ハンス・ホップ(ジークフリート)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
ジョージ・ロンドン(さすらい人)
ジーン・マデイラ(エルダ)
パウル・クーエン(ミーメ)
ラルフ・ヘルベルト(アルベリヒ)
ゴットローブ・フリック(ファフナー)
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管、合唱団
1962年1月13日メトロポリタンでのライヴ録音(モノラル)
 以前、GOLDEN MELODRAMレーベル他から発売あり。
 冒頭、演奏者の紹介ナレーションが入ります。
 音質はとても良いです。強力な歌手陣による名演奏の復刻です。

WEITBLICK



SSS0141
\2200→\1990
ジュリーニ活動最晩年期のスウェーデン・ライヴ
 あのウィーン・フィルの演奏よりさらに3分も長いブラ3第1楽章!

  ①ブラームス:交響曲第3番
  ②ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 ブラ3 は、ウィーンフィルとのDG 盤より2 年後のライヴで第1 楽章など3 分も長いタイミングです。
 後期ジュリーニの演奏スタイルは、その極度なスローテンポが批判を浴びることもあり、また緊張感の持続に欠けるという指摘も確かにありました。
 しかし当盤はスウェーデン放送響の献身的従順演奏によって、ジュリーニの意図は完全に具現化されております。上品、高潔な指揮者として知られる巨匠が実はかなり大胆で過激な表現力をもった指揮者であることが浮き彫りになりました。
 フィナーレでは唸り声を上げ、足踏みも頻出します。
 ラヴェルの「マ・メール・ロワ」組曲も愛奏曲でしたが、コンセルトヘボウとのライヴより7 年後の演奏。
 光彩陸離、チェリビダッケ並みのピアニッシモ、フォルティッシモも強烈さが印象に強い好演です。
 ジュリーニの伝記作者でフランス国立放送のディレクターも長年務めたジャン・イヴ・ブラ氏のライナーノートも価値あるものです。
 録音:①1992 年6 月13 日、②1996 年4 月27 日、何れもベルワルド・ホール、デジタル・ライヴ録音
(演奏タイム:ブラームス[14:56][9:27][7:29][9:04]、ラヴェル:[18:51])
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付
 


SSS0142
\2200→\1990
ジュリーニ活動最晩年期のスウェーデン・ライヴ
 ジリジリと止まる寸前の遅いテンポ

  フランク:交響曲ニ短調
  ドビュッシー:交響詩「海」
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 後期ジュリーニの様式が手に取るように判る演奏です。
 フランクは1993 年のソニー盤より3 年も後のライヴ。
 ジリジリと止まる寸前の遅いテンポで微に入り細に渡り全てを描きつくします。
 不調時のジュリーニはリズム感が明瞭でないこともありましたが、こちらは遅いが故に強いられる緊張感とでも申しましょうか、強烈なインパクトを誇ります。
 特筆すべきはフィナーレのコーダで、凄い強調が見られます。明るい音色、陰鬱な風情、良く歌う表現は、ドイツ音楽とフランス音楽の融合を目指したフランクのそしてジュリーニの特徴と申せましょう。
 「海」も愛奏曲として名高いものですが、フランクと同日のライヴだけにその方向性は同一であり、スウェーデン放送響が巨匠の過酷な要求に見事につき従う様が感動的です。
 ジュリーニの伝記作者でフランス国立放送のディレクターも長年務めたジャン・イヴ・ブラ氏のライナーノートも価値あるものです。
 録音:1996年4月27日ベルワルドホール・ライヴ、デジタル・ライヴ録音
(演奏タイム:フランク[21:32][12:33][13:33]、ドビュッシー[10:01][7:53][9:13])
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付

WERGO

Schoenberg: Erwartung, Op. 17
WER 6770
〔1CD+76頁ブックレット〕
\2400→\2190
シェルヘンと「ピエロ歌い」ピラルシク豪華共演!
 気迫満点の「期待」

シェーンベルク(1838-1889):
 「期待」モノドラマ op.17 [31’25”]
ヘルガ・ピラルシク(ソプラノ)
ヘルマン・シェルヘン(指揮)
北西ドイツフィルハーモニー
 録音:1960 年/ LP 発売:1964 年/ DSD マスタリング:2012 年

 シェーンベルクの最初の舞台作品『期待』のシェルヘンによる演奏。シェルヘンといえば、1912 年にシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」を初演したなど、同時代の音楽の推進に非常に積極的でした。『期待』はシェーンベルクがわずか17 日(1909 年8 月27 日-9 月12 日)で書き上げた大作(オーケストレーションは後日行われた)ですが、演奏が困難なこともあり、初演は1924 年まで行われませんでした(初演の指揮はツェムリンスキー)。死へのおそれに満ちた悪夢のような不安な闇の世界とグロテクスな官能が入り混じる様が、テンポの激しい変化や非常に難しい歌唱・管弦楽パートによって表現されています。初演から40 年弱のときを経て行われたこの録音、シェルヘンは気迫満点、非常に濃厚で劇的な音楽で聴かせます。現代音楽も得意とし、「ピエロ歌い」としても名を馳せていたピラルシクも、シュヒターらに鍛え上げられた歴史をもつ北西ドイツ・フィルの面々と一体となって、迫力ある歌唱を聴かせています。
 (この商品は1CD の商品ですが、ブックレットが厚いため、2CD サイズのジュエルケース入りの発売となっています)
 
WER 6771
〔1CD+76頁ブックレット〕
\2400→\2190
ロスバウト指揮&バーデン=バーデン南西ドイツ響
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」
ハンス・ロスバウト(指揮)
バーデン=バーデン南西ドイツ交響楽団
 ストラヴィンスキー75歳の作品「アゴン」初演年に行われた貴重な録音!ロスバウトの指揮が光る。

 録音:1957 年10 月/LP 発売:1964 年/ DSD マスタリング:2012 年

 「アゴン」は、1975 年6 月17 日、作曲者の75 歳の誕生日を祝う「オール・ストラヴィンスキー演奏会」で、ストラヴィンスキー自身の指揮によって初演(音楽のみ)され、同年12 月1 日、親友のバランシンの振付により、舞台初演されたバレエ音楽。「アゴン」とはギリシア語で「競争」を表す言葉。出版譜の扉ページにも、ストラヴィンスキー自筆のギリシア文字によるタイトルが刷られました。「12 人のダンサーのためのバレエ」という副題がつけられています。作品は三分の二がセリー主義で書かれ、また、凝った旋法も用いられた作品。ストラヴィンスキーは、17 世紀中ごろのフランスの舞踊教本に基づいて、いわば組曲のかたちをとった1 幕の作品に仕立てています。特に物語性はありませんが、突き刺すようなリズム、ブランルの部分の透明感や、効果的な楽器の音色の選択など、随所にストラヴィンスキーの創意の冴えが光ります。現代音楽の擁護者としても名を馳せた名指揮者ハンス・ロスバウト(1895-1962)の明晰な指揮ぶりも注目の貴重な演奏の登場です。
 (この商品は1CD の商品ですが、ブックレットが厚いため、2CD サイズのジュエルケース入りの発売となっています)



 
Luc Ferrari: Und so weiter
WER 6775
\2400
リュク・フェラーリ(1929 −2005):作品集
 (1)UND SO WEITER(などなど)〜
  電子ピアノと磁気テープのための(1965-66)
 (2)音楽的プロムナード(オリジナル・ミックス)(1964-69)
   第1部、第2部
(1)ジェラール・フレミー(ピアノ)
 リュク・フェラーリ好きにはたまらない音世界。

 録音:(1)1966 年、(2)1969 年【LP 発売:1969 年/マスタリング:2012 年】

 どちらかというと耳障りな音で構成される「UND SO WEITER(and so on)」。「音楽的プロムナード」も、雑踏の雰囲気、街中で聴こえるラジオの音、誰かの叫び声など、街中で聴こえてくるような音を巧みにコラージュして作り上げられた、なんとも深遠な世界。フェラーリ的な環境音楽好きにはたまらない内容です。音質が妙になまなましくリアルなのも魅力といえるでしょう。

WEST HILL RADIO ARCHIVES



WHRA 6048
(11CD 6枚価格)
\13200→\11990

「レナード・バーンスタイン 歴史的放送録音1946−1961年」

 シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61
   ボストン交響楽団(1946年3月22日、ボストン、シンフォニーホール)

 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ハ長調 Op.60 「レニングラード」−リハーサル
 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ハ長調 Op.60 「レニングラード」
   ボストン交響楽団(1948年12月22日、ボストン、シンフォニーホール)

 マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」−リハーサル
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K450−リハーサル
   レナード・バーンスタイン(ピアノ)、ボストン交響楽団(1949年11月21日、ボストン、シンフォニーホール)

 メシアン:トゥランガリラ交響曲−リハーサル
   ボストン交響楽団(1949年11月28日、ボストン、シンフォニーホール)

 マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」
   アデル・アディソン(ソプラノ)、ナン・メリマン(メッゾソプラノ)、ボストン交響楽団
    (1949年11月25日、ボストン、シンフォニーホール)

 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調−リハーサル
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)、ボストン交響楽団(1949年12月5日、ボストン、シンフォニーホール)

 コープランド:荘厳な儀式のための序言
 ショスタコーヴィチ:国連行進曲(映画音楽「呼応計画」 Op.33 からの編曲)
 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」−第4楽章の一部
   ローレンス・オリヴィエ(語り)、レナード・バーンスタイン(ピアノ)、イルマ・ゴンザレス(ソプラノ)、
   ナン・メリマン(メッゾソプラノ)、ロール・ジョバン(テノール)、ニコラ・モスコーナ(バス)
   ボストン交響楽団、大学生合唱団(1949年12月10日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15

   レナード・バーンスタイン(ピアノ)、ニューヨーク・フィル(1950年2月19日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 バーンスタイン:交響曲第2番 「不安の時代」
   ルーカス・フォス(ピアノ)、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
    (1950年2月26日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 ストラヴィンスキー:春の祭典
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(1951年2月18日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 ワイル:「三文オペラ」(ブリッツスタイン英訳版)
   ロッテ・レーニャ(ジェニー)、ジョー・サリヴァン(ポリー)、デイヴィッド・ブルックス(マックヒース)、
   マーク・ブリッツスタイン(語り)、管弦楽団
    (1952年6月14日、マサチューセッツ州ウォルサム、ブランダイス大学)

 コープランド:交響曲第2番 「短い交響曲」
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(1957年1月27日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 ハリス:アメリカの信条
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(1959年2月7日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 ピストン:管弦楽のための協奏曲
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(1959年2月15日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 ファイン:厳かな歌
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(1959年4月19日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47−録音セッション
 コープランド:組曲「ビリー・ザ・キッド」−録音セッション
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(1959年10月20日、ボストン、シンフォニーホール)

 チャベス:交響曲第4番 「シンフォニア・ロマンティカ」
 マーラー:私はやわらかな香りをかいだ/私はこの世に忘れられ/浮き世の生活/真夜中に
   ジェニー・トゥーレル(メッゾソプラノ)、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
    (1960年2月8日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

 ダイアモンド:交響曲第8番
   ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(1961年10月9日、ニューヨーク、カーネギー・ホール)

   レナード・バーンスタイン(すべて指揮)+解説文章用CD-ROM
 青年バーンスタイン青年時代の貴重な録音が大量11枚分!日本語・オビ解説付き!

 2013年に生誕95周年を迎えるレナード・バーンスタイン(1918−1990)は、多数の録音を残した一方で、初期の録音、ことにライヴ録音はあまり発掘されていない。今回、WEST HILL RADIOARCHIVESは、多数の一般発売初出音源を含む、実に12時間半に及ぶ若き日のバーンスタインの録音集を刊行する。セルゲイ・クーセヴィツキの弟子として縁のあったボストン交響楽団を指揮しての録音は、30歳前後の青年バーンスタインの演奏が聞けるというだけでも貴重。しかも彼の得意中の得意であるマーラーの復活交響曲の全曲が含まれている。
 1949年12月10日のカーネギー・ホールにおける演奏会は、国連人権の日の記念演奏会。コープランドの「荘厳な儀式のための序言」はこれが初演である。
 1950年代の、音楽監督就任前のニューヨーク・フィルとの共演も興味深い。最も「歴史的」な音源は、1952年の「三文オペラ」。既に人気の途絶えていたこのワイルのドイツ語の風刺オペラを、マーク・ブリッツスタインが当時の米国でうけるように英訳したものだが、このブランダイス大学での上演は大成功を収め、マック・ザ・ナイフはこのブリッツスタインの訳詩でジャズやポピュラーで歌われる定番人気曲になった。
 その他、バーンスタインという芸術家を愛するなら必聴の音源ばかりである。

<LP>


REFERENCE RECORDINGS(LP)

大好評のザ・リファレンス・マスターカッツ・シリーズ第3 弾!
リファレンス・レコーディングスのアナログ盤


RM 1505
(LP)
\3700
エキゾティック・バレエ・フロム・オペラ
 Side 1
  リムスキー=コルサコフ:「雪娘」〜道化師の踊り
  R.シュトラウス:「サロメ」〜7つのヴェールの踊り
  ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」〜ペルシャの踊り
  チャイコフスキー:「マゼッパ」〜コサックの踊り
 Side 2
  アンリ・ラボー:「マルーフ」舞曲
  サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜バッカナール
大植英次(指揮)
ミネソタ管弦楽団
 大植英次の名盤「エキゾティック・バレエ・フロム・オペラ」がついにLPで登場!

 200g 重量盤、33 1/3 回転
 

RM 2506
(2LP)
\5000
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第21番 ハ長調
 ピアノ協奏曲第24番 ハ短調
ユージン・イストミン(ピアノ)
ジェラード・シュワルツ(指揮)
シアトル交響楽団
 独特の歌い回しが魅力。イストミンの煌めくようなモーツァルト

 200g 重量盤、45 回転
 

RM 2503
(2LP)
\5000
The Hot Club of San Francisco / Yerba Buena Bounce
 Side 1: Mystery Pacific; Hot Lips; I’m Happy Just To Dance With You; Sway
 Side 2: Number Two; Souvenir de Villingen; Tickle Toe; Black and White
 Side 3: Rythme Futur; Lullabye; Yerba Buena Bounce; Stardust
 Side 4: Borneo; Georgia Cabin; Improvisation #2; Some Of These Days (jam)
 1930 年代を彷彿とさせるマヌーシュ・スウィング、マンドリンのデビッド・グロスマンもゲスト参加

 200g 重量盤、45 回転




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