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第69号
メジャー・レーベル新譜(2)
2013.2.12~2013.4.5


SONYBMG



8872547941-2
\2400→\2190
ワーグナー生誕200年記念リリース
 絶好調のジンマン+トーンハレがワーグナーに初挑戦

リヒャルト・ワーグナー:
 1.歌劇「さまよえるオランダ人」より
   (1)序曲(2)オランダ人のモノローグ「期限は切れた」(オランダ人)
 2.楽劇「ラインの黄金」より
   (1)「夕日があたりを照らし出す」(ヴォータン)
   (2)神々のヴァルハラへの入場
 3.楽劇「ワルキューレ」より ワルキューレの騎行
 4.楽劇「神々の黄昏」より
    夜明けとジークフリートのラインへの旅
 5.楽劇「ワルキューレ」より
    ヴォータンの告別と魔の炎の音楽
エギリス・シリンス(バス・バリトン)[1(2)、2(1)、5]
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
 ミュンヘンやパリの「リング」上演にも出演するラトヴィアのバリトン、エギリス・シリンスにも期待大!

■交響曲・序曲・協奏曲全曲を網羅するベートーヴェン・プロジェクトでスタートし、「R.シュトラウス管弦楽曲全集」「シューマン交響曲全集」「ブラームス交響曲全集」「マーラー交響曲全集」などを経て、シューベルト交響曲全集に取り込んでいるジンマン。モダン・オーケストラでありながら作品の時代に合わせて演奏スタイルを自在に変化させることのできるチューリヒ・トーンハレ(2014年に退任)の持てるソノリティの限りを尽くして描くワーグナーです。

■早くからレコーディングに積極的に取り組んでいたジンマンだが、ワーグナー作品の録音は今回が初めて。トーンハレ管弦楽団によるワーグナー録音もかなり珍しく、おそらくフル・アルバムでのワーグナー作品集は今回が初めてです。

■ワーグナーとチューリヒの縁も深い。失敗に終わったドレスデン革命に荷担し、スイスへの亡命を余儀なくされたワーグナーは、ヴェーゼンドンク夫妻の食客としてチューリッヒに滞在し、名作『トリスタンとイゾルデ』が生み出されました。ワーグナーはチューリヒで約10年間生活し、ワーグナーの生涯の中で、バイロイトを除き、最も長く定住した都市となったのです。1853年には、チューリヒで最初の音楽祭を開催し、「総合音楽協会Allgemeine Musik-Gesellschaft」(1812年創設)所属のオーケストラを指揮した3回の演奏会で自作を披露した。好評を得たこの演奏会は、やがて常設のコンサート・オーケストラ設立の機運をチューリヒにもたらすことになります。ワーグナーは、いわばチューリヒのオーケストラ運動の祖ともいえる存在となったのでした。

■2012年7月、「総合音楽協会」の創立100年を記念して行われたオール・ワーグナー・プログラムによる演奏会での全演目をライヴ収録したのが当アルバムで、「さまよえるオランダ人」「ラインの黄金」「ワルキューレ」「神々の黄昏」からの名場面をセレクトしています。録音もトーンハレの美しい響きを豊かに取り入れ、実際にこのホールで聴く体験を呼び起こすかのようなサウンドです。

■共演のエギリス・シリンスは、ラトヴィア出身のバス・バリトンで、現在ヨーロッパでワーグナーをはじめとする諸役で大活躍中。ワーグナー・イヤーの2013年は、バイエルン国立歌劇場、パリ・バスティーユ歌劇場、ラトヴィア国立歌劇場などでの「リング」全曲上演に参加することになっている。これまでメジャー・レーベルへの録音が少ないため、このジンマンとのワーグナー・アルバムは、国内盤として紹介されるシリンスの初めての本格的な録音となります。

■ハードカヴァー・ブック仕様のパッケージには、ワーグナーとスイスやチューリヒとのかかわりを、当時のイラストとともに詳述した読みごたえのあるライナーノーツを収録(日本語訳は付いておりません)。[録音]2012年6月26日~29日、チューリヒ、トーンハレ(「総合音楽協会」創設200年を記念したチューリヒ音楽祭での演奏会)におけるライヴ・レコーディング
 

8888370929-2
\2400→\2190
輸入盤発売!マゼール指揮&ミュンヘン・フィル

 ブルックナー:
  交響曲第3番ニ短調WAB103[1889年第3稿/ノヴァーク版]
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ロリン・マゼール
案内済みの国内盤

SICC 1628
\2520
ミュンヘン・フィルを統御する巨匠から放射される圧倒的なエネルギー。
■巨匠ロリン・マゼールは2012年9月、82歳にして、名門ミュンヘン・フィルの首席指揮者に就任し、「忘れられない瞬間」「最高水準の演奏」と絶賛を受けました。2012年10月のN響定期に際して来日し、演奏会のみならず「らららクラシック」にゲスト出演するなど、圧倒的な存在感を見せつけたことも記憶に新しいところです。
 2013年4月には早くもミュンヘン・フィルを率いて来日公演を行いますが、それに合わせての来日記念盤として、ブルックナーの交響曲第3番を発売いたします。
■2012年9月、シーズン冒頭の演奏会での最新録音で、このコンビによる初の交響曲録音となります。交響曲弟3番は、マゼールが最も初期に録音したブルックナーの交響曲で(1967年ベルリン放送響とコンサートホール・レーベルに録音)、その後1999年のバイエルン放送響と交響曲全曲演奏の模様もCD化されていますが、それからさらに13年を経ての深化・進化に大きな期待が持てます。ミュンヘン・フィルも伝説の名匠チェリビダッケに薫陶を受けたブルックナー・オーケストラです。二つの個性がぶつかりあった重厚・華麗なミュンヘン・サウンドを堪能できる1枚です。[演奏][録音]2012年9月、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイクでのライヴ・レコーディング
 


8876544344-2
(2CD)
\2800→\2590
オリヴァー・シュニーダー・トリオ
 シューベルト:

  『ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調Op.99 D.898』
  『ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調Op.100 D.929』
  『岩の上の羊飼い D.965(ピアノ三重奏編曲版)』
  『歌曲集「白鳥の歌」より「セレナード」(ピアノ三重奏編曲版)』
オリヴァー・シュニーダー・トリオ
[オリヴァー・シュニーダー(P),
アンドレアス・ヤンケ(Vn),
ベンヤミン・ニッフェネッガー(Vc)
 オリヴァー・シュニーダー・トリオ/シューベルト:ピアノ三重奏曲全集 スイスの気鋭のピアニスト、オリヴァー・シュニーダーによるRCA Red Sealへの5枚目のアルバムはシューベルト畢生のピアノ三重奏曲2曲。
 シューベルトの音楽を聴くときの楽しみのひとつに、これらを「古典派」の作品と捉えるか、それとも「ロマン派」として味わうか。これはかなり重要なファクターといえるでしょう。シュニーダー、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団コンサートマスターのヤンケ、同団首席チェリストのニッフェネッガーの3人は、このトリオをロマン派にどっぷり入り込んだ音楽として奏しているよう。とりわけ、アンサンブルを先導していくシュニーダーが凄い。特にロマン派音楽を得意とするシュニーダーですが、ここでの表現力は更に深みを増しています。
 第1番の第1楽章、冒頭はさりげなく始められますが、音楽が進むにつれ、表現は激しく濃くなり、第2楽章の悲痛さ(冬の旅にも似た嘆き節)も斬新で素晴らしい表現です。

【オリヴァー・シュニーダー】
 1973年スイス生まれ。10歳に満たない若さでパリのツェムリンスキー弦楽四重奏団とのデビューを果たし、チューリヒ音楽院にてオメロ・フランセッシュに師事して最高位で卒業。その後、ウィーン国立音楽院大学、マンハッタン音楽院でも学位を取得し、ピーバディー音楽院にてレオン・フライシャーに師事、2001年卒業。ヨーロッパ、アメリカ、日本の各地で演奏活動を積極的に行い、ヴェルヴィエ音楽祭、チューリヒ祝祭週間など主要音楽祭にも参加。トーンハレ管弦楽団をはじめヨーロッパの多くのオーケストラとの共演も果たしています。2004年と2006年にユリア・フィッシャーとの共演で来日しています。]【録音】2012年7月8~10日, イギリス、サフォーク州、ポットン・ホール (デジタル:セッション)
 


8876547235-2
(2CD)
\2800→\2590
ユーリー・レーヴィチ&リオネル・コテ
アンドレアス・ロンベルク(1767-1821):
 ① 序曲『ドン・メンドーサ』Op.36
 ② ヴァイオリン協奏曲第3番ニ長調Op.46
ベルンハルト:ロンベルク(1767-1841):
 ③ 演奏会用序曲Op.34
 ④ チェロ協奏曲第2番ニ長調Op.3

<CD2>ボーナス・ディスク
  アンドレアス・ロンベルク:
   ⑤ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ト短調Op.32-3
  ベルンハルト・ロンベルク:
   ⑥ チェロとギターのための
      オーストリア民謡によるディヴェルティメントOp.46
ユーリー・レーヴィチ(Vn:②⑤),
リオネル・コテ(Vc:④⑥)
ルカ・ビッゾゼロ(指揮)
ホーフ交響楽団(①②③④)
フェデリコ・ディアース(G:⑥)
 ロンベルク:協奏曲集&管弦楽曲集[世界初録音]
 ドイツの音楽一家出身で、ボンの選帝侯宮廷オーケストラではベートーヴェンと同僚だったというロンベルク従兄弟の作品集です。アンドレアスはヴァイオリンの名手としても有名。ベルンハルトはチェロの名手でもあり、ベートーヴェンが彼のためにチェロ協奏曲を作曲するという申し出を拒絶したという話も残っています。当時非常に有名だった彼らの音楽は、19世紀末までは何回も再演され絶賛を博していましたが、それ以降同時代の偉大なるベートーヴェンという作曲家が存在したため、残念ながら現在ではほとんど演奏されない音楽家達の典型的な例といえるでしょう。演奏は若手の注目株を揃えています。ヴァイオリンのユーリー・レーヴィチは1991年モスクワに生まれ、ガリーナ・トゥルチャニノヴァ、ヴィクトル・ピカイゼン、パーヴェル・ヴェルニコフに師事。11歳でパガニーニのヴァイオリン協奏曲を公開で演奏し絶賛を博しました。2009年にはピアニストのダニール・トリフォノフとともにニューヨーク・デビューを果たしています。ARS Productionへのソロ・デビュー・アルバムに続き、ソニークラシカルへのデビュー盤となります。1987年ジュネーヴ生まれのチェリスト、リオネル・コテは、ジュネーヴとザルツブルクでクレメンス・ハーゲンらに学び、スイス・アンバサダー賞を受賞、現在はジュリアード音楽院でジョエル・クロスニックに師事しています。それと並行して世界各地で演奏活動を行っており、最近もウィグモア・ホールのデビュー・コンサートで絶賛を博しました。1988年ルガーノ生まれの指揮者ルカ・ビッゾゼロは、若いときよりピアノ、ホルン、チェロ、音楽学を学び、アルミン・ジョルダンの薦めで17才でオーケストラ「プロ・ムジカ」を設立。現在はロシアを中心に各地に客演しています。彼はこのアルバムのような隠れた作品を発掘することに積極的に取り組んでいます。全曲:世界初録音【録音】2012年12月, ホーフ、フライハイツハレ (デジタル:セッション)
 


8888370747-2
\2400→\2190
レギュラー盤で復活!
 レナード・バーンスタイン/
  ストラヴィンスキー:春の祭典(1958年録音)
レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィル
 ストラヴィンスキー「春の祭典」100周年記念リリース。バーンスタインとニューヨーク・フィルによる初期の録音の中でも、ドラマティックな名演として知られる「春の祭典」の第1回目の録音。ニューヨーク・フィルの金管や打楽器群のド迫力を生かし、張り裂けんばかりのエネルギーが噴出する名演であり、左に金管楽器、右に打楽器を配置しての立体的効果も凄まじく、当時のコロンビアの標榜した「360サウンド」のステレオ効果が目一杯発揮された名録音でもあります(録音は当時コロンビアが録音に頻用していたブルックリンのセント・ジョージ・ホテル)。
 「春の祭典」初演100年を記念して、この名盤を最新のリマスター、そして印象的なオリジナルLPのジャケット・デザイン(イラストはグレイ・フォイ)によって再発売いたします。
 *先にご案内した10枚組の「春の祭典」ボックスにはバーンスタイン2回目のロンドン響との録音が含まれています。録音:1958年1月20日, ニューヨーク、 ブルックリン、 セント・ジョージ・ホテル (ステレオ:セッション)
 


8876549243-2
\2400→\2190
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)&フランクフルト放送響
 ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調[ノーヴァク版]
フランクフルト放送交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
対位法を極めつくしたブルックナーの最高傑作ヨーロッパの聴衆を震撼させた絶好調のコンビ、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響によるチクルス第3弾
 ■誰も止められない!・・・パーヴォ・ヤルヴィパリ管弦楽団、ドイツ・カンマーフィル、フランクフルト放送響、エストニア国立管のポストを兼任するパーヴォ・ヤルヴィ。現在最も音楽界から熱い注目を浴びる若きマエストロとして、その活動はまさに昇り竜を思わせる勢いです。
 ■名門フランクフルト放送響とのブルックナー・チクルス第3弾当アルバムは、第7番、第9番に続くフランクフルト放送響とのブルックナー・チクルス第3弾となる、ブルックナー中期の傑作・第5番で、海外盤として初登場です。ブルックナーの作品としては珍しく改訂の筆が執られず、全曲にわたって対位法を駆使し、音による伽藍を築き上げる作風は、バロック風とも称されるほどで、特に第4楽章の二重フーガの精密さはほかに類を見ないほど。ヴァントがブルックナーの最高傑作と讃え、チェリビダッケや朝比奈隆といった筋金入りのブルックナー指揮者が愛奏してきたことにより、近年ではブルックナーの交響曲の中でも第8番と並ぶ人気曲となっています。
■経験を積んだ老齢のブルックナー指揮者のみが名演を成し遂げるというイメージがあるこの交響曲を、知情意を兼ね備え今最も勢いのあるパーヴォ・ヤルヴィが新たな視点から解きほぐしてくれます。演奏時間はトータルで69分50秒と、70分台になることが多いこの大作としてはかなり速めのテンポ。
 パーヴォのブルックナーといえば、2012年5月のフランクフルト放送響との2度目の来日でのブルックナー第8番の鮮烈な解釈が記憶に新しいところ。当アルバムの第5番もヨーロッパ・ツアーでウィーンなどで演奏され絶賛を受けた得意の演目です。[録音]2009年4月2日~3日、5月28日~30日、フランクフルト、アルテ・オーパーでのライヴ・レコーディング


旧譜
ブルックナー:交響曲第7番、第9番
Paavo Jarvi-Bruckner: Sinfonie Nr. 7
88697 389972
(SACD Hyrbid)
\2300→¥1590
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ノヴァーク版) パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
フランクフルト放送響
【録音】 2006年11月22日~24日、フランクフルト、アルテ・オーパーでのライヴ・レコーディング DSDマスタリング SACD Multi 5.0ch/ SACD Stereo / CD Audio Stereo

 俊英パーヴォ・ヤルヴィのもと、インバル時代の息吹を取り戻した名門フランクフルト放送響は、インバル時代の息吹を取り戻したとしてドイツ国内のみならずヨーロッパでは高く評価されている。伝統にとらわれず、新鮮なまでに音楽的に解釈されたパーヴォのブルックナー像。父ネーメにならって早くからレコーディングに積極的に取り組んできたパーヴォ・ヤルヴィだが、ブルックナーに関しては今回がようやく初めての録音。
 ブルックナーの交響曲全曲演奏と録音にあたってパーヴォは、従来のブルックナー演奏につきまとっていた、誤った「伝統」をすべて洗い流し、ブルックナーの音楽がハイドン、モーツァルト、ブラームスなどと同じ原則で書かれた音楽なのだ、という根本に立ち返る。ヴァント/NDR日本公演の「第9」をナマ体験し「あらゆる音符が生き生きと意味づけされ、エネルギーに満ち溢れた稀有な演奏」と絶賛を惜しまない一方、バーンスタインの「第6」を啓示的体験と語り、過去の偉大なブルックナー演奏を消化した上で、全く新しい自らの解釈を生み出したのである。
 ブルックナーの交響曲第7番について、パーヴォは「美しい旋律に溢れ、開放的で明るく、普段はあまり表に出てこないブルックナーの素顔を見る思いがする作品」と語っている。
 遅めのテンポを基調に細部を緻密に作り上げ透明感のあるノーブルさを感じさせる第1楽章、2つの主題のコントラストをくっきりとつけた第2楽章、力まないのに悪魔的な凄みを感じさせる第3楽章、そして明晰で足どりの軽いフィナーレと、各楽章の持つ特徴をくっきりと描き出している。
 また、楽譜については、現代のスタンダードともいえるノーヴァク版を使用しているが、楽譜の指示には敏感に反応しつつ、ノーヴァクが各所に復活させたテンポ変更の指示には必ずしも従わず、第1楽章のコーダでは全くアッチェレランドをかけず雄大な俯瞰を築き上げ、第4楽章第1主題の頻繁なテンポの交代は無視しているのも、音楽的に妥当な処理といえるだろう。
 パーヴォは、フランクフルト放送響について、「インバル時代のマーラーとブルックナー演奏の伝統を再び盛り返したい」と熱く語っており、就任当初からこの2人の作曲家の作品を定期的に取り上げてきている(毎夏のラインガウ音楽祭のオープニングではマーラーの交響曲を演奏している)。フランクフルトで初めてブルックナーを演奏した際に、オーケストラとブルックナーとの親和性を感じ取り、「ブルックナーを演奏するのはフランクフルト放送響しかない」と確信したという。シンシナティ響やエストニア国立管とは違い、ドイツのオーケストラらしい重厚なソノリティを基本にしつつ、同時代の音楽を積極的に採り上げてきたことによる機能性を兼ね備えたフランクフルト放送響だからこそ実現したパーヴォ・ヤルヴィならではのブルックナー。複数回行なわれる演奏会と慎重なリテイク・セッションをすべて収録し、その中からパーヴォ自らスタジオにこもってテイク決めをして完成させるという入魂のチクルス。

88697 54257-2
(SACD Hybrid)
\2500→¥1590
ブルックナー:交響曲第9番ホ長調 WAB109
 [B=G.コールス校訂ブルックナー協会版クリティカル・エディション(2000年)]
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
フランクフルト放送交響楽団
[録音]2008年11月27日~29日、フランクフルト、アルテ・オーパーでのライヴ・レコーディング
 パーヴォ・ヤルヴィが、2006年から首席指揮者をつとめるフランクフルト放送響との一大プロジェクトとして着実に進めているブルックナーの交響曲チクルス。
 第2弾は、2008年11月に収録されたブルックナーの絶筆・第9番。インバル時代以来ブルックナー演奏に一家言を持つオーケストラの重厚なソノリティを生かしつつ、細部を明晰に構築してゆくことによって、古い演奏伝統や宗教的解釈とは袂をわかつ新しいブルックナー解釈が生み出されている。
 第9番は、パーヴォが、東京でヴァント/北ドイツ放送響の実演に接し、大きな影響を受けた因縁の作品でもある。演奏会のライヴを基本に慎重なリテイク・セッションを重ね、パーヴォ自らスタジオに入って編集を手がけた上で完成させた入魂の名演奏。

 

8876549260-2
\2400→\2190
マツーエフ&アラン・ギルバート、そしてニューヨーク・フィル
 『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18』
 『ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー』
デニス・マツーエフ(P)
アラン・ギルバート(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
 デニス・マツーエフ/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
 ■ラフマニノフ生誕140年/没後70年記念リリース。
 ■無尽蔵に湧き出るエネルギー、圧倒的なヴィルトゥオジティ、そしてダイナミック・レンジの幅広さで知られる、ロシアのピアノの巨人、デニス・マツーエフのRCA Red Sealへの通算8枚目のアルバムは、力と美に満ちたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と洒脱なガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーという珍しいカップリング。これまでテミルカーノフ/サンクトペテルブルク・フィルやプレトニョフ/ロシア・ナショナル管などと協奏曲のアルバムを発表してきたマツーエフですが、今回はアラン・ギルバード指揮するパワフルなニューヨーク・フィルをバックに華麗に満ちたピアニズムを披露しています。
 ■ラフマニノフ財団の総裁を務めるマツーエフにとって、ラフマニノフの作品はまさに自家薬籠中の桃の。2012年秋の来日でもゲルギエフ/マリンスキー管とピアノ協奏曲第2番や第3番を共演したことも記憶に新しく、その豪快な演奏は生前のラフマニノフもかくやと思わせんばかりの実在性に満ちた名演を披露しました。また「自分はジャズ・ピアニストでもある」と公言してはばからないほどジャズのイディォムを消化しているマツーエフによるガーシュウィンも、予測のつかない面白さを秘めています。
 ■『今回の録音は、自分にとってマイルストーンとなるものです。まずラフマニノフの第2番とガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーという二大名曲の私にとっての初録音であるということ。次に。ラフマニノフの生誕140年を記念して発売されるアルバムであること。ラフマニノフは生前にアメリカで何度もピアノ協奏曲第2番を弾き、ニューヨーク・パレ・ロイヤル管と共演しています。またこのオケがラプソディ・イン。ブルーを演奏した時、ラフマニノフは客席にいて耳を傾けていました。このアルバムで、この20世紀前半の2大巨匠が出会うのです。』(マツーエフ談)


旧譜
マツーエフとゲルギエフの劇演

MAR 0509
(SACD HYBRID)
\2000→¥1890
 マツーエフとゲルギエフの劇演
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
(2)同:ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
(3)シチェドリン:ピアノ協奏曲第5番
デニス・マツーエフ(Pf)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管弦楽団
[ 録音:2009 年 12 月 マリインスキー劇場コンサートホール(セッション録音)]/76’00”、5.1 マルチチャンネル、ステレオ
SACD ハイブリッド盤。

 マツーエフとゲルギエフは 2009 年 12 月 1 日にサントリーホールでショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番を披露、その撃演が語り草となりました。もともと人を小馬鹿にしたような軽快でシニカルな作品なのに、物凄い音量と戦車のような迫力で、初めて聴くかような鮮烈さでした。
その彼らがほぼ同時期に録音したものがリリースされます。マツーエフにはテミルカーノフ&サンクトペテルブルグ・フィルによる 2006 年の録音もありましたが、全く別の作品のような印象を受ける成長ぶり。
 さらに嬉しいのは、ピアノ協奏曲第2番も入っていること。小規模なため、易しく軽い作品と思われがちですが、マツーエフとゲルギエフのコンビで聴くと、大交響曲を聴くような充実感と印象を受けます。マツーエフ自身、「この曲を人々は平易だなんて言うけれど、とんでもない」と言っていました。
 加えて、最近ゲルギエフが力を入れているシチェドリンのピアノ協奏曲も収録。1999 年の作で、マツーエフはヤンソンス&バイエルン放響と 2004 年の共演ライヴを RCA からリリースしていました。ショスタコーヴィチかプロコフィエフを想わすソヴィエト的作風がかえって新鮮。ゲルギエフの入魂ぶりも光ります。

 

8876541724-2
\2400→\2190
アンドレア・バケッティ(P)
 ドメニコ・スカルラッティ:
  ソナタ集『ハ短調 K.174』『ト短調 K.171』『ニ短調 K.176』
   『ハ長調 K.170』『ホ長調 K.162』『ニ長調 K.164』『イ短調 K.149』
   『変ロ長調 K.154』『イ短調 K.148』『変ロ長調 K.172』
 アントニオ・ソレール:ソナタ集『ハ長調』『ニ長調』『変ニ長調』『ホ長調』
アンドレア・バケッティ(P)
 アンドレア・バケッティ/手稿譜から再現されたスカルラッティ イタリアを代表する鬼才ピアニストの一人、アンドレア・バケッティの新録音。ソニー・クラシカルで大規模なバッハ・プロジェクトに着手したバケッティは、それと並行して、ケルビーニ、ガルッピの録音などで、歴史的チェンバロ奏法を研究しそれを応用した自由な発想によって、様々な角度から作品の魅力や特徴を捉えていました。
 ドメニコ・スカルラッティはバッハと同時代の作曲家ながら、鍵盤楽器のための作品に新用法を取り入れ、個性溢れる作品を作曲しました。
 バケッティは、チェンバロからフォルテピアノヘという楽器の将来的発展を感じたD・スカルラッティの新作曲法を、さらに飛躍的なスケールの大きな作品へと仕上げていきます。ソレ-ルのソナタもD・スカルラッティの作品に匹敵するもので、形式においてはさらに変化に富んでいます。バケッティの演奏はまさにこの作品に打って付けで、ファツィオリの多彩な音色を駆使し、躍動感あふれる千変万化のニュアンスを引き出しています。今回の録音は、バケッティ自身がスカルラッティのオリジナル手稿譜から新たに編纂した楽譜に基づく世界初録音となるものです。
 【録音】2012年9月, イタリア、サチレ、ファツィオリ・コンサート・ホール [デジタル:セッション]



店主の視聴記から 2012.2.18

アンドレア・バケッティ
バッハ:ゴルトベルク変奏曲

Bach: Goldberg Variations

 先日会員の皆様に「2011年の印象に残った3枚のCD」ということでコメントを募集させていただいた。たくさんの方からコメントをいただき、本当にありがとうございました。
 その中で気になる1枚があった。
 その方は女性の方なのだが、「2011年の印象に残った3枚のCD」そのすべてをバッハのゴールドベルク変奏曲で費やした。1枚が店主もお奨めのランヌー(ZIG ZAG ZZT111001)、もう1枚は2011年のレコード・アカデミー賞大賞を最後まで争ったシュタイアー(仏HM HMC 902058 )。
 そしてその方が3枚目にあげたCD、しかもその方が言うところの「昨年最もトレーに最ものった」のはその2枚ではなく・・・アンドレア・バケッティの弾いたゴールドベルクだったという。
 アンドレア・バケッティ・・・。
 よく知らない。DYNAMICからポツポツとCDを出していたか。
 でもそんなことを言われたら聴きたくなる。ランヌーよりもシュタイアーよりも、その方のトレーにのった回数が多いバケッティのゴールドベルク。
 
 聴いた。
 びっくり。
 まるで風のようにさわやかで、なんだか弾いているのが楽しくてたまらない、というような演奏。戯れかおしゃべりか、そんな雰囲気なのである。
 ゴールドベルクといえば本来は他愛無いBGM曲だったはずが、昨今では超絶技巧的対位法を用いた偉大なる音楽的遺産としてのしあがり、演奏するほうも聴くほうもいつしか襟を正して聴く作品になってしまった。
 ところが、このバケッティ。もう1回この曲をかるーい出し物に変えてくれた。
 風の戯れか、蝶の乱舞か、いやいやもっと卑近な感じ。ウサギがピョンピョン飛び跳ねているとでも言おうか。
 バケッティにこの作品の事を聞いたら、「え、この曲、そんなすごい曲なの?ま、軽く楽しんでよ」と答えそう。「装飾」もなんだかジャズのような自由さを感じさせるし、「アクセント」もロックっぽい。
 こういう演奏でいいし、こういう聴き方でいいんだよね、バケッティ。と言っているうちに1時間が過ぎた。

 ところが驚きはそこで終わらない。
 このCD、収録されているのはゴールドベルクだけではなかったのである。
 しばらくして突然始まったのは、バッハの「メヌエット」。
 みんな知ってるあの「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」の中の1曲。実はバッハの作品じゃなかったんだけど、そこはまあ置いておいて、チャーミングで可憐なあの曲が始まったのである。
 これが素敵。
 今まで「難物」極まりない曲だったはずのゴールドベルクのあとに、さりげなく可愛くメヌエット。
 これがなんともいい具合に、バケッティのゴールドベルクとそのままつながっているのである。「ほら、だから軽く楽しんでって言ったでしょ?」とバケッティが言っているのが聞こえるようである。
 およそ「ゴールドベルク」をCDで発売するとき、よほどのことがないとカップリングはありえない。演奏者が深い意味を持って何かを収録するか、レコード会社の人が昔の音源を引っ張り出して無理やり何かとくっつけるか。
 それがこのバケッティ、まだまだ、メヌエットの次にもどんどん曲を入れてきた。
 次に出てきたのはコラール風の小曲とマーチ。
 そしてその次に・・・え?・・・ゴールトベルク変奏曲のアリアが始まった。なんともこともなげに。
 全曲聴かせて、別の小曲を3曲聴かせて、またゴールトベルクが始まったのである。こんな不思議なことがあるか?
 そしてそのアリアが終わると・・・最後に待っていたのは・・・平均律クラヴィーア曲集第1巻の最初の曲・・・。バッハの数ある作品の中で最も愛らしく、最も美しい、あの音楽が流れてきた。
 バケッティ、このセンス。
 後から調べてみれば、これら5曲は「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」からバケッティが好き勝手に選んだものだった。確かに「メヌエット」もゴールドベルクのアリアも平均律の最初の曲も「音楽帳」の中に入ってる。しかし、それらをゴールドベルク全曲の後に持ってくるとは。
 ご存知のように「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」とはバッハが奥さんの練習用に、あくまで個人的に家庭的にまとめたプライベート曲集。だから他人の曲も普通に入っている。くどいようだが家庭用。きわめて個人的な曲集。
 それをバケッティはゴールドベルクの後に入れてきた。それはつまりこのアルバム全体がきわめて個人的なものだよ、ということを意味する。
 このアルバムは、「ゴールドベルク演奏史上に残る名演」とかではなく、「軽い感じで恋人に捧げるつもりで入れたんだよ」ということなのかもしれない。だから我々にも、「もしよかったら恋人と一緒に聴いてみて」とか、「恋する君に贈るよ」とか、そんなふうに言っているのかもしれない。
 
 そこでふと思い出した。これを紹介してくれた女性会員の方が図らずも言った言葉を。
 「最もトレーにのったアルバム」・・・。

 なるほど。それこそがバケッティの望みじゃなかったか。

CDS 659
\2200→\1990
バッハ:
 ゴルトベルク変奏曲 BWV988
 ペツォールト(伝バッハ):メヌエット ト長調
 コラール「ただ愛する神の力に委ねる者は」BWV.691
 C.P.E.バッハ:行進曲 ト長調
 ゴルトベルク変奏曲のアリア ト長調
 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.846
アンドレア・バケッティ(P)
録音:2010 年1 月11 日/DDD、72'51
鍵盤用小品集(CDS 629)、鍵盤楽器のためのトッカータ全集(CDS 658)に続く、アンドレア・バケッティのDynamic 社へのバッハ・シリーズ新刊は、ゴルトベルク変奏曲です。既にイタリアを代表するバッハ・ピアニストといっても過言ではないバケッティ、各社にまたがってバッハの主要鍵盤作品を続々と録音していますが、このゴルトベルク変奏曲も知性の冴えたものです。





 


8876542492-2
(6CD)
\3000→\2690
ズーカーマン(Vn)&マーク・ナイクルグ
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集

  (*印は初発売)
 【CD1】
  『ト長調K.301』『変ホ長調K.302*』『ハ長調K.303』
  『イ長調K.305*』『ハ長調K.296』
 【CD2】
  『ホ短調K.304』『ニ長調K.306』
  『変ロ長調K.378』『ト長調K.379』
 【CD3】
  『ヘ長調K.376*』『ヘ長調K.377』『変ホ長調K.380*』
  『「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲K.359』
 【CD4】
  『変ロ長調K.454』『変ホ長調K.481*』『イ長調K.526』
 【CD5】
  『ヘ長調K.547』『「ああ,私は恋人を失くした」による6つの変奏曲K.360』
  『ハ長調K.6*』『ニ長調K.7*』『変ロ長調K.8』『ト長調K.9』
 【CD6】
  『変ホ長調K.26』『ト長調K.27』『ハ長調K.28』『ニ長調K.29*』
  『ヘ長調K.30』『変ロ長調K.31』,
『フランツ・クサヴァー・モーツァルト:グランド・ソナタ*』
ピンカス・ズーカーマン(Vn),
マーク・ナイクルグ(P)
 ピンカス・ズーカーマン/モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集
 ズーカーマンの演奏による、繊細ながら深々とした落ちついた音色で聴かせてくれるモーツァルト。
 作曲家でもあったナイクルグの積極的で逞しいピアニズムも最適なバランスでサポートしていきます。
 1991年のモーツァルト・イヤーを視野に入れて始動した全曲録音でしたが、なぜかCD5枚分を発売したところでストップしてしまいした。
 それから20年を経て、当時録音されながらも未編集・未発表に終わっていた8曲分の演奏をソナタを今回素材から新たに編集し、全集が完成したのです。
 さらにモーツァルトの息子であるフランツ・クサヴァーによる「グランド・ソナタ」を追加しての発売となります。
 たっぷりとした音色と豊かな情緒で、モーツァルトを歌うズーカーマンの至芸がここに感じられます。【録音】1990年, マンハッタン・センター  [デジタル:セッション]
 

8876544269-2
(2CD)
\2800→\2590
ストラヴィンスキー:春の祭典&火の鳥~
 伝説の自作自演アニヴァーサリー・エディション

[DISC 1]
 ストラヴィンスキー:
  1.バレエ「春の祭典 」
  2.バレエ組曲「火の鳥」[1945年版]
[DISC 2]
  3.バレエ「春の祭典 」
  4.バレエ組曲「火の鳥」[1945年版](この組曲版による世界初録音)
コロンビア交響楽団(DISC 1)
ニューヨーク・フィルハーモニック(DISC 2)
指揮:イゴール・ストラヴィンスキー
[春の祭典初演100周年リリース]ストラヴィンスキー:春の祭典&火の鳥~伝説の自作自演アニヴァーサリー・エディション 



■1913年5月29日、パリのシャンゼリゼ劇場で行われたセルゲイ・ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)によるストラヴィンスキーの「春の祭典」の世界初演は、20世紀の芸術史に刻みこまれる大イヴェントとなりました。当アルバムはその「春の祭典」初演100年を記念してリリースされる、ストラヴィンスキー自作自演による演奏を収めた2枚組です。

■作曲家ストラヴィンスキーは同時に有能な指揮者/ピアニストでもあり、早くから自作を中心に演奏活動を行っていました。1920年代後半からは自作を指揮しての録音も開始し、1960年代後半まで自らの作品解釈を音盤に刻みこみ続けました。指揮棒を使わず、握りしめたこぶしを小さく振る独特の、朴訥とも思える指揮から生み出される演奏は、自分の作品を知り尽くした作曲者ならではの慧眼に満ちたもので、それぞれの作品におけるレファレンスとして今日でも聴き継がれています。特に1950年代後半からソニー・クラシカルに残されたステレオ録音による自作自演集はCDにして22枚に及び、ストラヴィンスキーの大半の作品を網羅しており、歴史的遺産とでも称すべき不滅の価値を有しています。

■収録曲は「春の祭典」と「火の鳥」の1945年版組曲(ストラヴィンスキーが「火の鳥」から編んだ最後の演奏会用組曲)の2曲。ストラヴィンスキーはいずれの作品も、SP時代から自分の指揮で録音を残しており、「春の祭典」には3種類、「火の鳥」には全曲盤も入れると4種類の正規セッション録音が残されているほか、非公認のライヴ盤も数種類発売されています。

■DISC 1には最晩年のステレオ録音による自作自演集から1960年と1967年にコロンビア交響楽団を指揮した名演を収録。ブルーノ・ワルターやバーンスタインのプロデューサーとしても知られる名プロデューサー、ジョン・マックルーアが手掛けたこれらの録音は、ニューヨークとハリウッドで名うての奏者を起用して録音用に組織されたコロンビア交響楽団を指揮して行われており、当時最先端の3トラック収録による鮮明なサウンドは、今でもその新鮮さを失っていません。

■DISC2には1940年代にニューヨーク・フィルを指揮したDISC1と同じ2曲を収録。年齢とオーケストラの違いによる演奏解釈の差異を味わうことができます。ちょうど辣腕指揮者ロジンスキに率いられていた当時のニューヨーク・フィルは、アメリカでも屈指のヴィルトゥオーゾ・アンサンブルであり、その底力に満ちた強力な響きが特徴です。「火の鳥」は、1945年版組曲の世界初録音となったものです。市販盤から復刻したCDも過去に発売されていましたが、今回はソニー・クラシカルの保管する金属原盤からの丁寧な復刻が行われており、オリジナル・サウンドが鮮度を上げて復活。原盤保有会社からの正規復刻は今回が初めてです。

■ジャケットには、「春の祭典」の初出LPのデザインを再現。ディオールやヴェルザーチなど、ファッション界で活躍した巨匠カメラマン、リチャード・アヴェドンによる有名なストラヴィンスキーのポートレイトが使われています。

■パッケージはハードカヴァーブック仕様。レーベルは初出時のデザインを復刻しています。

[録音]1960年1月5日~6日、ニューヨーク(1)、1967年1月18日、ハリウッド(2)1940年4月29日(3)、1946年1月28日(4)、ニューヨーク[ADD/STEREO(1,2)、ADD/MONO(3,4)]3&4=ソニー・クラシカルとしては初復刻・初CD化
 


8876544159-2
\2400→\2190
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
 《ワーグナー:4手ピアノのためのトランスクリプション集》

 『歌劇「さまよえるオランダ人」序曲』
  (1890年、ドビュッシー編曲)
 『楽劇「神々の黄昏」より ジークフリートの死』
  (1879年、アルフレート・プリングスハイム編曲)
 『歌劇「タンホイザー」よりバッカナール(ヴェーヌスベルクの音楽)』
  (1893年、ポール・デュカス編曲)
 『楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死』
  (1914年、マックス・レーガー編曲)
 『楽劇「神々の黄昏」より ブリュンヒルデの自己犠牲』
  (1879年、アルフレート・プリングスハイム編曲)
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
ワーグナー生誕200年記念リリース。
 録音機や再生機のなかった20世紀初頭までは、ワーグナーに限らず、当時のオーケストラ用の作品やオペラはピアノや室内楽用に編曲されることによって一般的な家庭で演奏され、ひいては作品の人気を高めることになりました。作曲家や出版社は、さまざまな形の編曲版を世に送り出しました。
 当アルバムは、ワーグナーのオペラの4手用の編曲に焦点をあてたもので、このコンビによるワーグナーの「4手のためのトランスクリプション集」の第2集です。ワーグナーには風当たりの強かったパリですが、その響きと作風に魅了されていたドビュッシーとデュカスによる「オランダ人」と「タンホイザー」の編曲を始め、ドイツの有名な数学者アルフレート・プリングスハイム(1850-1941)による「神々の黄昏」からの編曲2曲に、オーケストレーションの大家だったレーガーによる「トリスタン」の編曲を加えています。
 使用楽器はスタインウェイとファツィオリ。異なるピアノを使用することにより、多様で豊かな音のブレンドの美音を出すことに成功しています。
 【タール & グロートホイゼン】
 1985年に結成されたピアノ・デュオ。イスラエル出身の女性ピアニスト、ヤアラ・タールと、ドイツ出身のアンドレアス・グロートホイゼンの2人。タールはテル・アヴィヴの音楽院を経てドイツに留学し、ともにペーター・ホイフトヴァンガーやルートヴィヒ・ホフマンに学びました。このデュオは、高い芸術性を持つピアノ連弾曲、あるいはピアノ二重奏曲の発掘と紹介に務め、均質な音色と完璧にタイミングの一致した演奏は高く評価されています。
 【録音】 2012年10月、シュトゥットガルト、南西ドイツ放送スタジオ (デジタル:セッション)
 

8872548834-2
(6CD)
\5000
モンセラート・カバリエ・エディション
 ロッシーニ:
  歌劇『イタリアのトルコ人』『コリントの包囲』『湖上の美人』
  『オテロ』『セミラーミデ』/
 ドニゼッティ:
  歌劇『ロベルト・デヴリュー』『愛の妙薬』
  『ジェンマ・ディ・ヴェルジー』『マリア・スチュワルダ』/
 ベッリーニ:歌劇『ノルマ』『夢遊病の女』『アデルソンとサルヴィーニ』/
 ヴェルディ:
  歌劇『一日だけの王様』『つばめ』『アッティラ』『海賊』『ナブッコ』
  『シチリア島の夕べ祈り』『椿姫』『リゴレット』『オテロ』/
 プッチーニ:
  歌劇『ボエーム』『トスカ』『ジャンニ・スキッキ』
  『修道女アンジェリカ』『トゥーランドット』/カタラーニ:歌劇『ワリー』/
 ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』/
 レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』『ボエーム』『/
 マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』/
 ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』/
 チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』/
 シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』/
 ビゼー:歌劇『カルメン』/
 グルック:歌劇『アルチェステ』/
 ドリーブ:歌劇『ラクメ』/
 マスネ:歌劇『ル・シッド』/
 サン=サーンス:歌劇『サムソンとダリラ』/
 ワーグナー:歌劇『タンホイザー』/
 フロトー:歌劇『マルタ』/
 モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』『魔笛』/
 オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』『ペリコール』/
 ホイベルガー:軽歌劇『オペラ舞踏会』/
 シュトルツ:喜歌劇『お気に入り』/
 レハール:喜歌劇『メリー・ウィドウ』『フリーデリーケ』他よりアリア、
 『バルセロナ』with フレディ・マーキュリー,
 『ライク・ア・ドリーム』with ヴァンゲリス、他
モンセラート・カバリエ(Sp)
今年2013年、80歳を迎えるオペラ界の至宝、モンセラート・カバリエ。この6枚組のアニヴァーサリー・アルバムには、カバリエが長年にわたってRCAに録音してきたオペラ全曲録音やアリア集、ソロ・アルバムの中から、その絶頂期を記録した輝かしい名アリアを収録。
 お得意のベルカント・オペラだけでなくフランス・オペラやワーグナー、オペレッタにいたるまで幅広いレパートリーで彼女の豊饒なうたの魅力を堪能していただけます。フレディ・マーキュリー, ヴァンゲリスらとの名デュエットまでを網羅したこの6枚組にはまさにカバリエの全てが収められているといっても過言ではありません。
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8869789257-2
(2CD)
\3600→\3290
(ジャケット写真は仮です)
ついに来た。
 ヤン・フォーグラー(Vc)
  J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) BWV1007~1012
ヤン・フォーグラー(Vc)

 現在ドイツを代表する若手チェリストとして世界的な活躍を続けるヤン・フォーグラーの新録音は、チェロ独奏曲の最重要レパートリーともいえるバッハの無伴奏全曲の登場です。
 ファビオ・ルイージ/シュターツカペレ・ドレスデンと共演したR.シュトラウスの「ドン・キホーテ」を皮切りに、ドヴォルザークやショスタコーヴィチのチェロ協奏曲、タンゴ・アルバムなど、1枚1枚が個性的なコンセプトに基づく録音をソニー・クラシカルで発表してきたフォーグラーですが、バッハの録音は、シュタットフェルトとの「ガンバ・ソナタ」全曲以来のこと。古今東西のチェリストがそれぞれの解釈を刻印してきたこのチェロ音楽のバイブルを気鋭のフォーグラーがどう料理するか、興味は尽きません。

 【録音】2012年12月, ニューヨーク、パーチェス大学 (デジタル:セッション)


ひっそり地道に、でもすごい
ヤン・フォーグラー旧譜

 ヤン・フォーグラーは日本ではそれほど大人気!というわけではなく、輸入代理店もそのタイトルを扱ってなかったり国内盤なんてもってのほか、という感じだが、ヨーロッパでは非常に高い人気を持つ。
 そのちょっと個性のあるコンセプト・アルバムがヨーロッパの「大人的な」音楽ファンの心をくすぐるのだろう。下記紹介の旧譜も、確かに見てみるととても味がある。そして実際素敵なのである。
 ただこの人のアルバムはすぐに完売するので、入手不能の際はご容赦を。


82876 762802
¥2990
モーツァルト:
 弦楽三重奏の為のディヴェルティメントK563/
 「フィガロの結婚」組曲より(弦楽四重奏版)
ヤン・フォーグラー(Vc)
ベンヤミン・シュミット(Vn)
ロリン・ジェイコブソン(Vn)
ミラ・ワン(Vn)
 フォーグラーが主宰する室内楽音楽祭「モーリッツブルク音楽祭」は、毎年8月にドレスデン近郊のモーリッツブルク城で行われる音楽祭。
で、これがまた素敵なアルバム。演奏家の息吹と音楽への愛情が感じられる、およそメジャー・レーベルらしからぬ(失礼)優しく温かいアルバム。名手が顔を揃えていて楽しく、そして音楽性豊かな共演を繰り広げている。とくに面白いのは「フィガロ」の編曲版。編曲者不明の楽譜をフォーグラーが再構成したらしいが、おなじみのアリアやメロディーが美しい弦楽アンサンブルによって奏でられてうっとり。
録音:2005年8月。

8869757519-2
\2990
J・S・バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 /
 ヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロ)のためのソナタ集

  (BWV.1027~1029全3曲)
 オルガンのためのコラール集より(チェロとピアノ用編曲版)
  「高き天よりわれは来れり」「神の御子は来たれり」
  「汝にこそわが喜びあり」「かくも喜びに満てるこの日」
  「神のひとり子なる主キリスト」「天より天使の軍勢来れり」
  「主なる神よ、いざ天のとびらを開きたまえ」
  「イエスはわが喜び(Vc+P版、Pソロ版)」
ヤン・フォーグラー(Vc)
マルティン・シュタットフェルト(p)
 “グールドの再来”シュタットフェルトと、“ロマンティック開放弦の魔術師”ヤン・フォグラーの、モダン楽器にして上をいく現代演奏の美の極致!!19歳にしてドレスデン歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、現在世界中でソリストとして活躍しているヤン・フォーグラー。彼の演奏はロマンティックでありながら、ときに粋を感じる。それは子供の頃に感じた哀愁さえ感じさせてくれるのだ。それは何故なのか。彼は極端に開放弦を好んで多用して、聴衆にハッとさせるのだ。通常、開放弦は指で押さえた音とは全く違った音質になるので、メロディーラインを大切にするロマンティック演奏家は、全く好まないのである。ピリオド楽器の演奏家は、各弦の個性を出すために開放弦を多様するものの、フォーグラーのその使用法とは違う。彼はその作曲された時代奏法だけでなく、曲の表現のために開放弦使用法も変えて、歌に変換しているのだ。それは絶妙としかいいようがなく、他の演奏家には無い個性なのだ。それが私たちに新鮮さを与えてくれる。誰もが彼のバッハを聞くとなぜかのり込まれてしまうという、シュタットフェルト。彼の演奏自体は、聴衆に意表をつくものではなく、バッハを理論的に考え抜いた表現と圧倒的なテクニックの結果なのだ。聴衆は演奏を聴くに随って、次第に納得させられ引き込まれる。
 今回のアルバムでは、最近モダン楽器での演奏が少なくなった「ガンバ・ソナタ」を演奏。二人の独自なバッハ演奏のベクトルは、同じ方向を向いていることには間違いない。あえてモダン楽器での演奏は久しく、ある懐かしささえ感じるかもしれないが、古さを感じるものではない。絶妙さの二乗は、数倍もの美と感動を私たちに提供してくれるだろう。オルガン・コラール集から、チェロとピアノのための編曲した版も収録。

8869769033-2
\2990
ヤン・フォグラー/My Tunes Vol. 2
 『サン=サーンス:白鳥』『パガニーニ:カンタービレOp.17』
 『メンデルスゾーン:歌の翼に』
 『サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート ロ短調Op.43』
 『フォーレ:エレジー ハ短調Op.24』
 『R=コルサコフ:熊蜂の飛行』
 『シューベルト:アヴェ・マリア』
 『パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲』
 『ヨアヒム・ラフ:カヴァティーナOp.85-3』
 『グラズノフ:アラビアのメロディーOp.20-1』
 『民謡:ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)』
 『グルック:精霊の踊り』
 『ワーグナー:「夢」~ヴェーゼンドンクの歌』
 『ピアソラ:オブリヴィオン(忘却)』
【録音】2009年 [デジタル:セッション]
ヤン・フォグラー(Vc)
ヘルムート・ブラニー(指揮)
ドレスデン歌劇場室内管弦楽団(ドレスデン・カペルゾリステン)
 19歳にしてドレスデン歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、現在世界中でソリストとして活躍しているヤン・フォグラー。彼はその作曲された時代奏法だけでなく、様々な時代の曲の表現のために開放弦使用法も加えて歌に変換している。それは他の演奏家には無い個性で、それが私たちに新鮮さを与えてくれる。2007年に発売されたVol.1(88697130652 なぜかすごく高いし¥3500、入りにくい。でももし興味ある方はご一報を。)は、ドイツ・クラシックチャート1位を1カ月独占したほどのアルバムで、「メロディーの情熱的な深い呼吸」「小品集にしてこの感動的名演」「クールでスマートかつエレガント。これこそ現代のチェリスト」と高く評価されました。今回もチェロ用小品ながら、深く感動的な彼の素晴らしい演奏をお聴き下さい。

SONY国内盤
SICC 516
\2520
ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」の秘密
 ドヴォルザーク:
  ひとりにさせて(4つの歌曲)
  チェロ協奏曲
  ひとりにさせて(チェロ・バージョン)
 フォスター:
  金髪のジェニー/もう行ってしまうの?
 ドヴォルザーク:ジプシーの歌
ヤン・フォーグラー(Vc)
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
デイヴィッド・ロバートソン指揮
NYP
ヘルムート・ドイチュ(P)
 市場にはほとんど出回っていなかったがひそかにマニアの間で話題となり、アリアCDでも告知をしていないのに多くのご注文を受けたアルバム。ドヴォルザークのチェロ協奏曲を中心とした興味深いコンセプト・アルバムなのだが、確か何かの雑誌でその年の最高の輸入盤のひとつに上げられていてびっくりした。結局クチコミでその素晴らしさが伝わりついに国内盤でもリリース。輸入盤でも入るが異常に高い。
 作曲家のアメリカ時代の作品である「チェロ協奏曲」、その作曲に影響を与えたと思われるフォスターの歌曲や、作品解釈の手がかりとなる自作の歌曲を散りばめ、作品を包括的に聴くことができる。こういうコンセプトのアルバムは、ありそうで全然ない。
ヤン・フォーグラーは元ドレスデン・シュターツカペレの首席チェリストで、現在はソリストとして活躍している。このヤン・フォーグラーがなかなか曲者で、これからじわじわ人気を獲得していくと思われる。
 共演陣もあえてニューヨーク・フィルをあてがったりするなど凝っている。また「ジプシーの歌」では一部チェロが交代して歌ったりするなど、なかなか憎い試みも取られている。
録音:2004年12月、2005年5月。
ピアノ五重奏曲『ます』、他 フォーグラー、シーララ、B.シュミット、トムテ、サクサラ
8869789262-2
\2990
ヤン・フォグラー主宰、モーリッツブルク音楽祭
 1)シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667,Op.114「ます」,
 2)シューベルト:「ます」D.550
 3)E・ソーリッド&L・A・トムテ:「ます」
 4)マシュー・ホィットール:「オードブル」
 5)S・カシュテンセン&B・シュミット:「Forelle Blue」
1)ヤン・フォグラー(Vc),
アンティ・シーララ(P),
ベンヤミン・シュミット(Vn),
ラルス・アンデルス・トムテ(Va),
ヤンネ・サクサラ(Cb) ,
2)ヤン・フォグラー(Vc),
アンティ・シーララ(P),
ヤンネ・サクサラ(Cb) ,
3)エーリック・ソーリッド(ハルダンゲル・フィドル),
ラルス・アンデルス・トムテ(Va),
4)アンティ・シーララ(P),
5)スティアン・カシュテンセン(アコーデオン),
ベンヤミン・シュミット(Vn),
[録音] 2011年3月24~27日, ドレスデン(デジタル:セッション)

 決してでしゃばらず目立たず、でもひっそりときっちりよいものを出す。優れたアーティストはその作品だけで勝負する・・・。そんな通好みのチェリスト、ヤン・フォグラー。

 元ドレスデン・シュターツカペレの首席チェリストで、現在はソリストとして活躍するヤン・フォグラーが主宰する室内楽音楽祭「モーリッツブルク音楽祭」は、毎年8月にドレスデン近郊のモーリッツブルク城で行われる音楽祭。
 参加メンバーも実力派揃いで、飛躍のピアニストのシーララ、自在な鋭さのベンヤミン・シュミット、ベルリン・フィルのサクサラらが参加し、若々しくけれん味のない颯爽とした演奏が展開されている。
 それだけでなく、北欧民族音楽とポップスの融合を図っているアーティストらが作曲&即興で参加し、「ます」を題材とした作品を変奏曲のように演奏していく。躍動感とすばらしき親密さを感じられるアルバム。

SONY
88697469852
\2990
エクスペリエンス~ライヴ・フロム・ニューヨーク
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より『ワルツ2』
 ショスタコーヴィチ:映画音楽『馬あぶ』より『ワルツ』
 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
 ショスタコーヴィチ:劇音楽『殺されたはず』作品31より『ガモーシュカ』
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より『ワルツ1』
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番より『ワルツ』
 ショスタコーヴィチ:映画音楽『イワン=ミチューリン』より『ワルツ』
 ジミ・ヘンドリックス:マシンガン
ヤン・フォーグラー(チェロ)
ザ・ナイツ(アンサンブル)

エリック・ジェイコブセン(指揮)
録音:2008年10月15-16日、ニューヨーク(ライヴ、デジタル)
 元シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェリスト、ヤン・フォーグラーによるショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番とジミ・ヘンの「マシンガン」を収録。
 実はこれなんとクラブでのライヴ録音。ショスタコのロシア・ガチガチ音楽を、美音とカンタービレで国籍不明の抒情作品にしてしまった。

SONY
8869759978-2
\2990
「新世界とはなんぞや?」
 チャールズ・アイヴズ:『答えのない質問』
 ガブリエラ・レナ・フランク:『Leyendas - An Andean walkabout』より
 アントニン・ドヴォルザーク:『森の静けさ』
 オズワルド・ゴリジョフ:『ラスト・ラウンド』
 アーロン・コープランド:『アパラチアの春』
ヤン・フォーグラー(Vc)
エリック・ジェイコブセン(指揮)
ザ・ナイツ(The Knights:室内オーケストラ)
 ドレスデン・シュターツカペレの元首席チェロ奏者ヤン・フォーグラーと、室内オーケストラ「ザ・ナイツ」とのセカンド・ザルバム。
 今回は彼らのニューヨークでのスタジオ録音でのしっかりしたものですが、「新世界とはなんぞや?」と問いかけてくるのです。
 ここに収録された作品は、もちろん南北アメリカの音楽との融合を図ったもので、それに対して彼ら自身で答えを出していくのです。指揮者のエリック・ジェイコブセンは若手のチェロ奏者で、様々なアメリカの管弦楽団や音楽祭に出演。またバロック・チェロのアンナー・ビルスマとの共演など、様々な時代の音楽を精力的に演奏してきています。彼は、ヨーヨー・マの「シルクロード・アンサンブル」のメンバーも務めています。彼が結成したザ・ナイツ(The Knights:室内オーケストラ)は、ニューヨークを中心とした非常に若いソリストばかりで結成されており、「光の中でかき消されたものを新たに一体化した、圧倒的な誘惑に誘い出される。」「ジャンルを超越した官能的な新ファッション!いかなる古典的批評家も認めざるをえない。」と高い評価を得ています。
 録音:2008年10月&2009年1月、レガシー・スタジオ、ニューヨーク (DDD、セッション)


 


8872544255-2
\2400→\2190
(ジャケット写真は仮です)
ダニエレ・ガッティ(指揮)&フランス国立管弦楽団
 ストラヴィンスキー:『春の祭典』『ペトルーシュカ』
ダニエレ・ガッティ(指揮) 
フランス国立管弦楽団
 20世紀芸術史に最大の衝撃を与えたストラヴィンスキーの問題作「春の祭典」の初演100年を記念して、ソニー・クラシカルからリリースされるのは、イタリアの巨匠指揮者ダニエレ・ガッティ指揮するフランス国立管弦楽団による新録音です。2012年度の「レコード・アカデミー賞」(管弦楽部門)に輝いた「ドビュッシー:海、牧神の午後への前奏曲&管弦楽のための映像」に続く、このコンビの録音第2弾で、「春の祭典」と「ペトルーシュカ」というストラヴィンスキーの代表作をカップリングしています。
 現在52歳、フランス国立管音楽監督のみならず、ウィーン・フィルをはじめとするメジャーオケやバイロイト、ザツブルクなど著名な音楽祭の常連であるガッティ。作品と所縁のあるパリを本拠とする名門フランス国立管と、緻密でありながらも、躍動感あふれるダイナミックな演奏を繰り広げています。この名作2曲の新たな魅力を引き出した注目のアルバムです。ダニエレ・ガッティは1961年ミラノ生まれ。14歳でマーラーの交響曲第6番を聴いて指揮者になることを決意。名門ミラノ音楽院で学び、サンタ・チェチーリア音楽院管、英国ロイヤル・フィル、伊ボローニャ市立歌劇場の音楽監督を歴任。現在はフランス国立管音楽監督、チューリヒ歌劇場首席指揮者を兼任し、ウィーン・フィルなど名門オケ・歌劇場の常連となっている。【録音】2011年7月, パリ (デジタル:セッション)

Sony Classical Originals

■《Sony Classical Originals》大好評のソニー・クラシカルのメイン・リイシュー・シリーズ「Sony Classical Originals」。
 100年以上の歴史を誇るアメリカ発の老舗クラシック・レーベル、SONY CLASSICALとRCA RED SEAL両レーベルの誇る豊富なカタログの中から、アナログLP時代の録音を中心に誰しもが認める決定的名盤・名演を選盤。 
 テルデック・スタジオで長年クラシック・エンジニアを経験。
 そしてSoundmirror社でLiving Stereo SACDシリーズのマスタリングを行った名サウンド・エンジニア、フィリップ・ネデル氏が立ち上げたベルリン・b-sharpスタジオでマスタリング。最新DSDマスタリングとSBM(スーパー・ビット・マッピング)を併用、通常CD再生に最適になるような音質信号処理を行うことにより、名盤が新鮮なサウンドで蘇ります。
 初出時のアートワーク・デザイン使用。解説には初出時のライナーノーツを掲載。
 盤面にはLP時代のレーベル・デザインを再現。通常のプラスチックCDケース仕様での発売となります。
 紙ジャケ仕様ではございません。
 オリジナルLP発売時収録曲に、別盤の曲を追加したタイトルもあります。その場合、オリジナルLPアートワークに曲名を追加している場合があります。


8876545256-2
\1800→\1690
マレイ・ペライア(P)
 ベートーヴェン:
  ①『ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7』
  ②『ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22』
  ③『ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3』
マレイ・ペライア(P)
マレイ・ペライア/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 ペライアの比較的初期の録音ですが、生き生きとした躍動感、ロマンあふれる旋律の美しい表現を楽章ごとに見事に弾き分けることによって、ベートーヴェンの音楽のもつ深さがじっくり味わえる演奏です。第4番と第11番は、2012年に発売された「ソニークラシカル・デビュー40周年記念ボックス」で初めてCD化されたアナログ録音で、今回初めてCDとして分売されます。【録音】 1978年(①②), 1982年(③)
 


8876545284-2
\1800→\1690
シェリング(Vn) &ルービンシュタイン
 ベートーヴェン:
  ①『ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」』
  ②『ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「スプリング」』
  ③『ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3』
ヘンリク・シェリング(Vn),
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
ルービンシュタイン/ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
 名伯楽フレッシュ門下のシェリングが世界の舞台へ躍り出る契機を作ったのは、メキシコに演奏旅行をし、当地で彼と共演しその才能に驚嘆した同国人ルービンシュタイン。シェリングはよく「成熟」というタームで語られがちですが、記念すべき彼らの最初の共演たるこの録音を聴けば、様式的な構想力において、シェリングには最初からから頭抜けたものが備わっていたことは明白でしょう。【録音】 1958年12月30 & 31日(①②)、1961年1月3日(③), ニューヨーク、アメリカ文芸アカデミー 〔ステレオ:セッション〕〔音源:RCA〕


8876545264-2
\1800→\1690
ユージン・フォドア(Vn)
 ①『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35』
 ②『サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28』
 ③『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64』
ユージン・フォドア(Vn)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮:①②)
ペーター・マーク(指揮:③)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ユージン・フォドア/チャイコフスキー, メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ー 2011年に亡くなったヴァイオリンの名手ユージン・フォドアによる協奏曲集。10才でブルッフのヴァイオリン協奏曲でデビューし、その後ジュリアード音楽院、インディアナ大学で学び、ハイフェッツにも学んでいました。1972年にパガニーニ・コンクール優勝、1974年にチャイコフスキー・コンクール最上位を獲得。1974年にRCAと契約を結び録音を開始。熱気溢れるも品格のあるパフォーマンスの華麗なスタイルはフォドアならでは。【録音】 1974年8月(①②)、1975年8月(③), ロンドン 〔ステレオ:セッション〕〔音源:RCA〕
 


8876545672-2
(2CD)
\2000→\1890
メータ(指揮) &ニュ-ヨーク・フィル
 ヴェルディ:『レクィエム』
モンセラート・カバリエ(Sp),
ビアンカ・ベリーニ(Ms),
プラシド・ドミンゴ(T),
ポール・プリシュカ(Bs),
ズービン・メータ(指揮)
ニュ-ヨーク・フィルハーモニック、
ムジカ・サクラ合唱団
カバリエ、ニューヨーク・フィル/ヴェルディ:レクィエム ニューヨーク・フィル時代のメータのパワフルな魅力全開の名盤です。カバリエ、ドミンゴなど綺羅星のごときオペラ歌手を揃え、空前の巨大なスケールを誇るヴェルディのオペラティックなレクィエムを、メータが活火山のように燃えた指揮で挑んでいます。海外盤としては今回が初めてのCDです。【録音】 1980年10月, ニューヨーク
 


8876545272-2
\1800→\1690
バーンスタイン(指揮) &ニューヨーク・フィル
 ① デュカス:『交響詩「魔法使いの弟子」』
 ② ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編):
  『交響詩「はげ山の一夜」』
 ③ R・シュトラウス:
  『交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」』
 ④ サン=サーンス:『交響詩「死の舞踏」Op.40』
 ⑤ 音楽の中のユーモア (語り:バーンスタイン)
バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィル
レナード・バーンスタイン/音楽の中のユーモア バーンスタイン/ニューヨーク・フィルによるポピュラー・オーケストラ名曲集。スリル溢れるテンポの起伏によって、作品の物語性が再現された音作りはいつも脱帽ですが、ここに収録された作品は最もそれらが完璧に再現されたものでしょう。
 「音楽のユーモア」では、バーンスタンがピアノを弾き、ニューヨーク・フィルを指揮しつつ、モーツァルト、ギルバート&サリヴァン、ガーシュウィン、ストラヴィンスキー、ベートーヴェン、ハイドンそしてバーンスタインの自作などの抜粋を演奏しながら、音楽の面白さを語っています。【録音】 1960~1967年
 


8876548452-2
\1800→\1690
ワルター(指揮) &ニューヨーク・フィル
 ベートーヴェン:
  ①『交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」』
  ②『交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」』
ブルーノ・ワルター(指揮)
ニューヨーク・フィル
ブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィル/ベートーヴェン:「英雄」「運命」 ブルーノ・ワルターによるモノラルのベートーヴェン全集からの「英雄」「運命」の2曲。ワルターにとっては、いずれも3種類残したスタジオ録音のうちの2度目の録音で、心技体最も充実していた円熟期のワルターが、ニューヨーク・フィルの豪壮なアンサンブルを駆使して描き出すロマンティックなベートーヴェン。正規音源の海外盤としては初のCD化となります。【録音】①:1949年3月21日、4月16日、5月4日、/②:1950年2月13日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
 


8876545424-2
\1800→\1690
ルドルフ・ゼルキン(P)
 ベートーヴェン:
  ①『ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15』
  ②『ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37』
ルドルフ・ゼルキン(P)
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管
ルドルフ・ゼルキン/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 生涯にわたってベートーヴェンのピアノ曲を繰り返し演奏し続けたルドルフ・ゼルキンは、数多くの録音を残しています。ピアノ協奏曲はモノラル、ステレオ、そしてデジタルと3種類あり、SP時代にも数曲の録音があります。
 当CDの2曲は、盟友オーマンディ/フィラデルフィア管とのモノラルによる全曲録音からで、今回が世界初CD化となります。高い芸術性と深い音楽をたたえ、構築性と凝縮された音楽性あふれる演奏です。【録音】①:1954年2月,  ②:1953年3月, フィラデルフィア
 


8876545420-2
\1800→\1690
ワイセンベルク(P)
 ドビュッシー:
  『組曲「子供の領分」』『亜麻色の髪の乙女』『喜びの島』
  『アルペジオのための練習曲』
  『ベルガマスク組曲』『レントよりおそく』
アレクシス・ワイセンベルク(P)
2012年になくなったワイセンベルクが1960年代にRCAに残した録音の中でも名盤として知られているドビュッシーのピアノ名曲集。海外盤としては初CD化。フランス的甘さではなく硬質な肌触りで、端正さの中に豊かな色彩感を描写していきます。
 1985年のDGへの再録音に比べ、研ぎ澄まされた音色に一層の洗練が加えられているのが聴きものです。【録音】1968年3月 〔ステレオ:セッション〕〔音源:RCA〕


8876545300-2
\1800→\1690
オーマンディ(指揮) &フィラデルフィア管
 モーツァルト:
  『セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」』
 J.S.バッハ:『管弦楽組曲第3番~アリア』
 コレッリ:『合奏協奏曲Op.6-8「クリスマス協奏曲」』
 メンデルスゾーン:『弦楽八重奏曲Op.20~スケルツォ』
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管
驚異的なアンサンブルを誇るフィラデルフィア管弦楽団のストリングス。分厚くシルキーで、まさに宝石箱のようなきらびやかさを備えたその音色は、もとヴァイオリニストであったオーマンディが手塩にかけて育んだ成果といえるでしょう。
 オーマンディ&フィラデルフィアの真骨頂を示した1959年録音の名LPの復活です。モーツァルト、コレッリ、メンデルスゾーンはオーマンディ/フィラデルフィア管唯一の録音。【録音】1959年 〔ステレオ:セッション〕
 


8876545422-2
\1800→\1690
アンドレ・プレヴィン(P)
 ① 『モーツァルト:キラキラ星の主題による変奏曲 K.265』
 ② 『メンデルスゾーン:6つのこどものための小品集Op.72』
 ③ 『ムソルグスキー:2つのピアノ小品』
 ④ 『ゴッダード・リバーソン:
   Piano Pieces for Advanced Children or Retarded Adults』
アンドレ・プレヴィン(P)
プレヴィンが子供のために書かれたピアノ作品を演奏した企画アルバム。モーツァルトのキラキラ星変奏曲に始まり、メンデルゾーン、ムソルグスキーのピアノ曲のほか、コロンビア・レコードのプロデューサーであり、1950年代から60年代にかけては社長として会社を牽引したゴッダード・リバーソン作品を収録。
 いずれも子供のために書かれたシンプルな楽しい楽曲ばかりですが、ピアノの名手でもあるプレヴィンの手にかかるとまるで洗練された作品のように聴こえます。海外盤としては初CD化。【録音】1963年 〔ステレオ:セッション〕
 


8876545431-2
\1800→\1690
オーマンディ(指揮) &フィラデルフィア管
 ストラヴィンスキー:
  ① バレエ音楽『春の祭典』
  ② 『ペトルーシュカ』組曲
  ③ バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
オーマンディがコロンビア時代に録音したストラヴィンスキーの三大バレエ曲を1枚に収録したアルバム。
 ストラヴィンスキーの作品はストコフスキー時代からフィラデルフィア管お得意のレパートリーで、「春の祭典」はアメリカ初演・初録音を行っています。オーマンディ時代に録音されたオーケストラ曲は「春の祭典」、「火の鳥」(1953年モノ、1967年、1973年の3種類)、「ペトルーシュカ」(1954年モノ、1964年の2種類)のみ。弦・木管・金管に世界的な名手を揃えたフィラデルフィア管弦楽団の魅力が極限まで発揮された名演です。「火の鳥」は世界初CD化。【録音】①:1955年(モノラル)/②:1964年(ステレオ)/③:1967年(ステレオ)


8876545671-2
\1800→\1690
バイロン・ジャニス(P)
 ① 『リスト:死の舞踏 S.126』
 ② 『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1』
 ③ 『シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54』
バイロン・ジャニス(P)
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
今年85才を迎えるアメリカのピアニスト、バイロン・ジャニス。ヴァン・クライバーンらと並び20世紀アメリカの生んだもっとも輝かしいピアニストとして人々に記憶されています。
 ジュリアード音楽院で学び、事故による指の故障と手術を克服し、ピアニストとして輝かしいデビューを果たします。その才能はトスカニーニやホロヴィッツにも認められ、ホロヴィッツには4年間師事し、その数少ない「弟子」となりました。1960年にはアメリカ人として初めてソ連に派遣されて演奏会を行い、米ソ間の雪解けの文化的象徴ともなりました。
 1970年代からは病気のため演奏活動を限定しています。フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団との共演によるここに収録された3曲は、RCAのリビング・ステレオ期を代表する協奏曲の名盤・名録音です。【録音】①:1959年2月23日/②:1957年5月2日/③:1959年2月21日、、シカゴ、オーケストラ・ホール〔ステレオ:セッション〕

ヨーヨー・マの名盤 最新リマスター

8869755166-2
\1700
ヨーヨー・マ 日本をうたう
 1 Matsushima-Ondo /
 2 Kojo-No-Tsuki /
 3 Zui-Zui-Zukkorobashi /
 4 Defune / 5 Nara-Yama /
 6 Chin-Chin-Chidori /
 7 Sakura, Sakura / 8Oroku-Musume /
 9 Chugoku-Chiho-No-Komoriuta /
 10 Chiran-Bushi
ヨーヨー・マ
魅惑のチェロの音色が奏でる「和」の旋律。世界最高峰のチェロ奏者、ヨーヨー・マが日本のメロディに挑みます。大の日本びいきで知られるヨーヨー・マが、日本の文化や美意識をとことん追求し、それを自分の感性で受け止め、鮮やかに描ききった一枚です。日本人古来の旋律が、豊かに、そして玄妙に響き渡ります。
 
8869755356-2
\1700
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」/
シェーンベルク:チェロ協奏曲
ヨーヨー・マ
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」/シェーンベルク:チェロ協奏曲 小澤&ボストン交響楽団との84年録音で、「ヨーヨーと小澤,注目の初共演」と発売当時大変な話題となった1枚。「ベスト・クラシック100」シリーズに組み込まれていたが、久々の復活発売となる。ヨーヨー・マが演奏家として一段と飛躍した、と評価された時期の演奏でありヨーヨーのチェロは雄弁に音の絵巻物語りを展開している。シェーンベルクのチェロ交響曲はマティアス・ゲオルク・オモン(17171750)がかいたチェンバロ協奏曲をシェーンベルクが1933年に編曲したものである。
 
8869754730-2
\1700
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番&第5番 ヨーヨー・マ
バッハの<無伴奏>がチェロにおける「旧約」聖書ならば、ベートーヴェンの<ソナタ>は「新約」聖書に匹敵するという。ベートーヴェンの中・後期の傑作と知られる人気の2作品を、盟友エマニュエル・アックス(ピアノ)とともに伸びやかに歌い上げた若き日のヨーヨー・マの代表作。まさにこのソナタのエッセンスをとらえた代表的名演として高い評価を得、世界中でベストセラーを記録した1983年録音作品。
 
8869755363-2
\1700
モーツァルト:
 アダージョとフーガ ハ短調K546(弦楽四重奏)
シューベルト:
 弦楽四重奏曲第15番ト長調作品161(D887)
ヨーヨー・マ
ヨーヨー・マが最高の弦楽器奏者たちと共演し、匠たちだけにゆるされた至高の空間で奏でたアンサンブルの醍醐味を堪能する1枚。ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、キム・カシュカシアン[ヴィオラ]、ダニエル・フィリップス(ヴァイオリン)との溌剌としたやりとりも楽しい、1985年録音作品。

DHM

8869196655-2
\2400
18世紀初頭ロンドンのフルート~The London Flute
 『マンチーニ:ソナタ イ短調』
 『コレッリ:ソナタ ハ短調』
 『ヘンデル:ソナタ イ短調&ト短調』
 『ジャック・ペジブル:ソナタ ニ長調』
 『アンドルー・パーチャム:アングロワのエール』
 『シャルル・デュパール:組曲ハ長調』
 『ジャン・バティスト・ルイエ:ソナタ ニ短調』
 『フランシス・フォルセ:シャコンヌ ホ短調』
 『リチャード・カー:イタリアのグラウンド』
 『パーセル:恋が甘いものなら』
バルト・クーン(Bfl),
ニコラス・ミルン(Gamb),
ヘルマン・シュティンダース(Cemb, Org)
 18世紀初頭のロンドンは、音楽のもっとも重要な中心地のひとつでした。
 ヨーロッパ全土からヘンデルをはじめとする多くの作曲家や演奏家がロンドンを訪れています。この時期にロンドンで演奏されたバロック音楽は、高い音楽性と技術を誇っていました。そして様々な楽譜もロンドンで多く出版されています。
 技術的なことはもちろん絶妙なニュアンスと純粋な音色で定評のあるブロックフレーテ奏者バルト・クーンは、これらロンドンで出版され演奏されていたブロックフレーテのための音楽を披露。作品の聴きどころを熟知し、名人芸と心地よい響きに満ちた演奏を聴かしてくれます。
 【バルト・クーン】
  ベルギー・アントワープ王立音楽院で学んだベテランのブロックフレーテ奏者。ルネ・ヤーコプス、パウル・ファン・ネーヴェル、ヘレヴェッヘ、クイケン、インマゼールらなど、様々なコンサートや録音に参加。既に70枚以上の録音に参加しています。
 【録音】 2012年1月、 アントワープ (デジタル:セッション)

RCA



8872546253-2
\2400→\2190
(ジャケット写真は仮です)
ファブリツィオ・フォン・アルクス(Vn)第2弾
 フレンチ・アルバム

  フランク:『ヴァイオリン・ソナタ イ短調』
  ラヴェル:『ヴァイオリン・ソナタ』
  サン=サーンス:『序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op. 28』
  ドビュッシー:『レントより遅く』
ファブリツィオ・フォン・アルクス(Vn),
ジュリアン・クエンティン(P)
昨年リリースしたブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番やサラサーテ「カルメン幻想曲」をおさめたコンチェルト・アルバムでRCA Red Sealへのデビューを飾った、イタリアの俊英ヴァイオリニスト、ファブリツィオ・フォン・アルクスのソロ・アルバムです。
 ナポリに生まれ、伝統あるサン・ピエトロ・マイエッラ音楽院を卒業し、さらにフランコ・グッリやサルヴァトーレ・アッカルドらに学んだ、イタリアのヴァイオリン演奏の正統を継承するヴァイオリニストです。フランク、ラヴェル、サン=サーンスというフランス圏のヴァイリン・レパートリーの代表作で、アルクスが1754年製のグァダニーニの銘器から繰り出す開放的で豊麗な音色、それと共存する作品にふさわしいフランス的な繊細さは、このアルバムの大きな聴きどころといえるでしょう。【録音】2011年12月, スイス、ラ・ショー=ド=フォン (デジタル:セッション)


フォン・アルクスのRCA第1弾

8872545542-2
\2400→\2190
 ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』
 サラサーテ:『カルメン幻想曲Op.25』『序奏とタランテラ Op.43』
 ブロッホ:『無伴奏ヴァイオリン組曲第1&2番(メニューインに捧ぐ)』
ファブリツィオ・フォン・アルクス(Vn)
クリスティアン・ベンダ(指揮)
プラハ交響楽団
 イタリアの注目株、フォン・アルクスのRCA第1弾。
 ファブリツィオ・フォン・アルクスは、ナポリに生まれ、伝統あるサン・ピエトロ・マイエッラ音楽院を卒業。さらにフランコ・グッリやサルヴァトーレ・アッカルドらに学んだ、まさにイタリアのヴァイオリニストです。
 「プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ」(Nuova Era)、カニーノがピアノを担当した「シューマン:ヴァイオリン・ソナタ」(Dynamic)の2枚を今まで録音しましたが、今回はテクニックが必要とされる協奏曲を収録。
 ブルッフの楽想ゆたかな屈指のロマンチシズム、サラサーテの技巧的で心を溶かすような官能的な音色。力強さと民族性を併せ持ったブロッホの無伴奏作品。スリリングな妙技と輝かしい音色ながら、イタリア人気質の情熱的な演奏が印象的なアルバムです。
 〔録音〕2011年8月, プラハ、ドヴォルザーク・ホール (デジタル:セッション)

 


8876541193-2
(5CD)
\3000→\2790
トスカニーニ・コンダクツ・ワーグナー
【Disc1】
 楽劇『トリスタンとイゾルデ』~前奏曲と愛の死
  〔1952年1月7日, カーネギー・ホール〕
 楽劇『神々の黄昏』~夜明けとジークフリートのラインへの旅
  〔1949年12月22日, カーネギー・ホール〕
 楽劇『神々の黄昏』~ジークフリートの死と葬送行進曲
  〔1952年1月3日, カーネギー・ホール〕
 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』~第1幕への前奏曲
  〔1946年3月11日, カーネギー・ホール〕
 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』~第3幕への前奏曲
  〔1951年11月26日, カーネギー・ホール〕

【Disc2】
 『ジークフリート牧歌』
  〔1952年7月29日, カーネギー・ホール〕
 歌劇『ローエングリン』~第1幕への前奏曲
  〔1951年2月22日, カーネギー・ホール〕
 歌劇『ローエングリン』~第3幕への前奏曲
  〔1951年10月22日, カーネギー・ホール〕
 舞台神聖祝典劇『パルジファル』~第1幕への前奏曲
  〔1949年12月22日, カーネギー・ホール〕
 舞台神聖祝典劇『パルジファル』~聖金曜日の音楽
  〔1949年12月22日, カーネギー・ホール〕

【Disc3】
 楽劇『ワルキューレ』第1幕~第3場
  〔1941年2月22日, カーネギー・ホール〕
 楽劇『神々の黄昏』~
  夜明け ~ブリュンヒルデとジークフリートの二重唱~
  ジークフリートのラインへの旅
  〔1941年2月24日, カーネギー・ホール(ライヴ録音)〕

【Disc4】
 楽劇『神々の黄昏』~ブリュンヒルデの自己犠牲
  〔1941年2月24日, カーネギー・ホール〕
 『ジークフリート牧歌』
  〔1946年3月11日, カーネギー・ホール〕

【Disc5】
 序曲『ファウスト』
  〔1946年11月11日, カーネギー・ホール〕
 楽劇『ジークフリート』~森のささやき
  〔1951年10月29日, カーネギー・ホール〕
 歌劇『タンホイザー』~序曲とヴェヌスベルクの音楽
  〔1952年11月8日, カーネギー・ホール〕
 楽劇『ワルキューレ』第3幕~ワルキューレの騎行
  〔1952年1月3日, カーネギー・ホール〕
アルトゥール・トスカニーニ(指揮〕
NBC交響楽団
ヘレン・トローベル(Sp〕,
ラウリッツ・メルヒオール(T〕
 ワーグナー生誕200年記念リリース。アルトゥーロ・トスカニーニが1941年から1952年にかけてRCA Red Sealに残したワーグナー作品の演奏をCD5枚に集成したものです。
 トスカニーニは、11歳の時にパルマで演奏された「タンホイザー」序曲に強く魅了され、さらに17歳の時にはパルマで上演された「ローエングリン」にチェロ奏者として加わりました。このとき、彼は初めてワーグナーの天才ぶりを認識し、それ以来生涯にわたって、ベートーヴェンおよびヴェルディと並んで、その演奏レパートリーの中核となりました。1895年、トリノでの「神々の黄昏」のイタリア初演を指揮、また1898年、ミラノ・スカラ座での最初のシーズンの開幕公演にノーカットの「マイスタージンガー」を取り上げるなど、イタリア国内でのワーグナー上演に尽力しただけでなく、1930年には、イタリア人指揮者としては初めてバイロイト音楽祭に招かれ、伝説的な「トリスタン」を指揮しています。1937年のザルツブルク音楽祭での「マイスタージンガー」を最後にワーグナー作品の舞台上演からは手を引きましたが、「リエンツィ」から「パルジファル」にいたるオペラ作品から抜粋したオーケストラ曲はそれ以後も最晩年にいたるまで頻繁に演奏会で取り上げています。それゆえこのアルバムは、トスカニーニが最も敬愛する作曲家ワーグナーに捧げるオマージュそのものです。
 トスカニーニのRCAへのセッション録音の多くは、指揮台上に吊るされたマイク1本で収録されたとされており、モノラル録音ながら最小限の設定で驚嘆に値するほどの見事なバランスと明晰な再生音が確保されています。1992年発売の全集でのデジタル・リマスターを基本に、2for1シリーズ、JVC XRCDシリーズなど、可能な限り最新のリマスター音源が採用されています。
 【録音】1941~1952年、カーネギー・ホール (モノラル)

EMI



CDCI-7236112
\2200→\1990

EMI、まだ新録音を出す元気があった!
 ラトル指揮/ベルリン・フィル~「春の祭典
新録音
ストラヴィンスキー:
 1-15  バレエ音楽「春の祭典」
 16   管楽器のための交響曲
 17-26  ミューズをつかさどるアポロ
サイモン・ラトル指揮/
ベルリン・フィル
 もう風前の灯かと思われたEMIからラトルの新録音が登場。考えてみればアレがラトルの最後のEMI録音だった・・・とかいうことになりませんよう。
 1913年5月の初演から100年。この記念すべき年の発売となる。
 録音:2012年11月8日ー10日 ベルリン録音


旧譜
2009年、ベルリン・フィルとの「春の祭典」
Coco Chanel & Igor Stravinsky
NAIVE
V 5223
¥2,500→¥1890
こっちのラトルの「春の祭典」もすごかった!
 ただのサントラ盤と思うなかれ!!
  ラトル&ベルリン・フィル/「春の祭典」

ストラヴィンスキー:
 映画「シャネル&ストラヴィンスキー」サウンドトラック盤

  ストラヴィンスキー:「春の祭典」(全曲)

  ストラヴィンスキー:5つのやさしい小品
  ストラヴィンスキー:5本の指で

  ガブリエル・ヤレド: Preambule(予兆)、
   Coco&Igor(ココ&イゴール )、
   Depart pour Grasse、 Les Amants(恋人たち)、
   La Lettre(手紙)、Desaccord parfait(不和)、
   La Balancelle(ぶらんこ)、Parfums du passe(過去の香)、
   Derniers instants(最後のとき)、
   Generique de fin(クレジット)、
   Evocations(エヴォカシオン)

  ストラヴィンスキー:5本の指で
サイモン・ラトル(指)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クリストフ・ブクディアン(ピアノ)
ジェフ・アタマジアン(指)
アナ・ムグラリス(シャネル役)&
マッツ・ミケルセン(ストラヴィンスキー役)
による映画内の連弾シーンより

録音:2009年(春の祭典のみ2003年)

 映画「シャネル&ストラヴィンスキー」のサウンドトラック盤。
 その「春の祭典」の演奏がラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー。
 これがただのサントラとして録音されたとして見逃してはあまりにももったいない名演。

 ガブリエル・ヤレド書き下ろしの映画シーンのための曲も、「春の祭典」の冒頭のファゴットの旋律が、朦朧としたなかでリフレインされるものなど、一度映画を見た人なら誰でも印象的にのこるものばかり。映画の芳しい官能の世界が眼前に蘇ります。ディスクの最後に収められている「5本の指」は、主演のアナ・ムグラリス(シャネル役、実際にCHANELブランドのミューズとしても活躍するモデル・女優)とマッツ・ミケルセン(ストラヴィンスキー役の俳優)による演奏。すでに親密な仲となった二人がピアノで連弾をする映画シーンの音がそのまま収録されており、ストラヴィンスキーとシャネルの話し声や笑い声もどことなくセクシーに響きます。



EMI



CDCW-4164712
\2000→\1890
ティーネ・ティング・ヘルセット/ティーネ
 1 イベール:即興曲
 2 グラズノフ:アルバムブラット 変ニ長調(アルバムの綴り)
 3 エネスコ:伝説(1906)
 4 エドワルド・ハーゲルップ・ブル:無窮動(ヨハン・シュトラウスへのオマージュ)
 プッチーニの歌曲より
  5 愛の短い物語(ギスランツォーニ詞)
  6 太陽と愛(朝の歌)
  7 そして小鳥は (R.フチーニ詞)
  8 魂の歌(ルイージ・イリッカ詞)
  9 進め、女神ウラーニア(R.フチーニ詞)
 オイステン・ソンメンフェルト:ソロ・トランペットのためのディベルティメント Op.21
  10 アレグロ
  11 ラルゲット
  12 アレグロ・コン・ブリオ
 13-19 ファリャ:7つのスペイン民謡(民謡
 20-22 ヒンデミット:トランペット・ソナタ
 23  ラフマニノフ:ヴォカリーズ 
 24  クライスラー:ウィーン小行進曲
 25  クライスラー:おもちゃの兵隊の行進曲
ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット)、
キャスリン・ストット(ピアノ)
 ノルウェーのオスロ出身の若きトランペット奏者、ティーネのセカンド・アルバム。
 モーリス・アンドレ以来の、「聴かせる」トランペットとして、確かな実力と歌心をもち、その地位を確立し始めている。2013年12月、初の日本ツアーも決定。
ブロンドでキュートなルックスでも人気上昇中! 録音:2012年6月



ティーネ・ティング・ヘルセット、SIMAXとEMIのアルバム

SIMAX
PSC 1292
(SACD Hybrid)
¥2900→¥2290
トランペット協奏曲集
 ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 HobVlle-1
 アルビノーニ:トランペット協奏曲 変ロ長調 作品7-3
 ネルダ(1706-1780):トランペット協奏曲 変ホ長調
 フンメル:トランペット協奏曲 変ホ長調(1803)
ティーネ・ティング・ヘルセット(Tp) 
テリエ・トンネセン (指)
ノルウェー室内管
「私の大切な仕事のひとつは、新しい才能を発掘することだ」と語ったのは、Simax Classics を統括するプロデューサー、エーリク・ガルド・アムンセン。「素晴らしい音楽を聴かせる」 ティーネ・ティング・ヘルセット(1987-) の演奏を聞きアムンセンは、トランペット協奏曲のスタンダード作品の録音をこの20歳の女性奏者に委ねた。金管楽器奏者よりも弦楽器奏者と歌手の演奏からインスピレーションを受け、音色の多彩に変化するトランペット。熟考した音楽と卓越した演奏技術。2006年、ウィーンで行われたコンペティション、ユーロヴィジョン・ヤングミュージシャン 2006に参加。第2位を獲得したヘルセットは、新鮮な魅力をもつ音楽で聴衆と審査員を驚かせたと伝えられる。彼女と共演するノルウェー室内管弦楽団は、オスロ・フィルハーモニックのコンサートマスター、テリエ・トンネセン(1955-) がリーダーを務める、スカンディナヴィアを代表する室内オーケストラのひとつ。アンスネスとの共演も多く、ハイドンとモーツァルトの協奏曲の録音でも知られている。

SIMAX
PSC 1308
\2500→¥2290
北風を讃えて
 エギル・ホーヴラン(1924-):
  ファンファーレとコラール作品54a
   (シンフォニックバンドとオルガンのための)
 アウリス・サッリネン(1935-):
  宮殿ラプソディ作品72 (管楽器、打楽器、ハープとピアノのための)
 ユッカ・リンコラ(1955-):トランペット協奏曲第2 番*
 オーレ・シュミット(1928-2010):
  ストラヴィンスキーへのオマージュ
   (シンフォニックウィンズ、ティンパニと3 人の打楽器奏者のための)
 アルヴェーン(1872-1960)/G. ユーハンソン編:
  祝祭序曲作品26 (軍楽隊のための)
 エギル・ホーヴラン(1924-):
  祝祭序曲 作品39a(シンフォニックバンドとオルガンのための)
 オラヴ・アントン・トンメセン(1946-):
  スタブスアラベスク作品14 (ウィンドバンドのための)
ティーネ・ティング・ヘルセット(Tp)*
ノルウェー国軍音楽隊
オーレ・クリスチャン・ルード (指)
 「北風」に捧げるオマージュ。颯爽とした、美しい音楽が広く音楽ファンから愛されているノルウェー国軍音楽隊が、スカンディナヴィアの作曲家たちがウィンドバンドのために書いたオリジナル曲を録音。
ノルウェー国軍音楽隊(FSMK) は1817 年の創設。オスロの中心にあるアーケシュフース砦に本拠を置く、常勤隊員39 名のノルウェーでもっとも編成の大きいプロフェッショナル・ウィンドバンド。2006 年からオーレ・クリスチャン・ルードが芸術監督を務めている。クリスチャン・ルードはかねてからアリアCD店主が「いつかブレイクする」と言いながらまったくブレイクしない指揮者。でも味わいがあっていい指揮者。
 そしてリンコラの協奏曲でソロを吹くのはティーネ・ティング・ヘルセット(1987-)。ハイドン、アルビノーニ、ネルダ、フンメルの協奏曲 (PSC1292) で録音デビューし、たちまち国際的な注目を集めたプレーヤーです。技巧を求められる、ジャズ感覚いっぱいのリンコラの音楽を楽しく演奏しています。ちょっと美人だったりします。
録音:2009 年10 月14 日、19 日-23 日、2010 年6 月14 日-15 日 ( リンコラ) アーケシュフース砦騎士館 (オスロ)/76’26

SIMAX
PSC 1276
(SACD Hybrid)
¥2900→¥2290
つねに待ち望む心を~クリスマスをティーネと
 グスターヴ・ホルスト (1874-1934):
  木枯らしの風、ほえたけり
 伝承曲:それは愛らしい幼子が、つねに待ち望む心を
 マックス・レーガー (1873-1916):
  マリアの子守歌作品 76-52
 ヘンリー・トマス・スマート (1813-1879):
  み空をはせゆくみ使いたちよ
 G・F・ヘンデル (1685-1759):
  アン女王の誕生日のためのオード「神々しい光の永遠の源泉」
 ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):シンフォニア ニ長調
 J・S・バッハ (1685-1750) /
  シャルル・グノー (1818-1893):アヴェ・マリア
 ティーネ・ティング・ヘルセット (1987-):天使の舞
 伝承曲:教会は堅き岩の上に
 G・F・ヘンデル (1685-1759):
  オラトリオ「サムソン」~輝けるセラフたちを
 ニルス・ラーシェン:賛歌
 伝承曲:永遠の平安は誰にも望めない、天の砦を知っている
 アドルフ・アダン (1803-1856):
  クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
 ヨハンネス・クロッツ:甘き喜びのうちに
 シュレジェン民謡:この世はうるわし
ティーネ・ティング・ヘルセット(Tp)
イーサ・カタリーナ・ゲーリケ(S)
エリセ・ボートネス(Vn)
ノルウェー室内管弦楽団

トランペットの新星ヘルセットによるクリスマス・アルバム 、ヘルセットの溢れだす「音楽」がクリスマスを彩る!ノルウェーのプレーヤー、ティーネ・ティング・ヘルセット (1987-) のファーストアルバム、ノルウェー室内管弦楽団と共演したトランペット協奏曲集 (PSC1292) は、このレパートリーでも近年指折りの素敵なアルバムでした。演奏する曲に共感し、表現したいことを " 音 " として聴き手に伝える技術 を身につけたミュージシャン。彼女のトランペットからは、トランペットという楽器の音とともにハイドン、アルビノーニ、ネルダ、フンメルの " 音楽 " がしっかり聞こえてきます。 今回は、デンマーク敬虔主義の宗教家、H・A・ブロアソンの賛美歌『つねに待ち望む心を』をタイトルとするセカンドアルバム。このアルバムでもノルウェー室内管弦楽団と共演し、北欧とヨーロッパ各地のクリスマスの音楽を演奏しています。 「ノルウェー歌曲選集、エヴェ・サーシュ・ナンセンへの捧げ物」(PSC1238) のイーサ・カタリーナ・ゲーリケ、そして、バルトークのヴァイオリンとピ アノのための作品集 (PSC1174) を録音した、オスロ・フィルハーモニックの第 1コンサートマスター、エリセ・ボートネスが録音セッションに参加しました。


EMI
CDCW-0883272
¥2000→¥1790
ティーネ・ティング・ヘルセット(TINE THING HELSETH) /ストーリーテラー
 ラフマニノフ:ここは何と素晴らしいところ
 ドリーブ:カディスの娘
 ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌 作品55の4
 シュトラウス:母親の自慢 作品43の2
 シュトラウス:子守歌 作品41の1
 マーラー:だれがこの歌を作ったのだろう
 シベリウス:日の出
 シベリウス:春はいそぎ過ぎゆく
 シベリウス:それは夢か
 グリーグ:山の娘 作品67
 カントルーブ:野原の羊飼いのおとめ
 ラヴェル:ヴォカリーズーハバネラ形式のエチュード
 カントルーブ:女房もちはかわいそう
 コルンゴルト:マリエッタの歌
 カノ:月のエピローグ
 ワイル:私の船
 ワイル:Je me t'aime pas 
ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット)
ロイヤル・リヴァプール・フィル
エイヴァンド・アードランド指揮
ハーヴァード・ギムゼ(ピアノ)
 ノルウェイ出身、女性トランペッターの新星、ティーネ・ティング・ヘルセットのEMI移籍第1作。
 23歳、クラシック・ソリスト、アンサンブル・リーダーそしてジャズ・ミュージシャンとして多彩に活躍。1987年生まれ、7歳からトランペット演奏を始め、若手トランペッターをリードする存在。クラシック・ソリストとしてすでに、ウィーンSO、ウィーン室内O、チューリッヒ室内O、シュトゥットガルト室内O、ウルスターO、フィルハーモニア・バーデン・バーデン、ノルウェイ国内のメジャー・オケと共演、まもなく上海SOとの演奏も予定されている。
 彼女のデビュー・アルバム(トランペット協奏曲集/ノルウェイ室内O)は2007年11月に発売(Simaxレーベル)されノルウェイの新聞主催の「Classical Recording of the Year」を獲得。第2作のクリスマス・ソング集は(2009年11月発売)クラシカル・チャート・インして3週でゴールド・アルバムに。
 また2007年ノーベル賞のオスロでのガラ・コンサートではオープニングを務める栄誉をにない、世界中のTV放送された。ヨーロッパの数々のフェスティヴァルにも出演し、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、メクレンブルグ=フォアポンメルン、ラインガウ音楽祭、ベルゲン国際フェスなどに登場、2007年のキッシンジャー夏フェスでは最も活躍した若手に贈られるルイトポルト賞を受賞。今シーズンはフランス・デビュー、カーネギー・ホール・デビューが予定されている。
 ジュエル・ケース 16Pブックレット


 

CMS-7212962
(5CD)
\2800
ザ・サウンド・オブ・モンセラート・カバリェ オペラ・レパートリー集
限定盤


CD1
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ (1801-1835):  
 歌劇《海賊》抜粋
  1. Sorgete...Lo sognai ferito
  2. Quando a un tratto...Sventurata, anchi'io delirio (Act I)
  3. Oh! S'io potessi...
  4. Col sorriso d'innocenza...
  5. Qual suono....Oh Sole! ti vela (Act II)
   イモジェーネ : モンセラート・カバリェ (S)
   グワルティエーロ : ベルナベ・マルティ (T) [2]
   イトゥルボ : ジュゼッペ・バラッティ (T) [1,2]
   アデーレ : フローラ・ラファネッリ (S) [1,2,3,5]
   ローマ・イタリア放送合唱団及び管弦楽団、ジャンンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
    録音 : 1979年7月14-31日、RAIスタジオ、ローマ
 歌劇《清教徒》抜粋 I puritani
  6. 私は愛らしい乙女です (Act I)
  7. アルトゥーロは何処?...
  8. おお、教会堂に参りましょうAh, vieni al tempio (Act I)
  9. おお、私に希望を返して下さい・・ここであなたの優しいお声が.
  10. いらしゃい、愛しい方、月が空にかかっています (Act II)
  11. ああ、終わったわ!…あの声が私の心に...
  12. この腕に来て下さい (Act III)
   エルヴィーラ : モンセラート・カバリェ (S)
   アルトゥーロ : アルフレード・クラウス (T) [6, 11, 12]
   リッカルド : マッテオ・マヌグウェッラ (Br) [7, 8, 10]
   ジョルジョ : アゴスティーノ・フェッリン (Br) [6, 7, 8, 10)
   ブルーノ : デニス・オニール (T) [7, 8]
   グワルティエーロ : シュテファン・エレンコフ (B) [7]
   エンリケッタ : ユリア・ハマリ (Ms) [6]
   アンブロージアン・オペラ合唱団、
   フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
   録音 : 1979年6月18、21-24、29-30日/7月1、4日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
CD2
ジョアキーノ・ロッシーニ (1792-1868):
 歌劇《ギヨーム・テル》抜粋 Guillaume Tell
  1. Ils s'eloignent enfin...
  2. Sombre foret (Act II)
  3. Arnold, d'ou nait ce desespoir?...Pour notre amour plus desperance (Act III)
  4. Quel bruit arrive a mon oreille?...Sur la rive etrangere (Act III)
   マチルド : モンセラート・カバリェ (S)
   アルノルド : ニコライ・ゲッダ (T) [3, 4]
   管弦楽 : ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   指揮 : ランベルト・ガルデッリ
    録音 : 1972年7月 キングズウェイ・ホール、ロンドン / 1972年9月7日 アビー・ロード
ガエターノ・ドニゼッティ (1797-1848):
 歌劇《ポリウート》抜粋 Poliuto
  5. Donna! Malvagio!...
  6. Ah fuggi da morte...Il suon dell'arpe angeliche (Act III)
   パオリーナ : モンセラート・カバリェ (S)
   ポウリート : ベルナベ・マルティ (T)
   ロンドン交響楽団、チャールズ・マッケラス指揮
    録音 : 1970年3月30日 - 4月10日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
ジャコモ・マイヤーベーア Giacomo Meyerbeer (1791-1864)
 歌劇《ユグノー教徒》抜粋 Les Huguenots
  7. Oh ciel ! ou courez-vous ?...
  8. Tu l'as dit...
  9. Plus d'amour ! plus d'ivresse ! (Act IV)
   マルグリット・ド・ヴァロワ : モンセラート・カバリェ (S)
   ラウル : ベルナベ・マルティ (T)
   ロンドン交響楽団、チャールズ・マッケラス指揮
    録音 : 1970年3月30日 - 4月10日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
ジュゼッペ・ヴェルディ Giuseppe Verdi (1813-1901)
 歌劇《ジョヴァンナ・ダルコ》抜粋 Giovanna d'Arco
  10. Oh, ben s'addice...Sempre all'alba (Prologue)
  11. Qui! qui... O fatidica foresta (Act I)
  12. I Franchi!...Oh qual mi scuote...Amai, ma un solo instante (Act III)
  13. Tu che all'eletto Saulo...Or dal padre benedetta (Act III)
  14. Che mai fu?...S'apre il cielo (Act III)
   ジョヴァンナ : モンセラート・カバリェ (S)
   カルロ7世 : プラシド・ドミンゴ (T) [14]
   ジャコモ : シェリル・ミルンズ (Br) [12, 13, 14]
   アンブロージアン・オペラ合唱団、ロンドン交響楽団、ジェイムズ・レヴァイン指揮
    録音 : 1972年8月20日 - 9月9日 ステュディオ1、アビー・ロード、ロンドン
CD3 
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901):
 歌劇《運命の力》抜粋 La forza del destino
  1. 天の聖処女マリアが (Act II)
  2. おお神よ、平和を!平和を!(Act IV)
   ドンナ・レオノーラ : モンセラート・カバリェ (S)
   アンブロージアン・オペラ合唱団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   指揮 : アントン・グワダーニョ
    録音 : 1971年6月8-11日 ステュディオ1、アビー・ロード、ロンドン
歌劇《ドン・カルロ》伊語版抜粋 Don Carlo
 3. Io vengo a domendar (Act II)
 4. さあ、もう嘆きなさるな (Act II)
 5. 世のむなしさを知る神 (Act V)
   エリザベッタ・ディ・バロワ : モンセラート・カバリェ (S)
   ドン・カルロ : プラシド・ドミンゴ (T) [3]
   ロドリーゴ : シェリル・ミルンズ (Br) [4]
   フィリッポ2世 : ルッジェーロ・ライモンディ (B) [4]
   合唱 : アンブロージアン・オペラ合唱団
   ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
   録音 : 1971年3月18-31日 ウォルタムストウ・アッセンブリー・ホール、ロンドン
歌劇《アイーダ》抜粋 Aida
 6. 勝ちて帰れ! (Act I)
 7. おお、わが故郷よ (Act III)
 8. ああ、お父様! (Act III)
 9. やっとお前に会うことが出来たね (Act III)
 10. おお大地よ、さらば (Act IV)
   アイーダ : モンセラート・カバリェ (S)
   ラダメス : プラシド・ドミンゴ (T) [9. 10]
   アムネリス : フィオレンツァ・コッソット (Ms) [10]
   アモナズロ : ピエロ・カップチッリ (Br) [8]
   合唱 : ロイヤル・オペラ合唱団
   ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
    録音 : 1974年7月2-9 & 11日 ウォルタムストウ・アッセンブリ―・ホール、ロンドン
CD4
ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901):
 歌劇《マクベス》抜粋 Macbeth
  1. 消えてしまえ、呪わしいこのしみよ(夢遊の場) (Act IV)
   マクベス : トマス・アレン (Br)
   マクベス夫人 : モンセラート・カバリェ (S)
   侍女 : エリザベス・ベインブリッジ (Ms)
   ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、アントン・グワダーニョ指揮
    録音 : 1971年6月8-11日 ステュディオ1、アビー・ロード、ロンドン
 歌劇《オテロ》より Otello
  2. 私のお母様にひとりの可愛そうな女中がいたの (Act IV)
  3. アヴェ・マリア (Act IV)
   デズデーモナ : モンセラート・カバリェ (S)
   エミーリア : エリザベス・ベインブリッジ (Ms) [2]
    管弦楽 : ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
    指揮 : アントン・グワダーニョ
     録音 : 1971年6月8-11日 ステュディオ1、アビー・ロード、ロンドン
アッリーゴ・ボーイト (1842-1918)
 歌劇《メフィストーフェレ》抜粋 Mefistofele
  4. L'altra notte in fondo al mare (Act III)
   マルゲリータ : モンセラート・カバリェ (S)
   ロンドン交響楽団、ユリウス・ルーデル指揮
    録音 : 1973年7月16-25 ステュディオ1、アビー・ロード、ロンドン
ジャコモ・プッチーニ (1858-1924)
 歌劇《マノン・レスコー》抜粋 Manon Lescaut
  5. この柔ら中レースの中で (Act II)
  6. Oh, saro' la piu' bella!... Tu, tu, amore? Tu? (Act II)
  6.独り寂しく捨てられて (Act IV)
   マノン・レスコー : モンセラート・カバリェ (S)
   騎士デ・グリュ― : プラシド・ドミンゴ (T) [6, 7]
   ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ブルーノ・バルトレッティ指揮
    録音 : 1971年7月6-9、11-15日 ウェンブリー・タウン・ホール
    : 1971年7月12月2、29日 ステュディオ1、アビー・ロード、ロンドン
 歌劇《妖精ヴィッリ》アリア Le Villi
  8. Se come voi piccina io fossi (Act I)
 歌劇《ラ・ボエーム》アリア La boheme
  9. 私の名はミミ  (Act I)
  10. Donde lieta usci' (Act III)
  11 歌劇《トスカ》アリア「歌に生き、愛に生き」 Tosca
 歌劇《蝶々夫人》 Madama Butterfly
  12. ある晴れた日に Un bel di vedremo (Act II)
  13. かわいい坊や Tu, tu, piccolo iddio (Act II)
   ソプラノ : モンセラート・カバリェ (ヴィッリ、ミミ、トスカ、蝶々さん)
   ロンドン交響楽団、チャールス・マッケラス指揮
    録音 : 1970年3月31日、4月1、3、6-8、10日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
CD5
ピエトロ・マスカーニ (1863-1945) :
 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》抜粋 Cavalleria rusticana
  1. Regina Coeli... Ineggiamo, il Signor non e' morto
  2. Voi lo sapete, o mamma
  3. Tu qui, Santuzza?...No, no, Turiddu
   サントゥッツァ : モンセラート・カバリェ (S)
   トゥリッドゥ : ホセ・カレーラス (T) [3]
   マンマ・ルチア : アストリッド・ヴァルナイ (S) [2]
   ローラ : ユリア・ハマリ (Ms) [3]
   アンブロージアン・オペラ合唱団、リッカルド・ムーティ指揮
   録音 : 1979年8月2-7日 ウォトフォード・タウン・ホール、ロンドン
ウンベルト・ジョルダーノ (1867-1948)
 歌劇《アンドレア・シェニエ》二重唱 Andrea Chenier
  4. Vicino a te (Act IV)
   アンドレア・シェニエ : ベルナベ・マルティ (T)
   マッダレーナ・ディ・コワニー : モンセラート・カバリェ (S)
   ロンドン交響楽団、チャールズ・マッケラス指揮
    録音 : 1970年3月30日、4月10日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
ジャコモ・プッチーニ Giacomo Puccini (1858-1924)
 5 歌劇《ジャンニ・スキッキ》アリア「私のお父さん」 Gianni Schicchi
 6 歌劇《つばめ》アリア「ドレッタjの夢」 La Rondine
 歌劇《トゥーランドット》リューのアリア Turandot
  7. お聞きください、王子様 Signore, ascolta (Act I)
  8. Tu che di gel sei cinta (Act III)
   ロンドン交響楽団 , チャールズ・マッケラス指揮
   録音 : 1970年3月31日、4月1,3,6-8, 10日 キングズウェイ・ホール、ロンドン
 歌劇《トゥーランドット》抜粋 Turandot
  9.  この宮殿の中で In questa reggia (Act II)
  10. Straniero, ascolta! (Act II)
  11. Gloria, o vincitore...Figlio del cielo (Act II)
  12. Principessa di morte!...che e mai di me? Perduta! (Act III)
  13. Del primo pianto...La mia gloria e il tuo amplesso! (Act III)
  14. Diecimila anni al nostro imperatore! (Act III)
   トゥーランドット : モンセラート・カバリェ (S)
   リュー : ミレッラ・フレーニ (S) [10]
   カラフ : ホセ・カレーラス (T) [9, 13]
   アルトゥーム : ミシェル・セネシャル (T) [10, 11]
   合唱 : ライン歌劇場合唱団
   ストラスブール・フィルハーモニック管弦楽団、アラン・ロンバール指揮
    録音 : 1977年8月22-31日 パレ・ド・ラ・ミュジック、ストラスブール
クイーンのフレディ・マーキュリーがデュエット・パートナーとして切望し、 伝説の録音「バルセロナ」を歌ったスペインのディーヴァ、カバリェ。
彼女がEMIで録音したオペラ全曲盤からのハイライトとオペラ・アリア集及び夫マルティとのデュエット盤を5枚のボックス・セットにまとめたお得盤。
 

CDZW-6828722
\1200
カバリェ/カバリェ・シングス・ベッリーニ&ヴェルディ・アリアズ
ベッリーニ:
 1  歌劇「清教徒」~私は愛らしい乙女です
 2   ~おお、私に希望を返して下さい
 3   ~いらっしゃい、愛しい方、月が空にかかっています
  アルフレード・クラウス(T),ユリア・ハマリ(MS),
  マッテオ・マヌグエラ(Br)(2,3)、アゴスティーノ・フェリン(1-3)
  アンブロージアン・オペラ・コーラス、フィルハーモニア管弦楽団
  リッカルド・ムーティ指揮
   録音:1979年6月&1979年7月 Kingsway Hall, London
 4  歌劇「海賊」~ああ、目の前にかかる雲を
 5         ~その無心の微笑みで
 6         ~なんという不吉な音が響き渡るのか?おお、太陽よ
  フローラ・ラファネッリ(S)(4,6)、
  RAI管弦楽団&合唱団、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
   録音:1970年7月 Rai Studios, Rome
ヴェルディ:
 7  歌劇「アイーダ」~ああ、わが故郷
  ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
  録音:1974年7月、Walthamstow Assembly Hall, London
 8  歌劇「ドン・カルロ」~世のむなしさを知る神
  ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
  録音:1971年8月 Walthamstwo Assembely Hall, London
 9 歌劇「運命の力」~おお神よ、平和を!平和を!
 10 歌劇「マクベス」~消えてしまえ、呪わしいこのしみよ(夢遊の場)
 11 歌劇「オテッロ」~私のお母様に独りの可愛そうな奴隷がいたの
 12          ~アヴェ・マリア
  エリザベス・ベインブリッジ(MS)(10-11),,、トーマウ・アレン(Br)(10)
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、アントン・グアダーニョ指揮
   録音:1971年6月 No.1Studio, Abbey Road, London
モンセラート・カバリェ(ソプラノ)
20世紀後半を華やかにいろどったバルセロナ出身のディーヴァ、カバリェの生誕80年を記念して発売されるベッリーニとヴェルディのアリアを集めたCD。

EMI/VIRGIN

(New)RED LINE SERIES 

EMIクラシックスの名演、名盤を厳選して、バジェット・プライスでお届けする新レッド・ライン・シリーズ。
いずれもジュエルケース, 表紙含み4ページのブックレット(予定)。

CDZW-9282712
\1200
マジック・ヴェルディ
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):
 1   歌劇「アイーダ」ー凱旋行進曲 
  演奏:フレム・クルツ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
 2   歌劇「アイーダ」 -清きアイーダ
  演奏:プラシド・ドミンゴ(T),
  リッカルド・ムーティ指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 3   歌劇「仮面舞踏会」-静かに、邪魔しないで
  演奏:フィオレンツァ・コッソット(MS)、
 4   歌劇「仮面舞踏会」-死にましょう、でもその前にお願い
  演奏:マルティナ・アローヨ(S)
 5   歌劇「仮面舞踏会」-お前だったのか
  演奏:ピエロ・カプッチッリ(Br)
 6   歌劇「仮面舞踏会」-彼女はやつと屋敷にたどりついて
  演奏:プラシド・ドミンゴ(T)
 7   歌劇「仮面舞踏会」-あなたは知りたがっている
  演奏:レリ・グリスト(S)
  リッカルド・ムーティ指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 8   歌劇「ファルスタッフ」-私が小姓だったころ
  演奏:ティト・ゴッビ(Br)、アルベルト・エレーデ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
 9   歌劇「運命の力」-天使の中の女王よ
  演奏:モンセラート・カヴァリエ(S)
  アントン・グラダーニョ指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 10  歌劇「運命の力」-不孝な者にとって生きるのは地獄だ
  演奏:カルロ・ベルゴンツィ(T)、
  ランベルト・ガルデッリ指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 11  歌劇「運命の力」-最後の頼みだ
  演奏:カルロ・ベルゴンツィ(T)、
  ランベルト・ガルデッリ指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 12  歌劇「ドン・カルロ」-神よ、平和を与えたまえ
  演奏:グレイス・バンブリー(S)、
  アルド・チェッカート指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 13  歌劇「ドン・カルロ」ーわれらの胸に友情を
  演奏:ホセ・カレーラス(T),ピエロ・カプッチッリ(Br)、ジョゼ・ファン・ダム(B)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 14  歌劇「ドン・カルロ」-独り寂しく眠ろう
  ボリス・クリストフ(B),イエルツィ・セムコフ指揮/フィルハーモニア管弦楽団
 15  歌劇「ドン・カルロ」-むごい運命よ
  演奏:アグネス・バルツァ(MS),ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 16  歌劇「ドン・カルロ」-終わりの日は来た
  演奏:シェリル・ミルンズ(Br)、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
  コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
 

CDZW-9282752
\1200
マリナー/舟歌 フェイヴァリット・オーケストラル・ピーシズ
1-7  ビゼー:カルメン組曲 第1番&第2番
8    チャイコフスキー:舟歌
9    チャイコフスキー:ポロネーズ
10   オッフェンバック:舟歌
11   マスネ:タイスの瞑想曲
12   チャイコフスキー:花のワルツ
13   リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
14   グノー:コンサート・ワルツ
15   ゴダール:子守歌
ネヴィル・マリナー指揮/
シュトゥットガルト放送交響楽団
 

CDZW-9282742
\1200
ノリントン/初期ロマン派序曲集
 1 ウェーバー:オベロン序曲
 2 メンデルスゾーン:
 3 ベルリオーズ:
 4 シューマン:ゲノヴェーヴァ序曲
 5  シューベルト:魔法の竪琴序曲
 6 ワーグナー:さまよえるオランダ人
ロジャー・ノリントン指揮/
ザ・ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
 

CDZW-9282702
\1200
プレトニョフ/スカルラッティ:ソナタ第2集
スカルラッティ;
 1   ソナタニ長調 Kk.96
 2   ソナタト長調 Kk.146
 3   ソナタロ短調 Kk.87
 4   ソナタト長調 Kk.520
 5   ソナタハ短調 Kk.11
 6   ソナタヘ短調 Kk.386
 7   ソナタヘ短調 Kk.387
 8   ソナタイ長調 Kk.268
 9   ソナタ二短調 Kk.141
 10  ソナタイ長調 Kk.113
 11  ソナタ嬰ヘ短調 Kk.25
 12  ソナタロ短調 Kk.173
 13  ソナタト長調 Kk.523
 14  ソナタト短調 Kk.8
 15  ソナタト長調 Kk.259
 16  ソナタニ長調 Kk.29 :
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
 

CDZW-9282732
\1200
レッパード/モーツァルト:ミサ曲 ハ短調
モーツァルト:
 1-14 ミサ曲ハ短調 K.427
イレーナ・コトルバス(S),
キリ・テ・カナワ(S)
ヴェルナー・クレン(T),
ハンス・ソティン(B)
ジョン・オールディス・クワイア
レイモンド・レッパード指揮/
ニュー・フィルハーモニア管
 

VBW-9282722
\1200
ヒコックス/プーランク:グロリア、スタバト・マーテル
 フランシス・プーランク:
 1-6  グロリア
 7-18 スタバト・マーテル
 19   黒衣のマリアのための連とう
Catherine Dubosc (S)
ウェストミンスター・シンガーズ
リチャード・ヒコックス指揮/
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア


INSPIRATION SERIES

親しみやすい名曲を廉価でお届けするINSPIRATIONシリーズの新譜を、新たに5点ご案内します。
全てジュエル・ケース、曲目リスト掲載のブックレット(2ページ)英・独語表記。

CDZW-4336222
\800
アラーニャ/ポートレート
 プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」ー冷たい手を
 プッチーニ:歌劇「トスカ」-妙なる調和、星は光りぬ
 プッチーニ:歌劇「つばめ」-Ma come puoi lasciarmi
 プッチーニ:歌劇「妖精ヴィッリ」ーここがあの家・・・苦しい僕のこの思いを
 プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」-フィレンツェは花咲く木のように
 ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」-神秘楽の音・・・見よ、恐ろしい炎
 ドニゼッティ:歌劇「ランメルムーアのルチア」-私だ、ルチア!他
 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」-フォンテン・ブロー!他
ロベルト・アラーニャ(T)
アンジェラ・ゲオルギュー(S),
ナタリー・デセイ(S),
トーマス・ハンプソン(Br)
フィルハーモニア管弦楽団、
ロンドン交響楽団
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、
アントニオ・パッパーノ指揮 他
 

CDZW-4336252
\800
ヴァリアス/ベスト・オブ・ヴェルディ
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):
 1-2   歌劇「ナブッコ」-行け、黄金の翼に乗って
 3     歌劇「エルナーニ」-わしは不幸な男だ
 4-5   歌劇「マクベス」-歩調を早めよ
 6-10  歌劇「リゴレット」-
      これか、あれかーグワルティエ・マルデ慕わしきみ名
      女心の歌
 11-13 歌劇「イル・トロヴァトーレ」-鍛冶屋の合唱、恋はばら色の翼に乗って
 14-19 歌劇「椿姫」-前奏曲、乾杯の歌、不思議輪だわ!
         -いつも自由で、花から花へーさようなら、過ぎ去った日よ
アンジェラ・ゲオルギュー(S),
キリ・テ・カナワ(S),
レナータ・スコット(S)
ジュリエッタ・シミオナート(MS),
ロベルト・アラーニャ(T),
ホセ・カレーラス(T)
フランコ・コレッリ(T),
アルフレード・クラウス(T),サミュエル・レイミー
フィルハーモニア管弦楽団、
ロンドン交響楽団
クラウディオ・アバド、
リッカルド・ムーティ、
ユリウス・ルーデル指揮 他
 

CDZW-4336232
\800
ヴァリアス/サンクトゥスーヘヴンリー・クラシックス
  バーバー:アニュス・ディ
  アレグリ:ミゼレーレ
  モンテヴェルディ:
  ヘンデル:主は言われた
  ヘンデル:ハレルヤ・コーラス(メサイアより)
  バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
  ガブリエリ:Omens Gentes
  ヴィヴァルディ:グロリア
  タリス:Spem in alium
  シマノフスキ:Hagios! Hagios!(ロジェ王より)
  モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
  ペルト:De Profundis
  作者不詳:アレルヤ
  シマノフスキ:スタバト・マーテルChrystus niech mi bedzie grodem
タヴァナー・コンソート&プレイヤーズ、
キングス・カレッジ合唱団
アンサンブル・ジル・バンショワ、
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
クレオベリー、
ヒル、
マリナー、
ノイマン、
パロット、
ラトル (指揮) 他
 

CDZW-4336262
\800
プレヴィン他/ピーターと狼・青少年のための管弦楽入門
 プロコフィエフ:ピーターと狼 作品67
   (ナレーション=ドイツ語)
 ブリテン:青少年のための管弦楽入門
 プロコフィエフ:交響曲第1番作品25
アンドレ・プレヴィン指揮/
ロンドン交響楽団
Hans-Joachim Kuhlenkampff
 

VBW-4336242
\800
ケフェレック他/ジムノペディーベスト・オブ・サティ
エリック・サティ(1866-1925):
 1-3   3つのジムノペディ
 4-9  6つのグノシェンヌ
 10    金粉
 11-14 バレエ「ルラーシュ(本日休演)」
 15-17 冷たい小品 -逃げ出したくなる3つの歌
 18-20 冷たい小品 -斜めに踊る3つの踊り
 21    ピカデリー
 22-24 びっくり箱 (ミヨー編)
 25-28 風変わりな美女
 29-31 バレエ「メルキュール」
アルド・チッコリーニ、
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
ジョン・ランチベリー、
ミシェル・プラッソン、
ピエール・デルヴォー(指揮)
 

VBSW-7396852
(2CD)
\2000
ヴァリアス/オペラ2013
 リヒャルト・ワーグナー(生誕200年)
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
   ヤノフスキ指揮/フランス放送管弦楽団
  「さまよえるオランダ人」ゼンタのバラード
   ジェシー・ノーマン、テンシュテット/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  「ワルキューレ」-ワルキューレの騎行
   ヤンソンス/オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
  「トリスタンとイゾルデ」Mild und leise wie er lachelt Isolde
   ニーナ・シュテンメ、パッパーノ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管
   ジュゼッペ・ヴェルディ(生誕200年)
  「ナブッコ」:行け、我が思いよ、黄金の翼にのって
   ムーティ/ミラノ・スカラ座管弦楽団
  「ドン・カルロ」I’ho perduta la la vidi Carlo
   ロランド・ヴィラゾン、ヴィオッティ指揮/ミュンヘン放送管弦楽団
  「シチリア島の夕べの祈り」ありがとう愛する友よ
   ナタリー・デセイ、ピド指揮/コンツェルト・ケルン
 プッチーニ「トスカ」歌に生き愛に生き
  マリア・カラス 他全23曲収録!
毎年恒例の旬のオペラ歌手達の作品を集めた2CDコンピレーション!
今年はワーグナー、ヴェルディやマリア・カラスなどのアニヴァーサリーに焦点をあてた選曲。


EMI THE HOME OF OPERA

EMIならではの、オペラ名盤を揃えた'THE HOME OF OPERA'シリーズのご案内です。
 いずれもマルチパック16P前後のブックレット。今回も、あらすじと歌詞テキストのデータを掲載したCDR-Romは付きません。
(リブレットとシノプシスはオンラインwww.homeofopera.comにてご覧頂けます


CMSW-7397692
(3CD)
\3000→\2790
カバリェ/ベッリーニ:清教徒
 ベッリーニ:歌劇《清教徒》全曲
  歌唱:イタリア語
エルヴィーラ・・・モンセラート・カバリェ(S)
アルトゥーロ・・・アルフレード・クラウス(T)
リッカルド・・・・・マッテオ・マヌグエッラ(B)
エンリケッタ・・・ユリア・ハマリ(MS)
ジョルジョ・・・・・アゴスティーノ・フェッリン(B)
グワルティエーロ・・・・ステファン・エレンコフ(B)
ブルーノ・・・デニス・オニール(T)
判事及び召使・・・レナート・エルコラーニ(T)  他
合唱・・・・・アンブロージアン・オペラ合唱団
合唱指揮・・・・ジョン・マッカーシー
フィルハーモニア管弦楽団
指揮・・・・・リッカルド・ムーティ
録音:1979年6、7月 キングズウェイ・ホール、ロンドン


CMSW-7359822
(2CD)
\2400→\2190
ドミンゴ&カバリェ/プッチーニ:マノン・レスコー
 プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》全曲
  歌唱:イタリア語
マノン・レスコー・・・モンセラート・カバリェ(S)
騎士デ・グリュー・・プラシド・ドミンゴ(T)
ジェロント・・・ノエル・マンジャン (B)
レスコー・・・・ビセンテ・サルディネロ(Br)
エドモンド・・・ロバート・ティアー(T)
宿屋の主人・・・リチャード・ヴァン・アラン(Br)
舞踊教師・・・バーナード・ディッカーソン(T)
歌手・・・・デリア・ウォリス(Ms)
軍曹・・・・ロバート・ロイド(B)
点灯夫・・・・・イアン・パートリッジ(T)
海軍大尉・・・グウィン・ハウエル(B)
合唱・・・・アンブロージアン・オペラ合唱団
合唱指揮・・・ジョン・マッカーシー
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
指揮・・・・ブルーノ・バルトレッティ
録音:1971年7、12月 ブレント・タウン・ホール、ロンドン
 


CMSW-7390052
(2CD)
\2400→\2190
ロンバール、カバリェ/プッチーニ:トゥーランドット
 プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全曲
  歌唱;イタリア語
トゥーランドット・・・・モンセラート・カバリェ(S)
カラフ・・・ホセ・カレーラス(T)
リュー・・・ミレッラ・フレーニ(S)
アルトゥーム・・・ミシェル・セネシャル(T)
ティムール・・・・ポール・プリシュカ(B)
ピン・・・・・ビセンテ・サルディネロ(Br)
パン・・・・・レミー・コラッツァ(T)
ポン・・・・・リッカルド・カッシネッリ(Br)
中国の官吏・・・・エドゥアルド・トゥマジャニアン(Br)
ペルシアの王子・・・・アルベルト・クピード(T)
第1の声・・・・・ペトランカ・マラこヴァ(S)
第2の声・・・・・エヴァ・サウロヴァ(Ms)
合唱・・・・・大聖堂児童合唱団、ライン歌劇場合唱団
合唱指揮・・・・ギュンター・ヴァーグナー
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
指揮・・・・・アラン・ロンバール
録音:1977年8月 パレ・ド・ラ・ミュジック、ストラスブール
 


CMSW-7359402
(3CD)
\3000→\2790
ゲオルギュー/ビゼー:カルメン
 ビゼー:歌劇《カルメン》全曲(シュダンス版)
  歌唱:フランス語
カルメン・・・アンジェラ・ゲオルギュー(S)
ドン・ホセ・・・・ロベルト・アラーニャ(T)
ミカエラ・・・インヴァ・ムラ(S)
エスカミーリョ・・・・トーマス・ハンプソン(Br)
フラスキータ・・・・・エリザベス・ヴィダル(S)
メルセデス・・・イサベル・カルス(Ms)
モラレス・・・リュドヴィク・テジエ(Br)
ズニガ・・・・ニコラ・カヴァリエ(Br)
ダンカイル・・・ニコラ・リヴァンク(Br)
レメンダード・・・・・ヤン・ブロン(T)
果物売り・・・・アンヌ・ゴトコフスキー(S)
グートルーネ・・・・エヴァ・マリア・ブンドシュ(S)
ロマ・・・ディディエ・シュヴァリエ
児童合唱・・・・ラ・ロゼタ(トゥルーズ児童合唱団)
合唱指導・・・・フランソワ・テリウ
合唱・・・レゼレマン合唱団
合唱指揮・・・・ジョエル・シュウビエット
トゥルーズ・キャピトール国立管弦楽団
指揮・・・ミシェル・プラッソン
録音:2002年2、3月 アル=オ=グラン、トゥルーズ



CMSW-7359482
(2CD)
\2400→\2190
カラス/ドニゼッティ:ランメルムーアのルチア
 ドニゼッティ:歌劇《ルチア・ディ・ランメルモール》全曲
  歌唱:イタリア語
ルチア・・・マリア・カラス(S)
エドガルド・・・・・ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T)
エンリーコ・・・・・ティート・ゴッビ(Br)
ライモンド・・・・・ラッファエーレ・アリエ(B)
アルトゥーロ・・・ヴァリアーノ・ナターリ(T)
アリーザ・・・アンナ・マリア・カナーリ(Ms)
ノルマンノ・・・・・ジーノ・サッリ(T)
フィレンツェ五月祭合唱団及び管弦楽団
指揮・・・・トゥリオ・セラフィン
録音:1953年1、2月 テアトロ・コムナーレ、フィレンツェ (2004年リマスター版)
 


CMSW-7359542
(2CD)
\2400→\2190
ゲオルギュー&アラーニャ/マスネ:ウェルテル
 マスネ:歌劇《タイス》全曲
  歌唱:フランス語
ウェルテル・・・・・ロベルト・アラーニャ(T)
シャルロット・・・・・アンジェラ・ゲオルギュー(S)
アルベール・・・・・トマス・ハンプソン(Br)
ソフィー・・・パトリシア・プティボン(S)
廷吏・・・・・ジャン=フィリップ・クルティス(Br)
シュミット・・・ジャン=ポール・フシェクール(T)
ヨハン・・・・ジャン=マリー・フレモー(Br)
ブリュールマン・・・ピエール・デュポン(T)
ケートヒェン・・・・・ソフィー・ブランジェ(S)
児童合唱・・・・ティフィン児童合唱団
ロンドン交響楽団
指揮・・・アントニオ・パッパーノ
録音:1998年8月 アビー・ロード・スタジオ、ロンドン
 


CMSW-7359592
(2CD)
\2400→\2190
ジュリーニ/モーツァルト:フィガロの結婚
 モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》全曲
  歌唱:イタリア語
フィガロ・・・・ジュゼッペ・ダッテイ(Br)
スザンナ・・・アンナ・モッフォ(S)
アルマヴィーヴァ伯爵・・・エバーハート・ヴェヒター(Br)
アルマヴィーヴァ伯爵夫人・・エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)
ケルビーノ・・・・・・フィオレンツァ・コッソット(Ms)
バルトロ・・・イヴォ・ヴィンコ(B)
マルチェッリーナ・・・・・ドーラ・ガッタ(Ms)
ドン・バジリオ・・・・レナート・エルコラーニ(T)
ドン・クルツィオ・・・レナート・エルコラーニ(T)
バルバリーナ・・・・エリザベッタ・フスコ(S)
アントニオ・・・・・・・ピエロ・カップッチッリ(B)
二人の孤児・・・・・ジリアン・スペンサー(S)
二人の孤児・・・・・ダイアナ・ギリングハム(Ms)
合唱・・・・・・フィルハーモニア合唱
合唱指揮・・・・・・・ロベルト・ベナリオ
フィルハーモニア管弦楽団
ハープシコード(通奏低音)・・・ハインリヒ・シュミット
指揮・・・・・・カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1959年9、11月 キングズウェイ・ホール、ロンドン
 


CMSW-7397042
(3CD)
\3000→\2790
セムコフ/ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ
 ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》全曲
  歌唱:ロシア語
ボリス・ゴドゥノフ・・・・・マルッティ・タルヴェラ(B)
グリゴリー/ディミートリ・・・・・ニコライ・ゲッダ(T)
ピーメン・・・・レオナード・ムルツ(T)
マリーナ・・・ボジェナ・キナシュ(Ms)
ランゴニ/シュチェルカロフ・・アンジェイ・ヒオルスキ(Br)
ヴァルラーム・・・・・オーゲ・ハウグランド(B)
ミサイール・・・・・・・カジミエシュ・プステラク(T)
シュイスキー・・・・・ボクダン・パプロツキ(T)
フョードル・・・・・・・ヴィエラ・バニェヴィッツ(Ms)
クセニャ・・・・ハリーナ・ウコムスカ(S)
乳母・・・・・・ボジェナ・ブルン=バランスカ(Ms)
宿屋の女主人・・・・ステファニア・トツィスカ(Ms)
聖愚者・・・・パウロス・ラプティス(T)
警官・・・・・・カジミエシュ・セルジェル(B)
大貴族フルシチョフ・・・ヤン・グラルスキ(T)
ミチューフ・・・・・・・ヴワジミエシュ・ザレフスキ(Br)
大貴族とイエスズ会士たち・・ワディスワフ・ユロシェク、
 ・・・ロマン・ディルス、ヨアキム・ルクス、ピョートル・コマレク、
 ・・・ヤン・ハラジン、エウゲニウシュ・イェンドリィヒ
第1の農婦・・・・・・ゾフィア・ロマノフスカ
第2の農婦・・・・・・マリア・チヴャコフスカ
合唱・・・・・・クラクフ・ホーランド放送合唱団
合唱指揮・・・タデウシュ・ドブジャンスキ
児童合唱・・・クラクフ交響合唱団の少年合唱部
合唱指導・・・ブロニスワヴァ・ヴェトジニィ
ボーランド国立放送交響楽団
指揮・・・・・・・イェジー・セムコフ
録音:1976年8月 カトヴィチェ、ポーランド
 


CMSW-7359652
(3CD)
\3000→\2790
ウルマナ&ドミンゴ/ポンキエッリ:ラ・ジョコンダ
 ポンキエッリ:歌劇《ラ・ジョコンダ》全曲
  歌唱:イタリア語
ラ・ジョコンダ・・・・ヴィオレタ・ウルマナ(S)
ラウラ・アドルノ・・・・ルチャーナ・ディンティーノ(Ms)
アルヴィーゼ・バドエロ・・ロベルト・スカンディウッツィ(B)
ラ・チェーカ・・・エリザベッタ・フィオリッロ(Ms)
エンツォ・グリマルド・・・・プラシド・ドミンゴ(T)
バルナバ・・・・ラード・アタネリ(Br)
ズアーネ/歌手・・・・パオロ・バッタリア(B)
イゼポ・・・・・・・クリスティアン・ベネディクト(T)
水先案内人・・・ティム・へニス(B)
修道士・・・・・・ヴォルフガング・クローゼ(B) 他
遠方の声・・・・・ヴィルフリート・ヴォルヴォルト(T)
合唱・・・バイエルン放送合唱団
合唱指揮・・・・ウド・メールポール
児童合唱・・・・ミュンヘン児童合唱団
合唱指導・・・・フランツ・フランク
ミュンヘン放送管弦楽団
指揮・・・マルチェッロ・ヴィオッティ
録音:2002年7、8月 バイエルン放送局、スタジオ1、ミュンヘン
 


CMSW-7390182
(4CD)
\3600→\3290
サヴァリッシュ/ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー
 ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》全曲
  歌唱:ドイツ語
ハンス・ザックス・・・・ベルント・ヴァイクル(Br)
ヴァルター・・・・ベン・ヘプナー(T)
ダーヴィット・・・デオン・ファン・デル・ヴァルト(T)
ファイト・ポーグナー・・クルト・モル(B)
エファ・・・・・シェリル・スチューダー(S)
マグダレーネ・・・コルネリア・カリッシュ(Ms)
クンツ・・・・・・ミヒャエル・シャーデ(T)
コンラート・・・ハンス・ヴィルブリンク(T)
ベックメッサー・・・・ジークフリート・ロレンツ(B)
フリッツ・・・・ハンス=ヨアヒム・ケテルゼン
バルタザール・・・・ウルリヒ・レス
ウルリヒ・・・ヘアマン・ザペル
アウグスティン・・・ローラント・ヴァーゲフューラー
ヘアマン・・・ライナー・ビューゼ
ハンス・シュヴァルツ・・グイド・ギュッツェン
ハンス・フォルツ・・・・・フリーデマン・ユンダー
夜警・・・・・・ルネ・パーペ(B)
バイエルン州立歌劇場合唱団及び管弦楽団
指揮・・・・・・ヴォルフガング・サヴァリッシュ
録音;1993年4月 バイエルン放送局 スタジオ1、ハークレスザール、ミュンヘン
 

ELECTROLA COLLECTION

1925年にベルリンで創設され、ケルンに移転し録音芸術の黄金時代をかけぬけた誇り高きEMIドイツ、 エレクトローラの貴重な音源を集めたシリーズ! ブリリアント・ボックス、12ページ・ブックレット。

CDMW-9123152
\1200
バーベリアン/サロン・ミュージック・オブ・ザ・ベル・エポック
 1   D.ポッパー:かつてもっと美しかった日々のように 作品64-1
 2-6 P.オイレンブルク:ローゼンリーダー
 7   D.ポッパー:ノットゥルノ 作品41-3
 8   C.レーヴェ:乙女の願い
 9   A.ルービンシュタイン:へ長のメロディ
 10  ロッシーニ:赤ちゃんの歌
 11  ロッシーニ:猫の二重唱
 12  オッフェンバック:セレナーデ 作品29-2
 13  サリヴァン:ザ・ミカド~The Sun whose rays are all ablaze
 14 パーカー:Shame on You, Robin (for Cello and piano)
 15 ボルヌ:カルメン幻想曲(フルートとピアノのための)
 16  フォーレ:シシリエンヌ 作品78
 17  アーン:いみじき時 
 18  シャミナード:コンチェルティーノ 作品107
 19  グラズノフ:吟遊詩人の歌
 20  トスティ:ピアント・ディ・モナカ
 21  モシュコフスキ:ゴンドリエラ
 22  ヴェルディ:ストルネッロ
 23 ポッパー:ハンガリア狂詩曲 作品68
キャシー・バーベリアン(メゾ・ソプラノ)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
ヴォルフガング・ベトヒャー(チェロ)、
カルルハインツ・ゾラー(フルート)
70年代に活躍した前衛音楽のカルト・ディーヴァ、キャシー・バーベリアン。
その多彩な声と語学力を活かし、前衛からベル・カントまでをこなしたユニークな存在。ここではベル・エポックのポッパーやロッシーニ、ルービンシュタインや
フォーレ、アーンなどの作品が収録されている。なんと初CD化! 録音:1976年1月26-31Berlin, Studio Zehlendorf
 

CMSW-9123252
(2CD)
\2400
リンデ/カイサー:トミリスの寛大さ
 ラインハルト・カイザー(1674-1739):
  歌劇「トミリスの寛大さ」 全3幕
Tomyris:Gabriele Fontana
Meroe:Marianne Hirsti
Tiranges:Christoph Pregardien
Policanes:Stefan Dahlberg
Dorapse:Alan Cemore
Orontes:Wolfram Krohn
ハンス=マルティン・リンデ指揮/
リンデ・コンソート
ドイツ・バロック期の作曲家、ラインハルト・カイザーによるオペラ、全3幕。 録音:1988年4月20-24日 Theater im Pfalzbau, Ludwigshafen
 

CMSW-9123002
(2CD)
\2400
ルートヴィヒ 他/ビゼー:歌劇「カルメン」(ドイツ語による)
 ビゼー:歌劇「カルメン」(ドイツ語による)
  録音:1961年9月 Grunewaldkirche, Berlin
Carmen:Christa Ludwing
Micaela:Melitta Muszley
Frasquita:Ursula
Schirrmacher
Mercedes:Ursula Gust
Don Jose:Rudolf Shock
Escamillo:Hermann Prey
Dancairo:Leopold Calm
Remendato:Karl-Ernst Mercker
Zuniga:Iwan Rebroff
Morales:Georg Volker
ホルスト・シュタイン指揮/
ベルリン交響楽団
全ドイツ人キャストによるドイツ語の「カルメン」!
 

CMSW-9123202
(2CD)
\2400
マーシャル 他/サリエリ:歌劇「ダナオスの娘達」
 サリエリ:歌劇「ダナオスの娘達」
Hypermnestre:Margaret Marshall
Danaus:Dimitri Kavrakos
Lyncee:Raul Gimenez
Plancippe:Clarry Bartha
Pelagus&erster offizier:Andrea Martin
Zweiter & dritter Offizier:Enrico Cossutta
ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮/
シュトゥットガルト南ドイツ放送響
サリエリ作、ギリシャ神話を基にした悲劇のオペラ。
 

CMSW-9123102
(2CD)
\2400
プライ 他/ロルツィング:歌劇「刀鍛冶」
 アルベール・ロルツィング(1801-1851):
  歌劇「刀鍛冶」全3幕
Hans Stadinger:Kurt Bohme
Marie:Lotte Schadle
Ritter Graf von Liebenau:Herman Prey
Georg:Gerhard Unger
Ritter Adelhof:Fritz Ollendorff
Irmentraut:Gisela Litz
Brenner:Franz Klarwein
Ein Schmiedegeselle:Otto Dechantsreiter
フリッツ・レハン指揮/
ミュンヘン・バイエルン歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1964年2月3-7日 Burgerbrau, Munchen
 

CMSW-9123302
(2CD)
\1800
ローテンベルガー 他/ベルク:歌劇「ルル」
 アルバン・ベルク(1885-1935):歌劇「ルル」
Lulu: Anneliese Rothenberger
Dr. Schon:Toni Blankenheim
Alwa:Gerhard Unger
Grafin Geschwitz:Kerstin Meyer
Der Maler:Erwin Wohlfahrt
Schigolch:Kim Borg
Ein Tierbandiger/Rodrigo:Benno Kusche
Der Medizinalrat:Ernst Wendt
Ein Theatergarderobiere:Maria von Ilovsay
レオポルト・ルートヴィヒ指揮/
ハンブル・フィルハーモニー国立管
ベルクの名作オペラを、ローテンベルガーが歌ったライヴ録音。
録音:1968年2月16-19日、3月15日 Hamburgische Staatsoper Live Recording
 

CMSW-9123052
(2CD)
\1800
イェルサレム他/オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」
 ジャック・オッフェンバック(1819-1880):
  歌劇「ホフマン物語」
Olympia:Jeanette Scovotti
Giulietta:Norma Sharp
Antonia:Julia Varady
Stella:Gisela Schunk
Andreas, Cochnille, Pitichinaccio, Franz:Friedrich Lenz
Lindorf, Coppelius, Dapertutto, Mirakerl: Dietrich Fischer-Dieskau
Niklaus, Die Muse: Ilse Gramatzki
Stimme der Mutter:Hanna Schwarz
Hoffmann: Siegfried Jerusalem
Spalanzani:Kaus Hirte
Nathanael:Norbert Orth
Crespel:Kurto Moll
ハインツ・ヴァルベルク指揮/
ミュンヘン放送管弦楽団&
バイエルン放送合唱団
オール・スター・キャストによるグランド・オペラ!
録音:1979年1月3-13日 Bayerischer Rundfunk, Munchen
 


CDMW-6026842
\1700→\1590
REDISCOVERIS:パロット/メディチ家の祝祭
 ラ・べレグリーナのためのインテルメディオ

 アントニオ・アルキレイ[1550-1612?] :
  1. Dalle piu alte sfere
 クリストファノ・マルヴェッツィ[1547-97]:
  2. Noi che candando (我らは歌い)
  3. Sinfonia(シンフォニア)  
  4. Dolcissime sirene(いとも甘美なるシレーネたち)
  5. A voi reali amanti(汝ら、王家の血を受け愛する者たちに)
  6. Coppia gentil
 ルカ・マレンツィオ[1553-99] :
  7. Sinfonia(シンフォニア)
  8. Belle ne fe natura
  9. Chi dal delfino
  10. Se nelle voci nostre
  11. O figlie di Piero
 クリストファノ・マルヴェッツィ[1547-97]:
  12. Sinfonia(シンフォニア)
 ルカ・マレンツィオ[1553-99] :
  13. Qui di carne si sfama
  14. O valoroso Dio
  15. O mille volto
  16. Io che dal ciel cader
 クリストファノ・マルヴェッツィ[1547-97]:
  17. Sinfonia(シンフォニア)
  18. Or che le due grand 'alme
 ジョヴァンニ・デ・バルディ[1534-1612] :
  19. Miseri habitator
  20. Io che l'onde raffreno
 クリストファノ・マルヴェッツィ[1547-97] :
  21. E noi con questa bella diva
  22. Sinfonia(シンフォニア)
 ヤコポ・ペリ[1561-1633] :
  23. Aria:Dunque fra torbid'onde
 クリストファノ・マルヴェッツィ[1547-97]:
  24. Lieti solcando il mare
  25. Dal vago e bel serono
  26.  O qual risplende nube
 エミリオ・デ・カヴァリエーリ[1550-1602] :
  27. Godi turba mortal
 クリストファノ・マルヴェッツィ[1547-97] :
  28. O fortunato giorno
 エミリオ・デ・カヴァリエーリ[1550-1602] :
  29. O che nuovo miracolo
エンマ・カークビー(S),
エミリー・ヴァン・エヴェラ(S)
テッサ・ボナー(S)、
ナイジェル・ロジャース(T)
アンドリュー・パロット指揮/
タヴァナー・コンソート
アンドリュー・パロットにより結成されたタヴァナー・クワイアとタヴァナー・プレイヤーズの結成40周年を記念し、彼らのディスコグラフィの中でも記念碑的な作品の再発。
録音:1986年7月 Studio No.1 , Abbey Road London
ジュエル・ボックス、20ページ前後のブックレット(予定)

VIRGIN



VCS-7231162
(3CD)
\3000→\2790
アラン・カーティス/ヘンデル・オペラ・シリーズ
 ヘンデル:歌劇《アルゴのジョーヴェ》全3幕
アレーテ(ジョーヴェ) … アニチョ・ゾルズィ・ジュスティニャーニ (T)
イシーデ(イシス) … アン・ハッレンベリ (Ms)
エラスト(オシリス) … ヴィート・プリアンテ (B)
ディアーナ … テオドーラ・バーカ (Ms)
カリスト … カリーナ・ゴヴァン (S)
リカオーネ … ヨハネス・ヴァイサー (Br) *6月来日!
合奏 … イル・コンプレッソ・バロッコ
指揮 … アラン・カーティス
ヘンデル・オペラの全曲録音に意欲を燃やすアラン・カーティスのヴァージン・クラシックスでの第9弾は、近年になって上演されるようになった注目作「アルゴのジョーヴェ(巨船アルゴスに乗ったジュピター)」(アカデミー賞受賞映画「アルゴ」のタイトルの起源となったギリシャ神話の題材)。 クラムシェル・ボックス、76ページ前後のブックレット(予定)。
 


VCS-4645472
(CD+DVD)
\2000→\1890
プルハール&ラルペッジャータ/メディテラネオ~地中海音楽~
Mediterraneo デラックス限定盤

CD1
 1. Are mou Rindineddha (Traditional, Canto greco-salentino)
 2. Sem saber (Vasco Graca Moura/Carlos Paredes, Portugal)
 3. Hasapiko (Traditional, Greece)
 4. Tres sirenas (Anon., Neapolitan/Greek/Spanish)
 5. Hicaz mand?ra (Sultan Abdulaziz, Turkey)
 6. Pizzica di San Vito (Traditional, Salento)
 7. Amygdalaki tsakisa (Traditional, Greece)
 8. La dama d'Arago (Traditional, Catalonia)
 9. Amor de mel, amor de fel (Amalia Rodrigues/Carlos Goncalves, Portugal)
 10. Gunes & ay (Improvisation on qanun & saz, Turkey)
 11. De Santanyi vaig partir (Traditional, Mallorca)
 12. Rosa negra no meu peito (Fado Corrido) (Misia/Fado Corrido, Portugal)
 13. Thalassa lypisou (Traditional/Panayiotis Tountas, Greece)
 14. Oriamu Pisulina (Traditional, Canto greco-salentino)
 15. O pajem (Fernando Teles/Alfredo Marceneiro, Portugal)
 16. Sfessania (Improvisation, Salento)
 17. Agapimu fidela protini (Traditional, Canto greco-salentino)
 18. Cantigas de portugueses (Fado Magala)
 (Fernando Pessoa/Raul Portela (‘Fado Magala’), Portugal)
 19. Los delfine (Diego Pisador, Spain)
Deluxe Casebound 5099946454720 (CD +Bonus DVD)
 (27 minute-Bonus DVD including:
  Are mou Rindineddha, Sem saber, Hasapiko,
  Tres sirenas, Mediterraneo trailer)
ゲスト:
ファド : ミージア (ポルトガル) [2, 9, 12, 15, 18]
ソプラノ : ヌリア・リアル (カタルーニャ) [8, 11]
ソプラノ : ラケル・アンドゥエサ (スペイン) [4, 19]
歌 : ヴィンチェンツォ・カペッツート (イタリア) [1, 4, 14, 17]
歌 : カテリーナ・パパドプールー (ギリシア) [1, 4, 7, 13]
合奏 : ラルペッジャータ
テオルボ : クリスティーナ・プルハール
コルネ・ア・ブカン : ドロン・シャーウィン
プサルタ : マルギット・ウーベルラッカー
バロック・ハープ : セーラ・リディ
バロック・ギター, キターラ : マルチェッロ・ヴィターレ
Marcello Vitale baroque guitar, chitarra battente [ソロ: 16]
ギター : キート・ガトー
パーカッション : ダビッド・マイョラル
ハープシコード : フランチェスコ・トゥッリージ
コントラバス : ボリス・シュミット
共演 with
ポルトガル・ギター : ダニエル・ピント
ファド・ギター : サンドロ・ダニエル
リーラ(ギリシア竪琴) : ソクラティス・シノプーロス
ギリシア・リュート : ニコラオス・メルミグカス
カーヌーン : アイタチ・ドアン (Turkey) [ソロ: 10]
サズ : イスマイル・トゥンチビレク (Turkey) [ソロ: 10]
指揮 : クリスティーナ・プルハール
 バロック演奏を即興ジャズやスウィングを取り入れて独特のスタイルを築くクリスティーナ・プルハール率いるラルペッジャータ。今回は地中海に面した5か国の民族音楽を当地の演奏家をゲストに招いて録音した注目の新演目。 VIRGINは元気です。
 メイキングDVD付の特別限定盤。 ハード・カバー・ブック型、約64ページ前後のブックレット(予定)

WARNER



2564 652158
\2300→\2090
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)新録音
 モーツァルト:
  ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364
  2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190 (186E)
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)
清水祐子(ヴィオラ)
尾池亜美(ヴァイオリン)
カメラータ・デ・ローザンヌ
 カメラータ・デ・ローザンヌは、ピエール・アモイヤルがローザンヌ音楽院の協力のもと結成したアンサンブル。アモイヤルがコンサートマスターを務め、彼を含め第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが各3人ずつとコントラバスの1人の編成によっています。若き才能にあふれた演奏家で構成されたこのアンサンブルは、技術的にはもちろん、その音楽的水準の高さについても高い評価を得ています。
 このアルバムでは、アモイヤルの二人の弟子である清水祐子(ヴィオラ)、尾池亜美(ヴァイオリン)がソリストとして参加し、柔かいアモイヤルの音色との美しき競演が繰り広げられます。
 2012年5月、スイス、ラ・ショー=ド=フォン
 


2564 652182
\2300→\2090
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)新録音第2弾
 チャイコフスキー:
  弦楽セレナード
  フィレンツェの思い出
ピエール・アモイヤル、
カメラータ・ローザンヌ、他
 艶やかで、柔かいアモイヤルらの美しい音色による、弦楽合奏の王道の『チャイコフスキー:弦楽セレナード』をお聞き下さい。
 2012年5月, ラ・ショー=ド=フォン

2564 646538
\1400
ヴェルディ:オペラ・アリア集
 シモン・ボッカネグラ、エルナーニ、アッティラ、
 ふたりのフォスカリ、シチリア島の夕べの祈り、
 アイーダより
   1978年~80年録音
ルチアーノ・パヴァロッティ(Ten)
クラウディオ・アバド指揮、
スカラ座管弦楽団


●WARNER DAS ALTE WERK series


2564 660471
(2CD)
\1800
ハイドン:歌劇「アルミーダ」 ニコラウス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、他
チェチーリア・バルトリ(MSop)
クリストフ・プレガルディエン(Ten)
パトリシア・プティボン(Sop)
オリヴァー・ヴィドマー(Br)
スコット・ワイアー(Ten)
マルクス・シェーファー(Ten)、他
 


2564 647630
\1400→\1290
エンリコ・オノフリ(Vln)~四季
 ヴィヴァルディ:
  四季
  オーボエ協奏曲RV.454
   パオロ・グラッツィ(Obe)
  ヴァイオリン協奏曲RV.332
エンリコ・オノフリ(Vln)
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮、
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
 

オノフリのモーツァルト
すでに廃盤、残り在庫1枚
HARBOR RECORDS
NQCL-3001/2
(CD+DVD)
\2800
在庫残り1枚
変態演奏!?オノフリのモーツァルト
 モーツァルト:

  交響曲第40番 ト短調 K.550
  セレナータ・ノットゥルナ ニ長調 K.239
エンリコ・オノフリ指揮
ディヴィーノ・ソスピーロ
 2006年のラ・フォルジュルネで来日し、その演奏が一気に話題を呼び、注目されることになったエンリコ・オノフリ。興奮と熱狂の渦に巻き込んだ伝説のモーツァルトがついに登場。現在、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサートマスターとして活躍中のオノフリ。オリジナル楽器を使用している演奏団体ディヴィーノ・ソスピーロとのモーツァルトは鮮烈的な激しいうねりと躍動感で満ち溢れている。とにかく『こんなモーツァルトが…』ということまちがいなし。今後音楽専門誌等で話題(・・・というか問題)になること必至です。 
 特典DVDではオノフリのインタビュー付き リハーサルの様子も収録

 大阪に遊びに行ったスタッフがどこかのCDショップの試聴機に入っていたこの演奏を聴いて、すぐにメールを送ってきた。「なんだかすごい演奏でしたけど、うちでも取れないですかね。」
 それと相前後してモーツァルト・マニアのお客様4,5人から問い合わせをいただいた。
 さらに先週プレトニョフの過激演奏のことを「店主視聴記」で書いたら、ある方が「オノフリのほうがもっと「変態」ですよ。」と言ってきた。
 なんだかそんなとてつもないことをやっているらしい。
 「ジュピター」ではファイが超・過激演奏を聴かせてくれていたが、第40番にはアリゴーニと宇野功芳に変わった演奏があったくらいで、それほど超・過激という演奏には出会ったことがない。・・・というか、普通この曲ではそんなアプローチしないだろう。・・・しかしオノフリ、「この曲は非常に豊かな鉱脈のように、まだまだ掘り下げる事のできる作品だと考えた」らしく、言っていることはおとなしいが、ハチャメチャな演奏をかましてくれたらしい。
 ・・・聴いてみましょうか・・・。


2564 647632
\1400
J.S.バッハ:カンタータ集
 カンタータ第27番「たれぞ知らん、わが終わりの近きを」BWV.27、
 カンタータ第158番「汝に平安あれ」BWV.158、
 カンタータ第198番「侯妃よ、さらに一条の光りを」(追悼曲)
  1966~67年録音
ユルゲン・ユルゲンス指揮、
アムステルダム・コンソート、他
シーラ・アームストロング(Sop)
ヘレン・ワッツ(Alt)
クルト・エクヴィルツ(Ten)
マックス・ヴァン・エグモント(Bs)、他
 

2564 651392
(10CD)
\6000
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 カール・エンゲル(pf)
レオポルド・ハーガー指揮、
ザルツブルク・モーツァルテウム管 他
既発売の品番2564613982と同内容。


APEXシリーズ


2564 651790
(2CD)
\1600
ブクステフーデ:オルガン曲集
 BuxWV.149、BuxWV.223、BuxWV.146、BuxWV.197、
 BuxWV.139、BuxWV.211、BuxWV.137、BuxWV.183、
 BuxWV.140、BuxWV.199、BuxWV.142、BuxWV.178、
 BuxWV.145、BuxWV.153、BuxWV.174、BuxWV.161、
 BuxWV.160、BuxWV.159、BuxWV.171、BuxWV.203、
 BuxWV.182、BuxWV.155、BuxWV.218、BuxWV.156、BuxWV.207
マリー=クレール・アラン(Org)
  

2564 651783
(2CD)
\1600
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品集
 6つのソナタOp.2、Op.3、
 タランテラ、ロッシーニの「モーゼ」の主題による幻想曲、
 カンタービレ、協奏的ソナタ、グランド・ソナタ、
 チェントーネ・ディ・ソナタより
ジェルジ・テレベシ(Vln)
ソーニャ・プルンバウアー(Guitar)
  

2564 651916
\1200
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲集
 BWV.1052、BWV.1055、BWV.1056
マリア・ジョアン・ピリス(pf)
ミシェル・コルボ指揮、
グルベンキアン管弦楽団
  

2564 646751
(3CD)
\1800
J.S.バッハ:マタイ受難曲 トン・コープマン指揮、
アムステルダム・バロック管 他
ギー・ド・メイ(Ten)
ペーター・コーイ(Bs)
バルバラ・シュリック(Sop)
カイ・ヴェッセル(Alt)
クリストフ・プレガルディエン(Ten)
クラウス・メルテンス(Bs)



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