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第71号
メジャー・レーベル新譜(2)
2013.6.18〜2013.8.16


SONY



8876549200-2
\2500→\2290
ヨナス・カウフマン/ヴェルディ・アルバム
ヴェルディ:
 1. 歌劇「リゴレット」〜女心の歌(第3幕)
 2. 歌劇「アイーダ」 〜清きアイーダ(第1幕)
 3. 歌劇「仮面舞踏会」〜今度の航海は無事だろうか(第1幕)
 4. 歌劇「仮面舞踏会」〜永久に君を失えば(第3幕)
 5. 歌劇「イル・トロヴァトーレ」〜
   ああ、美しい人・・・見よ、恐ろしい炎を(第3部)
 6. 歌劇「ルイザ・ミラー」〜
   静かな夕べに星空を見ていたとき(第2幕)
 7. 歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜
   ちきしょうめ! アメリアがここに…僕の胸は嫉妬で燃えている(第2幕)
 8. 歌劇「ドン・カルロ」〜
   我らの魂に愛と希望を呼び覚ましたもう神よ!(第2幕)
 9. 歌劇「運命の力」〜天使のようなレオノーラ (第3幕)
 10.歌劇「群盗」〜反逆者は倒れた(第3幕)
 11.歌劇「オテロ」〜神よ、総ての恥辱を私に与えるのか(第3幕)
 12. 歌劇「オテロ」〜私を恐れるな(第4幕)
【ボーナストラック】
 13. 歌劇「マクベス」〜
  おお我が子たちよ、お前たちを守る父の手は(第4幕)
ヨナス・カウフマン(テノール)
[共演]
ジョヴァンニ・グレニャリン(テノール)[5ルイス]、
エリカ・グリマルディ(ソプラノ)[5レオノーラ]、
フランコ・ヴァッサーロ(バリトン)[8ロドリーゴ、11イヤーゴ]、
ダニエーレ・クザーリ(バス)[8僧侶]
ピアチェンツァ市立劇場合唱団
(合唱指揮:コッラード・カザーティ)
パルマ歌劇場管弦楽団(コンサートマスター:アルベルト・ボローニ)
指揮:ピエール・ジョルジョ・モランディ
【ヴェルディ生誕200年記念リリース】
 21世紀の『キング・オブ・テノール』、ヨナス・カウフマン、ソニー・クラシカル移籍第1弾は、史上最強の「ヴェルディ:オペラ・アリア集」。この紅蓮の炎のごとく燃え上がるパッションと激しいドラマをあなたは全身で受け止められるか!「キング・オブ・テノール」が敬愛するヴェルディのアニヴァーサリーに捧げるアリア集そのダークでロマンティックかつ強靭な歌声で今や世界中から引っ張りだこのオペラ界のスーパースター・テノール、ヨナス・カウフマン。
 そのカウフマンがヴェルディ・イヤーに贈るこの「ヴェルディ・アルバム」は、「女心の歌」「清きアイーダ」「見よ、恐ろしい炎を」など、「群盗」から「オテロ」にいたる10曲のヴェルディ・オペラのテノールの名アリアを満載した最強のアリア集です。しかもカウフマンにとって、オール・ヴェルディ・アルバムを録音するのは今回が初めてとなります。録音はヴェルディと所縁の深いパルマの歌劇場のオーケストラと合唱団を起用して行われています。
 イタリア・オペラを聴く醍醐味を満喫できる最強の選曲悲嘆から激昂にいたるまでの激しい感情の起伏に満ちたこれらのアリアは、まさにヴェルディ音楽の精髄、イタリア・オペラを聴く醍醐味ともいえる名曲ぞろい。ヴェルディの40年間にわたる作風の変遷をたどるのみならず、息の長い抒情的なカンティレーナからドラマティックなスピントにいたるまで、オペラ歌手としてのカウフマンの驚異的に多彩な技巧と抜群の表現力を味わうことができます。
 カウフマンとヴェルディの強い絆ヴェルディの作品は、19歳のときに初めて手掛けたヴェルディ・オペラの端役(「ルイザ・ミラー」の農夫役)から、世界的にその名を知られることになった2006年のメト・デビューでの「トラヴィアータ」にいたるまで、カウフマンにとって最も重要なレパートリーであり、2013年にはミュンヘン・オペラでの「トロヴァトーレ」と「運命の力」のロール・デビューのほか、夏のザルツブルク音楽祭での「ドン・カルロ」新演出など、重要な公演が目白押しです。
 当アルバム収録曲のうち、「リゴレット」と「ドン・カルロ」を除く11曲はカウフマンがまだ舞台では歌っていない作品で、このアリア集のために新たに学んでいます。ヴェルディの音楽の普遍的な力強さヴェルディについてカウフマンは「人間のための作曲家。その音楽の力強さは、あらゆる人間の琴線を揺さぶります。
 一言でいえば、ヴェルディはイタリアそのものです。アリアのメロディは誰でも知っていて口ずさめるのです」と語っています。また「オテロ」については、「47歳にして前代未聞の新しさと大胆さを兼ね備えた大作。このアルバムのために2曲のアリアを収録しましたが、作品に惹きつけられるあまり、今すぐにでも全曲を舞台で歌いたい衝動に駆られました。もちろん慎重にならなければなりません。実際に舞台で歌えるのは数年先になるでしょう」とその強いこだわりを吐露しています。「バリスタ」の資格も持つイタリア通ドイツ人ではありますが、カウフマン自身は幼少期から夏休みをイタリアで過ごし、「バリスタ」の資格も取得するなど、自らを半ばイタリア人と考えるほどイタリア文化に親しんでいます。イタリア語を流暢に話せるカウフマンにとっては、ヴェルディのオペラはまさに自分の拠り所とするレパートリーです。
[録音]2013年3月13日〜19日、パルマ、テアトロ・レッジョ、ニコロ・パガニーニ・オーディトリアム (デジタル・セッション) [プロデューサー]クリス・オールダー [エンジニア]フィリップ・サイニー
 


8869789258-2
\2500→\2290
ヤン・フォーグラー, エレーヌ・グリモー / シューマン:室内楽作品集
 シューマン:
  ①『幻想小曲集Op.73』,
  ②『歌曲集「詩人の恋」Op.48』(チェロ用編曲版),
  ③『アンダンテと変奏曲 変ロ長調Op.46』(オリジナル室内楽版)
ヤン・フォーグラー(Vc),
エレーヌ・グリモー(P:①②),
モーリッツブルク祝祭アンサンブル(③)【
 19歳にしてドレスデン・シュターツカペレの首席チェリストに抜擢され、現在は世界中でソリストとして活躍しているドイツのチェリスト、ヤン・フォーグラー。バッハの「無伴奏チェロ・ソナタ」全曲に続くソニー・クラシカルへの新録音は、人気女流ピアニスト、エレーヌ・グリモーとの共演になるシューマン・アルバムです。聴きものは、歌のパートを楽譜そのままにチェロが奏でていく歌曲集「詩人の恋」のチェロ独奏版。「幻想小曲集」ともども、シューマンらしい幻想と激しい情熱が一貫した感情表現が見事です。「アンダンテと変奏曲」は、ホルン、2台のピアノ、2つのチェロによる珍しい編成による作品で、フォグラーが音楽監督を務める「モーリッツブルク音楽祭」のメンバーによって演奏されています。
 録音】2011年12月(①②), 2013年1月(③)
 


8888375181-2
\2400→\2190
アンドレア・バケッティ(P)
 J.S.バッハ:

 『カプリッチョ変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV 992』
 『イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989』
 『協奏曲第1番ニ長調BWV972(原曲:ヴィヴァルディ)』
 『協奏曲第3番ニ短調BWV974(原曲:ヴィヴァルディ)』
 『イタリア協奏曲ヘ長調BWV971』
 『コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659』
 『コラール「覚めよと呼びわたる物見の声」BWV654』
アンドレア・バケッティ(P)
 アンドレア・バケッティ/イタリアン・バッハVol.1 バケッティ=バッハ・チクルス第2弾。これぞ21世紀のバッハ演奏。鬼才バケッティが挑むバッハの名演。
 昨年発売した「フランス組曲」に続き、イタリアを代表する鬼才ピアニストの一人、アンドレア・バケッティのソニー・クラシカルへのバッハ・チクルス第2弾が登場。今年スカルラッティのソナタ集を発売したばかりのバケッティですが、彼がライフワークとして取り組み、これまでさまざまなレーベルで録音してきたバッハの作品でも、歴史的チェンバロ奏法を研究しそれを応用した自由な発想によって、様々な角度から作品の魅力や特徴を捉えています。
 ソニー・クラシカルには、これまで他レーベルに録音してきた作品も含め、バッハの全鍵盤作品を録音する予定ですが、今回は比較的演奏が少ない「BWV992」と「BWV989」や、バッハがイタリア音楽を学ぶためにヴィヴァルディの協奏曲をソロ鍵盤楽器のために編曲した「BWV.972」と「BWV.974」など、バッハがイタリア風協奏曲の原理を取り入れ作品を収録。
 今回もファツィオリの多彩な音色を駆使し、見事なテンポとアコーギグ、柔軟で軽やかさで表現した絶品な美しさ、そして千変万化のニュアンスを引き出しています。
 【録音】2013年、イタリア、サチレ、ファツィオリ・コンサート・ホール (デジタル:セッション)
 


8888375229-2
(2CD)
\2400→\2190
クリスティアン・ゲルハーヘル/歌の芸術(リート・ベスト)
【Disc1】
 シューマン:『詩人の恋Op.48』より
  「美しい五月には」「僕のあふれる涙から」
  「ばらに百合に鳩に太陽」「君の瞳に見入る時」
  「あれはフルートとヴァイオリン」「あの歌を聞くと」
  「若者が娘を恋し」「まばゆい夏の朝に」「僕は夢の中で泣いた」,
 シューベルト:『白鳥の歌 D.957』より
  「セレナーデ」「鳩の便り」,
 シューベルト:
  『春にD.882』『夜曲D.672』『月に寄すD.193』『ギリシアの神々D.677 (第2稿)』,
 ベートーヴェン:
  『連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」Op.98』『アデライーデOp.46』,
 ハイドン:『不幸な愛の慰め』,
 ブラームス:『窓辺で』『恋人のところへ行く道』,
 グリュック:『不実(涼しい谷底で)』,
 シューベルト:『美しき水車小屋の娘D.795』より「さすらい」「どこへ?」「苛立ち」「凋んだ花」
【Disc2】
 シューベルト:
  『冬の旅D.911』より
   「おやすみ」「風見の旗」「氷結」「菩提樹」「春の夢」「辻音楽師」,
 シューベルト:
  『夕映えのなかでD.799』『ミューズの子D.764』『きみは憩いD.776』
  『若者と死D.545』『死と乙女D.531』『墓堀人の郷愁D.842』,
 ブラームス:『ああ、死よ、人間にとってOp.121-3』,
 シューマン:『リーダークライスOp.39』より
  「異郷にて」「森の対話」「静けさ」「月の夜」「春の夜」,
 シューマン:『6つの詩Op.36』より「セレナード」,
 マーラー:
  『ラインの伝説』『夏の歌い手交替』『恋人の婚礼の時』
  『5.美しさゆえに愛するのなら』,
 ヴォルフ:
  『さあ、もう仲直りしようよ、いとしいひと』
  『もうこれ以上うたいつづけられない、だって風が』
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br),
ゲロルト・フーバー(P)
クリスティアン・ゲルハーヘル/歌の芸術(リート・ベスト)
 同日発売されるボックスセット(88883751482)から、ドイツの気鋭バリトン、クリスティアン・ゲルハーへル演奏のさらに厳選された名唱が収録されたベスト盤です。
 今までARTE NOVA,RCA Red Seal, Sony Classicalに録音して数多くの録音から、最も彼らしい知的な歌唱が堪能できるドイツ語の歌曲が選曲されています。
 ドイツ・リートへの入門アルバムとしても好適です。
 解説書には歌詞テキストとユルゲン・ケスティングによるライナーノーツを掲載。(日本語訳はありません。)【録音】1999〜2012年 (デジタル:セッション)
 

8888371155-2
\2400
エドゥアルド・パニアグァ古楽団の名盤再発売
 アルフォンソ10世(賢王)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」
エドゥアルド・パニアグァ(指揮)
エドゥアルド・パニアグァ古楽団
 13世紀スペインの「聖母マリア頌歌」から,マリアの生涯をたどった歌を集めたもの。当時のマリア信仰の篤さを感じられ、キリスト教とイスラム教が交錯する民族的雰囲気も感じさせてくれます。
 エドゥアルド・パニアグァはかつて古楽演奏に衝撃を与えたグレゴリオの弟で、さまざまな時代楽器を駆使したアレンジを展開します。そして独特なリズム感で親密で心暖まる歌と、人間の心に響く信仰心を感じる演奏を聴かせてくれます。
 インターナショナル盤としては長らく生産中止となっていたものの再発売となります。
 【録音】1996年6月, スペイン、バリャドリッド、聖エスピーナ修道院[デジタル:セッション]
 


8888373859-2
\2400→\2190
オルガ・ペレチャッコ/アラベスク〜名オペラ・アリア集
 モーツァルト:
  『アリア「ああ、情け深い星たちよ、もし天にいて」K.538』
  『ドン・ジョヴァンニ〜
   「酷いですって・・・そんな事はおっしゃらないで下さい愛しい人よ」』
  『フィガロの結婚〜「恋人よ、早くここへ」』,
 ロッシーニ:『テーティとペレーオの結婚〜「ああ、彼女たちは逆らえぬ」』,
 ベッリーニ:『清教徒〜「私は美しい乙女」「あなたの優しい声が」』,
 ヴェルディ:『シチリア島の夕べ祈り〜「ありがとう 皆さん」』,
 グノー:『ミレイユ〜「おお、身軽なつばめよ」』,
 ビゼー:『ヴァスコ・ダ・ガマ〜「きみの心を開いてくれ(スペインのセレナード)」,
 エヴァ・デラックァ:『ヴィラネル』,
 アルディーティ:『くちづけ』,
 J.シュトラウス:『こうもり〜「無垢な田舎娘を演じる時は」』,
 アラビエフ:『ナイチンゲール』
オルガ・ペレチャッコ(Sp),
エンリケ・マゾッラ(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
 ロシアの名花ペレチャッコのソニー・クラシカル第2弾。
 今年のザルツブルク音楽祭で「ルーチョ・シッラ」をヴィラゾンと共演するペレチャッコの多彩な実力が発揮されたアリア集が登場。
 2010年の「ラ・フォル・ジュルネ〜熱狂の日」で、ピアニストのベレゾフスキーと共演。その美しい舞台姿と圧倒的な声で聴衆を魅了したソプラノ、オルガ・ペレチャッコ。1980年サンクトペテルブルク生まれのペレチャッコは、小さい時からマリインスキー劇場で児童合唱のメンバーを務めました。2005年からはハンブルク州立歌劇場のメンバーとなり、2007年に「オペラリア」コンクールで第2位を受賞。その後ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、シャンゼリゼ劇場に登場し喝采を浴びました。
 またロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの常連メンバーでもあります。
 現在はベルリンを拠点に活躍、今年はヴィラゾンと共演するモーツァルト「ルーチョ・シッラ」でザルツブルク音楽祭にデビューするほか、2014年にはスカラ座やメトロポリタン歌劇場にも出演するなど、世界が彼女の歌に魅了されています。日本では、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニのオペラ・アリアを歌いましたが、彼女のレパートリーは驚くほど幅広く、ヘンデル、モーツァルトからワーグナー、R.シュトラウスまでをも含みます。
 前回のアルバムにもましてそのテクニックと魅惑的な情緒も加わり、その驚異的なコロラトゥーラと、強靭な声、情熱的な語り口で歌い上げています。【録音】2013年, [デジタル:セッション]
 
8876541307-2
\2400
シンフォニー・ディ・ヴィオール〜
 ルネッサンスから初期バロック時代イタリア・ヴィオール合奏作品集

  ロレンツォ・アレグリ:『Primo ballo della notte d'amore』,
  ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:
   『Canzona Franzesa a 4 per concerto de viole ad arco』
   『Gagliarda cromatica a cinque detta la Trabacina a 5』
   『Canzona Franzesa cromatica』『Canzona Franzesa a 4』,
 マルコ・アントニオ・フェッロ:
   『SonataVI』『Sonata IX a 4 viole』『Sonata X a 4 viole』,
 ケルビーノ・ワエシック:『Canzona ottava & terza』,
 ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ:
  『Liquide perleamor: Lautendiminution uber Luca Marenzio: Madrigal』,
 ジョヴァンニ・バッサーノ:
  『Liquide perle amor: Diminution uber Luca Marenzio: Madrigal』,
 ビアージョ・マリーニ:
  『Passacalio』『Canzon terza a quattro tromboni o viole』,
 アレッサンドロ・ピッチニーニ:『Toccata a dui liuti』,
 グレゴリオ・ストロッツィ:
  『Euphonia, capricci da sonare』
  『Gagliarda III "e per concerto di viole"』
  『Passa y Calla (Toccata de Passacagli)』,
 ジョヴァンニ・レグレンツィ:
  『Sonata sesta a 4 viole da gamba o come piace』
ザ・シリウス・ヴィオールズ
 ヴィオール属はヴァイオリン属とは異なり、弦の数がヴァイオリン属は4本に対してヴィオールは6〜7本で調律法も異なり、演奏するときは両足で挟み込んで弾くなどの違いがあります。
 またヴァイオリン属に比べて弦の張力が弱いため、ヴァイオリンのような強くて輝かしい音は出せない代わりに、繊細で滋味溢れる音色が特長といえます。ルネッサンス時代からバロック期においてのヴィオール属は華であり、数多くの作曲家・演奏者がいました。しかし16世紀にイタリアで発達したヴァイオリン族の流行とともにあまり使われなくなっていきます。
 このアルバムでは、ルネッサンスから初期バロック時代イタリアのヴィオール合奏のための作品が収録されています。
 名手ヒレ・パールと彼女の同僚や弟子などから結成されたヴィオール・アンサンブル「ザ・シリウス・ヴィオールズ」によって、フランスとは異なった美しさを堪能できます。【録音】2012年9月, ドイツ、ゼングヴァルデン福音教会[デジタル:セッション]
 

8888372068-2
\2400→\2190
アーノンクール待望のモーツァルト最新録音
 モーツァルト:
  1.行進曲ニ長調K.335-1(K.320a-1)
  2.セレナード第9番ニ長調K.320「ポストホルン」
  3.交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
 2010年、日本でのフェアウェル・コンサートで指揮した曲目をそのままウィーンでライヴ・レコーディング。さらなる深化を遂げつつある現在進行形の音楽家、アーノンクールの「いま」を刻印した充実のアルバム。
 ヘンデル〜モーツァルト/モーゼル編「アレクザンダーの饗宴」(「ティモテウス、または音楽の力」K.591)に続く、アーノンクールの強力な新録音が登場します。アーノンクールお得意のモーツァルトを3曲集めた当アルバムは、2012年12月、つまり「アレクザンダーの饗宴」のわずか数日後に同じウィーンのムジークフェラインザールで行われた演奏会でライヴ収録されたものです。この3作品を集めたこのプログラムは、アーノンクールとコンツェントゥス・ムジクスが2010年11月に、彼らの最後の日本ツアーの最後の演目であり、「惜別の曲」(アーノンクール自身の言葉)として東京オペラシティで演奏したものと同一です。
 選ばれた3曲はいずれもニ長調という輝かしい調性で書かれた作品で、日本公演で聴かれたアーノンクールの演奏はそのドラマティックで祝祭的な性格を思い切り強調するものでした。それから2年、自筆譜を含む作曲者直伝の資料を隅々までさらに深く研究することによってさらに進化を遂げているはずのアーノンクールのモーツァルト。2013年前半の大きな聴きものです。耳慣れた作品からこれまでにないような響きやアーティキュレーションを引き出そうとするアーノンクールの意図を、100%汲みつくして現実の音にしていくコンツェントゥス・ムジクスの練達のアンサンブルも聴きものです。
 アーノンクールにとっては、「ハフナー」交響曲は、1980年にコンセルトヘボウ管弦楽団とのモーツァルト・プロジェクトの第1弾として録音され、そのドラマティックな解釈がモーツァルト演奏史を塗り替えることになった衝撃のテルデック盤以来、32年を経ての再録音となります。また、行進曲と「ポストホルン」についてはシュターツカペレ・ドレスデンとの初録音となったテルデック盤(1984年)以28年ぶりの再録音となります。
 アーノンクールの信頼する元テルデック・チーム(マーティン・ザウアー/ミヒャエル・ブラマン)がレコーディングを担当しています。

  【録音】2012年12月1日&2日、 ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング
 


8888374735-2
(2CD)
\2800→\2590
イゴール・レヴィット(P)
 ベートーヴェン:

  『ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101』
  『同第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィア」』
  『同第30番ホ長調Op.109』
  『同第31番変イ長調Op.110』『同第32番ハ短調Op.111』
イゴール・レヴィット(P)

 完璧なテクニックと芸術的成熟を合わせ持つ、若き天才ピアニスト、イゴール・レヴィットのデビュー盤です。しかもいきなりベートーヴェンの後期ソナタ6曲2枚組セットを抱えての登場です。
 レヴィットは1987年、ロシアのニージニーノブゴロド生まれ。6歳でオーケストラと共演デビューという早熟ぶりを発揮。8歳のとき家族と共にドイツに移り、ハノーファー音楽大学を歴代最高成績で卒業。2005年ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールにて最年少出場ながら4つの賞を獲得。2004年マリア・カラス国際コンクール(アテネ)にて第2位、浜松国際ピアノ・アカデミー・コンクールで第1位獲得。数々の世界一流オーケストラ・指揮者と共演しており、室内楽も積極的に演奏してきています。2012年には来日ツアーを行ったほか、ドレスデン・シュターツカペレ、ロンドン・フィル、ブダペスト祝祭管などと共演し、さらにヨーロッパ各地でリサイタルを開催。現在BBC Radio 3の「ヤング・ジェネレーション・アーティスト」であり、さらにドイツの栄誉ある音楽賞「エコー賞」の「ライジング・スター・プログラム」に選ばれるなど、30代を前にしてその演奏活動はまさにフル・スウィング状態です。
 ソニークラシカルからのデビューという重要なチャンスにレヴィットが取り上げたのは何とベートーヴェンの後期ソナタ。ピアノ曲の新約聖書とも称されるベートーヴェン32曲のソナタでも、この後期ソナタ6曲は技術的にも精神的にも最も大きな挑戦が要求されるレパートリー。この6曲をデビューに選ぶというだけでも、レヴィット本人の強い自信とソニークラシカルの大きな期待とがうかがえます。
 重量感がありながらも明晰なソノリティ、弱音から最高音までのレンジの広さ、そして懐の深い精神性。「ベートーヴェンのソナタのことを考えないで過ごす日は一日もない」「肉体的な要求が高いハンマークラヴィーア・ソナタは年老いたピアニストのために書かれた作品とは思えない」「作品111の終楽章の最後でアリエッタの主題が回帰するとき、聖なるものを感じる」と語るレヴィットの感性は現代的で、実に瑞々しく、大胆な強弱と緻密さと繊細さをもって、作品の持つ奥深さを描き出していきます。若い時期に個性的な後期ソナタの録音を発表したピアニストとしては、グレン・グールドやマウリツィオ・ポリーニなどが挙げられますが、レヴィットのデビュー盤も今後彼の代表的な録音として聴き継がれるべき内容を備えています。
 「この若いピアニストは、今世紀の最も偉大なピアニストになる可能性を持つというだけではない。彼はもうすでにその域に達しているのだ」(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)「現在のクラシック・ピアノ界で最も魅力的な若手ピアニスト」(南ドイツ新聞)「レヴィットは音楽についてあらゆることを知り尽くしている」(クルトゥーアラディオ)[録音]2013年1〜2月, ベルリン、ジーメンスヴィラ[デジタル:セッション]


 


8888373312-2
\2400→\2190
ジャケにも注目!
 ドミンゴ最新録音/ヴェルディ:アリア集(バリトン)

 歌劇「マクベス」より 
  01 ≫ Perfidi! All’anglo contro me v’unite! ... Pieta, rispetto, amore
 ≪歌劇「リゴレット」より
  02 ≫ Pari siamo! … Io la lingua≪
  03 ≫Cortigiani, vil razza dannata≪
 「仮面舞踏会」より
  04 ≫Alzati; la tuo figlio … Eri tu che macchiavi quell’anima≪
 歌劇「椿姫」より
  05≫Di Provenza il mar, il suol ≪
 歌劇「シモン・ボッカネグラ」より
  06 ≫Abbasso le spade! … Plebe! Patrizi! … Popolo dalla feroce storia!≪
  07 ≫Ecco la spada≪
 歌劇「エルナーニ」より
  08 ≫E questo il loco
  09 ≫Oh, de’ verd’anni miei≪
 歌劇「イル・トロヴァトーレ」より
  10 ≫Tutto e deserto …11 ≫Il balen del suo sorriso≪
  12 ≫Qual suono!...Oh ciel!....Per me, ora fatale≪
 歌劇「ドン・カルロ」より
  13 ≫Son io, mio Carlo≪
  14 ≫Per me giunto e il di supremo≪
  15 ≫Che parli tu di morte?≪
 歌劇「運命の力」より
  16 ≫Morir! Tremenda cosa ≪
  17 ≫Urna fatale del mio destino ≪
  18 ≫E s’altra prova rinvenir potessi?≪
パブロ・エラス=カサド指揮
バレンシア自治州管弦楽団
Placido Domingo, baritone
Angel Joy Blue, soprano [Simon Boccanegra/Amelia]
Aquiles Machado, tenor [Simon Boccanegra/Gabriele _ Don Carlo/Carlo]
Fernando Piqueras, baritone [Simon Boccanegra/Paolo]
Bonifaci Carrillo, bass [Simon Boccanegra/Pietro]
Gianluca Buratto, bass
[Simon Boccanegra/Fiesco _
Il Trovatore/Ferrando _
La forza deldestino/Chirurgo]
Cor de la Generalitat ValencianaFrancesc Perales
 ドミンゴ最新録音は、キャリア初のバリトン・アルバム!
 ヴェルディ・イヤーにおくる、世紀の名歌手ドミンゴ野最新録音。3大テノールの1人として活躍し、世紀のテナーとしての名を欲しいままにしたドミンゴだが2009年よりバリトンとしてもステージにたっている。そしてその長いキャリアの中でも初めてとなるバリトン作品集がこの夏に発売される。
 70歳を超えた今も、年間80回、歌手として、指揮者としてパフォーマンスをこなしているドミンゴが満を持して世に放つ最新アリア集。様々な役どころをものにし、今あらたな歌手としての可能性を模索し届けられた本作には、彼の生きざますらも反映された味わい深い歌唱が収録されている。
 もちろん収録しているアリアはテノール歌手としては録音もしてきた有名オペラばかり。今年も8月はザルツブルクとヴェローナの出演が予定され多忙を極める予定となっている。
 

8888370133-2
\2400→\2190
クリスティアン・ゲルハーヘル/マーラー:管弦楽を伴う歌曲集
 マーラー:
  『さすらう若者の歌』
  『亡き子をしのぶ歌』
  『リュッケルト歌曲集』
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
ケント・ナガノ(指揮)
モントリオール交響楽団
 世紀末の憂愁と歓喜、絶望、アイロニーがないまぜになったマーラー歌曲の複雑な味わいを、生々しく提示するゲルハーヘルらしさ漂う素晴らしい歌唱表現の録音が登場。すでに「亡き子をしのぶ歌」はピアノ伴奏版(ARTE NOVA)で、「さすらう若者の歌」はシェーンベルク編曲による室内アンサンブル版(ARTE NOVA)とピアノ伴奏版(RCA)で、「リュッケルト歌曲集」はピアノ伴奏版(RCA)で録音していました。
 満を持して3つの歌曲集を管弦楽伴奏版によって再録音したものが今作となります。
 管弦楽伴奏のケント・ナガノの指揮は、洗練された色彩豊かなモントリオール交響楽団の音色を引き出した印象的なもの。そしてそれぞれの詩に込められた多彩な感情の機微を、まるでドイツ語そのものが立ち現われてくるかのような美しいディクションで歌い継ぐゲルハーヘル。偉大なディートリヒ・フィッシャー=ディースカウに連なるドイツ伝統のリート唱法を引き継ぎながら、ドイツ・リート新時代を告げる新たな息吹を感じさせる待望の録音です。[録音]2012年1月, モントリオール、シンフォニー・ホール[デジタル:セッション]
 


8888372516-2
\2400→\2190
ウート・ウーギ/新録音はSonyから!
 ヴィオリーノ・ロマンティック(ロマンティック・ヴァイオリン小品集)

 クライスラー:『プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ』,
 サン=サーンス:『序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調Op. 28』,
 ベートーヴェン:『ロマンス第2番 ヘ長調Op.50』,
 サラサーテ:『カルメン幻想曲Op.25』,
 ドヴォルザーク:『ユーモレスク』,
 ヴィエニャフスキ:『華麗なるポロネーズ第1番ニ長調』,
 チャイコフスキー:『瞑想曲 Op.42-1』,
 ファリャ(クライスラー編):『スペイン舞曲』,
 マスネ:『タイスの瞑想曲』,
 ピアソラ:『オブリビオン(忘却)』
ウート・ウーギ(Vn),
イ・フィラルモニチ・ディ・ローマ
 ウート・ウーギひさびさの新録音が登場。
 シューマンのヴァイオリン協奏曲はイタリアRCAから出ていたので新作がSONYから出てもおかしくはないがジャケットの写真まで同じときのものっっぽい。

 7歳でミラノ・スカラ座で初リサイタル。10歳の時に作曲家エネスクに師事。若い頃からヨーロッパの主要劇場で大演奏ツアーを始めて以来、ウート・ウーギのキャリアは休止することはありません。
 現在においてもCD制作や演奏ツアーを数多くこなしていることからも、イタリアを代表する最高のヴァイオリニストのひとりとして活躍しています。
 今回のアルバムでは、ヴァイオリンの美音が発揮される有名な作品によるプログラムが選ばれ、完全な芸術と自然な感覚が融合されたものと言えるでしょう。
 充実感のある深くそして少し甘美な音色のウーギのヴァイオリン。 音の流れのなめらかさ、ニュアンスの豊かさは、まさに彼でしかなし得ないものと感じられます。
 [録音]2013年2月, ローマ、サラ・アカデミカモ[デジタル:セッション]


旧譜/イタリアRCA

伊RCA
7432162789
¥1600
シューマン:ヴァイオリン協奏曲
       ヴァイオリン・ソナタ第1,2番
ウト・ウーギ(Vn)
サヴァリッシュ指揮
バイエルン放送響
1993年1,2月。

 ほとんど知られていないウト・ウーギの伊RCA盤。
 CDが少ないウト・ウーギの隠れた名盤といっていい90年代初頭のシューマン。いつかのレコ芸でも評論家の芳岡正樹氏が絶賛。
 「第1楽章展開部の曲想の抉り、第2楽章での夢幻的な美しさ、終楽章でのゆったりしたテンポによる優雅な佇まいなど、ほかのどのCDよりすばらしい。」
 もともと常人では演奏至難といっていいこのシューマンの曲。浮世離れ、現実離れしたウーギだからこそ表現できるのかもしれない。
 こうしたローカル・メジャー盤、あるときはあるが、一度なくなると全然入ってこなくなることがよくある。お気をつけて。
 

8888372603-2
(2CD)
\2800
オラーツィオ・ショルティーノ(P)
ヴェルディ(リスト編):
 『「エルナーニ」による演奏会用パラフレーズ』
 『めでたし、エルサレムのマリア(「十字軍のロンバルディア人」より)』
 『「トロヴァトーレ」のミゼレーレによる演奏会用パラフレーズ』
 『「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ』
 『「ドン・カルロ」の祝典の合唱と葬送行進曲』
 『「レクィエム」のアニュス・デイ』
 『「シモン・ボッカネグラ」の回想』
 『「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱』/
ワーグナー(タウジヒ編):
 『「ワルキューレ」からの2つのトランスクリプション』
 『「トリスタンとイゾルデ」による3つのパラフレーズ』
 『「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より五重唱』/
ワーグナー(タウジヒ&ビューロー編):
 『「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲」
オラーツィオ・ショルティーノ(P)
 オラーツィオ・ショルティーノ/ワーグナー、ヴェルディ:リストとタイジヒによるピアノ・トランスクリプション集 ワーグナー&ヴェルディ生誕200年記念リリース。
 ピアノのオラーツィオ・ショルティーノは、1984年シチリアのシラクーサ生まれ。ボリス・ペトルシャンスキーやミシェル・ダルベルトに師事し、これまでもリストやワーグナーの管弦楽曲のピアノ編曲演奏で注目されていました。
 今年のヴェルディ、ワーグナー・イヤーを記念して、Disc1にはリスト編曲によるヴェルディの作品。Disc2にはタウジヒ編曲によるワーグナーの作品を収録。こうした作品は、ピアニストの技巧が試されるだけでなく、表現力が発揮される作品として数多く録音されてきました。
 ショルティーノはピアニストとして活躍する一方、作曲や指揮も手がける才人らしく、繊細かつ妖しい美しさに満ちた魅力的な演奏で表現していきます。[録音]2013年2月, サチレ、ファツィオリ・ホール[デジタル:セッション]
 


8888372517-2
\2400→\2190
アレッシオ・ビドリ& ブルーノ・カニーノ/
 パガニーニ唯一の弟子

  シヴォリ:ヴェルディの主題による幻想曲集 
アレッシオ・ビドリ(Vn),
ブルーノ・カニーノ(P)
ヴェルディ生誕200年記念リリース。ヴェルディの歌劇の主要主題をヴァイオリンとピアノ演奏用に編曲したアルバムが登場します。
 編曲を手掛けたカミッロ・シヴォリ(1815-1894)は、ジェノヴァ生まれ。パガニーニから唯一弟子入りをゆるされたヴァイオリニストでした。幼い頃より音楽に興味を示しその才能を発揮。
 パガニーニがジェノヴァに滞在した1822年10月から1823年5月にかけてふたりは出会い、後に師弟関係を結ぶようになりました。
 1846年にメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のイギリス初演。ケルビーニの「レクィエム第2番」の初演の参加など、フランツ・リストを含む同時代の主要な演奏家や作曲家と共演を果たしました。
 シヴォリは、自分が演奏できるように数多くの名曲の編曲を行いました。
 ここに収録された作品も、当時はやったヴェルディのオペラの主題による抒情性と超絶技巧を駆使した作品です。
 アレッシオ・ビドリは、1986年ミラノ生まれ。7歳よりヴァイオリンを学び、ミラノのG・ヴェルディ音楽院をトップで卒業。今回、名手カニーノがピアノ伴奏でサポートし、見事なヴァイオリンの超絶技巧によって、シヴォリの知られざる作品の見事な仕上がりを感じ取ることができましょう。
 [録音]2013年1月, サチレ、ファツィオリ・ホール[デジタル:セッション]
  
8876546579-2
\2400
ヴィオラ、チェロ、ピアノのための編曲集
 ベートーヴェン:『ピアノ三重奏曲 変ロ長調Op.11「街の歌」』,
 フンメル:『モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の主題による幻想曲』,
 ブラームス:『間奏曲 Op.117-1』『小さな可愛らしい鳥が Op.52-6』,
 チャイコフスキー:『「白鳥の湖」より情景』『感傷的なワルツ Op.51-6』,
 ドヴォルザーク:『スラヴ舞曲Op.72-2』,
 リッカルド・ドリゴ:『瞑想』,
 フンパーディンク(ギュスターヴ・サンドレ編):『「ヘンゼルとグレーテル」組曲』、
 スタニスラス・ガスタルドン:『禁じられた歌』,
ニルス・メンケマイヤー(Va),
マクシミリアン・ホルヌング(Vc),
ニコラス・リンマー(P),

 ドイツ気鋭の若手奏者が集った室内楽アルバムの登場です。
 N・メンケマイヤーは、1978年ブレーメンに生まれのヴィオラ奏者。バシュメットやゲルハルト・シュルツも高く評価する逸材で、2006年のドイツ音楽コンクールの他、2005年ORF国際ヴィオラ・コンクールでも優勝、2005年カール・フレッシュ賞、プリムローズ・ヴィオラ・コンクールなどで優勝を成し遂げています。
 すでにソニークラシカルから5枚のソロ・アルバムを発表しています。M・ホルヌングは、1986年アウクスブルク生まれ。1995年よりエルダー・イサカッゼのもとで学び、T・グロッセンバウアー、D・ゲリンガスにも師事。
 2005年にドイツ音楽コンクールに優勝。ベルリンのフィルハーモニーや、アムステルダム、ライプツィッヒ、チューリヒ、ロンドンのウィグモアホールなどヨーロッパ各音楽都市の一流コンサートホールでの演奏やオーケストラとの共演を行っています。現在バイエルン放送響の第一首席チェリストをつとめながら、アンネ・ゾフィー・ムター財団より強力な支援を得ており、室内楽演奏でも高い評価を得ています。
 ソニークラシカルからはすでに2枚のソロ・アルバムをリリース。N・リンマーは、イーストボーン管弦楽団コンクール第1位、カール・ベルゲマン・コンクール第1位、BBCヤング・ミュージック賞ファイナリスト、ケンブリッジ大学ドナルド・ワート賞を受賞するなど、幼少の頃より、その才能を発揮しているピアニストです。2005年に、ロンドン・ヴィグモアーホールにてソロ・デビュー。ドイツ国内におけるヤングミュージシャンベスト50の中の一人に選ばれています。
 ここに収録された作品は、ヴィオラの渋い魅力が生かされるようなピアノ三重奏(ヴィオラ、チェロ、ピアノ)のために編曲された形で演奏されています。渋めなヴィオラの音、それを支えるしまったチェロの美音、他のパートが奏でる主旋律を包み込み全体の響きを豊かするピアノなど、3人の若手アーティスト達によるフレッシュさが表れた印象的な演奏です。[録音]2013年, ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオ[デジタル:セッション]
 


8888371742-2
\2400→\2190
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
シューベルト:
 1.4つの即興曲D.899/作品90
 2.ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
 本場ウィーンのピアニスト、ブッフビンダーが奏でる、シューベルトの遺作ソナタ。自然体のピアニズムで作品の奥深さを弾き出す巨匠の技。
 ルドルフ・ブッフビンダーは、「ピアニストといえばルディ」と言われるほど、クラシック音楽の本場ウィーンで最も愛されている名ピアニスト。ハイドンからブラームスにいたるドイツ・オーストリアのピアノ音楽演奏解釈で世界的に高く評価されています。日本にもたびたび来日を重ね、2012年6月の来日公演では、リサイタルとコンチェルト両面でその円熟のピアニズムを披露し、各紙誌で絶賛を受けたのは記憶に新しいところです。
 当アルバムは来日公演の3ヶ月後にウィーン、ムジークフェラインで行われ「新たなシューベルト像の提示」と絶賛されたリサイタルのライヴ・レコーディングで、シューベルトの遺作となったピアノ・ソナタ第21番と即興曲集作品90を収録。いずれもシューベルト最晩年に作曲され、死や来世をも予感させるような音楽の深まりが聴く者の心をとらえてやまない名品です。
 シューベルトの手稿や初版譜などを研究し、作品を知り尽くした今のブッフビンダーだからこそ可能な、圧倒的な充実度が見事です。
 ブッフビンダーは今年のザルツブルク音楽祭での第1回ゾリステンコンツェルトでもシューベルトの第21番を演奏予定です。なおソナタ第21番はブッフビンダーにとっては初録音。即興曲集はテルデック盤、EMI盤に続く3度目の録音です。
 録音]2012年9月27日、ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング
 

8888374775-2
\2400→\2190
天才キット・アームストロング(P)
 ついにソニー・クラシカル・デビュー盤

J.S.バッハ:
 『最愛なるイエスよ、われらここにBWV.634』
 『主よ、汝のうちにのみわれ望みを持つBWV.712』
 『ただ神の摂理にまかすものBWV.690』
 『我らが救い主、イエス=キリストBWV.666』
 『イエスはわが喜びBWV.713』『甘き喜びのうちにBWV.729』
 『高き天よりわれ来たりBWV.738』
 『いと高きところにある神にのみ栄光あれBWV.715』
 『いと高きにいます神にのみ栄光あれBWV.711』
 『主イエス=キリスト、我らを顧みたまえBWV.655』
 『キリストは死の絆につきたまえりBWV.625』
 『おお人よ、汝の大いなる罪に泣けBWV.622』
 『パルティータ第1番 変ロ長調BWV.825』,
キット・アームストロング:
 『ファンタジー・オン・バッハ』(2011),
リゲティ:『ムジカ・ルチェルカータ』より
 第4, 3, 10, 9, 5, 7楽章
キット・アームストロング(P)
 1992年生まれの台湾系イギリス人の天才青年キット・アームストロングによるソロ・アルバムで、ソニー・クラシカルへのデビュー盤となります。7歳にしてカリフォルニア・チャップマン大学に最年少で入学、数学を専攻したという驚きの頭脳。
 ピアノの腕前も、かのアルフレッド・ブレンデルにして「私が会った最高の才能」と言わしめた凄いピアニストです。ヨーロッパ中のメジャー・オーケストラや名指揮者たちと共演、数多くの音楽祭などに出演し絶賛をあびています。日本へも2008年にシャイー指揮ゲヴァントハウス管弦楽団と来日し、NHK音楽祭で演奏したバッハのピアノ協奏曲第1番はNHKTVでOAされました。
 このデビュー・アルバムでは、彼の得意としているバッハの作品からコラールを。そして自作の曲をはさんで、独特な形式による技巧的なリゲティの作品を演奏しています。計算しつくされた斬新なプログラムをお楽しみ下さい。【録音】2013年4月28〜30日, ベルリン、イエス=キリスト教会[デジタル:セッション]



旧譜/映像DVD
「SET THE PIANO STOOL ON FIRE」ドキュメンタリー/監督:マーク・カイデル
「ブレンデル&キット・アームストロング」
ARTIFICIAL EYE 536 1DVD\3200→¥2990
規格PAL、リージョン・コード2

 2008年末に引退したブレンデル。その後は後進の指導に当たっているということなのだが、このDVDは、ブレンデルとその生徒キット・アームストロングとの2008年から2009年までの2年間を密着取材したもの。
 キット・アームストロング・・・と聞いてピンと来る方も少ないかもしれない。当時17歳。まだまだあどけなさの残る中国系の少年。だが7歳でチャップマン大学の奨学生となり、科学と音楽を専攻(数学も天才的らしい)、16歳のときにモートン・グールド作曲賞を受賞したというまさに天才。その顔つきも本当に聡明そのもの。DVDの中でも映像が出てくるが、5,6歳のときにもうコンサートでバッハのコンチェルトをバリバリ弾いているから普通じゃない。
 そんな天才キットの音楽はしかし純粋無垢で穢れのないものだが、あまりにも透明すぎる。それがブレンデルのちょっとしたアドバイスでみるみる色がついていく様はなんとも言えない。
 そして最後にキットは晴れの舞台に登場する。
 そこに現れたのはシャイー。そう、キットはついにライプツィヒ・ゲヴァントハウスと共演するのである。(シャイーとのピアノの前での濃厚な打ち合わせも、見ていてなかなか興味深い。)
 彼らの本番は2009年11月。そう、ご覧になられた方もいるかもしれない。2009年の11月に行われた日本でのライプツィヒ・ゲヴァントハウス公演こそ、キットの晴れ舞台だったのである。

 規格PAL、リージョン・コード2のため、通常の日本のDVDでは再生できません。専用の機器、あるいはパソコンだと再生できる可能性が高いです。


ARTIFICIAL EYE 536
1DVD\2990
A Film by Mark Kidel
 SET THE PIANO STOOL ON FIRE
   Alfred Brendel, Kit Armstrong
規格PAL、リージョン・コード2のため、通常の日本のDVDでは再生できません。専用の機器、あるいはパソコンだと再生できる可能性が高いです。



 


8888373302-2
(2CD)
\2800→\2590
久しぶり!ミシェル・ダルベルト
 /プレイズ・リスト、スクリャービン

リスト:
 『バラード第2番 ロ短調』『「超絶技巧練習曲集」より第10, 11, 12番』
 『「ノルマ」の回想』,
スクリャービン:
 『ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調Op.23』『2つの詩曲Op.69』
 『ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68』『詩曲「焔に向かって」Op.72』
ミシェル・ダルベルト(P)
 フランスの巨匠ピアニスト、ダルベルトによる久々の新録音の登場です。
 2011年、リヨンでライヴ録音されたリストとスクリャービンのプログラムによるリサイタルです。1955年パリに生まれ、12歳の時にアルフレッド・コルトーの愛弟子ヴラド・ペルルミュテールに紹介され、68年パリ国立高等音楽院のペルルミュテールのクラスに入学。1975年のクララ・ハスキル・ピアノ・コンクールで優勝し、1978年リーズ国際ピアノ・コンクールで優勝。数多くのレコーディングを行ってきました。
 2004年にリリースされた「リゴレット−リスト編曲〜ヴェルディ、ワーグナー/トランスクリプション」は、グラモフォン、ディアパソン、クラシックFMなど海外各誌で絶賛されました。
 今回もテクニックだけでなく、磨き抜かれた透明な音による品格が漂う精神性溢れる演奏で、彼が卓越した芸術家であることを認識させる見事な演奏が繰り広げられています。2013年11月来日予定。
【録音】2011年11月, リヨン、サル・モリエール[デジタル:ライヴ]
 

8888371158-2
(2CD)
\2000
カバリエ生誕80年記念+ヴェルディ生誕200年記念リリース
[CD1]
 ヴェルディ:
  歌劇『シチリア島の夕べ祈り』より
   「ありがとう、愛する友よ(ボレロ)」
   「アリーゴ! あなたの胸にお話しなさい」,
 歌劇『トロヴァトーレ』より
  「何とまだここにおいでに? ・・・聞いてくださいな。夜はおだやかで物音ひとつなく」
  「かなしみの溜息よ」,
 歌劇『リゴレット』より「慕わしい人の名は」,
 歌劇『アイーダ』より「静かにおし!アイーダがこちらに来るわ」,
 歌劇『仮面舞踏会』より「私は死にましょう、けれどもその前にお願いです」,
 歌劇『オテロ』より
  「私の母は一人の気の毒な女中を使っていたの」
  「アヴェ・マリア」,
 歌劇『椿姫』より
  「あなたは約束を守ってくださった」「奥様、なにかあったの?」
[CD2]
 ヴェルディ:
  歌劇『椿姫』より
    「酒を酌もう、美しい人が」「不思議だわ」「愚かなこと」
   「いつも自由で」,
 歌劇『アルツィラ』より
  「Riposa. Tutte, in suo dolor vegliante」,
 歌劇『一日だけの王様』より「Ah! non m'hanno ingannata!」,
 歌劇『十字軍のロンバルディア人』より「何という奇跡」,
 歌劇『2人のフォスカリ』より「いいえ、構わないで下さい」,
 歌劇『アッティラ』より「自由に泣くがよい」,
 歌劇『海賊』より「あの人はまだ帰ってこない・・・私は頭の中から暗い考えを」,
 歌劇『マクベス』より「庭の井戸の中だ。行け・・・勝利だ」,
 歌劇『アロルド』より「神よ、我は何処に」「Ah, dal sen di quella tomba」,
 歌劇『ナブッコ』より「想いよ行け、黄金の翼に乗って」
モンセラート・カバリエ(Sp),
アントン・グアダーニョ(指揮)
ジャンフランコ・マジーニ(指揮),
ジョルジュ・プレートル(指揮)、他
カバリエ生誕80年記念+ヴェルディ生誕200年記念リリース マリア・カラス以降、最高のプリマドンナとして名声を博した大ソプラノ、カバリエ。1966年から2000年にかけてRCAに録音したヴェルディのアリアを集大成した2枚組です。彼女の至芸が味わえるヴェルディのオペラ・アリアは、彼女の美声と驚異的なほど劇的な表現を堪能できます。こまやかに磨かれたカバリエの全盛期の声をお聴き下さい。【演奏】【録音】 1966〜2000年
 

《ソニークラシカル・シンガーズ》
第1回発売ヴェルディ・エディション

 ■ソニークラシカルのカタログに新たなシリーズ《ソニークラシカル・シンガーズ》が登場します。アメリカの2大レーベル、RCA Red Sealとソニークラシカル(旧CBS Columbia)に録音された歴史的な名歌手たちによるアリアやデュエット集の名盤をリリースしていくミッドプライスのリイッシュー・シリーズです。
 ■全点、ソニークラシカル秘蔵のオリジナル・アナログ・マスターより最新リマスタリング実施。
 ■オリジナル・ジャケット・デザイン使用。基本的にオリジナルLPのカップリングを踏襲。
 ■今回の発売は、「ヴェルディ・エディション」と題し、ヴェルディ生誕200年を記念して、20世紀に一世を風靡したLP時代の名歌手10人によるヴェルディの名アリアと名唱を収録したアルバムを12タイトル、一挙に発売いたします。世界初CD化音源多数含む、オペラコレクター垂涎のリイッシューです。
 ■エレノア・スティーバー、リチャード・タッカー、レナード・ウォーレンは、1940年代〜50年代を代表するメトの大歌手で、3人による『椿姫』は当時のメトの呼び物の一つでした。またタッカーとウォーレンは、当時のメトで最も共演を重ねたテノールとバリトンのコンビ。1960年には、ウォーレンが『運命の力』のアリア「わたしの運命を決定する箱」を歌った直後に舞台上で死去するという事件もありました。当シリーズにはそのアリアが2種類の録音で収められています。
 ■アンナ・モッフォとエイリーン・ファレルは、1950〜1960年代のメトの舞台を沸かせたヴェルディ・ソプラノです。ヴィオレッタが当たり役で、そのリリックな性質でファンも多かったソプラノのモッフォのアリア集は、彼女が実際に歌うことのなかったアイーダやデズデモーナといった役柄を聴くことができます。小柄ながらもよく通る強靭でドラマティックな声で知られるファレルのアリア集も、得意のアリアのみならず彼女がステージでは歌わなかった役をも収録しています。
 ■1970〜80年代のメトにおけるヴェルディ・ソプラノは、レオンタイン・プライス、モンセラ・カバリエ、そしてレナータ・スコットの3人です。3人のアリア集は、それぞれが得意とする役柄を中心に、ドラマティックな表現力のある全盛期の美声を記録しています。プライスの方は、今回新たに編まれた2枚組のアリア集です。カバリエとスコットの相手役としてメトの聴衆を熱狂させたのがルチアーノ・パヴァロッティです。


8876544365-2
\1700→\1490
アンナ・モッフォ/ヴェルディ:ヴェルディ・コラボレーション
 ① 歌劇『シチリア島の夕べ祈り』より「ありがとう愛しの友よ!」
 ② 歌劇『エルナーニ』より「エルナーニ、私を奪い取ってください」
 ③ 歌劇『アイーダ』より「おおわが故郷」
 ④ 歌劇『トロヴァトーレ』より「恋は薔薇色の翼に乗って」
 ⑤ 歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』より「O ben s'addice questo torbido cielo」
 ⑥ 歌劇『オテロ』より「アヴェ・マリア」
 ⑦ 歌劇『仮面舞踏会』より「死にましょう、でもその前にお願い」
 ⑧ 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「星と海は微笑
アンナ・モッフォ(Sp),
フランコ・フェラーラ(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団
可憐な容姿と美声で一世を風靡したアメリカのソプラノ、アンナ・モッフォ(1932〜2006)。1960年、彼女がセンセーショナルなメト・デビューを飾った翌々年にローマで収録されたRCA2枚目のオリジナル・アルバムです。華麗なヴェルディのアリアを、モッフォ20代の新鮮な歌唱がたっぷり味わえる1枚。フェラーラの貴重な録音も楽しみ。
 [録音]1962年, イタリア[ステレオ:セッション, 音源:RCA]
 


8876544337-2
\1700→\1490
レナータ・スコット/レナータ・スコット・シングス・ヴェルディ
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『レニャーノの戦い』より「友よ、あなたは祖国への愛を語った」
  ② 歌劇『ナブッコ』より「ああ、宿命的な文書よ、お前をみつけてよかった! 〜
   かつて私も喜びに心を開いていた」
  ③ 歌劇『シチリア島の夕べ祈り』より「アリーゴ! あなたの胸にお話しなさい」
  ④ 歌劇『シチリア島の夕べ祈り』より「ありがとう愛しの友よ!」
  ⑤ 歌劇『オテロ』より「アヴェ・マリア」
  ⑥ 歌劇『椿姫』より「あなたは約束を守って下さった」
  ⑦ 歌劇『十字軍のロンバルディア人』より「ああお母様、天上から私の涙に」
レナータ・スコット(Sp),
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
レナータ・スコット(1934〜)は、イタリアのサヴォーナに生まれた現代最高のプリマドンナの一人。ミラノのテアトロ・ヌォーヴォで「椿姫」のヴィオレッタ役でデビューし、わずか数年後にはミラノ・スカラ座で主要な役を演じるようになりました。
 ヨーロッパで活躍した後、アメリカに渡り、メトロポリタン歌劇場を中心に数多くのオペラの主役などを演じ、ベルカント唱法の正統な伝統を受け継ぐオペラ歌手として、歌唱力に加えて美貌と演劇力によっても幅広く称賛されました。彼女の全盛期に録音されたこのアルバム。それぞれの役柄の心情を深い情感をたたえながら歌い込む味わい深さは格別といえましょう。
 [録音]1974年, ロンドン、モーデン・サリー・セント・ピータース教会[ステレオ:セッション, 音源:ソニークラシカル]
 


8876544371-2
\1700→\1490
アイリーン・ファレル/ヴェルディ:オペラ・アリア集
ヴェルディ:
 ① 歌劇『アイーダ』より「勝ちて帰れ」
 ② 歌劇『仮面舞踏会』より「ここが恐ろしい場所」
 ③ 歌劇『オテロ』より「アヴェ・マリア」
 ④ 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「星と海は微笑み」
 ⑤ 歌劇『トロヴァトーレ』より「穏やかな夜」
 ⑥ 歌劇『トロヴァトーレ』より「恋は薔薇色の翼に乗って」
 ⑦歌劇『運命の力』より「神よ平和を与えたまえ」
アイリーン・ファレル(Sp),
マックス・ルドルフ(指揮)
コロンビア交響楽団
アイリーン・ファレル(1920〜2002)は、コネティカット州ウィルマンティック生まれ。母からの手ほどきの後、マール・オルコックとエリナー・マクレランに師事し、最初はコンサートやリサイタル、ラジオなどを中心に演奏活動を展開。
 オペラ・デビューは遅く、56年サントゥッツァの役であった。その後、58年にケルビーニの『メデア』で評価を高め、60年にはグルックの『アルケスティス』でメトロポリタン・デビューを果たしました。堂々たる体格から繰り出される声量豊かな力強い歌唱、そして彼女のするどい洞察力と深い芸術性によって、壮大でドラマティックなヴェルディ像を浮かび上がらせています。
 [録音]1960年, マンハッタン・センター[ステレオ:セッション, 音源:ソニークラシカル]
 


8876544373-2
\1700→\1490
アイリ−ン・ファレル&リチャード・タッカー/ヴェルディ:オペラ・デュエット集
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『ドン・カルロ』より「私は王妃様のご好意をお願いにまいりました」
  ② 歌劇『アイーダ』より「もう一度お前に会えた」
  ③ 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「星と海は微笑み」
  ④ 歌劇『仮面舞踏会』より「私があなたのそばにいます」
  ⑤ 歌劇『オテロ』より「暗い夜の深まりに」
アイリーン・ファレル(Sp),
リチャード・タッカー(T),
ファウスト・クレーヴァ(指揮)
コロンビア交響楽団
1950年代〜1960年代にかけて、メトロポリタン歌劇場の聴衆を興奮のるつぼに陥れたファレルとタッカーの共演になる、ヴェルディの代表的な歌劇からの名デュエットばかりを集めたアルバム。ヴェルディの愛のデュエットには、オペラの最も豊かで楽しい魅力が詰まっています。
 この二人の瑞々しい歌声と細やかな表現と情熱で、歌手たちと作品の魅力を広く知らしめた名盤です。
 [録音]1961年, ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ[ステレオ:セッション, 音源:ソニークラシカル]
 


8876544375-2
\1700→\1490
ジンカ・ミラノフ、ジャン・ピアース/レナード・ウォーレン/
 ヴェルディ:歌劇「運命の力」(ハイライト)
  ①「私はさまようみなしごです」②「哀れみの聖母」
  ③「天使の中の聖処女」
  ④「不幸な者にとって生きていることは地獄だ」
  ⑤「君は天使の腕に抱かれて」⑥「最期の願い」⑦「死は恐ろしいもの」
  ⑧「この中に私の運命がある」
  ⑨「だが若しほかの考えが起こるかもしれないが」
  ⑩「アルヴァーロよ、隠れようとしても無駄だ」
  ⑪「神よ平和を与えたまえ」⑫「死は近い...人を呪うな」
ジンカ・ミラノフ(Sp),
ジャン・ピアース(T),
レナード・ウォーレン(Br),
レナート・チェリーニ(指揮),
イオネル・ペルレア(指揮)
RCAビクター交響楽団
ジンカ・ミラノフ(1906〜1989)の、ドラマティックな壮大さのレオノーラ。レナード・ウォーレンの暖かい音色、完璧なレガートによるバリトン。ジャン・ピアースの細心ながら情熱的な歌唱。オリジナルの抜粋盤ながら主役が完璧に揃った名盤といわれる演奏で、迫力のあるドラマティックな熱唱の『運命の力』を聴くことができます。
 [録音]1955年 [音源:RCA]
 


8876544434-2
\1700→\1490
エレノア・スティーバー/ヴェルディ・ヒロインズ
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『エルナーニ』より「エルナーニ、私を奪い取ってください」
  ② 歌劇『ドン・カルロ』より「世の空しさを知る神」
  ③ 歌劇『運命の力』より「神よ平和を与えたまえ」
  ④ 歌劇『椿姫』より「ああ、そはかの人か」
  ⑤ 歌劇『オテロ』より「暗い夜の深まりに」
  ⑥ 歌劇『オテロ』より「ご機嫌よろしゅう」
  ⑦ 歌劇『オテロ』より「柳の歌とアヴェ・マリア」
エレノア・スティーバー(Sp),
ファウスト・クレーヴァ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
エレノア・スティーバー(1914〜1990)は、「柔軟性のある銀色の声」「素晴らしい叙情的な描写」と高い評価のソプラノ歌手で、1940〜1961年の間メトロポリタン歌劇場のヒロインとして長く出演をしてきました。スティーバーの声はR・シュトラウス、バーバーらにも影響を与え、初演を行っています。
 このソニークラシカルに録音された彼女の少ない正規オペラ・アルバムで、名花スティーバーの可憐な歌声をお聴き下さい。
 [録音]1950年, メトロポリタン歌劇場[モノラル:セッション, 音源:ソニークラシカル]
 


8876544402-2
\1700→\1490
レナード・ウォーレン/ヴェルディ:オペラ・アリア集
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『オテロ』より「喉を潤そう」
  ② 歌劇『運命の力』より「わたしの運命を決定する箱」
  ③ 歌劇『リゴレット』より「悪魔め、鬼め」
  ④ 歌劇『オテロ』より「暗い夜の深まりに」
  ⑤ 歌劇『トロヴァトーレ』より「あなたの美しい面影は・・・わがために、運命のときよ」
  ⑥ 歌劇『椿姫』より「プロヴァンスの海と陸」
  ⑦ 歌劇『リゴレット』より「二人は同じ」
  ⑧ 歌劇『仮面舞踏会』より「希望と喜びに満ちて」
  ⑨ 歌劇『仮面舞踏会』より「お前こそ心を汚すもの」
  ⑩ 歌劇『ファルスタッフ』より「夢かまことか」
  ⑪ 歌劇『オテロ』より「クレド(イヤーゴの信条)」
レナード・ウォーレン(Br),
レナート・チェリーニ(指揮)
RCAビクター交響楽団(①②③⑤⑦)
イオネル・ペルレア(指揮)
RCAビクター交響楽団(④)
ピエール・モントゥー(指揮)
RCAビクター交響楽団(⑥)
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
RCAビクター交響楽団(⑧⑨)
ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団(⑩⑪
レナード・ウォーレン(1911〜1960)は、ヴェルディのオペラでの傑出した歌唱で名高いバリトン歌手でした。ウォーレンにとっての本拠は常にメトロポリタン歌劇場で、1950年代におけるメトのシーズン初日公演の常連でしたが、1960年3月4日『運命の力』の舞台上で倒れ、帰らぬ人となりました。
 1955年の彼の全盛期に録音されたもので、悪寒が走るほどの劇的で恐ろしい表現から優しさを感じる暖かく深い歌唱。ドラマ展開の中で重厚で性格的人物像を演じ、音楽構成からみても重要な響きが必要とされるヴェルディのバリトン役。この特有の技量を必要とする最高のヴェルディ・バリトンをご堪能下さい。)
 [録音]1955年 [音源:RCA]
 


8876544433-2
\1700→\1490
ダニザ・イリッチ、クルト・バウム、リチャード・タッカー/ヴェルディ:デュエット集
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『アイーダ』より「もう一度お前に会えた、愛しいアイーダよ」
  ② 歌劇『アイーダ』より「おお、大地よ、さらば」
  ③ 歌劇『トロヴァトーレ』より「ミゼレーレ」
  ④ 歌劇『仮面舞踏会』より
   「私があなたのおそばにいます・・・あなたにはわからないのですか」
  ⑤ 歌劇『オテロ』より「暗い夜の深まりに」
ダニザ・イリッチ(Sp),
クルト・バウム(T:①〜③),
リチャード・タッカー(T:④⑤),
マックス・ルドルフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ベオグラードの音楽院で学び、その後ベルリンで彼女の研究を続けたダニザ・イリッチ(1914〜1965)。1936年に、ベルリン国立歌劇場で『道化師』でデビューし、1938年にウィーン国立歌劇場に出演。1944年彼女は反ナチ活動のためにドイツによって強制収容所に入れられてしまいました。戦後、彼女はウィーンで再び舞台にあがり、絶賛を浴びました。
 1947年メトの『オテロ』の舞台に戻り出演しています。メトで活躍した二人の名テナーとのデュエットを収録したこのアルバムは、彼女の美しく、炎のような力強さ、圧倒的な表現の豊かさなど、ヴェルディのオペラに必要なソプラノの歌唱性の存在感を確認できます。
 [録音]1947年, メトロポリタン歌劇場[モノラル:セッション, 音源:ソニークラシカル]
 


8876544412-2
(2CD)
\2000→\1790
レオンタイン・プライス/ヴェルディ・ヒロインズ
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『アイーダ』より「勝ちて帰れ」「おおわが故郷」
  ② 歌劇『マクベス』より「ここにまだ染みが」
  ③ 歌劇『椿姫』より
   「あなたは約束を守ってくださった」
   「さようなら、過ぎ去った日々よ」
  ④ 歌劇『エルナーニ』より「エルナーニよ、一緒に逃げて」
  ⑤ 歌劇『オテロ』より
   「ご主人様のお心はずっと静まりました でしょうか」
   「(私の母は一人の気の毒な女中を使っていたの)「アヴェ・マリア」
  ⑥ 歌劇『仮面舞踏会』より
   「あの草を摘み取って」「引き抜かれ、乾いた茎から」
   「死にましょう、でもその前にお願い」
  ⑦ 歌劇『トロヴァトーレ』より
   「なにをぐずぐずしておいでなの?」「穏やかな夜」
   「恋は薔薇色の翼に乗って」
  ⑧ 歌劇『運命の力』より
   「私はさまようみなしごです」「やっとたどりつきました...あわれみの聖母よ」
   「神の尊きみ名によりて祝福あれ」
   「天の聖処女マリアが」「平和を、神よ平和をあたえたまえ」
レオンタイン・プライス(Sp),
オリヴィエーロ・デ・ファブリティース(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団(①)
オリヴィエーロ・デ・ファブリティース(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団(②)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団(③⑤)
トーマス・シッパーズ(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団(④⑧)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団(⑥)
アルトゥーロ・バジーレ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団(⑦)
アメリカでは現在でも人気が全く衰えることのない名プリマ、レオンタイン・プライス(1927〜)の真骨頂、ヴェルディのアリア集。レオンタイン・プライスがミラノ・スカラ座デビューを皮切りにヨーロッパ中を席巻し、メトロポリタン歌劇場とも契約を結んだ同年に録音されたデビュー盤や、その他のオペラ・アリア集からヴェルディのアリア集を収録したものです。
 プライスお得意のヴェルディ。いずれも伸びやかな美声を堪能できるアルバムです。
  [録音]1959〜1967年, ローマ[ステレオ:セッション, 音源:RCA]
 


8876544368-2
\1700→\1490
モンセラ・カバリエ/ヴェルディ・レアリティーズ
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『一日だけの王様(偽のスタニスラオ)』より
   「ああ!彼らは私を裏切らなかった・・・恋する心は重く」
  ② 歌劇『十字軍のロンバルディア人』より
   「何という奇跡・・・夢ではなかった」
  ③ 歌劇『二人のフォスカリ』より
   「いや、私のことはかまわないで・・・あなたはすべてをお見通しです」
  ④ 歌劇『アルツィラ』より
   「あの方はいつも悩んでおられる」「グスマンのところへの不安な旅路」
  ⑤ 歌劇『アッティラ』より「思うままにお泣きなさい・・・おお、飛びゆく雲に」
  ⑥ 歌劇『海賊』より
   「彼はもうもどってこない」「夢ではない」
  ⑦ 歌劇『アロルド』より
  「おお神よ、私はどうしたらよいのか」「ああ!天にまします神々よ」
モンセラート・カバリエ(Sp),
アントン・グァダーニョ(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団
オペラ界の至宝、モンセラート・カバリエ(1933〜)。カバリエは長年にわたってRCAに数多くの録音を残しており、名アリアやお得意のベルカント・オペラだけでなくフランス・オペラやワーグナー、オペレッタにいたるまで幅広いレパートリーで彼女の豊饒なうたの魅力・美声を堪能させてくれました。このアルバムは、カバリエの名を不滅のものとした1960年代の「レアリティーズ」シリーズの1枚。[録音]1967年, ローマ[ステレオ:セッション, 音源:RCA]
 


8888372712-2
\1700→\1490
パヴァロッティ・シングズ・レア・ヴェルディ・アリアズ
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『シモン・ボッカネグラ』前奏曲
  ② 歌劇『エルナーニ』第2幕より
    エルナーニのレチタティーヴォとアリア『我が誓いを聴きたまえ』
  ③ 歌劇『アッティラ』第3幕よりフォレストのロマンツァ『おお、苦しみよ!』
  ④ 2人のテノールと管弦楽のためのシェーナ『私は彼女を見た』
  ⑤ 歌劇『2人のフォスカリ』第1幕より
    ヤコポのシェーナとカヴァティーナ『最も遠い流刑地から』
  ⑥ 歌劇『2人のフォスカリ』第1幕より
    ヤコポのカバレッタ『おお、私は聞いた、神が私をお呼びになる』
  ⑦ 歌劇『シチリア島の夕べの祈り』第4幕より
     アリーゴのロマンス『愛した君へ』⑧ 歌劇『アイーダ』序曲
ルチアーノ・パヴァロッティ(T),
ジュゼッペ・モレーシ(Br:②),
アルフレード・ジャコモッティ(Bs:②),
アントニオ・サヴァスターノ(T:④〜⑥),
クラウディオ・アバド(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
三大テノールのひとりパヴァロッティ(1935〜2007)が、アバド指揮するミラノ・スカラ座管と1978〜1980年に録音したヴェルディの珍しいアリア集。歴史に残る傑作を次々に生みだしたヴェルディですが、その輝かしい業績の裏にはさまざまな改訂作業が積み重ねられていました。現存する彼の全26曲のオペラをすべて知り尽くした人でさえ、おそらく聞いたこともないであろう秘曲がこのCDには収められています。
 ごく若い頃の未完のオペラ習作から、後年の改訂によって埋もれてしまったオリジナル版の音楽、またさまざまな上演の機会に、特定の歌手のためにその声の特質に合わせて書き直されたアリアなどの珍しいナンバーを、パヴァロッティとアバド率いるミラノ・スカラ座という、これ以上考えられない豪華な組み合わせで聴かせてくれます。
 [録音]1978 & 1980年, ミラノ[ステレオ:セッション, 音源:ソニークラシカル/リコルディ]
 


8876544370-2
\1700→\1490
リチャード・タッカー/ヴェルディ:オペラ・アリア集
 ヴェルディ:
  ① 歌劇『アイーダ』より「清きアイーダ」
  ② 歌劇『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」
  ③ 歌劇『十字軍のロンバルディア人』より「私の喜びを」
  ④ 歌劇『二人のフォスカリ』より「ああ、勇者よ、私を呪わないでくれ」
  ⑤ 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「地獄の怒りよ!」
  ⑥ 歌劇『トロヴァトーレ』より「ああ、あなたこそ私の恋人」
  ⑦ 歌劇『ルイーザ・ミラー』より「静かな薄明かりの夕べに」
  ⑧ 歌劇『リゴレット』より「あの娘の涙が見えるようだ」
  ⑨ 歌劇『シチリア島の夕べ祈り』より「涙の日、きびしい苦しみの日よ」
  ⑩ 歌劇『運命の力』より「天使のようなレオノーラ」
リチャード・タッカー(T),
ネッロ・サンティ(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
リチャード・タッカー(1913-1975)は、ニューヨーク・ブルックリン生まれのアメリカの名テノール。ルーマニア系ユダヤ人の両親のもと生まれ、マンハッタンのシナゴーグでボーイ・アルトとして歌っていました。その後カントールの職を得、美声のカントールとして話題となり、メトロポリタン歌劇場と契約。1945年に『ジョコンダ』のエツィオ役でデビューし絶賛を博しました。
 1947年にはヴェローナ音楽祭でマリア・カラスと共演しイタリア・デビュー。1950〜1960年台ではメトの中心的テノール歌手となり、数多くのイタリア、フランス・オペラの主役を演じ、美声と激唱によって聴衆を魅了、ツアーも含めて734回メトの舞台に立ちました。このアルバムは、珍しくウィーンで録音されたヴェルディのアリア集で、タッカーお得意の曲がたっぷり詰まっています。
 [録音]1964年, ウィーン[ステレオ:セッション, 音源:ソニークラシカル]
 

Sony Classical Operaシリーズ

いずれもオリジナル・アナログ・マスターからの最新リマスター。
8888372717-2
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲) モンセラ・カバリエ(Sp:ヴィオレッタ),
カルロ・ベルゴンツィ(T:アルフレード),
シェリル・ミルンズ(Br:ジェルモン)、他
ジョルジュ・プレートル(指揮)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団&合唱団
 若かりしカバリエの美しい声がなにより魅力的な録音で、彼女の安定した歌唱はいかなる時でも崩れることはなく、第3幕での最期の時でも余裕すら感じられます。
 ベルゴンツィの少々オーバーアクションな歌がいかにも田舎貴族的で、このオペラの本質がわかりやすい表現されています。
 プレートル独特の熱っぽい音楽造りも生気に満ちた演奏で、まさにシャンデリアの煌きを思わせてくれます。
 【録音】1967年、ローマRCAスタジオ (ステレオ:セッション)
 
8888372926-2
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』(全曲) レオンタイン・プライス(レオノーラ),
フィオレンツァ・コッソット(アズチェーナ),
エリザベス・ベインブリッジ(イネス),
プラシド・ドミンゴ(マンリーコ),
シェリル・ミルンズ(ルーナ伯爵)、
ズービン・メータ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,
アンブロジアン・オペラ・コーラス
 ヴェルディ生誕200年記念リリース。メータ初期の録音中でも名盤とされる「トロヴァトーレ」の復活です。
 L・プライスのレオノーラはカラヤンによるザルツブルグ音楽祭での起用以来、彼女の最も重要な役の一つでした。コッソットもこの役を歌っては右に出る者はいないほどの持ち役。主役マンリーコに若かりしドミンゴが起用された、ヴェルディの華やかで力に満ちた傑作オペラの白熱の演奏です。
 【録音】1969年, ロンドン[ステレオ:セッション]
 
8888373011-2
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』(全曲) ジャン・ピアース(マントヴァ公),
レナード・ウォーレン(リゴレット),
エルナ・ベルガー(ジルダ), 他
レナート・チェリーニ(指揮)
RCAビクター交響楽団,
ロバート・ショウ合唱団
 1950年、往年の歌手たちがメトロポリタン歌劇場で一世風靡していたこの時代、RCAはメトのスター歌手たちを起用し、数々の名演を録音してきました。
 その中でも最も名演といわれるこの「リゴレット」。レナード・ウォーレンの暖かい音色、完璧なレガートによるバリトン。ジャン・ピアースの細心ながら情熱的な歌唱。本来持っている生真面目さ、誠実さが直接訴えかけるエルナ・ベルガーの清潔感あるソプラノ。
 心理表現にこだわったこのオペラに見事に合致したリゴレットの名演です。
 【録音】1950年3〜5月, ニューヨーク[モノラル:セッション]
 
8888372900-2
(3CD)
\2400
ヴェルディ:歌劇『アイーダ』(全曲) ユッシ・ビョルリンク(T:ラダメス),
ジンカ・ミラノフ(Sp:アイーダ),
フェドーラ・バルビエリ(Ms:アムネリス),
レナード・ウォーレン(Br:アモナスロ)
プリニオ・クラバッシ(Bs:エジプト王),
ボリス・クリストフ(Bs:ランフィス)
ブルーナ・リッツォーリ(S:巫女),
マリオ・カルリン(T:使者),
ジョネル・ペルレア(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
 モノラル時代にトスカニーニ盤と並び称された「アイーダ」の名盤。何といっても聴きものはスウェーデンの名テノール、ユッシ・ビョルリンクの知的で気品のある表現、しなやかで、透き通るように美しい歌声でしょう。惜しくも49歳という若さで他界しましたが、その叙情の深さと表現の見事さは今も語り継がれています。
 ビョルリンクの最盛期の輝きが刻印されたラダメスのほか、ミラノフのアイーダ、バルビエリのアムネリス、ウォーレンのアモナスロなど、1950年代メトの舞台を飾った名歌手が勢ぞろいしています。
 【録音】1955年 ローマ歌劇場 (モノラル:セッション)
 
8888372972-2
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇『オテロ』(全曲) プラシド・ドミンゴ(オテロ),
レナータ・スコット(デズデーモナ),
シェリル・ミルンズ(イヤーゴ)、他
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ナショナル・フィルハーモニー管,
アンブロジアン・オペラ・コーラス
 ヴェルディ生誕200年記念リリース。ヴェルディの歌劇の中で「オテロ」は、もっとも劇的なもの。そして3人の主役歌手の見事さ、そしてオーケストラの雄弁さにおいて、「オテロ」の全ディスコグラフィの中でも、カラヤンのデッカ盤と並び立つ名盤です。
  20世紀後半の最高のオテロ、ドミンゴの素晴らしく若々しい輝かしい英雄的歌唱は、彼が残した複数の録音や映像の中でも最も見事な彫琢が施されたものです。レナータ・スコットの美しくも苦悩に満ちたデズデーモナ、シェリル・ミルズの悪の権化ともいうべきイヤーゴも充実の極みです。
 【録音】1978年, ロンドン[ステレオ:セッション]

RCA


8888370735-2
\2500→\2290
オリヴァー・シュニーダー/メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集
 メンデルスゾーン:
  『ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25』
  『ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40』
  『ピアノ協奏曲イ短調(1822)』
オリヴァー・シュニーダー(P)
ダグラス・ボイド(指揮)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
 1973年スイス生まれの実力派ピアニスト、オリヴァー・シュニーダー。ルース・ラレードやレオン・フライシャーに師事、多くのコンクールでも上位入賞を果たしています。ソリストとしてだけでなく、室内楽や伴奏ピアニストとしても実力を発揮、通好みのピアニストとしても知られています。
 これまでにモーツァルトやシューベルト、シューマン、サン=サーンス、リストなどでの名演がCD化されていますが、今回は情熱的でロマンティックなメンデルスゾーンのピアノ協奏曲集。小気味よく音を弾ませながら早いパッセージを鮮やかに熟した打鍵。メンデルスゾーンのドラマティシズムを大きく膨らますことで、初期ロマン派ながらすでに完熟されたロマンの息吹の美しさを聞かせてくれます。
 【録音】2012年10月, スイス、ヴィンタートゥール・シュタットハウス(デジタル:セッション)《ハイブリッドSACD仕様》
 


8869797398-2
\2400→\2190
ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管
 シューベルト:交響曲第8番 ハ長調『ザ・グレート』D.944
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管
 2011年発売の第7番《未完成》に始まったデイヴィッド・ジンマンとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団のシューベルト交響曲全集ですが、ついにこの第8番「ザ・グレート」で完結します。
 モダン・オーケストラでありながら作品の時代に合わせて演奏スタイルを自在に変化させることのできるジンマンとチューリヒ・トーンハレは、細かなアーティキュレーションを適用した弦楽器、古式のトランペット、ホルン、トロンボーン、ティンパニなど、ピリオド演奏の方法論をここでも大胆に持ち込んでいます。
 2009年1月のN響客演時には至極正統的な解釈でしたが、1995年の首席指揮者就任から20年近く経ったトーンハレとの演奏では、繰り返しも含めさらにジンマンの解釈があらゆる点で徹底して実現されています。
 シューベルトが渾身の力を込めて描き上げた大作が、これまでの垢を洗い落とされ、透明感のある新鮮な響きで蘇っています。
 先日ご案内したヘンゲルブロック+NDR盤との比較も興味深いところです。
 [演奏時間(予定)] 第1楽章:15:25/第2楽章:13:38/第3楽章:14:13/終楽章:15:15[録音]2012年, チューリヒ、トーンハレ[デジタル:セッション]
 

8888372079-2
(2CD)
\2400→\2190
ラインスドルフ/モーツァルト:レクイエム
 (ジョン・F・ケネディ追悼 死者のための荘厳司教ミサ)

  ジョン・F・ケネディ追悼 死者のための荘厳司教ミサ
  オルガン前奏(F.クープラン:オルガンのための荘厳ミサ曲〜マエストーゾ)
  モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626
  オルガン後奏(L.クープラン:シャコンヌ)
司式:リチャード・カッシング枢機卿(ボストン大司教)
助祭:マシュー・P・ステイプルトン神父(聖ヨハネ神学校長)
副助祭:フランシス・S・ロッシター神父(聖ヨハネ神学校祭式長)
聖ヨハネ神学校生
ベルイ・ザムコヒアン(Org)
サラメ・エンディッチ(Sp),
ユーニス・アルバーツ(A),
ニコラス・ディヴァージリオ(T),
マック・モーガン(Br)
プロ・ムジカ合唱団,
ハーヴァード・グリー・クラブおよびラドクリフ合唱協会,
ニュー・イングランド音楽院合唱団,
聖ヨハネ神学校聖歌隊
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ボストン交響楽団
 第35代アメリカ合衆国大統領・J.F.ケネディが凶弾に倒れてから50年———ケネディを追悼するミサを収めた歴史的なドキュメント、初のインターナショナル・リーッシュー盤登場。
 当2枚組ディスクは、1964年1月19日に、ボストンの聖十字架教会で行われたJ.F.ケネディ大統領を追悼する死者のための荘厳司祭ミサのライヴ録音盤であると同時に、死者を追悼するためのミサ曲本来の姿として、モーツァルトの「レクイエム」が演奏され、ミサの開始を告げる鐘やオルガン演奏に加え、ボストン大司教の言葉や祈りなど、カトリック固有のレクイエム・ミサ典礼が収録されているのが特徴です。(なお、カトリック教徒として、初めてアメリカの大統領に就任したJ.F.ケネディの国葬は、前年の11月25日に、ワシントンD.C.で執り行われています)。
  ミサの式次第の一環として演奏された「レクイエム」に関しては、凶弾に倒れた大統領を悼む気持ちが結実した一期一会的な名演が繰り広げられており、残響の多い教会におけるライヴ録音でありながら、ラインスドルフがオーケストラやコーラスを巧みに統御している様子も印象的です。
 RCAの黄金時代を支えたプロデューサーのジョン・ファイファーとエンジニアのルイス・レイトンのコンビによって録音された当ディスクは、数あるモーツァルトの「レクイエム」のディスクの中で、もっとも伝説的な存在といわれています。オリジナル・マスターからの2013年最新リマスター。ハードカヴァーブック仕様の豪華パッケージ。
 初出盤のライナーノーツなど豊富なドキュメンテーションを含む充実のライナーノーツ。レーベル面はLP初出時のデザイン仕様。【録音】1964年1月19日、マサチューセッツ州ボストン、聖十字架大聖堂[ステレオ:ライヴ]



DHM


8888374401-2
\2500→\2290
デイヴィッド・ハンセン/《ライヴァル》〜
 ファリネッリとライヴァル達のための超絶技巧アリア集

  レオナルド・ヴィンチ:
   歌劇『見破られたセミラーミス』より
    「In braccio a mille furie」,
   歌劇『Il Medo』より
    「Sento due fiamme in petto」「Non e piu follelusinga」「Taci o di morte」,
   歌劇『アレッサンドロ』より
    「Risveglia lo sdegno」/
  レオナルド・レオ:
   歌劇『アンドロマカ』より「Talor che irato e il vento」,
   歌劇『デメトリオ』より「Freme orgogliosa l'onda」/
  アントニオ・マリア・ボノンチーニ:
   歌劇『グリセルダ』より「In te, sposa Griselda... Cara sposa」/
  リッカルド・ブロスキ:歌劇『アルタセルセ』より
   「私は揺れる船のように」,
デイヴィッド・ハンセン(C-T)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮&Cemb)
アカデミア・モンティス・レガリス
 シドニー生まれの若手カウンター・テナー、デイヴィッド・ハンセンのドイツ・ハルモニア・ムンディへのデビュー・アルバムです。
 ハンセンは2004年にエクス・アン・プロヴァンス音楽祭でパーセルの「ディドーとエネアス」に出演して以来、エマニュエル・アイムやアラン・カーティス、ルネ・ヤーコプス指揮によるオペラ上演の常連となり、高い評価を得ています。
 当アルバムは、バロック時代に最も有名なカストラート歌手ファリネッリ(本名:カルロ・ブロスキ, 1705〜1782年)やそのライヴァルだったカッファレッリ、カレスティーニ、ベルナッチらのために書かれた超絶技巧のアリアを満載したアルバム。9曲が世界初録音となります。
 【録音】2013年1月, アカデミア・モンティス・レガリス(デジタル:セッション)

 

8872546803-2
\2400
J.Sバッハ:カンタータ集
 J.S.バッハ:
  コラール前奏曲「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV687
  カンタータ第38番「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV38
  コラール前奏曲「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり」BWV684
  カンタータ第7番「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり」BWV7
  コラール前奏曲「ああ神よ、天よりみそなわし」BWV741
  カンタータ第2番「ああ神よ、天よりみそなわし」BWV2
ローランド・ウィルソン(指揮)
ムジカ・フィアータ(ピリオド楽器アンサンブル)
ラ・シャペル・ドゥカーレ(声楽アンサンブル)
 コラールは、もともとルター派教会にて全会衆によって歌われるための賛美歌です。
 マルティン・ルターは、教会でラテン語ではなくドイツ語を用いるべきであると主張し、新しいコラール作品を作曲、収集し、ルター自身もいくつかのコラールを作曲しました。彼のこうした宗教改革によって、ドイツ音楽も独自の発展を遂げていきました。
 信仰は個人と神の間に成立するものという固い信念のもとに成立したルター派のキリスト教。バッハもその信仰者であり、ゆかりの地ザクセンはとりわけルター派の根強い土地柄でした。毎週行われるミサのために、バッハはルターの残した旋律をいくつか借用し、カンタータに取り入れていきました。そうしたルターの詩によるカンタータの中から3曲を、ローランド・ウィルソン(指揮) のムジカ・フィアータとラ・シャペル・ドゥカーレが起用され、バッハらしい独特なドイツ伝統的なポリフォニーが展開されます。豊かで壮麗なハーモニーが素直で暖かい音楽となり、心を打ちます。バッハが1703年〜05年にオルガニストをつとめたアルンシュタットのボニファティウス教会での録音です。【録音】2012年8月, ドイツ、アルンシュタット、ボニファティウス教会[デジタル:セッション]
 
8888372282-2
\2400
ポッジャーの実兄ジュリアンの歌うイギリス・リュート歌曲集
ジョン・ダウランド:
 『Aloe』『Come Away』『Fie on This Feigning』
 『Were Every Thought an Eye』『Mrs. Vaux's Gigge』
 『Can She Excuse My Wrongs』『Flow Not So Fast, Ye Fountains』
 『If My Complaints』『Fair Sweet Cruel』『La mia Barbara』
 『All Ye, Whom Love of Fortune Hath Betrayed』『GoCrystal Tears』
 『Weep You No More, Sad Fountains』『Awake, Sweet Love』
 『Can She Excuse My Wrongs』『Come Again』『Mignarda』,
トーマス・キャンピオン:
 『Follow Thy Fair Sun I』『Follow Thy Fair Sun II』,
ウィリアム・バード:
 『Thou Poet's Friend』『Ambitious Love』『The Match That's Made』,
ロバート・ジョンソン:
 『Tell Me Dearest, What Is Love? I』
 『Tell Me Dearest, What Is Love? II』
 『Tell Me Dearest, What Is Love? III』
ジュリアン・ポッジャー(T),
リー・サンタナ(リュート),
ザ・シリウス・ヴィオールズ
 リー・サンタナ&ジュリアン・ポッジャー/リュート・ソングズ〜ダウランドの時代のイギリス・リュート歌曲集
 バロック・ヴァイオリニストとして有名なレイチェル・ポッジャーの実兄ジュリアン・ポッジャーによる、多様な手法によってエリザベス朝の庶民の生活感情を率直に歌い上げたダウランドを中心としたリュート伴奏による歌曲集。
 リュートの名手リー・サンタナをバックに、メランコリックな味わいを持ったこれらの歌曲の哀調を帯びた旋律の魅力を引き立てる、素晴らしい歌唱を披露しています。【録音】2013年, [デジタル:セッション]
 

8888372518-2
\2400
ジュリオ・プランディ/ヨンメッリ:宗教的合唱作品集
 ニコロ・ヨンメッリ:
  『主は言われた(Dixit Dominus)』
  『主を恐れる者は幸いなり(Beatus Vir)』
ジュリオ・プランディ(指揮)
ギスリエリ合唱団&コンソート
 ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)はナポリ近郊で生まれ、ナポリで音楽教育を受けドゥランテらに師事、ナポリ楽派の一員として20代にして中心人物となり、35才でローマ教皇庁教会の副楽長に就任しました。その後ウィーン、シュトゥットガルト、北イタリアで活躍。さらにドイツ語圏やフランスの趣向を取り入れたりと、当時としては画期的なスタイルで大成功をおさめました。
 ここに収録された宗教作品は、ローマ教皇庁教会の副楽長時代の1751年に作曲された作品です。
 特に「Dixit Dominus」は、サン・ピエトロ寺院のために書かれた「4声のミゼレーレ」を含む大作で、ナポリのバロックの壮大さ、CPE・バッハの疾風怒濤的感覚、グルックのウィーン・ロココ風様式など感じられる、バロック作風から抜け出し古典主義へと新しい様式を切り開いていった作品です。
 指揮者のジュリオ・プランディは1977年生まれ。ミラノのG・ヴェルディ音楽院で合唱音楽、指揮、作曲を学びながら、パヴィーア大学の数学科でも学び卒業。パヴィーア大学の音楽仲間らと様々な時代の合唱作品を研究する合唱団と器楽アンサンブルを設立し、知られざる作品に光をあて再演を行っています。
 [録音]2012年6月, イタリア、パヴィーア[デジタル:セッション]

ドイツEMI


エレクトローラ・コレクション

ドイツのエレクトローラ・レーベルで録音された音源コレクションの新装再発売5タイトル
CMSW-6150832
(3CD)
\3300
ゲッダ/モーツァルト:歌劇《イドメネオ》全3幕
 録音:1971年ケルン
イドメネオ:ニコライ・ゲッダ(T)
イダマンテ:アドルフ・ダッラポッツァ(T)
イリア:アンネリーゼ・ローテンベルガー(S)
エレットラ:エッダ・モーザー(S)
アルバーチェ:ペーター・シュライアー(T)
大司祭:エバーハート・ビュヒナー(B)
神託の声:テーオ・アダム(B)
司祭:ギュンター・ライプ(Br)
2人のクレタ女性:
アデーレ・シュトルテ(S)、
インゲボルク・シュプリンガー(MS)
2人のトロイ人:エバーハート・ビュヒナー(B)、ギュンター・ライプ(Br)
合唱:ライプツィヒ放送合唱団
合唱指揮:ホルスト・ノイマン
管弦楽:シュターツカペッレ・ドレスデン
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット
 
CMSW-6150782
(2CD)
\2200
ゲッダ/J.シュトラウス:喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》全3幕
 録音:1968年
グイド:ニコライ・ゲッダ(T)
バルトロメオ・デラックワ:クリスティアン・オッペルベルク(Br)
ステーファノ・バルバルッチョ:フランツ・ヴァイス(語り)
ジョルジョ・テスタッチョ:テーオ・ニコライ(B)
バルバラ:マージョリー・ハイスターマン(S)
アグリコーラ:ギーゼラ・リッツ(MS)
コンスタンティア:アンネリーゼ・ローテンベルガー(S)
アンニーナ:リタ・シュトライヒ(S)
カラメッロ:チェーザレ・クルツィ(T)
パッパコーダ:ハンス・ギュンター・グリム(B)
チボレッタ:クリスティーネ・ゲルナー(S)
エンリーコ・ピゼッリ:ヘルマン・プライ(Br)
合唱:バイエルン放送合唱団
合唱指揮:ヴォルフガング・シューベルト
管弦楽:グラウンケ交響楽団
指揮:フランツ・アレルス
 
CMSW-6150902
(2CD)
\2200
モーザー/レハール:喜歌劇《ジュディッタ》全5場
 録音:1985年
マヌエーレ・ビッフィ:クラウス・ヒルテ(B)
ジュディッタ:エッダ・モーザー(S)
ジュディッタ:クリスティアーネ・ハンマッハー(語り)
アントーニオ:ルートヴィク・バウマン
バリモア卿:ユルゲン・ユンク
大公:トーマス・ヴィーデンホーファー
大公の副官:ユルゲン・フォン・パヴェルス
マルティーニ:ギュンター・ヴェヴェル
アニータ:ブリギッテ・リントナー
ピエリーノ:マーティン・フィンケ(T)
セバスティアーノ:フリードリヒ・レンツ
ストリートシンガー1:ペーター・クロエ
ストリートシンガー2:ライナー・ヴァイス
合唱:ミュンヘン協奏合唱団
合唱指揮:ヨーゼフ・シュミットフーバー
管弦楽:ミュンヘン放送管弦楽団
指揮:ヴィリ・ボスコフスキー
 
CMSW-6150672
(2CD)
\2200
ローテンベルガー /
 カール・ミッレッカー:喜歌劇《ガスパローネ》全3幕

  録音:1982年
カルロッタ:アンネリーゼ・ローテンベルガー(S)
バボレーノ・ナゾーニ:ギュンター・ヴェヴェル(B)
ジンドゥルフォ:ヴィッリ・ブロクマイアー(B)
異邦人:ヘルマン・プライ(Br)
ルイージ:ゲアト・W.ディーベリッツ(語り)
ベノッツォ:マルティン・フィンケ(T)
ゾーラ:ガブリエーレ・フクス(S)
3人の密輸人:
フランツ・シュタウフ、
ディーター・ミゼッレ、
カール・プラポトニク
合唱:バイエルン州立歌劇場合唱団
合唱指揮:フランク=ウド・シュルツェ
管弦楽:ミュンヘン放送管弦楽団
指揮:ハインツ・ヴァルベルク
 
CDMW-6150732
\1800
M.シュトックハウゼン
 /シュトックハウゼン:ニュー・カラーズ・オブ・ピッコロ・トランペット

 New Colours of Piccolo Trumpet
 声 (作曲・即興:M.シュトックハウゼン)
 ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ (1688-1758):
  トランペット協奏曲 ニ長調
  放浪者 即興曲 第1番 (M.シュトックハウゼン)
 ベルンハルト・クロール (1843-1907):
  トランペットと弦楽のためのバッハ「マニフィカト」の変奏曲
  放浪者 即興曲 第2番 (M.シュトックハウゼン)
 レオポルト・モーツァルト:
  トランペット協奏曲 ニ長調 [編曲:H.ヴィンシャーマン]
 放浪者 即興曲 第3番 (M.シュトックハウゼン)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
  ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047
   録音:1993年
トランペット:マークス・シュトックハウゼン
室内楽:デトモルト室内管弦楽団
指揮:クリストフ・ポッペン
ジュエル・ケース、12ページ前後のブックレット(予定)

WARNER



999984519
\2000→\1790
訳分かりません
 ラトル指揮&ベルリン・フィル、新録音はWARNERから
  ラフマニノフ:

   合唱交響曲「鐘」 Op.35
   交響的舞曲 Op.45
サー・サイモン・ラトル指揮
ベルリン・フィル
ベルリン放送合唱団
録音:2010年、2012年 
 ラトルの新譜が出ている間はEMIはまだ大丈夫・・・だから先日この「鐘」の国内盤がEMIジャパンから告知されたときはほっとしたのだが、輸入盤がリリースされるということでレーベルを見てみると、なんとWARNER。EMIミュージック・ジャパンはユニバーサルと合併したと聞いていたが、海外ではWARNERと本格的に連携することになったみたい。
 一体メジャー系の絡み合いは今後どうなるのか。そしてラトルは今後もWARNERから録音を出すのか?
 とりあえずEMIの国内盤はユニバーサル販売によるEMIクラシックスで、輸入盤はワーナーで、ということになるのか・・・と思ったら国内盤のほうは発売中止になったらしい。
 もう訳がわからない。
 状況を見守るしかない。
 


●WARNER Opera series Vol.15


2564 662125
(4CD)
\4800
マイアベーア:歌劇「ユグノー教徒」 シリル・ディートリヒ指揮、
モンペリエ・フィルハーモニー管 他
ギレーヌ・ラファエル(Sop)
フランソワーズ・ポレ(Sop)
ダニエル・ボルスト(Sop)
ボリス・マルティノヴィチ(Br)
リチャード・リーチ(Ten)
ニコラ・ギウセレフ(Bs)
ジル・カシュマイユ(Br)、他
 

2564 646778
(2CD)
\2600
ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」 クラウディオ・シモーネ指揮
イ・ソリスティ・ヴェネティ、他
ホセ・ガルシア(Bs)
チェチリア・ガズディア(Sop)
ウィリアム・マッテウッツィ(Ten)
クリス・メリット(Ten)
ベルナルダ・フィンク(Alt)
ヴァーノン・ミドグレイ(Ten)
レスリー・ファイソン(Bs)、他
 

2564 646824
(3CD)
\3900
ブゾーニ:歌劇「ファウスト博士」 ケント・ナガノ指揮、
リヨン国立歌劇場管 他
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
マーカス・ホロップ(Bs)
キム・ベグリー(Ten)
トルステン・ケルル(Ten)
エヴァ・ジェニス(Sop)、他
 

APEX


2564 645117
(2CD)
\1600
カントルーブ:オーヴェルニュの歌
エマニュエル:ボーヌ地方のブルゴーニュの歌
ドーン・アップショウ(Sop)
ケント・ナガノ指揮、
リヨン国立歌劇場管弦楽団
 

2564 645113
(2CD)
\1600
ジョン・フォールズ:作品集
 3つのマントラOp.61b、
 ダイナミック・トリプティクOp.88、蜃気楼Op.20、
 ケルトのリラOp.50、崇拝「エレジー」Op.18、
 ミュージック−ピクチャーズ・グループ3 Op.33、
 4月−イングランドOp.48-1、ラム・ダスの歌、
 ケルト組曲Op.29よりケルトの哀歌
スーザン・ビックリー(MSop)
ピーター・ドノホー(pf)
ダニエル・ホープ(Vln)
サカリ・オラモ指揮、
バーミンガム市交響楽団
 

2564 645077
(2CD)
\1600
J.S.バッハ:マルコ受難曲                                                                            トン・コープマン指揮、
アムステルダム・バロック管弦楽団、他
 

2564 644429
\1200
アンドレア・ロスト(Sop)
 モーツァルト:オペラアリア集

  歌劇「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」より
アンドレア・ロスト(Sop)
タマーシュ・パル指揮、
フランツ・リスト音楽院室内管
 


2564 644430
\1200
ガボール・ファルカシュ(pf)
 リスト:ピアノ曲集

  ピアノソナタ ロ短調、
  ヴェルディのトロヴァトーレよりミゼレーレ、
  ヴェルディのシモン・ボッカネグラの回想、
  アヴェ・マリア、ハンガリー狂詩曲第12番
ガボール・ファルカシュ(pf)
 ハンガリーの中堅実力ピアニスト、ファルカシュのリスト。力強いソナタが聴きものか。
 


2564 644431
\1200
ドモンコシュ・ヘーヤ指揮&オーブダ ・ダヌビア管
 ブラームス:ハンガリー舞曲集
ドモンコシュ・ヘーヤ指揮、
オーブダ ・ダヌビア管弦楽団
 


2564 644434
\1200
ドモンコシュ・ヘーヤ指揮&オーブダ ・ダヌビア管
 ハンガリーの舞曲集
 コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」より第5曲「間奏曲」/
 エルケル:
  歌劇「フニャディ・ラースロー」より「Palotache」、
  歌劇「バンク・バン」より「Czardas」/
 エルネー・ドホナーニ:
  交響的小品集より、ハンガリー牧歌より「プレスト」/
 レオ・ヴァイネル:妖精の踊り、ハンガリー民俗舞曲より「プレスト」/
 バルトーク:熊の踊り、豚飼いの踊り、舞踏組曲/
 リスト:メフィスト・ワルツより
ドモンコシュ・ヘーヤ指揮、
オーブダ ・ダヌビア管
 ドモンコシュ・ヘーヤは1エルヴィン・ルカーチに指揮を学び、第9回ハンガリー放送(ブダペスト)国際指揮者コンクールに優勝。さらにミトロプーロス指揮コンクールでも2つの賞を受賞した。
 93年には、バルトーク音楽院のメンバーとともにダヌビア・ユースシンフォニーを設立。2001年にはハンガリー国立のユースオケになったという。
 95/96年シーズンにブダペスト祝祭管弦楽団の副指揮者を務め、これ以降ブダペストフィル、ブダペスト交響楽団、マタヴ交響楽団などハンガリーのオケに定期的に客演。最近ではスロヴァキアフィル、東京シティ・フィル、ベルリン・ドイツ交響楽団を指揮、06年に仙台フィル定期演奏会でバルトーク、リストなどを指揮して高い評価を得た。
 オペラの分野では01年にプッチーニ「ラ・ボエーム」でブダペスト国立歌劇場にデビュー以来、「トゥーランドット」「椿姫」「リゴレット」などを指揮。02年にはバルトーク「青ひげ公の城」のフィレンツェ、ローマ公演を指揮した。03年にハンガリー政府からフランツ・リスト賞を、05年に現代ハンガリー作品の優れた解釈に贈られるアーティスト賞を授与されている。
 この2つのアルバムはハンガリーの指揮者とオケが組んだコテコテの演奏としてマニアの間では前から話題になっていたもの。独特のテンポとノリで聴くものをワクワクさせてくれる。どういうわけかいきなりバジェット・プライスでの登場となった。そしておそらく・・・すぐに廃盤になるたぐいのリリースである。



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