ABC CLASSICS
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イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
サムシング・ワンダフル
カタラーニ:さようなら、ふるさとの家/
ヘンデル:わたしを泣かせて下さい、シオンの娘よ,大いに喜べ/
モーツァルト:見て,恋人よ/
バルフ:大理石のホールに住んでいた夢を見た/
レハール:私の唇は熱いキスをする、ヴィリアの歌/
J.S.バッハ:汝が我がそばに居てくれるのなら/
シューベルト:エレンの歌第3番 D.839/
グリーグ:君を愛す Op.5-3/R.シュトラウス:あすの朝
Op.27-4/
カントルーブ:子守歌/ブラームス:子守歌
Op.49-4/
オルフ:天秤棒に心をかけて/
ロドリーゴ:ポプラの林に行ってきた/ノヴェロ:心のワルツ/
カワード:アイル・フロウ・マイ・シークレット・ハート/
マーレイ:あなたのそばで歩くでしょう/
モンク:我がもとにとどまれ/
伝承曲:ダウン・バイ・ザ・サリー・ガーデン、グリーン・スリーヴス/
コープランド:昔々/ロジャース:サムシング・ワンダフル |
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イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
メルボルン交響楽団
ウラディミール・カミルスキ(指揮) |
オーストラリア勲章を授与された大ソプラノ、イヴォンヌ・ケニー(1950−)が歌う歌曲集。大ヒットしたシンプル・ギフト(ABC
442 509-2)で共演したメルボルン響とカミルスキと共に再びステージにあがり、46才の頃の繊細な歌声を聴かせてくれる。
1996年5月3日−9日の録音。 |
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ABC 442 374-2
(2CD)
\3600 →\3190
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スワグマン・プロムナード 〜
オーストラリアン・ライト・クラシックス
ブランビー:勝利の歌、祝典序曲のテーマ
エヴァンス:牧歌(グッドマン)
ドレフュス:ラッシュのテーマ
カーマイケル:
トランペット協奏曲、カントリー・フェア(ハースト編)、
コンチェルト・フォルクローリコ
ハイド:序曲《幸せの時》
ベンジャミン:序曲《イタリアン・コメディ》、大舞踏会
グランヴィル=ヒックス:3つのジムノペティ
ハムナー:ブルー・ヒルズ・ラプソディー
ハースト:スワグマン・プロムナード |
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シドニー交響楽団
パトリック・トーマス(指揮)
西オーストラリア交響楽団
リチャード・マイルズ(指揮)
イザドー・グッドマン(ピアノ)
メルボルン交響楽団&合唱団
ジョージ・ドレフュス(指揮)
バリー・デイヴィス(コールアングレ)
ケヴィン・ジョンストン(トランペット)、他 |
オーストラリアのライト・クラシックを集めた作品集。ドレフュスの「ラッシュのテーマ」、ハムナーの「ブルー・ヒルズ・ラプソディ」、ハーストの「スワグマン・プロムナード」など、オーストラリアの定番ライト・ミュージックが盛り沢山!南半球のライト・ミュージック・プログラム。かなりのカッコよさです! |
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オーストラリアン・ライト・ミュージック 〜ハイド・パーク・シャッフル
ベンジャミン:
ジャマイカン・ルンバ、サン・ドミンゴより、
《カリビアン・ダンス》より ニュー・ジャマイカン・ルンバ/
クリップス:
セレナータ・ピッコラ、ロマンス、ブルー・マウンテン、レジェンド/
ケニー:オーシャン・ロード/
パーカー:ロングフォードの下り坂/ホワイト:アルゼンチン/
ジャップ:ボブスレー/
ヒル:マオリ族のポイ/グリムズリー:レベッカの夢/
ティコ:《シドニー組曲》より ライフセイバーのマーチ/
ドレフュス:小楽団のためのセレナーデ/
ラヴロック:ハイド・パーク・シャッフル |
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アデレード交響楽団
ガイ・ノーブル(指揮) |
オーストラリアのライト・ミュージック・アルバム。人気の高いベンジャミンの「ジャマイカン・ルンバ」、ヒルの「マオリ族のポイ」からケニーの「オーシャン・ロード」のような珍しい作品など、幅広いライト・ミュージックを網羅するプログラム。オーストラリアの魅力を存分に伝えてくれること間違い無し。
1998年8月25日−28日、2001年5月17日ー18日の録音。 |
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ABC 476 6435
(2CD)
\3600
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サン=サーンス:ピアノ三重奏曲全集
サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調
Op.92/
七重奏曲変ホ長調 Op.65(ピアノ三重奏版)/
ミューズと詩人たち Op.132/《動物の謝肉祭》より
白鳥*/
ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調 Op.18/
チェロ・ソナタ第1番ハ短調 Op.32/
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 Op.75 |
オーストラリアン・トリオ
パウル・リカード・フォード(ピアノ)* |
1863年〜1910年にかけて作曲されたトランスクリプションを含む、カミーユ・サン=サーンス(1835−1921)のピアノ三重奏曲集。演奏は、シドニー交響楽団のコンサートマスターを務めたヴァイオリニスト、ロナルド・ハゼルウッドが率いるオーストラリアン・トリオ。確かなテクニックで安定感のあるアンサンブルを披露してくれる。
1999年9月&2006年8月の録音。 |
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マイルズ:弦楽のための協奏曲集
マイルズ:
チェロ協奏曲
ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 |
リチャード・マイルズ(指揮)
タスマニア交響楽団
スー=エレン・パウルセン(チェロ)
バーバラ・ジェーン・ギルビー(ヴァイオリン)
ジャネット・ラザフォード(ヴィオラ) |
オーストラリアのコンポーザー=コンダクター、リチャード・マイルズ(b.1949)の自作自演集。ソリストは、いずれもタスマニア響で首席奏者を経験してきた名手ぞろい。1996年12月9日−17日の録音。 |
AVIE
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ラ・セレニッシマ
2つの季節の物語 〜 ヴィヴァルディ:協奏曲&アリア集
I:1717 〜
歌劇《ポントの女王アルシルダ》
RV.700より
シンフォニア
歌劇《ポントの女王アルシルダ》
RV.700
歌劇《ダリオの戴冠》 RV.719より
アリア集
ヴァイオリン協奏曲ニ長調
RV.208《ムガール大帝》
II:1733 〜
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
RV.367
歌劇《モンテズマ》 RV.723より
アリア集
ヴァイオリン協奏曲ハ長調
RV.191 |
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー
(ヴァイオリン&ディレクター)
サリー・ブルース=ペイン
(メゾ・ソプラノ) |
英国のヴィヴァルディのスペシャリストたち。ラ・セレニッシマが奏でる"1717年"と"1733年"!
1994年に結成されたイギリスのピリオド・アンサンブルであり、ヴィヴァルディとその同時代の音楽のスペシャリストたち、エイドリアン・チャンドラーが率いるラ・セレニッシマ。
アヴィー(Avie)からの11タイトル目となるリリースでは、ヴィヴァルディの2つのシーズン、「1717年」と「1733年」をテーマとしたプログラム。
ヴィヴァルディがヴェネツィアのオペラ作曲家として活躍した時期の「協奏曲」と「アリア」は、赤毛の司祭の作風のコントラストだけでなく、ヴェネツィア楽派とナポリ楽派のパワーバランスの変化を表している。
※録音:2013年3月、聖十字貧球院(ウィンチェスター、イギリス)
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BERGEN DIGITAL
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モッテン・ゴートハウグ:合唱作品集
サルヴェ・レジナ Op.72b/
タリアイ・ヴェースオースの詩による6つの歌
Op.63/
ミサ・ブレヴィス Op.80/花の歌
Op.76/
ザ・ラヴ・ダット・イズ・ヒアアフター
Op.37 |
ヴォックス・ノルヴェジア
トム・ヴィークルンド(指揮)、他 |
ノルウェーの作曲家モッテン・ゴートハウグ(1955−)の合唱作品集。調性を大切にしたシンプルな旋律の中から、大自然の風や鳥のさえずりが感じ取れる。
2011年10月22日&2012年24−25日の録音。 |
CENTAUR
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バッハのクラリネット作品!?
J.S.バッハ:無伴奏クラリネット作品集
無伴奏ソナタ第1番 S.1001
無伴奏ソナタ第2番 S.1003
無伴奏ソナタ第3番 S.1005
無伴奏パルティータ第1番 S.1002 |
マーガレット・ドナヒュー・フラヴィン
(クラリネット) |
女流クラリネット奏者、マーガレット・ドナヒュー・フラヴィンによる、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータのクラリネット・トランスクリプション。
フラヴィンは世界各国で精力的に演奏活動を行う傍ら、マイアミ大学フロスト音楽校で教鞭をとるなど教育者としても名高いクラリネット奏者。
自身でクラリネット版へと編曲を行った大変興味深いプログラミングを、美しく優雅な音色で奏でた好演。
編曲作品ファンにもオススメ。
2009年5月28日&29日の録音。 |
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ハイドンへのトリビュート
ピアノ・ソナタ第52番ト長調
Hob.XVI-39
ピアノ・ソナタ第47番変ロ短調
Hob.XVI-32
ピアノ・ソナタ第46番ホ長調
Hob.XVI-31
ピアノ・ソナタ第12番イ長調
Hob.XVI-12
ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII-11
(カデンツァ:ダリア・グロウホヴァ) |
ダリア・グロウホヴァ(ピアノ)
パヴェル・ゲルシテイン(指揮)
スタジオ・オーケストラ |
2006年より演奏活動をスタートさせたロシアのピアニスト、ダリア・グロウホヴァ。知られざる音楽作品や独自のトランスクリプションを得意とし、ハイドンの協奏曲でも自作のカデンツァを用いてその手腕を発揮。さっぱりとした切れ味のよいタッチでハイドンの作品を軽快に奏でる。
2011年12月の録音。 |
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ハイドン:ピアノ三重奏曲集 Vol.3
ピアノ三重奏第41番ト長調 Hob.XV-41
ピアノ三重奏第14番変イ長調
Hob.XV-14
ピアノ三重奏第26番嬰ヘ短調
Hob.XV-26
ピアノ三重奏第10番変ホ長調
Hob.XV-10
ピアノ三重奏第27番ハ長調 Hob.XV-27 |
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団
〔ピョートル・シロチン(ヴァイオリン)、
フィオナ・トンプソン(チェロ)、
チャン・ヤティン(ピアノ)〕 |
メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団が贈るハイドンのピアノ三重奏曲集の第3弾。
軽やかなピアノにヴァイオリンの繊細な音色が寄り添い、チェロと見事な調和を示している。ロシア、台湾、イギリスの多国籍アンサンブルが息のあった好演を繰り広げる。
2011年12月20日−22日、タコマパーク(アメリカ)での録音。 |
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CRC 3256/3257
(2CD)
\4600
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アルベニス:組曲《イベリア》(全曲) |
ポール・ヴェローナ(ピアノ) |
スペインの作曲家イサーク・アルベニス(1860−1909)の晩年の傑作であり、ドビュッシーやメシアンから称賛の的となった組曲「イベリア」。イタリアのヴァルセージア国際音楽コンクール、ロマン派ピアノ部門入賞の経歴を持つアメリカのピアニスト、ポール・ヴェローナのデビューレコーディング。
スペインの民族音楽に影響を受けたアルベニスの代表作を、色彩豊かな響きと柔らかなタッチで描いている。
2008年10月6日、9日&11月14日の録音。 |
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コンスタンティニデス:協奏曲集
2つのヴァイオリンと管弦楽のための詩編協奏曲
LRC185b *
ピアノと管弦楽のための協奏曲
LRC252**
ギターと室内オーケストラのための古典協奏曲
LRC149+
チェロと管弦楽のための協奏曲−中国IV深セン
LRC139b ++ |
ディノス・コンスタンティニデス(指揮)
ルイジアナ・シンフォニエッタ
レナータ・アラド(ヴァイオリン)*
エスペン・リルシュラッテン(ヴァイオリン)*
カルロス・リアズエロ(指揮)**
LSU交響楽団**
マイケル・グルト(ピアノ)**
ロナルド・カドー(ギター)+
デニス・パーカー(チェロ)++ |
ルイジアナ州立大学(LSU)作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督の任にある現代ギリシャの巨匠ディノス・コンスタンティニデス(1929−)。ブルックリン大学国際室内楽コンクールを皮切りに数多くの作曲賞を獲得しているコンスタンティニデスの自作自演集が登場。革新的で自由な手法を用いた作品を、世界各国で活躍するLSU交響楽団の実力派ソリストらと共にダイナミックに奏でる。 |
CHAMPS HILL RECORDS
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ラトビアの美貌のアコーディオン奏者クセーニャ・シドロワ!
おとぎ話
モシュコフスキ(リプス編):スペイン奇想曲/
トロヤン:アコーディオン協奏曲《おとぎ話》/
ヴァシリエフ:操り人形は誰?/グリーグ:ホルベルク組曲/
メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):《真夏の夜の夢》より
スケルツォ/
ロンドノフ:スケルツォ=トッカータ/ピアソラ(レネハン):忘却 |
クセーニャ・シドロワ(アコーディオン)
クラーク・ランデル(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 |
1988年、ラトビア出身の美貌のアコーディオン・プレーヤー、クセーニャ・シドロワ。
リガからロンドンへと渡り、英国王立アカデミーでオーウェン・マレー教授に師事し、2009年にはウィグモア・ホールにデビュー。
ラトビアやロシア、イタリア、リトアニアの国際コンクールでも受賞を重ね続けるアコーディオン界に現れたニュースターである。
チェコの作曲家ヴァーツラフ・トロヤン(1907−1983)のコンチェルトなどのオリジナルや、モシュコフスキ、メンデルスゾーンのアレンジを組み合わせたセンスの高さを感じさせてくれるプログラムも魅力的。
使用楽器は、イタリアの銘器ピジーニ(Pigini)。
2012年5月&9月の録音。
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テュイレ:鍵盤作品全集
3つのピアノ小品 Op.33/3つのピアノ小品
Op.3/
3つのピアノ小品 Op.34/2つのピアノ小品
Op.37/
オルガン・ソナタ イ短調 Op.2 |
アラスデア・ビートソン(ピアノ)
デイヴィット・ダネット(オルガン) |
木管アンサンブルのための名作『ピアノと管楽器のための「六重奏曲」』の作曲者として有名なルートヴィヒ・テュイレ(1861−1907)。
ブラームスやリストの影響が見られる初期の「Op.3」から、穏やかな不協和音と半音階進行が顔を見せる後期の「Op.37」、さらには「オルガン・ソナタ」などを収録。保守的なスタイルを貫いたテュイレの珍しい鍵盤作品集です。独墺系ピアノ音楽ファンは要チェック。
2012年1月−2月の録音。 |
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知られざるロシア・ロマンティシズム
ヴィートリス:ピアノ独奏作品集
10のラトビア民謡 Op.29/
ラトビア民謡による変奏曲
Op.6/
8つの小品 Op.68より/
ノン・メランコリー・ポルカ
Op.43-3/
ワルツ・カプリッチョ
Op.24/
前奏曲変ロ長調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ
Op.63/
海にて Op.43-1/波の歌
Op.41-2/子守歌
op.43-2 |
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レイニス・ザリンス(ピアノ) |
リムスキー=コルサコフに作曲を学び、ミャスコフスキーやプロコフィエフを指導したラトビア出身のロシアの作曲家ヤーセプス・ヴィートリス(1863−1948)。
ロシアで身に付けた作曲技法とラトビアの民謡を巧みに組み合わせたヴィートリスは、ラトビアにおけるロマンティシズム、民族主義を確立し、同国の音楽の発展に尽力したキーマンである。民謡の旋律を活かしたシンプルな書法、ロシアン・ロマンティシズムを思わせる旋律美が特徴である。
2012年10月の録音。 |
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メシアン:小編成作品集
ミのための詩/主題と変奏/
《幼な児イエスにそそぐ20の眼差し》より/
クロツグミ/鳥の小スケッチ |
スティーヴン・デ・プレッジ(ピアノ)
ゲネス=アン・ジェファーズ(ソプラノ)
マシュー・トラスラー(ヴァイオリン)
ダニエル・ペイルソープ(フルート) |
20世紀フランスの巨星オリヴィエ・メシアン(1908−1992)の小編成作品集。1936年に妻との結婚を記念するために作曲された歌曲集「ミのための詩」では、ソプラノのゲネス=アン・ジェファーズが、メシアン特有の和声のカラーを表現している。
2002年&2003年の録音。 |
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タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
パリのアメリカ人
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
アイヴズ:戦没将兵記念日
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
ト長調
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):
《ポーギーとベス》より 5つのセレクション |
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ) |
ルジェーロ・リッチから賛辞を贈られた1986年ロンドン出身の若き女流ヴァイオリニスト、タムシン・ウェーリー=コーエンのデビュー・アルバム!
19世紀後半〜20世紀前半のヨーロッパとアメリカの音楽を繋ぐ共通点、フォーク、カフェ、ブルース、トラディショナルなどの要素に着目したアイディアに富んだプログラムを披露。
1721年製のストラディヴァリウス"ex-Fenyves"を奏でるウェーリー=コーエン。今後の飛躍が楽しみなヴァイオリン界のニューヒロイン、堂々のデビューです。
2012年11月5日−7日の録音。 |
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才媛アレクサンドラ・ダリエスク
前奏曲全集Vol.1 〜 ショパン&デュティユー
ショパン:24の前奏曲 Op.28
デュティユー:3つの前奏曲
ショパン:前奏曲変イ長調
Op.posth、前奏曲嬰ハ短調
Op.45 |
アレクサンドラ・ダリエスク(ピアノ) |
2012年にカーネギー・ホール・デビューを果たし、勢いに乗る東欧ルーマニア出身の才媛アレクサンドラ・ダリエスク。
前奏曲三部作(トリロジー・オヴ・プレリューズ)の第1弾としてダリエスクが選んだのは、ショパンとデュティユー。「前奏曲」という共通点を持つ19世紀ポーランドと現代フランスの音楽が、時代と国の違いを越えて1つのストーリーとして繋がる。
2013年3月4日−6日の録音。 |
CHANDOS
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ムジカ・イタリアーナ 〜 マスカーニ・イン・コンサート
マスカーニ:
コウノトリの神格化/叙情的映像/
異国風の踊り/主の祈り/アヴェ・マリア/
人形のガヴォット/私の最初のワルツ/
《永遠の都》への付随音楽 |
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
トリオ王立歌劇場フィラルモニカ'900
ルチアーノ・ガンチ(テノール) |
ノセダのムジカ・イタリアーナ最新作!"コンサート・ホール"でのマスカーニ!
知られざる傑作の伝道師、灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダが振るシャンドス(Chandos)の「ムジカ・イタリアーナ」最新作は、"コンサート・ホール"でのピエトロ・マスカーニ(1863−1945)!!
1963年にイタリアのリボルノでパン屋の息子として生まれ、ミラノ音楽院ではポンキエッリに師事するものの途中退学。
その後、指揮、作曲で生計を立てていたマスカーニは、思いがけずコンクールに応募、1等入賞となった代表作「カヴァレリア・ルスティカーナ」の爆発的ヒットにより、瞬く間に一流作曲家の仲間入りを果たすことになる。
ノセダとトリノ王立歌劇場の自主運営オーケストラ、フィラルモニカ'900とのコンビは、「カヴァレリア・ルスティカーナ」があまりにも有名になりすぎたため、スポットライトを浴びることなく音楽史の片隅に追いやられてしまったマスカーニの管弦楽作品を発掘!
"オペラ・ハウス"ではなく"コンサート・ホール"のためのマスカーニの音楽。トリノ王立歌劇場とBBCフィルハーモニックを主な活躍の場とするノセダのタクト捌きがここでも冴え渡る!
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CHAN 10787
(2CD)
\4600 →\4190
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ジェームズ・エーネス・プレイズ・プロコフィエフ
〜
プロコフィエフ:ヴァイオリン作品全集
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調
Op.19
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調
Op.63
2つのヴァイオリンのためのソナタ
ハ長調
Op.56
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ニ長調 Op.115
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調
Op.80
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調
Op.94
ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ
Op.35bis |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
エイミー・シュワルツ・モレッティ(ヴァイオリン)
アンドルー・アームストロング(ピアノ)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
BBCフィルハーモニック |
才気渙発!ジェームズ・エーネス登場!プロコフィエフのヴァイオリン作品全集!
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ誌)という最大級の評価を受ける21世紀のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
シャンドスではハンガリーのバルトークをメインとして世界中で称賛を受けてきたエーネスが、ロシアン・プログラム、"プロコフィエフのヴァイオリン作品全集"を送り出す!
ヴァイオリン協奏曲第1番と第2番、プロコフィエフの傑作であり難曲に臨むのは、エーネス、ノセダ、BBCフィルの強力トライアングル。
世界トップクラスの才能と音楽性の共演は、別次元のスケールを持つプロコフィエフを聴かせてくれるに違いない。
また「ヴァイオリン・ソナタ」では、バルトークで見事なコンビネーションを披露してくれたアンドルー・アームストロングと再共演。
カナダの天才ジェームズ・エーネスの歴史に、プロコフィエフという新しく、そして特別な1ページが加わる
——!
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CHSA 5126
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ネーメ・ヤルヴィ&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管
ワーグナー:序曲&前奏曲集
歌劇《妖精》序曲/序曲《クリストファー・コロンブス》(モットル校訂)/
歌劇《リエンツィ》序曲/歌劇《恋愛禁制、またはパレルモの修道女》序曲/
ファウスト序曲/歌劇《さまよえるオランダ人》序曲/
歌劇《ローエングリン》より
第3幕への前奏曲/
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より
前奏曲/
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より
前奏曲 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 |
ネーメ・ヤルヴィの豪快壮大なるワーグナー!歌劇《さまよえるオランダ人》序曲は初登場!
エストニアの名門音楽一家、ヤルヴィ一族の長であり、驚異的なペースでレコーディング、リリースを続けているネーメ・ヤルヴィ。
長年の盟友、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(RSNO)と共に完成させた"オーケストラのみ"によるワーグナー・シリーズから、ネーメ・ヤルヴィの熱気に満ちた「序曲」と「前奏曲」が結集!
未発表の「さまよえるオランダ人」序曲を加え、さらにパワーアップしたネーメ・ヤルヴィのワーグナーの「序曲&前奏曲」。
豪快なヤルヴィ・サウンドでワーグナーの「序曲」と「前奏曲」を徹底的に味わえる強力なプログラム。
思わずジャケ買いしてしまいそうな(!?)インパクト特大、オーラが輝くジャケット・デザインも見逃せないポイントです!
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CHSA 5123
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ガードナーのムジカ・ポルスカ第7巻
シマノフスキ:
スターバト・マーテル Op.53
バレエ音楽《ハルナシェ》
Op.55* |
エドワード・ガードナー(指揮)
BBC交響楽団&合唱団
ルーシー・クローウェ(ソプラノ)
パメラ・ヘレン・スティーヴン
(メゾ・ソプラノ)
ガボール・ブレッツ(バリトン)
ロバート・マレイ(テノール)* |
ENO音楽監督ガードナーのムジカ・ポルスカ!第7巻はシマノフスキのスターバト・マーテル!
イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督として大活躍中のイギリスのマエストロ、エドワード・ガードナー。
BBC交響楽団とのコンビで進行中の「ムジカ・ポルスカ(ポーランドの音楽)」第7巻は、カロル・シマノフスキ(1882−1937)の第2弾!
シマノフスキがタトラ山脈の民族音楽へと傾倒してゆく創作期後期の「スターバト・マーテル」と「ハルナシェ」。
テノール独唱、合唱、オーケストラによる「ハルナシェ」(1927−31)は、バレエ・パントマイムのために作曲され、シマノフスキ後期の典型的なスタイルの持つバレエ音楽。
そしてシマノフスキが「ペザント・レクイエム(農民の鎮魂歌)」と述べ、ラテン語ではなく"ポーランド語"で歌われる「スターバト・マーテル」(1925−26)は、20世紀の東欧で誕生した近代の宗教音楽の頂点の1つである。
母国の民族音楽に魅了されたシマノフスキ後期の2つの傑作を、ガードナーとBBC交響楽団の盤石の演奏で!
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CHAN 0797
(3CD/特別価格)
\4800
〔CHACONNE〕
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アーリー・オペラ・カンパニー
ヘンデル:歌劇《セルセ》 HWV.40 |
アーリー・オペラ・カンパニー
クリスティアン・カーニン(指揮)
ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ)
アンナ・ステファニー(メゾ・ソプラノ)
ヒラリー・サマーズ(コントラルト)
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー)
ブリンドリー・シェラット(バス)
ジョエル・ハーヴェイ(ソプラノ)
アンドレアス・ヴォルフ(バス・バリトン) |
アーリー・オペラ・カンパニーのセルセ!舞台は紀元前5世紀のペルシャ!
ヘンデルの「セメレ」(CHAN
0745)や「アルチェステ」(CHAN
0788)、「フラーヴィオ」(CHAN
0773)、そして「パルテノーペ」(CHAN
0719)などでの上質で洗練された演奏、サウンドが印象深いアーリー・オペラ・カンパニー。
1994年にクリスティアン・カーニンによって結成されたイギリスの古楽アンサンブルの次なるヘンデルは、「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」が美しい1738年初演の歌劇「セルセ」。
紀元前5世紀、ペルシャを舞台として、アケメネス朝ペルシャの王セルセ(クセルクセス1世)を中心に繰り広げられていく全3幕の喜劇。アーリー・オペラ・カンパニーのヘンデルには欠かせない古楽系ソプラノ、ローズマリー・ジョシュアもロミルダを歌います。 |
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シューベルト・アンサンブルのエネスコ第2弾!
エネスコ:
ピアノ三重奏曲イ短調
ピアノ五重奏曲イ短調 Op.29
アリアとスケルツィーノ |
シューベルト・アンサンブル
レムス・アゾイテイ(ヴァイオリン) |
シューベルト・アンサンブルのエネスコ第2弾!エネスコの手稿譜の研究に基づくピアノ三重奏曲!
2013年で結成30周年を迎えたロンドンのピアノと弦楽器の五重奏団シューベルト・アンサンブル。
オーケストラ・アンサンブル金沢の第1コンサートマスターとしても活躍するヴァイオリニスト、サイモン・ブレンディスを擁するロンドンの歴史あるアンサンブルの2タイトル目となるエネスコの室内楽作品集。
1916年に作曲された未完の「ピアノ三重奏曲」は、ルーマニアの作曲家パスカル・ベントイウ(1927−)の補筆完成版をベースとして、レコーディングの数週間前に入手したエネスコの手稿譜の研究に基づく校訂を反映させるなど、作曲者の意図した姿の再現にチャレンジした意欲作である。 |
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ジョン・トムリンソン(バス)
ミケランジェロ歌曲集
ブリテン:ミケランジェロの7つのソネット
Op.22
(デイヴィッド・オーウェン・ノリスによるバス・ヴァージョン)
ヴォルフ:ミケランジェロの3つの詩による歌曲集
ショスタコーヴィチ:ミケランジェロの詩による組曲
Op.145 |
ジョン・トムリンソン(バス)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ) |
ジョン・トムリンソンのミケランジェロ歌曲集!ルネサンス時代の芸術家が結ぶ3人の作曲家たち。
イタリア・ルネサンスの偉大な芸術家、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475−1564)の"詩"をテーマとした歌曲集。
ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の「システィーナ礼拝堂天井画」でも知られるミケランジェロの芸術は、様々な形で音楽にも大きな影響を与えている。
ミケランジェロ歌曲集を歌うのは、世界各地のオペラハウスや、バイロイト音楽祭などで活躍してきたイギリスの世界的バスであるサー・ジョン・トムリンソン。
ブリテン、ヴォルフ、ショスタコーヴィチの歌曲が、"ミケランジェロ"というテーマで1つのストーリーとなる。 |
CHANNEL CLASSICS
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CCSSA 34313
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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アムステルダム・シンフォニエッタ
ショスタコーヴィチ(R.バルシャイ編):
室内交響曲ハ短調 Op.110a、室内交響曲変イ長調
Op.118a
ワインベルク:
ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルティーノ
Op.42 |
アムステルダム・シンフォニエッタ
カンディダ・トンプソン
(芸術監督&ソロ・ヴァイオリン) |
アムステルダム・シンフォニエッタ!25周年記念アニヴァーサリー・アルバムはショスタコーヴィチ&ワインベルク!
弦楽四重奏などの小編成作品を"弦楽オーケストラ"で演奏することにより、楽曲の隠れた魅力を引き出してきたオランダの弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタ。結成25周年のアニヴァーサリー・プログラムに選んだのは、ショスタコーヴィチの2つの「室内交響曲」とワインベルクの「協奏曲」。
互いに親交があり、影響を受け合っていた20世紀を代表するショスタコーヴィチ&ワインベルクの3作品は、室内楽作品を室内オーケストラで演奏することにより新たな魅力を伝え続けてくれるアムステルダム・シンフォニエッタにとって相応しいプログラム。
ワインベルクの「コンチェルティーノ」は、カンディダ・トンプソンがソリストを務め、2009年アムステルダム・コンセルトヘボウで西ヨーロッパ初演が行われた思い入れの深い作品でもある。 |
CHRISTOPHORUS
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パウル・ドンブレヒト(オーボエ)
テレマン:オーボエ作品集
組曲ト短調 TWV 41:g4
ソナタ変ロ長調 TWV 41:B6
パルティータ第2番ト長調 TWV
41:G2
ソナタ ト短調 TWV 41:g6 |
パウル・ドンブレヒト(オーボエ)
ヴィーラント・クイケン(チェロ)
ロベール・コーネン(チェンバロ) |
ドンブレヒト!クイケン!コーネン!ベルギー古楽界の重鎮たちが共演!
古楽大国ベルギーの名手たち、オーボエのドンブレヒト、チェロのクイケン、チェンバロのコーネンのトリオが奏でるテレマンのオーボエ作品集。
優雅で気品あふれるドンブレヒトのオーボエを、絶妙のバランスと安定感で支えるクイケンとコーネン。ベルギー古楽界の巨匠たちが約30年前に生み出したテレマンの名盤が蘇えります。
1980年2月の録音。 |
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ロッシーニ:ピアノのための前奏曲集 〜
《老年のいたずら》より
私の朝の健康のための前奏曲/バロック風前奏曲/
ムーア風前奏曲/慌ただしいロココ風の前奏曲/
いわゆる劇的な前奏曲/つかの間の前奏曲/
無害の前奏曲 |
ラウラ・アルヴィーニ
(フォルテピアノ/
プレイエル1844年製) |
名手アルヴィーニがロッシーニのプレイエルで弾いた名演が復刻!
惜しくも2005年にこの世を去ったイタリアの名鍵盤奏者ラウラ・アルヴィーニ(1946−2005)のロッシーニ。
「老年のいたずら」の中から丁寧に選ばれた「前奏曲集」は、ロッシーニが1855頃まで使用していたと伝わる1844年製のプレイエル(No.10966)での演奏。名手アルヴィーニの演奏で、ロッシーニの音楽が、ロッシーニの時代の音色で味わい深く響く。
1992年2月の録音。 |
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スペインの花 〜 スペイン・ルネサンスの東洋と西洋
単旋律聖歌(1500年頃):キリエ/
アンシエタ:主イエス・キリストよ/
トゥルクマニ:アリル/
単旋律聖歌(1500年頃):グローリア/
リベラ:ダヴィデ王は/
トゥルクマニ:フィクラ/
単旋律聖歌(1500年頃):主の受難/
エスコバル:スターバト・マーテル/
トゥルクマニ:アキド/
単旋律聖歌(1500年頃):セクエンティア/
トゥルクマニ:ガムザ/
単旋律聖歌(1500年頃):サンクトゥス/
アンシエタ:聖母と母/
ミランス(16世紀初期):おお、いと高き主よ/
トゥルクマニ:サルサラ/
リベラ:アヴェ・マリア/
単旋律聖歌(1500年頃):アニュス・デイ |
チャント1450、
マフムード・トゥルクマニ(ウード) |
1500年頃のスペイン・ルネサンス時代の音楽と、アラブの伝統楽器ウードの世界的名手トゥルクマニのコラボレーション。
2003年にバーゼル・スコラ・カントルムで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、チャント1450が歌うア・カペラの宗教音楽とトゥルクマニの即興。
西洋と東洋、作曲と即興、声楽と器楽という2つの要素のコントラストが、ユダヤやアラブ、ジプシーの音楽が同居したルネサンス・スペインの空気を運んでくる。
2011年&2012年の録音。 |
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ファルケンハーゲン:リュート・ソナタ集 Op.1
ソナタ第6番/ソナタ第4番/
ソナタ第5番/ソナタ第3番/
ソナタ第2番/ソナタ第1番 |
アルベルト・クルニョーラ
(バロック・リュート) |
バロック時代とリュートの作曲家、演奏家として最後期となる18世紀前半に活躍したドイツの音楽家アダム・ファルケンハーゲン(1697−1754)。
バロック音楽の形式の中から聴こえてくるギャラント様式の響きは、時代の流れと共に訪れた音楽様式の変化を実感させる。
13コースのバロック・リュートを奏でるイタリアのリューティスト、クルニョーラの冴える妙技もまた見事。
2003年7月の録音。 |
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ミンネザング後期の世俗歌曲集
ザルツブルクの修道士(14世紀):
Das Taghorn/Ich han in ainem
garten
gesehen/
Caldy valdy/Was ich hewer
das iar anvach/
Der tewfel und ain klaffent
schalkch/他
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アウグスブルク古楽アンサンブル |
中世ドイツ語圏の恋愛歌曲と抒情詩「ミンネザング(Minnesang)」の後期に誕生した世俗歌曲集。
ザルツブルクの修道士の作品と伝わり、オーストリア国立図書館に所蔵されている写本(Codex
2856)に収められた中世貴族社会の音楽を、アウグスブルク古楽アンサンブルが情感豊かな演奏で描く。
1995年2月の録音。 |
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暗闇の中の色彩 〜 アレクサンデル・アグリコラ:器楽作品集
イン・ミネン・ツィン/
私の愛しい女は、あらゆるすぐれた才にたけ/
タンデルナーケン/美しきわが愛に別れを告げても/
D.私は愛さずには/
チェクス・ノン・ユディカート・デ・コロリブス/
ただ死を/デュオ/私の父は農夫です/われがすべて/
エラス・マダメ、クエ・フェライジェ/尽くす人/
絶望的な運命の女神/フィッチ:アグリコラVIII、アグリコラIX |
アンサンブル・レオネス
マルク・レヴォン
(リュート、
ギター、
チェトラ、
ヴィオラ・ダルコ、
指揮) |
フランドル楽派の器楽のエキスパート。アレクサンデル・アグリコラの芸術!
15世紀後半〜16世紀初期にイタリア、フランス、ネーデルラントなどヨーロッパの各地で活躍し、器楽作品を中心に優れた作品を遺したフランドル楽派の作曲家アレクサンデル・アグリコラ(ca.1456−1506)。
同じフランドル楽派のオケゲムやジョスカン、イザークたちの作曲技法を感じさせるアグリコラは、フランドル楽派有数の器楽作品の作曲家であり、フランス宮廷時代に接したブルゴーニュ楽派とフランドル楽派の様式を兼ね備えた稀有な存在である。
ジョスカン・デ・プレの器楽作品集(CHR
77348)という画期的なプログラムでクォリティの高い演奏を聴かせてくれたアンサンブル・レオネスは、ドイツで結成された中世&ルネサンスの"器楽作品"のスペシャリストたち。
教会音楽に比べると陽の目を見る機会が限られていたフランドル楽派の"器楽作品"のさらなる発掘、紹介に期待したい。
2012年4月23日−26日、ハイリッヒ・クロイツ教会(スイス)での録音。 |
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J.S.バッハとイタリアの作曲家たち
コレッリ:トランペット・ソナタ
イ長調
J.S.バッハ(シェーファー編):協奏曲ニ長調
アルビノーニ:トランペット協奏曲ニ短調
Op.9-2
J.S.バッハ(クンツ編):協奏曲ニ長調
BWV.249
トレッリ:トランペット・ソナタ
ニ長調
J.S.バッハ:G線上のアリア
ロマニーノ(シェーファー編):トランペット協奏曲ニ長調 |
トランペット・アンサンブル・
ヨアヒム・シェーファー、
ヨアヒム・シェーファー(トランペット&指揮) |
ドイツ、ドレスデンのピッコロ・トランペットの名手、ヨアヒム・シェーファーと仲間たちのアンサンブルによる"J.S.バッハ"と"同世代の作曲家"たちのトランペット作品集。
「ブランデンブルク協奏曲第2番」での華々しいトランペットの活躍をヒントに、ヨアヒム・シェーファーとロルフ・ヘンリー・クンツが、「宗教作品」を「トランペット協奏曲」にアレンジ!
J.S.バッハの音楽と、同世代のイタリアの作曲家たちの音楽が、ドイツの名トランぺッターの輝かしいサウンドで響く。
2012年3月&10月の録音。 |
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ギターのための前奏曲集
ウィルコックス:ギターのための12の練習曲
タレガ:12の前奏曲
ポンセ:12の前奏曲
ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲 |
ティルマン・ホップシュトック(ギター) |
ドイツの名ギタリスト、ホップシュトック!
2012年新録音を加えた"ギターのための前奏曲集"!
ギターとチェロをダルムシュタットとケルンで学び、現在ではドイツを代表するギタリストとして、世界中で活躍するティルマン・ホップシュトック。
ギターのための「前奏曲集」では、アラン・ウィルコックス(1869−1956)とフランシスコ・タレガ(1852−1909)の2作品が2012年の新録音。
イギリス、スペイン、メキシコ、ブラジルの作曲家たちの「前奏曲」を、ホップシュトックのギターが、熱く、美しく、カラフルに奏でてくれる。
2000年5月&2001年9月&2012年 |
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レヒナー:
祝祭ミサ曲(ミサ・スーペル・ドミネ)、
クイド・カオス(24声)、宗教モテット集(1575)より、
クロンボー・モテット(1583)、ラウダーテ・ドミヌム(15声)
ラッスス:主よ、われらの主は
A・ガブリエリ:第2旋法による前奏曲 |
アンサンブル・オフィチウム
ウィルフリート・ロンバッハ(指揮) |
レオンハルト・レヒナ—(c.1553−1606)は、オーストリア出身のドイツの作曲家で、若き日にはラッススに師事したという説も残されている16世紀の音楽家。
イタリア的な手法でドイツ・リートにも大きな影響を与えたレヒナーは、合唱音楽の作曲、指揮、指導に優れた手腕を発揮しており、24声や15声などの"多声"を巧みに使いこなした作曲家である。
2011年&2012年の録音。
旧譜
ウィルフリート・ロンバッハ&アンサンブル・オフィチウム
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システィーナ礼拝堂の音楽
ビクトリア:
聖週間聖務曲集より
聖木曜日のための哀歌I〜III、
聖金曜日のための哀歌I〜III、
聖土曜日のための哀歌I〜III
アレグリ:ミゼレーレ |
アンサンブル・オフィチウム
ウィルフリート・ロンバッハ(指揮) |
ローマのシスティーナ礼拝堂に響き渡ったアレグリとビクトリアの崇高なる音楽。
アンサンブル・オフィチウムは1999年にウィルフリート・ロンバッハによって創設されたルネサンス音楽とグレゴリオ聖歌を専門とするドイツのア・カペラ・グループ。知的で抑制された歌唱が特徴。ビクトリアの哀歌では珍しい初稿版が使用されている。
ドイツのハーモニーによるアレグリのミゼレーレも興味深い。
2009年−2010年の録音。 |
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ゼレ:宗教コンチェルト集
私は眠り/汝なにゆえにうなだるるや/
ベソ・ラス・マノス/主よ、御言葉を持って/
おお、私の甘く最愛なるイエス/
マグナ・デイ・ボニタス/おお、いと優しき主よ/
おお、不幸よ!/それは神によって作られた/
こちらへ来て、見よ/アマリリ/他 |
アンサンブル・メタモルフォージ
モニカ・マンデラルツ
(ハープ、リコーダー、
オルガン、指揮) |
2013年が没後350周年となる17世紀ドイツの音楽家トーマス・ゼレ(1599−1663)。
ハンブルクの教会音楽監督など、北ドイツで重要なポストを歴任したゼレの「宗教コンチェルト」は、形式にミヒャエル・プレトリウスからの影響がみられる17世紀ドイツの秀作である。
2011年9月の録音。 |
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ヴィオール・コンソートのためのイギリス作品集
ジェンキンス:アルメイン/ミコ:ファンタジア第3番/
シンプソン:
アルメイン第2番、エアー第4番、コラント第3番、エアー第6番/
ギボンズ:ファンタジア第1番/
バッサーノ:アウグスト・パヴァン/バード:ブラウニング/
ホルボーン:メランコリーとガリアルドの印象/
フェッラボスコ:ファンタジア第14番/
ヒューム:音楽の情熱/
ギボンズ:イン・ノミネ&ファンタジー第1番/
シンプソン:愛らしいロビン/作曲者不詳:Chow
Bente/
ブル:
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ、
クロマティック・ヘクサコード・ファンタジー/
ロック:ファンタジー/バード:セリンジャーのラウンド |
ゼスカパード(レ・エスカパード) |
1600年にイギリス東インド会社が設立し、ロンドンが北海における貿易港として重要な役割を担ってた時代のヴィオール・コンソートための作品集。
バードやジェンキンス、ギボン、ロックなどのブラウニングやファンシー、ファンタジアが、当時にイギリスにおけるヴィオール・コンソートの隆盛を伝えてくれる。女流ヴィオール奏者4人のアンサンブル、レゼスカパード(レ・エスカパード)の音色の一体感が美しい。
2012年10月の録音。 |
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プファルツ選帝侯フリードリヒ5世と
エリザベス・ステュアートの結婚の祝典音楽
コペラリオ、ジョンソン、バード、ダウランド、
キャンピオン、プレトリウス、イーストの音楽 |
イ・チャルラターニ |
"ライン川とテームズ川の結婚"と呼ばれたプファルツ選帝侯フリードリヒ5世とエリザベス・ステュアートの、1613年に執り行われたロンドンとハイデルベルクでの結婚式を音楽で再現。
当時のイギリスとドイツの音楽が、フリードリヒ、ステュアートの心情、2人を祝う人々の祝福を描いている。イ・チャルラターニの古楽アンサンブル、選曲共に見事な仕上がり。
1997年6月の録音。 |
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威風堂々 〜 トランペット・フェスティヴァル
エルガー(シェーファー編):威風堂々
A・スカルラッティ:私の宝である女よ
ヴィヴァルディ(シェーファー編):協奏曲変ロ長調
ドニゼッティ:ソナタ ヘ長調
J.S.バッハ(シェーファー編):主よ人の望みの喜びを
モーツァルト:ソナタ変ホ長調
K.282
フォーレ:リディア
アルドロヴァンディーニ:協奏曲第2番
A・スカルラッティ:ロンペ・スプレッツァ
トレッリ:(シェーファー編):協奏曲ニ長調
ブレイナー:ビートルズ・コンチェルト・グロッソ |
ヨアヒム・シェーファー(トランペット)
ヨアヒム・シェーファー・
トランペット・アンサンブル
カメラータ・インストゥルメンターレ・
ベルリン
ブラティスラヴァ・チェンバー・ソロイスツ |
トランペット・アンサンブルで聴くエルガーの「威風堂々」、トランペットが主役を務めるモーツァルトやJ.S.バッハ、さらにはビートルズの音楽を合奏協奏曲風に仕上げたペーター・ブレイナー(1957−)の「ビートルズ・コンチェルト・グロッソ」。
ドレスデンの名トランぺッターが企画したトランペット・フェスティヴァルの幕が上がります!2003年−2005年の録音。 |
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ハイデルベルク宮廷でのルネサンス音楽
オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:
Gen haidelwerg rayt ich/
ベーハイム:Ich michel beham/ラピシーダ:Tandernaken/
シュリック:
Wer gnad durch klaff、Maria
zart、Pete
quid vis、
Ascendo ad patrem meum/
Simpson:Pauan、Galliard/Bouquet:Volta/
Engelman:Courant/Coperario:The
First
of the Lords/
Campion:Wooe her and win her/Johnson:Mascarada/他 |
イ・チャルラターニ |
芸術家たちのパトロンとして知られるオットー・ハインリヒの時代に、ドイツのハイデルベルク城で演奏されたとされるルネサンス音楽の数々。宮廷の貴族たちが愉しんだ文化を、イ・チャルラターニの丁寧で情感豊かなアンサンブルで。
1993年6月の録音。 |
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神秘なるマリア 〜 中世後期のマリアの歌
オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン:
そこで輝くあなたは誰、アヴェ・マーテル・オー・マリア
ザルツブルクの修道士:
アヴェ・グロリオーサ・マーテル・サルヴァトレス、
ステラ・マリス・イルストランス・オムニア、
サルヴェ・レジナ、ポロルム・レジナ、
オー・マリア・ロガトリクス/他 |
アウグスブルク古楽アンサンブル |
14世紀、中世ヨーロッパで歌われた聖母マリアへの祈り歌。中世ドイツの吟遊詩人オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタインや、ロストックの大学図書館や、モンセラートの修道院図書館に所蔵されている「聖母マリアに捧げる歌」が、神秘のベールを纏い、天へと昇る。
1996年2月の録音。 |
COMPUNCTIO
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クラヴィコード
ペーション&エクレーヴ:ブルー・ベル、ボウル、イクテリーン
エクレーヴ:ノード第1番〜第7番
ペーション:クロマ、ルスト |
マッツ・ペーション(クラヴィコード)
アンドレアス・エクレーヴ(ツィター) |
パフォーマンス、サウンド、レコーディング、パッケージの全てがハイクォリティのスウェディッシュ・レーベル「コンプンクティオ(Compunctio)」。
スウェーデンのマルチ・プレーヤー、アンドレアス・エクレーヴ(1975−)とマッツ・ペーションによる自作自演集であり、3種類のクラヴィコードと2種類のツィターの弾き分けからは、繊細で風情あふれる音色が聴こえてきます。
各楽器の美しい写真を収めたミニ・フォトアルバムも封入。ブックレットにもクラヴィコード、ツィターの写真が掲載されています。 |
CORO
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ザ・シックスティーン&ハリー・クリストファーズ(指揮)
パレストリーナVol.4 〜ミサ曲《おお、大いなる神秘》(ミサ・オー・マニュム・ミステリウム)
パレストリーナ:
ミサ曲《おお、大いなる神秘》(ミサ・オー・マニュム・ミステリウム)/
日の出より日が地に沈むまで/
すべての国々よ、主に向かいて歓呼せよ/
われはわが目を御身に対し上げ奉りぬ/めでたし、天の女王/
《ソロモンの雅歌》より
わが愛する方はわれにとり、ああ,
わが愛する方よ,
御身は美し、王はわれを酒倉に連れてゆき/
第5旋法によるマニフィカト/まさに神は世界を固めたまいぬ/
立ちあがれ、輝け、イェルサレムよ |
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ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮) |
ザ・シックスティーンのパレストリーナ!第4巻は"ミサ曲《おお、大いなる神秘》"!
第1巻「聖母マリアを称えた音楽」、第2巻「降誕節(クリスマス)の音楽」、第3巻「イースター(復活祭)」と続いてきた。ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナの偉大なる芸術に敬意を表するザ・シックスティーンとハリー・クリストファーズの"パレストリーナ・プロジェクト"。
待望の第4巻は再び「クリスマスのための音楽」がテーマ。メインは知られざる大作、『ミサ曲「おお、大いなる神秘(ミサ・オー・マニュム・ミステリウム)」』!
自作の5声のモテットに基づくパロディ・ミサである『ミサ曲「おお、大いなる神秘」』、クリスマスの朝に歌われるイムヌス「日の出より日が地に沈むまで」、教皇グレゴリウス13世に献呈された「ソロモンの雅歌(5声のモテトゥス集第4巻)」からの音楽、二重合唱のためのモテット3作品など、パレストリーナの卓越した作曲技法が最大限に発揮されたプログラムは、時代考証や楽曲研究の成果が反映された前3作にも増して魅力的なプログラム。
類稀なる美しさを湛えるパレストリーナの極上のポリフォニーを、ザ・シックスティーンの至上のハーモニーで
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ハリー・クリストファーズ指揮のハイドン交響曲!
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ新シリーズ第1弾!
ハイドン:
交響曲第6番ニ長調 Hob.I-6《朝》
交響曲第82番ハ長調 Hob.I-82《熊》
ヴァイオリン協奏曲ト長調* |
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ
アイスリン・ノスキー(ヴァイオリン)* |
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ新シリーズ!ハイドン第1弾は交響曲&ヴァイオリン協奏曲集!
2008年にアメリカ最古のピリオド・オーケストラ、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)の第13代音楽監督に就任したハリー・クリストファーズ。
モーツァルトの「ミサ曲ハ短調」、「レクイエム」、「戴冠式ミサ」に続く、ハリー・クリストファーズ、コーロ、HHSのトライアングルによる新たなレコーディング・シリーズは「フランツ・ヨーゼフ・ハイドン」の音楽!
ハリー・クリストファーズとHHSのハイドンの第1作目は、「交響曲第6番」と「第82番」、そして「ヴァイオリン協奏曲ト長調」。
なんとオーケストラ(+ソリスト)というこれまでの合唱をメインとした路線とは一線を画す意欲あふれるプログラムなのである!
ザ・シックスティーンの音楽監督しての活躍からさらに幅を広げるハリー・クリストファーズに率いられ、洗練度を高めてゆくアメリカ最古の名門HHS。
このハイドン・シリーズがクリストファーズ体制、そしてアメリカ古楽界の存在感をさらに高めてくれることだろう。
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DANACORD
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ニナ・カフタラージェ(ピアノ)
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調
D.960
4つの即興曲 Op.90,D.899より
第1曲&第4曲 |
ニナ・カフタラージェ(ピアノ) |
モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに師事したロシアの女流ピアニスト、ニナ・カフタラージェ。
これまでにシューマン、ワーグナー、ブラームスなど、多くのドイツ・レパートリーを手がけており、シューベルト晩年の傑作、ピアノ・ソナタ&4つの即興曲を丁寧なタッチで紡ぎだす。
2012年10月18日−20日の録音。 |
DAPHNE
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ウプサラ・チェンバー・ソロイスツ
ブラームス:
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.88
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.3 |
ウプサラ・チェンバー・ソロイスツ
〔ベルント・リセール(ヴァイオリン/ヴィオラ)、
スザンヌ・マグナソン(ヴィオラ)、
エリック・ワルグレン(チェロ)、
クララ・ヘルグレン(ヴァイオリン)、
ニルス=エリック・スパルフ(ヴァイオリン/ヴィオラ)〕 |
スウェーデン中部の都市ウプサラのチェンバー・オーケストラ、ウプサラ室内管弦楽団のメンバーで構成されているウプサラ・チェンバー・ソロイスツ。ソリスティックな音色とアンサンブルのハーモニーが絶妙なブラームスを聴かせてくれる。
2011年9月9−11日&2012年6月4−5日の録音。 |
DISCOVERY
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ガニング:
交響曲第5番/弦楽四重奏曲第1番 |
クリストファー・ガニング(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ジュノ弦楽四重奏団
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「名探偵ポワロ」の音楽など、映画やテレビの音楽の作曲者として有名なイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(1944−)。
"クラシックの作曲家"としての手腕を発揮した前作"協奏曲"から、プログラムは"交響曲"へ。「交響曲第5番」はラッブラやR.R.ベネットから作曲を学んだガニングの、約50分というスケールで書かれた壮大なシンフォニー。
2011年5月&2008年1月の録音。 |
ET’CETERA
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シメオン・テン・ホルトへのオマージュ
シメオン・テン・ホルト:
バガテル(第1番〜第17番、第19番〜第20番) |
シメオン・テン・ホルト(ピアノ) |
オランダ音楽界の大作曲家であり、世界を代表するミニマリストとして日本でも絶大な支持を得ているシメオン・テン・ホルト(1923−2012)。
昨年死去したシメオン・テン・ホルトへ捧げるオマージュ・アルバムは、シメオン・テン・ホルト自身が"最初の重要作品である"と語り、1978年に自宅のスタジオで録音がされたバガテル集。
シメオン・テン・ホルト独自の手法で書かれたミニマム・ミュージックは、音の構築からリズムと旋律を導いた美しく叙情的な演奏。
48Pのブックレットにはシメオン・テン・ホルト自身が語った音楽への思いや、彼と親交のあったアーティストからのメッセージが掲載されており、フルカラーの豪華仕様となっている。1978年の録音。 |
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シューベルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調
Op.99,D.898
ノットゥルノ変ホ長調 Op.148,D.897《アダージョ》
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調
Op.100,D.929
ピアノ三重奏曲変ロ長調 D.28
《ソナタ楽章》(1812) |
ヤン・フェルミューレン
(フォルテピアノ/
ヨハン・ネポムク・トレンドリン、
1835年頃製、ライプツィヒ)
クリスティーネ・ブッシュ
(ヴァイオリン/製作者不詳、18世紀イタリア)
フランス・スプリンゲル
(チェロ/トマソ・バレストリエリ1752年製) |
ベルギー出身の現代有数のフォルテピアノ奏者、ヤン・フェルミューレン。
幅広いレパートリーを誇り、殊にシューベルト作品集の録音は(英)インターナショナル・レコード・レビュー誌で「ヒストリカル、またはモダン・ピアノの演奏でこれ以上のものは聴いたことがない。」と称賛され、シューベルトの理想的な解釈者として国内外で高評価を得ている。
今回は、ナネッテ・シュトライヒャー(1826年製)に代わり、1835年頃製のヨハン・ネポムク・トレンドリンのフォルテピアノを使用し、ブッシュ、スプリンゲルと共に味わい深い音色を余すことなく披露している。
2012年9月12日−15日の録音。 |
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ラインベルト・デ・レーウ(ピアノ)
リスト:
ピアノのための《十字架への道》
S.53(ピアノ独奏曲版)
ヴァイオリンとピアノのための《夜》S.377a |
ラインベルト・デ・レーウ(ピアノ)
ヴェラ・ベッツ(ヴァイオリン) |
オランダ・チャールズ・アイヴズ・ソサエティの創設者で、シェーンベルク・アンサンブルの創設者でもある巨星、ラインベルト・デ・レーウが弾くリストの作品集。「夜
S.377a」では、ビルスマやクスマウルと共にラルキブデックを創設したオランダの名ヴァイオリニスト、ヴェラ・ベッツと共演!現代音楽を知り尽くしたデ・レーウは「十字架への道」の第4の場面を「音楽の中で最も美しい」と述べるなどこだわりも大きい。オランダの巨星の強い想いが込められたリストです。2012年
7月2日−3日の録音。 |
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KTC 4041
(2CD)
\4800
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テトラ・リラ
ブラームス:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲第1番ト短調
Op.25
第3番ハ短調 Op.60
第2番イ長調 Op.26 |
テトラ・リラ
〔川村奈菜(ヴァイオリン)、
トニー・ニス(ヴィオラ)、
ヘルト・デ・ビエヴレ(チェロ)、
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)〕 |
ベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒエルスを中心とするアンサンブル、テトラ・リラのブラームスの「ピアノ四重奏曲集」。ミヒエルスが弾く1875年製のオールド・スタインウェイの味わい深く洗練された美しい音色が、ブラームスの生きた時代へと誘ってくれる。ベルギー在住の日本人ヴァイオリニスト、川村奈菜の参加もポイント。
2011年5月9日−13日の録音。 |
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エリザベス朝のコンソート・ソング集
ジョンソン:サテュロスの踊り/
バード:
アマリリスが草原で踊れば、世界はすべて海のよう、
ファンタジア、ラッパが鳴り響く戦場は、
汝ら聖なるミューズの女神よ、この快く楽しい5月/
モーリー:春は君の顔、時は5月の季節/
作者不詳:When May is in his
prime、暗闇はわが喜び、優しいダーリン/
ニコルソン:陽気な5月の朝に/
シンプソン:アルマンド、バレエ音楽、愛しのロビン/
ボールドウィン:カッコウ・アズ・アイ・メー・ウォークド/
ギボンズ:銀の白鳥/ベヴィン:ブローニング/
ダウランド:クーラント/ホルボーン:ファンタジア/
ピルキントン:Diaphenia,like
the Daffdowndilly |
ラユエラ |
2004年に結成された古楽アンサンブル集団、ラユエラのエリザベス朝のコンソート・ソング集。歯切れのいい軽快なタッチ、ゆったりと進むメロディー。それぞれのコントラストが音楽にメリハリをつけながら、17世紀エリザベス朝の時代を表現する。
2011年8月29日&9月1日の録音。 |
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カントルクス フレスコバルディ&ケージ
フレスコバルディ:アリエ・ムジカーリ第1巻
ケージ:アリア、ソング・ブック |
カントルクス、
フランク・アグステリッベ(指揮) |
ルクセンブルクに活動の拠点を置く、ヴォーカル・アンサンブル、カントルクス(CantoLX)が歌うフレスコバルディの「アリエ・ムジカーリ第1巻」とケージの「アリア」「ソング・ブック」を組み合わせた時空を越えたプログラム。17世紀と20世紀をフレスコバルディとケージの音楽で結び、新たなヴォーカル・アンサンブルのスタイルを提示してくれる。2012年
2月28日&3月1日の録音。 |
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KTC 1443
(2CD)
\4800
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ワーヘマンス:歌劇《伝説》(アムステルダム版) |
ラインベルト・デ・レーウ(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
ネーデルランド・オペラ合唱団 |
現代オランダのコンポーザー、ピーテル=ヤン・ワーヘマンス(1952−)。歌劇「伝説」は近代のコマ漫画の創始者として知られるテプフェールの「ヴィユボワ氏の恋愛」を題材としたオペラで、ここでは、オリジナル版を凝縮した「アムステルダム版」が用いられている。
2011年2月の録音。 |
FOOTPRINT
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メンデルスゾーン&マントゥヤルヴィ:合唱作品集
メンデルスゾーン:
詩篇第2番《いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ》
Op.78-1
マントゥヤルヴィ:いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ
メンデルスゾーン:
詩篇第22番《わが神、わが神、なんぞわれを捨てたまいし》Op.78-3
マントゥヤルヴィ:わが神、わが神、なんぞわれを捨てたまいし
メンデルスゾーン:詩篇第43番《神よ、われを審き》Op.78-2
マントゥヤルヴィ:神よ、われを審き |
ステファン・パークマン(指揮)
ウプサラ・アカデミー室内合唱団 |
メンデルスゾーンとフィンランド出身の作曲家ヤーコ・マントゥヤルヴィの詩篇集。
メンデルスゾーンへのオマージュとなるマントゥヤルヴィの3つの詩篇はこのタイトルが世界初録音であり、偉大な作曲家への敬意に満ちた力作。メンデルスゾーンとマントゥヤルヴィの作品を交互に配置したプログラミングにも注目!
スウェーデン放送合唱団やデンマーク放送合唱団で指揮者を務めてきた名指揮者ステファン・パークマンが、ウプサラ・アカデミー室内合唱団を率いて、美しく壮麗な歌声を披露。
2011年4月、9月の録音。 |
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ソリチュード
ウィルシコウスキ:愛の歌/リンドベリ:星の輝き/
ウィルシコウスキ:jo visse
gor det ont
/
バッゲ:Havet ar nara/
ウィルシコウスキ:今、わたしは眠る/
パウルソン:Stjarnorna vaxer
om varen/
ラング:もう一度/グリューシュ:われらの父/
カヤビャブ:アバ・ポ(サルヴェ・レジナ)/
ハーグヴィル:ソリタリティーズのための交響曲 |
カリン・オルドグレン(指揮)
聖ヨハネス室内合唱団
アンデシュ・パウルソン
(ソプラノ・サックス) |
ノーベル文学賞を受賞したペール・ラーゲルクヴィスト(1891−1974)やヴェルネル・フォン・ハイデンスタム(1859−1940)など、スウェーデン出身作家の詩を用いた作品集。
オルガン、合唱を学んだのち、合唱指揮者として活躍の場を広げたスウェーデンの女流指揮者カリン・オルドグレンと、彼女が2002年より指揮している聖ヨハネス室内合唱団による好演。
2011年9月、10月の録音。 |
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シクステン:スウェーデンのクリスマス・オラトリオ
レチタティーボ、コラール、間奏曲、他 |
ベンクト・ウーレン(指揮)
フレドリク・シクステン(オルガン)
ヘレナ・エーク(ソプラノ)
ソフィア・ヴォーカル・アンサンブル
カペラ・ノルディカ、他 |
スウェーデンを代表する教会音楽作曲家であり、オルガニストのフレドリク・シクステン。
シクステン初となるクリスマス作品集は、スウェーデンの民族音楽にインスパイアされ、スウェーデンの民族讃美歌を織り込むなど母国への想いがつまった歌曲集。
2012年5月25−27日の録音。 |
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ああ、リベルタス! 〜
ラーシュ・ヴィヴァリウスの詩による17世紀の歌曲集
作曲者不詳バッゲ&パウルソン編):
ああ、リベルタス!あなたの高貴なこと
(カンガサラのコラール本より)
ハンマーシュミット:アリア(まことの精励
フライベルク1636より)
ヴェンタドルン:私はナイチンゲールの声を聴いた
作曲者不詳(バッゲ&パウルソン編):
ああ、リベルタス!あなたの高貴なこと
(カンガサラのコラール本より)/他 |
マッティン・バッゲ(ヴォーカル)
ミカエル・パウルソン(テオルボ)
アンサンブル・マーレ・バルティクム |
スウェーデンの才ある詩人、ラーシュ・ヴィヴァリウス(1605−69)の詩に基づいた17世紀の歌曲集。
全曲でヴォーカルのバッゲとテオルボのパウルソンによって編曲が施され、詩と音楽、演奏者が密接に関わり作られた作品集。
2011年9月、10月の録音。 |
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激しい炎のように 〜 合唱作品集
ペルイェール:愛を邪魔しないでください
エーイェビ&フォシェーン:Lat
manniskan
ニューベリ:ダンス・キキ
ハーグヴィル:孤独
ハンセン:Med ogon kansliga
for gront
カルマン:Berusa er
オンネル:《Svarttorp》より、結婚行進曲
トルミス:鉄への呪い
ニーステット:
イモータル・バッハ(J.S.
バッハ:甘き死よ来たれ
BWV 478より)、
愛の賛美
レーンクヴィスト:安らぎを与える夜 |
カリン・エークルンド(指揮)
ラ・カペラ、他 |
スウェーデンの合唱指揮者、カリン・エークルンドはウプサラ大学など、国内有数の合唱団やワークショップへ芸術監督として招かれ、2006年にはスウェーデン合唱指揮者の年間優秀賞を受賞した実力の持ち者。彼女が1993年より率いている女声ア・カペラ聖歌隊、ラ・カペラが北欧のアンサンブルならではの透き通ったハーモニーを聴かせてくれる。
2011年9月、10月の録音。 |
GIMELL
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CDGIM 045
(輸入盤)
\2400 →\2190
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タリス・スコラーズ 結成40周年記念盤
ジョン・タヴァナー(c.1490−1545):
ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(ミサ曲
《汝三位一体に栄光あれ》 )
4声のためのマニフィカト
5声のためのマニフィカト
6声のためのマニフィカト
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PCDGIM 045
(国内仕様盤)
\3000
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ルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち。タリス・スコラーズ
結成40周年記念盤
輸入盤:日本語曲目表記オビ付き/特典付き
国内仕様盤:解説:ピーター・フィリップス(日本語訳:SOREL)/日本語解説&日本語歌詞訳&日本語曲目表記オビ付き
2013年、特別なアニヴァーサリー、『結成40周年』を迎えたルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち、タリス・スコラーズ。
1973年にピーター・フィリップスによって結成されたタリス・スコラーズが、『結成40周年』を記念するために選んだプログラムは、イギリス・ルネサンスの巨匠タヴァナーの「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」。
タリス・スコラーズは、その歴史の最初期の1984年にタヴァナーの「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」のレコーディングを行っており、この『結成40周年』記念盤は、アンサンブルが歩んだ40年間の歴史そのものであり、まさに満を持して送り出す"特別な新録音"なのである。
ルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち、その40年間の歴史をタヴァナーの傑作と最高のハーモニーが祝う
——。
私たちタリス・スコラーズの結成40周年を、タヴァナーの
《ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(汝三位一体に栄光あれ)》
で祝うことにしました。なぜなら、これはイギリスでこれまでに書かれたもっとも偉大な作品のひとつであり、私たちが自ら作り上げてきたレパートリーを完璧に代表するものであると、信じているからです。
この曲はまた、歌うのが目を見張るほどむずかしく、歌手たちにはきわめて高度な専門技術が要求されます。タリス・スコラーズがポリフォニー音楽に献身しながら、40年にわたって成し遂げてきたものを披露するのに、これ以上にふさわしい作品はないと、私は感じました。タヴァナーの芸術の、そしてまた私たち自身の芸術の、集約なのです。
ピーター・フィリップス(日本語訳:SOREL)
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GLOSSA
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GCD 922701
(3CD/特別価格)
\4800 →\4390
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レ・ヌーヴォー・カラクテールGlossaデビュー!
ラモー:オペラ=バレ《愛の驚き》(1757年版)
序曲
第1幕:アドニスの誘拐
第2幕:魔法の竪琴
第3幕:アナクレオン |
レ・ヌーヴォー・カラクテール、
セバスティアン・デラン(指揮)
ヴィルジニ・ポション(ソプラノ)
カロリーヌ・ミュテル(ソプラノ)
アメル・ブラヒム=ジェルール(ソプラノ)
カリーヌ・デシェイエ(ソプラノ)
アンデシュ・ダーリン(テノール)
ピエール=イヴ・プリュヴォ(バリトン)
ジャン=セバスティアン・ブ(バリトン) |
リヨンの古楽の精鋭レ・ヌーヴォー・カラクテール!ラモーのオペラ=バレで堂々のGlossaデビュー!
ヴィオラ・ダ・ガンバのファミ・アルカイ、バロック・チェロのホセチュ・オブレゴンに続き、グロッサ(Glossa)に新たな古楽界の若き才能が仲間入り!
フランスのチェンバリスト、セバスティアン・デランが率いるピリオド・アンサンブル、レ・ヌーヴォー・カラクテールが、ジャン=フィリップ・ラモー(1683−1764)のオペラ=バレ「愛の驚き(アモルの驚き)」でグロッサ初登場!
フランス・バロックにおける劇音楽の大家ラモーの音楽と、ピエール=ジョゼフ・ベルナール(ジャンティ・ベルナール)の台本による「愛の驚き」。
1748年にヴェルサイユで初演が行われた「愛の驚き」は、1757年と1758年に改訂が行われており、声楽のエールやディアローグ、デュエットに加え、戦いや眠り、踊りの場面、雷鳴の描写など、ラモーの傑出した作曲技法が発揮された管弦楽の活躍も、このオペラ=バレの大きな魅力である。
フランス、リヨンを拠点に活躍するレ・ヌーヴォー・カラクテール。フランス古楽界の若き精鋭たち、ラモーで堂々のデビューです!
※録音:2013年3月8日−14日、ヴィルールバンヌ(フランス)
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ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ
マレンツィオ:5声のマドリガーレ集第1巻
アモルは真珠の涙をこぼし/おお我が恋人、我が心はどこに/
すでに光は差し/あなたの美しい目を優しいベールが/
ティルシは死にたいと思い/苦しき殉難、過酷な責め苦/
わたしの太陽は今頃何をしているのだろう/
悲しや我が心は燃え/憔悴したわたしに聖母が立ち現われ/
わたしの優しい恋人よ/
いちばん美しい羊飼いの娘が歌っていた/彼女は緑の若草で/
さらば行かん、ああ心なえ/おお、森に隠れ住む君よ/
ローマの音楽家たちとマドリガーレ
〜
曲集《甘き思い》〔Dolci
affetti〕(1582)より/
美しくも残酷な婦人 |
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ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ
〔ロッサーナ・ベルティーニ(ソプラノ)、
フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、
エレーナ・カルツァニーガ(アルト)、
ジュゼッペ・マレット(テノール)、
ラファエーレ・ジョルダーニ(テノール)、
ダニエレ・カルノヴィチ(バス)〕
パオロ・ボルゴノーヴォ(テノール)
マルコ・リカーニョ(バス)
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ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ第2弾!マレンツィオの"5声のマドリガーレ集第1巻"!
コンチェルト・イタリアーノやラ・ヴェネクシアーナの中心メンバーたちによってイタリアで結成された、ラテン系ヴォーカル・アンサンブルのドリーム・チーム「ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ」。
血塗られた天才ジェズアルドの「マドリガーレ集第6巻」(GCD
922801)で想像以上の見事なハーモニーを聴かせてくれたラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレが、マドリガーレ後期の天才作曲家ルカ・マレンツィオ(c.1553−1599)の「5声のマドリガーレ集第1巻」を歌う!
16世紀のイタリア、ローマを主な活躍の場とし、貴族や枢機卿の後ろ盾を得て、独創的なマドリガーレを次々と世に送り出し、絶大な人気を誇ったマレンツィオ。
1580年に出版された「5声のマドリガーレ集第1巻」は、マレンツィオのマドリガーレ作曲家の出発点となった若き日の作品であり、5声の力強いハーモニー、豊かな響きと絵画のような色彩感と、優れた芸術性が発揮された大作である。
また、ナニーノ、モスカーリャ、ド・マック、ソリアーノ、ゾイロ、そしてマレンツィオの合作による曲集「甘き思い(Dolci
affetti)」からは、当時の"ローマの音楽"のレベルの高さ、類稀な才能の饗宴が聴こえてくる。
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレの歌声が、マレンツィオの、そしてマドリガーレの歴史の再発見、探究の旅へと導いていくれる
——。
※録音:2010年9月&2011年2月、ロレット(イタリア)
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GCD 921515
(2CD)
\3600 →\3290
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ボニッツォーニ&ラ・リゾナンサ
ヘンデル:
セレナータ《アチ、ガラテアとポリフェーモ》
HWV.72 |
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(メゾ・ソプラノ)
リサンドロ・アバディ(バス)
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ、指揮)
ラ・リゾナンサ |
ボニッツォーニ&ラ・リゾナンサのヘンデル!歌姫ロベルタ・インヴェルニッツィが参加!
インヴェルニッツィが若きヘンデルの傑作にソリストとして参加!
ヘンデルのイタリア滞在時代に作曲された「イタリアン・カンタータ」での洗練された演奏が印象深いファビオ・ボニッツォーニとラ・リゾナンサ。
「イタリアン・カンタータ」に続くヘンデルの新録音は、1708年、ナポリ滞在中に、同地のアルヴィート公爵の結婚式の祝典のために書かれたセレナータ「アチ、ガラテアとポリフェーモ」!
ギリシャ神話を題材としたヘンデルのセレナータで、重要な役割を担う3人のソリストは、イタリア古楽界の情熱の歌姫ロベルタ・インヴェルニッツィ、ミンコフスキやニケからの信頼も厚いフランスのブランディーヌ・スタスキェヴィチ、南米アルゼンチンのリサンドロ・アバディ!
ヘンデル若き日のあふれんばかりの才能が、ボニッツォーニの入念な楽曲研究、時代考証、ラ・リゾナンサとソリストたちとの共演によって、現代に花開く
——。
※録音:2012年6月25日−30日、サン・ミッシエル・アン・ティエラシュ(フランス)
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GUILD
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フリッツ・ブルン:管弦楽作品集 Vol.4
交響曲第1番ハ短調
ジュビリー・セレブレーションへの序曲 |
アドリアーノ(指揮)
モスクワ交響楽団 |
20世紀スイスのシンフォニスト。フリッツ・ブルンの交響曲第1番!
19世紀末から20世紀前半、オトマール・シェックやフォルクマール・アンドレーエと同じ時代を生きたスイスのコンポーザー=コンダクター、フリッツ・ブルン(1878−1959)の管弦楽作品集第4巻。
20世紀スイスのシンフォニストとして再評価が進むブルンの「交響曲第1番」は、ブラームスの作風からの影響を感じさせる1902年の作品。ベルン放送の新コンサート・ホールの完成を記念して1950年に作曲された「ジュビリー・セレブレーションへの序曲」との作風の聴き比べも興味深い。
スイスのシンフォニストの遺産を現在に伝える重要なシリーズ。近代ヨーロッパの秘曲ファンは要チェック!
※録音:2012年10月29日−11月1日、モスフィルム・スタジオ(モスクワ) |
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フリビンス:踊りと哀歌 〜 作品集
渦巻く状勢+
踊りと哀歌*
永久の響きは...++
ポロフィリアン・ラヴァー**
静かな夕やみ+++
コラール・プレリュードとクローマー・オン・フーガ*** |
ターナー・アンサンブル+
フィリップ・グラフィン(ヴァイオリン)*
アンリ・ドゥマルケット(チェロ)*
パル・バンダ(チェロ)++
マイン・ドゥーガンタン=ダック(ピアノ)++
ナンシー・ルッファー(フルート)**
ヘレン・クライフォード(ピアノ)**
ロザムンド・ピアノ・トリオ+++
マイケル・フリス(オルガン)*** |
ピーター・フリビンス(1969−)は、17歳で王立音楽アカデミーの奨学生に選ばれ、ドイツの巨匠ハンス・ヴェルナー・ヘンツに作曲を師事した英国のエリート。情熱をダイレクトに音楽に反映させる彼のスタイルは室内楽作品の評価が高い。今回の録音もその実力を存分に聴くことができる。マイケル・フリスのオルガンはブレントウッド教会のオルガンを使用。
2011年−2013年の録音。 |
HALLE(CD−R)
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CDHLL 7516
(CD-R)
\2000 →\1890
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マーク・エルダーとハレ管のシベリウス!
シベリウス:
交響的幻想曲《ポホヨラの娘》
Op.49
大洋の女神 Op.73
交響曲第2番ニ長調 Op.43 |
マーク・エルダー(指揮)
ハレ管弦楽団 |
マーク・エルダーとハレ管のシベリウス!UKの黄金コンビの新録音は
《交響曲第2番》!
BBC Music Magazine Award 2012でRecord
of
the Year(年間最優秀賞)を獲得した黄金コンビ、エルダーとハレ管弦楽団によるシベリウスの「交響曲第2番」!
1901年〜1914年に書かれた3曲によるプログラムは、後期ロマン派、フランス印象派、古典派など、作風が移り変わる時代に書かれたもので、作品による様式の違いを聴き比べてみるのも面白い。交響曲第2番はライヴによる新録音で臨場感の伝わる迫力ある演奏は必聴です。
2006年、2007年&2012年の録音。
※Halleはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
HYPERION
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イッサーリス(チェロ)&ダニエル・ハーディング(指揮)
マーラー室内管
ドヴォルザーク:
チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
私にかまわないで Op.82-1(レオポルド編)
チェロ協奏曲ロ短調 Op.104のオリジナル・エンディング
チェロ協奏曲イ長調 B.10(ギュンター・ラファエル校訂) |
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ダニエル・ハーディング(指揮)
マーラー室内管弦楽団 |
イッサーリスが遂にドヴォルザークを弾く!共演はハーディング&マーラー室内管弦楽団!
世界で最も愛されているチェロ協奏曲「ドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調」を、世界で最も愛されているチェリストの1人、イギリスのナショナル・トレジャー、スティーヴン・イッサーリスが遂にレコーディング!
チェロのレパートリーの頂点に輝くドヴォルザークの傑作。
最高の形でレコーディングを行うために、その機会を40年間待ち続けたイッサーリスが得たパートナーは、ダニエル・ハーディング&マーラー室内管弦楽団!
英国王立音楽院から貸与された1726年製のストラディヴァリウス"Marquis
de Corberon"を弾く"ミスターガット弦、イッサーリスは、「チェロ協奏曲ロ短調」、「ロ短調」のオリジナル・エンディング、「ロ短調」の第2楽章と第3楽章に引用された歌曲「私にかまわないで」のオーケストラ・ヴァージョン、そしてドヴォルザーク"最初"のチェロ協奏曲「イ長調」のギュンター・ラファエル復元版をレコーディング!
イッサーリスは、ハーディング&スウェーデン放送響とも「チェロ協奏曲イ長調」を演奏しており、この若き日の秀作への思い入れは非常に深いものがある。
スティーヴン・イッサーリスが、遂に決断したドヴォルザークの「チェロ協奏曲ロ短調」のレコーディング。
ダニエル・ハーディング、マーラー室内管弦楽団という素晴らしい共演者を得て、今ここに長年の宿願が成就する
——!
※録音:2012年10月20日−21日、テアトロ・コムナーレ・ディ・フェラーラ(イタリア)
イッサーリス来日情報!
2013年8月26日 NHK大阪ホール
2013年8月29日&30日 東京オペラシティ
共演:アジア・ユース・オーケストラ
8月26日&29日のプログラムは、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調! |
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CDA 68021/4
(4CD/特別価格)
\6800 →\6190
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プーランク:歌曲全集
●メタモルフォーズ 〜
ルイーズ・ラランヌの3つの詩
FP57/4つの子供の歌
FP75/
ルイーズ・ド・ヴィルモランの3つの詩
FP91/肖像画
FP92/
歌曲集《偽りの婚約》
FP101/小象ババールの物語
FP129/
メタモルフォーズ(変身)
FP121/
雲 〜 《2つの詩》 FP162より/歌曲集《くじ》
FP178/
●手は心の意のまま 〜
ポール・エリュアールの5つの詩
FP77/
歌曲集《ある日ある夜》
FP86/歌曲集《燃える鏡》
FP98/
あのやさしい小さな顔
FP99/愛の小道 FP106/
ルイ・アラゴンの2つの詩
FP122/消えた男
FP134/
手は心の意のまま FP135/...だが、それは滅ぶこと
FP137/
歌曲集《カリグラム》
FP140/歌曲集《冷気と火》
FP147/
歌曲集《画家の仕事》
FP161/最後の詩
FP 163/磁器の歌 FP169/
●パリジアーナ 〜
闘牛士 FP11/歌曲集《動物詩集》
FP15a/
《動物詩集》の未発表の2つの歌曲
FP15b/
歌曲集《コカルド》
FP16/歌曲集《歌の調べ》
FP46/
ギヨーム・アポリネールの4つの詩
FP58/ピエロ
FP66/
ギヨーム・アポリネールの2つの詩
FP94/
ラ・グルヌイエール
FP96/矢車菊 FP102/
歌曲集《月並み》 FP107/会話
FP108/
ギヨーム・アポリネールの2つの詩
FP127/
ギヨーム・アポリネールの詩による2つの歌
FP131/
ポールとヴィルジニー
FP132/歌曲集《パリの風景》
FP157/
ロズモンド FP158/
ねずみ 〜 《2つの詩》
FP162より/のみ/モンテ・カルロの女
FP180/
●気まぐれ 〜
ロンサールの詩 FP38/歌曲集《陽気な歌》
FP42/
ヴォカリーズ FP44/墓碑銘
FP55/
マックス・ジャコブの5つの詩
FP59/8つのポーランドの歌
FP69/
ギターに寄せて FP79/平和への祈り
FP95/
歌曲集《村人の歌》
FP117/
フェデリコ・ガルシア・ロルカの3つの歌
FP136/讃歌 FP144/
マズルカ FP145/気まぐれ
FP174 |
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フェリシティ・ロット(ソプラノ)
アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)
アニエシュカ・アダムチャク(ソプラノ)
ニコル・ティブルズ(ソプラノ)
サラ・フォックス(ソプラノ)
サラ=ジェーン・ブランドン(ソプラノ)
ジェラルディン・マクグリーヴィ(ソプラノ)
スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)
ベン・ジョンソン(テノール)
ロビン・トリッチュラー(テノール)
イヴァン・ラドロウ(バリトン)
クリストファー・マルトマン(バリトン)
ブランドン・ヴェラルデ(バリトン)
ニール・デイヴィス(バス)
アシュリー・リッチズ(バス)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
ピエール・ベルナック(ナレーション/FP129) |
フランシス・プーランクの歌曲全集!グレアム・ジョンソンの素晴らしきプログラム。
「ハイペリオン・フレンチ・ソング・エディション」の最新作は、没後50周年を迎えたフランシス・プーランクの「歌曲全集」!
ピアノ、プログラミングは、もちろん英国歌曲界の名ピアニスト、グレアム・ジョンソンが担当!
グレアム・ジョンソンは、4枚のディスク、プログラムで、作曲家フランシス・プーランクの4つの異なる人生のストーリーを構成。
それぞれのディスクで時系列に沿った選曲が行われており、これまで以上に見事なプログラミングを披露してくれている。
またこのプーランクの歌曲全集では、フェリシティ・ロットを筆頭に、アイリッシュ・タイナンやジェラルディン・マクグリーヴィ、ニール・デイヴィス、クリストファー・マルトマンなど、世界トップクラスの名歌手たちや、グレアム・ジョンソンが才能を見込んだ若き歌手たちの共演も非常に楽しみ。
シューベルト、シューマン、ブラームス、フォーレ、R・シュトラウスなど、数多くの素晴らしい歌曲集を送り出してきた歌曲王国ハイペリオン(Hyperion)に"プーランク"が加わります。
※録音:2008年7月、2010年5月、2011年3月&5月&9月、2012年1月 |
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タネーエフ&アレンスキー:ピアノ五重奏曲集
タネーエフ:ピアノ五重奏曲ト短調
Op.30
アレンスキー:ピアノ五重奏曲ニ長調
Op.51 |
ピアーズ・レーン(ピアノ)
ゴールドナー弦楽四重奏団 |
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーンと、ムジカ・ヴィヴァ・オーストラリアの創設者リチャード・ゴールドナーの名を冠して1995年に結成されたゴールドナー弦楽四重奏団。
エルガー(CDA 67857)やブロッホ(CDA
67638)、ドヴォルザーク(CDA
67805)での質の高いアンサンブルが記憶に新しいオーストラリア・コンビの次なるプログラムは"ロシア"のタネーエフとアレンスキー!
19世紀ロシアで誕生した室内楽の2つの名作。ロシアのブラームスとの称されるタネーエフの知性と情熱を兼ね備えた「ピアノ五重奏曲」と、第1楽章冒頭の雄大なテーマが印象的な傑作アレンスキーの「ピアノ五重奏曲」。
オーストラリアの名コンビによるロシアン・ロマンティシズムの名盤誕生です!
※録音:2012年12月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス) |
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ナッシュ・アンサンブル
ブリッジ:
幻想的ピアノ四重奏曲 嬰へ短調/チェロ・ソナタ/
アイルランドの旋律(ロンドンデリーの歌)/
熟したさくらんぼ/横丁のサリー/
ロジャー・ド・カヴァリー卿/ヴァイオリン・ソナタ |
ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トゥーシェン(ヴァイオリン)、
ローラ・サミュエル(ヴァイオリン)、
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
ポール・ワトキンス(チェロ)、
イアン・ブラウン(ピアノ)〕 |
1964年という長い歴史を誇り、ウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルでもあるイギリスのスーパー・室内楽団、ナッシュ・アンサンブル。
ナッシュ・アンサンブルが取り上げる母国イギリスの作曲家フランク・ブリッジ(1879−1941)の音楽は、「幻想的ピアノ四重奏曲」と「室内楽のための小品」、「ソナタ」を組み合わせたプログラム。
民謡を採り入れる作風が本流となっていたイギリスにおいて、ロマン派とモダンの折衷的な作風を持ち味としたブリッジ。
単一楽章の「幻想的ピアノ四重奏曲」は、幽玄な旋律美を湛え、同世代の作曲家たちとは一線を画す名作。ナッシュ・アンサンブルの表現力も実に見事!
※録音:2012年10月22日−24日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス) |
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マショー:《真実の物語》からの歌曲集
恋人よ、悼んでください/
恋人よ、もしあなたが気が付かなかったら/
それさえできない/意気消沈して/
長いことわたしは続けた"よき希望の"/17、5/
忘れられたので/テセウスが/見たくもない/
そのために涙にむせぶとも |
オルランド・コンソート
〔マシュー・ヴェンナー(カウンターテナー)、
マーク・ドーベル(テノール)、
アンガス・スミス(テノール)、
ドナルド・グレイグ(バリトン)〕 |
1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソートのハイペリオン・デビュー・タイトル。
14世紀の詩人であり"アルス・ノヴァ"を代表するフランスの音楽、ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377)の「真実の物語」は、マショーの詩と音楽に関心を抱いた19歳の女性ペロンヌ・ダルマンティエーヌへの愛を描いた詩集。
タリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支えるオルランド・コンソートのハーモニーが、マショーの老年の愛、14世紀のアルス・ノヴァを歌い上げる。
※録音:2012年7月2日−5日、パリッシュ教会(ラフトン、エセックス、イギリス) |
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フランクの"シンフォニック・オルガン・ワークス"!
フランク:
交響曲ニ短調 M48(オルガン版/サイモン・ジョンソン編)
カンタービレ ロ長調 M36
英雄的小品ロ短調 M37
《贖罪》より 交響的間奏曲(オルガン版/ダニエル・ロート編) |
サイモン・ジョンソン(オルガン) |
セント・ポール大聖堂のオルガニスト、サイモン・ジョンソンが、1697年に製作されたセント・ポール大聖堂のグランド・オルガンで奏でるセザール・フランク(1822−1890)の"シンフォニック・オルガン・ワークス"!
中でもサイモン・ジョンソン自身の編曲によるオルガン版の「交響曲ニ短調」は、由緒あるセント・ポール大聖堂のオルガンがどのように響くのか——。オルガン&編曲作品ファン要注目です。 |
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CDS 44511/3
(3CD/特別価格)
\4800
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キングズ・コンソート&ロバート・キング
ヘンデル:歌劇《オットーネ》
HWV.15 |
ロバート・キング(指揮)
キングズ・コンソート、
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
クラロン・マクファデン(ソプラノ)
ジェニファー・スミス(ソプラノ)
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)
マイケル・ジョージ(バス)
キャスリン・デンリー(メゾ・ソプラノ) |
キングズ・コンソート&ロバート・キングのハイペリオン(Hyperion)時代を代表するヘンデルの演奏の中から、歌劇「オットーネ」が復刻。
ゲルマニアの王オットーネはカウンターテナーのジェイムズ・ボウマン、アデルベルトはドミニク・ヴィスが歌うなど、ソリストの顔ぶれも非常に豪華!レコーディング・エンジニアはフィリップ・ホッブスが担当。
※録音:1993年1月27日−23日/CDA
66751/3からの新装移行再発売 |
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アンジェラ・ヒューイット
フォーレ:ピアノ作品集
主題と変奏嬰ハ短調 Op.73
ヴァルス・カプリス第1番イ長調
Op.30
ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調
Op.38
夜想曲第5番変ロ長調 Op.37
夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
夜想曲第13番ロ短調 Op.119
バラード嬰ヘ長調 Op.19 |
アンジェラ・ヒューイット
(ピアノ/ファツィオーリ) |
ヒューイットのフレンチ・プログラム!鍵盤の女神が奏でる"フォーレ"の世界。
ラヴェル、シャブリエ、ドビュッシーに続くヒューイットのフランス音楽!
ラヴェル、シャブリエ、ドビュッシー、バロックのラモーやクープラン。
世界中で最大級の称賛を受けてきた鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットの"フレンチ・レパートリー"に新たに加わるのはガブリエル・フォーレ(1845−1924)!
フォーレの創作期第2期の傑作であり、ピアノ作品の代表作でもある1895年に50歳で作曲された「主題と変奏」、「ヴァルス・カプリス」と「夜想曲」からのセレクション、そして師であるサン=サーンスに捧げられた1879年作曲の初期の名作「バラード」。
シャブリエやドビュッシーでも披露してくれた、いつもながらの見事なプログラム構成、ヒューイットの両手から生まれる1音1音からは、シリアスで内省的、時に優雅な表情だけでなく、その奥に光る"愉悦"が聴こえてくる。
来る10月には待望の来日公演が控えているアンジェラ・ヒューイットのピアニズム、イタリアの銘器ファツィオーリの響きが、未だ見ぬフォーレの世界への招待状となる
——。
※録音:2012年8月11日−14日、ベルリン・イエス・キリスト教会(ベルリン) |
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ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.61
デーラー:ピアノ協奏曲イ長調
Op.7(世界初録音)
ドライショク:
演奏会用小品ハ短調 Op.27
ヴィーンへの挨拶《華麗なロンド》Op.32(世界初録音) |
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
タスマニア交響楽団 |
ロマンティック・ピアノ・コンチェルトVol.61!共通点は"イタリア"!デーラーとドライショク!
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオン(Hyperion)の「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」。
シリーズ第61集は、"イタリア"という共通点を持つ19世紀のヴィルトゥオーゾ・ピアニストであり作曲家、テオドール・デーラー(1814−1856)とアレクサンダー・ドライショク(1818−1869)!
父がカペルマイスターを務めていたイタリア、ナポリで生を受け、神童としてその名を馳せたドイツの音楽家テオドール・デーラー。
ナポリでベネディクト、ウィーンでツェルニーからピアノを学んだデーラーはその才能を遺憾無く発揮。
イタリア、ドイツ、フランス、ロシアなどへのヨーロッパ演奏旅行で、その名声は絶頂を極め、貴族の地位を得てロシアの皇女と結婚するというサクセス・ストーリーを歩んでいる。
ペテルブルク音楽院の教授に招聘され、宮廷ピアニストにも任命されるなどロシアで活躍しながらも、環境に順応することが出来ず、移住したイタリア没したボヘミアの音楽家アレクサンダー・ドライショク(1818−1869)。
ピアニストとしての驚異的な技巧、特に左手の圧倒的な存在感は各地で衝撃を与えたという。ロンドンのフィルハーモニック協会に献呈された「演奏会用小品」は、ベートーヴェンを彷彿させる作風が特徴的。
第61集のソリストとオーケストラは、シリーズの顔でもある名手ハワード・シェリーと、オーストラリア、タスマニア島のワールドクラスのオーケストラ、タスマニア交響楽団。絶妙のコンビネーションは今回も健在です!
※録音:2012年7月23日−26日、フェデレーション・コンサート・ホール(タスマニア)
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クロエ・ハンスリップの新譜はメトネル!
ヴァイオリン・ソナタ第3番 《エピカ》!
メトネル:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ短調
Op.57《エピカ》
ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調
Op.21 |
クロエ・ハンスリップ(ヴァイオリン)
イーゴリ・チェトゥーエフ(ピアノ) |
英国の天才女流クロエ・ハンスリップがメトネルを弾く!
イギリスの神童から本物の天才女流ヴァイオリニストへ。
ハイペリオン(Hyperion)という新たな活躍の場を得て、美しく舞うクロエ・ハンスリップが弾くニコライ・メトネル(1880−1951)のヴァイオリン・ソナタ集!
20世紀前半のロシアにおけるピアノ作品の大作曲家が遺した3曲のヴァイオリン・ソナタの中でも、"叙事詩"の副題を持つ「第3番《エピカ》」は1936年の兄エミーリィの死に衝撃を受けたメトネルが1938年に完成させた作品。
メトネルの兄への想いや、積み重ねられてきた作曲活動、人生の重みが込められたまさに「叙事詩風」という言葉が相応しい後期の大作である。
ハンスリップとデュオを組むイーゴリ・チェトゥーエフは、1980年生まれのウクライナの実力派ピアニスト。このメトネルがハイペリオン・デビュー・タイトルとなる。
※録音:2012年2月18日−20日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール(モンマス)
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タリス:ミサ曲《めでたし、けがれなき乙女》
おお主よ、御身の聖霊を与えたまえ/
ミサ曲《めでたし、けがれなき乙女》/
祝福されし者は疑いなく/
おお主よ、われは御身に呼びかけ/汝ら我を愛さば/
主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か/
新しき戒律を/アレルヤ、われらのために祈りたまえ/
神が威厳もって立ち上がり/めでたし、けがれなき乙女 |
カージナルズ・ミュージック
アンドルー・カーウッド(指揮) |
カージナルズ・ミュージック新章突入!トマス・タリスの教会音楽集第2弾!
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドが率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
ウィリアム・バードの教会音楽の伝承者たちとして名声を確立してきたカージナルズ・ミュージックが、バードに続くシリーズとしてトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽に本格的に取り組む時が来た!
ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世、エリザベス1世というチューダー朝の4人の国王に仕え、激動の宗教改革の時代を生きたタリス。
カトリック、国教会のためにラテン語と英語の両方の典礼音楽を遺したタリスの芸術を、そして聖母マリアのためのミサ曲を、イギリスを代表するヴォーカル・アンサンブル、合唱団で活躍してきた精鋭たちのハーモニーで
——。
※録音:2012年11月12月−14日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス)
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ピアーズ・レーン 〜 ゴーズ・トゥ・タウン
パーカー:ダウン・ロングフォード・ウェイ
アラン・レーン:トッカータ
ドヒニー:ピアーズ・レーンのためのトッカータ
アイアランド:バレリーナ
J.S.バッハ(ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ
メイヤール:マリーゴールド
ドリーブ(ドホナーニ編):ナイラ・ワルツ(花の踊り)
ラフマニノフ:ひなぎく Op.38-3
コンフリー:ディジー・フィンガーズ
サヤ:舟歌
シャーウィン(ダニロン編):バークリー・スクエアのナイチンゲール
プーランク:夜想曲第4番ハ短調《幻の舞踏会》
テンプルトン:バッハが街へやってくる《スウィング風前奏曲とフーガ》
ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ
キーン:タイガー・タンゴ
ホプキンス:有名な主題による変奏曲
カルク=エラート:アラベスク第1番変ト長調
Op.5《フィリグラン》
ムーア:ベートーヴェン・パロディ《アンド・セイム・トゥ・ユー》
グレインジャー:ロンドンデリーの歌 |
ピアーズ・レーン(ピアノ) |
知性派ピアーズ・レーンが大活躍!20世紀のアンコール&パーティ・ピース集!
イギリス、ロンドンをベースに活躍中のオーストラリアが誇る知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンの両手が繰り広げる20世紀のアンコール&パーティー・ピース集!
マイラ・ヘスのアレンジでお馴染みのJ.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」や、グレインジャーの「ロンドンデリーの歌」、世界初録音となるアイアランドの「バレリーナ」とオッフェンバックとショパンをミックスしたサヤの「舟歌」、さらにはピアーズ・レーンの父親アラン・レーンの「トッカータ」など、超絶技巧あり、愉しさあり、抒情性もありというピアノ・ファン必聴のプログラム。
ピアーズ・レーンのテクニックと歌心が満載のあっという間の76分が待っています!
※録音:2012年6月6日−8日、ポットン・ホール(サフォーク) |
HELIOS
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バード:コンソート・ソング集
主に向かいて喜べ/ああ、おろかな魂よ/
年老いたご婦人が/ああ、いとしい命のひとよ/
悲しみよ、永遠にわれに来たれ/恋をしたいと思っている誰が/
おお、希有で率直なそれを通じて/世界はすべて海のよう/
聖なるミューズたちよ/貞淑なペネローペ/
ああ神よ、汝は輝ける太陽を導き/
おやすみ、かわいい幼な子よ/
死ぬべき人間がする苦労というのは何とむなしい |
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
コンコルディア |
バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとしても広く知られる世界有数のカウンターテナー、ロビン・ブレイズが歌うウィリアム・バード(1539/40−1623)。
器楽伴奏を伴うバードの歌曲「コンソート・ソング」が、エリザベス1世が治めていた時代のイギリスの空気、風景、文化を届けてくれる。
※録音:2003年4月30日&5月1日−2日/CDA
67397からの新装移行再発売 |
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プーランク:教会音楽集
ミサ曲ト長調/クリスマスの4つのモテット/
黒い聖母へのリタニア/
アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り/
悔悟節のための4つのモテット/
エクスルターテ・デオ/サルヴェ・レジナ |
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ジェームズ・オドンネル(指揮)
イアン・シムコック(オルガン) |
ジェームズ・オドンネル時代のウェストミンスター大聖堂聖歌隊が歌うフランシス・プーランク(1899−1963)の教会音楽集。
プーランクの最も美しく柔らかな響きを持つ作品であり、20世紀の最も重要なア・カペラ作品の1つである「ミサ曲ト長調」を、ウェストミンスター大聖堂の厳かなハーモニーで。
※録音:1993年5月&6月&9月/CDA
66664からの新装移行再発売 |
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ラファエル・アンサンブル
コルンゴルト:弦楽六重奏曲ニ長調
Op.10
シェーンベルク:浄められた夜
Op.4 |
ラファエル・アンサンブル |
ナチスの台頭から逃れるため、アメリカへと移住した2人の作曲家エーリヒ・ヴォルフガング・コルンガルト(1897−1957)とアルノルト・シェーンベルク(1874−1951)。
名ヴァイオリニスト、アンソニー・マーウッドがリードするラファエル・アンサンブルが、後にハリウッドの大作曲家、12音技法の大家となるコルンゴルトとシェーンベルクのヨーロッパ時代の「弦楽六重奏曲」、そして2人の大作曲家の偉大なる才能を教えてくれる。
※録音:1990年4月12日−14日/CDA
66425からの新装移行再発売 |
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バンショワ・コンソート
デュファイ:ミサ曲《わたしは見たので》
コンペール:あらゆる善きものに満ち
作者不詳:我らに与えたまえ、おお主よ
作者不詳:サルヴェ・マリス・ステラ
デュファイ:めでたし天の女王 |
バンショワ・コンソート
アンドルー・カークマン(指揮) |
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとするバンショワ・コンソート。
このギョーム・デュファイ(1397−1474)とロワゼ・コンペール(c.1445−1518)の「聖母マリア」への祈りの音楽は、仏ディアパゾン誌で高評価を得たバンショワ・コンソートの代表盤の1つである。
※録音:2002年7月24日−26日、オール・セインツ教会(ロンドン)/CDA
67368からの新装移行再発売 |
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ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ラングレ:
ミサ曲《ようこそ天の女王》
奇しき薔薇
主の降誕
荘厳ミサ曲
テ・デウム |
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
イギリス室内管弦楽団ブラス・アンサンブル
デイヴィッド・ヒル(指揮)
ジェームズ・オドンネル(オルガン) |
20世紀フランスのヴィルトゥオーゾ・オルガニストであり作曲家ジャン・ラングレ(1907−1991)。
ミサ曲「ようこそ天の女王(Salve
regina)」は、1954年の降誕祭にパリのノートル・ダム大聖堂で初演が行われたラングレの代表作。ウェストミンスター大聖堂聖歌隊のレパートリーの広さを証明したハイペリオン初期の名盤である。
※録音:1987年7月1日−3日、ウェストミンスター大聖堂(ロンドン)/CDA
66270からの新装移行再発売 |