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第72号
お奨め国内盤新譜(2)
2013.8.20〜2013.10.18


オクタヴィア・レコード


OVCL-00521
(2CD)
\3675
井上道義&京都市響
 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調

  (ノヴァーク 第2稿 1890年)
井上道義(指揮) 
京都市交響楽団
 日本を代表する巨匠井上道義が描く重厚なるブルックナーの世界!
 2014年度シーズンより大阪フィルの首席指揮者に迎えられ、さらなる注目を集める日本を代表する巨匠井上道義の最新アルバムです。
 井上はマーラーとショスタコーヴィチなど大編成のオーケストラを擁する作品を得意とし、数々の名演奏を繰り広げてきましたが、近年ブルックナーもたびたび取り上げ、多くのブルックナー・ファンから信奉されるようになってきています。
 2002年に新日本フィルとの7番がCD化されていますが、その盤はロマンティシズム溢れる美しい演奏が評判となりました。それから10年以上たち新たなブルックナーへ立ち向かった井上。
 チェリビダッケより薫陶を受けた井上道義のブルックナーへの熱き魂溢れる8番となっています。
 コンサートでは井上とオーケストラの熱気が会場へ伝わり、大いに盛り上がりました。
 京都市交響楽団の充実したサウンド。力強く輝かしい金管セクション。重厚なるブルックナーの神々しき世界観が見事に描かれています。これからさらに巨匠指揮者へ向かう井上道義の演奏をお聴き下さい。 2013年5月23、24日 京都コンサートホール にて収録
 
OVCL-00522
(SACD Hybrid)
\3360
吉田恵(オルガン)
 バッハ・オルガン作品集Vol.2

J.S.バッハ:
 前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
 6つのシューブラー・コラール集 BWV645-650
  目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声 
  われはいずこかに逃れゆくべき
  尊き御神の統べしらすままにまつろい
  わが魂は主をあがめ
  ああ、われらとともに留まりたまえ、主イエス・キリストよ
  イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい
 マニフィカト(わが魂は主をあがめ) BWV733
 いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV717
 いと尊きイエスよ、われらここに集いて BWV731
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
 ああ、罪びとなるわれ、何をなすべきか BWV770
 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
吉田恵(オルガン)
デビュー盤が大きな話題を呼んだ、吉田恵による待望の第2作。 奏&録音とも最大級の評価を受けた、バッハ:オルガン作品集の第2弾。
 日本人初の、新バッハ全集によるオルガン作品全曲演奏を成し遂げた吉田恵は、昨年のCDデビュー盤でも大きな話題を呼びました。
 前回同様、バッハの敬愛したオルガン制作者アルプ・シュニットガーがオランダ、フローニンゲンに残した不朽の名オルガンを使用しています。
 吉田はこの名器に創造的かつ冒険的なストップも用い、このオルガン秀作集にさらなる音色の鮮彩さを加え、この歴史的オルガンから新たな魅力を引きだしています。
 2013年8月4,5日 オランダ、フローニンゲン、聖マルティン教会 にて収録
 

OVCL-00524
\3150
沼尻竜典&日本センチュリー響
 メンデルスゾーン:
  交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」
  交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」
沼尻竜典(指揮) 
日本センチュリー交響楽団
 沼尻竜典&日本センチュリー交響楽団 メンデルスゾーン・シリーズ第2弾!
 2013年よりドイツ・リューベック歌劇場音楽総監督に就任するなど日本のみならず世界へ活躍の場を広げつつある沼尻竜典によるメンデルスゾーンの交響曲シリーズ第2弾の登場です。充実した音楽活動を続ける沼尻の鮮やかなタクトのもと日本センチュリー交響楽団が渾身の演奏で魅せています。
 沼尻の誠実さとロマンティシズムの絶妙なバランスの中、美しく力強いメンデルスゾーンを導き出すことに成功しています。近年質の高い演奏活動でファンを多く獲得している日本センチュリー交響楽団の見事なアンサンブル。美しい響き。表情豊かな弦楽器。このオーケストラのレベルの高さがはっきりとわかる演奏となっています。今をときめく指揮者とオーケストラによる見事な演奏をお聴き下さい。
 2012年8月10、12日(「イタリア」) 2013年8月10、11日(「スコットランド」) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール にて収録
 

OVCL-00526
\3150
水野由紀(チェロ)
 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ
 ウェーバー:アダージョとロンド
 ポッパー:ハンガリー狂詩曲
 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
 フォーレ:夢のあとに
水野由紀(チェロ) 
干野宜大(ピアノ)
 可憐な中にも凛とした輝きを放つ期待の新星チェリスト水野由紀、待望のセカンドアルバム!  
 昨年デビュー盤がリリースされ、凛とした力強さを持つ演奏で、音楽ファンに温かく迎えられた水野由紀の第2弾アルバムが登場です。
 チェロの重要なレパートリーであるアルペジオーネ・ソナタやショパンの作品を、可憐に鮮やかに聴かせます。真摯に楽曲に向かい合い、たっぷりと歌い上げます。
 クラシックの枠にとらわれず幅広い活動をする水野由紀の誠実な音楽が詰まったアルバムとなりました。歌が溢れるこれらの曲から水野由紀が表情豊かに羽ばたいていくようです。
 注目の新星チェリストの美しい調べをお聴き下さい。
 2013年9月25-27日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし) にて収録


旧譜
デビュー・アルバム!

OVCL-00475
\3000
水野由紀(チェロ)
 メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番、無言歌
 エルガー:愛のあいさつ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 カザルス:鳥の歌
 サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート、白鳥
水野由紀(チェロ)
菊地裕介(ピアノ)
 水野由紀デビュー!
 可憐な中にも凛とした輝きを持つ新星チェリストの登場!!
 期待の新星チェリスト、水野由紀のデビューCD。
 宮崎国際音楽祭、霧島音楽祭等への出演、飯森範親氏指揮による山形交響楽団と共演するなど幅広く活躍しており、現在桐朋学園大学4年生。クラシックの枠にとらわれず、CMや音楽番組などTVメディア等での出演も果たしており、いま最も注目される若手女性チェリストです。このCDでは、メンデルスゾーンのチェロ・ソナタ第2番をはじめ、サン=サーンス「白鳥」「アレグロ・アパッショナート」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、エルガー「愛の挨拶」、メンデルスゾーン「無言歌」などのチェロの小品を収録。共演したピアニスト菊地裕介の鮮やかなピアノにしっかりと支えられ、たっぷりとした歌心としなやかな技巧を見せているこの録音。新進気鋭のチェリストとしての充実の演奏を聴くことができます!
 収録:2012年3月26日-29日 かながわアートホールにて収録

水野由紀(みずの ゆき):
 9歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て現在桐朋学園大学4年在学中。第7回泉の森チェロコンクール高校生以上の部銀賞。クールシュベール国際音楽アカデミー、京都フランスアカデミーにてフィリップ・ミュレール氏に指導を受けファイナルコンサートに出演。アルト・ノラス、アラン・ムニエ、ルイス・クラレット、タマシュ・ヴァルガ各氏のマスタークラスを受講。2009年サントリーホール23周年記念ガラ・コンサート、2010年、学内試験優秀者による桐朋学園大学室内楽演奏会、サイトウキネン青少年の為のオペラ、小澤征爾音楽塾オーケストラ、みなとみらいジルヴェスターコンサート等に出演。2011年、ヤマハホール1周年記念イベントとして、三村奈々恵&水野由紀 Special Concert をヤマハホールにて開催。宮崎国際音楽祭に出演。霧島国際音楽祭に奨学生として参加。現在室内楽を徳永二男、堤剛の各氏に師事。これまでにチェロを苅田雅治、倉田澄子各氏に、現在、堤剛氏に師事。

◆ゆき日記(本人によるブログ) http://ameblo.jp/yukim-vc/
  

OVCT-00101
\3150
上野 真
 〜2台のオリジナル・フォルテピアノによるショパン

ショパン:
 ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 
    (使用楽器 1852年製 エラール  85鍵)
 ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58  
   (使用楽器 1846年製 プレイエル 85鍵)
ボーナス・トラック:
 (楽器の音色聞き比べ)
上野 真 (フォルテ・ピアノ)
 ショパンが愛したピアノたちが紡ぎだすノアンの音色
 気分がのらない時は、エラールを弾く。そこにはいくらでもお気に入りの音色を見つけだすことができる。
 でも、最高に気分の乗っているときには、プレイエルのピアノでなければならない。”    — F.ショパン
 ショパン本人がこう口述している当時のピアノの名器エラールとプレイエル、この二つのオリジナル楽器を使用して、上野真は大曲、ソナタの第2番と第3番を収録しました。
 レプリカ(復元製造)ではなく、最小限の修復に留められ当時の状態を良好に保ったオリジナル楽器(ヤマモト・コレクション所蔵)2台が紡ぎだす各々の楽器の音色は、ショパン自らが奏でる音色を今に再現するといってもいいでしょう。
 また、2つの楽器の音色の違いを聞き比べができるボーナス・トラックを掲載しています。
 2013年5月22-23日 東京・三重県総合文化センター にて収録
 
OVCC-00105
\3150
広田智之(オーボエ)
 歌う葦〜邦人オーボエ作品集

  北爪道夫:歌う葦
  保科洋:祈り そして 戯れ (オーボエとピアノのための)
  平尾貴四男:オーボエ・ソナタ
  山下洋輔:無伴奏オーボエのための「レディ・ラビットへの手紙」
広田智之(オーボエ)
三輪郁 (ピアノ)
 日本を代表するオーボエ奏者広田智之による全曲邦人作品のアルバムの登場です。
 これまで多くのアルバムをリリースし、その実力を如何なく発揮してきた彼ですが、長年温めてきた企画が実を結びました。今回収録されている北爪道夫による「歌う葦」は広田智之による委嘱作品で2013年夏に初演されました。
 オーボエの美しい音色と高い技術を要求され、オーボエの楽器のキャパシティが問われる作品です。この作品は2013年11月に全音楽譜出版社より楽譜が発売される予定となっています。
 また、保科洋の作品も広田智之委嘱作品(2003年)。
 どの曲もオーボエの難曲ですが、コンクールなどで取り上げられ、作品として高い評価を受けるオーボエ作品です。
 オーボエの可能性とオーボエ界の発展のため想いを馳せる広田智之の想いが詰まったアルバムとなりました。ぜひお聞きください。
 2010年4月28日 埼玉・秩父ミューズパーク、2013年7月18日 神奈川・相模湖交流センター にて収録
 

OVCL-00515
(SACD Hybrid)
\3360
インバル(指揮)&東京都交響楽団
 マーラー:交響曲第5番
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
<インバル=都響 新マーラー・ツィクルス 第5弾>
現代のマーラー演奏の最高峰がここに!
現代の巨匠エリアフ・インバルと東京都交響楽団が快進撃を進める<新マーラー・ツィクルス>も中盤戦の山場、交響曲第5番の登場です。強靭なサウンドとマーラーの精神性をめぐらし、細部の細部まで音に命を宿らせるインバルの真骨頂が全開です。これまで、フランクフルト放響、チェコ・フィルなどと作り上げた名録音を凌ぐ、現在の風格あるインバルの姿が投影された完成されたマーラー5番が描かれます。
全盛期を迎える東京都交響楽団の精度の高い演奏は、驚異的です。トランペットの鮮やかなソロから始まり、各楽器群の完成されたアンサンブルはまさに世界トップクラスの演奏です。
現代の最高峰に位置するマーラー演奏をお楽しみください。2013年1月19日横浜みなとみらいホール、20日東京芸術劇場、22日東京・サントリーホールにて収録
OVXL-00081
(SACD Hybrid)
\3990
インバル(指揮)&東京都交響楽団
 マーラー:交響曲第5番

 -ワンポイント・レコーディング・ヴァージョン-
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
都響=インバル、現代最高峰のマーラー演奏をワンポイント・レコーディングで!
エリアフ・インバルと東京都交響楽団による<新マーラー・ツィクルス>から、交響曲第5番がワンポイント・レコーディング版で登場です。
メイン・マイクロフォンのみで表現される演奏の臨場感と独特の響きをぜひお楽しみ下さい。
2013年1月19日横浜みなとみらいホール、1月20日 東京芸術劇場、22日 サントリーホールにて収録
OVCC-00104
\3150
藤原功次郎(トロンボーン)
 菅野祐悟:トロンボーン協奏曲「Flower」
 冨田勲:映画「おとうと」テーマ
 デュティユー:コラール、カデンツァとフーガ
 エワイゼン:死者と生者のための賛歌
 シュレック:
  トロンボーンとピアノの為のソナタ「大天使ガブリエリの嘆き」
 藤原功次郎:風  
藤原功次郎(トロンボーン)
山田和樹(指揮)
日本フィル
原田恭子(ピアノ) 
トロンボーン界のニュー・スター誕生!
音楽の歌と喜びをトロンボーンに乗せて、世界へ羽ばたけ!
 トロンボーン界の新星、藤原功次郎のデビューアルバムです。すでに日本フィルの首席奏者として輝かしいソロを聴かせています。東京国際コンクール第1位、Inter Musica International Competition 2012(オーストリア)において第1位・グランプリGolden Dohleのアジア人初の受賞など輝かしいコンクール歴からもその実力の高さが伺えます。どんな難易度の高い曲でもいとも簡単に吹きこなす彼の演奏は、日本人離れのパワーとテクニックを兼ね備え、それでいてメロディを大切に歌い上げる音楽性の豊かな新時代のトロンボーン奏者です。収録曲もバラエティ豊かです。
 トロンボーン吹きには定番のシュレックをはじめ、冨田勲の映画曲や9・11同時爆破テロにインスピレーションを受けたエワイゼンの作品。さらに現在、日本のドラマ界で大活躍中、2014年の大河ドラマの音楽を担当する菅野祐悟が藤原のために書いた大作「Flower」。トロンボーンの魅力が詰まりに詰まった魅力的なアルバムとなりました。
トロンボーンを世界の人へ届けるよう藤原の想いがこもったサウンドをお楽しみ下さい。
2013年8月30日埼玉・三芳町文化会館(コピスみよし)、9月13日東京・杉並公会堂にて収録
OVCC-00103
\3150
マティアス・ヘフス(トランペット)
 ライヴ・イン・ジャパン -アルチュニアン&フンメル:トランペット協奏曲

  アルチュニアン:トランペット協奏曲 *
  フンメル:トランペット協奏曲 **
  ケルシェック:トランペット・ダンス **
マティアス・ヘフス(トランペット)
山田和樹(指揮)東京都交響楽団*
金聖響(指揮)**
兵庫芸術文化センター管**
 世界最高峰のトランペット奏者、マティアス・ヘフスによる脅威のライヴ・レコーディング!
 待望のアルチュニアン、フンメルが初収録!
 ソリストとして、ジャーマン・ブラスのリーダーとして活躍を見せる世界最高峰のトランペット奏者、マティアス・ヘフスの最新アルバムです。日本にて行われたコンサートの模様を収録。
 マティアス・ヘフスの驚異のテクニックと安定感に支えられ、聴衆は驚きと興奮の坩堝です。
 ロータリートランペットによる最高級のアルチュニアンとフンメル演奏。
 技術と音楽性が両立し、トランペットの芸術が描かれます。
 また、ヘフスのために書かれたケルシェックによる新曲「トランペット・ダンス」はトランペットの可能性を縦横無尽に広げ、ヘフスが炸裂!ポストホルンも使い、超難易度の曲を完璧に吹き上げます!
世界が驚くトランペッター、マティアス・ヘフスの驚愕のライヴ・アルバムの登場です。
 2012年1月28日 東京・サントリーホール、2013年5月10-12日兵庫芸術文化センター大ホールにて収録

OVCK-00003
(SACD Hybrid)
\3360
フーベルマンの芸術 Vol.Ⅰ
 ラロ:スペイン交響曲 
 ビゼー:カルメン・ファンタジー(サラサーテ編)
 サラサーテ:アンダルシアのロマンス
 ザルジツキ:マズルカ作品26
 エルガー:気まぐれ女
 ブルッフ:コル・二ドライ
 シューベルト:アヴェ・マリア(フーベルマン編)
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 他
ブロニスラフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
ジョージ・セル(指揮)
ウィーン・フィル
ジークフリート・シュルツ(ピアノ)
ポール・フランケル(ピアノ)
SP音源の世界初のSACD化!
 1.SP音源、世界初のハイブリット仕様盤。
 2.選曲・監修は斯界の権威、クリストファ・N・野澤氏。
 3.ブックレットには収録曲のSPオリジナル番号、マトリクス番号、収録年を記載。
 SACDによって、名手フーベルマンが「そこで弾いているような」実在感をお楽しみいただけるでしょう。
ブロニスラフ・フーベルマンは1882年にポーランドに生まれた、SP時代の世界的名ヴァイオリニスト。
最活動期には「完璧なテクニックに支えられ、自由奔放に弾きまくるようで、細部まで注意が行き届き、感情の起伏があって、聴く者の深い感銘を与える」と評された大ヴィルトゥオーゾでもある。
今回は彼がSP期に残した名演からの選りすぐりの1枚。
 ※マトリクス番号とは、プレスのための金型に刻まれた固有の番号

SP盤再生収録にあたっては、名機ビクトローラ(クレデンザ)の再生音を収録しています。
録音時のマイクは1950年代の、古いアナログタイプを使用し、音の芯と深さを確保できるよう腐心しています。
また、収録場所はエクストンの瀬田スタジオのボール・ルームを使用。吹き抜けの、やや広い空間を活用しています。  
 オリジナル録音:1923年〜1935年
 収録:2013年6月17日、20日 東京エクストン・スタジオ ボール・ルーム にて

カメラータ・トウキョウ


CMCD-28230
\2940
カール・ライスター、ラスト・アルバム!
 ベルカント─クラリネットによるオペラ名アリア集/

 M.ベルクソン:歌劇『モンフォールのルイーザ』より 情景とアリア 作品82
 G.パチーニ:歌劇『サッフォー』より ラルゴ(編曲:G.ビムボーニ)
 C.グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」
 (編曲:R.ストルツマン)
 G.ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』より「麗しい光が」(編曲:R.ストルツマン)
 G.ヴェルディ:歌劇『運命の力』より アンダンテ(編曲:B.N.アルマート)
 G.ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より ファンタジー・カンタービレ
 G.ビゼー:歌劇『カルメン』より セギディーリャ(編曲:R.ストルツマン)
 G.ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』より 春
 G.ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「さようなら、過ぎ去った日よ」
 (編曲:R.ストルツマン)
 G.プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「冷たい手を」(編曲:R.ストルツマン)
 J.マスネ:歌劇『マノン』より レシタティフとガヴォット(編曲:R.ストルツマン)
 G.プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「私が町を歩くと(ムゼッタのワルツ)」
 (編曲:R.ストルツマン)
 J.マスネ:歌劇『タイス』より 瞑想曲(編曲:M.J.アイザック)
 F.ダーヴィト:シューベルトの「あこがれのワルツ」による
  序奏、主題と変奏曲 作品8
カール・ライスター(クラリネット)
フェレンツ・ボーグナー(ピアノ)
長きにわたりカメラータ・レーベルに幾多の名演奏をのこしてきたクラリネットの巨匠、カール・ライスターのラスト・アルバム『ベルカント』。ライスター自身が名付け、文字どおりオペラの編曲作品を集めて収録した本作には、円熟を極めた巨匠の歌心溢れる至芸がつまっています。ベルリン・フィルを支え、またソリストとしても不動の地位を築いた“キング・オブ・クラリネット”の演奏芸術の集大成にふさわしい必聴盤です。

CMCD-20202/3
(2CD)
\4200
伊藤京子のオペラ『夕鶴』CDが待望の復活
 團伊玖磨:オペラ『夕鶴』(全曲)
つう……伊藤京子
与ひょう……丹羽勝海
運ず……栗林義信
惣ど……平野忠彦
子供たち……ビクター少年合唱隊
杉並児童合唱団
若杉弘(指揮)
読売日本交響楽団
原作:木下順二
演出:小田健也
 長らく途絶えていた伊藤京子さんの絶唱、オペラ『夕鶴』が、再び世の中に出ることは、心からの喜びです。
 このディスクは、当時輝かしく生まれた読売日本交響楽団、そして、オペラの指揮者として栄光を築きつつあった、若杉弘さんの指揮と共に、名盤として、一日も早く再び世に出ることが望まれているものでした。
團伊玖磨(1997年発売オリジナルCDブックレットより)
 1997年にビクターエンタテインメントよりCDが発売されて以来、長らく再発売が望まれていた日本オペラ史に燦然と輝く金字塔、伊藤京子のオペラ『夕鶴』CDが待望の復活。日本を代表する名歌手たちの熱演をご堪能ください。

CMCD-28289
\2940
ヴォルフガング・シュルツの追悼盤
W.A.モーツァルト:
 協奏交響曲 変ホ長調 K3.297b(Anh.C14.01)
J.シュトラウス Ⅱ:
 オペレッタ『こうもり』〜管楽アンサンブルのための より(A.N.タクルマン編曲)
 「今までになかったような(」第2幕)
 「田舎娘に扮するときは(」第3幕)
 「では私ひとりで(」第1幕)
 「楽しい祝宴(」第2幕)
 「ぶどうの火の奔流の中に(」第2幕)
W.A.モーツァルト:
 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
ヴォルフガング・シュルツ(フルート/ピッコロ)s-j

アンサンブル・ウィーン=ベルリン
 ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
 ノーベルト・トイブル(クラリネット)
 リヒャルト・ガラー(ファゴット)
 シュテファン・ドール(ホルン)

カメラータ・シュルツ
トーマス・インデアミューレ/徳山奈美(オーボエ)
ペーター・シュミードル/四戸世紀(クラリネット)
ミラン・トゥルコヴィッチ/岡崎耕治(ファゴット)
木川博史/高野哲夫(ホルン)
ミヒャエル・ガヴリロフ(コントラバス)
吉野直子(ハープ)
キンボー・イシイ=エトウ(指揮)
草津フェスティヴァル・オーケストラ j
 2013年3月、惜しまれつつ逝去した世界的フルート奏者、ヴォルフガング・シュルツの追悼盤。煌びやかなフルートの音色と、気心の知れた共演者たちとのアンサンブルで多くの聴衆を魅了した、2011、12年の『草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル』での演奏に加え、中心メンバーとして活動を続けた“アンサンブル・ウィーン=ベルリン”の名手たちと、自身が創設した“カメラータ・シュルツ”の共演による『モーツァルト:協奏交響曲』を収録。
 多くの人々から愛された名手へ想いを馳せる貴重な音楽の記録です。
 
CMCD-99077/8
(2CD)
\3500
ロマンティック・パールズ〜珠玉のハーモニウム=
 チェレスタ作品集/クラウディオ・ブリツィ 他

[DISC-1]
F.リスト:
 交響詩「前奏曲」 LW-G3(S97)〜
  ハーモニウムとピアノのための(A.ラインハルト編曲)*
 『ハンガリー戴冠式ミサ』より
  「オッフェルトリウム」と 「ベネディクトゥス」
  〜ヴァイオリンとハーモニウムのための LW-F3(S381)*
C.サン=サーンス:
 祈り〜チェロとハーモニウムのための 作品158 *
 舟歌〜ヴァイオリン、チェロ、ハーモニウムとピアノのための 作品108 *
 セレナード〜ピアノ、ハーモニウム、ヴァイオリン、チェロのための 作品15 *
C.フランク:
 前奏曲、フーガと変奏曲〜
  ハーモニウムとピアノのための ロ短調 作品18 *
[DISC-2]
 F.ブリッソン:
 ベッリーニの歌劇「ノルマ」の旋律による幻想曲(三重奏曲)
  〜ピアノ、ヴァイオリンとハーモニウムのための 作品58 *
 G.ヴェルディ:
  オペラ『オテロ』より「柳の歌」と「アヴェ・マリア」
   〜2人のソプラノとハーモニウム=チェレスタのための(C.ブリツィ編曲)
 オペラ『トロヴァトーレ』より「恋はばら色の翼に乗って」
  〜ソプラノ、テノール、ハーモニウム=チェレスタとピアノのための(C.ブリツィ編曲)
 オペラ『ナブッコ』より「かつては私の心も喜びに満ちていた」
  〜ソプラノ、ヴァイオリン、チェロ、ハーモニウム=チェレスタ、ピアノのための
   (C.ブリツィ編曲)
 G.プッチーニ:
  サルヴェ・レジーナ〜ソプラノとハーモニウムのための(S.ディールケ編曲)*
クラウディオ・ブリツィ
(ハーモニウム=チェレスタ)
カルロ・パレーゼ(ピアノ)
コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ)
パオロ・フランチェスキーニ(ヴァイオリン)
マーヤ・ボグダノヴィッチ(チェロ)
ジョヴァンナ・マンチ(ソプラノ)
フィロメナ・ディオダティ(ソプラノ)
マリオ・チェケッティ(テノール)
*=ハーモニウム=チェレスタ用編曲
クラウディオ・ブリツィ
リスト、サン=サーンス、セザール・フランクら、幾多の作曲家を魅了したハーモニウム。現在では演奏される機会の少ない楽器ですが、19世紀のサロン音楽を語るうえで欠かすことはできません。
 本作では、鬼才クラウディオ・ブリツィが、1897年ミュステル社製の、ハーモニウムとチェレスタが合体した2段鍵盤構造の楽器『ハーモニウム=チェレスタ』を駆使し、弦楽器、歌、そして1847年製のエラール・ピアノと魅惑のアンサンブルを聴かせます。

●クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)
 ペルージャとボローニャの音楽学校で学ぶ。これまで2000回以上のコンサートを行ってきており、また世界各国の著名な演奏家たちやオーケストラとも数多く共演している。これまでに60タイトル以上のアルバムをリリース。そのほとんどがカメラータより発売されている。得意とするレパートリーはルネサンスから現代作品までと幅広い。ブリツィ自身がデザインしたクラヴィオルガンは、世界的に有名な研究者たちから数多くの賞賛を受けている。ブリツィは現在、コゼンツァの音楽学校にて後進の指導にあたっており、また、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルにも毎年招聘されている。
 
CMCD-28288
\2940
諸戸詩乃(ピアノ)
 モーツァルト:ピアノ変奏曲集

  ─「トルコ行進曲付き」K.331 他/諸戸詩乃
 モーツァルト:
  「 ああ、お母さん、あなたに申しましょう」
   による12の変奏曲 ハ長調 K.265(300e)
  デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲 ニ長調 K.573
  グルックの「メッカの巡礼たち」のアリエッタ「愚民の思うには」
   による10の変奏曲 ト長調 K.455
  ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i)「トルコ行進曲付き」
諸戸詩乃(ピアノ)
15歳でウィーン国立音楽演劇大学ピアノ演奏科に飛び級で入学し、以来ウィーン、ザルツブルクを中心に研鑽を積む若き才能、諸戸詩乃。
 3作目となる本作では、デビュー盤でも取り上げたモーツァルトの作品から変奏曲と、変奏曲形式の楽章をもつ名作ソナタを収録。20歳を迎え、一層の表現力を増した煌びやかな演奏は、ピアニストとしての充実ぶりをうかがわせます。

●諸戸詩乃(ピアノ)
 1993年、名古屋生まれ。桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」にて、國井真美、阿部美果子に師事した後、2003年よりウィーン在住。ウィーン国立音楽演劇大学ピアノ準備科在籍後、2008年、15歳の時、飛び級で同大学ピアノ演奏科入学、エリザベート・ドヴォラック=ヴァイスハールに師事。また、ピアノ教育界の国際的権威ハンス・ライグラフに高い評価を受け、師事している。渡欧当初より、研鑽を積みながらウィーンを中心に演奏活動を重ねている。
 ウィーンでは、2005年6月のフィガロザールでのソロ・リサイタルを皮切りに、ベーゼンドルファー、シューベルト連盟主催のコンサートなどに多数出演。指揮者ヴォルフガング・ガブリエルとも共演を果たす。2006年、2007年のウィーン芸術週間ではシューベルティアーデに招待され演奏を行う。2006年からは、イタリア・ボローニャにおいても度々ソロ・リサイタルを開いている。ボローニャ歌劇場管弦楽団首席メンバーらとも共演し、いずれも好評を博す。
 日本でも2007年6月、東京・紀尾井ホールで行われたロイヤルチェンバーオーケストラ第64回定期演奏会(指揮:堤俊作)にて、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番を共演し、高い評価を得る。また2005年には、フィリップ・アントルモンに認められて、NHK番組スーパーピアノレッスン・モーツァルト編に出演。アントルモンから「質の高い演奏」との評価を受ける。2008年、2009年には、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに参加し、遠山慶子のマスタークラスを受講。その推挙により、クラス代表としてステューデント・コンサートに出演した。
 2009年11月にデビュー・アルバム『モーツァルト:ピアノ・ソナタ集』、2011年には『シューベルト:即興曲集 作品90&楽興の時 作品94』をカメラータからリリース。今後の演奏活動にも注目が集まっている。
 

CMCD-28287
\2940
ギゼラ・マシャエキ=ベア(フルート)
 ブラームス:
  フルート三重奏曲
   (弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18/テオドール・キルヒナー 編曲)
  [トランスクリプション:ギゼラ・マシャエキ=ベア]
  フルート三重奏曲
   (弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 作品36/テオドール・キルヒナー 編曲)
  [トランスクリプション:ギゼラ・マシャエキ=ベア]
ギゼラ・マシャエキ=ベア(フルート)
ブルーノ・ワインマイスター(チェロ)
森 美加(ピアノ)
 ブラームスによる2曲の弦楽六重奏曲には、作曲家本人とも親交のあったテオドール・キルヒナーによるピアノ三重奏曲版が存在します。
 本作では、フルート奏者、ギゼラ・マシャエキ=ベアがトランスクリプションを担当し、ブラームス/キルヒナーによる名作をフルート三重奏曲として演奏。ピアノ、チェロとの絶妙なアンサンブルで作品に新たな魅力をもたらします。

●ギゼラ・マシャエキ=ベア(フルート)
 ドイツのパッサウに生れる。1983年から85年まで、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に在学、ウィーン国立音楽大学にてヴォルフガング・シュルツに師事。ペーター・ルーカス・グラフ、オーレル・ニコレのマスター・クラスを受講。ウィーン室内管弦楽団及びウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席フルート奏者を経て、1991年にウィーン国立音楽大学にてヴォルフガング・シュルツのアシスタントとなる。1993年には、スイスに滞在し、チューリヒ歌劇場管弦楽団のソロ・フルート奏者を務めながらオーレル・ニコレのもとでさらに研鑽を積む。2005年、ウィーン国立音楽大学准教授、2009年にはヨゼフ・ハイドン・コンセルヴァトリウム准教授に就任。これまでに数多くの賞を受賞。ヴォルフガング・シュルツ、エマヌエル・パユ、ハンスイェルク・シェレンベルガー、ハインリヒ・シフ、クレメンス・ハーゲン、森美加、ラファエル・フリーダーらと共に、またカペラ・アンドレア・バルカ(アンドラーシュ・シフ創設)といったオーケストラと共に、ヨーロッパ各国をはじめ、日本、アメリカで精力的に演奏活動を展開し、レコーディングも多数行っている。
 
CMCD-28283
\2940
東京シンフォニエッタ プレイズ 西村 朗 第2集
天女散花【西村 朗 作品集 16】
西村 朗:
 星の鏡─ピアノと室内オーケストラのための(2010)
 ヴィシュヌの臍─ピアノと室内オーケストラのための(2010)
  Ⅰ. 多頭大蛇シュシャ・ナーガ/
  Ⅱ. 瞑想するヴィシュヌ/
  Ⅲ. 花弁の中で
 光の蜜(1990)
 ギター協奏曲〈天女散花〉(2012)
藤原亜美(ピアノ)
鈴木大介(ギター)h
東京シンフォニエッタ
板倉康明(指揮)
 第1弾『虹の体』に続く、板倉康明氏指揮東京シンフォニエッタによる西村朗作品集の第2弾。表題作『天女散花』は、2012年の東京シンフォニエッタ委嘱作品。中国の京劇にインスパイアされたギター協奏曲で、作曲中に亡くなった実母への西村の追悼と感謝の思いが託されている。作品を献呈された名ギタリスト鈴木大介が入魂の表現を聞かせる。
 ピアノ独奏者(藤原亜美)を伴う「星の鏡」「ヴィシュヌの臍」では洗練された感性によるみずみずしい演奏が繰り広げられる。西村朗の1990年代以降のヘテロフォニー書法による一連の作曲の起点となった「光の蜜」も収録。
 第1弾『虹の体』に続く、板倉康明氏指揮東京シンフォニエッタによる西村朗作品集の第2弾。表題作『天女散花』は、2012年の東京シンフォニエッタ委嘱作品。中国の京劇にインスパイアされたギター協奏曲で、作曲中に亡くなった実母への西村の追悼と感謝の思いが託されている。作品を献呈された名ギタリスト鈴木大介が入魂の表現を聞かせる。ピアノ独奏者(藤原亜美)を伴う「星の鏡」「ヴィシュヌの臍」では洗練された感性によるみずみずしい演奏が繰り広げられる。西村朗の1990年代以降のヘテロフォニー書法による一連の作曲の起点となった「光の蜜」も収録。

●西村朗(作曲)
 大阪市に生まれる。東京藝術大学及び同大学院に学ぶ。日本音楽コンクール作曲部門第1位(1974)、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞(1977・ブリュッセル)、ルイジ・ダルッラピッコラ作曲賞(1977・ミラノ)、尾高賞(1988・1992・1993・2008・2011)、中島健蔵音楽賞(1990)、京都音楽賞[実践部門賞](1991)、日本現代芸術振興賞(1994)、エクソンモービル音楽賞(2001)、第3回別宮賞(2002)、第36回(2004年度)サントリー音楽賞、第47回毎日芸術賞(2005)等を受賞。現在、東京音楽大学教授、東京藝術大学作曲家講師、2000年よりいずみシンフォニエッタ大阪の音楽監督に就任、2003年よりNHK-FM「現代の音楽」の解説を6年間、2009年より同Eテレ「N響アワー」の司会者を3年間務め、2010年草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルの音楽監督に就任。

ALM RECORDS/コジマ録音



ALCD-1141
\2940
ドーヴァー海峡の向こう側
 〜アイルランド・スコットランド・イングランドのバロック音楽

 [1]ゴッドフリー・ケラー:グラウンド
 [2]ゴッドフリー・フィンガー:グラウンド
 [3]作曲者不詳:あたなは私のペギーを見ていない
 [4]ターロック・オキャロラン?:海は深い
 [5]フィル・カニンガム:夏の終わる時
 [6]ヘンリー・パーセル:ホーンパイプ
 [7]-[12]マシュー・ロック:組曲第4番
 [13]ドナカ・ルア・マク・コネマラ:アイルランドの美しい丘
 [14]作曲者不詳:ブライト・ヴィジョン
 [15]作曲者不詳:長老派のホーンパイプ
 [16]ゲオルク・フィリップ・テレマン:カンタービレ
 [17]ヨハン・セバスティアン・バッハ:ジグ
 [18]ジェームズ・オズワルド:ローズラナ城
 [19]ターロック・オキャロラン:ミセス・エドワーズ
 [20]ターロック・オキャロラン:プランクスティ・オルーク
 [21]フランチェスコ・ジェミニアーニ:老ボブ・モリス
 [22]フランチェスコ・バルサンティ:キャサリン・オギー
 [23]ターロック・オキャロラン:ミセス:ウォーラー
 [24]作曲者不詳/ジョン・プレイフォード編:泉の館
 [25]-[30]作曲者不詳/ジョン・ヤング編:リコーダーの名人
 [31]ヘンリー・パーセル:シフォーチの別れ
守安功(フルート、リコーダー)
平井み帆(チェンバロ)
守安雅子
 (アイリッシュ・ハープ、コンサーティーナ、バゥロン)
〈録音〉五反田文化センター 2013年4月10-12日

【バロック音楽のガラパゴス】
 ドーヴァー海峡を渡ったアイルランドには、大陸側では途絶えてしまったバロック音楽の伝統が息づいていた。
 17、18世紀に作曲されてから現在まで、楽譜を使わない口伝えの伝承として伝統音楽の演奏家や農夫の間で途切れることなく伝えられてきたアイルランドのバロック音楽には、文献からは決して読み取れない、生きた音楽のかたちが精彩豊かに残され、バロック音楽演奏上のヒントとアイディアの宝庫となっている。そのアイルランドの伝統音楽の世界と深く関わってきた守安功、守安雅子と、大陸側で隆盛を極めたイタリア・バロック音楽に深く傾倒する平井み帆の出会いから聴こえてくるのは、「ドーヴァー海峡の向こう側」に響く、音楽の原点だ。大陸と島国を結び、バロック音楽と伝統音楽の境界を越える、夢のプロジェクトが今ここに実現する!
 


ALCD-7177
\2940
東京大学在学中に、東京国際ギターコンクールで首席入賞
 谷辺昌央(ギター)
  すべての人のための祈り ─ラテン・フォルクローレの煌めき─

 エクトル・アジャーラ(1914-1990):セリエ・アメリカーナより
  [1]プレリュード
  [2]グアラニア
  [3]ガトとマランボ
 アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):
  [4]ワルツ 作品8 第3番
  [5]フリア・フロリダ
  [6]ワルツ 作品8 第4番
 ディレルマンド・レイス(1916-1977):
  [7]もしも彼女が尋ねたら
 ヘンティル・モンターニャ(1938- 2011):
  [8]-[11]コロンビア組曲第2番
 フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986):
  [12]街角のワルツ第8番(谷辺昌央編)
 アタウアルパ・ユパンキ(1908-1992):
  [13]別れの調べ(カンシオン) (R.アウセル=谷辺昌央編)
  [14]牛車に揺られて(ミロンガ) (R.アウセル編)
  [15]おじいさんの歌 第2番(エスティーロ) (R.アウセル=谷辺昌央編)
  [16]今生の別れ(カンシオン) (R.アウセル=谷辺昌央編)
  [17]風に泣く枝(典礼のビダーラ) (R.アウセル編)
  [18]南十字星(マランボ) (R.アウセル=谷辺昌央編)
 アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944)
  [19]すべての人のための祈り
谷辺昌央(ギター)
〈録音〉相模湖交流センター 2012年12月5-7日

 「ギターは魅力的な楽器である。そしてギター奏者の中には、その楽器を、いやが上にも魅力的に弾きこなすことのできる、選ばれた人びとがいる。ここにお聴きの若き名手、谷辺昌央は、疑いなくその一人である。」(濱田滋郎)??天から授かった類まれなる感性によってラテンアメリカ・ギター音楽の個性的な旋律を自然に歌いあげ、人間の心に住む感情のすべてを表現するリズムを、雄弁に、魅惑的に操る谷辺。その指先から紡ぎ出される音楽はアルゼンチンの大地を駆け巡り、青碧の空に谺する。大地と人々の暮らしに根ざし、聴く者の心を吹き抜ける南米ギター音楽の、熱く切なき響きを聴け!


谷辺 昌央 / ギター

 名古屋生まれ。4歳より早期音楽教育を受ける。7歳から父のもとでギターを始め、その後酒井康雄、鎌田慶昭の各氏に師事。東京大学在学中に、東京国際ギターコンクールで首席入賞する。

 1999年よりドイツ、ケルン音楽大学にてR.アウセル氏に師事し、首席卒業。現代音楽をP.アルヴァレス氏に、古楽をK.ユングヘーネル氏の下で学ぶ。2006年文化庁在外派遣研修員に選ばれ、カールスルーエ音楽大学修士課程にてA.フォン・ヴァンゲンハイム氏に師事し国家演奏家資格を取得。

 1986年学生ギターコンクール優勝、GLC最優秀賞、1988年クラシカルギターコンクール優勝、1995年東京国際ギターコンクール首席入賞、2003年ダンツィヒ国際ギターコンクール優勝、2004年ゲーベルスベルク国際ギターコンクール、タイ国際ギターコンクール、イセルニア国際ギターコンクール優勝、2005年ホセ・トーマス国際ギターコンクール首席入賞、2006年ウェストファーレン・ギタースプリング、ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクール優勝、ジョアン・ファレッタ国際ギターコンチェルトコンクール第2位、聴衆特別賞、2007年ニクシッチ国際ギターコンクール優勝。 

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ALCD-7178
\2940
中井正子(ピアノ)
 ショパン バラード&即興曲

フレデリック・ショパン(1810-1849):
 [1]即興曲第1番 変イ長調 Op. 29
 [2]即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op. 36
 [3]即興曲第3番変ト長調 Op. 51
 [4]即興曲第4番 嬰ハ短調《幻想即興曲》 Op. 66
 [5]バラード第1番 ト短調 Op. 23
 [6]バラード第2番 ヘ長調 Op. 38
 [7]バラード第3番 変イ長調 Op. 47
 [8]バラード第4番 ヘ短調 Op. 52
中井正子(ピアノ)
ポーランドの伝統からフランス文化の精神へ──
数多くの芸術家と交友を結んだフランスの日々の中で自らの音楽を洗練させ、ピアノ音楽に「ショパン」という独自のジャンルを確立したショパン。中でも即興曲とバラードに織り込められた即興の精神は、後のドビュッシーの創作上の指標となり、ショパンがフランス音楽に根付く鍵となった。
ポーランドとフランスそして未来を結ぶショパンの傑作群が、中井正子の手によって新たなる輝きを身に纏う。〈録音〉彩の国さいたま芸術劇場
 

ALCD-3098
\2625
ドゥレクリューズ:古典・現代作品の主題による14の大練習曲
ユリス・ドゥレクリューズ(1907-1995):
 [1] ベルリオーズ:《幻想交響曲》による
 [2] メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》のスケルツォによる
 [3] チャイコフスキー:《モーツァルティアーナ》・《くるみ割り人形》による
 [4] チャイコフスキー:《悲愴交響曲》による
 [5] シャブリエ:《田園組曲》の「スケルツォ=ヴァルス」による
 [6] リムスキー=コルサコフ:《シェエラザード》による
 [7] ドビュッシー:《こどもの領分》による
 [8] ドビュッシー:《道楽むすこ》・《牧神の午後への前奏曲》・《遊戯》による
 [9] R.シュトラウス:《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》による
 [10] デュカス:《魔法使いの弟子》による
 [11] ラヴェル:《ダフニスとクロエ》による
 [12] ラヴェル:《ダフニスとクロエ》の終曲による
 [13] ストラヴィンスキー:《火の鳥》による
 [14] ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》・《春の祭典》による
タラス・デムチシン(クラリネット)
 クラリネット界注目のエチュードの世界初録音にして、九州交響楽団の首席奏者を務めソリストとしても活躍する若手実力派奏者のデビュー盤。ウクライナ出身のクラリネット奏者タラス・デムチシンは、クラリネット奏者の試金石とされ、技術とともに幅広い音楽性が求められる難曲「古典・現代作品の主題による14の大練習曲」に挑み、そして、大きな成果をものにした。ベルリオーズ、メンデルスゾーンからラヴェル、ストラヴィンスキーまで、音楽史を彩ったマスターピースを素材として鮮やかなエチュードへと変貌させたドゥレクリューズの注目作がデムチシンの演奏によって新たな発見で満たされていくその過程は、音楽に祝福された奏者からクラリネット界への、最大級の贈り物だ。
 total playing time…42’50” 〈録音〉秩父ミューズパーク音楽堂 2013年2月17-18日


タラス・デムチシン(クラリネット)
 1984年、ウクライナのリヴィフ生まれ。父は作曲家で指揮者、母はソプラノ歌手、兄はヴァイオリニストという音楽一家の中で育ち、7歳よりクラリネットを始める。
 ソロミーア・クルセヌィツカ音楽学校、ミコーラ・リーセンコ音楽大学を卒業後、ドイツに留学し、ダルムシュタット音楽芸術アカデミーで学ぶ。Villa Musicaより奨学金を得てベルリンに拠点を移し、ハンス・アイスラー音楽大学を首席で卒業。これまでに、カール・ヘンネル、ユーリ・コルチンスキー、ミハイル・シュミット、クルト・シュミット、ラルフ・フォースター、ディートヘルム・キューンの各氏に師事。
 ドミトロ・ヴィダ国際コンクール(2000/2003年)、バルトハウゼン城コンクール(2005年)で第2位、ダ・ポンテ財団コンクール(2005年)、オーベルストドルフ夏期音楽セミナーコンクール(2006年)で第1位を受賞、第12回大阪国際音楽コンクール(2011年)で木管楽器部門第1位他、グランプリ、オーディエンス賞、アルソ賞をトリプル受賞。ARD国際音楽コンクール(2012年)に出場。
 2007年より九州交響楽団首席クラリネット奏者に就任。同交響楽団と手塚幸紀指揮でモーツァルト、下野竜也指揮でウェーバーの協奏曲をソリストとして共演。2009年、北九州国際音楽祭に出演。2010年には、協奏曲と交響曲を含む4つのカール・シュターミッツ作品を吹き振りし、指揮者としての活動も始める。
 2012年、セビリア(スペイン)にてセビリア王立交響楽団のメンバーと室内楽コンサートを行う。同年、洗足学園音楽大学にてマスタークラスに招かれる他、西日本国際音楽コンクール審査員を務める。同年、アラン・ブリバエフ指揮の九州交響楽団とコープランドの協奏曲を共演。また、アンサンブル神戸に招かれレオン・シュピーラー(元ベルリンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)指揮でウェーバーの協奏曲を共演。また、ヤマハ銀座コンサートサロン(東京)にてリサイタルを開催する。
 その他、ゲスト首席奏者として新日本フィルハーモニー交響楽団に招かれるなど、さまざまな分野で精力的に活動する。
 2013年4月よりヤマハオフィシャルクラリネットアーティストとなる。
 使用楽器:Yamaha SEV-Master (B♭&A)
 
ALCD-9134
\2940
フォーレ&フランク 華麗なるフルートの調べ
 [1]-[4] フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 op. 13(フルート版)
 [5] フォーレ:幻想曲 op. 79
 [6]-[9] フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(フルート版)
中野真理(フルート)
石井克典(ピアノ)
【名曲は、いつも名曲】
 輝く音色と華麗な技巧で聴衆を魅了するフルーティスト中野真理が、今度は創造の翼を弦の名曲へと大きく広げた!奏者からも聴衆からも愛されるフォーレとフランクのヴァイオリン・ソナタが、新たな息遣いのもとで真に迫る表情を獲得し、その存在感をフルートの音色とともに強く刻み込んでいる。名手・石井克典との共演によって奏でられる音楽は音符の一つ一つに寄り添った、真摯でひたむきな、室内楽の理想とも言えるもの。フルート界の新レパートリーの真打ちとなる待望の録音の登場!total playing time…61’40” 
 〈録音〉東京音楽大学 100周年記念ホール 2013年3月28-29日
 

ALCD-9135
¥2940
ヴィルトゥオジテ 福井直昭(ピアノ)
 ゲキチとのデュオも
グリーグ (1843-1907):
 《ペール・ギュント》第1組曲 作品46/第2組曲 作品55より
  [1] ソルヴェイグの歌
  [2] 山の魔王の宮殿にて(ギンズブルグ/福井編)
スクリャービン(1872-1915):小品集
 [3] 練習曲 嬰ハ短調 〜3つの小品 作品2-1
 [4] 前奏曲 ロ長調 〜3つの小品 作品2-2
 [5] 翼のある詩曲 ロ長調 〜4つの小品 作品51-3
 [6] 詩曲 ニ長調 〜2つの詩曲 作品32-2
 [7] 前奏曲 嬰へ長調 〜4つの前奏曲 作品48-1
 [8] 前奏曲 変ホ短調 〜5つの前奏曲 作品16-4
 [9] 前奏曲 ハ長調 〜4つの前奏曲 作品33-3
 [10] 前奏曲 ハ長調 〜4つの前奏曲 作品48-4
リスト(1811-1886):
 [11] ロッシーニの歌劇《ウィリアム・テル》序曲 S 552
 [12] ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調 S 244(2台ピアノ版/クラインミヒェル編)*
 [13] モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の回想 S 656(2台ピアノ版)*
 [14] 半音階的大ギャロップ S 616(2台ピアノ版)*
福井直昭(ピアノ)
ケマル・ゲキチ(ピアノ共演*)
【世界よ、これがヴォルトゥオジテ(名人技)だ】

 ソリストとして海外の著名オーケストラと多数協演し、武蔵野音楽大学でも要職を務めるなど多方面で活躍する福井直昭の魅力を余すことなく伝える一枚。厳しく、そして優しい抒情を紡ぐグリーグ、繊細甘美で恍惚たるスクリャービン、スーパーテクニックで高揚感を引き起こすリスト—?それぞれの世界でアーティストとしての幅広い視野と発想力を見せ、ヴィルトゥオーソぶりを遺憾なく発揮。さらにリストの第一人者として不動の地位を築く盟友ケマル・ゲキチとのデュオ・ステージもたっぷり収録。スリリングな舞台の興奮がよみがえる!total playing time…65’53” 〈録音〉2012年5月15日 横浜みなとみらいホール 2012年7月6日 東京オペラシティ コンサートホール(ライヴ録音)*

福井直昭(ピアノ)
 1970年東京生まれ。’93年慶應義塾大学経済学部を卒業。E. トゥシャ教授に師事し、’95年武蔵野音楽大学大学院修了、ピアノ専攻最優秀の「クロイツァー賞」を受賞。紀尾井ホールでのデビューリサイタルは音楽誌上で邦人年間ベストリサイタルの一つに選出され、以来各地の国際音楽祭等に出演を重ね、日本を代表するリスト弾きの地位を得る。’98年から2年間日本を離れ、ミュンヘン国立音楽大学において更に研鑽を積み、在学中の’99年ブルガリア国際コンクール「Music and Earth」全部門グランプリ大賞受賞(審査員全一致、史上最高得点)、ジュリアード・ジャーナル(米)等で報じられる。
ソリストとしては’96年「ブダペストの春」国際音楽祭に招聘され、メンデルスゾーン室内管弦楽団と協演、ヨーロッパデビューを飾り、その後も’97年「ハンガリー・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団東京公演」、世界42ヶ国に衛星生放送された’98年「ブルガリア国立放送交響楽団創立50周年記念公演」等に出演する。2000年代に入ると、ブルガリア国営放送で生放送された’00年「ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団定期公演」、リストの協奏曲を2曲演奏した’04年「ピアノ新人会第100回記念公演(東京交響楽団)」、巨匠フィリップ・アントルモン指揮による’09年「ニュルンベルク交響楽団東京公演」、日本・ハンガリー国交回復50周年記念としてNHKでも取り上げられた’09年「リスト音楽院管弦楽団東京公演」に出演するなど、内外で協演した著名なオーケストラの数は20に迫る。
近年も様々な分野において活発な活動を行っているが、特に「ケマル・ゲキチ×福井直昭 ピアノソロ&デュオリサイタル」は、’08年と’12年の2度にわたり東京オペラシティコンサートホールの超満員の聴衆を熱狂の渦に巻き込んだ。CDはこれまでにソロ・協奏曲を2枚(GEGA NEW)、Z. ティバイ(Cb)とのデュオを1枚(HUNGAROTON)リリースし、「グラモフォン」誌等で絶賛を博している。

 現在、学校法人武蔵野音楽学園理事。武蔵野音楽大学図書館・楽器博物館館長、ヴィルトゥオーソ学科長、教授。

ケマル・ゲキチ(ピアノ)
 “燃えさかるように”、“大胆に”、時には“挑発的に”、“エキサイティングな”、“繊細な”・・・これらは、聴衆にも批評家たちにも世界的な絶賛を浴びる現代最高のおそるべきピアニスト、ケマル・ゲキチを言い表すほんの一部の言葉でしかない。

 1985年第11回ショパン国際ピアノコンクール─そのあまりにも強烈な演奏に審査が分かれゲキチはファイナリストに選ばれず、これに抗議した審査員が次々に審査を辞退するという前代未聞の事件が勃発。会場の聴衆からも圧倒的な支持を得たゲキチは、このセンセーションにより一躍世界に名を馳せた。翌年、これも前代未聞、聴衆の強い要望により‘幻の最終予選’としてワルシャワ・フィルの定期シリーズに招かれ、コンクール本選と同会場、同オーケストラでゲキチは演奏を披露。ショパンのピアノ協奏曲第1番に続きアンコールはピアノ・ソナタ第3番全楽章、その圧倒的なピアニズムに聴衆は驚嘆し、今や伝説として語られる世紀のコンサートとなった。

 1962年クロアチア生まれ。’82年ユーゴスラヴィアのノヴィサッド音楽院において史上最高得点でディプロマを取得、直ちにピアノ科の教員に採用される。’81年リスト国際ピアノコンクール第2位。’85年ショパン国際コンクールでの演奏に対し、ハノーファーのショパン・ソサエティから、最優秀ソナタ特別賞を授与され、その録音はドイツでその年だけで6万枚、日本で8万枚を売り上げた。その後ヨーロッパ10カ国、日本、カナダ、ロシア、中東でツアー。彼の演奏とその半生を綴ったドキュメント番組はイタリア国営放送、NHK、CBC等10カ国で放映され、大きな反響を呼んだ。90年代、ゲキチは突然演奏活動から身を引き、より高いレヴェルへの到達をめざし集中的に練習的に没頭する。この充電期間の成果の一つがリストの「超絶技巧練習曲全曲集」(ビクター)であり、このCDでゲキチはリストの第一人者として不動の地位を確立。続く「ロッシーニ=リストのトランスクリプション集」(ナクソス)では、Penguin Guide to Musicからロゼッタ賞を授与される。
近年もゲキチの演奏活動は更に広がり、世界中の熱狂的な聴衆の支持を受け続けている。‘これまでどんなピアニストも到達したことのない境地へあえて踏み込む’これこそが彼のモットーである。ゲキチの演奏会では、刃物のように鋭い音楽的感性、燃えるような想像力、一方で驚くほど正確な器用さ、幅広い色彩の音のパレット、そして深さを増す作品の精神的意味の解釈などにさらされた作品の真髄を我々は目の当たりにする。聴衆はその超絶技巧に感嘆し、引きつけられ、圧倒され、釘付けにさせられる。そして最終的には、作品が持つ精神的世界を伝えたいというゲキチの意図のもと、忘れえない感動と衝撃を体験するのである。
 現在、フロリダ国際大学教授。
 


LMCD-1976
\3045
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ47】
 有田正広(フルート)

C.P.E.バッハ フルート・ソナタ集 〜クヴァンツ・フルートによる〜
C.P.E.バッハ(1714-88):
 [1]-[3] フルート・ソナタ ト長調 Wq.123(1735年)
 [4]-[6] フルート・ソナタ ホ短調 Wq.124(1737年)
 [7]-[9] フルート・ソナタ 変ロ長調 Wq.125(1738年)*
 [10]-[12] フルート・ソナタ ニ長調 Wq.126(1738年)
 [13]-[15] フルート・ソナタ ト長調 Wq.127(1739年)
 [16]-[18] フルート・ソナタ イ短調 Wq.128(1740年)
 [19]-[21] フルート・ソナタ ニ長調 Wq.131(1747年)
 [22]-[24] フルート・ソナタ ト長調 Wq.134(1735年頃)
有田正広(フルート)
有田千代子(チェンバロ)
〈録音〉2012年4月28−30日 アクトシティ浜松音楽工房ホール
〈使用楽器〉
2キー・フルート :C.F.フライヤー1世 クヴァンツ・フルートによる 1763年以降 ベルリン 浜松市楽器博物館所蔵 
2キー・フルート*:上記フルートを基に杉原広一、有田正広によって復元製作 2010年 東京  
チェンバロ:F.E.ブランシェ2世 1765年作 パリ 浜松市楽器博物館所蔵 A=403

 フルートの世界では無伴奏フルート・ソナタやハンブルク・ソナタなどで広く知られるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハが1735年から1747年の間に作曲した8作品を、2つのキーを持つ通称「クヴァンツ・フルート」で演奏している。独特の音程と音色の明暗を備えた当時の響きと作品に根ざした的確な演奏によって、「多感様式」を代表する作曲家の音楽が浮き彫りとなる。total playing time…60’28”
発売元:浜松市楽器博物館
販売元:コジマ録音

マイスター・ミュージック


MM-2168
\2957
福田進一(G)
 G線上のアリア〜J.S.バッハ作品集Ⅲ

  J.S.バッハ(福田進一編):
   パルティータ ホ長調
    (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006
     リュート組曲第4番 ホ長調BWV1006a)
   組曲 変イ長調(無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調)
   ソナタ イ短調
    (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV1003、
     チェンバロ・ソナタ ニ短調 BWV964)
   アリア”G線上のアリア”ニ長調
    (管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068より第2楽章))
福田進一(G)
使用楽器:ヘルマン・ハウザーⅠ世
イグナシオ・フレタ(組曲)
大好評の福田進一によるバッハ・チクルス第3弾!
非常にハイレヴェルなテクニックが要求されるこれらの作品を、深い解釈で緻密に練り上げ、優美で色彩豊かな音楽へと昇華させる、まさに圧巻の演奏。世界最高峰ギタリストによる渾身のアルバム!


MM-2169
\2957
後藤泉(ピアノ)
 ベートーヴェン/リスト編:交響曲第9番(ピアノ版)
後藤泉(ピアノ)
 リストによるベートーヴェンのトランスクリプションの中でもダントツの難局「第九」!ハイレベルな技術はもとより、高い音楽性が求められる同作を見事なバランス感覚とテクニックで快演。ウィーン・フィルのメンバーとの共演などで、ここ数年高い注目を集めているピアニスト、後藤泉によるシリーズ第2弾。

 

MM-2163
\2957
アダージョ 〜オーボエ・アンソロジー〜池田 昭子(オーボエ)
 カッチーニのアヴェ・マリア
 J.S. バッハ:シチリアーノ
 ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
 ポンキエッリ:カプリッチォ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 メンデルスゾーン:歌の翼に
 モーツァルト:ロンド 5つのディヴェルティメント第2番より
 アルビノーニ:オーボエ協奏曲 作品9-2より 第1楽章
 J.S. バッハ:目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声 BWV140より
 G.B. ペルゴレージ:シチリアーノ
 A. マルチェッロ:アダージョ オーボエ協奏曲 ニ短調より
 F. クープラン:恋のうぐいす
 R. シューマン:夕べの歌 作品85-12
 ドヴォルジャーク:わが母の教えたまいし歌 作品55-4
池田昭子 オーボエ & イングリッシュ・ホルン
石田三和子 ピアノ
大塚直哉 チェンバロ
桐山建志 ヴァイオリン
大西律子 ヴァイオリン
深沢美奈 ヴィオラ
西澤央子 チェロ
松本健司 クラリネット
菅原恵子 ファゴット
 池田 昭子ベスト・アルバム、ミニ写真集付き!
 「歌」をテーマに、オペラの名旋律からマルチェッロやアルビノーニのオリジナル作品までを、オーボエの美音で綴るアンソロジー。高い実力と人気を誇る池田昭子のベスト・アルバムは、ファンのみならず多くの方々に楽しんでいただける、心癒される1枚です。オールカラー・ミニ写真集&本人によるエッセイ付きです。
 


MM-2164
¥2957
シャコンヌ 〜フルート無伴奏作品集〜工藤 重典(フルート)
 ピアソラ:タンゴ・エチュード 第4番
 ピアソラ:タンゴ・エチュード 第3番
 パガニーニ:カプリース 第24番
 メルカダンテ:モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』の?『お手をどうぞ』による変奏曲
 シュターミッツ:ロンド・カプリチオーソ
 S. カルク=エラート:シャコンヌ ?30のカプリース 作品107より
 J. リヴィエ:やさしい鳥
 F. クーラウ:?6つのディヴェルティメント 第6番 嬰ハ短調 作品68-6
 イベール:独奏フルートのための小品
 ドビュッシー:シランクス
工藤重典 フルート
 フルート1本とは信じ難い色彩感と音場感! 充実のプログラム
 超絶技巧が火花を散らすパガニーニもあれば、タンゴのリズムが官能的に舞うピアソラもあり、(中略)。演奏は深い知見に支えられながら、広く豊かな音楽の世界に独り遊ぶ姿は伸びやかにして屈託がない。無伴奏であるがゆえにひときわ冴え冴えと映える、演奏家の凛々しいシルエットを満喫していただきたい1枚だ。(木幡 一誠)
 


MM-2165
\2957
小林道夫の芸術VIII
 調子の良い鍛冶屋 〜チェンバロ名曲集〜
 ヘンデル:前奏曲、エアと変奏『調子の良い鍛冶屋』 HWV430
 D. スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K9
 D. スカルラッティ:ソナタ ト長調 K146
 テレマン:ソロ (組曲) ヘ長調 音楽の練習帳 より
 J.-B. ルイエ:ミヌエットとジガ 組曲第1番 ト短調 より
 F. クープラン:恋の夜鶯
 F. クープラン:ティク・トク・ショク
 F. クープラン:山羊脚のサテュロス
 J.B. de ボワモルティエ:蚤
 L.C. ダカン:郭公
 P.D. パラディース:ソナタ 第6番 イ長調
 モーツァルト:?『 ああ、お母さん、あなたに言いましょう 』による12の変奏曲 ハ長調 KV265
小林道夫 チェンバロ
 80thアニバーサリー
 高い精神性と造詣の深さ、衰えを知らないテクニックと瑞々しい音楽で、多くのファンから圧倒的な指示を得ている巨匠、小林道夫の80歳を記念する新録音。『調子の良い鍛冶屋』や『郭公』など、チェンバロの定番曲が並ぶ楽しめる1枚。小林自身による解説も興味深い。
 

MM-2166
\2957
藤村俊介(チェロ)
 ハバネラ〜チェロ小品集

 ルビンシテイン:メロディ
 カッチーニ:アヴェ・マリア
 チャイコフスキー:感傷的なワルツ
 ルビンシテイン:ロマンス
 サン=サーンス:白鳥
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 バッハ/グノー:アヴェ・マリア
 バッハ:G線上のアリア
 エルガー:愛の挨拶
 マスカーニ:間奏曲(カヴァレリア・ルスティカーナ)
 ブルッフ:コル・ニドライ
 フォーレ:夢のあとに
 ポンセ:エストレリータ
 アメイジング・グレイス
藤村俊介(チェロ)
早川りさこ(ハープ)
松井久子(ハープ)
 繊細でありながら、深く響く2台のハープに支えられ、艶やかにチェロが歌う。ベテラン・ハーピスト2人が参加した、贅沢な響きが堪能できる1枚。
 ソリスト、N響フォアシュピーラー、そして、ラ・クァルティーナのメンバーとして多くのファンを獲得している藤村俊介による注目盤。





旧譜から
バラ色の光り輝く雲が、ゆったりと流れ
マイスター・ミュージック MM 1202 1CD\3060


 マイスター・ミュージックつながりでもう一枚。
 「音の職人」という意味を持つドイツの国家資格、「トーンマイスター」。マイスター・ミュージックは、このタイトルを日本人で初めて取得した平井義也氏が1993年に創立したレーベル。どういうわけか(もちろんわけがあるんだろうけど)、マイスター・ミュージックの録音は柔らかくて優しくてまろやか。こんなほんのり温かな音を聴かせてくれるレーベルは世界でも少ない。だからヒーリング系のアルバムを紹介してほしいといわれるとついついこのレーベルを選んでしまう。
 このアルバムはご覧のとおりチェロとギターという素敵な組み合わせなのだけれど、ギターのここちよいリズミカルな響きと、チェロの深い音色がなんともうまくミックスされて心地よい。選曲のよさも抜群。


MM 1202
\3060
『バラ色の光り輝く雲が、ゆったりと流れ』
 チェロとギターのための作品集

ヴィラ=ロボス:アリア (ブラジル風バッハ第5番)
J.S.バッハ:G線上のアリア
J.S.バッハ:アダージョ
グノー/J.S.バッハ:アヴェ・マリア
J.S.バッハ:パストラーレ
ファリャ:スペイン民謡組曲
A.クラフト:ディヴェルティメント
R.ニャタリ:ソナタ
藤村 俊介(Vc)
イヴ・ストルムズ(G)
 タイトル『バラ色の光り輝く雲が、ゆったりと流れ』は、ヴィラ=ロボスのアリア(原作は歌曲)の歌詞より採られたもの。ベルギーが誇る世界的ギタ−奏者、ストルムズの演奏に支えられ、色彩豊かに歌う藤村。二種類の弦楽器による、繊細な響きと、情感を湛えた演奏は、聴き手を魅了する。




 

MM-2167
\2957
川田知子(Vn)
 我が最愛のブエノスアイレス

 
 ガルデル:首の差で
 ガルデル:我が最愛のブエノスアイレス
 ピアソラ:ナイトクラブ1960
 ピアソラ:アヴェ・マリア
 ピアソラ:レビラード
 ピアソラ:最後のラメント
 アズマ:ワルツ風に(ブラジル風小品集)
 加藤昌則:ケルト・スピリッツ
 パガニーニ:チェントーネ・ディ・ソナタ第1版
 パガニーニ:ロマンス(グランド・ソナタ イ長調)
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 バッハ:G線上のアリア
川田知子(Vn)
福田進一(G)
ガルデルの名曲「首の差で」をはじめ、聴かせる作品が並ぶプログラムをヴァイオリンとギターという相性の良い組み合わせで仕立てた1枚。名手2人ならではの甘美な響きとハイセンスなアンサンブル。

若林工房≪再プレス≫



WKLC7008-09
(2CD)
\2680
≪再プレス≫
待望の追加プレス決定!
 「ショパン・リサイタル 2010 / メジューエワ」
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 ●disc-1 2010 年7 月15 日 クロスランドおやべ・セレナホール(富山県小矢部市)におけるライヴ録音
  ノクターン 嬰ハ短調 (遺作) / 同 変ホ長調 作品9の2 /
  同 へ短調 作品55の1 / 同 変ホ長調 作品55の2 /
  幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 /
  エチュード 変イ長調 作品25の1 / 同 ヘ短調 作品25の2 /
  同 ホ長調 作品10の3 《別れの曲》 / ハ短調 作品10の12 《革命》)
  ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2 / 同 変イ長調 作品69の1 《告別》 /
  ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
 ●disc-2 2010 年7 月16 日 新川文化ホール・小ホール(富山県魚津市)におけるライヴ録音
  ノクターン 変ロ短調 作品9の1 /
  同 嬰ヘ長調 作品15の2 / バラード 第1番 ト短調 作品23 /
  プレリュード 変ニ長調 作品28の15 《雨だれ》 /
  ポロネーズ 第6 番 変イ長調 作品53 《英雄》 /
  ワルツ ヘ短調 作品70 の2 /
  同 変ニ長調 作品64 の1 《小犬》 / 幻想曲 ヘ短調 作品49 /
  3つのマズルカ 作品59 / 幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
 若林工房創立10 周年記念・待望の追加プレス決定!「ショパン・リサイタル2010/メジューエワ」

 STEREO/24bit + 96kHz Digital 録音、発売元:若林工房

 2010 年7 月に富山県内二箇所で行われたリサイタルのライヴ録音を集めた二枚組で、お馴染みの「幻想即興曲」や「小犬のワルツ」、「別れの曲」、「雨だれのプレリュード」、「英雄ポロネーズ」といった名曲のほか、「ピアノ・ソナタ第3 番」、「幻想曲」、「幻想ポロネーズ」などの大作も収録。ライヴならではの熱気に溢れるテンションの高さに貫かれた聴きごたえ充分の156 分です。
 「ノクターン集」(WAKA-4143〜44)で2010 年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)を獲得するなど、高い評価を得ているメジューエワのショパン。ネイガウス・スクールの伝統に即しながら「詩情」と「憂愁」を情感豊かに表出する、しなやかで強靭なピアニズムをお楽しみください。

 「(メジューエワが他のピアニストたちと一線を画すのは)…あくまでも過剰を排しつつ、巧みなフレージングとペダリングを駆使しながらメリハリをつけて大胆かつ情熱的に演奏し、まるで求道者のように作品の新しい深奥へ迫っていく運びだ。こうした二面性をバランスよく備え、しかも巧みな弾き分けと統合を同時に実現できるのが、彼女のかけがえのない魅力だと私は思う。」 (渡辺謙太郎/ライナーノートより)

キング・インターナショナル(国内仕様盤)

KKC 5338
(2CD)
\3000
※輸入盤発売済
ケント・ナガノ(指揮)&バイエルン国立歌劇場管
 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調WAB108

  (1887年第1稿)
ケント・ナガノ(指揮)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 ケント・ナガノ、手兵バイエルン国立管との集大成!

 録音:2009 年ミュンヘン、ファラオ・スタジオ/[FARAO] B.108075、輸入盤・日本語解説付

 2006 年からバイエルン国立歌劇場音楽監督に就任し、2013 年7 月に退任したケント・ナガノの集大成ともいえるアルバム。ブルックナーの完成された最後の交響曲であり、これぞ最高傑作といわれる作品交響曲第8 番。この演奏の最大の特徴は、第1 稿を使用し99 分という長大な演奏時間です。
第1 稿の饒舌な魅力と、深々とした厚みのある響き、遅いテンポで繰り広げられる精妙で密度の高いサウンド、そしてケント・ナガノの見事な構築力で第1 稿の真価を問う鮮烈な演奏です。またファラオ・レーベルの高音質・優秀録音も、この驚異の演奏を十二分に堪能させてくれます。
 
KKC 5339
\3000
※輸入盤発売済
ラルス・フォークト(ピアノ)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番&第27番
ラルス・フォークト(ピアノ)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団
 フォークトの独特のタッチが生み出す、多彩なニュアンス!

 録音:2007 年10 月(27番)、2008 年10 月(21番)フランクフルト、アルテ・オーパー/[CAvi] 4260085532964、輸入盤・日本語解説付

 ドイツの中堅ピアニスト、ラルス・フォークトと、今最も勢いのある指揮者パーヴォ・ヤルヴィ率いるフランクフルト放響とのモーツァルトのピアノ協奏曲。
 フォークトは歴史的背景を踏まえた新鮮な解釈と堅固なテクニックで高い評価を受けています。第21 番は、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも人気の高い作品。自作のカデンツァを書いておらず、ソリストの個性が出るのも聴きどころ。ここではフォークト自身によるカデンツァで演奏されています。第27番は、モーツァルトが亡くなる年に書かれた最後のピアノ協奏曲。フォークトは、もの悲しさを内に秘め、明るく振舞うようなモーツァルトの「泣き笑い」の真髄を見せるような、心を震わす演奏を聴かせてくれます。フォークトは、この音楽史上の2 つの傑作に込められた情熱は、直接心に訴えかけるものであり、モーツァルトの音楽と対峙することによって、自身の音楽性をより深めることが出来たと語っています。

 2013年来日予定
  10月25日(金)開場18:00 開演19:00 NHKホール
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
  ロジャー・ノリントン(指揮)NHK交響楽団
 
KKC 5340/41
(2SACD HYBRID)
\3500
※輸入盤発売済
ムーティ(指揮)&シカゴ交響
 ヴェルディ:レクイエム
リッカルド・ムーティ(指揮)
シカゴ交響楽団
B.フリットリ(S)
O.ボロディナ(Ms)
M.ゼッフィリ(T)
I.アブドラザーコフ(B)
 巨匠ムーティの勝負レパートリー!高水準のオケと歌手陣による最強のディスク!

 シカゴ交響合唱団(合唱指揮:デュアイン・ウルフ)/[CSO RESOUND]、CSOR.9011008、輸入盤・日本語解説付

 2010/11 年のシーズンよりCSO の第10 代音楽監督にあらたに就任するムーティがCSO RESOUND に堂々の登場。巨匠が取り上げたのはヴェルディのレクイエム。ムーティといえば言わずと知れた「ヴェルディのエキスパート」。『レクイエム』も過去に2 度、録音しており、ムーティにとっていずれもキャリアの節目に必ず取り上げているのが注目されるところです。その意味でも、このたびムーティがCSO RESOUND デビューの記念すべき一枚に『レクイエム』を選んだのは決して偶然ではなく、世界最強の楽団とのあらたな歴史を築き上げてゆく意気込みを強く感じさせるもので、期待を抱かせるに十分な内容といえるでしょう。また歌手陣もムーティがオペラ公演などで度々起用する実力派揃い。そして、この素晴らしい録音は第53 回グラミー賞で最優秀クラシック・アルバム賞と最優秀合唱パフォーマンス賞を獲得しました。

 2013年来日予定
  東京・春・音楽祭 特別公演 ヴェルディ生誕200年記念《ムーティ conducts ヴェルディ》
   10月30日(水)、10月31日(木)開演19:00 すみだトリフォニーホール
 
KKC 5342
\3000
※輸入盤発売済
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
 21世紀のチェロ協奏曲集

  (1)B.マントヴァーニ:チェロとオーケストラのための協奏曲
  (2)シェーラー:風の目(チェロとオーケストラのための協奏曲)
  (3)アミ:チェロとオーケストラのための協奏曲
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
(1)ギュンター・ヘルビヒ(指)
 ザールブリュッケン放送交響楽団
(2)アレクサンダー・ブリジェ(指)
 フランス国立放送フィル
(3)ジルベール・アミ(指)
 パリ管弦楽団
 ケラスの現代もの!上手い!圧倒的な弓さばきと説得力鋭く駆け巡る音色

 録音:(1)2005 年9 月、(2)2008 年5 月、(3)2006 年9 月/[HMF] HMC.901973、輸入盤・日本語解説付

 ケラスのチェロのうまさが200%実感できる現代ものの登場。もともとケラスはブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランに所属していたこともあり、同じ今という時代を生きている作曲家の作品を演奏し、作曲家とともに音楽を作り上げることに関して特別な思い入れがあります。作曲家のいかなる要求をも実現するテクニックは群を抜いています。そんなケラスによる、現代を代表する作曲家たちの力作がそろいました。すべて世界初録音です。
 ブルーノ・マントヴァーニ(b.1974)の作品は、2003 年にケラスのために書かれたもの。シューマンのチェロ協奏曲と同じオーケストラ編成で書かれています。暗い洞窟の中で様々な音が不気味に響くような冒頭部に始まり、激しい盛り上がりを見せ、最後はサラリと終わります。心の原風景を映し出すようなフィリップ・シェーラー(b.1957)の『風の目』。ジルベール・アミ(b.1936)の作品は、武満徹の思い出に捧げられており、2000 年にケラスによってサントリーホールで初演されました。技巧的な部分もありますが、武満を思わせるような、静寂を聴かせる作品です。どれもケラスの技が光る作品となっています。

 2013年来日予定
  ジャン=ギアン・ケラス 無伴奏チェロリサイタル
   11月16日(土)開演14:00/東京オペラシティコンサートホール
   11月17日(日)開演14:00/兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
   11月18日(月)開演19:00/電気文化会館(愛知)
   11月22日(金)開演19:00/東京オペラシティコンサートホール
  ザ・フレンチ・コネクション in 松本〜フルート、チェロとハープによる 美しき一夜限りの夢のトリオ〜
   11月21日(木)開演19:00/松本市音楽文化ホール
   共演:エマニュエル・パユ(フルート)、マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
 
KKC 5331
(SACD HYBRID)
\2800
※輸入盤発売済
リヒャルト・シュトラウス:
 (1)交響詩『ドン・ファン』Op.20
 (2)アルプス交響曲Op.64
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
 圧倒的なスケールで描かれる大パノラマ、ヤンソンス&コンセルトへボウの『アルプス交響曲』

 録音:(1)2007 年10 月18 & 21 日、2008 年1 月16 & 17 日、(2)2007 年9 月19-21,23 日、アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)/70’22、[RCO Live] RCO.08006、輸入盤・日本語解説付

 記念すべき2004 年9 月4 日首席指揮者就任記念コンサートの『英雄の生涯』(KKC.5284) 以来となる、ヤンソンス& RCO によるシュトラウス第2弾。シュトラウスもまた、長い伝統を誇るRCO とはたいへんゆかりの深い作曲家。1897 年から翌98 年にかけて作曲された『英雄の生涯』がRCO 第2 代首席指揮者メンゲルベルクと当楽団に捧げられたことも少なからず関係してのことでしょう。1915 年10 月の作曲者指揮による世界初演の翌年には、早くもメンゲルベルクの指揮で当RCO によるオランダ初演が行なわれた『アルプス交響曲』。さらにこの成功を受けて、一週間後には作曲者の指揮でもRCO 再演が果たされています。
 ヤンソンス自身は『アルプス交響曲』をウィーン・フィルとの実演などでも幾度となく取り上げてはいますが、こと録音に関して、ほかならぬRCO を起用したことは演奏の伝統を踏まえての納得の選択といえるでしょう。
 そして『ドン・ファン』。こちらもたくみなドラマづくりでライセンス・トゥー・スリルの異名をとるヤンソンスの独壇場。匂い立つような弦に、甘美なオーボエ・ソロ。ホルンによって力強く歌われるテーマ。その魅力を挙げてゆけばきりがありませんが、どんな場面においても磨き抜かれたRCO のひびきは雄弁このうえなく、たっぷりと酔わせてくれます。
 
KKC 5332
(2SACD HYBRID)
\2800
※輸入盤発売済
Disc 1
 ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB.103
  [1889年第3稿 ノヴァーク版]
Disc 2
 ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』
  [1878-80 年第2 稿 ノヴァーク版]
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
 RCO の栄光のブルックナー演奏史に価値ある1ページを刻む、贅沢なリリース!

 録音:Disc1:2007 年2 月7、8 日& 2008 年8 月28 日、Disc2: 2008 年9 月17、18、19 & 21 日、アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)/Disc1:56’43、Disc2:67’09、[RCO Live] RCO.09002、輸入盤・日本語解説付

 ヤンソンス率いるRCO による、ブルックナーの交響曲第3 番と第4 番『ロマンティック』。
レーベルの特色として、実演でひんぱんに取り上げ準備を重ねてきたプログラムであることはもちろん、このたびは2 作同時にリリースというのもユニークで、ファンに必ず驚きと興奮を約束するヤンソンスならではのこころみとしても注目されます。みずみずしさを決して失わない音楽づくりで幾度となくわたしたちを魅了してきたヤンソンスですが、ブルックナーでも、スケルツォ楽章でのダイナミックなリズムの躍動といい、緩徐楽章の馥郁たる美しさといい、とにかくその表情のゆたかなこと。マエストロが送り込む新鮮な息吹と、世界屈指の名門オケの熟成された薫り高い響きとはどこまでも、そして何にも替えがたい魅力で、RCO の栄光のブルックナー演奏史に価値ある1 ページを刻む内容といえるでしょう。
 
KKC 5333
(SACD HYBRID[80’15]
+ Blu-ray[86’27])
\2800
※輸入盤発売済
マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」 クリスティーン・ブルワー(ソプラノ1:罪深き女)
カミラ・ニルンド(ソプラノ2:贖罪の女)
マリア・エスパダ(ソプラノ3:栄光の聖母)
ステファニー・ブライス(アルト1:サマリアの女)
藤村実穂子(アルト2:エジプトのマリア)
ロバート・ディーン・スミス(テノール:マリア崇拝の博士)
トンミ・ハカラ(バリトン:法悦の神父)
ステファン・コチャン(バス:瞑想の神父)
バイエルン放送合唱団
ラトビア国立アカデミー合唱団
オランダ放送合唱団
オランダ国立少年合唱団
オランダ国立児童合唱団
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

KKC 5334
(SACD HYBRID[80’15]
+ DVD[86’27])
\2800
※輸入盤発売済
 コンセルトヘボウに鳴り響く大宇宙!同内容の全曲演奏を収録した映像特典つき

 録音:2011 年3 月4 日、6 日アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)

 (SACD + Blu-ray) [RCO Live] RCO.13002、画面:1080i HD 16:9 / Region All、音声:LPCM ステレオ、24bit /DTS HD MA 5.0、輸入盤・日本語解説付
 (SACD + DVD) [RCO Live] RCO.13003、画面:カラー NTSC 16:9 /Region All、音声:LPCM ステレオ /ドルビー・デジタル5. 0、輸入盤・日本語解説付

 ヤンソンス率いるRCO による、マーラーの交響曲第8 番。2012 年に発売された「マーラー:交響曲全集(RCO12101/DVD)」に含まれていた演奏と同じですが、本アルバムはSACD ハイブリッド盤と同内容の全曲演奏を収録した特典映像付での発売となります。
 マーラーの第8交響曲は、特異な編成もさることながら、全曲の最初と最後に山場が置かれる独特の構成や、その間のさまざまな楽器の組み合わせによる多様なひびきのおもしろさ、カンタータやオラトリオをおもわせるセレモニアルな性格に特徴があります。また、そのいっぽうで、長丁場のドラマ作りが難しい作品ともいえますが、そこはヤンソンスのこと、中盤過ぎまで抒情的な部分が占める第2部では、埋もれがちな細部の掘り起こしにも余念がなく、第1部の冒頭主題が回帰する第2部終結部に至る道のりをていねいな音楽づくりで手堅くまとめあげています。
 

KKC 5335
(SACD HYBRID)
\2800
※輸入盤発売済
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番イ長調Op.141 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
 優秀録音。期待度満点の顔合わせとプログラム

 録音:2010 年3 月17、18、19、21 日アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)/47’11、[RCO Live] RCO.11003、輸入盤・日本語解説付

 巨匠ハイティンクが長年の手兵RCO を率いて、得意のレパートリーであるショスタコーヴィチの交響曲第15 番をレコーディング。2010 年3月におこなわれた定期公演の模様をライヴ収録したものです。西側初となる交響曲全集録音の完成という偉業を通じて、「ショスタコーヴィチのエキスパート」として広く認められることになるハイティンクは、ロンドン・フィルを指揮して、全集プロジェクト開始間もない1978 年3 月に交響曲第15 番を録音しているので、このたびは32 年ぶりの再録音ということになります。ハイティンクが桂冠指揮者として毎年客演して、良好な関係を保っているRCO との本アルバムは、円熟の極みといったまさに秀演です。

 ヤンソンス(指揮)&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 2013年11月 来日ツアー
  ■2013年11月16日(土) 18:00 東京/サントリーホール 【プログラムA】
  ■2013年11月17日(日) 18:00 東京/ミューザ川崎シンフォニーホール 【プログラムA】
  ■2013年11月18日(月) 19:00 東京/東京文化会館 【プログラムB】
  【プログラムA】
   ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3 番 ハ短調 op.37( ピアノ:エマニュエル・アックス)
   R. シュトラウス: 交響詩「英雄の生涯」 op.40 ★
  【プログラムB】
   ワーヘナール: 序曲「じゃじゃ馬ならし」 op.25
   ストラヴィンスキー: バレエ「火の鳥」組曲 (1919 年版) ★
   チャイコフスキー 交響曲第5 番 ホ短調 op.64
  演目ディスク紹介
   KKC 5284(SACD Hybrid)
    R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40★
    ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団 マリス・ヤンソンス(指揮)
    録音:2004年9 月4 日、アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)
   KKC 5288(SACD Hybrid)
    ストラヴィンスキー:(1)バレエ「火の鳥」組曲(1919 年版)★ (2)バレエ「春の祭典」
    マリス・ヤンソンス(指)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
    録音:(1)2007年6 月7、8 日& 12 月14 日 (2)2006年6 月25 日& 11 月15、16 日 アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)

キング・インターナショナル(SACDシングルレイヤー)
オーディオ評論家 角田 郁雄氏 技術監修SACDシングルレイヤーで原音に迫る「イザベル・ファウストの芸術」シリーズ、初回完全限定生産

※これらのディスクはSACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。

HMSA 0020/22
(3SACD シングルレイヤー)
\11970
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集(全10曲)

 [DISC 1]
  第1番ニ長調op.12-1/第2番イ長調op.12-2/
  第3番変ホ長調op.12-3
 [DISC 2]
  第4番イ短調op.23/第5番ヘ長調op.24「春」/
  第10番ト長調op.96
 [DISC 3]
  第6番イ長調op.30-1/第7番ハ短調op.30-2/
  第8番ト長調op.30-3/第9番イ長調op.47「クロイツェル」
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
 

 今回も、私は、キング関口台スタジオの経験豊富なマスタリングエンジニア、安藤明さんの協力を得て、マスタリングを行った。その方法は、オリジナル・アルバムの音質が素晴らしく良かったので、ベルリン、Teldex Studioから届けられたデジタルマスターには、一切のイコライジングを行わず、ピュアなDSD へのトランスファーを考えた。特に活躍したのは、イギリス、dCS 社のD/A コンバーター、dCS954とA/D コンバーター、dCS904 である。これらを直結し、鮮度の高いDSD 変換を目指した。さらに、より透明度の高い空間性、ヴァイオリンのより柔らかで、木質感たっぷりの響き、そして、よりデリカシーに富んだ美しいピアノの倍音再現などを得るために、今回、ルビジウムやセシウム発振器よりも、ノイズ( 専門的には、近傍位相ノイズという) が圧倒的に低い、スフォルツァート社の高精度10MHz 水晶発振器PMC-01BVAを使用。慎重にマスタリングを行った。ぜひとも、リアリティーに富み、奥の深いイザベル・ファウストの素晴らしい演奏とこの音を、じっくりと楽しんで欲しい。  角田郁雄(ブックレットより引用)

ファウスト&メルニコフによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集

 収録:2006 年5 月、2008 年6 月、7 月& 9 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/カートンボックス仕様・ケース入り、ステレオ

 当代きっての人気と実力を誇るファウストが盟友メルニコフと組んで完成させた、ベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ全曲録音」を日本国内独自企画でSACD 化。ストラディヴァリウス製作「スリーピング・ビューティー」の神々しく崇高な音色と、ゆたかで輝かしいスタインウェイの響きとが美しく溶け合い、ときに激しくぶつかり合うさまを、24 bit オリジナル・マスター使用によるDSD マスタリングで、対話の繊細な表情のすみずみまで再現し尽くしました。
 

HMSA 0018/19
(2SACD シングルレイヤー)
\7980
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータBWV 1001-1006(全曲)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
 ファウストによるバッハの「無伴奏」全曲

 使用楽器:1704 年製ストラディヴァリ “スリーピング・ビューティー”/収録:2009 年9 月、2011 年8 月& 9 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/ステレオ

 アルバム・デビュー以来10 年あまりの時を重ねて、当代きっての人気と実力を誇るファウストが取り組んだ「バッハの無伴奏」全曲録音を日本国内独自企画でSACD 化。
 直筆譜を丹念に読み込み、ストラディヴァリウス製作の「スリーピング・ビューティー」の神々しいまでに崇高な音色ときわめて高度なテクニックとを駆使して、ファウストが深く鋭く切り込む姿を捉えた名録音を、24 bit / 96 kHz 収録オリジナル・マスター使用によるDSD マスタリングで、銘器本来のみずみずしい質感と、空間いっぱいに拡がる自然な空気感、アーティストのこまやかな息づかいまで再現しました。

日本コロムビア


COGQ65
(SACD Hybrid)
\2940
超・最新録音!
 上岡敏之(指揮)&ヴッパータール響
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
上岡敏之(指揮)
ヴッパータール交響楽団
アンナ=カタリーナ・ベーンケ(S)
ステファニー・イラーニ(Ms)
ロベルト・キュンツリ(T)
トーマス・ラスケ(Br)
ヴッパータール・コンサート協会合唱団
ヴッパータール歌劇場合唱団
録音:2013年9月23-24日 ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
 

COGQ64
(SACD Hybrid)
\2940
上岡敏之(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集

 バガテル イ短調 WoO.59「エリーゼのために」
 ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
 ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
 ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
上岡敏之(ピアノ)
2011年7月28-30日 録音場所:オランダ、スタジオ「オンデア・デ・リンデン」デジタル セッション SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
 すでに大指揮者として名声を確立している上岡があえてベートーヴェンのピアノ・ソナタで新たな挑戦!
  


COGQ-90-1
(2SACD Hybrid)
\3990
スクロヴァチェフスキ 指揮&読売日本交響楽団
 ベートーヴェン:交響曲集

 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
 「レオノーレ」序曲 第3番 作品72b
 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
スクロヴァチェフスキ 指揮
読売日本交響楽団
 1923年生まれの現役最長老指揮者、スクロヴァチェフスキは、この10月の来日中に90歳の誕生日を迎えます。その演奏は、年齢から想像される「枯れ」は微塵もなく、隅々まで研磨され、高純度の結晶体のような確固たる輝きを備えています。
 第8代常任指揮者を経て桂冠名誉指揮者となっている読売日本交響楽団との、ブラームスの交響曲全集とブルックナーの後期3大交響曲は、演奏・録音ともに最高級の評価を得ましたが、いよいよ満を持してのベートーヴェンの登場です。
 交響曲全9曲の中核をなす3曲をまとめて味わえる豪華カップリングのこの2枚組で、この齢に達した巨匠にして初めてとらえ得たベートーヴェンの貴き姿をご覧ください。
 ライヴ録音(96kHz / 24bit):2012年9月29日 横浜みなとみらいホール [第3番] 2012年3月13日 サントリーホール [第4&5番、序曲]
 


COCQ-85025
¥2940
日下紗矢子、赤坂智子、石坂団十郎、北村朋幹
 バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988

  (D.シトコヴェツキ編曲による弦楽三重奏版)
 シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
日下紗矢子(ヴァイオリン)
赤坂智子(ヴィオラ)
石坂団十郎(チェロ)
北村朋幹(ピアノ)
 日下紗矢子、赤坂智子、石坂団十郎、北村朋幹…新しい世代の日本を代表する才能が結集して奏でられるバッハとシューマンの珠玉の作品 室内楽の殿堂トッパンホール主催の演奏会より、珠玉の名演をお届けするトッパンホール ライヴ・シリーズ−第9集となる今作は、バッハへの憧憬によって結び付けられる二人の音楽家、シトコヴェツキとシューマンの名品を収録。シトコヴェツキが、グレン・グールドの弾くゴルトベルク変奏曲に魅せられて自ら編曲したという弦楽三重奏版。シューマンのピアノ四重奏曲、いずれの曲も優れた演奏家の手によってこそ初めてその真価が表れる曲。ここに集まった4人の若き演奏家がそれを実現した、すばらしき2品。

 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団コンマスで2013年4月より読売日本交響楽団のコンマスを兼任することになった日下紗矢子に、ミュンヘンARD国際音楽コンクール第3位の赤坂智子がヴィオラ、チェロにはミュンヘンARD国際音楽コンクール第1位、2011年には齋藤秀雄メモリアル基金賞も受賞している石坂団十郎という個性を持った実力者たちが奏でるゴルトベルク変奏曲弦楽三重奏版。 ゴルトベルク変奏曲は、いままで数々の名ピアニストによって奏でられてきたJ.S.バッハのクラヴィ—ア曲ですが、幼いころよりグレン・グールドの「ゴルトベルク変奏曲」を聴いて育ち、グールドへの追悼として編曲されたというヴァイオリニスト、シトコヴェツキによる編曲は、それぞれのパートの技術的な難しさもさることながら、アンサンブルの緻密さも要求される難曲です。若い三名の演奏者は、編曲のむずかしさを超越して調和に満ちたアンサンブルを奏でています。

 このトリオにくわえ、若手ピアニストの注目株北村朋幹が加わって披露されたシューマンの傑作、ピアノ四重奏曲には、北村朋幹という瑞々しい感性を加えたことで際立つ、シューマンの美しい響きが広がります。
2013年1月16日トッパンホールにおけるライヴ収録
 


COCQ-85023
\2940
朴 葵姫
 最後のトレモロ

 アグスティン・バリオス(パラグアイ):
  最後のトレモロ El Ultimo Tremolo
  ワルツ第3番
  蜜蜂 Las Abejas 
  大聖堂 La Catedral
  フリア・フロリーダ Julia Florida
 レオ・ブローウェル(キューバ):
  キューバの子守唄 Berceuse Cancion de cuna 
  特徴的舞曲 Danza Caracteristica 
  11月のある日 Un Dia De Noviembre
  2つのキューバのポピュラーソング Deux Themes Populaires Cubains
 ピアソラ(アルゼンチン):
  天使のミロンガ Milonga del Angel
 アルフォンソ・モンテス(ベネズエラ):
  別れの前奏曲 Preludio de Adios
 キケ・シネシ(アルゼンチン):
  Cielo Abierto(Open Sky)
朴 葵姫(パク・キュヒ)
録音:2013年7月8〜10日 秩父ミューズパーク音楽堂


朴 葵姫デビュー・アルバム

FOCD9480
\2520
sueno/朴 葵姫(パク キュヒ)=クラシックギター
 スカルラッティ:4つのソナタ(K.32,K.322,K.14,K.391)
 バリオス:ワルツ第4番、森に夢みる、扇の国
 タレガ:椿姫の主題による幻想曲、夢(sueno)、二人の姉妹
 レニャーニ:カプリスより7番、22番
朴 葵姫(パク キュヒ) クラシックギター
 クラシックギター期待の若き新星、待望のデビューアルバム。
 朴 葵姫は1985年韓国生まれ。幼少期を過ごした横浜でギターを始め、韓国・日本で研鑽を積みながら日本ギターコンクール(オヌール部門第1位)、東京国際ギターコンクール(第3位、第1位該当者なし)、韓国ギター音楽コンクール(第1位)など、日本・韓国の主要なコンクールで優秀な成績を収めました。2006年からはオーストリアのウィーン国立音楽大学にて、名ギタリスト、アルヴェリ・ピエリに師事。翌2007年には、ドイツのハイデンベルグ国際ギターコンクール(第1位および聴衆賞)、08年にはコブレンツ国際ギターコンクール(第2位、第1位該当者なし)、ベルギーのプランタン・ドゥ・ラ・ギター国際コンクール(第1位)などといった、多くの名ギタリストを輩出した国際的にも権威のあるギターコンクールを総なめにしています。天使のような容貌から奏でられるその音色は、繊細さと芯の強さをあわせもち、聴くものを魅了せずにはいられません。新世代のギター・ヒロインの誕生です。
 2010年3月1-3日 秩父ミューズパーク音楽堂 Rec.

国内ユニバーサル



UCCD4826
(6CD)
\5250
1955年から1995年まで、イ・ムジチ6種類のフィリップス録音
イ・ムジチの「四季」〜オリジナル・ジャケット・コレクション(6CD)
 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」
フェリックス・アーヨ(1955年7月 モノラル)
フェリックス・アーヨ(1959年4,5月 ステレオ)
ロベルト・ミケルッチ(1969年9月 ステレオ)
ピーナ・カルミレッリ(1982年7月 ステレオ デジタル)
フェデリーコ・アゴスティーニ(1988年7月 ステレオ デジタル)
マリアーナ・シルブ(1995年8月 ステレオ デジタル)
イ・ムジチ合奏団
野入志津子(リュート)
フランチェスコ・ブッカレッラ(チェンバロ)
 日本人の心に響き続ける永遠のベスト・セラー!
 6種類のイ・ムジチの《四季》を、オリジナル・ジャケットで復刻!

 1955年の初録音から1995年のデジタル録音まで、6種類の《四季》を録音し、現在までに累計300万枚近くを売り上げているイ・ムジチ合奏団。日本では《四季》といえば「イ・ムジチ」と言われるほどの人気ぶりです。
 このボックスセットは、イ・ムジチ合奏団による6種類の《四季》を新マスターにより復刻、オリジナル・ジャケットをあしらった紙ケースにそれぞれ収納しました。
 解説書には、イ・ムジチの歴史や6種類の演奏の特長、聴き比べのポイントなどを掲載。いまなお多くの人々を魅了し続ける《四季》をイ・ムジチ合奏団の名演でお楽しみ下さい。[来日記念盤]


fine NF



NF 25801
\2500
デア・リング東京オーケストラ創設
 ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 「ワグネル」

  (1890年改訂版)
デア・リング東京オーケストラ
西脇義訓(指揮)
 あふれだす!N&Fがデア・リング東京オーケストラを創設
 第1弾はブルックナーの交響曲第3番「ワグネル」

高品位録音とガラスCD(Extreme HARD GLASS CD)の開発で高い評価を得ているN&Fが、録音を主体とした「デア・リング東京オーケストラ」を創設しました。
 「デア・リング」の名称は、改革者ワーグナーの代表作「ニーベルングの指環 Der Ring das Niberungen 」に因んでおり、従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、実験的試みにも挑みながらあらたな響きの創造を目指しています。 ワーグナーはその先進性、独創性、開拓者精神でバイロイト・フェスティバル開催以降またたくまに世界を席巻し、日本でも明治初頭より「ワグネル」の呼称で親しまれていました。
 デア・リング東京オーケストラの第1弾は、ブルックナーが終世敬愛したワーグーに献呈した交響曲第3番です。ワーグナーの聖地、バイロイト祝祭劇場の至福の響きを理想として、オーケストラ配置にも工夫をこらして録音しています。録音:2013年4月16日〜18日 所沢市民文化センター ミューズ アークホール

第1弾の特色は以下の通りです。
常識に挑む!
 1 弦はクァルテット6つ分で編成。
 2 指揮者を中心とした半円形ではなく、全員客席に向いて演奏。
 3 バイロイト祝祭劇場の楽器配列を参考に、第1ヴァイオリンは右翼に配置。
☆収録は、響きの良さと、内装の美しさを誇る所沢のミューズ、アークホール。
☆当面CDのみの発売ですが、SACD、ガラスCD(Extreme HARD GLASS CD)も機会を見てリリースしていく予定です。

デア・リング東京オーケストラ
N&Fの、録音を目的に編成されたオーケストラ。2013年に発足。従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、実験的試みにも挑みながら、あらたな響きの創造を目指す。
「デア・リング」の名称は、先進性、独創性、開拓者精神で世界を席巻し、日本でも明治初頭よりワグネルの名で親しまれてきた、
ワーグナーの代表作「ニーベルンゲンの指環」に因んでいる。


西脇義訓(指揮)
1971年、日本フォノグラム(株)(現ユニバーサル ミュージック)に入社。フィリップス・クラシックスに18年在籍。
1999年にフリーとなり、2001年録音家・福井末憲と共にエヌ・アンド・エフ社を創立し、長岡京室内アンサンブル、青木十良(Vc) 、宮田 大(Vc)、ジョセフ・リン(Vn)、神谷郁代(Pf)、東京交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団などの録音・CD制作に携わる。
2001年、ミシェル・コルボ氏にアベイ・ドゥ・ノアラック(フランス)の講習会で、指揮と発声法の指導を受けた。2013年、デア・リング東京オーケストラを創立、自ら音楽プロデューサーと指揮者を兼ねる。
交響曲第3番の稿と版の関係一覧

第1稿 1873年①-1  ハース版 Haas(1944年 火災消失のため未完)     ※リハのみで上演拒否
     1873年①-2 ノヴァーク版 Nowak Ⅲ/1 (1977/1993年) 
      1874年①-3  キャラガン版 Carragan (未出版)            ※リハのみで上演拒否
   1876年①-4  ノヴァーク版 Nowak zuⅢ/1 (1980年 2楽章のみ出版)
第2稿 1877年②-1  レーティッヒ版 R?ttig (1879年) ☆生前最初の出版   ※上演されるも不評 
1878年②-2 ノヴァーク版 Nowak Ⅲ/2 (1981年)
1879年②-3 エーサー版 Oeser(1955年)
第3稿   1889年③-1  ノヴァーク版 Nowak Ⅲ/3 (1959年)
1890年③-2 レーティッヒ版 R?ttig (1890年)             
            ☆生前2番目の出版 = 1890年改訂版           ※悲願の上演成功

※ウィーン・フィルによる2度の上演拒否と、1度の上演失敗を経て、1890年改訂版での上演(リヒター指揮)で悲願の成功を納めた。ちなみにリヒターはワーグナーから「ニーベルングの指環」初演の指揮を任されている。

SONARE



SONARE 1019
\2520
成田 達輝 デビュー!
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2 番 ホ短調 Op.108
 パガニーニ:カプリス第1番 ホ長調 Op.1-1
成田達輝
 (ヴァイオリン;
  使用楽器Jean-Baptiste Vuillaume
   (1835-40))
テオ・フシュヌレ(ピアノ)

 成田は現在では世界でも稀有な音楽の名文家である。(梅津 時比古)

 録音:2013 年5 月5 日、6 日、HAKUJU HALL、東京/60’34、DDD
 エリザベート国際コンクール、ロン=ティボー国際コンクール、仙台国際コンクールで上位入賞を続ける、若手ヴァイオリニスト成田達輝。2012 年エリザベート王妃国際コンクール・ライヴ録音(QEC 2012ENC)がリリースされておりますが、本アルバムは本格的なソロ・デビュー・アルバムとなります。収録内容は目の覚めるような技巧の「序奏とロンド・カプリチオーソ」、この上なく美しい響きを追求したフランク、難曲のフォーレのヴァイオリン・ソナタ第2 番、そして最後は超絶技巧のパガニーニと、まるで一夜のリサイタルのような構成です。これからの活躍にも期待してしまう堂々のデビュー盤です!
 「成田の演奏を初めて聴いたのは、彼が中学生のとき、全日本学生音楽コンクールでまさにサン= サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」を弾いたときであった。私は驚愕して、 「君は間違いなく世界で活躍するヴァイオリニストになれる」と彼に予言し、その後、パガニーニの協奏曲やシューマンのソナタなどを聴くたびに、その通りになっていくことを 目の当たりにしてきた。それは事実としても世界最難関のエリザベート国際コンクールでの2 位などによって実証された。しかし、今回のCD や最近のリサイタルで聴かせてくれる名文には 改めて驚かざるを得ない。それは最近の彼の、作品に沿った厳密な音色の選び方によって成されたと言っていいだろう。」(梅津時比古 ライナーノーツより)

 成田達輝 プロフィール
 1992 年生まれ。2006 年第60 回全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位、都築音楽賞、兎束賞、東儀賞受賞。07 年第5 回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞受賞。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)卒業後、パリに本拠を移し、パリ第13 区コンセルヴァトワール入学。ロン=ティボー国際コンクール第2 位、エリザベート国際コンクール第2 位。これまでに澤田まさ子、市川映子、藤原浜雄、ジャン=ジャック・カントロフ、スヴェトリン・ルセフ、フローリン・シゲティの各氏に師事。現在、パリ在住。




旧譜
成田達輝がどれだけすごいか、以下のコメントをお読みいただければ・・・

QEC 2012ENC
(3CD+
ボーナスCD)
特別価格
\3300→\2990

2012年エリザベート王妃国際コンクール・ヴァイオリン部門


 アンドレイ・バラーノフ【ロシア(第1位、クイーン・ファビオラ賞)】
 成田達輝【日本(第2位、ウジェーヌ・イザイ賞)】
 シン・ヒョンス【韓国(第3位)】
 エステル・ユー【韓国(第4位)】
 チェン・ユーチェン【台湾(第5位)】
 アルティオム・シシュコフ【ベラルーシ(第6位)】
  [CD1]
   (1)ショスタコーヴィチ:
    ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77/アンドレイ・バラーノフ

   (2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47/シン・ヒョンス
  [CD2]
   (1)イザイ:ソナタ ニ短調 op.27-3/成田達輝
   (2)ヴィクトール・キーシン:カプリス/アンドレイ・バラーノフ

   (3)ラヴェル:ソナタ ト長調/チェン・ユーチェン
   (4)ブロッホ:ニーグン/アルティオム・シシュコフ
   (5)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1 番 ニ長調 op.6/成田達輝

  [CD3]
   (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61/エステル・ユー
   (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3 番 ニ短調 op.108/シン・ヒョンス
   (3)酒井健治:ヴァイオリン協奏曲/成田達輝

  [ボーナスCD]
   (1)モーツァルト:
    ヴァイオリン協奏曲 ト長調 KV 216(カデンツァ:S. フランコ)/
     アンドレイ・バラーノフ

   (2)モーツァルト:
    ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 KV 218(カデンツァ:J. ヨアヒム)/
     シン・ヒョンス
   (3)モーツァルト:
    ヴァイオリン協奏曲 イ長調 KV 219(カデンツァ:J. ヨアヒム)/
     アルティオム・シシュコフ
管弦楽/ベルギー国立管弦楽団
ジルベール・ヴァルガ指揮
[CD1][CD2:(5)][CD3:(1)&(8)]
 2012 年エリザベート王妃国際コンクール・ヴァイオリン部門、第2 位の成田達輝の注目演奏をふくむ!上位入賞者たちの実況ライヴ集、2011年作曲部門でグランプリに輝いた酒井健治の作品も収録!

ピアノ/ダナ・プロトポペスク[CD2:(2)]、ダニエル・ブルーメンタール[CD2:(3)]、ダシャ・モロズ[CD2:(4)]、佐藤卓史[CD3:(2)]
ライヴ録音/ 2012 年5 月7-12 日(セミ・ファイナル)および2012 年5 月21-26 日(ファイナル)



 このライヴ・セット、主人公は間違いなく優勝者のバラーノフなのだが、・・・実はもう一人主人公がいる。
 第2位の成田達輝である。
 日本人がエリザベートで第2位を取ったということでマスコミにも大きく取り上げられたのでご記憶の方もいるだろう。
 実は優勝したバラーノフが、この成田について、ボソリ、こう語ったという。

 「・・・まちがいなく天才。」

 バラーノフ、寡黙で絶対におしゃべりな男ではない。どちらかというと余計なことはしゃべらないタイプ。そのバラーノフがそう漏らした。
 実はこんな逸話があった。
 
 2011 年エリザベート・コンクールでは、作曲部門で酒井健治の「ヴァイオリン協奏曲」がグランプリに輝いた。そしてこの曲が2012年のヴァイオリン部門での課題曲となった。
 わずか9分の小品・・・なのだが、これが各国精鋭の出場者を震撼させた。
 おそろしく難しい曲だったのである。
 楽譜を渡されてもどう弾いていいかわからない。出場者はみな一様に頭を抱え込んでしまったという。
 そしてこの曲の練習にかける時間が多くなってしまったことから、出場者はペースを崩された。初日にこの曲を取り上げることになった不運な出場者は、みな不本意な成績で終わったことからも、この曲がいかに演奏家泣かせだったかわかる。
 ・・・ところが。
 そんな中でただ一人、涼しい顔をしてこの難曲をたちどころに理解し、マスターし、余裕をかましている男がいた。
 成田達輝。
 しかもこの曲を抱えてウンウン苦しんでいるライバルたちに、どう演奏すればいいか「指導」までしていたという。
 恐るべき天才。
 だから当然といえば当然だが、このアルバムの酒井健治の「ヴァイオリン協奏曲」は成田達輝の演奏である。(昔のコメントから)


  


 


SONARE 1020/1
(2CD)
¥4200
元大阪フィル首席コンサートマスター長原幸太/ヴァイオリン・リサイタル 2013
 伴奏は清水和音

 [Disc 1]
  ストラヴィンスキー:イタリア組曲
  ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 [Disc 2]
  松下功:「マントラ(慢怛?)」
  R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18
  グラズノフ:瞑想曲Op.32
長原幸太(ヴァイオリン)
清水和音(ピアノ)
 俊英ヴァイオリニスト、長原幸太のライヴ・アルバム登場!伴奏は清水和音が担当!!『いかなる時も真正面から全精力を注ぎ込む彼の演奏に、私は〈魂の声〉を聴いている。(松下 功)』

 録音:2013 年3 月15 日、紀尾井ホール、ライヴ録音

 俊英ヴァイオリニスト、長原幸太デビュー・ソロCD が遂に登場です。長原幸太は1981 年、広島県生まれ。92 年、93 年全日本学生音楽コンクール全国第1 位のあと93 年12 歳の時には東京交響楽団と共演し話題を呼びました。その後、94 年第6 回ヴィニエアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール17 歳以下の部第3 位。98 年第67 回日本音楽コンクール最年少優勝し、以後国内外で期待のヴァイオリニストとして活躍しています。2004-2012年までは大阪フィル首席コンサートマスターとして活躍しました。このアルバムはソリストとしての力量をいかんなく発揮したライヴ録音で、ピアノ伴奏はあの清水和音が担当した充実の演奏です。師の澤和樹氏は「彼ほど「音」で感動させられる人は滅多にいない。」と称賛しているほどで、今後の活躍も注目のヴァイオリニストの一人です。

京都市交響楽団



KSOL-1004
\1500
広上淳一(指揮)
 「京都市交響楽団定期演奏会名曲ライヴ・シリーズ3」

 (1)R.シュトラウス:13管楽器のためのセレナード 変ホ長調Op.7
 (2)R.シュトラウス:
   交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
 (3)R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲
 (4)ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」
広上淳一(指揮)
京都市交響楽団
 「黄金時代」を謳歌する広上=京響による完全燃焼のステージ!

 録音:(1)〜(3)2012年7月20日京都コンサートホール大ホール、ライヴ収録(第559回定期演奏会) (4)2013年3月24日京都コンサートホール大ホール、ライヴ収録(第566回定期演奏会)/68:12

 レスピーギの「ローマの祭り」とR.シュトラウス「ドン・キホーテ」をメインに据えた第2集(KSOL-1003)はレコード芸術「特選」をはじめ各紙で好評をいただきました。今回の第3集はR.シュトラウスの作品を中心に有名曲でありながら、意外と録音の少ないハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」を組み合わせました。名匠、広上淳一の指揮の下、現在の京都市交響楽団が到達した高い技術と音楽性を遺憾なく発揮してオーケストラサウンドを心ゆくまで楽しんでいただける選曲になっていると思います。

現代ギター


GGBD 5008
¥1890
稲垣稔( ギター)
 カルカッシ:
  25の練習曲Op.60
  〈月の光〉の主題による変奏曲Op.7
稲垣稔( ギター)
 価格改訂新品番再発売。クラシックギターの練習曲集の中で最も評価が高いカルカッシOp.60 を今は亡き早世の天才ギタリスト、稲垣稔が弾く!

 録音:1995 年11 月

 19 世紀のイタリアのギタリスト、マテオ・カルカッシは優れた教則本と練習曲集を残したことで知られていますが、中でも作品60 の〈25 の練習曲〉は作品59 の〈完全ギター教本〉(いわゆる“カルカッシのギター教本”)を追補する形で発表され、今日に至るまでギタリストの必須課題として広く愛奏されてきました。稲垣稔は2013 年6 月26 日、ガンのため惜しまれつつ世を去った早世の天才ギタリスト。その音色の美しさと確実なテクニックには定評がありました。このCD は1995 年11 月に録音された全曲演奏で、練習の参考用としてのみならず、カルカッシの歌心を余すところなく伝える貴重なものです。(GGBD 5002 の再発売)

アクースティカ(パウ)


PANU-7013
\2800
「ザ・マジック・ドラゴン」
 (1)レオナルド・リプトン&ピーター・ヤロウ:パフ(ザ・マジック・ドラゴン)
 (2)ジプシー・キングス:インスピレーション
 (3)ゼキーニャ・ジ・アブレウ:チコ・チコ・ノ・フーバ
 (4)アンヘル・ビジョルド:エル・チョクロ
 (5)-(11)西陽子:蒼い森〜7つ夢〜
  (蒼い蒼い森/白い呼吸/龍の目ざめ/森の使い/幸せの花/
   金色の粉雪/ひとしずくの水)
 (12)くまんばちの冒険〜
  くまんばちの飛行(リムスキー=コルサコフ作曲)へのオマージュ
 (13)西陽子:ありがとう
西陽子(筝)
(1)(2)(3)(5)(8)(11)
 クリストファー・ハーディー(Perc)
(1)(2)(4)
 ジョナサン・カッツ(ピアノ)
 ジプシー・キングス、タンゴから「くまんばちの冒険(?)」まで筝の西陽子が自由に戯れる音世界!

 録音:2013年4月9-12日港南区民文化センター、ひまわりの郷/55:28

 筝の可能性を追求する演奏家 西陽子の最新アルバムはピアノとパーカッションを加え、よりラテンポップス色の強いものになっています。また前のアルバム(PANU-7011)でも好評をいただいた自作曲も含めバラエティに富んだ内容となっています。共演者のJ.カッツは自身のビッグ・バンドでもピアノだけでなく指揮、アレンジャーとしても活躍、またC.ハーディーはミュージカルをはじめジャズ、ポップス、クラシックまで幅広く活躍するマルチパーカッショニストです。今回も筝の可能性を広げ、しかしよりポップでききやすいアルバムに仕上がっています。

TR(トラウム・ウント・ロマンティーク)


MHH-0023
\2700
〔未案内旧譜〕
広瀬美紀子(ピアノ)
 「砂の器II〜星に願いを〜」

 (1)カッチーニ:アヴェ・マリア/
 (2)ショパン:ノクターンOp.15-2/
 (3)ショパン:ノクターン嬰ハ短調 遺作/
 (4)ラフマニノフ:ヴォカリーズ/
 (5)シューマン:トロイメライOp.15-7/
 (6)ドビュッシー:月の光/
 (7)プーランク:即興曲第13番/
 (8)プーランク:即興曲第15番(エディット・ピアノに捧ぐ)/
 (9)ピアソラ:さらばパリ/
 (10)ヒナステラ:粋な娘の踊り/
 (11)ナザレー:ワルツ「しのびやかな愛」/
 (12)ハーレイン:星に願いを/
 (13)千住 明:「砂の器」より「宿命」(TBSテレビ)/
 (14)菅野光亮:「砂の器」より「宿命」(松竹映画)
広瀬美紀子(ピアノ)
 野村芳太郎監督に捧ぐ「砂の器!II」〜星に願いを〜

 録音:(1)-(13)2005年5月26日、(14)2000年7月11日八王子芸術文化会館いちょうホール(小)/55:28

 広瀬さんの「砂の器」は、かつての作曲家菅野さんの演奏を彷彿とさせるだけでなく、彼女の明るく透明感のあるピアノの音色はむしろ、悲しい中に仄かな光から未来への希望を見いだす力を我々に与えてくれるのだ。(北條直彦,CD ライナーノーツより抜粋)
 広瀬美紀子の「砂の器〜おぼろ月夜〜」はアートユニオンから発売になっています。

VIRTUS CLASSICS


VTS-2
\2800
4 H a n d s E V O L U T I O N 〜進 化 系 ピ ア ノ 連 弾〜
 1. スーザ:星条旗よ永遠なれ
  (V.ホロヴィッツ編曲 / 山口雅敏&伊賀あゆみ 編曲)
 2. G.アンダーソン:J.シュトラウスⅡの「美しき青きドナウ」幻想曲
 3. ラフマニノフ:ヴォカリーズ (G. アンダーソン編曲)※
 4. ハチャトゥリアン:剣の舞 (G. アンダーソン編曲)
 ガブリーリン:バレエ音楽「アニュータ」による4手のためのスケッチ
  5. ワルツ / 6. 古代の模倣 / 7. ギャロップ / 8. タランテラ /
 9. 小さな時計 / 10. 陽気な散歩 / 11. 鐘の音
 12. チャイコフスキー:フランスの古い歌 作品39-16
  (プトゥーシュキン編曲)
 13. ツファスマン:インテルメッツォ (ナザロフ編曲)
 14. ビカノフ:ロココ (ナザロフ編曲)
 15. ローゼンブラット:アヴェ・マリア
 16. ローゼンブラット:2つのロシアの主題によるコンチェルティーノ
 17. W.ゴメス:アヴェ・マリア (山口雅敏編曲)
 18. メンデルスゾーン:「結婚行進曲」と変奏曲
  (V. ホロヴィッツ編曲 / 山口雅敏編曲)
伊賀あゆみ &
山口雅敏 ピアノデュオ
プリモ:伊賀あゆみ セコンド:山口雅敏
※トラック3のみ、プリモ:山口雅敏 セコンド:伊賀あゆみ
使用ピアノ:1912年製ニューヨーク・スタインウェイ《CD368》
超絶×2!!華麗×2!!連弾ヴィルトゥオーゾ時代到来
 アクロバッティックな4手の交差、ダイナミックな体の動き、そして個と個による異次元への化学反応。視覚をも魅力する連弾作品のみならず、オリジナル編曲や知られざる作曲家の作品を手掛ける伊賀あゆみ&山口雅敏ピアノデュオによるデビューアルバム。
 そのエンターテイメント性と鍵盤上のバトルともいえる演奏スタイルは正に“進化系連弾”。収録曲の核となる連弾ヴィルトゥオーゾ(超絶技巧)曲は、銘器と謳われた1912年製ニューヨーク・スタインウェイによりその輝きを一層増している。話題のデュオ”アンダーソン&ロウ”による斬新な編曲、現代ロシアバレエ音楽の名匠ガヴリーリン、ロシア・ジャズのツファスマン、そしてクラシックとジャズを融合させたローゼンブラット、ビカノフらの作品にも光を当てる。
 2人が敬愛するホロヴィッツの超絶ピアノ独奏用編曲をさらに華麗にリメイクさせたオリジナル連弾編曲など、数多くの作品が世界初録音!!!ピアノ連弾の新時代、今はじまる・・・

キング・レコード



KIGC-13
(SACD Hybrid)
\3300
レーゼル/モーツァルト:ピアノ協奏曲集2
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
  ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ペーター・レーゼル(ピアノ)
ヘルムート・ブラニー指揮
ドレスデン国立歌劇場室内管(ドレスデン・カンマーゾリスデン)
ドイツ・ドレスデンが生んだ巨匠ピアニスト、ペーター・レーゼルのモーツァルト・プロジェクト第2弾アルバム。
 本人の選曲によりプログラムを構成し、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団のピックアップ・メンバーとともに、音響の良さで伝説のルカ教会においてレコーディングした作品。
 録音:2013年2月4日〜7日 ドレスデン ルカ教会


旧譜の第1集


KIGC-12
(SACD Hybrid)
\3300
レーゼル/モーツァルト:ピアノ協奏曲集1
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
  ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
ペーター・レーゼル(ピアノ)
ヘルムート・ブラニー指揮
ドレスデン国立歌劇場室内管(ドレスデン・カンマーゾリスデン)
録音:2013年2月4日〜7日 ドレスデン、ルカ教会
 


宮本文昭&オーケストラMAP'S/シリーズ第3弾



KICC-1097
\3000
パッヘルベル:カノン ニ長調
J.S.バッハ:G線上のアリア
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048
アルビノーニのアダージョ ト短調
グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」 Op.40
グリーグ:過ぎし春
オーケストラMAP'S
 宮本文昭(指揮)
 宮本&MAP'S至極のモーツァルト、渾身のチャイコフスキーに続くシリーズ第3弾。 バロックからグリーグまで、オーケストラMAP'Sの時空を超えた魅力全開!!
 世界に誇る音楽家、宮本文昭がヴァイオリニスト、矢部達哉と共に率いる 室内オーケストラ「Map’s」シリーズ第3弾。
 本作は、バロック音楽の有名曲から弦楽合奏の名曲であるグリーグのホルベルク組曲まで、弦楽オーケストラの魅力が炸裂する作品。


第1弾&第2弾


KICC-995
\3000
モーツァルト:
 セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
 ディヴェルティメント ニ長調 K.136
 ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137
 ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
宮本文昭(指揮)
[1stヴァイオリン]
矢部達哉、吉岡麻貴子、山本翔平、横溝耕一、
横山和加子、松崎千鶴
[2ndヴァイオリン]
双紙正哉、戸上眞里、篠原智子、及川博史、
直江智沙子
[ヴィオラ]
鈴木学、小林明子、森口恭子、叶澤尚子
[チェロ]
山本裕康、三宅依子、清水詩織
[コントラバス]
山本修、高橋洋太
2012年1月19日(木) 1月20日(金)、トッパンホール
  

KICC-1045
\3000
チャイコフスキー:弦楽セレナード
ブリテン:シンプル・シンフォニー
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
[指揮]宮本文昭
[1stヴァイオリン]
矢部達哉、島田真千子、吉岡麻貴子、
水谷晃、横山和加子、松崎千鶴
[2ndヴァイオリン]
双紙正哉、戸上眞里、篠原智子、菅谷史、直江智沙子
[ヴィオラ]
柳瀬省太、小林明子、森口恭子、叶澤尚子
[チェロ]
山本裕康、三宅依子、清水詩織
[コントラバス]
山本修、高橋洋太
メンバー席次は、チャイコフスキー演奏席次。ブリテンやレスピーギでは、上記とは別の席次で演奏。2012年4月1日(日) 4月2日(月) 津田ホール

ビクターエンタテインメント


VICC60869
\3000
イリヤ・ラシュコフスキー(P)
 ショパン:練習曲全曲

  12の練習曲 Op.10
  12の練習曲 Op.25
  3つの新練習曲 遺作
イリヤ・ラシュコフスキー(P)
 第8回浜松国際ピアノコンクール 優勝!聴衆賞も受賞!
 ビクターなのでさっさと廃盤になるので、ファンの方はお早めに。有名になった後で手に入らなくなるたぐいのアルバムです。







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