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≪第73号アリアCD新譜紹介コーナー≫


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




10/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CONTINUO CLASSICS



CC777 704
\2300→\2090
ムジカ・アンティクヮ・メディテラネア
 B.マルチェッロ:12のフルート・ソナタop.2 より

  (1)第10番 イ短調 (2)第5番 ト長調
  (3)第8番 ニ短調 (4)第1番 ヘ長調
  (5)第2番 ニ短調 (6)第12番 ヘ長調
ムジカ・アンティクヮ・メディテラネア
 {クリスティアン・マンドーズ
   (アルト・リコーダー)、
  フィリップ・フロン(Vc)、
  マリー・アブドン(Fg)、
  コリンヌ・ベティラック(Cemb.)}
 後期バロックのヴェネツィアに生きた作曲家、B. マルチェッロの代表作、フルート・ソナタ集

 録音:2012 年11 月、サン=ピエール教会(シーニュ、フランス)

 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739)は、D. スカルラッティが生まれた翌年、かのヴィヴァルディが生まれてから8 年後のヴェネツィアに生まれた音楽家。イタリア後期バロック時代、華やかな音楽活動が展開されていたヴェネツィアで活躍し、世俗音楽と教会音楽の両方に多くの作品を残しました。
 本アルバムに収録されている「12 のフルート・ソナタop.2」は、700 近く残されている彼の作品の中でも著名で、今なおリコーダー奏者たちのレパートリーには欠かせない傑作のひとつ。それぞれが5 つの楽章からなる教会ソナタで、当時の流行を多く取り入れた典雅な響きをたっぷりと堪能出来ると同時に、一世を風靡した大家コレッリの影響も強く感じられます。温かなリコーダーの響きと、チェロ、ファゴット、チェンバロらによる通奏低音伴奏陣との柔らかな響きが美しく、洗練されていながらもどこか素朴さを残したハーモニーは絶品です。
 ソロを担当するクリスティアン・マンドーズは、元はフランス諸都市の“エトワール” として活躍していたバレエダンサーでしたが、リコーダーの演奏に専念するためにバレエ界を去り、ソリストとして活動を開始したという異色の経歴を持つ演奏家。これまでにベルリン・フィルのメンバーや、P. ヘレヴェッヘ率いるシャペル・ロワイヤル、T. ピノック率いるイングリッシュ・コンソート、N. ゲッダ、M. バーヨなど、数々の名手たちと共演を重ねてきた名手です。
 1981 年に、自ら子楽器団体「ムジカ・アンティクヮ」を設立しており、本アルバムにはそのメンバーが通奏低音として参加しています。





NAIVE



OP 30550
\2500→\2290
頂上対決!ミナージ VS シンコフスキー!2人の鮮烈なソロに圧倒される1 枚
 ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲集 Vol.1

  (1)イ短調RV.523 (2)ハ短調RV.510
  (3)ハ短調RV.509 (4)ト短調RV.517
  (5)変ホ長調RV.515 (6)ハ長調RV.508
リッカルド・ミナージ(Solo Vn)
ドミトリー・シンコフスキー(Solo Vn)
イル・ポモ・ドーロ
 ヴィヴァルディ・エディション最新盤!2 つのヴァイオリンのための協奏曲集Vol.1

 録音:2013 年1 月、ヴィラ・サン・フェルモ、ロニーゴ(イタリア)

 naive レーベルが誇る人気シリーズ「ヴィヴァルディ・エディション」最新盤!
 これまで数々の協奏曲集をリリースし、ヴィヴァルディの魅力を発信してきた当シリーズから、新たに「2 つのヴァイオリンのための協奏曲集」がリリースされる運びとなりました!これまでにもソナタ集や協奏曲集の一部としていくつか取り上げられてきたものの、ヴァイオリン二挺のための作品だけを集めたものは本アルバムがシリーズ初となります!しかも、ヴァイオリン・ソロを務めるのが、古楽界に燦然と輝く二人の名手、リッカルド・ミナージとドミトリー・シンコフスキーというのですから、注目必至!6 曲のうち、ハ長調RV.508、ハ短調RV.510、ト短調RV.517 ではミナージが1st ヴァイオリンを担当し、残りの3 曲でシンコフスキーが1st ヴァイオリンを弾いています。
 両者共に目が覚めるような清々しい音運びで、ヴィヴァルディならではの溌剌としたリズムとヴィルトゥオジテあふれる旋律の数々を聴かせてくれます。バックを務めるイル・ポモ・ドーロは、ヴァイオリン協奏曲集の第4 集(OP 30533)でミナージと、第5 集(OP 30538)でシンコフスキーとそれぞれ共演し、見事なアンサンブルを披露してくれているだけに、今回の収録はまさに盤石の布陣と申せましょう。ピアニッシモでも緩むことのない明瞭な音の立ち上がりと、切れ味鋭い痛快な音運びはイル・ポモ・ドーロの面目躍如といったところ。1 曲目のイントロから聴く人をぐぐっと惹きつける清澄なハーモニーを聴かせてくれます。
 二人のソリストの息もぴったりで、清爽としたアンサンブルが絶品です。ヴィヴァルディは生涯のうちに2 つのヴァイオリンの協奏曲を20曲ほど残しており、今後の更なるリリースからも目が離せません。第1 集から聴き逃せない、大注目のシリーズです!


ミナージ(Vn &指)&イル・ポモ・ドーロ

OP 30533
\2500→\2290
リッカルド・ミナージ(Vn &指)
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲集vol.4「 L’imperatore〜皇帝」

  (1)ト短調RV 331 
  (2)ハ長調 RV 171 
  (3)ヴァイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」〜
   第12番 ロ短調 RV 391 op.9-12 
  (4)ホ長調「恋人」 RV 271 
  (5)ト短調 RV 327 
  (6)ホ長調 RV 263a 
  (7)ハ長調 RV 181
   (第3楽章は「ラ・チェトラ」第1番 RV 181aを使用)
リッカルド・ミナージ(Vn &指)
イル・ポモ・ドーロ
 神聖ローマ皇帝のために書かれたヴァイオリン協奏曲集、ヴィヴァルディが腕によりをかけた華麗な作品群!リッカルド・ミナージの卓越した技量にも注目!

録音:2011 年10 月、ロニーゴ(イタリア)

 今回のタイトルは「皇帝」ということで、音楽をこよなく愛したことでも知られるカール6 世(神聖ローマ皇帝)のために作曲された(献呈・あるいは御前演奏があった)ヴァイオリン協奏曲がセレクトされています(手稿譜はトリノの国立図書館所蔵)。ヴィヴァルディ自身が素晴しいヴァイオリニストだったことを再認識させる華やかなパッセージ、豊かな表現、ヴィルトゥオーゾ性、そして創造性に満ちた力作ぞろいです。
 1978 年生まれのリッカルド・(マサヒデ・)ミナージは、イタリアのバロック・ヴァイオリン界を牽引する存在で、指揮者としても活躍しています。コンセール・デ・ナシォンやアッカデミア・ビザンチーナ、イル・ジャルディーノ・アルモニコなどで活躍、ジュリアード音楽院で演奏習慣に関しての講義も行っている、若くして実力と見識を兼ね備えた注目の音楽家です。
 イル・ポモ・ドーロは、古楽の優れた団体で活躍する奏者たちによって結成された新進気鋭のアンサンブル団体。この団体名は、アントニオ・チェスティ作曲のオペラ「イル・ポモ・ドーロ」からとられています。このオペラは、1666 年にウィーンで執り行われたオーストリア皇帝のレオポルト1 世と、スペインのマルガリータ・テレサとの結婚式を題材にしており、最後の祝宴の場面では300 頭の馬が動員され、73000 発の花火、50 人の役名をもった歌手、そして10 時間におよぶ演奏時間など、信じがたいほどに豪華で美しい作品といいます。リッカルド・ミナージのしたたる美音で聴く華やかなソロと、時にアグレッシブ、時にエレガントと変幻自在のアンサンブルで聴くヴァイオリン協奏曲集、見事な出来栄えです!


シンコフスキー(Vn, 指)&イル・ポモ・ドーロ
Vivaldi - Violin Concertos Volume 5 (Per Pisendel)
OP 30538
\2500→\2290
ピゼンデルに捧ぐ
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Vol.5

 ハ長調RV.177/ニ長調RV.212a/ ニ短調RV.246/
 変ロ長調RV.370/
 ニ短調RV.242,Op.8-7「ピゼンデル氏のために」/
 変ロ長調RV.379/ ト短調RV.328
ドミトリー・シンコフスキー(Vn, 指)
イル・ポモ・ドーロ
 ヴィヴァルディがドレスデンの名手ピゼンデルのために書いた協奏曲、実力派ドミトリー・シンコフスキーの華麗なテクニックに注目!

 録音:2012 年3 月ロニーゴ、イタリア

 ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルはドレスデン宮廷楽団で楽長として活躍、アルビノーニやテレマンなどからも曲を献呈された高名なヴァイオリン奏者でもありました。当時のドレスデンはザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト一世の時代。ピゼンデルはアウグストのイタリア旅行に随行しヴェネツィアに滞在。
 そこでヴィヴァルディと出会い師弟関係を結び友人としても関係を深めます。ピゼンデルはヴィヴァルディの創作意欲を刺激し、ソナタ(RV2,6,19,25,29)、協奏曲(RV172,205,237,242,314,340&328) をピゼンデルに捧げています。独創性と表現力に満ちた意欲的な作品ばかりで、ピゼンデルが素晴らしいヴァイオリニストであった事を認識できます。
 モスクワ出身のバロック・ヴァイオリニスト、ドミトリー・シンコフスキー。指揮者、カウンターテナーとしても才能を発揮する実力派。楽器はオランダの機関から貸与されたフランチェスコ・ルジェリ(1680)を使用しています。気鋭の古楽アンサンブル、イル・ポモ・ドーロとの共演で、見事な技巧と華麗なソロを披露しています。






WERGO

WER 6762
\2400→\2190
アンタイルのピアノ曲がこんなに面白いとは!
 アンタイル:
 (1)ジャズ・ソナタ (1923)
 (2)ラジオのためのソナチネ (1929)
 (3)花火と世俗的なワルツ (1919)
 (4)黄金の鳥 (1921)
 (5)飛行機ソナタ (1922)
 (6)スウェル・ミュージック (1928)
 (7)ピアノ・ソナタ第3番「機械の死」(1923)
 (8)ピアノ・ソナタ第5番 (1923)
 (9)野蛮なソナタ (1923)
 (10)リトル・シミー (1923)
 (11)メルレのために (1925)
 (12)オペラ「トランスアトランティック」〜序曲とタンゴ (1930)
 (13)4手のための組曲(全14曲)( 1939)
 (14)機械仕掛けの蛇(リヴィングストン編:ピアノ6手)(1921)
ギー・リビングストン(Pf)
(13)(14)フィリップ・ケレル(Pf)
(14)ステファーヌ・レアシュ(Pf)
 

 録音:2013 年5-6 月/聖マルセル教会(パリ)/DDD、62’44”

 ジョージ・アンタイル(1900-1959) はアメリカの未来派作曲家。
 高名な割には、あまり音のイメージが湧かない作曲家なので、ピアノ曲をこれだけまとめたアルバムは大歓迎と申せましょう。コープランドと同年生まれで、ガーシュウィンより2 歳、ヘンリー・カウエルより3 歳年少ですが、いずれとも作風は異なり、意外にも近代ロシアのピアノ音楽を思い起させます。名前を伏せて聴けば、ストラヴィンスキーかショスタコーヴィチの未知の作品かと見紛う個性的な面白さに満ちています。
 アンタイルは多才で興味深い人物だったようで、音楽家のみならず、エズラ・パウンド、ジョイス、イェーツら文学者やピカソと親しく、また発明の才にも恵まれ、今日の無線LAN や携帯電話の原理となるものも、彼が絡んでいると言われています。そうした才気が彼の音楽にも充溢しています。
 ジャズ・ソナタはわずか1 分49 秒の作品で、「自動ピアノのように弾け」という指示があります。また「飛行機ソナタ」では最尖鋭の文明機器を、「野蛮なソナタ」では原始主義を見事に昇華、芸術作品に仕立てています。ピアノの打楽器的な用法、敏捷な指の動きは痛快でストレス解消にもオススメです。

 演奏者ギー・リビングストンはパリ在住のアメリカ人奇人ピアニスト。アンタイル研究家としても知られ、これ以上ない説得力を示しています。


 とりあえずジャズ・ソナタが聴いてみたい、という方はコチラ。アムランの演奏です・・・

COLLEGNOでのアルバム。カッコイイ。





CORO



COR 16116
\2400→\2190
光のイコン 〜
 ジョン・タヴナー70歳記念スペシャル・エディション

  タヴナー:
   神の御母への讃歌/神の御母の永眠への讃歌/
   子羊/虎/光のイコン/今日、聖母が/エオニア
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
デューク四重奏団のメンバー
 現在英国の神秘主義者ジョン・タヴナー70歳記念!神秘のベールに包まれた音楽をザ・シックスティーンが歌う。

 前衛音楽の衰退と共に表舞台へと現れたジョン・タヴナー(1944−)の神秘なる音楽。その音楽は正教会、イスラム教、ヒンドゥー教など、宗教の垣根や民族文化を超越した神秘のベールをまとう。
 正教に帰依し、その後イスラム教へ改宗するなど独特の歩みを続ける現代英国の神秘主義者の合唱作品が、ザ・シックスティーンの至上のハーモニーにより、その美しさ、神秘性を高めている。
 ジョン・タヴナー50歳を記念したプログラムを、2014年の70歳記念スペシャル・エディションとして新装発売!スリップケース仕様。

 ※録音:セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ハムステッド)&聖マイケル教会(ハイゲイト)






PENTATONE



PTC 5186 358
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
山田和樹&スイス・ロマンド管弦楽団、CDデビュー!!
 フランスの管弦楽作品集

  ビゼー:《アルルの女》第1組曲、《アルルの女》第2番
  グノー:《ファウスト》からのバレエ音楽
  フォーレ:マスクとベルガマスク
山田和樹(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
 山田和樹&スイス・ロマンド管弦楽団!大反響必至!"フランスの管弦楽作品集"!

 "新ヤマカズ"、"ニュー・ヤマカズ"、"21世紀のヤマカズ"、"ヤマカズ21"。
 ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝を果たし、世界を舞台に躍進する日本の若きマエストロ、山田和樹。
 2012年より首席客演指揮者を務めるスイスの名門、スイス・ロマンド管弦楽団とのレコーディング・プロジェクトが"ペンタートン(PentaTone)"で遂にスタート!
 来る2014年7月にはスイス・ロマンド管弦楽団との来日公演が予定されるなど、さらに注目が集まる山田和樹。
 そのスイス・ロマンド管弦楽団とのレコーディング第1弾は、得意とするフレンチ・プログラムというのだから期待せずにはいられない!
 ビゼーの「アルルの女」、グノーの「ファウスト」からのバレエ音楽、そしてフォーレの「マスクとベルガマスク」。
 ファビオ・ルイージ、マレク・ヤノフスキが立て直し、新たな充実期に入ったスイス・ロマンド管弦楽団と共に山田和樹が創り上げたフランスの管弦楽名曲集。大反響必至!ご期待下さい!






SIGNUM



SIGCD 365
\2300→\2090
バックス&チョン‐ピアノ・デュオ
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
 ブラームス:16のワルツ Op.39
 ピアソラ:4つのタンゴ
  〔ロ・ケ・ベンドラ(来るべきもの)、
   天使のミロンガ、タンゴNo.2、リベルタンゴ〕
   (バックス&チュン編曲)
アレッシオ・バックス(ピアノ)
ルシル・チョン(ピアノ)
 貴公子バックスとチョン夫妻!4手連弾のデュオ・アルバム登場!

 浜松国際ピアノ・コンクール、リーズ国際ピアノ・コンクールを制し、世界で華々しい活躍を広げているイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。Signum Classicsから発売される5つ目のアルバムは、浜松のコンクールで知り合い夫婦となったモントリオール出身のピアニスト、ルシル・チョンとの4手連弾アルバム!
 演奏活動でも録音でも既に実績十分な二人によるプログラムは、作曲者自身によって4手連弾へと編曲されたストラヴィンスキー3大バレエの一つ「ペトルーシュカ」、エレガントなウィンナワルツから子守歌まで幅広く繊細な表情を描くブラームスの「ワルツ集」、そして夫妻によって4手連弾版へと生まれ変わた、「リベルタンゴ」や「天使のミロンガ」を含むピアソラのタンゴ集。
 バックスが8歳の頃から熱狂的になりLPや楽譜を買い揃えたというペトルーシュカ。連弾の妙技が詰まった、ユニークでエキサイティングなピアソラ。濃密なる連弾の宴が開幕する。


 二人のピアゾラがここで観られる。なんとなくエッチ。これは夫婦じゃないとできんだろうな。

 ※録音:2013年2月24日−26日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
 
SIGCD 349
\2300→\2090
エマニュエル・デスパ登場!
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調
 ゴス:ピアノ協奏曲(世界初録音)
 フランク:交響的変奏曲
エマニュエル・デスパ(ピアノ)
トーマス・キャロル(指揮)
オルフェウス・シンフォニア
 ニュー・ライジング・スター、エマニュエル・デスパSignumピアノ・ワールドに参戦!

 アレッシオ・バックスやジェイムズ・ローズなど、異彩を放つ若きピアニストが活躍するイギリスのSignum Classicsから、ロンドンを拠点に活動するフランスのラインジング・スター、エマニュエル・デスパが参戦!
 イギリスで人気急上昇中のアーティストとして、BBC Radio 3やMedici TVなどメディアに引っ張りだこのデスパ。Signum第1弾は、サン=サーンスとフランクのロマンティックなヴィルトゥオーゾ・コンチェルトに加え、注目は1964年生まれウェールズの作曲家スティーヴン・ゴスがイギリスのデザイナー、トーマス・ヘザウィックのデザインにインスパイアされ書かれたピアノ協奏曲の世界初録音。
 オルフェウス・シンフォニアは、若い有能なミュージシャンをサポートするために2010年に設立されたオルフェウス財団(Orpheus Foundation)のオーケストラ。YCA(Young Concert Artists)のオーディションで優勝し、2006年より銀座で毎年開催されているYCAフェスティバル・ウィークでも度々演奏を行っているチェリスト&指揮者のトーマス・キャロルのサポートも万全。注目のピアニスト、エマニュエル・デスパの勇姿にご期待ください!

 ※録音:2013年4月25日−26日&6月9日、カドガン・ホール(ロンドン)


 デスパもゴスも知らんよという人のために(店主もですが)、ここで4分くらい観られます。


 
SIGCD 366
\2300
ブリテン&ミーラー:合唱作品集
 ブリテン:
  キリストに寄りて喜べOp.30、聖母賛歌、
  ビクトリアの主題による前奏曲とフーガ、5つの花の歌Op.47
 ミーラー:
  今, 真紅の花びらは眠り、
  賛美せよ(賛美と献身の5つの歌/世界初録音)
 ビクトリア:見よ、偉大なる司祭を
 単旋律聖歌:見よ、偉大なる司祭よ
ロドルファス合唱団
ラルフ・オールウッド(指揮)
トム・ウィンペニー(オルガン)
 2011年まで26年間にわたりイギリスの名門校、イートン・カレッジの主唱者、音楽監督という大役を務め、大英帝国勲章(MBE)を受勲した合唱指揮者ラルフ・オールウッドと、自身が主宰するイートン・コーラル・コーラスの選抜メンバーで構成される混声合唱団、ロドルファス合唱団。
 ベンジャミン・ブリテンの生誕100周年に発売されるこのアルバムは、2011年のロイヤル・ウェディングで作曲された「ウビ・カリタス」などで有名な合唱作曲家ポール・ミーラー(b.1975)とのカップリング。オルガン・ソロの「ビクトリアの主題による前奏曲とフーガ」に、元となったビクトリアのモテットと単旋律聖歌を組み合わせたプログラムも見事。ロドルファス合唱団のために書かれた「賛美せよ(Praise)」は世界初録音。熟達の合唱指揮で、英国国民的作曲家の優れた響きを味わえる。

 ※録音:2013年1月2日−4日&4月1日、ケブル・カレッジ・チャペル(オックスフォード)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC1215
\1300
ボロディン:交響曲第2番、
       中央アジアの草原にて、イーゴリ公より
オーレ・シュミット指揮、
ロイヤル・フィル
 

ALC1221
\1300
ドビュッシー:ピアノ曲集
 ベルガマスク組曲、ピアノのために、夢、2つのアラベスク、
 バラード、舞曲、忘れられていた映像より、夜想曲、
 ロマンティックなワルツ、ボヘミア風舞曲
マルティーノ・ティリモ(pf)
 

ALC1233
\1300
ミレッラ・フレーニ/名唱集
 プッチーニ、マスカーニ、ベッリーニ、ヴェルディ、
 モーツァルト、他の作曲家によるオペラアリアより
ミレッラ・フレーニ(Sop)
 

ALC1235
\1300
モーツァルト:大ミサ曲K.427、「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」K.165  マリア・シュターダー(Sop)
フェレンツ・フリッチャイ指揮、
ベルリンRIAS交響楽団、他
 

ALC1237
\1300
古都ウィーンからの舞曲集
 J.シュトラウス、J.シュトラウス2世、ヨーゼフ・ランナー、他の作品より
ウィリー・ボスコフスキー・アンサンブル
 


ALC1251
\1300
ボヘミア音楽シリーズ最新巻!
 ボヘミア・バロックとその彼方「冬の季節」
 
 ヤン・クシチテル・クルンプホルツ:パストラーレ ニ長調/
 シュターミッツ:シンフォニア・パストラーレOp.4-2/
 ヨゼフ・フェルディナンド・ゼゲル:
  フーガ「de tempore natalis」、「Christ the Lord was born」/
 ヤン・ハタシュ:パルティータ・パストリティア ニ長調/
 フランティシェク・アントニーン・レスレル:シンフォニア・パストラリス/
 ヴァイスマン:パストラーレ ヘ長調/
 イジー・イグナツ・リーネク:
  シンフォニア・パストラリス、
  クラヴィチェンバロ協奏曲よりパストラーレ/
 ミシェル・コレット:新ノエル集
ヴォイテク・スプルニ指揮、
チェコ室内フィルハーモニー管
  

<シリーズ旧譜>
1CD\1100→\990

ALC 1001
\1300
ボヘミアの音楽集 第1巻
 イジー・アントニン・ベンダ(1722-1795):シンフォニア4番 ヘ長調
 ヨゼフ・バールタ(1744-1787):シンフォニア ハ短調
 フランティシェク・クサヴァー・リヒター(1709-1789):チェンバロ協奏曲 ホ短調
 ヨハン・シュターミッツ(1717-1757):シンフォニア・パストラーレ ニ長調 Op.4-2
 ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):シンフォニア ホ短調
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル
録音:2005年5、6、10月。
「 これまで紹介していなかったALTOレーベルのアルバムの中に、ボヘミア関係の前古典派のアルバムがあるのを見つけた。
 これがとっても素敵だった。
 集められているのはボヘミア生まれの作曲家で、みんなその後ドイツ・オーストリアで活躍している。時期的にはハイドンの一世代前、あるいは同年代の作曲家。つまりボヘミア出身の作曲家による古典派の音楽。
 ベンダ、シュターミッツ、ヴァンハルあたりは最近よく聴かれるようになった。ただそうはいってもこの時代、まだまだ未知の作曲家や作品が多い。これだけ音楽研究が進んでいるこのご時世でも、このあたりの音楽はいまだに謎に包まれているし、その分とんでもない宝物が潜んでいる可能性がある。
 さてとりあげられたのは5人の作曲家。
 イジー・アントニア・ベンダは、この時代に活躍した大音楽家一族ベンダ家の総帥フランツの弟で、兄と一緒にフリードリヒ大王のもとでヴァイオリンを弾いていた。20代でゴータの宮廷楽長を務め、今となってはベンダ一族最高の作曲家とも呼ばれている。
 ヨゼフ・バールタはこの中では無名だが、モーツァルトの「後宮」より10年も早くウィーンでジングシュピール「ディヴォレッサ」を上演している。
 リヒターはフランツ・ベンダと同い年でマンハイム楽派の最長老に位置づけられる偉人。晩年はストラスブール大聖堂の楽長となった。
 ヨハン・シュターミッツはシュターミッツ家の大黒柱。当時のヨーロッパ最高のオケであり、その後の音楽史の流れを変えたマンハイム宮廷楽団の楽長を務めた(というか、彼が育て上げた)。マンハイム楽派の祖であり、古典派を確立させた一人。超高給取りでもあった。
 ヴァンハルはウィーンで活躍して100曲の弦楽四重奏曲と、70を超える交響曲、100近い宗教曲を残した。モーツァルトにも影響を与えた。

 で今回のアルバム。おそらくハイドンやモーツァルトに影響を与え、初期古典派を形成した中堅作曲家の音楽集、ということなのかもしれないが、聴いてもらえればお分かりのとおり、ハイドンやモーツァルトに影響を与えたということなどどうでもいい、というくらい馥郁たる魅力をたたえた名品揃いなのである。この時代、1回聴いて興奮できるようなドラマティックな曲でなければ聴衆を満足させられなかった。このアドヴェンチャー的な娯楽感覚は、すでにバロックのものではない。これを聴けばハイドンやモーツァルトがいなくても古典派は高度な水準まで達していたということがわかるし、二人以外にも無条件にすごい作曲家がいたということがわかる。
 こんな名作たちが、いずれも世界初録音らしいのだが、・・・信じられない。ヨーゼフ・マルティン・クラウスやハイドンの中期交響曲、モーツァルトの25番の交響曲あたりのいわゆる「疾風怒濤」系の、ロマンティックでドラマティックな音楽が次々と、本当に次々と現れる。
 前期古典派の音楽なんて、予定調和の中身のない成金音楽だと思っていた方、ぜひぜひ、ぜひぜひ、聴いてほしい。演奏も刺激的で激情的でとってもいい。」(店主試聴記より)

ALC1002
\1300
ボヘミアの音楽集 第2集
 ヤン・ヴァンハル(1739-1813):シンフォニア ト短調
 デュセック(1731-99):シンフォニー ハ長調
 ブリクシ(1732-71):ハープシコード協奏曲 ト長調
 アントニン・ヴラニツキー(1761-1820):シンフォニー ハ長調
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル

ALC1003
\1300
ボヘミアの音楽集 第3集
 リネク(1725-91):シンフォニア・パストラーレ ハ長調
 レオポルド・コジェルフ(1747-1818):シンフォニー ト短調
 ブリクシ(1732-71):シンフォニー ニ長調
 アントン・ライヒャ(1770-1836):シンフォニー 変ホ長調Op.41
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル

ALC 1014
\1300
ボヘミアの音楽集 第4巻
 ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):交響曲ハ長調 Op.1 No.3
 ヤン・アダム・ガリナ(1724-1773):交響曲変ホ長調(*)
 ヤン・ヴェント(1745-1801):交響曲変ホ長調(*)
 ヨセフ・ミスリヴェチェク:交響曲ニ長調 Op.1 No.6
 ヨセフ・バールタ(1744-1787):交響曲ヘ短調(*)
 ヨセフ・フィアラ(1748-1816):交響曲ヘ長調(*)
  (*)世界初録音
ヴォイチェフ・スプルニ指揮
チェコ室内フィル

ALC 1101
\1300
ボヘミアのバロックとその後の音楽 第5巻
 カール・ディッタースドルフ(1739-1799):ヴァイオリン協奏曲ト長調(*)
 ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1757):オーボエ協奏曲ハ長調(+)
 ヴェンツェル・カリック(?-1767):クラリネット協奏曲変ロ長調(#)
 ドミニク・ヨセフ・シュクロウプ(1766-1830):ホルン協奏曲変ロ長調(**)
 ヤン・クシュチテル・ネルダ(1707頃-1780頃):トランペット協奏曲変ホ長調(++)
マルチン・コス(ヴァイオリン(*))
ズデニェク・アダム(オーボエ(+))
イゴル・ファンチシャク(クラリネット(#))
エリシュカ・アダモヴァー(ホルン(**))
カレル・ヴェンツォウル(トランペット(++))
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・フロムチャーク(指揮)
新録音

ALC 1201
\1300
ボヘミアのバロックとその後の音楽 第6巻
 クリストフ・シンプケ(1725-1789):交響曲 ex F
 フロリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):交響曲ハ短調
 ヴォイチェフ・イーロヴェツ(1763-1850):交響曲ヘ長調
チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
ペトル・フロムチャーク(指揮)
録音:2012年

 古い音楽でありながら今いろいろな意味で一番新しいんじゃないかという気がする古典派のボヘミア関係の音楽。
 暗黒時代といわれてきたバロックから古典派への道程を、当時の主役だったボヘミアの作曲家に光を当てることで浮き彫りにするという企画。
 しかしこのシリーズのすごいのは、こうした企画の場合、えてしてつまらない「ただ録音しました」というような学究的な演奏になりがちなところを、生き生き溌剌と表現してくれるところ。本当に彼らの音楽を再現することに情熱を持っているのである。
 

ALC2023
(2CD)
\1800
プッチーニ:歌劇「三部作」 ランベルト・ガルデルリ指揮、
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、他
レナータ・テバルディ(Sop)
フェルナンド・コレナ(Bs)
ロバート・メリル(Br)
マリオ・デル=モナコ(Ten)
ジュリエッタ・シミオナート(MSop)、他
 

ALC6004
(6CD)
\4800
ショスタコーヴィチ:交響曲選集
 交響曲第4番
  ルドルフ・パルシャイ指揮、西ドイツ放送交響楽団
 交響曲第5番、第10番、映画音楽「馬あぶ」より
  マキシム・ショスタコーヴィチ指揮、ロンドン交響楽団
 交響曲第7番「レニングラード」
  コンスタンティン・イワノフ指揮、ソビエト国立交響楽団
 交響曲第8番
  エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル
 交響曲第15番
  キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィル
 ヴァイオリン協奏曲第2番
  ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
  キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィル





ALTUS
SACDシングルレイヤー

ワルター絶頂期のライヴが真正オリジナル音源より過去最高の音質で蘇る!
パリのブルーノ・ワルター完全版がSACDで発売!
フランス国立視聴覚研究所音源提供!

 「ワルター/フランス国立放送管の一連のライヴは、ワルターの遺産の中でも特に傑出した演奏が揃っているが、それらが過去に発売されたすべてのディスクを一蹴してしまうほどの鮮明な音質で蘇った。従って、改めて聴き直すこの喜びと興奮は筆舌に尽くしがたい。
 しかも、今回は演奏会ごとに組み合わせてあり、資料的な価値をいっそう高めている。ワルター・ファンはむろんのこと、すべてのクラシック・ファンは必携である!ー〜平成の盤鬼〜平林直哉」

ALTSA 263
(SACD シングルレイヤー)
\4200
(1)モーツァルト:交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504
(2)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(3)ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 『ことにこのディスクのブラームスはその燃え方が尋常ではなく、これを私はフルトヴェングラー、ミンシュのそれぞれのライヴと並んで、“炎の3大ブラームス”と呼びたい』——平林直哉

 録音:1955 年5 月5 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/ADD、モノラル、ライヴ
※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

ALTSA 264
(SACD シングルレイヤー)
\4200
モーツァルト:
 (1)セレナード第13番ト長調『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』K.525
 (2)『フリーメイソンのための葬送音楽』K.477
 (3)交響曲第36番ハ長調『リンツ』K.425
 (4)交響曲第39番変ホ長調K.543
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
 『最良の結果のひとつがこのディスクに刻まれたライヴで、ここにはモーツァルトを、音楽を聴く喜びに満ちあふれている。』——平林直哉

 録音:1956 年6 月14 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/ADD、モノラル、ライヴ
※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

ALTSA 265
(SACD シングルレイヤー)
\4200
(1)ハイドン:交響曲第96番ニ長調『奇蹟』Hob.I:96
(2)R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』op.20 Trv 156
(3)マーラー:交響曲第4番ト長調
ブルーノ・ワルター(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
(3)マリア・シュターダー
 『何しろワルターの気力は充実しており、音質も非常に鮮明で、指揮者の解釈が手に取るようにわかる』———平林直哉

 録音1955 年5 月12 日、シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音/ADD、モノラル、ライヴ

 心臓発作(1957)発病前の元気なワルターの熱く濃厚な音楽が堪能できるフランス国立放送管との全記録。オリジナルの音源を使っての復刻は案外少なく、久々の3 公演揃っての完全版です。もちろん音の欠落もなく鮮度の高い大変良好な音質です。何より発作前のワルターの力強く、かつ味わいの深い音楽がSACD の高音質で堪能できます。

※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。





キング・インターナショナル
SACDシングルレイヤー

チョン・キョンファ
1998 年衝撃の東京ライヴが
遂にSACDシングルレイヤーで発売!

 ただならぬ集中力と緊迫感さえ伝わってくる、1998 年4 月のチョン・キョンファの東京ライヴが遂に非圧縮シングルレイヤーSACD で発売!情熱的で自由な表現でありながら、ピアニストのイタマール・ゴランと一糸乱れぬ演奏をしております。アンコールを含む1 夜のライヴが再現された、チョン・キョンファのライヴ史上最高の演奏がSACDの高音質で堪能できます。
 ライナーノートには当日の公演に足を運んでいた許光俊氏、平林直哉氏が当日の演奏について、またチョン・キョンファの来日公演の仕掛け人である泉征郎氏がチョン・キョンファとの出会いからこれまでの来日公演について熱く語っております。

KKC 4009SA
(SACD シングルレイヤー)
\4300
チョン・キョンファ 衝撃の東京ライヴ第1夜(1998年4月26日)
 (1)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調「二重奏曲」 D.574 Op.162
 (2)シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.934 Op.159
 (3)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
 (4)J.S.バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
 (5)クライスラー:愛の悲しみ
 (6)ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形
 (7)ドヴォルザーク:ユモレスク
 (8)ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン( ピアノ)
  「音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性」 許光俊

 ライヴ録音:1998 年4 月26 日、サントリーホール、東京/非圧縮、ライヴ録音

 「人々を驚かせたのは彼女の演奏の比類なき燃焼度の高さだった。小柄な東洋の女性が強烈な存在感で舞台を支配する姿に世界が息をのんだのだった。
 細かいことをあれこれ言うのも愚かしいと思われるほどの、音楽が持つ根源的な力にじかに触れるような衝撃性があったのである。」(ライナーノーツより 許光俊)

 ※ これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。
 

KKC 4011SA
(SACD シングルレイヤー)
\4300
チョン・キョンファ 衝撃の東京ライヴ第2夜(1998 年4月28日)
 (1)J.S.バッハ:G線上のアリア BWV1068-2
 (2)ストラヴィンスキー:協奏的ニ重奏曲
 (3)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 (4)バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 (5)ラヴェル:ツィガーヌ
 (6)ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 (7)クライスラー:美しきロスマリン
 (8)クライスラー:中国の太鼓
 (9)ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン( ピアノ)
 聴衆を金縛りしたシャコンヌ、あのポリーニも激賞した衝撃のライヴ!

 ライヴ録音:1998 年4 月28 日、サントリーホール、東京/非圧縮、ライヴ録音

 チョン・キョンファ、衝撃の東京ライヴ第2 夜(1998 年4 月28 日)。当初、プログラムの予定にはなかったG 線上のアリアを冒頭に演奏!キョンファが愛奏するバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2 番とバルトーク、そしてラヴェルの作品を披露しました。当日演奏会に足を運んでいたポリーニも激賞したと言われている衝撃のリサイタルがSACD の高音質で堪能できます。
 (中略)「極めつけはバッハのパルティータ第2 番である。彼女は1983 年に同じ曲を弾き、聴衆を金縛りにしたが、この第2 夜はそれを上回ったのである。
 その時の様子が、このディスクではかなり忠実に再現されているのが何よりも嬉しい。バルトークの切れ味、ラヴェルの自在な表情と蠱惑的な音色も最高である。」  ( ライナーノーツより 平林直哉)

 ※ これらのディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。





LEBHAFT

アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベルです。
ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。


LBCDR 1007
(CD−R)
\2300→\2090
ドヴィ・エルリー(Vln)
 ハチャトゥリアン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調、
  バレエ「ガイーヌ」より剣の舞
ドヴィ・エルリー(Vln)
セルジュ・ボド指揮、
チェント・ソリ管弦楽団
原盤:仏Club Francois du Disque CFD64 録音:1956年3月 
 フランスのヴァイオ リニスト、ドヴィ・エルリー(1928-2012)はパリ音楽院でジュール・ブシューリに学び、1955年にロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝、1982年にはパリ音楽院の教授に就任するが、そのキャリアについてはほとんど知られていない。
 マイナーレーベルでの録音がほとんどで、プレス数も少なく入手も難しい事から市場価格は高騰を極めており、ファンは血眼になって探し求めるほど聴く機会が滅多とない真の「幻のヴァイオリニスト」である。


先日発売となったエルリのサラサーテ
ARDMORE盤

ARDMORE
ASS-099
1CD-R\1700
ドゥヴィ・エルリ (ヴァイオリン) 
サラサーテ:
 ツィゴイネルワイゼン Op.20
 ホタ・アラゴネーサ Op.27
 ホタ・ナヴァーラ Op.22-2
 アンダルシアのロマンス Op.22-1
 プライェーラ Op.23-1
 サパテアード Op.23-2
  (全6曲)
  10inch Ducrete-Thomson 250C037 -
  1950年代中期録音MONO
ドゥヴィ・エルリ (ヴァイオリン) 
モーリス・ビュロー &
アンドレ・コラール (ピアノ)

 1928年生まれのフランスの名匠ドヴィ・エルリ。パリ音楽院を1等で卒業し、パスキエ、カザルス、エネスコに師事、1955年のロン・ティボー・コンクールで優勝した伝説のヴァイオリニスト。1950年代から60年代にかけてバッハから現代までのさまざまな作品を録音してディスク大賞を4度受賞している。伝説とはいえ1990年代になお現役として活躍していて、その名はときおりマニアの間でささやかれていた。惜しくもパリ10区で交通事故に遭って亡くなったが、それも授業でエコール・ノルマルに向かう途中だったという。
 そのエルリ、50年代のサラサーテ録音。Ducrete-Thomsonからの復刻である。






Metronome Magdalen


METCD8019
\1200
色々な歌手によるヴェルディの歌劇「オテロ」ハイライト
 オテロ(Ten)
  カルーソー、デル・モナコ、マルティネッリ、ヴィッカーズ、ヴィナイ、ゼナテッロ
 イャーゴ(Ten)
  ゴッビ、プロッティ、ルッフォ、ティベット
 デスデモーナ(Sop)
  ネッリ、ポンセル、レートベルク、リザネク、スティーバー、テバルディ
 ロドヴィーコ(Bs)
  コレナ、モスコーナ
 エミリア(MSop)
  ピラツィーニ、サトレ
 カッシオ(Ten)
  パオリス、マシュー、ロマナート
 指揮
  ロザリオ・ブールドン、ファウスト・クレヴァ、エットーレ・パニッツァ、
  ウィルフレッド・ペルティエ、ブルーノ・レイボルド、
  ジェイムズ・ロバートソン、トゥリオ・セラフィン、
  アルトゥーロ・トスカニーニ、ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1914年〜1961年
 


METCD8020
\1200
フリッツ・レーマン指揮&ベルリン・フィル
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」D.759
 ベートーヴェン:交響曲第2番、レオノーレ序曲第3番 
フリッツ・レーマン指揮、
ベルリン・フィル
録音:1952年〜1954年 モノラル録音

 まだ大レーベルになる前のグラモフォンを支えていた指揮者、フリッツ・レーマン。
 お姉さんのロッテ・レーマンのほうが有名かもしれない。無難で端正な演奏で、幅広いレパートリーをこなしていた。
 ちょっと渋すぎるという向きもあるが、その渋さがたまらないという人もいる。何も足さず何も引かず。

 バッハがとくに評価が高いが、1956年、そのバッハの「マタイ受難曲」演奏会の途中に急死した。
 現在ではほとんどCD化される動きがないので今回のアルバムは嬉しい。
 

METCD8023
(2CD)
\2000
色々な指揮者によるワーグナーの管弦楽曲集
リエンツィ序曲
 フリッツ・レーマン
タンホイザーより 序曲とヴェーヌスベルクの音楽
 ハンス・クナッパーツブッシュ
ローエングリンより 第1幕への前奏曲
 オットー・クレンペラー
ローエングリンより 第3幕への前奏曲
 アルトゥーロ・トスカニーニ
ワルキューレより 第1幕への前奏曲
 ハンス・クナッパーツブッシュ
神々の黄昏より 夜明けとジークフリートのラインの旅
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
トリスタンとイゾルデより 第1幕の前奏曲と愛の死
 アルトゥーロ・トスカニーニ
さまよえるオランダ人序曲
 ハンス・クナッパーツブッシュ
ワルキューレより ワルキューレの騎行
 ハンス・クナッパーツブッシュ
パルジファルより 第1幕への前奏曲
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
パルジファルより 聖金曜日の音楽
 アルトゥーロ・トスカニーニ
ジークフリート牧歌
 アルトゥーロ・トスカニーニ
神々の黄昏より ジークフリートの葬送行進曲
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ニュルンベルクのマイスタージンガー序曲
 フェルディナント・ライトナー
録音:1938年〜1960年
 


METCD8024
(2CD)
\2000→\1890
シベリウス歴史的録音集
 交響曲第2番、第5番
  タウノ・ハンニカイネン指揮、シンフォニア・オブ・ロンドン
 ヴァイオリン協奏曲
  トッシー・スピヴァコフスキー(Vln)
  タウノ・ハンニカイネン指揮、ロンドン交響楽団、
 ロマンスOp.42 *
  アンソニー・コリンズ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
 カレリア組曲Op.11
  タウノ・ハンニカイネン指揮、シンフォニア・オブ・ロンドン、
 トゥオネラの白鳥 *
  レナード・ブレイン(Obe)
  アンソニー・コリンズ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
 レンミンカイネンの帰郷 *
  シクステン・エールリンク指揮、ストックホルム放送交響楽団、
 交響詩「タピオラ」Op.112 
  タウノ・ハンニカイネン指揮、ロンドン交響楽団

       
録音:1952年〜1959年 *はモノラル録音

 さりげなくシベリウス・ファンには嬉しい歴史的録音アイテム。

 タウノ・ハンニカイネン(1896年 - 1968年)は、フィンランドの指揮者。
 シカゴ交響楽団の副指揮者を1947年から1950年まで務めた後、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で1951年から1963年まで主席指揮者として活躍した。
 シベリウスとも親交があったと伝えられている。

 トッシー・スピヴァコフスキー(1906年 - 1998年)は、ロシア出身の、アメリカで活躍したヴァイオリニスト。
 オデッサの出身。10歳でデビューを果たし、13歳でヨーロッパ・ツアーを敢行して名声を高めた。
 18歳の時には、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに認められてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに抜擢されている。
 1940年に渡米してニューヨークに住み、アルトゥール・ロジンスキの率いるクリーヴランド管弦楽団のコンサートマスターを務め、1943年にはベーラ・バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番のアメリカ初演で独奏を担当し、ソリストとしての名声を確立した。





TOKYO FM
SACDシングルレイヤー


TFMCSA 1010
(SACDシングルレイヤー)
\4200
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全6曲 BWV1007-1012
 (1)組曲第1番ト長調 BWV1007
 (2)組曲第5番ハ短調 BWV1011
 (3)組曲第3番ハ長調 BWV1009
 (4)組曲第4番変ホ長調 BWV1010
 (5)組曲第2番ニ短調 BWV1008
 (6)組曲第6番ニ長調 BWV1012
ピエール・フルニエ(チェロ)
 フルニエの真摯な気迫と品格、名演の誉れ高いバッハ無伴奏の東京ライヴが遂にシングルレイヤーSACD 化で復活、全6曲が1枚に収録されたお買得盤!フルニエのリアルな音が真摯な気迫と品格でせまる!

 録音:(1)-(3)1972 年3 月2 日[第1夜]、(4)-(6)1972 年3 月4 日[第2夜] /虎ノ門ホール、東京、ライヴ

 演奏も最高でいつもの気品を保ちながらライヴならではの迫力が大いに感動的。さすがフルニエの最高の無伴奏と語り継がれてきただけのことはございます。音質も万全でFM 東京の録音陣の技術力に驚くばかり。リマスタリングも万全でライヴの復刻に定評あるALTUS が担当。フルニエ円熟期の名演をSACD の高音質で堪能することができます。
 「音楽を愛する、とりわけ私の父のことを知らない世代の皆さん。当ライヴ録音は、クラシックの美と、沸き起こる興奮を結び合わせ、情感、力感、構成力の真髄がつまっています。そして日本の皆様はこの素晴らしい演奏家を記憶にとどめることでしょう。父、ピエール・フルニエを。彼は1954 年に初めて日本を訪れ、その後も日本のファンをいつも身近に感じていたのでした。父の誠実さ、気高さ、勇気は好評を博したこの東京公演で永遠となりました。
 激しさと美しさをあわせもつ父のサウンドを、見事に復元したこのディスクに喜びを感じます」〜(ジャン・フォンダ・フルニエ)

 =ピエール・フルニエ=
 1906年6月24日、パリ生まれ。父は軍人、コルシカ島総督、母はピアニスト。母の手ほどきによりピアニストを志したが、小児マヒのため右足が不自由になったことから、9 歳でチェロに転向。パリ音楽院に学び、1924 年、18 歳でデビュー。1930 年代には独奏者として名声を確立、ドイツでも高く評価された。
 第2 次世界大戦中にはパリにとどまって、母校で指導にあたる。戦後は演奏会だけでなく、各社のレコードにおいても人気を獲得、アメリカ、ロシアなど、国境を越えて活躍した。1970 年にはパリからジュネーヴに居を移し、以後はここを本拠とした。1986 年1 月8 日同地で死去。最後の来日は1981 年。

 ※ このディスクはSACD 対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCD プレーヤーでは再生することができません。





WEITBLICK


遂に登場!チェリビダッケ&スウェーデン放送響のベートーヴェン・ライヴ!!

 1960 年代から1970 年代のチェリビダッケ+スウェーデン放送響のベートーヴェンが遂に正規リリース。海賊盤でも聴けなかった初出演奏がほとんどというファン垂涎のシリーズです。
 ブルックナー、ブラームスについてはシュトゥットガルト放送響との1960 年代から1970 年代の演奏が既出ですが、どういう訳かベートーヴェンは今まで一切リリースされることはありませんでした。この時期の巨匠の特徴は何よりも常識的なテンポ設定。そして類まれなカリスマ性、統率による推進力、前進力です。
 いずれも隅々まで見通しが良く、細部が手に取るように理解できる演奏であるにも関わらず、単なる部品、要素の羅列ではなく「一つの有機体としての音楽」を嫌と言うほど堪能できます。
 もちろん透通るようなスウェーデン放送響の美音も魅力的です。スウェーデン放送協会音源提供の良好なステレオ録音(第2 番のみモノラル)。当然のことながらセルジュ・イオアン・チェレビダーキ氏認可。
 ※イタリア語・英語・日本語・ドイツ語によるライナーノート付。
SSS0151/52
(2CD)
\4400→\3990
チェリビダッケ&スウェーデン放送響
 (1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 (2)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
 (3)ベートーヴェン:交響曲第4番
 (4)ベートーヴェン:交響曲第2番
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
  録音:(1)1970年3月22日ストックホルム・コンサートホール・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[13:53][16:08][6:10][12:53] (2)1968年11月16日スタルフォルスコラン・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[14:40] (3)1970年9月20日ストックホルム・コンサートホール・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[9:29][11:12][6:10][5:40] (4)1965年4月11日ストックホルム・コンサートホール・モノラル・ライヴ、演奏タイミング:[10:42][12:27][4:13][6:23]
 
SSS0153/54
(2CD)
\4400→\3990
チェリビダッケ&スウェーデン放送響
 (1)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
 (2)ベートーヴェン:交響曲第7番
 (3)ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 録音:(1)1967年9月6日ナッカ・アウラ・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[7:24][10:36][5:24][9:03] (2)1970年3月5日アプサラ大学ホール・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[14:17][9:38][7:54][7:38] (3)1971年3月6日スタルフォルスコラン・ステレオ・ライヴ、演奏タイミング:[10:12][13:35][5:42][3:46][8:58]


<国内盤>


ALPHA



Alpha816
(国内盤・3枚組)
\5040
バッハ:ミサ・ブレヴィスのすべて(全5曲)
 〜BWV233-236、「ロ短調」第1稿〜

  ヨーハン・クーナウ(1660〜1722)/バッハ編:
   1.モテット「正義は萎えおとろえて」
  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
   2.ミサ・ブレヴィス ト短調 BWV235
   3.ミサ・ブレヴィス イ長調 BWV234
   4.ミサ・ブレヴィス ヘ長調 BWV233
   5.ミサ・ブレヴィス ト長調 BWV236
   6.モテット「おおイエス・キリスト、わが人生の光」BWV118
   7.ミサ・ブレヴィス ロ短調 BWV232(『ミサ曲ロ短調』初期稿)
ラファエル・ピション指揮
Ens.ピグマリオン(古楽器使用)
ユジェニー・ワルニエ(S)アンナ・ラインホルト(A)
カルロス・メーナ、マジド・エル=ブシラ、
テリー・ウェイ(C-T)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(T)
シドニー・フィエルロ(Br)
コンスタンティン・ヴォルフ、
クリスティアン・イムラー(Bs)
 日進月歩の勢いで、新たな才能が生まれる古楽先進国フランス——その最先端、飛ぶ鳥を落とす勢いで欧州人たちを圧倒してきた古楽界のサラブレッドたちの代表的録音がついにBOX化!

 「レコ芸」特選ほか世界絶賛の超名演、お手頃価格で解説・歌詞全訳付!

 フランスはかつてあれほど古楽に消極的だったのに、20 世紀最後の15 年くらいで状況は劇的に変化し、ヴェルサイユ・バロック音楽センターという、フランス・バロック発祥の地であるヴェルサイユ宮殿を拠点にした重要期間が発足したあとはもはや、首都パリのみならずリヨンやレンヌ、メッス、ナントなど国内数都市を巻き込んで、欧州随一の古楽先進国になってしまいました。
 それからはや20 数年、今ではなんと「チェロより先にガンバを弾いていた」とか「ピアノよりも前からフォルテピアノやチェンバロを子供の頃から弾いていた」といった驚くべき古楽奏者も、あるいは「ヴェルサイユの合唱団が少年時代の思い出」などというオペラ歌手もばんばん出てきているところ、そうした21 世紀最先端のフランスで活躍しつつある超実力派古楽プレイヤーたちが一堂に会した異才集団アンサンブル・ピグマリオンは、Alpha レーベルで3度にわたってリリースを続けてきたミサ・ブレヴィス全曲録音を通じ、日本にもその桁外れの技量を知らしめるところとなりました。
 昨今のBOX 化の流れのなか、あの高雅なDigipack がうつくしいAlpha でもようやくレオンハルトBOX やカフェ・ツィマーマンのバッハBOX、あるいはエリック・ル・サージュのシューマンBOX など「これまでのかけがえのない遺産の集成」たるBOX シリーズが登場しはじめたところ、ここに新たに世に出てきたのが、その驚くべきミサ・ブレヴィス全集というのは、なんとも嬉しい話ではありませんか!

 「ミサ・ブレヴィス」とはカトリック・ミサ曲の通作5章のうち「キリエ」と「グローリア」の2章だけに曲をつけたもので、これはバッハらルター派プロテスタントの礼拝でも唱えられる数少ないラテン語歌詞の声楽曲だったわけですが、そこに我らが「音楽の父」がつけた音楽は、オペラ・アリアを思わせるさまざまな独唱曲を交えつつ、一連のカンタータよりも圧倒的に合唱の活躍率が大きい、異例の充実声楽大作4編。さらに『ミサ曲 ロ短調』も当初は最初の2章だけに曲をつけたものがドレスデン宮廷楽団という精鋭集団のために書かれており、本盤ではこの宮廷楽団の編成をもとにした濃密な演奏結果に仕上げられています。
 ライプツィヒにおけるバッハの先任者、同時代人たちからつとに尊敬されていた大家クーナウの名品が聴けるのも、さりげなくうれしいところ。

 解説はすべて日本語訳付(歌詞も!)でこのお値段。BOXシリーズは初回プレスのみになることもあるのでお見逃しなく!





INTRADA


INTRA051
(国内盤)
\2940
バッハを、セーヌ川の教会で
 〜ドイツ式の銘器による傑作選〜

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
  1.トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  2.トッカータ、アダージョとフーガハ長調 BWV564
  3.パッサカーリャとフーガ ハ短調 BWV582
  4.トッカータとフーガ ニ短調「ドリア旋法風」BWV538
  5.トッカータ(前奏曲)ホ長調 BWV566
  6.トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
ヴァンサン・ヴァルニエ(オルガン)
使用楽器:ベルナール・オーベルタン2004年、ドイツ・バロック風
(パリ、サン=ルイ=アン=リル教会)
 パリ・セーヌ川の中須に、純然たるドイツ式の楽器がある——弾くのは、フランス屈指の名手。
 ヴァンサン・ヴァルニエが満を持して堂々たる名演に刻みつけた、バッハ屈指の傑作群!

 新時代の実り豊かなクロスカルチャーが、正統な音楽精神にたどりついた傑作録音。
 バッハのオルガン音楽——CD の世界では古めかしい録音が多いなか、なにしろヨーロッパには無数に教会があり、ただでさえオルガニストの需要に事欠かないうえ、歴史的銘器も相当な数が残っているところ、地域遺産振興などのイベントで彼らが名演を聴かせなくてはならない大舞台も毎年かなりあるわけで。畢竟、すぐれたオルガン演奏の新録音というものも次から次へと出てきているのに、そのあまりにすばらしい世界がほとんど気づかれないまま埋もれてゆくなど、ほんとうにもったいない話ではありませんか!
 ヴァルヒャやリヒターの持ち味も、こういった新しい名演と比べてみると、いっそうきわだつというもの——そう、オルガン音楽の世界では日々、さまざまな美意識についての新たな意見が活発に交わされながら、誰もが心そそられずにおれない魅力的な世界がどんどん切り拓かれている。「音楽の父」バッハのオルガン音楽ひとつとっても、その世界はそれこそカザルスやメンゲルベルクの時代から大きな変化をとげてきた古楽器演奏の組曲や受難曲などと同じく、今こそ聴きたい新録音があるのです。
 セーヌ川の中州にあるパリ随一の歴史ある観光名所のひとつ、サン=ルイ=アン=リル教会で録音された本盤も、まさにそうした新しい名演のひとつ——演奏はIntrada レーベルで多数の注目盤を連発してきたヴァンサン・ヴァルニエ。ふだんは(かつてデュティユーが正規オルガニストをしていた)サンテティエンヌ=デュ=モン教会で、作曲家ティアリー・エスケシュと共同正規奏者をしている彼ですが、ここで演奏しているセーヌ川中州のオルガンは、さる歴史的オルガンからパイプを移転、ドイツ・バロック様式のエッセンスを反映させて改修された銘器——日本語解説でも詳説されていますが、今や「レオンハルトの再来」とも噂される名手バンジャマン・アラールが正規奏者をしている、「ジルバーマンとヒルデブラントの影響が息づく」とも言われるこのオルガン(Alpha にアラールによるバッハのトリオ・ソナタ集もあり。
 Alpha152)がヴァルニエの手にかかると、まさしくバロック期のドイツさながらに深々とした響きで唸る32 フィート足鍵盤パイプの響きのなか、圧倒的にシンフォニック、しかしあくまで18 世紀的な明快さをそなえた、えもいわれぬ境地が甦るのです!選ばれた7曲は、ごらんのとおり、バッハ屈指の名曲ぞろい。
 「こういう世界が広がっているのだ!」と圧倒される、オルガン音楽へさらなる一歩を踏み出したくなる名演なのです。





PAN CLASSICS



PC10259
(国内盤・訳詞付)
\2940
ケルル(1627〜1693):ミサ・ノン・シネ・クアーレ
 〜北と南をつなぐ大家、ミュンヘンからウィーンへ〜

 ヨハン・カスパール・ケルル(1627〜1693):
  ①ミサ曲第1番「ミサ・ノン・シネ・クワーレ」
  ②トリオ・ソナタ ヘ長調
  ③讃えよ、民に向かう聖母を〜4声と通奏低音のための
  ④わたしの心は愛してやみません〜
    4声(独唱2+ヴァイオリン2)と通奏低音のための
  ⑤どうかお許しください、あなたを讃えることを〜
    4声と通奏低音のための
  ⑥2挺のヴァイオリン、低音独奏部と通奏低音のためのソナタ ト短調
   ※曲順は①の楽章間に②③が入り、
    そのあとに④⑤⑥⑦が続き、最初と最後にグレゴリオ聖歌が入ります
ファビオ・ボニッツォーニ(オルガン&指揮)
Ens.ラ・リゾナンツァ(古楽器使用)
 大バッハもヘンデルも、この17世紀ドイツきっての国際派の前では脱帽した——イタリアの17世紀様式をあざやかに身につけ、ルネサンス的感性さえ発揮しながら、ミュンヘンとウィーンの君主たちを魅了しつくした男。
 作風を鮮やかに伝えるミサ曲とソナタ、極少編成が生きる名演。

 ファビオ・ボニッツォーニ率いるアンサンブル・ラ・リゾナンツァといえば、なによりもまず、あの俊才パンドルフォやラ・ヴェネシアーナを世に出し、近年のブリュッヘンと幾多の名盤を紡ぎ出し続けてきた名門Glossa レーベルが誇る天才古楽集団ぱ躍進めざましくも玉石混合の感もあるイタリア古楽界で、間違いなく「玉」の最高峰に位置づけられてきた名門団体のひとつで、今なおGlossa には17 世紀イタリア諸楽派の傑作盤あり、はたまたヘンデルやスカルラッティなどのスタイリッシュな声楽作品あり、コープマン門下の高弟でもあったボニッツォーニの独奏によるフレスコバルディの銘録音あり...と、この世界的レーベルが続々と録音を世に出してきたところからも、欧州における彼らへの信頼と確かな実績は推して知れるのではないでしょうか。

 そんな彼らが、今はなきSymphonia レーベルに1枚の秀逸録音を残していたところ、それがPanClassics から再リリースされているのを幸い、ここに解説・歌詞訳付にて国内盤リリースする次第——なぜなら、ここで取り上げられている作曲家ケルルが、実は17 世紀ドイツ語圏でも屈指の、それこそ北方のブクステフーデや南方のビーバー、中部のパッヘルベルらと並び称されるべき重要な作曲家であるにもかかわらず、ほとんど国内盤流通がなく、日本語で本格的にとりあげられる機会もめったにないからです。
 まだシュッツをはじめとする“ドイツ三大S”が現役最先端で活躍していたころにザクセン地方で生まれ、ウィーンで認められてローマへ留学、おそらくフレスコバルディに師事したのち、ミュンヘンやブリュッセルでの活躍をへて、ふたたびウィーンの神聖ローマ皇帝のもとへ...と諸国をまたにかけて活躍したケルルは、イタリア流儀の初期バロック様式のあれこれを完璧に自分の音楽言語にし、その本場仕込みの技量をドイツ語圏の人々に圧倒的に印象づけ、君主たちから作品を求められる大家となったのでした。
 ヘンデルがその作品の一節をさも自作であるかのように引用していたり、バッハがオルガン作品を大切に筆写して学んでいたりと、その影響力は遠く18 世紀まで及んだのですが、何はともあれ、作品をお聴きあれ——ボニッツォーニ率いる各パートひとりずつの声楽・器楽集団が織りなす切なくも艶やかな旋律美の交錯は、なんともいえず古風でありながら、なんと情念ゆたかに私たちの心をそそってやまないのでしょう...ぱこのケルルが「往年の巨匠」と讃えられていた時期のウィーンにやってきた名匠フックスが、のちに書いた(21 世紀の日本でも愛聴者の多い)『皇帝レクイエム』とも相通じる味わいが宿っているのも、その影響力の一環だったと考えらえるわけです。試聴展開にも、うすぐもりの日の店頭演奏にも映えそうな、滋味と抒情あふれるコンチェルタート様式の傑作群と、ビーバーの様式をさらにスタイリッシュに洗練したような合奏ソナタ2編、「巨匠ケルルとは何者か」をあらためて知るにはうってつけの、充実解説(歌詞とも全訳付)まで見過ごせないバロック盤なのでございます。





RICERCAR



MRIC330
(国内盤)
\2940
クープランの「ソナード」〜トリオ・ソナタさまざま、
 『諸国の人々』の原曲含む〜

フランソワ・クープラン(1668〜1733):
 ①ソナード「ラ・スュルターヌ(トルコの太守)」
 ②ソナード「ラ・ピュセル(おとめ)」〔フランスのソナタ〕
 ③ソナード「ラ・ステンケルク」
 ④ソナード「ラ・コンヴァレシャント(快方に向かう)」〔神聖ローマ帝国のソナタ〕
 ⑤ソナード「ラストレ」(ピエモンテのソナタ)
 ⑥ソナード「ラ・スュペルブ(至高)」
 ⑦ソナード「ラ・ヴィジョネール(高望み)」〔=スペインのソナタ〕
アンサンブル・レ・ドミノ(古楽器使用)
フローランス・マルゴワール、
ステファニー・ド・ファイー(バロックvn)
セルジュ・サイタ、
アメリー・ミシェル(ft)
ジョナサン・ルービン(テオルボ)
グイード・バレストラッチ、
イザベル・サン=ティヴ(vg)
ブランディーヌ・ランヌー(cmb)
 フランス・バロック鍵盤音楽最大の作曲家は、イタリア音楽がものすごく好きだった——イタリア嫌いの同国人たちからも絶賛された周到なるソナタ(ソナード)は、全部で7曲。
 「諸国の人々」の原曲含め、ランヌーやマルゴワールら、フランスの名手たちの決定的名演で!

 「ソナード」というのは、「ソナタ」のフランス語型。フランス・バロック最大の作曲家クープランは、フランス国粋派が幅をきかせていた太陽王ルイ14 世時代から活躍をしていただけあって、彼らが往々にしてよく思ってはいなかった「イタリアからきた外来文化」であるソナタというものにつよく心惹かれながらも、その紹介には非常に慎重だったようです。
 うっかり「ローマ教皇庁の回し者」呼ばわりされてしまったが最後、仕事がしづらくなってしまうわけですから、これは致し方のないところ...それでも彼は「イタリアにいる親族が送ってきた楽譜」などともっともらしい触れ込みで、ひそかに自分でもソナタ(否、「ソナード」ぱ)を書き、着々とその魅力にフランス人たちを開眼させていったのでした。
 本盤に収録されているのは、そうしたクープランの涙ぐましくも周到な創意が数十年のあいだに生ましめた、全7曲の傑作ソナタ。クープランの「ソナード」と呼ばれる作品はこれで全てで(有名な『王宮のコンセール』は「ソナード」ではなく、フランス様式の合奏組曲という扱い)、うち4曲はのちにそれぞれ異なる題のもと『諸国の人々』という合奏曲集に編み込まれたかたちでも有名になりましたが、ここでは基本的に18 世紀以前の手書き楽譜が演奏の底本になっていて、当初ついていた謎めいた表題のもとに録音されています。
 イタリア様式とフランス様式のあざやかな融合をめざして綴られたその音楽は、どこかコレッリその他の端正なイタリア式トリオ・ソナタに通じるセンスを感じさせながら、楽器編成にはフルート(トラヴェルソ)も盛り込まれ、同時代の絵画作品の色彩美を思わせるニュアンス豊かな音色表現のなか、仮面舞踏会のように色とりどり、変幻自在の音使いが耳を愉しませてやみません。
 しかもここでは、あの異色の『ゴールトベルク変奏曲』(ZZT101001)をはじめとする名盤群で古楽通を唸らせてきた鍵盤奏者ランヌー、「ヴィターリのシャコンヌ」の真相を解き明かす名盤で話題のド・ファイーや数多の超一流古楽バンドでトップ奏者をつとめてきたF.マルゴワール、S.サイタやA.ミシェルらクリスティやヘレヴェッヘ陣営の俊才トラヴェルソ奏者、ル・ポエム・アルモニークでも活躍するY.サン=ティヴ、カフェ・ツィマーマンのブランデンブルク協奏曲第6番(Alpha169)でも活躍をみせたグイード・バレストラッチ、無数の録音にクレジットされてきた多忙なるテオルボ奏者J.ルービン...と、まさにどこを向いてもフランス&ラテン語圏随一の名手しかいない精鋭陣が結集。バロック様式の出どころ・引きどころをふまえた機微豊かな名演でこれらの傑作が聴ける、まさにクープランのソナタの決定的新名盤と言うべき内容になっているのです!
 ヴェルサイユ・バロック音楽センター系の碩学カトリーヌ・セサックによる明快な解説も充実(全訳付)。
 意外に見過ごされがちな領域を周到に押さえた逸品、どうぞご注目を!





DISC CLASSICA

DCJA 21024
\2625
徳川真弓+林望+C・W ニコル/「子象ババールの物語」、「子供の領分」
 音楽物語「子象ババールの物語」 (ブリュノフ作 プーランク曲 林望訳)*
 歌劇 「カヴァレリア・ルスティカーナ」 間奏曲
  (マスカーニ曲 深見麻悠子編曲)
 「子供の領分」 (ドビュッシー曲 谷川俊太郎詩)**
 (グラドゥス・アド・パルナッスム博士/象の子守歌/
 人形へのセレナード/雪は踊る/
 小さな羊飼い/ゴリーウォーグのケークウォーク)
 アリア (グルダ曲)                           
徳川真弓(ピアノ)
*林 望、
** C.W.ニコル(朗読)
 あたたかい音楽、こころに届く言葉……。2 度のリサイタルで絶賛を博した語りとの共演が、そのままCD になりました。
 ドビュッシーの名曲に谷川俊太郎が詩を書下ろした「子供の領分」。
 プーランクの音楽物語には林望の新訳!
 あたたかなピアニズムで定評の徳川真弓に林さん、ニコルさんのおふたりが花を添えて言葉と音楽が綾なす美しい時間になりました。
 話題の「グルダのアリア」ほか オマケの小品2 曲もお楽しみに。

●発端はドビュッシー・イヤー2012 年の「徳川真弓ピアノ・リサイタル」(東京文化会館)。
名作「子供の領分」の各曲に寄せる詩を当代きっての詩人・谷川俊太郎氏に委嘱。朗読をC・Wニコル氏にお願いしました。

●ニコルさんは東日本大震災で被災した学校の高台移転のため「森の学校」づくりを提案、東松島市の賛同を得てヴォランティアとして精力的に活動中。その主旨に賛同し、チャリティとなったリサイタルは各紙で報道され、満員のお客さまを集めました。

●続く2013 年のリサイタルは歿後50 年を迎えたプーランク。音楽物語「子象ババールの物語」を、『謹訳・源氏物語』が完結したばかりの林望氏自ら新訳して朗読も。もちろんコンサート収益は同運動へのチャリティに充てられました。

●「森の学校」への支援を、二度のコンサートに終わらせたくない、コンサートに足をはこべない皆さんにもお伝えできれば…そんな思いに両氏のご理解もいただき、美しく楽しいアルバムが生まれます。言葉と音楽が子どもたちの未来を拓きますように…。

録音:2013 年 収録:61 分
(このCD 売り上げの一部は、C.W.ニコル・アファンの森財団と東松島市が進める震災復興プロジェクト《東松島に「森の学校」を作る運動》へのチャリティとなります。)





<映像>

 

CORO(映像)



COR 16079
(DVD-Video/NTSC)
\2900→\2590
ザ・シックスティーン
 セイクリッド・ミュージック 〜
  イースター・セレブレーション


  単旋律聖歌:王の御旗は進み
  パレストリーナ:キリエ(《教皇マルチェルスのミサ》より)
  ペロティヌス:地上のすべての国々は
  デ・モンテ:バビロン川のほとりで
  バード:われらはいかに主の歌を歌わん
  J.S.バッハ:来たれ、イエス、来たれ
  タリス:世の救い主よ
  バード:聖なるミューズたちよ
  アネリオ:スターバト・マーテル
  バード:アニュス・デイ(《4声のミサ曲》より)、この日こそ
  アレグリ:ミゼレーレ
  パレストリーナ:マリアは天に昇らされたまいぬ
 
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 ザ・シックスティーンのイースター・セレブレーション!LSOセント・ルークスでのアレグリの"ミゼレーレ"!

 英BBCが製作するコンサート&ドキュメンタリー・プログラム、セイクリッド・ミュージック・シリーズは、ザ・シックスティーンの歌声と、イギリスの名優サイモン・ラッセル・ビールのナレーションでたどるヨーロッパの教会音楽の歴史。
 シリーズ第2作目となる「イースター・セレブレーション」には、LSOセント・ルークスでのイースターのためのスペシャル・コンサート、サイモン・ラッセル・ビールのナレーションによるドキュメンタリーを収録。
 アレグリの「ミゼレーレ」では、エリン・マナハン・トーマス、サリー・ダンクリー、デイヴィッド・クレッグのクヮルテットのハーモニーが絶品です。

 ※ディスク・フォーマット:DVD9/収録時間:120分/リージョン:NTSC, リージョン0/言語:英語





OPUS ARTE(映像)


OA1097D
(DVD)
\6000→\5490
指揮:アントニオ・パッパーノ
 ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」
  英国ロイヤル・オペラ2012

   2012年6月 英国ロイヤル・オペラハウス(ロンドン)におけるライヴ収録
ディドン:エファ=マリア・ウェストブローク
カサンドル:アンナ・カテリーナ・アントナッチ
エネ:ブライアン・ハイメル
コレーブ:ファビオ・カピタヌッチ 他
指揮:アントニオ・パッパーノ
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団&合唱団
演出:デイヴィッド・マクヴィカー


OABD7113D
(Blu-ray)
\7000→\6390
 アントナッチ、ウェストブロークが共演、マクヴィカーの壮大なプロダクションが喝采を浴びたベルリオーズの超大作オペラ
 ウェルギリウスの『アエネイス』に傾倒し、カッサンドラとディードーという二人の悲劇の女性への愛情を抱き続けた作曲家ベルリオーズの情熱から生まれた超大作オペラ《トロイアの人々》。燃えるような行進曲から、緊張感あふれる合唱、情熱的な独白、そしてディドン(ディードー)とエネ(アエネーアース)による切々とした二重唱まで、力のすべてを尽くしたベルリオーズの大傑作です。
 2012年、英国ロイヤル・オペラでの上演は、人気演出家デイヴィッド・マクヴィカーが、ロイヤル・オペラハウス至上最大ともいえる壮大なスケールによるプロダクションを実現して話題に。
 なにより二人のヒロインには、アントナッチとウェストブロークというスター歌手がそろい踏み、その人気を裏付ける堂々たる姿、そして白熱の歌いぶりでこの長大なオペラの真価を証明します。エネ役には、ロイヤル・オペラを中心に近年頭角を現している若手のブライアン・ハイメルが、第1部・第2部を通して好演、ヒロインたちに引けを取らない熱唱を聴かせます。

DVD製品仕様:収録時間:全プログラム284分(本編254分) 字幕:英・仏・独・西・日・韓 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層(2枚組) 
Blu-ray製品仕様:収録時間   全プログラム284分(本編254分) 字幕:英・仏・独・西・日・韓 ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド ディスク仕様
 

OA1107D
(DVD)
\3900→\3490
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
 アレーナ・ディ・ヴェローナ2012

 2012年6月 アレーナ・ディ・ヴェローナ(イタリア)におけるライヴ収録
アイーダ:ヘー・ホイ
ラダメス:マルコ・ベルティ
アムネリス:アンドレア・ウルブリッヒ
アモナズロ:アンブロジオ・マエストリ
ランフィス:フランチェスコ・ダルテーニャ
エジプト王:ロベルト・タリアヴィーニ
巫女:アントネッラ・トレヴィサン
使者:アントネッロ・チェロン

指揮:ダニエル・オーレン/
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団&バレエ団
演出:ジャンフランコ・デ・ボジオ


OABD7122D
(Blu-ray)
\5000→\4490
 ヴェローナの《アイーダ》が 3D映像にて登場!(2Dとのハイブリッド版)
 アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭は、古代ローマの円形闘技場、アレーナで開催される夏の風物詩。その野外オペラの祭典から3D映像の登場です。そもそもアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭は、ヴェルディ生誕100周年を記念して《アイーダ》によって開幕したもの。本上演は、その100年前のプロダクションの再現となった、まさにヴェルディ生誕200周年にふさわしいビッグ・リリース。
 アイーダ役には上演される歌劇「アイーダ」2002年にブッセートでの第42回「ヴェルディの声」国際コンクールで1等を獲得した中国人ソプラノ、へー・フイが登場、ヨーロッパ中で引っ張りだこという人気ぶりもうなずける圧倒的な存在感。
 マルコ・ベルティ、アンブロジオ・マエストリら、経験豊富なヴェルディ歌手たちの好演も嬉しい。

DVD製品仕様:収録時間:全プログラム169分(イントロダクションを含む) 字幕:英・仏・独・伊・日・韓 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層
Blu-ray製品仕様:収録時間   全プログラム169分 字幕      英・仏・独・伊・日・韓(イントロダクションを含む) ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド ディスク仕様  BD50
 ※3Dをご覧になるには専用のモニターとプレーヤーが必要です。なお、こちらの商品は2Dでもご覧になることができます。
 


OA1121D
(DVD)
\5000→\4490
指揮:ミッコ・フランク
 コルンゴルト:歌劇「死の都」
  フィンランド国立歌劇場2010

  2010年11月 フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)におけるライヴ収録
パウル:クラウス・フローリアン・フォークト
マリエッタ/
マリーの声:カミッラ・ニルンド
フランク/
フリッツ:マルクス・アイヒェ
ブリギッタ:サーリ・ヌードクヴィスト
ユリエッテ:カイサ・ランタ
リュシエンヌLucienne MELIS JAATINEN
ヴィクトラン:ペル=ホーカン・プレヒト
ガストン:アンッティ・ニエミネン
フィンランド国立歌劇場管弦楽団&合唱団&児童合唱団
指揮:ミッコ・フランク/
演出:カスパー・ホルテン
 フォークト&ニルンドという最高のキャスト、ホルテンの秀逸な演出によるコルンゴルトの忘れられた傑作オペラ
 モーツァルトの再来と言われたコルンゴルト、その早熟ぶりを示す23歳の時のオペラ《死の都》。1920年にオットー・クレンペラーの指揮によってケルンで初演、大成功を収め、コルンゴルトの才能は世界に認められることとなりました。
 しかしその後、作曲家はアメリカにわたりアメリカ映画の黄金時代を支える映画作曲家となります。
それゆえに半ば忘れられた傑作となっていた《死の都》ですが、近年その評価が高まり、ヨーロッパでの上演機会も増えています。
 なかでもフィンランド国立歌劇場でのこのカスパー・ホルテンのプロダクションは、控えめながらも洞察力に満ちた演出で、音楽的にも視覚的にも、20世紀初頭の傑作オペラのひとつといえるこの作品の、真の芸術性を表現するものになっています。
 極めて高い技量が要求されることでも有名な、このオペラの主役二人には、今やドイツを代表する人気テノール歌手となったフォークト、そしてこの役にうってつけといえる歌唱も演技も、その美貌も申し分のないソプラノ、ニルンドが共演の願ってもない上演記録となっています!DVD製品仕様

収録時間   全プログラム150分 字幕:英・仏・独・日・韓 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層




 

WERGO(映像)



MV 0807
(DVD)
\2600→\2390
フォルトナー:歌劇「血の婚礼」
 ヴッパータール歌劇場

  (ガルシア・ロルカ原作)
母:ダリア・シェフター(Ms)
花嫁:バヌ・ベーケ(Sop)
レオナルド:トーマス・ラスケ(Br)
女中:ジョスリン・レフター(Ms)
レオナルドの妻:ミリアム・リッター(Ms)
レオナルドの義母:コルネリア・ベルガー(CA)
花婿:グレゴール・ヘンツェ(語り)
花婿の父:シュテファン・ウルリヒ(語り)
月:マルティン・コッホ(Ten)、
死・物乞女・隣人:インゲボルク・ヴォルフほか
ヒラリー・グリフィス(指)
ヴッパータール交響楽団
ヴッパータール歌劇場合唱団
 サスペンス・ドラマを観るような緊張感。現代オペラの傑作、2013 年ライヴ

 演出:クリスティアン・フォン・ゲッツ
 録音:2013 年1 月11 日、3 月17 日/ヴッパータール歌劇場(ライヴ)/リージョン 0、NTSC、ステレオ、片面2層、、約132分、ドイツ語歌唱、字幕:英語

 フェデリコ・ガルシア・ロルカの戯曲「血の婚礼」を現代ドイツの作曲家ヴォルフガング・フォルトナー(1907-1987) がオペラ化した傑作のDVD。ヴッパータール・オペラの2013 年3 月公演のライヴで、指揮はヒラリー・グリフィス、演出はクリスティアン・フォン・ゲッツ。
 結婚式の当日、花嫁が元カレと逃げ去り、それを追った花婿と殺し合いになるというショッキングな内容。根底には母親の存在の大きさがあり、彼女の過去も浮かび上がる心理劇となっています。1956 年に作曲され、ギュンター・ヴァント指揮ケルン市立オペラにより初演され、現代オペラを代表する傑作となっています。母親役はイスラエルのメゾ、ダリア・シェフター。役に没入して凄みある演技を見せてくれます。また隠れた重要役の物乞女をドイツの名女優インゲボルク・ヴォルフが怪演。ホームレスそのものの容姿で、主役陣を喰ってしまう存在感を示しています。













10/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AMBRONAY



AMY 036
\2600→\2390
アラルコンによるファルヴェッティ第2弾
 ファルヴェッティ:「ナブッコ」
フェルナンド・ギマランイス(T ナブッコ)
アレハンドロ・メーラプフェル(Br ダニエーレ)
ファビアン・ショフリン(CT アリオーコ)
カロリーヌ・ウェイナンツ(S アナニア)
マリアナ・フロレス(S アザリア,イドラトリア)
マグダレーナ・パディリャ・オリヴァレス(S ミザエレ)
マッテオ・ベッロット(Bs エウファーテ)
カピュシーヌ・ケラー(S スペルビア)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
カペッラ・メディテラネア,
ナミュール室内合唱団
 アラルコンによるファルヴェッティ第2弾!ヴェルディより160年早い「ナブッコ」世界初録音!!

 録音:2012 年9 月10-13 日、アンブロネ/78’18

 知られざる作曲家の傑作が発掘されたと大きな話題になった「大洪水」()に続いての、アラルコンによるファルヴェッティ第2 弾、「ナブッコ」が登場です。
 ミケランジェロ・ファルヴェッティ(1642 − 1692)はシチリア島のパレルモの生まれ。1682 年から本土との海峡町メッシーナの大聖堂の楽長を務め、同地で亡くなりました。「ナブッコ」は1683 年にメッシーナで初演されたオラトリオです。
 有名なヴェルディの「ナブッコ」と同様、旧約聖書に登場するネブカドネツァル(歴史上の新バビロニア王ネブカドネザル2 世)に題材を採っていますが、波乱万丈なヴェルディのオペラとは異なり、ファルヴェッティのオラトリオはダニエル書の第2 章と第3 章に基づいており、ことに第3 章で扱っている有名な「燃える炉の中に放り込まれる三人」の話が主になっています。音楽は大変充実しており、多彩な楽器を用いて見事に蘇った譜面と生き生きした演奏もあいまって、ファルヴェッティの音楽の魅力がたっぷり楽しめます。
 間もなくスカルラッティらナポリ派が台頭する時代、ファルヴェッティはモンテヴェルディ以来の短い音楽を連ねて劇的な場面を作る最後の世代に当たるのかもしれません。
 歌手は、アラルコンの声楽大作で常連になっている歌手が多数出演しています。ナブッコのフェルナンド・ギマランイスはポルトガルのテノール。「大洪水」でも主役のノエ(ノア)を歌っており、アラルコンの信頼厚い歌手です。ダニエーレのアレハンドロ・メーラプフェルは、アルゼンチン、サン・カルロス・デ・バリローチェ生まれのバリトン。
 アラルコンとはパーセル「ディドーとエネアス」およびヘンデル「ユダス・マカベウス」でも共演しています。アリオーコのファビアン・ショフリンは、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれのカウンターテノール。南米を代表するカウンターテノールとして幅広く活躍しています。アナニアのカロリーヌ・ウェイナンツは、ベルギーのソプラノ。バロックの声楽作品で活躍しています。
 78 分ほどと手頃な長さですが、かなりの充実感を与えてくれるこのオラトリオ、バロック声楽ファンは逃せません!

 前作、「大洪水」の様子はこちらで。


レオナルド・ガルシア・アラルコン
話題の旧譜
Falvetti: Il diluvio universale
AMY 026
\2600→\2390
バロック声楽ファン必聴!!
 ノアの洪水を描いた傑作「大洪水」世界初録音!!!

  ファルヴェッティ:「大洪水」
フェルナンド・ギマランイス(T ノエ)
マリアナ・フロレス(S ラド)
マッテオ・ベッロット(Bs 神)
エヴェリン・ラミレス・ムノス(A 正義の女神)
ファビアン・ショフリン(CT 死)
マガリ・アルノー(S 水)他
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
カッペッラ・メディテラネア,ナミュール室内合唱団
録音:2010 年9 月6-10 日、ジュジュリュー/DDD、64'33

 ミケランジェロ・ファルヴェッティ(1642—1692)はシチリア島のパレルモ生まれの作曲家で、1682 年、島東部の海峡町メッシーナの大聖堂の楽長に就任、この「大洪水」は同年同地で初演されました。「大洪水」とはもちろん旧約聖書のノアの箱舟で有名な洪水のことで、この作品は宗教的題材による一種のオラトリオです。しかし南イタリア気質の強い音楽には抹香臭さはなく、音楽には明るく澄んだ美しさがあります。またファルヴェッティは大スカルラッティよりも二世代前に当たり、まだモンテヴェルディやカヴァッリの様式も色濃く残しています。
 台本は四部から成り、第1 部「天上にて」、第2 部「地上にて」、第3 部「洪水」、第4 部「ノエの箱舟で」。ノアの箱舟の話を知っていれば話は理解できます。
ヘンデルの「ユダス・マカベウス」(AMY 024)がたいへん好評だったアラルコン、ここでもラテン的色彩に満ちた素晴らしい演奏を繰り広げてくれます。アラルコンは、当時のシチリアにはまだイスラム文化の残影があったことを考慮し、アラブの打楽器を絶妙に採りいれ、絶大な効果を上げています。
歌手たちも優秀。他にほとんど録音のないファルヴェッティの素晴らしい音楽をお楽しみください!

レオナルド・ガルシア=アラルコン
知られざる名作
Farina - Capriccio Stravagante & Sonate
MRIC 285
(国内盤)
日本語解説書付き
\2940
〜シュッツとモンテヴェルディの時代 ガンバからヴァイオリンへ〜
 カルロ・ファリーナ(1600 頃?〜1640)室内楽作品集(カプリッチョ・ストラヴァガンツァとソナタ)

 ①パヴァーナ 第3番(第4曲集より)
 ②「絶望したソナタ」と呼ばれたる2声のソナタ(第5曲集より)
 ③「海辺」と呼ばれたる2声のカンツォン(第1曲集より)
 ④「北アフリカの少女」と呼ばれたる2声のソナタ(第1曲集より)
 ⑤3声のバレット(第1曲集より)
 ⑥3声のパッサメッツォ(第4曲集より)
 ⑦「小麦粉(ファリーナ)」と呼ばれたる2声のソナタ
  (第1曲集より)
 ⑧ 酔狂なる奇想の曲(カプリッチョ・ストラヴァガンテ)
  (第2曲集より)
アンサンブル・クレマチス (古楽器使用)
ステファニー・ド・ファイー(vn)
ジローラモ・ボッティリエーリ(vn/va)
アンドレア・デ・カルロ、
エルナン・カドラド、
ジェローム・ルジュヌ(vg)
エリック・マトート(cb)
トーマス・ダンフォード (テオルボ、g)
レオナルド・ガルシア=アラルコン (室内オルガン、ヴァージナル、総指揮)
RIC 285
(輸入盤)
\2600→\1990
 カルロ・ファリーナ。
 ご存知でしょうか?モンテヴェルディを育てたマントヴァに生まれ、ドレスデン宮廷にシュッツがどーんと構えてきた時代に「本場イタリアから来た」ヴァイオリンの名手として活躍、さらにポーランドやドイツ北方、プラハなどでも活躍をみせたこの作曲家、ルネサンス末期風の楽曲形式でしおらしい叙情的作品を書いたかと思えば、謎めいたタイトルを付した技巧的合奏曲もお手のもの、きわめつけはルネサンス版画の唐草模様のごとく、ガット弦とバロック弓で考えられるあらゆる技巧を盛り込んで、動物の鳴き声だの戦争だの管楽器の模倣だの、常軌を逸した多彩さで、20分以上にわたりめくるめく音響世界を描き出す「酔狂なる奇想の曲」…。
 これぞ、バロック時代のヴァイオリン芸術のエッセンス。酔狂で荒唐無稽、歌心もたっぷり!
 ジャケット絵画のかわいさもさることながら、ガット弦から繰り出されるサウンドはねこの啼き声、いぬの喧嘩、撃ち交わされるマスケット銃、さまざまな管楽器(?)…何でもあり。
 楽譜を前に会談しているネコのジャケットがかわいい。






HARP&COMPANY


CD 5050-09
\2400
(旧譜)
ベルナール・アンドレのハープ作品集
アンドレ:
 ハープとオーケストラのための協奏曲《ル・セニュール・デ・アミン》
 ル・ヴェルジェ・デ・グラナド
 エルチュリの踊り
ラシェル・タリトマン(ハープ)
リュック・ルブリー(ファゴット、ディレクション)
サブロン弦楽四重奏団
ロレンツォ・マンチーニ(テノール)
ブラム・ノルフ(バリトン、指揮)
 フランスのコンポーザー=ハーピスト、ベルナール・アンドレのハープ作品集。その作品は、フランス放送フィルハーモニ管弦楽団でソリストを務めるなどハープを知り尽くしたアンドレならでは。
 


CD 5050-10
\2400→\2190
(旧譜)
ドビュッシーへのオマージュ
 ボニ:森の情環
 ラザロフ:ハープ三重奏《ドビュッシーへのオマージュ》
 パルトス:3つのインヴェンション《ドビュッシーへのオマージュ》
 ドビュッシー:ソナタ
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ミヒ・キム(フルート)
ピエール=アンリ・シュエレブ(ヴィオラ)
 ドビュッシーの同窓生でもあるメル・ボニ(1858−1937)を含む、3人の作曲家のドビュッシーへのオマージュ。ドビュッシーのソナタも収録されており、ハープ、フルート、ヴィオラの響きが優雅。
 
CD 5050-11
\2400
(旧譜)
ヘンデル:協奏曲集
 ハープ協奏曲変ロ長調 Op.4-6,HWV.294
 ファゴット協奏曲第3番ト短調 Op.HWV.287
 ヴィオラ・ダモーレ協奏曲第2番変ロ長調 Op.HWV.302a
 オーボエ協奏曲第1番変ロ長調 Op.HWV.301
ラシェル・タリトマン(ハープ)
リュック・ルブリー(ファゴット)
ピエール=アンリ・シュエレブ(ヴィオラ・ダモーレ)
フィリップ・ゴンザレス(オーボエ)
 ヘンデルの協奏曲を4種類のソロ楽器で収録したアルバム。オーボエ協奏曲が、ファゴットとヴィオラ・ダモーレ版へ編曲されており、Harp & Companyでの共演のファゴットの多いルブリーとヴィオラ・ダモーレのシュエレブがソリストとして好演を聴かせてくれる。
 

CD 5050-12
\2400
(旧譜)
フランスのハープスクール Vol.1
 マリー=マルタン:
  四重奏による夜想曲 Op.14
  モーツァルトの主題による2つの三重奏曲
  ハープのためのヌーベル・グランド・ソナタ Op.31
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ベンジャミン・ブラウド(ヴァイオリン)
ミリアム・チャヤ(ヴァイオリン)
ネイサン・ブラウド(ヴィオラ)
ギラッド・カプランスキー(チェロ)
 フランスにおけるハープの発展に多大な影響を残したヴィコント・ド・マラン・マリー=マルタン(1769−1861)。そのテクニックとメソッドは弟子であるニコラ=シャルル・ボクサ、テオドール・ラバールへと受け継がれ、ロンドンなどヨーロッパ各地へと広がりを見せている。
 
CD 5050-13
\2400
(旧譜)
パクストン:ファゴットとハープのためのソナタ集 Op.3 ラシェル・タリトマン(ハープ)
リュック・ルブリー(ファゴット)
 ロンドン生まれのチェロ奏者で作曲家、スティーヴン・パクストン(1733−1789)。チェロ作品の重要な作曲家でもあったパクストンの作品は、流麗で優雅な旋律が特徴的。





SOMM



SOMMCD 249
\2400→\2190
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集 Vol.1

  ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.1
  第2番ニ短調 Op.14
  第3番イ短調 Op.28
  第4番ハ短調 Op.29
  第5番ハ長調 Op.38(初稿版)
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 名手ピーター・ドノホーが "Somm" 初登場!自身も待ち望んだ、プロコフィエフのソナタ集!Celeste

 1982年の第7回チャイコフスキー国際コンクールで、最高位を受賞したイギリスのピアニスト、ピーター・ドノホー。
 ハイペリオン(Hyperion)では大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」にも参加し、リトルフの作品を録音。
 サイモン・ラトルとの共演も多く、豊富な経験と幅広いレパートリーを誇る名ピアニストである。
 イギリスのソム(Somm)からスタートするドノホーのレコーディング・プロジェクトは、自身も待ち望んできた「プロコフィエフのピアノ・ソナタ集」。
 ドノホーはEMI時代にもプロコフィエフを弾いており、その存在は数あるレパートリーの中でも特別。
 ロマン派の流れを汲む「第1番」から、亡命時代に書かれた「第5番」の初稿版までを、円熟味を増した解釈、端正にコントロールされた音色で語る——。

 2012年4月3日&4日の録音。
 

SOMMCD 0128
\2000
スタンフォード:パートソング集
 オン・タイム/ヘラクレイトス/トゥー・クロリス/
 コリュードン・アライズ!/ザ・スワロー/
 プライズド・ビー・ダイアナ/
 ライク・ディザート・ウッズ/トゥー・ヒズ・フロックス/
 オン・ア・ヒル・ゼアー・グロウス・ア・フラワー/
 青い鳥/シャル・ウィ・ゴー・ダンス?/
 ホェン・マリー・スルー・ザ・ガーデン・ウェント/
 ダイアフェニア/天国/ア・ラヴァーズ・ディティー/
 ゴッド・アンド・ザ・ユニヴァース/
 ピース、カム・アウェイ/葬送歌/
 アウト・イン・ザ・ウィンディー・ウェスト/ザ・ウィッチ/
 フェアウェイ・マイ・ジョイ!/電車/インクボトル/
 チーリン/マイ・ハート・イン・ザイン
バーミンガム音楽院室内合唱団
ポール・スパイサー(ディレクター)
 アイルランドの作曲家、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)。
 後にイギリスを代表する作曲家となった、ホルストとV.ウィリアムズの師である、スタンフォードの「パートソング集」。
 前作、ディーリアス&アイアランドのパートソング集で秀逸な歌声を披露した、バーミンガム音楽院室内合唱団&ポール・スパイサー。数多くの名演を残してきたイギリス有数の合唱指揮者が贈るハーモニーは、まさに絶品。

 2012年6月24日&25日の録音。




SOMM(CELESTE)


SOMMCD 0130
\2000
ジプシー・バラード
 トローバ:性格的小品より/ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとり/
 ボグダノビッチ:6つのバルカン・ミニチュアより/
 作曲者不詳(アフシャール編):5つのペルシャのバラードより/
 コラニアン:Noubar Noubar/タディッチ:ウォーク・ダンス/
 ノイマン:ラヴ・ワルツ/ボドロワ:ジプシー・バラード/
 コルデロ:2つのアフロアンティ/ラウロ:黒/
 ヴィラ=ロボス:ヴァルサ・コンチェルト第2番/
 ロドリゲス:ラ・クンパルシータ/ビロルド:エル・チョクロ/
 サヴィオ:Seroes、Batucada
エレフセリア・コツィア(ギター)
 ミラノで開催された第6回国際ギター・コンクールで優勝したギリシャ出身の女流ギタリスト、エレフセリア・コツィア。世界各国でソロ・リサイタルを行い、国際コンクールの審査員も務める実力派ギタリストが奏でるのは、スペインと南米を中心とした作曲家たちのギター作品集。
 クラシック・ギターの普及に大きな影響を与えた、ホアキン・ロドリーゴ(1901−1999)やヴィラ=ロボス(1887−1959)、最も有名なタンゴのひとつであるロドリゲス(1897−1948)のラ・クンパルシータなど、ギタリストにとって重要な近代レパートリーを、滑らかなタッチと音色で奏でている。

 2012年10月22日&2013年2月25日、26日の録音。





MD+G



601 12262
(3CD)
\6900→\6290
ベルント・グレムザー&ブルーノ・ヴァイル/デュイスブルク・フィル
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集

  ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15,
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.19,
  ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37,
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58,
  ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73
ハーモニー管
スクロヴァも絶賛のピアニスト、グレムザーのベートーヴェン
【録音】2003年, Theater am Marientor, Duisburg (デジタル)
 ベルント・グレムザーは、1962年ドイツ生まれ。名教師ヴィターリ・マルグリスにピアノを学び、ミュンヘン国際コンクール等17の国際選抜大会に優勝、入賞して注目を集めました。ラフマニノフのスペシャリストとして知られており、一流演奏家と多彩な活動。技巧、解釈とも優れたドイツを代表するピアニスト、教育者として活躍しています。カラヤンのアシスタント、そして古楽オケの指揮者としても活躍するヴァイル指揮のバックに、ドイツ的でリアルな風景描写を描き出していくベートーヴェンです。
 

903 17986
(SACD Hybrid)
\3000
ユトレヒト弦楽四重奏団
 チャイコフスキー:

  ① 弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30
  ② 子供のためのアルバムOp.39
   (ロスティスラフ・ドゥビンスキーによる弦楽四重奏編曲版)
ユトレヒト弦楽四重奏団
[Eeva Koskinen(Vn),
Katherine Routley(Vn),
Joel Waterman(Va),
Sebastian Koloski(Vc)]
【録音】2013年6月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
 ハイドンからアバンギャルドまで幅広いレパートリーを誇るオランダの実力派ユトレヒト弦楽四重奏団。世界各地で高い評価を得たグラズノフの他、グレチャニノフやレックス・ヴァン・デルデンの弦楽四重奏曲全集レコーディングで知られる彼らが、始めたチャイコフスキーの四重奏曲録音。1番と2番の録音から5年たち、チャイコフスキーの弦楽四重奏曲の中ではあまり親しまれていない作品ですが、その美しさは絶品。「子供のためのアルバム」は、ボロディン四重奏団のヴァイオリニストだったロスティスラフ・ドゥビンスキーによる弦楽四重奏版で演奏されています。彼ら持ち前のみずみずしい音色と精緻なアンサンブルでチャイコフスキーの魅力が伝わってきます。 (CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)
  

947 18186
(SACD Hybrid)
\3000
ショパン:後期ピアノ作品集Vol.1
 3つのマズルカ Op.59, 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 2つの夜想曲 Op.62, スケルツォ第4番 ホ長調Op.54
 2つの夜想曲 Op.55, ポロネーズ 変イ長調「幻想」Op.61
 バラード第4番 ヘ短調Op.52
ジン・ジュ(P)
ピアニスティックな華麗な技巧
【録音】2013年1月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
 チャイコフスキー国際、エリザベート王妃国際など、世界の名だたるコンクールで活躍し、中国期待の若手女流ピアニストとして活躍の幅を広げているジン・ジュ。今回より発動した「ショパン:後期ピアノ作品集」。ピアニスティックな華麗な技巧が繰り広げられるだけでなく、繊細なタッチと考え抜かれたディナーミクで紡ぎだされるヴィルトゥオーゾなピアニズム。若々しく充実した演奏が繰り広げられています。 (CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)
 

903 18196
(SACD Hybrid)
\3000
サラサーテ:オペラ・ファンタジー
 カルメン幻想曲 Op. 25,
 モーツァルトの「魔笛」による演奏会用幻想曲 Op. 54,
 ウェーバーの「魔弾の射手」による演奏会用幻想曲 Op.14,
 フロトーの「マルタ」による演奏会用幻想曲 Op. 19,
 ヴェルディの「運命の力」による幻想曲Op.1
 グノーの「ロメオとジュリエット」による演奏会用幻想曲 Op. 5
フォルカー・ラインホルト(Vn)
ラルフ・ツェットラー(P)
サラサーテ研究家でもあるフォルカー・ラインホルトの至芸
【録音】2013年2月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
 サラサーテは自分の妙技の演奏会のために、様々な作曲家の作品からの旋律を拝借し、数多くの作品を書き上げました。フォルカー・ラインホルトは1963年に生まれ、ゲルハルト・ボッセにライプツィヒのメンデルスゾーン音楽大学で師事。室内楽を中心に活躍し、メクレンブルク州立管弦楽団のコンサートマスターを務めました。特に、サラサーテとクライスラーの研究家でもあり、数々の論文を書いています。彼らしく当時のサラサーテの奏法を取り入れながら、現代的な新鮮みあふれるヴィルトゥオーゾが繰り広げられます。 (CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)
 


307 18122
\2300→\2090
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 ハイドン:
  弦楽四重奏曲第39番ハ長調Op.33-3
  弦楽四重奏曲第37番ロ短調Op.33-1
  弦楽四重奏曲第41番ト長調Op.33-5
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 [シュテファン・アルツベルガー(Vn),
 ティルマン・ビュニング(Vn),
 イーヴォ・バウアー(Va),
 マティアス・モースドルフ(Vc)]
クラシカルの弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現
【録音】2013年2月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
 世界最古のシンフォニー・オーケストラである名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者たちが1988年に結成した当団は、55人の作曲家による約200曲をレパートリーに持ち、録音も30枚以上残している名門中の名門です。そんな彼らが満を持して挑んでいるハイドンの弦楽四重奏曲集。「ロシア四重奏曲集」Op.33の6曲は、古典的な完成を果たしたというのが定説で、この曲の完成度の高さに感銘を受けたモーツァルトは、「ハイドン・セット」の6曲をハイドンに献呈したのでした。
 古典派以降の多くの弦楽四重奏曲の源流がこの6曲にあるという点で、音楽史的にも重要な作品といわれています。
 この録音ではハイドン時代の弓の忠実なコピー弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現しています。
  

603 18222
\2300
プーランク:様々な有名詩人による歌曲集
 歌曲集「陽気な歌」, ギターに寄す,
 ロンサールの5つの詩, 墓碑銘, 平和のための祈り, 讃歌,
 歌曲集「村人の歌」, ピエロ, リボンの結び目, 闘牛士,
 ルイ・アラゴンの2つの詩, 失踪者, 最後の詩, パリの風物,
 フェデリコ・ガルシア・ロルカの3つの歌,
 肖像画, ポールとヴィルジニ, 雲
ホルガー・ファルク(Br)
アレッサンドロ・ズッパルド(P)
プーランクの刺激的な和声と溢れるようなメロディ
【録音】2012年11月 & 2013年3月, マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
 プーランクは6人組のひとりで、彼らの上げた理念に最も忠実に従いました。刺激的な和声と溢れるようなメロディは、特に声楽曲にあらわれています。様々な有名な詩人による詩を、フランス的エスプリによる簡素な形式と独自の哀愁味を帯びた作風は、プーランク独特のものでしょう。ファルクは、完璧な解釈と詩的な歌唱法で高い評価を得ているバリトン。簡潔で無垢な表現に魅惑的な輝きが加味されたこれらの作品で、聴き手を未知の世界へ誘います。
 


613 18212
\2300→\2090
シュテッフェン・シュライエルマッハー(P)
 1950年代のピアノ音楽集

 クリスチャン・ウォルフ:3台のピアノためのソナタ(第1稿版)
 ルイージ・ダッラピッコラ:アンナリベラの音楽帳
 周文中:柳は息吹
 ベルント・アロイス・ツィンマーマン:コンフィギュレーション(8つの小品)
 パウル・デッサウ:3つの間奏曲
 シルヴァーノ・ブッソッティ:3手のためのピアノ曲
 ヴィトルト・ルトスワフスキ:牧歌
 ゴナ・ベアウ:Eclatement V
 ハンス・ウルリヒ・エンゲルマン:組曲第1番
 ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ:ピアノ・ソナタ第4番
 クリスチャン・ウォルフ:3台のピアノためのソナタ(第2稿版)
シュテッフェン・シュライエルマッハー(P)
シュライエルマッハーによる未知なる万華鏡的世界
【録音】2012年12月 , マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
 現代音楽の奇才シュライエルマッハーによる1950 年代のピアノ音楽をフィーチャーした素晴らしい万華鏡的な音楽。彼はジョン・ケージの表記法と探求に着手し、演奏を重ねて現代音楽の第一人者への道を歩んできました。ここに収録されている作品には、これまで彼が録音してきた音楽にはなかった数々の新しい発見があります。
 ルーチン分類を超越した巧妙に細工された魅力的な音楽が、シュライエルマッハーによってその真価を顕にしています。
 

903 18236
(SACD Hybrid)
\3000
オランダのチェロ音楽Vol.6
 イグナーツェ・リリエン:チェロ・ソナタ第1番
 ヘンドリク・アンドリーセン:チェロ・ソナタ
 ピエト・ケッティング:チェロ・ソナタ
 レオン・オルテル:チェロ・ソナタ第2番Op.41
ドリス・ホッホシャイト(Vc)
フランス・ファン・ルート(P)
20世紀オランダの忘れられたチェロ・ソナタ集
【録音】2013年3月 , マリエンミュンスター修道院(デジタル:セッション)
 ホッホシャイトのチェロが、20世紀オランダの忘れられた「チェロ・ソナタ」を現代に伝えてくれる第6弾。 (CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)


再プレス商品


301 9252
\2300
ブリテン:オーボエを伴った作品全集
 ① 幻想四重奏曲,
 ② オヴィディウスによる6つの変容,
 ③ 2つの昆虫の小品,
 ④ 世俗的変奏曲
ゲルノット・シュマルフス(Ob),
マンハイム弦楽四重奏曲(①),
ワタナベ・マミコ(P:③④
ケンペお気に入りだったオーボエ奏者シュルマルフスのブリテン
 【録音】1998年6&11月 (デジタル:セッション)
今年2013年のブリテン・イヤーのための再発売となります。
 

311 7082
\2300
テオバルト・ベーム:
 ① カラファのポロネーズOp.8, ② ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲,
 ③ 「君恋しい歌」による華麗な変奏曲Op. 22, ④ アルプスの思い出Op.28,
 ⑤ マズルカ風ロンドOp.36,
 ⑥ シューベルトの「白鳥の歌」からの3つの歌(T・ベーム編),
 ⑦ ベートーヴェン(T・ベーム編):セレナーデOp.8
コンラート・ヒュンテラー(T・ベーム製の5種類のオリジナル・フルート), 
ミヒャエラ・ピューン(コンラート・グラーフ1835年製フォルテ・ピアノ)
テオバルト・ベーム製作の5種類のフルートによる演奏
 【録音】1995年11月, ミュンスター、エルプドゥロシュタインホフ(デジタル:セッション)





NEWAY MUSIC



NM 0413001
\2600→\2390
比石妃佐子 日本・スペイン交流400周年
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):内なる印象
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):
  オスカル・エスプラを記念する子守歌
  忘れられた作者の主題による3つのディヴェルティメント
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):演奏会用アレグロ
 イサーク・アルベニス(1860-1909):パヴァーヌ−カプリッチョ
 三善晃(1933-2013):アン・ヴェール[En vers]
 伊福部昭(1914-2006):日本組曲
比石妃佐子(ピアノ)

録音:2012年7月24日、2013年2月16日、3月23日、スタジオ・アウディトリウム、ジャフラ、ジロナ県、スペイン
 慶長遣欧使節団のスペイン訪問(2013-2014)400周年を記念して、スペインと日本の作曲家のピアノ作品を取り上げたアルバム。





TRITO


TD 0100
\1800
J・スレ、ベルク:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ジュゼプ・スレ[ソレル](1935-):
  ヴァイオリンとピアノのための序奏、フーガとジグ(1979)(*/+)
  聖フランチェスコの奇跡(無伴奏ヴァイオリンのための断章;2002)(*)
  ヴァイオリン・ソナタ断章(1999)(*/+)
 アルバン・ベルク(1885-1935):
  ピアノ・ソナタ(第5番)ト短調(未完成;1908)(+)
 ジュゼプ・スレ:
  マティルデに(無伴奏ヴァイオリンのための;2003)(*)
  ヴァイオリン・ソナタ第2番(1997/改訂:2006)(*/+)
ミゲル・シマロ(ヴァイオリン(*))
ローベルト・シュレーター(ピアノ(+))
録音:2013年1月7-9日、ウリオル・マルトゥレイ・ホール、ラウディトリオ、バルセロナ、スペイン
 

TD 0102
\1800
カニャ・ドル ビラジェ
 リュイス・リャク(1948-):La mirada d'en Marcello
 トマシュ・ラト(1968-)/クロケ[Kroke]:Time
 ルーマニア伝承曲:Mahala
 リシャール・ガリアーノ(1950-):Augusta
 ジャウマ・アグザ:La Tumbona
 マテウ[マテオ]・フレチャ(老)(1481-1553):La bomba
 ヴィットーリオ・モンティ(1868-1922):Czardas[チャルダーシュ]
 ルイージ・グリエルミ(1916-1991):Cerezo rosa
 シャビエ・シウランス/ジャウマ・アグザ:Cumbia de la Festa Major
カニャ・ドル
 ジャウマ・アグザ(グラリャ、ダイアトニック・アコーディオン、コーラス)
 ジュゼプ・マリア・ペラス(グラリャ、コーラス)
 ウリオル・ニクラウ(グラリャ・バシャ、コーラス)
 ティトゥス・プラツ、ダビド・リンコン(打楽器、コーラス)
ゲスト
 ペラ・ルマニ(ダイアトニック・アコーディオン)
 ペプ・コカ(コントラバス)
 シャビエ・ルザノ(モシェニョ、フルート、バリトンサクソフォン、打楽器、カバル、
  トゥブ・デ・レンタドラ、エフェクト)
 ペプ・ムリネル(フィスコルン、テューバ)
 ジュゼプ・マリア・マヨル(ヴァーチュアル・インストルメンツ、サウンド・サンプリング)
 リュク・カザラス(テナーサクソフォン)
 ジュアン・タロル(ドラムス)
 フアン・ロドリゲス(テューバ)
 アルベルト・ガルサラ(ピアノ)
 マルク・リエラ(ベース)
 ペラ・オリベ(リク)
 ライア・フリグレ、カルラス・プラト、パブロ・アコスタ(歌)
 シャビエ・シウランス(歌、ギター)
 ジャウマ・クアルテル(グラリャ、コーラス)

録音:2008年5月-2013年3月

カタルーニャの民族楽器でショーム(ダブルリードの木管楽器)の一種グラリャを中心としたグループ「カニャ・ドル」が様々なジャンルの音楽に挑戦したアルバム。タイトルの「ビラジェ」(Viratge)は「方向転換(Turn)」を意味するカタルーニャ語。





VERSO


VRS 2130
(1CD+1DVD)
\2200
 [DVD Video]
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス(1956)/

 パスカル・オージェ(1955-)映像制作:La Grande Celeste

制作:2011年,ヴェネツィアおよびペルージャ、イタリア,コルシカ島、パリ、フランス,
     プラハ、チェコ
    2012年、ニューヨーク、アメリカ合衆国

シグマ・プロジェクト(*)
アルボス三重奏団(+)
プルーラル・アンサンブル(#)
 ファビアン・パニセリョ(指揮(#))
マヒア三重奏団(**)
アルベルト・ロサド(ピアノ(++))
デルフィーヌ・バルダン、
フランツ・ミシェル(ピアノ(##))
フランス国立管弦楽団(##)
 パスカル・ロフェ(指揮(##))
ミケル・ベルナト(ヴィブラフォン(DVD))
 [CD]
ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス:La Grande Celeste

  Simog-civitella(2011)(*)/Trio III(2008)(+)
  El arte de la siesta(2005)(#)/El margen de indefinicion(2000)(**)
  Octandre
   (エドガー・ヴァレーズ(1883-1965)原曲;1923/ピアノ編曲版;2001)(++)
  Finestra in la Chigiana(2000)(++)/Movimientos(1998)(##)
※DVDは日本で使用されているほとんどのDVDプレーヤーで視聴できません。ご注意ください。録音:データ記載なし
 

VRS 2135
\2200
ジュアン・ギンジュアン(1931-):表敬の肖像
  テンション・リラックス(打楽器のための:1972)(*)
  「皆声を揃えて歌おう(Cuncti simus concanentes)」の主題による変奏曲
   (ヴィブラフォンのための;1969)(+)
  大地の響き(アコーディオンのための;2007)(#)
  プリズム(ピアノ、ヴィブラフォンとマリンバのための;1979)(**)
  2台のピアノと打楽器のための5つの練習曲(1969)(++)
  フラメンコ(2台のピアノのための3つの小品;1994)(##)
プエンテ・ナレホス・ピアノ・デュオ
 イサベル・プエンテ(ピアノ(**/++/##))
 アントニオ・ナレホス(ピアノ(++/##))
ネオペルクシオン
 フアンホ・ギリェン(ヴィブラフォン(+/**)、打楽器(++/##))
 ラファ・ガルベス(打楽器(*/++/##)、
マリンバ(**))
イニャキ・アルベルディ(アコーディオン(++))
録音:2012年11月-2013年1月、ヘタフェ専門音楽院、マドリード州、スペイン,エアソ合唱団本部、サンセバスティアン、スペイン
 

VRS 2138
\2200
ピッコロクラリネットでオペラ
 ピッコロクラリネットとピアノのための19世紀イタリアの音楽
 ジャコモ・パニッツァ(1803-1860)/エルネスト・カヴァッリーニ(1807-1874):
  コルテージ氏のバッロ「エドゥアルド4世の子供たち」で奏される2声のパッソ
 エルネスト・カヴァッリーニ:ヴェネツィアの謝肉祭
 ジュゼッペ・カッペッリ(19世紀後半):F・マルケッティの「ルイ・ブラス」
 ジャコモ・パニッツァ:
  バッロ「エットーレ・フィエラモスカ」のバッラビーレと変奏曲
 ルイージ・バッシ(1833-1871):
  オペラ「夢遊病の女」の主題による協奏的大二重奏曲
ダヴィデ・バンディエーリ(ピッコロクラリネット)
バビエル・バラゲル・ドメネク(B♭管クラリネット)
ダンカン・ギフォード(ピアノ)
録音:時期の記載なし、C.A.T.A.スタジオ、マドリード、スペイン
 

VRS 2139
\2200
試みの翼 2006-2011 ピッコロクラリネットのための21世紀音楽
 エドゥアルド・モラレス=カソ(1969-):ヒラニヤガルバ[Hiranyagarbha]
 アイレン・カバハル(1972-):Eon
 ヴィリー・メルツ(1956-):ポイント・スペース[Points:Espace]
 マルチェッロ・ボナンノ(1975-):スペクトル[Spettri]
 マッシモ・ボッテル(1965-):3つの言葉[Tres palabras]
 ルジージ・アッバーテ(1958-):W.O.L.S.へのオマージュ[Omaggio a W.O.L.S.]
 ジャンルカ・カシオーリ(1979-):ファンタジア[Fantasia]
ダヴィデ・バンディエーリ(ピッコロクラリネット)
ウエダ・ヨシコ(ヴァイオリン)
ダンカン・ギフォード(ピアノ)
録音:時期の記載なし、C.A.T.A.スタジオ、マドリード、スペイン
 

VRS 2140
(2CD)
\2800
マリアノ・ロドリゲス・デ・レデスマ(1779-1847):聖水・木・金曜日のエレミヤ哀歌
  聖水曜日の第1の哀歌 RL11/聖水曜日の第2の哀歌 RL12
  聖水曜日の第3の哀歌 RL13/聖木曜日の第1の哀歌 RL14
  聖木曜日の第2の哀歌 RL15/聖木曜日の第3の哀歌 RL16
  聖金曜日の第1の哀歌 RL16/聖金曜日の第2の哀歌 RL18
  聖金曜日の第3の哀歌 RL19
アンヘレス・テイ(ソプラノ)
マルタ・インファンテ(アルト)
ギリェルモ・オロスコ(テノール)
イシドロ・オロスコ(バス)
マトリトゥム・カンタート(合唱)
ハビエル・ブランコ(合唱指揮)
マドリード交響楽団
トマス・ガリド(指揮)

録音:2009年3月24日、第19回マドリード州宗教芸術祭、永遠の救いの聖母教会、マドリード、スペイン
 マリアノ・ロドリゲス・デ・レデスマは「スペイン最初のロマン派音楽家」と称される作曲家・歌手・指揮者。

 

VRS 2141
\2200
ミゲル・ポンス(1975-):散文詩
  ピアノ協奏曲(*)
  カンタータ「散文詩」(オスカー・ワイルドのテキストによる)(+)
  クラリネットと管弦楽のためのスケルツォ(#)
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ(*))
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ(+))
フアン・アントニオ・サナブリア(テノール(+))
アルフレド・ガルシア(バリトン(+))
ミゲル・エスペホ(クラリネット(#))
マドリード州立合唱団(+)
マドリード州立管弦楽団
ホセ・ラモン・エンシナル
録音:2013年4月9-15日、マドリード州立管弦楽団・合唱団本部、スペイン
 

VRS 2142
(2CD)
\2800
フランシスコ・タレガ(1852-1909):ギター作品&編曲作品集
  パヴァーヌ/マリア(ガヴォット)/アラブ奇想曲/アデリタ(マズルカ)
  涙(前奏曲)/ペピタ(ポルカ)/ワルツ(ニ長調)/アルハンブラの思い出
  アルボラダ/ゆりかご/タンゴ/哀歌(前奏曲)/夢(マズルカ)
  大ホタ/練習ホ短調/練習曲ニ長調/練習曲ニ長調/練習曲ニ長調
  練習曲イ短調/練習曲ホ長調/マリエタ(マズルカ)/ロシタ(ポルカ)
  モーロ舞曲/マズルカ(ト長調)/前奏曲ホ長調/大ワルツ
  オレムス(シューマンの断章による前奏曲)/夜想曲 Op.9 No.2〔ショパン〕
  ブレ〔J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 より〕
  ラ・パロマ(ハバネラ)〔イラディエル〕/カンツォネッタ〔メンデルスゾーン〕
  アヴェ・マリア〔グノー〕
  「シチリア島の夕べの祈り」のメロディー〔ヴェルディ〕
  モーロ風セレナード〔チャピ〕
  アダージョ〔ベートーヴェン:ソナタ「月光」より〕
  スペインのセレナード〔マラツ〕/トロイメライ Op.15 No.7〔シューマン〕
  妖精の踊り〔ベルリオーズ〕/カディス〔アルベニス:スペイン組曲 より〕
  コラール〔ヘンデル〕/オ・ソレ・ミオ〔カプア〕
  行進曲(ワーグナー:「タンホイザー」より〕/さようなら〔シューベルト〕
フェルナンド・エスピ(ギター)

録音:2002年5月、アルテア・ラ・ベリャ、アリカンテ県、スペイン  2004年5月、修道院、リュチェント(ルチェンテ)、バレンシア県、スペイン
 フェルナンド・エスピはアリカンテ音楽院でホセ・トマスに師事したスペインのギター奏者。

 

VRS 2144
\2200
ミゲル・トリリョ=フィゲロア(1978-):Sinistra Est Dextra
  Spectra / Unrevealed Cube 4x4 / Wrapped in Mystery / T-TriX
  Evil I did Dwell, Lewd did I Live / Escher Without Wings
  Shaded Figures / Solitude / Light and Shadows

KMH交響楽団 シーヨン・ソン(指揮)
マグダレナ・リャマス(メゾソプラノ)
ニューマス・アンサンブル
アンリ・アレクサンドル・シュニーパー(指揮)
アルセナル・アンサンブル
ジェフリー・ミーンズ(指揮)
ヨーテボリ・ウインド・オーケストラ
B・トミー・アンデション(指揮)
ソナンツァ ヤン・リスベリ(指揮)

録音:2006年9月-2011年11月、ヴィスビューおよびストックホルム、スウェーデン, リエーティ、イタリア,マドリード、スペイン
 


VRS 2146
\2200→\1990
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ(1657-1714):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のための6つのソナタ(1694)
   第1番ニ長調/第2番ホ短調/第3番イ長調
   第4番ハ長調/第5番変ロ長調/第6番ヘ長調
エル・アルテ・ムジコ
 アンヘル・サンペドロ、
 テレサ・カサノバ(ヴァイオリン)
 イサベル・ゴメス=セラニリョス(チェロ)
 ディエゴ・フェルナンデス(チェンバロ)

録音:2012年7月、無原罪懐胎教区教会(15世紀建立)、ブスタルビエホ、マドリード州、 スペイン
 フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハはシュヴァルツブルク=ルードルシュタット侯国宮廷楽長を務めたドイツの作曲家。彼の作品の楽譜の多くは1735年の城の火災で焼失しましたが、収録の6つのソナタは難を逃れました。「カルダーラ:3声ソナタ集 Op.1」(VRS 2023)で好評を博したエル・アルテ・ムジコによる演奏。


<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)


ACC 102176BD
(Blu-ray)
\4700→\4290
バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ライヴ映像
 ブルックナー:交響曲第6番イ長調
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(指揮)


ACC 202176DV
(DVD)
\2900→\2590
 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ライヴ映像によるブルックナー・シリーズ、指揮者の実力が問われる第6 番を充実したサウンドで聴かせる!

 収録:2010 年6月22日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 (Blu-ray) 画面:16:9 HD、音声:DTS HD Master Audio, PCM ステレオ、リージョン:0、58’51
 (DVD) 画面:16:9 NTSC、音声:DD5.1,DTS5.1,PCM ステレオ、リージョン:0、58’51

 バレンボイムがシュターツカペレ・ベルリンを指揮して、ブルックナーの交響曲を演奏したライヴ映像作品シリーズの第3 弾は第6 番。第4 番、第5番と連日のコンサート映像がリリースされていますが、今回も続く2010 年6 月22 日に、ベルリンのフィルハーモニーでおこなわれたコンサートの模様を収録したものです。
 ブルックナーの交響曲第6 番は、中期の傑作第5 番と後期3 大交響曲第7、8、9 番の傑作群に挟まれた作品で、演奏者の力量が問われる曲です。そこは、シカゴ響、ベルリン・フィルと2 度の全曲録音を行った実力の持ち主であるバレンボイム、音楽の良さを引き出した感動的な演奏を聴かせてくれます。
 第1 楽章の高らかな金管も、力強く響きますが、決して派手過ぎず聴かせます。大変魅力的な第2 楽章は、音楽の奥深くに分け入るような充実した演奏です。そして終楽章では華やかなファンファーレを豪快にかつ豊かに鳴らしています。







C MAJOR(映像)

71 4204
(Blu-ray)
\5400
グレン・グールド/ロシアへの旅 出演:
グレン・グールド、ウォルター・ホンバーガー、
ヴラディ-ミル・アシュケナージ、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、
アンドレイ・コンチャロフスキー、
ヴラディーミル・トロップ、他

71 4108
(DVD)
\3400
 “事件”ともいわれるグールドのロシア・ツアー、ブルーレイ化で再登場!

 監督:ヨシフ・フェイギンベルク
 (Blu-ray) 画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA 5.1, PCM ステレオ、60mm、字幕:英、独、仏、韓
 (DVD) 画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、60mm、字幕:英、独、仏、韓

 グレン・グールドが『ゴルトベルク変奏曲』で衝撃のデビューを飾ってから2 年後、1957 年5 月に、マネージャーのウォルター・ホンバーガーと行ったソ連演奏旅行のドキュメンタリー。
 当時24 歳であったグールドは戦後ソ連を訪れた北米最初のピアニストとなりました。1957 年5 月7 日モスクワ初日のリサイタルは、はじめは空席だらけだったが、前半が終わる頃になると、その噂は瞬く間に広まり、終演時には満員の聴衆が大興奮したという話は有名。この映像では、モスクワのリサイタルの他に、レニングラードでのリサイタル、レクチャー・コンサートの模様を収めた貴重な映像と録音をまじえながら、アシュケナージ、ロストロポーヴィチらの証言で綴り、グールドがロシア音楽界に与えた大きな影響を明らかにする内容です。
 ヨシフ・フェイギンベルクによる監督、台本、演出により高い評価を受けた作品で、2003 年モントリオール第21 回国際映像フェスティヴァル「Pratt &Whitney Canada Grand Prize」受賞。





SHAR MUSIC(映像)


4571288026014
(DVD-R)
\6600
At The Heart of Chamber Music
 A Guide for The Player, The Coach - And The Music
 ブラームス:弦楽六重奏曲
 ブラームス:ピアノ三重奏曲
 ブラームス: 弦楽四重奏曲
Paul Katz(クリーヴランド弦楽四重奏団のチェリスト)
Jupiter String Quartet
室内楽を演奏するにあたってこのDVDはとても参考になるガイドです。
 

4571288026021
(DVD-R)
\6600
Accolay Concerto in A Minor with Roy Sonne
 アッコーライ:ヴァイオリン協奏曲 ハ短調
Roy Sonne(Vn)
学生演奏家の愛奏曲としても知られ、華やかなカデンツァはないもののヴァイオリン協奏曲の基本的な形を身につけるのに適した内容。
Roy Sonne(Vn):
 28年間ピッツバーグ交響楽団で演奏、その後12年間Edgewood Symphony Orchetsraの音楽監督を務める。スクール・オブ・ヴァイオリン・アーティストとしても有名。
 

4571288026038
(DVD-R)
\4500
Circling Around The Violin Virtuosi DVD
 57分のMimi Zweigと生徒との演奏、ホームライフなど。
Mimi Zweig(Vn)
Mimi Zweig(Vn):
 アメリカ交響楽団、シラキューズ管弦楽団、インディアナポリス交響楽団のメンバーとして活躍しウィスコンシン大学でString Academyに係る。












10/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


BOTTEGA DISCANTICA


DISCANTICA 266
\2500
シモーネ・ヴェッベル(オルガン)
 J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集

  前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547/ソナタ第1番変ホ長調 BWV525
  目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645/わが魂は主をたたえる BWV648
  ああ、われらのもとに留まりたまえ、主イエス・キリストよ BWV649
  ソナタ第5番ハ長調 BWV529
  協奏曲イ短調 BWV593(原曲 ヴィヴァルディ:Op.3 No.8)から
   アダージョ−アレグロ
  前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
シモーネ・ヴェッベル(オルガン)
録音:2011年1月21日、聖マリア被昇天教区教会、ヴィリアーノ・ビエッレーゼ、ビエッラ県、 ピエモンテ州、イタリア
使用楽器:2007年、デロルト&ランツィーニ製
 

DISCANTICA 267
\2500
ワイルドとリスト
 オスカー・ワイルド(1854-1900)作:ナイチンゲールとばら(童話;イタリア語訳版)(*)
 リスト(1811-1886):ヴエネツィアのゴンドラ漕ぎ(+)
トニ・セルヴィッロ(朗読(*))
アントニオ・バッリスタ(ピアノ(+))
収録時間29分ほどですがフルプライスですのでご注意ください。
 


DISCANTICA 271
\2500→\2290
イタリアの知られざる作品集
 エットレ・ポッツォーリ(1873-1957):
  演奏会用アレグロ(*)/主題と変奏曲(管弦楽のための)(+)
 アルフォンソ・レンダーノ(1853-1931):
  カラブリアの主題による変奏曲/夜想曲ホ長調
 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
  幻想曲 Op.51/夜想曲変ト長調 Op.70 No.1/夜想曲嬰ヘ短調 Op.70 No.2
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ(+以外))
イ・ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団(*/+)
マルコ・グイダリーニ(指揮(*/+))

録音:2011年6-7月、アルチンボルディ劇場、ミラノ、イタリア
 エットレ・ポッツォーリはミラノ近郊のセレーニョに生まれたイタリアのピアニスト・作曲家で、ミラノ音楽院の名教師。
 ピアノのための優れた教本や練習曲集で知られ、彼の名を冠したエットレ・ポッツォーリ国際ピアノ・コンクールが1959年から隔年で開催されています。
 アルフォンソ・レンダーノはカラブリア州コゼンツァ近郊のカロレーイに生まれたイタリアのピアニスト・指揮者。ピアノの第3のペダルである「レンダーノ・ペダル」の考案、音楽学校の創設、イタリア器楽の復興など多方面で活躍しました。

 

DISCANTICA 278
\2500
ロッシーニマニア ロッシーニにまつわるギター作品集
 ダヴィデ・アンツァーギ(1936-):ロッシニアーナ(un tel Tel)
 マルコ・レゲッツァ(1968-):「運命のいたずらに」によるディヴェルティメント
 マルコ・レゲッツァ:「美しい女に恋い焦がれ」によるフーガ
 ロベルト・タリアマッコ(1959-):ロッシーニの夜会(ソワレ・ロッシニエンヌ)
 パガニーニ(1782-1840):ギター・ソナタ Op.39
 ピッポ・モリーノ(1947-):断章G(チェネレントラのこだま)
 アレッサンドロ・スパッツォーリ:夢、理髪師
 パオロ・ウゴレッティ(1956-):ロッシーニの主題による幻想曲
エウジェニオ・デラ・キアーラ(ギター)
録音:2013年5月、ブレンド・ノイズ・レコーディング・スタジオ、ミラノ、イタリア
使用楽器:2009年、桜井正毅製





DUX


DUX 0805
\2200
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):
  無伴奏混声合唱のための教会の歌(1986;全21曲)から 20曲
H・M・グレツキ記念クラクフ・シンガーズ
ヴオジミェシュ・シェドリク(指揮)
 

DUX 0923
\2200
クシシュトフ・メイエル(1943-):ピアノ作品集 Vol.1
  格言集 Op.3(1961)/ソナタ第1番 Op.5(1962)
  ソナタ第2番 Op.7(1963)/幻想曲風 Op.104(2005)
マレク・シュレゼル(ピアノ)
 

DUX 0926
\2200
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):聖テレサのばら オルガン作品集
  大聖堂への入場(祝典行進曲)Op.8 No.3
  エレヴァツィオーネとフーガ Op.2 No.2
  「聖テレサのばら」による前奏曲 Op.9 No.2/オフェルトリウム Op.7 No.2
  ミサ第11番(オルビス・ファクトール)のキリエの主題による前奏曲 Op.9 No.3
  オルガン協奏曲第3番 Op.56 No.3/アドレムス(前奏曲)Op.31 No.2
セバスティアン・アダムチク(オルガン)
 


DUX 0945
\2200→\1990
子供のためのヴァイオリン協奏曲集
 アナトーリー・コマロフスキー(1909-1955):協奏曲第2番
 カレル・クレイチー:コンチェルティーノ ロ短調
 アドルフ・フーバー(1872-1946):コンチェルティーノ ヘ長調 Op.7
 アナトーリー・コマロフスキー、グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  コンチェルティーノ ト長調
 アレクサンデル・ヤンシノフ/アレクサンデル・レヴァンドフスキ編曲:
  ロシア様式のコンチェルティーノ Op.35
 ハンス・ジット(1850-1922):コンチェルティーノ Op.93
 アナトーリー・コマロフスキー、グラジナ・バツェヴィチ:コンチェルティーノ ト長調
 フリードリヒ・ザイツ(1848-1918):学生のための協奏曲ト長調 Op.13
モニカ・クク(ヴァイオリン)
アンジェイ・ワドミルスキ(ピアノ)
 

DUX 0952
\2200
ムジカ・サクロモンターナ(シフィエンタ・グラ教会堂の音楽)Vol.7
 ピオトル・ニェストラフスキ:ミサ ト長調
 ユゼフ・ザイドレル(1744頃-1806):パストレッラ
 ピオトル・ニェストラフスキ:オフェルトリウム
アンナ・カラシンスカ、アンア・ミコワイチク(ソプラノ)
シンフォニア・ヴィーヴァ
トマシュ・ラジヴォノヴィチ(指揮)
 

DUX 0961/0962
(2CD)
\2600
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):歌曲とキャロル集
  5つの歌(1957)/雪崩(1949)/あなたのためではない(1981)
  6つの子供の歌(1947)
  銀色の窓ガラス、と子供のためのその他の歌曲(全8曲;1952-1953)
  子供の歌(全6曲;1958)/2つの子供の歌(1948)
  20のポーランドのキャロル(1946)/ひいらぎとつた(1984)
アンナ・ラジェイェフスカ(メゾソプラノ)
マリウシュ・ルトコフスキ(ピアノ)
 

DUX 0966
\2200
ヴォイチェフ・キラル(1931-):
  お告げの祈り[Angelus](1984)(*)
  出エジプト記[Exodus](1981)
  勝利[Victoria](1983)
アンナ・ファブレッロ(ソプラノ(*))
グダンスク・スタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミー合唱団&交響楽団
ジグムント・リヘルト(指揮)
 

DUX 0967
\2200
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):ピアノ作品集
  ソナタ(1934)/民謡集(全12曲;1945)/牧歌(1952)
  2つの練習曲(1941)/若い人たちのための3つの小品(1953)
  インヴェンション(1968)

ヴェロニク・ブリエル(ピアノ)

 

DUX 0969
\2200
オルクシュの聖アンジェイ・バジリカ聖堂のオルガン
 ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):ファンタジア「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):エコー・ファンタジア
 ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):カプリッチョ ヘ長調
 不詳:ワルシャワのタブラチュア譜集(17世紀)から
  前奏曲第1旋法/カンツォーナ第1旋法/カンツォーナ第1旋法(2)
  フーガ/トッカータ第3旋法
 ヨハン・クリーガー(1651-1735):
  前奏曲、リチェルカーレ、フーガ、パッサカリア
 ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
  ああ、主よ、哀れな罪びとであるわれを(コラール前奏曲)
 ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):パッサカリア ニ短調
 フランツ・クサヴァー・ムルシュハウザー(1663-1738):
  牧歌風アリアと変奏曲ト長調
 ゲオルク・ムッファト(1653-1704):トッカータ第1番
マレク・クドリツキ(オルガン)
 

DUX 0970
\2200
クシシュトフ・ヘルジン コンポーザーズ・コンサート・ライヴ
 クシシュトフ・ヘルジン(1970-):
  弦楽のための断定的前奏曲/弦楽のための非断定的トッカータ
  冬のスケッチ; 雪片,ペンギン・サーカス/きょうちくとう(夾竹桃)
  ホーピン・フォー・サムシン[Hopin' for Somethin']
   (ソプラノサクソフォンと弦楽のための)(*)
  ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ(+)

ピオトル・バロン(ソプラノサクソフォン(*))
ポーランド放送交響楽団
クシシュトフ・ヘルジン(ピアノ(+)、指揮)

 

DUX 0971
\2200
シェドゥルツェのヨアヒム・ヴァーグナー製オルガン Vol.2
 ベッルナルド・ストラーチェ(1637頃-1707頃):バッロ「バッターリャ
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):パヴァーヌとそのグロサ
 ミケランジェロ・ロッシ(1601/1602-1656):トッカータ第7番
 J・S・バッハ(1685-1750):ようこそ、恵み深きイエスよ BWV768
 ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):フーガ ト短調
 クリスティアン・エアバッハ(1568年頃-1635):カンツォン ハ長調
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):組曲ヘ長調 Wq.70 No.3
 フェリーチェ・モレッティ(ベルガモのダヴィデ神父;1791-1863):
  ソナティナ ハ長調
 ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):アル・ポスト・コムニオ
 ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):トッカータとかっこうのスケルツォ
 ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835):ソナタ ト長調
イレネウシュ・ヴィルヴァ(オルガン)
 


DUX 0974
\2200→\1990
パウル・クレツキ(1900-1973):失われざる音楽 ピアノを伴う室内楽作品集
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 Op.12(1924)(*)
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲ニ長調 Op.16(1926)(+)
ウーカシュ・ブワシュチク(ヴァイオリン(*))
マグダレナ・クリング=フェンダー(ヴァイオリン(+))
ローベルト・フェンダー(チェロ(+))
アダム・マニヤク(ピアノ)
 

DUX 0981
\2200
シュチトゥフの絵
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」より プロムナード
 マーラー(1860-1911):交響曲第5番 より アダージェット
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番 より アリア
 J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲ト短調 BWV1056R より ラルゴ
 ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ「火の鳥」より
 グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲第2番
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」より キエフの大きな門
ヨアンナ・スウォヴィンスカ(歌)
セバスティアン・ベルナトヴィチ(ピアノ)
プシェミスワフ・ソクー(トランペット)
ヤツェク・ホウボフスキ(アコーディオン)
ユゼフ・ミハリク(ベース・ギター)
スワヴォミル・ベルニ(打楽器)
クラクフ・クラリネット・クアルテット
 ミハウ・ポニジニク、マレク・ネムトゥシャク(クラリネット)
 マリウシュ・ステンピェン(クラリネット、ソプラノサクソフォン)
 ヤクプ・シュテンツェル(クラリネット、バスクラリネット)
 

DUX 0988
\2200
マチェイ・ジェリンスキ(1971-):
  交響曲第5番(2012)
  Elemen T(管弦楽のための;2012)

ポーランド放送交響楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)





EMEC


E 104
\2300
イングランドとスコットランドのロマンティック歌曲集
 [イングランド]
 ジョゼフ・オーガスティン・ウェイド(1796-1845):Meet Me by Moonlight
 ジョージ・アレグザンダー・リー(1802-1851):When the Dew Is on the Grass
 ヘンリー・ローリー・ビショップ(1786-1855):My Heart and Lute
 トマス・ヘインズ・ベイリー(1797-1839):Long, Long Ago
 ジョージ・アレグザンダー・リー:Come Where the Aspens Quiver
 チャールズ・エドワード・ホーン(1786-1849):My Dark, Hair'd Girl
 マイケル・ケリー(1762-1826):Flora McDonald
 ジョン・バーネット(1802-1890):My Minstrel Love
 トマス・ヘインズ・ベイリー:Welcome Me Home
 ネイサン・ジェイムズ・スポール(1812-1853):Do You Think I Can Forget?
 マイケル・ウィリアム・バルフ(1808-1870):The Light of Other Days
 トマス・ムーア(1779-1852):They Tell Me Thou'rt the Favour'd Guest
 フィリップ・ラファエル・ジャン・バティスト・ヴェリーニ(1781-1845):
  Farewell! and Never Think of Me
 チャールズ・エドワード・ホーン:Cherry Ripe
 ヘンリー・ローリー・ビショップ:Home, Sweet Home
 マイケル・ウィリアム・バルフ:Then You'll Remember Me
 ジョゼフ・デ・ピンナ:Awake! Awake, Mine Own Love
 チャールズ・ヘンリー・パーデイ (1799-1885):The Broken Hearts
 [スコットランド]
 スコットランド民謡/マサイアス・ヴォン・ホルスト(1767-1854)編曲:
  Ye Banks and Braes / We're a' Noddin / And Ye Shall Walk in Silk Altire
  Comin Thro' the Rye / John Anderson, My Joe / Auld Long Syne
  Oh My Love Is Like a Red, Red Rose
 [アイルランド]
 アイルランド民謡/トマス・ムーア編曲/
  J・F・カール・アーベルスピース編曲(ギター伴奏):
  The Harp That Once Thro' Tara's Halls
グズルーン・オウラフスドゥッティル(メゾソプラノ)
フランシスコ・ハビエル・ハウレギ(ギター)

録音:2012年1月、聖フランシスコ・エル・グランデ王立バジリカ聖堂参事会室
使用楽器:1840年、ルネ・ラコート製
 グズルーン・オウラフスドゥッティルはアイスランドに生まれ、レイキャヴィーク音楽大学でルト・マグヌーソンに、ギルドホール音楽演劇学校(ロンドン)でラウラ・サルティに、マドリードでアリシア・ナフェに師事したメゾソプラノ。フランシスコ・ハビエル・ハウレギはロンドンに生まれ、現コルバーン音楽学校(ロサンゼルス)でケントン・ヤングストロームに、マドリードでアグスティン・マルリおよびオスカル・ロペスに、ギルドホール音楽演劇学校でロバート・ブライトモアに師事したギター奏者。二人は2002年のギルドホール音楽演劇学校でのリサイタル以来デュオを組んでいます。

 


E 112
\2300→\2090
井上郷子(ピアノ)
 田中聰(1956-):ピアノ作品集

  グリザイユ[Grisaille](2004)
  レヴィテーション[Levitation](2006)
  詩篇[Psalms](2007)
  祖先の国[The Afterward](2009)
  沈黙の時III[The Hour of Silence III](1984)
  墓碑銘[Epitaph](2009)
  神託[Oracle](2011)T
井上郷子(ピアノ)
録音:2012年6月26-27日、スペイン貯蓄銀行ラ・マリナ文化センター音楽ホール、 ドゥエロ貯蓄銀行、サモラ、スペイン

田中 聰 Satoshi Tanaka (作曲):
 1956年、北海道出身。東京音楽大学作曲科卒業。同大学研究科修了。湯浅譲二、浦田健次郎、池辺晋一郎に師事。1984年、国際ガウデアムス現代音楽週間に「沈黙の詩」が入選、リチャード・デュファロ指揮オランダ放送響により初演。1988年、第9回入野賞受賞。受賞作品「虹彩の域」は、小泉和裕指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団、により初演。2004年、Asian Cultural Council(日米芸術交流プログラム)の招聘により渡米、ニューヨーク、サンフランシスコに滞在。サンフランシスコ Headlands Center of the Artsにて自作についてのレクチャーを行う。2011年、サントリー芸術財団サマーフェスティバルにて「沈黙の詩」が山田和樹指揮、東京都交響楽団により日本初演された。(ブックレットより転載。)

 
EMEC 僅少在庫先着特価セール
完売の際はご容赦ください。

E 100/1
(2CD)
〔旧譜在庫特価〕
\3600→¥1890
ルイス・デ・ナルバエス(1503/1505頃-1555/1560):
 「デルフィンのビウエラ曲集」(全6巻;1538)

  [第1巻] ファンタジア第1番−第8番
  [第2巻] ファンタジア第9番−第14番
  [第3巻]
  ジョスカン・デプレの「ミサ フェラーラ公エルコレ」のサンクトゥスとホザンナ
  ジョスカン・デプレの「ミサ フェザン・ルグレ」のサンクトゥスとホザンナ
  ジョスカン・デプレの「フーガによるミサ」のクム・サンクト・スピリト
  カンシオン第1番(ジョスカン・デプレの「千々の悲しみ(皇帝の歌)」)
  カンシオン第2番−第3番(ゴンベールによる)
  カンシオン第4番(リシャフォールの「Je veux laysser melancolie」)
  [第4番]
  「おお、栄光の聖母」による6つのディフェレンシア
  「厳かな犠牲」による5つのディフェレンシア
  [第5巻]
  「クラロス伯爵」による22のディフェレンシア
  「私の牛の見張りをしておくれ」による4つのディフェレンシア
  「私の牛の見張りをしておくれ」による3つのディフェレンシア
  対位法のバス
  [第6巻](*)
  ラミロ王は席につかれた(ロマンセ)/モーロの王は散策していた(ロマンセ)
  「Si tantos halcones」(ビリャンシコ)による3つのディフェレンシア
  「Y la mi cinta dorada」(ビリャンシコ)による6つのディフェレンシア
  La bella mal maridada(ビリャンシコ)/何を使って洗いましょう(ビリャンシコ)
  Arded, corazon, arded(ビリャンシコ)
アグスティン・マルリ(ギター)
マルタ・インファンテ(メゾソプラノ(*))

録音:2012年2月、参事会の間、王立聖フランシスコ・エル・グランデ聖堂、マドリード、スペイン
 グラナダに生まれ、スペイン王太子フェリペ(後の国王フェリペ2世)に仕えたビウエラ奏者・作曲家ルイス・デ・ナルバエスがバリャドリドで出版した曲集(「デルフィン」とは「王太子」の意)の世界初の全曲録音。普通のクラシックギターによる演奏と思われます。全40ページのブックレットにスペイン語と英語の解説を収録。ギター・ファン、スペイン古楽ファンなら聴き逃せません。

  

E 105/6
(2CD)
〔旧譜在庫特価〕
\3600→¥1890
グラナドス(1867-1916):
 スペイン舞曲集(全12曲)
 ゴイェスカス(全7曲)
セバスチャン・スタンリー(ピアノ)

録音:2012年6月1-3日、ラ・マリナ文化センター・ホール、スペイン貯蓄銀行、サモラ、スペイン
 セバスチャン・スタンリー(1984年生まれ)は英国王立音楽大学で学んだスペイン系英国人ピアニスト。





HEVHETIA


HV 0069-2
\2300
シェーンベルク、アルブレヒト、ヒンデミット:室内アンサンブルのための作品集
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  15の独奏楽器のための室内交響曲第1番ホ長調 Op.9(1906/1924)
 アレクサンダー・アルブレヒト(1885-1958):
  11の楽器のためのソナティナ(1925)
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):
  12の独奏楽器のための室内音楽第1番 Op.24(1922)
クアサルス・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮)

録音:2013年3月8-11日、パンノニア・スタジオ、ブダペスト、ハンガリー





PHOENIX


PH 23171
\2300
アルベルト・ボネーラ(1950-):室内楽&ピアノ作品集
  ヴァイオリン・ソナタ第1番(*)/ヴァイオリン・ソナタ第2番(+)
  ピアノのための33の格言/ピアノのための幻想即興曲第3番
  ピアノのための幻想即興曲第4番/ピアノのための前奏曲

ダニエーレ・リキエデイ(ヴァイオリン(*))
アンカ・ヴァシーレ(ヴァイオリン(+))
エンリコ・ポンピーリ(ピアノ)

録音:2011年9月5-6日(*)、2012年11月7-8日(+)、12月10-11日(無印)、アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、トレヴィーゾ県、イタリア
 アルベルト・ボネーラはイタリアのブレシアに生まれ、パヴィア大学哲学科を卒業し20年間中学校教師として国語と歴史を教えた後、退職しブレシア音楽院で学び作曲家になったというユニークな人物。当レーベルからすでにピアノ作品集(PH 03902)、ピアノ協奏曲&ピアノ作品集(PH 07125)が発売され、好評を博しています。





BERLIN CLASSICS


BC0300553
\2200
Lob, Ehr und Preis sei Gott
 賛美と誉れと栄光 神にあれ −
  美しいドイツ讃美歌集
ペーター・コップ指揮、
ドレスデン・ヴォーカル・コンソート
 


BC0300554
(3CD)
\7800→\6990
ラグナ・シルマー(fp)
 ヘンデル:協奏曲集

  協奏曲Op.4-1〜Op.4-5、HWV.296a(フォルテピアノで演奏)、
  協奏曲Op.7-1〜Op.7-3、HWV.295(ピアノで演奏)、
  協奏曲Op.4-6、Op.7-4〜Op.7-6(ハモンドオルガンで演奏)
ラグナ・シルマー(fp)
ベルンハルト・フォーク指揮、
ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団 他



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ORPHEE 58


ORP 58001/2
(2CD)
\3600
オッフェンバック(1819-1880):オペレッタ「ジェロルシュタイン大公妃殿下」 シュザンヌ・ラファイ(ソプラノ:大公妃殿下)
リナ・ダシャリー(ソプラノ:ヴァンダ)
ニコル・ブロワサン(ソプラノ:オルガ)
ユゲット・エヌティエ(メゾソプラノ:イーザ)
ジェルメーヌ・パラ(ソプラノ:アメリー)
ミシェリーヌ・トモフ(シャルロット)
ジャン・ジロードー(テノール:フリッツ)
ルネ・ルノティ(テノール:ピュック男爵)
ジョゼフ・ペイロン(テノール:ポール殿下)
ルイ・ミュジー(バリトン:ブン大将)
アンドレ・バルボン(バス:グロッグ男爵)
ジェニオ(ネオポミュック)
フランス放送合唱団
マルセル・ブリクロ(合唱指揮)
フランス放送リリック管弦楽団
マルセル・キャリヴァン(指揮)

録音:1957年9月21日、モノラル、ADD 初放送:1958年7月13日 発売:2009年

オペレッタの名優たちを揃えたラジオ放送用録音。

 


ORP 58002/1
\2600→\2390
ロジェロジェ・グランド・オーケストラ Vol.1
 ロジェロジェ(1911-1995):
  Hapiness day (*) / En carriole (*) / Haute-couture (*) / Vive le sport
  Grands travaux / Paysage / Romany girl / Clowneries / Menuet
  Holiday party / Feux-follets (*) / Traffic boom
  Interlude dramatique / Tension No.1 / La vitrine aux jouets (*)
  Pres des flots / Music all / Concerto jazz pour harpe et orchestre
  Le dernier metro / Danses des oiseaux / El Muletero / Le grand derby
  Suite tropicale / Marche royale / Tour de France / Tourbillon de Paris
ロジェロジェ・グランド・オーケストラ
ロジェロジェ(指揮)

録音:データ記載なし、ステレオ(*)、モノラル(無印) 発売:2011年

映画音楽や電子音楽の分野でも活躍したフランスの作曲家・指揮者ロジェロジェ(ロジェ・ロジェ)のオーケストラ小品集。「フランスのルロイ・アンダーソン」と呼びたくなるような、粋で楽しい音楽がたっぷり詰まったアルバムです。





POLSKIE NAGRANIA(MUZA)


PNCD 1508
\2500
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):オペラ「シーロのテティデ」からのアリア集
   Vorrebbe dal tuo cor / Vi lascio tranquille / Sento l'aura
   Lasciami crudo amor / Credimi o core / Per credere
   Amando tacendo / Se da un empio / Quando in eotte
   Lasciami piangere / Cessino i vostri gemiti
アンナ・ゲルマン(歌)
コン・モート・マ・カンタービレ
 マレク・シュヴァルツ(ヴァイオリン)
 エルジビェタ・ダスティフ(フルート) 他
タデウシュ・オフレフスキ(指揮)

録音:データ記載なし、ステレオ 初出:1971年、XL 0743(LP)

流行歌からクラシックまで幅広いレパートリーを歌い、1960年代から70年代にかけポーランドとソヴィエトで絶大な人気を得ていた歌手アンナ・ゲルマン(1936-1982)が録音したLPをCD復刻するシリーズ中の一枚。声質はソプラノとメゾソプラノの間という印象です。


<国内盤>


若林工房



WAKA 4173-74
(2CD)
\3600
「ブラームス:ピアノ作品集/イリーナ・メジューエワ」
 ブラームス:
  幻想曲集 作品116
  3つの間奏曲 作品117
  6つの小品 作品118
  4つの小品 作品119
  “一輪の薔薇が咲いて”
   (11のコラール前奏曲 作品122〜第8曲)(ブゾーニ編曲)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 絶望と諦観の静謐な交錯〜ブラームス晩年の豊穣な音楽世界を濃やかに描く
 ブラームス:ピアノ作品集/イリーナ・メジューエワ

 録音: 2013 年7 月 & 9 月、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO/DSD 録音、発売元:若林工房

 イリーナ・メジューエワがいよいよブラームス後期作品に挑戦! メジューエワによるブラームスには、まとまった作品としては「4つのバラードop.10」(2007 年録音)があった程度で、今回はop.118-2 を除く全曲が初録音となります。
 枯淡の境地を反映したといわれるブラームスの「晩年スタイル」ですが、メジューエワは、「孤独」や「絶望」、「諦念」の裏側で静かに燃えている作曲家の心の裡に迫ることにより、それが、いかに豊穣な世界であったかということを再認識させてくれます。ロマン主義芸術の放った最後の光芒、そしてその先に広がる果てしない闇を、これほどまで見事に描いた演奏はほかにあまり例を見ません。ネイガウスやユーディナ、そしてリヒテル、ギレリス、ヴェデルニコフ、アファナシエフといった巨匠たちの偉大な伝統を継承しつつ独自のブラームス像を確立している点において、この演奏はロシア・ピアニズムのブラームス演奏史に新たな一章を付け加える、記念碑的なものといっても過言ではないでしょう。pp からff まで透明感に溢れる変幻自在のタッチ、色彩感豊かな音色。とどまることのないファンタジーの広がりと堅固な造形、巨大なスケール感。
 ポリフォニーの卓抜な処理。すべてが斬新であると同時にどこか懐かしい、新しいブラームスをお聞きください。

 ライナーノートより
 「(メジューエワの)眼差しは、このブラームスの音符の意図をすべて理解するだけではなく、譜面の紙背を徹して、ブラームスが構築した宇宙を隈なく鳥瞰してつかみとり、その空間を妙なる美音で満たす。(中略)・・・ブラームスが生涯の最後に到達して得た、この豊穣な音楽世界の全てを、あなたはこのアルバムで聴き取ることができるであろう。」(岡田央太)





Studio N.A.T



NAT13191〜2
(2CD)
\3360
エマニュエル・ジラール(vc.)
 J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

Disc1
 第1 番 ト長調 BWV1007
 第4 番 変ホ長調 BWV1010
 第6 番 ニ長調 BWV1012
Disc2
 第2 番 ニ短調 BWV1008
 第3 番 ハ長調 BWV1009
 第5 番 ハ短調 BWV1011
エマニュエル・ジラール(vc.)
 節度と躍動との絶妙なバランス チェロのバイブルに新たな名盤の誕生!
 モダン、バロックチェロの両分野で活躍著しいジラール・エマニュエルによる渾身のJ.S. バッハ無伴奏チェロ組曲全曲。
 第1番から5番では銘器カルロ アントニオ テストーレ(1750 年作)を、第6番では本来バッハが想定した五弦のピッコロ・チェロを自在に操り、新たなバッハ世界を描ききっています。

エマニュエル・ジラール ( Emmanuel GIRARD ):
 1970年フランス・ブザンソンに生まれる。パリ国立高等音楽院にてフィリップ・ミュレール氏、クリスティアン・イヴァルディ氏、クリストフ・コアン氏の各氏に、マスタークラスでアンナー・ビルスマ氏に指事。ルネッサンス音楽についても研鑽を積み、同校をチェロ、室内楽共にプルミエプリ(1等賞)で卒業。独学でヴィオラ・ダ・ ガンバとリュートを学ぶ。
 ザルツブルク古楽祭、ストックホルム水上の音楽祭、軽井沢国際音楽祭、北九州バロック音楽セミナー、フランス・アスフェルドのガンバ音楽祭等の音楽祭やセミナーに招かれ、カーネギーホール(ニューヨーク)、シテ・ドゥ・ラ・ミュージック(パリ)、アン・デア・ウィーン劇場(ウィーン)、オペラシティ(東京)、響ホール(北九州)等の主要ホールにて、ソリスト、室内楽、コンソート等で数多くのコンサートに出演。
 演奏活動の他、桐朋学園大学音楽学部特任教授として、マスタークラス、バロックセミナー等で、チェロ、室内楽、ヴィオラ・ダ・ガンバの指導や、コンクールの審査員等を行っている。
 使用楽器はカルロ・アントニオ・テストーレ(1750年イタリア・ミラノ)作












10/22(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ALBA



ABCD 361
(SACD HYBRID)
\2200→\1990
天才アコーディオン奏者ヴァユリネンによるフランス組曲第2弾
 J・S・バッハ (1685-1750) フランス組曲 第2集

  フランス組曲第4 番 変ホ長調 BWV815
  フランス組曲第5 番 ト長調 BWV816
  フランス組曲第6 番 ホ長調 BWV817
  前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
  G線上のアリア(管弦楽組曲第3 番 から)
ミカ・ヴァユリネン(アコーディオン)
 
 Multichannel/stereo、55’13

 1967 年、ヘルシンキ生まれ。「アコーディオンの魔術師」ミカ・ヴァユリネンの弾くバッハ。ロングセラーとなっているゴルトベルク変奏曲(ABCD191)では、卓越した技巧と優れた音楽性で聴衆を驚かせました。このアルバムは、フランス組曲のシリーズ、第1 集(ABCD346)につづく第2 集。第4 番から第6 番の長調による3 曲とオルガンのための《前奏曲とフーガ イ短調》、そして《管弦楽組曲第3 番》の〈アリア〉が最後に演奏されます。




HMF



HMC 902161
\2600→\2390
トリオ・ヴァンダラーのチャイコフスキー
 (1)アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
 (2)チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出」
トリオ・ヴァンダラー
 【ジャン=マルク・フィリップ=
   ヴァルジャブディアン(Vn)、
  ラファエル・ピドゥー(Vc)、
  ヴァンサン・コック(Pf)】
 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも話題になった、トリオ・ヴァンダラーのチャイコフスキーが待望リリース

 録音:2012 年11 月1 日/DDD、71’ 42”

 1987 年結成のトリオ・ヴァンダラー。円熟著しいベテラン・ピアノ三重奏団ですが、チャイコフスキーの名作は何と初めての録音。2012 年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも披露されましたが、これが稀代の名演で、感動のあまり言葉少なく帰る観客が目につきました。今回、待望のCD リリース。カップリングがこれまたロシア・ピアノ・トリオの名作アレンスキーの第1 番。これほど流麗かつオシャレなアレンスキーは初めてで、あらためて聴き惚れてしまいます。全く隙のないアンサンブル、各楽器の難技巧も何なくこなし、さらにアレンスキーとチャイコフスキーの音楽の中にある、フランス的な洗練も憎いまで絶妙に表現。新しい決定盤の登場と申せましょう。




MIRARE

MIR 232
\2600→\2390
若き天才ヌーブルジェ、最新盤
 ラヴェル:ピアノ作品集

  (1)夜のガスパール
  (2)高雅にして感傷的なワルツ
  (3)クープランの墓
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
 世界が注目する若き天才ヌーブルジェ、最新盤は精緻を極めたラヴェル!

 録音:2013 年5 月/フェルム・ドゥ・ヴィユファヴァール

 ピアノ界が今最も注目する若き天才ピアニスト、ジャン・フレデリック・ヌーブルジェの最新盤は、2013 年5 月に録音したラヴェル。2007 年にサントリーホールで華々しいリサイタル・デビューを飾り、2009 年の再来日公演の際も高い評価を受け、パーヴォ・ヤルヴィ率いるパリ管との来日共演への期待も高まるアーティストです。
 ヌーブルジェが今回取組んだのはラヴェル。繊細にしてクリアな音色が要求される「夜のガスパール」第1 曲のオンディーヌから、別世界へと誘われるよう。
 対照的に、「高雅にして感傷的なワルツ」では、ラヴェルのシニカルともいえる和声での独特の響かせ方、辛辣ともいえる3 拍子のリズムの取り方、そしてふっと薫る優雅さなど、変幻自在、余裕たっぷりに聴かせます。最後の「クープランの墓」最大の難曲「スカルボ」も、実に鮮やか!少しの乱れもありません。
 1986 年生まれの若きピアニストの、底知れぬ才能とセンスを感じる1 枚です。




NAIVE


Douce France
V 5343
(2CD)
\3200→\2890
世界の歌姫、オッター最新盤!
 Douce France〜優しきフランス

 [CD1] 歌曲
  アーン:(1)『灰色の歌』より いみじき時 (2)最も美しき今
  サン=サーンス:
   (3)月の光 (4)私に何も言うことがないのなら (5)行け、行け、船よ
  アーン:(6)離れ家に閉じ込められたとき (7)私は口づけをしたから (8)田舎の墓地
  フォーレ:(9)『3つの歌』より 秘密op.23-3 
  ラヴェル:
   (10)『クレマン・マロの2 つの風物詩』より スピネットを歌うアンヌへの
   (11)愛に死せる女王のためのバラード
  (12)ドビュッシー:ビリティスの3つの歌(全3曲) 
  レフナー:(13)『4つの詩』よりop.5 ひびの入った鐘 (14)セレナード
  (15)サン=サーンス:死の舞踏
    ベンクト・フォルスベルク(Pf)、(5)ビョルン・ガフヴァルト(ハルモニウム)、
    (13)-(15)アントワーヌ・タムスティ(Va)
    録音:2013 年2 月、ベルヴァルドホール(ストックホルム)

 [CD2] シャンソン
  (1)バルバラ:ゲッティンゲン (2)グランツベルク:パダム・パダム
  (3)フェレ:サン=ジェルマン=デ=プレ 
  (4)バルバラ:なんて美しい季節(9月) (5)ルマルク:パリで
  (6)ハジダキス:若い郵便屋 
  ルグラン:(7)双子姉妹の歌 (8)君なしで生きていく コスマ:(9)枯葉
  (10)ショーリアック/トレネ:優しきフランス 
  (11)トレネ:ブン! (12)フェレ:ミラボー橋
  (13)ムスタキ:タンドル国の地図 (14)アーン:秋の歌 
  (15)ルイギ/モノ:バラ色の人生 (16)ショーリアック/トレネ:残されし恋には
  (17)ルノワール:聞かせてよ愛の言葉を
   ※ (1)-(3)、(6)(7)、(9)-(16):ペル・エクダール編曲/
    (4)(8):カール・バッジ編曲/
    (5):ベンガン・ヤンソン&ペル・エクダール編曲/
    (17)マルガレータ・ベングトソン編曲
    (7)マルガリータ・ベンクトソン(歌& ハープ)、
     ペル・エクダール(Perc.&編曲)、カール・バッゲ(Pf& 編曲)、
     ベンクト・フォルスベルク(Pf)、
     マッツ・ベルグストロム(ギター)、オーリー・リンダー(Cb)、
     ベンガン・ヤンソン(アコーディオン)、
     ペール・グレバッケン(Cl、バスクラリネット、アルトサックス)、
     カール・ オランドソン(Tp)、マグヌス・ヴィークルンド(Tb)、
     ウルス・フォルスベルク(Vn)、アンダース・ヤコブソン(Vn)、
     マリン・ブロマン(Va)、カティ・ライチネン(Vc)
     録音:2013 年5 月、アトランティス・スタジオ(ストックホルム)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
 絶美の歌声で魅せる甘美なフランス歌曲集、印象派の歌曲と20 世紀のシャンソン、多彩な表現力に聴き入るアルバム!

 世界の歌姫アンネ・ゾフィー・フォン・オッターが、「ソーニョ・バロッコ」(V 5286)に引き続き、naive レーベルからは3 枚目のリリースとなる最新盤、「ドゥース・フランス(優しきフランス)」をリリースいたしました!今回のプログラムは、19 世紀の印象派歌曲と20 世紀のシャンソンをカップリングしたもので、当レーベルからの1st アルバム、「ラブ・ソングス」(V 5241)のコンセプトも思い起こさせる内容となっています。ピアノ伴奏はオッターからの信頼厚き名手ベンクト・フォルスベルクが担当。日本でも高い評価を得ているヴィオラ奏者タメスティ、スウェーデンの歌姫マルガリータ・ベンクトソンなど、盤石の共演陣を据えて収録に挑んでいます。肩肘の張っていない自然な歌いぶりで聴く人を包み込むように魅せてくるその歌唱力は流石の一言。いずれのジャンルもメジャーな楽曲が多く集められているため、このジャンルはあまり馴染みがない……という方にもお薦め出来るアルバムです!
 幅広いレパートリーを持ち、フランスものでも安定した歌唱を聴かせてくれるオッター。過去にもフランス歌曲集をリリースし、高い評価を得ているだけに、本アルバムも期待必至といったところでしょう。アーン、フォーレ、サン=サーンス、ラヴェル、ドビュッシー……甘美な旋律の数々に乗って、オッターのふくよかな歌声に聴き入ります。フォルスベルクの伴奏はオッターの歌声にぴったりと寄り添い、二人で優美なハーモニーを生み出しています。
 また、本アルバム最大の魅力の一つは、やはりクラシックの歌曲とシャンソンそれぞれで全く異なる歌声を聴かせてくれる、オッターの多彩な表現力でしょう!ディスクを2 枚目へ入れ替え、シャンソン・ディスクの1 曲目「ゲッティンゲン」が始まった途端、舞台は小さなサロンから街角のカフェへと早変わり。しっとりと歌い上げる楽曲では艶やかな歌声に舌鼓を打ち、さらに「双子姉妹の歌」や「ブン!」といった愉しい楽曲では、軽妙洒脱な歌いぶりに魅せられます。タイトルにもなっている「優しきフランス」では、歌う道化師の異名も持つトレネに負けず劣らずのチャーミングさを見せてくれます。「パダム、パダム」や「バラ色の人生」は、いずれもシャンソン界を代表するピアフのヒットソングですが、オッターはピアフよりもすっきりとした歌運びで、この名曲を優しく歌い上げています。収録されているシャンソンは、いずれも本アルバムのためにアレンジがなされており、原曲とはまた一味違った楽しみを味わえます。







TYXART


TXA 13030
\2500
ヨアヒム・J.K.クンツェ:ORETAG
 トランペットとオルガンとパーカッションのための12楽章〜サウンド・クリエイション

  第1楽章:Bauet Euch Signaltrompeten
  第2楽章:Die Engel singen das Lob des Herrn
  第3楽章:Jesus in der Wuste
  第4楽章:Ankundigung von Leiden und Auferstehung
  第5楽章:Der Hauptmann von Kafarnaum
  第6楽章:Jesus im Hause des Zollners Zachaeus
  第7楽章:Der Einzug in Jerusalem
  第8楽章:Judas
  第9楽章:Bevor der Hahn kraht
  第10楽章:Ich bin bei Euch alle Tage
  第11楽章:Turmbau zu Babel
  第12楽章:Choral und Fanfare
ヨアヒム・J.K.クンツェ(トランペット)
ニコ・ソコリ(オルガン)
クノ・ワーグナー(パーカッション)
 トランペッターでありコンポーザーのクンツェによる独自音楽世界

 録音:2013 年2 月ドイツ、カルベン、聖バルド教会、ライヴ/42’21

 トランペット奏者のヨアヒム・J.K. クンツェが作曲・演奏をしたアルバム。モーゼの書物「汝、銀のトランペットを創らん」に影響されて作曲したトランペットとオルガンとパーカッションのための12 楽章。各楽章は聖書の一節を引用して構成されています。3 つの楽器が融合したスタイリッシュな曲。バッハを連想させるような宗教的旋律と、ジャズを思わせるような透明感ある即興的なメロディが組み合わされた、独自の世界観を持った音楽です。
 

TXA 13029
\2500
カンターテ・カンティクム・ノーヴム〜教会暦のためのグレゴリオ聖歌
 1. Nos autem gloriari
 2. Christus factus est
 3. Angelis suis*: Angelis suis
 4. Alleluia - Redemptionem
 5. Ave Maria*: Ave Maria
 6. Qui manducat
 7. Quinque prudentes
 8. Ad te levavi (mit Psalmvers Vias tuas)
 9. Dominus dabit
 10. Dominus dixit ad me
 11. Judica me Deus
 12. Dico vobis, gaudium est
 13. Factus est repente
 14. In principio Deus
 15. Diffusa est gratia*: Diffusa est gratia
 16. Vidi speciosam
 17. Spiritus Domini*: Spiritus Domini
 18. Ave maris stella*: Ave maris stella
 19. Ad te levavi (mit Psalmvers Dirige me)
 20. Si ambulavero
コラールスコラ
 (旧レーゲンスブルクドーム
  シュパッツェン大聖堂聖歌隊)
ヨーゼフ・コールホイフル(指揮)
テオ・フルーリOSB 神父(オルガン)
 グレゴリオ聖歌の権威コールホイフルの聖歌隊

 録音:1988-2007 年/69’25

 グレゴリオ聖歌の権威のヨーゼフ・コールホイフルにより創設された聖歌隊コラールスコラ。1988 年のイタリア・アレッツォのコンクールで優勝から現在に至るまでの演奏を集めた聖歌隊の成長記録のようなアルバムです。グレゴリオ合唱から教会暦の年間を通しての行事まで収録されています。特にテオ・フルーリOSB 神父がグレゴリオをテーマにオルガンの即興演奏をしている点も注目されます。




ARS PRODUKTION

ハイブリッドSACD [Multichannel SACD / Stereo SACD / CD]


ARS 38063
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
カペラ・コロニエンシス&ブルーノ・ヴァイル
 ハイドン(1732-1809):ロンドン交響曲集第3巻

  交響曲第99番変ホ長調
  交響曲第100番ト長調
  交響曲第101番ニ長調
  [ボーナス・トラック]
  ブルーノ・ヴァイルによる解説
カペラ・コロニエンシス(管弦楽)
ブルーノ・ヴァイル(指揮)

録音:データ未詳(次回新譜案内にて記載予定)

1954年にドイツのケルンに創設された「歴史あるピリオド楽器オーケストラ」カペラ・コロニエンシスとブルーノ・ヴァイルのコンビによるハイドンは当レーベルの柱と言える存在。ロンドン交響曲集(Vol.1: ARS 38061、Vol.2: ARS 38062)もあと1枚を残すのみとなりました。



カペラ・コロニエンシス&ブルーノ・ヴァイル
ハイドン:交響曲集第1・2巻


ARS 38061
(SACD Hybrid)
\3000→¥2290
ハイドン(1732-1809):ロンドン交響曲集第1巻
  交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96
  交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95
  交響曲第93番ニ長調 Hob.I:93
  [ボーナス・トラック]
  ブルーノ・ヴァイルによる解説
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
録音:2008年10月26、28日、エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、アルフリート・クルップ・ザール、ライヴ


ARS 38062
(SACD Hybrid)
\3000→¥2290
ハイドン:ロンドン交響曲集第2巻
  交響曲第98番変ロ長調
  交響曲第94番ト長調
  交響曲第97番ハ長調
  [ボーナス・トラック]
  ブルーノ・ヴァイルによる解説
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
録音:2008年10月26日、2009年4月30日、 エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、アルフリート・クルップ・ザール、ライヴ

  


ARS 38092
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
忘れられた至宝 Vol.11 バルベッラ、ジュリアーニ、ホフマン:マンドリン協奏曲集
 エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):
  マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
 ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニ(1760-1818):
  マンドリン、2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽のための協奏曲ヘ長調
 不詳(パイジェッロ(1740-1816)?):
  マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調
 ジョヴァンニ・ホフマン(1750-1819):
  マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
アンナ・トルゲ(マンドリン)
ケルン・アカデミー(管弦楽)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)

録音:データ未詳(次回新譜案内にて記載予定)
 ジャンル的にもレア作曲家という点でも貴重なアルバム。エマヌエーレ・バルベッラは生地ナポリで活躍したイタリアの作曲家・ヴァイオリン奏者。ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニはリヴォルノに生まれフィレンツェで活躍したイタリアの作曲家・ハープ奏者・指揮者。ジョヴァンニ・ホフマンはウィーンで活躍した作曲家・マンドリン奏者。アンナ・トルゲはピリオドとモダーンの両分野で活躍するドイツのマンドリン奏者。

 

ARS 38122
(SACD Hybrid)
\2500
ヤンカ・シモノヴィチ(ピアノ)
メイク・アップ
 J・S・バッハ(1685-1750)/フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  今こそ喜べ、愛するキリストのともがらよ(コラール前奏曲) BWV734
 リスト(1811-1886)/フェルッチョ・ブゾーニ編曲:
  モーツァルトの「フィガロの結婚」の2つの主題による幻想曲
 シューマン(1810-1856)/カロル・タウジヒ(1841-1871)編曲:
  スペインの歌遊び Op.74 より 密輸入者
 リスト:6つのパガニーニ大練習曲 から ラ・カンパネッラ
 アルフレート・グリュンフェルト(1852-1924):ウィーンの夜会
   (ヨハン・シュトラウス IIのワルツによる演奏会用パラフレーズ)Op.56
 J・S・バッハ/フェルッチョ・ブゾーニ編曲:
  われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ(コラール前奏曲)BWV639
 モーツァルト(1756-1791)/ジギスムント・タールベルク(1812-1871)編曲:
  レクイエム K.626 より ラクリモーサ
 シューマン/リスト編曲:愛の歌(献呈)
 ブラームス(1833-1897):パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
 アルフレート・グリュンフェルト:
  春の声(ヨハン・シュトラウス IIのワルツによる演奏会用パラフレーズ)Op.57
ヤンカ・シモノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年2月11-14日、場所の記載なし
 ドイツのロストックに生まれ、ロストック音楽大学でマティアス・キルシュネライトらに師事し2010年卒業、さらにチューリヒ芸術大学でコンスタンチン・シチェルバコフに師事しているピアニスト、ヤンカ・シモノヴィチのデビューCD。ヴィルトゥオーゾ・ピアニストたちによる編曲作品を中心にした意欲的なプログラムです。

 

ARS 38134
(SACD Hybrid)
\2500
シモナ・シャトゥロヴァー グローリア
 ヘンデル(1685-1759):
  オラトリオ「ヨシュア」HWV64(1747) から Oh, had I Jubal's lyre
 J・S・バッハ(1685-1750):
  カンタータ第151番 BWV151(1725)から Susser Trost, mein Jesus kommt
  クリスマス・オラトリオ BWV248’1734)から Flosst, mein Heiland
  カンタータ第208番 BWV208(1713)から Schafe konnen sicher weiden
 ヘンデル:
  オラトリオ「メサイア」HWV56(1741)から Pifa(器楽) / Rejoice
  オラトリオ「サムソン」HWV57(1741)から Let the bright Seraphim
  カンタータ「グローリア」HWV deest(1706?;偽作)から Gloria in Excelsis Deo
 ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):
  クリスマスのためのパストラーレ イ長調(器楽)SeiH.242
 モーツァルト(1756-1791):
  主日の晩課ハ長調 K.321(1779)から Laudate Dominum
  大ミサ ハ短調 K.427(1782)から Et incarnatus est
 ズビニェク・マチェユー(1958-):Ad Te(2010)
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):
  Hor ch'e tempo di dormire(子守歌風宗教的カンツォネッタ;1639頃)
 ズビニェク・マチェユー:Ad Te Domine(2010)
シモナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ)
コレギウム・マリアヌム

録音:2010年8月10-12日、鎖の聖母教会、プラハ、チェコ
前出:Artesmon, AS 738 (CD;廃盤)
 シモナ・シャトゥロヴァーはブラチスラヴァ(スロヴァキア)生まれのソプラノ。コレギウム・マリアヌムは17世紀音楽の演奏のため1997年にプラハで創設されたピリオド楽器アンサンブル。

 

ARS 38139
(SACD Hybrid)
\2500
フランソワ・クサヴィエ・ポワザ ピアノオーケストラ
 リスト(1811-1886):メフィスト・ワルツ第1番 S.514(1859-1861)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):「ペトルーシュカ」からの3つの断章
 チャイコフスキー(1840-1893)/ミハイル・プレトニョフ(1957-)編曲:
  バレエ組曲「くるみ割り人形」(Op.71a)
 チャイコフスキー/サムイル・フェインベルク(1890-1962)編曲:
  交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74(1893)より 第3楽章(スケルツォ)
   (フェインベルク Op.31 No.3(1942))
 ビゼー(1838-1875)/アルカーディ・ヴォロドス(1972-):
  オペラ「カルメン」(1875)より 第3幕への間奏曲(アラゴネーズ)
フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(ピアノ)

録音:2013年4月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
 フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(1989年生まれ)はアレクセイ・ゴロヴィン(ジュネーヴ)、エフゲニー・コロリョフ(ハンブルク)に師事した、ロシア派とも言えるフランス系スイスのピアニスト。12歳の時にマルタ・アルゲリッチの招きにより日本で行われたパシフィック・ミュージック・フェスティヴァルに出演。第14回チャイコフスキーー国際コンクール(2011)では入賞こそ逃しましたがその演奏がセンセーションを巻き起こし審査員特別賞を贈られました。

 

ARS 38140
(SACD Hybrid)
\2500
アウレリア・シムクス スケルツォ
 シューマン(1810-1856):ピアノ・ソナタ第2番 Op.22
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3
 リスト(1811-1886):スケルツォと行進曲
アウレリア・シムクス(ピアノ)

録音:2013年7月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
 アウレリア・シムクスは1997年11月ラトヴィアのリガに生まれたピアニスト。4歳でピアノを始め、9歳でラトヴィアの青少年ピアニスト・コンクール優勝、11歳で初リサイタル。当録音時で満15歳という若さです。

 

ARS 38505
(2CD)
\2400
ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.5
 ラフマニノフ(1873-1943):
  10の前奏曲 Op.23(1901-1902)(*)
  絵画的練習曲集 Op.33(1910-1911)(+)
  幻想的小品集 Op.3(1893)(#)
  ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30(1909)(++)
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
フォルクヴァング大学管弦楽団(++)
デイヴィッド・デ・ヴィリアー(指揮(++))
録音:2005年3月、ライヴ、ヴィルヘルム・レーンブルック博物館、ドゥイスブルク、ドイツ(*)
    1988年5月18日、ライヴ、大劇場、ブレシア、イタリア(+)
    2007年5月、フォルクヴァング芸術大学音響スタジオ、エッセン、ドイツ(#)
    2001年1月31日、ライヴ、フォルクヴァング芸術大学新講堂、エッセン、ドイツ(**)
 

ARS 38506
\2000
ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.6
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集
  ハ長調 K.514/ヘ短調 K.19/嬰ヘ長調 K.319/ト長調 K.146/ト長調 K.470
  ト長調 K.547/ロ短調 K.27/ニ長調 K.491/ニ長調 K.492/ニ短調 K.1
  ホ長調 K.380/ホ長調 K.381/ホ長調 K.20/イ短調 K.54/イ短調 K.3
  ホ短調 K.394/ト長調 K.454
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
録音:2010年3月5日、オーケストラ・センターNRW、ドルトムント、ドイツ
  


ARS 38823
\1800→\1690
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.13
 ヤン・クシュチテル・ヴァニュハル[ヨハン・バプティスト・ヴァンハル](1739-1813):
  ピアノ協奏曲ハ長調 C.4(*)
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Ben103A(1788)(+)
  大交響曲ヘ長調 Ben140(1789)
ディアンヌ・バール(ピアノ(*))
ライムント・リッシー(ヴァイオリン(+))
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

録音:データ未詳

世界初録音と表示されています。





<メジャー・レーベル>

ERATO



999934134
\1700→\1590
カプソン兄弟、ERATOへ!
 サン=サーンス:協奏曲集

  ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op.61
  ミューズと詩人 Op. 132
  チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33
ルノー・カプソン(Vn)
ゴーティエ・カプソン(Vc)
リオネル・ブランギエ(指揮)
フランス国立放送フィルハーモニー管
 VIRGINの大黒柱カプソン兄弟がERATOへ。
 EMI傘下のVIRGINはごっそりERATOに移ったということか。メジャー・レーベルの再編成は熾烈を極めているらしい。
 ただ来年はどうなっているか分からないのであまり断定的なことは言うまい。
 しかし旧譜はどうなるのだろう。
 VIRGINはメジャー(傘下)においては最後まで意気軒昂だったのでどこに移っても勢力を維持してほしい。


<国内盤>


FONTEC


FOCD6037/9
(3CD)
\5000
小泉和裕 指揮&日本センチュリー響
 ブルックナー:
  交響曲 第1番 ハ短調 リンツ稿 (1866) ノヴァーク版
   (2012/7/23-25 NHK大阪ホール 7/26 ザ・シンフォニーホール.REC)
  交響曲 第2番 ハ短調 第2稿(1877) ノヴァーク版
   (2012/3/19-21 琵琶湖ホール 3/22 ザ・シンフォニーホール.REC)
  交響曲 第3番 ニ短調 第3稿(1889) ノヴァーク版
   (2013/3/10-12 あましんアルカイックホール.REC)
小泉和裕 指揮
日本センチュリー交響楽団
 中規模編成による緻密なアンサンブルで、ブルックナーの交響曲を精力的に演奏する小泉/センチュリー。
 2010年にリリースした「第4・5・6番」FOCD9467/9は、作品の新たな側面に光をあて、高く評価されました。
 宏大無辺な中・後期作品とは一味違う魅力をもつ初期交響曲。小泉/センチュリーは、虚飾なくその本質に迫ります。
 
FOCD9600
\2940
有村純親(アルト・テナーサクソフォーン)
 トロイメライ

 ブラームス:ソナタ Op.120-2(alto sax)
 シューマン:幻想小曲集 Op.73(tenor sax)
 ヒンデミット:サクソフォーンとピアノのためのソナタ(tenor sax)
 フランク:ソナタ(alto sax)
 シューマン:トロイメライ(tenor sax)
  (2013/5/8-10 コピスみよし .REC)
有村純親:アルト・テナーサクソフォーン
松浦真沙:ピアノ
 気鋭のサクソフォニスト、有村純親と作曲でも活躍中のピアニスト、松浦真沙のデュオ作品集の第二弾です。前作「ロマンス」FOCD9540も各所で大変好評でした。
 今作ではドイツのロマン派・近代の室内楽を採りあげ、充実した構築感と緻密な響きが大変魅力的な作品集となりました。有村と松浦の演奏は、広く親しまれている名曲にサクソフォーンならではの多彩な表現と音色を加え、新鮮な驚きを感じさせてくれます。
 
FOCD9609
\2800
肥後幹子(ソプラノ) &高橋悠治(ピアノ)
 ブレヒト・ソングス

クルト・ワイル
 メッキィ・メッサーのモリタート/海賊ジェニー/
 セックスの魅力についてのバラード/人間の努力のむなしさの歌/
 スラバヤ・ジョニー/兵士の妻は何をもらった?/ナナの歌/
 水死したむすめのバラード/墓碑銘1919(赤いローザ)
ハンス・アイスラー
 花園にて/バイムレン母さん/さくらんぼ泥棒/庭の水まきについて/
 スモモの木/ユダヤ人娼婦 マリー・ザンダースのバラード/
 ドイツの歌1937 マリー泣かないで/《ひょっとしたら》の歌/
 小さなラジオによせて/ウィーンの歌/春/ナチ兵士の妻のバラード/
 風はどのように吹いているか/愛の市場/自殺について/悪鬼の面
高橋悠治:四つの愛の歌
 (2013/4/8-10 キラリふじみ .REC)
肥後幹子(ソプラノ)
高橋悠治(ピアノ)
 ベルトルト・ブレヒト(1898?1956)の詩に作曲した3人の作品集。
 高橋悠治作品によるCD「ソルシコス的夜」FOCD9537で、独自の活動を披瀝した肥後幹子による第二弾。
 19世紀ドイツ芸術家曲<リート>に対し、ワイルが独自の音楽ジャンルに仕上げ、その後数多くの作曲家を導いた、社会風刺や民謡をモデルにしたブレヒトの<ソング>。
 高橋の作品は1970年代にメロディーだけを作曲、今回のCDのためにピアノ・パートをつけた(新)作です。
 —fontec P&D レーベル—
FOCD20095
(SACD Hybrid)
\3000
京響ブラス!!〜オーケストラ・スピンオフ
 ゴフ・リチャーズ:高貴なる葡萄酒を讃えて
 サー・チャールズ・ヒューバート・ヘイスティング・パリー(井澗昌樹編曲):エルサレム 
 デイヴィッド・スノウ:ダンス・ムーブメンツ  
J .S.バッハ(クリストファー・モワット編曲):ブランデンブルク協奏曲第3番 
 ジュゼッペ・ヴェルディ(井澗昌樹編曲):歌劇「ナブッコ」より 序曲 
 ジム・パーカー:ニューヨークのロンドン子 
 團伊玖磨(辻峰拓編曲):祝典行進曲  
 山本直純(辻峰拓編曲):白銀の栄光  
 (2013/5/27-29 京都市西文化会館ウェスティ・ホール .REC)
京都市交響楽団ブラス・アンサンブル
 京響ブラスは2005年、京都コンサートホール会館10周年記念に「京響メンバーによるブラスアンサンブルの夕べ」と題して第一回を開催して以来、2012年まで毎年秋に定期公演を開催し、8回を数えました。皆、フィリップ・ジョーンズに憧れ、影響を受けてきたこともあって、毎回の演奏会に必ずフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルのレパートリーを取り上げてきたほか、関西在住の作・編曲家による委嘱作品も数多く取り上げてきました。
 CD「京響ブラス!!」は、そのプログラムの中から特にメンバーお気に入りの作品をチョイスして新たに録音・制作した、ブラス・ファン必聴の1枚です!!!




キング・インターナショナル(国内仕様盤)


KKC 5312
(SACD HYBRID)
\3000
※輸入盤発売済
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.45
 「ライプツィヒ時代1726年のカンタータ(3)」
  ・第39番「割いて与えよ、飢えた者に汝がパンを」BWV 39
  ・第187番「すべての創られしものはあなたを待ち望む」BWV 187
  ・第129番「主に誉れあれ」BWV 129
  ・ヴァイオリンと管弦楽のためのシンフォニア ニ長調 BWV 1045
野々下由香里(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ペーター・コーイ(バス)
若松夏美(ヴァイオリン独奏)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
鈴木 雅明(指揮)
 バッハ円熟期、他者作品に目を向けた新機軸のカンタータ3 篇、ヴァイオリン独奏、若松夏美によるシンフォニアにも注目

 収録:2009 年2 月/神戸松蔭女子学院大学チャペル/65’42”、[BIS] BIS SA 1801、輸入盤・日本語解説&対訳付

 SACD ハイブリッド盤。44 集に引き続き、1726 年頃のカンタータ3 篇を収録。ライプツィヒ時代のはじめの2 年間とは異なり、この頃バッハは日曜日ごとに礼拝でもはや自らの新作カンタータを上演することを止めて、他者の作品をより多く用いています。そうした影響もあって、第39 番では彼のはとこの作曲家ヨハン・ルートヴィヒ・バッハのカンタータの歌詞が転用されています。
 さらに、このアルバムで興味深いのは、詳細不明のカンタータのシンフォニア(器楽による導入楽章)が収められているところ。ヴィルトゥオーゾ的なヴァイオリン独奏を含むのが特徴的で、若松夏美の名人芸が光ります。
 

KKC 5343
(SACD HYBRID)
\3000
※輸入盤発売済
J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.46
 「ライプツィヒ時代1726年のカンタータ(4)」
  ・第102番「主よ、あなたの目は信仰を顧み給う」BWV 102
  ・第45番「人よ、良きことの何たるかはすでに汝に告げられたり」 BWV 45
  ・第17番「感謝の捧げ物をなす者、これぞわれを讃える者」 BWV 17
  ・第19番「戦闘が起これり」BWV 19
 [ボーナス・トラック]
  ・第102番「主よ、あなたの目を信仰を顧み給う」BWV 102より
   第5曲アリア(テノール):恐れおののけ[オブリガート: トラヴェルソ版]
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
菅きよみ(フラウト・トラヴェルソ)
若松 夏美(ピッコロ・ヴァイオリン)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
鈴木 雅明(指揮)
 シンフォニックな冒頭合唱に心打ち震える、充実の4篇、第102番では、菅きよみ独奏によるトラヴェルソ版オブリガートのボーナス・トラックも必聴

 収録:2009 年9 月& 10 月/神戸松蔭女子学院大学チャペル/76’24”、[BIS] BIS SA 1851、輸入盤・日本語解説&対訳付

 SACD ハイブリッド盤。45 集と同様に、1726 年ライプツィヒで作られた4 篇のカンタータは、毎週日曜日の礼拝でのカンタータ奏楽に、ほかの作曲家の作品をしばしば採り入れていた時期の作。他者の作を演奏に用いて仕事量が軽減されたことで、バッハは自作のカンタータ作曲により充分な時間を費やすことの出来る余裕を得たようで、いずれのナンバーでも特に、冒頭合唱をシンフォニックとも言うべき雄大な構想で書くことに努力が傾けられています。
 なお、第5 曲のテノールのアリアに、オブリガート楽器の選択の問題のある第102 番では、本編のピッコロ・ヴァイオリン版のほかに、自筆総譜にあるトラヴェルソ版もボーナス・トラックとして収録されているのも注目。

















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