第73号
アリアCD新譜紹介コーナー
ボックス新譜
2013.12.13
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479 2618
(12CD)
\8000 |
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
交響曲第1番ヘ短調Op.10,
交響曲第7番ハ長調 Op.60「レニングラード」〜
レナード・バーンスタイン(指揮) シカゴ交響楽団[録音:1988年ライヴ]/
交響曲第2番変ロ長調Op.14「十月革命に捧ぐ」,
交響曲第3番変ホ長調Op.20「メーデー」, 組曲「ボルト」〜
ネーメ・ヤルヴィ(指揮) エーテボリ交響楽団
[録音:1996〜2000年]/
交響曲第4番ハ短調Op.43〜
チョン・ミョンフン(指揮) フィラデルフィア管弦楽団[録音:1994年]/
交響曲第5番ニ短調Op.47〜
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
ワシントン・ナショナル交響楽団[録音:1982年]/
交響曲第6番ロ短調Op.54, 交響曲第9番変ホ長調〜
レナード・バーンスタイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1986年ライヴ]/
交響曲第8番ハ短調Op.65〜
アンドレ・プレヴィン(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1992年]/
交響曲第10番ホ短調Op.93〜
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1981年]/
交響曲第11番ト短調「1905年」Op.103,
交響曲第12番ニ短調「1917年」Op.112,
交響曲第13番変ロ短調「バビ・ヤール」Op.113,
交響曲第14番ト短調「死者の歌」Op.135,
交響曲第15番イ長調Op.141,交響詩「十月革命」Op.131,
ロシアとキルギスの主題による序曲Op.115,
組曲「ハムレット」Op.32a, 組曲「黄金時代」Op.22a〜
ネーメ・ヤルヴィ(指揮) エーテボリ交響楽団[録音:1988〜1995年] |
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DGデジタル録音の名演ばかりでそろえた全集
ドイツ・グラモンフォンに録音されたデジタル録音による名盤から選曲された「ショスタコーヴィチ:交響曲全集」ボックス。
バーンスタインがシカゴ響に37年ぶりに客演した際の貴重な演奏の1&7番。楽器を精妙に扱い、ダイナミズムとコントラストをはっきりさせたミョンフンの4番。内面の激情が燃えたぎるような精力的なロストロポーヴィチの5番。華美で堂々とした緊張感あふれるプレヴィンの8番。重厚かつ流麗な音楽をじっくりと練り上げた凄みのあるカラヤンによる10番。
ショスタコーヴィチの世界を集中力の高さで堂々とした新解釈を果たしたN・ヤルヴィの演奏など、聴きごたえ十分の構成です。 |
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479 2515
(5CD)
\4000 |
ガーディナー/シューマン:交響曲全集&「楽園とペリ」、他
交響曲ト短調 WoO.29「ツヴィッカウ」,
交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」,
序曲、スケルツォとフィナーレOp.52,
交響曲第2番ハ長調Op.61,
交響曲第4番ニ短調Op.120(1841初版),
4本のホルンと管弦楽のためのコンチェルトシュテュック
ヘ長調Op.86,
交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」,
交響曲第4番ニ短調Op.120(1851改訂版),
ミニョンのためのレクイエムOp.98b, 夜の歌Op.108,
オラトリオ「楽園とペリ」Op.50(1841年オリジナル版) |
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ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
オルケストル・レヴォルショネール・エ・ロマンティーク/
ロジャー・モンゴメリー(Hr),
スーザン・デント(Hr),
ギャヴィン・エドワーズ(Hr),
ロバート・マスケル(Hr),
バーバラ・ボニー(Sp),
ベルナルダ・フィンク(A),
クリストフ・プレガルディエン(T),
ジェラルド・フィンリー(Bs), 他,
モンテヴェルディ合唱団 |
一切の妥協を許さぬガーディナーによる明瞭な解釈
ガーディナーの代表作とも言うべきシューマン交響曲全集。未完成の「ツヴィッカウ」交響曲や第4番の異稿も収録、楽器の選択や楽譜にも吟味をこらした解釈とクリアな表現でシューマンを克明に描き出した話題作です。【録音】1997年,
ロンドン、ワトフォード、コロシアム[デジタル:セッション] |
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479 2499
(6CD)
\4500 |
C.P.E.バッハ:シンフォニアと協奏曲集、他
【CD1】
シンフォニア集 Wq.182〜
トレヴァー・ピノック(指揮) イングリッシュ・コンサート[録音:1979年]/
【CD2】
シンフォニア集 Wq.183〜
カール・リヒター(指揮) ミュンヘン・バッハ管弦楽団[録音:1969年]/
【CD3】
2台のチェンバロのための協奏曲Wq.46,
W.F.バッハ:
2台のチェンバロのためのソナタF.10,
2台のチェンバロのための協奏曲F.46,〜
アンドレアス・シュタイアー(Cemb), ロバート・ヒル(Cemb),
ラインハルト・ゲーベル(指揮) ムジカ・アンティクァ・ケルン [録音:1985年]/
【CD4】
フルート協奏曲イ短調Wq.166, フルート協奏曲変ホ長調Wq.167〜
スティーヴン・プレストン(Fl-tr),
トレヴァー・ピノック(指揮) イングリッシュ・コンサート[録音:1980年]/
【CD5】
フルート四重奏曲集Wq.93〜95,
ニコラス・マギーガン(Fl-tr), キャサリン・マッキントッシュ(Vn),
アンソニー・プリース(Vc), クリストファー・ホグウッド(Fp)
[録音:1976年]/
【CD6】
オード、詩篇、歌曲集 Wq.194〜197より全19曲収録〜
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
イェルク・デームス(タンジェント・ピアノ)
[録音:1969年] |
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生誕300年記念、アルヒーフの新旧解釈の名盤を収録
2014年生誕300年をむかえるC.P.E.バッハ。大バッハの息子であり、フリードリヒ2世の伴奏者となりベルリン宮廷に入りました。シュトルム・ウント・ドランクとギャラントが融合された彼の音楽には、すでに次の時代への独創的な雰囲気が準備されており、後の古典派の作曲家らに影響を与えました。
カール・リヒターやF=ディースカウの往年の名演から、オリジナル楽器でのピノックやゲーベル、シュタイアーらの新解釈による演奏までを網羅した、聴きごたえ十分の6枚組。 |
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478 6452
(6CD)
\4500 |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集とソナタ集
ピアノ協奏曲
第1番ハ長調Op.15, 第2番変ロ長調Op.19,
第3番ハ短調Op.37, 第4番ト長調Op.58,
第5番変ホ長調Op.73「皇帝」/
ピアノ・ソナタ
第30番ホ長調Op.109, 第31番変イ長調Op.110,
第5番ハ短調Op.10-1, 第8番ハ短調Op.13「悲愴」,
第18番変ホ長調Op.31-3, 第28番イ長調Op.101,
第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」, 第32番ハ短調Op.111,
デイアベリ変奏曲Op.120, バガテル集Op.33,
119, 126 |
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スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)/
コリン・デイヴィス(指揮)、
BBC交響楽団(協奏曲1〜4番),
ロンドン交響楽団(協奏曲5番) |
古典的でふくよかな交響的世界を現出したコヴァセヴィチの名演
ピアノとオーケストラがしっかりと呼応し合って、古典的でふくよかな交響的世界を現出したベートーヴェンの協奏曲とソナタ集。雄大で、威厳さえ感じさせる名演でぞろいですが、その表現は力強いだけでなく、繊細な部分も兼ね備えています。
ベートーヴェンの魂を見事に体現した決定盤です。
【録音】1968〜1978年 |
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478 6459
(9CD)
\6000 |
ドヴォルザーク:交響曲全集、交響詩、レクイエム
交響曲第1番ハ短調「ズロニツェの鐘」Op.3,
第2番変ロ長調Op.4, 第3番変ホ長調Op.10,
第4番ニ短調Op.13, 第5番ヘ長調Op.76,
第6番ニ長調Op.60, 第7番ニ短調Op.70,
第8番ト長調Op.88, 第9番ホ短調「新世界より」Op.95,
序曲「自然の王国で」Op.91, 序曲「謝肉祭」Op.92,
スケルツォ・カプリチオーソ 変ニ長調Op.66,
交響的変奏曲Op.78,
序曲「わが故郷」Op.62a, 序曲「フス党」Op.67,
交響詩「水の精」Op.107, 交響詩「金の紡ぎ車」Op.109,
序曲「オセロ」Op.93, 交響詩「真昼の魔女」Op.108,
管楽セレナード ニ短調Op.44, レクイエム
ロ短調Op.89 |
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イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ロンドン交響楽団/
ピラール・ローレンガー(Sp),
エルジェーベト・コムロッシー(A),
ロベルト・イロシュファルヴィ(T),
トム・クラウセ(Br),
アンブロジアン・シンガーズ |
現在でも色あせないケルテスの永遠の名演
【録音】1963〜1970年
43歳で亡くなった天才指揮者、ケルテスの代表作、ドヴォルザーク。ケルテスの覇気に満ちた指揮ぶりがうまく結びついた爽快な名演奏です。
イギリスのオーケストラから東欧の雰囲気を引き出し、ダイナミックかつしなやかな演奏が、当時のデッカの迫力ある音作りともあいまって、現在でも色あせない永遠の名盤と絶賛される名盤です。 |
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478 6480
(13CD)
\8000 |
R.シュトラウス:交響詩と協奏曲全集, 他
【CD1〜2】
ツァラトゥストラはかく語りきOp.30, 英雄の生涯Op.40,
ドン・ファンOp.20, アルプス交響曲Op.64〜
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) サンフランシスコ交響楽団
[録音:1989,1992,1995年]/
【CD3】
マクベスOp.23〜
アンタル・ドラティ(指揮) デトロイト交響楽団[録音:1982年],
死と変容Op.24, タモルフォーゼン〜
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) サンフランシスコ交響楽団
[録音:1992,1994年]/
【CD4】
ドン・キホーテOp.35,
チェロと管弦楽のためのロマンス,
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28〜
ハンリヒ・シフ(Vc) クルト・マズア(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
[録音:1989年]/
【CD5】
イタリアからOp.16〜
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
[録音:1989年],
管楽器のためのソナチネ第2番「楽しい仕事場より」〜
エド・デ・ワールト(指揮) )オランダ管楽アンサンブル[録音:1971年]/
【CD6】
家庭交響曲Op.53, 家庭交響曲へのバレルゴンOp.73〜
アンドレ・プレヴィン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ゲイリー・グラフマン(P)
[録音:1995年]/
【CD7】
バレエ音楽「ヨゼフの物語」Op.63〜
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮) シュターツカペレ・ドレスデン[録音:1999年]/
【CD8】
ホルン協奏曲第1&2番, 歌劇「カプリッチョ」Op.85より終景への前奏曲〜
バリー・タックウェル(Hr)
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1990年],
歌劇「カプリッチョ」Op.85より六重奏, ブルレスケ
〜
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団,
ジャン=イヴ・ティボーデ(P)[録音:1996&2004年]/
【CD9】
ヴァイオリン協奏曲Op.8, オーボエ協奏曲,
デュエット・コンチェルティーノ〜
ボリス・ベルキン(Vn) ゴードン・ハント(Ob)
キム・ウォーカー(Fg) ドミトリー・アシュケナージ(Cl)
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ベルリン放送交響楽団[録音:1991年]/
【CD10】
管楽器のためのセレナードOp.7, 13管楽器のための組曲Op.4,
管楽器のためのソナチネ第1番「傷病兵の仕事場より」〜〜
エド・デ・ワールト(指揮) )オランダ管楽アンサンブル[録音:1971年]/
【CD11】
舞踏組曲, 組曲「町人貴族」Op.60〜
シャルル・デュトワ(指揮) モントリオール・シンフォニエッタ[録音:1992年]/
【CD12】
「ばらの騎士」演奏会用組曲(ドラティ編),「影のない女」による交響的幻想曲〜
アンタル・ドラティ(指揮) デトロイト交響楽団[録音:1983年],
「サロメ」より7つのヴェールの踊り〜
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団[録音:1985年],
「ばらの騎士」よりワルツ第1&2番〜
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮) サンフランシスコ交響楽団[録音:1996年]/
【CD13】
祝典前奏曲Op.61〜
カール・ベーム(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1963年],
ウィーン市音楽週間の開催に寄せるファンファーレ〜
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル[録音:1979年],
パンアテネの行列Op.74〜
アンナ・ゴウラリ(P) カール・リッケンバッハー(指揮)
バンベルク交響楽団[録音:1999年] |
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DECCAとPHILIPS録音による生誕150記念盤!
交響詩と協奏曲の作品全てと、それ以外にも比較的珍しい作品までをも収録した13枚組です。 |
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8884302160-2
(10CD)
\4000 |
フランス・バロック音楽エディション
【CD1】
ルイ・クープラン:『組曲イ短調』『組曲ハ長調』『パヴァーヌ嬰ヘ短調』『組曲ヘ長調』〜
グスタフ・レオンハルト(Cemb)[録音:1979年]/
【CD2】
コルベッタ:『王のカプリース〜シャコンヌによるファンタジー・カプリース』,
ルイ・クープラン:
『イ調のプレリュード』『ピエモンテの人』『クーラント』
『サラバンド』『パリのカリヨン』『王の組曲〜プレリュード』,
ヴィセ:『王のアルマンド』『クーラント1&2』『サラバンド』『ガヴォット』『シャコンヌ』『マスカラード』,
ルイ・クープラン:『王家の肖像〜ブランシュローシュ氏のトンボー』,
フランソワ・クープラン:
『アルマンド「尊厳」』『第1クーラント〜第2クーラント』
『サラバンド「荘重」』『ガヴォット』『ジーグ「英国貴婦人」』
『ロンドーによるシャコンヌ「お気に入り」』,
ルイ・クープラン:『王のトンボー〜パッサカーユ』,
フローベルガー:『王子フェルディナンド4世の悲しい死に寄せるラメント』〜
アンドルー・ローレンス=キング(バロック・ハープ)
[録音:1996年]/
【CD3】
フォルクレ:
『アルマンド、ラ・ラボルド』『コタン』『ポルトガル人』『フォルクレ』
『摂政』『マレッラ』『サラバンド、ラ・ド・ボンヌ』『フェラン』
『クープラン』『シャコンヌ、ラ・ビュイソン』『ルクレール』『ラモー』
『ジュピター』〜ジェイ・ベルンフェルト(ヴィオール),
スキップ・センペ(Cemb)
[録音:1991年]/
【CD4】
フランソワ・クープラン:『王宮のコンセール第1〜4番』『2台のクラヴサンのための小品』〜
スミソニアン・チェンバー・プレーヤーズ
[キアラ・バンキーニ(Vn),
クリストファー・クリューガー(Fl-tr),
スティーヴン・ハマー(Ob),
ケネス・スロウィック(Gamb,
Cemb),
コンラート・ユングヘーネル(リュート)]
[録音:1987&1990年]/
【CD5】
リュリ:『ディヴェルティスマン集』〜
スキップ・センペ(指揮&Cemb)
カプリッチョ・ストラヴァガンテ[録音:1990年]/
【CD6】
ラモー:『インドの優雅な人々』より付随音楽集,
『ダルダニュス』より付随音楽集〜
コレギウム・アウレウム[録音:1964&1967年]/
【CD7】
ラモー:歌劇『イポリトとアリシ』より管弦楽組曲〜
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド[録音:1979年]/
【CD8】
ラモー:バレ付き歌劇『ピグマリオン』(全曲)〜
ジョン・エルウィス(T),
ラシェル・ヤカール(Sp),
グスタフ・レオンハルト(指揮)
ラ・プティット・バンド[録音:1980年]/
【CD9〜10】
リュリ:コメディー・バレ『町人貴族』の音楽,
カンプラ:オペラ・バレ『優雅なヨーロッパ』〜
ジークムント・ニムスゲルン(Br),
ラシェル・ヤカール(Sp),
ルネ・ヤーコプス(C-T),
グスタフ・レオンハルト(指揮)
ラ・プティット・バンド
[録音:1973年] |
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好評をいただいているドイツ・ハルモニア・ムンディのバジェット・ボックス・シリーズ。この「フランス・バロック音楽エディション」では、フランス・バロックオペラの様式を確立したバッハやヘンデルにも影響を与えたリュリをはじめ、クープラン、ラモーや、当時ヴェルサイユ宮殿で演奏されていたギャラントな輝きをもった様々な作品を、グスタフ・レオンハルトやシギスヴァルト・クイケンなど、古楽器演奏レーベルの名門「ドイツ・ハルモニア・ムンディ」の録音から数多く収録したものです。 |
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8884302161-2
(10CD)
\4000 |
アントニオ・ヴィヴァルディ・エディション
【CD1】
『ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.2-4,RV.20』
『ヴァイオリン・ソナタ ニ短調RV.12』
『2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調Op.1-3,RV.61』
『ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.2-3,RV.14』
『ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.2-2,RV.31
』
『ヴァイオリン・ソナタ ト短調RV.28』『トリオ・ソナタ
ニ短調「ラ・フォリア」Op.1-12,RV.63』〜
エンリコ・オノフリ(Vn), イマジナリウム・アンサンブル[録音:2009年]/
【CD2】
『チェロ・ソナタ ヘ長調 RV41』『チェロ・ソナタ
イ短調 RV43』
『チェロ・ソナタ ホ短調 RV40』『チェロ・ソナタ
イ短調 RV44』
『チェロ・ソナタ ト短調 RV42』『変ホ長調
RV39』〜
アンナー・ビルスマ(Vc), 鈴木秀美(通奏低音Vc),
ジャック・オッホ(Cemb)
[録音:1986年]/
【CD3】
『トリオ・ソナタ 変ホ長調Op.1-7』『トリオ・ソナタ
ニ短調Op.1-8』
『トリオ・ソナタ イ長調Op.1-9』『トリオ・ソナタ
変ロ長調Op.1-10』
『トリオ・ソナタ ロ短調Op.1-11』『トリオ・ソナタ
ニ短調「ラ・フォリア」Op.1-12,RV.63』〜
クリストファー・ホグウッド(Cemb), ラルテ・デラルコ[録音:1997年]/
【CD4】
『ブロックフレーテ、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと
通奏低音のための協奏曲ニ長調RV94』
『フラウト・トラヴェルソ、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと
通奏低音のための協奏曲ト短調RV107』
『ブロックフレーテ、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと
通奏低音のための協奏曲ヘ長調RV99』
『フラウト・トラヴェルソ、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと
通奏低音のための協奏曲ハ長調RV88』
『ブロックフレーテ、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと
通奏低音のための協奏曲ト短調RV105』
『フラウト・トラヴェルソ、オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと
通奏低音のための協奏曲ニ長調RV95「ラ・パストレッラ」』
『ブロックフレーテ、オーボエ、2つのヴァイオリンと
通奏低音のための協奏曲RV87』〜
カメラータ・ケルン[録音:1988年]/
【CD5】
『協奏曲集Op.10』(全6曲)〜
カール・カイザー(Fr-tr), ミヒャエル・シュナイダー(Bfl),
カメラータ・ケルン[録音:1988年]/
【CD6】
協奏曲集『四季Op.8-1〜4』、『海の嵐 Op.8-5』、『喜びOp.8-6』〜
ゴットフリート・フォン・デル・ゴルツ(指揮&Vn),
フライブルク・バロック・オーケストラ,
ザ・ハープ・コンソート[録音:1996年]/
【CD7〜8】
『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調「お気に入り」RV.277』
『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「不安」 RV.234』
『ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「恋人」RV.271』
『ヴァイオリン協奏曲 ハ短調「疑い」RV.199』
『ヴァイオリン協奏曲ロ短調「アンナ・マリーアのために」RV.387』
『ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 「アマート・ベネ」RV.761』
『ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV.378』
『ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV.320』
『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調RV.432(原曲;フルート協奏曲)』
『ヴァイオリン協奏曲 ト短調RV.322』〜
エンリコ・カサッツァ(Vn), ラ・マニフィカ・コムニタ[録音:2010年]/
【CD9】
歌劇『バヤゼット』序曲, 歌劇『オリンピアーデ』序曲,
歌劇『ためされる真実』序曲, 歌劇『館のオットーネ』序曲,
歌劇『テンペーのドリッラ』序曲, 歌劇『ファルナーチェ』序曲,
歌劇『ジュスティーノ』序曲, 『ヴァイオリン協奏曲ハ短調』
『協奏曲ヘ長調RV571』『協奏曲ニ短調RV148』
『シンフォニア ト長調RV149』〜
クリストファー・ホグウッド(指揮),
フェデリコ・グリエルモ(Vn), ラルテ・デラルコ[録音:1988年]/
【CD10】
『主よ、私をお助け下さいRV.593』『ディキシット・ドミノス
RV.807』
『詩篇第121「ラエタトゥス・スム(われ喜べり)」ヘ長調RV.607』
『ニシ・ドミノス RV.803』『詩篇第147「イェルサレムよ、主をほめ讃えよ」ホ短調RV.609』
『マニフィカト ト短調RV.610』〜
ローランド・ウィルソン(指揮),
ラ・シャペル・デュカーレ, ムジカ・フィアータ[録音:2007年] |
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「アントニオ・ヴィヴァルディ・エディション」は、イタリア後期バロック最大の作曲家ヴィヴァルディに焦点を当て、その代表的な室内楽・協奏曲・管弦楽曲・声楽曲を古楽器演奏レーベルの名門「ドイツ・ハルモニア・ムンディ」に録音された名盤で集成した10枚組のボックスです。
ヴァイオリン・ソナタはエンリコ・オノフリ、チェロ・ソナタはアンナー・ビルスマの名演が起用されているほか、ホグウッドやフライブルク・バロック・オーケストラ、ローランド・ウィルソンなど、比較的新しい録音を中心として収録されているのもうれしいところです。 |
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8884302162-2
(10CD)
\4000 |
カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ・エディション
【CD1】
『ヴュルテンベルク・ソナタ集〜ソナタ イ短調Wq.49-1』
『「スペインのラ・フォリア」による12の変奏曲ニ短調Wq.118-9』
『チェンバロ・ソロのためのソナタ ト短調Wq.65-17』
『自由な幻想曲嬰ヘ短調Wq.67』『ロンド ハ短調Wq.59-4』
『ソナタ ホ短調Wq.59-1』『幻想曲ハ長調Wq.61-6』〜
アンドレアス・シュタイアー(Cemb, FP)
[録音:1987年]/
【CD2】
『フルート、ヴィオラとフォルテ・ピアノのための四重奏曲第1番イ短調Wq.93』
『フルート、ヴィオラとフォルテ・ピアノのための四重奏曲第2番ニ長調Wq.94』
『フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調Wq.133「ハンブルク・ソナタ」』
『フルート、ヴィオラとフォルテ・ピアノのための四重奏曲第3番ト長調Wq.95』〜
レザデュー[録音:1987年]/
【CD3】
『チェンバロとフォルテピアノのための二重協奏曲変ホ長調Wq.47』
『2台のチェンバロのための二重協奏曲ニ長調Wq.109』
『2台のチェンバロのための二重協奏曲ヘ長調Wq.46』〜
ジョス・ファン・インマゼール(Cemb), アラン・カーティス(Cemb),
エリック・リン・ケリー(Fp), コレギウム・アウレウム[録音:1965&1982年]/
【CD4〜5】
『オルガン協奏曲ト長調Wq.34』『オルガン協奏曲変ホ長調Wq.35』
『シンフォニア ハ長調Wq.182-3』『オルガン・ソナタ
イ短調Wq.70-4』
『オルガン・ソナタ ヘ長調Wq.70-3』『オルガン・ソナタ
ト短調Wq.70-6』
『オルガン・ソナタ ニ長調Wq.70-5』〜
ライナー・オスター(Org&指揮), アンサンブル・パルランド[録音:2002年]/
【CD6】
『シンフォニア ハ長調Wq.182-3』『チェンバロ協奏曲ハ短調Wq.43-4』
『シンフォニア イ長調Wq.182-4』『オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.165』
『シンフォニア ロ短調Wq.182-5』〜
トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)
フライブルク・バロック管弦楽団 ,
アンドレアス・シュタイアー(Cemb), ハンス=ペーター・ヴェスターマン(Ob)
[録音:1990年]/
【CD7】
『フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ
ハ長調Wq.147』
『室内カンタータ「フィリスとティルシス」Wq.232』
『フルートとヴァイオリンのための二重奏曲ホ短調Wq.140』
『2つのフルート、2つのヴァイオリンと通奏低音のための12の小品Wq.81』
『フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ
ロ短調Wq.143』〜
ハンス=マルティン・リンデ(Fl-tr), ヤープ・シュレーダー(Vn),
他[録音:1981年]/
【CD8】
『マニフィカト Wq.213』〜
ゲルハルト・シュミット=ガーデン(指揮)
テルツ少年合唱団, コレギウム・アウレウム,
『チェロ協奏曲第2番変ロ長調Wq.171』〜
アンゲリカ・マイ(Vc), コレギウム・アウレウム[録音:1966年]/
【CD9〜10】
受難カンタータ『キリストの最後の受難』Wq.233〜
グレタ・ド・レイゲーレ(Sp), バルバラ・シュリック(Sp),
カトリーヌ・パトリアス(A), クリストフ・プレガルディエン(T),
マックス・ヴァン・エグモント(Bs),
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド, コレギウム・ヴォカーレ・ヘント[録音:1986年] |
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「カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ・エディション」は、大バッハの次男C.P.E.バッハの代表作をCD10枚にまとめたボックスです。
CP.E.バッハによる数多くの作品は、大胆な和声と協奏的な音響対比が織り込まれており、シュトゥルム・ウント・ドラングやギャラントな性格を持つものなど、器楽の感情表出の力が効果的に生かされたものです。
シュタイヤーの参加したレザデュー、チェンバロ協奏曲、ハンス=マルティン・リンデの古典的な名盤、クイケン指揮によるカンタータなど、古楽器演奏レーベルの名門「ドイツ・ハルモニア・ムンディ」に録音されたC.P.E.バッハの作品の数々から、彼の作品の幅広い特徴をとらえることのできる録音が選ばれています。 |
2013.12.12
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478 6348
(11CD)
\7000 |
アシュケナージ/ラフマニノフ:ピアノための作品全集
【CD1〜2】
ピアノ協奏曲第1〜4番, パガニーニの主題による狂詩曲Op.43〜
ベルナルト・ハイティンク(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音:1984〜1986年]/
【CD3】
組曲第1番「幻想的絵画」Op.5, 組曲第2番Op.17,
交響的舞曲Op.45〜with アンドレ・プレヴィン(P)
[録音:1974 & 1979年]/
【CD4】
前奏曲集Op.23, 前奏曲集Op.32, 前奏曲ハ短調Op.3-2[録音:1975年]/
【CD5】
コレルリの主題による変奏曲Op.42,
練習曲集「音の絵」Op.39[録音:1985年]/
【CD6】
ショパンの主題による変奏曲 Op.22,
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28[録音:2011年]/
【CD7】
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36,
練習曲集「音の絵」Op.33[録音:1980〜1981年],
「ロシアの主題による狂詩曲〜withアンドレ・プレヴィン(P)
[録音:1979年],
ロマンス ト長調, 組曲第1番「幻想的絵画」Op.5〜
withヴォフカ・アシュケナージ[録音:2011
& 2013年]/
【CD8】
楽興の時Op.16, 幻想的小品集Op.3, 断章,
前奏曲ニ短調, ここはすばらしいOp.21-7,
ヴォカリーズOp.34-14[録音:2002 &
2004年]/
【CD9】
ラフマニノフ・トランスクリプションズ:
J.Sバッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第3番〜
プレリュード, ガヴォット, ジーグ、
シューベルト:美しき水車小屋の娘〜どこへ?,
メンデルスゾーン:夏の夜の夢〜スケルツォ、
ビゼー:アルルの女〜メヌエット、
ムソルグスキー:ゴパック、
R=コルサコフ:熊蜂の飛行,
チャイコフスキー:子守歌、
ベイエル:V.R.のポルカ、
ラフマニノフ:ライラックOp.21-5, ひなぎくOp.38-3、
クライスラー:愛の悲しみ、愛の喜び、
ラフマニノフ:
6つの小品Op.11、ワルツ イ調(6手のための)、
ロマンス イ調(6手のための)、
イタリアン・ポルカ(4手のピアノとトランペットのための)、
スタッフォード=スミス:星条旗[録音:2000年]/
【CD10】
サロン的小品集Op.10, ピアノ小品変イ長調,
3つの夜想曲,
オリエンタル・スケッチ, 晩祷〜第5曲:主宰や今爾の言にしたがい,
無言歌ニ短調, 15のロマンス Op.26から第12曲夜は悲しい
[録音:2012年]/
【CD11】
練習曲集「音の絵」Op.39[録音:1973年],
練習曲集「音の絵」Op.39[録音:1963年],
リラの花[録音:1978年], ひなぎく[録音:1977年] |
ウラディーミル・アシュケナージ(P) |
アシュケナージが最も得意とするラフマニノフの作品大全
演奏至難なパッセージも楽々と音楽的に弾ききる卓越したテクニックの持ち主アシュケナージ。その洗練された音色と端正で中庸を得た解釈は、それも高い評価を得ています。またラフマニノフ作品には献身的ともいえる姿勢でいつの時代も取り組んでいます。
彼が弾いたラフマニノフのピアノのための作品全てを収録したもので、肩をいからせない柔らかな歌が漂う魅力的な名演です。特に「音の絵Op.39」は、1963年、1973年、1985年の3回録音を行っていますが、その全てを収録してあります。
【録音】1963〜2013年 |
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478 5669
(11CD)
\7000 |
ペペ・ロメロ/マスター・オブ・ザ・ギター
【CD1】
J.S.バッハ:ソナタBWV.1004, 組曲BWV.1009,
ヴィヴァルディ:協奏曲RV.425&532[録音:1981&1984年]/
【CD2〜3】
ボッケリーニ:ギター五重奏曲第1〜7,9番[録音:1978年]/
【CD4】
カルッリ:ギター協奏曲Op.140&8a,
モーツァルト:アダージョK.261&ロンドK.373,
モリーノ:ギター協奏曲ホ短調Op.56[録音:1989年]/
【CD5】
ジュリアーニ:ギター協奏曲第1〜3番[録音:1976年]/
【CD6】
トローバ:
イベリア協奏曲, カスティーリャ組曲,
ダイアロゴス, マラガ協奏曲[録音:1983年]/
【CD7】
V=ロボス:
ギター協奏曲, ショーロス第1番, 練習曲第1番,
5つの前奏曲, ブラジル民謡組曲,
ブスタマンテ:ミシオネラ,
バリオス:最後のトレモロ,
ブローウェル:子守歌, 2つのキューバのアリア
[録音:1985〜1990年]/
【CD8】
ロドリーゴ:
アランフェス協奏曲, ある貴紳のための幻想曲,
ヴァイオリンと弦楽合奏のための歌, 祈りと踊り,
3つのスペイン風小品[録音:1992年]/
【CD9】
ロドリーゴ:
宴の協奏曲, 小麦畑で, スペイン風ソナタ,
古風,
ヘネラリーフェのほとり, ファンダンゴ,
3つの小品, 丘を下って
[録音:1983年]/
【CD10】
ロドリーゴ:
マドリガル協奏曲, アンダルシア協奏曲,
ヒラルダの調べ,
カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番[録音:1978&1985年]/
【CD11】
イエペス:ロマンス,
アルベニス:
アストゥリアス, タンゴ, マラゲーニャ,
セビーリャ,
グラナダ, カディス, マヨルカ, コルドバ,
入江のざわめき,
ファリャ:きつね火の歌, 粉屋の踊り,
グラナドス:
アンダルーサ, ビリャネスカ, オリエンタル,
ゴイエスカスの間奏曲,
タレガ:アラビア風奇想曲,
セレドニオ・ロメロ:3つの前奏曲[録音:1981〜1985年] |
ペペ・ロメロ(G)/
ネヴィル・マリナー(指揮)
アイオナ・ブラウン(指揮)
アカデミー室内管弦楽団,
アカデミー室内アンサンブル,
アンヘル・ロメロ(G),
ロメロ四重奏団 |
ギター界の至宝
【録音】1976〜1992年
現代を代表するクラシック・ギタリスト、ペペ・ロメロは、1944年にスペインのマラガで生まれました。父親である名手セレドニオ・ロメロを師に、早くから天才的な才を示し、クラシックとフラメンコのテクニックを融合したスパニッシュ・ギターを世界的に広めました。熟味際立つ昨今の演奏内容は、まさしくこの音楽家が現在人生の絶頂期に居ることを示しています。
この11枚組は、彼がフィリップス・レーベルに録音したバロック、古典派、そしてスペイン&南米のギター名作品を厳選して構成されたBOXです。2014年5月に来日も予定されています。 |
2013.11.29
SONY
アンナー・ビルスマ80才記念ボックス
(4ボックス)
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チェロの名手アンナー・ビルスマが2014年2月に80歳をむかえるに当たり、Vivarte,
DHM, Seonに録音したものを、4つのボックスで発売する集大成です。
1959年、パブロ・カザルス国際コンクールで優勝。1962年から1968年までアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団首席チェロ奏者を務めるも、音楽の表現方法に疑問を持ち始め、グスタフ・レオンハルト、フランス・ブリュッヘンらと親交を深め、バロック・チェロ奏法を追究・確立しました。
楽譜に書かれてあるさりげない指示を忠実に再現することを基本にし、ガット弦による多彩で柔らかな響き、豊かに語るアーティキュレーションや舞曲的性格を見事に表現しています。
ブリュッヘンやレオンハルトとの通奏低音から、ターフェルムジーク・バロックオーケストラとの共演。スミソニアン博物館の名器を使用したスミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ。また、弦楽器を主体としたアンサンブル「ラルキブデッリ」を主宰し、名曲だけでなく隠れたチェロの作品まで様々な名録音を残しています。バロック音楽に多大な貢献をしてきた真の巨匠です。 |
8884301066-2
(6CD)
\3400 |
アンナー・ビルスマ/プレイズ・コンチェルト&アンサンブル
【CD1】
ヴィヴァルディ:
『チェロ協奏曲イ短調RV418』『チェロ協奏曲ト長調RV413』
『ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調RV547』
『チェロ協奏曲ニ長調RV.403』『チェロ協奏曲ロ短調RV.424』
『チェロ協奏曲イ短調RV.419』『チェロとファゴットのための協奏曲ホ短調RV.409』
『2つのヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲ニ長調RV.564』〜
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ[録音:1990&1996年],
J.S.バッハ(ブリュッヘン編):
フルート・ソナタ ロ短調BWV.1030による協奏曲ニ短調(断章)〜
レオンハルト他[録音:1975年]
【CD2】
ボッケリーニ:
『チェロ協奏曲第7番ト長調 G.480』『同第10番ニ長調
G.483』
『同第3番ニ長調 G.476』『同第11番ハ長調
G.573』〜
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ[録音:1988
& 1992年]
【CD3】
ハイドン:『チェロ協奏曲第1番ハ長調』『同第2番ニ長調』,
アントン・クラフト:『チェロ協奏曲ハ長調Op.4』〜
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ[録音:1989年]
【CD4】
ベートーヴェン:『ピアノ, ヴァイオリン,
チェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56』〜
フランツヨーゼフ・マイヤー(Vn),
パウル・バドゥラ=スコダ(Fp), コレギウム・アウレウム[録音:1973年],
作者不詳:『「クロイツェル・ソナタ」による弦楽五重奏曲イ長調』〜
ラルキブデッリ[録音:1991年],
【CD5】
セルヴェ:
『グラン・ファンタジー「バーデンの想い出」Op.20』
『カプリス イ長調Op.11-4』『同ニ長調Op.11-2』
『歌劇「オリイ伯爵」のモティーフによるカプリスOp.3』
『2つのイギリス民謡による演奏会グラン・デュオ
(セルヴェとユルベール・レオナール共作)』
『スパの想い出Op.2』〜スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ[録音:1986年],
【CD6】
フランショーム:
『オーヴェルニュの歌による変奏曲イ短調Op.26』
『カプリス ハ長調Op.7-7』『ノクターン
ト調 (ショパンのノクターンOp.15-1と37-1による編曲)』
『グランド・ヴァルスop.34 (演奏会用小品)』
『「悪魔のロベール」の主題に基づくピアノとチェロのための協奏的大二重奏曲(ショパン&フランショーム)』
『カプリス イ短調Op.7-4』『ノクターン変イ長調Op.15-3』
『カプリス ホ短調Op.7-2』『ロシアの歌による変奏曲第2番ニ短調Op.32』〜
ラルキブデッリ&スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ,
ランバート・オルキス(Fp) [録音:1993年], |
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ヴィヴァルディとボッケリーニの協奏曲では、ビルスマとターフェルムジーク管との抜群の相性で、技巧は当然のことオリジナル楽器の特性を完璧に生かされなければならない音楽が再現されています。ハイドンの名協奏曲とエステルハージ侯の楽団で活躍していたアントン・クラフトの作品はまさに痛快な最高の演奏。セルヴェは19世紀のヴィルトゥオーゾでしたが、ビルスマはここで彼の使っていたストラディヴァリを使っています。
思わず合いの手を入れたくなる甘く思わせぶりな旋律、パガニーニばりの技巧、ハルモニウムを加えてのこの俗っぽさが感じられる秘曲を披露しています。チェロの名手でありショパンと親交厚かったというフラショーム。ショパンがピアノパートを書いた合作も収録され、楽器の豊かな個性と魅力に溢れた演奏を聴かせてくれます。 |
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8884301076-2
(11CD)
\4000 |
アンナー・ビルスマ/プレイズ・チェロ組曲とソナタ集
【CD1〜2】
J.S.バッハ:『無伴奏チェロ組曲第1〜6番BWV.1007〜1012』(全曲)[録音:1992年],
【CD3〜4】
J.S.バッハ:『無伴奏チェロ組曲第1〜6番BWV.1007〜1012』(全曲)[録音:1979年],
【CD5】
J.S.バッハ:『ソナタBWV.1027〜1029』,
J.C.F.バッハ:『チェロと通奏低音のためのソナタ
イ長調』〜
ボブ・ファン・アスペレン(Org)[録音:1990年],
【CD6】
J.S.バッハ:
『無伴奏パルティータ BWV.1006』『無伴奏パルティータ
BWV.1013』
『無伴奏ソナタ BWV.1003』[録音:1988年],
【CD7】
J.S.バッハ:『フルート・ソナタ ホ短調BWV.1035』〜
フランス・ブリュッヘン(Fl-tr), グスタフ・レオンハルト(Cemb)
[録音:1975年],
コレッリ:『ソナタ ト短調Op.5-7』〜
フランス・ブリュッヘン(Bfl), グスタフ・レオンハルト(Cemb)
[録音:1979年],
フリードリヒ・ドッツァウアー:『無伴奏チェロのための3つの練習曲[録音:1994年],
ヘンデル:『ブロックフレーテのためのソナタHMV.365,
362, 377』〜
フランス・ブリュッヘン(Bfl), グスタフ・レオンハルト(Cemb)
[録音:1973〜74年],
【CD8】
フレスコバルディ:
『カンツォーネ第16番イ短調』『カンツォーネ第8番ト短調』
『カンツォーネ第15番ヘ長調』,
D.ガブリエリ:
『リチェルカール第5番ハ長調』『2つのチェロのためのカノン
ニ長調』
『リチェルカール第1番ト短調』『ソナタ
ト短調』『リチェルカール第4番変ホ長調』
『リチェルカール第2番イ短調』『リチェルカール第3番ニ長調』
『リチェルカール第6番ト長調』『リチェルカール第7番ニ短調』,
ヤッキーニ:『ソナタ ハ長調』『ソナタ イ短調』『ソナタ
イ長調』『ソナタ ト長調』,
ジョヴァンニ・バッティスタ・アントニーニ:
『リチェルカール第3番ヘ長調』『リチェルカール第10番ト短調』
『ソナタ変ロ長調』〜ボブ・ファン・アスペレン(Cemb)[録音:1988年],
【CD9】
ヴィヴァルディ:『チェロ・ソナタ第1〜6番』〜
フランチェスコ・ガリジオーニ(通奏低音Vc),
イヴァーノ・ザネンギ(リュート), アンドレア・マルコン(Cemb&Org)
[録音:1999年],
【CD10】
ヴィヴァルディ:
『チェロ・ソナタ イ短調RV.44』『同 ト短調RV.42』『同
変ホ長調RV.39』〜
鈴木秀美(通奏低音Vc), ジャック・オッホ(Cemb)
[録音:1986年],
ボッケリーニ:『チェロ・ソナタG6, 4, 17』〜
ヴィーラント・クイケン(通奏低音Vc), ホプキンソン・スミス(バロック・ギター)
[録音:1980年]
【CD11】
ボッケリーニ:
『チェロ・ソナタ変ロ長調G.8』『2つのチェロのためのフーガ
ヘ長調G.73-2』
『チェロ・ソナタ変ホ長調G.10』『同ヘ長調G.9』
『2つのチェロのためのフーガ変ロ長調G.73-3』
『チェロ・ソナタ ハ短調G.2』『2つのチェロのためのフーガ
イ長調G.73-5』
『チェロ・ソナタ ト長調G.15』〜
ケネス・スロウィック(通奏低音Vc), ボブ・ファン・アスペレン(Fp)
[録音:1992年], |
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[Disc1〜4]チェロの聖書「バッハの無伴奏」をビルスマは2回録音していますが、最初の録音(Seon盤)は彼の愛器「ゴフリラー」のオリジナルによる演奏。バロック楽器らしい小回りの効いた舞曲という曲調を大事にした演奏です。それに対し生前のセルヴェが使用していた大型のストラディヴァリウスを弾いた再録音では、ビルスマはモダン弓と、弦はА線のみ裸のガット弦を、その他はガットを心材に使った普通の弦を使用しています。「セルヴェ」はチェロの中でも非常に大型なもので、コントラバスのような音色を持った独特な楽器といえましょう。よって、その楽器にあったロマンティックな解釈が採られることとなり、1回目の録音とは全く異なった演奏となっています。「無伴奏チェロ組曲」の世界はビルスマ本人が「広大であり、アプローチの可能性も無限である」と述べているように、非常に多彩で驚くほどその表情を変えてきます。この対照的な解釈の両方を、この作品でお聴きいただけます。第6番だけはこの楽器では演奏不能なため、同じ5弦のチェロ・ピッコロを使用しています。
[Disc5]には、もともとヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガート・チェンバロのための、トリオ・ソナタ形式で書かれた作品が収録されています。チェリストであるビルスマはこの作品を演奏するにあたって、チェロではガンバの音域より低いため、もう一本高い弦がはってある5弦のチェロ・ピッコロを使用。それにより小回りの効くこの楽器のおかげで大幅にテンポが速くなり、ポジティフ・オルガンの深めな音と全く対等な絡み合いが可能になり、新たこの作品の表現方法を導き出した演奏が収録されています。
[Disc6]は、無伴奏ヴァイオリン、無伴奏フルートのための作品をビルスマ自身が編曲してチェロで演奏したもの。BWV.1006のプレリュードではヴァイオリン演奏以上のスピードでの演奏しており、まさに圧巻。[Disc7]では、ブリュッヘンらの通奏低音として参加したものを集めたもの。それまで単なる伴奏としてしかみなされなかったチェロ(通奏低音パート)を、完璧な通奏低音者に徹しながらも、いかにこのパートが重要であるかを認識させられる演奏です。17世紀以前のチェロという楽器は大型で、伴奏程度にしか扱われていませんでしたが、[Disc8]では、時代とともに演奏習慣が変わり、名手のために作曲されたチェロのためのソロ作品が収録されています。時代と共にチェロは小回りが効くようにと小型化され、さらに超絶技巧の作品が作られてきました。ここに収録された作品も、16分音符の連続・跳躍など技術的に難しいのはもちろん、楽譜を見ただけでは理解しがたいものですが、当時の音楽演奏法を研究しているビルスマによって、素晴らしい演奏になっています。
[Disc9〜11]では、「歌」の流れを大切にしたもので、「古楽器の柔らかで透明感のある音色が不可欠」と語り、ガット弦による語りと超絶技巧を駆使しながらも独特の倍音豊かな音色を朗々と響かせています。 |
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8884301048-2
(9CD)
\3900 |
アンナー・ビルスマ/プレイズ・チェンバー・ミュージックVol.1
【CD1】
ボッケリーニ:
『弦楽五重奏曲ホ長調Op.11-5』『同ヘ短調Op.11-4』
『同ニ長調Op.11-6』〜スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ[録音:1988年],
【CD2】
ミヒャエル・ハイドン:
『弦楽五重奏曲変ロ長調P.105』『同ハ長調P.108』『同ト長調P.109』〜
ラルキブデッリ[録音:1993年],
【CD3】
モーツァルト:
『ディヴェルティメント 第17番ニ長調K.334』
『弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516』〜
ラルキブデッリ[録音:1991 & 1993年],
【CD4】
モーツァルト:
『弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515』『ホルン五重奏曲変ホ長調K.407』〜
ラルキブデッリ[録音:1993 & 1990年],
シュポア:『弦楽五重奏曲ト長調Op.33』〜ラルキブデッリ[録音:1993年],
【CD5】
フリードリヒ・ドッツァウアー:
『弦楽五重奏曲ニ短調Op.134』
『3台のチェロのための6つの小品Op.104』『弦楽四重奏曲Op.64』〜ラルキブデッリ[録音:1993年],
【CD6】
ジョルジュ・オンスロー:
『弦楽五重奏曲ハ短調Op.38』『同ホ長調Op.39』『同ロ短調Op.40』〜
ラルキブデッリ[録音:1994年],
【CD7】
アントン・ライヒャ(アントニーン・レイハ):
『弦楽五重奏曲第3番ホ長調』『同第2番ヘ長調』『同第1番イ長調』〜
ラルキブデッリ[録音:1992年],
【CD8】
メンデルスゾーン:『弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20』,
ニルス・ゲーゼ:『弦楽八重奏曲ヘ長調Op.20』〜
ラルキブデッリ&スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ[録音:1991年],
【CD9】
デュポール:
『2つのチェロとフォルテピアノのためのソナタ
ニ長調』
『2つのチェロのための9つの練習曲第11番イ短調』,
ベートーヴェン:『「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲ト長調』,
デュポール:『2つのチェロのための11の練習曲第9番ニ短調』,
ロンベルク:『チェロ・ソナタ第1番変ホ長調』,
ボッケリーニ:『2つのチェロのためのソナタ変ホ長調』,
ベートーヴェン:『「魔笛」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO46』〜
ケネス・スロウィック(Vc), スタンリー・ホッホランド(Fp)[録音:1997年] |
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ビルスマが、あまり知られていない作品を掘り出した録音を多く含むボックスです。M・ハイドンの弦楽五重奏は、青年時代のモーツァルトに大きな影響を与え、後にモーツァルトがこの分野で無比の傑作を生み出す契機となった作品として有名なもの。ドッツァウアーは、チェロ学習者にしかあまり知られていない作曲家で、緻密さと抑制のなかにも一抹の哀愁が漂う作品で知られます。
メンデルスゾーンやシューマンによって高く称賛されドイツに紹介されたオンスローと親交のあったライヒャ。モーツァルトやベートーヴェンが数々の作品を捧げた「プロシア王(フリードリヒ・ヴィルヘルム2世)」に縁が深いデュポールやロンベルクなど、歴史的好奇心を満たすだけではく、ビルスマの至芸だからこそ発揮できた作品が収録されています。 |
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8884301059-2
(12CD)
\4200 |
アンナー・ビルスマ/プレイズ・チェンバー・ミュージックVol.2
【CD1〜2】
ベートーヴェン:
『チェロ・ソナタ第1〜5番』『「魔笛」の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66』〜
ジョス・ファン・インマゼール(Fp) [録音:1998年],
【CD3】
ベートーヴェン:
『ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」』
『同第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」』〜
ジョス・ファン・インマゼール(Fp), ヴェラ・ベス(Vn)
[録音:1999年],
【CD4】
ベートーヴェン:
『弦楽三重奏曲第1番変ホ長調 Op.3』『セレナード
ニ長調 Op.8』〜
ラルキブデッリ[録音:1992年],
【CD5】
ベートーヴェン:
『六重奏曲変ホ長調 Op.81b(ホルン2と弦楽四重奏のための)』
『二重奏曲変ホ長調 WoO32(ヴィオラとチェロのための)』,
作者不詳:『「クロイツェル・ソナタ」による弦楽五重奏曲イ長調』〜
ラルキブデッリ[録音:1991年],
【CD6】
シューベルト:
『ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 D.898』『同第2番変ホ長調
D.929』〜
ジョス・ファン・インマゼール(Fp), ヴェラ・ベス(Vn)
[録音:1996年],
【CD7】
シューベルト:
『弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 D.87』
『弦楽三重奏曲第1番変ロ長調 D.471(フラグメント)』
『弦楽三重奏曲第2番変ロ長調D.581(第2版)』〜
ラルキブデッリ[録音:1993年],
【CD8】
シューベルト:
『ピアノ五重奏曲イ長調 D.667「ます」』
『アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821』『ノットゥルノ変ホ長調
D.897』〜
ジョス・ファン・インマゼール(Fp), ラルキブデッリ[録音:1996〜1997年],
※アルペジオーネ・ソナタはチェロ・ピッコロ使用
【CD9】
シューベルト:
『弦楽五重奏曲ハ長調 D.956』
『ヴァイオリンと弦楽四重奏のためのロンド
イ長調 D.438』〜
ヴェラ・ベス(Vn), スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ[録音:1990年],
【CD10】
ブラームス:『チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38』『同第2番ヘ長調Op.99』,
シューマン:『民謡風の5つの小品Op.102』〜
ランバート・オーキス(Fp) [録音:1995年],
【CD11】
ブラームス:
『弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18』『同第2番ト長調Op.36』〜
ラルキブデッリ[録音:1995年],
【CD12】
メンデルスゾーン:
『弦楽五重奏曲第1番イ長調Op.18』『同第2番変ロ長調Op.87』〜
ラルキブデッリ[録音:1999年],
ウェーバー:『三重奏曲ト短調Op.63』〜
フランス・ヴェスター(Fl-tr), スタンリー・ホッホランド(Fp)[録音:1978年] |
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ベートーヴェンでは、フォルテピアノの鬼才インマゼールとの共演が楽しめます。ビルスマとしては2回目の録音のもので、お互い天衣無縫にスリリングな演奏によって、2人のアンサンブルは自由自在にこの難曲を弾き切り、彼らのベートーヴェン像を完全に表現しつくしています。
シューベルトでピリオド楽器を自由自在に表現し、緩徐楽章は筆舌に尽くし難いほど美しい演奏を披露。それだけでなくアクセントの効いた力強さと引き締め、歯切れ良いリズムの刻みなど、今までにはなかったシューベルト像を描いています。「アルペジオーネ・ソナタ」ではチェロ・ピッコロを使用し、この曲の決定的演奏といえましょう。
ブラームスとシューマンというロマン派の名曲でも、ビルスマの弾く銘器ストラディヴァリウスとオーキスのスタインウェイ(1892年製)とで奏でる演奏は、今まで聴いたことのないような新鮮な衝撃を伝えています。 |
2013.11.20
2013.11.6
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