≪第74号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 12/24〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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12/30(月)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALTUS
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新作・世界初演
福島—Fukushima—復興・復活オペラプロジェクト
2012 年度 佐川吉男音楽賞 受賞作品
オペラ「白虎」全二幕
作曲:加藤昌則
台本:宮本益光 |
指揮・芸術監督:佐藤正浩
飯沼貞吉(テノール):経種廉彦
飯沼貞雄(貞吉)(バス):高橋啓三
西郷頼母(バリトン): 黒田博
西郷千重子(ソプラノ): 腰越満美
オペラ白虎合唱団
オペラ白虎特別編成オーケストラ |
あらすじ
第一幕
〈第一場〉
戊辰戦争。若き白虎隊士中二番隊が飯盛山で集団自決してから約60年が経過している。そこに一人生き残った飯沼貞雄(もとは飯沼貞吉。改名して貞雄に)。
仲間の鎮魂を願いつつ子守歌【飯沼貞雄のソロ「会津の子守歌」】を歌う。
〈第二場〉
慶応四年八月二十二日の朝。西軍(新政府軍)の行軍歌が聞こえてくる【混声合唱「宮さん、宮さん」】。とうとう飯沼貞吉の属する白虎隊にも出撃命令が下る。
貞吉は伯父である西郷頼母の屋敷に赴き、頼母の妻、千重子に暇乞いをする。
武家の女として千重子は、貞吉に武士として立派に死ぬよう諭す。【西郷千重子のソロ 「貞吉、あなたは会津武士」】もとより貞吉もそのつもりである。
〈第三場〉
同日、同場所。千重子は貞吉に西郷頼母にも暇乞いをするよう促すが、貞吉はこれを拒む。頼母が恭順説を説き謹慎させられていることを、貞吉は恥ずべきことと考えていたからである。そこに西郷頼母が登場。会津武士としての誇りは、生き様は…。もともと尊敬していた伯父、頼母の言葉が貞吉の心に刺さる【西郷頼母のソロ「あの白雲を見よ」】。
第二幕
〈第一場〉
慶応四年八月二十二日の午後。死を覚悟した会津の人々の慟哭の声がする【混声合唱「たとえ命が尽きるとも」】。そこに頼母の言葉を反芻し葛藤する貞吉。武士の道とは…【西郷頼母と飯沼貞吉の二重唱「命捨てることが真の勤めか」】。
そしてとうとう西軍が会津城下に。
〈第二場〉
西郷頼母の屋敷では、残された女たちが「生きて敵から恥辱を受けるのも許しがたし」と、武家の女の生き方として自決を決意。子らと共に壮絶な自決を果たす【西郷千恵子の自決「なよ竹の風にまかする身ながらも…」】。
〈第三場〉
そして同じ頃、飯盛山には疲弊しきった白虎隊の面々。西軍に踏みにじられた会津城下を見て次々と自決する。貞吉も母からもらった歌を吟じた後、刃を喉につきたてるが…【飯沼貞吉の自決「梓弓向う矢先はしげくとも…」】。
〈第四場〉
会津藩降伏後の飯盛山。生き延びた貞吉。仲間の死を嘆き、生き延びたことを悔やんでいるが、仲間の死に様を前に再び武士の道について考える貞吉。
思い出される頼母の言葉、千重子の思い。貞吉は白虎の魂を内に秘め、生きることを決意し、鎮魂の子守歌を歌う。 |
明快なメロディ—躍動するリズム!驚きの新作オペラ入魂の会津人歌唱『ならぬものはならぬものです!』実に分かりやすい現代のスタンダードと早くも呼び声高い再演必至の名作誕生!
エグゼクティブプロデューサー:池田卓夫、演出:岩田達宗、制作統括:石原貴之
ライヴ録音:2012 年7 月29 日、會津風雅堂/ライヴ、DDD
新作・世界初演。有名な史実である白虎隊の集団自決をあつかっております。生き残った飯沼貞吉にスポットをあて、恭順説を説いた筆頭家老・西郷頼母を伯父に持つ彼が、会津武士の生き様と頼母の生き様、その両者の葛藤の先に見出した答えとは。また白虎隊の集団自決と同様に有名な、西郷邸での女たちの集団自決の様子も描かれています。当時の会津武士の、什の掟に代表されるような教えは、貞吉ら白虎隊隊士にどのような影響を与えていたのか。
キャストを最小化し、飯沼貞雄(もとは貞吉。後に貞雄と改名)の回想録として物語を展開。合唱(コロス)が、会津の人々、西軍、語り部などとして重要な役割を担っております。また日本語の発声が出演者全員見事でテキストなしに内容が理解できるのも嬉しい処です。
作曲者 加藤昌則(かとう まさあき):
1972 年神奈川生まれ。東京芸術大学作曲科を首席で卒業。海外オーケストラからの委嘱も多く、現在最も活躍する作曲家の一人。美しくわかりやすい作風が人気。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<国内盤>
PHI(Φ)
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LPH012
(国内盤・訳詞付)
\2940 |
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
J.S.バッハ、聖歌隊監督として
〜1723年から1724年へ、コラール・カンタータ形式の確立〜
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
①卑しき輩のわたしを、誰が選びましょうか
BWV48
(1723.10.3初演/A,T,Cho,tp,2ob,2vn,va,bc)
②主よ、お望みのままにわたしのもとへ BWV73
(1724.1.23初演/S,T,B,Cho,hr,2ob,2vn,va,bc)
③彼らはあなたを追放するだろう BWV44
(1724.5.21初演/S,A,T,B,Cho, 2ob,fg,2vn,va,bc)
④わたしは信じます、主よどうか不信からお救いください
BWV109
(1723.10.17初演/A,T,Cho,2ob,2vn,va,bc) |
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽器使用)
ドロテー・ミールズ(S)
ダミアン・ギヨン(C-T)
トーマス・ホッブズ(T)
ペーター・コーイ(Bs) |
こんなタイミングで「ヘレヴェッヘのバッハ」のさらなる新譜に出会えるとは、なんと嬉しいこと!
めったに録音されない意外な秘曲カンタータも含め、暗中模索でカンタータを書きはじめた「音楽の父」、ライプツィヒ着任当初の多芸ぶりを、あまりにあざやかな演奏で聴ける喜び...!
合唱畑から稀代の古楽指揮者へ、そして世界的なマエストロへ。快進撃はますます続くベルギーの名匠フィリップ・ヘレヴェッヘのプライベート・レーベルPhi
は2013 年、ほんとうに豊作続きでした——2012
年末、迫力と崇高よりも人間的な連帯感がまるで生き物のような温もりを生む『ミサ・ソレムニス』がそのまま年明けまでセールスを記録しつづけ、初のヘレヴェッヘ不在によるバッハ無伴奏ヴァイオリン曲集(LPH008)、ベルギー王立フランダース・フィルとの驚くべきドヴォルザーク(LPH009)、来日と合わせての「ヘレヴェッヘ初の古典派交響曲」ことモーツァルト晩年の3大交響曲(LPH011)、そして最新の『レコード芸術』誌で特選に輝いたジェズアルド(LPH010)...否、ジェズアルドに限らずPhi
レーベルの2013 年は、2012 年に続き、ほぼすべてのリリースが『レコ芸』特選という快進撃を破らず維持するかたちになったのです!
そして、2014 年も——2012 年に「音楽の父」バッハがライプツィヒに着任した年のカンタータ4編をリリース(LPH006)、かねてから散発的に録音してきたこの大家のカンタータを、自分のレーベルでもあらためて連続録音してくれるのだ!という嬉しい先鞭を切ってくれたところ、今回はその翌年にかけての、バッハがコラール・カンタータの手法を確立してゆく過程での作品ばかりを集めた1枚に!
オーボエ2本と弦楽合奏という「フランス流儀の」オーケストラ体制が定着していったのも、カンタータの最後をコラールで締めくくり、そのクライマックスへ向けてレチタティーヴォとアリアを交錯してゆく作法も、ここでは少しずつ確立されてゆくようすが窺えます。
ギュンター・ラミンやカール・リヒターの名盤で知られるBWV44
やBWV73 もさることながら、なぜか全集以外では滅多に録音されないBWV109
まで、比較的小規模な編成の曲ばかりながら内容のヴァラエティは申し分ないところ——しかも研究めざましいコルノ・ダ・ティラルシ(スライドホルン)や無弁楽器の探求が進むトランペットなど、金管楽器を独奏で扱った作品が多いのも聴覚的に楽しいところ(アラン・ド・リュッデルの名演は乞うご期待)!オルガンやオーボエまで名手ぞろいで固められた、合唱と器楽が一体の生物のような団結をみせるアンサンブルの粋はもちろん今回も健在。
またもや「特選」路線をひた走りそうな待望のバッハ新録音、お見逃しなく! |
<映像>
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12/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CONTINUO CLASSICS
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世界初録音!
ラロの幻のピアノ五重奏曲がついに日の目を見た。
ラロ:
(1)ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.7
(2)ピアノ五重奏曲
(3)ギター Op.28
(4)2つの小品Op.14(村人の歌/セレナード)
(5)アルルカン
(6)ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.12 |
ドリアン・ラモット、
アニエス・ルヴェルディ(Vn)
マルク・デモン(Va)
フロラン・オディベール(Vc)
フランソワ・デュモン(Pf) |
録音:2013 年3 月/サル・コロンヌ(パリ)/DDD、66’32”
エドゥアール・ラロの弦楽とピアノのための作品を集めた好アルバム。ラロは「スペイン交響曲」が有名ですが、自身がヴァイオリンを弾いたこともあり、この楽器のための効果的な作品を残しています。ピアノ三重奏曲第1
番やヴァイオリン・ソナタは録音も比較的録音もありますが、未出版のピアノ五重奏曲は世界初録音。2
楽章から成る16 分程の作品で、1862 年頃に作曲されたとされます。ベートーヴェン風なシンフォニックといえるほど充実した内容で、ことに第2
楽章の凝った対位法書法など、ラロの野心が感じられます。ピアノ五重奏ファンの胸躍らせる「隠れた逸品」と申せましょう。演奏はフランスの若手たち。フレッシュで若々しい音楽性が、生命感あふれるラロの音楽にピッタリ。希望を与えてくれるアルバムと申せましょう。 |
HMF
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ジョン・ナカマツ久々の新録音
シューマン:
(1)ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
(2)蝶々Op.2
(3)謝肉祭Op.9 |
ジョン・ナカマツ(Pf) |
ジョン・ナカマツ久々の新録音。濃厚なロマンあふれるシューマン登場。
録音:2012 年12 月/アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)/65’29”
稀代のヴィルトゥオーゾ、ジョン・ナカマツ久々の新録音。前回が2008
年のブラームス・アルバムだったので、5 年ぶりの登場となります。ナカマツは日系人として1968
年にカリフォルニアで生まれ、音大で学ぶことなく高校で教師をしながら、1997
年の第10 回ヴァン・クライバーン・コンクールで優勝して注目されました。今日では珍しい大柄で濃密なロマンあふれる演奏が特徴です。
今回は初のシューマン・アルバム。技巧の冴えは以前のままで、何の曖昧さもない指さばきを披露してくれます。ピアノ・ソナタ第2
番の速く細かい動きが弾丸のようにはねまわります。ナカマツならではの濃密でロマンあふれる音楽性も独特。ロマン派ならではの情感をたっぷり堪能させてくれます。 |
NAXOS
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8.572709
\1100 |
サラサーテ:ヴァイオリンとピアノの為の音楽集第4集〜トランスクリプションと編曲集
1.モシュコフスキー(1854-1925):ギター Op.45-2/
2.ショパン(1810-1849):ワルツ 第4番 ヘ長調
Op.34-3/
3.ショパン:ワルツ 第3番 イ短調 Op.34-2/
4.ショパン:ワルツ 第8番 変イ長調 Op.64-3/
5.ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2/
6.ショパン:夜想曲 第8番 ニ長調 Op.27-2(原曲
変ニ長調)/
7.サラサーテ(1844-1908):グノーのファウストの思い出/
8.ジャン=ピエール・ギニョン(1702-1775):ヴァイオリン・ソナタ
第1番よりアレグロ/
9.モンドンヴィル(1711-1772):ヴァイオリン・ソナタ
第5番 ヘ長調 Op.4より第3楽章「狩り」/
10.ルクレール(1697-1764):ヴァイオリン・ソナタ
Op.9-3より第3楽章「サラバンド」/
11.ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ Op.9-3より第4楽章「タンブーラン」/
12.ヘンデル(1685-1759):歌劇「セルセ」よりラルゴ「オンブラ・マイ・フ」/
13.ジャン=バティスト・スネイユ(1687-1730):ソナタ
第9番よりアレグロ/
14.J.S.バッハ(1685-1750):管弦楽組曲 第3番
ニ長調 BWV1068より
エア「G線上のアリア」/
15.ラフ(1822-1882):愛の妖精 Op.67
※全てP.D.サラサーテによるヴァイオリンとピアノ編 |
楊天堝(ヴァイオリン)/
マルクス・ハドッラ(ピアノ) |
録音 2010年12月1-6日…1-11.13-15, 2012年11月20日…12
ドイツ ザントハウゼン クララ-ヴィーク-アウディトリウム
現在NAXOSレーベルで、その将来を最も嘱望しているヴァイオリニストがこの楊天堝(読みはティアンワ・ヤン)。もちろんクラウス・ハイマンも彼女の才能には一目置いています。音楽性、技巧、どれを取っても文句なしですが、何より彼女の演奏には華があり、また音色も涙が出るほどに美しいのです。ここではサラサーテ(1844-1908)が他の作曲家の作品をヴァイオリン曲に編曲したものを集めています。いわば「リストのトランスプリクション集」のような曲集。しかし、彼女の手にかかると、まるではじめからヴァイオリンのために書かれたかのように美しく響きます。ショパンの夜想曲など、こちらが原曲?と思うほどの完成度の高さです。サラサーテの編曲の妙、そして彼女の美音。そしてピアノのハドッラ。これらが融合することで最強の調べが生まれました。 |
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8.572589
\1100 |
リスト:ピアノ曲全集 第38集
ヘンデル,グノー,シュポア,ラフ作品のトランスクリプションと編曲集
1.ヘンデル:ジングシュピール「アルミーラ」によるサラバンドとシャコンヌ
S181/R25/
2.グノー:聖チェチーリアの讃歌 S491/R168/
3.ラフ:歌劇「アルフレート王」によるアンダンテ・フィナーレと行進曲
S421/R233/
4.ラフ:歌劇「アルフレート王」によるアンダンテ・フィナーレと行進曲
S421/R233/
5.グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」
別れ、夢想 S409/R169/
6.グノー:歌劇「シバの女王」 子守歌 S408/R167/
7.グノー:歌劇「ファウスト」からのワルツ
S407/R166/
8.シュポア:歌劇「美女と野獣」からバラ(ロマンス)
S571/R259 |
リ・ソヨン(ピアノ) |
録音 2012年4月9-11日カナダ オンタリオ,トロント
CBC・グレン・グールド・スタジオ
ピアノの魔術師フランツ・リスト(1811-1886)による、さまざまな作曲家たちの作品のトランスクリプション集です。ヘンデル以外はリストの活躍した時代の音楽であり、恐らくリスト自身が聴いて気に入ったものを即座にピアノへと移し替えたのでしょう。
ヘンデルの「サラバンド」はリストの晩年近くの作品で、若い頃を思わせる華美な装飾が魅力的な作品です。ラフの歌劇は現在では全く忘れられていますが、この断片的なメロディだけでも聴く価値はあるものです。グノーの一連の作品は現在でも聴く機会に恵まれており、とりわけ「ファウスト」は原作のオペラも、リストの編曲も良く演奏されますが、このソヨンの演奏は通常の演奏に一味違うスパイスが仕込まれています。シュポア作品もなかなかの名曲です。リスト好きなら外せない1枚です。2010年ナウムブルク国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得したピアニスト、リ・ソヨン。彼女は韓国系のアメリカ人ピアニストで、その華やかな演奏はすでに高く評価されています。 |
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8.573077
\1100 |
モンサルバーチェ:シンフォニア・デ・レクイエム
他
1.マンフレッド(1945)/
2-5.ブリック・ア・ブラック(1993)
<Evocador-刺激的な/Sesgado-斜めから/Tenso-緊迫/Ludico-遊戯>/
6-11.シンフォニア・デ・レクイエム(1985)
<Ⅰ:イントロイトゥス/Ⅱ:キリエ/Ⅲ:ディエス・イレ/
Ⅳ:アニュス・ディ/Ⅴ:ルクス・エテルナ/Ⅵ:リベラ・メ
ドミネ> |
マルタ・マテウ(ソプラノ)…11/
バルセロナ交響楽団/
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮) |
録音 2012年7月9-12日 スペイン バルセロナ,パブロ・カザルス・ホール
20世紀初めに活躍したモンサルバーチェ(1912-2002)。彼はスペイン有数の作曲家であり、カタロニア文化の発展に大きく寄与した人でした。作曲家としてだけでなく、バルセロナ音楽院で数多くの生徒を教え、またスペイン内戦後には新聞の音楽評論を始めるなど、積極的に活動、また映画音楽の分野でも素晴らしい作品を残していいます。このアルバムでは彼の初期の作品と円熟期の作品の両方を聴くことで、彼がどのような音を求めていたかを伺い知ることができるのではないでしょうか?学生時代からダンスに興味を抱いていた彼は、22歳で最初のパレエ音楽を作曲、それ以降もいくつかの新しい作品を作っていました。
この「マンフレッド」はバイロンの詩に触発されたもので、明らかにストラヴィンスキーの影響を受けています。「ブリック・ア・ブラック」は彼の最後のオーケストラ作品で、リズムと強烈な響きに満たされた音楽です。数多い彼の宗教作の中でもとりわけ素晴らしい「シンフォニア・デ・レクイエム」に横溢する精神性にも注目です。 |
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8.573106
\1100 |
モーラン:交響詩「山国にて」他
1.仮面劇のための序曲(1944)/2.交響詩「山国にて」(1921)/
3.狂詩曲 第1番 ヘ長調(1922)/4.狂詩曲 第2番
ホ長調(1924/1941)/
5.ピアノと管弦楽のための狂詩曲 嬰ヘ長調(1943) |
ベンジャミン・フリス(p)…5/
アルスター管弦楽団/
ジョアン・ファレッタ(指揮) |
録音 2012年9月17-18日 UK ベルファスト,アルスター・ホール
イギリス近代の音楽はどれも牧歌的で淡い・・・そんな感想を抱いている人にぜひ聴いていただきたいモーラン(1894-1950)の音楽。彼の作品はどれも活気に満ち、確固たる意志を伝えています。彼の作曲家としてのスタートは遅く(初期にいくつかのピアノ曲はあるもののの)1930年代に発表したト短調の交響曲の成功までは、作品が評価されることもほとんどなかったと言います。そんな彼ですが、このアルバムに収録された2つの狂詩曲や、実質的に「初めての管弦楽作品」である「山国にて」は師であるアイアランドの影響を受けながらも、洗練された表情を持つ素晴らしい作品です。メロディはどこまでも幅広く優しく、そして優雅な雰囲気を持っています。時々現れる民謡風なメロディもとことん魅力的です。ピアノが静かに活躍する第3ラプソディの魅惑的なメロディ、そしてまるで映画音楽のような仮面劇のための序曲など、一度引き込まれたら離れがたい音楽です。 |
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8.573157
\1100 |
フィビヒ:管弦楽作品集 第2集
1-4.交響曲第2番 変ホ長調 Op.38
5.管弦楽のための牧歌「夕暮れに」Op.39/
6.クラリネットと管弦楽のための牧歌 変ロ長調
Op.16 |
アーヴィン・ヴェニシュ(クラリネット…6)/
チェコ・ナショナル交響楽団/
メレク・シュティレツ(指揮) |
録音 2012年10月23日.2012年11月9日 チェコ共和国
プラハ,ONS0第1スタジオ「Gallery」
19世紀後半のチェコで活躍した作曲家のなかでも、とりわけ重要な役割を担ったのがこのフィビヒ(1850-1900)です。ドヴォルザーク、スメタナと共に、チェコ国民楽派の草創期を築き、自作にチェコ民謡や舞踊のリズムを取り入れ、また民話に基づいたオペラを作曲、この精神はヤナーチェクへとしっかり引き継がれていくことになるのです。
彼の第2番交響曲は1892年から93年にかけて作曲されたもので、フィビヒの音楽的思考と表現が決定付けられた作品とも言えるでしょう。もちろん当時のチェコ周辺作曲家たちと同じく、シューマンやブラームスの影響は否めませんし、冒頭の伸びやかなテーマや活発な終楽章からはドヴォルザークの存在の大きさも感じられます。しかし美しい第2楽章は、洗練された響きを持ち、第3楽章のスケルツォは確かな独自性を有しています。1893年の「夕暮れに」からは明らかにワーグナーの香りが感じられることでしょう。また、協奏曲を書かなかったフィビヒですが、変ロ長調の牧歌は実質的な協奏曲です。優しく波打つ弦の調べ、抒情的なクラリネットのメロディ。静かな美しさに満ちた佳品です。
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8.573206
\1100 |
ヴァンデルロースト:シンフォニア・ハンガリカ/いにしえの時から
1.いにしえの時から(2009)/
2-4.シンフォニア・ハンガリカ(2001)
<第1楽章:アッティラ!/第2楽章:アールパード/第3楽章:イシュトヴァーン> |
フィルハーモニック・ウインズ 大阪(オオサカン)/
ヤン・ヴァンデルロースト(指揮) |
録音 2012年9月23日 大阪 いずみホール…1,
2011年9月25日 大東市立総合文化センター サーティホール…2-4
1999年、自主運営の吹奏楽団として結成、2006年正式に日本初のNPO法人のプロフェッショナル吹奏楽団として発足した「フィルハーモニック・ウィンズ大阪=オオサカン」。結成以来、吹奏楽の新たな可能性を追求し、レパートリーの拡充を図ってきた彼らたちの意気盛んな演奏をお届けいたします。
このアルバムには、現在、首席客演指揮者を務めているオランダの作曲家&指揮者ヤン・ヴァンデルローストによる2つの作品を収録。15世紀から16世紀の芸術家たちへのオマージュである「いにしえの時から」と、ヴァンデルロースト(1956-)初のシンフォニーである「シンフォニカ・ハンガリカ」。どちらも演奏は至難を極めるものの、決まった時の清々しさと「やったぜ」感は言葉に尽くせないほどの名作です。ドラマティックでエキサイティング!ぜひお楽しみください! |
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8.559729
\1100 |
スーザ:吹奏楽のための音楽集 第13集
1.行進曲「オクシデンタル」(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
2.行進曲「マザーグース」(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
3.喜歌劇「キャサリーン」序曲(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
4.喜歌劇「クリス・アンド・ザ・ワンダフル・ランプ」
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第2幕 ママとパパ (K.ブライオンによる吹奏楽編)/
5.ガーフィールド大統領就任式行進曲(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
6.ガーフィールド大統領の葬送行進曲(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
7.リザンプション・マーチ(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
8.ギャラガーとシーン-ユモレスク(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
9.愛の言葉-ワルツ(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
10.カメラ・スタディーズ-
アンダルシアのフラッシュ・アイ(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
11.カメラ・スタディーズ-愛の島への漂流(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
12.カメラ・スタディーズ-子どもの舞踏会(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
13.ホワイト・ネイビー・シップス・アー・コーリング(K.ブライオンによる吹奏楽編)/
14.白い羽飾り(L.シッセルによる吹奏楽編)
※世界初録音…3.4.8.9.13 |
英国王立空軍中央軍楽隊/
キース・ブライオン(指揮) |
番号8.559727から変更。
録音 2012年2月24-29日 UK ロンドン,ノースホルト空軍基地
NAXOSおなじみのスーザ(1854-1932)作品集も今作で第13集となりました。もちろん珍しい作品が目白押しです。例えば1879年に作曲されたかれの最初のオペレッタ「キャサリン」の序曲。もちろん全く知られていない作品ですが、この序曲だけは彼が率いていたスーザ・バンドで何度も演奏され好評を博したものです。
1883年作曲の「マザーグース」は彼が幼い頃に親しんだ子守歌のパッチワーク。トラック5と6は、第20代アメリカ合衆国大統領のジェームズ・ガーフィールドのための行進曲です。彼が1881年3月4日に大統領に就任した際に記念の行進曲を書いたスーザ。まさかその数か月後に葬送行進曲を書くことになるとは想像もしていなかったに違いありません。そんな世相を反映した曲から、本当に楽しい曲まで、例の如くキース・ブライオンは納得の演奏を聴かせます。 |
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8.572356
\1100 |
マクスウェル・ディヴィス:ストラスクライド協奏曲
第9番&第10番 他
1.ストラスクライド協奏曲 第9番 Op.170(1994)/
2-4.ストラスクライド協奏曲 第10番 Op.179(1996)/
5.キャロリッシマ Op.168(1994) |
デイヴィッド・ニコルソン(ピッコロ)…1/
エリザベス・ドゥーナー(アルト・フルート)…1/
モーリス・チェッカー(コールアングレ)…1/
ヨーゼフ・パチェビッツ(エス・クラリネット)…1/
ルート・エリス(バス・クラリネット)…1/
アリソン・グリーン(コントラファゴット)…1/
スコットランド室内管弦楽団/
ピーター・マックスウェル・デイヴィス(指揮) |
録音 1996年11月23-24日 スコットランド グラスゴー,シティ・ホール
Collins Classicsより移行盤
孤高の作曲家マクスウェル・デイヴィス(1934-)の「ストラスクライド協奏曲集」。今回は第9番と第10番です。スコットランド室内管弦楽団のメンバーたちのために書かれたこれらの協奏曲、第9番は“あまり注目を浴びることのない管楽器奏者”たちのための作品です。この曲を作った時、ディヴィスは彼の自宅のあるオークニーの海の景色を想定していたと言います。11月の垂れ込める雲、灰色の海・・・これらがぼんやりと反映される印象深い音楽です。第10番は“オーケストラのための”作品で、全てのメンバーが輝けるように周到に準備された精妙な協奏曲であり、戦い、勝利の意志が感じられる力強い音楽です。「キャロリッシマ」はオーケストラのためのセレナーデで、彼の友人であるイェンス・ヘーゲル(当時のデンマーク領事)の妻の50歳の誕生日を記念して書かれました。タイトルは彼女の名前「キャロル」から取られています。 |
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8.572558
\1100 |
コルネリウス:歌曲全集 第3集
1-3. 3つの歌(1848)<春に/夜明けの歌/朝の風>/
4.羊飼いの夜の歌/5.月明かりの夜/
6.頭痛を治すためのプレジオサの魅力/7.小さな蜂/
8.夏の中の春/9.私は悲しさの腕の中にいるようだ/
10.ヒルシュラインは森へ散歩に行った/
11-13. 3つの二重唱曲 Op.6(1861-1862)
<愛の試練/最も良い愛の手紙/愛の言葉>/
14-17. 4つの二重唱曲 Op.16
<家族の記憶/灼熱の恋/来たれ、去れ、死よ/別離>/
18.来たれ、去れ、死よ/19.別離と忌避/20.星の夜に/
21.裏切られた愛/22.君と僕/23.海で/
24.2つの目は丘の上を見渡し/25.裏切り者の死 |
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)…3.6.8-24./
マルクス・シェーファー(テノール)…2.7.18-21.25/
ハンス・クリストフ・ベーゲマン(バリトン)…1.4-5.11-17.22-25/
マティアス・ハウスマン(バリトン)…25/
マティアス・ヴァイト(ピアノ) |
録音 2010年1月,9月,2011年2月 ドイツ ミュンヘン,バイエルン放送第2スタジオ
マインツで生まれ、その地で没したペーター・コルネリウス(1824-1874)。彼は作曲だけでなく詩作の才能にも恵まれており、数多く残された歌曲に用いられたのはほとんどが自作の詩であったことでも知られています。しかしながらこの第3集には、友人や同時代の詩人たちの詩を用いた、様々な面持ちの歌曲たちが収録されています。
これまでほとんど顧みられたことのない二重唱も聴きものです。微笑とユーモアを持つエミール・クーの詩や、格調高いアイヒェンドルフの詩など、その響きにも耳を傾けたいところです。彼の作品の特徴は、どんなに深い悲しみに打ちひしがれていたとしても、またどんなに喜びに胸がときめいていたとしても、決して自分を見失うことのない、程よい節度が感じられるところにあるのではないでしょうか?これらの作品、どうぞじっくりと味わってみてください。
【既発売】コルネリウス:歌曲全集 第1集 8.572556
第2集 8.572557 |
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8.572716
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モニューシコ:序曲集
1.歌劇「おとぎ話」-序曲(1848)/
2.歌劇「パリア」-序曲(1859-1869)/
3.歌劇「ハルカ」-序曲(1848)/
4.歌劇「ヴェルブム・ノビレ」-序曲(1860)/
5.歌劇「いかだ乗り」-序曲(1858)/
6.歌劇「伯爵夫人」-序曲(1859)/
7.歌劇「幽霊屋敷」-イントラーダ(1864)/
8.歌劇「ヤウヌータ」-序曲(1860)/
9.歌劇「新ドン・キホーテ、すなわち百の愚行」-序曲(1841)/
10.歌劇「ヘトマンの愛人」-序曲(1854) |
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団/
アントニ・ヴィト(指揮) |
録音 2011年1月10-12日…1-2, 2011年2月3-5.7.14日…3-6.8-10,
2011年9月1日…7 ポーランド ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール
19世紀ポーランドの有数のオペラ作曲家であり、ショパンとシマノフスキの橋渡しをしたとも言われるモニューシコ(1819-1872)。彼はショパンとほとんど同時代に生まれるも、彼はポーランドに留まり自国の音楽水準の向上に尽力し、数多くの歌劇と宗教曲、そして歌曲を作曲しました。しかし、残念な事に現在ではほとんどその作品を聴くことはできません。そんな彼の作品はうっとりするほどに色彩的で説得力のあるものでした。恐らく、これらは当時一世を風靡していたリストの交響詩にも影響を受けていると思われます。とは言え、随所にポロネーズやマズルカのリズムが聴こえてくるのは、やはりポーランドの音楽なのだな。と思いを新たにすることでしょう。どの作品も全曲を聴いてみたいところです。 |
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8.573003
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ヴィヴァルディ:カンタータ集
1-4.カンタータ「エルヴィーラの麗しい面影から遠く離れて」RV680/
5-7.カンタータ「見つめた時に」RV650/
8-11.カンタータ「ため息をついて何になろう」
RV679/
12-15.カンタータ「美しいぶなの木陰で」RV649/
16-18.カンタータ「何ゆえかくもたおやかに」RV681 |
ディアドラ・モニハン(ソプラノ)/
アンサンブル・ノタ・ヴェラタ
<メンバー:
クレール・ダフ&アニタ・ヴェドレス(ヴァイオリン)/
マルヤ・ゲイナー(ヴィオラ)/
イーファ・アスラオイチ(チェロ)/
デイヴィッド・アダムス(ハープシコード)> |
録音 2012年12月13-15日,2013年1月8日,2月5.7.11.13.15日
アイルランド ダブリン,ビーチパーク・スタジオ
現在、カンタータというと主に合唱作品のことを指すことが多いのですが、17世紀後半から18世紀前半のイタリアでは、レチタティーヴィとアリアからなる独唱と通奏低音のための歌曲のことを指し、オペラのアリアのような自由度を持たせることをせず、人間の魂や肉体を擬人化して描くことで、独特の世界観を表す作品として知られていました。
ヴィヴァルディ(1678-1741)はこのスタイルの作品を40曲ほど書いたとされ、そのどれもが表情豊かな声部と充実した器楽パートを持っています。声はまるでヴァイオリンのように自由に扱われ、ヴァイオリンも声のように歌い、これらは時にはスリリングに、また時には繊細に歌い交わすことで聴き手を強く魅了します。もちろん要求される技術は非常に高く、歌手にはベルカント時代のコロラトゥーラとはまた違ったテクニックが求められます。ここではモニハンの目の覚めるような歌唱をお聞きください。 |
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8.573021
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タンスマン:ピアノ作品集
1-6.古風な様式による舞踏組曲(1929)
<エントレ/サラバンド/ガヴォット/コラール・フーガ/
アリア/トッカータ>/7.バラード 第1番(1941)/
8.バラード 第2番(1941)/9.バラード 第3番(1941)/
10-15.アラベスク(1930)
<インテルメッツォ/マズルカ(ショパンへのオマージュ)/夜想曲/
ファンファーレ/子守歌/ダンス>/
16-20. 5つの印象(1934)
<穏やか/ブルレスケ/悲しみ/運動/夜想曲>/
21-28. 8つの歌「J.S.バッハへのオマージュ」(1949)
<前奏曲/アリオーソ/インターリュード/コラール
Ⅰ/
インヴェンション/コラール Ⅱ/フーガ/ポストリュード> |
エリアンヌ・レイエ(ピアノ) |
録音 2013年1月.5月.7月 ベルギー,ティアンジュ
リサイタル・スタジオB
ポーランド、ウッチ出身のアレクサンドル・タンスマン(1897-1986)。しかし彼の活動の場はもっぱらフランスであり、パリで知り合った芸術家たちに大いなる影響を受け、一時は「六人組」に誘われるほどにこの地に溶け込んだ人でした。ただ、ユダヤの血をひいていたため、1941年にはアメリカに亡命せざるを得なく、戦後にパリに戻った時にはすでに時流に乗り遅れてしまい、またポーランド音楽の研究を始めたという興味深い変遷を辿ることになるのです。
このアルバムにはそんな彼らしい、多くの影響や共鳴を感じさせる様々なスタイルを持つピアノ曲が並んでいます。ネオ・バロック様式で書かれた「組曲」は個人的な告白よりも当時の流行を追求したものでしょう。「アラベスク」は詩的な内容を持つ曲が並べられています。
この夜想曲はショパンよりもスクリャービンよりの雰囲気を持っています。ロマン派よりも新古典派の作風に近い「5つの印象」、タンスマンの内なる声とも言える、悲劇的な様相を持つ「3つのバラード」。そしてルービンシュタインに捧げられた「8つの歌」はバッハヘのオマージュです。彼の心の祖国はどこだったのでしょうね。 |
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8.573072
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ラ・ヴェッキア(指揮)&ローマ交響楽団
カタラーニ:交響詩「エーロとレアンドロ」他
1.交響詩「エーロとレアンドロ」(1884)/
2.スケルツォ イ長調(1878)/
3.アンダンティーノ イ長調(1871頃)/
4.コンテンプラツィオーネ(1878)/
5.イル・マティーノ「シンフォニア・ロマンティカ」(1874)
※世界初録音…3.5 |
ローマ交響楽団/
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮) |
録音 2011年4月16-17日 ローマ,OSRスタジオ…4,
2011年7月1-2日 ローマ,OSRスタジオ…3.5, 2011年7月11-13日
ローマ,OSRスタジオ…1, 2012年6月3-4日 ローマ,アウディトリウム・ディ・ヴィア・コンキリアツィオーネ…2
カタラーニ(1854-1893)というと、悲恋オペラ「ワリー」の1曲のみで知られている作曲家と言っても過言ではありません。プッチーニやヴェルディと言った大御所の影に隠れてしまったとはいえ、その美しいメロディや劇的な管弦楽法は存分に人々の心を捉えるものであることは間違いありません。
そんなカタラーニ、実はオペラ以外にもいくつかの作品を残していました。とりわけ、ギリシア神話を題材にした「エーロとレアンドロ」は1884年の夏に作曲された交響詩で、登場人物たちや情景の的確な描写と、音楽の構造の見事さが評価される作品です。塔に籠もり、愛する人レアンドロが海を泳いでくるのを待つエーロ。しかしある嵐の日、彼は波に呑まれてしまいます。彼らの逢瀬を描く音楽はまるでワーグナーを思わせる重厚なものです。これとは対照的なスケルツォ
イ長調は簡素で古典的な音楽。
そして彼の恐らく最初の作品の一つであるアンダンティーノには、若き作曲家の野心が満ち溢れています。フランス音楽の影響が感じられるコンテンプラツィオーネ、自由な楽想が魅力的な「シンフォニア・ロマンティカ」。どれも素晴らしい作品です。 |
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8.573085
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ヴァインベルク:交響曲 第12番「D.ショスタコーヴィチへの思い出に」
他
1-4.交響曲 第12番「D.ショスタコーヴィチへの思い出に」Op.114(1976)/
5-12.「黄金の鍵」からバレエ組曲 第4番 Op.55d(1954-1955)
<ブラッティーノと鍵の踊り/エレジー/アルテモンの踊り/
クリケットの踊り/ネコとキツネの踊り/
洒落たネズミの踊り/レッスン/追求> |
サンクトペテルブルク交響楽団
ウラディーミル・ランデ(指揮) |
録音 2012年6月10-13日…1-4, 2012年7月6-7日…5-12
サンクトペテルブルク 聖カテリーナ・ルター派教会,ペテルブルク・レコーディング・スタジオ
NAXOSの大好評シリーズ、ヴァインベルク(1919-1996)の作品集です。今作は「ショスタコーヴィチの思い出に」と題された交響曲第12番と、シニカルなバレエ組曲「黄金の鍵」の2つの作品を収録しています。すでに知られている通り、ヴァインベルクとショスタコーヴィチは親友であり、その作品にもショスタコーヴィチの影響は強く顕れています。
この第12番を作曲した当時のヴァインベルクは、過去14年間にいくつかの交響曲を書いたものの、それらは合唱付きであったり、室内オーケストラのためであったりと、フルオーケストラのための曲は書いていませんでした。この作品で再び大編成の純管弦楽のための作品に着手したのは、やはり何といっても1975年のショスタコーヴィチの死が引き金になったことは間違いありません。曲想も先人の作品に良く似たもので、曲全体に重苦しい雰囲気が横溢し、全ての楽器が親友の死を悼むかのように鳴り響きます。かたや、楽しげなバレエ音楽ですが、こちらもショスタコーヴィチの潮流を汲む風刺的な作品。様々な作品のコラージュなど意味ありげな音楽です。 |
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8.573128
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ハイドン:ピアノ三重奏曲集 第4集
1-2.ピアノ三重奏曲 第8番 変ロ長調 Hob.XV:8/
3-4.ピアノ三重奏曲 第9番 イ長調 Hob.XV:9/
5-6.ピアノ三重奏曲 第10番 変ホ長調 Hob.XV:10/
7-8.ピアノ三重奏曲 第11番 変ホ長調 Hob.XV:11/
9-11.ピアノ三重奏曲 第12番 ホ短調 Hob.XV:12 |
バルトロッツィ三重奏団
<メンバー:
マシュー・トゥルスコット(ヴァイオリン)/
リチャード・レスター(チェロ)/
サイモン・クロウフォード=フォリップス(ピアノ)> |
録音 2012年9月5-7日 UK ウィアストン・ホール
1784年から1797年までの間に書かれたハイドン(1732-1809)のピアノ三重奏曲は、偽作も含めて41曲、そして番号なしや補遺などが他に6曲あります。ほとんどの曲はピアノとヴァイオリンが中心で、チェロは低音を補強するために添えられていると言っても過言ではないでしょう。この頃の鍵盤楽器はチェンバロからクラヴィコード、フォルテピアノへと著しく変化、発展していたため、ハイドンもそれを鑑みつつ、楽器の特性を存分に生かすべく工夫した作品を次々と生み出していたのでした。モダンピアノで演奏する際は、それらも考慮しつつバランスや音色などを注意深く表現することが重要です。もちろんこのバルトロッツィ三重奏団の演奏は文句なし。技術的な課題や精密なアンサンブル、どれもが満足行くものです。 |
NICCOLO
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※代理店および海外拠点の在庫のみの扱い
2004年に活動を終了したニッコロ・レーベルの流通在庫です。 |
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スウィート・イン・ザ・ギター 20世紀のギター音楽
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):ギターのための5つのバガテル
アンドレア・テッリノーニ(1960-):森の色(*)
アントニオ・ホセ(1902-1936):ソナタ
パトリツィア・フランモリーニ(1961-):スウィート・イズ・ザ・ギター(*) |
ゴラン・リステス(ギター) |
録音:1998年9月、スペース・キー・スタジオ、スプリト、クロアチア
(*)世界初録音。
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コロンナ・プレイズ・マウリツィオ・コロンナ&バリオス
マウリツィオ・コロンナ(1959-):
シンクロニー(*)/8つの前奏曲 から 第1,3,4,7,8番(*)
J・S・バッハの名による超絶技巧練習曲
から 第2番,第4番(*)/呪文
アグスティン・バリオス(1885-1944):
蜜蜂/前奏曲(ハ短調)/未完の練習曲ニ短調/クリスマスのビリャンシコ
レガート練習曲/古いメダイヨン(いにしえのビウエラ奏者たちの手法による)
アンデス組曲 から サンバの歌/フリア・フロリダ(舟歌) |
マウリツィオ・コロンナ(ギター)
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録音:1999年9月、ニッコロ・スタジオ、アヴェッリーノ、カンパニア州、イタリア
(*)世界初録音。
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J・S・バッハ(1685-1750):フランス組曲
Vol.1
組曲イ短調 BWV818a/フランス組曲第1番ニ短調
BWV812
フランス組曲第2番ハ短調 BWV813/フランス組曲第3番ロ短調
BWV814
W・F・バッハのためのクラヴィア小曲集
から
6つの小前奏曲 BWV924-930,3つのメヌエット
BWV841-843 |
モニカ・レオーネ(ピアノ) |
録音:2002年5月12-14日、テアトロ・デラクィーラ、フェルモ、マルケ州、イタリア |
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カルッリ、ニコリーニ、クレシェンティーニ:
メタスタージオのテキストによるギター伴奏歌曲集
ジュゼッペ・ニコリーニ(1762-1842):6つのアリエッタ
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):
3つのアリエッタと3つのイタリアのロマンス
Op.3
ジローラモ・クレシェンティーニ(1762-1846):12のカンツォネッタ
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アンドレア・マンケー(ソプラノ)
フランチェスコ・タラント(ギター)
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録音:2001年、TVAスタジオ、アシェーア、サレルノ県、カンパニア州、イタリア |
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ベッリーニ(1801-1835):テノールとピアノのための室内アリア集
Guarda che bianca luna / Ero felice un
di / Non t'accostare all'urna
Zeffiro / Odio la pastorella / Souvenir
/ A palpitar d'affanno
Rimprovero / Si cadro ma estinto ancora
/ A te o cara
A tanto duol quest'anima (Bianca e Fernando)
Ah! Per sempre io ti perdei (Puritani)
Per chi mai per chi pugnasti (Zaira)
/ Ecco signor la sposa |
サルヴォ・サンペリ(テノール)
フランチェスコ・ドラーゴ(ピアノ)
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録音:2000年8月、メモリアル・ホール・シアター、バリー、ウェールズ、イギリス |
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ビートルズ・フォー・トリオ
ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-)/
ジェイムズ・ウィルソン編曲:
ノルウェーの森/イエスタデイ/ア・ハード・デイズ・ナイト
ジョージ・ハリスン(1943-2001)/ジェイムズ・ウィルソン編曲:
ヒア・カムス・ザ・サン
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/ミラン・テサール編曲:
ビートルズ組曲
バラッド・アンド・ダンス(ペニー・レイン),カンツォネッタ(ヘイ・ジュード)
メモリー(ヒア・ゼア・アンド・エヴリホェア),
ヴィーヴォ・アンド・スコティッシュ・ダンス(エリナー・リグビー)
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/フランシス・クレイニャンス編曲:
ガール/レディ・マドンナ/シーズ・リーヴィング・ホーム
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/セルジオ・キエレギン編曲:
ノスタルジア
(3つのビートルズ・メロディーによる、ギター・トリオと女声のための)(*)
ア・デイ・イン・ザ・ライフ,ビコーズ,
ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ |
ヴァレーゼ・ギター・トリオ
アントニオ・セラフィーニ、
アルベルト・クルニョーラ、
マルチェッロ・セラフィーニ(ギター)
アニータ・カマレッラ(歌(*)) |
録音:1999年3月、聖マリア・アヌンチアータ教会、ブルネッロ、ヴァレーゼ県、ロンバルディア州、イタリア |
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カニーノ&カニーノ 現代イタリアのピアノ音楽
ブルーノ・カニーノ(1935-):ロンド(1995)/ロンド(1997)
ルーカ・モスカ(1957-):8つの練習曲 Op.36
マリオ・チェーザ(1940-):3つの銀板写真
ジャンニ・ポッシオ(1953-)月の[Lunaire]
ニコロ・カスティリョーニ(1932-1995):「夏の過ごし方」から5曲
ダヴィデ・アンツァーギ(1936-):即興曲第2番
ピッポ・モリーノ(1947-):旅程I
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):In Si(Matteo/yes) |
ブルーノ・カニーノ(ピアノ) |
録音:1997年10月、イルピーニア・ポポラーレ銀行ホール、アヴェッリーノ、
カンパニア州、イタリア |
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ナポリ民謡集
Napule / Santa Lucia / La festa di Piedigrotta
La stella Dell'Arenella / A Grotta Azzurra
/ La fata d'Amalfi
Lu primm'ammore / 'A Palummella / Raziella
/ Lu Cardillo
La monacella / Statte bona (Se tu, nenna,
m'amave)
Fenesta vascia / La scarpetta / Michelemma
/ Lo ciuccio de Cola
La fiera di Mast'Andrea / Tiritomba /
Antonia / La ra, la ra, la ra
Lu tiramole / Il saltimbanco / Lu zoccolaro
/ Cicerenella
La tarantella / Lu guarracino / L'arrivo
de lu dittatore a Napule |
アドリア・モルターリ(歌、打楽器)
ジャンルーカ・マリーノ
(クラシック・ギター、アコースティック・ギター)
レオナルド・マッサ
(チェロ、バロックチェロ、マンドロンチェロ、メッツォ・コラショーネ) |
録音:2001年1月、スタジオ・ムジカルテ、ナポリ、イタリア |
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全収録曲が世界初録音 バロック〜初期古典派
ドゥランテ、プラーティ、ラガッツィ:協奏曲集
フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):
ピアノと弦楽のための協奏曲変ロ長調(*)
アレッショ・プラーティ(1750-1788):
ピアノと弦楽のための協奏曲変ホ長調(*)
アンジェロ・ラガッツィ(1680-1750):
ヴァイオリン、弦楽合奏とチェンバロのための協奏曲変ロ長調(1728)(+)
ヴァイオリン・ソロ、ヴァイオリンとヴィオラとチェロのコンチェルティーノ、
弦楽合奏とチェンバロのための合奏協奏曲ハ長調(+)
ヴァイオリン、弦楽合奏とチェンバロのための協奏曲イ長調(1729)(+) |
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アントネッラ・クリスティアーノ(ピアノ)(*)
マルコ・ロリアーノ(ヴァイオリン)(+)
イ・ソリスティ・パルテノペイ
イヴァーノ・カイアッツァ(指揮) |
録音:2002年5月、ベルヴェデーレ王宮、サン・レウチョ、カゼルタ、カンパニア州、イタリア
全収録曲が世界初録音。
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ファルカシュ:ギター・トリオのための作品全集
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):
チタロエディア・ストリゴニエンシス
(18世紀ハンガリー、エステルゴムのモチーフによる;1973)
ショモジの思い出(ハンガリー民謡による;1977)
チャンゴ・ソナティナ(民謡「チャンゴ」による;1977)
ウグローチの音楽(18世紀の旋律を自由に使って;1987)
アンジェロ・ジラルディーノ(1941):
冬の詩(ギターとギター・デュオのための) |
トリオ・チタロエディア
アルベルト・デレ・ピアーネ、
ダヴィデ・ヴィチェンティーニ、
ジョルジョ・ヴォリオーロ(ギター)
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録音:2001年4月、クオリティ・オーディオ、ヴェルチェッリ、ピエモンテ州、イタリア
全収録曲が世界初録音。
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J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲
BWV988 |
モニカ・レオーネ(ピアノ) |
録音:2000年11月9-11日、モンテヴァルキ、アレッツォ県、トスカーナ州、イタリア |
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魅惑の音楽 フルートとギターのための作品集
フォーレ(1845-1924)/M・カープ編曲:パヴァーヌ
Op.50
イベール(1890-1962):間奏曲
サティ(1866-1925)/M・クリスウィク編曲:ジムノペディ第1番
フォーレ/ロプレスティ編曲:シシリエンヌ
プーランク(1899-1963)/A・レヴェリング編曲:無窮動
フランシス・ポール・ドミラク:中世の小組曲
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):子守歌とセレナード/3つの小品
サティ/M・クリスウィク編曲:ジムノペディ第3番
アラン・ボナール:短いソナティネ
フォーレ/K・ゲバウアー編曲:小品
ミヨー(1892-1974)/モリナーロ、ロプレスティ編曲:ブラジレイラ
フランシス・クレンジャンス(1951-):アリア第1番イ短調
Op.92b
ラヴェル(1875-1937)/K・ラゴスニヒ編曲:亡き王女のためのパヴァーヌ
ドビュッシー(1862-1918)/K・ゲバウアー編曲:小さな黒人の坊や |
アレッサンドロ・モリナーロ(フルート)
ジャン・パオロ・ロプレスティ(ギター) |
録音:2002年7月、ヴィラ・ブッサ礼拝堂、ヴァレ・チェッピ、トリノ県、ピエモンテ州、イタリア |
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スペインの雰囲気 歌とギター二重奏のための作品集
ファリャ(1876-1946):
7つのスペイン民謡(*)/オペラ「はかなき人生」から
グラナドス(1867-1916):
アラゴン狂詩曲/
昔風のスペイン歌曲(トナディリャ)集より(*);
ゴヤのマハ,悲しむマハ(3曲)
スペイン奇想曲 Op.39/愛の歌曲集 より(*);
うぶな娘の私ゆえ,わが愛しの人
アルベニス(1860-1909):スペインの歌 Op.232
民謡(マドリード、1800頃)オブラドルス編曲:エル・ビト(*) |
アニータ・ビルトゥー(歌(*))
カプート=ポンピーリオ・ギター・デュオ
ジュゼッペ・カプート、
ルチアーノ・ポンピーリオ(ギター) |
録音:2002年12月、アングイッラーラ・サバーツィア、ローマ県、ラツィオ州、イタリア |
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シューマン(1810-1856):
6つの間奏曲 Op.4/クララ・シューマンの主題による即興曲集
Op.5
6つの対位法練習曲(License Curci Edition)(*)
フゲッタ形式の7つの小品 Op.126 |
アンドレア・バッジオーリ(ピアノ) |
録音:2003年1月、ハウス・レコーディング・スタジオ、ローマ、イタリア
(*)はこの版による世界初録音。
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ラッファエーレ・ガッリ(1824-1889):フルートとピアノのための作品集
ドニゼッティの「連隊の娘」による華麗な奇想曲
Op.60
ヴェルディの「ナブッコ」による幻想曲 Op.72
ヴェルディの「ロンバルディア人」の回想−室内コンチェルティーノ第1番
Op.58
マイアベーアの「悪魔ロベール」による幻想曲
Op.85
ヴェルディの「シチリア島の夕べの祈り」によるディヴェルティメント
Op.57
ヴェネツィアの謝肉祭−「おお、愛しのお母さん」によるスケルツォ
Op.30 |
パオロ・ダルモーロ(フルート)
マウリツィオ・フォルネーロ(ピアノ)
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録音:2003年8月23-24日、聖キアーラ教会、ブラ、クーネオ県、ピエモンテ州、イタリア
ラッファエーレ・ガッリはイタリア後期ロマン派のフルーティスト・作曲家。他の作曲家のオペラに基づく幻想曲やパラフレーズを中心とした400以上のフルート曲と演奏教本を残しました。全収録曲が世界初録音。
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高貴なる教え子たち カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ:室内声楽作品集
クロティルデ・カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ(1808-1902):
Cavatina di Giovanna la Pazza(1845)(*)
Quali immagini soavi(二重唱による舟歌)(*/+)
Non e ver che il tempo fugge(アリエッタ;1843)(#)
パオリーナ・カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ(1803-1877):
Solitario bosco ombroso(室内二重唱曲)(+/++)
ジュゼッペ・バルドゥッチ(1796-1845):
Bada o pastor non volgere(ロマンツァ;1839)(*)
クロティルデ・カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ:La
vache perdue(#)
パオリーナ・カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ:
So che un sogno e la speranza(*/+/++)
クロティルデ・カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ:
「テンペスト」から エアリエルの歌(1855)(+)/ロマンツァ形式の祈り(1856)(#)
パオリーナ・カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ:
Mi lagnero tacendo(室内四重唱曲;1838)(*/+/**/++)
カルラ・コンティ:フォルテピアノと四重唱のための11の変奏曲(1865)(*/+/**/++) |
ニーナ・モナコ(ソプラノ(*))
アントニエッタ・ベッローネ(アルト(+))
ロベルト・ビッフィ(テノール(#))
ルイージ・ファルチーニ(テノール(**))
ルイージ・トーマ(バス(++))
ヴァレーリア・サバト(朗読)
フランチェスコ・カラミエッロ(フォルテピアノ)
カルラ・コンティ(校訂、音楽監督) |
録音:2003年12月15-19日、コンセツィオーネ教会(スオル・オルソラ・ベニンカーザ大学内)、ナポリ、イタリア
ナポリの貴族カペーチェ・ミヌートロ・デラ・ソノーラ家の姉妹が書いた声楽作品を取り上げたアルバム。冒頭、曲間と最後に書簡や日記の朗読が置かれています。全収録曲が世界初録音。
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ディソナンツェン、M・シュトックハウゼン(1957-)、T・ボウマン(1970-):
ムジカ・ポローザ[多孔質の音楽] |
マルクス・シュトックハウゼン
(トランペット、フリューゲルホルン、ピッコロトランペット)
タラ・ボウマン(クラリネット、バスクラリネット)
アンサンブル・ディソナンツェン
トンマーゾ・ロッシ(フルート、リコーダー)
クラウディオ・ルーゴ(カーヴド・ソプラノ・サクソフォン)
アンドレア・ランツァ(エレクトリック・ギター、ライヴ・エレクトロニクス)
チーロ・ロンゴバルディ(ピアノ、オブジェクト)
フランチェスコ・デッリーコ(シンセサイザー、ライヴ・エレクトロニクス) |
録音:2004年1月25日、シエナの聖カテリーナ教会、ナポリ、イタリア
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REAL SOUND
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活動を終了したリアル・サウンド・レーベルのベストセラー商品、ダニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアートの「マノン・レスコー」の海外流通在庫。 |
RS 052-0114
(2CD)
\3400
〔旧譜・在庫限〕
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ダニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアートの「マノン・レスコー」
プッチーニ(1858-1924):オペラ「マノン・レスコー」 |
ダニエラ・デッシー(ソプラノ:マノン・レスコー)
ファビオ・アルミリアート(テノール:レナート・デ・グリュー)
マルセル・ヴァノー(バリトン:レスコー)
エンツォ・カプアーノ(バス:ジェロント・ド・ラヴォワール)
他
マエストランサ劇場合唱団
ヴァレンティーノ・メッティ(合唱指揮)
セビリャ王立交響楽団
スティーヴン・メルクリオ(指揮) |
録音:ライヴ、2003年5月19、22、24、26日、マエストランサ劇場、セビーリャ、スペイン
完売の際はご容赦ください。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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チェリビダッケ&フランス国立放送管
ルーセル:交響曲第3番 ト短調 Op.42
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
チェリビダッケとフランス国立 首席客演指揮者・首席顧問時代の遺産、前進性のある心地よいテンポ!みがかれた美しい音!リアルな抜群の録音!フランス国立視聴覚研究所(INA)初蔵出し音源
これほどまでに色彩的で巨大な造形として描いた演奏例をわたしは知らない。鈴木淳史
ライヴ録音:1974 年10 月23 日、シャンゼリゼ劇場/ステレオ、ライヴ、32bit
Digtally Remastered
冒頭から音の美しさに釘づけとなる高音質な名演奏です。『チェリビダッケの音楽は不思議とリラックスさせてしまうアンサンブルが魅力なのだがフランス国立との演奏はそれに緊張感が加わっている。しかしなんと弾力的で表情豊かな音楽をするのだろう。』音楽評論家・鈴木淳史 |
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ALT 283/4
(2CD)
\3400 →\2990
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チェリビダッケ&フランス国立放送管
シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏つき歌曲 Op.8*
シューベルト:交響曲第8番 ロ短調『未完成』D.759
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番
ミヨー:ブラジルの郷愁〜第11曲『ラランジェイラス』
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番より『ギャロップ』 |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
コレット・ヘルツォーク(ソプラノ) |
チェリビダッケの魅力爆発、極上に美的な「未完成」ベト7の2
楽章の美しさも無類で、これぞチェリビダッケ。
ライヴ録音:1974 年9 月17 日、シャンゼリゼ劇場/ステレオ、ライヴ、32bit
Digtally Remastered
未完成やベートーヴェンのほか、ミヨーや調性音楽期の美しい作品のシェーンベルクまでも収録した盛りだくさんの内容。ストラヴィンスキーなどもアンコールならではの白熱ぶりがたのしめますが、さすがチェリ緻密な美しさに心打たれます。録音も大変良くたのしめます。 |
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チェリビダッケ&フランス国立放送管
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『皇帝』
Op.73* |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
(ピアノ)* |
ミケランジェリの音色の光沢が飛びちる美しさ!驚異の生なましい音質。二大巨匠の想像以上の白熱ぶりが!
ライヴ録音:1974 年10 月16 日、シャンゼリゼ劇場/ステレオ、ライヴ、32bit
Digtally Remastered
大巨匠2 人の相性の良さを発揮した驚くべき演奏で、美しさと迫力、それに緊張感の融合した真実掛け値なしの素晴らしい演奏です。これぞ皇帝!また録音の良さも特筆で、この年代のものでここまで良いものは滅多にありません。 |
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CDSMBA 002
(2CD)
\3600 →\3290
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SPECTRUM “Belle ame (ベルアーム)”第2弾
スヴェトラーノフ&フランス国立放送管
「悲愴」&スタニスラフ・ネイガウスとのラフマニノフ
(1)スヴィリドフ:「トリプティク」
(2)ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
好評、スペクトラム・サウンドのコンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle
ame (ベルアーム)”第2弾!
スヴェトラーノフ&フランス国立放送管との悲愴と大熱演、スタニスラフ・ネイガウスとのラフマニノフ!フランス国立視聴覚研究所音源提供、解説は平林直哉氏が担当!
ライヴ録音:1973 年2 月7 日、シャンゼリゼ劇場
(パリ)/ライヴ、ステレオ、初CD 化、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital
Restoration&24bit Remastering
スペクトラム・サウンド・レーベルの新シリーズ、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle
ame( ベルアーム)”。
第1 弾のカール・ベーム指揮、フランス国立放送管弦楽団による1973
年5 月のパリ・ライヴ(CDSMBA 001)が好評の中、はやくも第2
弾が登場です。
第2 弾はスヴェトラーノフ& フランス国立放送管による73
年パリ・ライヴで、収録内容は明快で親しみやすい曲想が魅力のスヴィリドフの「トリプティク」、スタニスラフ・ネイガウスをむかえたラフマニノフのピアノ協奏曲第2
番(スタニスラフ・ネイガウスは父ゲンリヒにくらべて録音数が少なく非常に貴重なライヴ録音です)、そして、チャイコフスキーの「悲愴」です。今回も当ライヴ盤の魅力について、平林直哉氏による解説付きとなっております。
『最初の「トリプティク」は明快で親しみやすく、変化に富んだ曲想を考えると、もっと頻繁に演奏されても良いと私は思う。その作品をスヴェトラーノフは実に見事にいきいきと描いている。(中略)ラフマニノフはロシア音楽通にはたまらない組み合わせである。ここでの指揮者、ピアニストは同じモスクワ音楽院の出身である。しかも、両者がピアニストの父、ゲンリヒ・ネイガウスに師事しているのだ。(中略)ここで繰り広げられている演奏はお涙ちょうだい式の、安っぽいメロドラマとは一線を画している。特筆されるのはネイガウスの透明感の溢れた、凜々しくも詩情豊かなソロである。(中略)最後の「悲愴」はいかにもスヴェトラーノフならではの名演である。とにかく、この「悲愴」に限らず、先行する2
曲もオーケストラの音が完全にロシアの団体そっくりの響きを出していることに感心させられる。』(ライナー・ノーツより平林直哉) |
<メジャー・レーベル>
オーストラリアELOQUENCE
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480 8813
(2CD)
\1800→\1690 |
ホグウッド(指揮)&アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
ヘンデル:歌劇『オルランド』(全曲) |
ジェームズ・ボウマン(C-T: オルランド),
アーリーン・オジェー(Sp: アンジェリカ)
キャサリン・ロビン(Ms:メードロ),
エマ・カークビー(Sp:ドリンダ)
デイヴィッド・トーマス(Bs: ゾロアストロ)
クリストファー・ホグウッド(指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック |
ホグウッドによる充実のオペラ録音
【録音】1990年7月, アビー・ロード・スタジオ
(デジタル:セッション) [原盤:オワゾリール]
英国様式の音楽にも精通したヘンデル、ロンドン時代の長大なセリアの傑作。アリオストの神話「怒りのオルランド」は古今の作曲家の舞台音楽の題材として度々用いられたもので、恋と嫉妬と魔性を取り混ぜた作品です。録音当時世界初録音だった当盤ですがボウマン、カークビー、トーマス、名歌手オジェーらが起用され、今日においても決定盤の誉れ高い名演です。 |
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480 7409
\1200 |
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ハーバート・ハウエルズ:
テ・デウムとユビラーテ, 詩篇への前奏曲第1巻,
ザカリアとシメオンのカンティクム, 地よ,慈しみもてこの人を収め給え,
2つのキャロル・アンセム, 聖ポールのためのサーヴィス,
ヴォーン・ウィリアムズ:
3つのシェイクスピアの歌, きじばと,
5つのエリザベス朝の歌, クリスマス・キャロルによる幻想曲 |
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団,
ロンドン交響楽団 |
イギリス屈指の合唱作品の名作、CD初登場!
【録音】1966年7月(ハウエルズ), 1959年(V・ウィリアムズ),
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ礼拝堂(ステレオ:セッション)
[原盤:Argo]
コーンウォール生まれの名合唱指揮者ウィルコックス。彼はウェストミンスター寺院の聖歌隊員として音楽の道に入り、音楽全般、合唱、オルガンを学びました。第二次世界大戦に参戦した彼は一時音楽を中断しますが、戦後はケンブリッジに戻り、以降キングズ・カレッジを始めとした様々な合唱団を指揮していきます。このアルバムのハウエルズ作品は1966年にARGOからLPとして発売されたもので、初CD化となります。詩編への前奏曲はオルガンのソロであり、ここでのウィルコックスの見事な演奏も聴きものです。1959年録音のヴォーン・ウィリアムズはこれ以上のものはないであろう最高水準に達した演奏です。 |
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481 0793
(2CD)
\1800→\1690 |
ジリアン・ウィーア(オルガン)
メシアン:
天上の宴, 栄光の御体,
永遠の教会の出現, 献堂式のための唱句,
キリストの昇天(抜粋) |
ジリアン・ウィーア(オルガン) |
メシアン弾きとして有名なジリアン・ウィーアの初CD化
【録音】1966年10月, ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
(ステレオ:セッション)
1941年ニュージーランド生まれの女性オルガニスト、ジリアン・ウィーア。彼女は19歳の時にオークランドのピアノ・コンクールで優勝しますが、その後ロンドンでピアノとオルガンを学び、1964年に聖アルバン国際オルガン・コンクールで優勝するという快挙を成し遂げます。とりわけメシアンの演奏で高い評価を受け、1998年にはウェストミンスター大聖堂で数回に渡り「メシアン・オルガン作品の全曲演奏会」を行うなど「メシアン弾き」として知られるようになりました。この録音はコンクールの優勝直後にあたる1966年に記録されたものですが、なぜかこれまでにリリースされたことがありません。作品についての詳細なメモや、録音時のエピソード(近くを通る電車の音が入らないように早朝に録音した)など興味深い事項が記されたブックレット(日本語なし)付き。
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480 6576
(2CD)
\1800→\1690 |
ジャン・ロドルフォ・カールス(P)
ドビュッシー:
前奏曲集第1&2巻,
ピアノと管弦楽のための幻想曲*
メシアン:
幼子イエスにそそぐ20の眼差し〜「喜びの精霊の眼差し」「沈黙の眼差し」、
鳥のカタログ第1巻〜「いそひよどり」 |
ジャン・ロドルフォ・カールス(P)
アレクサンダー・ギブソン(指揮)
ロンドン交響楽団* |
伝説のピアニスト、カールス、ここに復活
【録音】1968〜1970年, ロンドン (ステレオ:セッション)
カルカッタで生まれたオーストリア人のピアニスト、ジャン・ロドルフォ・カールスの伝説的な演奏の復刻です。彼は1947年に生まれ1977年にカトリックへ改宗、バプテスマを受けています。ピアニストとしてはドワイアンとカッチェンに学び、メシアン国際コンクールでも入賞するほど技巧的な演奏で知られましたが、1986年に聖職者となったことで、ピアニストとしてのキャリアに終止符を打ちました。このアルバムは彼のDeccaにおけるフランス・レパートリーを全て集めたもので、ドビュッシーの前奏曲を中心に、メシアンのいくつかの曲を収録。明晰なタッチのなかに、仄暗さが感じられる独特の音色が魅力です。 |
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480 6575
\1200 |
ジャン・ロドルフォ・カールス(P)
シューベルト:
幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」
3つのピアノ曲(即興曲)D.946〜第1&2番 |
ジャン・ロドルフォ・カールス(P) |
伝説のピアニスト、カールスの純なさすらい人
【録音】1970年8月, ロンドン (ステレオ:セッション)
ジャン・ロドルフォ・カールスによるシューベルト作品集です。師のカッツェン譲りのバランスのとれた表現力豊かなフレージング、そして楽しげな演奏。こちらはドビュッシーやメシアンのような「神秘的」な音色ではなく、端正な響きを有しています。とりわけ「さすらい人」での確固たる構成と、時折見せる憂い、この感性は確かに賞賛されるべきものです。精悍さと柔軟さを併せ持つ見事なシューベルトと言えるでしょう。 |
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480 8536
(2CD)
\1800→\1690 |
ケンペン(指揮)&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
チャイコフスキー:
交響曲第5番ホ短調 Op.64
交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74
イタリア奇想曲Op.45, 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
序曲「1812年」Op.49, スラヴ行進曲Op.31 |
パウル・ファン・ケンペン(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
ファン・ケンペンの熱きチャイコフスキー
【録音】1951年、アムステルダム・コンセルトヘボウ (モノラル:セッション)
1951年の1月から12月までの間に、オランダの名指揮者パウル・ファン・ケンペンはコンセルトヘボウ管とともにチャイコフスキーの主要な管弦楽作品集を集中して録音しました。これは長年、コレクターの間で重用されていた演奏です。公演は白熱し、ここに刻まれた音は燃え上がる炎のような熱を帯びています。もともとこのオーケストラの第2ヴァイオリニストとしてキャリアをスタートさせたケンペンだけあって、オーケストラのドライブはお手の物であり、チャイコフスキーを演奏するにあたっても、過去の解釈に捉われることなく、極めて主張の強い演奏が可能となったのでしょう。 |
<国内盤>
MUSIC MASTERS
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日本フィル・ソロ・コンサートマスター江口有香
「MEDITATION」
グラズノフ:メディテイションop.32
ブルッフ:スウェーデン舞曲集 op.63
〔きわめて程よく/穏やかに、感動して/快活に、しかし速すぎないように/
おそく、しかしひきずらないように/かなり速く/おそく、表情豊かに/活発に〕
ブルッフ:コル・ニドライop.47
アクロン:ヘブライの旋律 op.33
アクロン:舞踏風即興曲 op.37
グリーグ:抒情小曲集 第2巻 op.38より〔民謡のふし、メロディー、悲歌、ワルツ〕
ブロッホ:バアル・シェム〔I懺悔 IIニグン
IIIシムハト・トーラー〕 |
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江口有香(ヴァイオリン)
藤田雅(ピアノ) |
日本フィル ソロ・コンサートマスター江口有香の集成。揺さぶられる音、揺さぶられる魂。江口有香が奏でる、現代の鎮魂歌。
録音:2012 年2 月27-29 日(びわ湖ホール 小ホール)
日本フィルのソロ・コンサートマスター、江口有香のソロ・アルバム。「MEDITATION」と題したアルバムの第1
曲目はグラズノフの「メディテイション(瞑想曲)」。ロシアで最も美しいヴァイオリン作品といわれる抒情たっぷりの旋律を、あたたかみに満ちた音色で美しく歌い上げています。ブルッフやアクロン、ブロッホの作品のユダヤの哀愁を帯びた旋律で聴かせる厚みのある音色、また、グリーク小品集で魅せる語り口など、江口の魅力を味わいつくせる1
枚です。
ピアノの藤田も、江口の表情にぴたりと寄り添った演奏。極上のアンサンブルを展開しています。
江口有香(ヴァイオリン)
3 歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科に在学中、第55
回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門にて第1位(1986
年)。その後渡米し、インディアナ州立大学音楽学部に入学、在学中にワシントン国際コンクール第4
位(1991 年)。同大学を卒業後、同年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第3
位(1993 年)。帰国後は、NHK FM リサイタル、新日鉄プロミッシング・アーティスト・シリーズ・リサイタルなどに出演。ソロ活動の他、アンサンブル活動や後進の指導にもあたるなど、幅広く活躍中。現在、日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター。国内オーケストラのゲスト・コンサートマスターも務める。2006-2011
年トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズ・コンサートマスターを務める。桐朋学園子供のための音楽教室非常勤講師。
藤田雅(ピアノ)
桐朋学園、インディアナ大学、ジュリアード音楽院にて研鑽を積む。ジュリアード音楽院スタッフ・ピアニスト、サンフランシスコ歌劇場オペラセンター全米ツアー副指揮者を経て帰国。これまでにP.
シュミードル、G. ヘグナー、W. シュルツ、M.
ヘフス、D. パイアット、時任和夫、横川晴児、豊嶋泰嗣等、著名な演奏家と国内外で数多く共演、アンサンブル・ピアニストとしての優れた音楽性とパートナーシップは高い評価を受けている。2003
年新日本フィルを指揮。平成18 年度文化庁芸術祭参加。洗足学園音楽大学非常勤講師(オーケストラ・室内楽担当)。
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キング・インターナショナル(国内仕様盤)
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KKC 5347
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
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J.S.バッハ:カンタータ全集Vol.50
「ライプツィヒ時代1726 〜29年のカンタータ」
第149番「勝利と歓呼の歌が響く」 BWV 149
第145番「我の生くるは、わが心よ、汝が喜びのため」
BWV 145
第174番「我はいと高き神を心の限りに愛す」
BWV 174
第49番「我は、狂おしく焦がれる思いを胸に出で行き、探し求む」
BWV 49 |
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽) |
BCJ カンタータ全集 Vol.50 「ピカンダー年巻」に基づくカンタータ集
収録:2011 年2 月6-9 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル/74’57”、[BIS]
BIS SA 1941、輸入盤・日本語解説&対訳付
BCJ によるJ.S. バッハのカンタータ全集、SACD
ハイブリッド盤。第49 集に続き、今回も「ピカンダー年巻」に基づく作品に焦点を当てたプログラムとなっています。生前は60
近くもあったとされる「ピカンダー年巻」のカンタータですが、現在までにその多くが消失し、J.S.
バッハが手掛けたものの中で現存しているものは、断片も含めてわずか9
作品のみとなっています。本CD に収録された作品のうち、第149
番、第145 番、第174 番の3 曲がこの「ピカンダー年巻」に含まれているカンタータにあたります。この年巻のカンタータにはパロディーが多く用いられていることでも知られますが、特に第174
番では、かの「ブランデンブルク協奏曲第3 番」の第1
楽章が用いられており、充実した器楽隊の響きと、合唱のハーモニーが聞きものです。
大天使ミカエルを記念するために作られた第149
番は、原曲が祝賀用音楽の「狩のカンタータ(BWV208)」であるという興味深い作品。原曲に比べて華やかさを増した金管楽器の輝かしい音色が美しく、ブラシコヴァをはじめとする歌手陣によるアリアも絶品です。 |
<映像>
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12/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HMF
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HMU 807526
(SACD HYBRID)
\2600
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ロシア正教のクリスマス礼拝
早歌(朝歌)より
(1)カスタリスキー:大頌歌第2番Op.57
礼拝の言葉より
(2)イッポリトフ=イワノフ:主に祝福あれOp.37の2/
(3)グレチャニノフ:栄光は…生れし子にOp.29の2/
(4)マルティノフ:山上の垂訓/(5)チェスノコフ:来て崇めよOp.8の2/
(6)スヴィリドフ:クリスマスの讃詞/(7)カスタリスキー:今日、聖母がOp.7b/
(8)同:洗礼を受けし者すべてがOp.18c
信心の礼拝から
(9)チェスノコフ:ヘルヴィム讃歌Op.7の1/(10)グレチャニノフ:信経Op.29
の8/
(11)カスタリスキー:平和の恵みOp.6/
(12)ズナメニー聖歌「神の母の出産への讃歌」/
(13)グレチャニノフ:われらが父Op.29 の11/
(14)チェスノコフ:天から主を讃えよOp.42の9
宗教コンチェルト
(15)スヴィリドフ:奇跡の誕生/(16)イリャシェンコ:沈黙の愛を選ぼう/
(17)グレチャニノフ:今や天の力がOp.58
の6/
(18)チェスノコフ:われら年寄りを蔑むなOp.40の5
礼拝の終了
(19)ラフマニノフ:われらの口を満たせOp.31の18/
(20)同:主の名に祝福あれOp.31の19/
(21)グレチャニノフ:おお主よ、ずっとお守り下さいOp.79/
(22)ケドロフ(父):われらが父 |
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クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(指)
コンスピラーレ
教会スラヴ語歌唱 |
まさにラフマニノフやスヴィリドフの音楽。ロシアのクリスマス・ミサを再現した感動アルバム
録音:2013 年2 月/セント・マーチン・ルター派教会(オースチン、テキサス)/77’50”
ロシアのクリスマスはユリウス暦で行なうため、1
月7 日となっています。ロシア正教のクリスマスのミサは、信者か親族にロシア人がいない限り経験は難しいですが、その音楽を1
枚にした好アルバムが登場。ロシアがキリスト教化したのは988
年にキエフ大公ウラジーミル一世が、東ローマ帝国皇帝の妹を妃にし、同国の国教である正教の洗礼を受けたことに始まり、今年2013
年はその1025 周年にあたります。それを記念してアメリカの有名な合唱指揮者クレイグ・ヘッラ・ジョンソンが、地元テキサス州オースチンの合唱団コンスピラーレと美しいアルバムを世に出しました。英語圏の人々が教会スラヴ語で歌うのも珍しく、不思議な魅力あふれる世界が現れました。
ロシア聖歌とは言え、作者はラフマニノフやイッポリトフ=イワノフ、スヴィリドフといったクラシック界で有名な人が多く、彼らの個性あふれる曲を楽しめます。合唱団コンスピラーレは1991
年に結成されたグラミー賞受賞団体。ハルモニア・ムンディからはバーバーや「レクイエム」などの合唱曲集をリリース、注目されています。 |
AUDIOMAX
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ケルン・ギュルツェニヒ弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調
Op.18-5
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.51-2 |
ケルン・ギュルツェニヒ弦楽四重奏団
〔トルステン・イェーニッケ(ヴァイオリン)、
ローズ・カウフマン(ヴァイオリン)、
メイヒルド・ゾマー(ヴィオラ)、
ヨアヒム・グリースハイム(チェロ)〕 |
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と同じく長い歴史と伝統を誇る弦楽四重奏団。ドイツの伝統息付く音色で、ドイツ3大Bの弦楽四重奏曲を見事なアンサンブルで聴かせてくれる。
2011年10月27−30日の録音。 |
BNL
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オルガン連弾版!ストラヴィンスキーの《ハルサイ》!
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》(オルガン連弾版)
ハイラー:ダンス・トッカータ
アラン:3つの踊り |
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
シン=ヤン・リー(オルガン) |
2012年で生誕130周年を迎えたロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882−1971)の「春の祭典」は2013年で初演100周年のアニヴァーサリー・イヤー。このアルバムでは「春の祭典」のオルガン連弾版を収録。ノートルダム大聖堂で専属奏者を務める、オリヴィエ・ラトリーとソウル出身のシン=ヤン・リーの二人により演奏される、4手4足の大迫力のオルガン版「春の祭典」。アレンジ、ファン必聴です!
2012年2月の録音。 |
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2つのチェロのための作品集
D.ガブリエリ:カノン/
ボッケリーニ:6つのフーガ/
バリエール:ソナタ第4番ト長調/
ブレヴァル:6つのデュオ Op.2よりアレグロ、ロンド,ポコ・プレスト/
ベルトー:エクササイズ第6番ト長調/
オッフェンバック:第3組曲《手紙》Op.55/
セルヴェ:カプリス/
トルトゥリエ:シアモワ/
デュポール:エクササイズ第11番イ短調/
ポッパー:マーチのテンポで/
フェーヴル:アダージョ・ノクターン |
フレデリク・オーディベール(チェロ)
フローラン・オーディベール(チェロ) |
オーディベール兄弟デュオによる2つのチェロのための作品集。D.ガブリエリやボッケリーに、オッフェンバックそしてトルトゥリエ等が2本のチェロのために書いた作品を、兄弟ならではの阿吽の呼吸によって美しいハーモニーを奏でる。
2011年12月の録音。 |
PARATY
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ラモー:チェンバロ協奏曲集
協奏曲第1番−第5番
新クラヴサン組曲 |
ブルーノ・プロコピオ(チェンバロ)
パトリック・ビスマス(ヴァイオリン)
フランソワ・ラザレヴィチ(ドイツ・フルート)
エマニュエル・ギグー(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
2014年で没後250周年を迎えるフランス・バロックの巨星ジャン=フィリップ・ラモー(1683−1764)のチェンバロ協奏曲集。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ出身のブルーノ・プロコピオがラモーの美しい旋律を優雅に奏でる。 |
SALAMANDRE
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プロコフィエフ:3種類の《冬のかがり火》
組曲《冬のかがり火》Op.122
組曲《冬のかがり火》Op.122(英語版世界初録音)
組曲《冬のかがり火》Op.122(オーケストラ版) |
ヴァンサン・フィグリ(ナレーター)
アンドレイ・チスチャコフ(指揮)
セゾン・リュス管弦楽団&合唱団 |
セルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953)の組曲《冬のかがり火》のフランス語版、世界初録音となる英語版、オーケストラ版の3種類を収録した貴重なアルバム。二ヵ国語ともにヴィンセント・フィグリがナレーターをしている。子供たちが、かがり火に集まるほのぼのとしたジャケットも印象的。
1995年(オーケストラ)&2011年5月の録音。 |
SIGNUM CLASSICS
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SIGCD 367
(2CD/特別価格)
\3600 →\3290
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タヴナー:神殿の幕(ヴェール・オヴ・ザ・テンプル) |
スティーヴン・レイトン(指揮)
テンプル教会聖歌隊
ホルスト・シンガーズ
イギリス室内管弦楽団金管アンサンブル
パトリシア・ロザリオ(ソプラノ) |
ジョン・タヴナーの大作《神殿の幕》が復活!
去る11月に急逝したイギリスの神秘主義の作曲家ジョン・タヴナー(1944−2013)。
総演奏時間は7〜8時間に及ぶというタヴナーの大作であり最高傑作の1つ、「神殿の幕(神殿のヴェール)」のコンサート・ヴァージョンが、シグナム・クラシックス(Signum
Classics)から復活!
テンプル教会聖歌隊からの委嘱により作曲され、2003年6月に初演が行われた「神殿の幕」は、ヒンドゥーのリズムやスーフィーのリズムなど様々な要素を採り入れており、タヴナーが目指した宗教音楽の頂上に位置する作品である。
指揮者は合唱王国イギリスの名匠スティーヴン・レイトン。テンプル教会聖歌隊とホルスト・シンガーズの歌声が、タヴナーの芸術の真髄を教えてくれる。
※録音:2003年6月27日−28日&7月1日、4日−5日、テンプル教会(ロンドン、イギリス) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PROFIL
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PH 13053
(6CD)
特別価格\6000 →\5190
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「カール・リヒター・エディション/J.S.バッハ:器楽曲篇」 |
[CD 1]56’34”
・ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
・ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
・ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
カール・リヒター(指揮) カール・リヒター室内管弦楽団
収録:1956、1957 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
[CD 2]64’26”
・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
・ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
・ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
カール・リヒター(指揮) カール・リヒター室内管弦楽団
収録:1956、1957 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・トッカータとフーガ ニ短調BWV538
カール・リヒター(オルガン:オットーボイレン、バシリカ教会
Marienorgel)
収録:1954 年(セッション・モノラル/テルデック原盤)
[CD 3]70’23”
・管弦楽組曲第1番ハ長調BWV1066
・管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
・管弦楽組曲第4番ニ長調BWV1069
オーレル・ニコレ(フルート) カール・リヒター(指揮) ミュンヘン・バッハ管弦楽団
収録:1960 年6 月、1961 年6 月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DGG原盤)
[CD 4]70’55”
・管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068 1961
カール・リヒター(指揮) ミュンヘン・バッハ管弦楽団
収録:1960 年6 月、1961 年6 月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DGG原盤)
・音楽の捧げ物BWV1069
オーレル・ニコレ(フルート) オットー・ビュヒナー、クルト・グントナー(ヴァイオリン)
ジークフリート・マイネッケ(ヴィオラ) フリッツ・キスカルト(チェロ)
ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ) カール・リヒター(指揮とチェンバロ)
収録:1963年1月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DGG原盤)
[CD 5]72’57”
・チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052
・2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV1061
・3台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV1064
・4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV1065
エドゥアルト・ミュラー、ゲルハルト・エッシュバッハー、ハインリヒ・グルトナー(チェンバロ)
アンスバッハ・バッハ週間のソリストたち カール・リヒター(チェンバロと指揮)
収録:1955年/アンスバッハ(セッション・モノラル/テルデック原盤)
[CD 6]70’10”
「オルガン・リサイタル」
・トッカータとフーガ ニ短調BWV565
・コラール前奏曲「主イエス・キリストよ,われ汝に呼ばわる」BWV639
・パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582
・コラール前奏曲「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV645
・幻想曲とフーガ ト短調BWV542
・コラール前奏曲「イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて」BWV650
・コラール前奏曲「高き御空よりわれは来れり」BWV606
・前奏曲とフーガ ホ短調BWV548
カール・リヒター(オルガン;ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール)
収録:1954 年10 月、11 月/ジュネーヴ(セッション・ステレオ/Decca
原盤) |
大好評の新マスタリング・シリーズ最新作「カール・リヒター・エディション」名手ニコレを迎えた「管弦楽組曲」全曲、音楽の捧げ物、第1回目の「ブランデンブルク」全曲、オルガン・リサイタル
リマスタリング& サウンド・デザイン:2013
年、ホルガー・ジードラー (THS-Studio)
J.S.バッハの権威カール・リヒターがドイチェ・グラモフォンに遺した代表的録音「マタイ受難曲」(PH12008)、「ミサ曲ロ短調」(PH13034)に、Profil
のライヴ復刻でおなじみの名人ホルガー・ジードラーが入念なリマスタリングを施して大好評のシリーズに、器楽曲篇があらたに加わります。
「カール・リヒター・エディション」と題するCD6
枚組では、名手ニコレを迎えた「管弦楽組曲全曲」に「音楽の捧げ物」といった、前回までの宗教作品同様に同曲のベストにも挙げられる、もはや説明不要のスタンダードがしっかりと押さえてあるのは当然として、リヒター第1
回目の「ブランデンブルク協奏曲全曲」録音や、ミュラーら複数の奏者との共演も魅力の「チェンバロ協奏曲集」、さらにはジュネーヴとオットーボイレンにおける「オルガン・リサイタル」という具合に、テルデック(テレフンケン)とデッカの音源から広く選ばれており、この時期特有ともいえる強烈な表現意欲が漲る演奏スタイルや、それぞれのレーベルのサウンド・カラーのちがいも興味深いところです。
「リマスタリングが大成功!」「過去最高の仕上がり!」と、絶大なる支持をいただいている前2
作とともに、当セットもまた、リヒターの高潔で折り目正しい音楽を愛してやまない方々にとって、かけがいのない宝物となりましょう。
ブックレットは各曲のトラックリストおよび演奏家のみの記載となります。 |
SUPRAPHON
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ヤルミラ・ノヴォトナー オペラ・リサイタル1930-1956
(1)ロッシーニ:セビーリャの理髪師〜ロジーナのカヴァティーナ「今の歌声は」
(2)モーツァルト:魔笛〜パミーナのアリア「ああ、愛の喜びは露と消え」
(3)同:フィガロの結婚〜ケルビーノのアリア
「自分で自分がわからない」/「恋とはどんなものかしら」
(4)同:ドン・ジョヴァンニ〜ドンナ・エルヴィラのアリア
「ああ、私に恥をかかせた」/「さあ、この裏切者から逃げて」
(5)オッフェンバック:ホフマン物語〜オランピアのアリア
「生垣には小鳥たち」/ジュリエッタのアリア「美しい夜、おお恋の夜」/
アントニアのアリア「逃げてしまったの」/
アントニアのアリア「奇妙な幻想を見て」「これが恋の歌」
(6)ヴェルディ:椿姫〜ヴィオレッタのアリア
「この世の命は」/「不思議だわ」/「ああ、あの方なのね」/
「さようなら過ぎ去った日よ」/「アルフレードね、お会いしたの」/「パリを離れて」
(7)プッチーニ:ラ・ボエーム〜ミミのアリア
「私の名はミミ」/「ミミ、ここなら会えると思った」
(8)同:トスカ〜トスカのアリア「歌に生き、恋に生き」
(9)スメタナ:売られた花嫁〜マジェンカのアリア「ああ悲しいわ」/「この愛の夢」
(10)同:くちづけ〜ヴェンドゥルカのアリア「私を愛してくれ」/「眠れ、私の天使」
(11)ドヴォルザーク:ルサルカ〜ルサルカのアリア「白銀の月よ」 |
ヤルミラ・ノヴォトナー(Sop)
(2)アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
(3)(4)ブルーノ・ワルター(指)
(5)トーマス・ビーチャム(指)
(6)エットーレ・パニッツァ(指)
メトロポリタン歌劇場管ほか |
チェコの生んだソプラノの大スター、ノヴォトナーのベスト・アルバム
MONO、79’02”
ヤルミラ・ノヴォトナー(1907-1994) は、チェコが生んだソプラノの大スター。1925
年にスメタナの「売られた花嫁」のマジェンカ役でデビュー。戦前はベルリン、ウィーンで活躍し、1937
年にはトスカニーニ指揮によるモーツァルトの「魔笛」のパミーナでザルツブルク音楽祭出演、1940
年にはプッチーニの「ラ・ボエーム」のミミでメトロポリタン歌劇場デビューし、以後1956
年のさよなら公演まで、メトのスターとして208
回登場しました。映画女優としても活躍しています。
当アルバムは彼女の全盛期である1930-1956
の録音を集めています。いずれも十八番なうえ、トスカニーニやワルターとの共演など、彼女がスターになるきっかけとなった作品も聴くことができる貴重な資料にもなっています。彼女の声は独特のクールさと不思議な暗さが特徴で、非常に美しく魅力的。
レパートリーも名作揃いですが、ことにお国もののスメタナとドヴォルザークは見事のひとことに尽きます。 |
<メジャー・レーベル>
SONY
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8884301417-2
(3CD+Blu-rayオーディオ)
\7500→\6990 |
ついに出てきた!
奇才テオドール・クルレンツィス&ムジカ・エテルナ/
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492(全曲) |
アンドレイ・ボンダレンコ(Bs-Br:アルマヴィーヴァ伯爵)
ジモーネ・ケルメス(Sp:伯爵夫人ロジーナ)
クリスティアン・ヴァン・ホルン(Bs-Br:フィガロ)
ファニー・アントネルー(Sp:スザンナ)
マリー=エレン・ネジ(Ms:ケルビーノ)
マリア・フォシュストローム(Ms:マルチェリーナ)
ニコライ・ロスクトキン(Bs:バルトロ)
クリスティアン・アダム(T:ドン・バジーリオ)、他
テオドール・クルレンツィス(指揮)
ムジカ・エテルナ(ピリオド楽器オーケストラと合唱団) |
8888370926-2
(3CD)
\5500→\4790 |
[ダ・ポンテ・オペラ三部作第1弾]ギリシャの鬼才指揮者クルレンツィス、ついにその全貌を現わす〜
モーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作の究極の新録音がソニークラシカルから登場。第1作は「フィガロの結婚」。
■1972年アテネ生まれの指揮者テオドール・クルレンツィスとそのアンサンブル、ムジカ・エテルナによるモーツァルトの「ダ・ポンテ・オペラ三部作」録音の第1弾「フィガロの結婚」の登場です。この録音は、ソニークラシカルと長期の専属契約を結んだクルレンツィスとムジカ・エテルナによる大きな録音プロジェクトの船出となる記念碑的な全曲盤です。■クルレンツィスとムジカ・エテルナは、ロシアのウラル山脈のふもとに位置するペルミ(ディアギレフの生まれ故郷でもあります)にあるペルミ国立歌劇場の音楽監督および座付きオーケストラですが、モスクワから1400キロも離れた僻地にもかかわらず、その音楽的な充実度はヨーロッパの一流歌劇場にも劣らないほどの名声を獲得しています。
■クルレンツィスは今回の録音についてこう語っています。「モーツァルトの本質を体現した録音はこれまでにたくさん発売されています。今私たちが敢えて新しい録音を世に問うのは、モーツァルトの音楽が持っている魔法をこれまでに一度もないやり方でお聴きいただけると思うからです。工場での大量生産を思わせる音楽づくりがはびこっている現今、そうした妥協を完璧に排した時に何が生み出せるかを聴いていただきたいからです。私のモットーは、一回一回の演奏は生みの苦しみと同じであるべきだ、ということです。相応しい音楽が生まれ出ることを夢想し、魔法が起こるその時を待たねばなりません。音楽は職業ではないのです。それはミッションなのです。」この妥協を決して許さない音楽づくりは、今回の録音のあらゆる細部にも反映されています。クルレンツィスはこの「フィガロ」の録音にあたって、これまで約10年間にわたる研究と準備を続け、歌劇場は録音に当たって10日以上も日々の公演を休演し、録音も深夜にわたって全員が満足いくまで何度もリテイクが行われました。
■ムジカ・エテルナのオーケストラは、ピリオド楽器もしくはそのコピーを使用していますが、いわゆるピリオド楽器演奏のドグマには全くとらわれていません。クルレンツィスいわく、「ガット弦、ナチュラル・ホルン、当時の木管楽器のレプリカ、通奏低音にはフォルテピアノを使っているのですが、それは歴史的な事実に近づきたいからではなく、作品のドラマを伝えるにあたって必要としている躍動感やスピードのある引き締まったサウンドがこれによって実現できるからなのです。」
■バロック・オペラ界を牽引するソプラノ、ジモーネ・ケルメスをはじめとする歌手陣は各パートに合う歌い手をクルレンツィス自らが厳選したもので、歌唱スタイルやフレージング、ヴィブラートの使い方、そして装飾に至るまで細かく徹底させた究極の歌唱とアンサンブルを実現させています。クルレンツィスが指向するのは自然なフレージングを重視した「最もオペラ歌手らしくない歌唱」(クルレンツィスの言葉)です。
■300ページの解説書にはトラックリスト、伊語/英語/独語/仏語の歌詞対訳に加え、クルレンツィスへのインタビュー、クルレンツィス、ペルミ国立歌劇場とムジカ・エテルナについてのエッセイ(英/独/仏)を掲載、読み物としてもこの録音の独自性を確認することができます。
■ブルーレイ・オーディオ付きデラックス・リミテッド・エディションには、ハイレゾ音源が収録されたブルーレイ・オーディオ(Stereo&5.1ch)が付属しています。
■今後の発売予定:2014年には「コジ・ファン・トゥッテ」、2015年には「ドン・ジョヴァンニ」の発売が予定されています。
■テオドール・クルレンツィスは1972年にアテネ生まれ。サンクトペテルブルクでイリア・ムーシンに指揮と音楽学を学び、作曲当時の楽器と慣習による演奏を目指すため、2004年には彼の仲間とオーケストラと合唱団「ムジカ・エテルナ」をノヴォシビルスクで結成。2010年にペルミ国立歌劇場のポストを打診された時にクルレンツィスが出した条件は、「ムジカ・エテルナ」のアンサンブルをそのままノヴォシビルスクからペルミに連れていくことでした。それ以来、クルレンツィスとペルミ国立歌劇場は、ロシアで最も熱いオペラハウスとして大きな話題となっています。これまでパーセル「ディドーとエネアス」、モーツァルトのレクイエム、ショスタコーヴィチの交響曲第14番をアルファ・レーベルに録音し、ショスタコーヴィチはその鮮烈な切れ味鋭い演奏で、音楽之友社の2010年度第48回「レコード・アカデミー賞」を受賞しています。他の歌劇場やオーケストラへの客演は極力控えているクルレンツィスですが、2013年にはザルツブルク・モーツァルト週間でウィーン・フィル・デビューを飾り、2014年にはマドリッドで「トリスタン」の新演出を任されています。これまでパリ・オペラ座での「マクベス」、マドリッドでのストラヴィンスキー「ペルセフォーヌ」、ブレゲンツでのヴァインベルク「パッセンジャー(パサジェルカ)」の復活上演などのオペラ上演の映像作品もリリースされているほか、メルニコフの伴奏でマーラー・チェンバー・オーケストラを指揮したショスタコーヴィチのピアノ協奏曲2曲もリリースされています。
ムジカ・エテルナで客演コンマスを務めているヴァイオリニストのアンドレイ・バラーノフに話を聞いたとき、テオドール・クルレンツィスはソニーに移籍して、そこでモーツァルトのオペラを録音する予定だ、と言っていた。おそらく「フィガロだろう」と。
その「フィガロ」が、来た。
テオドール・クルレンツィス&ムジカ・エテルナ。
聞いたことがある人も多いと思う。
とくにそのショスタコーヴィチ交響曲第14番はお聴きになられた方も多いと思う。
マイナー・レーベル「アルファ」からリリースされて、発売当時はまったく注目されていなかったものの、「すさまじい演奏」という噂が噂を呼び、気がつけばその年の「レコード芸術」交響曲部門のレコード・アカデミー賞をかっさらってしまった。
レコ芸「レコード・アカデミー」の目玉である「交響曲部門賞」をこうしたマイナー・レーベルが受賞するのはきわめて異例。その演奏の「すさまじさ」がわかろうというもの。
そしてこの受賞でクルレンツィス&ムジカ・エテルナの名は日本のクラシック・ファンの間に広く知れ渡ることとなった。
その後彼らはさらにとんでもない演奏のモーツァルト「レクイエム」をリリース。これまた壮絶さと異様さでいけば間違いなく歴代トップ3に入る異常演奏だった。
クルレンツィス&ムジカ・エテルナの名はさらに広まった。
さて、ちなみにそのムジカ・エテルナは、当時ロシアの地方都市ノヴォシヴィルスクにあった。
一方、ところかわって、最近ロシアのペルミという街が油田を掘り起こし、一気に大金持ち都市となった。
古代のころより、人間というのは裕福になると文化を欲するようになる。御多分に洩れずこの街は、ここへきて突然世界に誇りうる歌劇場とオーケストラを熱望するようになった。
・・・そこで・・・前代未聞の話だが、ノヴォシヴィルスクにあったムジカ・エテルナは、なんとごっそり、その大金持ち都市ペルミに移ることになった。
金があるところに文化は栄えるのである。かつてのマンハイムのように。
そしてそれまで古楽器を含む室内楽オーケストラだったムジカ・エテルナは、一気に80人を超える大オーケストラに拡大。金に物を言わせてか、各地から腕利きのアーティストを呼び寄せた。
ちなみに指揮者クルレンツィスは、耳にピアスをしてサングラスをかけ、まるでファッション・モデルのようないでたちをした過去に類を見ない新世代指揮者。
しかもわれわれクラシック・ファンを喜ばせる、超カリスマ&超スパルタ独裁指揮者。練習もそうとう厳しいらしいが、今回のオーケストラ拡大のための人選も相当厳しいものだったと思われる。
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8872546226-2
\2400→\2190 |
アレクサンダー・クリッヒェル/春の夜〜メンデルスゾーン、シューベルト、リスト、シューマン
シューマン〜リスト編:
「春の夜」嬰ヘ長調S.568、「献呈(愛の歌)」変イ長調S.566
クララ・シューマン:ロマンツェ イ短調
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:
「若き日の夢よ、黄金の星よ」嬰ヘ長調作品6の3、
「ローマのサルタレッロ」イ短調作品6の4
メンデルスゾーン:
無言歌集より「ヴェネツィアの舟歌」作品19の6、
「プレスト・アジタート」作品53の3、「春の歌」作品62の6、
「羊飼いの嘆き」作品67の5、「エレジー」作品85の4、
弦楽な変奏曲 ニ短調作品54
メンデルスゾーン〜リスト編:「歌の翼に」変イ長調S.547の1
シューベルト〜リスト編:
「水の上で歌う」変イ長調S.558の2、「ます」変ニ長調S.564、
「セレナード」ニ短調S.560、「魔王」ト短調S.558の4
ウェーバー:華麗なるロンド 変ホ長調作品62/J252「ざれごと」 |
アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ) |
■ベルリン・コンツェルトハウスでのデビュー公演はチケットが完売し、今やヨーロッパが大注目する新星ピアニスト、アレクサンダー・クリッヒェル(1989年生まれ、24歳)のソニークラシカルからのデビュー盤が登場します。
■6歳からピアノを学び、15歳でハンブルク音楽演劇大学に入学、ロシアの名ピアニストで河村尚子の師として知られる名教師、ウラディミール・クライネフに師事。ドイツ国内や国際的なピアノ・コンクールに続々と優勝して注目を浴び、メックレンブルク・フォアポメルンやキッシンゲンの夏などの音楽祭にも参加、2012年からはドイツ・バイエル社の芸術プログラムの支援を受け、2013年にはベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、デュッセルドルフなどドイツ国内の主要都市でソロ・リサイタルを開催し、絶賛を受けています。現在はロンドンの王立音楽学校でドミトリー・アレクセーエフに就いて研鑽を積んでいます。
■そのドイツ国内ツアーに合わせてドイツでは一足先に発売されたのが、ソニークラシカルとの専属契約での第1弾となる当アルバムです。シューマンの歌曲集「リーダークライス」作品39の最終曲であり、そのリストによるピアノ編曲版が冒頭に収録されている「春の夜」がアルバム・タイトルに選ばれていることからもわかるように、シューベルト、ウェーバー、ロバートとクララのシューマン夫妻、フェリックスとファニーのメンデルスゾーン姉弟、そしてリストと、18世紀前半のドイツ・ロマン派の作曲家を巡る作品が選ばれています。クリッヒェルの演奏は、これらの作品に必要な清冽なまでの抒情、美麗なピアニズム、そしてしなやかな音楽性を備えており、その演奏は作品の魅力をストレートに表出しています。
■ジョナサン・ノット指揮バンベルク響、M.ザンデルリンク指揮ドレルデン・フィルへのデビューも決定し、ルツェルン音楽祭やシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭など世界の著名な音楽祭からオファーが殺到するなど、スター・ピアニストへの階段を駆け上がる新星クリッヒェル。2014年1月には、武蔵野市民文化会館でのただ一回のリサイタルのために来日します。(完売・・・)
[録音]2012年8月27日〜29日、レーファークーゼン、バイエルAGクルトゥーアハウス(セッション)
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8876546937-2
\2400→\2190 |
ジョヴァンニ・アントニーニ/
ベートーヴェン:交響曲第7&8番 |
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
バーゼル室内管弦楽団 |
ジョヴァンニ・アントニーニとバーゼル室内管弦楽団が作曲年代順にじっくりと進めている「ベートーヴェン:交響曲全集」の第4弾である交響曲第7番と第8番が登場します。
リコーダー奏者で、イタリアの古楽オーケストラ、イル・ジャルディーノ・アルモニコの創設者でもあるアントニーニは、バロック演奏を中心に斬新な演奏を続けてきましたが、2000年代に入ってからは指揮者としての活動にも重点を置き、レパートリーをバロック以後の古典派にも拡大しています。
客演指揮者を務めるバーゼル室内管とのベートーヴェンの交響曲全集の録音は、第1番・第2番がOehms
Classics、そして第3番以降はソニークラシカルにレーベルを変えて継続しています。バーゼル室内管は基本的にモダン楽器の室内オーケストラですが、ベートーヴェンの演奏に当たっては、ヴァイオリンを左右に分ける古典的配置、ナチュラル・トランペット、ナチュラル・ホルン、ケトル・ドラムの採用や弦楽器にガット弦を張りクラシカル・ボウ(弓)を使用するなど、HIP様式を大胆に取り入れているのが特徴です。クラシカル・ピッチより若干高いモダン・ピッチと控えめなヴィブラートによるガット弦の音色の「輝き」と「粋」の極み。そして、金管楽器とティンパニの軍楽的で粗野的な荒々しさ。木管の美しい歌い回し、弦楽の切り込みなど、新発見の魅力が多数見出されます。
緻密な仕掛けによって生まれる立体的でダイナミックなベートーヴェン像の再現に成功し、これまでの1〜6番までどれもが非常に高い評価を得ているこのシーリズ。終盤戦にさらに磨きのかかった演奏がお楽しみ頂けます。【録音】2010年7月,
ルツェルン文化会議センター・コンサート・ホール[デジタル:セッション]
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8884303097-2
\1900 |
再発売
スーザン・グラハム(Ms)〜ベルリオーズ
ベルリオーズ:
『夏の夜 Op.7』
『劇的物語「ファウストの劫罰」Op.54 第4部第15場より
「激しい恋の炎が」』
『歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」第4幕第1場より
「私、どうしたのかしら?」』
『歌劇「トロイ人」第5幕第2場より
「ああ、私は死ぬ」「さようなら、誇り高き都市よ」』
『歌劇「ベアトリスとベネディクト」第2幕第2場より
「神よ!今、何と?」』 |
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スーザン・グラハム(Ms),
ジョン・ネルソン(指揮)
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団 |
スーザン・グラハム/ベルリオーズ:夏の夜
スーザン・グラハムは、現在のオペラ界に新たな輝きをもたらしました。見事にまろやかでなめらかな声質と素晴らしい容姿に恵まれた彼女は、現在最も人気の高い歌手の一人です。
最も難しいリリック・メゾ・ソプラノの役柄をこなし、リートやオーケストラつきの声楽作品で優れた解釈をおこない、世界各地のコンサートやリサイタルで活躍し、輝かしいディスコグラフィは、聴衆や批評家から絶賛を浴びています。
このアルバムは、ソニークラシカルへのソロ・デビュー盤だったもので、本人が得意としているフランスものから、ベルリオーズの作品が収録されています。
チャーミングな声でひとつひとつの言葉にこまやかな思いを込めて歌われています。しばらく輸入では入手できなかったものでしたが、待望の再発売です。
【録音】1996年6〜7月, アビー・ロード・スタジオ[デジタル:セッション]【演奏時間】[7番]12:52/
7:48/ 8:35/ 8:40.[8番]8:41/ 3:55/ 4:19/
6:43, |
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8884303099-2
\1900 |
再発売
パウル・ファン・ネーヴェル/ユートピア〜ルネサンスの勝利
トーマス・タリス:『他の者には望みをかけじ』,
コスタンツォ・ポルタ:『「ミサ・ドゥカリス」よりサンクトゥス、アニュス・デイ』,
ジョスカン・デ・プレ:『至高のふところに住み給う者』
ヨハネス・オケゲム:『主に感謝を』,
ピエール・ド・マンシクール:『あらゆる者ら主を讃えよ』,
ジョヴァンニ・ガブリエリ:『主よ、われに耳を貸し給え』,
アレッサンドロ・ストリッジョ:『祝福されたる光がここに』 |
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パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
ウエルガス・アンサンブル |
ルネサンス初期の、ポリフォニー合唱曲の代表的傑作7曲を収めた、心洗われるような美しいアルバム。オランダの音楽学者でもあるネーヴェルの徹底した研究の上に再現されたもので、こうした音楽の専門声楽グループ、ウエルガス・アンサンブルは、指揮者を中心に円形状に並んで歌われています。
プロデューサーであるヴォルフ・エリクソンが当時のソニーの最新録音技術方式を使用しており、見事な音響空間が再現されています。しばらく輸入では入手できなかったアルバムでしたが、待望の再発売です。
【録音】1994年9月, ベルギー、ヘント聖バルバラ教会[デジタル:セッション] |
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8884302720-2
\2400→\2190 |
エイミー・ディクソン/キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
〜現代サクソフォン協奏曲集
ジョン・ウィリアムズ:『エスカペイズ』,
マイケル・ケイメン:『サクソフォン協奏曲』,
マーク・ノップラー(ジェシカ・ウェルス編):
『ローカル・ヒーロー・サクソフォン協奏曲』, |
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エイミー・ディクソン(アルト・サクソフォン),
ベンジャミン・ノーシー(指揮)
メルボルン交響楽団 |
シドニー生まれで現在はロンドンをベースに活躍中のサクソフォン奏者、エイミー・ディクソンのソニークラシカル第4弾はディックソンらしいコンチェルト・アルバムです。
ハリウッド映画音楽の重鎮、ジョン・ウィリアムズの名作「エスカペイズ」。ロック・ミュージシャンとのコラボレーションなどでも有名なマイケル・ケイメンの大作「サクソフォン協奏曲」(ケイメンの遺族からディックソンに個人的にプレゼントされた作品)。
ギタリスト、プロデューサーとしても有名なマーク・ノップラーがビル・フォーサイス監督の1983年制作の映画「ローカル・ヒーロー」のために書いた音楽をジェシカ・ウェルズが編曲した「ローカル・ヒーロー・サクソフォン協奏曲」という意欲的なプログラムを収録。どれも現代音楽というよりは映画音楽的でヒーリング・ミュージックのような美しい作品で、煌びやかで透明感のあるサクソフォンの音色が、さらに作品の優雅さと爽快感を引き出しています。
【録音】2012年10月, シドニー、オーストラリア放送スタジオ,
& メルボルン、岩城ホール[デジタル:セッション] |
<国内盤>
12/25(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CHANDOS
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CHSA 5132
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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エドワード・ガードナーの新プロジェクト!
メンデルスゾーン・イン・バーミンガムVol.1
メンデルスゾーン:
序曲《フィンガルの洞窟》 Op.26
交響曲第5番ニ長調 Op.107《宗教改革》
交響曲第4番イ長調 Op.90《イタリア》 |
エドワード・ガードナー(指揮)
バーミンガム市交響楽団 |
メンデルスゾーン・イン・バーミンガム!
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者(2015年からは首席指揮者!)として、さらにMETやスカラ座への定期的な客演など、世界各地のオペラハウスやコンサートホールで大活躍中のエドワード・ガードナー。
目下絶好調のガードナーが首席客演指揮者を務めているバーミンガム市交響楽団とのニュー・プロジェクト「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」がスタート!
メンデルスゾーンと縁の深いイギリスの都市「バーミンガム」、そしてバーミンガム・トリエンナーレ音楽祭の会場として使用され「エリヤ」や「ピアノ協奏曲第2番」の初演が行われた「タウン・ホール」。
バーミンガム、タウン・ホールを舞台とするガードナー&バーミンガム市響のプロジェクト第1弾には、「フィンガルの洞窟」、「宗教改革と「イタリア」の傑作3作品を収録。
近年ではラトル、オラモ、ネルソンスと共に快進撃を続けるバーミンガム市響。交響曲の全曲録音が予定されているエドワード・ガードナーとの「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」。ご期待下さい!
※録音:2013年10月20日−21日、タウン・ホール(バーミンガム、イギリス)
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CHSA 5133
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ!
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.2
交響曲第2番ヘ長調 Op.6
交響曲第8番ホ短調 Op.48 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団 |
Vol.2は交響曲第2番&交響曲第8番!
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。
ノルウェーのベルゲン・フィルとの「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして絶好のスタートを切ったスウェーデンの「クット・アッテルベリ(1887-1974)」。
ナショナル・オーケストラ・オヴ・スウェーデン(The
National Orchestra of Sweden)の称号を持つヨーテボリ交響楽団とネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ第2集は、「交響曲第2番」と「交響曲第8番」!
スウェーデンの王立工科大学で電気技術を学んでいる最中の1911年、24歳で作曲を始めた「交響曲第2番」。当初は2楽章形式の交響曲として書かれたものの、批評家から厳しい評価を受け、英雄的な第3楽章を追加。アッテルベリの英雄的シンフォニーは、ネーメ・ヤルヴィの推進力、豪快なサウンド、音楽作りとのコラボレーションが楽しみな作品。
1944年に完成した「交響曲第8番」は、スウェーデン民謡の旋律をモチーフとした4楽章形式のシンフォニーであり、1945年の初演を聴いたシベリウスが絶賛したというエピソードも有名。
20世紀に生まれたスウェーデン・ロマンティシズム、アッテルベリ。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の名コンビによる斬新な解釈が楽しみ。第2集も期待大!
※録音:2013年1月14日−17日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
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CHAN 10802
(2CD)
\4600 →\4190
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ジャン=エフラム・バヴゼのプロコフィエフ!
共演はジャナンドレア・ノセダ&BBCフィル!
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 Op.10
ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.16
ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26
ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 Op.53
ピアノ協奏曲第5番ハ長調 Op.55 |
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
BBCフィルハーモニック |
シャンドス専属アーティストであり現代のフレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼが、灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダとBBCフィルハーモニックの強力コンビとの共演で放つコンチェルト・レコーディングは、セルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953)!
イギリス、サフォークのメディアシティUKを舞台として、レコーディングの完成までに1年以上の歳月を費やした、バヴゼ、ノセダ、BBCフィルのプロコフィエフ。
バヴゼは代名詞でもあるドビュッシーやラヴェルに代表されるフレンチ・レパートリーだけでなく、古典派のハイドン、楽聖ベートーヴェン、ピエルネやファリャなど、そのレパートリーは幅広い。
ノセダ&BBCフィルとは、バルトークの「ピアノ協奏曲集」(CHAN
10610)で、新鮮かつ知的な演奏を聴かせてくれており、意外とも思えるロシアン・プログラム、プロコフィエフの完成度も楽しみ。
バヴゼのプロコフィエフ。フレンチ・ピアニズムの継承者のディスコグラフィーに新しい名盤が加わります!
※録音:2012年6月29日&11月5日、2013年8月8日−9日&9月11日、メディアシティUK(サフォーク、イギリス)
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マイケル・コリンズ(クラリネット)
ヴィルトゥオーゾ・クラリネットVol.2
ドビュッシー:第1狂詩曲/
ウィドール:序奏とロンド Op.72/
バーンスタイン:ソナタ/
ミヨー:デュオ・コンチェルタント Op.351/
ピエルネ:カンツォネッタ Op.19/
マルティヌー:ソナチナ H.356/
ムチンスキ:タイム・ピース Op.43/
ラボー:ソロ・ド・コンクール Op.10 |
マイケル・コリンズ(クラリネット)
マイケル・マクヘイル(ピアノ) |
マイケル・コリンズが吹くドビュッシー!ヴィルトゥオーゾ・クラリネットVol.2!
フィルハーモニア管弦楽団の首席クラリネット奏者として同オーケストラの木管セクションを牽引し、現在はソリストとして活躍する英国クラリネット界のレジェンド、マイケル・コリンズ。
シャンドスの専属アーティストとして水を得た魚の如く、モーツァルトやウェーバーのクラリネット協奏曲、イギリスの協奏曲集、ソナタ集など、数多くのレコーディングを発表しているマイケル・コリンズの新録音は、「ヴィルトゥオーゾ・クラリネットVol.2」!
「ヴィルトゥオーゾ・クラリネットVol.2」は、アルバム・タイトルの通り、クラリネットのための名曲であると同時に高度なテクニック、音楽性を求められる難曲揃いのプログラム。
パリ音楽院の試験曲として作曲されたドビュッシー、ラボー、ウィドールの作品や、ジャズ・テイストを併せ持つバーンスタイン、マルティヌーなど、多彩なプログラムは魅力十分。
マイケル・コリンズの卓越したテクニック、表現力はここでも健在。なかでもドビュッシーの「第1狂詩曲」のラストに登場するハイトーンは見事の一言!クラリネット関係者必聴&必携!
※録音:2013年5月6日−7日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
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ボーウェン:室内楽作品集
クラリネット・ソナタ ヘ短調 Op.109
ラプソディ・トリオ イ短調 Op.80
ピアノ三重奏曲ニ短調(未完成)
幻想的五重奏曲ニ短調 Op.93
ピアノ三重奏曲ホ短調 Op.118 |
ロバート・プレーン
(クラリネット&バス・クラリネット)
グールド・ピアノ・トリオ
ミア・クーパー(ヴァイオリン)
デイヴィッド・アダムズ(ヴィオラ) |
再評価が進む20世紀英国楽壇の至宝。ヨーク・ボーウェンの室内楽作品集!
イギリスだけでなく、ここ日本でも近年再評価が進むヨーク・ボーウェン(ボウエン)。
後期ロマン派を彷彿とさせる作風で、ピアノ協奏曲や交響曲の大規模な作品から、室内楽、器楽作品など幅広い作品を作曲し、王立音楽院では教授として後進の育成にも携わった20世紀前半のイギリスにおける重要な音楽家である。
室内楽作品の代表作の1つである「ピアノ三重奏曲ホ短調」、バス・クラリネットと弦楽四重奏というユニークな編成の「幻想的五重奏曲」、1900年頃に作曲された1楽章のみで終わった未完成の「ピアノ三重奏曲ニ短調」。
英国の小編成の室内楽団として、内外で知名度を高めているグールド・ピアノ・トリオの演奏と、5つの室内楽作品で、知られざるボーウェンの才能、アイディアを知る——。
※録音:2013年1月11日&4月29日−30日&5月1日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
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BOTTEGA DISCANTICA
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ザンドナーイの室内楽!
ヴィンチェンツォ・フェッローリ(1858-1934):
ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.54(初演:1906/出版:1921)
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.62(出版:1922)
リッカルド・ザンドナーイ(1883-1954):
トリオ・セレナータ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1943) |
ヴァンヌッチ三重奏団
ルーカ・ヴェントゥーリ(ヴァイオリン) イーヴォ・スカルポーニ(チェロ)
マルコ・ヴェントゥーリ(ピアノ) |
録音:2012年11月20-22日、市立劇場、トーディ、ペルージャ県、ウンブリア州、イタリア
ヴィンチェンツォ・フェッローリはパリ音楽院でマスネに師事した作曲家。長年にわたりミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院教授(最終的には院長)を務め、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ、イタロ・モンテメッツィ、リッカルド・ピック=マンジャガッリ、エットレ・ポッツォーリらを輩出しましたが、作品が演奏される機会は多くありません。リッカルド・ザンドナーイはオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」で知られる作曲家。彼の器楽作品が演奏されるのはきわめて稀です。ヴァンヌッチ三重奏団はイタリアのペルージャで学んだ奏者たちにより結成されたアンサンブル。
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ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):ピアノ・トランスクリプション集
ラモー、リュリ、グルック、マルティーニ、ヘンデル、グルック、
モーツァルト、バッハ、ピッチンニ、サッキーキの原曲によるピアノ編曲作品 |
エットレ・ボッリ(ピアノ) |
録音:未詳 |
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イソップの寓話 管楽器ファミリー
リチャード・ゴールドフェイデン:管楽器ファミリー
クラーク・マカリスター(1946-):
ライオンとねずみ(朗読と管楽五重奏のための音楽寓話)
ロッシーニ(1792-1868)/J・リンケルマン編曲:オペラ「セビリャの理髪師」序曲(*)
レベッカ・オズワルド(1958-):
イソップの寓話(朗読と管楽五重奏のための音楽寓話)
ありときりぎりす,町のねずみと田舎のねずみ,うさぎとかめ,
北風と太陽,ライオンとねずみ |
クラウディオ・モネータ(朗読(*以外))
アンデルセン管楽五重奏団
エレーナ・パガネッシ(フルート) ジョヴァンニ・サンヴィート(オーボエ)
アルベルト・ロンギ(クラリネット) クリスティーナ・ピーニ(ホルン)
ミケーレ・コロンボ(ファゴット) |
録音:データ記載なし 朗読はすべてイタリア語。
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DISKANT
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DK 0151-2
\2300
※ジャケット写真は
仮のものです
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ウムシュタット:フルート協奏曲集
ヨゼフ・ウムシュタット(1711-1762):フルート協奏曲ト長調(*)
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
無伴奏フルートのための幻想曲第8番ホ短調
ヨゼフ・ウムシュタット:フルート協奏曲ニ長調(*)
ゲオルク・フィリップ・テレマン:
無伴奏フルートのための幻想曲第6番ニ短調/同第2番イ短調
ヨゼフ・ウムシュタット:フルート協奏曲イ長調(*) |
バルボラ・カーロヴァー(フルート)
パヴェル・ボガチ(第1ヴァイオリン(*))
ラドミール・ツィカトリツィス(第2ヴァイオリン(*))
カロリーナ・フラヨヴァー(チェロ(*))
マリアーン・ブイニャーク(コントラバス(*))
アグネサ・フェリエンチーコヴァー(チェンバロ(*)) |
録音:2013年8月、ルター派教会、セネツ、スロヴァキア
ヨゼフ・ウムシュタットはウィーンに生まれ、ブラチスラヴァ(スロヴァキア)、ドレスデン、バンベルク等で活躍した作曲家。モダーン楽器を使用した演奏。(*)世界初録音。バルボラ・ガーロヴァーはスロヴァキアの新進フルート奏者。
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DK 0149-2
\2300
※ジャケット写真は
仮のものです
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ハイドン、モーツァルト、ラヴェル:弦楽四重奏曲集
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲第61番ニ短調「五度」Op.76
No.2 Hob.III:76
モーツァルト(1756-1791):弦楽四重奏曲第14番ト長調「春」K.387
ラヴェル(1875-1937):弦楽四重奏曲ヘ長調 |
ムハ弦楽四重奏曲
ユライ・トムカ(第1ヴァイオリン)
アンドレイ・マチス(第2ヴァイオリン)
ヴェロニカ・プロケショヴァー(ヴィオラ)
パヴォル・ムハ(チェロ) |
録音:2013年8月、ルター派教会、セネツ、スロヴァキア
ブラチスラヴァ音楽院のスタニスラフ・ムハ(モイゼス弦楽四重奏曲の第1ヴァイオリン奏者でパヴォル・ムハの父)門下生により2003年に結成されたムハ弦楽四重奏曲の初CD。
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MAP
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ライト・シャドー・オブ・アイディアズ ギター・トリオのためのイタリアの音楽
ジョルジョ・ミルト(1972-):3つのオープン・スペース
[3 Open Spaces]
When She Left / Light Shadows of ideas
/ Dark Shades in the Night
マルコ・デ・ビアージ(1977-):エール [Eire]
アンドレア・ノザーリ(1972-):ヴァルス・ロード・ドリーム
[Valse Road Dream]
The Wait / The Dreamm
ジョルジョ・ミルト:風 [Su Bemtu] ; Maestrale
/ Tramontana / Scirocco
フランコ・カヴァッローネ(1957-):
メトロポリタン・ソナティナ [Metropolitan
Sonatina]
Frenetico / Moonlight in town / Finale
アントニオ・ブレーナ(1951-):奇想曲 [Capriccio]
ダリオ・カルーゾ(1964-):魂の声 [Le voci
dell'anima] |
ベルガモ・ギター・トリオ
ルーカ・ベルトッキ、
マルコ・モンツィオ・コンパニョーニ、
マリオ・ロータ(ギター) |
録音:2012年9月15日、2013年1月13日、7月7日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、モンツァ・エ・ブリアンツァ県、ロンバルディア州、イタリア
2008年に結成されたベルガモ・ギター・トリオの公式ファーストCD。
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MAPCDG 0036
\1700
(CD-R)
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スペインのフォリア
フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):ソナティナ
レオ・ブローウェル(1939-):舞踏礼讃
イサーク・アルベニス(1860-1909)/
アンドレス・セゴビア(1893-1987)編曲:アストゥリアス |
アルド・ミネッラ(ギター) |
録音:データ記載なし ※収録時間25分です。ご注意ください。 |
PHOENIX
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クラリネットとピアノのための20世紀の音楽
ドビュッシー(1862-1918):狂詩曲第1番
ベンジャミン・アーサー(1893-1960):ラヴェルのトンボー
ジャン・フランセ(1912-1999):主題と変奏曲
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):舞踊前奏曲
レナード・バーンスタイン(1918-1990):ソナタ
ユライ・フィラス(1955-):小スロヴァキア狂詩曲
フランチェスコ・キアーリ(1958-):狂想的運動
から(*)
ベーラ・コヴァーチ(1937-):デ・ファリャへのオマージュ(+) |
パオロ・ベルトラミーニ(クラリネット)
ロベルト・アロージオ(ピアノ) |
録音:2012年7月7-9日、アウディトリウム・フェニックス、モンテベッルーナ、トレヴィーゾ県、イタリア(無印)
2008年、チーニ財団、ヴェネツィア、イタリア(+)/2009年、ライヴ、ルガーノ、スイス(+)
パオロ・ベルトラミーニは2013年現在スイス・イタリアーナ管弦楽団首席ソリストを務めているイタリアのクラリネット奏者。
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12/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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AP 061
(2CD)
\3400 →\3090
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待望のルセ新録音!
リュリ:「ファエトン」 |
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T ファエトン)
イングリッド・ペリューシュ(S クリメーヌ)
イザベル・ドリュエ(Ms テオーヌ,アストレ)
ガエル・アルケス(Ms リビ)
アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(Br
エパフュス)
フレデリック・カトン(Bs メロプス,秋,ジュピテル)
ベノワ・アルヌ(Br プロテ,サテュルヌ)
シリル・オヴィティ(T トリトン,太陽,大地の女神)
ヴァジニー・トーマス(S 時,エジプト人の羊飼いの娘)
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク,
ナミュール室内合唱団 |
録音:2012 年10 月25 日、パリ/2時間33分
指揮者ルセ、新録音はリュリ全盛期の傑作「ファエトン」です!
「ファエトン」はリュリが台本作家キノーとのコンビで発表した10
作目のオペラで、1683 年1 月6 日、ヴェルサイユ宮殿の特設劇場で初演、さらに4
月27 日にパリでも上演され、大成功を収めました。ファエトンとはオウィディウスの「変身物語」に登場するパエトンのこと。太陽神の息子であるファエトンは、嫉妬から出自を疑われたことに腹を立て、父である太陽神から無理やり太陽を引く二輪馬車を借り受ける。ファエトンは馬車で天を翔るも、制御できず暴走してしまい、ついにジュピテルの雷によって打ち落とされる、といった話。ファエトンには、1650
年代に大蔵卿として権勢をほしいままにしたもののあまりの傲慢さゆえルイ14
世に疎まれ1661 年に失脚、1680 年に獄死したニコラ・フーケが重ねられていると言われています。音楽的には極めて素晴らしい傑作にもかかわらず、ここ20
年でも上演は極めて少なく、全曲録音もこれが2つめ。
ルセは2012 年7 月28 日にボーヌ、10 月25
日にパリのサル・プレイエル、10 月26 日にローザンヌで「ファエトン」を演奏会形式で上演しており、このCD
にはパリでの上演のライヴ録音が収録されています。ルセの高貴にして力強い音楽はリュリには打ってつけで、非の打ち所のない出来栄えです。
タイトルロールのエミリアーノ・ゴンザレス・トロは、ジュネーヴ生まれのチリ系スイス人テノール。ここ数年、目覚しく活躍している若い歌手で、甘い美声の持ち主。ファエトンに棄てられるテオーヌはイザベル・ドリュエ、彼女もここ数年活躍の目立つ若いメッゾソプラノ。APARTE
からは「夜の庭」と題された近代フランス歌曲集(AP013)が発売されて好評を博しました。一方、ファエトンが権力目当てで結婚を狙うエジプト王女リビはガエル・アルケスもまだ近年台頭目覚しいメッゾソプラノ。2009
年にパリ高等音楽院の声楽コンクールで金賞を受賞。naive
の発売したヴィヴァルディの「怒れるオルランド」1714
年版(OP30540) ではブラダマンテを歌っています。リビの恋人、エパフュスは、英国のバス=バリトン、アンドルー・フォスター=ウィリアムズ。既に欧米でかなりの活躍をしています。ルセが指揮したリュリ「ベレロフォン」(AP015)で主役を歌った二人、イングリッド・ペリューシュとシリル・オヴィティがここでは準主役に回っています。エジプト王ペロプスにはベテランのフレデリック・カトンと、隙の無い配役です。
一日だけのライヴ録音にもかかわらず、ルセならでは完成度の高さには舌を巻きます。バロックオペラ好きならば逃せないセットです! |
ARTE DELL’ARCO JAPAN
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鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クラシカの名演がここに甦る!
(1)ハイドン:交響曲第59番 イ長調「火事」Hob.I-59
(2)モーツァルト:セレナード ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
(3)ハイドン:交響曲第45番 嬰へ短調「告別」Hob.I-45 |
鈴木秀美(指揮)
オーケストラ・リベラ・クラシカ |
待ちに待った再発売!ハイドン交響曲シリーズ、第9
弾「火事」「告別」を含む充実のプログラム!!
ライヴ録音:2004 年6 月18 日、浜離宮朝日ホール/DDD、ライヴ、60’54”
オーケストラ・リベラ・クラシカによるハイドン交響曲シリーズの第9
弾は、にぎやかで楽しい第59 番「火事」、そして名曲「セレナータ、ノッツゥルナ」「告別」といううれしい3
曲。「告別」はハイドンがホームシックにかかった楽団員のために書いたという名曲。終楽章では楽団員が一人ずつステージから去っていくというもので、これを見た皇帝がオーケストラに休みをあたえたという逸品。ティンパニー奏者に、18
世紀オーケストラやコンセルトヘボウ、またヤーコプスの「四季」などでお馴染みの名手マールテン・ファン・デア・ファルクをむかえているのもまた聴きもの。(TDKAD-011
の再発売商品)
〜演奏会情報〜
鈴木秀美(指揮)&オーケストラ・リベラ・クラシカ
2014年2月15日(土) 15:00〜 パルテノン多摩
ハイドン: 交響曲第59番「火事」、第70番
モーツァルト: セレナード「セレナータ・ノットゥルナ」
ボッケリーニ: 交響曲「悪魔の家」
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ARS PRODUKTION
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ARS 38144
\2500
(SACD Hybrid)
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マリー・フリーデリケ・シェーダー アモール
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):アモール
Op.68 No.5
モーツァルト(1756-1791):
オペラ「後宮からの逃走」K.384 から 序曲(*)
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」K.527 から
さあ、かわいい人(ツェルリーナのアリア)
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「リナルド」HWV7a/7b から 私を泣かせてください(アルミレーナのアリア)
パーセル(1659-1695):
オペラ「ディドーとエネアス」から 私が地中に横たえられる時(ディドーのアリア)
テレマン(1681-1767):
オペラ「ゲルマニクス」から 残酷な記憶(アグリッピナのアリア)
ヴェーバー(1786-1826):オペラ「魔弾の射手」Op.77
から
死んだ私の従姉の見た夢よ(エンヒェンのアリア)
グノー(1818-1893):
オペラ「ロミオとジュリエット」から 私は夢に生きたい(ジュリエットのアリア)
フロトー(1812-1883):オペラ「マルタ」から
夏の名残りのばら,まことの恋人のもとへ行く(ハリエットのアリア)
ドリーブ(1836-1891):
オペラ「ラクメ」から 若いインドの娘はどこへ?(ラクメのアリア「鐘の歌) |
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マリー・フリーデリケ・シェーダー(ソプラノ)
フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
シュテファン・フラース(指揮) |
録音:2013年7月15-19日、フォクトラントハレ、グライツ、ドイツ
マリー・フリーデリケ・シェーダーはオペラ歌手を両親に持つドイツのコロラトゥーラ・ソプラノ。2008年のライプツィヒ・バッハ・コンクール第1位。2009年よりハレ・オペラに所属し活躍しています。
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J・S・バッハ(1685-1750):恐れるな!
バスのためのアリアとシンフォニア集
カンタータ BWV36 から Willkommen, werter
Schatz
クリスマス・オラトリオ BWV248 から Groser
Herr
カンタータ BWV153 から Furchte dich nicht
カンタータ BWV21 から シンフォニア(*)
カンタータ BWV73 から Herr, so du willt
ヨハネ受難曲 BWV245 から Betrachte, meine
Seel
カンタータ BWV159 から Es ist vollbracht
マタイ受難曲 BWV244 から Mache dich,
mein Herze rein
カンタータ BWV42 から シンフォニア(*)
カンタータ BWV66 から Lasset dem Hochsten
カンタータ BWV59 から Die Welt mit allen
Konigreichen
カンタータ BWV8 から Doch weichet...
カンタータ BWV196 から シンフォニア(*)
カンタータ BWV157 から Ja, ja, ich halte
Jesum feste
カンタータ BWV70a から Seligster Erquickungstag
カンタータ BWV43 から Er ist's, der ganz
allein |
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クリスティアン・ヒルツ(バリトン(*以外))
カペラ・ヒラリア(管弦楽) |
録音:2012年4月24-26日、聖マング教会、ケンプテン、ドイツ
クリスティアン・ヒルツはエッセンのフォルクヴァング音楽大学でヤコプ・シュテンプフリの師事したドイツのバリトン。カペラ・ヒラリアはフライブルク・バロック管弦楽団、ウィーン・アカデミー、ミュンヘン・ホーフカペレといったピリオド楽器オーケストラのメンバーが小編成での演奏のために結集した新しいアンサンブル。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DOREMI
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エミール・ギレリス第10集
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83
(2)モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド
ニ長調. K382
(3)モーツァルト:グルックの「メッカの巡礼」による10の変奏曲K455 |
エミール・ギレリス(P)
(1)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・コンドラシン(指)
(2)レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ネーメ・ヤルヴィ(指) |
ギレリス&コンドラシンによるブラームスのピアノ協奏曲第2
番、有名なベルリン・フィルとの録音直前の貴重なライヴ初出音源
(1)録音:1972年2月6日モスクワ、ライヴ (2)録音:1968
年1月17日レニングラード、ライヴ (3)録音:1970
年1 月28日ザルツブルク、ライヴ
ギレリス・ファンを毎回喜ばせてくれるシリーズ第10
弾は、初出&初CD化音源を含む貴重な内容です。
コンドラシンとのブラームスのピアノ協奏曲第2
番。ギレリスのブラームスの協奏曲といえば、ヨッフム&ベルリン・フィルとの録音がありますが、この録音はその録音の数か月前1972
年2 月にモスクワで行われたライヴ収録となっています。さらに1958
年にはフリッツ・ライナー&シカゴ響と録音しており、ブラームスの2
番は大得意としていた作品の一つです。ギレリスといえば、鋼鉄のような力強いタッチが大きな魅力と言われており、この演奏も彼の魅力が遺憾なく発揮されています。しかしテクニックだけではなくブラームスらしさが感じられる豊かな情緒にも溢れた演奏です。 |
IDIS
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クナッパーツブッシュ
(1)モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K622
(2)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67 |
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
(1)ヴォルフガング・シュレーダー(Cl)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ヘッセン放送交響楽団 |
クナのモーツァルトのクラリネット協奏曲、デジタルリマスターされ音質向上
録音:(1)1962年1月6日ライヴ (2)1962年3月20日ライヴ/71’10
ハンス・クナッパーツブッシュが指揮した演奏会から、モーツァルトのクラリネット協奏曲とベートーヴェンの交響曲第5
番を収録。
この録音は、これまで出ていた盤では音質上で問題がありましたが、この度慎重にデジタルリマスターされ、真の演奏
を聴くことができるようになったとのことです。 |
VAI
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マリアン・アンダーソン〜貴重ライヴ放送音源集
J.S.バッハ:
カンタータ第68番「信仰厚きわが心よ」BWV68(ルシアン・シュミット、Vc),
甘き死よ、来たれ,
クリスマス・オラトリオより<Prepare Thyself,
Zion>
ヘンデル:
歌劇「セルセ」より<オンブラ・マイ・フ>,
歌劇「セルセ」より<あの人を奪うためだったら>,テ・デウム,
歌劇「フロリダンテ」より<いらしてください、私の願いをお分かりください>
ボノンチーニ:歌劇「カルフルニア」より<ラッパが呼んでいる>
モーツァルト:「エクスルターテ・ユビラーテ」より<アレルヤ>
ベッリーニ:羊飼いのオディオ
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より<呪わしき美貌>
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」より<あなたの声に私の心は開く」
シューベルト:セレナーデ,全能なるお方
ブラームス:永遠の愛
フォーレ:夢のあとに
フランク:「贖罪」より<Air de l’Archange>
シベリウス:組曲「ベルシャザールの饗宴」より<孤独>
黒人霊歌:Deep River/My Way’s Cloudy/Burleigh:
Hard Trials |
マリアン・アンダーソン(A) |
黒人歌手の先駆者マリアン・アンダーソン
72’00、MONO
アメリカの生んだ歌手、マリアン・アンダーソン。人種差別と戦いながら、歌手への道を切り開いていった黒人歌手の先駆者で、あのトスカニーニに「100年一度の美声」と称された伝説的な名歌手です。
この録音は、貴重な放送音源から、幅広いレパートリーを持った彼女ならではの曲目で、バッハ、ヘンデル、モーツァルト、シューベルト、ヴェルディ、ブラームス、フォーレ、サン=サーンス、そしてシベリスの85
歳記念公演で歌った音源、もちろん得意の「深い川(Deep
River)を含む黒人霊歌を収録しています。
ブックレトには彼女の伝記を書いた、アラン・ケラー氏による文章が記載されています。 |
<国内盤>
キング・インターナショナル(国内仕様盤)
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モーツァルト:
クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K421 |
イェルク・ヴィトマン(Cl)
アルカント・カルテット
【アンティエ・ヴァイトハース(1Vn)、
ダニエル・ゼペック(2Vn)、
タベア・ツィンマーマン(Vla)、
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)】 |
アルカント・カルテットのモーツァルト注目のクラリネット奏者、ヴィトマンを迎えてのこの上なく高貴なクラリネット五重奏曲&ただならぬ弦楽四重奏第15番
録音:2013 年1 月テルデックス・スタジオ、ベルリン/[HMF]
HMC 902168、58’45、輸入盤・日本語解説付
ジャケット絵画:フラゴナール:馬乗り遊び(1870
年頃)
スター奏者を揃え、2 年連続でアカデミー賞を受賞、演奏会シーンでも活躍と、常に注目の存在のアルカント・カルテット、待望の新譜はモーツァルト。
ゲストに、注目のクラリネット奏者イェルク・ヴィトマンを迎えたクラリネット五重奏曲と、弦楽四重奏曲第15
番というプログラム。クラリネット五重奏曲の冒頭から鳥肌もの。つづいてヴィトマン奏でるクラリネットの上行和音から立ち上る香気で一気に別世界に引き込まれます。全体に甘さを抑えた表現なのが却って作品本来の素晴しさと高貴さを引き立てているようです。弦楽四重奏曲第15
番ニ短調は、ハイドン・セットの中の唯一の短調の曲で、この作品のもつ暗さが、アルカント・カルテットの無駄を一切排除した表現で浮き彫りになり、ただならぬモーツァルトとなっております。
2014年来日情報
9 月26 日(金)、27 日(土)王子ホール |
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J.S.バッハ:
1.2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調
BWV1043
2. ヴァイオリン協奏曲ホ長調(第2番) BWV1042
3. ヴァイオリン協奏曲イ短調(第1番) BWV1041
4.3つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調
BWV1064R |
ぺトラ・ミュレヤンス(Vn)
アンネ・カタリーナ・シュライバー(Vn:4)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮、Vn:1,4) |
名手たちの鮮やかな技巧とバッハの音楽に真摯に向き合うFBO
の演奏
録音:2012 年4 月フライブルク、パウルス・ザール/[HMF]
HMC 902145、61’35、輸入盤・日本語解説付
フライブルク・バロック・オーケストラによるバッハのヴァイオリン協奏曲集。バッハはヴァイオリンによる協奏曲を3曲残しており、ここではそれに加えてチェンバロ協奏曲から編曲した合計4曲が収録されています。第1番の協奏曲は威厳に満ちた音楽で宗教曲のような崇高さを感じられる曲。第2番は対照的に明るい曲調で愉しさに溢れています。そして2つのヴァイオリンのための協奏曲は、対位法を駆使した2
つのヴァイオリンと合奏の3者の掛け合いが魅力的な作品です。フライブルク・バロック・オーケストラの演奏は、バッハの溌剌としたリズムや楽器間の精緻なアンサンブルが見事で、特に緩徐楽章は、伸び伸びと表現され軽やかに愉しげに演奏されています。フライブルク・バロック・オーケストラのヴァイオリンの名手たちの鮮やかな技巧が冴え、バッハの音楽と向き合った充実した演奏を聴かせてくれる1
枚です。
2 月12 日(水)東京オペラシティコンサートホール J.S.バッハ「:
ブランデンブルク協奏曲」全曲
【演目ディスク:KKC5184/85(2CD) 好評発売中】 |
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KKC 5357
(SACD HYBRID)
\2667+税
※輸入盤発売済
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グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54 |
ヤンネ・メルタネン(P)
イェヴレ交響楽団
ハンヌ・コイヴラ(指) |
フィンランドのピアニスト、メルタネンによるピアノ協奏曲屈指の名作グリーグとシューマン豊かな感性と溢れる詩情で描き出す!
録音:2012 年6 月11-15 日イェブレ・コンサート・ホール/[ALBA]
ABCD 356、61’10、輸入盤・日本語解説付
「Alba Records」の数々の録音で瑞々しい抒情のショパンを聴かせ、着実にファンを獲得してきたピアニスト、フィンランドのヤンネ・メルタネン[1967-]が、グリーグとシューマンの協奏曲を録音しました。共演したイェヴレ交響楽団は、2012
年に創設100 年を迎えたスウェーデン最古のオーケストラのひとつ。ショパンの協奏曲(ABCD247)など、さまざまな機会にメルタネンと共演を重ねるハンヌ・コイヴラが指揮しています。
イギリスの音楽評論家ブライス・モリソン氏は「彼がグリーグとシューマンの音楽に見出したコントラストは実に鮮やかだ。よく知っているはずのページの数々が、スリリングなくらい「未知」の音楽に響く」と絶賛。繊細さと大胆さを併せ持つメルタネンの美点が十分に表現されたディスクです。
2014年来日情報
2 月22 日(土)東京芸術劇場コンサートホール
グリーグ:ピアノ協奏曲、ブルックナー:交響曲第6
番 内藤彰(指揮)東京ニューシティ管弦楽団 |
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KKC 5358
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
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シベリウス:
交響曲第2番ニ長調 Op.43
交響曲第5番変ホ長調 Op.82 |
ミネソタ管弦楽団
オスモ・ヴァンスカ(指) |
音色・表現が一段と多彩となったヴァンスカのシベリウス再録音シリーズ第1弾
録音:2011 年6 月ミネアポリス、オーケストラ・ホール/[BIS]
BIS SA 1986、78’04、輸入盤・日本語解説付
かつてラハティ交響楽団と記念碑的なシベリウスの交響曲全集を完成させたヴァンスカが、再録をスタートさせました。今回は手兵ミネソタ管弦楽団を率いての挑戦となります。同オーケストラとはベートーヴェンやシベリウスの名演を繰り広げており、さらに旧録音から約20
年を経て、ヴァンスカの円熟ぶりとさらなる深さを堪能できます。
録音も素晴らしく弦楽器と金管楽器のバランスが良く、それを見事に捉えた優秀録音です。 |
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KKC 5359
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
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シベリウス:
交響曲第1番ホ短調 Op.39
交響曲第4番イ短調 Op.63 |
ミネソタ管弦楽団
オスモ・ヴァンスカ(指) |
ゴージャスな響きと痛快なスピード感、ヴァンスカの新シベリウス交響曲第2弾
録音:2012 年5 月、6 月ミネアポリス、オーケストラ・ホール/[BIS]
BIS SA 1996、74’10、輸入盤・日本語解説付
第1 集(第2 番&第5 番 KKC5358)に続くヴァンスカの新シベリウス交響曲シリーズ第2
弾は、第1 番&第4 番。約20 年を経ての再録音ですが、SACD
の高音質もあいまってヴァンスカの円熟ぶりに驚かされます。ミネソタ管の技術の高さとゴージャスな響きで、ラハティ響との旧録音とは別の作品のように聴こえます。ことに第1
番のスピード感と迫力はカッコ良く痛快の極み。そして第4
番は、濃厚な民族色が表現された作品で、ヴァンスカは旧盤のクールな演奏と様変わりした深い感情移入を見せています。21
世紀のシベリウス交響曲像の出現と言えるでしょう。 |
<映像>
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