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第74号
メジャー・レーベル新譜(1)
2013.12.17〜2014.2.14


DG



4810710
\2200→\1990
ユンディ・リ/ハーディング&ベルリン・フィル「皇帝」
 ①ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 《皇帝》
 ②シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17
ユンディ・リ(ピアノ)
ベルリン・フィル(①)
ダニエル・ハーディング指揮(①)
 クラシック界の若き騎士二人とベルリンフィルが火花を散らす!
 クラシック・ピアノ界の若き皇帝、ユンディ・リが闘将ハーディングを従え、堂々たる風格で聴かせるピアノ協奏曲の最高峰!
ユンディ× ベルリン・フィル=最強の新定番がここに誕生。

 2012年発売の前作、ベートーヴェン3大ソナタに続き、ピアノ界の若き皇帝が挑むのはベートーヴェンのピアノ音楽の頂点、ピアノ協奏曲《皇帝》。ベートーヴェンに集中的に取り組む充実の時期を迎えたユンディ・リ。カップリングにはベートーヴェン記念像建立に寄付のためにシューマンが作曲した初期の代表作、幻想曲を収録しています。
 ショパン・コンクール優勝から13年。繊細さと詩情のピアニストから、大きく脱皮し、強靭さとスケール感を身につけ、精悍さを増したユンディ。
 共演は新日本フィルのMusic Partner of NJPを務めるダニエル・ハーディング。その就任コンサート当日3.11に震災を経験し、その模様を収録したドキュメンタリー番組でも高い支持を得ました。


<店主妄言>
 EMIに行ったり、DGに戻ったり、日本公演は中国の圧力で中止になったり、何かと落ち着かないユンディ・リ。せっかくDGに戻ってきてももうひとつDG側の本気モードが感じられずじりじりしていたが、今回はハーディングとベルリン・フィルを付けての完全応援体制。逆にユンディ・リにとっては相当なプレッシャーだったと思うが、それをはねのける快演を聴かせてほしい。


 録音:2014年1月 ベルリン
 


4792243
(2CD)
\4400→\3990
ドゥダメル&ロサンジェルス・フィル/
 ジョン・アダムズ:
  ザ・ゴスペル・アコーディング・トゥ・ジ・アザー・マリー
   ◆世界初録音◆
ケリー・オコーナー(マグダラのマリア)
タマラ・マンフォード(マルタ)
ラッセル・トーマス(ラザロ) ダニエル・ブーベック/ブライアン・カミングス/ナタン・メドレー(カウンターテナー)
グスターボ・ドゥダメル指揮
ロサンジェルス・フィルハーモニー管&合唱団
ドゥダメル、ロス・フィル音楽監督就任5周年記念は賛否両論を生んだ21世紀の最高傑作のひとつ!  
 「中国のニクソン」や「ドクター・アトミック」を生んだピーター・セラーズとジョン・アダムズのコンビによる新作”The Gospel According To The Other Mary"はバッハ:オラトリオから着想を得たといわれる傑作。社会から取り残されたマグダラのマリアとマルタに焦点を当て、賛否両論の論争を呼んだ話題作です。
 ロサンジェルス・フィルの音楽監督に就任して5周年を迎えるドゥダメルが、同オーケストラの本拠、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール10周年という記念年に初演時のオリジナル・キャストで世界初録音しました。
 クラシック界に斬新な風を送り込むドゥダメル、今年はウィーン・フィルと来日公演を行います。ご期待ください!
録音:2013年3月5-10日 ロサンジェルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール
 


481 0652
\2200→\1990
ミロシュ・カラダグリッチ(ギター)
 ネゼ=セガン&ロンドン・フィル

   アランフエス協奏曲、他

 ロドリーゴ:アランフエス協奏曲
 ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
 ファリャ:三角帽子〜粉屋の踊り
 ロドリーゴ:祈りと踊り
 ロドリーゴ:ある貴神のための幻想曲
ミロシュ・カラダグリッチ(ギター)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
 精悍な容姿と比類ないテクニック!
 圧倒的な演奏で聴き手を土埃舞う郷愁の古都に誘う!

録音:2013年9月 アビーロード・スタジオ
 ミロシュは、13を越えるあらゆる種類のコンクールに優勝して、既に、最も有望な若手音楽家の一人と目されています。
 1983年、モンテネグロに生まれ、幼くして主要なコンサートに出演し、11歳のときモンテネグロ音楽コンクールで優勝(金の竪琴賞を獲得)したのち、瞬く間に世界を舞台に活躍を始めました。
 ドイツ・グラモフォンと契約を結んで3作目となるこのアルバムでは、ギター作品の最高峰「アランフエス」に真っ向から取り組み、カップリングもスペインのギター主要作品を収録しています。
 脇を固めるのは、現代の指揮界を牽引するヤニック・ネゼ=セガン。
 アランフエス協奏曲の新たなる決定盤が誕生! ミロシュは今年来日公演も予定されており、要注目なアーティストです。
 


479 1033
\2200→\1990
アルゲリッチ&アバド/
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第25番

  ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
  ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
モーツァルト管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
 2013年ルツェルン音楽祭で絶賛を浴びたライヴ!
録音:2013年3月 ルツェルン、KKLホール〈ライヴ〉
 DGにとってアルゲリッチ初となるモーツァルトピアノ協奏曲録音。今年のルツェルン音楽祭で絶賛を博したアバド指揮によるライヴ録音です。
 最も人気のあるピアニストの一人、アルゲリッチと現代最高の巨匠アバドの黄金の顔合わせによるモーツァルト! 
 単調の名作20番の協奏曲と、華麗で雄大な25番のカップリング。楽壇を代表する大物二人の共演盤は約10年振りとなります!
 アバド&モーツァルト管弦楽団のモーツァルト:ピアノ協奏曲録音、前作はピリスをソリストに迎え(479 75)、20番と27番のカップリングで2012年9月にリリースされ、いまだベストセラー記録を更新中です。
 

479 2437
(2CD)
\3000→\2690
ヤニック・ネゼ=セガン/
 シューマン:交響曲全集

  交響曲第1番変ロ長調作品38《春》
  交響曲第4番ニ短調作品120
  交響曲第2番ハ長調作品61
  交響曲第3番変ホ長調作品97《ライン》
ヨーロッパ室内管弦楽団
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
 今最も旬な指揮者、セガンがみずみずしい生命感を吹き込んだ!

録音:2012年11月 パリ

 オペラとオーケストラの双方で才能を開花させ、現代的で柔軟な演奏で頭角を現しているネゼ=セガンによるシューマン交響曲全集です。
 ネゼ=セガンは2014年6月、フィラデルフィア管弦楽団を率いての来日公演が予定されています。

ヤニック・ネゼ=セガン:
 1975年カナダ生まれ。10歳で指揮者を目指し、14歳でモントリオール・ポリフォニー合唱団のリハーサル指揮者、19歳で同団体の監督に就任。現在は、ロンドン・フィルの首席客演指揮者、ロッテルダム・フィルの首席指揮者、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務め、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、メトロポリタン歌劇場などにも客演しています。
 ヨーロッパ室内管弦楽団はECユース管弦楽団出身者を中心としてアバドにより設立されました。音楽監督は置かず、アバド、アーノンクールら一流の指揮者を迎え、世界各地で数々の名演を繰り広げています。



すっかり大スターになってしまったネゼ=セガンだが、今から7年前のほとんど無名時代のATMAの録音は今聴いてもすごい。
ということで当時の記事をどうぞ。



誰だ!?ヤニク・ネゼ=セガン
ブルックナー:交響曲第7番 & マーラー:交響曲第4番


 数年前マーラーの4番をみずみずしい演奏で聴かせてくれていたヤニク・ネゼ=セガン。1975年、モントリオール生まれの若手指揮者である。
 すでに世界各国の有名オケを振ってきたが、その俊敏な指揮ぶりは高く評価されていて、2008年からはついにゲルギエフの後を継いでロッテルダム・フィルの音楽監督になることも決まった。いよいよヨーロッパ進出である。最近はマイナー・レーベルから若い異才や天才がぞくぞく登場してきているが、彼も間違いなくその一人。先ほども言ったが、マーラーではその流麗で洗練された音楽作りに驚かされた。とくに第3楽章のヴァイオリンの美しい響かせ方は特筆もの。そしてオケ歌曲伴奏で名を知られた人らしく、第4楽章での歌唱を前面に押し出しながらも個性豊かに全体を引き締める手腕もなかなかのもの。
 派手派手系ではないが、奥底に流れる熱くひそかな「芸術魂」を感じることができる。

 さてその注目のネゼ=セガンの新作。ブルックナー。しかし、これがなんのてらいもない、まったくさっきのマーラーの4番の続きのような演奏。美しく華麗で、少しももったいぶったところがない。天然の育ちのよい上品さを感じさせてくれる。ブルックナーはテンポはゆったりしているが、野暮ったさは皆無。40歳でこの美しいブルックナーというのはかなり脅威。
 うーん。堂々たる大家の風格と、若手らしい清新な感性を共に持ち合わせた、これぞ逸材。


SACD2 2512
(SACD Hybrid)
\2400→¥1990
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版) ヤニク・ネゼ=セガン(指)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管
グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団は1981年に設立された若いオケだが、信頼を築き上げている芸術監督のヤニク・ネゼ=セガンとたっぷりとした響きの中で悠々と演奏している。ヤニク・ネゼ=セガンのブル7は、グラン・モントリオール・メトロポリタン管との2006-07シーズン・コンサートで堂に入った名人芸的な解釈と大絶賛されている!グラン・モントリオール・メトロポリタン管の歴史的なコンサートとして人々の耳に記憶された。2008年からロッテルダム・フィルの音楽監督に就任が決まり彼の動きに目が離せない。録音:2006年9月
Mahler: Symphony No. 4 in G major
ACD2 2306
¥2200→¥1790
マーラー:交響曲第4番 ヤニク・ネゼ=セガン指揮
モントリオール・メトロポリタン管
カリーナ・ゴヴァン(S)
録音:2003年10月 ネゼ=セガンは1975年生まれという若手。彼は神童としてモントリオールでは知られていた人で、2000年3月からモントリオール・メトロポリタン管弦楽団の音楽監督を務めています。荒っぽさのない丁寧な音楽づくりで逸材が伝わってくる。一方モントリオール・メトロポリタン管弦楽団(正式名称はL'Orchestre M師ropolitain du Grand Montr斬l)も1981年設立の若い団体。カリーナ・ゴヴァンはバロックから古典派のレパートリーで活躍するソプラノ。透明感のある美声の持ち主。



 


479 2483
\2200→\1990
※DVD同時発売
毎年恒例のドレスデン・シュターツカペレのジルヴェスター・コンサート
 フレミング、ティーレマン&ドレスデン〜トゥナイト(CD)

◆収録予定曲◆(下記は現状の演奏予定曲で、変更の可能性もあります)
 パウル・リンケ:「グリグリ」序曲/
 ハンス・メイ:「歌がひとつ、世界を巡る」/
 ロベルト・シュトルツ:「君こそは我が心と魂の君」/
 エドゥアルト・キュンネッケ:「どこかのいとこ〜間奏曲」「私はただの貧しい旅職人」/
 ロベルト・シュトルツ:「二人のハートはワルツを刻み」/
 レオ・ロイクス:「星々は瞬く」/
 パウル・アブラハム:「ハワイの花」/
 パウル・リンケ:「ベルリンの風」/
 ジョージ・ガーシュウィン:「ストライク・アップ・ザ・バンド」序曲,「ローレライ」/
 レナード・バーンスタイン:「マリア」/
 フレデリック・ロウ:「夜通し踊っていたかった」/
 ジョージ・ガーシュウィン:「ダンシング・イン・ザ・ストリート」/
 クルト・ヴァイル:「愚かな心」/
 レナード・バーンスタイン:「トゥナイト」/
 リヒャルト・タウバー:「あなたは私の世界」/
 ジョージ・ガーシュウィン:「魅惑のリズム」/
 アーヴィング・バーリン:「君ができることなら、僕だってもっとうまくできるさ」/
 ヨハン・シュトラウス2世:「ザクセン甲騎兵行進曲 Op.113」(以上予定)
ルネ・フレミング(Sp),
クラウス・フロリアン・フォークト(T),
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ

【録音】2013年12月31日 ゼンパーオーパー(ライヴ)
ニューイヤーを祝うのはウィーンのみならず、ここドレスデンでも同様。ベルリンのジルヴェスター・コンサートとならびドイツの人々が毎年の恒例行事として心待ちにする大晦日のコンサートは、ドイツの公共放送ZDFでライヴ放映され、様々な国々へも配信されています。指揮台に立つのは、昨年同様シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者、クリスティアン・ティーレマン。そして、ルネ・フレミングとクラウス・フロリアン・フォークトの人気歌手が登場。今年は特に独特なプログラムで構成されています。経済の混迷や、政治的な対立に苦しみ、誰もが明日への希望を持てなかった.20世紀の戦間期。そういう時代に生まれたオペレッタや歌曲の名作が、聴き手をベルリンからアメリカへ向かう音楽の旅へ導きます。新しい年明けを彩るにふさわしいコンサートの模様を、CDとDVDの2形態でお楽しみ下さい。

ARCHIV


ARCHIV PRODUKTION



479 2593
(4CD)
\3000→\2790
グレゴリオ聖歌集〜復活祭日ミサ他
 Zweite Weihnachtsvesper / Weihnachtskomplet /
 Antiphonae finalis / Erste Weihnachtsmesse /
 Missa in Dominica Resurrectionis / Missa in Festo Assumptionis /
 Missa brevis cum Asperges me / Exsequiarum Ordo /
 Solemnis Palmarum Processio in Honorem Christi Regis
マウルス・プファフ神父(指揮)
ベネディクト派ボロイン聖マルティン修道院合唱団
 伝統を守った歴史的にも重要な音楽の世界遺産
 【録音】1953〜1960年, エルツァブテイ聖マルティン修道院
 グレゴリオ聖歌は、現在残されているヨーロッパ音楽の中で再現することが可能な最古の音楽だといわれます。ローマ・カトリック教会の典礼のための音楽であり、中世から現在まで歌い継がれています。アルヒーフ・レーベルは、「グレゴリオ聖歌・その伝統の地をたずねて」と題された西独仏伊の6カ所の修道院によるグレゴリオ聖歌を初期に録音しており、歴史的にも非常に高い価値をもったものです。その中から、ボロイン聖マルティン修道院に数百年も伝えられる歌い方による聖歌をあつめた歴史的にも重要な4枚組です。
 


479 2598
(4CD)
\3000→\2790
リュートのための音楽集〜ヴァルター・ゲルヴィッヒの芸術
【CD1】
 ルイス・デ・ミラン(1500-1562):
  Fantasia 1/ Romance 1 ""Durandarte"" /
  Pavana No.1,4,5,6 /oneto en ytaliano ""
  Amor che nel mio pensier"" / Romance 2 ""Sospirastes baldovinos""/
  Fantasia 9,
 ディエゴ・オルティス(1510-1570):
  3 Recercadas sobre canto llano /
  Recercada quarta por Violon solo /
  Una Cancion francesa ""Doulce memoire""
  con 2 Recercadas sobre la mesmo cancion /
  3 Recercadas sobre tenores Italianos. /
 ヤコブ・アルカデルト(1500-1568):
  Un Madrigal a 4 ""O felici occhi miei""
   con 2 Recercadas sobre el mesmo madrigal /
【CD2】
 ハンス・.イノジードラー(1508-1563):
  Preambe / Zart schone fraw gedenck und schwa /
  Der Bethler Tantz / Elslein, liebstes Elslein mein /
  Nach willen dein / Der Kunigin Tantz / Wol kumpt der May /
  Wascha mesa, /
 サンティーノ・ガルシ・ダ・パルマ(1542-1604):
  Aria del Gran Duca / Corenta / Balletto / La Cesarina /
  Gagliarda Manfredina / Ballo del Serenissimo Duca di Parma /
  La Mutia / Le ne mente per la gola. /
 エザイアス・ロイスナー(1636-1679):組曲, /
 フェルディナント・イグナーツ・ヒンターライトナー(1659-1710):パルティータ, /
 ヨハン・ヤコブ・ホッファー(1673-1737):リュート組曲イ長調, /
 シャルル・ムートン(1626-1710):異なった雰囲気をもつ小品集, /
【CD3】
 J.S.バッハ:リュート組曲BWV.995,/
 ボワモルティエ:ダフニスとクロエ,/
 ハイドン:カッサシオン ハ長調,
 ヨハン・ゴットリープ・ノイマン:グラスハーモニカとリュートのための二重奏, /
【CD4】
 オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1377-1445):The Locheimer Song Book, 他
ヴァルター・ゲルヴィッヒ(リュート),
ヨハネス・コッホ(Gamb),
ブルノ・ホフマン(グラスハーモニカ), 他
 リュートの先駆者、W・ゲルヴィッヒの歴史的演奏
 【録音】1949〜1956年(モノラル)
 ヴァルター・ゲルヴィッヒ(Walter Gerwig/1899-1966)は、ドイツのリュート奏者。とりわけ第二次大戦後に興隆した古楽復興の、先駆的な役割を果たした人物で、ヴィオラ・ダ・ガンバのアウグスト・ヴェンツィンガーなどとともに、ピリオド楽器の普及草創期を形成しました。
 ゲルヴィッヒの演奏はごく柔らかい響きで一貫されており、素朴な味わいが特長といえましょう。初期アルヒーフ・レーベルが録音したゲルヴィッヒによるリュートの歴史的名演のCD化です。
 


479 2603
(4CD)
\3000→\2790
《ヴィオールのための音楽集》
【CD1】
 オルランド・ギボンズ:ファンタジア集より,
 パーセル:ファンタジア集より
  〜アウグスト・ヴェンツィンガー(Gamb&指揮)
   バーゼル・スコラ・カントゥールム・ヴィオール・アンサンブル
【CD2】
 マレ:組曲第4番ニ長調, 2台のヴィオールのための小品より/
 F・クープラン:組曲第1番, クラヴサン曲集より/
 L・クープラン:ヴィオールのための2つのファンタジア
  〜アウグスト・ヴェンツィンガー(Gamb)/
    ハネローレ・ミュラー(Gamb), フリッツ・ノンマイヤー(Cemb)
【CD3】
 オーギュスト・キューネル:ソナタ第7番/
 J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1〜3番BWV.1027〜1029〜
  アウグスト・ヴェンツィンガー(Gamb), フリッツ・ノンマイヤー(Cemb)
【CD4】
 ボッケリーニ:チェロ協奏曲ニ長調Op.34/ギター五重奏曲Op.50-3/
 ナウマン:アンダテとグラツィオーゾ ハ長調/
 モーツァルト:グラスハーモニカ五重奏曲 アダージョとロンドK.617〜
  アウグスト・ヴェンツィンガー(Vc),
  ヘルムート・ヴィンシャーマン(Ob),
  ブルノ・ホフマン(グラスハーモニカ), 他
アウグスト・ヴェンツィンガー(Gamb, Vc)
 古楽演奏の先駆者ヴェンツィンガーによるヴィオールの魅力
 アウグスト・ヴェンツィンガー(1905?1996)は 30年代に歴史的演奏法の研究を先駆けて行った古楽界の草分けで、1934年に創立されたバーゼル・スコラ・カントールムの設立者の一人です。最初バーゼル音楽院にて音楽学、チェロを学びました。20才の時にヴィオールの奏法や研究を独自に開始。25才の時に友人や同僚たちと様々な古楽器を研究し、カベル・カンマームジークを設立するも政治的圧力にて断念。バーゼル・スコラ・カントゥールムは新設されたヴィオール部門から、サヴァールをはじめ数多くのヴィオール奏者を輩出しました。
 ここに収録されているのは、ヴェンツィンガーの初期の録音で、当時としては珍しかったヴィオールの作品を主体に、【CD4】では、ボッケリーニやモーツァルトなどの作品をチェロで演奏したものを収めています。彼独自の古楽器研究に基づいて演奏された貴重な記録です。
 【録音】1949年〜1956年

DECCA



4786442
\2200→\1990
カヴァコス&ユジャ・ワン/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調
 F.A.E.ソナタ〜スケルツォ
 子守歌
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
ユジャ・ワン(ピアノ)
 究極のテクニックがぶつかり合い、融け合う!
 アテネ生まれ、幅広いレパートリーで世界に名だたるオーケストラとの共演をする一方、室内楽奏者としても、ヴェルビエ、モントルー、エディンバラ、ザルツブルクなどで蠱惑のアンサンブルを聴かせてきたカヴァコスがドイツ・グラモフォンの尖鋭ユジャ・ワンとブラームスのソナタ集を新録音。カヴァコスにとってDECCA録音3枚目となるアルバムです。
 ここ最近カヴァコスはブラームスの作品に集中して取り組んでおり、昨年はシャイー&ゲヴァントハウスとの共演で協奏曲をリリース、今回のソナタ録音の前後にはヨーロッパ各地でブラームスの協奏曲公演とソナタでのリサイタルを数多く行っています。ジャケットの二人の表情が語るように、息の合ったしなやかな掛け合いが聴き手を魅了してやみません。
 録音:2013年12月27-30日 ハンブルク、フリードリヒ・エバート・ハレ
 


478 6422
\2200→\1990
ハーディング&SKO/
 R.シュトラウス:アルプス交響曲
ダニエル・ハーディング指揮
サイトウ・キネン・オーケストラ
フィリップ・トーンドゥル(オーボエ)、
ラデク・バボラク(ホルン)、
ガボール・タルコヴィ(トランペット)
 日本のアルプス、松本で録音されたアルペン、輸入盤でも登場!
録音:2012年8月23−25日 松本 キッセイ文化ホール
 小澤征爾が指揮台に登場しない初のフェスティバルとなった2012年のサイトウキネン音楽祭。この年、ハーディングがサイトウキネン・オーケストラを指揮して、小澤征爾不在のフェスティバルを大きく盛り上げました。ハーディングは17歳の夏(1993年)、タ ングルウッド音楽祭で小澤総監督に師事し、その後 新日本フィルハーモニー交響楽団のMusic Partner of NJPを務めるなど、小澤征爾と縁が深く、日本でも絶大な人気を誇る指揮者です。
 このライヴ録音では、初共演とは思えないオーケストラとの良好な関係から生み出された、密度の濃い演奏を聴くことができます。世界の一流奏者たちによる妙技の数々も、この演奏をいっそう魅力あふれるものにしています。日本アルプスを頂く松本で響きわたった絢爛なサウンドをお楽しみください。
 

478 6300
\2200
「スノーマン」の作曲家ブレイクによる愛すぺきピアノ作品!
 アシュケナージ/ウォーキング・イン・ジ・エア
   ハワード・ブレイク

 ①ウォーキング・イン・ジ・エア 作品310(映画『スノーマン』)
 ②ミュージック・ボックス 作品274(映画『チェンジリング』)
 ③ララのテーマ 作品247(映画『決闘者』) 
 ④ヴォーヴァへのプレリュード 作品640
 ⑤スピーチ・アフター・ロング・サイレンス 作品610
 ⑥12の小品 作品177からの8曲
 ⑦2台のピアノのためのダンス 作品217a
 ⑧2台のピアノためのソナタ 作品130
 ⑨幻想曲 作品1
 ⑩4つのやさしい小品 作品608
 ⑪ロマンツァ 作品5f
 ⑫ハイク・フォー・ユー・チー 作品650
 ⑬パーティング 作品650a
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ⑦⑧)
録音:2013年3月15-16日(⑦⑧)、6月10-11日(①-⑥、⑨-⑬) サフォーク、ポットンホール
 『スノーマン』の挿入曲で知られるハワード・ブレイクの愛すべきピアノ作品集!
 《空を歩いて》という邦題でも知られる映画『スノーマン』の挿入曲《ウォーキング・イン・ジ・エア》。これを作詞作曲したハワード・ブレイクは、アシュケナージと親交が厚く、映画やテレビのための作品のほか、純粋なクラシック作品も多数書いています。作品番号はすでに650を超え、様々な編成の曲を書いており、彼のピアノ協奏曲は故ダイアナ妃の30歳の誕生日祝いとして書かれました。
 このアルバムは、75歳になったハワード・ブレイクへのプレゼントとしてアシュケナージが企画したもので、《ウォーキング・イン・ジ・エア》のピアノ・ソロ版やアシュケナージの名前のアルファベットからメロディが作られた《ヴォーヴァへのプレリュード》、さらには2台ピアノのための作品なども収録されており、ブレイクの美しいメロディを堪能できます。2台ピアノ作品では、ヴォフカ・アシュケナージがゲスト参加しています。
■アシュケナージ親子のピアノ・デュオ・ツアー、2014年3月に10公演予定!(招聘:AMATI)
 3/4高崎、3/5札幌、3/6東京、3/8宇都宮、3/9名古屋、3/10東京、3/12秋田、3/13仙台、3/14松本、3/15大阪
 


478 6418
\2200→\1990
マックス・エマニュエル・ツェンチッチ(C-T),
 ROKOKO〜ハッセ:オペラ・アリア集

 「三人の娘たちの賛歌」〜Notte amica,
 「アルミニオ」〜Cadro ma qual si mira,
 「ペルシャの王シロ」〜La sorte mia tiranna,
 「ティトの慈悲」〜Opprimete i contumacy,
 「オリンピアーデ」〜Siam navi all'onde,
 「イペルメストゥラ(ヒュペルメストゥラ)」〜Ma rendi pur content,
 「クレリアの勝利」〜De' folgori di giove,
 「ジェネローザのスパルターナ」〜Se un tenero affetto,
 「クレリアの勝利」〜Dei di Roma,
 「ティグラーネ」〜Solca il mar,
 「ティトの慈悲」〜Vo disperato a morte,
 「マンドリン協奏曲ト長調」*
マックス・エマニュエル・ツェンチッチ(C-T),
ジョルジュ・ペトルー(指揮),
テオドール・キトソス(マンドリン)*,
アルモニア・アテネア(ピリオド楽器オーケストラ)
聴衆を圧倒するツェンチッチの超絶技巧
録音:2013年7月, アテネ、ディミトリ・ミトロプーロス・ホール
ウィーン少年合唱団のスーパー・スターとしてお馴染みだったツェンチッチ。現在は美声とテクニックともに素晴らしいカウンター・テナー歌手として、エスプリのきいたプログラムで人気を博しています。Deccaへはユリア・レズネワとの共演によるヘンデル:歌劇「アレッサンドロ」録音が記憶に新しいところです。今回は超絶技巧を要するヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)のオペラ・アリア集。息をのむような超絶技巧はもちろんのこと、叙情豊かな表現と上品な優しい伸びやかな歌声も見事です。
 


478 6419
(6CD)
\3000→\2690
キリ・テナワ・カナワの芸術

【CD1】
 カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より第1,2,3集〜
  ジェフリー・テイト(指揮) イギリス室内[録音:1982年]/
【CD2】
 モーツァルト:
  「フィガロの結婚」より〜
   ゲオルク・ショルティ(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1981年],
  「ツァイーデ」「偽の女庭師」「ティトの慈悲」「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」
  「羊飼いの王様」「ルチオ・シッラ」「イドメネオ」より〜
   コリン・デイヴィス(指揮) ロンドン交響楽団[録音:1982年],
  「劇場支配人」より〜
   ジョン・プリッチャード(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1989年],
  「わが美しき恋人よ、さようなら, とどまって下さい、いとしい人よK.528」
  「わが感謝を受けたまえ、やさしい保護者よK.383」〜
    ジェルジュ・フィッシャー(指揮) ウィーン室内管弦楽団[録音:1980年]/
【CD3】
 グノー:悔悟, モーツァルト:.「証聖者の荘厳な晩課K.339」よりラウダテ・ドミヌム,
 J.Sバッハ:.御身は我がかたわらにK.508, 主よ、人の望みの喜びよ,
 グノー:「聖チェチリア祝日のためのミサ・ソレムニス」よりサンクトゥス,
 メンデルスゾーン:歌の翼に,
 フランク:天使の糧,
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618,
 シューベルト:アヴェ・マリア,
 パーセル:トランペット・テューン,
 ヘンデル:「サムソン」より輝ける大天使たちを, その天界の合奏を〜
  バリー・ローズ(指揮) イギリス室内管弦楽団[録音:1984年]/
【CD4】
 パーセル(ブリテン編):聖処女マリアの諭し,
 リスト:
  ローレライ, どうやって、と男たちはたずねた, 夢にきませ, 平和はみつからず、
 さりとて戦う気にもならず,
 ラヴェル:5つのギリシャ民謡,
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ,
 グラナドス:マハと夜うぐいす,
 オブラドルス:
  スペイン古典歌曲集より 恋人に, 心よ、お前はなぜ, 母さま、
  わたしは恋を抱いて, いちばん細くきれいな髪で, 花嫁はおちびさん〜
   ロジャー・ヴィニョールズ(P) [録音:1989年]/
【CD5】
 R・シュトラウス:
  4つの最後の歌, あおい, 父が言いました, 母親の自慢話,
  マドリガル, セレナーデ, ひどい天気, 万霊節, 夜,
  ツェツィーリエ, わが胸の思いのすべては, 出会い, 明日には, 献呈〜
   ゲオルク・ショルティ(指揮&P) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1990年]/
【CD6】
 ヴェルディ:「椿姫」「シモン・ボッカネグラ」「オテロ」,
 プッチーニ:「マノン・レスコー」「トスカ」,
 グノー:「ファウスト」, J・シュトラウス:「こうもり」,
 ビゼー:「カルメン」,
 R・シュトラウス:「アラベラ」より全曲盤からの名アリア集[録音:1984〜1991年]
キリ・テ・カナワ(Sp)
美しきクリーミー・ヴォイス
 名歌手キリ・テ・カナワの70歳記念BOX.。
 「クリーミー・ヴォイス」と呼ばれる彼女の声の魅力が満載のセットです。繊細この上ない色彩美で蠱惑的な空間を作り上げている、と絶賛された「オーヴェルニュの歌」から、ショルティがピアノ伴奏したR・シュトラウスの歌曲集。オペラ全曲盤からの名アリアまで、彼女の素晴らしき歌唱が堪能できるベスト盤です。録音:1980〜1991年
 


478 6420
(12CD)
\7000→\5990
ロンドン交響楽団との名盤の数々
 イシュトヴァン・ケルテス〜ザ・ロンドン・イヤーズ

【CD1】
 バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」Op.11(全曲)〜
  ヴァルター・ベリー(Br) クリスタ・ルートヴィヒ(Ms) [録音:1965年]/
【CD2】
 ブラームス:セレナード第1&2番[録音:1967年]/
【CD3】
 ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」[録音:1965年]/
【CD4】
 ドヴォルザーク:交響曲第7&8番, 序曲「謝肉祭」[録音:1963〜1965年]/
【CD5〜6】
 ドヴォルザーク:
  レクィエム ロ短調 Op.89,〜
   ピラール・ローレンガー(Sp), エルジェーベト・コムロッシー(A),
   ロベルト・イロシュファルヴィ(T), トム・クラウセ(Br),
   アンブロジアン・シンガーズ[録音:1968年],
  管楽セレナード ニ短調 Op.44, 序曲「オセロ」Op.93[録音:1968 & 1966年]/
【CD7〜8】
 コダーイ:
  歌劇「ハーリ=ヤーノシュ」Op.15(全曲)〜
   エルゼベト・コムローシ(A), ラヨシュ・コズマ(T),
   オルガ・セーニ(Ms), ラーズロ・パローツ(Br),
   ピーター・ユスティノフ(語り:英語), ジョン・リーチ(ツィンバロン),
   エジンバラ祝祭合唱団, ワンズワース・スクール少年合唱団[録音:1968年],
  無伴奏合唱のための「孔雀」〜ロンドン交響合唱団,
  ハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲[録音:1969年],
  ハンガリー詩篇Op.13〜
   ラヨシュ・コズマ(T), エジンバラ祝祭合唱団,
   ワンズワース・スクール少年合唱団[録音:1970年] /
【CD9】
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第9番K.271〜
   ウラディーミル・アシュケナージ(P)[録音:1966年],
  ピアノ協奏曲第24番K.491〜クリフォード・カーゾン(P) [録音:1967年],
  フリーメイソンのための葬送音楽K.477[録音:1968年]/
【CD10】
 レスピーギ:ローマの松, ローマの噴水, 鳥[録音:1968年]/
【CD11】
 R・シュトラウス:ホルン協奏曲第1&2番,
 フランツ・シュトラウス:ホルン協奏曲Op.8〜
  バリー・タックウェル(Hr) [録音:1966年],
 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲,
 ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー〜
  ジュリアス・カッチェン(P) [録音:1968年]/
【CD12】
 バルトーク:ピアノ協奏曲第3番Sz.119,
 ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調,
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番Op.26〜
  ジュリアス・カッチェン(P) [録音:1965 & 1968年]
録音:1963〜1970年(ステレオ:セッション)
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
ロンドン交響楽団
 ロンドン響の首席に就任したケルテス30代半ばから41才の、気概が充溢した名演。
 バルトークやコダーイブラームスのセレナードやレスピーギ、ブックナーまで、幅広いレパートリーが収められています。
 ロンドン交響楽団首席だったバリー・タックウェルを起用したR・シュトラウスと父フランツのホルン協奏曲、カッチェンを引き立てた協奏曲など、ロンドン交響楽団との名盤の数々が収録された充実のボックスです。
 

《Decca 3Classics Albums》
3枚のアルバムをセット化した、今だけの限定盤!



478 6705
(3CD)
\2700→\2490
クラウディオ・アラウ〜Three Classic Albums
【CD1】
 ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120,
【CD2】
 ショパン:ワルツ集 第1〜14番
【CD3】
 リスト:
  ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124,
  ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125,
  3つの演奏会用練習曲 S.144
クラウディオ・アラウ(P),
コリン・デイヴィス(指揮)
ロンドン交響楽団(CD3)
アラウの至高のひとときが味わえるセット
【録音】1985年(CD1), 1979年(CD2), 1979年(CD3:協奏曲),
1974&1976年(CD3:練習曲)"
 巨匠アラウが、1985年に録音したまさに崇高な「ディアベッリ変奏曲」。曖昧さのない明晰なタッチで、堂々としたショパンのワルツ。遅めのテンポで、堂々としたスケールの大きなリストの協奏曲。アラウの至高のひとときが味わえる、3枚のアルバムをひとつにまとめた、お買い得な3枚組です。
  


478 6709
(3CD)
\2700→\2490
アルフレート・ブレンデル〜Three Classic Albums
【CD1】
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
  ピアノ・ソナタ第23番へ短調Op.57「熱情」
【CD2】
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
 ウェーバー:コンツェルト・シュトゥック ヘ短調Op.79
【CD3】
 シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」
アルフレート・ブレンデル(P)/
サイモン・ラトル(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1)/
クラウディオ・アバド(指揮)
ロンドン交響楽団(CD2)/
クリーヴランド弦楽四重奏団員,
ジェイムズ・ヴァン・デマーク(Cb)(CD3)
ブレンデルらしい隅々まで考え抜かれた名演奏
【録音】1998,1994年(CD1), 1979年(CD2), 1977年(CD3)
 ラトル&ウィーン・フィルの見事なサポートを得、自由闊達なベートーヴェン像を作り上げたベートーヴェンの「皇帝」。透明感に溢れ、熱のあるシューマン。シューベルトの清々しいロマンティシズムを余すことなく表出した「ます」の名演。
 ブレンデルらしい隅々まで考え抜かれた名演奏3枚のアルバムをひとつにまとめた、お買い得な3枚組です。
 


478 6713
(3CD)
\2700→\2490
ヴィクトリア・ムローヴァ〜Three Classic Albums
【CD1】
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
【CD2】
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
【CD3】
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)/
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団 (CD1)/
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD2)/
エサ=ペッカ・サロネン&(指揮)
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(CD3)
強靭な音、精緻な技巧、知性に溢れたヴァイオリン協奏曲の名演
【録音】1985年(CD1), 1992年(CD2), 1997年(CD3)
 ムローヴァによる5つのヴァイオリン協奏曲。
 ムローヴァは1982年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝、このチャイコフスキーの録音は約3年後に小澤征爾&ボストン交響楽団との共演で行なわれました。
 ムローヴァは、シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールでも優勝しており、優勝豊麗で強靭な音、精緻な技巧で溌剌と謳いあげたシベリウス。「情熱と知性に溢れ、力強さと完璧な技巧だけでなく、心も魂もそなえている」と高い評価を得たムローヴァの名演奏3枚のアルバムをひとつにまとめた、お買い得な3枚組です。
 


478 6717
(3CD)
\2700→\2490
ジェシー・ノーマン〜Three Classic Albums
【CD1】
 R・シュトラウス:
  4つの最後の歌, ツェツィーリエOp.27-2,
  明日の朝 Op.27-4, 子守歌 Op.41-1,
  憩え、我が魂 Op.27-1,
  我が子に Op.37-3, 献呈 Op.10-1,
【CD2】
 ワーグナー:トリスタンとイゾルデ〜
  前奏曲と愛の死, ヴェーゼンドンクの歌,
【CD3】ベルリオーズ:夏の夜Op.7, ラヴェル:シェエラザーデ
ジェシー・ノーマン(Sp)
クルト・マズア(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(CD1)
コリン・デイヴィス(指揮)
ロンドン交響楽団(CD2&3)
ドラマティック、豊かな表現力、ジェシー・ノーマンの代表的名唱
【録音】1982年(CD1), 1975年(CD2), 1979年(CD3)
 「4つの最後の歌」の切々とした説得力のある名唱。甘美でスケールの大きいワーグナー。「夏の夜」の代表的な名盤など、ジェシー・ノーマンの名演3枚のアルバムをひとつにまとめた、お買い得な3枚組です。
 


478 6877
(3CD)
\2700→\2490
ボザール・トリオ〜Three Classic Albums
【CD1】
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番『幽霊』、第7番『大公』
【CD2】
 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲『ドゥムキー』
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番
【CD3】
 ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
 ショーソン:ピアノ三重奏曲 ト短調
ボザール・トリオ
ボザール・トリオによる心温まる至福のアンサンブル!
【録音】1979年&1981年(CD1), 1985年(CD2)、1983年(CD3)
 滋味あふれる至芸を披露するピアニスト、メナヘム・プレスラーを中心に結成されたボザール・トリオがフィリップス・レーベルに遺したピアノ・トリオの名作を3枚にカップリング。
 心温まるアンサンブルはいつの時代にも聴き手の心に鮮やかな感動を届けます。

DECCA(Blu-rayオーディオ)


478 5396
(Blu-rayオーディオ)
\3000
ヘンデル:メサイア(全曲) コリン・デイヴィス指揮
ロンドン交響楽団&同合唱団、
Heather Harper (Soprano)
Helen Watts (Alto)
John Wakefield (Tenor) 
John Shirley-Quirk (Bass)
 デイヴィスの端正な指揮が光る名盤!
 1966年ステレオ録音。
 英国の国民音楽的位置付けに即したバランスの良いモダン楽器演奏。
 アナログ録音の名盤が究極のリマスタリングを経て高音質のブルーレイ・オーディオで蘇える!
 C.デイヴィスが一躍名を高めた記念すべこの録音は、端正な若々しさが魅力です。

イタリアDECCA



PO 480 0063
(5CD)
\4500→\3990
リスト・ソロ・レコーディングス〜クラウディオ・アラウ(5CD)
 PHILIPS レコーディングス


CD1
・「ダンテを読んで」(録音:1982年4月デジタル)
・ショパンによる6つのポーランドの歌 S.480(録音:1982年4月デジタル)
 (おとめの願い/春/指環/バッカナール/私のいとしい人/家路)
・詩的で宗教的な調べ S.173〜「葬送」(録音:1982年4月デジタル)
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
CD2
・超絶技巧練習曲全12曲 S.139(録音:1974年3月、11月、1976年11月ステレオ)
CD3
ヴェルディのオペラの主題による演奏会用パラフレーズ(録音:1971年11月ステレオ)
・「リゴレット」〜リゴレット・パラフレーズ S.434
・「エルナーニ」〜演奏会用パラフレーズ S.432
・「トロヴァトーレ」〜ミゼレーレ S.433
・「第1回十字軍のロンバルディア人」〜めでたし、マリア S.431
・「アイーダ」〜神前の踊りと終幕の二重唱 S.436
・「ドン・カルロ」〜祝典の合唱と葬送行進曲 S.435
・「シモン・ボッカネグラ」〜シモン・ボッカネグラの回想 S.438
CD4
・ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178(録音:1985年6月デジタル)
・詩的で宗教的な調べ S.173より「孤独のなかの神の祝福」(録音:1970年3月ステレオ)
・3つの演奏会用練習曲 S.144(録音:1974年5月、1976年11月ステレオ)
 (悲しみ/軽やかさ/溜め息)
CD5
・「巡礼の年」第2年「イタリア」 S.161〜ペトラルカのソネット第104番(録音:1969年3月ステレオ)
・バラード第2番ロ短調 S.171(録音:1969年3月ステレオ)
・「巡礼の年」第2年「イタリア」 S.161〜ペトラルカのソネット第123番(録音:1969年3月ステレオ)
・「巡礼の年」第1年「スイス」 S.160〜「オーベルマンの谷」(録音:1969年3月ステレオ)
・忘れられたワルツ第1番 S.215(録音:1969年3月ステレオ)
・「巡礼の年」第3年 S.163〜「エステ荘の噴水」(録音:1969年3月ステレオ)
・2つの演奏会用練習曲 S.145(録音:1970年3月ステレオ)
 (森のざわめき/小人の踊り)

オーストラリアELOQUENCE



4807100
(4CD)
\3600→\3290
アンドール・フォルデス
 バルトーク:ピアノ作品集

【CD1】
 子供のために第1&2巻より,
 ミクロコスモス第4〜6巻より
【CD2】
 子供のために第3&4巻より, 2つのエレジー, ルーマニア民俗舞曲
 幻想曲第2番, スケッチ集, ハンガリー農民の歌による即興曲
【CD3】
 15のハンガリー農民歌, ピアノ・ソナタ, 民謡の旋律による3つのロンド
 ルーマニアのクリスマスの子供の歌, 組曲
【CD4】
 戸外にて, 9つのピアノ小品, 10の易しい小品
 3つのブルレスク, アレグロ・バルバロ
アンドール・フォルデス(フォルデシュ・アンドール)(P)
ハンガリー音楽のスペシャリスト、フォルデスのバルトーク
【録音】1954〜1955年, ハノーファー、ベートーヴェン・ザール[モノラル:セッション]
バルトークやコダーイなどハンガリー音楽のスペシャリストとしても高名なフォルデス。バルトークと親交があったというフォルデスは、民族的要素を含めて作曲者の意図を鋭く読みとった解釈が特徴的といえるでしょう。
 このアルバムはACCディスク大賞を受賞したモノラル時代の代表的録音で、モノラルながら良好な録音で未だに新鮮味を保っています。音楽的にも興味深い名演奏で、作品の真価を今日に伝える名盤といえましょう。
 


480 7099
\1200
アンドール・フォルデス
 コダーイ:ピアノ作品集

  ハーリ・ヤーノシュ組曲(抜粋)
  子供の舞曲(第1〜5, 7〜12番)
  マロシュセーク舞曲
  7つの小品Op.11(抜粋)
アンドール・フォルデス(フォルデシュ・アンドール)(P)
ハンガリー音楽のスペシャリスト、フォルデスのコダーイ
 【録音】1957年1月, ニューヨーク[ステレオ:セッション]
 バルトークやコダーイなどハンガリー音楽のスペシャリストとしても高名なフォルデス。非対称なユニゾンスケールや跳躍、独特な和音などを見事なテクニックを駆使して、しなやかに演奏しています。
 まさにコダーイ作品の演奏では、柔軟で叙情的なフレージングに動的要素を追加し、人間的な温かさが感じられます。フォルデスの代表的な名演といえる録音です。
 


480 7426
(2CD)
\1800→\1690
ガブリエリ四重奏団/
 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番-3番、他

 ① 弦楽四重奏曲第1番ニ長調Op.11
 ② 弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.22
 ③ 弦楽四重奏曲第3番変ホ短調Op.30
 ④ 弦楽六重奏曲ニ短調 「フィレンツェの思い出」(弦楽合奏版)
ガブリエリ弦楽四重奏団(①〜③)
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団(④)
精緻なアンサンブルと究極の美音
【録音】1976年、ロンドン、キングズウェイ・ホール(①〜③), 1968年4月、ロンドン、キングズウェイ・ホール(④) [ステレオ:セッション]
アカデミー室内管弦楽団のリーダーであったケネス・シリトーが1967年に結成した、イギリスのガブリエリ弦楽四重奏団。ロシア風解釈とは異なり、精緻な合奏技術と情熱的な演奏によって、近代的で新感覚なチャイコフスキーを披露しています。マリナー指揮の「フィレンツェの思い出」は、弦楽合奏の究極の美しさが発揮された隠れた名演です。
 


480 6624
(2CD)
\1800→\1690
ボレット/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲、他
 ① ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
   〜 シャルル・デュトワ(指揮) モントリオール交響楽団
 ② ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
   〜 イヴァン・フィッシャー(指揮) ロンドン交響楽団
 ③ ショパンの主題による変奏曲Op.22
 ④ 前奏曲Op.3-2, Op32-7, Op.32-12, Op.23-5, Op.23-10
 ⑤ メロディ ホ長調Op.3-3
 ⑥ クライスラー=ラフマニノフ編:愛の悲しみ, 愛の喜び
ホルヘ・ボレット(P)
シャルル・デュトワ指揮
モントリオール交響楽団(①)
イヴァン・フィッシャー指揮
ロンドン交響楽団(②)
ボレットの妥協なき至芸
 【録音】1987年5月(①), 1982年9月(②), 1986年1月(③), 1987年1月(④〜⑤)[デジタル:セッション]
 なんといってもラフマニノフの協奏曲は、ピアノの華麗な演奏技巧とオーケストラが奏でる情緒たっぷりのロマンティックな旋律が魅力的。
 ボレットは遅めのテンポでひとつひとつの音をじっくり鳴らし、ラフマニノフのスケールの大きさを最大限に表出していきます。まさにピアニスト、指揮者、オーケストラが一体となった妥協を許さない至芸です。
 


480 7216
(2CD)
\1800→\1690
ベーム/
 R・シュトラウス:歌劇『エレクトラ』(全曲)
インゲ・ボルク(Sp:エレクトラ),
ジーン・マデイラ(Ms: クリュテムネストラ),
マリアンネ・シュヒ(Sp: クリュソテミス),
フリッツ・ウール(T: エギスト),
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br:オレスト), 他
カール・ベーム(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ベームの、緊張感と推進力による激演、
【録音】1960年10月, ドレスデン、聖ルカ教会[ステレオ:セッション]
 作品の知的な解釈とドラマティックな表現のインゲ・ボルク。ベーム指揮によるオーケストラのそれぞれの音と密接に関連づけられた独唱は見事。ボルクの劇的な効果を迅速に歌いあげることと、ベームのすさまじい復讐劇の本質を抉り出した意欲的な指揮とともに、作品独特の「切迫した空しさ」を表現しきった名演です。
 


480 8813
(2CD)
\1800→\1690
ホグウッド(指揮)&アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
 ヘンデル:歌劇『オルランド』(全曲)
ジェームズ・ボウマン(C-T: オルランド),
アーリーン・オジェー(Sp: アンジェリカ)
キャサリン・ロビン(Ms:メードロ),
エマ・カークビー(Sp:ドリンダ)
デイヴィッド・トーマス(Bs: ゾロアストロ)
クリストファー・ホグウッド(指揮)
アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
ホグウッドによる充実のオペラ録音
【録音】1990年7月, アビー・ロード・スタジオ (デジタル:セッション) [原盤:オワゾリール]
 英国様式の音楽にも精通したヘンデル、ロンドン時代の長大なセリアの傑作。アリオストの神話「怒りのオルランド」は古今の作曲家の舞台音楽の題材として度々用いられたもので、恋と嫉妬と魔性を取り混ぜた作品です。録音当時世界初録音だった当盤ですがボウマン、カークビー、トーマス、名歌手オジェーらが起用され、今日においても決定盤の誉れ高い名演です。
 


480 7409
\1200
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
 ハーバート・ハウエルズ:
  テ・デウムとユビラーテ, 詩篇への前奏曲第1巻,
  ザカリアとシメオンのカンティクム, 地よ,慈しみもてこの人を収め給え,
  2つのキャロル・アンセム, 聖ポールのためのサーヴィス,
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  3つのシェイクスピアの歌, きじばと,
  5つのエリザベス朝の歌, クリスマス・キャロルによる幻想曲
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団,
ロンドン交響楽団
イギリス屈指の合唱作品の名作、CD初登場!
 【録音】1966年7月(ハウエルズ), 1959年(V・ウィリアムズ), ケンブリッジ・キングズ・カレッジ礼拝堂(ステレオ:セッション) [原盤:Argo]
 コーンウォール生まれの名合唱指揮者ウィルコックス。彼はウェストミンスター寺院の聖歌隊員として音楽の道に入り、音楽全般、合唱、オルガンを学びました。第二次世界大戦に参戦した彼は一時音楽を中断しますが、戦後はケンブリッジに戻り、以降キングズ・カレッジを始めとした様々な合唱団を指揮していきます。このアルバムのハウエルズ作品は1966年にARGOからLPとして発売されたもので、初CD化となります。詩編への前奏曲はオルガンのソロであり、ここでのウィルコックスの見事な演奏も聴きものです。1959年録音のヴォーン・ウィリアムズはこれ以上のものはないであろう最高水準に達した演奏です。
 


481 0793
(2CD)
\1800→\1690
ジリアン・ウィーア(オルガン)
 メシアン:

  天上の宴, 栄光の御体,
  永遠の教会の出現, 献堂式のための唱句,
  キリストの昇天(抜粋)
ジリアン・ウィーア(オルガン)
メシアン弾きとして有名なジリアン・ウィーアの初CD化
【録音】1966年10月, ロイヤル・フェスティヴァル・ホール (ステレオ:セッション)
1941年ニュージーランド生まれの女性オルガニスト、ジリアン・ウィーア。彼女は19歳の時にオークランドのピアノ・コンクールで優勝しますが、その後ロンドンでピアノとオルガンを学び、1964年に聖アルバン国際オルガン・コンクールで優勝するという快挙を成し遂げます。とりわけメシアンの演奏で高い評価を受け、1998年にはウェストミンスター大聖堂で数回に渡り「メシアン・オルガン作品の全曲演奏会」を行うなど「メシアン弾き」として知られるようになりました。この録音はコンクールの優勝直後にあたる1966年に記録されたものですが、なぜかこれまでにリリースされたことがありません。作品についての詳細なメモや、録音時のエピソード(近くを通る電車の音が入らないように早朝に録音した)など興味深い事項が記されたブックレット(日本語なし)付き。
 


480 6576
(2CD)
\1800→\1690
ジャン・ロドルフォ・カールス(P)
 ドビュッシー:
  前奏曲集第1&2巻,
  ピアノと管弦楽のための幻想曲*
 メシアン:
  幼子イエスにそそぐ20の眼差し〜「喜びの精霊の眼差し」「沈黙の眼差し」、
  鳥のカタログ第1巻〜「いそひよどり」
ジャン・ロドルフォ・カールス(P)
アレクサンダー・ギブソン(指揮)
ロンドン交響楽団*
伝説のピアニスト、カールス、ここに復活
【録音】1968〜1970年, ロンドン (ステレオ:セッション)
カルカッタで生まれたオーストリア人のピアニスト、ジャン・ロドルフォ・カールスの伝説的な演奏の復刻です。彼は1947年に生まれ1977年にカトリックへ改宗、バプテスマを受けています。ピアニストとしてはドワイアンとカッチェンに学び、メシアン国際コンクールでも入賞するほど技巧的な演奏で知られましたが、1986年に聖職者となったことで、ピアニストとしてのキャリアに終止符を打ちました。このアルバムは彼のDeccaにおけるフランス・レパートリーを全て集めたもので、ドビュッシーの前奏曲を中心に、メシアンのいくつかの曲を収録。明晰なタッチのなかに、仄暗さが感じられる独特の音色が魅力です。
 


480 6575
\1200
ジャン・ロドルフォ・カールス(P)
 
シューベルト:
  幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」
  3つのピアノ曲(即興曲)D.946〜第1&2番
ジャン・ロドルフォ・カールス(P)
伝説のピアニスト、カールスの純なさすらい人
【録音】1970年8月, ロンドン (ステレオ:セッション)
ジャン・ロドルフォ・カールスによるシューベルト作品集です。師のカッツェン譲りのバランスのとれた表現力豊かなフレージング、そして楽しげな演奏。こちらはドビュッシーやメシアンのような「神秘的」な音色ではなく、端正な響きを有しています。とりわけ「さすらい人」での確固たる構成と、時折見せる憂い、この感性は確かに賞賛されるべきものです。精悍さと柔軟さを併せ持つ見事なシューベルトと言えるでしょう。
 


480 8536
(2CD)
\1800→\1690
ケンペン(指揮)&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
 チャイコフスキー:

  交響曲第5番ホ短調 Op.64
  交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74
  イタリア奇想曲Op.45, 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
  序曲「1812年」Op.49, スラヴ行進曲Op.31
パウル・ファン・ケンペン(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ファン・ケンペンの熱きチャイコフスキー
 【録音】1951年、アムステルダム・コンセルトヘボウ (モノラル:セッション)
1951年の1月から12月までの間に、オランダの名指揮者パウル・ファン・ケンペンはコンセルトヘボウ管とともにチャイコフスキーの主要な管弦楽作品集を集中して録音しました。これは長年、コレクターの間で重用されていた演奏です。公演は白熱し、ここに刻まれた音は燃え上がる炎のような熱を帯びています。もともとこのオーケストラの第2ヴァイオリニストとしてキャリアをスタートさせたケンペンだけあって、オーケストラのドライブはお手の物であり、チャイコフスキーを演奏するにあたっても、過去の解釈に捉われることなく、極めて主張の強い演奏が可能となったのでしょう。

韓国ユニバーサル



DN 0030
(3CD)
\3600→\3290
ミシェル・オークレール〜フリップス・レコーディングス
CD1
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
  Recording: February 1963, Innsbruck
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
インスブルック交響楽団
ロベルト・ワーグナー(指揮)
CD2
 モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 >トルコ風<
  Recording: December 1961, Stuttgart
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団(CD2)
マルセル・クーロー(指揮) (CD2)
CD3
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
 Recording: September 1958, Wien
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ウィーン交響楽団 (CD3)
ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)(CD3)
ブックレット(英語表記)を封入。


 ヴァイオリニストの中でこんなにも美しくもたおやかな演奏をする人はほかにいないだろう。ミシェル・オークレール。
 ブーシュリ、ティボー、メニューインにその傑出した才能を愛されながら腕を痛めて早くして引退してしまった美貌の天才ヴァイオリニスト。技巧はあるが線が細いだけ、とかいうのとは全然違う。このもって生まれた才能。・・・いや、資質というべきか。誰かが「処女の恥じらい」と呼んでいたがそんな気恥ずかしい呼び方もしたくなる、この清楚であえかで瑞々しい演奏。朝露にさえ折れてしまいそうなのに、必死で花を咲かせるスミレのような。
 ・・・今回のPHILIPSの復刻の中で何がうれしかったといってこれが最高に嬉しかった。(昔のコメントから)



ARDMORE
1950年代のオークレール/チャイコフスキー

ASS036
\1700
Michele Auclair / ミシェル・オークレール (ヴァイオリン)
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
 12inch Remington R199-20 / 1950年代初期MONO録音
ミシェル・オークレール (ヴァイオリン)
クルト・ヴェス指揮
ウィーン響
 このレーベルの社長、本当に性格の曲がったイヤなおじさんなんだが、今回、アーティスト名を伏せてサンプル盤を送ってきた。
 またいつもの調子で「絶対すごいから聴いてみ、絶対コメント書きたくて仕方なくなるで。でも誰の演奏かは教えまへん」と謎の中国人みたいな感じで送ってきたのである。
 社長の性格は別として、今はもうArdmoreからリリースされるものはほとんど99%すごいとわかっているから、その言葉を信じて無条件でそのサンプルを聴いてみた。
 チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲だった。
 しばらくしてヴァイオリンが始まった。
 いきなりすごい。
 熱い。激しい。しかし輪郭はくっきりとして絶対に崩れない。でもグギグギグギとかなり個性的に強引に強烈に迫ってくる。そう、本当に迫ってくる。こちらの精神状態や身体状況に関係なく、いやおうなしに迫ってくる。
 男か女か・・・この獰猛な気質はおそらく女。ヌヴーとかムターとかそういう異様なエネルギーの高まりを感じる。ヴァイオリンの音色だけで部屋の室温を2度ほど上げる、そういう演奏。
 第1楽章のカデンツァではもう震えが止まらなくなった。普通じゃない。背中に悪寒が走るのだ。
 誰なんだ、この人、頼むから教えてくれ・・・。
 ARDMOREの社長に頭を下げるなんて絶対にイヤだが、背に腹は変えられない。電話する。
 「どうか教えてほしい、誰なんですか、この人は」、「知りたいんでしょう?知りたくてたまらないでしょう?コメント書きたくてたまらなくなったでしょう?」「う、ううう」「教えてあげましょうか」「た、たのむ」「これは・・・ですね・・・誰でしょうね」「じらすのはやめてくれ、頼むから教えてくれ」「くっくっく・・・じゃあ、教えてあげましょう、これは・・・オークレールですよ」
 ポカン。
 え?いや、それはないだろう。
 オークレールのチャイコフスキーなら何回も聴いた。カップリングになっていたメンデルスゾーンは本でも紹介した名演だ。そしてチャイコフスキーも可憐な花のような演奏だった・・・が、それとこの演奏は全然違う。
 「あ、いや、それは違う・・・オークレールじゃない」
 「何言うてんの、オークレールですわ」
 「いや・・・しかし、こんなに激しくなかった。オークレールのチャイコフスキーはもっと、こうやさしくてエレガントで」
 「それは60年代のPHILIPSの録音でっしゃろ、これは50年代のRemingtonの録音」
 「そんなのがあったか・・・」
 「何言うてまんの、15年前にこの演奏がすごいといったのはあんたさんですやろ」
 「へ?」
 「池袋のWAVEで、音のわるーい復刻CDを絶賛してましたやないですか」
 「そ、そうだったか・・・全然覚えてない・・・」
 「今回のうちのリマスタリングはいいですぜ〜、最高でっしゃろ?これなら誰にでも胸張って薦められますやろ?」
 「あ、ああ・・・確かに悪くない・・・だんだん思い出してきた・・・あの演奏か・・・」
 「ほんなら、しっかり今度のホームページで紹介してくんなはれ」
 「ううう・・・口車に乗るのはいやだが・・・しかし、やっぱりすごいものはすごいということか・・・」

 ということでこのオークレールのチャイコフスキー・・・、すごいです。どうかお気をつけて。

 「「レミントン再版盤を使用した驚愕のリマスタリング!?」
 初版盤の材質と異なるからか、全体に貧弱な音がするとされている再版盤。
 レミントン初版盤(シュラック盤)の音は凄いことで有名だが、実は盤質はあまり良くない。
 そのため今回発売のCD-R盤は、あえて再版盤を使用。しかし誰も知らない再版盤に秘められた音を再認識することができるはず。
 通常、再版盤をモノ針再生して、こんな音を聴くことはできない・・・。」(ARDMORE)




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