≪第75号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 3/18〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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3/21(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALIUD
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楽しい仲間たち〜ルネサンス、バロック期の二声音楽
(1)ロバート・カー(デフリーハー編):イタリア風グラウンド
(1686)
(2)ラッスス:ファンタジア第27番/同 第13番「ソファレミによる」(1590)
(3)ルパッキーノ:ファンタジア第13番 (1559)
(4)マリア・タッソ:ファンタジア第5番「バッタリアによる」(1559&1590)
(5)トマス・モーリー:「簡明で平易な実践音楽入門」より6曲
(1597)
(6)ファン・エイク:
「笛の楽園」〜美しい羊飼いの娘フィリス/天使の歌/
モア・パラティーノ/アマリリ麗し/ロバート殿下のマスク
(7)モーリー:ファンタジア第28/同第29番
(8)ルイエ:リコーダー・ソナタ ニ短調Op.2の3
(9)オットテール:2つの高音楽器のための組曲第1番Op.4
(1712)
(10)テレマン:2つのリコーダーのためのソナタ
ヘ長調TWV40:120 |
ヤン・デフリーハー&
マルセル・ケテルス
(リコーダー・デュオ) |
リコーダーの楽しみ倍増、デュオによるオリジナル作品集
録音:2012 年7 月25-27 日/ヘント音楽院ミリー・ホール/DDD、66’
58”
同種楽器の二重奏のなかでも、リコーダーは最も古くからあるジャンルでしょう。17
世紀末には、多くの音楽愛好家がこれを楽しみ、「楽しい」とか「最高の喜び」などと表現されました。ここでは1686
年のオリジナル作品カーの「イタリア風グラウンド」をはじめ、リコーダー二重奏のためのオリジナル作品が集められています。ファン・エイクの「アマリリ麗し」も入っているのが嬉しい限り。オランダの名手ヤン・デフリーハーがマルセル・ケテルス大小さまざまなリコーダーを楽しげに奏しています。 |
AUDITE
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AU 92703
(SACD HYBRID)
\2500 →\2290
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おどけた幸運
(1)フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ:
アリア「幸運よ、お前は私をもてあそぶ」
(2)ヨハン・ウルリヒ二世:カンタータ「汝ら明るき星たち」
(3)エルレバッハ:アリア「試練は乗り越えられる」
(4)テレマン(メランテ):カンタータ「おどけた幸運」
(5)テレマン(メランテ):カンタータ「アモールは私を見て嬉しそうに笑う」
(6)ヨハン・フィリップ・クリーガー:アリア「孤独に」
(7)テレマン:カンタータ「希望」
(8)エルレバッハ:アリア「わが憧れは満足せり」 |
イーナ・ジートラツェク(Sop)
ハンブルガー・ラッツムジーク
【ジモーネ・エッカート
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ウルリヒ・ヴェーデマイアー(テオルボ)、
ミヒャエル・フェルスト(Cem)】 |
驚くべき録音の良さ。眼前で演奏しているかのようなリアルな音像
録音:2013 年5 月14-16 日/マリエンミュンスター・アビー教会(ドイツ)/サラウンド、61’
39”
運命の気まぐれをテーマにしたカンタータやアリアはバロック期に数多く作られましたが、今日大半が忘れられています。このアルバムに収められた作品は幸運の女神を主役とした非常に珍しいカンタータとアリアが収められています。テレマンがメランテというアナグラム(名前の並べ替え)で発表したカンタータ「おどけた幸運」は、ベルリン・ジングアカデミーが1999
年にウクライナのキエフで発見した作品。イタリア後の歌詞による美しい作品で、成就しない運命を描きます。
独唱のイーナ・ジートラツェクはドイツの古楽ソプラノ。ピュアな声が魅力です。
注目は驚くべき録音の良さ。audite レーベル総裁ベッケンホーフ・トーンマイスター渾身のSACD
Hybrid サラウンドで、眼前で演奏しているようなリアルな音像が衝撃です。オーディオ・チェック用にも最適です。 |
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聖ドミニクを讃える晩祷
ドミニコ会聖歌とオルガン即興演奏(全32曲) |
ティエリー・メフラー(Org)
トーマス・ラッツムジーク
【ジモーネ・エッカート(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ウルリヒ・ヴェーデマイアー(テオルボ)、
ミヒャエル・フェルスト(Cem)】 |
心洗われるドミニコ会聖歌集
録音:2013 年5 月14-16 日/マリエンミュンスター・アビー教会(ドイツ)
1216 年創立のカトリック修道会ドミニコ会。数年後に800
周年を迎える同組織を讃えるアルバム。古くは1256
年から今日まで用いられている聖歌をはじめ、それに基づくオルガンの即興演奏をはさんでいます。
グレゴリオ聖歌起源の極めて美しい世界が広がります。録音の良さも特筆で、ヨーロッパの教会の中にいるような癒しの世界にひたれます。 |
CONTINUO CLASSICS
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女性作曲家の美しいピアノ曲集
(1)シャミナード:演奏会用練習曲「秋」Op.35
(2)メル・ボニ:
秋の思いOp.19/無言歌Op.56/子守歌Op.23の1/前奏曲Op.10/
うららかな春Op.11/牧歌Op.12/メヌエットOp.14
(3)クララ・シューマン:
スケルツォOp.14/夜想曲Op.6の2/ロマンス変奏曲Op.3
(4)マリアンナ・フォン・マルティネス:ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 |
ディディエ・カストル=ジャコマン(Pf) |
女性作曲家の美しいピアノ曲を集めたアルバム
録音:2011 年7 月13-15 /テルデックス・スタジオ(ベルリン)/DDD、65’
08”
ディディエ・カストル=ジャコマンはレンヌとニースの音楽院で学んだピアニスト。ファウスト・ザドラ門下のフランスの中堅で、これまでもCalliope
レーベル等に録音がありました。
当アルバムは女性作曲家のピアノ曲を集めたもので、フランスのシャミナードとボニ、ドイツのクララ・シューマン、オーストリアのマルティネスらの魅力的な作品を楽しめます。いずれもサロン的な内容ですが、非常にピアニスティックで技巧的なものが多く、カストル=ジャコマンの腕の冴えが光ります。女性作曲家ファン必携の一枚と申せましょう。 |
TYXART
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アミー
(1)ディニク:演奏会用ホラ/
(2)ヨアン・ルング:トロイメライ/
(3)トセリ:セレナード/
(4)ピアソラ:アディオス・ノニーノ/
(5)ラフマニノフ:ヴォカリーズ/
(6)ヨアン・ルング:月光/
(7)ジョン・ウィリアムズ編:ポル・ウナ・カベサ/
(8)マスネ:タイスの瞑想曲/
(9)ポルムベスク:望郷のバラード/
(10)フォーレ:夢のあとに/
(11)ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト/
(12)ジョー・ニューマン:ルーマニア風/(13)ディニク:ひばり |
アナ=マリア・ルング(Vn)
クリストフ・ワインハート(Pf) |
ルーマニア出身の若き天才アナ=マリア・ルング、デビュー
録音:2013 年4 月/ヴュルツブルク高等音楽大学/DDD、62’
35”、日本語解説付
1985 年生まれのルーマニアの女性ヴァイオリニスト、アナ=マリア・ルング。5
歳でドイツへ移住、父からヴァイオリンを学びました。さらにヴュルツブルク高等音楽大学でコンラート・フォン・デア・ゴルツに師事、卒業後は演奏活動のかたわらアスムシュタット城文化協会のマネージャー兼芸術監督も務める才媛。アルバム・タイトルの「アミー」とは、彼女が幼時から呼ばれてきた愛称。
このアルバムは、彼女のプライベートな選曲により、才能あるヴァイオリニスト、アナ=マリア・ルングの音楽人生をご覧いただくようになっています。
日本でも人気のポルムベスク「望郷のバラード」を本場ルーマニアの演奏で楽しめるほか、「ホラ・スタッカート」で知られるディニクの華麗な別作品「演奏会用ホラ」や「ひばり」も貴重。また彼女の実父の作品「トロイメライ」と「月光」も美しい小品。BGM
としても最高です。
http://amylungu.blogspot.jp/ |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
IDIS
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宗教的なのにミュージカルばりのポップさを持つ逸品
(1)コールリッジ=テイラー:「ハイアワサの婚礼」組曲(4曲)
(1962年スタジオ録音)
(2)ドヴォルザーク:交響的変奏曲Op.78(1959年スタジオ録音) |
リチャード・ルイス(Ten)
ロイヤル・コラール・ソサエティ
サー・マルコム・サージェント(指)
フィルハーモニア管 |
STEREO、53’ 56”
サージェントとフィルハーモニア管による初期ステレオ録音。コールリッジ=テイラー(1875-1912)
はシェラレオネ出身の父を持つイギリスのアフリカ系作曲家。英国王立音楽大学でスタンフォードに作曲を師事、アフリカ国民主義音楽を目指したものの夭折しました。「ハイアワサの婚礼」はアメリカン・インディアンの英雄を主役としたカンタータ。非常に清明で、ヘンデルのカンタータに匹敵する感動的な作品。宗教的でありながら、どこかミュージカルのようなポップ感は独特。サージェントの誠実な棒さばきが光ります。 |
<国内盤>
3/20(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ORFEO
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ネルソンス& バーミンガム市響
シュトラウス・アニヴァーサリーにおくるシリーズ最新作
R.シュトラウス:
・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.
30 (31’50”)
収録:2012年1 月10、12、14日/
バーミンガム、シンフォニー・ホール(デジタル・ライヴ)
・交響詩「ドン・ファン」op. 20 (18’01”)
収録:2011年9 月27-29 日/
バーミンガム、シンフォニー・ホール(デジタル・ライヴ)
・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.
28 (15’28”)
収録:2013年1 月22-24日/
バーミンガム、シンフォニー・ホール(デジタル・ライヴ) |
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アンドリス・ネルソンス(指揮)
バーミンガム市交響楽団 |
ネルソンス& バーミンガム市響によるツァラ、ドン・ファン、ティル
プロデューサー:ティム・オールダム/エンジニア:フィル・ローランズ/DDD、ステレオ、65’43”
作曲家生誕150 周年のアニヴァーサリーに向けて、アンドリス・ネルソンスがバーミンガム市響と取り組んできたシュトラウス・シリーズの最新作。
チャイコフスキーやショスタコーヴィチのスケール大きく情熱的な演奏でおおきな話題を集めているヤンソンスですが、シュトラウスもまた力を入れている作曲家のひとり。
なるほど、ネルソンスがバーミンガム市響を指揮した前2
作のアルバム、2009 年収録の「英雄の生涯」「《ばらの騎士》組曲と、2010
年収録の「アルプス交響曲」「《サロメ》の踊り」は、起伏に富むドラマティックな音楽づくりで強烈なインパクトを与えていました。
また、2010 年秋以降、ネルソンスが客演を重ねているベルリン・フィルでも、2011
年に「《ばらの騎士》組曲」、2012 年には「英雄の生涯」を指揮していましたし、ルツェルン音楽祭2011
でも、同じく常連となったコンセルトヘボウ管を指揮して「《サロメ》の踊り」を演奏していたほか、さらに、2014
/ 15 年のシーズンより音楽監督に就任するボストン響とはこの5
月に、演奏会形式による「サロメ」の全曲上演も予定されています。
ここでシュトラウス特有の凝ったオーケストレーションで人気の交響詩3
曲は、いずれも柔軟でを追うごとに深化を続けてきたお互いの関係が、ひとつの理想的な形を迎えたことをうかがわせる内容となっています。
すべての収録曲は、2 日間のライヴと予備日1
日のパッチ・セッションというスケジュールでおこなわれたもので、このたびも目の覚めるような優秀録音が何よりうれしいところです。なお、終演後の拍手は入りません。
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CHANNEL CLASSICS
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CCS 81014
(Normal-CD)
\2400
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!弱冠九歳の天才少女登場!
人形の踊り〜 子どものための作品集
ホー・ルー・ティン:笛吹く牛飼い
ダン・ジャオイ:満開の美しい花、草原
フ・ゲン・チェン:竹筏の旅
タン・ドゥン:水彩画による8つのスケッチの印象
エステン:お人形の夢と目覚め Op.202-4
ショスタコーヴィチ:ピアノのための7つの小品
《人形の踊り》
プーランク:子どものための小品 《村人たち》
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調
K.280
リスト:愛の夢第3番変イ長調S.541-3
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66 |
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セレーナ・ワン(ピアノ) |
チャンネル・オヴ・チャイナ 再び!弱冠九歳の天才少女登場!
オランダの高音質レーベル「Channel Classics」と、中国の有望なアーティストとのパートナー・シップによる「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズ。久しぶりの登場となるのは、層の厚い中国ピアノ界が新たに生み出した天才少女、セレーナ・ワン!
2004年10月生まれのセレーナ・ワン(本名ワン・ヤルン/王雅倫)は、5歳でカリフォルニア大学バークレー校のバッハ・ピアノ・コンクール最年少受賞者となり、中国の少年少女ピアノコンクールでは5歳〜6歳のグループで金メダルを獲得。審査員から賞賛され、ユンディ・リやサ・チェンを育て上げた中国の名教師、ダン・ジャオイ(但昭義)の元で更なる研鑽を積んだ。
その後、北京国際ピアノ・フェスティヴァルや北京国際音楽祭への参加や、ラン・ラン、四川交響楽団、中国フィルハーモニー管弦楽団との共演を果たすなど、天才の名をほしいままにする神童としての活動を繰り広げている。最新の賞は、2014年に行われたショパン国際ピアノコンクールin
ASIAのコンチェルトB部門(大学生以下の部)での金賞受賞である。
2013の8月、セレーナ・ワンが9歳で録音したこのファースト・アルバムは、ショパンやプーランク、ショスタコーヴィチなどによる子どものためのピアノ作品集。ピアノの師であるダン・ジャオイを始め、タン・ドゥンやホー・ルー・ティンなど現代中国の作曲家による作品もポイント。また、子ども向け作品と侮るなかれ。小さな手から生み出される確かなタッチに、可憐で愛らしい表情。ピアノの発表会用の参考音源としても、1つのピアノ小品集としても、十分な完成度を誇る。 |
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CKD 447
(SACD HYBRID)
\2500 →\2290
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フィリップ・ケイヴ&マニフィカト
チューダー朝の祈り
マンディ:天の父の声は、わが魂はちりについています
ホワイト:あなたは何もかも美しい
タヴァナー:鹿の谷川を慕いあえぐがごとく
マンディ:私は幼く
ホワイト:主よ, 御身の神殿に住まんとするは誰か
タリス:主よ私を受け入れて下さい
バード:主よ認めたまえ |
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マニフィカト
フィリップ・ケイブ(指揮) |
フィリップ・ケイヴ&マニフィカト、チューダー朝時代のラテン語の音楽第2弾!
日本先行発売! (全世界発売は5月中旬以降の予定です)
元タリス・スコラーズのテノール、フィリップ・ケイブが指揮するマニフィカトは、16世紀〜17世紀のア・カペラ作品を専門とするイギリスのヴォーカル・アンサンブル。前作「鳥の歌いまは絶え(CKD
417)」に続く、イギリス、チューダー朝(エリザベス朝)時代のラテン語宗教音楽集第2弾は、ジョン・タヴァナー(c.1490−1545)、トマス・タリス(c.1505−1585)、ウィリアム・マンディ(c.1529ー1591)、ロバート・ホワイト(c.1538−1574)、ウィリアム・バード(c.1540−1623)といった、チューダー朝を代表する作曲家たちの作品集。
特に、代表盤であるタリスの「40声のモテット」(CKD
233)は、タリス・スコラーズやザ・シックスティーンと並ぶ同曲屈指の名盤・名録音として圧倒的評価を確立するなど、タリスの作品には定評のあるマニフィカト。優れた対位法、複雑優雅なるポリフォニーの妙を完璧に音盤に記録するLinnのハイ・クオリティ録音にも期待がかかる。 |
PENTATONE
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PTC 5186 479
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
(カデンツァ:ヴォルフガング・シュナイダーハン)
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219《トルコ風》
(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム) |
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
(ヴァイオリン)
ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 |
アラベラ・美歩・シュタインバッハー最新作!モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集!
ヴァイオリンのプリンセスからクイーンへと美しく歩む、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。
史上最年少となる9歳で名教師アナ・チュマチェンコの門下生となり、イヴリー・ギトリスからも大きな影響を受け、2004年にパリで衝撃的なソリスト・デビューを飾った美しき名手が、遂に天才モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を奏でる時が来た!
アラベラ・美歩・シュタインバッハーが、モーツァルトの3つのヴァイオリン協奏曲で共演するのは、ヴォルフガング・シュナイダーハンとルドルフ・バウムガルトナーによって1956年に創設され、2012年よりダニエル・ドッズがコンサートマスター兼芸術監督を務めるルツェルン音楽祭弦楽合奏団(フェスティバル・ストリングス・ルツェルン)。
3歳からヴァイオリンを弾き始めたアラベラ・美歩・シュタインバッハーが、「これらのコンチェルトは私の幼少の頃よりともにあり、キャリアを通しての重要なライトモティーフのような存在になっている。」と語るなど、特別な存在であり続けるモーツァルトの音楽。
アラベラ・美歩・シュタインバッハーのエレガントな音色、スタイルと、天才モーツァルトの音楽が、現代に"モーツァルトの時代"を再現する
——!
※録音:2013年9月、オーバーシュトラース教会(チューリッヒ、スイス)
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ECM
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481 0667
\2400→\2190 |
パトリツィア・コパチンスカヤ!
マンスリアン:Quasi parlando
① 二重協奏曲
(ヴァイオリン、チェロと弦楽オーケストラのための)
② ロマンス (ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための)
③ Quasi parlando (チェロと弦楽オーケストラのための)
④ 4つの厳粛な歌 (ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための) |
パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn),
アニャ・レヒナー(Vc),
カンディダ・トンプソン(指揮)
アムステルダム・シンフォニエッタ |
コパチンスカヤらが奏でる、創造性あふれる作品
【録音】2012年10月, アムステルダム・ムジークへボウ
アルメニアを代表する現代音楽作曲家ティグラン・マンスリアン(1939-)の75歳を記念した新録音は室内楽のための作品集。いずれの作品でも息のむような独自性の高い音世界が展開されています。
マンスリアンの美学を端的にいうと、1つ1つの音が全てあるべき場所にあること。作曲の感性は音に本来備わった潜在的な力に沿って生まれてくるものだ、とヴォルフガング・サンドナーはライナー・ノーツの中で述べています。
ここ30年の間にマンスリアンの音楽は変化してきてはいるものの、根本にある審美眼は一貫している、と。
1977年モルドヴァ生まれの鬼才ヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤと、ドイツの現代音楽チェロのアニャ・レヒナーが、マンスリアンの自由な創造性をしなやかに演奏しています。
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481 0712
\2400→\2190 |
メレディス・モンク:Piano Songs
1) Obsolete Objects 2) Ellis Island 3)
Folkdance
4) Urban March 5) Tower 6) Paris
7) Railroad 8) Parlour Games 9) St. Petersburg
Waltz
10) Window in 7’s 11) Totentanz 12) Phantom
Waltz |
ブルース・ブルベイカー(P),
ウルスラ・オッペンス(P) |
興味深いバランスとシンプルによる画期的なピアノ音楽
【録音】2012年4月, ボストン、ニューイングランド音楽院ジョーダン・ホール
メレディス・ジェーン・モンク( 1942年〜)は、ニューヨーク生まれの作曲家、パフォーマー、演出家、ヴォーカリスト、映画製作者、振付家。そして1960年代からは音楽、演劇、舞踏にわたる総合的な作品を送り出し、
ECM へも数多くの録音を行っています。 メレディス・モンクは主に、ヴォーカルの革新者として知られています。ブルース・ブルベイカーとウルスラ・オッペンスがモンク自身の協力も得て、彼女の画期的な声楽作品をピアノ・ソロまたはピアノ・デュオのために編曲し、新しい表現と解釈で演奏しています。
ブルベイカーとオッペンスは、彼女の最も有能な理解者、協力者といえます。この編曲版はモンクのキャリア40年を祝って2005年にカーネギー・ホールにて初演されたもので、「興味深いバランスによる画期的なピアノ音楽」と高く評価されたものです。 |
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481 0430
\2400→\2190 |
ジョン・ホロウェイ(Vn,Va),
《ダウランドとその時代のパヴァーヌとファンタジー》
ジョン・ダウランド:ラクリメ(7つ涙),
ヘンリー・パーセル:1音に基づくファンタジー,
ウィリアム・ロウズ:
4声の2つのエア, 5声のファンタジー ハ長調,
ジョン・ジェンキンス:ファンタジー第12番,
トーマス・モーリー:2声の哀歌,
マシュー・ロック:2つのトレブルとバスのためのファンタジー |
ジョン・ホロウェイ(Vn,Va),
モニカ・ベーア(Vn, Va),
レナーテ・シュタインマン(Va),
スザンナ・ヘフィティ(Va),
マルティン・ツェラー(バス・ヴァイオリン) |
内部に秘められた情熱的作品
【録音】2013年3月, チューリヒ放送スタジオ(デジタル:セッション)
有名な「涙のパヴァーヌ」とも呼ばれるダウランドの『ラクリメ』は、彼らしい憂いを帯びた美しい7つの小品から成り立っています。当時から有名だった「流れよ、我が涙」は一世を風靡した歌曲で、他の作曲家やダウランド自身もこの歌曲を主題とした器楽のためのコンソート「ラクリメ」を書き上げました。この曲集は通常ヴィオール・コンソートで演奏されますが、ここでは最も美しいバロック・ヴァイオリンの音色を奏でる事で有名なジョン・ホロウェイらによるヴァイオリン属のコンソートで演奏されています。
ダウランドのラクリメについてホロウェイ自身「言葉で表せない感情が秘められた作品」と語り、見事な美音を響かせています。 |
POLSKIE RADIO(ポーランド放送)
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ペンデレツキ(1933-):合唱作品集
ミサ・ブレヴィス(2012)/おお、栄光に満てる処女(2009)
カディッシュ(2009)
オラトリオ「エルサレムの七つの門」(1996)から
深き淵より
来たれ創造主よ(1987)/ケルビムの歌(1986)
ポーランド・レクイエム(1981)から アニュス・デイ
ルカ受難曲(1965)から われを憐れみたまえ |
ポーランド放送合唱団
イザベラ・ポラコフスカ(合唱指導)
アグニェシュカ・フランクフ=ジェラズニ(指揮)
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録音:2013年11月8-10日、アルヴェルニア・スタジオ、アルヴェルニア、ポーランド |
SARTON
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アストロラビウム・シングズ・ベンビノフ
ミウォシュ・ベンビノフ(1978-):無伴奏教会合唱作品集
スターバト・マーテル [Stabat Mater /
Staia Matka] (ポーランド語;1995)(*)
民よ、わが民よ [Ludu, moj ludu] (ポーランド語;1996)
守護天使への祈り [Modlitwa do Aniola
Stroza] (ポーランド語;1999)
来たれ、創造主なる聖霊よ [Veni Sancte
Spiritus] (ラテン語;1996)
めでたし、海の星 [Ave maris stella] (ラテン語;1999)
あなたは私の心に痛手を負わせた [Vulnerasti
cor meum] (ラテン語;1997) |
アレクサンドラ・トゥラルスカ(ソプラノ(*))
アストロラビウム合唱団
キンガ・リトフスカ(指揮) |
録音:2012年3月30-31日、6月29-30日、11月9日、
カロル・シマノフスキ総合音楽学校コンサートホール、トルン、ポーランド
ミウォシュ・ベンビノフはワルシャワ生まれの作曲家。室内楽曲、合唱曲、オラトリオ等の他、ポピュラー、映画音楽の分野でも活躍しています。アストロラビウム合唱団は1999年ポーランドのトルンに創設された混声合唱団。2011年、第4回ムジカ・サクラ・ア・ローマ国際合唱コンクール現代教会音楽部門グランプリを獲得。
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パヴェウ・ミキェティン(1971-):室内楽作品集
…ダイダロスはたどり着いたが… [...Though
Daedalus reached...]
(ピアノ、クラリネットとチェロのための;1990)
道 [La Strada] (3つの楽器[ピアノ、サクソフォンとチェロ]のための;1991)
ラデクの所で [At Radek's]
(クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための;1993)
W.K.のためのパッサカリア−ヴオジミェシュ・コトンスキに献呈
(クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための;1995)
フォー・フォー・フォーの前に [Before
"Four for four"]
(クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための;1999)
フォー・フォー・フォー [Four for four]
(クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための;1997)
アクト [Act] (クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための;2005) |
ワルシャワ・モダーン・デュオ
クリスティナ・サコフスカ(クラリネット)
ヨアンナ・オパリンスカ(ピアノ、チェンバロ)
アレクサンドラ・オハル=スプラフカ(チェロ)
パヴェウ・チェシラク(トロンボーン)
パヴェウ・グスナル(サクソフォン) |
録音:2013年8月7-9日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、
ポーランド放送、ワルシャワ、ポーランド
パヴェウ・ミキェティンはポーランドのオワヴァに生まれ、ワルシャワのショパン音楽大学でヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-)に師事した作曲家・クラリネット奏者。
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クリスチャンの人生の相似 16世紀ポーランドの音楽
不詳/アンジェイ・トシェチェスキ(1530頃-1584)作詩:
すべての人間が持つ感情の激しさについての新しい歌
ディオメデス・カート(1560/1565-1618以後):ポーランド舞曲
I
不詳/ミコワイ・レイ(1505-1569)作詩:クリスチャンの人生の相似
不詳/シュチェブジェシンのヴォイチェフ・バッサイ(1540-1570)作詩:新年
ディオメデス・カート:ポーランド舞曲 II
不詳/スタニスワフ・ゴンショレク(1504以前-1562以前)作詩:
侵略され隷属させられた哀れなる国ハンガリーの歌
不詳/アンジェイ・トシェチェスキ作詩:
ポーランドの新国王ヘンリクの即位を祝う歌
不詳/アグニェシュカ・オプスト=フヴァワ校訂:
パヴァーヌ(クリストゥソフ氏が生まれた年の歌による)
ガリアルダ(クリストゥソフ氏が生まれた年の歌による)
アスプリーリオ・パチェッリ(1570-1623)/
スタニスワフ・グロホフスキ(1524頃-1612)作詩:
三位一体なる唯一の神とポーランドの守護聖人聖スタニスワフの記念の碑板
ディオメデス・カート:ファヴォリート(舞曲)
ツィプリアン・バジリク(1535頃-1591以後)/
ヤクプ・ルベルチク(1530頃-1563以後):神の慈愛
ディオメデス・カート:ガリアルダ
ツィプリアン・バジリク/ゾフィア・オレシニツカ(?-1567頃)作詩?:
全能の主なる神に感謝する新しい歌
ディオメデス・カート:ポーランド舞曲 IIa
アグニェシュカ・オプスト=フヴァワ/
ヤン・コハノフスキ(1530-1584)作詩:洪水の歌
ディオメデス・カート:ポーランド舞曲 III
パウルス・グロディウス:食後の感謝 |
サビオネッタ
エヴェリナ・シェドレツカ=コシンスカ(ソプラノ) マルチン・リヴェン(カウンターテナー)
ヤクプ・ブジンスキ(カウンターテナー、テノール) ミロシュ・コンドラチュク(バス)
アグニェシュカ・オプスト=フヴァワ
(ヴィエール、ショーム、アーティスティック・ディレクター)
マグダレナ・テイフマ(リコーダー)
ピオトル・ザレフスキ、パヴェウ・ザレフスキ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
タデウシュ・チェハク(リュート) ヴォイチェフ・ルベルトヴィチ(打楽器)
ゲスト:
ヴェロニカ・グロジェフ=コワチンスカ(アルト) アンジェイ・ボジム(テノール)
レシェク・クビャク(バス) マルチン・ザレフスキ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マリアン・マギェラ(コルネット[ツィンク]) マチェイ・フヴァワ(打楽器) |
録音:2013年5月20-23日、聖カタジナ教会、ウルシヌフ、ワルシャワ、ポーランド
サビオネッタは中世・ルネサンス音楽の演奏を目的として2004年に創設されたポーランドの声楽&ピリオド楽器アンサンブル。教会典礼テキストに拠らない16世紀ポーランドの音楽を高水準の演奏で聴けるCDが少ない中、これは貴重です。
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グダンスク市の音楽の遺産 Vol.5
(ポーランド科学アカデミー・グダンスク図書館所蔵の楽譜による)
18世紀グダンスクの復活祭カンタータ集
ヨハン・ダニエル・プックリッツ(1705-1774):
コンチェルト「聖なるキリストはよみがえりたまえり」
[Erstanden ist der heil'ge Christ]
ヨハン・バルタザル・クリスティアン・フライスリヒ(1690頃-1764):
カンタータ「それゆえ彼はすべての者のため死にたまえり」
[Er ist darum fur alle gestorben]
ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):
カンタータ「イエスよ、われらに御身の平安を与えたまえ」
[Jesu schenk uns deinen Frieden]
ヨハン・バルタザル・クリスティアン・フライスリヒ:
カンタータ「死は勝利に飲み込まれり」
[Der Tod ist verschlungen in den
Sieg]
フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム(1719?-1780):
カンタータ「われは知る、わが救い主の生きておられるを」
[Ich weiss, dass mein Erloser lebt]
ヨハン・ダニエル・プックリッツ:
カンタータ「聖なるキリストはよみがえりたまえり」
[Erstanden ist der heil'lge Christ] |
ハイケ・ハイルマン(ソプラノ)
エヴァ・ツォイナー(アルト)
ヴィルギル・ファルティンガー(テノール)
マレク・シェプカ(バス)
ゴルトベルク・バロック・アンサンブル(合唱&管弦楽)
アンジェイ・ミコワイ・シャデイコ(指揮) |
録音:2013年9月16-18日、三位一体教会、グダンスク、ポーランド
音楽と演奏の質の高さで好評のシリーズ第5弾。全収録曲が世界初録音。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTUS
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ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル、1978
年ウィーン・ライヴ衝撃の復刻第2弾
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ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルは1978
年6 月にオーストリア・ツアーを行ない、12、13
両日にウィーン楽友協会大ホールでチャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、ブラームス、シューベルトの交響曲などを演奏しました。これらはドイツ・オイロディスクからLP
発売され、さらに日本のビクターからもLP、ついで1985年にCD発売されました。いずれも不鮮明な音質なゆえ、ファンにいささか不満を残したものでした。それを今回、ムラヴィンスキー未亡人所蔵の音源から新マスタリングを施し、本来の驚くべき姿で出現しました。
当時のレニングラード・フィルは、ムラヴィンスキーの徹底的な訓練により、超人的とも言える演奏技術を修得していました。それと同時に、オーストリア放送のエンジニアの想像を超えるダイナミックレンジの広さを備えていたため、何らかの操作を加えられ、レコードの枠に入りきれないエネルギーが惜しくもカットされていたようです。
今回も新音源を駆使してダイナミックレンジも元の状態で再現、さらに旧盤で会場ノイズを抑えるために不鮮明となった音質も原音に戻した結果、信じ難いほどの名演が姿を現しました。ご期待下さい。 |
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ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
ウィーン・ライヴ1978年
(1)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
(2)ブラームス:交響曲第2 番ニ長調 Op.73 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
驚愕!ロシアの大指揮ロシアの大指揮者の目を通したブラームス、真の姿が蘇った。
ライヴ録音:1978 年6 月13 日(ウィーン芸術週間)/ステレオ、ライヴ、32bit
Digitally、Remastered、ウィーン楽友協会大ホール
*アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用
チャイコフスキーの交響曲第5 番に続く超弩級の衝撃。ムラヴィンスキーによるブラームスの交響曲録音はさほど多く残されてなく、第2
番は1978年4 月29 日のレニングラード・ライヴと、この1978
年6 月13 日のウィーン・ライヴしか入手できませんでした。しかし、後者は発売当時の音質に落胆したファンにとり、俎上に乗せる対象とされてこず、事実上レニングラード・ライヴが唯一の存在のようになっていました。ゆえに、音質が改善され真の姿が浮かび上がったウィーン・ライヴの登場により、ムラヴィンスキーの「ブラ2」の凄さを初めて実感できるようになったと申せましょう。
まず驚かさせられるのは、驚異的なダイナミックレンジの広さ。フィナーレ冒頭の弱音とコーダにおける想像を絶する巨大さとの対比、それも先へ行くに従いどんどん熱を帯びて調子があがっていく様を当時の観客と共有できます。さらに第2
楽章の中間部から終りまでの恐ろしいまでの充実度、ムラヴィンスキーの神業に震えがくる思いがします。
興味深いのが、まぎれもないブラームスの音楽でありながら、チャイコフスキーを思わす部分が多々あること。第1
楽章終結部のはずむようなリズム感、また第3
楽章中間部の木管の軽やかなアンサンブルなど、バレエ指揮で鍛えたムラヴィンスキーならではの独特な解釈にうならされます。また、全体に音色が透明で、ことに弦楽の冷たい響きはロシア音楽のように聴こえます。まさに「ロシアの大指揮者の目を通したブラームス」として目から鱗が落ちる思いがします。とにかく誰にも真似のできないムラヴィンスキーの「ブラ2」、超オススメです。 |
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ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
ウィーン・ライヴ1978年
(1)シューベルト:交響曲第8番ロ短調『未完成』D.759
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第5 番ニ短調Op.47 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
新音源により、ムラヴィンスキーの「未完成交響曲」絶妙なニュアンスが再現された!
ライヴ録音:1978 年6 月12、13 日(ウィーン芸術週間)/ウィーン楽友協会大ホール/ステレオ、ライヴ、32bit
Digitally、Remastered
*アレクサンドラ・ヴァヴィーリナ=ムラヴィンスカヤ・アーカイヴ音源使用
ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが、ウィーン楽友協会大ホールで1978
年6 月12 日と13 日に行なったコンサート・ライヴ。この時の録音がかつてLP、CD
でリリースされた際、シューベルトの「未完成」とショスタコーヴィチの交響曲第5
番は、同日のチャイコフスキーの交響曲第5 番やブラームスの交響曲第2
番に比べれば、録音の不鮮明さが少ないとされてきました。しかし、今回新音源からのマスタリングで、その驚くべき実像が明らかになりました。
両曲ともムラヴィンスキーとレニングラード・フィルによるいくつかの録音が存在しますが、このアルバムは本当に凄いです。「未完成」第1、第2
楽章両者冒頭の緊張感に満ちた弱音とそのニュアンス、展開部等でみられる徐々に音量を増していく際の、恐ろしいまでの厳しさ、そして第2
楽章終結部の天国的な清明さなど、神の手以外に考えられない至芸。ショスタコーヴィチの5
番も、冒頭から異様な緊張感に満ち、強音では牙をむくような激しさ。全体にスピード感に満ちていますが、どんなに細かなパッセージも1
つの楽器が奏でているようなアンサンブル能力が超絶的。ムラヴィンスキーの本当の凄さを実感させてくれます。 |
<国内盤>
りゅーとぴあ
新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」レーベル
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新潟市民芸術文化会館のホール施設「りゅーとぴあ」による自主レーベル。
りゅーとぴあのコンサートホールには4,843
本のパイプからなるパイプオルガンが備え付けられており、そのオルガンは多彩な音色を奏でることができる。オルガンを中心に音質のこだわりを持ったタイトルが今後リリースされていく予定。 |
RYUTSA 0001
(SACD シングルレイヤー)
\3500+税
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飯森範親&東京交響楽団
サン=サーンス:
交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」 |
飯森範親(指揮)
山本真希(オルガン)
東京交響楽団(コンサートマスター:水谷晃) |
録音エンジニアはNHK でも採用されている、5
チャンネル録音で世界的に有名なマイク配置方法「下山アレイ」を生み出した本人、下山幸一氏の録音です。ダイナミックレンジを一切圧縮せずディスク化!大音量でお楽しみください。
「まさに深い感動を与えた演奏をライヴ一発録りで、捉えたSACDの超盤だ。」(オーディオ評論家 角田郁雄)
ライヴ録音:2013 年9 月23 日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホール/ライヴ、5.6MHz録音、2ch&マルチチャンネル再生対応
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。 |
通常盤も |
RYUT 0001
(通常CD)
\2400+税
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飯森範親&東京交響楽団
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」 |
飯森範親(指揮)
山本真希(オルガン)
東京交響楽団(コンサートマスター:水谷晃) |
「DSDライヴ収録が捉えた、美しい旋律と豊かな実在感」(オーディオ評論家 三浦孝仁)
ライヴ録音:2013 年9 月23 日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホール/ライヴ
新潟市民芸術文化会館のホール施設「りゅーとぴあ」による自主レーベルから高音質のアルバムがリリース!2013
年9 月23 日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールから東京交響楽団第79
回新潟定期演奏会から飯森範親指揮、山本真希(りゅーとぴあ専属オルガニスト)によるサン=サーンスの交響曲第3
番ハ短調Op.78「オルガン付き」です。
SACD シングルレイヤー盤(RYUTSA 0001)では、5.6MHzDSD
で録音されています。また、今回の録音ではマイクは少なめの5
本のみ使用(オルガン3 本、ピアノ1 本、アンビエンスマイク1
本)。楽器に近接マイクを使用せずに、円周に5
本のマイクを配置したマイクシステムのみで録音されております。ダイナミックレンジが広く、スケール感たっぷりとなっており、オーディオ評論家の角田郁雄氏は当盤について「SACD
は超盤といいたいほどの魅力」と激賞しております!
山本真希(オルガン)
神戸女学院大学音楽学部、同大学専攻科卒業後、渡独。フライブルク音楽大学大学院修了。シュトゥットガルト音楽・演劇大学ソリスト科、ストラスブール音楽院で学ぶ。
2006 年より、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館専属オルガニストとして主催公演での演奏、オルガン事業の企画制作、オルガン講座等を担当し、オルガン音楽の普及と発展につとめている。大阪、相愛大学オルガン科非常勤講師。新潟市在住。 |
キング・インターナショナル(国内仕様盤)
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KKC 5352
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
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J.S.バッハ:カンタータ全曲シリーズ Vol.55
「ライプツィヒ時代1730〜40年代のカンタータ(4)」
第69番「わが魂よ、主を讃え」 BWV 69
第30番「喜べ、贖われし者たちの群れよ」
BWV 30
第191番「いと高きところには神に栄光あれ」
BWV 191 |
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽) |
ついに完結!BCJのカンタータ全曲シリーズ第55
集唯一のラテン語カンタータ第191 番を含むライプツィヒ時代1730〜40年代のカンタータ第4
弾
収録:2013 年2 月18-21 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル/68’40”、[BIS]
BIS SA 2031、輸入盤・日本語解説&対訳付
バッハ・コレギウム・ジャパンによるバッハのカンタータ全曲集、第55
集(SACD ハイブリット盤)。1995 年より始まった教会カンタータの全曲演奏と並行して進めてきたレコーディングも、これにて堂々の完結となります!たくさんの思いがつまった第55
集は、シリーズ4 枚目となるライプツィヒ時代1730
〜 40 年代に焦点をあてたプログラムになっております。
第69 番「わが魂よ、主を讃え」BWV 69 は、初演は1748
年8月とされ1723 年に作曲された同名BWV 69a
の改作で、市参事会員交代式用に書きなおされた作品です。ティンパニ付きの華麗な7声に編曲された箇所は、祝賀の気分を増し非常に喜ばしい賛美を表現しています。第30
番「喜べ、贖われし者たちの群れよ」BWV 30
は1737 年秋に書かれた世俗カンタータ「楽しきヴィーダーアウよ」BWV
30a のパロディで、用途は洗礼者ヨハネの祝日用で、テキストはピカンダーによるものと思われます。全曲録音最後に収録されたのは、唯一のラテン語作品である第191
番「いと高きところには神に栄光あれ」BWV 191
です。「グローリア」の冒頭に、小栄唱の三位一体賛美を続けるという構成も非常に珍しく、合唱−二重唱(ソプラノとテノール)−合唱の全3曲から構成されるこの曲はそれぞれにドラマがあり、特に第3曲は輝かしいホモフォニー部分の間に著しいフーガが2度に渡って展開され、緊張感とともに高らかな終止はカンタータ集の締めくくりに相応しい威厳に満ちています。
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3/19(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
のすたるぢあ
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パッヘルベル 《恋人のため息》
ゴーティエ:シャコンヌまたは滝の流れ、カリヨン
ガロ:コンデ公に捧げるトンボー、スペインのフォリア
ムートン:
パヴァーヌ 《マダムに捧げるトンボ—》、シャコンヌ
《美しきスペインの女性》
ガロ(ヴァイス編):鬱ぎ心の恋人
パッヘルベル:
アルマンド 《満たされない恋人》、クーラント
《ほっとする恋人》、
サラバンド 《恋人のため息》、ジグ 《恋人たちの戯れ》
サン・リュク:カプリス
ロジー:シャコンヌ、ジグ 《カッコウ》 |
櫻田亨(リュート) |
佐藤豊彦の愛弟子、櫻田亨!ソロ・アルバムが"のすたるぢあ"から登場!
日本語解説付き!(解説:佐藤豊彦)
400年前の幻の名器、「グライフ」のコピー楽器を使用!リュートが奏でる17世紀の「侘び寂び」の世界。
世界的リューティスト佐藤豊彦の愛弟子であり、リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパンの事務局長。そして日本のリュート界を代表する名手、櫻田亨のソロ・アルバムが、佐藤豊彦の自主レーベルNostalgia(のすたるぢあ)より発売!
アルバム・タイトルともなった、「パッヘルベルのカノン」で有名なヨハン・パッヘルベルの「恋人」にまつわる4つの舞曲に、老ゴーティエ、老ガロなど、「11コースのフランス式バロックリュート」を確立していった作曲家たちの作品。
器楽演奏がオーケストラという形態でより大きく強くなっていった17世紀バロック音楽の隆盛に於いて、それとは反対に、より内省的へと進んだ固有の芸術(佐藤豊彦の解説では、ここでも茶室に於ける「侘び寂び」との共通点を指摘している)。
いわゆる「超絶技巧」作品とは対極をなし、美しきリュートの響きによって、滝のせせらぎや鳥の声、自然や愛の営みを描いている。
使用楽器は、2009年マルティン・デ・ヴィッテ作の11コース・バロックリュート。佐藤豊彦の所有する1600年頃に作られたオリジナル楽器「ラウレンティウス・グライフ」の完全コピーのリュートである。
※録音:2012年7月9日−11日、イマヌエル教会、ブレーメン(ドイツ) |
GENUIN
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「マルマライ」〜オリエンタル・コンテンポラリー
アタツ・セゼル(b.1979):「サブジェクト」〜弦楽四重奏のための
マティアス・ピンチャー(b.1971):「ヴェールのための考察」への習作IV
アフメト・アドナン・サイグン(1907-91):弦楽四重奏曲第1番
アタツ・セゼル:「フロウ」〜弦楽三重奏のための |
アサセッロ四重奏団:
【ロスティスラフ・コジェフニコフ(Vn)、
バーバラ・クスター(Vn)、
ユスティナ・シュリワ(Va)、
ヴォルフガング・ツァマスティル(Vc)】 |
トルコの作曲家を中心としたどこかエキゾチックな弦楽四重奏曲集
録音:2011 年11 月
オリエンタル・コンテンポラリーという副題の通り、どこかエキゾチックな雰囲気を持つ現代の弦楽四重奏曲および三重奏曲を収録。オリエンタルといっても安易なエキゾチシズムとは無縁でオリエンタルな要素は完全に消化され、抽象化されている。セゼルはトルコ・イスタンブール出身の若手でトルコの民族音楽の要素は全て一度解体され、再構成されている。
サイグンは20 世紀トルコ音楽の父を言われる重鎮で、弦楽四重奏曲第1
番はさながらトルコのバルトークといった趣き。セゼル、サイグンともにクロノスQ
が喜んで演奏しそうな作品。ピンチャーはドイツの若手でマンフレート・トロヤーンに師事しラッヘンマンやブーレーズの影響を受け一見、オリエンタリズムとは無縁の作曲家だが、サイグンらと並べて聴くとまるで中東の砂漠で呪術師の呪文と笛を聴いているような気分に陥るから不思議。 |
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「歌にインスパイアされて」〜
ヴォーン=ウィリアムズとシューベルトのピアノ五重奏曲
ヴォーン=ウィリアムズ:ピアノ五重奏曲ハ短調(1903)
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」(1820) |
ミュンヘン・ピアノ三重奏団:
【ドナルド・ズルツェン(Pf)、
ミヒャエル・アールト(Vn)、
ゲルハルト・ツァンク(Vc)】
ティロ・ヴィデンマイヤー(Va)
アレクサンダー・リリング(CB) |
ミュンヘン・ピアノ・トリオのシューベルト「鱒」とヴォーン=ウィリアムズ
録音:2013 年7 月ミュンヘン
ヴォーン=ウィリアムズのピアノ五重奏曲は既にCHANDOS
盤が出ており、数年前、日本でも読響のメンバーによって演奏されたこともあって、マイナーな曲ながら一部のファンに愛されている。重厚な弦楽の響きときらめくピアノの繊細な響きはヴォーン=ウィリアムズの室内楽版交響曲といってもよく、イギリス民謡風の旋律、フォーレを思わせる華麗な室内楽書法など、イギリス、フランス音楽ファンならきっと気に入るはず。ミュンヘン・ピアノ三重奏団ほかによるシューベルトの「ます」五重奏曲のシンフォニックともいえる弦楽パート、それに対して協奏曲風に対峙するドナルド・ズルツェンのピアノも聴きもの。 |
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シューベルトの傑作と隠れ名曲R.シュトラウス
シューベルト(1797-1828):幻想曲ハ長調D.934
R.シュトラウス(1864-1949):ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18 |
ニーナ・カーモン(Vn)
マリア・ソフィアンスカ(Pf) |
シューベルトの傑作と隠れ名曲R.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ
録音:2013 年1-3 月
シューベルトの最晩年の傑作とR.シュトラウスの若書きのヴァイオリン・ソナタを収録。
シューベルトの幻想曲は作曲者の晩年の心情を反映した傑作に対してR.シュトラウスはシューベルトやシューマンの影響を受けつつまだ作曲家の個性は発見されていないものの若々しい力を放っている佳作。
ドイツのヴァイオリン奏者ニーナ・カーモンはこれまでピンカス・ズッカーマン、ズービン・メータ、ヘルムート・リリングらと共演し、2008
年からはドイツ・シュタインハイムにあるシャウベック城においてミュージカル・サロン室内楽音楽祭を主宰する女流ヴァイオリニスト。 |
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「仮面劇〜劇場の記憶」
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3章
ラヴェル:道化師の朝の歌、ラ・ヴァルス
ラフマニノフ:ロマンス
リスト:リゴレットの主題による演奏会用パラフレーズ
アブラム・チェイシンズ(1903-87):カルメン幻想曲、こうもり幻想曲
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ルトスワフスキ:パガニーニ変奏曲 |
ピアノ・デュオ・チパク=クシュニル:
【オルハ・チパク&
オレクシイ・クシュニル(Pf)】 |
オーケストラでお馴染の名曲を四手ピアノで楽しむ!
録音:2013年8月ゲヴァントハウス・メンデルスゾーン・ザール,ライプツィヒ
ピアノ・ソロ曲、管弦楽曲のピアノ・デュオへの編曲およびピアノ・デュオのために書かれたオリジナル作品でまとめたアルバム。
当デュオはこれまでにブラームスのピアノ・デュオのための作品集(GEN11197)をリリースしている。二人はウクライナのリヴィウ音楽院に在学中にコンビを組み、数々のコンクールに上位入賞を果たしている。
ストラヴィンスキーのペトルーシュカからの3
章やラヴェルの道化師の朝の歌は既にピアノ独奏曲として完成された作品だがデュオ版はさらに音が増やされ複雑な音楽になっている。
チェイシンズのカルメン幻想曲はサラサーテに勝るとも劣らずの名編曲。ルトスワフスキのパガニーニ変奏曲は現代のピアノ・デュオの名曲でパガニーニのおなじみのカプリスの主題による自由奔放なヴァリエーション。 |
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「ダンス、詩、おとぎ話」
リスト:愛の夢
シューベルト(リスト編):糸を紡ぐグレートヒェン
ラフマニノフ:V.R のポルカ/ファリャ:火祭りの踊り
ショパン:ワルツ イ短調「遺作」、小犬のワルツ
リスト:タランテラ、アッシジの聖フランチェスコ、ローレライ
メットネル:4 つのおとぎ話Op.26 より第1、2、3
番
リスト:ハンガリー狂詩曲 |
アンナ・シェップス(Pf) |
ロシア出身気鋭の新進女流ピアニスト、アンナ・シェップス登場
録音:2013 年6 月
アンナ・シェップスはロシア出身の若手女流ピアニストで6
歳でチャイコフスキー音楽院に入学を許され、その後、1992
年に一家でベルリンに移住、西側で教育を受け、2013
年、すべての教育課程を終えてこのたび、デビューを果たした。
得意のロシア物、リスト、ショパンを瑞々しい感性で旋律もたっぷりと歌いこみ、タッチも澄み切って美しい。今後の活躍が期待される新星の登場である。
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「ベートーヴェンと彼の師匠による弦楽三重奏曲集」
ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809):
弦楽三重奏曲ハ長調Op.9-1
ハイドン(1732-1809):弦楽三重奏曲ト長調Op.53
ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽三重奏のためのセレナーデ ニ長調Op.8 |
ドレスデン・フィルハーモニック弦楽三重奏団:
【ハイケ・ヤニッケ(Vn)、
アンドレアス・クールマン(Va)、
ウルフ・プレーレ(Vc)】 |
ベートーヴェンのルーツを探る好企画!
録音:2013 年4 月
ベートーヴェンと彼の師匠の作品をなんと弦楽三重奏曲でたどる一風変わった企画。生徒と師匠の作品を並べ、ベートーヴェンが師匠から何を学び、何を切り捨てたかを作品から類推する内容。
ハイドンは説明不要だが、ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガーは当時の楽壇の大立者で作曲家、教育者として大きな影響力を持ち、ウィーンのシュテファン大聖堂の楽長であったこともある。対位法の大家でもあり、ベートーヴェンのほか、フンメル、モシュレスらがいる。
演奏のドレスデン・フィルハーモニック弦楽三重奏団はドレスデン・フィルのコンマスであるヤニッケ、ヴィオラのアンドレアス・クールマン、チェロの首席ウルフ・プレーレから構成され、オーケストラ活動の傍ら、精力的に活動している。 |
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「谷間の嵐」
〜ブリテン、ヘッド、アイアランドの歌曲と二重唱
アイアランド:夏の森で、彼女の顔の中に森があった/
ヘッド:月の縁の上に、アヴェ・マリア/
ブリテン:福で希少、真夜中に、夏の名残りのバラ/
アイアランド:オーバード、エコーイング・グリーン/
ブリテン:サリー・ガーデン/
ブリテン:グリーン・スリーヴス、谷間の嵐/ほか全28
曲 |
アリソン・ブラウナー(MS)
シャロン・カーティ(MS)
アンドレアス・フレーゼ(Pf)
クラウディア・スティルマーク(Vc) |
録音:2013 年6 月
近代イギリスの比較的珍しい歌曲を収録。この中でマイケル・ヘッド(1900-76)は日本ではあまり知られていないが、イギリスではポピュラーな作曲家でピアノ協奏曲や交響詩がよく知られている。ここでは繊細な和声の乗せられたアイルランド風の素朴な旋律を楽しむことができる。
ジョン・アイアランド(1879-1962)はモーランやブリテンの師匠でもあり、印象派の和声と親しみやすい旋律が魅力的。ブリテン(1913-76)は「イギリス民謡の編曲集」からのセレクション収められており、おなじみのメロディがブリテン独自の感性により全く新しい歌曲に生まれ変わっている。 |
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GEN 14308
(2CD 1枚価格)
\2200 →\1990
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J.S.バッハ(1685-1750):
平均律クラヴィーア曲集第2巻
CD1) 第1番-第12番
CD2) 第13番-第24番 |
ゲルリンデ・オットー(Pf) |
録音:2013 年3 月ライプツィヒ
ゲルリンデ・オットーは現在ヴァイマールのフランツ・リスト音楽大学の教授を務めるベテラン女流ピアニスト。旧東ドイツ・ザーレ川沿いのハレ出身でルドルフ・ノイマン、ハインツ・フォルガーらに師事。現在、ヨーロッパ、アジア、北米と広く活動している中堅。
それぞれの声部を生き生きと歌わせつつ、全体のフォルムは凛とした雰囲気を漂わせている。音色も大変美しく、久々のドイツのピアノを聴いたという気持ちにさせる。 |
KONTRAPUNKT
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「フルートとハープのためのフランス音楽」
サン=サーンス(1835-1921):幻想曲(原曲:ヴァイオリンとハープのための)
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ(原曲:声楽とピアノのための)
ドビュッシー(1862-1918):
シランクスOp.129(フルート独奏)、小組曲Op.65から「小舟にて」、
アラベスク第1番Op.66(ハープ独奏)
イベール(1890-1962):間奏曲(フルートとハープのための)
フォーレ(1845-1924):シシリエンヌ、コンクール用小品、夢のあとに、子守唄
プーランク(1899-1963):永続的な3つの小品 |
ウラ・ミールマン(Fl)
ティネ・レーリンク(Hrp) |
デンマーク放送響首席フルート奏者ウラ・ミールマンのフルートとハープのための洒落たフランス音楽集
録音:2011年3月ホースホルム教会,デンマーク
バッハのソナタ集(32343)に続くミールマンのKONTRAPUNKT
へのソロ・アルバム第2 弾。他にクーラウの三重奏曲集(32252/53)にも参加している。昨年没後50
年を迎えたプーランクをトリに配置、近代フランスのフルート名曲を集めた。
サン=サーンスの幻想曲は元はヴァイオリンとハープという珍しい編成だが、ここではフルートに楽器を換え、より光沢のある鮮やかな作品となっている。
フォーレはいずれも編曲物ではあるが、フルートの定番レパートリーでもあり、フルート学習者はもちろん、フルートの好きな人は必聴。ウラ・ミールマンはデンマーク放送響の首席でソロ、室内楽でも活躍している。甘く柔らかな音色が魅力のフルーティストである。 |
TUDOR
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TUDOR 7184
(SACD HYBRID)
\2300
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「アリオーソ & ブリランテ」
(1)ジェレマイア・クラーク:
デンマーク行進曲の王子(トランペット・ヴォランタリー)
(2)アルビノーニ:トランペット協奏曲ニ長調
(3)J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番よりメヌエットとバディネリ
(4)G.P.テレマン:協奏曲へ短調
(5)J.S.バッハ:カンタータBWV156よりアリオーソ
(6)ヴィヴァルディ:協奏曲へ長調RV.455
(7)ヘンデル:オンブラ・マイフ
(8)ジャン=バティスト・ルイエ:ソナタ ハ長調Op.3
(9)J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア
(10)G.B.ヴィヴィアーニ:ソナタ第1番ハ長調Op.4
(11)ジェレマイア・クラーク:トランペット・チューン |
ガボール・タルコヴィ(Trp)
ペーター・コフラー(Org) |
ベルリン・フィル首席トランペッター、ガボール・タルコヴィ第3弾!オルガンをバックにバロックを吹きまくる!
録音:2012年10月8/11日ヨーゼフ・カイルベルト・ザール(バンベルク)
好評の「イタリアのトランペット協奏曲」(TUDOR7161)
、「古典派トランペット協奏曲集」(TUDOR7169)に続くガボール・タルコヴィの最新アルバムはオルガンを伴奏にバロックの定番ソナタからヘンデルのオンブラ・マイフ、バッハ/グノーのアヴェ・マリアまで親しみやすい名曲ばかりをセレクション。
タルコヴィはハンガリー出身で2005 年以来、ベルリン・フィルに在籍し金管セクションをリードしている。オルガン伴奏のコフラーはイタリア出身で2008
年よりミュンヘンの聖ミカエル・キリスト協会の専属オルガニストを務めている。トランペットとオルガンによるきらびやかな世界をどうぞご堪能下さい。 |
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二人のウィーン・フィルの奏者によるドップラー作品集
「コン・ブラヴーラ(心を込めて大胆に)」
〜フランツ & カール・ドップラー作品集
(1)フランツ・ドップラー:アンダンテとロンドOp.25
(2)フランツ & カール・ドップラー:華麗なるワルツOp.33
(3)フランツ・ドップラー:ハンガリーの主題による小さな二重奏曲Op.36
(4)フランツ・ドップラー:
夢遊病の女(アデリーナ・パッティの思い出によるパラフレーズ)Op.42
(5)フランツ & カール・ドップラー共作:プラハの思い出Op.24
(6)フランツ & カール・ドップラー共作:リゴレット幻想曲Op.38
(7)フランツ・ドップラー:小さな二重奏曲Op.37 |
ヴァルター・アウアー(Fl)
カール=ハインツ・シュッツ(Fl)
クリストフ・トラクスラー(Pf) |
フルート・ファン必聴!二人のウィーン・フィルの奏者によるドップラー作品集
録音:2012年10月
フルート音楽の定番、フランツ(1821-83)とカール(1825-1900)のドップラー兄弟の2本のフルートのための作品を収録。ヴァルター・アウアーとカール=ハインツ・シュッツの二人はともにオーストリア出身でウィーン・フィルのメンバー。
シュッツはオーレル・ニコレに師事、1998
年カール・ニールセン・コンクール優勝、ウィーン響に在籍した後、現在はウィーン・フィルに在籍している。アウアーはNDR
フィル、ドレスデン・フィルの首席を経て現在、ウィーン・フィルに在籍。室内楽、ソロ活動も旺盛に行っている。 |
DUX
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アコーディオンのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ第2番ハ短調
BWV826
グバイドゥーリナ(1931-):深き淵より
フランク(1822-1890):パストラール ホ長調
Op.19 No.4
ペンデレツキ(1933-):アコーディオン独奏のためのシンフォニエッタ
アンジェイ・トゥホフスキ(1954-):
御身に、日が暮れる前に [Te lucis ante
terminum] |
マチェイ・フロンツキェヴィチ(アコーディオン) |
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ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66/ロンド ハ短調
Op.1
ワルツ ホ短調 Op. post.(1830)/ワルツ変イ長調
Op. post.(1830)
スケルツォ第2番ロ短調 Op.31/ワルツ変イ長調
Op.34 No.1
ワルツ イ短調 Op.34 No.2/ワルツ ヘ長調
Op.34 No.3
前奏曲嬰ヘ長調 Op.28 No.13/前奏曲変ホ短調
Op.28 No.14
前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15/前奏曲変ロ短調
Op.28 No.16
マズルカ ホ短調 Op.41 No.1/マズルカ
ロ長調 Op.41 No.2
マズルカ変イ長調 Op.41 No.3/マズルカ嬰ハ短調
Op.41 No.4
ポロネーズ変イ長調「英雄ポロネーズ」Op.53 |
マリア・コレツカ=ソシュコフスカ(ピアノ) |
マリア・コレツカ=ソシュコフスカは1962年にコンサート・デビューしたポーランドのピアニスト。2007年にウーチ(ポーランド)のグラジナ&キェイストゥト・バツェヴィチ音楽アカデミーのピアノ科長に就任しました。 |
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ウーカシェフスキ、ミコワイ・グレツキ:弦楽合奏作品集
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):
シンフォニエッタ(2004)/摂理の交響曲(2006/2009)から
アダージェット
ミコワイ・グレツキ(1971-):
コンチェルト・ノットゥルノ(ヴァイオリンと弦楽合奏のための;2000)(*)
パヴェウ・ウーカシェフスキ:
四旬節の音楽−バルティック・ネオポリス・オーケストラに(2012)
ミコワイ・グレツキ:ディヴェルティメント(2009) |
バルティック・ネオポリス・オーケストラ
トマシュ・トマシェフスキ(ヴァイオリン(*)、コンサートマスター) |
2008年ポーランドのシュチェチンに創設された弦楽合奏団バルティック・ネオポリス・オーケストラのデビューCD。 |
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サクソフォンの会話
タンスマン(1897-1986)/ドロタ・サムセル(1974-):
オーボエ、クラリネットとファゴットの三重奏のための組曲
(1949;サクソフォン・トリオ版)
カロル・ベッファ(1973-):オブセッション(2009)
ヒンデミット(1895-1963):
2つのアルトサクソフォンのための演奏会用小品(1933)
クリスティアン・ラウバ(1952-):
バラフォン [Balafon] (1992-1994)/アルス
[Ars] (1992-1994)
アロイジ・トミス(1929-2005):様々な様式による小品集(1968)
アルフレッド・デザンクロ(1912-1971):前奏曲、カデンツァとフィナーレ |
アルス・デュオ
ドロタ・サムセル、アリツィア・ヴォウィンチク(ソプラノサクソフォン、アルトサクソフォン)
バルトシュ・ベドナルチク、アグニェシュカ・コパツカ(ピアノ)
シモン・ニジヴォルスキ(テナーサクソフォン) |
LA MA DE GUIDO
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17世紀のバルセロナ大聖堂楽長たち
フランセスク・バリュス(1671頃-1747/楽長在位:1696-1726)/
ハビエル・メネンデス&セルジ・カザデムン校訂:
今日、処女マリアは [Hodie Maria Virgo]
(8声と通奏低音のためのモテット)
主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] (7声と通奏低音のための詩篇)
わが肉を食べる者は [Qui manducat meam
carnem]
(4声と通奏低音のためのモテット)
おお、道を行くすべての者よ [O vos omnes]
(4声と通奏低音のためのモテット)
ジュアン・バルテ(1650頃-1706/楽長在位:1682-1696)/
ハビエル・メネンデス校訂:ミサ [Missa]
(6声と通奏低音のための)
マルシア・アルバレダ(?-1673/楽長在位:1626-1664)/ベルナト・カブレ校訂:
アヴェ・マリア [Ave Maria] (4声のモテット)
来たれ、キリストの花嫁 [Veni sponsa Christi]
(4声のモテット)
されどわれらはわれらの主イエス・キリストの十字架を誇るべし
[Nos autem gloriari](4声のモテット)
ジュアン・パウ・プジョル(1570-1626/楽長在位:1612-1626)/
イジニ・アングレス校訂:
死者のためのミサ [Missa pro defunctis]
(4声のレクイエム;1614) |
フランセスク・バリュス室内合唱団
マリア・カザドゥ、アナイス・ウリベラス(ソプラノ)
エウラリア・ファントバ、アンナ・バリュス(アルト)
ホルヘ・アバルサ、ダビド・モンセラト(テノール)
ジュアン・ガルシア、ネストゥル・ピンダドゥ(バス)
マリア・クリゾル(ファゴット)
マヌエル・ビラス(ダブルハープ)
ジョルディ・レグアン(ポジティヴ・オルガン)
ダビド・マレト(指揮) |
録音:2011年11月13-15日、バルセロナ大聖堂、バルセロナ、スペイン
バルセロナ大聖堂の楽長を務めたカタルーニャ人作曲家たちの教会音楽作品をバルセロナ大聖堂で録音した注目盤。プジョルのレクイエムをはじめとする佳曲をヴォーカル・アンサンブル・スタイルで堪能することができます。
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ロマンティック ロマン派のギター
パガニーニ(1782-1840)/トーマ・ヴィロトー(1985-)編曲:
24の奇想曲 Op.1 より 第24番
ルイージ・レニャーニ(1790-1877):36の奇想曲
より 第1, 2, 7, 8番
フェルナンド・ソル(1779-1938):悲歌風幻想曲
ナポレオン・コスト(1805-1883):
アルプス越え Op.27/オルナンの谷 Op.17/オートゥイユの夕べ
Op.23
ルイージ・レニャーニ:幻想曲 Op.19
メンデルスゾーン(1809-1847)/フランシスコ・タレガ(1852-1909)編曲:舟歌 |
トーマ・ヴィロトー(ギター) |
録音:2013年11月23-24日、スタジオ・アルス・ハルモニカ、サバデイ、スペイン
フランスのギター奏者トーマ・ヴィロトー(1985年生まれ)が2012年スペインのベニカシムで開催されたフランシスコ・タレガ国際ギター・コンクールで優勝した際の副賞として制作されたCD。
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PNEUMA
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百番のカンティガ
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
頭書/プロローグ/第1番「七つの喜び」/第100番「昼の星」(*)
第200番「私は称えた、称える、称えるだろう」/第279番「大病」
第300番「常なる称賛」/第400番「称賛の仕方」
第401番「嘆願」(エピローグ) |
ムシカ・アンティグア
エドゥアルド・パニアグア(ディレクター) |
録音:2013年3、10月、場所の記載なし
編纂者であるカスティリャ王アルフォンソ10世を紹介する「頭書」の朗読−プロローグ−第1番に始まり100番区切りのナンバーを収録。
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TROUBADISC
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TRO-CD 01444
(3CD)
\3600 →\3290
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無伴奏ヴァイオリンのための音楽 Vol.7
J・S・バッハ(1685-1750):
ソナタ第1番ト短調 BWV1001/パルティータ第1番ロ短調
BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003/パルティータ第2番ニ短調
BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005/パルティータ第3番ホ長調
BWV1006
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):後奏曲II(1981-1982) |
レナーテ・エッゲブレヒト(ヴァイオリン) |
録音:2011年6月25-31日、サントハウゼン、バーデン=ヴュルテンベルク州、ドイツ
自ら興したトルーバディスク・レーベルで無伴奏ヴァイオリン音楽のシリーズを展開してきたドイツのヴァイオリン奏者レナーテ・エッゲブレヒト(1944-)が、ついにバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲を録音。
ウクライナの現代音楽作曲家シルヴェストロフの後奏曲を締めに置いた3枚組の構成ながら価格は約1枚半分です。
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<メジャー・レーベル>
UNIVERSAL MUSIC SPAIN
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ファリャ(1876-1946):
バレエ「三角帽子」組曲第1番
バレエ「三角帽子」組曲第2番
バレエ「恋は魔術師」(*)
ジュアン・アルベルト・アマルゴス(1950-):
7つのスペインの歌(*)
二人の巡礼者,私を虜にしたモーロ娘,トリアナ万歳,私のママ,
ジプシーの男の子の子守歌,青い瞳,彼女の冠の花 |
エストレリャ・モレンテ(カンタオラ(*))
スペイン国立管弦楽団
ジュアン・ポンス(指揮) |
録音:2010年3月15-18日、国立音楽堂シンフォニー・ホール、マドリード、スペイン
1980年グラナダ生まれのカンタオラ(フランメンコ歌手)、エストレリャ・モレンテをクラシカル作品に起用したスペイン色満載のCD。ジュアン・アルベルト・アマルゴスはバルセロナ生まれの作曲家。
スペインのメジャー・レーベル商品は入手経路の都合により高価格となってしまいますが、生産数がたいへん少ないのでお早目のご入手をお勧めいたします。
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<国内盤>
<映像>
3/18(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ACCENT
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ローマ・パリ・マドリッド〜ヨーロッパ・バロック・ギター作品集
【ローマ】
ミケランジェロ・バルトロッティ:
ギター作品集第2巻(c1655)〜
プレリュード、アルマンド、クーラント、ブランド、サラバンド、ジーグ
ジョバンニ・バティスタ・グラナタ:
優しいソナタ集(1659)〜
アルマンド、バレット、パッサカリア、サラバンド、アルマンド、パッサカリア
【パリ】
フランチェスコ・コルベッタ:
王のギター(1670)〜プレリュード、アルマンド、クーラント、シャコンヌ
ロベルト・ド・ヴィゼー:
ギターのための作品集 (1686)〜
プレリュード、アルマンド、クーラント、サランバンド、ジーグ、ブレー
【マドリッド】
ガスパル・サンス:スペイン・ギター指南
〜上達までの根本的原理(1674/97)〜
プレリューディオ・オ・カプリッショ・アルペアードV、
パッサカリアX
フランシスコ・ゲラウ:
調和の詩(1694)〜カナリオ、パッサカリア、
第7旋法によるパッサカリア、第8旋法によるパッサカリア |
ピエール・ピツル(バロック・ギター) |
17 世紀ヨーロッパの3 都市で活躍した6人の作曲家たちから贈られた絶品ギター作品を名手ピツルが弾き分ける
録音:2013 年4 月/67’55
撥弦楽器アンサンブル、プリヴァーテ・ムジケのリーダーであるギタリストのピエール・ピツルのソロ・アルバム。スペインを中心に発展してきたギターは、17
世紀ヨーロッパ全域で5 コースのギター(バロック・ギター)が流行します。このアルバムでは17
世紀に活躍した作曲家を3 つの地域に分け収録。
【ローマ】編では、ボローニャ出身のバルトロッティとトリノ出身のグラナタ。バルトロッティは卓越したテクニックを持った奏者としても名が知れ、さらには医者としての顔をもつ多才な人物でした。全2
巻にわたるギター曲集を出版し、気品漂う美しい作品で今日のギタリストにも影響を与えています。
【パリ】編では、コルベッタとヴィゼーが登場。コルベッタはイタリアのパヴィア生まれですが、ヨーロッパ各地で活躍し、イギリスでアン王女、フランスではルイ14
世にギターを教え、最後はパリで亡くなっています。そして彼の弟子のヴィゼーの作品。ヴィゼーもルイ14
世の宮廷音楽家として活躍し、2 つのギター曲集を残しています。
最後に【マドリッド】編としてガスパル・サンスとフランシスコ・ゲラウ。スペイン・ギター音楽の発展に大きな影響を及ぼしたサンスが出版した「スペイン・ギター指南〜上達までの根本的原理」。そして修道士として生きたゲラウの「調和の詩」が収録されています。
ピエール・ピツルは、同じ時代を生きたヨーロッパ各地作曲家たちの異なるスタイルの作品を見事に弾き分けています。 |
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楽師、悪魔、そして魂、世界、肉体
フランチェスコ・ラティス〜天使の対話
(ドラマティック・カンタータ&ポピュラー・ソング集)
1.フランチェスコ・ラティス(1676没):天国と地獄のシャコンヌ
2.ステファノ・ランディ(1587-1639):シンフォニア2
3.ラティス:天使の対話(楽師)
4.ラティス:天国には行けない
5.タルクィニオ・メールラ(1595-1665):ペル・マルーム・ヴェレ
6.ランディ:シンフォニア3
7.メルーラ:ラ・ルジェーラ
8.ラティス:天使の対話(魂と悪魔)
9.ベルナルド・ジアノンチェリ(1650以前没)/ラティス:虚ろなベルガマスカ
10.ラティス:取り乱したルガー
11.マルコ・ウッチェリーニ(1610-1680):アリア第3番〜ソプラノのバレット
12.ラティス:魂の対話(正直者)
13.ウッチェリーニ:アリア第4番〜ソプラノのシャコンヌ
14.ラティス:天使の対話(魂、世界、肉体、悪魔) |
ヌォーヴォ・アスペット
ミヒャエル・ドィッカー(指揮)
コルネリア・サミュエリス(S)
岡村知由紀(S)
フランツ・ヴィツム(CT)
クリスティアン・ディエツ(T)
ヨルック・フェリックス・スペール(B) |
歴史に埋もれた作曲家フランチェスコ・ラティスの「天使の対話」を収録
60’40
「ヴァニタス(すべては空しい)」や「メメント・モリ(死を記憶せよ)」といった17
世紀バロック期の精神を表す概念。そういった世界観から生まれ当時ヒットしたという「パッサカリア・デラ・ヴィータ(
人生のパッサカリア)」というアリアがあります。しかしその曲の成り立ちなどに謎が多くこれまで研究されてきませんでした。そこで200
ページに及ぶ歌の楽譜の束を手に入れたリュート奏者であるミヒャエル・ドィッカーがこの真相を究明。実際その束は、この作品に関する事だけではなく、隠れた多くの曲が含まれた宝でありました。1657
年に出版されたこの束の内、数ページにイタリアのキアヴェンナでオルガニストとして活躍していたフランチェスコ・ラティスの作品が発見されました。彼の音楽は非常にキャッチーなメロディーで、人々の信仰心を強める曲。
このアルバムに収録された「天使の対話」は、楽師、悪魔、そして魂、世界、肉体などを擬人化した旋律をプサルテリウム、ハープ、トロンボーン、バロック・ギターの楽器が対話をするという構成。2011
年に設立された新進気鋭のドイツのピリオド・アンサンブル、ヌォーヴォ・アスペットが、様々な技巧を駆使して鮮やかな表現を楽曲から引き出した聴きごたえのある1
枚です。 |
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ナポリ・バロック・ハープ作品集
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647):
トッカータ第2番&ハープのためのリガトゥーレ
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):ヴェノ−サ公爵のガイヤルド
アスカニオ・マイオーネ(1565-1627):トッカータ第1番
ジョヴァンニ・デ・マック(1550-1614):協和と不協和
ジョヴァンニ・レオナルド・デッラルパ(c1525-1602):Io
navigai un tempo
ジョヴァンニ・ドメニコ・ダ・ノラ(1510-1592):Venga
quel bel narcisso
デ・マック:ガイヤルド第2番
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
ロマンス「誰のために髪を長くしたのか」、第1旋法のティエント、
イタリア風パヴァーヌによるディフェレンシアス
フランチェスコ・ロンバルト(1587-1642):トッカータ
トラバーチ:ハープのためのアンシデーテミ・プル
マイオーネ:
ハープのためのコスタンツォ・フェスタの定旋律によるリチェルカーレ マイオーネ
デ・マック:ストラヴァガンツェ第2番
マイオーネ:パルティーテ・ソプラ・フィデーレ
ルーカス・ルイス・デ・リバヤス(1650-?):
アチャ、バカス、ルッジェーロ、シャカラス、エスパニョレタス |
マルグレート・ケール
(アルパ・ドッピア/ ダブルハープ) |
アルパ・ドッピアの深く優しい響きで聴くナポリ・バロック作品集
録音:2012 年7 月/56’27
16 世紀末から17 世紀初頭にかけてナポリで活躍したイタリア・スペインの作曲家のハープ作品を17
世紀イタリアで発展した二重のハープアルパ・ドッピアで奏でたアルバム。アルパ・ドッピアは、片方にはディアトニックな音階(全音階)を、もう片方にはクロマティックな音階(半音階)を出すという構造のバロック・ハープ。ナポリは17
世紀のヨーロッパにおいても芸術活動の盛んな都市であり、トラバーチ、マイオーネ重要な作曲家が多く生まれました。
またスペインでも当時ハープは重要な楽器であり、カベソン、リバヤスなどが意欲的に作曲を行っていました。
このアルバムは、世界的なバロック・ハープ奏者ローレンス=キングとマラ・ガラッシに師事したマルグレート・ケールが、時代背景を考慮し、創造力豊かに選曲した多彩な内容です。
ブックレットには、ケール自身がナポリを旅し、作曲家ゆかりの場所を訪れ、その際撮影した美しい写真が掲載されています。 |
AUDITE
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AU 92676
(SACD HYBRID)
\2500
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ヴィエルヌのオルガン交響曲全曲
ヴィエルヌ:
(1)オルガン交響曲第5番 イ短調 op.47(1924)
(2)オルガン交響曲第6番 ロ短調 op.59(1930) |
ハンス=エーベルハルト・ロス(オルガン) |
優秀録音。2013 年歿後75周年のヴィエルヌのオルガン交響曲全曲録音シリーズ最終の第3弾は名曲、第5番と第6番!
録音:(1)2013 年3 月19&20 日、(2)2013
年6 月5&6 日、メミンゲン、聖マルティン教会の大オルガン/DDD、72’12”
SACD ハイブリッド盤。オルガンの録音に定評のあるドイツのAudite
レーベル。このジャンルにおいて数々の優秀録音をリリースしてきました。最新アルバムは、2013
年歿後75 周年の企画として開始したヴィエルヌのオルガン交響曲全曲録音の最終となる第3
弾が登場します。収録曲は名曲オルガン交響曲第5
番 イ短調 op.47 と同第6 番 ロ短調 op.59 です。
ヴィエルヌは先天性の白内障のため生まれつき盲目に近かったのですが、6
歳で弱視へ快復したと言われています。1881
年、ヴィエルヌが11 歳の時には国立パリ盲学校に進学し、その後ヴァイオリン、ピアノそしてオルガン学び、セザール・フランクが弾くオルガン演奏を聴いて感銘を受けて以来、パイプオルガンを熱心に学びました。ヴィエルヌはフランクやオルガン交響曲第5
番のトッカータが有名なシャルル=マリー・ヴィドールなど、著名なオルガニストに師事し、オルガン演奏及び作曲を習い、歿年までパリのノートル・ダム大聖堂の首席オルガニストを務めました。
演奏のハンス=エーベルハルト・ロスは数々の国際コンクール受賞歴を持つ逸材で、Audite
レーベルからフランクのオルガン作品全集(AU21413)をリリース、非常に高い評価を得ています。当シリーズ第1
弾(AU 92674)第2 弾(AU 92675)でも卓越した技術と確かな解釈でヴィエルヌの代表盤の呼び声高い名演奏を聴かせてくれます。Audite
レーベルの社主でプロデューサー& エンジニアのルトガー・ベッケンホーフ氏、満を持しての録音だけに自信を持ってご紹介できる優秀録音です。 |
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AU 92660
(SACD HYBRID)
\2500
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ハンスヨルグ・フィンク&エルマー・レーネン:
レクイエムによる即興演奏
1.イントロイトゥス 2.キリエ
3.セクエンツィア 4.オッフェルトリウム
5. サンクトゥス 6. アニュス・デイ
7.ルックス・エテルナ 8. 赦祷文 9.楽園へ |
ハンスヨルグ・フィンク(トロンボーン)
エルマー・レーネン(オルガン) |
優秀録音。教会に響き渡るトロンボーンとオルガンによる即興的なレクイエムジャズィで色彩感豊かな響き
録音:2013 年4 月15-17 日、ケーヴェラー、聖マリエン教会/DDD、62’59”
SACD ハイブリッド盤。このアルバムはトロンボーン奏者のハンスヨルグ・フィンクとオルガニストのエルマー・レーネンによる伝統的なレクイエムの形式から様々な音楽要素を取り込んだ即興的な作品です。即興といっても曲全体のつくりやオルガンとトロンボーンの役割などは二人の奏者により密に考えられており、まことに色彩感豊かな1
時間を超える大作に仕上がりました。ジャズ的要素もふんだんに取り入れており、まさに新鮮なレクイエムと言えましょう。教会の響きを非常に効果的に用いた録音で、トロンボーンもオルガンのコンソール横で演奏し、その音はまるで天から舞い降りてくるような空気感に富んでいます。このような素晴らしい録音ができるのも長年教会での録音に携わり、数々の優秀録音をリリースしてきたaudite
の社主ベッケンホーフ氏がなせる妙技と言えましょう。 |
FARAO
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ベルリン放送響首席、クララ・デント、デビュー盤
「スペインのフォリア/クララ・デント、ブリギッテ・エンゲルハルト」
・マラン・マレ:
スペインのフォリア〜オーボエ、チェンバロとチェロための24のクプレ
・J.S.バッハ(アーサー・ジェンセン編):パルティータ
イ短調BWV.1013
〜オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための改訂版
・F.クープラン:王宮のコンセール第4番〜オーボエと通奏低音のための
・J.S.バッハ:
トリオ・ソナタ第1番BWV. 525〜オーボエとポジティフ・オルガンによる演奏
・J.S.バッハ:
トリオ・ソナタ第5番BWV. 529〜オーボエとポジティフ・オルガンによる演奏 |
クララ・デント(オーボエ)
ブリギッテ・エンゲルハルト
(チェンバロ&オルガン)
ガブリエル・アドリアーン(ヴァイオリン)
アンドレアス・ヴィルヴォール(ヴィオラ)
ハンス=ヤーコプ・エッシェンブルク(チェロ)
アンドレアス・ヴィレゾル(コントラバス) |
哀切込められたオーボエの調べ、ベルリン放送響首席奏者、クララ・デントのデビュー盤
収録:2005 年5 月/ミュンヘン、ファラオ・スタジオ(セッション)/DDD、ステレオ、66’50”
プロデューサー、レコーディング・エンジニア&ミキシング:アンドレアス・ツェンメラー&フェリクス・ガーゲルレ
エディティング:フェリクス・ガーゲルレ&アレッサンドロ・ビネッティ
1999 年よりベルリン放送交響楽団(RSB)の首席オーボエ奏者で、ソリストとしてもラトル指揮のベルリン・フィルやメータ指揮のバイエルン国立管弦楽団にしばしば客演するクララ・デントのデビュー・アルバム。
ザルツブルク出身でモーツァルテウムに学び、現在、モーツァルテウムで教鞭を取るエンゲルハルトをはじめ、気心の知れた仲間と組んだバロックのナンバーの数々では、ときに甘くときに切ない、デントの美しくのびやかな音色の魅力を存分にあじわうことができます。定評あるFARAO
のセッション録音で音質もすぐれています。 |
HMF
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ベルリン古楽アカデミー
アダージョとフーガ〜W.A.Mozart after J.S.Bach
天才モーツァルトを介して聴く大バッハ
(1)プレリュードとフーガ ニ短調 K405/4
(J.S.バッハ:平均律第2巻第8番 嬰ニ短調
BWV 877)
(2)ラルゲット・カンタービレ ニ長調&フーガ
K405/5
(J.S.バッハ:平均律第2巻第5巻 ニ長調
BWV 874)
(3)アダージョとフーガ イ短調
(J.S.バッハ:平均律第1巻第22番 変ロ短調
BWV 867)
(4)アレグロ ハ短調 K.Anh.44&2台チェンバロのためのフーガ
K426
(5)アダージョ・カンタービレ&フーガ 変ホ長調
(平均律第2巻第7番 変ホ長調 BWV 876)
(6)弦楽のためのアダージョとフーガ ハ短調
K546
(7)アダージョとフーガ ホ長調 K405/3
(平均律第2巻第9番 ホ長調 BWV 878)
(8)アダージョとフーガ ロ短調(平均律第1巻第4番
嬰ハ短調 BWV 849)
(9)アダージョとフーガ ニ短調(平均律第1巻第4番
嬰ハ短調 BWV 849) |
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ベルリン古楽アカデミー |
天才モーツァルトを介して聴く大バッハ。ベルリン古楽アカデミーが冴える!
録音:2012 年9 月13-15 日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
ベルリン古楽アカデミー久々のアンサンブルもの新譜の登場。
圧巻の「フーガの技法」(HMC 902064)のあとは、ヤーコプスのプロジェクトで「魔笛」や「マタイ受難曲」、またペルゴレージの作品などで鮮烈な音色を聴かせてくれていれていたベルリン古楽アカデミー。このたびリリースされるのは「W.
A.Mozart after J. S. Bach」と題された、モーツァルト編曲のバッハ作品を中心とした1枚です。
興味深いのが、平均律の室内楽編曲版。バッハの平均律が出版されたのは1801
年のことでしたが、モーツァルトは、ヴァン・スヴィーテン伯爵を介して、バッハの平均律の存在を知ります。モーツァルトは、来る日も来る日もオリジナルの資料にあたって平均律を研究、4
声体の5 つのフーガを2 つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのために編曲しました。これはKV
405 というコレクションの中に収められており、ヴァン・スヴィーテン伯爵のサロンでのマチネー演奏会で演奏されたと考えられています(1782
から83 年にかけてのこと)。この盤には5 曲のうち3
曲が収められています。プレリュードはバッハの平均律のプレリュードとは必ずしも同じものではありませんが、すべてモーツァルトによる(と考えられる)ものです。
K 番号が付されていないものは、オーストリア国立図書館に収蔵されている、モーツァルトと非常に関連が深い(コピストが同じ、など)と考えられるものの、作曲者不詳の楽曲。K.546
の弦楽のためのアダージョとフーガは、K.426
の2 台のクラヴィーアのためのフーガのモーツァルト自身による編曲版ですが、一層声部の動きが明瞭で、ベルリン古楽アカデミーの面々の腕も冴えわたっています。
天才モーツァルトを介して知るバッハの新しい世界に興味津々の一枚です!
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TYXART
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J.S.バッハ:オルガン作品集
幻想曲ト長調BWV571/ソナタ ニ長調BWV963/古き年は過ぎ去りBWV1091/
われを憐れみたまえ、おお主なる神よBWV721/
神のひとり子となる主キリストBWV Anh55/
われらイエスのともがらBWV1090/トッカータ
ニ短調BWV913/
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992/
フーガ ホ短調BWV945/パルティータ「ああ罪人なるわれ何をなすべきか」BWV770※ |
セシル・マンスゥイ
(オルガン、 ※ チェンバロ) |
チェンバロを心から愛する鍵盤奏者セシル・マンスゥイによるバッハ
録音:2011 年8 月、10 月チューリッヒ/67’56
鍵盤奏者セシル・マンスゥイ。彼女は幼いころからチェンバロの音色に魅せられ、チェンバロ奏者で音楽家としてのキャリアをスタートしました。このアルバムではオルガンとチャンバロの2
台の楽器を用いて収録。前半はオルガン、後半にチェンバロを持っていき、教会の音響効果とチェンバロの親密な響きを楽しむように構成されています。 |
HYPHEN PRESS MUSIC
バッハ・プレーヤーズ
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バッハ・アレンジング&アレンジド
モーツァルト:5つの4声フーガ K.405
〔BWV.871, BWV.874, BWV.876, BWV.877,
BWV.878〕
(J.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集第2巻》からの編曲)
J.S.バッハ:詩篇51番《いと高き者よ、わが罪をあがないたまえ》
(ペルゴレージの《スターバト・マーテル》からの編曲)
J.S.バッハ(モーツァルト、シュタードラー、ロドルフォ・リヒター編):
4つの4声のフーガ〔BWV.885, BWV.886, BWV.891,
BWV.892〕 |
バッハ・プレーヤーズ |
バッハ・プレーヤーズは、17〜18世紀の音楽の演奏をメインとして1996年にロンドンで結成されたイギリスのピリオド・アンサンブル。
ヴァイオリンのニコレット・モーネン、ロドルフォ・リヒター、チェロのアリソン・マクギリヴレイ、チェロ&ヴィオラ・ダ・ガンバのジョナサン・マンソン、テノールのジェイムス・ギルクリスト、バスのマシュー・ブルック、ピーター・ハーヴェイなど、器楽、歌手ともに超一級の古楽演奏家たちが集う要注目のアンサンブルである。
「J.S.バッハが編曲を行った作品」と「他の作曲家によって編曲されたJ.S.バッハの作品」のコントラストを楽しめるユニークなプログラム。
バッハがヴィオラ・パートを加え、歌詞を差し替え、当時のドイツとイタリアの様式を繋いだ「詩篇51番」や、モーツァルトの手により弦楽四重奏曲へと生まれ変わったフーガなどを収録。
2008年6月23日−25日の録音。 |
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エヴリワン・ア・シャコンヌ
J.S.バッハ:カンタータ第150番《主よ、われ汝を求む》BWV.150
エルレバッハ:序曲第5番
J.S.バッハ:カンタータ第78番《イエスよ、わが魂を》
パーセル:チャコニー ト短調 |
バッハ・プレーヤーズ |
「シャコンヌ(チャコニー)」で17世紀と18世紀を繋ぐ2人の作曲家、J.S.バッハとパーセル。
対を成すバッハの2つのカンタータ、初期の「BWV.150」とキャリアの絶頂期にいたライプツィヒでの「BWV.78」、そしてバッハが登場する以前のドイツにおける大作曲家エルレバッハの音楽で、「シャコンヌ」の発展、変化を聴く。
2008年11月25日−27日の録音。 |
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いざ来ませ、異邦人の救い主よ〜フランス風序曲とドイツの作曲家たち
J.S.バッハ:カンタータ第61番《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》BWV.61
エルレバッハ:序曲第6番
ホランダー:インスブルックよさらば
イザーク:インスブルックよさらば
J.S.バッハ:カンタータ第97番《わがすべての行いに》BWV.97
リュトケマン:インスブルックよさらば |
バッハ・プレーヤーズ |
フランスからドイツへと伝わり、多くの作曲家たちが自らの作風に採り入れた「フランス風序曲」。
冒頭に「フランス風序曲」を用いたバッハの「2つのカンタータ」、エルレバッハの「序曲」、イザークの「インスブルックよさらば」。「フランス風序曲」がドイツの音楽家たちに与えた影響の大きさを、バッハ・プレーヤーズが音楽で解説してくれる。
2009年12月11月30日−12月2日の録音。 |
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HPM 005
(2CD)
\5000 →\4590
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パッヘルベルとバッハ、カノンとカンタータ
パッヘルベル:
カンタータ《キリストは死の縄目につながれたり》、
カノン ニ長調、私の肉体は
J.S.バッハ:
カンタータ第54番《罪に手むかうべし》BWV.54、
カンタータ第4番《キリストは死の縄目につながれ》BWV.4
パッヘルベル:
カンタータ《わが主のみわざは》、5声のパルティータ
ト長調、
キリストは甦りたまえり
J.S.バッハ:
14のカノン BWV.1087、
カンタータ第99番《神なしたもう御業こそいと善けれ》BWV.99 |
バッハ・プレーヤーズ |
パッヘルベルの"カノン"と"カンタータ"。そしてJ.S.バッハの"カノン"と"カンタータ"。
パッヘルベルとバッハそれぞれが同じテキストを用いて作曲したカンタータ「わが主のみわざは(Was
Gott tut, das ist wohlgetan)」を中心としたプログラムで、ドイツ・バロックの2人の大家による「カノンとカンタータ」を聴き比べることができる好企画。バッハ・プレーヤーズの上質な演奏も特筆もの。
2010年11月8日−10日&2011年11月21日−23日の録音。 |
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バッハのライブラリー
J.B.バッハ:序曲第2番ト長調
デュパール:組曲第6番ヘ短調
ステッファーニ:序曲《嵐》
マレ:歌劇《アルシード》からのサンフォニー
J.S.バッハ:序曲第2番ロ短調 BWV.1076 |
バッハ・プレーヤーズ |
デュパール、ヨハン・ベルンハルト・バッハやステッファーニなど、J.S.バッハ自身の手で写譜が行われた作品を中心としたプログラム「バッハのライブラリー」では、「フランス様式」が大バッハやドイツの同世代の作曲家たちに与えた影響、音楽史における重要度を表現。
マリオン・モーネンやニコレット・モーネン、レイチェル・イッサーリス、ジョナサン・マンソンが名を連ねるバッハ・プレーヤーズの見事なアンサンブルからは、バッハの時代における「フランス様式」の存在感の大きさが伝わってくる。
2012年7月2日−4日の録音。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
TAHRA
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「アムステルダムのジュリーニ/
1960年6月22日オランダ音楽祭ライヴ」
・ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調RV.589*
・ヴェルディ:聖歌四篇 |
オランダ放送連盟大合唱団
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
エリーザべト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ウルズラ・ベーゼ(コントラルト)* |
ジュリーニ指揮コンセルトヘボウ管、オランダ音楽祭1960ライヴ、シュヴァルツコップ独唱ヴェルディの聖歌四篇、ヴィヴァルディのグローリア
収録:1960 年6 月22 日/オランダ音楽祭(ライヴ・モノラル)/ADD、モノラル、68’11”
イタリアの名指揮者カルロ・マリア・ジュリーニの生誕100
周年アニヴァーサリーにTahra より復刻されるのは、1960
年6 月のオランダ音楽祭でジュリーニが名門コンセルトヘボウ管を指揮したコンサートのライヴ録音。
資料によると、生涯に59 のオーケストラを指揮したジュリーニは、1957
年10 月30 日から1996 年3 月15 日のあいだに、コンセルトヘボウ管を81
回指揮して、36 人の作曲家による60 作品を取り上げています。
ヴィヴァルディの「グローリア」と、ヴェルディの「聖歌四篇」はいずれも完全初出となる内容で、この演奏が行われた1960
年6 月22 日は、さきごろtestament で復刻された、エディンバラ音楽祭でジュリーニがフィルハーモニア管を指揮したヴェルディの「レクィエム」のちょうど2
ヶ月前にあたります。
音楽祭の舞台にぴったりのヴィヴァルディの華やぎと、静謐で深遠なる美しさと劇性を併せ持つジュリーニ得意のヴェルディ作品との組み合わせもうまく、気力漲るジュリーニの音楽運びと、オランダ放送連盟大合唱団の迫力ある歌唱が同様に特徴的で、さらにここではシュヴァルツコップの参加もまたおおきな魅力となっています。
なお、当日はオール・イタリア・プログラムで、本アルバムには未収録ながら、ほかにボンポルティの合奏協奏曲も演奏されていました。モノラルながら音の状態も良好です。 |
<メジャー・レーベル>
SONY
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8869774925-2
\2500→\2290 |
マキシミリアン・ホルヌング来日記念
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、
サン=サーンス:組曲&ロマンス
サン=サーンス:
チェロと管弦楽のための組曲ニ短調作品16
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
サン=サーンス:ロマンスヘ長調作品36 |
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)
バンベルク交響楽団
指揮:セバスティアン・テヴィンケル |
ドイツのチェロ界を担う未曽有の大器、マキシミリアン・ホルヌング、ソニークラシカルよりソロ・デビュー
■21歳で難関として知られるドイツ音楽コンクールで優勝し、同世代のチェリストの中で最も将来を嘱望されているマキシミリアン・ホルヌング。2014年4月、東京・春の音楽祭を含む初のリサイタル・ツアーでの来日(共演は河村尚子)に際して、ソニークラシカルへの2枚のアルバムを一挙に発売いたします。
■『ホルヌングはまるで別の惑星から来た音楽家のようだ。こんなにも若いのにすでに円熟し、ベテランの名手のように落ち着いた自信と、ロッカーのような若々しい勢いとが、一人の人間の中に同居している』(『ディ・ツァイト』紙)と絶賛されているように、伸びやかでスケールの大きな音楽性、卓越した技巧、美しく豊かな音色など、チェリストとしてのずば抜けた才能を開花させ、ヨーロッパでいま大きな注目を集めています。2013年春、ソロ活動に専念するため首席チェロ奏者を務めていたにバイエルン放送交響楽団を離れ、今シーズンはルツェルン音楽祭、チェコ・フィルやウィーン響へのデビューを果たすかたわら、故郷のアウグスブルク・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
■2012年11月に録音された当アルバムは、ホルヌングのソニークラシカルへの2枚目・初めての協奏曲録音となったもので、あらゆるチェリストの根幹のレパートリーともいうべきドヴォルザークのチェロ協奏曲を中心に据え、やはりチェロという楽器を偏愛したサン=サーンスの組曲とロマンスを前後に配した構成になっています。ドヴォルザークの協奏曲では、ホルヌングの演奏のスケールの大きさ、そして第1楽章や第2楽章の抒情的なパッセージでの懐かしみ溢れる表現力が際立ち、サン=サーンスの2曲では繊細なまでの音色のコントロールが耳に残ります。
■共演はドイツ気鋭のセバスティアン・テヴィンケル指揮する名門バンベルク交響楽団。ドイツのオーケストラらしい分厚く温かみのある響きで、若いホルヌングを盛りたてています。
【録音】2010年11月2日〜5日、バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・サール(デジタル・セッション)
【プロデューサー】ベルンハルト・アルブレヒト 【バランス・エンジニア】ヘルベルト・フリューバウアー
【来日日程】4/5(土)武蔵野市民文化会館小ホール4/6(日)倉敷
大原美術館4/7(月)大阪フェニックスホール4/8(火)東京文化会館小ホール
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8869774924-2
\2500→\2290 |
マキシミリアン・ホルヌング来日記念
Jump!/ロマンス&さすらう若人の歌〜
チェロのための小品集
スクリアビン:ロマンス /
ブリッジ:セレナード /
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌 /
ドビュッシー:夜想曲とスケルツォ /
フォーレ:演奏会用小品[イッサーリス編]
/
シューベルト:楽興の時D.780(作品94)の3
[グリュッツマッハー編] /
マーラー:さすらう若人の歌[ホルヌング編] 世界初録音
/
ブロッホ:祈り /
ブロッホ:ニグン[シュスター編] /
バッハ:G線上のアリア[ローズ編] /
ブーランジェ:3つの小品 /
ウェーベル:2つの小品 /
チャップリン:ライムライト[ベックマン編]
/
G.ブーランジェ:ジョルジェット |
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)
ミラーナ・チェルニャフスカ(ピアノ) |
ドイツのチェロ界を担う未曽有の大器、マキシミリアン・ホルヌング、ソニークラシカルよりソロ・デビュー。
■2010年に録音された当アルバムは、マキシミリアン・ホルニングにとってソニークラシカルへのデビュー録音となったもの。ホルヌングの特筆の一つである熱い「うたごころ」が横溢する小品集で、バッハからチャップリンにいたるさまざまな時代を横断し、チェロのために書かれたオリジナル曲のみならず、ピアノ曲・ヴァイオリン曲などからのチェロ用の編曲も含まれています。
■特に注目されるのは、アルバムの中央に置かれたマーラーの「さすらう若人の歌」をホルヌング自らチェロとピアノ用に編曲したもの(世界初録音)。青春時代の恋のときめきや失恋の痛手など、感情の起伏の大きなオリジナルの歌曲のエッセンスを、まるでチェロが人間の感情をもって語りかけるかのように木目細やかに表現しています。
■共演のミラーナ・チェルニャフスカは、ウクライナ出身のドイツのピアニストで、ソロのみならずユリア・フィッシャー、リサ・バティアシヴィリ、デイヴィッド・ギャレット、ダニエル・ミュラー=ショット、フォーグラー・クヮルテットらの重要な室内楽のパートナーとして活躍しています。
■マキシミリアン・ホルヌング (チェロ) Maximilian
Hornung 1986年、ドイツのアウクスブルク生まれ。8歳よりチェロを始め、1995年よりエルダー・イサカッゼのもとで学ぶ。トーマス・グロッセンバウアー、ダヴィッド・ゲリンガスにも師事。
2007年、ドイツ音楽コンクール優勝。ベルリンのフィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ライプツィッヒのゲヴァントハウス、チューリッヒのトーンハレ、ロンドンのウィグモアホールなどヨーロッパ各音楽都市の一流コンサートホールで演奏している。 室内楽では、クリスティアン・テツラフ、リサ・バティアシヴィリ、フランソワ・ルル、ミッシャ・マイスキー、リン・ハレルなどと共演。また、ドイツの若いピアノ三重奏団「テックラー・トリオ」のメンバーでもあり、多くのコンクールに入賞している。さらに、トーンハレ、バイエルン放送響、ベルリン放送響、モスクワ・チャイコフスキー交響楽団など世界一流のオーケストラ、ダニエル・ハーディング、マンフレート・ホーネック、ハインリッヒ・シフなどの指揮者とソリストとして共演している。 つい先頃までバイエルン放送響の第一首席チェリストをつとめ、2012年秋の同オーケストラの日本ツアーではメンバーとして来日。
2013年春にソロ活動に専念するため退団。出身地のアウクスブルク・フィル、バンベルク響(ウルバンスキ指揮)、バイエルン放送響(ハイティンク指揮)などヨーロッパのオーケストラとの共演が予定されている。
また、アンネ=ゾフィー・ムター財団より強力な支援を得ており、2011年にはムターと同財団の支援を受けている演奏家たちとともにツアーをおこなった。
ケルン、エッセン、ハンブルク、バーデン・バーデン音楽祭などでも演奏している。 デビューCDはGENUINレーベルからリリースされ、フランスのClassic-info
Ring prizeを受賞。さらにBRIDGEレコードとはオーデンセ交響楽団との共演でユーディ・ワイナーのチェロ協奏曲を世界初録音、ラフマニノフとストラヴィンスキーの作品も収録した。
2010年にソニークラシカルと専属契約を結ぶ。2011年には、ソニーでのデビューCD「Jump!」がエコー賞新人賞を、さらに2012年にソニーからリリースされたバンベルク交響楽団と共演のサン=サーンス「組曲とロマンス」/ドヴォルザークのチェロ協奏曲もエコー賞を受賞した。
<オフィシャルHP http://www.maximilianhornung.com/>
【録音】2010年7月21日〜24日、ミュンヘン、バイエルン放送局第1スタジオ(デジタル・セッション)
【プロデューサー】ダグマー・ビルヴェ 【バランス・エンジニア】ウルリケ・シュヴァルツ
【来日日程】4/5(土)武蔵野市民文化会館小ホール4/6(日)倉敷
大原美術館4/7(月)大阪フェニックスホール4/8(火)東京文化会館小ホール |
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8884303538-2
\2500→\2290 |
クラウス・フロリアン・フォークト/フェイヴァリッツ〜オペレッタ&ミュージカルを歌う
カールマン:喜歌劇『伯爵夫人マリツァ』より
「ウィーンへ愛をこめて」,
シュトルツ:『プラーター公園にまた花が咲き』Op.247,
レハール:喜歌劇『ほほえみの国』より
「いつも微笑みを」「リンゴの花輪を」「君はわが心のすべて」,
ジーツィンスキー:『ウィーンわが夢の街』Op.1,
レハール:喜歌劇『ロシアの皇太子』より
「ボルガ河岸に立つ兵士」,
レハール:喜歌劇『フリーデリケ』より
「ああ、お嬢様。私のお嬢様」,
レハール:喜歌劇『この世は美しい』より
「この世は美しい」,
バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より
「マリア」「きっとどこかに」,
クロード・ミシェル・シェーンベルク:『レ・ミゼラブル』より
「彼を帰して」,
アンドルー・ロイド・ウェバー:『オペラ座の怪人』より
「夜の音楽」,
ベニー・アンダーソン:『チェス』より
「アンセム」, |
クラウス・フロリアン・フォークト(T),
ゲーリット・プリースニッツ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団 |
クラウス・フリーリアン・フォークトのソニークラシカルへのソロ・アルバム第3弾は、何とオペレッタとミュージカルの名曲集。
古くはリヒャルト・タウバー、そしてフリッツ・ヴンダーリヒ、あるいはルネ・コロなど、ヨーロッパで人気を博したドイツ系のテノールは誰もがオペレッタでも素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
新国立劇場の「ローエングリン」や東京・春祭の「マイスタージンガー」で日本でも一躍当代一のワーグナー歌手としての認識が高まっているフォークトも例外ではありません。
2013年暮れのドレスデン・シュターツカペレのジルヴェスターコンサートでも、ティーレマンのノリノリの指揮のもと、その軽やかな声でオペレッタ・ナンバーを披露していました。
当アルバムは、明けて2014年1月に改めてミュンヘンでセッションを組んで録音されたものです。
彼の春風のように軽やかで優しい声は、様々な愛に溢れたオペレッタの主人公たちの繊細な心の動きを的確に表現しています。中でも有名なジーツィンスキーの「ウィーンわが夢の街」での甘く切ない声は、一度聴いたら忘れることはありません。
レハールやカールマンなどの「古典的」なオペレッタはもちろんのこと、『ウエスト・サイド・ストーリー』や『オペラ座の怪人』などのミュージカルにいたるまで、どれも手中に収めた彼の歌唱は、説得力と表現力に満ちており、聴き手を夢の世界へといざなうことでしょう。フォークトの飄々とした美声をたっぷり堪能できる楽しいアルバムの登場です。
【録音】2014年1月7日〜11日, ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ(デジタル:セッション)
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8884305380-2
\2500 |
プラシド・ドミンゴ/《無限の愛》〜
ヨハネ・パウロ二世の詩にインスパイアされた音楽集
ホルヘ・カランドレッリ:『良心』,
アントニオ・ガルビアーティ:『神の純真』(with
ジョシュ・グローバン),
アントニオ・ガルビアーティ:『我が魂の震え』,
ホルヘ・カランドレッリ:『母の驚き』(with
キャサリン・ジェンキンス),
マウリツィオ・ファブリツィオ:『魂の内の魂』,
フィオ・ザノッティ:『沈まぬ太陽の歌』(with
アンドレア・ボチェッリ),
ホルヘ・カランドレッリ:『言葉』,
ホルヘ・カランドレッリ:『愛』(with
プラシド・ドミンゴ Jr.),
ステファノ・トマセリ:『真美の愛』,
ホルヘ・カランドレッリ:『感謝』(with
ヴァネッサ・ウィリアムス),
マウリツィオ・ファブリツィオ:『自由』,
マウリツィオ・ファブリツィオ:『母』, |
プラシド・ドミンゴ(T)
ニック・イングマン(指揮)
ロンドン交響楽団, 他
[ゲスト]
ヴァネッサ・リン・ウィリアムス(Vo) ,
ジョシュ・グローバン(Vo),
キャサリン・ジェンキンス(Vo),
アンドレア・ボチェッリ(T),
プラシド・ドミンゴ Jr.(Vo) |
2005年にこの世を去った教皇ヨハネ・パウロ2世(本名:カーロル・ヴォイティワ)。彼が残した美しい詩篇をもとに、イタリアの作曲家たちがインスパイアされて書いた音楽。
作曲はドミンゴJr.をはじめホルヘ・カランドレリらによるもので、カーロルの詩の世界に、美しい旋律と音楽を加えています。
さらに共演者はボチェッリ、キャサリン・ジェンキンス、ヴァネッサ・ウィリアムスなど豪華なゲストが登場して愛の調べを高らかに歌いあげ、ドミンゴと敬愛するヨハネ・パウロ2世の友情が作り出した美しき音楽の世界が繰り広げられます。なお、以前ドイツ・グラモフォンから発売されていたアルバムのレーベル移行での再発売となります。
【録音】2008年, イギリス(デジタル:セッション) |
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8884305233-2
\2500→\2290 |
ペーター・ダイクストラ, タール&グロートホイゼン/
ロッシーニ:『小ミサ・ソレムニス』 |
レグラ・ミューレマン(Sp)
アンケ・フォンドゥング(Ms)
エリック・カットラー(T)
ミヒャエル・フォッレ(Br)
バイエルン放送合唱団
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
マックス・ハンフト(ハルモニウム)
ペーター・ダイクストラ(指揮) |
合唱指揮者として世界的な評価を確立しているペーター・ダイクストラと、彼が2005年以来音楽監督を務めているバイエルン放送合唱団との、フォーレ「レクイム」、モーツァルト「ハ短調ミサ」に続く、ソニークラシカルへの3枚目のアルバムは、ロッシーニの名曲「小ミサ・ソレムニス」です。ロッシーニが華やかなオペラの世界を引退して20年以上を経た1863年。
70歳を越えた晩年の時期に書かれたこの魅惑的な作品は、2台のピアノとハルモニウムのみの伴奏で歌われる作品です。もちろん「小さい荘厳ミサ」と呼ばれる理由は、ただただ編成が小さいだけであり、曲自体は80分近くを要する堂々としたもので、ロッシーニの才能がぎゅっと濃縮されたかのような素晴らしい音楽です。
最近ではロッシーニ自身によって作られたオーケストラ伴奏版の録音も増えていますが、当アルバムは2台のピアノとハルモニウムの伴奏というユニークな響きによったオリジナル版が使われています。バランスがよく清澄なハーモニーを聴かせてくれるバイエルン放送合唱団、そして若手実力派のソリストたちを揃え、さらにタール&グロートホイゼンをピアノにむかえるという万全の布陣。充実した音色と感動に満ちています。
【録音】2013年10月, プリンツ・レーゲンテン劇場(デジタル:セッション) |
<映像>
C MAJOR(映像)
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71 6204
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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ブルックナー:
交響曲第8番ハ短調WAB.108(ハース版) |
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン |
71 6108
(DVD)
\3400 →\3090
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ティーレマンの壮大な音楽とゼンパーオーパーの重厚さを映像で堪能、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンのブル8がブルーレイ&
DVDで登場!
収録:2012年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
クリスティアン・ティーレマンがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、2009
年9 月にゼンパーオーパーでブルックナーの第8
交響曲を演奏したコンサート映像がブルーレイとDVD
で発売されます。SACD Hybrid 盤(PH10031)とLP
盤(KKC1043)で既に発売され、大変話題となった演奏会です。
2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者となったティレーマン。この演奏会は、就任前の2009
年に本拠地ゼンパーオーパーで行われました。
「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」として、期待を一身に背負うクリスティアン・ティーレマンは、日ごろからブルックナーへの熱い思いを語っていると715108)の映像で、その良好な関係から生まれる絶妙な音楽は実証済み。
じっくりと遅めのテンポを基調に途方もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的なこのオケの味わい、ゼンパーオーパー特有の憂いを帯びた響きは格別です。
ティーレマンの風格ある音楽作りとゼンパーオーパーの重厚で華麗な雰囲気、そしてそれを見事に捉えた映像美も、この演奏を楽しむのに大きな役割を果たしています。 |
EURO ARTS(映像)
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20 55674
(Blu-ray)
\4700
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黄金の20年代〜伝説の音楽/マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラ
1. Annabel/2. Eine Liebelei/3. Hab keine
Angst vor dem ersten Kuss/
4. Herr ober, zwei Mokka/5. J'atttendra/6.
Unter den Pinien von Argentinien/
7. Schone Isabella von Kastilien/8. In
einer kleiner Konditorei/9. Der kleine Fluss/
10. Vivere/11. Unter einem Regenschirm
am abend/
12. Komm, lass uns einen kleinen Rumba
tanzen/13. Paddlin' madelin' home/
14. Am Amazonas/15. Cheek to cheek/16.
Klonen kann sich lohnen/
17. Kein Schwein ruft mich an/18. Roter
Mohn/
19. Ich lass mir meinen Korper schwarz
bepinseln/20. Blume von Hawaii/
21. Man darf bei Madels nicht schuchtern
sein/
22. Amalie geth mit 'Nem gummi-Kavalier/
23. Bei dir war es zimmer so schon/
24. Flor de umuri/25. Over m shoulder/
26. Ich suche eine, die mir allein gehort/
27. Die Nacht ist nicht allein zum schlafen
da/
28. Dort tanz Lu-Lu/29. Mein kleiner gruner
Kaktus/
30. Ein Freund, ein guter Freund/
31. Dream a little dream/32. ou are the
cream/
【特典映像】
マックス・ラーベが語るニューヨーク、ローマ、日本/中国、ベルリンの「フォト・アルバム」と感想 |
マックス・ラーベ&
パラスト・オーケストラ |
1920 年代のドイツ大衆音楽を歌い続けるマックス・ラーベ&パラスト・オーケストラBlu-ray
で再登場!
収録:2006年8月ヴァルトビューネ音楽祭(ライヴ)
画面:60i 、16:9(ドキュメンタリー:SD
NTSC)、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕(ドキュメンタリー):英仏独、87mm(+ドキュメンタリー20mm)
ボーカルのマックス・ラーベと12 人のオーケストラ、「マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラ」。クラシックでもジャズでもない、第二次世界大戦前のドイツの大衆音楽を再現した異色のオーケストラ。ナチスドイツに「退廃芸術」として葬り去られた1920
年代の流行歌を、オールバックの髪型、テールコートを身にまとい、直立不動で歌うマックス・ラーベの雰囲気を観れば、あっという間に1920
年代にタイムスリップしたかのよう。彼らのパフォーマンスに魅せられたイッセー尾形の紹介で日本公演も行っています。
この映像は毎年ベルリンで行われているヴァルトビューネ音楽祭のライヴ映像と大成功を収めたニューヨーク、ロサンゼルス、上海、東京、ローマ、パリ、モンテカルロ、モスクワ、アムステルダムで行った世界ツアーの模様が収録されています。 |
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20 01764
(Blu-ray)
\4700
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ヨーロッパコンサート・1991・フロム・プラハ
モーツァルト:
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜序曲&「ドンナ・アンナのアリア」
交響曲第29番イ長調K.201
演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」K.505
交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385
【特典映像】インタビュー |
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
シェリル・ステューダー(ソプラノ)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ) |
アバドの指揮でスタートした記念すべき第1回ヨーロッパコンサートがブルーレイ化
収録:1991 年5 月1 日スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)
画面:60i 、16:9(ドキュメンタリー:SD
NTSC)、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英独仏伊、原語:伊、78mm
+(ドキュメンタリー:12mm)、Non-native HD
Restored
アバドを音楽監督に迎えた1991 年から、ベルリン・フィルの創立記念日である5
月1 日を記念して、ヨーロッパ各地の歴史的な建築物やホールで開かれているヨーロッパコンサートの記念すべき第1
回目の映像がブルーレイとなって発売されます。
この年はモーツァルト没後200 年を記念して、プラハのスメタナ・ホールで行われ、オール・モーツァルト・プログラム、そして2014
年1 月惜しくも亡くなった巨匠クライディオ・アバドが指揮を振りました。ベルリン・フィルの豊かな響きを生かした、高度な機能性を十分に発揮した魅力的なモーツァルトに仕上がっています。濃厚な色彩を感じさせる一方で豪華で重々しい表現とは対極の、細緻で自然なバランス感覚抜群の演奏は独特の味わいがあります。
また、ブルーノ・カニーノのピアノ伴奏でアメリカのシェリル・ステューダーが歌う、演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」では、ステューダーの澄み切った美声を余すところなく堪能できます。
また、ブルーレイ化にあたって、画質、音質に細心の注意を払ってリマスターされていますが、オリジナル素材が本来のHD
ではないため、再生機種によっては映像が多少乱れることがございますので、予めご了承ください。
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20 12024
(Blu-ray)
\4700
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ヨーロッパコンサート・1995・フロム・フィレンツェ
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品6(第1楽章)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集作品96第8番ト短調 |
ズビン・メータ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サラ・チャン(ヴァイオリン) |
メータ&ベルリン・フィルを従えたサラ・チャン15
歳の超絶技巧のパガニーニ
収録:1995 年5 月1 日ヴェッキオ宮殿(ライヴ)
画面:60i 、16:9(ドキュメンタリー:SD
NTSC)、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕(ドキュメンタリー):英仏独、87mm
+(ドキュメンタリー:20mm)
1995 年イタリア、フィレンツェのポンテヴェッキオ宮殿で行われたベルリン・フィルのヨーロッパコンサート映像がブルーレイ化されました。
このコンサートには、天才少女としてデビューしたサラ・チャンが登場。当時15
歳だった彼女が、世界的指揮者メータとベルリン・フィルをバックにパガニーニの協奏曲を演奏し大喝采を浴びています。鮮やかなテクニック、音程の正確さ、そして何より聴衆、共演者を惹きつけ、若干15
歳でコンサート会場の雰囲気を自分のものにしている姿に圧倒されます。
その他のプログラムも多彩で、冒頭はベートーヴェンの「フィデリオ」序曲。ゆっくりめのテンポと、ベルリン・フィルらしい響きを生かした重厚な演奏。
カラフルなオーケストレーションとジャズ風の曲想が印象的なブラッヒャーの「パガニーニの主題による変奏曲」。巨匠としての風格を漂わせた「ペトルーシュカ」、ドヴォルザークのスラヴ舞曲をアンコール曲にし、絶妙なリズムと哀愁漂う演奏で聴かせます。
また美しいヴェッキオ宮殿の映像も見どころのひとつです。
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