ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS
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ERP 2009
\2300 →\2090
(過去特集にて紹介済み)
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ヤルヴィ姉弟共演/北の夢 エストニアのフルート音楽
エウゲン・カップ(1908-1996):フルート協奏曲(1975)
ヘイノ・エッレル(1887-1970)/チャールズ・コールマン(1968-):
3つの小品(フルートと室内管弦楽のための;1952/2005)
エウゲン・カップ:フルートと室内管弦楽のための小協奏曲;1965)
レネ・エースペレ(1953-):
フルート協奏曲第1番(1995)/フルート協奏曲第2番(2003) |
マーリカ・ヤルヴィ(フルート)
エストニア国立交響楽団
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮) |
録音:時期の記載なし、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア
マーリカ・ヤルヴィはネーメ・ヤルヴィの長女でエストニアを代表するフルート奏者。ヤルヴィ一族ほんとにすごい。
このアルバムはそのマーリカの演奏が聴ける上に、エストニアの大作曲家のフルート作品が楽しめる。
エウゲン・カップは1908年生まれのエストニアの大作曲家。
ロシアのアストラハン出身。父は作曲家のアルトゥール・カップ。タリン音楽院で父に学び、1931年に卒業した。
1941年に独ソ戦が勃発してエストニアがドイツに占領されるとソビエト連邦に逃れ、ヤロスラヴリでエストニア人のアンサンブルを組織。1944年に帰国すると1947年にタリン音楽院の教授となり、1952年から1964年まで学長を務めた。
また1948年から1965年までエストニア作曲家連盟の議長を務め、さらにエストニア共産党に入ると、1947年から1955年までエストニア共和国最高会議代議員、1954年から1962年までソビエト連邦最高会議代議員の地位に着く。
作風はエストニア民謡を題材に取った簡明なリズムと明快なメロディーが特徴で、スターリン時代に高く評価され、1946年、1950年、1952年の3度にわたってスターリン賞を受賞。さらに1956年にはソ連人民芸術家、1978年には社会主義労働者英雄の称号を得ている。
ヘイノ・エッレルは1887年生まれのエストニアの作曲家、教育家。
タルトゥ出身。ヴァイオリンと音楽理論の個人レッスンを受けて、いくつかのオーケストラやアンサンブルで演奏し、ソリストとしても活動した。
1907年にはヴァイオリンを学ぶためサンクトペテルブルク音楽院に入学。1920年にペトログラード音楽院を卒業。
1920年から1940年にかけてタルトゥ師範大学で作曲と音楽理論を教え、エドゥアルド・トゥビンを含む多くの作曲家が彼のもとに集まり、タルトゥ楽派が形成
された。1940年にはタリン音楽院の教授となり、1970年に死去するまでそこで教え続けた。1967年にはソ連人民芸術家の称号を受けた。
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ノンストップ ファゴットのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ
BWV1013
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):セクエンツァXII
アルヴォ・ベルト(1935-):鏡の中の鏡(*)
ダニエル・シュナイダー(1961-):ファゴットとピアノのためのソナタ(*)
トヌ・コルヴィツ(1969-):遠く離れた友のための歌
ミゲル・ケルツマン(1965-):夜想曲と子守歌(*)
クリスチャン・ランダウ(1978-):リニャーナ(*)
アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):無意味な風景(*) |
マルティン・クースマン(ファゴット)
クリスチャン・ランダル(ピアノ(*)) |
録音:2008年6月10-11日、メソジスト教会およびエストニア音楽アカデミー室内ホール、タリン、エストニア
マルティン・クースマンはアメリカ合衆国のシアトルを本拠に活躍するエストニアのファゴット奏者。
その超絶技巧が楽しめるアルバム。
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ERP 2409
(CD + DVD PAL)
\3000
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エストニア国立オペラの歌手たち
【CD】 オペラ・アリア集
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「チェネレントラ」から
E allor... Si, ritrovarla io giuro オリヴェル・クーシク(バリトン)
Nacqui all'affanno ヘレン・ロクタ(メゾソプラノ)
モーツァルト(1756-1791):オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から
Madamina, il catalogo e questo プリート・ヴォルメル(バス)
La ci darem la mano ジャンヌ・シェフチェンコ(ソプラノ)
モーツァルト:オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」から
Alla bella Despinetta
ジャンヌ・シェフチェンコ、ヘリ・ヴェスクス(ソプラノ)
ヘレン・ロクタ(メゾソプラノ) ウルマス・ポルドマ(テノール)
アーレ・サール(バリトン) マルト・ラウル(バス)
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から
Hol! Carmen! Hol! Hol!
ヴァレンティーナ・タールマ(ソプラノ)
リーナ・アイレンネ、ユーリ・リル(メゾソプラノ)
マルト・マディステ、アンドレス・ケステル(テノール)
オリヴェル・クーシク(バリトン) プリート・ヴォルメル(バス)
マスカーニ(1863-1945):オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
Mamma, quel vino e generoso マルト・マディステ(テノール)
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「スペードの女王」から
Akh, istomilas y gorem ナディア・クレム(ソプラノ)
レオンカヴァッロ(1857-1919):オペラ「道化師」から
Si puo? Singore! Signori! ラウノ・エルプ(バリトン)
プッチーニ(1858-1924):オペラ「トスカ」から
Tre sbirri, una carrozza
ヤッシ・ザハロフ(バリトン)
ワーグナー(1813-1883):オペラ「トリスタンとイゾルデ」から
前奏曲/Mild und leise wie er lachelt ヘリ・ヴェスクス(ソプラノ)
【DVD】 エストニア国立オペラを紹介するドキュメンタリー |
エストニア国立オペラ合唱団
エルモ・ティースヴァルド(合唱指揮)
エストニア国立オペラ管弦楽団
ユリ・アルペルテン(指揮) |
録音:2009年8月24-26日、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア
協力:エストニア放送
DVDはPAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。
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ERP 3009
\2300 →\2090
(過去特集にて紹介済み)
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エドゥアルド・トゥビン(1905-1982):ヴァイオリンとピアノのための作品集
Vol.1
奇想曲第1番 ETW50/ソナタ第2番(フリギア旋法)ETW56
無伴奏ソナタ ETW57(*)/バラード ETW52
エストニア舞曲による組曲 ETW53 |
シグリッド・クールマン(ヴァイオリン)
マルコ・マルティン(ピアノ(*以外)) |
録音:2003-2009年、場所の記載なし 音源:エストニア放送
エドゥアルド・トゥビンはソヴィエトによるエストニア占領(1944)を避けスウェーデンに亡命、ストックホルムを本拠に活躍した作曲家・指揮者。
シグリッド・クールマン(クルマン)はエストニア音楽アカデミー、ギルドホール音楽学校(ロンドン)、ローベルト・シューマン大学(デュッセルドルフ)で学んだエストニアのヴァイオリン奏者で、トゥビンのスペシャリスト。
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ERP 3109
\2300 →\2090
(過去特集にて紹介済み)
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J・S・バッハ、パガニーニ、イザイ:無伴奏ヴァイオリン作品集
J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ第2番
BWV1004
パガニーニ(1782-1840):
「もはや私の心には感じない」の主題による変奏曲
Op.38 MS44
イザイ(1858-1932):
ソナタ ニ短調{バラード」Op.27 No.3/ソナタ
ホ長調 Op.27 No.6 |
シグリッド・クールマン(ヴァイオリン) |
録音:2006年12月、エストニア放送スタジオ、タリン、エストニア
エストニア生まれの美しきヴァイオリニスト、シグリッド・クルマン。彼女の素敵なアルバムを聴いて、以前レーベル特集をするにいたった。
クルマンはエストニア音楽院、ギルドホール音楽学校を卒業。イゴール・ベズロドニ、ドミトリー・シトコヴェツキーに師事。現在はエストニア国立歌劇場管弦楽団のソリストとともに、エストニア・アカデミーの教授を務める。
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コン・ブリリオ グスリのための音楽
アントゥアン・レムアン/オリガ・シシキナ編曲:練習曲第17番
Op.37
アレクサンドル・シロコフ:ロシアの主題による変奏曲
リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/オリガ・シシキナ編曲:
グルジアの丘で(*)
ベートーヴェン(1770-1827)/オリガ・シシキナ編曲:
ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲の主題による12の前奏曲(**)
リャードフ(1855-1914):音楽玉手箱 Op.32
アレクサンドル・キスカチ:フルートとグスリのための小組曲(+)
ヴィクトル・パーニン:スケルツォ
セルゲイ・オスコルコフ(1952-):グスリとピアノのための組曲(**)
アレキセイ・ラーリン:伝説
イヴァン・ハンドシキン(1746-1804)/オリガ・シシキナ編曲:
ロシアの歌「道に沿って、この橋に」による変奏曲(#)
ロシア民謡/オリガ・シシキナ編曲:さらば、わが喜び(*)
リムスキー=コルサコフ:オペラ「雪娘」から
軽業師の踊り(**) |
オリガ・シシキナ(グスリ)
ミハイル・トローヤン(バリトン(*))
アレクサンドル・キスカチ(フルート(+))
エミール・ヤコヴレフ(ヴァイオリン(#))
ニコライ・マジャーラ(ピアノ(**)) |
録音:2004年、リムスキー=コルサコフ音楽院および室内オペラ・カンパニー、サンクトペテルブルク、ロシア
グスリはツィターやカンテレに似たロシアの民族的撥弦楽器。オリガ・シシキナはリムスキー=コルサコフ音楽院(サンクトペテルブルク)で学んだロシアのグスリ奏者。2008年ヘルシンキ(フィンランド)に移住しシベリウス・アカデミーでカンテレも学びました。
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デウス・エクス・クラヴィーア ピアノのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:シャコンヌ
エリッキ=スヴェン・トゥール(1959-):ピアノ・ソナタ
シューベルト(1797-1828):即興曲変ト長調
Op.90 No.3
シューマン(1810-1856):交響的変奏曲 Op.13 |
ハンド・ナハクル(ピアノ) |
録音:2009年、アメリカ合衆国およびエストニア
ハンド・ナハクルは1982年生まれのエストニアのピアニスト。
エリッキ=スヴェン・トゥールは1959年生まれのエストニアの作曲家。
1976年から1980年にかけて、タリン音楽学校でフルートと打楽器を、1980年から1984年にかけて、タリン音楽アカデミーでヤーン・ラーツから作曲を、また個人的にレポ・スメラからも学ぶ。
その一方で、1979年から1984年にかけて、「In
Spe」というロック・グループを率いて活動。またたく間に、エストニアの人気バンドの一つになる。
その後作曲に専念するため、In Speを脱退。ペレストロイカの到来で、すぐさま西側の聴衆に注目される。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ヒリヤード・アンサンブル、ストックホルム・サクソフォーン四重奏団、バーミンガム市交響楽団などが彼に作曲を委嘱した。1991年と1996年のエストニア文化賞を受賞。
作風はプログレッシブ・ロック、特にキング・クリムゾン、フランク・ザッパ、イエス、ジェネシス等に影響を強く受けている。ミニマリズム、スペクトル分析、直線対位法、十二音技法、音響作曲法等を好み、こちらも強く影響を受けている。
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テッラ・マリアーナ ハンドベル・アンサンブルのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893)/A・ハートリー編曲:
アヴェ・マリア(*)
ヴラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973)/V・ソーンベルグ編曲:
カッチーニのアヴェ・マリア(*)
フランク(1822-1890)/J・メレディス編曲:天使の糧(*)
J・S・バッハ/V・ソーンベルグ編曲:アリア(主よ、人の望みの喜びよ)
アルビノーニ(1671-1751)/K・マクチェズニー編曲:アダージョ
グリーグ(1843-1907)/A・B・シャーマン編曲:朝
グリーグ/F・A・メレット編曲:アニトラの踊り
サン=サーンス(1835-1921)/M・R・ケラー編曲:死の舞踏
ドビュッシー(1862-1918)/R・アイヴィー編曲:ゴリウォッグのケークウォーク
ビゼー(1838-1875)/B・ガリー編曲:舞踏会(「子供の遊び」より)
シューベルト(1797-1828)/W・H・グリフィン編曲:アヴェ・マリア(*)
アダン(1803-1856)/V・ソーンベルグ編曲:オー・ホーリー・ナイト(*)
グルーバー(1787-1863)/F・L・キャラハン編曲:きよしこの夜(*)
ビゼー/K・マクチェズニー編曲:祝典舞曲(「アルルの女」より
ファランドール) |
ヘルドゥル・ハリー・ポルダ(ボーイソプラノ(*))
アルシス・ハンドベル・アンサンブル
アイヴァル・マエ(指揮) |
録音:2010年3月26-28日、スウェーデン聖ミカエル教会、タリン、エストニア |