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≪第75号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 3/25〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




3/28(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CHANNEL CLASSICS



CCSSA 35714
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
エニグマ 〜 無伴奏ヴィオラ作品集
 クライスラー(クーゲル編):レチタティーヴォ・スケルツォ
 ストラヴィンスキー:エレジー
 ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.25-1
 ヴュータン:奇想曲 《パガニーニへのオマージュ》 ハ短調 Op.55
 クーゲル:ソナタ=ポエム(詩的ソナタ)
 ペンデレツキ:カデンツァ
 クーゲル:イザイの前奏曲
 J.S.バッハ(コダーイ&クーゲル編):半音階的幻想曲
ダナ・ゼムツォフ(ヴィオラ)
 メキシコの才女、ダナ・ゼムツォフ、無伴奏ヴィオラ作品集でデビュー!チャンネル・クラシックスのニュー・アーティスト続々!

 ラヴィニア・マイヤーやロザンヌ・フィリッペンス、ラガッツェ弦楽四重奏団など、オランダの若いアーティスト、有望な才能の発掘にも力を入れているオランダの高音質レーベル「Channel Classics(チャンネル・クラシックス)」。Channel Classicsより新たにデビューするのは、メキシコ生まれの才女ダナ・ゼムツォフ。
 ミハイル・ゼムツォフとユリア・ディナースタイン、2人のヴィオラ奏者の下に生まれたサラブレッドで、ルクセンブルク、イタリア、オーストリア、ドイツ、ポルトガル、オランダの各コンクールで優勝。2012年からは、バシュメットやクラマロフたちと並ぶロシアの偉大なヴィルトゥオーゾ・ヴィオリスト、ミハイル・クーゲルに指導を受けている。
 デビュー・アルバムの「エニグマ」は、いくつかの挑戦的なレパートリーを含む無伴奏ヴィオラのための作品集。ヒンデミットやペンデレツキ、ヴュータンらの作品はもちろん、ゼムツォフの師であるクーゲルのソナタに、クーゲル編曲によるバッハやクライスラーなども非常に楽しみなプログラム。
 叙情的なメロディー、心あたたまる美しさから、戦争の悲しみや絶望と嘆きまで、一本のヴィオラから生み出される豊かな感情。才女ダナ・ゼムツォが、ヴィオラ界に新風を吹き込む!




ET’CETERA


KTC 1487
(特別価格)
\3600
J.S.バッハ:宗教音楽集Vol.3 〜 恐るるなかれ、われ汝とあり
 前奏曲ト長調 BWV.568
 カンタータ第93番《ただ神の摂理にまかす者》BWV.93
 モテット第4番《恐るるなかれ、われ汝とあり》BWV.228
 カンタータ第153番《見たまえ、御神、いかにわが敵ども》BWV.153
 コラール《ただ神の摂理にまかす者》BWV.647
 カンタータ第88番《見よ、われは多くの漁る者を遣わし》BWV.88
 パッサカリア ハ短調 BWV.582
ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
ムジカ・アンフィオン
 オランダ古楽界の豪華共演によるバッハ第3弾!ジェズアルド・コンソート&ムジカ・アンフィオン!

 ハリー・ファン・デル・カンプが率いるヴォーカル・アンサンブル「ジェズアルド・コンソート・アムステルダム」と、18世紀オーケストラのコンサートマスター、レミー・ボーデ、同じく18世紀オーケストラのヴァイオリン奏者、山縣さゆり、オランダの名チェンバリスト、ピーター=ヤン・ベルダーを擁するピリオド・オーケストラ「ムジカ・アンフィオン」の共演による「バッハ・イン・コンテクスト(バッハ・コンテクスチュアル)」プロジェクト。
 オランダを代表する2つの古楽演奏団体の共演によるバッハ・プロジェクト第3巻は、「恐るるなかれ、われ汝とあり(Furchte dich nicht)」をテーマとしたJ.S.バッハのカンタータ、モテット、オルガン作品で構成される典礼のためのプログラム。
 ソプラノのドロテー・ミールズやチャールズ・ダニエルズ、テリー・ヴァイ、ハリー・ファン・デル・カンプなど超一流の古楽系歌手たちが、名手揃いのムジカ・アンフィオンとのコンビで、荘厳であり、そして至福のバッハの世界を創造する。

 ※ブックタイプ仕様、124ページのフルカラー・ブックレット
 ※録音:2013年6月9日−12日、ワールセ教会(アムステルダム、オランダ)



 


KTC 1496
(3CD/特別価格)
\5100→\4690
ベートーヴェン:チェロとフォルテピアノのための作品全集
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
 チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
 チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
 チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
 チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
 ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカウベス》の
  主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
 モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋人か女房か」の
  主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
 モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋を知る男たちは」の
  主題による7つの変奏曲 WoO.46
 ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
フランス・スプリンゲル(チェロ)
 フェルミューレン&スプリンゲルのベートーヴェン!

 シューベルトの名演が記憶に新しいフォルテピアノのヴィルトゥオーソ、ヤン・フェルミューレンと、チャイコフスキー国際コンクール第4位入賞の実績を持つ女流チェリスト、フランス・スプリンゲル。
 2010年よりデュオを組み、シューマン(KTC 1441)でも美しい演奏を披露してくれたフェルミューレンとスプリンゲルの「ベートーヴェン全集」。
 1830年頃にライプツィヒで製作されたヨハン・ネポムク・トレンドリンのフォルテピアノ、1752年頃にマントヴァで製作されたトマソ・バレストリエリのチェロの響き、2人の名手の豊かな音楽性が、楽聖の傑作の奥深さを描く。

 2012年8月&12月の録音。
 

KTC 1413
(2CD)
\4800
ライデンのクワイアブックからの音楽Vol.4
 クレキヨン:我れは天に対して罪を犯せり/
 ルピ:来れ、私の選んだ者よ/クレキヨン:おお、幸いなる幼時/
 クレメンス・ノン・パパ:主のみ使い、羊飼いたち/
 リシャフォール:より良き生活のうちに/
 ヴェルドロ:苦難の中から主に叫び/
 ルピ:新しい粉のかたまりのままでいるために/
 ヨンケルス:心を騒がせるな/
 クレメンス・ノン・パパ:すべての人よ、わたしと共に喜べ/
 パヤン:いと聡明なる乙女/デ・ローレ:この乙女は誰か/
 フラミングス:主よ、平和を与えたまえ/
 バルビオン:めでたし、誉れある十字架/
 クレメンス・ノン・パパ:私の聖者よ/
 イーセンベルト:弟子たちは言った/ヴェルドロ:弱き私たちを/
 クレメンス・ノン・パパ:我れは天に対して罪を犯せり/
 フラミングス:主にして日なるキリストよ
エギディウス・クヮルテット&
 コレッジ
 ライデンのクワイアブックからの音楽Vol.4!

 オランダ、ライデンの聖ピーター教会での"時課の祈り"のために編慕されたと伝わる6冊の重厚な写本「ライデンのクワイアブック」。
 オランダの図書館やアーカイヴで発見された6冊の写本に収められた音楽を現代に蘇らせるプロジェクトの第4弾(CODEX D)には、クレメンス・ノン・パパやクレキヨン、リシャフォールなどフランドル楽派の大家や、イタリアで活躍したマドリガーレの創始者的存在フィリップ・ヴェルドロの教会音楽が並ぶ。
 4冊目の写本「CODEX D」から、ライデンの聖ピーター教会で歌われた聖なる祈りの音楽が解き放たれる。

 2013年1月29日−2月2日の録音。
 

KTC 1910
\2400
ヨハネス・へーア・ソング・ブック 〜
 ザンクト・ガレンの写本
テトラクティス
 〔ジュジ・トート(ソプラノ)、
  バティスト・ロマン(ルネサンス・ヴァイオリン)、
  シルヴィア・テカルディ(ヴィオラ・ダルコ)、
  ケース・ブッケ(ヴィオラ&フルート)〕
 16世紀スイスの音楽文化における重要人物の1人、ヨハネス・ヘーア(c.1489−1553)。特に写本の編慕者として重要な役割を担ったヘーアのザンクト・ガレンの写本(462)には、パリで学んでいた時代に流行した音楽やアグリコラ、イザークの作品など、様々な作品が収められている。
 リコーダーの名手ケース・ブッケが牽引するテトラクティスのソプラノはハンガリーの名花ジュジ・トート。ヘレヴェッヘの信頼も厚いソプラノの歌声が、ザンクト・ガレンで編慕された16世紀の音楽文化を教えてくれる。

 2012年10月28日−30日の録音。
 

KTC 1911
\2400
オックスフォードの写本からの歌曲集 テトラクティス
 〔ジュジ・トート(ソプラノ)、
  カルロス・メナ(カウンターテナー)、
  カースティ・ホワットリー(アルパ)、
  バティスト・ロマン(ヴィエール)、
  シルヴィア・テカルディ(ヴィエール)、
  ケース・ブッケ(ヴィオラ&フルート)〕
 イギリス、オックスフォードのボドリアン図書館に所蔵されている写本「オックスフォード・マニュスクリプト」(MS Canon. Pat. Lat. 213)からの歌曲集。
 ハンガリーのソプラノ、ジュジ・トート、スペインのカウンターテナー、カルロス・メナが、15世紀前半のバラードとロンドーを歌う。

 2012年10月23日−26日の録音。




FUTURECLASSICS


FC 061
\2400
スパンニング・ザ・グローブ 〜
 フルートとピアノのための6つの大陸からの音楽

  メンデス:ウルブケサーバ/スナイデルス:カプリッチョ・カリベーニョ/
  ウルル:ジャワ/アブデル=ガワド:ロンガ・ナハワンド/
  ガネシュクマール:アラープ/ベキリ:エコーズ/
  エスカンデ:ドス・ダンザス/ネクスタン:ライト・アワー・ソロウ/
  デ・シルヴァ:ヴィリドゥ/エドワーズ:ヌラ/フィデイ:俳句2.5.4/
  シャージンガー:ホイッスル・オヴ・ザ・サークル・ムーヴメント/
  メイヤリング:五尋の深い海底に
エレノア・パメイエール(フルート)
マルセル・ウォルムス(ピアノ)
 ブラジル、スリナム、インドネシア、エジプト、インド、コソボ、アルゼンチン、イスラエル、スリランカ、オーストラリア、アメリカ、南アフリカ、そしてオランダ。
 6つの大陸で2000年以降に作曲されたフルートとピアノのための音楽を集めたユニークなコンセプトの作品集。

  2005年11月9日−11日の録音。

 

FC 063
\2400
リフレクションズ 〜 昼の歌、夜の歌
 カプレ:見えない笛/
 ポンス:3つの歌/
 ヴェルトハイム:3つのシャンソン/
 フェルミューレン:Les filles du roi d'Espagne/
 イベール:東洋風に/
 ボスマンス:回想/
 プーランク:歌曲集《ある日ある夜》
イレーネ・マッセン(ソプラノ)
エレノア・パメイエール(フルート)
マリア・ボン(ピアノ)
 プーランク、カプレ、イベールなど、フランス、またはオランダに縁のある音楽家たちの近代歌曲集。イレーネ・マッセンは、エリー・アメリンク・コンクールでの入賞歴を持つオランダのソプラノ。フランス印象派、オランダの近現代作品の演奏、解釈は高い評価を受けている。

 2005年&2006年の録音。




SONAMUSICA


SONA 1311
(2CD)
\2400
パレストリーナ:エレミアの哀歌第3巻 ラウダンテス・コンソート
ギィ・ヤンセンス(指揮)
 1991年にギィ・ヤンセンスにより結成されたベルギーのラウダンテス・コンソート。
 14名で歌うパレストリーナの「エレミアの哀歌第3巻」は、中世&ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、現代のどの時代、ジャンルにも対応できるヤンセンスとラウダンテス・コンソートの柔軟性がうかがえる好演奏。

 2013年5月10日−13日の録音。




ORF

CD 3173
(3CD)
\6900→\6290
サヴァール、コープマン等、今年も豪華メンバー集結!
 レゾナンツェン古楽音楽祭2013 「夢の旅」
 リュリ:
  「カドミュスとエルミオーヌ」序曲/「町人貴族」〜
   フランス人のアントレ,なんと魅力的な光景,スイス人のアントレ,トルコ人の儀式/
  バレエ「フロール」〜世界を成す4つの部分
 テシエ:スイスの歌
    クレール・ルフィリアトル(S)、マルセル・ベックマン(T)、セルジュ・グビウ(T)、アンドレ・モルシュ(B-Br)、
    ヴァンサン・デュメストル(指揮)ル・ポエム・アルモニク(録音:2013年1月19日)
 L.クープラン:シャコンヌ ハ長調/
 フレスコバルディ:パッサカリアによる100のパルティータ ニ短調/
 ヴァレンテ:ナポリのガリアルダ ト長調
    トン・コープマン(Cemb)(録音:2013年1月23日)

 カリッシミ:オラトリオ「ヨナス」
    リア・セラフィーニ(S)、ソーニャ・テドラ(S)、カルラ・ナアディ・バベレゴト(MS)、
    アンドレス・モンティーリャ・アクレーロ(A)、ルカ・チェルヴォーニ(T)、
    リッカルド・ピサーニ(T)、マウーロ・ボルジョーニ(Br)、ジャコモ・ファリオーリ(B)
    アレッサンドロ・クワルタ(指揮)コンチェルト・ロマーノ (録音:2013年1月21日)

 作者不詳:エスタンピー「3つの噴水」/
 ニッコロ・ダ・ペルージャ:「あなたの僕から苦しめられたあのダフネは」/
 ヤコポ・ダ・ボローニャ:「ディアナは彼女の最愛の人にもう愛情を感じていない」,私はかつて不死鳥だった/
 作者不詳、ザカラ・ダ・テラーモ:「優しい花」/マッテオ・ダ・ペルージャ:既に愛の網から/
 フランチェスコ・ランディーニ・ダ・フィレンツェ:オルフェオの竪琴でさえこれほど甘い調べを奏でたことはない
  ラ・フォンテ・ムジカ:
   【アレナ・ダンチェヴァ(S)、フランチェスカ・カッシナーリ(S)、ジャンルカ・フェラリーニ(T)、
    テオドーロ・バウ(フィデル)、エフィクス・プレオ(フィデル)、マルコ・ドメニケッティ(Fl)、
    マッタ・グラツィオリーノ(Hrp)、ミケーレ・パゾッティ(Lute,指揮)】(録音:2013年1月27日)

 伝承曲:カマリ・アング・ラハリヨ/トゥテ・バジュ・バンダリ・ローム/ニンブラ/バンジャーラの踊り
    ジプシー・バンジャラス(インド民俗音楽楽団) (録音:2013年1月26日)

 作者不詳(13世紀、「サンタ・マリアのカンティガ」より):
  海に渡る大きな力/聖マリアが奇跡を起こす限り/あなたはいくつもの方法で/海の底へ
 アンサンブル・ミクロログス(録音:2013年1月22日)
 伝承曲:ラ・ホタ「マリア・チュチェーナ」/2声と4声のカチュア「偉大な子供、彼を私は見つけた」/
 サンツ:ヤカラス/
 伝承曲、ガルシア・デ・ゼスペデス:グアラチャ「ああ、なんと私は燃え上がっているのか」/
 サンチャゴ・デ・ムルシア:ファンダンゴ/ソン・ハロチョ
    ジョルディ・サヴァール(指揮)ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、
    アドリアーナ・フェルナンデス(S)、ダヴィド・サガストゥルメ(C-T)、
    ルイス・ヴィラマホ(T)、ダニエレ・カルノヴィチ(B)、イヴァーン・ガルシア(B)
    エスペリオンXXI、テンベンベ・アンサンブル・コンティヌオ(録音:2013年1月20日)

 フランシスコ・デ・ヴィダレス:立ち上がれ、若者たち/
 グティエレス・デ・パディリャ:ある子の涙/ア・ラ・ハカラ、ハカリリャ/
    コンフント・デ・ムシカ・アンティグア・アルス・ロンガ、テレーザ・パス・ロマーン(S,指揮)(録音:2013年1月25日)

 ラモー:「優雅なインドの国々」から(6曲)
    ヴァレリー・ガバイル(S ジマ)、レイヌ・ヴァン・メシェレン(C-T ダモン)、
    シドニー・フィエロ(B アルヴァル)、エメリー・ルフェーヴル(B-Br アダリオ)
    ユーゴ・レイヌ(指揮)ラ・サンフォニー・デュ・マレ,ル・ケール・デュ・マレ(録音:2013年1月27日)
 サヴァール、コープマン等、今年も豪華メンバー集結!レゾナンツェン古楽音楽祭2013!

 録音:2013年1月ライヴ、DDD、206m

 恒例のレゾナンツェン2013年のテーマは「夢の旅」。旅ということで異国趣味が一層濃い内容になっている。ヴァンサン・デュメストルの指揮するル・ポエム・アルモニクのリュリ「町人貴族」、ユーゴ・レイヌ指揮ラ・サンフォニー・デュ・マレのラモー「優雅なインドの国々」、ジョルディ・サヴァール率いるラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャによるスペインの伝承曲などの有名演奏家によるものはもちろん、日本ではあまり知られていない団体の音楽もとても楽しい。中でもインドの民俗音楽を演奏するジプシー・バンジャラスは西洋音楽とはまったく異なった面白さを繰り広げている。
 
CD 3169
\2300
ルカーシュ・ヴォンドラーチェク/ブラームス
 ブラームス:
  ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
  6つの小品 Op.118
   (間奏曲 イ短調,間奏曲 イ長調,バラード ト短調,
    間奏曲 ヘ短調,ロマンツェ ヘ長調,間奏曲 変ホ短調)
ルカーシュ・ヴォンドラーチェク(ピアノ)
 録音:2012年4月29日,2013年5月3日、62'36

 ルカーシュ・ヴォンドラーチェクは、1986 年、チェコ(当時はまだチェコスロヴァキア)のオパヴァに生まれたピアニスト。両親ともピアニストという恵まれた環境に育ち、若くしてピアノ活動を開始。2009 年に米国に移住してから国際的に活動を始めている。ガチッと固い音からじんわりとした柔らかい音まで駆使して思いっきりよくピアノを弾いている。
 スウェーデン、ジェイクボックス社の紙ジャケ立体式CD収納を採用。
 
CD 3170
\2300
ヴァルヴァラ・ネポムニャシチャヤ/ベートーヴェン&シューマン
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番Op.109、幻想曲Op.77
 シューマン:クライスレリアーナ Op.16
(以下、ボーナス・トラック)
 モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
 シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22〜第3楽章
ヴァルヴァラ
 (ヴァルヴァラ・ネポムニャシチャヤ)
  (ピアノ)
 録音:2013年5月9日 ロートシルト城、74'30

 若い音楽家を紹介するシリーズ。ヴァルヴァラ・ネポムニャシチャヤ(このアルバムではヴァルヴァラとだけ記載されている)は1983 年、モスクワ生まれのピアニスト。モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだ後、ドイツに出てきてエフゲニー・コロリオフに学んだ。2006 年、ライプツィヒのバッハ・コンクールで第2 位、2012 年、チューリヒのゲザ・アンダ・コンクールで第1 位。ここ数年、ソリストや室内楽で活躍が目覚しい。しばしば渋く演奏されがちなベートーヴェン晩年の傑作、ピアノ・ソナタ第30 番が非常に瑞々しく演奏されている。一方のシューマンは情熱的な演奏。
 スウェーデン、ジェイクボックス社の紙ジャケ立体式CD収納を採用。
 


CD 3174
\2300→\2090
「ブルックナーミサ曲ホ短調(第2番)」
 ブルックナー:
  ミサ曲 ホ短調(1882年稿)
  正しい者の口は知恵を語り
  キリストはおのれを低くして/アヴェ・マリア
 メンデルスゾーン:
  詩篇第43「神よ、私を裁いてください」 Op.78-2
  「主よ、今こそあなたはこの僕を」 Op.69-1
オットー・カーグル(指揮)
カペラ・ノヴァ・グラーツ
聖ペルテン大聖堂聖歌隊(ドムカントライ)
 録音:2013年9月6、7日,DDD、66'48

 ブルックナーとメンデルスゾーンの宗教合唱曲を集めている。ミサ曲(第2番) ホ短調は合唱と管楽アンサンブルのための作品で、交響曲とは異なったブルックナーの魅力が発揮された傑作として近年人気が高まっている。オットー・カーグルはオーストリアのガール出身の指揮者。1992 年から聖ペルテンのカテドラルの楽長を務め、聖ペルテン・ドムカントライ(大聖堂聖歌隊)を設立、様々な宗教音楽を演奏している。
 


CD 3031
\2300→\2090
ハイドン:
 十字架上のキリストの最後の七つの言葉(管弦楽版)
ロジャー・ノリントン(指揮)
カメラータ・ザルツブルク
ハンネス・アイヒマン(語り)
 ノリントンのハイドン「キリストの最後の7つの言葉」

 録音:2005年1月15、16日,ウィーン・コンツェルトハウス(ライヴ録音)、46'45

 ロジャー・ノリントンの指揮するハイドンの大作「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」の録音が登場。当時首席指揮者を務めていたカメラータ・ザルツブルクと2005 年1 月にウィーン・コンツェルトハウスで行った演奏会のライヴ録音。ノリントンは多くのハイドンの録音を残しているが、「七つの言葉」は初録音。ノリントンならではのヴィブラートを廃した清らかかつ温かみのある音色と見通しの良い構成感はこの作品に見事に合っており、充実した演奏になっている。

 以前「カメラータ・ザルツブルク」特集で現地から取り寄せたことがあったが、今回代理店からの正式案内が。
 
CD 374
\2300
「モーツァルト、シューベルト、ドヴォルザーク、シュトラウス:歌曲集」
 モーツァルト:
  「私は行く、しかしどこへ」K.583/
  「穏やかに微笑みながら」K.152/「寂しく暗い森で」K.308/
  「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時」K.520/「夕べの想い」K.523
 シューベルト:
  糸を紡ぐグレートヒェン D.118/秘めごと D.719/
  水の上で歌う D.774/若い尼 D.828
  ドヴォルザーク:「ジプシーの歌」 Op.55(全7曲)
 R.シュトラウス:
  わたしは花束を編むつもりだった Op.68-2/夜 Op.10-3/
  荒天 Op.69-5/愛を携えて Op.32-1/
  ツェツィーリエ Op.27-2/あした Op.27-4
ド ヴォルザーク:おやすみ Op.73-1
ゲニア・キューマイアー(ソプラノ)
ツィタ・チルク(ピアノ)
 現在オペラで活躍中!キューマイアーの若き日のソロ・アルバム

 録音: 2004 年8 月9-14日、9月28日,62'49

 ゲニア・キューマイアーはオーストリア、ザルツブルク生まれのソプラノ。ここ5 年ほどは、ウィーン国立歌劇場を中心に、バイエルン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ザルツブルク音楽祭などで主に娘役を歌って活躍しているソプラノ。この録音は今から10 年前の2004 年のもの。スカラ座、ウィーン国立歌劇場に初出演を果たし、メキメキと頭角を現していく若き逸材の瑞々しさが楽しめる。
 
CD 3015
\2300
「ストラヴィンスキー:兵士の物語(ドイツ語)」 アウグスト・シュメルツァー(語り、ドイツ語)
クリスティアン・アルテンブルガー(Vn)
ヘルベルト・マイヤー(Cb)
ゲラルト・パヒンガー(Cl)
リヒャルト・ガラー(Fg)
ペーター・フリーヒャー(コルネット)
ルドルフ・ヨーゼル(Trb)
レオンハルト・シュミディンガー(打楽器)
 (P)&(C)2007年,53'13

 1957 年ウィーン生まれのヴァイオリニスト、クリスティアン・アルテンブルガーを中心としたアンサンブルによるストラヴィンスキーの兵士の物語。語りはドイツ語。アウグスト・シュメルツァーはオーストリアの高名な俳優で、一人で各役を演じ分けているが、そうは思えないほど極めて雄弁。




ARS PRODUKTION


ARS 38042
(SACD Hybrid)
\2500
フランツ・シュミット(1874-1939):オルガン作品全集 Vol.4
  フーガ ヘ長調/前奏曲とフーガ ハ長調
  トッカータ ハ長調/前奏曲とフーガ変ホ長調
マルティン・シュメーディング(オルガン)
録音:2013年9月2-4日、聖ペトリ大聖堂、ブレーメン、ドイツ
 

ARS 38147
(SACD Hybrid)
\2500
東の印象 ヴァイオリンとピアノのための音楽
 プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
 ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ
 バルトーク(1881-1945):狂詩曲第1番 Sz.86
 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」Op.16
カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン)
クリスティーナ・ライト=イヴァノヴァ(ピアノ)

録音:2013年10月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
 カトリン・テン・ハーゲン・・・1982年ドイツのシュタインフルトに生まれ、14歳でニュルンベルク交響楽団をバックにデビューしたヴァイオリン奏者。ベルリン芸術大学でアンチェ・ヴァイトハースに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でイゴール・オジムに、ボストンのニューイングランド音楽院でドナルド・ワイラースタインに師事。
 ソロの他、弟妹と結成したテン・ハーゲン弦楽四重奏団のリーダーとしても活躍しています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ET’CETERA

KTC 1469
(10CD+DVD-
Video/PAL/
特別価格)
\6300→\5690

夭折の奇才ユーリ・エゴロフ
 〜 ア・ライフ・イン・ミュージック 貴重な初出音源含む!
  ジンマンやオッテルロー、フォンクなど、共演者たちも強力!
ユーリ・エゴロフ(ピアノ)
  CD1
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)、録音:1979年3月17日〕
  シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667《ます》
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、オルランド弦楽四重奏団、録音:1987年11月27日〕

 CD2
  シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.162, D.574、ソナチネ第3番ト短調 D.408
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)、録音:1977年8月22日〕


 CD3
  ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、デイヴィッド・ジンマン(指揮)、ユトレヒト交響楽団、録音:1982年9月26日〕
  バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76, BB85
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)、録音:1982年2月4日〕


 CD4
  ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、オルランド弦楽四重奏団、録音:1977年8月8日〕


 CD5
  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、ハンス・フォンク(指揮)、
     アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団、録音:1978年1月19日〕
   幻想曲ハ短調 Op.80
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、ヴィレム・ファン・オッテルロー(指揮)、
     オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、オランダ放送合唱団、録音:1978年3月10日〕


 CD6
  ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、ヴィレム・ファン・オッテルロー(指揮)、
     オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、録音:1978年3月10日〕
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.75/79
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、
     ロベルト・ベンツィ(指揮)、
     オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、録音:1974年11月2日〕


 CD7
  ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、
     ロエロフ・ヴァン・ドリーステン(指揮)、
     アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団、録音:1981年8月25日〕


 CD8
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
    〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、アダム・ゲートハウス(指揮)、
     オランダ・ユース・シンフォニー・オーケストラ、録音:1986年1月3日〕


 CD9
  ショパン:12の練習曲 Op.10、12の練習曲 Op.25
   〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1979年12月〕


 CD10
  シューベルト:ピアノ・ソナタ ハ短調 D.958
   〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1984年9月22日〕
  6つの楽興の時 D.780
   〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1987年11月27日〕


 DVD/PAL
  シューマン:謝肉祭 Op.9〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1984年9月22日〕
  プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音年月日不詳〕
  リスト:ラ・カンパネラ〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音年月日不詳〕

 夭折の天才ユーリ・エゴロフの至芸。オランダに遺されていた貴重な音源が蘇る!

 旧ソ連のカザン(現タタールスタン共和国の首都)で生を受けた夭折の天才ピアニスト、ユーリ・エゴロフ(1954−1988)。
 抑圧から逃れるためにオランダへと亡命したエゴロフが、AVROやVARA、TROSなどのオランダの放送局に残した数多くの未発表音源を含むボックス・セットが、エトセトラ(Et'cetera)から登場!
 モスクワ音楽院ではヤコフ・ザークにピアノを師事し、1974年のチャイコフスキー国際ピアノ・コンクールで第3位、翌年の1975年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでも第3位入賞を果たすなど、将来を嘱望されながらも、エイズのため1988年に33歳という若さでこの世を去ったエゴロフ。
 亡命先のオランダに遺されていた1970年代から死の前年となる1987年にかけてのエゴロフのピアニズム、そしてその人生の記録がここに蘇ります。

 ※DVDはPAL方式のため、PAL方式対応のプレーヤーでのみ視聴可能です。予めご了承下さい。



旧譜
EMI ユーリ・エゴロフ・ボックス

 ユーリ・エゴロフ。
 1954年タタール共和国のカザンに生まれ、ロン・ティボー・コンクール第4位、チャイコフスキー・コンクール第3位、エリーザベト・コンクール第3位入賞。(クライバーン・コンクールでは予選通過を果たせなかったが、それが許せない聴衆が暴れて大変な騒ぎになったらしい)ヨーロッパ演奏旅行中に亡命、その後も着実にキャリアを積み、若さあふれるダイナミックで鋭利な表現でファンを魅了した。その後活動拠点をオランダに移してからは、独特の繊細なスタイルを築き、進化を遂げていた。
 しかしその研ぎ澄まされた感性は、あるいは自分が同性愛者であるという特別な意識の中で育まれたのかもしれない。彼はエイズによって、わずか33歳の生涯を閉じる。
 これはそんな30代中ばで夭折した天才エゴロフのEMIへの遺産。EMIへのセッション録音と、1978年におこなわれたカーネギー・ホールでの伝説的な公演のライヴ録音をまとめたものである。
CZS 2065312
(7CD)
\4500→\2990
ユーリ・エゴロフ/ザ・マスター・ピアニスト(限定盤)
CD1 ドビュッシー:前奏曲集第1巻
ドビュッシー:映像第1集第1曲 水の反映(以上1983年録音)
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49
ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(以上1981年、1982年録音)
CD2 ドビュッシー:前奏曲集第2巻
ドビュッシー:版画(以上1983年録音)
CD3 シューマン:謝肉祭Op.9
シューマン:トッカータOp.7(以上1981年録音)
シューマン:アラベスク
シューマン:「色とりどりの小品」Op.99 より4曲(以上1985年録音)
CD4 シューマン:クライスレリアーナOp.16
シューマン:ノヴェレッテOp.21 より第1曲、第8曲(以上1978年録音)
シューマン:蝶々Op.2(1981年録音)
CD5 ショパン:夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2
ショパン:夜想曲変ニ長調Op.27-2
ショパン:夜想曲ホ短調(遺作)Op.72-1
ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31 (以上1981年、1982年録音)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」(1982年録音)
フィルハーモニア管弦楽団、
サヴァリッシュ指揮
CD6 (新リマスター)
モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466(カデンツァ:ベートーヴェン)
  ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453(カデンツァ:モーツァルト)
   (1985年録音)
CD7 (新リマスター)
 バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV903
 モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475
 ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49
 ショパン:練習曲変ト長調Op.10-5
 ショパン:練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」(以上1978年録音)
36Pブックレット、各CD紙ケース入り、クラッシュメルボックス














3/27(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

GLOSSA



GCD 921119
(2CD/特別価格)
\3600→\3290

ブリュッヘン&18世紀オケ
 モーツァルト:後期三大交響曲(2010年新録音)

  交響曲第39番変ホ長調 K.543
  交響曲第40番ト短調 K.550
  交響曲第41番ハ長調 K.551《ジュピター》

フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
 ブリュッヘン&18世紀オーケストラ!約30年振りとなるモーツァルト「後期三大交響曲」の新録音!

 古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラ。
 ベートーヴェンの「交響曲全集」(GBSADV001)、メンデルスゾーンの「交響曲第4番&第5番」(PGCD 921117)と続いてきた、"現在"のブリュッヘンと18世紀オーケストラの解釈を伝える新録音。
 1980年代後半のPHILIPS時代の録音から約30年。遂に登場するモーツァルトの「後期三大交響曲」の新録音は、2010年のオランダ、ロッテルダム・ライヴ!
 1981年の結成、PHILIPSへのレコーディングから現在まで、重要なパートナーとして結び付き、歩みを共にしてきたオランダの巨匠とザルツブルクの天才。
 約30年という歳月が育んだ新たな解釈、視点、揺るぎない信頼関係。
 長き時間の中で、ブリュッヘンと18世紀オーケストラが導き出したピリオド・オーケストラによるモーツァルトの「後期三大交響曲」の"理想形"がここにある ——!

 ※録音(ライヴ):2010年3月4日、デ・ドゥーレン(ロッテルダム、オランダ)





大ベストセラーとなった
ベートーヴェン 《交響曲全集》 新録音!


GBSADV 001
(5SACDs HYBRID+
DVD-Video/NTSC/
特別価格)
\8500→\7990

2000セット完全限定 !! 日本盤のみの2大特典付き !!
ブリュッヘン&18世紀オーケストラ!
 ベートーヴェン 《交響曲全集》 新録音!

ベートーヴェン:交響曲全集(2011年新録音、ロッテルダムでのライヴ)
 交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》/
 交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第4番変ロ長調Op.60/
 交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》/
 交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》/交響曲第8番ヘ長調Op.93/
 交響曲第7番イ長調Op.92/交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》/
 天国への九つの階段 〜 ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽
  (DVD/日本語字幕付き)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
ラウレンス・コレギウム&カントライ
レベッカ・ナッシュ(ソプラノ)
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ
 (メゾ・ソプラノ)
マルセル・ビークマン(テノール)
ミヒャエル・テーフス(バス)
 ブリュッヘン&18世紀オーケストラのベートーヴェン全集新録音!
 30年以上も世界中でベートーヴェンの交響曲を演奏してきたフランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラ。
 1984年から1992年にかけて録音が行われた旧全集から約20年。
 2011年10月、オランダ、ロッテルダムのデ・ドゥーレンを舞台として、ブリュッヘンが長年抱いてきた願い、ベートーヴェンの交響曲全集の"新録音"が遂に現実のものとなったのである!

 さらに成熟した指揮者とオーケストラの関係、年月と共に変化、進化を遂げたベートーヴェンの解釈。
 "ベートーヴェン体験"と題されロッテルダムで演奏、収録された新録音が、ブリュッヘンと18世紀オーケストラのたどり着いた新たなベートーヴェンの理想形を体験させてくれる。
 ブリュッヘン&18世紀オーケストラの新たなるベートーヴェン全集。それはロッテルダムに舞い降りた奇跡であり、ベートーヴェンの演奏史に深く刻まれる偉業である ——!

 ブリュッヘンが本音で語る特典DVD!
 日本盤完全限定DVDには、フランス・ブリュッヘンの貴重なインタビューを日本語字幕付きで収録!
 ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽。ベートーヴェンの交響曲全集(新録音)の解釈へと繋がる充実の内容に仕上がっています!

※録音(ライヴ):2011年11月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム)
※エンジニア&プロデューサー:スタジオ・ファン・シュッペン
※エグゼクティヴ・プロデューサー:シーウヴェルト・フェルスター、カルロス・セスター

1, 日本盤完全限定特典DVD付き(日本語字幕付き/NTSC/約36分)
 天国への九つの階段 〜 ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽『 やれることは全てやったと僕らは自身は自負しても、ベートーヴェンが「おや、これは私の曲だ」とわかってくれたら、僕はきっと感動する 』
 『 ベートーヴェンのオリジナルなテンポを、原則的に僕は尊重する。自分の好きなテンポでやってたら、何の意味もないと思う。 』
 『 聴く度に、新たなベートーヴェンを発見することになる。それがまた、聴く者の歓喜となる 』 〜 ブリュッヘンのインタビューより
 ※ブリュッヘンのインタビュー、コンサートのライヴ、リハーサル、ロッテルダムやイタリアの風景を収録。
2, 解説書全文日本語対訳付き(解説:ロランド・デ・ベール/日本語訳:生塩 昭彦)

●SACD Hybrid Multichannelフォーマット !!





GLOSSA PLATINUM


GCD P33203
\2400
ラス・イダス・イ・ラス・ブエルタス 〜
 スペインのバロック音楽とフラメンコの対話

  伝承曲:トナー
  作曲者不詳(15世紀):ラ・スパーニャ
  ナルバエス&伝承曲:モーロ王のロマンス&グラナイーナ
  作曲者不詳:ハエンのモーロ乙女
  伝承曲:ハレオス
  伝承曲:ビダリータ
  1700年頃の様々な作曲家たち:フォリア
  伝承曲:シギーリャ
  作曲者不詳(17世紀)&伝承曲:美しいという必要などない
  セスペデス&伝承曲:ああ、私は恋い焦がれ!
  ボーナス・トラック〜パサカージェ、ああ、私は恋い焦がれ!
アカデミア・デル・ピアチェーレ
 〔ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ&音楽監督)、
  アルカンヘル(フラメンコ)、
  マリビ・ブラスコ(ソプラノ)、
  ミゲル・アンヘル・コルテス(フラメンコ・ギター)、
  ラミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ヨハンナ・ロセ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  フアン・ラモン・ララ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ビセンテ・パリージャ(リコーダー)、
  エンリケ・ソリニス
   (バロック・ギター、テオルボ&アーチリュート)、
  ペドロ・エステバン(パーカッション)、
  アグスティン・ディアセラ(フラメンコ・パーカッション)、
  ダビド・チュペテ(カスタネット)、
  ホアキン・ロデロ(ウード)〕
 スペインの鬼才ファミ・アルカイとアルカンヘル!スペイン・バロック音楽とフラメンコのコラボ!
 ファミ・アルカイ、アルカンヘル。スペイン古楽界とフラメンコの若きスターが共演!

 スペイン古楽界に現れたヴィオラ・ダ・ガンバの若き鬼才ファミ・アルカイ。
 フラメンコのカンタオール、アルカンヘルとの共演によって実現したプロジェクト「ラス・イダス・イ・ラス・ブエルタス(行きと帰り)」が、マドリードでのライヴをボーナス・トラックとして加えて、グロッサ(Glossa)から新装登場!
 「スペイン再発見」(GCD P33201)、「ア・ピアチェーレ」(GCD P33202)では、驚異のテクニック、音楽性とアイディアで、スペイン古楽界の新時代到来を強く印象付けてくれたファミ・アルカイ。
 スペイン・フランメンコの天才カンタオール、アルカンヘルとのコラボレーションでは、スペインの"バロック音楽"と"フラメンコ"の融合に見事成功!
 スペインの植民地だった南米やアフリカのメロディ、リズム、色彩を感じさせながら、繰り広げられるスペイン音楽の新しい世界に感服。

 ※録音:2011年12月−2012年1月(セビーリャ、スペイン)&2011年10月(マドリード、スペイン)




GUILD


GMCD 7399
\2400
イングリッシュ・ホルンのための音楽
 パスクッリ:
  メロディー、《仮面舞踏会》よりアメリアの黙想、
  ヴェルディの《仮面舞踏会》の主題による幻想曲第2番、
  ベッリーニへのオマージュ(イングリッシュ・ホルンとハープのための二重奏曲)*
 イヴォン:イングリッシュ・ホルン・ソナタ
 ダエッリ:
  ヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》の主題による幻想曲、
  ヴェルディの《ルイザ・ミラー》の主題による幻想曲
マーティン・フルティガー
 (イングリッシュ・ホルン)
ペチャ・ミネヴァ(ピアノ)
サラ・ヴェルー(ハープ)*
 イングリッシュ・ホルン(コール・アングレ)のための作品ばかりを集めた、ダブル・リード・ファン注目のアルバム。「オーボエのパガニーニ」との異名を誇るイタリアの伝説的オーボイスト、アントニオ・パスクッリ(1842−1924)の作品に、イングリッシュ・ホルン・ソナタの定番曲、カルロ・イヴォン(1798−1854)のソナタ。イヴォンと同時期に活躍したジョヴァンニ・ダエリ(1800?ー1860)による、ヴェルディのオペラからのアレンジ作品。スイスのベルン生まれのオーボイスト、マーティン・フルティガーは、特にイングリッシュ・ホルンの第一人者として活躍する名手。2004年よりチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席イングリッシュ・ホルン奏者を務めながら、チューリッヒ芸術大学で教鞭をとり、各地でマスタークラスを行っている。

 ※録音:2013年9月12日−14日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
 

GMCD 7403
\2400
スイスのオーケストラル・マスターワークス
 シェック:祝祭賛歌 Op.64
 ヴィトマー:
  ピアノ、パーカッションと管弦楽のための協奏曲Op.160
 ブルンナー:ピアノと管弦楽のためのパルティータ
 シェック:ウィリアム・ラトクリフへの序曲Op.29
ファリ・パヴリ(ピアノ)
サイモン・ロードン(パーカッション)
ヘザー・コルベット(パーカッション)
ジョン・ポルター(パーカッション)
アラン・スターク(パーカッション)
マーティン・ギブソン(ティンパニ)
ライナー・ヘルト(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
 ワールド・プレミア・リリースとなる4つのスイスのオーケストラル・マスターワークスを収録。オトマール・シェック(1886−1957)の後期ロマン派から、アドルフ・ブルンナー(1901−1992)の新古典主義を経て、エルンスト・ヴィトマー(1927−1990)のモダニズムに至る、20世紀スイスの管弦楽を俯瞰できる。スイスの貴重な音楽を発掘、発信してきた、Guild(ギルド)ならではの好企画盤。

 ※録音:2013年9月24日−25日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)




ONYX



ONYX 4120
\2400→\2190
若き偉才チェリスト、石坂団十郎
 グリーグ:チェロ・ソナタ Op.36
 ヤナーチェク:おとぎ話、プレスト
 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
石坂団十郎(チェロ)
シャイ・ウォスネル(ピアノ)
 ONYXに石坂団十郎登場!グリーグ、ヤナーチェク、コダーイ!日独のハーフ!若き偉才チェリスト、石坂団十郎がONYXに加わる!

 ドイツで生まれた日系人チェリストの石坂団十郎は、カサド、ルトスワフスキ、ミュンヘン、ベルリン・フォイアーマンの各国際コンクールで優勝し、デビューCDのエコー・クラシック賞受賞、BBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」選出など、輝かしい実績を誇る若き偉才。最新の受賞は、2012年に山田和樹とともに受賞した「齋藤秀雄メモリアル基金賞」である。
 数々のメジャー級アーティストの参加、若き才能の発掘によって急成長を続けるイギリスのONYX(オニックス)レーベルに新たに加わった石坂団十郎。ONYX第1弾に選んだのは、ノルウェーのグリーグ、チェコのヤナーチェク、ハンガリーのコダーイといった、民族音楽にルーツを持つチェロのための名作たち。ヴィブラートを抑制した奏法や、美しい音色と表現力に定評のある石坂団十郎の持ち味が、存分に発揮されるプログラムだろう。

 ☆来日公演情報!
  2014年6月24日(火) よみうり大手町ホール (レイ・チェン×石坂団十郎×江口玲)
  2014年6月25日(水) サントリーホール (レイ・チェン/石坂団十郎 with 読響)




ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS



ERP 2009
\2300→\2090
(過去特集にて紹介済み)
ヤルヴィ姉弟共演/北の夢 エストニアのフルート音楽
 エウゲン・カップ(1908-1996):フルート協奏曲(1975)
 ヘイノ・エッレル(1887-1970)/チャールズ・コールマン(1968-):
  3つの小品(フルートと室内管弦楽のための;1952/2005)
 エウゲン・カップ:フルートと室内管弦楽のための小協奏曲;1965)
 レネ・エースペレ(1953-):
  フルート協奏曲第1番(1995)/フルート協奏曲第2番(2003)
マーリカ・ヤルヴィ(フルート)
エストニア国立交響楽団
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)

録音:時期の記載なし、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア

 マーリカ・ヤルヴィはネーメ・ヤルヴィの長女でエストニアを代表するフルート奏者。ヤルヴィ一族ほんとにすごい。
 このアルバムはそのマーリカの演奏が聴ける上に、エストニアの大作曲家のフルート作品が楽しめる。

 エウゲン・カップは1908年生まれのエストニアの大作曲家。
 ロシアのアストラハン出身。父は作曲家のアルトゥール・カップ。タリン音楽院で父に学び、1931年に卒業した。
 1941年に独ソ戦が勃発してエストニアがドイツに占領されるとソビエト連邦に逃れ、ヤロスラヴリでエストニア人のアンサンブルを組織。1944年に帰国すると1947年にタリン音楽院の教授となり、1952年から1964年まで学長を務めた。
 また1948年から1965年までエストニア作曲家連盟の議長を務め、さらにエストニア共産党に入ると、1947年から1955年までエストニア共和国最高会議代議員、1954年から1962年までソビエト連邦最高会議代議員の地位に着く。
 作風はエストニア民謡を題材に取った簡明なリズムと明快なメロディーが特徴で、スターリン時代に高く評価され、1946年、1950年、1952年の3度にわたってスターリン賞を受賞。さらに1956年にはソ連人民芸術家、1978年には社会主義労働者英雄の称号を得ている。

 ヘイノ・エッレルは1887年生まれのエストニアの作曲家、教育家。
 タルトゥ出身。ヴァイオリンと音楽理論の個人レッスンを受けて、いくつかのオーケストラやアンサンブルで演奏し、ソリストとしても活動した。
 1907年にはヴァイオリンを学ぶためサンクトペテルブルク音楽院に入学。1920年にペトログラード音楽院を卒業。
 1920年から1940年にかけてタルトゥ師範大学で作曲と音楽理論を教え、エドゥアルド・トゥビンを含む多くの作曲家が彼のもとに集まり、タルトゥ楽派が形成
された。1940年にはタリン音楽院の教授となり、1970年に死去するまでそこで教え続けた。1967年にはソ連人民芸術家の称号を受けた。

 

ERP 2209
\2300
(過去特集にて紹介済み)
ノンストップ ファゴットのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ BWV1013
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):セクエンツァXII
 アルヴォ・ベルト(1935-):鏡の中の鏡(*)
 ダニエル・シュナイダー(1961-):ファゴットとピアノのためのソナタ(*)
 トヌ・コルヴィツ(1969-):遠く離れた友のための歌
 ミゲル・ケルツマン(1965-):夜想曲と子守歌(*)
 クリスチャン・ランダウ(1978-):リニャーナ(*)
 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):無意味な風景(*)
マルティン・クースマン(ファゴット)
クリスチャン・ランダル(ピアノ(*))

録音:2008年6月10-11日、メソジスト教会およびエストニア音楽アカデミー室内ホール、タリン、エストニア

マルティン・クースマンはアメリカ合衆国のシアトルを本拠に活躍するエストニアのファゴット奏者。
その超絶技巧が楽しめるアルバム。


 

ERP 2409
(CD + DVD PAL)
\3000
エストニア国立オペラの歌手たち
 【CD】 オペラ・アリア集
 ロッシーニ(1792-1868):オペラ「チェネレントラ」から
   E allor... Si, ritrovarla io giuro オリヴェル・クーシク(バリトン)
   Nacqui all'affanno ヘレン・ロクタ(メゾソプラノ)
 モーツァルト(1756-1791):オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から
   Madamina, il catalogo e questo プリート・ヴォルメル(バス)
   La ci darem la mano ジャンヌ・シェフチェンコ(ソプラノ)
 モーツァルト:オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」から Alla bella Despinetta
   ジャンヌ・シェフチェンコ、ヘリ・ヴェスクス(ソプラノ)
   ヘレン・ロクタ(メゾソプラノ) ウルマス・ポルドマ(テノール)
   アーレ・サール(バリトン) マルト・ラウル(バス)
 ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から Hol! Carmen! Hol! Hol!
   ヴァレンティーナ・タールマ(ソプラノ)
   リーナ・アイレンネ、ユーリ・リル(メゾソプラノ)
   マルト・マディステ、アンドレス・ケステル(テノール)
   オリヴェル・クーシク(バリトン) プリート・ヴォルメル(バス)
 マスカーニ(1863-1945):オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
   Mamma, quel vino e generoso マルト・マディステ(テノール)
 チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「スペードの女王」から
   Akh, istomilas y gorem ナディア・クレム(ソプラノ)
 レオンカヴァッロ(1857-1919):オペラ「道化師」から
   Si puo? Singore! Signori! ラウノ・エルプ(バリトン)
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「トスカ」から Tre sbirri, una carrozza
   ヤッシ・ザハロフ(バリトン)
 ワーグナー(1813-1883):オペラ「トリスタンとイゾルデ」から
   前奏曲/Mild und leise wie er lachelt ヘリ・ヴェスクス(ソプラノ)
 【DVD】 エストニア国立オペラを紹介するドキュメンタリー
エストニア国立オペラ合唱団
エルモ・ティースヴァルド(合唱指揮)
エストニア国立オペラ管弦楽団
ユリ・アルペルテン(指揮)

録音:2009年8月24-26日、エストニア・コンサートホール、タリン、エストニア
協力:エストニア放送

DVDはPAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。

 


ERP 3009
\2300→\2090
(過去特集にて紹介済み)
エドゥアルド・トゥビン(1905-1982):ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.1
  奇想曲第1番 ETW50/ソナタ第2番(フリギア旋法)ETW56
  無伴奏ソナタ ETW57(*)/バラード ETW52
  エストニア舞曲による組曲 ETW53
シグリッド・クールマン(ヴァイオリン)
マルコ・マルティン(ピアノ(*以外))

録音:2003-2009年、場所の記載なし 音源:エストニア放送

 エドゥアルド・トゥビンはソヴィエトによるエストニア占領(1944)を避けスウェーデンに亡命、ストックホルムを本拠に活躍した作曲家・指揮者。
 シグリッド・クールマン(クルマン)はエストニア音楽アカデミー、ギルドホール音楽学校(ロンドン)、ローベルト・シューマン大学(デュッセルドルフ)で学んだエストニアのヴァイオリン奏者で、トゥビンのスペシャリスト。

 


ERP 3109
\2300→\2090
(過去特集にて紹介済み)
J・S・バッハ、パガニーニ、イザイ:無伴奏ヴァイオリン作品集
  J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ第2番 BWV1004
  パガニーニ(1782-1840):
   「もはや私の心には感じない」の主題による変奏曲 Op.38 MS44
  イザイ(1858-1932):
   ソナタ ニ短調{バラード」Op.27 No.3/ソナタ ホ長調 Op.27 No.6
シグリッド・クールマン(ヴァイオリン)
録音:2006年12月、エストニア放送スタジオ、タリン、エストニア

 エストニア生まれの美しきヴァイオリニスト、シグリッド・クルマン。彼女の素敵なアルバムを聴いて、以前レーベル特集をするにいたった。
 クルマンはエストニア音楽院、ギルドホール音楽学校を卒業。イゴール・ベズロドニ、ドミトリー・シトコヴェツキーに師事。現在はエストニア国立歌劇場管弦楽団のソリストとともに、エストニア・アカデミーの教授を務める。


 

ERP 3310
\2300
コン・ブリリオ グスリのための音楽
 アントゥアン・レムアン/オリガ・シシキナ編曲:練習曲第17番 Op.37
 アレクサンドル・シロコフ:ロシアの主題による変奏曲
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/オリガ・シシキナ編曲:
  グルジアの丘で(*)
 ベートーヴェン(1770-1827)/オリガ・シシキナ編曲:
  ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲の主題による12の前奏曲(**)
 リャードフ(1855-1914):音楽玉手箱 Op.32
 アレクサンドル・キスカチ:フルートとグスリのための小組曲(+)
 ヴィクトル・パーニン:スケルツォ
 セルゲイ・オスコルコフ(1952-):グスリとピアノのための組曲(**)
 アレキセイ・ラーリン:伝説
 イヴァン・ハンドシキン(1746-1804)/オリガ・シシキナ編曲:
  ロシアの歌「道に沿って、この橋に」による変奏曲(#)
 ロシア民謡/オリガ・シシキナ編曲:さらば、わが喜び(*)
 リムスキー=コルサコフ:オペラ「雪娘」から 軽業師の踊り(**)
オリガ・シシキナ(グスリ)
ミハイル・トローヤン(バリトン(*))
アレクサンドル・キスカチ(フルート(+))
エミール・ヤコヴレフ(ヴァイオリン(#))
ニコライ・マジャーラ(ピアノ(**))

録音:2004年、リムスキー=コルサコフ音楽院および室内オペラ・カンパニー、サンクトペテルブルク、ロシア

 グスリはツィターやカンテレに似たロシアの民族的撥弦楽器。オリガ・シシキナはリムスキー=コルサコフ音楽院(サンクトペテルブルク)で学んだロシアのグスリ奏者。2008年ヘルシンキ(フィンランド)に移住しシベリウス・アカデミーでカンテレも学びました。

 

ERP 3410
\2300
(過去特集にて紹介済み)
デウス・エクス・クラヴィーア ピアノのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:シャコンヌ
 エリッキ=スヴェン・トゥール(1959-):ピアノ・ソナタ
 シューベルト(1797-1828):即興曲変ト長調 Op.90 No.3
 シューマン(1810-1856):交響的変奏曲 Op.13
ハンド・ナハクル(ピアノ)

録音:2009年、アメリカ合衆国およびエストニア

ハンド・ナハクルは1982年生まれのエストニアのピアニスト。

 エリッキ=スヴェン・トゥールは1959年生まれのエストニアの作曲家。
 1976年から1980年にかけて、タリン音楽学校でフルートと打楽器を、1980年から1984年にかけて、タリン音楽アカデミーでヤーン・ラーツから作曲を、また個人的にレポ・スメラからも学ぶ。
 その一方で、1979年から1984年にかけて、「In Spe」というロック・グループを率いて活動。またたく間に、エストニアの人気バンドの一つになる。
 その後作曲に専念するため、In Speを脱退。ペレストロイカの到来で、すぐさま西側の聴衆に注目される。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ヒリヤード・アンサンブル、ストックホルム・サクソフォーン四重奏団、バーミンガム市交響楽団などが彼に作曲を委嘱した。1991年と1996年のエストニア文化賞を受賞。
 作風はプログレッシブ・ロック、特にキング・クリムゾン、フランク・ザッパ、イエス、ジェネシス等に影響を強く受けている。ミニマリズム、スペクトル分析、直線対位法、十二音技法、音響作曲法等を好み、こちらも強く影響を受けている。

 

ERP 3810
\2300
(過去特集にて紹介済み)
テッラ・マリアーナ ハンドベル・アンサンブルのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893)/A・ハートリー編曲:
  アヴェ・マリア(*)
 ヴラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973)/V・ソーンベルグ編曲:
  カッチーニのアヴェ・マリア(*)
 フランク(1822-1890)/J・メレディス編曲:天使の糧(*)
 J・S・バッハ/V・ソーンベルグ編曲:アリア(主よ、人の望みの喜びよ)
 アルビノーニ(1671-1751)/K・マクチェズニー編曲:アダージョ
 グリーグ(1843-1907)/A・B・シャーマン編曲:朝
 グリーグ/F・A・メレット編曲:アニトラの踊り
 サン=サーンス(1835-1921)/M・R・ケラー編曲:死の舞踏
 ドビュッシー(1862-1918)/R・アイヴィー編曲:ゴリウォッグのケークウォーク
 ビゼー(1838-1875)/B・ガリー編曲:舞踏会(「子供の遊び」より)
 シューベルト(1797-1828)/W・H・グリフィン編曲:アヴェ・マリア(*)
 アダン(1803-1856)/V・ソーンベルグ編曲:オー・ホーリー・ナイト(*)
 グルーバー(1787-1863)/F・L・キャラハン編曲:きよしこの夜(*)
 ビゼー/K・マクチェズニー編曲:祝典舞曲(「アルルの女」より ファランドール)
ヘルドゥル・ハリー・ポルダ(ボーイソプラノ(*))
アルシス・ハンドベル・アンサンブル
アイヴァル・マエ(指揮)
録音:2010年3月26-28日、スウェーデン聖ミカエル教会、タリン、エストニア




PLECTRA MUSIC


PL 21301
(2CD)
\3400
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):クラヴサン曲集
  クラヴサン曲集第1巻(第1組曲;1706)(*)
  クラヴサン曲集(第2組曲;1724/1731)
  クラヴサン曲集(第3組曲;1731)
  新クラヴサン曲集(第4&第5組曲;1728)
  メヌエットとロンド(1724)/ル・プティ・マルトー/王太子妃(1747)
アーサー・ハース(チェンバロ)

録音:データ記載なし
使用楽器:1627年、アントワープ、ヨハネス・ルッカース製(*)  1707年、パリ、ニコラ・デュモン製(*以外)
 アンティーク楽器による「ル・クラヴサン・フランセーズ」シリーズからついにラモーが登場。アーサー・ハースはベス・カープ、アルバート・フラー、アラン・カーティス、ケネス・ギルバートに師事した合衆国の鍵盤楽器奏者。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


AUDITE



AU 95626
\2000→\1890
クーベリック生誕100年記念/
 『青ひげ公の城』ルツェルン・フェスティヴァル・ライヴ!
  バルトーク:
   オペラ『青ひげ公の城」』 Op.11 Sz.48
    (歌唱:ドイツ語)
ラファエル・クーベリック(指揮)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br 青ひげ)
イルムガルト・ゼーフリート(S ユーディト)
ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)
 完全初出音源。ラファエル・クーベリック生誕100年記念、1962年貴重な『青ひげ公の城』のルツェルン・フェスティヴァル・ライヴ!フィッシャー=ディースカウ、ゼーフリートという充実の歌手陣にも注目

 録音:1962 年8 月15 日、ルツェルン・フェスティヴァルにおけるライヴ録音/モノラル、ライヴ、60’41”

 1914 年、チェコ生まれのラファエル・クーベリックは今年生誕100 年を迎えます。その記念すべき年にドイツaudite レーベルの好評シリーズ、ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ最新盤として、完全初出音源となるバルトーク『青ひげ公の城』がリリースされます。

 ■クーベリックとルツェルン音楽祭
 クーベリックがルツェルン音楽祭に初登場したのは1948 年8 月28 日でした(この演奏会の数週間前、チェコの共産化に反対したクーベリックは、同年のエディンバラ音楽祭へ参加するために渡英、そのままイギリスへと亡命しました)。以後、クーベリックは1990 年までの間、実に25 回ルツェルン音楽祭に出演し、同音楽祭には欠かすこの出来ない、そしてクーベリックにとっても非常に重要な演奏会となりました。なお、1962 年の当ライヴ録音は当初、フェレンツ・フリッチャイが指揮することになっていましたが、病に倒れたフリッチャイに代わりクーベリックが指揮をし、当演奏会は大成功となりました。

 ■クーベリックによる貴重な『青ひげ公の城』の録音
 クーベリックはバルトークの作品である、管弦楽のための協奏曲や弦、打楽器とチェレスタのための音楽などのオーケストラ作品は頻繁に演奏・録音をしてきましたが、この『青ひげ公の城』は記録によると、1962 年5 月17,18 日のバイエルン放送交響楽団(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ&ヘルタ・テッパー)、同年の当ライヴ、そして、1981 年3 月27 日のニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団(ジークムント・ニムスゲルン&タティアナ・トロヤノス)のみのようで、当ライヴは非常に貴重な録音と言えます。しかし、当ライヴでは青ひげを幾度となく披露し、録音数も多いフィッシャー=ディースカウが、ユーディトは名ソプラノ歌手のイルムガルト・ゼーフリートがそれぞれ担当していることからもわかる通り、当時最高のキャストによる『青ひげ公の城』は極上のライヴとなりました。スタジオ録音とは違うクーベリックらしい熱気に満ちた演奏をお楽しみください。

 ■オペラ『青ひげ公の城』について
 バルトーク唯一のオペラ『青ひげ公の城』は、青ひげとその新妻ユーディトという、わずかにふたりの登場人物と、大編成の管弦楽によって繰り広げられる激烈なるドラマ。シャルル・ペローの童話集『マ・メール・ロワ』の一篇を題材にしながら、シュールで象徴的な内容を孕んだ台本を手掛けたのは、バルトークとの名コンビで知られるベラ・バラージュ。
 血塗られた狂気の物語は進みます。「わたしを愛しているなら鍵を渡し、城の7 つある扉の向こうのすべてを見せて」とせがむユーディト。これに対して、何も訊かずにただ愛して欲しいと求める青ひげ。やがて、ついにユーディトが過去の3 人の女性とともに自らも第7 の扉のなかに消えてゆくショッキングなラストまで、緊迫したやりとりが見せ場となっています。







GUILD HISTORICAL



GHCD 2408
\1600→\1490
アナトール・フィストゥラーリ 〜
 ロシア・オペラからの管弦楽組曲集1951&1953

  グリンカ:《ルスランとリュドミラ》 組曲
  リムスキー=コルサコフ:《イワン雷帝》 組曲
  チャイコフスキー(サラジェフ編):《チェレヴィチキ(女帝の靴)》 組曲*
  リムスキー=コルサコフ:《5月の夜》 序曲*
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
ロンドン交響楽団
フィルハーモニア管弦楽団*
 名指揮者フィストゥラーリ! ロシア・オペラからの組曲!

 7歳でチャイコフスキーの「悲愴」を指揮した神童として名を馳せ、20世紀最高のバレエ音楽指揮者の1人に数えられているアナトール・フィストゥラーリ(1907−1995)。前作「ロシア管弦楽名曲集」(GHCD2391)に続きギルド・ヒストリカルから復刻となるのは、ロシアの歌劇からの組曲集。序曲がとりわけ有名なグリンカの《ルスランとリュドミラ》の組曲版に、フィストゥラーリの師でもあるリムスキー=コルサコフのオペラ処女作《イワン雷帝(プスコフの娘)》。そしてチャイコフスキーの知られざるオペラ《チェレヴィチキ(女帝の靴)》など、魅惑のプログラムで、フィストゥラーリの芸術がよみがえる。

 ※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング/原盤:エドワード・ジョンソン・コレクション(Parlophone LP PMC 1031、1009、1028)
 録音:1951年7月17日(ルスランとリュドミラ)、1953年8月25日−26日(イワン雷帝)、1953年1月9日(チェレヴィチキ)、1951年8月30日−31日(5月の夜)、アビー・ロード・スタジオ1(ロンドン)
 


GHCD 2409
\1600→\1490
マルコム・サージェント 〜 チャイコフスキー:管弦楽作品集
 スラヴ行進曲/幻想序曲 《ロメオとジュリエット》/
 バレエ音楽 《眠れる森の美女》 より ワルツ/
 組曲第3番ト長調より 《主題と変奏》*/序曲 《1812年》
マルコム・サージェント(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
マヌーグ・パリキアン(ピアノ)*
フィルハーモニア管弦楽団*
 BBCプロムスの名物指揮者。マルコム・サージェント!

 エイドリアン・ボールトの後任として1950年代のBBC交響楽団を率い、BBCプロムスの名物指揮者として人気を誇ったマルコム・サージェント(1895−1967)。序曲《1812年》を始めとして、《ロメオとジュリエット》や《眠れる森の美女》、《スラブ行進曲》など、1955年と1960年に録音されたチャイコフスキーの人気コンサート・ピースが、名エンジニア、ピーター・レイノルズのリマスタリングで復刻!
 バルビローリ、ビーチャム、ボールトらと並び戦後のイギリス音楽シーンを牽引した偉大なる指揮者の名録音を再び。

 ※リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング/原盤:エドワード・ジョンソン・コレクション(HMV SXLP 20023, HMV ALP 1372*)
 録音:1960年1月5日、25日&27日、アビー・ロード・スタジオ1(ロンドン)/1955年3月24日&6月8日、キングスウェイ・ホール(ロンドン)*




GUILD LIGHT MUSIC


GLCD 5215
\1800
軽音楽の黄金時代 〜 ソング・オヴ・ザ・ウェスト
 ファーノン:フェートウェイ・トゥ・ザ・ウェスト
 ローズ:ボナンザのテーマ
 ロジャーズ:オクラホマ!
 スティーヴンス:スタンピード
 ビーヴァー:フロンティア・マーシャル
 伝承曲:峠の我が家
 ヴォーン(グリーリー編):ソング・オヴ・ザ・ウェスト/他
ロバート・ファーノン・アンド・ヒズ・オーケストラ
ニルソン・リドル・アンド・ヒズ・オーケストラ
パーシー・フェイス・アンド・ヒズ・オーケストラ
ザ・シネマ・サウンド・ステージ・オーケストラ
スタンフォード・ロビンソン(指揮)
ニュー・コンサート・オーケストラ
レイ・マーティン・アンド・ヒズ・オーケストラ
ビリー・ヴォーン・アンド・ヒズ・オーケストラ、他
 ライト・ミュージックの全盛期を回顧する名物シリーズの第115集。

 ビリー・ヴォーンの「ソング・オヴ・ザ・ウェスト」を中心に、多くの芸術家、作曲家にインスピレーションを与えた、アメリカ西部(ワイルド・ウェスト)がテーマ。カンザス州の州歌にもなったトラディショナル「峠の我が家」の他、リチャード・ロジャーズ、ヴィクター・ヤング、トレヴァー・ダンカンなどの作品で、ワイルド・ウェストの自然を体感。

 1947年−1962年の録音。アラン・バンティングのリマスタリング。
 

GLCD 5216
\1800
軽音楽の黄金時代 〜 スプリングタイム
 アンダーソン:春が来た/ラビーニ(グッドウィン編)春が来る/
 チャーラップ:ブロッサム/パーマー:スプリングタイム/
 スマート:スプリング・ギャンボル/ロビノウィッツ:マザー・ネイチャー/
 フレンチ:ガーデン・パーティ/ブレイデン:スプリング・ファッション/
 ウッド:スプリング・ソング/デニス:エイプリス・キス/
 リンケ:ビューティフル・スプリング/他
ルロイ・アンダーソン・アンド・ヒズ・オーケストラ
ロン・グッドウィン・アンド・ヒズ・オーケストラ
リチャード・ハイマン・アンド・ヒズ・オーケストラ
ジャック・レオン(指揮)
ニュー・コンサート・オーケストラ
エリック・ロジャーズ(指揮)
ロンドン・プロムナード・オーケストラ/他
 シリーズ第116集のテーマは「春」! 黄金時代のアメリカでもっとも愛されたルロイ・アンダーソンの「春が来た(The First Day Of Spring)」を皮切りに、アルバート・ケテルビー、パウル・リンケ、ハイドン・ウッドなど春の陽気に溢れたライト・ミュージックが満載。

 1945年−1962年の録音。アラン・バンティングのリマスタリング。





エコー・シリーズ第3弾!CD-R製作



BKD 233
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400→\2190

タリス:40声のモテット 《御身よりほかにわれは》
 光の消ゆる前に/世の救い主/
 40声のモテット 《御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)》/
 断食し、涙を流し/おお、救いのための生け贄よ/
 エレミヤの哀歌I/エレミヤの哀歌II/ミゼレーレ/4声のミサ

フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 総勢40もの声部で歌われるモテット「御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)」は、トマス・タリスの名声を確立した最高傑作の1つ。
 タリス・スコラーズやザ・シックスティーンと並ぶ同曲屈指の名盤として知られているのが、このマニフィカトによるモテット、哀歌、ミサ集。指揮者を中心にソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バスの1組×8グループがぐるりと囲み、それをLinn Recordsのテクノロジーが完全再現。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 233より新装移行再発売。SACDのオリジナル盤となるCKD 233は廃盤となります。



 


BKD 060
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400→\2190
ビクトリア:レクイエム(死者のための聖務日課集) フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 スペイン・ルネサンス最大の音楽家、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの最高傑作「レクイエム(死者のためのミサ曲)」を含む「死者のための聖務曲集」全曲。
 このマニフィカト盤レクイエムも、タリス・スコラーズ、ザ・シックスティーンと並ぶ「三大名演」として君臨してきた名盤。特に、教会を包み込むような響きを余すところなく捉えた録音のクオリティは郡を抜いて評価が高い。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 060より新装移行再発売。オリジナル盤となるCKD 060は廃盤となります。

 「6声のレクイエム」を含む「死者のための聖務曲集」の全曲を収録。
 そのあまりに精巧な声楽アンサンブルにはみな驚いた。タリス・スコラーズ以来の名演と言われ、その後はこの曲の代表的アルバムの一角を成すようになった。現在のところ、タリス・スコラーズとザ・シクスティーンとこのマニフィカトの録音をもって、ビクトリア「レクイエム」の3大名演と言われることが多い。
 

BKD 174
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400
パレストリーナ:ソロモンの雅歌(5声のモテトゥス集第4巻)
 かの人の口で私に口づけせしめよ/われを連れ行きたまえ/
 われは黒けれど、美し/私はぶどう園を守らなかった/
 女性の中の美しい者よ、もし知らないなら/
 汝の頬はきじばとのごとく美し/ひと包みのミルラのように/
 見よお前は美しい、愛する者よ/
 わが愛する者よ、汝すべてに美し/お前は私の心を傷つけた/
 わが愛する者はいばらの中のゆりのごとし/
 王はわれを酒倉に連れゆき/その左手はわが頭の下に/
 私の愛する者の声/わが愛する者よ、立ちて急げ/
 私の親しい美しい人よ、立ち止まって/
 私の恋人は私のもの、そして私は彼女のもの/
 起きて町をまわろう/イェルサレムの娘らよ、私は誓う/
 彼の頭は純金のよう/わが愛する方は庭園の中に/
 わが愛する者よ、汝は美し/それは誰か/
 彼は私のくるみの園に降りて行った/お前の足は何と美しい/
 2つの乳房は2匹の子鹿/お前は何と美しく、輝かしい/
 お前の首は象牙の塔のよう/おいで、おいで恋人よ
フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 パレストリーナが残した数多い作品の中でも、この「ソロモンの雅歌」は「教皇マルチェルスのミサ」とともに、評価、人気ともに高い作品。旋律が複雑に絡み合う難しい作品だが、それを絶妙にコントロールするケイヴとマニフィカトの至芸には唖然とするほかない。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 174より新装移行再発売。オリジナル盤となるCKD 174は廃盤となります。
 

BKD 052
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400
黄金時代の音楽Vol.1 〜 ヨーロッパ
 ビクトリア:アヴェ・マリア
 ゲレーロ:めでたしいとも聖なる乙女
 アレグリ:ミゼレーレ
 パレストリーナ:スターバト・マーテル
 レベーロ:パニス・アンジェリクス
 ジェズアルド:おお, すべての人よ
 ビクトリア:わがハープは悲しみの音に変わり
 ジョスカン・デ・プレ:アブサロム, 私の息子よ
 ラッスス:義人らの魂は、私の魂死ぬがごとく悲し、恐れと震えが
フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 マニフィカトのデビュー録音となったアルバムで、アレグリのミゼレーレを含む、ビクトリア、ゲレーロ、パレストリーナ、ジョスカン、ラッススなど、ルネサンス音楽の黄金時代を彩った名作集。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 052より新装移行再発売。オリジナル盤となるCKD 052は廃盤となります。
 


BKD 320
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400→\2190
ヴェーグ仕込みの本場モーツァルト
 モーツァルト:
  行進曲ニ長調K.237
  セレナード第4番ニ長調K.203(カデンツァ:ヤニチェク)
  ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251

アレクサンダー・ヤニチェク
 (ディレクター&ヴァイオリン)
スコットランド室内管弦楽団

 シャーンドル・ヴェーグのカメラータ・アカデミカでも活躍したオーストリアのヴァイオリニスト、アレクサンダー・ヤニチェク。ヤニチェクがディレクターとヴァイオリンを務めるスコットランド室内管のモーツァルト第2弾も、エコー・シリーズより登場。ヴェーグ仕込みの本場モーツァルトで優雅なるセレナードとディヴェルティメントを味わえる。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 320より新装移行再発売。SACDのオリジナル盤となるCKD 320は廃盤となります。

<LP>


ALTUS(LP)



ALTLP 011/018
(8LP)
\37000+税
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル/東京ライヴ集成
 ・ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
  [LP1 A;第1楽章、LP1 B;第2楽章、LP2 A;第3楽章、
   LP2 B;第4楽章]
   ライヴ録音:1990年10月20日、サントリーホール
 ・ブルックナー交響曲第5番 変ロ長調
  [LP3 A;第1楽章、LP3 B;第2楽章、LP4 A;第3楽章、
   LP4 B;第4楽章]
   ライヴ録音:1986年10月22日、サントリーホール
 ・シューマン:交響曲第4番
  [LP5 A;第1楽章&第2楽章、LP5 B;第3楽章&第4楽章]
 ・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 [LP6 AB]
 ・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番 [LP7 A]
   ライヴ録音:1986年10月14日、人見記念講堂(東京)
 ・ロッシーニ:「どろぼうかささぎ」序曲 [LP7 A]
 ・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 [LP7 A]
 ・ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカートポルカ [LP7 A]
 ・R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 [LP7 B]
 ・ブラームス:交響曲第4番
  [LP8 A;第1楽章&第2楽章、LP8 B;第3楽章&第4楽章]
   ライヴ録音:1986年10月15日、東京文化会館
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 初LP化!チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル東京ライヴ集成。350セット完全限定生産品。実演より美しいかもしれぬアナログディスクの再生美におどろき!

 ステレオ、ライヴ、350 セット完全限定生産品、180g重量盤

 LP 内袋にはALTUS レーベルのクレンペラー盤でも使用されたタッド・ガーフィンクル氏が企画した和紙の風合いのカビの発生しにくい高級素材を使用いたします。日本プレス180 重量盤で350 セット限定生産です。
 また今回もクレンペラー盤同様、LP 用のマスターは、往時のLP 制作過程をふみ、アナログマスターテープ(バスフ468)を制作してカッティングを行いました。
 オリジナル音源はデジタルですが、アナログディスクの場合、LP のカッティング用にアナログマスターテープを制作してカッティングした方が音の奥行き、弦楽器の音色、金管のおさまり具合などが良い方向へいくようです。
 今回のチェリビダッケは大変好評であったSACD のマスターを基にアナログマスターテープを制作いたしました。レンジも圧縮しておらず、チェリビダッケ& ミュンヘン・フィル特有の繊細を極めた弱音から圧倒的に美しい強烈なフォルテまで実に見事に盤に刻印されております。













3/26(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARTE DELL’ARCO JAPAN



ADJ 017
【再発売】
\2600→\2390
ボッケリーニの弦楽五重奏曲集
 ルイージ・ボッケリーニ(1743-1805):
  弦楽五重奏曲 イ長調 G.316
  弦楽五重奏曲 ハ短調 G.314
  弦楽五重奏曲 ト短調 G.318
  小弦楽五重奏曲 変ホ長調 G.304
若松夏美(Vn)
高田あずみ(Vn)
森田芳子(Va)
鈴木秀美(Vc)
懸田 貴嗣(Vc)
 待ちに待った再発売!鈴木秀美の名演がここによみがえる!
 『日曜の午後の室内楽』ガットの豊かな音色が綾なすボッケリーニの美しい響き!鈴木秀美と弓の仲間たちによるボッケリーニの弦楽五重奏曲集

 録音:2005 年4 月 秩父ミューズパーク音楽堂/DDD、66’16”

 2005 年ボッケリーニ没後200 周年に録音。発売された鈴木秀美と弓の仲間たちによるボッケリーニの弦楽五重奏曲集の再発売商品。ボッケリーニの筆に託された親密な歌心と、清明な地中海の風光に満ちた、至福の響きを味わうことの出来る楽曲です。
 ボッケリーニは多作家で、当時のヨーロッパで絶大な人気を博し、特に自身の楽器であるチェロを活用した作品は非常に素晴らしいものばかりです。ボッケリーニの魅力は、明るくて分かりやすい旋律が自然に広がり展開していく所です。チェロ2本を用いた弦楽五重奏曲では、超絶技巧も交えた味わい深い作品です。鈴木秀美のチェロが朗々と鳴り響きます。
 『日曜の午後に神様自身が楽しむなら、きっとこれを取り上げただろう』と19 世紀のヴァイオリン奏者カルティエに言わしめたボッケリーニの室内楽、チェロ2 本のクインテットはその神髄!ガットの豊かな音色が綾なす日曜の午後の対話をお楽しみください。(TDKAD 017 の再発売商品)

 〜演奏会情報〜
  鈴木秀美のガット・サロンvol.9
  4月25日(金) 19:00〜 HAKUJU HALL
   演目:弦楽五重奏曲イ長調 G. 316、弦楽三重奏曲変ロ長調 G. 109、弦楽五重奏曲ハ短調 G.328、弦楽五重奏曲ホ長調 G. 275、他
   演奏:若松夏美(Vn)、竹嶋祐子(Vn)、成田寛(Va)、鈴木秀美(Vc)、山本徹(Vc)







AUDITE

AU 92682
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集第3集
 ベートーヴェン:
  (1)弦楽四重奏曲第4番ハ短調 0p.18-4
  (2)「大フーガ」変ロ長調 Op.133
  (3)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1
クレモナ四重奏団
 【クリスティアーノ・グアルコ
  (第1ヴァイオリン;グァルネリ・デル・ジェス)、
  パオロ・アンドレオーニ
  (第2ヴァイオリン;
    (2)ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ
     (1752)、
    (1)(3)サルヴァトーレ・スカリア(2012))、
  シモーネ・グラマーリャ
  (ヴィオラ;(2)ピエトロ・ガルジーニ(2012)、
    (1)(3)アルベルト・ジョルダーノ(1995)、
  ジョヴァンニ・スカリオーネ
  (チェロ;マリノ・カピッチオーニ(1974)】
 イタリア実力派、クレモナ四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集第3集は「大フーガ」、第4 番、第7 番!

 録音:2012 年6 月3-5 日、ミラノ/78’39”

 SACD ハイブリッド盤。今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団。AUDITE レーベルからリリースを続けている好企画、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集の第3 集は、弦楽四重奏曲第4 番、名曲「大フーガ」そして、弦楽四重奏曲第7 番です。
 イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレ両氏に師事した2000 年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ若手実力派で世界が注目しています。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルを聴かせてくれます。パッセージによっては若手らしい気迫に溢れ、また非常にスタイリッシュにまとめあげますが、なんといっても抜群の音程感と優美な音色は現代最高の呼び声高い四重奏団と言えましょう。
 当録音では第2 ヴァイオリン、およびヴィオラ奏者が曲によって使用楽器を変えております。
 今回、大フーガの録音にて使用したヴィオラは1980 年生まれのピエトロ・ガルジーニ制作によるものです。ガルジーニは若い頃からマウロ・スカルタベッリの工房で弦楽器作りに親しむようになり、その後、ルイジ・エルコレやガブリエーレ・ナターリに師事した若手職人です。2008 年3 月には『フォルムと音楽:ヴァイオリンのメカニズム』と題した論文により、フィレンツェ大学建築学修士号を取得。その後は修復や専門技術の分野で活躍し、特に過去の巨匠たちの傑作の複製の製造と、修復を仕事の二つの柱としているようです。第1ヴァイオリンのクリスティアーノ・グアルコは名器グァルネリを使用していますが、その他の3 人は曲によって新進気鋭の職人が制作した最新の優れた楽器も積極的に使用しています。現代の楽器も歴史的な楽器と同様に素晴らしいことを証明するかのような魂のこもった演奏を聴くことができます。今後のベートーヴェン・チクルスも期待大と言えましょう。ディジパック仕様。




ORFEO


ORFEO 885141
\2600
ストヤノヴァ、ヴェルディ・アリア集
 ヴェルディ:
  「アイーダ」−勝って帰れ
  「トロヴァトーレ」−恋は薔薇色の翼に乗って,静かで穏やかな夜
  「ジョヴァンナ・ダルコ」−ここでは天が自由に開けていて
  「仮面舞踏会」−死にましょう、けれどその前にせめて許してください
  「ルイーザ・ミラー」−おお主よ 私を罰してください
  「トラヴィアータ」−さようなら、過ぎ去った日々よ
  「ドン・カルロ」−泣かないで、友よ,世の虚しさを知るあなた
  「運命の力」−平安を
  「オテッロ」−アヴェ・マリア
クラッシミラ・ストヤノヴァ(S)
パヴェル・バレフ(指)
ミュンヘン放送管弦楽団
 ムーティのデズデーモナ、ストヤノヴァが満を持してのヴェルディ・アリア集!!

 録音:2013 年7 月1-6 日、ミュンヘン/DDD、74’ 12”

 ブルガリア生まれでウィーンを拠点に活躍しているソプラノ、クラッシミラ・ストヤノヴァが得意としているヴェルディのアリア集を発売。ストヤノヴァといえばかのリッカルド・ムーティがシカゴ交響楽団を指揮した「オテッロ」の演奏会形式上演(CD CSOR9011301、SACD CSOR9011303)でデズデーモナに抜擢されたことで知られていますが、広いレパートリーを誇るストヤノヴァでもヴェルディは重要なもの。2007 年録音のアリア集(ORFEO740081)では「シモン・ボッカネグラ」、「ルイーザ・ミラー」、「レニャーノの戦い」と渋い選択でしたので、今回は彼女の情感豊かなヴェルディをたっぷり楽しめます。
 パヴェル・バレフは、ブルガリア中央部のチルパン出身の指揮者。2007 年からドイツのバーデン=バーデン・フィルハーモニーの首席指揮者を務めています。




RFP


=ロイヤル・フランダース・フィルの自主レーベル=

RFP 008
\2400→\2190
壮麗なるパイプオルガンのひびき、オーケストラ曲
 ジョゼフ・カラーツ:オルガン協奏曲 世界初録音
 ジョゼフ・ジョンゲン:協奏的交響曲op.81(1926)
ペーテル・ヴァン・デ・ヴェルデ(オルガン)
ペーテル・ビルーン(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
 アントワープ大聖堂の壮麗なるパイプオルガンのひびきベルギーの生んだオルガニスト&作曲家ジョンゲン、カラーツ、フランクによるオーケストラ曲

 収録:2013 年6 月8 & 9 日/ベルギー、アントワープ、ノートルダム大聖堂(ライヴ)/DDD、ステレオ、82’ 38”

 「ベルジアン・ブティーク」シリーズの最新作は、フランク、カラーツそしてジョンゲンの作品集。いずれも生前すぐれたオルガニストとして活躍した点が共通する顔ぶれです。
このたびのアルバムは、アントワープにある名刹ノートルダム大聖堂におけるコンサートをライヴ収録したものですが、なかでも興味深いのは名匠ピエール・スへイフェン1891 年製作によるロマンティック・オルガンを使用したカラーツとジョンゲンの作品。
 アントワープに生歿したジョゼフ・カラーツ(1838-1901)は、交響曲第3 番「オルガンつき」を書いたサン=サーンス(1835-1921)とほぼ同時代を生きたオルガニスト、カリヨン奏者で作曲家。ちょうどこのレコーディングで使用された大聖堂のオルガニストを務めてもいたカラーツはオペラや交響曲も手がけ、多数のオルガン曲を残していますが、唯一のオルガン協奏曲はこれが世界初録音になります。
オルガンと管弦楽のための「協奏的交響曲」は、多作家のジョンゲンにあって最も成功したもののひとつと云われ、20 世紀の作品をおもわせる無調へのゆるやかな接近もみとめられます。
 1972 年アントワープ近郊のドゥールに生まれたペーテル・ヴァン・デ・ヴェルデは、9 歳から独学でオルガンを弾き始め、王立フランドル音楽院に進み、名手スタニスラス・ドリマーカルの最後の高弟として幾多の賞を授与され、卒業後は、ルイ・ティリー、ナジ・ハキム、ウェイン・マーシャルらのマスタークラスを受講し、さらなる研鑽を積んでいます。2002 年初頭に師ドリマーカルの後継者として、アントワープ・ノートルダム大聖堂の常任オルガニストに任命されると共に、アントワープ・サン・ミシェル教会のオルガン奏者も務めています。
 指揮者のペーテル・ビルーンは、ロンドン響が主催するドナテッラ・フリック国際指揮コンクールでオランダ人初のファイナリストとなった俊英。




SDG



SDG 720
\2400→\2190
VIGULATE! 
 イギリス・ルネサンス・ポリフォニー/
  モンテヴェルディ合唱団&ガーディナー

   ピーター・フィリップス:ユダ族の獅子
   ロバート・ホワイト:光なり日なるキリスト
   トマス・タリス:
    主よ、聞き入れたまえ、わたしの願いを/ おお、光から生まれた光よ
   ウィリアム・バード:
    聖なる讃美のうちに/ 汝の聖なる都市は/ おお主よ、われら囚われの身を/
    今こそ主よ、僕を去らせたまわん/ 目覚めていよ
   トマス・モーリー:私は罪人の死を望まない
   ロバート・ホワイト:エレミアの哀歌
   ウィリアム・バード:義人らの魂は
   トマス・トムキンズ:全能の神よ、すべての叡智の泉よ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団
 祝・50 周年ンテヴェルディ合唱団&ガーディナー、英国ルネサンス・ポリフォニーの黄金時代を飾った作曲家たち

 録音:2012 年6 月ロンドン/77’ 33”

 2014 年3 月に設立50 周年を迎えるガーディナー率いるモンテヴェルディ合唱団。本アルバムはバード、タリス、モーリー、フィリップス、ホワイトそしてトムキンズの6 人の作曲家の作品を収録しています。
 国家の信仰が揺れ動いたイギリスの宗教改革の時代にヘンリー8 世からエリザベス1 世までの4 代に渡って仕えた作曲家トマス・タリス。そしてタリスに師事し、優れた才能によってエリザベス一世に寵愛されていたウィリアム・バード。2 人もカトリックを信仰しており、自分自身の信仰を秘めながら、典礼音楽を作曲していましたが、多くの優れた作品を残しています。タイトルの「目覚めていよ(VIGULATE!)」は、エリザベス王朝時代、禁教であったカトリック教徒の立場を貫いたウィリアム・バードの、密かな音楽的な抗議であったと言われています。
 また、ピーター・フィリップスはバードらと共に当時名を馳せていた作曲家で、高い作曲技法をもっていました。マドリガルを多く作曲したトマス・モーリーの「私は罪人の死を望まない」。モーリーは比較的明るい雰囲気の作品の印象が強いですが、このような重厚な宗教曲でもその腕を発揮しています。ウェストミンスター寺院の楽長などを務め、イギリス国教会のための作品を書いたロバート・ホワイト。旧約聖書のエレミアの哀歌第1 章をテキストとする作品「エレミアの哀歌」は彼の代表作であり、美しく崇高な作品です。そしてタリス、バードらの次の世代にあたるテューダー王朝時代に活躍したトムキンズ。
 彼はバードの弟子でイギリスのヴァージナル音楽の最後を飾る作曲家です。
 ガーディナーの巧みな合唱指揮者としての手腕と、モンテヴェルディ合唱団の透明感ある歌声、各声部がくっきりと示され明瞭に聴こえてくると、絶妙なタイミングで合唱が一つに溶け合うという見事な演奏で、イギリスのルネサンス・ポリフォニーの黄金時代を歌いあげています。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


キング・インターナショナル


KKC 2090
\2400→\2190
前橋汀子と山田一雄が共演!
 伊福部昭 生誕百年記念アルバム

 (1)ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲
 (2)土俗的三連画
 (3)箜篌歌
 (4)知床半島の漁夫の歌
(1)前橋汀子(ヴァイオリン)
 山田夏精[一雄](指揮)
 東京フィル
(2)ニクラウス・エッシュバッハー(指揮)
 NHK交響楽団
(3)渡辺範彦(ギター)
(4)立川清澄(バリトン)
 是安亨(ピアノ)
 生誕百年記念盤、こんな凄い録音が残っていた!「ゴジラ」のメロディが現れる協奏風狂詩曲を前橋汀子と山田一雄が共演。さらに立川清澄に渡辺範彦、超豪華演奏陣

 (1)1960 年収録 セッション (2)1955 年収録 ライヴ (3)1969年10月16 日収録 ステレオ・セッション (4)1971年8月31 日収録 ステレオ・セッション/ADD、Mono、Stereo

 今年(2014 年) に生誕百年を迎える作曲家・伊福部昭。根強いファンを持つ氏の作品は、現代邦人作曲家のなかでは破格にCD リリースが多いと申せましょう。NHK も放送用に多数の録音を行ないましたが、そのなかから、これまで知られずにきたファン垂涎の秘蔵音源4 点を発掘。「ゴジラ」のメロディがそのまま出てくることで知られる「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」の独奏は何と前橋汀子。当時17 歳で、ソ連に留学する以前の貴重な記録。さらに凄いのは、伴奏がやはり根強い人気のある山田一雄の指揮であること。両者ならではの情念とスピード感が非常な魅力。この共演は伝説となっていましたが、ついに日の目を見ることとなりました。完全初出です。
 中間部にアイヌの漁労歌が引用されている大作歌曲「知床半島の漁夫の歌」は、1970-80 年代に非常な人気を誇った立川清澄の独唱。立川ならではの親しみやすく溌剌とした歌唱と優しげな声質を再認識。10 分かかる作品ながら、物語として引き込まれます。
 ギターのための「箜篌歌」は、初演者・渡辺範彦の演奏なのも貴重。渡辺が天才として世界の注目を集めていた時期のもので、神業ともいえる驚くべき水準。これも彼のディスコグラフィにない、伝説の演奏。
 いずれも作曲者立ち会いのもと、細かい指示に基づいた演奏。驚くほどの大物たちによる超豪華版・伊福部アルバムの登場です。







URANIA


WS121.161
(2CD)
\2000
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの歌
 Wiener Philharmoniker
 Kirsten Flagstad & Hans Knappertsbusch
  Recorded: Vienna, 1956
ブラームス:
 アルト・ラプソディ OP. 53 -
 運命の歌 OP. 54
  Columbia Symphony Orchestra
  Milred Miller & Bruno Walter
   Recorded: Hollywood, 1961
マーラー:
 DER ABSCHIED(大地の歌より)
  Concertgebouw Orchestra
  Nan Merriman & Eduard Van Beinum
   Recorded: Amsterdam, 1956
R.シュトラウス:4つの最後の歌
 BBC Symphony Orchestra
 Sena Jurinac & Malcolm Sargent
  Recorded: London, 1961
シェーンベルク:「期待」 OP. 17
 New York Philharmonic Orchestra
 Dorothy Dow & Dimitri Mitropoulos
  Recorded: New York, 1951
マーラー:亡き子としのぶ歌
 Wiener Philharmoniker
 Kathleen Ferrier & Bruno Walter
  Recorded: Vienna, 1949
 

WS121.217
(2CD)
\2000
ミケランジェリ/ピアノ協奏曲録音集
 ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ短調
  Orchestra Sinfonica di Torino della Rai
  マリオ・ロッシ指揮
  Recorded: Torino, 18 December 1959
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 KV 450
   Orchestra Sinfonica della Radio della Svizzera italiana
   ヘルマン・シェルヘン指揮
   Recorded: Lugano, 21 June 1956
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
  Orchestra Sinfonica della Radio della Svizzera italiana
   ヘルマン・シェルヘン指揮
   Recorded: Lugano, 21 June 1956
 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
   Orchestra Sinfonica di Torino della Rai
   Nino Sanzogno, conductor
    Recorded: Torino, 12 December 1961
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op. 73「皇帝」
   Orchestra Sinfonica di Roma della Rai
   Massimo Freccia, conductor
    Recorded: Roma, 14 May 1960


<国内盤>


マーキュリー

国内仕様盤(すべて日本語解説付)
※日本語オビ・解説付きの国内盤仕様ですが、日本語解説は原文全訳ではなく、
読みやすい文章量にまとめたかたちでお届けいたします。

ARCANA
Mer-A374
\2500+税
モーツァルト:管楽合奏によるダ・ポンテ三部作 〜
 モーツァルト(1756〜1791):
  ①『フィガロの結婚』によるハルモニームジーク
  ②『ドン・ジョヴァンニ』によるハルモニームジーク
  ③『コジ・ファン・トゥッテ』によるハルモニームジーク
アルフレード・ベルナルディーニ(ob)指揮
アンサンブル・ゼフィーロ(古楽器使用)
 Erato古楽部門、Astreeの立ち上げ...欧州古楽界を支えた鬼才録音技師ミシェル・ベルンステンが生涯最後に創設したArcanaレーベル。
 2009年以降はイタリアのレーベルになり、着実にイタリア古楽界の才人たちとよい仕事をしてきた末、DHMなどメジャーレーベルでも活躍をみせた天才古楽器管楽バンド・ゼフィーロもその傘下に。2004年にAmbroisieでリリースされていた流麗・痛快な「管楽合奏によるモーツァルト三大歌劇」、ここに復活べ古楽器のツボを押さえた驚くべき名演、原作を知らなくとも、この古楽器の響きの艶やかさは必聴ですべ
 
CALLIOPE
(INDESENS!)

CAL1208
\2500+税
カルロ・テッサリーニ(1690頃〜1767):
  ①ヴァイオリンと通奏低音のための六つのソナタ op.14(1748・全)
  ②ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタop.2よりソナタ第2・3・4番
マルコ・ペドローナ(vn)
マルコ・モンタネッリ(cmb)
 1748年出版のソナタ集が本盤の中心。バッハが亡くなる少し前、マンハイム楽派やナポリ楽派が18世紀後半へ向けて音楽様式を洗練しつつあった頃、ヴェネツィアで修業を積んだ名匠テッサリーニの室内楽はアムステルダムで楽譜出版され、たいへんな人気を誇っていました。
 「現代楽器でバロック様式の演奏法を」という、イタリアで意外に多いタイプの演奏スタイルで奏でられる名曲群は、よどみなく洗練されたメロディセンスの魅力を幾倍にも増幅させてやみません。
 聴けば聴くほど細部のつくりにも感心させられる、テッサリーニこそ「今聴くべき作曲家」
 
PAN

PC10247
\2500+税
ベルナルド・パスクィーニ(1637〜1710):
 2台のチェンバロのためのソナタ集(1704年・手稿譜/全14曲)
アッティリオ・クレモネージ、
アレッサンドロ・デ・マルキ(cmb)
 活動休止したイタリアの伝説的古楽レーベルSymphoniaの貴重な音源、復活べビオンディ「四季」でイタリア古楽界が世界的にブレイクする少し前、明敏なる鍵盤奏者=音楽学者デ・マルキが、のちにルネ・ヤーコプスのオペラ企画の敏腕助手として名をなすクレモネージと録音したのは、ヴァイオリンの巨匠コレッリと同じ頃ローマ楽派を支えた偉大な鍵盤作曲家パスクィーニの異色作べ現存譜には、通奏低音が2パート書いてあるだけ。あとは鍵盤奏者自身が右手部分を創意あざやかに補わなくてはならないのですが、このようなバロック期特有の演奏習慣に通じた2名手はみごと、300年以上前の作曲家が課した挑戦に応え、装飾音の妙から合奏曲並の豊穣な音使いまで、チェンバロ音響芸術の多彩を縦横無尽に伝えてやみません。
 
CONCERTO

CNT2073
\2500+税
ラフマニノフ:ピアノ連弾のための作品集〜六手連弾曲を含む〜
 セルゲイ・ラフマニノフ(1873〜1943):
  ①幻想曲op.7(四手連弾版・世界初録音)
  ②六つの小品op.11③ロマンス ト長調
  ④イタリア風ポルカ
  ⑤チャイコフスキー『眠れる森の美女』から5章
   (ラフマニノフ編曲による四手連弾版)
  ⑥六手連弾のためのワルツ
  ⑦六手連弾のためのロマンス
マルコ・ソリーニ、
サルヴァトーレ・バルバタノ、
フランソワ=ジョエル・ティオリエ(p)
 19世紀末。若きラフマニノフは師タネーエフの紹介で、巨匠チャイコフスキーのバレエを津々浦々の家庭でも楽しめるよう、ピアノ連弾のために編曲する仕事をもらい、ロシア楽壇への足掛かりをつかみました。
 連弾という演奏スタイルが、日常に音楽を取り込むための手段だった時代...イタリアの名手デュオ、ソリーニ&バルバタノは一糸乱れぬアンサンブルで、その魅力を解き明かします。かつてEMIなどに名盤を刻んだ超・大御所のF-J.ティオリエが六手連弾で参加しているのにも驚愕!! 超絶技巧の外連をいやらしくなく昇華する「うたごころ」は、主役ふたりの歌心あればこそ。
 
CONCERTO

CNT2075
\2500+税
とめどない思い、再び 〜南のほうへ
 昼下がりの歌(M.D.プホル 1957-)
 アルフォンシーナと海(A.ラミレス 1921-2010)
 解き放たれた悪魔(H.フェルナンデス 1851-1886)
 ミロンガ(J.カルドーソ 1949-)
 バルガスのサンバ(E.ファルー 1923-)
 三つのメキシコ民衆歌(M.ポンセ 1882-1948)
 ヴィッラ31(G.ミルト 1972-)
 さらば友よ(J.C.サンデルス 1890-1935)
 宣教師たちの時代(F.ブスタメンテ 1777-1861)
  他 全23トラック
ジューリオ・タンパリーニ(ギター)
 クラシックのシーン最前線で叩き上げられた本格派の演奏家が、同時にジャンル越境も易々とこなすギターの世界は、演奏家仲間でも別ジャンルとの接点が多々。
 タレガやロドリーゴなど王道クラシック曲の音盤でもきわめて高い評価を博すタンパリーニは19世紀以来の南米の作曲家たちの名品を、ブラジル&南米のよりポピュラーなギター名曲とあざやかに組み合わせ、接しやすくも本格派な南米アルバムを提案べ米国系ポピュラーとラテン系現代曲からなる『とめどない思い』に続く越境型名盤です。
 
CONCERTO

CNT2062 (2CD)\3300+税
ペシェッティ:九つの鍵盤ソナタ(1739)〜古典派前夜、あでやかなチェンバロ音楽〜
 ジョヴァンニ・バティスタ・・ペシェッティ(1704〜1766):
  『チェンバロのためのソナタ集』1739年ロンドン刊(全9曲)
フィリッポ・エマヌエーレ・ラヴィッツァ(チェンバロ/タスカン1769年オリジナル)   
 機構上制約の多いチェンバロ音楽の技芸の経験が積み重ねられ、極度なまでに洗練されていったのが18世紀。ピアノ発明前夜の時代、巨匠ポルポラの協力者として指揮者=鍵盤奏者としてロンドンで活躍したヴェネツィア出身のペシェッティは、同時代のスカルラッティの単一楽章形式とは違う、古典派を予感させる全3楽章で艶やかなソナタを残しました。
 豊潤さと切れのよさを兼ね備えた美音がたまらない、18世紀フランス・モデルの楽器で、ヴィヴァルディとモーツァルトの間をゆくロココ風の歌心・様式美を堪能させてくれるのは、こうした「古典派前夜のチェンバロ音楽」のエキスパートP.E.ラヴィッツァべ チェンバロ音表現の極致、様式感と多様性、ありそうで意外にない「ロココの鍵盤独奏ソナタ」、少し聴いたらCD2枚分聴き確かめたくなる魅力。











3/25(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARS PRODUKTION



ARS 38142
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
ヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのためのロマンティック音楽
 アレンスキー(1861-1906):
  ヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのための四重奏曲 Op.35(1894)(*)
 エルネスト・ザウター(1928-):
  チェロ独奏と弦楽三重奏のためのロマンティック音楽(2005)(+)
 チャイコフスキー(1840-1893)/エルネスト・ザウター編曲:
  チェロ独奏と弦楽三重奏のためのアンダンテ・カンタービレ Op.posth(1888)(+)

カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン(*))
レオニー・テン・ハーゲン(ヴァイオリン(+))
ボルゲ・テン・ハーゲン(ヴィオラ)
マルテ・テン・ハーゲン(チェロ)
マティアス・バルトロメイ(チェロ)

録音:2013年8月30日-9月3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

ユニークな編成で書かれた弦楽作品を取り上げたアルバム。4人のテン・ハーゲンは1982〜1990年ドイツのシュタインフルトに生まれ、テン・ハーゲン弦楽四重奏団を構成する姉弟。マティアス・バルトロメイは1985年ウィーン生まれ。

 

ARS 38145
(SACD Hybrid)
\2500
ベートーヴェン、ドビュッシー、R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ集
 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30 No.1
 ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18
リヴ・ミグダル(ヴァイオリン)
マリアン・ミグダル(ピアノ)

録音:2013年11月11-13日、場所の記載なし

ドイツのヴァイオリン奏者リヴ・ミグダルのデビュー・ディスク。1988年ヘルネに生まれ、1994年よりクリスティアーネ・フートカープに師事。2010年ヨーロッパ・ヤマハ音楽振興会国際弦楽器コーンクール第1位。マリアン・ミグダルは1948年ポーランド生まれのドイツのピアノ奏者・音楽教授でリヴの父親。

 

ARS 38146
(SACD Hybrid)
\2500
ラヴェル(1875-1937):オーケストラル&ヴィルトゥオーゾ・ピアノ作品集
  夜のガスパール(1908)
  「ダフニスとクロエ」からの3曲
   (1912;ヴァンサン・ラルデル編曲、ピアノ独奏版)(*)
   ダフニスの優雅な踊りと軽快な踊り,
   交響的断章:夜想曲、間奏曲と戦士たちの踊り,
   ダフニスとクロエの場面
  水の戯れ(1901)/ラ・ヴァルス(1919-1920;作曲者によるピアノ版)
  亡き王女のためのパヴァーヌ(1899)
ヴァンサン・ラルデル(ピアノ)

録音:2013年11月5-7日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

フランスのピアニスト、ヴァンサン・ラルデルによる注目のラヴェル。ラヴェルの弟子ヴラド・ペルルミュテール(1904-2002)に師事したウルグアイのピアニスト、カルロス・セブロに学んだラルデルはラヴェルの曾孫弟子にあたります。自らピアノ・リダクションした(*)は世界初録音。

 


ARS 38141
(SACD Hybrid)
\2500→\2290
ローベルト&クララ・シューマン:協奏曲集
 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  4つのホルンと大管弦楽のための協奏曲ヘ長調 Op.86(*)
 クララ・シューマン(1819-1896):ピアノ協奏曲イ短調 Op.7
 ローベルト・シューマン/ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(1948-)復元・補筆:
  ピアノ協奏曲ニ短調
 クララ・シューマン/ヨゼフ・デ・ベーンハウアー補筆・管弦楽配置:
  ピアノ協奏曲ヘ短調
エレーナ・マルゴーリナ(ピアノ(*以外))
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団ホルン四重奏団(*)
フォクトランド・フィルハーモニー管弦楽団
ドロン・サロモン(指揮)

録音:時期の記載なし、ノイベリンハウス、ライヒェンバッハ、ドイツ
前出:FCD 369390(CD、廃盤)

当レーベル初期のベストセラーのひとつがハイブリッドSACDで再登場。

 

ARS 38524
\2300
シューベルト(1797-1828):リートとバラード集
  ミューズの息子 D.764/さすらい人 D.493/さすらい人が月に D.870
  月に D.259/夜曲 D.672/魔王 D.328/野ばら D.257/死と乙女 D.531
  小人 D.771/冥府への旅 D.526/ます D.550/漁師の歌 D.881
  漁師 D.225/船乗り D.536/ブルックにて D.853/御者クロノスに D.369
  テューレの王 D.367/シルヴィアに D.891/音楽に D.547/歓迎と別れ D.767
クレメンス・モルゲンターラー(バスバリトン)
ベルハルト・レンツィコフスキ(ピアノ)

録音:2012年10月15-17日、フォアアールベルク州立音楽院祝祭ホール、フェルトキルヒ、オーストリア

クレメンス・モルゲンターラーは1973年ドイツのヴェルトハイム・アム・マインに生まれたバスバリトン。フライブルク音楽大学で教会音楽と声楽を学んだ後バーゼル音楽アカデミー(スイス)でクルト・ヴィドマーとジェラール・ヴィスに歌曲を師事。古楽から現代音楽まで幅広い分野で活躍するとともに、2010年にはフォアアールベルク州立音楽院声楽科独唱クラス主任教授に任命されました。

 

ARS 38525
\2300
ヘンリー・パーセル(1659-1695):抒情歌曲とグラウンド集
  Hark how the wild musicians sing
  Soft notes and gently raised (a serenading song) / Sonata VI in 3 parts
  Fairest isle, gentle murmurs / A new irish tune / Hornpipes
  Ground upon Gamut
  All people that on earth "The old hundredth" -
   Voluntary on the 100th psalm tune, Alternatim voice & organ
  How pleasant is this flowery plain... / Three treble parts upon a ground
  A new ground / Music for a while shall all your cares beguile
  No stars again shall hurt you
セリーヌ・シェーン、ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ)
ポーラン・ビュンドゲン(カウンターテナー)
ヤン・ファン・エルザッカー(テノール)
ステファン・マクラウド(バス)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(指揮)

録音:2009年5月、ライヴ、サリニー教会、オセール、フランス
    2009年10月、ライヴ、ランヴレック音楽祭、ランヴレック、フランス
    2010年7月、ライヴ、夜の音楽祭、ユゼ、フランス

アンサンブル・ラ・フェニーチェが当レーベル初登場。豪華な声楽陣を従えフランス各地で上演されたパーセル・プログラムのライヴ録音。「しっとり」という形容が実によく合う音楽です。

 


ARS 38824
\2000→\1890
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.14
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  セレナード ト長調(フルート、オーボエ、2つのホルン、2つのヴァイオリン、
   2つのヴィオラ、チェロとコントラバスのための九重奏曲)Ben2622 (Ben285)
  交響曲変ロ長調 Ben135(1786)
  交響曲ハ短調 Ben142(1790)
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指揮)

録音:2013年6月1-2日、ライヴ、バート・ピラヴァルト、オーストリア

全収録曲が世界初録音。





MELODIYA



MELCD 1002212
\2100→\1890
ヒブラ・ゲルズマーワ 〜 オペラ・アリア集
 モーツァルト:歌劇《皇帝ティートの慈悲》序曲
 モーツァルト:証聖者の盛儀晩課 K.339より ラウダーテ・ドミヌム
 ヴェルディ:歌劇《海賊》より メドーラのアリア
 ヴェルディ:歌劇《オテロ》より 柳の歌
 ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》より 序曲
 ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》より フィガロのカヴァティーナ
 ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》より アディーナとドゥルカマーラの二重唱
 ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より ルチアのカヴァティーナ 〜 静かなる夜
 ベッリーニ:歌劇《ノルマ》より 序曲
 ベッリーニ:歌劇《ノルマ》より
  ノルマのカヴァティーナ、清らかな女神よ、ああ!あの愛の喜びに満ちた
 R・シュトラウス:明日! Op.27-4
ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ)
ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)
ロシア・ナショナル・
 フィルハーモニー交響楽団
 ロシア・オペラ界の才女ヒブラ・ゲルズマーワ!スピヴァコフ&ロシア・ナショナル・フィルとの新録音!

 メロディアが送り出す新録音(!)は、ソチ五輪の閉会式にも登場し話題を呼んだロシア=アブハジアのソプラノ、ヒブラ・ゲルズマーワと、スピヴァコフ&ロシア・ナショナル・フィルの共演による「オペラ・アリア&序曲集」!
 ヒブラ・ゲルズマーワは、1994年のモスクワ音楽院卒業後、1996年からスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ・モスクワ・アカデミック音楽劇場のソリストを務め、ヨーロッパの主要なオペラハウス、アメリカのMETでも活躍中のロシア・オペラ界の若き才女である。
 スピヴァコフ&ロシア・ナショナル・フィル、舞台はモスクワのスヴェトラーノフ・ホール。そして何と言ってもメロディアの新録音。これは要注目です!

 ※録音:2013年10月14日、スヴェトラーノフ・ホール(モスクワ)、ディジパック仕様


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MELODIYA



MELCD 1002160
\2100→\1890
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響のラヴェル!
 ラヴェル:
  ピアノ協奏曲ト長調*〔録音:1959年〕
  左手のためのピアノ協奏曲ニ長調**〔録音:1978年〕
  亡き王女のためのパヴァーヌ+〔録音:1975年〕
  管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》+〔録音:1982年〕
ヤコフ・ザーク(ピアノ)*
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)*/+
アレクサンドル・スロボジャニク(ピアノ)*
ヴラディーミル・ヴェルビツキー(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団
 超重量級!狂乱の"ラ・ヴァルス"が復活!

 エフゲニー・スヴェトラーノフとソヴィエト国立交響楽団によるフレンチ・プログラム、モーリス・ラヴェル(1875−1937)の録音が、本家メロディア(Melodiya)より遂に復活!
 ヤコフ・ザークがソリストを務める「ピアノ協奏曲ト長調」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」はもちろんのこと、やはり最大の注目は1982年録音の「ラ・ヴァルス」!
 超重量級、超濃厚、そして凄まじいパワーで前進を続ける「ラ・ヴァルス」は、これまでのラヴェルのイメージを覆す個性的、圧倒的演奏として知られる音源である。
 旧ソ連(現ウクライナ)出身の名ピアニスト、アレクサンドル・スロボジャニクが弾く「左手のためのピアノ協奏曲」もロシアン・ピアニズム・ファンならば見逃せない。ディジパック仕様



 
MELCD 1002231
(4CD/特別価格)
\5000→\4290
リヒテル・プレイズ・シューベルト
 シューベルト:
  CD1 〜
   ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566、ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625、
   ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664〔録音:1978年10月18日〕
  CD2 〜
   ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894《幻想》、
   ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566〔録音:1978年5月2日〕
  CD3 〜
   ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575〔録音:1979年6月8日〕、
   ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958〔録音:1971年10月6日〕
  CD4 〜
   スケルツォ第2番変ニ長調 D.593-2、アンダンテ イ長調 D.604、
   4つのレントラー(D.366より)、アレグレット ハ短調 D.915、
   楽興の時 D.780より 第1番, 第3番, 第6番〔録音:1978年5月2日〕、
   2つのエコセーズ(D.734より)、4つのエコセーズ(D.421より)、
   2つのドイツ舞曲(D.790より)、
   即興曲変ト長調 D.899-3〔録音:1978年10月18日〕、
   行進曲ホ長調 D.606、即興曲変ホ長調 D.899-2、
   即興曲変イ長調 D.899-4〔1978年5月3日〕
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 リヒテル・プレイズ・シューベルト!モスクワ音楽院大ホールでのライヴ集!

 メロディア(Melodiya)の「スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ」シリーズの最新作として登場するのは、1970年代にモスクワ音楽院大ホールで演奏されたフランツ・シューベルトのライヴ・レコーディング集!
 2015年のリヒテル生誕100周年に向けてメロディアが復刻する「リヒテル・プレイズ・シューベルト」は、1978年5月2日のゲンリフ・ネイガウス生誕90周年記念コンサートや、1978年10月18日のシューベルト没後150周年記念コンサートでの演奏など貴重な音源を収録。モスクワ音楽院大ホールでのリヒテルのシューベルト。来る生誕100周年を祝うに相応しい要注目のリリースです!

 1971年−1979年の録音。
 

MELCD 1002228
(5CD/特別価格)
\5000\4590
バルシャイ/ベートーヴェン:交響曲集
 CD1 〜
  交響曲第1番ハ長調 Op.21、
  交響曲第2番ニ長調 Op.36〔録音:1969年〕
 CD2 〜
  交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》〔録音:1971年〕
 CD3 〜
  交響曲第4番変ホ長調 Op.60〔録音:1971年〕、
  交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》〔録音:1973年〕
 CD4 〜
  交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》〔録音:1971年〕
 CD5 〜
  交響曲第7番イ長調 Op.92、
  交響曲第8番ヘ長調 Op.93〔録音:1973年〕
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団
 ボロディン・クヮルテットのヴァイオリニストから、イリヤ・ムーシンの指導を受け指揮者へと転身したルドルフ・バルシャイ(1924−2010)。
 自身が設立したモスクワ室内管弦楽団(&モスクワのオーケストラの演奏家たち)を振ったベートーヴェンの8つのシンフォニーは、60年代末から70年代前半にかけての「指揮者バルシャイ」のハイライトである。

 1969年−1973年の録音。
 


MELCD 1002223
(3CD/特別価格)
\4200→\3790
チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
 舞台上のバレエ・ダンサーたちは無関係(?)と言わんばかりの猛烈なパワーとサウンド、推進力で繰り広げられるエフゲニー・スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立交響楽団の「白鳥の湖」。スヴェトラーノフの濃厚濃密な「白鳥の湖」は今も存在感を放ち続けている。

 1988年の録音。ディジパック仕様。
 
MELCD 1002147
\2100→\1890
ヴァイオリンの巨匠ダヴィド・オイストラフ
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 D.574
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フリーダ・バウアー(ピアノ)
 20世紀ロシアにおけるヴァイオリンの巨匠ダヴィド・オイストラフが弾く独墺系プログラム。多くの名演でデュオを組んできたピアニスト、フリーダ・バウアーとのシューベルト&ブラームスは、オイストラフの最晩年となる1970年と1972年の録音。ディジパック仕様。
 

MELCD 1002199
(2CD)
\4200→\3790
リムスキー=コルサコフ:歌劇《サルタン皇帝の物語》 ワシリー・ネボルシン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
イワン・ペトロフ(サルタン皇帝)
エフゲニア・スモレンスカヤ(ミトリッサ)、他
 アレクサンドル・プーシキンの物語を題材といたリムスキー=コルサコフのオペラ「サルタン皇帝の物語」。ネボルシンが指揮した1958年盤は、ソプラノのガリーナ・オレイニチェンコ、エフゲニア・スモレンスカヤ、バスのイヴァン・ペトロフ、テノールのウラディーミル・イワノフスキーなど、当時のボリショイ劇場のスターたちが集う豪華キャストによる演奏。

 1958年の録音。ディジパック仕様。
 
MELCD 1002161
\2100
アリャビエフ:ロマンス&歌曲集 E.シェヴェリョーヴァ(ソプラノ)
T.カンディンスカヤ(ピアノ)
N.フォミーナ(ソプラノ)
A.ポクロフスキ(ピアノ)
A.モクシャコフ(バリトン)
D.ブラゴイ(ピアノ)
N.イサコワ(メゾ・ソプラノ)
N.クズネツォワ(ソプラノ)
N.シネルニコワ(ピアノ)
 ナポレオンの侵攻に軍人として参戦、シベリアへの流刑など波乱の生涯を送ったアレクサンドル・アリャビエフ(1787−1851)。「夜鳴きうぐいす(ナイチンゲール)」に代表されるロシア・ロマンス(歌曲)の大家である。ロシアの抒情に満ちたロマンスを、メロディアに残されていたロシアの歌い手たちの演奏で。

 1975年、1978年、1988年、1990年の録音。ディジパック仕様。


<メジャー・レーベル>

SONY

8884306196-2
(2CD)
\2200
アイ・ラヴ・ママ
 バッハ:『G線上のアリア』/
 モーツァルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』〜ロマンス/
 ボッケリーニ:『メヌエット』/
 プッチーニ:『ボエーム』〜ムゼッタのワルツ/
 チャイコフスキー:『花のワルツ』/
 ベートーヴェン:『エリーゼのために』/
 モーツァルト:『フィガロの結婚』〜手紙の歌/
 エルガー:『愛の挨拶』/
 サティ:『ジムノペディ』/
 プッチーニ:『ジャンニ・スキッキ』〜私のお父さん/
 プッチーニ:『ボエーム』〜おお麗しの乙女よ/
 ショパン:『夜想曲変ホ長調Op.9-2』/
 V=ロボス:『ブラジル風バッハ第5番』〜アリア/
 プッチーニ:『誰も寝てはならぬ』/
 マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』〜間奏曲』/
 モーツァルト:『クラリネット協奏曲』〜アダージョ/
 ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』〜第2楽章/
 プッチーニ:『ボエーム』〜私はミミ/
 ヘンデル:『オンブラ・マイ・フ』/
 チャイコフスキー:『白鳥の湖』〜ワルツ/
 オッフェンバック:『パリの喜び』〜バルカロール/
 メンデルスゾーン:『無言歌Op.19-1』/
 バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』〜どこかへ/
 プッチーニ:『蝶々夫人』〜ある晴れた日に/
 ビゼー:『真珠採り』〜聖なる神殿の奥深く/
 モーツァルト:『ピアノ協奏曲第21番』〜アンダンテ/
 フォーレ:『レクイエム』〜ピエ・イエス/
 ロドリーゴ:『アランフェス協奏曲』〜アダージョ/
 エルガー:『エニグマ変奏曲』〜ニムロッド
《主な演奏者》
ブルーノ・ワルター(指揮)/
キリ・テ・カナワ(Sp)/
ユージン・オーマンディ(指揮)/
マレイ・ペライア(P)/
ピンカス・ズカーマン(Vn)/
フィリップ・アントルモン(P)/
ルネ・フレミング(Sp)/
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)/
リチャード・ストルツマン(Cl)/
レオポルド・ストコフスキー(指揮)/
レナード・バーンスタイン(指揮)/
ジュリアン・ブリーム(G)/他
 子供たちとお母さんと一緒に聴くクラシックの名曲の数々。子供の脳を活性化し、ファンタジックな楽曲で、豊かな想像力、空想力をはぐくませたり、お母さんへは家事などから解放され、癒やしを与えてくれる効果も期待できます。
 
8884305481-2
\1800
アイ・ラヴ・サルスエラ
 ルペルト・チャピ:『人騒がせな娘』より「Duo de Felipe y Mari Pepa」/
 ビセンテ・リェオ:『ファラオの宮廷』より「Coro de Viudas」/
 ホセ・セラーノ:『ドン・ファン連盟』より「モレーナよ、君が好きだ」/
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ:『ラバピエスの理髪師』より前奏曲/
 トマス・ブレトン:『ラ・パロマの前夜祭』より「Donde Vas con Manton de Manila」/
 マヌエル・ペネーリャ:『山猫』より「Pasodoble」/
 フランシスコ・アロンソ:『ラ・パランド』から「ムルシアの歌」/
 ホセ・セラーノ:『ロス・クラベレス』より「Romanza de Rosa」/
 ホセ・セラーノ:『嘆きの聖母像』より二重唱/
 フェデリコ・チュエカ:『水、カルメラ、焼酎』より前奏曲/
 フェデリコ・モレーノ・トローバ:『ルイーサ・フェルナンダ』より
  「De Este Apacible Rincon de Madrid」/
 フアン・ベルト:『最後のロマンティスト』より「Bella Enamorada」/
 ハシント・ゲレーロ:『サフランの花』より「Las Espigadoras」/
 アマデオ・ビベス:『ドニャ・フラスキータ』より「煙で、火の在るところが分かる」/
 パブロ・ソロサバル:『港の居酒屋』より「No Puede Ser」/
 ホセ・セラーノ:『兵営の華』より「Al Mismito Rey del Moro」/
 ホセ・マリア・ウサンディサーガ:『白鳥』より「Cancion de la Primavera」
《主な演奏者》
プラシド・ドミンゴ(T)/
テレサ・ベルガンサ(Sp)/
モンセラート・カバリエ(Sp)/
アルフレード・クラウス(T)/
ピラール・ローレンガー(Sp)/
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
オルケスタ・シンフォニカ, バルセロナ交響楽団/他
 サルスエラは、マドリードで生まれ育った歌入りの芝居です。劇中に歌われるロマンサ(アリア)は、スペイン情緒溢れたメロディの美しさが特徴的です。また、フラメンコなどスペインの民族舞踊が織り込まれ、とても華やかな舞台構成によって観客を楽しませてくれます。
 スペインの伝統的な大衆民族劇ということもあり、子供からお年寄りまでメロディを口ずさめたりするものも珍しくありません。ドミンゴの両親もサルスエラの歌手であったことも有名です。
 このアルバムでは、有名なサルスエラから美しくまた楽しいアリアを中心におさめられたもので、ドミンゴや名歌手たちが歌ったものも収録されています。独特な華やかさを放つ魅力的なアリアを 気軽に楽しめます。



 

RCA



8884305854-2
\2500→\2290
シューマン:
 1.序曲・スケルツォとフィナーレ作品52
 2.4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調作品86
 3.交響曲第4番ニ短調作品120[1851年改訂稿]
シュテファン・ドール、
エルケ・シュルツェ・ヘッケルマン、
フォルカー・グレーヴェル、
トーマス・ゾンネン(ホルン、コンツェルトシュトゥック)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 世界を驚倒させたベートーヴェン全集の衝撃再び。名コンビが放つシューマン・サイクル完結編。

 ■2012年に発売した交響曲第2番&序曲集に続くシューマン全集第3弾・完結編となる当アルバムは、フルトヴェングラーやワルターなど20世紀前半の巨匠が好んで演奏し、ロマン派の香りが濃厚な交響曲第4番、演奏される機会は少ないがシューマンのエッセンスが詰まった傑作である「序曲・スケルツォとフィナーレ」、そして4つのホルンのための協奏曲である「コンツェルトシュトックヘ長調」です。シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。


衝撃の第1弾&第2弾


8869796431-2
(SACD Hybrid)
\2500→¥2290
パーヴォ&ドイツ・カンマーフィル、シューマン:交響曲全集第1弾
シューマン:
 1.交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
 2.交響曲第1番変ロ長調作品38「春」
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 シューマン作品のドラマと感情を解放する、この未曾有の衝撃。
 ベートーヴェンの交響曲の解釈でクラシック音楽界を席巻しているパーヴォ・ヤルヴィ+ドイツ・カンマーフィルが挑むニュー・プロジェクト「シューマン:交響曲全集&ベートーヴェン:序曲集」の第1弾です。
 シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないパーヴォ・ヤルヴィ。シューマンの演奏においては、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと、シューマン本来の魅力が伝わらない」と考えるパーヴォが、シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルハーモニーと繰り広げるシューマン・ワールド。
 シューマン・イヤーの締めくくりに放たれたこれぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。
[録音]2009年12月20日〜22日(第3番)、2010年4月9日〜11日(第1番)、ベルリン、フンクハウス・ケーペニック


8876542979-2
\2500→\2290
輸入盤ようやく登場!
 パーヴォ&ドイツ・カンマーフィル、シューマン:交響曲全集第2弾

シューマン:
 1.交響曲第2番ハ長調作品60
 2.「マンフレッド」序曲作品115
 3.「ヘルマンとドロテア」序曲作品136
 4.「メッシーナの花嫁」序曲作品100
 5.歌劇「ゲノフェーファ」序曲作品81
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 世界を驚倒させたベートーヴェンの衝撃再び全集第2弾!輸入盤、ようやく発売。
 ベートーヴェンの交響曲全曲演奏と録音でその名を世界的なものとしたヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが現在取り組んでいるのがシューマンの交響曲全曲演奏。
 2010年12月のドイツ・カンマーフィルとの日本公演も「一生残るにふさわしい音楽体験…比類のない匠の芸術・・・パーヴォの指揮芸術の真骨頂」と高く評価され、「音楽の友」誌の「2011年コンサート・ベスト10」に選定されました。
 2010年11月に発売した交響曲第1番「春」&第3番「ライン」に続く全集録音第2弾となる当アルバムは、シューマンの交響曲の中でも最も至難の作品とされている第2番を中心に、4曲の序曲を収録。
 シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。
 シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。
 [録音]20011年4月9日&10日(交響曲第2番)、2011年12月22日(ゲノフェーファ、マンフレッド)2012年3月28日〜30日(ヘルマンとドロテア、メッシーナの花嫁)、ベルリン、フンクハウス・ケーペニック



 ■「コンツェルトシュトゥック」には、ベルリン・フィル首席シュテファン・ドールのほか、ドイツ・カンマーフィル首席のヘッケルマン、ボン・ベートーヴェン管のグレーヴェル、フランクフルト放送響首席のゾンネンが参加。グレーヴェルは昨年急逝したため、このアルバムはグレーヴェルの思い出に捧げられています。I LOVE SCHUMANN! シューマン作品の衝動的なまでの感情の起伏の激しさ、作曲者の思いを直接感じ取ることができる点に圧倒されます。ドイツ・カンマーフィルとシューマンを演奏する際には、シューマンの極端な部分を前面に出しています。従来オーケストレーションに欠陥があるといわれている面も包み隠さずに押し出すのです。むしろそれこそがシューマンの音楽の魅力なのです。———パーヴォ・ヤルヴィ
 [録音]2011年12月19日〜21日(交響曲第4番)、2012年1月30日&31日(序曲・スケルツォとフィナーレ)、2012年12月20日〜21日(コンツェルトシュトゥック)、ベルリン、フンクハウス・ベルリ ン・ナレーパシュトラッセ[プロデューサー]フィリップ・トラウゴット[エンジニア]エヴァレット・ポーター、ジャン=マリー・ゲイゼン(オランダ・ポリヒムニア社)DSDレコーディング/SA-CD Multi: 5.0ch/SA-CD Stereo/CD Stereo DDD



 


8876549250-2
\2500→\2290
※SACD発売済
パーヴォ・ヤルヴィ/ブルックナー:交響曲第5番
 ブルックナー(1824−1896):
  
交響曲第5番変ロ長調[ノーヴァク版]
フランクフルト放送交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 対位法を極めつくしたブルックナーの最高傑作・第5番。
 パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送響とのブルックナー・チクルス第3弾は、ブルックナー中期の傑作・第5番。ブルックナーの作品としては珍しく改訂の筆が執られず、全曲にわたって対位法を駆使し、音による伽藍を築き上げる作風は、バロック風とも称されるほどで、特に第4楽章の二重フーガの精密さはほかに類を見ないほど。
 ヴァントがブルックナーの最高傑作と讃え、チェリビダッケや朝比奈隆といった筋金入りのブルックナー指揮者が愛奏してきたことにより、近年ではブルックナーの交響曲の中でも第8番と並ぶ人気曲となっています。経験を積んだ老齢のブルックナー指揮者のみが名演を成し遂げるというイメージがあるこの交響曲で、知情意を兼ね備え今最も勢いのあるパーヴォ・ヤルヴィが成し遂げた名演。
 パーヴォとフランクフルト放送響によるブルックナーの交響曲第5番は、2009年6月に行われたヨーロッパ・ツアーでも取り上げられ、「新たなブルックナー像の誕生」と絶賛を受けた演目。当アルバムはそのツアー直前に本拠地フランクフルトのアルテ・オーパーでライヴ収録されたもの。SA-CDハイブリッドで発売されていたアルバムの通常CDへの移行盤です。
 ■パーヴォ・ヤルヴィ、ブルックナーの交響曲第5番を語る ブルックナーが残した交響曲はいずれも形式と構造に類似性があり、一聴して彼のものだとわかる音楽的語彙を共有しているのは確かだが、第5交響曲は他に例のない形で開始される。ゆっくりとした序奏が置かれているのだ。 沈着にして厳かな足取りで続く弦楽器のピッツィカートによって曲は姿を現し、それは大聖堂に足を踏み入れたときに覚えるような畏怖の念を喚起せずにはおかない。この壮大な序奏部は、全管弦楽の雄渾なユニゾンと、身の引き締まるような静寂と交互に配された金管のコラールに彩られながら、やがて始まる音楽的旅路の実り多きことを予見させ、神々しいまでの空気感で聴き手を包み込む。彼の交響曲で最も晦渋かつ禁欲的なものが「第5」だとみなす音楽家は多いが、私は賛成できない。 つぶさに読み込んでいくほど、魅惑的にして心をそそる、人間味豊かな側面を作品の中に見出すことができる。第1楽章で木管が奏でる温かみと品格を備えた主題。“アダージョ”で耳を奪う、孤独感をたたえたオーボエの旋律。第3楽章の陽気なレントラー……。
 いくらでも例はあげられよう。しかしブルックナーの傑作が、その偉大なる真価を明らかとするのはフィナーレにおいてである。何という独創性! 何という着想! 私が思うに、このフィナーレは全音楽史で最高に深遠かつ高貴な存在だ。そしてこれ以上にスリリングな楽章も他に存在しない。ソナタ形式と二重フーガが信じられないような手法で統合されていく。そしてクライマックスをなす終結部で我々は、天国の門が開かれるさまを感知し、魂が高みへ引き上げられていく過程を体験するのである。
 [録音]2009年4月2日〜3日、5月28日〜30日、フランクフルト、アルテ・オーパーでのライヴ・レコーディング[レコーディング・プロデューサー]ウド・ヴュステンドルファー [サウンド・エンジニア&ステレオ・ミキシング]リュディガー・オル



 

DHM


8884304687-2
\2500→\2290
シモーネ・トニ、シレテ・ヴェンティ!/ヴィヴァルディ:協奏曲集
ヴィヴァルディ:
 『オーボエ協奏曲ハ長調RV.184*』
 『オーボエ協奏曲ヘ長調RV.455』
 『オーボエ協奏曲ハ長調RV.449』
 『オーボエ協奏曲ニ短調RV.454』
 『オーボエ協奏曲ト短調RV.460』
 『オーボエ協奏曲ハ長調RV.452*』
 『オーボエ協奏曲ヘ長調RV.456』
  *ピリオド楽器による世界初録音
シモーネ・トニ (バロック・オーボエ&指揮),
アンサンブル「シレテ・ヴェンティ!」
 (ピリオド楽器アンサンブル)
  オーボエのシモーネ・トニ率いるイタリア気鋭のピリオド楽器アンサンブル「シレテ・ヴェンティ!」のドイツ・ハルモニア・ムンディへの2枚目の録音で、彼らが進めている「ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲全集」の第2弾となるアルバムが登場します。
 シモーネ・トニは、ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席を務めていましたが、1995年以降古楽器を中心とし、ハン・デ・フリースやアルフレード・ベルナルディーニに師事。ピリオド楽器アンサンブル「シレテ・ヴェンティ!」を結成しました。
 ヴィヴァルディは多くの様々な楽器のための協奏曲を書き上げましたが、オーボエのための協奏曲も約20曲を作曲しています。喜び、哀愁、嘆き、安らぎなど多彩な素材が導入され、高貴な歌を歌い上げます。
 各パート一人ずつの最小編成によって、すがすがしい風を呼び寄せるようなダイナミックな爽やかさ。哀愁をともなう呼吸によって、人間の声のようなバロック・オーボエの暖かい音色を聴くことができます。
















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