≪第75号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 4/7〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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4/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AURIS CLASSIC
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J.S.バッハ〜ヴァルテンブルク城にて
パルティータ第1番 ロ長調BWV825
前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調BWV859
前奏曲とフーガ イ長調BWV864
前奏曲とフーガ ホ短調BWV878
フランス組曲 変長調BWV815
イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971 |
コルネリア・オステルヴァルト(チェンバロ) |
ドイツの古城街道の街ヴァルテンブルク城で録音したバッハ
録音:2013 年/67’52
ドイツの鍵盤奏者コルネリア・オステルヴァルトによるバッハ作品集。ドイツの古城街道の街ヴァルテンブルクにある城で録音されました。ヴァルテンブルク城は、1859
年にシェーンブルク=ヴァルデンブルクの王子のための邸宅として建てられ、その後1909
〜 1912 年にザクセン宮廷の建築士グスタフ・フレーリッヒ によって改装ました。
1947 年から1998 年まで病院として使われ、2005
年に大規模な改築が行われ、現在はコンサートなどに使用されています。グスタフ・レオンハルトやアンドレアス・シュタイアーなどチェンバロの大家に師事し、研鑽を積んだ実力派コルネリア・オステルヴァルトの歯切れのよい演奏と、美しいヴァルデンブルク城の美しい響きが堪能できる1
枚です。 |
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HARFHORN/シュテファン・ヴァイ
1. イントラーダ/2. クリストフ・パムプッフ:朝の挨拶/
3. ダウランド:おいで、もう一度/4. モンテヴェルディ:トッカータ/
5. シュテファン・ヴァイ:雪解けの風/6.
ヘンデル:調子のより鍛冶屋/
7. ヘンデル:王宮の花火〜「平和」/
8. ヘルタ・リッポルド:シュテファンのためのヒルテン・ムジーク/
9. レオポルド・モーツァルト:ヴァルトホルン・デュオ/10.
メヌエット/
11. ヴェイヴァノフスキー:イントラーダ/12.
キュフナー:レントラー/
13. モディーニャ/14. 妖精の愛の歌/15.
シュテファン・ヴァイ:幻想曲 ヘ長調 |
シュテファン・ヴァイ
(ハーフホルン、
ビュッヘル、
ボヘミアン・ハープ) |
ハープとホルンを操るシュテファン・ヴァイによる作品集
ハープ奏者であり、ホルン奏者でもあるシュテファン・ヴァイによるハーフホルン、ビュッヘル(アルプスホルン)、ボヘミアン・ハープを用いたアルバム。ハーフホルンは、ハープとアルプスホルンを融合し両方の楽器の響きを持った楽器でシュテファン・ヴァイが開発しました。ビュッヘルはスイスのアルプスホルンの携帯用に作られた楽器で、高くクリアな音色が特徴です。
またボヘミアン・ハープは音楽の歴史上もっとも古い楽器です。それはギリシャ神話に登場するハープの名奏者オルフェウスが弾いていた楽器がモデルとなっています。18
世紀半ばにボヘミアの森からドイツとチェコの国境線に位置するエルツ山地の小さな町プリースニツに持ち込まれ演奏されたのがはじまりといわれています。非常に美しい木材を使い、シンプルで透き通った音が特徴です。 |
BIS
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BIS SA 2003
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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パヌフニク父娘
(1)アンジェイ・パヌフニク:12の小練習曲
(2)アンジェイ・パヌフニク(ロクサンナ・パヌフニク編):ショパン讃歌
(3曲)
(3)アンジェイ・パヌフニク:ペンタソナタ
(1984)
(4)アンジェイ&ロクサンナ・パヌフニク:祈り
(5)ロクサンナ・パヌフニク:第2の故郷
(6)ロクサンナ・パヌフニク:Glo (2002)
(7)アンジェイ・パヌフニク:リフレクションズ
(1968) |
クレア・ハモンド(ピアノ) |
パヌフニク父娘のピアノ曲をイギリス期待の若手が見事に披露
録音:2013 年9 月/ポットン・ホール、イギリス/DDD、5.0
Surround Sound、71’29”
SACD ハイブリッド盤。今年生誕百年を迎えるアンジェイ・パヌフニク(1914-1991)
は、ルトスワフスキ、セロツキと並ぶ20 世紀ポーランド音楽史の巨星。1954
年に英国へ亡命し、この地で音楽活動を行なったものの、終生故国とその文化への愛着を断ち切らずにいました。近年では美人作曲家ロクサンナ・パヌフニクの父としても知られています。パヌフニクのピアノ・アルバムは初登場で大歓迎。
パヌフニクはピアニストとして、ルトスワフスキの2
台のピアノのための「パガニーニの主題による変奏曲」を作曲者とともに世界初演したほどですが、ピアノ曲は意外に少なく、1947
年の「12 の小練習曲」、1968 年の「リフレクションズ」、1984
年の「ペンタソナタ」3 作しかありません。いずれも技巧的でダイナミック。
このアルバムでは、愛娘ロクサンナが、父の作品の編曲もしくは父の精神を受け継いで作ったピアノ曲も収められています。興味深いのは、パヌフニク初期1949
年の作で、もともと女声ヴォカリーズとピアノのために書かれ、後にフルートと弦楽オーケストラ用に編曲された「ショパン讃歌」全5
曲中3曲のピアノ独奏用編曲。ポーランド民謡に基づき、きびきびとしたマズルカの第4
曲などピアノ曲としても非常に魅力的。「祈り」はパヌフニクが未完で残した歌曲をロクサンナが完成させ、ピアノ曲にしたもの。死を前にしたパヌフニクの望郷の念と透明な思いが感動的。
さらに興味深いのは、ロクサンナが2003 年に作曲し、2006
年に改訂した彼女最初のピアノ曲「第2 の故郷」。タイトルはもちろんポーランドのことで、ポーランド民謡「森のすみれよ」を主題にした変奏曲となっています。
演奏は若きイギリスの女性ピアニスト、クレア・ハモンド。イギリスには独特なピアニズムの伝統があるにもかかわらず、若いピアニストがほとんど現れないので非常に貴重。高度な技巧を駆使したフレッシュな演奏を繰り広げています。要注目の逸材と申せましょう。 |
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BIS SA 2001
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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J.S.バッハ:世俗カンタータVol.4
「破れ、砕け、うち壊て」(鎮まりしアイオロス)
BWV205
「鳴り交わす絃の相和せる競いよ」 BWV207 |
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
ジョアン・ラン(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ヴォルフラム・ラトゥケ(テノール)
ロデリック・ウィリアムズ(バス) |
祝! 鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン
第45回サントリー音楽賞受賞
BCJの最新アルバムは世俗カンタータの第4
弾!鎮まりしアイオロス
録音:2013 年7 月/しらかわホール、名古屋/DDD、5.0
Surround Sound、73’06”
SACD ハイブリッド盤。バッハの教会カンタータの全曲演奏・録音を達成したバッハ・コレギウム・ジャパン。また第45
回サントリー音楽賞受賞でも話題となるなか、期待の最新アルバムは2013
年7 月に名古屋のしらかわホールで収録されたバッハの世俗カンタータシリーズの第4
集です。
「破れ、砕け、うち壊て」(鎮まりしアイオロス)
BWV205 はライプツィヒ大学の哲学講師、アウグスト・フリードリヒ・ミュラーの命名日を祝って書かれた作品で初演は1725
年8 月3 日です。学芸の女神パラス、果樹の女神ポモナ、西風の神ゼピュロス、風の神アイオルス、そして「風ども」の演ずる「音楽劇」です。編成から見て戸外で演奏されたものと考えられています。
「鳴り交わす絃の相和せる競いよ」 BWV207
はライプツィヒ大学の法学博士、ゴットリープ・コルテの教授就任祝賀用として作曲され初演は1726
年12 月とされています。歌詞の内容から察して、コルテを慕う、裕福な学生の依頼で作曲されたと言われております。曲は「幸福」「感謝」「勤勉」「名誉」という寓意的人物を中心に繰り広げられる音楽劇です。曲中にはブランデンブルク協奏曲第1
番ヘ長調の第3 楽章の改作も含まれており華麗な協奏楽章が含まれるのも当作品の魅力のひとつと言えましょう。 |
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BIS SA 2063
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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フレスト最新!ブラームス作品集
ブラームス:
(1)クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
(2)6つの歌(フレストによるクラリネット編)
[5月の夜 Op.43-2/おとめの歌 Op.107-5/
私の眠りはますます浅くなり Op.105-2/
調べのように私を通り抜ける Op.105-1/
甲斐なきセレナード Op.84-4/野の寂しさ
Op.86-2]
(3)クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114 |
マルティン・フレスト(クラリネット)
(1)ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン)
マクシム・リサノフ[マキシム・リザノフ]
(ヴィオラ)
(1)(3)トルレイフ・テデーン(チェロ)
(2)(3)ローランド・ペンティネン(ピアノ) |
ジャニーヌ・ヤンセンも参加の豪華共演陣!フレスト最新アルバムはブラームス作品集、フレスト・セレクションによる6つの歌のアレンジ版も注目!
録音:(1)2013 年2 月、(2)2013 年11 月/ストックホルム・コンサートホール、スウェーデン、(3)2004
年6 月/ニーブローカイエン、ストックホルム、スウェーデン/DDD、5.0
Surround Sound、78’55”
SACD ハイブリッド盤。名手マルティン・フレストの最新盤はブラームスの作品を取り上げました。収録曲は名作、クラリネット五重奏曲を主軸に、フレスト選曲・編曲による6
つの歌、そしてクラリネット三重奏曲です。
今回の録音でも豪華共演陣に注目です。五重奏曲では、前作のモーツァルト作品集(BIS
SA 1893 / KKC 5372)でも共演したジャニーヌ・ヤンセンをはじめ、俊英ヴィオラ奏者マクシム・リサノフなど輝かしい才能が集結。極上のアンサンブルを聴かせてくれます。
また、6 つの歌と題された作品集はブラームスの歌曲集からフレスト自身が6
作品を選曲し、編曲も行いました。フレストの妙技によりまるで歌っているかのように奏でます。極上のブラームスクラリネット作品が完成しました!なお、最後のクラリネット三重奏曲は既に発売されているブラームスのクラリネット作品集(BIS
SA 1353)と同録音です。 |
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BIS SA 2049
(SACD HYBRID)
\2600
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オルガン版のドビュッシー、ラヴェル作品集
(1)ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描「海」
ラヴェル:
(2)ダフニスとクロエより「夜明け」
(3)高雅で感傷的なワルツより第2曲「かなりゆっくりと」&第3曲「中庸の速さで」
(4)ラ・ヴァルス (5)亡き王女のためのパヴァーヌ (6)ボレロ
※ 全作品グンナル・イーデンスタムによるオルガン編曲 |
グンナル・イーデンスタム(オルガン) |
オルガンによる大迫力サウンド!!名手イーデンスタムの妙技、超絶のラ・ヴァルス、圧巻のボレロ!
録音:2013 年9 月、聖マーティン教会、デュドランジュ、ルクセンブルク/DDD、5.0
Surround Sound、73’46”
SACD ハイブリッド盤。これはすごい!なんとラヴェルのボレロ、ラ・ヴァルスをはじめとした作品がオルガンに独奏による編曲版で登場。何千もの大迫力のサウンドを楽しむことができます。編曲はすべて演奏のグンナル・イーデンスタムによるもの。オルガンの構造を熟知した上での絶妙なレジストレーションで、とても一人で演奏しているとは思えない、オルガンならではの大迫力サウンドを楽しむことができます。ボレロは圧巻の締めくくりです。
演奏のグンナル・イーデンスタムは1961 年スウェーデン生まれ。ストックホルムのロイヤル音楽アカデミーに入学、86
年特別賞を得て卒業。在学中、パリ国立音楽院に留学し、マリー=クレール・アランのもとで学び、84
年優秀賞、85 年ヴィルトゥオジテ賞を授与されました。84
年には、オルガンの即興演奏のコンクールである、フランスのシャルトル国際オルガン・コンクールで優勝。以後、コンサート・オルガニストとして世界的に活躍しており、バロックから現代曲までの幅広いレパートリー、そして非常に優れた即興演奏で高い評価を受けております。また、近年は作曲にも力を入れております。 |
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BIS SA 2023
(SACD HYBRID)
\2600
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20世紀のリサイタル
(1)パウル・ヒンデミット:オーボエ・ソナタ(1938)
(2)ベンジャミン・ブリテン:世俗的変奏曲(1936)
(3)アンタル・ドラティ:協奏的二重奏曲
(4)パヴェル・ハース:オーボエとピアノのための組曲
Op.17(1939)
(5)パウル・ベン=ハイム:3つの無言歌(1952) |
アレクセイ・オグリンチュク
(オーボエ;Marigaux 2001)
レオニード・オグリンチュク
(ピアノ;Steinway D) |
名手オグリンチュクによる20世紀の作曲家によるオーボエとピアノのための作品集、指揮者アンタル・ドラティの作品も!
録音:2013 年8 月、ストックホルム、スウェーデン/DDD、5.0
Surround Sound、64’47”
SACD ハイブリッド盤。名手オーボエ奏者のアレクセイ・オグリンチュク最新盤は父レオニードとの共演で20
世紀の作曲家によるオーボエとピアノのための作品集です。ヒンデミット、ブリテンといった作品から、指揮者のアンタル・ドラティの作品まで実にヴァラエティに富んだ選曲です。親子ならではの息の合った演奏でオグリンチュクの妙技があますところなく堪能できる1
枚です。 |
CAVI MUSIC
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グッバイ・アストル〜モーツァルトの最後のタンゴ
1. グリーグ/ ラフマニノフ/ チャイコフスキー
(グリーグ:ピアノ協奏曲、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番)
2. ヴィヴァルディ(協奏曲集「四季」〜春・夏・冬)
3. チャイコフスキー(交響曲第5&6番)
4. ショスタコーヴィチ(ジャズ組曲〜ワルツ第2番)
5. J.S. バッハ
(アンナ・マグダレーナのための小曲集〜メヌエット、
平均律クラヴィーア曲集第1巻第 番〜前奏曲、
トッカータとフーガ ニ短調、チェンバロ協奏曲第5番、
管弦楽組曲第3番〜G線上のアリア、グノー:アヴェ・マリア)
6. グリーグ
(ペールギュント組曲第1番〜朝/ オーセの死/
山の魔王の宮殿にて、
第2番〜ソルヴェーグの歌)
7. ベートーヴェン/ ロッシーニ
(ベートーヴェン:交響曲第5番、ロッシーニ:セヴィリアの理髪師〜序曲、
ビジョルド:エル・チョクロ)
8. ウェーバー(大協奏的二重奏曲)
9. ブラームス
(交響曲第3、4番、クラリネット三重奏曲、クラリネット・ソナタ大1、2番)
10. ラフマニノフ(歌曲「ヴォカリーズ」)
11. ムソルグスキー(交響詩「はげ山の一夜」)
12. メンデルスゾーン
(交響曲第2、3番、「フィンガルの洞窟」の序曲、ヴァイオリン協奏曲)
13. モーツァルト(レクイエム〜イントロイトゥス、怒りの日、ラクリモサ) |
トリオ・ノイクラング
【ニコライ・アブラムソン(クラリネット)
ヤン・ヤッハマン(アコーディオン)
アルトゥール・ホルニッヒ(チェロ) |
モーツァルトもタンゴを書いた!?クラシックの名曲をモチーフとしたタンゴ曲集
クラリネットのニコライ・アブラムソン、アコーディオンのヤン・ヤッハマン、チェロのアルトゥール・ホルニッヒの3
人によってベルリンで結成されたタンゴ・アンサンブル、トリオ・ノイクラング。代表的なタンゴの名曲だけではなく、様々なジャンルの要素を取り入れた演奏で、室内楽のような、ナイトクラブで演奏しているような、絶妙な雰囲気を醸し出した音楽を作り上げています。
このアルバムは、モーツァルトの最後の作品がタンゴであったかどうか…という大胆な発想から生まれた内容。グリーグ、ラフマニノフ、チャイコフスキーのピアノ協奏曲のモチーフを使ってタンゴ風に仕上げたり、ムソルグスキーのはげ山の一夜のリズムをベースにした曲、そしてモーツァルトのレクイエムをタンゴ風にしたりと、タンゴの大御所ピアソラに別れを告げるような斬新曲が次々と展開されていきます。 |
EVIL PENGUIN RECORDS
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EPRC 014
(1CD+1DVD)
\2900 →\2690
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ヴォルフが描いたさまざまな愛、ヘンシェルが描く濃密世界
【CD】フーゴー・ヴォルフ:
・メーリケ詩集より
「聖受難週間」、「古い絵に(古画に題す)」、「時は春」、「新しい恋」、
「春に」、「眠れる幼子イエス」、「ためいき」、「なぐさめはどこに?」、
「祈り」、「ヴァイラの歌」、「思え、おお魂よ」、「眠りに寄す」
・スペイン歌曲集より
「主よ、この地に何が実るのでしょうか」、「愛する者よ、あなたは傷を負った」
(オーケストラ編曲:ストラヴィンスキー)
【DVD】
「Irrsal-Forbidden Prayers( 狂気の-禁じられた祈祷者たち)」 |
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィル管 |
録音:2013 年6 月29,30 & 7 月1 日/ AMUX、アントワープ(セッション)/DVD:
NTSC(Region ALL)、Dolby digital、2.0 &
5.1、16:9、56’
詩人にして聖職者のメーリケの強烈で深遠な詩の世界は、ヴォルフの心を強くひきつけました。ヴォルフの重要歌曲のほとんどはメーリケの詩によるものといえるでしょう。
ヘンシェルは、このヴォルフの作品がメーリケの詩の世界を究極のかたちで音楽化しているとし、メーリケ詩集からの作品を中心に選曲、ヘレヴェッヘの指揮のもと真摯に歌っています。メーリケの詩を、ヴォルフがさらに深いものにした、濃密な音楽の世界が展開されています。
同時に、このヴォルフの歌曲の世界をより深く聴き手に体験してほしいと、気鋭のディレクター、クララ・ポンスと組み、「Irrsal-Forbidden
Prayers ( 狂気の- 禁じられた祈祷者たち)」というタイトルで、官能的、あるいは神秘的な愛、さまざまなかたちの愛の世界をさすらうメーリケの詩の世界を映像で描いています。 |
HMF
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プーランク:歌曲集
・2つの詩〔1. セー 2. 華やかな宴〕(L.アラゴン)
・矢車菊(G.アポリネール)
・「月並み」より〔4. パリへの旅 2. ホテル〕(G.アポリネール)
・モンパルナス(G.アポリネール)
・ルイーズ・ラランヌの3つの詩
〔1. 贈物(M.ローランサン) 2. 歌(G.アポリネール) 3.
昨日(M.ローランサン)〕
・このやさしい小さな顔(P.エリュアール)
・手は心の意のまま(P.エリュアール)
・ある日ある夜
〔1. よい一日 2. こわれた貝殻 3. 破れた旗のような額
4. 瓦を葺いた家形馬車 5. まっしぐらに 6.
みすぼらしい草
7. 君を愛したいだけ 8. 熱烈で残忍な姿 9.
ふたりは闇をつくる〕
(P.エリュアール)
・ヴォカリーズ・エチュード
・気まぐれな婚約
〔1. アンドレ夫人 2. 草の中に 3. 飛んでる
4. 私の屍は長手袋のように柔らかだ 5.
ヴァイオリン 6. 花〕(L.de ヴィルモラン)
・ファンシー(W.シェイクスピア)
・くじびき(M.カレーム)
〔1. 眠り 2. なんてことだ 3. ハートのクイーン 4.
バ、ブ、ビ、ボ、ビュ
5. 音楽家の天使たち 6. 小さな水差し 7.
4月の月〕
・イヴォンヌ・プランタンのための2つの歌
〔1. ギターに寄せる(ロンサール) 2.
愛の小道(J.アヌイ)〕 |
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ユージン・アスティ(ピアノ) |
変幻自在の表情と美しいフランス語、カルトホイザーが紡ぐプーランクの世界
録音:2013 年6 月
プーランクの歌曲を集めた魅惑のCD の登場です。演奏するのは、ベルギー出身のソプラノ、ゾフィー・カルトホイザー。モーツァルトの「偽りの女庭師」やペルゴレージのオラトリオ「十字架上のキリストの最後の7
つの言葉」(HMC 902155)でもヤーコプスの指揮の下素晴しい歌声を披露するなど、特にバロックから古典にかけて世界で高く評価されていますが、今回はプーランクでの登場。「セー」での抑えの効いた表情から「愛の小道」の洒脱な雰囲気まで、一曲一曲変幻自在な表情と、美しく無駄のないフランス語の発声が印象的です。ピアニストのユージン・アスティは、フェリシティ・ロットなどとも共演を重ねる、歌手からの信頼も篤い実力派ピアニストの一人で、カルトホイザーの表情の変化にぴたりと寄り添ったピアノも光っています。 |
NAIVE
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OP 30553
(3CD)
\6000 →\5490
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ヴィヴァルディ・エディション、オペラ編
ヴィヴァルディ:「ダリオの戴冠」 |
アンデルス・ダーリン(T ダリオ)
サラ・ミンガルド(A スタティーラ)
デルフィーヌ・ガルー(A アルジェーネ)
ロベルタ・マメリ(S アリンダ)
ルチア・チリッロ(Ms オロンテ)
ソフィア・ソロヴィ(S アルパーゴ)
リッカルド・ノヴァロ(Br ニチェーノ)
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(A フローラ)
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
アッカデミア・ビザンティーナ |
新刊はダントーネ指揮の大作「ダリオの戴冠」!ダーリン、ミンガルド、ガルー、マメリ、話題の歌手ズラリ!!
録音:2013 年9 月,ブレーメン/2h 57' 00''
naive のヴィヴァルディ・エディション、新刊は「ダリオの戴冠」です。「ダリオの戴冠」は1717
年1 月23 日、ヴェネツィアのサンタンジェロ劇場で初演されたオペラ。この1716-1717
年のシーズンではヴィヴァルディが実施的にこの劇場の運営を任されていました。ところが1716
年12 月の開幕公演を受け持ったフォルトゥナート・ケレーリという作曲家が途中で上演を放棄して楽譜を携えて去ってしまいました。窮地に陥ったヴィヴァルディは自作の再演で凌ぎつつ、急遽この「ダリオの戴冠」を作り上げ、騒動から一月も経たずに上演に漕ぎ着けました。しかもこれが大成功を収め、ヴィヴァルディの明細はいや増したとか。物語はペルシャのダレイオス大王の戴冠に基づいたもの。近年の上演は極めて稀で、今回は実に27
年ぶりの新録音です。
ダントーネは2013 年7月にフランスのボーヌ音楽祭で「ダリオの戴冠」を演奏会形式で上演、さらに何人かの歌手を代えて同年9月14日にドイツのブレーメン音楽祭で演奏会形式上演、これと前後してドイツ放送との共同できちっと収録されたものです。ダリオは、バロックオペラで大活躍しているスウェーデンのテノール、アンデルス・ダーリン。
スタティーラは、naive ではおなじみの絶大な人気を誇るコントラルト、サラ・ミンガルド。アルジェーネは、今バロックオペラ、宗教曲などでバリバリに活躍しているフランスのコントラルト、デルフィーヌ・ガル。アリンダに、日本でも人気の高いイタリアのソプラノ、ロベルタ・マメリが起用されているのも嬉しいもの。もちろん、オッターヴィオ・ダントーネ率いるアッカデミア・ビザンティーナの演奏はいつもながら見事なもの、颯爽としたヴィヴァルディもラメントなヴィヴァルディも文句なしです。
窮地を成功へと転じたヴィヴァルディの傑作を、充実した演奏でお楽しみください!
ヴィヴァルディ「ダリオの戴冠」 簡単なあらすじ
亡くなったペルシャ王チーロには二人の娘、姉のスタティーラと妹のアルジェーネがいた。王位を継ごうと名乗り出た三人、ダリオ、アルパーゴ、オロンテは、スタティーラに求婚している。実は妹のアルジェーネはダリオを愛しており、彼を得るため姉を妨害しようと思いつく。求婚者の一人、オロンテにはメディアの王女アリンダという恋人がいるのだが、ペルシャ王になるため彼女を棄ててしまっていた。神託の結果、スタティーラは三人と婚約することになり、混乱に拍車がかかるが、彼女はダリオだけを愛していると打ち明ける。アルジェーネはダリオを騙して怒りを煽り、さらにスタティーラを愛するニチェーノを利用して、スタティーラを城壁外に連れ出させてしまう。そうしてアルジェーネはダリオに愛を打ち明けるが、様子がおかしいと見抜いたダリオはスタティーラを探しに出て行ってしまう。女王に収まろうとするアルジェーネだったが、スタティーラを連れて戻ったダリオが策略を暴く。アルパーゴとオロンテはダリオに忠誠を近い、オロンテはアリンダと結ばれる。ダリオはスタティーラと結ばれ、ペルシャ王となる。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
VENEZIA
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CDVE04415
(3CD)
\2400→\2190
発売中止! |
ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ第2弾
CD. 1
1. J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ(ピアノ)
モスクワ・フィル
1975年4月29日
モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
2. モーツァルト:
2台のピアノの為の協奏曲 変ホ長調(第10番) KV.365
エレナ・ギレリス(第1ピアノ)
エミール・ギレリス(第2ピアノ)
モスクワ・フィル
1983年11月24日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ |
ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ指揮 |
CD. 2
ワーグナー:
1. 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
第1幕への前奏曲と
信者の合唱「救い主としてわれらに来たまい」
2. 歌劇「ローエングリン」から
第3幕への前奏曲と「婚礼の合唱」
3. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
「前奏曲と愛の死」
4. 楽劇「神々の黄昏」から
「ジークフリートのラインの旅」
モスクワ・フィル、合唱団
1976年4月7日
モスクワ音楽院大ホールでのライヴ |
CD. 3
ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ:
組曲「戦争と平和」(全14曲)
モスクワ放送交響楽団、合唱団
1973年12月2日
モスクワ音楽院大ホールでのライヴ |
※CDVE04414に続くオフチニコフの第2弾。
古典への音楽観が聴いて取れる自身のピアノによるバッハ。ギレリス親子に引けを取らないアプローチを聴かせてくれるモーツァルト。メロディをたっぷり歌わせたワーグナー。
そして作曲家として世界的に知られる映画「戦争と平和」(レフ・トルストイ:セルゲイ・ボンダルチュク監督によるソビエト国家の威信をかけた7時間に及ぶ大作)の音楽から自身で編集した14曲を組曲とした魅力的な演奏が3枚のCDに含まれています。組曲「戦争と平和」は合唱を交えた雄大でロマンティツク序曲から始まり、有名なナターシャのワルツ、凶暴な戦争の音楽、終曲へと連なる約50分の音楽です。
※音質は良好(ステレオ)ですが、ライヴ音源のためマスターに起因する傷や揺れが含まれておりますこと、ご了承ください。
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<メジャー・レーベル>
Australian Eloquence
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480 7838
\1200 |
ロペス=コボス/エスパーニャ Espana
① ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
② R=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
③ シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
④ トゥリーナ:闘牛士の祈りOp.34
⑤ トゥリーナ:幻想的舞曲集 |
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニック(①〜③),
スイス・ロマンド管弦楽団(④⑤) |
巧みな語り口で描き上げた色彩豊かな管弦楽曲集
スペイン出身の名指揮者ロペス=コボスが、色彩豊かなオーケストラの名曲を流麗かつ丁寧に歌い上げた演奏。巧みな語り口、見事な性格描写で小粋な演奏を聴かせてくれます。
躍動感と旋律美が融合された見事な表現です。 |
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480 7673
\1200 |
ラローチャ/バッハ、ハイドン、モーツァルト
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob. XVIII:
2
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414 |
アリシア・デ・ラローチャ(P)
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
ロンドン・シンフォニエッタ |
謙虚ながら瑞々しく若々しい協奏曲
的確な解釈で知られる20世紀屈指のスペインのピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ。彼女はモーツァルトやハイドン作品でも優れた解釈を示したことで知られています。
謙虚でありながら、瑞々しさと若々しさを兼ね備えた流麗な表現が見事な実を結んでいます。 |
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480 7671
\1200 |
ラローチャ/J.S.バッハ:ピアノ作品集
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971,
フランス組曲第6番ホ長調BWV817,
幻想曲ハ短調BWV.906,
イギリス組曲第2番イ短調BWV.807,
愛するイエスよ、我らはここにあり(コーエン編曲),
汝の慈愛によりて(コーエン編曲),
シャコンヌ ニ短調(ブゾーニ編曲) |
アリシア・デ・ラローチャ(P) |
バッハをピアノで弾く喜び
【録音】1971〜1977年,
ラローチャといえば、アルベニスやグラナドス、ファリャ、モンポウなどのスペイン音楽の名手として知られていますが、バッハについても素晴らしい録音を残しています。
どこまでもセンシティヴに奏でられた優しいバッハ像。バッハをピアノで弾くよろこびが存分に伝わる名演です。 |
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480 7704
\1200 |
ラローチャ/ファリャ:作品集
① スペインの庭の夜, ② 三角帽子〜3つの舞曲,
③ 火祭りの踊り, ④ 4つのスペイン小品,
⑤ ベティカ幻想曲(アンダルシア幻想曲) |
アリシア・デ・ラローチャ(P),
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団(①) |
ファリャの真髄を描き出す名演!
名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャの至芸、スペイン音楽に特有な色彩感・リズム感を余す所なく表現し、ファリャの真髄を聴かせてくれる名盤です。 |
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480 7675
\1200 |
ラローチャ/グリーグ、メンデルスゾーン、リスト
グリーグ:
ピアノ・ソナタ ホ短調Op.7, 抒情小曲集Op.54-4
メンデルスゾーン:
厳格な変奏曲Op.54, カプリースOp.33-1
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178 |
アリシア・デ・ラローチャ(P) |
豊かな音色と多様な音楽性
ラローチャ独特の繊細なタッチが余すところなく発揮されるレパートリー。ロマンティックな感性がふんだんに散りばめられた、豊かな音色と多様な音楽性が堪能できます。 |
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480 7672
\1200 |
ラローチャ/シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番&21番
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664,
ピアノ・ソナタ第21番変ホ長調 D.960,
即興曲変イ長調D.899-4,
楽興の時 変イ長調D.780-6 |
アリシア・デ・ラローチャ(P) |
フレーズに絶妙なロマンティックを注いだ名演
バルセロナに生まれスペイン作品で比類ない録音を遺したラローチャですが、シューベルト録音でも魅力あふれる演奏を聴かせてくれます。
ここにはドイツ・オーストリア風とは異なるラローチャ流のロマンティックな表現が注ぎこまれています。彼女のモーツァルト演奏と共通する優しい表情が底辺に流れる名演です。 |
<国内盤>
4/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HELICON
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首席客演指揮者ノセダによる2014 年1月最新ライヴ
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」序曲 (9’55)
ベルリオーズ:幻想交響曲op. 14a (53’19) |
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 |
イスラエル・フィル看板の弦の魅力を満喫、ベルリオーズの幻想
収録:2014 年1 月4、5、10、11 日/テルアビブ、チャールズ・ブロンフマン・オーディトリアム(ライヴ)/ステレオ、63’36”
ジャナンドレア・ノセダが、2011 年より首席客演指揮者を務めるイスラエル・フィルを指揮して、ベルリオーズの幻想交響曲をレコーディング。大規模な音響改修が施されてあらたに生まれ変わった本拠マン・オーディトリアム改め、ブロンフマン・オーディトリアムで、2014
年1 月におこなわれたコンサートをライヴ収録したものです。
1964 年ミラノ生まれのノセダは、1997 年にカダケス管弦楽団指揮コンクール入賞を皮切りに、同年マリインスキー劇場から外国人初の首席客演指揮者として迎えられ、2007
年にはトリノ王立劇場の音楽監督に就任するなど、現在に至るその活躍にはめざましいものがあります。
2011 年いっぱいで、9 シーズン務めたBBC
フィルの首席指揮者を勇退(現在は桂冠指揮者)したノセダはあらたに率いるイスラエル・フィルとも良好な関係を築いているようで、当コンビは2014
年春に初の合衆国ツアーを敢行することになっています。
ここでの演奏内容もまさしくその好調ぶりを示すもの。ノセダのスケールゆたかで劇性に富んだ音楽運びとともに、オーケストラの地力のほどもよくうかがえて、たとえば、幻想交響曲の前半3
楽章で聴かれる弦の美しさには、さすがは楽団設立以来の伝統を思わせるものがあります。
なお、ノセダはこのたびのアルバムをヘリコン・クラシックス第1
弾として、今後も、継続的にイスラエル・フィルとアルバム製作をしてゆくとのことですので、おおいに期待されるところです。 |
ONYX
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チャイコフスキー&シャルヴェンカ:ピアノ・ソナタ集
チャイコフスキー:
ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37、ロマンス
ヘ短調 Op.5、
情熱的な告白ハ短調
シャルヴェンカ:
ピアノ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.36、
5つの音の絵 Op.38 《戸外にて》 第1番&第2番 |
ヨーゼフ・モーグ |
ヨーゼフ・モーグ第3弾! シャルヴェンカとチャイコフスキーのソナタ!
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014への初登場が「大注目の若手」として早速話題を呼んでいるドイツの若きヴィルトゥオーゾ、ヨーゼフ・モーグ。ONYXから発売されるアルバム第3弾は、チャイコフスキー&シャルヴェンカのピアノ・ソナタ!
ヨーゼフ・モーグは1987年ドイツのルートヴィヒスハーフェンに、二人の音楽家の間に生まれ、ベルント・グレムザー、アリエ・ヴァルディら名教師に学ぶ。ドイツの次代を担うヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして活躍し、各国の音楽誌や放送局の批評家によって選ばれる国際的な音楽賞、"国際クラシック音楽賞(International
Classical Music Awards/ICMA)"では、2012年に「最優秀ヤング・アーティスト賞(Young
Artist of the Year)」に輝き、2014年には前作「スカルラッティ・イルミネイテッド(ONYX
4106)」がICMAの「器楽部門賞(Solo Instrument)」を受賞している。
19世紀後半から20世紀初頭において絶大な人気を誇ったポーランド系ドイツのコンポーザー=ピアニスト、フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850−1924)。現在では演奏や録音の機会も少なく、不当に忘れられた存在となっているシャルヴェンカの音楽の中で、4つの協奏曲とともに特に再評価されるべきとモーグが臨むのが、このピアノ・ソナタ第2番である。協奏曲以上に録音の少なかったシャルヴェンカのピアノ・ソナタ。Chandosから発売された「ピアノ協奏曲全集(CHAN
10814)」とともに、21世紀のシャルヴェンカ再興に向けた重要な一枚となるだろう。
そして、シャルヴェンカのピアノ協奏曲第1番を賞賛したチャイコフスキーのピアノ・ソナタをカップリング。「大ソナタ」のタイトルでも知られるこの雄大なト長調のソナタは、シャルヴェンカのピアノ・ソナタ第2番と同じ1878年に作曲されたもの。ONYX第1弾(ONYX
4089)では「ルビンシテインのピアノ協奏曲」という挑戦的なレパートリーで大成功を収めたヨーゼフ・モーグだけに、チャイコフスキーとシャルヴェンカのピアノ・ソナタも素晴らしい演奏を聴かせてくれるに違いない。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014にモーグ初登場!
2014年5月3日 ホールB5
2014年5月5日 ホールA
2014年5月5日 よみうり大手町ホール |
MD+G
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907 18476
(SACD Hybrid)
\3000→\2690 |
ドヴォルザーク:
① 弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.77
② 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96「アメリカ」 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
[シュテファン・アルツベルガー(Vn),
ティルマン・ビュニング(Vn),
イーヴォ・バウアー(Va),
マティアス・モースドルフ(Vc)],
アロイス・ポッシュ(Cb:①) |
魅力的な風土色とロマン派音楽の絶妙なバランス
1988年に設立されたライプツィヒ弦楽四重奏団は、グラモフォン誌において「ドイツの最も優秀な弦楽四重奏団」と評価され、以来40カ国以上の国々の聴衆の心を釘付けにしています。2006年に録音が完結したベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集は、「イントネーションの絶対の完璧さ」「細心の愛を込めた精密な演奏」と絶賛されています。
この録音では名曲「アメリカ」と、弦楽四重奏にコントラバスが加わった五重奏曲を収録。「弦楽五重奏Op.77」は、喜歌劇「がんこ物たち」の直後に書き始められ、第1&4楽章はその陽気で快活な気分を受け継いでいます。
また第2楽章は民族的な風合いをもち、第3楽章も歌謡性に満ちた魅力的な楽章。ドヴォルザークの魅力的な風土色とそれ以前のロマン派音楽の絶妙なバランスが融合した名演です。
ハイブリッドSACD仕様
(CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND) |
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613 18482
\2300 |
ヴォルフガング・リーム:歌曲集
① ヤーコプ・ミヒャエル・ラインホルト・レンツの詩による断章
② ニーチェによる6つの詩
③ 静けさ
④ 新アレクサンダー歌曲
⑤ ヴェルフリ歌曲集 |
ホルガー・ファルク(Br),
シュテッフェン・シュライエルマッハー(P) |
二人の絶妙なアンサンブルが未知の世界へ誘う!
カールスルーエ生まれの現代音楽の作曲家ヴォルフガング・リーム。多作な作曲家としても有名で、これまでの作品数は500以上。2010年には新作オペラ「ディオニソス」を発表するなど最も意欲的な現代作曲家の一人といえましょう。
当盤に収録された歌曲は様々な時代の詩によるもので、後期ロマン派の影響を受けて作曲されています。ヨーロッパでは比較的演奏される機会の多い作品です。現代音楽を専門とするシュライエルマッハーによるピアノ伴奏で、完璧な解釈で高い評価を得ているバリトン、ファルクが詩的な歌唱を聴かせてくれます。二人の絶妙なアンサンブルが、聴き手を未知の世界へ誘います。 |
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618 18492
\2300 |
イルマー/ジョン・フィールド:夜想曲全集Vol.1
夜想曲第1〜8番,
ロマンス, シシリエンヌ, パストラール,
Playing-with-Field 第1〜3番 |
シュテファン・イルマー(P) |
夜想曲というジャンルを開拓したジョン・フィールド
ジョン・フィールド(1782-1837) は、10歳のときダブリンでピアニストとしてデビューし、翌年ロンドンに出てクレメンティに師事。クレメンティは1802年からフィールドを伴ってパリを最初に、ドイツ、ロシアへ演奏旅行を行いました。
フィールドは行く先々の土地で自作を演奏し、聴衆から絶賛を浴びましたが、1803年からはロシアのペテルブルクに教育者、演奏家として住居を定めました。フィールドはショパン以前に世界で初めてピアノの曲「夜想曲」というジャンルの作曲をしたことで知られています。
美しく溶け合ったアルペジオに乗せて伸びやかに歌われる響きは、それまでに無い斬新なものでした。シュテファン・イルマーは1962年ドイツ、パーダーボルン生まれのピアニスト。歌曲の伴奏も手掛け、クルト・モルをはじめとする名高い歌手と共演を重ねています。
1992年から母校のひとつ、ケルン音楽院でも教えています。これまでMD+Gからもロッシーニやクレメンティのピアノ作品集などをリリースし、高い評価を得ています。 |
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320 18512
\2300 |
マルティン・ロスト/北ドイツ・オルガン楽派の作品集Vol.4
ヨハン・シュテフェンス(1599/60-1616):
ファンタジア イ短調/ああ神よ、天より見たまえ/
いざ来たれ、異教徒の救い主よ/
我らの救い主なるイエス・キリスト//
ペーター・モールハルト(1630/40-1685):
Alle Welt, was lebet und webet/
プレリュード/主なる神よ、われら汝を讃えまつる//
クリスティアン・フロール(1626-1697):
プレリュードI&II/神はわがやぐら//
ゲオルク・ベーム(1661-1733):
前奏曲、フーガと後奏曲 ト短調/
大いに喜べ私の魂/プレリュード ニ短調//
ヨハン・クリストフ・シュミューゲル(1727-1798):
アレグレット ト短調/プレリュード ハ長調//
J.S.バッハ:
おお、穢れなき神の子羊 BWV 1095/
プレリュードとフーガ ハ長調BWV.531 |
マルティン・ロスト(1659年製ステルヴァーゲン・オルガン) |
変幻万化な音の壮大な絵巻
【録音】 ドイツ、シュトラールズント、聖マリエン教会
北ドイツのオルガン楽派はその高度なテクニック、特に巧みにペダル鍵盤を操ることで知られています。この楽派の代表的作曲家ブクステフーデは、オルガン用のコラール前奏曲などを作曲し、ドイツのバロック音楽の典型的な集大成とも言われます。ここに収録された曲は、ベームを除けばあまり知名度の高くない作曲家によるものですが、変幻万化な壮大な音の絵巻が繰り広げられています。最後にはその総決算ともいえるバッハの作品で締められ、マルティン・ロストのテクニックと歴史的オルガンの音色によって、傑作の圧倒的な手応えを感じることができましょう。 |
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301 3662
\2300→\2090
〔旧譜・再プレス〕 |
管楽アンサンブル作品発掘に生涯務めた偉大なるクラリネット奏者
クレッカーによる珍しい作品集
① ヨハン・フリードリヒ・シューベルト(1770-1811):
クラリネットとファゴットのための協奏曲変ホ長調
② フランツ・タウシュ(1762-1817):
クラリネットとファゴットと通奏低音のための二重奏ヘ長調
③ ペーター・ヴィンター(1754-1825):
クラリネットとファゴットのための協奏曲変ホ長調 |
ディーター・クレッカー(Cl),
カール=オットー・ハルトマン(Fg),
ペトル・シュクヴォル(指揮)
スーク室内管弦楽団(①③),
マルシオ・カルネイロ(Vc:②),
ユルゲン・ノルマン(Cb:②) |
ドイツのクラリネット奏者で音楽学者でもあるディーター・クレッカー(1936-2011)。様々なオーケストラでクラリネット奏者を務めたのち、ソリストとして活躍。1962年以降それまで眠っていた知られざるレパートリーの調査を開始。1969年代に18〜19世紀の様々な管楽器作品を復活させるため、一流オーケストラの首席奏者や音楽大学の教授たちによる「コンソルティウム・クラシクム」を設立し、管楽器のための作品や編曲の発掘など、埋もれた傑作に新たなる命を吹き込んできました。
ここに収録された3曲は、ベートーヴェンとほぼ同時代に活躍した3人の作曲家によるもので、ヴィルトゥーゾ的な要素が感じられる作品。クラリネットとファゴットのための二重協奏曲という珍しい編成のための3曲です。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTO
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ベートーヴェン(1770-1827):
七重奏曲ホ長調 Op.20(*)
ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調
Op.16(+) |
ウィーン八重奏団
マンフレート・カウツキー(オーボエ(+))
アルフレート・ボスコフスキー(クラリネット)
ヨゼフ・フェレバ(ホルン)
ルドルフ・ハンツル(ファゴット)
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン(*))
ギュンター・ブライテンバッハ(ヴィオラ(*))
ニコラウス・ヒュープナー(チェロ(*))
ヨハン・クルンプ(コントラバス(*))
ヴァルター・パンホーファー(ピアノ(+)) |
録音:1959年3月2-6日(*)、1957年6月7-9日(+)、ソフィエンザール、ウィーン、オーストリア、ADD
原盤:Decca, SXL 2157(*), SXL 2158(+) |
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バルトーク(1881-1945):
ピアノ協奏曲第1番(*)
ピアノ協奏曲第2番(+)
ピアノ協奏曲第3番(+) |
ゲーザ・アンダ(ピアノ)
ベルリン放送交響楽団
フェレンツ・フリッチャイ(指揮) |
録音:1959年9月10日(+)、1960年10月17日(*)、イエス・キリスト教会、ベルリン、ドイツ、ADD
原盤:Deutsche Grammophon |
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ガーシュウィン(1899-1937):
ラプソディ・イン・ブルー(*)
パリのアメリカ人(+)
ピアノ協奏曲ヘ長調(#)
アイ・ガット・リズム(**)
[ボーナス・トラック](**)
ラヴ・ウォークト・イン/ス・ワンダフル/ファシネイティン・リズム |
レナード・バーンスタイン(ピアノ(*)、指揮(*/+))
コロンビア交響楽団(*/+)
ユージン・リスト(ピアノ(#))
イーストマン=ロチェスター管弦楽団(#/**)
ハワード・ハンソン(指揮(#))
フレデリック・フェネル(指揮(**)) |
録音:1958年6月23日(*)、12月15日(+)、セント・ジョージ・ホテル、ブルックリン、ニューヨーク・シティ、アメリカ合衆国(*/+)
1957年10月20日、イーストマン劇場、ロチェスター、ニューヨーク州、アメリカ合衆国(#)
1960年9月26-27日、ボールルーム・スタジオA、ファイン・レコーディングズ、ニューヨーク・シティ、アメリカ合衆国(**)
ADD(全曲)
原盤:Columbia (Sony)(*/+) / Mercury(#/**) |
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ブラームス(1833-1897):
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83(*)
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78(+) |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
シカゴ交響楽団(*)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮(*))
オレグ・カガン(ヴァイオリン(+)) |
録音:1960年10月17-18日、シカゴ、アメリカ合衆国、ADD(*)
1985年5月6日、ライヴ、フライブルク、ドイツ、DDD(+)
原盤:RCA(*) / Olympia & Mezhdunarodnaya
Kniga(+) |
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ウィーンのオペレッタ、珠玉の20選
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):「こうもり」から
Mein Herr Marquis
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ) ウィーン国立オペラ管弦楽団
ローベルト・シュトルツ(指揮) 録音:1960年
ヨハン・シュトラウスII:「ヴェネツィアの一夜」から
Komm in die Gondel
シャーンドル・コーニャ(テノール) 管弦楽団 フリート・ヴァルター(指揮)
録音:1962年
ホイベルガー(1850-1914):「オペラ舞踏会」から
Im chambre separee
アンネリーゼ・ローテンベルガー、ヘルガ・ヒルデブラント(ソプラノ)
FFB管弦楽団 ヴェルナー・シュミット=ベールケ(指揮) 録音:1960年
ヨハン・シュトラウスII:「ジプシー男爵」から
Wer uns getraut
カール・テルカル(テノール) ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ハインリヒ・ホルライザー(指揮)
録音:1961年
ヨハン・シュトラウスII:「ジプシー男爵」から
Her die Hand, es muss ja sein
ヘルマン・プライ(バリトン) フィルハーモニア管弦楽団
オットー・アッカーマン(指揮) 録音:1955年
ヨハン・シュトラウスII:「ジプシー男爵」から
Ja das schreiben und das lessen
クルト・ベーメ(バス) 管弦楽団 ローベルト・シュトルツ(指揮) 録音:1956年
ツェラー(1842-1898):「小鳥売り」から
Sei nicht bos
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団
オットー・アッカーマン(指揮) 録音:1960年
ミレッカー(1842-1899):「乞食学生」から
Soll ich reden? Darf ich schweigen?
カール・テルカル(テノール) ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
バイエルン放送交響楽団 ヴェルナー・シュミット=ベールケ(指揮) 録音:1956年
カールマーン(1882-1953):「伯爵夫人マリツァ」から
Gruss mir mein Wien
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) ケルン放送管弦楽団
フランツ・マルシャレク(指揮) 録音:1962年
カールマーン:「伯爵夫人マリツァ」から
Sag ja, mein Lied, sag'ja
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ) ウィーン国立オペラ管弦楽団
ローベルト・シュトルツ(指揮) 録音:1960年
カールマーン:「サーカスの女王」から Zwei
Marchenaugen
ルドルフ・ショック(テノール) 管弦楽団 録音:1958年
ファル(1873-1925):「ポンパドゥール夫人」から
Heut konnt einer sein Gluck bei mir
machen
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ) ウィーン国立オペラ管弦楽団
ローベルト・シュトルツ(指揮) 録音:1960年
レハール(1870-1948):「フラスキータ」から
Hab ein blaues Himmelbett
ペーター・アンダース(テノール) 管弦楽団 フランツ・マルシャレク(指揮)
録音:1953年
レハール:「エヴァ」から Im heimlichen
Dammer der silbernen Ampel
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ) FFB管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベールケ(指揮) 録音:1960年
レハール:「ジュディッタ」から Du bist
meine sonne
ヴァルデマール・クメント(テノール) ウィーン国立オペラ管弦楽団
ルドルフ・モラルト(指揮) 録音:1958年
レハール:「ジプシーの恋」から Hor ich
Zymbalklange
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ) ウィーン国立オペラ管弦楽団
ローベルト・シュトルツ(指揮) 録音:1960年
レハール:「微笑みの国」から Von Apfelbluten
einen Kranz
ニコライ・ゲッダ(テノール) フィルハーモニア管弦楽団
オットー・アッカーマン(指揮) 録音:1955年
カットニッヒ(1895-1955):「バルカンの恋」から
Leise erklingen die Glocken vom Campanil
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ) FFB管弦楽団
ヴェルナー・シュミット=ベールケ(指揮) 録音:1960年
シュトルツ(1880-1975):「白馬亭にて」から
Mein liebeslied muss ein walzer sein
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ) ウィーン国立オペラ管弦楽団
ローベルト・シュトルツ(指揮) 録音:1960年
キュネケ(1885-1953):「ディングスタから来た従兄弟」から
Ich bin nur ein armer Wandergesell
シャーンドル・コーニャ(テノール) 管弦楽団 フランツ・マルシャレク(指揮)
録音:1961年 |
原盤:EMI / Decca / Teldec |
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オリエント急行−ライト・クラシック20選 ヨーロッパとその彼方
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012)/イアン・サザーランド編曲:
映画「オリエント急行殺人事件」より ワルツ
伝承曲/ピーター・ホープ(1930-)編曲:トリ貝にムール貝
[Cockles and Mussels]
ヴィンセント・ユーマンス(1898-1946)/ショスタコーヴィチ(1906-1975)編曲:
二人でお茶を
ワルトトイフェル(1837-1915):スケーターズ・ワルツ
アルヴェーン(1872-1960):スウェーデン狂詩曲
アルベニス(1860-1909):タンゴ
ロバート・ファーノン(1917-2005):スター誕生
ギルバート・ヴィンター(1909-1969):歌と踊りの組曲
から ファド
ディーリアス(1862-1934):オペラ「コアンガ」から
ラ・カリンダ
サティ(1866-1925)/ドビュッシー(1862-1918)編曲:ジムノペディ第1番
イッポリトフ=イヴァーノフ(1859-1935):組曲「コーカサスの風景」から
酋長の行列
シャミナード(1857-1944)/ロバート・ドッカー(1918-1992)編曲:秋
ヤルネフェルト(1869-1958):前奏曲
アイアランド(1879-1962):聖なる御子
ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963):ジェラシー(タンゴ)
ドヴォルジャーク(1841-1904):ユモレスク
モンティ(1868-1922)/マントヴァーニ(1905-1980):チャールダーシュ
ホイベルガー(1850-1914):オペレッタ「オペラ舞踏会」から
間奏曲「別室へ」
シャブリエ(1841-1894):スペイン(狂詩曲)
ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):オペラ「スザンナの秘密」から
序曲 |
コンサート・オーケストラ
イアン・サザーランド(指揮) |
録音:1983-1988年 原盤:BBC |
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ハチャトゥリアン(1903-1978):
ヴァイオリン協奏曲ニ短調(*)
ピアノ協奏曲変ニ長調(+) |
ボリス・グートニコフ(ヴァイオリン(*))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
コンスタンチン・イヴァーノフ(指揮(*))
アネット・サーヴァデイ[アンネッテ・セルヴァデイ](ピアノ(+))
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ジョゼフ・ジュンタ(指揮(+))
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録音:1981年(*)/1987年10月(+) 原盤:Melodiya(*)
/ Hyperion(+)
ライセンサー:A Tempo Prague, Aquarius Music(*) 前出:Regis,
RRC 1300(廃盤)
ボリス・グートニコフ(1931-1986)は1962年の第2回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門優勝者。教育者としても高名で来日演奏歴もありますが、ソ連崩壊前に50代半ばで亡くなってしまったこともあり「幻の巨匠」的存在となっています。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
読売日本交響楽団
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YASCD 1005/06
(2CD)
\4000+税
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「ドラティ&読売日本交響楽団全録音集」
(1)ハイドン:歌劇「無人島」序曲 (9’49)
(2)交響曲第104番「ロンドン」 ([9’46][9’18][5’29][6’50])
(3)ブラームス:ハイドン変奏曲 (19’55)
(4)バルトーク:バレエ「中国の不思議な役人」組曲
(18’41)
(5)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調 ([7’17][6’56][4’15])
(6)マーラー:交響曲第1番「巨人」 ([16’30][8’47][10’44][20’12]) |
アンタル・ドラティ(指揮)
読売日本交響楽団
(5)イルゼ・フォン・アルペンハイム(ピアノ) |
読響アーカイブ・シリーズ、第3弾!アンタル・ドラティ&読響
全録音集!
録音:(1)-(4)1982 年3 月13 日東京文化会館
第183&定期演奏会 (5)(6)1982 年3 月18 日
東京厚生年金会館 第188 回名曲シリーズ
全曲ライヴ・ステレオ・アナログ録音(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
2012 年創立50 周年を迎えた読売日本交響楽団秘蔵の録音からのCD化、読響アーカイブ・シリーズの最新盤です。
オーケストラ・ビルダーとして尊敬を集めたアンタル・ドラティ(1906〜1988)の2
回目にして最後の来日となった、1982 年の読響客演の全プログラムをCD化。マーラーの「巨人」は初紹介となるレパートリーです。マーラーとドラティの相性は、WEITBLICK
から既出の第9 番で証明済み。若書きなどという前置きを無視するかのような立派、堅牢な造形で、特に終結部では撒き散らされたモチーフそれぞれが、金属部品の様に音を立てながら合体していくかのような鮮烈さ。やはり個性的なマーラーです。この年、1982
年はパパ、ハイドンの生誕250 年に当たり、権威であるドラティは意識して作品を取上げております。「無人島」の荘重な歌、「ロンドン」に於ける典雅さ、夫人であるアルペンハイムをソロに迎えた協奏曲の清潔さ、非の打ち所がありません。「ハイドン変奏曲」、「中国の不思議な役人」組曲では、水先案内人のように楽団、聴衆を納得に導いてくれます。
ドラティ夫人イルゼさんはスイスにて壮健で今回のリリースを心待ちにしておられます。
※優秀なアナログ・ステレオ録音。サウンド・マスタリング:WEITBLICK |
<映像>
ALTO(映像)
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ALDV 101
(DVD)
\2300
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キングズ・カレッジ物語「キングズの誇り」
ロバート・パーソンズ(1535頃-1571/1572):アヴェ・マリア
賛美歌:わが魂よ、天の主を称えよ/神はわれらの望みにして力なり
グレゴリオ・アッレグリ(1582-1652):ミゼレーレ
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ヌンク・ディミティス
フィリップ・ラドクリフ(1905-1986):御身はわれらを
[Fecisti nos]
ヘンリー・レイ(1887-1962):国王ヘンリー6世の祈り
コール・ポーター(1891-1964):夜も昼も
ランディ・ニューマン(1943-):デイトン、オハイオ、1903
伝承曲:プレインソング
ハーバート・ハウエルズ:前奏曲 Op.32(オルガン独奏)
マルセル・デュプレ(1886-1971):前奏曲とフーガ
ロ長調(オルガン独奏)
J・S・バッハ(1685-1750):トリオ ニ短調(オルガン独奏) |
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
ジョン・ブット(オルガン)
フィリップ・レッジャー(指揮)
ロバート・チェスターマン(監督) |
制作:1982年 原盤:Prometheus Productions
Ltd / Decca
ディスク仕様:NTSC/PAL compatible
世界的に有名な英国ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊の歴史、日々の生活と勤めを紹介する映像作品。
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4/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ATMA CLASSIQUE
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地は震え〜ブリュメル、バード、ラッスス、ファート、クレキヨン、パレストリーナ
バード:5声のためのモテット「地は震え」
ブリュメル:12声のためのミサ曲「見よ、天地が揺れ動き」
ラッスス:6声のためのモテット「恐れと震えが」
ファート:4声のためのモテット「あの日を思うとき」
クレキヨン:5声のためのモテット「主よ、救いたまえ」
パレストリーナ:5声のためのモテット「地は震え」 |
モントリオール古楽スタジオ
クリストファー・ジャクソン(指揮) |
老舗ヴォーカルアンサンブル、モントリオール古楽スタジオ、ブリュメルの「見よ、天地が揺れ動き」
録音:2013 年6 月モントリオール大聖堂
1974 年鍵盤奏者のクリストファー・ジャクソンによって設立された古楽ヴォーカルアンサンブル、モントリオール古楽スタジオ結成40
周年を記念したアルバム。
ブリュメルの12 声のためのミサ曲「見よ、天地が揺れ動き」を中心とした、イエスの死を暗示した地震を題材とした詩篇75「地は震え」の短いテキストをもととした、バード、ラッスス、ファート、クレキヨン、パレストリーナのモテットを収録しています。
アントワーヌ・ブリュメル(c. 1460-1515)
は、今日ではほとんど知られていませんが、彼が生きた16
世紀に非常に高く評価された作曲家でした。ブリュメルは、初期の旋律線中心の音楽を後期では和声的なものへと音楽スタイルを絶えず発展させました。この12
声のためのミサ曲「見よ、天地が揺れ動き」はブリュメルを代表する作品。1497
年に作曲され1570 年頃ラッススによってミュンヘンで初演されるまで50
年近く忘れられていました。このミサは、D,D,D,B,D,E,D,D(
レ, レ, レ, シ, レ, ミ, レ, レ) の7 音で構成された復活祭用の聖歌で、各3
声部ずつのソプラノ、アルト、テノール、バスという12声部編成で書かれており、ここでは各パート1
名ずつ、12 名で演奏しています。 |
COVIELLO
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ジャック・デュフリ:クラヴサン曲集
1.フォルクレ(第3巻)/2. ドゥ・ヴォカンソン(第4巻)/
3. 序曲~荘重に- 速く- 遅く(第3巻)*/4.ドゥ・メ~
上品なロンド(第3巻)*/
5. 修道院長マダン~ 陽気に(第3巻)*/6.アルマンド(第1巻)/
7.ブコン~クーラント(第1巻)/8.ロンド(第1巻)/
9.ミレッティーナ~ 快活に(第1巻)/10.
ドゥ・カゾーボン~ 快活に(第3巻)*/
11. デュ・タイイ~ 上品にそして朗らかに(第3巻)*/
12. ドゥ・ヴァルマレット~ 陽気に(第3巻)*/
13. ポチュイン~ロンド、節度をもって(第4巻)/
14.シャコンヌ(第3巻)/15.メデ~ 快活にそして激しく(第3巻) |
メデア・ビンデヴァルト(チェンバロ)
ニコレッテ・モーネン(Vn)* |
18世紀フランスを象徴するデュフリのクラヴサン曲集
74’02
18 世紀を生きた作曲家ジャック・デュフリ。フランス最後のクラヴサン音楽の作曲家でフランス・ロココ文化の象徴ともいえる作品は、クラヴサン音楽の大家ラモーに大きな影響を受けています。全4
巻からなるクラヴサン曲集もまさに18 世フランスの典雅な雰囲気をそのまま閉じ込めたような作品。
また第3 巻にはヴァイオリン助奏付きの曲も含まれており、ヴァイオリンが加わることにより、チェンバロがより一層歌心に溢れ、優雅に聴かせてくれます。
演奏は1973 年ハノーファー出身の鍵盤奏者メデア・ビンデヴァルト。彼女はモダン・ピアノを学ばず、最初からチェンバロを選択した珍しい演奏者で、フライブルク音楽大学でロバート・ヒル、ケルンでシェティル・ハウグサンに学んだ後、グスタフ・レオンハルトのマスタークラスに参加、バーゼルのスコラ・カントルムでイェスパー・クリステンセンに師事しました。 |
HAENSSLER
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ホリガー&SWR 放響によるドビュッシー
ドビュッシー:
(1)クラリネットのための第1狂詩曲
(2)管弦楽のための映像
(3)牧神の午後への前奏曲
(4)サクソフォーンのための狂詩曲 |
ハインツ・ホリガー(指揮)
シュトゥットガルトSWR 放送交響楽団
(1)ディルク・ハルトマン(クラリネット)
(3)タチアナ・ルーラント(フルート)
(4)ダニエル・ゴーティエ(サクソフォーン) |
牧神の午後への前奏曲も収録!ホリガー&SWR
放響によるドビュッシーの木管楽器が活躍する管弦楽曲集
録音:2012 年6 月11-15 日、ジンデルフィンゲン、シュタットハレ/DDD、67’04”
ハインツ・ホリガーとシュトゥットガルトSWR
放送交響楽団による最新アルバムはドビュッシーの管弦楽曲集です。
ホリガーは1980 年代より指揮活動に勢力をそそぎ、近年は同オーケストラとも演奏・録音を続けております。
ヘンスラー・レーベルからの前作、ケックランのオーケストラ編曲集(93286)ではシューベルトの「さすらい人幻想曲」のオーケストラ・アレンジなど世界初録音を含む珍しい作品を取り上げました。
ホリガーのドビュッシーは香り高き変幻自在の魅力的を持っています。とりわけ当ディスクに収録された作品は各曲クラリネット、フルート、サクソフォーンと言った木管楽器がソロ・パートをつとめるものが集められました。世界的に高名なオーボエ奏者でもあるホリガーですが、これらの作品のフレージングは木管楽器奏者ならではの解釈と言える細部までねられており、音楽が生き生きとしております。とりわけ「牧神の午後への前奏曲」の絶妙な雰囲気は抜群です。そして、各ソロ・パートをつとめる演奏者も実力派揃いで、統率力、アンサンブル能力にたけたオーケストレーションには脱帽。言うことなしの絶品のドビュッシー・アルバムです。 |
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夜物語
ドビュッシー:月の光
同:石炭の熱に明るく照らされた夕べ
シューマン:夜に〜幻想小曲集 Op.12-5
グラズノフ:夜 Op.31-3
チャイコフスキー:ノクターン Op.10-1
フォーレ:ノクターン 変イ長調 Op.33-3
ショパン:ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
同:ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
グリーグ:ノクターン Op.54-4
ホアキン・トゥリーナ:シルエット・ノクターン〜アルモドバールの城より
アルテュール・ルリエ:フェニックス・パーク・ノクターン
パデレフスキ:ノクターン Op.16-4
グリフス:夜風 Op.5-3
グリンカ:ノクターン「別れ」 ヘ短調
リスト:愛の夢 第3番 |
ジェニー・リン(ピアノ) |
夜長に聴く美しき調べ!
録音:2014 年2 月17-19 日、ヴァージニア/DDD、61’52”
様々な作曲家による「夜」にまつわる作品を集めたアルバムです。有名なドビュッシー、ショパンをはじめ、スペインの作曲家トゥリーナのきらめくシルエット・ノクターン、パデレフスキの美しい旋律のノクターン、空気の流れを感じるグリフスの「夜風」、あわく切ないグリンカの「別れ」など、このアルバムはまるで夜の物語を聴いているような心落ち着く内容です。台湾出身、欧米で活躍するジェニー・リンの繊細なタッチが冴えわたります。 |
HELICON CLASSICS
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メータ&イスラエル・フィル
ブルックナー:
交響曲第8番ハ短調WAB.108(1890年稿/ノーヴァク版)
収録:2013 年12 月15、16、17 日/
テルアビブ、チャールズ・ブロンフマン・オーディトリアム(ライヴ)
ステレオ、76’32” |
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ(指揮) |
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メータ&イスラエル・フィル
ブルックナー:
交響曲第7番ホ長調WAB.107(ノーヴァク版)
収録:2012 年7 月8、9 日/
テルアビブ大学、スモラルツ・オーディトリアム(ライヴ)
ステレオ、63’44” |
巨匠メータ&イスラエル・フィルのブルックナー・ライヴ、2013
年の第8 番、2012 年の第7 番、2 タイトル同時リリース!
巨匠メータが長年の手兵イスラエル・フィルを指揮して、ブルックナーのふたつの交響曲をレコーディング。第7
番が2012 年7 月、第8 番が2013年12 月に、いずれもテルアビブでおこなわれたコンサートをライヴ収録したものです。
メータにとって、第8 番がイスラエル・フィルとは、1987
年のフランクフルトでライヴ収録された映像作品、1989
年2 月のセッション録音に続いて24 年ぶり3
種目、ほかにも1974 年のロス・フィルとのセッション録音や2005
年にコンセルトヘボウ管を指揮したライヴ盤を含めると、6
種目の内容となります。いっぽう、第7 番は正規2
種目、イスラエル・フィルとは初のレコーディング。
メータによるブルックナーの交響曲録音といえば、これまでのところ、第0
番、第4 番、第7 番、第8 番、第9 番の5 曲が知られていて、なかでも若き日のメータが1965
年5 月に名門ウィーン・フィルを指揮してデッカにおこなった第9
番は、ゾフィエンザールを満たすゆたかな響きを捉えた名録音としても有名ですが、メータはちょうどその2
年前の1963 年5 月に、イスラエル・フィルを指揮して第9
番を演奏してもいました(HEL029625)。
資料によると、その後もメータは、第7 番以降の3
曲については、実演で取り上げる頻度も高く、それだけに思い入れの強いナンバーであることを伺わせますが、ここでのふたつの演奏は、最新の録音で音質がすぐれていることに加えて、巨匠が半世紀以上に亘り信頼関係を築き上げてきた楽団とともに、じっくり深めてきたブルックナー演奏を味わえるものとして期待されます。
なお、第8 番の収録会場であるチャールズ・ブロンフマン・オーディトリアムとは、改称後のマン・オーディトリアムのことで、2013
年の大規模な音響改修の際に、多大な寄付で貢献した人物の名を冠しています。イスラエル・フィルの本拠がどのようなサウンドに様変わりしたかを確かめるのも興味深いところといえそうです。
最後に、使用楽譜の版について。第8 番はメータが指揮した過去5
種の録音と同じく、ノーヴァク版に拠る演奏で、アルバムにはハース版と表記されている第7
番も、じっさいに音源にあたり確認したところ、過去のメータの実演同様に、ここでもノーヴァク版に拠る演奏となっています。 |
TYXART
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アタヴィスティックス・ミュージック~エクストリーム・ジャズ
1.Feuerwerk / Fireworks、2.Sternenhimmel
/ The Starry Sky、
3.Schimpansenstreit / Chimpanzee Fight、
4.Nachtgeister / Ghosts of the Night、
5.Piano solo、6.Cello solo、7.Nirwana /
Nirvana、
8.Unruhige Nacht / A Troubled Night、9.Geheimnisse
/ Secrets、
10.Tausend und eine Nacht / A Thousand
& One Nights、
11.Glasperlenspiel / Glass Bead Game、
12 An die ferne Geliebte / To the Distant
Beloved、13.Ludus tonalis |
アレクサンダー・スライマン(Vc)
ヨーヨー(P) |
若き天才ピアニスト、ヨーヨーがアヴァンギャルド・ジャズに挑戦
録音:2013 年11 月
若き天才ピアニスト、ヨーヨーとチェリストのアレクサンダー・スライマンがドイツの現代作曲家のフランツ・フンメルと共作したフリージャズのスタイルを取り入れた作品集。
それぞれの作品に付けられた題名は、連作となっており、アヴァンギャルド音楽のようなユニークなキャラクターを帯びた作品となっています。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
SPECTRUM SOUND
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CDSMBA 004
(2CD)
\3600 →\3290
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輝きを放つクライバーン、優雅で魅惑的なイッセルシュテット
ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番Op.72a
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』*
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
ヴァン・クライバーン (ピアノ)*、
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、
フランス国立放送管弦楽団
ライヴ録音: 1964 年6 月30 日、シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ)
ボーナス・トラック 【LP復刻】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調
op.73『皇帝』
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)、
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
セッション録音:1959 年 06 月、ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ)
使用原盤:UK DECCA SXL 2179 Wide
band ED 1 LP |
瑞々しい情感に溢れ、輝きを放つクライバーン全盛期の皇帝!!そして、優雅で魅惑的なイッセルシュテットのブラームス。フランス国立視聴覚研究所音源提供。解説は平林直哉氏が担当!
初CD 化、ADD、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital
Restoration&24bit Remastering
スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle
ame(ベルアーム)”の第4 弾はハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮による1964
年6 月30 日のライヴからベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3
番、ヴァン・クライバーンをソリストに迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第5
番『皇帝』、そしてブラームスの交響曲第2 番です。瑞々しい情感に溢れたクライバーンの皇帝はライヴならではの勢いを感じる演奏。また、ブラームスの極めて優雅で魅惑的な演奏は必聴です!当ライヴ盤の魅力について平林直哉氏による解説付です。
『クライバーンは「皇帝」を1961 年にも録音しているが、このディスクの演奏ではライヴゆえにいっそう生き生きとしており、瑞々しい情感に溢れている。(中略)クライバーンが単なる伝説のピアニストではなく、真に実力を持っていたという証拠のひとつである。伴奏もまた、非の付け所がない。(中略)「レオノーレ」序曲第3
番は響きのバランスやテンポの流れなどが、実にきっちりと計算されているのに驚かされる。(中略)
シュミット=イッセルシュテットは彼のオーケストラである北ドイツ放送響とブラームスの交響曲全集を完成させているが、このディスクのライヴはそれとは全く傾向の異なる、極めて魅惑的な演奏である。この優雅で上品な味わい、広々とした空間に解き放たれるような開放感、これらはモーツァルトを最も愛し、海が大好きだった彼の人間性に起因するのだろうか。(平林直哉〜ライナーノーツより) |
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CDSMBA 005
(2CD)
\3600 →\3290
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レオニード・コーガン〜伝説の1982年10月20日のパリ・リサイタル
シューベルト:ヴァイオリン・ソナチネ第3番ト短調
D.408 /
シューベルト:幻想曲 D.934/ブラームス
: スケルツォ/
J.S.バッハ : シャコンヌ( 無伴奏パルティータ第2番ニ短調BWV1004より)
/
パガニーニ:カンタービレ /
ファリャ(コハンスキー編):スペイン民謡組曲/
プロコフィエフ:仮面〜『ロメオとジュリエット』より
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、ニーナ・コーガン(ピアノ)
ライヴ録音:1982 年10 月20 日、シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ)
・INA(フランス国立アーカイヴ)からの提供
ボーナス・トラック 【LP復刻】
ナルディーニ:アダージョ/
ショスタコーヴィチ:4つの前奏曲/
メンデルスゾーン : 無言歌 Op. 62 第1番/
クライスラー:ウィーン奇想曲/
ハチャトゥリアン:アイシェの踊り/
ヴュータン:ロンディーノ Op.32-2/
ドビュッシー : 月の光/
プロコフィエフ:仮面〜『ロメオとジュリエット』より/
ブロッホ:ニーグン/
グラズノフ:前奏曲〜『ライモンダ』より/
サラサーテ:バスク奇想曲
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、アンドレイ・ミトニク(ピアノ)
セッション録音:1958 年、アメリカ(モノラル)/
使用原盤:U.S.A RCA LM 2250 Shaded
dog ED 1 LP |
貴重録音が初CD 化!コーガンの最晩年1982
年10月パリ・ライヴ!フランス国立視聴覚研究所音源提供。解説は平林直哉氏が担当!
初CD 化、ADD、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital
Restoration&24bit Remastering
スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle
ame(ベルアーム)”の第5 弾は、レオニード・コーガン死後2
ヵ月前1982 年10 月20 日の最晩年パリ・ライヴです。最晩年の澄み切った世界を思わせるような、心にしみいる演奏でとりわけ、祈りに満ちたシャコンヌは感銘を受けます。品格の溢れる演奏には心打たれます。
まさに巨匠コーガンの最後となる貴重な録音がうれしい初CD
化となりました。今回も当ライヴ盤の魅力について平林直哉氏による解説付です。 |
<メジャー・レーベル>
<映像>
4/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
COLUMNA MUSICA
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日本ピアノ 鈴木羊子
平井康三郎(1910-2002):幻想曲 さくら
さくら
小山清茂(1914-2009):かごめ変奏曲
宮城道雄(1894-1956)/和田則彦編曲:春の海
山田耕筰(1886-1965):からたちの花
岡野貞一(1878-1941)/大宝博編曲:故郷
瀧廉太郎(1879-1903)/金益研二編曲:花
轟千尋(1983-):おぼろ月夜の主題による幻想曲
坂本龍一(1952-):
メリークリスマス、ミスターローレンス(「戦場のメリークリスマス」より)
久石譲(1950-)/佐藤貴洋編曲:鳥の人(「風の谷のナウシカ」より)
日向大介(1956-):Minami - Piano Piece
for Sena(「ロングバケーション」より)
菅野よう子(1964-)/辻井伸行編曲:花は咲く
武満徹(1930-1996):雨の樹素描II−オリヴィエ・メシアンの追憶に
田内栄(1969-):プレリュード日本(「紀行幻想曲」第1集より)
鈴木羊子:源平桃/希望 |
鈴木羊子(ピアノ)
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録音:2014年2月3日、アルベルト・ムラレダ・スタジオ
使用楽器:Steinway & Sons, 446. 160-D
西洋音楽の導入から現在に至る日本音楽をいわば庶民の視線で眺めその歩みをピアノでたどる、意義深くそして心温まるアルバムです。
ブックレットに日本語解説、バックインレイカード(裏ジャケ)に日本語曲目表示を記載。
鈴木羊子
東京に生まれ3歳よりピアノを習い始め、父親が牧師を務める教会にて5歳よりオルガンとピアノによる聖歌隊の伴奏を務める。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。
スペイン、アメリカ、ウクライナ、マレーシア、カメルーン、日本において主要なコンサート活動を繰り広げている他、様々なフェスティバルにも招聘されている。
2001年、スペイン バルセロナに渡り、巨匠ピアニスト
アリシア・デ・ラローチャ女史、カルロタ・ガリーガ女史、故作曲家モンポウ氏の夫人であるカルメン・ブラボ氏のもとで研鑽を積む。2004年、エンリケ・グラナドスが創立したマーシャル音楽院スペイン音楽マスターコース修了。
2005年、フランス国際ピアノコンクール第2位、2006年国際トーナメント名誉賞受賞。バルセロナコンサート協会オーケストラ、バルセロナシュトラウスオーケストラ、並びにグラシア室内オーケストラとソロ・ピアニストとして共演。ソロのほか、室内楽、フラメンコダンサーとの共演もしている。
2000年、日本の現代音楽作曲家、田内栄氏の音楽CD「紀行幻想曲」(Jila社発売)を録音。2007年、スペインの
Columna Musica社よりCD「Spanish Piano」を日本人初リリース。現在バルセロナ在住。(ブックレットより抜粋転載)
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1CM 0189
\2400
【旧譜】
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スペインピアノ
エンリケ・グラナドス(1867-1916):
演奏会用アレグロ/スペイン舞曲集 から
オリエンタル,アンダルサ
イサーク・アルベニス(1860-1909):
「旅の思い出」から 入り江のざわめき(マラゲニャ)
スペイン組曲 から アストゥリアス(伝説),グラナダ(セレナータ)
「イベリア」第1巻 から エル・プエルト
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):歌と踊り
第5番,第8番
シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):イヴェットのためのソナティネ
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
「三角帽子」から 粉屋の踊り/「恋は魔術師」から
火祭りの踊り |
鈴木羊子(ピアノ) |
録音:2007年9月1日、アルベルト・ムラレダ・スタジオ |
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セルバンテスと音楽 Vol.3 キホーテによる瞑想 ギターのための音楽
中林淳眞(1927-):ドン・キホーテのマーチ
セグンド・パストル(1916-1992):ドン・キホーテのラマンチャ
ペテル・トート(1965-):ドン・キホーテのセレナード
エリク・マルシェリー(1957-):ドン・キホーテとドゥルシネア(+)
ヘルマン・ロイター(1900-1985):セルバンテスによる5つの奇想曲
フランシスコ・プレタ・ポロ(1931-):悪を正す遍歴の騎士
マルビン・カマチョ(1966-):ドゥルシネアの反映(*) |
ジュリアーノ・ベロッティ(ギター)
ゲラシム・ヴォロンコフ(ヴィオラ(*))
アンパル・ラクルス(チェロ(+)) |
録音:2012年9月、2013年1月、バルセロナ、スペイン
セルバンテスの「ドン・キホーテ」にインスパイアされたギターのための作品を収録。パストルとプレタ・ポロはスペイン、トートはハンガリー、マルシェリーはフランス、ロイターはドイツ、カマチョはコスタリカの作曲家。ジュリアーノ・ベロッティは1974年イタリアのベルガモに生まれジュリアード音楽院でシャロン・イズビンに師事したギター奏者・作曲家。
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バルセロナ大聖堂のシビラの歌
シビラの歌 [Cant de la Sibil-la] から 審判の日に
[Al jorn del judici]
(Ordinarium Barcinonense. バルセロナ、1569)
マタイによる福音書 から イエス・キリストの系図
[Liber generationis Iesu Christi]
(バレンシア、16世紀)(*)
シビラの歌 [Sibillinum Carmen] から 審判の徴
[Iudicii signum]
(バルセロナ大聖堂、14-15世紀)(+)
ジョルディ・セルベリョ(1935-):審判の日に(2010)
ジュゼプ・ビラ(1966-):審判の日に(2011)
ビク・ネース(1936-2013):審判の日に(2012)
ナルシス・ボネト(1933-):審判の日に(2013) |
エウラリア・ファントバ・アルバレス(メゾソプラノ(*))
ホセ・エルナンデス・パストル(カウンターテナー(+))
フランセスク・バリュス室内合唱団
ダビド・マレト(指揮) |
録音:2013年10月22-24日、11月4日、バルセロナ大聖堂、バルセロナ、スペイン
シビラ(シビュラ)は古代地中海世界における神託を授かる巫女のことで、レクイエムの「怒りの日(ディエス・イレ)」のテキストに「世界が灰燼に帰すことを預言した者」として登場します。バルセロナ大聖堂の書庫には「シビラの歌」の手写本が2種(ラテン語とカタルーニャ語)伝わっています。近年、バルセロナ大聖堂次席オルガン奏者兼合唱指揮者であるダビド・マレトがその「シビラの歌」の復活に取り組み、毎年クリスマスイヴに同大聖堂で演奏し話題を呼んでいます。当盤にはその復活版とともに毎年カタルーニャの作曲家に委嘱されてきた新しい「シビラの歌」が収められています。バルセロナ大聖堂の日曜ミサで歌っているフランセスク・バリュス室内合唱団の音楽的水準は高く、La
Ma de Guidoレーベルから発売された「17世紀のバルセロナ大聖堂楽長たち」(LMG
2123)も好評を博しています。
CDブック仕様。カタルーニャ語、カスティリャ語(標準スペイン語)、英語の解説および歌詞訳を完備。カラー図版も豊富で資料的価値も高い商品です。
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IBERIA CLASSICAL
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ハワード・バス(1951-):スパニッシュ・メモワール
パッセージの祭典 [Rite of Passage] (マリンバのための)
呪文 [Incantation] (B♭管トランペットと打楽器のための)
スパニッシュ・メモワール(スペインの思い出)
[Spanish Memoires]
(トランペットと打楽器四重奏のための)(+)
夜の潮流 [Night Tide] (トロンボーンとマリンバのための)(*)
空気 [Atmosphere] (トランペットと打楽器のための) |
チョン・ユジョン(打楽器)
ディエゴ・アリアス(トランペット(*以外))
マヌエル・ケサダ・ベニテス(トロンボーン(*))
アントニオ・ホセ・エレナ・モリナ、ダニエル・ヘスス・マルティン・マルティン、
ホルヘ・カノ・ロドリゲス(打楽器(+)) |
録音:2012年8月、グラナダ、スペイン
ハワード・バスは管楽器のための作品で人気の高いアメリカ合衆国ペンシルヴァニア州出身の作曲家。チョン・ユジョンは台湾に生まれ、台北大学を卒業後フランスのリュエイユ=マルメゾン音楽院でガストン・シルヴェストルに師事した打楽器奏者。2005年以来2012年現在スペインを本拠に活躍しています。
ディエゴ・アリアスはグラナダのビクトリア・エウヘニア音楽院を卒業後リュエイユ=マルメゾン音楽院でエリック・オービエに師事したスペインのトランペット奏者。ディジパック仕様。
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内なる印象 ピアノのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750)/リスト(1811-1886)編曲:
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
モーツァルト(1756-1791):ロンド イ短調
K.511
シューベルト(1797-1828):ソナタ第4番
Op.164 D.527
モンポウ(1893-1987):内なる印象
グラナドス(1867-1916):嘆き、またはマハとナイチンゲール |
アンブロシオ・バレロ(ピアノ) |
録音:2013年10月7-9日、マヌエル・デ・ファリャ・コンサートホール、グラナダ、スペイン
アンブロシオ・バレロは1984年スペイン、グラナダの音楽一家に生まれたピアニスト。バレロは8歳でグラナダ音楽院に入学。2005年にマリサ・モンテイル国際ピアノ・コンクールで第2位に入賞したことをきっかけに助成を受けスペイン音楽を専門とする「ムジカ・デ・コンポストラ」においてホアキン・アチュカロ他の指導を受け、最終的にグラナダのビクトリア・エウヘニア音楽院でアントニオ・サンチェス・ルセナに師事し卒業しました。デビューCDとなる当盤ではスペインのピアニストらしいプログラムを聴かせてくれます。ディジパック仕様。
外装には誤った規格品番「IBS 42013」が表示されております。弊社はシールを貼って対処いたします。(代理店)
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アルハンブラにて ピアノのための音楽
アルベニス(1860-1909):組曲「アルハンブラ」から
ラ・ベガ
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第2巻
から ヴィノの門/リンダラハ
ヘスス・トレス(1965-):パセオ・デ・ロス・トリステス
モンサルバジェ(1912-2002):ヘネラリフェでの即興曲
トゥリーナ(1882-1949):
ジプシー舞曲集 Op.55 から ヘネラリフェ/シルエット
Op.70 から ベラの塔
スペイン物語 Op.20 から アルハンブラの道
アンヘル・バリオス(1882-1964):グラナダの夜明け
アルベニス:旅の思い出 Op.71 から アルハンブラにて
アントン・ガルシア・アブリル(1933-):アラヤネスのバラード |
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ) |
録音:2013年9月2-5日、マヌエル・デ・ファリャ・コンサートホール、グラナダ、スペイン
スペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿にまつわる作品で構成されたアルバム。フアン・カルロス・ハルバヨは1969年スペインのグラナダ県モトリルに生まれ、グラナダ音楽院を卒業後助成金を得てアメリカ合衆国のラトガース大学およびニューヨーク州立大学ビンガムトン校で学んだピアニスト。ソロの他、1996年に結成したアルボス三重奏団のメンバーとして、また指揮者としても活躍しています。
ハードカバー・ブック仕様(縦横157mm)です。
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四重奏のための協奏的ソナタ スペインのピアノ四重奏曲
フリアン・バウティスタ(1901-1961):四重奏のための協奏的ソナタ第2番
Op.15
トゥーリナ(1882-1949):ピアノ四重奏曲イ短調
Op.67
フェルナンド・レマチャ(1898-1984):ピアノ四重奏曲 |
アルボス三重奏団
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)
ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン)
ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
ロシオ・ゴメス(ヴィオラ)
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録音:2013年1月26-28日、テレサ・ベルガンサ音楽院、マドリード、スペイン
バウティスタとレマチャはともにマドリードで学び、1930年に結成された「8人組」(他にエルネスト・アルフテル等)のメンバーとなった作曲家。アルボス三重奏団にバカリッセ弦楽四重奏団の女性ヴィオラ奏者ロシオ・ゴメスを加えたピアノ四重奏。ディジパック仕様。
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フアン・アルフォンソ・ガルシア(1935-):尽きせぬ流れ ポリフォニーと詩
アントニオ・マチャド(1875-1939)作詩:アルト・ドゥエロの歌/7つの格言
フアン・ラモン・ヒメネス(1881-1958)作詩:
御身は何を望むのか、主よ/3つの抒情詩
エレナ・マルティン・ビバルディ(1907-1998)作詩:黄色(全3曲)
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)作詩:6つの奇想曲
アントニオ・カルバハル(1943-)作詩:
私に手が差し伸べられるたびに/音楽への頌歌(*) |
ヌメン・アンサンブル(合唱)
エクトル・エリエル・マルティネス(指揮)
アントニオ・カルバハル(朗読(*)) |
録音:2012年7月20-22日、聖ホセ教会、アルバイシン、グラナダ、スペイン
フアン・アルフォンソ・ガルシアはスペインの合唱作曲の大御所的存在。1958年以来55年以上にわたりグラナダ大聖堂のオルガン奏者を以上務めています。ヌメン・アンサンブルは2011年に創設された声楽アンサンブル。スリップケース仕様。
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IBS-GR 253
\2400
【未案内旧譜】
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沈黙のサエタ
フランシスコ・デ・パウラ・ソリス:8つの沈黙のサエタ(*)
リカルド・ホセ・エスピガレス・カリリョ(1988-):
ソレダド・デル・カルバリオ(行列行進曲)(+) |
ミゲル・アンヘル・ゴンサレス・ガリェゴス(オーボエ(*))
イグナシオ・ロペス・カレニョ(クラリネット(*))
アウレリオ・ベルナベウ・イボラ(ファゴット(*))
グラナダ市立吹奏楽団(+)
ミゲル・サンチェス・ルサファ(指揮(+)) |
録音:2010年12月、キンタ・アレグレ宮、グラナダ、スペイン
サエタとはスペインのアンダルシア地方で聖週間に行われるキリスト像や聖母マリア像を載せた山車を担いだ行列行進に向かって歌われる民衆の歌のことです。
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IBS-GR 1718
\2400
【未案内旧譜】
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アウロラ、戴冠せし女王 行列行進曲集
ホセ・メルチョル・ペレリョ:Llegada la
Aurora
ヘスス・アロンソ:Coronada por tu Albaycin
エリク・ロケ・ベガ:El Albaycin te Corona
ビクトル・M・フェレル:En el cielo de
tus ojos
マヌエル・ゴンサレス:Aurora del Albaycin
Coronada
リカルド・J・キロス:Ahi viene Coronada
ビクトル・M・フェレル:Costaleros de la
Aurora
ホセ・メルチョル・ペレリョ:Aurora Coronada |
サン・イシドロ・デ・アルミリャ吹奏楽団
ホセ・メルチョル・ペレリョ(指揮) |
録音:2011年4月、アルミリャ・コンサートホール、グラナダ、スペイン
スペイン、グラナダのアルバイシン地区で聖木曜日に行われるアウロラの聖母の行列行進のための音楽。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
モスクワ音楽院
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SMCCD 0148-149
(2CD)
\5400 →\4990
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多分すぐに売り切れる。
ピエール・フルニエ 1959年モスクワ・ライヴ!
ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第2番ヘ長調
Op.99(*)
コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ
ロ短調 Op.8
ドビュッシー(1862-1918):チェロ・ソナタ(*)
パガニーニ(1782-1840)/ピエール・フルニエ(1906-1986)編曲:
ロッシーニのオペラ「エジプトのモーゼ」の「汝の星をちりばめた王座に」
による第4弦のための変奏曲(MS23)(*)
ラフマニノフ(1873-1943)/アナトーリー・ブランドゥコフ(1859-1930)編曲:
ヴォカリーズ Op.34 No.14(*)
ルイ・フランクール(1692-1745)/ジョゼフ・サーモン(1864-1943)編曲:
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第4番ホ長調(1729)(*)
ヴェーバー(1786-1826):ヴァイオリン・ソナタ
ニ短調 Op.10b No.3 (J.101)(*)
ドビュッシー:カンタータ「放蕩息子」から
前奏曲(*)
ホアキン・ニン・イ・カステリャノス(1879-1949)/
パヴェウ・コハンスキ(1887-1934)編曲:
20のスペイン民謡(1923)から グラナディナ(第7曲)(*)
ガーシュウィン(1898-1937)/ピエール・フルニエ(1906-1986)編曲:
前奏曲第2番嬰ハ短調(*)
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
から サラバンド |
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ピエール・フルニエ(チェロ)
アレクサンドル・デデューヒン(ピアノ(*))
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録音:1959年4月4日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、
モノラル、ADD
フランスの「チェロの貴公子」ピエール・フルニエ(1906-1986)が初めてロシアを演奏旅行した際のソロ・リサイタル初日のライヴ録音。初出音源と表示されています。
この前日(4月3日)にはニコライ・アノーソフ指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でハイドン、シューマン、ラロの協奏曲を演奏、それがフルニエのロシア・デビューだったとのことです。絶頂期を迎えた52歳のフルニエによる、コダーイの無伴奏ソナタを含む盛りだくさんなリサイタル・プログラム。期待せずにはいられません。
ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。
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これも多分すぐに売り切れる。
ロリン・マゼール 1963年モスクワ・ライヴ!
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第8番ヘ長調
Op.93
ブラームス(1833-1897):交響曲第4番ホ短調
Op.98 |
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)
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録音:1963年6月4日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル、ADD
初めてロシアを訪れた33歳のロリン・マゼール(1930-)がモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団を客演指揮した際のライヴ録音。初出音源と表示されています。
当時モスクワでのマゼールの知名度はゼロに近く演奏会初日は半分が空席だったそうですが、その演奏は評判を呼び次の回からのチケットは即座に完売、マゼールはロシアで人気の外国人指揮者の一人となりました。
キリル・コンドラシン(1914-1981)が音楽監督に就任して3年経ったモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でベートーヴェンとブラームスの交響曲。これは実に興味深いリリースと申せましょう。
ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。
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ザーラ・ドルハノヴァ&ルドルフ・バルシャイ
ヴィヴァルディ(1678-1741):スターバト・マーテル
RV621
ヴィヴァルディ:オラトリオ「勝利のユディータ」RV644
から 松明と蛇で武装して
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681/1682-1732):
私の美しい火…私を燃え立たせるあの炎
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):すみれ
モーツァルト(1756-1791):エクスルターテ・ユビラーテ
K.165 から アレルヤ
ボッケリーニ(1743-1805):交響曲第17番「マドリードの通りの夜の音楽」(*) |
ザーラ・ドルハノヴァ(メゾソプラノ(*以外))
モスクワ室内管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮) |
録音:1960年3月1日、1965年9月21日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、
ロシア、ソヴィエト、モノラル、ADD
ザーラ・ドルハノヴァ(1918-2007)はソヴィエト時代に活躍したアルメニアのメゾソプラノ。ロッシーニを得意とする一方その声域と適応性の幅広さには特筆すべきものがあり、1966年にはレーニン賞を贈られました。初出音源と表示されています。
ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。
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SMCCD 0150
\2900→\2690
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ロイス・マーシャル&ウェルドン・キルバーン
モーツァルト(1756-1791):哀れ、ここはどこ
マーラー(1860-1911):3つの歌曲
ベルリオーズ(1803-1869):
劇的物語「ファウストの劫罰」から マルグリートのロマンス
シューマン(1810-1856):連作歌曲「詩人の恋」Op.48
パーセル(1659-1695):
オペラ「妖精の女王」から 聴け、こだまする歌は勝利を歌う
プッチーニ(1858-1924):オペラ「トゥーランドット」から
氷のような姫君の心も
ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
から ポロ
ブリテン(1913-1976):
民謡編曲集第2巻 から Heigh ho, heigh
hi(私が父の家に居たとき) |
ロイス・マーシャル(ソプラノ)
ウェルドン・キルバーン(ピアノ) |
録音:1962年10月15日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル、ADD
トスカニーニやビーチャムのお気に入りだったカナダのソプラノ、ロイス・マーシャル(1924-1997)が夫のウェルドン・キルバーン(1906-1986、ロイスの声楽教師でもあった)とともにモスクワを訪れ開いたリサイタルのライヴ録音。初出音源と表示されています。
ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。
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TACTUS SERIE BIANCA
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G.ガブリエリ:様々な楽器のためのカンツォーナとソナタ集(1615) |
ルネ・クレマンシック(指揮)
コンソート・フォンテガーラ |
ルネ・クレマンシック(指揮)、コンソート・フォンテガーラ、G・ガブリエリのカンツォーナ&ソナタ集!
入手困難となっていたTactusの名盤を復刻するシリーズ、"Serie
Bianca(ホワイト・シリーズ)"。第3弾は、作曲家、指揮者、リコーダー奏者、クラヴィコード奏者として活躍するオーストリアの巨匠ルネ・クレマンシック(レネー・クレメンチッチ)のガブリエリが登場!
16世紀後半、ルネサンスからバロックへと移り変わる過渡期の時代に活躍したイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557−1612)。
作曲家の死後1615年に出版された「カンツォーナとソナタ集」は、5声から12声までのカンツォン、14声、15声、22声、そして3本のヴァイオリンのためのソナタ21曲からなる器楽曲集。
「イタリア音楽の宝庫」Tactusより1996年に発売され、長らく定番アイテムとして親しまれてきた名盤の復活です。 |
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サリエリ:序曲、スケルツォ、ディヴェルティメント集
弦楽四重奏のための序曲第1番/弦楽四重奏のための序曲第2番/
歌劇 《ダナオスの娘たち》 序曲/
オーボエと弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ/
ディヴェルティメント第1番/ディヴェルティメント第2番/
ディヴェルティメント第3番/ディヴェルティメント第4番/フーガ |
アマティ弦楽四重奏団
パオロ・ポラストリ(オーボエ) |
アントニオ・サリエリの弦楽四重奏作品!
モーツァルトと同世代のイタリア出身の作曲家、アントニオ・サリエリ(1750−1825)。モーツァルトとの対立や毒殺陰謀説などのエピソードが注目され、音楽面での功績がなかなか正当に評価される機会に恵まれてこなかったサリエリの室内楽作品集。弦楽四重奏で奏される「ダナオスの娘たち」の序曲に、2つの序曲。4つのディヴェルティメント。そして、ブリュッセル王立音楽院でパウル・ドンブレヒトに学んだイタリアのオーボイスト、パオロ・ポラストリがソリストを務めるコンチェルティーノなど、録音の機会の少ないサリエリの弦楽四重奏、貴重な録音の復刻です。 |
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TB 670390
(2CD/特別価格)
\2700 →\2490
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カルダーラ:室内ソナタOp.2&チェロ・ソナタ集
2本のヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ
Op.2
チェロと通奏低音のためのソナタ集 |
マルコ・フレッツァート(チェロ)
ディエゴ・カンタルーペ(指揮、テオルボ)
ラウラ・ソアーヴェ・アンサンブル
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カルダーラのヴァイオリン&チェロ・ソナタ!
ヴェネツィアで生を受け、マントヴァ、バルセロナ、ローマ、ウィーンに大きな足跡を残したイタリア後期バロックの巨匠アントニオ・カルダーラ(1670−1736)。歌劇、宗教曲の重要な作曲家とされるカルダーラが遺した、ヴァイオリンとチェロのためのソナタ集を、イタリア、クレモナのピリオド・オーケストラ、ラウラ・ソアーヴェの演奏で。 |
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フェッリーニ:チェンバロ作品集
タスタータ/マントヴァの踊り/
トロンベッタ/コレンテ/ロッタ/
パッサガッリ/フィオレンツァのアリア/
スパニョレッタ/チャッコーネ/バレット/
トッカータ/ガリアルダ/他 |
ロベルト・ロレジャン(チェンバロ) |
ロベルト・ロレジャンによる、フェッリーニ!
1660年代にローマで活躍したとされる、イタリアの作曲家、チェンバリスト、ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1601−1674)の稀少なアルバム。
現代では耳にする機会の少ない作曲家だが、いくつもの写本に作品が収録されており、当時は広く流布されていたことが伺える。
ロレジャンは、Tactusではフレスコバルディの鍵盤作品全集などに参加した腕利きの鍵盤奏者。 |
<国内盤>
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