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第75号
映像新譜
2014.2.18〜2014.4.11


DECCA(映像)



74 3865
(Blu-ray)
\4400→\3990
バルトリ/チューリッヒ歌劇場
 ロッシーニ:歌劇「オテロ」

  Moshe Leiser & Patrice Caurier (Stage direction)
チェチーリア・バルトリ(デズデモーナ)
ジョン・オズボーン(オテロ)/
ペーター・カールマン(エルミーロ)
ハビエル・カマレナ(ロドリーゴ)/
リリアーナ・ニキテアヌ(エミーリア)
チューリッヒ歌劇場合唱団&管弦楽団
指揮:ムハイ・タン

74 3863
(DVD)
\3700→\3390
新演出による待望のデズデモーナ!
録音:2012年3月 チューリッヒ歌劇場
 「オリー伯爵」に続くチューリッヒ歌劇場のバルトリ新作は、待望のロッシーニ:「オテロ」のデズデモーナ。「オリー伯爵」でも共演して絶妙のアンサンブルを聴かせたカマレナ、ニキテアヌと息の合った舞台を作り上げています。
 バルトリが来月パリのシャンゼリゼ劇場で「オテロ」公演に出演するのに合わせてのリリースとなります。
 

74 3356
(Blu-ray)
\4400
フローレス/
 ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール)
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ミケーレ・ペルトゥージ(バス)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:エヴェリーノ・ピド
 デセイ、フローレス、ペルトゥージら豪華キャストによる夢遊病!
 2010年にDVDリリースされた上記作品がブルーレイで再登場!
現代最高のベルカント・テノール、フアン・ディエゴ・フローレスが、名門METを舞台にエルヴィーノを歌った《夢遊病の女》の新演出盤。アミーナ役には、フランスの人気ソプラノ、ナタリー・デセイを起用しているのも大きな話題で、マリー・ツィンマーマンによる現代衣装を使った新演出とともに、官能の名舞台をたっぷりお楽しみください。
 収録:2009年3月 ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)
 

74 3350
(Blu-ray)
\4400
フローレス/
 ベッリーニ:歌劇「清教徒」
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール)
ニノ・マチャイゼ(ソプラノ)
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス)
ウーゴ・グアリアルド (バス)、他
ボローニャ歌劇場管弦楽団&合唱団
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
高音の魅力を余すところなく披露!
 2010年にDVDリリースされた上記作品がブルーレイで再登場!
ベッリーニの歴史的なベルカント・オペラの傑作『清教徒』は、ハイCよりも高い音が何度も出てきて、オペラ史上最高音をテノールに要求する難曲としても有名です。100年に1人のテノールと謳われるフローレスや、デッカDVD初登場となるマチャイゼら瑞々しいキャスト陣が、ベテランのダルカンジェロや、俊英マリオッティらの好サポートによって、華麗な活躍を繰り広げます。
 収録:2009年1月 ボローニャ市立劇場(ライヴ)
 


74 3468
(Blu-ray)
\4400→\3990
バルトリ/
 ロッシーニ:歌劇「オリー伯爵」
チェチーリア・バルトリ(MS)
ハビエル・カマレナ(T)
レベッカ・オルヴェラ(S)
リリアーナ・ニキテアヌ(MS)他
ムハイ・タン指揮
チューリッヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
演出:モーシェ・レイザ&パトリス・コリエ

74 3467
(2DVD)
\7400→\6790
コケティッシュな演出と比類ない歌手陣が作り上げた充実の舞台!
収録:2011年12月31日 チューリッヒ歌劇場
 チューリッヒ歌劇場のプロダクションによるロッシーニ最初のフランス語版喜歌劇「オリー伯爵」。バルトリの伯爵夫人はもちろんのこと、カマレナも艶やかな歌声で伯爵役を演じて大喝采を浴びました。
 オルヴェラのイゾリエ役も見事、そしてタン指揮によるチュリッヒ歌劇場管弦楽団もテンポよく演奏を盛り上げています。

ACCENTUS MUSIC(映像)


ACC 10284BD
(Blu-ray)
\4700→\4290
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 特典:
  リッカルド・シャイーによるマーラー交響曲第5番の解釈
リッカルド・シャイー(指揮)
ゲヴァントハウス管弦楽団


ACC 20284DVD
(DVD)
\2900→\2690
 演奏の原点に立ち返った研究を重ねたシャイーのマラ5

 収録:2013 年2 月21、22 日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
 (Blu-ray) 画面:16:9 Full-HD、音声:PCM ステレオ、DTS HD Master Audio、リージョン:0、本編:73’37、特典:27’32、字幕:英独韓、日本語
 (DVD) 画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、DD5.1、リージョン:0、本編:73’37、特典:27’32、字幕:英独韓、日本語

 2005 年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就任して以来、この世界最古のオーケストラと大きな成果を上げているリッカルド・シャイー。シャイーは1989 年から2004 年まで16 年かけて、当時音楽監督を務めていたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と、マーラーの交響曲全集録音を完成させています。
 今回の映像全集のスタートは、マーラー没後100 年を記念して2011 年5 月17 〜 29 日にゲヴァントハウスで開催された「ライプツィヒ国際マーラー音楽祭」。この音楽祭は、各楽団と指揮者がマーラーの交響曲を分担して演奏し、シャイーと ゲヴァントハウス管はホスト役としてオープニング・コンサートで第2番、クロージング・コンサートで第8 番を演奏し、そのライヴ映像が全集プロジェクトの第一弾となりました。その後、第4 番、第6 番と1 年に2 作品のペースで収録しており、この第5 番は2013 年2 月に収録されたもの。
 前述の通りシャイーはコンセルトヘボウ管とマーラーの交響曲の全曲録音を行っており、コンセルトヘボウ管とゲヴァントハウス管はもちろん異なる響きを持っているのでシャイー自身も前録音との違いを強く意識したとのことです。マーラーの演奏に熟達した歴史的指揮者ワルター、メンゲルベルクのスコアを熱心に研究し、スコアに忠実にテンポ設定をより明確にし、また休符の扱いについても非常に真剣に吟味し、「休符の長さは緊張感の温度を定義するものである」とも語っています。シャイーはマーラーと同様にブラームスの交響曲もゲヴァントハウス管と再録音をしており、ここでも同様のテンポ解釈を行っています。
 また映像商品としても魅力も高く、「ACCENTUS MUSIC」ならでは素晴らしい編集で、見応えのある映像に仕上がっています。ジャケット・デザインはシリーズ通して使われているライプツィヒ出身の現代アーティスト、ネオ・ラウフによるものです。



 

ACC 102177BD
(Blu-ray)
\4700→\4290
バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(原典版)
シュターツカペレ・ベルリン
ダニエル・バレンボイム(指揮)


ACC 202177DV
(DVD)
\2900→\2690
 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、2010年ブルックナー・チクルス映像化第3弾

 収録:2010 年6月25日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 監督:エリーザベト・マルツァー/プロデューサー:ポール・スマチュニュイ
 ジャケット写真:ナジャ・ブルノンヴィル作「ヘクティク・レッド」(2012)
 (Blu-ray) 画面:16:9 Full HD、音声:DTS HD Master Audio,PCM ステレオ、リージョン:0、72’20
 (DVD) 画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ,DD5.1,DTS5.1、リージョン:0、72’20

 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンが2010 年6 月20 日から27 日にかけて行ったブルックナー・チクルク。
本シリーズはすでに21 日の第5 番(ACC 102175BD/ACC 202175DV) と20 日の第4 番(ACC 10217BD/ACC 20217DVD) が発売されており、その白熱したコンサート映像を楽しむことができます。
この第7 番は25 日に収録された演奏で、既にCD化されておりますが、抒情的かつスケールが大きく重厚な響き、ACCENTUS MUSIC らしい音楽的なカメラワークは是非映像で観て頂きたい迫力ある演奏となっております。
 バレンボイムのブルックナーは、シカゴ響(1972-1981)とベルリン・フィル(1990-1996)で全集録音し、その後も演奏会で頻繁に取り上げるほど深く敬愛している作曲家でもあります。今回の演奏でもバレンボイムの情熱的な音楽作りと、オーケストラを奮い立たせる圧倒的な手腕は見事。前半は抒情的な旋律の美しさを際立たせ、振幅を持たせたスケール感で後半を盛り上げています。
また本シリーズのジャケット写真に使われているのは、新進気鋭の現代写真家ナジャ・ブルノンヴィルの作品。バレンボイムの情熱や抒情が湧き立つような演奏にぴったりとはまっています。
 

ALTO(映像)


ALDV 101
(DVD)
\2300
キングズ・カレッジ物語「キングズの誇り」
 ロバート・パーソンズ(1535頃-1571/1572):アヴェ・マリア
 賛美歌:わが魂よ、天の主を称えよ/神はわれらの望みにして力なり
 グレゴリオ・アッレグリ(1582-1652):ミゼレーレ
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ヌンク・ディミティス
 フィリップ・ラドクリフ(1905-1986):御身はわれらを [Fecisti nos]
 ヘンリー・レイ(1887-1962):国王ヘンリー6世の祈り
 コール・ポーター(1891-1964):夜も昼も
 ランディ・ニューマン(1943-):デイトン、オハイオ、1903
 伝承曲:プレインソング
 ハーバート・ハウエルズ:前奏曲 Op.32(オルガン独奏)
 マルセル・デュプレ(1886-1971):前奏曲とフーガ ロ長調(オルガン独奏)
 J・S・バッハ(1685-1750):トリオ ニ短調(オルガン独奏)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
ジョン・ブット(オルガン)
フィリップ・レッジャー(指揮)
ロバート・チェスターマン(監督)

制作:1982年 原盤:Prometheus Productions Ltd / Decca
ディスク仕様:NTSC/PAL compatible

世界的に有名な英国ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊の歴史、日々の生活と勤めを紹介する映像作品。

 

ARTHAUS(映像)


108110
(Blu-ray)
\1200
ダニエレ・ガッティ(指揮)&ウィーン・フィル
 R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
エレクトラ…イレーネ・テオリン(ソプラノ)/
クリテムネストラ…ヴァルトラウト・マイヤー(メゾ・ソプラノ)/
クリソテミス…エファ=マリア・ウェストブローク(ソプラノ)/
エギスト…ロバート・ギャンビル(テノール)/
オレスト…ルネ・パーペ(バリトン) 他/
ダニエレ・ガッティ(指揮)/
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
ニコラウス・レーンホフ(演出)/
ライムンド・バウアー(舞台装置/
アンドレア・シュミット=フッテラー(衣装)
※101560と同内容 解説書は付随しておりません。
日本語字幕付き
 2010年 ザルツブルク音楽祭 大祝祭劇場 ライヴ収録/収録時間:109分+ARTHAUSの商品紹介150分以上/音声:独語歌唱 ステレオ2.0/dts-HD マスター・オーディオ 5.1(Blu-ray)/字幕:英・独・仏・西・伊・日・韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/Blu-ray…単層 25GB 1080i High Definition
 R.シュトラウス(1864-1949)の問題作「エレクトラ」2010年のプレミエ上演です。演出はレーンホフ。斬新な舞台装置と最良の歌手による緊張感溢れる舞台をお楽しみください。
 ユングが提唱した「エレクトラ・コンプレックス」(女児が父親に対し強い愛情を抱き、母親を敵対視すること)の由来となったギリシャ神話に登場する王女の葛藤の物語にシュトラウスは極めて暴力的で陶酔的な音楽を付けています。
 エレクトラは100分を越える全曲にほとんど出ずっぱり。息詰まるような歌を歌いながら体中から憎しみを発散させなくてはいけません。ここではテオリンが独特のメイクと眼力、そして蛇のような動きでこの難役を文句なく演じています。
 彼女に対峙する母親クリテムネストラは、それ以上に海千山千の女。名歌手マイヤーが持てる底力をとくと見せ付けてくれます。純情な妹クリソテミスもなかなかの食わせ者。ウェストブロークが良い味だしています。パーペを始めとした男声陣もなかなかです。
 レーンホフの演出は、あからさまで、動き一つ一つが台詞に沿っており、また、幕切れの場面は決して結末をぼかすことなく全てを白日の下に晒し出します。廉価盤
 


102181
(DVD)
\3900→\3590
リヒャルト・シュトラウスと彼のヒロインたち
 トーマス・フォン・シュタイネッカーによる映像/
《ボーナス映像》
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
  「ティル・オイレンシュピーゲル」「わが音楽生活」抜粋
<出演>
ブリギッテ・ファスベンダー/
ルネ・フレミング/
グィネス・ジョーンズ/
クリスタ・ルートヴィヒ/
クリスティアン・シュトラウス/
フランツ・ウェルザー=メスト/
ルーファス・ウェインライト 他
日本語字幕付
 収録時間:52分+23分(ボーナス)/音声:ドイツ語/ ステレオ2.0/字幕:英・仏・韓・日/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
 リヒャルト・シュトラウスの数々のオペラ作品における“女性”像の多彩さには、本当に驚かされるばかりです。強い女性の象徴でもある復讐に燃えるエレクトラ、妖艶で身勝手な美少女サロメ、溢れるばかりの美しさを手にしているのに、常にそれを失う恐れを抱いているマルシャリン、人生の機微に富み、男を軽くいなすツェルビネッタ、究極の選択に迷うマドレーヌ…他にも興味深い女性がたくさん描かれています。彼における最高の女性は、何といっても妻のパウリーネでした。史実では、しばしば「悪妻」と評されるパウリーネでしたが、優れたソプラノ歌手であり、また極めて現実的な女性であった彼女。シュトラウスの生涯の終わりまでの55年間を添い遂げ、彼にたくさんの作品を書かせ、また作品のモデルになり、初演を果たすなど大きな役割を担ったことは間違いありません。ただし、「夢を見ることよりもお金を稼ぐこと」これが至上命題であった、そんな女性と過ごした生活は、彼の女性観を幾分シニカルなものにしたのかもしれません。
 この映像では、彼の歌劇でヒロインを歌ったたくさんの名歌手たちの証言と、彼の孫であるクリスチャン(現存する最後の孫にあたる人)による「祖父母たちの生活」のレポートを通じて、リヒャルト・シュトラウスの女性観を探る貴重なドキュメンタリーが描き出されています。 
 

102183
(DVD)
\6300→\5890
2013年 ザルツブルク音楽祭
 ハンス・グラーフ(指揮)&カメラータ・ザルツブルク
  モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」

 3幕 クリストフ・フリードリヒ・ブレッツナー原作
  「ベルモンテとコンスタンツェ、または後宮からの誘拐」、
  ゴットリープ・シュテファニー改作
コンスタンツェ:ベルモンテの婚約者
 …デジレ・ランカトーレ(S)/
太守セリム…トビアス・モレッティ(セリフ)/
ベルモンテ:スペインの貴族…ハビエル・カマレーナ(T)/
ブロンデ:コンスタンツェのイギリス人の召使
 …レベッカ・ニルセン(S)/
ベドリッロ:ベルモンテの召使
 …トーマス・エベンシュタイン(T)/
オスミン:太守の監督官…クルト・リドル(B)/
ザルツブルク・バッハ合唱団/
カメラータ・ザルツブルク/
ハンス・グラーフ(指揮)/
エイドリアン・マルトハーラー(ディレクター)/
フェリックス・ブレルザック(TVディレクター)/
レナ・ホシェック(衣装)/
アロルス・グラスナー(合唱指揮)


108102
(Blu-ray)
\6300→\5890
 日本語字幕付
 2013年 ザルツブルク音楽祭 ハンガー7 ライヴ収録/収録時間:125分+27分(メイキング)/音声:独語歌唱/
 <DVD>ステレオ2.0/DD 5.1, <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ 5.1/字幕:英・仏・独・西・伊・韓・日,《メイキング》英・仏・韓・日/画面:16:9/REGION All(Code:0)/
 <DVD>片面2層ディスク/Blu-ray・・・ニ層 50GB 1080i High Definition
 トルコの後宮に捕らわれている恋人のコンスタンツェを救おうとやってきたベルモンテは、大酒飲みの番人オスミンに行く手を阻まれますが、一緒に捕えられていた従者のペドリッロと、その婚約者ブロンデと力を合わせて、脱出を試みます。ところが、酔っぱらって泥酔していたはずのオスミンに見つかってしまい、あえなく捕まってしまいます。しかし、太守セリムは寛大な心で4人を許して解放し、皆は太守の徳をたたえるのです。
 2013年のザルツブルク音楽祭でこのオペラが上演された時には、その舞台はトルコではなく、なんとザルツブルクのさるお金持ちが作った飛行場になっていました。そこに2つある格納庫のうちの一つ(ハンガー8)ではオーケストラが演奏、そしてもう一つの、ハンガー7で物語が進みます。そこは、ファッション・ショーのステージまでが揃っている華やかなオート・クチュールの会社、コンスタンツェはモデル、ブロンデはお針子として捕らわれていたのです。ところが、この「舞台」には、客席がありません。それは、このプロダクションがテレビで生中継されるためのものだったから。
 歌手たちはまるで野外フェスのようにハンズフリーのマイクとイヤモニターを装着、ステディ・カムを含めた無数のカメラが、彼らを追いかけ、それがテレビでヨーロッパ中にリアルタイムで流されたのです。なぜ飛行場?それは見てのお楽しみ。ここでしか実現不可能なサプライズな演出が、最後の最後に待ってますよ。
 

102184
(DVD)
\6300→\5890
コレギウム・ヴォカーレ1704
 グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(映画版)

  3幕 ウィーン版(1762) ラニエーリ・カルツァビージ 台本
オルフェオ…ベジュン・メータ(C-T)/
エウリディーチェ…エヴァ・リーバウ(S)/
愛の神…レグラ・ミューレマン(S)/
コレギウム1704/
コレギウム・ヴォカーレ1704/
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)/
オンドレイ・ハヴェルカ(演出)/
ズデニェク・フレミング(装置)/
アンドレア・ミルトネロヴァ(コレオグラフィ)


108103
(Blu-ray)
\6300→\5890
日本語字幕付
 チェスキー・クルムロフ城、バロック劇場/収録時間:75分/音声:イタリア語歌唱 <DVD>ステレオ2.0/DD 5.0 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:英・独・仏・西・韓・日/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層 25GB 1080i High Definition
 チェコ、南ボヘミア州の小さな都市、チェスキー・クルムロフ。街は小さいのですが、ここにある城は(街並みにそぐわないほど)大きく壮麗で、1766年に完成したバロック様式の劇場が当時のまま保存されていることで知られています。機械仕掛けの舞台装置を備え、舞台が上演される時はロウソクの灯りのみ。まさにバロック・オペラを上演するにはうってつけの劇場なのです。
 今回の「オルフェオとエウリディーチェ」は、この劇場の良さをそのまま生かしたもので、見事な映画仕立ての映像は、曲の姿を余すことなく伝えることに成功しています。例えば、二重唱の場面。実際の2人は離れたところに立っていますが、壁に投影された2人の影は、手をしっかり繋ぎあうなど、計算された映像でなくては味わえない仕掛けが随所に凝らされています。演奏については、現在、恐らく世界で3本の指に入るであろう、カウンターテナーのベジュン・メータの表現豊かな歌唱、エウリディーチェを演ずるエヴァ・リーバウの清楚な姿、そしてこれまた最近、注目度急上昇中のチェコの新進ピリオド楽器アンサンブル、コレギウム1704と指揮のルクスによる瑞々しい演奏。まさにグルック(1714-1787)生誕400年を記念するにふさわしい名演の誕生です。
 グルックの代表作「オルフェオとエウリディーチェ」は、もともとはギリシア神話の「転身物語」を原作としたもので、夫婦の変わらぬ愛を丁寧に描いた感動の作品です。1762年のウィーン版というのは、このオペラの最初の形であり、主役のオルフェオはカウンターテナーが演じますが、1774年にパリのオペラ座で上演される際は、当時のパリでカウンターテナーが好まれなかったこともあり、アルトで歌うように改編され、また、誰もが知っている「精霊の踊り」もパリ版で追加されたため、ウィーン版であるこのアルバムでは演奏されることはありません。
 


108106
(Blu-ray)
\6300→\5890
2012年 ハンブルク州立歌劇場
 プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」

  3幕 ジョン・ルーサー・ロング原作、
    ルイージ・イッリカ&ジュゼッペ・ジャコーザ 台本
蝶々さん(蝶々夫人)…アレクシア・ヴルガリドゥ(ソプラノ)/
スズキ…クリスティーナ・ダミアン(メゾソプラノ)/
ケイト・ピンカートン:ピンカートンのアメリカ本国での妻…イダ・アルドリアン(メゾソプラノ)/
ベンジャミン・フランクリン・ピンカートン…テオドール・イリンカイ(テノール)/
シャープレス:領事…ラウリ・ヴァサール(バリトン)/
ゴロー…ユルゲン・ザッハー(テノール)/
ヤマドリ公爵…ヴィクトール・ラド(バリトン)/
勅使…トーマス・フローリオ(バリトン) 他/
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団/
ハンブルク州立歌劇場合唱団/
アレクサンダー・ジョエル(指揮)/
ヴィンセント・ブッサール(演出)/
クリスティアン・ギュンター(合唱指揮)/
ヴァンサン・ルメール(装置)/
クリスティアン・ラクロワ(衣装)/
グィド・レヴィ(照明)
日本語字幕なし
 2012年 ハンブルク州立歌劇 ライヴ収録/収録時間:137分/音声:イタリア語歌唱 ステレオ2.0/字幕:英・独・西・伊・韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/単層 25GB 1080i High Definition
 日本人なら一度は聴いておきたいプッチーニ(1858-1924)の「蝶々夫人」。
 “時代錯誤である”とか“正しい日本の姿を反映していない”とか、どんな演出でも何かしらの突っ込みどころのある作品ではありますが、ここで描かれている物語は普遍のストーリーを持つものであり、ひたすら愛しい人を待つ女性の心理を的確に描いた悲恋物語として永遠に語り継がれるものでしょう。
 この映像は2012年にハンブルクで行われた舞台を収録したものです。主役の蝶々さんは若手ソプラノ、アレクシア・ヴルガリドゥが演じ、この役にスタイリッシュで現代的な肉付けをしています。
 ピンカートン役はルーマニアのテノール、イリンカイが演じることで、本来冷徹な男であるはずのピンカートンに、苦悩の影が強く宿ったのでした。
 注目の演出家ブッサールの構築した世界観と、名デザイナー、クリスティアン・ラクロワが衣装を担当したことでも話題となったこの舞台、指揮者アレクサンダー・ジョエルの紡ぎ出す音楽も相俟って丁寧に纏められた美しい世界が広がっています。 
 


101675
(DVD)
\3900→\3590
フリードリヒ・グルダ
 1.チェロと吹奏楽のための協奏曲/
 2.自身のための協奏曲(ピアノと管弦楽のためのソナタ・コンチェルタンテ)…世界初演
ハインリヒ・シフ(チェロ)/
ミュンヘン・フィルハーモニカー/
ヤーノシュ・ダルヴァス(ヴィデオ・ディレクター)
1988年 ミュンヘン ピアノの夏 ライヴ収録/収録時間:76分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 天才ピアニスト、フリードリヒ・グルダ。彼の才能はクラシック作品の演奏だけに留まるものではなく、ジャズの分野でも非常に高く評価されていたのはご存知の通りです。また作曲にも力を入れ、ユニークな曲をいくつか書き上げたことでもしられています。
 この「チェロ協奏曲」はその最たるものであり、ここでも演奏しているチェリスト、ハインリヒ・シフの委嘱による1980年に作曲されました。録音年代だけを見て「現代音楽」にカテゴライズされていたこともありますが、実際にこの曲を聴いてみると、その魅力的な姿に感動せざるを得ないでしょう。
 「チェロと吹奏楽のため」と題されていますが、実際にはドラムセットやギターが加わった楽器編成であり、曲もコンテンポラリーとジャズ、民族音楽までがミックスされた破天荒なもの。途中に挿入された「凄すぎるカデンツァ」も聴きものですが、何といっても全体を覆う「ゆるい雰囲気」がたまりません。
 グルダ自身が指揮をしていますが、彼は大したことをするわけでもなく、生暖かく見守っていると言った感じでもあります。
 世界初演である「自身のための協奏曲」は彼が敬愛するモーツァルトを思わせる軽やかなメロディで幕を開け、時にはピアノの中の弦を直接はじき、ノリノリのジャズになり、とにかく盛り上がって終わります。グルダ好きにはたまらない映像であり、グルダを知らない人にもオススメしたい映像です。
 


102190
(DVD)
\3900→\3590
フリードリヒ・グルダ 〜ショパン、そしてその向こうに……
 Featuring:リンペ・フックス 映像ディレクター…ヤノシュ・ダルヴァス
 《フリードリヒ・グルダ・ソロ「Chopin Pour Ma Douce-
   私の優しい女性(ひと)のためのショパン」》
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  夜想曲 第17番 ロ長調 Op.62-1/
  舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/
  24の前奏曲 Op.28より第3.4.7.9.10.13.15.21.24番/
  子守歌 変ニ長調 Op.57/
 《フリードリヒ・グルダ&リンペ・フックス
   「Consonanza Personale-個人的な協和の音」》
   Invocation and Visit of the Shadow-影の始まりと訪れ/
   Night Magic and Dance-夜の魔法と踊り/
   The Shadow Overcome-影の克服/
   Beyond-その向こうに/アンコール
フリードリヒ・グルダ
日本語字幕なし
 1986年 ミュンヘン・ピアノの夏 収録/収録時間:70分+36分(ヨアヒム・カイザーとのインタビュー:1986年)/音声:ステレオ2.0/字幕(インタビューのみ):独(オリジナル).英.仏/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 1980年に行われた2つのライブ。最初に置かれたのがショパンの作品集。この頃ショパンばかり弾いていた(付き合っていた女性の影響?)と言われるグルダらしい、強烈な思いが伝わってくるユニークな演奏です。「個人的な協和の音」で共演しているリンペ・フックスは、フリー・ジャズの分野で有名な女性。彼女の夫パウルもミュージシャンであり、一時期はグルダを交え、3人で演奏に興じていたのでしょう。
 しかし、ここでの2人の様子は単なる友人を越えた親密な関係に思えます。だって、ここまで即興演奏で息が合うなんて……。
 ボーナスとして収録されているインタビューもとても興味深いものです(残念ながら日本語対訳はありません)。
 

100391
(DVD)
\6300
プロコフィエフ:歌劇「炎の天使」
 5幕 ワレリー・ブリューソフ原作、作曲家による台本
レナータ…ガリーナ・ゴルチャコーワ(ソプラノ)/
ルプレヒト:騎士…セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)/
宿屋の女主人…エフゲーニヤ・ペルラソーワ=ヴェルコヴィッチ(メゾ・ソプラノ)/
ポーター…ミハイール・キット(バス)/
女占い師…ラリッサ・ジャチコーワ(メゾ・ソプラノ)/
ヤコブ・グロック…エフゲーニ・ボイツォフ(テノール)/
ネッテスハイムのアグリッパ…ウラジーミル・ガルーシン(テノール)/
マティアス…ユーリイ・ラプチェフ(バリトン)/
医者…ヴァレリー・レーペジ(テノール)/
メフィストフェレス…コンスタンチン・プルージュニコフ(テノール)/
ファウスト…セルゲイ・アレクサーシキン(バス) /
客…エフゲニ・フェドートフ(バス) 他/
マリインスキー歌劇場管弦楽団&合唱団/
マリインスキー歌劇場アクロバティック・トゥループ/
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮/
デヴィッド・フリーマン(演出)/
デヴィッド・ロージャー(舞台デザイン)/
ウラディーミル・ルカセヴィチ&スティーブ・ウィトソン(照明)
日本語字幕なし
 1993年 サンクトペテルブルク,マリインスキー劇場 ライヴ収録/収録時間:124分/音声:ロシア語歌唱 ステレオ2.0/字幕:英・仏・独・西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 さすらいの旅を続けていた騎士ルプレヒト。久しぶりに祖国に帰り、宿屋に泊ると、隣の部屋から恐怖におののく叫び声が聞こえてきます。悲鳴を上げていたのは若い少女レナータ。彼女は「私には悪霊がついている」といい、それを振り払うために苦しんでいるのでした。ルプレヒトは彼女から魔物を祓い、正気に戻ったレナータは、自分と炎の天使マディエリとの不思議で妖しい関係を語り始めるのです。マディエリが姿を変えた(と彼女が信じる)伯爵に捨てられたレナータ。彼女が必死に伯爵を探す姿に感銘を受けたルプレヒト。そして宿屋から彼女を追い出したい宿屋の女主人。その周囲をさまよう白塗りの悪霊たち(これは彼女の目にしか見えていない設定)。物語の途中には、あの有名なファウストやメフィストフェレスたちも現れて、不気味な雰囲気は最終幕まで続き、最後は阿鼻叫喚の世界が展開します。
 一人の女性の神秘体験が、多数の女性たちに伝播し、周囲の男たちの運命までもくるわせてしまうというこの物語。このオペラはソヴィエト社会主義国家の圧政の元に書かれており、様々な解釈が可能です。しかし、この上演は、ストーリーをかなり忠実に映像化し、頽廃的で奇怪な世界を目の当りに見せてくれるものとして仕上がっています。
 レナータの心の中に潜む悪霊は、白塗りのダンサーたちによって視覚化され、つねに彼女の周囲をうろついています。全体に裸体が多く出現しますが、これも許容範囲内・・・と言えるものでしょう。
 現代ではもっと過激な演出がありますから。しかし、この映像が収録された1993年の時点では、非常にセンセーショナルなものであり、同年、この歌劇が日本で上演された時にも大きな話題になったものです。もちろんゲルギエフの指揮、歌手たちについては、全く申し分ありません。
 

100403
(DVD)
\6300
オッフェンバック:歌劇「地獄のオルフェ」
 2幕4場 エクトル・クレミュー 台本
オルフェオ…アレクサンドル・バディア(テノール)/
エウリディーチェ…エリザベート・ヴィダル(ソプラノ)/
ジュピター…デール・デュジング(バリトン)/
プルトン/アリステウス…レイナルド・マシアス(テノール)/
ジョン・スティクス…アンドレ・ユング(バリトン)/
世論…デジレ・マイザー(メゾ・ソプラノ)/
ユノ…ジャクリーヌ・ファン・クヴァイユ(メゾ・ソプラノ)/
愛の神…マリー=ノエル・ド・カラタイ(ソプラノ) 他/
モネ劇場交響楽団&合唱団/
パトリック・ダヴァン(指揮)/
ヘルベルト・ヴェルニケ(演出・装置・衣装・照明)/
アンドリュー・ジョージ&シルヴィア・プランタン(コレオグラフィ)/
クサヴィエル・ツーヴァー(ドラマトゥルギー)
日本語字幕なし
  100402(PAL)新装版/1997年 ブリュッセル,モネ劇場 ライヴ収録/収録時間:120分/音声:フランス語歌唱 ステレオ2.0/字幕:英・独・仏・西/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 オッフェンバック(1819-1880)の描く奇天烈な世界を、微細に研究し、演出、装置、衣装、照明に至るまで全ての効果を計算しつくした上で、舞台を作り上げた演出家ヘルベルト・ヴェルニケ。この映像では彼の造りだした見事な舞台を存分に楽しむことができるはずです。
 このお話の粗筋は、オペラ・ファンなら知らない人はいないでしょう。あのグルックのオルフェオとエウリディーチェと根本は同じ。誤って冥界へ行ってしまった妻エウリディーチェを求めて、後を追うオルフェウス。ようやく再会できた2人を待つのは、「決して振り向いてはいけない」という試練でした。
 グルックの作品では、強い愛によって結ばれていたこの夫婦、オッフェンバックの作品になると、それがどうにも怪しい雰囲気に・・・。何しろ、オルフェオにもエウリディーチェにも他に恋人がいたりするので、この機会にできることなら別れてしまいたいと思っているのです。しかし体面があるので、とりあえず妻を迎えに行くか。と重い腰をあげるオルフェオですから、その結果は推して知るべし。そんなアブナイ物語をヴェルニケは20世紀前半の世界に置き換え、ハチャメチャにしてしまいます。地獄はなんとビアホール。体面を取り繕う紳士淑女に交じって、お掃除しているのが「世論(本音)」なのですから。あまりにも風刺が効きすぎていて大笑いできないところがご愛嬌。そんなオペラ、あなたもいかがですか?
 

101690
(DVD)
\3900
「ダンスの歴史」オン・スクリーン
 ライナー.E.モーリッツによる映像
アルヴィン・エイリー/
ピナ・バウシュ/
モーリス・ベジャール/
マシュー・ボーン/
マーゴ・フォンテイン/
マーサ・グレアム/
ジョン・ノイマイヤー/
ルドルフ・ヌレエフ/
アンナ・パヴロワ/
ローラン・プティ/
サシャ・ヴァルツ 他
日本語字幕なし
 収録時間:90分/音声:ステレオ2.0/字幕:英(オリジナル)・独・仏/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 20世紀のダンス。その進化をつぶさに眺めるためのディレクターのライナー.E.モリッツによる映像です。彼は問います。「メディアはどのように20世紀のダンスに影響を与えたか、また、20世紀のダンスはどのようにメディアに影響を与えたか?」この時代は素晴らしいダンサーや、見事な振付をテレビや映画を通じてみることができました。またそのために、演出家たちは次々と新しい工夫を凝らし、ベストな方法で観客たちを楽しませたのです。そんな「ダンスの歴史」を、名ダンサーたちの実際の映像と振付家たちのインタビューを見ながら辿ります。
 

102182
(DVD)
\3900
サシャ・ヴァルツのポートレート
 ブリギッテ・クレーマーによる映像/
 <スペシャル・フューチャー>
   快楽の園-コレオグラファー サシャ・ヴァルツ ブリギッテ・クレーマーによる映像
イェルク・イェシェル&
クリスティアン・メーラー(シネマトグラフィー)/
スヴェン・ユンゲ(サウンド&ミックス)/
シュテファン・タルノー(エディティング)/
ハンス・ペーター・クーン(音楽)
日本語字幕なし
 1992年から2007年、サシャ・バルツの初期から現在の活動を追う/収録時間:72分+59分(快楽の園)+22分(リハーサル)/音声:独・英(快楽の園)・仏 ステレオ2.0/字幕:英・仏(ポートレート)・西・露・アラビア・中・韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 サシャ・ヴァルツは、現在。ヨーロッパで最も有名かつ最もエキサイティングなコレオグラファー(振付家)の一人です。彼女の振り付けは独特であり、主題をきちんと見据えた上で、的確な動きを指定します。無論彼女一人で動くことはなく、常にダンサーとともにその仕事を作り上げていきます。そこには対話がありますが、出来上がっていくその動きこそが、彼女の関心の全てを占めています。
 2005年に彼女が振付をした、パーセルのオペラ「ダイドとイーニアス」(ARTHAUS101311)は、彼女における最重要な作品となっており、ここで新境地を開いた彼女は更に新しい世界を切り開いています。
 最近ではフランスの現代作曲家デュサパンの「メデア」と「パッション」、そして日本が誇る作曲家、細川俊夫のオペラ「松風」の演出を担当しています。
 この「松風」は、世阿弥による能の名作をもとに気鋭の若手作家ハンナ・デュブゲンがドイツ語の台本を執筆し、2010年に作曲されたもので、彼女の演出もとても好評を得ています。
 このブリギッテ・クレイマーによる映像は、2005年から現在までの彼女の姿を克明に追ったもので、彼女が世界的なキャリアを積んでいく様子が手に取るようにわかるはずです。
 

102185
(DVD)
\6300
ボリス・ブラッハー:歌劇「200 000ターラー」
 3景とエピローグ ショーレム・アレイヘム原作
シャイメーレ・ゾロカー:床屋の主人…ギュンター・ライヒ(バリトン)
エティエ・メニエ:その妻…マルタ・メードル(ソプラノ)
バイルケ:娘…ドロテア・ヴァイス(ソプラノ)
モーテル:床屋の見習い…エルンスト・ヘフリガー(テノール)
コーペル:床屋の見習い…ゲルト・フェルトホフ(バリトン)
ペルル:隣の住人…ギッタ・マイクス(メゾ・ソプラノ)
ゾロモン…トミスラフ・ヴェラリク(バリトン)
コルトゥン…エルンスト・クルコウスキ(バリトン) 他
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
ハインリヒ・ホルライザー(指揮)
日本語字幕なし
 1970年 ベルリン・ドイツ・オペラ ライヴ収録 世界初収録/収録時間:96分/音声:独語歌唱 PCM モノラル/字幕:英・独/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 戦後ドイツで活躍した作曲家たちの中でも、最も重要な働きをしたのがこのボリス・ブラッハー(1903-1975)です。彼はベルリンで数学を建築を学んだ後、作曲家に転じたというキャリアの持ち主で、その作風はジャズを取り入れたものや、「可変拍子」と呼ばれる独特のリズムを用いたものなど、新古典派よりの要素を取り入れており、前衛的でありながら、聴衆の心をつかむ親密なメロディも含まれたりと、なかなか興味深いものばかりです。
 このオペラ「200 000ターラー」は1969年の作品で、当時人気のあったショーレム・アレイヘムの短編小説をもとにして書かれています。
 平凡な床屋の主人、そして彼の周囲の人たちが、ある日、宝くじで高額当選をしたことで巻き起こる事件。これをシリアスかつユーモアたっぷりに描き出したこのオペラ。今を生きる人への寓話としても楽しめるはずです。
 時にはユダヤの雰囲気を漂わせた音楽は、常に物語と共にあり、騒々しく、また人々の心にぴったり添うものとなっています。
 オペレッタの名指揮者であり、日本にも度々訪れたホルライザーが納得の演奏をしています。
 


102188
(DVD)
\3900→\3590
カルロ・マリア・ジュリーニ:リハーサルとコンサート
 ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調
シュトゥットガルト放送交響楽団/
カルロ・マリア・ジュリーニ/
アグネス・メス(ヴィデオ・ディレクター)
日本語字幕なし
 収録時間:123分/音声:独語 ステレオ2.0/字幕:英・仏・西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 「いつも私の意図は、強要せずとも目的の人に到達しています。
結局のところ、音楽家は軍の将校ではありません。最も重要なのは人との接しかたでしょう。音楽を造るという偉大なる神秘に必要なのは、一緒に働く人々の真の友情です。全てのオーケストラのメンバーは、私の心の中に彼らと彼女らが存在していることを知っています」
…カルロ・マリア・ジュリーニ

 イタリア出身の偉大なる指揮者ジュリーニ(1914-2005)。彼はサンタ・チェチリア音楽院に学び、ヴィオラ奏者としてそのキャリアを始めました。その際、ワルターを始めとした大指揮者の指揮に直接触れ、強い影響を受けたのです。30歳を超えたあたりから指揮者として頭角を現し、1953年にはミラノ・スカラ座の音楽監督の地位に昇り詰めたのでした(ただし3年後に辞任)。その後は1969年にシカゴ交響楽団の首席客演指揮者、1973年にはウィーン交響楽団の首席指揮者を務めるなど、世界的評価を高めていきます。
 1978年にはロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督に就任し、素晴らしい音楽を次々と生み出していきますが、1984年に夫人の病気を理由に辞任。以降は活動範囲をヨーロッパに限定してしまったため、晩年の来日はありませんでした。
 そんなジュリーニ。ベートーヴェンやブラームス、モーツァルト、そしてマーラーなどの演奏が高く評価されていますが、マーラーと双璧をなすブルックナーでも孤高の名演を残しています。
 このブルックナー(1824-1896)もそんな一つの貴重な記録であり、リハーサルも含め、90年代の彼の作り上げる音楽の方向性を指し示す、極めて充実した2時間の映像です。

BR KLASSIK



900509
(2DVD)
\4600→\4190
※CD同時発売
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 カリーナ・ゴーヴァン(ソプラノ)/
ゲルヒルド・ロンベルガー(コントラルト)/
ジュリアン・プレガルディエン(テノール)/
マキシミリアン・シュミット(テノール)/
マイケル・ネイジ(バリトン)/
カール・マグヌス・フレドリクソン(バリトン)/
バイエルン放送合唱団/
レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊/
コンチェルト・ケルン/
ペーター・ダイクストラ(指揮)
録音 2013年2月16-17日 ライヴ収録 <DVD>収録時間:163'23" /音声:ステレオ2.0/5.0 DTS/REGION All(Code:0)
 以前リリースされた「クリスマス・オラトリオ」に続くバイエルン放送合唱団とペーター・ダイクストラのJ.S.バッハ(1685-1750)作品は、名作「マタイ受難曲」。オーケストラはコンチェルト・ケルンで、福音史家は若きテノール、ジュリアン・プレガルディエンが務めています。
 ソリストたちの名唱もさることながら、コンチェルト・ケルンの素晴らしいアンサンブルは、「マタイ受難曲」に新たな光を当てるものであり、現代における祈りの形を全ての人に問いかけることになるでしょう。ただ聞き流すのではなく、何かを考えながら聞いてほしい名演です。

C MAJOR(映像)


71 6204
(Blu-ray)
\5400→\4990
ブルックナー:
 交響曲第8番ハ短調WAB.108(ハース版)
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
71 6108
(DVD)
\3400→\3090
 ティーレマンの壮大な音楽とゼンパーオーパーの重厚さを映像で堪能、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンのブル8がブルーレイ& DVDで登場!

 収録:2012年9月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)

 クリスティアン・ティーレマンがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、2009 年9 月にゼンパーオーパーでブルックナーの第8 交響曲を演奏したコンサート映像がブルーレイとDVD で発売されます。SACD Hybrid 盤(PH10031)とLP 盤(KKC1043)で既に発売され、大変話題となった演奏会です。
 2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者となったティレーマン。この演奏会は、就任前の2009 年に本拠地ゼンパーオーパーで行われました。
 「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」として、期待を一身に背負うクリスティアン・ティーレマンは、日ごろからブルックナーへの熱い思いを語っていると715108)の映像で、その良好な関係から生まれる絶妙な音楽は実証済み。
 じっくりと遅めのテンポを基調に途方もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的なこのオケの味わい、ゼンパーオーパー特有の憂いを帯びた響きは格別です。
 ティーレマンの風格ある音楽作りとゼンパーオーパーの重厚で華麗な雰囲気、そしてそれを見事に捉えた映像美も、この演奏を楽しむのに大きな役割を果たしています。
 
71 5704
(Blu-ray)
\5400
「ジュリエットとロミオ」
 スウェーデン・ロイヤル・バレエ団
スウェーデン・ロイヤル・バレエ団
ジュリエット:木田真理子
ロミオ:アンソニー・ロマルジョ
キャピュレット公:アルセン・メーラビャン
キャピュレット夫人:マリー・リンドクヴィスト
ヴェローナ太守:ニクラス・エック
乳母:アナ・ラグーナ
マキューシオ:ジェローム・マルシャン
スウェーデン王立歌劇場管弦楽団
アレクサンドル・ポリャニチコ(指揮)
ベンクト=オーケ・ルンディン(ソロ・ピアノ)
セミ・スタールハンメル(コンサートマスター)

71 5608
(DVD)
\3400
 マッツ・エック17年ぶりの全幕バレエ新作「ジュリエットとロミオ」世界初演のジュリエット役は木田真理子

 振付:マッツ・エック
 舞台&衣裳:マグダレーナ・オーベリ/照明:リーナス・フェルボム/映像監督:トーマス・グリム
 収録:2013 年スウェーデン王立歌劇場
 (Blu-ray) 画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA 5.1、PCM ステレオ、リージョン:All、108mm
 (DVD) 画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1、PCM ステレオ、リージョン:All、108mm

 スウェーデンの鬼才振付師マッツ・エックの17 年ぶりの全幕バレエ新作「ジュリエットとロミオ」。2013 年5 月24 日スウェーデン王立歌劇場で初演され、2000 年ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラシップ賞を受賞し、現在スウェーデン・ロイヤル・バレエ団に所属している木田真理子がジュリエット役を務めました。
 音楽はプロコフィエフではなく、チャイコフスキーを使用。マッツ・エック氏はその理由を以下のように述べています。「この作品はプロコフィエフの音楽で頻繁に上演されておりよく知られています。また舞台での可能性もあらゆる手を尽くされたと感じました。チャイコフスキーは他のバレエ音楽に代表されるように、バレエ音楽に限らずダンサーにとって非常に踊りやすい音楽であります。例えば、交響曲第5 番の緩徐楽章は、バルコニーの感情表現にぴったりであるし、ピアノ協奏曲第1 番の雄大な序奏はヴェローナ太守の不幸な選択を暗示し、組曲第3 番の「主題と変奏」はロミオとマキューシオの心理を上手く描写してくれる。
 そして弦楽四重奏曲第1 番の「アンダンテカンタービレ」は寝室のパ・ド・ドゥに、クライマックスではマンフレッド交響曲の悲壮感が恋人たちの悲劇をより一層強調します。」
 マッツ・エックの振付の特徴は古典の新解釈という点にあります、今回も斬新なアイデアをふんだんに盛り込んでいます。彼は2011 年起こった“アラブの春”の象徴的な出来事であったチュニジアの露天商であったモハメド・ブアジジの事件を重ね合わせ、ロミオとジュリエットの死を引き起こしたのは社会や家族の構造だという解釈を展開しています。そしてその解釈は斬新であるだけでなく、踊りと音楽がしっくりと溶け合い必ず聴衆の感動を生むということもマッツ・エックの特筆すべき点であります。
  

COLUMNA MUSICA(映像)

※PAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。

1CM 0211
(DVD PAL)
\2500
【未案内旧譜】
ジュアン・ギンジュアン(1931-)/
 ジュゼプ・マリア・カルナデイ(1934-2003)台本:オペラ「ガウディ」(1989-1992)
ロバート・ボーク(バリトン:ガウディ)
ビセンテ・オンブエナ(テノール:アレシャンドレ)
エリザベテ・マトス(ソプラノ:ロザ)
フランシスコ・バス(テノール:マテウ)
ステファノ・パラッチ(バス:ジュゼプ)
リセウ大劇場合唱団
ウィリアム・スポルディング(合唱指揮)
リセウ大劇場交響楽団
ジュゼプ・ポンス(指揮)
マヌエル・ウエルガ(演出)

収録:2004年11月10日、ライヴ、リセウ大劇場、バルセロナ、スペイン
 PAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。

 

1CM 0272
(DVD PAL)
\2500
【未案内旧譜】
ハイドン(1732-1809):十字架上のキリストの最後の七つの言葉(弦楽四重奏版)Hob.XX:1b アルムス弦楽四重奏団
 マヌエル・デ・フアン(第1ヴァイオリン)
 ビセンテ・アントン(第2ヴァイオリン)
 オクダビオ・デ・フアン(ヴィオラ)
 フランシスコ・パストル(チェロ)
ギリェルモ・ドミンゲス・レオンセギ神父(福音書朗読)

収録:2009年3月20日、ライヴ、下の(または受難の)礼拝室、サンタ・クエバ礼拝堂、カディス、スペイン
 PAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。


DYNAMIC(映像)


DYNDVD33764
(DVD)
\3000
ジャコモ・プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 トゥーランドット姫…ダニエラ・デッシー(ソプラノ)/
中国の皇帝アルトゥーム…マッシモ・ラ・グァルディア(テノール)/
ティムール…ラマス・チクヴィラーゼ(バス)/
カラフ…マリオ・マラニーニ(テノール)/
リュー…ロベルタ・カンツァン(ソプラノ)/
ピン…フランチェスコ・ヴェルナ(バリトン)/
ポン…マヌエル・ピエラッテッリ(テノール)/
パン…エンリコ・サルシ(テノール)/
ペルシアの王子…パスクァーレ・グラツィアーノ(テノール)/
役人…ファブリツィオ・ベッジ(バリトン) 他/
カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団&合唱団 /
ドナート・レンツェッティ(指揮)/
ジュリアーノ・モンタルド(演出)/
ルチアーノ・リッチェリ(装置)/
エリザベッタ・モンタルド・リッチェリ(衣装)
収録 2012年12月 ジェノヴァ/収録時間:125分 イタリア語歌唱/音声:ステレオ2.0/DD 5.1/字幕:仏・英・独・西・伊・韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)
 プッチーニ(1858-1924)の歌劇作品の中でも、最も人気の高いのがこのトゥーランドットです。
 「誰も寝てはならぬ」などの名アリアを含む煌びやかな音楽はもちろんのこと、異国情緒たっぷりの壮大な舞台・・・など、演出や衣装、装置などに様々な工夫を凝らすことができる作品として知られています。
 この舞台は名映画監督ジュリアーノ・モンタルドが演出を担当。全ての人が満足できる壮麗な舞台となっています。
 トゥーランドットを歌うのはベテラン、ダニエラ・デッシー。氷の心を持つ美女をとことん追求した強靭な声と演技が魅力的です。カラフ役のマラニーニもベテラン中のベテラン。安心して楽しめる歌唱です。全ての人にオススメできる映像です。

EURO ARTS(映像)


20 59824
(Blu-ray)
\4700
バレエ「チャップリン」/ 振付:マリオ・シュレーダー
 【音楽】
  ジョン・アダムズロラパルーザ
   レオンカヴァッロ:オペラ「道化師」より序曲
   シュニトケ:合奏協奏曲第1番より終楽章
   ヴァスクス:交響曲第1番「声」より沈黙の声
   チャップリン:「モダンタイムス」より序曲/ゴールドラッシュ・ワルツ
   ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
   チャップリン:花売り娘/スマイル
   ヘンツェ:交響曲第2番より第2楽章
   アイヴズ:
    ストックブリッジのフーサトニック河/
    ニュー・イングランドの3つの場所
   ジョン・アダムズ:ザ・チェアマン・ダンス
   ワーグナー:ローエングリンより序曲
   ブリテン:「ピーター・グライムズ」より嵐
   バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11
ライプツィヒ・バレエ団
マティアス・フォレムニー(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
映像監督:ソニア・パラモ
チャップリン:テイラー・ガルスター
放浪者:アメリア・ウォーラー
母親:ウラニア・ロボ・ガルシア
父親:アレクサンダー・トイチャー
ミルドレッド:ヴァネッサ・シールド
ポーレット:イシス・カーリル・デ・アルブケルケ
ウーナ:ロミー・アーヴェマルク
独裁者:オリヴィエ・プライス

20 59828
(DVD)
\2900
 あの天才チャップリンの生涯がバレエに!ライプツィヒ・バレエ団の人気演目が映像化!

 (Blu-ray)画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS HD Master Audio5.1、リージョン:All、字幕:英、独、仏、100mm
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS 5.1、DD5.1、リージョン:All、字幕:英、独、仏、100mm

 ライプツィヒ・バレエ団の人気演目「チャップリン」が映像化されました。ライプツィヒ・バレエ団のダンサーとして活躍したのち、振付師に転向したマリオ・シュレーダーの作品。
2010 年10 月30 日のプレミエ以降4 シーズンも上演されてきたプログラムで、プレミエの際は、15 分間もスタンディング・オベーションが止まらず、観客は大興奮し、当日会場に招かれていたチャップリンの娘ジェラルディン・チャップリンも舞台にあがり、成功を祝福しました。
 チャップリンを題材にしたバレエといえば、巨匠振付師ローラン・プティがチャップリンの名作映画をルイジ・ボニーノのために振りつけた「ダンシング・チャップリン」がありますが、本作品はチャップリンの生涯を、両親、ミルドレッド、ポーレット、ウーナら妻たちなどチャップリンに関係のある人物を登場させ、チャップリンの本当の姿を描いています。そして舞台芸術も担当するポール・ゾラーが選曲した、ジョン・アダムズ、バーバー、ブリテン、そしてチャップリン自身の音楽を挿入し、現代最高峰の技術を持つライプツィヒ・バレエ団のダンサーたちのカラフルで華やかな踊りで繰り広げられます。
 またバレエ作品の名手である映像監督ソニア・パラモの個性的な映像も必見です。
 
20 59724
(Blu-ray)
\4700
ドリーブ:バレエ「コッペリア」/
 マドリード・ヴィクトル・ウリャテ・バレエ団
コッペリア:ゾフィー・カッセグレイン
コッペリウス博士:イエスター・ミュレンス
フランツ:クリスティアン・オリヴェーリ
スペクトラル・ディーヴァ:ジェンジャ・ユ
ベティ:レイレ・カストレサーナ
ロージ:アルビア・タピア
アンドレイナ:ザラ・カレロ
D.J.:ドリアン・アコスタ

20 59728
(DVD)
\2900
 アンドロイドのコッペリアが登場!スペインの奇才エドゥアルド・ラオによる近未来的コッペリア高い技術を持つカンパニー、マドリードのヴィクトル・ウリャテ

 音楽:レオ・ドリーブ/原作:E.T.A.ホフマン「砂男」/総監督:ヴィクトル・ウリャテ/振付&芸術監督:エドゥアルド・ラオ/映像監督:ソニア・パラモ
 収録:ヴェルサイユ王立オペラ歌劇場/(Blu-ray)画面:16:9、音声:PCM ステレオ、88mm、リージョンAll/(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、88mm、リージョンAll

 スペイン、マドリードにあるヴィクトル・ウリャテ・バレエ団。ヴィクトル・ウリャテは、ABT で活躍したアンヘル・コレーラやミュンヘン・バレエ団のルシア・ラッカラ、そして英国ロイヤル・バレエ団で活躍したタマラ・ロホらを輩出したカンパニーです。柔軟性や身体能力に優れたダンサーが多く在籍する技術レベルが高いバレエ団として定評があります。
この映像は、2006 年に初演されたヴィクトル・ウリャテ・バレエ団の芸術監督である、エドゥアルド・ラオが振付を担当した新作「コッペリア」です。
 「コッペリア」は、E.T.A. ホフマンの物語「砂男」を題材にドリーブが作曲したバレエの名作の一つ。人形作り職人の老人コッペリウス博士が作ったからくり人形の少女コッペリアの物語です。この古典的名作「コッペリア」をスペイン、アンダルシアの奇才エドゥアルド・ラオがネオ・クラシック・バレエを織り交ぜた現代版の作品を見事作り上げています。
 ストーリーは、人工頭脳を研究するコッペリウス博士が、人間のような振る舞いのできる女性アンドロイド“コッペリア”を創りあげようと取り組んでいました。コッペリウス博士の研究室で働いていた青年フランツは、このアンドロイドに恋をします。しかしコッペリアは人間の感情を持っていなかったので、スペクトラル・ディーヴァという聖霊の女神が“機械仕掛けの神” により彼女に人間の心を植え付け、青年フランツと一緒に暮らすことを望むようになります。しかし感情を持ったことにより、彼女に金銭的な利益を見出したコッペリウス博士とフランツの間でコッペリアの心は揺れ動くことになるが。。。といった展開で、オリジナルにあるスワニルダなどは出てきませんが、コッペリアがアンドロイドであったり、DJ が登場したりと現代的なユーモラスな配役を交え、近未来的なセットと衣装、そして人間と機械の動きの違いを鮮やかで巧みな踊りで魅せてくれます。
 


20 59558
(DVD)
\4100→\3790
「マーラーマニア」
 マーラー:
  交響曲第1番から
  交響曲第2番「復活」−原光
  交響曲第4番から
  交響曲第5番−アダージェット
  「大地の歌」−告別
  「さすらう若人の歌」−
   私の愛する人が結婚式を挙げる時,彼女の二つの青い目が
  「子供の不思議な角笛」−
   たくましい想像力,自惚れ,死んだ少年鼓手,
   トランペットが美しく鳴り響く所
  「亡き児を偲ぶ歌」−
   お前の母さんが戸口から入って来る時,
   私はしばしば考える、子供たちはちょっと出かけただけだと
   私はこの世に忘れら
カタリーナ・プラディッチ(Ms)
ジーモン・パウリ(Br)
イオアニス・アヴァコウミディス(演技)
アンネドレ・クライスト(演技)
アンナ=ルイーゼ・レッケ(演技)
パトリック・ショット(演技)
フランク・ウィリアムズ(演技)
モーリッツ・グナン(指)
ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団団員
 マーラーの音楽を使った舞台「マーラーマニア」ニコ・アンド・ザ・ナヴィゲーターズとベルリン・ドイツオペラの野心的舞台!

 ニコ・アンド・ザ・ナヴィゲーターズ[ニコラ・ヒュンンペル(演出),オリヴァー・プロスケ(舞台),フラウケ・リッター(衣装)]
 収録:2012年12月、ベルリン/リージョンAll、NTSC、16:9、100 分、PCM Stereo /Dolby Digital 5.1 /DTS 5.1

 ベルリン・ドイツオペラのユニークな舞台「マーラーマニア」がDVD になりました。「マーラーマニア」はマーラーの交響曲や歌曲をもちいた舞台で、主人公はマーラーの妻アルマ。彼女を中心に、マーラーはもちろん、アルマの不倫相手とされる建築家ヴァルター・グロピウスなどが登場、必ずしも事実にこだわらず芸術作品として仕立てられています。制作を担当したニコ・アンド・ザ・ナヴィゲーターズは、1998 年にニコラ・ヒュンンペルとオリヴァー・プロスケによって創立されたグループで、ベルリンを拠点に活躍しています。
 カタリーナ・プラディッチはセルビアのプロクプリェ生まれのメッゾソプラノ。2002 年にデビュー、近年はベルリン・ドイツオペラをはじめとするドイツやスペインの劇場で活躍しています。ジーモン・パウリは、日本ではなぜか英語読みのサイモン・ポーリーの表記が主流になっていますが、ケルン生まれ、バイロイト育ちのドイツ人のバリトンです。1996 年にデビュー。ベルリン・ドイツオペラでは脇役から主役まで幅広く手掛け、中でもモーツァルト《魔笛》のパパゲーノを頻繁に歌っています。指揮のモーリッツ・グナンは1982 年、テュービンゲン生まれの若い指揮者。現在ベルリン・ドイツオペラの音楽総監督の助手を務めています。
 


20 59848
(4DVD)
\6000→\5390
DVD1 世界のピアニスト/ローランド・ペンティネン【リスニング・トゥー・ユアセルフ】
 ・クープラン:神秘なバリケード
 ・ラモー:ガヴォットと変奏曲
 ・ブゾーニ:アルバムブラット/悲歌集より「トゥーランドットの居間」、「夜のワルツ」
 ・サーリアホ:前奏曲/バラード
 ・ショパン:バラード第4 番
 ・アルベニス:イベリアより「ロンデーニャ」、「トリアーナ」
 ・ラフマニノフ:幻想的小品集より「セレナーデ」
 ・ラヴェル:鏡より「悲しい鳥たち」
 【特典映像:ペンティネン・インタビュー】
   ローランド・ペンティネン(P)  収録:2007 年7 月2 日(ルール・ピアノフェスティヴァルでのライヴ)

DVD2 世界のピアニスト/マルク=アンドレ・アムラン【ノー・リミッツ】
 ・ハイドン:ピアノ・ソナタ第31番 ホ長調
 ・ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 ・ドビュッシー:前奏曲第2集
 ・アムラン:練習曲第7番(チャイコフスキーによる)
 ・ガーシュウィン:Do Do Do,LIZA
 【特典映像:アムラン・インタビュー】
   マルク=アンドレ・アムラン(P)  収録:2007 年6 月29日 エッセン、フィルハーモニー(ライヴ)

DVD3 世界のピアニスト/ボリス・ベレゾフスキー【チェンジ・オブ・プランズ】
 ・ベートーヴェン:ディアベッリの主題による変奏曲 Op.120
 ・メトネル:2つのおとぎ話より「騎士の行進」、「鐘」、「妖精のおとぎ話」
 ・メトネル:4つのおとぎ話よりOp.34-2、ヘ短調 Op.26-3、嬰ハ短調 Op.35-4
 ・メトネル:6つのおとぎ話よりニ短調 Op.51-1、イ短調 Op.51-2
 ・ダフィズ・ルウェリン:Improvisation on "Change of Plans"
 ・ゴドフスキー:古きウィーン
 ・リャードフ:前奏曲 Op.40-3、 Op.46-3、Op.53-3
 【特典映像:ベレゾフスキー・インタビュー】
   ボリス・ベレゾフスキー(P)  収録:2006 年7月14日 エッセン、フィルハーモニー(ライヴ)

DVD4 世界のピアニスト/ピエール・ローラン・エマール【ノット・ジャスト・ワン・トゥルース】
 J.S.バッハ:「フーガの技法」から
  12度のカノン(2声)、コントラプンクトゥス3、コントラプンクトゥス4、反行と拡大によるカノン (2声)、
  コントラプンクトゥス 12-1 (転回形)、コントラプンクトゥス 12-2 (転回形)、コントラプンクトゥス 10
 エリオット・カーター:マトリビュート、「2 つのディヴァージョン」から第1、2番、カテネール
 ジョージ・ベンジャミン:『シャドウラインズ』から第1、2、3、4、5、6番
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
 【特典映像:エマール・インタビュー】
   ピエール=ロラン・エマール(P) 収録:2008 年3 月5 日バイエルン芸術アカデミー
 「レガート」世界のピアニスト〜エマール、ベレゾフスキー、アムラン、ペンティネン

 DVD1 本編75分、特典30 分、画面:カラー、16: 9、音声:PCMステレオ、ドルビー・デジタル 5.1、DTS 5.1、字幕:英独仏西、NTSC、Region All
 DVD2 本編90 分、特典30 分、画面:カラー、16: 9、音声: PCMステレオ、DD 5.1、DTS 5.1、字幕:英独仏西、NTSC、Region All
 DVD3 本編103分、特典33分、画面:カラー、16: 9、音声: PCMステレオ、DD 5.1、DTS 5.1、字幕:英独仏西、NTSC、Region All
 DVD4 本編75分、特典30 分、画面:カラー、16: 9、音声:PCM Stereo、DD5.1、DTS5.1、字幕:英独仏西、NTSC、Region All

 有名な映像監督ヤン・シュミット=ガレが、エマール、ベレゾフスキー、アムラン、ペンティネンの現代を代表する4 人のピアニストを取り上げたシリーズ「世界のピアニスト」。
自身の音楽性に耳を澄ませ、繊細なタッチから生みだされる美しい音楽が魅力のスウェーデンのピアニスト、ローランド・ペンティネン。ピアノ演奏の限界を超える超絶技巧で人々を驚愕させるマルク=アンドレ・アムラン。力強さと類まれなるテクニックを持ち、豊かな音楽性で人々を魅了するロシアのピアニスト、ボリス・ベレゾフスキー。自身を音楽の通訳者と称し、古典から現代音楽まで作品を深く探求し続けるピエール=ロラン・エマール。現代のクラシック音楽界の主軸であるピアノという楽器を見事自分のものにしている、現代最高のピアニストたちの素顔に迫った映像集です。
 

20 55674
(Blu-ray)
\4700
黄金の20年代〜伝説の音楽/マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラ
 1. Annabel/2. Eine Liebelei/3. Hab keine Angst vor dem ersten Kuss/
 4. Herr ober, zwei Mokka/5. J'atttendra/6. Unter den Pinien von Argentinien/
 7. Schone Isabella von Kastilien/8. In einer kleiner Konditorei/9. Der kleine Fluss/
 10. Vivere/11. Unter einem Regenschirm am abend/
 12. Komm, lass uns einen kleinen Rumba tanzen/13. Paddlin' madelin' home/
 14. Am Amazonas/15. Cheek to cheek/16. Klonen kann sich lohnen/
 17. Kein Schwein ruft mich an/18. Roter Mohn/
 19. Ich lass mir meinen Korper schwarz bepinseln/20. Blume von Hawaii/
 21. Man darf bei Madels nicht schuchtern sein/
 22. Amalie geth mit 'Nem gummi-Kavalier/
 23. Bei dir war es zimmer so schon/
 24. Flor de umuri/25. Over m shoulder/
 26. Ich suche eine, die mir allein gehort/
 27. Die Nacht ist nicht allein zum schlafen da/
 28. Dort tanz Lu-Lu/29. Mein kleiner gruner Kaktus/
 30. Ein Freund, ein guter Freund/
 31. Dream a little dream/32. ou are the cream/
 【特典映像】
  マックス・ラーベが語るニューヨーク、ローマ、日本/中国、ベルリンの「フォト・アルバム」と感想
マックス・ラーベ&
パラスト・オーケストラ
 1920 年代のドイツ大衆音楽を歌い続けるマックス・ラーベ&パラスト・オーケストラBlu-ray で再登場!

 収録:2006年8月ヴァルトビューネ音楽祭(ライヴ)
 画面:60i 、16:9(ドキュメンタリー:SD NTSC)、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕(ドキュメンタリー):英仏独、87mm(+ドキュメンタリー20mm)

 ボーカルのマックス・ラーベと12 人のオーケストラ、「マックス・ラーベ&パラスト・オーケストラ」。クラシックでもジャズでもない、第二次世界大戦前のドイツの大衆音楽を再現した異色のオーケストラ。ナチスドイツに「退廃芸術」として葬り去られた1920 年代の流行歌を、オールバックの髪型、テールコートを身にまとい、直立不動で歌うマックス・ラーベの雰囲気を観れば、あっという間に1920 年代にタイムスリップしたかのよう。彼らのパフォーマンスに魅せられたイッセー尾形の紹介で日本公演も行っています。
 この映像は毎年ベルリンで行われているヴァルトビューネ音楽祭のライヴ映像と大成功を収めたニューヨーク、ロサンゼルス、上海、東京、ローマ、パリ、モンテカルロ、モスクワ、アムステルダムで行った世界ツアーの模様が収録されています。
 

20 01764
(Blu-ray)
\4700
ヨーロッパコンサート・1991・フロム・プラハ
 モーツァルト:
  歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜序曲&「ドンナ・アンナのアリア」
  交響曲第29番イ長調K.201
  演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」K.505
  交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385
  【特典映像】インタビュー
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
シェリル・ステューダー(ソプラノ)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
 アバドの指揮でスタートした記念すべき第1回ヨーロッパコンサートがブルーレイ化

 収録:1991 年5 月1 日スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)

 画面:60i 、16:9(ドキュメンタリー:SD NTSC)、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英独仏伊、原語:伊、78mm +(ドキュメンタリー:12mm)、Non-native HD Restored

 アバドを音楽監督に迎えた1991 年から、ベルリン・フィルの創立記念日である5 月1 日を記念して、ヨーロッパ各地の歴史的な建築物やホールで開かれているヨーロッパコンサートの記念すべき第1 回目の映像がブルーレイとなって発売されます。
 この年はモーツァルト没後200 年を記念して、プラハのスメタナ・ホールで行われ、オール・モーツァルト・プログラム、そして2014 年1 月惜しくも亡くなった巨匠クライディオ・アバドが指揮を振りました。ベルリン・フィルの豊かな響きを生かした、高度な機能性を十分に発揮した魅力的なモーツァルトに仕上がっています。濃厚な色彩を感じさせる一方で豪華で重々しい表現とは対極の、細緻で自然なバランス感覚抜群の演奏は独特の味わいがあります。
 また、ブルーノ・カニーノのピアノ伴奏でアメリカのシェリル・ステューダーが歌う、演奏会用アリア「心配しなくともいいのです、愛する人よ」では、ステューダーの澄み切った美声を余すところなく堪能できます。
 また、ブルーレイ化にあたって、画質、音質に細心の注意を払ってリマスターされていますが、オリジナル素材が本来のHD ではないため、再生機種によっては映像が多少乱れることがございますので、予めご了承ください。



 

20 12024
(Blu-ray)
\4700
ヨーロッパコンサート・1995・フロム・フィレンツェ
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲
 ブラッハー:パガニーニの主題による変奏曲
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品6(第1楽章)
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集作品96第8番ト短調
ズビン・メータ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サラ・チャン(ヴァイオリン)
 メータ&ベルリン・フィルを従えたサラ・チャン15 歳の超絶技巧のパガニーニ

 収録:1995 年5 月1 日ヴェッキオ宮殿(ライヴ)
 画面:60i 、16:9(ドキュメンタリー:SD NTSC)、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕(ドキュメンタリー):英仏独、87mm +(ドキュメンタリー:20mm)

 1995 年イタリア、フィレンツェのポンテヴェッキオ宮殿で行われたベルリン・フィルのヨーロッパコンサート映像がブルーレイ化されました。
 このコンサートには、天才少女としてデビューしたサラ・チャンが登場。当時15 歳だった彼女が、世界的指揮者メータとベルリン・フィルをバックにパガニーニの協奏曲を演奏し大喝采を浴びています。鮮やかなテクニック、音程の正確さ、そして何より聴衆、共演者を惹きつけ、若干15 歳でコンサート会場の雰囲気を自分のものにしている姿に圧倒されます。
 その他のプログラムも多彩で、冒頭はベートーヴェンの「フィデリオ」序曲。ゆっくりめのテンポと、ベルリン・フィルらしい響きを生かした重厚な演奏。
カラフルなオーケストレーションとジャズ風の曲想が印象的なブラッヒャーの「パガニーニの主題による変奏曲」。巨匠としての風格を漂わせた「ペトルーシュカ」、ドヴォルザークのスラヴ舞曲をアンコール曲にし、絶妙なリズムと哀愁漂う演奏で聴かせます。
 また美しいヴェッキオ宮殿の映像も見どころのひとつです。




IDEALEAUDIENCE(映像)


30 85294
(Blu-ray)
\4700
待望のブルーレイ化!
 マレイ・ペライア(P)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集

   ピアノ協奏曲
    第1番ハ長調 op.15、第2番変ロ長調 op.19、
    第3番ハ短調 op.37、第4番ト長調 op.58、
    第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
マレイ・ペライア(P)
アカデミー室内管弦楽団
サー・ネヴィル・マリナー(指)
 1988年ライヴ、ペライア、マリナー&アカデミー室内管のベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集、待望のブルーレイ化!

 収録:1988 年、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 画面:1080i 、4:3、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、176mm

 マレイ・ペライアがマリナー率いる名門アカデミー室内管と共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲収録。ペライアにとっては、あの有名なハイティンク&コンセルトヘボウ管との全曲録音を終えた2 年後の1988 年の全曲演奏会。ファンの間でも注目されていたライヴ映像で2 枚組のDVD として2009 年にリリースされましたが、今回はブルーレイ1 枚にまとまって再び登場。
 ペライアが生み出すガラスのように繊細な音の響きと、マリナーの斬新なスタイルがこれ以上ないほど聴き応えのある演奏で、セッション盤とは一味違った美しさを聴かせてくれます。ペライアは2000 年からアこのカデミー室内管の首席客演指揮者を務めています。
 


30 73984
(Blu-ray)
\5700→\4990
20世紀の名ピアニストたち
 〜クラシック・アーカイヴ コレクターズ・エディション第2集
 【グレン・グールド(1932-1982)】(157’18)
  アルケミスト(錬金術師)/ブリューノ・モンサンジョン(1974)
  第1部:隠れ家
  第2部:錬金術師
  第3部:グレン・グールド1974
 (演目)
  ・シェーンベルク:組曲作品25よりインテルメッツォ
  ・ギボンズ:ソールズベリー候のパヴァーヌ
  ・バード:ガイヤルドNo.6
  ・ウェーベルン:ピアノのための変奏曲作品27
  ・ベルク:ピアノ・ソナタ(単一楽章)作品1
  J.S.バッハ:パルティータ第6 番ホ短調BWV830(全曲演奏)
    収録:1974年カナダ、トロント、監督:ブリューノ・モンサンジョン
    グレン・グールド(P)
  (ボーナス)The Piano Revealed on Film: Trials with Glenn Gould
   (1950年代モントリオール)

 【アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ(1920-1995)】(68’37)
  ・スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K.11
  ・スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K.159
  ・ショパン:マズルカ ト短調 Op.33-1
  ・ショパン:マズルカ ロ短調 Op.33-4
  ・ドビュッシー:ラモーを讃えて(『映像』第1 巻より)
    収録:1965年1月5 日、パリ
  ・ドビュッシー:前奏曲集第1 巻(全12曲)
    収録:1978年10月22日、パリ
    アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ(P)

 【ジョルジュ・シフラ(1921-1994)】(77’32)
  ・ショパン:「英雄」ポロネーズ
  ・リスト:超絶技巧練習曲ヘ短調S.139 第10番/ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調S.244
    収録:1961年5月3日シャンゼリセ劇場、パリ
    ジョルジュ・シフラ(P)
  ・ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31/即興曲第3番変ト長調Op.51
  ・リスト:
   2つの演奏会用練習曲第2番「小人のい踊り」S.145/
   即興ワルツS.213/半音階的大ギャロップS.219
    収録:1963年9月25日ORTF、パリ
    ジョルジュ・シフラ(P)
  ・フランク:交響的変奏曲
    ジョルジュ・シフラ・ジュニア(指)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1965年11月20日ORTF、パリ
    ジョルジュ・シフラ(P)
  ・ワーグナー/リスト編:タンホイザー序曲
    収録:1954年11月3日BBCステジオ、ロンドン
    ベンノ・モイセイヴィチ(P)

 【ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)】(101’00)
  ・シューマン:アラベスク ハ長調Op.18/ 蝶々Op.2
    収録:1961年2月3 日ORTF、パリ
  ・シューマン:ダヴィット同盟舞曲集Op.6
    収録:1963年3月4 日ブザンソン国際音楽祭
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
    収録:1968年9月24日ORTF、パリ
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」/第27番ホ短調Op.90
    収録:1970年1月19日ORTF、パリ
    ヴィルヘルム・ケンプ(P)

 【アルド・チッコリーニ(1925-)】(112’01)
  ・ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
    ロベルト・ベンツィ(指)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1960 年2月14日パリ
  ・リッカルド・ピック=マンジャガッリ:オラフの踊りより「リュネール」p.33
  ・アルベニス:スペイン組曲第1 集より「カディス」
  ・メンデルスゾーン:
   無言歌集より第6 番ト短調Op.19-6/第30番イ長調Op.62-6/
   第21番ト長調Op.53-3/第34番ハ長調Op.67-4
  ・シューベルト:即興曲変ホ長調D899-2
    収録:1961 年10月26日RTF、パリ
  ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4 番ト長調Op.58
    ジョルジュ・セバスティアン(指)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1962 年7月15日RTF、パリ
  ・リスト:詩的で宗教的な調べより「祈り」S.173
  ・グラナドス:組曲ゴイェスカスより「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」
    収録:1965 年2月16日ORTF、パリ
  ・グラナドス:演奏会用アレグロOp.46
  ・シャブリエ:
   10の絵画風小品より第1番「風景」/
   第6番「牧歌」/第10番「スケルツォ・ワルツ」
    収録:1967 年1月19 日サル・ガヴォー、パリ
    アルド・チッコリーニ(P)

 【サンソン・フランソワ(1924-1970)】(126’17)
  ・ショパン:ピアノ協奏曲第1 番ホ短調 Op.11
    収録:1962 年6月17日パリ
    スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指)フランス国立放送管弦楽団 
  ・ショパン:ワルツ第11 番変ト長調 Op.70-1
    収録: 1954年8 月19日、ドーヴィル
  ・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
    収録:1964 年12月22日 パリ、サル・プレイエル
    ジョン・プリッチャード(指)フランス国立放送管弦楽団
  ・ドビュッシー:ピアノのために「トッカータ」/レントより遅く/喜びの島
    収録:1962 年1月23日、パリ
  ・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
    収録:1964 年10月24日、パリ、サル・プレイエル
    ルイ・フレモー(指)モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
  ・グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調
    ルイ・フレモー(指)フランス国立管弦楽団
    収録:1967 年6月27日、ORTF、パリ
    サンソン・フランソワ(P)

 【クラウディオ・アラウ(1903-1991)】(113’00)
  ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
    収録:1963年6月8日、ロンドン
    クラウディオ・アラウ(P)
    ジョージ・ハースト(指)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  ・シューマン: 謝肉祭Op.9
    収録:1961年6月19日、ロンドン
    クラウディオ・アラウ(P)
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
    収録:1970年、パリ
    クラウディオ・アラウ(P)
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「情熱」
    収録:1956年1月15日、ロンドン
    ソロモン(P)

 【エミール・ギレリス&アンドレ・クリュイタンス】(87’32)
  ・ラヴェル:
   「ダフニスとクロエ」第2組曲[日の出/パントマイム/全員の踊り]
  ・ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編曲)
    収録:1960年8月13日RTF、パリ
    アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立放送管弦楽団
  ・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲変ロ短調Op.23
    エミール・ギレリス(P)
    収録:1959年6月19日シャンゼリゼ劇場
    アンドレ・クリュイタンス(指)フランス国立放送管弦楽団
  ・プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28
    収録:1959年2月19日ロンドン
    エミール・ギレリス(P)

 【バイロン・ジャニス(1928-)】(51’30)
  ・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26
    収録:1963年12月28日ORTF、パリ
    ポール・パレー(指)フランス国立放送管弦楽団
  ・ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
    収録:1968年1月2日ORTF、パリ
    ルイ・ド・フロマン(指)フランス国立放送管弦楽団
    バイロン・ジャニス(P)

 【アルフレート・ブレンデル(1931-)】(51’29)
  ・ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
    収録:1970年2月27日、パリ
  ・6 つのバガテル Op.126より第2番ト短調/第3番変ホ長調
    収録:1970年2月28日、パリ
    アルフレート・ブレンデル(P)
 往年の巨匠たちの15 時間を超える名演の数々が1枚のブルーレイに!大好評企画クラシック・アーカイヴ コレクターズ・エディション第2 弾!ピアニスト編〜グールド、ミケランジェリ、シフラ、ケンプ、フランソワ、他

 画面:4:3 NTS, カラー,BW、音声:PCM ステレオ・デュアルモノ、DD ステレオ・デュアルモノ

 「クラシック・アーカイヴ コレクターズ・エディション」第2 弾はピアニスト編。第1 弾の弦楽器編と同様に「クラシック・アーカイヴ・シリーズ」として以前EMI からリリースされていた映像を中心に1 枚のブルーレイ・ディスクに収録した好企画。
 今回は、グールド、ミケランジェリ、シフラ、ケンプ、チッコリーニ、フランソワ、アラウ、ギレリス、バイロン・ジャニス、ブレンデルの20 世紀の名ピアニストたちの15 時間以上にも渡るコンサート、リサイタル、ドキュメンタリー映像を贅沢に収録し、往年の巨匠たちの個性溢れる音楽、動きや表情までを生き生きと映し出しています。
 冒頭に収録されているのは、グレン・グールドを追いかけていたフランスの映像作家ブリューノ・モンサンジョンが1974 年にカナダのトロントで制作した映像「アルケミスト」。コンサート活動から引退したグールドが久々にメディアの前に登場したことで話題となりました。それまで知られていなかった引退の真相、録音について、作曲家についてとグールドの真の姿が描かれた興味深い映像です。グールド独特のスタイルで弾く、バッハのパルティータ第6 番の全曲演奏も聴きどころです。
 聴き手を圧倒する技巧を持つジョルジュ・シフラ。この映像の見どころは何と言っても「半音階的大ギャロップ」。カメラが手の動きを映しているのですが、高速すぎる演奏で映像が追いつかないほど。ボーナス映像としてモイセヴィッチの「タンホイザー」序曲も収録されていますが、こちらも圧巻の演奏で難曲を弾き上げています。
 酒とタバコを愛し奔放な人生を送ったサンソン・フランソワ。個性的な音楽性と無限のイマジネーションで唯一無二の演奏を聴かせてくれます。
 スクロヴァチェフスキとのショパンのピアノ協奏曲第1 番は、フランソワ独特のルバートが絶妙な音楽を作り上げ、なんともエレガントに時には幻惑的に聴かせます。ホロヴィッツが認めた数少ない弟子のひとりであるアメリカ出身のバイロン・ジャニス。この映像はフランス国立放送のスタジオでの公開演奏会。幼少の頃事故で指の感覚を失った事があるとは思えない、長い指から繰り出される完璧なプロコフィエフのピアノ協奏曲第3 番は圧巻。
 2008 年に惜しまれつつ演奏活動を引退したアルフレート・ブレンデル。この映像は1970 年パリで収録されたベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」。磨き抜かれたピアノの音色、緻密な構成力、鮮やかな運指で、30 代の若き日のブレンデルの瑞々しい演奏を堪能できます。





NAXOS(映像)


2.110283
(DVD)
\2300
ティアンワ・ヤン サンクトペテルブルクでのコンサート・ライヴ
 1.チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.23/
 2.ブラームス(1833−1897):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77/
 3.イザイ(1858−1931):ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調「バラード」/
《ボーナス・トラック》
 J.S.バッハ(1685−1750):
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
ティアンワ・ヤン-楊天堝(ヴァイオリン)/
サンクトペテルブルク交響楽団/
ウラディーミル・ランデ(指揮)
収録 2011年6月8日…チャイコフスキー, 2011年6月12日…バッハ, 2011年6月17日…ブラームス&イザイ ロシア サンクトペテルブルク,カペラ・コンサート・ホール/収録時間:89分+30分(ボーナス)/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)
 ティアンワ・ヤンは北京生まれの現在最も注目されるヴァイオリニストです。4歳でヴァイオリンを始め、10歳の時に北京中央音楽院に入学、研鑚を積みます。彼女の才能にいち早く目を付けたNAXOSの総帥クラウス・ハイマンが全力でバックアップ。更にその才能に磨きをかけています。
 そんな彼女が演奏するチャイコフスキーとブラームスのヴァイオリン協奏曲。どちらも「ニ長調」の美しい響きを持ち、同じ年の1878年に作曲されながらも、その性格はくっきりと違い「繊細さと情熱を併せ持つ」チャイコフスキー、そして「荘厳で重厚な響きを持つ」ブラームスと、比較の対象にされやすいものです(ちなみにチャイコフスキーはブラームスのこの曲を酷評しています)。
 ここでのティアンワ・ヤンはエネルギッシュであり、極めて情感豊かなもの。彼女の演奏については、これまでリリースされた一連のサラサーテ作品や、メンデルスゾーン、ヴィヴァルディ、リームなどでお分かりの通り、技巧も表現も申し分ないものですが、ここでも彼女は持てる力の全てを出し切るかのような、素晴らしい演奏を披露しているのです。これは、冒頭のチャイコフスキーの序奏の部分のほんの10秒を聴いただけで実感できることでしょう。センシティブなランデの指揮のもと、くっきりとした旋律美を浮き立たせ、そこにたゆまない情感を載せていく彼女の美音。これは感動ものです。
 ブラームスでもその実力は遺憾なく発揮されており、全編、手に汗を握る緊張感と心地よさを感じられることでしょう。イザイとバッハでも彼女の違った一面を見ることができます。
 

2.110284
(DVD)
\2300
エルダー・ネボルシン 〜サンクトペテルブルクでのコンサート・ライヴ
 1.チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23/
 2.ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18/
《ボーナス・トラック》
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7
エルダー・ネボルシン(ピアノ)/
サンクトペテルブルク交響楽団/
ウラディーミル・ランデ(指揮)
収録 2011年6月8日…チャイコフスキー, 2011年6月12日…ベートーヴェン, 2011年6月17日…ラフマニノフ ロシア サンクトペテルブルク,カペラ・コンサート・ホール/収録時間:69分+29分(ボーナス)/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)
 ウズペキスタン、タシュケント生まれのピアニスト、エルダー・ネボルシン。生まれ故郷で最初の音楽教育を受け、やがてマドリードに移住。ソフィア王妃高等音楽学校でディミトリー・バシキーロフに師事します。
 第11回サンタンデール国際ピアノコンクールで優勝し、2005年にはスヴャストラフ・リヒテル国際ピアノコンクールでも優勝しています。ここでネボルシンはロシアを代表する2つの名ピアノ協奏曲を演奏しています。
 チャイコフスキーの憂愁に満ちた堂々たるパッセージもさることながら、人気曲であるラフマニノフでの煌めくような音色と、泣かせるメロディの歌わせ方など、若々しい感性と技巧が見事にマッチした、エキサイティングな曲造りとなっています。
 指揮者ウラディーミル・ランデが率いるサンクトペテルブルク交響楽団の爆発的で粘りのある音色は、この2つの作品にふさわしいものであり、輝かしいピアノの音色を存分に引き立てる魅力溢れる響きを聞かせています。
 アンコールで演奏されたベートーヴェンは、若々しさと華やかさを前面に押し出した闊達な表現が魅力的。ぐいぐいと迫ってくるかのような推進力があります。

 OPUS ARTE(映像)

OA1126D
(DVD)
\5000
「変身 METAMORPHOSIS」(全2幕)英国ロイヤル・バレエ団
アーサー・ピタ振付
 2013年3月 
 英国ロイヤル・オペラハウス、
 リンバリー・スタジオでの収録
◆特典映像◆ 
 「変身」へのイントロダクション、
 「『変身』に生命を」、
 キャスト・ギャラリー
グレゴール・ザムザ:エドワード・ワトソン
グレーテ・ザムザ(妹):ローラ・デイ
ザムザ夫人(母):ニーナ・ゴールドマン
ザムザ氏(父):アントン・スキツィピシエル
召使・コーヒー売り・夢の存在・髭の男:
 ベッティーナ・カルピ
振付・演出:アーサー・ピタ
音楽・指揮:フランク・ムーン
デザイン:サイモン・ダウ

OABD7137D
(Blu-ray)
\6000
カフカの『変身』を原作に、アーサー・ピタが、エドワード・ワトソンのために振付けた舞踏劇。
2011年に初演され、主演のワトソンにローレンス・オリビエ賞をもたらした最新の話題作がついに映像化!

 「ユニークで奇妙、時間を超えた普遍的な」物語と振付のアーサー・ピタが評するフランツ・カフカの『変身』を、バレエの舞台に具現化した今作は、2011年にロイヤル・オペラハウスの中劇場リンバリー・スタジオで初演され、ロンドンのダンスファンを熱狂させる話題作となりました。エドワード・ワトソンの驚異的な身体表現が、「虫」に変身してゆく男の残酷な物語をつむぎます。
 フランク・ムーンの音楽、サイモン・ダウの白を基調とした殺伐としたデザインが閉所恐怖症を思わせるような雰囲気を作り出し、舞台に塗りたくられた黒い液体がグレゴールの変貌の恐怖を描きます。
英批評家賞・最優秀コンテンポラリー・ダンス作品賞
サウス・バンク・スカイ・アーツ・アワード作品賞
ローレンス・オリビエ賞(主演:エドワード・ワトソン)

DVD製品仕様:収録時間 本編89分+特典8分 字幕 なし ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様 ①リニアPCM48kHz/16bitステレオ ②DTS 5.1(5.0)chサラウンド ディスク仕様 片面2層×1
Blu-ray製品仕様:収録時間 本編89分+特典8分 ディスク仕様 BD50 (片面2層) 字幕 なし  ヴィデオ仕様16:9 1080i High Definitionカラー 音声仕様 ①PCM 2.0 ②DTS-HD 5.1chサラウンド

 
OA1129D
(DVD)
\5000
「海賊」(全2幕)トゥールーズ・キャピトル・バレエ 2013
 ベラルビ台本・振付
  2013年5月 トゥールーズ・キャピトル劇場での収録
 ◆特典映像◆ キャスト・ギャラリー
音楽:
 アドルフ・アダン、
 アントン・アレンスキー、
 デイヴィッド・コールマン
 エドゥアール・ラロ、
 ジュール・マスネ、
 ジャン・シベリウス
奴隷の娘:マリア・グティエレス
海賊:ダヴィット・ガルスティアン
スルタン:渡邊峻郁
スルタンの愛人:ジュリエット・テラン
海賊の仲間:デミアン・ヴァルガス
二人の奴隷:ジュリアナ・バストス、ジュリー・ロリア
裕福な奴隷商人:エンリク・ヴィクトラン
振付・演出:カデル・ベラルビ
美術:シルヴィー・オリヴェ
衣裳:オリヴィエ・ベリオ
照明:マリオン・ユーレット  
台本:カデル・デラルビ
音楽:アドルフ・アダン、
アントン・アレンスキー、
デイヴィッド・コールマン
エドゥアール・ラロ、
ジュール・マスネ、
ジャン・シベリウス
デイヴィッド・コールマン指揮、
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団

OABD7140D
(Blu-ray)
\6000
 定番のプティバ3幕版を大改訂!
 これまでの音楽にシベリウス、アレンスキー、コールマンの音楽を加えて全2幕に生まれ変わった新しい海賊。
カデル・ベラルビ台本・振付による『海賊』の新プロダクションは、19世紀の古典バレエを大胆に、2幕仕立ての舞台に書き換えられたもの。美しい奴隷の娘と海賊の悲恋の物語は、ベラルビの手によってより鮮明に、そしてよりシンプルに生まれ変わりました。
 指揮も務めているデイヴィッド・コールマンの音楽は、アダンのオリジナルの音楽に加えマスネ、シベリウス、コールマン自身の音楽によって彩りを添え、さらにオーケストレーションを新たに施したもの。ベラルビとコールマンの強固なコラボレーションによって生み出されたその音楽は、ベラルビの舞台に生き生きとした力を吹き込んでいます。まさに現代の『海賊』の誕生といえる作品。

DVD製品仕様:収録時間 約100分 字幕 なし ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様 ①リニアPCM48kHz/16bitステレオ ②DTS 5.1(5.0)chサラウンド ディスク仕様 片面2層×1 品番 (OPUS-10271) 
Blu-ray製品仕様:収録時間 約100分 ディスク仕様 BD50 (片面2層) 字幕 なし 品番 (OPUS-10272) ヴィデオ仕様16:9 1080i High Definitionカラー POSコード 4988001-758228 音声仕様 ①PCM 2.0 価格 オープン価格(参考価格5,800円税別) ②DTS-HD 5.1chサラウンド


SIGNUM VISION(映像)



SIGDVD 011
(DVD-Video/NTSC)
\3700→\3390
ブリテン:無伴奏チェロ組曲集
 ジェイミー・ウォルトンとポール・ジョイスの対話
 無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
 無伴奏チェロ組曲第2番 Op.80
 無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
 テーマ《ザッヒャー》
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)
 プリース最後の弟子ジェイミー・ウォルトン。ブリテン無伴奏のDVDヴァージョンが登場!

 20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの最後の弟子の1人であり、1712年製のグァルネリを手に評価を不動のものとしたイギリスのチェリスト、ジェイミー・ウォルトン。
 ロストロポーヴィチのために作曲された20世紀後期イギリスにおけるチェロの難曲であり傑作、ブリテンの「無伴奏チェロ組曲集」の"DVDヴァージョン"が登場!
 イギリス、サフォーク、ブライスバークのホーリー・トリニティ・チャーチ(聖三位一体教会)を舞台として、ジェイミー・ウォルトンが研ぎ澄まされた集中力と銘器グァルネリの音色で、ブリテンの無伴奏の世界を組み立ててゆく。

キングインターナショナル(国内仕様盤)(映像)

KKC 9079
(Blu-ray)
\5238+税
※輸入盤発売済
アーノンクールの荘厳ミサ
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
マリス・ペーターゼン(ソプラノ)
エリーザベト・クールマン(コントラルト)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
ジェラルド・フィンリー(バリトン)
オランダ放送合唱団
KKC 9080
(DVD)
\3810+税
※輸入盤発売済
 優れた歌手陣を従え20年を経てのアーノンクールの荘厳ミサ

 収録:2012 年4 月19,20 日アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)
 (Blu-ray) [C-major ] 71.2704、画面:16: 9、HD、音声:DTS-HD MA5.1 / PCM2.0、字幕:独英仏西中韓日、収録時間:99分、Region All、輸入盤・日本語解説書,字幕付
 (DVD) [C-major ] 71.2608、画面:16: 9、NTSC、音声:DTS5.1 / PCM2.0、字幕:独英仏西中韓日、収録時間:99分、Region All、輸入盤・日本語解説書,字幕付

 アーノンクールの「ミサソレ」は1992 年にヨーロッパ室内管弦楽団との録音、またコンセルトヘボウ管の「ミサソレ」といえば1978 年録音のバーンスタインとの名盤があります。 世界一と称えられた名門オケと、以前の先鋭的な演奏から角の折れた奥深い音楽へと変化しつつある巨匠指揮者の、両者それぞれの歴史を経て行われた注目の演奏会です。ヨーロッパで最も権威のあるオペラ誌「オーパンヴェルト」の選ぶ年間最高歌手に2 度選出されたソプラノ、マリス・ペーターゼンをはじめ、歌手陣も大変豪華。
 冒頭の「キリエ」は、美しく穏やかで壮大な祈りが展開され、「グローリア」ではアーノンクールらしい迫力満点で高揚感に満ちた演奏。また「ベネディクトゥス」のヴァイオリン・ソロは天上的な美しさで、さすがコンセルトヘボウ管と感服です。最後の「アニュスディ」は平安への祈りで感動的に締めくくられています。アーノンクールの高い精神性と独創的なダイナミックな音楽は、改めて作品の深淵なる偉大さを感じさせる充実した演奏となっています。
 
KKC 9081
(Blu-ray)
\5238+税
※輸入盤発売済
ティーレマン&ミュンヘン・フィル/ブルックナー
 ブルックナー:
   交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』
   交響曲第7番ホ長調 WAB.107
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
KKC 9082
(DVD)
\3810+税
※輸入盤発売済
 ティーレマン&ミュンヘン・フィル、ブルックナーの「ロマンティック」&第7交響曲

 収録:2008 年(第4 番)、2006 年(第7 番)/バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス(ライヴ)
 (Blu-ray) [C-major ] 71.2304、画面:16:9、1080 HD、音声:PCMステレオ、dts-HD MA 5.1、収録時間:156分
Region All、輸入盤・日本語解説書付
 (DVD) [C-major ] 70.1908、画面:16: 9、NTSC、音声:PCMステレオ、dts-HD MA 5.1、収録時間:156分、Region All、輸入盤・日本語解説書付

 「ドイツの正当な伝統を継承する最右翼」と称され、欧米をはじめ日本でも熱狂的な支持を集めるカリスマ指揮者クリスティアン・ティーレマンが、ミュンヘン・フィルを指揮してブルックナーの交響曲第4 番『ロマンティック』と第7 番を演奏したライヴ映像。
 過去にケンペやチェリビダッケの薫陶を授かった名門ミュンヘン・フィルに息づくブルックナー演奏に最適のひびきを活かし切って、ティーレマンがじっくりと遅めのテンポ設定で形づくる巨大な音楽はみごとなものがあります。
 この2 曲の演奏時間は、どちらも70 分を超える長大なものですが、収録場所がバーデン=バーデンのフェストシュピールハウスということで、ガスタイクのような残響の短さという問題もなく、重厚なブルックナー・サウンドを堪能することができます。
 ブルックナー好きを大満足させ、ティーレマンの今日の躍進の足掛かりとなったライヴ演奏を、ブルーレイの鮮明な映像でご堪能ください。



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