クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

第75号インデックスへ
規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



第75号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)
2014.2.18〜2014.4.11


IDIS


IDIS 6672
\1800
宗教的なのにミュージカルばりのポップさを持つ逸品
 (1)コールリッジ=テイラー:「ハイアワサの婚礼」組曲(4曲)
  (1962年スタジオ録音)
 (2)ドヴォルザーク:交響的変奏曲Op.78(1959年スタジオ録音)
リチャード・ルイス(Ten)
ロイヤル・コラール・ソサエティ
サー・マルコム・サージェント(指)
フィルハーモニア管
 STEREO、53’ 56”

 サージェントとフィルハーモニア管による初期ステレオ録音。コールリッジ=テイラー(1875-1912) はシェラレオネ出身の父を持つイギリスのアフリカ系作曲家。英国王立音楽大学でスタンフォードに作曲を師事、アフリカ国民主義音楽を目指したものの夭折しました。「ハイアワサの婚礼」はアメリカン・インディアンの英雄を主役としたカンタータ。非常に清明で、ヘンデルのカンタータに匹敵する感動的な作品。宗教的でありながら、どこかミュージカルのようなポップ感は独特。サージェントの誠実な棒さばきが光ります。

キング・インターナショナル


KKC 2090
\2400→\2190
前橋汀子と山田一雄が共演!
 伊福部昭 生誕百年記念アルバム

 (1)ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲
 (2)土俗的三連画
 (3)箜篌歌
 (4)知床半島の漁夫の歌
(1)前橋汀子(ヴァイオリン)
 山田夏精[一雄](指揮)
 東京フィル
(2)ニクラウス・エッシュバッハー(指揮)
 NHK交響楽団
(3)渡辺範彦(ギター)
(4)立川清澄(バリトン)
 是安亨(ピアノ)
 生誕百年記念盤、こんな凄い録音が残っていた!「ゴジラ」のメロディが現れる協奏風狂詩曲を前橋汀子と山田一雄が共演。さらに立川清澄に渡辺範彦、超豪華演奏陣

 (1)1960 年収録 セッション (2)1955 年収録 ライヴ (3)1969年10月16 日収録 ステレオ・セッション (4)1971年8月31 日収録 ステレオ・セッション/ADD、Mono、Stereo

 今年(2014 年) に生誕百年を迎える作曲家・伊福部昭。根強いファンを持つ氏の作品は、現代邦人作曲家のなかでは破格にCD リリースが多いと申せましょう。NHK も放送用に多数の録音を行ないましたが、そのなかから、これまで知られずにきたファン垂涎の秘蔵音源4 点を発掘。「ゴジラ」のメロディがそのまま出てくることで知られる「ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲」の独奏は何と前橋汀子。当時17 歳で、ソ連に留学する以前の貴重な記録。さらに凄いのは、伴奏がやはり根強い人気のある山田一雄の指揮であること。両者ならではの情念とスピード感が非常な魅力。この共演は伝説となっていましたが、ついに日の目を見ることとなりました。完全初出です。
 中間部にアイヌの漁労歌が引用されている大作歌曲「知床半島の漁夫の歌」は、1970-80 年代に非常な人気を誇った立川清澄の独唱。立川ならではの親しみやすく溌剌とした歌唱と優しげな声質を再認識。10 分かかる作品ながら、物語として引き込まれます。
 ギターのための「箜篌歌」は、初演者・渡辺範彦の演奏なのも貴重。渡辺が天才として世界の注目を集めていた時期のもので、神業ともいえる驚くべき水準。これも彼のディスコグラフィにない、伝説の演奏。
 いずれも作曲者立ち会いのもと、細かい指示に基づいた演奏。驚くほどの大物たちによる超豪華版・伊福部アルバムの登場です。





エコー・シリーズ第3弾!CD-R製作



BKD 233
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400→\2190

タリス:40声のモテット 《御身よりほかにわれは》
 光の消ゆる前に/世の救い主/
 40声のモテット 《御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)》/
 断食し、涙を流し/おお、救いのための生け贄よ/
 エレミヤの哀歌I/エレミヤの哀歌II/ミゼレーレ/4声のミサ

フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 総勢40もの声部で歌われるモテット「御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)」は、トマス・タリスの名声を確立した最高傑作の1つ。
 タリス・スコラーズやザ・シックスティーンと並ぶ同曲屈指の名盤として知られているのが、このマニフィカトによるモテット、哀歌、ミサ集。指揮者を中心にソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バスの1組×8グループがぐるりと囲み、それをLinn Recordsのテクノロジーが完全再現。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 233より新装移行再発売。SACDのオリジナル盤となるCKD 233は廃盤となります。



 


BKD 060
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400→\2190
ビクトリア:レクイエム(死者のための聖務日課集) フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 スペイン・ルネサンス最大の音楽家、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの最高傑作「レクイエム(死者のためのミサ曲)」を含む「死者のための聖務曲集」全曲。
 このマニフィカト盤レクイエムも、タリス・スコラーズ、ザ・シックスティーンと並ぶ「三大名演」として君臨してきた名盤。特に、教会を包み込むような響きを余すところなく捉えた録音のクオリティは郡を抜いて評価が高い。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 060より新装移行再発売。オリジナル盤となるCKD 060は廃盤となります。

 「6声のレクイエム」を含む「死者のための聖務曲集」の全曲を収録。
 そのあまりに精巧な声楽アンサンブルにはみな驚いた。タリス・スコラーズ以来の名演と言われ、その後はこの曲の代表的アルバムの一角を成すようになった。現在のところ、タリス・スコラーズとザ・シクスティーンとこのマニフィカトの録音をもって、ビクトリア「レクイエム」の3大名演と言われることが多い。
 

BKD 174
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400
パレストリーナ:ソロモンの雅歌(5声のモテトゥス集第4巻)
 かの人の口で私に口づけせしめよ/われを連れ行きたまえ/
 われは黒けれど、美し/私はぶどう園を守らなかった/
 女性の中の美しい者よ、もし知らないなら/
 汝の頬はきじばとのごとく美し/ひと包みのミルラのように/
 見よお前は美しい、愛する者よ/
 わが愛する者よ、汝すべてに美し/お前は私の心を傷つけた/
 わが愛する者はいばらの中のゆりのごとし/
 王はわれを酒倉に連れゆき/その左手はわが頭の下に/
 私の愛する者の声/わが愛する者よ、立ちて急げ/
 私の親しい美しい人よ、立ち止まって/
 私の恋人は私のもの、そして私は彼女のもの/
 起きて町をまわろう/イェルサレムの娘らよ、私は誓う/
 彼の頭は純金のよう/わが愛する方は庭園の中に/
 わが愛する者よ、汝は美し/それは誰か/
 彼は私のくるみの園に降りて行った/お前の足は何と美しい/
 2つの乳房は2匹の子鹿/お前は何と美しく、輝かしい/
 お前の首は象牙の塔のよう/おいで、おいで恋人よ
フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 パレストリーナが残した数多い作品の中でも、この「ソロモンの雅歌」は「教皇マルチェルスのミサ」とともに、評価、人気ともに高い作品。旋律が複雑に絡み合う難しい作品だが、それを絶妙にコントロールするケイヴとマニフィカトの至芸には唖然とするほかない。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 174より新装移行再発売。オリジナル盤となるCKD 174は廃盤となります。
 

BKD 052
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400
黄金時代の音楽Vol.1 〜 ヨーロッパ
 ビクトリア:アヴェ・マリア
 ゲレーロ:めでたしいとも聖なる乙女
 アレグリ:ミゼレーレ
 パレストリーナ:スターバト・マーテル
 レベーロ:パニス・アンジェリクス
 ジェズアルド:おお, すべての人よ
 ビクトリア:わがハープは悲しみの音に変わり
 ジョスカン・デ・プレ:アブサロム, 私の息子よ
 ラッスス:義人らの魂は、私の魂死ぬがごとく悲し、恐れと震えが
フィリップ・ケイヴ(ディレクター)
マニフィカト
 マニフィカトのデビュー録音となったアルバムで、アレグリのミゼレーレを含む、ビクトリア、ゲレーロ、パレストリーナ、ジョスカン、ラッススなど、ルネサンス音楽の黄金時代を彩った名作集。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 052より新装移行再発売。オリジナル盤となるCKD 052は廃盤となります。
 


BKD 320
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2400→\2190
ヴェーグ仕込みの本場モーツァルト
 モーツァルト:
  行進曲ニ長調K.237
  セレナード第4番ニ長調K.203(カデンツァ:ヤニチェク)
  ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251

アレクサンダー・ヤニチェク
 (ディレクター&ヴァイオリン)
スコットランド室内管弦楽団

 シャーンドル・ヴェーグのカメラータ・アカデミカでも活躍したオーストリアのヴァイオリニスト、アレクサンダー・ヤニチェク。ヤニチェクがディレクターとヴァイオリンを務めるスコットランド室内管のモーツァルト第2弾も、エコー・シリーズより登場。ヴェーグ仕込みの本場モーツァルトで優雅なるセレナードとディヴェルティメントを味わえる。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 ※CKD 320より新装移行再発売。SACDのオリジナル盤となるCKD 320は廃盤となります。

MELODIYA



MELCD 1002160
\2100→\1890
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響のラヴェル!
 ラヴェル:
  ピアノ協奏曲ト長調*〔録音:1959年〕
  左手のためのピアノ協奏曲ニ長調**〔録音:1978年〕
  亡き王女のためのパヴァーヌ+〔録音:1975年〕
  管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》+〔録音:1982年〕
ヤコフ・ザーク(ピアノ)*
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)*/+
アレクサンドル・スロボジャニク(ピアノ)*
ヴラディーミル・ヴェルビツキー(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団
 超重量級!狂乱の"ラ・ヴァルス"が復活!

 エフゲニー・スヴェトラーノフとソヴィエト国立交響楽団によるフレンチ・プログラム、モーリス・ラヴェル(1875−1937)の録音が、本家メロディア(Melodiya)より遂に復活!
 ヤコフ・ザークがソリストを務める「ピアノ協奏曲ト長調」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」はもちろんのこと、やはり最大の注目は1982年録音の「ラ・ヴァルス」!
 超重量級、超濃厚、そして凄まじいパワーで前進を続ける「ラ・ヴァルス」は、これまでのラヴェルのイメージを覆す個性的、圧倒的演奏として知られる音源である。
 旧ソ連(現ウクライナ)出身の名ピアニスト、アレクサンドル・スロボジャニクが弾く「左手のためのピアノ協奏曲」もロシアン・ピアニズム・ファンならば見逃せない。ディジパック仕様



 
MELCD 1002231
(4CD/特別価格)
\5000→\4290
リヒテル・プレイズ・シューベルト
 シューベルト:
  CD1 〜
   ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566、ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625、
   ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664〔録音:1978年10月18日〕
  CD2 〜
   ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894《幻想》、
   ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566〔録音:1978年5月2日〕
  CD3 〜
   ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575〔録音:1979年6月8日〕、
   ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958〔録音:1971年10月6日〕
  CD4 〜
   スケルツォ第2番変ニ長調 D.593-2、アンダンテ イ長調 D.604、
   4つのレントラー(D.366より)、アレグレット ハ短調 D.915、
   楽興の時 D.780より 第1番, 第3番, 第6番〔録音:1978年5月2日〕、
   2つのエコセーズ(D.734より)、4つのエコセーズ(D.421より)、
   2つのドイツ舞曲(D.790より)、
   即興曲変ト長調 D.899-3〔録音:1978年10月18日〕、
   行進曲ホ長調 D.606、即興曲変ホ長調 D.899-2、
   即興曲変イ長調 D.899-4〔1978年5月3日〕
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 リヒテル・プレイズ・シューベルト!モスクワ音楽院大ホールでのライヴ集!

 メロディア(Melodiya)の「スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ」シリーズの最新作として登場するのは、1970年代にモスクワ音楽院大ホールで演奏されたフランツ・シューベルトのライヴ・レコーディング集!
 2015年のリヒテル生誕100周年に向けてメロディアが復刻する「リヒテル・プレイズ・シューベルト」は、1978年5月2日のゲンリフ・ネイガウス生誕90周年記念コンサートや、1978年10月18日のシューベルト没後150周年記念コンサートでの演奏など貴重な音源を収録。モスクワ音楽院大ホールでのリヒテルのシューベルト。来る生誕100周年を祝うに相応しい要注目のリリースです!

 1971年−1979年の録音。
 

MELCD 1002228
(5CD/特別価格)
\5000\4590
バルシャイ/ベートーヴェン:交響曲集
 CD1 〜
  交響曲第1番ハ長調 Op.21、
  交響曲第2番ニ長調 Op.36〔録音:1969年〕
 CD2 〜
  交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》〔録音:1971年〕
 CD3 〜
  交響曲第4番変ホ長調 Op.60〔録音:1971年〕、
  交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》〔録音:1973年〕
 CD4 〜
  交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》〔録音:1971年〕
 CD5 〜
  交響曲第7番イ長調 Op.92、
  交響曲第8番ヘ長調 Op.93〔録音:1973年〕
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団
 ボロディン・クヮルテットのヴァイオリニストから、イリヤ・ムーシンの指導を受け指揮者へと転身したルドルフ・バルシャイ(1924−2010)。
 自身が設立したモスクワ室内管弦楽団(&モスクワのオーケストラの演奏家たち)を振ったベートーヴェンの8つのシンフォニーは、60年代末から70年代前半にかけての「指揮者バルシャイ」のハイライトである。

 1969年−1973年の録音。
 


MELCD 1002223
(3CD/特別価格)
\4200→\3790
チャイコフスキー:バレエ音楽《白鳥の湖》 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
 舞台上のバレエ・ダンサーたちは無関係(?)と言わんばかりの猛烈なパワーとサウンド、推進力で繰り広げられるエフゲニー・スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立交響楽団の「白鳥の湖」。スヴェトラーノフの濃厚濃密な「白鳥の湖」は今も存在感を放ち続けている。

 1988年の録音。ディジパック仕様。
 
MELCD 1002147
\2100→\1890
ヴァイオリンの巨匠ダヴィド・オイストラフ
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 D.574
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フリーダ・バウアー(ピアノ)
 20世紀ロシアにおけるヴァイオリンの巨匠ダヴィド・オイストラフが弾く独墺系プログラム。多くの名演でデュオを組んできたピアニスト、フリーダ・バウアーとのシューベルト&ブラームスは、オイストラフの最晩年となる1970年と1972年の録音。ディジパック仕様。
 

MELCD 1002199
(2CD)
\4200→\3790
リムスキー=コルサコフ:歌劇《サルタン皇帝の物語》 ワシリー・ネボルシン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
イワン・ペトロフ(サルタン皇帝)
エフゲニア・スモレンスカヤ(ミトリッサ)、他
 アレクサンドル・プーシキンの物語を題材といたリムスキー=コルサコフのオペラ「サルタン皇帝の物語」。ネボルシンが指揮した1958年盤は、ソプラノのガリーナ・オレイニチェンコ、エフゲニア・スモレンスカヤ、バスのイヴァン・ペトロフ、テノールのウラディーミル・イワノフスキーなど、当時のボリショイ劇場のスターたちが集う豪華キャストによる演奏。

 1958年の録音。ディジパック仕様。
 
MELCD 1002161
\2100
アリャビエフ:ロマンス&歌曲集 E.シェヴェリョーヴァ(ソプラノ)
T.カンディンスカヤ(ピアノ)
N.フォミーナ(ソプラノ)
A.ポクロフスキ(ピアノ)
A.モクシャコフ(バリトン)
D.ブラゴイ(ピアノ)
N.イサコワ(メゾ・ソプラノ)
N.クズネツォワ(ソプラノ)
N.シネルニコワ(ピアノ)
 ナポレオンの侵攻に軍人として参戦、シベリアへの流刑など波乱の生涯を送ったアレクサンドル・アリャビエフ(1787−1851)。「夜鳴きうぐいす(ナイチンゲール)」に代表されるロシア・ロマンス(歌曲)の大家である。ロシアの抒情に満ちたロマンスを、メロディアに残されていたロシアの歌い手たちの演奏で。

 1975年、1978年、1988年、1990年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002210
(4CD/特別価格)
\6000→\5390
エミール・ギレリス・イン・アンサンブル
 CD1 〜
  モーツァルト(ブゾーニ編):歌劇《魔笛》K.620より 序曲、幻想曲ヘ短調 K.608、協奏的二重奏 K.459
  モーツァルト:フーガ ハ短調 K.426
  サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35
  モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365/316a(録音:1948年〜1952年)
   〔エミール・ギレリス(ピアノ)、ヤコフ・ザーク(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、ソヴィエエト国立交響楽団〕

 CD2 〜
  ハイドン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Hob.XV-32(録音:1951年)
  ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17(録音:1951年)
  ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56(録音:1946年)
  キュイ:2台ピアノのための3つの小品 Op.69(録音:1949年)
   〔エミール・ギレリス(ピアノ)、エリザベータ・ギレリス(ヴァイオリン)、
    ヤコフ・シャピロ(ホルン)、ヤコフ・フリエール(ピアノ)〕


 CD3 〜
  ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲第2番ハ長調 Op.17(録音:1946年)
  ニコライエフ:2台ピアノのための組曲ロ短調 Op.13(録音:1951年)
  ショパン:2台ピアノのためのロンド ハ長調 Op.73(録音:1950年)
  リスト:悲劇的協奏曲ホ短調 S.258(録音:1949年)
   〔エミール・ギレリス(ピアノ)、ヤコフ・ザーク(ピアノ)〕


 CD4 〜
  ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25(録音:1959年1月3日)
  ババイェフ:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲嬰ハ短調(録音:1950年代)
   〔エミール・ギレリス(ピアノ)、ドミトリー・ツィガノフ(ヴァイオリン)、
    ヴァディム・ボリソフスキー(ヴィオラ)、セルゲイ・シリンスキー(チェロ)〕

 エミール・ギレリス・イン・アンサンブル!

 「鋼鉄のピアニスト」、「鋼鉄のタッチ」などと称された20世紀のロシア、旧ソ連を代表する世界的ピアニスト、エミール・ギレリス。
 メロディア(Melodiya)のオリジナル・マスター・テープからの復刻となるのは、1946年から1959年にかけて録音されたギレリスが活躍する"ピアノ連弾"や"室内楽"!
 ピアノ連弾ではギレリスと同じネイガウス門下のヤコフ・ザークや、イグムノフ門下のヤコフ・フリエールとデュオを組み、ブラームスの四重奏やババィエフの三重奏では、ベートーヴェン四重奏団のメンバーと共演。
 さらには妹のエリザベータ・ギレリスやモスクワ放送響の元首席ホルン、ヤコフ・シャピロとのソナタなど、ロシア、旧ソ連の歴史に名を残す強者たちが「鋼鉄のピアニズム」と渡り合う。
 


MELCD 1002202
\2100→\1890
スヴィリドフ:「吹雪」/「プーシキンの花輪」
 《吹雪》 〜 プーシキンの物語への音楽の挿絵(録音:1975年)
 《プーシキンの花輪》 〜 合唱のための協奏曲*(録音:1981年)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
ウラディーミル・ミーニン(指揮)*
モスクワ室内合唱団*
モスクワ放送交響楽団チェンバー・
 アンサンブル*

 お問い合わせ急増中!スヴィリドフの《吹雪》!

 2013年で没後15年を迎えた旧ソ連時代の大作曲家の1人、ゲオルギー・スヴィリドフ(1915−1998)。
 スヴィリドフの音楽を振らせれば右に出る者はいないと言っても過言ではないフェドセーエフの「吹雪」(1975年録音)の復活も嬉しい。
 名匠ミーニンとモスクワ室内合唱団が歌う「プーシキンの花輪」もスヴィリドフ・ファン、近代ロシア音楽ファンならば聴き逃せない。演奏者、プログラムともに鉄板です。ディジパック仕様。

<店主のたわごと>
 今回のオリンピック開会式で「ソビエト時代」を代表する作曲家として登場したのがスヴィリドフ。
 今から20年前、スヴィリドフといっても日本でその名を知る人はあまりいなかった。
 ところがそのコテコテでイケイケのプロパガンダ音楽は、20代の店主のハートをぶち抜いた。曲のタイトルは「吹雪」。
 どういう事情で、どういう過程でその曲が生まれたか当時は知る由もなかったが、クラシック売り場で売るには恥ずかしいほどのドロドロ・ロマンティック音楽。部下が「これ映画音楽じゃないですかー」と言ってきたほど(実は元は映画音楽なのでそれは正しい)。
 しかし調べてみるとスヴィリドフの作品はソ連時代の体制派音楽ということで、新体制ロシアになってからはかえって疎まれ、聴かれることはほとんどないという(スヴィリドフは体制派の首領として「悪質な独裁者」だった)。
 しかしあれから時代が変わった。スヴィリドフの作品を純粋に「音楽」として聴いてもいい時代が来たのだ。
 ということでフェドセーエフの1回目の録音で聴きましょう。2回目の録音は廃盤なので。

 ゲオルギー・ワシリエヴィチ・スヴィリドフ。1915年ロシア生まれ。
 クールスの農村で育ち、やがてレニングラード音楽院で音楽を学ぶ。そしてそこで若き音楽教師ショスタコーヴィチと出会う。彼の人間離れした記憶力と卓越した作曲能力はショスタコーヴィチにも賞賛された。
 その後スヴィリドフは多くの作曲家が失脚する中、ソビエトの体制にしっかりと食い込み、1963年にロシア人民芸術家、1970年にはソビエト人民芸術家の称号を贈られている。まさしく体制側の象徴のような存在となったわけである。実際デニソフはロシア作曲家同盟を指導していた頃のスヴィリドフのことを、「悪質な独裁者で、利己的で、自分の宣伝だけしていた」、と語っている。そういうお国お抱え作曲家だったのである。そんな訳で彼の作品は、国威発揚的題材のため、国外ではほとんど知られなかった。
 しかしその音楽はロシア新ロマン派!
 国家のために、国民の労働のために作られたそれらの作品は、ロシアの民族的・愛国的旋律をもとにし、人々の心を発揚するためにのみ存在する。
 だから聴いていて恥ずかしいくらいに爽快。そして美しい。

 とくに「吹雪」のあまりの過剰なロマンにはびっくりする人も多いと思う。クラシック作品でここまでロマン丸出しの作品は本当に珍しい。頭を空っぽにして聴けば、こんなに爽快で美しく、悲しく切なく、元気になる作品はない。(大昔のコメントから)

 
MELCD 1002127
\2100→\1890
J.S.バッハ:協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041(録音:1959年)
 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043(録音:1968年)
 ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046(録音:1973年)
 ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048(録音:1976年)
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
 ルドルフ・バルシャイ(指揮)
 モスクワ室内管弦楽団
 オイストラフ親子がバッハで共演!

 ダヴィッドとイーゴリ。オイストラフ親子の共演による「2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043」を含む、オール・ロシア勢によるJ.S.バッハの協奏曲集。
 オイストラフ親子はもちろん、ルドルフ・バルシャイ&モスクワ室内管弦楽団による50年代末から70年代後半にかけてのバッハの解釈が楽しみ。
 ディジパック仕様。
 


MELCD 1002131
\2100→\1890
グラズノフ:協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲集イ短調 Op.82(録音:1985年5月27日)
 コンチェルト・バッラータ Op.108*(録音:1964年)
 サクソフォン協奏曲変ホ長調**(録音:1976年)
ヴィクトル・トレチャコフ(ヴァイオリン)
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)*
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団*
レフ・ミハイロフ(サクソフォン)**
アレクサンドル・コルネイエフ(指揮)**
モスクワ放送交響楽団ソロイスツ・アンサンブル**
 強力ソリスト陣によるグラズノフ!

 ロシア国民楽派と民族主義を1つとした作風により、未完を含め9曲の交響曲、バレエ音楽「ライモンダ」、数々の管弦楽作品など多くの傑作を遺したアレクサンドル・グラズノフ(1865−1936)。
 グラズノフのヴァイオリン、チェロ、サクソフォンのための3つの協奏曲は、それぞれの楽器における重要レパートリー。ソリストもトレチャコフ、ロストロポーヴィチ、ミハイロフと豪華。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002130
(4CD/特別価格)
\6000→\5390
リスムキー=コルサコフ:管弦楽作品集
 交響曲第1番ホ短調 Op.1(録音:1983年)
 交響曲第2番 Op.9《アンタール》(録音:1977年3月31日)
 交響曲第3番ハ長調 Op.32(録音:1983年)
 シンフォニエッタ イ長調 Op.31
 交響詩《サトコ》 Op.5(録音:1984年)
 セルビア幻想曲 Op.6(録音:1984年)
 3つのロシアの主題による序曲 Op.28(録音:1984年)
 おとぎ話 Op.29(録音:1984年)
 スペイン奇想曲 Op.34(録音:1984年)
 交響組曲《シェエラザード》 Op.35(録音:1969年)
 序曲《ロシアの復活祭》 Op.36(録音:1984年)
 墓前に Op.61(録音:1984年)
 ドゥビヌシュカ Op.62(録音:1984年)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
 スヴェトラーノフのリムスキーBOX!

 エフゲニー・スヴェトラーノフが手兵ソヴィエト国立交響楽団とのコンビで、60年代後半から80年代前半までの長きに渡りレコーディングに取り組んだリムスキー=コルサコフの管弦楽作品集がボックス化!スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の強烈なパワーが、「アンタール」を含む3つの交響曲、代表作「シェエラザード」、「スペイン奇想曲」など、リムスキー=コルサコフの交響曲、管弦楽曲を存分に楽しませてくれる。ディジパック仕様。
 

MELCD 1002126
\2100
ブツコ:歌劇《白夜》 ガリーナ・ピサレンコ(ソプラノ)
アナトーリ・ミシュチェフスキ(テノール)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ放送交響楽団
 「白夜」はモスクワ音楽院で学んだ旧ソ連、ロシアの作曲家ユーリ・ブツコ(1938−)が、ドストエフスキーの同名の短編小説を題材として作曲を行った1幕のオペラ。ディジパック仕様。

MEMBRAN

MEMBRANは商品によっては発売数日で完売することがあります、どうかご了承くださいませ。


MEMBRAN600147
(10CD)
\2000
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)名演奏集
 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
  ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団/
 チャイコフスキー:カプリッチョ風小品Op.62
  キリル・コンドラシン指揮、モスクワ交響楽団/
 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズOp.3
  アレクサンダー・デデューヒン(pf)
 サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
  グレゴリー・ストリャーロフ指揮、モスクワ放送交響楽団/
 フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番
  エミール・ギレリス(pf)レオニード・コーガン(Vln)ルドルフ・バルシャイ(Vc)
 シューマン:チェロ協奏曲Op.129
  サムイル・サモスード指揮、モスクワ・フィルハーモニー/
 シューマン:トロイメライ、
 シューベルト:即興曲D.899 アレクサンダー・デデューヒン(pf)
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲Op.104 ボリス・ハイキン指揮
 プロコフィエフ:チェロソナタOp.119
  スヴャトスラフ・リヒテル(pf)/
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
  アレクサンダー・デデューヒン(pf)
 グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71
  キリル・コンドラシン指揮、モスクワ青年交響楽団/
 ボロディン:だったん人の踊り
  ナウム・ワルター(pf)/
 グラナドス:インテルメッツォ
  アレクサンダー・デデューヒン(pf)
 プロコフィエフ:交響的協奏曲Op.125
  クルト・ザンデルリング指揮、レニングラード・フィルハーモニー
 プロコフィエフ:シンデレラより「アダージョ」
  アレクサンダー・デデューヒン(pf)
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全集
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲Op.97「大公」、
 ハイドン:ピアノ三重奏曲Hob.XV:16、
 シューマン:ピアノ三重奏曲Op.63
  エミール・ギレリス(pf)レオニード・コーガン(Vln)
録音:1950年〜1958年
 

MEMBRAN600151
(10CD)
\2000
Her First Recordings/クリスタ・ルートヴィヒ(MSop)名唱集
 ベッリーニ:ノルマより/
 ロッシーニ:チェネレントラより/
 モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ、フィガロの結婚、魔笛より/
 R.シュトラウス:ばらの騎士、カプリッチョ、ナクソス島のアリアドネより/
 リーバーマン:女の学校より/J.シュトラウス:こうもりより/
 ジョルダーノ:アンドレア・シェニエより/
 ワーグナー:ローエングリン、リエンツィより/
 ロルツィング:ウンディーネーより/
 マーラー:
  さすらう若者の歌、リュッケルトの詩による歌曲、
  亡き子をしのぶ歌、少年の魔法の角笛/
 シューマン:女の愛と生涯/ブラームス:アルト・ラプソディより/
 モーツァルト:レクイエムより、証聖者のための晩課K.339より/
 ヴェルディ:レクイエムより/J.S.バッハ:マタイ受難曲より/
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスより、他、歌曲多数 
録音:1950年〜1960年
 


●Membran DOCUMENTS Series


MEMBRAN600154
(13CD)
\3000
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
RAIローマ交響楽団
録音:1953年 品番:MEMBRAN 233411と同内容
 

MEMBRAN233818
(6CD)
\1600
ブクステフーデ:オルガン曲全集 ウルリク・スパング=ハンセン(Org)
録音:1990年〜1993年 品番:MEMBRAN 224050と同内容


●Membran RPO lavel


MEMBRAN233809
(6CD)
\1600
ベートーヴェン:交響曲全集
 第1番、第4番、第6番
  バリー・ワーズワース指揮/
 第2番、第8番
  ジェイムス・ロックハート指揮/
 第3番
  ギュンター・ヘルビッヒ指揮/
 第5番
  クレール・ジボー指揮/
 第6番
  マルク・エルムレル指揮/
 第9番
  レイモンド・レッパード指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1993年〜1995年 品番:MEMBRAN203320(廃盤)と同内容

モスクワ音楽院


SMCCD 0148-149
(2CD)
\5400→\4990
多分すぐに売り切れる。
 ピエール・フルニエ 1959年モスクワ・ライヴ!

 ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99(*)
 コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ ロ短調 Op.8
 ドビュッシー(1862-1918):チェロ・ソナタ(*)
 パガニーニ(1782-1840)/ピエール・フルニエ(1906-1986)編曲:
  ロッシーニのオペラ「エジプトのモーゼ」の「汝の星をちりばめた王座に」
   による第4弦のための変奏曲(MS23)(*)
 ラフマニノフ(1873-1943)/アナトーリー・ブランドゥコフ(1859-1930)編曲:
  ヴォカリーズ Op.34 No.14(*)
 ルイ・フランクール(1692-1745)/ジョゼフ・サーモン(1864-1943)編曲:
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第4番ホ長調(1729)(*)
 ヴェーバー(1786-1826):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.10b No.3 (J.101)(*)
 ドビュッシー:カンタータ「放蕩息子」から 前奏曲(*)
 ホアキン・ニン・イ・カステリャノス(1879-1949)/
  パヴェウ・コハンスキ(1887-1934)編曲:
  20のスペイン民謡(1923)から グラナディナ(第7曲)(*)
 ガーシュウィン(1898-1937)/ピエール・フルニエ(1906-1986)編曲:
  前奏曲第2番嬰ハ短調(*)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008 から サラバンド

ピエール・フルニエ(チェロ)
アレクサンドル・デデューヒン(ピアノ(*))

録音:1959年4月4日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、 モノラル、ADD

 フランスの「チェロの貴公子」ピエール・フルニエ(1906-1986)が初めてロシアを演奏旅行した際のソロ・リサイタル初日のライヴ録音。初出音源と表示されています。
 この前日(4月3日)にはニコライ・アノーソフ指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でハイドン、シューマン、ラロの協奏曲を演奏、それがフルニエのロシア・デビューだったとのことです。絶頂期を迎えた52歳のフルニエによる、コダーイの無伴奏ソナタを含む盛りだくさんなリサイタル・プログラム。期待せずにはいられません。
 ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。

 


SMCCD 0028
\2900→\2690
これも多分すぐに売り切れる。 
 ロリン・マゼール 1963年モスクワ・ライヴ!

  ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第8番ヘ長調 Op.93
  ブラームス(1833-1897):交響曲第4番ホ短調 Op.98

モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)

録音:1963年6月4日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル、ADD

 初めてロシアを訪れた33歳のロリン・マゼール(1930-)がモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団を客演指揮した際のライヴ録音。初出音源と表示されています。
 当時モスクワでのマゼールの知名度はゼロに近く演奏会初日は半分が空席だったそうですが、その演奏は評判を呼び次の回からのチケットは即座に完売、マゼールはロシアで人気の外国人指揮者の一人となりました。
 キリル・コンドラシン(1914-1981)が音楽監督に就任して3年経ったモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でベートーヴェンとブラームスの交響曲。これは実に興味深いリリースと申せましょう。
 ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。

 

SMCCD 0032
\2900→\2690
ザーラ・ドルハノヴァ&ルドルフ・バルシャイ
 ヴィヴァルディ(1678-1741):スターバト・マーテル RV621
 ヴィヴァルディ:オラトリオ「勝利のユディータ」RV644 から 松明と蛇で武装して
 フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681/1682-1732):
  私の美しい火…私を燃え立たせるあの炎
 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):すみれ
 モーツァルト(1756-1791):エクスルターテ・ユビラーテ K.165 から アレルヤ
 ボッケリーニ(1743-1805):交響曲第17番「マドリードの通りの夜の音楽」(*)
ザーラ・ドルハノヴァ(メゾソプラノ(*以外))
モスクワ室内管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮)

録音:1960年3月1日、1965年9月21日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、
     ロシア、ソヴィエト、モノラル、ADD

 ザーラ・ドルハノヴァ(1918-2007)はソヴィエト時代に活躍したアルメニアのメゾソプラノ。ロッシーニを得意とする一方その声域と適応性の幅広さには特筆すべきものがあり、1966年にはレーニン賞を贈られました。初出音源と表示されています。
 ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。

  

SMCCD 0150
\2900→\2690
ロイス・マーシャル&ウェルドン・キルバーン
 モーツァルト(1756-1791):哀れ、ここはどこ
 マーラー(1860-1911):3つの歌曲
 ベルリオーズ(1803-1869):
  劇的物語「ファウストの劫罰」から マルグリートのロマンス
 シューマン(1810-1856):連作歌曲「詩人の恋」Op.48
 パーセル(1659-1695):
  オペラ「妖精の女王」から 聴け、こだまする歌は勝利を歌う
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「トゥーランドット」から 氷のような姫君の心も
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 から ポロ
 ブリテン(1913-1976):
  民謡編曲集第2巻 から Heigh ho, heigh hi(私が父の家に居たとき)
ロイス・マーシャル(ソプラノ)
ウェルドン・キルバーン(ピアノ)

録音:1962年10月15日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル、ADD

 トスカニーニやビーチャムのお気に入りだったカナダのソプラノ、ロイス・マーシャル(1924-1997)が夫のウェルドン・キルバーン(1906-1986、ロイスの声楽教師でもあった)とともにモスクワを訪れ開いたリサイタルのライヴ録音。初出音源と表示されています。
 ハードカヴァー・ブック仕様の高価格限定生産商品です。


MUSIC&ARTS



M&ACD 1276
\2200→\1990
ベートーヴェン、交響曲選集から新リマスター盤の分売!
 ベートーヴェン:
  交響曲第9番二短調Op.125「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ティラ・ブリーム(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ペーター・アンダース(T)
ルドルフ・ヴァツケ(B)
ブルーノ・キッテル合唱団
 録音:1942年3月22/24日ライヴ(アーロン・Z・スナイダーによる2012年新リマスター)

 フルトヴェングラーによる数ある第9 の中でも最も壮絶と言われる1942 年3 月のライヴ。過去数限りなく再発売されているが、当盤はアーロン・Z・スナイダーによる2012年の新たなリマスターで、大変聴き易い音に仕上がっている。尚、2013 年6 月に同じくMUSIC&ARTS から発売されている4 枚組のフルトヴェングラーによるベートーヴェン:交響曲選集(M&ACD4049)に収録されているものと同じ演奏、リマスター。第9 のみ聴きたい方にはこちらを。
 


M&ACD 1279
(4CD 3枚価格
+ CD-ROM)
\6600→\5990
「ロッテ・レーマン 生誕125周年記念」 ロッテ・レーマン(ソプラノ)
 CD1 「1927年12月〜1938年1月の録音」
  R.シュトラウス:「バラの騎士」第1幕から(録音:1927年12月13日)
  R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」—一つの国がある(1928年9月4日)
  ベートーヴェン:「エグモント」−太鼓が鳴ると,喜びに満ち悲しみに満ち(1932年4月25日)
  グノー:アテネの聖母(1936年3月31日)
  ワーグナー:「ローエングリン」−哀れなあなたには分からないのね(1937年1月10日)
  ルビンシテイン:春(1937年1月10日)
  ヴォルフ:
   あの国をご存知ですか,めぐる春,君の愛する人が焦がれ死ぬのを見たいなら,
   愛する人よ、あなたが天へと昇るなら,春に,小さなものでも,少年と蜜蜂,春が来た,
   コウノトリの使い,エオリアンハープに寄せて,私も巻き毛の影で,祈り,もう仲直りしよう,
   庭師,あなたは私を細い糸一本で,望郷,ちょっと黙ってちょうだい,
   ペンナに恋人がいるの,アナクレオンの墓,隠棲(1938年1月18日)

 CD2 「1938年1月〜1941年7月の録音」
  R.シュトラウス:セレナード/ブラームス:テレーゼ,甲斐なきセレナード/
  ブレッヒ:祭からの帰宅/R.シュトラウス:献呈(1938年1月18日)
  プッチーニ:「トスカ」−歌に生き/R.シュトラウス:献呈,黄昏の夢,セレナード/
  ブラームス:乙女は語る/プフィッツナー:グレーテル(1938年4月3日)
  チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが/ロジャーズ:星(1939年9月18日)
  シューベルト:若い尼,影法師(1941年3月4日)
  シューベルト:愛の便り(1941年3月19日)
  シューマン:言伝/メンデルスゾーン:朝の挨拶(1941年6月26日)
  メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌,新しい愛/シューマン:くるみの木/
  ベートーヴェン: 悲しみの喜び/ブラームス:子守歌,セレナード(1941年6月30日)
  メンデルスゾーン:歌の翼に(1941年7月2日)
  モーツァルト:春への憧れ/(1941年7月9日)

 CD3 「1941年7月〜1948年3月の録音」
  ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(天使,温室にて,苦しみ,夢)(1941年7月9日)
  シューマン:
   「詩人の恋」−君の目を見ると,私は心を浸したい,花が、小さな花が分かってくれるなら,
    あれはフルートとヴァイオリンの響きだ,いまわしい昔の歌(1943年1月24日)
  シューベルト:
   泉に,死と乙女,若者と死,解消,鱒,美も愛もここにいたことを,さすらい人,春に,白鳥の歌/
  ブラームス:私は夢見ていた,春の歌,私に行ってほしいの(1946年2月10日)
  グノー:アヴェ・マリア(1947年6月30日)
  ベートーヴェン:新しい恋、新しい人生/
  メンデルスゾーン:
   葦の歌,問い,月,お気に入りの場所,挨拶,小姓の歌,恋する女が手紙を書く(1948年3月7日)

 CD4 「1941年6月〜1949年7月の録音」
  ベートーヴェン:遥かなる恋人に(1948年3月7日)
  モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時,夕べの想い,寂しく暗い森で,秘めごと/
  ブラームス:
   君の青い瞳,早く来て,ひどいことを言ってやろうと,私があなたに捧げたものは美しいものだった,
   日曜日の朝,恋人のところへ,死は涼しい夜,愛のまこと,春の慰め,くちづけ,
   ああ、私が帰り道を知っていたら,何と喜ばしく生き生きと(1949年2月27日)
  ベートーヴェン:「エグモント」−太鼓が鳴ると,喜びに満ち悲しみに満ち/
  モーツァルト:すみれ/
  シューベルト:音楽に寄せて/
  ヴォルフ:アナクレオンの墓/
  ブラームス:便り(1949年7月10日)
  グロース:私の思う自由は(録音時期不明)
  ヴォルフ:ヴァイラの歌(1941年6月30日)
  ブルーノ・ワルターがレーマンについて語る/
  レーマン自作の詩の朗読/
  レーマンが自らの歌について語る(録音時期不明)
 ロッテ・レーマン生誕125周年記念アルバム

 TT 295:05 解説CD-ROM付き

 ドイツ生まれでウィーンで大プリマドンナとして活躍したロッテ・レーマン(1888−1976)は、1938 年、ナチを逃れて米国に亡命、亡くなるまでここで活動した。生誕125 周年を記念したこのCD では、主として米国時代の貴重な録音が5 時間近くも収録されている。世界初出音源もいくつもある。111 ページの詳細な解説は付属CD-ROMにPDF ファイルで収録されており、コンピュータで閲覧できる。

MYTO



334
(2CD)
\2000→\1890
カラヤン指揮/
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
クリスタ・ルートヴィッヒ(レオノーレ)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(マルツェリーナ)
ジョン・ヴィッカーズ(フロレスタン)
ヴァルデマール・クメント(ヤキーノ)
ヴァルター・クレッペル(ロッコ)
ヴァルター・ベリー(ドン・ピッツァロ)
エーベハルト・ヴェヒター(ドン・フェルナンド)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1962年5月25日ウィーンでのライヴ録音(モノラル)
 ※以前、MMレーベル他から発売あり。
 カタログの穴を埋める名盤の復刻です。
 


335
(2CD)
\2000→\1890
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 レナータ・スコット(ルチア)
アルフレード・クラウス(エドガルド)
セスト・ブルスカンティーニ(エンリーコ)
パオロ・ワシントン(ライモンド)
ブルーノ・リガッチ指揮
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団、合唱団
1963年7月23日フィレンツェでのライヴ録音(モノラル)
 ※以前、GOPレーベル他から発売あり。
 ※良い音質です。スコット、クラウス、ブルスカンティーニ等、強力な
 キャストによる名盤の復刻です。

NAIVE



V 5371
\2000→\1890
〔再発売〕
ジェラール・ドパルデューの怪優ぶり
 ストラヴィンスキー:兵士の物語
キャロル・ブーケ(語り手)
ジェラール・ドパルデュー(悪魔)
ギヨーム・ドパルデュー(兵士)
シュロモ・ミンツ(Vn と指)
パスカル・モラゲス(Cl)
セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
マルク・バウアー(コルネット)
ダニエル・ブレシンスキ(Trb)
ヴァンサン・パスキエ(Cb)
ミシェル・セルッティ(打楽器)
 ジェラール・ドパルデューが怪優ぶり発揮、最高のメンバーによる「兵士の物語」再発売

 フランス語上演 
 録音:1996 年12 月/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)/DDD、54’ 00”

 かつてヴァロワから、その後ナイーヴからリリースされ、非常に評価の高かったミンツの「兵士の物語」。長年入手困難が続いておりましたが、今回番号も新たに再発売となります。語り手と俳優、7 人の器楽奏者で演じられますが、いずれも一級の腕でないと真価が発揮できない難しい作品。その点、この演奏は凄すぎます。語り手はブニュエルの映画「欲望のあいまいな対象」で知られるキャロル・ブーケ、悪魔役は名優ジェラール・ドパルデュー、兵士をその息子ギヨーム・ドパルデューが担っています。器楽はシュロモ・ミンツがヴァイオリンと指揮、クラリネットをパスカル・モラゲス、他はパリ音楽院の名手たちが担当という贅沢さ。
 もともとは1996 年12 月に行なわれた「エイズ撲滅」特別演奏会のライヴ。この作品のパリ初演の場であるシャンゼリゼ劇場で行われました。
 しかし、このアルバムの主役は何といってもジェラール・ドパルデュー。邪悪さに満ちた悪魔そのものの怪演で、過剰なまでの熱演を披露。フランス語がわからなくとも、完全にその世界へ引き込まれてしまいます。あっという間の54 分です。




NEWTON CLASSICS

Stradella: Arias and Cantatas
8802147
\2000
ストラデッラ:アリアとカンタータ集
 1.ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「Ombre, voi che celate」/
 2.バリトンと通奏低音のためのカンタータ「Dentro bagno fumante」/
 3.ソプラノと通奏低音のためのカンタータ「Sovra candido foglio」/
 4.バリトンと
   2台のヴァイオリン、通奏低音のためのアリア「Delizie, contenti」/
 5.ソプラノ、バリトンと通奏低音のための二重唱「Ardo, sospiro e piango」
コンプレッソ・バロッコ・ディ・ミラノ
<メンバー:
ルチアーナ・ティチネッリ(ソプラノ)/
ガストン・サルティ(バリトン)/
ジュゼッペ・マニャーニ=ジュスト・ピオ(ヴァイオリン)/
アルフレード・リッチャルディ(チェローヴィオラ・ダ・ガンバ)>
録音 1971年11月20-26日 イタリア ミラノ、ヴィッラ・リッタ
 音楽史上、ジェズアルドと並ぶ「道を踏み外した作曲家」として名を残すストラデッラ(1645頃-1681)。人間性はともかく、彼はバロック音楽のコンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)の形式を確立した人としても知られています。
 そんなストラデッラ、独唱を伴う室内カンタータの分野でも膨大な数の作品を残しています。これらの作品、あまり知られてはおりませんが、実は歌い手に高度な技術と表現力を要求するものばかり。そんな演奏困難な曲ですが、ここではコンプレッソ・バロッコ・ディ・ミラノのメンバーが丁寧に表現しています。
 
Verdi: Oboe transcriptions
8802158
\2000
ヴェルディ作品をオーボエで
 1.リッカルド・デ・ステファーニ(1839-1904):トロヴァトーレによる幻想曲/
 2.ドナート・ロヴレーリオ(1841-1907):仮面舞踏会による幻想曲/
 3.ジョヴァンニ・デッリ:リゴレットによる幻想曲/
 4.ジュゼッペ・ガリボルディ:椿姫によるモザイク/
 5.リコルダーノ・デ・ステファーニ:アッティラによるディヴェルティメント
  ※1…世界初録音
ジャンフランコ・ボルトラート(オーボエ)/
ローベルト・アロージオ(ピアノ)
録音 1998年3月21-23日 イタリア ミラノ、サラ・バロッツィ
 ヴェルディが作曲した数々の歌劇は、当時のイタリア劇場からヨーロッパ中に発信され、多くの人を感動の嵐に巻き込みました。それは粗筋ももちろんのこと、彼の曲の持つ旋律美が愛されていたことは間違いありません。そんな事実を証明するかのようなアルバムがこちらです。
 当時は、ヴェルディの名旋律を主題にした変奏曲が数多く作曲され、それは例えばリストのようなピアノ曲であったり、レニャーニのギター曲であったりと多岐に渡りますが、ここではオーボエのための作品を集めています。声のための作品を、オーボエの特性を活かしながら移し替えたこれらの作品は、大変魅力的なものです。
  

Tchaikovsky: The Nutcracker, Op. 71
8802166
(2CD)
\2600
チャイコフスキー:くるみ割り人形全曲
<CD1>
 1.序曲/2.情景1:クリスマスツリーの飾り/3.情景2:行進曲/
 4.情景3:子供たちの小ギャロップと両親の登場/
 5.情景4.ドロッセルマイヤーの贈り物/6.情景5.祖父の踊り/
 7.情景6:クララとくるみ割り人形/8.情景7:バレエ/
 9.情景8:松林/10.情景9:雪片のワルツ/
<CD2.>
 1.情景10:お菓子の国の魔法の城/2.情景11:クララと王子/
 《情景12:ディベルティスマン》3.チョコレート=スペインの踊り/
 4.コーヒー=アラビアの踊り/5.お茶=中国の踊り/
 6.トレパック=ロシアの踊り/7.葦笛の踊り/
 8.ジゴーニュ小母さんと道化たち/9.情景13:花のワルツ/
 《情景14:》10.パ・ド・ドゥ/11.タランテラ/12.金平糖の踊り/
 13.コーダ/14.情景15:終幕のワルツ/15.アポテオーズ
フィルハーモニア管弦楽団/
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
録音 1985年5月25日 ロンドン アビー・ロード・スタジオ
 チャイコフスキー(1840-1893)の三大バレエの中の一つである「くるみ割り人形」です。現代ではこの作品は「組曲」としての形がよく知られており、このような全曲を聴く機会は、実演に接しないとなかなか得られるものではありません。しかし、全曲を通して聴いてみると、組曲に使われている曲たち・・・例えば「花のワルツ」などが、物語の中でどのような位置づけになっているかが理解できるのではないでしょうか?
 マイケル・ティルソン・トーマスの演奏は刺激的でドラマテックな表現を全面に押し出したもの。弾けるような音がステキです。
 
Mozart: Wind Divertimentos
8802172
(2CD)
\2600
モーツァルト:管楽のためのディヴェルティメント集
<CD1>
 1-4.ディヴェルティメント 第8番 ヘ長調 K213/
 5-8.ディヴェルティメント 第16番 変ホ長調 K289/
 9-12.ディヴェルティメント 第14番 変ロ長調 K270/
 13-15.ディヴェルティメント 第13番 ヘ長調 K253/
<CD2>
 1-5.セレナード 第11番 変ホ長調 K375/
 5-6.セレナード 第12番 ハ短調 K388「ナハト・ムジーク」
ダンツィ五重奏団 他の奏者たち/
フランツ・ヴェスター(指揮)
録音 1973年7月 ウィーン,カジノ・ツェゲルニッツ…CD1, 1977年6月 ハーレム,ドゥープスゲツィンデ・ケルク ※Sony Music Entertainment原盤
 モーツァルト(1756-1791)の数多いディヴェルティメントの中でも、これらの管楽器アンサンブルのために書かれた作品群は最高の輝きを放っています。もともとディヴェルティメントとはイタリア語のdivertire (楽しませる)から来ている言葉であり、セレナードが野外で演奏されるのに比べ、こちらは室内で演奏されるために書かれたものが多いのです。
 基本的に各パートは一人ずつで演奏されるので、室内楽に分類されることもあります。この演奏は日本のオーボエ奏者、本間正史を交えた親密で均整のとれたもの。発売時から高く評価されています。
 

Canteloube: Songs of the Auvergne
8802174
(2CD)
\2600
カントルーブ:オーヴェルニュの歌
<CD1>
 《第1集》
  1.バイレロ/2.オイ、アヤイ!/3.捨てられた女/
  4.草原を通っておいで/5.お行き、犬よ、お行き/
  6.子供をあやす歌/7.2つのブーレ/8.カッコウ/9.アントゥエノ/
  10.チュー、チュー/11.子守唄/12.一人のきれいな羊飼い娘/
  13.紡ぎ女/14.三つのブーレ/
 《第2集》
  15.野原の羊飼いのおとめ /16.羊飼いのおとめ/
  17.羊飼いのおとめと若旦那/18.せむし/19.女房持ちは可哀そう/
  20.ミラベル橋のほとりで/21.牧歌/
<CD2>
 《第2集続き》
  1-3.三部作<夏の捧げもの/月のような/夜明けの讃歌>
《第3集》
 4.あっちの岩山の上で/5.ミラベル橋のほとりで/
 6.おお、ロバにまぐさをおやり/7.せむし/8.パストゥレイユ/
 9.女房持ちは可哀そう/10.むこうの谷間に /
 11.羊飼いのおとめと若旦那/12.わたしが小さかった頃 /
 13.羊飼い娘よ、もしおまえが愛してくれたら/14.牧歌/
 15.野原の羊飼いのおとめ/16.みんながよく言ったもの
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)
録音 1982年6月14日 イギリス,ロンドン Sony Music Entertainment原盤
 この「オーヴェルニュの歌」は、ジョゼフ・カントルーブが故郷の民謡を管弦楽伴奏に編曲したもので、歌詞は現地の言葉である「オック語」(フランス南部で使われる)をそのまま使っています。
 カントルーブ自身は作曲をダンディに学んでおり、その師ゆずりの豊穣な管弦楽語法を活かした、色鮮やかなオーケストラパートを素朴な歌に付けています。数多くの歌手が、この曲をレパートリーにしていますが、稀代のメゾ・ソプラノとして名高いフォン・シュターデの歌は、素朴さと純情の中に高貴な品の良さを感じさせる見事なもの。永遠の名唱として語り継がれていくにふさわしい逸品です。

OPUS蔵

OPK 7071
\2400→\2190
チェレプニンに指揮法を師事したニコライ・マルコ
 チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調 Op.36
 チャイコフスキー:大序曲「1812年」Op.49 
 ウェーバー:「オベロン」序曲
ニコライ・マルコ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
 初期フィルハーモニア管弦楽団を育てた指揮者達、第2 弾はリムスキー=コルサコフ、グラズノフに作曲をチェレプニンに指揮法を師事したニコライ・マルコ(1883-1961)!

 録音:1953 年/原盤:UK-HMV LP

 第一次大戦で多くの音楽家を失ったイギリスは、第二次大戦では優秀な若手演奏家を軍の音楽隊(オーケストラ)に隔離し守りました。戦後レッグが設立したフィルハーモニア管弦楽団の主要メンバーに彼らが加わったのは当然で、フィルハーモニアは最初から優秀なオーケストラでした。まだベルリン・フィルやウィーン・フィルが戦後の再建で苦しんでいる頃、1952 年の演奏旅行時には世界最高のオーケストラと称えられています。当初からEM(I Columbia,HMV)の看板オーケストラであり、モノラル時代も優秀録音が揃っています。そこでこれら録音をいくつか復刻することにしました。第2 弾は名指揮者ニコライ・マルコです。指揮の先生として有名なムーシンの先生でもあり、あのムラヴィンスキーの前任指揮者でもあります。なお、本CD のブックレットには彼の子息ジョージよりお気に入りの写真の提供があり使用しています。

 ウクライナのブライロフ生まれの指揮者、ニコライ・マルコ(1883-1961)は1902 年にロシアのサンクトペテルブルク音楽院に入学。 08 年より同市のマリインスキー劇場の指揮者をつとめているとき、ロシア革命に遭遇。25 年からレニングラードと名前をあらためた同市の音楽院の指揮科教授と歌劇場の芸術監督、そしてレニングラード交響楽団の指揮者を、29 年までつとめた。この間、26 と27 年にはソ連期待の新進作曲家、ショスタコーヴィチの交響曲第1 番と第2 番の世界初演を指揮している。しかし1929 年に出国、亡命。デンマーク放送交響楽団の常任客演指揮者となり、第2 次世界大戦中はアメリカに移住し、市民権を得ていた。戦後はヨーロッパに戻り、30 年代同様にデンマーク放響を中心に、各国のオーケストラに客演していた。そして、1945 年から録音と実演を開始したばかりの、フィルハーモニア管弦楽団のレコーディングに招かれたのである。当盤収録のチャイコフスキー交響曲第4番のレコーディングは、LP 時代に移った53 年1 月30 日と31 日、キングズウェイ・ホールにて。マルコにとっては48 年のボロディンの交響曲第2 番以来、ひさびさの交響曲の録音だった。《1812 年》は53 年2 月6 日にキングズウェイ・ホールでレコーディングされている。マルコの指揮を聴いていると、私はときにかれがスラヴ系の指揮者であることを忘れてしまう。カタカナで書くと、スラヴ系というよりもラテン系のような印象があるからかも知れないが、それ以上に、この人がサンクトペテルブルクの洗練された、貴族的な芸風をもっているからだろう。この交響曲第4 番にも、すっきりと品のいい響きが随所に登場して、その個性をよく感じることができる。同年5 月1 日にアビー・ロード・スタジオで録音された、ウェーバーの《オベロン》序曲にただよう幻想性と豊かな生命力にも、よく発揮されている。マルコはこの後もHMV に録音を続け、そのなかではレーベル初のステレオ録音といわれた、1955 年のプロコフィエフの交響曲第7 番が有名だ。なおマルコは59 年12 月に唯一の来日公演を行なっており、このときに東京交響楽団を指揮したプロコフィエフの交響曲第7 番の録音がCD 化されている。(山崎浩太郎)

PAN CLASSICS



PC10288
(輸入盤/12CD)
\6300→\5690
バイロイトのワーグナー歌手たち
 〜コジマ・ワーグナー総監督時代(1876-1906)の出演者
 歴史的録音1900-1930〜

《CD 1》さまよえるオランダ人
《CD 2》タンホイザー
《CD 3》ローエングリン
《CD 4》トリスタンとイゾルデ
《CD 5》ニュルンベルクのマイスタージンガー
《CD 6》ラインの黄金&ヴァルキューレ(第1〜2幕)
《CD 7》ヴァルキューレ(第3〜4幕)&ジークフリート(第1〜2幕)
《CD 8》ジークフリート(第3幕)&神々の黄昏
《CD 9》パルジファル
《CD 10》バイロイト音楽祭の出演歌手 1876〜1894 年
《CD 11》同1894〜1899 年
《CD 12》同 1901〜1906 年
マリアンネ・ブリント(Ms/1842-1921)
リリー・レーマン(S/1848-1929)
ヘルマン・ヴィンケルマン(T/1849-1912)
ヴィルヘルム・グリューニング(T/1858-1942)
エルネスティーネ・シューマン=ハインク(A/1861-1936)
エルンスト・クラウス(T/1863-1941)
エレン・グルブランソン(S/1863-1947)
パウル・クニュプファー(Bs/1865-1920)
マルタ・レフラー=ブルクハルト(S/1865-1954)
エリック・シュメーデス(T/1868-1931)
テオドール・ベルトラム(T/1869-1907)
アルフレート・フォン・バリー(T/1873-1926)
アドリエンヌ・オズボーン(T/1873-1951)
ヴァルター・ゾマー(T/1878-1955)
アロイス・ハートヴィガー(T/1879-1948)
カール・ブラウン(Bs/1886-1960)他、歌手93人
ジークフリート・ワーグナー、
リヒャルト・シュトラウス、
カール・ムック、
フェリクス・モットル、
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー他指揮
 驚くべき特集BOX、Pan Classics レーベルより復活...おどろくべき「19世紀人たち」による録音を丹念に拾いあつめ、作曲家の妻コジマ・ワーグナーがまだバイロイト音楽祭にかかわっていた時代の「声」を総結集。93人の歌手には「パルジファル」初演時の主役たちも...瞠目すべきBOX、ここに。

 かつてGebhardt から出ていた音源ではありますが、プレスが切れて久しかったところ、ドイツPan Classics レーベルが美麗BOX 仕様にて再リリースした超・充実の歴史的録音集が、多少なりと確保できるようですので、ここにご案内させていただきます(在庫なくなりしだい生産終了の可能性あり)。

 バイロイト音楽祭を1876 年に立ち上げ、1882 年に最後の楽劇『パルジファル』をバイロイト祝祭劇場で上演したワーグナーの遺志を受け、妻コジマは1906年までこの音楽祭の総監督をつとめていたのですが、それは時おりしも、録音技術とレコード産業が輝かしい歴史を歩みはじめたばかりの頃——Victor、Pathe、Columbia、Odeon、Homocord、Grammophone...とさまざまなレーベルが創設され、コジマのもとで歌った偉大な歌手たちのワーグナー歌唱も次々と録音・レコード化されてゆきました。
 ここでは、それらの音源が丹念に拾いあつめられ、音源出自のマトリクス番号も逐一克明に記録、明快なブックレット(独・英語。)まで付した12 枚組BOX としてまとめられています。もちろん1 分78 回転のSP 盤時代ですし、収録技術にも限界がありましたから、オーケストラ部分は縮小編成でカットもあり、時にはピアノ伴奏、歌手によってはワーグナー以外の曲(これはこれで嬉しい点かも?シューマンやシューベルトの歌曲あり、ウェーバーやビゼーのオペラあり...)、といったこともあるにはありますが、この時代のオペラ音源に目がない方々ならそんなことは先刻御承知のはず。
 そして同時に、いかに収録状態が微妙であろうとも(古い音源は1900 年から!)、人の声こそは(弦楽器とともに)この時代の技術で最もニュアンスが伝わりやすい表現媒体だった...ということもよくご存知でしょう。今や失われてしまった、19世紀ドイツ以来の声の技芸—-1882 年の『パルジファル』初演時に主役を演じた1840 年代生まれの歌手ふたりを筆頭に、錚々たる歌手陣には目をみはるばかり!
 

PIERRE VERANY



PV 713101
再発売
\2400→\2190
ユバール&スーストロのプーランクの名演が復活!
  フランシス・プーランク(1899-1963):
  (1)オルガン協奏曲ト短調
  (2)バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」より〜
   2つの行進曲と間奏曲
  (3)田園のコンセール
フランソワ= アンリ・ユバール((1)Org、(3)Cemb)
マルク・スーストロ(指揮)
ロワール・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1988-1989年

 旧PV791011 の再発売。昨年はプーランク没後50 周年であり、これで著作権が切れたのを機に今後盛んに取り上げられるであろう。ワーグナー的世界と神秘的なカソリシズムに加えジャズ的なポップさが融合された大作オルガン協奏曲からサティの流れを汲む軽妙なバレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」抜粋を経てチェンバロの巨匠ランドフスカのために書かれた「田園のコンセール」まで、プーランクの多様な側面と聴き所がコンパクトに収まったお得な一枚。四半世紀前の録音だが音質は優秀、ロワール・フィルハーモニーはかつてEMI でピエール・デルヴォーの指揮で数々の録音を残している名門。それぞれの楽器が個性的で色彩感のあるサウンドを生み出している。

PRAGA DIGITALS



PRDDSD 350078
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
リヒテル自身が会心の出来と認めたリストのソナタ
 リスト:
  (1)ピアノソナタ ロ短調
  (2)超絶技巧練習曲〜
   前奏曲/イ短調/風景/鬼火/英雄/荒野の狩/ヘ短調/夕べの調べ
  (3)巡礼の年代3 年〜エステ荘の糸杉に
  (4)ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調
  (5)忘れられたワルツ第3番
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
 リヒテル自身が会心の出来と認めたリストのソナタ、SACDリマスタリングで登場!

 (1)1965年5月18 日/カーネギーホール(ライヴ) (2)1956 年6 月10 日/プラハ、1957年4 月8 日、5 月27 日/モスクワ(ライヴ) (3)1956 年2月2 日/モスクワ(ライヴ) (4)1958年2 月5日/モスクワ(ライヴ) (5)1958 年2月11日/ブダペスト(ライヴ)/MONO、BI-channel Stereo、79’29”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。リヒテルはソ連映画「グリンカ」で、俳優としてリスト役を演じたこともあるほど縁のある作曲家ですが、これら壮年期の演奏を聴くと、リストの自作自演が発見されたのかと思うほどの凄さです。いずれも生放送音源からSACD リマスタリングが施され、リヒテルの音を再現しました。「ピアノソナタ ロ短調」は1965 年5 月18 日カーネギーホールでのライヴで、リヒテル自身「本当にうまくいった演奏のひとつ。これはそうないことだ」と述べたとされる貴重な記録。あらゆるピアノ録音のなかでも屈指の名演で、30 分間金縛りにあったように動けなくなります。
 他の作品の録音も入手困難なものばかりで貴重。超絶的なテクニックはもちろんながら、すさまじい迫力とエネルギーは誰にも真似できぬ至芸。これほど興奮させられるピアノのアルバムは稀と申せましょう。
 


PRDDSD 350108
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
フリッチャイ、1952 年5月25日、
 シャンゼリゼ劇場に於けるフランス・デビュー・コンサートの疑似再現

  バルトーク
   (1)2つの肖像Op.5, Sz37
   (2)舞踊組曲Sz77
   (3)ピアノ協奏曲第2番Sz95
   (4)弦楽のためのディヴェルティメントSz113
(1)(4)ルドルフ・シュルツ(Vn)
(3)ゲザ・アンダ(Pf)
フェレンツ・フリッチャイ(指)
RIAS 放送交響楽団
 SACDリマスターで鮮やかに蘇るフリッチャイのバルトーク

 (1)録音:1951年9月11日/イエス・キリスト教会(ベルリン) (2)録音:1953年6月10日/イエス・キリスト教会(ベルリン) (3)録音:1953年9月9日/イエス・キリスト教会(ベルリン) (4)録音:1952年2月10日/イエス・キリスト教会(ベルリン)/79’ 18”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。今回はフリッチャイが1950 年代初頭にDG レーベルへ録音したバルトーク作品集。それを単にSACD リマスタリングするだけでなく、彼が1952 年5 月25 日にシャンゼリゼ劇場でフランス・デビューを果たした歴史的コンサートの曲目を演奏順に並べ、疑似再現しています。いずれもほぼ同時期の録音でオーケストラもピアノ協奏曲第2 番の独奏(ゲザ・アンダ)も同じゆえ、シャンゼリゼ劇場の聴衆の熱狂と感動を想像体験させてくれます。
 60 年前の録音ながら、クリアで物凄いエネルギーに満ちているのはまさに驚き。フリッチャイの演奏も凄まじく、切れ味最高のバルトークを満喫できます。
 


PRDDSD 350100
(SACD HYBRID)
\2800→\2590

フルトヴェングラー&VPO/EMI・R.シュトラウス録音
 リヒャルト・シュトラウス:
  (1)ドン・ファンOp.20
  (2)死と変容Op.24
  (3)ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
  (4)4つの最後の歌

(1)(3)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
 ウィーン・フィル
(4)エリーザベト・シュヴァルツコップ(Sop)
 オットー・アッカーマン(指)
 フィルハーモニア管弦楽団
 人気のプラハSACD 復刻シリーズにフルトヴェングラー登場。明瞭な響きで蘇ったウィーン・フィルとのリヒャルト・シュトラウス

 (1)1954年3 月2-3日/ウィーン楽友協会大ホール (2)1950年3 月21, 23-24日/ウィーン楽友協会大ホール (3)1954年3 月3 日/ウィーン楽友協会大ホール (4)1953年9 月25日/ウォルドルフ・タウン・ホール /78’ 45”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。
 メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズ。ついにフルトヴェングラーが登場、EMI の名盤が待望のSACD ハイブリッド化です。
 フルトヴェングラーとウィーン・フィルによるリヒャルト・シュトラウスの交響詩3 篇は、演奏の素晴らしさと録音の良さで知られてきました。
 2011 年にEMI が渾身のSACD リマスタリングを施し話題となりましたが、今回はチェコの名人カレル・ソウケニークがマスタリングを担当、いつものプラハ・レーベルならではの明瞭な音世界を創り上げています。
 「死と変容」のハープのデリケートなニュアンス、「ティル」の鮮烈な響きなど、フルトヴェングラーの神業をあらためて実感させてくれる凄さ。ファン必携の1 枚と申せましょう。
 うれしいカップリングはシュヴァルツコップとアッカーマンによる「4 つの最後の歌」。こちらもニュアンスの豊かさが増し、シュヴァルツコップ全盛期の凄さに圧倒される、超感動的なひとときをすごせます。
 

PRDDSD 350086
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
コープランドとバーンスタインの共演
 コープランド:
  (1)ピアノ協奏曲
  (2)エル・サロン・メヒコ
  (3)バレエ組曲「アパラチアの春」
  (4)アメリカの古い歌(全10曲)
(1)アーロン・コープランド(Pf)
 レナード・バーンスタイン(指)
 ニューヨーク・フィル
(2)モーリス・アブラヴァネル(指)
 ユタ交響楽団
(3)アンタル・ドラティ(指)
 ロンドン交響楽団
(4)ウィリアム・ワーフィールド(Br)
 アーロン・コープランド(指)
 コロムビア交響楽団
 これは凄い。曲の魅力再認識。コープランドとバーンスタイン共演のピアノ協奏曲

 (1)録音:1964年1月13日/リンカーン・センター (2)録音:1959 年2月10日/アブラヴァネル・ホール(ソルトレイク・シティ (3)録音:1961年6月15-16日/ワトフォード・タウン・ウォール(ロンドン) (4)録音:1962年1月10-12日/マンハッタン・センター(ニューヨーク)/78’ 07”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズの新作はコープランド。コロムビア、ウェストミンスター、エンジェルの音源をオリジナル・オープンリールからDSD マスターされていますが、1960 年前後のアメリカの驚異的録音が再現されています。
 注目はピアノ協奏曲。ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」の2 年後、1926 年の作で、ニューヨーク風のジャズ色が魅力的。これまでいくつか録音はありますが、何とここではコープランド自身が独奏者を務め、洗練されたタッチと敏捷な指回りの名人芸を披露。さらに豪華なのはバックがバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルなこと。バーンスタイン節全開で、ゴージャスかつ刺激的、驚くほどの充実度。間違いなくこの作品の決定盤と申せましょう。
 さらにコープランドの代表作「エル・サロン・メヒコ」がアブラヴァネル、「アパラチアの春」がドラティの演奏で楽しめるのも注目。録音の良さもあいまって、古き良きアメリカのサウンドを満喫できます。

PROFIL


Gunter Wand & NDR Sinfonieorchester
PH 12044
(7CD)
特別価格\8000→\7190
「ギュンター・ヴァント/
 ハンブルク北ドイツ放送交響楽団ライヴ集成第2集」

  BMG とは一切重複なしの未発売!
ギュンター・ヴァント(指揮)
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(現NDR 交響楽団)
 [CD 1] 53’59”
  ・ブルックナー:交響曲第3番ニ短調WAB. 103(1889年、ノヴァーク第3稿)
    録音:1985年12 月23 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)/収録:NDR
    プロデューサー:ロルフ・ベック、NDR/ディレクター:フリードリヒ・カール・ヴァーグナー/
    エンジニア:カール=オットー・ブレーメル/リマスタリング&サウンドデザイン:マルティン・ハンゼン

 [CD 2] 63’31”
  ・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB. 107(1885年、ハース原典版)
    録音:1999 年4月18 − 21 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)/収録:NDR
    プロデューサー:ロルフ・ベック、NDR/ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ/
    エンジニア:カール=オットー・ブレーメル/リマスタリング&サウンドデザイン:マルティン・ハンゼン

 [CD 3] 33’39”
 [CD 4] 55’49”
  ・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調WAB.108(1884-90年,ハース版)
    録音:2000 年4 月30 日−5 月3 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)/収録:NDR
    プロデューサー:ロルフ・ベック、NDR/ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ/
    エンジニア:カール=オットー・ブレーメル/リマスタリング&サウンドデザイン:マルティン・ハンゼン

 [CD 5] 65’54”
  ・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB.109(原典版)
    録音:1998 年4 月5 − 7日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)/収録:NDR
    プロデューサー:ロルフ・ベック、NDR/ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ/
    エンジニア:カール=オットー・ブレーメル/リマスタリング&サウンドデザイン:マルティン・ハンゼン

 [CD 6] 62’40”
  ・モーツァルト:モーツァルト:セレナード第9番ニ長調KV320「ポストホルン」
    録音:1989 年4 月3 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)
  ・ハイドン:オーボエ協奏曲ハ長調Hob. XII G:C1
    パウルス・ヴァン・デル・メルヴェ(オーボエ)
    録音:1992 年1 月12− 14 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)/収録:NDR
    プロデューサー:ロルフ・ベック、NDR/ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ/
    エンジニア:カール=オットー・ブレーメル/リマスタリング&サウンドデザイン:マルティン・ハンゼン

 [CD 7] 59’07”
  ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op. 54
    ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
    録音:1983年3 月3 日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)
  ・モーツァルト:交響曲第40番ト短調KV550
    録音:2000 年1 月29日/ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)/収録:NDR
    プロデューサー:ロルフ・ベック、NDR/ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ/
    エンジニア:フリードリヒ・カール・ヴァーグナー、カール=オットー・ブレーメル/
    リマスタリング&サウンドデザイン:マルティン・ハンゼン
 ハンブルク北ドイツ放送交響楽団ライヴ・ボックス第2 弾、目玉はブルックナーの第3 番、第7 番、第8 番、第9 番!

 DDD、ステレオ

 巨匠ギュンター・ヴァントが手兵ハンブルク北ドイツ放送交響楽団を指揮したコンサートの模様をライヴ収録したセットの第2 弾。
 ここではヴァントの代名詞ともいうべきブルックナーの交響曲が、CD 全7 枚のうち5 枚分、1985 年の第3 番、1999 年の第7 番、2000 年の第8 番、1998年の第9番の4曲も収められており、ヴァントがもっとも信頼を寄せていた楽団との顔合わせでたっぷりと楽しめるのはなによりの魅力といえるでしょう。
 このたびももちろん、ブルックナーを含む収録曲すべてが、BMG リリースとは一切重複なしの未発売の内容で、ハンブルク北ドイツ放送響と合唱団のインテンダントで、NDR の音楽部長も務める「ヴァントの杖」こと、ロルフ・ベックが監修にあたっており、NDR 提供のオリジナルマスターによりCD 化されているため、音質面も万全の仕上がりとなっています。
 なお、モーツァルトの交響曲第40 番と、オピッツ独奏のシューマンの協奏曲は、先行単発リリース済みのもの(PH13030)と同一の内容になります。


旧譜/第1弾

PH 12043
(5CD)
特別価格
\6500→\5990
ヴァント生誕100 年記念超大型企画!
 「ギュンター・ヴァント /
  ハンブルク北ドイツ放送交響楽団ライヴ集成」
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
 (現NDR 交響楽団)
ギュンター・ヴァント(指揮)
 「ヴァント&ハンブルク北ドイツ放送交響楽団ライヴ・ボックス」正規初出音源を多数収録!
 90 年代ヴァント絶頂期のブラームスの交響曲全集、楽団創立50周年記念演奏会のブルックナー第5 番、ブルックナー歿後100周年記念演奏会のブルックナー「ロマンティック」!!

 [CD 1] 69’41”
  ・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB 104 (1878/80年稿)
   ★ブルックナー歿後100 周年記念演奏会

    録音:1996 年10月11 − 13日ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ]  (ライヴ・デジタル) 収録:NDR
    ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ / エンジニア:ギュンター・ベックマン

 [CD 2] 73’41”
  ・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調WAB 105 (原典版)
   ★ NDR響創設50 周年記念コンサート

    録音:1995 年10月8 − 10日ハンブルク、ムジークハレ[ 現ライスハレ]  (ライヴ・デジタル) 収録:NDR
    ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ / エンジニア:カール=オットー・ブレメル

 [CD 3] 78’32”
  ・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68 45’43
    録音:1990 年2月14日ケルン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル) 収録:NDR
  ・ムソルグスキー=ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」 32’50
    録音:1982年9月20日ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル) 収録:NDR
    ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ(ムソルグスキー)、ヴォラーシャイム(ブラームス) /
    エンジニア:ヨハネス・クッツナー(ムソルグスキー)、不明(ブラームス)

 [CD 4] 79’21”
  ・ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73 47’52
    録音:1992 年11月29、30日&12月1日ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル) 収録:NDR
  ・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23 36’04
    ホルヘ・ボレット(ピアノ)
    録音:1985年1月14日ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル) 収録:NDR
    ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ /
    エンジニア:ギュンター・ベックマン(ブラームス)、ヨハネス・クッツナー(ムソルグスキー)

 [CD 5] 79’25”
  ・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90 37’34
    録音:1990 年2月14日ケルン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル) 収録:NDR
  ・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98 41’47
    録音:1990 年12月17日ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル) 収録:NDR
    ディレクター:ヴォラーシャイム(ブラームス3)、ゲラルト・ゲッツェ(ブラームス4) /
    エンジニア:不明(ブラームス3)、カール=オットー・ブレメル(ブラームス4)

 DDD、ステレオ

 ベルリン・ドイツ響ライヴ集成第2 集につづく、キングインターナショナルの提案によるヴァント生誕100 年&歿後10 年のダブル・アニヴァーサリー企画第2 弾。
 NDR 交響楽団との録音はすべてBMG リリースとは一切重複なしの未発売の内容。音質もNDR 提供のオリジナルマスターによりCD 化されています。
 BMG 録音とは傾向が異なり、すっきりとクリアな音質に特徴があります。
 このボックスに収められた1980 年代半ばから1996 年までは、多くのヴァント好きのあいだで絶頂期と評される時期であり、わけてもブラームスの交響曲全集(DISC3-5) は、同オケとの1 度目のセッション録音から、最晩年のライヴ録音のちょうど中間に位置するもので、ヴァントの体力、気力の充実ぶりといった要素が音楽にも表れ、さらには急上昇する人気にも後押しされ、たいへん迫力ある内容となっています。この白熱ぶりは尋常ではありません。
 NDR 創立50 周年のブルックナーの第5 番における雄大なスケール、さらに注目されるのが「ロマンティック」で、この直後ヴァントは病に倒れ、1997 年には脳卒中の発作に襲われ、復帰後、その音楽は最晩年の様式へと入ってゆきます。
 ムソルグスキーの「展覧会の絵」と、ボレット独奏のチャイコフスキーの協奏曲は、先行単発リリース済みのもの(PH09029) と同一の内容になります。

 

PH 13050
(2CD)
\4800→\4390

エルフリーデ・トレッチェル/最後のリサイタル
 レーガー:
  ニワトコ Op.35-4,天が一粒の涙を零した Op.35-2,
  森の孤独Op.76-3,子供のお願い Op.76-22,眠りに Op.76-59
   エルフリーデ・トレッチェル(S)、ハンス・レーヴライン(P)
    録音:1949年3月29日、RIAS
 R.シュトラウス:3 つのオフィーリアの歌 Op.67-A
  (どうしたら真の恋人を見分けられるのだろう,おはよう、今日は聖ワレンティヌスの日よ,
   彼らはあの方をそのまま棺に乗せて運んで行った)
   エルフリーデ・トレッチェル(S)、フーベルト・ギーゼン(P)
   録音:時期不詳、ベルリン郊外のトレッチェル家
 マーラー:
  別れ離れて、私は柔らかな香りをかいだ、美しいがゆえに君を愛するのなら
 ヒンデミット:「マリアの生涯」 Op.27 −
  マリアの誕生,ヨゼフの疑い,キリストの誕生,エジプトへの脱出の途上での休息
 シューベルト:ただ憧れを知る人が
   エルフリーデ・トレッチェル(S)、リヒャルト・クラウス(P)
   録音:時期不詳、ベルリン郊外のトレッチェル家
 シューマン:月の夜 Op.39-5
   エルフリーデ・トレッチェル(S)、ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
   録音:1944年
 シューベルト:春の想い D686、君はわが憩い D776、若い尼 D828、夜と夢 D827
 シューマン:
  くるみの木 Op.25-3、はすの花 Op.25-7、美しい見知らぬ土地 Op.39-6、
  月の夜 Op.39-5、君に捧ぐ Op.25-1
 ブラームス:
  秘めごと Op.71-3、森の静寂の中で Op.85-6、
  娘の歌 Op.85-3、夜鶯 Op.97-1、娘は語る Op.107-3
 ヴォルフ:
  明け方に、心変わりした娘、とりすました娘、楽師、打ち明け
 シューマン:
  ジャスミンの茂み Op.27-4、眠りの精 Op.79-13
 モーツァルト:「フィガロの結婚」−ついにその時が近づいた(ドイツ語)
 プッチーニ:「蝶々夫人」−ある日、見えるのよ(ドイツ語)
 プッチーニ:「ボエーム」−私はミミと呼ばれていますが(ドイツ語)
 ドヴォルザーク:「ルサルカ」−月の歌
   エルフリーデ・トレッチェル(S)、ハンス・レーヴライン(P)
   録音:1956年6月18日、ドレスデン
 ベーム時代のドレスデンのプリマドンナ、エルフリーデ・トレッチェル最後のリサイタルを中心とした貴重な録音集!ゼンパーオーパー・エディションで登場!

 126' 00"

 エルフリーデ・トレッチェル(トレチェルとも)(1913 − 1958)はドレスデン生まれのドイツのソプラノ。1933 年に当時ドレスデン国立歌劇場の音楽総監督だったカール・ベームに認められ、この劇場のプリマドンナとして幅広く活躍。戦後はベルリンやウィーン、さらに英国でも活躍しました。温かみのある優しい歌声で一時代を築いた名歌手なのですが、活動の前半は第二次世界大戦と重なり、また44 歳という若さで亡くなってしまったこともあり、録音はそれほど多くありません。
 今回Profil が発掘したのは、1956 年6 月18 日、ドレスデンのビューラウの保養施設で行われたトレッチェルの最後のリサイタルを中心に私的な録音も含めた貴重な録音が多々集められています。
 トレッチェルの葬儀でのヴァルター・フェルゼンシュタインによる弔辞も収められています。ゼンパーオーパー・エディションの常として、貴重な写真を多数掲載した立派な解説冊子も付いています。

RED NOTE

RNCD002
(14CD)
\3800
〔再プレス〕
オペラ・コレクション/ルチアーノ・パヴァロッティ(Ten)
 ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」
   ジャコモ・アラガル、マルゲリータ・リナルディ、ワルター・モナケージ
   クラウディオ・アバト指揮、ハーグ・レジデント管弦楽団、他
    1966年6月30日ライヴ録音
 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
  レナータ・スコット、コスタス・パスカリス、パオロ・ワシントン
  カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、ローマ歌劇場管弦楽団、他
   1966年11月19日ライヴ録音
 ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
  レナータ・スコット、ピエロ・カプッチルリ、アゴスティーノ・フェリン
  フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮、トリノRAI交響楽団、他
   1967年6月30日ライヴ録音
 マスネ:歌劇「マノン」(伊語歌唱)
  ミレッラ・フレーニ、ローランド・パネライ、アントニオ・ゼルビーニ
  ペーター・マーク指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団 1969年6月3日ライヴ録音
 ベッリーニ:歌劇「清教徒」
  ミレッラ・フレーニ、セスト・ブルスカンティーニ、ボナルド・ジャイオッティ
  リッカルド・ムーティ指揮、ローマRAI交響楽団、他 1969年7月8日ライヴ録音
 プッチーニ:歌劇「ボエーム」
  ミレッラ・フレーニ、セスト・ブルスカンティーニ、ニコラ・ギュゼレフ
  トーマス・シッパース指揮、ローマRAI交響楽団、他 1969年7月17日ライヴ録音
 ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」
  モンセラート・カバリエ、ピエロ・カプッチルリ、カルロ・ザルド
  ジャンアンドレア・ガヴァッツェーニ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
   1976年5月12日ライヴ録音
 
RNCD001
(9CD + DVD)
\3800
〔再プレス〕
アルティメット・コレクション/
 ルチアーノ・パヴァロッティ(Ten)
約150トラックのオペラアリアや歌曲、イタリア民謡などパヴァロッティの十八番を集めたボックスです。DVDはコンサートライヴを収録しています。

ROMEO RECORDS


RON 7298
\2200
「ピアノ珍曲集 第2集」
 スティル:「7つのトレーサリー」組曲
 ビゼー:「アルルの女」組曲(メヌエット,ファランドール)
 R.シュトラウス:ピアノ・ソナタ Op.5
 スペンジアリャン:コーカサスの風景
セタ・カラカシアン(ピアノ)
 スティル、R.シュトラウス、スペンジャリアン!珍しいピアノ作品集!

 録音年不詳、ステレオ、70'34

 セタ・カラカシアンがLP時代に発売した「稀にしか演奏されないピアノ作品集」がRomeoRecords からCD 化(RON 7227)されると話題になり、続編の第2 集が登場。
 ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978)は20 世紀半ばに活躍したアフリカ系米国人の作曲家。代表作アフロ=アメリカン交響曲をはじめ、米国のみならずかなり人気のある作曲家である。7 つのトレーサリー(トレーサリーとは教会のアーチ窓の上の装飾)はモダンな美しさを湛えた素敵な曲。アレクサンドル・スペンジアリャン(1871-1928)はアルメニアの近代クラシック音楽の立役者。「コーカサスの風景」は名前の通り民俗色豊かな曲で、秘曲マニアなら絶対に注目すべきもの。

SPECTRUM SOUND



CDSMBA 004
(2CD)
\3600→\3290
輝きを放つクライバーン、優雅で魅惑的なイッセルシュテット
 ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番Op.72a
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』*
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
   ヴァン・クライバーン (ピアノ)*、
   ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、
   フランス国立放送管弦楽団
    ライヴ録音: 1964 年6 月30 日、シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ)
 ボーナス・トラック 【LP復刻】
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
    ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)、
    ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     セッション録音:1959 年 06 月、ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ)
      使用原盤:UK DECCA SXL 2179 Wide band ED 1 LP
 瑞々しい情感に溢れ、輝きを放つクライバーン全盛期の皇帝!!そして、優雅で魅惑的なイッセルシュテットのブラームス。フランス国立視聴覚研究所音源提供。解説は平林直哉氏が担当!

 初CD 化、ADD、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital Restoration&24bit Remastering

 スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle ame(ベルアーム)”の第4 弾はハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮による1964 年6 月30 日のライヴからベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3 番、ヴァン・クライバーンをソリストに迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲第5 番『皇帝』、そしてブラームスの交響曲第2 番です。瑞々しい情感に溢れたクライバーンの皇帝はライヴならではの勢いを感じる演奏。また、ブラームスの極めて優雅で魅惑的な演奏は必聴です!当ライヴ盤の魅力について平林直哉氏による解説付です。
 『クライバーンは「皇帝」を1961 年にも録音しているが、このディスクの演奏ではライヴゆえにいっそう生き生きとしており、瑞々しい情感に溢れている。(中略)クライバーンが単なる伝説のピアニストではなく、真に実力を持っていたという証拠のひとつである。伴奏もまた、非の付け所がない。(中略)「レオノーレ」序曲第3 番は響きのバランスやテンポの流れなどが、実にきっちりと計算されているのに驚かされる。(中略)
 シュミット=イッセルシュテットは彼のオーケストラである北ドイツ放送響とブラームスの交響曲全集を完成させているが、このディスクのライヴはそれとは全く傾向の異なる、極めて魅惑的な演奏である。この優雅で上品な味わい、広々とした空間に解き放たれるような開放感、これらはモーツァルトを最も愛し、海が大好きだった彼の人間性に起因するのだろうか。(平林直哉〜ライナーノーツより)
 


CDSMBA 005
(2CD)
\3600→\3290
レオニード・コーガン〜伝説の1982年10月20日のパリ・リサイタル
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナチネ第3番ト短調 D.408 /
 シューベルト:幻想曲 D.934/ブラームス : スケルツォ/
 J.S.バッハ : シャコンヌ( 無伴奏パルティータ第2番ニ短調BWV1004より) /
 パガニーニ:カンタービレ /
 ファリャ(コハンスキー編):スペイン民謡組曲/
 プロコフィエフ:仮面〜『ロメオとジュリエット』より
   レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、ニーナ・コーガン(ピアノ)
   ライヴ録音:1982 年10 月20 日、シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ)
   ・INA(フランス国立アーカイヴ)からの提供
 ボーナス・トラック 【LP復刻】
  ナルディーニ:アダージョ/
  ショスタコーヴィチ:4つの前奏曲/
  メンデルスゾーン : 無言歌 Op. 62 第1番/
  クライスラー:ウィーン奇想曲/
  ハチャトゥリアン:アイシェの踊り/
  ヴュータン:ロンディーノ Op.32-2/
  ドビュッシー : 月の光/
  プロコフィエフ:仮面〜『ロメオとジュリエット』より/
  ブロッホ:ニーグン/
  グラズノフ:前奏曲〜『ライモンダ』より/
  サラサーテ:バスク奇想曲
   レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、アンドレイ・ミトニク(ピアノ)
   セッション録音:1958 年、アメリカ(モノラル)/
   使用原盤:U.S.A RCA LM 2250 Shaded dog ED 1 LP
 貴重録音が初CD 化!コーガンの最晩年1982 年10月パリ・ライヴ!フランス国立視聴覚研究所音源提供。解説は平林直哉氏が担当!

 初CD 化、ADD、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital Restoration&24bit Remastering

 スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle ame(ベルアーム)”の第5 弾は、レオニード・コーガン死後2 ヵ月前1982 年10 月20 日の最晩年パリ・ライヴです。最晩年の澄み切った世界を思わせるような、心にしみいる演奏でとりわけ、祈りに満ちたシャコンヌは感銘を受けます。品格の溢れる演奏には心打たれます。
 まさに巨匠コーガンの最後となる貴重な録音がうれしい初CD 化となりました。今回も当ライヴ盤の魅力について平林直哉氏による解説付です。

STRADIVARIUS



STR 33989
\2200→\1990
リヒテル・ライヴ・イン・ロンドン
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1976年6月18日、ライヴ、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、イギリス
 

SUPRAPHON



SU 4171
(2CD)
\3400→\3090
「ドリームス〜伴奏つき歌曲集
  /ダグマル・ペツコヴァー
     マーラー、ワーグナー、ブラームス、ベリオ」
ダグマル・ペツコヴァー(メゾ・ソプラノ)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
プラハ・フィルハーモニア
 [CD 1]
  ・ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5 つの詩
    収録:1999年4月&9月(セッション・ステレオ)
  ・マーラー:リュッケルトの詩による5 つの詩
    収録:1995年8月&9月(セッション・ステレオ)
  ・マーラー:さすらう若人の歌
    収録:1995年8月&9月(セッション・ステレオ)
  ・マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」より
   浮世の暮らし/ラインの伝説/だれがこの歌を作ったのだろう/
   トランペットが美しく鳴り響くところ/原光
    収録:1996年7月&9月(セッション・ステレオ)
 [CD 2]
  ・ブラームス:アルト・ラプソディop. 53
    収録:1999年4月&9月(セッション・ステレオ)
  ・マーラー:亡き児をしのぶ歌
    収録:1995年8月&9月(セッション・ステレオ)
  ・マーラー(ベリオ管弦楽伴奏版):5 つの初期の歌
   夏の交代/シュトラスブルクの砦で/
   もう会えない/いたずらな子供をしつけるために/思い出
    収録:1996年7月&9月(セッション・ステレオ)
  ・ベリオ:フォーク・ソングス(1925)
    収録:1996年7月&9月(セッション・ステレオ)
 チェコの名花ペツコヴァー、得意のマーラーほかオーケストラ伴奏つき歌曲集

 収録場所:プラハ、ドモヴィナ・スタジオ/160’ 44”

 1961 年東ボヘミアのフルディム出身、チェコを代表する世界的メゾ・ソプラノ、ダグマル・ペツコヴァーが、得意のマーラーをはじめとするオーケストラ伴奏つき歌曲の数々を歌ったアルバム。バックを務めるのは名匠ビエロフラーヴェクが率いるプラハ・フィルハーモニア。
 「マーラーとワーグナー。わたしの歌手人生で影響を与えてきた作曲家ふたりを、わたしに気付かせてくれたのが、ビエロフラーヴェクでした」と打ち明けるペツコヴァーですが、ミヒャエル・ギーレンやケント・ナガノらによるマーラーのレコーディングに起用されているという事実が示してもいるように、その活躍ぶりにはめざましいものがあります。
ここでも大部分を占めるマーラーがやはり絶品で、エキスパートの名にふさわしい歌唱を確かめられます。
 なお、ここに収録されたすべてのナンバーは久しく廃盤で入手が困難だったもので、SUPRAPHON で製作した3 枚のアルバムよりの組み換え再発となります。

TACTUS SERIE BIANCA

TB 550702
\1600→\1490
G.ガブリエリ:様々な楽器のためのカンツォーナとソナタ集(1615) ルネ・クレマンシック(指揮)
コンソート・フォンテガーラ
 ルネ・クレマンシック(指揮)、コンソート・フォンテガーラ、G・ガブリエリのカンツォーナ&ソナタ集!

 入手困難となっていたTactusの名盤を復刻するシリーズ、"Serie Bianca(ホワイト・シリーズ)"。第3弾は、作曲家、指揮者、リコーダー奏者、クラヴィコード奏者として活躍するオーストリアの巨匠ルネ・クレマンシック(レネー・クレメンチッチ)のガブリエリが登場!
 16世紀後半、ルネサンスからバロックへと移り変わる過渡期の時代に活躍したイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557−1612)。
 作曲家の死後1615年に出版された「カンツォーナとソナタ集」は、5声から12声までのカンツォン、14声、15声、22声、そして3本のヴァイオリンのためのソナタ21曲からなる器楽曲集。
 「イタリア音楽の宝庫」Tactusより1996年に発売され、長らく定番アイテムとして親しまれてきた名盤の復活です。
 
TB 751903
\1600→\1490
サリエリ:序曲、スケルツォ、ディヴェルティメント集
 弦楽四重奏のための序曲第1番/弦楽四重奏のための序曲第2番/
 歌劇 《ダナオスの娘たち》 序曲/
 オーボエと弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ/
 ディヴェルティメント第1番/ディヴェルティメント第2番/
 ディヴェルティメント第3番/ディヴェルティメント第4番/フーガ
アマティ弦楽四重奏団
パオロ・ポラストリ(オーボエ)
 アントニオ・サリエリの弦楽四重奏作品!

 モーツァルトと同世代のイタリア出身の作曲家、アントニオ・サリエリ(1750−1825)。モーツァルトとの対立や毒殺陰謀説などのエピソードが注目され、音楽面での功績がなかなか正当に評価される機会に恵まれてこなかったサリエリの室内楽作品集。弦楽四重奏で奏される「ダナオスの娘たち」の序曲に、2つの序曲。4つのディヴェルティメント。そして、ブリュッセル王立音楽院でパウル・ドンブレヒトに学んだイタリアのオーボイスト、パオロ・ポラストリがソリストを務めるコンチェルティーノなど、録音の機会の少ないサリエリの弦楽四重奏、貴重な録音の復刻です。
 
TB 670390
(2CD/特別価格)
\2700→\2490
カルダーラ:室内ソナタOp.2&チェロ・ソナタ集
 2本のヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ Op.2
 チェロと通奏低音のためのソナタ集

マルコ・フレッツァート(チェロ)
ディエゴ・カンタルーペ(指揮、テオルボ)
ラウラ・ソアーヴェ・アンサンブル

 カルダーラのヴァイオリン&チェロ・ソナタ!

 ヴェネツィアで生を受け、マントヴァ、バルセロナ、ローマ、ウィーンに大きな足跡を残したイタリア後期バロックの巨匠アントニオ・カルダーラ(1670−1736)。歌劇、宗教曲の重要な作曲家とされるカルダーラが遺した、ヴァイオリンとチェロのためのソナタ集を、イタリア、クレモナのピリオド・オーケストラ、ラウラ・ソアーヴェの演奏で。
  
TB 600602
\1600→\1490
フェッリーニ:チェンバロ作品集
 タスタータ/マントヴァの踊り/
 トロンベッタ/コレンテ/ロッタ/
 パッサガッリ/フィオレンツァのアリア/
 スパニョレッタ/チャッコーネ/バレット/
 トッカータ/ガリアルダ/他
ロベルト・ロレジャン(チェンバロ)
 ロベルト・ロレジャンによる、フェッリーニ!

 1660年代にローマで活躍したとされる、イタリアの作曲家、チェンバリスト、ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1601−1674)の稀少なアルバム。
 現代では耳にする機会の少ない作曲家だが、いくつもの写本に作品が収録されており、当時は広く流布されていたことが伺える。
 ロレジャンは、Tactusではフレスコバルディの鍵盤作品全集などに参加した腕利きの鍵盤奏者。

TAHRA

TAH 765
\2500→\2290
「アムステルダムのジュリーニ/
 1960年6月22日オランダ音楽祭ライヴ」

  ・ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調RV.589*
  ・ヴェルディ:聖歌四篇
オランダ放送連盟大合唱団
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
エリーザべト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ウルズラ・ベーゼ(コントラルト)*
 ジュリーニ指揮コンセルトヘボウ管、オランダ音楽祭1960ライヴ、シュヴァルツコップ独唱ヴェルディの聖歌四篇、ヴィヴァルディのグローリア

 収録:1960 年6 月22 日/オランダ音楽祭(ライヴ・モノラル)/ADD、モノラル、68’11”

 イタリアの名指揮者カルロ・マリア・ジュリーニの生誕100 周年アニヴァーサリーにTahra より復刻されるのは、1960 年6 月のオランダ音楽祭でジュリーニが名門コンセルトヘボウ管を指揮したコンサートのライヴ録音。
 資料によると、生涯に59 のオーケストラを指揮したジュリーニは、1957 年10 月30 日から1996 年3 月15 日のあいだに、コンセルトヘボウ管を81 回指揮して、36 人の作曲家による60 作品を取り上げています。
 ヴィヴァルディの「グローリア」と、ヴェルディの「聖歌四篇」はいずれも完全初出となる内容で、この演奏が行われた1960 年6 月22 日は、さきごろtestament で復刻された、エディンバラ音楽祭でジュリーニがフィルハーモニア管を指揮したヴェルディの「レクィエム」のちょうど2 ヶ月前にあたります。
 音楽祭の舞台にぴったりのヴィヴァルディの華やぎと、静謐で深遠なる美しさと劇性を併せ持つジュリーニ得意のヴェルディ作品との組み合わせもうまく、気力漲るジュリーニの音楽運びと、オランダ放送連盟大合唱団の迫力ある歌唱が同様に特徴的で、さらにここではシュヴァルツコップの参加もまたおおきな魅力となっています。
 なお、当日はオール・イタリア・プログラムで、本アルバムには未収録ながら、ほかにボンポルティの合奏協奏曲も演奏されていました。モノラルながら音の状態も良好です。

UNITED CLASSICS


T2CD2013027
\1600
ベートーヴェン:
 交響曲第3番「英雄」
 劇音楽「エグモント」Op. 84より序曲
コリン・デイヴィス指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン
 

T2CD2013028
\1600
イタリア古典歌曲集 エマ・カークビー(Sop)

URANIA


WS121.161
(2CD)
\2000
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの歌
 Wiener Philharmoniker
 Kirsten Flagstad & Hans Knappertsbusch
  Recorded: Vienna, 1956
ブラームス:
 アルト・ラプソディ OP. 53 -
 運命の歌 OP. 54
  Columbia Symphony Orchestra
  Milred Miller & Bruno Walter
   Recorded: Hollywood, 1961
マーラー:
 DER ABSCHIED(大地の歌より)
  Concertgebouw Orchestra
  Nan Merriman & Eduard Van Beinum
   Recorded: Amsterdam, 1956
R.シュトラウス:4つの最後の歌
 BBC Symphony Orchestra
 Sena Jurinac & Malcolm Sargent
  Recorded: London, 1961
シェーンベルク:「期待」 OP. 17
 New York Philharmonic Orchestra
 Dorothy Dow & Dimitri Mitropoulos
  Recorded: New York, 1951
マーラー:亡き子としのぶ歌
 Wiener Philharmoniker
 Kathleen Ferrier & Bruno Walter
  Recorded: Vienna, 1949
 

WS121.217
(2CD)
\2000
ミケランジェリ/ピアノ協奏曲録音集
 ハイドン:ピアノ協奏曲第11番ニ短調
  Orchestra Sinfonica di Torino della Rai
  マリオ・ロッシ指揮
  Recorded: Torino, 18 December 1959
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 KV 450
   Orchestra Sinfonica della Radio della Svizzera italiana
   ヘルマン・シェルヘン指揮
   Recorded: Lugano, 21 June 1956
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
  Orchestra Sinfonica della Radio della Svizzera italiana
   ヘルマン・シェルヘン指揮
   Recorded: Lugano, 21 June 1956
 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
   Orchestra Sinfonica di Torino della Rai
   Nino Sanzogno, conductor
    Recorded: Torino, 12 December 1961
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op. 73「皇帝」
   Orchestra Sinfonica di Roma della Rai
   Massimo Freccia, conductor
    Recorded: Roma, 14 May 1960

VENEZIA



CDVE04415
(3CD)
\2400→\2190
発売中止!

ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ第2弾




CD. 1
 1. J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
     ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ(ピアノ)
     モスクワ・フィル
     1975年4月29日
       モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
 2. モーツァルト:
  2台のピアノの為の協奏曲 変ホ長調(第10番) KV.365
      エレナ・ギレリス(第1ピアノ)
      エミール・ギレリス(第2ピアノ)
       モスクワ・フィル
         1983年11月24日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ指揮
CD. 2
 ワーグナー:
  1. 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
   第1幕への前奏曲と
   信者の合唱「救い主としてわれらに来たまい」
  2. 歌劇「ローエングリン」から
    第3幕への前奏曲と「婚礼の合唱」
  3. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
    「前奏曲と愛の死」
  4. 楽劇「神々の黄昏」から
    「ジークフリートのラインの旅」
     モスクワ・フィル、合唱団
      1976年4月7日
      モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
CD. 3
 ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ:
  組曲「戦争と平和」(全14曲)
   モスクワ放送交響楽団、合唱団
    1973年12月2日
    モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
※CDVE04414に続くオフチニコフの第2弾。

 古典への音楽観が聴いて取れる自身のピアノによるバッハ。ギレリス親子に引けを取らないアプローチを聴かせてくれるモーツァルト。メロディをたっぷり歌わせたワーグナー。
 そして作曲家として世界的に知られる映画「戦争と平和」(レフ・トルストイ:セルゲイ・ボンダルチュク監督によるソビエト国家の威信をかけた7時間に及ぶ大作)の音楽から自身で編集した14曲を組曲とした魅力的な演奏が3枚のCDに含まれています。組曲「戦争と平和」は合唱を交えた雄大でロマンティツク序曲から始まり、有名なナターシャのワルツ、凶暴な戦争の音楽、終曲へと連なる約50分の音楽です。

※音質は良好(ステレオ)ですが、ライヴ音源のためマスターに起因する傷や揺れが含まれておりますこと、ご了承ください。

 


CDVE00031
(3CD)
\1800→\1690
マリア・グリンベルク(ピアノ)の芸術
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集

ベートーヴェン:
CD. 1
 1. ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
  ドミトリー・キタエンコ指揮
  モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団   1970年ライヴ録音 モノラル
 2. ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
  キリル・コンドラシン指揮
  モスクワ放送交響楽団   1947年録音 モノラル
CD. 2
 1. ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
  クルト・ザンデルリンク指揮 
  モスクワ放送交響楽団   1965年録音
 2. ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
  ネーメ・ヤルヴィ指揮
  ソビエト国立交響楽団   1965年録音
CD. 3
 1. ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
  アレクサンドル・ガウク指揮 
  モスクワ放送交響楽団   1957年ライヴ録音 モノラル
 2. メヌエット ト長調 WoO.10-2
 3. メヌエット 変ホ長調 WoO.10-3
 4. メヌエット ニ長調 WoO.10-5
 5. メヌエット 変ホ長調 WoO.82
  1951年録音 モノラル
マリア・グリンベルク(P)
 マリア・グリンベルク(1908-1978)は政治的な理由における長い不遇の境遇の中でも音楽活動を続け、ソビエトのピアニスト初のベートーヴェンピアノ・ソナタ全集を録音しています。
 今回のアルバムに収録された協奏曲は、優れた名演奏として知られるものです。
※ベートーヴェンの協奏曲がまとまったお買い得なアルバムです。
※古い演奏のもの、またライブ録音が含まれており、マスターに起因する傷が聴かれることをご了承ください。


旧譜
グリンベルクのベートーヴェン全集!

MELODIYA
MELCD 1002025
(9CDs/特別価格)
\11700→\6390
マリア・グリンベルク(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
マリア・グリンベルク(ピアノ)
 ユダヤ系であったため弾圧を受けながらも、ピアニストとしての名誉を回復し、旧ソ連で初めてベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音した音楽家となったマリア・グリンベルク(1908−1978)。
 スターリンの死後、活動範囲を広げたグリンベルクが、キャリアの晩年となる1964年から1967年にかけてレコーディングを行った「全集」は、そのピアニストとしての人生の集大成である。
 1964年−1967年の録音。

 


CDVE04404
(3CD)
\2400→\2190
アリギス・ジュライティス指揮 バレエ音楽名演奏集
CD. 1
 グラズノフ:バレエ音楽「お嬢さん女中」全曲
  ミハイル・チェルニャホフスキー(ヴァイオリン) 
  ヴィクトル・シモン(チェロ) 
  モスクワ放送交響楽団   1979年録音
CD. 2
 プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」 op.64 (抜粋)
  ボリショイ劇場管弦楽団   1970年代録音
CD. 3
 チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」 op.20 (抜粋)
  ボリショイ劇場管弦楽団   1983年録音
アリギス・ジュライティス指揮
 アリギス・ジュライティス(1928-1998)はリトアニアに生まれ。ニコライ・アノーソフに指揮を学び、1960年から長くボリショイ劇場の指揮者としてバレエ、オペラを得意とした指揮者です。
 今回のアルバムに収録された3曲は、優れた名演奏として知られるものです。
 


CDVE04414
(3CD)
\2400→\2190
ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ指揮
 チャイコフスキー作品集 
交響曲第5番、第6番
チャイコフスキー:
CD. 1
 1. 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
  モスクワ放送交響楽団   1980年スタジオ録音
 2. 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」 
  モスクワ・フィル
   1974年5月16日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ録音
CD. 2
 1. 交響的バラード「ヴォエヴォーダ」 op.78
  モスクワ放送交響楽団   1977年スタジオ録音
 2. 交響曲第5番 ホ短調 op.64
  ソビエト社会主義共和国ウクライナ国立交響楽団   1983年スタジオ録音
CD. 3
 1. 交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
   モスクワ放送交響楽団   1981年4月スタジオ録音
 2. 戴冠式祝典行進曲
   モスクワ放送交響楽団   1977年9月スタジオ録音
ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ指揮
 ヴァヤチェスラフ・オフチニコフ(1936- )は、日本で知られる指揮者より本国では作曲家として知られています。
 力強く時に暴力的でありつつも、メロディーをたっぷり歌わせるその演奏は自身の作品同様とても魅力的で、特にチャイコフスキーはその特徴と相まって名演奏として知られています。
※一部ライブ録音が含まれており、マスターに起因する傷などが聴かれることをご了承ください。

WALHALL


WLCD0375
(2CD)
\2000
ヴィッカーズ&カバイヴァンスカ/
 ヴェルディ:歌劇「オテロ」
ライナ・カバイヴァンスカ(デズデモーナ)
イザベル・カセイ(エミーリア)
ジョン・ヴィッカーズ(オテロ)
ルイ・キリコ(イアーゴ)
エウジェーニオ・ヴァローリ(カッシオ)
ホルヘ・アルゴルタ(ロドヴィーゴ)
ベリスラフ・クロブチャール指揮
コロン劇場管弦楽団、合唱団
1963年5月19日ブエノスアイレスでのライヴ録音(モノラル)
 ※以前、ATRIUMレーベル他から発売あり。
 ※音質は良いです。クロブチャールの情熱的な指揮のもと推進力ある音楽が作り上げられていきます。
 

WLCD0382
(2CD)
\2000
トゥッチ&コレッリ/
 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
ガブリエラ・トゥッチ(アイーダ)
アイリーン・ダリス(アムネリス)
フランコ・コレッリ(ラダメス)
コーネル・マクニール(アモナスロ)
ジョルジョ・トッツィ(ランフィス)
ルイス・スガーロ(エジプト王)
ジョージ・シック指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1962年3月3日ニューヨークでのライヴ録音(モノラル)
 ※以前、STRADIVARIUSレーベル他から発売あり。
 ※モノラルながら、とても良い音質です。

WEITBLICK



SSS 0155/60
(6CD 3枚価格)
\6600→\5990
ハインツ・レーグナー
 ブルックナー:交響曲第4番〜第9番ステレオ・ライヴ録音!

 (1)交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
  演奏タイミング:[16:16][15:20][11:18][19:03]
 (2)交響曲第5番変ロ長調
  演奏タイミング:[20:40][15:20][14:03][21:57]
 (3)交響曲第6番イ長調
  演奏タイミング:[14:20][16:10][8:01][15:08]
 (4)交響曲第7番ホ長調
  演奏タイミング:[18:53][18:38][9:18][11:19]
 (5)交響曲第8番ハ短調
  演奏タイミング:[12:40][13:30][26:37][23:03]
 (6)交響曲第9番ニ短調
  演奏タイミング:[20:58][9:51][20:31]
ハインツ・レーグナー(指揮)
ベルリン放送交響楽団(旧東)
 鬼才レーグナー、変幻自在のブルックナー、交響曲第4 番〜第9 番ステレオ・ライヴ録音!6 枚組で3 枚価格!

 録音:(1)1983年11月7日メトロポールシアター (2)1990年6月8日シャウシュピールハウス、ベルリン (3)1978年5月27日ベルリン民主宮殿 (4)1979年10月13日リガ・フィルハーモニー(ラトビア) (5)1985年5月3日シャウシュピールハウス、ベルリン (6)1983年2月7日メトロポールシアター

 生前は鬼才の名をほしいままにし、若き日よりポストに恵まれ、さらなる円熟が約束されていた70 代前半に忽然と世を去ったハインツ・レーグナー。レパートリーは広範に及び、その多くが録音にも恵まれています。芸風はシューリヒト張りの快速で拘泥を嫌った爽やかな演奏をするかと思えば、一転して凄まじいばかりの遅いテンポで隅々を執拗に抉るような演奏をも展開。音色も重厚な純ドイツ風かと思えば時に軽やかできらめくようなラテン的な響きも追及すると言った具合で正体不明、千変万化の巨匠でもありました。ブルックナーは愛奏するレパートリーですが、ここでも演奏するたびに別人のような表情を見せるため驚きが続きます。
 第4 番と第6 番はスリリングで目が離せない演奏。
 第5 番は早いテンポは個性が強いが全体にオーソドックスな演奏。
 第7 番は柔らかたおやかな演奏。
 第8 番、第9 番は過激でショッキングな演奏と言った処でしょうか。
 御息女スザンヌ・レーグナー女史の協力を得て、レーグナーと生前に親しく仕事を共にしたディルク・ステーヴ氏のライナーを得ております。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付



旧譜
ハインツ・レーグナー指揮、ベルリン放送交響楽団
ブルックナー:交響曲第4番〜第9番
Brilliant BRL94686(9CD)\5400

 クラシック関連書籍でもCDショップでもほとんど無視されているレーグナーだが、実は辛口の評論家も彼の美しい演奏にはかなり好意的である。
 代表的録音であるブルックナーも、彼の美しい感性によって飾られた明るい色彩が表面に湧き立つ不思議な魅力あふれる演奏。店主は、レーグナーの残したブルックナー録音を20世紀の隠れた貴重な遺産と言ってはばからない。
 レーグナーの残した録音はベルリン・クラシックスからリリースされていたが、手に入りにくい状況だった。そこに彼の4-9番をすべて収めたセットがBrilliantからリリースされた(1〜3番は別の指揮者だが悪くない)。
 このセットでレーグナーの至芸をたっぷり愉しんでみてください。


Brilliant
BRL94686
(9CD)
\5400
ブルックナー:交響曲全集
 第1番 ヴァーツラフ・ノイマン指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 第2番 フランツ・コンヴィチュニー指揮、ベルリン放送交響楽団
 第3番 クルト・ザンデルリング指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 第4番〜第9番 ハインツ・レーグナー指揮、ベルリン放送交響楽団
 どの演奏も早めのテンポと独自の味付けでぐいぐいすすんでいく異色のブルックナー。作為的な嫌味さはなく、こういう描き方もあるかなと納得させられる。当時はブルックナーの新しい解釈、時代の先を行く演奏と言われたりもしたが、結局こういう演奏をしたのは彼くらいだった。

交響曲第4番
 1983年7月&1984年11月ステレオ録音
交響曲第5番
 1983年9月&1984年1月ステレオ録音
交響曲第6番
 1980年6月ステレオ録音
交響曲第7番
 1983年5&8月ステレオ録音
交響曲第8番
 1985年5&7月ステレオ録音
交響曲第9番
 1983年2月ステレオ録音




WERGO

WER 6774
\2400→\2190
シュトックハウゼン(1928-2007):モメンテ(1965年版)
 ソプラノ、4つの合唱グループ、13 人の楽器奏者のための
  第1部 [27:34]
  第2部 [29:36]
マルティナ・アロヨ(ソプラノ)
アロイス・コンタルスキー(ハモンド・オルガン)
アルフォンス・コンタルスキー(ロウリー・オルガン)
ケルン放送合唱団
カールハインツ・シュトックハウゼン(指揮)
ケルン放送交響楽団のメンバー
 WERGO 初期に録音された「モメンテ」、初CD 化!

 録音:1965 年(WDR)/ LP 発売:1967 年(WER 60024(廃盤))/57:14

 「モメンテ」はWDR の委嘱で1961 から62 年にかけて作曲されました。ソプラノ、4 つの合唱グループ、13 人の楽器奏者のための作品ですが、始まりも構造も終りも明確には指示されていません。複数の意味を持つ独立したイベントから成る作品です。計画された長さで、手で扱える発音体から発せられる音に基づく「瞬間」のいくつかのグループが、演奏の様々なヴァージョンを作り上げます。シュトックハウゼン自身の指揮の下、当時の現代音楽シーンを牽引する演奏家たちが臨んだ真剣勝負の録音。極限の緊張感と集中が生みだした奇跡的な名演といえるでしょう。

 〜 Studio Reihe Nerer Musik スタジオ・ライン・新音楽シリーズ〜
 1962 年に設立された現代音楽の名門レーベルWERGO。レーベル初期に生み出されたLP で未CD 化のものをあらためて世に送り出すのがこのスタジオ・ライン・シリーズ。丁寧なマスタリングとともに、20 世紀音楽の音楽史の貴重なページが、CD となって鮮やかによみがえります。


WEST HILL RADIO ARCHIVES



WHRA 6050
\2200→\1990
クラウディオ・アラウの初出音源!ドイツでの協奏曲集
 (1)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
 (2)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
(1)マッシモ・プラデッラ(指揮)
 バイエルン放送交響楽団
(2)ラファエル・クーベリック(指揮)
 NDR放送交響楽団
 (1)録音:1960年3月9日、ミュンヘン (2)1962年5月31日ケルン(ステレオ、65'16)

 20 世紀の偉大なピアニスト、クラウディオ・アラウ(1903−1991)が1960 年代初頭にドイツで演奏した協奏曲を2 曲収録。どちらも50 代後半のアラウの充実した演奏が楽しめる。クーベリックの伴奏によるシューマンは完全に初出と思われる。ショパンはLPでイタリアの海賊盤が同じ指揮者、オーケストラで4 月12 日の日付で発売されたことがあり、同一かもしれない。どちらも鮮明とは言えないなりに年代としては良好な音質。

<LP>

 

REFERENCE RECORDINGS(LP)


RM 1509
(LP)
\3700
LPで登場!大植英次&ミネソタ管/レスピーギ:管弦楽作品集
 ・『シバの女王ベルキス』組曲
 ・地の精の踊り(バラード)
 ・交響詩『ローマの松』
  チャッド・シェルトン(T:『シバの女王ベルキス』組曲〜「狂気の踊り」)
ミネソタ管弦楽団
大植英次(指)
 大植英次のレスピーギがLPで登場

 録音:2001 年5 月28、29 日オーケストラ・ホール、ミネアポリス/200g 重量盤、33 1/3 回転

 リファレンス・レコーディングスの好評シリーズ「ザ・リファレンス・マスターカッツ・シリーズ」。もちろん今回も通常の半分のスピードでマスタリングとカッティテングをした「ハーフ・スピード・マスター方式」を採用。速度を落とすことによって、音質の劣化を防ぐことができ、結果として高い周波数やより良いステレオ・バランスを得ることができるということで好評を博しております。
 大植英次とミネソタ管は、音楽を徹底的に構築する演奏が特徴的。このレスピーギでも効果的に音楽の起伏を作り上げ、美しくまとめ上げています。「シバの女王ベルキス」は4 曲からなるバレエ組曲で、吹奏楽で演奏される機会が多い作品。精緻な指揮振りで見事なコントロールで聴かせる秀逸な演奏。メインプログラムの「ローマの松」でも、金管・木管が粗野にならない丁寧な音楽作り。臨場感あふれるホールトーンを生かした優秀録音も見事。また、このアルバムは美しいジャケットも特徴で、アナログ独特のジャケットを愛でるにも最適。

SILKROAD MUSIC(LP)

HDL 015
(LP)
\3900
ダヴィド・オイストラフ 1957年中国ライヴ Vol.2
 Side A
  (1)ヴラディゲロフ:ブルガリア民族舞曲による幻想曲
  (2)チャイコフスキー:瞑想曲 Op.42-1
  (3)プロコフィエフ:ロメオとジュリエットより
   「仮面」「百合の花を持った娘たちの踊り」
   「モンタギュー家と キャピュレット家」 
 Side B
  (4)プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94a
  (5)スーク:愛の歌Op7-1
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
 ドイツ・パラス社プレスによるアナログ盤、オイストラフ、1957年中国ライヴLP化第2弾!初演者、オイストラフによる圧巻のプロコフィエフのソナタ第2番!

 録音:(1)(3)1957年10 月6 日、北京人民劇場、北京 (2)1957 年10月15 日、上海グランドシネマ (4)1957 年10月6 日、北京人民劇場、北京 (5)1957 年10 月、中国/33 1/3 回転、モノラル、ライヴ録音

 巨匠、ダヴィド・オイストラフが1957 年10 月に中国で行ったライヴ公演のLP 化第2 弾が登場。この録音は既に発売されている豪華CD4 枚組ボックス(HCD 0955)からの抜粋でプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2 番を主軸にチャイコフスキー、スーク、ヴラディゲロフの小品が収録されました。
 これらのライヴ録音は1957 年10 月に旧ソ連から文化使節として中国(北京と上海)を訪れた際の演奏会を収録したもので、これらの録音は「当時8 枚組の(M-091-098)が制作されましたが、これらは関係者のみに配布されたものでした。
 LP の第2 弾に収録されたプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2 番は、1942 年に作曲されたフルート・ソナタが原曲で、この初演を聴いたオイストラフがプロコフィエフにヴァイオリン・ソナタへの改作を熱心に勧めたことにより1944 年に誕生しました。
初演は1944 年6 月17 日、オイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノで行われ、この改作版は原曲以上に好評を博し、プロコフィエフの代表作品の一つとなりました。初演者であるオイストラフはこの作品を熱心に取り上げ、この中国でのライヴでもオイストラフらしい雄弁な語り口で聴衆を魅了しました。
 今回のLP もドイツ・パラス社プレスによる180g 重量盤です。LP により弦の柔らかさが際立ちます。ダヴィド・オイストラフ 1957 年中国ライヴVol.1(KKC 1029)とともにお楽しみください。




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2014 ARIA−CD.All rights reserved.79