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第75号
メジャー・レーベル新譜(2)
2014.2.18〜2014.4.11


SONY


8884302635-2
(2CD)
\3200→\2890
アーノンクール/モーツァルト:後期三大交響曲
 モーツァルト:
  DISC 1
   1.交響曲第39番変ホ長調K.543
   2.交響曲第40番ト短調K.550
  DISC 2
   3.交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
 これぞ巨匠の箴言。アーノンクール、四半世紀ぶりに、モーツァルト後期三大交響曲に回帰。

 ■「ポストホルン&ハフナー交響曲」に続く、アーノンクールのモーツァルト最新録音は、何と後期三大交響曲。モーツァルト最晩年に書かれたそれぞれに個性が際立つ3曲の交響曲を、1991年12月7日、ウィーンにおけるモーツァルトの生誕200年記念演奏会でのヨーロッパ室内管とのテルデックへのライヴ録音以来、ほぼ四半世紀ぶりに録音として世に問います。録音としては、それ以前のコンセルトヘボウ管とのセッション録音(テルデック)以来3度目となりますが、オリジナル楽器を使用した手兵ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとの録音は初めてとなります。

■アーノンクールはこの3曲を三副対と捉えており、モーツァルトの交響曲における総決算的作品として3曲を一晩で演奏することが多いようです(2006年のウィーン・フィルとの来日公演でも実践されました)。またモーツァルト作品に「ドラマの対立」を読み取るアーノンクールらしく、細部のコントラスト付けは見事で、耳慣れたこの3曲からこれまでにないような響きやアクセント、アーティキュレーションが聴こえてきます。例えば第39番では第1楽章の序奏部を通常よりも急速なテンポに設定してフランス風序曲の特徴である付点リズムを強調し、後ろ髪引かれるような主部との対比を明確にする点、超特急のようなメヌエットのテンポ、第40番では第1楽章の最初のフォルテを裏打ちするホルンの強奏、やはり通常よりもずいぶんと速いメヌエットとそれとコントラスをなすようなゆっくりとしたフィナーレのテンポ設定の妙。そして同じく第40番のフィナーレでは、アーノンクール演奏のトレードマークとでもいうべき展開部冒頭の大胆なまでのアゴーギクが耳に残ります。「ジュピター」では、第1楽章第1主題のフォルテとピアノの明確な対比、その後のトランペットとティンパニを強奏させつつ大きくクレッシェンドしていくさまからしてアーノンクールの術中に巻き込まれていき、文字通り壮麗な音の大伽藍が築き上げられていく豪壮なフーガが全曲を締めくくるまで、まさに手に汗握る演奏が繰り広げられています。指定されたすべての反復を実施することで、作品のスケールの大きさが際立つことになり、あたかも三本の巨木がそれぞれに個性豊かな葉を茂らせて立っている趣があります。

■アーノンクールが同じ作品を再演・再録音する際の常ですが、自筆譜を含む作曲者直伝の資料を改めて深く研究することでその解釈は常に進化を遂げています。今回の三大交響曲も例外ではなく、基本的な解釈やテンポ配分は最初のコンセルトヘボウ管との録音以来不動でありつつも、演奏の密度の濃さ、ドラマティックな所作の振り幅の大胆さは、きわめて大きな深化を遂げています。

■アーノンクールの意図を100%汲みつくして現実の音にしていくウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの献身的かつ練達のアンサンブル、両翼配置のヴァイオリン・パートを含む弦楽パートや木管パートのオリジナル楽器ならではの軋むようなノイズを孕んだ濃密な音色、トランペットやティンパニの鋭いアクセントの衝撃的効果も聴きものです。オリジナル楽器による演奏のパイオニアとして、2013年に創立60年を迎えた老舗アンサンブルならではの、熟成と革新を両立させた類まれなモーツァルト。モーツァルトの演奏史に新たな一歩を記す名盤の登場であるとともに、アーノンクールのモーツァルト演奏の一つの頂点ともいうべき衝撃の三大交響曲です。

■アーノンクールの3つの録音のタイム
交響曲第39番
1980年 コンセルトヘボウ  I=11:16 II=7:32 III=3:21 IV=8:02 TOTAL=30:10
1991年 ヨーロッパ室内管  I=10:45 II=8:35 III=4:05 IV=7:59 TOTAL=31:23
2013年 コンツェントゥス・ムジクス  I=10:43 II=7:37 III=3:52 IV=8:22  TOTAL=30:31

交響曲第40番
1983年  コンセルトヘボウ  I=6:44 II=12:56 III=3:49 IV=10:02 TOTAL=32:58
1991年  ヨーロッパ室内管  I=7:43 II=13:14 III=4:38 IV=10:46 TOTAL=36:19
2012年 コンツェントゥス・ムジクス  I=7:28 II=12:09 III=4:20 IV=10:37 TOTAL=34:32

交響曲第41番「ジュピター」
1982年 コンセルトヘボウ  I=13:24 II=11:38 III=5:18 IV=11:16 TOTAL=41:34
1991年  ヨーロッパ室内管  I=12:40 II=11:20 III=5:48 IV=11:02 TOTAL=40:50
2013年 コンツェントゥス・ムジクス  I=13:01 II=9:31 III=5:15 IV=11:39 TOTAL=39:24

【録音】
2012年12月1日&2日(K.550)、2013年10月12日&13日(K.543&K.551) ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング
[K.550=ポストホルン・セレナードと同日の演奏会、K.543&K.551=コンツェントゥス・ムジクスの2013/14年シーズンの第1回定期演奏会で収録]





8888372068-2
\2500→\2290
アーノンクール/ハフナー&ポストホルン
 モーツァルト:
  1.行進曲ニ長調K.335-1(K.320a-1)
  2.セレナード第9番ニ長調K.320「ポストホルン」
  3.交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
 2010年、日本でのフェアウェル・コンサートで指揮した曲目をそのままウィーンでライヴ・レコーディング。さらなる深化を遂げつつある現在進行形の音楽家、アーノンクールの「いま」を刻印した充実のアルバム。
 ヘンデル〜モーツァルト/モーゼル編「アレクザンダーの饗宴」(「ティモテウス、または音楽の力」K.591)に続く、アーノンクールの強力な新録音が登場します。アーノンクールお得意のモーツァルトを3曲集めた当アルバムは、2012年12月、つまり「アレクザンダーの饗宴」のわずか数日後に同じウィーンのムジークフェラインザールで行われた演奏会でライヴ収録されたものです。この3作品を集めたこのプログラムは、アーノンクールとコンツェントゥス・ムジクスが2010年11月に、彼らの最後の日本ツアーの最後の演目であり、「惜別の曲」(アーノンクール自身の言葉)として東京オペラシティで演奏したものと同一です。
 選ばれた3曲はいずれもニ長調という輝かしい調性で書かれた作品で、日本公演で聴かれたアーノンクールの演奏はそのドラマティックで祝祭的な性格を思い切り強調するものでした。それから2年、自筆譜を含む作曲者直伝の資料を隅々までさらに深く研究することによってさらに進化を遂げているはずのアーノンクールのモーツァルト。2013年前半の大きな聴きものです。耳慣れた作品からこれまでにないような響きやアーティキュレーションを引き出そうとするアーノンクールの意図を、100%汲みつくして現実の音にしていくコンツェントゥス・ムジクスの練達のアンサンブルも聴きものです。
 アーノンクールにとっては、「ハフナー」交響曲は、1980年にコンセルトヘボウ管弦楽団とのモーツァルト・プロジェクトの第1弾として録音され、そのドラマティックな解釈がモーツァルト演奏史を塗り替えることになった衝撃のテルデック盤以来、32年を経ての再録音となります。また、行進曲と「ポストホルン」についてはシュターツカペレ・ドレスデンとの初録音となったテルデック盤(1984年)以28年ぶりの再録音となります。
 アーノンクールの信頼する元テルデック・チーム(マーティン・ザウアー/ミヒャエル・ブラマン)がレコーディングを担当しています。

  【録音】2012年12月1日&2日、 ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング


8888373462-2
\2500→\2290
カティア・ブニアティシヴィリ/マザーランド
 1:J・S・バッハ(エゴン・ペトリ編):『カンタータ第208番』〜
  アリア「羊は憩いて草を食み」/
 2:チャイコフスキー:『四季』Op.37b〜「10月」/
 3:メンデルスゾーン:『無言歌 嬰ヘ短調Op.67-2「失われた幻影」』/
 4:ドビュッシー:『月の光』/
 5:カンチェリ:『When Almonds Blossomed,』/
 6:リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』〜第7番/
 7:ブラームス:『3つの間奏曲』Op.117〜第2番 変ロ短調/
 8:リスト:『子守歌』S.198/
 9:ドヴォルザーク:『スラブ舞曲集Op.72』〜第2番 ホ短調/
 10:ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』/
 11:ショパン:『練習曲集』〜嬰ハ短調Op.25-7/
 12:スクリャービン:『練習曲集』〜嬰ハ短調Op.2-1/
 13:D・スカルラッティ:『ソナタ ホ長調K.380』/
 14:グリーグ:『抒情小曲集Op.57』〜第6番「郷愁」/
 15:トラディショナル(ブニアテシヴィリ編):『Vagiorko mai / Don't You Love Me?』/
 16:ヘンデル(W・ケンプ編):『組曲ト短調HWV.439』〜メヌエット/
 17:ペルト:『アリーナのために』
カティア・ブニアティシヴィリ(P),
グヴァンツァ・ブニアティシヴィリ(トラック9ピアノ連弾),
 1987年グルジア生まれのカティア・ブニアティシヴィリのソニー・クラシカルへの3枚目のソロ・アルバムは、「マザーランド」=「故国」と題された待望の小品集です。
 とはいってもこだわりのカティアらしく、これまでの小品集やアンコール・アルバムとは一線を画し、生まれ育った故国への強い思い、そして生と死の永遠の輪廻をテーマにコンパイルされています。
 バッハからペルトまで、またブラームスからカンチェリまで、子守歌、郷愁を誘う曲、民謡、追悼の曲・・・など作風も時代もさまざまながら、いずれもカティア・ブニアティシヴィリという一人のアーティストにとって重要な意味合いを持つ17の小品が選ばれているのがポイント。
 陽気で幸福な気分に満たされたドヴォルザークのスラヴ舞曲第2番と憂愁に閉ざされたグリーグの「郷愁」、優美なメンデルスゾーンの「失われた幻影」と内省的なリストの「子守歌」、といったコントラストの妙や、ショパンの練習曲やブラームスの間奏曲とペルトやリゲティの作品が同居していることの不思議さなど、カティアのパーソナルな心情の吐露とも思える1曲1曲を多層的に味わうことのできるアルバムとなっています。

 【録音】2013年4月, ベルリン、イエス=キリスト教会


カティア・ブニアティシヴィリ
SONY第1弾&第2弾

8869776604-2
\2500→\2290
リスト:
 1.愛の夢第3番変イ長調S.541-3
 2.ピアノ・ソナタロ短調S.178
 3.メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊りJS.514
 4.悲しみのゴンドラ第2稿S.200/2
 5.前奏曲とフーガイ短調BWV.543(J.S.バッハ曲/リスト纏曲S.462/1)
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
 ジャケットの右下でうずくまっているのは白鳥なのである。しかもそれでも何の違和感もない。華麗なる姫君。おそるべき美貌と才能を持ち合わせたピアニスト、ブニアティシヴィリ。クレーメルとアルゲリッチとパーヴォに愛され、SONYからいよいよソロ・デビュー。

 アルゲリツチの再来と言われる才能、華麗にソロ・デビュー!!
 数多くのすぐれた音楽家を輩出してきた国グルジアから、また新たな「ライジング・スター」が登場する。カティア・ブニアティシヴィリ。まだ23歳という若さながら、マルタ・アルゲリッチやギドン・クレーメル、パーヴォ・ヤルヴィといった偉大なアーティストから惜しみない賞賛を送られ、ウィーン楽友協会からは2011/2012のシーズンにおける「ライジング・スター」にノミネートされたカティアが、ソニー・クラシカルと専属契約を結んだ。デビュー作に選ばれたのは、今年生誕200年を祝うフランツ・リストの作品集。超絶技巧とロマンティックな抒情が同居したリストの作品集は、まさにこのライジング・スターにふさわしいアルバムと言えるだろう。 1987年グルジアのトビリシ生まれ。トビリシ中央音楽学校を卒業後、トビリシ国立音楽院に入学。6歳よりリサイタルやオーケストラとの共演を行っている。 12歳から本格的に演奏活動を行っており、ルガーノ、ジュネーヴ、ヴェルビエ、サンクトペテルブルグ等の音楽祭にも招かれているのをはじめとして、多くのヨーロッパの主要なホールで演奏会を行っている。'03年ホロヴィッツ国際コンクールでは、特別賞受賞。同年エリザベート・レォンスカヤ奨学金を付与され、同じ年、パリのフランソワ=ルネ・デュシャーブルのマスター・クラスに招待された。 ‘08年にはショパン、ピアノ協奏曲第2番でカーネギーホールにデビュー。同年アルチュール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール3位並びに最優秀ショパン演奏賞、オーディエンス・フェイバリット賞受賞。ヴァイオリンのギドン・クレーメルのほか、指揮者パーヴォ・ヤルヴィとの信頼関係も深く、いよいよソニー・クラシカルの専属アーティストとなった。録音:2010年10月10日〜14日マイスターザール、ペルリン



8869197129-2
\2500→\2290
カティア&パーヴォ/ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ショパン:
 1.ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64-2
 2.ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 作品35「葬送」
 3.バラード第4番ヘ短調 作品52
 4.ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21
 5.マズルカ第13番イ短調 作品17-4
※エクストラ映像
 ショートフィルム(約5分 CDエクストラ)
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
パリ管弦楽団(4)
 アルゲリッチも認めた才能美貌のピアニスト、カティア・ブニアティシヴィリソニー・クラシカルからの注目の第二弾は待望のショパン 。しかもパーヴォとのコンチェルト!
 数多くのすぐれた音楽家を輩出してきた国、グルジアから彗星のように登場したカティア・ブニアティシヴィリ。まだ20代前半という若さながら、マルタ・アルゲリッチやギドン・クレーメル、パーヴォ・ヤルヴィといった偉大なアーティストから惜しみない賞賛を送られたカティアは、2011年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、同年春に生誕200年を祝うフランツ・リストの作品集で華麗にデビューした逸材。
 セカンド・アルバムは、オール・ショパン・プログラムによる、日本人好みの1枚となっている。ワルツやバラード、有名な葬送ソナタ、そして気鋭の指揮者パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管との共演によるピアノ協奏曲第2番などが収録されており、彼女の叙情性やテクニックを味わうにかっこうの1枚といえよう。
 エクストラ映像として、ショートフィルム(約5分)がCDエクストラで収録されています。

 

8888375658-2
\2500→\2290
ヴィットリオ・グリゴーロ/ロマンティック・ヒーロー
 マスネ:歌劇『ウェルテル』より
  「春風よ、何故私を目覚めさせるのか」/
 グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より
  「ああ、太陽よ、昇れ」/
 ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」/
 グノー:歌劇『ファウスト』より「この清らかなすまい」/
 マスネ:歌劇『マノン』より「目を閉じれば」*/
 マスネ:歌劇『マノン』より「一人になった・・・消え去れ、やさしい面影よ」/
 マイアベーア:歌劇『アフリカの女』より「素晴らしい国、おお、バラダイス」/
 アレヴィ:歌劇『ユダヤの女』より「ラシェルよ、主のめぐみにより」/
 オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「おお、神よ、何という陶酔でしょう」**/
 グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「さ!私はあなたをお許し致しました・・・結婚の夜!」*/
 マスネ:歌劇『ル・シッド』より「ああ、全ては終わった」/
 グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「ここか・・・ようこそ墓よ」 
ヴィットリオ・グリゴーロ(T),
エヴェリーノ・ピド(指揮).
RAI国立交響楽団,*
ソーニャ・ヨンチェヴァ(S)、
**アレッサンドラ・マルティネス(朗読)

  日本でも人気急上昇中!現在イタリアのみならず、世界中で高い人気を誇るテノール、ヴィットリオ・グリゴーロ。
 3月にはメトで「ボエーム」でも成功をおさめ、メトでは人気ある歌手だけに許されるソロ・リサイタルも開催するなどノリにのっているグリゴーロですが、それに合わせてリリースされるのが、ソニー・クラシカルへのソロ・アルバム第4弾は、「ロマンティック・ヒーロー」と題し、フランスのロマン派オペラの名アリア集のオンパレードです。
 グリゴーロが世界的に注目されたのは、2010年にネトレプコと共演したコヴェント・ガーデンにおける「ウェルテル」の成功でした。この時「スターの誕生」(「イヴニング・スタンダード」紙)、「ここ数年で最もセンセーショナルなコヴェント・ガーデン・デビュー」(「ファイナンシャル・タイムズ」紙)と絶賛を受け、さらに翌年同じコヴェント・ガーデンで歌った「ファウスト」、スカラ座での「ロメオとジュリエット」、チューリヒ歌劇場での「ホフマン物語」などによって、世界を代表するテノール歌手としての名声を確たるものとしたのでした。
 今回の「ロマンティック・ヒーロー」は、グリゴーロのこれまでの成功と強く結び付いているフランス・オペラのアリアをたっぷり収録したもので、因縁の深い「ウェルテル」のドラマティックな「春風よ、何故私を目覚めさせるのか」を冒頭に置き、「ロメオとジュリエット」で締めくくる12曲で構成されています。
 幼少のグリゴーロはシスティーナ礼拝堂で歌い始める前にローマのフランス語学校に通っており、フランス語やフランスの文化は自分の血脈になっています。「このアルバムでは、真のロマンティック・ヒーローのポートレイトを描きたいと思いました。舞台でこうしたヒーローを演じると、自分が生き生きとしてくるのが判ります。私はイタリアのベル・カントでスタートしましたが、今ではこれらフランス・オペラで何を表現するべきかが体得できました。そしてそれはありのままの私の姿でもあるのです」と語るグリゴーロ。
 これまでにリリースした3枚のソロ・アルバムでは、どちらかというとイタリア寄りのレパートリーで、明るい声を存分に生かした表情付けが魅力でしたが、今回はぐっと深化したグリゴーロ芸術の神髄を聴かせてくれます。グノー、マスネらの作品における抒情性、アレヴィやマイアベーアでの突き抜けた清涼感など、彼の魅力が満載です。
 「マノン」「ロメオとジュリエット」で二重唱を歌っているのが、ソーニャ・ヨンチェヴァというのも聴きどころのひとつです。昨年6月にウィーン国立歌劇場の「ロメオとジュリエット」で急病のマチャイゼに代わってデビューを果たして大絶賛され、ソニー・クラシカルが専属契約を結んだブルガリア出身のソプラノです。
 また「ホフマン物語」で、朗読しているのは女優アレッサンドラ・マルティネス(マルティンヌ)です。

 【録音】2013年6〜7月, トリノ、RAI 、アルトゥーロ・トスカニーニ・オーディトリアム [デジタル:セッション]


ヴィットリオ・グリゴーロ
ソニー・クラシカル第3弾


8872545683-2
\2500→\2290
ヴィットリオ・グリゴーロ/アヴェ・マリア(limited deluxeversion)
 ① カテーナ:『アヴェ・マリア』,
 ② カテーナ:『Fermarono i cieli』(古いナポリのクリスマス歌曲による),
 ③ カンペッティ:『Maria, che dolce nome(マリア、その甘い名前)』,
 ④ フランク:『「3声のミサ曲 イ長調Op.12」より「パニス・アンジェリクス」,
 ⑤ カポッチ:『Dolce cuor del mio Gesu』,
 ⑥ バルトルッチ:『アヴェ・マリア』,
 ⑦ ヴェルディ:『「レクイエム」より「私は嘆く」,
 ⑧ カッチーニ:『アヴェ・マリア』,
 ⑨ カテーナ:『O celeste Verginella』,
 ⑩ モーツァルト:『アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618』,
 ⑪ ニーダーマイヤー:『Pieta, Signore!』,
 ⑫ シューベルト:『アヴェ・マリア』,
 ⑬ 伝承曲:『Voglio ChiamarMaria』,
 ⑭ ペロージ:『O bella mia speranza』,
 ⑮ ペロージ:『Exaudi Domine』,
 ⑯ シューベルト:『セレナーデ』,
 ⑰ カポッチ:『サルヴェ・レジナ』,
※ボーナス・トラック
 ⑱ シューベルト:『アヴェ・マリア』(Long Version)
ヴィットリオ・グリゴーロ(T),
システィーナ礼拝堂合唱団
ファビオ・チェローニ(指揮)
ローマ・シンフォニエッタ管弦楽団
 「パヴァロッティの再来」「ヴィラゾンの後継者」などと考えられる限り最大の賛辞を贈られ、その甘いマスクがオペラ・ファンの心をとらえて離さないヴィットリオ・グリゴーロ。ソニー・クラシカルへの3枚目は、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂の合唱団で歌い始めたというグリゴーロの音楽のルーツともいえる美しい宗教曲のアリアを収めた充実のアルバムです。 シューベルト「アヴェ・マリア」、フランク「天使のパン」、モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」など、グリゴーロがシスティーナ時代に繰り返し歌い、自分の心に最も近いところにある名曲を核に、クリスマスの時期にふさわしい静謐でスピリチュアルな歌を収録。輝かしい美声だけでなく、敬虔な祈りさえ感じられる、さらにヴィットリオの魅力を堪能できるアルバムに仕上がっています。共演は、自らが所属していたシスティーナ礼拝堂合唱団とローマ・シンフォニエッタ管弦楽団。指揮のチェローニは、グリゴーロが合唱団に所属していた時の同僚で、現在はバイエルン国立歌劇場の副指揮者をつとめています。
 【録音】2012年5月, ローマ、フォーラム・ミュージック・ヴィレッジ[デジタル:セッション]

 

8888371217-2
\2500→\2290
クリスティアン・ゲルハーヘル/さすらい人〜シューベルト:歌曲集
 シューベルト:
  『秋の夜の月に寄す D.614』『希望 D.295』
  『1817年1月に D. 876』『別れ D.475』『秋 D.945』
  『ヴィルデマンの丘をこえて D.884』『さすらい人 D.649』
  『さすらい人が月に寄せて D.870』『こびと D.771』
  『夕星 D.806』『捕らわれし狩人の歌 D.843』『雷雨のあと D.561』
  『舟人 D.694』『夜鶯にD.196』『墓掘り人の歌 D.869』
  『春の想い D.686』『夜咲きすみれ D.752』
  『遥かな人に寄せる夕べの歌 D.856』『悲しみ D.772』
  『川 D.565』『羊飼いD.490』『双子座に寄せる舟人の歌 D.360』
  『夜の歌 D.314』『岩のそばの歌手 D.482』
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br),
ゲロルト・フーバー(P)
 2006年にリリースされた「夕暮れの情景」以来となる。ゲルハーヘルひさびさのシューベルト・アルバムの登場です。今シーズンのベルリン・フィルの「アーティスト・イン・レジデンス」をつとめ、ラトル指揮セラーズ演出の「ヨハネ受難曲」のイエス役でも成功を収めるなど、脂の乗り切った活躍を続けているゲルハーヘル。
 今年1月の王子ホールでの二夜にわたるオール・シューマン・プログラムの感動も冷めやらぬ中で、8年ぶりにシューベルトの歌曲の録音に挑戦しています。今回のアルバムでは、「夜、月、さすらい」と言った孤独で厳しい歌曲と、「希望、春、花」などの暖かい歌曲を絶妙に組み合わせ、彼独特の世界を構築しています。
 生粋のドイツ人ならではのドイツ語の素晴らしいディクション(発音)、豊かな声質と綿密な歌唱が最大の美点であると同時に、偉大なディートリヒ・フィッシャー=ディースカウに連なるドイツ伝統のリート唱法を引き継ぎながら、ドイツ・リート新時代を告げる新たな息吹を感じさせるものです。
 ゲルハーヘルとは幼なじみで、現代屈指のリード伴奏者であるゲロルト・フーバーとの共演も ぴったり息が合い、シューベルトの作品に込められた深遠さを明らかにしてくれる充実のアルバムです。【録音】2012年7月, バイエルン放送第2スタジオ[デジタル:セッション]


8年前となるシューベルト前作

82876 777162
\2500→\2290
夕暮れの情景〜シューベルト歌曲集
 あなたと2 人きりでいるとD.866-2
  (ザイドルの詩による
   「4 曲のリフレイン歌」D.866,Op.95)【ザイドル詩】
 夕べの情景D.650【ザイドル詩】
 天の花火D.651【ザイドル詩】
 彼女がここにいたとはD.775, Op.59-2【リュッケルト詩】
 はるかな人への憧れD.770, Op.71【フォン・ライトナー詩】
 窓辺にてD.878,Op.105-3【ザイドル詩】
 ブルックにてD.853,Op.93-2【シュルツェ詩】
 漁師の恋の幸福D.933【フォン・ライトナー詩】
 冬の夕べD.938【フォン・ライトナー詩】
 弔いの鐘D.871,Op.80-2【ザイドル詩】
 アリンデD.904【ロホリッツ詩】
 漁師の歌(通称:漁師のくらし)
  D.881,Op.96-4【フォン・シュレヒタ詩】
 夕映えのなかでD.799【ラッペ詩】
 ミューズの子D.764,Op.92-1【ゲーテ詩】
 君こそは憩いD.776,Op.59-3【リュッケルト詩】
 老人の歌D.778, Op.60-1【リュッケルト詩】
 逢う瀬と別れD.767,Op.56-1【ゲーテ詩】
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
ゲロルト・フーバー(P)
世界が注目するドイツのバリトン歌手クリスティアン・ゲルハーヘル(1968 年生まれ)の、2003 年度レコード・アカデミー賞を受賞した「冬の旅」を含むシューベルト3 大歌曲集、ロマン派歌曲集の最高傑作「詩人の恋」を経て、待望のニュー・リリースとなるアルバムは様々な詩によるシューベルトの歌曲集!ドイツ・リートの優れたディスクを立て続けに発売し日本での評価と人気も揺ぎないものとしたゲルハーヘルだが、日本でのリーダーアーベント(ドイツリートリサイタル)のツアーがまた実現していない渇望を満たすディスクの登場。今までのCD で素晴らしいサポートで高い評価を得たフーバーのピアノと一体となって繊細かつ優美な世界を創り出し、シューベルトの歌の世界を見事に表出。ドイツ・リート以外でもオーケストラとの共演(ラトル指揮ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートでの「カルミナ・ブラーナ」やブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との「エリア」など)で絶賛を博するゲルハーヘルの評価をさらに引き上げるレコーディング。2008 年来日予定。[録音] :2005 年9 月18 日−21 日、ミュンヘン、ホッホシューレ・フュア・ムジーク・ウント・テアター大ホール

  


8884304708-2
\2500→\2290
アンドレアス・マルティン・ホフマイアー/
  チューバのための協奏曲集
(あの映画音楽のジョン・ウィリアムズの作品あり!)
    バックはマンゼ&ミュンヘン・フィル!?
   イェルク・ドゥーダ:
     『チューバ協奏曲第1番Op.67-1』
     『Matkalla(On the Way) Op.82-1』/
   ジョン・ウィリアムズ:『チューバ協奏曲』/
   ローランド・セントパーリ『Very Good Morning』
アンドレアス・マルティン・ホフマイアー(チューバ),
アンドルー・マンゼ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
現代最高のチューバ奏者、アンドレアス・マルティン・ホフマイアー。2013年のエコー・クラシック賞を受賞したことで、世界中の注目を浴びています。このアルバムは、あの映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズのチューバ協奏曲と、1968年ミュンヘン生まれの作曲家イェルク・ドゥーダの2つの協奏的作品、1977年ハンガリー生まれのローランド・セントパーリの清々しい作品を収録しています。古楽作品の解釈者として知られるアンドルー・マンゼが指揮する、ミュンヘン・フィルハーモニーの闊達なバックも聴きどころ。チューバという楽器の持つ可能性をとことんまで楽しめる1枚です。【録音】2013年


GENUINリリースのマルティン・ホフマイアー

GENUIN
GEN 12231
\2200→\1990
「ドイツ音楽コンクール2005優勝者〜
 アンドレアス・マルティン・ホフマイアー(チューバ)」

  (1)ドゥーダ(b.1968):チューバ協奏曲第1番 Op.67-1
  (2)ネトヘル(b.1948):二重奏曲 Op.120
  (3)ドゥーダ:幻想曲第2番 Op.29-2
  (4)ドゥーダ:ファンキー・ナイトメア Op.55d-1
  (5)ロイケアー(1901-99):
   チューバと管弦楽のためのカプリッチョ
  (6)ドゥーダ:
   チューバ、ハープ、ピアノのための
    ブルレスク・オン・ミニアチュア
アンドレアス・マルティン・ホフマイアー
 (チューバ)
(1)フィルハーモニー・ザルツブルク
(2)(3)(6)アンドレアス・ミルドナー(Hrp)
(4)ミヒャエル・マルティン・コフラー(Fl)
(4)アルベルト・オステルハンマー(バスCl)
(5)ノイブランデンブルガー・フィルハーモニー
(6)ハインリヒ・アルペルス(ピアノ)
録音:(1)2011年11月6日ライヴ,(5)2007年2月24日ライヴ、(6)2007年3月1日ライヴ,52'55

チューバ絡みの作品を集めており、いずれも初録音である。イエルク・ドゥーダは1968年、ミュンヘン生まれの作曲家。キエル・ロイケル(1901-1999)はデンマーク生まれの作曲家で、30年以上に渡ってデンマーク国立歌劇場のファゴット奏者を務めた人物。 メインとなるチューバを演奏するアンドレアス・マルティン・ホフマイアーは、1978年、ミュンヘンの生まれ。ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学ぶ。2004年から2008年まで、リンツのブルックナー管弦楽団の首席チューバ奏者を務めた。2005年、ベルリンでのドイツ音楽賞を受賞。

 


8884304403-2
\2500→\2290
ホアキン・アチューカロ/グラナドス:ゴイェスカス
 グラナドス:ピアノ組曲『ゴイェスカス』
  (「わら人形」「愛の言葉」「窓辺の語らい」「燈し火のファンダンゴ」
   「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」「愛と死」「終曲(幽霊のセレナード)」)/
 アルベニス:『タンゴ Op.165-2』『ナバーラ』/
 ファリャ:『粉屋の踊り』『火祭りの踊り』
ホアキン・アチューカロ(P)
 1932年生まれのビルバオ生まれのピアニスト、ホアキン・アチューカロがRCAに録音していたアナログ時代の名盤「ゴイェスカス」、待望の復活です。
 アチューカロは13歳でデビューしたにも拘らず、すぐには活動せずにじっくり研鑽を積み、27歳の時リヴァプール国際コンクールで優勝し、ズービン・メータに絶賛されたのを機会に、ようやくキャリアを始めたというピアニスト。
 デビューしてからの彼の活動は目覚ましく、カーネギー・ホール、ウィーン楽友協会、スカラ座、サル・プレイエル、サントリー・ホールなどを始めとした59か国でコンサートを開催し、数多くのオーケストラとも共演を重ねています。1992年と1996年にはスペイン政府から賞を贈られ「スペイン最高のピアニスト」として賞賛されています。
 最近では2010年のラトル/ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートで演奏したファリャの「スペインの庭の夜」や、ロンドン響デビュー50周年を記念してC.デイヴィス/ロンド響と共演したブラームスのピアノ協奏曲第2番などの映像作品でその衰えぬヴァイタリティと見事な音楽性を披露しています。
 アチューカロはアナログLP時代にRCAに数枚のスペイン音楽のアルバムを録音していますが、当アルバムはその中から、アナログ時代にラローチャのそれと双璧とされた「ゴイェカス」の名演を中心に、アルベニス、ファリャの作品をカップリング。これ以上ないと言われる強い説得力と、軽妙洒脱な音楽性、そして激しいリズムの応酬など、最近の彼の演奏よりも、更に「スペインの情熱」を見事に表現した熱い演奏です。
 【録音】1972 & 1978年(ステレオ)


旧譜
アチューカロ、まさかの映像2タイトル

OPUS ARTE
OA1022D
(DVD)
\4000→¥3690
ホアキン・アチューカロ
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83

    収録:2009年5月
        ロンドン、セント・ルークス、ジャーウッド・ホール(ライヴ)
[特典映像]
 ●ホアキン・アチューカロの50年:
  プラシド・ドミンゴ、サイモン・ラトル、ズビン・メータ等のインタヴューによるドキュメンタリー
 ●アチューカロ、プラド美術館にて
  ブラームス:《3つの間奏曲》作品117
  ショパン:《24の前奏曲》より、第15番、第16番
  スクリャービン:《左手のための二つの小品》作品9
  アルベニス:《イベリア》作品47より、第1集第2曲「港」
ピアノ:ホアキン・アチューカロ
指揮:サー・コリン・ディヴィス
ロンドン交響楽団
OABD7054D
(Blu-ray)
\5000→¥4590
 高い人気を誇りながらほとんどCDがなく、一部の人たちの間だけでひっそりと語り継がれてきたスペインの名手アチューカロ。
 そのアチューカロのまさかの最新ライヴが映像で登場。しかも曲はブラームス:ピアノ協奏曲第2番。指揮はデイヴィス!
 そしてさらにドミンゴ、ラトル、メータのインタヴュー、プラド美術館での小品集もボーナスとして付いてくるという。

 ホアキン・アチューカロが、ブラームスの《ピアノ協奏曲第2番》でロンドン交響楽団(指揮:サー・コリン・ディヴィス)と共演しました。一つ一つの音を慈しむように、大切に弾くその演奏からは、偉大な人物が持つオーラが漂います。国際デビューから50年間を振り返るドキュメンタリーではメータ、ドミンゴ、ラトルなど、アチューカロと親交の深いアーティストも出演します。(解説:広瀬大介) 

DVD製品仕様:収録時間   全プログラム131分(本編53分) 字幕
      仏・西・伊・独 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層 品番  [日本語解説書付]
Blu-ray製品仕様:収録時間   全プログラム131分(本編53分) 字幕 
     仏・独・西・伊 ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様   ①PCM 2.0 ②PCM 5.1 ディスク仕様  BD50 [日本語解説書付]
EURO ARTS
20 58808
(DVD)
\2900→¥2590
ホアキン・アチューカロ&サイモン・ラトル/ベルリン・フィル
 ファリャ : 交響的印象「スペインの庭の夜」
  収録:2010年9 月7 日ベルリン・フィルハーモニー
 アルベニス:ナヴァーラ
 ドビュッシー:前奏曲集第2 集より「ヴィーノの門」
 グラナドス:
  組曲「ゴイェスカス」より「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」
 ラヴェル:
  夜のガスパールより「絞首台」、「スカルボ」、
  高雅で感傷的なワルツ
 ドビュッシー:版画
 ファリャ:「オマージュ(ドビュッシーの墓に捧げる賛歌)」
   収録:2010年10 月7 日テアトロ・レアル、マドリード
ホアキン・アチューカロ(P)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル(指揮)
Falla: Noches en los jardines de Espana
EURO ARTS
20 58884
(Blu-Ray)
\4700→¥4290

 今が旬のラトル&ベルリン・フィルが、アチューカロとファリャを録音。CDがほとんどないので幻の巨匠という言いかたをされているアチューカロ、先日ブラームスのピアノ協奏曲第2番の映像が出るという快挙があったが、今度はルリン・フィル。このスペインの誇る、生ける伝説の人の今の演奏が、最高のバック聴ける。これは正直すごいと思う。

 現代スペイン、ピアノ界を代表するホアキン・アチューカロ、ファリャの美しき傑作「スペインの庭の夜」をラトル&ベルリン・フィルと共に色彩豊かに描き出す!


(Blu-Ray) 画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD Master Audio Surround、リージョン:0、27mm(ベルリン)、75mm( マドリッド)
(DVD) 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:0、27mm(ベルリン)、75mm(マドリッド)

 スペインの巨匠ピアニスト、ホアキン・アチューカロとラトル&ベルリン・フィルによるファリャの「スペインの庭の夜」。3 楽章からなるピアノと管弦楽のための作品で、洗練された表現とスペイン的色彩が香り立つ音楽です。アチューカロの変幻自在の豊かな色彩感、ラトル&ベルリン・フィルの憎らしいほど小粋なニュアンスが合わさり、エキゾチックで神秘的な響きが交錯する魅力的な演奏を聴かせてくれます。
 またマドリードでのアチューカロのピアノ・リサイタルの映像も収録されており、得意のアルベニス、グラナドスや鮮烈な音楽センスを発揮するドビュッシー、ラヴェルを演奏。スペインの情緒と風土を感じさせつつ、洒脱で伸縮自在な音楽性で、作品の魅力を存分に堪能させてくれます。

 「私はルービンシュタイン以来の素晴らしいサウンドを聴きました」 by ズービン・メータ
 「アチューカロとの間には特別な感覚が生まれます。彼は独自のサウンドをピアノから生み出すことができます」 by サイモン・ラトル

 
8884306196-2
(2CD)
\2200
アイ・ラヴ・ママ
 バッハ:『G線上のアリア』/
 モーツァルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』〜ロマンス/
 ボッケリーニ:『メヌエット』/
 プッチーニ:『ボエーム』〜ムゼッタのワルツ/
 チャイコフスキー:『花のワルツ』/
 ベートーヴェン:『エリーゼのために』/
 モーツァルト:『フィガロの結婚』〜手紙の歌/
 エルガー:『愛の挨拶』/
 サティ:『ジムノペディ』/
 プッチーニ:『ジャンニ・スキッキ』〜私のお父さん/
 プッチーニ:『ボエーム』〜おお麗しの乙女よ/
 ショパン:『夜想曲変ホ長調Op.9-2』/
 V=ロボス:『ブラジル風バッハ第5番』〜アリア/
 プッチーニ:『誰も寝てはならぬ』/
 マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』〜間奏曲』/
 モーツァルト:『クラリネット協奏曲』〜アダージョ/
 ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番』〜第2楽章/
 プッチーニ:『ボエーム』〜私はミミ/
 ヘンデル:『オンブラ・マイ・フ』/
 チャイコフスキー:『白鳥の湖』〜ワルツ/
 オッフェンバック:『パリの喜び』〜バルカロール/
 メンデルスゾーン:『無言歌Op.19-1』/
 バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』〜どこかへ/
 プッチーニ:『蝶々夫人』〜ある晴れた日に/
 ビゼー:『真珠採り』〜聖なる神殿の奥深く/
 モーツァルト:『ピアノ協奏曲第21番』〜アンダンテ/
 フォーレ:『レクイエム』〜ピエ・イエス/
 ロドリーゴ:『アランフェス協奏曲』〜アダージョ/
 エルガー:『エニグマ変奏曲』〜ニムロッド
《主な演奏者》
ブルーノ・ワルター(指揮)/
キリ・テ・カナワ(Sp)/
ユージン・オーマンディ(指揮)/
マレイ・ペライア(P)/
ピンカス・ズカーマン(Vn)/
フィリップ・アントルモン(P)/
ルネ・フレミング(Sp)/
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)/
リチャード・ストルツマン(Cl)/
レオポルド・ストコフスキー(指揮)/
レナード・バーンスタイン(指揮)/
ジュリアン・ブリーム(G)/他
 子供たちとお母さんと一緒に聴くクラシックの名曲の数々。子供の脳を活性化し、ファンタジックな楽曲で、豊かな想像力、空想力をはぐくませたり、お母さんへは家事などから解放され、癒やしを与えてくれる効果も期待できます。
 
8884305481-2
\1800
アイ・ラヴ・サルスエラ
 ルペルト・チャピ:『人騒がせな娘』より「Duo de Felipe y Mari Pepa」/
 ビセンテ・リェオ:『ファラオの宮廷』より「Coro de Viudas」/
 ホセ・セラーノ:『ドン・ファン連盟』より「モレーナよ、君が好きだ」/
 フランシスコ・アセンホ・バルビエリ:『ラバピエスの理髪師』より前奏曲/
 トマス・ブレトン:『ラ・パロマの前夜祭』より「Donde Vas con Manton de Manila」/
 マヌエル・ペネーリャ:『山猫』より「Pasodoble」/
 フランシスコ・アロンソ:『ラ・パランド』から「ムルシアの歌」/
 ホセ・セラーノ:『ロス・クラベレス』より「Romanza de Rosa」/
 ホセ・セラーノ:『嘆きの聖母像』より二重唱/
 フェデリコ・チュエカ:『水、カルメラ、焼酎』より前奏曲/
 フェデリコ・モレーノ・トローバ:『ルイーサ・フェルナンダ』より
  「De Este Apacible Rincon de Madrid」/
 フアン・ベルト:『最後のロマンティスト』より「Bella Enamorada」/
 ハシント・ゲレーロ:『サフランの花』より「Las Espigadoras」/
 アマデオ・ビベス:『ドニャ・フラスキータ』より「煙で、火の在るところが分かる」/
 パブロ・ソロサバル:『港の居酒屋』より「No Puede Ser」/
 ホセ・セラーノ:『兵営の華』より「Al Mismito Rey del Moro」/
 ホセ・マリア・ウサンディサーガ:『白鳥』より「Cancion de la Primavera」
《主な演奏者》
プラシド・ドミンゴ(T)/
テレサ・ベルガンサ(Sp)/
モンセラート・カバリエ(Sp)/
アルフレード・クラウス(T)/
ピラール・ローレンガー(Sp)/
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
オルケスタ・シンフォニカ, バルセロナ交響楽団/他
 サルスエラは、マドリードで生まれ育った歌入りの芝居です。劇中に歌われるロマンサ(アリア)は、スペイン情緒溢れたメロディの美しさが特徴的です。また、フラメンコなどスペインの民族舞踊が織り込まれ、とても華やかな舞台構成によって観客を楽しませてくれます。
 スペインの伝統的な大衆民族劇ということもあり、子供からお年寄りまでメロディを口ずさめたりするものも珍しくありません。ドミンゴの両親もサルスエラの歌手であったことも有名です。
 このアルバムでは、有名なサルスエラから美しくまた楽しいアリアを中心におさめられたもので、ドミンゴや名歌手たちが歌ったものも収録されています。独特な華やかさを放つ魅力的なアリアを 気軽に楽しめます。
 


8869774925-2
\2500→\2290
マキシミリアン・ホルヌング来日記念
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、
サン=サーンス:組曲&ロマンス

 サン=サーンス:
  チェロと管弦楽のための組曲ニ短調作品16
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
 サン=サーンス:ロマンスヘ長調作品36
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)
バンベルク交響楽団
指揮:セバスティアン・テヴィンケル
ドイツのチェロ界を担う未曽有の大器、マキシミリアン・ホルヌング、ソニークラシカルよりソロ・デビュー
 ■21歳で難関として知られるドイツ音楽コンクールで優勝し、同世代のチェリストの中で最も将来を嘱望されているマキシミリアン・ホルヌング。2014年4月、東京・春の音楽祭を含む初のリサイタル・ツアーでの来日(共演は河村尚子)に際して、ソニークラシカルへの2枚のアルバムを一挙に発売いたします。
 ■『ホルヌングはまるで別の惑星から来た音楽家のようだ。こんなにも若いのにすでに円熟し、ベテランの名手のように落ち着いた自信と、ロッカーのような若々しい勢いとが、一人の人間の中に同居している』(『ディ・ツァイト』紙)と絶賛されているように、伸びやかでスケールの大きな音楽性、卓越した技巧、美しく豊かな音色など、チェリストとしてのずば抜けた才能を開花させ、ヨーロッパでいま大きな注目を集めています。2013年春、ソロ活動に専念するため首席チェロ奏者を務めていたにバイエルン放送交響楽団を離れ、今シーズンはルツェルン音楽祭、チェコ・フィルやウィーン響へのデビューを果たすかたわら、故郷のアウグスブルク・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
 ■2012年11月に録音された当アルバムは、ホルヌングのソニークラシカルへの2枚目・初めての協奏曲録音となったもので、あらゆるチェリストの根幹のレパートリーともいうべきドヴォルザークのチェロ協奏曲を中心に据え、やはりチェロという楽器を偏愛したサン=サーンスの組曲とロマンスを前後に配した構成になっています。ドヴォルザークの協奏曲では、ホルヌングの演奏のスケールの大きさ、そして第1楽章や第2楽章の抒情的なパッセージでの懐かしみ溢れる表現力が際立ち、サン=サーンスの2曲では繊細なまでの音色のコントロールが耳に残ります。
 ■共演はドイツ気鋭のセバスティアン・テヴィンケル指揮する名門バンベルク交響楽団。ドイツのオーケストラらしい分厚く温かみのある響きで、若いホルヌングを盛りたてています。
 【録音】2010年11月2日〜5日、バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・サール(デジタル・セッション)
 【プロデューサー】ベルンハルト・アルブレヒト 【バランス・エンジニア】ヘルベルト・フリューバウアー
 
【来日日程】4/5(土)武蔵野市民文化会館小ホール4/6(日)倉敷 大原美術館4/7(月)大阪フェニックスホール4/8(火)東京文化会館小ホール
 


8869774924-2
\2500→\2290
マキシミリアン・ホルヌング来日記念
Jump!/ロマンス&さすらう若人の歌〜

 チェロのための小品集
  スクリアビン:ロマンス /
  ブリッジ:セレナード /
  ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌 /
  ドビュッシー:夜想曲とスケルツォ /
  フォーレ:演奏会用小品[イッサーリス編] /
  シューベルト:楽興の時D.780(作品94)の3
   [グリュッツマッハー編] /
  マーラー:さすらう若人の歌[ホルヌング編] 世界初録音 /
 ブロッホ:祈り /
 ブロッホ:ニグン[シュスター編] /
 バッハ:G線上のアリア[ローズ編] /
 ブーランジェ:3つの小品 /
 ウェーベル:2つの小品 /
 チャップリン:ライムライト[ベックマン編] /
 G.ブーランジェ:ジョルジェット
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)
ミラーナ・チェルニャフスカ(ピアノ)
 ドイツのチェロ界を担う未曽有の大器、マキシミリアン・ホルヌング、ソニークラシカルよりソロ・デビュー。
 ■2010年に録音された当アルバムは、マキシミリアン・ホルニングにとってソニークラシカルへのデビュー録音となったもの。ホルヌングの特筆の一つである熱い「うたごころ」が横溢する小品集で、バッハからチャップリンにいたるさまざまな時代を横断し、チェロのために書かれたオリジナル曲のみならず、ピアノ曲・ヴァイオリン曲などからのチェロ用の編曲も含まれています。
 ■特に注目されるのは、アルバムの中央に置かれたマーラーの「さすらう若人の歌」をホルヌング自らチェロとピアノ用に編曲したもの(世界初録音)。青春時代の恋のときめきや失恋の痛手など、感情の起伏の大きなオリジナルの歌曲のエッセンスを、まるでチェロが人間の感情をもって語りかけるかのように木目細やかに表現しています。
 ■共演のミラーナ・チェルニャフスカは、ウクライナ出身のドイツのピアニストで、ソロのみならずユリア・フィッシャー、リサ・バティアシヴィリ、デイヴィッド・ギャレット、ダニエル・ミュラー=ショット、フォーグラー・クヮルテットらの重要な室内楽のパートナーとして活躍しています。
 ■マキシミリアン・ホルヌング (チェロ) Maximilian Hornung 1986年、ドイツのアウクスブルク生まれ。8歳よりチェロを始め、1995年よりエルダー・イサカッゼのもとで学ぶ。トーマス・グロッセンバウアー、ダヴィッド・ゲリンガスにも師事。 2007年、ドイツ音楽コンクール優勝。ベルリンのフィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ライプツィッヒのゲヴァントハウス、チューリッヒのトーンハレ、ロンドンのウィグモアホールなどヨーロッパ各音楽都市の一流コンサートホールで演奏している。 室内楽では、クリスティアン・テツラフ、リサ・バティアシヴィリ、フランソワ・ルル、ミッシャ・マイスキー、リン・ハレルなどと共演。また、ドイツの若いピアノ三重奏団「テックラー・トリオ」のメンバーでもあり、多くのコンクールに入賞している。さらに、トーンハレ、バイエルン放送響、ベルリン放送響、モスクワ・チャイコフスキー交響楽団など世界一流のオーケストラ、ダニエル・ハーディング、マンフレート・ホーネック、ハインリッヒ・シフなどの指揮者とソリストとして共演している。 つい先頃までバイエルン放送響の第一首席チェリストをつとめ、2012年秋の同オーケストラの日本ツアーではメンバーとして来日。
 2013年春にソロ活動に専念するため退団。出身地のアウクスブルク・フィル、バンベルク響(ウルバンスキ指揮)、バイエルン放送響(ハイティンク指揮)などヨーロッパのオーケストラとの共演が予定されている。
 また、アンネ=ゾフィー・ムター財団より強力な支援を得ており、2011年にはムターと同財団の支援を受けている演奏家たちとともにツアーをおこなった。
 ケルン、エッセン、ハンブルク、バーデン・バーデン音楽祭などでも演奏している。 デビューCDはGENUINレーベルからリリースされ、フランスのClassic-info Ring prizeを受賞。さらにBRIDGEレコードとはオーデンセ交響楽団との共演でユーディ・ワイナーのチェロ協奏曲を世界初録音、ラフマニノフとストラヴィンスキーの作品も収録した。 2010年にソニークラシカルと専属契約を結ぶ。2011年には、ソニーでのデビューCD「Jump!」がエコー賞新人賞を、さらに2012年にソニーからリリースされたバンベルク交響楽団と共演のサン=サーンス「組曲とロマンス」/ドヴォルザークのチェロ協奏曲もエコー賞を受賞した。
 <オフィシャルHP http://www.maximilianhornung.com/>
 【録音】2010年7月21日〜24日、ミュンヘン、バイエルン放送局第1スタジオ(デジタル・セッション)
 【プロデューサー】ダグマー・ビルヴェ 【バランス・エンジニア】ウルリケ・シュヴァルツ
 【来日日程】4/5(土)武蔵野市民文化会館小ホール4/6(日)倉敷 大原美術館4/7(月)大阪フェニックスホール4/8(火)東京文化会館小ホール
 


8884303538-2
\2500→\2290
クラウス・フロリアン・フォークト/フェイヴァリッツ〜オペレッタ&ミュージカルを歌う
 カールマン:喜歌劇『伯爵夫人マリツァ』より
  「ウィーンへ愛をこめて」,
 シュトルツ:『プラーター公園にまた花が咲き』Op.247,
 レハール:喜歌劇『ほほえみの国』より
  「いつも微笑みを」「リンゴの花輪を」「君はわが心のすべて」,
 ジーツィンスキー:『ウィーンわが夢の街』Op.1,
 レハール:喜歌劇『ロシアの皇太子』より
  「ボルガ河岸に立つ兵士」,
 レハール:喜歌劇『フリーデリケ』より
  「ああ、お嬢様。私のお嬢様」,
 レハール:喜歌劇『この世は美しい』より
  「この世は美しい」,
 バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より
  「マリア」「きっとどこかに」,
 クロード・ミシェル・シェーンベルク:『レ・ミゼラブル』より
  「彼を帰して」,
 アンドルー・ロイド・ウェバー:『オペラ座の怪人』より
  「夜の音楽」,
 ベニー・アンダーソン:『チェス』より
  「アンセム」,
クラウス・フロリアン・フォークト(T),
ゲーリット・プリースニッツ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団
 クラウス・フリーリアン・フォークトのソニークラシカルへのソロ・アルバム第3弾は、何とオペレッタとミュージカルの名曲集。
 古くはリヒャルト・タウバー、そしてフリッツ・ヴンダーリヒ、あるいはルネ・コロなど、ヨーロッパで人気を博したドイツ系のテノールは誰もがオペレッタでも素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
 新国立劇場の「ローエングリン」や東京・春祭の「マイスタージンガー」で日本でも一躍当代一のワーグナー歌手としての認識が高まっているフォークトも例外ではありません。
 2013年暮れのドレスデン・シュターツカペレのジルヴェスターコンサートでも、ティーレマンのノリノリの指揮のもと、その軽やかな声でオペレッタ・ナンバーを披露していました。
 当アルバムは、明けて2014年1月に改めてミュンヘンでセッションを組んで録音されたものです。
 彼の春風のように軽やかで優しい声は、様々な愛に溢れたオペレッタの主人公たちの繊細な心の動きを的確に表現しています。中でも有名なジーツィンスキーの「ウィーンわが夢の街」での甘く切ない声は、一度聴いたら忘れることはありません。
 レハールやカールマンなどの「古典的」なオペレッタはもちろんのこと、『ウエスト・サイド・ストーリー』や『オペラ座の怪人』などのミュージカルにいたるまで、どれも手中に収めた彼の歌唱は、説得力と表現力に満ちており、聴き手を夢の世界へといざなうことでしょう。フォークトの飄々とした美声をたっぷり堪能できる楽しいアルバムの登場です。
 【録音】2014年1月7日〜11日, ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ(デジタル:セッション)

 
8884305380-2
\2500
プラシド・ドミンゴ/《無限の愛》〜
 ヨハネ・パウロ二世の詩にインスパイアされた音楽集

  ホルヘ・カランドレッリ:『良心』,
  アントニオ・ガルビアーティ:『神の純真』(with ジョシュ・グローバン),
  アントニオ・ガルビアーティ:『我が魂の震え』,
  ホルヘ・カランドレッリ:『母の驚き』(with キャサリン・ジェンキンス),
  マウリツィオ・ファブリツィオ:『魂の内の魂』,
  フィオ・ザノッティ:『沈まぬ太陽の歌』(with アンドレア・ボチェッリ),
  ホルヘ・カランドレッリ:『言葉』,
  ホルヘ・カランドレッリ:『愛』(with プラシド・ドミンゴ Jr.),
  ステファノ・トマセリ:『真美の愛』,
  ホルヘ・カランドレッリ:『感謝』(with ヴァネッサ・ウィリアムス),
  マウリツィオ・ファブリツィオ:『自由』,
  マウリツィオ・ファブリツィオ:『母』,
プラシド・ドミンゴ(T)
ニック・イングマン(指揮)
ロンドン交響楽団, 他
[ゲスト]
ヴァネッサ・リン・ウィリアムス(Vo) ,
ジョシュ・グローバン(Vo),
キャサリン・ジェンキンス(Vo),
アンドレア・ボチェッリ(T),
プラシド・ドミンゴ Jr.(Vo)
 2005年にこの世を去った教皇ヨハネ・パウロ2世(本名:カーロル・ヴォイティワ)。彼が残した美しい詩篇をもとに、イタリアの作曲家たちがインスパイアされて書いた音楽。
 作曲はドミンゴJr.をはじめホルヘ・カランドレリらによるもので、カーロルの詩の世界に、美しい旋律と音楽を加えています。
 さらに共演者はボチェッリ、キャサリン・ジェンキンス、ヴァネッサ・ウィリアムスなど豪華なゲストが登場して愛の調べを高らかに歌いあげ、ドミンゴと敬愛するヨハネ・パウロ2世の友情が作り出した美しき音楽の世界が繰り広げられます。なお、以前ドイツ・グラモフォンから発売されていたアルバムのレーベル移行での再発売となります。
 【録音】2008年, イギリス(デジタル:セッション)
 

8884305233-2
\2500→\2290
ペーター・ダイクストラ, タール&グロートホイゼン/
 ロッシーニ:『小ミサ・ソレムニス』
レグラ・ミューレマン(Sp)
アンケ・フォンドゥング(Ms)
エリック・カットラー(T)
ミヒャエル・フォッレ(Br)
バイエルン放送合唱団
タール&グロートホイゼン(ピアノ・デュオ)
マックス・ハンフト(ハルモニウム)
ペーター・ダイクストラ(指揮)
 合唱指揮者として世界的な評価を確立しているペーター・ダイクストラと、彼が2005年以来音楽監督を務めているバイエルン放送合唱団との、フォーレ「レクイム」、モーツァルト「ハ短調ミサ」に続く、ソニークラシカルへの3枚目のアルバムは、ロッシーニの名曲「小ミサ・ソレムニス」です。ロッシーニが華やかなオペラの世界を引退して20年以上を経た1863年。
 70歳を越えた晩年の時期に書かれたこの魅惑的な作品は、2台のピアノとハルモニウムのみの伴奏で歌われる作品です。もちろん「小さい荘厳ミサ」と呼ばれる理由は、ただただ編成が小さいだけであり、曲自体は80分近くを要する堂々としたもので、ロッシーニの才能がぎゅっと濃縮されたかのような素晴らしい音楽です。
 最近ではロッシーニ自身によって作られたオーケストラ伴奏版の録音も増えていますが、当アルバムは2台のピアノとハルモニウムの伴奏というユニークな響きによったオリジナル版が使われています。バランスがよく清澄なハーモニーを聴かせてくれるバイエルン放送合唱団、そして若手実力派のソリストたちを揃え、さらにタール&グロートホイゼンをピアノにむかえるという万全の布陣。充実した音色と感動に満ちています。
 【録音】2013年10月, プリンツ・レーゲンテン劇場(デジタル:セッション)
 

8888379688-2
(CD+DVD)
\4000
キャメロン・カーペンター(Org)/If You Could Read MyMind
<CD> ※デラックス盤/通常盤 共通
 J.S.バッハ=C・カーペンター:『チェロ組曲エラボレーション』,
 バーンスタイン:『キャンディード』序曲,
 C・カーペンター:『イマジナリー・フィルムのための音楽』,
 ピアソラ:『オブリビオン(忘却)』,
 マルセル・デュプレ:『古いノエルによる変奏曲 Op. 20』,
 ゴードン・ライトフット:『If You Could Read My Mind(心に秘めた想い)』,
 バート・バカラック:『アルフィー』,
 レナード・コーエン:『シスターズ・オブ・マーシー』,
 アンソニー・ニューリー&レスリー・ブリッカス:
  『Pure Imagination』,
 ボブ・モンゴメリー:『Back in Baby’s Arms』,
 スクリャービン:『ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30』,
 J.S.バッハ:『トリオ・ソナタ第6番ト長調Op.530』,
<DVD> ※デラックス盤のみ収録
 "The Private Concert"
   と題された5曲入りの映像(約44分)を収録。
 [カーペンターの「ツアリング・オルガン」による世界初録音]
キャメロン・カーペンター(Org)
8888379689-2
(CDのみ)
\2400
 オルガンの革命児、キャメロン・カーペンター、ソニークラシカルからのデビュー盤登場!
 ■『オルガンという楽器の認識を変えた音楽家・・・クラシック音楽のタブーをぶち破る男』(ロサンゼルス・タイムズ紙)と称賛されている、超絶技巧を誇るオルガニストにして作曲家、キャメロン・カーペンターのソニークラシカル専属契約第1弾です。1981年ペンシルヴェニア生まれ、現在34歳のカーペンターですが、クラシック音楽のオルガン曲やオルガニストにまつわる既存のあらゆるイメージをぶち壊していくその破天荒な演奏や生き様は、あらゆるところで圧倒的な熱狂や称賛と同時に批判や拒否反応を巻き起こし、誰もが無視することのできないほどの存在感を獲得しています。2013年2月には初来日、サントリーホールでのリサイタルはTVでもOAされ、大きな話題となりました。
 ■演奏レパートリーも型破りで、オルガニストとしての定番であるバッハやフランクのオルガン作品全曲を完璧に弾きこなすのはもちろんのこと、自らオルガン演奏用に編曲した何百曲もの編曲作品や、歴史あるドイツのペータースから独占的に出版されている自らの作曲作品、さらにはジャズやポップスのミュージシャンとの共演作など、古今東西のオルガニストの中でも最も数多く、しかも多種多様な作品を演奏することが出来る超絶の演奏家でもあります。
 ■2014年には、カーペンターが長年構想を温め、アメリカのオルガン会社・マーシャル&オグルツリー社と共同で開発してきた移動式のデジタル・オルガン「ツアリング・オルガン」を完成させ、3月9日にニューヨーク、リンカーン・センターで披露します。世界中の様々な楽器の音色を取り入れ、再現することが可能な全く新しいオルガンです。
 ■当アルバムは、カーペンターのソニークラシカルからのデビュー盤となるもので、バッハからバーンスタイン、60年代・70年代のポップス、さらには自作の作品まで、カーペンターがこだわりをもつ作品ばかりが収められています。バッハやデュプレのオリジナルのオルガン曲のみならず、カーペンターのコンサートの冒頭で必ず取り上げられるバーンスタインの「キャンディード」序曲、スクリャービンのピアノ・ソナタ第4番など、オルガンのイメージとはかけ離れた作品の編曲が含まれているのがまさにキャメロン・カーペンターならでは。しかも自慢の「ツアリング・オルガン」による初録音である点も要注目。オルガンの機能をフルに活用しつつ、オルガンという楽器の通念を打ち破る革命的な演奏は、まさに全音楽ファン必聴!
 ■【キャメロン・カーペンター プロフィール】
 11歳でJ.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集」を弾き、作曲も行った天才オルガニスト。ノースカロライナ芸術高校でオルガン、管弦楽法および管弦楽作品の作曲を学ぶ。マーラーの交響曲第5番、シューマンのノヴェレッテなど、100曲以上の名曲をオルガン用に編曲するかたわら、声楽曲や大規模オーケストラ作品なども作曲。2006年ジュリアード音楽院で修士号を取得すると同時に、オルガニストとしてワールドツアーを開始。その大胆な演奏、編曲は大評判となると同時に、彼独特のファッションは脚光を浴びると同時に賛否両論を巻き起こしている。テラーク・レーベルからリリースしたファースト・アルバム『革命〜レヴォリューショナリー』は、オルガンとしては初めてグラミー賞ソロ・アルバム部門にノミネートされた。

 

8884302367-2
\2400→\2190
[R.シュトラウス生誕150年記念リリース]
 フォーレ四重奏団&ジモーネ・ケルメス

  R・シュトラウス:
  『ピアノ四重奏曲ハ短調Op.13』『ツェツィーリエOp.27-2』
  『夜 Op.10-3』『明日の朝Op.27-4』『献呈 Op.10-1』
  『ひそやかな誘いOp.27-3』『万霊節 Op.10-8』/
 マーラー:
  『思い出』『美しきトランペットが鳴り響くところ』
  『ピアノ四重奏曲イ短調』
フォーレ四重奏団,
ジモーネ・ケルメス(Sp)
 [R.シュトラウス生誕150年記念リリース]フォーレ四重奏団、ジモーネ・ケルメス/R・シュトラウス&マーラー:ピアノ四重奏曲と歌曲集
  著しい成長と幅広い活動が注目を集めるフォーレ四重奏団の最新録音がソニークラシカルから登場します。カールスルーエ音楽大学卒の、エリカ・ゲルトゼッツァー(Vn), サーシャ・フレンブリング(Va), コンスタンティン・ハイドリッヒ(Vc), ディルク・モメルツ(P)で結成され、敬愛するガブリエル・フォーレに因んでその名を冠した名四重奏団です。
 珍しい常設のピアノ四重奏団でもあり、アルゲリッチも絶賛しています。「室内楽こそが音楽の唯一の真の形式であり、個性のもっとも真正な表現なのです」と語っているとおり、モメルツの流麗なピアノを中心に、清新なロマンティシズムにあふれた演奏は世界中で高い評価を得ています。
 フォーレ四重奏団のソニークラシカルへのデビューとなるこのアルバムでは、今年生誕150年を迎えるR・シュトラウスの若書きの大作ピアノ四重奏曲をメインに据え、シュトラウスと親交のあったマーラーのピアノ四重奏曲、そしてこの二人の作曲家の歌曲も収録して、19世紀末の後期ロマン派の濃密な響きを蘇らせるのがコンセプト。
 シュトラウスとマーラーのピアノ四重奏曲は、それぞれ21歳, 16歳の時の若い時期の習作的作品ですが、後期ロマン派の濃厚なロマンティシズムに彩られ、世紀末の雰囲気が強く感じられる作品です。8曲の歌曲は、ディートリヒ・ツェルナーによるピアノ四重奏伴奏用の編曲版。ドイツを中心にヨーロッパで絶賛されているソプラノ、ジモーネ・ケルメスが、持ち前の表現力溢れるドラマティックな歌唱を披露しています。

 【演奏】【録音】2013年11月, イタリア、ドッビアーコ・マーラー・ザール 
  

8884303054-2
\2400
アルベルト・ギノバルト:ピアノ協奏曲集(自作自演)
 『ピアノ協奏曲第1番「海と空」』
 『ピアノ協奏曲第2番「痕跡」』『詩的なワルツ』
アルベルト・ギノバルト(P),
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
サンクト・ペテルブルク国立アカデミー交響楽団
 スペインで現在最も有能なピアニスト及び作曲家として活躍するアルベルト・ギノバルト(アルベール・ギノバールとも)の自作自演のピアノ協奏曲集がソニークラシカルから登場。1962年バルセロナ生まれのアルベルト・ギノバルトは、バルセロナ市立音楽院やロンドンでピアノと作曲を学び、ピアニストとしてはロマン派やトゥリーナ、グラナドス、アルベニスなどのスペイン音楽に定評があり、またマリア・バーヨやフローレスらの伴奏なども務めています。
 作曲者としてはクラシック作品から映画音楽やミュージカルの音楽を数多く作曲し、カタルーニャ語で書かれた「海と空」はその代表作です。
 ここに収録されたピアノ2曲の協奏曲は現代音楽的というよりは、リストやモンポウなどロマンティックな作風で、初演では大絶賛されました。第1番の方は、ギノバルトの代表作であるミュージカル「海と空」との関連を持つ作品です。【演奏】【録音】2013年11月

韓国SONYBMG



S70615C
\2400→\2190
ジノ・フランチェスカッティ/パガニーニ&サン=サーンス
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.6
 サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)
1950/01/15、フィラデルフィアでの録音 オリジナル・ジャケット仕様、ブックレット(英語表記)を封入。

RCA



8884304506-2
\2500→\2290
ジョセフ・ブルヴァ/ベートーヴェン, ショパン,シマノフスキ
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」/
 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35/
 シマノフスキ:「仮面劇」Op.34
ジョセフ・ブルヴァ(P)
 1943年ブルノ生まれのピアニスト、ジョセフ・ブルヴァ。生地であるナパイェドラの音楽学校で学びました。そこで最初に師事したヴァーツラフ・ランカは彼の才能を見抜き、これを大切に育て上げました。
 ブルヴァは13歳でデビューを飾り、その才能はチェコ内外で認められました。しかし、1971年に事故に逢い、1年間の活動を余儀なくされたことが元で、自らの芸術への思いを見直し、その翌年にルクセンブルクに亡命します。数多くの録音を行い、世界中で認められ始めた頃、彼を再度の悲劇が襲います。1996年3月、凍った道で滑って転んだ彼は左手を負傷し、一度は引退を決意しますが、音楽への思いは絶ち難く、手術とリハビリを繰り返し2009年に復帰。特製のスタインウェイを用いて(ペダルが工夫されている)、驚異の音楽を奏でています。
 今回の新録音は、ベートーヴェンの「熱情」、ショパンの「葬送」という二大ソナタに、シマノフスキの難曲「仮面劇」をカップリングした大曲3曲を収録。もともと彼の得意曲であったベートーヴェンの「熱情」が、幾多の経験を経て、どのように練り上げられているかを実際に聴いてみてください。ショパン、シマノフスキの幻想的な音楽も、現在の彼の表現にぴったり合うものです。
 【録音】2013年1月&11月, アウグスブルク、グット・バンナッカー[デジタル]





なぜか日本の代理店では扱いのないブルヴァのベートーヴェン・アルバム


88697780672
\2500→\2290
ジョセフ・ブルヴァ/ベートーヴェンを弾く
 
ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第13番、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」
  ロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」Op.129
ジョセフ・ブルヴァ(P)


 ・・・では久しぶりにこのセットもご紹介してみましょうか・・・完売の際はご容赦を・・・


4年ぶりの紹介
これは奇跡か?
ヨゼフ・ブルヴァの芸術
7CD豪華セット \45000→¥39990

 世の中にはこんなCDが・・・あるのだ。こんな演奏があるのだ。こんな演奏家がいるのだ。

 お客様から教えていただいたセット。
 あるピアニストの、とてつもない集大成ボックス・セットである。

 注文しておいたはいいが、いきなり縦50センチ横30センチ厚さ4センチの巨大な芸術品が届いたときは、さすがに面食らった。絶対にこんなものは注文していない。絶対に何かの間違いと思った。
 荷物を開けてさらに驚いた。自分が注文したのはCDで、こんな美術品ではない。総ページ200頁に及ぼうかという総天然色の美術図鑑。図書館で通常の書架に収まりきらなくて、特別な場所に集めて保管されている、ああした類いの大図鑑。あるいはヨーロッパの博物館で見るようなルネッサンス時代の美しい写本のよう。
 ページを開けて、さらに驚いた。ベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、リストたちが何ページにもわたって美しい絵画で彩られながら解説されているのである。
 しかし、よく見てみれば、確かに最初と最後の見開き部分に7枚のCDが収納されている。やはりCDセットなのだ。

 断言するが、ここまで豪華極まりないCDセットは見たことがない。
 PHILIPSのモーツァルト大全集、ピアニスト大全集、BMGのルービンシュタイン大全集など、でっかいセットは今までもあった。また小さくてもゲヴァントハウス弦楽四重奏団のベートーヴェン・ボックスやリプキンのバッハ無伴奏など美しく個性的なセットは多々あった。しかし・・・今回のセットほど豪華なアルバムを見たことはない。価格だけをみれば高いと思うかもしれないが、これでは採算は取れないだろう。完全にボランティアである。いずれにせよこの大図鑑CDセットがすっぽりはまる書架をお持ちの方はよほど裕福であろう。たいていはカミさんにブウブウ言われながら特別などこかに所蔵するしかなくなると思う。それくらい、一般家庭には似つかわしくない貴族的なセットなのである。

 だが・・・それは、逆に今からCDを聴こうという店主の心を萎えさせた。
 ここまで豪華絢爛なことをやって・・・もし演奏が貧弱だったら・・・本当に哀れである・・・。
 なので、なんというか、聴く前から失望させられてしまっていた。勝負する前からすでに投げているような状態で・・・とりあえず聴き易そうなチャイコフスキーのピアノ協奏曲をかけた。

 演奏を聴いて驚いた。
 こんな、男がいたのか。いままで何をしていたのか?なぜ突然出てきたのだ?
 むさぼるように聴いた。
 そのチャイコフスキーに始まり、プロコフィエフ、リスト、ショパンもベートーヴェンも、ラフマニノフも、・・・そしてモーツァルトまで、この男はまるですべての作品をわが子のように完全に手のひらで転がしていた。しかも飛びっきりの愛情でもって。だからこれまで一度も耳にしたことがないような不思議な解釈が次々と出てくるのだが、それが聴いているこっちにはなんともいとおしい。妙な解釈を楽しんでる風ではなく、愛するが故のそうした演奏であることが自然と伝わってくるのである。明らかな奇才的演奏が次々と飛び出してくるが、その鮮烈な感性を体全身で受け止めてしまう。嘘だと思うかもしれないが、ショパンを聴いていて、ベートーヴェンを聴いていて、チャイコフスキーを聴いていて、モーツァルトを聴いていて、ふと、「これは一体誰の曲だったろう」と思う瞬間が何度も訪れる。そして現実に戻って、ほっとすると同時にニヤリとするのである。

 このセットが事務所に来てからというものの、毎日が楽しくて仕方がなかった。一人の人間が収めたセットをこんなにもわくわくと聴きとおしたのはいつ以来だろう。
 保障する。すごい。


 現地完売の際はご容赦ください。


JOSEF BULVA
(7CD)
\45000→¥39990
ブルヴァの芸術
 ベートーヴェン:「皇帝」/ジョルダン指揮、スイス・ロマンド管
          「月光」、「熱情」
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ No. 17
 リスト:ピアノ・ソナタ
 ショパン:バラード No. 1、スケルツォ No. 2 、ポロネーズ No. 5
 リスト:超絶技巧練習曲 No. 8、 No. 9 、No. 5 、 No. 11、メフィスト・ワルツ
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番/レズチャ指揮、ブラティスラヴァ放送響
 マルティヌー:ピアノ・ソナタ No. 1
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 No. 1/ジョルダン指揮、スイス・ロマンド管
 プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」より4つの小品
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ No. 3
 ラフマニノフ:パガニーニ変奏曲/レズチャ指揮、ブラティスラヴァ放送響
 リスト:ピアノ協奏曲 No. 1、2/ナザレス指揮、ルクセンブルグ放送響
 アンコール集
  リスト(ブルヴァ編曲):ハンガリー狂詩曲No. 2
  ベルガー:トッカータ
  ショパン:軍隊ポロネーズ
  シマノフスキー:ドン・ファン・セレナーデ
  メンデルスゾーン:ロンド・カプリチョーソ
  リスト:ラ・カンパネッラ、スペイン狂詩曲
  ウェーバー:舞踏への勧誘
  ワーグナー/リスト編/ブルヴァ編:「タンホイザー」序曲
ヨーゼフ・ブルヴァ(P)
ヨーゼフ・ブルヴァは1943年に、ブルノ(チェコ共和国)で生まれた。神童として育てられ、9歳のときには大ピアニストになると自ら宣言していた。政府は国家的ピアニストとしてブルヴァを管理し教育した。しかし1971年、ブルヴァは西ドイツに亡命、その後ルクセンブルグに定住、西欧で音楽活動を続ける。冷戦終了後は祖国にも財団を設けるなど活動の場を広げる。
だが1996年のときに左手に重症を負い再起不能といわれる。2009年12月、13年間の療養の後、奇跡的に復帰。アウクスブルク、ミュンヘン、チューリッヒとシュツットガルトでコンサートを開き、音楽活動を再開した。






 


8884305854-2
\2500→\2290
シューマン:
 1.序曲・スケルツォとフィナーレ作品52
 2.4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ヘ長調作品86
 3.交響曲第4番ニ短調作品120[1851年改訂稿]
シュテファン・ドール、
エルケ・シュルツェ・ヘッケルマン、
フォルカー・グレーヴェル、
トーマス・ゾンネン(ホルン、コンツェルトシュトゥック)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 世界を驚倒させたベートーヴェン全集の衝撃再び。名コンビが放つシューマン・サイクル完結編。

 ■2012年に発売した交響曲第2番&序曲集に続くシューマン全集第3弾・完結編となる当アルバムは、フルトヴェングラーやワルターなど20世紀前半の巨匠が好んで演奏し、ロマン派の香りが濃厚な交響曲第4番、演奏される機会は少ないがシューマンのエッセンスが詰まった傑作である「序曲・スケルツォとフィナーレ」、そして4つのホルンのための協奏曲である「コンツェルトシュトックヘ長調」です。シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。


衝撃の第1弾&第2弾


8869796431-2
(SACD Hybrid)
\2500→¥2290
パーヴォ&ドイツ・カンマーフィル、シューマン:交響曲全集第1弾
シューマン:
 1.交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
 2.交響曲第1番変ロ長調作品38「春」
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 シューマン作品のドラマと感情を解放する、この未曾有の衝撃。
 ベートーヴェンの交響曲の解釈でクラシック音楽界を席巻しているパーヴォ・ヤルヴィ+ドイツ・カンマーフィルが挑むニュー・プロジェクト「シューマン:交響曲全集&ベートーヴェン:序曲集」の第1弾です。
 シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないパーヴォ・ヤルヴィ。シューマンの演奏においては、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと、シューマン本来の魅力が伝わらない」と考えるパーヴォが、シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルハーモニーと繰り広げるシューマン・ワールド。
 シューマン・イヤーの締めくくりに放たれたこれぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。
[録音]2009年12月20日〜22日(第3番)、2010年4月9日〜11日(第1番)、ベルリン、フンクハウス・ケーペニック


8876542979-2
\2500→\2290
輸入盤ようやく登場!
 パーヴォ&ドイツ・カンマーフィル、シューマン:交響曲全集第2弾

シューマン:
 1.交響曲第2番ハ長調作品60
 2.「マンフレッド」序曲作品115
 3.「ヘルマンとドロテア」序曲作品136
 4.「メッシーナの花嫁」序曲作品100
 5.歌劇「ゲノフェーファ」序曲作品81
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 世界を驚倒させたベートーヴェンの衝撃再び全集第2弾!輸入盤、ようやく発売。
 ベートーヴェンの交響曲全曲演奏と録音でその名を世界的なものとしたヤルヴィとドイツ・カンマーフィルが現在取り組んでいるのがシューマンの交響曲全曲演奏。
 2010年12月のドイツ・カンマーフィルとの日本公演も「一生残るにふさわしい音楽体験…比類のない匠の芸術・・・パーヴォの指揮芸術の真骨頂」と高く評価され、「音楽の友」誌の「2011年コンサート・ベスト10」に選定されました。
 2010年11月に発売した交響曲第1番「春」&第3番「ライン」に続く全集録音第2弾となる当アルバムは、シューマンの交響曲の中でも最も至難の作品とされている第2番を中心に、4曲の序曲を収録。
 シューマンを文字通り「愛している」と公言してはばからないヤルヴィは、「作品に込められた感情の起伏や途方もないエネルギーを恥ずかしがることなくさらけ出さないと本来の魅力が伝わらない」と考え、大胆な作品解釈に踏み込んでいます。
 シューマンのオーケストレーションの機微を繊細に表現しきることのできるドイツ・カンマーフィルと繰り広げるシューマン・ワールド。これぞ「21世紀のシューマン」シンフォニー解釈の決定盤です。
 [録音]20011年4月9日&10日(交響曲第2番)、2011年12月22日(ゲノフェーファ、マンフレッド)2012年3月28日〜30日(ヘルマンとドロテア、メッシーナの花嫁)、ベルリン、フンクハウス・ケーペニック



 ■「コンツェルトシュトゥック」には、ベルリン・フィル首席シュテファン・ドールのほか、ドイツ・カンマーフィル首席のヘッケルマン、ボン・ベートーヴェン管のグレーヴェル、フランクフルト放送響首席のゾンネンが参加。グレーヴェルは昨年急逝したため、このアルバムはグレーヴェルの思い出に捧げられています。I LOVE SCHUMANN! シューマン作品の衝動的なまでの感情の起伏の激しさ、作曲者の思いを直接感じ取ることができる点に圧倒されます。ドイツ・カンマーフィルとシューマンを演奏する際には、シューマンの極端な部分を前面に出しています。従来オーケストレーションに欠陥があるといわれている面も包み隠さずに押し出すのです。むしろそれこそがシューマンの音楽の魅力なのです。———パーヴォ・ヤルヴィ
 [録音]2011年12月19日〜21日(交響曲第4番)、2012年1月30日&31日(序曲・スケルツォとフィナーレ)、2012年12月20日〜21日(コンツェルトシュトゥック)、ベルリン、フンクハウス・ベルリ ン・ナレーパシュトラッセ[プロデューサー]フィリップ・トラウゴット[エンジニア]エヴァレット・ポーター、ジャン=マリー・ゲイゼン(オランダ・ポリヒムニア社)DSDレコーディング/SA-CD Multi: 5.0ch/SA-CD Stereo/CD Stereo DDD



 


8876549250-2
\2500→\2290
※SACD発売済
パーヴォ・ヤルヴィ/ブルックナー:交響曲第5番
 ブルックナー(1824−1896):
  
交響曲第5番変ロ長調[ノーヴァク版]
フランクフルト放送交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 対位法を極めつくしたブルックナーの最高傑作・第5番。
 パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送響とのブルックナー・チクルス第3弾は、ブルックナー中期の傑作・第5番。ブルックナーの作品としては珍しく改訂の筆が執られず、全曲にわたって対位法を駆使し、音による伽藍を築き上げる作風は、バロック風とも称されるほどで、特に第4楽章の二重フーガの精密さはほかに類を見ないほど。
 ヴァントがブルックナーの最高傑作と讃え、チェリビダッケや朝比奈隆といった筋金入りのブルックナー指揮者が愛奏してきたことにより、近年ではブルックナーの交響曲の中でも第8番と並ぶ人気曲となっています。経験を積んだ老齢のブルックナー指揮者のみが名演を成し遂げるというイメージがあるこの交響曲で、知情意を兼ね備え今最も勢いのあるパーヴォ・ヤルヴィが成し遂げた名演。
 パーヴォとフランクフルト放送響によるブルックナーの交響曲第5番は、2009年6月に行われたヨーロッパ・ツアーでも取り上げられ、「新たなブルックナー像の誕生」と絶賛を受けた演目。当アルバムはそのツアー直前に本拠地フランクフルトのアルテ・オーパーでライヴ収録されたもの。SA-CDハイブリッドで発売されていたアルバムの通常CDへの移行盤です。
 ■パーヴォ・ヤルヴィ、ブルックナーの交響曲第5番を語る ブルックナーが残した交響曲はいずれも形式と構造に類似性があり、一聴して彼のものだとわかる音楽的語彙を共有しているのは確かだが、第5交響曲は他に例のない形で開始される。ゆっくりとした序奏が置かれているのだ。 沈着にして厳かな足取りで続く弦楽器のピッツィカートによって曲は姿を現し、それは大聖堂に足を踏み入れたときに覚えるような畏怖の念を喚起せずにはおかない。この壮大な序奏部は、全管弦楽の雄渾なユニゾンと、身の引き締まるような静寂と交互に配された金管のコラールに彩られながら、やがて始まる音楽的旅路の実り多きことを予見させ、神々しいまでの空気感で聴き手を包み込む。彼の交響曲で最も晦渋かつ禁欲的なものが「第5」だとみなす音楽家は多いが、私は賛成できない。 つぶさに読み込んでいくほど、魅惑的にして心をそそる、人間味豊かな側面を作品の中に見出すことができる。第1楽章で木管が奏でる温かみと品格を備えた主題。“アダージョ”で耳を奪う、孤独感をたたえたオーボエの旋律。第3楽章の陽気なレントラー……。
 いくらでも例はあげられよう。しかしブルックナーの傑作が、その偉大なる真価を明らかとするのはフィナーレにおいてである。何という独創性! 何という着想! 私が思うに、このフィナーレは全音楽史で最高に深遠かつ高貴な存在だ。そしてこれ以上にスリリングな楽章も他に存在しない。ソナタ形式と二重フーガが信じられないような手法で統合されていく。そしてクライマックスをなす終結部で我々は、天国の門が開かれるさまを感知し、魂が高みへ引き上げられていく過程を体験するのである。
 [録音]2009年4月2日〜3日、5月28日〜30日、フランクフルト、アルテ・オーパーでのライヴ・レコーディング[レコーディング・プロデューサー]ウド・ヴュステンドルファー [サウンド・エンジニア&ステレオ・ミキシング]リュディガー・オル

DHM


8884302244-2
\2400→\2190
ウエルガス・アンサンブル/
 クロード・ル・ジュヌの宝物(クロード・ル・ジュヌ作品集)

  クロード・ル・ジュヌ:
   『Emendemus in melius(より良き生活のうちに)』
   『Quell'eau, quel air, quel feu』『Sta costante cor mio』
   『Tu ne l'enten pas(君には分からない)』
   『Philomena praevia』『Mille affani』『Debat la noste trill』
   『Viv' in dolor』『Arreste un peu mon Coeur(しばし待て、我が心よ)』
   『Ergo nossupplicantes tibi』『Quando lo gallo』『Povre coeur entourne』
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
ウエルガス・アンサンブル
 2012年の「イートン・クワイアブックからの音楽」以来、2年ぶりとなる、パウル・ファ・ネーヴェルとウエルガス・アンサンブルのソニー・クラシカルへの新録音は、クロード・ル・ジェヌの作品集。クロード・ル・ジュヌ(1528 or 1530〜1600)は、フランドル楽派の作曲家。プロテスタントの家庭で生まれ育ち、その音楽的才能によりアンリ4世の宮廷音楽家となりました。16世紀後半にフランスで世俗音楽の最も有名な作曲家であり、主としてミサ曲・モテトゥス・プサルムス等の多声楽曲を手がけ、特にマニフィカトやシャンソンは、イタリアとフランドルの音楽の作風や伝統だけでなく、古代ギリシャ音楽理論をも融合させた試みとされています。また後期には風刺の意図と、斬新なスタイルを彷彿とさせる対位法が使用されています。
 フランドル・ポリフォニーの権威としても有名な音楽学者でもあるネーヴェルの徹底した研究の上に再現されたもので、この時代の音楽の専門声楽グループ、ウエルガス・アンサンブルによって、心洗われるような美しいハーモニーの魅力を今に伝えています。
 【録音】2013年7月, フランス、エコユー教会[デジタル:セッション]
 

8884304687-2
\2500→\2290
シモーネ・トニ、シレテ・ヴェンティ!/ヴィヴァルディ:協奏曲集
ヴィヴァルディ:
 『オーボエ協奏曲ハ長調RV.184*』
 『オーボエ協奏曲ヘ長調RV.455』
 『オーボエ協奏曲ハ長調RV.449』
 『オーボエ協奏曲ニ短調RV.454』
 『オーボエ協奏曲ト短調RV.460』
 『オーボエ協奏曲ハ長調RV.452*』
 『オーボエ協奏曲ヘ長調RV.456』
  *ピリオド楽器による世界初録音
シモーネ・トニ (バロック・オーボエ&指揮),
アンサンブル「シレテ・ヴェンティ!」
 (ピリオド楽器アンサンブル)
  オーボエのシモーネ・トニ率いるイタリア気鋭のピリオド楽器アンサンブル「シレテ・ヴェンティ!」のドイツ・ハルモニア・ムンディへの2枚目の録音で、彼らが進めている「ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲全集」の第2弾となるアルバムが登場します。
 シモーネ・トニは、ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席を務めていましたが、1995年以降古楽器を中心とし、ハン・デ・フリースやアルフレード・ベルナルディーニに師事。ピリオド楽器アンサンブル「シレテ・ヴェンティ!」を結成しました。
 ヴィヴァルディは多くの様々な楽器のための協奏曲を書き上げましたが、オーボエのための協奏曲も約20曲を作曲しています。喜び、哀愁、嘆き、安らぎなど多彩な素材が導入され、高貴な歌を歌い上げます。
 各パート一人ずつの最小編成によって、すがすがしい風を呼び寄せるようなダイナミックな爽やかさ。哀愁をともなう呼吸によって、人間の声のようなバロック・オーボエの暖かい音色を聴くことができます。
 

8884304777-2
\2400
コンチェルト・デ・カヴァリエーリ/ヴィヴァルディ:オペラ・アリアと協奏曲集
 ヴィヴァルディ:
  『2つのトランペットのための協奏曲ハ長調RV.537』
  『歌劇「テウッツォーネ」より
   「Con palme ed allori」「La gloria del tuo sangue」』
  『歌劇「ティト・マンリオ」より
   「Di verde ulivo」』
  『歌劇「狂えるオルランド」より
   「Se cresce un torrente」
  『2つのヴァイオリンのための協奏曲イ長調Op.3-5 RV.519』
  『歌劇「狂えるオルランド」より
   「Sol da te, mio dolce amore」』
  『歌劇「バヤゼット」より
   「In si torbida porcella」「Sposa son disprezzata」』
  『歌劇「ダリオの戴冠」より
   「L'occhio, il labbro, il seno, il core」』
  『弦楽のための協奏曲ニ長調RV.121』
クリスティーナ・ハンマーストレーム(メッゾ・ソプラノ)
マルチェロ・ディ・リーザ(指揮)
コンチェルト・デ・カヴァリエーリ(ピリオド楽器使用)
 マルチェロ・ディ・リーザ&コンチェルト・デ・カヴァリエーリによる、DHMへの「バロック・プロジェクト」と題されたシリーズの第3弾。
 最初の2枚はダニエラ・バルチェッローナを迎えてのA・スカルラッティ、ペルゴレージのオペラ・アリア集で、「哲学と情熱を融合させた画期的な器楽アンサンブル」と海外では絶賛されています。
 当アルバムは、スウェーデン出身のメッゾ・ソプラノで、特にバロック・オペラの分野で頭角を現しているクリスティーナ・ハンマーストレームとの共演で、ヴィヴァルディのオペラのアリアと協奏曲を収めたもの。サンサンブルの超絶技巧と決して混濁しない清涼感あふれる響き、そしてハンマーストレームのきめ細やかで躍動感あふれる歌唱は、ヴィヴァルディの音楽の強靭さと新鮮さを改めて認識させてくれます。
 【録音】2012年8月、ローマ、アウディトリアム・パルコ・デラ・ムジカ(デジタル:セッション)
 

8884304458-2
\2400→\2190
ドロテー・ミールズ、シュテファン・テミング/インスパイアード・バイ・ソング
 民謡:
  『John Come Kiss Me Now』『Lady Ann Bothwell's Lament』,
 ジェミニアーニ:『Lady Ann Bothwell's Lament』,
 ファン・エイク:『EngelsNachtegaeltje』,
 ソロモン・エクルズ:『A Division on a Ground』,
 民謡:『An Irish Tune』,
 ジェミニアーニ:『An Irish Tune』,
 ダウランド:『Flow My Tears』,
 ヨハン・ショップ:『Lachrimae Pavan』,
 民謡:『When Daphne Did from Fair Phoebus Fly』,
 ファン・エイク:『Doen Daphne d'over schoone Maeght』,
 作者不詳:『The Division Flute: Faronell's Ground』,
 トマス・ダーフィー:『The King's Health』,
 民謡:『Greensleeves』,
 F・ナッセン:『Can Love BeControul'd』,
 ヨハン・クリストフ・ペープシュ:『Can Love Be Controul'd』,
 マーガレット・ケール:『トッカータ』,
 パーセル:『When I Am Lied in Earth』
シュテファン・テミング(Bfl)
ドロテー・ミールズ(Sp)
マーガレット・ケール(Hp)
ザ・ジェントルマンズ・バンド
 ヨーロッパで「ブロックフレーテの天才的表現プレーヤー」と絶賛され、Ohems Classicsから3枚のソロ・アルバムを発表しているシュテファン・テミングと、彼が率いるコンソート「ザ・ジェントルマンズ・バンド」のドイツ・ハルモニア・ムンディへのデビュー・アルバムです。
 ピュアで安定した技術と絶品な表現力を兼ね備えDHMにも2枚のソロ・アルバムをはじめ多数の録音に登場しているソプラノ、ドロテー・ミールズとのコラボレーションとなる当アルバムでは、「グリーンスリーヴズ」などのイギリス古謡に触発され、ジェミニアーニやファン・エイク、ダウランドなどバロック時代の作曲家が作曲したリコーダーとアンサンブルのための作品が収録されています。
 誰もが知っている有名曲をネタにした、いわばバロック時代のカバー曲集というわけです。感情的でなく素朴さを大切にすることにより、時空を越えたほっとする瞬間を私たちに与えてくれます。
  【録音】2013年4月, ドイツ、シュタルンベルク、聖ヨーゼフ教会[デジタル:セッション]
 


8884303367-2
\2400→\2190
ラ・フォリア・バロックオーケストラ/ヴィヴァルディ:協奏曲集
 ヴィヴァルディ:
  『弦楽のための協奏曲ハ長調RV.116』『オーボエ協奏曲イ短調RV.461』
  『弦楽のための協奏曲ト短調RV.156』
  『ヴァイオリンとヴィオラ・アッリングレーゼのための協奏曲イ長調RV.546』
  『弦楽のための協奏曲ホ短調RV.133』
  『ヴァイオリン協奏曲ニ短調RV.236』
  『弦楽のための協奏曲ヘ長調RV.138』
ラ・フォリア・バロックオーケストラ、
ロビン・ペーター・ミュラー(ヴァイオリンおよびディレクション)、
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
マグダレーナ・カロラク(オーボエ)
 今現在の古楽シーンの中で最も刺激的なアンサンブルとして急速に頭角を現している「ラ・フォリア・バロック.オーケストラ」の名門ドイツ・ハルモニア・ムンディへのデビュー・アルバムです。
 「ラ・フォリア・バロックオーケストラ」は2007年に創設され、小規模のコンソートからオーケストラまで作品に応じて自由自在に編成を変えることのできるアンサンブルで、歴史的な演奏考証を踏まえてのエキサイティングでアグレッシヴな演奏は非常に高い評価を得ています。
 このヴィヴァルディ・アルバムは、弦楽のための協奏曲のほかに、オーボエやヴァイオリンのためのソロ協奏曲を収録したもので、「ヴァイオリンとヴィラ・アッリングレーゼのための協奏曲」では、ヒレ・パールがヴィオラ・ダ・ガンバで参加しています。
 【録音】2013年6月, ドイツ、ヴァイゼンハイム・アム・ベルク・プロテスタント教会[デジタル:セッション]
 

8872543168-2
(9CD)
\4500
セクエンツィア/ヒルデガルト・フォン・ビンゲン・エディション
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:コンプリート・ワークス

  [CD1-2]『Saints』(録音:1996年),
  [CD3-4]『Ordo Virtutum』(録音:1997年),
  [CD5]『Canticles of Ecstasy』(録音:1993年),
  [CD6]:『Voice of theBlood』(録音:1994年),
  [CD7]『O Jerusalem』(録音:1995年),
  [CD8]『Symphoniae』(録音:1982年),
  [CD9]『Celestial Hierarchy』(録音:2012年)
セクエンツィア
 ドイツ・ハルモニア・ムンディ(DHM)が誇る古楽の名盤をテーマごと・作曲家ごとにまとめてボックス化している「エディション」シリーズの最新巻として、セクエンツィアによるヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品集9枚組が登場いたします。
 共同ディレクターのベンジャミン・バグビーとバーバラ・ソーントンを中心とし、ケルンを本拠に1977年に結成された中世音楽アンサンブル「セクエンツィア」。革新的な研究やプログラムと想像力あふれる探究の下に、声と器楽の卓越した技術で中世ヨーロッパ音楽伝統に命をもたらしました。
 セクエンツィアの手掛けてきたさまざまなプロジェクトの中でも最も重要なものが、中世ドイツの女子修道院長、幻視者ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)の作品の全曲演奏と録音です。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは史上初の女流作曲家で、ラインの女預言者としての多彩な活動により中世史上最も重要な女性とされています。
 80余年にわたる生涯で数々の著作、宗教的音楽作品を残し、大司教や教皇にまで大きな影響を与えました。セクエンツィアは、1982年から2012年まで30年がかりでヒルデガルトの作品研究と蘇演に打ち込み、西ドイツ放送(WDR)との共同制作録音として、77曲のシンフォニアと神秘的音楽劇「オルド・ヴィルトゥトゥム」を含む約12時間におよぶヒルデガルトの全作品を網羅する形で、DHMからCDにして9枚分のアルバムを発表、ヒルデガルトの音楽の魅力を現代の聴衆に伝え続け、世界各国で高く評価されてきました。
 セクエンツィアの創始者のひとりでこのプロジェクトの牽引者だったバーバラ・ソーントンが1998年に亡くなった後、このプロジェクトの録音は途絶えていましたが、しばらくの時間を置いて2012年の『天使の位階』の録音をもって完成した執念のシリーズです。
 当ボックスはその9枚のアルバムを全て収録し、ヒルデガルトの全作品を網羅した画期的なリイッシューです。ビンゲンの曲のほとんどは単旋律として残されていますが、セクエンツィアの演奏は初めてそれらを独特なハーモニーにした(今のビンゲン演奏の根底となっている)名盤ばかりです。
 


8888373463-2
(2CD)
\3000→\2690
シー・シャン・ウォン&ーゼル室内管/バッハの息子たちのピアノ協奏曲と小品集
C.P.E.バッハ:
 『クラヴィーア協奏曲ニ短調Wq.23』
 『ソルフェッジオ第2番ハ短調 Wq.117/2』『幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.67』
 『ロンド ホ短調Wq.66』『片手のみのピアノ小品 Wq.117/1』
 『ヴュルテンベルク・ソナタ第1番Wq.49/1』,
W.F.バッハ:
 『クラヴィーア協奏曲ニ長調Fk.41』
 『クラヴィーア・ソナタ変ロ長調Fk.9』
 『ポロネーズ ヘ短調Fk.12/10』,
J.C.バッハ:
 『クラヴィーア協奏曲ヘ短調CW.C73』
 『クラヴィーア・ソナタ イ長調Op.17/5』,
J.Ch.バッハ:『クラヴィーア協奏曲イ長調BR.C30』,
J.Ch.F.バッハ:『「お母さん話して」による変奏曲』,
ディートリヒ・エヴァルト・フォン・グロトゥス:
 『ロンド ハ長調(ジルバーマンのクラヴィーアを楽しむために)』,
J.S.バッハ:『主よ、人の望みの喜びよ』(マイラ・ヘス編曲版),
シー・シャン・ウォン(P),
笠井友紀(Vn&リーダー),
バーゼル室内管弦楽団
[カール・フィリップ・エマニュアル・バッハ生誕300年記念リリース]
  若手ピアニスト、シー・シャン・ウォンのドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルへの初録音は、今年生誕300年を迎えるカール・フィリップ・エマニュエル・バッハの作品を中心に、ウィルヘルム・フリードマン、ヨハン・クリスティアン、ヨハン・クリストフ・フリードリヒというバッハの息子たちのクラヴィーア作品を収録した2枚組。シー・シャン・ウォンは1979年オランダ生まれ。スイスでブルーノ・カニーノらに学び、12歳でオランダ放送管弦楽団と共演しデビュー。ロマンティックな曲を得意としていますが、初期古典派から現代音楽までの幅広いレパートリーは高い評価を受けており、2002年からはチューリヒ芸術大学で教鞭をとっていますDeccaにはモーツァルトからドビュッシーにいたる5枚のソロ・アルバムを録音し、RCAからはシューベルト・アルバムが発売されています。当アルバムでは、シー・シャン・ウォンはスタインウェイ・ピアノを弾いており、バックを務めるバーゼル室内管弦楽団もモダン楽器のオーケストラなので、オリジナル楽器による演奏の録音を発売するドイツ・ハルモニア・ムンディからのリリースとしては異例ですが、独奏・オーケストラともども、短めのフレージング、躍動感のある早めのテンポ、ヴィブラートを控えめにした弦楽パートなど、モダン楽器を用いながらもピリオド演奏様式を十分に取り入れる形での演奏が行われています。リーダーの笠井友紀はバーゼル室内管弦楽団のコンサートマスターをつとめるかたわら、カンマー・アカデミー・ポツダムのコンサートマスターやドイツ・カンマ—フィルにもゲスト参加しています。【演奏】【録音】1969〜2013年、メトロポリタン歌劇場でのライヴ

WARNER



2564639411
(2CD)
\3200→\2790
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
 第1番ト長調 BWV.1007
 第2番ニ短調 BWV.100 8
 第3番ハ長調 BWV.1009
 第4番変ホ長調 BWV.1010
 第5番ハ短調 BWV.1011
 第6番ニ長調 BWV.1012
ニーナ・コトワ(チェロ)
 


9999145092
\2500→\2290
H.J.リム/ラヴェル、スクリャービン:ピアノ作品集
 ラヴェル:
  高雅で感傷的なワルツ
  ソナティネ、ラ・ヴァルス
 スクリャービン:
  ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30
  ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
  ワルツ Op.38、2つの詩曲 Op.32
H.J.リム(ピアノ)
2012年4月
 


2564631220
(3CD)
\3000→\2790

マルタ・アルゲリッチ&フレンズ
 ライヴ・フロム・ザ・ルガノ・フェスティヴァル2013
Disc1
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
  マルタ・アルゲリッチ(P)
  スイス・イタリア語放送管弦楽団
  ユベール・スダーン(指揮)
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2
  ミッシャ・マイスキー(Vc)
  マルタ・アルゲリッチ(P)
Disc2
 レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
  ルノー・カプソン(Vn)
  フランチェスコ・ピエモンテージ(P)
 リスト:悲しみのゴンドラS200/2
  アリッサ・マルグリス(Vn)
  ユラ・マルグリス(P)
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
  ゴーティエ・カプソン(Vc)
  ガブリエラ・モンテーロ(P)
Disc3
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ[1897]
  アンドレイ・バラーノフ(Vn)
  ユラ・マルグリス(P)
 ドビュッシー:小組曲
  マルタ・アルゲリッチ(P)
  クリスティーナ・マルトン(P)
 オッフェンバック:パリの喜び
  (ロザンタール編:カルロ・マリア・グリグオーリ編曲)
  ジョルジア・トマッシ(P)
  カルロ・マリア・グリグオーリ(P)
  アレッサンドロ・ステッラ(P)
 サン=サーンス:動物の謝肉祭
  リーリャ・ジルベルシュテイン(P)
  アンドレイ・バラーノフ(Vn)
  ミヒャエル・グートマン(Vn)
  リダ・チェン(Va)
  アレクサンドル・ドブリュ(Vc)
  エンリコ・ファゴーネ(Cb)
  アルフレッド・ルッツ(Fl)
  クッラード・ジュフレーディ(Cl)
  グレゴリオ・ディ・トラパニ(Perc)
  マルタ・アルゲリッチ(P) 他
2013年、ルガーノでのライヴ録音

 いまや世界で5本の指に入る有名音楽祭になったかもしれない。
 アルゲリッチと、彼女が信頼する音楽家たちによる、毎年夏にルガノで行われる音楽フェスティヴァル。
 10年前といえばまだカプソン兄弟もまだそれほど有名ではなく、アルゲリッチも若手と楽しそうにやっている、くらいの印象しかなかったのに、あれよあれよといううちに世界最高のフェスティヴァルのひとつに登りつめた。カプソンもそうだが、ほかにもこのフェスティヴァルに参加した若者たち、ニコラ・アンゲリッシュ、ガブリエラ・モンテーロ、カーティア・ブニアティシヴィリたちがその後次々と台頭。改めてアルゲリッチの慧眼を思い知る形となった。
 若手だけでなくジルベルシュタイン、ヴェンゲロフ、ブロンフマン、アンデルジェフスキ、ナカリャコフ、マイスキー、ティエンポ、コヴァセヴィチ、プレトニョフ、セルゲイ・エーデルマン・・・と、それぞれのアルバムに入っているベテランを探すのも楽しい。
 そしてもちろんアルゲリッチ。めったにソロで録音をしなくなってしまったアルゲリッチの貴重な演奏を楽しめるのもこのシリーズの最大の魅力のひとつ。
 しかし、やはり姉御アルゲリッチの元に集う腕利きたちの競演というのが、やはり最高の楽しみか。その溌剌としたプレイ、そして才能と才能がぶつかる緊張感。ほんもののフェスティヴァルを目の前にしたようなスリリングな時間をすごすことができる。

 ただ、ひょっとすると、あまりにも収録内容が雑多で、またあまりにも演奏家にまとまりがないためについつい手が出なかった方もいらっしゃるかもしれない。しかしこのシリーズ、本当にその贅沢な「雑多さ」を心行くまで楽しむアルバムなのである。あまり深く考えずにとにかく繰り出されるそのすさまじい音楽に浸ってほしい。必ず1セットのうちに3つか4つ、興奮のあまり手に汗握る演奏に出会えるはず。1回や2回聴いて「はい終わり」というような軽いアルバムではないのである。



昨年リリース、2012年ライヴ

CMSW-7211192
(3CD)
\2000→\1790
アルゲリッチ、ピリス、カピュソン、マイスキー、アンゲリッシュ、ジルベルシュテイン、グリンゴルツ、ほか
 ライヴ・フロム・ザ・ルガーノ・フェスティヴァル ライヴ2012
  アルゲリッチとピリスのモーツァルト K.381 が聴ける!
CD1
 1-3 モーツアルト:4手のためのピアノ・ソナタニ長調K381
  マリア・ジョアン・ピリス、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)


 4−8  シューマン:民謡風の5つの小品作品102 
  ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 9  マーラー:ピアノ四重奏曲イ短調
  リリー・マイスキー(ピアノ)、
  サーシャ・マイスキー(ヴァイオリン)
  リダ・チェン(ヴィオラ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)

 10−12 モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調K503 
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、
  ヤチェク・カスプシク指揮/スイス・イタリア管
CD2
 1 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56b
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)

 2−5  ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲変イ長調作品87
  ポリーナ・レスチェンコ(ピアノ)、イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
  ナタン・ブロード(ピアノ)、トルレイフ・テデーン(チェロ)

 6 マルトゥッチ:ピアノのための主題と変奏作品58
    ネルソン・ゲルナー、ルスダンAlavidze(ピアノ)

 7 スメタナ:2台ピアノ8手のためのソナタホ短調
 8 スメタナ:2台ピアノ8手のためのロンドハ長調
  マルタ・アルゲリッチ、リーリャ・ジルベルシュテイン
  アントン&ダニエル・ハーツェンバーグ(ピアノ)
CD3
 1−4 プロコフィエフ:ヴァオリン・ソナタ第2番ニ長調作品94bis
  ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、
  マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 5−7 ドビュッシー:海 (3台のピアノのための)
  ジョルジア・トマッシ、
  カルロ・マリア・リグオーリ、アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ)

 8−10 メトネル:ピアノ五重奏曲ハ長調Op.Posth
  リーリャ・ジルベルシュタイン(ピアノ)、
  ドーラ・シュヴァルツベルク(ヴァイオリン)
  ルシア・ホール(チェロ)、
  ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(ヴィオラ)
  チョウ・チン(チェロ)

 11 モレス:軍靴の響き
  マルタ・アルゲリッチ、アレ・ペトラッソ(ピアノ)
 毎年恒例のルガーノ・フェスティヴァルのライヴ。いつもすごいが今回はとくにすごい。
 アルゲリッチのモーツァルト:ピアノ協奏曲第25番や、マイスキー一族のマーラー、「そんなものがあるのか」という3台のピアノのための「ドビュッシー『海』」、そしてアルゲリッチとアンゲリッシュのブラームス、アルゲリッチとジルベルシュテインのスメタナ、・・・そして・・・ピリスとアルゲリッチのモーツァルト K.381!
 水と油、淑女と猛女、静と動、そんな二人が最近共演していたという話は聞いていたが、レーベルの違いからCDで聴くことはできないと思っていたが、EMIという会社が良くも悪くもフワフワしているせいか(ではないと思うが)、今回まさかの音源登場。
 ああ!久しぶりのドキドキリリース。

 録音:2012年 Recorded at the 2012 Lugano Festival.
 クラムシェル・ボックス、20ページ前後のブックレット(予定)



 

2564631482
(9CD)
\4000
アーノンクール/モンテヴェルディ・ボックス
Disc1-2
 歌劇「オルフェオ」(全曲)
  1968年
ロートラウト・ハンスマン(Sp)
キャシー・バーベリアン(Sp)
片野坂栄子(Sp)
ナイジェル・ロジャーズ(T)
クルト・エクウィルツ(T)
ラヨシュ・コズマ(T)
マックス・ファン・エグモント(Br), 他
カペラ・アンティクヮ・ミュンヘン
アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
Disc3-5
 歌劇「ウリッセの帰郷」(全曲)
 1970年
スヴェン・オーロフ・エリアッソン(T)
マーガレット・ベイカー=ゲノヴェージ(Sp)
ロートラウト・ハンスマン(Sp)
ラディスラウス・アンデルコ(Bs)
クルト・エクウィルツ(T)
ポール・エスウッド(C-T)
ナイジェル・ロジャーズ(T)、他
ユンゲ・カントライ
アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
Disc6-8
 歌劇「ポッペアの戴冠」(全曲)
 1973〜1974年
ジェーン・ガートナー(Sp)
ロートラウト・ハンスマン(Sp)
ヘレン・ドナート(Sp)
エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(Sp)
キャシー・バーベリアン(Ms)
ポール・エスウッド(C-T)
フィリップ・ラングリッジ(T)、他
アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
Disc9
キャシー・バーベリアン・シングズ・モンテヴェルディ
 「愛の手紙」
 「なんと愛らしい」
 「アリアンナの嘆き」
 「オルフェオ」〜「見よ、オルフェオ…花咲ける野で」
 「ポッペアの戴冠」〜「みじめな王妃」
 「ポッペアの戴冠」〜「そなたは私の祖先の…王妃の願い」
 「ポッペアの戴冠」〜「さようなら、ローマよ」
 1968,1974年
キャシー・バーベリアン(Ms)
アーノンクール指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 

2564633737
(CD+DVD)
\3000
3大テナー・イン・コンサート1994
CD:
 マスネ:おお、いと高き裁き主にして父なる神よ(ル・シッド)
 トローバ:恋人よ、我が命よ(マラビーリャ)
 マスネ:春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか(ウェルテル)
 ロジャーズ:我が心に歌えば
 ララ:グラナダ
 デ・クルティス:忘れな草
 ラロ・シフリン編曲:ハリウッド・メドレー〜
  マイ・ウェイ〜ムーン・リヴァー〜ビコーズ〜雨に歌えば
 デ・クルティス:泣かないお前
 レオンカヴァッロ:衣装をつけろ(道化師)
 プッチーニ:だれも寝てはならぬ
 シフリン編曲:世界周航メドレー〜
   アメリカ〜オール・アイ・アスク・オブ・ユー〜
   フニクリ・フニクラ〜パリの橋の下〜
   ブラジル〜ビー・マイ・ラヴ〜マレキアーレ〜
   唇は黙っていても〜はるかなるサンタ・ルチア〜
   悲しき天使〜テ・キエロ・ディヒステ〜帰れソレントへ
 ヴェルディ:女心の歌「風の中の羽のように」(リゴレット)
 ヴェルディ:乾杯の歌「友よ、さあ飲み明かそう」(椿姫)
  1994年7月16日、ロサンジェルス、ドジャー・スタジアム
ホセ・カレーラス(テノール)
プラシド・ドミンゴ(テノール)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団、他
ズービン・メータ(指揮)
DVD:
 アメリカ国歌(星条旗)
 バーンスタイン:「キャンディード」序曲
 マスネ:おお、いと高き裁き主にして父なる神よ(ル・シッド)
 ヴェルディ:静かな夜に(ルイーザ・ミラー)
 マスネ:春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか(ウェルテル)
 ロジャーズ:我が心に歌えば
 ララ:グラナダ
 デ・クルティス:忘れな草
 ラロ・シフリン編曲:ハリウッド・メドレー〜
  マイ・ウェイ〜ムーン・リヴァー〜ビコーズ〜雨に歌えば
 ベルリオーズ:ハンガリー行進曲
 デ・クルティス:泣かないお前
 トローバ:恋人よ、我が命よ(マラビーリャ)
 シューベルト/シフリン編曲:アヴェ・マリア
 プッチーニ:星は光りぬ(トスカ)
 レオンカヴァッロ:衣装をつけろ(道化師)
 プッチーニ:誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)
 シフリン編曲:世界周航メドレー〜
  アメリカ〜オール・アイ・アスク・オブ・ユー〜
  フニクリ・フニクラ〜パリの橋の下〜ブラジル〜
  ビー・マイ・ラヴ〜マレキアーレ〜唇は黙っていても〜
  はるかなるサンタ・ルチア〜悲しき天使〜
  テ・キエロ・ディヒステ〜帰れソレントへ
アンコール:
 ヴェルディ:女心の歌「風の中の羽のように」(リゴレット)
 ヴェルディ:乾杯の歌「友よ、さあ飲み明かそう」(椿姫)
 プッチーニ:だれも寝てはならぬ
「メイキング・オブ・イン・コンサート1944」
 172分、NTSC、カラー、4:3、Dolby2.0 Stereo + Dolby 5.1 Surround
 


2564633618
(10CD)
\7200→\6590
カラヤン/ウィーン・フィルとの録音集 1946−49
CD1
 モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク K.525
 モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622
 モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543
  レオポルト・ウラッハ(クラリネット)
   1946 & 1949年
CD2
 モーツァルト:アダージョとフーガ K.546
 モーツァルト:ディヴェルティメント K.334〜アダージョ
   1946 & 1947年
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
   1948 & 1946年
CD3
 モーツァルト:
  「そりすべりの音楽」K.605-3
  6つのドイツ舞曲集〜第3番 K.600-3
  交響曲第33番 変ロ長調K.319
   1946年
 シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944「グレート」
  1946年
CD4
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
   1949年
 モーツァルト:フリーメイソンの葬送音楽 K.477
   1947年
 R,シュトラウス:メタモルフォーゼン
   1947年
CD5
 J.シュトラウスⅡ世:
  「こうもり」序曲、 「美しく青きドナウ」
  「皇帝円舞曲」、「常動曲」、「芸術家の生涯」
  「酒、女、歌」、「雷鳴と電光」、「ジプシー男爵」序曲
   1946 〜1949年
ヨーゼフ・シュトラウス:「天体の音楽」
  1949年
CD6
 レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲
  1947年
 J.シュトラウスⅡ世:
   「ウィーン気質」、「浮気心」、「ピツィカート・ポルカ」
   「トリッチ=トラッチ・ポルカ」、「ウィーンの森の物語」
    1946 & 1949年
 ヨーゼフ・シュトラウス:
  「トランスアクツィオン」、「うわごと」
   1949年
CD7
 シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
  1947年
 チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
  1946年
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」
   1946〜49年
CD8
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
  エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
  ユリウス・パツァーク(テノール)
  ハンス・ホッター(バス)
  ウィーン楽友協会合唱団
   1947年
CD9
 モーツァルト:
  「ドン・ジョヴァンニ」より
  「フィガロの結婚」より
  「魔笛」より
  「後宮からの誘拐」より
   エーリヒ・クンツ(テノール)
   イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜間奏曲
 プッチーニ:「マノン・レスコー」〜間奏曲
 プッチーニ:「ボエーム」より
 プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」より
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
  リューバ・ヴェリッチュ(ソプラノ)
 J.シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」より
  マリア・チェボターリ(ソプラノ)
 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より
  ヒルデ・コネツニ(ソプラノ)
 R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より
  マリア・チェボターリ(ソプラノ)
    1946〜1949年
CD10
 ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
 ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
 ワーグナー:「タンホイザー」より
 R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」より
 ワーグナー:「サロメ」より
  ハンス・ホッター(バス)
  ゲルトルート・シュースター(アルト)
  ヒルデ・コネツニ(ソプラノ)
 イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 リューバ・ヴェリッチュ(ソプラノ)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
  1946〜1949年
 


2564633625
(8CD)
\5700→\5190
カラヤンとソリストたちI 1948−58
CD1
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
  ディヌ・リパッティ(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
  1948年4月、アビー・ロード・スタジオ
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
  ディヌ・リパッティ(ピアノ)
  ルツェルン祝祭管弦楽団
   1950年7月、ルツェルン、クンストハウス
CD2
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73「皇帝」
  ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1951年6月、キングズウェイ・ホール
CD3
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
  ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1951年6月、アビー・ロード・スタジオ]
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
  ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1953年8月、キングズウェイ・ホール
CD4
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
  ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1953年8月、キングズウェイ・ホール
 フランク:交響的変奏曲
  ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1951年
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
  ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1951年
CD5
 モーツァルト:ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
 モーツァルト:ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
 モーツアルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
 モーツァルト:ホルン協奏曲第4番変ホ短調 K.495
  デニス・ブレイン(ホルン)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1953年11月、キングズウェイ・ホール
CD6
 モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.297b
  シドニー・サトクリフ(Ob)
  バーナード・ウォルトン(Cl)
  デニス・ブレイン(Hr)
  セシル・ジェイムズ(Fg)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1953年11月、アビー・ロード・スタジオ
 モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622
  バーナード・ウォルトン(Cl)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1955年6月、アビー・ロード・スタジオ
CD7
 クルト・ライマー:ピアノ協奏曲ハ短調
 クルト・ライマー:左手のためのピアノ協奏曲
  クルト・ライマー(ピアノ)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1954年11月、キングズウェイ・ホール
 マスネ:タイスの瞑想曲
  マヌーグ・パリキアン(Vn)
  フィルハーモニア管弦楽団
   1954年7月、キングズウェイ・ホール
CD8
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
  ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   1958年11月、ベルリン、イエス・キリスト教会
 


2564633735
(6CD)
\4700→\4290
カラヤン/ベートーヴェン:交響曲全集・序曲集
CD1
 交響曲第1番ハ長調 Op.21
 交響曲第2番ニ長調 Op.36
 「レオノーレ」序曲第3番 Op.72a
CD2
 交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
CD3
 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
 交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」
 「コリオラン」序曲 Op.62
CD4
 交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
 交響曲第7番イ長調 Op.92
CD5
 「エグモント」序曲 Op.84」
 交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
CD6
 交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
  (ステレオ・マスターテープによる世界初発売)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
ウィーン楽友協会合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
1951〜55年、キングズウェイ・ホール、ムジークフェラインザール(第9番のみ)
 


2564631882
(3CD)
\2700→\2390
マルタ・アルゲリッチの芸術(3CD)

CD1
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 K.466〜第1楽章
  パドヴァ・ヴェネート管弦楽団
  アレクサンドル・ラビノヴィチ(指揮)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 op.15〜第3楽章
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  ハインツ・ワルベルク(指揮)
 シューマン:ピアノ協奏曲 op.54〜第1楽章
  ヨーロッパ室内管弦楽団
  ニコラウス・アーノンクール(指揮)
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 op.21〜第2楽章
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 op.11〜第3楽章
  モントリオール交響楽団
  シャルル・デュトワ(指揮)
 ファリャ:「スペインの庭の夜」〜「ヘネラリーフェにて」
  パリ管弦楽団
  ダニエル・バレンボイム(指揮)
 ラヴェル:ピアノ協奏曲〜第2楽章
  スイス・イタリア語放送管弦楽団
  ヤーチェク・カスプシーク(指揮)
Disc2
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 K.545(2台ピアノ版)〜第1楽章
  ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 op.30-3〜第3楽章
  ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
 モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ K.381〜第1楽章
  マリア=ジョアン・ピリス(ピアノ)
 シューマン:ピアノ五重奏曲 op.44〜第3楽章、第4楽章
  ルノー・カプソン、ドーラ・シュヴァルツベルク(ヴァイオリン)
  ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(ヴィオラ)
  マルク・ドロヴィンスキー(チェロ)
 リスト:2台のピアノのための悲愴協奏曲(抜粋)
  ネルソン・フレイレ(ピアノ)
 ハイドン:ピアノ三重奏曲 Hob.XV:25〜第3楽章
  ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
  ゴーティエ・カプソン(チェロ)
 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲 Op.21(2台ピアノ版)
  クリスティーナ・マルトン(ピアノ)
 シューマン:幻想小曲集 op.73〜第1曲
  ゴーティエ・カプソン(チェロ)
 チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲(2台ピアノ版)より
  ミラベラ・ディナ(ピアノ)
 ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲 op.17〜第3楽章
  ガブリエラ・モンターノ(ピアノ)
 ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜「ミンストレル」(チェロとピアノ版)
  ミッシャ・マイスキー(チェロ)
 ラヴェル:「マ・メール・ロア」〜第1,3,5曲
  アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ)
 ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)
  セルジオ・ティエンポ(ピアノ)
 クライスラー:愛の悲しみ
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
Disc3
 シューマン:子供の情景 op.15(全13曲)
 シューマン:幻想小曲集 op.12〜「夕べに」
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 op.58〜第4楽章
 ショパン:マズルカ第36番 op.59-1
 ショパン:マズルカ第36番 op.59-3
 ショパン:ノクターン第4番 op.15-4
 ショパン:スケルツォ第3番 op.39
 ショパン:ポロネーズ第6番 op.53「英雄」
 ラヴェル:夜のガスパール〜「オンディーヌ」
 ラヴェル:ソナチネ
 バッハ:パルティータ第2番 BWV.826〜第2,3,4,5曲
 D.スカルラッティ:ソナタ K.141
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 


2564633629
(5CD)
\3500→\3190
カラヤン/合唱作品集1947−58

CD1-2
 バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、マルガ・ヘフゲン(A)、
  ニコライ・ゲッダ(T)、ハインツ・レーフス(Bs)
  ウィーン楽友協会合唱団
  フィルハーモニア管弦楽団(アリアのみ)
  ウィーン楽友協会管弦楽団(ウィーン交響楽団/合唱付き曲のみ)
   1952〜1953年(モノラル)
CD3
 ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、ハンス・ホッター(Br)
  ウィーン楽友協会合唱団
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   1947年(モノラル)
CD4-5
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)、
  ニコライ・ゲッダ(T)、ニコラ・ザッカリア(Bs)
  ウィーン楽友協会合唱団
  フィルハーモニア管弦楽団
    1958年(ステレオ)
 ベートーヴェン:ああ、不実なる人よ Op. 65
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」〜「人間のクズ!・・・希望は捨てない」
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
  フィルハーモニア管弦楽団
    1954年(モノラル)
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
  ウィーン楽友協会合唱団
  フィルハーモニア管弦楽団
    1954年(モノラル)
 R.シュトラウス:4つの最後の歌
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
  フィルハーモニア管弦楽団
    1956年ライヴ(モノラル)
 


2564633623
(12CD)
\7500→\6990
カラヤン/ドイツ作品集1951−1960

CD1
 モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」
  1952〜55年(モノラル)
 モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調 K.543
  1955年(モノラル)
 モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調 K.287
  1952, 55年(モノラル)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD2
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 Op.20
  1951年(モノラル)
 R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op.28
  1951年(モノラル)
 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 Op.24
  1953年(モノラル)
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より「ヴェヌスベルクの音楽」
  1954年(モノラル)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD3
 ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
  1952年(モノラル)
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
  1955年(ステレオ)
 フランツ・シュミット:歌劇「ノートル=ダム」より間奏曲
  1959年(ステレオ)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD4
 ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」
  1955年(ステレオ)
   フィルハーモニア管弦楽団
CD5
 モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504「プラハ」
   1958年(ステレオ)
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より「ヴェヌスベルクの音楽」
  1960年(ステレオ)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD6
 ウェーバー:舞踏への勧誘
  1958年(ステレオ)
 J.シュトラウス2世:
  美しく青きドナウ
  芸術家の生活
  皇帝円舞曲
  ピツィカート・ポルカ
  トリッチ=トラッチ・ポルカ
  雷鳴と電光
  ジプシー男爵」序曲
 ヨーゼフ・シュトラウス:うわごと
 J.シュトラウス:ラデツキー行進曲
 スッペ:「軽騎兵」序曲
  1955年(モノラル)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD7
 L.モーツァルト:おもちゃの交響曲
  1957年(ステレオ)
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク K.525
  1953年(モノラル)
 リスト:前奏曲
 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
 1958年(ステレオ)
 J.シュトラウス2世:トリッチ=トラッチ・ポルカ
 J.シュトラウス2世:雷鳴と電光
 J.シュトラウス:ラデツキー行進曲
 スッペ:「軽騎兵」序曲
  1960年(ステレオ)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD8
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク K.525
 モーツァルト:ドイツ舞曲 K.600, 602
  1959年(ステレオ)
 モーツァルト:ドイツ舞曲 K.605
  1960年(ステレオ)
 シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485
  1958年(ステレオ)
 シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
  1957年(モノラル)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD9-10
 メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟
 ニコライ:ウィンザーの陽気な女房たち
  1960年(ステレオ)
 ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
  1957年(ステレオ)
 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
   1957年(ステレオ)
 モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
   1960年(ステレオ)
    ベルリン・フィル
CD11
 ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲
 ワーグナー:「ローエングリン」序曲
   1960年(ステレオ)
 ワーグナー:
  「タンホイザー」序曲
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲
  「トリスタンとイゾルデ」〜「第1幕への前奏曲」「愛の死」
   1957年(モノラル)
 ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
   1960年(ステレオ)
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD12
 モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」
  1952年(モノラル)
 モーツァルト:交響曲第39番変ロ長調 K.543
  1955年(ステレオ)
  フィルハーモニア管弦楽団
 


2564633620
(7CD)
\4500→\3990
カラヤン/ロシアの作品集1949−60
CD1
 バラキレフ:交響曲第1番ハ長調
  1949年(モノラル)
 ボロディン:だったん人の踊り
  1954年(モノラル)
 ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」〜第4幕前奏曲
 ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」〜「ペルシャの奴隷の踊り」
   1954年(モノラル)
 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜「昔カザンの町でイヴァン雷帝は」
  ボリス・クリストフ(Bs)
  1949年(モノラル)
   フィルハーモニア管弦楽団
CD2
 ムソルグスキーラヴェル編:展覧会の絵
   1955〜1956年(ステレオ)
 ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」〜第4幕前奏曲
   1959年(ステレオ)
 プロコフィエフ:ピーターと狼
  ピーター・ユスティノフ(語り)
  1956〜1957年(ステレオ)
   フィルハーモニア管弦楽団
CD3
 チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
 チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」
  1953年&1952年(モノラル)
   フィルハーモニア管弦楽団
CD4
 チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
 チャイコフスキー:バレエ組曲「眠れる森の美女」
  1952年(モノラル)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD5
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」
 チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」
  1955年&1952年(モノラル)
  フィルハーモニア管弦楽団
CD6
 ボロディン:だったん人の踊り
  1960年(ステレオ)
 チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」
 チャイコフスキー:バレエ組曲「眠れる森の美女」
   1959年(ステレオ)
 チャイコフスキー:序曲「1812年」 Op.49
  1958年(ステレオ)
   フィルハーモニア管弦楽団
CD7
 ストラヴィンスキー:かるた遊び
  1952年(モノラル)
 ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」〜「ペルシャの奴隷の踊り」
  1960年(ステレオ)
   フィルハーモニア管弦楽団
 チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36*
  1960年(ステレオ)
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

韓国WARNER



PWCD 0014
\2900→\2690
フルトヴェングラー、バイロイトの第9
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音1951/7/29(ライヴ)、バイロイト祝祭劇場 オリジナル・ジャケット仕様、ブックレット(英語表記)を封入。ARTリマスタリング仕様

 韓国のワーナーからバイロイトの第9が出ると言うのも思いっきり不思議な感じがあるが、これも時代の流れか。しかしこの値段は何だ?



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