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第75号
マイナー・レーベル新譜(3)
2014.2.18〜2014.4.11


AEOLUS(何故かすぐ完売する)



AE 10073
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)
 イタリア・バロックのクリスマス音楽
 フレスコバルディ:そよ風吹けば/
 グラツィアーニ:よろこべ羊飼い達よ/
 ハイム:オルガンのためのパストラーレ/
 モンテヴェルディ:主をほめたたえよ/
 作曲者不詳(ナポリ):ニンナ・ナンナ/
 マルティーニ:空の星と/
 ピッチニーニ:トッカータ ト短調/
 グラツィアーニ:来たれ、羊飼いたちよ/
 カヴァッリ:おお、なんと甘美な/
 ガリアーノ:海の星/
 トゥリーニ:トリオ・ソナタ《E tanto tempo hor mai》/
 メールラ:子守歌による宗教的カンツォネッタ《さあ、おやすみ》/
 フランツァローリ:祝福されたクリスマスの夜のためのパストラーレ/
 作曲者不詳(17世紀):なぜ可愛らしい赤ん坊が/
 カプスベルガー:ぼうや、おやすみ/
 カリッシミ:めでたし乙女よ
アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)
カプリオーラ・ディ・ジョイア
 古楽大国ベルギーの名花アマリリス・ディールティエンスと、自身が創設したピリオド・アンサンブル、カプリオーラ・ディ・ジョイア。その完成度と高音質が話題となった1781年原典版の「ボッケリーニ:スターバト・マーテル(AE 10063)」に続く新録音は、フレスコバルディ、モンテヴェルディ、カヴァッリ、ピッチニーニなど、イタリア・バロックのクリスマス音楽。
 ベルギーの名手が集うカプリオーラ・ディ・ジョイアの洗練された古楽の調べに乗って、ディールティエンスの美しき歌が高音質で味わえる。

 ※録音:2013年1月、ブルージュ


ああ!アマリリス・ディールティエンス
旧譜
/完売していたらすみません・・
Love, Passion & Mystery in Baroque Italy
AEOLUS
AE-10043
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
歌姫アマリリス・ディールティエンス登場!
 ああ! 〜 イタリア・バロックの世俗歌曲集
 モンテヴェルディ:
  憎むべきあの面影、かくも甘い苦悩、私を憎むならなぜに、
  かつてあなたは私のすべてだった、あの蔑みの眼差し、
  これまで武装し続けた私、ああ, 私は傷つき倒れる
 フレスコバルディ:不協和音のカプリッチョ
 カプスベルガー:
  ヴィヴァ・スペランツァ、行けわがため息、
  わがアヴリッラ、トッカータ/他
カプリオーラ・ディ・ジョイア
 古楽大国ベルギーの若き名ソプラノ、アマリリス・ディールティエンスを擁する古楽アンサンブル、カプリオーラ・ディ・ジョイアのデビュー・レコーディング。
 イタリアのバロック音楽に込められた愛情、情熱、ミステリーを奏でるディールティエンスの感情豊かな歌声と、力強く安定感のある通奏低音は実に見事。今後の古楽シーンに清新な風を吹き込む存在になりそう。
 2010年2月の録音。
 

AEOLUS
AE-10063
(SACD HYBRID)
\2700→\2490

実は隠れた傑作・・
 アマリリス・ディールティエンスによる
  ボッケリーニのスターバト・マーテル原典版!

ボッケリーニ:
 スターバト・マーテル(1781年原典版)
 チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ第1番
 あなたのそばで死ねないのなら
 ああ、私は息をすることが

アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)
カプリオーラ・ディ・ジョイア

 ソプラノはアマリリス・ディールティエンス。ボッケリーニのスターバト・マーテル原典版!

 古楽大国ベルギーの名花アマリリス・ディールティエンスが、自身が創設したピリオド・アンサンブルのカプリオーラ・ディ・ジョイアとの共演で歌うボッケリーニの「スターバト・マーテル」。
 ディールティエンスのボッケリーニの「スターバト・マーテル」では、ソプラノと弦楽五重奏という編成のために作曲された1781年の原典版を採用。
 透明感あふれる美麗な歌声とカプリオーラ・ディ・ジョイアの洗練されたアンサンブルが、イタリアの室内楽王ボッケリーニの「スターバト・マーテル」が持つ"美"を見事に表現してくれている。2011年8月、ブルージュでの録音。


AVIE


AV 2293
\2400
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
 パースペクティヴ6 〜 ベートーヴェン、ベリオ、シューマン

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
 ベリオ:《6つのアンコール》より 地のピアノ、水のピアノ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
 ベリオ:《6つのアンコール》より 大気のピアノ、火のピアノ
 シューマン:幻想曲ハ短調 Op.17
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
 アンドレアス・ヘフリガーのパースペクティヴ6!

 名匠へと着実にキャリアを重ねてゆくドイツ出身のスイスのピアニスト、アンドレアス・ヘフリガー。
 ベートーヴェンのピアノ・ソナタと他の作曲家の作品を組み合わせる独創的なプログラム「パースペクティヴ」シリーズの第6集では、人間性、自然、愛をテーマとしてプログラムを構成したヘフリガー。
 往年の大テノールである父親譲りの音楽性、磨き抜かれたピアニズムが、異なる時代を生きた3人の作曲家たち、ベートーヴェン、シューマン、そしてベリオの音楽を1つに繋ぐ。

 ※録音:2013年10月14日−16日、ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
 

AV 2307
\2400
サイプレス弦楽四重奏団
 シューベルト:

  弦楽五重奏曲ハ長調 D.956,Op.163
  弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703《四重奏断章》
サイプレス弦楽四重奏団
ゲイリー・ホフマン(チェロ)
 ドヴォルザークの「糸杉」をアンサンブル名として、アメリカ、サンフランシスコを拠点に活躍するサイプレス弦楽四重奏団。
 アンサンブルのルーツでもあるドヴォルザークの「糸杉」(AV2275)、ドヴォルザークと同世代のアメリカ人作曲家(AV2304)に続くアヴィー(Avie)からのリリース第3弾では、19世紀へと時計の針を戻し、王道シューベルトを取り上げる。
 「弦楽五重奏曲」ではカナダの名チェリスト、ゲイリー・ホフマンを迎えて シューベルト最晩年の深く壮大な世界を奏でてゆく。ドヴォルザーク、アメリカン・プログラムも高く評価されており、アメリカ西海岸の実力派アンサンブルが奏でるシューベルトも大いに期待出来そうだ。
 

AV 2310
\2400
カール・シュトッベ(ヴァイオリン)
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27
カール・シュトッベ(ヴァイオリン)
 カール・シュトッベは、ウィニペグ交響楽団のアソシエイト・コンサートマスターであり、マニトバ室内管弦楽団やウィニペグ・チェンバー・ミュージック・ソサエティのメンバーとして活躍するカナダを代表するヴァイオリニストの1人。
 アヴィー(Avie)からのデビュー・レコーディングに選んだのは、20世紀前半のベルギーで生まれた名作であり難曲、ウジェーヌ・イザイ(1858−1931)の「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集」。
 ジェームズ・エーネスやマーク・オコーナーと共演を重ねてきたカナダの名ヴァイオリニストが、20世紀の名ヴァイオリニスト、イザイの無伴奏に挑みます。
 


AV 2300
(2CD/特別価格)
\3600→\3290
ヨナタン・オースゴール(チェロ)
 ブラームス:チェロとピアノのための作品全集

 チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
 チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
 F.A.E スケルツォ(フォーブス編)
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78 《雨の歌》(ブラームス編)
 ハンガリー舞曲集より 第1番、第2番、第5番、第6番、第7番(ピアッティ編)
 歌曲集 野の静寂 Op.86-2、メロディのごとく Op.105-1、
  サッフォー頌歌 Op.94-4、子守歌 Op.49-4、
  愛のまこと Op.3-1、愛の歌 Op.71-5(編曲者不詳)
 ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83より 第3楽章:
  アンダンテ(ガルベン編/世界初録音)
ヨナタン・オースゴール(チェロ)
マーティン・ロスコー(ピアノ)
 RLPO首席チェロ ヨナタン・オースゴール、編曲作品を含む ブラームス作品集! ピアノ協奏曲第2番のチェロ編曲は世界初録音!伴奏はマーティン・ロスコー!

 ノルウェー出身でロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニ管弦楽団の主席チェリストを務めるヨナタン・オースゴール。
 Avie(アヴィー)二度目となるソロ・アルバムは、2つのチェロ・ソナタに加え、ヴァイオリン・ソナタやハンガリー舞曲集、更にはF.A.Eソナタやピアノ協奏曲第2番、歌曲などのトランスクリプションも含めた「チェロとピアノのための作品全集」。
 前作「ユダヤ人の生活より」でも見事なアレンジを見せるなど、優れたソリストとしてだけでなく、アレンジャーとしても才覚を現しているオースゴールらしい意欲的なプログラムは、チェロ・ファンだけでなくアレンジ・ファンへもおすすめしたい。
 編曲作品でポイントとなるのが、最後に収録されたピアノ協奏曲第2番。この第3楽章は、オリジナルのピアノ協奏曲でもピアノではなく独創チェロが主題を奏するため、そのメロディーをそのままチェロとピアノ版へと活用したアレンジ。チェロの魅力が最大限に活かされる素晴らしい旋律なため、ピアノ協奏曲の一部としてしか使われないのは勿体無いというのも頷ける。編曲はDGのレコーディング・プロデューサーやアレンジャー、ピアニスト、ハンブルク国際ブラームス協会の会長などの肩書を持つコルト・ガルベンによるもので、2011年に出版、録音はこれが世界初となる。そして、チェリストにとっても定番レパートリーとなるヴァイオリン・ソナタ第1番《雨の歌》の、作曲者自身による編曲。「ハンガリー舞曲集」はイタリアのチェリスト、アルフレード・ピアッティによる編曲。F.A.Eソナタは、ディートリヒ、シューマン、ブラームスの共作で作られたヴァイオリン・ソナタで、ブラームスが担当した第3楽章を、ヴィオリストのワトソン・フォーブスがチェロ版へと編曲。編曲者不詳となる歌曲からの編曲集も甘美なメロディーを味わえる。イギリスの名手マーティン・ロスコーのピアノも頼もしいばかり。

 ※録音:2009年2月1日−2日、2011年4月11日、2012年9月3日、 フライアリー(リヴァプール、イギリス)

CENTAUR


CRC 3309
\2300

ダリア・グロウホヴァのハイドン第3弾!
 フェイヴァリット・ピアノ・ソナタ
 ハイドン:ピアノ・ソナタ
  第37番ト長調 Hob.XVI-6/第2番ホ短調 Hob.XVI-34/
  第15番ニ長調 Hob.XVI-14/第10番ト長調 Hob.XVI-40/
  第7番ニ長調 Hob.XVI-37

ダリア・グロウホヴァ(ピアノ)
 ロシア新世代の女流ピアニスト。ダリア・グロウホヴァのハイドン第3弾!

 古典派からロマン派の音楽を得意とするロシア新時代の女流ピアニスト、ダリア・グロウホヴァ。前作に続き古典派ハイドンのソナタを収録。今回の第3弾でもソナタの魅力を追求したグロウホヴァ。グロウホヴァ独特のハイドンの世界を創り出し、明るく軽快なタッチ、流麗なフレージングは今作でも見事の一言。

 2012年11月の録音。
 

CRC 3286
\2300
ブラッド・ダイアモンド(テノール)
 シューベルト:歌曲集《美しき水車屋の娘》Op.25
ブラッド・ダイアモンド(テノール)
ダルシニ・タンビア(ピアノ)
 シューベルトの3大歌曲集のひとつである「美しき水車小屋の娘」を歌うのは、アメリカのウェストミンスター・クワイア・カレッジで学んだテノール、ブラッド・ダイアモンド。人間の感情と、自然の情景が生き生きと描かれた「美しき水車屋の娘」を柔らかな歌声で歌い上げる。

 2010年6月の録音。
 

CRC 3291
\2300
エリオット・カーター(1908−2012)のモダン作品集
 無伴奏ヴァイオリンのための4つの賛美
 無伴奏チェロのための作り話
 ヴァイオリンとチェロのための3つのデュエット
キャロライン・チン(ヴァイオリン)
ブライアン・スノウ(チェロ)
 103歳で亡くなるまで現役の作曲家として活躍していたエリオット・カーター(1908−2012)のモダン作品集。弱冠12歳でロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演でソロデビューをした女流ヴァイオリニスト、キャロライン・チンとニューヨークで活躍中のチェリスト、ブライアン・スノウのコンビがカーターの作品を華麗に弾く。

 2012年6月21日−22日の録音。
 

CRC 3314
\2300
夢想
 ダヴィドフ:夜明けに
 プロコフィエフ:
  バレエ音楽《シンデレラ》より ガヴォット、
  《ピーターと狼》より 猫、《3つのオレンジへの恋》より 行進曲
 チャイコフスキー:
  子供のためのアルバム、、四季より10月《秋の歌》ユーモレスク、
  《中級程度の12の小品》より 悲しき歌
 ドヴォルザーク:メロディ、ユーモレスク第7番
 イベール:白い小さなロバ
 ポルディーニ/クライスラー:踊る人形
 シモノフ:カエルの歌
 K・ハチャトゥリアン:バレエ《チポリーノ》より組曲
ヒョードル・アモソフ(チェロ)
ジェン=ル・スン(p)
 6歳からチェロを始め、第38回コンチェルティーノ・プラハ国際コンクールにおいて最優秀賞を受賞した若手ロシア人チェリスト、ヒョードル・アモソフのチェロ・トランスクリプション集。ダヴィドフとハチャトゥリアン以外の作品は自らが編曲を行うなど、演奏以外でも才能を発揮。編曲ファン要注目のアルバム!

 2010年1月の録音。
 

CRC 3321
\2300
カンダンガ組曲
 ゴットシャルク:ブラジル国歌による勝利の大幻想曲(ヘルナンデス編)
 シルヴァ:ブラジリアの再建
 フェラーロ:交響的序曲《ブラジリア》からの小組曲
 アントゥネス:ブラジリア50
アルヴァロ・エンリケ(g)
 ブラジルのリーディング・ギタリストのアルヴァロ・エンリケが弾く、ブラジルのギター作品集。2010年に作曲50周年を迎え記念公演を行った、リオ・デ・ジャネイロ出身のホルヘ・アントゥネス(b.1942)の「ブラジリア50」も収録。

 2012年月1日−15日の録音。
 

CRC 3340
\2300
ラグタイム・クラシック 1901−1919
 ジョプリン:
  グラジオラス・ラグ、
  菊〜アン・アフロ=アフリカン・インテルメッツォ、
  ベサナ〜コンサート・ワルツ、ピーチェリン・ラグ、
  ソレース〜メキシカン・セレナーデ、ジ・エンターテイナー
 ラム:
  トップ・ライナー・ラグ、アメリカン・ビューティー・ラグ、
  ラグタイム・ナイチンゲール
 スコット:
  グレース・アンド・ビューティー、トルバドール・ラグ、
  ラグタイム・オリオール
 ターピン:セント・ルイス・ラグ
 ジョプリン&ハイデン:サン・フラワー・スロー・ドラッグ
 ウッズ:スリッパリー・エルム・ラグ
 クック:ブレイム・イット・オン・ザ・ブルース
 ジョンソン:ディル・ピクルス
 アウフデルハイド:スリラー
ブライアン・ダイクストラ(ピアノ)
 コンポーザー=ピアニストであるブリアン・ダイクストラが弾く1901年から1919年に作曲されたラグタイムの作品集。「ラグタイム王」のスコット・ジョプリン(1868−1917)の代表作「ジ・エンターテイナー」も収録されており、エネルギッシュで快活、楽しく上品なメロディーばかりを集めた心地よい1枚。

 2009年−2011年の録音。

CHANDOS



CHSA 5137
(SACD HYBRID)
\2700→\2490

ネーメ・ヤルヴィ・コンダクツ・マスネ 〜 マスネ:管弦楽作品集
 歌劇 《ル・シッド》 より バレエ組曲/
 オラトリオ 《聖処女》 より 聖処女の最後の眠り*/
 歌劇 《ラオールの王》への序曲/チェロと管弦楽のための幻想曲*/
 序曲 《フェードル》/劇音楽 《復讐の三女神》 より 宗教的な場面*/
 歌劇 《バザンのドン・セザール》 より セビリャーナ/絵のような風景

トルルス・モルク(チェロ)*
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
 ヤルヴィの新たなるフレンチ・プログラムジュール・マスネの管弦楽作品!

 スイス・ロマンド管弦楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、ヨーテボリ交響楽団、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団を振り、世界でも類を見ない驚異的なペースで新録音を世に送り出しているエストニアの巨人ネーメ・ヤルヴィ。サン=サーンス(CHSA 5104)、シャブリエ(CHSA 5122)と続く「フレンチ・レパートリー」シリーズの最新作は、19世紀フランスのオペラ作家、ジュール・マスネ(1842−1912)の管弦楽作品集!
 「タイスの瞑想曲」で知られる歌劇「タイス」や「マノン」、「ウェルテル」など、数多くのオペラを作曲したことで知られるマスネは、オペラ以外にも管弦楽曲、歌曲など、多くの作品を残している。
 オペラ以外にスポットの当たることの少ないマスネの知られざる管弦楽作品を、ネーメ・ヤルヴィの鋭いタクトで紹介する。ヤルヴィが2012年に音楽監督に就任したスイスの名門、スイス・ロマンド管弦楽団、スヴェンセンのチェロ協奏曲で好演を聴かせてくれたノルウェーの名チェリスト、トルルス・モルクの組み合わせにも期待。

 ※録音:2013年7月11日−12日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ、スイス)



 
CHSA 5136
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ガードナーとリトル、強力コンビによるウォルトン!
 ウォルトン:
  交響曲第1番
  ヴァイオリン協奏曲(1943年改訂版)*
タスミン・リトル(ヴァイオリン)*
エドワード・ガードナー(指揮)
BBC交響楽団
 エドワード・ガードナーとタスミン・リトル。強力コンビによるウォルトン!

 Chandosの専属アーティストとして、BBC交響楽団やBBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響楽団、メルボルン交響楽団、イングリッシュ・ナショナル・オペラを振り精力的に新録音を発表するエドワード・ガードナー。ムジカ・ポルスカ・シリーズの成功により不動のものとなったガードナーとBBC響の黄金コンビによる、ウォルトンの二大傑作、交響曲第1番とヴァイオリン協奏曲! コンチェルトのソロは、イギリス音楽のスペシャリスト、タスミン・リトル。リトルとガードナーのコンビといえば、ブリテン・イヤーに発売されたベンジャミン・ブリテンのヴァイオリン協奏曲の佳演も記憶に新しい。
 ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズと並び20世紀イギリスを代表する作曲家、サー・ウィリアム・ウォルトン(1902−1983)。イギリス音楽におけるウォルトンの名誉ある地位を確立させた代表作、交響曲第1番。ヤッシャ・ハイフェッツの委嘱により作曲され、超絶技巧だけではなく、甘美で叙情的な表現力が活かされるヴァイオリン協奏曲。
 エルガー、ブリテン、ディーリアス、モーラン、etc... 数々のイギリスのヴァイオリン協奏曲の名録音を残すタスミン・リトルによるウォルトン。イギリス音楽ファン、ヴァイオリン協奏曲ファン、要チェックです!
 そしてChandosと言えば、かつて全23枚組にも及ぶ「ウォルトン全集」を発売するなど、世界屈指のウォルトン・レーベルでもある。ブライデン・トムソン以来となる交響曲第1番、リディア・モルドコヴィチ以来となるヴァイオリン協奏曲。いずれも20数年ぶりとなるChandosのウォルトン新録音には、ますます期待がかかる!

 ※録音:2013年9月18日、ワトフォード・コロッセウム&2014年2月3日−4日、フライアーフィールド・ホール




タスミン・リトル
イギリスのヴァイオリン作品集
CHAN 10796
\2300→\2090
タスミン・リトル 〜 20世紀イギリスのヴァイオリン作品集!
 モーラン:ヴァイオリン協奏曲
 ディーリアス:伝説(ビーチャム校訂)
 ホルスト:夜の歌 Op.19-1, H.74
 エルガー:
  夜の歌 Op.15-1(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)
  愛の挨拶 Op.12(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)
  朝の歌 Op.15-2(ロジャー・ターナー編曲版世界初録音)
 ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBCフィルハーモニック
 タスミン・リトルが弾く"揚げひばり"。20世紀イギリスのヴァイオリン作品集!

 英国が誇る知られざる作品の探究者であり、イギリス音楽のスペシャリスト、タスミン・リトル。
 エルガーやディーリアスでの素晴らしい演奏が印象深いアンドルー・デイヴィスとの共演による新録音のアルバム・タイトルは、その名も「揚げひばり」。
 ヴォーン・ウィリアムズ、ディーリアス、エルガー、ホルスト、そしてモーラン。20世紀イギリスのヴァイオリンとオーケストラのための作品集!
 アイルランド、ケリー州の風景を連想させるモーランの代表作「ヴァイオリン協奏曲」、そして20世紀前半の英国で生まれた美しきロマンス、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」。
 タスミン・リトルが大切に奏でてきた名作たちが、最高の伝承者たちを得て、その輝きと美しさを増す——。
 エルガーの3作品は、2013年にロジャー・ターナーによって「ヴァイオリンとオーケストラ版」にアレンジされた新編曲。
 タスミン・リトルが弾く世界初録音となるエルガーの新編曲にも、大きな注目が集まることだろう。


 こちらのページのサンプルでモーラン:ヴァイオリン協奏曲の第2楽章から2分ほど。

http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN 10796

 ※録音:2013年5月23日&26日、メディアシティUK(サルフォード)


 


CHAN 10818
\2300→\2090
イギリスのチェロ作品集Vol.3
 ラッブラ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.60
 ロースソーン:チェロ・ソナタ ハ長調
 モーラン:チェロ・ソナタ イ短調
ポール・ワトキンス(チェロ)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
 ワトキンス兄弟のブリティッシュ・ワークス第3弾は、モーラン、ラッブラ、ロースソーン!

 ナッシュ・アンサンブルのチェリスト、指揮者としても活躍するポール・ワトキンスと、ピアニストのヒュー・ワトキンスの兄弟が贈る、近代イギリスのチェロ音楽のアンソロジー第3集。
 第3集では、第二次世界大戦終戦直後の短い期間、1945年〜48年の間に書かれた3曲のソナタを取り上げる。16世紀のポリフォニーに影響を受けているエドマンド・ラッブラ(1901−1986)のチェロ・ソナタ。アーネスト・ジョン・モーラン(1894−1950)の最高傑作の一つであるチェロ・ソナタは、快活な舞曲と美しいリリシズム、 ノーフォークとアイルランドの民族音楽が聴こえてくる。アラン・ロースソーン(1905−1971)の知的な作風とは対照的に、シリアスで内省的な音楽をもたらすチェロ・ソナタ。歴史に埋もれたイギリスのチェロ・レパートリーを、ワトキンス兄弟の巧みな演奏で掘り起こす。

 ※録音:2013年10月31日−11月1日−12日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
 

CHAN 10816
\2300
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番&第2番
 ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28
 前奏曲ニ長調Op.23-4
 前奏曲ト短調Op.23-5
 前奏曲変ホ長調Op.23-6
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
シャイン・ワン(ピアノ)
 シャイン・ワン専属第4弾! ラフマニノフのソナタ!

 「アール・ワイルへのトリビュート」(CHAN 10626)で華麗なシャンドス・デビューを飾り、「アメリカのピアノ協奏曲集(CHSA 5128)」は日本でも多くのファンを作った女流ピアニスト、シャイン・ワン。英グラモフォン誌の「Gramophone Choice」やMusic Web-Internationalの「Recording of the Month」に選ばれた「楽興の時&音の絵」(CHAN 10724)に続くラフマニノフの続編では、2つのピアノ・ソナタを披露。
 中国に生まれアメリカで活躍する若き才媛、シャイン・ワンの躍進は止まらない。

 ※録音:2013年9月18日−19日、2014年1月18日−19日、アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
 

CHAN 0802
\2300
〔CHACONNE〕
J.S.バッハ:イタリア協奏曲/フランス風序曲
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
 イタリア風アリアと変奏イ短調 BWV.989
 幻想曲ハ短調 BWV.906
 イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
 フランス風序曲ロ短調 BWV.831
スティーヴン・ディヴァイン(チェンバロ)
 OAEのチェンバリスト、スティーヴン・ディヴァインのバッハ第2弾!

 イギリスの名門ピリオド・オーケストラ、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団の準首席チェンバロ奏者としてピリオド奏法の最前線で活躍するチェンバリスト、スティーヴイン・ディヴァイン。「ゴルトベルク変奏曲(CHAN 0780)」に続くバッハのソロ・アルバム第2弾は、「イタリア協奏曲」と「フランス風序曲」。『クラヴィーア練習曲集』の第2巻として出版された2つの名作をイギリスの実力派鍵盤奏者が技巧的に彩る。楽器は前作同様、英国の名工、コリン・ブースが2000年に製作したフライシャー1710年製のレプリカ・モデル。

 ※録音:2013年9月23日−25日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
 


CHAN 10813
\2300→\2090
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン Vol.3
 ショパン:
  夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/
  幻想即興曲(即興曲第4番)嬰ハ短調 Op.66/
  夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2/
  即興曲第1番変イ長調 Op.29/
  夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/
  即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36/
  夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2/
  即興曲第3番変ト長調 Op.51/
  夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3/
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ルイ・ロルティ
 (ピアノ/ファツィオーリ)
 カナダのカリスマ、ロルティのショパン新録音!ピアノ・ソナタ第3番&即興曲集!

 ジャン=エフラム・バヴゼ、バリー・ダグラスと並び現在のChandosピアノ・レパートリーを支える一人、カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティのショパン新録音!
 「ロルティ・プレイズ・ショパン」の第3弾は、大作ピアノ・ソナタ第3番に「幻想即興曲」を含む、4つの即興曲。「4つのスケルツォ+ピアノ・ソナタ第2番」のVol.1、「4つのバラード+舟歌&子守歌」のVol.2に続き、それぞれ夜想曲を絶妙に配置したプログラミングも、シリーズの醍醐味となっている。
 フランス系カナダ人ピアニストのルイ・ロルティは、1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞。1986年に録音されたデビュー盤「ショパン:練習曲全集」(CHAN 8482)は、ロルティの原点でありながら最高傑作として現在でも高い評価を得ており、英BBCミュージック・マガジン誌では「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されている。イタリアの銘器ファツィオーリを操る正確無比な指さばきに輝かしい音色、深淵なるショパンの詩情。現代最高のショパン弾きの1人、ルイ・ロルティの新録音にご期待ください!

 ※録音:2013年6月7日−8日、ポットン・ホール(サフォーク)





復活ルイ・ロルティ
プレイズ・ショパンVol.1&2

ショパン:ピアノ作品集 1 (ロルティ)
CHAN 10588
\2300→\2090

ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパンVol.1
 スケルツォ・・・すごいです・・・
 ショパン:
  夜想曲第19番ホ短調Op.72-1
  スケルツォ第1番ロ短調Op.20
  夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2
  スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
  夜想曲第18番ホ長調Op.62-2
  スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
  夜想曲第17番ロ長調Op.62-1
  スケルツォ第4番ホ長調Op.54
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》
ルイ・ロルティ(ピアノ)

 シャンドスの30年の歴史の中でも特に秀でた演奏、重要な演奏とされる、ルイ・ロルティのショパンの「練習曲全集」(CHAN 8482)。そのシャンドス史上最大の名手ルイ・ロルティが遂に録音復帰!名盤ショパン・エチュードの感動が今ここに再び!
 復帰を飾るプログラムは、もちろん生誕200周年記念のショパン!!!
 1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞を果たしたロルティは、1986年に20年以上が経過した現在でも名盤の誉れが高いショパンの「練習曲全集」でシャンドスからデビュー。(ちなみにこのショパンは、BBCミュージック・マガジンで「比類なき名ピアニストによる50の名演の1つ」として激賞されている。)
その後もショパン、ベートーヴェン、ラヴェル、リスト、モーツァルトなどシャンドスから30を超える名演を生み出してきたが、近年はレコーディングがリリースされず、その世界屈指と言われる実力の"現在"を知る機会に恵まれてこなかっただけに、久々のシャンドス復帰、しかもショパンの登場は、ロルティの名が再び世界へと轟く一大事件となることは間違いないだろう!
 ファツィオーリのプレーヤー・リストにも名を連ねるロルティとシャンドスがショパン・イヤーをさらに彩ります。

Louis Lortie plays Chopin Volume 2
CHAN 10714
\2300→\2090
ロルティ・プレイズ・ショパンVol.2
 ショパン:
  夜想曲第2番変ホ長調Op.9-2/夜想曲第4番ヘ長調Op.15-1/
  夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2/夜想曲第6番ト短調Op.15-3/
  夜想曲第13番ハ短調Op.48-1/夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1/
  バラード第1番ト短調Op.23/バラード第2番ヘ長調Op.38/
  バラード第3番変イ長調Op.47/バラード第4番ヘ短調Op.52/
  子守歌変ニ長調Op.57/舟歌嬰ヘ長調Op.60
ルイ・ロルティ(ピアノ/スタインウェイ)
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパン!Vol.2は"4つのバラード"&"夜想曲"!

 「4つのスケルツォ」、「ピアノ・ソナタ第2番」、「夜想曲第16番〜第19番」を組み合わせた『ロルティ・プレイズ・ショパンVol.1』(CHAN 10588)で専属アーティストとしてシャンドス復帰を果たしたカナダの名ピアニスト、ルイ・ロルティ。
 20年以上前に行われたシャンドスへの初録音、ショパンの「練習曲全集」(CHAN 8482)が、英BBCミュージック・マガジン誌で「比類なき名ピアニストたちによる50の名演の1つ」と激賞されるなど、世界が認める現代最高のショパン弾きの1人である。
 シャンドス復帰後2枚目となるロルティのショパンは、「4つのバラード」と"第2番"を含む6曲の「夜想曲」。
 ロルティのタッチから生まれるカラフルでブリリアントな美音、繊細な表情が、"ピアノの詩人"ショパンが作品に込めた想いと情熱を鮮やかに、華やかに、そして感動的に描き上げてゆく——。

※録音:2011年10月24日−25日、ポットン・ホール(サフォーク)/使用ピアノ:スタインウェイ(モデルD/587462)




そして何かと引き合いに出されるその「エチュード」
たしかに鮮烈

ショパン:エチュード集全曲(ロルティ)
CHAN 8482
\2300→\2090

ショパン:エチュード集全曲
 エチュード集 Op. 10
 エチュード集 Op. 25
 3つの新しいエチュード
ルイ・ロルティ(P)


 
CHAN 10809
(3CD/特別価格)
\4800→\4390
シベリウス:交響曲全集
 交響曲第1番ホ短調 Op.39/交響曲第4番イ短調 Op.63/
 3つのフラグメント(ティモ・ヴィルタネン校訂)/
 交響曲第2番ニ長調 Op.43/交響曲第5番変ホ長調 Op.82/
 交響曲第3番ハ長調 Op.52/交響曲第6番ニ短調 Op.104/
 交響曲第7番ハ長調 Op.105
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)
BBCフィルハーモニック
 ストゥールゴールズがシャンドス初登場!シベリウス全集は"3つのフラグメント"付き!

 シャンドス(Chandos)からセーゲルスタム以来となるシベリウスの新たな「交響曲全集」が満を持して登場!
 フィンランドのマエストロ、ヨン・ストゥールゴールズが、首席客演指揮者として共演を重ねるBBCフィルハーモニックとのコンビで堂々のシャンドス初登場!
 ヨン・ストゥールゴールズは、第1番から第7番までの7曲の交響曲に加えて、シベリウスの権威として高名なティモ・ヴィルタネンの校訂による「3つのフラグメント(断片)」(HUL 1325, HUL 1326/9, HUL 1327/2)を収録。
 1945年に作曲者自身の手により焼却されたため、謎に包まれたままとなっているシベリウス「交響曲第8番」。
 ヘルシンキ大学の図書館で発見され、「交響曲第8番」のためと考えられているスケッチから復元が行われた「3つのフラグメント」が、7曲の交響曲の先に存在していた"幻のシンフォニー"の姿を連想させてくれるに違いない。

 ※録音:2012年10月−2013年12月、メディアシティUK(イギリス)





旧譜
ヨン・ストゥールゴールズ&ヘルシンキ・フィル
クラミ管弦楽曲集
Ondine
ODE 1143
¥2200→\1990
ウーノ・クラミ(1900-1961):
 管弦楽のための幻想曲「北極光」作品38 (1946)
 チェレミス幻想曲 作品19 (1931) (チェロと管弦楽のための)
 カレヴァラ組曲 作品23 (1943)
  【大地の創造、春の芽吹き、テルヘンニエミ、
   レンミンカイネンの子守歌、サンポの鋳造】
サムリ・ペルトネン(Vc)
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
ヨン・ストゥールゴールズ (指)

 北欧のマイナー作曲家専門指揮者のような雰囲気だったストゥールゴールズ、シベリウス交響曲全集をいきなり出すとは恐れ入ったが、ONDINEからリリースされていたクラミの管弦楽曲集もなかなかの聴きもの。

録音:2009年1月30日、2月2日、9月11日 フィンランディアホール (ヘルシンキ、フィンランド) 、制作:セッポ・シーララ,録音:エンノ・マエメツ、65’25

 シベリウス後のフィンランドを代表する管弦楽曲作家といえばウーノ・クラミの名がまず挙げられます。そのクラミの作品を3曲、2008年に首席指揮 者に就任したヨン・ストゥールゴールズ がヘルシンキ・フィルハーモニックを指揮して録音しました。
 クラミが10年以上かけて作曲した「カレヴァラ組曲」 は、彼の代表作のひとつ。ナショナル・ロマンティシズムやシベリウスの「レンミンカイネン組曲」の "カレヴァラ様式" に別れを告げ、表現力の強い鮮 やかな色彩を施した新しいスタイルの音楽は高い評価を受け、コンサートのプログラムでもしばしば取り上げられてきました。
 ヴォルガ川流域に住むフィ ノ=ウゴル語族、チェレミスに素材を採った、独奏チェロと管弦楽のための「チェレミス幻想曲」と、ベルリオーズ、シャブリエ、リムスキー=コルサコフ、 ラヴェル、ストラヴィンスキーの遺産を継ぐ管弦楽法で書かれた「北極光」はともに、雰囲気ゆたかで詩的な音楽です。ヘルシンキ・フィルハーモニック の若いチェロ奏者、サムリ・ペルトネンが「チェレミス幻想曲」のソロを弾きました。
 フィンランディアホールで録音セッションが行われ、ダイナミックレンジの広い録音が、繊細で色彩的なクラミの管弦楽法を際立たせます。



 


CHAN 10814
(2CD/特別価格)
\2300→\2090
シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲全集
 ピアノ協奏曲
  第1番変ロ短調 Op.32, Scharw.125
  第2番ハ短調 Op.56, Scharw.126
  第3番嬰ハ短調 Op.80, Scharw.127
  第4番ヘ短調 Op.82, Scharw.128
アレクサンデル・マルコヴィチ(ピアノ)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
エストニア国立交響楽団
 ネーメ・ヤルヴィが振る、知られざるピアノ協奏曲、シャルヴェンカのピアノ協奏曲全集!アレクサンデル・マルコヴィチ、エストニア国立交響楽団 Chandos初登場!

  19世紀後半から20世紀初頭において絶大な人気を誇ったポーランド系ドイツのコンポーザー=ピアニスト、フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850−1924)のピアノ協奏曲全集が、なんとChandosから発売!
 シャルヴェンカのピアノ協奏曲といえば、Hyperionの名シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)・シリーズ」が知られているが、第1番から第4番までのまとまった全集は極めて貴重。RPCシリーズでは、第1番がアムラン、第2番&第3番がタニエル、第4番がハフと、ソリストやオーケストラが違ったため、同一アーティストによる一貫した解釈も聴くことができる。

 Chandos初登場となるアレクサンデル・マルコヴィチは、1964年音楽一家に生まれ、6歳でグネーシン音楽学校に入学。13歳でプラハ・ユース・ラジオ・コンクールで優勝。モスクワ音楽院でピアノと指揮を学び、イスラエルに移住、アメリカ、カナダを皮切りに日本やヨーロッパ各国で演奏を行っている。録音では、セルゲイ・ナカリャコフやデイヴィッド・ギャレット、ヴァディム・レーピンらの伴奏パートナーとしても知られる。そして、同じくChandos初登場となるエストニア国立交響楽団にも注目。エストニア音楽一家の長老ネーメ・ヤルヴィは2010年よりエストニア国立交響楽団の音楽監督兼首席指揮者を務めているが、1960年代〜70年代にも首席指揮者として、更にタリン音楽院在学中にも打楽器奏者として関わっており、半世紀を超える関係を持つ。勇壮で情熱的なオーケストレーションも魅力の1つであるシャルヴェンカのピアノ協奏曲が、父ヤルヴィのタクトでどのように鳴り響くのかも非常に楽しみ! かつては絶大で熱狂的な人気を誇りながらも、現代では不当に忘れ去られた存在となってしまっているシャルヴェンカ。HyperionのRPCシリーズに続き、この全集が復権の大きなきっかけとなることは間違いないだろう。

 ※録音:2013年5月6日−8日&6月10日−11日、エストニア・コンサート・ホール(タリン)



 

CHAN 0801
\2300
〔CHACONNE〕
マンチーニ:リコーダー・ソナタ集
 ソナタ第6番変ロ長調/ソナタ第4番イ短調/
 ソナタ第10番ロ短調/ソナタ第7番ト長調/
 ソナタ第6番ト短調/ソナタ第1番ニ短調/
 ソナタ第2番ホ短調/ソナタ第5番ニ長調
グウィン・ロバーツ
 (アルト・リコーダー、ヴォイス・フルート、
  フラウト・トラヴェルソ)
テンペスタ・ディ・マーレ・チェンバー・プレイヤーズ
 〔リチャード・ストーン
  (アーチリュート、テオルボ、ギター)、
  アダム・パール(チェンバロ、オルガン)、
  リサ・テリー(チェロ)〕
 18世紀ナポリでもっとも著名な音楽家となったフランチェスコ・マンチーニ(1672−1737)。作曲家、オルガン奏者、宮廷楽長として活動し多くの作品を残したが、現在ではリコーダー作品がよく知られている。
 アルト・リコーダー、ヴォイス・フルート(D管のテナー・リコーダー)、フラウト・トラヴェルソを操るのは、フィラデルフィアのバロック・オーケストラ「テンペスタ・ディ・マーレ」のリコーダー奏者、グウィン・ロバーツ。
 テンペスタ・ディ・マーレはChaconne(シャコンヌ)シリーズでは、ファッシュの管弦楽作品集やヴァイスのリュート協奏曲集で溌溂としたアンサンブルを聴かせてくれており、今作でもマンチーニの変幻自在で流麗なソナタを見事に支えている。

 ※録音:2013年6月18日−20日、ピーボディ音楽院グリスウォルド・ホール(メリーランド、アメリカ)


CHANDOS OPERA IN ENGLISH


CHAN 3180
(2CD)
\4000
ヴェルディ:歌劇 《マクベス》 エドワード・ガードナー(指揮)
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管&合唱団
サイモン・キーンリーサイド(バリトン)
ブラインドリー・シェラット(バス)
ラトニア・ムーア(ソプラノ)
エリザベス・ルウェリン(ソプラノ)
グイン・ヒューズ・ジョーンズ(テノール)
ベン・ジョンソン(テノール)
 シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズ、「シャンドス・オペラ・イン・イングリッシュ」。
 久々の発売となる新録音は、イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督エドワード・ガードナー!
 シェイクスピアの戯曲を題材とするヴェルディのオペラ 《マクベス》。通常演奏される1865年改訂版に加え、1847年の初稿版エンディングも収録。

 ※録音:2013年8月16日、17日、19日、20日、22日、23日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)

CHANNEL CLASSICS



CCSSA 35714
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
エニグマ 〜 無伴奏ヴィオラ作品集
 クライスラー(クーゲル編):レチタティーヴォ・スケルツォ
 ストラヴィンスキー:エレジー
 ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.25-1
 ヴュータン:奇想曲 《パガニーニへのオマージュ》 ハ短調 Op.55
 クーゲル:ソナタ=ポエム(詩的ソナタ)
 ペンデレツキ:カデンツァ
 クーゲル:イザイの前奏曲
 J.S.バッハ(コダーイ&クーゲル編):半音階的幻想曲
ダナ・ゼムツォフ(ヴィオラ)
 メキシコの才女、ダナ・ゼムツォフ、無伴奏ヴィオラ作品集でデビュー!チャンネル・クラシックスのニュー・アーティスト続々!

 ラヴィニア・マイヤーやロザンヌ・フィリッペンス、ラガッツェ弦楽四重奏団など、オランダの若いアーティスト、有望な才能の発掘にも力を入れているオランダの高音質レーベル「Channel Classics(チャンネル・クラシックス)」。Channel Classicsより新たにデビューするのは、メキシコ生まれの才女ダナ・ゼムツォフ。
 ミハイル・ゼムツォフとユリア・ディナースタイン、2人のヴィオラ奏者の下に生まれたサラブレッドで、ルクセンブルク、イタリア、オーストリア、ドイツ、ポルトガル、オランダの各コンクールで優勝。2012年からは、バシュメットやクラマロフたちと並ぶロシアの偉大なヴィルトゥオーゾ・ヴィオリスト、ミハイル・クーゲルに指導を受けている。
 デビュー・アルバムの「エニグマ」は、いくつかの挑戦的なレパートリーを含む無伴奏ヴィオラのための作品集。ヒンデミットやペンデレツキ、ヴュータンらの作品はもちろん、ゼムツォフの師であるクーゲルのソナタに、クーゲル編曲によるバッハやクライスラーなども非常に楽しみなプログラム。
 叙情的なメロディー、心あたたまる美しさから、戦争の悲しみや絶望と嘆きまで、一本のヴィオラから生み出される豊かな感情。才女ダナ・ゼムツォが、ヴィオラ界に新風を吹き込む!
 

CCS 81014
(Normal-CD)
\2400
!弱冠九歳の天才少女登場!
 人形の踊り〜 子どものための作品集

 ホー・ルー・ティン:笛吹く牛飼い
 ダン・ジャオイ:満開の美しい花、草原
 フ・ゲン・チェン:竹筏の旅
 タン・ドゥン:水彩画による8つのスケッチの印象
 エステン:お人形の夢と目覚め Op.202-4
 ショスタコーヴィチ:ピアノのための7つの小品 《人形の踊り》
 プーランク:子どものための小品 《村人たち》
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280
 リスト:愛の夢第3番変イ長調S.541-3
 ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
セレーナ・ワン(ピアノ)
 チャンネル・オヴ・チャイナ 再び!弱冠九歳の天才少女登場!

 オランダの高音質レーベル「Channel Classics」と、中国の有望なアーティストとのパートナー・シップによる「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズ。久しぶりの登場となるのは、層の厚い中国ピアノ界が新たに生み出した天才少女、セレーナ・ワン!
 2004年10月生まれのセレーナ・ワン(本名ワン・ヤルン/王雅倫)は、5歳でカリフォルニア大学バークレー校のバッハ・ピアノ・コンクール最年少受賞者となり、中国の少年少女ピアノコンクールでは5歳〜6歳のグループで金メダルを獲得。審査員から賞賛され、ユンディ・リやサ・チェンを育て上げた中国の名教師、ダン・ジャオイ(但昭義)の元で更なる研鑽を積んだ。
 その後、北京国際ピアノ・フェスティヴァルや北京国際音楽祭への参加や、ラン・ラン、四川交響楽団、中国フィルハーモニー管弦楽団との共演を果たすなど、天才の名をほしいままにする神童としての活動を繰り広げている。最新の賞は、2014年に行われたショパン国際ピアノコンクールin ASIAのコンチェルトB部門(大学生以下の部)での金賞受賞である。
 2013の8月、セレーナ・ワンが9歳で録音したこのファースト・アルバムは、ショパンやプーランク、ショスタコーヴィチなどによる子どものためのピアノ作品集。ピアノの師であるダン・ジャオイを始め、タン・ドゥンやホー・ルー・ティンなど現代中国の作曲家による作品もポイント。また、子ども向け作品と侮るなかれ。小さな手から生み出される確かなタッチに、可憐で愛らしい表情。ピアノの発表会用の参考音源としても、1つのピアノ小品集としても、十分な完成度を誇る。

CHTISTOPHORUS



CHR 77381
\2500→\2290
グラウプナー:カンタータ集
 カンタータ 《恐れと嘆き》 GWV.1145/11
 弦楽と通奏低音のための序曲ハ短調GWV.413 より 《トンボー》
 カンタータ 《憂いとためらい》 GWV.1102/11b
 カンタータ 《私は神に忠実であり続ける》 GWV.1106/19
 カンタータ 《ああ、神と主よ》 GWV.1144/11
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル
 オーストリアの若きソプラノが歌う。グラウプナーの知られざるカンタータ。

 ハンブルク歌劇場のチェンバリスト、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽長を務めたJ.S.バッハと同時代のドイツ・バロックの作曲家、クリストフ・グラウプナーのカンタータ集。師であるヨハン・クーナウの後任として聖トーマス教会のカントル候補として指名されながらも、雇用主であったヘッセン=ダルムシュタット方伯がグラウプナーを手放さず、カントル職はJ.S.バッハの手に渡ったというエピソード持つ。当時のドイツではテレマン、ヘンデルに次ぐ人気を誇ったグラウプナーだが、遺族が出版等の権利を持てなかった、弟子が少なかったなどの理由から、長い間その実力に反して不当に忘れられた存在となってきた。
 そんなグラウプナーの知られざるカンタータ集を再興すべく歌うのは、オーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーと、フランツ・ヴィッツムの「天の歌(CHR 77354)」で清新な演奏を聴かせてくれたスイスのピリオド・アンサンブル、カプリコルナス・コンソート・バーゼル。フォイエルジンガーの心地よい歌声で、グラウプナーの官能的なカンタータのスタイルが見事に再現されている。

 ※ 《ああ、神と主よ》を除く全曲が世界初録音。 / ※録音:2013年4月29日−5月2日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)
 
CHR 77373
\2500
貧民のための聖歌 〜
 1600年頃のサンタ・マリア・イン・ヴァッリチェッラ

  マレンツィオ/カプスベルガー/アネリオ/
  カヴァリエーリ/マッツォッキ/デ・ランガ/
  他、作曲者不詳の作品
コンチェルト・ロマーノ
アレッサンドロ・クァルタ(指揮)
 前作「1511年、ローマのルター(CHR 77361)」に続く、コンチェルト・ロマーノのアルバムは「貧民のための聖歌(Sacred Music for the Poor)」。通称「Santa Maria in Vallicella」と呼ばれるローマの歴史ある教会、ヌオーヴァ教会を舞台とし、16世紀から17世紀へと変わる時代の貧しい地域の人々の生活と音楽を描く。Sacred Musicといっても、堅苦しい合唱ばかりではなく、親しみやすいメロディーや民族的なリズムなど、世俗的な作品も多く収録されている。
 2006年に結成されたコンチェルト・ロマーノは、フランチェスコ・フォッジャ(1604−1688)の忘れられた音楽を再興に導くなど、17世紀ローマの音楽のスペシャリストたち。

 ※録音:2011年11月2日−4日

COBRA RECORDS



COBRA 0038
\2500→\2390
バッハ・インスピレーションズ
 J.S.バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543
 J.S.バッハ(ブゾーニ編):
  コラール 《目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声》 BWV.645、
  コラール 《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》 BWV.659、
  コラール 《いざ喜べ、尊きキリストのともがらよ》 BWV.734
 フランク:前奏曲, コラールとフーガ M.21
 J.S.バッハ(ラフマニノフ編):
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ短調 BWV.1006より
 J.S.バッハ(バウアー編):
  カンタータ第127番 《主イエス・キリスト、真の人にして神よ》 BWV.127
 J.S.バッハ(ヴォーン・ウィリアムズ編):
  コラール 《ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ》 BWV.253、
  コラール前奏曲 《ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ》 BWV.649
 リスト:BACHの主題による幻想曲とフーガ S.529(第2版)
 グレインジャー:陽気な鐘の音 after BWV.208
ハンネス・ミンナール(ピアノ)
 オランダの新星 ハンネス・ミンナールバッハのオマージュとトランスクリプション!

 2008年のジュネーヴ国際音楽コンクール第2位、そして2010年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門では、コジュヒン、ボジャノフに次ぐ第3位に輝き、ユトレヒト国際室内楽音楽祭ではジャニーヌ・ヤンセンやミッシャ・マイスキーと共演を果たすなど、オランダの次世代の名ピアニスト候補として期待されている逸材、ハンネス・ミンナール。
 前作の「ラフマニノフ&ラヴェル(KTC 1432)」では色彩感のある音色と美しく華麗なフレーズで好評を博し、「オランダのグラミー賞」とも呼ばれるエジソン賞を受賞。オランダのCobra Recordsから発売される待望のセカンド・アルバムは、ブゾーニ、リスト、ラフマニノフ、ヴォーン・ウィリアムズ、そしてハロルド・バウアーによるピアノ・トランスクリプション、そしてリスト、フランク、グレインジャーによるバッハ・オマージュ作品によって組み立てられた「バッハ・インスピレーションズ」。
 リストの「BACHの主題による幻想曲とフーガ」は言うまでもなく、フランクの「前奏曲、コラールとフーガ」は主題や旋律にバッハの影響が見られ、グレインジャーの「陽気な鐘の音(Blithe Bells)」は誰も知っている名メロディー「羊は安らかに草をはみBWV.208」を元にした作品。1984年生まれの若きピアニストだが、華美なバッハ演奏に走ることなく、大バッハの優れたフーガや旋律をしっとりと陰影鮮やかに描いている。
 2013年12月には初来日も果たし、喝采を浴びている未来の巨匠候補ハンネス・ミンナール。今後の活躍も楽しみです。

 ※フランクの「前奏曲、コラールとフーガ」、バッハ=ブゾーニのBWV.645、BWV.734は、来日公演曲目。
 ※録音:2013年6月25日−27日、Westvest90(スキーダム/オランダ)
 

COBRA 0039
\2500
ディアロゴ〜プロコフィエフ&ブリテン:チェロ・ソナタ集
 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
 ルトスワフスキ:グラーヴェ(チェロとピアノのための変容)
 ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65
ヨーリス・ヴァン・デン・ベルヒ(チェロ)
マルティン・ウィラーズ(ピアノ)
 2006年のオランダ国立・チェロ・コンクールで優勝したヨーリス・ヴァン・デン・ベルヒと、マルティン・ウィラーズの溌溂としたオランダの二人組。2008年のヨハネス・ブラームス国際コンクール室内楽部門で第3位を受賞している同コンビのデビュー・レコーディングは、「ディアロゴ(DIALOGO)」と題された、プロコフィエフとブリテンのチェロ・ソナタ集(タイトルはブリテンのソナタ第1楽章より)。この2つのソナタは、言わずと知れた偉大なるチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのために作曲されており、ロストロポーヴィチの誇った高い技術と無限の情熱を、ヨーリス・ヴァン・デン・ベルヒが雄弁に歌う。チェロは、オランダ国立楽器財団から貸与されたジョヴァンニ・グランチーノ1703。

 ※録音:2013年6月12日−14日、Westvest90(スキーダム/オランダ)
 
COBRA 0036
\2500
18世紀のトルヒーリョの歌と舞曲
 トナーダ・ラ・ブルヒータ/
 カチュア・アル・ナシミエント "ニーニョ・イル・ミホール"/
 トナーダ・ラ・ラータ/トナーダ・エル・コンゴ/
 カチュア・ラ・デスペジーダ/バイレ・デル・チーモ/
 バイレ・デ・ダンサンテス/トナーダ・ラ・セローサ/
 トナディーリャ・エル・パロモ/
 カチュア・アル・ナシミエント "デノス・レセシア"/他
アドリアン・ロドリゲス・ファン・デル・スプール(指揮)
ムジカ・テンプラーナ
 2008年に発売された前作「18世紀ラテン・アメリカのヴィリャンシーコ(KTC 1358)」がヨーロッパで話題沸騰となり、同年11月には来日公演も実現。「南米バロック!」と題した公演で日本でも大きな話題を呼んだアドリアン・ロドリゲス・ファン・デル・スプールの続編。スペインの司祭マルチネス・コンパニョンによって編纂された、18世紀ペルーの都市「トルヒーリョ」で歌われた歌と舞曲集。スペインの植民地としてヨーロッパから伝わったバロック音楽と先住民の音とリズムとの刺激的なブレンドが楽しめる。

 ※録音:2012年7月4日−6日、クーペル教会(レンスワウデ/オランダ)

DANACORD



DACOCD 744-745
(2CD)
\5000→\4590
エミール・ハルトマン(1836−1898):ピアノ作品全集
 高地から Op.11/アラベスク(主題と変奏) Op.16-1/
 カプリース Op.16-2/ジャン・ド・フランス(サラバンド)/
 ソナタ ヘ長調/スケルツェット/ソナタ ヘ長調 Op.17/
 アルバムのページ/カプリッチョ第1番ロ短調(ロンド)/
 カプリッチョ第2番変ロ短調/未完のソナタ ト短調/
 ソナタ ニ長調/舞踏会の情景 Op.23/
 3つのマズルカ Op.28/4つのピアノ小品 Op.31
カトリーネ・ペネロプ(ピアノ)
 デンマーク・ロマンティシズム。ハルトマンのピアノ作品全集!

 19世紀北欧の大作曲家ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマン(1805−1900)の息子であり、デンマークにおける後期ロマンティシズムの代表的存在、エミール・ハルトマン(1836−1898)のピアノ作品全集。
 父J.P.E.ハルトマンと義兄ニルス・ゲーゼ、そしてデンマークとドイツの流れを汲むハルトマン。未出版の手稿譜も用いられており、デンマークの女流ピアニスト、ペネロプが弾くピアノ作品からは、デンマーク・ロマンティシズムの息吹きが聴こえてくる。

 2012年2月〜2013年6月の録音。
 
DACOCD 743
\2500
ブラームス&リスト&グラナドス:ピアノ作品集
 ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
 リスト:
  夕べの調べ、コンソレーション第3番変ニ長調、
  コンソレーション第4番変ニ長調、オーベルマンの谷
 グラナドス:
  マハと夜鳴きうぐいす、詩人と夜鳴きうぐいす、エピローグ
トーニャ・レモー(ピアノ)
 シャンドス(Chandos)からリリースされているマルクスのピアノ作品集(CHAN 10479)が高く評価されたオーストラリアのシドニー出身の女流ピアニスト、トーニャ・レモーがダナコード(Danacord)に登場。
 タスマニア、シドニー、ロンドン、シエラ・レオネ、そしてコペンハーゲンといった様々な国、都市の文化に触れてきたトーニャ・レモーのセンスが、ドイツのブラームス、ハンガリーのリスト、スペインのグラナドスの作品のカラーを見事に描き分けている。

 2013年10月の録音。
 

DACOCD 746
\2500
スーヴェニアーズ〜4手連弾のための作品集
 サティ:組み合わされた3つの小品
 ブラームス:ワルツ集 Op.39
 グラナドス:村にて
 バーバー:組曲《思い出(スーヴェニアーズ)》 Op.28
トーニャ・レモー(ピアノ)
カトリーネ・ペネロプ(ピアノ)
 ともにデンマークで活躍する2人の女流ピアニスト、トーニャ・レモーとカトリーヌ・ペネロプのデュオによる4手連弾のための作品集。
 フランスのサティから始まり、ドイツのブラームス、スペインのグラナドスを経て、アメリカのバーバーへと繋がる"ピアノ4手連弾"による欧米の旅。絶妙のアンサンブルが、4人の作曲家たちの個性を引き立てる。

 2013年11月の録音。

ET’CETERA


KTC 1487
(特別価格)
\3600
J.S.バッハ:宗教音楽集Vol.3 〜 恐るるなかれ、われ汝とあり
 前奏曲ト長調 BWV.568
 カンタータ第93番《ただ神の摂理にまかす者》BWV.93
 モテット第4番《恐るるなかれ、われ汝とあり》BWV.228
 カンタータ第153番《見たまえ、御神、いかにわが敵ども》BWV.153
 コラール《ただ神の摂理にまかす者》BWV.647
 カンタータ第88番《見よ、われは多くの漁る者を遣わし》BWV.88
 パッサカリア ハ短調 BWV.582
ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
ムジカ・アンフィオン
 オランダ古楽界の豪華共演によるバッハ第3弾!ジェズアルド・コンソート&ムジカ・アンフィオン!

 ハリー・ファン・デル・カンプが率いるヴォーカル・アンサンブル「ジェズアルド・コンソート・アムステルダム」と、18世紀オーケストラのコンサートマスター、レミー・ボーデ、同じく18世紀オーケストラのヴァイオリン奏者、山縣さゆり、オランダの名チェンバリスト、ピーター=ヤン・ベルダーを擁するピリオド・オーケストラ「ムジカ・アンフィオン」の共演による「バッハ・イン・コンテクスト(バッハ・コンテクスチュアル)」プロジェクト。
 オランダを代表する2つの古楽演奏団体の共演によるバッハ・プロジェクト第3巻は、「恐るるなかれ、われ汝とあり(Furchte dich nicht)」をテーマとしたJ.S.バッハのカンタータ、モテット、オルガン作品で構成される典礼のためのプログラム。
 ソプラノのドロテー・ミールズやチャールズ・ダニエルズ、テリー・ヴァイ、ハリー・ファン・デル・カンプなど超一流の古楽系歌手たちが、名手揃いのムジカ・アンフィオンとのコンビで、荘厳であり、そして至福のバッハの世界を創造する。

 ※ブックタイプ仕様、124ページのフルカラー・ブックレット
 ※録音:2013年6月9日−12日、ワールセ教会(アムステルダム、オランダ)



 


KTC 1496
(3CD/特別価格)
\5100→\4690
ベートーヴェン:チェロとフォルテピアノのための作品全集
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
 チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
 チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
 チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
 チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
 ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカウベス》の
  主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
 モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋人か女房か」の
  主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
 モーツァルトの歌劇《魔笛》の「恋を知る男たちは」の
  主題による7つの変奏曲 WoO.46
 ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
フランス・スプリンゲル(チェロ)
 フェルミューレン&スプリンゲルのベートーヴェン!

 シューベルトの名演が記憶に新しいフォルテピアノのヴィルトゥオーソ、ヤン・フェルミューレンと、チャイコフスキー国際コンクール第4位入賞の実績を持つ女流チェリスト、フランス・スプリンゲル。
 2010年よりデュオを組み、シューマン(KTC 1441)でも美しい演奏を披露してくれたフェルミューレンとスプリンゲルの「ベートーヴェン全集」。
 1830年頃にライプツィヒで製作されたヨハン・ネポムク・トレンドリンのフォルテピアノ、1752年頃にマントヴァで製作されたトマソ・バレストリエリのチェロの響き、2人の名手の豊かな音楽性が、楽聖の傑作の奥深さを描く。

 2012年8月&12月の録音。
 

KTC 1413
(2CD)
\4800
ライデンのクワイアブックからの音楽Vol.4
 クレキヨン:我れは天に対して罪を犯せり/
 ルピ:来れ、私の選んだ者よ/クレキヨン:おお、幸いなる幼時/
 クレメンス・ノン・パパ:主のみ使い、羊飼いたち/
 リシャフォール:より良き生活のうちに/
 ヴェルドロ:苦難の中から主に叫び/
 ルピ:新しい粉のかたまりのままでいるために/
 ヨンケルス:心を騒がせるな/
 クレメンス・ノン・パパ:すべての人よ、わたしと共に喜べ/
 パヤン:いと聡明なる乙女/デ・ローレ:この乙女は誰か/
 フラミングス:主よ、平和を与えたまえ/
 バルビオン:めでたし、誉れある十字架/
 クレメンス・ノン・パパ:私の聖者よ/
 イーセンベルト:弟子たちは言った/ヴェルドロ:弱き私たちを/
 クレメンス・ノン・パパ:我れは天に対して罪を犯せり/
 フラミングス:主にして日なるキリストよ
エギディウス・クヮルテット&
 コレッジ
 ライデンのクワイアブックからの音楽Vol.4!

 オランダ、ライデンの聖ピーター教会での"時課の祈り"のために編慕されたと伝わる6冊の重厚な写本「ライデンのクワイアブック」。
 オランダの図書館やアーカイヴで発見された6冊の写本に収められた音楽を現代に蘇らせるプロジェクトの第4弾(CODEX D)には、クレメンス・ノン・パパやクレキヨン、リシャフォールなどフランドル楽派の大家や、イタリアで活躍したマドリガーレの創始者的存在フィリップ・ヴェルドロの教会音楽が並ぶ。
 4冊目の写本「CODEX D」から、ライデンの聖ピーター教会で歌われた聖なる祈りの音楽が解き放たれる。

 2013年1月29日−2月2日の録音。
 

KTC 1910
\2400
ヨハネス・へーア・ソング・ブック 〜
 ザンクト・ガレンの写本
テトラクティス
 〔ジュジ・トート(ソプラノ)、
  バティスト・ロマン(ルネサンス・ヴァイオリン)、
  シルヴィア・テカルディ(ヴィオラ・ダルコ)、
  ケース・ブッケ(ヴィオラ&フルート)〕
 16世紀スイスの音楽文化における重要人物の1人、ヨハネス・ヘーア(c.1489−1553)。特に写本の編慕者として重要な役割を担ったヘーアのザンクト・ガレンの写本(462)には、パリで学んでいた時代に流行した音楽やアグリコラ、イザークの作品など、様々な作品が収められている。
 リコーダーの名手ケース・ブッケが牽引するテトラクティスのソプラノはハンガリーの名花ジュジ・トート。ヘレヴェッヘの信頼も厚いソプラノの歌声が、ザンクト・ガレンで編慕された16世紀の音楽文化を教えてくれる。

 2012年10月28日−30日の録音。
 

KTC 1911
\2400
オックスフォードの写本からの歌曲集 テトラクティス
 〔ジュジ・トート(ソプラノ)、
  カルロス・メナ(カウンターテナー)、
  カースティ・ホワットリー(アルパ)、
  バティスト・ロマン(ヴィエール)、
  シルヴィア・テカルディ(ヴィエール)、
  ケース・ブッケ(ヴィオラ&フルート)〕
 イギリス、オックスフォードのボドリアン図書館に所蔵されている写本「オックスフォード・マニュスクリプト」(MS Canon. Pat. Lat. 213)からの歌曲集。
 ハンガリーのソプラノ、ジュジ・トート、スペインのカウンターテナー、カルロス・メナが、15世紀前半のバラードとロンドーを歌う。

 2012年10月23日−26日の録音。

FUTURECLASSICS


FC 061
\2400
スパンニング・ザ・グローブ 〜
 フルートとピアノのための6つの大陸からの音楽

  メンデス:ウルブケサーバ/スナイデルス:カプリッチョ・カリベーニョ/
  ウルル:ジャワ/アブデル=ガワド:ロンガ・ナハワンド/
  ガネシュクマール:アラープ/ベキリ:エコーズ/
  エスカンデ:ドス・ダンザス/ネクスタン:ライト・アワー・ソロウ/
  デ・シルヴァ:ヴィリドゥ/エドワーズ:ヌラ/フィデイ:俳句2.5.4/
  シャージンガー:ホイッスル・オヴ・ザ・サークル・ムーヴメント/
  メイヤリング:五尋の深い海底に
エレノア・パメイエール(フルート)
マルセル・ウォルムス(ピアノ)
 ブラジル、スリナム、インドネシア、エジプト、インド、コソボ、アルゼンチン、イスラエル、スリランカ、オーストラリア、アメリカ、南アフリカ、そしてオランダ。
 6つの大陸で2000年以降に作曲されたフルートとピアノのための音楽を集めたユニークなコンセプトの作品集。

  2005年11月9日−11日の録音。

 

FC 063
\2400
リフレクションズ 〜 昼の歌、夜の歌
 カプレ:見えない笛/
 ポンス:3つの歌/
 ヴェルトハイム:3つのシャンソン/
 フェルミューレン:Les filles du roi d'Espagne/
 イベール:東洋風に/
 ボスマンス:回想/
 プーランク:歌曲集《ある日ある夜》
イレーネ・マッセン(ソプラノ)
エレノア・パメイエール(フルート)
マリア・ボン(ピアノ)
 プーランク、カプレ、イベールなど、フランス、またはオランダに縁のある音楽家たちの近代歌曲集。イレーネ・マッセンは、エリー・アメリンク・コンクールでの入賞歴を持つオランダのソプラノ。フランス印象派、オランダの近現代作品の演奏、解釈は高い評価を受けている。

 2005年&2006年の録音。

GLOSSA



GCD 921119
(2CD/特別価格)
\3600→\3290

ブリュッヘン&18世紀オケ
 モーツァルト:後期三大交響曲(2010年新録音)

  交響曲第39番変ホ長調 K.543
  交響曲第40番ト短調 K.550
  交響曲第41番ハ長調 K.551《ジュピター》

フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
 ブリュッヘン&18世紀オーケストラ!約30年振りとなるモーツァルト「後期三大交響曲」の新録音!

 古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラ。
 ベートーヴェンの「交響曲全集」(GBSADV001)、メンデルスゾーンの「交響曲第4番&第5番」(PGCD 921117)と続いてきた、"現在"のブリュッヘンと18世紀オーケストラの解釈を伝える新録音。
 1980年代後半のPHILIPS時代の録音から約30年。遂に登場するモーツァルトの「後期三大交響曲」の新録音は、2010年のオランダ、ロッテルダム・ライヴ!
 1981年の結成、PHILIPSへのレコーディングから現在まで、重要なパートナーとして結び付き、歩みを共にしてきたオランダの巨匠とザルツブルクの天才。
 約30年という歳月が育んだ新たな解釈、視点、揺るぎない信頼関係。
 長き時間の中で、ブリュッヘンと18世紀オーケストラが導き出したピリオド・オーケストラによるモーツァルトの「後期三大交響曲」の"理想形"がここにある ——!

 ※録音(ライヴ):2010年3月4日、デ・ドゥーレン(ロッテルダム、オランダ)





大ベストセラーとなった
ベートーヴェン 《交響曲全集》 新録音!


GBSADV 001
(5SACDs HYBRID+
DVD-Video/NTSC/
特別価格)
\8500→\7990

2000セット完全限定 !! 日本盤のみの2大特典付き !!
ブリュッヘン&18世紀オーケストラ!
 ベートーヴェン 《交響曲全集》 新録音!

ベートーヴェン:交響曲全集(2011年新録音、ロッテルダムでのライヴ)
 交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55《英雄》/
 交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第4番変ロ長調Op.60/
 交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》/
 交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》/交響曲第8番ヘ長調Op.93/
 交響曲第7番イ長調Op.92/交響曲第9番ニ短調Op.125《合唱付き》/
 天国への九つの階段 〜 ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽
  (DVD/日本語字幕付き)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
ラウレンス・コレギウム&カントライ
レベッカ・ナッシュ(ソプラノ)
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ
 (メゾ・ソプラノ)
マルセル・ビークマン(テノール)
ミヒャエル・テーフス(バス)
 ブリュッヘン&18世紀オーケストラのベートーヴェン全集新録音!
 30年以上も世界中でベートーヴェンの交響曲を演奏してきたフランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラ。
 1984年から1992年にかけて録音が行われた旧全集から約20年。
 2011年10月、オランダ、ロッテルダムのデ・ドゥーレンを舞台として、ブリュッヘンが長年抱いてきた願い、ベートーヴェンの交響曲全集の"新録音"が遂に現実のものとなったのである!

 さらに成熟した指揮者とオーケストラの関係、年月と共に変化、進化を遂げたベートーヴェンの解釈。
 "ベートーヴェン体験"と題されロッテルダムで演奏、収録された新録音が、ブリュッヘンと18世紀オーケストラのたどり着いた新たなベートーヴェンの理想形を体験させてくれる。
 ブリュッヘン&18世紀オーケストラの新たなるベートーヴェン全集。それはロッテルダムに舞い降りた奇跡であり、ベートーヴェンの演奏史に深く刻まれる偉業である ——!

 ブリュッヘンが本音で語る特典DVD!
 日本盤完全限定DVDには、フランス・ブリュッヘンの貴重なインタビューを日本語字幕付きで収録!
 ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽。ベートーヴェンの交響曲全集(新録音)の解釈へと繋がる充実の内容に仕上がっています!

※録音(ライヴ):2011年11月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム)
※エンジニア&プロデューサー:スタジオ・ファン・シュッペン
※エグゼクティヴ・プロデューサー:シーウヴェルト・フェルスター、カルロス・セスター

1, 日本盤完全限定特典DVD付き(日本語字幕付き/NTSC/約36分)
 天国への九つの階段 〜 ブリュッヘンが語るベートーヴェンとその音楽『 やれることは全てやったと僕らは自身は自負しても、ベートーヴェンが「おや、これは私の曲だ」とわかってくれたら、僕はきっと感動する 』
 『 ベートーヴェンのオリジナルなテンポを、原則的に僕は尊重する。自分の好きなテンポでやってたら、何の意味もないと思う。 』
 『 聴く度に、新たなベートーヴェンを発見することになる。それがまた、聴く者の歓喜となる 』 〜 ブリュッヘンのインタビューより
 ※ブリュッヘンのインタビュー、コンサートのライヴ、リハーサル、ロッテルダムやイタリアの風景を収録。
2, 解説書全文日本語対訳付き(解説:ロランド・デ・ベール/日本語訳:生塩 昭彦)

●SACD Hybrid Multichannelフォーマット !!

 


GCD 923102
\2400→\2190

ラ・リティラータ
 アリアーガ:弦楽四重奏曲全集

  弦楽四重奏曲第2番イ長調
  弦楽四重奏曲第1番ニ短調
  弦楽四重奏曲第3番変ホ長調
  テマ・バリアード(四重奏のための主題と変奏) Op.17

ラ・リティラータ
 〔ヒロ・クロサキ(ヴァイオリン)、
  ミレン・ゼベリオ(ヴァイリン)、
  ダニエル・ロレンソ(ヴィオラ)、
  ホセチュ・オブレゴン(チェロ)〕

 ホセチュ・オブレゴン&ラ・リティラータ第2弾!ヒロ・クロサキ参加! アリアーガの弦楽四重奏!
 「スペインのモーツァルト」!

 Glossaの誇るスペインの古楽系演奏家たちの系譜に新たに加わった、スペインのチェリスト、ホセチュ・オブレゴンとピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータ。Glossa第2弾は、「スペインのモーツァルト」と呼ばれた早逝の天才、ホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806ー1826)の弦楽四重奏曲全集。
 アリアーガは幼少の頃からヴァイオリンを弾き、作曲もするという天才的な才能を持ち、15才でパリ音楽院に入学。ヴァイオリン、和声、対位法などを学び10代の頃から交響曲、室内楽などを中心に傑作を生み出している。今回は、アリアーガの生前に出版された唯一の作品でもある、1823年頃に作曲された3つの弦楽四重奏曲と、1920年頃に作曲された作品番号17の「テマ・バリアード(四重奏のための主題と変奏/Tema variado en cuarteto)」を合わせた弦楽四重奏のための作品全集。
 ボッケリーニの三重奏プロジェクトでもオブレゴンと共演しているバロック・ヴァイオリニスト、ヒロ・クロサキ(黒崎広嗣)の参加もポイント。スペインに在住し世界の第一線で活躍するヒロ・クロサキと共に、ホセチュ・オブレゴン、ミレン・ゼベリオ、ダニエル・ロレンソらスペイン古楽界の名手たちが創造するアリアーガ。20歳を前にしてこの世を去った天才の作品を、ピリオド楽器でリアルに再現した決定盤です。

 ※録音:2013年6月、マドリード




オススメなんです!
GCD 923101
\2400→\2190
ホセチュ・オブレゴン&ラ・リティラータ!
 アンドレア・ファルコニエーリ:
  《イル・スピリティッロ・ブランド 〜 小悪魔の踊り》 〜
   1650年頃のスペインとイタリアの宮廷における舞曲集

   オルティス:レセルカダス・ソブレ・テノレス・イタリアノス
   ファルコニエーリ:
    コリエンテ・ディッチャ・ラ・モッタ、
    チャッコーナ、ラ・ベネデッタ
   ヴィターリ:トッカータ、ベルガマスカ
   カステッロ:ソナタ第2番
   ファルコニエーリ:
    甘美なる旋律、パサカー、アレマーナ・ディッチャ・ビジェガ
   ヤッキーニ:ソナタ第8番
   カバニーリェス:コレンテ・イタリアーナ
   オルティス:《甘き思い出》によるレセルカダス
   ファルコニエーリ:フォリアス・エチャ・パラ・ミ・セニョーラ
   バルトロメオ・デ・セルマ:ファンタシーア・バッソ・ソロ
   ガブリエリ:第7旋法と第8旋法によるリチェルカーレ
   ファルコニエーリ:
    コレンテ・デッタ・ラウエリーナ、
    コリエンテ・ディッチャ・ラ・クジェラ、
    イル・スピリティッロ・ブランド(小悪魔の踊り)
    ブランド・デーチョ・エル・メロ
   作曲者不詳:チャコーナ
   ガブリエリ:リチェルカーレ第5番
   バルトロメオ・デ・セルマ:3声のカンツォン第5番
   ファルコニエーリ:バッターリア・デ・バラバソ
ラ・リティラータ、
ホセチュ・オブレゴン(チェロ&ディレクター)
 ホセチュ・オブレゴン&ラ・リティラータ!スペイン古楽界の系譜に連なる俊英たちが初登場!

 ホセ・ミゲル・モレーノとエミリオ・モレーノのモレーノ兄弟から脈々と続くグロッサ(Glossa)におけるスペインの古楽系演奏家たちの系譜。
 この系譜に連なる若き才能たち、スペインのチェリスト、ホセチュ・オブレゴンと、同じくスペインのピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータが初登場!
 オブレゴンとラ・リティラータは、ナポリで生まれイタリア各地の宮廷、さらにはスペイン、フランスを渡り歩いた作曲家、アンドレーア・ファルコニエーリ(1585−1656)の音楽を中心に、1650年頃にスペインとイタリアの宮廷で演奏れた舞曲を再現。
 オブレゴン&ラ・リティラータの弦楽器、撥弦楽器、木管楽器、打楽器、鍵盤楽器の上質なアンサンブルが、17世紀の貴族たちが宮廷で愉しんだ「舞曲」を、優雅に、華麗に、そして躍動感豊かに繰り広げる。

 ※録音:2011年5月&2012年12月、サン・ロレンソ(エル・エスコリアル、スペイン)





 


GCD 921516
\2400→\2190
インヴェルニッツィとデ・リーソが歌う!
 ヘンデル:二重唱曲集(デュエット・ダ・カメラ)

 愛の絆は楽しく幸福 HWV.194
 あまりにも苛酷、あまりにも傲慢 HWV.198
 心配のない人は真に幸いなり HWV.181
 多くの矢を私の胸に放ち HWV.197
 鳩は悩み、悲しみ、嘆き HWV.188
 恋する心よ、熱情を貯え増やせ HWV.185
 もしもお前が愛を捨てないなら HWV.193
 あなたをじっと見つめていたい HWV.178
 盲目の愛の神、あなたを信じまい HWV.190
 軽く動く葉 HWV.186
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
マリーナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)
ラ・リゾナンサ
 〔カテリーナ・デラグネッロ(チェロ)、
  クレイグ・マルキテッリ(アーチリュート、テオルボ)、
  ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)〕
 
 ヘンデルのイタリア滞在時代に作曲された「イタリアン・カンタータ集」が一大人気シリーズとなったファビオ・ボニッツォーニとラ・リゾナンサ。最新作は、イタリア古楽界の2人の歌姫、ロベルタ・インヴェルニッツィとマリーナ・デ・リーソをソリストに迎えた、ヘンデルのソプラノとアルトのための二重唱曲集(デュエット・ダ・カメラ)。
 イタリア滞在時代を終えた1710年〜12年頃、ハノーファーで作曲された5曲。ロンドンへと移ったヘンデルが1720年頃に作曲した2曲。そして1740年代、「メサイア」を始め多くの英語オラトリオを産みだしていた頃の作品を3曲。イギリスへ帰化した後も、数々のイタリア・オペラとともに作曲されてきたイタリア語による二重唱曲を収録。
 ラ・リゾナンサのディレクター、ファビオ・ボニッツォーニ、インヴェルニッツィのソロ・アルバム「イタリア初期バロックの歌曲集(GCD 922902)でも伴奏を務めたクレイグ・マルキテッリ、「イタリアン・カンタータ集」の通奏低音を支えてきたカテリーナ・デラグネッロの3人の伴奏も秀演が期待できる。

 ※録音:2013年11月3日−6日、ミラノ


ロベルタ・インヴェルニッツィ
GLOSSAの旧譜から
Roberta Invernizzi: Handel in Italy
GCD P10002
(2CDs/特別価格)
\2500→¥2290
ロベルタ・インヴェルニッツィ 〜 イタリアのヘンデル
 カンタータ《炎の中で》HWV.170より アリア
 カンタータ《フィッリの夜の思い》HWV.134より アリア
 カンタータ《あの宿命の日から(愛の妄想)》HWV.99より アリア
 カンタータ《高貴な望みの子》HWV.113より アリア
 カンタータ《女猟師ディアナ》HWV.79より レチタティーヴォとアリア
 カンタータ《クローリ、ティルシとフィレーノ》HWV.96より
  アリア、二重唱と三重唱
 カンタータ《おお、何と澄んで美しく》HWV.143より アリア
 カンタータ《アポロとダフネ》HWV.122より アリアと二重唱
 カンタータ《死に瀕するアグリッピーナ》HWV.110より アリア
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ&指揮)
ラ・リゾナンサ
ボニッツォーニ&ラ・リゾナンサとの共演で聴かせてくれた優美で劇的な"イタリアのヘンデル"のアリアをじっくりと・・・。

※録音:2005年−2009年、フランス&イタリア
GCD 922606
\2400→\2190
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
 ファウスティーナの旅

 ポルポラ:歌劇《ポーロ》より Son prigioniera
 ヴィンチ:歌劇《カミッラの勝利》より Scendi da questo soglio
 マンチー:歌劇《トライアーノ》より Canta e di caro usignolo
 ポルポラ:歌劇《アグリッピーナ》より シンフォニア
 ヴィンチ:歌劇《ウティカのカトーネ》より Confusa, smarrita
 ヴィンチ:歌劇《カミッラの勝利》より Un guardo solo ancor
 ポルポラ:歌劇《ポーロ》より Raggio amico di speranza
 マンチーニ:歌劇《トライアーノ》より シンフォニア
 サッロ:歌劇《パルテノーペ》より Tortora che il suo bene
 ヴィンチ:《ウティカのカトーネ》より Non ti minaccio sdegno
 ヴィンチ:
  カンタータ《パルト・マ・コン・クアル・コーレ》より Ecco mi parto
 サッロ:フルートと弦楽のための協奏曲
 マンチーニ:歌劇《トライアーノ》より Spera si, mio caro bene
 A・M・ボノンチーニ:
  歌劇《ダニアのロジクレア》より Lasciami un sol momento
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
アントニオ・フローリオ(指揮)
イ・トゥルキーニ
 インヴェルニッツィが歌うイタリア・アリア集!18世紀の歌姫ファウスティーナ・ボルドーニの旅!

 イタリア古楽界の情熱の歌姫ロベルタ・インヴェルニッツィが歌うのは、スペインの古楽系レーベル「グロッサ(Glossa)」の新シリーズ、『17〜18世紀イタリアの名歌手の軌跡を音楽でたどる旅』の第1弾となる「ファウスティーナの旅」!
 神聖ローマ皇帝を魅了した歌声を持つ18世紀イタリアの輝けるディーヴァ、ファウスティーナ・ボルドーニ(1697−1781)。
 1730年にヨハン・アドルフ・ハッセと結婚し、オペラ歌手としてさらなる成功を収めることになるボルドーニの"ナポリへの旅"が、ニコラ・ポルポラ、レオナルド・ヴィンチ、フランチェスコ・マンチーニ、ドメニコ・サッロのアリアによって美しく、そして劇的に表現される。
 ロベルタ・インヴェルニッツィと共に「ファウスティーナの旅」を音楽で描くパートナーは、ナポリ・バロックの至宝、アントニオ・フローリオとイ・トゥルキーニ。
 ヴィヴァルディのオペラ・アリア集で聴かせてくれたインヴェルニッツィの魅惑の歌声、当代随一のイタリア、ナポリ・バロックの理解者イ・トゥルキーニの共演が、「ファウスティーナの旅」の美を際立たせてくれることでしょう。

 ※録音:2012年5月&6月、サンタンナ・デイ・ロンバルディ教会(ナポリ、イタリア)


GCD 922902
\2400→\2190
ロベルタ・インヴェルニッツィ
 このうえなく美しい人 〜 イタリア初期バロックの歌曲集
 ロマーノ(17世紀初期):不思議な愛の調べ
 フェラーリ:丸腰にされ、情熱に満たされたわたし
 ピッチニーニ:トッカータ第5番
 カッチーニ:甘いため息、東方の門から、ああ帰り来れ
 カプスベルガー:チャコーナ
 ロッシ:このうえなく美しい人
 カリッシミ:泣きなさい、そよ風よ、泣きなさい
 カプスベルガー:トッカータ第6番
 ロッシ:その矢によって
 ストロッツィ:
  恋するヘラクレイトス(恋する人たちよ聞いておくれ)、
  希望の神を嘲笑う
 カスタルディ:柔和なるタステッジョ
 メールラ:そんな風に思うなんて
 ディンディア:無慈悲なアマリッリ、優しくしておくれ, 私の涙よ
 ピッチニーニ:アリア・ディ・サラバンダ
 カプスベルガー:ニンナ・ナンナ(子守歌)
 モンテヴェルディ:
  甘美な光に、あなたは全て私のものだった、死んでしまいたい
ロベルタ・インヴェルニッツィ
 (ソプラノ)
クレイグ・マルキテッリ
 (アーチリュート&テオルボ)
 イタリア古楽界の歌姫インヴェルニッツィ!"さらなる美"。イタリア初期バロックの歌曲集!

 イタリア古楽界の女王であり歌姫、現代最高の古楽系ソプラノの1人、ロベルタ・インヴェルニッツィが歌うイタリアの初期バロック時代に誕生した美しき「歌」の饗宴。
 ヴィヴァルディの「オペラ・アリア集」(PGCD 922901)や「ファウスティーナの旅」(PGCD 922606)での名唱が記憶に新しいインヴェルニッツィ。
 インヴェルニッツィは、2010年11月の来日公演で、イタリア初期バロックの歌曲を歌い大絶賛を受けており、当時と同じクレイグ・マルキテッリとの共演による新録音は、古楽ファン、関係者にとって、まさしく待望のリリースとなる。
 ロマーノ、フェラーリで幕を開け、モノディ様式の大家カッチーニ、ローマ楽派の代表的存在であるルイージ・ロッシ、初期バロックの巨匠カリッシミ、ストロッツィ、ディンディア、そしてイタリアの巨星モンテヴェルディへと続くプログラミングも秀逸。
 イタリア初期バロックの歌曲集で、ロベルタ・インヴェルニッツィの歌声の"さらなる美"を聴く ——。グロッサ(Glossa)が贈る自信作、ご期待下さい!

 ※録音:2012年2月、サンタ・クローチェ教会(モンドヴィ、イタリア)





GLOSSA PLATINUM


GCD P33203
\2400
ラス・イダス・イ・ラス・ブエルタス 〜
 スペインのバロック音楽とフラメンコの対話

  伝承曲:トナー
  作曲者不詳(15世紀):ラ・スパーニャ
  ナルバエス&伝承曲:モーロ王のロマンス&グラナイーナ
  作曲者不詳:ハエンのモーロ乙女
  伝承曲:ハレオス
  伝承曲:ビダリータ
  1700年頃の様々な作曲家たち:フォリア
  伝承曲:シギーリャ
  作曲者不詳(17世紀)&伝承曲:美しいという必要などない
  セスペデス&伝承曲:ああ、私は恋い焦がれ!
  ボーナス・トラック〜パサカージェ、ああ、私は恋い焦がれ!
アカデミア・デル・ピアチェーレ
 〔ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ&音楽監督)、
  アルカンヘル(フラメンコ)、
  マリビ・ブラスコ(ソプラノ)、
  ミゲル・アンヘル・コルテス(フラメンコ・ギター)、
  ラミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ヨハンナ・ロセ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  フアン・ラモン・ララ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ビセンテ・パリージャ(リコーダー)、
  エンリケ・ソリニス
   (バロック・ギター、テオルボ&アーチリュート)、
  ペドロ・エステバン(パーカッション)、
  アグスティン・ディアセラ(フラメンコ・パーカッション)、
  ダビド・チュペテ(カスタネット)、
  ホアキン・ロデロ(ウード)〕
 スペインの鬼才ファミ・アルカイとアルカンヘル!スペイン・バロック音楽とフラメンコのコラボ!
 ファミ・アルカイ、アルカンヘル。スペイン古楽界とフラメンコの若きスターが共演!

 スペイン古楽界に現れたヴィオラ・ダ・ガンバの若き鬼才ファミ・アルカイ。
 フラメンコのカンタオール、アルカンヘルとの共演によって実現したプロジェクト「ラス・イダス・イ・ラス・ブエルタス(行きと帰り)」が、マドリードでのライヴをボーナス・トラックとして加えて、グロッサ(Glossa)から新装登場!
 「スペイン再発見」(GCD P33201)、「ア・ピアチェーレ」(GCD P33202)では、驚異のテクニック、音楽性とアイディアで、スペイン古楽界の新時代到来を強く印象付けてくれたファミ・アルカイ。
 スペイン・フランメンコの天才カンタオール、アルカンヘルとのコラボレーションでは、スペインの"バロック音楽"と"フラメンコ"の融合に見事成功!
 スペインの植民地だった南米やアフリカのメロディ、リズム、色彩を感じさせながら、繰り広げられるスペイン音楽の新しい世界に感服。

 ※録音:2011年12月−2012年1月(セビーリャ、スペイン)&2011年10月(マドリード、スペイン)

GUILD


GMCD 7399
\2400
イングリッシュ・ホルンのための音楽
 パスクッリ:
  メロディー、《仮面舞踏会》よりアメリアの黙想、
  ヴェルディの《仮面舞踏会》の主題による幻想曲第2番、
  ベッリーニへのオマージュ(イングリッシュ・ホルンとハープのための二重奏曲)*
 イヴォン:イングリッシュ・ホルン・ソナタ
 ダエッリ:
  ヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》の主題による幻想曲、
  ヴェルディの《ルイザ・ミラー》の主題による幻想曲
マーティン・フルティガー
 (イングリッシュ・ホルン)
ペチャ・ミネヴァ(ピアノ)
サラ・ヴェルー(ハープ)*
 イングリッシュ・ホルン(コール・アングレ)のための作品ばかりを集めた、ダブル・リード・ファン注目のアルバム。「オーボエのパガニーニ」との異名を誇るイタリアの伝説的オーボイスト、アントニオ・パスクッリ(1842−1924)の作品に、イングリッシュ・ホルン・ソナタの定番曲、カルロ・イヴォン(1798−1854)のソナタ。イヴォンと同時期に活躍したジョヴァンニ・ダエリ(1800?ー1860)による、ヴェルディのオペラからのアレンジ作品。スイスのベルン生まれのオーボイスト、マーティン・フルティガーは、特にイングリッシュ・ホルンの第一人者として活躍する名手。2004年よりチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席イングリッシュ・ホルン奏者を務めながら、チューリッヒ芸術大学で教鞭をとり、各地でマスタークラスを行っている。

 ※録音:2013年9月12日−14日、チューリッヒ放送スタジオ(スイス)
 

GMCD 7403
\2400
スイスのオーケストラル・マスターワークス
 シェック:祝祭賛歌 Op.64
 ヴィトマー:
  ピアノ、パーカッションと管弦楽のための協奏曲Op.160
 ブルンナー:ピアノと管弦楽のためのパルティータ
 シェック:ウィリアム・ラトクリフへの序曲Op.29
ファリ・パヴリ(ピアノ)
サイモン・ロードン(パーカッション)
ヘザー・コルベット(パーカッション)
ジョン・ポルター(パーカッション)
アラン・スターク(パーカッション)
マーティン・ギブソン(ティンパニ)
ライナー・ヘルト(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
 ワールド・プレミア・リリースとなる4つのスイスのオーケストラル・マスターワークスを収録。オトマール・シェック(1886−1957)の後期ロマン派から、アドルフ・ブルンナー(1901−1992)の新古典主義を経て、エルンスト・ヴィトマー(1927−1990)のモダニズムに至る、20世紀スイスの管弦楽を俯瞰できる。スイスの貴重な音楽を発掘、発信してきた、Guild(ギルド)ならではの好企画盤。

 ※録音:2013年9月24日−25日、ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー)

HARP&COMPANY



CD 5050-31
\2400→\2190
ラウバー:ハープ作品集
 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、
  チェロとハープのための五重奏曲 《ファンタジア》
 フルートとハープのための小組曲
 フルートとハープのための中世の舞曲
 ファゴットとハープのためのソナチネ
 ハープのための組曲《プランタニエール》 (全曲世界初録音)
ラシェル・タリトマン(ハープ)
マルコス・フレナーニ=マルティンス(フルート)
大野しほ(ヴァイオリン)
ピエール・マーテンス(ファゴット)、他
 19世紀スイスの作曲家ヨゼフ・ラウバー(1864−1952)による、全曲世界初録音となるハープ作品集。ハープ・ソロから、フルート、ファゴット、クインテットまで、マスネに師事し、ジュネーヴ音楽院の教授として活躍したラウバーの知られざる魅力を発掘。
 Harp & Companyレーベルでお馴染みのフルーティスト、フレナーニ=マルティンスの音色も見事。五重奏には日本人ヴァイオリニスト、大野しほも参加。

HYPERION



CDA 67996
\2300→\2090
スティーヴン・ハフ/イン・ザ・ナイト
 シューマン:幻想小曲集より《夜に》 Op.12-5
 ベートヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2 《月光》
 ショパン:
  夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1、夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
 ハフ:ピアノ・ソナタ第2番 《夜の光》
 シューマン:謝肉祭 Op.9
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
 名匠スティーヴン・ハフ 本格自作自演!ピアノ・ソナタ第2番 《夜の光》

 アムラン、ヒューイットと並びピアノ王国ハイぺリオンを牽引するイギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフ。2013年11月の来日公演ではリストのピアノ協奏曲第1番で圧巻の演奏を見せ、2月のNHK「クラシック音楽館」での放映も話題になったばかり。数々の賞に輝いているサン=サーンス、ラフマニノフ、チャイコフスキーなど、ピアノ協奏曲録音のイメージも強いハフだが、優れたレパートリーをセンスよくまとめた各種コンセプト・アルバムも絶品揃い。
 「ニュー・ピアノ」、「イングリッシュ」、「スパニッシュ」、「フレンチ」、「イン・リサイタル」と続いたコンセプト・アルバムの最新巻は、「イン・ザ・ナイト(夜に)」。
 その名の通り「夜」にまつわる曲を集めた今回のアルバムは、シューマンの「謝肉祭」と「夜に」、ベートーヴェンの「月光」、ショパンの「夜想曲」、そして注目は自作自演となるピアノ・ソナタ第2番 《夜の光(notturno luminoso)》。作曲家としても活躍するハフは、これまでも小品や編曲作品はHyperionにも録音してきたが、ピアノ・ソナタのような大作は初めての収録。現代に生きるコンポーザー=ピアニストとして本格的な評価を受けるときが来た。

 ※録音:2013年5月9日−10日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)



 


CDA 67869
\2300
ピツェッティ&カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン・ソナタ集
 ピツェッティ:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調、3つの歌
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  幻想曲風ソナタ、3つのヴォカリーズ
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)
アーノン・エレツ(ピアノ)
 東欧ヴァイオリンの求道者、ハガイ・シャハム!

 フバイ、ブロッホ、ヴェイネル、アクロンなど東欧作品を続々と取り上げてきたハガイ・シャハムとアーノン・エレツの最新作は、20世紀初期イタリアのレパートリー探求へと突入! 日本では交響曲イ長調が「皇紀2600年奉祝曲」として知られる、イルデブランド・ピツェッティ(1880−1968)に、ピツェッティに師事したイタリア系ユダヤユダヤ人作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895−1968)のヴァイオリン・ソナタ。
 単なるイタリアン・プログラムと侮ることなかれ。メニューインの愛したピツェッティのソナタと、ハンガリーの女流ヴァイオリニスト、アディラ・ファキーリに献呈されたテデスコのソナタは、東欧ヴァイオリン音楽の求道者ハガイ・シャハムにとっても得意のレパートリーだろう。チェロとピアノ用に書かれ、作曲者自身によってヴァイオリン用へと編曲された「3つの歌」、マリオ・コルティによってヴァイオリン版が書かれた「3つのヴォカリーズ」も、情緒たっぷりに歌う。

 ※録音:2010年6月20日−23日、エルサレム音楽センター(イスラエル)


大ベストセラーの旧譜
ピッツェッティ:ピアノ協奏曲「真夏の歌」

Pizzetti - Concerto For Piano & Orchestra
accorsd
480 0790
\2300→¥2090
ピッツェッティ:ピアノ協奏曲「真夏の歌」
同:ヴェネツィアのロンド
アルド・チッコリーニ(Pf)
モンペリエ国立管弦楽団
指揮:フリードマン・レイヤー
録音:2006年7月、モンペリエ

 当初はチッコリーニの最新録音ということで聴いていた。
 なのに、聴いているうちに、上記イリャラメンディ同様、曲の虜になってしまった。
 ピッツェッティ。
 聴いたことないわけではない。もともと近代イタリア復古主義の旗手としてカセッラやマリピエロと並んで活躍した大作曲家だし、歌劇「大聖堂の殺人」はカラヤンも取り上げた名作、また静謐で敬虔なレクイエムも素晴らしい作品。オリヴェイラの弾いたヴァイオリン・ソナタもメランコリックでナイーヴな美しい曲だった。
 何より有名なのは、例の1935年に「皇紀二千六百年」を記念して日本が祝典音楽を依頼したときのイタリア代表がこのピッツェッティだったというエピソード。(そのとき作られた交響曲は名作らしいがCDでは手に入らない。)そんなふうに決して「超マイナー」で済まされる作曲家ではない。
 だがこのピアノ・コンチェルトは、ピッツェッティの代表作であるにもかかわらずここまで意識して聴いたことがなかった。
 しかし・・・これが稀代の名曲だったのである。
 作風はもちろん超ロマン派。そしてレスピーギの後継者としてローマの聖チェチーリア音楽院の院長を務めた人だけあって充実したオーケストレーション。さらにイタリア人らしい多彩で華やかなメロディー。美しい抒情とダイナミックな展開、という名ピアノ協奏曲に必須の要素がきっちり押さえられ、まさに熟達の筆、という趣きである。
 なのだが、実はそのあとの「ヴェネツィアのロンド」がまたそれ以上に素敵な曲。23分という中篇ながら、華やかで練れたオーケストレーションで、各楽器が鮮烈に歌いまくる。うねるような躍動感と、レスピーギばりの痛快なダイナミズム。心臓が何度もドキドキしてしまう、そんな貴重な傑作管弦楽作品である。


 


CDA 68018
\2300
ルビンシテイン:ピアノ四重奏曲集
 ピアノ四重奏曲ヘ長調 Op.55bis(ピアノと弦楽ヴァージョン世界初録音)
 ピアノ四重奏曲ハ長調 Op.66(世界初録音)
レスリー・ハワード(ピアノ)
リタ・マニング(ヴァイオリン)
モーガン・ゴフ(ヴィオラ)
ジャスティン・ピアソン(チェロ)
 レスリー・ハワード登場! ルビンシテイン世界初録音!

 フランツ・リストの世界的権威であり、全98枚におよぶ「リスト:ピアノ作品全集」の完成という前人未到の偉業を達成したピアノスト、レスリ・ハワード。久々の新録音は、アントン・ルビンシテイン(1829−1894)が遺したピアノ四重奏曲。
 ヘ長調の四重奏曲は、もともとピアノと管楽器(fl, cl, hr, fg)のために書かれた五重奏曲Op.55を、ピアノと弦楽(vn, va, vc)の四重奏版へと改訂したもので、このヴァージョンは世界初録音となる。ハ長調の四重奏曲は、作曲当時ルビンシテインのもっとも人気のある曲の1つでありながら、現代では忘れ去られてしまっていた作品であり、このアルバムが世界初録音。
 リストの異稿や断片、新発見作品など数々の世界初録音を誇るレスリー・ハワードが、ロシア・ロマン派のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ルビンシテインの知られざる傑作を弾く。

 ※録音:2013年5月15日−17日、ポットン・ホール(サフォーク)



旧譜
この曲を聴けばあなたもルビンシテインが好きになるはず
アムランの演奏で〜ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第4番
The Romantic Piano Concerto 38 - Rubinstein & Scharwenka
hyperion
CDA 67508
\2400→¥2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第38集
 フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ:
  ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.32
 アントン・ルビンシテイン:
  ピアノ協奏曲第4番ニ短調op.70
マルク=アンドレ・アムラン(P)
マイケル・スターン指揮
BBCスコティッシュ響
 シャルヴェンカ、ルビンシテインとも作曲家であるのと同時に、コンサート・ホールで大喝采を浴びた19世紀を代表するヴィルトゥオーソ・ピアニストとして知られている。そのヴィルトゥオーソたちが書き上げたピアノ協奏曲に挑むのが、現代最強のヴィルトゥオーソ・ピアニストであり作曲家であるアムランだというのだから聴き逃す手はない。とくにルビンシテインの第4番はロシア・ヴィルトゥオーゾ満載の傑作にもかかわらず、チャイコフスキーやラフマニノフの亜流として遠ざけられてきた不運な作品。しかし何度も聴けばこれぞ本流と思っていただけるはず(実際こっちのほうが作曲は早い)。


 

CDA 68041/2
(2CD)
\4600
ヘンデル:8つの大組曲
 組曲第1番イ長調 HWV.426/組曲第2番ヘ長調 HWV.427/
 組曲第3番ニ短調 HWV.428/組曲第4番ホ短調 HWV.429/
 組曲第5番ホ長調 HWV.430/組曲第6番嬰ヘ短調 HWV.431/
 組曲第7番ト短調 HWV.432/組曲第8番ヘ短調 HWV.433/
 組曲ハ短調 《パルティア》 HWV.444/
 組曲ホ短調 HWV.438/シャコンヌ ト長調 HWV.435
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)
 ダニー・ドライヴァー! CPEバッハの次はヘンデル!

 ピアノ王国ハイペリオンの次代のエース候補、ダニー・ドライヴァー。ヨーク・ボーウェンのスペシャリストとして知られる他、近年はC.P.E.バッハの鍵盤作品集が世界各国で賞賛を浴びている。C.P.E.バッハに続いて、18世紀の作品をモダン・ピアノによってスタイリッシュに描くのは、イギリス、キャノンズ時代のヘンデルが書き上げたクラヴィーアのための大作組曲。
 精巧に構築されたバッハの組曲と比べ、即興的に書き下ろされた印象も受けるヘンデルのこれらの組曲。その分、奏者のイマジネーションに委ねられる余地も大きく、ドライヴァーのセンスと力量が存分に発揮されている。ちなみに、組曲第5番の第4曲「エアと変奏」は、「調子の良い鍛冶屋」の愛称で知られる人気曲。

 ※録音:2012年11月11日−13日、オール・セインツ教会(ロンドン)
 


CDS 44601/4
(4CD/特別価格)
【新装移行再発売】
\6400→\5990
フォーレ:ピアノ作品全集
 即興曲集
  (即興曲第1番変ホ長調 Op.25、即興曲第2番ヘ短調 Op.31、
   即興曲第3番変イ長調 Op.34、即興曲第4番変ニ長調 Op.91、
   即興曲第5番嬰ヘ短調 Op.102、即興曲第6番変ニ長調 Op.86bis)/
 主題と変奏嬰ハ短調 Op.73/3つのロマンス(無言歌集) Op.17/
 ヴァルス・カプリス集
  (ヴァルス・カプリス第1番イ長調 Op.30、
   ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調 Op.38、
   ヴァルス・カプリス第3番変ト長調 Op.59、
   ヴァルス・カプリス第4番変イ長調 Op.62)/
 舟歌集
  (舟歌第1番イ短調 Op.26、舟歌第2番ト長調 Op.41、
   舟歌第3番変ト長調 Op.42、舟歌第4番変イ長調 Op.44、
   舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66、舟歌第6番変ホ長調 Op.70、
   舟歌第6番変ホ長調 Op.70、舟歌第7番ニ短調 Op.90、
   舟歌第8番変ニ長調 Op.96、舟歌第9番イ短調 Op.101、
   舟歌第10番イ短調 Op.104-2、舟歌第11番ト短調 Op.105、
   舟歌第12番変ホ長調 Op.105-2、舟歌第13番ハ長調 Op.116)/
 ピアノのためのバラード Op.19/
 夜想曲集
  (夜想曲第1番変ホ短調 Op.33-1、夜想曲第2番ロ長調 Op.33-2、
   夜想曲第3番変イ長調 Op.33-3、夜想曲第4番変ホ長調 Op.36、
   夜想曲第5番変ロ長調 Op.37、夜想曲第6番変ニ長調 Op.63、
   夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.74)/
 バイロイトの思い出*/
 8つの小品 Op.84
  (カプリッチョ変ホ長調 Op.84-1、幻想曲変イ長調 Op.84-2、
   フーガ イ短調 Op.84-3、アダージェット ホ短調 Op.84-4、
   即興嬰ハ短調 Op.84-5、フーガ ホ短調 Op.84-6、
   喜びハ長調 Op.84-7、夜想曲第8番変ニ長調 Op.84-8)/
 組曲 《ドリー》 Op.56*
  (子守歌 Op.56-1、ミアオ Op.56-2、ミャウ Op.56-2、
   ドリーのお庭 Op.56-3、キティ・ワルツ Op.56-4、
   優しさ Op.56-5、スペイン舞曲 Op.56-6)/
 9つの前奏曲 Op.103
  (前奏曲第1番変ニ長調 Op.103-1、前奏曲第2番嬰ハ短調 Op.103-2、
   前奏曲第3番ト短調 Op.103-3、前奏曲第4番ヘ長調 Op.103-4、
   前奏曲第5番ニ短調 Op.103-5、前奏曲第6番変ホ短調 Op.103-6、
   前奏曲第7番イ長調 Op.103-7、前奏曲第8番ハ短調 Op.103-8、
   前奏曲第9番ホ短調 Op.103-9)/
 マズルカ変ロ長調 Op.32/
 夜想曲集
  (夜想曲第8番変ニ長調 Op.84-8、夜想曲第9番ロ短調 Op.97、
   夜想曲第10番ホ短調 Op.99、夜想曲第11番嬰ヘ短調 Op.104-1、
   夜想曲第12番ホ短調 Op.107、夜想曲第13番ロ短調 Op.119)
キャスリン・ストット(ピアノ)
マーティン・ロスコー(ピアノ)*
 キャスリン・ストットの超名盤、フォーレ全集復刻!

 多岐に渡る活動と長い経験を誇り、イギリスでもっとも多才なピアニストの一人とされる女流ピアニスト、キャスリン・ストットの名盤フォーレが新装再発売! 1995年にリリースされたこの4枚組からなる「フォーレ:ピアノ作品全集」は、英BBCミュージック・マガジン誌では「キャスリン・ストットは現在最も素晴らしいフォーレ弾きの地位にある」と絶賛され、その業績によりフランスの芸術文芸シュヴァリエ勲章を授与された、まさにストットの活動の根幹を築く代表盤である。
 フォーレのピアノ作品の決定盤、ハイペリオンのロング・セラーとして親しまれてきたを、お求めやすい価格で。

 ※録音:1994年6月20日−23日&9月4日−8日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、イギリス)
 ※CDA 66911/4からの新装移行再発売

HELIOS



CDH 55474
【新装移行再発売】
\1500
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 《ワーグナー交響曲》
 (1876年のアダージョを伴う1977年版/世界初録音)
オスモ・ヴァンスカ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団

 フィンランドの名指揮者オスモ・ヴァンスカがミネソタ管弦楽団の音楽監督に就く前、BBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者を努めていた頃の名盤の1つ。しばらく廃盤となっていたブルックナーの第3番がHeliosシリーズから登場。
 ワーグナーのオペラからの引用を含み「ワーグナー交響曲」の愛称で呼ばれ、複数の異稿が存在するこの交響曲。ヴァンスカは通常「ノヴァーク版第2稿」と呼ばれる1877年版に、1876年頃に完成したとされる緩徐楽章の異稿「アダージョ」を第2楽章に使用。1999年のBBCプロムスで披露されたこのヴァージョンの世界初録音となったアルバムである。

 ※録音:2000年6月8日−10日/CDA 67200からの新装移行再発売

 

CDH 55475
【新装移行再発売】
\1500
デュリュフレ:オルガン作品全集
 エピファニーのイントロイトゥスへの前奏曲 Op.13
 アランの名による前奏曲とフーガ Op.7
 オルガンのための組曲 Op.5
 スケルツォ Op.2
 前奏曲、アダージョと《来たれ、創り主なる精霊よ》
  の主題によるコラール変奏曲 Op.4
 ソワソン大聖堂のカリヨンの主題によるフーガ Op.12
ジョン・スコット(オルガン)
 1990年から2004年までセント・ポール大聖堂のオルガニスト兼聖歌隊ディレクターを務めたジョン・スコット。Hyperionには、セント・ポール大聖堂聖歌隊とはもちろん、マシュー・ベスト&コリンドン・シンガーズとの録音も多数残している。現在はマンハッタンの聖トーマス教会でオルガニスト兼ディレクターを担うスコットがセント・ポール大聖堂のオルガンを弾いた、モーリス・デュリュフレの「オルガンのための作品全集」。

 ※録音:1989年4月10日−12日/CDA 66368からの新装移行再発売

HYPHEN PRESS MUSIC
バッハ・プレーヤーズ

HPM 001
\2500→\2290
バッハ・アレンジング&アレンジド
 モーツァルト:5つの4声フーガ K.405
  〔BWV.871, BWV.874, BWV.876, BWV.877, BWV.878〕
   (J.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集第2巻》からの編曲)
 J.S.バッハ:詩篇51番《いと高き者よ、わが罪をあがないたまえ》
  (ペルゴレージの《スターバト・マーテル》からの編曲)
 J.S.バッハ(モーツァルト、シュタードラー、ロドルフォ・リヒター編):
  4つの4声のフーガ〔BWV.885, BWV.886, BWV.891, BWV.892〕
バッハ・プレーヤーズ
  バッハ・プレーヤーズは、17〜18世紀の音楽の演奏をメインとして1996年にロンドンで結成されたイギリスのピリオド・アンサンブル。
 ヴァイオリンのニコレット・モーネン、ロドルフォ・リヒター、チェロのアリソン・マクギリヴレイ、チェロ&ヴィオラ・ダ・ガンバのジョナサン・マンソン、テノールのジェイムス・ギルクリスト、バスのマシュー・ブルック、ピーター・ハーヴェイなど、器楽、歌手ともに超一級の古楽演奏家たちが集う要注目のアンサンブルである。
 「J.S.バッハが編曲を行った作品」と「他の作曲家によって編曲されたJ.S.バッハの作品」のコントラストを楽しめるユニークなプログラム。
 バッハがヴィオラ・パートを加え、歌詞を差し替え、当時のドイツとイタリアの様式を繋いだ「詩篇51番」や、モーツァルトの手により弦楽四重奏曲へと生まれ変わったフーガなどを収録。

 2008年6月23日−25日の録音。
 
HPM 002
\2500
エヴリワン・ア・シャコンヌ
 J.S.バッハ:カンタータ第150番《主よ、われ汝を求む》BWV.150
 エルレバッハ:序曲第5番
 J.S.バッハ:カンタータ第78番《イエスよ、わが魂を》
 パーセル:チャコニー ト短調
バッハ・プレーヤーズ
 「シャコンヌ(チャコニー)」で17世紀と18世紀を繋ぐ2人の作曲家、J.S.バッハとパーセル。
 対を成すバッハの2つのカンタータ、初期の「BWV.150」とキャリアの絶頂期にいたライプツィヒでの「BWV.78」、そしてバッハが登場する以前のドイツにおける大作曲家エルレバッハの音楽で、「シャコンヌ」の発展、変化を聴く。

 2008年11月25日−27日の録音。
 
HPM 003
\2500
いざ来ませ、異邦人の救い主よ〜フランス風序曲とドイツの作曲家たち
 J.S.バッハ:カンタータ第61番《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》BWV.61
 エルレバッハ:序曲第6番
 ホランダー:インスブルックよさらば
 イザーク:インスブルックよさらば
 J.S.バッハ:カンタータ第97番《わがすべての行いに》BWV.97
 リュトケマン:インスブルックよさらば
バッハ・プレーヤーズ
 フランスからドイツへと伝わり、多くの作曲家たちが自らの作風に採り入れた「フランス風序曲」。
 冒頭に「フランス風序曲」を用いたバッハの「2つのカンタータ」、エルレバッハの「序曲」、イザークの「インスブルックよさらば」。「フランス風序曲」がドイツの音楽家たちに与えた影響の大きさを、バッハ・プレーヤーズが音楽で解説してくれる。

 2009年12月11月30日−12月2日の録音。
 


HPM 005
(2CD)
\5000→\4590
パッヘルベルとバッハ、カノンとカンタータ
 パッヘルベル:
  カンタータ《キリストは死の縄目につながれたり》、
  カノン ニ長調、私の肉体は
 J.S.バッハ:
  カンタータ第54番《罪に手むかうべし》BWV.54、
  カンタータ第4番《キリストは死の縄目につながれ》BWV.4
 パッヘルベル:
  カンタータ《わが主のみわざは》、5声のパルティータ ト長調、
  キリストは甦りたまえり
 J.S.バッハ:
  14のカノン BWV.1087、
  カンタータ第99番《神なしたもう御業こそいと善けれ》BWV.99
バッハ・プレーヤーズ
 パッヘルベルの"カノン"と"カンタータ"。そしてJ.S.バッハの"カノン"と"カンタータ"。
 パッヘルベルとバッハそれぞれが同じテキストを用いて作曲したカンタータ「わが主のみわざは(Was Gott tut, das ist wohlgetan)」を中心としたプログラムで、ドイツ・バロックの2人の大家による「カノンとカンタータ」を聴き比べることができる好企画。バッハ・プレーヤーズの上質な演奏も特筆もの。

 2010年11月8日−10日&2011年11月21日−23日の録音。
 
HPM 006
\2500
バッハのライブラリー
 J.B.バッハ:序曲第2番ト長調
 デュパール:組曲第6番ヘ短調
 ステッファーニ:序曲《嵐》
 マレ:歌劇《アルシード》からのサンフォニー
 J.S.バッハ:序曲第2番ロ短調 BWV.1076
バッハ・プレーヤーズ
 デュパール、ヨハン・ベルンハルト・バッハやステッファーニなど、J.S.バッハ自身の手で写譜が行われた作品を中心としたプログラム「バッハのライブラリー」では、「フランス様式」が大バッハやドイツの同世代の作曲家たちに与えた影響、音楽史における重要度を表現。
 マリオン・モーネンやニコレット・モーネン、レイチェル・イッサーリス、ジョナサン・マンソンが名を連ねるバッハ・プレーヤーズの見事なアンサンブルからは、バッハの時代における「フランス様式」の存在感の大きさが伝わってくる。

 2012年7月2日−4日の録音。



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