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≪第77号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 6/17〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像




6/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

TRITO



TD 0101
\2200→\1990
シューベルト:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」

カダケス管弦楽団
ハイメ・マルティン(指揮)

 録音:2013年1月17-18日、アウディトリオ、サラゴサ、スペイン
 ハイメ・マルティンは1965年スペインのサンタンデルに生まれたフルート奏者・指揮者。1992年以来ロンドンに在住しアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団のソロ・フルーティスト(首席奏者)を務めています。
 2007年に指揮者としての活動を開始し、当レーベルからだけでもすでに6タイトルのCDをリリースしています。

 

TD 0109
\2200
マルク・サンボラ/
 リディア・リヌエザ台本:「探偵トム・ソーヤー」
マルク・アンドゥレイ(トム・ソーヤー)
マルク・ウディナ(ハックルベリー・フィン)
その他出演者、器楽奏者
マルク・サンボラ(指揮)
ミケル・アジェイ(演出)
 カタルーニャ語の子供向けミュージカル的作品。
 ブックレットもカタルーニャ語のみ。収録時間37分弱ですがフルプライスです。




VERSO



VRS 2149
\2400→\2190
ヴィオラとピアノのためのスペインのソナタ集
 コンラド・デル・カンポ(1876-1953):ロマンス
 フランシスコ・フレタ・ポロ(1931-):ソナタ Op.62
 ロベルト・ジェラルド[ロバート・ジェラード](1986-1970):ソナタ
 ジョルディ・セルヴェリョ(1935-):ターティス・ソナタ
アシャン・ピライ(ヴィオラ)
フアン・カルロス・コルネリェス(ピアノ)

録音:2013年2月5-6日、ヘタフェ専門音楽院、ヘタフェ、マドリード県、スペイン

 アシャン・ピライは1969年スリランカ生まれのイギリスのヴィオラ奏者。2014年現在、バルセロナ交響楽団首席奏者(2000-)、カタルーニャ高等音楽学校教授(2001-)、リセウ音楽院教授(2009-)を務めています。
 ターティス・ソナタは伝説的ヴィオラ奏者ライオネル・ターティス(1876-1975)に捧げられた作品。

 

VRS 2150
\2400
ガブリエル・エルコレカ(1969-):
 水の三重奏曲 クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための作品集

  水の三重奏曲 [Trio del Agua] (ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2011)
  Biribilketa(クラリネット、チェロとピアノのための;1999)
  Mundaka(ピアノのための;2009)
  悪魔 [Saturno] (クラリネット、バスクラリネットとチェロのための;1997)
  2つのソルチコ [Dos Zortzikos] (ピアノのための;2000)
  Aldakiak (ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2003)
アルボス三重奏団
 ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン)
 ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
 フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)
 ホセ・ルイス・エステリェス(クラリネット、バスクラリネット)

録音:2014年1月27-29、ヘタフェ専門音楽院、ヘタフェ、マドリード県、スペイン

 ガブリエル・エルコレカはスペイン・バスクのビルバオに生まれ、イギリスの王立音楽アカデミーでマイケル・フィニシーに師事した作曲家。





DUX


DUX1104
\2400
CASTRUM DOLORIS
 悲しみの城砦 古いポーランドの葬儀の歌
ロベルト・ポジャルスキ、
ボルヌス・コンソート、他
 

DUX0600
\2400
バロック音楽の舞曲
 ラインケン:組曲/
 ルベグ:クラヴサン曲集第1巻より組曲/
 デュパール:6つのクラヴサン組曲より第6番/
 J.S.バッハ:フランス組曲第4番BWV815/
 ダングルベール:クラヴサン曲集よりメヌエット/
 クープラン:
  クラヴサン曲集第1巻第1組曲より
   サラバンド、
  王宮のコンセールよりフォルラーヌ、
  趣味の融合 または新コンセールより
   シシリエンヌ/
 ラモー:優雅なインドの国々
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(Cemb)
 

DUX0806
\2400
ルトスワフスキ:声楽と器楽のための作品集
 ラクリモーサ、アンリ・ミショーの3つの詩、
 織り込まれた言葉、眠りの空間、歌の花と歌のお話
ダニエル・ライスキン指揮、
アルトゥール・ルービンシュタイン・
 フィルハーモニー管弦楽団、合唱団
ウーツィア・シャブレフスカ=ボジコフスカ(Sop)
ラファウ・バルトミンスキ(Ten)
スタニスワフ・キェルネル(Br)




ENZO


EZCD10013
\2800
グラナドス:12のスペイン舞曲集 Op.37
 スペイン舞曲第1〜12番
比石 妃佐子(ピアノ)
 「アナザースカイ」(日本テレビ系全国)のゲストとして登場し、一気に注目が集まったバルセロナ在住の世界的ピアニスト、比石妃佐子(ひせきひさこ)。
 比石はアリシア・デ・ラローチャの愛弟子。ラローチャと共同でアルベニス作品の楽譜校訂にも関わっているなど、スペインのピアノ音楽のスペシャリストとしてヨーロッパを中心に活躍しており、九響とアルベニスの協奏曲を本邦初演した。
 

EZCD10014
\2800 
グラナドス:組曲「ゴイエスカス」H.64
 組曲「ゴイエスカス」第1〜6曲、補遺:エル・ペレレ H.106
比石 妃佐子(ピアノ)
 

EZCD10015/16
(2CD)
\4600 
アルベニス:組曲「イベリア」、スペイン組曲
 組曲「イベリア」第1〜12曲、
 スペイン組曲〜グラナダ、セビーリャ、アストゥ−リアス Op.47-5
比石 妃佐子(ピアノ)




NEWAY MUSIC


UM12120007
(2CD)
\4600
スペイン音楽の世界
 グラナドス:スペイン民謡による6つの小品、ロマンティックな情景、
 ショパン:バラード第4番 Op.52、
 グラナドス:若き日の物語〜5月の歌、
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、
 ファリャ:4つのスペイン小品集、
 モンサルバーチェ:イヴェットのためのソナチネ、ハバネラ
比石 妃佐子(ピアノ)
 

UM11120003
\2800
比石 妃佐子サクラダ・ファミリア大聖堂コンサート1995
 ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番、
 トゥーリーナ:幻想的舞曲集 Op.22、
 ファリャ:ピアノのための「三角帽子」から3つのダンス、
 ファリャ:ベティカ(アンダルシア)幻想曲、
 ファリャ:火祭りの踊り
比石 妃佐子(ピアノ)
 

NM04130001
\2800
400年の夢、時空を超えて
 モンポウ:密やかの印象、
 モンサルバーチェ:左手のための3つの小品〜第2曲、
 モンサルバーチェ:3つのディヴェルティメント
 グラナドス:華やかな演奏家用アレグロ、
 アルベニス:パバーナ・カプリーショ、
 三善 昭:アン・ヴェール、
 伊福部 昭:ピアノ組曲
比石 妃佐子(ピアノ)




PIANO CLASSICS


PCL 0070
\1400
シューベルト:ピアノソナタ第21番D.960、第13番D.664 クララ・ヴュルツ(pf)




<メジャー・レーベル>

イタリアDECCA



482 08289
(9CD)
\7200→\6490
ロリン・マゼール・イン・ウィーン〜
 DECCAレコーディングス
ロリン・マゼール(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD 1
 チャイコフスキー:
  交響曲第1番 ト短調 op. 13 “冬の日の幻想”
  交響曲第2番 ハ短調 op. 17 “小ロシア”
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September 1963 - October 1964
CD 2
 チャイコフスキー:
  交響曲第3番 ニ長調 op. 29 “ポーランド”
 R.シュトラウス :交響詩「ドンファン」op. 20 16.49
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September 1963 - October 1964 (Sinf. No. 3),
Sofiensaal, Vienna, April 1964 (Don Juan)
CD 3
 チャイコフスキー:交響曲第4番 へ短調 op. 36
 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 op. 24 23.08
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September 1963 - October 1964 (No. 4),
Sofiensaal, Vienna, April 1964 (Tod und Verklarung)
CD 4
 チャイコフスキー : 交響曲第5番 ホ短調 op. 64
Producer: John Culshaw
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September 1963 - October 1964
CD 5
 チャイコフスキー :
  交響曲第6番 ロ短調 op. 74 “悲愴”
  幻想序曲「ロメオとジュリエット」 19.27
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September 1963 - October 1964
CD 6
 チャイコフスキー:
  マンフレッド交響曲p. 58
  幻想序曲「ハムレット」 op. 67 17.28
Producers: David Harvey (Manfred), Erik Smith (Hamlet)
Engineers: James Brown (Manfred), Gordon Parry (Hamlet)
Recording location: Sofiensaal, Vienna, May 1965 (Hamlet), April 1971 (Manfred)
CD 7
 シベリウス :
  交響曲第1番 ホ短調 op. 39
  交響曲第4番 イ短調op. 63
Producers: Erik Smith (No. 4), John Culshaw (No. 1)
Engineers: Gordon Parry (No. 4), James Brown (No. 1)
Recording location: Sofiensaal, Vienna
Recording dates: September 1963 (No. 1), March-April 1968 (No. 4)
CD 8
 シベリウス:
  交響曲第2番 ニ長調 op. 43
  交響曲第3番 ハ長調 op. 52
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna
Recording dates: April 1964 (No. 2), March-April 1968 (No. 3)
CD 9
 シベリウス:
  交響曲第5番 変ホ長調 op. 82
  交響曲第6番 ニ短調 op. 104
  交響曲第7番 ハ長調 op. 105
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna
Recording dates: March 1966 (No. 5 & 7), March-April 1968 (No. 6)

クラムシェル・ボックス仕様、ブックレット(伊・英語併記)を封入。




<国内盤>


ARS MUSICI



AMCD232-412
(国内盤・訳詞付)
\2800+税
マルティーニ神父 古典派を育てた作曲家
 〜協奏曲、テ・デウム、マニフィカト...〜

ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ神父(1706〜1784):
 ①マニフィカト op.15 〜独唱、合唱、
  弦楽合奏と通奏低音のための(1747)
 ②チェロ協奏曲 ニ長調*(1745)
 ③6声の入祭唱 〜聖痕の祝日のための(1753)
 ④4声の入祭唱
  〜フランチェスコ会の祝日のための(1751)
 ⑤チェンバロ協奏曲 ヘ長調*(年代不詳)
 ⑥テ・デウム 〜8声の合唱と管弦楽のための(1740)
ノルベルト・デュフテル、
マルクス・ウルツ*指揮
Ens.ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)、
カンティッシモ声楽Ens.
独唱:
 アリス=アンナ・デッケルト、
 アーニャ・ビットナー(S)
 アレックス・ポッター、
 クラウス・ヴェンク(C-T)
 ディーター・ヴァークナー、
 ジュリアン・プレガルディエン(T)
 マンフレート・ビットナー、
 マルクス・シュミートル(Bs)

 モーツァルト少年時代の伝記など、名前ばかりが時折でてくる「マルティーニ神父」とは何者だったのか?
 その実態が、名前をみつけたら曲を聴いた方がよいセンス抜群の前古典派だったことを、さまざまな作品の古楽器名演であざやかに伝えてくれる——日本語解説付、その魅力を端的に知る素敵な1枚。

 天才モーツァルトの伝記をひもとくと、その神童ぶりをあらわすエピソードのひとつとして、必ずと言ってよいほど「1770 年、齢14 の若さでボローニャの由緒正しきアカデミア・フィラルモニカの門をくぐることを許された」うえ、そこで「名教師マルティーニ神父の教えを受ける栄誉に浴した」云々、という話が出てきます。なんでも、このマルティーニ神父なる人物はたいへんな対位法理論の大家で、その教えを受けられるのは非常にありがたいことだったとか...実際、モーツァルトのほかにもグレトリーやミスリヴェチェクなど、その門下からは18 世紀半ば以降の人気をさらった偉大なオペラ作曲家が続々出てきているのですから、確かに名教師だったのだろうということはわかるのですが——

 しかし、その本人はいったいどのような人だったのでしょう?

 録音シーンでは20 世紀末以来、意外にもこの「大先生」の曲をとりあげてきた演奏家が思いのほか少なくないのですが、ドイツ屈指の音楽研究機関が母体となって創設されたArs Musici レーベルが比較的最近、経営体制転換直前に制作していたこの声楽・器楽作品集は、そんなマルティーニ神父の真髄をCD1枚でかなり多角的に、しかも1曲ごと充実のきわみともいえる古楽器名演で聴かせてくれる重要なアルバムのひとつ!

 なるほど“神父”というだけあって教会音楽作品にも注目すべきところはあるのですが、しかし他の協奏曲2編とあわせて聴けば聴くほど、マルティーニ神父の作風は概して流麗、古典派オペラにも通じる「歌うアレグロ」の精神を心に宿した、きわめて耳なじみの良いものだったことに気づかされるのです——
 冒頭の「マニフィカト」こそ古風な対位法様式で書かれてはいるものの、その短調の響きも実にしっとり心になじむ美しさ。厳格な教会音楽のいかめしいとっつきにくさなど、彼の作例にはまったく皆無と言ってもよいのではないでしょうか?

 金管サウンドが頼もしい壮麗な「テ・デウム」、18 世紀半ばらしいテンポの良さと優美さに貫かれたチェンバロ協奏曲、チェロとオーボエの活躍が面白いチェロ協奏曲...独唱者にも近年躍進めざましいアレックス・ポッターやジュリアン・プレガルディエン(名匠クリストフの息子)がさりげなくクレジットされているのもさることながら、オーケストラはCPO やCarus、OehmsClassics に名盤あまた、地元ドイツではフライブルク・バロックo.やベルリン古楽アカデミーなどと並ぶ活躍ぶりがめざましい古楽器集団ラルパ・フェスタンテ!どうりで名演になるわけです。

 名前ばかりが有名なマルティーニ神父の単体アルバムが、解説訳付の国内仕様で入手できるのも滅多にない機会。これも見過ごせない1枚なのです!




素敵な旧譜を二つ後紹介しておきましょう


モーツァルト&マルティーニ神父
ボローニャのモーツァルト
〜様々な作曲家のオルガン作品集
DIVOX CDX-70903 1CD\2300→\2090


 おそらくモーツァルトがその人生で最も成功していた時期。

 1769年から1771年にかけてミラノ、ボローニャ、ローマを巡ったモーツァルト親子。
 バチカンのシスティーナ礼拝堂で門外不出の秘曲アレグリの『ミゼレーレ』をたった一度聴いただけで暗譜で書き記したという伝説はこのころの話。
 ローマ教皇から黄金拍車勲章を授与されたのもこのころ。この勲章を取った音楽家は過去ラッススとグルックだけで、しかもグルックは第2階級だった。
 さらに超難関で知られるボローニャのアカデミア・フィラルモニカ入会試験に合格。20歳以上でないと受けられない試験だが、当時対位法の最高権威とされていたマルティーニ神父によって特別に認定された。
 そしてミラノでは初めてのオペラ『ポントの王 ミトリダーテ』が大絶賛され、新作「アルバのアスカーニョ」の作曲依頼を受ける。
 前年までにウィーンで受けた屈辱を晴らすに十分すぎる成果。まさに人生最高の時期。

 さて、そんな14歳のモーツァルトが成功を体験した18世紀のボローニャは、傑出した学園都市・音楽都市として知られていた。10 世紀に創立された世界で最も古いとされる大学、また、先ほどお話した、音楽を愛好する貴族、聖職者と音楽家から構成されるアカデミア・フィッラルモニカ(楽友協会)があり、活発な活動をしていた。そんなわけでここには数々の名音楽家たちも集まり、教会では日々オルガニストたちが腕を競っていた。そうした進んだ文化都市ボローニャで少年モーツァルトは多くの刺激、影響を受けるわけである。
 今回のアルバムは、そのボローニャで18世紀に活躍していた作曲家の作品を集めたもの。先ほども話した、ボローニャではモーツァルトの師でもあった大音楽家ジョバンニ・バッティスタ・マルティーニ神父の作品も3つ収録。音楽史では名前をよく聴くのにその音楽を聴く機会は滅多にない。


CDX-70903
\2300→¥2090
ボローニャのモーツァルト〜様々な作曲家のオルガン作品集
 1-4.マルティーニ(1706-1784):ソナタ Op.2 No.9/
 5-9.モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ第4 番変ホ長調 K282(オルガン編)/
 10-11.モデネージ:オッフェルトリウムのためのソナタ/
 12.プレディエリ(1678-1760):ソナタ/
 13-14.マルティーニ:ソナタ・ダ・オルガノ/
 15-16.マルティーニ:ソナタ Op.3 No.6/
 17.マッティ(1750-1825):ラルゴ/
 18-22.モーツァルト:幻想曲ハ短調 K475
ステファノ・モラルディ(オルガン)
 モーツァルトの時代。ボローニャは1770 年、14 歳のモーツァルトは初めてこの都市を訪れ、多大なる感銘を受けます。その時に出会ったのがジャン・バティスタ・マルティーニ神父で、彼は楽友協会のリーダーであり、イタリアきっての理論家、教育者でもありました。そんな偉い人がモーツァルトの演奏を褒め称えたというのです。モーツァルト父子の喜びはいかばかりだったことでしょう。このアルバムはそんな時代の音楽を一堂に集めました。モラルディの華麗なオルガンでお聴きください。(なお、モーツァルトのK282 が5 トラックあるのは、メヌエットを3 つのトラックに分けているからです)


マルティ−ニ神父の作品集
超特価!
ARS MUSICI 232381 1CD¥1700→¥1490

 CDがあまりないマルティーニ神父。あってもオルガン作品ばかりだったりするのだが、このアルバムは鍵盤作品、声楽作品がいい按配で並べられていて知られざる大家の魅力をたっぷり味あわさせてくれる。
 チェンバロ・ソナタの中にはちょっとチャーミングで素敵な曲もあったりします。意外。


ARS MUSICI
232381
¥1700→¥1490
ジョヴァンニ・バティスタ・マルティーニ(1706-1784):
 オルガン、チェンバロ、声楽のための作品集

  トッカータ (オルガンのための)
  幸いなるかな、その人は
  カンターテ・ドミノ(主にむかいて新しき歌をうたえ)
  チェンバロ・ソナタ第1〜6番
  正しき者の唇は知恵を語る
  ソナタ「聖体拝領後の祈願」よりアレグロ
  フルート・ソナタ
  神よ、御身の友は大いに
  20の創作作品集(抜粋)
N.デュヒター(Org)
オスカー・ミラーニ(Cemb)
フライブルク大聖堂聖歌隊







4GRAMOLA


GRML99034
(国内盤)
\2800+税
ヤーヴォルカイ弟/グリーグ、ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ
 ブラームス(1833〜1897):
  1.チェロとピアノのためのソナタ 第1番ホ短調 op.38
 グリーグ(1843〜1907):
  2.チェロとピアノのためのソナタ イ短調 op.36
アダム・ヤーヴォルカイ(チェロ)
クララ・ビールマス(ピアノ)
 北欧情緒をさりげなくしのばせた、ドイツ流儀の傑作ソナタ——グリーグの思わぬ傑作をウィーンに来て間もなくのブラームスが書き上げた、あのみごとなチェロ・ソナタと対置させて。
 ひたすらしなやかに、そして深く——来日公演も超・人気のヤーヴォルカイ“弟”、躍進す!

 ピアノではバドゥラ=スコダやイェルク・デームス、ヴァイオリンのヴェルナー・ヒンク、ファゴットと指揮のミラン・トゥルコヴィチ...と、ウィーン楽壇には押しも押されぬ大ヴェテランがいつまでも君臨しているかと思いきや、最前線で旺盛な活躍をみせているのはやはり、より若い世代の名手たち——それもとくに、20 代前後の若手にも活躍の場はどんどん与えられ、「音楽の都」の名に恥じない腕を競っているからこそ、この町の音楽伝統は決して途絶えず、色褪せないのでしょう。
 そうした若手世代の演奏家たちは必ずしもオーストリア人だけではなく、なかにはヨーロッパ中、世界中からウィーンに勉強しにきた演奏家たちが、そのままウィーンになじみ、ウィーンも彼らを喜んで迎え入れる...というパターンも少なくないようです(こうした懐の深さもまた、昔からのウィーン楽壇の特徴かもしれません——ボン出身のベートーヴェン、ハンブルク出身のブラームス、あるいはフランス人アントルモン、フランス系アメリカ人マゼール...)。
 オランダから来たピアニストのクララ・ビールマス、そしてハンガリーから兄シャーンドルとともにウィーンにやってきて、2008 年にはオーストリア銀行が指名する「今年の最有力若手プレイヤー」に兄と一緒に選ばれたチェロのアダム・ヤーヴォルカイもまた、そうしたウィーンの活況を支えている最前線の演奏家のひとり!
 ここ数年は定期的に来日公演も行っており(6月も兄弟デュオで大好評を博し、ワンコインコンサートでもCD が売り切れる勢い!)、ステージ栄えのするパフォーマンスは今後も間違いなく話題を呼びつづけることと思われますが、今回のチェロ・アルバムはそうした派手さとは打って変わっての、王道そのもののソナタを深々と掘り下げた、どこまでも聴き深めつづけたくなる正統派の頼もしさ!冒頭から雄大なスケール感とただならぬ深みを感じさせるブラームス解釈もさることながら、注目したいのは意外に新録音がそう多くは出てこないグリーグのチェロ・ソナタ——『ピアノ協奏曲』や『ペール・ギュント』などで大成功をおさめ、ノルウェーの民俗文化を音楽の世界にあざやかに織り込んでみせた巨匠と目されるようになった齢40のグリーグが、若い頃にライプツィヒで学んだドイツ語圏の古典派ソナタの伝統をふまえ、そうした自らのルーツともいうべき民俗音楽のエッセンスをそこにどう組み合わせてゆくか...?という新機軸をねらったこの意欲作を、ヤーヴォルカイとビールマスの二人はぴたりと息の合った精緻なデュオで縦横無尽、民俗的リズムもあざやかに、至高の完成度を誇る解釈で仕上げてみせています。
 解説(全訳付)で「この作品がいま、どれほどノルウェー的に聞こえる必要があるか?」と思わぬ切り口の問いが投げかけられているとおり、彼らの演奏はグリーグの世界的・普遍的才覚を圧倒的に印象づけてやまない充実したものとなっており、真正面から圧巻の解釈で弾きおおせてみせたブラームスとのカップリングなのもなるほど、と頷ける内容。
 価値ある新録音、見過ごせません!




NCA



NCA60159
(SACD Hybrid)
(国内盤・訳詞付)
\3000+税
モーツァルト:レクィエム(R.レヴィン補筆版)
 〜モーツァルトが『レクィエム』で目指した音楽とは...?〜

  モーツァルト(1756〜1791):
   死者のためのミサ曲(レクィエム)ニ短調 KV626
    〜ロバート・レヴィン補筆版
ラルフ・オットー指揮
マインツ・バッハ合唱団、
Ens.ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)
ユリア・クライター(S)
ゲルヒルト・ロンベルガー(A)
ダニエル・ザーンス(T)
クラウス・メルテンス(Bs)

 即興演奏の達人でもあるフォルテピアノ奏者レヴィンの補筆版は、モーツァルト晩年の真意をできるだけ自然に反映させた、消えゆく天才の命の燃え上がりも感じさせる内容...
 ドイツ西部の合唱陣・古楽陣の水準の高さあればこその、血の通った名演をいま、日本語解説付で。

 2010 年頃から徐々に取り扱うようになってきたNCA レーベルですが、経営体制変更直後に仕様変更でリリースされたアルバムや、その流れのなか新規リリースされたアイテムなどのなかには、国内でしっかり紹介がなされていないものの内容の充実した、ドイツ楽壇の水準の高さをあらためて印象づけてくれる名盤がちらほら——
 このモーツァルト『レクィエム』の録音も、演奏陣が日本で知られていないというだけの理由からか今ひとつ注目度が高まらないままだったところ、かねてから国内仕様流通を検討していた1枚でした。

 天才最後の未完の傑作「レクィエム」、モーツァルト作品研究の権威であり、かつてはホグウッドやガーディナーとともに数多くのピアノ協奏曲の古楽器録音を残し、来日時にも観客から主題旋律をつのって古典派流儀で即興演奏をくりひろげる…といったことまでやってのけるユニークな音楽学者、ロヴィート・レヴィンによる補筆版ぼ彼は広く通用している、モーツァルトの門弟ジュスマイヤーが補筆したヴァージョンにみられる様式的な齟齬などを整理し、あくまで1791 年のモーツァルトが考えていたような教会音楽のあり方をふまえたうえで、いわばジュスマイヤー修正版というような独自のヴァージョンを提案してみせたのでした。

 「涙の日」に配されたフーガ楽章は、その最たる例——しかし、なにしろ古典派流儀で即興演奏ができるということは、つまり古典派のスタイルと心で作曲ができる、ということでもあり、その意味でレヴィンはいわば、ジュスマイヤーと並んで立ちうる補筆者でもあったと言えるのです。
 アメリカの古楽団体や合唱団がいちはやく着目しただけでなく、近年は欧州勢もこのヴァージョンを意識的に取り上げるところが増えつつあるようですが、ここでは大戦直後から西ドイツの合唱界で確かな歴史を築いてきたマインツ・バッハ合唱団と、教会音楽に通じたその指揮者ラルフ・オットーを中心に、古楽器演奏の世界で着実にその存在感を強めてきたラルパ・フェスタンテの共演を得て、ゲストにも大御所古楽歌手でもあるバスのクラウス・メルテンスはじめ名歌手が揃う...という素晴しい布陣で、モーツァルト作品の精髄をありありと伝える血の通った作品解釈をぞんぶんに味わえる名演に仕上がっているのが頼もしい限り!

 解説充実全訳付、教会でのDSD 名録音も雰囲気抜群なSACD ハイブリッド仕様——あらためてじっくり向き合いたい1枚、お見逃しく!
 




PASSACAILLE



PSC905
(国内盤)
\2800+税
フックス:四つの序曲(管弦楽組曲)
 〜ハプスブルク皇帝の楽長、後期バロックのあざやかさ〜

 ヨハン・ヨーゼフ・フックス(1660〜1741):
  ①序曲(管弦楽組曲)ニ短調
  ②序曲(管弦楽組曲)変ロ長調(I)
  ③序曲(管弦楽組曲)ト長調
  ④序曲(管弦楽組曲)変ロ長調(II)
パウル・ドンブレヒト(バロック・オーボエ)指揮
イル・フォンダメント(古楽器使用)
 バッハの「管弦楽組曲 第1番」は、このような音楽世界の流行のなかで生まれたのだった!
 並ぶ者なきハプスブルク皇帝の楽長フックスは、ウィーン古典派の巨匠たちも学んできた教本の著者、かつセンス抜群のオペラ作曲家...洗練された様式、絶品の古楽器演奏で!

 古楽大国ベルギー随一の小規模資本レーベルPassacaille には、欧州古楽界の昔と今とを代表する桁外れの名匠が数多く名盤を寄せていますが、そのなかでもとくに注目すべきは、かつてはレオンハルト・コンソート、近年でも18 世紀オーケストラのトップ奏者として、20 世紀の古楽復興の大立者である故グスタフ・レオンハルトやフランス・ブリュッヘンといった大御所たちとともに名演を紡ぎ続けてきたバロック・オーボエの大物、パウル・ドンブレヒトが指揮するイル・フォンダメント——
 他にもラ・プティット・バンドやレザグレマン、レ・ムファッティ、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント...といったベルギー随一の古楽集団でも活躍する多忙な名手たちが集い、弦楽器10〜15 人規模の少数精鋭編成で、バロック本来の魅力を端的に伝える名演をくりひろげている彼らの録音が、Passcaille には数多く集められているのです(一部は別レーベルで制作されていたものからの移行盤)。

 とくに注目すべきは、ハイニヒェン、ゼレンカ、アーベル、フックス...といった、音楽史上によく名前があがる作曲家ひとりひとりに光をあて、バッハやテレマン、ヴィヴァルディら日本でも人気の高い大家たちと同じ頃のヨーロッパ楽壇を賑わせた彼らそれぞれの個性が良く伝わってくるアルバム作りをしてくれている点。
 すでにいくつかは国内仕様でのリリースが好評をいただいていますが、このたび新たにお届けするのは、音楽好きで作曲もこなしたというハプスブルク皇帝レーオポルト1世のもと、30 代の若さで(並居る“本場”イタリアの巨匠たちをさしおいて)やおら宮廷楽長にとりたてられた天才、J.J.フックスの管弦楽組曲——オーボエ2本とファゴットが弦楽合奏と対置される、序曲につづけて多彩なリズムが華やかな交錯をみせる舞曲が続くフランス式組曲形式で、当時のヨーロッパ最先端をゆくファッショナブルな宮廷音楽として楽しまれていたであろう名品を4編も集めた、充実したアルバム作りになっています。
 ヨーロッパにおける古楽復興の波は今や限られた国に閉じ込められてはおらず、本場オーストリアでもフックス復権に尽力する精鋭奏者が徐々に増えてきているところ、大がかりなプロジェクトで声楽作品が取り上げられることも多いなか、ここまでフックスの器楽作品に光をあてたアルバム作りをしてくれる演奏団体というのは意外に少なく、とくにウィーンにおけるフランス音楽とイタリア音楽の交錯をここまでわかりやすく、センス抜群の選曲で味わえるアルバムはめったにないと思います。

 ドンブレヒトとベルギー古楽勢による演奏は、オランダ語圏古楽器奏者たちの深みある解釈を愛してやまない日本の古楽愛好家の方々にもぜひ聴いていただきたい充実度——解説訳付、声楽曲に抵抗ある方にもフックスの魅力を端的に味わっていただける名盤なのです。
 




RAMEE


RAM1305
(国内盤・2枚組)
\4300+税
バッハ:鍵盤練習曲集 第3巻
 〜オルガンのためのさまざまな前奏曲、フーガ、手鍵盤のための二重奏曲〜

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
 『鍵盤練習曲集 第3巻
  〜オルガンのためのさまざまな前奏曲』
  (全曲・BWV552/669-689/802-05)
レオン・ベルベン(オルガン)
使用楽器:グラウホーフ=ゴスラール(ドイツ中部)
聖ゲオルク教会、
トロイトマン1737年建造)

 何よりもまず鍵盤奏者=つまり「オルガニスト」だったバッハが、鍵盤芸術の全てを注ぎ込んだ傑作曲集——
 待望の新録音を、異能集団ムジカ・アンティクヮ・ケルンで最後まで通奏低音をつとめた鬼才ベルベンが!

 曲集の出版とほぼ同時期に作られた、ドイツ中部の歴史的銘器の響きも美しい、物語性ある絶美の名演...
 美麗ジャケットと、その美しさ以上にすばらしい音楽体験を約束してくれる古楽系専門レーベル、Ramee—-彼らが未知の作曲家ではなく、有名な巨匠、たとえばバッハ作品のアルバムを出すときには、たいていきわめて高水準の内容で自信満々...ということが多いようで。とくに修辞法の達人パスカル・デュブリュイユ(cmb)のパルティータ全集(RAM0804)、バッハ・コレギウム・ジャパンでもおなじみのペーター・コーイが指揮するモテット集(RAM0906)、そして伝説的古楽集団ムジカ・アンティクヮ・ケルン最後の通奏低音奏者レオン・ベルベンが、オルガンとチェンバロを使い分けて臨んだ2枚組のトッカータ集(RAM0903)…このベルベンという異才が意欲的な企画を形にしようとするとき、他のレーベルではなく必ずRAMEE を選んでいるということも、このレーベルの主宰者(もとラ・プティット・バンドやリチェルカール・コンソートのバロック・ヴァイオリン奏者)がいかに信頼されているかを物語る証左といえると思います。そうした名手とレーベルとの信頼あればこそ、のバッハ盤が、またひとつ——1730 年代、齢40 を過ぎた頃から徐々に書きためていた、自らの鍵盤技法のすべてを総括しようとする自費出版曲集シリーズの第3集目「鍵盤練習曲集 第3巻」を、上述のトッカータ集を成功させたレオン・ベルベンの演奏による歴史的銘器の響きで!

 バッハの時代、専門職の鍵盤奏者といえば、それはたいていの場合(貴族社会という、限られた勤め口しかない職業に従事する音楽家よりもむしろ)津々浦々に無数にあった教会の専属オルガニストのこと——オルガン芸術の粋をきわめることこそが鍵盤奏者の誇りであったとすれば、チェンバロのための「パルティータ」BWV825-830 や「イタリア協奏曲とフランス序曲」など、鍵盤練習曲集シリーズを2作自費出版したあと、バッハが満を持して出版したこの「第3巻」こそは、彼にとってはいわばシリーズのクライマックスを飾る、最も気合の入った曲集になっていた...と考えられます(その後出版されたもうひとつの「鍵盤練習曲集」である「ゴールトベルク変奏曲」は「第○巻」とはしておらず、当初からシリーズの一環として構想されていたわけではなかったらしい…とも言われています)。
 ルター派プロテスタントの礼拝を踏まえ、ミサの式次第をたどりながら、そこに数々のコラールも交えつつ、さらに1曲の「前奏曲とフーガ」BWV552と、足鍵盤を使わず手鍵盤だけで演奏できる「オルガン独奏による(右手と左手のための)四つの二重奏曲」も含め、古風な伝統様式から最新のイタリアン・スタイルまで多種多様なオルガン芸術を網羅したその音楽を、レオン・ベルベンはさながら一続きの物語のようになだらかに、元歌の詩句さえ感じられるような演奏で聴かせ、つい1曲、また1曲...と2枚のアルバムを聴き進めてしまうほど。
 音色選択、コントラスト、タッチ、さながらオルガンによるオペラのようです。しかも使用楽器はバッハの活躍地からもそう遠くないところに現存する、当の曲集とほぼ同時代に作られた歴史的オルガン!古雅な響きは聴き手を圧倒する荘厳さよりもむしろ、オーガニックな温もりをたたえて心地よく響き、ベルベンの音栓選択の妙とあいまって、聴き疲れることなく深みに引きずり込まれてしまいます。
 




カメラータ・トウキョウ


CMCD-28305
\2800+税
高橋アキ プレイズ エリック・サティ-1
エリック・サティ:
 グノシエンヌ
  第1番/ 第2番/ 第3番/ 第4番/ 第5番/ 第6番/ 第7 番
 ジュ・トゥ・ヴー
 ジムノペディ
  第1番/ 第2番/ 第3番
 金の粉
 《星たちの息子》への3つの前奏曲
  第1幕への前奏曲:天職
  第2幕への前奏曲:秘法伝授
  第3幕への前奏曲:呪文
 エンパイア劇場のプリマドンナ(八木正生編曲)
 パンタグリュエルの幼年時代の夢想
 優しく(高橋アキ編曲)
 貧しき者の夢想
 アレグロ
 ワルツ=バレエ
 祈り(断片)
 ヴェクサシオン(部分)
高橋アキ(ピアノ)
 サティのピアノ作品演奏の第一人者にして、日本における「サティ再発見」の立役者でもある高橋アキが、ついにサティ作品の再録音をスタートさせました。
 収録曲目は、サティ10代の作「アレグロ」や「ワルツ=バレエ」、〈黒猫〉(シャ・ノワール)時代の代表作「ジムノペディ」、それに続く「グノシエンヌ」など、初期作品を中心に数々の名曲をチョイス。 ブックレットには、高橋アキとともにわが国のサティ受容に大きな役割を果たした秋山邦晴による曲目解説が掲載されています。
  録音:2013年12月/イタリア
 

CMCD-28306
\2800+税
ウィーンのオーケストラを担う若手実力派ソリスト集結
 バオレ・ウィーン木管五重奏団

  P.ヒンデミット:5つの管楽器のための小室内音楽 作品24-2
  P.ハース:管楽のための五重奏曲 作品10
  K.ピルス:木管五重奏のためのセレナード
  G.リゲティ:管楽五重奏のための6つのバガテル
バオレ・ウィーン木管五重奏団
マティアス・シュルツ(フルート)
ヘルベルト・マダータナー(オーボエ)
ダニエル・オッテンザマー(クラリネット)
ダーヴィト・ザイデル(ファゴット)
ヨナス・ルードナー(ホルン)
 ウィーン・フィルの首席D.オッテンザマー(cl)とH.マダータナー(ob)、ウィーン国立歌劇場管のメンバーとして活躍し、故ヴォルフガング・シュルツの息子であるM.シュルツ(fl)、ウィーン放送響の首席D.ザイデル(Fg)、トーンキュンストラー管の首席J.ルードナー(hr)。バオレ・ウィーン木管五重奏団は、この次世代のウィーンのオーケストラを担う若手実力派ソリスト達によって2009年に結成されました。
 ヒンデミット、ハース、リゲティの20世紀を代表する木管五重奏の名曲と、知られざる名作曲家カール・ピルスの作品を、若きスターたちがお届けします。
 録音:2014年4月 ほか/ウィーン

●バオレ・ウィーン木管五重奏団

 バオレ・ウィーン木管五重奏団は2009年に次世代のウィーンのオーケストラを担う若手実力派ソリスト達により結成され、2010年秋に初の海外公演を行った。活動5年目にしてすでに多くの演奏活動を行い、2010年以降は定期的にウィーン楽友協会でコンサートを行っている。またオーストリアの「アレグロ・ヴィーヴォ フェスティヴァル」やフランスの「フェスティヴァル・ボヌール・ムジカル」など、欧州各地の夏の音楽祭にも参加。クインテットにとどまらず、ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)やクリストフ・トラックスラー(ピアノ)などの著名なゲストを招いて六重奏曲なども演奏する。

 マティアス・シュルツ(フルート)…
  2005年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバー。父はウィーン・フィルで首席奏者として長年活躍した故ヴォルフガング・シュルツ。
 ヘルベルト・マダータナー(オーボエ)…
  2006〜10年までウィーン放送交響楽団のメンバー。2010年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー。
 ダニエル・オッテンザマー(クラリネット)…
  2009年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者。父エルンストはウィーン・フィルの首席、弟アンドレアスはベルリン・フィルの首席を務める。
 ダーヴィト・ザイデル(ファゴット)…
  1998年よりウィーン放送交響楽団の首席奏者、2010年よりグラーツ音楽大学オーバーシュッツェン校の教授。
 ヨナス・ルードナー(ホルン)…
  2007年よりトーンキュンストラー管弦楽団の首席奏者。父はウィーン・フォルクスオーパー交響楽団のヴァイオリニストおよび指揮者として活躍しているオラ・ルードナー。
 

CMCD-99081
\2300+税
ウィーン・フィル首席フルート奏者
 カール=ハインツ・シュッツ

  S.プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 作品94
  P.ヒンデミット:フルート・ソナタ
  J.ラウバー:グランド・ソナタ 嬰ハ短調 作品53
  F.マルタン:フルートとピアノのためのバラード
カール=ハインツ・シュッツ(フルート)
赤堀絵里子(ピアノ)
 いま最も注目をあつめるフルーティストのひとり、カール=ハインツ・シュッツ。ウィーン・フィル首席フルート奏者に就任以来、さらなる飛躍を続ける若き才能がその実力を披露する待望のソロ・アルバム。
 録音:2012年11月 ほか/オーストリア

 カール=ハインツ・シュッツ(フルート):
  ウィーン国立歌劇場ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を2011年12月よりつとめている。
  2005年9月より、ウィーン・コンセルヴァトリウム私立音楽大学のフルート科で教鞭をとっている。また、2005年から2011年までウィーン交響楽団で、2000年から2004年までシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団で首席フルート奏者をつとめた。
 フェルトキルヒ(オーストリア)ではエヴァ・アムスラーに、バーゼル(スイス)ではオーレル・ニコレに、リヨン国立高等音楽院(フランス)ではフィリップ・ベルノルドに師事した。 ソリストとして、ウィーン交響楽団、アカデミー室内管弦楽団、札幌交響楽団など著名なオーケストラと、ファビオ・ルイジ、ヤコフ・クライツベルク、サー・ネヴィル・マリナー等の指揮で共演。
 彼は、学生時代に、カール・ニールセン国際フルート・コンクール(1998)およびクラクフ国際フルート・コンクール(1999)で優勝している。
 室内楽にも熱心に取り組んでおり、ヴォルフガング・シュルツの後を継ぎ加入した、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルなどで活躍している。
 ※当アルバムは、2013年に制作され、ヨーロッパを中心に販売されたCDの音源をリマスターし、リイシューしたものです。ジャケットのデザインはオリジナルCDと異なります。
 


CAMPANELLA MUSICA


CAMP-8018/9
(2CD)
\3500+税
テレマン:幻想曲&パルティータ集/
 シェレンベルガー、シュース&ラダウアー

G.P.テレマン:
◎DISC-1
  無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV40:2〜13
  [オリジナル:フラウト・トラヴェルソ]
   第1番 イ長調 j 第7番 ニ長調
   第2番 イ短調 k 第8番 ホ短調
   第3番 ロ短調 l 第9番 ホ長調
   第4番 変ロ長調 !0 第10番 嬰ヘ短調
   第5番 ハ長調 !1 第11番 ト長調
   第6番 ニ短調 !2 第12番 ト短調
◎DISC-2
 小室内楽曲集(6つのパルティータ)
   パルティータ 第1番 変ロ長調 TWV 41:B1
   パルティータ 第2番 ト長調 TWV41:G2
   パルティータ 第3番 ハ短調 TWV41:c1
   パルティータ 第4番 ト短調 TWV41:g2
   パルティータ 第5番 ホ短調 TWV41:e1
   パルティータ 第6番 変ホ長調 TWV 41:Es1
ハンスイェルク・シェレンベルガー
(オーボエ/オーボエ・ダモーレ/リコーダー)
マルギット=アナ・シュース(ハープ)
ヨーゼフ・ラダウアー(コントラバス)
  

CAMP-8020
\2800+税
モーツァルト:オーボエ四重奏曲&ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉/
 シェレンベルガー、ギグルベルガー、シュリヒティヒ、ヤン

  モーツァルト:
   四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)〜
    オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
  F.J.ハイドン:
   弦楽四重奏曲 第50〜56番 Hob.Ⅲ:50〜56 作品51
    「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(オーボエ四重奏版)
   序奏
   第1のソナタ 父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです
   第2のソナタ あなたはきょう、わたしと一緒に楽園にいるであろう
   第3のソナタ 婦人よ、ごらんなさい。これはあなたの子です
   第4のソナタ 神よ、どうしてわたしをお見捨てになったのですか
   第5のソナタ わたしは、渇く
   第6のソナタ すべてが終った
   第7のソナタ 父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます─地震
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
ダニエル・ギグルベルガー(ヴァイオリン)
ハリオルフ・シュリヒティヒ(ヴィオラ)
ウェン=シン・ヤン(チェロ)
 名オーボエ奏者、ハンスイェルク・シェレンベルガー率いるドイツのレーベル“CAMPANELLA MUSICA”(カンパネラ・ムジカ)から久々のニュー・アルバムです。
 過去の作品は、いずれも日本のレーベルではなかなか聴くことのできない玄人好みのラインアップと一流の演奏家たちによるハイ・レベルの演奏、そして納得の音質で日本のクラシック・ファンに大変好評を博していました。
 1枚目はテレマン。フラウト・トラヴェルソのために書かれた無伴奏オーボエのための幻想曲と、ハープとコントラバスを迎えての小室内楽曲集(6つのパルティータ)を収録しました。
 2枚目はモーツァルトの四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)と、ハイドンの弦楽四重奏曲 第50〜56番Hob.Ⅲ:50〜56 作品51「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」のオーボエ四重奏版を収録しました。
 どちらのタイトルもシェレンベルガー自身による解説と、その日本語訳つきです。











6/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

HMF



HMC 902188
\2700→\2490
ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザーク
 ドヴォルザーク(1841-1904):
  1-4. 交響曲第6番 ニ長調 op.60 B112
  5-9. 組曲「アメリカ」 イ長調 op.98B B190
   (原曲:ピアノ独奏曲/作曲者自身による管弦楽編曲)
ジェームズ・ガフィガン(指揮)
ルツェルン交響楽団
 若手注目指揮者、ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザークの登場

 アメリカの若手指揮者ジェームズ・ガフィガン。ルツェルン交響楽団とのHMF 第2 弾は、ドヴォルザーク。ブラームスやベートーヴェンの影響も強く感じられる、ロマン色濃厚な第6 番。ガフィガン率いるルツェルン響の面々の活き活きとした表情が印象的な好演。第3 楽章のフリアントの激しいリズムもきまっています。
 組曲「アメリカ」はもとはピアノ作品。「アメリカ」という副題は最近になってつけられたものです。1894 年春に作曲され、翌年、ドヴォルザークが祖国に戻る直前に管弦楽用に編曲されました。アメリカ先住民とアフリカ系アメリカの音楽といった素材を、ボヘミアのアクセントで巧みに味付けし、非常に親しみやすい組曲となっています。
 ルツェルン交響楽団は、1806 年に創立されたスイス最古のオーケストラ。現代音楽演奏でも非常に高い評価を得ており、これまでにもグバイドゥーリナやシチェドリン、ファジル・サイ、デュサパンやダルバヴィー、リームなどに作品を委嘱して演奏もしています。
 ジェームズ・ガフィガンは、1979 年生まれのアメリカの指揮者。2004 年のショルティ国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏、2011/12 のシーズンからルツェルン交響楽団の首席指揮者、およびオランダ放送フィルや、ケルン・ギュルツェニヒ管などで首席客演指揮者を務めています。2011/12 には「ラ・ボエーム」でウィーン国立歌劇場デビュー、その後も「ドン・ジョヴァンニ」(2012/13) で再登場、さらにグラインドボーンでも指揮するなど、オケ作品のみならずオペラ作品でも世界にその名を着実に広めています。リームの作品集(HMC 902153)でも高い評価を得ており、緻密な指揮ぶりが光ります。







NAIVE



OP 30561
(6CD)
\6400→\5990
VIVALDI-VIOLIN CONCERTOS
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集ボックス
 [CD1]OP 30363
  ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
   (1)「春」R 269 (2)「夏」R 315 (3)「秋」R 293 (4)「冬」R 297
     リナルド・アレッサンドリーニ(指揮) コンチェルト・イタリアーノ〔独奏:(1)ステファニア・アッザーロ(Vn) 
     (2)マウロ・ロペス・フェルレイラ(Vn) (3)アントニオ・デ・セコンディ(Vn) (4)フランチェスカ・ヴィカーリ(Vn)〕 
     録音:2002年6月
 [CD2]OP 30417
  ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第1集
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV208 「モグール」,ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV332,
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV234 「不安」,ヴァイオリン協奏曲ハ短調 RV199 「疑い」,
   ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV362 「狩」,ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV270 「休息」
     エンリコ・オノフリ(Vn,指揮) アカデミア・モンティス・レガリス
     録音:2005 年6月
 [CD3]OP 30427
  ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第2 集
   協奏曲RV232 ニ長調,RV264 ホ長調,RV325ト短調,RV353イ長調,RV243ニ長調「senza cantin」,RV368変ロ長調
     アントン・シュテック(Vn) モード・アンティコ,フェデリコ・マリア・サルデッリ
     録音:2006 年2 & 8月
 [CD4]OP 30474
  ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第3 集 「Il ballo〜ザ・バレエ」
   (1)RV 352イ長調 (2)RV 307ト長調 (3)RV 268ホ長調 (4)RV 333ト短調
   (5)RV 210ニ長調 (6)RV 312ト長調 (7)RV 350イ長調
     ディエゴ・ファゾリス(指揮) イ・バロッキスティ,ドゥイリオ・M・ガルフェッティ(Vn) 
     録音:2007 年11月、2008 年1月
 [CD5]OP 30533
  ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第4 集「 L'imperatore〜皇帝」
   (1)ト短調RV 331 (2)ハ長調 RV 171 (3)ヴァイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」〜第12番 ロ短調 RV 391 op.9-12 
   (4)ホ長調「恋人」 RV 271 (5)ト短調 RV 327 (6)ホ長調 RV 263a 
   (7)ハ長調 RV 181(第3楽章は「ラ・チェトラ」第1番 RV 181aを使用)
     リッカルド・ミナージ(Vn &指揮) イル・ポモ・ドーロ
     録音:2011 年10月、ロニーゴ(イタリア)
 [CD6]OP 30538
  ヴィヴァルディ:
   ヴァイオリン協奏曲集第5集〜Per Pisendel〜ハ長調RV.177/ニ長調RV.212a/ニ短調RV.246/
   変ロ長調RV.370/ニ短調RV.242,Op.8-7「ピゼンデル氏のために」/ 変ロ長調RV.379/ト短調RV.328
     ドミトリー・シンコフスキー(Vn, 指揮) イル・ポモ・ドーロ
     録音:2012 年3月ロニーゴ、イタリア
 ヴィヴァルディ・エディションから6枚組お買得ボックスの登場!

 ヴィヴァルディ・エディションの中でも人気の高いヴァイオリン協奏曲集をまとめたボックスセット。「四季」は今聴いても新鮮度抜群。ヴァイオリン協奏曲集も第1 集から第5 集まで一挙に手に入る大変お買得なセットです!



 


OP 30562
(6CD)
\6400→\5990
VIVALDI-VOICES
 ヴィヴァルディ:声楽作品集
 [CD1]OP 30411[廃盤]
  ヴィヴァルディ:
   オペラ・アリア、重唱集 「カンダーチェ」,「シルヴィア」,「試練の中の真実」,「ティート・マンリオ」,
   「ティエテベルガ」,「メデアとジャゾーネ」,「春風がささやき」からのアリア,重唱,他
     サンドリーヌ・ピオー(S) アン・ハレンベリ(Ms) ポール・アグニュー(T) ギルメット・ロランス(Ms) 
     フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮) モード・アンティクオ
     録音:2005年1月
 [CD2]OP 30415
  ヴィヴァルディ:バスのためのアリア集
   「エジプトの戦場のアルミーダ」RV699-A,「ティート・マンリオ」RV738-A,「怒りのオルランド」RVAnh84,
   「セミラーミデ」RV733,「ファルナーチェ」RV711-D,「シルヴィア」RV734,「アデライーデ」RV695,
   「オリンピアーデ」 RV725、からのアリア,序曲、弦楽のための協奏曲 ロ長調 RV162
     ロレンツォ・レガッツォ(Bs) リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)コンチェルト・イタリアーノ
     録音:2005年5月
 [CD3]OP 30416
  ヴィヴァルディ:
   モテット「正しい怒りの激しさに」RV626,シンフォニア ロ短調 「聖なる墓にて」RV169,
   詩篇「主の僕たちよ、主を讃えよ」 RV601,ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲 ニ短調 RV541,
   ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 「聖ロレンツォの祝日のために」RV286
     サンドリーヌ・ピオー,オッターヴィオ・ダントーネ(指揮) アカデミア・ビザンチーナ
     録音:2005年7月
 [CD4]OP 30443
  ヴィヴァルディ:発見されたアリア
   「試練の中の真実」,「スカンデルベグ」,「テウッツォーネ」,「ティート・マンリオ」,
   「怒れるオルランド」からのアリア,弦楽のための協奏曲 ヘ長調 RV136,
   ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV369
     ソーニャ・プリーナ(A) オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
     アッカデミア・ビザンティナ,ステーファノ・モンタナーリ(Vn)
     録音:2007年6月
 [CD5]OP 30504
  ヴィヴァルディ:テノールのためのアリア集
   「ティート・マンリオ」「アルジルダ」「勝利した貞節」「ティグラーネ」「ダリオの戴冠」「試練の中の真実」 
   「テンペのドリッラ」「ファルナーチェ」「バヤゼット」からのアリア(全18曲) 協奏曲 RV110
     トピ・レーティプー(T) ディエゴ・ファソリス(指揮) イ・バロッキスティ
     録音:2010年4、5月,ルガーノ
 [CD6]V 5212(初出)
  「オルランド・フリオーゾ」「グリゼルダ」「忠実なニンファ」からのアリア、
  「クレド」RV591より、スターバト・マーテルより(抜粋)
     マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト) ピオー、ジャルスキ、レーティプーほか
     アンサンブル・マテウス、クリストフ・スピノージ(指揮)
 ヴィヴァルディのアリア集6 枚セット。ルミューを中心とした盤(V5212)も初登場でボックスに組み込まれています。







REFERENCE RECORDINGS



FR 710SACD
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ーネック&ピッツバーグ響/
 ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調op. 88 (39’03”)
 ヤナーチェク(編曲:マンフレート・ホーネック&トマーシュ・イレ):
  交響的組曲「イェヌーファ」 (23’02”)
マンフレート・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
 超優秀録音。マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ響、ドヴォルザークの第8交響曲、ヤナーチェクの「イェヌーファ」組曲

 収録:2013年10月11-13日/ピッツバーグ、ハインツ・ホール(ライヴ・デジタル)/5.1チャンネルステレオ
 プロデューサー&編集:ディルク・ソボトカ(sound mirror)
 バランス・エンジニア&マスタリング:マーク・ドナヒュー(sound mirror)
 レコーディング・エンジニア:ジョン・ニュートン(sound mirror)、ハロルド・チェンバーズ(ピッツバーグ響)

 SACD ハイブリッド盤。オーディオファイル御用達、リファレンス・レコーディングスへの鮮烈なるデビュー盤「シュトラウスの交響詩集(FR.707SACD)」がまだ記憶にあたらしい、マンフレート・ホーネック指揮ピッツバーグ響による最新作は、ドヴォルザークとヤナーチェク。ボヘミアとモラヴィアが生んだ大作曲家ふたりをカップリングしたプログラムは、2013 年10 月に本拠ピッツバーグのハインツ・ホールで、前作と同じサウンド・ミラーのチームによってセッション録音されたものです。

 【巧みな指揮とオケの機動性が際立つドヴォルザークの交響曲第8 番】
 チェコの風土を強く感じさせる交響曲第8 番はドヴォルザークのオリジナリティが開花した人気曲。ホーネックは、ここでも思い切った表現で振幅のおおきな音楽を聴かせてくれます。
 たっぷりと濃厚に序奏を終えたあと、第1 楽章も主部に入ると躍動感がグングン増してゆき、これから始まるドラマチッックな展開を予感させます。こうしてハイテンションで強烈にたたみかけるいっぽうで、歌うべきところでは、たとえば第3 楽章のメランコリックな舞曲もめいっぱいむせび泣くように歌い上げています。
 そのうえ、変奏曲の形式を採るフィナーレの扱いもじつに巧み。やがて訪れるコーダの爆発まで、よく練られた構成力にホーネックの非凡さをあらためてみる思いがします。
 2008 年以来、ホーネックが音楽監督を務める手兵ピッツバーグ響は相変わらずの好調ぶり。ホルンをはじめ、オーボエにフルートと、各パートを受け持つ奏者たちのヴィルトゥオジティも際立ち、世界屈指のスーパー・オケとしていまを轟く楽団の高い機動性が印象的です。

 【ホーネック自らも編曲に参加、ヤナーチェクの交響組曲『イェヌーファ』】
 アルバム後半の交響組曲「イェヌーファ」は、2013 年にホーネックとチェコの作曲家でギタリストのトマーシュ・イレとが、ヤナーチェクの同名オペラからエッセンスを抽出し、音素材を抜群のセンスで切れ目なくつなげ、単一楽章の組曲形式のオーケストラ曲として仕上げたもの。
 ヤナーチェクの全創作のうち、最も重要なオペラは民俗色ゆたかな歌と踊りの宝庫。この組曲版では、劇中より以下の音楽が含まれています。

 ・第1幕の第1幕のシュテヴァと合唱「遠くはるかで」
 ・第2幕のイェヌーファのアリア「それじゃあの子は死んだのね、わたしのかわいいあの子は」
 ・第1幕のシュテヴァと合唱が繰り広げるヴェルブンクの歌と踊り
 ・第1幕のブリヤのアリア「若い者は自分の苦難に耐えるものだよ」
 ・第3幕の合唱「エイ、かあさん、かあさん、あたしのおかあちゃん」
 ・第2幕幕切れの音楽
 ・第3幕幕切れの音楽

 編曲にあたっては、ほんのいくつかの例外を除いて、ほとんどヤナーチェクのオリジナルの器楽編成に従ったとのことで、心のひだを克明かつ緻密に描く、ヤナーチェク独特の手の込んだ管弦楽法と独創的な世界を手軽に味わえてたいへん魅力的な仕上がりとなっています。




CHAMPS HILL RECORDS



CHRCD 084
\2500→\2290
エマ・ジョンソン(クラリネット)
 すばらしい新世界 〜 クラリネットのための作品集

 プロコフィエフ:
  フルート・ソナタ(クラリネット版世界初録音/エマ・ジョンソン編)
 ヒンデミット:クラリネット・ソナタ
 ロータ:クラリネット・ソナタ ニ長調
 ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)
 メシアン:鳥たちの深淵、ヴォカリーズ・エチュード
エマ・ジョンソン(クラリネット)
ジョン・レネハン(ピアノ)
 英国が誇る女王エマ・ジョンソン!新録音は20世紀のクラリネット作品集!

 イギリスを代表する世界的クラリネット奏者エマ・ジョンソンの新録音!
 「20世紀のクラリネット作品集」は、イギリスの作家オルダス・ハクスリー(1894−1963)が1932年に発表したディストピア小説「すばらしい新世界(Brave New World)」がテーマ。
 ユートピアとは正反対のディストピア、第2次世界大戦の戦火の中を生き延びた5人作曲家たち。
 プロコフィエフが疎開先のコーカサスで作曲した「フルート・ソナタ」の世界初録音となる"クラリネット版"や、ヒンデミット、ロータ、ルトスワフスキ、メシアンの音楽。
 名手エマ・ジョンソンのクラリネットで、激動の20世紀の中で生まれた作品の深層を聴く ——。

 ※録音:2013年6月3日−5日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス)




エマ・ジョンソン、前作新譜
満を持してのブラームス!

NIMBUS
NI 6153
(CD-R)
\2400→\2190
エマ・ジョンソン
 ついに・・・ ブラームス「クラリネット・ソナタ」!

   ブラームス:
   クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
   クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
  メンデルスゾーン:ソナタ変ホ長調
  シューマン:幻想小曲集Op.73
エマ・ジョンソン(クラリネット)
ジョン・レネハン(ピアノ)
 英国の才女エマ・ジョンソン!遂にブラームスのソナタ!

 マイケル・コリンズと並びイギリスのクラリネット界を代表する世界的名手、エマ・ジョンソンがブラームスの2つのクラリネット・ソナタを遂にレコーディング!
 イギリスの伝統を守るハンドメイドのクラリネット、ピーター・イートンを愛用するエマ・ジョンソン。
 "木管"という呼び名に相応しい豊かで堅実、木の香りを纏う音色、円熟味を増した音楽性によるブラームスは、クラリネット奏者として成熟したエマ・ジョンソンがたどり着いた大いなる到達点である。
 2011年1月25日−27日の録音。


 
CHRCD 076
\2500→\2290
ブラームス&モーツァルト:クラリネット五重奏曲集
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)
バドク弦楽四重奏団
 SCO首席クラリネット奏者のモーツァルト&ブラームス!

 2002年よりスコットランド室内管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるスペインのクラリネッティスト、マキシミリアーノ・マルティン。
 古今東西、全てのクラリネット奏者にとっての王道中の王道であるモーツァルトとブラームスの「クラリネット五重奏曲」では、UKの気鋭のアンサンブル、バドク弦楽四重奏団と共演!
 モーツァルトでの伸びやかな音色、ブラームスでの表情の変化や、巧みなデュナーミク、フレージングは見事。
 ティチアーティやスヴェンセン、マッケラスなど、名立たる指揮者たちの高度な要求に応え続けてきたマキシミリアーノ・マルティンのクラリネットが、名作2曲でも冴え渡る。

 ※録音:2013年5月12日−13日、7月31日−8月1日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス)
 

CHRCD 074
\2500
愛と戦争の歌
 プーランク:平和への祈り/
 エルガー:夏の急流/
 アルボ:パヴァーヌ/
 ショパン:前奏曲ホ短調/
 ジョビン:ハウ・インセンシティヴ/
 クィルター:行け、麗しのバラよ/
 プーランク:矢車草/
 ピアサル:地上の楽園/
 ヴォーン・ウィリアムズ:静かな昼さがり/
 バーンビー:スイート・アンド・ロウ/
 バーラー:あの娘が消えた/
 ブラッサンス:ワー・オヴ・14-18/
 リー:素晴らしき夏/
 ニューマン:ホエン・シー・ラヴド・ミー/
 伝承曲:悲しみの水辺/
 クラーク:オンリー・ユー/
 ハイドン:愛を語らず/
 ブリッジ:最後の祈り/ピアサル:花の歌
カンタービレ 〜ザ・ロンドン・カルテット、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 UKの4声のア・カペラ・アンサンブル、カンタービレ!

 1980年代にケンブリッジ大学で結成され、初期のポリフォニーからジャズ、さらにはコンテンポラリーをレパートリーとするイギリスのア・カペラ・アンサンブルであり4人のエンターテイナー、カンタービレ 〜 ザ・ロンドン・クヮルテット。
 第2次世界大戦の開戦から100年目となる2014年、カンタービレの4人と、名伴奏者マルコム・マルティヌーがコンビが奏でるのは、対極にある「愛(Love)」と「戦争(War)」の2つをテーマとしたプログラム。
 英国ア・カペラ界の"6声"の王者がキングズ・シンガーズであるならば、"4声"の盟主はカンタービレ!

  2011年&2012年8月の録音。
 
CHRCD 079
\2500
フェデリコ・コッリ 〜 展覧会の絵
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調《熱情》
 スクリャービン:ピアノソナタ第10番 Op.70
 ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
フェデリコ・コッリ(ピアノ)
 難関として知られるリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝(2012年)を飾ったイタリア期待の若きピアニスト、フェデリコ・コッリの本格的なデビュー・レコーディング!
 2014年4月にはロンドン・サウスバンク・センターのインターナショナル・ピアノ・シリーズへのデビューを果たすなど、急速にステップアップを遂げているコッリ。
 ベートーヴェンの「熱情」、スクリャービンの「第10番」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」というプログラムからも、その大器の片鱗が窺える。

 2013年1月の録音。
 
CHRCD 077
\2500→\2290
トゥイレ:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番イ長調
 四重奏断章
 弦楽四重奏曲第2番ト長調
アレグリ弦楽四重奏団
 〔オフェル・ファルク(第1ヴァイオリン)、
  ラファエル・トーデス(第2ヴァイオリン)、
  ドロテア・フォーゲル(ヴィオラ)、
  ヴァネッサ・ルーカス=スミス(チェロ)〕
 南チロル地方のボルツァーノ出身でドイツで活躍した19世紀の作曲家ルートヴィヒ・トゥイレ(1861−1907)。
 現在ではピアノと木管五重奏のための「六重奏曲」の作曲者としてその名を残すトゥイレの「弦楽四重奏曲」は、知られざる後期ロマン派の秀作である。
 結成60周年を迎えたアレグリ弦楽四重奏団の充実の演奏が、トゥイレの旋律美を際立たせている。

 2012年5月の録音。



 ルートヴィヒ・ヴィルヘルム・アンドレアス・マリア・トゥイレ(Ludwig Wilhelm Andreas Maria Thuille, 1861年 -1907年)はオーストリア出身のドイツの音楽教育家・作曲家。
 テュイレの表記もあるが、本来はフランス系のユグノーの家系でテュイユと読む。
 ブラウンフェルスやシリングスらと共に、若き日のR.シュトラウスやプフィッツナーもその一員とされた「ミュンヘン楽派」の代表者とされる。

 幼児期に両親を喪い、おじを頼ってオーストリアに出る。インスブルックで学問を修め、1877年に終世の友リヒャルト・シュトラウスと知り合う。
 その後ミュンヘンでヨーゼフ・ラインベルガーらに作曲を師事。その後ミュンヘン音楽アカデミーの楽理科ならびに作曲科の教授に就任し、数多くの門弟を育成した。

 トゥイレは室内楽に献身した多作な作曲家であり、こんにちではピアノと管楽器のための《六重奏曲》作品6(1886〜1888年)や《チェロ・ソナタ》作品22の作曲家として辛うじて知られているにすぎないが、《交響曲ヘ長調》や《ピアノ協奏曲》のような大作のほか、数々のリートや、3つの歌劇も作曲している。
 このうち最初の《トイアーダンク Theuerdank[2]》(1897年完成)は、1897年に、バイエルン王国摂政主催の歌劇作曲コンクールにおいて、ツェムリンスキー作曲の《ザレマ》を抑えて首席に輝いた。



テュイレじゃない。トゥイレでもない。ましてやトイレでは絶対ない。
できればこれからはカッコよく
テュイユと呼びたい。

 その作風は保守的だがなかなか知的でエキゾチック。
ふたつの全集ものアルバムもどうぞ。

 


THUILLE, L.: Violin and Piano Works (Complete) (Rogliano, G. Luisi)
NAXOS
8.572870
\1100
テュイユ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 Op.30/
 4-7.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.1/
 8.アレグロ・ジュスト Op.39
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)/
ジャンルカ・ルイージ(ピアノ)
録音 2011年9月19-21日 イタリア オシモ、テアトロ・ラ・ヌオヴァ・フェニーチェ
 オーストリア出身のドイツの作曲家テュイレ(1861-1907 トゥイレとも)のヴァイオリン・ソナタを中心とした1枚です。1880年に作曲された第1番のソナタは、彼の師であったラインベルガーに捧げられた作品ですが、暗さの中に溢れるような情熱の発露が素晴らしく、とりわけ第1楽章のメロディの動きは、おそらく後のR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタに大きな影響を与えているのではと推測したくなるような素晴らしさです。テュイレとR.シュトラウスは親友同士でしたが、現在ではどうしてもテュイレの存在は影に隠れてしまいがち。しかしこのヴァイオリン・ソナタを聴く限りでは、甲乙付けがたい才能を有していたことは間違いないでしょう。1904年に出版された第2番は、フランスのヴァイオリニスト、アンリ・マルトーに捧げられたもので、一層自由な表現力を備えた力作です。
 なお、本当のところは「テュイレ」も「トゥイレ」も呼び方としては間違いで、フランス風の「テュイユ」と読むのが正しいのだそうです。

TELOS
TLS 132
\2300→\2090
ルートヴィヒ・テュイユ:ピアノ作品全集
 3つの小品 Op.3/3つの小品 Op.33/
 3つの小品 Op.34/2つの小品 Op.37
ウルリッヒ・ウルバン(ピアノ)
「ミュンヘン楽派」の一員に数えられたこともあるトゥイレのピアノ小品集

録音:2011 年、Telos スタジオ

 オーストリアの作曲家、ルートヴィヒ・トゥイレ。その名は多くは知られていませんが、「ミュンヘン楽派」の一員に数えられたこともあります。交響曲ヘ長調、ピアノ協奏曲、チェロ・ソナタなどは知られていますが、その他の作品はそう多くは知られていません。ここに収録されているのは、ピアノの作品全集です。
 いずれも小品集で初期の作品Op.3 と作品番号30 以降の晩年の作品から成ります。いずれもシンプルながらロマンティックなメロディが印象的です。演奏はドイツのウルリッヒ・ウルバン。バロックから現代までを弾き、多くのCD をリリースしており、誠実な演奏には定評があります。

 
CHRCD 060
\2500
ファンタジー・トリオ
 ブリッジ:幻想曲ハ短調
 スーク:エレジー Op.23
 アイアランド:幻想曲イ短調
 シェーンベルク:浄められた夜(弦楽三重奏版/シュトイアーマン編)
ディメンション・ピアノ・トリオ
 〔アントニー・ヒューイット(ピアノ)、
  ラファエル・ザンブルジツキ=ペイン
   (ヴァイオリン)、
  トーマス・キャロル(チェロ)〕
 ディメンション・ピアノ・トリオは、ユーディ・メニューイン・スクールの卒業生たちにより結成されたイギリスのアンサンブル。
 シェーンベルクの"ピアノ・トリオ版"の「浄められた夜」、ブリッジとアイアランドの「幻想曲」、スークの「エレジー」でのアンサンブルの一体感は、個々の演奏技術の高さの賜物。ブリッジ、アイアランドの「幻想曲」もイギリス音楽ファンには嬉しい選曲。

 2012年7月の録音。
 

CHRCD 080
\2500
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 D.384
 ヴァイオリン・ソナタ イ短調 D.385
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調 D.408
 ロンド イ長調 D.438
サラ・トリッキー(ヴァイオリン)
ダニエル・トング(ピアノ)
カリーノ弦楽四重奏団
 ウィリアム・マサイアスのヴァイオリン・ソナタの世界初録音など、近現代作品の演奏、解釈に定評のあるイギリスの女流ヴァイオリニスト、サラ・トリッキーが弾くシューベルトのヴァイオリン・ソナタ。
 そのヴァイオリン、演奏のスタイルは、「素晴らしく洗練された音色」(英ミュージカル・オピニオン誌)、「燃え立つよう、そして情熱的」(英ストラド誌)と評されている。

 2013年5月の録音。




HUGO VASCO REIS

レア盤!

REIS 1
\2800
ウゴ・ヴァスコ・レイス ポエマ・アナクロニコ(時代遅れの詩)
 アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):
  トッカータ、幻想曲とソナティナ(ポルトガルギターとピアノのための)Op.133(*)
 ウゴ・ヴァスコ・レイス(1981-):ポルトガルギター独奏のための組曲 Op.4
   前奏曲/ロマンス/インヴェンション/幻想曲
 カルロス・セイシャス(1704-1742):
  ソナタ ハ短調 K.14(+)/ソナタ ロ短調 K.80(+)/ソナタ ホ短調 K.37(+)
ウゴ・ヴァスコ・レイス(ポルトガルギター)
カンディド・フェルナンデス(ピアノ(*))
フィリパ・メネゼス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(+))

録音:2013年、リスボン音楽院小コンサートホール、リスボン、ポルトガル

 ポルトガルギター奏者ウゴ・ヴァスコ・レイスの自主制作によるデビューCD。ウゴ・ヴァスコ・レイスは1981年リスボンに生まれ、ポルトで土木工学を修めた後ポルト・ジャズ学校でジャズ・ギターと音楽理論を学ぶと同時にポルト音楽院でカルロス・ジェズスとヌノ・ディアスにポルトガルギダーを師事、さらにペドロ・カルデイラ・カブラルとサムエル・カブラルのプライヴェート・クラスで学びました。
 また、和声と対位法をジョアン・エイトル・リガウドに学び、アントニオ・ピニョ・ヴァルガスの作曲セミナーにも参加。2014年現在ポルトガル国内各地で演奏活動を行いながらリスボン音楽院で作曲を学んでいます。
 彼を高く評価しているアントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダのオリジナル作品、自身のソロ作品、そして師ペドロ・カルデイラ・カブラル譲りのポルトガルギター版セイシャスで構成されたプログラム。収録時間こそ41分弱と短いながらその内容の充実ぶりに驚かされます。
 本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社(代理店)では「REIS 1」として管理いたします。





MPMP

レア盤!

BENJAMIN 1
\2600
セルジオ・アヴェゼド(1968-):動物たちの謎々 児童合唱作品集
  9つの易しい歌 [9 Cancoes Fraceis]
   (民間の口上と早口言葉による;全8曲;2009)
  ぼくの庭の歌 [Cancoes so meu Quintal]
   (セルジオ・アヴェゼドのテキストによる;全12曲;2010)
  動物たちの謎々 [A Charada da Bicharada]
   (アリセ・ヴィエイラの詩集による;全14曲;2010)
  ジョアンの眠り [O Sono do Joao]
   (アントニオ・ノブレの同名の詩による2声のカンタータ;2008)(*)
  怖い動物たち [Bichos de Arrepiar]
   (セルジオ・アヴェゼドのテキストによる18の歌;2008)から
   ティラノサウルス・レクス [Tyrannosaurus Rex]
ヴォクシミニ合唱団(児童合唱)
ヴォクシミクス合唱団(児童合唱(*))
ヌノ・ミゲル・フレイタス(ピアノ)
アルマンダ・パトリシオ(指揮)

録音:2013年、シネ=テアトロ・アヴェニダ、カステロ・ブランコ、ポルトガル

 セイシャスのシリーズをリリースしている「メログラフィア・ポルトゥゲザ・コレクション」とは別の「ベンジャミン・コレクション(coleccao benjamin)」からの発売。セルジオ・アヴェゼドはポルトガルのコインブラに生まれ、フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994)他に師事した作曲家。

 
レア盤!

MPMP-HISTORIAS
(CD + BOOK)
\3800→\3490
ポルトガルの音楽の歴史
 ドン・ディニス[ポルトガル国王ディニス1世](1261-1325):
  Pois que vos Deus, amigo, quer guisar
   ゴンサロ・ピント・ゴンザルヴェス(テノール)
   ヌノ・トルカ・ミランダ(リュート) マヌエル・ペドロ・フェレイラ(指揮)
   原盤:MU Records / Arte das Musas / Cesam, 2008
 ドゥアルテ・ロボ(1565?-1646):Auvidi vocem de coelo
   アルス・ノヴァ(合唱) ボー・ホルテン(指揮) 原盤:Naxos, 1995
 不詳(17世紀):Sa qui turo zente pleta
   キングス・シンガーズ ラルペッジャータ
   クリスティーナ・プルハル(指揮) 原盤:Naive, 2007
 ピエトロ・ジョルジョ・アヴォンダノ(18世紀):
  交響曲ヘ長調 から 第1楽章(アレグロ)
   ディヴィーノ・ソスピロ エンリコ・オノフリ(指揮)
   原盤:Dymanic. 2011
 カルロス・セイシャス(1704-1742):
  ソナタ ニ長調 K.20 から 第1楽章(アレグロ)(*)
  ソナタ ニ短調 K.25 から 第2楽章(アダージョ)(+)
   ジョゼ・カルロス・アラウジョ(オルガン(*)、チェンバロ(+))
   原盤:MPMP, 2012
 ニッコロ・ピッチンニ(1728-1800):
  オペラ「迫害された匿名の女」から Pastorelle anch'io con voi
   ジョアナ・セアラ(ソプラノ) オス・ムジコス・ド・テジョ
   マルコス・マガリャンイス(指揮) 原盤:Os Musicos do Tejo, 2008
 フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ(1702?-1755?):
  カンタータ「A quel leggiadro volto」から Lascia per un momento
   ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ) ディヴィーノ・ソスピロ
   エンリコ・オノフリ(指揮) 原盤:Dymanic. 2011
 マルコス・ポルトゥガル(1762-1830):オペラ「移り気な女たち」 序曲
   シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア アルヴァロ・カスト(指揮)
   原盤:Marco Polo (Naxos), 2000
 ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):
  レクイエム「カモンイスの記念に」Op.23 から キリエ
   (旧東)ベルリン放送合唱団&交響楽団
  ハインツ・レーグナー(指揮) 原盤:Portugalsom, 1982
  交響曲第1番 から 第4楽章(プレスト)
   アルガルヴェ管弦楽団 アルヴァロ・カスト(指揮)
   原盤:Naxos, 2004
 ジョアン・ギリェルメ・ダッディ(1813-1887):華麗な幻想曲(抜粋)
  ドゥアルテ・ペレイラ・マルティンス(ピアノ [Grotrian Steinweg, 1876])
   原盤:MPMP, 2013 (未発売音源)
 アルフレド・ケイル(1850-1907):オペラ「ア・セラナ」序曲
   ポルトガル国営放送交響楽団 フェルナンド・カブラル(指揮)
   原盤:ポルトガル放送 (未発売音源)
 ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948):
  交響曲「祖国」から 第4楽章(アンダンテ・ルグーブレ)(抜粋)
   ハンガリー国立交響楽団 マーチャーシュ・アンタル(指揮)
   原盤:Portugalsom, 1990
 ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):人工の楽園(抜粋)
  アイルランド国営放送交響楽団 アルヴァロ・カスト(指揮)
  原盤:Naxos, 2009
 ルイ・コエリョ(1889-1986):バレエ「鉄の靴をはいたお姫様」(抜粋)
  ポルトガル国営放送交響楽団 シルヴァ・フェレイラ(指揮)
  原盤:Portugalsom. 1988/2008
 フェデリコ・デ・フレイタス(1902-1980):愚かな少女の踊り(抜粋)
  ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
  アルヴァロ・カスト(指揮) 原盤:Naxos, 2013
 ジョリ・ブガラ・サントス(1924-1988):
  交響曲第5番「ヴィルトゥス・ルジタニエ」から
   第4楽章(アレグロ)(抜粋)
   ポルトガル交響楽団 アルヴァロ・カスト(指揮) 原盤:Naxos, 1998
 フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
   Os homens que vao p'ra guerra
   リスボン・カンタト室内合唱団 クララ・アルコビア・コエリョ(指揮)
   原盤:MU Records / Arte das Musas / Cesam, 2008
 ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):Floreal(抜粋)
   リスボン現代音楽グループ ジャン=セバスティアン・ベロー(指揮)
   原盤:La Ma de Guido, 2010
 コンスタンサ・カプデヴィレ(1937-1992):リベラ・メ(抜粋)
   グルベンキアン合唱団 オプス・アンサンブル
   ジョルジェ・マッタ(指揮) 原盤:Portugalsom, 1991
 マリオ・ジョアン・アルヴェス著・マダレナ・マトゾ画によるポルトガルの子供向けポルトガル音楽史入門絵本(もちろんポルトガル語のみ)にCDが付いたハードカバーブックCD。
 本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社(代理店)では「MPMP-HISTORIAS」として管理いたします。




MUGUEL AMARAL

レア盤!

AMARAL 1
\2700
ミゲル・アマラル 斜めに降る雨
 ミゲル・アマラル(1982-):
  海辺 [A Praia] (ソフィア・デ・メロ・ブレイネル・アンドレセンの詩による)
  練習曲「プロコフィエフ的暗示」(セルゲイ・プロコフィエフの記念に)Op.2 No.1
   [Estudo "Sugestao Prokofiolica (a memoria de Sergey Prokofiev)]
  フェルナンド・ペソアの詩による2つの絵
    [Dois Quadros Sobre Poemas de Fernando Pessoa]
   斜めに降る雨(リカルド・ロシャに) [Chuva Obliqua (ao Ricardo Rocha)]
   満月(武満徹の記念に) [Plenilunio (a memoria de Toru Takemitsu)]
 マリオ・ラジニャ(1960-):ソナタ
 イゴル・C・シルヴァ(1989-):
  モノローグV「半ダースの冗談」 [Monologo V "Meia Duzia de Brincadeiras"]
 ダニエル・モレイラ(1983-):迷宮 [Labirinto]
 ミゲル・アマラル:永遠の帰還 [O Eterno REgresso]
 ディミトリス・アンドリコプーロス(1971-):
  弔いの鐘の音(ガルシア・ロルカの詩による、
   ポルトガルギターとエレクトロニクスのための)
    [Clamor (sobre o poema de Garcia Lorca)]
ミゲル・アマラル(ポルトガルギター)

録音:データ記載なし

 ポルトガルギター奏者ミゲル・アマラルの自主制作によるデビューCD。ミゲル・アマラルは1982年ポルトに生まれ、サムエル・カブラルとジョゼ・フォンテス・ロシャにポルトガルギターを師事、2005年にファドの伴奏者としてデビュー。しかしソリストとして活動することを決意しペドロ・カルデイラ・カブラルとリカルド・ロシャにポルトガルギターを、さらに和声と対位法をダニエル・モレイラに、作曲をディミトリス・アンドリコプーロスに師事。2009年ポルトでのソロ・リサイタルを大成功させ、以後ポルトガル国内各地で活躍しています。
 本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社では「AMARAL 1」として管理いたします。





PARLOPHONE MUSIC PORTUGAL

レア盤!

5099940949123
\2700
レムリアの歌 現代ポルトガル歌曲集
 オズヴァルド・フェルナンデス(1985-)/
  ゴンサロ・M・タヴァレス(1970-)作詩:旅 [Uma Viagem]
 エドゥアルド・ルイス・パトリアルカ(1970-)/
  ヴァルテル・ウゴ・マンイ(1971-)作詩:レムリアの歌 [Cancoes de Lemuria]
 ヌノ・ジャシント(1985-)/パウロ・ジョゼ・ミランダ(1965-)作詩:幻影 [Ilusio]
 パウロ・ペレイラ=ロペス(1964-)/
  ジョゼ・ルイス・ペイショト(1974-)作詩:7つの歌 [7 Cancoes]
マリナ・パシェコ(ソプラノ)
オルガ・アマロ(ピアノ)

録音:2013年9月、ポンテ・デ・リマ音楽アカデミー・コンサートホール、ポンテ・デ・リマ、ポルトガル

 作詩・作曲とも現代ポルトガルのアーティストの手になる歌曲集。「レムリア」はイギリスの動物学者フィリップ・スクレーター(1829-1913)が1874年に提唱した、インド洋に存在したとされる仮想の大陸(Wikipediaによる)。













6/18(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


C AVI


4260085534333
(5CD)
\9000
ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.32
 CD1 (64’45)
  シューベルト:4つの即興曲Op.142 D935〜第3曲、第4曲
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
  ラヴェル:夜のガスパール
    フェデリコ・コッリ(ピアノ)/録音:2013年6月1日
 CD2 (70’52)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op109
  ヘンデル:組曲第4番ニ短調HWV437
  シューマン:クライスレリアーナOp.16
    ワルワラ・ネポムニャシチャヤ(ピアノ)/録音:2013年5月30日
 CD3 (55’52)
  モーツァルト:幻想曲ニ短調 KV397
  シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調Op.120D664
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32 番ハ短調Op.111
  リスト:イゾルデの愛の死S447
   イスマエル・マルゲン(ピアノ)/録音:2013年5月31日
 CD4 (78’28)
  ベートーヴェン/リスト編:遙かなる恋人に寄すOp.98
  シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
  ドビュッシー:12の練習曲〜第1 部
  シューベルト/リスト編:水の上で歌う
  シューマン/リスト編:ミルテの花
  ヴェルディ/リスト編:「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
    エイヴァン・ユー(ピアノ)/録音:2013 年5月13日
 CD5 (64’09)
  ハイドン:ピアノ・ソナタ ニ長調HoB.XVI:24
  モーツァルト:幻想曲第2番ニ短調KV397
  ワーグナー:黒鳥館への到着(アルバムの綴り)WWV95
  ワーグナー/モシュコフスキ編:イゾルデの愛の死
  ワーグナー/タウジヒ編:ワルキューレの騎行
  ドビュッシー:忘れられた映像
   (レント/ ルーヴルの思い出/ 嫌な天気だから“もう森へが行かない”の諸相)
  ヴェルディ/リスト編:「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
  ヴェルディ/リスト編:「トロヴァトーレ」による演奏会用パラフレーズ
  ヴェルディ/リスト編:「エルナーニ」による演奏会用パラフレーズ
    ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)/録音:2013 年5月13日
 ルール・ピアノ・フェスティヴァル、2013 年ライヴ・レコーディング
 ヨーゼフ・モーグ、フェデリコ・コッリ、ワルワラ・ネポムニャシチャヤ、イスマエル・マルゲン、エイヴァン・ユー

 毎年ドイツのライン、ルール川周辺の主力産業都市で行われているルール・ピアノ・フェスティヴァル。毎年豪華な出演者に注目が集まり、今年2014年は、アンドラーシュ・シフ、アルフレード・ブレンデル、マリア・ジョアン・ピリス、そしてマルタ・アルゲリッチと錚々たる面々が参加しています。そしてもう一つの音楽祭の魅力は、各国際コンクールなどで優秀な成績を残した有望な若手ピアニストが多数登場する点です。このアルバムは2013 年のハイライトを収録した内容で、ヨーゼフ・モーグ、フェデリコ・コッリ、ワルワラ・ネポムニャシチャヤ、イスマエル・マルゲン、エイヴァン・ユーといった若手ピアニストの演奏が収録されています。
 ヨーゼフ・モーグは、1987 年ドイツのルートヴィヒスハーフェン生まれ。音楽家の両親を持ち4 歳からピアノをはじめる。カールスルーエ音楽大学を経て、ヴュルツブルクでグレムザーに、ハノーファーでヴァルディに師事。2012 年にはクラシックの権威ある賞ICMA で“今年の若手アーティスト” に選出、2014 年には“今年のソロ・アーティスト” にエリザベート・レオンスカヤと共に選ばれるなど、世界で注目されているピアニストです。
 エイヴァン・ユーは1987 年香港生まれ。9 歳のときにヴァンクーヴァーへ移住し、ケンス・ブロードウェイ、ラルフ・マークハムに師事。その後ドイツのベルリン芸術大学のクラウス・ヘルビッヒのもとで学ぶ。現在はベルリン在住。カナダ・ショパンコンクールで優勝、スペイン・サンタンデール国際ピアノコンクールで2 位と聴衆賞を獲得するなど、高く評価されていきました。
 イスマエル・マルゲンは1992 年生まれ。ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事。若2012 年12 月のロン=ティボー国際音楽コクールで第3位および聴衆賞を受賞しています。
 ワルワラ・ネポムニャシチャヤは1983 年モスクワ生まれ。モスクワにあるグネーシン音楽大学で学び、その後モスクワ音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキー教授に師事。そして2011 年からハンブルク音楽演劇大学でエフゲニー・コロリオフの下で研鑽を積んでいます。コンクール入賞経験も豊富で、2012 年ゲザ・アンダ国際コンクールで第1 位、聴衆賞、モーツァルト賞を獲得し注目を集めたピアニストです。
 フェデリコ・コッリは1988 年イタリア、ブレシア生まれ。ミラノ音楽院で学ぶ。2011 年モーツァルト国際コンクール、2012 年リーズ国際コンクールと相次いで優勝した新時代を代表するであろうピアニストの一人です。




ESTUDIO GLB

 ヴァイオリニストのルドミラ・ヴィネツカーとチェリストのアントニオ・ゲラ・ヴィセンテが1999年ブラジルの首都ブラジリアに創設した音楽スタジオ「スタジオ(エストゥジオ)GLB」が制作するレーベル。
 30を超えるCDをリリースしていますが、扱えるのは4タイトルのみ。在庫限定となります。
レア盤!

GLBCD 05
\2500
ブラジル 500
 エンリケ・オズワルド(1852-1931):ピアノ五重奏曲(*)
 ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):弦楽四重奏曲
ルイス・デ・ムーラ・カストロ(ピアノ(*))
ブラジリア弦楽四重奏団
 ルドミラ・ヴィネツカー(第1ヴァイオリン)
 クラウディオ・コーエン(第2ヴァイオリン)
 グレス・コレト(ヴィオラ)
 アントニオ・ゲラ・ビセンテ(チェロ)

録音:1999年1月、スタジオGLB、ブラジリア、ブラジル
 おそらくポルトガル人によるブラジル発見(西暦1500年)500周年を記念したタイトル。
 エンリケ・オズワルドはブラジルのリオデジャネイロに生まれた作曲家・ピアニスト・教育者・外交官。父はドイツ系スイス人、母はイタリア人。イタリア、フランスで学び、リオデジャネイロ国立音楽学校長を務めました。ルイス・デ・フレイタス・ブランコはポルトガルの作曲家。
■ブックレット、インレイカードにスレや歪みがございます。ご了承ください。(輸入元代理店)

 
レア盤!

GLBCD 24
\2500
国民主義者
 オズワルド・ラセルダ(1927-2011):弦楽四重奏曲第1番(1952)
 ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテ(1906-1976):弦楽四重奏曲「民衆の四重奏曲」(1963)
ブラジリア弦楽四重奏団
 ルドミラ・ヴィネツカー(第1ヴァイオリン) 
 クラウディオ・コーエン(第2ヴァイオリン)
 グレス・コレト(ヴィオラ)
 アントニオ・ゲラ・ビセンテ(チェロ)
 オズワルド・ラセルダはブラジルのサンパウロに生まれ、カマルゴ・グアルニエリ(1907-1993)に師事、さらにアメリカ合衆国に留学しアーロン・コープランドらに師事した作曲家・ピアニスト。サンパウロ音楽学校教授、国家教会音楽委員会顧問等を務めました。
 ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテはポルトガルに生まれ、10歳の時に家族とともにブラジルに移住、リオデジャネイロで音楽教育を受けた作曲家・チェロ奏者。リオデジャネイロ市立劇場交響楽団の創設者であり、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第1番」の初演にも参加しました。
 
レア盤!

GLBCD 28
\2500
ブラジル音楽シリーズ Vol.10
 ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテ(1906-1976):室内楽&声楽作品集
  カリオカの情景 [Cenas Cariocas] (チェロとピアノのための;1961)(+)
   セレナード弾きのワルツ [Valsa seresteira]
   カンティガ [Cantiga]/ショーロ [Choro]
  悲歌 [Elegia] (チェロとピアノのための;1932)(+)
  糸杉 [Ciprestes] (歌、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1936)(*/#/+)
  ピアノ伴奏歌曲(*)
   ソネット [Soneto] (1941)/すみれ [Violeta] (1948)
  ある田舎のパン屋 [Certo padeiro da roca] (1949)
  深い霧 [Brumas] (1950)/イベリアの歌 [Cantar Iberico](1951)
  リンダ・イネスは… [Estavas, Linda Ines, ...](1956)
  バンゾ [Banzo](1965)/ジャナイナ [Janaina](1965)
  チェロ・ソナタ(1940)(+)
ロゼ・ジ・ソザ(ソプラノ(*))
ルドミラ・ヴィネツカー(ヴァイオリン(+))
ライフ・ダンタス・バヘト(チェロ(#))
マルコス・アラゴニ(ピアノ)
録音:2009年1月、スタジオGLB、ブラジリア、ブラジル
 
レア盤!

GLBCD 31
\2500
ブラジル音楽シリーズ Vol.12
 ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテ(1906-1976):ブラジリア交響曲
GLBフィルハーモニー交響楽団
クラウディオ・コーエン(指揮)
録音:2009年10月14日、マルティンス・ペナ・ホール、ブラジリア、ブラジル
 ※収録時間34分15秒ですがフルプライスですのでご注意ください。



<国内盤>


FONTEC



FOCD6040
(SACD Hybrid)
¥2408+税
尾高/札響 シベリウス交響曲全集 第2弾
 シベリウス 交響曲 第2番 組曲「恋人」


シベリウス:
 交響曲 第2番 ニ長調 op.43
 組曲「恋人」op.14
尾高忠明 指揮
札幌交響楽団
 北欧の空気感を伝える?敬意と共感をもって頌される尾高/札響のシベリウス。<交響曲全集 2>は、「第2番」&「恋人」という魅惑の選曲です。
 シベリウスきっての有名曲へ、尾高は衒いなく純音楽的な解釈をもって臨みます。そして、真の芸術家が有する精神の高みは、音楽をして語らしめる演奏を実現するのです。
 清澄にして輝きに充ちた管楽器の響き、要所に楔のごとく刻まれる打楽器、そして力感溢れる弦の厚みに彩られたシベリウス。
 尾高/札響が到達した理想郷がここにあります。
  2014/2/28・3/1 札幌コンサートホールKitara でのライヴ録音

■尾高 指揮 札幌交響楽団のCD■
 FOCD9620 (定価\2,667+税) ブルックナー交響曲第7番〈ハース版〉
 FOCD9579 (定価\2,381+税)     エルガー 交響曲第1番・弦楽のためのセレナード
 FOCD6023 (定価\9,524+税)    ベートーヴェン 交響曲全集  
 FOCD6000 (定価\2,381+税) グリーグ&シベリウス2
 FOCD9434 (定価\2,381+税) グリーグ&シベリウス
 FOCD6036 (定価\2,381+税)     シベリウス 交響曲第1番 交響曲第3番
 


大阪市音楽団 ライヴシリーズ 待望の再始動!
2タイトル一挙同時発売!!

 日本を代表する吹奏楽団のひとつ、大阪市音楽団は本年4月から一般財団法人へと移行し、新たなスタートを切っています。
 その動向に注目が集まっている今、2012年11月と2013年3月の定期演奏会のライヴCDを2タイトル同時リリースいたします。


FOCD9640
¥2600+税
大阪市音楽団/第104回定期演奏会
 三つのジャポニスム

  西村 朗:秘儀Ⅰ−管楽合奏のための
  和田 薫:吹奏楽のための俗祭
  真島俊夫:三つのジャポニスム
  三善 晃:吹奏楽のための「クロス・バイ マーチ」
  山下康介:ブルー・ファンタジア
  三枝成彰(長生 淳 編曲):交響組曲「機動戦士Zガンダム」
  和田 薫:吹奏楽のための土俗的舞曲(2012年版)
飯森範親 指揮
大阪市音楽団
2012/11/7 ザ・シンフォニーホールでのライヴ録音)
  

FOCD9641
¥2600+税
大阪市音楽団/第105回定期演奏会
 エル・カミーノ・レアル

  バーンズ:アルヴァマー序曲
  チャンス:呪文と踊り
  スウェアリンジェン:狂詩曲ノヴェナ
  ホルスト(リード改訂):組曲「惑星」から
   木星−快楽をもたらす者
  ヴェルディ(木村吉宏 編曲):歌劇「運命の力」序曲
  マクベス:マスク
  保科 洋:風紋(1987年版)
  リード:エル・カミーノ・レアル 〜ラテン・ファンタジー〜
  藤田玄播:幻想曲「幼い日の想い出」
  川北栄樹:エンターテインメント・マーチ
現田茂夫 指揮
大阪市音楽団
2013/3/16 ザ・シンフォニーホールでのライヴ録音)
 

FOCD2576
¥2427+税
現代日本の作曲家シリーズ46
 福井とも子 to the forest
 color song III (2013)
   山田岳:ギター 
 doublet + 1 (2012)
   上田 希:クラリネット
   亀井庸州:ヴァイオリン 山澤 慧:チェロ
 Schlaglicht (2002)
   デュオ・カプリッチョ (菅原幸子:ピアノ 木場具子:ヴァイオリン)
 to the forest I (2012)
  マルコス・クリード 指揮
  SWRシュトゥットゥガルト ヴォーカルアンサンブル
 to the forest II (2012)
  トリオアカント
   (マルコス・ヴァイス:サクソフォン
    クリスチャン・ディアシュタイン:打楽器
    菅原幸子:ピアノ)
 doublet (2010/2011) 
  亀井庸州:ヴァイオリン 山澤 慧:チェロ
 Golden drop (2005)
  中川賢一 指揮 クラングフォーラム・ウィーン
制作:現代作品CD刊行委員会 助成:NOMURA 野村財団
 日本の現代作品CDを系統的・持続的にリリースすることを目的に、1992年リリースを開始した “現代日本の作曲家”シリーズ。
 第46集は、海外での演奏も数多くおこなわれる創作活動に加え、現代の音楽を演奏する団体をも主宰する福井とも子の多角的な活動を通し、作曲家の<在り方>の1シーンを紹介します。

福井とも子:
 1994年大阪音楽大学大学院修了。在学中より国内外の音楽祭、セミナー等に参加し、作品発表を始める。
 これまでダルムシュタット国際夏期現代音楽講習会(ドイツ)、メルボルン国際音楽祭 (オーストラリア)、ヴェネツィアビエンナーレ(イタリア)、テグ国際現代音楽祭(韓国)、武生国際音楽祭、パンムジークフェスティバル(韓国)、ベルリンメルツムジーク(ドイツ)、 エクラ音楽祭(ドイツ)他から招待や委嘱を受ける。
 ISCM世界音楽の日々香港大会、同ザグレブ大会(クロアチア)、同オーストリア・スロバキア大会に入選等。その他の作曲賞としては、秋吉台国際作曲賞受賞、日本音楽コンクール作曲部門入賞(管弦楽部門・室内楽部門)、ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会奨学生賞受賞等々。作品はヨーロッパやアジアの各地で演奏されている。


—fontec P&D レーベル—


FOCD20099
¥1500+税
米良美一 宮川彬良 手紙
 手紙 
  荒木とよひさ:作詞 宮川彬良:作曲
 はな 
  阿久悠:作詞 宮川彬良:作曲
 地球はララバイ 
  青井陽治:作詞 宮川彬良:作曲
 君を知ってよかった
   高平哲郎:作詞 宮川彬良:作曲
 手紙(カラオケバージョン)
米良美一:歌
宮川彬良:ピアノ・ピアニカ
一本茂樹:ベース 
坂本純志:パーカッション
田代耕一郎:ギター
近藤浩志:チェロ
栗山善親:マニピュレーター
様々なジャンル、メディアで横断的に活躍し、その多彩な魅力で幅広い層を惹きつけている宮川彬良。そして日本を代表するカウンターテナーであり、多彩なレパートリーを誇る米良美一。
近年この2人は全国各地でのデュオコンサートを行っており、大変好評を博しています。今作では「目に見えないけれど、大切に歌っていく」事をテーマに選曲しました。物悲しい感じがする曲たちですが、美しい歌詞とメロディが聴き手の心を癒してくれます。
タイトルの手紙はNHK大阪制作の「今夜は見せまっせ」にて神野美伽が歌い大反響を呼んだ曲で、カラオケバージョンも収録しています。




オクタヴィア・レコード


OVCL-00546
(SACD Hybrid)
\3200+税
上岡敏之(指揮)&ヴッパータール響
 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(ハース版)
上岡敏之(指揮)
ヴッパータール交響楽団
 新時代の巨匠指揮者、上岡敏之 エクストン移籍第1弾アルバム登場!
 悠然たる響き。天上へと導く歌が溢れる究極のブルックナー!
 日本での公演すべてが高い評価を得、新たな巨匠指揮者へ登りつめようとしている上岡敏之のエクストンでの初アルバムの登場です。
 注目の移籍第1弾はブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」です。すでに7番は他社にてリリースされ、その演奏時間の遅さと独特の世界観で大きな話題となりました。
 今回も演奏時間は70分強と通常より長めですが、その長さを全く感じさせない歌に溢れる演奏です。一音一音丁寧に紡ぎだされる美しいブルックナーの世界。究極に美しいピアニッシモの響きは上岡敏之しか表現できない世界観です。
 この演奏は、聴く者を崇高な天上へと引きずり込むかのような、強烈なパワーと魅惑的な美しさを持ち合わせています。
 上岡敏之の手兵ヴッパータール交響楽団も、上岡の要求一つ一つを確実に具現化してゆきます。ブルックナーの雄大な響きがホールを包み、歌に溢れるメロディたちが聴衆の心を包みこみます。これぞ上岡の世界、ブルックナーの極致です。
 2014年3月7-10日 ヴッパータール・ヒストーリッシェ・シュタットハレ にて収録
 

OVCL-00542
\3000+税
飯森範親 (指揮) &山形響
 クラシック・フェイバリッツ Ⅱ 「珠玉のオペラ序曲・間奏曲集」

 ヨハン・シュトラウスⅡ世:喜歌劇 「こうもり」 序曲
 ジョルダーノ:歌劇 「フェドーラ」 第2幕への間奏曲
 ウェーバー:歌劇 「オベロン」 序曲
 スッペ:喜歌劇 「詩人と農夫」 序曲
 フンパーディンク:歌劇 「ヘンゼルとグレーテル」 前奏曲
 ビゼー:歌劇 「カルメン」 第3幕への間奏曲
 マスカーニ:歌劇 「友人フリッツ」 間奏曲
 オッフェンバック:喜歌劇 「天国と地獄」 序曲 他
飯森範親 (指揮)
山形交響楽団
 名曲オペラの序曲・間奏曲をメインに据えた馴染み深いクラシックの小品をより身近に!
 活躍著しい山形交響楽団の本拠地、山形テルサで行われた2014年最初の定期コンサートをライヴ収録。
 2014年のニュー・イヤー・コンサートの模様を収めた、「クラシック・フェイバリッツ」に続くライト・クラシック集となるこのアルバムは、有名なオペラの序曲・間奏曲をメインに据えた親しみやすい曲集です。
 飯森と山響が繰り広げるスペクタクルな饗宴をお楽しみ下さい。
 2014年1月17-18日 山形テルサホール にてライヴ収録
 
OVCC-00107
\3000+税
XL/-ポルトガル・テューバ作品集−
 T.マルケス:
  アレグロ・ソナタ  
  テューバ・ソナタ「ヤッタ、ヤリマシタ」
  ワックスド・フロア
 F.ロレート:テューバ・ソナタ
 R.カルドソ:エンシア・イマジナリアⅡ 作品35
 C.アゼヴェド:XL-テューバとピアノのための3つの楽章−
 B.サセッティ:プロローグとプレリュード
 F.ラポソ:エスケープ 
セルジオ・カロリーノ(テューバ)
テルモ・マルケス(ピアノ)
 テューバ界の常識を覆す、“世界最強”テューバ奏者セルジオ・カロリーノ日本来襲!
 抱腹絶倒のテクニック!驚異の音楽!これが世界最高峰のテューバだ!
 テューバ界の常識を覆すポルトガルが生んだ風雲児、セルジオ・カロリーノがCRYSTONレーベルに登場!現在、ポルト国立交響楽団の首席奏者としてまたソリストとして、世界中で大活躍を見せ、金管楽器界で大注目奏者です。クラシック、ジャズ、即興に至るまで完璧にこなし、超絶技巧もいとも簡単に吹ききってしまい、あまりのうまさに天を仰ぎたくなります。
 完璧な音色、タンギング、音程感、パワー、すべてのテクニックがすべての奏者を凌駕しています。その演奏を聴いた者は驚き、彼の演奏の虜になることでしょう。
 すでに日本でも金管楽器界においてその名が轟き始めています。2011年から浜松国際管楽器アカデミー&フェスティバルに参加、2012年にはソロリサイタルを行い、その驚異のテクニックが日本を駆け巡りました。2014年7月の来日に合わせてのリリース。その圧倒的な演奏をCDでお楽しみ下さい。
 2013年4月 ポルトガル・CCC講堂 にて収録

セルジオ・カロリーノ (テューバ):
 1973年ポルトガル出身。今最も注目を集めるテューバ奏者・指導者の一人である。11歳でテューバを始め、リスボン音楽院、ジュネーブ音楽院で学ぶ。ピエール・ピルー氏(スイス・ロマンド管)、シュムエル・ヘルシュコ氏(イスラエル・フィル)らに師事。古典曲からジャズ・即興に至るまで、すべてをこなすマルチプレイヤー。
 European Tuba Trio、2tUBAS & friends、Mr.SC & The Wild Bones Gang等様々なスタイルの音楽グループ、ユニットを主宰。革新的な音楽を発信し続けている。
 ソロプレイヤーとしての演奏経験も豊富で、数々の一流大学や音楽学校、世界数十か国のフェスティヴァルでもマスタークラスを実施。
 2011年第17回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァルのテューバ講師を務め、12年第44回日本吹奏楽指導者クリニックにおいてはテューバ講座とソロリサイタルに加え大阪市音楽団との共演を果たし大盛況に終わったことは記憶に新しい。現在、ポルト高等音楽芸術院にてテューバと室内楽の教授として後進の指導にあたる。02年よりポルト国立交響楽団首席テューバ奏者を務めている。
 
OVXL-00084
(SACD Hybrid)
\3800+税
マーラー:交響曲第7番 「夜の歌」
 -ワンポイント・レコーディング・ヴァージョン-
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
インバル=都響、ワンポイント版 新・マーラー・ツィクルス第3弾!
 本年3月にリリースされ、レコード芸術特選盤に選ばれるなど、大きな話題となったインバル=都響によるマーラー:交響曲第7番。
 発売当初よりワンポイント版の発売を求める声も多く上がり、遂に待望のリリースとなります。
 これまでワンポイント版で発売された第1番、第5番と同じくゴールド・ライン仕様にて、音質にも更なる磨きが掛かりました。
 メイン・マイクロフォンのみで収録されたコンサートの音場、ホールの響きを是非お楽しみ下さい。
  2013年11月8日横浜みなとみらいホール、9日東京芸術劇場 にて収録




ETENDUE


NKB 404
(SACD HYBRID)
(DVD-ROM)
\5000+税
「海」と「ラ・ヴァルス」
 ● DISC 1
  (SACD/CD Hybrid Disc, CD STEREO /
   SACD STEREO / SACD 4.0 Surround)
  ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  ドビュッシー:3つの交響的スケッチ「海」
  ラヴェル:オーケストラのための舞踏詩「ラ・ヴァルス」
  ドリーブ:バレエ「コッペリア」よりマズルカとワルツ
    (SACD Hybrid)SACD 4.0 Surround
    (DVD-ROM)DATA DISC, FLAC / DSF データ収録
 ● DISC 2 (DVD-ROM Disc)
  ・FLAC data (24bit/192kHz STEREO)
   ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
   ドビュッシー:3 つの交響的スケッチ「海」
   ラヴェル:オーケストラのための舞踏詩「ラ・ヴァルス」
   ドリーブ:バレエ「コッペリア」よりマズルカとワルツ
  ・DSF data (1bit/5.6MHz STEREO) [ ワンポイントマイクによる収録]]
   ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
     (SACD Hybrid)SACD 4.0 Surround
北村憲昭(指揮)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団

NKB 104
(SACD HYBRID)
\3000+税
※SACD Hybrid のみのアルバムです
 SACD+DVD-ROM 2枚組に高品位オーディオを満載HR レーベル注目の第4弾!
 北村憲昭&ワルシャワ・フィルハーモニー管による「海」と「ラ・ヴァルス」!

 録音:2013 年9 月5,6 日、ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール、ポーランド
 

 高精細DSD による鮮烈な録音で話題を独占!
 北村憲昭指揮によるオーケストラ作品の録音事業を進めているNKB/HR レーベルでは、前作「火の鳥・ロメオとジュリエット」に続きワルシャワでのセッション録音を挙行、ヨーロッパでも屈指の歴史と実力を誇るワルシャワ・フィルの演奏による、フランス印象派を代表する管弦楽曲の傑作を収録した意欲的なアルバムを完成させました。
HR レーベルのアルバムの特徴であるDSD(1bit) 技術による録音を元に、鮮度の高い音質を楽しめるSACD ハイブリッドディスクと、PC オーディオファンならば興味を惹かれずにはいられない高解像度オーディオデータを満載したDVD-ROM に、共通の曲目を収録しています。このメディアの組み合わせによる世界初のアルバムとなったHR レーベル第1 弾(NKB-401) は音楽ファン・オーディオファンの大きな話題となりました。本タイトルはさらに強力なコンテンツで聴く人を魅了します。

 北村憲昭(指揮者)
 1949 年12 月12 日神戸に生まれる。父はアマチュアコーラスの指揮者、父方の伯父は1988 年に亡くなるまでニューヨークで指揮を、母方の伯父もやはり大阪音楽大学の指揮科の名誉教授という一家の中で育った。12 才よりフルートを習いはじめ、京都市立芸術大学に入学、吉田雅夫、伊藤公一各師に師事。大学卒業後指揮を日本の指揮者の第一人者故山田一雄氏に師事し指揮法を学ぶ。その後師のアシスタントを務めながら日本では数少ないオペラの経験を朝比奈隆氏のもとで積み、関西歌劇団指揮者として数多くのオペラのレパートリーを身に付けた。1981 年ストラヴィンスキーの「エディプス王」を指揮し、デビューを果たし、その指揮と演出で絶賛を博す。1991 年桂三枝氏の演出によるモーツァルトの「魔笛」の公演で「斬新な演出にも劣らぬ伝統的かつ格調高い指揮であった。」と高く評された。1994 年チェコのオロモウツで開かれた国立モラビアフィルハーモニーオーケストラ主催のインターナショナルマスタークラス フォーコンダクターズに於いて、シューマンの「交響曲第4 番ニ短調」の演奏に、最高の解釈であったとの特別表彰を受け、その栄誉として当オーケストラとシューマン交響曲第1 番と第4 番の録音を行う。2010 年スロバキア・フィルハーモニーとベートーヴェン交響曲第6 番「田園」他を録音。同年11 月にベートーヴェンの交響曲第7 番他を録音。論文「演奏の解析法」「旋律要素の解析」を執筆、共に神戸山手女子短期大学紀要に掲載。
















6/17(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

FARAO

B 108079
\2500
リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル・コンクールの優勝者
 リヒャルト・シュトラウス:
  チェロとピアノのためのソナタ ヘ長調 Op.6、ロマンス ヘ長調AV75
 メンデルスゾーン:チェロとピアノのためのソナタ第2番 ニ長調Op.58
ラファエラ・グロメス(チェロ)
ユリアン・リーム(ピアノ)
 リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル・コンクールの優勝者、若き女性チェリスト、ファエラ・グロメス

 録音:2012 年5 月リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル、ライヴ/57’30

 リヒャルト・シュトラウスが、死去するまでの40 年間を過ごしたガルミッシュ=パルテンキルヒェンにおいて開催されている音楽祭「リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル」。2014 年は生誕150 年ということで盛大な音楽祭が開催されます。
 同音楽祭では若手奏者のためのコンクールも開催されており、2012 年のチェロ部門の覇者がラファエラ・グロメスでした。
 本アルバムは、コンクールの優勝者コンサートでのライヴ収録。リヒャルト・シュトラウスのチェロ・ソナタ、ロマンス、そしてメンデルスゾーンのチェロ・ソナタが収録されています。
 このチェロ・ソナタは若きシュトラウスが作曲した唯一のチェロ・ソナタ。
 カップリングされているロマンスはもともとチェロと管弦楽のために書かれた作品ですが、現在はチェロとピアノで演奏されることが多い作品。1991 年ミュンヘン生まれのラファエラ・グロメス。14 歳のときにグルダのチェロ協奏曲で演奏会デビューを飾ります。ライプツィヒ音楽院で4 年間学び、2010 年からミュンヘンでウェン・シン・ヤンに師事しています。




HUNGAROTON


HCD 32745/46
(2CD)
\4800
J.S.バッハ:クラヴィア練習曲集第3部(ドイツ・オルガン・ミサ)&コラール集合唱付き
 ・前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
 ・「キリエ、とこしえの父なる神よ」BWV 669
 ・「キリエ、世の人すべての慰め」BWV 670
 ・「キリエ、聖霊なる神よ」BWV 671
 ・「キリエ、とこしえの父なる神よ」BWV 672
 ・「キリエ、世の人すべての慰め」BWV 673
 ・「聖霊なる神よ」BWV 674
 ・「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV 675、676、677
 ・「これぞ聖なる十戒」BWV 678、679
 ・「われら皆一なる神を信ず」BWV680、681
 ・「天にましますわれらの父よ」BWV682、683
 ・「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV684、685
 ・「深き淵より、われ汝に呼ばわる」BWV686、687
 ・「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV688、689
  ※コラールの原曲、合唱付き
バーリント・カロシ(オルガン)
カント・アルモニコ、
 ウルフ・ヴェルナー&
 シェリル・ライダー(リーダー)
 2008 年バッハ国際コンクールの覇者オルガニスト、バーリント・カロシによる軽快なタッチ!バッハのオルガン作品の傑作、「ドイツ・オルガン・ミサ」とコラール合唱付き

 録音:2013 年9 月9 日&10 月13 日、ファースト・ルーテル教会、ボストン/Disc1: 68’33”/Disc2: 58’33”

 このアルバムはJ.S. バッハのクラヴィア練習曲集第3 部の前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552、さまざまなコラール集、そしてそれぞれのコラールの原曲が合唱で収録されております。
 前奏曲 変ホ長調は全205 小節に及ぶ雄大な前奏曲で、フランス序曲風の付点リズムとシンコペーション、そして急速な下行句を主体とする、3 つの主題に基づいており、バッハのオルガン作品の中でも最も華やかな作品です。技巧的にはもちろん、随所にバッハらしさが表れております。このほか収録されているコラール作品はドイツ語によるキリエ、グローリア、クレドに基づく作品など全21 作品が収録されております。
 当アルバムの魅力はこれらのコラールの原曲が合唱で収録されているところです。合唱のカント・アルモニコの澄み切った歌声が教会に響き渡り、その美しさを際立たせます。
 オルガンのバーリント・カロシは1979 年、ブタペスト生まれ。6 歳でピアノとクラリネットを学び、オルガンは17 歳よりはじめました。リスト音楽院で学んだ後、リオネル・ロッグに師事、その後2008 年第16 回、ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールのオルガン部門にて優勝、さらに2012 年ミシガン大学における即興コンクールで優勝するなど、その才能は瞬く間に開花しました。現在は欧米諸国を中心に演奏活動をする一方で作曲家としても才能を発揮しております。今後の活躍も注目です。



 

HCD 10337
\2400
天才、フェレンツ・サーンタJr.の名録音セレクション
 1.-2. Csardascsokor (2:38)/3.-7. Notacsokor (4:54)/
 8. Georgette (2:51)/9. Csardas (3:48)/
 10. Ven cigany (3:58)/11. Kalloi verbunk es friss (2:50)/
 12. Szomoru vasarnap (2:15)/13.-16. Notacsokor (4:50)/
 17.-19. Csardascsokor (3:50)/20.-22. Notacsokor (6:40)/
 23. Intermezzo (3:30)/24. Cigany Caprice (2:21)/
 25.-30. Notacsokor (8:16)/31.-33. Tanccsardasok (3:59)/
 34.-37. Notacsokor (6:20)/38. Pacsirta (4:41)
フェレンツ・サーンタJr.(ヴァイオリン)&
ハンガリー・ナショナル・ロマ・オーケストラ
 踊りはまさに始まったばかり!チャールダーシュなどの名曲揃い!

 DDD、68’25”

 フンガロトン・レーベルといえばこのヴァイオリニスト、フェレンツ・サーンタJr.。独特な節まわし、ポルタメントなど個性的な奏法が特徴のサーンタJr. は7 歳でヴァイオリンを弾き始めすぐにその才能を開花させました。
 フランツ・リスト音楽院を卒業後、国内外を問わず活躍し、彼が率いるオーケストラ、ハンガリー・ナショナル・ロマ・オーケストラとともに精力的に演奏活動をおこなっております。いわゆる伝統音楽のアプローチは爽快そのもので、ツィンバロンとの絡みも実に美しく、ワールド・ミュージック色を色濃く呈します。天才、フェレンツ・サーンタJr. の名録音セレクションをご堪能ください。
 

HCD 14344
\2400
アドリアーンのバースデイ・ケーキ〜子供の音楽
 (1)Bojtorjan (Varga Imre)/(2)Csiga Zsiga boltja (Blasko Virag Marta)/
 (3)Nyari alma (Kanyadi Sandor)/(4)Dombon (Tamko Sirato Karoly)/
 (5)Patak partjan all egy malom (Kaczur Csilla)/(6)Kuvik (Denes Gyorgy)/
 (7)Ordast lattam (Denes Gyorgy)/(8)Tyukanyo (Fecske Csaba)/
 (9)Ciposuto mondoka (Tarbay Ede)/
 (10)A roka es a hollo (Romhanyi Jozsef)/
 (11)Tuccsokenek (Kovacs Andras Ferenc)/
 (12)Legyen szep, legyen jo (Kaczur Csilla)
  ※ハンガリー語歌唱
カターング
 【(1)-(9)(11)(12)カツール・チッラ(バンドネオン)、
  (10)ファルカシュ・ペーテル( ギター)、
   チルトン・フローラ(ハープ)、
   ショイオム・イムレ(ダブルベース)、
   カシュ・ベンツェ(パーカッション)】
 ハンガリーで人気!カターングによる子供のための音楽

 ハンガリーで人気のワールドミュージックグループ“カターング” の最新アルバムは「アドリアーンのバースデイ・ケーキ」と題された子供の誕生日のための音楽。素朴さの中に楽しいメロディが満載です。




WIGMORE HALL LIVE



WHLIVE 0068
\1500→\1390
ジョナサン・ビス・イン・ウィグモア・ホール/こだわりのシューマン・プログラム
 シューマン:幻想小曲集Op.12 (S)
 ヤナーチェク:草陰の小径にて 第1集 (J)
  1.夕べに(S) 2.我らの夕べ(J) 3.飛翔(S) 4.なぜに(S) 5. 落ち葉(J)
  6. 気まぐれ(S) 7. おやすみ(J) 8. 夜に(S) 9.フリーデクの聖母マリア(J)
  10. 寓話(S) 11. 一緒においで(J) 12. 夢のもつれ(S) 13. 歌の終わりに(S)
 シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
  14.元気よく 15. 心からの 16.何かごつごつした感じで 17.辛抱しきれず
  18. 単純に 19.きわめて速く、そして内向的に
  20. 速くなく、きわめて感情をこめて 21. 生き生きと 22.元気よく
  23. バラード風に、きわめて速く 24. 単純に 25.ユーモアをもって
  26.荒々しく、そしてほがらかに 27.優しく歌いながら 28.元気よく
  29.快いユーモアをもって 30. 遠くからのように 31. 速くなく
 [アンコール]
  シューマン:暁の歌Op.133〜第5曲
ジョナサン・ビス(ピアノ)
 録音:2013 年5 月22 日ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ/79’03

 アメリカのピアニスト、ジョナサン・ビスが2013 年5 月にロンドンのウィグモア・ホールで行ったリサイタルのライヴ録音。演奏会プログラムはシューマンとヤナーチェク。シューマンは、ジョナサン・ビスが最も得意とし愛してやまない作曲家の一人ということ。
 まず、シューマンの「幻想小曲集」とヤナーチェクの「草陰の小径にて」が交互に演奏されます。「幻想小曲集」は、8 曲からなる曲集でそれぞれの楽曲に標題がつけられています。シューマンの複雑な感情の吐露を見事に表現しており、感情に溺れることなく、作品のもつ力に正面から向き合った真摯な演奏を聴かせてくれています。ヤナーチェクの「草陰の小径にて」は、ヤナーチェクの独特の個性が色濃く反映したピアノ作品として広く演奏されています。
 ここに収録されているのは、全10 曲からなる第1 集から5 曲。この5 曲は、ハルモニウムのための曲集として書かれた「スラヴの旋律」からの作品。
 ジョナサン・ビスは、この2 つの作品に強い関連性を見出し、それぞれの作品を交互に演奏することによって、分断されたそれぞれの曲が一つのイメージとして浮かび上がってくるのだと言います。それはまさに後半のプログラム「ダヴィッド同盟舞曲集」につながる選曲といえます。全18 曲からなる曲集「ダヴィッド同盟舞曲集」は、シューマンが創造した新しい時代にむけて保守的な敵対者と戦う架空の団体。
 シューマンの分身である行動的なフロレスタンと、瞑想的なオイゼビウスが、交互、または同時に現れ進んでいきます。ジョナサン・ビスは、それぞれの曲色鮮やかに弾きつなぎ、一つの大きな世界を形成しています。
アンコールには、シューマンがライン川に飛び込む前に作曲されたという「暁の歌」の第5 曲が演奏されています。
 なおhttp://www.wigmore-hall.org.uk/live へアクセスすると、同日のプログラムであった、ベルクのピアノ・ソナタ作品1 がフリー・ダウンロードできます。




ET’CETERA

KTC 1912
\2500→\2290
ジェンキンズ:2本のバス・ヴィオールのための音楽
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.45
 2本のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ニ長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.46
 組曲ト長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.38
 組曲イ長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.37
 組曲ニ長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.63
 本のヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ト長調
 2本のヴィオールとオルガンのためのエアとディヴィジョン RC.44
ヴィーラント・クイケン
 (バス・ヴィオール)
ロベルト・ジーニ
 (バス・ヴィオール)
マリオ・マルティノリ
 (チェンバロ、オルガン)
 ヴィーラント・クイケンとロベルト・ジーニの共演!

 クイケン兄弟の長男ヴィーラント・クイケンとイタリアの巨匠ロベルト・ジーニ。2人の世界的ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者が共演したジェンキンズの作品集。
 王政復古の時代を生き抜いたイギリスの作曲家ジョン・ジェンキンズ(1592−1678)は、バードらの作り上げた音楽の基礎を発展させる形で現存するだけでも800曲以上の器楽作品を残している。特にヴィオールのための作品は傑作揃いで、このアルバムでは2本のバス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)のためのソナタや組曲、エア集が集められている。

 ※録音:2011年10月7日−9日、サン・ピエトロ寺院(アレッツォ/イタリア)



 


KTC 1336
(12CD/特別価格)
\8900→\7990
シューベルト:フォルテピアノのための作品集
 ソナタ第19番ハ短調D.958/2つのスケルツォD.593/
 ソナタ第15番ハ長調D.840《レリーク》/
 ソナタ第20番イ長調D.959/ソナタ第4番イ短調D.537/
 4つの即興曲D.899/4つの即興曲D.935/
 ソナタ第18番ト長調D.894《幻想》/
 ソナタ第7番変ホ長調D.568/ソナタ第16番イ短調D.845/
 ソナタ第3番ホ長調D.459/ソナタ第21番変ロ長調D.960/
 ソナタ第9番ロ長調D.575/楽興の時D.780/
 3つの小品D.946/ソナタ第13番イ長調D.664/
 ソナタ第14番イ短調D.784/
 16のドイツ舞曲と2つのエコセーズD.783/
 ワルツ ト長調(アルバムブラット)D.844/
 幻想曲ハ長調D.760《さすらい人》/12のドイツ舞曲D.790/
 ソナタ第6番ホ短調D.566/36のオリジナル舞曲D.365/
 ソナタ第1番ホ長調D.157/アンダンテ ハ長調D.29/
 アダージョ ト長調D.178/メヌエット イ長調D.334/
 メヌエット ホ長調D.335/ソナタ第17番ニ長調D.850/
 ハンガリーのメロディ ロ短調D.817/
 アダージョ ホ長調D.612/行進曲ホ長調D.606/
 アレグレット ハ短調D.915/
 ディアベリのワルツによる変奏曲ハ短調D.718/
 ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調D.576/
 ソナタ第5番変イ長調D.557/17のレントラーD.366/
 ソナタ第2番ハ長調D.279
ヤン・フェルミューレン
 (フォルテピアノ)
 クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレンが、名工の誉れが高いウィーンの女流楽器製作者、ナネッテ・シュトライヒャーの1826年製フォルテピアノ(シリアルナンバー2090)で弾くシューベルトの作品集。これまで、CD12枚全6巻で発売されていた人気シリーズが、全トラックにデジタル・リマスターを施され、BOXセットになって登場!
 そのぬくもりある音色、多彩な表現力がリリースを重ねるごとに評価を高めてきたフェルミューレンのシューベルトです!

 ※録音:2006年7月−2010年1月、ベルギー



 

KTC 1474
\2500
ハイドンとシューベルト名四重奏曲
 ハイドン:
  弦楽四重奏曲第79番ニ長調 Op.76-5, Hob.III-79《ラルゴ》
 シューベルト:
  弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804, Op.29-1《ロザムンデ》
サラゴン弦楽四重奏団
 世界初録音を含むヨゼフ・マルティン・クラウスの弦楽四重奏曲集で話題となったサラゴン弦楽四重奏団。Et'ceteraレーベル初登場のアルバムでは、王道のハイドンとシューベルトの名四重奏曲を披露。
 Et'ceteraでは、ヤン・フェルミューレンとシューベルトの《ます》やピアノ三重奏曲等で共演してきたヴァイオリニスト、クリスティーネ・ブッシュが第1ヴァイオリンを勤め、18世紀のレパートリーを専門とするクヮルテット。ピリオド楽器と優れた解釈を駆使し、ハイドンとシューベルトの名作を奏でる。

 ※録音:2012年3月5日−6日、ドイツ




SIGNUM



SIGCD 371
\2400→\2190
ファイヴ 〜 ピアノ作品集
 J.S.バッハ:パルティータ第1番ロ長調 BWV.825
 ベートーヴェン:ソナタ第15番ニ長調 Op.28《田園》
 ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47、スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 グルッグ(ズガンバーティ編):
  歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より メロディ
 シューマン(リスト編):春の夜
ジェイムズ・ローズ(ピアノ)
 ジェイムズ・ローズの新シリーズ始動!「インストゥルメンタル・レコーズ」!

 イギリスの異色のピアニスト、ジェイムズ・ローズの新シリーズ(新レーベル)、インストゥルメンタル・レコーズがシグナム・クラシックス(Signum)より始動!
 シグナム・クラシックスでデビューしてから5年。コンサートやレコーディング、テレビのドキュメンタリーなどを通じて確実にクラシック・ファンを増やし、同時に古楽系のレパートリーを確立してきたローズ。
 5作目となるこのアルバムでは、J.S.バッハ、ベートーヴェン、ショパン、グルッグ、シューマンと絶対的な自信を持って組んだリサイタル・プログラム。それを、繊細なタッチから生み出される澄んだ音色と、幅広い表現力で見事に歌う。
 新レーベルの始動としても、デビュー5周年を記念したアルバムとしても十分なクオリティです!

 ※録音:2013年5月15日−17日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)
 

SIGCD 389
\2400
ハキム・プレイズ・ハキム 〜
 ビルバオ、エウスカルドゥナ宮殿のシュッケ・オルガンによる作品集 Vol.1

  ハキム:
   トッカータ/小組曲/2台オルガンのための《ダイ・アポステル》/
   シューベルトの幻想曲によるパラフレーズ《アヴェ・マリア》/
   ジャン・ラングレへのオマージュ/
   グレゴリオのモチーフ集/アラベスク
ナジ・ハキム(オルガン)
マリー=ベルナデット・デュフォルセット
 (オルガン)
 レバノンの首都、ベイルート出身で、即興演奏家としても知られるコンポーザー=オルガニスト、ナジ・ハキムの自作自演による作品集。
 スペイン、ビルバオのエウスカルドゥナ宮殿(エウスカルドゥナ国際会議場コンサートホール)の2000年に完成されたオルガンによる演奏です。

 2013年3月26日−27日の録音。




GENUIN



GEN 13275
(2CD 1枚価格)
\2300→\2090
「モーツァルト:弦楽五重奏曲全集」
 弦楽五重奏曲
  第1番 変ロ長調 K.174/第2番 ハ長調 K.515/
  第3番 ト短調 K.516/第4番 ハ短調 K.406/
  第5番 ニ長調 K.593/第6番 変ホ長調 K.614
シネ・ノミネ四重奏団:
 【パトリック・ジュネ(ヴァイオリン)
  フランソワ・ゴトロー(ヴァイオリン)
  ハンス・エジディ(ヴィオラ
  マルク・ジェルマン(チェロ)】
  ラファエル・オレグ(ヴィオラ)
 シネ・ノミネSQによるモーツァルト:弦楽五重奏曲全集

 録音:2012 年9、10 月、スイス、コルソー,2"47'57

 ローザンヌを拠点に非常に人気の高いシネ・ノミネ四重奏団が、1986 年チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門の第1 位、ラファエル・オレグをヴィオラに招いてのモーツァルトの弦楽五重奏全集。シネ・ノミネ四重奏団は1975 年に結成、40 年近くに渡って幅広く活躍している四重奏団。
 シネ・ノミネとはラテン語で「名前の無い」という意味。柔らかい音色と丁寧な演奏が持ち味で、しかも四人の団結が感じられる熱気が魅力だ。彼らは実力のわりには録音が少なく、モーツァルトは弦楽四重奏集が1枚あっただけ。ここでも幾分速めのテンポで聞くものをグイグイ引き込む演奏を繰り広げている。名盤の多いモーツァルトの弦楽五重奏曲でも充実感の高いCD2 枚である。
 
GEN 14306
\2300
「音楽の空想」
 三善晃:フルート、チェロ、ピアノのためのソナタ(1955)
 ウェーバー:フルート三重奏曲 ト短調 Op.63
 マルティヌー:フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲 H.300
古賀敦子(フルート)
ゲオルギー・ロマコフ(チェロ)
ラドスワフ・クレック(ピアノ)
 図らずも追悼盤になった古賀敦子の三善晃:ソナタ

 録音:2013 年3 月ベルリン、57'00

 ドイツを中心に活躍するフルート奏者、古賀敦子を中心としたフルート三重奏曲集。古賀は福岡生まれ。パリ国立高等音楽院を修了。数々のコンクールで優勝、入賞を収め、ソリストとして活動している。GENUIN からは、フルートとチェロの対話(GEN12537)、フルートとピアノによるロマン派名曲集(GEN13540)のCD2 枚が発売されている。
 三善晃は古賀が桐朋学園高校在学中に桐朋学園大学長を務めており、特別な敬意を持っていたという。演奏にもそれが強く現れている。この録音から7 ヵ月後の2013 年10 月4 日に三善が亡くなり、この録音は図らずも追悼盤になってしまった。ゲオルギー・ロマコフはウクライナの生まれ。13 歳でドイツに移住している。ラドスワフ・クレックはポーランド生まれのピアニスト。
 
GEN 14312
\2300
「フランスのエスプリ」
 フローラン・シュミット:ヴァイオリンとピアノのための自由なソナタ Op.68
 インゲンホーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ(第1番)、ヴァイオリン・ソナタ第2番
 ライタ:ヴァイオリンとピアノのための協奏的ソナタ Op.68
イロナ・テン=ベルグ(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
 フローラン・シュミットを初めとする珍しいヴァイオリン・ソナタ集

 録音:2013年7月14-16日、ミュンヘン、68'58

 すっかりGENUIN の看板アーティストになったイロナ・テン=ベルグとミヒャエル・シェーファーのコンビ、今回はかなり珍しい作曲家のヴァイオリン・ソナタを集めている。いずれもフランスで作曲された曲で、ライタを除くと1920 年前後の作品である。フローラン・シュミット(1870-1958)は比較的知られているだろう。ヤン・インゲンホーヴェン(1876-1951)はオランダの作曲家。ドイツで活動した後、1915 年以降はパリやスイスに拠点を移し、晩年のドビュッシーと交流を持った。ソナタは2 曲ともパステル画のような美しさを湛えた佳曲で、埋もれるには惜しいもの。ラースロー・ライタ(1892-1963)はハンガリーの作曲家。若い頃パリで学んだ。協奏的ソナタは1962 年の作品。ハンガリー人らしい曲想にほのかにパリの香りがする。
 
GEN 14307
\2300
「交響的舞曲集」
 ドヴォルザーク(バウマン編):スラヴ舞曲第8番 ト短調
 ドヴォルザーク(シェーファー編):第2番 ホ短調
 J.シュトラウス(ベートマン編):
  トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.124,常動曲 Op.257
 オッフェンバック(シルマー編):カンカン
 ペレス・プラド:マンボNo.5
 プラド:マンボ・キ・リコ・グティエレス(オスナ編):アルマ・ジャネーラ
 ヒナステラ:マランボ
 ムソルグスキー(ヒンズレー編):卵の殻をつけた雛の踊り
 モンティ(クナイフェル編):チャールダーシュ
 ブラームス(シュロッター編):ハンガリー舞曲第5番
 チャイコフスキー(シュロッター編,コバー編):
  組曲「くるみ割り人形」〜行進曲,中国の踊り,葦笛の踊り,トレパック
 ハチャトゥリアン(シルマー編):剣の舞
 ショスタコーヴィチ(スミス編):ポルカ
 ストラヴィンスキー(ゴールドスミス編,アールズ編):
  組曲「火の鳥」〜王女たちの円舞,カスチェイの邪悪な踊り
トーマス・クラモー(指揮)
ザクセン・ウィンド・フィル
 すっかりお馴染!クラモー&ザクセン・ウィンド・フィルの吹奏楽編曲集!

 録音:2013 年4 月15−19 日、バート・ラウシック

 すっかりお馴染みになったトーマス・クラモー指揮のザクセン・ウィンド・フィルハーモニックのニューリリース。「交響的舞曲集」のタイトル通り、オーケストラ用の舞曲をウィンド・アンサンブル向けに編曲して演奏している。ドイツ伝統のガチッと力強い管楽器が現代風にノリノリで吹き鳴らされると、もはや無敵である。トーマス・クラモーはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の元トランペット奏者で、ザクセン・ウィンド・フィルハーモニックの首席指揮者を務めている。
 
GEN 14311
\2300
「聞け!」
 ジョン・ベネット:泣け、我が目よ/
 パスロー:私の亭主は美男でお人好し/
 ジャヌカン:戦い/シュロネン:戦いと平和/
 ペッテション=ベリエル:気分/
 ドイツ民謡:ああ、厳しい冬よ/
 メンデルスゾーン(ブーヒェンベルク編):森への別れ/
 ギーズ:ああ、広い谷よ/
 ドイツ民謡(ブラームス編):別れの歌,私が考えていることはすべて/
 ドイツ民謡(シュミット編):それ、カトライレルネ/
 フランス民謡(スンド編):ひばり/
 バッハ(ウィリアム編):G 線上のアリア/
 スタンフォード:青い鳥/
 シューマン(ゴットヴァルト編):月の夜
アレクサンダー・ラウアー(指揮)
ランデスユゲントコール・ザール
 録音:2013 年10 月18-20 日、ザールブリュッケン、50'00

 ランデスユゲントコール・ザールは2008 年創立の若者たちの合唱団。女声がほぼ半数を占めるため、若い女性特有の、少年の声でも大人の女性の声でもない独特の透き通った魅力が強く出ている。指揮のアレクサンダー・ラウアーは、ラインラント=プファルツ州の都市シュパイアーの大聖堂のカントール。
 

GEN 14313
\2300
注目のドイツの若いチェリスト、ベネディクト・クレックナー
 R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
 プーランク:チェロ・ソナタ Op.143,ルイ・アラゴンの2つの詩〜第1番「セー」
 リーム:遠くから
 R.シュトラウス:ロマンツェ ヘ長調
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ホセ・ガリャルド(Pf)
 録音:2013 年11 月19-21 日、ノイマルクト、81'14

 チェロ好きは要注目。今非常に注目されているドイツの若いチェリスト、ベネディクト・クレックナーのGENUIN への2 枚目のCD(1 枚目は2 種の伴奏によるシューマンのチェロ協奏曲GEN 11215)。クレックナーの太く熱い音で朗々と歌うチェロはたいへんに魅力的で、R.シュトラウスのチェロ・ソナタがこんなに素敵な曲だったのかと認識を新たにするほど。一方でリームの静寂、ロマンツェの素朴さと、若いにもかかわらず表現の幅が極めて広い。間違いなく彼は遠からず世界的なチェリストになるだろう。
 
GEN 14316
\2300
「2011年ドイツ音楽コンクール優勝者」〜トビアス・フェルトマン
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.27
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 ワックスマン:カルメン幻想曲
トビアス・フェルトマン(Vn)
ボリス・クズネゾフ(Pf)
 録音:2013 年5 月、71'34

 素晴らしく優秀なドイツの若いヴァイオリニスト、フェルトマンの初ソロCD。フェルトマンは1991 年の生まれ。僅か8 歳でヴュルツブルク高等音楽院に入学したという神童だった。2012 年のドイツ音楽コンクールで大賞を獲得。極めて高度な技術、高貴な音色、一見クールなようで内に秘めた情熱と、見事な演奏を聞かせてくれる。イザイやバルトークの高難易度の無伴奏曲を切れ味も鮮やかに弾くと思えば、ベートーヴェンのソナタを古典的にカッチリまとめ、カルメン幻想曲を楽しさ一杯に奏でる。なんと凄い逸材だろう!
 
GEN 10165
【未案内旧譜】
\2300
 (1)モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
 (2)シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D.458
シモン・ガウデンツ(指揮)
コレギウム・ムジクム・バーゼル
(1)カリン・ドルンブッシュ(Cl)
 ガウデンツ(b.1974)はバーゼル出身のスイスの指揮者。カリン・ドルンブッシュはスウェーデン出身のクラリネット奏者で、コレギウム・ムジクム・バーゼルのソリストとしても活躍している。
 
GEN 13540
【未案内旧譜】
\2300
「フルートとピアノのためのロマンティック作品集」
 ヴィドール:組曲Op.34/バッハ&グノー:アヴェ・マリア/
 マスネ:タイスの瞑想曲/F.ボルン:華麗なる幻想曲/
 ゴーベール:マドリガル/
 シューベルト:しぼめる花による序奏と変奏曲/
 サン=サーンス:白鳥
古賀敦子(Fl)
宮田真夕子(Pf)
 録音:2012 年8 月シュロス・ブリッツ,ドイツ

 古賀敦子のGENUIN へのアルバム第2弾。シューベルトの名曲に加え「アヴェ・マリア」や「タイスの瞑想曲」「白鳥」のようなフルート以外の名曲も演奏しています。
 
GEN 13541
【未案内旧譜】
\2300
「フリーメイソンにインスパイアされて」
 ジェミニアーニ:ソナタ第6 番イ短調Op.5
 ベートーヴェン:
  「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調,
  「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調
 シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品Op.78
 フンメル:変奏曲 ニ短
カーチャ・ツァコトニク(VC)
ナイラ・アルヴァレンガ=ラーマン(Pf)
 録音:2012 年8 月ルードヴィヒスハーフェン,ドイツ

 フリーメイソンに関係する作曲家の作品を集めたユニークな作品集。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MELODIYA



MELCD 1002187
\2200→\1990
バシュメット/ヴィオラとピアノのためのソナタ集
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
 ブラームス:
  ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
  ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
ミハイル・ムンチャン(ピアノ)
 バシュメットの"メロディア音源"のブラームス&シューベルト!

 ロシア楽壇のカリスマであり、ソロ・ヴィオラの第一人者でもあるユーリ・バシュメットが、メロディア(Melodiya)にレコーディングを行ったブラームス&シューベルトが復刻!
 1976年のミュンヘン国際音楽コンクールで第1位に輝き、西側でも一気にその名声を高めたバシュメット。若き日の情熱が宿るメロディア音源のブラームスとシューベルトは、現在も高い評価を受けている名演です。

 1977年(シューベルト)&1984年3月23日(ブラームス)の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002186
\2200→\1990

木管楽器のためのロシアの室内楽作品集Vol.2
 グリンカ:
  クラリネット、ファゴットとピアノのための《悲愴三重奏曲》ニ短調
 バラキレフ:
  ピアノ、フルート、オーボエ、ホルンと弦楽四重奏のための
   《八重奏曲》 Op.3
 イッポリトフ=イワノフ:
  フルート、オーボエ、クラリネット、
  ファゴットとハープのための《グルジアの夕べ》ト短調 Op.71
 グラズノフ:サクソフォン四重奏曲変ロ長調 Op.109

○グリンカ
 ウラディーミル・ソコロフ(クラリネット)
  セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
  リューボフ・チモフェーエワ(ピアノ)
○バラキレフ
 ワレンチン・ズヴェレフ(フルート)
 アナトーリ・リュビモフ(オーボエ)
 ボリス・アファナシエフ(ホルン)
 アンドレイ・コルサコフ(ヴァイオリン)
 ミハイル・トルピーゴ(ヴィオラ)
 フョードル・ルザノフ(チェロ)
 リファト・コマチュコフ(コントラバス)
 アレクセイ・ナセトキン(ピアノ)
○イッポリトフ=イワノフ
 ワレンチン・ズヴェレフ(フルート)
 アナトーリ・リュビモフ(オーボエ)
 ウラディーミル・ソコロフ(クラリネット)
 セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
 エミリア・モスクヴィチナ(ハープ)
○グラズノフ
 レフ・ミハイロフ(ソプラノ・サクソフォン)
 アレクサンドル・オセイチュク
  (アルト・サクソフォン)
 ユーリ・ヴォロンツォフ
  (テナー・サクソフォン)
 ウラディーミル・エリョーミン
  (バリトン・サクソフォン)
 旧ソ連の木管!グラズノフのサクソフォン四重奏曲を収録!

 旧ソ連時代のオーケストラの木管セクションを支えた猛者たちによる"木管楽器"のためのロシアの室内楽作品集第2集は、1832年のグリンカからバラキレフ、イッポリトフ=イワノフを経て、1932年のグラズノフまで、100年の間に作曲された4作品。
 ソヴィエト国立響首席のウラディミール・ソコロフ、モスクワ放送響の首席ボリス・アファナシエフ、プラハの春国際音楽コンクールの覇者ワレンチン・ズヴェレフの活躍に加え、レフ・ミハイロフやウラディーミル・エミョーリンらによるサクソフォン・クヮルテットなど、今回の第2集も聴きどころ満載!

 1981年(グリンカ)&1976年(バラキレフ、グラズノフ)&1975年(イッポリト=イワノフ)の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002191
\2200→\1990
バロック音楽Vol.1
 アルビノーニ:
  オーボエ協奏曲第3番変ロ長調 Op.7-3、協奏曲第3番ニ長調 Op.5-3
 ヴィヴァルディ:
  フルート、オーボエ、ファゴットと通奏低音のための協奏曲
   Op.44-3, RV.103
 テレマン:管弦楽組曲《水の音楽》ハ長調 TWV55:C3
 ヘンデル:合奏協奏曲ロ短調 Op.6-12, HWV.330
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団
 その名も「バロック音楽(Baroque Music)」シリーズの第1集は、ルドルフ・バルシャイ&モスクワ室内管弦楽団による、アルビノーニ、ヴィヴァルディ、テレマン、そしてヘンデル。
 1950年代後半から1970年代前半の旧ソ連で、しかもバルシャイとモスクワ室内管のコンビで演奏された「バロック音楽」には、アラ・ヴァシリエワやミハイル・ムンチャン、エフゲニー・ネパロ、ウラディーミル・ボゴラードなど、ロシアの名手たちが名を連ねている。旧ソ連時代の「バロック音楽」。その演奏、解釈が非常に楽しみ。

 1958年−1971年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002200
\2200→\1990
メトネル・プレイズ・メトネル Vol.1
 メトネル:
  《おとぎ話》より
   Op.8-1, Op.20-1, Op.20-2, Op.34-2, Op.34-3,
    Op.51-1, Op.51-2, Op.51-3
  3つのノヴェレッテ Op.17より 第1番、第2番
  3つの小品 Op.31より 第1番
  忘れられた調べ第1集 Op.38より 第3番
  忘れられた調べ第2集 Op.39より 第3番、第4番、第5番
  忘れられた調べ第3集 Op.40より 第4番
ニコライ・メトネル(ピアノ)
 ロシア・ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、ニコライ・メトネル(1879−1951)が遺した自作自演がメロディアから復刻。
 シリーズ第1集は、「おとぎ話」や「忘れられた調べ」などからの小品を集めたプログラム。作曲者自らの演奏で作品の解釈を知ることのできる意義深いメトネルのアンソロジーです。

 1930年−1947年、ロンドン、パリでの録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002261
【新装移行再発売】
\2200→\1990
オイストラフ代表的名演/チャイコフスキーとグラズノフの協奏曲
 チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35、憂鬱なセレナード変ロ短調 Op.26
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団

 20世紀ロシアのヴァイオリンの帝王、ダヴィド・オイストラフ(1908−1974)の代表的名演であるチャイコフスキーとグラズノフの協奏曲。共演は両作品ともコンドラシン&ソヴィエト国立響。

 オイストラフ生誕100周年記念盤(MELCD 1000239)からの新装移行再発売。1957年、1945年(憂鬱なセレナード)、1948年(グラズノフ)の録音。ディジパック仕様。

 


MELCD 1002262
【新装移行再発売】
\2200→\1990

ヴィヴァルディ:協奏曲集
 オーボエ協奏曲イ短調 RV.461*
 ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ長調 RV.546
 ヴァイオリン協奏曲ホ短調 RV.278
 チェロ協奏曲ロ短調 RV.424
 ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調 RV.547
 フルート協奏曲ト短調 RV.439《夜》**

オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ナターリヤ・グートマン(チェロ)
レフ・マルキス(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
エフゲニー・ネパロ(オーボエ)*
ルドルフ・バルシャイ(指揮)*
モスクワ室内管弦楽団*
アルベルト・ゴフマン(フルート)**
ダヴィド・オイストラフ(指揮)**
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
ソロイスツ・アンサンブル**
 43歳という若さでこの世を去ったオイストラフ門下の名ヴァイオリニスト、オレグ・カガンの録音を含む、ヴィヴァルディの協奏曲集。妻であるナターリャ・グートマンとの共演での「協奏曲 RV.547」も収録。今もなお高い人気を誇るオレグ・カガンが1974年に、旧ソ連で奏でたヴィヴァルディが新装復刻です。

 MELCD 1001229からの新装移行再発売。1974年、1968年*/**の録音。ディジパック仕様。




ORFEO



ORFEOR 886142
(2CD)
\4800→\4390
ベーム、ウィーン国立歌劇場、伝説の「エレクトラ」!!!
 R.シュトラウス:「エレクトラ」
ビルギット・ニルソン(S エレクトラ)
レオニー・リザネク(S クリソテミス)
レジーナ・レズニク(Ms クリテムネストラ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T エギスト)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br オレスト)
フレデリック・ガトリー(Bs オレストの侍者)
マルガレータ・シェーステット(S クリテムネストラの側近の侍女)
マルガリータ・リロヴァ(S クリテムネストラの裾持ち)
ゲルハルト・ウンガー(T 若い従者)
ヘルベルト・ラックナー(Bs 老いた従者)
ダニカ・マスティロヴィッチ(S 監視の女)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S 女中)ほか
カール・ベーム(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
 ニルソン、リザネク、ヴィントガッセン、レズニク、ヴェヒター、脇役にヤノヴィッツ!超豪華キャストの1965 年ライヴ、蔵出し音源にて登場!!

 ライブ録音:1965 年12 月16 日、ウィーン/98' 40、モノラル

 シュトラウス・イヤーにORFEO が素晴らしい音源を発掘!伝説的な1965 年、カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場での「エレクトラ」がORF 所蔵の蔵出し音源から全曲CD 化!
 1965 年12 月16 日、ウィーン国立歌劇場ではリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」が新制作上演されました。ヴィーラント・ワーグナーによる新演出(1980 年の来日公演の際の演出)、偉大なカール・ベームの指揮というだけでも、極めて力の入った上演だとわかるもの。
 こうした特別な時のウィーン歌劇場の豪華さは半端なものではなく、それは歌手の名前だけでも分かります。
 エレクトラは当時最全盛期、圧巻としか言いようのないビルギット・ニルソン。クリソテミスはベームが長年重用した大ソプラノ、レオニー・リザネク。クリテムネストラは性格的な役を得意としたレジーナ・レズニク。これだけでも豪華なのに、さらにオレストにはウィーンの名バリトン、エーベルハルト・ヴェヒター、エギストに偉大なヘルデン・テノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、若い従者にゲルハルト・ウンガー、そして四人の女中の一人には、既に人気が出ていたグンドゥラ・ヤノヴィッツ!こんな豪華なキャストはまさに空前絶後!!
 もちろんベームの指揮は素晴らしいことこの上なし!「エレクトラ」に格別の愛着をもつこの大指揮者としてもなお一世一代の気合の入った演奏で、ほぼ完全にウィーン・フィルであろうオーケストラが終始一貫激しい緊張感を持って唸りを上げています。しかもどんな時でも音が情感を湛えているところがさすがベーム、さすがウィーン。オレストとの再会の場面ではウィーンの弦もむせび泣いています。
 モノラルながらORF の蔵出し音源で、十分音楽を楽しむことのできる音質です。約半世紀前の豪華な一夜を、シュトラウス・イヤーにお楽しみください!!
 なお、CD リブレットのトラックリストで、第1 幕のトラック11 が欠けております。訂正表示にての対応とさせていただきます。予めご了承くださいませ。



<映像>


C−MAJOR(映像)


71 7004
(Blu-ray)
\5400
エル・システマ・アット・ザルツブルク・フェスティヴァル
 ガーシュウィン:キューバ序曲
 ヒナステラ:エスタンシア 作品8a*
 マーラー:交響曲第1番ニ長調
 バーンスタイン:マンボ(ウェスト・サイド・ストーリーより)
 J.シュトラウス:ラデツキー行進曲Op.228*
   サー・サイモン・ラトル(指揮)
   ベネズエラ国立児童交響楽団、
   ヘスース・パラ(指揮)*
    収録:2013年8月10.11日フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
    監督:ヘニング:カステン

 [ドキュメンタリー&コンサート]
  ジョン・ラッター、アトス・パルマ、W.A. モーツァルト、フランシスコ・セスペデス、
   アデリス・フレイテス、アストル・ピアソラの作品
    ナイベス・ガルシア(指揮)ルイス・チンチージャ(指揮)、ホワイト・ハンド・コーラス
    収録:2013年8月8,9日モーツァルテウム、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
    監督:クリスティアン・クルト・ワイズ

71 6908
(DVD)
\3400
 2013年ザルツブルク音楽祭を席巻した「エル・システマ」ラトルが7歳から16歳のベネズエラの子供たちと作りあげた音楽

 (Blu-ray) 画面:16:9、Full HD、音声:PCM ステレオ、PCM5.1、146分、字幕:英独西仏韓中
 (DVD) 画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、PCM5.1、146分、字幕:英独西仏韓中

 2013 年のザルツブルク音楽祭では、あのベネズエラの「エル・システマ」が特集されました。「エル・システマ」は、音楽を通じて貧困層の子供たちを救う画期的な音楽教育システム。今や世界的指揮者となった若き天才指揮者グスターヴォ・ドゥダメルもエル・システマの教育を受け活躍している一人。
 この映像は、そのベネズエラから招待された約1200 人のメンバーが、世界一の音楽祭で活躍する場面が収録されています。
 ベネズエラ国立児童交響楽団の指揮を務めたのは、ベルリン・フィルの首席指揮者サー・サイモン・ラトル。ラトルもまた、子供たちへの音楽指導に力を注いでおり、この「エル・システマ」の活動にも賛同しています。
 ベネズエラ国立児童交響楽団のメンバーは7 歳から16 歳という年齢で、ガーシュウィンのキューバ序曲、ヒナステラのエスタンシア、マーラー:交響曲第1 番というプログラムを見事に演奏しています。
 ヒナステラは、ベネズエラの期待の若干19 歳の指揮者ヘスース・パラが担当。いつも通りの躍動的な演奏で最後の締めは全員のダンスで締めくくられています。またラトルも、子供たちの溢れだす可能性をまとめあげ、充実した演奏を聴かせてくれます。最後は拍手喝采のスタンディングオーベーション。観客・演奏者ともに感動に包まれ、アンコールにはラトルによるマンボ、その後にはパラによるラデツキー行進曲が演奏され、大きな盛り上がりとともに終了した大興奮のコンサート映像です。
 ボーナス映像として、同じく2013 年のザルツブルク音楽からで、聴覚障害をもつ児童が白い手袋をして歌う「ホワイト・ハンド・コーラス」によるコンサート映像とその舞台裏が収録されています。




VAI(映像)


VAIDVD 4570
(DVD)
\5000
ポール・トルトゥリエ〜完全なる音楽家 ポール・トルトゥリエ(チェロ)
 C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲第3番イ長調H.439
   チューリッヒ室内管弦楽団 エドモン・ド・シュトウツ(指揮)/収録:1988年ウイティコン、スイス
 エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調Op.85
   スイス・ロマンド管弦楽団 アルミン・ジョルダン(指揮)/収録:1988年ジュネーヴ
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
 トルトゥリエ:私のシルク〜第3楽章
   コレギウム・ムジクム・バーゼル アルベルトEカイザー(指揮)/収録:1989年バーゼル
 チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
 トルトゥリエ:私のシルク〜第4楽章
   チューリッヒ交響楽団 ダニエル・シュワゼール(指揮)/収録:1989年チューリッヒ
 映像によるトルトゥリエ協奏曲集、師の作品「私のシルク」も収録!

 画面:4:3 NTSC、カラー、音声:MONO、184 分(本編:132 分、ボーナス:52 分)、リージョン:All

 20 世紀フランスを代表するチェリスト、ポール・トルトゥリエ(1914-1990)。この映像には、C.P.E. バッハ、エルガー、ドヴォルザーク、チャイコフスキーのチェロ協奏曲の演奏とドキュメンタリーが収録されています。
 この映像は単一カメラで撮影されたものを使用し、大写しでは世界的チェリストの見事なボウイングをしっかり見ることができます。
 ドヴォルザークとチャイコフスキーの映像には、アンコールにトルトゥリエ自身の作品「私のシルク」が演奏されているのも必見です。
 ドキュメンタリー映像には、マスター・クラス、リハーサル、プライベート映像など、トルトゥリエの深遠なる哲学的な音楽世界を垣間見ることができます。
 

VAIDVD 4573
(DVD)
\5000
ジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.3
 チャイコフスキー:白鳥の湖〜第2幕
   振付:ジョージ・バランシン/ダンサー:マリア・トールチーフ、アンドレ・エグレフスキー
   収録:1954年3月25日
 ドリーブ:コッペリア
   振付:ジョージ・バランシン/ダンサー:タナキル・ルクレール、アンドレ・エグレフスキー
   収録:1954年3月13日
 メノッティ:ユニコーン、ゴーゴンおよびマンティコーア(詩人の3つの日曜日)
   振付:ジョン・バトラー/ダンサー:アレグラ・ケント、ニコラス・マガリャネス、ロイ・トビアス
   収録:1957年11月5日
 バランシンの「白鳥の湖」、貴重なメノッティの作品も収録

 画面:4:3 NTSC BW、音声:MONO、72 分、リージョン:All

 20 世紀最大の振付師ジョージ・バランシン。彼が育て上げた世界最高峰のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)。1954 年以降バランシンはモントリオールのカナダ放送局のために何度かテレビ用に上演しました。この度それらの映像を集めジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」第3 弾。
 テレビ放送のためにバランシン振付のコッペリアが新たに発見され収録。バランシンに見出されたタナキル・ルクレールとアンドレ・エグレフスキーが出演しています。映像として初出のメノッティの「ユニコーン、ゴーゴンおよびマンティコーア(詩人の3 つの日曜日)」が収録。バレエと合唱が混ざった珍しい作品です。さらにマリア・トールチーフとアンドレ・エグレフスキーによる「白鳥の湖」も収録しており、盛りだくさんの内容です。
 またバランシン自身がニューヨーク・シティ・バレエの歴史についてレネ・レヴェックのインタビューを受ける姿も収録されています。















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