≪第77号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 6/17〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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6/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
TRITO
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シューベルト:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」 |
カダケス管弦楽団
ハイメ・マルティン(指揮)
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録音:2013年1月17-18日、アウディトリオ、サラゴサ、スペイン
ハイメ・マルティンは1965年スペインのサンタンデルに生まれたフルート奏者・指揮者。1992年以来ロンドンに在住しアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団のソロ・フルーティスト(首席奏者)を務めています。
2007年に指揮者としての活動を開始し、当レーベルからだけでもすでに6タイトルのCDをリリースしています。
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マルク・サンボラ/
リディア・リヌエザ台本:「探偵トム・ソーヤー」 |
マルク・アンドゥレイ(トム・ソーヤー)
マルク・ウディナ(ハックルベリー・フィン)
その他出演者、器楽奏者
マルク・サンボラ(指揮)
ミケル・アジェイ(演出) |
カタルーニャ語の子供向けミュージカル的作品。
ブックレットもカタルーニャ語のみ。収録時間37分弱ですがフルプライスです。 |
VERSO
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ヴィオラとピアノのためのスペインのソナタ集
コンラド・デル・カンポ(1876-1953):ロマンス
フランシスコ・フレタ・ポロ(1931-):ソナタ
Op.62
ロベルト・ジェラルド[ロバート・ジェラード](1986-1970):ソナタ
ジョルディ・セルヴェリョ(1935-):ターティス・ソナタ |
アシャン・ピライ(ヴィオラ)
フアン・カルロス・コルネリェス(ピアノ) |
録音:2013年2月5-6日、ヘタフェ専門音楽院、ヘタフェ、マドリード県、スペイン
アシャン・ピライは1969年スリランカ生まれのイギリスのヴィオラ奏者。2014年現在、バルセロナ交響楽団首席奏者(2000-)、カタルーニャ高等音楽学校教授(2001-)、リセウ音楽院教授(2009-)を務めています。
ターティス・ソナタは伝説的ヴィオラ奏者ライオネル・ターティス(1876-1975)に捧げられた作品。
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ガブリエル・エルコレカ(1969-):
水の三重奏曲 クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための作品集
水の三重奏曲 [Trio del Agua] (ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2011)
Biribilketa(クラリネット、チェロとピアノのための;1999)
Mundaka(ピアノのための;2009)
悪魔 [Saturno] (クラリネット、バスクラリネットとチェロのための;1997)
2つのソルチコ [Dos Zortzikos] (ピアノのための;2000)
Aldakiak (ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2003) |
アルボス三重奏団
ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン)
ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)
ホセ・ルイス・エステリェス(クラリネット、バスクラリネット) |
録音:2014年1月27-29、ヘタフェ専門音楽院、ヘタフェ、マドリード県、スペイン
ガブリエル・エルコレカはスペイン・バスクのビルバオに生まれ、イギリスの王立音楽アカデミーでマイケル・フィニシーに師事した作曲家。
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<メジャー・レーベル>
イタリアDECCA
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482 08289
(9CD)
\7200→\6490 |
ロリン・マゼール・イン・ウィーン〜
DECCAレコーディングス |
ロリン・マゼール(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
CD 1
チャイコフスキー:
交響曲第1番 ト短調 op. 13 “冬の日の幻想”
交響曲第2番 ハ短調 op. 17 “小ロシア” |
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September
1963 - October 1964 |
CD 2
チャイコフスキー:
交響曲第3番 ニ長調 op. 29 “ポーランド”
R.シュトラウス :交響詩「ドンファン」op.
20 16.49 |
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September
1963 - October 1964 (Sinf. No. 3),
Sofiensaal, Vienna, April 1964 (Don Juan) |
CD 3
チャイコフスキー:交響曲第4番 へ短調 op.
36
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 op.
24 23.08 |
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September
1963 - October 1964 (No. 4),
Sofiensaal, Vienna, April 1964 (Tod und Verklarung) |
CD 4
チャイコフスキー : 交響曲第5番 ホ短調
op. 64 |
Producer: John Culshaw
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September
1963 - October 1964 |
CD 5
チャイコフスキー :
交響曲第6番 ロ短調 op. 74 “悲愴”
幻想序曲「ロメオとジュリエット」 19.27 |
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna, September
1963 - October 1964 |
CD 6
チャイコフスキー:
マンフレッド交響曲p. 58
幻想序曲「ハムレット」 op. 67 17.28 |
Producers: David Harvey (Manfred), Erik Smith
(Hamlet)
Engineers: James Brown (Manfred), Gordon
Parry (Hamlet)
Recording location: Sofiensaal, Vienna, May
1965 (Hamlet), April 1971 (Manfred) |
CD 7
シベリウス :
交響曲第1番 ホ短調 op. 39
交響曲第4番 イ短調op. 63 |
Producers: Erik Smith (No. 4), John Culshaw
(No. 1)
Engineers: Gordon Parry (No. 4), James Brown
(No. 1)
Recording location: Sofiensaal, Vienna
Recording dates: September 1963 (No. 1),
March-April 1968 (No. 4) |
CD 8
シベリウス:
交響曲第2番 ニ長調 op. 43
交響曲第3番 ハ長調 op. 52 |
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna
Recording dates: April 1964 (No. 2), March-April
1968 (No. 3) |
CD 9
シベリウス:
交響曲第5番 変ホ長調 op. 82
交響曲第6番 ニ短調 op. 104
交響曲第7番 ハ長調 op. 105 |
Producer: Erik Smith
Engineer: Gordon Parry
Recording location: Sofiensaal, Vienna
Recording dates: March 1966 (No. 5 &
7), March-April 1968 (No. 6) |
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クラムシェル・ボックス仕様、ブックレット(伊・英語併記)を封入。 |
<国内盤>
6/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HMF
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ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザーク
ドヴォルザーク(1841-1904):
1-4. 交響曲第6番 ニ長調 op.60 B112
5-9. 組曲「アメリカ」 イ長調 op.98B B190
(原曲:ピアノ独奏曲/作曲者自身による管弦楽編曲) |
ジェームズ・ガフィガン(指揮)
ルツェルン交響楽団 |
若手注目指揮者、ジェームズ・ガフィガン、ルツェルン響を率いてのドヴォルザークの登場
アメリカの若手指揮者ジェームズ・ガフィガン。ルツェルン交響楽団とのHMF
第2 弾は、ドヴォルザーク。ブラームスやベートーヴェンの影響も強く感じられる、ロマン色濃厚な第6
番。ガフィガン率いるルツェルン響の面々の活き活きとした表情が印象的な好演。第3
楽章のフリアントの激しいリズムもきまっています。
組曲「アメリカ」はもとはピアノ作品。「アメリカ」という副題は最近になってつけられたものです。1894
年春に作曲され、翌年、ドヴォルザークが祖国に戻る直前に管弦楽用に編曲されました。アメリカ先住民とアフリカ系アメリカの音楽といった素材を、ボヘミアのアクセントで巧みに味付けし、非常に親しみやすい組曲となっています。
ルツェルン交響楽団は、1806 年に創立されたスイス最古のオーケストラ。現代音楽演奏でも非常に高い評価を得ており、これまでにもグバイドゥーリナやシチェドリン、ファジル・サイ、デュサパンやダルバヴィー、リームなどに作品を委嘱して演奏もしています。
ジェームズ・ガフィガンは、1979 年生まれのアメリカの指揮者。2004
年のショルティ国際指揮コンクールで優勝したのを皮切りに、世界の名だたるオーケストラと演奏、2011/12
のシーズンからルツェルン交響楽団の首席指揮者、およびオランダ放送フィルや、ケルン・ギュルツェニヒ管などで首席客演指揮者を務めています。2011/12
には「ラ・ボエーム」でウィーン国立歌劇場デビュー、その後も「ドン・ジョヴァンニ」(2012/13)
で再登場、さらにグラインドボーンでも指揮するなど、オケ作品のみならずオペラ作品でも世界にその名を着実に広めています。リームの作品集(HMC
902153)でも高い評価を得ており、緻密な指揮ぶりが光ります。
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NAIVE
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OP 30561
(6CD)
\6400 →\5990
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VIVALDI-VIOLIN CONCERTOS
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集ボックス |
[CD1]OP 30363
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」
(1)「春」R 269 (2)「夏」R 315 (3)「秋」R
293 (4)「冬」R 297
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮) コンチェルト・イタリアーノ〔独奏:(1)ステファニア・アッザーロ(Vn)
(2)マウロ・ロペス・フェルレイラ(Vn) (3)アントニオ・デ・セコンディ(Vn) (4)フランチェスカ・ヴィカーリ(Vn)〕
録音:2002年6月
[CD2]OP 30417
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第1集
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV208 「モグール」,ヴァイオリン協奏曲ト短調 RV332,
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV234 「不安」,ヴァイオリン協奏曲ハ短調 RV199 「疑い」,
ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 RV362 「狩」,ヴァイオリン協奏曲ホ長調 RV270 「休息」
エンリコ・オノフリ(Vn,指揮) アカデミア・モンティス・レガリス
録音:2005 年6月
[CD3]OP 30427
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第2
集
協奏曲RV232 ニ長調,RV264 ホ長調,RV325ト短調,RV353イ長調,RV243ニ長調「senza
cantin」,RV368変ロ長調
アントン・シュテック(Vn) モード・アンティコ,フェデリコ・マリア・サルデッリ
録音:2006 年2 & 8月
[CD4]OP 30474
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第3
集 「Il ballo〜ザ・バレエ」
(1)RV 352イ長調 (2)RV 307ト長調 (3)RV
268ホ長調 (4)RV 333ト短調
(5)RV 210ニ長調 (6)RV 312ト長調 (7)RV
350イ長調
ディエゴ・ファゾリス(指揮) イ・バロッキスティ,ドゥイリオ・M・ガルフェッティ(Vn)
録音:2007 年11月、2008 年1月
[CD5]OP 30533
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集第4
集「 L'imperatore〜皇帝」
(1)ト短調RV 331 (2)ハ長調 RV 171 (3)ヴァイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」〜第12番
ロ短調 RV 391 op.9-12
(4)ホ長調「恋人」 RV 271 (5)ト短調
RV 327 (6)ホ長調 RV 263a
(7)ハ長調 RV 181(第3楽章は「ラ・チェトラ」第1番
RV 181aを使用)
リッカルド・ミナージ(Vn &指揮) イル・ポモ・ドーロ
録音:2011 年10月、ロニーゴ(イタリア)
[CD6]OP 30538
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集第5集〜Per Pisendel〜ハ長調RV.177/ニ長調RV.212a/ニ短調RV.246/
変ロ長調RV.370/ニ短調RV.242,Op.8-7「ピゼンデル氏のために」/
変ロ長調RV.379/ト短調RV.328
ドミトリー・シンコフスキー(Vn,
指揮) イル・ポモ・ドーロ
録音:2012 年3月ロニーゴ、イタリア |
ヴィヴァルディ・エディションから6枚組お買得ボックスの登場!
ヴィヴァルディ・エディションの中でも人気の高いヴァイオリン協奏曲集をまとめたボックスセット。「四季」は今聴いても新鮮度抜群。ヴァイオリン協奏曲集も第1
集から第5 集まで一挙に手に入る大変お買得なセットです!
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OP 30562
(6CD)
\6400 →\5990
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VIVALDI-VOICES
ヴィヴァルディ:声楽作品集 |
[CD1]OP 30411[廃盤]
ヴィヴァルディ:
オペラ・アリア、重唱集 「カンダーチェ」,「シルヴィア」,「試練の中の真実」,「ティート・マンリオ」,
「ティエテベルガ」,「メデアとジャゾーネ」,「春風がささやき」からのアリア,重唱,他
サンドリーヌ・ピオー(S) アン・ハレンベリ(Ms) ポール・アグニュー(T) ギルメット・ロランス(Ms)
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮) モード・アンティクオ
録音:2005年1月
[CD2]OP 30415
ヴィヴァルディ:バスのためのアリア集
「エジプトの戦場のアルミーダ」RV699-A,「ティート・マンリオ」RV738-A,「怒りのオルランド」RVAnh84,
「セミラーミデ」RV733,「ファルナーチェ」RV711-D,「シルヴィア」RV734,「アデライーデ」RV695,
「オリンピアーデ」 RV725、からのアリア,序曲、弦楽のための協奏曲 ロ長調 RV162
ロレンツォ・レガッツォ(Bs) リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)コンチェルト・イタリアーノ
録音:2005年5月
[CD3]OP 30416
ヴィヴァルディ:
モテット「正しい怒りの激しさに」RV626,シンフォニア ロ短調 「聖なる墓にて」RV169,
詩篇「主の僕たちよ、主を讃えよ」 RV601,ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲 ニ短調 RV541,
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 「聖ロレンツォの祝日のために」RV286
サンドリーヌ・ピオー,オッターヴィオ・ダントーネ(指揮) アカデミア・ビザンチーナ
録音:2005年7月
[CD4]OP 30443
ヴィヴァルディ:発見されたアリア
「試練の中の真実」,「スカンデルベグ」,「テウッツォーネ」,「ティート・マンリオ」,
「怒れるオルランド」からのアリア,弦楽のための協奏曲 ヘ長調 RV136,
ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV369
ソーニャ・プリーナ(A) オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
アッカデミア・ビザンティナ,ステーファノ・モンタナーリ(Vn)
録音:2007年6月
[CD5]OP 30504
ヴィヴァルディ:テノールのためのアリア集
「ティート・マンリオ」「アルジルダ」「勝利した貞節」「ティグラーネ」「ダリオの戴冠」「試練の中の真実」
「テンペのドリッラ」「ファルナーチェ」「バヤゼット」からのアリア(全18曲) 協奏曲
RV110
トピ・レーティプー(T) ディエゴ・ファソリス(指揮) イ・バロッキスティ
録音:2010年4、5月,ルガーノ
[CD6]V 5212(初出)
「オルランド・フリオーゾ」「グリゼルダ」「忠実なニンファ」からのアリア、
「クレド」RV591より、スターバト・マーテルより(抜粋)
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト) ピオー、ジャルスキ、レーティプーほか
アンサンブル・マテウス、クリストフ・スピノージ(指揮) |
ヴィヴァルディのアリア集6 枚セット。ルミューを中心とした盤(V5212)も初登場でボックスに組み込まれています。
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REFERENCE RECORDINGS
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FR 710SACD
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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ホーネック&ピッツバーグ響/
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調op. 88 (39’03”)
ヤナーチェク(編曲:マンフレート・ホーネック&トマーシュ・イレ):
交響的組曲「イェヌーファ」 (23’02”) |
マンフレート・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団 |
超優秀録音。マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ響、ドヴォルザークの第8交響曲、ヤナーチェクの「イェヌーファ」組曲
収録:2013年10月11-13日/ピッツバーグ、ハインツ・ホール(ライヴ・デジタル)/5.1チャンネルステレオ
プロデューサー&編集:ディルク・ソボトカ(sound
mirror)
バランス・エンジニア&マスタリング:マーク・ドナヒュー(sound
mirror)
レコーディング・エンジニア:ジョン・ニュートン(sound
mirror)、ハロルド・チェンバーズ(ピッツバーグ響)
SACD ハイブリッド盤。オーディオファイル御用達、リファレンス・レコーディングスへの鮮烈なるデビュー盤「シュトラウスの交響詩集(FR.707SACD)」がまだ記憶にあたらしい、マンフレート・ホーネック指揮ピッツバーグ響による最新作は、ドヴォルザークとヤナーチェク。ボヘミアとモラヴィアが生んだ大作曲家ふたりをカップリングしたプログラムは、2013
年10 月に本拠ピッツバーグのハインツ・ホールで、前作と同じサウンド・ミラーのチームによってセッション録音されたものです。
【巧みな指揮とオケの機動性が際立つドヴォルザークの交響曲第8
番】
チェコの風土を強く感じさせる交響曲第8 番はドヴォルザークのオリジナリティが開花した人気曲。ホーネックは、ここでも思い切った表現で振幅のおおきな音楽を聴かせてくれます。
たっぷりと濃厚に序奏を終えたあと、第1 楽章も主部に入ると躍動感がグングン増してゆき、これから始まるドラマチッックな展開を予感させます。こうしてハイテンションで強烈にたたみかけるいっぽうで、歌うべきところでは、たとえば第3
楽章のメランコリックな舞曲もめいっぱいむせび泣くように歌い上げています。
そのうえ、変奏曲の形式を採るフィナーレの扱いもじつに巧み。やがて訪れるコーダの爆発まで、よく練られた構成力にホーネックの非凡さをあらためてみる思いがします。
2008 年以来、ホーネックが音楽監督を務める手兵ピッツバーグ響は相変わらずの好調ぶり。ホルンをはじめ、オーボエにフルートと、各パートを受け持つ奏者たちのヴィルトゥオジティも際立ち、世界屈指のスーパー・オケとしていまを轟く楽団の高い機動性が印象的です。
【ホーネック自らも編曲に参加、ヤナーチェクの交響組曲『イェヌーファ』】
アルバム後半の交響組曲「イェヌーファ」は、2013
年にホーネックとチェコの作曲家でギタリストのトマーシュ・イレとが、ヤナーチェクの同名オペラからエッセンスを抽出し、音素材を抜群のセンスで切れ目なくつなげ、単一楽章の組曲形式のオーケストラ曲として仕上げたもの。
ヤナーチェクの全創作のうち、最も重要なオペラは民俗色ゆたかな歌と踊りの宝庫。この組曲版では、劇中より以下の音楽が含まれています。
・第1幕の第1幕のシュテヴァと合唱「遠くはるかで」
・第2幕のイェヌーファのアリア「それじゃあの子は死んだのね、わたしのかわいいあの子は」
・第1幕のシュテヴァと合唱が繰り広げるヴェルブンクの歌と踊り
・第1幕のブリヤのアリア「若い者は自分の苦難に耐えるものだよ」
・第3幕の合唱「エイ、かあさん、かあさん、あたしのおかあちゃん」
・第2幕幕切れの音楽
・第3幕幕切れの音楽
編曲にあたっては、ほんのいくつかの例外を除いて、ほとんどヤナーチェクのオリジナルの器楽編成に従ったとのことで、心のひだを克明かつ緻密に描く、ヤナーチェク独特の手の込んだ管弦楽法と独創的な世界を手軽に味わえてたいへん魅力的な仕上がりとなっています。 |
CHAMPS HILL RECORDS
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エマ・ジョンソン(クラリネット)
すばらしい新世界 〜 クラリネットのための作品集
プロコフィエフ:
フルート・ソナタ(クラリネット版世界初録音/エマ・ジョンソン編)
ヒンデミット:クラリネット・ソナタ
ロータ:クラリネット・ソナタ ニ長調
ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)
メシアン:鳥たちの深淵、ヴォカリーズ・エチュード |
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エマ・ジョンソン(クラリネット)
ジョン・レネハン(ピアノ) |
英国が誇る女王エマ・ジョンソン!新録音は20世紀のクラリネット作品集!
イギリスを代表する世界的クラリネット奏者エマ・ジョンソンの新録音!
「20世紀のクラリネット作品集」は、イギリスの作家オルダス・ハクスリー(1894−1963)が1932年に発表したディストピア小説「すばらしい新世界(Brave
New World)」がテーマ。
ユートピアとは正反対のディストピア、第2次世界大戦の戦火の中を生き延びた5人作曲家たち。
プロコフィエフが疎開先のコーカサスで作曲した「フルート・ソナタ」の世界初録音となる"クラリネット版"や、ヒンデミット、ロータ、ルトスワフスキ、メシアンの音楽。
名手エマ・ジョンソンのクラリネットで、激動の20世紀の中で生まれた作品の深層を聴く
——。
※録音:2013年6月3日−5日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス)
エマ・ジョンソン、前作新譜
満を持してのブラームス! |
NIMBUS
NI 6153
(CD-R)
\2400 →\2190
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エマ・ジョンソン
ついに・・・ ブラームス「クラリネット・ソナタ」!
ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
メンデルスゾーン:ソナタ変ホ長調
シューマン:幻想小曲集Op.73 |
エマ・ジョンソン(クラリネット)
ジョン・レネハン(ピアノ) |
英国の才女エマ・ジョンソン!遂にブラームスのソナタ!
マイケル・コリンズと並びイギリスのクラリネット界を代表する世界的名手、エマ・ジョンソンがブラームスの2つのクラリネット・ソナタを遂にレコーディング!
イギリスの伝統を守るハンドメイドのクラリネット、ピーター・イートンを愛用するエマ・ジョンソン。
"木管"という呼び名に相応しい豊かで堅実、木の香りを纏う音色、円熟味を増した音楽性によるブラームスは、クラリネット奏者として成熟したエマ・ジョンソンがたどり着いた大いなる到達点である。
2011年1月25日−27日の録音。
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ブラームス&モーツァルト:クラリネット五重奏曲集
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調
K.581
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調
Op.115 |
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)
バドク弦楽四重奏団 |
SCO首席クラリネット奏者のモーツァルト&ブラームス!
2002年よりスコットランド室内管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるスペインのクラリネッティスト、マキシミリアーノ・マルティン。
古今東西、全てのクラリネット奏者にとっての王道中の王道であるモーツァルトとブラームスの「クラリネット五重奏曲」では、UKの気鋭のアンサンブル、バドク弦楽四重奏団と共演!
モーツァルトでの伸びやかな音色、ブラームスでの表情の変化や、巧みなデュナーミク、フレージングは見事。
ティチアーティやスヴェンセン、マッケラスなど、名立たる指揮者たちの高度な要求に応え続けてきたマキシミリアーノ・マルティンのクラリネットが、名作2曲でも冴え渡る。
※録音:2013年5月12日−13日、7月31日−8月1日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス) |
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愛と戦争の歌
プーランク:平和への祈り/
エルガー:夏の急流/
アルボ:パヴァーヌ/
ショパン:前奏曲ホ短調/
ジョビン:ハウ・インセンシティヴ/
クィルター:行け、麗しのバラよ/
プーランク:矢車草/
ピアサル:地上の楽園/
ヴォーン・ウィリアムズ:静かな昼さがり/
バーンビー:スイート・アンド・ロウ/
バーラー:あの娘が消えた/
ブラッサンス:ワー・オヴ・14-18/
リー:素晴らしき夏/
ニューマン:ホエン・シー・ラヴド・ミー/
伝承曲:悲しみの水辺/
クラーク:オンリー・ユー/
ハイドン:愛を語らず/
ブリッジ:最後の祈り/ピアサル:花の歌 |
カンタービレ 〜ザ・ロンドン・カルテット、
マルコム・マルティヌー(ピアノ) |
UKの4声のア・カペラ・アンサンブル、カンタービレ!
1980年代にケンブリッジ大学で結成され、初期のポリフォニーからジャズ、さらにはコンテンポラリーをレパートリーとするイギリスのア・カペラ・アンサンブルであり4人のエンターテイナー、カンタービレ
〜 ザ・ロンドン・クヮルテット。
第2次世界大戦の開戦から100年目となる2014年、カンタービレの4人と、名伴奏者マルコム・マルティヌーがコンビが奏でるのは、対極にある「愛(Love)」と「戦争(War)」の2つをテーマとしたプログラム。
英国ア・カペラ界の"6声"の王者がキングズ・シンガーズであるならば、"4声"の盟主はカンタービレ!
2011年&2012年8月の録音。 |
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フェデリコ・コッリ 〜 展覧会の絵
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調《熱情》
スクリャービン:ピアノソナタ第10番 Op.70
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》 |
フェデリコ・コッリ(ピアノ) |
難関として知られるリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝(2012年)を飾ったイタリア期待の若きピアニスト、フェデリコ・コッリの本格的なデビュー・レコーディング!
2014年4月にはロンドン・サウスバンク・センターのインターナショナル・ピアノ・シリーズへのデビューを果たすなど、急速にステップアップを遂げているコッリ。
ベートーヴェンの「熱情」、スクリャービンの「第10番」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」というプログラムからも、その大器の片鱗が窺える。
2013年1月の録音。 |
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トゥイレ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番イ長調
四重奏断章
弦楽四重奏曲第2番ト長調 |
アレグリ弦楽四重奏団
〔オフェル・ファルク(第1ヴァイオリン)、
ラファエル・トーデス(第2ヴァイオリン)、
ドロテア・フォーゲル(ヴィオラ)、
ヴァネッサ・ルーカス=スミス(チェロ)〕 |
南チロル地方のボルツァーノ出身でドイツで活躍した19世紀の作曲家ルートヴィヒ・トゥイレ(1861−1907)。
現在ではピアノと木管五重奏のための「六重奏曲」の作曲者としてその名を残すトゥイレの「弦楽四重奏曲」は、知られざる後期ロマン派の秀作である。
結成60周年を迎えたアレグリ弦楽四重奏団の充実の演奏が、トゥイレの旋律美を際立たせている。
2012年5月の録音。
ルートヴィヒ・ヴィルヘルム・アンドレアス・マリア・トゥイレ(Ludwig
Wilhelm Andreas Maria Thuille, 1861年 -1907年)はオーストリア出身のドイツの音楽教育家・作曲家。
テュイレの表記もあるが、本来はフランス系のユグノーの家系でテュイユと読む。
ブラウンフェルスやシリングスらと共に、若き日のR.シュトラウスやプフィッツナーもその一員とされた「ミュンヘン楽派」の代表者とされる。
幼児期に両親を喪い、おじを頼ってオーストリアに出る。インスブルックで学問を修め、1877年に終世の友リヒャルト・シュトラウスと知り合う。
その後ミュンヘンでヨーゼフ・ラインベルガーらに作曲を師事。その後ミュンヘン音楽アカデミーの楽理科ならびに作曲科の教授に就任し、数多くの門弟を育成した。
トゥイレは室内楽に献身した多作な作曲家であり、こんにちではピアノと管楽器のための《六重奏曲》作品6(1886〜1888年)や《チェロ・ソナタ》作品22の作曲家として辛うじて知られているにすぎないが、《交響曲ヘ長調》や《ピアノ協奏曲》のような大作のほか、数々のリートや、3つの歌劇も作曲している。
このうち最初の《トイアーダンク Theuerdank[2]》(1897年完成)は、1897年に、バイエルン王国摂政主催の歌劇作曲コンクールにおいて、ツェムリンスキー作曲の《ザレマ》を抑えて首席に輝いた。
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ファンタジー・トリオ
ブリッジ:幻想曲ハ短調
スーク:エレジー Op.23
アイアランド:幻想曲イ短調
シェーンベルク:浄められた夜(弦楽三重奏版/シュトイアーマン編) |
ディメンション・ピアノ・トリオ
〔アントニー・ヒューイット(ピアノ)、
ラファエル・ザンブルジツキ=ペイン
(ヴァイオリン)、
トーマス・キャロル(チェロ)〕 |
ディメンション・ピアノ・トリオは、ユーディ・メニューイン・スクールの卒業生たちにより結成されたイギリスのアンサンブル。
シェーンベルクの"ピアノ・トリオ版"の「浄められた夜」、ブリッジとアイアランドの「幻想曲」、スークの「エレジー」でのアンサンブルの一体感は、個々の演奏技術の高さの賜物。ブリッジ、アイアランドの「幻想曲」もイギリス音楽ファンには嬉しい選曲。
2012年7月の録音。 |
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シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 D.384
ヴァイオリン・ソナタ イ短調 D.385
ヴァイオリン・ソナタ ト短調 D.408
ロンド イ長調 D.438 |
サラ・トリッキー(ヴァイオリン)
ダニエル・トング(ピアノ)
カリーノ弦楽四重奏団 |
ウィリアム・マサイアスのヴァイオリン・ソナタの世界初録音など、近現代作品の演奏、解釈に定評のあるイギリスの女流ヴァイオリニスト、サラ・トリッキーが弾くシューベルトのヴァイオリン・ソナタ。
そのヴァイオリン、演奏のスタイルは、「素晴らしく洗練された音色」(英ミュージカル・オピニオン誌)、「燃え立つよう、そして情熱的」(英ストラド誌)と評されている。
2013年5月の録音。 |
HUGO VASCO REIS
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ウゴ・ヴァスコ・レイス ポエマ・アナクロニコ(時代遅れの詩)
アントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダ(1940-):
トッカータ、幻想曲とソナティナ(ポルトガルギターとピアノのための)Op.133(*)
ウゴ・ヴァスコ・レイス(1981-):ポルトガルギター独奏のための組曲
Op.4
前奏曲/ロマンス/インヴェンション/幻想曲
カルロス・セイシャス(1704-1742):
ソナタ ハ短調 K.14(+)/ソナタ ロ短調
K.80(+)/ソナタ ホ短調 K.37(+) |
ウゴ・ヴァスコ・レイス(ポルトガルギター)
カンディド・フェルナンデス(ピアノ(*))
フィリパ・メネゼス(ヴィオラ・ダ・ガンバ(+)) |
録音:2013年、リスボン音楽院小コンサートホール、リスボン、ポルトガル
ポルトガルギター奏者ウゴ・ヴァスコ・レイスの自主制作によるデビューCD。ウゴ・ヴァスコ・レイスは1981年リスボンに生まれ、ポルトで土木工学を修めた後ポルト・ジャズ学校でジャズ・ギターと音楽理論を学ぶと同時にポルト音楽院でカルロス・ジェズスとヌノ・ディアスにポルトガルギダーを師事、さらにペドロ・カルデイラ・カブラルとサムエル・カブラルのプライヴェート・クラスで学びました。
また、和声と対位法をジョアン・エイトル・リガウドに学び、アントニオ・ピニョ・ヴァルガスの作曲セミナーにも参加。2014年現在ポルトガル国内各地で演奏活動を行いながらリスボン音楽院で作曲を学んでいます。
彼を高く評価しているアントニオ・ヴィクトリノ・ダルメイダのオリジナル作品、自身のソロ作品、そして師ペドロ・カルデイラ・カブラル譲りのポルトガルギター版セイシャスで構成されたプログラム。収録時間こそ41分弱と短いながらその内容の充実ぶりに驚かされます。
本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社(代理店)では「REIS
1」として管理いたします。
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MPMP
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セルジオ・アヴェゼド(1968-):動物たちの謎々 児童合唱作品集
9つの易しい歌 [9 Cancoes Fraceis]
(民間の口上と早口言葉による;全8曲;2009)
ぼくの庭の歌 [Cancoes so meu Quintal]
(セルジオ・アヴェゼドのテキストによる;全12曲;2010)
動物たちの謎々 [A Charada da Bicharada]
(アリセ・ヴィエイラの詩集による;全14曲;2010)
ジョアンの眠り [O Sono do Joao]
(アントニオ・ノブレの同名の詩による2声のカンタータ;2008)(*)
怖い動物たち [Bichos de Arrepiar]
(セルジオ・アヴェゼドのテキストによる18の歌;2008)から
ティラノサウルス・レクス [Tyrannosaurus
Rex] |
ヴォクシミニ合唱団(児童合唱)
ヴォクシミクス合唱団(児童合唱(*))
ヌノ・ミゲル・フレイタス(ピアノ)
アルマンダ・パトリシオ(指揮) |
録音:2013年、シネ=テアトロ・アヴェニダ、カステロ・ブランコ、ポルトガル
セイシャスのシリーズをリリースしている「メログラフィア・ポルトゥゲザ・コレクション」とは別の「ベンジャミン・コレクション(coleccao
benjamin)」からの発売。セルジオ・アヴェゼドはポルトガルのコインブラに生まれ、フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994)他に師事した作曲家。
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MPMP-HISTORIAS
(CD + BOOK)
\3800 →\3490
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ポルトガルの音楽の歴史
ドン・ディニス[ポルトガル国王ディニス1世](1261-1325):
Pois que vos Deus, amigo, quer guisar
ゴンサロ・ピント・ゴンザルヴェス(テノール)
ヌノ・トルカ・ミランダ(リュート) マヌエル・ペドロ・フェレイラ(指揮)
原盤:MU Records / Arte das Musas /
Cesam, 2008
ドゥアルテ・ロボ(1565?-1646):Auvidi
vocem de coelo
アルス・ノヴァ(合唱) ボー・ホルテン(指揮) 原盤:Naxos,
1995
不詳(17世紀):Sa qui turo zente pleta
キングス・シンガーズ ラルペッジャータ
クリスティーナ・プルハル(指揮) 原盤:Naive,
2007
ピエトロ・ジョルジョ・アヴォンダノ(18世紀):
交響曲ヘ長調 から 第1楽章(アレグロ)
ディヴィーノ・ソスピロ エンリコ・オノフリ(指揮)
原盤:Dymanic. 2011
カルロス・セイシャス(1704-1742):
ソナタ ニ長調 K.20 から 第1楽章(アレグロ)(*)
ソナタ ニ短調 K.25 から 第2楽章(アダージョ)(+)
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(オルガン(*)、チェンバロ(+))
原盤:MPMP, 2012
ニッコロ・ピッチンニ(1728-1800):
オペラ「迫害された匿名の女」から Pastorelle
anch'io con voi
ジョアナ・セアラ(ソプラノ) オス・ムジコス・ド・テジョ
マルコス・マガリャンイス(指揮) 原盤:Os
Musicos do Tejo, 2008
フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ(1702?-1755?):
カンタータ「A quel leggiadro volto」から
Lascia per un momento
ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ) ディヴィーノ・ソスピロ
エンリコ・オノフリ(指揮) 原盤:Dymanic.
2011
マルコス・ポルトゥガル(1762-1830):オペラ「移り気な女たち」
序曲
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア アルヴァロ・カスト(指揮)
原盤:Marco Polo (Naxos), 2000
ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):
レクイエム「カモンイスの記念に」Op.23
から キリエ
(旧東)ベルリン放送合唱団&交響楽団
ハインツ・レーグナー(指揮) 原盤:Portugalsom,
1982
交響曲第1番 から 第4楽章(プレスト)
アルガルヴェ管弦楽団 アルヴァロ・カスト(指揮)
原盤:Naxos, 2004
ジョアン・ギリェルメ・ダッディ(1813-1887):華麗な幻想曲(抜粋)
ドゥアルテ・ペレイラ・マルティンス(ピアノ
[Grotrian Steinweg, 1876])
原盤:MPMP, 2013 (未発売音源)
アルフレド・ケイル(1850-1907):オペラ「ア・セラナ」序曲
ポルトガル国営放送交響楽団 フェルナンド・カブラル(指揮)
原盤:ポルトガル放送 (未発売音源)
ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948):
交響曲「祖国」から 第4楽章(アンダンテ・ルグーブレ)(抜粋)
ハンガリー国立交響楽団 マーチャーシュ・アンタル(指揮)
原盤:Portugalsom, 1990
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):人工の楽園(抜粋)
アイルランド国営放送交響楽団 アルヴァロ・カスト(指揮)
原盤:Naxos, 2009
ルイ・コエリョ(1889-1986):バレエ「鉄の靴をはいたお姫様」(抜粋)
ポルトガル国営放送交響楽団 シルヴァ・フェレイラ(指揮)
原盤:Portugalsom. 1988/2008
フェデリコ・デ・フレイタス(1902-1980):愚かな少女の踊り(抜粋)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
アルヴァロ・カスト(指揮) 原盤:Naxos,
2013
ジョリ・ブガラ・サントス(1924-1988):
交響曲第5番「ヴィルトゥス・ルジタニエ」から
第4楽章(アレグロ)(抜粋)
ポルトガル交響楽団 アルヴァロ・カスト(指揮) 原盤:Naxos,
1998
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
Os homens que vao p'ra guerra
リスボン・カンタト室内合唱団 クララ・アルコビア・コエリョ(指揮)
原盤:MU Records / Arte das Musas /
Cesam, 2008
ジョルジェ・ペイシニョ(1940-1995):Floreal(抜粋)
リスボン現代音楽グループ ジャン=セバスティアン・ベロー(指揮)
原盤:La Ma de Guido, 2010
コンスタンサ・カプデヴィレ(1937-1992):リベラ・メ(抜粋)
グルベンキアン合唱団 オプス・アンサンブル
ジョルジェ・マッタ(指揮) 原盤:Portugalsom,
1991 |
マリオ・ジョアン・アルヴェス著・マダレナ・マトゾ画によるポルトガルの子供向けポルトガル音楽史入門絵本(もちろんポルトガル語のみ)にCDが付いたハードカバーブックCD。
本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社(代理店)では「MPMP-HISTORIAS」として管理いたします。 |
MUGUEL AMARAL
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ミゲル・アマラル 斜めに降る雨
ミゲル・アマラル(1982-):
海辺 [A Praia] (ソフィア・デ・メロ・ブレイネル・アンドレセンの詩による)
練習曲「プロコフィエフ的暗示」(セルゲイ・プロコフィエフの記念に)Op.2
No.1
[Estudo "Sugestao Prokofiolica
(a memoria de Sergey Prokofiev)]
フェルナンド・ペソアの詩による2つの絵
[Dois Quadros Sobre Poemas de Fernando
Pessoa]
斜めに降る雨(リカルド・ロシャに)
[Chuva Obliqua (ao Ricardo Rocha)]
満月(武満徹の記念に) [Plenilunio
(a memoria de Toru Takemitsu)]
マリオ・ラジニャ(1960-):ソナタ
イゴル・C・シルヴァ(1989-):
モノローグV「半ダースの冗談」 [Monologo
V "Meia Duzia de Brincadeiras"]
ダニエル・モレイラ(1983-):迷宮 [Labirinto]
ミゲル・アマラル:永遠の帰還 [O Eterno
REgresso]
ディミトリス・アンドリコプーロス(1971-):
弔いの鐘の音(ガルシア・ロルカの詩による、
ポルトガルギターとエレクトロニクスのための)
[Clamor (sobre o poema de Garcia Lorca)] |
ミゲル・アマラル(ポルトガルギター) |
録音:データ記載なし
ポルトガルギター奏者ミゲル・アマラルの自主制作によるデビューCD。ミゲル・アマラルは1982年ポルトに生まれ、サムエル・カブラルとジョゼ・フォンテス・ロシャにポルトガルギターを師事、2005年にファドの伴奏者としてデビュー。しかしソリストとして活動することを決意しペドロ・カルデイラ・カブラルとリカルド・ロシャにポルトガルギターを、さらに和声と対位法をダニエル・モレイラに、作曲をディミトリス・アンドリコプーロスに師事。2009年ポルトでのソロ・リサイタルを大成功させ、以後ポルトガル国内各地で活躍しています。
本体・外装に規格品番表記がございませんが、弊社では「AMARAL
1」として管理いたします。
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PARLOPHONE MUSIC PORTUGAL
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レムリアの歌 現代ポルトガル歌曲集
オズヴァルド・フェルナンデス(1985-)/
ゴンサロ・M・タヴァレス(1970-)作詩:旅 [Uma
Viagem]
エドゥアルド・ルイス・パトリアルカ(1970-)/
ヴァルテル・ウゴ・マンイ(1971-)作詩:レムリアの歌
[Cancoes de Lemuria]
ヌノ・ジャシント(1985-)/パウロ・ジョゼ・ミランダ(1965-)作詩:幻影
[Ilusio]
パウロ・ペレイラ=ロペス(1964-)/
ジョゼ・ルイス・ペイショト(1974-)作詩:7つの歌
[7 Cancoes] |
マリナ・パシェコ(ソプラノ)
オルガ・アマロ(ピアノ) |
録音:2013年9月、ポンテ・デ・リマ音楽アカデミー・コンサートホール、ポンテ・デ・リマ、ポルトガル
作詩・作曲とも現代ポルトガルのアーティストの手になる歌曲集。「レムリア」はイギリスの動物学者フィリップ・スクレーター(1829-1913)が1874年に提唱した、インド洋に存在したとされる仮想の大陸(Wikipediaによる)。
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6/18(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
C AVI
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4260085534333
(5CD)
\9000
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ルール・ピアノ・フェスティヴァル・エディションVol.32 |
CD1 (64’45)
シューベルト:4つの即興曲Op.142 D935〜第3曲、第4曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ラヴェル:夜のガスパール
フェデリコ・コッリ(ピアノ)/録音:2013年6月1日
CD2 (70’52)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op109
ヘンデル:組曲第4番ニ短調HWV437
シューマン:クライスレリアーナOp.16
ワルワラ・ネポムニャシチャヤ(ピアノ)/録音:2013年5月30日
CD3 (55’52)
モーツァルト:幻想曲ニ短調 KV397
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調Op.120D664
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32 番ハ短調Op.111
リスト:イゾルデの愛の死S447
イスマエル・マルゲン(ピアノ)/録音:2013年5月31日
CD4 (78’28)
ベートーヴェン/リスト編:遙かなる恋人に寄すOp.98
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
ドビュッシー:12の練習曲〜第1 部
シューベルト/リスト編:水の上で歌う
シューマン/リスト編:ミルテの花
ヴェルディ/リスト編:「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
エイヴァン・ユー(ピアノ)/録音:2013
年5月13日
CD5 (64’09)
ハイドン:ピアノ・ソナタ ニ長調HoB.XVI:24
モーツァルト:幻想曲第2番ニ短調KV397
ワーグナー:黒鳥館への到着(アルバムの綴り)WWV95
ワーグナー/モシュコフスキ編:イゾルデの愛の死
ワーグナー/タウジヒ編:ワルキューレの騎行
ドビュッシー:忘れられた映像
(レント/ ルーヴルの思い出/ 嫌な天気だから“もう森へが行かない”の諸相)
ヴェルディ/リスト編:「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ
ヴェルディ/リスト編:「トロヴァトーレ」による演奏会用パラフレーズ
ヴェルディ/リスト編:「エルナーニ」による演奏会用パラフレーズ
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)/録音:2013
年5月13日 |
ルール・ピアノ・フェスティヴァル、2013
年ライヴ・レコーディング
ヨーゼフ・モーグ、フェデリコ・コッリ、ワルワラ・ネポムニャシチャヤ、イスマエル・マルゲン、エイヴァン・ユー
毎年ドイツのライン、ルール川周辺の主力産業都市で行われているルール・ピアノ・フェスティヴァル。毎年豪華な出演者に注目が集まり、今年2014年は、アンドラーシュ・シフ、アルフレード・ブレンデル、マリア・ジョアン・ピリス、そしてマルタ・アルゲリッチと錚々たる面々が参加しています。そしてもう一つの音楽祭の魅力は、各国際コンクールなどで優秀な成績を残した有望な若手ピアニストが多数登場する点です。このアルバムは2013
年のハイライトを収録した内容で、ヨーゼフ・モーグ、フェデリコ・コッリ、ワルワラ・ネポムニャシチャヤ、イスマエル・マルゲン、エイヴァン・ユーといった若手ピアニストの演奏が収録されています。
ヨーゼフ・モーグは、1987 年ドイツのルートヴィヒスハーフェン生まれ。音楽家の両親を持ち4
歳からピアノをはじめる。カールスルーエ音楽大学を経て、ヴュルツブルクでグレムザーに、ハノーファーでヴァルディに師事。2012
年にはクラシックの権威ある賞ICMA で“今年の若手アーティスト”
に選出、2014 年には“今年のソロ・アーティスト”
にエリザベート・レオンスカヤと共に選ばれるなど、世界で注目されているピアニストです。
エイヴァン・ユーは1987 年香港生まれ。9
歳のときにヴァンクーヴァーへ移住し、ケンス・ブロードウェイ、ラルフ・マークハムに師事。その後ドイツのベルリン芸術大学のクラウス・ヘルビッヒのもとで学ぶ。現在はベルリン在住。カナダ・ショパンコンクールで優勝、スペイン・サンタンデール国際ピアノコンクールで2
位と聴衆賞を獲得するなど、高く評価されていきました。
イスマエル・マルゲンは1992 年生まれ。ジャック・ルヴィエやロジェ・ムラロらに師事。若2012
年12 月のロン=ティボー国際音楽コクールで第3位および聴衆賞を受賞しています。
ワルワラ・ネポムニャシチャヤは1983 年モスクワ生まれ。モスクワにあるグネーシン音楽大学で学び、その後モスクワ音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキー教授に師事。そして2011
年からハンブルク音楽演劇大学でエフゲニー・コロリオフの下で研鑽を積んでいます。コンクール入賞経験も豊富で、2012
年ゲザ・アンダ国際コンクールで第1 位、聴衆賞、モーツァルト賞を獲得し注目を集めたピアニストです。
フェデリコ・コッリは1988 年イタリア、ブレシア生まれ。ミラノ音楽院で学ぶ。2011
年モーツァルト国際コンクール、2012 年リーズ国際コンクールと相次いで優勝した新時代を代表するであろうピアニストの一人です。 |
ESTUDIO GLB
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ヴァイオリニストのルドミラ・ヴィネツカーとチェリストのアントニオ・ゲラ・ヴィセンテが1999年ブラジルの首都ブラジリアに創設した音楽スタジオ「スタジオ(エストゥジオ)GLB」が制作するレーベル。
30を超えるCDをリリースしていますが、扱えるのは4タイトルのみ。在庫限定となります。 |
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ブラジル 500
エンリケ・オズワルド(1852-1931):ピアノ五重奏曲(*)
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):弦楽四重奏曲 |
ルイス・デ・ムーラ・カストロ(ピアノ(*))
ブラジリア弦楽四重奏団
ルドミラ・ヴィネツカー(第1ヴァイオリン)
クラウディオ・コーエン(第2ヴァイオリン)
グレス・コレト(ヴィオラ)
アントニオ・ゲラ・ビセンテ(チェロ) |
録音:1999年1月、スタジオGLB、ブラジリア、ブラジル
おそらくポルトガル人によるブラジル発見(西暦1500年)500周年を記念したタイトル。
エンリケ・オズワルドはブラジルのリオデジャネイロに生まれた作曲家・ピアニスト・教育者・外交官。父はドイツ系スイス人、母はイタリア人。イタリア、フランスで学び、リオデジャネイロ国立音楽学校長を務めました。ルイス・デ・フレイタス・ブランコはポルトガルの作曲家。
■ブックレット、インレイカードにスレや歪みがございます。ご了承ください。(輸入元代理店)
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国民主義者
オズワルド・ラセルダ(1927-2011):弦楽四重奏曲第1番(1952)
ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテ(1906-1976):弦楽四重奏曲「民衆の四重奏曲」(1963) |
ブラジリア弦楽四重奏団
ルドミラ・ヴィネツカー(第1ヴァイオリン)
クラウディオ・コーエン(第2ヴァイオリン)
グレス・コレト(ヴィオラ)
アントニオ・ゲラ・ビセンテ(チェロ) |
オズワルド・ラセルダはブラジルのサンパウロに生まれ、カマルゴ・グアルニエリ(1907-1993)に師事、さらにアメリカ合衆国に留学しアーロン・コープランドらに師事した作曲家・ピアニスト。サンパウロ音楽学校教授、国家教会音楽委員会顧問等を務めました。
ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテはポルトガルに生まれ、10歳の時に家族とともにブラジルに移住、リオデジャネイロで音楽教育を受けた作曲家・チェロ奏者。リオデジャネイロ市立劇場交響楽団の創設者であり、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第1番」の初演にも参加しました。 |
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ブラジル音楽シリーズ Vol.10
ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテ(1906-1976):室内楽&声楽作品集
カリオカの情景 [Cenas Cariocas] (チェロとピアノのための;1961)(+)
セレナード弾きのワルツ [Valsa seresteira]
カンティガ [Cantiga]/ショーロ [Choro]
悲歌 [Elegia] (チェロとピアノのための;1932)(+)
糸杉 [Ciprestes] (歌、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1936)(*/#/+)
ピアノ伴奏歌曲(*)
ソネット [Soneto] (1941)/すみれ
[Violeta] (1948)
ある田舎のパン屋 [Certo padeiro da roca]
(1949)
深い霧 [Brumas] (1950)/イベリアの歌
[Cantar Iberico](1951)
リンダ・イネスは… [Estavas, Linda Ines,
...](1956)
バンゾ [Banzo](1965)/ジャナイナ [Janaina](1965)
チェロ・ソナタ(1940)(+) |
ロゼ・ジ・ソザ(ソプラノ(*))
ルドミラ・ヴィネツカー(ヴァイオリン(+))
ライフ・ダンタス・バヘト(チェロ(#))
マルコス・アラゴニ(ピアノ) |
録音:2009年1月、スタジオGLB、ブラジリア、ブラジル |
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ブラジル音楽シリーズ Vol.12
ジョゼ・ゲラ・ヴィセンテ(1906-1976):ブラジリア交響曲 |
GLBフィルハーモニー交響楽団
クラウディオ・コーエン(指揮) |
録音:2009年10月14日、マルティンス・ペナ・ホール、ブラジリア、ブラジル
※収録時間34分15秒ですがフルプライスですのでご注意ください。 |
<国内盤>
ETENDUE
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NKB 404
(SACD HYBRID)
(DVD-ROM)
\5000+税
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「海」と「ラ・ヴァルス」
● DISC 1
(SACD/CD Hybrid Disc, CD STEREO /
SACD STEREO / SACD 4.0 Surround)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー:3つの交響的スケッチ「海」
ラヴェル:オーケストラのための舞踏詩「ラ・ヴァルス」
ドリーブ:バレエ「コッペリア」よりマズルカとワルツ
(SACD Hybrid)SACD 4.0 Surround
(DVD-ROM)DATA DISC, FLAC / DSF データ収録
● DISC 2 (DVD-ROM Disc)
・FLAC data (24bit/192kHz STEREO)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー:3 つの交響的スケッチ「海」
ラヴェル:オーケストラのための舞踏詩「ラ・ヴァルス」
ドリーブ:バレエ「コッペリア」よりマズルカとワルツ
・DSF data (1bit/5.6MHz STEREO) [ ワンポイントマイクによる収録]]
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(SACD Hybrid)SACD 4.0 Surround |
北村憲昭(指揮)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 |
NKB 104
(SACD HYBRID)
\3000+税
※SACD Hybrid のみのアルバムです
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SACD+DVD-ROM 2枚組に高品位オーディオを満載HR
レーベル注目の第4弾!
北村憲昭&ワルシャワ・フィルハーモニー管による「海」と「ラ・ヴァルス」!
録音:2013 年9 月5,6 日、ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール、ポーランド
高精細DSD による鮮烈な録音で話題を独占!
北村憲昭指揮によるオーケストラ作品の録音事業を進めているNKB/HR
レーベルでは、前作「火の鳥・ロメオとジュリエット」に続きワルシャワでのセッション録音を挙行、ヨーロッパでも屈指の歴史と実力を誇るワルシャワ・フィルの演奏による、フランス印象派を代表する管弦楽曲の傑作を収録した意欲的なアルバムを完成させました。
HR レーベルのアルバムの特徴であるDSD(1bit)
技術による録音を元に、鮮度の高い音質を楽しめるSACD
ハイブリッドディスクと、PC オーディオファンならば興味を惹かれずにはいられない高解像度オーディオデータを満載したDVD-ROM
に、共通の曲目を収録しています。このメディアの組み合わせによる世界初のアルバムとなったHR
レーベル第1 弾(NKB-401) は音楽ファン・オーディオファンの大きな話題となりました。本タイトルはさらに強力なコンテンツで聴く人を魅了します。
北村憲昭(指揮者)
1949 年12 月12 日神戸に生まれる。父はアマチュアコーラスの指揮者、父方の伯父は1988
年に亡くなるまでニューヨークで指揮を、母方の伯父もやはり大阪音楽大学の指揮科の名誉教授という一家の中で育った。12
才よりフルートを習いはじめ、京都市立芸術大学に入学、吉田雅夫、伊藤公一各師に師事。大学卒業後指揮を日本の指揮者の第一人者故山田一雄氏に師事し指揮法を学ぶ。その後師のアシスタントを務めながら日本では数少ないオペラの経験を朝比奈隆氏のもとで積み、関西歌劇団指揮者として数多くのオペラのレパートリーを身に付けた。1981
年ストラヴィンスキーの「エディプス王」を指揮し、デビューを果たし、その指揮と演出で絶賛を博す。1991
年桂三枝氏の演出によるモーツァルトの「魔笛」の公演で「斬新な演出にも劣らぬ伝統的かつ格調高い指揮であった。」と高く評された。1994
年チェコのオロモウツで開かれた国立モラビアフィルハーモニーオーケストラ主催のインターナショナルマスタークラス
フォーコンダクターズに於いて、シューマンの「交響曲第4
番ニ短調」の演奏に、最高の解釈であったとの特別表彰を受け、その栄誉として当オーケストラとシューマン交響曲第1
番と第4 番の録音を行う。2010 年スロバキア・フィルハーモニーとベートーヴェン交響曲第6
番「田園」他を録音。同年11 月にベートーヴェンの交響曲第7
番他を録音。論文「演奏の解析法」「旋律要素の解析」を執筆、共に神戸山手女子短期大学紀要に掲載。
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6/17(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
FARAO
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リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル・コンクールの優勝者
リヒャルト・シュトラウス:
チェロとピアノのためのソナタ ヘ長調
Op.6、ロマンス ヘ長調AV75
メンデルスゾーン:チェロとピアノのためのソナタ第2番 ニ長調Op.58 |
ラファエラ・グロメス(チェロ)
ユリアン・リーム(ピアノ) |
リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル・コンクールの優勝者、若き女性チェリスト、ファエラ・グロメス
録音:2012 年5 月リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル、ライヴ/57’30
リヒャルト・シュトラウスが、死去するまでの40
年間を過ごしたガルミッシュ=パルテンキルヒェンにおいて開催されている音楽祭「リヒャルト・シュトラウス・フェスティバル」。2014
年は生誕150 年ということで盛大な音楽祭が開催されます。
同音楽祭では若手奏者のためのコンクールも開催されており、2012
年のチェロ部門の覇者がラファエラ・グロメスでした。
本アルバムは、コンクールの優勝者コンサートでのライヴ収録。リヒャルト・シュトラウスのチェロ・ソナタ、ロマンス、そしてメンデルスゾーンのチェロ・ソナタが収録されています。
このチェロ・ソナタは若きシュトラウスが作曲した唯一のチェロ・ソナタ。
カップリングされているロマンスはもともとチェロと管弦楽のために書かれた作品ですが、現在はチェロとピアノで演奏されることが多い作品。1991
年ミュンヘン生まれのラファエラ・グロメス。14
歳のときにグルダのチェロ協奏曲で演奏会デビューを飾ります。ライプツィヒ音楽院で4
年間学び、2010 年からミュンヘンでウェン・シン・ヤンに師事しています。 |
HUNGAROTON
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HCD 32745/46
(2CD)
\4800
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J.S.バッハ:クラヴィア練習曲集第3部(ドイツ・オルガン・ミサ)&コラール集合唱付き
・前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
・「キリエ、とこしえの父なる神よ」BWV 669
・「キリエ、世の人すべての慰め」BWV 670
・「キリエ、聖霊なる神よ」BWV 671
・「キリエ、とこしえの父なる神よ」BWV 672
・「キリエ、世の人すべての慰め」BWV 673
・「聖霊なる神よ」BWV 674
・「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV
675、676、677
・「これぞ聖なる十戒」BWV 678、679
・「われら皆一なる神を信ず」BWV680、681
・「天にましますわれらの父よ」BWV682、683
・「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV684、685
・「深き淵より、われ汝に呼ばわる」BWV686、687
・「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV688、689
※コラールの原曲、合唱付き |
バーリント・カロシ(オルガン)
カント・アルモニコ、
ウルフ・ヴェルナー&
シェリル・ライダー(リーダー) |
2008 年バッハ国際コンクールの覇者オルガニスト、バーリント・カロシによる軽快なタッチ!バッハのオルガン作品の傑作、「ドイツ・オルガン・ミサ」とコラール合唱付き
録音:2013 年9 月9 日&10 月13 日、ファースト・ルーテル教会、ボストン/Disc1:
68’33”/Disc2: 58’33”
このアルバムはJ.S. バッハのクラヴィア練習曲集第3
部の前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552、さまざまなコラール集、そしてそれぞれのコラールの原曲が合唱で収録されております。
前奏曲 変ホ長調は全205 小節に及ぶ雄大な前奏曲で、フランス序曲風の付点リズムとシンコペーション、そして急速な下行句を主体とする、3
つの主題に基づいており、バッハのオルガン作品の中でも最も華やかな作品です。技巧的にはもちろん、随所にバッハらしさが表れております。このほか収録されているコラール作品はドイツ語によるキリエ、グローリア、クレドに基づく作品など全21
作品が収録されております。
当アルバムの魅力はこれらのコラールの原曲が合唱で収録されているところです。合唱のカント・アルモニコの澄み切った歌声が教会に響き渡り、その美しさを際立たせます。
オルガンのバーリント・カロシは1979 年、ブタペスト生まれ。6
歳でピアノとクラリネットを学び、オルガンは17
歳よりはじめました。リスト音楽院で学んだ後、リオネル・ロッグに師事、その後2008
年第16 回、ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールのオルガン部門にて優勝、さらに2012
年ミシガン大学における即興コンクールで優勝するなど、その才能は瞬く間に開花しました。現在は欧米諸国を中心に演奏活動をする一方で作曲家としても才能を発揮しております。今後の活躍も注目です。
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天才、フェレンツ・サーンタJr.の名録音セレクション
1.-2. Csardascsokor (2:38)/3.-7. Notacsokor
(4:54)/
8. Georgette (2:51)/9. Csardas (3:48)/
10. Ven cigany (3:58)/11. Kalloi verbunk
es friss (2:50)/
12. Szomoru vasarnap (2:15)/13.-16. Notacsokor
(4:50)/
17.-19. Csardascsokor (3:50)/20.-22. Notacsokor
(6:40)/
23. Intermezzo (3:30)/24. Cigany Caprice
(2:21)/
25.-30. Notacsokor (8:16)/31.-33. Tanccsardasok
(3:59)/
34.-37. Notacsokor (6:20)/38. Pacsirta
(4:41) |
フェレンツ・サーンタJr.(ヴァイオリン)&
ハンガリー・ナショナル・ロマ・オーケストラ |
踊りはまさに始まったばかり!チャールダーシュなどの名曲揃い!
DDD、68’25”
フンガロトン・レーベルといえばこのヴァイオリニスト、フェレンツ・サーンタJr.。独特な節まわし、ポルタメントなど個性的な奏法が特徴のサーンタJr.
は7 歳でヴァイオリンを弾き始めすぐにその才能を開花させました。
フランツ・リスト音楽院を卒業後、国内外を問わず活躍し、彼が率いるオーケストラ、ハンガリー・ナショナル・ロマ・オーケストラとともに精力的に演奏活動をおこなっております。いわゆる伝統音楽のアプローチは爽快そのもので、ツィンバロンとの絡みも実に美しく、ワールド・ミュージック色を色濃く呈します。天才、フェレンツ・サーンタJr.
の名録音セレクションをご堪能ください。 |
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アドリアーンのバースデイ・ケーキ〜子供の音楽
(1)Bojtorjan (Varga Imre)/(2)Csiga Zsiga
boltja (Blasko Virag Marta)/
(3)Nyari alma (Kanyadi Sandor)/(4)Dombon
(Tamko Sirato Karoly)/
(5)Patak partjan all egy malom (Kaczur
Csilla)/(6)Kuvik (Denes Gyorgy)/
(7)Ordast lattam (Denes Gyorgy)/(8)Tyukanyo
(Fecske Csaba)/
(9)Ciposuto mondoka (Tarbay Ede)/
(10)A roka es a hollo (Romhanyi Jozsef)/
(11)Tuccsokenek (Kovacs Andras Ferenc)/
(12)Legyen szep, legyen jo (Kaczur Csilla)
※ハンガリー語歌唱 |
カターング
【(1)-(9)(11)(12)カツール・チッラ(バンドネオン)、
(10)ファルカシュ・ペーテル( ギター)、
チルトン・フローラ(ハープ)、
ショイオム・イムレ(ダブルベース)、
カシュ・ベンツェ(パーカッション)】 |
ハンガリーで人気!カターングによる子供のための音楽
ハンガリーで人気のワールドミュージックグループ“カターング”
の最新アルバムは「アドリアーンのバースデイ・ケーキ」と題された子供の誕生日のための音楽。素朴さの中に楽しいメロディが満載です。 |
WIGMORE HALL LIVE
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ジョナサン・ビス・イン・ウィグモア・ホール/こだわりのシューマン・プログラム
シューマン:幻想小曲集Op.12 (S)
ヤナーチェク:草陰の小径にて 第1集 (J)
1.夕べに(S) 2.我らの夕べ(J) 3.飛翔(S) 4.なぜに(S) 5.
落ち葉(J)
6. 気まぐれ(S) 7. おやすみ(J) 8. 夜に(S) 9.フリーデクの聖母マリア(J)
10. 寓話(S) 11. 一緒においで(J) 12.
夢のもつれ(S) 13. 歌の終わりに(S)
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
14.元気よく 15. 心からの 16.何かごつごつした感じで 17.辛抱しきれず
18. 単純に 19.きわめて速く、そして内向的に
20. 速くなく、きわめて感情をこめて 21.
生き生きと 22.元気よく
23. バラード風に、きわめて速く 24. 単純に 25.ユーモアをもって
26.荒々しく、そしてほがらかに 27.優しく歌いながら 28.元気よく
29.快いユーモアをもって 30. 遠くからのように 31.
速くなく
[アンコール]
シューマン:暁の歌Op.133〜第5曲 |
ジョナサン・ビス(ピアノ) |
録音:2013 年5 月22 日ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ/79’03
アメリカのピアニスト、ジョナサン・ビスが2013
年5 月にロンドンのウィグモア・ホールで行ったリサイタルのライヴ録音。演奏会プログラムはシューマンとヤナーチェク。シューマンは、ジョナサン・ビスが最も得意とし愛してやまない作曲家の一人ということ。
まず、シューマンの「幻想小曲集」とヤナーチェクの「草陰の小径にて」が交互に演奏されます。「幻想小曲集」は、8
曲からなる曲集でそれぞれの楽曲に標題がつけられています。シューマンの複雑な感情の吐露を見事に表現しており、感情に溺れることなく、作品のもつ力に正面から向き合った真摯な演奏を聴かせてくれています。ヤナーチェクの「草陰の小径にて」は、ヤナーチェクの独特の個性が色濃く反映したピアノ作品として広く演奏されています。
ここに収録されているのは、全10 曲からなる第1
集から5 曲。この5 曲は、ハルモニウムのための曲集として書かれた「スラヴの旋律」からの作品。
ジョナサン・ビスは、この2 つの作品に強い関連性を見出し、それぞれの作品を交互に演奏することによって、分断されたそれぞれの曲が一つのイメージとして浮かび上がってくるのだと言います。それはまさに後半のプログラム「ダヴィッド同盟舞曲集」につながる選曲といえます。全18
曲からなる曲集「ダヴィッド同盟舞曲集」は、シューマンが創造した新しい時代にむけて保守的な敵対者と戦う架空の団体。
シューマンの分身である行動的なフロレスタンと、瞑想的なオイゼビウスが、交互、または同時に現れ進んでいきます。ジョナサン・ビスは、それぞれの曲色鮮やかに弾きつなぎ、一つの大きな世界を形成しています。
アンコールには、シューマンがライン川に飛び込む前に作曲されたという「暁の歌」の第5
曲が演奏されています。
なおhttp://www.wigmore-hall.org.uk/live へアクセスすると、同日のプログラムであった、ベルクのピアノ・ソナタ作品1
がフリー・ダウンロードできます。 |
SIGNUM
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ファイヴ 〜 ピアノ作品集
J.S.バッハ:パルティータ第1番ロ長調 BWV.825
ベートーヴェン:ソナタ第15番ニ長調 Op.28《田園》
ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47、スケルツォ第2番変ロ短調
Op.31
グルッグ(ズガンバーティ編):
歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より
メロディ
シューマン(リスト編):春の夜 |
ジェイムズ・ローズ(ピアノ) |
ジェイムズ・ローズの新シリーズ始動!「インストゥルメンタル・レコーズ」!
イギリスの異色のピアニスト、ジェイムズ・ローズの新シリーズ(新レーベル)、インストゥルメンタル・レコーズがシグナム・クラシックス(Signum)より始動!
シグナム・クラシックスでデビューしてから5年。コンサートやレコーディング、テレビのドキュメンタリーなどを通じて確実にクラシック・ファンを増やし、同時に古楽系のレパートリーを確立してきたローズ。
5作目となるこのアルバムでは、J.S.バッハ、ベートーヴェン、ショパン、グルッグ、シューマンと絶対的な自信を持って組んだリサイタル・プログラム。それを、繊細なタッチから生み出される澄んだ音色と、幅広い表現力で見事に歌う。
新レーベルの始動としても、デビュー5周年を記念したアルバムとしても十分なクオリティです!
※録音:2013年5月15日−17日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス) |
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ハキム・プレイズ・ハキム 〜
ビルバオ、エウスカルドゥナ宮殿のシュッケ・オルガンによる作品集
Vol.1
ハキム:
トッカータ/小組曲/2台オルガンのための《ダイ・アポステル》/
シューベルトの幻想曲によるパラフレーズ《アヴェ・マリア》/
ジャン・ラングレへのオマージュ/
グレゴリオのモチーフ集/アラベスク |
ナジ・ハキム(オルガン)
マリー=ベルナデット・デュフォルセット
(オルガン) |
レバノンの首都、ベイルート出身で、即興演奏家としても知られるコンポーザー=オルガニスト、ナジ・ハキムの自作自演による作品集。
スペイン、ビルバオのエウスカルドゥナ宮殿(エウスカルドゥナ国際会議場コンサートホール)の2000年に完成されたオルガンによる演奏です。
2013年3月26日−27日の録音。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
MELODIYA
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バシュメット/ヴィオラとピアノのためのソナタ集
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調
D.821
ブラームス:
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2 |
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
ミハイル・ムンチャン(ピアノ) |
バシュメットの"メロディア音源"のブラームス&シューベルト!
ロシア楽壇のカリスマであり、ソロ・ヴィオラの第一人者でもあるユーリ・バシュメットが、メロディア(Melodiya)にレコーディングを行ったブラームス&シューベルトが復刻!
1976年のミュンヘン国際音楽コンクールで第1位に輝き、西側でも一気にその名声を高めたバシュメット。若き日の情熱が宿るメロディア音源のブラームスとシューベルトは、現在も高い評価を受けている名演です。
1977年(シューベルト)&1984年3月23日(ブラームス)の録音。ディジパック仕様。 |
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木管楽器のためのロシアの室内楽作品集Vol.2
グリンカ:
クラリネット、ファゴットとピアノのための《悲愴三重奏曲》ニ短調
バラキレフ:
ピアノ、フルート、オーボエ、ホルンと弦楽四重奏のための
《八重奏曲》 Op.3
イッポリトフ=イワノフ:
フルート、オーボエ、クラリネット、
ファゴットとハープのための《グルジアの夕べ》ト短調
Op.71
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲変ロ長調
Op.109
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○グリンカ
ウラディーミル・ソコロフ(クラリネット)
セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
リューボフ・チモフェーエワ(ピアノ)
○バラキレフ
ワレンチン・ズヴェレフ(フルート)
アナトーリ・リュビモフ(オーボエ)
ボリス・アファナシエフ(ホルン)
アンドレイ・コルサコフ(ヴァイオリン)
ミハイル・トルピーゴ(ヴィオラ)
フョードル・ルザノフ(チェロ)
リファト・コマチュコフ(コントラバス)
アレクセイ・ナセトキン(ピアノ)
○イッポリトフ=イワノフ
ワレンチン・ズヴェレフ(フルート)
アナトーリ・リュビモフ(オーボエ)
ウラディーミル・ソコロフ(クラリネット)
セルゲイ・クラサヴィン(ファゴット)
エミリア・モスクヴィチナ(ハープ)
○グラズノフ
レフ・ミハイロフ(ソプラノ・サクソフォン)
アレクサンドル・オセイチュク
(アルト・サクソフォン)
ユーリ・ヴォロンツォフ
(テナー・サクソフォン)
ウラディーミル・エリョーミン
(バリトン・サクソフォン) |
旧ソ連の木管!グラズノフのサクソフォン四重奏曲を収録!
旧ソ連時代のオーケストラの木管セクションを支えた猛者たちによる"木管楽器"のためのロシアの室内楽作品集第2集は、1832年のグリンカからバラキレフ、イッポリトフ=イワノフを経て、1932年のグラズノフまで、100年の間に作曲された4作品。
ソヴィエト国立響首席のウラディミール・ソコロフ、モスクワ放送響の首席ボリス・アファナシエフ、プラハの春国際音楽コンクールの覇者ワレンチン・ズヴェレフの活躍に加え、レフ・ミハイロフやウラディーミル・エミョーリンらによるサクソフォン・クヮルテットなど、今回の第2集も聴きどころ満載!
1981年(グリンカ)&1976年(バラキレフ、グラズノフ)&1975年(イッポリト=イワノフ)の録音。ディジパック仕様。 |
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バロック音楽Vol.1
アルビノーニ:
オーボエ協奏曲第3番変ロ長調 Op.7-3、協奏曲第3番ニ長調
Op.5-3
ヴィヴァルディ:
フルート、オーボエ、ファゴットと通奏低音のための協奏曲
Op.44-3, RV.103
テレマン:管弦楽組曲《水の音楽》ハ長調
TWV55:C3
ヘンデル:合奏協奏曲ロ短調 Op.6-12, HWV.330 |
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
モスクワ室内管弦楽団 |
その名も「バロック音楽(Baroque Music)」シリーズの第1集は、ルドルフ・バルシャイ&モスクワ室内管弦楽団による、アルビノーニ、ヴィヴァルディ、テレマン、そしてヘンデル。
1950年代後半から1970年代前半の旧ソ連で、しかもバルシャイとモスクワ室内管のコンビで演奏された「バロック音楽」には、アラ・ヴァシリエワやミハイル・ムンチャン、エフゲニー・ネパロ、ウラディーミル・ボゴラードなど、ロシアの名手たちが名を連ねている。旧ソ連時代の「バロック音楽」。その演奏、解釈が非常に楽しみ。
1958年−1971年の録音。ディジパック仕様。 |
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メトネル・プレイズ・メトネル Vol.1
メトネル:
《おとぎ話》より
Op.8-1, Op.20-1, Op.20-2, Op.34-2,
Op.34-3,
Op.51-1, Op.51-2, Op.51-3
3つのノヴェレッテ Op.17より 第1番、第2番
3つの小品 Op.31より 第1番
忘れられた調べ第1集 Op.38より 第3番
忘れられた調べ第2集 Op.39より 第3番、第4番、第5番
忘れられた調べ第3集 Op.40より 第4番 |
ニコライ・メトネル(ピアノ) |
ロシア・ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、ニコライ・メトネル(1879−1951)が遺した自作自演がメロディアから復刻。
シリーズ第1集は、「おとぎ話」や「忘れられた調べ」などからの小品を集めたプログラム。作曲者自らの演奏で作品の解釈を知ることのできる意義深いメトネルのアンソロジーです。
1930年−1947年、ロンドン、パリでの録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002261
【新装移行再発売】
\2200 →\1990
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オイストラフ代表的名演/チャイコフスキーとグラズノフの協奏曲
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35、憂鬱なセレナード変ロ短調
Op.26
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82 |
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団 |
20世紀ロシアのヴァイオリンの帝王、ダヴィド・オイストラフ(1908−1974)の代表的名演であるチャイコフスキーとグラズノフの協奏曲。共演は両作品ともコンドラシン&ソヴィエト国立響。
オイストラフ生誕100周年記念盤(MELCD 1000239)からの新装移行再発売。1957年、1945年(憂鬱なセレナード)、1948年(グラズノフ)の録音。ディジパック仕様。
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MELCD 1002262
【新装移行再発売】
\2200 →\1990
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ヴィヴァルディ:協奏曲集
オーボエ協奏曲イ短調 RV.461*
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ長調
RV.546
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 RV.278
チェロ協奏曲ロ短調 RV.424
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調
RV.547
フルート協奏曲ト短調 RV.439《夜》**
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オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ナターリヤ・グートマン(チェロ)
レフ・マルキス(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
エフゲニー・ネパロ(オーボエ)*
ルドルフ・バルシャイ(指揮)*
モスクワ室内管弦楽団*
アルベルト・ゴフマン(フルート)**
ダヴィド・オイストラフ(指揮)**
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
ソロイスツ・アンサンブル** |
43歳という若さでこの世を去ったオイストラフ門下の名ヴァイオリニスト、オレグ・カガンの録音を含む、ヴィヴァルディの協奏曲集。妻であるナターリャ・グートマンとの共演での「協奏曲
RV.547」も収録。今もなお高い人気を誇るオレグ・カガンが1974年に、旧ソ連で奏でたヴィヴァルディが新装復刻です。
MELCD 1001229からの新装移行再発売。1974年、1968年*/**の録音。ディジパック仕様。 |
ORFEO
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ORFEOR 886142
(2CD)
\4800 →\4390
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ベーム、ウィーン国立歌劇場、伝説の「エレクトラ」!!!
R.シュトラウス:「エレクトラ」 |
ビルギット・ニルソン(S エレクトラ)
レオニー・リザネク(S クリソテミス)
レジーナ・レズニク(Ms クリテムネストラ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T エギスト)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br オレスト)
フレデリック・ガトリー(Bs オレストの侍者)
マルガレータ・シェーステット(S クリテムネストラの側近の侍女)
マルガリータ・リロヴァ(S クリテムネストラの裾持ち)
ゲルハルト・ウンガー(T 若い従者)
ヘルベルト・ラックナー(Bs 老いた従者)
ダニカ・マスティロヴィッチ(S 監視の女)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S 女中)ほか
カール・ベーム(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団 |
ニルソン、リザネク、ヴィントガッセン、レズニク、ヴェヒター、脇役にヤノヴィッツ!超豪華キャストの1965
年ライヴ、蔵出し音源にて登場!!
ライブ録音:1965 年12 月16 日、ウィーン/98'
40、モノラル
シュトラウス・イヤーにORFEO が素晴らしい音源を発掘!伝説的な1965
年、カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場での「エレクトラ」がORF
所蔵の蔵出し音源から全曲CD 化!
1965 年12 月16 日、ウィーン国立歌劇場ではリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」が新制作上演されました。ヴィーラント・ワーグナーによる新演出(1980
年の来日公演の際の演出)、偉大なカール・ベームの指揮というだけでも、極めて力の入った上演だとわかるもの。
こうした特別な時のウィーン歌劇場の豪華さは半端なものではなく、それは歌手の名前だけでも分かります。
エレクトラは当時最全盛期、圧巻としか言いようのないビルギット・ニルソン。クリソテミスはベームが長年重用した大ソプラノ、レオニー・リザネク。クリテムネストラは性格的な役を得意としたレジーナ・レズニク。これだけでも豪華なのに、さらにオレストにはウィーンの名バリトン、エーベルハルト・ヴェヒター、エギストに偉大なヘルデン・テノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、若い従者にゲルハルト・ウンガー、そして四人の女中の一人には、既に人気が出ていたグンドゥラ・ヤノヴィッツ!こんな豪華なキャストはまさに空前絶後!!
もちろんベームの指揮は素晴らしいことこの上なし!「エレクトラ」に格別の愛着をもつこの大指揮者としてもなお一世一代の気合の入った演奏で、ほぼ完全にウィーン・フィルであろうオーケストラが終始一貫激しい緊張感を持って唸りを上げています。しかもどんな時でも音が情感を湛えているところがさすがベーム、さすがウィーン。オレストとの再会の場面ではウィーンの弦もむせび泣いています。
モノラルながらORF の蔵出し音源で、十分音楽を楽しむことのできる音質です。約半世紀前の豪華な一夜を、シュトラウス・イヤーにお楽しみください!!
なお、CD リブレットのトラックリストで、第1
幕のトラック11 が欠けております。訂正表示にての対応とさせていただきます。予めご了承くださいませ。
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<映像>
C−MAJOR(映像)
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71 7004
(Blu-ray)
\5400
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エル・システマ・アット・ザルツブルク・フェスティヴァル
ガーシュウィン:キューバ序曲
ヒナステラ:エスタンシア 作品8a*
マーラー:交響曲第1番ニ長調
バーンスタイン:マンボ(ウェスト・サイド・ストーリーより)
J.シュトラウス:ラデツキー行進曲Op.228*
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベネズエラ国立児童交響楽団、
ヘスース・パラ(指揮)*
収録:2013年8月10.11日フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
監督:ヘニング:カステン
[ドキュメンタリー&コンサート]
ジョン・ラッター、アトス・パルマ、W.A.
モーツァルト、フランシスコ・セスペデス、
アデリス・フレイテス、アストル・ピアソラの作品
ナイベス・ガルシア(指揮)ルイス・チンチージャ(指揮)、ホワイト・ハンド・コーラス
収録:2013年8月8,9日モーツァルテウム、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
監督:クリスティアン・クルト・ワイズ |
71 6908
(DVD)
\3400
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2013年ザルツブルク音楽祭を席巻した「エル・システマ」ラトルが7歳から16歳のベネズエラの子供たちと作りあげた音楽
(Blu-ray) 画面:16:9、Full HD、音声:PCM
ステレオ、PCM5.1、146分、字幕:英独西仏韓中
(DVD) 画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、PCM5.1、146分、字幕:英独西仏韓中
2013 年のザルツブルク音楽祭では、あのベネズエラの「エル・システマ」が特集されました。「エル・システマ」は、音楽を通じて貧困層の子供たちを救う画期的な音楽教育システム。今や世界的指揮者となった若き天才指揮者グスターヴォ・ドゥダメルもエル・システマの教育を受け活躍している一人。
この映像は、そのベネズエラから招待された約1200
人のメンバーが、世界一の音楽祭で活躍する場面が収録されています。
ベネズエラ国立児童交響楽団の指揮を務めたのは、ベルリン・フィルの首席指揮者サー・サイモン・ラトル。ラトルもまた、子供たちへの音楽指導に力を注いでおり、この「エル・システマ」の活動にも賛同しています。
ベネズエラ国立児童交響楽団のメンバーは7
歳から16 歳という年齢で、ガーシュウィンのキューバ序曲、ヒナステラのエスタンシア、マーラー:交響曲第1
番というプログラムを見事に演奏しています。
ヒナステラは、ベネズエラの期待の若干19
歳の指揮者ヘスース・パラが担当。いつも通りの躍動的な演奏で最後の締めは全員のダンスで締めくくられています。またラトルも、子供たちの溢れだす可能性をまとめあげ、充実した演奏を聴かせてくれます。最後は拍手喝采のスタンディングオーベーション。観客・演奏者ともに感動に包まれ、アンコールにはラトルによるマンボ、その後にはパラによるラデツキー行進曲が演奏され、大きな盛り上がりとともに終了した大興奮のコンサート映像です。
ボーナス映像として、同じく2013 年のザルツブルク音楽からで、聴覚障害をもつ児童が白い手袋をして歌う「ホワイト・ハンド・コーラス」によるコンサート映像とその舞台裏が収録されています。
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VAI(映像)
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VAIDVD 4570
(DVD)
\5000
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ポール・トルトゥリエ〜完全なる音楽家 |
ポール・トルトゥリエ(チェロ) |
C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲第3番イ長調H.439
チューリッヒ室内管弦楽団 エドモン・ド・シュトウツ(指揮)/収録:1988年ウイティコン、スイス
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調Op.85
スイス・ロマンド管弦楽団 アルミン・ジョルダン(指揮)/収録:1988年ジュネーヴ
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
トルトゥリエ:私のシルク〜第3楽章
コレギウム・ムジクム・バーゼル アルベルトEカイザー(指揮)/収録:1989年バーゼル
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
トルトゥリエ:私のシルク〜第4楽章
チューリッヒ交響楽団 ダニエル・シュワゼール(指揮)/収録:1989年チューリッヒ |
映像によるトルトゥリエ協奏曲集、師の作品「私のシルク」も収録!
画面:4:3 NTSC、カラー、音声:MONO、184
分(本編:132 分、ボーナス:52 分)、リージョン:All
20 世紀フランスを代表するチェリスト、ポール・トルトゥリエ(1914-1990)。この映像には、C.P.E.
バッハ、エルガー、ドヴォルザーク、チャイコフスキーのチェロ協奏曲の演奏とドキュメンタリーが収録されています。
この映像は単一カメラで撮影されたものを使用し、大写しでは世界的チェリストの見事なボウイングをしっかり見ることができます。
ドヴォルザークとチャイコフスキーの映像には、アンコールにトルトゥリエ自身の作品「私のシルク」が演奏されているのも必見です。
ドキュメンタリー映像には、マスター・クラス、リハーサル、プライベート映像など、トルトゥリエの深遠なる哲学的な音楽世界を垣間見ることができます。 |
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VAIDVD 4573
(DVD)
\5000
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ジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.3
チャイコフスキー:白鳥の湖〜第2幕
振付:ジョージ・バランシン/ダンサー:マリア・トールチーフ、アンドレ・エグレフスキー
収録:1954年3月25日
ドリーブ:コッペリア
振付:ジョージ・バランシン/ダンサー:タナキル・ルクレール、アンドレ・エグレフスキー
収録:1954年3月13日
メノッティ:ユニコーン、ゴーゴンおよびマンティコーア(詩人の3つの日曜日)
振付:ジョン・バトラー/ダンサー:アレグラ・ケント、ニコラス・マガリャネス、ロイ・トビアス
収録:1957年11月5日 |
バランシンの「白鳥の湖」、貴重なメノッティの作品も収録
画面:4:3 NTSC BW、音声:MONO、72 分、リージョン:All
20 世紀最大の振付師ジョージ・バランシン。彼が育て上げた世界最高峰のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)。1954
年以降バランシンはモントリオールのカナダ放送局のために何度かテレビ用に上演しました。この度それらの映像を集めジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」第3
弾。
テレビ放送のためにバランシン振付のコッペリアが新たに発見され収録。バランシンに見出されたタナキル・ルクレールとアンドレ・エグレフスキーが出演しています。映像として初出のメノッティの「ユニコーン、ゴーゴンおよびマンティコーア(詩人の3
つの日曜日)」が収録。バレエと合唱が混ざった珍しい作品です。さらにマリア・トールチーフとアンドレ・エグレフスキーによる「白鳥の湖」も収録しており、盛りだくさんの内容です。
またバランシン自身がニューヨーク・シティ・バレエの歴史についてレネ・レヴェックのインタビューを受ける姿も収録されています。
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