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第77号
メジャー・レーベル新譜(2)
2014.6.17〜2014.8.15


SONY


8888378764-2
\2500→\2290
チャーリー・シーム /
 Under the Stars


ハーバート・スペンサー:Underneath the Stars
オーレ・ブル:ソリチュード
ドビュッシー:月の光
エルガー:愛の挨拶
フバイ:カルメンによる華麗なる幻想曲
ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌
チャイコフスキー:メロディ
クライスラー:ラ・ヒターナ
フォーレ:夢のあとで
ブラームス:ハンガリー舞曲第4番
チャイコフスキー:憂鬱なセレナード
ショスタコーヴィチ:『馬あぶ』〜ロマンス
チャーリー・シーム:Canope
チャーリー・シーム(Vn),
ポール・グッドウィン(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団

 情熱的な若きヴァイオリニスト、チャーリー・シーム、ソニー・クラシカルからのデビュー盤の登場です。
 3歳ですでにヴァイオリン演奏をこなし、シュロモ・ミンツなどに師事。
 イートン・カレッジ、ギルドホール音楽院でヴァイオリン演奏を研究。2008年にChallenge Classicsよりデビューし、高い評価を得、ロイヤル・バレエやブライアン・アダムスなどのポップス・コンサートにも出演しています。
 それだけでなく、「L'Uomo Vogue」などのファッション誌の表紙や写真集などにも登場しています。
 これまでChallenge Classicsから1枚、Warner Classicsから2枚のソロ・アルバムを発表しており、今作がソニー・クラシカルからのデビュー盤となります。
 今回のアルバムは、美しいメロディの楽曲を、繊細かつ斬新な編曲によって、ヴァイオリンという楽器の音色の魅力を際立たせたものです。
 『彼の演奏テクニック・マスターとヴァイオリンの音色は見事にミックスされ、彼の現代的な感性はクラシック音楽の世界に新鮮さをもたらし、刺激的な光景を感じることができます』と、すでに高評価を得ています。
 チャーリー・シームならではのしなやかでブリリントな演奏は、多くの人にヴァイオリンという楽器の魅力を伝える強いメッセージを放っています。

  [録音]2013年9月, バイエルン放送第1スタジオ


2564 666612
\2600→¥2390
チャーリー・シームWARNER録音
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲/
 オーレ・ブル:カンタービレ・ドロローゾとロンド・ジョコーゾ
チャーリー・シーム(Vln)
アンドリュー・ゴーレイ指揮、
ロンドン交響楽団
イケメン・ヴァイオリニスト、チャーリー・シームのコンチェルト・アルバム。



8887500228-2
(7CD)
\3400→\2990
ネルソン・フレイレ/ソニークラシカル・アルバム・コレクション
【CD1】
 チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』,
 リスト:『死の舞踏』〜
  ネルソン・フレイレ(P)
  ルドルフ・ケンペ(指揮)
  ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
   [録音:1968年5月22〜27日:ミュンヘン],
【CD2】
 グリーグ:『ピアノ協奏曲イ短調Op.16』,
 シューマン:『ピアノ協奏曲イ短調Op.54』〜
  ネルソン・フレイレ(P)
  ルドルフ・ケンペ(指揮)
  ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
   [録音:1968年5月22〜27日:ミュンヘン],
【CD3】
 シューマン:『謝肉祭Op.9』,
 シューベルト:『4つの即興曲Op.90 D.899』〜
  ネルソン・フレイレ(P) [録音:1967年4月17〜19日:ヴィンタートゥール],
【CD4】
 ブラームス:
  『ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.5』『ラプソディ変ホ長調Op.119-4』
  『カプリッチョ ロ短調Op.76-2』〜ネルソン・フレイレ(P)
   [録音:1967年4月17〜19日:ヴィンタートゥール],
【CD5】
 ショパン:『24の前奏曲Op.28』〜
  ネルソン・フレイレ(P)
   [録音:1970年4月22, 24, 25日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ]
【CD6】
 ショパン:『ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58』,
 リスト:『ピアノ・ソナタ ロ短調』〜
  ネルソン・フレイレ(P)
   [録音:1969年11月9&12日:ヴィンタートゥール],
【CD7】
 ショパン:
  『即興曲第4番嬰ハ短調「幻想即興曲」』『マズルカ第25番ロ短調Op.33-4』
  『マズルカ第23番ニ長調Op.33-2』『マズルカ第26番嬰ハ短調Op.41-1』
  『ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」Op.53』『スケルツォ第2番変ロ短調Op.31』
  『夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2』『ワルツ第6番変ニ長調「小犬のワルツ」Op.64-1』
  『即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36』『練習曲第5番変ト長調「黒鍵」』〜
   ネルソン・フレイレ(P)
    [録音:1982年12月6&7日、ドイツ、ノイシュタット]
 ネルソン・フレイレ生誕70歳記念ボックス 1944年ブラジル生まれの名ピアニスト、ネルソン・フレイレ。
 2014年は彼の生誕70周年にあたります。それを記念し、フレイレが彼の活動の比較的初期、1968年から1970年にかけてコロンビア・レーベルに録音した6枚のLPに加えて、1982年にドイツで録音されたレアなショパン・アルバムを加えたCD7枚組のボックスです。
 幼い頃から音楽的才能を現し、12歳でリオ・デ・ジャネイロ国際ピアノコンクールに出場、演奏したベートーヴェンの「皇帝」は居並ぶ審査員を驚愕させたと言われ、その後も着々と才能を伸ばしています。
 アルゲリッチとのラヴェル「ラ・ヴァルス」が名演として知られていますが、彼の本領はどちらかというと、ショパンやシューマン、そしてグリーグなどの内省的で詩情豊かな作品にあるのではないでしょうか。
 このボックスには、晩年のルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルと共演したチャイコフスキー、シューマン、グリーグの3つのピアノ協奏曲とリストの「死の舞踏」を始め、シューマンの「謝肉祭」やショパンの「24の前奏曲」と言ったストーリー性に富んだ作品、ブラームスとショパンの「ピアノ・ソナタ」といった堅固な構成を持つ作品、静かに心が泡立つブラームスの小品とシューベルトの「即興曲」など、正統的な解釈の中に潜む遊び心や、洒脱な精神が垣間見える素晴らしい作品群が並んでいます。
 LP3枚分が今回初めてCD化されます。これらの一連の録音を終えた後は、一時期沈黙を保ったかに見えましたが、21世紀になってまた華々しい活動を再開し、ますますの円熟と名声を保っていることはご存知の通りです。
 各ディスクはオリジナルLPのジャケット・デザインを復刻した紙ジャケットに封入され、クラムシェル・ボックスに収めされています。
 オールカラーの別冊解説書には、ジェッド・ディストラーの解説、フレイレのアーティスト写真、そしてアルバム毎の詳細なデータが掲載されています。


8884309531-2
\2500→\2290
ホアキン・アチューカロ/詩的なピアノのためのスペイン音楽集
 ①ファリャ:『交響的印象「スペインの庭の夜」』,
 ②アルベニス:『グラナダ』,
 ③トゥーリーナ:『魅惑の踊り』,
 ④アルベニス:『セビリャ』,
 ⑤グラナドス:『スペイン舞曲第5番』,
 ⑥モンポウ:『歌と踊り第6番』,
 ⑦アルベニス:『ナバーラ』
ホアキン・アチューカロ(P)/
エドゥアルト・マータ(指揮)
ロンドン交響楽団(①

 最近、脚光を浴びているスペインのピアニスト、ホアキン・アチューカロ。5月にソニークラシカルから再発売された名盤「ゴイェスカス」に続く、アチューカロが1970年代にRCAに残した名演が復活します。
 この1枚はスペイン音楽の使徒ともいうべきアチューカロの真骨頂ともいえるもので、メインは何といってもファリャの「スペインの庭の夜」でしょう。最近、ラトル指揮ベルリン・フィルと共演した同作品の映像(2010年収録)が話題となり、それによってファンが爆発的に増加したともいえるアチューカロですが、こちらの演奏は1970年代後半の才気煥発なもの。またバックを務めるのが名匠エドゥアルド・マータ指揮するロンドン交響楽団ということもあり、この曲の新たな魅力が引き出されています。
 併せて収録されているのも、数々のスペインもの。情熱的なアルベニスや、しっとりとしたモンポウなどの小品を見事に演奏しています。
 同じくスペインを代表するラローチャとは違う魅力を持つスペイン音楽集と言えるでしょう。

  [録音]1977〜1978年


8884304403-2
\2500→\2290
ホアキン・アチューカロ/グラナドス:ゴイェスカス
 グラナドス:ピアノ組曲『ゴイェスカス』
  (「わら人形」「愛の言葉」「窓辺の語らい」「燈し火のファンダンゴ」
   「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」「愛と死」「終曲(幽霊のセレナード)」)/
 アルベニス:『タンゴ Op.165-2』『ナバーラ』/
 ファリャ:『粉屋の踊り』『火祭りの踊り』
ホアキン・アチューカロ(P)
 1932年生まれのビルバオ生まれのピアニスト、ホアキン・アチューカロがRCAに録音していたアナログ時代の名盤「ゴイェスカス」、待望の復活です。
 アチューカロは13歳でデビューしたにも拘らず、すぐには活動せずにじっくり研鑽を積み、27歳の時リヴァプール国際コンクールで優勝し、ズービン・メータに絶賛されたのを機会に、ようやくキャリアを始めたというピアニスト。
 デビューしてからの彼の活動は目覚ましく、カーネギー・ホール、ウィーン楽友協会、スカラ座、サル・プレイエル、サントリー・ホールなどを始めとした59か国でコンサートを開催し、数多くのオーケストラとも共演を重ねています。1992年と1996年にはスペイン政府から賞を贈られ「スペイン最高のピアニスト」として賞賛されています。
 最近では2010年のラトル/ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサートで演奏したファリャの「スペインの庭の夜」や、ロンドン響デビュー50周年を記念してC.デイヴィス/ロンド響と共演したブラームスのピアノ協奏曲第2番などの映像作品でその衰えぬヴァイタリティと見事な音楽性を披露しています。
 アチューカロはアナログLP時代にRCAに数枚のスペイン音楽のアルバムを録音していますが、当アルバムはその中から、アナログ時代にラローチャのそれと双璧とされた「ゴイェカス」の名演を中心に、アルベニス、ファリャの作品をカップリング。これ以上ないと言われる強い説得力と、軽妙洒脱な音楽性、そして激しいリズムの応酬など、最近の彼の演奏よりも、更に「スペインの情熱」を見事に表現した熱い演奏です。
 【録音】1972 & 1978年(ステレオ)

 


8884304224-2
\2500→\2290
ニルス・メンケマイヤー/バロッコ・エスパニョール
 サンティアゴ・デ・ムルシア:
  『サルディバル写本第4番〜カナリオス』,
 ソレール:『ソナタ ト短調M.38』,
 ボッケリーニ:『弦楽五重奏曲ホ長調Op.11-5〜メヌエット』,
 ソレール:『ソナタ ト短調M.38』,
 ソレール:『ソナタ第33番ト長調』,
 ガエターノ・ブルネッティ:『ヴィオラと通奏低音のためのソナタ ニ長調』,
 D・スカルラッティ:『ソナタ イ長調K.208』,
 ボッケリーニ:
  『弦楽五重奏曲ハ長調Op.30-6「マドリードの夜警隊の行進」』,
 サンス:『スペインのギターのための序奏(4声のパッサカリア)』,
 ホセ・デ・ネブラ:『サルスエラ「トラチアのイピゲネイア」〜
  セギディーリャ「それはあったのか」』,
 作者不詳:『音楽の花束〜シャカラ』,
 ムルシア:『サルディバル写本第4番〜グラーベ』,
 ソレール:『ファンダンゴ ニ短調』,
 スペイン国歌:『国王行進曲』
ニルス・メンケマイヤー(Va)/
ザビーネ・エルドマン(Cemb),
アンドレアス・アレンド(G),
クラウス=ディーター・ブラント(Vc),
アンヤ・ヘルマン(Perc),
トーマス・ジャーペ(Cb)
 ドイツ若手の中でもとりわけ将来を期待されるヴィオラ奏者、ニルス・メンケマイヤー。今年2014年2月に初来日し、繊細な中にも大胆さが同居する見事な演奏を披露したのも記憶に新しいところですが、ソニー・クラシカルから通算7枚目となるソロ・アルバムが登場します。
 このアルバムは、メンケマイヤーの気の合った音楽仲間によるスペイン・バロック音楽の小品集です。
 良く知られるボッケリーニやソレールの作品から、名前も聞いたことのない作曲家の作品までを、ヴィオラをメインにしたアンサンブルのために編曲。様々なスペイン風味の音楽を息の合ったリズムとメロディを楽しむことができます。
 来年2015年2月には読売日本交響楽団との共演のため再来日し、シルヴァン・カンブルランの指揮でバルトークのヴィオラ協奏曲を演奏する予定です(2月13日サントリーホール、15日東京芸術劇場)。
 ニルス・メンケマイヤー プロフィール:
  ニルス・メンケマイヤーは1978年ブレーメン生まれ。ミュンヘン音楽演劇学校でハラロフ・シュリフティヒに学び、在学中から演奏活動を開始。2006年のユーリ・バシュメット国際コンクール(モスクワ)で優勝し、難関として知られるドイツ音楽コンクールで最高位に入賞。ソリストとしては、ケルン、ベルリン、シュトッゥガルトなどのドイツ各地の放送交響楽団やドレスデン・フィル、ウィーンORF響など、ヨーロッパの数々のオーケストラと共演、音楽祭への参加も多い。ソニー・クラシカルとは専属契約を結び、1枚ごとにテーマ性のあるアルバムをリリースしている。 
 [録音]2014年1月, ベルリン、イエス=キリスト教会[デジタル:セッション]
 

8884308977-2
\2500→\2290
グロートホイゼン抜きの「ソロ・アルバム」
 ヤアラ・タール/最後の7つの言葉

 ①ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜序奏』,
 ②ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜
  第1ソナタ「父よ!彼らの罪を赦したまえ」』,
 ③シェーンベルク:『6つのピアノ小品Op.19〜II: Langsam』,
 ④ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜
  第2ソナタ「おまえは今日、私と共に楽園にいる」』,
 ⑤ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜
  第3ソナタ「女性よ、これがあなたの息子です」』,
 ⑥シェーンベルク:『6つのピアノ小品Op.19〜I: Leicht, zart』,
 ⑦ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜
  第4ソナタ「わが神よ!何故私を見捨てたのですか?」』,
 ⑧シェーンベルク:『6つのピアノ小品Op.19〜V: Etwas rasch』,
 ⑨ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜
  第5ソナタ「渇く!」』,
 ⑩ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜
  第6ソナタ「果たされた!」,
 ⑪シェーンベルク:『6つのピアノ小品Op.19〜
  VI: Sehrlangsam』,
 ⑫ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜
  第7ソナタ「父よ!あなたの手に私の霊を委ねます」』,
 ⑬ハイドン:『十字架上のキリストの最後の7つの言葉〜地震』,
 ⑭バルトーク:『10のやさしい小品Sz.39〜VII: 朝の夢』]
ヤアラ・タール(P)
 ピアノ・デュオ「タール&グロートホイゼン」で知られるピアニストの一人、ヤアラ・タール。彼女はイスラエル出身の実力派ですが、デュオでの録音が多く、今回のこのグロートホイゼン抜きの「ソロ・アルバム」は極めて珍しいものです。
 もちろんアルバムコンセプトもユニーク。「最後の7つの言葉」と題されたこの1枚、ベースはハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」全曲ですが、曲中にシェーンベルクの「6つのピアノ小品Op.19」からの4曲を挟むことで、聴き手の耳に驚きと覚醒を与えるのです。
 ハイドンの作品は、1786年、54歳の頃にスペインのカディス大聖堂からの依頼によって作曲されたもので、どれもゆったりとした曲であり、これは聖書のキリストの言葉を読み、各々が黙想する時間に演奏するためで、最後にイエスの死の際に起こったとされる地震を描いた力強い曲で締めくくられます(オラトリオや弦楽四重奏版が知られていますが、ハイドンが監修したとされるこの鍵盤用の編曲も稀に演奏されます)。
 そこに挿入されるシェーンベルクの音楽は、1分程度の短い曲ながらも特徴的な雰囲気を持つもので、調性などからは解き放たれた浮遊感が美しく、更なる瞑想へといざなうことは間違いありません。
 そして最後にそっと置かれたバルトークが、混迷する意識を現実へと引き戻してくれるはず。

 [録音]2013年10月, シュトゥットガルト放送スタジオ[デジタル:セッション]
 


8869195036-2
\2600→\2390
あれから25年・・・
 ナイジェル・ケネディ最新録音/ヴィヴァルディ:四季(The Rewrite)

ヴィヴァルディ(ナイジェル・ケネディ編曲):『四季』(The Rewrite)
 《春》〜
  『Melodious Incantation』『Transitoire #』
  『The Goatherd Sleeps With His Trusty Dog Beside Him』
  『Transitoire ##』『Nymphs And ShepherdsDance』/
 《夏》〜
  『Destiny』『Transitoire #』『Fear』『Transitoire ##』
  『His Fears Are Only Too True』/
 《秋》〜
  『The Peasant Celebrates the RichHarvest』
  『Transitoire #』『Pleasure of Sweetest Slumber』
  『Transitoire ##』『Horns, Guns, and Dogs』/
 《冬》〜
  『Prolitoire #』『To Shiver, Frozen』
  『TheRain Outside』『Transitoire #』『Walk on the Ice』
  『The End』
ナイジェル・ケネディ(Vn),
オーケストラ・オブ・ライフ

 世界を代表するヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾと評され、英国が誇る奇才、ナイジェル・ケネディ。
 2011年に「フォー・エレメンツ」でソニー・クラシカルに移籍して以来、3枚目のソロ・アルバムとなる今作は、移籍当初から発売が噂されていたヴィヴァルディ「四季」の最新録音です。

 1989年に旧EMIから発売されたヴィヴァルディの「四季」で披露した、高度な技術、特異な才能、斬新な解釈に基づいた演奏は絶賛を博し、クラシック作品として至上最高売上の200万枚以上を達成したことで、ギネスブックに認定されたほどでした。
 それから25年を経て、自身のルーツでもあるヴィヴァルディ「四季」に全く新しい解釈で挑むケネディの姿を刻印しています。2003年に録音したベルリン・フィルとの旧EMI盤を入れると、ケネディにとって通算三度目の「四季」ということになります。

 ケネディ自身は今回のアルバムについてこう語っています:「はじめてヴィヴァルディの四季を聴いたとき、なんて退屈な曲かと思った。誰もがあくびが出るようなやり方で弾いてたからね。スペインのコンサートでこの曲を弾いていた時、突然、ここに流れる途方もないエネルギー、美しいメロディ、そして激しいコントラストがあることに気付いたんだ。この曲にはミュージシャンとしての僕自身を刻印するに足るあらゆるものがあるってことにね。25年前に僕が出したCDで、みんなもそのことに気づいてくれたと思う。それから25年経った。25年前と同じように弾くなんてもちろん考えられない。
 今回のアルバムは、以前の自分とはまったく異なる演奏をしたいと思って手掛けたものだ。僕にとってヴィヴァルディとは、真にグレイトなメロディ、グレイトなオーケストレーション、途方もないエネルギーのぶつかり合いなんだ。ヴィヴァルディはこの作品の中に、何度も聴きたくなるような、そして何度も演奏したくなるような、恐ろしいほどの生命力を吹き込んでる。
 今回の僕の四季は、『リライト(書き換え)』とでもいうべきもので、ヴィヴァルディの音楽のエッセンスを発展させたものだ。」バックを務めるのは、ソニー・クラシカルへのデビュー盤同様、「オーケストラ・オブ・ライフ」。このアンサンブルは、主にポーランドと英国の若手ミュージシャンで構成されており、作曲家としてケネディが望んだ通りの、ジャズ、ロック、クラシックのレパートリーと即興を行うことが可能なマルチジャンルのアンサンブル。「とても有能で音楽に入れ込んだ若いミュージシャンの集まりだ。彼らと共演することによって、僕の描くヴィジョンを完璧にすることができる」とケネディが全幅の信頼を寄せています。マッシヴ・アタックのドラマー、デイモン・リースや、ポーランドおよびイギリスのトップ・ジャズ・ミュージシャンも参加しています。
 [録音]2011年12月, 2012年2月, ロンドン
 


8884305886-2
\2600→\2390
アンスネス/ベートーヴェン:「皇帝」&合唱幻想曲
 ベートーヴェン:
  『ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」』
  『合唱幻想曲Op.80』
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ・指揮)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
プラハ・フィルハーモニー合唱団
 1970年生まれのノルウェーのピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスのソニー・クラシカル専属契約第3弾。
 2012年から2014年にかけて3年がかりでアンスネスが取り組んでいるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲の演奏とレコーディングの第3弾にして完結編です。パートナーは、気鋭のマーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)で、アンスネスはピアノを弾きつつ指揮も行なっています。

 「Beethoven . A Journey」=「ベートーヴェンへの旅」と題されたこのプロジェクトは、アンスネスにとって初めてのベートーヴェン作品のレコーディングとなります。Virgin Classicsに始まり、EMIClassics(現Warner Classics)に引き継がれて蓄積されてきたアンスネスの膨大なディスコグラフィにも、ベートーヴェン作品はこれまでありませんでした。
 40代半ばで充実の極みにあるアンスネスが、生涯初めて取り組む楽聖ベートーヴェンのレコーディング。既発売の「ピアノ協奏曲第1番&第3番」「ピアノ協奏曲第2番&第4番」でもその円熟のピアニズムと深い音楽への洞察が高く評価されました。
 今回はいよいよベートーヴェンの5曲の中でも最もポピュラリティの高い第5番「皇帝」の登場です。カップリングの「合唱幻想曲」は、ピアノによる即興的なパッセージに始まり、最後は混声合唱、4人の独唱、オーケストラが芸術を高らかに賛美し圧倒的なクライマックスを築きあげます。
 「第9」の第4楽章に近い内容を持ち、協奏曲以上に指揮者としての技量が要求される作品ですが、それをアンスネスがどのように振り切っているか、興味が募るところです。
 なお、アンスネスとマーラー・チェンバー・オーケストラは、2014年9月から「ベートーヴェン・ジャーニー」の総決算として、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏を世界各地で行います。9月のハンブルク、ボン・ベートーヴェンフェストを皮切りに、ルツェルン(11月)、ウィーン(11月〜12月)、パリおよびニューヨーク(2015年2月)、東京(5月15日・17日、東京オペラシティ)、そしてロンドンのプロムス(7月)にいたる主要都市で、2012年から築き上げられてきたベートーヴェン演奏の成果を披露する予定です。

 [録音]2014年5月20日&21日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールでのライヴ・レコーデイング
 

8884301331-2
(5CD)
\4700→\4290
マレイ・ペライア/プレイズ・ベートーヴェン
 ベートーヴェン:
  『ピアノ・ソナタ第1番へ短調Op2-1』
  『ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2』
  『ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3』
  『ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7』
  『ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22』
  『ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3』
  『ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26』
  『ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1』
  『ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2』
  『ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」』
  『ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」』
  『ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3』
  『ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」』
  『ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」』
  『ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101』
  『バガテル イ短調「エリーゼのために」』
マレイ・ペライア(P)
 巨匠マレイ・ペライアがこれまでソニー・クラシカルにレコーディングしたベートーヴェンのピアノ・ソナタ録音を集大成した5枚組のボックスが登場します。
 アナログ時代末期の1978年に録音された第4番に始まり、2008年の「田園」ソナタにいたる17曲のピアノ・ソナタに1994年録音の「エリーゼのために」を加えたもので、オリジナル・アルバムにして6.5枚分の録音をCD5枚にコンパイルした徳用盤です。
 約20年間にわたるペライアのピアニストとしての足跡をベートーヴェンのソナタで辿ることのできるボックスでもあります。
 ペライアは現在ヘンレ版から新しく出版されているベートーヴェンのピアノ・ソナタの楽譜の校訂・編纂に参加するなど(第4番・第14番・第17番・第21番・第27番などを担当)、ベートーヴェンの作品とのかかわりを強めています。
 1983年〜86年にかけてはハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団とピアノ協奏曲全曲をソニー・クラシカルに録音しており、時代を超えた名盤として知られています。
 ここに収録されたベートーヴェンの17曲のソナタも、生き生きとした躍動感、ロマンあふれる旋律の美しい表現を楽章ごとに見事に弾き分けることによって、ベートーヴェンの音楽のもつ深さがじっくり堪能できる演奏として知られています。
 [録音]1978〜2008年
 


8884303682-2
(2CD)
\3200→\2890
イゴール・レヴィット/
 J.S.バッハ:『パルティータ集(全曲)』

  「第1番変ロ長調 BWV 825」
  「第2番ハ短調 BWV826」
  「第3番イ短調 BWV827」
  「第4番ニ長調 BWV828」
  「第5番ト長調 BWV829」
  「第6番ホ短調BWV830」
イゴール・レヴィット(P)
 昨年ベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ6曲という2枚組でいきなりソニー・クラシカルからのデビューを飾った、イゴール・レヴィットの第2弾が登場!
 今回はこれまたヨーロッパ鍵盤音楽の最高峰の一つ、バッハのパルティータ全曲です。前作はリリース後1ヶ月も経たないうちに、ドイツの全ての主要なメディアで絶賛され、ドイツのチャート「German Pop Top 100 Longplay Chartsat the sensational」の第46位に入るほどのビッグ・セールスを叩き出しました。
 日本でも「イゴール・レヴィットは、疑いなく時代を担うピアニストの一人となろう」(レコード芸術)、「端倪すべからざる音楽性を持った新人」(ステレオサウンド)、「後期の作品群を完全に掌握している」(CDジャーナル)など、大きな称賛を得ています。しかも今年の6月には急病となったポリーニの代役としてウィーン・ムジークフェラインザールでリサイタルを行いました。
 当日の昼に代役を打診されたレヴィットは夕方6時半にウィーン空港に到着し、7時半からのリサイタルでベートーヴェンの第30番・第31番とジェフスキの「《不屈の民》変奏曲」という難曲を披露し、ポリーニのキャンセルで落胆気味の聴衆の度肝を抜いて大きな話題となりました。
 バッハの作品はベートーヴェンのそれとならび、レヴィットがこれまで最も力を傾けて取り組んできた音楽。それぞれが多彩な舞曲から構成されるパルティータ全6曲は、バッハが残したチェンバロ用の鍵盤音楽の中でも「ゴールドベルク変奏曲」や「平均律クラヴィーア曲集」と並んで、最高傑作とされる作品で、バッハ自身1731年の出版にあたって「作品1」としていることからも、その重要性は伺えます。
 レヴィットは今回のレコーディングにあたって、鍵盤音楽のみならず、声楽曲やオーケストラ曲を含むバッハが残したさまざまなジャンルの音楽を研究し、さらにチェンバロによる時代奏法や音楽学的なアプローチも学んだ上で、正統的で緻密を極め、深い感情のこめられた彼自身の演奏解釈に到達しました。
 「今後、最も注目を浴びることは間違いない稀有な才能」による新鮮なバッハをお聴き下さい。

[録音]2014年1月&5月, ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセ

[イゴール・レヴィット・プロフィール]
 1987年、ロシアのニジニ・ノヴゴロド生まれ。幼い頃から才能を発揮し、6歳ですでにオーケストラと共演。8歳のときに家族とともにドイツに移住。ハノーファーの音楽アカデミーで学び、2009年には同研究所の歴史の中で「最も高い学術性とパフォーマンス」を評価されて卒業。2005年にはテルアヴィヴのルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールに最年少で参加、銀賞現代音楽賞、室内楽賞そして聴衆賞を獲得。浜松国際ピアノ・アカデミーコンクールに参加。
 ソニー・クラシカルと専属契約を結ぶ直前の2012年1月に来日。2014年後半はクレメラータ・バルティカ、カスプシク指揮ワルシャワ・フィル、ドイツ・カンマーフィル、ベルリン・ドイツ響、リープライヒ指揮ポーランド国立官、ミュンヘン室内管、マンゼ指揮NDRフィル、M.ザンデルリンク指揮ウィーン・トーンキュンストラー管、ユーロフスキ指揮ロンドン・フィルなどと立て続けに共演するほか、ユリア・フィッシャー、タベア・ツィンマーマンらとの室内楽やヨーロッパ各地でのソロ・リサイタルなど、精力的な演奏活動が予定されている。 
 

8884304707-2
\2500→\2290
[R.シュトラウス生誕150年記念リリース]
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  1. 交響詩「ドン・キホーテ」作品35
  2. チェロ・ソナタヘ長調作品6
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)
1.ベルナルト・ハイティンク(指揮)
バイエルン放送交響楽団、
ヘルマン・メニングハウス(ヴィオラ)
2.パウル・リヴィニウス(ピアノ)
 [R.シュトラウス没後150年記念リリース]
 「ほんの数秒聴いただけで、ずば抜けた才能を持っていると言う事が即座に判った」アンネ・ゾフィー・ムター
 ドイツのチェロ界を担う未曽有の大器、マキシミリアン・ホルヌング。ムターが絶賛する期待の若手が巨匠ハイティンクと共演した「ドン・キホーテ」と華麗なるチェロ・ソナタ。

■21歳で難関として知られるドイツ音楽コンクールで優勝し、同世代のチェリストの中で最も将来を嘱望されているマキシミリアン・ホルヌング。2014年4月、東京・春の音楽祭を含む初のリサイタル・ツアーでの来日では河村尚子と共演、「伸び伸びとして中身の濃い音」「魅力的な音や技巧が全開」と称賛されています。

■『ホルヌングはまるで別の惑星から来た音楽家のようだ。こんなにも若いのにすでに円熟し、ベテランの名手のように落ち着いた自信と、ロッカーのような若々しい勢いとが、一人の人間の中に同居している』(『ディ・ツァイト』紙)と絶賛されているように、伸びやかでスケールの大きな音楽性、卓越した技巧、美しく豊かな音色など、チェリストとしてのずば抜けた才能を開花させ、ヨーロッパでいま大きな注目を集めています。
 2013年春、ソロ活動に専念するため首席チェロ奏者を務めていたにバイエルン放送交響楽団を離れ、今シーズンはルツェルン音楽祭、チェコ・フィルやウィーン響へのデビューを果たすかたわら、故郷のアウグスブルク・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
 2014年8月9日にはサロネン指揮フィルハーモニア管との共演で、R.シュトラウスの「ドン・キホーテ」でザルツブルク音楽祭にデビュー予定。ソニー・クラシカルとは2010年に専属契約を結び、すでに3枚分の録音を残しています。

■ホルヌングの最新録音は、R.シュトラウスの没後150年を記念してのリリースです。
 「ドン・キホーテ」で共演するのは、なんとベルナルト・ハイティンク指揮するバイエルン放送交響楽団。ホルヌングが同団の首席指揮者をつとめていた2012年12月のライヴです。
 スペインの作家セルバンテス原作の古典小説に基づく交響詩で、独奏チェリストがドン・キホーテ役、独奏ヴィオラが従者のサンチョ・パンサ役をつとめ、「ドン・キホーテの血沸き肉躍る冒険、引退と死」を音で描いたカラフルな名曲です。特に独奏チェロには技巧とキャラクタリゼーションが要求される難曲です。
 カップリングは、シュトラウス18〜19歳の作で唯一のチェロ・ソナタ。後期ロマン派らしい華麗なパッセージが散りばめられた3楽章の大曲です。

[録音]1.2012年12月13日〜15日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライヴ・レコーディング2.2014年5月5日〜6日、ミュンヘン、バイエルン放送局第2スタジオ

マキシミリアン・ホルヌング 
 1986年、ドイツのアウクスブルク生まれ。8歳よりチェロを始め、エルダー・イサカッゼ、ダヴィッド・ゲリンガスらに師事。
 2007年、難関ドイツ音楽コンクール優勝。2013年までバイエルン放送響首席奏者をつとめ、現在はソロ活動に専念。
 2014年8月、ザルツブルク音楽祭デビュー。2010年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、現在まで3枚のアルバムをリリース。 

RCA



8884309542-2
(2CD)
\3200→\2890
シュニーダー(P),ヤンケ(Vn), ニッフェネガー(Vc)
 オリヴァー・シュニーダー・トリオ/
  ブラームス:ピアノ三重奏曲全集

 ブラームス:
  『ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8』
    ( 1854年初版&1891年改訂版),
  『ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87』
  『ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101』
オリヴァー・シュニーダー・トリオ
[オリヴァー・シュニーダー(P),
アンドレアス・ヤンケ(Vn),
ベンヤミン・ニッフェネガー(Vc)]

 絶賛を博したシューベルトのピアノ三重奏曲集(RCA Red Seal 88765443442)に続くオリヴァー・シュニーダー・トリオのRCA Red Sealへの2作目となるブラームスのピアノ三重奏曲全集が登場します。
 スイスの実力派シュニーダーと、チューリヒ・トーンハレ管の首席奏者のアンドレアス・ヤンケ、ベンヤミン・ニッフェネガーによって結成された気鋭のトリオの最も新しい姿を聴かせてくれます。
 このアルバムの成立には名指揮者のベルナルド・ハイティンクのアドバイスがありました。オリヴァー・シュニーダー・トリオは、2014年12月にハイティンクのためのプライヴェート・コンサートを催し、そこでブラームスのピアノ三重奏曲第1番を演奏し、ハイティンクから「室内楽の中でも最も美しいこの作品の楽しみに溢れ、見事な解釈だった」と絶賛されています。
 ブラームスのピアノ三重奏曲は全部で3曲あり、第1番は1854年、第2番は1880年から82年、第3番は1886年とその作曲年代には30年以上もの隔たりがあります。ただし第1番については、晩年になって若書きの作品を整理して「恥ずかしいと思えるもの」を端から処分していった彼自身の、いわば“断捨離”にひっかかり、1891年に改訂稿が作られました。しかしこの初稿版にも愛着があったのか、処分されることなく、現在2つの版が存在するというブラームスにしては珍しい作品となっています。
 現在では改訂稿の演奏がほとんどであり、初稿版との聴き比べにも興味が湧くところです。例えば第1楽章の冒頭から聴きなれないヴァイオリンのフレーズが登場してみたり、全く違う第2主題が現れたりと、かなりエキサイティングです。
 このオリヴァー・シュニーダー・トリオによる演奏は、その初稿版を含めた全4曲であり、納得の行く解釈で、ブラームスの姿を鮮明に映し出しています。オリヴァー・シュニーダー・トリオ プロフィール1973年スイス生まれの実力派ピアニスト、オリヴァー・シュニーダー。ルース・ラレードやレオン・フライシャーに師事、多くのコンクールでも上位入賞を果たしています。
 ソリストとしてだけでなく、室内楽や伴奏ピアニストとしても実力を発揮、通好みのピアニストとしても知られています。この彼の名を冠したアンサンブルは2012年2月4日にデビュー、大絶賛を受けましたが、他のアーティストたちとも素晴らしいアンサンブルを記録していることでも知られます。
 ヤンケは、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団のコンサートマスター、ニッフェネガーは同楽団首席チェリストを務めています。

  [録音]2014年4月, チューリヒ放送第1スタジオ[デジタル:セッション]




店主注目は・・・ニッフェネッガー
素敵なアルバムなんです
Gliere/Prokofiev-Gli Re,  Prokofiev: Great Russian Works for Cello
divox
CDX 25254
\2700→\2490
エステル・ニッフェネッガー(チェロ)
 グリエール:
  チェロとピアノの為の12ページのアルバムOp51
 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調Op119
エステル・ニッフェネッガー(チェロ)
ミラーナ・チェルンヤフスカ(ピアノ)

 「チェロとピアノの為の12ページのアルバム」という曲。それはもう、何の期待もしないでかけた。
 そうしたら、これがまあ、はまった。
 あの弦楽四重奏曲にも負けないほどの美しいロシア・ロマン。12曲の小品なのだけど(ニッフェネッガーはばらばらに解体して収録している。しかも途中でプロコフィエフを入れるという凝ったプログラミング。)、その1曲1曲がなんともいとおしい秀作。とくに数曲は一度聴いたら忘れられないような名旋律だったりする。
 例によってちょっとオリエンタルな雰囲気が漂い、それが抜群。
 ソ連の音楽的偉人であるグリエールだが、実はグリエール自身にはロシア人の血は流れていない。だがおそらくそれがグリエールをグリエールたらしめたのだろう。洗練された西欧の音楽気質と、ロシアの伝統的なロマン、そしてオリエンタルで異国的な情緒というのが違和感なくうまくミックスされ、完成されて生まれてくるのである。
 ソ連では「社会主義リアリズム」の模範的優等生的作曲家とみなされていたグリエール。そして時代にそぐわぬ(1875年生まれ−1956年没、シェーンベルクやアイヴズとほぼ同世代)保守的でロマンティックな作品を書き続けてきた。そんないろんな理由から大作曲家として世界に認められるには障害が多かった。
 が、数十年もたった今となっては、グリエールがどういう時代にどんな考え方で生きていようが、その作品が美しく優れていればそれはそれで価値があると思う。

録音:2007年7月



 


8876542552-2
\2500→\2290
ルドルフ・ブッフビンダー/悲愴・月光・熱情・告別〜
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ名曲集

 ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「月光」
 ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」
 ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調作品81a「告別」
 ピアノ・ソナタ第23番へ短調作品57「熱情」
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
  ベートーヴェンの大家による充実の名演奏これまで出会った中で最も偉大な天性のピアニスト——ヨアヒム・カイザー我々の時代における最も重要で有能なベートーヴェン奏者——『フランクフルト・アルゲマイネ』紙
 ベートーヴェンとブッフビンダー、それはバッハとグールドの結びつきと同じ——『ルール・ハナリヒテン』紙
 ウィーンの巨匠、ルドルフ・ブッフビンダーによるRCA Red Sealへのデビュー・アルバムです。
 1946年生まれで、ウィーン国立音楽大学で学んだ神童は、21世紀の今日、ハイドンからブラームスに至るドイツ・オーストリア音楽の本流において、並ぶもののない名ピアニストとして高い評価を得ています。特に「ピアニストといえばルディ」と言われるほど、クラシック音楽の本場ウィーンで最も愛されている名ピアニスト。中でも特にベートーヴェン作品の演奏解釈では世界的な大家で、1980年代にはピアノ・ソナタ全曲を含むピアノ作品全集を録音しています。
 当アルバムは、それから四半世紀を経て、ドレスデンのゼンパーオーパーでのライヴ・レコーディングをもとに2011年に完成させた2度目の全集から、ブッフビンダー自身が選曲したもので、有名なタイトル付き4大ソナタを収録。楽譜を緻密に読み込んだ上で、作曲者の指示を着実に音化し、ロマン派的な演奏伝統を洗い流した清新な演奏は、聴衆を前にした緊迫感と円熟味が加わって、長く聴き続けられるべきスタンダードとしての充実度を備えています。
 [録音]2010年11月28日(第14番)、2011年1月2日(第26番)、2011年2月20日(第23番)、2011年3月6日(第8番)、ドレスデン、ゼンパーオーパーでのライヴ・レコーディング
 


8884301472-2
(10CD)
\4500→\4090
[ホルヘ・ボレット生誕100年記念リリース]
ホルヘ・ボレット/
 RCA & CBS コンプリート・アルバム・コレクション

【CD1】
《リスト:超絶技巧練習曲S.139》より
 『第1番ハ長調 前奏曲』『第2番イ短調』
 『第5番変ロ長調 鬼火』『第8番ハ短調 荒々しき狩』
 『第9番変イ長調 回想』『第10番へ短調』『第11番変ニ長調 夕べの調べ』
 『第7番変ホ長調 英雄』『第3番ヘ長調 風景』〜
  【録音】1958年1月21日〜29日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
   (原盤:RCA/初出:LM2291)[世界初CD化]
【CD2】
 《リストによるトランスクリプション集》
  『ドニゼッティの「ルチア」の回想S.397』『シューベルトの「ます」S.564』
  『ヴェルディの「リゴレット」の主題による演奏会用パラフレーズS.434』
  『シューベリトの「セレナード」S.558-9』『ワーグナーの「糸紡ぎの合唱」S.440』
  『ショパンの「いとしい人」』
  『ショパンの「彼女の好きな場所」』『シューマンの「献呈」』
  『シューマンの「春の夜」』〜
   【録音】1969年、バルセロナ、カジノ・デラリンサ・デル・ポブレ・ノウ
    (原盤:スペインEnsayo , /US初出RCA LSC-3259)
【CD3】《ラフマニノフによるトランスクリプション集》
 『クライスラーの「愛の喜び」』『W.Rのポルカ』『チャイコフスキーの「子守歌」』
 『ビゼーの「アルルの女第1組曲のメヌエット」』『前奏曲 変ト長調Op.23-10』
 『R=コルサコフの「くま蜂の飛行」』
 『クライスラーの「愛の悲しみ」』『前奏曲嬰ト短調Op.32-10』
 『J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」〜プレリュード』
 『ムソルグスキーの「ゴパック」』〜
  【録音】1973年7月7月10日〜16日、ニューヨーク、RCAスタジオ
  (原盤:RCA /初出:ARL1-0357)
【CD4〜5】
 《リスト:超絶技巧練習曲S.139》
  『第1番ハ長調 前奏曲』『第2番イ短調』
  『第3番ヘ長調 風景』『第4番ニ短調 マゼッパ』
  『第5番変ロ長調鬼火』『第6番ト短調 幻影』『第7番変ホ長調 英雄』
  『第8番ハ短調 荒々しき狩』『第9番変イ長調 回想』『第10番へ短調』
  『第11番変ニ長調 夕べの調べ』『第12番変ロ短調 雪あらし』
  『コンソレーション S.172』『愛の夢第3番S.541/3』〜
   【録音】1970年、バルセロナ、カジノ、デラリンサ・デル・ポブレ・ノウ
   (原盤:スペインEnsayo /US初出:RCA CRL2-0446)
【CD6〜7】
 《カーネギー・ホール・ライヴ》
  J.S.バッハ(ブゾーニ編):『シャコンヌ』, ショパン:『24の前奏曲Op.28』,
  J.シュトラウスII(タウジヒ編):『人はただ一度生きる』『蛾』,
  アドルフ・シュルツ=エヴラー:
   『ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」に基づく演奏会用アラベスク』,
  ワーグナー(リスト編):『歌劇「タンホイザー」序曲』,
  モシュコフスキ:『女軽業師Op.52-4』,
  ルビンシテイン:『練習曲Op.23-2「スタッカート」』〜
   【録音】1974年2月25日、カーネギー・ホールでのライヴ
    (原盤:RCA /初出:ARL2-0512)
【CD8】
 フランク:『ピアノ五重奏曲 ヘ短調』,
 ヴォルフ:『イタリアン・セレナード』*〜with ジュリアード弦楽四重奏団〜
  [*ヴォルフにはボレットは参加していません]
   【録音】1978年1月25日、1981年2月17日(ヴォルフ)、ニューヨーク、CBSスタジオ
   (原盤:CBS/初出: IM 36701)
【CD9】
 ショーソン:『ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセール』〜
  with イツァーク・パールマン(Vn) ジュリアード弦楽四重奏団〜
   【録音】1982年1月6日、ニューヨーク、ヴァンガード・スタジオ
    (原盤:CBS/初出: M 37814)
【CD10】
 《愛の夢&ラ・カンパネラ〜リスト名演集》
  リスト:
   『愛の夢第3番S.541』
   『演奏会用練習曲S.145〜第2曲「小人の踊り」』
   『演奏会用練習曲S.144〜第3曲「ためいき」』
   『詩的で宗教的な調べS.173〜第7曲「葬送曲」』
   『パガニーニによる大練習曲S.140〜第3曲「ラ・カンパネラ」』
   『演奏会用練習曲S.145〜第1曲「森のささやき」』
   『半音階的大ギャロップS.219』『スペイン狂詩曲S.254』
  『ワーグナー(リスト編):歌劇「タンホイザー序曲」*』〜
   【録音】1972年8月21日〜24日、1973年7月16日*、ニューヨーク、RCAスタジオ
    (原盤:RCA[2001年初出])
ホルヘ・ボレット(P)

・ボレットの未公開写真多数とピアノ演奏史に詳しいイギリスのジェレミー・シープマンによるライナーノーツ(英語/フランス語/ドイツ語のみ)を掲載した50ページのオールカラー別冊解説書付き
・各ディスクごとに録音データ、マトリックス番号、初出LP番号などの詳細なデータを記載
・各ディスクはUS初出盤のLPデザインを使用した紙ジャケットに封入
・CDレーベルは発売当時のLPデザインをもとにしたデザインを採用
・クラムシェル・ボックスに収容24bit/96kHzリマスタリング

CD1:世界初CD化CD1, 3, 6-8:RCAのオリジナル・アナログ・マスターからの新規24bit/96kHzリマスタリング
CD2,4-5:Ensayoのデジタル・マスターをもとに24bit/96kHzリマスタリング
CD10:2001年発売のBMGのデジタル・マスターをもとに24bit/96kHzリマスタリング

 今年生誕100年をむかえるキューバ出身の名ピアニスト、ホルヘ・ボレット(1914-1990)。彼は超絶技巧ピアニストとして知られるゴドフスキーの弟子であり、その素晴らしい技術を直接受け継いだ名手として広く知られています。
 この10枚組ボックスは、ボレット生誕100年を記念して、彼が1958年から1974年にかけてのRCAへのソロ録音(一部はスペインEnsayo原盤で、アメリカではRCAが発売)に加え、1978年と1983年にCBSに録音した2枚の室内楽録音を集成したものです。
 ボレットは1914年ハヴァナ生まれ。20世紀初頭の「ピアニストの黄金時代」だったアメリカのカーティス音楽院で学び、ゴドフスキー、ホフマン、ローゼンタールらに薫陶を受ける。1937年にニューヨークでデビュー・リサイタルにはラフマニノフ、ホロヴィッツ、エルマン、ピアティゴルスキーらが駆け付けたといわれています。その直後にオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団とラフマノニフのピアノ協奏曲第3番を演奏、作曲者自身やホロヴィッツと何度もこの難曲を取り上げていた同管のメンバーやそうした演奏に接していたフィラデルイアの聴衆から絶賛を浴びました。
 1939年から母校カーティス音楽院で教鞭をとり(ルドルフ・ゼルキンのアシスタントをしていたことも)、米軍に入隊した際は、GHQの一員として日本に派遣され、ここでは指揮者としてギルバート&サリヴァンのオペレッタ「ミカド」の日本初演を指揮したことでも知られています。またフランツ・リストを主人公とした1960年公開の映画『わが恋は終わりぬ』(ダーク・ボガード主演)では「リスト弾き」の名声を生かし、サウンドトラックでリストの作品を演奏し、注目を浴びました(当ボックスのCD1[リスト:超絶技巧練習曲9曲]がLPで発売されたのとほぼ同時期)。1970年代には、アメリカでカルト的な人気を獲得し、RCAはスペインEnsayo原盤のリスト・アルバム(CD2,4,5)をアメリカでライセンス発売すると同時に、1972年から1973年にかけてセッション録音を実施し、そのうちラフマニノフのトランスクリプション集(CD3)を発売。
 さらに1974年2月25日にカーネギー・ホールで行われたリサイタル全曲をライヴ収録・発売しています(CD6,7)。このカーネギー・ホール・ライヴは、ショパンの「24の前奏曲」のほかは、超絶技巧を駆使した演奏難度の高いトランスクリプションや編曲ばかりが選ばれており、今でも「20世紀最高のピアノ演奏録音の一つ」に数えられているほどです。
 また彼としては比較的珍しいフランクやショーソンの室内楽作品(CD8,9)も聴き所で、ジュリアード弦楽四重奏団と創り上げた濃密な音楽は、これまで多くの人が認識していたボレットの姿とはまた違う面を見ることができる、興味深い記録となっています。
 ボレットはこの後、1980年代にDECCAにリスト作品を中心とする数多くの録音を残していますが、当ボックスはそれ以前の心技体ともに全盛期にあった名ピアニストが持てるパワーのすべてを出し切った名演が収められているのが聴きものです。
 これまでソニークラシカルが発売してきたアーティストごとのアルバム・コレクション同様、オリジナルLPジャケットのデザインによる紙ジャケットを使用し、詳細なデータや写真が掲載された別冊解説書が添付されており、この20世紀ピアノ演奏史に屹立する巨人ピアニストの演奏を辿るにはうってつけの愛蔵版コレクションとなっています。
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DHM

8884304091-2
\2500
小糸 恵/バッハ以前のオルガン作品集
 1) パッヘルベル:『トッカータ ニ短調』,
 2)パッヘルベル:『シャコンヌ ニ短調』,
 3)ムッファト:『トッカータ第1番』,
 4)パッヘルベル:『ファンタジア ニ長調』,
 5) パッヘルベル:『高き天よりわれは来れり』,
 6) ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー:『Ricercar pro Festis Pentecostalibus』,
 7)フィッシャー:『シャコンヌ ヘ長調』,
 8)パッヘルベル:『トッカータ ト短調』,
 9)パッヘルベル:『シャッコンヌ ト短調』,
 10)パッヘルベル:『ファンタジア ハ長調』,
 11)パッヘルベル:『トッカータ ハ長調』,
 12)ムッファト:『シャコンヌ ト長調』,
 13) ヨハン・カスパール・ケルル:『パッサカリア ニ短調』,
 14)フローベルガー:『リチェルカーレ ニ短調FbWV.411』,
 15)パッヘルベル:『プレリュード ホ短調』,
 16)パッヘルベル:『フーガ ホ短調』,
 17)フローベルガー:『カンツォン第5番ト長調FbWV.305』,
 18)フィッシャー:『リゴードンと変奏』,
 19)フィッシャー:『パッサカリア ニ短調』,
 20)フローベルガー:『メディテーションFbWV.611a』,
 21)ムッファト:『トッカータ第10番』]
小糸 恵(Org)
 ヨーロッパに根を下ろし活躍している、世界の名匠と言われている大オルガニスト、Kei Koito(小糸 恵)。彼女の待望の最新録音がDHMから登場します。
 小糸恵は京都に生まれ、スイス在住でローザンヌ音楽院の教授も務める世界的オルガニストです。数々の国際オルガン コンクールの審査員としても招待されており、1997年にはスイスのローザンヌにて、バッハ音楽祭(バロック・アカデミー)を創立し、初年度から芸術監督として音楽文化の普及に広く寄与してきています。
 彼女はバロックから現代まで幅広いレパートリーを持っていますが(最初のころは作曲も行っていた)、とりわけバッハとバッハ以前の歴史的オルガン作品には定評があり、どの演奏も高い評価を得てきています。
 ここ数年はスイスのクラーヴェス・レーベルから4集からなるバッハ・アルバムとブクステフーデの作品集をリリースしています。
 来日公演は少ないですが、最近では2013年3月に武蔵野市民文化会館でリサイタルを開催しています。
 ここに収録された作品は、バッハ以前のオルガン作品で、パッヘルベルの作品をメインに、フローベルガー、ムッファト、フィッシャーなど、オルガン史に重要な足跡を残す作品が選ばれています。
 小糸ならではのアーティキュレーションの見事さが披露されていますが、これはヨーロッパで研鑽を積んだ彼女だからこそ表現できる世界であり、そこに西欧の伝統的奏法にはなかった斬新さを取り入れています。それらの絶妙な味わいを、ここで感じることができましょう。[録音]2014年6月、ドイツ 、ヴォルフェック
 


8884303368-2
\2600→\2390
ヒレ・パール&マルト・パール/エレメンツ
 マルト・パール:
  『プレリュード 火』『プレリュード 水』
  『プレリュード 空』『プレリュード 地』/
 トラディショナル(ヒレ・パール編):
  『Flag of Fire』『Fire inthe Mountain』
  『Hag by the Fire』『An Old Bog Ground』/
 アントニオ・ソレール(ヒレ&マルト・パール編):
  『ファンダンゴ』/
 ミシェル・ファリネル:
  『Faronell's Division upon a Ground』/
 マラン・マレ:
  『Tombeau pour Mr Meliton』『Bourrasque』
  『Le Jeu du Volant』/
 トバイアス・ヒューム:
  『CaptainHumes Lamentations』/
 Richard Sumatre:『Lachrimae』/
 ジョン・ダウランド(ヒレ・パール編):
  『Galliard to Lachrimae』/
 トマス・フォード:
  『Change ofAyre』『Baggepipes』『Wild Goose Chase』/
 プーランク(ヒレ&マルト・パール編):
  『2つのクラリネットのためのソナタ〜アンダンテ』
ヒレ・パール &
マルト・パール(Gamb)
 ドイツ・ハルモニア・ムンディにはかかせないアーティスト、女流名ガンビストのヒレ・パールの新録音で、彼女の娘マルト・パールとのヴィオール・デュエットによるアルバムです。
 マルト・パールは1983年に生まれ、ブレーメンでヒレ・パールにガンバを学び、その後パオロ・パンドルフォ、ヴィーラント・クイケンにも学んでいます。ポール・ヒリアー率いるヴォーカル・アンサンブル・アルス.ノヴァや北ドイツ放送合唱団に参加。ブレーメン・ヴェーザー・ルネサンスやシリウス・ヴィオールのメンバーとして活躍しています。
 このアルバムでは、マルト・パール自身が作曲した曲や、トラディショナル曲をヒレ・パールが編曲したもの、ヴィオールのための作品など、しっとりとしたヴィオールの美しい音色と妙なる調和による音色が堪能できる内容に仕上がっています。
 [録音]2013年10月, ドイツ、ゼンクヴァルデン教会(デジタル:セッション)

WARNER



2564 628787
\2100→\1890
ドヴォルザーク:
 交響曲第8番ト長調 Op.88
 伝説 Op.59
セレブリエール指揮
ボーンマス響


2564 628144
\2100→\1890
サン=サーンス:
 ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調Op.61
 序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調Op.28
 ホタ・アラゴネーサOp.64
 交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン付」
アレクサンドレ・ダ・コスタ(Vn)
オビエド・フィラルモニア(旧オピエド市響)
マルツィオ・コンティ指揮

韓国WARNER

限定盤
PWC15D 0012
(15CD)
\13000→\11990
レオニード・コーガンの芸術
CD 01
 ラロ: スペイン交響曲 ニ短調 op.21 (1955 Mono recording)
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  シャルル・ブリュック(指揮), パリ音楽院管弦楽団
CD 02
 J.S.バッハ: 2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
 J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042
 J.S.バッハ: サラバンデ (パルティータ第1番から)
  レオニード・コーガン& エリザベータ・ギレリス(ヴァイオリン),
  オットー・アッカーマン(指揮),フィルハーモニア管弦楽団
CD 03
 ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ Nos.1 & 2
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン), アンドレ・ムイトニク(ピアノ)
CD 04
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 (1955 Mono recording)
 プロコフィエフ: ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 op.63
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
  オットー・アッカーマン(指揮),フィルハーモニア管弦楽団 (Mozart)
  バージル・キャメロン(指揮),ロンドン交響楽団(Prokofiev)
CD 05
 ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 (1955 Mono recording)
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  シャルル・ブリュック(指揮), パリ音楽院管弦楽団
CD 06
 チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 (1956 Mono recording),
 ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 RV317
 ロカテッリ:12の室内ソナタ op.6-7
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン), アンドレ・ムイトニク(ピアノ)
  アンドレ・ヴァンデルノート(指揮), パリ音楽院管弦楽団
CD 07
 パガニーニ: ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 op.6
 パガニーニ:カンタービレ op.17
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  シャルル・ブリュック(指揮), パリ音楽院管弦楽団アンドレ・ムイトニク(ピアノ)
CD 08
 ラロ: スペイン交響曲 ニ短調 op.21 (1959 Stereo recording)
 チャイコフスキー: 憂鬱なセレナード op.26
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  キリル・コンドラシン(指揮),フィルハーモニア管弦楽団
CD 09
 ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 (1959 Stereo recording)
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  キリル・コンドラシン(指揮),フィルハーモニア管弦楽団
CD 10
 チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 (1959 Stereo recording)
 チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 op.42 ニ短調〜瞑想曲
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮), パリ音楽院管弦楽団
CD 11
 ベートーヴェン: チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.61 (1959 Stereo recording)
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮), パリ音楽院管弦楽団
CD 12
 モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 (1959 Stereo recording)
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮), パリ音楽院管弦楽団
CD 13
 ルクレール: ソナタ 第3番 ハ長調 op.30-3, 第1番 ト長調 op.3-1
 テレマン: 2台のヴァイオリンのための6つのカノン風ソナタ 第1番 ト長調
 イザイ:2台のヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ハ長調
  レオニード・コーガン & エリザベート・ギレリス(ヴァイオリン)
CD 14
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 (1955 Mono recording)
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 'トルコ風'
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
  オットー・アッカーマン(指揮),フィルハーモニア管弦楽団(No.3)
  アンドレ・ヴァンデルノート(指揮), パリ音楽院管弦楽団(No.5)
CD 15
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61 (1957 Mono recording)
  レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
  アンドレ・ヴァンデルノート(指揮), パリ音楽院管弦楽団
オリジナル・ジャケット仕様、ブックレット(英語表記)を封入。



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