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≪第78号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 9/2〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像

 




9/5(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


DANACORD



DACOCD 734-736
(4CD/特別価格)
\8100→\7490
2009年以来となる待望の新譜
 オレグ・マルシェフ
  メンデルスゾーン:ピアノと管弦楽のための作品全集

  ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
  セレナードとアレグロ・ジョコーゾ ロ短調 Op.43
  ピアノ協奏曲第2番ニ短調 Op.40
  華麗なロンド変ホ長調 Op.29
  華麗なカプリッチョ ロ短調 Op.22
  ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲イ短調
  ピアノ協奏曲第3番ホ短調
  2台のピアノと管弦楽のための協奏曲変イ長調*
  2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ホ長調*
  ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲ニ短調**
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
ダーヴィト・ポーセリン(指揮)
南ユラン交響楽団
アネ・メテ・ステーア(ピアノ)*
ルメン・ルカノフ(ヴァイオリン)**

 メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)で素晴らしいクォリティのアルバムを創り続けている旧ソ連、アゼルバイジャン出身のピアニスト、オレグ・マルシェフ。2009年以来となる待望の新譜が登場です!
 メンデルスゾーンの「ピアノと管弦楽のための作品全集」では、知られざるピアノ協奏曲から2台ピアノ、ヴァイオリンとの協奏曲などピアノと管弦楽作品全曲を録音する快挙を達成!
 共演するのは、「3つのロシアのピアノ協奏曲集」(DACOCD 660)などマルシェフとの信頼も厚く、名演を残してきた南ユラン交響楽団と、2010年から2013年まで南ユラン交響楽団の首席指揮者を務めたダーヴィト・ポーセリン。
 協奏曲では、1997年から南ユラン交響楽団でコンサートマスターを務めている実力派ヴァイオリニスト、ルメン・ルカノフ。デンマーク王立音楽アカデミー出身で1993年にデビューしたピアニスト、アネ・メテ・ステーアを起用。
 深みを持つ優美な音色、卓越したリズム感と豊かな和声感。名手マルシェフが繰り広げるロマンティシズム、メンデルスゾーンは大反響必至!

 録音:2011年8月8日−13日、2012年5月7日−12日、14日−18日、アルシオン(スナボー、デンマーク)



 


DACOCD 701-702
(2CD)
\5200→\4790
オレグ・マルシェフ
 ショパン:ピアノと管弦楽のための作品全集
 ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
 ポーランド民謡による大幻想曲イ長調 Op.13
 演奏会ロンド ヘ長調 Op.14 《クラコヴィアク》
 ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
 モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の
  「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 Op.2
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
ダーヴィト・ポーセリン(指揮)
南ユラン交響楽団
 マルシェフが、ダーヴィト・ポーセリン首席就任後の録音第一弾に取り上げたのは、ショパンの「ピアノと管弦楽のための作品全集」。協奏曲からヴァリエーション、ポロネーズなど1827年から1831年の間にポーランドで作曲されたピアノと管弦楽のための作品を、メンデルスゾーンの「ピアノと管弦楽のための作品集」(DACOCD 734-735)で名演を残しているポーセリン&南ユラン交響楽団のコンビと共演。
 高水準な技巧と、明るく輝くようなピアノと、ダイナミクスレンジの幅を大きく表現し、ソリストにぴったりと寄り添う南ユラン交響楽団の大胆かつ繊細なサウンド。また一つマルシェフの偉業が達成された。

 録音:2010年8月2日−10日、アルシオン(スナボー、デンマーク)
 


DACOCD 739
\2600→\2390
ピアノ・ヴィルトゥオーゾの大名行列、変態技巧派の甲子園、天才ピアニストたちの華麗なる狂演
 2013年度フーズム城音楽祭ライヴ録音 〜 稀少ピアノ作品集

 グリーグ:ヨルスレルの踊り Op.17-5
 トヴェイト:家に伝わる銀細工
 シンディング:即興曲 Op.31-4
 シベリウス:
  ピアノソナタ ヘ長調 Op.12、
  劇付随音楽 《ベルシャザールの饗宴》 ピアノのための組曲 Op.51
 ショパン:マズルカ イ短調 Op.67-4
 ミハウォフスキ:マズルカ 嬰ハ短調 Op.17
 フリードマン:パッサカリア Op.44
 オーンスタイン:ピアノソナタ第4番
 コルンゴルト:おとぎ話の絵 Op.3
ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)
ジャン=フレデリク・ノイブルガー(ピアノ)
ヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)
ルドミル・アンゲーロフ(ピアノ)
ソフィヤ・ギュルバダモワ(ピアノ)
セシル・リカド(ピアノ)
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)
 ピアノのためのレパートリーの宝庫!2013年度フーズム城音楽祭ライヴ録音!

 かつてのデンマーク領で、北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーのEXPO「フーズム城音楽祭」。
 第27回となる2013年のライヴでは、ノルウェーを代表するピアニスト、ギムセ。過去ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出場した経歴も持つノイブルガー。2005年ベートーヴェン国際コンクール覇者、シーグフリードソン。フィリピン出身のベテラン女流ピアニスト、リカド。ポルトガルの鬼才ピツァーロなど今日のピアノ界を牽引する錚々たるトップ・アーティストが集結。
 アーティストはもちろん、20世紀ノルウェーの音楽界に大きな影響を与えた作曲家ゲイル・トヴェイトや長生きした作曲家としても知られるレオ・オーンスタインなど普段あまり取り上げられない作曲家の作品を聴くことが出来るのがフーズム音楽祭の魅力。
 2013年もレア・レパートリーが炸裂したフーズム城音楽祭ライヴ。ピアノ・ファン必聴です!

 録音:2013年8月17日−24日、フーズム(ドイツ)
 


DACOCD 747
\2600→\2390
クリスティーナ・ビェルケ
 ベートーヴェン:
  ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
クリスティーナ・ビェルケ(ビャアケー)(ピアノ)
 鋭い感性と幅広い表現力に定評のあるデンマークのコペンハーゲン出身のピアニスト、クリスティーナ・ビェルケによるベートーヴェンの「ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲」。2005年、2009年にデンマーク・ミュージック・アウォードを受賞しているビェルケ。繊細さと大胆さを巧みに使いわけ多彩な音色を聴かせてくれる。

 2011年9月9日−11日、南デンマーク音楽演劇アカデミー(オーゼンセ)の録音。




クリスティーナ・ビェルケ、ちょっぴり特集

  

Nielsen - Complete Piano Works
CPO
777413-2
(2CD)
\4200→¥3790
カール・ニールセン:ピアノ作品全集
 5 つの小品集 Op.3/交響的組曲 Op.8/
 6 つのユモレスク・バガテル Op.11/新世紀のための祝祭前奏曲/
 夢について「静かな夜」/シャコンヌ Op.32/主題と変奏 Op.40/
 組曲 Op.45/3 つの小品集 Op.59/
 若い人と老人のためのピアノ音楽Op.53/
 ピアノ小品(1931)
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)
 ニールセンはもともとヴァイオリン奏者として活躍した人なので、ピアノについてはものすごい腕前だったということはありません。ただ、デンマーク王立音楽院でピアノの魅力に開眼。集中してピアノ曲に取り組んだ事はあったようです。そのニールセンのピアノ曲は、若い頃の素朴なものから亡くなる年に書かれた深遠なものまで多種にわたり、ニールセンの「もう一つの顔」が堪能できます。グリーグほど傑作ぞろいではないものの、シベリウスには十分肩を並べられそうな気がします。
 作品数はちょうどCD2枚に収まるくらい。そのため曲自体はそれほど有名でないわりには、アンネ・エランドやエリザベト・ウェステンホル、最近でもマーティン・ロスコーといった大物たちが全集録音をリリースしています。

 そんな大家を差し置いて紹介するのが・・・クリスティーナ・ビェルケの録音。
 ビェルケは1970年デンマーク生まれの美しき女流奏者。デンマーク王立音楽アカデミーではアンネ・エランドにも師事していたようです。
 ここでのニールセンは、さりげなく吹く風のように自然でありながら、なぜか心に残る感興あふれる演奏。ビェルケはもともと感情豊かで個性的な演奏をする人なのですが、ここでは羽目を外すことなく、しっとりとピアノを歌わせています。
 このアルバムでビェルケの名を知った人も多いと思います。デンマーク出身の彼女にとってこのニールセン・アルバムに賭ける思いはかなりのものだったでしょう。



SCANDINAVIAN CLASSCIS のアルバム
 
 伴奏ものなどを入れると比較的彼女の録音は多いのですが、中でもCLASSICOに入れたいくつかのアルバムはピアノ・ファンの間ではちょっと話題になっていたものでした。
 今はCLASSICOが消滅してしまったのでそのCDを入手することは困難になってしまいましたが、そのうちの2枚がSCANDINAVIAN CLASSCISで出直しになっています。
 いまだかつて聴いたことのないような不思議なテンポと独特の間合いで、まるで魔法にかけられたような気持ちにさせられるショパン。
 氷の情熱、とでも呼びたくなるような勝手自由な気ままさ。完全に自分一人の世界を繰り広げるゴールドベルク。誰も中に入れてくれない感じです。
 ・・・どちらも手に入るうちに聴いておいてほしい魅力的なアルバム。・・・万一廃盤の際はご容赦ください。


SCANDINAVIAN
220561
\1800→¥1590
ショパン:
 24の前奏曲 Op.28/
 ワルツ/マズルカ/夜想曲
クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)

SCANDINAVIAN
220590
\1800→¥1590
J・S・バッハ:ゴールトベルク変奏曲 クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)







 

DACOCD 750
\2600
東風の彼方 〜 東欧の音楽作品集
 グレツキ:すべてあなたのもの Op.60
 ペルト:神の母よ、マニフィカト、スンマ、主よ平和を与えたまえ
 シュニトケ:3つの聖なる歌
 ヴァスクス:オルガンのためのテ・デウム
 ヤンカ《主よ、わが生命を助けたまえ》によるオルガン詩
 ダダップ:アレルヤ
コレギウム・ヴォカーレ
ミハエル・デルチェフ(指揮)
ルイーセ・ボル(オルガン)
 1992年に結成された17名の混声合唱団、コレギウム・ヴォカーレによる、ポーランド、エストニア、ロシア、ラトヴィア、フィリピンの作曲家の合唱作品集。指揮は、ピーター・フィリップスやエリック・エリクソンなど名立たる合唱指揮者のマスター・クラスを受けデンマークで活躍するミハエル・デルチェフ。コレギウム・ヴォカーレの美しい歌声をドロービュー教会の響きでより一層美しく聴くことが出来る。

 2013年6月1日−2日、2014年1月19日、ドロービュー教会(オーフス、デンマーク)の録音。
 
DACOCD 748
\2600
ボーウ:歌曲と合唱作品集
 グスタフ・フローディングの詩による15の歌
 景色 〜 J.P.ヤコブセンの詩による12の混声合唱曲
ギタ=マリア・シェーベリ(ソプラノ)
マティアス・ニルソン(バリトン)
ノルディック・チェンバー・アンサンブル
エーリク・ヤコブソン(指揮)
コペンハーゲン大学合唱団リレ・ムコ
イェスパー・グローヴェ・ヨーアンセン(指揮)
 デンマーク王立音楽アカデミー出身のコンポーザー=シンガー、マッティ・ボーウの「歌曲と合唱作品集」。ノルディック・トリオの北欧の民謡とバラード(DACOCD 686)でアレンジと構成を務めるなど、作曲以外でも幅広い分野で活躍するボーウ。スウェーデンの作詞家、グスタフ・フローディングの歌曲とデンマークの作詞家、J.P.ヤコブセンの合唱曲を現代的な響きで表現する。




I SOLSTI RECORDS

ISR 06351
\2600→¥2390
木管アンサンブル版のモーツァルト"レクイエム"!
 モーツァルト:
  セレナード第10番変ロ長調K.361(370a)《グラン・パルティータ》
  レクイエム ニ短調 K.626
   (クリスティアン・ケーラー編曲/木管アンサンブル版/世界初録音)*
イ・ソリスティ・デル・ヴェント
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)*
 ベルギーの精鋭アンサンブルのモーツァルト!世界初録音!木管アンサンブル版の"レクイエム"!

 ベルギーが世界に誇るオール・ラウンドの木管アンサンブル、イ・ソリスティ・デル・ヴェントが設立した自主レーベル「イ・ソリスティ・レコーズ(I Solisti Records)」。
イ・ソリスティ・デル・ヴェントの"モーツァルト・プログラム"は、「グラン・パルティータ」と、世界初録音となる木管アンサンブル版「レクイエム」!
 オランダの作曲家クリスティアン・ケーラーの編曲により、木管アンサンブル版へ生まれ変わったモーツァルトの「レクイエム」。
名匠エリク・ファン・ネーヴェルの指揮、イ・ソリスティ・デル・ヴェントの優れたアンサンブルが、木管アンサンブルならではのハーモニーの美しさを最大限に活かした「レクイエム」の世界を繰り広げる。
木管アンサンブル版「モーツァルトのレクイエム」、話題必至!

 ※録音:2009年7月1日−2日&2010年6月19日−20日、デ・シンヘル(アントワープ、ベルギー)



 
ISR 06357
\2600
ヘンドリクス&ネイリンク:木管楽器のための作品集
 ヘンドリクス:共鳴する光/ネイリンク:ゲシュタルトV/
 ヘンドリクス:夢の絵/ネイリンク:シューベルト・エコーVI/
 ヘンドリクス:ロンドドーレン/ネイリンク:ゲシュタルトI/
 ネイリンク:1エコー・デア・ゲシュタルトI/
 ヘンドリクス:ミステリウム
イ・ソリスティ・デル・ヴェント
 モーツァルトから現代作品、さらには演劇的なスタイルなど、膨大なレパートリーを誇るイ・ソリスティ・デル・ヴェント。
 ベルギーの作曲家ヴィム・ヘンドリクス(1962−)とフレデリク・ネイリンク(1985−)の作品集も、母国の木管アンサンブルのための作品を世界へと発信していくイ・ソリスティ・デル・ヴェントの重要なプロジェクトの1つ。
現代ベルギーをリードする作曲家たちの作品では、イ・ソリスティ・デル・ヴェントの個々の技量の高さが光る。




STERLING



CDS 1101-2
\2600→\2390
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.3
 交響曲第3番ヘ長調 《春から翌春まで》*
 ライフ・オヴ・ザ・ネイションより
 歌劇 《リヴィア・クィンティッラ》より 第2幕への前奏曲
 エレジアク・ポロネーズ
ホセ・マリア・フロレンシオ(指揮)*
ポーランド国立放送交響楽団*
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ポーランド放送管弦楽団
 ポーランド・ロマン派の管弦楽!ノスコフスキの交響曲第3番!

 19世紀末ポーランドの代表的作曲家であり名教師、ジグムント・ノスコフスキ(1846−1909)の管弦楽作品集。待望の第3巻がついに登場!
 1903年に作曲、1904年に初演された交響曲第3番は、「春から翌春まで(From spring to spring)」という副題の通り、春夏秋冬が楽章ごとに描かれている。同時期に作られた、ポーランドの作家ヴワディスワフ・レイモントのノーベル文学賞受賞作「農民(Chlopi)」と同様のコンセプトとなっており、ポーランドの四季折々の風情が込められた、表題的で親しみやすい管弦楽作品である。

 ※録音:2012年5月28日−6月1日、グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール(カトヴィツェ、ポーランド)




旧譜紹介!
ポーランド・ロマン派の傑作
ノスコフスキの交響曲!
STERLING CDS 1093-2 1CD\2500→\2290


 ショパンやパデレフスキなど偉大なる音楽家を数多く輩出してきた東欧のポーランド。このポーランドのロマン派を代表する作曲家としてその名を遺しているシグムント・ノスコフスキ(1846−1909)。

 2009年が没後100周年だったノスコフスキは交響曲作曲家、ポーランド初の音楽劇の作曲家としてだけでなく、指揮者や音楽ジャーナリストとしても活躍、また19世紀後半から20世紀初頭までのポーランド楽壇において指導的な音楽家のひとりだった。
 次世代の重要なポーランドの作曲家は実質的にみなノスコフスキに教えを受けており、シマノフスキやフィテルベルク、カルウォヴィチもノスコフスキの弟子である。
 1880年から1902年までワルシャワ音楽協会の会長を務め、最晩年においてはポーランドの指導的な作曲家の一人として認められ、ポーランドの最初の交響曲作家と言われている。

 「交響曲第1番」の第2楽章アダージョ・カンタービレは、ロマン派の大作曲家たちの"アダージョ"に匹敵する素晴らしい魅力を持っている。
 またコンスタンツのボダン合唱協会音楽監督に就任した1976年頃は、ノスコフスキの全盛期であり、この時期に作曲された「交響曲第2番」は、ポーランド・ロマンティシズムにあふれた知られざる秀作である。



STERLING
CDS 1093-2
\2600→\2390
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.2
 交響曲第2番ハ短調《哀歌》/記念の音楽/
 創作主題による変奏曲ホ短調
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ポーランド放送管弦楽団
19世紀末ポーランドの代表的作曲家であり名教師、ジグムント・ノスコフスキ(1846−1909)の管弦楽作品集第2巻!
ちなみにノスコフスキはカルウォヴィチやシマノフスキ、ヴィエニャフスキ、ルジツキといった大作曲家たち育成した名教師としてもポーランドの音楽史にその名を刻んでいる。
※録音:2009年3月、ポーランド放送ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
STERLING
CDS 1083-2
\2600→\2390
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.1
 序曲《モルスキェ・オコ》/
 交響曲第1番イ長調*/序曲《Pan Zolziliewicz》#
ガブリエル・フムーラ(指揮)、
スワヴェク・ヴルブレフスキ(指揮)*、
ジグムント・リヘルト(指揮)#、
ポーランド国立放送交響楽団
2001年〜2004年の録音。
 タトラ山脈のモスルキェ・オコ湖を描いた「モルスキェ・オコ」での美しくも切ないオーボエ・ソロがなんとも感動的。




ACTE PREALABLE
ノスコフスキ:室内楽作品集第1〜3巻


 珍しい室内楽作品集もご紹介しておきましょう。


AP 0234
\2200→\1990
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.1
  弦楽四重奏曲第1番ニ短調 Op.9
  弦楽四重奏曲第2番ホ長調
フォー・ストリングス四重奏団
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
 グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ)
 ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)

録音:2009年7月9、10日、8月23、26日、カトヴィツェ、 グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール
世界初録音。


AP 0235
\2200→\1990
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.2
  弦楽四重奏曲第3番ホ長調「幻想四重奏曲」(*)
  ヴィオッティの主題による変奏曲とフーガ(弦楽四重奏曲のための)
  ユーモラスな弦楽四重奏曲ニ長調「各自自己流で」
  向かい合って−トラム二重奏曲−
   音楽のユモレスク(ヴァイオリンとチェロのための)

フォー・ストリングス弦楽四重奏曲
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン) グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェシュ(チェロ)

録音:2012年10月5-6日、福音教会、ミコルフ、ポーランド(*) 
2012年12月15日、グジェゴシュ・フィテルベルク記念国立音楽学校コンサートホール、 ホジュフ、ポーランド(*以外)
世界初録音。


AP 0248
\2200→\1990
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.3
  ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op.24
   古い歌/モダーンな歌/ブーレ風奇想曲
  ウクライナの小唄(ヴァイオリンとピアノのための)Op.26 No.2a
  子守歌(ヴァイオリンとピアノのための)Op.11
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ヨランタ・ソスノフスカ(ヴァイオリン)
ドナート・デアーキ(ピアノ)
録音:2009年7月、2010年2月、ウィーン
世界初録音。


 


CDA 1688-2
(CD-R)
\2600→\2390
ノルディック・チェロ・ソウル 〜
 シベリウス、リードホルム、グリーグ

  シベリウス:
   アンダンティーノ ハ長調、アンダンティーノ・モルト ヘ短調、
   テンポ・ディ・ヴァルス 《ルル・ワルツ》 嬰ヘ短調、
   無伴奏チェロのための主題と変奏
  リードホルム:チェロとピアノのための4つの小品
  グリーグ:
   間奏曲イ短調、チェロ・ソナタ イ短調Op.36、
   アレグレット(ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.45からの編曲)
ハンプス・リンデルホルム(チェロ)
マッツ・ヤンソン(ピアノ)
 フィンランドのシベリウス、ノルウェーのグリーグ、そしてスウェーデンのイングヴァル・リードホルム(b.1921)の作品を集めた、北欧のチェロ作品集。ハンプス・リンデルホルムは、ストックホルムの芸術家の家庭に生まれ、ヨーテボリ歌劇場管弦楽団の副首席奏者やエレブルー大学の教授、ノルウェー音楽アカデミーの客員教授などを務める北欧の名手。
 特に、力強く情熱的に弾くグリーグのチェロ・ソナタは圧巻の録音。

 ※録音:2013年6月1日−2日、エレブルー大学コンサートホール(スウェーデン)
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


CDA 1686-2
(CD-R)
\2600→\2390
フロトー&オッフェンバック:ピアノとチェロのための作品集

 フロトー&オッフェンバック:
  チェロとピアノのための6つのメロディー

 フロトー:
  グリニッジからのワルツ、召し使いのギャロップ、
  庭の千草(最後のバラ)、おお, 敬虔な、カモンイスの奴隷
  シジュウカラ
カール・ペッテション(ピアノ)
エステラ・ライニツカ(チェロ)

 ううむ・・・歌劇「マルタ」ってときどきオッフェンバックのオペラに似ていると思ったら・・・二人は仲良しだったのか!?



 1981年、スウェーデンのルンドで生まれた北欧期待のピアニスト、カール・ペッテション。ピアノ協奏曲集(CDS 1077-2)に続くフリードリッヒ・フォン・フロトー(1812−1883)の作品集は、ジャック・オッフェンバックと共作したピアノとチェロのための作品集。フロトーの代表作、歌劇 《マルタ》からの編曲作品や、アイルランド民謡「庭の千草(最後のバラ)」など、魅力的なチェロ作品、ピアノ独奏作品などが紹介されている。
 チェロを弾くのは、1989年ポーランド生まれ、デンマーク音楽アカデミーで学んだ若手女流チェリスト、エステラ・ライニツカ。

 ※録音:2012年3月10日−11日、スウェーデン
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



フロトーって誰?という人のために

.
 フリードリッヒ・フォン・フロトー(1812年- 1883年)はドイツのオペラ作曲家。

 代表作は『マルタ』。なんとなくゴリゴリのベリズモ・オペラと勘違いされることもあるが、初演は1847年のドイツ風オペラ・コミック。
 女官のいたずら心から起きる騒動と恋の顛末を描く、コミカルでロマンティックなオペラ。
 他愛ない話だが愛嬌ある美しい作品なので一部では人気がある。でも今の時代に全曲CDが出ることはまずない。
 なのでもしよかったらこの代表的録音を(EMIなのでいつ廃盤になるか分からない)。人生で一回くらいは聴いておいてもいいと思う。文句なく楽しいし、オッフェンバックと比べてみてもいいかも。
.


EMI
CMSW-4645752
(2CD)
\1600
フロトー:マルタ全曲 (全4幕) レディ・ハリエット・・・アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)
ナンシー・・・・・・・・ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
トリスタン・ミルクフォード卿・・・ディーター・ヴェラー(バリトン)
ライオネル・・・・・・・・・ニコライ・ゲッダ(テノール)
プランケット・・・・・・・・ヘルマン・プライ(バリトン)
リッチモンドの判事・・ハンス・ゲオルク・クノウリッヒ(バス)
ロベルト・ヘーガー指揮/
バイエルン国立歌劇場管弦楽団及び合唱団
録音:1968年3月 Burgerbrau, Munchen





STERLING のフロトー前作
こちらはピアノ協奏曲!

CDS 1077-2
\2600→\2390
フロトー:
 ピアノ協奏曲第1番ハ短調/同第2番イ短調/

 祝典序曲/
 ホワイトホールのヴィルヘルム・フォン・オラーニエン
カール・ペッテション(ピアノ)、
ハンス・ペーター・ヴィースホイ(指揮)、
ピルセン・フィルハーモニック管弦楽団
 歌劇「マルタ」の作曲家フロトーのピアノ協奏曲集!
 父はプロイセンの騎兵隊長というメクレンブルクの由緒ある家柄に生まれた19世紀ドイツの作曲家フリードリヒ・フォン・フロトー。音楽を学ぶためパリに留学したフロトーは、グノーやオッフェンバックと交友を深めており、後の作曲活動に大きな影響を与える出会いに恵まれている。フロトーは代表作でもある歌劇「マルタ」以外の作品はほとんど知られておらず、ここに収録されている2つのピアノ協奏曲と管弦楽作品はフロトーの優れたオーケストレーションを現代に伝える重要な役割を持っている。
 華やかな冒頭と旋律が印象的な「ピアノ協奏曲第1番」やウェーバーからの影響が感じられる「ピアノ協奏曲第2番」は、ハイペリオンのRPCシリーズのファンにもオススメしたい作品。

 

CDA 1687-2
(CD-R)
\2600
J.S.バッハ&レーガー:オルガン作品集
 J.S.バッハ:
  トッカータとフーガ ニ短調BWV.565、
  コラール《おお愛する魂よ、汝を飾れ》BWV.654、
  幻想曲ト長調BWV.572
 レーガー:
  幻想曲とコラールOp.40-1、
  52の易しいコラール前奏曲Op.67より 3つのコラール前奏曲、
  オルガンのための12の小品Op.59より ベネディクトゥス、
  BACHの主題による幻想曲とフーガOp.46
エーリク・ブーストレム
 (マーカソン・オルガン)
 1947年スウェーデン生まれのオルガニスト、エーリク・ブーストレムによるバッハ&レーガー。ストックホルム王立音楽院で学び、オリヴィエ・メシアンに師事したブーストレムは、メシアンのオルガン作品全集も録音しているベテラン。
 バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」やレーガーの「BACHの主題による幻想曲とフーガ」など、オルガンの名曲たちを、ブーストレムが1984年よりオルガニストを務めるストックホルム・オスカル教会のオルガンで弾く。

 ※録音:2013年6月3日−4日&8月22日−23日、オスカル教会(ストックホルム)
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDA 1689-2
(CD-R)
\2600
シヴ・ヴェンベリ 〜 偉大なるプリマドンナ Vol.1 ロマンス
 モーツァルト:夕べの想いK.523
 メンデルスゾーン:ズライカOp.34-4、歌の翼に
 シューベルト:夜と夢、夜曲、アヴェ・マリア
 ステーンハンマル:森の中で
 グリーグ:ソルヴェイグの歌、子守歌、プリンセス、君を愛す
 アルヴェーン:森は眠る、君に焦がれて
 R・シュトラウス:ときめく胸
 グリーグ:希望
 ペッテション=ベリエル:夕暮れどきの太陽は優しく
 R・シュトラウス:献呈
シヴ・ヴェンベリ(ソプラノ)
ヤン・エイロン(ピアノ)
 スウェーデンの偉大なるソプラノ、シヴ・ヴェンベリの貴重な録音集。第1弾は「ロマンス」と題された1986年ストックホルムでの録音。メンデルスゾーンやシューベルト、R・シュトラウスなどの名歌曲に、ステーンハンマル、グリーグ、アルヴェーンといった北欧のレパートリーを織り交ぜたプログラム。

 ※録音:1986年7月1日、貴族会館(Riddarhuset)、ストックホルム
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDA 1685-2
(CD-R)
\2600
ヴァルテンゼー、フーバー、アンドレーエ:声楽作品集
 ヴァルテンゼー:
  ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バス、
   クラリネットとピアノのための《平安(Der Friede)》
 フーバー:
  ミルザ・シャフィの13の歌Op.13より、
  合唱と4手ピアノのための愛の歌 Op.72
 アンドレーエ:歌曲集Op.10, Op.15, Op.16からの歌曲
ミカエラ・クレーマー(ソプラノ)
ディーター・クレッカー(クラリネット)
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
ニコラウス・インドレコーファー(指揮)
カールスルーエ大学室内合唱団
竹沢絵里子、他
 フランツ・クサヴァー・シュナイダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786−1868)、ハンス・フーバー(1852−1921)、フォルクマール・アンドレーエ(1879−1962)ら、スイスの作曲家による声楽作品集。
 オブリガート・クラリネットとピアノを伴奏にした、ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バスのための作品や、4手連弾ピアノと合唱のための作品など、多彩な声楽作品を収録。また、スイスのGuildレーベルから数々の室内楽作品や管弦楽作品集が発売され再評価が進む20世紀スイスの巨匠フォルクマール・アンドレーエの歌曲も、スイス音楽ファンには嬉しいところ。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


モスクワ音楽院


SMCCD 0157
\3000→\2790
30歳、ボリショイ劇場時代のスヴェトラーノフの秘蔵音源
 ラフマニノフ・プログラム 1958年

  ラフマニノフ(1873-1943):
   ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(*)
   合唱交響曲「鐘」Op.35(+)
   3つのロシアの歌 Op.41(+)
リュドミーラ・ソーシン(ピアノ(*))
ロシア共和国合唱団(+)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1958年5月12日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
 30歳、ボリショイ劇場指揮者時代のスヴェトラーノフの秘蔵音源。
 

SMCCD 0158
\3000→\2790
ヴィクトル・メルジャーノフ
 ショパン(1810-1849):24の前奏曲 Op.28 から 12曲
 J・S・バッハ(1685-1750):3つのコラール前奏曲
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57

ヴィクトル・メルジャーノフ(ピアノ)

録音:1954年12月16日
 ヴィクトル・メルジャーノフ(1919-2012)はモスクワ音楽院でサムイル・フェインベルクに師事したロシアのピアニスト。1945年の全ソヴィエト・ピアノ・コンクールでスヴャトスラフ・リヒテルと同点1位、1946年のショパン国際ピアノ・コンクール第6位。60年に渡りコンサート・ピアニストとして活躍。1947年よりモスクワ音楽院教授を務め、タチアナ・シェバノワら多数の名ピアニストを輩出しました。
 商業録音が少なかったため知名度はいまひとつですが、ロシア・ピアニズムを語る上で無視できない存在です。




OPUS ARTE


ロイヤル・オペラ グレート・パフォーマンス
コヴェント・ガーデン王立歌劇場ライヴ1955〜1997



OACD9024D
(32CD)
\7500→\6990
.
1.ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲(2CD)
 ラモン・ヴィナイ(T:オテロ)/グレ・ブロウエンスティーン(S:デズデモナ)/
 オタカール・クラウス(Br:イヤーゴ)/ジョン・ラニガン(T:カッシオ)/
 ノリーン・ベリー(Ms:エミーリア)/レイモンド・ナイルソン(T:ロデリーゴ)、他
 ラファエル・クーベリック(指揮) 録音 1955年10月(モノラル)

2.プッチーニ:『トスカ』全曲(2CD)
 ジンカ・ミラノフ(S:トスカ)/フランコ・コレッリ(T:カヴァラドッシ)/
 ジャンジャコモ・グエルフィ(Br:スカルピア)/フォーブズ・ロビンソン(Br:堂守)/
 マイケル・ラングドン(Br:アンジェロッティ)/デイヴィッド・トゥリー(T:スポレッタ)、他
 アレグザンダー・ギブソン(指揮) 録音時期 1957年7月(モノラル)

3.プッチーニ:『蝶々夫人』全曲(2CD)
 ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S:蝶々さん)/バーバラ・ヒューイット(Ms:スズキ)/
 ジョン・ラニガン(T:ピンカートン)/ジェレイント・エヴァンズ(Br:シャープレス)、他
 ルドルフ・ケンペ(指揮) 録音:1957年5月(モノラル)

4.ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』全曲(5幕版)(2CD)
 ジョン・ヴィッカーズ(T:ドン・カルロ)/グレ・ブロウエンスティーン(S:エリザベッタ)/
 フェドーラ・バルビエーリ(Ms:エボリ公女)/ティト・ゴッビ(Br:ロドリーゴ)/
 ボリス・クリストフ(Bs:フィリッポ)/マイケル・ラングドン(Bs:大審問官)、他
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) 録音時期:1958年5月(モノラル)

5.ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』全曲(2CD)
 ジョーン・サザーランド(S:ルチア)/ジョアン・ジビン(T:エドガルド)/ジョン・ショー(Br:エンリーコ)/
 ジョゼフ・ルルー(Bs:ライモンド)/ケニス・マクドナルド(T:アルトゥーロ)、他
 トゥリオ・セラフィン(指揮) 録音:1959年2月(モノラル)

6.モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲(2CD)
 チェーザレ・シエピ(Bs:ドン・ジョヴァンニ)/ジェレイント・エヴァンズ(Br:レポレッロ)/
 レイラ・ジェンチェル(S:ドンナ・アンナ)/セーナ・ユリナッチ(S:ドンナ・エルヴィラ)/
 ミレッラ・フレーニ(S:ツェルリーナ)/リチャード・ルイス(ドン・オッターヴィオ)/
 デイヴィッド・ウォード(騎士長)/ロベルト・サヴォワ(マゼット)
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮) 録音:1962年2月(モノラル)

7.ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』全曲(2CD)
 エイミー・シュアード(S:アメーリア)/ジョン・ヴィッカーズ(T:グスターヴォ)/
 エットーレ・バスティアニーニ(Br:レナート)/レジーナ・レズニック(Ms:ウルリカ)/
 ジョーン・カーライル(S:オスカル)/デイヴィッド・ケリー(Bs:リッビング)、他
 エドワード・ダウンズ(指揮) 録音:1962年2月(モノラル)

8.ワーグナー:『パルジファル』全曲(3CD)
 ジョン・ヴィッカーズ(T:パルジファル)/エイミー・シュアード(S:クンドリー)/
 ルイス・ヘンドリックス(Bs:グルネマンツ)/ノーマン・ベイリー(Br:アンフォルタス)/
 ドナルド・マッキンタイア(Bs:クリングゾル)/マイケル・ラングドン(Bs:ティトゥレル)/
 キリ・テ・カナワ(S:第一の花の乙女)、他
 サー・レジナルド・グッドール(指揮) 録音:1971年5月(ステレオ)

9.モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲(2CD)
 キリ・テ・カナワ(S:フィオルディリージ)/アグネス・バルツァ(Ms:ドラベッラ)/
 ダニエラ・マッツカート(S:デスピーナ)/スチュアート・バロウズ(T:フェルランド)/
 トーマス・アレン(Br:グリエルモ)/リチャード・ヴァン・アラン(Bs:ドン・アルフォンソ)/
 サー・コリン・デイヴィス (指揮) 録音:1981年1月(ステレオ)

10.グルック:歌劇『アルセスト』全曲(2CD)
 ジャネット・ベイカー(Ms:アルセスト)/ロバート・ティアー(T:アドメート)/
 ジョナサン・サマーズ(Br:ヘラクレス)/モールドウィン・デイヴィス(T:エヴァンドル)/
 ジョン・シャーリー=カーク(Br:大祭司)/マシュー・ベスト(Br:預言者)/
 フィリップ・ジェリング(Bs:伝令官)、他
 サー・チャールズ・マッケラス(指揮) 録音:1981年12月(ステレオ)

11. R.シュトラウス:『ばらの騎士』全曲(3CD)
 アンナ・トモワ=シントウ(S:元師夫人)/クルト・モル(Bs:オックス男爵)/
 バーバラ・ボニー(S:ゾフィー)/アン・マレイ(Ms:オクタヴィアン)/アラン・オウピ(Br:ファニナル)/
 ハワード・クルック(T:ヴァルツァッキ)/リー・マリアン・ジョーンズ(Ms:アンニーナ)、他
 サー・アンドルー・デイヴィス (指揮) 録音:1995年3月3日(ステレオ)

12.ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲(4CD)
 ジョン・トムリンソン(Br:ザックス)/エスタ・ヴィンベルイ(T:ワルター・フォン・シュトルツィング)/
 ナンシー・グスタフソン(S:エファ)/キャスリーン・ウィン・ロジャーズ(Ms:マグダレーネ)/
 ヘルベルト・リッペルト(T:ダーヴィット)/トーマス・アレン(Br:ベックメッサー)/
 グウィン・ハウエル(Bs:ポーグナー)、他
 ベルナルド・ハイティンク(指揮) 録音:1997年7月(ステレオ)
.
 イギリスで長い歴史を誇るロイヤル・オペラの1955年から1997年まで、40年以上にわたるライヴの記録です。
 ジョン・ビッカース、ジョーン・サザーランドなどこの時代に活躍した偉大な歌手たちはもちろんのこと、クーベリック、ケンペ、ジュリーニ、ショルティ、マッケラスなどの錚々たる指揮者たちの演奏も楽しめます。これだけの歴史的名演を一つの豪華BOXにまとめたこの企画です。ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ライヴ) 他




OTAKEN RECORDS



TKC-353
\2500→\2290
蔵出し独フルトヴェングラー協会盤復刻シリーズ第3弾!
 (1)ヒンデミット:交響曲「世界の調和」
 (2)ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
 (3)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 Op.20
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮)
(1)(3)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:(1)1952 年12 月8 日、(2)1952 年11 月30日、(3)1954 年4 月25、26、27 日/原盤:(1)F670.027M (2)F669.056 (3)F668.165M

 N氏提供、蔵出し独協会盤復刻シリーズの第3弾は、ヒンデミットです。
 フルトヴェングラーとヒンデミットの関係で特に有名なのが、フルトヴェングラーが職を賭してまで、ナチスからヒンデミットを擁護した所謂ヒンデミット事件ですが、そればかりではなく、フルトヴェングラーは同時代の作曲家の中では、ヒンデミットを好んで取り上げていたようです。
 ヒンデミットは第一次世界大戦後に起こった新即物主義の旗頭として世に出ましたが、結局コスモポリタンにはなり得ず、ドイツ的な音楽語法を堅持したことが、フルトヴェングラーの共鳴するところであったのではないかと思われます。現に、おそらく独エレクトローラ社に於いて電気的にステレオ化されて、細かい音まで明瞭にほぐれて聴こえるこの独協会盤で聴くフルトヴェングラーのヒンデミットは、味も素っ気もないものでは決してなく、逆にドイツ的な親しみやすさを覚えるものとなっております。
 かなり長いCD の余白には、独協会盤の「第九」にカップリングされていたベートーヴェンの1番と同協会盤の「ドン・ファン」(但しこの2曲はモノラル)も収録させていただきました。併せお楽しみくださいませ。(オタケンレコード 太田憲志)
 


TKC-354
\2500→\2290
蔵出し独フルトヴェングラー協会盤復刻シリーズ第4弾!
 モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1949 年6 月10 日 ヴィースバーデン/原盤:F666.156〜7M

 N氏提供、蔵出し独協会盤復刻シリーズ第4弾は、ヴィースバーデン・コンサートです。ここに収録されたモーツァルトの40 番はフルトヴェングラーの3種類ある同曲録音の最後のものであり、ブラームスの4番もベルリン・フィルとの3種類ある同曲録音の最後のものです。録音年代から言えばこれらが一番新しく、それぞれの曲の代表録音となってもよさそうなものですが、デッドでこもった音のせいで、これまではそうはならず、それなりにバランスのとれたSPや第三帝国下のテープ録音の方に軍配が上がったものでした。ところがこの度の独協会盤の音質はかなり改善されており、繰り返しの鑑賞に耐え得るばかりか、フルトヴェングラーの同各曲を聴く場合、取り出す回数も増えるのではないかと判断し、今回の運びとなりました。
 当盤のプレスは独エレクトローラ社によって行われており、特にブラームスは魅力的な2回目のEMI の音に近づき、更に全体の音のクオリティもアップしたものとなっております。ぜひご一聴くださいませ。(オタケンレコード 太田憲志)


<メジャー・レーベル>

DG

479 4085
(5CD)
\3500
最強のクリスマスBGM!
 クリスマス111曲

 ダビデの村の馬屋のうちに
  (ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団)、
 もみの木(ウィーン少年合唱団)、
 天にはさかえ(ウェストミンスター大聖堂聖歌隊)、
 サンタが街にやってくる(ボストン・ポップス)、
 まぶねの中で(ブリン・ターフェル)、
 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜
  心から愛する幼子イエスさま(モンテヴェルディ合唱団)、
 きよしこの夜(ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブル)、
 神のみこは今宵しも(ゲオルギュー)、
 シューベルト:アヴェ・マリア(マイスキー)、
 グレゴリオ聖歌〜ハレルヤ(Choralschola des Klosters Maria Einsiedeln)、
 ホワイト・クリスマス(ハイフェッツ)、
 マリア様の男の子(キリ・テ・カナワ)、
 フランク:天使の糧(ブリン・ターフェル)、
 クリスマスの12日間(ジョーン・サザーランド)、
 ヘンデル:メサイヤ〜田園交響曲(イングリッシュ・コンサート)、
 サンタ・ルチア(フォン・オッター)、
 ハヴ ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス(テ・カナワ)、
 レット・イット・スノウ(アルブレヒト・マイヤー)、
 チャイコフスキー:くるみ割り人形〜
  こんぺい糖の踊り(ライトナー指揮ベルリン・フィル)、
 グノー/J.S.バッハ:アヴェ・マリア(シェリル・ステューダー)、
  他 全111トラック
 グレゴリアン・チャントから英語・フランス語・ドイツ語のクリスマスキャロル、古今東西の聖なるメロディまでをDG&DECCAの一流アーティストの演奏で贈る贅沢なセット。
 
 アラーニャ、ドミンゴ、ハイフェッツ、テ・カナワ、コメナー、パヴァロッティ、ブリーン・ターフェルなどなど綺羅星のごときスターによる超名演揃いです。
 

479 3795
(2CD)
\3600
トリフォノフ/ライヴ 
CD1:カーネギー・リサイタル
 1)リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
 2)A.スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 《幻想ソナタ》
 3)ショパン:24の前奏曲
 4)メトネル:4つのおとぎ話 作品26から 第2曲

CD2:イタリア・ライヴ(トリフォノフ・プレイズ・ショパン)
 1)ロンド op.5.《マズルカ風》
 2)ワルツ第1番 op.18《華麗なる大円舞曲》
 3)練習曲 op.10-8
 4)アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ op.22
 5)マズルカ第33番、34番、35番
 6)ソナタ第3番 ロ短調 op.58
ダニール・トリフォノフ(ピアノ)
巨匠への階段を駆け上る若き俊英のライヴCD2枚をセットに!
2010年5月ヴェネツィア、フェニーチェ劇場(CD2:1-4)
2010年11月 サチーレ、ファツィオーリ・ホール(CD2:5,6)
2013年2月 ニューヨーク、カーネギー・ホール (CD1) 全てライヴ録音
 昨年発売したカーネギー・ホールでのライヴCDとグラモフォンとの契約前にイタリア・デッカから発売されたショパンのライヴ録音集をスリップケースで1つにまとめ、特別価格でリリース。



DG(LP)


479 3988
(LP)
\3600
ベルイン・バイ・オーヴァーナイト
A面
 1. Berlin By Overnight (from the Album Spheres)
 2. Berlin By Overnight (CFCF Remix)
 3. Berlin By Overnight (Efdemin Remix)
B面
 4. Berlin By Overnight (Lorna Dune Remix)
 5. Berlin By Overnight (Tom Adams Remix)
マックス・リヒター
マックス・リヒター、ロイヤル・アルバート・ホールデビューに合わせ新曲”ベルイン・バイ・オーヴァーナイト”をリミックス入りでアナログリリース!
2012年7月3日
 マックス・リヒターが10/4にロイヤル・アルバート・ホールでデビュー・コンサートを行うのに合わせ、アルバム「スフィアズ」に収録された<ベルリン・バイ・オーヴァーナイト>に4つのリミックスを加えた5トラックのアナログ盤をリリース!ジャケットには文字をのせず、ステッカーを貼付。
 Efdemin: Berlin Panorama Bar (Berghain)などのクラブ・シーンで知られる名プロデューサー。
 CFCF: Crystal Castlesのリミックスなども手掛けダンス、アンビエント、ポップス、ネオ・クラシックスなどで名を馳せるカナダのアーティスト。
 Lorna Dune: ニューヨークを拠点にキーボードおよびプロデューサーとしてクラシックをバックグランドにエレクトリック、POP,エクスペリメンタルなどのジャンルで活躍。
 Tom Adams: コンポーザー、プロデューサー、ソングライター、複数の楽器演奏もこなす多才なアーティスト。映画「The Knive that killed me」のスコアも手掛ける。
 

479 3598
(2LP)
\4600
ダニエル・ホープ/スフィアズ〜天球の音楽
 ヴェストホフ/バズラ編曲:鐘の模倣
 エイナウディ:アンダンテ
 グラス:エコーラス
 フォーレ/ラター編曲:ラシーヌ賛歌
 アーヴェルバフ:24のプレリュードから第15曲
 ペルト:フラトレス
 カッツ=チェルニン:『ワイルド・スワン』組曲から
  『エリザのアリア』
 バラノフスキ:ムジカ・ウニヴェルサリス
 G.プロコフィエフ:スフィアズ
 M.リヒタ—:ベルリン・バイ・オーヴァーナイト
 バラノフスキ:ビアフラ
 イグデスマン:レント
 エイナウディ:パサージオ
 アーヴェルバフ:24のプレリュードから第8曲 
 K.ジェンキンス:『平和への道程』から『ベネディクトゥス』
 J.S.バッハ/オリヴィエ・フォーレ:
  プレリュード(プレリュードとフーガ BWV855から)
 ナイマン:トライスティング・フィールズ
 グンダーマン:ナッハシュピール(ファウスト/エピソードIIから)
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
サイモン・ハルジー(指揮)
ベルリン・ドイツ室内管弦楽団
 どこまでも美しいコンテンポラリー・サウンド!
 録音時期:2012年6-7月
 11歳の頃からメニューインと共演。18歳からはザハール・ブロンに師事し、現代音楽の分野での評価が高く、ジャズやポピュラー、ワールド・ミュージックのアーティストとの共演多数のダニエル・ホープ。彼が開拓した新境地は、聴きやすく、美しすぎるコンテンポラリー・ヒーリング・アルバム。
 毎回企画性の高いアルバム作りをするホープが、今回は現代の巨匠や若手・中堅作曲家の美しい小品を集めたアルバムを作りました。
 ネオ・バロック、ミニマル、サントラ好きには堪らない、幅広い層にアピールしそうな内容です。古代ギリシアの哲学者・数学者ピタゴラスは、惑星はそれぞれ固有の音を発し、太陽系全体で和音を奏でていると考えました。
 

479 3601
(LP)
\3600
アルゲリッチ&アバド/
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&25番

  ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
  ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) 
クラウディオ・アバド(指揮)
モーツァルト管弦楽団
録音:2013年3月1日 ルツェルン、KKLホール
 DGにとってアルゲリッチ初となるモーツァルトピアノ協奏曲録音。昨年のルツェルン音楽祭で絶賛を博したアバド指揮によるライヴ録音です。
 楽壇を代表する大物二人の10年ぶりの共演盤として話題を呼んだ当盤は、1月にアバドが急逝したことを受け、アバドの追悼リリースとなったものです。短調の名作20番の協奏曲と、華麗で雄大な25番のカップリングしています。
 

479 3602
(2LP)
\4600
エレーヌ・グリモー&ソル・ガベッタ:デュオ
 シューマン:幻想小曲集 作品73
 ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 作品40
ソル・ガベッタ(チェロ)
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
録音:2012年5月22-25日 ドイツ エッセン、フィルハーモニー
 グリモーによる貴重な室内楽アルバム。ロシア系フランス人の両親のもとアルゼンチンに生まれたチェリスト、ソル・ガベッタと共演したアルバム。
 2011年にクシュタートで行われたメニューイン音楽祭で共演し絶賛を浴びたプログラムと同じチェロとピアノの最重要作品の選曲です。二人は六件ハウス音楽祭などでも共演し、美しいアンサンブルを聴かせてきました。美しき美女二人の話題の共演盤です。
 

479 3976
(2LP)
\4600
アバド/
 ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
ルツェルン祝祭管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:2013年8月21-26日 ルツェルン (ライヴ)
 2014年1月20日に惜しまれつつ世を去った現代を代表する巨匠指揮者アバド。2013年8月のルツェルン音楽祭における公演が彼の最後のコンサートとなりました。
 その公演でライヴ録音されたブルックナー交響曲第9番が本ディスクに収められています。ルツェルン祝祭管の気心の知れた仲間たちとともに繰り広げた迫真の演奏は、深い感動をもたらします。
  

479 3605
(2LP)
\4600
グリモー/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&2番
 ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
 ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団)
ウィーン・フィル
指揮:アンドリス・ネルソンス" "録音:2012年4月 ミュンヘン、ヘラクレスザール〈ライヴ〉(CD1) 2012年11月 ウィーン、ムジークフェラインザール〈ライヴ〉(CD2)
 近年グリモーは集中的にロマン派ピアノ協奏曲の最高峰、ブラームスの協奏曲に取り組んでいます。
 2013年1月にはN響と協奏曲第2番を披露し、その模様はNHKでも放映されて話題を呼びました。同年11月にはネルソンス指揮バーミンガム市響と再び来日し、協奏曲第1番を演奏してブラームスの協奏曲との相性の良さを実証しました。
 近年評価の高まるネルソンスの指揮のもとで録音した話題のブラームス協奏曲集がタイムリーにLPで再登場です。
 

479 3608
(LP)
\3600
ムター/ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
 ①ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53 B108
 ②マズルカ ホ短調 作品49 B90
 ③ロマンス ヘ短調 作品11 B39
 ④ユモレスク 作品101
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:マンフレート・ホーネック
ヴァイオリン界の女王ムターが遂に録音したドヴォルザーク協奏曲!
 録音:2012年5月29日-6月1日 ミュンヘン、ヘラクレスザール 2013年6月19-22日"
35年以上に亙って第一線で活躍する“ヴァイオリンの女王”ムターにとって意外にも初録音となるドヴォルザークの協奏曲は、近年その独創性が見直され、美しい抒情性が光る作品。ホーネック指揮のベルリン・フィルという最高の共演者を得て、魅力溢れる演奏を展開しています。また、ユーモレスクでは、ムターと共演を重ね、彼女の信頼厚い日本人ピアニスト池場文美との息の合った演奏を聴かせます。



 

DECCA



478 5296
\2300→\2090
デッカの新星ワイラースタインによる待望のソロ・アルバム。
アリサ・ワイラースタイン/ソロ

 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
 ゴリホフ:オマラモール
 カサド:無伴奏チェロ組曲
 ブライト・シェン:
  Bright Sheng: Seven Tunes Heard in China
  (中国で聞いた七つの歌)
アリサ・ワイラースタイン(チェロ)
録音:2012年10月14日 ベルリン テルデック・スタジオ
 デッカの注目のチェリスト、ワイラースタイン。2010年にデッカと専属契約を結び、バレンボイムの指揮でエルガーの協奏曲を録音し、第2弾録音ではドヴォルザークの協奏曲、と直球勝負を決めてきたワイラースタインが3枚目に選んだのは、20世紀のチェロのためのソロ作品。このアルバムのメインとなるのがコダーイの無伴奏チェロ・ソナタ。
 チェロという楽器のもつ可能性を最大限に駆使し、チェリストにとって最大の難曲とも言われる作品です。ワイラースタインの芸術性とテクニックを堪能するのにはうってつけの作品と言えましょう。カップリングにも凝った選曲がなされ、我々の時代の音楽に向き合う彼女の真摯な姿勢が反映された新録音です。
 

478 5703
\2300
奇蹟のハーモニー!
ヴォーチェス8/夕べの祈り〜奇蹟のア・カペラ

 1. 光よ、お前の消える前に(タリス)
 2. 戦没者への賛歌(映画『プライベート・ライアン』から)
  (J.ウィリアムズ)
 3. Reflexionem(ホーズ)
 4. ホエア・アイ・スリープ(サンド/カーン)
 5. アシカの子守歌(ウィティカー)
 6. セカンド・イヴ(イェイロ)
 7. クァンタ・クァリア(ホーズ)
 8. この星空の下で(ラズビー)
 9. ロクス・イステ(ミーラー)
 10. コルプス・クリスティ・キャロル(聖体のキャロル)
  (ブリテン)
 11. ベネディクトゥス(ジェンキンス)
 12. 正しき者の口は(ブルックナー)
 13. イエスのもとへ逃れよう(黒人霊歌)
 14. アヴェ・マリア(ビーブル)
 15. おお、大いなる神秘(ローリゼン)
 16. 光よ、お前の消える前に(作者不詳)
ヴォ—チェス8
クリスティアン・フォーショウ(サクソフォン)(1,7,11,16)
マシュー・シャープ(チェロ)(3,13)
ラヴィニア・マイヤー(ハープ)(5)
録音:2013年4月、5月
 男女8人のア・カペラが織りなす、美しき驚異のハーモニー!
 ア・カペラ・グループ「ヴォーチェス8」は、2003年にウェストミンスター寺院聖歌隊出身者たちで結成され、2005年にイタリアのゴリツィア国際合唱コンクールで優勝して以降、イギリスを中心に活躍中。
 今作は「夕べの祈り」と題し、16世紀から現代に至る様々な祈りの音楽を集めています。彼らの透明感あふれるハーモニーの美しさは息をのむほどで、一部の曲ではサクソフォンやチェロ、ハープが響きにいろどりを加えています。イギリスのクラシック音楽誌『クラシカル・ミュージック・デイリー』は「ヴォーチェス8はただものではない—— 想像力をかきたてる表現力とバランスのとれたプログラムで圧倒的な存在感を示す」と絶賛しています。
 ■来日公演2014 クリスマス・コンサート・ツアー!
  12/13 奈良、12/14 秋川キララホール、12/17 仙台、12/18 東京・王子ホール、12/20 松本、12/21 横須賀、12/23 東京オペラシティ




DECCA(Blu-rayオーディオ)


478 7696
(Blu-rayオーディオ)
\4400
シャイー/ブラームス:交響曲全集
 交響曲全4曲
 悲劇的序曲/間奏曲(クレンゲル編) Op.116-4&Op.117-1
 ハイドンの主題による変奏曲/
 愛の歌 (管弦楽版) Op.52&65
 交響曲第1番〜第2楽章 オリジナル初演版 /
 交響曲第4番〜冒頭の別版
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2012年5月&10月、2013年5月 ライプツィヒ ゲヴァントハウス
 歌劇場を母体とせず、自主運営のオーケストラとしては世界最古のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、2005年からカペルマイスターを務めるシャイーの指揮で完成させたブラームス交響曲全曲録音がブルーレイ・オーディオで再登場。
 270年の歴史の中でメンデルスゾーン他、幾多の名指揮者たちの元で培われ熟成された響きにシャイーが新たなる新風を吹き込み、シャープに躍動する演奏が展開されています。世界初録音となる間奏曲(ピアノ曲からの編曲)やブラームス自身のオーケストレーションによるワルツ集《愛の歌》に加え、交響曲第1番第2楽章の初演版、あとから削除された交響曲第4番の冒頭など、資料的価値の高い録音も収録されています。




<国内盤>


イヤーズ&イヤーズ・クラシックス

YYC 0005
\2800+税
「佐藤久成 エヴォカシオン」
 (1) グレチャニノフ:瞑想曲
 (2)フス:エクスタシー(*)
 (3)アウリン:フモレスケ
 (4)レンバ:愛の詩
 (5)ヴォ—レ:エレジー(*)
 (6)ウィルヘルミ:コンチェルト・シュトゥック “ハンガリー風” (*)
 (7)シベリウス:ロマンス
 (8)フバイ:アリオーソ
 (9)ウィルヘルミ:スウェーデンの調べ
 (10)ディーク:エヴォカシオン(*)
 (11)リャードフ:悲しみの歌
 (12)グリエール:ロマンス
 (13)スタトコフスキ:クラコヴィアク
 (14)アレンスキー:子守歌
佐藤 久成(ヴァイオリン)
秋場 敬浩(ピアノ)
 今世紀ヴァイオリン界の絶滅危惧種的存在、HISAYA、鬼才のほとばしる超個性と孤高の境地ここにあり!
 真のヴィルトゥオーゾの世界観と真髄を余すところなく収録!生まれながらの表現者、佐藤久成による入魂のヴァイオリン秘曲・小品集

 録音:2014 年4 月23-24 日/埼玉県富士見市民文化会館 キラリ ☆ふじみ/*印世界初録音/ステレオ(デジタル/セッション)/Total time 68:19

 秘曲が次々と舞う。華やかな音楽史に、そっと寄り添う、哀しくも烈しい調べに酔いしれる。(中略)内なる尽きせぬ想いがついに溢れ出る趣。ステージで、ディスクで、佐藤久成は我が道を貫く。(中略)並外れた探求心と実践力を併せ持つ彼は、時空を超えたクラシックの名曲、人気作を奏でつつ「でも私たちは、大切な何かを忘れていませんか。失ってはいませんか」とメッセージを放ちながらヴァイオリンを弾く。妖しい音色、戯れの美学、官能性も奔放性もお任せあれの芸術観。賛辞は尽くされているように見える。しかし佐藤久成はさらなる創造の地平を拓く。(後略)
 (音楽評論家 奥田佳道・ライナーノーツより抜粋)




<映像>


C MAJOR(映像)



71 7304
(Blu-ray)
\5800→\5390
ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン
 R.シュトラウス生誕150年記念、
  ザルツブルク復活祭音楽祭での「アラベラ」

   R.シュトラウス:「アラベラ」
ルネ・フレミング(S アラベラ)
トーマス・ハンプソン(Br マンドリカ)
アルベルト・ドーメン(Br ワルデマール伯爵)
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(Ms アデライデ)
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(S ズデンカ)
ダニエル・ベーレ(T マッテオ)
ベンヤミン・ブルーンス(T エレメール伯爵)
デレク・ウェルトン(Bs-Br ドミニク伯爵)
スティーヴン・ヒュームズ(Bs ラモラル伯爵)
ダニエラ・ファリ(S フィアカーミリ)
ジェイン・ヘンシェル(Ms カード占い師) ほか
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
ドレスデン国立歌劇場合唱団


71 7208
(2DVD)
\5000→\4590
 R.シュトラウス生誕150年記念、ザルツブルク復活祭音楽祭での「アラベラ」!ティーレマン、フレミング、ハンプソン、何て豪華!!日本語字幕付き!

 フロレンティーネ・クレッパー(演出)、マルティナ・セーニャ(装置)、アンナ・ゾフィー・トゥマ(衣装)、ベルント・プルクラベク(照明)、フォルカー・ミクル(振付)、ゾフィー・ベッカー(ドラマトゥルク)
 収録:2014 年4 月10-21 日、ザルツブルク
 (Blu-ray)リージョン:All、HD、16:9、178分、DTS-HD MA 5.1, PCM 2.0、字幕:独英仏西中韓日
 (2DVD)リージョン:All、NTSC、16:9、178分、DTS 5.1, PCM Stereo、字幕:独英仏西中韓日

 シュトラウス生誕150 年記念の2014 年、ザルツブルク復活祭音楽祭で上演されたR.シュトラウス「アラベラ」が映像になりました!記念年とあってたいへんに力が入った上演です。アラベラは当代最高の大シュトラウス・ソプラノ、ルネ・フレミング。マンドリカは渋さと深みに磨きがかかった大スター・バリトン、トーマス・ハンプソン。なんと豪華なこと!さらにワルデマール伯爵にはワーグナー・バリトンのアルベルト・ドーメン、アデライデには一世を風靡したチェコのプリマドンナ、ガブリエラ・ベニャチコヴァーを配するという贅沢さ。またキーパーソンであるズデンカには、ここ数年でメキメキ頭角を現している若いソプラノ、ハンナ=エリーザベト・ミュラーを起用。ミュラーは1985 年、マンハイムの生まれで、2010 年からバイエルン国立歌劇場のメンバーになり、脇役から主役までありとあらゆる役を歌って今や人気の歌手です。このベテランだらけの舞台でもミラーの生き生きした歌と演技は観客を大いに沸かせています。「アラベラ」初演劇場であるドレスデン国立歌劇場のオーケストラ、合唱団を、シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者クリスティアン・ティーレマンが指揮。ティーレマンが指揮するとドレスデンのオーケストラがまさにドイツ伝統の響きを奏で、他所のシュトラウスとは一味も二味も違った豊かな味わいが広がってきます。なおティーレマンはザルツブルク復活祭音楽祭の芸術監督でもあります。
 フロレンティーネ・クレッパーの演出は、祝祭劇場の横長の舞台を活用して、主の舞台と副の舞台を並置する手法を採用しています。それを除くと舞台作りは奇抜なところのない伝統を重視した落ち着きのあるもので、これはティーレマンの音楽とよく絡んでいます。ちなみに演出、装置、衣装といずれも女性が手掛けています。
 記念公演ならでは充実した「アラベラ」を、鮮明映像でお楽しみください。
 日本語字幕付きです。













9/4(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACCENT

ACC 24288
¥2600→\2390
ラ・プティット・バンド
 テレマン:協奏曲と組曲集

  リコーダーと弦楽合奏のための組曲イ短調TWV 55:a2
  リコーダー、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ト長調TWV43:G6
  ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏のための組曲ニ長調TWV55:D6
  リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲イ短調TWV52:a1
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド
バルト・クーン(リコーダー)
 ラ・プティット・バンドのテレマン、バルト・クーンのリコーダーによる協奏曲

 録音:2013 年1 月AMUZ、アントワープ/79’40

 管弦楽、室内楽、オペラなど当時のあらゆるジャンルの曲を4000 曲以上作曲した多作家であったテレマン。今回、シギスヴァルト・クイケンとラ・プティット・バンドは、ソロ楽器のリコーダーを擁した組曲と協奏曲を選曲しました。ここに収録されている4 作品は、テレマンの多様な作風が顕著にあらわれています。
 「リコーダーと弦楽合奏のための組曲イ短調TWV 55:a2」は、技巧的でイタリア的な手法と旋律美を兼ね備えた全7 楽章からなる作品。J.S. バッハのフルート・トラヴェルソのための組曲ロ短調のモデルとなったとも言われています。「ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏のための組曲ニ長調TWV55:D6」は、フランス風の音楽語法を取り入れた洗練された音楽。そして「リコーダー、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ト長調TWV43:G6」は、協奏曲と題されていますが、弦楽はないため事実上リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏という形式となっています。さらに「リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲イ短調TWV52:a1」の二重協奏曲では、ギャラント様式の影響を感じられる作品。
 テレマンの多様性を魅力的に演奏しているのは、リコーダーの名手バルト・クーン。バロック・アンサンブルや室内オーケストラなどでアンサンブル奏者としてキャリアを築き、ソリストとしてもヨーロッパで高い評価を受けています。細やかな表現力と圧倒的な技巧でヴァラエティ豊かなテレマンの音楽を見事に作り上げています。
 


ACC 26402
(3CD)
¥5400→\4990
ゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭
 復讐・陰謀・愛と嫉妬の物語

  ヘンデル:歌劇「ファラモンド」(全曲)
ファラモンド:エミリー・フォンス(メゾ・ソプラノ)
クロティルデ:アンナ・デヴィン(ソプラノ)
ロジモンダ:アンナ・スタシュケヴィチ(ソプラノ)
グスターヴォ:ニョル・スパルボ(バス)
アドルフォ:マールテン・エンヘルチェス(カウンターテナー)
ジェルナンド:クリストファー・ロウリー(カウンターテナー)
テオバルド:エドワード・グリント(バリトン)
キルデリコ:イリーナ・ドズィアシュコ(ソプラノ)
ローレンス・カミングス(指揮)
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団
 収録:2014 年6 月2 日ゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭、ライヴ/176' 00

 1920 年から開始されたゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭は、ヘンデル作品を中心とした同時代の作曲家たちのコンサートや講演が行われ、あまり演奏される機会の少ない作品など、ヘンデルの音楽の再発見という大きな役割も果たしてきました。
 このアルバムは2014 年に行われた音楽祭で上演されたヘンデルの「ファラモンド」。ヘンデルはこの作品を作曲する前に脳卒中で倒れて一時療養生活を送っていました。ヘンデルは見事に復活すると、このオペラ「ファラモンド」を作曲します。復帰への意欲の現れか、メイン・キャストに3 人のカストラートを起用するなど、当時としては大変豪華な配役でありましたが、初演の際は財政的に困難であったため、それは実現しなかったと言うこと。
 このアルバムでは、ファラモンド王にアメリカの期待のメゾ・ソプラノ、エミリー・フォンス。アドルフォにオランダのカウンターテナー、マールテン・エンヘルチェス。イギリスの若手カウンターテナー、クリストファー・ロウリーが出演しています。ファラモンドの歌唱力で、オペラ全体が決まってしまうほど重要な役。「若き才能あるメゾ・ソプラノ、エミリー・フォンスは、その鋭い感性を存分に発揮し、ファラモンドをより英雄的に、力強く歌い上げています」と英・フィナンシャル・タイムズでは本公演を評しています。
 あらすじは、舞台は5 世紀のフランス。フランク族の王ファラモンドと同盟国スワビアの王ジェルナンドは、敵国キンブリ族のグスターヴォの娘ロジモンダに恋をしてしまいます。グスターヴォは息子スヴェーノをファラモンドに殺され復讐を企んでいましたが、もう一人の息子アドルフォは、ファラモンドの妹クロティルデと恋人同士。さらに娘ロジモンダもファラモンドに心動かされており、ロジモンダをめぐってファラモンドとジェルナンドは対立し、ジェルナンドはグスターヴォに寝返ります。ファラモンドがグスターヴォに首を取られるその瞬間、一通の手紙により、殺されたスヴェーノはグスターヴォの実の息子ではなかったことがわかり、一同は喜び、結末は幸せに終わる。




ALIA VOX



AVDVD 9905
(2SACD HYBRID
+1DVD[PAL])
¥5200→\4790
最近のライヴ録音も盛り込んだ珠玉のシャルパンティエ作品集!
 [SACD1]
  M.A.シャルパンティエ:聖母マリアのためのカンティクム集
   「聖母マリアを賛えるカンティクム」H.400
   「レジナ・チェリ」への前奏のための3声のシンフォニアH.509と
    「処女受胎のために」H.313
   「聖母マリアの誕生」H.309
   「サルヴェ・レジナ」への前奏曲H.23aと
    3声の「サルヴェ・レジナ」H.23
  主顕祭のための前奏曲H.35
   マニフィカートへの4声の前奏曲H.533とマニフィカートH.80
   スターバト・マーテルH.15
   「聖母のためのリタニア」(6声と2つの高音ヴィオールのための)
     録音:1989年2月
 [SACD2]
 M.A.シャルパンティエ:
  ・聖母被昇天ミサ曲 H.11a
     録音:2004年10月9日、
      ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂(ライヴ録音)
  ・4つのヴィオールのためのコンセール
   〔プレリュード-アルマンド-ロンドー-イギリス風ジグ-
    フランス風ジグ-パッサカイユ〕
     録音:2013年5月7日、カルドナ協同教会(スペイン)(ライヴ録音)
  ・真夜中のミサ曲 H.416
     録音:2004年10月9日、
      ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂(ライヴ録音)
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシォン
ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ
 [DVD(PAL)]
  シャルパンティエ:
   ・聖母マリアを讃えるカンティクム H.400
   ・真夜中のミサ曲 H.416
   ・修道女のためのスターバト・マーテル H.15
   ・聖母マリアのためのリタニー(連祷)〜6声と2つのヴィオール H.83
   ・聖母被昇天のためのミサ H.11
     収録:2004 年10 月9 日、ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂(ライヴ)
 コンセール・ナシォン創立25 周年、楽団の記念すべき録音第1 弾がSACD HYBRID の高音質で登場!最近のライヴ録音も盛り込んだ珠玉のシャルパンティエ作品集!

 SACD1: 74’50”/SACD2: 63’56”/DVD: 91’47”

 コンセール・ナシォン結成25 周年記念リリース。
 1989 年にサヴァールとモンセラート・フィゲーラスが設立したル・コンセール・デ・ナシォン。この2014 年に25 周年を迎えることを記念して、アンサンブルのレコーディング第1 作である、シャルパンティエの聖母マリアのためのカンティクム集がSACD HYBRID 盤で再発売されるはこびとなりました!
 さらに、2004 年10 月にヴェルサイユの王立礼拝堂でおこなったコンサートのライヴ映像(PAL)、さらに、2013 年5 月7 日にカルドナ教会で行った演奏会の録音もSACD HYBRID で付属します。
 シャルパンティエの没後310 年にもあたる今年2014 年。フランスのシャルパンティエが、英国のパーセルと同様、旋法から調性音楽への変換期にあり、半音階の効果的な使用や不協和音など、調性音楽ならではの効果を生む書法を用いたことを実感、美しい響きを堪能できる充実のセットです。
 豪華ブック仕様。
 こちらのDVDはPAL 仕様のみです。NTSC 仕様でのリリースはありません。日本国内用の機器では再生できない場合があります。
 

AVSA 9907
(SACD HYBRID)
¥2100
LA LIRA D’ ESPERIA II〜西方のリラ II
 1. INVOCACION A Virgen (ホ調のレベック)
 2. ESTAMPITA I De muitas guisas (ホ調のレベック)
 3. DANZA Muito per e Gran dereito (ホ調のレベック)
 4. CANTO DE CUNA (ラバーブ&鐘)
 5. CAMINANDO(ラバーブ&鐘)
 6. ALALA (ホ調のレベック)
 7. ESTRELINA DO LUCEIRO (ホ調のレベック)
 8. DUCTIA I Ben pode (イ調のヴィエラ&打楽器)
 9. ROTUNDELLUS A que faz (イ調のヴィエラ&打楽器)
 10. BAILE I O que pola Virgen(ヴィエラ&打楽器)
 11. PREGARIA En gran coita (ホ調のレベック&鐘)
 12. SALTARELLO I (ホ調のレベック&打楽器)
 13. DUCTIA II (ラバーブ&打楽器)
 14. ROTUNDELLUS NOVELLUS (ラバーブ&打楽器)
 15. ESTAMPITA II Por nos de dulta livrar ( ホ調のレベック)
 16. DANZA II ( ホ調のレベック)
 17. SALTARELLO II Quen na Virgen Santa ( ホ調のレベック)
 18. NADALA 《Vinde picarinas》(イ調のヴィエラ&打楽器)
 19. CANCION I (イ調のヴィエラ&打楽器)
 20. DUCTIA ANTIGUA Sempr’acha Santa Maria (イ調のヴィエラ&打楽器)
 21. DANZA III Muito bon migrar (ホ調のレベック)
 22. SALTARELLO III Aquelm podedes jurar ( ホ調のレベック)
 23. CANCION & DANZA (イ調のヴィエラ&打楽器)
 24. BAILE II (イ調のヴィエラ&打楽器)
 25. ALBA NOVA (ト調のラバーブ&打楽器)
 26. ROTUNDELLUS III En querer (ラバーブ&打楽器)
 27. STAMPITA III (ラバーブ&打楽器)
 28. ALBA ANTIGUA Virgen Madre gloriosa(レベック&鐘)
ジョルディ・サヴァール
 (ヴィエラ、レベック、ラバーブ)
ペドロ・エステヴァン(打楽器)
 ガリシア地方に古から伝わる豊かな伝統をサヴァールと名手エステヴァンが色彩豊かに再現!

 録音:1999 年

 1999 年に録音された「西方のリラII〜ガリシアの中世の音楽」が再発売されます!
中世のリラの音楽に着目した当盤は、ガリシア(スペイン北西)地方の中世の音楽を中心に編まれたもの。ガリシア地方は音楽の豊かな伝統あるところで、中世の貴重な手稿譜も数多く保存されています。
サヴァールは、この古から伝わる楽譜をもとに、ヴィール族の前身であったヴィエラやレベック(中世、およびルネサンス時代に用いられた擦弦楽器の一種)、アラビア起源の擦弦楽器、ラバーブ(ルバーブとも)などを巧みに使い分け、ファンタジーと色彩溢れる新たな音楽を展開しています。
 長年アンサンブルのパーカッション奏者として稀有な音色を聴かせているパーカッションのエステヴァンが、サヴァールが奏でる魅惑の音色の旋律を、様々な楽器を使い分けた色彩豊かなリズムで彩ります。サヴァールとエステヴァン、二人の巨匠による、時空を超えた魅惑の世界が広がっています!
 ※Esperia とは、古代ギリシア人、古代ローマ人がイタリア、スペインを指して用いた名称。




HMF

HMU 807610
(SACD HYBRID)
\2700
ポール・ヒリアー
 キャロル集〜新旧大陸の聖歌VOL.3

 1. [聖歌]アンティフォナI:O Sapientia
 2. O come, all ye faithful(「神の御子は」)
 3. Remember, O thou man
 4. [聖歌]アンティフォナII:O Adonai
 5. ポール・ヒリアー:Adam lay ibounden
 6. Gandete! Christus est natus
 7. ヘンリー・カウエル:Sweet was the song the Virgin sung
 8. [聖歌]アンティフォナII:O Radix Jesse
 9. ジェラルド・バリー:Carol
 10. [伝承] Heissa, Bauma
 11. [聖歌]アンティフォナIV:O Clavis David
 12. ヨハン・クリストフ・バッハ:Merk auf, mein Herz
 13. [聖歌アンティフォナV:O Oriens
 14. ヨセフ・スティーヴンソン:If angels sung a Savior’s birth
 15. ダニエル・リード:Winter
 16. [聖歌アンティフォナVI:O Rex Gentium
 17. [伝承]Gesu bambin l’e nato
 18. [伝承]Away in a manger
 19. Eamonn Oo Gallchobhair: An Tietheadh go hEgipt
 20. [伝承] Suantrai ar Slanaitheora
 21. アンティフォナVII:O Emmanuel
 22. Behold a silly tender babe
 23. Arbeau/ Woodward: Ding Dong Merrily on High
ポール・ヒリアー(指揮)
アイルランド室内合唱団
 ヒリアーが誘う喜びに溢れたクリスマス・キャロルの世界

 録音:2012 年6 月& 2014 年1 月

 ポール・ヒリアー最新盤は、喜びにあふれたクリスマス・キャロル集。7 曲収録されているアンティフォナは古くから伝わる聖歌で、すべて待降節にまつわるもの。ほかにも、アイルランド、アメリカ、ヨーロッパ中・東部の近代の作曲家によるものまで幅広く網羅しています。
 
HMU 907619
\2700
ジョン・ハービソン(b.1938):作品集
 1. STRING TRIO(2013)
 2. FOUR SONGS OF SOLITUDE(1985)
 3. SONGS AMERICA LOVES TO SING(2004)
カメラータ・パシフィカのメンバー
アドリアン・スペンス(Fl)
ホセ・フランク=バッレスター(Cl)
ポール・ファン(Vn)
アニ・アズナヴォーリアン(Vc)
ウォレン・ジョーンズ(Pf)
 アメリカ作曲界の大御所、ジョン・ハービソン作品集

 録音:2014 年1&5 月/70’15

 ジョン・ハービソンは、アメリカが世界に誇る作曲家のひとり。交響曲(6 曲)、オペラ(3 作)、協奏曲(12 曲)、ほかにも5 曲の弦楽四重奏曲や大規模な合唱作品などを作曲している、アメリカの大御所です。
 シカゴ響、ニューヨーク・フィルなどから委嘱作品多数、レヴァインのメトロポリタン歌劇場就任25 周年のために歌劇「華麗なるギャツビー」を作曲、さらに「ヨハネパウロ二世即位25 周年を記念する和解のコンサート」のためにも声楽作品を作曲するなど、アメリカ内外の大きな仕事を多数手がけてきました。
 今回は、カメラータ・パシフィカの委嘱作でもある「STRING TRIO」のほか、ソロとカノンが楽しめる「SONGS AMERICA LOVES TO SING」、無伴奏ヴァイオリン作品「FOUR SONGS OF SOLITUDE」が収録されており、ハービソンの精緻な世界を楽しむことができます。演奏を手掛けるのはアメリカの西海岸を中心に活躍する、トップ・クラスのアーティストが終結したアンサンブル、カメラータ・パシフィカ。アメリカの精鋭陣が、アメリカを代表する作曲家の作品を真摯に奏でています。




NAIVE

V 5366
\2600→\2390
サンドリーヌ・ピオー/
 モーツァルト:オペラ・アリア集〜
  DESPARATE HEROINES(うちひしがれたヒロインたち)

   1.『フィガロの結婚』第4幕より
    「なくしてしまった、どうしよう」(バルバリーナのアリア)
   2.『ドン・ジョヴァンニ』第2幕より
    「酷いですって〜そんな事はおっしゃらないで下さい」
     (ドンナ・アンナのアリア)
   3.『偽りの女庭師』第1幕より
    「ああ小鳩は嘆く」(サンドリーナのアリア)
   4.『ポントの王ミトリダーテ』第3幕より
    ah ben ne fui presaga… pallid’ombre(アスパージアのアリア)
   5.『フィガロの結婚』第4幕より
    「とうとうその時が来たわ〜さぁ、早く来て、喜びのとき」
     (スザンナのアリア)
   6.『偽りの女庭師』第2幕より
    「crudeli, oh dio! Fermate」(サンドリーナのアリア)
   7.『イドメネオ』第2 幕より「たとえ父を失い」(イーリアのアリア)
   8.『ルーチョ・シッラ』第3幕より
    「sposo, mia vita… fra i pensieri」(ジューニアのアリア)
   9.『牧人の王』第2 幕より「l’amero」(アミンタのアリア)
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
アイヴァー・ボルトン(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
 心の琴線をふるわす歌声ピオーによるモーツァルト・アリア集!

 録音:2013 年11 月、スティッフング・モーツァルテウム(ザルブルク)

 故・吉田秀和氏が「鈴を転がすような声」と絶賛したソプラノ、サンドリーヌ・ピオー。2012 年には久々に来日し、美しい声と凝ったプログラムで聴衆を魅了しました。
 そんなピオーが13 年ぶりにモーツァルトのアリアを録音しました。今回も、プログラミングをひとひねりするピオーらしく、「DESPARATE HEROINES(うちひしがれたヒロインたち)」と題し、つらい状況にあるヒロインが歌うアリアを中心に収録。オペラの中のひとつのアリアではありますが、それぞれのアリアのヒロインの心情にピオーが自然に同化しており、どのアリアも、それぞれのヒロインの独白のよう。ボルトン指揮のモーツァルテウム管弦楽団も、ピオーが歌うそれぞれのヒロインの繊細な表情にそっと寄り添った演奏を展開しています。


サンドリーヌ・ピオー

 「鈴を転がすような」という表現がぴったりの可憐な声、それでいて深くしっとりとした表情もたっぷりと含んだ歌声。魅惑のソプラノ、サンドリーヌ・ピオー。
 吉田秀和氏をして「どんな時も、人肌のぬくもりから、遠く離れることはない。この声の与える手ざわり、その感触は--そう、精妙なガラス細工を思わせる」(レコード芸術2003年7月号)と絶賛せしめたピオー。


モーツァルト:「オペラ・アリア集」
Mozart: Opera Arias
E8877
\2600→\2390
「オペラ・アリア集」
 モーツァルト:
  「ポントの王ミトリダーテ」よりアスパージアのアリア「この魂を脅かす運命から」
  同「ひどい苦しみ」 「魔笛」よりパミーナのアリア「ああ、愛の喜びは露と消え」
  「牧人の王(羊飼いの王様)」よりエリーザのアリア「ひどい人!」
  「ルーチョ・シッラ」よりジュリアのアリア「parto, m'affreto」
  同「ah se il crudel periglio」
  「後宮からの誘拐」よりコンスタンツェのアリア
    「あなたと離れて、悲しみは私の運命に」
  同「私は愛していました」
  「皇帝ティートの慈悲」よりセルヴィーリアのアリア「saltro che lagrime」
  「ツァイーデ」よりツァイーデのアリア「おやすみなさい安らかに、私の愛しい方よ」
サンドリーヌ・ピオー(S)
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)
フライブルク・バロック管弦楽団(オリジナル楽器使用)
 こんな、花の香りのようにモーツァルトのアリアを完璧に歌い切る人が存在するとは。これは技巧とかそんな問題じゃないだろう。
 「精妙なガラス細工を思わせる」と語った吉田氏のコメントはまさにそのとおり。モーツァルトの難曲をまったく難曲と思わせないのだ。おそるべしピオー。今モーツァルトが生きてこの人の歌声を聴いたらなんと言っただろう。いや、即座に新作のオペラの作曲に取り掛かったに違いない。

女性にまつわる歌曲集

V 5063
\2600→\2390
エボカシオン
 ショーソン:
  ヘベop.2-6/魅惑op.2-2/セレナードop.13-2
  蜂雀op.2-7/愛と海の詩op.19よりリラの花咲くころ
 R.シュトラウス:おとめの花op.22(全4曲)
 ドビュッシー:
  星月夜/2つのロマンス(ブールジェ詩)より「そぞろな悩める心」
  麦の花/西風
 ツェムリンスキー:
  愛と春/バラのリボン/春の歌
  私が夜の森を歩くと/誘拐/夏op.27
 ケックラン:
  グラディスのための7つの歌op.151
   愛は私に言った/おまえは彼をとりこにしたと思った
   罠にとらわれて/ナイアス(The Naiad)
   サイクロン/ハト/運命
 シェーンベルク:
  四つの歌op.2
   期待/イエスの物乞い「あなたの金の櫛を渡しにおくれ」
   高揚/森の木漏れ日
サンドリーヌ・ピオー(S)
スーザン・マノフ(Pf)
録音:2006年7月
 今回ピオーがとりあげたのは、女性にまつわる歌曲たち。ケックランで聴かせる甘い表現、ツェムリンスキー作品で聴かせる深い表現・・・。一音一音、一声一声すべてが違った表情をみせてくれる。曲ごとに、様々な色・素材のやわらかな布でくるまれるようなあたたかな気持ちになれる。
 ピオーはこのアルバムを「女性性や愛といった偉大なる神秘を背景に立ち上ってくる、くらくらするようなエロティシズムへの招待」であると語る。

 アメリカ出身でラトヴィアとドイツの血を引くピアニスト、スーザン・マノフは現在パリ国立高等音楽院でも教鞭をとる傍ら、言葉と音に焦点を当てたコンサートやパフォーマンスで注目を集めている実力派。歌詞への深い洞察から生まれるタッチは絶妙。

ドビュッシー「歌曲集」
Melodies
V 4932
\2600→\2390
ドビュッシー:「歌曲集」
 歌曲集「忘れられた小唄」
 (「やるせない夢ごこち」、「巷に雨の降るごとく」、
  「木々の陰は」、「木馬」、「グリーン」、「憂鬱」)
 「蝶々」(未出版)、「薄明の静けさ」、
 「出現」、「後悔」、「ロマンス」
 歌曲集「抒情的散文」
 (「夢に」、「砂浜に」、「花に」、「夕べに」)
 歌曲集「ステファヌ・マラルメの3つの詩」
 (「溜息」、「ささやかな願い」、「扇」)
サンドリーヌ・ピオー(S)
ジョス・ファン・インマゼール(Hf)
[1897年、エラール社製グランド・ピアノ使用]
 インマゼールが弾くエラール製ピアノの響きを得、ドビュッシーの歌曲という新しい分野に挑戦したピオーは、発音やフレージングの完璧さはもちろんのこと、自分の声が持つ響きの深さを生かし、ドビュッシーの歌曲が求める、表現上の空気のような透明さ・清澄さの点でも素晴らしいレベルに達した演奏を披露している。



先日ご案内したエキルベイ&アクサンチュス注目新譜、モーツァルト:レクイエム
ソプラノ・ソロはもちろんピオー!

V 5370
\2600→\2390
モーツァルト:レクイエム KV 626(ジュスマイヤー版) ロランス・エキルベイ(指揮)
アクサンチュス、インスラ・オーケストラ
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
サラ・ミンガルド(アルト)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
クリストファー・ピュルヴ(バス)

 管弦楽は初登場のインスラ・オーケストラ、ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂の圧巻の音響!!

 録音:2014 年2 月、ヴェルサイユ宮殿内王室礼拝堂(フランス)

 ロランス・エキルベイ率いる人気合唱アンサンブル・アクサンチュスが、ついにモーツァルトのレクイエムを録音しました!
 アクサンチュスは、指揮者エキルベイによって20 年前に結成された32 名から成る声楽アンサンブル。基本的には無伴奏のレパートリーを中心に演奏しますが、オペラや宗教作品などにも登場します。クラシック名曲を無伴奏合唱に編曲した「トランスクリプション」のCD(世界で13 万枚以上のセールス)で一躍話題となり、その澄んだ歌声が織り成す世界で人々を魅了し続けています。声楽ソロは、故・吉田秀和氏も「鈴をころがすような声」と絶賛したピオー、世界をうならせるアルトのミンガルド、ハルモニアムンディの数々の録音でもおなじみのギューラ、そしてバスはロックバンドでも演奏していたクリストファー・ピュルヴという注目の布陣です。
 そして注目なのが、今回CD デビューとなるオーケストラ、インスラ・オーケストラ。
insula( インスラ) とは脳の一領域、島皮質(とうひしつ)を指し、感情や感覚的な体験に関連がある部分のこと。2012 年にやはりエキルベイによって設立され、古典派からロマン派までの作品を中心に、ピリオド楽器で演奏する団体です。2014/15 のシーズンには、ミンコフスキが音楽監督を務めるモーツァルト週間音楽祭でモーツァルト=ベートーヴェン=ヴェーバーのプログラムを演奏することになっているなど既に注目の活動を展開しています。このレクイエムでも、「怒りの日」での管楽器の炸裂ぶりや「ラクリモサ」での氷のような弦の音色など、聴き手の心を直に刺すような演奏を繰り広げています。
 ヴェルサイユ宮殿内の王室礼拝堂で録音されており、抜群の音響効果の中、美しい歌声、オーケストラの鮮烈な音色が見事に響き合っています。



何度でもご紹介します
店主の生涯ベスト10に入る1枚

エキルベイ(指)/アクサントゥス
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
フォーレ/レクイエム

V 5137
\2600→¥2390
フォーレ:(1)レクイエムop.48(1893年版)/
      (2)ラシーヌの賛歌op.11
ロランス・エキルベイ(指)
アクサントゥス
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、
ステファン・デグー(バリトン)
管弦楽:フランス国立管弦楽団のメンバー


 1年に一度あるかないか、人生が変わるような音楽に出会うことがある。
 これがそんな1枚。
 このフォーレの「レクイエム」の『ピエ・イエス』を聴いて、特に何も感慨を覚えないという人もいるかもしれない。それはそれで仕方がないと思う。
 ・・・でもおそらく世界の中に何人か、店主のようにこの歌声を聴いて人生が変わる人もいると思う。
 ここまで人は崇高になれるのか。ここまで天上の歌声を現世で生み出すことができる人がいるのか。
 それなりの覚悟を持ってどうぞ。できればあまり人がいないところで。
 涙を見られたくなければ。

 フォーレのレクイエム。
 木を思わせるあたたかな録音で、熱い涙が目頭にじわりと浮かぶ感動が押し寄せる。天上から聴こえてくるかのような美しい演奏は数多くあるが、同じ目線に立っている名演の誕生といえるだろう。
 5曲目の「ピエ・イエス」を歌うのはピオー。透き通った声での祈りに思わず自分の祈りも重ねて聴き入ってしまう。








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ONYX 4139
\2500→\2290
カラビッツ&ボーンマス響
 プロコフィエフ:交響曲全集Vol.2

  交響曲第1番ニ長調 Op.25 《古典》
  交響曲第2番ニ短調 Op.40
  シンフォニエッタ Op.5/48
  交響的スケッチ 《秋》 Op.8
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団、プロコフィエフ交響曲全集第2弾!

 2008年からボーンマス交響楽団の首席指揮者を務める、ウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。ついにスタートしたプロコフィエフの交響曲全集。
 第1弾はフィナンシャル・タイムズ紙、デイリー・テレグラフ紙、サンデー・タイムズ紙など大手メディアから絶賛のレビューが続出と幸先の良いスタートを切っています。
 「ウクライナ」というキーワードで結ばれている、カラビッツとプロコフィエフ(プロコフィエフの生まれた村、当時ロシア領のソンツォフカは、現在はウクライナ)。
 交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが併録されていくのも、このシリーズの特徴の1つ。第2弾では、1909年に作曲された「シンフォニエッタ」、1910年に作曲された交響的スケッチ「秋」の2曲、10代後半のプロコフィエフによって作られた2つの余り知られていない佳作を収録。「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」とカラビッツの語る期待のプロジェクト。第2弾もご期待ください!



キリル・カラビッツ、旧譜

プロコフィエフ:交響曲全集第1巻

ONYX 4137
\2500→\2290
キリル・カラビッツ(指揮)&ボーンマス響
 プロコフィエフ:交響曲全集Vol.1

  交響曲第3番ハ長調 Op.44
  交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131
  交響曲第7番の別エンディング
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団プロコフィエフ交響曲全集始動!

 2008年から首席指揮者を務めるボーンマス交響楽団とともに「ハチャトゥリアン(ONYX 4063)」でONYXに登場し、「チャイコフスキー(ONYX 4074)」、「ブリテン&ショスタコーヴィチ(ONYX 4113)」と得意のロシアン・プログラムで話題を集めてきたウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。 ついに、ロシアン・シンフォニーの大作、プロコフィエフの交響曲全集がスタート!
 プロコフィエフの生まれもカラビッツと同じウクライナ(当時はロシア領)であり、思い入れも深いようだ。「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」と語っており、交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが含まれ、ブックレットにはプロコフィエフの専門家、ダニエル・ヤッフェ(Daniel Jaffe)とのインタビューが収録されるという意義高いサイクルになる。
 第1弾となる今作でも、2通りのエンディングが知られる交響曲第7番ではその両方を収録。死の前年のプロコフィエフが思い描いた、静かに消えるように終わるエンディング。そしてソ連当局からの批判を交わすために用意された、明るく華やかな(時には「騒々しい」とさえ批評される)エンディングとが、聴き比べられるようになっている。
 驚きと発見の詰まったキリル・カラビッツのプロコフィエフ・サイクル。乞うご期待!






ONYX 4074
\2500→\2290
逸材キリル・カラビッツ再登場!チャイコフスキーの交響曲第2番!
 チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調Op.17《小ロシア》
 ムソルグスキー:
  交響詩《はげ山の一夜》(原典版)
  組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 

ONYX 4063
\2500→\2290
ハチャトゥリアン:
 バレエ音楽《スパルタクス》より

  序奏とニンフの踊り、エギナとガルモジーのアダージョ、
  エギナの変奏とバッカナール、
  情景とクロタルを持った踊り、
  スパルタクスとフリーギアのアダージョ、
  ガディスの娘の踊り
 バレエ音楽《ガイーヌ》より

  友人たちの踊り、じゅうたん刺繍、レズギンカ、
  ウズンダアラ、娘たちの踊り、アイシャとガイーヌ、
  アイシャのモノローグ、山岳人の踊り、剣の舞、ゴパック
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
※録音:2010年7月1日−2日、ライトハウス(ドーセット/イギリス)
 1976年ロシア生まれのキリル・カラヴィッツはウクライナ国立歌劇場の首席客演指揮者の任に加えて、2004/2005シーズンよりストラスブール・フィルの首席客演指揮者を務め、ブダペスト祝祭管、フランス放送フィルでアシスタントをつとめた実力派の若手指揮者。日本への客演経験も持つのでご存知の方も多いと思う。
 そのカラビッツがいよいよ英国に渡りボーンマス交響楽団の首席指揮者に就任。カラビッツの時代が近づいてきているのがなんとなく肌でわかる。ご覧のとおり最近の若手指揮者の中で唯一の武闘派タイプといっていい。青年時代のベートーヴェンを思わせる風貌。






 


ONYX 4122
\2500→\2290
アンドルー・リットン&オランダ・フィル
 プロコフィエフ&カバレフスキー

  プロコフィエフ:
   チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119*、ワルツ、行進曲、アダージョ
  カバレフスキー:
   チェロ協奏曲第2番ハ短調 Op.77、ノヴェレッテ
レオナルト・エルシェンブロイヒ(チェロ)
アレクセイ・グリニュク(ピアノ)*
ペトル・リモノフ(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
 ドイツの逸材、エルシェンブロイヒ!ONYX第2弾も強烈なロシアン・プロ!

 1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールのエリート・チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒ。華々しくONYXデビューを飾った「ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX 4116)」に続き、第2弾もロシアン・プログラム! ロストロポーヴィチのために作曲されたプロコフィエフのチェロ・ソナタ。ダニール・シャフランに献呈されたカバレフスキーのチェロ協奏曲第2番。二人の偉大なるロシアのチェリストのために作られた2曲を、ムターとエッシェンバッハが見初めたドイツの逸材がパワフルに情熱的に描きます。

 ☆エルシェンブロイヒ 2014来日公演情報!
  2014年10月12日(日)・13日(月・祝) ばんだい高原国際音楽祭2014 (A会場「学びいな」)
 

ONYX 4131
\2500
シューベルト:歌曲集 《白鳥の歌》D.957
 竪琴弾きの歌I《孤独に身を委ねる者は》D.478
 竪琴弾きの歌II《涙を流しながらパンを食べたことのない者》 D.480
 竪琴弾きの歌III《家々の門辺に歩み寄って》D.479
 人間性の限界 D.716
 プロメテウス D.674
フローリアン・ベッシュ(バリトン)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 フローリアン・ベッシュのシューベルト!《白鳥の歌》 が登場!

 ロベルト・ホルの愛弟子であり、リート歌手として高評価を受けているオーストリアのバリトン、フローリアン・ベッシュ。2010年にはアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのハイドン「天地創造」でソリストを任されるなど、オペラ、古楽、リートの全てを高いレベルで歌えるベッシュの歌声は、世界中の名指揮者たちから信頼を集めている。
 "歌曲大国Hyperion(ハイペリオン)"からも、「レーヴェ:歌曲&バラード集(CDA 67866)」や、「シューベルト:さすらい人(CDA 68010)」などを録音し録音面も充実してきたベッシュ。ONYX(オニックス)から発売となる新録音は、「冬の旅(ONYX 4077)」、「美しき水車小屋の娘(ONYX 4112)」と続いてきたシューベルトの3大歌曲集の最後のひとつ。シューベルトの死後にまとめられた遺作の歌曲集「白鳥の歌」。
 フローリアン・ベッシュは、歌曲集の最後に収録されたザイドルの詩による「鳩の便り」は除き、レルシュタープの詩による7曲、ハイネの詩による6曲、計13曲で「白鳥の歌」を構成。余白には、ゲーテの詩による「竪琴弾きの歌I〜III」、「人間性の限界」、「プロメテウス」を加え、見事なプログラムのアルバムとして完成させた。
 ベッシュとマルティヌーは2014年5月にはカーネギー・ホールで「冬の旅」を披露、ニューヨーク・タイムズ紙に絶賛のレビューが掲載されるなど、レコーディングとともにリサイタル・パートナーとしても強い関係を築いている。



 

ONYX 4136
\2500
シューベルト&マッツォーリ
 シューベルト:楽興の時 D.780、ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
 マッツォーリ:イザベラ・エベラールのピアノの夢
シャイ・ウォスネル(ピアノ)
 シューベルトのソナタとマッツォーリ!

 1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルは、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
 前作(ONYX 4073)に引き続き、ONYX第3弾もシューベルト! シューベルトのピアノ作品のなかでも人気の高い「6つの楽興の時」と「ピアノ・ソナタ第20番」。そして、アメリカの女流現代作曲家、ミッシー・マッツォーリ(b.1980)による、シューベルトにインスパイアされた作品、ピアノとテープのための「イザベラ・エベラールのピアノの夢(Isabelle Eberhardt Dreams of Pianos)」を収録。これは19世紀末にスイスで生まれ北アフリカで夭逝した冒険家、作家イザベル・エベラールの人生を綴ったマッツォーリのシリーズの最初の作品。
 シューベルトとマッツォーリ、この意欲的なプログラムで、イスラエルのエリートがその真価を魅せてくれることだろう。




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 393
\2400
キングズ・シンガーズ
 ポストカーズ

 カナダ民謡(チルコット編):フェラー・フロム・フォーチュン
 フランス民謡(リチャーズ編):待ちぼうけ
 韓国民謡(チルコット編):アリラン
 ニュージーランド民謡(ロバーツ編):ポカレカレ・アナ
 イギリス民謡(ラングフォード編):カシとトネリコ
 モドゥーニョ&ミリアッチ(ライス編):青く塗られた青の中
 フィンランド民謡(チルコット編):そこにわたしの愛しい人が
 オーストラリア民謡(ライス編):ボタニー・ベイ
 イエペス(エステバン編):情熱のパシージョ
 アブレウ(エステバン編):チコ・チコ・ノ・フバー
 ドイツ民謡(ラングフォード編):荒野は陽が暮れて
 アイルランド民謡(グッドオール編):ダウン州の星
 スコットランド民謡(キャリントン編):我が恋人は赤い薔薇
 デンマーク民謡(ライス編):ある夏の日、小鳥の歌を聴きに出かけた
 アンダルシア民謡(エステバン編):エル・ビート
 マンサネロ(エステバン編):コンティゴ・アプレンディ
 中国民謡(ローソン編):在那遙遠的地方
 ウェールズ民謡(ライス編):スオ・ガン
 グラッサー:エゴリ
 黒人霊歌(ロバーツ編):小さいデヴィッド、ハープを弾いて
 コダーイ:夕べの歌
 ライスフェルト(ランスヴィック編):私の小さな緑のサボテン
キングズ・シンガーズ
 〔デイヴィッド・ハーリー
   (カウンターテナー)、
  ティモシー・ウェイン=ライト
   (カウンターテナー)、
  ポール・フェニックス(テノール)、
  クリストファー・ブルーアートン
   (バリトン)、
  クリストファー・ガビタス(バリトン)、
  ジョナサン・ハワード(バス)〕
 キングズ・シンガーズから届くポストカード!ア・カペラの世界旅行にご招待!
 イギリスが誇るア・カペラの王、キングズ・シンガーズ待望の新録音!

 イギリスが世界に誇る6人の英国紳士、ア・カペラのエンターテイナーたち、キングズ・シンガーズが、世界各地のフォーク・ソング&ポピュラー・ソングを歌う!
 1968年の結成から現在まで45年以上の歴史を誇り、母国イギリスはもちろんのこと、ツアーで訪れた世界各国で、その国の伝統音楽に接してきたキングズ・シンガーズが、アンコール・ナンバーとして歌い続ける珠玉のフォーク・ソング&ポピュラー・ソング。
 キングズ・シンガーズの美しきハーモニーとユーモアあふれるパフォーマンスが、アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニア、そしてヨーロッパ各国を巡る"ア・カペラ"の世界旅行にご招待!

 ※録音:2014年3月25日−28日、デニントン・スタジオ(ウェリングボロー、イギリス)
 


SIGCD 390
\2400→\2190
天才ジュリアン・ブリス 指揮はヴェンツァーゴ
 モーツァルト&ニールセンのクラリネット協奏曲集!

  モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
  ニールセン:クラリネット協奏曲 Op.57
  モーツァルト(ジュリアン・ブリス編):
   アリア《すばらしい愛の気持ちは》 K.119
   アリア《いえ、いえ、あなたにはご無理です》 K.419
ジュリアン・ブリス(クラリネット)
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
 ジュリアン・ブリス、神童から世界的名手へ!モーツァルト&ニールセンのクラリネット協奏曲集!
 天才ジュリアン・ブリスが、遂にモーツァルトをレコーディング!

 2006年のエリザベス女王生誕80年式典において、モーツァルトの「クラリネット協奏曲」を披露し、改めてその驚異的な才能を世界に印象付けたジュリアン・ブリス。
 ヴェンツァーゴ&ロイヤル・ノー/ ザン・シンフォニアとの共演で、満を持してモーツァルトをレコーディング!
 ジュリアン・ブリスは、対照的な作風と称されることの多いモーツァルトとニールセンの「クラリネット協奏曲」、そしてモーツァルトのアリアからのアレンジを組み合わせることにより、それぞれの作品の特徴、音楽的魅力をさらに際立たせるなど、プログラミングのセンスも絶妙。
 ジュリアン・ブリス、イギリスの神童から、世界最高峰のクラリネット奏者へ。傑作中の傑作、モーツァルトとニールセンがその証しとなる。

 ※録音:2014年4月1日−4日、セージ・ゲイツヘッド(イギリス)



 

SIGCD 397
\2400
アレッシオ・バックス・プレイズ・ベートーヴェン
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2《月光》
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
 ベートーヴェン(アレッシオ・バックス編):
  劇音楽《アテネの廃墟》Op.113より 回教僧の合唱、トルコ行進曲
アレッシオ・バックス(ピアノ)
 イタリアの貴公子アレッシオ・バックス!ベートーヴェンの"月光"&"ハンマークラヴィーア"!
 アレッシオ・バックスがベートーヴェンをレコーディング!《アテネの廃墟》からの2曲はアレッシオ・バックス自身の編曲!

 1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。
 シグナム・クラシックス(Signum Classics)でJ.S.バッハ(ピアノ・トランスクリプション集)、ブラームス、モーツァルトを弾いてきたアレッシオ・バックスが遂にベートーヴェンのピアノ・ソナタをレコーディング!
 アレッシオ・バックスがベートーヴェンの32曲のピアノ・ソナタの中から熟慮を重ね選んだのは「月光」と、2005年に製作されたドキュメンタリー「バレンボイム・オン・ベートーヴェン」でも演奏した「ハンマークラヴィーア」。
 楽聖の中期と後期の傑作のコントラスト、それぞれの作品が持つ魅力を、アレッシオ・バックスの両手が巧みに描く。
 アレッシオ・バックスの卓越したアレンジの才能によってピアノ作品へと生まれ変わった「アテネの廃墟」からの2曲にも要注目。

 ※録音:2014年1月17日−19日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)



 

SIGCD 400
(4CD/特別価格)
\7200
クラシカル・オペラのモーツァルト初期オペラ!
 《ポントの王ミトリダーテ》

  モーツァルト:歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K.87(K.74a)
クラシカル・オペラ、
イアン・ペイジ(指揮)
バリー・バンクス(ミトリダーテ/テノール)
ミア・パーション(アスパージア/ソプラノ)
ソフィー・ベヴァン(シーファレ/ソプラノ)
ローレンス・ザッツォ(ファルナーチェ/カウンターテナー)
クララ・エク(イズメーネ/クララ・エク)
ロバート・マレー(マルツィオ/テノール)
アンナ・デヴィン(アルバーテ/ソプラノ)
 クラシカル・オペラのモーツァルト初期オペラ!《ポントの王ミトリダーテ》にはミア・パーションも参加!

 イギリスで最もエキサイティングと称され、中でもモーツァルトの初期オペラの演奏、録音が話題を呼んでいるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラ。
 ジャン・ラシーヌの戯曲を題材とした「ポントの王ミトリダーテ」は、1770年に当時14歳のモーツァルトが作曲し、自らの指揮で初演したと伝わる最初のオペラ・セリアである。
 ミトリダーテ役にはバリー・バンクス、ミトリダーテの婚約者アスパージア役にはミア・パーションが起用されるなど、ソリストの充実振りも期待以上。
 併録された世界初録音となる初稿版の"7つのアリア"と"デュエット"も興味深い。ベーレンライターの新モーツァルト全集(NMA)による演奏。

 ※録音:2013年7月12日−26日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン、イギリス)
 

SIGCD 394
\2400

光と真実 〜 平和と回想のための音楽 —
 トッド:合唱作品集

  追憶/もう悲しみはいらない/穏やかに/平和に寄せて/
  ケルトの祈り/プレシャス・モーメンツ/取り囲む/
  アニュス・デイ/この場所から/我々は賛美され/便り/
  サンクトゥス/おお 幸いなる光よ/クリストゥス・エスト・ステラ

テネブレ、イギリス室内管弦楽団
ナイジェル・ショート(指揮)
 テネブレが歌うウィル・トッド新録音!

 代表作「青のミサ」(SIGCD 083)の大ヒットにより、ここ日本でも知名度が急上昇中のイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ウィル・トッド(1970−)。
 ウィル・トッドの14曲の合唱作品を集めたこの「光と真実」は、英クラシックFMで「今年最高のアルバムの1つ」と激賞されるなど、イギリスを中心として話題沸騰中の新譜なのである。
 演奏は前作「コール・オヴ・ウィスダム」(SIGCD 298)に続き、ナイジェル・ショート&テネブレが担当。今は亡きコリン・デイヴィスも信頼を寄せたハーモニーが、英国の注目作を聴かせてくれる。

 2014年3月17−19日の録音。
 

SIGCD 383
\2400
イタリア・バロックのシンフォニア(序曲)集
 アリオスティ:ウェスパシアヌス/
 レオ:ウティカのカトーネ/
 ボノンチーニ:チェーファロ/
 カルダーラ:オリンピアーデ/
 ポッラローロ:ラ・プロセルピーヌ/
 A・スカルラッティ:ペルシャ王女スタティラ/
 ボノンチーニ:トゥルノ・アルチーノ、カミッラの勝利/
 ベルナベーイ:アスカニオ/
 パスクイーニ:イダルマ/
 アルビノーニ:ゼノビア/
 ツィアーニ:イル・タラモ/
 ポッラローロ:リンガンニ・フェリーチ/
 レグレンツィ:イル・トティラ/
 ステッファーニ:ラ・ロッタ/
 A・スカルラッティ:十人委員会の崩壊/
 コンティ:名声の勝利
シャリヴァリ・アグレアブル
 トレッリの「ブランデンブルク協奏曲」やパッヘルベルの「晩課」など、刺激的なプログラムを続々と繰り広げるイギリスのピリオド・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブル。
 アルビノーニ、カルダーラ、アレッサンドロ・スカルラッティ、ボノンチーニなど、イタリアの初期バロックの大作曲家たちが遺したオペラのためのシンフォニア(序曲)を集めたプログラムは、今回もユニークで刺激的。

 2013年9月10日−12日の録音。
 


SIGCD 388
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
ピアノで聴くワーグナー
 ワーグナー(リスト編):入場行進曲(タンホイザー)
 ワーグナー:幻想曲
 ワーグナー(リスト編):紡ぎ歌(さまよえるオランダ人)
 ワーグナー:無言歌
 ワーグナー(リスト編):エルザの婚礼参進(ローエングリン)
 ワーグナー:チューリヒの最愛の人
 ワーグナー(グールド&ウィリアムズ編):
  ジークフリートのラインへの旅(神々の黄昏)
 ワーグナー(リスト編):愛の死(トリスタンとイゾルデ)
 ワーグナー(ウィリアムズ編):情景(パルジファル)
 ワーグナー:メッテルニヒ公爵夫人のアルバムに
 ワーグナー(リスト編):最後の護民官(リエンツィ)
 ワーグナー:M.W.夫人のアルバムのためのソナタ
 ワーグナー(リスト編):ワルハラ城(ニーベルングの指輪)
 ワーグナー:ベティ・ショット夫人のためのアルバムの一葉
 ワーグナー(グールド&ウィリアムズ):
  前奏曲(ニュルンベルクのマイスタージンガー)
スィール・ウィリアムズ(ピアノ)
 エジンバラ、グレイフライヤーズ教会での「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」で、サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォードを受賞したウェールズのピアニスト、スィール・ウィリアムズ。
 1976年生まれのウェールズ期待のピアニストの"ワーグナー・プログラム"は、作曲者自身の"オリジナル"と、リスト、グールド、そしてウィリアムズ自身の"トランスクリプション"を組み合わせた意欲作。
 "歌詞"、"言葉"の無いワーグナーの世界が、ウェールズの実力派が弾くピアノで表現されてゆく。
  2014年2月&3月の録音。



<メジャー・レーベル>

SONY


ヨナス・カウフマン(テノール)/君は我が心のすべて〜華麗なるオペレッタとヒット・ソングの世界

 ■そのダークでロマンティックかつ強靭な歌声で今や世界中から引っ張りだこのスーパースター・テノール、ヨナス・カウフマン。ソニー・クラシカルへ移籍後3枚目となるその最新録音は、1925年〜35年にかけての10年間に、ドイツをはじめとするヨーロッパを席巻した黄金時代のオペレッタとポピュラー・ソング集です。
 ■20世紀初頭、ベルリンやウィーンを席巻したレハールやカールマン作曲のオペレッタは、美しく親しみやすいメロディの歌やダンスで構成され、20世紀中葉からアメリカに輸入されて発達したミュージカルの原型ともいえるものです。またトーキー映画でも歌や音楽を伴った作品が数多く作られ、中には爆発的なヒットを飛ばしたものもでてきました。
 ■リヒャルト・タウバー、ヨーゼフ・シュミット、ヤン・キープラといった当時の人気テノールによって歌われたこれらのオペレッタやヒット・ソングは、第2次大戦に突入する直前の音楽的・文化的に最も繁栄を誇ったドイツの黄金時代の華麗かつノスタルジックな気分を反映したもの。最近日本でも上演が相次いだコルンゴルトの歌劇「死の都」の最も有名なアリア「この身にとどまるしあわせよ」が含まれているのも同じ理由によるものといえるでしょう。当アルバムはそうした20世紀初頭の文化や芸術が爛熟した黄金時代へのカウフマンによるオマージュであり、そのフレキシブルかつ気迫のこもった熱唱が聴きものです。
 ■2011年8月、ベルリンのヴァルトビューネで行われたガラ・コンサートでアンナ・ネトレプコやアーウィン・シュロットと共演した際にカウフマンの頭にひらめいたのがこのアルバムのコンセプトで、それ以来3年がかりで作品を調べ、2014年にようやく録音にこぎつけました。特にこだわったのは、後年の編曲ではなく、作曲者が構想したオリジナル通りに演奏することでした。
 ■カウフマンのコンサートの定番アンコールである「君はわが世界」「歌は世界を巡る」も収録しています。
 ■収録は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルのベートーヴェンやシューマンの交響曲全集の録音で知られるベルリンのフンクハウス・ナレーパシュトラッセで行われました。ここは旧東ドイツ時代の国営放送局の巨大な施設後で、その中にある音響効果の優れた大ホールで収録されています。録音最終日は聴衆を招待してのライヴ演奏が行われ、その模様は映像収録されました(その模様は、スーパー・デラックス・ヴァージョンのDISC3[3曲抜粋]とDISC4[全曲]、デラックス・ヴァージョンのDISC2[3曲抜粋]に収録)。収録曲のうち、3曲では、ソプラノのユリア・クライターと共演しています。

 『トーキー時代のテノール用のヒット・ソングが大好きなんです。当時ベルリンで学んでいた祖父が、道を歩きながらこうしたヒット・ソングを口笛で吹いていたのを記憶しています。それだけでなく、このドイツの文化芸術史上、伝説的な時期そのものに私は惹かれているのです。信じられないほどの創造力にあふれた時代です。当時のヒット・ソングは現在でも歌い継がれていますが、知られているのは氷山の一角にすぎません。今は忘れ去られてしまっているけれど、素晴らしい歌がとてもたくさんあるのです。今回のアルバムほど大きなチャレンジだった録音はありませんでした。これらの歌は、イージー・リスニングと思われていますが、それは聴き手の視点であるだけで、歌う方にとっては、声に負担の大きい、演奏至難の曲がとても多いのです。』———ヨナス・カウフマン

8884306499-2
(2CD+2DVD)
\9700
君は我が心のすべて〜華麗なるオペレッタとヒット・ソングの世界
21世紀の『キング・オブ・テノール』ヨナス・カウフマン、愛と享楽の「うた」の黄金時代を熱唱。
カウフマン/Du bist die Welt furmich (Super DeluxeVersion)

[特典]
 ①ヨナス・カウフマン・フォト・カレンダー
 ②カウフマンの直筆サイン入りポートレイト
 ③カウフマン・ポストカード3枚
 ④LPサイズの特製ボックスに収納
<DISC1=CD>全曲ドイツ語歌唱版
 1.レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
 2.ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
 3.タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
 4.レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に
 5.シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
 6.カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
 7.レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て
 8.メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る
 9.レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
 10.アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
 11.ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの
 12.アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
 13.シュトルツ:喜歌劇「別れる訳は聞かないで」より 愛は終わった
 14.スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
 15.キュネッケ:喜歌劇「女大罪人」より シュレンクの生涯の歌
 16.コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
   2、3、5、8、13、14:編曲:アンドレアス・N・タルクマン
ヨナス・カウフマン(テノール)
ユリア・クライター(ソプラノ)
DISC1-10,12,16 / DISC3-10,12,16 / DISC 4-14-16:
 ベルリン放送交響楽団
 指揮:ヨッヘン・リーダー
<DISC2=DV> メイキングDVD
 1.ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセでのレコーディング風景(ドイツ語)
 2.ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセでのレコーディング風景(英語)
 3.タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
 4.ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
 5.レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
<DISC3= CD> ドイツ語(10曲)+英語(6曲)およびフランス語(1曲)歌唱収録版
 1.レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした(英語版)
 2.レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て(英語版)
 3.タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
 4.レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に(英語版)
 5.シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
 6.カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
 7.ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
 8.メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る(英語版)
 9.レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
 10.アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
 11.ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの(英語版)
 12.アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
 13.シュトルツ:喜歌劇「別れる訳は聞かないで」より 愛は終わった(英語版)
 14.スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
 15.キュネッケ:喜歌劇「女大罪人」より シュレンクの生涯の歌
 16.コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
 17.レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て(フランス語版)
  3, 5, 7, 8, 13, 14:編曲:アンドレアス・N・タルクマン
<DISC4= DVD> コンサートDVD「ライヴ・イン・ベルリン」
[全曲ドイツ語歌唱版]
 1. イントロダクション
 2. レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
 3. カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
 4. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
 5. メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る
 6. シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
 7. ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの
 8. タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
 9. スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
 10. ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
 11. レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に
 12. レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
 13. レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て
 14. コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
 15. アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
 16. アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
 17. クレジット
  4, 5, 6, 8,9,10:編曲:アンドレアス・N・タルクマン
[録音]2014年1月15日〜22日、ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセ(DISC2: 3-5, DISC4=ライヴ・レコーディング)[プロデューサー]フィリップ・ネーデル [エンジニア]フィリップ・サイニー
 

8888375742-2
(CD+DVD)
\3800
カウフマン/Du bist die Welt furmich (Deluxe)
<DISC1=CD> 全曲ドイツ語歌唱版

 1.レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
 2.ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
 3.タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
 4.レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に
 5.シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
 6.カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
 7.レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て
 8.メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る
 9.レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
 10.アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
 11.ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの
 12.アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
 13.シュトルツ:喜歌劇「別れる訳は聞かないで」より 愛は終わった
 14.スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
 15.キュネッケ:喜歌劇「女大罪人」より シュレンクの生涯の歌
 16.コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
  2、3、5、8、13、14:編曲:アンドレアス・N・タルクマン
<DISC2=DVD>
 メイキングDVD
  1.ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセでのレコーディング風景(ドイツ語)
  2.ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセでのレコーディング風景(英語)
  3.タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
  4.ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
  5.レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
ヨナス・カウフマン(テノール)
ユリア・クライター(ソプラノ)
DISC 1-10, 12, 16.
 ベルリン放送交響楽団
 指揮:ヨッヘン・リーダー
[録音]2014年1月15日〜22日、ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセ(DISC2: 3-5=ライヴ・レコーディング)[プロデューサー]フィリップ・ネーデル[エンジニア]フィリップ・サイニー
 
8888375741-2
\2500
カウフマン/Du bist die Welt furmich
<CD> 全曲ドイツ語歌唱版

 1.レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした
 2.ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
 3.タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
 4.レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に
 5.シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
 6.カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
 7.レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て
 8.メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る
 9.レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
 10.アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
 11.ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの
 12.アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
 13.シュトルツ:喜歌劇「別れる訳は聞かないで」より 愛は終わった
 14.スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
 15.キュネッケ:喜歌劇「女大罪人」より シュレンクの生涯の歌
 16.コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
  2、3、5、8、13、14:編曲:
  アンドレアス・N・タルクマン
ヨナス・カウフマン(テノール)
ユリア・クライター(ソプラノ)
DISC 1: 10、12、16:
 ベルリン放送交響楽団
 指揮:ヨッヘン・リーダー
[録音]2014年1月15日〜22日、ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセ[プロデューサー]フィリップ・ネーデル[エンジニア]フィリップ・サイニー
  
8884308771-2
\2500
カウフマン/You Are the World toMe
<CD> ドイツ語(10曲)+英語(6曲)およびフランス語(1曲)歌唱収録版

 1.レハール:喜歌劇「パガニーニ」より 僕は女たちによくキスをした(英語版)
 2.レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て(英語版)
 3.タウバー:喜歌劇「歌う夢」より 君は我が世界
 4.レハール:喜歌劇「フラスキータ」より 青空が天蓋の寝台に(英語版)
 5.シュトルツ:映画「愛のコマンド」より 君は夢の中で全てを
 6.カールマン:喜歌劇「マリッツァ伯爵夫人」より ウィーンによろしく
 7.ヘイマン:映画「ブロンドの夢」より 世界のどこかに
 8.メイ:映画「歌は世界を駆け巡る」より 歌は世界を巡る(英語版)
 9.レハール:喜歌劇「ジュディッタ」より 友よ、人生は生きる価値がある
 10.アブラハム:喜歌劇「ヴィクトリアと軽騎兵」より 私に再び別れの手を
 11.ベナツキー:喜歌劇「白馬亭にて」より それは素晴らしいもの(英語版)
 12.アブラハム:喜歌劇「ハワイの花」より 長椅子のお人形さん
 13.シュトルツ:喜歌劇「別れる訳は聞かないで」より 愛は終わった(英語版)
 14.スポリアンスキー:映画『夕暮れの歌』より 今宵こそは
 15.キュネッケ:喜歌劇「女大罪人」より シュレンクの生涯の歌
 16.コルンゴルト:歌劇「死の都」より この身にとどまるしあわせよ
 17.レハール:喜歌劇「微笑みの国」より 君は我が心の全て(フランス語版)
  3, 5, 7, 8, 13, 14:編曲:
   アンドレアス・N・タルクマン
ヨナス・カウフマン(テノール)
ユリア・クライター(ソプラノ)
Tr. 10,12,16:
 ベルリン放送交響楽団
 指揮:ヨッヘン・リーダー
[録音]2014年1月15日〜22日、ベルリン、ベルリン・フンクハウス・ナレーパシュトラッセ[プロデューサー]フィリップ・ネーデル[エンジニア]フィリップ・サイニー



<映像>

 

SIGNUM CLASSICS(映像)


SIGDVD 012
(DVD-Video/NTSC)
\4000
ラヴ・イン・ロンドン 〜
 ジェームズ・ローズ・ライヴ・イン・コンサート

  ラフマニノフ:
   前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2
   練習曲《音の絵》Op.39 より 第5曲変ホ短調
  シューマン(リスト編):君に捧ぐ
  プロコフィエフ:モンタギュー家とキャピュレット家
  グルック(ズガンバーティ編):歌劇《オルフェオ》より メロディ
  ショパン:
   ソナタ第3番ロ短調 Op.58より プレスト、スケルツォ第2番 Op.31
  ムーア:ベートーヴェン・パロディ
  J.S.バッハ(マルチェロ編):アダージョ
  グリーグ(ギンズブルグ編):山の魔王の宮殿にて
ジェームズ・ローズ(ピアノ)
 幼少時に受けた虐待、自殺未遂、精神病院への入院、奨学金の打ち切りなど、数々の困難に直面しながらも、コンサート・ピアニストとして、自らの道を切り拓き続けるイギリスの異色のピアニスト、ジェームズ・ローズ。
 "ロックスター・ピアニスト"の異名を持つジェームズ・ローズのDVD第2弾には、ロンドンのアーツ・シアターでのコンサートを収録。
 淡白とも感じられる表現、独特の世界観の中で光る音楽への情熱と信念。
 既存の概念や常識にとらわれない活動を繰り広げる異色にして正統派、ジェームズ・ローズのクラシック音楽への新しいアプローチに惹きこまれる。

 リージョン・コード:NTSC/Region: 0/DVDフォーマット:DVD9/スクリーン・フォーマット:16:9/収録時間:約100分
















9/3(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AUDITE



AU 97679
\2500→\2290
「シューマン:交響作品全集Vol. 3/ホリガー」
 チェロ協奏曲イ短調op. 129 23’59”
 交響曲第4番ニ短調op. 120(1851年改訂版) 28’56”
オレン・シェヴリン(チェロ)
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
 ホリガー指揮ケルンWDR響によるシューマン第4 交響曲現行版&チェロ協奏曲

 録音:2013 年4 月8-11 日/ケルン・フィルハーモニー(デジタル・セッション)[WDR 制作]/DDD、ステレオ、52’58”

 ハインツ・ホリガーがケルンWDR 響を指揮して、シューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズの最新盤。
 オーボエ奏者、指揮者として、同時に作曲も手がけるホリガーは、シューマンを長年敬愛しており、その意味ではおおいに力の入ったプロジェクトといえるわけですが、いずれの演奏内容も十分な研究の成果を感じさせるもの。なによりひびきが混濁せずにテクスチュアが明快に聴きとれるのがすぐれたところで、指揮者ホリガーの手腕にはたしかなものがあります。
 第3 弾は、シューマンがデュッセルドルフの音楽監督時代に作曲、改訂され、全篇切れ目なく演奏される特徴が共通する2 作品の組み合わせとなっています。
 交響曲第4 番は、シリーズ第1 集(AU97677)では通常のヴァージョンとは異なる1841 年版、いわゆる初稿による演奏でしたが、ここでは一般的によく知られるほうの1851 年版を使用した演奏となっています。
 第4 交響曲が改訂された前年、1850 年作曲のチェロ協奏曲は、およそ派手さとは無縁ながら、詩情あふれる独奏チェロとオーケストラとの親密な対話が聴きものといえる作品。
 ソリストを務めるオレン・シェヴリンは、1969 年イングランドのオールダム生まれ。ラファエル・ゾンマー、ボリス・ペルガメンシコフ、フランス・ヘルメルションに師事したのち、1996 年のヘルシンキにおけるパウロ・国際チェロ・コンクール第2 位、2001 年パリのロストロポーヴィチ・チェロ・コンクール優勝第2 席という入賞歴を持ち、1998 年よりケルンWDR 響の首席チェロ奏者を務めています。使用楽器は1850 年製英国のジョン・フレデリック・ロット。


ロマン派指揮者ホリガー
旧譜
シューマン第1弾&第2弾

AU 97677
\2500→\2290
ホリガー&ケルンWDR 響
 シューマン交響曲管弦楽曲全録音第1弾!


ロベルト・シューマン(1810-56):
 (1)交響曲第1番変ロ長調 Op.38「春」[31’29]
 (2)序曲、スケルツォとフィナーレ[16’46]
 (3)交響曲4番ニ短調 Op.120(1841年原典版)[23’33]
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
 ケルンWDR 交響楽団シューマン交響曲管弦楽曲全録音開始、第1弾は、交響曲第1番、第4 番[1841年原典版]指揮はハインツ・ホリガー!

 録音:(1)2012 年1 月23-27 日、(2)(3)2012 年3 月19-23 日、ケルン・フィルハーモニー、ドイツ/ディジパック仕様、72’09

 audite レーベルから発売されているケルンWDR 交響楽団の新シリーズはシューマンの交響曲管弦楽曲全曲集です。
 指揮は世界的オーボエ奏者のハインツ・ホリガーです。新しく至難なオーボエ奏法を開拓し、バロックから現代の作品まで数々のメインを披露してきましたが、1980 年代に指揮活動に進出後指揮活動がメインとなり、現在では指揮者としてレパートリーを問わず演奏しております。
 ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラである名門ケルンWDR 交響楽団と巨匠ホリガーが誠実なシューマンの演奏を聴かせてくれます。
 交響曲ニ短調(1841 年原典版)は初め「交響的幻想曲」という標題をもち、交響曲としては2 番目の作品でしたが、評判が芳しくなかったために10 年後に金管部分を改訂し、交響曲第4 番 Op.120 として出版されました。当シリーズで高水準の演奏で原典版をaudite レーベルが誇る優秀録音で聴けるのも嬉しい限りです。



AU 97678
\2500→\2290
ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン第2弾
 ロベルト・シューマン(1810-56):
  (1)交響曲第2番ハ長調 Op.61 [36'10”]
  (2)交響曲第3番変ホ長調 Op.97「ライン」 [30'35”]
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
 ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン第2弾は交響曲第2番と第3番「ライン」

 録音:(1)2012 年1 月23-27 日、(2)2012 年3 月19-23 日、ケルン・フィルハーモニー、ドイツ/DDD、66’50”、ディジパック仕様

 ハインツ・ホリガー指揮、ケルンWDR 交響楽団によるシューマンの交響曲管弦楽曲全曲集第2 弾は交響曲第2 番ハ長調 Op.61 と交響曲第3 番変ホ長調 Op.97「ライン」です。
 指揮のハインツ・ホリガーは言わずと知れた世界的オーボエ奏者として活躍し、新しく至難なオーボエ奏法を開拓し、バロックから現代の作品まで数々のメインを披露してきました。
 1980 年代に指揮活動に進出後、指揮活動がメインとなり、現在では指揮者としてレパートリーを問わず演奏しております。ドイツのケルンに本拠を置く放送局所属のオーケストラである名門ケルンWDR 交響楽団と巨匠ホリガーが誠実なシューマンの演奏を聴かせてくれます。第1 弾の交響曲第1 番、第4 番(1841 年原典版)(AU 97677)とともにお楽しみ下さい。





SUPRAPHON



SU 4175
\2300→\2090
チェコの新生、イジー・ヴォディチカ、無伴奏作品集で本格ソロ・デビュー
 (1)パガニーニ:「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op.38
 (2)クライスラー:レスタチーヴォとスケルツォ・カプリス
 (3)エルンスト:シューベルトの「魔王」による大奇想曲 Op.26
 (4)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.27
 パガニーニ:24のカプリース Op.1より
  (5)第5番 イ短調、(6)第15番 ホ短調 (7)第24番 イ短調
 (8)ロマン・ハース(1980-):パガニーニの主題による小変奏曲
 (9)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
イジー・ヴォディチカ
 (ヴァイオリン/
  1779年制作グァダニーニ)
 チェコの新生、イジー・ヴォディチカ、超絶技巧オンパレードの無伴奏作品集で本格ソロ・デビュー

 録音:2014 年2 月10&11 日、3 月12&13 日、4 月1-3 日/マルティーネク・スタジオ(プラハ)/DDD、61’12”

 1988 年生まれのチェコの新生、イジー・ヴォディチカが無伴奏ヴァイオリン作品集にて本格ソロ・デビュー致します!驚くほど完璧な技術と抜群の音程感、さらに男性的で雄弁な語り口が魅力的のヴォディチカは、幼少期よりプラハ・フィルハーモニア、プラハ交響楽団などと共演し注目されてきました。
 指揮者イルジー・ビエロフラーヴェク、ヤクブ・フルシャはソリストとして高く評価し協奏曲での共演も多く数えます。さらにギドン・クレーメルはその才能を認め、クレーメル自ら創設したロッケンハウス音楽祭(2011 年)に招き、その演奏は話題となりました。
 ヴォディチカの豊かな才能はとどまることを知らず、2012 年に名門スメタナ三重奏団のヴァイオリニストに抜擢されました。1934 年に創設された“チェコの至宝” と言われる同団の伝統ある響きを継承しつつ、新たな響きを作り出しています。2013 年7 月には新生スメタナ四重奏団で来日し、火花を散らした熱演は話題となりました。その後2013 年9 月、12 月に収録されたショスタコーヴィチ、ラヴェルの作品集(SU 4145)では切れ味抜群の演奏を披露しました。
 ここに収録された無伴奏作品はバッハ、クライスラー、パガニーニ、エルンスト、イザイ、ハースと、実に多彩な内容です。中でも注目は超絶技巧曲の中でも、極めて難曲で知られるエルンストのシューベルトの魔王。原曲のピアノ・パートも限りなく再現しているため曲中のほぼ全てが重音で構成され、さらに高度な技術が要求される左手によるピツィカートや弦をおさえながらのフラジョレットなど、ありとあらゆるヴァイオリンの技巧が散りばめられた無伴奏作品の最高傑作の一つに数えられます。
 あまりの難しさに名ヴァイオリニストでさえ演奏を避け、それゆえに名録音も少ないわけですが、ヴォディチカによる技巧はもちろん音楽的にも非常に充実した録音がリリースされるのは喜ばしい限りです。この他、アンコール・ピースとしても人気のクライスラーのレスタチーヴォとスケルツォ・カプリス、名曲イザイのバラード、話題のパガニーニのカプリース、「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op. 38、1980 年生まれの作曲家ロマン・ハースによるパガニーニの主題による小変奏曲、そして無伴奏作品の最高峰、バッハのパルティータ第3 番とヴァイオリン・ファン狂喜の一枚と言えましょう。







MD+G



903 18626
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
《ヨハン・シュターミッツ:ヴァイオリン・ソナタ集Op.6》
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.6-1,
 同第2番ハ長 調Op.6-2,
 同第3番変ホ長調Op.6-3, 同第4番イ長調Op.6-4,
 同第5番ニ長調Op.6-5, 同第6番変ロ長調Op.6-6
シュテファン・シャルト(バロックVn)
ミヒャエル・ベーリンガー(Cemb)
 本来の姿が再現されたマンハイムの音楽
 ヨハン・シュターミッツ(1717-1757)は、マンハイム楽派の創立者として有名で、交響曲(シンフォニア)や協奏曲を数多く作曲しました。
 もともとは高度なテクニックをもったヴァイオリン奏者で、マンハイム宮廷楽団をすばらしいオーケストラに育てあげると同時に、その技術を多用したソナタを数多く作曲したのです。序奏のような第1楽章、それに続く重音が多様された速いパッセージの楽章、そしてロココ風の美しいメロディなど、当時の新スタイルによる様々な作曲法がこれらのソナタの中で試みられています。この作品は後に「オブリガード鍵盤楽器付のヴァイオリン・ソナタ」として知られるようになりますが、ここでは1759年にパリで出版された作曲当時の「数字付通奏低音」による楽譜が使用されており、ミヒャエル・ベーリンガーによる即興的な伴奏によって、本来の作品の魅力が再現されています。
 ヴァイオリニスト、シュテファン・シャルトは、モダン楽器だけでなくバロック・ヴァイオリンの名手としても知られ、1995〜1999年にザクセン州立劇場コンサートマスター、2000年からはムジカ・アンティクァ・ケルンのコンサートマスターを務めていました。
ハイブリッドSACD仕様
(CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)
 


937 18636
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』(全曲) ステファン・ブルニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団,
ケルン放送合唱団
あぶらの乗ってきたブルニエが、フランスものを録音
 ステファン・ブルニエは、1964年ベルン生まれ。「新しい音楽のためのアンサンブル、エッセン」を結成、指揮者として、またピアニストとしてもその名前を知られるようになりました。その後ドイツ各地の歌劇場で実績を積み、マインツ、アウグスブルク、マンハイムを経て、ダルムシュタット州立劇場の音楽監督に就任。2008年からはボン・ベートーヴェン管弦楽団およびボン歌劇場の首席指揮者を務めています。
 若々しい覇気と洗練を兼ね備えた秀演を次々と発表しているブルニエ&ボン・ベートーヴェン管弦楽団。これまではドイツのロマン派の作品を中心に録音してきましたが、今回はラヴェル挑戦。 精緻なスコア・リーディングを基に、響きの透明感を際立たせながら、混沌さとエロティックな薫りが漂う魅力的な演奏を聴かせてくれます。
ハイブリッドSACD仕様(CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)
 


930 18616
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
ピアノ連弾によるロマンティックの匠
ベートーヴェン:
 ① 交響曲第7番イ長調Op.92 
    (フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ編曲版)
 ② 大フーガ 変ロ長調Op.134
  (ベートーヴェン自身による編曲版)
トレンクナー&
シュパイデル・ピアノ・デュオ
 ベートーヴェンの7番には、リストによるピアノ・ソロ版や、フーゴ・ウルリヒやツェルニー、メフェス編曲による連弾版などが存在しますが、当盤は19世紀後半から20世紀初頭において絶大な人気を誇ったポーランド系ドイツの作曲家およびピアニスト、フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)による連弾版演奏です。
 シャルヴェンカの編曲版は、ベートーヴェンの楽譜を単に連弾に写し換えるだけではなく、ピアニストに高度なテクニックを要求するもので、シャルヴェンカの自作同様、ロマンチシズムと究極の技巧が見事に融合した魅力溢れる作品に仕上がっています。
 また「大フーガ」は、ベートーヴェン自らの編曲した自筆譜が2005年にペンシルベニア州にある神学校の図書館で発見され、現在ではピアノ連弾の重要なレパートリーの一つになっているものです。トレンクナーとシュパイデルによる連弾は、いつもながらの高度なテクニックを駆使しつつ、息の合った見事な掛け合いを聴かせてくれます。
 トレンクナーはワルター・ギーゼキングとヴィルヘルム・ケンプに、シュパイデルはイヴォンヌ・ロリオ、シュテファン・アシュケナーゼ、ゲザ・アンダ等に師事したピアニストです。
 ハイブリッドSACD仕様 (CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)
 

317 18642
(12CD)
\8700
ラインベルガー:《オルガン・ソロ作品全集》
[CD1]
 3つのフーガ, 3つの前奏曲とフーガ, 5つの小品,
 大フーガ, 4つの韻詩, フーガWoO.10, 5つの小品,
 ソナタ第1番/
[CD2]
 ソナタ第2〜4番, トリオOp.49,トリオWoO.37/
[CD3]
 ソナタ第5&6番, フーガOp.123a/
[CD4]
 ソナタ第7&8番,12のフーガOp.123b/
[CD5]
 ブルーンズの前奏曲(ラインベルガー編),
 ソナタ第9&10番,
 アダージョ・ノン・トロッポ, アンダンテ/
[CD6]
 ソナタ第11&12番, 前奏曲WoO.56&26-1,
 オルガンのための小品WoO.25-9&3/
[CD7]
 ソナタ第13番, 性格的小品Op.156/
[CD8]
 ソナタ第14番, モノローグOp.162/
[CD9]
 ソナタ第15番, 12の様々な小品Op.167/
[CD10]
 ソ&ナタ第16番, 12の様々な小品Op.174/
[CD11]
 ソナタ第17&18番, 12のトリオOp.189,
 コンソレーションWoO.26-5/
[CD12]
 ソナタ第19&20番, カンツォネッタWoO.26-4,
 間奏曲WoO.26-2, 前奏曲WoO.77,
 トリオWoO.26-6, Singmesse
ルドルフ・インニッヒ(Org)
 理想的なロマンティック・オルガンによる唯一の全集が遂にBOXセットに!
 ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901)は、ドイツ(現リヒテンシュタイン領)のファドゥーツ生まれの作曲家。7歳でファドゥーツの教会のオルガン奏者となり既に作曲も始めていました。
 ミュンヘンでラハナーに師事、1864年ミュンヘン・オラトリオ協会の指揮者に就任。その後ミュンヘン音楽院のオルガンと作曲の教授となり、多数のその後の作曲家や演奏家に影響を与えました。
 最もドイツ的ロマンティックなオルガン作品らを、その時代のオルガン作品研究家でもあるルドルフ・インニッヒが演奏した、現在唯一のオルガン・ソロ作品全集です。この演奏のために、最も理想的なロマンティック・オルガンが使われているのも特徴的です。
【録音】1998〜2005年, Walcker Organ, St. Maria, Schramberg/ Walcker Organ, Stadtkirche Winterthur/ Kuhn & Spaich Organ Martinskirche Chur/ Kuhn Organ, St. Johann, Schaffhausen/ Kuhn-Organ, Stadtkirche St. Anton, Z?rich


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2118
\2500→¥2290
ライナーのレスピーギ&チャイコフスキー
 レスピーギ:
  (1)交響詩「ローマの松」
  (2)交響詩「ローマの噴水」
 (3)チャイコフスキー:序曲「1812年」Op.49
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
 ライナーのレスピーギ&チャイコフスキー、制作者も仰天の音質!オーディオ・マニア必聴!

 録音:(1)(2)1959 年10 月24 日、シカゴ、オーケストラ・ホール (3)1956 年1 月7 日、シカゴ、オーケストラ・ホール/ステレオ/セッション
 使用音源: (1)(2)Private archive(2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)  (3)RCA(U.S.A.) ACS-26(2トラック、19 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 当シリーズでは初めてライナー指揮、シカゴ響のステレオ録音を復刻しました。レスピーギが2 トラック、38 センチの、チャイコフスキーが2 トラック、19 センチのそれぞれオープンリール・テープを復刻の素材としました。チャイコフスキーも非常に鮮明な音ですが、驚くべきはレスピーギの「ローマの松」「ローマの噴水」です。こんなに柔らかく繊細な音だったのかと、腰を抜かさんばかりの美音です。また、「ローマの松」の〈カタコンブ付近の松〉におけるオルガン(4 分19 秒〜)はあまりにも生々しく聴き取れ、まさに鳥肌ものです。なお、解説書には畑で作業をするライナーなど、珍しい写真を掲載しました。(平林 直哉)




フィレンツェ五月音楽祭の自主レーベル登場!
MAGGIO LIVE



MAGGIO 001
\2300→\2090
ジュリーニお得意のチャイコフスキーの交響曲第2番と「展覧会の絵」
 チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 Op.17「 小ロシア」
 ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
 ジュリーニ、1993年11月、フィレンツェ・ライヴ、完全初出!お得意のチャイコフスキーの交響曲第2番と「展覧会の絵」!!

 録音:1993 年11 月19、20 日、フィレンツェ/ADD、STEREO、71' 11"

 2014 年が生誕百周年の偉大な指揮者、カルロ・マリア・ジュリーニ(1914— 2005)、彼はもちろんイタリア生まれのイタリア人ですが、1956 年にスカラ座の音楽監督を辞して以降はイタリアでの活動は活発ではありませんでした。その中でも比較的頻繁に訪れていたのがフィレンツェで、1945 年のフィレンツェ・デビュー以来、1999 年2 月(既に引退後)に青年オーケストラを指揮するまで、半世紀以上演奏会にオペラにフィレンツェで指揮をしました。
 このCD には1993 年11 月19、20 日、フィレンツェのヴェルディ劇場で行われた演奏会のライヴ録音が収められています。
 ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、ご存知の通り、ジュリーニの得意中の得意曲。チャイコフスキーの交響曲第2番もジュリーニが好んで演奏した曲でしたが、1956 年のEMI 録音しか残されておらず、それから半世紀近くもたってからのこの録音は貴重です。普段はオペラを演奏しているオーケストラだけに慣れぬ作品に四苦八苦している様子はあるものの、引退まで後数年というジュリーニの大きな音楽に必死に食らいついています。
 なおマスターに起因する目立つノイズが数箇所で聞こえます。あらかじめご容赦ください。
 


MAGGIO 002
(2CD)
\4000→\3590
伝説的なロッシーニ「湖上の美女」の復活上演ライヴ
 ロッシーニ:「湖上の美人」
ロザンナ・カルテリ(S エレナ)
チェーザレ・ヴァレッティ(T ジャコモ)
イレーネ・コンパネーズ(A マルコム)
エディ・ルール(T ロドリーゴ)
パオロ・ワシントン(Bs ダグラス)
ヴァリアーノ・ナターリ(T セラーノ,ベルトランド)
カルメン・ピッチーニ(Ms アルビーナ)
トゥリオ・セラフィン(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団,合唱団
 伝説的なロッシーニ「湖上の美女」の復活上演ライヴ、オリジナル録音からの初CD 化

 録音:1958 年5 月9 日、フィレンツェ/ADD、130' 41"

 ロッシーニの「湖上の美人」は1819 年にナポリで初演されるや、19 世紀前半でもっとも人気の高いオペラの一つとして各地で上演されましたが、19世紀半ばに上演が途絶えてしまいます。百年ほど埋もれていたこのオペラが復活したのは1958 年のフィレンツェ五月音楽祭で、そのライヴ録音がこのCD に収録されています。巨匠トゥリオ・セラフィンの指揮の下、30 代半ばで引退した幻の美人ソプラノ、ロザンナ・カルテリや、当時メトロポリタン歌劇場の花形テノールだったチェーザレ・ヴァレッティらが実力を発揮し、かなりカットの多いとはいえ十分聞き応えがあります。
 当時メトロポリタン歌劇場の花形テノールだったチェーザレ・ヴァレッティらが実力を発揮し、なかなか聞き応えがあります。なおこの上演はカットや改変が多く、有名なロンド・フィナーレ「たくさんの思いがこの瞬間に」も第1 幕のエレナの登場の音楽を用いた二重唱に差し替えられています。ちなみにマルコムのイレーネ・コンパネーズは、映画脚本家のジャック・コンパネーズの娘で、映画監督、脚本家のニナ・コンパネーズの姉。優れた歌手でしたが、35 歳で突然歌えなくなってしまって舞台から消え去ったという悲劇の歌手。これは彼女の貴重な録音でもあります。
 これまでかなり状態の悪い録音が出回っていましたが、今回オリジナルの録音から初めてCD 化され、だいぶ聞ける程度になっています。ただしCD1 トラック10 の1 分55 秒辺りにバチッというノイズやCD2 トラック6 の3 分48 秒辺りで音飛びのような大きなノイズがはいるなど、数箇所の瑕疵があります。あらかじめご容赦ください。




ORFEO



ORFEOR 888143
(3CD)
\7200→\6590
サヴァリッシュ/バイロイト音楽祭1961年の「タンホイザー」
 ワーグナー:「タンホイザー」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T タンホイザー)
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
 (Br ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ)
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S エリーザベト)
グレース・バンブリー(Ms ヴェーヌス)
ヨーゼフ・グラインドル(Bs へルマン)
ゲルハルト・シュトルツェ
 (T ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ)
フランツ・クラス(Bs ビテロルフ)
ゲオルク・パスクダ(T ハインリヒ・デア・シュライバー)
テオ・アダム(Bs ラインマル・フォン・ツヴェーター)
エルゼ=マルガレーテ・ガルデッリ(Ms 牧童)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団

 センセーションを巻き起こしたバイロイト音楽祭1961年の「タンホイザー」ヴィントガッセン、フィッシャーディースカウ、デ・ロス・アンヘレス、バンブリー、グラインドル・・・なんと新発見、未発表の8 月3 日公演のライヴ録音が登場!歴史的名演が音質良好な蔵出音源で!!

 録音:1961 年8 月3 日、バイロイト/ADD、175 分18 秒

 バイロイト音楽祭でも特に歴史的重要度の高い公演のライヴ録音が蔵出音源で登場です。1961 年の「タンホイザー」、しかもこれまで出回っていた音源とは異なる、完全に初出の音源です!
 1961 年、ヴィーラント・ワーグナーが初めて手掛けた「タンホイザー」は大成功を収めました。演出の斬新さはもちろんですが、音楽だけでも物凄い力の入れよう。タイトルロールには偉大なヘルデンテノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセンが据えられ、さらにヴォルフラムには天下の大バリトン、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(これが最後の音楽祭出演)。なんという信じがたい豪華さ!
 一方女声には新風を送り込み、エリーザベトには優しい気品に包まれたカタルーニャの歌姫、ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ヴェーヌスには当時まだ無名だったグレース・バンブリーを抜擢、強い対比は大当たりになりました。さらに領主へルマンはヨーゼフ・グラインドル、ヴァルターはゲルハルト・シュトルツェ、ビテロルフはフランツ・クラス、ハインリヒはゲオルク・パスクダ、そして脇役と言うべきラインマルはテオ・アダムと、バイロイトの常連大物歌手をこれでもかと投入、1960 年代のバイロイト音楽祭といえどもこれほど豪華なキャストは珍しいものです。ヴィーラントがいかに勝負に打って出たかが分かるというものです。
 そして指揮は30 代ながらバイロイトの中核指揮者として大活躍していたヴォルフガング・サヴァリッシュ。知性的で切れ味が良く、若々しい情熱に溢れながら、ドイツのワーグナーの伝統をもしっかり踏まえたサヴァリッシュの音楽は「タンホイザー」の音楽に打ってつけ、聞いていると気持ちが良くなってくる素晴らしい演奏です。
 ところで、1961 年の「タンホイザー」は既にLP やCD で出回っていますが、それらは初日の7 月23 日の録音と言われています。この初日はヴィントガッセンが本調子ではなく、それは録音でも分かります。また開幕公演、新演出初日ということで全体にやや固め。ORFEO 社が初日の録音の発売を見送ろうとしていたところ、バイエルン放送には三日目の8 月3 日の録音も残されていることが判明、こちらではヴィントガッセンも復調し、固さが抜けてしっかり噛み合った演奏になっています。初日と三日目では、聴衆の咳や舞台上の物音などの場所がまったく異なりますし、三日目では第1 幕の終わり近くでヴィントガッセンが少しばかり歌詞を落とすなど、明らかに別の演奏だと確認できます。
 録音はモノラルながら上々で、歌もオーケストラもどちらも臨場感を楽しめます。このプロダクションは翌1962 年の再演のライヴ録音が有名ですが、歌手の豪華さでは初年度の方が上。バイロイト音楽祭特有の興奮に満ち満ちた演奏、ワグネリアンでなくても聞けば大満足です!
 なお楽譜は、ドレスデン版を基本にした上で、序曲の途中からヴェーヌスベルクの音楽(やや短くされている)に接続するなど、パリ版を部分的に取り入れています。


<国内盤>


オクタヴィア・レコード


OVCL-00507
(SACD Hybrid)
\2857+税
チャイコフスキー:
 交響曲第5番、スラヴ行進曲
小林研一郎(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 好評の小林研一郎+ロンドン・フィル チャイコフスキー交響曲全集 第6弾!!

 小林研一郎のチャイコフスキーといえば、すぐさま交響曲第5番!と誰もが口を揃える超定番曲。小林が長年に渡り培い、手中に収めたこの交響曲の新録音が、名曲「スラヴ行進曲」とのカップリングで発売となります。
ロンドン・フィルの精度の高いアンサンブルとフレキシブルな音楽性で、小林の音楽を的確に把握し音に繋げるプロ中のプロによって奏でられるチャイコフスキー。小林が残して来た名演奏・名録音は数々ありますが、現在考えられる中でも最高の布陣で取り組んだこのレコーディングでは、自らのハードルを高め続けてきた小林のこの楽曲に対する想いが存分に発揮されています。

 2013年2月24、25日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオにて収録














9/2(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

COVIELLO



COV 91412
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ボッシュのドヴォルザーク傑作交響曲第8番
 ドヴォルザーク:
  交響曲第4番ニ短調作品13
  交響曲第8番ト長調作品88
マルクス・ボッシュ(指揮)
ニュルンベルク州立フィルハーモニー
 76’50

 マルクス・ボッシュが、2011 年から音楽監督を務めているニュルンベルク州立フィルハーモニーと共に取り組んでいるドヴォルザークのシリーズ第3 弾。
 収録曲は、ドヴォルザクークの初期の作品、交響曲第4 番と後期の傑作交響曲第8 番。
 ドヴォルザークが作曲をはじめた当時、ドイツの音楽界ではワーグナー派とブラームス派の対立が激化していた時代でした。ワーグナーやリストの音楽に感動したドヴォルザークの初期の作品は、ワーグナーの影響を受けた管弦楽法が明らかに現れています。この交響曲第4 番は、ワーグナーの影響から離れ後期の作風にうつる過渡期の作品と言えるでしょう。古典的な構成とドヴォルザーク特有の美しい旋律が随所に現れています。
 交響曲第8 番は、知名度としては第9 番「新世界より」に劣りますが、楽曲の完成度はむしろそれ以上の充実したドヴォルザークの作曲技法が盛り込まれた作品。第1 楽章の雄大さ、第2 楽章の独創性、さらに第三楽章ではブラームスも惚れ込んだドヴォルザークの旋律美が満載で、メランコリックな旋律心ゆくまで堪能できます。フィナーレでは変奏曲のスタイルで力強く展開し、輝かしく一気に終結部へと進んでいきます。
 ボッシュは、作品に対する洞察力、そしてそれを構築するちからに優れており、これまでのブルックナーやドヴォルザークの演奏同様に今回収録された2 作品も見事な構成力に脱帽です。さらにドヴォルザークの美しい旋律を伸びやかに優美に歌わせることができるのも印象的です。
 バイエルン州立歌劇場に次ぐ規模を誇る歌劇場専属のオーケストラであるニュルンベルク州立フィルハーモニー。1988 年から1992 年までクリスティアン・ティーレマンが音楽総監督を務めていたことでも知られています。



旧譜2タイトル
Cover_Dvorak.jpg
COV 31212
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
マルクス・ボッシュ&ニュルンベルク州立フィル
 ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調op.70
           交響曲第3番変ホ長調op.10
ニュルンベルク州立フィルハーモニー
マルクス・ボッシュ(指揮)
 第7 番は新ベーレンライター原典版による“アンダンテ”の世界初録音

  録音:2012 年2 月16-18 日ニュルンベルク、マイスタージンガーハレ(ライヴ)/DDD、マルチチャンネルステレオ、73’35”

 2011 年よりボッシュが音楽総監督を務めるニュルンベルク州立フィルハーモニーを率いて取り組む第1 弾は、第9 番や第8 番とならんでドヴォルザーク好きのあいだで人気の高い「第7 番」と、ドイツ古典派とロマン派からの影響もまだ濃厚で、変則的な3 楽章形式も特徴的な「第3 番」の組み合わせ。ブルックナーの録音でボッシュは使用楽譜の選択に際して、初稿を採用した第1 番から第4 番、ベンヤミン=グンナー・コールスら校訂による復元稿のフィナーレを収めた4 楽章版による第9 番という具合に、最新の研究成果の導入に積極的な姿勢がうかがえました。
 ボッシュはドヴォルザークにも同様のスタンスで臨んでいるようで、第7 番ではジョナサン・デル・マー校訂による新ベーレンライター原典版のスコアを採用。
 第2 楽章が現行のポーコ・アダージョからアンダンテ・ソステヌートに変更されているのも注目されるところです。
 1922 年に現在の形になったニュルンベルク州立フィルハーモニーは、その起源を1377 年に存在記録がある、ニュルンベルク市の楽団にまで起源を遡るといわれ、バイエルン州でバイエルン州立歌劇場に次ぐ規模を誇る歌劇場専属のオーケストラ。オペラ上演と並行して、年8 回のオーケストラ・コンサートのほか、子供向けコンサートなど多くの企画を提供しており、1988 年にクリスティアン・ティーレマンがドイツ国内最年少で音楽総監督に就任したことでも知られます。
 


COV 31316
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
マルクス・ボッシュ&ニュルンベルク州立フィル
 ドヴォルザーク:
  交響詩「水の精」op.107, B195 (19’40”)
  交響曲第6番ニ長調op.60, B112 (44’37”)
ニュルンベルク州立フィルハーモニー
マルクス・ボッシュ(指揮)
 ボッシュによるドヴォルザーク・シリーズ、湧き上がる生命力と弾けるリズム、第2弾は交響曲第6番&交響詩「水の精」

 録音:2013 年5 月16-18 日/ニュルンベルク、マイスタージンガーハレ(ライヴ)/DDD、マルチチャンネルステレオ、64’21”

 SACD ハイブリッド盤。ブルックナーの交響曲シリーズで一躍注目を浴びたマルクス・ボッシュが、2011 年より音楽総監督を務めるニュルンベルク州立フィルハーモニーを指揮して取り組むドヴォルザーク・シリーズの第2 弾。
 ドヴォルザークの交響曲で最初に出版された第6 交響曲は、同じ調性で書かれたブラームスの第2 交響曲の影響が両端楽章に色濃いとされるいっぽうで、ボヘミア地方固有の民俗舞曲フリアントの形式による第3 楽章などの魅力的な場面にも事欠かないことから、9 つある交響曲のうち、近年では最後の3曲に次ぐ人気を獲得する傾向にあるようです。
 交響曲の前に置かれた交響詩「水の精」は、民間伝承や民話の研究で知られたチェコの国民詩人、カレル・ヤロミール・エルベン(1811-1870)のバラードに触発されて書き上げられた一篇で、ホラー映画顔負けの題材の尋常ならざる猟奇・残虐・凄惨ぶりでも有名。幻想的な美しさを湛えつつも、筋立てに沿ってスリリングかつ激しく起伏の富んだ内容となっています。
 これまでにもオーケストラのたしかな統率力、楽譜の読み込みの深さで実績を示してきたボッシュのアプローチは、作品の魅力をていねいに掘り起こそうとするもので、交響曲共々おおいに出来ばえには期待が持てそうです。
 1922 年に現在の形になったニュルンベルク州立フィルハーモニーは、その起源を1377 年に存在記録がある、ニュルンベルク市の楽団にまで遡るといわれ、バイエルン州でバイエルン州立歌劇場に次ぐ規模を誇る歌劇場専属のオーケストラ。1988 年にクリスティアン・ティーレマンがドイツ国内最年少で音楽総監督に就任したことでも知られ、オペラ上演と並行して、年8 回のオーケストラ・コンサートのほか、子供向けコンサートなど多くの企画を提供しています。





 HAENSSLER


98 036
\2400
クァルテットMETA4期待の新譜は切れ味鋭いバルトーク!
 バルトーク:
  弦楽四重奏曲第1番 Op.7 Sz.40
  弦楽四重奏曲第5番 Sz.102
META4
 【アンティ・ティッカネン(第1ヴァイオリン)、
  ミンナ・ペンソラ(第2 ヴァイオリン)、
  アッテ・キルペライネン(ヴィオラ)、
  トマス・デュプシェバッカ(チェロ)】
 今やフィンランドを代表するクァルテットMETA4期待の新譜は切れ味鋭いバルトーク!

 録音:2014 年4 月9-12 日/オーストリア/DDD

 2001 年に結成されたフィンランドのクァルテットMETA4。結成当初からのメンバー変更もなく着実にキャリアをのばし、今やフィンランドを代表する弦楽四重奏団に成長しました。期待の新録音はバルトークの弦楽四重奏第1 番そして第5 番です。現代の四重奏団にとって必須のレパートリーとなったバルトークをどのような解釈で演奏するのかが最大の注目と言えますが、当演奏は立体的な構築を切れ味抜群な演奏で聴かせてくれます。一糸乱れぬアンサンブルもさらに磨きがかかり、4 人の音楽的方向性が整った四重奏団へと成長したことがわかる充実の新録音です。

 META4
 2001 年に結成されたフィンランド期待の若手クァルテット。ヨーロッパ室内楽アカデミー(ECMA)でハット・バイエルレ(アルバン・ベルク・クァルテットのヴィオラ)とヨハネス・マイスル(アルティス・クァルテットのヴァイオリン)に師事。2004 年モスクワのショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクールで第1 位。同時にまた、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏のベスト・パフォーマンスで特別賞も獲得。2007 年4 月にウィーンのヨーゼフ・ハイドン国際室内楽コンクール第1 位。2008 年にはフィンランド文化省より、フィンランドの若手で将来有望な演奏家たちを奨励する、フィンランド賞を授与され、クフモ室内楽音楽祭のレジデント・クァルテットに任命されています。2008 年9 月から向こう2 年間、BBC ニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれ、シティ・オブ・ロンドン音楽祭、チェルトナム音楽祭、マンチェスター・ミッドデイ・コンサーツ・ソサエティやバーミンガム・タウン・ホールに招聘されています。ヘンスラー・レーベルよりリリースされているデビュー・アルバム、ハイドンの弦楽四重奏曲集(98 587)、セカンド・アルバムショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲集(98 644)はいずれも高い評価を得ております。メンバー全員が歴史的銘器【ヴァイオリン:ベロジオ(1770)、ストラディヴァリウス(1702)、ヴィオラ;グイダントゥス(1737)、チェロ;ストリオーニ(1780)】使用していることも注目です。




THE CHOIR OF KING’S COLLEGE



KGS 0005
(SACD HYBRID)
\2100→\1890
マルク・リゴディエールの新校訂
 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
  フォーレのレクイエム!


  フォーレ:
   ・レクイエム
    〔マルク・リゴディエール校訂版/
     補遺としてジョン・ラター校訂の奉献唱全曲も収録〕
   ・ラシーヌの雅歌
   ・小ミサ曲
スティーヴン・クレオベリー(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
ソリスト:
 〔レクイエム〕ジェラルド・フィンリー(Br)
  トム・ピッカード(高音ソロ)
 〔小ミサ曲〕ジョシュア・カーティス
   (高音ソロ/キリエ)、
  アダム・バンウェル(高音ソロ/ベネディクトゥス)
 このうえなく神聖な美しさケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団によるフォーレのレクイエム!

 録音:2014 年1 月9-14 日、キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)

 名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団と、エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団という豪華な顔ぶれによるフォーレのレクイエムの登場。ソプラノ・ソロもすべて男声ソプラノが担当しています。
 フォーレのレクイエムは、1888 年から1900 年の間に3 つの稿で演奏されました。まず、オリジナルの「マドレーヌ稿」は、1888 年実際の儀式で演奏されたもので、〔入祭唱とキリエ、サンクトゥス、ピエ・イエス、アニュス・デイ、イン・パラディスムの5 曲構成/ソプラノ独唱、合唱、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、オルガン〕という構成。2 つ目となる「1893 年稿」は、1888 年版の楽曲に、リベラ・メと奉献唱が追加、バリトン・ソロと管楽器が加わります(この稿は、ヘレヴェッヘによる録音でも広く知られています(HMG.501292))。そして3 つ目が、1900 年に演奏されたのが現在一般的に演奏されるのと同じオーケストラ編成の稿です。この1900 年の版は、フォーレが出版社の要請を受けて不本意ながら編成を拡張したもので、近年、様々な稿での演奏が試みられています。
 この録音は、マルク・リゴディエールの新校訂によるもの。フォーレがテキストの内容にあまり共感していなかったことが手紙などからも読み取れるとして、フォーレが音楽的頂点をおいたHostias et preces tibi の部分のみ演奏しています(補遺として、ジョン・ラター校訂の奉献唱の全体も収録)。管弦楽は、1900 年の版の大規模なものではなく、1893 年稿の編成に準拠しています。
 ほかに、流麗なラシーヌ雅歌、小ミサ曲も収録。ソプラノ独唱も、すべて合唱団メンバーによる男声ソプラノが担当しており、神聖な美しさが際立った演奏となっています。エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団の伴奏も、清澄な世界を高めています。




GLOSSA



GCD 921629
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
ラモー:英雄的オペラ《イメンとアムールの祭り》の全曲録音!
 ラモー:英雄的バレエ《イメンとアムールの祭り》
  (世界初録音)
   プロローグ
   第1幕:オシリス
   第2幕:カノープス
   第3幕:アリュエリス
エルヴェ・ニケ(指揮)
コンセール・スピリチュエル、
 キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
シャンタル・サントン=ジェフェリー(ソプラノ)
ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(メゾ・ソプラノ)
ジェニファー・ボルギ(メゾ・ソプラノ)
マティアス・ヴィダル(テノール/オート・コントル)
ライナウト・ファン・メヘレン
 (テノール/オート・コントル)
タシス・クリストヤニス(バリトン)
アラン・ブエ(バリトン)
 鬼才エルヴェ・ニケのラモー没後250周年記念!英雄的オペラ《イメンとアムールの祭り》の全曲録音!

 フランス・バロック復興の旗手として、「トラジェディ・リリック(音楽悲劇)」など多くの舞台作品の発掘、蘇演に取り組み、数々の古楽革命を起こしてきた鬼才エルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル。
 エルヴェ・ニケとフランス古楽界の精鋭たちによる巨星ジャン・フィリップ=ラモー(1683−1764)の没後250周年記念プロジェクト、英雄的バレエ「イメンとアムールの祭り(ヒュメナイオスとアモルの祭り)」の世界初録音が登場!
 1747年、ルイ15世の息子で王太子ルイと、ザクセンのマリア・ヨーゼファの結婚を祝うために作曲されたラモーの「イメンとアムールの祭り」。
 エジプト神話を題材としたこの"オペラ=バレ"は、ソリストたちのアリアや合唱、オーケストラによる舞踏曲(バレエ)、さらにはナイル川の氾濫の音楽での描写など、ラモーの卓抜した管弦楽法、躍動感、色彩感が随所で光る傑作である。
 古楽系ソプラノの女王キャロリン・サンプソン、鬼才エルヴェ・ニケからの信頼も厚いシャンタル・サントン=ジェフェリーやブランディーヌ・スタスキェヴィチなど、ソリスト陣も豪華絢爛!
 当時のフランスで絶大な人気を誇ったラモーの傑作「イメンとアムールの祭り」が、鬼才エルヴェ・ニケのタクトで、21世紀のヴェルサイユ宮殿を舞台に蘇る。

 ※録音:2014年2月14日−15日、ヴェルサイユ宮殿オペラ劇場(フランス)



 


GCD 923501
\2500→\2290
メディチ家のカストラート 〜 グアルベルト・マリへのオマージュ
 モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》より
 ナウヴァッハ&ジュリオ・カッチーニ:麗しのアマリッリ
 フランチェスカ・カッチーニ:かわいい人よ、頬をふくらませて
 ジュリオ・カッチーニ:星空の輝きのもとに
 ディンディア:さあ殺してくれ、重々しい苦痛よ
 ランバルディ:おお、幸せなその日
 トラバーチ:トッカータ第2番
 モンテサルド:今は日陰になった夜
 チッコリーニ:独り思いに沈んで
 作曲者不詳(17世紀):もし栄光が
 ナウヴァッハ:甘美さの嵐、そしていま夜は訪れ
 ディンディア:私の涙に獣も石も
ラファエレ・ペ(カウンターテナー)
キアラ・グラナータ(トリプル・ハープ)
デイヴィッド・ミラー(テオルボ)
 古楽界に颯爽と現れた注目のカウンターテナー。メディチ家のカストラートへのオマージュ・アルバム!

 古楽界に颯爽と現れたイタリアのカウンターテナー、ラファエレ・ペのソロ・リサイタル・アルバムがスペインのグロッサ(Glossa)から登場!
 イタリア、ローディ大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせたラファエレ・ペは、ジョン・エリオット・ガーディナー、ポール・マクリーシュ、ニコラス・マギーガン、アンドレアス・シュペリンク、クリストフ・コワン、クラウディオ・カヴィーナなど、古楽界の名匠たちと共演を重ね、新世代のカウンターテナーとして注目を集める逸材である。
 ラファエレ・ペが歌うのは、ジュリオ・カッチーニの弟子であり、モンテヴェルディの「オルフェオ」の初演で主役を務めたカストラート、グアルベルト・マリへのオマージュ・プログラム。
 17世紀前半のフィレンツェ、メディチ家の宮廷で活躍したカストラート、グアルベルト・マリのために作曲された音楽が、今を輝くイタリアのカウンターテナーの歌声で新たな息吹を吹き込まれる ——。
 来る10月には、モンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」を歌うため、ラ・ヴェネクシアーナのメンバーとして来日が予定されているラファエレ・ペ。古楽界が注目するその歌声、お聴き逃しなく!

 ※録音:2013年6月20日&7月2日−4日、セント・ジェームズ教会(エセックス、イギリス) 

来る10月、ラ・ヴェネクシアーナのメンバーとして来日予定!乞うご期待!
 2014.10.12(日) 福岡シンフォニーホール
 2014.10.13(月) 兵庫県立芸術文化センター
 2014.10.15(水) 東京オペラシティ




KML RECORDINGS



KML 2124
\2600→\2390
カティア&マリエル・ラベック 〜 シスターズ
 チャイコフスキー(ドビュッシー編):
  《白鳥の湖》 Op.20より 「ロシアの踊り」
 ブラームス:
  《ハンガリー舞曲集》より 〜
   第1番ト短調、第20番ホ短調、第5番嬰ヘ短調
 ドヴォルザーク:
  《スラヴ舞曲集》より 〜
   「ドゥムカ」 Op.72-2、「フリアント」 Op.46-8
 ビゼー:《子供の遊び》 Op.22より 第11曲「小さい旦那様と小さい奥様」
 ヨハン・シュトラウスII世&ヨーゼフ・シュトラウス:
  ピツィカート・ポルカ
 ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ 《狩り》 Op.373
 フォーレ:組曲 《ドリー》 Op.56より 「子守歌」
 プーランク:
  2台のピアノのためのヴァルス・ミュゼット 《シテール島への船出》
 ミヨー:
  2台ピアノのための組曲《スカラムーシュ》 Op.165bより 「ブレジレイラ」
 グレインジャー:カントリー・ガーデン
 ガーシュウィン:3つの前奏曲
 ストラヴィンスキー:
  3つのやさしい小品より「ワルツ」、5つのやさしい小品より「ギャロップ」
 ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
 アドルフォ・ベリオ:ポルカ
 カミロ:トロピカル・ジャム
カティア・ラベック(ピアノ)
マリエル・ラベック(ピアノ)
 ラベック姉妹の音楽人生を集成!姉妹の想い出が詰まったデュオ・プログラム!

 フランスのバスク地方、バイヨンヌに生まれた世界最高峰のピアノ・デュオ姉妹、カティア・ラベックとマリエル・ラベックの"ラベック姉妹"。
 最新作の「シスターズ」は、姉妹の音楽人生をなぞる魅惑のプログラム!
 姉妹が6歳と8歳の時に弾いたフォーレの「子守歌」に始まり、母親の生徒が弾いているのをしばしば聞いていたミヨーの「スカラムーシュ」、父親が家で弾くのを聞いていたブラームスの「ハンガリー舞曲集」やドヴォルザークの「スラヴ舞曲集」など、音楽に囲まれて育ったラベック姉妹の子供時代が想像される。
 また、作曲者の孫であるルチアーノ・ベリオから与えられたアドルフォ・ベリオの「ポルカ」、最初のリサイタルで弾いたルトスワフスキの「パガニーニ変奏曲」、アメリカ・デビューを飾ったガーシュウィンの「3つの前奏曲」、ニューイヤー・コンサートの休憩中に演奏しORF(オーストリア放送協会)で放映されたヨハン・シュトラウスの「ポルカ」など、姉妹にとっての想い出の名曲の数々を収録。
 ラベック姉妹の愛した音楽たち。きらびやかで美しく、また楽しくわくわくするような珠玉の名曲集の完成です!



KMLの旧譜、やっぱりこれ!

KML 1111
\2600→¥2390
カティア&マリエル・ラベック〜ラヴェル
 ラヴェル:
  スペイン狂詩曲(2台ピアノ版)/
  組曲《マ・メール・ロワ》(1台4手連弾版)/
  古風なメヌエット(マリエルによるソロ)/
  亡き王女のためのパヴァーヌ(1台4手連弾版)/
  前奏曲(カティアによるソロ)/
  ボレロ(打楽器と2台ピアノ版)
カティア・ラベック(P)、
マリエル・ラベック(P)、
グスタヴォ・ヒメノ(打楽器)、
ティエリー・ビスカリー(打楽器)
 いや、まあ、懐かしい。
 一時期一世を風靡しながら、メジャー・レーベルと決別してからはCD業界とはトンとご無沙汰だったラベック姉妹。今回自らのルーツに立ち戻るため、自主レーベルである「KML Recordings」を設立したという。

 スペインとの国境に近いフランス南西部の都市バイヨンヌ。このフランス・バスク地方の中心都市で生まれた2人は、同レーベル第1弾として同じくバスク地方(シブール)をルーツとするラヴェルの作品集を取り上げた。
 収録曲は「スペイン狂詩曲」や「マ・メール・ロア」、「亡き王女のためのパヴァーヌ」など。しかし当然彼女たちが取り上げるわけだからただでは終わらない。1台4手連弾、2台ピアノによるデュオ、さらにカティアとマリエルそれぞれのソロなど非常に多彩。
 そして中でも特に注目すべき作品はやはり「ボレロ」。
 カティアとマリエルは、2台ピアノ版の「ボレロ」に打楽器を加えるためにバスクの作曲家ミシェル・センドレスに編曲を依頼。「アタバル」といったバスク地方の民族楽器を用い、明らかにバスクの色彩を強力に意識した新たなる「ボレロ」を生み出した。

 彼女たちにとっても初となるオール・ラヴェル・プログラム。すでにヴィジュアル系を放棄した、真の芸術家としての本懐を見た。



 すごいすごい、と話には聞いていたけど何となく乗り遅れてずっと聴かないままになっていた。第2弾も発売になった今頃になってようやく聴きました。ラベック姉妹、復活の「ラヴェル」。
 さて、「すごい」という話を複数のお客さんから聞いている場合は、大体すごい。
 で、これもやっぱり予想通りよかった。すごい、というより素敵。もうてっきり引退隠居してるかと思っていたラベック姉妹が、まだまだ全然普通に現役バリバリだったことが何より嬉しい。(後から調べたらライヴとかは熱心にやっていたみたい)
 で、以前のスウィング感覚にあふれたポップで現代的センスよりも、明らかに「熟女的」&「魔女的」妖しさがパワーアップしている。歌い回しが、ちょっとエッチ。いま何歳かあえて調べなかったけど、いい年のとり方をしてるって気がした。パヴァーヌでの幻想的な響きはなかなか聴きもの。加えて「マ・メール・ロワ」の3曲目「レドロネット」のシャキ〜ンと冷えたワインのような打鍵ぶりも見事。さすが押さえるところはキッチリ押さえる。
 そしてやはり一番の見世物、いや聴きものはやはり「ボレロ」。バスクの作曲家ミシェル・センドレスに、打楽器を加えた2台ピアノ用に編曲してもらったらしいが、ほとんどオーケストラ曲。ものすごい効果。むちゃくちゃかっこいい。とても少人数でやっているとは思えない。息詰まるバスク女の攻防戦。血沸き肉踊る色彩魔境。酒池肉林の羅生門。よろしいです。グッドです。聴いておいたほうがいいでしょう。






BRIDGE



BCD 9429
\2300→\2090
「オール・ザ・シングス・ユー・アー」〜左手ピアノ作品集
 J.S.バッハ(ブラームス編):シャコンヌ〜左手のための
 レオン・カーシュナー:L.H.(レオン・フライシャーのために,1995)
 ジョージ・ガーシュイン(アール・ワイルド編):私の彼氏
 ジョージ・パール:音楽の捧げもの(1997/98)
 フェデリコ・モンポウ:前奏曲第6番
 ダイナ・コストン:エヴリンの考え
 ジェローム・カーン:オール・ザ・シングス・ユー・アー(君こそすべて)
レオン・フライシャー(Pf)
 左手の巨匠レオン・フライシャーのバッハからジャズ・スタンダードまで!左手ピアノ作品集

 録音:2013 年8 月

 レオン・フライシャーは1960 年代に局所性ジストニアにより、右手の自由を失い2000 年代に右手が回復するまで左手だけのレパートリーで活動を行った。これはその時代のレパートリーでブラームス編のバッハのシャコンヌ、アール・ワイルド編のガーシュイン、もともと左手のために書かれたモンポウの前奏曲などに加えジャズ・スタンダードして知られる「オール・ザ・シングス・ユー・アー」など左手のための作品という事を忘れさせるほど充実した作品が揃っている。
 

BCD 9412
\2300
「ピーター・リーバーソン作品集Vol.3」
 ピーター・リーバーソン(1946-2011):
  (1)ピアノ協奏曲第3番(2003)
  (2)ヴィオラ協奏曲(1992/2003)
スコット・ユー(指揮)
オーデンセ交響楽団
(1)スティーヴン・ベック(Pf)
(2)ロバート・ディアズ(Va)
 ピーター・リーバーソンの協奏曲集

 録音:2012 年

 BRIDGE レーベルで3 枚目となるリーバーソンの作品集。前回リリースまで作曲者は存命中であったが、リーバーソンは惜しくも2011 年に癌のため死去した。リーバーソンはミルトン・バビット、チャールズ・ウォリネンに師事しアメリカ東海岸流のアカデミックな前衛音楽のスタイルを貫いた。
 武満徹が主催する音楽祭「今日の音楽」でも特集が組まれ来日したこともある。ピアノ協奏曲第3番は無調ながら急・緩・急のわかり易い構成と穏やかな調性感のある叙情的な中間楽章、アメリカらしい豪快な管弦楽法で楽しめる。ヴィオラ協奏曲も無調ながら叙情的なメロディと民族的ともいえる活き活きとしたリズムがバルトークを思わせる。




GENUIN

GEN 14309
\2300→\2090
「エネスコ&フォーレ:ピアノ三重奏作品集」
 エネスコ:ピアノ三重奏曲イ短調(1916)
 エネスコ:セレナード・ロワンタン(1903)
 フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.120(1923)
トリオ・エネスコ:
 【アリーナ・アルモナ=タンブレア(Vn)、
  エドヴァルダ・アルモナ(Vc)、
  ガブリエル・ギリテ=ヘイン(Pf)】
 トリオ・エネスコのノスタルジックなエネスコ&フォーレ

 録音:2013 年3 月フランクフルト

 トリオ・エネスコはジョルジュ・エネスコ(1881-1955)の生誕130 年を記念して2011 年に結成された若手アンサンブル。多作のエネスコは三重奏曲でも秀作を残しており、作曲の師匠フォーレの影響を強く受けながら出自のルーマニアを思わせるノスタルジックなメロディが魅力的。フォーレ最晩年の「ピアノ三重奏曲」の澄み切った世界も聴きもの。
 
GEN 14315
\2300
「アコーディオンの新しい地平」
 (1)シュテファン・ヴィルト(b.1975):怠惰(2012)
 (2)ハインツ・ホリガー(b.1939):
  ピアノのためのパルティータより「フーガ」(1999,アコーディオン版)
 (3)ケルターボーン(b.1931):3楽章の室内ソナタ(2008)
 (4)ベルンハルト・ラング(b.1957):シュリフト(フォント)(1997)
 (5)ヘレナ・ヴィンケルマン(b.1974):潮流(2010)
ヴィヴィアーヌ・シャッソ(アコーディオン)
(3)マルクス・ヴァイス(Sax)
 ラファエル・ローゼンフェルト(Vc)
(5)フォーグラー弦楽四重奏団
 録音:2010-13 年

 アコーディオンのヴィヴィアーヌ・シャッソの最新アルバム。当GENUIN では3 枚目となる。前回まではラモーのクラヴサン曲をアコーディオンで演奏したり(GEN11216)、ハイドンのピアノ・ソナタをアコーディオンで演奏(GEN89162)するなどバロックおよび古典を新しい視点で読み替える新鮮な活動でいずれも高い評価を得てきたが、今回は満を持しての現代音楽。
 巨匠ハインツ・ホリガーのピアノ作品のアコーディオン版の他、ベルナルト・ラング、ルドルフ・ケルターボーンなど、ヨーロッパ前衛のベテラン作曲家の作品を演奏。アコーディオンという楽器の先入観を覆す鮮烈な作品集。
 
GEN 14326
\2300
「歌と絵画」
 リスト:12のシューベルト歌曲編曲S.558
  (挨拶を贈ろう/水に寄せて歌う/君こそわが憩い/
   魔王/海の静けさ/若い尼僧/春の想い/
   糸を紡ぐグレートヒェン/聞け、ひばり/休みない愛/
   さすらい人/アヴェ・マリア)
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ミハイル・モルドヴィノフ(Pf)
 録音:2013 年11 月

 リストの12 のシューベルト歌曲編曲はシューベルトの有名歌曲ばかりを一同に集めた上さらに鮮やかなピアノ・ヴィルトゥオーゾを施した名編曲でピアニストの技量を試される試金石的な作品。モルドヴィノフはウラディーミル・トロップに師事し1996 年のロベルト・シューマン・コンクール、1997 年のフランツ・シューベルト・コンクール入賞、ヨーロッパを中心にソロ活動を繰り広げている。リストの華やかなピアニズムからムソルグスキーの骨太な音楽まで幅広い表現力を備えた期待の若手。
 

GEN 14330
\2300
「ホリガー:チェロとピアノのための作品集」
 ハインツ・ホリガー(b.1939):
  (1)ロマンスエンドレス(2003)/
  (2)「カトルズ・ジュイエ」のための小花火(2012)/
  (3)シャコンヌ (1975)/④パルティータ (1999)
(1)(3)ダニエル・ヘフリガー(Vc)
(1)(2)(4)ジル・ヴォンサッテル(Pf)
 録音:(1)2012 年/(2)−(4)2013 年

 当年とって75 歳となったホリガーの最近作を含むチェロとピアノの作品集。チェロとピアノのための「ロマンセンドレス」は内部奏法および(おそらくは何らかのプリペアリングを施された)ピアノとチェロの寡黙な旋律がおりなす私的な作品。「パルティータ〜ピアノのための」はアンドラーシュ・シフのために書かれた作品でいまや現代音楽の古典として知る人ぞ知る名曲。

<LP>


AUDITE(LP)


AU 82501
(LP)
\4200
「グリーグ:管弦楽作品集Vol. 1/オードラン」
 [side A] 23’26”
  ・「ペール・ギュント」第1組曲op.46
  ・交響的舞曲集op.64〜第1番
 [side B] 24’53”
  ・交響的舞曲集op.64〜第2番、第3番&第4番
アイヴィン・オードラン(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
 DMM(ダイレクト・メタル・マスターカット)180 グラム重量盤仕様、パヌラの直弟子オードランによるグリーグ管弦楽曲シリーズこだわりのアナログ化

 録音:2010 年10 月4-8 日/ケルン・フィルハーモニー(デジタル・セッション)[WDR 制作]/DDD、ステレオ、62’40”

 ノルウェーが生んだ大作曲家グリーグの管弦楽曲全曲を、ベルゲン育ちの指揮者オードランがケルンWDR 響を率いてレコーディングするaudite のシリーズは、グリーグの音楽語法のつぼを押さえた音楽作りと優秀な録音で評判を呼んでいます。
 SACD ハイブリッド盤仕様による全5 巻がまもなく完結予定ですが、このたび楽曲を厳選してアナログ・レコードでもリリースがスタート。アナログ盤第1集には、「ペール・ギュント」第1組曲と、交響的舞曲集の2 作品が収められています。SACD ハイブリッド盤第1 集に収録されていた残りの作品、「ペール・ギュント」第2 組曲とリカルド・ノルドロークの思い出のための葬送行進曲は、組曲「ホルベアの時代より」と鐘の音(ザイドル編曲)とのカップリングで、2014 年11 月にリリースされる予定です。
 「ペール・ギュント」のなかの「朝」や「オーゼの死」で聴かれる、美しくみずみずしい弦楽器の質感と厚みは、レコードならではの魅力にあふれたもので、audite があえてアナログ化するこだわりがわかるような気がします。
 また、グリーグと同じノルウェー出身の画家エドヴァルト・ムンクの「魅惑の森」(1903 年頃)をアレンジしたジャケットも、LP のおおきなサイズだからこそよく映えます。
 DMM(ダイレクト・メタル・マスターカット)。180 グラム重量盤仕様。三方見開きジャケット入り。



ベルリン・フィル自主製作盤(LP)


KKC 1045/48
(4LP+Download)
\23000+税
話題のベルリン・フィル・レコーディングスから豪華アナログBOX が登場!
 シューマン:交響曲全集

  LP1 交響曲第1番変ロ長調作品38[31:07]
  LP2 交響曲第4番ニ短調(1941年版)[24:57]
  LP3 交響曲第2番ハ長調作品61[38:04]
  LP4 交響曲第3番変ホ長調《ライン》作品79[30:38]
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 話題のベルリン・フィル・レコーディングスから豪華アナログBOX が登場!

 収録:2013 年2 月、10 月、11 月、ベルリン・フィルハーモニー/限定プレス、180 グラム重量盤、日本語帯解説付

 ダウンロード・コード
 最大192kHz/24bit 2.0 Stereo ないし5.0 Surround のハイレゾリューション音源がダウンロード可能なコードが封入されています。
 デジタル・コンサートホール
 ベルリン・フィルのネット映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」が7 日間無料でご利用になれるチケットが封入されています。

 2014 年夏にスタートした新レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」からこだわり抜いたLPが登場。
 名トーンマイスターとして知られているライナー・マイヤール氏の録音スタジオ、エミール・ベルリナー・スタジオで、LPのマスタリングのスペシャリスト、マールテン・デ・ブール氏がマスタリングを担当、ドイツ有数の製造会社「オプティマル」でプレスされています。
 商品仕様は、CD + BD のセット(KKC.9083) 同様音楽愛好家のための特別仕様で、布張りの高級LPボックス、ハードカーバーの美麗ブックレット(36ページ)には、カバーデザインに使用されたKPM 創作花瓶「シューマン」が、あしらわれています。
 花瓶は、19 世紀前半のオリジナル花模様と、当時の典型的な形状を復刻していると同時に、シューマンの作曲当時の「心の闇」を象徴する歪みを持っています。このアルバムのために、KPM とベルリン・フィルのコラボレーションにより特別に制作されました。当ブックレットでは、そのすべての側面が、LP サイズで十全にご覧いただけます。
 さらには最大192kHz/24bit 2.0 Stereo ないし5.0 Surround のハイレゾ音源ダウンロードや「デジタル・コンサートホール」無料試聴チケットが封入され、多角的にベルリン・フィルを堪能できる商品です。世界限定1000 セット(通し番号付)のためお買い逃しのないようご注文ください。







<映像>


C MAJOR(映像)


71 8304
(Blu-ray)
\5800
ウィーン国立歌劇場バレエ団/
 バレエ「くるみ割り人形」

  音楽:チャイコフスキー
ウィーン国立歌劇場バレエ団
芸術監督:マニュエル・ルグリ
ポール・コネリー(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
出演:クララ:リュドミラ・コノヴァロワ
ドロッセルマイヤー/ 王子:ウラジーミル・シショフ
ルイザ&フリッツ/ スペインの踊り:
 エミリア・バラノヴィッチ、ダヴィデ・ダト
両親/ ロシアの踊り:
 フランツィスカ・ヴァルナー= ホリネク、
 ガボール・オベレッガー
祖父母/ アラビアの踊り:
 エヴァ・ポラチェク、クリストフ・ヴェンツェル
ねずみの王様:
 アッティラ・バコ、マルティン・ヴィンター
小さなくるみ割り人形:トレヴァー・ヘイデン
2 人の雪の精:
 アリョーナ・クロチコワ、プリスカ・ツァイゼル
アラビアの踊り:
 ケテヴァン・パパヴァ、
 エノ・ペシ、エヴァ・ポラチェク
中国踊り:
 マルチン・デンプチュ、
 アンドラーシュ・ルカーチ、リチャード・サボー
あし笛の踊り:
 イオアナ・アヴラム、橋本清香、木本全優
ウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たち
ウィーン国立歌劇場ステージ・オーケストラ

71 8208
(DVD)
\3600
 ルグリ率いるウィーン国立バレエによる古典バレエの名作「くるみ割り人形」ルグリの師匠ヌレエフ版での上演、ソリストとして日本人夫婦も登場!

 振付&演出:ルドルフ・ヌレエフ、美術&衣装:ニコラス・ゲオルギアディス/舞台:アレス・フランシロン、マニュエル・ルグリ、児童指導:ナタリー・オーバン/照明:ジャック・ジョヴァンナジェッリ
 収録:2012 年10 月7 陽ウィーン国立歌劇場、ライヴ/監督:ミヒャエル・ベイヤー
 (Blu-ray)画面:Full HD 16:9、音声:DTS-HD MA 5.1、PCM ステレオ、102分
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DTS 5.1、DD5.1、PCM ステレオ、102分

 マニュエル・ルグリが芸術監督を務めるウィーン国立歌劇場バレエ団のチャイコフスキーの三大バレエの名作「くるみ割り人形」。
 振付は、20 世紀を代表するダンサーであり振付師であるルドルフ・ヌレエフによる1985 年パリ版。ヌレエフはパリ・オペラ座芸術監督に就任した際に、シルヴィ・ギエムやマニュエル・ルグリなどを見出した伝説的舞踏家です。
 クララ役には、2011 年にプリンシパルに昇格した華麗なテクニックの持ち主リュドミラ・コノヴァロワ。そしてヌレエフ版の特徴はドロッセルマイヤーと王子が2 役となっていること。その不気味な魔術的人物ドロッセルマイヤーと凛々しい王子の2 役を見事に演じているのは、長身で長い手脚に恵まれたダンサー、ウラジーミル・シショフです。ヌレエフは、このバレエを、クララが少女から大人の女性への成長物語としており、王子とクララによって踊られる3 つのパ・ド・ドゥでそれを表現しています。
 さらに、あし笛の踊りを踊るのが、夫婦でソリストに昇格した橋本清香と木本全優(まさゆう)。橋本清香は、この「くるみ割り人形」のクララ役を演じて芸術監督のルグリに認められソリストの座を得ています。またウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たちも舞台に登場するなど、和やかなクリスマスの雰囲気も感じさせる映像となっています。




EURO ARTS(映像)



20 59924
(Blu-ray)
\5300→\4890
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」
 [+ 舞台裏
  (シュテファン・ヘアハイムらスタッフのインタビュー)]
ルサルカ:ミルト・パパタナシウ(Sop)
王子:パヴェル・チェルノフ(Ten)
外国の皇女:アンナレーナ・ペーション(Sop)
水の精:ウィラード・ホワイト(Bs)
魔法使い:ルネ・モルロック(A)
三人の木の精:
 エカテリーナ・イサチェンコ(Sop)
 キム・ヨンヘ(Sop)
 ノナ・ヤヴァヒーゼ(A) ほか
アダム・フィッシャー(指揮)
王立モネ劇場管弦楽団、合唱団


20 59928
(2DVD)
\5300→\4890
 賛否両論!?「 サイコ・ホラー」とも称されたモネ劇場の「ルサルカ」

 演出:シュテファン・ヘアハイム
 [2012 年3 月/モネ劇場(ライヴ)]
 (Blu-ray)リージョンオール、1080i Full HD 16:9、音声:DTS HD Master Audio Surround PCM STEREO、152’ (本編) +10’ (ボーナス)
 (2DVD)リージョンオール、カラーNTSC 16:9、音声:DTS サラウンド5.1 / DD5.1 / PCM ステレオ、152’ (本編) +10’ ( ボーナス)、字幕:英独仏蘭韓

 奇才シュテファン・ヘアハイムの過激な演出が話題となった「ルサルカ」。2012 年3 月にアダム・フィッシャーがモネ劇場で行った公演がブルーレイ&DVD で登場します。
 ドヴォルザークの「ルサルカ」は、深い森にある湖の精ルサルカが、人間の王子に恋をし、魔法で人間の姿にしてもらいます。それには口を利かないことと、相手が心変わりしたら湖底に引き込むことを条件とされます。希望通り王子と近づきになれますが、全く口を利かない彼女に不満な王子は他の女性に心変わりし、条件通りの悲劇に終ります。
 ヘアハイムの演出は現代のブリュッセル街中に場所を移し、ルサルカは娼婦、水の精は年老いた客、王子はその若き日の姿、魔法使いは老人の妻という設定となっています。ルサルカに誘われた老人は、初恋の人の面影を見て買おうとしますが、老妻に見つかり家へ入れてもらえません。そこで夢とも妄想ともつかぬ世界となり、次々と殺人を犯すという犯罪劇となっています。
 ルサルカ役はギリシャのミルト・パパタナシウ。近年世界中のオペラハウスでひっぱりだこの人気。ここでも魅力的なルサルカを演じています。ことに見せ所のロマンティックなアリア「月に寄せる歌」は月ではなくパラボラ・アンテナに向うところなど、天体オタクの心をとらえて離しません。フィッシャーの音楽作りも流麗かつ構成力満点。これほど刺激的な「ルサルカ」は他にありません。
















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