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≪第78号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 10/21〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像

 



10/24(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BR KLASSIK



900127
\2400→\2190
ヤンソンス&バイエルン放送響
 リヒャルト・シュトラウス:「ドン・ファン」&「英雄の生涯」

  1.交響詩「ドン・ファン」Op.20
  交響詩「英雄の生涯」Op.40
   2.英雄
   3.英雄の敵
   4.英雄の伴侶
   5.英雄の戦場
   6.英雄の業績
   7.英雄の隠遁と完成
アントン・バラコフスキー(ヴァイオリン・ソロ)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音2014年5月24-28日、ミュンヘン,ヘラクレスザール ライヴ収録…1、2011年3月14-18日 ミュンヘンフィルハーモニー・イム・ガスタイク ライヴ収録…2-7

 シュトラウス・イヤーに贈る2つのシュトラウス。
 シュトラウス(1864-1949)24歳の作である「ドン・ファン」はニコラウス・レーナウの詩に基づいた表現的な音楽。全てがわかりやすく、彼の交響詩の中でも人気の高い作品です。
 「英雄の生涯」に関しては、もう何の説明も必要ないものですが、一つだけブックレットに面白い記述がありました。確かにこの作品の最後は「隠遁と完成」であって「葬送行進曲」ではありません。シュトラウス自身の作品からの引用もたっぷりあり、自らを「英雄」に例えるとは何たる不遜な行為だ。と憤慨する向きもありますが、この壮大な自叙伝・・・それもまだまだ進化を続けるであろう英雄の姿は全ての聴き手を圧倒するものでもあります。
 ヤンソンスの「英雄の生涯」といえば、コンセルトヘボウとの初来日の際にもこの曲がプログラムに組まれていたほどに、彼の得意曲であり愛着のある作品であることは間違いありません。逆に言えば、なぜこれまでバイエルン放送響との録音が発売されなかったのかが不思議なほど。この演奏、実際は2011年のものであり、これまでCD化されなかったのは、やはり2014年の「シュトラウス・イヤー」を待ってのことだったに違いありません。全てがきちんとコントロールされた音楽と、厚みのある響き、そして納得の解釈。漲るパワーは、曲が終わりに近づいても途切れることはなく、ますます輝かしさと力強さを得て終結へと向かいます。崇高かつ神秘的な最後の和音が消えていくときに、人々は何を思うのでしょうか?



 

OPUS ARTE(CD)


OACD9021D
(CD)
\2700
モンポウ:歌曲集
 1-5.夢のたたかい/6.市場の歌/7.牧歌/
 8-10.わらべうた 1-3/11-16.ベッケル歌曲集/
 17-19.わらべうた 4-6/20.魂の歌/
 21.アウレアーナ・ド・シル/22.エル・ニーニョ・ムド/
 23.雲/24.最初の一歩/25.4つの歌曲より「雪」
ロジャー・パドゥレ(テノール)/
イアイン・バーンサイド(ピアノ)
 カタルーニャの作曲家フェデリコ・モンポウ(1893-1987)は、ピアノ曲を中心とする、その静かな作風が人気を呼び、現在では数多くのファンを獲得しています。しかし歌曲についてはまだまだ認知度が低く残念に思っている人も多いのではないでしょうか?このパドゥレが歌う、宝石のように美しいモンポウの歌曲集は、まさにそんなファンのためへの贈り物のような1枚です。とても繊細でガラス細工のような脆さの中に隠された激しい情熱。そんな不思議な世界が凝縮されています。
 ローゼンブラット・リサイタルというのは、ロンドンの弁護士ローゼンブラット氏による、「若き歌手たちのリサイタルの場」です。ここで歌った若手歌手たちは、やがて世界の大劇場で活躍するというもので、このパドゥレも間違いなく大歌手への道を歩むことでしょう。
 

OACD9027BD
(6CD)
\4800
ローゼンブラット・リサイタル集 第1集
《CD1 ローレンス・ブラウンリー(テノール):飛び交う心》
 黒人霊歌、歌曲とベルカント・レパートリー/
 デュパルク,リスト,ドニゼッティ、ムーア,ロッシーニ,ヒナステラを歌う /
  イアイン・バーンサイド(ピアノ)/
《CD2 フランチェスコ・メリ(テノール):ブリテン、リストを歌う》
 ブリテン:ミケランジェロのソネット/
 リスト:ペトラルカのソネット 他、
 マスネ,グノー,トスティ,ロッシーニ,ヴェルディ,ドニゼッティを歌う
  マッテオ・ペイス(ピアノ)/
《CD3 アンソニー・マイケルス=ムーア(バリトン):海の歌、旅の歌》
 スタンフォードとヴォーン・ウィリアムズを歌う
  マイケル・ポロック(ピアノ)/
《CD4 アイリン・ペレス(ソプラノ):1日の詩》
 フランスを見渡して、スペイン歌曲/
 アーン,オブラドルス,マスネ,トゥリーナ,フォーレ,デ・ファリャを歌う
  イアイン・バーンサイド(ピアノ)/
《CD5 エカテリーナ・シウリナ(ソプラノ)》
 愛と死/イタリア歌曲集/
 ヴェルディ,ベッリーニ,ドニゼッティ,ロッシーニ
  イアイン・バーンサイド(ピアノ)/
《CD6 アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)》
 フォーレ:歌曲集/
  夢のあとに,月の光,閉じられた庭,ヴェネツィアの5つの歌曲 他
   イアイン・バーンサイド(ピアノ)
 ロンドンの弁護士イアン・ローゼンブラットが始めた「ローゼンブラット・リサイタル」。これは1999年に開始された若き声楽家たちのためのリサイタルの場の提供です。
 ホールは世界的に有名な「ウィグモア・ホール」などの名門ホールが用意され、もちろん伴奏のピアニストも用意されています。若き才能ある歌手は、自分の好きなレパートリーを思う存分に歌うことが許され、また彼らを温かく見守る聴衆ももちろん用意されています。
 ここでその才能を披露した歌手たちは、すぐさま世界へと羽ばたき、世界的な名声を得ています。1999年の初回で歌ったのは、あのホセ・クーラで、それ以降の過去の出演者にはヴィットリオ・グリゴーロやルクサンドラ・ドノーゼ、ジュゼッペ・サバティーニ、あのホアン・ディエゴ・フローレスの名前もあります。
 今後も若い有望な歌手たちがこの舞台に立つ予定であり、未来の大スターを探す楽しみもあるこの試み、長く続くことを祈りつつ、フレッシュな歌声に耳を傾けましょう。

【分売】
 ローレンス・ブラウンリー OACD9015D (JAN:4945604990158)
 フランチェスコ・メリ OACD9019D (JAN:4945604990196)
 アンソニー・マイケルス=ムーア OACD9014D (JAN:4945604990141)
 アイリン・ペレス OACD9013D (JAN:4945604990134)
 エカテリーナ・シウリナ OACD9017D (JAN:4945604990172)
 アイリッシュ・タイナン OACD9018D (JAN:4945604990189)




ORCHID CLASSICS


ORC100043
\2100
ドビュッシー:海 (サリー・ビーミッシュによるピアノ三重奏版)
 1-3.ドビュッシー:海
  <海の夜明けから真昼まで/波の戯れ/風と海の対話>/
 4.サリー・ビーミッシュ(1956-):
  声とピアノ三重奏のための「Seafarer-海の旅人」
トリオ・アパッチ
<メンバー:
 マシュー・トラスラー(ヴァイオリン)/
 トーマス・キャロル(チェロ)/
 アシュリー・ウォス(ピアノ)>/
ウィラード・ワイト(声)…4
録音 2013年10月1-2日…1-3, 2014年1月6-7日…4 ブリストル,聖ジョージ・ブランドン・ヒル
 リンカーン・シティで開催されたアシュレイ音楽祭で始めてトリオを組んだという「トリオ・アパッチ」のメンバーたちによる「Seafarer-海の旅人」プロジェクト。これは新しいアイデアを形成し、新鮮な作品を演奏するために、作曲家に委嘱をを行うことであり、今回は素晴らしい現代作曲家サリー・ビーミッシュとコラボレーションを組み、ドビュッシーの「海」のピアノ三重奏版と、それに付随するオリジナル作品が生み出されたのです。
 緊密なアンサンブルに支えられた「海」、そして語りと音楽の調和である「Seafarer」。これは確かにこれまでにない画期的な音楽であることは間違いありません。




PALADINO MUSIC



PMR-35
(2CD)
\2700→\2490
ヴィクトル・ウルマン:ピアノ・ソナタ全集
<CD1>
 1-3.ピアノ・ソナタ 第1番 Op.10(1936)/
 4-6.ピアノ・ソナタ 第2番 Op.19(1939)/
 7-9.ピアノ・ソナタ 第3番 Op.26b(1940)/
 10-12.ピアノ・ソナタ 第4番 Op.38(1941)/
<CD2>
 1-5.ピアノ・ソナタ 第5番「我が青春時代から」Op.45(1943)/
 6-9.ピアノ・ソナタ 第6番 Op.49a(1943)/
 10-14.ピアノ・ソナタ 第7番(1944)
ミハエル・ツァルカ(ピアノ…Steinway & Sons, 1912)
録音 2014年4月2-4日,5月19-20日…CD1, 2013年11月19.20日…CD2 ストックホルム ナイダール・コレクション
 チェコスロヴァキアで、ユダヤ系の両親の下に生まれた作曲家ウルマン(1898-1944)。彼は指揮者としても評論家としても素晴らしい才能を持っていましたが、1940年にナチスがプラハに侵攻した際、結局国外に亡命が叶わず、その2年後に強制収容所で命を落とした悲劇の人です。
 彼の作品のほとんどは焼失してしまいましたが、皮肉にもテレージエンシュタットの収容所で作曲した作品の大多数は残っていて、この7曲あるピアノ・ソナタも5番から7番まではその時代の作品です。
 彼の作品はベートーヴェンにも似た堅固な形式の中に、現代的な志向が宿ったもので、20世紀のピアノ曲の中でも特異な位置を占めた音楽です。古典作品から現代作品まで幅広いレパートリーを有しているミハエル・ツァルカによる演奏です。
 

PMR-36
\2100→\1890
「チューリッヒ・アンサンブル」によるシェエラザード
 1-5.セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):
  「千一夜物語」から5つのメロディ Op.37(B.エンゲリによる三重奏編)
 6-9.リムスキー・コルサコフ(1844-1908):シェエラザード Op.35/
 10-12.アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
  クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲
チューリッヒ・アンサンブル
<メンバー>:
ファビオ・ディ・チャソーラ(クラリネット)/
カミラ・シャッツ(ヴァイオリン)/
チエン・ピ=チン(チェロ)…1-9/
ベンヤミン・エンゲリ(ピアノ)>
録音 2013年8月1-3日 スイス チューリッヒ,スタジオ DRS
 「チューリッヒ・アンサンブル」は数々の受賞歴を持つ4人のソリストたちによるアンサンブルです。彼らのpaladinoレーベルへのデビュー・アルバムは彼ら自身による編曲で聞くリムスキー・コルサコフの不朽の名作「シェエラザード」を中心としたオリエンタル風のメロディを持つ作品集です。
 本来は大編成のオーケストラで荘厳に奏されるシェエラザードが、極めて親密に鳴り響きます。ボルトキェヴィッチの作品も元々はバレエ音楽ですが、こちらもコンパクトにまとまりつつも、様々な可能性を秘めた響きが楽しめます。ハチャトゥリアンのクラリネット三重奏曲はオリジナルの形です。
 
PMR-48
\2100
アレッサンドロ・ポリエッティ:ロシニョーロ
 1.トッカータ/2.カンツォナ/3.アルマンド/4.ドゥブレ 1/
 5.ドゥブレ 2/6.クーラント/7.ドゥヴレ/8.サラバンド/
 9.ドゥブレ/10.ジグ/11.ドゥブレ/
 12-36.「陛下の時代」によるエア・アルマンドと変奏
ジョイス・リンドルフ(ハープシコード)
録音 1994年4月4-6日 USA メリーランド,ブラッドリー・ヒルズ・プレスバイテリアン教会
 ジョイス・リンドルフは米国で古楽を中心に活躍している著名な音楽家です。この演奏は、彼女の活動の初期の記録で、あまり録音の多くないアレッサッドロ・ポリエッティ(1600頃-1683)の作品を聴くことができます。ポリエッティはイタリア生まれの作曲家で、ウィーンに渡って宮廷音楽家になった人です。
 当時としては、珍しい「標題音楽」を手がけた人として知られ、とりわけこの「ロシニョーロ(ナイチンゲール)」は鳥の鳴き声を模倣した旋律が取り入れられた楽しい小品集です。




RPO


RPOSP047
\2100
ペク・ジュヤン/ペンデレツキとシマノフスキを弾く
 1-6.ペンデレツキ(1933-):
  ヴァイオリン協奏曲 第2番「メタモルフォーゼン」/
 7-11.シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン協奏曲 第1番 Op.35
ペク・ジュヤン(ヴァイオリン)/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
グルジェゴルス・ノヴァーク(指揮)
 韓国に生まれ、ソウル芸術高等学校卒業後、アメリカに留学し、カーティス音楽院にて、アーロン・ローザンドに師事した才能ある若手ヴァイオリニスト、ペク・ジュヤン。もちろん数々のコンクール受賞歴を持ち、世界中のオーケストラとの共演を重ね、名門ソウル大学音楽学部では20歳代で教授職に就任、こちらも韓国国内で大きな話題を呼びました。
 新日本フィルハーモニーとブラームス&ブルックの協奏曲を録音し、また無伴奏作品のアルバムもリリースしている彼女ですが、今回はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と、ペンデレツキとシマノフスキという2つのポーランドの近現代作品を演奏しています。
 1995年に書かれたペンデレツキの作品はもともとアンネ=ゾフィ・ムターのために書かれた作品で、すでに作風がロマン派に回帰した時期の曲で、難解さを取り除いてしまった現代曲といった風情であり、ヴァイオリニストの持ち味が存分に生かされるといえるでしょう。
 シマノフスキの作品は、きらびやかで捉えどころのない始まり方に魅了されます。こちらは妖艶な魅力に溢れた曲といえるでしょうか。



 

SONO LUMINUS


DSL-92180
(CD+BD Audio)
\2400
The Year Before Yesterday-昨日の前年
 1-3.ウィリアム・クラフト(1923-):前に!
  <第1周/第2周:夕暮れのフォーンスワース公園/第3周>/
 4.ショーン・ナイドー(?-2012):昨日の前年/
 5-9.エリック・グリスウォルド:今日をわれらに
  <立ち上がる/呼吸する/刃物/ただ一人/空にパンチを>/
 10.ジョセフ・ペレイラ(1974-):マレット四重奏/
 11.イサーク・シャンクラー:見えぬものたち/
 12.ニコラス・デヨー:子守歌 第5番
ロサンジェルス・パーカッション四重奏団
録音 2014年1月27-30日 Oliphant Hall. Chapman University, Orange CA
 前作「Rupa-khandha」(DSL-92150)で、素晴らしいテクニックを見せ付けたロサンジェルス・パーカッション四重奏団による新しいアルバムは、更に進化した音が楽しめるものです。
 2009年の創設以来、彼らは世界トップクラスの現代室内楽アンサンブルとしての地位を築き、アメリカの現代作曲家の作品を中心に、数多くの作品を演奏することで、究極の音を追求しています。
 彼らは多くの賞を受賞しており、なかでも第55回のグラミー賞のノミネートは、彼らの実力が正しく評価されたものといえるでしょう。金属的な音、柔らかい音、ガラス質の音など、いくつもの音が波のように押し寄せてくる様子は、ただただ楽しめるのではないでしょうか。
 従来のパーカッションの概念を覆すかのような刺激的で激しい音の奔流は、通常の形で再生しても存分に楽しめるものですが、最高の録音技術を用いたBlu-ray AUDIOを適切に再生することで、オーディオマニアの方たちにも喜んでいただける音を獲得することが可能です。
 

DSL-92181
(CD 2枚組+BD Audio)
\2400
ピーター・スカルソープ:ディジュリドゥを伴う弦楽四重奏曲全集
<CD1>
 1.弦楽四重奏曲 第12番 「ウビルーから」(地球の叫び)/
 2-5.弦楽四重奏曲 第14番 「カンバイ」
  <第1楽章:前奏曲/第2楽章:谷にて/
  第3楽章:高き丘にて/第4楽章:カンバイの絶壁>/
<CD2>
 1-5.弦楽四重奏曲 第16番
  <第1楽章:孤独の寂しさ/第2楽章:怒り/
  第3楽章:思慕/第4楽章:トラウマ/第5楽章:自由>/
 6-10.弦楽四重奏曲 第18番
  <第1楽章:前奏曲/第2楽章:大地は歌う/
  第3楽章:瀕死の大地/
  第4楽章:失われた大地/第5楽章:後奏曲>
スティーヴン・ケント(ディジュリドゥ)/
デル・ソル弦楽四重奏団
録音 2013年6月24-25日…第12番,第16番, 2014年4月21-22日…第14番,第18番 ヴァージニア,ボイス ソノ・ルミナス
 ピーター・スカルソープ(1929-2014)はオーストラリアの現代作曲家です。彼は7歳から作曲を始め、その作品はオーストラリアの伝統と自然に起因したものが多く、この弦楽四重奏曲も、ディジュリドゥを巧みに配した印象的なものです。
 ディジュリドゥ(Didgeridoo, Didjeridu)とは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器である。木製ではあるが発音原理から木管ではなく金管楽器に分類される楽器ですが、とにかく実際の音は印象的なもので、一度聴いたら耳から離れないほどの強烈な音色を持っています。
 従来の弦楽四重奏の音色と対比させたこの楽器の音色、とにかく聞いてみてください。ここでこのディジュリドゥを演奏しているスティーヴン・ケントは英国でう案れ、東アフリカで若き時代を過ごした人です。
 フレンチホルンの名手ですが、アボリジニの文化に触れたことでディジェリドゥを学び、この楽器のスペシャリストになりました。この楽器のための作品を20曲以上も録音しています。



 

SSM



SSM-1005
\2400→\2190
向井山朋子、ひさびさの登場!!
 1-12.アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):ピアノ協奏曲「夜の蝶」/
 13-26.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
向井山朋子(ピアノ)/
シアトル交響楽団/
リュドビック・モルロー(指揮)
録音 2014年3月20,22,23日…1-12, 2014年7月19,21日…13-26 シアトル ベナロヤ・ホール

 モスクワ生まれの作曲家、アレクサンドル・ラスカトフはモスクワ音楽院で学び、1982年に大学院を終了後、ドイツでしばらく活動し、1990年代からはフランスに移住。映画音楽の分野をはじめ、多方面で活躍している作曲家です。
 世界中で彼の作品が上演され、高い人気を誇っているラスカトフですが、このピアノ協奏曲「夜の蝶」は、シアトル交響楽団の委嘱作品で、詩的で劇的な作風を持っています。
 もちろんここで演奏している日本のコンテンポラリー・ピアニスト向井山朋子の存在なくしては生まれなかった作品であり、彼女の卓越した技巧が存分に生かされた革新的な音楽です。

 カップリングは「春の祭典」で、こちらも素晴らしいパフォーマンスとなっています。リュドビック・モルローのパワフルな指揮は、今回も健在です。



 
 向井山朋子・・・。


 アムステルダム在住、異色の日本人ピアニストとして知られる向井山朋子。録音は2014年、ほんとに久しぶりのアルバム。しかもラスカトフのコンチェルト。

 もちろん多くのピアノ・ファンは彼女の名を例のBVHAASTの衝撃的なアルバムで記憶していると思う。
 クラシックとは思えぬショッキングなジャケット、それに負けない強烈な個性をもつ音楽。

   BVHAASTのアルバムのジャケット。現在入手不能。でも入手できないか確認中。

 またコンサート活動も熱心で、建築家、映像作家、舞踏家などと組んだ不思議な演奏会はクラシック界以外のアーティストからも強い関心を集めている。それに加え個人のお宅で行なう出張コンサート(先日100万円で1回のコンサートを入札したという記事が新聞に載ってた)、カフェでいっしょにご飯を食べたりおしゃべりしたりしながらのコンサート、さらには観客一人のための15分だけの本格的コンサート、などなどその発想の斬新さはまったく類をみない。12,000着の絹のドレスと経血とピアノ作品が織りなす壮大なプロジェクト‘wasted’ には世界から1000人の女性たちが参加し、その過程はドキュメンタリー映画「白い迷路」として記録された。

 そんな彼女の新譜。
 向井山の新しい録音が聞けるだけで幸せである。






  

TIMPANI



4C4228
(4CD)
\5700→\5290
アルベリク・マニャール:室内楽全集
<CD1>
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.13/
 5-8.チェロ・ソナタ イ長調 Op.20/
<CD2>
 1-4.ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Op.18/
 5-8.フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとピアノのための五重奏曲 Op.8/
<CD3>
 1-4.弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.16/
<CD4.マニャールの室内楽について>
 1.イントロダクション/2.マニャールの100年後/
 3.彼の室内楽について/4.五重奏曲について/
 5.ヴァイオリン・ソナタについて/6.弦楽四重奏曲について/
 7.三重奏曲について/8.チェロ・ソナタについて
ローラン・ワグシャル(p)/
ソレンヌ・パイダッシ(vn)/
カミュ・トーマス(vc)/
エリゼ弦楽四重奏団/
アンサンブル・イニティウム(管楽アンサンブル)

 2014年はマニャール(1865-1914)の没後100年にあたります。彼の父はベストセラー作家で、フィガロ紙編集主幹のフランシス・マニャールでしたが、アルベリクは親の七光りを嫌い、経済的援助は受けずに自立しようと決意します。法律を学び、パリ音楽院ではデュポアとマスネに師事しますが、ヴァンサン・ダンディに心酔し、個人的に彼から4年間作曲法を学びました。
 第1番の交響曲はダンディに献呈されています。
 第1次世界大戦注にドイツ兵の襲撃から自宅を守ろうとしたマニャールは、激しい銃撃戦の末、ドイツ兵の放った火が原因で自宅は焼失、その際いくつかのスコアとともに、彼自身も焼死するという痛ましい最期を迎えたことでも知られています(それにしても今回のジャケットって・・・)。

 彼の作品はフランス風というより、ダンディの師であったフランク、ひいてはドイツ・ロマン派の影響を受けており、堅固な形式の中に時折見られる循環形式や、叙情的なメロディなど、なかなか興味深い面を持っています。CD4は、彼の作品についてのレクチャー(フランス語)が収録されています。


旧譜
マニャール交響曲全集


Hyperion dyad
CDD 22068
(2CD)\2500
マニャール:
 交響曲第1番ハ短調Op.4/同第2番ホ長調p.6/
 同第3番変ロ長調Op.11/同第4番嬰ハ短調Op.21
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス屈指の手腕を持ちながらも、シベリウスやニールセン、グラズノフと同い年であるがゆえ、そして作家でありフランスの有力紙フィガロの編集主幹だった父の名声に隠れてしまったアルベリク・マニャール。
ダンディに献呈された「交響曲第1番」などマニャールの代表作でもある4つの交響曲は、マーラーやブルックナーを連想させるフランスの隠れた傑作として支持を受けている。

 

2C2229
(2CD)
\4000
レイナルド・アーン:当惑したナイチンゲール ビリー・エイディ(ピアノ)
録音 2014年7月
 もともとはベネズエラで生まれ、フランスに帰化したレイナルド・アーン(1874-1947)。10歳でパリ音楽院に入学、マスネやサン=サーンスに師事したという彼の作品で、最も知られているのは、歌曲「私の詩に翼があったなら」でしょう。しかしこの歌は彼がなんど12歳の時の作品で、本当に早熟の天才だったのです。
 TIMPANIレーベルには、なぜかアーンの作品がこれまでになく、この「当惑したナイチンゲール」が初めての作品集となります。1902年から1910年に作曲されたピアノの連作集で、全体は4つの部分に分かれた53曲から出来ています。彼の親友であったマルセル・プルーストの影響が多分にありアーンによると「涙の中で書いた」ものであり、幼い頃の記憶を辿るような感傷的で静かな音楽です。
 ピアニスト、エイディはTIMPANIレーベルでお馴染みの人。その繊細な表現力が高く評価されています。



  

TWO PIANISTS



TP1039305
\2700→\2490
ロン・ティボー、クリーヴランド国際ピアノコンクール優勝の逸材
 アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
その後の「リストを読んで」

 1.リャプノフ(1859-1924):
  12の超絶技巧練習曲 Op.11-第12番 フランツ・リストの追悼の悲歌/
 2-13.ショパン(1810-1849):12の練習曲集 Op.10/
 14.リスト(1811-1886):バラード第2番 ロ短調 S171/R16/
 15.リスト:ヴェルディの歌劇「エルナーニ」による
    演奏会用パラフレーズ S432/R265/
 16.ロベルト・ピアーナ(1971-):リストを読んで
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
録音 2013年6月30日 南アフリカ ステーレンボッシュ大学.エンドラー・ホール
 イタリアのフォッジャで生まれ、1998年のロン・ティボー国際コンクールと1999年のクリーヴランド国際ピアノコンクールで優勝、その後いくつものコンクールに入賞し、世界的に名声を獲得。現在はアメリカのクリーヴランド音楽大学の教授として活躍しているピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディ。
 彼はいくつかのレーベルから興味深いCDをリリースしていますが、このTWOPIANISTSレーベルへの初録音は、フランツ・リストにまつわる作品集です。
 リストに捧げられたショパンの練習曲からリスト作品にインスパイアされたリャプノフの練習曲、そして現代作曲家ピアーナの書いた「リストへのオマージュ」ではリストの作品が注意深く引用されています。ロマン派の時代から現代へと続くピアニズムを辿る美しい音楽があります。




NON PROFIT MUSIC


「国境なき医師団」支援のためのチャリティ・コンサートを企画するスペインの団体「Non Profit Music Foundation」(非営利音楽財団)傘下のレーベル。
レア盤!

NPM 1405
\3300→\2990
ニコライ・カプースチン(1937-):ピアノ三重奏曲集
  ピアノ三重奏曲 Op.86
  ディヴェルティメント Op.126(*)
  ピアノ三重奏曲第2番(*)
アルボス三重奏団
 ミゲル・ボレゴ(ヴァイオリン)
 ホセ・ミゲル・ゴメス(チェロ)
 フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)

録音:2012年7月
 当レーベルのベストセラーである「ピアノ作品集」に続く待望のカプースチン第2作。今スペインで一番ノッているピアノ・トリオ、アルボス三重奏団による演奏。(*)は世界初録音。
 前作では現地での完売後長らく再生産されず中古盤市場で高値が付けられていたことがありましたので、当商品につきましても早目のオーダーをお願いいたします。(代理店より)


【ベストセラー旧譜】
レア盤!

NPM 1011
(SACD Hybrid)
\3300 →\2990
2+2 4カプースチン:ピアノ作品集
 ニコライ・カプースチン(1937-):
  2台のピアノと打楽器のための協奏曲 Op.104(*/+/#)
  8つの演奏会用練習曲 Op.40(*)
  ソナタ第14番 Op.120(*)
  ディジー・ガレスピーの「マンテカ」による2台のピアノのためのパラフレーズ Op.129(*/+)
ダニエル・デル・ピノ(ピアノ(*))
ルドミル・アンゲロフ(ピアノ(+))
ネオペルクシオン(#)
フアンホ・ギリェム、
ラファエル・ガルベス(打楽器(#))

録音:2009年9月、セザンヌ・プロダクション、マドリード、スペイン
 当レーベルのベストセラー。再生産時に輸入した分は完売、少数ですが再度確保に成功しました。代理店在庫の完売を以って入手困難となる可能性がございます。(代理店より)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


Barbirolli Society バルビローリ協会



SJB1078
(2CD)
\2800→\2590
初出音源!!
 マーラー:交響曲第2番「復活」 *
 ストラヴィンスキー:詩篇交響曲 **
ヴィクトリア・エリオット(ソプラノ)
ユージニア・ザレスカ (メゾ・ソプラノ)
バルビローリ指揮、
ハレ管弦楽団&合唱団
Rec.December,1959 in the Free Trade Hall1* /28,August,1957 at the Edinburgh Festival***

 バルビローリ協会が初出となるマーラーの「復活」音源をリリースしてきた。オケはハレ管。


 今までのバルビローリの「復活」といえばもちろんこれ。
 ベルリン・フィルの豪快演奏はまさに鳥肌ものだったが、手兵ハレ管の演奏もすごそう・・・。


旧譜
バルビローリ&ベルリン・フィル
 「復活」1966年ライヴ
TESTAMENT SBT 1320 (2CD)\2600


 始まりからとてつもない緊張感をはらみ、そのテンションは終楽章までまったく落ちない。終楽章前半の背筋が寒くなるほどの高揚感。中盤の管楽器の狂演。厳粛な合唱と対照的に人間的で生々しい独唱。そして異常な緊張状態のまま曲はラスト3分に突入する。あまりの興奮にシュターダーも我を忘れて声が裏返る。・・・・そしてついに阿鼻叫喚の様相を呈して壮大な幕を閉じる。傷のない100点満点の演奏ではもちろんないが、これほどの高い集中力と激しい燃焼度を見せたマーラー演奏は少ない。まさにロマンティック・マーラーの極北といえる劇的で濃厚な演奏。



SBT 1320
2CD\2600
バルビローリの「復活」
 マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」
マリア・シュターダー(S)
ジャネット・ベイカー(Ms)
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ベルリン・フィル  
録音:1966年6月3日、ライヴ(モノラル)   


  


SJB1080
\2300→\2090
マーラー:亡き子をしのぶ歌
レノックス・バークリー:アヴィラの聖テレサの4つの詩op.27
ショーソン:愛と海の詩op.19
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)、
バルビローリ指揮、
ハレ管弦楽団
Rec.1949-1951*
 亡き子をしのぶ歌は初出音源・・・歌うはキャスリーン・フェリアー!
 


SJB1081
\2300→\2090
エドマンド・ラッブラ:交響曲第5&6番 バルビローリ指揮、
ハレ管弦楽団
Rec.14&15,December,1950,EMI's No1 Studio Abbey Road,London(#5)/17,July,1956,Cheltenham Festival(#6)* 
交響曲第6番は初出音源
 


SJB1082
\2300→\2090
チェコ放送局所蔵、初出音源
 マーラー:交響曲第1番「巨人」

 〜プラハの春音楽祭 1960〜
バルビローリ指揮、
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
Rec.May,1960*
 チェコ放送局所蔵による、初出音源のマーラー1番。
 これまたバルビローリのマーラー1番といえば決定的なこの録音がある。
 フランクの交響曲で豊かな抒情を聴かせてくれていたように、バルビローリとチェコ・フィルは相性がいいはず。しかもプラハの春でのライヴ。下のブラームス同様、すばらしい演奏が聴けそう。


最高の旧譜・・・

SJB1015
\2300→\2090
マーラー:交響曲第1番
パーセル/バルビローリ編:組曲
バルビローリ指揮
ハレ管
1957年(マーラー)、1969年(パーセル)
最後の異常な盛り上がりから店主はこの演奏を同曲のベスト3に入れている。

  


SJB1083
\2300→\2090
チェコ放送局所蔵、初出音源
 ブラームス:交響曲第1番

 〜プラハの春音楽祭 1958〜
バルビローリ指揮、
ハレ管弦楽団
Rec.May,24,1958*
 チェコ放送局所蔵、初出音源!
 マーラーの1番もすごそうだが、ブラームスの1番も期待しないではいられない・・・。




TIMPANI



2C2223
(2CD)
\4000→\3690
ルイ・ヴィエルヌ:ピアノ作品全集
<CD1>
 1-12.12の前奏曲 Op.36/13-17.子どもの影 Op.43/
 18-19.2つの小品 Op.7/
 20.葬送の鐘の詩 Op.39-第2番「弔鐘」/
<CD2>
 1-3.3つの夜想曲 Op.34/
 4-10.ブルゴーニュ組曲 Op.17/
 11-14.孤独 Op.44
オリヴィエ・ギャルドン(ピアノ)
録音 1994年5月.7月 フランス Theatre de Poissy 2C2023 再発売盤
 20年前に録音が行われ人気を保ちつつも廃盤となっていたヴィエルヌ(1870-1937)のピアノ作品全集が再登場します。
 先天性の白内障のため、視力をほとんど持っていなかったと言われる彼ですが、幼い頃にセザール・フランクのオルガン演奏を聞いて、オルガニストの道を志します。シャルル=マリー・ヴィドールに師事し、やがてはパリ・ノートルダム寺院のパイプオルガン奏者に任命され、生涯その任にあたりました。
 彼は即興演奏にも優れた才能を発揮しましたが、このピアノ作品はフォーレやシューマンそしてロシア音楽からの影響も感じさせるユニークなものです。自由な楽想に溢れた美しい音楽が並んでいます。



<メジャー・レーベル>
 

イタリアDG


円安状況下の並行輸入商品につき高価格、1枚商品は非常に高くなります。なにとぞお許しください。(代理店より)
レア盤!

4810025
\3600→\3390
パガニーニ(1782-1840):
  無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1
フランチェスカ・デーゴ(ヴァイオリン)
フランチェスカ・デーゴ(1989年生まれ)はサルヴァトーレ・アッカルド他に師事し、シュロモ・ミンツと出会い大きな影響を受けたイタリアのヴァイオリン奏者。
 
レア盤!

4810910
\3600→\3390
ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12 No.3
  ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
  ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」Op.47
フランチェスカ・デーゴ(ヴァイオリン)
フランチェスカ・レオナルディ(ピアノ)
フランチェスカ・レオナルディはロジャー・ヴィニョールズ他に師事したイタリアのピアニスト。
 
レア盤!

4810313
\3600→\3390
チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19
アイマン・ムサハジャエヴァ(ヴァイオリン)
ウィーン交響楽団
マヌエル・エルナンデス・シルヴァ(指揮)
アイマン・ムサハジャエヴァはカザフスタン(旧ソヴィエト)のヴァイオリン奏者。第8回チャイコフスキー国際コンクール第7位。カザフスタン共和国国民芸術家として同国の文化交流の場でも活躍しています。
 
レア盤!

4810798
\3600→\3390
プロコフィエフ、ブラームス、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集
 プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
 ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
 フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲
アイマン・ムサハジャエヴァ(ヴァイオリン)
パーヴェル・ギリロフ(ピアノ)


スペインDG

レア盤!

0028948112913
\3600→\3390
ファリャ(1876-1946):オペラ「はかなき人生」 マリオラ・カンタレロ(ソプラノ:サルー)
ホセ・フェレロ(テノール:パコ)
マリナ・パルド(メゾソプラノ:アブエラ)
アンヘル・オデナ(バリトン:ティオ・サルバオル)
ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン:マヌエル)
レティシア・ロドリゲス(ソプラノ:カルメラ)
グスタボ・ペニャ(テノール:鍛冶場の声)
ロシオ・マルケス(フラメンコ歌手)
ホセ・マヌエル・カニサレス(フラメンコギター奏者)
スペイン国立合唱団&管弦楽団
ジュゼプ・ポンス(指揮)
 
レア盤!

0028948106394
\3600→\3390
クリストバル・アルフテル オーケストレーションズ
 クリストバル・アルフテル(1930-):
  ティエント第1旋法と皇帝の戦争(1986)
  マドリードのための前奏曲 2002(1991-2002)
  「G・F・ヘンデルの旋律による幻想曲」によるパラフレーズ(1984)
 アルベニス(1860-1909)/クリストバル・アルフテル編曲:
  「イベリア」より エリタニャ(2002)
 クリストバル・アルフテル:
  アルフベニス [Halfbeniz] (イサーク・アルベニスに捧げるディヴェルティメント;2000)
グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団
ペドロ・アルフテル(指揮)
 作曲家兄弟ロドルフォ&エルネスト・アルフテルの甥でスペイン屈指のオーケストレーターである作曲家・指揮者クリストバル・アルフテル。「ティエント第1旋法と皇帝の戦争」はアントニオ・デ・カベソン(1510-1566)とフアン・カバニリェス(1644-1712)の鍵盤楽曲を基にした作品。
 ペドロ・アルフテルはクリストバルの息子で、同じく作曲家・指揮者。2014年現在グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。




イタリアDECCA

レア盤!

4810087
(2CD)
\5500→\5190
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集
  ソナタ第1番ト短調 BWV1001/パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
  ソナタ第2番イ短調 BWV1003/パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
  ソナタ第3番ハ長調 BWV1005/パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
ソニグ・チャケリアン(ヴァイオリン)
 ソニグ・チャケリアン(1960年生まれ)はアルメニア出身のイタリアのヴァイオリン奏者。ジョヴァンニ・グリエルモ、サルヴァトーレ・アッカルド、ナタン・ミルシテインに師事。
 2009/2010年度より2014年現在ローマのサンタ・チェチーリア音楽院教授。
  
レア盤!

4810928
(2CD)
\5500→\5190
J・S・バッハ(1685-1750):フルート・ソナタ全集
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
  フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033
  フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV1020
   (C・P・E・バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ)
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
  フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
  フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調 BWV1031
  フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
  無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013(*)
  2つのフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調 BWV1039(+)
アンドレア・グリミネッリ(フルート)
フランチェスコ・ガッリジョーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*以外))
ロベルト・ロレッジャン(チェンバロ(*以外))
ダヴィデ・フォルミザーノ(フルート(+))
アンドレア・グリミネッリ(1959年生まれ)はジャン=ピエール・ランパル、ジェイムズ・ゴールウェイに師事したイタリアのフルート奏者。ジャンルを超えたスター級アーティストとの数々の共演でも知られています。
  
レア盤!

4765048
\3600→\3390
ヴィオッティ(1755-1824):
 祈りならがの瞑想(ヴァイオリンと管弦楽のための)
 ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調 W.I-22
 ヴァイオリン協奏曲第24番ロ短調 W.I-24
グイード・リモンダ(ヴァイオリン、指揮)
カメラータ・ドゥカーレ
 グイード・リモンダ(1969年生まれ)はコッラード・ロマーノ、ウート・ウーギに師事したイタリアのヴァイオリン奏者・指揮者。1992年トリノ・フィルハーモニー管弦楽団およびカメラータ・ドゥカーレを創設。2014年現在トリノ・G・ヴェルディ音楽院教授。
 
レア盤!

4810343
\3600→\3390
ヴィオッティ(1755-1824):
 ヴァイオリンと管弦楽のための主題と変奏曲(*)
 ヴァイオリン協奏曲第25番イ短調 W.I-25 G.124
 ヴァイオリン協奏曲第12番変ロ長調 W.I-12 G.64
グイード・リモンダ(ヴァイオリン、指揮)
カメラータ・ドゥカーレ
(*)は世界初録音、他2曲はオリジナル・カデンツァによる世界初録音。
 
レア盤!

4811083
\3600→\3390
ヴィオッティ(1755-1824):
 ヴァイオリン協奏曲第30番イ短調 W.I-30(遺作)(*)
 ヴァイオリン協奏曲第4番イ短調 W.I-4 G.33
 ヴァイオリン協奏曲第20番変ロ長調 W.I-20 G.92
グイード・リモンダ(ヴァイオリン、指揮)
カメラータ・ドゥカーレ
(*)は世界初録音。
 
レア盤!

4810555
\3600→\3390
ル・ヴィオロン・ノワール(黒いヴァイオリン)
 パガニーニ(1782-1840):
  魔女たちの踊り(ジュスマイヤーの主題による変奏曲)Op.8
  24の奇想曲 Op.1 から 第13曲変ロ長調「悪魔の笑い」(*)
 ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ
 ルイージ・ジャンネッラ(1778-1817):陰鬱な協奏曲
 イザイ(1858-1931):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.27 No.2 から 第1楽章「妄執」(*)
 ジョン・ウィリアムズ(1932-):映画「シンドラーのリスト」のテーマ
 タルティーニ(1692-1770):
  ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」Op.1 No.4
 グルック(1714-1787):オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から 精霊の踊り
グイード・リモンダ(ヴァイオリン、指揮(*以外))
カメラータ・ドゥカーレ(*以外)
 
レア盤!

4810070
\3600→\3390
C・P・E・バッハ(1714-1788):
 チェロ協奏曲イ短調 Wq.170
 チェロ協奏曲変ロ長調 Wq.171
 チェロ協奏曲イ長調 Wq.172
エンリコ・ディンド(チェロ、指揮)
イ・ソリスティ・ディ・パヴィア


<国内盤>


オクタヴィア・レコード



OVCL-00550
\3000+税
がんばれ!井上!
 井上道義、大阪フィル首席指揮者就任ライヴ!
  ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
井上道義(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

 今年春に突然「癌」を告白し療養に入った井上。
 その赤裸々な告白のなかで

 「突然、限りがあると感じた場合、貴方ならどうしますか?」

 と問いかけられ、動揺した。
 これはその「癌」発覚直前の演奏。

 その後井上は超人的な意思で復活を遂げた。
 これからの井上の活動には注目しないといけない。



 沸き上がる熱狂!井上道義、大阪フィル首席指揮者就任ライヴ!
 2014年4月に行われた井上道義の大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者就任披露公演のライヴCDの登場です。
(この演奏会後、井上は喉頭がんが発覚。半年に渡り活動休止し治療に専念。2014年10月に復帰を果たしました。)
 
 初共演から実り豊かな演奏活動を続けてきた両者が、新たなスタートして選んだ楽曲がショスタコーヴィチの交響曲第4番でした。
 ショスタコーヴィチのスペシャリストとして名を馳せる、鬼才井上道義のまさに独壇場。冒頭から漲る緊迫感、刺激的な響き、狂気的な楽曲のエネルギー。
 井上と大阪フィルがそれらすべてを鮮やかに表現していきます。大阪フィルの新時代の到来を予感させる、両者の魂が込められた渾身のサウンドをぜひお聴き下さい。
 2014年4月4、5日 大阪、フェスティバルホール にてライヴ収録
   

OVCL-00555
\3000+税
エリーザベト王妃国際コンクール覇者同士による渾身のデュオ・アルバム!
 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 作品121
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
戸田弥生(ヴァイオリン) 
アブデル=ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
 迫真の演奏!
 エリーザベト王妃国際コンクール覇者同士による渾身のデュオ・アルバム!
 エリーザベト王妃国際コンクールの覇者同士の実力派コンビによるアルバムの登場です。
 ダイナミックな演奏で聴衆を魅了する戸田弥生。完璧なテクニックと美しい音色で日本にもファンの多いエル=バシャ。
 これまで過去に何度となく共演を重ねてきた両者が、満を持して初のレコーディングに臨みました。高い集中力のもと奏でられる戸田弥生の生命感溢れる音色が、安定感のあるエル=バシャのピアノに導かれ、情熱的でロマンティシズムの世界を描ききります。
気心知れた両者だからこそ、互いに身を委ね、また音楽へ没頭することを可能としています。流動的に移りゆく音楽の色合い。威厳を感じる音の佇まい。両者の音楽性が存分に表現されています。
理想的なデュオによる渾身の演奏です。
 2014年2月6-8日 神奈川・相模湖交流センター にて収録


戸田弥生の「子供の夢」

EXTON
OVCL 00254
\3000
「子供の夢」
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 フォーレ:子守歌 ニ長調 作品16
 ラヴェル:
  フォーレの名による子守歌、ハバネラの様式による小品
 シベリウス:ロンディーノ 作品81-2
 チャイコフスキー:感傷的なワルツ 作品51-6
 マルチェッティ:魅惑のワルツ
 クライスラー:ウィーン小行進曲
 ブラームス/ヨアヒム編:ハンガリー舞曲 第5番 ト短調
 ブラームス/ハイフェッツ編:調べのように
 シューマン:インテルメッツォ
 ショパン/ミルシュテイン編:
  夜想曲 第20番 嬰ハ短調(遺作)
 イザイ/ルーベンシュタイン編:アンダンテ(遺作)
 イザイ:子供の夢 作品14
 グラズノフ:瞑想曲 ニ長調 作品32
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14
 チャップリン:スマイル
戸田弥生(Vn)、
林達也(P)
 戸田弥生が語りかける、大切な名曲の数々 エリーザベト王妃国際コンクール優勝から10年余、「情熱の音色」のヴァイオリニスト戸田弥生が「母」の眼差しで奏でる17の珠玉の作品群。「自分の心の中の、本当に大切なもの、そして又自分の心のひだを静かに感じている−そのようなCDにできたら」と、戸田自らが「生命」への、そのあたたかな思いを大切につむいだ1枚。「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲」(OVCL-00179)に続く最新録音でも、イザイの珠玉の小品をふくめ、戸田弥生の密度の濃い音楽に相応しいこだわり満載のセレクション。聴き応えも高密度。 録音:2006年7月28-29日 富山・北アルプス文化センターにて収録

  

OVCC-00113
(SACD Hybrid)
\3200+税
N響メンバーによるベートーヴェン交響曲第7番・管楽アンサンブル!
 ベートーヴェン:
  交響曲第7番 イ長調 (管楽アンサンブル版 ト長調)
  歌劇「フィデリオ」より (セドラク編)
    序曲
    第1幕 二重唱「ようやく二人きりになったね」
    第1幕 アリア「もしあなたと一緒になれて」
    第1幕 四重唱「なんという不思議な気持ちでしょう」
    第2幕 序奏
    第2幕 アリア「人生の春のときに幸福が」
    第2幕 二重唱「ああ、えもいわれぬ喜び!」
NHK交響楽団メンバーによる管楽アンサンブル
 青山聖樹、和久井仁(オーボエ) 
 伊藤圭、山根孝司(クラリネット)
 福川伸陽、勝俣泰(ホルン)
 水谷上総、森田格(ファゴット)
 吉田秀(コントラバス)

 好評を博した「あの」コンサートが、ついにCD化されます。
 NHK交響楽団のメンバーから結成された管楽九重奏が、2014年6月Hakuju Hallにてベートーヴェン交響曲第7番を演奏。圧巻ともいえる技術の高さ、同じオーケストラで活動するメンバー9人による息の合った、バランスの良い響きが奏でられました。オーケストラによる交響曲とは全く違った、新しい交響曲第7番です。
 また、歌劇「フィデリオ」では各楽器の美しい音色が光る、巧みな演奏をお楽しみいただけます。
 2014年6月17、20日 Hakuju Hall にて収録
  

OVCT-00108
(2SACD Hybrid)
\4200+税
ピアノ一台で臨む、「くるみ割り人形」の世界!
 チャイコフスキー:
  バレエ音楽「くるみ割り人形」全曲
     (ピアノ独奏版/チャイコフスキー編)
若林 顕 (ピアノ)

 多彩な音色の表現者・若林顕の最新アルバムは、バレエ音楽「くるみ割り人形」のピアノ独奏版です。
 オーケストラ用に作曲された「くるみ割り人形」を、若林はシンフォニックな響きによってパワフルに奏しています。また、原曲において管楽器のソロが冴える第2幕では、それぞれの楽器をイメージさせる自然でいきいきとした彩りが見事に表現されています。
 聞く者を飽きさせぬ演奏で「くるみ割り人形」の物語が展開されてゆきます。
 若林顕の真骨頂がお楽しみいただけるCDとなりました。
 2014年9月9-10,12日 東京・稲城市立?プラザ にて収録
 
OVXL-00087
(SACD Hybrid)
\3800+税
マーラー:交響曲第9番
 〜ワンポイント・レコーディング・ヴァージョン〜
エリアフ・インバル(指揮)
東京都交響楽団
 現代最高のマーラー演奏をワンポイント・レコーディングで!
 2008年4月より続いた都響=インバル時代のまさに総決算。それに相応しい感動的な演奏、コンサートとなりました。終演後鳴り止むことのなかった拍手と歓声。日本のオーケストラ史のひとつの記念碑的な演奏会がワンポイント・レコーディング・ヴァージョンで登場です。
 現代最高のマーラー指揮者エリアフ・インバルの指揮のもと都響のメンバー達は驚異的な演奏を聞かせ、エネルギーに満ち溢れ聴衆を飲み込むかのような圧倒的なサウンドがメインマイクのみのピュアな音場感とホールの響きで再現され、更にゴールド・ライン・マスタリングで磨きをかけてリリースです。
 2014年3月15日東京芸術劇場、16日横浜みなとみらいホール、17日サントリーホール にて収録



<映像>


OPUS ARTE(映像)


OA1150BD
(DVD 5枚組)
\4800→\4390
コヴェント・ガーデン王立歌劇場
 モーツァルト:オペラ BOXセット

 ①歌劇《ドン・ジョヴァンニ》2008年/マッケラス
 ②歌劇《魔笛》2003年/ディヴィス
 ③歌劇《フィガロの結婚》2006年/パッパーノ
①ドン・ジョヴァンニ…サイモン・キーンリーサイド(Br)/
レポレッロ…カイル・ケテルセン(バス)/
騎士長…エリック・ハーフヴァーソン(B)/
ドンナ・アンナ…マリーナ・ポフラフスカヤ(S)/
ドンナ・エルヴィーラ…ジョイス・ディドナート(Ms)/
ドン・オッターヴィオ…ラモン・ヴァルガス(T)/
ゼルリーナ…ミア・パーション(S)/
マゼット…ロバート・グリアドウ(B)/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団/
チャールズ・マッケラス(指揮)/
フランチェスカ・ザンベロ(演出)/
マリア・ビョルンソン(美術・衣装)/
ポール・ピャント(照明) 他
②パパゲーノ…サイモン・キーンリーサイド(Br)/
パミーナ…ドロテア・レシュマン(S)/
タミーノ・ウィル・ハルトマン(T)/
夜の女王…ディアーナ・ダムラウ(S)/
ザラストロ…フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(B)/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団/
コリン・ディヴィス(指揮)/
デイヴィッド・マクヴィカー(演出)/
リア・ハウスマン(振付) 他
③フィガロ…アーウィン・シュロット(Br)/
スザンナ…ミア・パーション(S)/
アルマヴィーヴァ伯爵…ジェラルド・フィンリー(T)/
アルマヴィーヴァ伯爵夫人…ドロテア・レッシュマン(S)/
ケルビーノ…リナート・シャハム(Ms)/
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団/
アントニオ・パッパーノ(指揮)/
デイヴィッド・マクヴィカー(演出)/
ターニャ・マカリン(装置・衣装)/
ポール・コンスタブル(照明)/
リア・ハウスマン(振付) 他


OABD7155BD
(BD 5枚組)
\4800→\4390
収録時間:9時間49分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1/<BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕: ①英,仏,独,伊 ②英,西,仏 ③英,独,西,伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 モーツァルト(1756-1791)の歌劇の中でも最も良く知られ、愛されている3つの作品。
 この5枚組BOXには、これらの「最上の演奏」といえる映像が収録されています。ドラマティックな「ドン・ジョヴァンニ」は、紳士的な歌い口で知られるキーンリーサイドの思わぬ悪役ぶりを楽しむことができます。また最近人気急上昇中のメゾ・ソプラノ、ジョイス・ディドナートのドンナ・エルヴィーラも堪能できます。
 「魔笛」は、そのキーンリーサイドのコミカルなパパゲーノ役が素晴らしく、またデビュー間もないディアーナ・ダムラウの強烈な「夜の女王」も大きな話題を呼んだものです。
 「フィガロ」のアーウィン・シュロットは、この作品を完全に手中に収めた感のある、初々しさと狡猾さを併せ持つ見事な歌唱を聞かせています。
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団のとろけるような響きと、3人の名指揮者による各々のモーツァルト像も興味深いものです。
 


OA1153BD
(DVD 6枚組)
\4800→\4390
ピアノの伝説
 ミケランジェリ/アルゲリッチ/ブレンデル



《DVD1 アルフレード・ブレンデル(1931-):イン・ポートレート》

 1.ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob XVI/49/
 2.モーツァルト:ソナタ ハ短調 K457/
 3.シューベルト:即興曲 第3番 変ト長調 D899/
《DVD2 ブレンデル特典映像(1998〜2000年収録)》
 ドキュメンタリー:人と仮面/サイモン・ラトルとのリハーサル風景 他/

《DVD3 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995):プレイズ・ベートーヴェン》

 1.ソナタ 第2番 ハ長調 Op.2-3/
 2.ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111/
 3.ガルッピ:ソナタ ハ長調/
 4.D.スカルラッティ:ソナタ K11/
 5.D.スカルラッティ:ソナタ K159/
 6.D.スカルラッティ:ソナタ K322/
 7.D.スカルラッティ:ソナタ K27/
《DVD4 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ:プレイズ・ショパン》
 1.ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.25/
 2.バラード 第1番 ト短調 Op.23/
 3.アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ Op.22/
 4.幻想曲 ヘ短調 Op.49/
 5.スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31/
 6.子守歌 変ニ長調 Op.57/
 7.ワルツとマズルカ集/
《DVD5 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ:プレイズ・ドビュッシー》
 1.映像 第1集&第2集/2.子供の領分/
 3.前奏曲 第2集-第10番 カノープ/
 4.前奏曲 第2集-第5番 ヒースの荒野/
 ドキュメンタリー:巨匠の中の巨匠/

《DVD6 マルタ・アルゲリッチ(1941-):プレイズ・モーツァルト》
 1.ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K466/
 2.3台のピアノのための協奏曲 ヘ長調 K242/
 〈エキストラ・フューチャー〉
  ベートーヴェン:三重協奏曲/
  モーツァルト:アダージョ ホ長調 K261/
  モーツァルト:ロンド ハ長調 K373/
  モーツァルト:交響曲 第32番 ト長調 K318 他
ルノー・カプソン(vn)/
ゴーティエ・カプソン(vc)/
パウル・グルダ(p)/
リコ・グルダ(p)/
新日本フィルハーモニー管弦楽団/
クリスチャン・アルミンク(指揮)
収録時間:10時間30分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 数あるピアニストたちの中でも、特別な存在である3人のピアニストたちの映像を集めた価値あるBOXです。
 ブレンデルの映像では、本編の映像に加え70分のドキュメンタリーが興味深いものです。ミケランジェリは1962年のRAIテレビ公演での貴重な映像集です。
 アルゲリッチの映像は、2005年にすみだトリフォニーホールで開催された「グルダを楽しく想い出す会」の模様から。「3台のピアノのための協奏曲」ではフリードリヒ・グルダの息子たち、パウルとリコが揃ってアルゲリッチとともにピアノに向かいます。
 全てが躍動的であり、示唆に満ちた映像集です。
  

OA1146BD
(DVD 6枚組)
\4800
THE FAIRYTALE BALLETS 〜おとぎ話のバレエ集
 ①レオ・ドリーブ(1836-1891):《コッペリア》全2幕(パトリス・バール版)/
 ②プロコフィエフ(1891-1953):《シンデレラ》全3幕(ルドルフ・ヌレエフ版)<2DVDs>/
 ③チャイコフスキー(1840-1893):《白鳥の湖》全4幕(ルドルフ・ヌレエフ版)/
 ④チャイコフスキー:《眠りの森の美女》プロローグ付き全3幕(ピーター・ライト版)<2DVDs>
①スワニルダ…ドロテ・ジルベール/
フランツ…マチアス・エイマン /
コッペリウス…ジョゼ・マルティネズ /
スパランツァーニ…ファブリス・ブルジョワ /
パリ・オペラ座バレエ/
コロンヌ管弦楽団/
コーエン・ケッセルス(指揮) /
パトリス・バール(振付・演出)/
②シンデレラ…アニエス・ルテステュ/
王子…ジョゼ・マルティネズ 他/
パリ・オペラ座バレエ/
パリ・オペラ座管弦楽団/
コーエン・ケッセルス(指揮)/
ルドルフ・ヌレエフ(振付)/
③オデット&オディール…アニエス・ルテステュ/
ジークフリート王子…ジョゼ・マルティネズ/
ロットバルト、家庭教師…カール・パケット/
王妃…ミュリエル・アレ 他/
パリ・オペラ座バレエ/
パリ・オペラ座管弦楽団/
ヴェロ・パーン(指揮)/
ルドルフ・ヌレエフ(振付)/
④オーロラ姫…ソフィアン・シルヴ/
フロリムント王子…ゲール・ランビオット/
リラの精…サラ・フォンテーヌ 他/
オランダ国立バレエ/
オランダ交響楽団/
エルマノ・フロリオ(指揮)/
ピーラー・ライト(振付)
収録時間:10時間30分/音声:ステレオ2.0/字幕:英,仏,独,西(+伊…③のみ)/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 数多いバレエの名作の中でも、とりわけメルヘンの香り漂う4つの演目を集めたBOXセット。
 パリ・オペラ座バレエ団とオランダ国立バレエ団の定評ある舞踏と、ルドルフ・ヌレエフ等定評ある振付による、誰もが知っている《白鳥の湖》《眠りの森の美女》メルヘン・オペラの草分けとも言える《コッペリア》、そしてプロコフィエフの音楽が洒脱な《シンデレラ》。どれもバレエの入門編としてもふさわしい素晴らしい踊りと音楽です。
 
OA1148D
(DVD)
\4000
チャイコフスキー:LAC 〜その後の白鳥の湖
 エクストラ・フィーチャー:キャスト・ギャラリー
白鳥…アニャ・ベーレンド/
黒鳥…エイプリル・ボール/
王子…ステファン・ブルゴン/
王…アルヴァーロ・プリエト/
王妃…小池ミモザ 他/
モンテカルロ・バレエ団/
セントルイス交響楽団/
レナード・スラットキン(指揮)/
ジャン・クリストフ・マイヨー(振付)

OABD7154D
(BD)
\4800
収録 2013年1月/収録時間:94分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DD 5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 1960年生まれの振付師ジャン・クリストフ・マイヨーによる衝撃的な《白鳥》の物語。
 彼はこの古典的なレパートリーに新しいドラマをもたらすために、10年という長い年月をかけて様々な要素を付け加えました。
 作家ジャン・ルオー(1990年のゴンクール賞受賞者)の協力を得て、現代社会へ問題を提起しながら、普遍の愛の物語を織り上げたこの物語、斬新な衣装としなやかな体の動きを最大に生かし、ただ美しいだけではなく、人間に潜む醜悪な部分も曝け出しながら物語はクライマックスを迎えます。音楽を担当するのは、レナード・スラットキン指揮のセントルイス交響楽団。ゴージャスな響きは、この物語に花を添えます。
 また王妃役には日本人のダンサー、小池ミモザ氏を起用。恵まれた長身を生かした存在感たっぷりのダンスを堪能できます。この究極のコンテンポラリーダンスは、見る人の心に強い印象を残すことでしょう。
 

OAF4030BD
(DVD 5枚組)
\4800
THE BEAUTY OF BALLET 〜
 バレエの美-オーストラリア・バレエ団

<DVD1>
 ドリーブ(1836-1891):コッペリア/
<DVD2>
 アダン(1803-1856):ジゼル/
<DVD3>
 マスネ(1842-1912):マノン/
<DVD4>
 エロール(1791-1833):ラ・フィーユ・マル・ガルデ/
<DVD5>
 ハチャトゥリアン(1903-1978):スパルタクス
<DVD1>
スワニルダ…リサ・パヴァーン/
フランツ…グレッグ・ホースマン/
アルチュール・サン=レオン(原振付)/
ジョージ・オギルビー、ペギー・ヴァン・プラーグ(演出・振付)/
<DVD2>
ジゼル…クリスティーン・ウォルシュ/
アルブレヒト…ケルヴィン・コー/ジャン・コラリ、
ジュール・ペロー(原振付)/
マリウス・プティパ (振付)/
<DVD3>
マノン…ジュスティーヌ・サマーズ/
デ・グリュー…スティーヴン・ヒースコート/
レスコー…ナイジェル・バーリー/
ケネス・マクミラン(振付)/
<DVD4>
リーズ…フィオナ・トンキン/
コーラス…デヴィッド・マッカリスター/
フレデリック・アシュトン(振付)/
ジョン・ランチベリー(編曲)/
<DVD5>
スパルタクス…スティーヴン・ヒースコート/
フラヴィア(スパルタクスの妻)…リサ・パヴァーン/
クラッスス…グレッグ・ホースマン/
ラースロー・シェレギ(振付・台本)
収録時間:9時間以上/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 1962年に創設されたオーストラリア・バレエ団は、もともとロシアのバレエ・リュスの伝統を引き継ぐダンサー、エドゥアール・ボロヴァンスキーがオーストラリアで立ち上げた「ボロヴァンスキー・バレエ」が発祥。これを引き継ぎ発展してきた団体です。
 日本にも度々来日し、その華やかで壮観な舞台は反響を巻き起こし数多くのファンが存在することでも知られています。このBOXは5つの古典的な作品を収録したもので、その見事な舞台や振付、そして最高のダンサーたちという視覚的な魅力に魅了されることは間違いありません。伝統の因習に縛られることのない自由なバレエは確かにエキサイティングです。


















10/23(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

LA DOLCE VOLTA



LDV 16
\2600→\2390
EXTASE MAXIMA(極限の恍惚)
 ワーグナーゆかりのピアノ作品集!

 ワーグナー/リスト編:「リエンツィ」の主題による幻想曲 S439
 ワーグナー:幻想曲 嬰ヘ短調 WWV 22
 ジェラール・ペソン(1958-):
  マストの上で(水夫の歌)〜
   リヒャルト・ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」第1幕第1場より
 ワーグナー/アルフレッド・ジャエル(1832-1882)編:
  トランスクリプションop.112〜
   ≪リヒャルト・ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」による3つの作品≫より
 ワーグナー/リスト:イゾルデの愛の死
 ワーグナー/フーゴー・ヴォルフ(1860-1903) 編:「ワルキューレ」によるパラフレーズ
 ワーグナー:エレジー 変イ長調 WWV 93
ウィレム・ラチュウミア(ピアノ)
 ハイドシェックの教えをうけたウィレム・ラチュウミアによるワーグナーゆかりの作品集!

 録音:2013 年7 月/日本語解説付き

 ワーグナーのピアノ2 作品と、ワーグナーの楽劇に基づく5 つの編曲作品集。
 ワーグナー若書きの幻想曲 嬰ヘ短調はフレージングやデュナーミクなどにほとんど指示がないという、演奏者の解釈次第で決まるものですが、ラチュウミアは説得力のある演奏を展開しており、非常に意義ある録音となっています。
 ワーグナーの「エレジー」は「トリスタンとイゾルデ」のための草稿から生まれたもの。このディスクをしめくくるのにふさわしい作品です。ものすごい技巧と優れたプログラムの、濃密な時が流れている1 枚です。
 ジェラール・ペソンの「マストの上で」は、パリ市の委嘱作品で、トリスタンの冒頭で若き水夫が歌う旋律に基づいたもの。素朴さと架空の民謡のような性格に惹かれてこの作品を書いたといいます。
 注目は、フーゴー・ヴォルフ編曲の「ワルキューレ」。20 分ほどもかかる圧巻の超絶技巧大曲です。「魔の炎」は、ハープとオーケストラの演奏で聴く迫力以上のすさまじさです。それぞれの声部が、オーケストラで聴くのとは違ったかたちで響いてくるのも興味津津です。
 ラチュウミアは、1974年、リヨン生まれ。フランス国立リヨン高等音楽院で、エリック・ハイドシェック、およびジェリー・ムティエのクラスで学ぶ。審査員満場一致、賞賛付の1 等賞を獲得。修士課程にてムティエのもとでさらなる研?を積み、クロード・エルフェ、イヴォンヌ・ロリオ、エマールらにも薫陶を受けました。2006 年オルレアン国際20 世紀ピアノ音楽コンクールで第1 位を受賞。現代曲の初演、メジャーなレパートリーの両方、このディスクにも見られるような斬新なプログラムで聴衆を魅了しています。



 


LDV 17
\2600→\2390
シューマン:弦楽四重奏曲集
 ・弦楽四重奏曲 イ短調 op.41-1
 ・弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.41-2
 ・弦楽四重奏曲 イ長調 op.41-3
エルメス弦楽四重奏団
 〔オメール・ブシェーズ(Vn)、
  エリーゼ・リュウ(Vn)、
  ユン-シン・チャン(Va)、
  アンソニー・コンドウ(Vc)〕
 エルメス弦楽四重奏団によるみずみずしく疾走するシューマン!

 録音:2014 年6 月/日本語解説付き

 2008 年に結成された若きカルテット、エルメス弦楽四重奏団によるシューマンの弦楽四重奏曲全曲録音の登場。これら3 作品はすべて1842年の夏、6月4日から7月22日にかけて作曲されました。クララとの結婚が実現してから約2年後のことで、もっとも充実していた頃の作品。ベートーヴェンら先達から受けた影響も濃厚な41-1、みずみずしさあふれる41-2、大胆でさえある41-3 と、それぞれが違った魅力に満ちた3 作品となっています。エルメス弦楽四重奏団の、一本の緊張の糸がピンと張った、非常に繊細で緻密なアンサンブルが響かせるシューマンの詩情あふれる世界に、心奪われる1 枚です。
 エルメス弦楽四重奏団は、2008 年、リヨン国立音楽院のゾルターン・トートと北浜玲子(ラヴェル四重奏団)のクラスの学生で結成されたカルテットです。イザイ四重奏団やラヴェル四重奏団に早くから才能を認められ、その後、アルテミス四重奏団やアルバン・ベルク四重奏団のもとで徹底的に鍛えられています。2009 年、音楽院での学びを終えた翌年、リヨン国際室内楽コンクールで優勝。2011 年、ジュネーヴ国際コンクールで優勝。2012 年、ニューヨーク・ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝。アメリカ、アジア、ヨーロッパ各地で演奏会が予定されている、注目度抜群のカルテットです。





AEOLUS


AE-10083
(SACD HYBRID)
\2800
デュボワ:オルガン付き室内楽作品とモテット集
 結婚式賛歌/アニュス・デイ/
 アヴェ・ヴェルム/アヴェ・マリア/
 カンティレーヌ/瞑想曲/他、全18曲
ディエゴ・イノセンツィ(オルガン、指揮)
カティア・ベレタス(ソプラノ)
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(テノール)
ベノワ・アルヌール(バリトン)
バティスト・ロペス(ヴァイオリン)
キャロライン・ドーニン(ヴィオラ)
ポリーヌ・ビュエ(チェロ)
マチュー・セラーノ(コントラバス)
オリヴィエ・ルセ(オーボエ)
マシュー・シーグリスト(ホルン)
クララ・イザンベール(ハープ)
 様々な楽器と声楽が活躍するデュボワのオルガン作品集!

 1861年にローマ賞を受賞し、サン=サーンスの後任としてマドレーヌ寺院のオルガニストを務め、1896年にはパリ音楽院の院長に就任するなど、"作曲家"、"オルガニスト"、"教育者"として卓越した手腕を発揮したテオドール・デュボワ(1837−1924)。フランクの「声楽とオルガンのための作品集」でも手腕を発揮したディエゴ・イノセンツィが、パリのサン・ジャック・デュ・オー・パ教会のオルガンを舞台にして繰り広げる、デュボワの室内楽&モテット集。

 ※録音:2012年1月
 

AE-10351
(SACD HYBRID)
\2800
オルガニストの 《ベル・エポック》 とフランクの遺産
 ロパルツ:セザール・フランクの祈り(祭壇の下で第1巻)
 ラクロー:グラン・ピース(セザール・フランクの思い出)
 ベルティエ:変奏曲集
 ダンディ:前奏曲変ホ短調
 トゥルヌミール:3つのコラール(敬愛する師セザール・フランクの思い出)
 クリーゲル:トッカータ
クルト・ルーダース(オルガン)
 ベルギー出身、フランスで活躍したオルガニスト、作曲家、そして教育者としても多くの有能な生徒を育てたセザール・フランクの"弟子たち"による、フランク・トリビュート作品を集めたオルガン作品集という、オルガン・アルバムに定評のあるAeolusならではの好企画盤。
 使用楽器は、フランスのドゥエーにあるサン=ピエール参事会教会に作られた、ムタン・カヴァイエ=コル1914年製作のオルガン。

 ※録音:2008年5月
 

AE-10991
(SACD HYBRID)
\2800
カルク=エーレルト:オルガン作品集Vol.7
 コラール即興曲集第5巻Op.65
 コラール即興曲第6巻Op.65
エルケ・フォルカー(オルガン)
 レズニチェク、ヤーダースゾーンとライネッケから作曲を学び、グリーグにもその才能を認められたドイツの作曲家ジークフリート・カルク=エーレルト(1877−1933)のオルガン作品集第7巻。
 全66曲から成る「コラール即興曲集」の全曲録音という壮大なプロジェクトであり、第6巻にはカルク=エーレルトの作品のなかでも最も有名な「いざ諸人よ、神に感謝せよ(凱旋行進曲)」も収録されている。

 ※録音:2013年8月11日ー13日




CHANNEL CLASSICS



CCSSA 33514
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管/"ブラ2"!
 ブラームス:
  交響曲第2番ニ長調 Op.73
  悲劇的序曲 Op.81
  大学祝典序曲 Op.80
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
 イヴァン・フィッシャーのブラームス第2弾!稀代の鬼才が繰り広げる"交響曲第2番"!
 絶好調イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管弦楽団!Channel Classicsの優秀録音にも要注目!

 ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、ハンガリーの奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭管弦楽団。
 2009年にリリースされた「交響曲第1番」以来となる"奇跡のコンビ"のブラームス第2弾、「交響曲第2番」が満を持して登場!
 完成までに約20年という歳月を費やした「交響曲第1番」とは対照的に、約4ヶ月という短期間で作曲された「交響曲第2番」。
 このブラームスの「交響曲第2番」を"Sunny"と例えるイヴァン・フィッシャーのますます冴え渡る独創的な解釈が、前作を上回る驚きや発見をもたらしてくれるに違いない。
 ハンガリーが世界に誇る稀代の鬼才、イヴァン・フィッシャーが振るブラームスの交響曲第2番の全貌や如何に・・・!?乞うご期待!



CCSSA 28309
(SACD Hybrid Multichannel)
\2800→\2590
ブラームス:
 ハンガリー舞曲第14番ニ短調(I・フィッシャー編)/
 ハイドンの主題による変奏曲Op.56a/
 交響曲第1番ハ短調Op.68
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団
 店主ひいきはアダムのほうだが、この人もすごい。
 リリースする内容の充実度から言ったら現役ナンバー5に入るだろう。





FRA BERNARDO


fb 1405623
\2500

カルダーラ&ストラデッラ:バス・カンタータ集
 カルダーラ:カンタータ《Brutto a Romani》、カンタータ《Il Dario》
 ストラデッラ:カンタータ《Seneca a Nerone》、カンタータ《Seneca Svenato》
 パスクィーニ:Partite diverse di Follia

マウロ・ボルジョーニ(バス)
フランチェスコ・バローニ(チェンバロ)
 17世紀のローマで活躍した、アントニオ・カルダーラとアレッサンドロ・ストラデッラの独唱カンタータ集。イタリアのカンタータの多くはソプラノやコントラルトのために書かれてきたが、ここでは比較的珍しいバスのためのカンタータを集めている。2014年10月の"ラ・ヴェネクシアーナ"来日公演にも参加したバリトン、マウロ・ボルジョーニが優れたローマの低音を聴かせてくれる。
 

fb 1409323
\2500
コスタンツィのクリスマス・カンタータ 《Elpino, Tirsi e Angelo》
 コスタンツィ:クリスマス・カンタータ
ガンベ・ディ・レーニョ、
アレッシオ・トシ(テノール)
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
エレーナ・ビスキュオーラ(コントラルト)
 18世紀ローマの作曲家、チェロ奏者であった、ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィのクリスマス・カンタータ 《Elpino, Tirsi e Angelo》。アレッサンドロ・チッコリーニ率いるアンサンブル "ガンベ・ディ・レーニョ"と3人のソリストによって、効果的な対位法と印象的なメロディー、鋭いリズムで構成されるクリスマスのためのカンタータが再現される。




TACTUS



TC 830301
\2500→\2290
カラミエロ:ハープとピアノ、ハープ・ソロのためのオペラティック・ファンタジー集
 ヴェルディの《椿姫》によるディヴェルティメント・ブリランテ Op.4
 ヴェルディの《ドン・カルロ》によるディヴェルティメント
 ヴェルディの《運命の力》による二重奏曲 Op.91
 ヴェルディの《仮面舞踏会》による思い出 Op.17
 ドニゼッティの《ポリウート》によるファンタジア・コンチェルタンテ Op.8
 ヴェルディの《アイーダ》による幻想曲 Op.11
 リコルド・ヴァリアート・デッラ・ノルマ Op.7
 ベッリーニの《清らかな女神よ》による二重奏曲 Op.19
 ベッリーニの《ノルマ》のフィナーレによる幻想曲 Op.9
 ベッリーニの《夢遊病の娘》による幻想曲 Op.10
 ハープとピアノのための
  ロッシーニの《セヴィリアの理髪師》のトランスクリプション Op.92
レティツィア・ベルモンド(ハープ)
ツォルト・チェトネル(ピアノ)
 受け継がれるナポリのハープ音楽の伝統。ハープによるオペラティック・ファンタジー!

 16世紀に始まったナポリにおけるハープの伝統を受け継いだ19世紀〜20世紀の音楽家、ジョヴァンニ・カラミエロ(1838−1938)。
 ハーピスト、ナポリ音楽院の教授、作曲家として、ナポリにおけるハープのための音楽の発展に寄与したカラミエロの音楽は、ヴェルディやベッリーニなど、イタリアの大作曲家たちの名旋律をテーマとした華麗で技巧的なヴァリエーションが魅力。
 ちなみにズガンバーティのピアノ作品集でお馴染みのフランチェスコ・カラミエロはジョヴァンニの息子である。
 レティツィア・ベルモンドは1981年、イタリア、トリノ出身の女流ハーピスト。2012年までブリュッセルのモネ劇場の首席ハープ奏者として活躍し、2008年にはルツェルン祝祭管弦楽団にも招聘されたイタリア・ハープ界の才女である。

 2014年7月の録音。



 

TC 860001
\2500
テデスキ、ガレオッティ、モルターリ 〜 ハープ作品集
 テデスキ:即興的練習曲 Op.37、組曲 Op.34
 ガレオッティ:幻想曲 Op.138、伝説 Op.139、スケルツォ=カプリース Op.159
 モルターリ:ステュディ・ギャランティ、ソナチナ・プロディジオ
エレオノーラ・ヴォルパート(ハープ)
 19世紀後半〜20世紀後半にかけて活躍した3人の作曲家たち、ルイジ・マウリツィオ・テデスキ(1867−1944)、チェザーレ・ガレオッティ(1872−1929)、ヴィルジリオ・モルターリ(1902−1993)のハープ・ソロ作品集。
 エレオノーラ・ヴォルパートは、チリ、サンティアゴ・フィルの首席奏者としても活躍したイタリアの女流ハーピスト。イタリア国内、ヨーロッパ各地のハープ・コンクールで優勝、入賞を続けるなど、その演奏は高い評価を受けている。使用ハープはライオン&ヒーリーのスタイル30。

 2014年4月の録音。
 


TC 901602
\2500→\2290
ピラーティ:ピアノのための組曲&バガテル集
 ピアノと弦楽オーケストラのための組曲
 バガテル集第1巻
 バガテル集第2巻
ジョヴァンニ・ネシ(ピアノ)
アンドレア・ヴィテッロ(指揮)
オルケストラ・ナショナーレ・アルテス
 20世紀ナポリの早世の作曲家、マリオ・ピラーティ(1903−1938)のピアノ作品集。
 早くからその才能を発揮し、カリアリやミラノ、パレルモ、故郷のナポリで教鞭を執りながら、作曲家として活躍したピラーティ。
 病のため第二次世界大戦直前の1938年にこの世を去ったピラーティの音楽は、ピツェッティからの影響、19世紀の伝統的な形式と20世紀の響きが同居する近代イタリアの知られざる秀作である。

 2013年1月&7月の録音。
 

TC 812290
(2CD)
\5000
ヴェルディ:歌劇《1日だけの王様(偽のスタニスラオ)》 ローマ・シンフォニエッタ、
ベルカント・コーラス、
ガブリエレ・ボノリス(指揮)
ミハイル・キリア(バリトン)
シモーネ・アルベルティ(バリトン)
アリス・クィンタヴァッラ(ソプラノ)
アンジェラ・ニシ(ソプラノ)
マルコ・フルソーニ(テノール)
ダリオ・チョットリ(バリトン)
ロベルト・ヴィルジッリ(テノール)
マルコ・ヴィルジッリ(テノール)
マルコ・ミリエッタ(テノール)
リッカルド・チェルティ(バリトン)
ディエゴ・プロコリ(ピアノ)
 妻子を失い、失意のどん底にいたヴェルディが作曲した2曲目のオペラでありオペラ・ブッファの「1日だけの王様」。
 ミラノ・スカラ座での初演の大失敗により、失敗作の烙印を押されてしまった「1日だけの王様」だが、このヴェルディ初期のオペラ・ブッファは近年再評価の機運が高まっている。2013年11月、ラツィオ州、リエーティのテアトロ・フラヴィオ・ヴェスパシアーノでの録音。
 

TC 961601
\2500
ポッダ:室内楽作品集
 失った愛の歌/インヴェンション第1番/
 プロムナード第1番/プロムナード第2番/
 プロムナード第3番/プロムナード第4番/
 インヴェンション第2番/追悼の辞/
 インヴェンション第3番/ディスグレガショーニ/
 灯台守/パッサカリア
ラウラ・アントナス(ソプラノ)
ジョルジオ・ディ・ジョルジ(フルート)
ヤコポ・フランチーニ(チェロ)
ララ・マクリ(ハープ)
 現代イタリアの作曲家、指揮者、マルコ・ポッダ(1963−)の室内楽作品集。合唱指揮者としても活躍するポッダの作品は、室内楽作品から「ロメオとジュリエット」や「ジュリアス・シーザー」などの舞台作品までと幅広い。トリエステ・ヴェルディ劇場の首席フルーティスト、ジョルジオ・ディ・ジョルジの参加がポイント。

 2012年10月−2013年6月の録音。




STRADIVARIUS


STR 33987
\2300
「サルヴァトーレ・シャリーノ(b.1947)作品集」
 (1)カンターレ・コン・シレンツィオ(沈黙を歌う) (1999)
  〜フルート、6人の歌手、打楽器とライヴ・エレクトロニクスのための
 (2)「子守歌」(1967-69)〜管弦楽のための
 (3)「声による夜の書」(2009)〜フルートと管弦楽のための
(1)(3)マリオ・カローリ(Fl)
(1)ノイエ・ヴォーカル・ゾリステン
 オルヴィス・ヴィドリン
  (ライヴ・エレクトロニクス)
(2)(3)マルコ・アンギウス(指揮)
 東京フィルハーモニー交響楽団
 2011 年東京オペラシティで行われたコンポージアム2011 のライヴ録音を含むシャリーノの最新作品集!

 録音:(1)2007 年4 月14 日ローマ、(2)(3)2011 年1 月17 日東京オペラシティ・タケミツ・メモリアル・ホール

 東京オペラシティが開催する2011 年度のコンポージアム(武満徹作曲賞審査員を含む)の招待作曲家として来日し開かれたコンサートのライヴ録音のうち主要な作品とローマで録音された最新作を収録。独学で作曲を修めたシャリーノはノーノらにその才能を認められ、初期の代表作「子守唄」を発表。その後、時代に応じて様々に作風を変化させ、近年の作品は特殊奏法を駆使したますます斬新で未聴感あふれる音楽となっている。ヨーロッパ前衛音楽最後の巨匠の世界がこの一枚に凝縮。
 
STR 33806
\2300
「ジャチント・シェルシ(1905-1988)コレクション Vol.6」
 マクノンガン(1976)〜バス・フルートのための
 プウィル(1954)〜フルートのための
 ヒクソス(1955)〜コントラルト・フルートと2つのゴングと鐘のための
 クエイ(Quays) (1953)〜フルートのための
 テトラトキス(Tetratkys) (1959)〜フルートのための
 マクノンガン(1976)〜オクトバス・フルートのための
ロベルト・ファブリチアーニ(Fl各種)
ジョナサン・ファラーリ(Perc)
 シェルシ・コレクション第6 弾!ファブリチアーニのフルート作品集

 録音:2010年

 シェルシのひとつの音を徹底的に聴き込み、その音の倍音や音色から音楽を構成しようという作曲姿勢はセリー音楽に行き詰まったヨーロッパ前衛音楽に衝撃を与え、スペクトル楽派に決定的な影響を与えた。このアルバムにはシェルシが生涯に渡って書き続けたフルート作品が収められており、特に旺盛な創作活動を行った1950-70 年代の作品が聴けるのがうれしい。前衛の守護神のように思われがちなシェルシだが、その音楽は時に東洋や非ヨーロッパ圏の民族音楽を思わせ、古代の儀式やシャーマニズムを想起させ、興味津々、飽きることがない。フルートのファブリチアーニ渾身の演奏。
 
STR 33976
\2300
「現代イタリアの声楽作品集Vol.6」
 ルイージ・エスポシート(b.1962):
  6平方メートル(2010)〜ソプラノと俳優、ピアニストのための
 ジュゼッペ・ジュリアーノ(b.1949):
  モンタージュ作成システムをクリックせよ(2011)〜声、ピアノと打楽器のための
 アドリアーノ・グアルニエリ(b.1943):リルケ歌曲集I,II,III(2012)
 カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(b.1954):希望の母(1997)〜
  フランチェスコ・クレメンテへのオマージュ
 ジョン・ケージ(1912-1992):アリア(ミラノ1958 年版)
デュオ・アルテルノ:
 【ティツィアナ・スカンダレッティ(Sop)
  リッカルド・ピアツェンティーニ(Pf)】
 録音:2013 年9 月-2014 年2月

 世代の異なるイタリアの作曲家たちによるソプラノとピアノによる作品集。いずれもシアター・ピース的な色合いが濃く、歌手は語り、歌い、演技し、ピアノは通常の奏法の他、プリペアード、内部奏法を駆使する。最後にケージの図形楽譜で有名な「アリア」を収録。
 
STR 33986
\2300
カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(B.1954)
 (1)「不確実性に向けたさらなる2つのステップ」(2007)〜管弦楽のための
 (2)「ここに一日」(1998)〜4人の女声と13人のパフォーマーのための
 (3)「人生に来たれ、世代、トランジション、フェーズの連動」(2006/09)〜
  7人のパフォーマーのための
 (4)「闇」(2010)〜16弦楽器のための
(1)ニコラウス・カーシ(指揮)
 ミラノ・イ・ポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団
(2)ラウラ・ベルターニ(指揮)
 アンサンブル・ヌーヴォ・リチェルカーレ
(3)ロベルト・ズーレ(指揮)
 アンサンブル・フォーネ
(4)マッシリミリアーノ・カルディ(指揮)
 カメラータ・ムジカーレ・アンブロシアーナ
 録音:2013 年2 月

 ランディーニはミラノでイヴォ・マレック、パリでオリヴィエ・メシアンに師事した後、フランコ・ドナトーニの指導を受けた。その後ヨーロッパの名立たる作曲コンクールに入賞し、独自の地位を確立している。作品はメシアンから影響を受けたと思われる色彩的なオーケストレーション、リゲティ、クセナキスからの影響を思わせる多声部による音群的な書法にスペクトル楽派を加えた鮮やかな色彩感とダイナミズムを持ち味とする。
 

STR 33994
\2300
エザイアス・ロイスナー(1636-1679):「リュートの楽しみ」(1667)Vol.2
 組曲第1番ニ短調/組曲第10番ト短調/
 組曲第12番変ロ長調
ボーナス・トラック:
 アルマンダ(組曲第6番ホ短調より)
パウル・ベイエル(バロック・リュート)
 録音:2013 年6 月

 ベイエルによるロイスナーの「リュートの楽しみ」第2 集(第1集はSTR33867)。エザイアス・ロイスナーはバロック時代の作曲家でのドイツにおけるリュート音楽の巨匠の一人と目される。彼は特にフランス音楽の影響を受け、様々なリュート音楽の様式をドイツへ持ち込み発展させた。バロック・リュートのポール・ベイエルはロンドン王立音楽院でディアナ・ポールトンに師事。バッハ、ヴァイスなどのほか、珍しいバロックのリュート作品の発掘、蘇演にも積極的に取り組んでいる。
 
STR 33995
\2300→\2090
「新しいバッハの印象/21世紀のための鍵盤楽器の展望」
 J.S.バッハ(1685-1750):
  (1)前奏曲とフーガBWV533A
  (2)キリストは死の絆につかせたもうによる幻想曲 BWV695
  (3)われを憐れみたまえ、おお主なる神よ BWV721
  (4)前奏曲とフーガ ハ長調
  (5)ソナタI ト短調BWV1001
  (6)パルティータ ホ長調BWV1006a
  (7)シャコンヌ ニ短調BWV1004/5
  (8)アリア ト長調BWV988/1(ゴールドベルク変奏曲より)
ルカ・グリエルミ
 ((1)-(3)オルガン、
  (4)-(8)クラヴィコード又は
   チェンバロ又はピアノ・フォルテ)
 録音:2002-2011 年

 ルカ・グリエルミはスペインの鍵盤奏者、作曲家、指揮者でジョルディ・サバール、チェチリア・バルトリらと共演、近年注目されている古楽奏者のひとり。
 ここではバッハの鍵盤作品をオルガン曲、チェンバロ曲取り混ぜて演奏、しかもチェンバロ曲はクラヴィコード、ピアノ・フォルテ、チェンバロと曲によって楽器を変えて演奏するという凝った内容。



メルマガ「店主の気になるアルバム」の第1弾がこのルカ・グリエルミの1枚だった


ACCORD
ACC 24256
\2600→\2390
..
モーツァルト、貴重なKV.107 ピアノ(チェンバロ)協奏曲集録音

.
 モーツァルト:

  J.Chr.バッハのソナタに基づくピアノ(チェンバロ)協奏曲ニ長調KV107-1
   (J.Chr. バッハ:ソナタOp.5-2)
.
 ジョヴァンニ・マルコ・ルティーニ:ソナタ ニ長調Op.6-2、ソナタト短調 Op.6-5
.
 モーツァルト:
  J.Chr.バッハのソナタに基づくピアノ(チェンバロ)協奏曲ト長調KV107-2
   (J.Chr. バッハ:ソナタOp.5-3)
.
 ルティーニ:ソナタ変ホ長調Op.6-6、ソナタ ヘ短調Op.5-5
.
 モーツァルト:
  J.Chr.バッハのソナタに基づくピアノ(チェンバロ)協奏曲変ホ長調KV107-3
   (J.Chr. バッハ:ソナタOp.5-4)
.
コンチェルト・マドリガレスコ
 【マッシモ・スパドナ(ヴァイオリン)
  リアーナ・モスカ(ヴァイオリン)
  ブルーノ・コセット(チェロ)
  グザヴィエ・プエルタス(ビオローネ)】
ルカ・グリエルミ(チェンバロ、指揮)
.

 録音:2010 年、ビビエナ劇場、マントヴァ& 2011 年聖ベルナルディーノ教会、シエナ/65’04

第1回メルマガはこちら
モーツァルト、貴重なピアノ(チェンバロ)協奏曲集録音


 天才モーツァルトの音楽が生まれる背景となった、音楽家ヨハン・クリスティアン・バッハとジョヴァンニ・マルコ・ルティーニに作品に焦点をあてたアルバム。

 モーツァルトの3 つのピアノ協奏曲KV.107。
 この作品は大バッハの第11 子として生まれたヨハン・クリスティアン・バッハのクラヴィーア・ソナタ作品5 から編曲されたもの。モーツァルトが8 歳の時にロンドンへの演奏旅行中にJ.Chr. バッハと出会いました。モーツァルトは、J.Chr. バッハから先進的な作曲技法を学びとり、この3 つのピアノ(チェンバロ)協奏曲もその一つですが、、J.Chr. バッハのエレガントな旋律法に影響されピアノ・ソナタやピアノ協奏曲を作曲しています。

 そしてルティーニは、当時イタリアで大変人気のあった鍵盤楽器奏者であり作曲家。父レオポルドもルティーニを高く評価し、モーツァルトの自宅にはルティーニのソナタ集があったともいわれており、モーツァルトもルティーニのソナタには早くから親しんでいました。

 演奏は多才な古楽奏者ルカ・グリエルミ。作品の本質を的確に捉え、鮮やかに表現することに長けた現代を代表するチェンバロ奏者です。





BEL AIR MUSIC



BAM 2060
(1CD+1DVD)
\2000→\1890

あの大ベストセラーの第1巻と第2巻が全36トラックから24トラックに厳選されてCD1枚となって
 さらに映画から採られた場面を収めたDVDが付いて再登場!


ロシアの映画音楽 Vol.1 + 2

【CD】
 ドガ:「私の穏やかで優しい獣」(1974)から ワルツ
 ダシケヴィチ:「シャーロック・ホームズとワトスン博士」(1980)から 序曲
 ショスタコーヴィチ:「ハムレット」(1964)から 宮廷舞踏会
 ショスタコーヴィチ:「馬あぶ」(1955)から ロマンス,ダンス(*)
 タリヴェルディエフ:「春の17の瞬間」(1973)から カフェでのカップル
 ガヴリーニン:「アニュータ」(1961)から 大ワルツ,タランテッラ
 ショスタコーヴィチ:「ピロゴフ」(1947)から ワルツ
 スヴィリドフ:「吹雪」(1965)から ワルツ,ロマンス
 スヴィリドフ:「時よ、前進」(1966)から 序曲
 フレンケル:「アンタッチャブルズの新たなる冒険」(1968)から 追跡(*)
 ゲヴィクスマン:「世界大戦」(1978)から 兵士への手紙(*)
 グラトコフ:「平凡な奇跡」(1978)から 愛の決まり文句(*)
 プロコフィエフ:「キージェ中尉」(1934)から トロイカ,ロマンス(*)
 レベジェフ:「進め、海上警備隊」(1987)から
   お前の鼻を見下ろすな(*),フランスのテーマ(*)
 ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」(1944)から ワルツ(*),ロマンス
 プロコフィエフ:「イワン雷帝」(1944)から ダンス(*)
 ショスタコーヴィチ:「マクシムの帰還」(1937)から ワルツ
 ペトロフ:「私はモスクワを歩く」(1963)から 私はモスクワを歩く(*)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
コンスタンチン・クリメツ(指揮(*以外))
セルゲイ・スクリプカ(指揮(*))
【DVD】
 ロチャヌー監督:「私の穏やかで優しい獣」(1974)から ワルツ
 マスレンニコフ監督:「シャーロック・ホームズとワトスン博士」(1980)から 序曲
 コジンツェフ監督:「ハムレット」(1964)から 宮廷舞踏会
 ファインツィンメル監督:「馬あぶ」(1955)から ロマンス,ダンス
 リオスノヴァ監督「春の17の瞬間」(1973)から カフェでのカップル
 ベルリンスキー監督:「アニュータ」(1961)から 大ワルツ,タランテッラ
 コンシンツェフ監督:「ピロゴフ」(1947)から ワルツ
 バズノフ監督「吹雪」(1965)から ワルツ,ロマンス
 シュヴェイツェル監督:「時よ、前進」(1966)から 序曲
 ケオサヤン監督:「アンタッチャブルズの新たなる冒険」(1968)から 追跡
 カルマン監督:「世界大戦」(1978)から 兵士への手紙
 ザハロフ監督:「平凡な奇跡」(1978)から 愛の決まり文句
 ファインツィンメル監督:「キージェ中尉」(1934)から トロイカ,ロマンス
 ドルジーニア監督:「進め、海上警備隊」(1987)から
   お前の鼻を見下ろすな,フランスのテーマ
 グレゴローヴィチ振付・監督:「スパルタクス」(1968)から
   アダージョ(ハチャトゥリアン作曲)

録音:2000年1月(*以外)、2002年3月(*)、モスクワ放送スタジオ5

 ことあるごとに店主がこれまでご紹介してきたBEL AIRの「ロシア映画音楽集」の第1巻と第2巻。

 純粋なクラシックか怪しい作品もあるが、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、スヴィリドフ、ハチャトゥリアンなどのそうそうたる名前が居並ぶのだから無視はできないし、何より内容がすごかった。
 だが残念ながらベストセラーゆえに完売。・・・涙を呑んだ。

 その「ロシア映画音楽集」の第1巻と第2巻が、全36トラックから24トラックに厳選されてCD1枚となり、さらに映画から採られた場面を収めたDVDが付いて再登場した!


「 映画音楽集ということで掲載しようかどうしようか迷ったが、聴いてみたらバリバリのロシア、いやソビエト近代管弦楽曲集がいっぱい含まれている(ピアノ・ソロ、室内楽風作品もあります)。もちろんいかにも「映画音楽」というムード音楽っぽいものもあるが、ソビエトの匂いぷんぷんの作品はちょっと聞き逃せない。
 大好きなスヴィリドフの「吹雪」の2曲がフェドセーエフ以外の人の演奏で聴けたのが嬉しかったが、それも含めて結構貴重な録音が山積み。
 知らなかった作品でもぞくぞくするような美しい曲や凄まじい曲が次々出てくる。
 たとえば「Ⅰ」の冒頭のスヴィリドフの作品(「時よ、前進」)などいきなりの超ぶっ飛び作品でモソロフの「鉄工場」並みの迫力(いやそれ以上か?大音量で聴くとスピ−カーぶっ壊れるので気をつけてね)。多少の風邪ならこれを聴けば治る。・・・とにかくこれでもかこれでもかのソビエト・ロマン!ロシア・フィルも、どんな陳腐な甘いメロディーもどんな時代遅れ風の行進曲もまったく恥ずかしがらず力いっぱい一生懸命演奏してくれていて、それがまた 嬉しい。
 有名なハチャトゥリアンやショスタコーヴィチの作品までも違ったアプローチで派手に打ち鳴らされていて爽快極まりない。
 ・・・このあたりの音楽がお好きな方には、いえ、そうでない方にも絶対絶対お薦め。絶対元気出ます。(ムード音楽要素が強い曲もあるので、あんまりクラシックから逸脱する音楽はいやだ、という方はご注意ください)
 それにしてもBEL AIRのロシアへのこだわり(関わり)というのはきっと何か大きな理由があるのに違いない。」(昔のコメントより)


 映画タイトル訳の一部は英訳からの直訳につき一般的邦題とは異なる可能性がございます。



旧譜第3回

BAM 2048
(1CD+1DVD)
\2000→\1890
ソビエト芸術ファンは泣いて喜ぶ
 ロシアの映画音楽 Vol.3

 【CD】 From Original Sound Tracks

  [1] Alexander Zhurbin: "Overture" from "The Moscow Saga" (1984)
  [2] Edward Artemiev: "Love Theme" from "Slave of Love" (1975)
  [3] Issak Schwartz: "Ouverture" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
  [4] Mikhael Tariverdiev: "Boy and the Sea" from "Goodbye Boys" (1964)
  [5] Issak Schwartz:
     "Theme of Decembers" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
  [6] Mikhael Tariverdiev: "Morning in Moscow" from "Olga Sergeevna" (1975)
  [7] Issak Schwartz: "The Swing" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
  [8] Mikhael Tariverdiev: "Love Theme" from "Lost Expedition" (1979)
  [9] Issak Schwartz:
     "Theme of Annenkov" from "Star of Captivating Happiness" (1975)
 [10] Mikhael Tariverdiev: "Improvisation" from "Olga Sergeevna" (1975)
 [11] Dmitry Shostakovich "Song about Oncoming" from "Oncoming" (1932)
 [12] Edward Artemiev: "Listen to Bach (The Earth)" from Solaris (1972)
 [13] Dmitry Shostakovich: "Morning" from "Year as Life" (1966)
 [14] Gennady Gladkov:
     "Walking on the Praire" from "The Man from Capucin Boulevard" (1978)
 [15] Dmitry Shostakovich: "Winter Garden" from "Michurin" (1948)
 [16] Georgy Sviridov: "Finale" from "The Red Bells" (1982)
 [17] Gennady Gladkov:
    "Battle with the Indians" from "The Man from Capucin Boulevard" (1978)
 [18] Anatoly Kroll: "Anxious" from "The Cavalier announced Dead" (2004)
 [19] Evgeny Krylatov:
    "The Appearance of Alice" from "The Guest from the Future" (1984)
 [20] Evgeny Krytalov:
    "Alice return to the Future" from "The Guest from the Future" (1984)
 [21] Edward Artemiev: "Theme" from "Stalker" (1979)
 [22] Evgeny Krylatov: "The Forest Sheep" from "Oh, Anastasia" (1971)
 [23] Andrey Petrov: "Waltz" from "Speaking for the poor Huzzar" (1980)
 [24] Evgeny Krylatov: "Promise Me Love" from "The Aquanaut" (1979)
 [25] Evgeny Doga:
    "The River" from "Gipsy Tabor (Camp) lives in the Sky" (1976)
 [26] Anatoly Kroll: “Smile in old Moscow” from "We come from Jazz" (1983)
 【DVD】 Selection of 24 Film Clips
  [1] Love Themes from "Slave of Love" Director Nikita Mikhalkov
  [2] Overture from "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [3] Theme of December from
    "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [4] The Swing from "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [5] Theme of Annenkov from
    "Star of Captivating Happiness" Director Vladimir Motyl
  [6] Anxious from
    "The Cavalier announced Dead” Director Karen Shahnazarov
  [7] Waltz from "Speaking for the poor Huzzar" Director Eldar Ryazanov
  [8] Finale from "The Red Bells" Director Sergei Bondarchuk
  [9] Winter Garden from "Michurin” Director Alexander Dovzshenko
 [10] Song about Oncoming from
    "Oncoming" Directors F. Ermler & S. Utkevuch
 [11] Boys and the Sea from "Goodbye Boys" Director Mikhail Kalik
 [12] Morning in Moscow from "Olga Sergeevna" Director Alexander Proshkin
 [13] Improvisation from "Olga Sergeevna" Director Alexander Proshkin
 [14] Love Theme from "Lost Expedition" Director Veniamin Dorman
 [15] Listen to Bach (The Earth) from "Solaris" Director Andrey Tarkovsky
 [16] The Theme from "Stalker" Director Andrey Tarkovsky
 [17] Overture from "The Moscow Saga" Director Dmitry Barschevsky
 [18] Smile in old Moscow from
    "We are from Jazz" Director Karen Shahnazarov
 [19] Promise me Love from "The Aquanaut" Director Igor Voznesenski
 [20] Walking on the Prairie from
    "The Man from Capucin Boulevard" Director Alla Surikova
 [21] Battle with the Indians from
    "The Man from Capucin Boulevard" Director Alla Surikova
 [22] The River from "Gipsy Tabor lives in the Sky" Director Emil Lotianu
 [23] The appearance of Alice from
    "The Guest from the Future" Director Pavel Arsenov
 [24] Alice return to the Future from
    "The Guest from the Future" Director Pavel Arsenov
大ベストセラーとなったBEL AIRのロシア映画音楽集の、まさかの第3弾。10年近い間をおいての続編である。
今回はさらに映像クリップのDVD付きというファン感涙の装丁。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


AUDITE



AU 92641
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
スイス放送の保管庫のオリジナル・マスターテープ使用
 フルトヴェングラー没後60周年記念/ルツェルンの第9

  ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリザ・カヴェルティ(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ルツェルン祝祭合唱団

AU 95641
(CD)
\2400→\2290
 フルトヴェングラー没後60周年記念!!!ルツェルンの第9、スイス放送の保管庫のオリジナル・マスターテープを使用。ピッチも入念に修正して、これ以上はないクオリティ!SACD HybirdとCDで発売!!

 録音:1954 年8 月22 日、ルツェルン/(SACD)76' 32、(CD)76' 32

 2014 年はフルトヴェングラーの没後60 周年、偉大な巨匠の偉業を偲ぶべくaudite が素晴らしい仕事をしてくれました!フルトヴェングラー晩年の大名演、ルツェルン音楽祭でのベートーヴェンの第9 交響曲が、放送局のオリジナルのマスターテープからSACD hybrid とCD に!
 audite 社の案内によりますと、SRF(スイス放送協会 Schweizer Radio und Fernsehen)の保管庫に秘蔵されていたオリジナルのマスターテープを丁寧に採録。元々の録音状態が良好なため、雑音の除去はごく僅か、テープヒスの軽減はほとんどせずに済んでいるとのこと。またピッチも可能な限り修正、ことに第3 楽章は正しいピッチに収まったことでよりじっくりとした風格の演奏となっています(このため演奏時間が若干長くなっています)。オリジナルのマスターテープは第1 楽章+第2 楽章、第3 楽章+第4 楽章の2 巻から成っており、楽章間の様子も可能な限りそのまま収録されています。
 フルトヴェングラーのベートーヴェン演奏の到達点とも言えるルツェルンの第9 は、これまでに様々な盤で出回ってきましたが、このaudite 盤が頂点に君臨することでしょう。しかもSACD hybird でも発売。60 年の時を超えてフルトヴェングラーの偉大な芸術をしっかり胸に受け止めましょう!



<メジャー・レーベル>

ERATO



2564625964
(CD+DVD)
\3000→\2790
気になる方はお早めに
 メナヘム・プレスラー/90歳記念コンサート

CD:
 ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81
 シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667「ます」*
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 Op.10〜第3楽章
メナヘム・プレスラー(P)
エベーヌ四重奏団
ベンジャミン・ベルリオーズ(コントラバス)*
DVD:
 ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.81
 シューベルト:歌曲集「冬の旅」 D.911〜
  菩提樹、春の日、鳥、辻音楽師
 シューベルト:歌曲「ます」 D.550
 シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667「ます」
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 Op.10〜第3楽章
 ショパン:夜想曲 第20番 嬰ハ短調
メナヘム・プレスラー(P)
クリストフ・プレガルディエン(T)
エベーヌ四重奏団
ベンジャミン・ベルリオーズ(コントラバス)
2013年11月 パリ、サル・プレイエルでのライヴ

あまり体力のないメジャー・レーベルがこういう大きなアイテムを出すと、すぐに完売してしまいそうで怖い。



旧譜
プレスラー、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番

BIS SA 1999
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
メナヘム・プレスラー2012年、89歳の最新録音!
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調Op.110[20’15]
 (2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960[45’07]
 (3)ショパン:夜想曲第20番嬰 ハ短調 遺作[4’06]
メナヘム・プレスラー(ピアノ)
 注目盤。これはすごい。室内楽界の至宝、メナヘム・プレスラー2012年、89歳時の最新録音!祈りに満ちたベートーヴェン、シューベルト、ショパン

 録音:2012 年2 月、3 月/サフォーク州、ポットンホール、イギリス/5.0 Surround sound、70’33

 SACD ハイブリッド盤。1923 年生まれのプレスラーが2012 年に録音した最新アルバムが登場。収録時は89 歳となり、曲はプレスラーが長年弾き続けてきたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31 番、シューベルトのピアノ・ソナタ第21 番、そしてショパンの夜想曲第20 番遺作です。
 プレスラーは1955年より解散までの53年間、ボザール・トリオの創設メンバーとして活躍、1996年には当時72歳にしてカーネギーホールでリサイタル・デビューしたピアニストです。2008 年9 月6 日ルツェルン音楽祭でのコンサートをもってトリオは解散し、その後、現在に至るまでソリストとして世界各地でリサイタルを行っております。言わば「大器晩成」のピアニストですが、演奏は年を重ねるごとに成熟し、聴き手に音楽の本質をダイレクトに伝えてくれます。音色は明るく、また性格が滲み出ているような穏やかタッチは心を打たれます。
 この収録曲を含むプログラムは、2011 年3 月23 日パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(30 79668(DVD)/30 79664(Blu-ray))におけるライヴ映像が発売されており、静かなる情熱が伝わってきます。また、この公演後2011 年6 月に来日し、その時の公演は非常に話題となりました。2014 年4 月には庄司紗矢香とのデュオ・リサイタルで来日公演も予定しており、今なお進化し続ける室内楽界の至宝の音楽を間近で聴くことができそうです。





<国内盤>


東武レコーディングズ



TBRCD 0023
(2CD)
\4200+税
「ジョルジェスク、スプラフォン全録音集」
 (1)ベートーヴェン:交響曲第7番
 (2)リヒャルト・シュトラウス:交響詩「死と変容」
 (3)リスト:ピアノ協奏曲第1番
 (4)ラフマニノフ:パガニーニの主題による変奏曲
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(2)(3)ヴァレンティン・ゲオルギュ(ピアノ)
 ジョルジェスク&チェコ・フィルのスプラフォン全録音集!!天才エンジニア須賀孝男氏による再生、マスタリング!!

 録音:(1)(4)1952 年スタジオ録音、(2)(3)1953 年スタジオ録音

 東武レコーディングズでは、ルーマニア・エレクトレコードの原盤による巨匠ジョルジュ・ジョルジェスク(1887〜1964)の名演を数々復刻してまいりました。
 それらの出版に何くれとなく助言をいただいたのが、ジョルジェスク氏のご息女、イオアナさんです。彼女から「亡父の最も音質の良い演奏」として、スプラフォンへのチェコ・フィルとのスタジオ録音の復刻の提案をいただきました。 この度キング・インターナショナル様の無私のご協力を得まして、スプラフォンのマスターテープを用いての全世界初復刻が没後50 周年に登場します。
 再生、マスタリングは、キング関口台スタジオの至宝須賀孝男氏が担当し万全の布陣を取りました。かつてのDANTE/LYS はLP からの劣悪な復刻であったために、クオリティの差は歴然です。
 チェコ・フィルにとっては、戦後の混乱を克服しての絶頂期の幕開きの時代で(ターリヒの『我が祖国』もこの時期の録音)、アンサンブルの充実にも見るべきものがあります。ジョルジェスクはチェコ・フィルと馴染みが深く、「プラハの春」にも度々出演、相性の良さも抜群です。演奏は折紙付きの名演で、ベートーヴェンの第7 番のキビキビしたリズム感は心地良いものです。「死と変容」は、シュトラウスとは同時代で親交も深く、フルトヴェングラーよりシュトラウス自身の表現に似たスタイリッシュなものです。
 ジョルジェスクが高く評価し今なお現役で活躍するルーマニアの名手ヴァレンティン・ゲオルギュー(1928〜)との楷書の味わいのリスト、ラフマニノフも傾聴に値するものです。


ジョルジュ・ジョルジェスク
エレクト・レコード旧譜

ERT1001-2
(5CD)
\5000
完売していたらごめんなさい!
ルーマニア、エレクト・レコード創立80 周年記念
 ジョルジュ・ジョルジェスク指揮&ジョルジュ・エネスコ・フィル
  ベートーヴェン:交響曲全集
  <CD1>
  交響曲第1番
   ([10:37][7:06][3:21][5:46],録音:1961 年5 月)
  交響曲第7番
   ([11:55][9:13][8:15][6:35],録音:1962 年1 月)
  レオノーレ序曲第3番 ([12:47] ,録音:1962 年1 月)
  <CD2>
  交響曲第2番
   ([11:51][13:05][3:26][6:09] ,録音:1961 年4 月20 日)
  交響曲第6番「田園」
   ([8:42][14:25][5:15][3:25][9:46] ,録音:1961 年10 月)
  <CD3>
  交響曲第8番 ([9:16][3:58][5:05][7:54] ,録音:1961 年5 月)
  交響曲第3番「英雄」
   ([14:44][17:34][6:11][12:27] ,録音:1961 年3 月)
  <CD4>
  交響曲第4番
   ([10:15][11:29][6:05][6:49] ,録音:1962 年1 月)
  交響曲第5番「運命」
   ([8:04][10:34][5:55][8:39] ,録音:1961 年8 月)
  「コリオラン」序曲 ([8:23] ,録音:1961 年8 月)
  <CD5>
  交響曲第9番「合唱」
   ([14:57][11:11][15:06][25:47] ,録音:1961 年7 月)
  「エグモント」序曲 ([8:20] ,録音:1962 年1 月11 日)
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮
ブカレスト・ジョルジュ・エネスコ・フィル
(第9)
 エミリャ・ペトレスク(S)
 マルタ・ケスラー(Ms)
 イオン・ピソ(T)
 マリウス・リンツラー(Bs)
 ジョルジュ・エネスコ・フィル合唱団
  (ヴァシリ・パンテア指揮)
 ルーマニア放送合唱団
  (カロル・リトヴィン指揮)
ルーマニア、エレクト・レコード創立80 周年記念、東武ランドシステム共同制作!ジョルジュ・ジョルジェスクのベートーヴェン:交響曲全集!ヴァイオリン両翼配置、全ステレオ・スタジオ録音!

録音:1961-62 年、ルーマニア文化宮殿ホールにおけるスタジオ・ステレオ録音、エンジニア:Ben Bernfeld

 ジョルジュ・ジョルジェスク(1887-1964)は、ルーマニアを代表する大指揮者でジョルジュ・エネスコ・フィルの音楽監督を1920年から1944 年までと1954 から1964 年まで務めました。1918 年から1920 年にはゲヴァントハウス管の副指揮者としてアルトゥール・ニキシュに直接師事しました。ニキシュに影響を受けた巨匠であり同年代のボールトとも共通するのがヴァイオリンを両翼に配置した古典的演奏スタイルです。
 ルーマニアはソ連の庇護のもとにありましたが、本国ソ連でも全てがステレオ録音に移行していなかったこの時期に、高水準のステレオ録音でベートーヴェン全集が遺されていたことは驚嘆と喜びを隠せません。
 この全集についてはDANTE/LYS のCD がありましたが市販LP からの板起こしで今回初のマスター・テープからのCD 化となります。
 ジョルジェスクの演奏は、「田園」などクライバー並の超快速で歌心に満ちたもの。リズム感も明快。どこをとってもきびきびしていて聴かせます。エネスコ・フィルも如何にも鄙びた味わいで、木管の懐かしい響きも心を打ちます。「合唱」はルーマニア語による歌唱となります。研究好きの方にはメンゲルベルクなどを思わせる楽譜の改訂なども興味深いところと言えましょう。
 エレクト・レコードは膨大なバックカタログを誇りますが中々その復刻が進まなかったため、今秋より弊社との共同制作で、重要アイテムを復刻していきます。ブカレストは高温多湿ですが幸いにもマスター・テープの保管状態は極上、録音データも現存しました。現役のストゥーダーのデッキで慎重に再生され、マスタリングを施しました。
 次回以降には、マンデアルのブルックナー:交響曲全集、カルロ・ゼッキのモーツァルト、シェリングの全ルーマニア・ライヴ、シルヴェストリのショスタコーヴィチ:交響曲第10 番が予定されております。
 CD 日本プレス。マルチケース5 枚組。英語、日本語によるライナーノート付。

ERT 1024
\2200→\1990
ジョルジェスク(指揮)&ジョルジュ・エネスコ・フィル
 ブラームス:

  (1)交響曲第3番ヘ長調Op.90
  (2)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
ジョルジュ・エネスコ・フィル
 本邦初登場!!ジョルジェスクの名演群、2014 年の没後50 年記念リリース
 ジョルジェスク御息女、Madame Ratiu-Raileanu 制作協力、ジョルジェスク研究家Chotil-Fani 氏がライナーノート執筆(仏、英、日本語解説)

 録音:(1)1964 年5 月23 日ライヴ、ステレオ録音、(2)1964 年2 月23 日スタジオ・ステレオ録音

 いささか頼りない位の開始ですが、これがジョルジェスクの計算であることが聴きすすむ内に理解できます。ライヴのジョルジェスクは極めて少ないために貴重そのもの、特に亡くなる年の演奏だけに感慨深い名演。独特のフレージング、テンポ変化はシューリヒトをも思わせますが、これぞ「ニキシュ直伝」のユーモアを伴った融通無碍な指揮法に基づく物なのかもしれません。ブラームスの交響曲の中でも最もお洒落な、誤解を承知で言えばラテン音楽的アプローチが有効な曲だけに楽しめます。ハイドン変奏曲はスタジオ録音だけにより明瞭な音質で木管の歌はまことに好ましいもので、しみじみした味わいに満ちております。
 

ERT 1025
\2200→\1990
ジョルジェスク(指揮)&ジョルジュ・エネスコ・フィル
 シューベルト:
  
(1)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
  (2)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:(1)1963 年スタジオ・ステレオ録音、(2)1963 年ライヴ・モノラル録音

 「未完成」は誠に高貴な香り漂う名演で、早めのテンポを貫きますが存分に歌わせ、さらに静かに雪が積もるかのような切ない抒情性を伴った至高の芸風。同世代のフルトヴェングラー、クナッパーツブッシュとも異なる価値観がここにはあります。
 ヴァイオリンは両翼配置で、コントラバスが右という配置です。「ザ・グレート」も踊るような木管の飛翔が心愉しい演奏で、終局の豪快さも目を見張ります。ジョルジェスクは「ザ・グレート」が勝負曲目で同年のザルツブルク音楽祭にもチェコフィルを率いて披露しています。音色は軽めでまるでフランスやイタリアのオーケストラを聴くかのようで、正しくスラヴ海に浮かぶラテンの島、ルーマニアの特徴が表れています。
 

ERT 1026
\2200→\1990
ジョルジェスク(指揮)&ジョルジュ・エネスコ・フィル
 
(1)フランク:交響曲ニ短調
 (2)R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
ジョルジュ・エネスコ・フィル
 録音:(1)1964 年6 月15 日ステレオ・ライヴ録音、(2)1962 年5 月20 日スタジオ・ステレオ録音

 フランクはジョルジェスクの死の僅か2 か月半前のライヴ。弱ったところはまるでなく、フランス6 人組とも近しく、度々フランスにも客演した巨匠だけにフルトヴェングラーやメンゲルベルク風のドイツ・スタイルの演奏の対極にある「フランス音楽」的な名演です。
 フレージングはここでも独特で、こういう表現方法もあるのか!と聴く者を唸らせる啓発的な演奏。オーケストラの配置は現代配置。ティル・オイレンシュピーゲルは、スタジオ録音だけに実に鮮明な音質で師匠筋にあたるシュトラウスの演奏に良く似た颯爽としたテンポ、オペラ的な歌い回しの巧みさ、洒脱さに心打たれます。こちらは古典配置で演奏されております。

















10/22(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACTE PREALABLE



AP 0333
\2200→\1990
ヘンリク・メルツェル(1869-1928):室内楽作品集
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲ト短調 Op.2(*)
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調
  ヴァイオリンとヴィオラのためのドゥムカ
ナタリヤ・ズプコ(ピアノ)
ヨアンナ・オコン(ヴァイオリン)
アンナ・ヴルベル(チェロ(*))

録音:2014年5月30日、6月23-24日、第一音楽学校コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
 ヘンリク・メルツェルはジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)に作曲を、テオドール・レシェティツキ(1830-1915)にピアノを師事したポーランドの作曲家・ピアニスト・指揮者。ピアノ協奏曲第1番&第2番を収めたCD(AP 0163)は当レーベルのベストセラーのひとつです。


旧譜
ヘンリク・メルツェル:ピアノ協奏曲第1&2番
ACTE PREALABLE AP 0163 1CD¥2200→ \1990

 この間風呂に入っていて、気づいたらこのメルツェルのピアノ協奏曲第1番の第3楽章のメロディーを口ずさんでいた。ほんっとにもう恥ずかしくなるくらいロマンチックなメロディー。
 いや、もう、こういうお馬鹿な作品にたまに出会うとほんと、嬉しくなる。

 ヘンリク・メルツェルは1869年ポーランド生まれ。ショパンが亡くなって20年後にポーランドに現れた人。ロシアからの独立を目指したが失敗に終わり、数百人のポーランド貴族が絞首刑にされた「一月蜂起」から5年後に生まれた。なので時代的にもこの作曲家の作品は、ショパンという大偉人の錦を背負い、ポーランドの文化的独立を目指すという位置にいるような気がした。
 ・・・ところが、このメルツェルのピアノ協奏曲、もう完全にロシア音楽なのである。
 どこにもショパンの音楽の繊細な感性は見受けられない。何となく我々が思うようなポーランドの民族性というものが感じられない。
 もっとポーランドの色を強く持った「お国!」的なコンチェルトを書いて、文化的独立を果たしたいものじゃないのか??
 いや、それは逆か。
 長年ロシアに虐げられたポーランドの作曲家だからこそ、「おれたちにだってお前らに負けないようなドデカいコンチェルトを作れるんだぞ!」というところを見せたかったのか?
 なるほど、そう思えばこのメルツェルの野心は達成されたといっていいかもしれない。
 これらのコンチェルト、ショパンの後継ではなく、まちがいなくルビンシテインやチャイコフスキーの末裔という感じなのである。いや、彼らの作品をさらにどろどろにしてスケールでかくしたような音楽。派手なオーケストレーションと映画音楽ばりのコテコテの甘い民謡旋律を思う存分使い、ラストではこれでもかこれでもかと盛り上げる。そこまで盛り上げなくても、というくらい盛り上げる。その品のなさはショパンではなく、やっぱりロシア系の作曲家。
 実は第1番はルビンシテイン作曲コンクールでなんと第1位を取った。ルビンシテインはその前年に死んでいるが、もし生きて聴くことがあったらまあ大喜びだったろう。
 そして続く第2番もパデレフスキ作曲コンクールでこれまた第1を獲得。第1番をさらにスケール・アップさせたこの曲は伝説的名手レシュテツキに捧げられているから、当時はそうとうな注目作品だったはず。
 その後ヘンリク・メルツェルは教育者としてワルシャワ音楽院の教授、院長を務めることになる。
 この2曲の作品は、そんな将来のポーランドの大偉人が青年時代に作り上げた、ちょっと恥ずかしいけれど立派過ぎるくらい立派な、「豪腕系一大叙事詩的協奏曲」。まったく聴いているだけで疲れてしまうような大サービス・コンチェルト。ロシアに真っ向から立ち向かって大爆発の自爆を遂げたといっていい。聴きながらいっしょにのたうちまわりましょう。こんなお馬鹿な大作、なかなか聴けない。

 ちなみにピアノのヨアンナ・ワヴリノヴィチはショパン音楽院を卒業した、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカの最後の弟子。その可憐でキュートな容姿にもかかわらず、この怪物コンチェルトを徹底的に弾き切っていて爽快。
 ブックレットにワヴリノヴィチ大写しのページがあって(下記写真参照)、それをジャケット表にすることもできたりします。




AP 0163
¥1990
ヘンリク・メルツェル(1869-1928):
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調(1892-1894)
  ピアノ協奏曲第2番ハ短調(1898)

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
ルーベン・シルヴァ(指揮)
コシャリン・フィルハーモニー管弦楽団

メ録音:2007年11月19-21日、ポーランド、コシャリン
 メルツェルはポーランドのピアニスト・作曲家・指揮者・音楽教師。作風的には後期ロマン派に属している。ショパン後のポーランド・ロマン派音楽をお探しの方には見逃せないアイテム。
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチはワルシャワのショパン音楽院を卒業後、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001)に師事、彼女の最後の教え子の一人となったポーランドのピアニスト。
 ルーベン・シルバはボリビア出身・ポーランド在住の指揮者。


 

AP 0334
\2200
ペンデレツキ(1933-):
  弦楽五重奏曲
  (弦楽四重奏曲第3番「書かれなかった日記のページ」に
   コントラバスを加えた版)(*)
ドヴォルジャーク(1841-1904):
 弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.77 B.49
シロンスク五重奏団
 ダリウシュ・ズボフ(第1ヴァイオリン)
 ヤクプ・ウィシク(第2ヴァイオリン)
 ヤロスラフ・マジェツ(ヴィオラ)
 カタジナ・ビェドロフスカ(チェロ)
 クシシュトフ・コジェン(コントラバス)

録音:2014年7月7-11日、シロンスク・フィルハーモニー、カトヴィツェ、ポーランド
(*)世界初録音。





ARTESMON



AS 740-2
\2600→\2390
プラハから−心から トランペットのためのチェコ音楽
 ドヴォルジャーク(1841-1904)/ラディスラフ・コズデルカ編曲:
  愛の歌 Op.83(全8曲;トランペットとピアノのための版)
 ヤナーチェク(1854-1928)/トマーシュ・イッレ編曲:
  草陰の小道を通って より 抜粋(7曲;トランペットとピアノのための版)
 マルチヌー(1890-1959):トランペットとピアののためのソナタ H.357
 ヴァーツラフ・トロヤン(1907-1983):トランペット協奏曲(ピアノ伴奏版)
 ラディスラフ・コズデルカ(1974-):
  ソラルス [Solarus] (トランペット独奏のための)(*)
 ドヴォルジャーク/トマーシュ・イッレ編曲:
  交響曲第9番「新世界より」Op.95 より ラルゴ
   (トランペットとピアノのための版)
  ユモレスク Op.101 No.7(トランペットとピアノのための版)
ラディスラフ・コズデルカ(トランペット)
ヴァーツラフ・マーハ(ピアノ(*以外))

録音:2014年3月16日、4月1、6、21日、ドヴォルジャーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ

 ラディスラフ・コズデルカは1974年チェコのブルノに生まれ、ブルノ音楽院でベドジフ・ドヴォジャーチェクに、プラハ音楽アカデミーでヴァーツラフ・ユネクに師事したトランペット奏者。1994年と1995年にプラハ室内フィルハーモニー管弦楽団で演奏。1998年から2009年までプラハ国民劇場管弦楽楽団首席奏者。2008年11月以来2014年現在チェコ・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。

 

AS 741-2
\2600
旅 J・S・バッハ、ブゾーニ、フランク:ピアノ作品集
 J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:シャコンヌ
 B・マルチェッロ(1686-1739)/J・S・バッハ編曲:協奏曲ニ短調 BWV974
 テレマン(1681-1767)/J・S・バッハ編曲:協奏曲ト短調 BWV985
 フランク(1822-1890):前奏曲、コラールとフーガ
イリーナ・コンドラテンコ(ピアノ)

録音:2013年9月、スタジオ・マルチーネク、プラハ、チェコ

 イリーナ・コンドラテンコは長年チェコを本拠に活躍しているラトヴィア出身のピアニスト。ヴァイオリニストのヤナ・ヴォナーシュコヴァー=ノヴァーコヴァーとのデュオで Supraphonレーベルにブラームスのヴァイオリンとピアノのための全作品の録音を行っています。





CLARTON


CQ 0088-2
\2500
モーツァルト(1756-1791):フルート四重奏曲集
  第1番ニ長調 K.285/第2番ト長調 K.285a
  第3番ハ長調 K.Anh.171(285b)/第4番イ長調 K.298
パヴェル・フォルティーン(フルート)
スタミツ弦楽四重奏団員
 ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン)
 ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)
 ペトル・ヘイニー(チェロ)

録音:2009年3月8-10日、チェコ同胞団福音教会礼拝堂、プラハ、チェコ
 パヴェル・フォルティーン(フォルティン)はオストラヴァ・ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団(首席)の奏者を経て2014現在群馬交響楽団の第一奏者を務めているチェコのフルート奏者。





FFV RECORDS



FFV 04
\2900→\2690
ユゼフ・エルスネル(1769-1857):ヴァイオリンとフォルテピアノのための作品集
  ヴァイオリンとフォルテピアノのための3つのソナタ Op.10(1798)
   第1番ヘ長調/第2番ニ長調/第3番変ホ長調
  ポロネーズ ニ長調「ソフィア・チャルトリスカに」
  ポロネーズ ホ長調(スワヴォミル・トマシク&エドヴァルト・ヴォラニン編曲)
スワヴォミル・トマシク(ヴァイオリン)
使用楽器:1763年、マルチン・グロブリチ製
エドヴァルト・ヴォラニン(フォルテピアノ)
使用楽器:複製品(モデル:1792年、ヴァルター製)

録音:2014年2月6-7日、ショパン音楽大学コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
 ユゼフ・エルスネルはショパンの師としても知られるポーランドの作曲家。ポロネーズ ホ長調はフランスの作曲家ロドルフ・クレゼール(1766-1831)のオペラ「ロドイスカ」の序曲から採った主題に基づいてエルスネルが書いた管弦楽のための舞曲を演奏者が編曲したものです。





HERITAGE


HTGCD274
\1700
アルビノーニ:オーボエ協奏曲集
 Op.7-3、Op.7-6、Op.7-9、Op.7-12、
 Op.9-2、Op.9-5、Op.9-8、Op.9-11
サラ・フランシス(Obe)
ロンドン・ハープシコード・アンサンブル
 

UKCD600
(6CD)
\5600
メシアン:オルガン曲集 ジェニファー・ベイト(Org)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


HERITAGE



HTGCD277
\1700
マグダ・タリアフェロの芸術
 レイナルド・アーン:ピアノ協奏曲、ソナチネ/
 シューマン: 3つのロマンスOp.28より第2番/
 ショパン:幻想即興曲Op.66/
 アルベニス:セビリア/
 モンポウ:子供の情景より/
 ドビュッシー:
  「版画」より雨の庭、「ピアノのために」よりトッカータ
マグダ・タリアフェロ(pf)



旧譜 ARDMOREから

ASS-008
1CD-R\1700
マグダ・タリアフェロ (ピアノ)

ファリャ:
 「はかなき人生」よりスペイン舞曲
 「三角帽子」より粉屋の踊り
グラナドス:
 「ゴイェスカス」より夜鳴きうぐいす
  スペイン舞曲アンダルーサとオリエンタル
アルベニス:
 「スペインの歌」より第4番 第5番 「スペイン組曲」第3番*
 「イベリア」よりエヴォカシオンとトゥリーナ
ヴィラ=ロボス:
 「ブラジルの詩」第2番 第3番
 「赤ちゃんの一族」より道化人形
ショパン:幻想即興曲*
フォーレ:即興曲第2番**
モーツァルト:トルコ行進曲**
マグダ・タリアフェロ (ピアノ)
(F) Ducrete-Thomson 300 C 114 - 1960年パリ録音
(F) 78rpm Pathe PAT22* - 1934年パリ録音 & Ultraphone BP757** - 1930年代パリ録音

パッケージは薄CDケース入りジャケ印刷とCD-R印刷のみの商品で、日本語表記と日本語解説はありません。


 これがタリアフェロか。これがタリアフェロなのだ。
 ブラジルに生まれ地元サン・パウロ音楽院で学んでいたタリアフェロの才能を見出し、彼女にパリ音楽院への入学を勧めたのはカザルス。
 そのパリ音楽院で彼女に指導し、強い個性を羽ばたかせたのがコルトー。
 そして入学後わずか8ヵ月後の試験でプルミエ・プリを獲得した彼女に対し、「すでに一人の芸術家で、人もうらやむ才能を持っている」と絶賛した審査員の一人がアルベニス。
 その賞を彼女に授与し、のちにピアノ協奏曲第5番で半世紀たった今も決定盤となっている名演を彼女に残してもらうことになるのがサン=サーンス。
 歌劇「はかなき人生」のピアノ編曲用舞曲を彼女に捧げたのがファリャ。
 世界で最初に彼女に作品を録音してもらったのがモンポウ。
 美しいピアノ協奏曲を献呈し、指揮までして録音を残したのがアーン。
 ・・・いやはや、とんでもない御仁。
 その魅力は、コルトー譲りの純フランス的ピアニズム・・とよく言われる。店主もそのつもりで今まで聴いてきた。
 ただ同時にどこか出生地ブラジルを思わせる熱く激しい情熱やリズムを感じることがあった。ただのフランス風ピアニストで終わらない何か。でもこれまでそれをはっきり認識させてくれるアルバムには出会っていなかった。
 しかし今回のスペインものは、それをはっきり感じさせてくれた。ただの優雅さや艶やかさだけでは、こうまで匂い立つような音楽にはならない。ここには独特の強いリズム感がある。もっといえば彼女だけが持っている舞踏感覚。いや・・・人間としてのかっこよさとでも言おうか。これは間違いなく生まれながらのものだ。自分自身は強い香りを発しながら、決して自らはその香りに溺れない南国の花のような。
 このファリャ、アルベニス、グラナドス・・・ただのフランスの優れたピアニストが弾いたスペインもの、ではないのである。スペイン音楽の熱く沸きあがるような血を全身に浴びながらの演奏。
 これがタリアフェロなのだ。
 しかもすごいのがその後に続く30年代のショパンとモーツァルトの「トルコ行進曲」。全然普通じゃない。絶妙な個性。匂い立つようなショパンに異色の「トルコ行進曲」。このひと、そうとう破天荒。カザルスやコルトーやティボーがその才能に驚嘆し愛したのも、わかる。

 他レーベルだがDOREMI DHR7961 のジャケット。この目つきがすごい。



<メジャー・レーベル>

SONY



8887503873-2
\2500→\2290
シルヴィア・キエーザ /イタリアン・モダニズム
 ① アルフレード・カゼッラ(1883-1947):『チェロ協奏曲Op.58』
 ② レスピーギ:『アダージョと変奏』
 ③ イルデブランド・ピツェッティ(1880-1968):『チェロ協奏曲ハ短
シルヴィア・キエーザ(Vc),
コッラード・ロヴァリス(指揮)
RAI国立交響楽団
 カセッラとピッツェッティ、レスピーギという20世紀前半を代表するイタリア人作曲家のチェロ協奏曲を集めたアルバム。
 カゼッラの協奏曲はメカニカルな軍隊調の作品で、Rシュトラウスやショスタコーヴィチ的な大胆かつロマンティックな風景が描かれています。
 「20世紀のパレストリーナ」と呼ばれたピツェッティはレスピーギ、カゼッラと並ぶ近代イタリアの大家で、古典への回帰を含ませた情熱的でロマンティックな音楽です。
 そしてレスピーギの作品といった近代イタリアの作曲家の作品は、独特の雰囲気をもった作品として最近人気が復興しつつあります。
 ヤニグロの秘蔵っ子で、トリオ・ディ・トリエステで活躍した名手シルヴィア・キエーザによって、これらの傑作チェロ作品をイタリアの感性豊かに弾いた名演といえましょう。
  【録音】 2014年1月, トリノ、RAIアルトゥーロ・トスカニーニ・アウディトリウム




RCA



8884309546-2
(2CD)
\3300→\3090
デイヴィッド・ジンマン/
 ストラヴィンスキー:春の祭典
  [1913年初稿世界初録音+1967年決定稿]

 イーゴル・ストラヴィンスキー:
 DISC 1
  1.バレエ音楽「春の祭典」
     [1913年初稿/世界初録音]
 DISC 2
  2. バレエ音楽「春の祭典」
     [1967年決定稿]
  3.デイヴィッド・ジンマン、「春の祭典」と
    その2つの稿を語る
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
3.デイヴィッド・ジンマン(語り)、
アンドレアス・ミュラー=クレポン(聞き手)、
フィリップ・ハノン[フランス国立管弦楽団団員](バソン)、
マティアス・ラッツ[チューリヒ・トーンハレ管弦楽団員](ファゴット)
 【録音】2013年6月8日&9日、チューリヒ、トーンハレでの「春の祭典」初演100年記念演奏会でのライヴ・レコーディング
 【プロデューサー】アンドレアス・ヴェルナー
 【サウンド・エンジニア&エディティング】ヨエル・コルミール

 こんなにも違うのか!1913年5月29日、パリの聴衆を興奮の渦に巻き込んだ20世紀オーケストラ曲の怪作「春の祭典」。
 初演から100年を経て、その原初の姿が鮮烈によみがえる。
 ■ジンマン+チューリヒ・トーンハレの最新盤は、昨年6月に行われた「春の祭典」初演100年記念演奏会のライヴ。「春の祭典」は何度も改訂されていますが、当アルバムの目玉は、作曲者が構想した最初の姿である1913年の初稿の世界初録音。チューリヒのパウル・ザッハー財団所蔵になる自筆譜を使用し、初演にかける前の作品の原初の姿を再現。「初稿はよりソフトで印象主義的」というジンマンの言葉通り、細部のオーケストレーションが異なり、演奏を繰り返していく過程でストラヴィンスキーが改訂を加えた意図がよく判ります。ジンマン盤の特徴は、今年発売され話題となったロト指揮ル・シエクルの再現稿とは異なり、初演にかける前に作曲者が思い描いた作品の形態を、記譜のミスと思われる個所も含め、そのまま演奏していることにあります。
 ■同じコンサートでは、作品の最終形である1967年稿が休憩後に演奏され、さらにジンマンによるプレコンサート・レクチャー(約35分)も行われており、それらすべてをCD2枚組に収録しています。ジンマンの師モントゥーは作品の初演指揮者であり、1963年の「初演50周年記念演奏会」ではジンマンがアシスタントとしてリハーサルを指揮。それゆえこの100年記念演奏会はジンマンにとって感慨深いものであり、円熟の棒が冴えわたっています。
 ■なおプレコンサート・レクチャーでは、ジンマン(英語)、司会(ドイツ語)による語りのほか、作品の部分的なデモンストレーション演奏も含まれています。初稿と決定稿の差異や、フランス国立管とトーンハレ管のファゴット奏者によるバソンとファゴットの音色を比較したりするデモ演奏に加えて、特筆すべきは、アンセルメが1922年にチューリヒ・トーンハレ管弦楽団で第2部の序奏のみを単独で取り上げた際にストラヴィンスキーが5小節のコーダを書き足した稿(世界初録音、ジュネーヴ音楽院所蔵)、「春の祭典」冒頭の有名なファゴットの旋律のもととなったユスキエヴィッツの「婚礼の歌」がジンマンによるオーケストラ編曲で含まれている点でしょう。
 ■「自筆譜による初稿と現行版の差異は、オーケストレーション、小節の区切り方、そして演奏についての指示にわたって数多くあります。例えば冒頭の有名なファゴットのソロは、初稿ではデイナミックスの指示がなく、演奏者の解釈にゆだねられています。これまた有名な『春の兆し』には下げ弓の指示がなく、現行版の脅迫的な趣きがありません。音楽の内容にかかわる重要な変更もあります。練習番号28では、後の改訂では18小節分の音楽が削除されています。リズムの上で複雑な『いけにえの踊り』でも非常に多くの差異が見られるのです。」(デイヴィッド・ジンマン)
 ■ハードカバー・ブックタイプのパッケージ使用。写真・図版を多数含む104ページの解説付き
  ①「『春の祭典』との人生〜デイヴィッド・ジンマン・インタビュー」 
  ②マイケル・マイヤー「ストラヴィンスキー『春の祭典』の起源、影響とさまざまな争点について」 
  ③インガ・マル・グルーテ「1913年のパリ〜ストラヴィンスキーの『春の祭典』」 
  ④カーステン・レール「イーゴル・ストラヴィンスキー」 
  ⑤マルギット・キッチュ「『春の祭典』の初演」 
  ⑤「作品のインスピレションとなったもの」 ほかを掲載。
 


8888372520-2
\2500→\2290
アンドレア・バケッティ/ヨハン・アドルフ・ハッセ:ソナタ集
 ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
  ① ソナタ, ② オルガンのためのフーガ,
  ③ チェンバロのためのソナタ, ④ コンチェルト,
  ⑤ 6つのソナタ〜第4番,
  ⑥ 6つのソナタ〜第5番
アンドレア・バケッティ(P)
 今年7月に来日し、斬新な演奏で各所から絶賛されたアンドレア・バッケッティの最新録音は、イタリアで学んだ「ザクセンの人」(イタリア語で「イル・サッソーネ」)ヨハン・アドルフ・ハッセのピアノ作品集。
 バッケッティが、バッハの鍵盤音楽全曲録音を目指して進めている「バッハ・エディション」と並んで手掛けている、18世紀イタリアの作曲家のピアノ曲を、原典資料から新たに掘り起こして録音するプロジェクトの一環です。
 ハッセは、ドレスデンのザクセン選帝侯宮廷で活躍した作曲家。近年では18 世紀にオペラ作曲家として活躍した重要な人物として有名ですが、その成功と共に彼は優れた鍵盤楽器奏者でもありました。イタリア様式をドレスデンに持ち込んだこれらのソナタは、バッハの理数系の計算された作曲法と情熱的なイタリア旋風が融合された新音楽のように感じられるでしょう。
 バケッティは、チェンバロからフォルテピアノヘという過渡期であったこれらの作品をファツィオリのピアノによる美しく多彩な音色を駆使しながら、躍動感あふれる千変万化のニュアンスを引き出しています。
 【録音】2014年5月, イタリア、サチレ、ファツィオリ・ホール




店主が思うにバッケッティの現時点での最高傑作
しかし SONYに移籍して入手困難に
これまでご注文いただいた方には「入手困難」とお知らせしましたが、海外から若干数入る見込み
在庫限りとなりますがどうぞ再注文を・・・

Bach: Goldberg Variations
DYNAMIC
CDS 659
\3000
アンドレア・バッケッティ(P)/ゴルトベルク変奏曲
 バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲 BWV988
  ペツォールト(伝バッハ):メヌエット ト長調
  コラール「ただ愛する神の力に委ねる者は」BWV.691
  C.P.E.バッハ:行進曲 ト長調
  ゴルトベルク変奏曲のアリア ト長調
  前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.846
アンドレア・バッケッティ(P)
録音:2010 年1 月11 日/DDD、72'51


 まるで風のようにさわやかで、なんだか弾いているのが楽しくてたまらない、というような演奏。戯れかおしゃべりか、そんな雰囲気なのである。
 ゴールドベルクといえば本来は他愛無いBGM曲だったはずが、昨今では超絶技巧的対位法を用いた偉大なる音楽的遺産としてのしあがり、演奏するほうも聴くほうもいつしか襟を正して聴く作品になってしまった。
 ところが、このバッケッティ。もう1回この曲をかるーい出し物に変えてくれた。
 風の戯れか、蝶の乱舞か、いやいやもっと卑近な感じ。ウサギがピョンピョン飛び跳ねているとでも言おうか。
 バッケッティにこの作品の事を聞いたら、「え、この曲、そんなすごい曲なの?ま、軽く楽しんでよ」と答えそう。「装飾」もなんだかジャズのような自由さを感じさせるし、「アクセント」もロックっぽい。
 こういう演奏でいいし、こういう聴き方でいいんだよね、バッケッティ。と言っているうちに1時間が過ぎた。

 ところが驚きはそこで終わらない。
 このCD、収録されているのはゴールドベルクだけではなかったのである。
 しばらくして突然始まったのは、バッハの「メヌエット」。
 みんな知ってるあの「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」の中の1曲。実はバッハの作品じゃなかったんだけど、そこはまあ置いておいて、チャーミングで可憐なあの曲が始まったのである。
 これが素敵。
 今まで「難物」極まりない曲だったはずのゴールドベルクのあとに、さりげなく可愛くメヌエット。
 これがなんともいい具合に、バッケッティのゴールドベルクとそのままつながっているのである。「ほら、だから軽く楽しんでって言ったでしょ?」とバッケッティが言っているのが聞こえるようである。
 およそ「ゴールドベルク」をCDで発売するとき、よほどのことがないとカップリングはありえない。演奏者が深い意味を持って何かを収録するか、レコード会社の人が昔の音源を引っ張り出して無理やり何かとくっつけるか。
 それがこのバッケッティ、まだまだ、メヌエットの次にもどんどん曲を入れてきた。
 次に出てきたのはコラール風の小曲とマーチ。
 そしてその次に・・・え?・・・ゴールトベルク変奏曲のアリアが始まった。なんともこともなげに。
 全曲聴かせて、別の小曲を3曲聴かせて、またゴールトベルクが始まったのである。こんな不思議なことがあるか?
 そしてそのアリアが終わると・・・最後に待っていたのは・・・平均律クラヴィーア曲集第1巻の最初の曲・・・。バッハの数ある作品の中で最も愛らしく、最も美しい、あの音楽が流れてきた。
 バッケテッティ、このセンス。
 後から調べてみれば、これら5曲は「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」からバッケッティが好き勝手に選んだものだった。確かに「メヌエット」もゴールドベルクのアリアも平均律の最初の曲も「音楽帳」の中に入ってる。しかし、それらをゴールドベルク全曲の後に持ってくるとは。
 ご存知のように「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳」とはバッハが奥さんの練習用に、あくまで個人的に家庭的にまとめたプライベート曲集。だから他人の曲も普通に入っている。くどいようだが家庭用。きわめて個人的な曲集。
 それをバッケッティはゴールドベルクの後に入れてきた。それはつまりこのアルバム全体がきわめて個人的なものだよ、ということを意味する。
 このアルバムは、「ゴールドベルク演奏史上に残る名演」とかではなく、「軽い感じで恋人に捧げるつもりで入れたんだよ」ということなのかもしれない。だから我々にも、「もしよかったら恋人と一緒に聴いてみて」とか、「恋する君に贈るよ」とか、そんなふうに言っているのかもしれない。






 

DHM


8887501631-2
\2500
ラウテン・カンパニー/創立30年記念ベスト
 1) ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ:『フェッラーラ風のピーヴァ』,
 2) タルクィニオ・メールラ:『センティーレ=カンツォネッタ』,
 3) ニコラ・マテイス:『チャコネッタ』,
 4) ニコラ・マテイス:『ラ・ディア・スパニョーラ』、
 5) イギリス舞曲:『カプリッチョ・デット・スヴェリアトーイオ』,
 6) J.S.バッハ:『ヴァージン・クイーン』,
 7) J.S.バッハ:『Bobbing Joe』,
 8) J.S.バッハ:『モテット「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV.225〜第1曲』,
 9) J.S.バッハ:『コラール「はかなく むなしき」』,
 10) J.S.バッハ:『カンタータ「はかなく むなしき」〜コラール』,
 11) ブクステフーデ:『強めたまえ』,
 12) ブクステフーデ:『主よ、あなたさえこの世にあれば』,
 13) ヘンデル:『オラトリオ「メサイア」〜ハレルヤ』(ドイツ語版),
 14) パーセル:『歌劇「アセンスのターモン」〜グラウンドによるカーテンチューン』,
 15) パーセル:『歌劇「妖精の女王」〜One Charming Night』,
 16) ヘンデル:『歌劇「リチャード1世」〜死よ、来てください』,
 17) ヘンデル:『歌劇「リナルド」〜私を泣かせてください』,
 18) フィリップ・グラス:『The Windcatcher Part I』,
 19) モンテヴェルディ:『歌劇「オルフェオ」〜ViRicorda Boschi Ombrosio』,
 20) パーセル:『グラウンド ハ長調』,
 21) ヨハン・フィリップ・クリーガー:『暗がりは悪事に好都合』,
 22) トマス・ロビンソン:『プレインソング』,
 23) ダウランド:『わが過ちを許してくれようか』,
 24) ウィリアム・バード:『深い緑の森よ』,
 25) パーセル:『Bedlam Boys』,
 26) ヨハン・タイレ:『Nun ich singe, Gott ich knie』
ウォルフガング・カチュナー(指揮&リュート)、
ラウテン・カンパニー
 ヴォルフガング・カチュナー指揮するベルリンの古楽器アンサンブル「ラウテン・カンパニー」。1984年設立当初はカチュナーとハンス=ヴェルナー・アペルとのリュート・デュオから始まりました。10月18日にはベルリンで30周年を祝う記念コンサートが行われますが、それに合わせて発売されるのが当アルバムです。ラウテン・カンパニーは、いわゆるピリオド楽器演奏とは一味違い、当時の音楽を現代に蘇えらせることに主眼を置いていて、様々なソリストたちを取り込み、多様な編成で演奏活動を行なうのが特徴。例えば演奏会では、管弦楽だけによる歌無し版オペラ・アリアや、フィリップ・グラスなどの現代音楽やポピュラーを古楽器で演奏するような取り組みにも積極的です。このアルバムはそうした彼らの演奏活動の30年の積み重ねをバロック音楽の分野の録音で辿ってゆくもの。DHMの音源だけでなく彼らが録音してきた様々な音源から選曲されています。
 


8888374674-2
(2CD)
\3300→\3090
ミヒャエル・シュナイダー、ラ・スタジオーネ/
 テレマン,C.P.E.バッハ:ハンブルクのための祝典作品

  C.P.E.バッハ:
   オラトリオ『Hebt an, ihr Chore der Freuden』H.822a
  テレマン:
   セレナータ『So kommt die kuhne Tapferkeit』TWV.15:9b
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト,
カテリーナ・カスパー(Sp),
アンネ・ビーアヴィルト(A),
クリスティアン・ロールバッハ(C-T),
クリスティアン・ツェンカー(T),
ゴットホルト・シュヴァルツ(Bs),
アンドレアス・ヴォルフ(Bs), 他
 ハンブルクは国際的な港と貿易都市の安全を確保するためにハンブルク市民軍を持っていました。その役員選定は毎年開催され、そこで壮大なカンタータが演奏されました。テレマンはそれらの作曲を依頼され、彼の後継者であるC.P.E.バッハに受け継がれました。
 C.P.E.バッハは精神的なオラトリオ、テレマンは世俗セレナータ・カンタータを作曲し、このアルバムはその代表する2つの祝典曲で構成されています。
 これまで数多くのテレマンの作品を演奏してきたミヒャエル・シュナイダーらしい解釈で、これらの作品を壮大に演奏しています。
 【録音】2014年3月、ドイツ、マクデブルク、G.P.テレマン・コンツェルトハレ(ライヴ)


<国内盤>


ALPHA



Alpha537
(国内盤・詞付)
\2800+税
ナポリの錬金術物語
 〜ビズリー台本、モリーニ作曲による
  新作バロック・オペラ〜

グイード・モリーニ(1959〜):
 『溶解と凝固』〜マルコ・ビズリー台本によるオペラ
マルコ・ビズリー(歌)
Ens.アッコルドーネ
エリーザ・チッテリオ、
ロセッラ・クローチェ(vn)
ジョヴァンニ・マラルディ(va)
マルコ・フレッツァート(vc)
ヴァンニ・モレット(cb)
フランコ・パヴァン(テオルボ)

 これは久々の快挙! 「バロック様式による新作オペラ」を、イタリアの異才集団アッコルドーネが手がける...
 一座のブレーン足る鍵盤奏者=作曲家=アレンジャーのグイード・モリーニが綴る音楽のテーマは「錬金術」。
 極上の18世紀バロック風、声の魔術師ビズリー絶好調...!

 飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けてきたAlpha レーベルの初期を代表する名盤『ラ・タランテッラ』で一躍その存在感を印象づけて以来、“声の魔術師”マルコ・ビズリーの活躍はつねに、耳の肥えた日本の古楽ファンのなかでもとくに「違いがわかる」ユーザーの方々の熱いまなざしを集め続けてきました。
 とくに、1984 年の結成当初から一貫して録音物制作を拒否、ひたすらライヴ・パフォーマンスの魅力を追求し続けてきた彼自身のユニット「アッコルドーネ」も、2004 年に長年の禁をやぶり、ついにAlpha レーベルで録音を続けるようになってからは、このユニットのもうひとりの軸である古楽鍵盤奏者=作曲家=アレンジャーのグイード・モリーニとともに、他の古楽アンサンブルとは明らかに「何かが違う」一枚上手のパフォーマンスを続々と世に送り届けてくれるようになりました。
 Alpha デビュー盤『ラ・ベッラ・ネーヴァ』の直後、彼らはしばらくCypres とArcana で音盤制作を重ね(いずれも幸いにして弊社(代理店)扱い、すべて日本語解説付にて発売中)、2012 年に再びナポリ大衆音楽に特化したユニークなアルバムでAlpha へ電撃復帰。昨年はさらに古楽ど真ん中、17 世紀のイタリア教会音楽のなかでも独唱に特化した作品群を、時にはビズリーの多重録音も駆使しながら世に送り届けてくれたものでした。
 しかし、今回の新譜はまさにアッコルドーネでなくてはできないようなプログラム——なんと、全編まったく新たに書き起こされた、現代の新作バロック・オペラぼつまりそれは新作ではありながら、作曲様式のうえではあくまでルネサンス=バロック、それもとくに(日本の多くの人がごく自然に「バロック」と聞いてイメージするような)18 世紀前半の、ヴィヴァルディやスカルラッティ父子、ペルゴレージらが活躍した時代のイタリア音楽を思わせるスタイルでまとめられているのですぼそうした書法の只中に、ふと現代的なサウンドが時折おもわぬ効果をあげていたり——テーマは「錬金術」。信心深いカトリック教徒が多かった、スペイン支配下にあった18 世紀のナポリで、慇懃な物腰で人づきあいも悪くないにもかかわらず、引きこもりがちな性格で折にふれ著述にも打ち込み、ひとかどの錬金術研究家として多くの著作を残したライモンド・ディ・サングロ(1710〜1771)をテーマの中軸として扱いながら、美しいことばの使い手でもあるビズリー自身が台本を書き、それにグイード・モリーニが作曲するというスタイルで、18 世紀ナポリのギャラント様式による室内オペラを彷彿させる極小編成で織りなされる音楽の、なんと美しいこと…!
 プロジェクトの詳細を記した解説はもちろん日本語訳付、台本もきちんと訳付でお届けいたします。
 これぞ、名実とも「声の魔術」と呼ぶべき企画——俊才リュート奏者パヴァンをはじめ、器楽陣も腕達者な古楽器奏者ぞろい!





異才集団アッコルドーネ
旧譜
La Bella Noeva
Alpha 508
輸入盤
\2700→\2490
ラ・ベッラ・ネーヴァ
 〜天上の響き、愛の歌、そして民の心「タランテッラ」まで

 恋する幸せもの (ジョヴァンニ・ステーファニ、17c. )
 この苦悩はあまりに甘く
 (クラウディオ・モンテヴェルディ、1567-1643)
 翼を持つ愛の神よ
  (ジュリオ・カッチーニ、1550-1610)
 麗しのアマリリ (ジュリオ・カッチーニ)
 恋人たちよ、聞いてくれ (ジュリオ・カッチーニ)
 遠く離れて君を想う
  (ビアージョ・マリーニ、1587-1663)
 タランテッラ 第1-3 (マルコ・ビズリー、1957- )
 ラ・ベッラ・ネーヴァ (作者不詳)
 ガッラチーノの唄 (作者不詳)
 君は美しい (アレッサンドロ・グランディ、?-1630)
 コンチェルト・スピリトゥアーレ
 (グィド・モリーニ、1959- )
 主を讃えよ (クラウディオ・モンテヴェルディ)
 アレルヤ:生きるものみな、主を讃美せよ (アコルドネ)

 
マルコ・ビズリー(歌)
グイード・モリーニ(cmb・org・指揮)
アンサンブル・アッコルドーネ(古楽器使用)

 あくまでもライヴとライヴ録音にこだわってきた”幻のアンサンブル” アコルドネが、遂に許したレコーディングCD。テノールのマルコ・ビズリーと鍵盤奏者で作曲家のグィド・モリーニを最小ユニットとするアンサンブル・アコルドネ 。
 その旗揚げ10周年記念プログラム(1999年)に基づく当盤は、17世紀イタリア音楽のエスプリを聖・俗・民の三相から立体的に聴かせる、いわばアコルドネ・ワールドのショーケース。
 噂にきく世界で唯一の声の持ち主マルコの至芸、弦の名手5人に息を吹き込むグィドの時空を超えたアレンジ・センスが、従来の”古楽”に対するイメージを鮮やかに塗り替える。






PHI(φ)



LPH014
(国内盤・訳詞付)
\2800+税
バード『5声のミサ曲』、およびその他のモテトゥスさまざま
 ウィリアム・バード(1542 頃〜1623):
  ①5声のミサ曲 さまざまなモテトゥス
  ②わたしたちは、よりよい自分になれるよう
  ③わたしは不幸せです
  ④ごきげんよう、マリアさま(アヴェ・マリア)
  ⑤救世主よ、光であらせられるかたよ
 アルフォンゾ・フェラボスコ1世(1543〜1588):
  ⑥わたしは日々、罪を犯しています
 フィリップス・デ・モンテ(1521頃〜1603):
  ⑦主よ、わたしを憐れんでください(ミゼレーレ)
   ※曲順は②③④⑥①⑤⑦
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(古楽声楽集団)

 絶好調が続くヘレヴェッヘの活躍は、ルネサンスから近現代まで軽やかにまたいでゆく——
 故レオンハルト含め、古楽復興の大物たちも愛した英国最大級の「世界的巨匠」バードの音楽世界を、あらためてじっくり解き明かす——

 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、真の躍進へひ2010 年末にPhi レーベルを発足させて以来、フィリップ・ヘレヴェッヘと彼のアンサンブルの活躍はますます充実をきわめています。
 古楽器演奏でロマン派以降の作品をとりあげてきたシャンゼリゼ管弦楽団もついに古典派交響曲の録音を成功させたり(モーツァルトの交響曲)、ヘレヴェッヘにとって初のハイドン録音も高い評価を受け(『四季』、発売中の「レコード芸術」で特選)、そのかたわら古楽合唱の精度を年々さらに高めているコレギウム・ヴォカーレ・ヘントは、ルネサンス系の作品でも痛快なまでの売れ行きを記録中...
 およそクラシック界広しといえど、ベートーヴェンとドヴォルザークとビクトリアとジェズアルドとが、ほぼ同じ速さでどんどん売れる音盤が作れるアンサンブルなど、いったいどれほどいましょうか?

 レオンハルトとアルノンクールによる古楽器でのバッハ・カンタータ全集の録音プロジェクトに合唱指揮者として携わって以来、40 年近くにわたる指揮活動を通じて異才ヘレヴェッヘが培ってきた音楽知、つねに仲間同士の確かな結束があり「家族のようなアンサンブル」とメンバーたちも胸を張る彼らが、独自レーベルPhi(フィー)で新たに世に問うてみせるのは...あらためてルネサンス、それも英国随一の巨匠バードひ16 世紀のエリザベス朝時代、何かにつけてカトリック信徒が迫害をうけまくっていた英国国教会の躍進期にあって、バードは自身カトリック教徒でありながら女王の絶大な信頼を得、師のタリスとともに王室礼拝堂に数多くの多声音楽を提供、時代を代表する巨匠として尊敬を集めた人物——
 英国の作曲家というと、何かと同じ英国人たちこそ真の魅力を追求できる...と思われもするようですが、16 世紀といえば英語そのものも現代のそれとは違い、むしろフランス語に近い部分があるとも言われるところ。
 さらに言うなら、バードの教会音楽はカトリック教徒の常どおりラテン語の歌詞を使っていて、その意味では国際的なメンバーが集い、カトリック大国であるベルギーで充実した活躍を続けてきたコレギウム・ヴォカーレ・ヘントの面々は、そうした音楽世界を少し違った角度から意識させてくれる重要な存在なのかもしれません(実際、チェンバロの世界では(やはりバードを愛してやまないと常々標榜していた)グスタフ・レオンハルトがこの作曲家の鍵盤作品をAlpha レーベルに録音、世界的に高い評価を勝ち得ています)。




RICERCAR


MRIC225
(国内盤)
\2800+税
シャイデマン オルガンのための作品集
 〜ブクステフーデとラインケンを教えた、ドイツ北方の古き巨匠〜

 ハインリヒ・シャイデマン(1595頃〜1663):
  ①救世主は死の縄に繋がれ WV3
  ②天使は、羊飼いたちに向かって
   (ラッススのモテトゥスによる)WV46
  ③前奏曲 ニ短調 WV35
  ④救世主イエス、我らが救い主
   (コラール・ファンタジア)WV10
  ⑤前奏曲 ニ短調 WV33
  ⑥カンツォーナ ヘ長調WV44
  ⑦トッカータ ト長調WV43
  ⑧わたしを憐れんでください、主なる神よ(低旋律を中音部に)WV4
  ⑨前奏曲(第10 番)ホ短調 WV38
  ⑩ことばは肉となり(H.L.ハスラーのモテトゥスによる)WV56
  ⑪讃えよ、主を WV13 ⑫前奏曲 ト短調WV41
  ⑬第2旋法によるマニフィカト WV15
ベルナール・フォクルール(オルガン)
使用楽器:シェラー1624年建造
 (タンガーミュンデ聖シュテファン教会)

 英国にも通じるルネサンスの鍵盤世界が「ドイツ北方のオルガンの伝統」へ向かうころ——
 押しも押されぬ名匠フォクルールがRicercarに刻んだ名盤、ようやく国内盤仕様化です!

 スヴェーリンクの門弟にして、ブクステフーデとラインケンの師匠。古き銘器の響きも絶好...
 15 年の歳月をかけて録音したバッハのオルガン作品全集のBOX 版(MRIC289)であらためてその存在感を不動のものにした、古楽大国ベルギーきってのオルガンの巨匠、ベルナール・フォクルール!
 Ricercar レーベルトとは1980 年の創設時からのつきあいで(リチェルカール・コンソート設立時の鍵盤奏者もフォクルールでした)、とくに21 世紀に入ってからは、いわゆるバッハ以前のドイツ北方におけるオルガン音楽を、ひとりの作曲家につき1アルバムずつ充てながら録音しつづけてきた偉業もあります。
 トゥンダー( MRIC239 ) 、ブクステフーデ( 5 枚組全集・MRIC250 ) 、ラインケンとブルーンス( MRIC204 ) 、G. ベーム(MRIC319)...と、それらの名盤を折にふれ国内仕様でリリースを続けてまいりましたが、最後の未踏の地として残っていたのがこのシャイデマン作品集。
 実はこの大家こそ、バッハが接した17 世紀後半におけるドイツ北方のオルガン芸術の先鞭をつけ、それ以前の、ルネサンスの英国鍵盤芸術などとも相通じるところのあるルネサンス末期の伝統とをつなぐ重要な存在のひとりだったのです!
 いくつもの短い楽節を並べて対照的な音楽を織り連ねてゆく「プレルディウム」(オルガン・プレリュード)という曲種が、足鍵盤まで動員した北ドイツ風の大がかりなスタイルへと発展をとげてゆくにあたっては、このシャイデマンが(同世代のヤーコプ・プレトリウスとともに)大きな貢献をなしたとのことです。しかも彼はどんな相手にも人当たりが良かった...と伝えられており、多くの門弟を育ててきたのもそうしたところに理由があるようです。
 とくに重要な弟子としては、バッハが若い頃わざわざ徒歩行脚をしてまでその演奏を聴きに行き、当時の職場を何週間も無断欠勤するほど夢中になったという巨匠ブクステフーデと、その少し後のバッハの演奏を聴いて感動した…とのエピソードが残っている大家ラインケン。
 バッハが最も若い頃、少年時代に記譜した楽譜にも、このふたりの巨匠の曲が記されていましたから、シャイデマンはいわばバッハの「心の師たちの師」という事になる存在。フォクルールはつねどおりの泰然自若な指さばきで、聴き手を圧倒することなく、ごく自然に作品の味わいをおのずから語らしめるような演奏解釈で、その魅力を十全に伝えてくれます。
 使用楽器は、幾多の名盤を産んできた北ドイツ17 世紀の銘器中の銘器、タンガーミュンデのシェラー・オルガン——ちょうどシャイデマンと同時代に出来た楽器!
 古色蒼然とした美音の深い魅力も、このアルバムに集められた大小さまざまな作品の美質をよく活かしているようです。充実解説日本語訳付。見過ごせない1枚です!




ZIG ZAG TERRITOIRES



ZZT346
(国内盤)
\2800+税
ユーリ・マルティノフ(ピアノ)
セルゲイ・プロコフィエフ(1891〜1953):
 1. ピアノ・ソナタ 第5番 ハ長調 op.38
 2. 思いさまざま(思考)op.62
 3. 子供のための音楽(12 の小品)op.65
 4. ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 op.82
ユーリ・マルティノフ(ピアノ)

 19世紀の歴史的ピアノによる「リスト編曲ベートーヴェン交響曲」シリーズで話題のマルティノフ、新たなる録音はなんと「故郷ロシアのヴィルトゥオーゾ=作曲家」プロコフィエフの世界へ!
 ロシア・ピアニズムの伝統を弾く圧巻の存在感、音楽史的感覚はどのように研ぎ澄まされるか?

 レフ・オボーリンの系譜に連なる名匠ミハイル・ヴォスクレセンスキーに教えを受けたロシア・ピアニズムの申し子でありながら、パリでフォルテピアノ奏法を学び、同じくロシアの伝統を身につけながら逸早く古楽器による作品解釈を追求しつづけてきた異才アレクセイ・リュビモフにも師事しつつ、そのデュオ・パートナーとしても演奏活動や録音を残している——
 ユーリ・マルティノフはそうした活動を通じ、リュビモフと同じく歴史的ピアノと現代ピアノの両方を使い分けながら、広範にわたる作品解釈を続けてきた男。とくに近年では19 世紀半ば、齢50 を超えた偉大なピアニスト=作曲家リストによって周到に編曲されたベートーヴェンの交響曲のピアノ独奏版を続々と録音するにあたり(すでに第1・2・3・6・7・8番の録音が日本でも『レコード芸術』特選や準特選に輝くなど、きわめて高い評価を博しています)、1837 年製エラール・ピアノや1867 年製ブリュートナー・ピアノなど、リストと同時代のピアノを厳密に選択しながら、現代ピアノとはやや勝手が違うそれらの楽器からみごと変幻自在の音を引き出し、オーケストラにも比しうる雄大な音楽的広がりをピアノ上に現出せしめたリストの創意をあざやかに「いま」に甦らせてみせました。

 そうした楽器そのものの音のしくみへのこだわりのなせるわざか、彼がベートーヴェン&リスト・シリーズの合間にふと録音するのに選んだのはなんと...20 世紀ロシア屈指の巨匠、プロコフィエフのソナタと小品集!
 彼もまたリストと同じように、生前は自らも技巧あらたかなステージ・ピアニストとしても活躍した作曲家であり、並大抵の腕前では弾きこなせないような、そしてそれぞれに豊かな世界をもつピアノ・ソナタを数多く残していたことはご存知の通り——
 彼は今回、完全な現代仕様のスタインウェイ・ピアノでこの録音に臨んでいるのですが、ピアノという楽器がどういうふうに音を出すのかをふだんから意識しているからこそなのでしょうか、とにかくどの作品も非常に身体性が高い、まさに肉体の続きとしてピアノを操っているかのような縦横無尽かつ生物的なピアニズム、それでいて実に精緻に設計された音楽解釈が実に頼もしいかぎりです。最も早い時期の作品は1923 年のソナタ5番、そこから1940 年の第6ソナタにいたるまでのあいだに書かれた『思考(思いさまざま)』という全3曲のしなやかな小品集と、全12 曲からなる『子供のための音楽』(まさに「ピーターとおおかみ」の作曲者らしい佳品ぞろい...)を合わせて収録。

 ソナタでの雄大な音作りも聴きごたえたっぷりなら、小品ひとつひとつの磨き抜かれた小宇宙もきわめて個性的...ピアニシモのあまりの美しさなど、さすがフォルテピアノにも通暁した名手!と聴き惚れずにはおれません。
 1音1音じっくりと、虚空に消えゆくまで耳で追い続けてしまう——そしてフォルティシモも、あくまで痛快!全体に丁寧さがきわだつ、それでいてどこまでも艶っぽいエレガントな音楽。




フォンテック



FOCD9658
(SACD Hybrid)
¥2667+税
藤村実穂子/ドイツ歌曲集 IV
 R.シュトラウス:
  薔薇のリボン Op.36-1/白いジャスミン Op.31-3 /
  高鳴る胸 Op.29-1/愛を抱いて Op.32-1
  愛する人よ、別れねばならない Op.21-3/
  憧れ Op.32-2/静かな歌 Op.41-5/解放 Op.39-4
  岸で Op.41-3/帰郷 Op.15-5/
  小さな子守歌Op.49-3/子守唄 Op.41-1
 マーラー:
  ラインの小伝説/この世の生活/原初の光/
  魚に説教するパドゥアの聖アントニウス
  この歌を思い付いたのは誰?/
  不幸の中の慰め/無駄な努力 /
  高い知性への賞賛/ハンスとグレーテ
  たくましい想像力/別れて会えない
藤村実穂子 メゾ・ソプラノ
ヴォルフラム・リーガー ピアノ
 2010 年にリリースを開始した藤村実穂子「ドイツ歌曲集」第4 作。
 世界の歌劇場を席巻し、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル等の主要オーケストラのコンサートに出演する藤村ですが、<歌曲が原点>という信念のもと、ドイツ・リートの真髄に迫るべく求道してきました。
 本CD には、3 月におこなわれた日本ツアーから、選りすぐりの名演を収録。藤村は「歌曲のみのリサイタルは一時停止する」と述べており、<現代最高のメゾ>による現時点での集大成となります。
 生誕150 年を迎えたシュトラウスとマーラーの名曲による魅惑のリサイタル・プログラム。「詩人が見たもの、作曲家が詩を通して聞いたものを表現するのが歌手」という藤村の真摯な歌唱による至高の1枚です。
 2014/3/15 所沢市民文化センターミューズ マーキーホール、3/19 紀尾井ホール、3/25 静岡音楽館AOI .REC)

■発売中 ☆ 藤村実穂子のCD■
 FOCD9621 (定価\2,667+税) ドイツ歌曲集Ⅲ
 FOCD9575 (定価\2,667+税) ドイツ歌曲集Ⅱ
 FOCD9487 (定価\2,667+税) ドイツ歌曲集
 

FOCD9655
¥2400+税
有森 博(ピアノ)/ラフマニノフ 変奏曲集
 セルゲイ・ラフマニノフ:
  ひな菊 Op.38-3
  ショパンの主題による変奏曲 Op.22
  エレジー Op.3-1
  セレナード Op.3-5 (改訂版)
  メロディー Op.3-3 (改訂版)
  道化師 Op.3-4
  コレルリの主題による変奏曲 Op.42
  リラの花 Op.21-5
有森 博(ピアノ)
 ロシア作品を得意として、多くの聴き手を魅了してきた有森博によるラフマニノフ作品集の第3 弾です。
 今作では変奏曲に焦点をあてた選曲で、初期の大曲である「ショパンの主題による変奏曲」と、ラフマニノフ最後のピアノ独奏曲である「コレルリの主題による変奏曲」を中心に収録。
 いずれも、きわめて高度な技術が要求されながら、同時に変奏曲ならでは構成感も求められる難曲です。
 有森の演奏は決して声高にテクニックや情感性を際立出せる事はありませんが、あくまで自然体で変奏曲ならではの細やかな表情を見事に表現しています。
 「ラフマニノフの変奏曲を現代人のいきいきとした感覚で甦らせた名演と言える。小品集も、有森のもつ歌心と音に対する感性が存分に発揮された美しい演奏だ。」 ライナーノーツより小田切 尚登
 (2014/5/28-30 富士見市民文化会館 キラリふじみ.REC)

■発売中 ☆ 有森博のラフマニノフ作品■
 FOCD9618 (定価\2,400+税) ラフマニノフ24 の前奏曲〈レコード芸術特選盤〉
 FOCD3468 (定価\2,913+税) ラフマニノフ音の絵
 

FOCD9648
¥2600+税
大阪市音楽団/メキシコの祭り
 スパーク:記念日のための序曲
 バーンズ:シンフォニック・エッセイ
 グレイアム:巨人の肩にのって
 ホルスト:吹奏楽のための第2 組曲 ヘ長調 作品28-2
 リード:交響曲「メキシコの祭り」
 グレインジャー:デリー地方のアイルランド民謡
 スーザ:星条旗よ永遠なれ
渡邊一正 指揮
大阪市音楽団
 大阪市音楽団による定期演奏会ライヴシリーズの最新作です。
 今作は2013 年6 月7 日に行われた第106 回定期の模様を収録いたしました。指揮は第101 回定期でピアノ独奏も披露した渡邊一正が2 年半ぶりに登場。プログラムには“吹奏楽の伝統と栄光”という副題がつけられており、20 世紀に入って吹奏楽の本格的な楽曲を生んできたアメリカとイギリスのふたつの国の作品で構成されています。
 2013/6/7 ザ・シンフォニーホール ライヴ録音

■大阪市音楽団の近作■
 FOCD9640 (定価\2,600+税) 三つのジャポニスム
 FOCD9641 (定価\2,600+税) エル・カミーノ・レアル
  


FOCD9656
¥2500+税
徳永二男:ヴァイオリン
 -ヴァイオリンとピアノのためのショパン編曲集-

 ショパン:
  1.バラード 第1 番 ト短調 Op.23(イザイ編曲)
  2.ワルツ 第14 番 ホ短調 Op.posth(イザイ編曲)
  3.ワルツ 第3 番 イ短調 Op.34 No.2(サラサーテ編曲)
  4.ノクターン 第2 番 変ホ長調 変ホ長調 Op.9 No.2
   (サラサーテ編曲)
  5.ノクターン 第8 番 ニ長調 Op.27 No.2
   [原調:変ニ長調](ウィルヘルミ編曲)
  6.ポロネーズ 第1 番 ニ短調 Op.26 No.1
   [原調:嬰ハ短調](ウィルヘルミ編曲)
  7.ノクターン 第11 番 ホ短調 Op.37 No.1
   [原調:ト短調](ウィルヘルミ編曲)
  8.ノクターン 第19 番 ホ短調 Op.72 No.1(アウアー編曲)
  9.華麗なる大円舞曲 ト短調 Op.18
   [原調:変ホ長調](ザイツ編曲)
徳永二男:ヴァイオリン
永田郁代:ピアノ(1-2)
小森谷裕子:ピアノ(3-9)
 長らくNHK 交響楽団のコンサートマスターを務め、抜群の人気と知名度を誇る徳永二男によるショパン名曲集の登場です!
 本作はショパンのピアノ独奏用の作品を、19 世紀後半から20 世紀初頭にかけて活躍した偉大なヴァイオリニストたち——イザイ、サラサーテ、ウィルへルミ、アウアー、ザイツがヴァイオリンとピアノの二重奏に編曲した作品を収録しています。
 編曲された作品はいずれもショパンの作品の中でも人気が高く、名曲中の名曲といえるものばかりです。編曲者はヴァイオリンの名手達ですので、原曲本来の魅力を損なうことなく、ヴァイオリンの魅力も最大限に引き出しています。
 徳永の長い経験に裏付けられた流麗かつ華麗な演奏スタイルはこのプラグラムに最適。まさにヴィルトゥオーソの世界です。
 また、本曲集の1〜5 トラック部は全音楽譜出版社から楽譜が出版されておりますので、ヴァイオリン学習者にも要注目の作品集となっています。
 2013/4/22-23、6/14-15 富士見市民文化会館 キラリふじみ.REC

 楽譜「ヴァイオリニストたちが愛したショパン」(全音楽譜出版社 刊)
 

FOCD20101
¥2700+税
Letick 石井喜久子&パーカッションアンサンブル レティック
 山口真由子:Plants(委嘱作品)
  Ⅰ.impression Ⅱ.progress Ⅲ.grace
 N.Westlake:
  OMPHALO CENTRIC LECTURE for percussion quartet
 A.Koppel :TOCCATA for Vibraphone & Marimba
 山本祐介: Bird and Tree(委嘱作品)
 堤 聖一郎:Dear Claude(委嘱作品)
 山口真由子:Cascade for marimba&percussion(委嘱作品)
 M.Ravel(石井喜久子編曲):
  Ma Mere L’Oye より第5 曲 妖精の風
石井喜久子(パーカッション&ディレクター)
レティック(パーカッション)
 小俣由美子、青木紗央、
 山口真由子、福田葉亜都、
 池田祐子、宮野下子竜、
 亀井博子、内山桃子、
 森本志歩、指宿克典
石井喜久子はマルチパーカッション奏者として、クラシックに限らずポピュラーや現代音楽などの幅広い分野でも活躍しています。研ぎ澄まされた音色と豊かな表現力は多岐にわたる音楽シーンで高い評価を得ています。教育分野でもその指導力には定評があり、洗足学園音楽大学・大学院教授。同大学附属打楽器研究所副所長を務め、後進の育成にも力を注いでいます。
 今作は結成15 年を迎えた、石井と弟子たちによる打楽器アンサンブル[Letick]による、若手邦人作曲家の作品を中心に集めた作品集です。
 息のあったアンサンブルと、気鋭の作曲家による作品の新鮮な響きは打楽器ファンならずとも必聴です。
  2013/8/27-29 海老名市民文化会館小ホール.REC

<映像>


ARTHAUS(映像)

限定盤
107541
(DVD 11枚組)
\20000→\18990
プッチーニ BOX
 ①妖精ヴィッリ
  アルベルト・モンセラ/アラ・マルグレ/アンドレア・ローラ/
  地中海フィルハーモニー管弦楽団・合唱団/
  タマス・バル(指揮)/エンリーコ・カツティリオーネ(演出・装置)
   2004年 テオルミナ,テアトロ・アンティコ 収録
   ボーナス…トミー・パルマー監督作品「プッチーニ」
 ②エドガール
  ホセ・クーラ/アマリッリ・ニッツァ/ユリア・ゲルセワ/
  トリノ王立劇場管弦楽団&合唱団 他/ヨラム・デヴィッド(指揮)
  ロレンツォ・マリアーニ(演出)
   2008年 トリノ王立歌劇場 収録
 ③マノン・レスコー
  マリア・グレギーナ/ホセ・クーラ/ルチオ・ガッロ/ミラノ・スカラ座管弦楽団/
  リッカルド・ムーティ(指揮)/リリアナ・カヴァーニ(演出)
   1998年 ミラノ・スカラ座 収録
 ④ラ・ボエーム
  ミレッラ・フレーニ/ルチアーノ・パヴァロッティ/ジーノ・キリコ/
  サンフランシスコ歌劇場管弦楽団/
  ティツィアーノ・セヴェリーニ(指揮)/フランツェスカ・ザンベッロ(演出)
   1988年 サンフランシスコ歌劇場 収録
 ⑤トスカ
  フィオレンツァ・チェドリンス/マルセロ・アルバレス/ルジェッロ・ライモンディ/
  アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団/
  ダニエル・オーレン(指揮)/ウーゴ・デ・アーナ(演出)
   2006年 アレーナ・ディ・ヴェローナ ライブ収録
 ⑥蝶々夫人
  林康子/ペーター・ドヴォルスキー/ハク=ナム・キム/
  ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団/ロリン・マゼール(指揮)/浅利慶太(演出)
   1986年 ミラノ スカラ座 収録
 ⑦西部の娘
  ダニエラ・デッシー/ファビオ・アルミリアート/ルチオ・ガッロ/
  チッタ・リリカ管弦楽団&合唱団/アルベルト・ヴェロネージ(指揮)/イヴァン・ステファヌッティ(演出)
   2005年 トッレ・デル・ラーゴ 収録
 ⑧つばめ
  フィオレンツァ・チェドリンス/フェルディナンド・ポルターリ/サンドラ・パストラーナ/
  フェニーチェ劇場管弦楽団&合唱団/カルロ・リッツィ(指揮)/グラハム・ヴィック(演出)
   2008年 ヴェニス フェニーチェ劇場 収録
 ⑨三部作
  アマリッリ・ニッツァ/アルベルト・マストロマリーノ/ルーベンス・ペリッツァーリ/
  モデナ・テアトロ・コムナーレ・リリコ・アマデウス合唱団/
  トスカニーニ財団管弦楽団/ジュリアン・レイノルズ(指揮)/クリスティナ・ペッツォーリ(演出)
   2007年 モデナ テアトロ・コムナーレ 収録
 ⑩トゥーランドット
  エヴァ・マルトン/ホセ・カレーラス/カティア・リッチャレッリ/
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団/ロリン・マゼール(指揮)/ハロルド・プリンス(演出)
   1983年 ウィーン国立歌劇場 収録
 ⑪ボーナス映像:ORH アーカイブ・レコーディングス
  1.修道女アンジェリカ(ドイツ語歌唱)
   セーナ・ユリナッチ/エリザベス・ヘンゲン/ドロテア・フラス/
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/アカデミー室内合唱団/
   アルジェロ・クアドリ(指揮)/ヘルマン・ランスケ(演出)
   1959年 スタジオ録音
  2.ジャンニ・スキッキ(ドイツ語歌唱)
   エーリッヒ・クンツ/クリスティアーネ・ソレル/ダグマール・ヘルマン/ルドルフ・クリスト/
   ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団/アルジェロ・クアドリ(指揮)/オットー・フリッツ(演出)
   1960年 ウィーン・フォルクスオーパー
限定盤
107547
(BD 11枚組)
\20000→\18990
 ヴェルディと並ぶ「イタリア・オペラ」の最高の作曲家プッチーニ。彼のオペラ作品を全て集めた素晴らしいBOXです。
 映像はARTHAUSだけでなく、様々なレーベルからえりすぐりの作品をセレクト。
 多彩な演出とオーケストラ、指揮者による万全のサポートを得て、名歌手たちが思い思いに美しいアリアを歌い上げています。
 ボーナス映像として、ORF(オーストリア放送協会)所有の貴重な公演の初出映像と、トミー・パルマー監督映像の伝記映画「プッチーニ」、そして豪華解説書が付属します。
 収録時間:1300分+ボーナス240分/
 音声:
  《DVD》⑥⑩⑪PCMステレオ2.0, ④PCMステレオ/DD2.0, ②PCMステレオ/DD 5.1, ③⑤⑦⑧PCMステレオ/DD5.1/DTS5.1, ①DD2.0 ⑨DD5.1(三部作)
  《BD》①③④⑥⑦⑩PCMステレオ2.0, ②⑤PCMステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1, ⑧⑨PCMステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ7.1(つばめ,三部作) /
 字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西/①伊,英/画面:16:9/④⑥⑦⑩4:3/REGION All(Code:0)/
 《DVD》片面2層ディスク×11 《BD》単層25GB×9,二層50GB×2 1080/60i(Upscale) 1080 High Definition

















10/21(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CHALLENGE CLASSICS

限定盤

CC 72261
(30CD+1DVD)
\56000→\52990
ブクステフーデ:作品全集ボックス[限定生産] トン・コープマン(指揮、オルガン、チェンバロ)
アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
オルガン作品全曲(6CD)

 CC 72242
  ブクステフーデ:オルガン作品集vol.1
   前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 BuxWV 146/「 甘き喜びのうちに」BuxWV 197/ 前奏曲とフーガ ト長調BuxWV162/
   「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを」BuxWV 178/ 前奏曲とフーガ ホ長調 BuxWV141/
   「 今ぞわが魂よ主をたたえよ」BuxWV 213/ シャコンヌ ホ短調 BuxWV 160/
   「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BuxWV 210/ 前奏曲とフーガ ニ長調 BuxWV 139/
   「 われ神より去らじ」BuxWV 220/ カンツォネッタ ホ短調 BuxWV 169/ トッカータ ヘ長調 BuxWV 156
     トン・コープマン(オルガン)

 CC 72243
 ブクステフーデ:オルガン作品集vol.2
   トッカータ ヘ長調 BuxWV 157/「 われらが神は堅き砦」 BuxWV 184/ フーガ ハ長調 BuxWV 174/
   「暁の星のいと美しきかな」 BuxWV 223/「 いざ来たれ、異教徒の救い主よ」 BuxWV 211/
   「 みどり児ベツレヘムに生まれたまえり」 BuxWV 217/ パッサカリア ニ短調 BuxWV 161/
   「 われらの主キリスト、ヨルダン川に来り」 BuxWV 180/「 ああ神よそして主よ」 BuxWV 177/
   トッカータ ト長調 BuxWV 164/ カンツォーナ ト長調 BuxWV 170/「 主に感謝せよ」 BuxWV 181/
   「 かくも喜びに満てる日」 BuxWV 182/ カンツォネッタ ト短調 BuxWV 173/ フーガ ト長調 BuxWV 175/
   「 イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ」BuxWV 188/ 前奏曲とフーガ ト短調 BuxWV 163
     トン・コープマン(オルガン) 

 CC 72247
 ブクステフーデ:オルガン作品集vol.3
  前奏曲ト短調BuxWV149/ わが愛する神にBuxWV179/ カンツォネッタイ長調BuxWV225/ 前奏曲ニ短調BuxWV140/
  主よ、御身の御言葉のもとにわれらをとどまらせたまえBuxWV185/ シャコンヌハ短調 BuxWV159/
  前奏曲 ト短調 BuxWV148/ 愚かなる者の口は語るBuxWV187/ フーガ 変ロ長調BuxWV176/
  前奏曲 ヘ長調 BuxWV145/ アダムの堕落によりすべては朽ちぬBuxWV183/
  いざ、わが魂よ、主をほめよBuxWV214、215、213/ 前奏曲 ハ長調 BuxWV137/
  主イエス・キリストよ、われはよく知るBuxWV193/ 来たれ、聖霊、主なる神よBuxWV200
    トン・コープマン(オルガン)
    録音:2007 年10 月/使用楽器:1599Wilde / 1682 シュニットガー、リューディンヴォルト

 CC 72248
 ブクステフーデ:オルガン作品集vol.4
  前奏曲 ハ長調 BuxWV138/ コラール前奏曲「来たれ、聖霊よ、主なる神よ」BuxWV199/
  カンツォネッタ ト長調 BuxWV172/ こぞりて神をたたえよ、キリスト者よBuxWV202/
  われら汝に感謝す、主イエス・キリストよBuxWV224/ 前奏曲 ト長調 BuxWV147/
  われは御身に向いて呼ばわる、主イエス・キリストよBuxWV196/ カンツォネッタ ト長調 BuxWV171/
  天にまするわれらの父よBuxWV219/ マニフィカト第1旋法BuxWV203/ 前奏曲ヘ長調BuxWV144/
  いざ、わが魂よ、主をたたえよBuxWV212/ わがもとに来たりて語りたまえ、神の御子よBuxWV201/
  カンツォネッタハ長調BuxWV167/ 今ぞわれらに救いは来たれりBuxWV186/
  イエス・キリスト、われらの救い主BuxWV198/ 父なる神はわれらとともに住まわれるBuxWV190/
  われらより取り去りたまえ、主よBuxWV207/ 御身はたたえられよ、イエス・キリストよBuxWV189
    トン・コープマン(オルガン)
    録音:2007年10月、ドイツ、バゼドウ村の教会,使用楽器:1683年、ザムエル・ゲルケ、ハインリヒ・ヘルプスト製(1983年復元)

 CC 72249
 ブクステフーデ:オルガン作品集vol.5
  [CD1]
   前奏曲とフーガ ホ短調BuxWV142/ 今ぞわれら聖霊に願いたてまつるBuxWV209/
   神よ、あなたをたたえます BuxWV218/ 前奏曲 ハ長調 BuxWV136/
   神もしこの時われらと共になかりせばBuxWV222/ トッカータ ニ短調 BuxWV155/
   われ神より去らじBuxWV221/ 前奏曲 イ長調 BuxWV151/ 前奏曲 イ短調 BuxWV152/
   神のひとり子なる主キリストBuxWV191/ 前奏曲 イ短調 BuxWV158/ 第1旋法のマニフィカト BuxWV204/
   第9旋法のマニフィカト ニ短調 BuxWV205/ 前奏曲 ト長調 BuxWV150
  [CD2]
   前奏曲とフーガ イ短調 BuxWV153/ われ汝に感謝す、いとしき主よBuxWV194/
   神のひとり子なる主キリストBuxWV192/ 前奏曲 ホ短調 BuxWV143/ 人よ、汝幸いに生きんとせばBuxWV206/
   いまぞわれら聖霊に願うBuxWV208,
   ニコラウス・ブルーンズ(1665-1697):前奏曲とフーガ第1番 ホ短調/ 前奏曲とフーガ第2番 ホ短調/
   「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」/ 前奏曲 ト長調
     トン・コープマン(オルガン)
 チェンバロ作品全曲(4CD)
  CC 72240
  ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.1
  [CD1]
   アリア「ラ・カプリッチョーザ」による32の変奏曲 ト長調 BuxWV250/ 組曲 ハ長調BuxWV230/
   組曲 へ長調 BuxWV238/ 組曲 ニ短調「アモール」BuxWV233/ クラント・サンプルによる8つの変奏曲 イ短調BuxWV245/
   組曲 ホ短調 BuxWV235
  [CD2]
   アリアと12の変奏曲「宮廷風に」ハ長調 BuxWV247/組曲 ハ長調BuxWV228/組曲 ト短調 BuxWV242/
   組曲 ハ長調 BuxWV226/ 組曲 イ長調BuxWV243/組曲 ニ短調BuxWV234/ ニ長調BuxWV232/
   組曲 ニ短調 BuxWV 234a/ 組曲 ハ長調BuxWV231/前奏曲とフーガ ト短調 BuxWV 163
     トン・コープマン( チェンバロ)
     録音:2005 年10 月、国教会系改革派教会、ブニク、オランダ
     使用楽器:ウィレム・クルーベルヘン製(リュッカース・モデルおよびジュスティ・モデル)

 CC 72245
 ブクステフーデ:チェンバロ作品集vol.2
  [CD1]
   アリアと10の変奏 ハ長調 BuxWV246/ 組曲 ホ短調 BuxWV 236/ アリアと3つの変奏 イ短調BuxWV 249/
   組曲 ヘ長調 BuxWV 239/ 組曲 イ長調 BuxWV deest/ カンツォーナ ニ短調 BuxWV 168/
   組曲 イ短調 BuxWV 244/ 組曲 ハ長調 BuxWV 227/ トッカータ ト長調 BuxWV 165
  [CD2]
   アリアと3つの変奏 ニ短調「ロフィリス」 BuxWV 248/ 組曲 ト長調 BuxWV 240/
   組曲 ホ短調 BuxWV 237/カンツォーナ ハ長調 BuxWV 166/ クーラント ニ短調 BuxWV Anh. 6/
   組曲 ト短調 BuxWV 241/組曲 ハ長調 BuxWV 229
    トン・コープマン(チェンバロ、ヴァージナル)
    録音:2007 年3 月、フランス改革派教会、アムステルダム
 室内楽作品全曲(3CD)
  CC 72251
  ブクステフーデ:室内楽作品集vol.1
   2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BuxWV266/
   ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ イ短調 BuxWV272/
   ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネと通奏低音のためのソナタニ長調 BuxWV267(*)/
   ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ(組曲付)変ロ長調BuxWV273/
   ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ニ短調 BuxWV Anh.5/
   2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ト長調 BuxWV271/
   ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタニ長調 BuxWV268/
   2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 BuxWV269
     トン・コープマン(チェンバロ、オルガン) アムステルダム・バロック・オーケストラのメンバー

 CC 72252
 ブクステフーデ:室内楽作品集vol.2
  7つのソナタ集op.1/ 1-7 (BuxWV252-258)
     トン・コープマン(オルガン、チェンバロ) アムステルダム・バロック・オーケストラのメンバー

 CC 72254
 ブクステフーデ:室内楽作品集vol.3
  ブクステフーデ:トリオ・ソナタ集 op.2/
  第1番 変ロ長調 BuxWV259、第2番 ニ長調 BuxWV260、第3番 ト短調 BuxWV261、第4番 ハ短調 BuxWV262、
  第5番 イ長調 BuxWV263、第6番 ホ長調 BuxWV264、第7番 ヘ長調 BuxWV 265
     トン・コープマン(オルガン)、キャサリン・マンソン(ヴァイオリン)、
     パオロ・パンドルフォ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、マイク・フェントロス( リュート)
     録音:2010 年12 月、2011 年10 月
 声楽作品全曲(17CD)
  CC 72241
  ブクステフーデ:声楽作品集vol.1
   オラトリオ「最後の審判」BuxWV3
     ヨハネッテ・ゾマー(S)/ ロビン・ブレイズ(C-T)/アンドレアス・カラシアク(T)/
     クラウス・メルテンス(B), トン・コープマン(指揮)、アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団、
     録音:2005 年9 月、フランス改革派教会、アムステルダム

 CC 72244
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.2
  [CD1]
   「私はあらゆる時に主をほめたたえる」 BuxWV 113/「来たれと天使に告げて言え」 BuxWV 10/
   「甘き喜びのうちに」 BuxWV 52/「主に向って歓呼せよ」 BuxWV 64/「 夜、我はふしどにて求めぬ」BuxWV 50/
   「汝平和の君、主イエス・キリスト」 BuxWV 20/「今日は楽しくやろう」 BuxWV 124/
    マニフィカト BuxWV Anh. 1/「私の心はどんなに晴れ、喜ぶだろう」 BuxWV 110
  [CD2]
   「愛するキリスト者よ、今ぞ喜べ」 BuxWV 51/「栄光と誉れを主に帰せよ」 BuxWV 2/
   「おお楽しき日、素晴らしき日」 BuxWV 120/「3つの麗しきことあり」 BuxWV 19/
   ミサ・ブレヴィス BuxWV 114/「愛する人よ、わが魂は語る」 BuxWV 70/拡大二重カノン BuxWV 123/
   「カンターテ・ドミノ(主にむ かいて新しき歌をうたえ)」 BuxWV 12/「 我らを主のもとへ行かせたまえ」 BuxWV 81/
   「主は我らの神」BuxWV 40/「今日、神の子は勝利なさった」 BuxWV 43
     ベッティナ・パーン(S)、ヨハネッテ・ゾマー(S)、ボグナ・バルトシュ(A)、パトリック・ファン・フーテム(C-T)、
     ダニエル・テイラー(C-T)、アンドレアス・カラシアク(T)、イェルク・デュルミュラー(T)、
     クラウス・メルテンス(Bs)、マーガレット・フォートレス(Vn)、ジョナサン・マンソン( ヴィオラ・ダ・ガンバ)
     トン・コープマン(指揮)、アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

 CC 72246
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.3
  [CD1]
   何ものも私たちと神の愛を引き離すことはできない BuxWV77/ イエスよ、わが人生の命Bux62/
   いざ、わが魂よ、主をたたえよBux79/ シオンよ、救い主を讃美せよBux68/ 私はこの世を去ってBuxWV47/
   いざ、弦を合わせようBuxWV116/ 正義の城門を開けBuxWV7/ おお主よ、心からわれ汝を愛すBuxWV41
  [CD2]
   私の心は喜びにあふれるBuxWV72/ 喜びに響くBux119A/ 楽人よ、太鼓を叩けBuxWV122/
   ひとつのことを主に願いBuxWV24/ わが意識よ、束縛を逃れよBuxWV25/
   イエスよ、あなたはまことに素晴らしき人BuxWV63/ 喜びに響くBux119B/
   汝らが言葉と行いで示すすべてをBuxWV4
     ミリアム・マイヤー、ベッティーナ・パーン、ヨハネッテ・ゾマー(S),ボグナ・バルトシュ(A),
     パトリック・ファン・フテム(A),フーゴ・ナーセンス(A),
     イェルク・デュルミュラー、アンドレアス・カラシアク(T),ドナルド・ベントフェルセン、
     クラウス・メルテンス(Bs),トン・コープマン(指揮),アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
     録音:2006 年3 月、2007 年1、5、9 月、フランス改革派教会、アムステルダム

 CC 72250
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.4
  [CD1]
   神は喜び叫ぶ声と共に昇りBuxWV33/ イエスの甘き思い出BuxWV56/
   歓呼せよ、大地!天に響け! BuxWV26/
   わが魂よ、主をほめたたえよBuxWV71/ おお神よ、我らは汝の恵みに感謝するBuxWV86/
   我らのイエスに向かいて歌えBuxWV11/ 主よ、われらに何時の言葉を守らせたまえBuxWV27/
   イエスよ、我を聴き給えBuxWV8/ 人は歓びもて勝利の歌をうたう BuxWVAnh.2
  [CD2]
   手をたたいて喜べBuxWV29/ 我いずこにか逃れゆくべきBuxWV112/ そは適いしかな BuxWV54/
   げに神はかくまで世を愛しBuxWV5/ 主よ、われ汝に望むBuxWV53/ 主よ、汝は今僕を見捨て給えりBuxWV37/
   イエスは我が喜びBuxWV59/ 新たに生まれしみどり児BuxWV13
     ミリアム・マイヤー(S)、ベッティナ・パーン(S)、ヨハネッテ・ゾマー(S)、ジーリ・トルンヒル(S)、
     ボグナ・バルトシュ(A)、パトリック・ファン・フテム(A)、イェルク・デュルミュラー(T)、
     アンドレアス・カラシアク(T)、クラウス・メルテンス(Bs)、アムステルダム・バロック合唱団、
     アムステルダム・バロック・オーケストラ、トン・コープマン(指揮)

 CC 72253
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.5
  偉くなればなるほど BuxWV 55/ 主よ、我汝だけをもち得るなら BuxWV 39/ 私は蘇りである BuxWV44/
  主よ、あなたさえこの世にあれば BuxWV 38/ 人よ、終末を思え BuxWV 9/ われはシャロンの花BuxWV 45/
  イエス、我が慰めと笑いよ来れ BuxWV 58/ イエスの甘き思い出 BuxWV 57
     ミリアム・マイヤー, ジーリ・カロリーネ・トルンヒル,ベッティナ・パーン, ドロテー・ヴォールゲムート(S),
     ボグナ・バルトシュ(A),イェルク・デュルミュラー(T),クラウス・メルテンス(Bs),
     トン・コープマン(指揮、オルガン)、アムステルダム・バロック・オーケストラ

 CC 72255
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.6
  ブクステフーデ:カンタータ「われらがイエスの四肢」
     アムステルダム・バロック合唱団、
     アムステルダム・バロック・オーケストラ、トン・コープマン(指揮)
     録音:2011 年

 CC 72256
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.7
  コラール集/
   [CD1]BuxWV 6, 3, 96, 69, 76, 90, 21, 31, 42
   [CD2]BuxWV 78, 92, 48, 49, 61, 102, 14, 107, 18
     トン・コープマン(オルガン、指揮)、
     [ソプラノ]アマリリス・ディールティエンス、ゲルリンデ・ゼーマン、ドロテー・ヴォールゲムート
     [アルト] マールテン・エンゲルティエス(A)
     [テノール] ティルマン・リチディ
     [バス] クラウス・メルテンス、アムステルダム・バロック・オーケストラ

 CC 72257
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.8
  コラール集/
   [CD1]BuxWV 101, 82, 32, 99, 67, 73, 98, 121( カノンとジーグ)
   [CD2]BuxWV 74, 36, 100, 87, 109, 97, 93, 34
     ベッティナ・パーン(S)、ドロテー・ヴォルゲムート(S)、ミリアム・フォイエルジンガー(S)、
     マールテン・エンゲルティエス(A)、ティルマン・リクディ(T)、クラウス・メルテンス(Bs)、
     トン・コープマン(指揮)、アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

 CC 72258
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.9
  われは何ぞ世を思い煩わん BuxWV 104,
  めでたし、イエスよ BuxWV 94,Welt, packe dich BuxWV 106,
  この世で我を悲しませるもの BuxWV 105,パンジェ・リングァ(舌もて語らしめよ)BuxWV 91,
  人々よ来れ、民人よ急げ BuxWV 1,
  恐れることはない BuxWV 30,私はこの世を去ってBuxWV46,神よ、
  我が内に清き心をつくりたまえ BuxWV95,おお甘美なイエスよ BuxWV 83
     ミリアム・フェイエルジンガー、ドロテー・ヴォールゲミュート、ベッティナ・パーン、
     アマリリス・ディールティエンス(S) マールテン・エンゲルティエス(A) 
     ティルマン・エンゲルティエス(A) クラウス・メルテンス(Bs) トン・コープマン(指揮)
     アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
     録音:2012 年12 月、2013 年6 月

 CC 72259
 ブクステフーデ:声楽作品集vol.10
  [CD1]
   コラール/「我は神の御心のままに」BuxWV 103、
   アリア「汝命の君、主イエス・キリスト」BuxWV22、
   アリア「いかにおいしきことかな」BuxWV108、アリア(世俗)「いざ、弦を」BuxWV 15、
   アリア「おお、光よ、祝福されし三位一体」BuxWV 89、
   アリア「今ぞ喜べ、汝ら信仰厚きものたちよ」BuxWV 80、
   コンチェルト「主は我と共にありせば」BuxWV 15、コンチェルト「主は言われた」BuxWV 17、
   アリア「異邦人の光よ、汝は来たりて」BuxWV 66、アリア「おお楽しき時よ」BuxWV85
  [CD2]
   アリア「おお、いと甘美なる我がイエスよ」BuxWV 88、
   コンチェルト「見よ今ぞ祝福されし神を」BuxWV 23、
   コラール楽曲「イエスは我が喜び」BuxWV 60、アリア「おお楽しき時よ」BuxWV 84、
   アリア「花をちりばめて」BuxWV 118、アリア「偽りの世はうわべを飾り」BuxWV 28、
   アリア(世俗)「ああ、汝は自らの誇りを信じて」BuxWV 117、
   二重唱「我が友はいずこに」BuxWV 111、カンタータ「主よ汝を信ず」BuxWV 35
     アマリリス・ディールティエンス(S)、
     ミリアム・フォイエルジンガー(S)、フェレーナ・グロッパー(S)、
     ベッティナ・パーン(S)、ゲルリンデ・ゼーマン(S)、ドロテー・ヴォールゲムート(S)、
     マールテン・エンゲルティエス(A)、ティルマン・リチディ(T)、
     ヨスト・ファン・デア・リンデン(T)、クラウス・メルテンス(Bs) 
     録音:2012 年& 2013 年
 特別DVD 〜トン・コープマンへのインタビュー
 トン・コープマンの偉業ブクステフーデの作品すべてがボックスに!!

 録音:2005-2013 年/ (DVD)NTSC, リージョンフリー, 73', 言語:オランダ語、字幕:英語

 世界初の、ブクステフーデの作品全集ボックスの登場。J.S. バッハ以前のドイツ・バロック音楽の最重要作曲家、ブクステフーデの作品すべてを網羅。演奏を手掛けているのは、バロック演奏の重鎮、トン・コープマン。これまでチャレンジ・クラシックからリリースされてきたブクステフーデの録音がボックスで登場です。使用楽器はすべてピリオド楽器、声楽も古楽研究に基づいたもの。どの盤も、世界で高く評価されたものばかりです。貴重なボックスです。



 


CC 72259
(2CD)
\4000→\3690
ブクステフーデ:作品全集VOL.20 〜声楽作品集vol.10
 [CD1]
  コラール/「我は神の御心のままに」BuxWV 103
  アリア「汝命の君、主イエス・キリスト」BuxWV22
  アリア「いかにおいしきことかな」BuxWV108
  アリア(世俗)「いざ、弦を」BuxWV 115
  アリア「おお、光よ、祝福されし三位一体」BuxWV 89
  アリア「今ぞ喜べ、汝ら信仰厚きものたちよ」BuxWV 80
  コンチェルト「主は我と共にありせば」BuxWV 15
  コンチェルト「主は言われた」BuxWV 17
  アリア「異邦人の光よ、汝は来たりて」BuxWV 66
  アリア「おお楽しき時よ」BuxWV85
 [CD2]
  アリア「おお、いと甘美なる我がイエスよ」BuxWV 88
  コンチェルト「見よ今ぞ祝福されし神を」BuxWV 23
  コラール楽曲「イエスは我が喜び」BuxWV 60
  アリア「おお楽しき時よ」BuxWV 84
  アリア「花をちりばめて」BuxWV 118
  アリア「偽りの世はうわべを飾り」BuxWV 28
  アリア(世俗)「ああ、汝は自らの誇りを信じて」BuxWV 117
  二重唱「我が友はいずこに」BuxWV 111
  カンタータ「主よ汝を信ず」BuxWV 35
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック・
 オーケストラ&合唱団
 コープマンのブクステフーデ全集、完結編

 コープマンが2005 年から続けてきたブクステフーデ作品全集の完結編。
 「ディートリヒ・ブクステフーデ自身、そして、美しく、幅広く、輝かしい作品たちに大いなる感謝をささげる。彼がかつての偉大なる巨匠であり、現在も巨匠であるということがあまねく認識されることを祈って。」(トン・コープマン)




COVIELLO



COV 91414
\2600→\2390
アレン・ショーン:ピアノ曲集
 (1)5つの前奏曲 (1994)
 (2)4つのジャズ前奏曲 (1980)
 (3)「回想」(全3曲)(1998)
 (4)ピアノ・ソナタ第4番 (2009)
 (5)ヴァレンタイン (1984)
 (6)3つの夢想 (1992)
ユリア・バルタ(Pf)
 現代アメリカの人気作曲家アレン・ショーン、魅惑のピアノ作品

 録音:2013 年10 月18-21 日/ベートーヴェンザール(ハノーファー)/71’ 06”

 アレン・ショーンは1948 年生まれのアメリカの作曲家。パリでブーランジェに作曲を師事するかたわら、ハーバード大で学位を修得。文才にも恵まれ、シェーンベルクの評伝や、自身のパニック障害や、自閉症の双子の妹についての本が出版されています。本人はいたってモテ男で、日本人ピアニストと生活しつつ、当アルバムのピアニスト、ユリア・バルタからも熱愛されています。作品の多くも女性に捧げられ、フェロモンあふれる世界を展開。「ピアノ・ソナタ第4 番」はユリア・バルタに捧げられています。




HMF



HMU 807618
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ジョン・マナシー、ナカマツ、クライヴ・グリーンスミスによるトリオ!
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」変ロ長調 op.11
 ウェーバー:
  協奏的大二重奏曲
   (クラリネットとピアノのためのグランド・デュオ・コンチェルタント)
     変ホ長調 op. 48
 ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 op.114
ジョン・マナシー(クラリネット)
ジョン・ナカマツ(ピアノ)
クライヴ・グリーンスミス
 (チェロ[ベートーヴェン、ブラームス作品])
 クラリネットの名手、ジョン・マナシー、ジョン・ナカマツ、そして東京クヮルテットの最後のチェロ奏者クライヴ・グリーンスミス3名によるトリオ!

 録音:2013 年12 月、ニューヨーク

 クラリネットの現代屈指の名手の一人、ジョン・マナシーの新譜の登場。ベートーヴェン、ウェーバー、ブラームス、それぞれが当時のクラリネット名手のために書いた三作品というプログラムです。
 今回も、ピアノは1997 年ヴァン・クライバーンコンクール優勝経験をもつジョン・ナカマツ。三重奏のチェロ奏者には、2013 年6 月をもって解散した東京クヮルテットで最後のチェロ奏者を務めていた、室内楽を知り尽くした名手クライヴ・グリーンスミスを迎えています。
 ベートーヴェンでは、名手三人の息の合ったアンサンブルが光ります。ウェーバーの協奏的大二重奏曲は、クラリネットにも超絶技巧が要求されるだけでなく、ウェーバー自身名ピアニストだったこともありピアノ・パートも華やかな技巧に満ちた難曲ですが、マナシーとナカマツの完ぺきな演奏で堪能できるのは嬉しい限りです。
 ブラームスでは、クラリネットならではの蜂蜜のような甘くなめらかな音色に心奪われます。
 

HMC 902195
\2700
メンデルスゾーン:無言歌集
 ・無言歌集より〜
  「甘い思い出」op.19-1 /「ヴェネツィアの舟歌 第1」op.19-6 /
  「ヴェネツィアの舟歌 第2」op.30-6 /「デュエット」op.38-6 /
  「海辺で」op.53-1 /「胸さわぎ」op.53-3 /
  「ヴェネツィアの舟歌 第3」op.62-5 /
  「瞑想」「失われた幻影」「巡礼の歌」op.67-1,2,3 /
  「子守歌」op.67-6 /「悲歌」op.85-4 /
  「寄る辺なく」op.102-1 /「そよぐ風」op.102-4 /
  「信仰」op.102-6
 ・変奏曲 変ホ長調 op.82
 ・ロンド・カプリッチョーソ op.14
 ・6つの前奏曲とフーガop.35 より第1番
 ・厳格な変奏曲 ニ短調 op.54
ハヴィエル・ペリアネス(ピアノ)
 メンデルスゾーンの息遣いを感じる1枚

 静謐の中、しっとりとした風合いの美しい音色で独自の世界を紡ぐスペインの俊英、ハヴィエル・ペリアネス。今回の新譜はメンデルスゾーンです。文学的側面も含む、余計なものを一切排除した「無言歌集」。メンデルスゾーンの、魔術的な雰囲気を作り出す名手としての才が発揮された「ロンド・カプリッチョーソ」。古典的な秩序へのやまない敬意が現れた「厳格なる変奏曲」。そしてバッハへの敬意が色濃く表れた「前奏曲とフーガ」。ペリアネスらしい静かなたたずまいの中、メンデルスゾーンの息遣いまでをも感じる1枚となっています。




MELBA



MR 301146
\2700→\2490
大戦の痕跡〜イギリス・ピアノ曲集
 (1)ディーリアス:3つの前奏曲 (1925)
 (2)バックス:ピアノ・ソナタ第3番嬰ト短調 (1929)
 (3)ヴォーン=ウィリアムズ:ギボンスの歌曲第13番による讃美歌前奏曲 (1928)
 (4)フランク・ブリッジ:ピアノ・ソナタ (1925)
 (5)チャップリン(マーティン編曲):スマイル
ベンジャミン・マーティン(Pf)
 イギリスにこんな魅力的なピアノ曲があった!

 62’ 08”

 イギリスには魅力的なピアノ曲が多々ありますが、作曲者の名は有名であっても、あまりポピュラーとはいえません。ここでは主に1920 年代後半に作られた作品を集めています。
 日本では昭和の始まりの時期。ヨーロッパでは第1次世界大戦が1918 年に終結しましたが、ソ連が誕生しスターリンが政権を掌握、イタリアではファシストが独裁政権を確立、ニューヨークでは株が大暴落して世界大恐慌が始まるなど、世界が不穏な情勢に包まれていました。
 ディーリアスの前奏曲はいずれも1 分そこそこの小品ですが、透明かつ儚なげで、とびきりの美しさ。バックスのピアノ・ソナタ第3 番とヴォーン=ウィリアムズの珍しいピアノ曲は、いずれも名女流ハリエット・コーエンに捧げられた興味深いもの。ヴォーン=ウィリアムズの曲は一度も臨時記号が現れないのが、1920 年代の作品らしからぬ感覚。ブリッジのピアノ・ソナタは戦死した友人の追悼作で、悲痛な感情に満ちています。最後の演奏者マーティン自身編によるチャップリンの「スマイル」に癒されます。
 ベンジャミン・マーティンは「新世紀一の才能ある若手」と賞されたオーストラリア期待の星。ジュリアード音楽大学でジョン・ブラウニングに師事、BIS レーベルでもマルティン・フレストとの共演盤があります。




PRAGA DIGITALS



PRDDSD 250306
(SACD HYBRID)
\2900→\2690
プラジャーク会心のショスタコーヴィチ
 ショスタコーヴィチ:
  (1)弦楽四重奏曲第14番嬰ヘ長調Op.142
  (2)弦楽四重奏のための2つの小品 (1931)
  (3)弦楽四重奏曲第15番変ホ短調Op.144
プラジャークSQ
 不思議な引用の連続。プラジャーク会心のショスタコーヴィチ

 録音:2014 年5 月15-16 日、7 月1、2、9 日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)/69’ 32”

 SACD ハイブリッド盤。ショスタコーヴィチは番号付きの弦楽四重奏曲を15 曲残していますが、ここでは最晩年の14 番と15 番にプラジャークQが挑戦。いずれも謎めいた引用に満ちていて、想像力をかきたてられます。ショスタコーヴィチが手掛けた最初の弦楽四重奏曲は1931年の「2 つの小品」。第1 曲「エレジー」は、歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」第1 幕のカテリーナのアリア「わかったわ、もう寝る」、第2 曲「ポルカ」はバレエ音楽「黄金時代」の「ポルカ」の編曲。シリアスで悲痛な前者と、人を小馬鹿にしたような後者いずれもショスタコーヴィチの個性に満ちさすが。プラジャークQ が絶妙な演奏を繰り広げ、アルバム全体が何かの暗号のような様相を呈します。




WAON RECORDS(DVD−ROM)


WAONXA 246
(2DVD-ROM)
\4300
「夜の祈り」
 メンデルスゾーン:
  (1)ただ主だけが Op.112-1/(2)夜の歌 Op.71-6
 ヴォルフ:
  (3)今こそわたしはあなたのもの「スペイン歌曲集」より
  (4)歩きましょう マリア「スペイン歌曲集」より
  (5)ああ 御子の瞳は「スペイン歌曲集」より
 (6)メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ Op.37-1
 (7)ラインベルガー:6つの宗教的歌曲 Op.157
  [見よ、どれだけの愛を/私は主のもの/
  もし すべてのひとが/主の祈り/夜の祈り/アヴェ・マリア],
 ヴォルフ:
  (8)眠れる御子よ「メーリケ歌曲集」より
  (9)祈り「メーリケ歌曲集」より
青木洋也(カウンターテナー)
浅井美紀
 (オルガン;マナ オルゲルバウ社製
  (日本)1990年)

WAONXA 248
(DVD-ROM)
\3800
 WAON RECORDSがおとどけするハイレゾリューション・オーディオデータ最新盤、CD をはるかに凌駕するダイレクト・ストリーム・デジタルの高密度オーディオデータが、溢れる音楽の熱情とともに広大な音場の空気感までを再現します。

 録音:2012 年9月23-26日、水戸芸術館、エントランスホール/(2DVD-ROM)192kHz 24bit WAVE、(DVD-ROM)2.8224MHz DSDIFF

 WAONCD 240 のハイレゾ音源。
 バッハ・コレギウム・ジャパンをはじめいくつもの古楽アンサンブルでソリストを務める日本を代表するカウンターテナー青木洋也がメンデルスゾーン、ラインベルガー、ヴォルフの近・現代の宗教曲を通常のピアノ伴奏ではなくパイプオルガンの伴奏で歌っているアルバムです。オルガン伴奏が指定されながらピアノ伴奏で演奏されることが多いヴォルフの歌曲は本来の姿を取り戻したと言えます。青木洋也の天から舞い降りてきたような透き通った歌声とパイプオルガンの音色とが見事に融合し、美しい響きと祈りに満ちた演奏を披露しております。クリスマスの時期にぴったりの1 枚です。 
 使用楽器は水戸芸術館のパイプオルガンで、2011 の東日本大震災によって被害を受けましたが、修復作業を経て、2012 年4 月1 日に「復活記念コンサート」が行われました。当録音は記念コンサートでも演奏した浅井美紀です。2012 年9 月の当録音は再生したオルガンの音を聴くことができます。

【再生上の注意】ワオンレコードのオリジナルマスターをあまさず収めたこの高音質音源をお楽しみ頂くには、DVD-ROM を読み込み可能なディスクドライブを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器をご用意いただく必要があります。
 通常のCD、SACD、DVD プレーヤーでは再生できません。
 

WAONXA 276
(DVD-ROM)
\3800
「カンシオン」
 ラミレス(1921-2010):アルフォンシーナと海(ホセ・ルイス・ゴンザレス編)
 ポンセ(1882-1948):サラバンド
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):エチュード第11番、第1番
 トロバ(1891-1982):ブルガレーサ(柴田健編) 
 モンポウ(1893-1987):カンシオン(〈カンシオンとダンス〉第6番より)(柴田健編)
 ソル(1778-1839):魔笛の主題による変奏曲
 アルベニス(1860-1909):アストゥリアス,バリオス(1885-1944):大聖堂
 ヴァイス(1687-1750):シャコンヌ、パッサカリア
 ルビラ:ロマンス(ジャック・マーシャル編)
 タレガ(1852-1909):アルハンブラの想い出、ラグリマ
福山 敦子(ギター)

WAONXA 278
(2DVD-ROM)
\4300
 ギター/使用楽器:Ignacio Fleta (1957) No.107
 録音:2013 年7月23-25日/滋賀県高島市立ガリバーホール
 [5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing]
 (DVD-ROM)192kHz 24bit WAVE、(2DVD-ROM)5.6448MHz DSDIFF

 WAONCD 270 のハイレゾ音源。
 関西出身の天才少女ギタリストとして注目された福山敦子。人生の伴侶でもある優れたギター奏者、柴田健とのデュオ活動でも知られていますが、そんな福山のソロ・アルバム。彼女の詩的情緒がいかんなく発揮された「アルフォンシーナと海」やアルバムのタイトルにもなっているモンポウの「カンシオン」は心に沁みる演奏です。

 【再生上の注意】ワオンレコードのオリジナルマスターをあまさず収めたこの高音質音源をお楽しみ頂くには、DVD-ROM を読み込み可能なディスクドライブを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器をご用意いただく必要があります。
 通常のCD、SACD、DVD プレーヤーでは再生できません。




CANTUS



C 9615
\2500→\2290
1600年頃イタリアのチェンバロ作品集
 ヴァレンテ:
  ファンタジア、テノーレ・デル・パッソ・エ・メッツォとラ・ロマネスカ
   (ヌニェス編)
 デ・マック:カプリッチェート
 ルッツァスキ:第2旋法によるリチェルカーレ
 エルコーレ・パスクィーニ:ルッジェーリ、別れの時は
 トラバーチ:コンソナンツェ・ストラヴァガンティ
 デ・マック:ストラヴァガンツェ第2番
 フレスコバルディ:カプリッチョ・ディ・ ドゥレッツェ
 トラバーチ:5声のガリアルダ第4番《スペイン風》
 マヨーネ:トッカータ第5番
 トラバーチ:私は若い
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ:
  自然的第9旋法によるフランス風カンツォーネ第2番
 ストロッツィ&ヌニェス:
  チェンバロ、ハープ、リュートのための独奏通奏低音ソナタ
 ストラーチェ&作曲家不詳(17世紀イタリア):モニカ(ヌニェス編)
 作曲家不詳(17世紀イタリア):コラショーネ(ヌニェス編)
ハビエル・ヌニェス(チェンバロ)
ファミ・アルカイ(コラショーネ)
サラ・アゲダ(ダブル・ハープ)
ペドロ・エステバン(パーカッション)
 ファミ・アルカイ・プロデュース!ハビエル・ヌニェス 本格始動!

 ファミ・アルカイのアンサンブル"アカデミア・デル・ピアチェーレ"や、"イ・フェデーリ"、"モーレ・イスパーノ"などのメンバーとして活躍、ファミ・アルカイと共演してきたスペイン、セビーリャ生まれの鍵盤奏者、ハビエル・ヌニェスのファースト・ソロ・アルバムが登場! 憂いを帯びた美しいチェンバロ独奏から、アルカイのコラショーネ(リュート属の古楽器)、サラ・アゲダのルネサンス・ハープ(アルパ・ドッピオ)、そしておなじみ"髭のパーカッショニスト"、ペドロ・エステバンの打楽器が加わったリズミカルな舞曲まで。ファミ・アルカイのプロデュースで造り出される、16世紀から17世紀、1600年頃のナポリ、フェラーラ、ローマのチェンバロ作品集です。
 

C 9623
\2500
獅子のギター 〜 バルセロナ音楽博物館のヒストリカル・ギター
 アルベニス:《スペイン組曲》 Op.47より
  アストゥーリアス(セゴビア編)、カディス(バルエコ編)
 サンス:《スペイン・ギターの音楽指南》 より
  ハカラス、カナリオ、第4旋法と大即興によるパセオス、タランテラと即興
 ソル:
  モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9、
  序奏とマルボローの主題による変奏曲 Op.28
 ムルシア:《サルディバル写本》 より ザラムベケ、クンベス
 ゲラウ:《調和の詩》 より マリオナ
ハビエル・ディアス=ラトーレ(ギター)
ペドロ・エステバン(パーカッション)
 ギターとパーカッションのデュオ、"ラベリントス・インヘニオソス"としても活動する、ハビエル・ディアス=ラトーレとペドロ・エステバン。雄々しいライオンの彫刻が施されている「獅子のギター(La Guitarra dels Lleons)」など、バルセロナ音楽博物館所蔵の4本の貴重なヒストリカル・ギターによって演奏される、アルベニス、サンス、ソルらスペイン・ギターの名曲たち。




GENUIN



GEN 14331
(2CD 1枚価格)
\2300→\2090
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番〜第32番」

 CD1/
  ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調Op.109
  ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調Op.110
  ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111
 CD2/
  ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」変ロ長調Op.106
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
 巨匠バドゥラ=スコダの最新録音+若き日のベートーヴェン!

 録音:CD1/2013 年12 月27‐30 日 ヨーゼフ・ハイドン音楽院、CD2/1976 年6 月26 日 ポーランド国立フィルハーモニー(ライヴ録音),100’22

 グルダ、デムスとともに“ウィーンのピアノ三羽烏”と言われたバドゥラ=スコダ。2014 年春、最後の日本公演を終えました。
 この後期3 大ソナタは、来日の少し前、2013 年末に録音したもの。86 歳とは思えない、美しく柔らかな音。深みのあるタッチでたおやかに、包容力を持って聴き手に伝えます。第30 番の冒頭の安らかな空気感から音楽に引き込まれていきます。CD2 は1976 年に「ハンマークラヴィーア」を演奏したワルシャワでのライヴ録音。まだまだ激しく勢いがあります。第30 番はベーゼンドルファー、第31 番&第32 番はスタンウェイ、第29 番はベーゼンドルファー・インペリアルを使用。
 


GEN 14319
\2300→\2090
ホリガー、レングリら名手達による
 「モーツァルト:管楽器を伴う室内楽作品集」

  (1)フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
  (2)オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(K.368B)
  (3)クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
スイス・チェンバー・ソロイスツ:
 【フェリックス・レングリ(Fl)、
  ハインツ・ホリガー(Ob)、
  フランソワ・ベンダ(バセットCl)、
  エステル・ホッペ(Vn)、
  ダリア・ザッパ(Vn)、
  ユルク・デーラー(Va)、
  ダニエル・ヘフリガー(Vc)】
 ホリガー、レングリら名手達によるモーツァルト:室内楽曲集!

 録音:(1)(2)2009 年3 月9,10 日、(3)2010 年5 月12 日、スイス、コルソー,59’11

 ハインツ・ホリガー参加!ホリガーを中心に1999 年に結成された名手揃いのスイス・チェンバー・ソロイスツ。バロックからロマン派、更には彼らのために献呈・作曲された現代曲まで幅広いレパートリーが持ち味です。モーツァルトの名曲3 曲を収めた今作は、さすがの名演!流れるように自然なアンサンブル、音色の豊かさに引き付けられる。ホリガーの繊細な表現で奏でる“オーボエ四重奏曲”、モーツァルトの時代の楽器、バセット・クラリネットで弾く“クラリネット五重奏曲”の柔らかに漂う音色は心地よい。
 
GEN 14327
\2300
「シューベルト:後期ピアノ作品集」
 アレグレット ハ短調 D915
 4つの即興曲D899,Op.90
 ピアノ・ソナタ第21番 変ロ短調 D960
江尻南美(ピアノ)
 ドイツを拠点に活躍する江尻南美の深みのあるシューベルト!

 録音:2014 年1 月10‐12 日 テルデック・スタジオ(ベルリン)、78’58 ※日本語解説付き

 桐朋学園大学音楽学部研究科とフランクフルト音楽大学卒業、第13 回ショパン国際ピアノ・コンクールで最優秀演奏者賞、チェルニー=ステファンスカ氏よりマズルカ特別賞を授与など、ドイツを拠点に活躍中のピアニスト、江尻南美。
 幼少時から思い入れの深いシューベルトを録音した今作。シューベルトの繊細で孤独な魂を、慈しみながら、共感しながら奏でる。聴こえてくるのは音楽への希望。亡くなる直前に作曲された「ピアノ・ソナタ第21 番」は、深い悲しみと静けさ、そして未来への決意が波のように押し寄せてくる。
 
GEN 14545
\2300→\2090

ライナー・モーク(ヴィオラ)
「ヴィオラとピアノのためのロマンティック作品集」

 ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.120-1
 フックス:ヴィオラ・ソナタ ニ短調Op.86
 キール:3つのロマンス Op.69
 ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番 変ホ長調Op.120-2

ライナー・モーク(ヴィオラ)
橋場めぐみ(ピアノ)
 元ベルリン・フィルのライナー・モークのブラームス:ヴィオラ・ソナタ!

 録音:2013 年7 月22‐24 日、73’57

 ライナー・モークはドイツのヴィオラ奏者で、1974〜78 年までカラヤン指揮のもとのベルリン・フィルで首席ヴィオラ奏者として活躍。広がりを感じさせる豊かな音色で朗々と奏でています。ヴィオラ作品の代表曲であり、ブラームスの最晩年の作品でもある2 曲の「ヴィオラ・ソナタ」。ほの暗い情熱、暗さの中から見える光を、そして穏やかさを、渋みのある演奏で表現。注目したいのは、ドイツの作曲家フリードリヒ・キール(1821-1885)の「3 つのロマンス」。本当にロマンに溢れた美しい作品。抒情に満ち、ヴィオラが気持ちよく歌う。埋もれてしまうにはもったいない。
 

GEN 14323
(2CD)
\4600
「バッハ:ピアノ協奏曲集BWV1052-1058」
 CD1
  (1)ピアノ協奏曲第1番 ニ短調BWV1052
  (2)ピアノ協奏曲第2番 ホ長調BWV1053
  (3)ピアノ協奏曲第3番 ニ長調BWV1054
  (4)ピアノ協奏曲第4番 イ長調BWV1055
 CD2
  (5)ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調BWV1056
  (6)チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調BWV1057
  (7)ピアノ協奏曲第7番 ト短調BWV1058
ヨルク・クローネンベルク
 (Pf 、Cemb[BVW1057のみ])
チューリッヒ室内管弦楽団
ウィリ・ツィマーマン
 (コンサートマスター)
(6)ローラ・シュミット、
 クラウディス・カンプ(リコーダー)
 クローネンベルクのバッハ:ピアノ協奏曲全集!何故か第6番だけはチェンバロで弾いています!

 録音:2014年3月、5月、111’36

 1973 年ドイツ生まれ、ピアニストであり、作曲家、作家など、多才な顔を持つクローネンベルク。古典から近代まで幅広いレパートリーの持ち主で、リューベック・ノイエ・ムジークのメンバーでもあります。1998 年にドイツ・ザールブリュッケンで行われたバッハ国際ピアノ・コンクールで優勝。このバッハもシンプルで水彩画のように淡々と、端正な演奏。強すぎず、弱すぎず、芯のあるクリアなタッチが美しい。「第6 番」のみチェンバロで弾いています。
 
GEN 14322
\2300
「冬の旅」〜フォルテピアノで弾くリスト編曲歌曲集
 (シューベルト、メンデルスゾーン、ショパン)

  シューベルト/リスト編:水の上で歌う
  シューベルト/リスト編:シューベルトの12の歌曲「冬の旅」
   (おやすみ/幻の太陽/勇気/郵便馬車/かじかみ/あふれる涙/
   菩提樹/辻音楽師/幻覚/宿屋/嵐の朝/村で)
  メンデルスゾーン/リスト編:「7つの歌曲」より
   (春の歌/旅の歌/ズライカ/歌の翼に/新しい恋)
  ショパン/リスト編:6つのポーランドの歌
   (乙女の願い/春/指環/バッカナール/私のいとしい人/家路)
  リスト:愛の夢第3番
   (オリジナルは歌曲「おお、愛しうる限り愛せ」。
    リスト自身がピアノ独奏版に編曲)
エルス・ビーセマンス(フォルテピアノ)
 リストによる名歌曲ピアノ編曲集!「冬の旅」「愛の夢」も収録!

 *Aloys Biber 1835 年製作のフォルテピアノ使用
 録音:2014 年4 月28-30日,75’00

 ベルギー出身の鍵盤楽器奏者。ピアノから、クラヴィコード、チェンバロ、オルガン、フォルテピアノなど、あらゆる鍵盤楽器でリサイタルを行っているビーセマンス。数々のコンクールでも入賞を果たしています。今作では、リストが編曲した歌曲を当時の楽器であるフォルテピアノで演奏した注目作!しっとりと歌われる歌曲が、軽やかな音色で親しみやすく聴かせてくれる。難技巧な作品も多数!リストが編曲した「冬の旅」は絶望と希望、喜びと哀しみを丁寧に表現しています。トラック17 は名曲「歌の翼に」。穏やかに歌われるメロディ、華やかに美しい。ピアノ好きの方オススメです。
 
GEN 14299
\2300
「シビラ」〜ルネッサンスの音楽と新時代の音楽
 オルランド・ディ・ラッソ:シビラの預言
 カリン・ハウスマン:声を知る
 アンネッテ・シュリンツ:
  カウンターテナーとショーム、アコーディオンのための9つの歌
 バベッテ・コブレンツ:アラウンド
ミクストゥーラ:
 【カタリナ・バウムル(ショーム)、
  マルギット・カーン(アコーディオン)】
  カイ・ヴェッセル(アルト)
 録音:2014 年3 月11-14 日、70’57

 前2 作も新旧の音楽を織り交ぜたテーマで個性的なリリースを続けている、ショームとアコーディオンのデュオ、ミクストゥーラ。ルネサンス後期、フランドル学派の重要な作曲家、ラッソの傑作12 曲のモテットからなる曲集『シビラの預言』を中心に、この作品にインスパイアされ作曲された委嘱作品を散りばめ構成されたアルバムです。
 ショームはオーボエの祖先と言われる、ヨーロッパで13 世紀後半から17 世紀にかけて作られたルネサンス期の木管楽器。ラッソの宗教曲を神秘的な響きで表現しています。ラッソ以外の3 曲は世界初録音。
 
GEN 14303
\2300
「民謡風」〜
 チェロとアコーディオンによるシューマン、
  ドヴォルザーク、マルティヌーの作品

   マルティヌー:スロヴァキア民謡による変奏曲H.378
   R.シューマン:おとぎの絵本Op.113
   ドヴォルザーク:ポロネーズ イ長調
   マルティヌー:7つのアラベスク「律動的な練習曲」H.201
   R.シューマン:民謡風の5つの小品Op.102
デュオ・エスカルラータ:
 【ダニエラ・フンツィカー(チェロ)、
  イナ・ホフマン(アコーディオン)】
 録音:2013 年10 月21-24 日、66’47

 チェロとアコーディオンという珍しい編成のデュオ・エスカルラータ。民族色溢れる選曲。アコーディオンはまるでオルガンのようで、特有の郷愁感のある音色がとても自然に聴こえてきます。
 
GEN 14314
\2300
「Be welcome」〜降臨節、クリスマス、公現祭のための賛歌とモテット
 【降臨節】
  プレトリウス:輝く実り多き天の創り主/ディストラー:汝らの頭を上げ、門を開け/
  デュシス:今ぞ、喜べ、愛するキリストのともがらよ/
  ディストラー:全地よ、主に喜びの叫びをあげよ/
  P.K.W.ベルク:舟が来る/ビクトリア:輝く実り多き天の創り主/
  トーマス:舟が来る/ポーラーズ:アヴェ・マリア/
  プレトリウス:讃美、名誉、徳、栄光
 【クリスマス】
  ラファエル:ようこそ、主イエス/ヘラー:マリアは茨の森を通って行った/
  ストミウス:ベツレヘムは幼な子生まれぬ/
  ディストラー:汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ/
  ストミウス:賛美の歌声を鳴り響かせよ/ヘラー:清しこの夜
 【公現祭】
  ローソン:主よ歓喜せよ/ビラー:魂に、そして遅れずに/
  P.K.W.ベルク:主キリスト、神の独り子/
  ビラー:愛しまつる主キリスト/ユング:詩篇100 番に
アンサンブル・ノビレス(男声五重唱)
 録音:2013 年8 月20‐22 日、2014 年4 月24‐27 日、5 月1,2,5 日、62’43

 クリスマスとその前後にある降臨節と公現祭で歌われる、新旧の讃美歌とモテットを収録。神聖な響き、祈りの音楽。アンサンブル・ノビレスは、2006 年にライプツィヒのトーマス教会聖歌隊の団員によって結成された男声声楽アンサンブル。現在5 人のメンバーで活動している。
 
GEN 14317
\2300
「ベルリン・カウンターポイント」
 プーランク:六重奏曲Op.100
 ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調Op.16
 ギョーム・コネソン:テクノ・パレード
 バーバー:夏の音楽Op.31
 R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(アーロン・ダン編曲)
ベルリン・カウンターポイント
 (木管五重奏とピアノ)
  【アーロン・ダン(Fl)、
   ヴィオラ・ヴィルムゼン(Ob) 、
   サーシャ・ラトル(Cl)、
   ハイディ・エリザベト・モッカート(Fg)、
   アンドレイ・ズスト(Hr)、
   ゼイネプ・オズシュカ(Pf)】
 録音:2014 年2 月25-28 日、75’15

 若手音楽家で2007 年に結成されたベルリン・カウンターポイント。2013 年にウーゼドム音楽賞を受賞、今作がデビュー・アルバムとなる。ホルンのアンドレイ・ズストは2011 年からベルリン・フィルのメンバー。エネルギッシュなアンサンブルで、フルートのアーロン・ダンが編曲した室内楽版「ティル・オイレンシュピーゲル…」は興味深い。
 
GEN 14318
\2300
「魔笛」〜ドビュッシー、フランク、ジョンゲンのフルート作品集
 ジョセフ・ジョンゲン:フルート・ソナタOp.77
 フランク:フルート・ソナタ(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  (カール・レンスキ編曲によるフルートとピアノ版)
ハンス=ウド・ハインツマン(Fl)
エリサヴェッタ・ブルーミナ(Pf)
 録音:2013 年11 月11-14 日、67’05

 ミュンヘン交響楽団、フランクフルト歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、1982 年から2013 年まで北ドイツ放送響のフルート奏者として活躍中のハインツマンによる、フランスとベルギーのフルート作品集。近代ベルギーを代表する作曲家ジョンゲンはドビュッシーのようなフランス印象派の影響を受けた作風を感じさせる、人気上昇中の作曲家。この「フルート・ソナタ」も神秘的で色彩溢れるセンスの良さを感じさせる旋律を聴くことが出来る。ドビュッシーの傑作「牧神」のフルートとピアノ版も収録。
 
GEN 14324
\2300
「Bach and B-A-C-H」〜スウェーリンク、J.S.バッハ、R.シューマン、クールの作品
 J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV566
 スウェーリンク:四声のファンタジア SwWV273
 J.S.バッハ:「フーガの技法」 BWV1080 より“コントラプンクトゥス14”
 R.シューマン:「バッハの名による6つのフーガ」より“第2 番「Lebhaft」”
 J.S.バッハ:トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530
 ヤン・エズラ・クール(b.1988):B-A-C-H による変奏曲(世界初録音)
 J.S.バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
ヨハネス・ラング(オルガン)
 録音:2014 年3 月27-29日、80’08

 ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクール2012 オルガン部門優勝のヨハネス・ラングは新進気鋭のオルガニスト。J.S.バッハの作品と、「B-A-C-H 主題」を用いた作品を収録。
 
GEN 14325
\2300
「夜の到来」〜ハートキー、ピアソラ、ブラームスによるピアノ四重奏曲集
 (1)スティーヴン・ハートキー:太陽の王
 (2)アストル・ピアソラ(コンスタティノス・ラプティス編曲):
  悪魔のタンゴ/悪魔をやっつけろ/悪魔のロマンス
 (3)ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調Op.60
フレックス・アンサンブル:
 【杉村香奈(Vn)、
  アンナ・スルツ=カパラ(Va)、
  マルタ・ビルスマ(Vc)、
  エンドリ・ニニ(Pf)】
(3)エルスベト・モーザー(バヤン)
 録音:2014 年3 月29‐31 日、66’07

 杉村香奈をリーダーとして結成して1 年足らずで、フランクフルト国際シューマン室内楽賞2013で第1 位と最優秀解釈賞を受賞するなど、注目をあつめるピアノ四重奏団のデビュー・アルバム。
 「夜」というテーマでセレクト。ミロの絵画に影響された、現代アメリカの作曲家ハートキーの「太陽の王」。表情豊かな響きが印象的。ピアソラの「悪魔」が付く3 曲をピアノ四重奏曲に編曲。バヤンも加わり、渇いた空気感、リズミカルなタンゴが繰り広げられる。




DILIGENCE


1996年、ピアニストのピエール・ブワイエとヴァイオリニストのニコール・タメスティにより、ピリオド楽器で古典派・ロマン派音楽を録音するために創設されたフランスのレーベル。

マニアック心をくすぐるいかにもレアな音源。大手では扱わないであろうと思わせられる超マイナー・レーベル。
作曲当時に作られた貴重な楽器群にも心惹かれるし、聞いたことのないようなタイトルにもゾクゾクさせられる。
おそらく創設者のニコール・タメスティ、かなりのこだわり性と見た。アーロン・ロザンドの弟子というのもいい。
思わぬ名演に出会えそうな予感。

でもこの「DILIGENCE」というレーベル・・・、店主の勘が外れることを願うが、数年後には手に入らなくなっているような、そんな匂いがプンプンする。
「あのときしか入らなかった」ということにならなければいいのですが・・・。
ということで「煽ります」。
気になる人は今回どうぞ。もちろん私も全部買いますよー。
レア盤!

DIL 3
\2600
モーツァルト ヴァイオリンとフォルテピアノ
 モーツァルト(1756-1791):
  ヴァイオリン・ソナタ(第28番)ホ短調 K.304(1778)
  ヴァイオリン・ソナタ(第35番)ト長調 K.379(1781)
  ヴァイオリン・ソナタ(第40番)変ロ長調 K.454(1784)
  「羊飼いの娘セリメーヌ」による変奏曲ト長調 K.359(1781)
ニコール・タメスティ(ヴァイオリン)
使用楽器:18世紀、不詳作者製
ピエール・ブワイエ(フォルテピアノ)
使用楽器:マルク・デュコルネ製
(モデル:1780年頃、ウィーン、シュタイン製)
録音:1998年9月2-5日、ルレー・ド・ミュジーク、モンタルロ=レ=リオ、オート=ソーヌ県、フランス

 ニコール・タメスティはニース音楽院を卒業後アーロン・ロザンドに師事したヴァイオリニスト。はじめ現代音楽を中心に演奏していましたが、アントワーヌ・ジョフロワ=デショーム(チェンバロ奏者)およびフィリッピ・ヘレヴェッヘと出会いピリオド楽器に傾倒、1991年にはシャンゼリゼ管弦楽団の創設に参加しました。
 ピエール・ブワイエはパリ音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュール、シャルル・リラマンにピアノを、アントワーヌ・ジョフロワ=デショームにチェンバロを師事、フォルテピアノを独学したフランスの鍵盤楽器奏者。タメスティとブワイエは1983年からデュオを組み、1994年には共にアンサンブル「ラ・コンパニー・デュ・ピアノフォルテ」を創設しました。

 
レア盤!

DIL 4
\2600
モーツァルト パリ、1778年
 モーツァルト(1756-1791):
  「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲変ホ長調 K.353
  ピアノソナタ第8番イ短調 K.310
  「リゾンは眠った」による9つの変奏曲ハ長調 K.264
  「私はランドール」による12の変奏曲変ホ長調 K.354
  「きらきら星」変奏曲(「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲)K.265(*)
ピエール・ブワイエ(フォルテピアノ)
使用楽器:マルク・デュコルネ製
(モデル:1780年頃、ウィーン、シュタイン製)
録音:1998年9月5-10日、ルレー・ド・ミュジーク、モンタルロ=レ=リオ、オート=ソーヌ県、フランス

(*)が別のCD(DIL 4B)に収められた実質「1CD+1CDシングル」仕様となっております。

 
レア盤!

DIL 5
\2600
モーツァルト ロンドン、1764年
 モーツァルト(1756-1791):
  前奏曲ト長調 K.15g/シンフォニア ト長調 K.15p, K.15pp, K.15r
  ソナティネ変ロ長調 K.15q, K.15gg/アレグロ ヘ長調(断章)K.15nn
  シンフォニア ヘ長調 K.15t, K.15ii, K.15m & 15f, K.15v
  フーガ ハ長調(断章)K.15ss/ソナタ ハ長調 K.9a, K.1e & 1f, K.15b
  ソナタ ヘ長調 K.15x, K.15n, K.15h, K.15hh/アンダンテ 変ト長調(断章)K.9b
  ソナタ ニ長調 K.15d, K.15bb
  バッロ K.15e & 15o, K.15y & 15c, K.15l, K.15i & 15k
  ソナタ 変ロ長調 K.15w, K.15mm, K.15aa
  セレナード変ホ長調 K.15kk, K.15dd, K.15qq & 15ff, K.15z, K.15cc
  メヌエット(断章)K.15rr/ロンド ヘ長調 K.15a, 15s & 15u
ピエール・ブワイエ(フォルテピアノ)
使用楽器:マルク・デュコルネ製
(モデル:1780年頃、ウィーン、シュタイン製)
録音:1998年9月6-10日、ルレー・ド・ミュジーク、モンタルロ=レ=リオ、オート=ソーヌ県、フランス
 
レア盤!

DIL 6
\2600
ベートーヴェンとエラールのフォルテピアノ
 2手および4手のための変奏曲と様々な小品

 ベートーヴェン(1770-1827):
  アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57/前奏曲ヘ短調 WoO.55
  創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
  バガテル(アレグレット)ハ短調 WoO.56
  「君を思いて」と6つの変奏曲ニ長調 WoO.74(*)
  行進曲ハ長調 Op.45 No.1(*)
  「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲ハ長調 WoO.78
  行進曲変ホ長調 Op.45 No.2(*)
  「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲ニ長調 WoO.79
  行進曲(ヴィヴァーチェ)ニ長調 Op.45 No.3(*)
  メヌエット変ホ長調 WoO.82/6つのエコセーズ変ホ長調 WoO.83
  2つのカノン Hess No.274

ピエール・ブワイエ(フォルテピアノ)
ソフィー・リジェ(フォルテピアノ連弾(*))
使用楽器:アラン・モイザン製
(モデル:1803年、セバスチャン・エラール製)

録音:2007年12月1-5日、モンメイユール城、サン=ボディル=エ=ピペ、イゼール県、フランス
 
レア盤!

DIL 7
\2600
ベートーヴェン 3つのピアノ・ソナタ 1803-1806年
 ベートーヴェン(1770-1827):
  アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
  ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」Op.53
  ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
  ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
ピエール・ブワイエ(フォルテピアノ)
使用楽器:1803年、ウィーン、ローゼンベルガー製
(エドウィン・ブーンク・コレクション)
録音:2008年1月8-10日、デーフェンテル、オランダ
 
レア盤!

DIL 8
(2CD)
\3000
クロンマー 室内楽、ウィーン、1818年
 フランツ・クロンマー[フランチシェク・クラマーシュ](1759-1831):
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための大弦楽三重奏曲ヘ長調 Op.96
  フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲ト長調 Op.92(*)
 フランツ・クロンマー/ピエール・ブワイエ編曲:
  ヴァイオリン独奏、2つのヴァイオリンと低音のための3つのハンガリー舞曲 Op.89
   (ヴァイオリン独奏、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための版)(+)
ニコール・タメスティ&ラ・コンパニー
 ジョルジュ・バルテル(フルート(*))
 ニコール・タメスティ(ヴァイオリン)
 ジャック・ボンヴァレ(ヴァイオリン(+))
 ソフィー・セルフ(ヴィオラ)
 ジェローム・ユイエ(チェロ)

録音:2008年11月13-17日、ノートル=ダム=ド=ボン=セクール病院礼拝堂、パリ14区、フランス
 クロンマーは現チェコのモラヴィアに生まれウィーンで活躍した作曲家。

 
レア盤!

DIL 91011E
(3CD)
\5200
シューマン 3つのピアノ−エラール、シュトライヒャー、ファツィオリ
 シューマン(1810-1856):
  クライスレリアーナ Op.16(1838/改訂:1850)
  幻想曲 Op.19(1839)

ピエール・ブワイエ(フォルテピアノ、ピアノ)

使用楽器:
 1837年、エラール製フォルテピアノ(ピエール・ブワイエ私蔵)[CD 1]
 1856年、シュタイアー製フィルテピアノ(トーマス・アルベルトゥス・インベルガー私蔵) [CD 2]
 1995年、ファツィオリ製ピアノ [CD 3]
録音:
 2011年6月4-5日、アカデミー・ホール、シント・トロイデン、ベルギー [CD 1]
 2011年8月2-3日、モーツァルト・ホール、インベルガー財団、ザツツブルク、オーストリア [CD 2]
 2011年7月25-26日、ファツィオリ・コンサートホール、サチーレ、イタリア [CD 3]

同じ楽曲を3種の楽器で弾き分けた興味深い企画。ブックレットは三分冊で合計56ページ。3枚組ですがレギュラー・プライス2枚分の価格です。

 
レア盤!

DIL 1213E
(2CD)
\5200
ベートーヴェン 春のソナタ
 ヴァイオリンとフォルテピアノのためのレパートリー 1799-1801

 [CD 1]
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ第4番イ短調 Op.23(1801)
  ヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ第5番ヘ長調「春」Op.24(1801/1802)
 [CD 2]
 ヨハン・メーデリッチュ[別名ガルス](1752-1835):
  ソナタまたは奇想曲イ短調(1800)
 ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771-1858):
  チェンバロまたはフォルテピアノとヴァイオリンのオブリガート伴奏のためのソナタ イ長調(1800)
 アントン・エーベルル(1765-1807):
  フォルテピアノとヴァイオリンの伴奏のためのソナタ ニ短調 Op.14(1801)
 フランツ・クサヴァー・クラインハインツ(1765-1832):
  フォルテピアノとヴァイオリンのオブリガート伴奏のためのソナタ変ホ長調 Op.9(1800)

ニコール・タメスティ(ヴァイオリン)
使用楽器:1711年、ブレシア(イタリア)、ジョヴァンニ・バプティスタ・ロジェリウス製
ピエール・ブワイエ(フォルテピアノ)
使用楽器:1815年、ウィーン、ヤコプ・ベルチェ製
(ピエール・ブワイエ私蔵)

録音:2012年4月、リエージュ・フィルハーモニー・ホール、リエージュ、ベルギー [CD 1]
    2011年10月30日-11月3日、アカデミー・ホール、シント・トロイデン、ベルギー [CD 2]

 ベートーヴェンおよび同時代の作曲家たちの世界初録音となる作品を収録。ブックレットは三分冊で合計56ページ。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CALLIOPE



CAL1644
\2100→\1890
アンドレ・ナヴァラ(Vc)/
 サン=サーンス:
  チェロソナタ第1番、第2番
  白鳥、アレグロ・アパッショナータ
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
同じ録音内容の品番:PHU003は廃盤となりました。1976、82、84年録音
  
限定盤
GKMC905
(SACD-Hybrid)
\4800
アンドレ・ナヴァラ(Vc)/
 サン=サーンス:
  チェロソナタ第1番、第2番
  白鳥、アレグロ・アパッショナータ
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
上記(品番:CAL1644)のSACD盤です。限定生産です。 1976、82、84年録音




MEMBRAN

 MEMBRANは基本初回限定。すぐに完売することが多いです。お早めに。



600182
(10CD)
\2100
ラファエル・クーベリック(Cond)名演奏集
 ドヴォルザーク:
  スラヴ舞曲集Op.46、Op.72、交響曲第9番「新世界より」
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年、1956年録音
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
  ピエール・フルニエ(Vc)
 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊り
  フィルハーモニア管弦楽団 1948年、1951年録音
 ドヴォルザーク:交響曲第7番
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1956年録音
 ドヴォルザーク:伝説Op.59より第10番、スケルツォ・カプリチオーソOp.66
  フィルハーモニア管弦楽団 1949年、1950年録音
 ドヴォルザーク:交響曲第8番
  フィルハーモニア管弦楽団 1948年録音
 スメタナ:交響詩「ハーコン・ヤール」Op.16
  チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1945年録音
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年録音
 バルトーク:弦楽器 打楽器とチェレスタのための音楽
  シカゴ交響楽団 1951年録音
 シューベルト:交響曲第9番「グレイト」D.944
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1959年録音
 ブラームス:交響曲全曲
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1957年録音
 

600188
(10CD)
\2100
マルタ・メードル(Sop)名唱集
 ベートーヴェン:フィデリオ/
 パーセル:ディドとエネアス/
 ヴェルディ:ドン・カルロ、仮面舞踏会、運命の力、マスベス/
 ビゼー:カルメン/
 オッフェンバック:ホフマン物語/
 ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ/
 R.シュトラウス:エレクトラ/
 オルフ:アンティゴネ/
 ストラヴィンスキー:エディプス王/
 ワーグナー:
  トリスタンとイゾルデ、リエンツィ、ワルキューレ、神々の黄昏、
  ジークフリート、パルジファル、
   よりオペラアリア、他
 ベートーヴェン:6つの歌Op.48/
 ワーグナー:ヴェーゼンドンクの詩による歌曲集より
1950年〜1958年録音

●Membran Maria Callas sings Opera

600197
(2CD)
\1400
ベッリーニ:歌劇「清教徒」
 1953年録音
トゥリオ・セラフィン指揮、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)
ジュゼッペ・ディ・ステファーノ(Ten)
ローランド・パネライ(Br)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(Bs)
品番:224008は廃盤となります
 

600198
(3CD)
\1700
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
 1954年録音
トゥリオ・セラフィン指揮、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)
マリオ・フィリッペスキ(Ten)
エベ・スティニャーニ(MSop)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(Bs)
パオロ・カロリ(Ten)
品番:224007は廃盤となります
 

600199
(2CD)
\1400
ヴェルディ:歌劇「マクベス」
 1952年録音
ヴィクトル・デ・サバタ指揮、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)
イタロ・ターヨ(Bs)
ジーノ・ペンノ(Ten)
ルチアーノ・デッラ・ペルゴーラ(Ten)
品番:224012は廃盤となります)



<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 102178BD
(Blu-ray)
\5000→\4590
バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ライヴ映像
 ブルックナー・チクルス迫力満点のブル8

  ブルックナー:
   交響曲第8番ハ短調WAB108(ハース版)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
シュターツカペレ・ベルリン


ACC 202178DV
(DVD)
\3600→\3290
 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ライヴ映像による後期ブルックナー・チクルス迫力満点のブル8

 収録:2010 年6 月26 日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ) (I:14’55 / II:15’18 / III:8’54 / IV:16’59)
 (Blu-ray)音声:DTS-HD MA 5.1、PCM ステレオ、リージョン:All、84’42/(DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1、DD5.1、PCM ステレオ、リージョン:All、84’42
 監督:アンドレアス・モレル

 2010 年6 月ベルリンのフィルハーモニーで行われたダニエル・バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるブルックナー・チクルス。すでに4 番、5 番、6 番、7 番と映像商品化されており、後期チクルスも佳境に入りました。バレンボイムは既に2 度の全集録音を行っており、本チクルスは完全に手中に収めた作品を、長きにわたって良好な関係を築いているオーケストラであるシュターツカペレ・ベルリンと非常に充実した演奏を繰り広げています。
 シュターツカペレ・ベルリンの硬質で渋みのある響きと細部までコントロールしたバレンボイムの巧みな指揮。第3 楽章の比類なき美しさ、たっぷりとうねる雄大なスケールを感じさせる終楽章の演奏は圧巻です。
 またACCENTUS MUSIC の音楽に即したカメラワークが、より一層楽曲の理解を深めます。そして本シリーズのジャケット写真に使われているのは、新進気鋭の現代写真家ナジャ・ブルノンヴィルの「Knots」と題された作品。メロディの綾が絡まり合う楽曲を表したかのようなジャケット写真です。







C MAJOR(映像)



71 7904
(Blu-ray)
\5800→\5390
ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン/2013 年9 月ゼンパーオーパー
 ブルックナー:交響曲第5番
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
71 7808
(DVD)
\3600→\3290
 ブルックナー演奏では右に出るものがいないティーレマンによる最高傑作第5番、シュターツカペレ・ドレスデンとのライヴ映像!

 収録:2013 年9 月ゼンパーオーパー、ドレスデン(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA 5.1、PCM ステレオ、86分/(DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.1、PCM ステレオ、86分

 2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任したクリスティアン・ティーレマン。当代きってのブルックナー指揮者として世界中の音楽ファンを唸らせてきたティーレマンによるブルックナー第5 番。ティーレマンの第5 番といえばミュンヘン・フィルとの録音があり、ブルックナー指揮者としての力量は既に実証済。
 今回は現在の手兵シュターツカペレ・ドレスデンとまさに本領発揮とも言うべき見事な演奏。ティーレマンと伝統的な響きを持つ名門シュターツカペレ・ドレスデンとの相性は抜群で、2012 年収録のブルックナー第8 番(71-6204) でも充足した音楽を聴かせてくれました。ブルックナーの第5 番はブルックナー指揮者として適性が判断されるといわれる作品。ティーレマンの柔軟かつ繊細な音楽作りに、ゼンパーオーパーの響きを知り尽くしたオケが素早く反応し、ブルックナーの交響曲の美しさを表現しています。
 さらに抜群のカメラワークと高画質・高音質の収録でゼンパーオーパーの歴史ある美しいホールで聴いているかのような、臨場感を存分に味わうことができます。
 ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンは2015 年2 月に3 年ぶりの来日公演が予定されています。








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