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第78号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)
2014.8.19〜2014.10.24

  

ICA CLASSICS


ICAB-5131
(CD 6枚組)
\4800
偉大なるイタリア・オペラ
 1.プッチーニ(1858-1924):歌劇「トスカ」…ICAC5022/
 2.ロッシーニ(1792-1868):歌劇「セビリアの理髪師」…ICAC5046/
 3.ヴェルディ(1813-1901):歌劇「ファルスタッフ」…ICAC5061
〈トスカ〉
トスカ…レナータ・テバルディ(S)/
カヴァラドッシ…フェルッチョ・タリアヴィーニ(T)/
スカルピア男爵…ティト・ゴッビ(Br) 他/
コヴェント・ガーデン歌劇場管弦楽団&合唱団/
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)/

〈セビリアの理髪師〉
フィガロ…ローランド・パネライ(Br)/
ロジーナ…テレサ・ベルガンサ(Ms)/
アルマヴィーヴァ伯爵…ルイージ・アルヴァ(T)/
バルトロ…フェルナンド・コレナ(Br) 他/
コヴェント・ガーデン歌劇場管弦楽団&合唱団/
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)/

〈ファルスタッフ〉
ファルスタッフ卿…フェルディナント・コレナ(Br)/
フェントン…ファン・オンシーナ(T…第1幕,第2幕),
ケヴィン・ミラー(T…第3幕)/
フォード…ウォルター・モナケシ(Br)/
カイウス先生…デルモット・トロイ(T)/
バルドルフォ…ダニエル・マッコーシャム(T)/
ピストーラ…マルコ・ステファノーニ(B) 他/
グラインドボーン歌劇場合唱団/
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音 〈トスカ〉1955年6月30日 コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(MONO)/〈セビリアの理髪師〉1960年5月21日 コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(MONO)/〈ファルスタッフ〉1955年8月25日 エジンバラ音楽祭
 このBOXに収録された3つのオペラは数あるイタリア・オペラの中でも抜群の人気を誇るものです。
 それぞれ、当時の最高の歌手を配置し、指揮は「トスカ」をモリナーリ=プラデッリ、「セビリア」と「ファルスタッフ」をジュリーニが担うという、今考えても素晴らしいとしか言い表せないすごいものです。
 1950年代にマリア・カラスと人気を二分したテバルディの説得力あるトスカ、「セビリア」での本当に若々しいベルガンサのロジーナ、ヴェルディの最後のオペラである「ファルスタッフ」での息を呑むようなアンサンブル…と、どれも録音してから50年以上の年月を経ているとは思えない迫力を持つ凄演です。

 Idil Biret Archive(NAXOS)



8.571303
(2枚組)
\2200→\1990
イディル・ビレット:アーカイヴ・コレクション 第16/17集
ブラームス:交響曲第3番&第4番(I.ビレットによるピアノ独奏版) 他

<CD1>
 1-4.交響曲 第3番 ヘ長調 Op.9(I.ビレット編)/
 5-10.ハンガリー舞曲 WoO1
  <第1番:ト短調/第2番:ニ短調/第3番:ヘ長調/
  第4番:嬰へ短調/第6番:変ニ長調/第7番:ヘ長調>/
<CD2>
 1-4.交響曲 第4番 ホ短調 Op.98(I.ビレット編)/
 5-6.パガニーニ変奏曲 Op.35 <第1巻/第2巻>/
《アンコール》
 7.カプリッチョ Op.76-1/8.カプリッチョ Op.76-5
イディル・ビレット(ピアノ)
録音 1995年、1997年 パリ…CD1:1-4,CD2:1-4, 1993年 リール音楽祭…CD1:5-10, 1972年 ニューヨーク…CD2:5-8
 「幼いころから、私はラジオやレコードを聴いては、交響曲をピアノ用に編曲していました。その頃、まだ楽譜は読めませんでしたが、全て暗記しており、特にベートーヴェンの交響曲は子供の頃から全てを知っていました」と語るイディル・ビレット。この2枚組には「ベートーヴェンではない」ブラームス(1834-1897)の2曲の交響曲の彼女自身によるピアノ編曲版が収録されています。
 指揮者を目指す学生は、学習のために「スコアをそのままピアノで演奏する」ことも求められますと言いますが、やはりピアニストであるビレットの編曲は、どこもかしこも破綻のないものであり、その素晴らしい仕上がりには驚くほかありません。
 他には、こちらも演奏困難なことで知られる「パガニーニ変奏曲」とライブ収録のハンガリー舞曲、そしてアンコールで演奏された深みのあるカプリッチョ2曲。思わず「すごい!」と声が出てしまうこと間違いありません。
 


8.501053
(10枚組)
\7700→\6990
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
《CD1…8.571251》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1/
 5-8.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2/
 9-10.ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 Op.49-1/
 11-12.ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 Op.49-2/
《CD2…8.571254》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3/
 5-7.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1/
 8-11.ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調「狩り」Op.31-3/
《CD3…8.571255》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3/
 5-7.ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」Op.53/
 8-10.ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79/
《CD4…8.571258》
 1-3.ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調「熱情」Op.57/
 4-7.ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101/
 8-10.ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110/
《CD5…8.571260》
 1-3.ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 Op.14-1/
 4-6.ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2/
 7-10.ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1/
 11-13.ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27-2/
《CD6…8.571262》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7/
 5-7.ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」Op.13/
 8-9.ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90/
《CD7…8.571266》
 1-3.ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 Op.10-2/
 4-7.ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26/
 8-11.ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調「田園」Op.28/
《CD8…8.571267》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 Op.22/5-7.ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1/8-10.ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調「テンペスト」Op.31-2/《CD9…8.571268》1-3.ピアノ・ソナタ 第26番「告別」Op.81a/4-6.ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109/7-8.ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111/《CD10…8.571269》1-2.ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54/3-4.ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調 Op.78/5-8.ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
イディル・ビレット(ピアノ)
録音 <CD1>2002年5.9月/<CD2>2001年11月/<CD3>1994年5月/<CD4>2001年11月/<CD5>2004年5月…1-6.2008年5月…7-13/<CD6>2002年5月…1-4.2006年10月…5-7.2004年5月…8-9/<CD7>2003年11月…1-7.2005年5月…8-11/<CD8>2002年9月…1-7.2006年10月…8-10/<CD9>2004年5月…1-3.2005年5月…4-8/<CD10>2008年5月…1-4.2006年10月…5-8
 ルコの名手ビレットが挑んだベートーヴェン(1770-1827)のピアノ・ソナタ全集。最初の録音は1994年、そして最後は2008年と、14年間に渡って創り上げたこの全集ですが、彼女の演奏スタイルは一貫しており、どの曲もユニークな解釈と素晴らしい技術に基づいた聞き応えのあるものとなっています。
 若い頃にはヴィルヘルム・ケンプにも師事した経験のある彼女、32曲まとめて聴くことで、その独自の主張や音楽的趣向が理解できるかもしれません。
 


8.501901
(CD19枚+DVD)
\11400→\9990
イディル・ビレット:ベートーヴェン・エディション
《CD1…8.571251》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1/
 5-8.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2/
 9-10.ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 Op.49-1/
 11-12.ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 Op.49-2/
《CD2…8.571254》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3/
 5-7.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1/
 8-11.ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調「狩り」Op.31-3
《CD3…8.571255》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3/
 5-7.ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」Op.53/
 8-10.ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79/
《CD4…8.571258》
 1-3.ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調「熱情」Op.57/
 4-7.ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101/
 8-10.ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110/
《CD5…8.571260》
 1-3.ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 Op.14-1/
 4-6.ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2/
 7-10.ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1/
 11-13.ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27-2/
《CD6…8.571262》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7/
 5-7.ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」Op.13/
 8-9.ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90/
《CD7…8.571266》
 1-3.ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 Op.10-2/
 4-7.ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26/
 8-11.ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調「田園」Op.28/
《CD8…8.571267》
 1-4.ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 Op.22/
 5-7.ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1/
 8-10.ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調「テンペスト」Op.31-2/
《CD9…8.571268》
 1-3.ピアノ・ソナタ 第26番「告別」Op.81a/
 4-6.ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109/
 7-8.ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111/
《CD10…8.571269》
 1-2.ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54/
 3-4.ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調 Op.78/
 5-8.ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106/
《CD11…8.571253》
 1-3.ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15/
 4-6.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19/
《CD12…8.571257》
 1-3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37/
 4-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58/
《CD13…8.571261》
 1-3.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73/
 4.合唱幻想曲 ハ短調 Op.80/
《CD14…8.571252》
 1-4.交響曲 第1番 ハ長調 /
 5-8.交響曲 第2番 ニ長調 /
《CD15…8.571256》
 1-4.交響曲 第4番 変ロ長調/
 5-8.交響曲 第5番 ハ短調/
《CD16…8.571259》
 1-4.交響曲 第7番 イ長調/
 5-8.交響曲 第8番 ヘ長調/
《CD17…8.571263》
 1-4.交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」/
《CD18&19…8.571264-65》
 CD18:1-5.交響曲 第6番 ヘ長調「田園」/
 CD18:6&CD19:1-3.交響曲 第9番 ニ短調「合唱つき」/
《DVD…2.110282》
 1.イディル・ビレットによるベートーヴェン録音集ができるまで/
 2.アントニ・ヴィトとの共演によるベートーヴェン・ピアノ協奏曲 第2.3.4.5番/
 3.アンコール:
  バッハ:コラール BWV307/734,
  ヘンデル:メヌエット,
  ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番
イディル・ビレット(ピアノ)/
<CD13>
オズゲキャン・ジェンチェル(ソプラノ)…CD13:4/
グルベン・オジシク・キャヤン(ソプラノ)…CD13:4/
セマ・バイサル(アルト)…CD13:4/
キャン・セルハット・サイジ(テノール)…CD13:4/
エテム・デミール(テノール)…CD13:4/
アリ・シナン・グルセン(バス)…CD13:4/
トルコ州立ポリフォニック合唱団…CD13:4/
ビルケント交響楽団
アントニ・ヴィト(指揮)
録音 <CD1>2002年5.9月/<CD2>2001年11月/<CD3>1994年5月/<CD4>2001年11月/<CD5>2004年5月…1-6.2008年5月…7-13/<CD6>2002年5月…1-4.2006年10月…5-7.2004年5月…8-9/<CD7>2003年11月…1-7.2005年5月…8-11/<CD8>2002年9月…1-7.2006年10月…8-10/<CD9>2004年5月…1-3.2005年5月…4-8/<CD10>2008年5月…1-4.2006年10月…5-8/<CD11>2008年1月/<CD12>2008年1月/<CD13>2008年2月/<CD14>1985年9月/<CD15>1985年7月/<CD16>1986年3月/<CD17>1986年3月/<CD18&19>1986年4月
 トルコの名ピアニスト、イディル・ビレット。彼女はかのマルタ・アルゲリッチと同じ年に生まれ、数々の偉業を成し遂げてきたにもかかわらず、日本ではイマイチ知名度がない人。(もちろんNAXOSファンの間ではお馴染みですが…)その原因はただ単に、日本に来ないため、広く知られる機会がないだけなのではないでしょうか?
 この彼女のベートーヴェンBOXは、全19枚のCDに、ソナタ、協奏曲、そしてEMIへ録音していたリスト編曲の「交響曲集」が全て収録されています。そして嬉しいことに、アントニ・ヴィトと共演したピアノ協奏曲第2番-第5番までの映像と、インタビューなどが収録されたDVDも同梱されているという嬉しいもの。まさに記念碑的BOXといえるのではないでしょうか?
 


8.503069
(3枚組)
\2200→\1990
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
《CD1…8.571253》
 1-3.ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15/
 4-6.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19/
《CD2…8.571257》
 1-3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37/
 4-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58/
《CD3…8.571261》
 1-3.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」Op.73/
 4.合唱幻想曲 ハ短調 Op.80
イディル・ビレット(ピアノ)/
ビルケント交響楽団/
アントニ・ヴィト(指揮)/
<CD3>
オズゲキャン・ジェンチェル(ソプラノ)…4/
グルベン・オジシク・キャヤン(ソプラノ)…4/
セマ・バイサル(アルト)…4/
キャン・セルハット・サイジ(テノール)…4/
エテム・デミール(テノール)…4/
アリ・シナン・グルセン(バス)…4/
トルコ州立ポリフォニック合唱団…4
録音 <CD1>2008年1月/<CD2>2008年1月/<CD3>2008年2月
 数あるレパートリーの中でも、名ピアニスト、イディル・ビレットが力を入れているのがベートーヴェンの作品集です。
 この協奏曲は、ソナタなどの独奏曲などのような自由さ満点の演奏とは違い、かなり古典的なアプローチで臨んでいるのが特徴です。
 アーティキュレーションはリズムがしっかりと制御され、明確な像を結びます。これはヴィトの指揮によるものも大きいことでしょう。第1番から第5番までの協奏曲全曲に加えて「合唱幻想曲」も収録。こちらも期待に違わぬ名演です。
 


8.506027
(6枚組)
\4400→\3990
ベートーヴェン:交響曲全集 リストによるピアノ・トランスプリクション S464/R128
《CD1…8.571252》
 1-4.交響曲 第1番 ハ長調 /5-8.交響曲 第2番 ニ長調 /
《CD2…8.571256》
 1-4.交響曲 第4番 変ロ長調/
 5-8.交響曲 第5番 ハ短調/
《CD3…8.571259》
 1-4.交響曲 第7番 イ長調/
 5-8.交響曲 第8番 ヘ長調/
《CD4…8.571263》
 1-4.交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」/
《CD5&6…8.571264-65》
 CD5:1-5.交響曲 第6番 ヘ長調「田園」/
 CD5:6&CD6:1-3.交響曲 第9番 ニ短調「合唱つき」
イディル・ビレット(ピアノ)
録音 <CD1>1985年9月/<CD2>1985年7月/<CD3>1986年3月/<CD4>1986年3月/<CD5&6>1986年4月
 トルコの名ピアニスト、イディル・ビレットがかつてEMIに録音したベートーヴェン(1770-1827)=リスト(1811-1886)の交響曲全集。この難曲に挑んだピアニストといえばシプリアン・カツァリス、もしくはNAXOS盤のシチェルバコフなど何名かの名前を挙げることができますが、このビレットによる全曲も素晴らしくレヴェルの高いものであり、例えば交響曲第3番の終楽章や、交響曲第9番の終楽章での息を飲むような迫力でその技巧を存分に楽しみながらなお、ベートーヴェンの高貴な精神に触れることができるという稀有な名演と言えるでしょう。
 ビレットは1台のピアノから無限の響きを紡ぎだしています。

IDIS



IDIS 6689
\2000→\1890
チェリビダッケの名伴奏も光る、グッリの至芸
 (1)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
 (2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
フランコ・グッリ(Vn)
(1)マリオ・ロッシ(指揮)
 イタリア国立放送管弦楽団
(2)セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
 ナポリ・アレッサンドロ・
  スカルラッティ放送管弦楽団
 (1)録音:1959 年12 月31 日ライヴ (2)録音:1957 年12 月22 日ライヴ/MONO、61’ 40”

 フランコ・グッリ(1926-2001) はシゲティ門下のイタリアのヴァイオリニスト。ローマ合奏団のメンバーを務め、東京音大でも教鞭を執ったため、日本にも教え子が多くいます。
 ここでは20 世紀のヴァイオリン協奏曲名作2 篇に挑戦。いずれもシゲティ譲りの辛口で深い精神性が特徴で、明るい音色に魅せられます。
 さらにプロコフィエフ作品はチェリビダッケが指揮を務めているのも注目。チェリビダッケのプロコフィエフ演奏は、録音に残されたものの素晴らしさからうかがえますが、このヴァイオリン協奏曲第1 番の伴奏は驚愕の巧さ。独奏にピッタリ合わせつつ、完全にチェリの音楽となっていて面白さの極みです。

 旧譜のパガニーニは入手困難。今回はお早めに・・・
 


IDIS 6687
\2000→\1890
幻の名手デ・バルビエーリ、期待の第3弾
 (1)レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
 (2)カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン協奏曲第2番「預言者たち」
レナート・デ・バルビエーリ(Vn)
(1)トゥリオ・マコッジ(Pf)
(2)カルロ・ファリーナ(指揮)
 サンレモ管弦楽団
 (1)録音:1962年放送録音 (2)録音:1960年代。ライヴ/MONO、56’ 44”

 レナート・デ・バルビエーリ(1920-1991) の第3 弾。プシホダとエルマンの門下で、決して古い人ではありませんが、録音が極めて少ないため「幻のヴァイオリニスト」の感があります。このアルバムはイタリア近代の名作2 篇を収めています。
 明るい音色と超絶技巧が聴きもの。カステルヌオーヴォ=テデスコの「ヴァイオリン協奏曲第2 番」はハイフェッツの委嘱で作曲され、彼の録音で知られていますが、バルビエーリはユダヤ色よりもイタリア音楽としての表現で説得力満点。レスピーギのソナタとともの、感動させられます。

 第1,2弾は早くも入手困難。第3弾もお早めに・・・
 


IDIS 6688
\2000→\1890
ボリス・ゴールドシュタインの芸術II
 (1)ベルトルト・フンメル:ディアローグOp.63
 (2)ジョゼフ・ギブス:ヴァイオリン・ソナタニ短調
 (3)ヴィタリ:シャコンヌ
ボリス・ゴールドシュタイン(Vn)
クラウス・キューンル(Org)
 ザハール・ブロンの師・ロシア楽派の大御所ゴールドシュタインの至芸

 録音:1977 / 78(スタジオ)/STEREO、41’ 13”


 ヴァイオリン・マニア待望のCD。ボリス・ゴリトシュテイン(1922 − 1987 姓はドイツ語風にゴルトシュタインとも、独英折衷でゴールドシュタインとも表記)は、ソ連時代のウクライナ、オデッサ生まれのヴァイオリニスト。ちなみにオデッサといえばナタン・ミルシテイン、ミッシャ・エルマン、ダヴィッド・オイストラフら多くの名ヴァイオリニストを生んだ地として知られています。ゴリトシュテインは少年期から才能を発揮し、1935 年、ワルシャワでの第1回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第4 位を獲得。この時は、優勝がジネット・ヌヴー、準優勝がダヴィッド・オイストラフ、第3 位がアンリ・テミアンカ、さらにゴルトシュタインより下位にイダ・ヘンデルやブロニスワフ・ギンペルが入るというとてつもない水準の高さで、まだ12 歳だったゴリトシュテインがいかに天才少年だったかを物語っています。 さらに1937 年、ブリュッセルでのイザイ・ヴァイオリン・コンクール(エリザベート王妃国際音楽コンクールの前進) で第4 位。この時も優勝がダヴィッド・オイストラフ、準優勝がリカルド・オドノポゾフ、第7 位にローラ・ボベスコがいるという激戦の中の第4 位でした。この頃の映像が残されており、ゴリトシュテイン少年の演奏の完成度の高さに驚かされます。
 そんなゴリトシュテインですが、ソ連時代には録音が極めて乏しく、幻のヴァイオリニストでした。1970 年半ばに西ドイツに亡命(弟の作曲家、ミハイル・ゴルトシュタインが先に西ドイツに亡命していた)、教職の傍ら演奏活動も行いますが、国際的な注目を浴びることはないまま1987 年に亡くなりました。

 ボリス・ゴールドシュタイン(1922-1987) はザハール・ブロンの師であるため、レーピン、樫本大進、庄司紗矢香の師筋にあたるロシア楽派の大御所。
 このアルバムは1977 年から翌年にかけて録音されたもので、オルガン伴奏という点がユニーク。現代作曲家ベルトルト・フンメルの「ディアローグ」は、ヴァイオリンとオルガンのためのオリジナル作品。イギリス・バロックのギブス(1699-1788) の儚い美しさ、名作ヴィタリのシャコンヌの巨匠ぶり、いずれもヴァイオリン関係者必聴の演奏と申せましょう。


 こちらも第1弾は入手困難。VENEZIAのブラームスも入手困難。下記MELODIYA盤は唯一入手可能性がある。



MELODIYA盤、入ればラッキー

MELODIYA
MELCD 1001748
\2500→\2290
20世紀の伝説 〜 ボリス・ゴールドシュタイン
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調(1822)*
 クニュース:ヴァイオリン協奏曲ホ短調#
 フェルツマン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調**
ボリス・ゴールドシュタイン(ヴァイオリン)
ミハイル・テリアン(指揮)*
モスクワ音楽院室内管弦楽団*
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)#
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団#
N・ラフリン(指揮)**
ソヴィエト国立交響楽団**
オイストラフの弟子でブロンの師、ボリス・ゴールドシュタイン(1922−1987)は、1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクールで4位入賞(第1位はオイストラフ)はロシアのヴァイオリニスト。
ドイツへの亡命の前に収録されたこの協奏曲録音では、オスカー・フェルツマン(1921−)のヴァイオリン協奏曲が初CD化となる。1962年#/**&1968年*の録音。ディジパック仕様。


フィレンツェ五月音楽祭の自主レーベル登場!
MAGGIO LIVE



MAGGIO 001
\2300→\2090
ジュリーニお得意のチャイコフスキーの交響曲第2番と「展覧会の絵」
 チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 Op.17「 小ロシア」
 ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
 ジュリーニ、1993年11月、フィレンツェ・ライヴ、完全初出!お得意のチャイコフスキーの交響曲第2番と「展覧会の絵」!!

 録音:1993 年11 月19、20 日、フィレンツェ/ADD、STEREO、71' 11"

 2014 年が生誕百周年の偉大な指揮者、カルロ・マリア・ジュリーニ(1914— 2005)、彼はもちろんイタリア生まれのイタリア人ですが、1956 年にスカラ座の音楽監督を辞して以降はイタリアでの活動は活発ではありませんでした。その中でも比較的頻繁に訪れていたのがフィレンツェで、1945 年のフィレンツェ・デビュー以来、1999 年2 月(既に引退後)に青年オーケストラを指揮するまで、半世紀以上演奏会にオペラにフィレンツェで指揮をしました。
 このCD には1993 年11 月19、20 日、フィレンツェのヴェルディ劇場で行われた演奏会のライヴ録音が収められています。
 ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、ご存知の通り、ジュリーニの得意中の得意曲。チャイコフスキーの交響曲第2番もジュリーニが好んで演奏した曲でしたが、1956 年のEMI 録音しか残されておらず、それから半世紀近くもたってからのこの録音は貴重です。普段はオペラを演奏しているオーケストラだけに慣れぬ作品に四苦八苦している様子はあるものの、引退まで後数年というジュリーニの大きな音楽に必死に食らいついています。
 なおマスターに起因する目立つノイズが数箇所で聞こえます。あらかじめご容赦ください。
 


MAGGIO 002
(2CD)
\4000→\3590
伝説的なロッシーニ「湖上の美女」の復活上演ライヴ
 ロッシーニ:「湖上の美人」
ロザンナ・カルテリ(S エレナ)
チェーザレ・ヴァレッティ(T ジャコモ)
イレーネ・コンパネーズ(A マルコム)
エディ・ルール(T ロドリーゴ)
パオロ・ワシントン(Bs ダグラス)
ヴァリアーノ・ナターリ(T セラーノ,ベルトランド)
カルメン・ピッチーニ(Ms アルビーナ)
トゥリオ・セラフィン(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団,合唱団
 伝説的なロッシーニ「湖上の美女」の復活上演ライヴ、オリジナル録音からの初CD 化

 録音:1958 年5 月9 日、フィレンツェ/ADD、130' 41"

 ロッシーニの「湖上の美人」は1819 年にナポリで初演されるや、19 世紀前半でもっとも人気の高いオペラの一つとして各地で上演されましたが、19世紀半ばに上演が途絶えてしまいます。百年ほど埋もれていたこのオペラが復活したのは1958 年のフィレンツェ五月音楽祭で、そのライヴ録音がこのCD に収録されています。巨匠トゥリオ・セラフィンの指揮の下、30 代半ばで引退した幻の美人ソプラノ、ロザンナ・カルテリや、当時メトロポリタン歌劇場の花形テノールだったチェーザレ・ヴァレッティらが実力を発揮し、かなりカットの多いとはいえ十分聞き応えがあります。
 当時メトロポリタン歌劇場の花形テノールだったチェーザレ・ヴァレッティらが実力を発揮し、なかなか聞き応えがあります。なおこの上演はカットや改変が多く、有名なロンド・フィナーレ「たくさんの思いがこの瞬間に」も第1 幕のエレナの登場の音楽を用いた二重唱に差し替えられています。ちなみにマルコムのイレーネ・コンパネーズは、映画脚本家のジャック・コンパネーズの娘で、映画監督、脚本家のニナ・コンパネーズの姉。優れた歌手でしたが、35 歳で突然歌えなくなってしまって舞台から消え去ったという悲劇の歌手。これは彼女の貴重な録音でもあります。
 これまでかなり状態の悪い録音が出回っていましたが、今回オリジナルの録音から初めてCD 化され、だいぶ聞ける程度になっています。ただしCD1 トラック10 の1 分55 秒辺りにバチッというノイズやCD2 トラック6 の3 分48 秒辺りで音飛びのような大きなノイズがはいるなど、数箇所の瑕疵があります。あらかじめご容赦ください。

MARSTON



52072-2
(2CD)
\5000→\4590

「エルンスト・レヴィ 第4集」〜未発表コンサートとスタジオ録音

エルンスト・レヴィ(ピアノ)
 ○CD1(78:34)
  ハイドン:ピアノ・ソナタ ト長調 Hob.XVI/6(第13番)
  ハイドン:ピアノ・ソナタ イ長調 Hob.XVI/30(第45番)
    1952年、バーゼル
  ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI/34(第53番)
  ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI/48(第58番)
    1955年3月25日、マサチューセッツ州ケンブリッジ
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D664 Op.120
    1952年4月6日、マサチューセッツ州ケンブリッジ
  フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
    1954年11月14日、マサチューセッツ州ケンブリッジ
 ○CD2(79:51)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
    1953年1月25日、マサチューセッツ州ケンブリッジ
  ブラームス:2つのラプソディ Op.79(第1番 ロ短調 Op.79-1,第2番 ト短調 Op.79-2)
    1954年11月14日、マサチューセッツ州ケンブリッジ
  リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
    1953年1月25日、マサチューセッツ州ケンブリッジ
  リスト:バラード第2番 ロ短調
    1959年3月22日、マサチューセッツ州ケンブリッジ(ステレオ録音)
 ピアノ・ファン待望!エルンスト・レヴィ第4集!

 録音:1952〜1959年、ADD(エンジニア:ウォード・マーストン)158'25

 Marston によって再評価が進むスイス生まれで米国で活躍したピアニスト、エルンスト・レヴィ(1895−1981)、その第4 集。今回も未発表録音がたっぷり集められている。
 第4 集は1950 年代の録音で、大半は彼の勤務先であるマサチューセッツ工科大学のあるケンブリッジでの演奏である。
 第4 集の目玉は何といってもリストのソナタ。レヴィらしい誠実かつ熱を帯びた名演である。なお、ほとんどがモノラル録音だが、リストのバラード第2 番(CD2 トラック9)だけはステレオのライヴ録音で、雰囲気も生々しい。
 ブックレットにはステレオはCD2 トラック7 と間違っているのでご注意を。



「エルンスト・レヴィ 第3集」
MARSTON 52039-2(2CD)\5000→\4590


 もしまだ聴いていなければ、今からでも遅くない。エルンスト・レヴィ。絶対に聴くべきである。
 アリアCD店主はあまり強引にものを言わないが、このピアニストの録音だけは、放っておいたらまた消えてしまって一生聴けなくなるかもしれないから、強引だろうがなんだろうが今のうちに絶対に強く強くお薦めしたい。

 すでにリリースされている第1集(52007-2 2CD)、第2集(52021-2 2CD)は、さまざまな熱心な音楽ファンによって賞賛されているが、そこに収録されているベートーヴェンは超・本格派。これほど充実した演奏をきちんと録音していたにもかかわらずなぜ今まで忘れられていたのか。その抜群のテクニック、力強く自在で覇気に満ちた表現。これに勝るベートーヴェン弾きはそういるものではない。

 エルンスト・レヴィ。1895年スイスのバーゼル生まれ。5歳ですでにピアノ演奏技術に関しては完成していたという。しかもエゴン・ペトリやラウル・プーニョらに学んだというから末恐ろしい。しかし20代のときは合唱団を結成するなどピアノだけの人ではなかったらしい。実は交響曲を15作も残していて、多くの合唱曲、室内楽曲、器楽曲を書いているという。

 そのレヴィの第3集。ここでは前2作に続いてベートーヴェンが4曲。そしてシューマン、ブラームスとドイツ系の名曲が並ぶ。なかなか入ってこないMARSTON。そして完売するとまず再プレスはないことからも、第1集、第2集も含めて早めに確保しておくことを強くお薦めする(といった矢先から1,2集は完売)。決して宣伝文句ではない。

52039
52039-2
(2CD)
\5000→\4590

「エルンスト・レヴィ 第3集」


 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
  (2)ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 Op.28「田園」
  (3)ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
  (4)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
 (5)シューマン:交響的練習曲 Op.13
 ブラームス:
  (6)ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24
  (7)6つの小品 Op.118
エルンスト・レヴィ(P)
録音:(1)(3)1955年12月18日 (2)1955年1月16日 (4)1955年2月20日 (5)(7)1954年11月14日 (6)1959年3月22日




「エルンスト・レヴィ」第1&2弾
CD-R特別製作(してくれると思う)


 MARSTONはすぐに廃盤になってしまうが、頼み込めばCD-Rで製作してくれる。
 ただブックレット等は作成できず、盤面の加工もできないことから、本当にCD-R単体がポロンと送られてくる。なんとも豪気な。
 ということで、もしそんな状態でも聴いてみたい!ということでしたらどうぞご注文お待ちしてます。

 もし再プレスされていたり、たまたま在庫があったりしたら運よくCDで送られてくることもあります。
 また逆に向こうがへそを曲げて「やっぱりやめた」と言われると無視されてしまうこともあります・・・その際はどうか諦めてください・・・すみません・・・。


52007-2
(2CD-R)
\5000→\4590
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第29番 「ハンマークラヴィーア」
 ピアノ・ソナタ第32番
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
    孤独な中の神の祝福、婚礼
    ハンガリー狂詩曲第12番
エルンスト・レヴィ:
  ピアノのための小品より
エルンスト・レヴィ(P)
1954-1958年。「ハンマークラヴィーア」のみステレオ。ユニコーン録音に関してはピーター・バルトークが録音を担当している。
こんな充実したハンマークラヴィーアを聴いたのは久しぶり。

52021-2
(2CD-R)
\5000→\4590
ハイドン:
 ピアノ・ソナタHob.XVI-46/32/50/51
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、第27番、第28番
 ピアノ・ソナタ第30番、第31番
モーツァルト:幻想曲ニ短調K.397
 シュトラウスII:ワルツ「春の声」
エルンスト・レヴィ(P)
1956−1958年。「春の声」1929年頃(ふたつの割れたSPを合わせたらしい)。ベートーヴェン27、28番はステレオ。こちらもユニコーン録音に関してはピーター・バルトークが録音を担当している。
第1弾と合わせてベートーヴェンの後期が揃う。ここでの「熱情」はほんとにすごい。勝るのは40年代のギーゼキングだけか。





MELODIYA



MELCD 1002224
\2200→\1990
エミール・ギレリス・プレイズ・バッハ
 J.S.バッハ:
  前奏曲ロ短調 BWV.855(ジロティ編)
  2台のチェンバロのための協奏曲ハ長調 BWV.1061*
  ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050+
  パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
  前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532(ブゾーニ編)
エミール・ギレリス(ピアノ)
ヤコフ・ザーク(ピアノ)*
エリザヴェータ・ギレリス(ヴァイオリン)+
ニコライ・ハルコフスキー(フルート)+
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団*/+
 鋼鉄のピアニズム。ギレリスのJ.S.バッハ!

 「エミール・ギレリス・イン・アンサンブル」(MELCD 1002210)に続く、メロディア(Melodiya)のギレリス復刻シリーズ第2弾は、バッハ・プログラム。
 ヤコフ・ザークとのデュオによる「協奏曲BWV.1061」、コンドラシン、妹のエリザヴェータとの共演での「ブランデンブルク協奏曲第5番」、ジロティ、ブゾーニのトランスクリプション、そして「パルティータ第1番」など、多彩なプログラムも魅力。「鋼鉄のピアニズム」が繰り広げるバッハは、音質面の向上も楽しみなところ。

 1948年&1950年(BWV.825)&1968年(BWV.532)の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002253
(2CD)
\4400→\3990
テミルカーノフ、1980年のマーラー"復活"!
 マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》
ガリーナ・コヴァリョーヴァ(ソプラノ)
エフゲニヤ・ゴロホフスカヤ(メゾ・ソプラノ)
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団
 ロシアの名指揮者ユーリ・テミルカーノフが、キーロフ歌劇場首席指揮者時代の1980年に録音を行ったマーラーの「復活」が本家メロディアから登場!
キーロフ歌劇場のソリスト、コヴァリョーヴァとゴロホフスカヤを起用したテミルカーノフの「復活」は、演奏の凄さはもちろんのこと、その音質も気になるところ。

1980年の録音。ディジパック仕様。



やぶへびとは思いつつ、紹介しておきます。
同じ録音のCARDELLINO RECORDS盤

CAR 0001
(2CD)
\2600→\2390
旧ソ連時代のテミルカーノフ&キーロフ劇場管
 マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
ガリーナ・コヴァリョーヴァ(Sop)
エフゲニヤ・ゴロホフスカヤ(A)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
キーロフ(マリインスキー)劇場管弦楽団、合唱団
 初CD 化! 来日公演も期待のテミルカーノフの「復活」。旧ソ連時代にテミルカーノフが、かくも凄い演奏を残していた!

 録音:1980 年5 月(セッション録音)/キーロフ(マリインスキー)劇場(旧レニングラード)/ADD、24bit digital remastering、Stereo、79’ 59”

 テミルカーノフといえば、サンクトペテルブルグ・フィルの音楽監督として君臨していますが、1977 年から88 年まで、キーロフ(現マリインスキー)劇場の芸術監督、首席指揮者を務めていました。1980 年、まだバリバリのソ連時代に何とマーラーの、それも宗教的な色彩を持つ交響曲第2 番「復活」を録音していました。
 旧ソ連でマーラーに力を入れていた指揮者といえばコンドラシンを思い出しますが、残念なことに彼は交響曲第2 番の録音を残していません。それを補って余りある演奏・録音がこのテミルカーノフ盤と申せましょう。旧ソ連時代のオーケストラならではの迫力と大きさ、緊張感に改めて感心させられます。さらに合唱の凄さはロシアならではで、弱音でも底知れぬ深みと表現力を見せてくれます。独唱陣もソ連時代にキーロフのプリマだった実力派で、ロシア・オペラの一場面さえ彷彿させます。テミルカーノフの統率力も見事の一言に尽きるもので、これほど筋肉質に引き締まった「復活」も珍しいと申せましょう。
 マーラーの交響曲第2 番は1920-30 年代のソ連で頻繁に演奏されましたが、その後イデオロギー的・政治的理由によりレパートリーから消え、1962 年にロジェストヴェンスキーにより蘇演されました。それを人気作にしたのがテミルカーノフで、1973 年以来たびたび演奏し、絶賛されました。もともとマーラーの音楽にはスラヴ的な要素が多く、テミルカーノフの演奏で聴くと、ある時はチャイコフスキー、ある時はショスタコーヴィチの音楽を思い起させ興味津々です。
 かつてメロディアからLP 発売されたこともありますが、今回ペテルブルグ・レコーディング・スタジオでオリジナルのアナログ・マスターから24bit リマスタリングを施され、鮮明な音が蘇りました。

 

MELCD 1002197
\2200
ピアノ・デュエットVol.1
 シューベルト:
  幻想曲ヘ短調D.940, Op.103(1990年録音)、
  12のワルツD.145, Op.18〔クレムザー編/4手連弾版〕(1975年録音)、
  4つのポロネーズD.599, Op.75(1974年録音)
 ランナー:ワルツ集 Op.115(1986年録音)
 シューマン:おばけのお話 Op.85-11(1975年録音)
 ブラームス:
  5つのワルツ〔Op.39より〕(1986年録音)、
  ハンガリー舞曲集より 第4番ヘ短調、第19番ロ短調、
  第17番嬰へ短調、第13番ニ長調、第1番ト短調(1986年録音)
アレクサンドル・バフチエフ(ピアノ)
エレーナ・ソロキナ(ピアノ)
 ロシアのピアノ・デュエット・アンソロジー第1弾は、30年以上にわたりデュオを組んできたレフ・オボーリンの高弟アレクサンドル・バフチエフ(1930−2007)と、エレーナ・ソロキナ(1940−)。
 このドイツ&オーストリア・プログラムは、"ロシアのゴールデン・デュエット"とも称えられ、ロシアでのピアノ・デュエットの文化、人気を復活させた功労者たちが残した功績そのものである。

 1974年−1990年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002215
(2CD/特別価格)
\4400→\3990
アンドレ・ジョリヴェ、1960年代から80年代のメロディア音源が復活!
 ジョリヴェ:
  フルート協奏曲
   〔アレクサンドル・コルネイエフ(フルート)、
    アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、
    モスクワ放送交響楽団、1966年録音〕
  チェロ協奏曲第2番
   〔ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
    アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、
    フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、1969年録音〕/
  ファゴット協奏曲
   〔ワレーリー・ポポフ(ファゴット)、
    ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
    ソヴィエト国立交響楽団ソロイスツ・アンサンブル、1976年録音〕/
  ピアノ協奏曲
   〔ワレーリー・カステルスキー(ピアノ)、
    ワシーリー・シナイスキー(指揮)、
    ラトビア国立交響楽団、1981年録音〕/
  交響曲第1番、5つの典礼舞曲
   〔アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、モスクワ放送交響楽団、1966年録音〕/
  七重奏の狂詩曲
   〔A.ムサエリャン(ヴァイオリン)、V.ソコロフ(クラリネット)、
    ワレーリー・ポポフ(ファゴット)、L.ヴォロディン(トランペット)、
    グリゴリー・ヘルソンスキー(トロンボーン)、
    R.コマチュコフ(コントラバス)、ワレンチン・スネギーリョフ(打楽器)、
    ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、1982年録音)
アンドレ・ジョリヴェ(指揮)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ワシーリー・シナイスキー(指揮)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、他
 没後40年を迎えた20世紀フランスの巨星アンドレ・ジョリヴェ(1905−1974)の自作自演を含む、1960年代から80年代にかけてのメロディア音源が復活!
 チェロのロストロポーヴィチ、フルートのアレクサンドル・コルネイエフ、ファゴットのワレーリー・ポポフ、指揮にはジョリヴェ自身、ロジェストヴェンスキー、シナイスキー、ポリャンスキーなど、ロシア(旧ソ連)を代表する音楽家たちの名がズラリ!「七重奏の狂詩曲」では、ロシアの名物ティンパニスト、スネギーリョフにも要注目。

 1966年−1982年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002268
(3CD/特別価格)
\4400→\3990
ミャスコフスキー:交響曲集
 交響曲第16番ヘ長調 Op.39(1950年録音)*
 交響曲第22番ロ短調 Op.54《交響的バラード》(1971年録音)
 交響曲第17番嬰ト短調 Op.41(1991年録音)
 交響曲第21番嬰へ短調 Op.51(1950年録音)*
 交響曲第25番変ニ長調 Op.69(1992年録音)
 交響曲第27番ハ短調 Op.85(1980年録音)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
コンスタンティン・イワノフ(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団
 27曲の交響曲を作曲した19世紀末〜20世紀前半のロシアにおけるシンフォニスト、ニコライ・ミャスコフスキー(1881−1950)。
 全集録音を成し遂げたスヴェトラーノフと、ソヴィエト国立響のスヴェトラーノフの前任でありロシア、旧ソ連の名匠コンスタンティン・イワノフの録音を組み合わせた6曲からなるミャスコフスキー選集です。

 1950年−1992年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002204
(2CD)
\4400→\3990
リヒテルとロシアの名手たち/音楽祭「12月の夕べ」1985
 シューマン:幻想小曲集 Op.73
   〔アナトーリ・カミシェフ(クラリネット)、
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)/録音:1985年12月15日〕/
 シューベルト:ソナタ イ長調 D.574/Op.posth.162
   〔オレグ・カガン(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)/
    録音:1985年12月7日〕/
 ショパン:
  チェロ・ソナタ ト長調 Op.65、アンコール 〜
   チェロ・ソナタ ト長調 Op.65より 第3楽章、第4楽章
    〔ナタリア・グートマン(チェロ)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)/
     録音:1985年12月30日〕/
 シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63
   〔スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、オレグ・カガン(ヴァイオリン)、
    ナタリア・グートマン(チェロ)/録音:1985年12月15日〕/
 シューマン:おとぎの絵本 Op.113
   〔ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)/録音:1985年12月7日〕/
 ショパン:幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61、バラード第4番ヘ短調 Op.52
   〔スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)/録音:1985年12月29日〕
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
アナトーリ・カミシェフ(クラリネット)
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ナタリア・グートマン(チェロ)
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
 リヒテルとロシアの名手たちの室内楽!音楽祭「12月の夕べ」1985年ライヴ!
 リヒテルと名手たちのシューマン、シューベルト、ショパン!

 モスクワ、プーシキン美術館で開催されている音楽祭「12月の夕べ」のライヴ・レコーディング・シリーズの第2弾は、この音楽祭の提唱者であるリヒテルと、ロシアの名手たちの共演による1985年のシューマン、シューベルト、ショパン!
 夭折の天才オレグ・カガンとナタリア・グートマン夫妻、ヴィオラの巨匠ユーリ・バシュメット、ロシアン・クラリネッティストのアナトーリ・カミシェフなど、ロシアを代表する音楽家たちとリヒテルが奏でた室内楽、ロマンティシズムの世界が蘇る。

 1985年12月のライヴ録音。初CD化。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002221
\2200→\1990
おそるべきコンクール歴〜リアナ・イサカーゼ 80年代録音
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
 シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 Op.36
リアナ・イサカーゼ(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
ロシア国立交響楽団
 グルジアの名手イサカーゼのシベリウス&シェーンベルク!

 グルジア出身の女流ヴァイオリニスト、リアナ・イサカーゼが1980年代に録音を行ったシベリウス&シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲。
 1965年のロン=ティボー国際音楽コンクール・グランプリ、1970年の第4回チャイコフスキー国際音楽コンクール第3位、同年のシベリウス国際コンクール第1位という輝かしい実績を誇るイサカーゼ。
 グルジア室内管やドイツ文化省設立のユース・オーケストラ、ベルリンのヤング・ユーロ・クラシック・オーケストラを振るなど、指揮者、教育者としての活躍が目立つイサカーゼのメロディア音源。80年代にグルジアの女傑が弾いたシベリウスとシェーンベルクのコントラストに注目。

 ディジパック仕様。
 


MELCD 1002192
\2200→\1990
サムイル・フェインベルク
 スクリャービン:マズルカ集
  10のマズルカ Op.3
  9のマズルカ Op.25
サムイル・フェインベルク(ピアノ)
 フェインベルクの代名詞、スクリャービンのマズルカ集!

 ロシアン・ピアノ・スクール三大流派の1つ、アレクサンドル・ゴリジェンヴェイゼルの高弟サムイル・フェインベルク(1890−1962)。
 スクリャービンから影響を受け、ピアニスト、作曲家として後世にその名を残すフェインベルクが弾くスクリャービンの「マズルカ」は、名高いバッハと並ぶ代名詞の1つである。

 1950年代の録音。ディジパック仕様。
 
MELCD 1002129
(2CD)
\4400→\3990
チャイコフスキー:歌劇《チェレヴィチキ》 アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
エレーナ・クルグリコワ(ソプラノ)
エリザベータ・アントノワ(メゾ・ソプラノ)
ゲオルギー・ネレップ(テノール)
アンドレイ・イワノフ(バリトン)
マキシム・ミハイロフ(バス)、他
 チャイコフスキーの知られざるオペラ「チェレヴィチキ」は、1874年作曲の「鍛冶屋ワクーラ」を改訂し、1887年に完成した後期の作品。
 ゴーゴリの「クリスマスの前夜」を題材としたヤコブ・ポロンスキーの台本によるこの4幕のオペラは、1887年にボリショイ劇場で作曲者自身の指揮により初演が行われている。
 ちなみにチャイコフスキーにとって指揮者デビューとなったのが、1887年の「チェレヴィチキ」の初演である。

 1948年の録音。ディジパック仕様。

MEMBRAN

 MEMBRANは基本初回限定。すぐに完売することが多いです。お早めに。



600182
(10CD)
\2100
ラファエル・クーベリック(Cond)名演奏集
 ドヴォルザーク:
  スラヴ舞曲集Op.46、Op.72、交響曲第9番「新世界より」
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年、1956年録音
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
  ピエール・フルニエ(Vc)
 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊り
  フィルハーモニア管弦楽団 1948年、1951年録音
 ドヴォルザーク:交響曲第7番
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1956年録音
 ドヴォルザーク:伝説Op.59より第10番、スケルツォ・カプリチオーソOp.66
  フィルハーモニア管弦楽団 1949年、1950年録音
 ドヴォルザーク:交響曲第8番
  フィルハーモニア管弦楽団 1948年録音
 スメタナ:交響詩「ハーコン・ヤール」Op.16
  チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1945年録音
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1955年録音
 バルトーク:弦楽器 打楽器とチェレスタのための音楽
  シカゴ交響楽団 1951年録音
 シューベルト:交響曲第9番「グレイト」D.944
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1959年録音
 ブラームス:交響曲全曲
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1957年録音
 

600188
(10CD)
\2100
マルタ・メードル(Sop)名唱集
 ベートーヴェン:フィデリオ/
 パーセル:ディドとエネアス/
 ヴェルディ:ドン・カルロ、仮面舞踏会、運命の力、マスベス/
 ビゼー:カルメン/
 オッフェンバック:ホフマン物語/
 ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ/
 R.シュトラウス:エレクトラ/
 オルフ:アンティゴネ/
 ストラヴィンスキー:エディプス王/
 ワーグナー:
  トリスタンとイゾルデ、リエンツィ、ワルキューレ、神々の黄昏、
  ジークフリート、パルジファル、
   よりオペラアリア、他
 ベートーヴェン:6つの歌Op.48/
 ワーグナー:ヴェーゼンドンクの詩による歌曲集より
1950年〜1958年録音

●Membran Maria Callas sings Opera

600197
(2CD)
\1400
ベッリーニ:歌劇「清教徒」
 1953年録音
トゥリオ・セラフィン指揮、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)
ジュゼッペ・ディ・ステファーノ(Ten)
ローランド・パネライ(Br)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(Bs)
品番:224008は廃盤となります
 

600198
(3CD)
\1700
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
 1954年録音
トゥリオ・セラフィン指揮、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)
マリオ・フィリッペスキ(Ten)
エベ・スティニャーニ(MSop)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(Bs)
パオロ・カロリ(Ten)
品番:224007は廃盤となります
 

600199
(2CD)
\1400
ヴェルディ:歌劇「マクベス」
 1952年録音
ヴィクトル・デ・サバタ指揮、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
マリア・カラス(Sop)
イタロ・ターヨ(Bs)
ジーノ・ペンノ(Ten)
ルチアーノ・デッラ・ペルゴーラ(Ten)
品番:224012は廃盤となります)
 


600175
(10CD)
\2100→\1890
MEMBRANはすぐに廃盤になります
アルフレッド・コルトー(pf)名演奏集
 ショパン:練習曲集Op.10、Op.25
  1933年、1934年録音
 ショパン:24の前奏曲集Op.28
  1933年〜1949年録音
 ショパン:
  ピアノソナタ第2番、舟歌Op.60、
  前奏曲嬰ハ短調Op.45、幻想即興曲Op.66、
  夜想曲第15番、バラード第1番
   1933年、1947年、1949年録音
 シューマン:
  クライスレリアーナOp.16、交響的練習曲Op.13
   1929年、1935年録音
  シューマン:
  ダヴィッド同盟舞曲集Op.6、ピアノ三重奏曲第1番 
   ジャック・ティボー(Vln)パブロ・カザルス(Vc)
    1937年、1928年録音
 ドビュッシー:子供の領分、前奏曲集第1巻
  1931年、1937年、1947年、1949年録音
 フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調
  ジャック・ティボー(Vln) 1929年録音
 ラヴェル:ソナチネ 1931年録音
 フォーレ:ヴァイオリンソナタ第1番
  ジャック・ティボー(Vln) 1927年録音
 リスト:
  ピアノソナタ ロ短調、リゴレットパラフレーズ、
  「伝説」第2番「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」、
  ハンガリー狂詩曲第11番、演奏会用練習曲第2番
   1927年、1929年、1930年、1937年録音
 ベートーヴェン:
  ピアノ三重奏曲第7番「大公」、
  魔笛の主題による7つの変奏曲WoO.46
   ジャック・ティボー(Vln)パブロ・カザルス(Vc)
   1927年、1928年録音
 シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番/
 ハイドン:ピアノ三重奏曲ト長調Op.73-2
  ジャック・ティボー(Vln)パブロ・カザルス(Vc)
   1926年、1927年録音

モスクワ音楽院


SMCCD 0157
\3000→\2790
30歳、ボリショイ劇場時代のスヴェトラーノフの秘蔵音源
 ラフマニノフ・プログラム 1958年

  ラフマニノフ(1873-1943):
   ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(*)
   合唱交響曲「鐘」Op.35(+)
   3つのロシアの歌 Op.41(+)
リュドミーラ・ソーシン(ピアノ(*))
ロシア共和国合唱団(+)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1958年5月12日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
 30歳、ボリショイ劇場指揮者時代のスヴェトラーノフの秘蔵音源。
 

SMCCD 0158
\3000→\2790
ヴィクトル・メルジャーノフ
 ショパン(1810-1849):24の前奏曲 Op.28 から 12曲
 J・S・バッハ(1685-1750):3つのコラール前奏曲
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57

ヴィクトル・メルジャーノフ(ピアノ)

録音:1954年12月16日
 ヴィクトル・メルジャーノフ(1919-2012)はモスクワ音楽院でサムイル・フェインベルクに師事したロシアのピアニスト。1945年の全ソヴィエト・ピアノ・コンクールでスヴャトスラフ・リヒテルと同点1位、1946年のショパン国際ピアノ・コンクール第6位。60年に渡りコンサート・ピアニストとして活躍。1947年よりモスクワ音楽院教授を務め、タチアナ・シェバノワら多数の名ピアニストを輩出しました。
 商業録音が少なかったため知名度はいまひとつですが、ロシア・ピアニズムを語る上で無視できない存在です。

MUSIC&ARTS



M&ACD 1281
(15CD、8枚価格)
\18400→\17390

シュナイダー四重奏団 伝説のハイドン協会録音、一挙15枚BOXセット化!
 「フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:弦楽四重奏曲選集」


 CD1/
  第0番 変ホ長調Op.1-0/第1番「狩」 変ロ長調Op.1-1/
  第2番 変ホ長調Op.1-2/第3番 ニ長調Op.1-3
 CD2/
  第4番 ト長調Op.1-4/第6番 ハ長調Op.1-6/第7番 イ長調Op.2-1*
 CD3/
  第8番 ホ長調Op.2-2*/第9番 変ホ長調Op.2-3*/第10番 ヘ長調Op.2-4*
 CD4/
  第11番 ニ長調Op.2-5*/第12番 変ロ長調Op.2-6*/
  第25番 ホ長調Op.17-1/第26番 ヘ長調Op/17-2
 CD5/
  第27番 変ホ長調Op.17-3/第28番 ハ短調Op.17-4/第29番 ト長調Op.17-5
 CD6/
  第30番 ニ長調Op.17-6/第31番 変ホ長調Op.20-1*/第32番 ハ長調Op.20-2*
 CD7/
  第33番 ト短調Op.20-3*/第34番 ニ長調Op.20-4*/第35番 ヘ短調Op.20-5*
 CD8/
  第36番 イ長調Op.20-6*/第37番 ロ短調Op.33-1/
  第38番「冗談」 変ホ長調Op.33-2/第39番「鳥」 ハ長調Op.33-3
 CD9/
  第40番 変ロ長調Op.33-4/第41番 ト長調Op.33-5/
  第42番 ニ長調Op.33-6/第43番 ニ短調Op.42
 CD10/
  第44番 変ロ長調Op.50-1/第45番 ハ長調Op.50-2/第46番 変ホ長調Op.50-3
 CD11/
  第47番 嬰ヘ短調 Op.50-4/第48番「夢」 ヘ長調Op.50-5/
  第49番「蛙」 ニ長調Op.50-6
 CD12/
  十字架上のキリストの最後の7つの言葉Op.51/第63番 ハ長調Op.64-1*
 CD13/
  第75番 ト長調Op.76-1*/第76番「五度」ニ短調Op76-2*/
  第77番 変ホ長調Op.76-3*
 CD14/
  第78番「日の出」変ロ長調Op.76-4*/
  第79番ニ長調Op76-5*/第80番 変ホ長調Op.76-6
 CD15/
  第81番 ト長調Op.77-1/第82番 ヘ長調Op.77-2/第83番 ニ短調Op.103
シュナイダー四重奏団:
 【アレクサンダー・シュナイダー(Vn)、
  イシドール・コーエン(Vn)、
  カレン・タトル(Va)、
  マドリーヌ・フォーリー(Vc)、
  ヘルマン・ブッシュ(Vc)*】

 シュナイダー四重奏団のハイドン弦楽四重奏曲集、伝説のハイドン協会録音、一挙15枚BOXセット化!

 録音:1951-1954 年ハイドン・ソサエティ、1047’16

 ハイドン・ソサエティで録音されたシュナイダー四重奏団が演奏するハイドンの弦楽四重奏曲選集がお得なBOXになって復刻!
 ほぼオリジナル・マスターテープから、新たにリマスターされ、音質も良好。温もりのある悠然とした演奏です。ブダペスト弦楽四重奏団の第二ヴァイオリンとして活躍したアレクサンダー・シュナイダーが創設したシュナイダー四重奏団。
 ボザール・トリオのヴァイオリニスト、イシドール・コーエン、キム・カシュカシャンなど現在活躍するヴィオラ奏者を育てた名教師でもあるカレン・タトル、マールボロ音楽祭などで活躍していたチェリストのマドリーヌ・フォーリーとアドルフ・ブッシュの弟でチェリストのヘルマン・ブッシュなど、その時代の一線級の演奏家が結集した名演です。

NAIVE



V 5394
(4CD)
特別価格\2700→\2490
マイ・フェイヴァリット・ショパン
 [CD1&2](原盤:OP 30456)
  グレゴリー・ソコロフ・プレイズ・ショパン
   [CD1]ショパン:24の前奏曲op.28
   [CD2]ショパン:ソナタ第2番変ロ短調 op.35、練習曲 op.25(全曲)
 [CD3](原盤:V 5218)
  ショパン:バラード(全4曲)、ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調
 [CD4](原盤:V 5229)
  IMPRESSIONS ON CHOPIN〜キープ・スインギング・ショパン
   (1)前奏曲op.26(遺作) (2)マズルカop.24-2 ハ長調
   (3)練習曲op.10-6 (4)マズルカ op.33-2 ニ長調
   (5)ノクターンop.15-1 へ長調 (6)エチュード op.25-9 変ト長調
   (7)マズルカ op.68-3 へ長調 (8)エチュード op.25-4 イ短調
   (9)マズルカ op.24-1 ト短調 (10)プレリュードop.28-7 イ長調
   (11)マズルカ op.57-4 イ短調 (12)プレリュードop.28-3 ト長調
   (13)ノクターンop.15-3 ト短調
   (14)コントルダンス 遺作 変ト長調 (15)マズルカ op.24-1 ト短調
[CD1&2]
 グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
[CD3]
 リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
 ファビオ・ルイージ(指揮)
 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
[CD4]
 レシェック・モジジェル(ピアノ)
 naiveの名盤で編んだコンポーザー・ボックスの登場!My favorite…マイ・フェイヴァリット・ショパン

 [CD3]録音:協奏曲-2009年9月(ライヴ)/バラード-2010年2月(スタジオ録音) [CD4]録音:1999年

 naive 人気アーティストたちの演奏でつづる、ショパン名盤が大変お買得ボックスとなって登場!

OPUS ARTE


ロイヤル・オペラ グレート・パフォーマンス
コヴェント・ガーデン王立歌劇場ライヴ1955〜1997



OACD9024D
(32CD)
\7500→\6990
.
1.ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲(2CD)
 ラモン・ヴィナイ(T:オテロ)/グレ・ブロウエンスティーン(S:デズデモナ)/
 オタカール・クラウス(Br:イヤーゴ)/ジョン・ラニガン(T:カッシオ)/
 ノリーン・ベリー(Ms:エミーリア)/レイモンド・ナイルソン(T:ロデリーゴ)、他
 ラファエル・クーベリック(指揮) 録音 1955年10月(モノラル)

2.プッチーニ:『トスカ』全曲(2CD)
 ジンカ・ミラノフ(S:トスカ)/フランコ・コレッリ(T:カヴァラドッシ)/
 ジャンジャコモ・グエルフィ(Br:スカルピア)/フォーブズ・ロビンソン(Br:堂守)/
 マイケル・ラングドン(Br:アンジェロッティ)/デイヴィッド・トゥリー(T:スポレッタ)、他
 アレグザンダー・ギブソン(指揮) 録音時期 1957年7月(モノラル)

3.プッチーニ:『蝶々夫人』全曲(2CD)
 ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S:蝶々さん)/バーバラ・ヒューイット(Ms:スズキ)/
 ジョン・ラニガン(T:ピンカートン)/ジェレイント・エヴァンズ(Br:シャープレス)、他
 ルドルフ・ケンペ(指揮) 録音:1957年5月(モノラル)

4.ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』全曲(5幕版)(2CD)
 ジョン・ヴィッカーズ(T:ドン・カルロ)/グレ・ブロウエンスティーン(S:エリザベッタ)/
 フェドーラ・バルビエーリ(Ms:エボリ公女)/ティト・ゴッビ(Br:ロドリーゴ)/
 ボリス・クリストフ(Bs:フィリッポ)/マイケル・ラングドン(Bs:大審問官)、他
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) 録音時期:1958年5月(モノラル)

5.ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』全曲(2CD)
 ジョーン・サザーランド(S:ルチア)/ジョアン・ジビン(T:エドガルド)/ジョン・ショー(Br:エンリーコ)/
 ジョゼフ・ルルー(Bs:ライモンド)/ケニス・マクドナルド(T:アルトゥーロ)、他
 トゥリオ・セラフィン(指揮) 録音:1959年2月(モノラル)

6.モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲(2CD)
 チェーザレ・シエピ(Bs:ドン・ジョヴァンニ)/ジェレイント・エヴァンズ(Br:レポレッロ)/
 レイラ・ジェンチェル(S:ドンナ・アンナ)/セーナ・ユリナッチ(S:ドンナ・エルヴィラ)/
 ミレッラ・フレーニ(S:ツェルリーナ)/リチャード・ルイス(ドン・オッターヴィオ)/
 デイヴィッド・ウォード(騎士長)/ロベルト・サヴォワ(マゼット)
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮) 録音:1962年2月(モノラル)

7.ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』全曲(2CD)
 エイミー・シュアード(S:アメーリア)/ジョン・ヴィッカーズ(T:グスターヴォ)/
 エットーレ・バスティアニーニ(Br:レナート)/レジーナ・レズニック(Ms:ウルリカ)/
 ジョーン・カーライル(S:オスカル)/デイヴィッド・ケリー(Bs:リッビング)、他
 エドワード・ダウンズ(指揮) 録音:1962年2月(モノラル)

8.ワーグナー:『パルジファル』全曲(3CD)
 ジョン・ヴィッカーズ(T:パルジファル)/エイミー・シュアード(S:クンドリー)/
 ルイス・ヘンドリックス(Bs:グルネマンツ)/ノーマン・ベイリー(Br:アンフォルタス)/
 ドナルド・マッキンタイア(Bs:クリングゾル)/マイケル・ラングドン(Bs:ティトゥレル)/
 キリ・テ・カナワ(S:第一の花の乙女)、他
 サー・レジナルド・グッドール(指揮) 録音:1971年5月(ステレオ)

9.モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲(2CD)
 キリ・テ・カナワ(S:フィオルディリージ)/アグネス・バルツァ(Ms:ドラベッラ)/
 ダニエラ・マッツカート(S:デスピーナ)/スチュアート・バロウズ(T:フェルランド)/
 トーマス・アレン(Br:グリエルモ)/リチャード・ヴァン・アラン(Bs:ドン・アルフォンソ)/
 サー・コリン・デイヴィス (指揮) 録音:1981年1月(ステレオ)

10.グルック:歌劇『アルセスト』全曲(2CD)
 ジャネット・ベイカー(Ms:アルセスト)/ロバート・ティアー(T:アドメート)/
 ジョナサン・サマーズ(Br:ヘラクレス)/モールドウィン・デイヴィス(T:エヴァンドル)/
 ジョン・シャーリー=カーク(Br:大祭司)/マシュー・ベスト(Br:預言者)/
 フィリップ・ジェリング(Bs:伝令官)、他
 サー・チャールズ・マッケラス(指揮) 録音:1981年12月(ステレオ)

11. R.シュトラウス:『ばらの騎士』全曲(3CD)
 アンナ・トモワ=シントウ(S:元師夫人)/クルト・モル(Bs:オックス男爵)/
 バーバラ・ボニー(S:ゾフィー)/アン・マレイ(Ms:オクタヴィアン)/アラン・オウピ(Br:ファニナル)/
 ハワード・クルック(T:ヴァルツァッキ)/リー・マリアン・ジョーンズ(Ms:アンニーナ)、他
 サー・アンドルー・デイヴィス (指揮) 録音:1995年3月3日(ステレオ)

12.ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲(4CD)
 ジョン・トムリンソン(Br:ザックス)/エスタ・ヴィンベルイ(T:ワルター・フォン・シュトルツィング)/
 ナンシー・グスタフソン(S:エファ)/キャスリーン・ウィン・ロジャーズ(Ms:マグダレーネ)/
 ヘルベルト・リッペルト(T:ダーヴィット)/トーマス・アレン(Br:ベックメッサー)/
 グウィン・ハウエル(Bs:ポーグナー)、他
 ベルナルド・ハイティンク(指揮) 録音:1997年7月(ステレオ)
.
 イギリスで長い歴史を誇るロイヤル・オペラの1955年から1997年まで、40年以上にわたるライヴの記録です。
 ジョン・ビッカース、ジョーン・サザーランドなどこの時代に活躍した偉大な歌手たちはもちろんのこと、クーベリック、ケンペ、ジュリーニ、ショルティ、マッケラスなどの錚々たる指揮者たちの演奏も楽しめます。これだけの歴史的名演を一つの豪華BOXにまとめたこの企画です。ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ライヴ) 他

ORFEO



ORFEOR 894142
(2CD)
\4800→\4390
18人の名歌手が歌うシュトラウス歌曲!
 ザルツブルク音楽祭の秘蔵音源どっさり56 曲!!
  R.シュトラウス:歌曲集
 憩え、わが魂よ Op.27-1/ひどい天気 Op.69-5/父は言った−それだけでは済まないよと Op.36-3
   エリーザベト・シュヴァルツコプフ(S)、ジェラルド・ムーア(P)
   録音:1956 年8 月7 日、モーツァルテウム モノラル
 星 Op.69-1/森の至福 Op.49-1/変わらないこと Op.69-3
   リーザ・デラ・カーザ(S) 、アールパード・シャーンドル(P)
   録音:1957 年8 月11 日、モーツァルテウム モノラル
 明日Op.27-4/子守歌 Op. 41-1/セレナーデ Op.17-2
   イルムガルト・ゼーフリート(S) 、エリック・ウェルバ(P)
   録音:1958 年8 月7 日、モーツァルテウム モノラル
  ※CD ブックレットでは1961年8 月17 日となっていますが間違いと思われます。
 密やかな誘いOp.27-3/帰郷 Op.15-5/愛の賛歌 Op.32-3
   ニコライ・ゲッダ(T)、エリック・ウェルバ(P)
   録音:1961 年8 月17 日、モーツァルテウム モノラル
 あなたは私の心の王冠 Op.21-2/夜 Op.10-3/ツェツィーリエ Op. 27-2
   クリスタ・ルートヴィヒ(Ms) 、エリック・ウェルバ(P)
   録音:1968 年7 月27 日、モーツァルテウム モノラル
 女たちは時にはつつましく Op.21-5/放蕩な男 Op.41-4/
 どうやって私たちはそれらを秘密にしておけるだろう Op.19-4
   ヘルマン・プライ(Br) 、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P)
   録音:1970 年8 月8 日、モーツァルテウム
 あなたの眼が私を見た時からOp.17-1/ひどい天気 Op.69-5/帰郷 Op.15-5
   レオンタイン・プライス(S) 、デイヴィッド・ガーヴィー(P)
   録音:1975 年7 月28 日、祝祭小劇場
 ダリア Op.10-4/イヌサフラン Op. 10-7/私の想いのすべて Op.21-1
   ペーター・シュライアー(T) 、エリック・ウェルバ(P)
   録音:1979 年8 月12 日、祝祭小劇場
 夜に Op.68-1/ささやけ、愛らしいミルテよ Op.68-3/アモール Op.68-5
   エディタ・グルベローヴァ(S)、エリック・ウェルバ(P)
   録音:1980 年8 月14 日、モーツァルテウム
 私は愛を抱いて Op.32-1/あなたの青い目で Op.56-4/ツェツィーリエ Op. 27-2
   ジェシー・ノーマン(S)、ジェフリー・パーソンズ(P)
   録音:1980 年7 月27 日、祝祭大劇場
 ああ恋人よ、もう別れなくてはならない Op.21-3/空の星は美しく、だが冷たい Op.19-3/
 口を閉ざす者たち Op.10-6/高鳴る胸 Op.29-2
   エディト・マティス(S)、ハインツ・メジモレク(P)
   録音:1983 年8 月5 日、祝祭小劇場
 私の心は黙り冷える Op.19-6/憩え、わが心 Op.27-1/解き放たれた心 Op.39-4.
   マリヤーナ・リポヴシェク(Ms)、エリック・ウェルバ(P)
   録音:1985 年8 月10 日、モーツァルテウム
 「商人の鑑」OP.66 から—
  芸術音楽は商人の喰いものにされている,創造する者は芸術家たち,音楽商と首謀者,
  ああ、創造する皆様、ああ、商人の方々
   ハインツ・ツェドニク(T)、コンラート・ライトナー(P)
   録音:1985 年8 月19 日、モーツァルテウム
 目覚めた薔薇 WoW AV66/出会い WoW AV72
   フレデリカ・フォン・シュターデ(S)、マーティン・カッツ(P)
   録音:1986 年8 月18 日、祝祭大劇場
  ※CD ブックレットでは1985 年8 月19 日となっていますが間違いと思われます。
 たそがれの夢 Op.29-1/献呈 Op.10-1/セレナーデ Op.17-2
   フランシスコ・アライサ(T)、アーヴィン・ゲイジ(P)
   録音:1987 年8 月11 日、祝祭小劇場
 なつかしい面影 Op.48-1/天の使者 Op.32-5/ああ、私は不幸な男だ Op.21-4/密やかな誘いOp.27-3
   トーマス・ハンプソン(Br)、ヴォルフラム・リーガー(P)
   録音:1995 年8 月1 日、モーツァルテウム
 私は花束を編みたかった Op.68-2/矢車草 Op.22-1/水蓮 Op.22-4
   ディアナ・ダムラウ(S)、シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
   録音:2005 年8 月13 日、モーツァルテウム
 もはやこれ以上は Op.87-3/太陽の輝きの中で Op.87-4/あなたの黒髪を私の頭に広げて Op.19-2
   ミヒャエル・フォレ(Br)、ヘルムート・ドイチュ(P)
   2010 年8 月25 日、, 祝祭大劇場
 
 ADD、155' 59"

 ザルツブルク音楽祭といえばモーツァルトとR.シュトラウスが二本柱。2014 年のシュトラウス・イヤーを記念して、ORFEO が貴重音源を発掘、CD2 枚にたっぷり収録してくれました。1956 年から2010 年まで、ソプラノがエリーザベト・シュヴァルツコプフ、リーザ・デラ・カーザ、イルムガルト・ゼーフリート、レオンタイン・プライス、エディタ・グルベローヴァ、ジェシー・ノーマン、エディト・マティス、ディアナ・ダムラウ、メッゾソプラノがクリスタ・ルートヴィヒ、マリヤーナ・リポヴシェク、フレデリカ・フォン・シュターデ、テノールがニコライ・ゲッダ、ペーター・シュライアー、ハインツ・ツェドニク、フランシスコ・アライサ、バリトンがヘルマン・プライ、トーマス・ハンプソン、ミヒャエル・フォレと18 人の名歌手たち。いずれも素晴らしい歌唱ばかりです。しかもORFの蔵出音源で音質も良好、1970 年以降はステレオ録音です。シュトラウス・イヤーにたっぷりお楽しみください!
 


ORFEOR 890142
(2CD)
特別価格\2800→\2590
フリッチャイ(指揮)&ブダペスト・フィル
 マルタン:「魔法の酒」(ドイツ語歌唱)
ユリウス・パツァーク(T トリスタン)
マリア・チェボタリ(S イズー)
エンドレ・コレー(Bs マルケ王)
ヒルデ・ツァデク(Ms ブランギャン)
マリア・イロスファイ(Ms イズーの母)
ダグマル・ヘルマン(白い手のイズー)
アルフレート・ペル(Br 語り手)
ヴィルヘルム・フリードリヒ(Br カエルダン)
カール・デンヒ(Bs オエル公)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の団員
ウィーン国立歌劇場合唱団
アントン・ハイラー(P)
 マルタンの描くトリスタン物語、「魔法の酒」幻のプリマドンナ、チェボタリのイズーに、フリッチャイの指揮!ザルツブルク音楽祭での舞台初演のライヴ録音、世界初出!!

 録音:1948 年8 月24 日、ザルツブルク/ADD、106' 21"、MONO

 ORFEO がまた貴重な音源を発掘しました。1948年8月24日、ザルツブルク音楽祭で舞台上演されたマルタンの「魔法の酒」、指揮はフリッチャイです!
「魔法の酒」は、フランク・マルタン(1890—1974)が1938 年から作曲。元々はロベール・ブリュムという人から依頼された30 分程度のマドリガル合唱曲で、これが第1 部に当ります。この形で1940 年にチューリヒでブリュムたちによって初演された後、マルタンは第2 部と第3 部を追加、1942 年にやはりブリュムによって初演されています。「魔法の酒」は舞台作品ではないのですが、題材がトリスタンとイゾルデの物語ということで当時新作オペラを舞台に掛けることに積極的だったザルツブルク音楽祭が舞台上演を計画、1948 年にオスカー・フリッツ・シューの演出、カスパール・ネーエルの舞台装置で舞台初演しています。オリジナルの歌詞はフランス語ですが、ここでは作曲者と詩人ルドルフ・ビンディングによるドイツ語訳で歌われています。これはその舞台初演でのライヴ録音。前年にアイネムの「ダントンの死」を大成功に導いたフェレンツ・フリッチャイが指揮に当たっています。
 イズーは、ベッサラビア(現モルドバ)生まれの名ソプラノ、マリア・チェボタリ。チェボタリはリヒャルト・シュトラウスに気に入られ、1935 年、まだ25 歳の時に「無口な女」初演でアミンタを歌ったほど有望な歌手でしたが、1949 年、癌のため39 歳で早世してしまいました。彼女の録音そのものが貴重で、ことにこうした20 世紀作品は他にほとんど聞けません。トリスタンはウィーン生まれのテノール、ユリウス・パツァーク。第二次大戦直後のウィーンで活躍した人で、この時期にブルーノ・ワルターが録音したマーラーの「大地の歌」のテノールとして有名です。
 1948 年のライヴ録音ですが、テープ録音で、帯域が狭く歪っぽいなど限界はあるものの、この年代としてはそれほど聞き苦しくない程度の録音です。
 

ORFEOR 891141
\2400→\2190
凄すぎます!ポリーニとベーム、幻の共演ライヴ
 モーツァルト:
  (1)交響曲第29番イ長調K.201
  (2)ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459
  (3)交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385
マウリツィオ・ポリーニ(Pf) ②、
カール・ベーム(指揮)ウィーン・フィル
 凄すぎます!ポリーニとベーム、幻の共演ライヴがついに日の目を見た!

 録音:1980 年8 月30 日ザルツブルク音楽祭、ザルツブルク祝祭小劇場(ライヴ)/ADD、79’ 07”、STEREO

 またまた驚きの音源が残っていました。ポリーニが1980 年のザルツブルク音楽祭でベーム& ウィーン・フィルと共演したモーツァルトの19 番。同じ組み合わせによる1976 年4 月のセッション録音は名盤の誉れ高いですが、こちらはその4 年後のライヴ。
 ポリーニは当時34 歳、生気あふれる若々しさと輝くような音色が最高。急速楽章でのモーツァルト特有なテンションの高さ、緩徐楽章での透明な味わいと、観客の興奮にあわせて音楽に没入していくのがライヴならでは。ポリーニの絹のようなつやのある美音にも魅了されます。
 当時86 歳のベーム、孫ほど年の離れたポリーニの生命力に触発され、驚くほど若々しい音楽を聴かせてくれます。
 2 篇の交響曲は同年6 月のセッション録音もありますが、こちらはライヴ特有の熱気と推進力が強く、いにしえのウィーン・フィルにしかできない魅力を満喫させてくれます。
 


ORFEOR 893141
\2400→\2190
旧ソ連演奏家の凄さ全開。1961年のボロディンSQ
 (1)ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51の2
 (2)ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110
 (3)ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
ボロディンSQ
 録音:1961 年8 月7 日ザルツブルク音楽祭、モーツァルテウム7(ライヴ)/ADD、75’ 17”、MONO

 旧ソ連の音楽家が鉄のカーテンの奥にいた1960 年代初頭に、ボロディンSQ がザルツブルク音楽祭へデビューした貴重な記録。この回はボロディンSQ のほか、ヴェーグSQ、アルバン・ベルクSQ、ハンガリーSQ も出演するなど「弦楽四重奏サミット」の様相を呈していました。注目はショスタコーヴィチの8 番。今日では彼の弦楽四重奏曲を代表する名作ですが、この前年にあたる1960 年の作で、おそらく国外初演と思われます。物凄い緊張感と完璧なアンサンブル、人間業とは思えぬ演奏が録音に残されていたのは奇跡。空前絶後の名演と申せましょう。
 

「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」


ORFEOR 892141
\2400→\2190
アバド、ザルツブルク音楽祭ライヴ/
 1979 年EC ユース管とのストラヴィンスキー、シェーンベルクほか
 1994 年マーラー・ユーゲント管との「はげ山の一夜」
  ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」op.43 序曲
  シェーンベルク:ワルシャワの生き残りop.46 *
  ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
  プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」組曲第1番 op.64bisより「タイボルト」
    マクシミリアン・シェル(語り手)*、ウィーン・ジュネス合唱団 *、
    クラウディオ・アバド(指揮)、EC ユース・オーケストラ
     録音:1979 年8 月13 日/
     ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ・ステレオ)
  ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」(原典版)
    クラウディオ・アバド(指揮)、
    グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
     録音:1994 年7 月29 日/
     ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ・ステレオ)
 ADD、ステレオ、53’ 41”

 2014 年のORFEO「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」の一枚は、ことし1 月に世を去ったクラウディオ・アバドを追悼する内容で、いずれの設立にも巨匠が深く関わったふたつのユース・オーケストラを指揮してザルツブルク音楽祭でおこなったライヴ演奏を収録しています。
 1976 年の設立当初よりアバドが音楽監督を務めたEC(欧州共同体)・ユース・オーケストラ(現在はEU・ユース・オーケストラへと改称)との演奏は1979 年のもの。
アバドが若き音楽家たちを率いたアムステルダム、ボン、パリ、ルクセンブルク、ブリュッセル、ミラノ、ローマを巡る就任ツアーの翌年にあたり、由緒ある音楽祭の晴れの舞台のお披露目ということで、プログラムにはアバドが得意とするシェーンベルク、ストラヴィンスキーが組まれ、アンコールの「タイボルトの死」まで気合いの入った内容となっています。
「ワルシャワの生き残り」では、映画「ニュルンベルク裁判」「遠すぎた橋」で知られるオーストリアの名優マクシミリアン・シェルが迫真の語りを聴かせてくれます。
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめ、ヨーロッパ有数の楽団のメンバーを数多く輩出しているグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラもまた、1986 年にアバドの提唱で設立されており、亡くなるまで音楽監督を務めました。
 ムソルグスキーはアバドが好んでよく取り上げた作曲家ですが、「はげ山の一夜」は1980 年のロンドン響とのセッション録音、1993 年のベルリン・フィルとのライヴ録音でもそうでしたが、こだわりの原典版による演奏。
 こちらもEC・ユース管同様に、巨匠を慕ってやまない若い音楽家たちとのコラボレーションで生み出される演奏の熱に圧倒される出来ばえです。
 なお、このアルバムに収録されているすべての曲目は、以前に音楽祭の自主制作盤としてもリリースされたことがありますが、長らく廃盤が続いていたので、このたびのカタログ復活は嬉しいところです。
 


ORFEOR 888143
(3CD)
\7200→\6590
サヴァリッシュ/バイロイト音楽祭1961年の「タンホイザー」
 ワーグナー:「タンホイザー」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T タンホイザー)
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
 (Br ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ)
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S エリーザベト)
グレース・バンブリー(Ms ヴェーヌス)
ヨーゼフ・グラインドル(Bs へルマン)
ゲルハルト・シュトルツェ
 (T ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ)
フランツ・クラス(Bs ビテロルフ)
ゲオルク・パスクダ(T ハインリヒ・デア・シュライバー)
テオ・アダム(Bs ラインマル・フォン・ツヴェーター)
エルゼ=マルガレーテ・ガルデッリ(Ms 牧童)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団

 センセーションを巻き起こしたバイロイト音楽祭1961年の「タンホイザー」ヴィントガッセン、フィッシャーディースカウ、デ・ロス・アンヘレス、バンブリー、グラインドル・・・なんと新発見、未発表の8 月3 日公演のライヴ録音が登場!歴史的名演が音質良好な蔵出音源で!!

 録音:1961 年8 月3 日、バイロイト/ADD、175 分18 秒

 バイロイト音楽祭でも特に歴史的重要度の高い公演のライヴ録音が蔵出音源で登場です。1961 年の「タンホイザー」、しかもこれまで出回っていた音源とは異なる、完全に初出の音源です!
 1961 年、ヴィーラント・ワーグナーが初めて手掛けた「タンホイザー」は大成功を収めました。演出の斬新さはもちろんですが、音楽だけでも物凄い力の入れよう。タイトルロールには偉大なヘルデンテノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセンが据えられ、さらにヴォルフラムには天下の大バリトン、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(これが最後の音楽祭出演)。なんという信じがたい豪華さ!
 一方女声には新風を送り込み、エリーザベトには優しい気品に包まれたカタルーニャの歌姫、ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ヴェーヌスには当時まだ無名だったグレース・バンブリーを抜擢、強い対比は大当たりになりました。さらに領主へルマンはヨーゼフ・グラインドル、ヴァルターはゲルハルト・シュトルツェ、ビテロルフはフランツ・クラス、ハインリヒはゲオルク・パスクダ、そして脇役と言うべきラインマルはテオ・アダムと、バイロイトの常連大物歌手をこれでもかと投入、1960 年代のバイロイト音楽祭といえどもこれほど豪華なキャストは珍しいものです。ヴィーラントがいかに勝負に打って出たかが分かるというものです。
 そして指揮は30 代ながらバイロイトの中核指揮者として大活躍していたヴォルフガング・サヴァリッシュ。知性的で切れ味が良く、若々しい情熱に溢れながら、ドイツのワーグナーの伝統をもしっかり踏まえたサヴァリッシュの音楽は「タンホイザー」の音楽に打ってつけ、聞いていると気持ちが良くなってくる素晴らしい演奏です。
 ところで、1961 年の「タンホイザー」は既にLP やCD で出回っていますが、それらは初日の7 月23 日の録音と言われています。この初日はヴィントガッセンが本調子ではなく、それは録音でも分かります。また開幕公演、新演出初日ということで全体にやや固め。ORFEO 社が初日の録音の発売を見送ろうとしていたところ、バイエルン放送には三日目の8 月3 日の録音も残されていることが判明、こちらではヴィントガッセンも復調し、固さが抜けてしっかり噛み合った演奏になっています。初日と三日目では、聴衆の咳や舞台上の物音などの場所がまったく異なりますし、三日目では第1 幕の終わり近くでヴィントガッセンが少しばかり歌詞を落とすなど、明らかに別の演奏だと確認できます。
 録音はモノラルながら上々で、歌もオーケストラもどちらも臨場感を楽しめます。このプロダクションは翌1962 年の再演のライヴ録音が有名ですが、歌手の豪華さでは初年度の方が上。バイロイト音楽祭特有の興奮に満ち満ちた演奏、ワグネリアンでなくても聞けば大満足です!
 なお楽譜は、ドレスデン版を基本にした上で、序曲の途中からヴェーヌスベルクの音楽(やや短くされている)に接続するなど、パリ版を部分的に取り入れています。

OTAKEN RECORDS



TKC-353
\2500→\2290
蔵出し独フルトヴェングラー協会盤復刻シリーズ第3弾!
 (1)ヒンデミット:交響曲「世界の調和」
 (2)ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
 (3)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 Op.20
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮)
(1)(3)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:(1)1952 年12 月8 日、(2)1952 年11 月30日、(3)1954 年4 月25、26、27 日/原盤:(1)F670.027M (2)F669.056 (3)F668.165M

 N氏提供、蔵出し独協会盤復刻シリーズの第3弾は、ヒンデミットです。
 フルトヴェングラーとヒンデミットの関係で特に有名なのが、フルトヴェングラーが職を賭してまで、ナチスからヒンデミットを擁護した所謂ヒンデミット事件ですが、そればかりではなく、フルトヴェングラーは同時代の作曲家の中では、ヒンデミットを好んで取り上げていたようです。
 ヒンデミットは第一次世界大戦後に起こった新即物主義の旗頭として世に出ましたが、結局コスモポリタンにはなり得ず、ドイツ的な音楽語法を堅持したことが、フルトヴェングラーの共鳴するところであったのではないかと思われます。現に、おそらく独エレクトローラ社に於いて電気的にステレオ化されて、細かい音まで明瞭にほぐれて聴こえるこの独協会盤で聴くフルトヴェングラーのヒンデミットは、味も素っ気もないものでは決してなく、逆にドイツ的な親しみやすさを覚えるものとなっております。
 かなり長いCD の余白には、独協会盤の「第九」にカップリングされていたベートーヴェンの1番と同協会盤の「ドン・ファン」(但しこの2曲はモノラル)も収録させていただきました。併せお楽しみくださいませ。(オタケンレコード 太田憲志)
 


TKC-354
\2500→\2290
蔵出し独フルトヴェングラー協会盤復刻シリーズ第4弾!
 モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1949 年6 月10 日 ヴィースバーデン/原盤:F666.156〜7M

 N氏提供、蔵出し独協会盤復刻シリーズ第4弾は、ヴィースバーデン・コンサートです。ここに収録されたモーツァルトの40 番はフルトヴェングラーの3種類ある同曲録音の最後のものであり、ブラームスの4番もベルリン・フィルとの3種類ある同曲録音の最後のものです。録音年代から言えばこれらが一番新しく、それぞれの曲の代表録音となってもよさそうなものですが、デッドでこもった音のせいで、これまではそうはならず、それなりにバランスのとれたSPや第三帝国下のテープ録音の方に軍配が上がったものでした。ところがこの度の独協会盤の音質はかなり改善されており、繰り返しの鑑賞に耐え得るばかりか、フルトヴェングラーの同各曲を聴く場合、取り出す回数も増えるのではないかと判断し、今回の運びとなりました。
 当盤のプレスは独エレクトローラ社によって行われており、特にブラームスは魅力的な2回目のEMI の音に近づき、更に全体の音のクオリティもアップしたものとなっております。ぜひご一聴くださいませ。(オタケンレコード 太田憲志)

PENTATONE

 「RQR (Remastered Quad Recordings) series」では、これまで、フィリップスのカタログ音源(4チャンネルステレオquadraphonicrecordings)をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻してきましたが、この度、1970 年代のドイツ・グラモフォン音源のDSDマスタリング復刻を開始致します。
 今回もリマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998 年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、万全のメンバーで行われました。
 当シリーズは現在、廃盤となっているタイトルも多く、名盤中の名盤が高音質のSACD で再リリースされるという大歓迎のシリーズ開始と言えましょう。
 装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ・ケース付き仕様です。


PTC 5186201
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
小澤&ボストン響との「皇帝」とヘンツェ&ロンドン響との3番
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
  (2)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
(1)小澤征爾(指揮)
 ボストン交響楽団
(2)ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(指揮)
 ロンドン交響楽団
 ピアニストとして絶頂期のエッシェンバッハによるベートーヴェン、小澤&ボストン響との「皇帝」とヘンツェ&ロンドン響との3番

 (1)セッション録音:1973 年10 月/ボストン、シンフォニー・ホール (2)セッション録音:1971 年12 月/ロンドン、フェアフィールズ・ホール/78’28”
 A&R プロデューサー:トーマスW・モーリー/バランス・エンジニア:C・ウルフ/レコーディング・エンジニア&エディティング:クラウス・ヒーマン、ヨアヒム・ニス
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル/リマスタリング:2014 年8 月、バールン、オランダ

 今や指揮者としての活動をメインとするエッシェンバッハが、ピアニストとして演奏活動をしていた1970 年代の録音。生き生きとした演奏の中に感性豊かな表情を見せるエッシェンバッハらしい素晴らしい録音です。「皇帝」は1973 年の録音で、小澤征爾とボストン交響楽団のバックも万全です。高貴なエッシェンバッハのベートーヴェンがPentatone の復刻技術で輝きをまして再登場です。



 



PTC 5186202
(SACD HYBRID)
\2400→\2190

イエペスによるヴィラ=ロボス、テデスコ、ジュリアーニのギター協奏曲集!
 (1)ジュリアーニ:ギター協奏曲第1番 イ長調 Op.30
 (2)カステルヌオーヴォ= テデスコ:ギター協奏曲第1番 ニ長調 Op.99
 (3)ヴィラ=ロボス:ギターと小管弦楽のための協奏曲
ナルシソ・イエペス(ギター)
ガルシア・ナヴァッロ(指揮)
(1)イギリス室内管弦楽団
(2)(3)ロンドン交響楽団
 “ギターの神”イエペスによるヴィラ=ロボス、テデスコ、ジュリアーニのギター協奏曲集!

  セッション録音:1977 年6 月/ヘンリー・ウッド・ホール/61’49”
 A&R プロデューサー:ルドルフ・ウェルナー/バランス・エンジニア:ハインツ・ヴィルトハーゲン/レコーディング・エンジニア&エディティング:ヨアヒム・ニス
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル/リマスタリング:2014 年8 月、バールン、オランダ

 巨匠イエペスが1977 年に収録した、ジュリアーニのギター協奏曲第1 番、カステルヌオーヴォ= テデスコのギター協奏曲第1 番、そしてヴィラ=ロボスのギターと小管弦楽のための協奏曲です。
 “ギターの神” と崇められるイエペスはクラシックのギターの世界を広げ、生涯第一線で活躍した巨匠です。イエペスが50 歳の時の当録音は演奏技術・音楽的内容ともに最も充実していた時期と言え、生き生きと紡ぎだされるギターの音色に酔いしれることができます。今回のリマスタリングによって、この名盤を新鮮に聴くことができのは、嬉しい復刻と言えましょう。



 


PTC 5186203
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
絶品! ヴァーシャリ弾き振りによるモーツァルト!
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第26番 ニ長調「戴冠式」K.537
  ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
タマーシュ・ヴァーシャリ(ピアノ、指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 セッション録音:1978 年10 月/ベルリン・フィルハーモニー/55’13”
 A&R プロデューサー:コード・ガーベン/バランス・エンジニア:ギュンター・ヘルマンス
 レコーディング・エンジニア&エディティング:フォルカー・マルティン、ユルゲン・ブルグリン
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル/リマスタリング:2014 年8 月、バールン、オランダ

 当録音は、ハンガリーのピアニスト、タマーシュ・ヴァーシャリが1978 年にベルリン・フィルを弾き振りしたモーツァルトのピアノ協奏曲第14 番と26 番「戴冠式」です。
 ブダペストのリスト音楽アカデミーでドホナーニに師事し、その後は母校でコダーイの助手を務めたヴァーシャリは、1948 年にブダペストのリスト国際コンクールに優勝し、ヨーロッパを中心に活躍しました。ドイツ・グラモフォンに多くの録音を残しており、このモーツァルトも名盤のひとつです。



 


PTC 5186204
(SACD HYBRID)
\2400→\2190
小澤征爾、ボストン響就任直後のラヴェルの管弦楽曲集
 ラヴェル:
  クープランの墓、古風なメヌエット、マ・メール・ロワ、
  高雅で感傷的なワルツ、海原の小舟
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団
 セッション録音:1974 年4 月、10 月/ボストン・シンフォニー・ホール/55’13”
 A&R プロデューサー:トーマスW・モーリー/バランス・エンジニア:H.P. シュヴァイクマン
 レコーディング・エンジニア&エディティング:ゲルト・ヴェストホイザー, ヨアヒム・ニス
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル/リマスタリング:2014 年8 月、バールン、オランダ

 小澤征爾とボストン響によるラヴェルの管弦楽名曲集。小澤征爾がボストン響の音楽監督に就任した直後1974 年のこの録音は、数ある小澤の録音の中でも指折りの名盤として誉れ高いもので、絶妙なまでのバランス感覚のラヴェルはこの上なく美しい仕上がりです。



 


PTC 5186205
(2SACD HYBRID)
\4200→\3790
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
 Disc1
  ブランデンブルク
   協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
   協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
   協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
 Disc2
  ブランデンブルク
   協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
   協奏曲第6番 変ロ長調 BWV1051
   協奏曲第2番 ヘ長調 BWV1047
ピンカス・ズーカーマン(指揮)
ロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバー
 ズーカーマンによる極上のブランデンブルク!

 録音:1977 年3 月/ロサンジェルス/Disc1:49’23”/Disc2:51’29”
 A&R プロデューサー: ギュンター・ブレースト/バランス・エンジニア:クラウス・シャイベ/レコーディング・エンジニア&エディティング:H.R. ミュラー
 リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル/リマスタリング:2014 年8 月、バールン、オランダ

 ズーカーマンとロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバーによるブランデンブルク協奏曲全集。
 ヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてだけでなく、指揮者としても活躍するズーカーマンは丁寧な音楽作りで正統派と言える演奏家ですが、このブランデンブルクでも清潔な演奏を聴かせてくれます。とりわけ弦楽器の美しさが際立ち、弦楽器奏者ならではの解釈であると言えます。ズーカーマンがドイツ・グラモフォンにレコーディングした中でも、最も輝かしい録音と言えましょう。



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ポーランド放送



PRCD 1721-1727
(7CD)
\6000→\5490
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 カヤ・ダンチョフスカ
  アーカイヴァル・レコーディングズ 1974-2007


CD1
今回の目玉!
 初出となる3つの協奏曲


モーツァルト(1756-1791):
 ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207 【初出】
ワルシャワ国立フィルハーモニー室内管弦楽団 
カロル・テウチュ(指揮)
   録音:1974年4月7日、ライヴ、北ドイツ放送、西ドイツ
   音源:北ドイツ放送
  ライセンサー:Studio Hamburg Distribution & Marketing GmbH
メンデルスゾーン(1809-1847):
 ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64 【初出】
ポーランド国立放送交響楽団 
タデウシュ・ストルガワ(指揮)
   録音:1982年12月22日、
      ラジオ音楽館、カトヴィツェ、ポーランド
   音源:ポーランド放送
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
 ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 【初出】
クラクフ放送交響楽団 
アントニ・ヴィト(指揮)
   録音:1981年2月27日、
     フィルハーモニー、クラクフ、ポーランド
   音源:ポーランド放送

CD2
シマノフスキ・ファンにとってもダンチョフスカ・ファンにとっても伝説の名演!


シマノフスキ(1882-1937):
  ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35
  ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 
カジミェシュ・コルト(指揮)
   録音:1996年2月21日、
       フィルハーモニー、ワルシャワ、ポーランド
   原盤、ライセンサー:CD Accord
   前出:CD Accord, ACD 026
カルウォヴィチ(1876-1909):
  ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8
クラクフ放送交響楽団 
アントニ・ヴィト(指揮)
   録音:1978年12月22日、
       フィルハーモニー、クラクフ、ポーランド
       音源:ポーランド放送

CD3
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番と
 初出のパヌフニク、ウェーベルン


ブラームス(1833-1897):
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78(*)
  クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120 No.2(ヴァイオリン版)(+)
マヤ・ノソフスカ(ピアノ)
   録音:1987年1月12日(*)、13日(+)、
       ポーランド放送スタジオS-2、
       ワルシャワ、ポーランド
   音源:ポーランド放送
パヌフニク(1914-1991):ヴァイオリン協奏曲 【初出】 ポズナン放送室内管弦楽団[現 アマデウス室内管弦楽団]
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
   録音:1984年2月24日、
       アダム・ミツキェヴィチ大学講堂、
       ポズナン、ポーランド
   音源:ポーランド放送
ヴェーベルン(1883-1945):
  ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 Op.7 【初出】
マヤ・ノソフスカ(ピアノ)
   録音:1978年1月15日、
       ポーランド放送スタジオM-2、
      ワルシャワ、ポーランド

  
CD4
初出含む!
 シマノフスキ、ショーソン、イザイ


 シマノフスキ(1882-1937)/グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)編曲:
  前奏曲 ロ短調 Op.1 No.1(ヴァイオリンとピアノのための版)(*)
 シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9(*)
 シマノフスキ/パヴェウ・コハンスキ(1887-1934)編曲:
  バレエ「ハルナシェ」Op.55 より 舞曲(ヴァイオリンとピアノのための版)(+)
 シマノフスキ:
  夜想曲とタランテッラ Op.28(+)/子守歌「アイタコ・エニアの子守歌」Op.52(+)
ユスティナ・ダンチョフスカ(ピアノ)
   録音:2007年7月11日(*)、12日(+)、
    ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、
    ポーランド放送、ワルシャワ、ポーランド
   原盤:ポーランド放送 前出:PRCD 1030(廃盤)
ショーソン(1855-1899):
  詩曲 Op.25(ヴァイオリンとピアノのための版) 【初出】
マヤ・ノソフスカ(ピアノ)
   録音:1984年3月16日、RIAS、西ベルリン
   音源:RIAS Berlin / Deutschlandradio
イザイ(1858-1931):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」Op.27 No.3 【初出】
   録音:1975年12月13日、
       南ドイツ放送スタジオ、シュトゥットガルト
   音源:南西ドイツ放送(旧 南ドイツ放送)
   ライセンサー:SWR Media Services GmbH

CD5
初出!
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番


ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
  ポロネーズ イ長調 Op.21(+) 【初出】/伝説 Op.17(*) 【初出】
クラクフ放送交響楽団 
イェジ・サルヴァロフスキ(指揮)
   録音:1978年1月23日(*)、24日(+)、
       フィルハーモニー、クラクフ、ポーランド
   音源:ポーランド放送
イザイ(1858-1931):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調 Op.27 No.4 【初出】
   録音:1975年12月12日、
       南西ドイツ放送スタジオ
   音源:南西ドイツ放送(旧 南西ドイツ放送) 
       ライセンサー:SWR Media Services GmbH
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番ト長調 Op.27 No.5    録音:1977年1月12日、ワルシャワ、ポーランド
   音源:ポーランド放送
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.99 【初出】
クラクフ放送交響楽団 
タデウシュ・ストルガワ(指揮)
   録音:1981年1月12-13日、
       フィルハーモニー、クラクフ、ポーランド
   音源:ポーランド放送
CD6
初出音源多数!

 20世紀のヴァイオリン小品集 

 シューベルト(1797-1828)/ヴィルヘルミ(1845-1908)編曲:
  アヴェ・マリア Op.52 No.6 D.839
 エデ・ポルディーニ(1869-1957)/クライスラー(1875-1962)編曲:踊る人形
 ブラームス(1833-1897):デイヴィッド・ホクスタイン(1892-1918)編曲:
  ワルツ変イ長調
  ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
   録音:1980年6月15日、フィルハーモニー、ワルシャワ、ポーランド 原盤:Wifon

 アレクサンデル・ザジツキ(1834-1895):マズルカ ト長調 Op.26 【初出】
  マヤ・ノソフスカ(ピアノ)
   録音:1976年6月27日、ポーランド放送スタジオ、ワルシャワ、ポーランド
   音源:ポーランド放送

 ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
  ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
   録音:1980年6月15日、フィルハーモニー、ワルシャワ、ポーランド 原盤:Wifon

 チャイコフスキー(1840-1893):
  「なつかしい土地の思い出」Op.42 から メロディー変ホ長調(No.3)
  ワルツ=スケルツォ ハ長調 Op.34 【初出】
  ローター・ブロダック(ピアノ)
   録音:1974年11月11日、RIAS、ベルリン、西ドイツ
   音源:RIAS Berlin / Deutschlandradio

 ドビュッシー(1862-1918)/レオン・ロケ(1839-1923):レントより遅く(ワルツ)
 クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2
 ドヴォルジャーク(1841-1904):ユモレスク変ト長調 Op.101 No.7
 フィビフ(850-1900):詩曲 Op.41
  ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
   録音:1980年6月15日、フィルハーモニー、ワルシャワ、ポーランド 原盤:Wifon

 ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):2つの性格的マズルカ Op.19 【初出】
  マヤ・ノソフスカ(ピアノ)
   録音:1978年1月15日、ポーランド放送スタジオM-1、ワルシャワ、ポーランド
   音源:ポーランド放送

 グルック(1714-1787)/クライスラー編曲:
  オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」第2幕 より メロディー
  ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
   録音:1980年6月15日、フィルハーモニー、ワルシャワ、ポーランド 原盤:Wifon

 グラナドス(1867-1916)/クライスラー編曲:
  12のスペイン舞曲 Op.37 から ホ短調(No.5) 【初出】
 クライスラー:愛の悲しみ 【初出】/美しきロスマリン 【初出】
  ユスティナ・ダンチョフスカ(ピアノ)
   録音:2006年12月19日、ライヴ、ジェシュフ大学、ジェシュフ、ポーランド
   音源:ポーランド放送ジェシュフ

 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):オベレク第1番 【初出】
  マヤ・ノソフスカ(ピアノ)
   録音:1976年6月27日、ポーランド放送スタジオ、ワルシャワ、ポーランド
   音源:ポーランド放送

 ヘンリク・ヴィエニャフスキ:クヤヴャク イ短調 【初出】
  ユスティナ・ダンチョフスカ(ピアノ)
   録音:2006年12月19日、ライヴ、ジェシュフ大学、ジェシュフ、ポーランド
   音源:ポーランド放送ジェシュフ

 ヘンリク・ヴィエニャフスキ:スケルツォ=タランテッラ ト短調 Op.16【初出】
  マヤ・ノソフスカ(ピアノ)
   録音:1976年6月27日、ポーランド放送スタジオ、ワルシャワ、ポーランド
   音源:ポーランド放送

CD7
ツィマーマンとのDG録音!

 フランク(1822-1890):ヴァイオリン・」ソナタ イ長調
 シマノフスキ(1882-1937):神話−3つの詩 Op.30
 シマノフスキ/パヴェウ・コハンスキ(1887-1934)編曲:
  オペラ「ロジェ王」Op.46 より ロクサナの歌/クルピェの歌 Op.58
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
   録音:1980年7月、
        ヘルクレスザール、ミュンヘン、西ドイツ
   原盤、ライセンサー:Deutsche Grammophon

  
 多くのヴァイオリニスト・ファンからお問い合わせを受けていたポーランド放送のダンチョフスカのセット。
 どうかどうかお早めに。


 ポーランドを代表するヴァイオリニスト、カヤ・ダンチョフスカ(1949年生まれ、1967年の第5回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第3位)のCD初出音源を多数収録した7枚組。
 その名声に比してCD録音があまりにも少ないダンチョフスカ。これはファンの渇きを一気に癒すリリースと言えるでしょう。



 カヤ・ダンチョフスカ(Kaja Danczowska, 1949年3月25日 )は、ポーランドのヴァイオリニスト。

 クラクフ生まれ。7歳よりヤン・スタシカにヴァイオリンを学び、8歳からクラクフ音楽院でエウゲニア・ウミンスカに師事した。
 1972年よりダヴィッド・オイストラフやルッジェーロ・リッチらの薫陶も受けた。

 1967年にヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで3位入賞、1969年にナポリのアルベルト・クルチ国際ヴァイオリン・コンクールで2位入賞、1970年にジュネーヴ国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で2位入賞、1975年にミュンヘン国際音楽コンクールの ヴァイオリン部門で3位入賞、1976年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で6位入賞を果たした。



 ダンチョフスカのCDは少なかった。

 

 1980年に録音されたツィマーマンとのフランク&シマノフスキー(ジャケットを見ているだけでほんわかとした気持ちになる。若い!)、そして現在すでに入手困難なCD ACCRODの伝説的なシマノフスキーのヴァイオリン協奏曲のCDジャケット。
 今回のセットにはもちろん両方とも収録されている。


PROFIL



PH 14046
(3CD)
\4400→\3990
「ブラームス:交響曲全集 / ギュンター・ヴァント & 北ドイツ放送交響楽団」
 [CD 1] 45’ 39”
  ・ブラームス:交響曲第1番ハ短調op. 68
    録音:1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
 [CD 2] 43’ 05”
  ・ブラームス:交響曲第2番ニ長調op.73
    録音:1992年11月29、30日&12月1日/
     ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)
 [CD 3] 79’24”
  ・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調op. 90
    録音:1990年2月14日/ケルン、フィルハーモニー(ライヴ・デジタル)
  ・ブラームス:交響曲第4番ホ短調op.98
    録音:1990年12月17日/
     ハンブルク、ムジークハレ[現ライスハレ](ライヴ・デジタル)
すべてハンブルク北ドイツ放送交響楽団
 (現NDR 交響楽団)
ギュンター・ヴァント(指揮)
 90 年代ヴァント絶頂期のライヴ北ドイツ放送交響楽団とのブラームスの交響曲全集、新装丁ボックスで登場

 収録:NDR/DDD、ステレオ

 2012 年のヴァント生誕100 年&歿後10 年のダブル・アニヴァーサリーにリリースされ、大きな反響を呼んだ「北ドイツ放送交響楽団ライヴ集成」。そのなかに収められていたブラームスの交響曲全集を、新価格新装丁でセット化致しました。
 NDR 交響楽団との録音はすべてBMG リリースとは一切重複なしの未発売の内容。音質もNDR 提供のオリジナルマスターによりCD 化されています。BMG 録音とは傾向が異なり、すっきりとクリアな音質に特徴があります。
 1980 年代半ばから1996 年までは、多くのヴァント好きのあいだで絶頂期と評される時期であり、ブラームスの交響曲全集は、同オケとの1 度目のセッション録音から、最晩年のライヴ録音のちょうど中間に位置するもので、ヴァントの体力、気力の充実ぶりといった要素が音楽にも表れ、さらには急上昇する人気にも後押しされ、たいへん迫力ある内容となっています。この白熱ぶりは尋常ではありません。
 



PH 12054
\2500→\2290

ヴァント指揮&北ドイツ放送響
 白熱のライヴがカタログ復活!オルフの「カルミナ・ブラーナ」

  オルフ:カルミナ・ブラーナ
マリア・ヴェヌティ(ソプラノ)
ウルフ・ケンクリーズ(テノール)
ぺーター・ビンダー(バリトン)
ハンブルク少年合唱団
ハノーファー・ニーダーザクセン州立劇場合唱団員
北ドイツ放送合唱団
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
ギュンター・ヴァント(指揮)
 ヴァント指揮北ドイツ放送響、白熱のライヴがカタログ復活オルフの「カルミナ・ブラーナ」

 録音:1984 年5 月14 日/ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ)/ステレオ、60’18

 現行盤(PH05005)の廃盤に伴う品番切替え再発売。晩年に、屈指のブルックナー指揮者として熱狂的な人気を集めたギュンター・ヴァントは、いっぽうで、1912 年生まれの巨匠にとっては同時代のドイツの作曲家フォルトナー[1907-1987] やブラウンフェルス[1882-1954] に着目して実演で頻繁に取り上げて、モダニストとしての一面をみせてもいました。
 オルフ[1895-1982] もまた、こうした流れでヴァントが好んで指揮した作曲家であり、この「カルミナ・ブラーナ」は燃えさかる白熱ぶりがファンのあいだでは有名で、音質優秀な正規盤リリースということで初出時に話題になったものです。
 なお、付属のブックレットには曲目トラック表の記載のみで、解説および歌詞などは掲載されておりません。予め御了解の上、お求めいただきますようお願い申し上げます。

SOLO MUSICA



WS007
\2100→\1890
放送局所蔵のオリジナル・テープによるデジタル・リマスタリング
カルロス・クライバー/
 マーラー:大地の歌

  1.第1楽章:大地の哀愁に寄せる酒の歌/
  2.第2楽章:秋に寂しき者/3.第3楽章:青春について/
  4.第4楽章:美について/5.第5楽章:春に酔える者/
  6.第6楽章:告別
クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)/
ヴァルデマール・クメント(テノール)/
ウィーン交響楽団/
カルロス・クライバー(指揮)
録音 1967年6月7日 ウィーン コンツェルトハウス
 伝説的名演、クライバーとウィーン交響楽団による「大地の歌」。ウィーンの芸術週間で初めてマーラー(1860-1911)の交響曲全曲ツィクルスが行われたときに、バーンスタイン、ベーム、クーベリック…など名だたる指揮者の名前が挙がったのですが「大地の歌」については、当時ウィーン・コンツェルトハウス協会の事務局長を務めているペーター・ヴァイザーが、直接クライバーに会いに行き、演奏を提案したといいます。ご存知の通り、この曲はクライバーのレパートリーとは言えませんが、クライバーはその提案を受け入れ、作品を研究するために、クレンペラーに教えを乞うたのです。
 その時の様子はクライバーの評伝に記されていますが、とにかくこの歴史的な演奏が実現するためには、様々な思惑と幸運が重なっていたことは間違いありません。
 結局この作品が、クライバーのスタンダードなレパートリーになることはなかったのですが、若きクライバーの生き生きとした息吹が伝わる独創的な演奏です。
 ルートヴィヒの名唱、そしてクメントの力強い声。これもこの演奏に生き生きとした力を与えています。
 この録音、これまでにいくつかの盤として市場に出回っていますが、今回の放送局所蔵のオリジナル・テープによるデジタル・リマスタリングは、これまでのもどかしさ…いわゆる隔靴掻痒の感を払拭するものとなることは間違いないでしょう。

SOLSTICE


SOCD 304
\2100→\1890
モーリス & マリー=マドレーヌ・デュルフレ
 イン・コンサート・アット・パリ・ノートルダム

 1971年2月21日
  トゥルヌミール:
   「復活祭のいけにえ」に基づく即興的コラール*
   「アヴェ・マリス・ステラ」による即興的幻想曲*
  フランク:コラール第1番 ホ長調*
 1970年2月1日
  ヴィエルヌ:アリア(交響曲第6番op.59より2楽章)*
 1972年3月4日
  デュプレ:古いクリスマスの歌による変奏曲 op.20**
  フランク:幻想曲 イ長調*
  デュルフレ:アランの名による前奏曲とフーガ op.7 **
モーリス・デュルフレ*
マリー=マドレーヌ・デュルフレ** (オルガン)
 
FYCD 820 
\2100
〔デジパック仕様〕
マルセル・デュプレ (1886-1971):
 3つの前奏曲とフーガ OP.7 (1912)
 葬列とリタニOP.19(1921)
 古いクリスマスの歌による変奏曲 OP.20 (1922)
 受難交響曲 OP.23 (1924)
ピエール・コシュロー
 (パリ、ノートルダム寺院の大オルガン) 
録音:1975年2月、3月
 
SOCD 917
\2100
〔デジパック仕様〕
オーギュスタン・バリエ:オルガン作品集
 オルガン交響曲 OP.5
 エレジー
 3つの小品 OP.7
 オーギュスタン・バリエについてのアンドレ・マルシャルの証言
マリー=テレーズ・ジュアン
 (ナント大聖堂のオルガン)
録音:1980年8月18日、19日
 

SOCD 271/4
(4CD)
\6400→\5990
〔再プレス〕

お見逃しなく!少数再プレス!
 イヴォンヌ・ルフェビュール(1898-1986)没後25周年記念
  ルフェビュール・プレイズ・ベートーヴェン


CD1
 ピアノ協奏曲第4番Op.58*
  (1959年12月1日パリ、シャンゼリゼ劇場)
   初出・INA原盤 フランス国立管弦楽団
   スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮
 ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2
  (1966年3月)
  INA原盤
 ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111(1959年5月)
  INA原盤
 バガテル Op.119(1971年8月) INA原盤

CD2
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3
 ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
 ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト短調 Op.96
  シャンドル・ヴェーグ(Vn) 
  1970年6月 初出・INA原盤

CD3
 ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィア」
  (1973年6月) INA原盤
 ディアベリ変奏曲 Op.120(1975年10月Solstice)

CD4
 ピアノ・ソナタ第30番 ハ短調 Op.109
 ピアノ・ソナタ第31番 ホ長調 Op.110
 ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111、
   (1977年1月,2月Solstice)
 6つのバガテル Op.126(1975年10月Solstice)
 ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1−2楽章
  シャンドル・ヴェーグ(Vn)(1970年6月)
  INA原盤
 バガテル「エリーゼのために」WoO.59
 ピアノ・ソナタ第8番 「悲愴」ハ短調 Op.13−1楽章
  (1959年5月) INA原盤
イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)
 ピアノ協奏曲第4番はINA所蔵のオリジナルテープによるマスターで唯一INA公認です。ターラ盤は放送後の音源からコピーされたもので、音質もマスターとは異質なものです。   


 再プレスのルフェビュールのベートーヴェン作品集(SOCD 271/4)は発売以来良く売れてましたが、長らく在庫のない状態が続いてました。各国からの要望に応えて今回再プレスを行いました。
 なお今回から値下げしています。ただし本国で今回の再プレス分の在庫がなくなり次第終了となります。(代理店より)

 


やはりこれもお奨めします。
ARDMOREのアルバム

ARDMORE
ASS024
1CD-R\1700
Yvonne Lefebure / イヴォンヌ・ルフェビュール (ピアノ)
 バッハ:
  前奏曲とフーガ イ短調BWV.543
  幻想曲とフーガ ト短調BWV.542
  コラール前奏曲「来れ、異教徒の救い主よ」BWV.639
  カンタータ第147番より「主よ人の望みの喜びよ」BWV.147
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第30番変ホ長調Op.109
  同第31番変イ長調Op.110
(F)10inch HMV FBLP1079&1080 - 1950年代中期録音MONO
イヴォンヌ・ルフェビュール (ピアノ)
 この2ヶ月に聴いた中で文句なく最高のアルバム。すごい。

 イヴォンヌ・ルフェビュール。
 1898年生まれのフランスのピアニスト。
 20世紀を代表するフランスのピアニストのひとりと呼ばれるが、教育活動に熱心だったので録音はあまり多くない。
 そんな中ずば抜けて有名なのはフルトヴェングラーとのモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。1954年5月15日、ルガノのアポロ劇場で行われたライヴ録音。ただそこでのルフェビュール、もちろんすごいのだが、やはり彼女を聴くというよりフルトヴェングラーを聴く、という録音かもしれない。
 その後、フランスのSOLSTICEから、いきなり80歳近いルフェビュールの録音が登場、年齢を感じさせないみずみずしい演奏でファンを驚嘆させた。一連のシリーズはSOLSTICEの大黒柱としていまだにベストセラーを続けている。とはいうものの「これはルフェビュールの全盛期の演奏ではないよ」と言われてしまうと、決して悪い演奏ではないのに、どこか壊れ物を扱うような感じでハラハラしながら聴いてしまい、あげくに「全盛期はどんなだったのだろう」と思ってしまう自分がいた。
 
 しかし・・・今回ARDMOREから登場した復刻版は・・・ルフェビュール、50代。まさに「全盛期」の録音。

 すごいというのはいろいろな人の話でわかっていたのだが、それほど大きな期待をしないで聴いてしまったものだから・・・かなり大きな衝撃を被ってしまった。
 ・・・これがルフェビュールの本性か・・・。こんな人だったのか。
 最初の一音から、びっくりするほどの圧力。太くて強い。
 女性とは思えないといっては失礼なのかもしれないが、ピアノの音が黒光りしているのである。聴いているこちらの胸に「ズン!」と響いてくる。こんな迫力は後年の録音にはなかった。
 しかももちろん力任せとかいうのとは違う。まったく力んでないのに音圧だけがこちらにブンブン響いてくる。この類まれな荘厳さ。だからバッハが生々しくも神々しく聴こえる。こんなバッハを演奏する人がいたか。

 そして・・・ベートーヴェン・・。
 しかも曲はピアノ・ソナタ第31番。
 おそらくベートーヴェン好きの人が最も愛するこの曲・・・。
 こんな人の演奏でこの曲の終楽章を聴かされたら・・・一体どんなことになってしまうのか・・・。
 後年のSOLSTICEの演奏はもちろん聴いた。とても自然体で、悟ったような清らかな演奏だった。でもこの50年代の演奏は第1楽章の冒頭からしてそんな「清純」な演奏じゃない。もっともっと深くて強い。荘厳な響きの中にきわめて人間くさい何かを感じさせる。

 まるで魔物が夜の闇から降りてくると聞かされているかのように、まんじりともせず終楽章が始まるのを待った。
 やがてにわかに始まった「悲痛な歌」。

 これが・・・ルフェビュールか・・・。
 こんな・・・人だったのか。

 間違いなくここ最近で、最も衝撃的な瞬間を味わった。
 スタッフがいる事務所で、顔が上げられなくてしばらくうつむいたままだったのは、本当に久しぶりのことである。
究極の高額レア盤。
限りなく夢のような深みある音場が広がり、幻想曲では彼女の唸り声も収録されている。当時のオリジナル盤には色々と発見がある。
今回の復刻に使用しました盤は、約300枚位のプレスで現在なかなか手に入らないシロモノ。2枚組でおよそ約50万ほど・・・というか市場には出ないでしょう。しかも出直しプレスは存在しません。
海外CDでは発売された事がありましたが、現在廃盤で、そちらは多分オリジナル・マスターテープの音源を使用したもので、良くも悪くもキレイな音でしょう。こちらはぞっとするくらい生々しい音になってます。(ARDMORE)

パッケージは薄CDケース入りジャケ印刷とCD-R印刷のみの商品で、日本語表記と日本語解説はありません。

SPECTRUM SOUND



CDSMBA 007
(2CD)
\4000→\3690
シルヴェストリ&フランス国立放送管「新世界より」
ハスキル圧巻のモーツァルト第19番

 Disc 1
  ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
  ボーナストラック:
   ドヴォルザーク:交響曲第9番の第3楽章と第4楽章(修正なし版)
 Disc 2
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調KV.459*
  ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  ラヴェル:ボレロ(冒頭3小節が欠けております)
クララ・ハスキル(ピアノ)*
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団

 好評、スペクトラム・サウンドのコンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle ame(ベルアーム)”第7弾!
 ステレオ録音。シルヴェストリ&フランス国立放送管によるライヴ十八番の新世界よりハスキル圧巻のモーツァルト第19 番、フランス国立視聴覚研究所音源提供 解説は平林直哉氏が担当!

 ライヴ録音:1959 年2 月12 日、パリ、シャンゼリゼ劇場 (ステレオ)/フランス国立視聴覚研究所音源提供/初CD 化、日本語解説付、24bit/192kHz、Digital Restoration&24bit Remastering

 スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle ame(ベルアーム)” の第7 弾は、コンスタンティン・シルヴェストリ指揮、フランス国立放送管弦楽団による1959 年2 月のライヴよりドヴォルザークの交響曲第9 番ホ短調 Op.95『新世界より』、クララ・ハスキルをソリストに迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第19 番ヘ長調KV.459、ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲、そして、ラヴェルのボレロです。今回も平林直哉氏による日本語解説付です。なお、ボレロの冒頭3 小節が欠けております。予めご了承ください。
 「指揮者、ピアニストともにルーマニアの首都ブカレスト生まれ同士の共演。原盤供給元によると当日はドヴォルザーク、モーツァルト、ドビュッシー、ラヴェルの順に演奏されたという。ハスキルは来日の実績はなかったが、モノラル時代に発売されたウエストミンスターのLP により、すでに神格化されていた。一方、シルヴェストリは一般的な人気はそれほど高くはなかったが、一部には熱狂的な支持者を生み出した。(中略)シルヴェストリの「新世界より」は来日した際のライヴもCD 化されている(KKC 2049)が、このディスクの表現はいっそうエネルギッシュであり、かつステレオという利点もある。(中略)ハスキルはモーツァルトの第19 番と第20 番の協奏曲がことのほかお気に入りで、それぞれ生涯で約55 回、約60 回程度演奏しており、それに準じて残された録音(正規、放送録音合わせて)も多い。このシルヴェストリの明るく生き生きとした伴奏と、ハスキルの透明感溢れる音色とは抜群の相性ではなかろうか。しかも、目下のところ、この曲の唯一のステレオというのもありがたい。(中略)シルヴェストリのドビュッシー、ラヴェル(残念なことに冒頭は原テープに欠落があるが)とも、純粋にフランス的ではないが、だからこそ面白いのだ。」(平林直哉)

TACTUS

Tactus Serie Bianca

TB 660003
\1600→\1490
ガッティ率いるアンサンブル・アウローラの名演復活!
 A・スカルラッティ&ボノンチーニ:室内カンタータ集

  アレッサンドロ・スカルラッティ:花々の美しい母
  ボノンチーニ:オリンピアの嘆き、いとしい人の優しい瞳
グロリア・バンディテッリ(メゾ・ソプラノ)
アンサンブル・アウローラ
 〔エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&ディレクター)、
  ルイジ・マンジョカヴァッロ(ヴァイオリン)、
  ロベルト・ジーニ(チェロ)、
  ルチアーノ・コンティーニ(リュート)、
  グィド・モリーニ(チェンバロ)〕
 1700年頃イタリアの"室内カンタータ"の3名作!

 「マドリガーレ」に代わる存在としてイタリアで全盛を誇った「室内カンタータ」。当時のイタリアにおけるカンタータの2大巨匠、アレッサンドロ・スカルラッティ(1660−1735)とジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670−1747)の「3つのカンタータ集」は、エンリコ・ガッティ率いるアンサンブル・アウローラと、イタリア・バロック音楽のスペシャリスト、グロリア・バンディテッリの共演によるタクトゥスの名盤の1つ!
 1700年前後のイタリアの流行を再現するプログラムで、バンディテッリの歌声を彩るアンサンブル・アウローラは、ガッティを筆頭に、マンジョカヴァッロ、ジーニ、コンティーニ、モリーニとイタリア古楽界の巨匠揃い。イタリアの「室内カンタータ」の醍醐味を味わうことのできる名演の復活を喜びたい。

 ※録音:1988年1月、5日−8日、サーラ・デル・ヴァザーリ(ボローニャ、イタリア)



 
TB 661990
(2CD/特別価格)
\2800→\2590
スカルラッティ、合奏協奏曲形式の12のシンフォニア!
 A・スカルラッティ:
  合奏協奏曲形式の12のシンフォニア
  フルートと通奏低音のための協奏曲
  フルートと通奏低音のためのシンフォニア
アカデミア・デッラ・マニフィカ・コムニタ
エンリコ・カサッツァ(指揮)
 晩年のアレッサンドロ・スカルラッティ。合奏協奏曲形式の12のシンフォニア!

 イタリア・バロックの巨匠であり、オペラの分野におけるナポリ楽派の始祖とされるアレッサンドロ・スカルラッティ。
 晩年となる1715年6月から作曲を始めた「合奏協奏曲形式の12のシンフォニア」は、「オペラ」と「カンタータ」の作曲家として絶大な名声を得たアレッサンドロ・スカルラッティの器楽作品の代表作である。
 アカデミア・デッラ・マニフィカ・コムニタは、バーゼル・スコラ・カントルムやシエナのアカデミア・チギアーナなどで研鑽を積んだ古楽器奏者たちが集い、1990年に結成したイタリアのピリオド・アンサンブル。

 ※録音:2001年5月、パドヴァ&2003年10月、ロヴィーゴ




TACTUS SERIE BIANCA

TB 791807
\1600→\1490
ロッシーニの名作「セビリアの理髪師」ハルモニームジーク版
 ロッシーニ:《セビリアの理髪師》
  (セドラク編/ハルモニームジーク版)
パオロ・ポラストリ(オーボエ)
イタリアーノ・ディ・フィアーティ
 Tactusの名盤復刻 "Serie Bianca"ロッシーニの名作「セビリアの理髪師」ハルモニ—ムジーク(管楽アンサンブル)版!

 ロッシーニの名作オペラ 《セビリアの理髪師》のハルモニームジーク版という、"イタリア音楽の宝庫" Tactusならではの注目盤がSerie Biancaシリーズから復刻!
 "ハルモニームジーク"とは、18世紀後半に流行した管楽合奏(木管アンサンブル)の形態で、数々のオペラや交響曲がハルモニームジーク用に編曲されている。
 この「セビリアの理髪師」は、ベートーヴェンの「フィデリオ」やモーツァルトの「後宮からの逃走」のハルモニームジーク編曲でも知られるヴェンツェル・セドラク(1776−1851)による編曲。18世紀の式典やパーティーで人々を楽しませた"ハルモニームジーク版"による優雅な「セビリアの理髪師」をどうぞ。

 ※録音:1997年1月、モンテヴァルキ(イタリア)
 
TB 521604
\1600
パレストリーナ:4声のマドリガーレ集第1巻 リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
コンチェルト・イタリアーノ
グロリア・バンディテッリ(ソプラノ)
クラウディオ・カヴィーナ(カウンターテナー)
サンドロ・ナリア(テノール)
ジュゼッペ・マレット(テノール)
ダニエレ・カルノヴィチ(バス)
アンドレア・ダミアーニ(リュート)
 アレッサンドリーニのパレストリーナ!

 イタリア古楽界の名匠リナルド・アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノの貴重な録音がまた一つ復刻。ソリストに、クラウディオ・カヴィーナやジュゼッペ・マレット、サンドロ・ナリアなどを迎えて歌うのは、1555年(パレストリーナがシスティーナ礼拝堂で歌う教皇聖歌隊に任命された年)に出版された世俗的マドリガーレ集の第1巻。教会音楽家として語られることの多いパレストリーナによる世俗マドリガーレの、数少ない本格的演奏の重要なアルバムとして知られる名盤です。

 ※録音:1992年12月、聖ドメニコ修道院ボロニーニ講堂(ボローニャ)
 
TB 711605
\1600
ペルゴレージ:4つの室内カンタータ Op.2
 カンタータ第1番 《別離》
 カンタータ第2番 《別れ》
 カンタータ第3番 《秘めたる苦悶》
 カンタータ第4番 《オルフェオ》
アレッサンドラ・ロッシ・デ・シモーネ
 (ソプラノ)
ロベルト・ジーニ(指揮)
アンサンブル・コンチェルト
 名匠ロベルト・ジーニが振るペルゴレージ!

 チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの名手として高名なイタリアの名匠、ロベルト・ジーニが振ったペルゴレージの室内カンタータ集。
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710−1736)は、オペラ作曲家として知られるナポリ楽派の作曲家。1736年に出版された4つの室内カンタータ(カンタータ・ダ・カメラ)は、第4番「オルフェオ(Nel chiuso centro)が特に知られており単独で演奏・録音される機会も多いが、4つのカンタータをまとめて、それも高い水準の演奏で録音した貴重な盤。NHK-FMの番組「古楽の愉しみ」では、2014年2月5日にこの録音からカンタータ第1番が放送されている。

 ※録音:1991年2月、聖ドメニコ修道院(ボローニャ)

TIMPANI



2C2223
(2CD)
\4000→\3690
ルイ・ヴィエルヌ:ピアノ作品全集
<CD1>
 1-12.12の前奏曲 Op.36/13-17.子どもの影 Op.43/
 18-19.2つの小品 Op.7/
 20.葬送の鐘の詩 Op.39-第2番「弔鐘」/
<CD2>
 1-3.3つの夜想曲 Op.34/
 4-10.ブルゴーニュ組曲 Op.17/
 11-14.孤独 Op.44
オリヴィエ・ギャルドン(ピアノ)
録音 1994年5月.7月 フランス Theatre de Poissy 2C2023 再発売盤
 20年前に録音が行われ人気を保ちつつも廃盤となっていたヴィエルヌ(1870-1937)のピアノ作品全集が再登場します。
 先天性の白内障のため、視力をほとんど持っていなかったと言われる彼ですが、幼い頃にセザール・フランクのオルガン演奏を聞いて、オルガニストの道を志します。シャルル=マリー・ヴィドールに師事し、やがてはパリ・ノートルダム寺院のパイプオルガン奏者に任命され、生涯その任にあたりました。
 彼は即興演奏にも優れた才能を発揮しましたが、このピアノ作品はフォーレやシューマンそしてロシア音楽からの影響も感じさせるユニークなものです。自由な楽想に溢れた美しい音楽が並んでいます。

URANIA



WS121279
(3CD)
\2800→\2590
発売中止
ルネ・レイヴォヴィッツ/ロッシーニ、ワルトトイフェル 他
 1. ロッシーニ:
 序曲「ウイリアム・テル」、「セミラーミデ」
 「どろぼうかささぎ」「アルジェのイタリア女」
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1955)
  パドルー管弦楽団
  (フランス最古のパリのコンサート・オーケストラ)
 2. ワルトトイフェル: スケーターズ・ワルツ Op.183
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1961)
  ロンドン新交響楽団
 3. シャブリエ:スペイン、狂詩曲
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1960)
  ローマ・フィルハーモニア・オーケストラ
 4. ファリャ: 火祭りの踊り, 恋は魔術師
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1961)
  ロンドン新交響楽団
 5. サンサーンス: 序奏とロンドカプリチオーソ
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1962)
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 6. ワーグナー: ニュルンベルクのマイスタージンガーより前奏曲第1番
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1962)
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 7. ビゼー: 交響曲
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1954)
  フランス国立放送管弦楽団
 8. J. シュトラウス: こうもり序曲
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1961)
  ロンドン新交響楽団
 9. ムソルグスキー: 展覧会の絵、はげ山の一夜
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1962)
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 10. ラヴェル:ボレロ、ラ・ヴァルス
  ルネ・レイヴォヴィッツ(指揮)(1960)
  パリ交響楽団
 

WS121179
(2CD)
\2000
バッハ&ストコフスキー
 1. J.Sバッハ:パッサカリアとフーガBWV 582
 2. J.Sバッハ:組曲第2番 BWV 807
 3. J.Sバッハ:クリスマス・オラトリオ BWV 248
 4. J.Sバッハ:管弦楽組曲第3番 BWV 1068
  レオポルド・ストコフスキー(指揮)(1957-1958)
  レオポルド・ストコフスキー交響楽団
 5. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  レオポルド・ストコフスキー(指揮)(1957)
  レオポルド・ストコフスキー交響楽団
 6. ドビュッシー:イベリア
  レオポルド・ストコフスキー(指揮)(1958)
  フランス国立放送管弦楽団
 7. レスピーギ:ローマの松
  レオポルド・ストコフスキー(指揮)(1958-1959)
  シンフォニー・オブ・ジ・エア
 8. マルタン:小協奏交響曲
  レオポルド・ストコフスキー(指揮)(1957)
  レオポルド・ストコフスキー交響楽団

VENEZIA



CDVE00029
(4CD)
\2400→\2190
スヴェトラーノフ指揮ショスタコーヴィチ:交響曲集
ショスタコーヴィチ:
CD. 1
 1. 交響曲第1番 ヘ短調 op.10
  1966年モスクワ音楽院でのライヴ録音(モノラル)
 2. 交響曲第6番 ロ短調 op.54
  1979年モスクワ音楽院でのライヴ録音(モノラル)
CD. 2
 1. 交響曲第5番 ニ短調 op.47
  1977年スタジオ録音(ステレオ)
 2. 交響曲第9番 変ホ長調 op.70
  1978年スタジオ録音(ステレオ)
CD. 3
 交響曲第7番 ハ長調 op.60 「レニングラード」
  1968年スタジオ録音(ステレオ)
CD. 4
 1. オラトリオ「森の歌」 op.81
  アレクセイ・マースレンニコフ(テノール)
  アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス)
  モスクワ国立合唱学校少年合唱団
  モスクワ放送合唱団
   1978年モスクワ音楽院でのライヴ録音(ステレオ)
 2. 祝典序曲 op.96
  1978年スタジオ録音(ステレオ)
ソビエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
 交響曲第5、9番は CDVE04230(2700000 142301 廃盤)、「森の歌」はCDVE04255(2700000 042557 廃盤)からリマスターリングにて最収録。
スヴェトラーノフによるショスタコーヴィッチの名演奏がお買い得な価格にて再発売です。

VENIAS



VN 001
(15CD)
\4500→\3990
カール・ベーム・コレクション〜1951-1963 Recordings
CD1
ウェーバー:
 1. 「ペーター・シュモルとその隣人たち」序曲(J. 8)
 2. 「プレチオーザ」序曲op. 78 (J. 279)
 3. 「オイリアンテ」序曲 (J.291)
 4. 「オベロン」序曲 (J.306)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec. May 1951 , Musikverein Grosser saal
ベートーヴェン:
 交響曲第8番 ヘ長調op.93
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   rec. March 1953 , Musikverein Grosser saal
CD2
ブラームス:
 交響曲第3番 ヘ長調op.90
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec. Jun 1953 , Musikverein Grosser saal
ベートーヴェン:
 交響曲第5番 ハ短調op.67
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec. 23-25 March 1953 , Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD3
モーツァルト:
 交響曲第34番 ハ長調K.338
 交響曲第38番 ニ長調K.504「プラハ」
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  November rec.1954 , Musikverein Grosser saal
CD4
シューベルト:
 交響曲第5 番 変ロ長調D485
 交響曲第8 番 ロ短調D759 「未完成」
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.1954 , Musikverein Grosser saal
モーツァルト:
 交響曲第26番 変ホ長調 K.184
 交響曲第32番 ト長調 K.318
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  rec. 19-22 September 1955 , Amsterdam
CD5
モーツァルト:
 交響曲第39番 変ホ長調K.543
 交響曲第40番 ト短調K.550
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  rec.19-22(No.39) 22-27(No.40)
  September 1955, Amsterdam
 セレナード第13番 ト長調K525
  「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec. 22 December 1956,Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD6
モーツァルト:
 交響曲第41 番 ハ長調K.551「ジュピター」
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  rec. 22-27 September 1955, Amsterdam
 セレナード第6 番 ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.12&13 September 1957, Berlin Jesus-Christus-Kirche
レーガー:
 モーツァルトの主題による変奏曲とフーガop.132
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.December 1956 , Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD7
リヒャルト・シュトラウス:
 交響詩「死と変容」op.24
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
   rec. 27 September 1955, Amsterdam
 交響詩「英雄の生涯」op.40
  シュターツカペレ・ドレスデン
   rec.7-9 Febuary 1957, Dresden CrossChurch
CD8
ベートーヴェン:
 交響曲第9 番 ニ短調op.125「合唱」
  テレサ・シュティッヒ=ランダル(ソプラノ)
  ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
  アントン・デルモータ(テノール)
  パウル・シェフラー(バス)
  ウィーン国立歌劇場合唱団
  ウィーン交響楽団
   rec. June 1957
CD9
ベートーヴェン:
 1. 合唱幻想曲 op.80
  ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)
  テレサ・シュティッヒ=ランダル&
  ユーディト・ヘルヴィヒ(ソプラノ)
  ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
  アントン・デルモータ&エーリヒ・マイクート(テノール)
  パウル・シェフラー(バス)
  ウィーン国立歌劇場合唱団
  ウィーン交響楽団
   rec. June 1957
リヒャルト・シュトラウス:
 アルプス交響曲op.64
  シュターツカペレ・ドレスデン
  rec.14-18 September 1957, Dresden CrossChurch
CD10
リヒャルト・シュトラウス:
 1.交響詩「ドン・ファン」op.20
 2.交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
 シュターツカペレ・ドレスデン
  rec.18-25(op.20) 26&27(op.28) September 1957, Dresden CrossChurch
 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec. 15-17 April 1958, Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD11
ベートーヴェン:
 交響曲第7番 イ長調 op.92
 序曲「コリオラン」op.62
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.17 April(op.92) December(op.62) 1958,Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD12
ブラームス:
 交響曲第1番 ハ短調op.68
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 rec.October 1959, Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD13
ベートーヴェン:
 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」op.55
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.18&19 December 1961, Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD14
シューベルト:
 交響曲第9番 ハ長調 D944「グレート」
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.June1963, Berlin Jesus-Christus-Kirche
CD15
 リヒャルト・シュトラウス:
 1. 交響詩「ドン・ファン」op.20
 2. 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
 3. 祝典前奏曲 op.61*
 4. 7つのヴェールの踊り~ 歌劇「サロメ」より op. 54
 5. 第3幕からワルツ ~ 歌劇「ばらの騎士」より
  *ヴォルフガング・マイヤー(オルガン)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   rec.April 1963, Berlin Jesus-Chri
クラムシェル・ボックス仕様
 

ルドルフ・ケンペ・コレクション〜1955-1961 Recordings

限定盤

VN 002
(20CD)
\6000
→\5490
CD1
 ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45
  エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
  ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,rec.1955(mono)
CD2
モーツァルト:
 交響曲第34番 ハ長調,K.338
  フィルハーモニア管弦楽団,rec.24 Nov 1955(mono)
  アビー・ロード・第1スタジオ、ロンドン
 交響曲第39番 変ホ長調,K.543
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.3,15&18 May& 12 June 1956(stereo)
   Kingsway Hall,London
 交響曲第41番ハ長調,K.551"ジュピター"
  ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.30 April & 3 May 1956(stereo)
  Kingsway Hall,London
CD3
 モーツァルト:レクイエム ニ短調,K 626
  エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
  マルガ・ヘフゲン(アルト)
  ヘルムート・クレプス(テナー)
  ゴットロープ・フリック(バス)
  ベルリン聖ヘトヴィッヒ大聖堂聖歌隊
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  ,rec.10-14.Oct.1955(mono)
  Linden-kirche,Berlin-Wilmersdorf
CD4
 ハイドン:
  交響曲第104番 ニ長調"ロンドン"
   フィルハーモニア管弦楽団,rec.Nov 1956(stereo)
   アビー・ロード・第1スタジオ、ロンドン
 J. S.バッハ:
  管弦楽組曲 第3番
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
    rec.27 Nov 1956(mono)
   ベルリン、グリューネヴァルト教会
 ヘンデル:王宮の花火の音楽
  バンベルク交響楽団,rec.May 1962(stereo)
   Kulturraum,Bamberg
CD5
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調,op.98
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.1,3&5 Dec 1956(mono)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 ハイドンの主題による変奏曲, op.56.a
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,rec.29 Nov
  1956(mono)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD6
 ワーグナー:
  さまよえるオランダン人
  1.序曲
 タンホイザー
  2.序曲
  3.第1幕よりバッカナーレ
  4.第1幕よりヴェヌスベルクの音楽
  ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.30 Nov/5 Dec 1956(mono)
   ベルリン、グリューネヴァルト教会
 ニュルンベルクのマイスタージンガー
  5.第1幕への前奏曲
  6.第3幕への前奏曲
  7.親方たちの入場と徒弟たちの踊り
   ベルリン・ドイツ・オペラのコーラスと
   ベルリン国立歌劇場合唱団
   聖ヘトヴィヒ教会合唱団
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.4-20 Apr 1956(mono)
   Wintergarten,Berlin
 神々の黄昏
  8.夜明け
  9.ジークフリートのラインへの旅
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.30 Nov/5 Dec 1956(mono)
   ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD7
 ドヴォルザーク:
  交響曲第9番 ホ短調,op.95 "新世界より"
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.2 Sep 1957(stereo)
   ベルリン、グリューネヴァルト教会
 ベートーヴェン:
  5.「フィデリオ」序曲,op.72b
  6.「コリオラン」序曲,op.62
  7.「プロメテウスの創造物」序曲,op.43
  8.「エグモント」序曲,op.84
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.1 Dec & 5 Sep 1957(stereo)
   ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD8
 チャイコフスキー:
  交響曲第6番 ロ短調,op.74 "悲愴"
  フィルハーモニア管弦楽団,
   rec.5-6 May 1957(mono)
   Walthamstow Town Hall,Rondon
CD9
 ワーグナー
  ローエングリン
  1.「ローエングリン」第1幕前奏曲
 パルシファル
  2.第1幕前奏曲
  3.聖金曜日の音楽
 トリスタンとイゾルデ
  4.前奏曲と愛の死
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.10-13&17 Feb 1958(stereo)
  ウィーン楽友協会大ホール
CD10
 ヨハン・シュトラウスⅡ
  1.こうもり-序曲
  レハール
   2.「金と銀」ワルツ,op.79
 ヨゼフ・シュトラウス
  3.「天体の音楽」ワルツ,op.235
 ヨハン・シュトラウスⅠ
  4.「ラデツキー行進曲」
 メンデルゾーン
  5.序曲「フィンガルの洞窟」*
 ウェーバー
  6.「オベロン」序曲*
 ニコライ
  7.「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲*
 スメタナ
  8.「売られた花嫁」序曲*
 スッペ
  9.「ウィーンの朝・昼・晩」序曲*
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.12-22 Feb 1958 & *18-22 Dec 1958(stereo)
  ウィーン楽友協会大ホール

CD11
 R.シュトラウス
  ドン・キホーテ op.35
  ポール・トルトゥルエ(チェロ)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.1-7 Jun   1958(stereo)
   ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD12
 ベートーヴェン
  交響曲第3番 変ホ長調,op.55 "英雄"
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.3 Sep 1959(stereo)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 5.レオノーレ序曲 第3番,op.72a
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.1957(stereo)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD13
 ベルリオーズ
  1. 序曲「ローマの謝肉祭」,op.9
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.21 Dec 1958(stereo)
  ウィーン楽友協会大ホール
 幻想交響曲,op.14
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.3 May 1959(stereo)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD14
 ブラームス
  交響曲第1番 ハ短調,op.68
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.2,3&5 Jan 1959
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 交響曲第3番 へ長調,op.90
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.19-23 Jan 1960(stereo)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD15
 チャイコフスキー
  交響曲第5番 ホ短調,op.64
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.2-6 May    1959(stereo)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 歌劇「エウゲニ・オネーギン」(抜粋)
  5.間奏曲とワルツ(第2幕より)
  6.手紙の場(第1幕より)
  7.ポロネーズ(第3幕より)
  エリーザベト・リンダーマイアー(ソプラノ)&
  ベルリン国立歌劇場合唱団
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.2-3 July & 3-4 Sep 1957(mono)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD16
 ヨハン・シュトラウスⅡ
  1.皇帝円舞曲,op.437
  2.「千一夜物語」間奏曲o,op.346
  3.「ウィーンの森の物語」ワルツ,op.325
  4.「クラプフェンの森で」ポルカ,op.336
  5.「浮気心」ポルカ,op.319
 ヨーゼフ・シュトラウス
  6.「ディナミーデン」ワルツ,op.173
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.21-22 Dec 1960(stereo)
   ウィーン楽友協会大ホール
 シューベルト
  「ロザムンデ」の音楽,D.797
   7.Overture
   8.Entr'acte No.3 in B flat
   9.Ballet No.2 in G
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
    rec.11,12&15 Dec 1961(stereo)
    ウィーン楽友協会大ホール
CD17
 ブラームス
  交響曲第4番 ホ短調,op.98
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.14,22&23 Feb 1960(stereo)
   アビー・ロード・第1スタジオ、ロンドン
CD18
 ブラームス
  交響曲第2番 ニ長調,op.73
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.20-30 Jun 1955(mono)
   ベルリン、グリューネヴァルト教会
 5.悲劇的序曲,op.81
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.19-23 Jan 1960(stereo)
CD19
 スメタナ
  「売られた花嫁」組曲
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.26 April& 27 Jan 1961(stereo)
  アビー・ロード・第1スタジオ、ロンドン
 フンパーディンク
  「ヘンゼルとグレーテル」組曲
 ワインベルガー
  「バグパイプ吹きのシュワンダ」
   10.ポルカ
   11.フーガ
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
   rec.Jan 1961(stereo)
   アビー・ロード・第1スタジオ、ロンドン
 グリュック
  バレエ組曲(モットル編曲)
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,rec.12-13 Dec
  1961(stereo)
   ウィーン楽友協会大ホール
CD20
 マスカーニ
  1. 「友人フリッツ」第3幕への間奏曲
 ポンキエッリ
  2. 「ジョコンダ」〜時の踊り(第3幕)
 フランツ・シュミット
  3.「ノートル・ダム」間奏曲
 グノー
  4.「ファウスト」ワルツ(第2幕)
 ヨーゼフ・バイヤー
  5.「人形の精」バレエ音楽
 オッフェンバック
  6.「地獄のオルフェ」序曲
 ゴトヴァッツ
  7.「あの世からきた悪漢」より
 チャイコフスキー
  組曲第3番 ト長調 op.55"主題と変奏"
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
  rec.11-17 Dec 1961(stereo)
  ウィーン楽友協会大ホール
 


サー・トマス・ビーチャム・コレクション〜1955-1959 Recordings

 ベーム(VN 001(15CD)\4500→\3990このページ中盤、 ケンペ(VN 002(20CD)\6000→\5490このページ中盤に続いてビーチャム。
 VENIASレーベル、突如出てきた歴史的録音ボックス・レーベルだが、実績がないためどの程度流通が続くか在庫があるか不明。店主の勘ではあっさり完売しそうな気も・・・



VN 003
(14CD)
\4200→\3790
CD1
ディーリアス(1862-1934):
 1.Over the Hills and Far Away(ed.Beecham)
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.2 April 1957
  No.1 Studio,Abbey Road,London
 2.Sleigh Ride(Winternacht)
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.5 Nov 1956
  No.1 Studio,Abbey Road,London
 Brigg Fair-An English Rhapsody
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.31 Oct 1956& 2 April 1957
  No.1 Studio,Abbey Road,London
 Florida Suite(rev.&ed.Beecham)
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.10,19,21&22 Nov and 14 Dec 1956
 Marche Caprice
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.31 Oct 1956
  No.1 Studio,Abbey Road,London
CD2
ディーリアス(1862-1934):
 1.Dance Rhapsody No.2
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.7 Nov 1956
 2.Summer Evening(ed.&arr.Beecham)
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.31 Oct 1956
  No.1 Studio,Abbey Road,London
 Two Pieces for small orchestra
  3.No.1:On Hearing the First Cuckoo in Spring
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.31 Oct 1956
   No.1 Studio,Abbey Road,London
  4.No.2:Summer Night on the River
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.28 March 1957
   No.1 Studio,Abbey Road,London
 5.A Song before Sunrise
 6.Fennimore and Gerda-Intermezzo
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.5-7 Nov 1956
  No.1 Studio,Abbey Road,London
 7.Irmelin Prelude
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.31 Oct 1956
  No.1 Studio,Abbey Road,London
 Songs of Sunset(Ernest Dowson)
  8.A song of the setting sun!
  9.Cease smiling,Dear! a little while be sad
  10.Pale amber sunlight falls across the reddening October trees
  11.Exceeding sorrow consumeth my sad heart!
  12.By the sad waters of separation
  13.See how the trees and the osiers lithe are green bedecked
  14.I was not sorrowful,I could not weep
  15.They are not long,the weeping and the laughter
   John Cameron(baritone)・Maureen Forrester(contralto)
   Beecham Choral Society
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.1 April 1957
   No.1 Studio,Abbey Road,London
CD3
 ベルリオーズ(1803-1869):
  幻想交響曲 Op.14
   Orchestre National de la Radiodiffusion Francaise,rec.30 Nov and 1-2 Dec 1959
   Salle Wagram,Paris
  Overture:Le Corsaire Op.21
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.7 Nov 1958
   No.1 Studio,Abbey Road,London
  Les Troyens
   Trojan March(ActⅠ)
    Royal Pilharmonic Orchestra,rec.19 Nov 1959
    No.1 Studio,Abbey Road,London
 Royal Hunt and Storm(ActⅣ)
  Beecham Choral Society
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.23 March 1957
  No.1 Studio,Abbey Road,London
CD4
 ビゼー(1838-1875):
  Symphony in C
   Orchestre National de la Radiodiffusion Francaise,rec.28 Oct and 1-2 Nov 1959
   Salle Wagram,Paris
  アルルの女
   Suite No.1(orch.Bizet)
   Suite No.2(orch,Ernest Guiraud)
    Royal Pilharmonic Orchestra,rec.21Sep 1956
    No.1 Studio,Abbey Road,London
CD5
 ドビュッシー(1862-1918):
  1.Prelude a l’apres-midi d’un faune
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.25 March 1957,No.1 Studio,Abbey Road,London
   L'Enfant prodigue
  2. Cortege et air de danse
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.5 Oct & 23 Nov 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 サン=サーンス (1835-1921):
  Samson et Dalila
  3.Danse des pretresses de Dagon(ActⅠ)
  4.Bacchanale(ActⅢ)
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.20 Oct 1958,Kingsway Hall & 23 Nov 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 ベルリオーズ(1803-1869):
  La Damnation de Faust
  5.Danse des sylphes(PartⅡ)
  6. Menuet des follets(Part Ⅲ)
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.25 March 1957
   No.1 Studio,Abbey Road,London
 ビゼー(1838-1875):
  Carmen
  7. Prelude(ActⅠ)
  8. Entr’acte(ActⅡ)
  9. Entr’acte(ActⅢ)
  10.Entr’acte(ActⅣ)
   Orchestre National de la Radiodiffusion Francaise,rec.10-12 Jan 1958
   Salle Wagram,Paris
 フォーレ(1845-1924)
  Dolly Suite op.56(orch.Henri Rabaud)
   Orchestre National de la Radiodiffusion Francaise,rec.1-4 Dec 1959
   Salle Wagram,Paris
 サン=サーンス (1835-1921)
   Le Rouet d'Omphale Op.31
 シャブリエ(1835-1921):
  18.Joyeuse marche
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.23&25 March 1957
   No.1 Studio,Abbey Road,London
CD6
 フランク(1822-1890):交響曲 ニ短調
 ラロ(1823-1892):
  Symphony in G minor
 フォーレ(1845-1924):
  Pvane Op.50
   Orchestre National de la Radiodiffusion Francaise,rec.1-4 Dec 1959
  Salle Wagram,Paris
 グノー(1818-1893):
   Romeo et Juliette-Le sommeil de Juliette
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.5 Oct& 23 Nov 1959
   No.1 Studio,Abbey Road,London
CD7
 ハイドン(1732-1809)
  Symphony No.99 in E flat
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.8&16 May 1958,Salle Wagram,Paris
   and 5 Dec 1958& 30 April 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 Symphony No.100 in G “Military”
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.11&16 May 1958,Salle Wagram,Paris
  and 11&16 Dec 1958 and 2&8 May 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 Symphony No.103 in E flat “Drum Roll”
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.9&16 May 1958,Salle Wagram,Paris
  and 16&18 Dec 1958 and 4&8 May 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
CD8
 ハイドン(1732-1809):
 Symphony No.101 in D “Clock”
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.12&16 May 1958,Salle Wagram,Paris
  and 11,16&18 Dec 1958& 3&8 May 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 Symphony No.102 in B flat
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.9&16 May 1958,Salle Wagram,Paris
 Symphony No.104 in D “London”
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.10 May 1958,Salle Wagram,Paris
  and 18 Dec 1958 and 7&8 May 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
CD9
 モーツァルト(1756-1791):
  Thamos,Konig in Agypten K.345-Entr’acte No.2
   Terence MacDonagh(oboe)
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.29 March &2 April 1957,
   No.1 Studio,Abbey Road,London
  March in D K.249"Haffner" 
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.23 March 1957,No.1 Studio,Abbey Road,London
  Divertimento no.2 in D K.131
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.22 Dec 1955 and 28 May 1956,
   No.1 Studio,Abbey Road,London
 ベートーヴェン(1770-1827)
  Symphony No.2 in D Op.36
  Royal Pilharmonic Orchestra,
  rec.9&14 May 1956 and 19-21&28 March 1957,Kingsway Hall,London;
  17 Sep 1956,No.1 Studio,Abbey Road,London
CD10
 ベートーヴェン(1770-1827):
  Symphony No.7 in A Op.92
   Royal Pilharmonic Orchestra,
   rec.20,22&31 Oct 1958,Kingsway Hall,London;29 Sep and 14-16 Dec 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 The Ruins of Athens Op.113-Incidental Music excerpts(Kotzbue trans.England)
  Overture:Andante con moto-Allegro,ma non troppo
  Chorus:Daughter of high-throned Zeus
  Chorus of Dervishes
  Turkish March
  Chorus:Where freedom hath triumphed
  March and Chorus:Twine ye garlands
   Beecham Choral Society
 Royal Pilharmonic Orchestra,
 rec.29 March 1957, No.1 Studio,Abbey Road,London;9 Oct 1957,Salle Wagram,Paris(8)
 リスト(1811-1886):
  Orpheus
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.23 April 1958, Kingsway Hall,London
 スッペ(1819-1895):
  12. Poet and Peasant-Overture
  (John Kennedy cello)
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.26 March 1957, No.1 Studio,Abbey Road,London
CD11
 ブラームス(1833-1897):
  Symphony No.2 in D Op.73
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.28 Nov and 1& 5 Dec 1958 and 7-8 May,14 July and19 Nov 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
  Song of Destiny Op.54
   Beecham Choral Society
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.13 May &30 Nov 1956,
   No.1 Studio,Abbey Road,London
 Academic Festival Overture Op.80
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.20&29 Nov 1956,No.1 Studio,Abbey Road,London
CD12
 リスト(1811-1886):
 A Faust Symphony
  Alexandre Young(tenor)
  Beecham Choral Society
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.15,16&23 April &31 Oct 1958,Kingsway Hall,London
CD13
 シューベルト(1797-1828):
  Symphony No.3 in D D200
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.12 May 1958,Salle Wagram,Parisa and 22 May 1958 &2 May 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 Symphony No.5 in B flat D485
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.14&16 May 1958,Salle Wagram,Parisa and 18 Dec 1958 &7 May 1959,No.1 Studio,Abbey Road,London
 Symphony No.6 in C D589
  Royal Pilharmonic Orchestra,rec.25-26 Nov&15 Dec 1955,
  No.1 Studio,Abbey Road,London
CD14
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  1. A Midsummer Night's Dream Op.21-Overture
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.6-7 Nov 1958,No.1 Studio,Abbey Road,London
  2. Die schone Melusine Op.32-Overture
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.6 Nov 1958,No.1 Studio,Abbey Road,London
 R.シュトラウス (1864-1949)
  Ein Heldenleben Op.40
   Steven Starky(violin)
   Royal Pilharmonic Orchestra,rec.17&22 April 1958,Kingsway Hall,London

WEITBLICK



SSS 0164
\2300→\2090
チェリビダッケ+スウェーデン放送響の
 「幻想交響曲」と「魔法使いの弟子」

  (1)ベルリオーズ:幻想交響曲
  (2)デュカス:魔法使いの弟子
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
 遂に登場!チェリビダッケ+スウェーデン放送響の「幻想交響曲」と「魔法使いの弟子」

 (1)1969 年11 月23 日ストックホルム・コンサートホール・ステレオ・ライヴ (2)1968年9月7日ヴェステラス・コンサート・ホールステレオ・ライヴ
 演奏タイミング:(1)[13:52][6:06][19:41][5:30][11:31] (2)[11:01]

 1960 年代から1970 年代のチェリビダッケ+スウェーデン放送響のライヴ名演集が正規リリース。大きな反響を呼んだベートーヴェンに続く新譜は、何と「幻想」と「魔法使いの弟子」というフランス音楽集。「幻想」は、トリノRAI 響とのモノラル録音くらいしか知られておらず、オーケストラの能力には非常に難点がありましたし、最後の手兵ミュンヘン・フィルとは観客の膝上録音しか残されていない模様なので、今後は当演奏がチェリビダッケの「幻想」のスタンダードとなることでしょう。この演奏を聴けばチェリビダッケは、「世俗を超越した芸術家」でも「正しい音楽を教えてくれる教師」でもなく、かなり山っ気のある天才芸術家という側面もあることが理解できるはずです。それだけ、お得意の「聴こえないほどの弱音」、「耳をつんざく大音響」を駆使して、かなり派手で効果を狙った仕掛けがたくさんあります。そして説得力は無類、オーケストラが表現可能な極限を示しております。ここが凡百の指揮者と異なるところです。カプリングの「魔法使いの弟子」も泣かせます。如何にもチェリ向けの繊細さと爆発が感じられる名演です。スウェーデン放送協会音源提供の良好なステレオ録音。
 ※セルジュ・イオアン・チェレビダーキ氏認可
 ※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付




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