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第78号
マイナー・レーベル新譜(4)
2014.8.19〜2014.10.24


IBS CLASSICAL


IBS-32014
\2500
スカルプチャー 〜 サクソフォーン作品集
 フランセ:主題と変奏
 シューマン:幻想小曲集Op.73
 J.S.バッハ:ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
 ヒンデミット:ソナタ Op.11-4
 ドビュッシー:アラベスク第1番
 ファリャ:7つのスペイン民謡
アニマ・デュオ
 〔マリアーノ・ガルシア(サクソフォン)、
  アニアーナ・ハイメ・ラトレ(ピアノ)〕
 サラゴサ、アラゴン音楽院の教授デュオ!スペイン・サクソフォン界の名手の妙技に要注目!

 2010年に結成したアニマ・デュオによるサクソフォン作品集。レパートリーとして演奏機会の多いフランセの主題と変奏やヒンデミットのソナタ、編曲作品からはシューマン、J.S.バッハなどサクソフォン関係者必聴の作品を収録。
 アニマ・デュオのマリアーノ・ガルシアはスペイン出身のサクソフォニスト。2003年スペインで開催されたベニドルム国際管楽器コンクールで一等賞を獲得。情熱的な演奏、繊細な表現とナチュラルで美しい音色がガルシアの特徴。フランスを代表するサクソフォニスト、クロード・ドゥラングルや第1回アドルフ・サックス国際コンクール第1位のヴァンサン・ダヴィッドなど、有名サクソフォニストからのアドバイスを受けている。

 2014年3月10日−12日の録音。



 


IBS-42013
\2500→\2290
スペインのピアノ四重奏曲集
 バウティスタ:四重奏のための協奏的ソナタ第2番 Op.15
 トゥリーナ:ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.67
 レマーチャ:ピアノ四重奏曲
トリオ・アルボース
ロシオ・ゴメス(ヴィオラ)
 2013年にスパニッシュ・ナショナル・プライズを獲得し、今注目を集める三重奏団、トリオ・アルボースのスペイン・プログラム。ジュリアン・バウティスタ(1901−1961)、ホアキン・トゥリーナ(1882−1949)、フェルナンド・レマーチャ(1898−1984)の知られざる室内楽作品を華麗なアンサンブルで。

 2013年1月26日−28日の録音。
 
IBS-12013
\2500
ハワード・バス:作品集 〜 スパニッシュ・メモワーズ
 ソロ・マリンバのための 《ライト・オヴ・パッセージ》
 トランペットとソロ・パーカッションのための 《インカテーション》
 トランペットとソロ・パーカッションのための 《スパニッシュ・メモワーズ》
 トロンボーンとマリンバのための 《ナイト・タイド》
 トランペット、フリューゲルホルンとソロ・パーカッションのための 《アトモスフィア》
チョン・ユジョン(パーカッション)
ディエゴ・アリアス(トランペット)、他
 国際的なフェスティヴァルなどで取り上げられることが多く注目を集めている現代作曲家、ハワード・バス(b.1951−)の作品集。台湾出身のパーカッショニスト、チョン・ユジョンの叙情的なメロディーに刺激的なトランペット・サウンド。洗練された前衛音楽を聴かせてくれる。

 2012年8月の録音。
 

IBS-11002
(2CD)
\5000
ホセ・ファウス:作品全集Vol.1 1913年ー1984年 グラナダ・ウィンド・オーケストラ
ガルシア・ロルカ合唱団
ラウダ合唱団
 アイ・ビー・エス・クラシカル(Ibs Classical)よりスパニッシュ・コンポーザー、ホセ・ファウスの作品全集新シリーズ始動!スペインのアルハンブラ宮殿や地中海などからインスピレーションをうけ作曲されたマーチ、賛歌、音楽の祭典など知れれざる作曲家の陽気で愉しい音楽を聴くことが出来る。

 2009年10月の録音。

ICTUS


IMP 1317
\2600
バッハ・フェイマス・アレンジメンツ
 J.S.バッハ:
  シンフォニア〔カンタータ第29番より〕(デュプレ編)
  ソナチナ〔カンタータ第106番より〕(ギルマン編)
  アリオーソ〔カンタータ第156番より〕(フォックス編)
  シシリエンヌ〔フルート・ソナタより〕(ウィドール編)
  目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声〔カンタータ第140番より〕
  いざもろびと神に感謝せよ〔カンタータ第192番より〕(フォックス編)
  アリア〔管弦楽組曲第3番より〕(カルク=エラート編)
  羊は安らかに草をはみ〔カンタータ第208番より〕(フォックス編)
  イエスは変わらざるわが喜び〔カンタータ第147番より〕(デュリュフレ編)
  シンフォニア〔クリスマス・オラトリオより〕(カルク=エラート編)
  甘き死よ、来たれ(フォックス編)
  アダージョ・カンタービレ〔ヴァイオリン・ソナタ第2番より〕(フォックス編)
  Mattheus-Final〔マタイ受難曲より〕(ウィドール編)
ラルフ・グスタフソン(オルガン)
 デュプレやギルマン、ウィドール、デュリュフレなど、音楽史にその名を残す大オルガニストたちによるJ.S.バッハのオルガン・トランスクリプション集。
 フロール・ペーテルスとジャン・ボワイエに師事したスウェーデンの名オルガニスト、ラルフ・グスタフソンが、ストックホルム、マリア・マグダレナ教会のオーケルマン&ルンド・オルガン(1927年製)を弾く。

 2012年11月の録音。
 

INTERGROOVE

  1990年代後半に録音されたがほとんど発売されることのなかった、サンクトペテルブルクのミュージシャンたちによるロシア名曲シリーズ、「サンクトペテルブルク・クラシックス・シリーズ」が、高度なリマスターを施され現代に復活!



IGC 009-2
\2500→\2290
「サンクトペテルブルク・クラシックス・シリーズ」
 チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
  ロココ風の主題による変奏曲Op.33
リュドミラ・マリアン(ヴァイオリン)
スタニスラフ・ゴルコヴェンコ(指揮)
サンクトペテルブルク放送交響楽団

 西本智実との共演による来日などで知られるロシアの指揮者、スタニスラフ・ゴルコヴェンコ指揮、サンクトペテルブルク放送交響楽団(St. Petersburg Radio and TV Symphony Orchestra)によるチャイコフスキー!
 


IGC 010-2
\2500→\2290
美しい弦楽作品を濃密な音楽で描く
 チャイコフスキー:
  弦楽セレナード ハ長調 Op.48、劇音楽《雪娘》より メロドラマ、
  弦楽オーケストラのためのアンダンテ・カンタービレ変ロ長調
 アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲 Op.53
 チャイコフスキー:弦楽オーケストラのためのエレジー
サウリュス・ソンデツキス(指揮)
サンクトペテルブルク・カメラータ
 リトアニア出身、サンクトペテルブルク音楽院の名誉教授を務めるサウリュス・ソンデツキス指揮による、ロシアの弦楽オーケストラ名曲集。サンクトペテルブルク・カメラータは、サンクトペテルブルクの国立エルミタージュ美術館の専属オーケストラに選ばれ、現在はエルミタージュ美術館オーケストラとしても活躍している。
 定番のチャイコフスキー「弦楽セレナード」に、「雪娘」からの音楽、弦楽四重奏曲第1番の第2楽章から弦楽オーケストラ・アレンジされた「アンダンテ・カンタービレ」、そしてアレンスキーによる「チャイコフスキーの主題による変奏曲」と、美しい弦楽作品を濃密な音楽で描く。
 


IGC 008-2
\2500→\2290
プーシキンの音楽
 チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より ポロネーズ、ワルツ
 ミャスコフスキー:交響曲第10番ヘ短調 《青銅の騎士》
 スヴィリードフ:吹雪
アレクサンドル・ティトフ(指揮)
サンクトペテルブルク・カメラータ
 ロシア近代文学で最も偉大な詩人・作家アレクサンドル・プーシキンにまつわる音楽を集めたアルバム。
 プーシキンの小説「エフゲニー・オネーギン」に基づくチャイコフスキーのオペラ、プーシキンの抒情詩「青銅の騎士」の挿絵から着想を得たミャスコフスキーの交響曲、プーシキンの小説「吹雪」を元にした映画のためにスヴィリードフが作曲した音楽。プーシキンがいかにロシアの人々、芸術家に影響を与えてきたかがよくわかるプログラム。
 


IGC 007-2
\2500→\2290
エコーズ・フロム・ザ・ダーク・イヤーズ 〜
 プロコフィエフと第二次世界大戦

  プロコフィエフ:
   交響組曲《1941年》Op.90、
   歌劇《戦争と平和》より 2つのワルツ、
   カンタータ《名もない少年のバラード》Op.93、
   吹奏楽のための行進曲変ロ長調Op.99、
   戦争終結に寄せる讃歌Op.105
アレクサンドル・ティトフ(指揮)
イリナ・マタエヴァ(ソプラノ)
ウラディミール・フェレンチャク(テノール)
サンクトペテルブルク交響楽団
サンクトペテルブルク音楽院合唱団
 第二次世界大戦のさなか、平和に想いを寄せるプロコフィエフの諸作品が集められたアルバム。暗い時代の悲哀から、平和への希望と喜びが感情豊かに描かれている。
 サンクトペテルブルク交響楽団(Academic Symphony Orchestra of the St. Petersburg Philharmonia)は、サンクトペテルブルク・フィルハーモニア協会所属の2つのオーケストラのうち、ユーリ・テミルカーノフが率いるサンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団とは別のもう1つの楽団。
 


IGC 011-2
\2500→\2290
アレクサンドル・ボロディンの弦楽四重奏曲
 ボロディン:
  弦楽四重奏曲第1番イ長調
  弦楽四重奏曲第2番ニ長調
サンクトペテルブルク弦楽四重奏団
 タネーエフ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン、ウラディーミル・オフチャレクの門下としてサンクトペテルブルク音楽院を卒業した4人で結成されたサンクトペテルブルク弦楽四重奏団。結成したその年に全ロシア・コンクールで優勝し、ロシアを代表するアンサンブルとして活躍するクァルテットの流麗な演奏で、19世紀ロシアを代表する室内楽作品であるアレクサンドル・ボロディンの弦楽四重奏曲を。

INTIM



IMCD 120
\2600→\2390
シクステンの「レクイエム」
 シクステン:《レクイエム》 〜
  ソプラノ、バス、混声合唱、2つのホルン、
   ティンパニと弦楽のための
 ウィテカー:ダヴィデが聞きしとき
カーリン・インゲベック(ソプラノ)
アンデシュ・ラーション(バス)
ラグナル・ブーリーン(指揮)
スウェーデン放送合唱団
ノルディック室内管弦楽団
 スウェーデンの教会音楽作曲家であり、指揮者、教会オルガニストとしても活躍するフレドリク・シクステン(1962−)。
 初演者でありサンフランシスコ交響合唱団の指揮者ラグナー・ブーリンが再びタクトを執ったこのシクステンの「レクイエム」を歌うのは、北欧の名門スウェーデン放送合唱団。
 スウェーデンで生まれた新たな「レクイエム」を、スウェーデン合唱界の素晴らしきコンビの演奏で。

 2012年11月1日&2日、スウェーデンでのライヴ録音。

I SOLSTI RECORDS

ISR 06351
\2600→¥2390
木管アンサンブル版のモーツァルト"レクイエム"!
 モーツァルト:
  セレナード第10番変ロ長調K.361(370a)《グラン・パルティータ》
  レクイエム ニ短調 K.626
   (クリスティアン・ケーラー編曲/木管アンサンブル版/世界初録音)*
イ・ソリスティ・デル・ヴェント
エリク・ファン・ネーヴェル(指揮)*
 ベルギーの精鋭アンサンブルのモーツァルト!世界初録音!木管アンサンブル版の"レクイエム"!

 ベルギーが世界に誇るオール・ラウンドの木管アンサンブル、イ・ソリスティ・デル・ヴェントが設立した自主レーベル「イ・ソリスティ・レコーズ(I Solisti Records)」。
イ・ソリスティ・デル・ヴェントの"モーツァルト・プログラム"は、「グラン・パルティータ」と、世界初録音となる木管アンサンブル版「レクイエム」!
 オランダの作曲家クリスティアン・ケーラーの編曲により、木管アンサンブル版へ生まれ変わったモーツァルトの「レクイエム」。
名匠エリク・ファン・ネーヴェルの指揮、イ・ソリスティ・デル・ヴェントの優れたアンサンブルが、木管アンサンブルならではのハーモニーの美しさを最大限に活かした「レクイエム」の世界を繰り広げる。
木管アンサンブル版「モーツァルトのレクイエム」、話題必至!

 ※録音:2009年7月1日−2日&2010年6月19日−20日、デ・シンヘル(アントワープ、ベルギー)



 
ISR 06357
\2600
ヘンドリクス&ネイリンク:木管楽器のための作品集
 ヘンドリクス:共鳴する光/ネイリンク:ゲシュタルトV/
 ヘンドリクス:夢の絵/ネイリンク:シューベルト・エコーVI/
 ヘンドリクス:ロンドドーレン/ネイリンク:ゲシュタルトI/
 ネイリンク:1エコー・デア・ゲシュタルトI/
 ヘンドリクス:ミステリウム
イ・ソリスティ・デル・ヴェント
 モーツァルトから現代作品、さらには演劇的なスタイルなど、膨大なレパートリーを誇るイ・ソリスティ・デル・ヴェント。
 ベルギーの作曲家ヴィム・ヘンドリクス(1962−)とフレデリク・ネイリンク(1985−)の作品集も、母国の木管アンサンブルのための作品を世界へと発信していくイ・ソリスティ・デル・ヴェントの重要なプロジェクトの1つ。
現代ベルギーをリードする作曲家たちの作品では、イ・ソリスティ・デル・ヴェントの個々の技量の高さが光る。

KML RECORDINGS



KML 2124
\2600→\2390
カティア&マリエル・ラベック 〜 シスターズ
 チャイコフスキー(ドビュッシー編):
  《白鳥の湖》 Op.20より 「ロシアの踊り」
 ブラームス:
  《ハンガリー舞曲集》より 〜
   第1番ト短調、第20番ホ短調、第5番嬰ヘ短調
 ドヴォルザーク:
  《スラヴ舞曲集》より 〜
   「ドゥムカ」 Op.72-2、「フリアント」 Op.46-8
 ビゼー:《子供の遊び》 Op.22より 第11曲「小さい旦那様と小さい奥様」
 ヨハン・シュトラウスII世&ヨーゼフ・シュトラウス:
  ピツィカート・ポルカ
 ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ 《狩り》 Op.373
 フォーレ:組曲 《ドリー》 Op.56より 「子守歌」
 プーランク:
  2台のピアノのためのヴァルス・ミュゼット 《シテール島への船出》
 ミヨー:
  2台ピアノのための組曲《スカラムーシュ》 Op.165bより 「ブレジレイラ」
 グレインジャー:カントリー・ガーデン
 ガーシュウィン:3つの前奏曲
 ストラヴィンスキー:
  3つのやさしい小品より「ワルツ」、5つのやさしい小品より「ギャロップ」
 ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
 アドルフォ・ベリオ:ポルカ
 カミロ:トロピカル・ジャム
カティア・ラベック(ピアノ)
マリエル・ラベック(ピアノ)
 ラベック姉妹の音楽人生を集成!姉妹の想い出が詰まったデュオ・プログラム!

 フランスのバスク地方、バイヨンヌに生まれた世界最高峰のピアノ・デュオ姉妹、カティア・ラベックとマリエル・ラベックの"ラベック姉妹"。
 最新作の「シスターズ」は、姉妹の音楽人生をなぞる魅惑のプログラム!
 姉妹が6歳と8歳の時に弾いたフォーレの「子守歌」に始まり、母親の生徒が弾いているのをしばしば聞いていたミヨーの「スカラムーシュ」、父親が家で弾くのを聞いていたブラームスの「ハンガリー舞曲集」やドヴォルザークの「スラヴ舞曲集」など、音楽に囲まれて育ったラベック姉妹の子供時代が想像される。
 また、作曲者の孫であるルチアーノ・ベリオから与えられたアドルフォ・ベリオの「ポルカ」、最初のリサイタルで弾いたルトスワフスキの「パガニーニ変奏曲」、アメリカ・デビューを飾ったガーシュウィンの「3つの前奏曲」、ニューイヤー・コンサートの休憩中に演奏しORF(オーストリア放送協会)で放映されたヨハン・シュトラウスの「ポルカ」など、姉妹にとっての想い出の名曲の数々を収録。
 ラベック姉妹の愛した音楽たち。きらびやかで美しく、また楽しくわくわくするような珠玉の名曲集の完成です!



KMLの旧譜、やっぱりこれ!

KML 1111
\2600→¥2390
カティア&マリエル・ラベック〜ラヴェル
 ラヴェル:
  スペイン狂詩曲(2台ピアノ版)/
  組曲《マ・メール・ロワ》(1台4手連弾版)/
  古風なメヌエット(マリエルによるソロ)/
  亡き王女のためのパヴァーヌ(1台4手連弾版)/
  前奏曲(カティアによるソロ)/
  ボレロ(打楽器と2台ピアノ版)
カティア・ラベック(P)、
マリエル・ラベック(P)、
グスタヴォ・ヒメノ(打楽器)、
ティエリー・ビスカリー(打楽器)
 いや、まあ、懐かしい。
 一時期一世を風靡しながら、メジャー・レーベルと決別してからはCD業界とはトンとご無沙汰だったラベック姉妹。今回自らのルーツに立ち戻るため、自主レーベルである「KML Recordings」を設立したという。

 スペインとの国境に近いフランス南西部の都市バイヨンヌ。このフランス・バスク地方の中心都市で生まれた2人は、同レーベル第1弾として同じくバスク地方(シブール)をルーツとするラヴェルの作品集を取り上げた。
 収録曲は「スペイン狂詩曲」や「マ・メール・ロア」、「亡き王女のためのパヴァーヌ」など。しかし当然彼女たちが取り上げるわけだからただでは終わらない。1台4手連弾、2台ピアノによるデュオ、さらにカティアとマリエルそれぞれのソロなど非常に多彩。
 そして中でも特に注目すべき作品はやはり「ボレロ」。
 カティアとマリエルは、2台ピアノ版の「ボレロ」に打楽器を加えるためにバスクの作曲家ミシェル・センドレスに編曲を依頼。「アタバル」といったバスク地方の民族楽器を用い、明らかにバスクの色彩を強力に意識した新たなる「ボレロ」を生み出した。

 彼女たちにとっても初となるオール・ラヴェル・プログラム。すでにヴィジュアル系を放棄した、真の芸術家としての本懐を見た。



 すごいすごい、と話には聞いていたけど何となく乗り遅れてずっと聴かないままになっていた。第2弾も発売になった今頃になってようやく聴きました。ラベック姉妹、復活の「ラヴェル」。
 さて、「すごい」という話を複数のお客さんから聞いている場合は、大体すごい。
 で、これもやっぱり予想通りよかった。すごい、というより素敵。もうてっきり引退隠居してるかと思っていたラベック姉妹が、まだまだ全然普通に現役バリバリだったことが何より嬉しい。(後から調べたらライヴとかは熱心にやっていたみたい)
 で、以前のスウィング感覚にあふれたポップで現代的センスよりも、明らかに「熟女的」&「魔女的」妖しさがパワーアップしている。歌い回しが、ちょっとエッチ。いま何歳かあえて調べなかったけど、いい年のとり方をしてるって気がした。パヴァーヌでの幻想的な響きはなかなか聴きもの。加えて「マ・メール・ロワ」の3曲目「レドロネット」のシャキ〜ンと冷えたワインのような打鍵ぶりも見事。さすが押さえるところはキッチリ押さえる。
 そしてやはり一番の見世物、いや聴きものはやはり「ボレロ」。バスクの作曲家ミシェル・センドレスに、打楽器を加えた2台ピアノ用に編曲してもらったらしいが、ほとんどオーケストラ曲。ものすごい効果。むちゃくちゃかっこいい。とても少人数でやっているとは思えない。息詰まるバスク女の攻防戦。血沸き肉踊る色彩魔境。酒池肉林の羅生門。よろしいです。グッドです。聴いておいたほうがいいでしょう。



LAWO


LWC 1063
(SACD HYBRID)
\3000
パーフェクト・ストレンジャー
 ゲッベルス:サンプラーと管弦楽のための組曲(《代理都市》より)
 ザッパ:
  ドッグ・ブレス・バリエイションズ/アンクル・ミート、
  デュプリーの天国、ザ・パーフェクト・ストレンジャー、
  G-スポット・トルネイド、
  低予算オーケストラのための改訂された音楽
トマス・セナゴー(指揮)
ノルウェー放送管弦楽団
 ゲッベルスのサンプラー組曲&フランク・ザッパの管弦楽作品!

 ノルウェーの高品質レーベル「LAWO」から、ゲッベルスとフランク・ザッパの作品集が登場!高音質録音としても注目を集めるLAWOによる、SACDの5.0チャンネル・サラウンドで聞くフランク・ザッパは圧巻!
 劇場音楽、映画音楽など多方面で活躍するドイツの作曲家、ハイナー・ゲッベルス(b.1952)による、サンプリング音源とオーケストラのための組曲は、ゲッベルスの想像上の都市風景画「代理都市(Surrogate Cities)」のアルバムに収録された代表作の1つ。バロック音楽、ユダヤ人の祈り、産業の音など、様々な断片や引用、音源などが効果的に組み立てられ、前衛的なゲッベルスの都市が現れる。
 ロック界の超大物、そしてあらゆる音楽の境界を超えてファンを生み出したフランク・ザッパの管弦楽作品。ピエール・ブーレーズが指揮をしたことでも有名な「パーフェクト・ストレンジャー」など、ザッパの生み出した鮮鋭な音楽を振るのは、ノルウェー放送管弦楽団の元首席指揮者(現BBCウェールズ・ナショナル管首席指揮者)のトマス・セナゴー(センデゴー)。現代音楽の実績も厚いデンマーク期待の若手指揮者セナゴーが、ゲッベルス&ザッパの音楽を巧みに編み上げていく。

 ※録音(ライヴ):2010年2月11日、ロックフェラー・コンサート・ホール(オスロ)



 
LWC 1064
\2600
オーゴール=ニールセン:アイリク・ザ・ヴァイキング
 オーゴール=ニールセン:アイリク・ザ・ヴァイキング/
 グディム:チューバ・リブレ/リンドベルイ:トーン 〜 エリックの歌/
 ブル:ラ・メランコリー 《孤独の時に》/クラーク:秋の日/
 シングナース:チューバ協奏曲/コッホ:モノローグ第9番/
 オーゴール=ニールセン:ブラッドアクス・ラメント/
 モンティ:チャルダッシュ/
 クラーク、レヴィ、ベルステット、スタイガー:ヴェニスの謝肉祭
アイリク・イェルデヴィーク(チューバ)
スタヴァンゲル金管バンド
ベルゲン・チューバ四重奏団
 ノルウェーの名手、イェルデヴィーク!新録音は委嘱曲&名曲のチューバ作品集!

 PJBE、LSOで活躍したイギリスの世界的名手ジョン・フレッチャーの薫陶を受けたノルウェーのチュービスト、アイリク・イェルデヴィーク。反響を呼んだ前作、ミュージック・フォー・ブルー・デイズ(LWC 1039)に次ぐ新録音は、委嘱作品を含むチューバ作品集!
 共演は、1980年に創設され、ノルウェー・チャンピオンシップで6度の優勝を果たした実力派金管バンド、スタヴァンゲル金管バンド。2001年にカルト・ブランシェ・ダンス・シアターでデビューを果たし、ノルウェー民謡、映画音楽、ポップス、ジャズ、オリジナルなど幅広いレパートリーを持つベルゲン・チューバ四重奏団。
 イェルデヴィークに委嘱されたオーゴール=ニールセンの「アイリク・ザ・ヴァイキング」、「ブラッドアクス・ラメント」やグディムの「チューバ・リブレ」をはじめ、スウェーデンの民族音楽のメロディーをジャズにした、リンドベルイの「トーン 〜 エリックの歌」。言わずと知れた名曲「チャルダッシュ」に「ヴェニスの謝肉祭」など、充実のプログラム。
 1996年からノルウェー海軍軍楽隊の首席奏者として活躍するイェルデヴィークの伸びやかなハイトーン、見事なテクニック、そして低音金管の魅力である頼りになる分厚い音色は、今作でも健在。低音の魅力を存分にご堪能下さい!

 2004年9月、2005年2月&3月の録音。



CKD 463
(4CD/特別価格)
\7600→\6990
ジョン・バット!平均律クラヴィーア曲集「全曲」!
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻 BWV.846-893
ジョン・バット(チェンバロ)
 J.S.バッハの権威 ジョン・バット!平均律クラヴィーア曲集「全曲」!

 2007年の「ヘンデル:メサイア(CKD 285)」に続き、2014年には「モーツァルト:レクイエム(CKD 449)」が二度目の英グラモフォン賞受賞を果たした「ダンディン・コンソート」の音楽監督として、またグラスゴー大学の教授、音楽学者として活躍、2013年にはOBE(大英帝国勲章)を受賞したイギリスの音楽家、ジョン・バット。Linn Recordsからの発売は初となるジョン・バットのソロ・レコーディングは、大バッハの鍵盤音楽の頂点、「平均律クラヴィーア曲集」の全曲!
 特にJ.S.バッハの研究家として高名なジョン・バットは、"典礼において演奏された受難曲の再現"である「ヨハネ受難曲(CKD 419)」、"1742年頃の最終演奏版"「マタイ受難曲(CKD 313)」、"リフキン校訂ブライトコップ版"「ミサ曲ロ短調(CKD 354)」、などバッハ作品の様々な異稿を発掘・復元しており、今回の「平均律クラヴィーア曲集」でも、緻密な研究に基づいて構成されたバッハの真の姿を見せてくれるだろう。
 また、バッハの「ブランデンブルク協奏曲集(CKD 430)」で聞かせてくれたように、ジョン・バットはチェンバリストとしての腕前も一級品!
 バッハのスペシャリスト、ジョン・バットが弾く平均律クラヴィーア曲集、乞うご期待!


旧譜/ジョン・バット
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲

CKD 430
(2SACD HYBRID)
\4200→\3890

ダンディン・コンソート&ジョン・バット
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集

  ブランデンブルク協奏曲
   第1番ヘ長調 BWV.1046
   第2番ヘ長調 BWV.1047
   第3番ト長調 BWV.1048
   第4番ト長調 BWV.1049
   第5番ニ長調 BWV.1050
   第6番変ロ長調 BWV.1051

ダンディン・コンソート
ジョン・バット(指揮&ハープシコード)
チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン)
アレクサンドラ・ベラミー(オーボエ)
デイヴィッド・ブラックアダー(トランペット)
パメラ・トービー(リコーダー)
キャスリン・レイサム(リコーダー)
ケイティ・バーチャー(フルート)
ジェーン・ロジャーズ(ヴィオラ)
アルフォンソ・レアル・デル・オホ(ヴィオラ)
ジョナサン・マンソン(チェロ)
 ダンディン・コンソートの"J.S.バッハ"!初の器楽作品はブランデンブルク協奏曲集!

 典礼において演奏された受難曲の再現である「ヨハネ受難曲」、1742年頃の最終演奏版「マタイ受難曲」、リフキン校訂ブライトコップ版「ミサ曲ロ短調」など、J.S.バッハの傑作の様々な異稿を発掘、復元し、現代に紹介してきたジョン・バットとダンディン・コンソート(ダニーディン・コンソート)。
 音楽学者としても高名なジョン・バットとダンディン・コンソートにとって初となるJ.S.バッハの"器楽作品"は6つの「ブランデンブルク協奏曲」!
 リコーダーのパメラ・トービー、フルートのケイティ・バーチャー、ヴィオラのジェーン・ロジャーズ、チェロのジョナサン・マンソンなど、古楽界の世界的名手たちが集った「ブランデンブルク協奏曲」。
 受難曲やミサ曲などの教会音楽でのOVPP(One Voice Per Part)のように、「ブランデンブルク協奏曲」でも世界有数のバッハ研究者であるジョン・バットは、緻密な楽曲研究に基づくスタイル、解釈を展開。
 まるで魔法のように湧き出る洗練されたバッハの響き。バッハのスペシャリストたちが贈る「ブランデンブルク協奏曲」の新たなる理想像がここにある。






LINN(ECHO)(CD−R)


BKD 117
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2500
イン・ザ・ビギニング 〜 コープランドとバーバーの無伴奏合唱作品集
 コープランド:イン・ザ・ビギニング
 バーバー:
  リインカーネーションズ Op.16、水の上で歌う Op.42-2、
  《4つの歌》より「天国−安息の地:修道女はヴェールをかぶる」 Op.13-1、
  《2つの合唱曲》より「柵を開け、おお死よ」Op.8-2、
  《2つの合唱曲》より「殉教の乙女たち」Op.8-1、
  アニュス・デイ
   (「弦楽のためのアダージョ」Op.11から
    作曲者自身による混声合唱への編曲)
 コープランド:4つのモテット
ダンディン・コンソート、
ベン・パリー(指揮)
サリー・ブルース=ペイン(ソプラノ)
 ダンディン・コンソートによる、近代アメリカ、アーロン・コープランド&サミュエル・バーバーの無伴奏合唱作品集という貴重な音源が復刻!
 ソプラノ、メゾ、テノール、バス各3人、合計12人という少数精鋭で、ヴィヴラートを厳しく制限した透明度の高い合唱を披露。
 通称「バーバーのアダージョ」としても親しまれる超名曲「弦楽のためのアダージョ」の合唱バージョンも収録。

 ※CKD 117からの新装移行再発売。CKD 117は廃盤となります。
 ※Echoシリーズ(BKD規格)はレーベル・オフィシャルのCD-R仕様となります。
 

BKD 178
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2500
プーランク、プティ、バーバーのオルガン協奏曲集!
 プーランク:オルガン、弦楽、ティンパニのための協奏曲ト短調*
 プティ:オルガン、弦楽、打楽器のためのコンチェルティーノ
 バーバー:オルガンと管弦楽のためのトッカータ・フェスティーヴァ Op.36
ジリアン・ウェイア(オルガン)
デイヴィッド・ヒル(指揮)*
レイモンド・レッパード(指揮)
イギリス室内管弦楽団
 イギリスの世界的女流オルガニスト、デイム・ジリアン・ウェイアが弾く、プーランク、プティ、バーバーのオルガン協奏曲集!
 特にプーランクのオルガン協奏曲は、1965年のプロムスでウェイアのデビューを飾り、その後も度々演奏しているウェイアの代名詞的作品。
 まだ管弦楽の録音が少なかった頃のLinnを代表する優秀録音盤として知られ、「リン40周年アニヴァーサリー・コレクション(AKD 425)」や、「グラモフォン賞2010 レーベル・オブ・ジ・イヤー 受賞記念盤(非売品)」などにも毎回音源が収録されている。

 ※CKD 178/CKD 180からの新装移行再発売。CKD 178は弊社在庫がなくなり次第廃盤、CKD 180は廃盤となります。
 

BKD 252
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2500
ヘンデル:オペラ・アリア集
 歌劇《ゴールのアマディージ》より 冥界の神ディースのもとから
 歌劇《ダイダミア》より M'hai resa infelice
 歌劇《ジュリアス・シーザー》より この胸の息のある限り
 歌劇《ロタリオ》より 小舟は海に戯れる
 歌劇《ロデリンダ》より 闇よ,涙よ、Se'l mio duol
 歌劇《シピオーネ》より Tutta raccolta ancor
 歌劇《アリオダンテ》より Orrida a gl'occhi miei
 歌劇《リナルド》より ああ、酷い人
 歌劇《ラダミスト》より Sommi Dei、Barbaro partiro
エマ・ベル(ソプラノ)
リチャード・エガー(指揮)
スコットランド室内管弦楽団
 イギリス期待のソプラノ、エマ・ベルのリリース第2弾となったヘンデル。エマ・ベルは1998年にキャスリーン・フェリアー賞を受賞、2000年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」として契約し、目覚ましい活躍を見せた。

 ※CKD 252からの新装移行再発売。CKD 252は廃盤となります。
 

BKD 314
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2500
メシアン:室内楽作品集
 世の終わりのための四重奏曲
 主題と変奏
 ピアノと弦楽四重奏のための小品
 幻想曲
 黒つぐみ
ヘブリデス・アンサンブル、
ウィリアム・コンウェイ(芸術監督&チェロ)
アレクサンダー・ヤニチェク(ヴァイオリン)
サラ・ビヴァン・ベイカー(ヴァイオリン)
キャサリン・マーウッド(ヴィオラ)
ローズマリー・エリオット(フルート)
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)
フィリップ・ムーア(ピアノ)
 ヨーロッパで目覚しい活躍を展開している若手アーティストたちの精鋭集団、ヘブリデス・アンサンブル。ヨーロッパ室内管の首席チェロ奏者でもあるコンウェイ、スコットランド室内管(SCO)のディレクターを務めたヤニチェク、同じくSCOの木管セクションを支えるクラリネット奏者マルティンなど凄腕のアーティストたちが集っており、これまでに40人を超える作曲家の新作初演を手懸けるなど近現代作品の演奏、解釈には特に定評がある。

 ※CKD 314からの新装移行再発売。CKD 314は廃盤となります。
 

BKD 373
(CD-R)
【新装移行再発売】
\2500
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
 新たに姿へと生まれ変わったレトロスペクト・アンサンブル

  J.S.バッハ:
   復活祭オラトリオBWV.249
   昇天節オラトリオBWV.11
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)
ピーター・ハーヴェイ(バス)
マシュー・ホールズ(指揮)
レトロスペクト・アンサンブル
 古楽界の若き巨匠マシュー・ホールズの音楽監督就任により、旧キングズ・コンソートから新たに姿へと生まれ変わったレトロスペクト・アンサンブル。
 ソリストには現代最高峰の古楽系ソプラノ、キャロリン・サンプソンを筆頭に、イェスティン・デイヴィス、ジェイムス・ギルクリスト、ピーター・ハーヴェイという名歌手たちが集う!

 ※CKD 373からの新装移行再発売。CKD 373は弊社在庫がなくなり次第廃盤となります。

MELODIYA



MELCD 1002289
\2200→\1990
ヒブラ・ゲルズマーワ
 ロシアの作曲家による歌曲とロマンス集

 チャイコフスキー:
  伝説 Op.54-5、早春のことだった Op.38-2、子守歌 Op.16-1、
  木陰で何を歌うのか Op.57-1、セレナード Op.65-1、
  魂はゆっくりと天に上って行く Op.47-2、かっこう Op.54-8
 ラフマニノフ:
  わが子よ、お前は花のように美しい Op.8-2、
  私の窓辺に Op.26-10、何とすばらしい所 Op.21-7、
  リラの花 Op.21-5、たそがれ Op.21-3、
  彼女たちは答えた Op.21-4、そよ風 Op.34-4、
  夜の庭で Op.38-1、彼女のもとに Op.38-2、ひなぎく Op.38-3、
  ねずみ取りの男 Op.38-4、夢 Op.38-5、おーい! Op.38-6
 ミャスコフスキー:歌曲集《マドリガル》 Op.7
 プロコフィエフ:アンナ・アフマートヴァの詩による5つの歌 Op.27
ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ)
エカテリーナ・ガネリーナ(ピアノ)
 ゲルズマーワが歌うロシアの歌曲とロマンス!

 ソチ五輪の閉会式にも登場し話題を呼んだロシア=アブハジアのソプラノ、ヒブラ・ゲルズマーワが歌う、ロシアの作曲家たちの「歌曲とロマンス集」。
 1994年のモスクワ音楽院卒業後、1996年からスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ・モスクワ・アカデミック音楽劇場のソリストを務め、ウィーン国立歌劇場やコヴェント・ガーデンなどヨーロッパの主要オペラハウスや、アメリカのMETでも活躍するロシア・オペラ界の若き才女の"現在"を、ロシアの名旋律で存分に——。

 2014年の録音。ディジパック仕様。

NIFC
ポーランド国立ショパン協会



NIFCCD 039
\2500→\2290
ブリュッヘン追悼盤
 ワルシャワでのベートーヴェン&クルピンスキ!

  ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》
  クルピンスキ:モジャイスクの戦い
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
 巨匠フランス・ブリュッヘン追悼盤。ワルシャワでのベートーヴェン&クルピンスキ!

 2014年8月13日、オランダのアムステルダムでその生涯を閉じた古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘン(1934−2014)。
 ポーランドのNIFC(ショパン・インスティテュート)が今は亡き巨匠へ捧げる追悼盤は、ブリュッヘン&18世紀オーケストラの2005年と2013年のワルシャワ・ライヴ!
 NIFCが主催する「ショパンと彼のヨーロッパ(Chopin and his Europa)」国際音楽祭の記念すべき第1回(2005年)に招聘されたブリュッヘンと18世紀オーケストラ。
 2005年9月3日、ワルシャワのフィルハーモニー・コンサート・ホールで演奏されたベートーヴェンの「英雄」は、ブリュッヘン&18世紀オーケストラの足跡をたどる貴重な記録であり、後の2011年のロッテルダム・ライヴへと続く"ポーランド、ワルシャワの奇跡"である。
 1830年、ショパンのワルシャワ・デビュー・コンサートで指揮を振ったことでも知られる19世紀ポーランドの音楽家、カロル・クルピンスキ(1785−1857)の「モジャイスクの戦い」は、ブリュッヘンが指揮した最後の録音。
 近年ショパンの音楽に積極的に取り組み、多くの名演を生み出したブリュッヘンが遺したメッセージが、NIFCから世界へと発信される——。

 ※録音:2005年9月3日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ベートーヴェン)&2013年8月25日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(クルピンスキ)




旧譜
ブリュッヘン&18世紀オーケストラ
ダン・タイ・ソンとのショパン:ピアノ協奏曲
入手困難状態、在庫限りお早めに!

NIFCD 004
\2500
ショパン:
 ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 *
 ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 **
ダン・タイ・ソン
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
(フォルテピアノ、エラール1849年製使用)
録音:2005年9月8日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホールにてライヴ)*2006年8月31日、テアトル・ヴィエルキ(ポーランド国立歌劇場にてライヴ)*

NIFC(ポーランド国立ショパン協会)を一気にメジャーにした一大アルバム。残念ながらすでに完売状態であとは流通在庫のみと思われる。お早めに。完売の際はご容赦ください


 


NIFCCD 104
\2500→\2290
トビアス・コッホNIFC初登場!
 ショパンの時代の音楽 〜 ポーランド・ロマン派のピアノ作品集
トビアス・コッホ(ピリオド・ピアノ)
 ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765−1833):ポロネーズ イ短調《祖国への別れ》*
 カロル・クルピンスキ(1785−1857):
  ポロネーズ ニ短調#、ポロネーズ ト短調#、ポロネーズ ヘ短調#、ポロネーズ ハ長調#
 マリア・シマノフスカ(1789−1831):
  ポロネーズ ヘ短調**、夜想曲変ロ長調**、ワルツ第3番ヘ長調*、練習曲第1番ヘ長調*、夜想曲変イ長調《ささやき》*
 ユゼフ・エルスネル(1769−1854):マズルカ風ロンド ハ長調+
 フレデリック・ショパン(1810−1849):マズルカ変イ長調 Op.7-4a+
 カロル・クルピンスキ:マズルカ ニ長調+
 マリア・シマノフスカ:マズルカ第17番ハ長調+
 イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807−1867):マズルカ イ短調 Op.37-2+
 ユゼフ・クログルスキ(1815−1842):マズルカ ホ短調《ショパン風》+
 カロル・ミクリ(1819−1897):マズルカ ヘ短調 Op.4#
 カロル・ザウスキ(1834−1919):マズルカ ニ短調 Op.6-3#
 イグナーツ・フリードマン(1882−1948):マズルカ ハ短調 Op.49-2#
 フレデリック・ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.68-4#
 ドイツの名手トビアス・コッホNIFC初登場!4台の銘器で奏でるポーランド・プログラム!

 ピリオド・ピアノ/1848年製プレイエル*、1849年製エラール#、1838年製エラール+、1854年製プレイエル**

 ピリオド楽器奏者として近年評価を高めているドイツの鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホがNIFC(ショパン・インスティテュート)初登場。
 トビアス・コッホが弾く「ショパンの時代の音楽」シリーズの第4巻は、ポーランドのロマン派音楽集!
 ショパンを筆頭に、19世紀ポーランドの名女流ピアニストであるシマノフスカ、ショパンの師であるエルスネル、ショパンと同門のドブジンスキ、当時のワルシャワ楽壇の中心人物の1人クルピンスキ、そしてショパン後のポーランドが生んだ神童フリードマンなど、ポーランドを代表する音楽家たちの知られざるピアノ作品を集めたNIFCならではの見事なプログラム。
 使用楽器にも今まで以上のこだわりを見せており、トビアス・コッホが弾くピリオド・ピアノは、なんと計4台のエラールとプレイエル!
 ポーランドの作曲家、音楽と、4台のピリオド・ピアノ、そしてトビアス・コッホのピアニズムの共演によって、ポーランド・ロマン派の逸品が美しく、味わい深く響く。

 ※録音:2014年5月19日−22日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)




NILENTO


NIL CD133
\2600
パガニーニ:24のカプリース Op.1 ヤン・スティグメル(ヴァイオリン)
 スウェーデンの名手スティグメルのパガニーニ!

 カメラータ・ルーマン、クリスチャンサン室内管弦楽団のリーダーを務めるなど、北欧、スウェーデンを代表するヴァイオリニストの1人として活発な活動を展開しているヤン・スティグメル。
 スカンジナヴィアのヴァイオリニストによる初の全曲録音となったスティグメルが奏でるパガニーニの「24のカプリース」。
 その卓越したテクニックと音楽性が生み出す華麗な演奏が、「24のカプリース」が難曲中の難曲であることをしばしの間、忘れさせてくれる。

 2012年2月26日−27日&3月4日の録音。

NOSAG RECORDS


nosagCD 211
\2600
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45 ストックホルム大聖堂聖歌隊
ミカエル・ヴァルデンビ(指揮)
キャロリン・ジェントル(ソプラノ)
ヨハン・ヴァルベリ(バリトン)
マリア・ロストツスキー(ピアノ)
ヨアキム・アンデション(ピアノ)
 スウェーデン、ストックホルム大聖堂聖歌隊が歌うブラームスの「ドイツ・レクイエム」は、"ロンドン版"として知られる2台ピアノ伴奏版での演奏。
 ストックホルム大聖堂に響き渡るブラームスの音楽と聖歌隊のハーモニー。2台ピアノの伴奏のシンプルな音色が、合唱を引き立てる。

 2013年6月13日のライヴ録音。
 
nosagCD 2212
(2CD)
\5200→\4790
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
 ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
 ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
 ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
ペール・エンフロ(ピアノ)
スヴィレン・シメオノフ(指揮)
ソフィア・シンフォニエッタ
 シュナーベルの孫弟子にあたるスウェーデンのピアニスト、ペール・エンフロ(1944−)がソリストを務めるモーツァルトのピアノ協奏曲集。
 第21番と第22番では、エンフロ自身のカデンツァを採用。使用ピアノはベーゼンドルファーとスタインウェイ(第17番)。

 2012年−2013年の録音。

ONYX



ONYX 4133
\2500→\2290
デュメイとロルティのデュオ
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集

  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調Op.108
  F.A.E.ソナタより スケルツォ ハ短調 WoO.2
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ルイ・ロルティ(ピアノ)
 デュメイとロルティのデュオ第2弾!気高きブラームスの3つのソナタ!

 ☆デュメイのブラームス新録音!
 ☆デラックス・ハードカバー・ブック・スタイル!

 アルテュール・グリュミオーから受け継ぐ"フランコ・ベルギー楽派の正統な継承者"オーギュスタン・デュメイ。
 シャンドスのメイン・アーティストでもあるカナダのカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティとのデュオ第2弾は、ドイツ後期ロマン派の名作ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集。
 デュメイにとっては、ピリスと行った1991年録音以来の再録音となるブラームスの3つのソナタ。そして、シューマン、ディートリヒ、ブラームスの共作で作られた「F.A.E.ソナタ」より、ブラームスの担当した第3楽章「スケルツォ」を併録。
 前作「フランク&R・シュトラウス(ONYX 4096)」では、レコード芸術を始め、英サンデー・タイムズや英BBCラジオ3CDレビュー、カナダのミュージカル・トロントなど各地のメディアで絶賛された、デュメイとロルティの素晴らしきデュオで贈るブラームスの新録音です。ご期待ください!

 ☆オーギュスタン・デュメイ 2014年11月来日公演予定!
  2014年11月15日(土) ザ・シンフォニーホール(大阪)
  2014年11月18日(火) 愛知県芸術劇場
  2014年11月21日(金) いずみホール(大阪)
  オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン&指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
 


ONYX 4139
\2500→\2290
カラビッツ&ボーンマス響
 プロコフィエフ:交響曲全集Vol.2

  交響曲第1番ニ長調 Op.25 《古典》
  交響曲第2番ニ短調 Op.40
  シンフォニエッタ Op.5/48
  交響的スケッチ 《秋》 Op.8
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団、プロコフィエフ交響曲全集第2弾!

 2008年からボーンマス交響楽団の首席指揮者を務める、ウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。ついにスタートしたプロコフィエフの交響曲全集。
 第1弾はフィナンシャル・タイムズ紙、デイリー・テレグラフ紙、サンデー・タイムズ紙など大手メディアから絶賛のレビューが続出と幸先の良いスタートを切っています。
 「ウクライナ」というキーワードで結ばれている、カラビッツとプロコフィエフ(プロコフィエフの生まれた村、当時ロシア領のソンツォフカは、現在はウクライナ)。
 交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが併録されていくのも、このシリーズの特徴の1つ。第2弾では、1909年に作曲された「シンフォニエッタ」、1910年に作曲された交響的スケッチ「秋」の2曲、10代後半のプロコフィエフによって作られた2つの余り知られていない佳作を収録。「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」とカラビッツの語る期待のプロジェクト。第2弾もご期待ください!



キリル・カラビッツ、旧譜

プロコフィエフ:交響曲全集第1巻

ONYX 4137
\2500→\2290
キリル・カラビッツ(指揮)&ボーンマス響
 プロコフィエフ:交響曲全集Vol.1

  交響曲第3番ハ長調 Op.44
  交響曲第7番嬰ハ短調 Op.131
  交響曲第7番の別エンディング
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 キリル・カラビッツ&ボーンマス交響楽団プロコフィエフ交響曲全集始動!

 2008年から首席指揮者を務めるボーンマス交響楽団とともに「ハチャトゥリアン(ONYX 4063)」でONYXに登場し、「チャイコフスキー(ONYX 4074)」、「ブリテン&ショスタコーヴィチ(ONYX 4113)」と得意のロシアン・プログラムで話題を集めてきたウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。 ついに、ロシアン・シンフォニーの大作、プロコフィエフの交響曲全集がスタート!
 プロコフィエフの生まれもカラビッツと同じウクライナ(当時はロシア領)であり、思い入れも深いようだ。「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」と語っており、交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが含まれ、ブックレットにはプロコフィエフの専門家、ダニエル・ヤッフェ(Daniel Jaffe)とのインタビューが収録されるという意義高いサイクルになる。
 第1弾となる今作でも、2通りのエンディングが知られる交響曲第7番ではその両方を収録。死の前年のプロコフィエフが思い描いた、静かに消えるように終わるエンディング。そしてソ連当局からの批判を交わすために用意された、明るく華やかな(時には「騒々しい」とさえ批評される)エンディングとが、聴き比べられるようになっている。
 驚きと発見の詰まったキリル・カラビッツのプロコフィエフ・サイクル。乞うご期待!






ONYX 4074
\2500→\2290
逸材キリル・カラビッツ再登場!チャイコフスキーの交響曲第2番!
 チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調Op.17《小ロシア》
 ムソルグスキー:
  交響詩《はげ山の一夜》(原典版)
  組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 

ONYX 4063
\2500→\2290
ハチャトゥリアン:
 バレエ音楽《スパルタクス》より

  序奏とニンフの踊り、エギナとガルモジーのアダージョ、
  エギナの変奏とバッカナール、
  情景とクロタルを持った踊り、
  スパルタクスとフリーギアのアダージョ、
  ガディスの娘の踊り
 バレエ音楽《ガイーヌ》より

  友人たちの踊り、じゅうたん刺繍、レズギンカ、
  ウズンダアラ、娘たちの踊り、アイシャとガイーヌ、
  アイシャのモノローグ、山岳人の踊り、剣の舞、ゴパック
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
※録音:2010年7月1日−2日、ライトハウス(ドーセット/イギリス)
 1976年ロシア生まれのキリル・カラヴィッツはウクライナ国立歌劇場の首席客演指揮者の任に加えて、2004/2005シーズンよりストラスブール・フィルの首席客演指揮者を務め、ブダペスト祝祭管、フランス放送フィルでアシスタントをつとめた実力派の若手指揮者。日本への客演経験も持つのでご存知の方も多いと思う。
 そのカラビッツがいよいよ英国に渡りボーンマス交響楽団の首席指揮者に就任。カラビッツの時代が近づいてきているのがなんとなく肌でわかる。ご覧のとおり最近の若手指揮者の中で唯一の武闘派タイプといっていい。青年時代のベートーヴェンを思わせる風貌。






 


ONYX 4122
\2500→\2290
アンドルー・リットン&オランダ・フィル
 プロコフィエフ&カバレフスキー

  プロコフィエフ:
   チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119*、ワルツ、行進曲、アダージョ
  カバレフスキー:
   チェロ協奏曲第2番ハ短調 Op.77、ノヴェレッテ
レオナルト・エルシェンブロイヒ(チェロ)
アレクセイ・グリニュク(ピアノ)*
ペトル・リモノフ(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
 ドイツの逸材、エルシェンブロイヒ!ONYX第2弾も強烈なロシアン・プロ!

 1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールのエリート・チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒ。華々しくONYXデビューを飾った「ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX 4116)」に続き、第2弾もロシアン・プログラム! ロストロポーヴィチのために作曲されたプロコフィエフのチェロ・ソナタ。ダニール・シャフランに献呈されたカバレフスキーのチェロ協奏曲第2番。二人の偉大なるロシアのチェリストのために作られた2曲を、ムターとエッシェンバッハが見初めたドイツの逸材がパワフルに情熱的に描きます。

 ☆エルシェンブロイヒ 2014来日公演情報!
  2014年10月12日(日)・13日(月・祝) ばんだい高原国際音楽祭2014 (A会場「学びいな」)
 

ONYX 4131
\2500
シューベルト:歌曲集 《白鳥の歌》D.957
 竪琴弾きの歌I《孤独に身を委ねる者は》D.478
 竪琴弾きの歌II《涙を流しながらパンを食べたことのない者》 D.480
 竪琴弾きの歌III《家々の門辺に歩み寄って》D.479
 人間性の限界 D.716
 プロメテウス D.674
フローリアン・ベッシュ(バリトン)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 フローリアン・ベッシュのシューベルト!《白鳥の歌》 が登場!

 ロベルト・ホルの愛弟子であり、リート歌手として高評価を受けているオーストリアのバリトン、フローリアン・ベッシュ。2010年にはアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのハイドン「天地創造」でソリストを任されるなど、オペラ、古楽、リートの全てを高いレベルで歌えるベッシュの歌声は、世界中の名指揮者たちから信頼を集めている。
 "歌曲大国Hyperion(ハイペリオン)"からも、「レーヴェ:歌曲&バラード集(CDA 67866)」や、「シューベルト:さすらい人(CDA 68010)」などを録音し録音面も充実してきたベッシュ。ONYX(オニックス)から発売となる新録音は、「冬の旅(ONYX 4077)」、「美しき水車小屋の娘(ONYX 4112)」と続いてきたシューベルトの3大歌曲集の最後のひとつ。シューベルトの死後にまとめられた遺作の歌曲集「白鳥の歌」。
 フローリアン・ベッシュは、歌曲集の最後に収録されたザイドルの詩による「鳩の便り」は除き、レルシュタープの詩による7曲、ハイネの詩による6曲、計13曲で「白鳥の歌」を構成。余白には、ゲーテの詩による「竪琴弾きの歌I〜III」、「人間性の限界」、「プロメテウス」を加え、見事なプログラムのアルバムとして完成させた。
 ベッシュとマルティヌーは2014年5月にはカーネギー・ホールで「冬の旅」を披露、ニューヨーク・タイムズ紙に絶賛のレビューが掲載されるなど、レコーディングとともにリサイタル・パートナーとしても強い関係を築いている。



 

ONYX 4136
\2500
シューベルト&マッツォーリ
 シューベルト:楽興の時 D.780、ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
 マッツォーリ:イザベラ・エベラールのピアノの夢
シャイ・ウォスネル(ピアノ)
 シューベルトのソナタとマッツォーリ!

 1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルは、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。
 前作(ONYX 4073)に引き続き、ONYX第3弾もシューベルト! シューベルトのピアノ作品のなかでも人気の高い「6つの楽興の時」と「ピアノ・ソナタ第20番」。そして、アメリカの女流現代作曲家、ミッシー・マッツォーリ(b.1980)による、シューベルトにインスパイアされた作品、ピアノとテープのための「イザベラ・エベラールのピアノの夢(Isabelle Eberhardt Dreams of Pianos)」を収録。これは19世紀末にスイスで生まれ北アフリカで夭逝した冒険家、作家イザベル・エベラールの人生を綴ったマッツォーリのシリーズの最初の作品。
 シューベルトとマッツォーリ、この意欲的なプログラムで、イスラエルのエリートがその真価を魅せてくれることだろう。

PHAEDRA



DDD 92078
\2600→\2390
イン・フランダース・フィールズVol.78
 クラーンス:
  オーボエ、バスーンとピアノのための《海への間奏曲》
  木管楽器と弦楽五重奏のための《神秘》
  バス・クラリネット、ヴィブラフォン、マリンバと弦楽四重奏のための
   《エクスペリエンス》
  フルート、バスーンとピアノのための《Oase》
  木管四重奏、弦楽四重奏、ピアノと打楽器のための《3つの夏の小品》
ヤン・ギュンス(バス・クラリネット)
イ・ソリスティ・デル・ヴェント、
ヨリス・ファン・デン・ハウヴェ(オーボエ)
モスクワ・チェンバー・ソロイスツ、他
 歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第78集。
 アントワープ王立音楽院で学んだベルギーの作曲家、アラン・クラーンス(b.1957)の作品を、これまで発売された音源から集成したポートレート・アルバム。ヤン・ギュンスやヨリス・ファン・デン・ハウヴェを含むイ・ソリスティ・デル・ヴェントなど、ベルギーの名手による木管楽器のパフォーマンスが特に秀逸。
 


DDD 92080
\2600→\2390
イン・フランダース・フィールズVol.80 〜
 ベルギーの宝庫からの宝石

  フランソワ・ラッセ:ピアノ三重奏曲Op.16
  ジョゼフ・ライラント:ピアノ三重奏曲第1番Op.57
  ヴルース:ピアノ三重奏曲Op.1
イ・ジョカトーリ・ピアノ・トリオ
 歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第80集。
 イ・ジョカトーリ・ピアノ・トリオが、ベルギーの作曲家による50のピアノ三重奏曲から選んだ3曲。19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した3人のベルギーの作曲家の知られざる逸品。まさに、ベルギーの歴史に埋もれた宝物庫から発掘された、輝かしい宝石である。

 ※録音:2013年1月3日−5日&3月16日、ヘント王立音楽院

PIANO21

P21 052-N
(5CD/特別価格)
\6400→\4990
シプリアン・カツァリス 111・ピアノ・ヒッツ
 CD 1:
  J.S.バッハ:
   前奏曲第1番ハ長調 BWV.846(平均律クラヴィーア曲集第1巻より)
  グノー(グノー編):アヴェ・マリア*
  アディンセル(ギール/カツァリス編):ワルソー・コンチェルト*
  ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 《英雄》
  シューマン:兵士の行進(子供のためのアルバム Op.68より)
  ブラームス(ムーア編):子守歌 Op.49-4
  タレガ(ペンソン編):アルハンブラの思い出
  アルビノーニ/ジャゾット:アダージョ*
  ショスタコーヴィチ(ノアック編):ワルツ第2番*(ジャズ組曲第2番より)
  バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56
  シューベルト:ワルツ第10番(12の高雅なワルツ Op.77, D.969より)
  ヨハン・シュトラウスⅡ世(パラフレーズ:シュット):
   ウィーンの森の物語
  グルック(チェイシンズ編):
   メロディー(バレエ音楽 《オルフェウス》より)*
  マスネ(マスネ編):瞑想曲(歌劇 《タイス》より)
  ショパン:練習曲第12番ハ短調 Op.10-12 《革命》
  カツァリス:日本の歌 《さくら》 による即興曲*
  エルガー(シュミッド編):行進曲 《威風堂々》 第1番Op.39-1*
  ヘンデル(即興アレンジ:カツァリス):
   サラバンド(組曲第11番ニ短調 HWV.437より)
  C.P.E.バッハ:
   行進曲ニ長調 BWV.Anh.122
    (アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より)
   ソルフェジエット ハ短調 H.220, Wq.117:2
  ゴットシャルク(カツァリス編):
   バンジョー 〜 ゴットシャルク・ファンタジー, アメリカン・スケッチ
 CD 2:
  リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
  ハイドン(クレメンティ編):
   第2楽章 アンダンテ(交響曲第94番ト長調 Hob.I-94 《驚愕》*
  クープラン:収穫をする人たち(クラヴサン曲集第2巻より)
  シューマン:
   収穫の歌(子供のためのアルバム Op.68より)
   楽しい農夫(子供のためのアルバム Op.68より)
   トロイメライ(子供の情景 Op.15より)
  シューベルト(リスト編):アヴェ・マリア Op.52-6, D.839
  ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23-5
  マルチェッロ(J.S.バッハ/カツァリス編):
   第2楽章 アダージョ(オーボエ協奏曲ニ短調 Op.1より)
  メンデルスゾーン:春の歌 Op.62-6(無言歌集より)
  シューマン:乱暴な騎手(子供のためのアルバム Op.68より)
  ショパン:前奏曲7番イ長調 Op.28-7
  ビゼー(ホフマン編):ハバネラ(歌劇 《カルメン》より)*
  ビゼー(編曲者不詳):ファランドール(劇音楽 《アルルの女》より)*
  作曲者不詳:
   メヌエット ニ短調 BWV.Anh.132
    (アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より)
  ブラームス:間奏曲第2番変ロ短調 Op.117
  モーツァルト伝(カツァリス編):バター付きパン
  シューベルト:コティヨン変ホ長調 D.976
  スクリャービン:アルバムの綴り(3つの小品 Op,45より)
  ベートーヴェン(リスト/カツァリス編):第4楽章
  プレスト:
   アレグロ・アッサイ 《歓喜の歌》(交響曲第9番ニ短調 Op.125より)
  ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
 CD 3:
  マンシーニ:ピンク・パンサーのテーマ*
  サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥(動物の謝肉祭より)
  作曲者不詳:ミュゼット ニ長調 BWV.Anh.126
   (アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より)
  J.S.バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より)
  リュリ:クーラント*
  スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K.159
  ファリャ:火祭りの踊り(バレエ音楽 《恋は魔術師》より)
  オルフ(エリック・チュマチェンコ編):
   全世界の支配者なる運命の女神〜
    1.おお、運命の女神よ -
    2.運命の女神に傷つけられて(カルミナ・ブラーナより)
  シューベルト:
   ワルツ第19番(36の独創的舞曲《最初のワルツ》 Op.9, D.365より)
  ショパン:練習曲第3番ホ長調 Op.10-3 《別れの曲》
  ラヴェル(シャルロ編):
   眠りの森の美女のパヴァーヌ(組曲 《マ・メール・ロワ》より)*
  モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノソナタ第11番イ長調 K.331より)
  ダンドリュー:小笛 - ロンドー
  シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調(6つの楽興の時 Op.94, D.780より)
  ヴィヴァルディ(ファリーナ編):
   第2楽章 ラルゴ(ヴァイオリン協奏曲集 《四季》 -
   協奏曲第4番ヘ短調 Op.8, RV.297 《冬》より)*
  ヘンデル(ツェルニー編):ハレルヤ(オラトリオ 《メサイア》より)*
  J.S.バッハ(カツァリス編):
   バディネリ〜バーレスク・スタイル・アレンジ
    (管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067より)
  シューベルト:
   ワルツ第35番(36の独創的舞曲《最初のワルツ》 Op.9, D.365より)
  ワイル(編曲者不詳):タンゴ・バラード(歌劇 《三文オペラ》より)*
  カツァリス:
   韓国の歌 《アリラン》 による即興曲*、
    クリスマスの思い出(ファースト・ヴァージョン)〜
     グルーバーの 《きよしこの夜》 による幻想曲*
  ベートーヴェン:第1楽章 アダージョ・ソステヌート
   (ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2 《月光》より)
  ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より)
  シューベルト:軍隊行進曲第1番ニ長調 Op.51-1, D.733
   (リスト:演奏会用大パラフレーズ)
  ワーグナー(ブラッサン/カツァリス編):
   ワルキューレの騎行(楽劇 《ワルキューレ》より)
  シューマン:間奏曲(ウィーンの謝肉祭の道化より)
  プロコフィエフ:第3楽章 プレチピタート
   (ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83 《戦争ソナタ》より)
 CD 4:
  シフラ:演奏会用練習曲第1番
   (リムスキー=コルサコフの《熊蜂の飛行》による)
  モーツァルト:第2楽章 アンダンテ
   (ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467 《エルヴィラ・マディガン》より)†
  J.S.バッハ(カツァリス編):トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
  チャイコフスキー:6月 舟歌(四季 Op.37aより)
  ブラームス(カツァリス):ハンガリー舞曲第1番ト短調
  ブラームス(レーガー編):第3楽章 ポコ・アレグレット
   (交響曲第3番ヘ長調 Op.90より)*
  ルビンシテイン:メロディー ヘ長調 Op.3-1
  ドリーブ(ドホナーニ編):ワルツ(バレエ音楽 《コッペリア》より)
  パッヘルベル(カプドヴィーユ編):カノン*
  ショパン:前奏曲第16番変ロ短調 Op.28-16
  ボロディン:夜想曲(小組曲より)
  カツァリス:様々な主題による即興曲
   (ブラームス:ハンガリー舞曲第4番、
    オッフェンバック:歌劇《ホフマン物語》より 舟歌、
    モーツァルト:歌劇 《魔笛》より 恋人か女房が、
    サン=サーンス:歌劇《サムソンとデリラ》より あなたの声で心は開く、
    ヴェルディ:歌劇 《椿姫》より プロヴァンスの海と陸、他)*
  任光(王建中編):彩雲追月
  ラフマニノフ:第3楽章 フィナーレ(ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30より)‡
 CD 5:
  ハチャトゥリアン(ソリン/カツァリス編):
   剣の舞(バレエ音楽 《ガイーヌ》より)
  サティ:ジムノペディ第1番
  フォーレ(コルトー編):ドリーの庭(組曲 《ドリー》 Op.56より)*
  J.S.バッハ:ミュゼット ト長調(イギリス組曲第3番 BWV.808より)
  ショパン(ショパン編):
   第2楽章 ロマンス - ラルゲット(ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11より)
  シューベルト:レントラー第5番(8つのレントラー D.681より)
  ブラームス:ワルツ第15番変イ長調 Op.39-15
  ドヴォルザーク(カツァリス編):スラヴ舞曲ホ短調 Op.72-2
  ベートーヴェン:バガテル第25番イ短調 WoO.59 《エリーゼのために》
  マルティーニ(ビゼー編):愛の喜びは - ロマンス*
  リスト:夜想曲第3番 《愛の夢》
  メンデルスゾーン(メンデルスゾーン編):
   結婚行進曲(劇音楽 《夏の夜の夢》より)*
  チャイコフスキー(タネーエフ編):
   花のワルツ(バレエ音楽 《くるみ割り人形》 Op.71より)*
  グリーグ(グリーグ編):朝の気分(ペール・ギュント組曲第1番 Op.46)
  ロドリーゴ(ロドリーゴ編):
   我が心のアランフエス(アランフエス協奏曲より)*
  カツァリス:
   マイルドレッド・J&パティ・S・ヒルの
    《ハッピー・バースデー・トゥ・ユー》による幻想曲
     (ファースト・ヴァージョン)*
  ガーシュウィン(ガーシュウィン編):ライザ(ソングブックより)
  バーンスタイン(スミット編):ジェッツ、ジャンプ、チャチャ
   (ウェスト・サイド・ストーリーより3つの楽章)
  ヴィラ=ロボス(グセー編):アリア 《カンティレーナ》
   (ブラジル風バッハ第5番より)*
  ピアソラ:ラ・ミスマ・ペーニャ*
  カラスコ:アディオス
シプリアン・カツァリス
 (ピアノ)
リ・ユンク(指揮)†
ザルツブルク・
 カンマーフィルハーモニー†
ルネ・ドフォッセ(指揮)‡
ベルギー国立管弦楽団‡
 衝撃のカツァリス5枚組111曲!噂の「さくら即興曲」など、初出・秘蔵音源満載!

 *=世界初録音 / ※指揮者とオーケストラの表記がある2曲を除き、すべてピアノ独奏版

 齢60を超えて益々精力的な活動を繰り広げ、公演でも録音でも常に我々の度肝を抜いてくれる超絶技巧の現人神、シプリアン・カツァリス。カツァリスの音楽活動のすべてを凝縮したかのような、5枚組全111曲という超弩級のアルバムが登場!
 リサイタルのアンコールなどで演奏され話題を呼んでいた「《さくら》による即興曲」や「《きよしこの夜》による幻想曲」、「《ハッピー・バースデー・トゥ・ユー》による幻想曲」など、カツァリスの優れた即興やアレンジが発揮されるオリジナル作品。
 入手困難となっているバッハ・アルバムより「トッカータとフーガ ニ短調」や「バディネリ」、リスト編曲にさらに自身の編曲も加えたベートーヴェンの第九、シフラ編「熊蜂の飛行」など、これでもかという超絶技巧曲。そして、タイスの瞑想曲、アルビノーニのアダージョ、パッヘルベルのカノン、威風堂々、剣の舞、ファランドール、ワルキューレの騎行、花のワルツ、アランフエス協奏曲などなど、超有名曲たちのピアノ・トランスクリプション版も多数収録。約30曲の世界初録音曲、初出音源、秘蔵音源を満載した、カツァリス・ファンはもとより、ピアノ・ファン、アレンジ・ファン垂涎のスペシャルBOXです!

REGENT


REGCD 340
\2500
ミサ・ブレヴィス
 カプレ:3声のミサ
 レイトン:ミサ・コルネリア(世界初録音)
 ドリーブ:ミサ・ブレヴィス
 ブリテン:ミサ・ブレヴィス
 フォーレ:小ミサ曲
トゥールーズ聖歌隊
マーク・オプスタ(指揮)
ウィリアム・ホワイトヘッド(オルガン)
 清らかなるハーモニー。5つの"ミサ・ブレヴィス"!

 トゥールーズ聖歌隊は、2006年にフランスのトゥールーズ・コンセルヴァトワールに、南西フランスで最初のクワイア・スクールとして創設された少年少女合唱団。
 「ミサ・ブレヴィス(小ミサ曲)」集では、フランスとイギリスの5つの傑作が、トゥールーズ聖歌隊の透明感あふれるハーモニーで、トゥールーズのサラン教会に豊かに響き渡る。
 ケネス・レイトンの「ミサ・コルネリア」は世界初録音。

 2010年5月22日−24日の録音。
 

REGCD 420
\2500
フランスのモテット集
 ブジニャック:すべてが美しいお方
 ボエセ:主よ王を助けたまえ、マニフィカト
 ダニエリス:アドロ・テ、最も麗しきイエスよ
 カンプラ:すべてが美しいお方、あなたを愛します, 主よ(世界初録音)
 フォーレ:アヴェ・ヴェルム Op.65-1
 ビュッセル:天の女王 Op.115-2
 プーランク:黒衣の聖母への連祷
 デュリュフレ:すべてが美しいお方 Op.10
 ヴィレット:おお、何と甘美であることか
 リベス:連祷(世界初録音)
 ブルーズ:あなたの御手に(世界初録音)
トゥールーズ聖歌隊
マーク・オプスタッド(指揮)
ウィリアム・ホワイトヘッド(オルガン)
ジェラルディン・バーリー
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジャン=ルー・ヴェルニュ
 (ティンバレス)
 フランス有数の少年少女合唱団、トゥールーズ聖歌隊が歌う、高声のためのフランスのモテット集には、16世紀から現代に至る14曲の美しきモテットを収録。
 児童合唱のハーモニーが、カンプラ、フォーレ、プーランク、デュリュフレ、ヴィレットなど、各時代を代表するフランスの大作曲家たちのモテットを清らかに響かせる。

 2013年4月の録音。
 

REGCD 425
\2500
荘厳ミサ曲
 ヴィエルヌ:荘厳ミサ曲 Op.16
 デュリュフレ:
  前奏曲、アダージョと《来たれ創り主なる精霊よ》による
   コラール変奏曲 Op. 4
 ラングレ:荘厳ミサ曲
 ドゥメッシュー:テ・デウム Op.11
サウスウェル・ミンスター合唱団
ポール・ヘイル(指揮)
サイモン・ホーガン(オルガン)
ヒラリー・パネット(オルガン)
 イギリス、ノッティンガムシャーのサウスウェル・ミンスター合唱団の男声&少年合唱によるフランスの「荘厳ミサ曲集」は、フランス、ノルマンディー地方のセー大聖堂が舞台。
 近代フランスの名オルガニスト、ルイ・ヴィエルヌとジャン・ラングレの「荘厳ミサ曲」では、サウスウェル・ミンスター合唱団の厳かなハーモニーと、カヴァイエ=コル・オルガンのサウンドが神秘的な空間を作り出している。

 2013年5月−6月の録音。
 

REGCD 414
\2500
アメリカン・デクラレーションズ
 バック:音楽への賛歌(世界初録音)
 ローザ:主は我が羊飼い(世界初録音)
 リーガー:エヴィル・シャル・ノット・プレヴァイル(世界初録音)
 W・シューマン:デクラレーション・コラール(世界初録音)
 ダンフィ:私がオマハビーチで戦ったことをどう思いますか?
 ケイ:リンカーンの手紙(世界初録音)
 U2(チルコット編):MLK
 ドーソン編:ギレアデには慰めの薬がある
 レクベリ:哀歌(世界初録音)
 ポールス:スターバト・マーテル
 ハリス:声楽のためのシンフォニー
 ヘルヴェイ:セントルイスの日の出(世界初録音)
セントルイス室内合唱団
フィリップ・バーンズ(指揮)
 アメリカのセントルイス室内合唱団と、イギリスの合唱指揮者フィリップ・バーンズのコンビによるレコーディング第4弾となる19世紀〜現代アメリカの合唱作品集。
 スティーヴン・ポールスの「スターバト・マーテル」は、2009年にセントルイス室内合唱団のために作曲された16声、二重合唱の大作。ミクロシュ・ローザの合唱曲、ウィリアム・シューマン、ロイ・ハリスなど20世紀アメリカを代表する音楽家たちの合唱作品も見逃せない。

 2013年2月の録音。
 

REGCD 410
\2500
ペイヴィア:合唱とオルガンのための作品集
 キャンベラ・カンティクル/モーニング・ウォッチ/
 ルミナイションズ/
 マニフィカト&ヌンク・ディミティス ト長調/
 グローリーズ・オヴ・ディス・ノーブル・サウンド/
 アブストラクションズ/父への愛/
 ザット・ブレスド・プレイス/メアリーズ・チャイルド/
 アイ・シング・ザ・バース/ウェルカム・ユール/
 アイ・ノウ・クライスト・ライヴド/酒神礼賛/ザ・ゲスト
ウスター大聖堂室内合唱団
スティーヴン・シェラード(指揮)
クリストファー・オールソップ(オルガン)
 1931年、イギリスのバーミンガム出身で、現在のオーストラリアで最も有名な作曲家の1人であるポール・ペイヴィア(1931−)の合唱作品集。
 ハウエルズ、ジェイコブ、ボールトの下で学び、イギリス、オーストラリアの教会でキャリアを重ねてきたペイヴィア。その作品は調性を大切にした流麗な旋律と、大胆かる劇的な表現力が大きな魅力。

 2012年11月&2013年3月、7月の録音。

SIGNUM CLASSICS


SIGCD 403
\2400
イギリスの近現代トランペット協奏曲集
 プリチャード:スカイスペース
 サックストン:詩篇 《都詣での歌》
 マッケイブ:ラ・プリマヴェーラ
 サックストン:シェイクスピアの場面
サイモン・デスブルスライス(トランペット)
ケネス・ウッズ(指揮)
デイヴィッド・カーティス(指揮)
オーケストラ・オブ・ザ・スワン
 イギリスのヴィルトゥオーゾ・トランペッター!イギリスの近現代トランペット協奏曲集!

 バーミンガム・ポストに「鋼の唇」、ミュージックウェブ・インターナショナルに「説得力のある音楽性」など世界中から絶賛され、ナチュラル・トランペットによるヘルテルのトランペット協奏曲第3番の世界初録音で一躍有名になったイギリスのヴィルトゥオーゾ・トランペッター、サイモン・デスブルスライスの「イギリスの近現代トランペット協奏曲集」。
 このイギリスの近現代トランペット協奏曲集のライヴが、BBC1テレビの放映と、BBCラジオ4の放送で、世界中の数百万人に視聴され反響を呼んでいる。
 協奏曲や管弦楽作品のトランペット・レパートリー探求を続けるデスブルスライスによる世界初録音の協奏曲集は、トランペットの新しいレパートリーを提示します。
 

SIGCD 404
\2400
オマージュ 〜 スペイン作品集
 マラッツ:スペイン・セレナータ
 ロドリーゴ:小麦畑にて
 ソル:川岸の丘の主題と変奏
 ヴィラ=ロボス:スコティッシュ − ショーロ、前奏曲第1番〜第5番
 ファリャ:讃歌 《ドビュッシーの墓のために》
 トゥリーナ:幻想曲
 ナルバエス:皇帝の歌、牛を見張れの主題による変奏曲
 リョベート:盗賊の歌、アメリアの遺言
クリストフ・デノート(ギター)
 1993年の第35回パリ国際ギター・コンクールなど数々の受賞歴を誇り、2012年にはウィグモア・ホール、2013年にはBBCプロムスへのデビューを果たした現在のスイスを代表するギタリスト、クリストフ・デノート。
 ファリャが作曲した「讃歌《ドビュッシーの墓のために》」を軸にリョベートの「アメリアの遺言」やナルバエスの「牛を見張れの主題による変奏曲」など、バラエティ豊かだがどれも外せない名曲を、スイスの名ギタリストの妙技で聴く。
 

SIGCD 401
(2CD/特別価格)
\3800
大戦争の歌
 ベイントン/ブリス/バターワース/カプレ/
 コールズ/デール/ドビュッシー/
 ディーリアス/ブラウン/ファーラー/
 ガーニー/ヘッド/アイヴズ/キール/ケリー/
 マニャール/ミヨー/プロコフィエフ/
 ルーセル/シュテファン/ヴェローヌ
ロビン・トリッシュラー(テノール)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 ロイヤル・オペラ・ハウスでデビューし、2006年2007年にウィグモア・ホール・インターナショナル・ソング・コンペティションでキャスリーン・フェリアー賞を受賞したテノール、ロビン・トリッシュラーの、名伴奏者マルコム・マルティヌーとの作品集。
 敵か味方か、軍人か一般人かもわからない。世界大戦によって人生が転覆した世界にインスピレーションを受けた作品集は記念碑的録音です。
 


SIGCD 399
\2400→\2190
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
 揚げひばり

  ヴォーン=ウィリアムズ:
   揚げひばり、
   ヴァイオリン協奏曲ニ短調
  エルガー:
   序奏とアレグロ ト短調Op.47、
   弦楽セレナード ホ短調Op.20
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
デイヴィッド・カーティス(指揮)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
 才女ウェーリー=コーエンのSignum第3弾!ヴォーン・ウィリアムズの揚げひばり!

 メンデルスゾーンの秀作「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」と「二重協奏曲」(SIGCD 342)、ヴァイオリンとピアノのための作品集(SIGCD 376)で好評を博したイギリスの若き女流ヴァイオリニスト、タムシン・ウェーリー=コーエン。
 2007年より使用している1721年製のストラディヴァリウス「ex-Fenyves」で奏でるSignum第3弾にはヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」を収録!
 ルジェーロ・リッチが絶賛した才女が弾くヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」と「ヴァイオリン協奏曲」。オーケストラ・オブ・ザ・スワンの好サポートを得て、20世紀イギリスの名作が天を舞う。

 ※録音:2014年4月24日、聖オーガスティン教会(イギリス)、2014年4月28日、チェルトナム・タウン・ホール(イギリス)



旧譜
タムシン・ウェーリー=コーエン
Signum第1弾&第2弾!

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/ヴァイオリンとピアノのための協奏曲(ウェイリー=コーエン/ワトキンス/オーケストラ・オブ・ザ・スワン/カーティス)
SIGCD 342
\2400→\2190

タムシン・ウェーリー=コーエン
 メンデルスゾーン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調
  ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲ニ短調
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
デイヴィッド・カーティス(指揮)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
 イギリス期待の若き女流ヴァイオリニスト。ウェーリー=コーエンのメンデルスゾーン!

 1986年ロンドン出身の女流ヴァイオリン奏者、タムシン・ウェーリー=コーエンがメンデルスゾーンでシグナム・クラシックス(Signum Classics)にデビュー!
 ロンドンの王立音楽大学ではイツァーク・ラシュコフスキに師事し、その才能を開花させたウェーリー=コーエン。
 2011−12シーズンからはロンドンのトリサイクル・シアターのチェンバー・ミュージック・シリーズの音楽監督を務め、2012−13シーズンにはオーケストラ・オヴ・ザ・スワンのアソシエイト・アーティストに選ばれるなど、英国内外で脚光を浴びている才女である。
 ウェーリー=コーエンが選んだメンデルスゾーンは「ホ短調」ではなく若書きの「ニ短調」。光るセンスを持った若き女流ヴァイオリニストの登場です!


 

SIGCD 376
(2CD/特別価格)
\3700→\3390
1917 〜 ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 L.140
 レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P.110
 シベリウス:5つの小品 Op.81
 エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
 才女ウェーリー=コーエンのSignum第2弾!ドビュッシー、レスピーギ、シベリウス、そしてエルガー!

 若き日のメンデルスゾーンの秀作「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」と「二重協奏曲」(SIGCD 342)の好演で、一躍その名と実力を広めたイギリスの若き女流ヴァイオリニスト、タムシン・ウェーリー=コーエン。
 1721年製のストラディヴァリウス「ex-Fenyves」を奏でる英国の才女は、第一次世界大戦の戦火の中、1917年から18年にかけて作曲された4つの作品に注目。
 フランス、イタリア、フィンランド、そしてイギリス。激動の時代に誕生した4つの音楽が、ウェーリー=コーエンのヴァイオリンを通じて1つのストーリーとなる。

 ※録音:2013年11月25日−27日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス)

 

SIGCD 393
\2400
キングズ・シンガーズ
 ポストカーズ

 カナダ民謡(チルコット編):フェラー・フロム・フォーチュン
 フランス民謡(リチャーズ編):待ちぼうけ
 韓国民謡(チルコット編):アリラン
 ニュージーランド民謡(ロバーツ編):ポカレカレ・アナ
 イギリス民謡(ラングフォード編):カシとトネリコ
 モドゥーニョ&ミリアッチ(ライス編):青く塗られた青の中
 フィンランド民謡(チルコット編):そこにわたしの愛しい人が
 オーストラリア民謡(ライス編):ボタニー・ベイ
 イエペス(エステバン編):情熱のパシージョ
 アブレウ(エステバン編):チコ・チコ・ノ・フバー
 ドイツ民謡(ラングフォード編):荒野は陽が暮れて
 アイルランド民謡(グッドオール編):ダウン州の星
 スコットランド民謡(キャリントン編):我が恋人は赤い薔薇
 デンマーク民謡(ライス編):ある夏の日、小鳥の歌を聴きに出かけた
 アンダルシア民謡(エステバン編):エル・ビート
 マンサネロ(エステバン編):コンティゴ・アプレンディ
 中国民謡(ローソン編):在那遙遠的地方
 ウェールズ民謡(ライス編):スオ・ガン
 グラッサー:エゴリ
 黒人霊歌(ロバーツ編):小さいデヴィッド、ハープを弾いて
 コダーイ:夕べの歌
 ライスフェルト(ランスヴィック編):私の小さな緑のサボテン
キングズ・シンガーズ
 〔デイヴィッド・ハーリー
   (カウンターテナー)、
  ティモシー・ウェイン=ライト
   (カウンターテナー)、
  ポール・フェニックス(テノール)、
  クリストファー・ブルーアートン
   (バリトン)、
  クリストファー・ガビタス(バリトン)、
  ジョナサン・ハワード(バス)〕
 キングズ・シンガーズから届くポストカード!ア・カペラの世界旅行にご招待!
 イギリスが誇るア・カペラの王、キングズ・シンガーズ待望の新録音!

 イギリスが世界に誇る6人の英国紳士、ア・カペラのエンターテイナーたち、キングズ・シンガーズが、世界各地のフォーク・ソング&ポピュラー・ソングを歌う!
 1968年の結成から現在まで45年以上の歴史を誇り、母国イギリスはもちろんのこと、ツアーで訪れた世界各国で、その国の伝統音楽に接してきたキングズ・シンガーズが、アンコール・ナンバーとして歌い続ける珠玉のフォーク・ソング&ポピュラー・ソング。
 キングズ・シンガーズの美しきハーモニーとユーモアあふれるパフォーマンスが、アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニア、そしてヨーロッパ各国を巡る"ア・カペラ"の世界旅行にご招待!

 ※録音:2014年3月25日−28日、デニントン・スタジオ(ウェリングボロー、イギリス)
 


SIGCD 390
\2400→\2190
天才ジュリアン・ブリス 指揮はヴェンツァーゴ
 モーツァルト&ニールセンのクラリネット協奏曲集!

  モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
  ニールセン:クラリネット協奏曲 Op.57
  モーツァルト(ジュリアン・ブリス編):
   アリア《すばらしい愛の気持ちは》 K.119
   アリア《いえ、いえ、あなたにはご無理です》 K.419
ジュリアン・ブリス(クラリネット)
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
 ジュリアン・ブリス、神童から世界的名手へ!モーツァルト&ニールセンのクラリネット協奏曲集!
 天才ジュリアン・ブリスが、遂にモーツァルトをレコーディング!

 2006年のエリザベス女王生誕80年式典において、モーツァルトの「クラリネット協奏曲」を披露し、改めてその驚異的な才能を世界に印象付けたジュリアン・ブリス。
 ヴェンツァーゴ&ロイヤル・ノー/ ザン・シンフォニアとの共演で、満を持してモーツァルトをレコーディング!
 ジュリアン・ブリスは、対照的な作風と称されることの多いモーツァルトとニールセンの「クラリネット協奏曲」、そしてモーツァルトのアリアからのアレンジを組み合わせることにより、それぞれの作品の特徴、音楽的魅力をさらに際立たせるなど、プログラミングのセンスも絶妙。
 ジュリアン・ブリス、イギリスの神童から、世界最高峰のクラリネット奏者へ。傑作中の傑作、モーツァルトとニールセンがその証しとなる。

 ※録音:2014年4月1日−4日、セージ・ゲイツヘッド(イギリス)



 

SIGCD 397
\2400
アレッシオ・バックス・プレイズ・ベートーヴェン
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2《月光》
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
 ベートーヴェン(アレッシオ・バックス編):
  劇音楽《アテネの廃墟》Op.113より 回教僧の合唱、トルコ行進曲
アレッシオ・バックス(ピアノ)
 イタリアの貴公子アレッシオ・バックス!ベートーヴェンの"月光"&"ハンマークラヴィーア"!
 アレッシオ・バックスがベートーヴェンをレコーディング!《アテネの廃墟》からの2曲はアレッシオ・バックス自身の編曲!

 1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。
 シグナム・クラシックス(Signum Classics)でJ.S.バッハ(ピアノ・トランスクリプション集)、ブラームス、モーツァルトを弾いてきたアレッシオ・バックスが遂にベートーヴェンのピアノ・ソナタをレコーディング!
 アレッシオ・バックスがベートーヴェンの32曲のピアノ・ソナタの中から熟慮を重ね選んだのは「月光」と、2005年に製作されたドキュメンタリー「バレンボイム・オン・ベートーヴェン」でも演奏した「ハンマークラヴィーア」。
 楽聖の中期と後期の傑作のコントラスト、それぞれの作品が持つ魅力を、アレッシオ・バックスの両手が巧みに描く。
 アレッシオ・バックスの卓越したアレンジの才能によってピアノ作品へと生まれ変わった「アテネの廃墟」からの2曲にも要注目。

 ※録音:2014年1月17日−19日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス、イギリス)



 

SIGCD 400
(4CD/特別価格)
\7200
クラシカル・オペラのモーツァルト初期オペラ!
 《ポントの王ミトリダーテ》

  モーツァルト:歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K.87(K.74a)
クラシカル・オペラ、
イアン・ペイジ(指揮)
バリー・バンクス(ミトリダーテ/テノール)
ミア・パーション(アスパージア/ソプラノ)
ソフィー・ベヴァン(シーファレ/ソプラノ)
ローレンス・ザッツォ(ファルナーチェ/カウンターテナー)
クララ・エク(イズメーネ/クララ・エク)
ロバート・マレー(マルツィオ/テノール)
アンナ・デヴィン(アルバーテ/ソプラノ)
 クラシカル・オペラのモーツァルト初期オペラ!《ポントの王ミトリダーテ》にはミア・パーションも参加!

 イギリスで最もエキサイティングと称され、中でもモーツァルトの初期オペラの演奏、録音が話題を呼んでいるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラ。
 ジャン・ラシーヌの戯曲を題材とした「ポントの王ミトリダーテ」は、1770年に当時14歳のモーツァルトが作曲し、自らの指揮で初演したと伝わる最初のオペラ・セリアである。
 ミトリダーテ役にはバリー・バンクス、ミトリダーテの婚約者アスパージア役にはミア・パーションが起用されるなど、ソリストの充実振りも期待以上。
 併録された世界初録音となる初稿版の"7つのアリア"と"デュエット"も興味深い。ベーレンライターの新モーツァルト全集(NMA)による演奏。

 ※録音:2013年7月12日−26日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン、イギリス)
 

SIGCD 394
\2400

光と真実 〜 平和と回想のための音楽 —
 トッド:合唱作品集

  追憶/もう悲しみはいらない/穏やかに/平和に寄せて/
  ケルトの祈り/プレシャス・モーメンツ/取り囲む/
  アニュス・デイ/この場所から/我々は賛美され/便り/
  サンクトゥス/おお 幸いなる光よ/クリストゥス・エスト・ステラ

テネブレ、イギリス室内管弦楽団
ナイジェル・ショート(指揮)
 テネブレが歌うウィル・トッド新録音!

 代表作「青のミサ」(SIGCD 083)の大ヒットにより、ここ日本でも知名度が急上昇中のイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ウィル・トッド(1970−)。
 ウィル・トッドの14曲の合唱作品を集めたこの「光と真実」は、英クラシックFMで「今年最高のアルバムの1つ」と激賞されるなど、イギリスを中心として話題沸騰中の新譜なのである。
 演奏は前作「コール・オヴ・ウィスダム」(SIGCD 298)に続き、ナイジェル・ショート&テネブレが担当。今は亡きコリン・デイヴィスも信頼を寄せたハーモニーが、英国の注目作を聴かせてくれる。

 2014年3月17−19日の録音。
 

SIGCD 383
\2400
イタリア・バロックのシンフォニア(序曲)集
 アリオスティ:ウェスパシアヌス/
 レオ:ウティカのカトーネ/
 ボノンチーニ:チェーファロ/
 カルダーラ:オリンピアーデ/
 ポッラローロ:ラ・プロセルピーヌ/
 A・スカルラッティ:ペルシャ王女スタティラ/
 ボノンチーニ:トゥルノ・アルチーノ、カミッラの勝利/
 ベルナベーイ:アスカニオ/
 パスクイーニ:イダルマ/
 アルビノーニ:ゼノビア/
 ツィアーニ:イル・タラモ/
 ポッラローロ:リンガンニ・フェリーチ/
 レグレンツィ:イル・トティラ/
 ステッファーニ:ラ・ロッタ/
 A・スカルラッティ:十人委員会の崩壊/
 コンティ:名声の勝利
シャリヴァリ・アグレアブル
 トレッリの「ブランデンブルク協奏曲」やパッヘルベルの「晩課」など、刺激的なプログラムを続々と繰り広げるイギリスのピリオド・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブル。
 アルビノーニ、カルダーラ、アレッサンドロ・スカルラッティ、ボノンチーニなど、イタリアの初期バロックの大作曲家たちが遺したオペラのためのシンフォニア(序曲)を集めたプログラムは、今回もユニークで刺激的。

 2013年9月10日−12日の録音。
 


SIGCD 388
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
ピアノで聴くワーグナー
 ワーグナー(リスト編):入場行進曲(タンホイザー)
 ワーグナー:幻想曲
 ワーグナー(リスト編):紡ぎ歌(さまよえるオランダ人)
 ワーグナー:無言歌
 ワーグナー(リスト編):エルザの婚礼参進(ローエングリン)
 ワーグナー:チューリヒの最愛の人
 ワーグナー(グールド&ウィリアムズ編):
  ジークフリートのラインへの旅(神々の黄昏)
 ワーグナー(リスト編):愛の死(トリスタンとイゾルデ)
 ワーグナー(ウィリアムズ編):情景(パルジファル)
 ワーグナー:メッテルニヒ公爵夫人のアルバムに
 ワーグナー(リスト編):最後の護民官(リエンツィ)
 ワーグナー:M.W.夫人のアルバムのためのソナタ
 ワーグナー(リスト編):ワルハラ城(ニーベルングの指輪)
 ワーグナー:ベティ・ショット夫人のためのアルバムの一葉
 ワーグナー(グールド&ウィリアムズ):
  前奏曲(ニュルンベルクのマイスタージンガー)
スィール・ウィリアムズ(ピアノ)
 エジンバラ、グレイフライヤーズ教会での「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」で、サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォードを受賞したウェールズのピアニスト、スィール・ウィリアムズ。
 1976年生まれのウェールズ期待のピアニストの"ワーグナー・プログラム"は、作曲者自身の"オリジナル"と、リスト、グールド、そしてウィリアムズ自身の"トランスクリプション"を組み合わせた意欲作。
 "歌詞"、"言葉"の無いワーグナーの世界が、ウェールズの実力派が弾くピアノで表現されてゆく。
  2014年2月&3月の録音。

SOMM



SOMMCD 252
\2500→\2290
ミュージック・セラピスト、エルガー!
 エルガー:ポウィック病院のための音楽

  メヌエット(世界初録音)/アンダンテとアレグロ(世界初録音)/
  若きコケット/ポルカ 《モード》/こん棒/ポルカ 《ネリー》/
  ブルネット/ポルカ 《ブロンド》/ヴァレンタイン/
  トロンボーンとコントラバスのための二重奏曲/パリ/
  ポルカ 《ヘルキア》/歌うカドリーユ(世界初録音)/
  オーボエとヴァイオリンのためのフーガ ニ短調
イノヴェーション・チェンバー・
 アンサンブル
 世界初録音を含むエルガーのミュージック・セラピーのための作品集!

 エドワード・エルガー(1857−1934)の生まれ故郷ウースターの近くに位置するポウィック。そこにあるポウィック病院の患者のために行われたミュージック・セラピーを再現したアルバム。
 当時のセラピーに実際に使われていた作品を含むこのアルバムは、エルガー協会のサポートも入り、より明確な130年前のミュージック・セラピーの再現を可能にした。柔らかく、美しいメロディーや軽快なポルカなどセラピーに使われていた音楽はもちろん、「メヌエット」、「アンダンテとアレグロ」、「歌うカドリーユ」は世界初録音であり、作品集としての完成度も高い。
 管楽器に定評のあるバーミンガム市交響楽団のメンバーによって2002年に結成されたイノヴェーション・チェンバー・アンサンブルの表情豊かな演奏にも注目です!
 ☆レコード芸術2014年7月号「海外盤レヴュー!」水越健一氏によるレビュー掲載!

SOMM(CELESTE)


SOMMCD 0138
\2100
20世紀英国戴冠式のための行進曲集〜クラウン・インペリアル
 J.P.スーザ:エドワード皇帝
 サン=サーンス:戴冠式行進曲 Op.117(レットフォード編)
 マッケンジー:戴冠式行進曲(マッケンジー=ローガン編)
 P.ゴドフリー:戴冠式行進曲(C.ゴドフリー編)
 エルガー:戴冠式行進曲 Op.65(ヒギンズ編)
 ジャーマン:戴冠行進曲(D.ゴドフリー編)
 エルガー:戴冠式行進曲 Op.66(ウィンターボトム編)
 ウォルトン:
  クラウン・インペリアル(W.J.デュソイト編)、
  行進曲《宝玉と勺杖》(リチャードソン編)
 バックス:戴冠式行進曲(ポレン編)
 ブリス:ウェルカム・ザ・クイーン(W.J.デュソイト編)
ロンドン・シンフォニック・コンサートバンド
トム・ヒギンズ(指揮)
 英国王室の戴冠式で演奏された20世紀の行進曲集!!ロンドン・シンフォニック・コンサート・バンド、デビュー!!

 エドワード7世、ジョージ5世とジョージ6世、さらに在位中のエリザベス2世、4人の国王の戴冠式で演奏された行進曲集。
 演奏は、新たに結成された英国吹奏楽団の、ロンドン・シンフォニック・コンサート・バンド(LSCB)。メンバーはイギリスの一流オーケストラ、コンサート・バンドや軍楽隊などの名プレイヤーたちが多数参加する注目の吹奏楽団である。
 マーチ王、ジョン・フィリップ・スーザ(1854ー1932)だけでなく、エルガーやサン=サーンス、タイトルのクラウン・インペリアルのウォルトンなど、伝統ある行進曲をLSCBが吹奏楽の魅力をもて余す事無く表現している。マーチ(行進曲)の素晴らしさを伝えてくれるこのタイトルは、吹奏楽関係者必聴です!!

 2013年7月20日ー21日の録音。
 レコード芸術2014年8月号欧米4カ国の音楽評論家による最新レポート「CRITICS' REPOPTS」掲載! (P.271)
 

SOMMCD 0139
\2100
ブラームスのセレナード第1番"九重奏版"!
 ブラームス:セレナード第1番 Op.11
  (アラン・ブーステッド復元/九重奏版)
 シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(弦楽六重奏版)*
ケネス・ウッズ(指揮)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
アンサンブル・エポメオのメンバー*
 ハンス・ガルの交響曲全曲録音で一気に評価を高めた指揮者&チェリスト、ケネス・ウッズがキーパーソンとなるブラームスとシェーンベルクの"室内楽編成版"作品集。
 ブラームスの「セレナード第1番」は、"オーケストラ版"の完成後に破棄されてしまった"原典版"の九重奏版による演奏。
 イギリスの作曲家アラン・ブーステッドが復元した「セレナード第1弾」の"九重奏版"が、シェーンベルクの「浄められた夜」の"弦楽六重奏版"と共に、室内楽編成ならではの繊細かつ洗練された響き、アンサンブルの妙を堪能させてくれる。

 録音(ライヴ録音):2012年5月20日&2013年3月8日
 

SOMMCD 0137
\2100
アイアランド:ソプラノとピアノのための歌曲集
 大地の叫び/いとしい人よ、私が死んでも/母と子/
 2つの歌曲/3つの歌曲/聖なる炎/2つの歌曲/
 すべて、そして緩く/3羽のカラス/神聖な歌と世俗的な歌/
 トーマス・ハーディの詩による3つの歌曲/恋は悲しみ満ちた病/
 《末っ子ルッセル》による変奏曲/私は12頭の雄牛を持っている
エイプリル・フレドリック(ソプラノ)
マーク・ベビントン(ピアノ)
 印象主義的な響きだけではなく、ロマン派、民族的な特色を採り入れ、独自の作風を確立し、優れた声楽曲を多数残したジョン・アイアランド(1879−1962)。
 2009年のキャスリーン・フェリアー賞にもノミネートされたイギリスのソプラノ、エイプリル・フレドリックのどこか切なさを感じさせる歌声、アイアランドのスペシャリスト、ベビントンのピアノのデュオが、近代イギリス、アイアランドの歌曲の魅力をじっくりと聴かせてくれる。

 2012年8月28日&29日の録音。
 

SOMMCD 0136
\2100
ラフマニノフ:練習曲集 《音の絵》 Op.33&Op.39 マーティン・カズン(ピアノ)
 2005年のエットレ・ポッツォーリ国際ピアノ・コンクール(イタリア)の優勝以来、人気若手奏者として活躍するスコットランド出身のピアニスト、マーティン・カズンによるラフマニノフの「音の絵」。ラフマニノフの音の絵は、ここ数年カズンがレパートリーとして取り上げてきた曲だけに期待も大きい。
 

SOMMCD 0135
\2100
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.3
 ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 Op.11 《街の歌》
 カカドゥ変奏曲ト長調 Op.121a
 ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.38(七重奏曲 Op.20 からの編曲版)
グールド・ピアノ・トリオ
ロバート・プレーン(クラリネット)
 ヨーロッパ室内管のメンバーでもあるヴァイオリニスト、ルーシー・グールドを中心として20年以上の歴史を持つUKの室内楽団グールド・ピアノ・トリオ。現在取り組んでいるベートーヴェンの全集録音第3集には、初期作品で他の作曲家の主題を引用したとされる第4番をはじめ、カカドゥ変奏曲、七重奏曲からのアレンジの3作品を収録。BBCウェールズ交響楽団、バーミンガム市交響楽団の首席クラリネット奏者ロバート・プレーンの伸びやかなクラリネットの音色も美しい。

 2012年2月29日のライヴ録音。

STERLING



CDS 1102-2
\2600→\2390
ポンセ:ピアノ協奏曲集
 フェリアル, ディヴェルティメント・シンフォニコ*
 ピアノ協奏曲第1番《ロマンティコ》*
 ピアノ協奏曲第2番(未完成/世界初録音)*
 繋がれた前奏曲
 4つのメキシコの踊り
ロドルフォ・リッター(ピアノ)
サエス・リッター(指揮)*
サン・ルイス・ポトシ交響楽団*
 メキシコ国民楽派!マヌエル・ポンセのピアノ協奏曲!

 19世紀後半〜20世紀前半メキシコの作曲家、マヌエル・マリア・ポンセ(1882−1948)の管弦楽&ピアノ作品という、Sterlingならではのレアなアルバムが登場!
 「メキシコ国民楽派の開祖」や「近代メキシコ国民楽派の父」などと呼ばれるポンセ。20世紀のはじめに書かれたピアノ協奏曲第1番は、後期ロマン派の書法を基調としながらも、ラテンの旋律や装飾が見られるポンセを代表する作品の1つ。また、最晩年に作曲され未完成に残されたピアノ協奏曲第2番の世界初録音など、愛好家注目のディスクです。

 ※録音:2012年12月14日、テアトロ・デ・ラ・パス(サン・ルイス・ポトシ/メキシコ)


ポンセの代表作ヴァイオリン協奏曲

CENTAUR
CRC 2513
\2400→\2190
マヌエル・ポンセ:ヴァイオリン協奏曲
コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ミランダ・カックソン(Vn)
ポール・フリーマン指揮
チェコ国立響
 ポンセの代表作のひとつヴァイオリン協奏曲。シェリングと切っても切れない縁にあるこの曲だが、ここは新録音を。
 ミランダ・カックソンは若き女流ヴァイオリニスト。音楽一家に生まれた彼女はニューヨークで育ち、8才でジュリアード音楽院に入学、あのジュリアード弦楽四重奏団のメンバーとしても有名なロバート・マンをはじめとする一流アーティストたちからヴァイオリン奏法を学んだ。

 
CDA 1693-2
(CD-R)
\2600
ライムライト&ライムストーン 〜 ア・シンギング・ジャーニー
 ラングストレム:ヤルマル・グッルベリの詩による5つの歌
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
 ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》より
  マッダレーナのアリア「亡くなった母を」
 ヴェルディ:歌劇《運命の力》より
  レオノーラのアリア「神よ平和を与えたまえ」
 プッチーニ:歌劇《トスカ》より 「歌に生き、愛に生き」
 ハルストレム:歌劇《山の王の花嫁》より
 R・シュトラウス:歌劇《ナクソス島のアリアドネ》より
  アリアドネのモノローグ
   「『テセウス・アリアドネ』とは何と素晴らしいことだったでしょう」
 ソレンソン:ソプラノとオルガンのための《カンティクム・アナエ》
マルガレータ・デレフォース
 (ソプラノ)、他
 スウェーデン放送やスウェーデンのダーラナ地方にある野外劇場ダルハラ(Dalhalla)で活躍したソプラノ、マルガレータ・デレフォースの貴重な録音集。ワーグナー、ジョルダーノ、ヴェルディ、プッチーニ、R・シュトラウスなどの偉大な歌曲・アリアに、世界初録音となったテューレ・ラングストレムの歌曲や、イーヴァル・ハルストレム、トルステン・ソレンソンなどスウェーデンの作品を収録。

 ※録音:1963年〜1972年(ライヴ)
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


CDS 1101-2
\2600→\2390
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.3
 交響曲第3番ヘ長調 《春から翌春まで》*
 ライフ・オヴ・ザ・ネイションより
 歌劇 《リヴィア・クィンティッラ》より 第2幕への前奏曲
 エレジアク・ポロネーズ
ホセ・マリア・フロレンシオ(指揮)*
ポーランド国立放送交響楽団*
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ポーランド放送管弦楽団
 ポーランド・ロマン派の管弦楽!ノスコフスキの交響曲第3番!

 19世紀末ポーランドの代表的作曲家であり名教師、ジグムント・ノスコフスキ(1846−1909)の管弦楽作品集。待望の第3巻がついに登場!
 1903年に作曲、1904年に初演された交響曲第3番は、「春から翌春まで(From spring to spring)」という副題の通り、春夏秋冬が楽章ごとに描かれている。同時期に作られた、ポーランドの作家ヴワディスワフ・レイモントのノーベル文学賞受賞作「農民(Chlopi)」と同様のコンセプトとなっており、ポーランドの四季折々の風情が込められた、表題的で親しみやすい管弦楽作品である。

 ※録音:2012年5月28日−6月1日、グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール(カトヴィツェ、ポーランド)




旧譜紹介!
ポーランド・ロマン派の傑作
ノスコフスキの交響曲!
STERLING CDS 1093-2 1CD\2500→\2290


 ショパンやパデレフスキなど偉大なる音楽家を数多く輩出してきた東欧のポーランド。このポーランドのロマン派を代表する作曲家としてその名を遺しているシグムント・ノスコフスキ(1846−1909)。

 2009年が没後100周年だったノスコフスキは交響曲作曲家、ポーランド初の音楽劇の作曲家としてだけでなく、指揮者や音楽ジャーナリストとしても活躍、また19世紀後半から20世紀初頭までのポーランド楽壇において指導的な音楽家のひとりだった。
 次世代の重要なポーランドの作曲家は実質的にみなノスコフスキに教えを受けており、シマノフスキやフィテルベルク、カルウォヴィチもノスコフスキの弟子である。
 1880年から1902年までワルシャワ音楽協会の会長を務め、最晩年においてはポーランドの指導的な作曲家の一人として認められ、ポーランドの最初の交響曲作家と言われている。

 「交響曲第1番」の第2楽章アダージョ・カンタービレは、ロマン派の大作曲家たちの"アダージョ"に匹敵する素晴らしい魅力を持っている。
 またコンスタンツのボダン合唱協会音楽監督に就任した1976年頃は、ノスコフスキの全盛期であり、この時期に作曲された「交響曲第2番」は、ポーランド・ロマンティシズムにあふれた知られざる秀作である。



STERLING
CDS 1093-2
\2600→\2390
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.2
 交響曲第2番ハ短調《哀歌》/記念の音楽/
 創作主題による変奏曲ホ短調
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ポーランド放送管弦楽団
19世紀末ポーランドの代表的作曲家であり名教師、ジグムント・ノスコフスキ(1846−1909)の管弦楽作品集第2巻!
ちなみにノスコフスキはカルウォヴィチやシマノフスキ、ヴィエニャフスキ、ルジツキといった大作曲家たち育成した名教師としてもポーランドの音楽史にその名を刻んでいる。
※録音:2009年3月、ポーランド放送ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
STERLING
CDS 1083-2
\2600→\2390
ノスコフスキ:管弦楽作品集Vol.1
 序曲《モルスキェ・オコ》/
 交響曲第1番イ長調*/序曲《Pan Zolziliewicz》#
ガブリエル・フムーラ(指揮)、
スワヴェク・ヴルブレフスキ(指揮)*、
ジグムント・リヘルト(指揮)#、
ポーランド国立放送交響楽団
2001年〜2004年の録音。
 タトラ山脈のモスルキェ・オコ湖を描いた「モルスキェ・オコ」での美しくも切ないオーボエ・ソロがなんとも感動的。




ACTE PREALABLE
ノスコフスキ:室内楽作品集第1〜3巻


 珍しい室内楽作品集もご紹介しておきましょう。


AP 0234
\2200→\1990
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.1
  弦楽四重奏曲第1番ニ短調 Op.9
  弦楽四重奏曲第2番ホ長調
フォー・ストリングス四重奏団
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
 グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ)
 ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)

録音:2009年7月9、10日、8月23、26日、カトヴィツェ、 グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール
世界初録音。


AP 0235
\2200→\1990
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.2
  弦楽四重奏曲第3番ホ長調「幻想四重奏曲」(*)
  ヴィオッティの主題による変奏曲とフーガ(弦楽四重奏曲のための)
  ユーモラスな弦楽四重奏曲ニ長調「各自自己流で」
  向かい合って−トラム二重奏曲−
   音楽のユモレスク(ヴァイオリンとチェロのための)

フォー・ストリングス弦楽四重奏曲
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン) グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェシュ(チェロ)

録音:2012年10月5-6日、福音教会、ミコルフ、ポーランド(*) 
2012年12月15日、グジェゴシュ・フィテルベルク記念国立音楽学校コンサートホール、 ホジュフ、ポーランド(*以外)
世界初録音。


AP 0248
\2200→\1990
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.3
  ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op.24
   古い歌/モダーンな歌/ブーレ風奇想曲
  ウクライナの小唄(ヴァイオリンとピアノのための)Op.26 No.2a
  子守歌(ヴァイオリンとピアノのための)Op.11
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ヨランタ・ソスノフスカ(ヴァイオリン)
ドナート・デアーキ(ピアノ)
録音:2009年7月、2010年2月、ウィーン
世界初録音。


 


CDA 1688-2
(CD-R)
\2600→\2390
ノルディック・チェロ・ソウル 〜
 シベリウス、リードホルム、グリーグ

  シベリウス:
   アンダンティーノ ハ長調、アンダンティーノ・モルト ヘ短調、
   テンポ・ディ・ヴァルス 《ルル・ワルツ》 嬰ヘ短調、
   無伴奏チェロのための主題と変奏
  リードホルム:チェロとピアノのための4つの小品
  グリーグ:
   間奏曲イ短調、チェロ・ソナタ イ短調Op.36、
   アレグレット(ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.45からの編曲)
ハンプス・リンデルホルム(チェロ)
マッツ・ヤンソン(ピアノ)
 フィンランドのシベリウス、ノルウェーのグリーグ、そしてスウェーデンのイングヴァル・リードホルム(b.1921)の作品を集めた、北欧のチェロ作品集。ハンプス・リンデルホルムは、ストックホルムの芸術家の家庭に生まれ、ヨーテボリ歌劇場管弦楽団の副首席奏者やエレブルー大学の教授、ノルウェー音楽アカデミーの客員教授などを務める北欧の名手。
 特に、力強く情熱的に弾くグリーグのチェロ・ソナタは圧巻の録音。

 ※録音:2013年6月1日−2日、エレブルー大学コンサートホール(スウェーデン)
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


CDA 1686-2
(CD-R)
\2600→\2390
フロトー&オッフェンバック:ピアノとチェロのための作品集

 フロトー&オッフェンバック:
  チェロとピアノのための6つのメロディー

 フロトー:
  グリニッジからのワルツ、召し使いのギャロップ、
  庭の千草(最後のバラ)、おお, 敬虔な、カモンイスの奴隷
  シジュウカラ
カール・ペッテション(ピアノ)
エステラ・ライニツカ(チェロ)

 ううむ・・・歌劇「マルタ」ってときどきオッフェンバックのオペラに似ていると思ったら・・・二人は仲良しだったのか!?



 1981年、スウェーデンのルンドで生まれた北欧期待のピアニスト、カール・ペッテション。ピアノ協奏曲集(CDS 1077-2)に続くフリードリッヒ・フォン・フロトー(1812−1883)の作品集は、ジャック・オッフェンバックと共作したピアノとチェロのための作品集。フロトーの代表作、歌劇 《マルタ》からの編曲作品や、アイルランド民謡「庭の千草(最後のバラ)」など、魅力的なチェロ作品、ピアノ独奏作品などが紹介されている。
 チェロを弾くのは、1989年ポーランド生まれ、デンマーク音楽アカデミーで学んだ若手女流チェリスト、エステラ・ライニツカ。

 ※録音:2012年3月10日−11日、スウェーデン
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



フロトーって誰?という人のために

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 フリードリッヒ・フォン・フロトー(1812年- 1883年)はドイツのオペラ作曲家。

 代表作は『マルタ』。なんとなくゴリゴリのベリズモ・オペラと勘違いされることもあるが、初演は1847年のドイツ風オペラ・コミック。
 女官のいたずら心から起きる騒動と恋の顛末を描く、コミカルでロマンティックなオペラ。
 他愛ない話だが愛嬌ある美しい作品なので一部では人気がある。でも今の時代に全曲CDが出ることはまずない。
 なのでもしよかったらこの代表的録音を(EMIなのでいつ廃盤になるか分からない)。人生で一回くらいは聴いておいてもいいと思う。文句なく楽しいし、オッフェンバックと比べてみてもいいかも。
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EMI
CMSW-4645752
(2CD)
\1600
フロトー:マルタ全曲 (全4幕) レディ・ハリエット・・・アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)
ナンシー・・・・・・・・ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
トリスタン・ミルクフォード卿・・・ディーター・ヴェラー(バリトン)
ライオネル・・・・・・・・・ニコライ・ゲッダ(テノール)
プランケット・・・・・・・・ヘルマン・プライ(バリトン)
リッチモンドの判事・・ハンス・ゲオルク・クノウリッヒ(バス)
ロベルト・ヘーガー指揮/
バイエルン国立歌劇場管弦楽団及び合唱団
録音:1968年3月 Burgerbrau, Munchen





STERLING のフロトー前作
こちらはピアノ協奏曲!

CDS 1077-2
\2600→\2390
フロトー:
 ピアノ協奏曲第1番ハ短調/同第2番イ短調/

 祝典序曲/
 ホワイトホールのヴィルヘルム・フォン・オラーニエン
カール・ペッテション(ピアノ)、
ハンス・ペーター・ヴィースホイ(指揮)、
ピルセン・フィルハーモニック管弦楽団
 歌劇「マルタ」の作曲家フロトーのピアノ協奏曲集!
 父はプロイセンの騎兵隊長というメクレンブルクの由緒ある家柄に生まれた19世紀ドイツの作曲家フリードリヒ・フォン・フロトー。音楽を学ぶためパリに留学したフロトーは、グノーやオッフェンバックと交友を深めており、後の作曲活動に大きな影響を与える出会いに恵まれている。フロトーは代表作でもある歌劇「マルタ」以外の作品はほとんど知られておらず、ここに収録されている2つのピアノ協奏曲と管弦楽作品はフロトーの優れたオーケストレーションを現代に伝える重要な役割を持っている。
 華やかな冒頭と旋律が印象的な「ピアノ協奏曲第1番」やウェーバーからの影響が感じられる「ピアノ協奏曲第2番」は、ハイペリオンのRPCシリーズのファンにもオススメしたい作品。

 

CDA 1687-2
(CD-R)
\2600
J.S.バッハ&レーガー:オルガン作品集
 J.S.バッハ:
  トッカータとフーガ ニ短調BWV.565、
  コラール《おお愛する魂よ、汝を飾れ》BWV.654、
  幻想曲ト長調BWV.572
 レーガー:
  幻想曲とコラールOp.40-1、
  52の易しいコラール前奏曲Op.67より 3つのコラール前奏曲、
  オルガンのための12の小品Op.59より ベネディクトゥス、
  BACHの主題による幻想曲とフーガOp.46
エーリク・ブーストレム
 (マーカソン・オルガン)
 1947年スウェーデン生まれのオルガニスト、エーリク・ブーストレムによるバッハ&レーガー。ストックホルム王立音楽院で学び、オリヴィエ・メシアンに師事したブーストレムは、メシアンのオルガン作品全集も録音しているベテラン。
 バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」やレーガーの「BACHの主題による幻想曲とフーガ」など、オルガンの名曲たちを、ブーストレムが1984年よりオルガニストを務めるストックホルム・オスカル教会のオルガンで弾く。

 ※録音:2013年6月3日−4日&8月22日−23日、オスカル教会(ストックホルム)
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDA 1689-2
(CD-R)
\2600
シヴ・ヴェンベリ 〜 偉大なるプリマドンナ Vol.1 ロマンス
 モーツァルト:夕べの想いK.523
 メンデルスゾーン:ズライカOp.34-4、歌の翼に
 シューベルト:夜と夢、夜曲、アヴェ・マリア
 ステーンハンマル:森の中で
 グリーグ:ソルヴェイグの歌、子守歌、プリンセス、君を愛す
 アルヴェーン:森は眠る、君に焦がれて
 R・シュトラウス:ときめく胸
 グリーグ:希望
 ペッテション=ベリエル:夕暮れどきの太陽は優しく
 R・シュトラウス:献呈
シヴ・ヴェンベリ(ソプラノ)
ヤン・エイロン(ピアノ)
 スウェーデンの偉大なるソプラノ、シヴ・ヴェンベリの貴重な録音集。第1弾は「ロマンス」と題された1986年ストックホルムでの録音。メンデルスゾーンやシューベルト、R・シュトラウスなどの名歌曲に、ステーンハンマル、グリーグ、アルヴェーンといった北欧のレパートリーを織り交ぜたプログラム。

 ※録音:1986年7月1日、貴族会館(Riddarhuset)、ストックホルム
 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CDA 1685-2
(CD-R)
\2600
ヴァルテンゼー、フーバー、アンドレーエ:声楽作品集
 ヴァルテンゼー:
  ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バス、
   クラリネットとピアノのための《平安(Der Friede)》
 フーバー:
  ミルザ・シャフィの13の歌Op.13より、
  合唱と4手ピアノのための愛の歌 Op.72
 アンドレーエ:歌曲集Op.10, Op.15, Op.16からの歌曲
ミカエラ・クレーマー(ソプラノ)
ディーター・クレッカー(クラリネット)
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
ニコラウス・インドレコーファー(指揮)
カールスルーエ大学室内合唱団
竹沢絵里子、他
 フランツ・クサヴァー・シュナイダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786−1868)、ハンス・フーバー(1852−1921)、フォルクマール・アンドレーエ(1879−1962)ら、スイスの作曲家による声楽作品集。
 オブリガート・クラリネットとピアノを伴奏にした、ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バスのための作品や、4手連弾ピアノと合唱のための作品など、多彩な声楽作品を収録。また、スイスのGuildレーベルから数々の室内楽作品や管弦楽作品集が発売され再評価が進む20世紀スイスの巨匠フォルクマール・アンドレーエの歌曲も、スイス音楽ファンには嬉しいところ。

 ※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

TACTUS



TC 830301
\2500→\2290
カラミエロ:ハープとピアノ、ハープ・ソロのためのオペラティック・ファンタジー集
 ヴェルディの《椿姫》によるディヴェルティメント・ブリランテ Op.4
 ヴェルディの《ドン・カルロ》によるディヴェルティメント
 ヴェルディの《運命の力》による二重奏曲 Op.91
 ヴェルディの《仮面舞踏会》による思い出 Op.17
 ドニゼッティの《ポリウート》によるファンタジア・コンチェルタンテ Op.8
 ヴェルディの《アイーダ》による幻想曲 Op.11
 リコルド・ヴァリアート・デッラ・ノルマ Op.7
 ベッリーニの《清らかな女神よ》による二重奏曲 Op.19
 ベッリーニの《ノルマ》のフィナーレによる幻想曲 Op.9
 ベッリーニの《夢遊病の娘》による幻想曲 Op.10
 ハープとピアノのための
  ロッシーニの《セヴィリアの理髪師》のトランスクリプション Op.92
レティツィア・ベルモンド(ハープ)
ツォルト・チェトネル(ピアノ)
 受け継がれるナポリのハープ音楽の伝統。ハープによるオペラティック・ファンタジー!

 16世紀に始まったナポリにおけるハープの伝統を受け継いだ19世紀〜20世紀の音楽家、ジョヴァンニ・カラミエロ(1838−1938)。
 ハーピスト、ナポリ音楽院の教授、作曲家として、ナポリにおけるハープのための音楽の発展に寄与したカラミエロの音楽は、ヴェルディやベッリーニなど、イタリアの大作曲家たちの名旋律をテーマとした華麗で技巧的なヴァリエーションが魅力。
 ちなみにズガンバーティのピアノ作品集でお馴染みのフランチェスコ・カラミエロはジョヴァンニの息子である。
 レティツィア・ベルモンドは1981年、イタリア、トリノ出身の女流ハーピスト。2012年までブリュッセルのモネ劇場の首席ハープ奏者として活躍し、2008年にはルツェルン祝祭管弦楽団にも招聘されたイタリア・ハープ界の才女である。

 2014年7月の録音。



 

TC 860001
\2500
テデスキ、ガレオッティ、モルターリ 〜 ハープ作品集
 テデスキ:即興的練習曲 Op.37、組曲 Op.34
 ガレオッティ:幻想曲 Op.138、伝説 Op.139、スケルツォ=カプリース Op.159
 モルターリ:ステュディ・ギャランティ、ソナチナ・プロディジオ
エレオノーラ・ヴォルパート(ハープ)
 19世紀後半〜20世紀後半にかけて活躍した3人の作曲家たち、ルイジ・マウリツィオ・テデスキ(1867−1944)、チェザーレ・ガレオッティ(1872−1929)、ヴィルジリオ・モルターリ(1902−1993)のハープ・ソロ作品集。
 エレオノーラ・ヴォルパートは、チリ、サンティアゴ・フィルの首席奏者としても活躍したイタリアの女流ハーピスト。イタリア国内、ヨーロッパ各地のハープ・コンクールで優勝、入賞を続けるなど、その演奏は高い評価を受けている。使用ハープはライオン&ヒーリーのスタイル30。

 2014年4月の録音。
 


TC 901602
\2500→\2290
ピラーティ:ピアノのための組曲&バガテル集
 ピアノと弦楽オーケストラのための組曲
 バガテル集第1巻
 バガテル集第2巻
ジョヴァンニ・ネシ(ピアノ)
アンドレア・ヴィテッロ(指揮)
オルケストラ・ナショナーレ・アルテス
 20世紀ナポリの早世の作曲家、マリオ・ピラーティ(1903−1938)のピアノ作品集。
 早くからその才能を発揮し、カリアリやミラノ、パレルモ、故郷のナポリで教鞭を執りながら、作曲家として活躍したピラーティ。
 病のため第二次世界大戦直前の1938年にこの世を去ったピラーティの音楽は、ピツェッティからの影響、19世紀の伝統的な形式と20世紀の響きが同居する近代イタリアの知られざる秀作である。

 2013年1月&7月の録音。
 

TC 812290
(2CD)
\5000
ヴェルディ:歌劇《1日だけの王様(偽のスタニスラオ)》 ローマ・シンフォニエッタ、
ベルカント・コーラス、
ガブリエレ・ボノリス(指揮)
ミハイル・キリア(バリトン)
シモーネ・アルベルティ(バリトン)
アリス・クィンタヴァッラ(ソプラノ)
アンジェラ・ニシ(ソプラノ)
マルコ・フルソーニ(テノール)
ダリオ・チョットリ(バリトン)
ロベルト・ヴィルジッリ(テノール)
マルコ・ヴィルジッリ(テノール)
マルコ・ミリエッタ(テノール)
リッカルド・チェルティ(バリトン)
ディエゴ・プロコリ(ピアノ)
 妻子を失い、失意のどん底にいたヴェルディが作曲した2曲目のオペラでありオペラ・ブッファの「1日だけの王様」。
 ミラノ・スカラ座での初演の大失敗により、失敗作の烙印を押されてしまった「1日だけの王様」だが、このヴェルディ初期のオペラ・ブッファは近年再評価の機運が高まっている。2013年11月、ラツィオ州、リエーティのテアトロ・フラヴィオ・ヴェスパシアーノでの録音。
 

TC 961601
\2500
ポッダ:室内楽作品集
 失った愛の歌/インヴェンション第1番/
 プロムナード第1番/プロムナード第2番/
 プロムナード第3番/プロムナード第4番/
 インヴェンション第2番/追悼の辞/
 インヴェンション第3番/ディスグレガショーニ/
 灯台守/パッサカリア
ラウラ・アントナス(ソプラノ)
ジョルジオ・ディ・ジョルジ(フルート)
ヤコポ・フランチーニ(チェロ)
ララ・マクリ(ハープ)
 現代イタリアの作曲家、指揮者、マルコ・ポッダ(1963−)の室内楽作品集。合唱指揮者としても活躍するポッダの作品は、室内楽作品から「ロメオとジュリエット」や「ジュリアス・シーザー」などの舞台作品までと幅広い。トリエステ・ヴェルディ劇場の首席フルーティスト、ジョルジオ・ディ・ジョルジの参加がポイント。

 2012年10月−2013年6月の録音。
 

TC 711606
\2500
夭折の天才ペルゴレージの"奥様女中"!
 ペルゴレージ:
  歌劇《奥様女中》
  サルヴェ・レジナ ハ短調(ようこそ、天の女王)
フェデリコ・ベネッティ(バス)
アンジェラ・ニーシ(ソプラノ)
イ・ソリスティ・リリエンシ
フラヴィオ・エミリオ・スコーニャ(指揮)
 「奥様女中」と「サルヴェ・レジナ」。イタリア、ナポリ楽派の巨匠、ペルゴレージの"世俗作品"と"宗教作品"を組み合わせ、その関連性に迫ったタクトゥス(Tactus)ならではのプログラム。
 歌劇「誇り高き囚人」のインテルメッツォ(幕間劇)として作曲され、本編である歌劇を上回る支持を得た「奥様女中」は、オペラの歴史における1つの転機となった重要作である。
 結核に侵され26歳という若さでこの世を去ったペルゴレージ最晩年の「サルヴェ・レジナ ハ短調」は、宗教曲であると同時に、世俗作品的な側面も持ち合わせている。
 夭折の天才ペルゴレージの"世俗作品"と"宗教作品"の2つの傑作を、イタリア勢の充実の演奏で。
 2013年9月の録音。
 


TC 860301
\2500→\2290
カラーチェ:マンドリンとギターのための作品全集
 スペイン舞曲 Op.105/セレナータ・マリンコニカ Op.120/
 ポロネーズ Op.36/舟歌 Op.20/タランテラ Op.18/
 マズルカ第6番 Op.141/サルタレッロ Op.79/
 ボレロ第2番 Op.161/勇気ある人のマズルカ Op.57/
 結婚 Op.123/舞曲集 Op.13
デュオ・ジギオッティ
 〔セルジオ・ジギオッティ(マンドリン)、
  ファビアーノ・メルランテ(ギター)〕
 マンドリンのレジェンド、カラーチェのマンドリン&ギター作品全集!
 19世紀後半〜20世紀前半のイタリアで活躍したマンドリンのヴィルトゥオーゾ、ラファエレ・カラーチェ(1863−1934)。
 イタリアが生んだマンドリンのレジェンド、カラーチェの作品や奏法論は、今日まで続くマンドリンのための音楽や奏法の礎になったと称されている。1996年に結成されたデュオ・ジギオッティの演奏が、軽快なリズム、美しいメロディの中に佇む奥深い響きを伝えてくれている。
 2003年5月の録音。


こういう世界もある
カラーチェ :マンドリン協奏曲集

NAXOS
8.570434
\1100
カラーチェ :マンドリン協奏曲集第1 番&第2 番
 マンドリン協奏曲第1 番 Op.113/
 マンドリン協奏曲第2 番 Op.144/ナポリ風狂詩曲 Op.66
 ポロネーズ Op.36/小妖精の踊り Op.43
アリソン・スティーブンス(マンドリン)
スティーヴン・デヴァイン(P)

 マンドリンを演奏する人なら知らぬ者なしと言われる、ラファエル・カラーチェの作品集。祖父ニコラが始めたギターの制作を父アントニオが引き継ぎ、リュートとマンドリンの制作で名を馳せたのは19 世紀中頃でした。その息子であるラファエルは楽器制作だけでなく演奏家、作曲家としても成功し、世界中にマンドリンを普及させることに成功した。ここで聴かれる彼の作品は、まさに"マンドリンのシューベルト"とでも呼ぶような美しいメロディラインを持ったもので、マンドリン特有のトレモロ奏法を存分に生かした胸震わせる音楽。カラーチェ工房は現在でも最高級のマンドリンメーカーとしての名前を誇っている。
 マンドリン奏者のアリソン・スティーブンスは、あの一世を風靡した名画「コレリ大尉のマンドリン」で実際の演奏を担当していた名手。

 

TC 531380
(3CD/特別価格)
\5000
メールロ:オルガン用タブラチュア譜によるトッカータ全集
 第1巻(1598年、ローマ)
 第2巻(1604年、ローマ)
 トッカータ(1637-1640年、未出版)
フランチェスコ・タシーニ
 (ヒストリカル・オルガン)
 ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂でオルガニストを務め、16世紀後半のイタリアにその名を響かせたイタリア・ルネサンスの音楽家クラウディオ・メールロ(1533−1604)。
 トリノの国立大学図書館に保存されていた7曲の未出版のトッカータを加えたこの"全曲録音"は、サン・ペトローニオ大聖堂(ボローニャ)のバルダッサーレ・マラミーニ1596年製作、
 そしてサンタ・バルバラ大聖堂(マントヴァ)のグラツィアディオ・アンテニャーティ1565年製作のヒストリカル・オルガンでの演奏。メールロの"トッカータ"を、作曲者存命当時の響きで聴くことのできる貴重な資料としても重宝されることだろう。
 2010年8月&10月の録音。

VIVAT



VIVAT 107
(2CD/特別価格)
\2400→\2190

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007−1012(全曲)
 組曲第1番ト長調 BWV.1007/組曲第4番変ホ長調 BWV.1010/
 組曲第5番ニ短調 BWV.1011/組曲第3番ハ長調 BWV.1009/
 組曲第2番ニ短調 BWV.1008/組曲第6番ニ長調 BWV.1012

フィオラ・デ・ホーフ(バロック・チェロ)
 VIVAT第7弾はフィオラ・デ・ホーフ!J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲!
 オランダの名チェリスト。デ・ホーフのバッハ無伴奏!

 キングズ・コンソートの自主レーベル「VIVAT(ヴィヴァット)」のリリース第7弾は、オランダの名女流チェリストが奏でるチェロの聖典、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲!
 ロバート・キング、インマゼール、ガーディナーなど古楽界の巨匠たちからの信頼も厚いフィオラ・デ・ホーフは、アムステルダムでアンナー・ビルスマにチェロを学び、"バロック・チェリスト"としてはヨーロッパのピリオド・オーケストラの首席奏者として、"モダン・チェリスト"としてはシェーンベルク弦楽四重奏団のチェリストを20年にわたって務めるなど、ピリオド、モダンの両方の第一線で活躍を続けてきたオランダのトップ・チェリストの1人。
 バロック・チェリストとして豊富な経験を持つデ・ホーフは、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」で、1750年製のグァダニーニと18世紀ボヘミア製の5弦チェロ(第6番)の2台の銘器を使用。
 "ピリオド"、"モダン"の2つの世界で培われた経験と解釈が、バッハの無伴奏チェロ組曲で光る ——!




<LP>

 

(LP)


CKH 575
(LP/180g重量盤/特別価格)
\4800
アルゼンチンの才女、イングリット・フリッターのショパン
 ショパン:24の前奏曲 Op.28
イングリット・フリッター(ピアノ)
 2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位に輝き、一流のショパン弾きとして活躍するアルゼンチンの才女、イングリット・フリッターのショパン。
 Linn Records第2弾として発売された「プレリュード集」が、早くもLP盤で登場!
 もちろん、180gの重量盤! リンの高音質録音と、パラス・グループ(ドイツ)によるプレスで実現した、最高品質アナログ盤です!

 ※こちらのタイトルは限定生産となりますため、お早めにご注文ください。また限定生産の性質上、ご注文枚数を確保できない可能性がございます。予めご了承ください。
 

SIMAX(LP)


PSLP 1332
(1LP)
\4800
『ホルベア変奏』
 グリーグ:
  組曲『ホルベアの時代から』 Op.40(弦楽オーケストラのための)
 グリーグ:組曲『ホルベアの時代から』 Op.40(ピアノのための)
 スクームスヴォル/グリーグ:
  スクームスヴォルのホルベア変奏(ピアノと弦楽オーケストラのための)
1B1(室内管弦楽団)
ヤン・ビョーランゲル(リーダー)
クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
エルレン・スクームスヴォル(ピアノ)
 グリーグの傑作『ホルベア』を3 バージョン収録したユニークなアルバム

 録音:2014 年1 月2-5 日、2 月24-26 日ノルウェー、スタヴァンゲル・コンサートホール/180g
 

PSLP 1346
(2LP)
\4800
グリーグ: 男声合唱による「 耳にしたことのないグリーグ」
 インガ・リタモール/ 君を愛す/ まぼろし/ 流れにそって/
 神の子は安らぎを与え給えり/ たどり着くところ/ 詩集の一節/
 寝過ごしてしまった/ この世のならわし/ 春*/ ルンダーネ/
 ばらの季節に/ アリエッタ(トルーデ・ラーシェンに)
レザ・エ・イラガッツィ
ニーナ・グラヴローク(ソプラノ)*
プリマドンネ*
レザ・アガミル(指揮、ピアノ)
 グリーグの新しい世界、合唱団ではない、むしろオペラ・バンド!

 録音:2014 年オスロ、ノルウェー・オペラ&トロールハウゲン、グリーグ博物館/180g




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