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≪第79号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 10/28〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像

 




10/31(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACCENTUS MUSIC


ACC 30332CD
\2400
快刀乱麻、リープライヒのポーランド音楽
 (1)ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲 (1954)
 (2)シマノフスキ(フィテルベルク編):カスプロヴィチの詩による3つの断章OP.5
エヴァ・ポドレシュ(コントラルト)
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団
 録音:2014 年6 月25-28 日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール/46’56”

 今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968 年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、NHK 交響楽団や紀尾井シンフォニエッタにも客演しています。2012 年からは、外国人としては初めてポーランド国立放送交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務めるなど、動向が気になる存在となっています。
 当アルバムはルトスワフスキとシマノフスキという20 世紀ポーランド音楽史の2 大巨頭の作品を収録。どちらも初期作品ですが、両者の個性は明瞭に現れています。
 ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」は3 つの楽章から成り、バルトークの同名作品の影響を感じさせます。ポーランドのオーケストラゆえ、民族色を自然に表出しているのはさすが。リープライヒのスピード感あふれる演奏も快適です。
 シマノフスキ作品は、もともとピアノ伴奏だったものを朋友の指揮者フィテルベルクが極彩色のオーケストレーションを施したもの。宗教的な詩に基づきながらも、シマノフスキ初期のワーグナーやリヒャルト・シュトラウス風退廃の世界にゾクゾクさせられます。ポドレシュはキャスリーン・フェリアを思わすコントラストで妖しさをより深めています。




CHALLENGE CLASSICS



CC 72658
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
鬼才フリエンドのメンデルスゾーン交響曲ツィクルス完結編!
 メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲全集VOL.3

  ・交響曲第4番 イ長調「 イタリア」
   〔録音:2013年4 月8-11日〕
  ・交響曲第5番 ニ短調「 宗教改革」
   〔録音:2014年2 月3-5日〕
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ネザーランド交響楽団
 
 鬼才フリエンドのメンデルスゾーン交響曲全曲シリーズの完結編。「イタリア」と「宗教改革」という、コントラストが際立ったプログラムです。この2 曲は、メンデルスゾーン自身は気に入っておらず、彼の死後、特に人気のあったイギリスで出版されました。
 第4 番として出版された「イタリア」は1833 年の作、第5 番として出版された「宗教改革」は1830 の作となっています。自身ヴァイオリン奏者でもあり、古楽奏法も追及したフリエンド。弦楽器のはつらつとした表情が決め手となる「イタリア」は、まさに絶妙なバランスで音楽が進みます。「宗教改革」は宗教改革300 周年を記念して、1830 年に書かれたもの。厳粛な雰囲気に満ちた作品ですが、フリエンドはこちらもメリハリの効いた演奏を展開しております。


旧譜 第1弾&第2弾

CC72543
(SACD Hybrid)
\2600→\2390
デ・フリエント(指揮)&ネザーランド交響楽団
 メンデルスゾーン:交響曲第2番 Op. 52「賛歌」
ヤン・ヴィレム・デ・フリエント(指揮)
ネザーランド交響楽団
 

CC 72641
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲全集 VOL.2
 ・第1番 ハ短調 op.11
  〔録音:2012 年12月3-6日〕
 ・第3番イ短調「スコットランド」op.56
  〔録音:2013 年11月18-20日〕
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ネザーランド交響楽団
 ナチュラル・ホルンが美しく響くフリエンドによるこだわりのメンデルスゾーン第2 弾

 フリエンド指揮、ネザーランド交響楽団によるメンデルスゾーンの第2 弾。フリエンドは楽器の採用や楽譜にいつもこだわりを持っていますが、今回もスコットランドでナチュラル・ホルンを採用するなど、興味深い点がいっぱいの内容となっています。
 第1 番交響曲は、メンデルスゾーンが15 歳の時に書かれたもの。あまり演奏されることがありませんが、フリエンドは、その理由について、「ひとりの少年があまりにも素晴しい功績を成し遂げても、大人はなかなかそれを受け入れることができない」からではないかと語りますが、たしかに15 歳とは思えない、しかしみずみずしい筆致はやはり青年を思わせます。
 スコットランドが書き始められたのは1829 年でしたが、すぐにいったん中止、完成したのは10 年後でした。この理由について、フリエンドは、当時の楽器や音楽の変化があまりにも激しいスピードで進行したからではないか、と語ります。実際、演奏では、ナチュラル・ホルン(スコットランドでは非常に重要な役割を果たす)を用い、トランペットはピストンの備わったものを用いるなど、熟慮の末の楽器選びをしています。
 フリエンドは、古楽アンサンブル「コンバッティメント・コンソート」の芸術監督(1982-2013)として、当時あまり知られていなかった作曲家によるオペラ作品などの復興でも人気を馳せました。このネザーランド交響楽団では2006年から首席指揮者、音楽監督を務めています。
 ネザーランド交響楽団は、オーケストラとしての活動のほか、メンバー達によるいくつかのアンサンブル団体も結成されており、ネザーランド交響楽団バロック・アカデミーなど、古楽演奏にも熱心なメンバーが数多く存在しています。古楽活動も長かったフリエンドの綿密な楽譜研究と楽器採用に関しての検討にも機敏に反応しており、オランダの音楽シーンの牽引役として活躍しています。

 

CC 72394
(2SACD HYBRID)
\4000→\3690
各パート1人!クイケンのクリスマス・オラトリオ
 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ(全曲)
シギルヴァルト・クイケン(指揮、ヴァイオリンⅠ)
イム・スンヘ(ソプラノ)
ペトラ・ノスカイオヴァ(メゾ・ソプラノ)
ステファン・シェルペ(テノール)
ヤン・ファン・デア・クラッベン(バリトン)
ラ・プティット・バンド
 イン・キム(ヴァイオリンI)
 サラ・クイケン(ヴァイオリンII、エコー(第4部第4曲)
 バーバラ・コンラート(ヴァイオリンII)
 マルレーン・ティアース(ヴィオラ)
 ロナン・ケルノア(バス・ド・ヴィオロン)
 赤津真言(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
 アンネ・プストラウク(トラヴェルソI)
 シーン・ヒュイブレヒツ(トラヴェルトII)
 ヴィンチアーネ・ボードゥイン
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャ/
   1,2,3,5,6 部)
 オフェール・フレンケル
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャ/
   2,5 部)
 カタルチナ・ソコロフスカ
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ/2,3,4,6 部)
 マシュー・ルー(オーボエ、オーボエ・ダモーレ/1,2,4部)
 ライナー・ヨハンセン(ファゴット)
 ジャン=フランソワ・マドゥフ(ホルンI、トランペットI)
 ピエール=イヴ・マドゥフ(ホルンII、トランペットII)
 グラハム・ニコルソン(トランペットIII)
 コーエン・プレティンク(ティンパニ)
 ベンヤミン・アラール(オルガン)
 各パート1人!クイケンのクリスマス・オラトリオ。優秀録音

 録音:2013 年12月11, 13-17日/プレディクヘーレン教会ルーヴェン(ベルギー)

 ついにクイケンがクリスマス・オラトリオを録音しました!声、楽器とも、各パート一人の演奏です。
 クイケンは、バッハによる明確な「チェロ」という指定がない限り(そしてその指定が明確なことは稀)、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いますが、このクリスマス・オラトリオの録音でも、スパッラを採用。また、通奏低音群であるバス・ド・ヴィオロンも、ほとんどチェロのような楽器ですが、実際にはチェロより少し大きめのサイズのもので、響きも実際違います。こうしたこだわりも、各パート一人だと、各声部がよりくっきりと響くことにより、それぞれの音色を感じ取ることができます。
 声楽パートも各声部一人で演奏することにより、テキストがより明確に、ダイレクトに響いてくるよう。規模の大きな管弦楽で聴く、祝祭感の強い演奏もよいものですが、ここで聴くような、各パート一人による演奏を聴くと、各パートの音色やテキストはもちろんのこと、クリスマスの神聖さ、クリスマスの喜ばしさ、といったひとつひとつの要素すべてが、より濃さを増して伝わってきます。チャレンジ・クラシックスならではの優秀録音も魅力。なお、この録音をもって、クイケンは、バッハのオラトリオを全曲録音したことになります。




MIRARE

MIR 219
\2700→\2490
ラローチャ以来のスペイン・ピアニズムの秘宝、ペレスのファリャ
 ファリャ:
  (1)交響的印象「スペインの庭の夜」
  (2)「三角帽子」〜隣人たちの踊り/粉屋の女房の踊り/粉屋の踊り
  (3)アンダルシア幻想曲
  (4)「恋は魔術師」〜きつね火の踊り/恐怖の踊り/魔法の輪/火祭りの踊り
ルイス・フェルナンド・ペレス(Pf)
(1)カルロ・リッツィ(指揮)
 バスク国立管弦楽団
 録音:2013 年4 月11、12 日/ボルドー・オーディトリウム(1)、6 月15-17 日/アルカラ・デ・エナーレス音楽室(2)-(4)/56’ 00”

 フォル・ジュルネ音楽祭でもお馴染みのスペインの名手ルイス・フェルナンド・ペレス。冴えたテクニックと独特のリズム感による明快な音楽性で、ラローチャ亡き後のスペイン・ピアノ界を背負う筆頭とみなされています。ペレスのスペイン物はどれも素晴しいのひと言に尽きますが、今回は待望のファリャ作品集。
 ピアノとオーケストラのための協奏作品「スペインの庭の夜」は2013 年のフォル・ジュルネ音楽祭での名演が語り草となっているので、録音の登場は大歓迎と申せましょう。
 アルベニスやグラナドスと比べ、ファリャのピアノ独奏曲は多くなく、ポピュラーなものはありません。このアルバムは「スペインの庭の夜」をメインに、バレエ音楽「三角帽子」と「恋は魔術師」から、ファリャの作品中最も人気のあるナンバーを作曲者自身がピアノ独奏用に編曲したものを集めるという秀逸かつ魅力的なラインナップとなっています。ギター風の打鍵、セギディーリャやファンダンゴのリズムの巧さが特筆されますが、「火祭りの踊り」のすさまじい効果も興奮させられます。




MSR



MS 1493
\2300→\2090
「ツァイスル&コープランド:ヴァイオリン・ソナタ集」
 エーリヒ・ツァイスル(1905-59):メヌカイムの歌
 アーロン・コープランド(1900-90):ヴァイオリン・ソナタ
 エルネスト・ブロッホ(1880-1959):アボーダー
 ツァイスル:ヴァイオリン・ソナタ「ブランダイズ」
 ロバート・ダーバー(1922-1945):セレナータ
ジーナ・シフ(Vn)
キャメロン・グラント(Pf)
 ジーナ・シフによるツァイスル、コープランド他ユダヤ系ヴァイオリン作品集

 録音: 2012 年10 月、60’23

 ジーナ・シフの「シベリウス、バーバー:ヴァイオリン協奏曲集」(MS1459)に続くアルバム。
 ユダヤ系の作曲家によるヴァイオリンとピアノのための作品を収録。コープランドとブロッホ以外はあまり知られていないが、エリック・ツァイスルはオーストリアの作曲家でナチスのオーストリア併合時にアメリカに亡命、その後はハリウッドで映画音楽の作曲で名を成した。
 ロバート・ダーバーはドイツの作曲家、チェリスト、ピアニストであったが第2 次大戦中、ダッハウの強制収容所で死去、ここに収録の演奏時間わずか3 分のセレナータが現在残された唯一の作品となる。


好評!ジーナ・シフの旧譜!
ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲/バール・シェム/ヘブライ組曲(スコティッシュ・ナショナル管/セレブリエール)
NAXOS
8.557757
\1100
ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲 他
 ヴァイオリン協奏曲/バール・シェム/ヘブライ組曲
ジーナ・シフ(ヴァイオリン)
ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ジュネーヴに生まれた早熟の天才、ブロッホ(1880-1959)はブリュッセル音楽院でウジェーヌ・イザイに師事した。イザイは彼の才能をすぐさま見抜き、その音楽性を追求するように説得したという。このヴァイオリン協奏曲は、ブロッホがニューメキシコを訪問した時に耳にしたアメリカインディアンの歌を主題とし、そこに彼らしい「聖書を通じて感動し打ち震える魂の叫び」を加えた知られざる名曲。この録音によってファンが増えることでしょう。

MSR
MS1339
\2300→¥2090
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ジーナ・シフ(Vn)
キャメロン・グラント(Pf)

録音:2007年9月ニューヨーク

ジーナ・シフはニューヨーク・タイムズ紙に「ハイフェッツの再来」と絶賛され、現在ヨーロッパ、アメリカを中心に演奏活動を行っているベテラン・ヴァイオリニスト。彼女の初録音は1968年のMGM映画「フィクサー」のためのモーリス・ジャルが書き下ろした無伴奏ヴァイオリン作品だった。多くの賞の受賞歴があり、フィラデルフィア管、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管と度々共演している。NAXOSよりブロッホのヴァイオリン協奏曲などをリリースし高い評価を得ている。

MSR
MS 1459
\2300→\2090
ジーナ・シフのシベリウス&バーバー:ヴァイオリン協奏曲
 (1)シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲
 (2)パウル・ベン=ハイム(1897-1984):3つの無言歌(管弦楽版、世界初録音)
 (3)バーバー(1910-1981):ヴァイオリン協奏曲
ジーナ・シフ(Vn)
アヴラーナ・アイゼンバーグ(指揮)
MAV交響楽団
 
 録音:2011年ハンガリー放送,ブダペスト

 ジーナ・シフはニューヨーク・タイムス紙で「甘美で高いヴォルテージ、ハイフェッツの再来」と高い評価を得ている女流ヴァイオリニスト。既に録音は数多く、映画音楽の大家モーリス・ジャールのサントラ「フィクサー」が録音デビュー、他にブロッホのヴァイオリン協奏曲(NAXOS)、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集(MSR)などがあり、レパートリーにも特色がある。このディスクではユダヤ情緒たっぷりの神秘的なベン=ハイムの作品と明朗快活なバーバーの協奏曲で魅力的なカンタービレを聴かせている。指揮のアイゼンバーグは女流指揮者で、ボストン室内響の音楽監督を務める。




 

MS 1431
\2300
「献呈」〜パリ音楽院の作曲家によるフルート作品集
 ピエール・カミュ(1885-1948):歌とバディネリ
 シャルル・ケクラン(1867-1950):フルート・ソナタ
 ルネ=エマヌエル・バトン(1879-1949):パッサカリア
 アルベール・ルーセル(1869-1937):アンダンテとスケルツォ
 フィリップ・ゴーベール(1879-1941):フルート・ソナタ第2番
 メラニ・ボニ(1858-1937):小品、スケルツォ
 ピエール・マックス・デュボア(1930-1993):フルート・ソナタ
フランセスカ・アーナン(Fl)
テリー・リン・ハドソン(Pf)
 ケクラン、ルーセル、ゴーベール他20世紀フランスのフルート作品集!

 録音:2013年1月、70:23

 アーナンのケクラン、オールウィン他の無伴奏フルート作品集(MS1457)に続くアルバム第2弾。名門パリ音楽院出身の作曲家達によるフルート作品を収録。
 19 世紀末から20 世紀初頭に活躍した作曲家達の作品はいずれもフランスの洗練されたエスプリにあふれている。フランセスカ・アーナンはオバーリン音楽院で学び、カナダ、アメリカ、アジア、ヨーロッパでソリストとして活躍している中堅女流フルーティスト。
 

MS 1478
\2300
「怠惰な午後」〜バイロン・ベロウズのサキソフォンのためのサロン音楽
 バイロン・ベロウズ:
  この家の中で、私は春を待つ、シモーネ、
  これは私の狂気、魔法の髪、メリー・ゴーランド、
  花のための私の悲しみ、怠惰な午後、3 時、グッドナイト
ハビエル・オビエド(Sax)
ジャン=ピエール・シュミット(指揮)
聖ルカ室内アンサンブル
 録音:2014 年5 月、54'05

 バイロン・ベロウズはトロントを拠点に活動するカナダのライト・ミュージックの作曲家でミュージカルなどを発表、カナダ、アメリカで幅広く活躍している。
 収録曲はいずれも肩の凝らない親しみやすい音楽。サックスのハビエル・オビエドはカーター、ヒンデミット、コリリアーノなど20〜21 世紀の音楽を得意としており、甘い音色が特徴。
 

MS 1481
\2300
「金管とオルガンのための音楽」
 カンプラ(1660-1744):ダンス組曲
 ホヴァネス(1911-2000):センツァ・ミスラ
 フンパーディンク(1854-1921):夢のパントマイム
 ガブリエリ(1554-1612):第7 旋法によるカンツォーナ第2番
 バッハ:「装いせよ、我が魂よ」BWV.654(オルガン独奏)
 シューマン:アダージョ(4つのカノン形式の練習曲より)
 ガブリエリ:第9旋法によるカンツォーナ
 ブクステフーデ:輝く曙の明星のいと美わしきかな
 リムスキー=コルサコフ:「貴族の入場」(「ムラダ」より)
 バッハ:幻想曲BWV572(オルガン独奏)
 R.シュトラウス:聖ヨハネ騎士修道会の荘重な入場
トンプソン・ブラス・アンサンブル
バーバラ・ブルンス(Org)
 録音:2011-13 年、65’27

 ブラスとオルガンによる新旧アンサンブル作品を収録。アメリカの特異な作曲家ホヴァネスの作品はトランペット・ソロとオルガンのためのソナタからの抜粋。オルガンのバーバラ・ブルンスは日本生まれのアメリカ人で札幌、苫小牧、東京で育ち、かの地で音楽の初期教育を受けた。現在はニューイングランド音楽院で教鞭を取りつつ演奏活動に励んでいる。
 

MS 1521
(2CD)
\3600
「トゥ・フォー・ザ・ロード」
 鷲と私、黄金の耳、トゥ・フォー・ザ・ロード、
 紫の夢、ア・タイム・フォー・ラヴ、スピーク・ロウ、
 天使のまなざし、ルート66、夜は千の目を持つ、
 あなたと私、9月の歌、ほか全25曲
パム・パーヴィス(Vo)
ボブ・アッカーマン(Sax,Cl,Fl)
ほかバンド
 女声ヴォーカルにサッカス、クラリネット、フルートのソロと小編成のバンドによるジャズ・スタンダードナンバー集。
 
MS 1527
\2300→\2090
「幻想曲とフーガ」〜ハープ作品集
 バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV903
 エラアス・パリシュ=アルヴァーズ(1808-49):
  大幻想曲とイタリアの動機による勇敢な変奏曲Op.57
 マイケル・キンベル(b.1946):北極圏のバラード
 トゥリーナ(1882-1949):トッカータとフーガOp.50
 アンリエット・ルニエ(1875-1956):伝説〜ルコント・ド・リルの「妖精たち」による
カトリーナ・セデルケニ(Hrp)
 録音:2014 年3 月、64’35

 バッハとトゥリーナはもともとピアノ曲、それ以外はハープのオリジナル作品。作曲家パリシ・アルヴァースとエンリエット・ルニエはハープの世界ではよく知られた存在。ハープのカトリーナ・セデルケニはカナダ出身でウィーンとフランクフルトで学び、現在ゲヴァントハウス管弦楽団やウィーン・フィルなど名だたるオーケストラで活動している期待の若手。

 カトリーナ・セデルケニ、応援しちゃいます。
 

MS 1531
\2300
「バッハ&ベートーヴェン・モーストリー・トランスクリプション2」
 バッハ(ブゾーニ編):前奏曲とフーガ ニ長調BWV532
 ベートーヴェン(リスト編):遥かなる恋人にop.98/S.469
 バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調BWV543/S.462
 バッハ( シロティ編) : アダージョ〜ソナタ第5番ヘ短調BWV1018 より
 バッハ(ブゾーニ編):
  コラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV639/177
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.11
ティエン・シェイ(謝欣恬,Pf)
 録音:2013 年10 月、71’13

 ロマン派のヴィルトゥオーゾ作曲家達によるバロック、古典派の作品の絢爛豪華な編曲集。実は本アルバムはその第2 集で、第1 集はTitanic レーベルでリリースされ、バッハ、ショパン、シューベルト、シューマンなどが取り上げられていた。
 ピアノのティエン・シェイは台湾出身で米国に移住後、国際リスト・コンペティションなどに入賞。その後は米国、欧州、アジアでさかんに演奏活動を繰り広げている。
 

MS 1534
\2300
「アメリカの抒情主義」〜アメリカのピアノ作品集
 クリストファー・テオファニディス(b.1967):全ての夢は地平線と共に始まる
 リチャード・ダニエルプール(b.1956):前奏曲集「魅惑の庭」第2集
 モニカ・ヒュートン(b.1954):ピアノ・ソナタ
 ジャスティン・メリット(b.1975):シャコンヌ「慈愛」
 ピエール・ジャルバート(b.1967):トッカータ
クリストファー・アトジンジャー(Pf)
 録音:2013 年5 月、67’32

 アメリカの中堅からベテラン世代の作曲家によるピアノ作品集。殆どが2000 年以降に作曲されたもの。アルバム・タイトル「アメリカの抒情主義」にある通り、いずれもトナリティによるロマンティックな作品。
 ダニエル・ポワーの前奏曲集はその名からもある程度、推察できるように非常にドビュッシーを思わせる。その他、ジャズやラグタイムの様式を真似た音楽もあり、肩肘張らず楽しめる内容になっている。




NEOS

NEOS 21303/04
(2CD)
\4800
「ドビュッシー:前奏曲全曲(第1巻・第2巻)」
 クロード・ドビュッシー(1892-1918):
  CD1:「前奏曲集第1巻」
   (デルフィの舞姫/ヴェール(帆)/野を渡る風/
    夕べの大気に漂う音と香り/アナカプリの丘/雪の上の足跡/
    西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/とだえたセレナード/
    沈める寺/パックの踊/ミンストレル)
  CD2:「前奏曲集第2巻」
   (霧/枯葉/ヴィーノの門/妖精たちはあでやかな踊り子/
    ヒースの荒野/奇人ラヴィーヌ将軍/月の光が降り注ぐテラス/
    水の精/ピクウィック殿をたたえて/カノープ/交代する三度/花火)
ギレアド・ミショリ(Pf)
 NEOSが自信を持って送りだす「ドビュッシー:前奏曲集」作曲家でもあるギレアド・ミショリの解像度の高い演奏!

 録音:2012年7月、83:55

 ギレアド・ミショリは1960 年エルサレム出身で日本へも度々訪れソロや室内楽のコンサートを開き、ファンも多い。作曲家でもあり当NEOS レーベルから室内楽作品集も発売になっている(NEOS11022)。
 ミショリはヤナーチェクのピアノ付き室内楽の全曲を世界で初めて録音したことでも知られる。印象派、近現代作品は彼の最も得意とするレパートリーで、この前奏曲全集でもペダルを控えつつ、透明感のある解像度の高い現代的なドビュッシーに仕上げている。
 
NEOS 11402
\2400
「メラ・マイアーハンス(b.1961)作品集」
 (1)「エニグマ」(1999)〜声、打楽器とプリペアード・ピアノのための
 (2)「トリトン」(1989/90)〜ピアノ独奏のための
 (3)「A-a」(2000)〜声と打楽器のための
 (4)「オルフェウス」(1999)〜声のソロのための
 (5)「開放弦Ⅱ」〜ヴァイオリン独奏のための(1995/96)電子音響付随版(1999)
(1)(3)(4)レスリー・レオン(Vo)
(1)(2)ローラ・ガラチ(Pf)
(1)(3)フリッツ・ハウザー(Perc)
(5)レンカ・スプコヴァ(Vn)
(5)トメック・コルチンスキ(エレクトロニクス)
 録音:2014 年5 月、54'05

 マイアーハンスは1961 年スイス出身で現在はベルリンとブランデンブルクに居住して活動している。バーゼル音楽院で2000 年まで電子音楽の招聘作曲家として研究、作曲、講義を行い、ハノーバー歌劇場、ルツェルン音楽祭など、多くの音楽祭、歌劇場オーケストラから委嘱を受けている。
 作風は電子音楽の影響を受けて打楽器、プリペアード・ピアノなどから思いがけず精妙な響きを引出し、それを綿密に紡いでゆく、といった静謐で繊細なもの。「エニグマ」はプリペアード・ピアノのせいもあろうが、初期のケージを思わせる美しい歌曲。
 
NEOS 11407
\2400
「解体するアコーディオン」
 (1)ヴィト・ズライ(b.1979):シルエット(2012)
 (2)エドゥワルド・デメッツ(b.1958):
  アコーディオンとサンプルのための4つのトラック(2013)
 (3)クラウス=シュテッフェン・マーンコップ(b.1962):
  解体するアコーディオン(2000/01-08)
 (4)アルトゥーロ・フエンテス(b.1975):ゲットムーヴ(2011/14)
 (5)ルカ・ユハルト(b.1982):hrUP(2013)
ルカ・ユハルト(アコーディオン)
 録音:2011-2014 年、55‘01

 若手アコーディオン奏者ルカ・ユハルトはこれまでに40 曲以上の新作を初演してきた。その中にはドナウエッシンゲン音楽祭で初演されたグロボカールの記念碑的作品「ローマのラジオグラフィ」も含まれている。
 このアルバムでは中堅以上の世代の作曲家の作品が選ばれており、いずれもアコーディオンの機能を最大限に生かした、さながら電子音楽のような特殊な音響であふれている。自作のhrUP では奏者自らが叫び声をあげるなど、パフォーマンス、シアター・ピースの色合いも濃い。
 
NEOS 11415
\2400
「ジャン=ピエール・ルゲ(b.1939)作品集」
 (1)「エトワール」(1981)〜ハープシコードと5楽器のための
 (2)弦楽三重奏曲(1978-1979)
 (3)アズール(1990-1991)〜ピアノのための
(1)イレーネ・アッサヤグ(Cemb)
 ユキ・マヌエラ・ヤンケ(Vn)
 マリオ・ブラウマー(Vc)
 ヤニーネ・ノイゲバウアー(Cl、バスCl)
 ヴィルマンタス・カリウナス
  (Ob、イングリッシュHr)
 ブリッタ・ヤーコプス(Fl、ピッコロ)
 ヨアヒム・フォンテーン(指揮)
(2)ジャンジ・カオ(Vn)
 ベンジャミン・リビニウス(Va)
 マリオ・ブローメル(Vc)
(3)ドミニク・メレ(Pf)
 録音:2012 年1 月68’25

 ジャン=ピエール・ルゲは作曲家、オルガニスト、インプロヴァイザーとしての多彩な顔を持ち、ヨーロッパで既に多くの作品を発表している。
 「エトワール」はチェンバロと室内アンサンブルのための小さな協奏曲でチェンバロの細かな動きが次第にアンサンブルに広がり様々に変容してゆく佳品。ピアノ曲「アズール」はメシアン譲りの色彩的なハーモニーと量感のあるピアノの音塊が魅力。



 

CPO


777458
\2700→\2490
忘れられたベルリン生まれのロマン派作曲家
 エルンスト・ルドルフ:交響曲 第3番 他

  1-4.交響曲 第3番 ロ短調 Op.50/
  5.自作主題による変奏曲 Op.24
ボーフム交響楽団/
フランク・ベールマン(指揮)
録音 2011年3月8-11日…1-4, 2011年10月5-7日…5
 ベルリンに生まれ、ヴォルデマール・バルギールにピアノを学んだ後、ライプツィヒ音楽院でモシェレス、プレディ、リーツから音楽を学んだというエルンスト・ルドルフ(1840-1916)。彼はケルン音楽院でピアノを教えているときに、ケルン・バッハ協会を設立し、バッハ作品の普及に努めた他、ヴェーバーやモーツァルトなどの楽譜の校訂を行うなど活発な活動をしました。
 ブラームスやヨアヒムとも懇意にしていて、往復書簡も残っています。彼自身の作品も3つの交響曲をはじめ、管弦楽曲、室内楽曲、そして数多くの歌曲が残されていますが、残念ながら彼の作品は、同時期のヘルツォーゲンベルクやゲルンスハイムのようにほとんどが忘れられてしまっています。
 そんなルドルフは自然を愛し、その破壊に心を痛めたといわれ、環境保護運動にも力を入れたことで知られています。作品にも雄大な雰囲気が仄かに感じられます。ここで聴ける音楽は、例えばユニゾンで始まる交響曲の第3番の第1楽章など、かなりユニークな作風を有しています。


 

777652
(2CD)
\4200→\3790
ヨゼフ・スク:弦楽四重奏曲全集・ピアノ五重奏曲
<CD1>
 1-4.弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.11/
 5.四重奏曲断章 変ロ長調/
 6-9.弦楽四重奏曲 Op.31/
<CD2>
 1-4.ピアノ五重奏曲 ト長調/5.エヌエット ト長調/
 6.バラード ニ短調/7.舟歌 ニ短調/
 8.コーラル・メディティエーション Op.35a
マティアス・キルシュネライト(ピアノ)/
ミンケ弦楽四重奏団
録音 2010年11月1-4日,2011年5月23-24日,2012年2月23-25日
 日本では一般的に「ヨゼフ・スーク」と呼ばれる作曲家ヨゼフ・スク(1874-1935)。彼は同名のヴァイオリニスト、ヨゼフ・スークの祖父であり、またドヴォルザークの義理の息子でもありました(ドヴォルザークの娘オチルカと結婚したため)。
 そんな彼の作品からは、やはりドヴォルザークとブラームスの影響が強く感じられるのは、時代から考えても当然のことでしょう。しかし彼の中期から後期の作品からは、ドビュッシーやマーラーなどの後期ロマン派や印象派的な響きも聴かれ、これは彼自身の探究心の結果でもあり、なかなか興味深い音楽が展開されています。
 1912年に、第2番の四重奏曲は野心作であり、この曲が初演された際は大きな騒動が起きたといい、これはドホナーニが、静かに嫉妬心を抱いていたらしいシェーンベルクにも張り合えるほどの「時代への挑戦状」ともいえる作品だったのです。


 

777838
(2CD)
\5400→\4990
ラジオの音楽集 第2集 ラジオのための組曲と序曲
<CD1>
 1.フランツ・シュレーカー(1878-1934):室内管弦楽団のための小組曲(1928)/
 2.エルンスト・トッホ(1887-1964):管弦楽のための「ブンテ組曲」Op.48(1928)/
 3.エドゥアルド・キュンネッケ(1885-1953):
  ジャズ・バンドと大管弦楽のための合奏協奏曲「ダンスステップ組曲」 Op.26/
<CD2>
 1.ミシャ・スポリアンスキ(1888-1985):チャールストン奇想曲(1930)/
 2.マックス・ブッティング(1888-1976):
   シンフォニエッタとバンジョー Op.37(1929年放送)/
 3.マックス・ブッティング:ハイテレ組曲 Op.38(1929年)/
 4.ヴァルター・ブラウンフェルス(1882-1954):
  放送オーケストラのためのディヴェルティメント
ボーナス:
 ミシャ・スポリアンスキ:チャールストン奇想曲(エルンスト・タイスによる演奏会形式)
ドレスデン・シュターツオペレッタ管弦楽団/
エルンスト・タイス(指揮)
録音 2006年.2007年 ベルゼ・コスヴィック/2009年 ドレスデン,ルカ教会
 ドイツにおけるラジオ放送の初期の時代には、様々な音楽が放送され、これには現代音楽と古典音楽、ポピュラー音楽の境界は全くありませんでした。当時の「現代音楽家」たちはこの媒体を愛し、数多くの実験的な作品を書き上げました。
 その中にはヴァイル、ヒンデミット、トッホ、シュレーカー、ハースなど当時の革新者たちの名前があり、彼らが「ラジオ」というものにどれ程の期待を抱いていたかが良くわかるというものです。
 この2枚組は当時の作品を掘り起こし、エルンスト・タイスとドレスデン・シュターツオペレッタ管弦楽団が見事に再現したものです。当時の前衛音楽を改めて聴いてみませんか?CD2の方は一層興味深い作品が並んでいます。


ラジオの音楽集第 1 集

777541-2
(2CD)
\5400→\4990
ラジオの音楽集第 1 集
 1.エドムント・ニック(1891-1974):
  叙情組曲「今の時間に生きる」(1929)
   (エーリッヒ・ケストナーのテキストによる)
マルクス・ガンゼル(語り&歌)/
クリスティアン・グリガス(語り)/
エルケ・コットマイア(語り)/
ドレスデン市立オペレッタ管弦楽団&合唱団/
エルンスト・タイス(指揮)
 児童文学の名作「飛ぶ教室」で知られるドイツの孤高の文学者、ケストナーのテキストを用いた楽しい音楽劇の登場です。1929年にブレスラウで初演されたラジオ・ドラマです。テキストを提供したケストナーは既にいくつかの詩を発表し、また音楽を書いたニックも意欲的な作品を書こうと目論んでいました。世界恐慌が始まった頃の落ち着かない気分が巧く表現された興味深い作品です。どこかの国に住む「平均的な男性」シュミット氏の生活を描いたドラマですが、予想通り、当局に目を付けられたため1933 年には上演禁止となってしまい、戦後、音楽だけが時折演奏されたというものです。言葉がわからずとも雰囲気は存分に楽しめます。

 

777864
\2100→\1890
ゲオルク・シューマン作品集
 1-4.ピアノ四重奏曲 ヘ短調 Op.29 (1901)/
 5-7.チェロ・ソナタ ホ短調 Op.19 (1898)
ミュンヘン・ピアノ三重奏団
〈メンバー:
ミヒャエル・アールト(ヴァイオリン)/
ディートリヒ・クレーメル(ヴィオラ…ゲスト)/
ゲルハルト・ツァンク(チェロ)/
ドナルド・ズルツェン(ピアノ)>
録音 2014年4月13.14日…1-4, 2013年10月28.29日…5-7 ミュンヘン,BR 第2スタジオ
 ドイツの作曲家ゲオルク・シューマン(1866-1952)。あのロベルト・シューマンの係累ではありませんが、ザクセン州の同じ地域の音楽文化を受け継ぐ素晴らしい才能を持ち、また教育者としても優れた功績を残した人としても知られています(ヴァイマル共和国に留学していた諸井三郎を指導した一人でもあります)。
 彼は生涯に渡って室内楽を愛し、自らもピアノを演奏しながら仲間たちと常にアンサンブルを持っていたと言われています。
 ここに収録されたピアノ四重奏曲は、古典的なフォームを持ちながらも、アイデアはロマンティックに拠っており、進歩的なハーモニーが使われた興味深いものです。またチェロ・ソナタは彼と同時代の名チェリスト、フーゴ・ヴェッカーに捧げられていて、こちらは最も重要な作品の一つです。


ゲオルク・シューマン旧譜
美しいピアノ三重奏曲集&交響曲

777712-2
\2100→\1890
ゲオルク・シューマン:ピアノ三重奏曲集
 1.ピアノ三重奏曲第1番Op.25/
 2.ピアノ三重奏曲第2番Op.62
ミュンヘン・ピアノ三重奏団
 同じファミリー・ネームではありますが、このゲオルク・シューマン(1866-1952)は、かのロベルトの子孫ではありません。しかし、音楽的な家庭に生まれたゲオルクも、若い頃からコンチェルトを楽々演奏するほどの才能あるピアニストに育ち、その音楽的才能を嘱望されたのです。とはいえ、彼はソロストとしての活動には興味を持たず、学友たちと室内楽を演奏することを好み、また、生涯を通じて室内楽の作曲に力を注いだのです。
 この第1番のピアノ三重奏曲は、彼がブレーメンで指揮者として経験を積んでいた頃の作品で、若々しい情熱に満ちた楽想を持っています。第2番は1916年頃の作品で、後期ロマン派の特徴を前面に押し出した濃厚な作風となっています。

777464-2
\2600→\2390
ゲオルク・シューマン:
 交響曲ロ短調「勝利の価値の交響曲」/

 大管弦楽のためのセレナードOp.34
ミュンヘン放送管弦楽団/
クリストフ・ゲッショルト(指揮)
 ゲオルク・シューマン(1866-1952)と言えば、美しいピアノ三重奏曲集(777712-2)が既にリリースされていますが、今回はもっと大規模な管弦楽作品をご紹介いたします。指揮者でもあり教育者としても活躍したシューマンは、ベルリンのジンクアカデミーの監督やプロイセン芸術アカデミーの院長などを歴任し、ベルリンの音楽界に強い影響力を持っていました。
 若い音楽家たちにも援助を惜しまず、数多くの若手作曲家が彼の薫陶を受けています(日本からの留学生である諸井三郎の師匠としても知られています)。
 今回収録の2つの作品のうち、交響曲は彼の最初の管弦楽作品で、1886年にカール・ライネッケの指導の下に書かれ、ベルリン・コンチェルトハウスのコンクールで一等賞を受賞、ゲオルク・シューマンの名前を飛躍的に有名にした曲です。セレナードは1904年に出版された5つの部分からなる大規模な作品です。

 

777731
\2100→\1890
一部の聴衆から熱烈に愛されている
 ジョセフ・ホルブルック:クラリネットを伴う室内楽曲集

  1-3.クラリネット五重奏曲 Op.27/
  4.クラリネットとピアノのための「キレネ」Op.88b/
  5.クラリネットとピアノのための「フリュネ」Op.98b/
  6.変奏曲 Op.27-1/7.妖精の国-夜想曲 Op.57-1/
  8.クラリネットと弦楽四重奏のための「アイリアン・ショナ」 Op.74/
  9.クラリネット五重奏曲の終楽章の異稿版
   ※4.5.6…世界初録音
ロバート・プレーン(クラリネット)/
ルーシー・グールド(第1ヴァイオリン)/
ミア・クーパー(第2ヴァイオリン)/
ディヴィッド・アドムス(ヴィオラ…1-3.6.8.9)/
アリス・ニアリー(チェロ)/
ソフィア・ラーマン(ピアノ)
録音 2012年3月5.6日,5月28日 西サセックス チャンプス・ヒル,ミュージック・ルーム
 イギリスの作曲家ジョセフ・ホルブルック(1878-1958)の名前は、主にエドガー・アラン・ポーの詩に基づいた交響詩「大鴉」でしられています。
 この最作がロンドンで初演されたとき、批評家たちはこれを熱狂的に支持し、それゆえ、彼の名声は飛躍的に上がったといわれています。しかし、同世代のイギリス人作曲家たちと同じく、彼の業績はすっかり忘れられてしまいました。
 彼は大規模な作品を好み、それは当時の聴き手にはなかなか受け入れられなかったのです。また、多くのイギリス人作曲家が、第1次世界大戦以降は独自の路線を歩み始めたのに対して、彼はずっとドイツロマン派の流れを捨てなかったことにも起因するのでしょう。
 そんなホルブルックですが、これらの室内楽曲からは、そんな気負いもプライドも感じられず、とても自然な流れと豊かなメロディを楽しむことができます。ごく一部の聴衆から熱烈に愛されているホルブルックの作品、そろそろ復興の兆しが見えてもよいのではないでしょうか。



 ホルブルック、マーラーっぽくてかっこいい。
 ウイキペディアではこんなに大きな記事で紹介されている。
 CDはあまり多くない。


ホルブルックのヴァイオリン作品集
明朗で聴きやすい
ホルブルック:ヴァイオリン協奏曲「グラスホッパー」/ヴァイオリン・ソナタ第1番/ホルン三重奏曲(ピーコック/スティーヴンソン/M. スミス)
NAXOS
8.572649
\1100
ホルブルック:ヴァイオリン協奏曲「バッタ」他
 1-4.ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) 第1番 Op.6a/
 5-7.ホルン三重奏曲 ニ長調 Op.28(原典版)/
 8-10.ヴァイオリン協奏曲「バッタ」(ヴァイオリン・ソナタ 第2番)Op.59/
 11.メゾチント集 Op.55-第2番 恍惚(ヴァイオリンとピアノ編) ※全て世界初録音
マーク・スミス(ホルン)…5-7/
ケレンツァ・ピーコック(ヴァイオリン)/
ロバート・スティーヴンソン(ピアノ)
イギリス、クロイドン生まれの作曲家ホルブルック(1878-1958)のヴァイオリン作品集です。彼は12歳でピアニストとしてデビュー、その後指揮活動を続けながら、作曲家としての道を志し、22歳の時に交響詩「大鴉」を発表。次々と大作をものにし、ついには「コックニーのワーグナー」と呼ばれるほどの同時代の作曲家の中でも先進的な位置を獲得したのでした。しかし、第一次大戦後も後期ロマン派の作風を捨てることなく、また、常に大作の上演・・・ワーグナー風の連作・・・を夢みていたため、結局は時流に乗れずに、次第に忘れられてしまったのです。とはいえ、彼の器楽曲はもっと気楽で明るく魅力的なものであり、民謡風の主題をもつ素朴なものです。アルバム・タイトルになっているヴァイオリン協奏曲「バッタ」は彼自身が、協奏曲版とソナタ版(こちらの方の最終楽章が若干平易に書かれている)の2つのヴァージョンで出版していますが、この録音では難しい方の協奏曲版を用いています。

聴いたことはないけれど、交響曲もある。よさそう。

DUTTON
CDLX 7251
\2200
ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):
 窪みと振り子(幻想曲)Op.126(1926)(+/#)
 チェロ協奏曲「カンブリア紀」Op.103(1936)
 交響曲第4番ロ短調「シューベルトへのオマージュ」Op.95(1928)(+)
 パンドラ(1920)(#)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ(*))
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(#)
ジョージ・ヴァス(指揮)
録音:2010年4月6日、リヴァプール、フライアリー(+)。2010年5月3日、グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール、RSNOセンター(#)。世界初録音。

  
777716
(2SACD-Hybrid )
\6200
北ドイツのバロック時代のオルガン作品集 第13集
 ミヒャエル・プレトリウス:オルガン作品全集
  他、デイヴィッド・エーベル,ヨハン・バール,
  ヤコブ・ボルシェ,ペトルス・ハッセ1世、
  ペトルス・ハッセ2世,ヴィルヘルム・カルゲス,
  ヒエロニムス・プレトリウス3世,
  アンドレアス・ベックマイスター,
  メルヒオール・ヴォルトマンの作品集
フリードヘルム・フランメ(オルガン…
グラウホフ・バイ・ゴスラー,聖ゲオルク十字架教会,
クリストフ・トロイトマン・オルガン 1734-37年製)
 この2枚のSACDの中に、ミヒャエル・プレトリウス(1571/72-1621)をはじめとしたルネサンス期から初期のバロック期までの、様々な北ドイツの作曲家によるオルガン曲作品が収録されています。
 メインであるミヒャエル・プレトリウスはプレトリウス一族の中で最も名の知られた人で、この時期のも最も多作であった作曲家であり、また、プロテスタントの賛美歌の発展に寄与したことでも知られています。
 彼はドレスデンのザクセン宮廷に使え、当時流行のヴェネツィア楽派によるイタリア音楽を演奏し、その作品にもイタリアの様式が感じられます。ルター派教会のために1000曲以上のコラールを書き、また同時代の音楽についての素晴らしい論文を残しています。
 またこの時代に活躍したオルガニスト、作曲家たちの作品からも、当時の雰囲気が伝わります。演奏しているのはお馴染みのフリードヘルム・フランメ。どんな時代の作品でも研究に研究を重ねた説得力ある演奏を聞かせる人です。
 
777772
\2700
いとも賢明なる童貞 ポーランドの宮廷における聖母マリアの礼拝音楽集
 1.マルチン・ミエルチェフスキ(1600頃-1651):いとも賢明なる童貞/
 2.ミエルチェフスキ:陸と海のどちらも/
 3.ミエルチェフスキ:神の母(第2ヴァージョン)/
 4.ミエルチェフスキ:マリアを讃えて/
 5.ミエルチェフスキ:マリアの寝台の前に/
 6.ミエルチェフスキ:第1旋法のマニフィカト/
 7.アダム・ヤジェンプスキ(1590頃-1648):2声のコンチェルト 第1.第2.第4番/
 8.ヤジェンプスキ:4声のコンツェルト 第1番/
 9.ヤジェンプスキ:カンツォン 第2番/
 10.ヤジェンプスキ:半音階/
 11.ミコワイ・ジェレンスキ(生没年不詳):アヴェ・マリア/
 12.ジェレンスキ:幸せへの道/
 13.ジェレンスキ:芸術を創り上げる人/
 14.ジェレンスキ:祝福された芸術/
 15.ジェレンスキ:おお、栄光の女性よ
ブレーメン・ヴェゼル=ルネサンス/
マンフレッド・コルデス(指揮)
 17世紀頃に発展したポーランド宮廷音楽。当時のこの地は、数多くの音楽家たちが行き来し、素晴らしい音楽文化が栄えていたのですが、現代ではほとんど聴く機会が持てないのは残念なことです。
 このアルバムでは、1638年からワルシャワの王室礼拝堂の音楽家を務め、1645年に当時の国王ヴワディスワフ4世の弟「カロル・フェルディナント・ヴァザ」の宮廷楽長に就任したというマルチン・ミエルチェフスキの作品を中心に、当時の素晴らしい音楽を聴くことができます。
 ヤジェンプスキはもう少し後に活躍したヴァイオリニスト、作曲家。彼の作品はポーランドのバロック音楽の最古のコレクションとされています。イタリアの様式を取り入れた作品を書きました。
 ジェレンスキはオルガニスト、作曲家。経歴などはほとんどわかりませんが、いくつかの宗教曲が残されています。これらの知られざる作品を、コルデス率いるブレーメン・ヴェゼル=ルネサンスの演奏で。心洗われるひと時をお約束いたします。




NAXOS



8.572874
(2CD)
\2200→\1990
ドヴォルザーク:レクイエム Op.89 B165
<CD1>
 1.入祭唱-レクイエム・エテルナム/
 2.昇階唱-レクイエム・エテルナム/
 3.続唱-怒りの日/
 4.続唱-奇しきラッパの響き/
 5.続唱-あわれな私は/
 6.続唱-思い出したまえ/
 7.続唱-呪われたもの/
 8.続唱-涙の日/
<CD2>
 1.奉献唱-主イエス・キリスト/
 2.奉献唱-賛美の生け贄と祈り/
 3.聖なるかな/
 4.ピエ・イエズス/5.神羊誦
クリスティアーネ・リボー(ソプラノ)/
エヴァ・ヴォラク(アルト)/
ダニエル・キルヒ(テノール)/
ヤヌス・モナルチャ(バス)/
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
(合唱指揮…ヘンリク・ヴォジナロフスキ)/
アントニ・ヴィト(指揮)
録音 2012年5月29日,6月5日 ポーランド,ワルシャワ・フィルハモニック・ホール
 2人の子どもを相次いで失うというドヴィルザーク(1841-1904)自身の悲しい経験に基づいた「スターバト・マーテル」とは違い、この「レクイエム」はイギリスのバーミンガム音楽祭からの新作依頼に応えて作曲されたものです。
 彼は1884年と1885年にイギリスを訪れており、1884年にロイヤル・アルバート・ホールで演奏した「スターバト・マーテル」が好評だったため、この作曲依頼が来たのでしょう。曲は1890年の1月から10月にかけて作曲され、全曲は素朴で美しいメロディに満ち溢れており、曲の冒頭には彼が敬愛したバッハの最高傑作「ロ短調ミサ」からの引用もあるなど、渾身の力が込められた大作となっています。
 通常の典礼文とは一部変更が加えられているため、教会で演奏するよりも、あくまでも演奏会用の作品として位置づけられています。
 1891年にバーミンガム音楽祭でドヴォルザーク自身の指揮で初演された際は、もちろん大好評を持って迎えられました。古今東西のレクイエムの中では、かなり地味な風情を持っていると指摘されることもありますが、この静かな感動はじっくり聴いてみてこそ味わえるもの。もちろん「怒りの日」は充分な激しさを有しています。
 このような声楽付きの大作は、ポーランドの名指揮者アントニ・ヴィトにお任せを。清冽な響きが心の隅々まで浸透します。
 


8.573175
\1100
瀬尾和紀
 モシェレス:フルートとピアノのための作品集

  1. サヴォワ地方風ディヴェルティメント イ長調 Op.78/
  2-4. 協奏的ソナタ ト長調 Op.79/
  5-8. 4つのディヴェルティスマン Op.82b
   <第1番:行進曲/
    第2番:ハイドンのエアによる幻想曲/
    第3番:ロンディーノ/
    第4番:ヴァイグルの「シュヴァイツァー家」によるエア>/
  9. 6つの協奏的変奏曲 ニ短調 Op.21/
  10-13. 協奏的大ソナタ イ長調 Op.44
瀬尾和紀(フルート)/
上野真(ピアノ)
録音 2013年6月11-13日,12月19-20日 日本 三重県総合文化センター
 チェコに生まれライプツィヒで没した作曲家、ピアニスト、イグナーツ・モシェレス。彼の名前は、現在では「ピアノの練習曲」やピアノ教本で良く知られていますが、19世紀当時は最も尊敬された音楽家であり、ベートーヴェンの伝統を受け継ぎ、ロマン派のメンデルスゾーン、シューマン、ショパン、リスト等全てと交流があり、彼らの大先輩的な存在だったのです。とりわけ、モシェレスの息子、フェリックスの名付け親でもあるメンデルスゾーンとは家族ぐるみでの付き合いがあったことでも知られています。
 そんな彼の作品は、ピアノ曲はもちろんのこと、管弦楽作品や室内楽作品にも素晴らしいものがあり、このアルバムに収録されているフルート作品も、美しいメロディはもちろんのこと、驚くほどに見事な技巧が凝らされた活きの良いものばかりなのです。
 輝くばかりのフルートパートを支える入念なピアノ・パート。この2つが織り上げる極上の音楽は、単なる「古典派の一人の作曲家」の作品と片付けてしまうには、あまりにももったいないものです。
 ここで演奏しているのは、日本が誇る2人の音楽家たち。フルートの瀬尾氏はフランスと日本で活躍する名手であり、ピアノの上野氏はリストをはじめとした超絶技巧ものから、フォルテ・ピアノでの繊細な演奏までなんでもござれの凄腕。まさに火花が飛ぶような熱い音楽が展開されています。
 


8.573229
\1100
グラジナ・バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための協奏曲 他
 1-3. 弦楽のための協奏曲(1948)
 4-7. 弦楽のための交響曲(1946)
 8-11. ピアノ五重奏曲 第1番
  (M.スモリーによるピアノと室内管弦楽版)
   (1952/2013改編)
    ※8-11…世界初録音
エヴァ・クピーク(ピアノ)…8-11/
カペラ・ビドゴスティエンシス/
マリウシュ・スモリー(指揮)
録音 2013年9月3-5日 ポーランド,ブィドゴシュチュ ポメラニアン・フィルハーモニック・ホール
 ポーランドの女性作曲家において、最初に国際的に認知されたのがこのグラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)です。父からヴァイオリンとピアノを学び、1928年にワルシャワ音楽院に入学、1932年に卒業してすぐにヴァイオリニスト、作曲家として活動を始め、奨学金を得ながらパリに留学、エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェの薫陶を受けます。
 ヴァイオリニストとしてはカール・フレッシュに師事、演奏家としても作曲家としてもその才能に磨きをかけました。
 そんな彼女の作品にはヴァイオリンをメインにしたものが多いのですが、この戦後に書かれた「弦楽のための協奏曲」はバロック時代の様式を模したスタイルで書かれた闊達な音と大胆な動きを持つ作品で、なぜか聴き手の闘争本能を掻き立てるような不思議な魅力を放っています。
 その2年前に書かれた「弦楽のための交響曲」も活力と欲求が漲るギラギラとした光に溢れたもの。一度聴いたら底なし沼に沈むかのように抜け出せない音楽です。
 スモリー自身が室内管弦楽用に編曲した「ピアノ五重奏曲 第1番」は彼女の作品の中でも、最も人気の高いものの一つですが、原曲の持つ力強さと荒々しさが一層強調されたこの編曲ヴァージョンは、一層の歯ごたえを感じさせるものです。ポーランドの名手クピークのピアノも聴き所です。
 


8.573243
\1100
カラブチェフスキー(指揮)
 ヴィラ=ロボス:交響曲 第10番「アメリンディア」

テノール、バリトン、バスと混声合唱、オーケストラのためのオラトリオ
 1.第1部:大地と創造物 Allegro/
 2.第2部:戦いの叫び Lento/
 3.第3部:イウルピチュナ Scherzo/
 4.第4部:大地の声と父アンシエタの出現 Lento/
 5.第5部:Poco allegro
レオナルド・ネイバ(バリトン)/
サウロ・ジャバン(バス)/
サンパウロ交響楽団&合唱団(合唱指揮…ムナカタナオミ)/
イサーク・カラブチェフスキー(指揮)
※この録音では、テノール・パートは
合唱団のメンバーが担当しています
録音 2013年2月2-16日 ブラジル サンパウロ,サラ・サンパウロ
 最近、人気沸騰中の作曲家ヴィラ=ロボス(1887-1959)は、ブラジル音楽文化の発展のために大変な力を尽くしました。
 この交響曲第10番「アメリンディア」はサンパウロ創立400周年の記念行事のために1954年に作曲された、壮大なカンタータです。曲はしばしば暴力的なリズムと野性的な響き、そして時には繊細さを持つ、ブラジルのセンチメンタリズムを想起させるもので、色彩的で派手な様相を備えています。
 ヴィラ=ロボスの交響曲は、第9番までは基本的にオーソドックスなもので、珍しい楽器を使ったり、型破りなことなどはせず、彼の作品の中では「おとなしいもの」として捉えられており、演奏される機会もあまりありません。しかしこの第10番は例外的な仕事であり、この作風の多様性と折衷主義はとてもユニークなものとして聴き手の目に映ることでしょう。この楽譜のスコアには2つの副題が付けられており…「アメリンディア」と「Sume, Father of Fathers(神話の登場人物)」…ベートーヴェンの第9のようではなく、マーラーの第8番、もしくはヤナーチェクのグラゴルミサのようなものと説明されています。様々な事象が内包された素晴らしいこの作品。ぜひ味わってみてください。
 


8.573296
\1100
デュカス:交響曲 ハ長調 他
 1. 交響詩「魔法使いの弟子」/
 2. 「ラ・ぺリ」のファンファーレ/
 3. 舞踏劇「ラ・ペリ」/
 4-6. 交響曲 ハ長調
アイルランド国立交響楽団/
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)
録音 2013年10月7-10日 アイルランド ダブリン,ナショナル・コンサート・ホール
 パリで銀行家の父の下に生まれた作曲家ポール・デュカス(1865-1935)。その作品は華麗なオーケストレーションと色彩的な表現で知られています。彼の最も有名な作品である「魔法使いの弟子」は、自己批判が厳しすぎた彼による破棄を免れた自信作。あの映画「ファンタジア」に使われて一躍有名になりました。
 この物語、あまり知られていませんが、原作はゲーテによるもので、ゲーテが、シリア人のルキアノスの詩「嘘を好む人たち」を基にして書き上げたバラード(物語詩)を使っています。映画では名指揮者ストコフスキーがオーケストレーションに手を加えていて、こちらの響きが広く知られていますが、ここでは指揮者タンゴーが探索した初稿版を用いることで、華美さを取り去った「作曲家のオリジナルの意図」を反映した演奏で楽しむことができます。
 「ラ・ペリ」はロシア・バレエ団からの委嘱作品。当初は蓮の花の精ペリはナターリヤ・トゥルハノヴァ、イスカンデル王をニジンスキーが演じることになっていましたが、ディアギレフの介入でトゥルハノヴァが降板、しかしデュカスは彼女のために音楽を完成させたといわれています。この作品も危うく破棄されるところでしたが、何とか生き残ったのでした。デュカス30歳のときに書かれた交響曲は、彼が残した唯一の交響曲で、軽快さと優美さ、重厚さを兼ね備えた隠れた名作です。
 


8.573426
\1100
野に咲く花 〜フィンジ:レクイエム・ダ・カメラ 他
 1. バターワース(1885-1916):
  管弦楽のための狂詩曲「シュロップシャーの若者」/
 2-5. フィンジ(1901-1956):レクイエム・ダ・カメラ
  (C.アレクサンダーによる補筆完成版)
  <前奏曲/なんと静かな今宵のトウモロコシ畑/
   男がひとり土くれをならし/残されしもの>/
 6.ガーニー(1890-1937):トランペット
  (P.ランカスターによる管弦楽編)/
 7.ヴォーン・ウィリアムス(1872-1958):
  オックスフォードの悲歌 ※2-5.6…世界初録音
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)…4/
ジェレミー・アイアンズ(語り)…7/
シティ・オブ・ロンドン合唱団…3-5.7/
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ/
ヒラリー・ディヴァン・ウェットン(指揮)
録音 2014年7月11.12日 UK ロンドン,ヘンリー・ウッド・ホール
 これらの作品には、全て第一次世界大戦における大虐殺への悲しみが根底に流れています。
 4人の作曲家たちはそれぞれ、バターワースのようにその戦いで命を落とすか、多大なる犠牲を払いながら後々の生涯を生きていくことになります。
 「シュロップシャーの若者」は彼の同名の歌曲集のエピローグとして構想された、人生のはなかさをそのまま閉じ込めたような美しい作品です。歌曲集の中の「最も美しい樹」のメロディが使われた郷愁溢れるメロディは涙を誘わずには入られません。フィンジはこの戦いで彼の最愛の教師アーネスト・ファーラーを失いました。無論彼はそれ以降も波乱万丈の生涯を送るのですが、当時彼は師だけでなく、最愛の家族も失うなど、人生観に大きな影響があったことは間違いありません。
 この室内レクイエムは恐ろしいまでの静けさに満ちています。未完成で終わった作品ですが、一度はP.トーマスの加筆版が演奏され、高く評価されました。
 ここではクリスチャン・アレクサンダーによる新版での演奏です。ガーニーは戦場で吸い込んだ毒ガスにより健康を失い、その後半生を病院で送りました。
 この「トランペット」は人類の愚かさを告発する作品です。そしてヴォーン・ウィリアムスの「悲歌」は、彼の失われた友人のために書かれた作品であり、普段はそういう音楽を書かなかった彼が、晩年になって至った境地を表しているものです。合唱はほとんど言葉を発することなく、物語は語り手によって紡がれていきます。
 


8.555578
\1100
クチャル&ウクライナ国立響
 リャトシンスキー:交響曲集 第1集

  1-3. 交響曲 第1番 イ長調 Op.2
  4.交響的バラード「グラジーナ」Op.58 (1955)
ウクライナ国立交響楽団/
テオドール・クチャル(指揮)
録音 1994年5月8.13-15日 キエフ Studio of the State Broadcasting Company of Ukraine MALCO POLO 8.223542より移行盤
 20世紀のウクライナにおける音楽界の基礎を作った作曲家ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)。彼は牧師の家庭に生まれ、幼い頃からピアノとヴァイオリンに習熟し、10代の半ばで最初の作曲を行ったとされています。やがてキエフ音楽院でレインゴリト・グリエールに作曲を師事、グリエールの没後には遺作となった「ヴァイオリン協奏曲」Op.100の補筆を手がけたことで知られます。
 もちろん彼の作品にも先人からの影響は感じられ、特に第1番の交響曲は1919年に完成されたものの、彼自身が少しずつ改訂を加え、様々な要素を取り込みながら進化してきた作品。もともとは第2楽章だけが独立した「叙情詩」でしたが、その後第1楽章が付け加えられ、第2楽章を改訂し、終楽章を加え、1923年にようやく完全版として初演されたというものです。1955年に書かれた交響的バラード「グラジーナ」は彼の最も熟練した作品の一つであり、ポーランドの偉大な詩人アダム・ミツキェヴィチの没後100周年を記念して書かれたものです。
 リトアニアの神話に登場する女性騎士を主人公をしたミツキェヴィチの詩がスコアの冒頭に付され、戦いに身を投じ悲劇的な死を迎える彼女の姿を克明に音楽で描いていきます。カリンニコフをはじめ、ロシア、東欧系の作品に強いクチャルの素晴らしい指揮による演奏です。
  


8.555579
\1100
クチャル&ウクライナ国立響
 リャトシンスキー:交響曲集 第2集

 1-3. 交響曲 第2番 Op.26(1935-1936/1940改訂)
 4-7. 交響曲 第3番 ロ短調 Op.50(1950/1954改訂)
ウクライナ国立交響楽団/
テオドール・クチャル(指揮)
録音 1993年6月4-9日 キエフ Studio of the State Broadcasting Company of Ukraine MARCO POLO 8.223540より移行盤
 「ウクライナ音楽の父」ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲第2集です。1935年から1936年に書かれた交響曲第2番は、当時の時代の乱れを反映した暗く重い音楽。第1番ではリヒャルト・シュトラウスやチャイコフスキーを思わせる幾分のどなかな表情を持っていた彼の作品も、この時期のウクライナの政治的不安定と抑圧を反映して、ここまで不穏なものとなってしまったのです。
 神経質さと粗暴さを孕むこの交響曲は、至るところに「音の爆発」があり、第2楽章では幾分神秘的な要素を見せますが、やはり不吉な音で中断を余儀なくされてしまいます。第3楽章も混乱する音が交錯し、果てしない不安を齎すものと場っています。
 交響曲第3番は彼の作品の中では最も知られるもので、初演時には大きなセンセーションを巻き起こしたと言われています。当初は「戦争を打ち負かし平和になる」と終楽章に碑文が付されていましたが、ソ連の検閲によりこれを削除、1954年に改訂を施されることとなります。最後は勝利で終わるかと思いきや、すっきりと終わらないところが面白いです。爆演ファンにはたまらない1枚でしょう。
 


8.555580
\1100
クチャル&ウクライナ国立響
 リャトシンスキー:交響曲集 第3集

 1-3. 交響曲 第4番 変ロ短調 Op.63(1963)
 4-6. 交響曲 第5番 ハ長調「スラビャンスカヤ」Op.67(1965-1966)
ウクライナ国立交響楽団/
テオドール・クチャル(指揮)
録音 1993年12月27-30日 キエフ Studio of the State Broadcasting Company of Ukraine MARCO POLO 8.223541より移行盤
 リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲集第3集、ここには彼の第4番と第5番が収録されています。
 1963年に完成した第4番は、ネイサン・ラクリンの指揮により、当時のレニングラード(サンクトペテルスブルク)フィルハーモニー管弦楽団によって初演されました。この作品は当時の音楽の隆盛からは完全に外れたところにあり(リヒャルト・シュトラウスが最後まで調性を捨てなかったように)、あからさまな調性を持ち、またウクライナの民俗音楽も取り込んでいたのです。
 無論評論家たちは、この作品を「ウクライナ音楽の発展」に寄与しないと評しましたが、様々な音楽が入り混じっている現代にこの作品を聴いてみると、全く問題なく、このある意味「わかりやすさ」が却って人気を獲得するのではないかと感じます。
 そして、1950年代初頭からスラブ音楽に興味を持っていたリャトシンスキー、彼自身の音楽性の解放は交響曲第5番第1楽章の高らかな金管の咆哮で明らかになったのかもしれません。副題に「スラビャンスカヤ(スラヴの意味)」を持つこの交響曲には、やはり騎士道の物語の精神が流れています。
 


8.555741
\1100
クチャル&ウクライナ国立響
 スタンコヴィチ:交響曲 第2番「英雄的」・第1番・第4番

  1-3. 交響曲 第2番「英雄的」(1975)/
  4. 交響曲 第1番「シンフォニア・ラルガ」(1973)/
  5. 交響曲 第4番「シンフォニア・リリカ」(1977)
ウクライナ国立交響楽団/
テオドール・クチャル(指揮)
録音 1995年1月27-31日 キエフ ウクライナ放送,コンサート・ホール
 ウクライナ生まれのイーヴェン・スタンコヴィチ(1942-)は、この国の最も重要な現代作曲家として多くの賛辞を得ています。彼はキエフ音楽院でボリス・リャトシンスキーとミロスワフ・スコリクから作曲を学び、12曲の交響曲、5つのバレエ、協奏曲、室内楽曲、そして映画音楽を多数作曲し、1998年からはキエフ音楽院の作曲家の教授を務め、後進の指導にあたっています。
 彼の作品からは、わかりやすい「ソ連への忠誠心」というものは感じられず、それ故に演奏されることもほとんどなく、このアルバムに収録された3つの作品もすっかり忘れ去られてしまっています。
 この3つの作品のうち、1973年に書かれたシンフォニア・ラルガはシュニトケへの伏線であり、自由な音が乱舞しています。1975年の交響曲第2番「英雄的」は、拡大されたパーカッション・パートを持つ大規模な作品。チェレスタはピアノ、ハープなども使われ悲痛な面持ちを感じさせますが、根底に流れるのは勝利を願う強い意志でしょう。
 1977年の第7番「シンフォニア・リリカ」はまた静かな世界を感じさせるスクリャービンを思わせるような「新ロマン主義」に属する音楽です。すっかりお馴染みとなったクチャルの説得力溢れる演奏です。
 


8.570572
\1100
ドホナーニ:ピアノ五重奏曲 第1番&第2番
 1-4. ピアノ五重奏曲 第1番 ハ短調 Op.1/
 5-7. ピアノ五重奏曲 第2番 変ホ短調 Op.26
ゴットリープ・ウォルフィッシュ(ピアノ)/
エンソ弦楽四重奏団
<メンバー:
 モーリーン・ネルソン(第1ヴァイオリン)/
 ジョン・マルクス(第2ヴァイオリン)/
 メリッサ・リードン(ヴィオラ)/
 リチャード・ベルチャー(チェロ)>
録音 2007年5月28.29日 カナダ オンタリオ,トロント CBC,グレン・グールド・スタジオ
 名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父に当たるドホナーニ・エルノ(1877-1960)の2つのピアノ五重奏曲です。
 1897年、オイゲン・ダルベールとともに学んでいたドホナーニは、ベルリンでピアニストとしてデビューするための準備を始め、ドイツとオーストリアでコンサートを行い、ハンス・リヒターの招きでロンドンに出かけ、ここでベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏して、素晴らしい成功を収めます。その後、彼はリストを親しくなることを目論み、ロシアとアメリカを含むコンサート・ツアーを行い、その後は紆余曲折を経ながらもハンガリーの音楽の発展に力を尽くします。
 この1895年に書かれた第1番のピアノ五重奏曲は、ブラームスに絶賛されたという魅力的な作品です。確かにブラームスからの影響を強く受けたと思われる雰囲気が横溢し(特に第3楽章)、これは若き作曲家の意欲を示すとともに、その行く末を暗示させるかのようなドラマティックな側面も見せています。
 それに比べ、1914年に書かれた第2番の五重奏曲は、冒頭から重苦しく激しいもので、ドホナーニの作風の変化を目の当たりにすることができるでしょう。第3楽章のメロディも民謡調であり、第2主題はただただ厳粛です。名手ウォルフィッシュとエンソ弦楽四重奏団による迫力ある演奏は、聴くものの心を捉えてやみません。
 


8.571305
\1100
イディル・ビレット:室内楽エディション 第1集
 シューマン:ピアノ五重奏曲・交響的練習曲
  1-4. ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
  5-22. 交響的練習曲 Op.13
イディル・ビレット(ピアノ)/
ボルサン弦楽四重奏団
<メンバー:
 エセン・キヴラク(第1ヴァイオリン)/
 オルグ・キジレイ(第2ヴァイオリン)/
 エフダル・アルトゥン(ヴィオラ)/
 チャ・エルチャ(チェロ)>
録音 2014年5月 ドイツ ザンドハウゼン-ハイデルベルク クララ・ヴィーク・アウディトリウム
 トルコの名ピアニスト、イディル・ビレットの最新録音はシューマン(1810-1856)のピアノ五重奏曲と交響的練習曲という組み合わせ。このピアノ五重奏曲が素晴らしい出来栄え。思いの他落ち着いたテンポ設定と、たっぷりとした美しい音色は、シューマンのこの悩ましい世界を完璧に表現しています。
 共演しているボルサン弦楽四重奏団は2005年に設立されたトルコのアンサンブルですが、アルバン・ベルク四重奏団やジュリアード四重奏団のマスタークラスに参加し、その技術と表現力に磨きをかけた人たち。このシューマンではビレットの錚々たるピアノと真っ向から立ち向かい、納得の演奏を繰り広げています。後半の「交響的練習曲」はビレットの個性的な持ち味が炸裂。ねっとりと聞かせるビレット節をたっぷりとお楽しみください。なお遺作の5曲は曲中に挟みこまれる形で演奏されています。
 


8.573130
\1100
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第2集
ピック=マンジャガッリ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 1-3. レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P.110 (1917)/
 4. ピック=マンジャガッリ:コラリン Op.12(1908)/
 5. ピック=マンジャガッリ:G.B.グラツィオーリのコルダによるアダージョ(1908)/
 6. ピック=マンジャガッリ:シルヴェンテーゼ(1908)/
 7-9. ピック=マンジャガッリ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.8 (1906)
  ※4-9…世界初録音
エミー・ベルネコーリ(ヴァイオリン)/
マッシモ・ジュセッペ・ビアンキ(ピアノ)
録音 2013年9月9-12日 イタリア ヴィツェンツァ,モンティチェッロ・ディ・ロニゴ,サント・アポリナーレ教会
 「ローマ三部作」で知られるイタリアの名作曲家レスピーギ(1879-1936)。彼の父親は地元の音楽教師であり、祖父も名高い音楽家であり、そのためレスピーギも幼い頃からピアノとヴァイオリンを学び、長じてからはヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者としても活躍しています。
 そのため、このようなピアノとヴァイオリンのための作品を書くのは当然の成り行きだったに違いありません。このヴァイオリン・ソナタは1917年に完成したもので、その直前に「ローマの噴水」が初演されるなど、彼の創作意欲は絶頂期にあり、20年前に書かれた「ニ短調ソナタ」に比べると、その音楽的な深化には格段の違いがあります。
 アグレッシヴな第1楽章、叙情的で官能的な第2楽章、濃密な空気が漂う終楽章と、管弦楽作品とはまた違う魅力を見せるレスピーギをご堪能ください。
 アルバムの残りの部分に収録されているのは、ストラコニツェで生まれた作曲家、ピック=マンジャガッリ(1882-1949)のヴァイオリン作品集。生まれはボヘミアですが、幼い頃にミラノに移住したため、ほとんどレスピーギと同世代のイタリアの作曲家と称してもよいのではないでしょうか?彼のロ短調ソナタ(奇しくもレスピーギと同じ調性を持つ)は、作曲年代が早いためか、まだまだロマン派の作風に則ったものですが、独創的なピアノ・パートなど聴くべき箇所はたくさんあります。知られざる作曲家を聞く楽しみもたっぷりです。
《レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集…8.573129》


8.573129
\1100
レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 第1集
 1.ギーガ P.15b/2.アレグレット・ヴィヴァーチェ/
 3-5.ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(1897)/
 6-11. 6つの小品 Op.31(1901-1902)
  <子守歌/メロディ/伝説/優しいワルツ/セレナード/アリア>/
 12-16. 5つの小品 Op.62(1906)
  <ロマンス/朝の歌/マドリガーレ/子守歌/ユモレスク>
エミー・ベルネコーリ(ヴァイオリン)/
マッシモ・ジュセッペ・ビアンキ(ピアノ)
録音 2012年9月3-5日 ヴィセンツァ モンティチェロ・ディ・ロニゴ,セント・アポリナーレ教会
 レスピーギ(1879-1936)というと、あの壮大な「ローマ三部作」などの管弦楽作品がまず頭に浮かびますが、彼自身は最初ヴァイオリンを学びやがてヴィオラ弾きとして活躍、従って、その初期の作品もヴァイオリンのために書かれたものがとても多いのです。
 NAXOSではそんなレスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品の全集をシリーズ化します。第1集は1897年から1905年にかけて書かれた曲を集めたもので、いくつかの曲はボローニャの博物館に所蔵された未発表作品でもあります。
 彼の学生時代にはドイツのロマン主義とロシアの国民楽派など、フランスの印象派など様々な潮流が押し寄せていました。そんな時期に書かれたこれらの曲はおり、優雅さと流麗さ、そして壮大さを兼ね備えています。ピアノ独奏版としても愛されている6つの小品(とりわけ優しいワルツは最近人気の作品)は、ヴァイオリンで聴くとまた違った佇まいを持ち、良い意味での「サロン風」の雰囲気を備えています。そして「5つの小品」は完全にレスピーギの個性が確立された作品と言えそうです。

 


8.573196
\1100
DE PROFUNDIS-深き淵より
 1. ピツェッツィ(1880-1968):深き淵より/
 2. マリピエロ(1882-1973):深き淵より/
 3. アレグリ(1582-1652):ミゼレーレ/
 4. マクミラン(1959-):ミゼレーレ/
 5. プッチーニ(1858-1924):レクイエム/
 6-10. ピツェッツィ:レクイエム
  <レクイエム/ディエス・イレ/サンクトゥス/アニュス・デイ/リベラ・メ>
   ※2…世界初録音
ヴァザーリ・シンガーズ/
ジェレミー・バックハウス(指揮)
録音 2014年2月21-23日 UK ケント トンブリッジ・スクール・チャペル
 DE PROFUNDISとは聖書の詩篇第130番(129番)の言葉で、日本語では「深き淵より」と訳されています。絶望の底に沈んだ人々が神に向かって、自らの願いを聞き入れてもらおうと願う祈りの言葉は、多くの作曲家にインスピレーションを与え、様々な曲が付けられることになったのです。このアルバムでは2人のイタリアの近代作曲家ピツェッツィとマリピエロの「深き淵より」を収録。無伴奏合唱で清楚に歌われるピツェッツィの作品と、対照的にヴィオラ、オルガン、バス・ドラムとバリトンという編成で歌われるマリピエロの作品の聴き比べは何とも興味深いものです。そして有名なアレグリの「ミゼレーレ」。詩篇第51番の言葉を元に書かれたこの究極のハーモニーは、あのモーツァルトが一度聞いただけで採譜してしまったという門外不出の名作です。
 そしておよそ350年の時を経て書かれた次の「ミゼレーレ」はイギリスの作曲家、ジェームズ・マクミランの作品で、こちらは神秘的な響きに包まれた現代の「憐れみたまえ」です。
 続く2つの「レクイエム」はプッチーニとピツェッツィの作品。珍しいプッチーニの「レクイエム」はヴェルディの没後4周年である1905年の記念式典のために書かれたもので、短いながらも成熟した作風を持つ、プッチーニの心からの追悼の音楽です。ピツェッツイのレクイエムは、彼の妻マリアの追悼のために作曲されたもの。グレゴリオ聖歌のメロディをはじめとした様々な旋律を用いた無伴奏合唱で歌われる作品です。サンクトゥスで少しだけ明るさを見せますが、その他は終始静かな悲しみを湛えています。
 


8.573230
\1100
パトリック・ガロワ
 ドヴィエンヌ:フルート協奏曲集 第1集

 1-3. フルート協奏曲 第1番 ニ長調(1782)/
 4-6. フルート協奏曲 第2番 ニ長調(1783)/
 7-9. フルート協奏曲 第3番 ト長調(1784)/
 10-12. フルート協奏曲 第4番 ト長調
パトリック・ガロワ/
スウェーデン室内管弦楽団
録音 2013年5月20-24日 スウェーデン エレブロ・コンサート・ホール
 18世紀末、フランスで活躍した作曲家フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)。彼の作品はほとんどが管楽器のためのもので、その中にフルート協奏曲は13曲ほど存在します。
 もともとはバスーン奏者でしたが20歳の置きにパリ・オペラ座管弦楽団のバスーン奏者として入団した後にフルートを始めたと言いますが、その3年後にはパリのコンセール・スピリテュエルで自作のフルート協奏曲を演奏してデビューしたという才能!作品の中には交響曲はありませんが、オペラは12曲あり、これは当時かなりの人気を誇ったと言います。
 彼は指導者としても素晴らしく、1795年に創立された(もともと存在した音楽学校が改組された)パリ音楽院の学校管理者およびフルートの教授に任命されたのです。彼のフルート協奏曲はほとんどが3楽章構成となっていて(例外もあり)急-緩-急の整った形を持っています。この第1集には第1番から第4番を収録、名手パトリック・ガロワの安定した演奏でこれらの才気煥発な作品を存分に楽しむことができます。本当に爽やかなパリの風をどうぞ。
 

8.573267
\1100
アルフレッド・ヒル(1869-1960):弦楽四重奏曲集 第5集
 1-4. 弦楽四重奏曲 第12番 ホ長調/
 5-8. 弦楽四重奏曲 第13番 変ホ長調/
 9-12. 弦楽四重奏曲 第14番 ロ短調
  ※全て世界初録音
ドミニオン弦楽四重奏団
<メンバー:
ユーリ・ゲゼンツヴェイ(第1ヴァイオリン)/
ローズマリー・ハリス(第2ヴァイオリン)/
ドナルド・モーリス(ヴィオラ)/
デイヴィッド・チッケリング(チェロ)>
録音 2012年6月4日…1-4, 2013年5月…5-8, 2013年5月28日…9-12 ニュージーランド ウェリントン,パーク・ロード・ポスト
 オーストラリアが生んだ作曲家アルフレッド・ヒル(1869-1960)。彼の弦楽四重奏曲集もこれが第5集。あと1集を残すのみとなりました。彼は2歳から17歳までニュージーランドで過ごし、その後はライプツィヒに留学、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーら当時の音楽を吸収しました。
 彼はここでピアノとヴァイオリンを学び権威ある「ヘルビッヒ賞」を獲得、またオーストラリアに戻り、ニュージーランドを行き来しながら、ヨーロッパの伝統と、この地の音楽の融合を図り、時にはマオリの民謡を取り入れながら、数多くの作品を生み出したのです。
 この第12番から第14番の弦楽四重奏曲は、初期の作品のように、あからさまな先人からの影響を感じさせることなく、良い感じの独自性が発揮された作品群です。未だに出版されていない第12番(オーストラリア国立図書館所蔵)、若干無調音楽に足を踏み入れている第13番、番号付けが混乱している1951年頃に書かれた第14番、この3曲は20世紀と19世紀の2つの時代を自由に揺れ動く不思議な味わいを持ち、またヨーロッパの音楽の伝統がどのように広まり、独自の根を張っていくかを見るための、素晴らしいサンプルとしても役に立つものなのです。第12番の冒頭の深い音色を持つチェロの歌には、思わず背中がぞくぞくしてしまいます。
  

8.573295
\1100
アルベニス:ピアノ作品集 第6集
 1. コティヨン-第1番 シャンパーニュ T83 (1887)/
 2. 2つの性格的小品-第2番 タンゴ T94 (1889)/
 3. 演奏会用練習曲「願い」Op.40 T53 (1885頃)/
 4-9. スペイン Op.165 T95 (1890)
  <前奏曲/タンゴ/マラゲーニャ/セレナータ/
   カタルーニャ奇想曲/ソルツィーコ>/
 10. 思い出(マズルカ) Op.80 T80 (1887)/
 11. メヌエット第3番 変イ長調 T74 (1886)/
 12. 小さな手のための易しいパヴァーヌ Op.83 T82 (1887)/
 13. 木の下で(ソルツィーコ)T84 (1891頃) /
 14. サロン風マズルカ Op.81 T81 (1887)/
 15. ピアノ・ソナタ第7番 Op.111 T89-メヌエット/
 16-17. イヴォンヌの訪問(1908頃)
  <畏敬の念/楽しい邂逅、およびいくつかの悲惨な出来事>/
 18. 軍隊行進曲 T45 (1869)
サンティアーゴ.L.サクリスタン(ピアノ)
録音 2013年6月22-23日 スペイン マドリッド,リアル・コンセルヴァトーリオ・スペリオール・デ・ムジカ
 アルベニス(1860-1909)のピアノ全作品を集めたシリーズの第6集です。このアルバムには、初期の時代に書かれたサロン風の小品が収録されていて、このまばゆいばかりの光に満ちた音楽は、ショパンやリストのピアノ曲にも似た華麗さを持ちながら、スペイン風のリズムも楽しめる、いかにもアルベニスらしいものです。
 彼の波乱万丈な人生については、最近ではかなりの創作が含まれていることが判明し、その作品番号も実際の作品年とはずれているため、ここでは2001年に発表されたハシント・トーレスによる整理番号も併記されています。ショパンを思わせるワルツ「シャンパーニュ」、スペインの香り漂う「タンゴ」、リストも顔負けの超絶技巧を要求する「願い」など、冒頭からしっかり惹きつけられること間違いなし。
 魅力的過ぎる組曲「スペイン」をはさみ、またロマンティックな作品が並びます。「イヴォンヌの訪問」は若き弟子イヴォンヌ・ガイドについて作曲したもので、サティ風の単純な楽想に隠されたユーモアが光ります。最後に置かれた「軍隊行進曲」は彼が8歳から9歳の時の作品で、ブルッフ子爵に捧げられています。シンプルかつ確固たる楽想に貫かれた魅力的な作品です。
 


8.573313
\1100
イェネ・ヤンドー(ピアノ)
 ハイドン:十字架上の最後の七つの言葉 Hob.XX:1C(ピアノ版)

 1. 序奏 Maestoso ed adagio/
 2. 第1ソナタ:「父よ!彼らの罪を赦したまえ」 Largo/
 3. 第2ソナタ:「おまえは今日、私と共に楽園にいる」 Grave e cantabile/
 4. 第3ソナタ:「女性よ、これがあなたの息子です」 Grave/
 5. 第4ソナタ:「わが神よ!何故私を見捨てたのですか?」 Largo/
 6. 第5ソナタ:「渇く!」 Adagio/
 7. 第6ソナタ:「果たされた!」 Lento/
 8. 第7ソナタ:「父よ!あなたの手に私の霊を委ねます」 Largo/
 9. 地震:Presto
イェネ・ヤンドー(ピアノ)
録音 2013年7月22.23日 ハンガリー,フェニックス・スタジオ
 ハイドン(1732-1809)の「十字架上の最後の七つの言葉」はもともと1786年に管弦楽曲として書かれたものです。当時54歳、円熟期のハイドンはスペインのカディス大聖堂から聖金曜日の礼拝のための音楽を書くように依頼されました。それは聖金曜日の礼拝用で、福音書のキリストの十字架上の七つの言葉をそれぞれ読み、瞑想する時間に奏される音楽を書くというものだったのです。
 信者たちが瞑想する時に奏される音楽のため、全てがゆったりとした曲である必要があり、これは全曲を通す上でもかなり困難なことでしたが(確かに変化が乏しくなる危険性を孕んでいます)、ハイドンは見事な音楽を書き、その期待に応えたのでした。曲は序奏に始まり、7つのソナタを巡って、最後はイエスが死を迎えた時に起きたとされる地震を表す音楽で終わるという荘厳なもの。ハイドンはこの管弦楽版がいたく気に入り、自身の編曲で弦楽四重奏版を作り、更にこのアルバムで聴くことができるクラヴィーア版も監修しました。
 その後、この作品に他人が歌詞をつけたオラトリオ版をいうものを耳にしたハイドンは、自身がその編曲に手を加え、正式なオラトリオ版として完成させたというエピソードまであります。そこまでハイドンのお気に入りとなったこの作品。イェネ・ヤンドーの説得力溢れる演奏で聞いてみてください。
 

8.573421
\1100
クリスマスの奇跡
 1. ダヴィデの村の厩の内に(A.H.マン&D.ウィルコックスによる合唱とオルガン編)/
 2. 私が踊る日(B.チルコットによる合唱編)/
 3. 御使いうたいて(P.ハレーによる合唱とオルガン編)/
 4. 御子が産まれた Op.3より主題/5. 柊とつた/
 6. フー・イズ・ヒー・イン・ヨンダー・ストール/
 7. 処女なる御母は男を知らず/
 8. まぶねの中で(B.チルコットによる合唱編)/
 9. ディンドン空高く
  (P.スティーヴンス&M.ウィルバーグによる合唱とオルガン編)/
 10. オー・ホーリー・ナイト/11. アダムは縛られて/
 12. 見よ おとめはみごもり/13. ロッキング/
 14. ガブリエルのお告げ(G.ブラウンによる合唱とオルガン編)/
 15. さまよいながら私は不思議に思う(L.エンスによる合唱編)/
 16. 花がある/17. 一輪のばらが咲いて/
 18. まきびとひつじを(P.ハレーによる合唱とオルガン編)
マイケル・ブロス(オルガン)…1.3.5.6.9.10.14.18/
エローラ・フェスティバル・シンガーズ/
ノエル・エジソン(指揮)
録音 2014年5月9-11日 カナダ オンタリオ,エローラ 聖ジョン教会
 基本的には無伴奏、時にそっとオルガンが参加するというこの美しいコーラスによるクリスマス・アルバム。
 歌っているのは現代の合唱団の中でも最もエキサイティングな活動をしているエローラ・フェスティバル・シンガーズです。ここでも歌われている作品はルネサンス時代のポリフォニーから、現代曲までと幅広く、どの時代の曲も分け隔てなく?丁寧に扱われています。
 有名な曲を聞きたければ、「オー・ホーリー・ナイト」か「まきびとひつじを」あたりから。ひたすら声の神秘を聴きたければオルガンなしの曲から…クリスマスが終わっても、「癒しの1枚」としてお手元に置いてください。人間の声の美しさにただただ感動できるアルバムです。 《エローラ・フェスティバル・シンガーズのクリスマス・アルバム「クリスマスの神秘」…8.554179》
 

8.578281
(2CD)
\2200
動物たちの音楽
<CD1>
 1.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  劇音楽「すずめばち」アリストファネス組曲-第1楽章 序曲/
 2.ヘンデル(1685-1759):
  オルガン協奏曲 第13番 ヘ長調「カッコウとナイチンゲール」HWV295-第2楽章 アレグロ/
 3.グリーグ(1843-1907):叙情小品集 第3巻 Op.43-4「小鳥」/
 4.ムソルグスキー(1839-1881):
   組曲「展覧会の絵」殻をつけたひな鳥の踊り(P.ブレイナー版)/
 5.マルティヌー(1890-1959):夏至の夜のネコの行列 H122/
 6.ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲「四季」-春 第2楽章/
 7-11. グリーグ:ノルウェー民謡と舞曲より
  <第8番「ブタ」/第12番「ソルファーゲルとヘビの王」/
   第17番「馬あぶとハエ」/第22番「牛の呼び声」/
   第25番「大ガラスの結婚式」/
 12.セーヴェルー(1897-1992):ウサギとキツネ/
 13.ディーリアス(1862-1934):春を告げるカッコウを聴いて/
 14.ミヨー(1892-1974):屋根の上の牛 Op.58/
 15.シューベルト(1797-1828):ピアノ五重奏曲「ます」第4楽章/
 16-18. プロコフィエフ(1891-1953):ピーターとオオカミより
  <鳥/アヒル/アヒルを飲み込んだオオカミ>/
 19-20. メシアン(1908-1992):鳥のカタログより
  <コウライウグイス/モリフクロウ>/
 21.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまんばちの飛行/
<CD2>
 1. ベートーヴェン(1770-1827):
   交響曲 第6番「田園」第2楽章「小川のほとりの情景」/
 2-3. メシアン:鳥の小スケッチより<ヨーロッパコマドリ/クロウタドリ>/
 4.ヴォーン・ウィリアムス(1872-1958):揚げひばり/
 5.ブルサ(1954-):寓話-第3番「アリとキリギリス」/
 6.グリーグ:叙情小品集 第3巻 Op.43-1「蝶々」/
 7.モーツァルト(1756-1791):音楽の冗談 K522-第4楽章/
 8.プーランク(1899-1963):小象ババールの物語より/
 9.シベリウス(1865-1957):組曲「レンミンカイネン」より「トゥオネラの白鳥」/
 10.ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」Op.10-3 RV428-第1楽章/
 11-24. サン=サーンス(1835-1921):組曲「動物の謝肉祭」
  <序奏と獅子王の行進曲/めんどりとおんどり/
  ロバ/カメ/象/カンガルー/水族館/耳の長い登場人物/
  森の奥のカッコウ/大きな鳥かご/ピアニスト/化石/白鳥/終曲>
様々な演奏家
 何世紀もの間、作曲家たちは動物の姿を音楽に写しだすことで、作品に色彩と品格をもたらしました。
 もちろん動物たちはメシアンの「鳥のカタログ」のように、丁寧にあからさまに描写されていることもあれば、シベリウスの「トゥオネラの白鳥」のような死を示唆したものや、サン=サーンスの「ピアニスト」のように強烈な皮肉を込められたものもあります。
 人間と動物が自然に共存できる世界は、なんと喜ばしいことでしょう。
 

8.578289
(2CD)
\2200
愛と情熱
<CD1>
 1. ヘンデル(1685-1759):歌劇「セルセ」からオンブラ・マイ・フ/
 2. ドリーブ(1836-1891):?シルヴィア 第1幕:ワルツ・レント/
 3. ドビュッシー(1862-1918):牧神の午後への前奏曲/
 4. グラズノフ(1865-1936):組曲「中世より」Op.79-吟遊詩人のセレナード/
 5. スタイナー(1888-1971):映画音楽「風と共に去りぬ」-タラのテーマ/
 6. チャイコフスキー(1840-1893):眠りの森の美女 第1幕-バラのアダージョ/
 7. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):英雄の生涯-第3楽章「英雄の伴侶」/
 8. ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ(管弦楽版)/
 9. マクダウェル(1860-1908):第2組曲「インディアン」Op.48-愛の歌/
 10. フィビヒ(1850-1900):交響曲 第1番 へ長調 Op.17-第3楽章「ロマンス」/
 11. プロコフィエフ(1891-1953):ロメオとジュリエット-愛のダンス/
<CD2>
 1. ビゼー(1838-1975):カルメン-前奏曲/
 2. グルック(1714-1787):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」-
   エウリディーチェを失って(P.ブレイナー編)/
 3. ベルリオーズ(1803-1869):イタリアのハロルド Op.16-
  第3楽章「アブルッチの山人が、その愛人によせるセレナード」/
 4. ドニゼッティ(1797-1848);歌劇「愛の妙薬」-第1幕の前奏曲/
 5. ミンクス(1826-1917):ドン・キホーテ-第3幕「愛の場面」/
 6. マーラー(1860-1911):交響曲 第5番 嬰ハ短調-第4楽章 アダージェット/
 7. チャイコフスキー:白鳥の湖-第2幕「情景」/
 8. コルンゴルト(1897-1957):映画音楽「ロビン・フッドの冒険」-愛の情景/
 9. ワーグナー(1813-1883):楽劇「トリスタンとイゾルデ」ー
   第1幕の前奏曲/イゾルデの愛の死/
 10. マスカーニ(1863-1945):歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」-間奏曲/
 11. エルガー(1857-1934):愛のあいさつ/
 12. チャイコフスキー:フランチェスカ・ダ・リミニ Op.32-抜粋/
 13. マスネ(1842-1912):歌劇「タイス」-瞑想曲
様々な演奏者
 人生を送る上でなくてはならないものが「愛」でしょう。そしてそれに伴う情熱も。この2枚組は様々な作曲家たちが音で描いた愛の世界です。
 それは交響詩の中の一つの楽章であったり、バレエの場面であったり、映画音楽であったりと、どれもメロデックで豪華な響きを有しています。ぜひとも登場人物たちの心の中で燃える炎を想像してみてください。
 

8.660356
\1100
ブライアン・カレント:エアライン・イカルス(2001-2005)
 5人の独唱者、室内合唱団、
 9人の奏者とサウンドファイルによる
 室内オペラ アントン・ピアティゴルスキー(1972-):台本
  1.荷物運搬係り/2.出発準備/
  3.セーフティ・デモンストレーション/4.離陸の時間/
  5.絶対的な/6.学者/7.ビジネスマンと広告担当重役/
  8.客室乗務員/9.全ては正常/10.技術的成功/
  11.ビジネスマン/12.飛行機の揺れ/13.飛行機の焼失/
  14.パイロットのアリア/15.エピローグ ※世界初録音
広告担当重役…カルラ・フータネン(ソプラノ)/
客室乗務員…クリスティナ・サボー(メゾ・ソプラノ)/
学者…グラハム・トムソン(テノール)/
労働者/パイロット…アレクサンダー・ドブソン(バリトン)/
ビジネスマン…ジェフリー・シレット(バリトン)/
ブライアン・カレント(指揮)
録音 2012年11月25日 カナダ トロント,ロイヤル・コンセルヴァトリー劇場
 1983年に起きた航空機事故(大韓航空機撃墜事件)からヒントを得て、台本を書き起こしたというアントン・ピアティゴルスキー(1972-)。彼はこのストーリーを、ギリシャ神話に登場するイカルスの寓話…太陽に近づき過ぎたため翼を失う青年…に見立て、緊迫した物語を創り上げました。これに曲をつけたのは2011年のイタリア、フェドーラ賞を受賞した若きカナダの作曲家、ブライアン・カレント。彼はコンパクトな編成によるアンサンブルと最低限の歌手、そして多彩な音響効果を用いて、眩いばかりの世界を見せてくれます。一刻を争う緊急の時を迎えた航空機の中で起きている、ごくありふれた日常。乗客は不安を感じながらも客室乗務員にコーラを注文し、出張中のビジネスマンは、同行している女性上司に邪な感情を抱いています。ああ、しかし最後は…全てが…
 


8.660357
(2CD)
\2200→\1990
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
<CD1>1-10.第1幕/11-20.第2幕/
<CD2>1-8.第3幕/9-15.第4幕
オテロ…ロバート・ディーン・スミス(T)/
デズデモーナ…ラファエラ・アニェレッティ(S)/
ヤーゴ…セバスティアン・カターナ(Br)/
カッシオ…ルイス・ダマソ(T)/
ロドリーゴ…ヴィチェンチ・エスエヴェ(T)/
エミリア…マリフェ・ノガレス(Ms)/
ロドヴィーコ…クリスチャン・モイスニク(B)/
モンターノ…マイエル・ドリエス(B)/
ヘラルド…エンリケ・サンチェス(Br)/
オルフェオン・ドノスティアラ
(合唱指揮…ホセ・アントニオ・サインス・アルファーロ)/
ロス「ペクス」デル・レオン・デ・オロ
(合唱指揮…ホセ・アントニオ・エレナ・ロッソ)/
オビエド・フィラルモニア/
フリードリッヒ・ハイダー(指揮)
録音 2007年8月22日-9月8日,2009年8月18-26日 スペイン オビエド アウディトリオ・プリンチペ・フェリペ
 1871年12月、歌劇「アイーダ」が大成功を収めた後のヴェルディ(1813-1901)は、ある意味「燃え尽き症候群」に陥ってしまったのか、名作「レクイエム」を完成させた他は、何も生み出すことができずにいました。しかし彼の才能を信頼していたリコルディ社の総帥ジューリオは、彼に新作を書かせるべく、秘密裏に作戦を立てて、台本作家ボーイトをはじめとした各関係者に声をかけました。もちろんヴェルディにはそれを悟られないように。しかしながら、まずボーイトがシェークスピアの「オセロ」に基づいた台本を完成させるも、まだまだヴェルディはオペラの作曲に取り掛かることはなく、結局、紆余曲折を経て(その間にライヴァルであったワーグナーも死去し、ヴェルディの心は折れてしまいます)、この歌劇「オテロ」が完成したのは1886年12月のことでした。
 出来上がったこの作品は、長い間のブランクなど全く感じさせないほどの充実したものであり、各々の登場人物の心情風景が巧みに描写された完璧な作品です。指揮者のハイダーは、最初はエディタ・グルベローヴァの伴奏者として現れ、そのうちリヒャルト・シュトラウスの研究家として名を上げ、このオビエド・フィラルモニアとも良き関係を築き、2007年には来日して素晴らしい演奏を聞かせています。オテロ役のロバート・ディーン・スミスをはじめとした歌手陣も見事です。

 

NAXOS(Blu-rayオーディオ)


NBD-46
(BD Audio)
\2400
ドヴォルザーク:レクイエム Op.89 B165
 入祭唱-レクイエム・エテルナム/
 昇階唱-レクイエム・エテルナム/
 続唱-怒りの日/
 続唱-奇しきラッパの響き/
 続唱-あわれな私は/
 続唱-思い出したまえ/
 続唱-呪われたもの/
 続唱-涙の日/
 奉献唱-主イエス・キリスト/
 奉献唱-賛美の生け贄と祈り/
 聖なるかな/
 ピエ・イエズス/
 神羊誦
クリスティアーネ・リボー(ソプラノ)/
エヴァ・ヴォラク(アルト)/
ダニエル・キルヒ(テノール)/
ヤヌス・モナルチャ(バス)/
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
(合唱指揮…ヘンリク・ヴォジナロフスキ)/
アントニ・ヴィト(指揮)
録音 2012年5月29日,6月5日 ポーランド,ワルシャワ・フィルハモニック・ホール
AUDIO Recorded and edited in HIGH DEFINITION, 24-bit, 96 kHz PCM Surround
 2人の子どもを相次いで失うというドヴィルザーク(1841-1904)自身の悲しい経験に基づいた「スターバト・マーテル」とは違い、この「レクイエム」はイギリスのバーミンガム音楽祭からの新作依頼に応えて作曲されたものです。彼は1884年と1885年にイギリスを訪れており、1884年にロイヤル・アルバート・ホールで演奏した「スターバト・マーテル」が好評だったため、この作曲依頼が来たのでしょう。曲は1890年の1月から10月にかけて作曲され、全曲は素朴で美しいメロディに満ち溢れており、曲の冒頭には彼が敬愛したバッハの最高傑作「ロ短調ミサ」からの引用もあるなど、渾身の力が込められた大作となっています。
 通常の典礼文とは一部変更が加えられているため、教会で演奏するよりも、あくまでも演奏会用の作品として位置づけられています。1891年にバーミンガム音楽祭でドヴォルザーク自身の指揮で初演された際は、もちろん大好評を持って迎えられました。古今東西のレクイエムの中では、かなり地味な風情を持っていると指摘されることもありますが、この静かな感動はじっくり聴いてみてこそ味わえるもの。もちろん「怒りの日」は充分な激しさを有しています。このような声楽付きの大作は、ポーランドの名指揮者アントニ・ヴィトにお任せを。清冽な響きが心の隅々まで浸透します。
《8.572874-75と同内容》


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DOREMI



DHR 8034
(2CD)
\4800→\4390

競演陣もすごい!
 ヨハンナ・マルツィ第3集
 1959年南アフリカ・ブロードキャスト・リサイタル
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調RV.10
 シマノフスキ:ノクターンとタランテラ
 マルティヌー:アラベスク第1番
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
 ファリャ/クライスラー編:オペラ「はかなき人生」よりスペイン舞曲
   アドルフ・ハリス(ピアノ)/
    録音:1959年ヨハネスブルクSABCスタジオ・ブロードキャスティングハウス
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216(2ver.)
   (1)オランダ放送フィル、ウィレム・ヴァン・オッテルロー(指揮)
     録音:1961年11月25 日ライヴ
   (2)シュトゥットガルト放送響、ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
     録音:1961年ライヴ
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042
   ニューヨーク・フィルハーモニック、アンドレ・クリュイタンス(指揮)/
    録音:1957年11月10日ライヴ
 バルトーク:ラプソディ第1番
   クリーヴランド管弦楽団、ジョージ・セル(指揮)/
    録音:1960年11月20日クリーヴランド、ライヴ
 スーク:4つの小品Op.17
   イシュトヴァーン・ハイデュ(ピアノ)/
    録音:1969年11月17日フランクフルト、ライヴ

 貴重音源!マルツィの持つ歌心が詰まった1枚

 ハンガリー出身の名女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ。気高い音色と品格のある演奏で20 世紀のヴァイオリニストの中でも格段に人気を誇るマルツィ。レパートリーとしてはお馴染みのものがおおいですが、音源としては初出のものも含まれており、マルツィの魅力を伝えるには十分な内容です。
 マルツィのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番は、サヴァリッシュ/ フィルハーモニア管、ヨッフム/ バイエルン放響盤がありますが、ここにはオッテルロー/ オランダ放送フィルとハンス・ミュラー=クライ/ シュトゥットガルト放響との2 種類の演奏が収録されています。瑞々しさ若々しさに溢れた演奏に惹き込まれてしまいます。




<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)


ACC 20323DVD
(DVD)
\3000
ドキュメンタリー:Speak the Music〜ロバート・マンと室内楽の謎
  監督:アラン・ミラー
 [本編]
  1.I would like to prepare you for the future
  2.Musical Identity
  3.Music and the Natural World
  4.Coaching the Amphion Quartet, 2012
  5.Mann’s Early Years
  6.The Juilliard String Quartet and Contemporary Music
  7.Beethoven, Opus 135, Lento assai
  8.Mann’s profound Connection to his Students and the Music
  9.Family Life and Music
  10.How The Rhinoceros Got His Skin
  11.Changing Generations of the Juilliard String Quartet
  12.Speak the Music
  13.Beautiful is not always the most expressive way…
  14.Robert Mann Ensemble:Rehearsal of Mozart's Quintet in G minor, 3rd Movement
  [ボーナス] 引退〜ロバート・マン、ジュリアード弦楽四重奏団との最後の3日間
出演:
 小澤征爾、
 イツァーク・パールマン、
 ジョエル・クロスニック、
 エリオット・カーター、
 スティーヴン・ハフ、他
 94歳の巨匠ロバート・マンの音楽の謎

 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All、本編:58’38、ボーナス:34’59、言語:英語、字幕:独、韓

 1946 年に創立されたジュリアード弦楽四重奏団。創立者であり、第1 ヴァイオリン奏者として50 年間に渡り活躍したロバート・マンのドキュメンタリー映像。監督はオスカーを受賞した経験もあるドキュメンタリー映像のスペシャリスト、アラン・ミラー。
 作品は本編とボーナスに分かれており、本編では、1946 年以来50 年にわたり在籍したジュリアード弦楽四重奏団について、引退した1997 年以降の活動について、指揮者、室内楽、作曲、そして教育者としての顔、などロバート・マンの音楽への真摯な態度と情熱が詰まった内容。
 ボーナスには、ジュリアード弦楽四重奏団として最後の3 日間に焦点をあてた映像が収められています。




C MAJOR(映像)


71 8408
(DVD)
\3600
REJOICE(歓喜)
 〜イツァーク・パールマンとイツハク・メイア・ヘルフゴット

  1. Yism’chu (They Shall Rejoice)
  2. Romanian Doyne
  3. Shoyfer Shel Moshiakh (Ram’s Horn of the Messiah)
  4. A Dudele (A Song to You)
  5. Sheyibone Bays Hamikdosh (May the Holy Temple Be Rebuilt)
  6. A Yiddishe Momme (A Yiddish Mother)
  7. Adir Hu/Moyshe Emes (Mighty Is He/Moses is True)
  8. Yism’chu (closer)
  インタビュー:イツァーク・パールマンとイツハク・メイア・ヘルフゴット
   監督:ジョシュア・ワレッツキー
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
 イツハク・メイア・ヘルフゴット(歌)
クレズマー・コンセルバトリー・バンド
ルーセル・ゲル(指揮)
リジョイス室内オーケストラ
 パールマン、ヘルフゴット、クレズマー「イン・ザ・フィドラーズ・ハウス」の世界が再び!

 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、字幕:英語、リージョン:All、本編:55分、ボーナス:15分

 ヴァイオリン界の巨匠イツァーク・パールマンと伝統的ユダヤ典礼復活のリーダーとしても知られる歌手イツハク・メイア・ヘルフゴットによるライヴ映像。
 イスラエル生まれのパールマンは、自身のルーツに関係するクレズマー・ミュージックに関心を持ち、これまでに様々なクレズマー・ミュージックを取り上げきています。
 クレズマーとは、東欧系ユダヤの人達の伝承音楽。有名なイディッシュの歌「ドナドナ」や、イスラエル民謡「ハバナギラ」もクレズマーでよく演奏されています。
 映像監督は、ジョシュア・ワレッツキー。彼とパールマンは、東欧系ユダヤ音楽クレツマーの魅了を探る映画「イン・ザ・フィドラーズ・ハウス」で共作しており、エミー賞を獲得しています。




EURO ARTS(映像)


20 55994
(Blu-ray)
\5000
ヨーロッパコンサート2007 フロム・ベルリン
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」前奏曲
 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
リサ・バティアシヴィリ(ヴァイオリン)
トルルス・モルク(チェロ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
 ラトル&ベルリン・フィル、ヨーロッパコンサート2007がブルーレイ化

 収録:2007年5月1日ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)
 画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD Master Audio5.1、リージョン:All、102分

 毎年、楽団の創立記念日にあたる5 月1 日に、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る形でおこなわれている「ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート」。2007 年は、ベルリン・フィル創立125 周年という節目の年でもあり、ベルリンで大きな存在感を持つ建物、街はずれの古く巨大な工場でコンサートがおこなわれることとなりました。
 この建物は、19 世紀に建設されたケーブル工場で、名前は「カーベルヴェルク・オーバーシュプレー」。むき出しの鉄骨が独特の力強い雰囲気を醸し出すこの場所は、音響が意外にも良いことで知られており、ラトルは2009 年にもショスタコーヴィチの交響曲第4 番とベートーヴェンの交響曲第2 番を演奏しています。
 プログラムは、ワーグナーの「パルジファル」前奏曲に始まり、ブラームスの二重協奏曲で前半を終え、メインにブラームスの交響曲第4 番。協奏曲のソリストには、トルルス・モルクと、人気抜群の若手リサ・バティアシヴィリのふたりが登場しています。
 

20 56974
(Blu-ray)
\5000
ヨーロッパコンサート2008 フロム・モスクワ
 ストラヴィンスキー:3 楽章の交響曲
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ト短調 作品26
 ベートーヴェン:交響曲第7 番イ長調 作品92
ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
 この演奏はスゴイ!レーピンのブルッフも必聴!

 収録:2008 年5 月1 日モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
 画面:60i 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD Master Audio5.1、リージョン:All、95分

 2008 年ベルリン・フィルのヨーロッパコンサートの映像。ベルリン・フィルのヨーロッパコンサートは、毎年ベルリン・フィルの創立記念日5 月1 日に、ヨーロッパ各地の歴史的建築物やホールでコンサートを行っています。これまでプラハ、マドリード、ロンドン、サンクト・ペテルブルク、ストックホルム、リスボンなどで開催されています。2008 年のコンサート開催地はモスクワ。
 1 曲目はストラヴィンスキーの「3 楽章の交響曲」。ストラヴィンスキーの構想通り「管弦楽のための協奏曲」という色彩が強い作品で、躍動的音楽がラトルの才気溢れる指揮振りで愉しむことができます。
 2 曲目はソリストにレーピンを迎えたブルッフのヴァイオリン協奏曲第1 番。甘美で哀愁を帯びた旋律が魅力的な作品。レーピンのこの作品のCD録音はまだなく、繊細かつ華麗な演奏を聴かせてくれるこの映像はファン必聴。
 そしてメインのベト7 ではこれまで聴衆が待ち続けたラトル& BPO の超快演を披露しています。快活でスピード感があり、絶妙なテンポとサウンド・バランスの素晴らしい演奏に圧倒されます。















10/30(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ANALEKTA



AN 28734
\2500→\2290
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ
 ゲーム・ミュージック
 マイケル・ニールセン&ケイブ・コーエン(フランソワーズ・ヴァリエール編):
  スプリンターセル コンビクション(メイン・テーマ)
 ローン・バルフ(フランソワーズ・ヴァリエール編):
  アサシンクリード リベレーションより アサシンクリードのテーマ
 光田康典&植松伸夫(ジル・ウエレ編):クロノ・トリガー&クロノ・クロス
 アリ・プルッキネン(アンソニー・ロザンコヴィチ編):
  アングリー・バード(テーマ)
 マーティン・オドンネル&マイケル・サルバトリ(クロード"メゴ"ルメイ編):
  ヘイロー3 〜 ワン・ファイナル・エフォート
 植松伸夫(アントワーヌ・バライル編):ファイナル・ファンタジー
 菊田裕樹(アントワーヌ・バライル編):聖剣伝説2〜シークレット・オヴ・マナ
 ロシア民謡&J.S.バッハ(フランソワーズ・ヴァリエール編):テトリス
 ノーマンド・コーベイル:ヘビーレイン 〜 心の軋むとき
アンジェル・デュボー
 (ヴァイオリン)
ラ・ピエタ
 FF、聖剣伝説、クロノ・トリガー、テトリス・・・。デュボー&ラ・ピエタの"ゲーム・ミュージック"!

 アナレクタ(Analekta)の看板アーティストであり、カナダの国民的ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーと自らが創設した女流奏者のみによる弦楽オーケストラ、ラ・ピエタ。
 その名の通り古今東西の名作ゲームの音楽を、弦楽オーケストラ、ピエタのエレガントな演奏で堪能できるというデュボー&ラ・ピエタの「ゲーム・ミュージック」。
 ファミコン、スーパーファミコン時代の名作として語り継がれる「ファイナル・ファンタジー」や「聖剣伝説」、「クロノ・トリガー」、モバイルゲームの大ヒット作「アングリー・バード」、そして懐かしの「テトリス」など、優れたアレンジも魅力の「ゲーム・ミュージック」は、ゲーム音楽ファンの好奇心をくすぐる充実のプログラム!

 ※録音:2012年6月、シューリック・スクール・オヴ・ミュージック、マギル大学(モントリオール、ケベック、カナダ)





旧譜
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ

AN28723
\3000→\2690
在庫限り
アンジェル・デュボー&ラ・ピエタ
 
悪魔のヴァイオリン
 サン=サーンス:死の舞踏
 ビンダー:
  オペレッタ「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」
 ドンピエール:悪魔の美/悪魔の雄猫
 ファリャ:
  バレエ音楽「恋は魔術師」〜パントマイム/同〜火祭の踊り
 リスト:村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番)
 パガニーニ:
  2 4の奇想曲〜第2 4番 伝承曲:実在の悪魔
 ボッケリーニ:
  6つの交響曲O p . 1 2(O p . 1 6)より第4番「悪魔の家」〜Andante sostenuto -/
  同〜Allegro con molto
 ザ・ローリング・ストーンズ:黒くぬれ!/悪魔を憐れむ歌
 モリコーネ:ワンス・アポン・ア・タイム…ザ・デビル
アンジェル・デュボー
(コンサートマスター、
芸術監督、ヴァイオリン独奏)
ラ・ピエタ
 美人ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーが率いるカナダの女性弦楽アンサンブル、ラ・ピエタ。日本でいえば高嶋ちさ子と「12人のヴァイオリニスト」か。でもこのデュボー&ラ・ピエタも日本で久石譲と共演したりしてそこそこ有名。
彼女たちは基本的に「ポピュラーにクラシック音楽を紹介する」というスタンスだが、もちろん音楽的にもしっかりしたものを聴かせてくれる。ヴィヴァルディが指導していた女性孤児院ラ・ピエタのアンサンブルは当時のヨーロッパでは最高水準だったらしいが、案外当時の人々にはこんな感じで受けていたのかも、と思わせてくれる。
 でもこれ、一歩間違えたら魔女狩りになっちゃいそうな危険でエロチックな雰囲気がまたいい。デュボー、案外切れ者である。

 ちょっと入りにくくなっている彼女たちの代表作。在庫限りになると思う。





BRIDGE


BCD 9432
\2300
「ハリー・パーチ(1901-1974)の音楽Vol.2」
 ハリー・パーチ(1901-1974):プレクトラム(つめ)と打楽器のダンス
  (「ダンス・シアターのためのサテュロス劇の音楽」
   (1953)を再現したアルバム)
  (1)カストールとポルックス
  (2)リング・アラウンド・ザ・ムーン
  (3)野生の馬さえ
 (ボーナス・トラック)
  1953年ハリー・パーチによるKPFA-fm での
   初演のライヴ放送の紹介トーク(約7分)
エリン・バーンズ
 (ダイヤモンド・マリンバ、
  マリンバ・エロイカ、シンバル)
ポール・ベルコルズ(歌)
アリソン・ビョルケンダール(キタラ)
マット・クック
 (カノン、サロゲート・キタラ、マリンバ・エロイカ)
デヴィッド・ジョンソン
 (クラウド・チェンバー・ボウルズ、クロメロデオン)
ウーリッヒ・クリーガー(SAX)
ユミ・リー(パーカッション)、トム・ピータース(カノン)
ジョン・シュナイダー(ギター、カノン)
デレク・スタイン(改造したヴィオラ)
ニック・テリー
 (クラウド・チェンバー・ボウルズ、ベース・マリンバ、
  マリンバ・エロイカ、ファイト・ベル)
T.J.ジョイ(ベース・マリンバ、歌)
アレックス・ヴァント(ギター、カノン)
 民族楽器やパーチ特製の楽器大量投入!摩訶不思議なハリー・パーチの世界

 録音:2013年6月、55’55

 アメリカの重要な現代音楽作曲家、ハリー・パーチ。独自の楽器、奏法、リズム、独自の1オクターブを43音に分解する43微分音楽を基準にした音律理論を完成させ、独創的な音楽を生み出しました。
 1953年に初演ライヴ放送がおこなわれたパーチの“ダンス・シアターのためのサテュロス劇の音楽”を再現したアルバム。ボーナス・トラックはその時のパーチ自身による曲紹介の音源が!貴重です。
その音楽は西欧音楽を超越し、原始的で刺激的。考えて聴くのではない、感じる音楽。まるでアフリカやアジア、中東などのワールド・ミュージックを聴いているかのよう。摩訶不思議な音楽なのに、違和感がない。古代ギリシャの撥弦楽器“キタラ”、パーチの創作楽器“サロゲート・キタラ”、12ガロンの巨大なガラス瓶の上部/下部を切り取った「ボウル」をいくつも吊り下げた“クラウド・チェンバー・ボウル”、多数の弦を持つ“ハーモニック・カノン”、巨大な鍵盤の“ベース・マリンバ”など、パーチが作り上げた楽器がいくつも登場します。パーチの魅力が詰まってる。
 

BCD 9435
\2300
「ポール・ランスキー(1944-):
 織物&織り糸〜打楽器作品集」

  (1)2台のピアノと2つの打楽器のための「織物」
  (2)4つの打楽器のための「織り糸」
(1)ハンマー/クラヴィーア:
 【トーマス・ローゼンクランツ(Pf)、
  マイケル・シェパード(Pf)、
  スヴェト・ストヤノフ(Perc)、
  グウェンドリン・ブルゲット(Perc)】
(2)タイムトラベラーズ(打楽器アンサンブル):
 【グウェンドリン・ブルゲット、
  スヴェト・ストヤノフ、
  イアン・ローゼンバウム、片岡綾乃】
 BRIDGEレーベルが長年プッシュするランスキーの打楽器作品集

 録音:2012-2013 年、58’16

 ミルトン・バビットらに作曲を学び、1970年代から主にコンピューター音楽、電子音楽の分野で多くの功績を残している、アメリカの作曲家ポール・ランスキー。BRIDGEレーベルからは10枚以上のアルバムが発売になっています。電子音楽作品「Mild Und Leise」は、作品に出てくる4つのハーモニーがRadioheadの楽曲「idioteque」にサンプリングされて使われています。
 今作は、パーカッション作品を収録した意欲作。2曲とも世界初録音。新進気鋭の打楽器四重奏団“タイムトラベラーズ”はメンバー全員がピーポディ音楽院、エール大学音楽院にてロバート・ヴァン・サイスに師事。2013年に初演された「織物」はピアノがパーカッションのように聴こえてくる。美しく共鳴しあい、タイトルのように折り重なる音。宇宙的な雰囲気を感じながら、リズミカルでとても心地よく聴きやすい。オススメ。
 

BCD 9425
\2300
「バンブー・ライツ」〜レイ・リャン(b.1972)作品集
 (1))リスニング・フォー・ブロッサム〜
  フルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、
   コントラバス、ピアノのための
 (2)湖の情景〜ソプラノ、ピアノ、打楽器のための
 (3)セラシ断章〜弦楽四重奏のための
 (4)湖の情景II〜パーカッション・トリオのための
 (5)ゴビの栄光〜弦楽四重奏のための
 (6)湖〜フルートとアルト・サキソフォンのための
 (7)バンブー・ライツ〜室内オーケストラのための
(1)シカーダ室内アンサンブル
(2)“soundSCAPE”のミュージシャンたち
(3)(5)ジャック・クァルテット
(4)ルートストック・パーカッション
(6)AWEA デュオ
(7)カリサンピアン・コンソート
 録音:2012 年〜2014 年、59’01

 ボストンのニューイングランド音楽院にて学士号と修士号、ハーバード大学で博士号を取得した中国系アメリカ人の作曲家、レイ・リャン。バートウィッスル、ダヴィドフスキなどに師事し、2011 年にローマ賞を受賞しました。
 その作風はニューヨーク・タイムス紙に「忘れがたい美しさ、そして色彩に富んでいる」と評されています。今作は室内楽を中心に、山水画や俳句のような静けさの中の美しさ、そしてエキゾチックな雰囲気に満ちた作品が収められています。新進気鋭の弦楽四重奏団、ジャック・クァルテットが参加しているのも注目です。
 

BCD 9434
\2300
「マーティン・ボイカン(1931-):ソロ・ピアノ作品集」
 (1)侵害〜ピアノのための5つのバガテル
 (2)ピアノ・ソナタ第3番「エドワード・コーエンを偲んで」
 (3)地平線へ向かって
 (4)幻想ソナタ
ドナルド・バーマン(ピアノ)
 録音:2012-2013 年、64’39

 ピストン、ヒンデミット、コープランドなどに師事したアメリカの作曲家マーティン・ボイカン。無調ながらも、ベルク、ウェーベルンらセリー主義の影響が色濃く、ひんやりとした抒情が漂う。繊細に作られる響き。静謐な空気感の中にうごめく音。
 「侵害」は、シーモア・シフリンやロス・バウアーなど5 人の作曲家仲間や弟子の名前がタイトルになっている。
 

BCD 9437
\2300
「太陽と星へ」〜ルイス・カーチン(1951-):声楽作品集
 (1)「アメリカの幻想」
  (グランド・キャニオン、あなたは誰?/
   挑戦者のためのレクイエム)
 (2)太陽へ
 (3)星へ
 (4)「冬の神」(老兵の埋葬地/冬の神)
 (5)離れる道
(1)(4)トーマス・メグリオランツァ(バリトン)
 ルイス・カーチン(指揮)
(1)オーケストラ・オブ・ザ・リーグ・オブ・
 コンポーザーズ
(2)メアリー・マッケンジー(ソプラノ)
 エリック・セジウィック(ピアノ)
(3)エクメルス(ヴォーカル・アンサンブル)
(4)(5)ダ・カーポ・チェンバー・プレイヤーズ
(5)シャロン・ハームズ(ソプラノ)
 録音:2012-2014 年、57’33

 1951 年フィラデルフィア生まれのアメリカの作曲家、ルイス・カーチン。レオン・キルヒナー、サミュエル・アドラーなどに師事。この作品は彼の声楽曲をまとめたもので、神秘的で、美しく聴きやすいメロディです。「太陽へ」と「星へ」は、ギリシャのオルフェウス教の讃美歌からインスパイアされ作曲。「アメリカの幻想」はロシアの詩人エフゲニー・エフトゥシェンコ(ショスタコーヴィチが交響曲第13 番の歌詞に用いた、詩「バビ・ヤール」が有名)の2 つの詩に音楽をつけたものです。



 

DORON



DRC 5043
\2400→\2190
期待のテノール加藤太朗
 オルガン伴奏版「冬の旅」

  シューベルト:「冬の旅」
   (岡村安純編オルガンによる伴奏版)
加藤太朗(テノール)
岡村安純(オルガン)
 録音:2013 年8 月19、20 日シュブル教会(スイス)、75'07 ※日本語解説付き

 パイプオルガン伴奏による冬の旅。オルガンによってピアノ伴奏より遥かにスケールの大きい、より重厚な世界になるが、そこに明るく柔らかいテノールの声が人間的なものを浮かび上がらせている。
 テノールの加藤太朗は千葉県出身で、現在ローザンヌ在住。東京藝術大学大学院を修了。2006 年の第37 回イタリア声楽コンコルソでイタリア大使杯を受賞。以来日本とヨーロッパで活躍している。




ODRADEK



ODRCD 326
\2400→\2190
「陰と対比」
 ドメニコーニ:コユンババ(組曲 Op.19)/
 アルベニス:マッロクラ Op.22/
 アルベニス:アストゥリアス(スペイン組曲Op.47 から)/
 タレガ:涙/
 不詳:スペインのロマンス/
 ルンデスタード:夜遅く/
 アグァルド:アンダンテとロンド/
 バリオス・マンゴレ:大聖堂/
 ジスモンチ:水とワイン
クリスティーナ・サンドセンゲン(ギター)
 ノルウェイの美人ギタリスト、サンドセンゲンのデビュー盤!

 録音:2013 年8 月12-15 日、2014 年5 月20-26 日、イスタンブル、DDD、58'53

 ノルウェイの美女ギタリスト、クリスティーナ・サンドセンゲンのデビューCD。サンドセンゲンは1987 年の生まれ。15 歳の時にギターを弾き始め、ノルウェイの音楽院で学んだ後、スペインに留学して研鑽を積んだ。まだ20 代ながらノルウェイを代表するギタリストとして国際的に活躍している。
 「陰と対比」と題されたこのCD には、アルベニス、タレガといった有名作曲家の作品、スペインのディオニシオ・アグアド(1784-1849)、パラグアイのアグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944)の作品、さらにはイタリアのカルロ・ドメニコーニ(1947-)、ノルウェイのスヴェン・ルンドスタード(ルンドスター)(1950-)、ブラジルのエグベルト・ジスモンチ(1947-)という現役の作曲家まで、幅広く取り上げている。
 ドメニコーニのコユンババやジスモンチの水とワインは、クラシック・ギター好きには広く知られている作品だが、普段ギター音楽を聞かない人が聞いても聞き惚れるくらい非常に名曲である。
 サンドセンゲンの演奏は、北欧的な清潔感の上に南欧的情熱がたっぷり乗ったもので、たいへん魅力的だ。

 いやはやびっくり





DUX


DUX0985
\2400
オマージュ
 モーツァルト:ピアノソナタK.330/
 ショパン:バラード第1番Op.23/
 リスト:オーベルマンの谷、ハンガリー狂詩曲第6番/
 ショパン:前奏曲Op.28-4、Op.28-20
セバスチャン・デュプイ(pf)
 

DUX1126
\2400
真夏の幻想
 パーセル(アンサンブル・コントラスト編):
  3声のファンタジアZ.734、4声のファンタジアZ.735/
 ブリッジ:ピアノ四重奏のための幻想曲H.94/
 オリヴィエ・ペナール:ピアノ四重奏のための幻想曲 Op.25
アンサンブル・コントラスト
 

DUX1135
\2400
パヴェウ・ウカシェフスキ:ムジカ・サクラ5
 テネブレ・レスポンソリウム 6重唱のための、
 降臨節の音楽 弦楽オーケストラのための、
 Daylight decline 混声合唱のための、
 四旬節の音楽 6つのサクソフォーンのための、
 守護天使への祈願 女声合唱とピアノとチャイニーズボールのための
パヴェウ・ウカシェフスキ指揮、
ムジカ・サクラ ワルシャワ
 =プラハ大聖堂合唱団、他
 

DUX1148
\2400
ショパン(ポーリーヌ・ヴィアルド編):友情恋愛
  Seize ans Op.50-2、Aime-moi Op.33-2、
 Plainte d'amour Op.6-1、
  Coquette Op.7-1、L'oiselet Op.68-2、
 Sparation Op.24-1、
  La f?te Op.6-4 Op.7-5 Op.33-4、
 Faible coeur Op.7-3 Op.7-2、
  La jeune fille Op.24-2、Berceuse Op.33-3、
  La dance Op.50-1 Op.56-2、La Beaut? Op.67-1
 ショパン(ルイジ・ボルデーゼ編):
  L'inondation Op.7-3、
  Beau rossignol Op.17-4 Op.17-1、
  Les traineau Op.59-1 Op.41-4 ワルツOp.34-1
 ショパン:マズルカOp.67-2
マウゴジャータ・クバラ(Sop)
リシャルト・チースラ(Br)
フランシスコ・ソリアーノ(pf)




NEW WORLD RECORDS



80762-2
(3CD)
\6300→\5690
Music From The Tudorfest:
 San Francisco Tape Music Center 1964

Disc: 1
 1. John Cage: 34'46.766" for two pianists
 2. Pauline Oliveros:
   Duo for Accordion and Bandoneon
    with Possible Mynah Bird Obbligato
 3. 一柳慧(いちやなぎ・とし): Music for Piano No. 4
Disc: 2
 1. 一柳慧(いちやなぎ・とし):
   Music for Piano No. 4, Electronic Version
 2. John Cage: Variations II
 3. John Cage: Music Walk
Disc: 3
 1. John Cage: Atlas Eclipticalis
    with Winter Music, Electronic Version
 2. John Cage: Concert for Piano and Orchestra
 3. John Cage: Cartridge Music
David Tudor
Morton Subotnick
Linn Subotnick
Pauline Oliveros
Michael Callahan
John Chowning
Stuart Dempster
Warner Jepson
Douglas Leedy
Raob ert Mackler
Dwight Peltzer
Ann Riley(テリー・ライリーの妻)
Loren Rush
Ramon Sender
Stanley Shaff
サンフランシスコ ・テープ・センターは1962年モートン・スボトニックとラモン・センダーにより非営利組織として設立されテープ音楽を広めた




OMM



OMM0098
(2CD)
\2400→\2190
フィリップ・グラス/ピアノのためのエチュード全曲
 Etude No.1〜Etude No.20
滑川真希(ピアノ)
1990年代に16の練習曲を作り残りの4曲は75歳の誕生記念に作られた。125分




PIANO CLASSICS



PCL0075
\1400
ブラームス:ピアノソナタ第1番
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
ルーカス・ゲニューシャス(pf)
 、第16回ショパン国際ピアノ・コンクールでインゴルフ・ヴンダーと第2位を分け合い、ポロネーズ賞を獲得したルーカス・ゲニューシャス(1990−)!
 モスクワの音楽一家に生まれたゲニューシャスは、ロシアの名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァの孫であり秘蔵っ子。
 ショパン・コンクールのライヴでも完全に自分の世界を創り上げており、その個性と成熟度は、名手揃いの入賞者の中でも群を抜いていた。
 そのゲニューシャス、PIANO CLASSICSから充実の1枚を!
 


PCL0079
\1400
Virtuoso Transcriptions
 ムソルグスキー(フドレイ編):ボリス・ゴドゥノフ組曲
 ムソルグスキー(フドレイ編):禿山の一夜/
 チャイコフスキー(ノアック編):ロミオとジュリエット
ヴァレリー・クレショフ(pf)
  ヴァレリー・クレショフは1962年、ロシアのウラル地方の都市チェリャビンスクの生まれ。7歳でモスクワ音楽院に入学、9歳でオーケストラと共演してデビュー。
 1987年ブゾーニ・コンクール、1993年クライバーン・コンクールで第2位、全ソビエト・コンクールでも優勝したロシアでも話題の凄腕若手ピアニスト。ジャズ・ピアニストとして活躍していたということもあってそれほど派手なクラシック活動はしていなかったというが、その素晴らしさは誰もが認めるところ。
 ブゾーニ・コンクールでクレショフがホロヴィッツの編曲作品を弾いていたのを聴いて、当のホロヴィッツが「私の未発表スコアを解析したあなたの繊細な聴覚と忍耐強さに祝福を贈ります」と絶賛、その結果BISから「ホロヴィッツへのオマージュ」というアルバムがリリースされて大ヒットした。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BRIDGE



BCD 9436
\2300→\2090
ドラティが初演したバートンの交響曲第2番「アリエル」
 スティーヴン・ダグラス・バートン(1943-):
  交響曲第2番「アリエル」
クリストファー・キーン(指揮)
シラキュース交響楽団
ダイアン・カリー(メゾ・ソプラノ)
スティーヴン・ディクソン(バリトン)
 録音:1978年4月、51’25

 アメリカの現代音楽作曲家バートンの代表作。LPでリリースされていた音源を復刻です。
 ドラティ&ワシントン・ナショナル響により初演されたこの交響曲は、アメリカの伝説の詩人シルヴィア・プラスの詩からインスパイアされ作曲した5楽章形式の交響曲。すべての楽章のタイトルはプラスの詩のタイトルで、カリーとディクソンがその詩を歌う。栄光と苦悩、恐怖と喜び、激しく心揺さぶられる言葉に寄り添うように音楽が流れる。神秘的であり、牧歌のようにも聴こえる優しさが見える。




DORON

DRC 2012/13
(2CD)
\4800→\4390
シェルヘンが依頼してヴュアタが編曲した室内管弦楽版!
 
バッハ:フーガの技法 BWV1080
  (ロジェ・ヴュアタ編室内管弦楽版)
ロジェ・ヴュアタ(指揮)
レ・ソリスト・ド・ブリュッセル
 バッハのフーガの技法の歴史において重要な録音の発掘!シェルヘンが依頼してヴュアタが編曲した室内管弦楽版!

 録音:1963 年4 月、ブリュッセル、(モノラル)、94'21

 バッハのフーガの技法の歴史において重要な録音の発掘である。ジュネーヴ生まれの作曲家、ロジェ・ヴュアタ(Roger Vuataz,1898-1988)がフーガの技法を室内オーケストラに編曲したもの。ヴュアタは、名指揮者ヘルマン・シェルヒェンからの依頼で1936 年から1937 年にフーガの技法を編曲。これを用いてシェルヘンは1949 年にDECCA にフーガの技法を録音し、この作品の再評価に大きく貢献した(後年の録音はシェルヘン自身の編曲)。そのヴュアタ版をヴュアタ自身が演奏したもの。木管を効果的に多用した編曲で、鍵盤楽器演奏に比べると声部の扱いが非常に分かりやすい。未完のフーガを収録した後、ヨハネ受難曲のコラール〈天の国におられる私たちの父よ〉を合奏で演奏して終曲としている。なおCD レーベル面にはステレオと表示されているが、モノラルである。




SPECTRUM SOUND



CDSMBA 008
(2CD)
\4000→\3690
世界初CD 化!
 ドゥヴィ・エルリー1980年の白熱ライヴ「クロイツェル」
  &オークレール黄金期1950年代のメンコン!

 CD-1
  (1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481
  (2)シューベルト: ドイツ舞曲
  (3)ウェーベルン:4つの小品 Op.7
  (4)ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』

(1)〜(4)ドゥヴィ・エルリー(ヴァイオリン)
 ブリジット・エンゲラー (ピアノ)

 CD- 2
  (5)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
  (6)バルトーク:ラプソディ第1番 BB.94
  (7)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
(5)(6)ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
 ジャクリーヌ・ボノー(ピアノ:1-3)
 ジャン・クロード・アンブロジーニ(ピアノ:4)
(7)ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
 マニュエル・ロザンタル(指揮)
 フランス国立放送管弦楽団
 フランス国立視聴覚研究所音源提供。エルリーがエンゲラーと共演した1980年の白熱ライヴとオークレール黄金期、1950 年代のメンコン!

 (1)〜(4)ライヴ録音:1980年10月7日、パリ、サル・ガヴォー(ステレオ)
 セッション録音:(5)1958年11月25日、(6)1960年9月23日(モノラル) 
 (7)ライヴ録音:1959年4月2日(ステレオ)
 世界初CD 化、24bit/192kHz、Digital Restoration&24bit Remastering from the original master tape

 スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"Belle ame(ベルアーム)"の第8 弾は、1955 年のロン=ティボー国際音楽コンクールの優勝者、1928 年パリ生まれのドゥヴィ・エルリーの1980 年のライヴ録音と、女流ヴァイオリニスト、ミシェル・オークレールによる1950 年代の2 枚組です。スペクトラム・サウンドによる丁寧な復刻で名演が蘇ります。





<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 10319BD
(Blu-ray)
\5200→\4790
クラウディオ・アバド・メモリアル・コンサート
 ・ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(抜粋)第2楽章:葬送行進曲
  (2013年8月収録/
   クラウディオ・アバド(指揮)&ルツェルン祝祭管弦楽団)
 ・シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調「未完成」〜第1楽章
 ・フリードリヒ・ヘルダーリン:パンと葡萄酒
  (語り:ブルーノ・ガンツ)
 ・ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
 ・2014年1月27日スカラ座とミラノでの追悼式
  (友人らの追悼コメント含む)
 ・マーラー:交響曲第3番ニ短調〜第6楽章
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)


ACC 20319DVD
(DVD)
\3000→\2690
 涙なしでは観られない!ネルソンス、ファウストが捧げる感動のアバド追悼演奏会

 収録:2014 年4 月6 日ルツェルン・クンストハウス・コンサートホール
 (Blu-ray)画面:16:9、Full HD、音声:DTS HD Master Audio,PCM ステレオ、98’57、リージョン:All、言語:独、字幕:英仏韓日
 (DVD)画面:16:9、NTSC、音声:DTS 5.1,DD5.1,PCM ステレオ、98’57、リージョン:All、言語:独、字幕:英仏韓日

 2014 年1 月20 日に亡くなった指揮者クラウディオ・アバド。享年80 歳。日本には2013 年秋に7 年ぶりの来日を果たす予定でしたが、健康上の理由でコンサートは取り止めとなった直後の出来事でした。
 この映像は、2014 年4 月に行われたアバドの追悼演奏会の模様が収められています。プログラムは、アバドの音楽へ敬意を表した内容です。本ディスクの冒頭には、最後のルツェルン音楽祭となり、その2013 年オープニングコンサートで演奏したベートーヴェンの交響曲第3 番「英雄」第2 楽章「葬送行進曲」が収録されています。この演奏を聴く限り、半年後にこの世を去ってしまうとは信じられません。このコンサートの模様はACCENTUSMUSIC から既に発売されています(ACC10282BD/ACC20282DVD)。
 そして追悼演奏会は、シューベルトの未完成第1 楽章から始まります。この演奏は、指揮者なしオーケストラのみで演奏されました。アバドの姿のない指揮台が映し出され、アバドの存在の大きさを痛感せずにはいられません。続くは、スイス出身の名俳優で、アバドと親交があったブルーノ・ガンツによるヘルダーリンの「パンと葡萄酒」の朗読。アバドの芸術的友好関係の広さを物語っています。
 この映像の見所の一つ、イザベル・ファウストによるベルクのヴァイオリン協奏曲。ファウストは2010 年にアバドとこの作品を録音しており(HMC.902105)、この演奏が高く評価され今や現代を代表するヴァイオリニストとして世界中で活躍しています。ファウストの演奏も、アバドとの共演を反芻するように、聴くものの心に訴えかける音楽を作り上げています。そして最後マーラー交響曲第3 番第6 楽章。ネルソンスを含む舞台上の人々が悲しみに暮れ、そしてアバドへ寄せる想いが溢れ出た演奏です。アバドの音楽的精神を未来へ引き継ごうとする使命を背負ったことを確認するように、団員同士が抱き合う姿は、感動を禁じえません。
 ジャケット写真に使われていのは、ベルリン在住の写真家アドリアン・ザウアーによる2014 年1 月20 日という作品です。







10/29(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ABC CLASSICS



ABC 4810862
\2500→\2290
MSO LIVE!スタンホープのピッコロ協奏曲!
 アデス:ポラリス 〜 管弦楽のためのヴォヤージュ*
 スタンホープ:ピッコロ協奏曲
アンドルー・マクラウド(ピッコロ)
マークス・ステンツ(指揮)*
ベンジャミン・ノーシー(指揮)
メルボルン交響楽団
 ABC Classicsの看板シリーズの1つ、メルボルン交響楽団(MSO)のライヴ・シリーズ "MSO LIVE" !
 「ブリテンの再来」と呼ばれる現代イギリスの人気作曲家トーマス・アデス(b.1971)による「ポラリス」は、2011年にオープンしたマイアミのニュー・ワールド・センターのために委嘱され、マイケル・ティルソン・トーマス指揮、ニュー・ワールド・シンフォニーによって初演が行われたスペクタクルな管弦楽作品。
 ポール・スタンホープ(b.1969)は、ピーター・スカルソープに作曲を学び、2004年度の武満徹作曲賞を受賞した、オーストラリアの若い世代を代表する作曲家。スタンホープのピッコロ協奏曲では、2003年からMSOの首席ピッコロ奏者を務め、オスロ・フィルやズービン・メータ指揮のオーストラリア・ワールド・オーケストラなどにも参加・共演しているアンドルー・マクラウドが、華麗で鮮やかなピッコロの技巧を存分に発揮してくれる。
 録音:2012年8月&2013年6月、ハマー・ホール(メルボルン芸術センター)
 

ABC 4810863
\2500
コープランド・アルバム
 コープランド:
  エミリー・ディキンソンの8つの詩*
  バレエ組曲 《アパラチアの春》 (13楽器版)
エマ・マシューズ(ソプラノ)*
ベンジャミン・ノーシー(指揮)
メルボルン交響楽団
 2013年からはアンドルー・デイヴィスが首席指揮者を務め、実力とともに録音の機会も増やしているメルボルン交響楽団。
 オーストラリアのすべての主要なオーケストラやオペラ・ハウスと共演しているオーストラリア期待のソプラノ、エマ・マシューズをソリストに迎えた「エミリー・ディキンソンの8つの詩」、そしてオリジナル版となる室内オーケストラ用(13楽器版)の「アパラチアの春」を組み合わせた、コープランド・アルバム。
  録音:2013年6月、ハマー・ホール(メルボルン芸術センー)




CALA


CACD 77018
\2500
ヒストリアス
 ピアソラ:《タンゴの歴史》 よりカフェ1930/
 ファリャ:7つのスペイン民謡/
 イベール:物語/
 ロドリーゴ:我が心のアランフエス/
 ジュリアーニ:グランド・ポプリ Op.126/
 プホール:《ブエノス・アイレス組曲》 よりポンペジャ/
 タヴォラーロ:ミロンガ第5番 《移民》/
 ラヴェル:ハバネラ形式の小曲/
 ロドリーゴ:3つの歌

ソコ・デュオ
 〔ジェイコブ・コードオーヴァー
  (ギター)、
  ローラ・カルニー
  (オーボエ、イングリッシュホルン)〕

 ソコ・デュオ、デビュー・アルバム!ギーターとオーボエによるラテン・プログラム!

 バルセロナを中心に活動を行っているギターとオーボエ、イングリッシュホルンのデュオ、ソコ・デュオのデビュー・アルバムはラテン・プログラム。オーボエ、イングリッシュホルンを奏でるのは、バルセロナ在住の女流オーボエニスト、ローラ・カルニー。バロック、古典作品からモダン作品などレパートリーの守備範囲が広く、今作ではオーボエだけではなくイングリッシュホルンの音色も披露。
 ピアノ独奏やサクソフォーンの演奏で知られる、イベールの 《物語》 をオーボエでの演奏も要注目。ギターはスペインのコルドバ国際ギター音楽祭コンクールやオーストラリア・ギター・コンクールなど、数々の受賞歴を持つ南半球オーストラリアの実力派ギタリスト、ジェイコブ・コードオーヴァー。
 2014年2月9日−11日の録音。



 

CACD 77019
\2500
ダンシング・シャドー
 ハイド:ダンシング・シャドウ/5つのソロ曲/
 ソナタ ト短調/夜想曲/シー・シェル・ファンタジー/
 オータム・イン・プリンセス・ガーデン/
 ファイアサイド・イメージ/オン・ザ・ヒルサイド/
 ドライアドの踊り/ミリアム・ハイドの詩
ブリジット・ボリジャー(フルート)
アンドリュー・ウェスト(ピアノ)
ジェラード・マグワイア(朗読)
 オーストラリアの女流コンポーザー=ピアニスト、ミリアム・ハイド(1913−2005)のフルート作品集。
 演奏はオーストラリア出身のフルーティスト、ブリジット・ボリガー。15歳でシドニー交響楽団との共演で、イベールのフルート協奏曲を演奏するなど若いころから才能を発揮。バーゼル交響楽団やチューリッヒ歌劇場管弦楽団、チューリッヒ室内管弦楽団で客演首席フルート奏者を務めた経歴を持つ。
 ハイドは詩人でもあり、本作ではハイドの詩も収録されている。朗読はオーストラリアのトップ声優、ジェラード・マグワイア。

 2014年4月14日−15日。




EURYDICE


LE 003
\2500
ヘンデル:ドイツ・アリアとトリオ・ソナタ集
 私の魂は見つつ聞く HWV.207/
 甘い静けさ、やさしい泉よ HWV.205/暗い穴の中から HWV.208/
 トリオ・ソナタ Op.2-1/はかなく悲しき未来も HWV.202/
 神をたたえて、歌え魂よ HWV.206/
 かわいい矢車草の花 HWV.204/トリオ・ソナタ Op.2-2/
 燃えたつばら HWV.210/快い茂みの中に HWV.209/
 たわむれる波のきらめきが HWV.203
アンサンブル・エミオリア
 アンサンブル・エミオリアは、2008年にイ・トゥルキーニなど欧州のピリオド・オーケストラで活躍する女流チェリストのクレール・ラムケを中心として結成されたフランスのピリオド・アンサンブル。
 ヘンデルの「9つのドイツ・アリア」を歌うのは、フランスのソプラノ、キャプシーヌ・メーンス。ドミニク・ヴェラールやジャン=クロード・マルゴワールとの共演、ブリュッセルでのサティ&ケージ・プロジェクトなど、ピリオド、モダンの両方で活躍するフランス期待のソプラノである。
 

LE 002
\2500
ピエール・クレモンの弦楽器のための室内楽作品集
 クレモン:
  弦楽のための三重奏曲集 Op.13
  二重奏曲集 Op.10より 第2番
トリオ・コンコルディア
 18世紀末〜19世紀前半のフランスの作曲家、指揮者ピエール・クレモン(1784−1846)の弦楽器のための室内楽作品集。
 フランスのオーリヤックで生まれたクレモンは、ロシアのアレクサンドル1世にその才能を認められ、サンクトペテルブルクでは宮廷楽長、モスクワ劇場では音楽監督を務めた経歴を持つ。1826年に出版された2本のヴァイオリンとチェロのための「Op.13」は、後期古典派のスタイルが特徴的。

 2011年10月&2012年4月の録音。
 

LE 001
\2500
ゴセック&ゲナン
 ゲナン:トリオ Op.1-4(1768)
 ゴセック:
  トリオ・ソナタ変ロ長調 Op.9-1(1766)
  トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.9-3(1766)
 ゲナン:トリオ Op.1-6(1768)
アンサンブル・エミオリア
 フランスとベルギーに接するエノー地方で生まれたフランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734−1829)とマリー=アレクサンドル・ゲナン(1744−1835)のトリオ・ソナタ集。
 フランスにおける「交響曲の父」と称されるゴセックのトリオ・ソナタはもちろんのこと、同世代のコンポーザー=ヴァイオリニスト、ゲナンの作品の録音は珍しい。フランスのレーベルならではのプログラミング。

 2011年8月の録音。




HARP&COMPANY



CD 5050-33
\2500→\2290
ウォルナー:ハープ作品集
 ポロネーズ組曲/
 ラプソディー・リュス/
 演奏会用マズルカ/
 子守歌/エレジー/幻想曲
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ピエール=アンリ・シュエレブ(ヴィオラ)
 ウクライナのキエフ出身で、オーストリアの父とポーランドの母との間に生まれた作曲家、レオポルド・ウォルナー(1847−1913)、フランス・リストが代父であったウォルナーの音楽は、ショパンとリストのロマンティシズムにインスピレーションを受けたという。
 マーヴェルス・オヴ・ニコロ・パガニーニ(CD 5050−22)でも共演したラシェル・タリトマンとピエール=アンリ・シュエレブのコンビが世界初録音のウォルナーの作品を無駄のない洗練された美しい音楽を披露する。




HYPHEN PRESS MUSIC

HPM 007
\2600
パリでのイタリア様式
 クープラン:トリオ・ソナタ《少女》/
 マレ:前奏曲ホ短調/
 ルベル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調/
 リュリ:シャコンヌ ハ長調/
 ジャケ=ド=ラ=ゲール:ソナタ第4番ハ短調/
 クレランボー:シャコンヌ ニ長調/
 デュヴァル:組曲第1番ハ長調/
 バルトロッティ:シャコンヌ/
 シャルパンティエ:8つの楽器のためのソナタ ハ長調
バッハ・プレーヤーズ
 バッハ・プレーヤーズのフランス&イタリア!

 イタリアとフランスの様式の長所の融合を試みたクープランに代表されるように、イタリア、コレッリの音楽、様式から多大な影響を受けていた17世紀のフランス。
 バロック・ヴァイオリンのニコレッテ・ムーネン、トラヴェルソのレイチェル・ベケット、テオルボのリンダ・セイスなど名手揃いのバッハ・プレーヤーズが、"イタリア"というテーマでフランス音楽にアプローチした好企画。日本有数のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、市瀬礼子の参加もポイント。
 2013年7月22日−24日の録音。
 
HPM 004
\2600
イタリアvsフランス
 リュリ:《町人貴族》より 序曲とシャコンヌ/
 ダングルベール:シャンボニエール氏のトンボー/
 ルベル:リュリ氏のトンボー/
 ド・ヴィゼー:前奏曲とミュゼット/
 ムファット:《音楽の花束》より/
 コレッリ:トリオ・ソナタ Op.2-12/
 クープラン:コレッリ賛/
 パスクイーニ:トッカータ イ短調/
 ムファット:アルモニコ・トリビュート
バッハ・プレーヤーズ
 アルカンジェロ・コレッリとジャン=バプティスト・リュリ。17世紀ヨーロッパの音楽のスタイルにおいて双璧を成した2人の巨匠、そしてイタリアとフランスの作曲家たちの音楽で、そのコントラスト、関係性を描いたプログラム。この「イタリアvsフランス」でバッハ・プレーヤーズのテオルボを弾くのは、スウェーデンの名手ヤコブ・リンドベリ!
 2010年7月20日−22日の録音。




KML RECORDINGS



UNSP 0001
\2600→\2390
アンスポークン
 デイヴ・マリク:
  アンスポークン、フィールズ、ハイパー、スケッチ、
  ブリーズ(インヴォケイション)、ランタイム、
  ウィズ・ノー・ネーム
 マイルス・デイヴィス&ロバート・アーヴィングIII(マリク編):カティア
 レディオヘッド(マリク編):イグジット・ミュージック
カティア・ラベック・バンド
 〔カティア・ラベック(ピアノ)、
  デイヴ・マリク
   (デジタル&アナログ・エレクトロニクス)、
  マーク・ギルモア
   (アコースティ=レトリック・ドラムス)〕
 カティア・ラベック・バンドが描くデイヴ・マリクの世界!

 クラシックのみならず、ジャズやロック、コンテンポラリーと幅広いジャンルでの活躍を続けるカティア・ラベック。
 最新作は、ギリシャとボスニア移民の家系に生まれた現代イギリスの作曲家デイヴ・マリクの世界を、アコースティック・ピアノとエレクトロニクスで表現。
 2010年には、スティングやチック・コリア、ハービー・ハンコックらと共演したクロスオーヴァーで世界を沸かせたカティア・ラベック。今作でも、マリク・アレンジによるマイルス・デイヴィスの「カティア」と、レディオヘッドの「イグジット・ミュージック」が収録されており、マイルス・ファン、レディオヘッド・ファンなども巻き込む挑戦作を産みだしてくれた。

 録音:2012年7月ラジオ・フランス(パリ)




LABEL−HERISSON


LH 09
\2500
クープランの宗教音楽の頂点とも称される「ルソン・ド・テネブル」
 クープラン:ルソン・ド・テネブレ、修道院のためのミサ曲(抜粋)
 カンプラ:カンタータ・ドミノ
モニク・ザネッティ(ソプラノ)
フランソワーズ・マセ(ソプラノ)
ジョナサン・ダンフォード
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジェームス・ホランド(テオルボ)
マチュー・デュピュイ(オルガン)
 プチ・モテ(小モテット)の傑作であり、クープランの宗教音楽の頂点とも称される「ルソン・ド・テネブル」。
 オルガンを務めるのは、1977年生まれ、パリ音楽院を一等賞で卒業したエリートであり、Label-HerissonでもC.P.E.バッハやスカルラッティの好録音を聴かせてくれたマチュー・デュピュイ。

 ※録音:2012年9月24日ー26日、ロゼー・アン・ブリー
 

LH 07
\2500
ジャン=ピエール・ドロー:ヴィ・ドゥ・ファミーユ
 シャルム(歌、アコーディオン、クラリネット、チェロ)、
 ソロ(チェロ)、ラベ(歌、アコーディオン)、
 テレーズ(チェロ、ピアノ、歌)、ソロ(歌)、
 リュー(ピアノ、歌、アコーディオン、クラリネット、チェロ、パーカッション)、
 ソロ(クラリネット)、
 ウルー(バス・クラリネット、パーカッション、歌、ピアノ)、
 序曲(歌、シンセサイザー、口笛、クラリネット)、
 アン・プラン・ヴィド(パーカッション)、
 テーズ(講演、歌、バス・クラリネット、チェロ、ピアノ、シンセサイザー)
アンサンブル・アレフ
 アンサンブルのための曲を募集する国際作曲フォーラムを開催するなど、数多くの現代音楽、若手作曲家の作品を手がけてきたフランスのアンサンブル・アレフ。声やピアノ、クラリネット、チェロ、パーカッション、シンセサイザーなど、様々な楽器で演奏される、フランスのパーカッショニスト、作曲家のジャン=ピエール・ドローの作品集。

 ※録音1999年6月




LAWO CLASSICS


LWC 1062
\2600
海の星 〜 演奏会用行進曲集
 ツェーレ:陸軍と海軍/
 シュポア:キールに敬礼/
 ラタン(ルンドブラッド編):クロノベリ連隊行進曲/
 ボーウ:アメリカ−ノルウェー/
 スーザ:海を越える握手/
 フチーク:提督旗のもとで Op.82/
 オッフェンバック:海の賛歌/
 アルフォード:船尾甲板の上で/
 ウルバッハ:女王の行進曲/
 リュードベリ:海軍兵学校行進曲/
 スーザ:ヤンキー海軍の栄光/
 ワイルダー:我が艦隊/
 アルフォード:ヘッド・マスター・ジョリーズ/
 ボーウ:英雄的行進曲 《トルデンスキョル》/
 ヴィードクヴィウト:マーラドロットニンゲン/
 リュードベリ:ヴァックスホルム王立沿岸砲兵連隊行進曲/
 ツィマーマン:錨を上げて/
 ギスケ:記念行進曲
ノルウェー海軍軍楽隊
インガル・ベルグビ(指揮)
 ノルウェー海軍軍楽隊、創立200周年記念盤!

 ノルウェー海軍軍楽隊の創立200周年を記念した「演奏会用行進曲集」が登場!
 ノルウェー海軍軍楽隊のルーツは1792年のベルゲン要塞にまでさかのぼる。216年の歴史を持ち、2013年の1月1日からはノルウェーの5つあるプロの軍楽隊の一つとしても知られるノルウェー海軍軍楽隊。軍隊行進曲やクラシックだけに留まらず、ジャズ、ポップ、ロック、現代音楽などバラエティに富んだプログラムで幅広い聴衆の支持を得ている。2008年にはノルウェー作曲家協会よりパフォーマー・オヴ・ザ・イヤーを受賞。
 プログラムもノルウェーの作曲家だけでなく、ジョン・フィリップ・スーザやケネス・アルフォードなど誰もが知っている定番曲も選曲。なかでもアニヴァーサリーを記念して2014年にスヴェイン・エンリク・ギスケ(b.1973)委嘱した記念行進曲は広大なノルウェーの大地を想像させるような爽やかで壮大な曲に仕上がっている。コンパクトに収まったまとまりのある演奏とデュナーミクや表現の幅広さは一聴の価値ありです!

 2013年11月15日、18日−21日の録音。
 


LWC 1058
(SACD HYBRID)
\3000→\2690
ライプツィヒ! 〜 管楽作品集
 グリーグ:叙情的組曲 Op.54
 スヴェンセン:ノルウェー狂詩曲第1番 Op.17
 ハルトマン:セレナーデ Op.43
 ライネッケ:八重奏曲変ロ長調
オスロ・カンマーアカデミー
 オスロ・カンマーアカデミーのライプツィヒ・プログラム!

 オスロ・カンマーアカデミーは、ゲルノート・シュマルフスとインゴ・ゴリツキの弟子で2004年からオスロ・フィルの首席奏者を務めるオーボイスト、ダヴィッド・フリーデマン・シュトルンクが芸術監督として率いるノルウェーの新しい木管アンサンブル。
 彼らのデビュー・アルバム、「ベートーヴェン:木管三重奏曲」がベルギーの国内外で高い評価を受けており(英)BBCミュージック・マガジンからも5つ星を受けている。
 ライプツィヒ音楽院で学んだエドヴァルド・グリーグ(1843−1907)、ヨハン・スヴェンセン(1840−1911)。ライプツィヒでシューマンやメンデルスゾーンに師事したカール・ライネッケ(1824−1910)、留学し、研究の間ライプツィヒで過ごしたミエール・ハルトマン(1836−1898)。豊かな音色と高度な音楽性のハイ・クォリティなアンサンブルで聴かせる、ライプツィヒに関わりのある4人の作曲家に焦点を当てた好企画です!

 2012年8月6日−9日の録音。




MUSICA FICTA



MF 8019
\2600→\2390
ジェンキンズ:4声のコンソート・ミュージック集 Vol.2
 ファンタジア第6番ニ短調/ファンタジア第26番イ短調/
 ファンタジア第10番イ短調/エアー第13番ハ長調/
 パヴァン第27番イ短調/ファンタジア第15番ハ長調/
 ファンタジア第1番ハ短調/エアー第1番ト短調/
 パヴァン第9番ヘ長調/ガリヤード第24番ニ長調/
 パヴァン ニ短調/ファンタジア第31番/
 エアー第2番ト短調/ファンタジア第17番ヘ長調
スピリット・オヴ・ガンボ
 1580年から1650年に亘るイギリスのコンソート・ミュージックの黄金時代を生き、他作品と比較できない程の完成度でヴィオール・コンソートのための傑作を数多く遺すなど、ヴィオール作品の発展に大きな影響を与えた作曲家、ジョン・ジェンキンズ(1592−1678)。
 前作の第1巻(MF 8011)がフランスのディアパソン・ドールを受賞。ヴィオールの名手フレーク・ボルストラップを中心としたオランダのヴィオール・コンソート、スピリット・オヴ・ガンボ。期待も大きい第2巻でもジェンキンズの音楽の優れた調性感が表現された美しいアンサンブルを聴かせてくれる。
 


MF 8018
\2600→\2390
ルクレール:6つのトリオ・ソナタ集 アンサンブル・ロザソリス
 ヘンデル:モテットとソナタ・ダ・キエザ(MF 8008)やペルゴレージ&ポルポラ 〜 カンタータと室内ソナタ(シンフォニア)集(MF 8012)で好演を聴かせてくれたアンサンブル・ロザソリス。
 2003年にパリとリヨンの国立高等音楽院出身のメンバーで結成されるフランスの古楽演奏団体、17世紀から18世紀の器楽作品や室内楽作品をレパートリーとする彼らが今回選んだ題材は、18世紀フランスのヴァイオリン演奏の巨匠、ジャン=マリー・ルクレール(1697−1764)の「6つのトリオ・ソナタ」。フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者のソナタを華麗なアンサンブルで。




MUSIEPOCA

MEPCD 007
\2600
アラニェス:トーノとビリャンシーコ集第2巻 ラファエル・ボナヴィータ(指揮)
ヌエボ・サラオ
 西山まりえらとの共演でも知られるピリオド弦楽器奏者、ラファエル・ボナヴィータ率いるアンサンブル、ヌエボ・サラオのデビュー版。
 スペインで生まれ、イタリアで活躍した作曲家、フアン・アラニェス(ジョアン・アラニエス/ca.1580−ca,1650)の歌曲(トーノ、ビリャンシーコ)を中心に、ファルコニエッリやウッチェリーニ、作曲者不詳の器楽作品を収録。

 ※録音:2012年




PAVANE


ADW 7561
\2600
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲
 悲しみの三重奏曲第1番ト短調
 エレジー変ホ短調 Op.3-1
 悲しみの三重奏曲第2番ニ短調 Op.9
トリオ・ポルティチ
 2005年にリリースされたフランクの「三重奏曲集Op.1」(ADW 7500)を皮切りに、ショパン(ADW 7512)、ドビュッシー(ADW 7520)、メンデルスゾーン(ADW 7525)、シューベルト(ADW 7530)の室内楽作品集で成功を収め、名実ともにパヴァーヌ・レーべルの顔となったベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチ。
 第6弾となるラフマニノフでは、録音される機会の少ない悲しみの三重奏曲を選曲し、美しくも叙情的な音楽を繊細なアンサンブルで表現する。




SILVERDOOR


BVHaast 0505
\2500
ロジャー・ドイル:パッサデス Vol.2 ロジャー・ドイル(エレクトロニクス)
 アイルランドのベテラン・エレクトロ・アコースティック・コンポーザー、ロジャー・ドイルの「ヒズ・マスターズ・ノイズ」シリーズ第2集。ノイズ好きならば痺れること間違いなし。
 

BVHaast 1505
\2500
ロジャー・ドイル:ベイビー・グランド ロジャー・ドイル(ピアノ)
トレヴァー・ナイト(シンセサイザー)
 鬼才ロジャー・ドイルが30年の間に作曲した、ピアノ作品のコンピレーション・プログラム。
 

DS 103
\2500
ロジャー・ドイル:ナインス・セット ロジャー・ドイル(エレクトロニクス)
 フランス、ブールジュ国際エレクトロ・アコースティック音楽コンクールで"Magisterium Prize"を受賞したロジャー・ドイルの「ナインス・セット」。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


VOCACION(NOVOSON)

レーベル名表示は NOVOSON ですが製作・発売元である VOCACIONレーベルとして扱います。
初期LP盤からの「板起こし」と推測され、スクラッチ・ノイズや強音部の歪みなどがございます。
ブックレットは付いておりません。収録時間がかなり短いものがございますのでご注意ください。

CDNS 213
(CD-R)
\1700
ファリャ(1876-1946):
  オペラ「ペドロ親方の人形芝居」(*)
  チェンバロ協奏曲(+)
フリタ・ベルメホ(ソプラノ:語り手(*))
カルロス・ムングイア(テノール:ペドロ親方(*))
ライムンド・トレス(バルトン:ドン・キホーテ(*))
スペイン国立管弦楽団(*)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(チェンバロ(+))
スペイン国立管弦楽団のソリストたち(+)
 ルイス・アントン(ヴァイオリン)
 ラファエル・ロペス・デル・シド(フルート)
 レオカディオ・パラス(クラリネット)
 セルバンド・セラノ(オーボエ)
 カルロス・バエナ(チェロ)
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
録音:1957年、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain) 発売:2011年 収録時間:41'55"
 

CDNS 226
(CD-R)
\1700
アルベニス(1860-1909)/アルボス(1863-1939)編曲:組曲「イベリア」
   招魂(エボカシオン)/セビリャの聖体祭/トリアナ
   港(エル・プエルト)/エル・アルバイシン
パリ音楽院管弦楽団
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
録音:1953年、モノラル 原盤:Alhambra (Columbia Spain) 発売:2011年 収録時間:30'31"
 

CDNS 234
(CD-R)
\1700
グリディ、グラナドス、アルベニス:管弦楽作品集
 ヘスス・グリディ(1886-1961):10のバスクのメロディー
 グラナドス(1867-1913):オペラ「ゴイェスカス」間奏曲
 アルベニス(1860-1909)/
 アルボス(1863-1939)編曲:ナバラ

スペイン国立管弦楽団
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)

録音:1957年頃?、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain) 発売:2011年 収録時間:29'54"
 

CDNS 241
(CD-R)
\1700
トマス・ブレトン(1850-1923):管弦楽作品集
 アンダルシアの情景
  ボレロ/ポロ・ヒタノ/サパテアド/行進曲とサエタ
  アルハンブラにて/演奏会用ボレロ/ラ・ドロレス(ホタ)
交響楽団
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
録音:1957年頃?、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain) 発売:2012年 収録時間:43'33"
 

CDNS 247
(CD-R)
\1700
エルネスト・アルフテル(1905-1989):シンフォニエッタ ニ長調 スペイン国立管弦楽団
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)

録音:1957年頃?、ステレオ 原盤:Alhambra (Columbia Spain) 発売:2011年 収録時間:32'57"


<国内盤>


ナクソス・ジャパン



NYCC-27279
\2000+税
キュッヒル&プレヴィン/デュオ・イン・ザルツブルク
 ウィーン奇想曲 <クライスラー>
 クープランのスタイルによるルイ13世の歌とパヴァーヌ
  <クライスラー>
 クープランのスタイルによる才たけた貴婦人
 <クライスラー>
 ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
  <クライスラー>
 ロンドンデリーの歌 <クライスラー>
 プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ
  <クライスラー>
 中国の太鼓 <クライスラー>
 スラヴ舞曲 第10番 ホ短調
  <ドヴォルザーク/クライスラー編> 
 愛の喜び <クライスラー>
 愛の悲しみ <クライスラー>
 歌劇《ばらの騎士》より“ワルツ”
 <R.シュトラウス/ジンガー編>
 ウィーン、わが夢の街 <ジーツィンスキー>
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
 キュッヒルとプレヴィンが織りなす、ウィーン情緒あふれる名曲の数々……。
 伝統に安住せず、かといって伝統を軽視せず、「ウィーンらしさ」という指標に新たな1ページを付け加えようとするキュッヒル、そしてプレヴィンのたゆまざる努力の跡が、この音盤には刻まれている。20年の時を経た後に改めて聴いても、その価値はいささかも揺るがない。(広瀬大介/ライナーノートより)
 録音日時:1991年6月 ザルツブルク




<映像>


SONY(映像)

8884305028-9
(Blu-ray)
\3400
The Sound of my Life/キャメロン・カーペンター
 1. The Rehearsal / 2. Letter to Dad /
 3. Childhood / 4. The First Piano Teacher /
 5. Becoming an Adult /
 6. The Making of Cameron /
 7. Birth of aNew Instrument /
 8. The Next Challenge /
 9. New Outfit for a New Instrument /
 10. Move to Berlin /
 11. The First Encounter /
 12. Doubts andAdvice /
 13. The First Recording Day /
 14. Overture to Bernstein's "Candide"
キャメロン・カーペンター(オルガン)

8884305027-9
(DVD)
\2300
 オルガンの革命児、キャメロン・カーペンターが移動式オルガン“ツアリング・オルガン”を完成させるまで、そして類い稀な才能の素顔に迫るドキュメンタリー
 『オルガンという楽器の認識を変えた音楽家・・・クラシック音楽のタブーをぶち破る男』(ロサンゼルス・タイムズ紙)と称賛されている、超絶技巧を誇るオルガニストにして作曲家、キャメロン・カーペンター。
 クラシック音楽のオルガン曲やオルガニストにまつわる既存のあらゆるイメージをぶち壊していくその破天荒な演奏や生き様は、あらゆるところで圧倒的な熱狂や称賛と同時に批判や拒否反応を巻き起こし、誰もが無視することのできないほどの存在感を獲得しています。
 今年4月にソニー・クラシカル専属契約第1弾としてリリースされたアルバム『If You Could ReadMy Mind』では、バッハからバーンスタイン、60年代・70年代のポップス、さらには自作の作品まで、カーペンターがこだわりをもつ作品ばかりが収められました。
 バッハやデュプレのオリジナルのオルガン曲のみならず、カーペンターのコンサートの冒頭で必ず取り上げられるバーンスタインの「キャンディード」序曲、スクリャービンのピアノソナタ第4番など、オルガンのイメージとはかけ離れた作品の編曲も含まれ、文字通り「超絶の演奏家」であることを証明したアルバムとなりました。
 このアルバム『If You Could Read My Mind』のレコーディングに合わせて完成させたのが、カーペンターが長年構想を温め、アメリカのオルガン会社・マーシャル&オグルツリー社と共同で開発してきた移動式のデジタル・オルガン“ツアリング・オルガン”。
 今作は、キャメロン・カーペンターが、オルガン音楽に革命を起こすべく、積年の想いをこめて開発したこの移動式オルガン“ツアリング・オルガン”の誕生に至る経緯を中心としたドキュメンタリー。また、この類い稀な音楽家のペンシルヴァニアでの少年時代、ジュリアードで学んだ学生時代、あらゆる評価を欲しいままにした後にたどり着いた現在のベルリンでの生活を通して、キャメロン・カーペンターの素顔に迫ります。




C MAJOR(映像)


71 9004
(Blu-ray)
\5800→\5390
ネルソンスと「シュトラウスゆかり」のコンセルトヘボウ管
 R.シュトラウス:
  ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30
    収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
  ・交響詩「マクベス」op.23
    収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
  ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
    収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
アンドリス・ネルソンス(指揮)


71 8908
(DVD)
\3600→\3290
 アニヴァーサリー屈指の注目作ネルソンスと「シュトラウスゆかり」のコンセルトヘボウ管の顔合わせツァラトゥストラ、ティル、マクベス

 監督:ヨースト・ホンセラール(op. 30)、フェレンツ・スーテマン(opp. 23 & 28)
 (Blu-ray)音声 :dts HD Master Audio 5.0 /LPCM ステレオ、Region All、80’
 (DVD)NTSC 16 : 9、音声 : dts 5.0 /LPCM ステレオ、Region All、80’

 リヒャルト・シュトラウス生誕150 周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3 篇を演奏した映像作品が登場。
 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が2013 年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014 年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012 年1 月に「ツァラトゥストラ」を、2013 年1 月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。
 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014 年10 月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。
 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。














10/28(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ATMA CLASSIQUE



ACD2 2700
\2100→\1890
ネゼ=セガンによる初稿ブル3、
 見事な構築力による精緻な音楽作りに脱帽!

  ブルックナー:交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」 (1873 年初稿)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
メトロポリタン管弦楽団
 録音:2014 年6 月メゾン・サンフォニック、モントリオール/65' 05

 現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのヤニック・ネゼ=セガン。世界の一流オーケストラから声がかかり、賞賛されている未来の巨匠指揮者。アメリカの名門オーケストラ、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任し、2014 年6 月には来日公演を行い、日本の聴衆をあっと驚かせました。
 そんな彼の地元カナダ、モントリオールのオーケストラ、メトロポリタン管弦楽団と録音を続けているブルックナー・シリーズ。メトロポリタン管弦楽団は、ケベック音楽院を卒業した優秀な音楽家たちによって、1981 年にモントリオールで創設。2000 年からヤニック・ネゼ=セガンが芸術監督に就任しメキメキと頭角を現すようになりました。
 このブルックナーの交響曲第3 番は、2014 年6 月にモントリオールの新しいホール、メゾン・サンフォニックで録音されました。この作品は、ブルックナーが尊敬していたワーグナーに献呈されたことから「ワーグナー交響曲」と呼ばれることもあります。この作品も、ワーグナーに献呈された1873年初稿より改稿が重ねられ、一般的に知られているのは最終稿である第3 稿ですが、本盤は初稿で演奏されています。初稿は曲全体が長大で65 分の演奏時間を要します。しかし、そこは知的な構成力を持つネゼ=セガン、緻密に響きを積み重ね、さらに躍動感をもって音楽を作り上げています。そして、ネゼ=セガンの高度な要求にも瞬時に反応できるオケの力量も録音を重ねる毎に確かに上がっていると感じます。
 


ACD2 2682
(2CD)
\4000→\3690
ショパン:マズルカ集(全曲)
CD1:
 マズルカ
  1. 第1番 嬰へ短調 Op.6-1/2. 第2番 嬰ハ短調 Op.6-2/
  3. 第3番 ホ長調 Op.6-3/4. 第4番 変ホ短調 Op.6-4/
  5. 第5番 変ロ長調 Op.7-1/6. 第6番 イ短調 Op.7-2/
  7. 第7番 ヘ短調 Op.7-3/8. 第8番 変イ長調 Op.7-4/
  9. 第9番 ハ長調 Op.7-5/10. 第10番 変ロ長調 Op.17-1/
  11. 第11番 ホ短調 Op.17-2/12. 第12番 変イ長調 Op.17-3/
  13. 第13番 イ短調 Op.17-4/14. 第14番 ト短調 Op.24-1/
  15. 第15番 ハ長調 Op.24-2/16. 第16番 変イ長調 Op.24-3/
  17. 第17番 変ロ短調 Op.24-4/18. 第18番 ハ短調 Op.30-1/
  19. 第19番 ロ短調 Op.30-2/20. 第20番 変ニ長調 Op.30-3/
  21. 第21番 嬰ハ短調 Op.30-4/22. 第22番 嬰ト短調 Op.33-1/
  23. 第23番 ニ長調 Op.33-2/24. 第24番 ハ長調 Op.33-3/
  25. 第25番 ロ短調 Op.33-4/26. 第26番 嬰ハ短調 Op.41-1/
  27. 第27番 ホ短調 Op.41-2/28. 第28番 ロ長調 Op.41-3/
  29. 第29番 変イ長調 Op.41-4/
CD2:
 マズルカ
  1. 第30番 ト長調 Op.50-1/2. 第31番 変イ長調 Op.50-2/
  3. 第32番 嬰ハ短調 Op.50-3/4. 第33番 ロ長調 Op.56-1/
  5. 第34番 ハ長調 Op.56-2/6. 第35番 ハ短調 Op.56-3/
  7. 第36番 イ短調 Op.59-1/8. 第37番 変イ長調 Op.59-2/
  9. 第38番 嬰へ短調 Op.59-3/10. 第39番 ロ長調 Op.63-1/
  11. 第40番 ヘ短調 Op.63-2/12. 第41番 嬰ハ短調 Op.63-3/
  13. イ短調「エミール・ガイヤール」(遺作)/14. イ短調「ノートル・タン」(遺作)/
  15. 変ロ長調 WN7(遺作)/16. ト長調 WN8(遺作)/
  17. 第47番 イ短調 Op.68-2(遺作)/18. 第46番 ハ長調 Op.68-1(遺作)/
  19. 第48番 ヘ長調 Op.68-3(遺作)/20. 第42番 ト長調 Op.67-1(遺作)/
  21. 変ロ長調 WN41(遺作)/22. 変イ長調 WN45(遺作)/
  23. 第44番 ハ長調 Op.67-3(遺作)/24. 第45番 イ短調 Op.67-4(遺作)/
  25. 第43番 ト短調 Op.67-2(遺作)/26. 第49番 ヘ短調 Op.68-4(遺作)
ヤニーナ・フィアルコフスカ(ピアノ)
 師ルービンシュタインに通ずる粋なマズルカ集

 録音:2012 年10 月、2013 年6 月ケベック音楽ホール

 巨匠ルービンシュタイン最後の弟子にして「生来のショパン弾き」といわしめた名手フィアルコフスカが、その真骨頂とも言えるショパンのマズルカ全曲集をリリース。優美なタッチで華麗に弾きこなすフィアルコフスカの演奏は、香り立つ気品と憧憬の念に溢れ出ています。このマズルカ集は、作品番号の付いていない遺作も含めた全55 曲。師ルービンシュタインは、作品番号の付いた49 曲+ノートル・タン&ガイヤールの全51 曲を収録しています。
 ルービンシュタインは、ショパンのピアノ語法を知り尽くしており、恣意的ではない絶妙のルバートで聴かせましたが、フィアルコフスカも控えめなマズルカのリズムで非常にスタイリッシュに弾き、曲全体の見通しもよく、マズルカ作品集として一気に聴き通せるような洗練された演奏を聴かせてくれます。




ANIMA RECORDS


ANM1 40600002
\2600
ルーマニアの実力派ピアニスト、フェレンツ・ヴィジのディアベリ
 ベートーヴェン:
  6つのバガテルOp.126
  ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲Op.120
フェレンツ・ヴィジ(ピアノ)
 ルーマニアの実力派ピアニスト、フェレンツ・ヴィジのディアベリ

 録音:2011 年7 月3 日カンブレー劇場、ユベントス・フェスティヴァル/71’10

 ルーマニア出身のピアニスト、フェレンツ・ヴィジ。パリ国立高等音楽院でG. フレミー、C. ヒューブ、J. ルヴィエらに師事。その後数々のコンクールで入賞し、フランスを中心に演奏活動を行っています。フレンク・ヴィジは、2000 年に行われた浜松国際ピアノコンクールで第4 位となり、その回の受賞者には、ガブリリュクや上原彩子といった現在活躍しているピアニストたちも多く出場していました。このアルバムは、フランスのカンブレーで行われている音楽祭ユベントス・フェスティヴァルでの演奏。この音楽祭はヨーロッパで活躍する若手演奏家を招き、幅広い時代の音楽を取り上げて、アットホームな雰囲気の中で行われます。収録曲は、ベートーヴェン最後のピアノ作品「6 つのバガテル」と、その直前に完成させたベートーヴェンのピアノ技法が駆使された集大成ともいえる「ディアベリのワルツの主題による33 の変奏曲」。このベートーヴェン晩年の傑作をフェレンツ・ヴィジは、自分のもつすべての技を披露するかのように鮮やかな演奏で聴かせます。




C AVI MUSIC

4260085532667
\2700→\2490
結成20周年!テツラフ・カルテットの妙技
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
 ベルク:抒情組曲
テツラフ・カルテット
 【クリスティアン・テツラフ(第1 ヴァイオリン)
  ターニャ・テツラフ(チェロ)
  ハンナ・ヴァインマイスター(ヴィオラ)
  エリーザベト・クッフェラート(第2 ヴァイオリン)】
 録音:2013 年3 月ゼンデザール、ブレーメン/57’38

 世界的ソリストとして活動しているヴァイオリン奏者のクリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテット。1994 年に結成され今年で20 周年。元バンベルク交響楽団のコンミス、エリーザベト・クッフェラート。チューリヒ歌劇場管弦楽団の首席、ハンナ・ヴァインマイスター。ドイツ・カンマーフィルのチェリスト、ターニャ・テツラフと、それぞれ単独で多忙な演奏家生活を送っており、揃って演奏する機会は限られていますが、その質の高い音楽で数々の音楽祭からの出演依頼がたえません。
 このアルバムは、CAvi レーベルからは2 作目。若きメンデルスゾーンの傑作弦楽四重奏曲第2 番。天才メンデルスゾーンの確かな構築力と甘濃厚なロマンティシズムが表現された秀演。ベルクの全6 楽章からなる十二音技法を用いた大曲、抒情組曲。愛人であったハンナ・フックス=ロベッティン夫人との関係がテーマ。テツラフ・カルテットの4 人は情熱と官能を見事に描き出しています。
 


4260085532469
\2700→\2490
マティアス・ショルン、モーツァルトのクラリネット2 大名曲を吹く!
 CL五はミネッティ四重奏団
  モーツァルト:
   クラリネット協奏曲イ長調K622
   クラリネット五重奏曲イ長調K581
マティアス・ショルン(クラリネット)
ニコラス・ミルトン(指揮)
インフィアテル・シンフォニー・オーケストラ
ミネッティ四重奏団
 ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者マティアス・ショルン、モーツァルトのクラリネット2 大名曲を吹く!

 録音:2012 年8 月31 & 9 月1 日、オーストリア、リート・イム・クライス、コンツェルトハレ、ライヴ(K622)、2012 年6 月、7 月、ホーフブルクカペルレ・ウィーン(K581)/58’52

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者マティアス・ショルンによるモーツァルト。彼は2011年グスターヴォ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルでソロ・デビューを果たした、新時代の奏者です。ドイツの新聞では「ザビーネ・マイヤー以来の最もエキサイティングな新人」、ワシントン・ポスト紙では「輝かしいテクニックの持ち主」と評され注目を集めています。
 このアルバムは、既発の2 つのアルバムから選曲した内容。俊英ニコラス・ミルトン指揮による若手で構成されているインフィアテル・シンフォニー・オーケストラとのクラリネット協奏曲では、明瞭なコントラストで奏でるアンサンブルとの絶妙なバランスは、さすが世界一のオケで鍛え上げているショルンの音楽的魅力が満載です。さらにミネッティ四重奏団との五重奏曲は、溌剌とした音楽性と美しいハーモニーで作品をまとめ上げています。




CHALLENGE CLASSICS

限定盤
CC 72350
(67CD)
\56000→\52990
バッハ:カンタータ全集(67CD) トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック・オーケストラ
アムステルダム・バロック合唱団
Vol.1/CC72201(3CD)
 ・第21番『わが心には憂い多かりき』BWV21/・第131番『深き淵より、主よ、われは汝を呼ぶ』BWV131/
 ・第21番『わが心には憂い多かりき』BWV21への追加曲/・第106番『神の時は最上の時なり』BWV106/
 ・第196番『主はわれらを思いたもう』BWV196/・第71番『神はわが王』BWV71/
 ・第150番『主よ、われは汝を求む』BWV150/・第31番『天は笑い、地は歓呼す』BWV31/
 ・第185番『永遠の愛の慈悲深き心よ』BWV185/・第4番『キリストは死の絆につきたまえり』BWV4/
 ・第4番『キリストは死の絆につきたまえり』BWV4への追加曲/
   バーバラ・シュリック(ソプラノ) カイ・ヴェッセル(カウンターテナー) ギー・ド・メイ(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1994 年11月23日-12月3日、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.2/CC72202(3CD)
 ・第12番『泣き、嘆き、悲しみ、おののき』BWV12/・第18番『天より雨と雪が降るごとく』BWV18/
 ・第61番『いざ来たれ、異教徒の救い主よ』BWV61/・第18番『天より雨と雪が降るごとく』BWV18への追加曲/
 ・第172番『鳴り響け、汝らの歌声』BWV172/・第132番『道を備えよ』BWV132/
 ・第182番『天の王よ、よくぞ来ませり』BWV182/・第182番『天の王よ、よくぞ来ませり』BWV182への追加曲/
 ・第152番『信仰の道を歩め』BWV152/・第199番『わが心は血にまみれ』BWV199/
 ・第203番『不実な愛』BWV203/・クオドリベットBWV524/
   バーバラ・シュリック(ソプラノ) カイ・ヴェッセル(カウンターテナー) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1995 年5月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.3/CC72203(3CD)
 ・第63番『キリスト者よ、この日を銘記せよ』BWV63/・第162番『ああ、われは見る、婚礼に赴く今』BWV162/
 ・第155番『わが神よ、いかに久しく』BWV155/・第63番『キリスト者よ、この日を銘記せよ』BWV63への追加曲/
 ・第162番『ああ、われは見る、婚礼に赴く今』BWV162への追加曲/
 ・第22番『イエスは十二使徒を引き寄せたまえり』BWV22/
 ・第23番『汝まことの神にしてダヴィデの子』BWV23/・第163番『神はたた万人のためにのみ』BWV163/
 ・第165番『おお、聖霊と洗礼』BWV165/・第54番『いざ、罪に抗すべし』BWV54/
 ・第161番『来たれ、汝甘き死よ』BWV161/・第208番『わが楽しみは、元気な狩りのみ』BWV208/
   バーバラ・シュリック(ソプラノ) カロリーネ・スタム(ソプラノ) ルース・ホルトン(ソプラノ)
   エルス・ボンヘルス(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(ソプラノII、アルト)
   アンドレアス・ショル(カウンターテナー) ポール・アグニュー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1995 年9月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.4/CC72204(3CD)
 ・第198番『侯妃よ、さらに一条の光を』BWV198/・第215番『恵まれしザクセンよ、汝の幸をたたえよ』BWV215/
 ・第211番『そっと黙って、おしゃべりなさるな』(コーヒー・カンタータ)BWV211/
 ・第214番『太鼓よ轟け、ラッパよ響け』BWV214/・第209番『悲しみを知らぬ者』BWV209/
 ・第204番『われ心満ちたれり』(満足について)BWV204/
 ・第201番『速く、速く、渦巻く風よ』(フェブスとパンの争い)BWV201/
   リサ・ラーション(ソプラノ) エルス・ボンヘルス(ソプラノ) アンネ・グリム(ソプラノ)
   キャロライン・スタム(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
   ペーター・デ・グロート(カウンターテナー) ポール・アグニュー、ジェレミー・オヴェンデン(テノール)
   クラウス・メルテンス、ドナルド・ベントヴェルセン(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1996 年1月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.5/CC72205(4CD)
 ・第207番a『いざ、晴れやかなラッパの鳴り渡る響きを』BWV207a/
 ・第202番『今ぞ去れ、悲しみの影よ』(結婚カンタータ)BWV202/
 ・第206番『忍び寄れ、戯るる波よ』BWV206/
 ・第210番『おお、優しき日、待ち望みし時』(結婚カンタータ)BWV210/
 ・第212番『おいらは新しい領主様をいただいた』(農民カンタータ)BWV212/
 ・第205番『墓を裂け、破れ、打ち砕け』(満足せるエーオルス)BWV205/
 ・第213番『われらに任せて見張りをさせよ』(岐路のヘラクレス)BWV213/
   リサ・ラーション(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) アンネ・グリム(ソプラノ)
   エルス・ボンヘルス(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1996 年9月、11月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.6/CC72206(3CD)
 ・第76番『天は神の栄光を語る』BWV76/・第75番『貧しき者は饗せられん』BWV75/
 ・第190番『主に向かいて新しい歌を歌え』BWV190/・第179番『心せよ、汝の敬神偽りならざるや』BWV179/
 ・第59番『われを愛する者は、わが言葉を守らん』BWV59/・第69番『わが魂よ、主をほめたたえよ』BWV69/
 ・第50番『今ぞ救いと力は来たれり』BWV50/・第186番『ああ、魂よ、汝憤ることなかれ』BWV186/
 ・第104番『汝イスラエルの羊飼いよ、聞け』BWV104/・第69番a『わが魂よ、主をほめたたえよ』BWV69a/
 ・第50番『今ぞ救いと力は来たれり』BWV50(未完)/
   ルート・ツィーザク(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト) ポール・アグニュー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.7/CC72207(3CD)
 ・第25番『わが体健やかならず』BWV25/・第95番『わが命なるキリスト』BWV95/
 ・第144番『汝の物を取りて去り行け』BWV144/・第67番『イエス・キリストを記憶にとどめよ』BWV67/
 ・第24番『飾りなき心ぞ』BWV24/・第136番『神よ、われを調べ、わが心を知りたまえ』BWV136/
 ・第184番『待ち望みたる喜びの光ぞ』BWV184/・第105番『主よ、裁きたもうな』BWV105/
 ・第148番『主に向かいてその御名の栄光をたたえよ』BWV148/・第147番『心と口を行いと命もて』BWV147/
 ・第181番『軽薄なる心を持つ者は』BWV181/・第173番『高められし血と肉と』BWV173/
   リサ・ラーション(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
   ゲルト・テュルク(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.8/CC72208(3CD)
 ・第65番『彼らみなサバより来たらん』BWV65/・第89番『エフライムよ、われ汝をいかにせん』BWV89/
 ・第60番『おお、永遠よ、汝恐ろしき言葉』BWV60/・第83番『新しい契約の喜びの時』BWV83/
 ・第40番『その時神の御子は現れたり』BWV40/・第46番『心して見よ、苦しみあるやを』BWV46/
 ・第64番『見よ、いかなる愛を父はわれらに示されたるか』BWV64/
 ・第167番『人々よ、神の愛をたたえよ』BWV167/
 ・第109番『われは信ず、愛する主よ、不信仰なるわれを救いたまえ』BWV109/
 ・第81番『イエス眠りたまえば、われ何に頼るべき』BWV81/
 ・第77番『汝の主なるイエスを愛すべし』BWV77/・第90番『恐ろしき終末、汝に近づけり』BWV90/
   ドロテア・レシュマン(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト) ボグナ・バルトシュ(アルト)
   イェルク・デュルミュラー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.9/CC72209(3CD)
 ・第48番『われは幸薄き者、誰かわれを救わん』BWV48/・第154番『わが最愛のイエスは失われり』BWV154/
 ・第138番『何ゆえに悲しむや、わが心よ』BWV138/・第173番a『レオポルト殿下』BWV173a/
 ・第37番『信じて洗礼を受けし者は』BWV37/
 ・第153番『愛する神よ、みそなわせ、わが敵のいかにあるやを』BWV153/
 ・第166番『汝いずくにか行くや』BWV166/・第86番『まことに、まことに、われ汝らに告ぐ』BWV86/
 ・第70番『目覚め、祈り、常に備えよ』BWV70/・第66番『喜べ、汝らの心』BWV66/
 ・第194番『こよなき望みなる祝賀の宴』BWV194/
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) リサ・ラーション(ソプラノ) ベルンハルト・ランダウアー(カウンターテナー)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.10/CC72210(3CD)
 ・第119番『エルサレムよ、主をたたえよ』BWV119/・第134番『イエスの存在を知りし者は』BWV134/
 ・第44番『彼らは汝らを追放せん』BWV44/・第73番『主よ、御身の御心のままに、われはあらん』BWV73/
 ・第20番『おお、永遠よ、汝恐ろしい言葉』BWV20/・第2番『ああ、神よ、天より見たまえ』BWV2/
 ・第101番『主、まことの神よ、われらから取り去りたまえ』BWV101/
 ・第180番『汝を飾れ、おお、愛する魂よ』BWV180/
 ・第130番『主なる神よ、われらはみな御身をたたえる』BWV130/
 ・第134番a『時は日と年を作りて』BWV134a/
   カロリーヌ・スタム(ソプラノ) マイケル・チャンス(カウンターテナー) ポール・アグニュー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.11/CC72211(3CD)
 ・第127番『まことの人にして神なる、主イエス・キリスト』BWV127/・第5番『われいずこに逃れ行かん』BWV5/
 ・第94番『われ何ぞ世を思い患わん』BWV94/・第41番『イエスよ、今ぞたたえられよ』BWV41/
 ・第7番『われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり』BWV7/
 ・第139番『自らの神に拠れる者は幸いなり』BWV139/
 ・第115番『わが心よ、備えをなせ』BWV115/・第113番『至高の善なる、主イエス・キリスト』BWV113/
 ・第10番『わが魂は主をたたえる』BWV10/
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) アネッテ・マルケルト(アルト) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.12/CC72212(3CD)
 ・第135番『ああ主よ、哀れな罪人なるわれを』BWV135/
 ・第124番『われはわがイエスを捨てず』BWV124/・第121番『われらキリストをたたえまつる』BWV121/
 ・第111番『わが神の欲したもうこと、つねに起こらん』BWV111/
 ・第99番『神の御業は善きかな』BWV99/・第78番『わが魂なるイエスよ』BWV78/
 ・第114番『ああ、愛するキリスト者よ、心安んぜよ』BWV114/
 ・第91番『御身はたたえられよ、イエス・キリストよ』BWV91/
 ・第107番『汝何を悲しまんとするや』BWV107/・第116番『御身平和の王、主イエス・キリストよ』BWV116/
 ・第8番『愛する神よ、われいつの日に死すや』BWV8/
   リサ・ラーション(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) アンネッテ・マルケルト(アルト)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2000年3月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.13/CC72213(3CD)
 ・第1番『暁の星はいと麗しきかな』BWV1/・第62番『いざ来たれ、異教徒の救い主よ』BWV62/
 ・第96番『主キリスト、神の独り子』BWV96/・第38番『深き苦しみの淵よりわれは汝に向いて叫ぶ』BWV38/
 ・第93番『ただ愛する神の摂理に任せ』BWV93/・第33番『汝たた独りに、主イエス・キリストよ』BWV33/
 ・第133番『われは汝の内にありて嬉し』BWV133/・第122番『新たに生まれしみどり子』BWV122/
 ・第92番『われは神の御心に』BWV92/
   デボラ・ヨーク(ソプラノ) フランツィスカ・ゴットヴァルト(アルト) ポール・アグニュー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2000 年11月25日-12月2日、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.14/CC72214(3CD)
 ・第68番『かくのごとく神は世を愛したまえり』BWV68/
 ・第6番『わがもとにとどまれ、はや夕べなれば』BWV6/
 ・第74番『われを愛する者は、わが言葉を守らん』BWV74/
 ・第126番『主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ』BWV126/
 ・第26番『ああ、いかにはかなく、いかにむなしき』BWV26/
 ・第125番『安らぎと喜びもてわれは逝く』BWV125/
 ・第178番『主なる神、われらとともにあらずば』BWV.178/
 ・協奏楽章ニ長調BWV1045/・第103番『汝ら嘆き叫ばん』BWV103/
 ・第42番『されど同じ安息日の夕べに』BWV42/
 ・第123番『愛するイマヌエル、信仰厚き者の将軍よ』BWV123/
   デボラ・ヨーク(ソプラノ) アンネッテ・マルケルト(ソプラノ) リサ・ラーション(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) フランツィスカ・ゴットヴァルト(アルト) イェルク・デュルミュラー(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) ポール・アグニュー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2000 年2月28日-3月6日、12月2-9日、2001年3月5-16日、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.15/CC72215(3CD)
 ・第110番『われらの口を笑いにて満たすべし』BWV110/
 ・第146番『われらあまたの苦難を経て神の御国に入らん』BWV146/
 ・第28番『ありがたや、今ぞ年は終りゆく』BWV28/
 ・第168番『償いをなせ!そは恐ろしき言葉』BWV168/
 ・第175番『彼は羊らの名を呼びたもう』BWV175/
 ・第87番『汝らわが名において祈りしことなし』BWV87/
 ・第3番『ああ、神よ、心の痛手いかに多く』BWV3/
 ・第176番『そは反抗し絶望せしものなり』BWV176/
 ・第108番『われ世を去るは汝らのためなり』BWV108/
 ・第85番『われは良き羊飼いなり』BWV85/
 ・第128番『ただキリストの昇天のみによりて』BWV128/
 ・第183番『彼らは汝らを追放せん』BWV183/
   デボラ・ヨーク(ソプラノ) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト) イェルク・デュルミュラー(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) ポール・アグニュー(テノール)
   ジェイムズ・ギルクリスト(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2001年3月6-16日、2001年11月26日-12月3日、2002年2月26日-3月7日、
    アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.16/CC72216(3CD)
 ・第82番『われは満ち足れり』BWV82/・第27番『わが終わりの近きを誰ぞ知らん』BWV27/
 ・第16番『主なる神よ、われら汝をたたえん』BWV16/
 ・第170番『喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜』BWV170/
 ・第102番『主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう』BWV102/
 ・第79番『主なる神は太陽にして楯なり』BWV79/・第49番『われ希望を持ちて歩み求めん』BWV49/
 ・第43番『歓呼のうちに神は昇天したもう』BWV43/・第39番『飢えたる者に汝のパンを分け与えよ』BWV39/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) アンネッテ・マルケルト(アルト) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   ポール・アグニュー(テノール) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.17/CC72217(3CD)
 ・第169番『神のみにぞわが心を捧げん』BWV169/・第32番『最愛のイエス、わが願い』BWV32/
 ・第58番『ああ、神よ、心の痛手いかに多く』BWV58/・第84番『われはわが幸いに心満ち足れり』BWV84/
 ・第19番『いさかいは起これり』BWV19/・第13番『わがため息、わが涙は』BWV13/
 ・第56番『われ喜びて十字架を担わん』BWV56/・第35番『心も魂も乱れはて』BWV35/
 ・第17番『感謝を捧げる者、われをたたえん』BWV17/・第57番『その人は幸いなり』BWV57/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) ナタリー・シュトゥッツマン(アルト) ポール・アグニュー(テノール)
   イェルク・デュルミュラー(テノール) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮、オルガン) 
   アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2001年6月、2001年11月、2002年2月-3月、2002年10-11月、
    2003年2月、2003年10月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.18/CC72218(3CD)
 ・第55番『われは貧しき者、われは罪の僕』BWV55/・第47番『みずから高ぶる者は、いやしめらるべし』BWV47/
 ・第157番『われを祝福せずば、汝を放さず』BWV157/
 ・第45番『人よ、汝に善きこと告げられたり』BWV45/
 ・第52番『偽りの世よ、われ汝に頼らず』BWV52/・第187番『すべてのものは汝を待ち望む』BWV187/
 ・第151番『甘き慰め、わがイエスは来ませり』BWV151/・第98番『神の御業は善きかな』BWV98/
 ・第137番『力強き栄光の王なる主をたたえよ』BWV137/
 ・第164番『汝ら、みずからをキリスト者と名付けし者』BWV164/・第36番『喜びて舞い上がれ』BWV36/
   ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) クリストフ・プレガルディエン ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2001-2003年、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.19/CC72219(3CD)
 ・第129番『わが神なる主はたたえられん』BWV129/・第159番『汝ら見よ、われらはエルサレムに上る』BWV159/
 ・第174番『われ心より至高なるものを愛す』BWV174/・第72番『すべてただ神の御心のままに』BWV72/
 ・第171番『神よ、御身の名のごとく、御身の栄光もあり』BWV171/
 ・第50番『今ぞ救いと力は来たれり』BWV50/・第145番『われは生きて汝を楽しません、わが心よ』BWV145/
 ・第188番『われはかたき信仰を持つ』BWV188/
 ・第88番『見よ、われ多くの漁師をつかわさんと主は言いたもう』BWV88/
 ・第117番『至高の善に讃美と栄光あれ』BWV117/・第193番『シオンに至る汝らの門』BWV193/
   ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) マリウス・ペータース(ソプラノ)
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) キャロライン・スタム(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト)
   マイケル・チャンス(カウンターテナー) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   ジェイムズ・ギルクリスト(テノール) ポール・アグニュー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.20/CC72220(3CD)
 ・第120番a『主なる神、万物の支配者』BWV120a/・第156番『片足は墓穴にありてわれは立つ』BWV156/
 ・『すべては神とともにあり、神なきものは無し』BWV1127/
 ・第149番『人は喜びもて勝利の歌を歌う』BWV149/
 ・第14番『神もしわれらとともになかりせば』BWV14/
 ・第29番『神よ、われら御身に感謝す』BWV29/・第192番『いざ諸人、神に感謝せよ』BWV192/
 ・第120番『神よ、人は御身をひそかにたたえる』BWV120/
 ・第11番『御国にまします神をたたえよ』BWV11(昇天祭オラトリオ)/
 ・第9番『救い主はわれらに来たれり』BWV9/・第112番『主はわが信頼すべき羊飼いなり』BWV112/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) リサ・ラーション(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) ナタリー・ストゥッツマン(アルト) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.21/CC72221(3CD)
 ・第100番『神の御業は善きかな』BWV100/・第200番『われは彼の名を告げん』BWV200/
 ・第177番『われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ』BWV177/・第195番『正しき者に光を』BWV195/
 ・第140番『目覚めよ、と呼ぶ声あり』BWV140/・第34番『おお、永遠の光、愛の源』BWV34/
 ・第143番『主をほめたたえよ、わが魂よ』BWV143/・第158番『平安が汝とともにあれ』BWV158/
 ・第197番『神はわれらの確信なり』BWV197/・第97番『わがすべての行いに』BWV97/
 ・第118番『おお、イエス・キリスト、わが命の光』BWV118/
 ・第191番『いと高き所には神に栄光あれ』BWV191/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) カロリーヌ・スタム(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) アンネッテ・マルケルト(アルト) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   ポール・アグニュー(テノール) クリストフ・プレガルディエン(テノール) イェルク・デュルミュラー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.22/CC72222(3CD)
 ・第80番『われらの神は堅き砦』BWV80/・ミサ ト長調BWV236/・第30番『喜べ、救われし群れよ』BWV30/
 ・ミサ へ長調BWV233/・ミサ イ長調BWV234/・第30番a『楽しきヴィーデラウ』BWV30a/
 ・ミサ ト長調BWV235/・ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784)『喜べ、すべての民よ』F103/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト)
   ナタリー・シュトゥッツマン(アルト) イェルク・デュルミュラー(テノール) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
 コープマンの偉業バッハのカンタータ全集ボックスが再発売に!

 録音:1994-2005 年

 トン・コープマン70 歳を記念して、コープマンによる偉業、J.S. バッハ:カンタータ全集(教会カンタータ+世俗カンタータ)、全67 枚CD のボックスが再発売のはこびとなりました。
 コープマンは1944 年生まれ。オルガンおよびチェンバロをグスタフ・レオンハルト、シモン・C・ヤンセンに師事。1979 年にアムステルダム・バロック・オーケストラを設立、1992 年にはアムステルダム・バロック合唱団を立ち上げます。数々の弟子を輩出しており、2013 年に教会カンタータ全曲録音を成し遂げた鈴木雅明氏も、コープマンにチェンバロとオルガンを学びました。
 1994 年にERATO レーベルからスタートしたこのバッハのカンタータ録音プロジェクトは、チャレンジ・クラシックスへと受け継がれ、2005 年までという年月をかけて、全曲録音が完成しました。2014 年にライプツィヒ・バッハ・メダルを受賞しており、ますます注目の存在、コープマン。その偉業に、そしてバッハの音楽の素晴らしさに、あらためて敬意を表したくなるボックスです。
 (ボックスサイズ:18cm x 13.5cm x 13cm)







REFERENCE RECORDINGS



RR 132SACD
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
SACDで登場!みなぎるダイナミズムが際立つ録音!
 ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
 プロコフィエフ:組曲『3つのオレンジへの恋』
 バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲
マイケル・スターン(指揮)
カンザスシティ交響楽団
 録音:2012 年2 月5-11 日カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール/SACD5.1&Stereo、54‘45
 プロデューサー:デイヴィット・フロスト エンジニア:キース・O・ジョンソン

 カンザスシティのダウンタウン南の端、アートギャラリーが立ち並ぶ、この街でも最もアーティスティックと言われるクロスロード・アート・ディストリクトに隣接する小高い丘の上に、2011 年9月にオープンしたカウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ。1800 席規模のプロセニアム形式のステージを持つ劇場と、1600 席規模のクラシック用コンサートホールの2つのホールを持った大型複合文化施設です。クラシック用のコンサートホール(ヘルツベルク・ホール)は音響にも大変こだわっており、オーケストラの豊かな響きを十分に堪能することができます。この新しいホールを本拠地とするのがマイケル・スターン率いるカンザスシティ交響楽団。今回収録されているのはヒンデミット、プロコフィエフ、バルトーク。音響効果が期待できる作品で、豊麗さと力強いダイナミズムみなぎる演奏で聴かせます。
 

RR 133
\2200
オルガン・ポリクローム〜フランスのオルガン作品集
 ヴィドール:交響曲第6番よりアレグロ
 シュミット:前奏曲ト短調Op.11
 アラン:アグニ・ヤヴィシュタのための2 つの舞曲
 ボネ:演奏会用練習曲
 デュリュフレ:スケルツォOp.2
 デュプレ:前奏曲とフーガ ト短調Op.7-3
 フランク:英雄的小品
 ギルマン:カプリース Op.20-3
 ヴィエルヌ:幻想的小品Op.51
 ジグー:グランクール・ディアローグ
ヤン・クライビル(オルガン)
 圧倒的な迫力で体を芯から揺さぶるオルガン!

 録音:2011 年カウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール、カサヴァン製オルガン作品3875 使用/24bit HDCD 録音、71’21

 数々の優秀録音を有しているレーベル、リファレンス・レコーディングスからまた一つ名録音が誕生しました。このアルバムはフランス作曲家によるオルガンの名作を収録しています。オルガンの持つ魅力を全て紹介するような作品群で、音楽的にはもちろん音響的にも興味深い選曲です。珍しいシュミットの前奏曲ト短調も収録されています。演奏者はヤン・クライビル。彼女はカンザスシティのカウフマン・センターのオルガニストなどアメリカ中西部を中心に活動しています。パイプオルガンのように重低音を奏でる楽器を再生する場合は強力なサブウーファーは必須。グラミー賞受賞経験のあるエンジニア、キース・ジョンソンの驚異的な録音は、すべてのオルガン・ファンとオーディオ愛好家に喜ばれることでしょう。




ANALEKTA



AN 29287
\2500→\2290
ショパン!"24の前奏曲"とソレールの"ソナタ第24番"!
 ショパン:24の前奏曲 Op.28
 ソレール:ソナタ第24番ニ短調
アラン・ルフェーヴル(ピアノ)
 アラン・ルフェーヴルが奏でるショパン!"24の前奏曲"とソレールの"ソナタ第24番"!

 アナレクタ(Analekta)の中心アーティストであり、名ピアニストを数多く輩出しているカナダを代表するコンポーザー=ピアニスト、アラン・ルフェーヴルがショパンの「24の前奏曲」をレコーディング!
 ルミナス、テンペスチュアス、ロマンティクス、ミステリアス。ショパンの「24の前奏曲」と4つのテーマをリンクさせ、各楽曲の特徴のコントラストを巧みに描いてゆくルフェーヴルのピアニズム。
 ショパンの「前奏曲第24番」に続き、ルフェーヴルが奏でるソレールの「ソナタ第24番」の哀愁を帯びたアンダンテ・カンタービレが、美しく儚くプログラムの追尾を飾る ——。

 ※録音:2014年6月−7月(ショパン)、2007年12月(ソレール)
 
AN 29292-3
(2CD)
\4000→\3690
ユーモアな作風が魅力のドンピエールの「24の前奏曲」
 ドンピエール:24の前奏曲
アラン・ルフェーヴル(ピアノ)
 映画音楽、クラシック音楽の作曲家として活躍し、カナダで絶大な人気を誇る1943年、オタワ出身の音楽家フランソワ・ドンピエール(1943−)。
 ブギ・ウギやスウィング、ロック、タンゴ、ボサノヴァなど様々なスタイルを採り入れたユーモアな作風が魅力のドンピエールの「24の前奏曲」。
 ルフェーヴルの両手が弾き分けるドンピエールの「24の前奏曲」の特徴と魅力。ルフェーヴルの巧さが光る好演です。
 


AN 29142
\2500→\2290
メタモルフォージ 〜 バロックの印象
 モンテヴェルディ:《情け知らずの女たちのバッロ》より、
  かくも甘い苦悩/
 カプスベルガー/ウッチェリーニ:ベルガマスカ
 ロッシ:《シンフォニア第4番》より
 ストロッツィ:恋するヘラクレイトス
 カプスベルガー/ファルコニエリ:チャコーナ
 メールラ:カンツォネッタを聴いてごらん
 カプスベルガー:トッカータ・アルペッジャータ、カプスベルガー
 ランディ:アマリリ、早くここへ
 カプスベルガー:コラショーネ、コナリオ
 ランディ:愛の戦へ急げ
 カプスベルガー:パッサカリア
 ストロッツィ:愛の神よ、もう眠らないで
スージー・ルブラン(ソプラノ)
アンサンブル・コンスタンティノープル
 〔キヤ・タバシャン(セタール&ギター)、
  エンリケ・ソリニス(バロック・ギター&テオルボ)、
  ピエール=イヴ・マルテル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ミレン・ゼベリオ(バロック・ヴァイオリン)、
  ズィーヤ・タバシャン(打楽器)〕
 アンサンブル・コンスタンティノープル!異国情緒に彩られたイタリア・バロックの印象!

 アンサンブル・コンスタンティノープルは、テヘラン出身のキヤ・タバシャンとズィーヤ・タバシャンの兄弟が1998年に創設した古楽アンサンブル。
 南ヨーロッパから中東の中世ルネサンス〜バロック時代の音楽をレパートリーとするアンサンブル・コンスタンティノープルが、カナダの名ソプラノ、スージー・ルブランを迎えて繰り広げる"イタリア・バロック・プログラム"!
 アンサンブル・コンスタンティノープルのアレンジによって解放された異国情緒が、即興性が、16世紀後半〜17世紀前半イタリアの音楽を彩りを加えている。
 スペイン古楽界に現れた新世代のバロック・ギタリスト、エンリケ・ソリニス、ラ・リティラータのミレン・ゼベリオが加わったアンサンブル・コンスタンティノープルの圧巻のテクニックと絶妙のアンサンブル、そしてスージー・ルブランの歌声が描く鮮やかで情感豊かな"バロックの印象"に感嘆!

 ※録音:2014年5月8日−10日、サル・フランソワ=ベルニエ(サンティレネ、カナダ)







DISCOVERY


DMV 110
\2500
クロッシング・ウェイヴズ 〜 英国のハープ作品集
 アーノルド:ハープのための幻想曲 Op.117
 ビーミッシュ:アウヤ
 スコット:クロッシング・ウェイヴズ
 ワトキンス:ハープのための組曲
 ブリテン:ハープのための組曲
 ヤング:ヴァイリング・ルール・ブリタニア
ケジア・トーマス(ハープ)
 レコード芸術10月号海外盤レビュー掲載!

 イギリスの女流コンサート・ハーピスト、ケジア・トーマスが奏でる「英国のハープ作品集」は、"20世紀後半〜21世紀"をテーマとしたプログラム。
 ブリテン、アーノルドから、ワトキンス兄弟の弟ヒュー・ワトキンスの「組曲」、ケジアの委嘱によるアンディ・スコットの「クロッシング・ウェイヴ」、アフリカのドラムのリズムでハープ本体を叩くビーミッシュの作品など、新たな発想から誕生したハープのための音楽がここに。

 2013年2月19日−20日の録音。
 


DMV 112
\2500→\2290
クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演による交響曲集
 ガニング:
  交響曲第6番
  ナイト・ヴォヤージュ
  交響曲第7番
クリストファー・ガニング(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として有名なイギリスの映画&TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944−)の自作自演による交響曲集。
 交響詩的な「交響曲第6番」、6つのセクションから成り、金管楽器、木管楽器の活躍が特徴的な「交響曲第7番」の2作品を収録。

 2014年2月の録音。




EM RECORDS



EMRCD 023
\2500→\2290
ミルフォード&スタンフォード:ヴァイオリン協奏曲集
 ホルスト:ウォルト・ホイットマン序曲
 スタンフォード:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.162(世界初録音)
 ミルフォード:ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.47(世界初録音)
ルパート・マーシャル=ラック(ヴァイオリン)
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)
BBCコンサート・オーケストラ
 世界初録音!スタンフォードのヴァイオリン協奏曲第2番!
 レコード芸術8月号海外盤レビュー掲載!

 指揮は店主が20年来注目しながらいつまでたってもブレイクしないアーウェル・ヒューズ!

 共に世界初録音となる、スタンフォードの「ヴァイオリン協奏曲第2番」、ミルフォードの「ヴァイオリン協奏曲」をカップリング。
 王立音楽大学の教授として、ホルストやヴォーン・ウィリアムズ、アイアランド、ブリスなど、次世代の大作曲家たちを育成し、イギリスの音楽史において重要な役割を果たしたスタンフォード。
 キャリアの後期となる1918年に作曲された「ヴァイオリン協奏曲第2番」は、緩徐楽章である第2楽章の旋律の美しさに心惹かれる。
 第2次世界大戦後は苦難が続き、1959年に自らの人生に幕を引いたミルフォードの「ヴァイオリン協奏曲」。フィンジに通ずるとも言われるその作風を「ヴァイオリン協奏曲」でじっくりと——。

 2014年1月7日−9日の録音。
 

EMRCD 022
\2500
忘れられたイングランドのロマン主義 〜
 クック、ホルスト、ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ作品集

  クック:ゴシック風前奏曲、ハイ・マーリー・レスト、ささやく柳
  ホルスト:夜想曲
  クック:
   大聖堂にて、組曲《丘を越えて》、ソング・プレリュード、
   コルモラント・クラッグ、組曲《バーゲン・ベースメント》
  ヴォーン・ウィリアムズ:リトル・ピアノ・ブック
  クック:ハルドンの丘、シモツケソウ、3つの小品、日没、葉の終わり
ダンカン・ハニーボーン(ピアノ)
 知られざるイングランドのロマンティシズム。
 レコード芸術10月号海外盤レビュー掲載!

 英国ピアノ界の名教師トバイアス・マッセイの弟子であり、11歳で自作をベヒシュタイン・ホール(ウィグモア・ホール)で披露した経歴を持つ、イギリスのコンポーザー=ピアニスト、グレヴィル・クック(1894−1989)。
 イングランド教会の司祭、英国王立アカデミーの教授を務め、同門のヘス、シャーラー、コーエン、カーゾン、ジョイス、リンパニーたちとは違う道を歩んだ、知られざる英国の音楽家である。
 その美しいピアに作品は、アルバム・タイトルの通り、まさに"忘れらたイギリスのロマンティシズム"。クックの作品は全曲世界初録音。

 2014年2月14日−15日の録音。




NIMBUS(CD−R)



NI 6284
(CD-R)
\2400→\2190
孤高の名手フェルツマンが弾く旧友シュニトケのピアノ・ソナタ!
 シュニトケ:ピアノ・ソナタ第1番
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第15番ハ長調D.840 《レリーク》
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 バッハの主要鍵盤作品の録音、ロマン派から近現代まで、幅広いレパートリーを誇り、独自のアプローチで聴衆を魅了してきた。
 今作では、フェルツマンと親交のあった旧ソ連のドイツ・ユダヤ系作曲家、アルフレッド・シュニトケ(1934−1998)のピアノ・ソナタ第1番を演奏。フェルツマンのピアニズムが、今は亡き旧友の音楽を大切に解き明かしていく。

 2013年6月15日、2014年3月22日の録音。
 ※Nimbus、Nimbus Allianceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



 


NI 6272
(CD-R)
\2400→\2190
ザ・ビートルズ
 エリナー・リグビー/ブラックバード/
 キャント・バイ・ミー・ラヴ/ジュリア/
 カム・トゥゲザー/ヒア・カムズ・ザ・サン/
 ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ/
 ミッシェル/アイ・ウィル/イエスタデイ/
 ハニー・パイ/フール・オン・ザ・ヒル/
 アイ・ウォント・ユー
  (全曲カルティチカ編、弦楽四重奏版)
ウィハン弦楽四重奏団
 1960年代に活躍したイギリスのロックバンド、ザ・ビートルズの往年の名曲を弦楽四重奏版にアレンジ。演奏は、1985年に結成され、1991年のロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第1位を受賞。幅広いレパートリーに定評があるチェコの実力派クヮルテット、ウィハン弦楽四重奏団。

 2000年11月の録音。
 ※トラック13の終決部分で音が途切れていますが、演奏上の演出となっております、ご了承ください。

 ウィハン弦楽四重奏団 来日公演情報!
  2014年11月29日(土) 福岡FFGホール
  この他、東京、横浜でも公演予定!




NIMBUS ALLIANCE(CD−R)

NI 6282
(CD-R)
\2400→\2090
カバレフスキー:ピアノ小品集
 やさしい変奏曲 Op.51-4/子供の夢 Op.88/
 パイオニア・ライフ Op.14/やさしい変奏曲 Op.51-1/
 30の子供のためのピアノ小品 Op.27/
 やさしい変奏曲 Op.51-5/
 24の子供のためのやさしい小品 Op.39/
 やさしい変奏曲 Op.51-2/
 イン・ザ・パイオニア・キャンプ Op.3-86/
 35の子供のためのやさしい小品 Op.89/
 やさしい変奏曲 Op.51-3/4つのロンド Op.60
カーステン・ジョンソン(ピアノ)
 ロシアのコンポーザー=ピアニスト、ドミトリー・カバレフスキー(1904−1987)のピアノ小品集。「子供」向けに優れた作品を多数残しており、今作では子供のためのピアノ小品が多数収録されている。演奏は、イギリス在住のアメリカ人女流ピアニスト、カーステン・ジョンソン。

 2014年2月3日−4日&11日の録音。
 


NI 6283
(CD-R)
\2400→\2190
カバレフスキー:演奏会用作品集
 3つの前奏曲 Op,1/やさしい変奏曲 Op.40/
 6つの前奏曲とフーガ Op.61/ロンド Op.59/
 春の遊戯と踊り Op.81/レチタティーヴォとロンド Op.84/
 民謡の主題による変奏曲 Op.87/
 ピアノのための 《リリック・チューンズ》 Op.93A
カーステン・ジョンソン(ピアノ)
 同じく女流ピアニスト、カーステン・ジョンソンが弾くカバレフスキーのピアノ作品集。今作は「演奏会用」をコンセプトに「大人」向けな作品を収録している。
 子供向けの作品(NI6282)から大人が楽しめる曲目まで2つのCDの違いをより楽しめる。

 2014年2月3日−4日&11日の録音。
 
NI 6269
(CD-R)
\2400→\2190
ロシアン・レパートリーの新録音、世界初録音7曲を含むハチャトゥリアン
 
宇田川杰子&ボリス・ベレゾフスキー
 ハチャトゥリアン:
  詩曲/舞曲第1番*/エレジー/舞曲/ヴァイオリン・ソナタ*/
  バレエ音楽 《仮面舞踏会》 よりノクターン*/
  バレエ音楽 《ガイーヌ》 より
   剣の舞、アイシャの踊り、ヌーネのヴァリエーション*、子守歌/
  バレエ音楽 《スパルタクス》 より
   エギナの踊り*、グランド・アダージョ* *=世界初録音
宇田川杰子(ヴァイオリン)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が得意とするロシアン・レパートリーの新録音は、世界初録音7曲を含むハチャトゥリアン。
 ピアノ伴奏で演奏される世界初録音の「ノクターン」は哀愁を帯びている。

 2000年7月5日−6日の録音。
 

NI 6273
(CD-R)
\2400
プリンスリー・スプレンダー 〜 18世紀ローマの合唱作品集
 A.スカルラッティ:
  主よ,立ち上がり,圧倒しないでください、苦難の中から主を
 コスタンツィ:キリストはわれらのために、主は、わが主に言いたまいぬ
 ピトーニ:
  Felix namque、Ex altari tuo、永遠の安息を、
  怒りの日、奇しきラッパの響き
 バーイ:Cum jucunditate
 ジョルジ:おお聖餐よ、わが心,侮辱と悲惨によりて
 カサーリ:わが心,侮辱と悲惨によりて
 ボリス:
  主よ,あわれんで下さい、キリストよ,あわれんで下さい、
  主よ,あわれんで下さい
ピーター・リーチ(指揮)
ハルモニア・サクラ、
マーティン・クニツィア(オルガン)
 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660−1725)など、18世紀ローマで活躍した作曲家の合唱作品集。演奏は、イギリスの指揮者、作曲者、音楽学者であるピーター・リーチが2009年に創設した、後期ルネサンスから初期バロック時代の音楽のスペシャリストのハルモニア・サクラ。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MELODIYA



MELCD 1002301
(2CD)
\4400→\3990
マエストロ・ウラディミール・スピヴァコフ
 J.S.バッハ:
  ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
  カンタータ第51番《もろびとよ歓呼して神を迎えよ》 BWV.51
  カンタータ第51番《もろびとよ歓呼して神を迎えよ》 BWV.51より アレルヤ
  ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
  管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
  《復活祭オラトリオ》 BWV.249より アダージョ
  スピヴァコフのスピーチ
ウラディミール・スピヴァコフ(指揮)
モスクワ・ヴィルトゥオージ、
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
アラクシア・ダヴィティアン(ソプラノ)
ベルナール・スーストロ(トランペット)
ワシリー・カン(トランペット)
コンスタンティン・モスクヴィン(トランペット)
アレクセイ・ウトキン(オーボエ)
 ウラディミール・スピヴァコフ70歳記念!1988年12月モスクワ・ライヴはJ.S.バッハ!

 ウラディミール・スピヴァコフ(1944−)の70歳記念アニヴァーサリー・リリースは、自らが1979年に創設したモスクワ・ヴィルトゥオージとの1988年ライヴ!
 スピヴァコフ&モスクワ・ヴィルトゥオージの1988年12月28日、モスクワ音楽院大ホールでの"J.S.バッハ・プログラム"は、ピアノのミハイル・プレトニョフ、アルメニアを代表するソプラノ、アラクシア・ダヴィティアン、フランスの名トランぺッター、ベルナール・スーストロなど、豪華な共演者たちの活躍にも要注目!

 ※録音(ライヴ):1988年12月28日、モスクワ音楽院大ホール



 


MELCD 1002293
\2200→\1990
バシュメットがソリストを務めたウォルトンのヴィオラ協奏曲
 ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
 シュニトケ:パッサカリア

ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
ドミトリー・キタエンコ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

 ヴィオラの世界的名手ユーリ・バシュメットがソリストを務めたウォルトンのヴィオラ協奏曲。後のプレヴィンとの演奏とは別音源であり、このメロディア録音は、キタエンコ&モスクワ・フィルのロシア勢との共演。

 1982年4月6日、モスクワ音楽院でのライヴ録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002299
\2200→\1990
ボリショイのスターたち 〜 エレーナ・オブラスツォワ
 チャイコフスキー:歌劇《オルレアンの少女》より ジョアンのアリア(1965年録音)
 リムスキー=コルサコフ:
  歌劇《不死身のカシチェイ》より カシチェエヴナのアリア(1965年録音)
 ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》より マルファの占い(1965年録音)
 リムスキー=コルサコフ:歌劇《皇帝の花嫁》より リュバーシャの歌(1966年録音)
 ムソルグスキー:
  歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》より マリーナのアリア(1968年録音)*
 リムスキー=コルサコフ:
  歌劇《雪娘》より レルの歌(1968年録音)*、
  歌劇《サトコ》より リュバーヴァの情景(1968年録音)*
 チャイコフスキー:歌劇《スペードの女王》より
  ポリーナのロマンス(録音年月日不詳)*、
  伯爵夫人の情景とロマンス(1970年録音)*
 ドニゼッティ:歌劇《ファヴォリータ》より レオノーラのアリア(1965年録音)+
 サン=サーンス:
  歌劇《サムソンとダリラ》より あなたの声に私の心は開く(1965年録音)+
 ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より エボリのアリア(1965年録音)+
 ヴェルディ:
  歌劇《イル・トロヴァトーレ》より アズチェーナのアリア(1987年録音)**
 マスネ:歌劇《ウェルテル》より シャルロッテのアリア(録音年月日不詳)*
 ビゼー:歌劇《カルメン》より カルメンのハバネラ(1987年録音)**
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
マルク・エルムレル(指揮)*
オディッセイ・ディミトリアディ(指揮)+
アルギス・ジュライチス(指揮)**
 旧ソ連&ロシア、ボリショイ劇場を代表する世界的メゾ・ソプラノ、エレナ・オブラスツォワ(1939−)の1966年から1987年にかけてのオペラ・アリア集。ボリショイ劇場の看板アーティストとして活躍してきたオブラスツォワ。チャイコフスキーやリムスキー=コルサコフ、ムソルグスキーなどのアリアを、オブラスツォワとボリショイの名指揮者たちの共演で。

 1965年−1987年の録音。




<国内盤>


CHANNEL CLASSICS(国内仕様盤)


RCCSSA 36014
(SACD HYBRID)
\3238+税
バロックの真珠 〜 イタリア初期バロックのマスターピース
 フォンタナ:ソナタ第2番
 フレスコバルディ:トッカータ第1番
 ウッチェリーニ:
  ヴァイオリン独奏のためのソナタまたはトッカータ第5番
   《デッタ・ラ・ラウラ・リルチェンテ》
 カステッロ:ソナタ第2番
 マリーニ:2弦のためのソナタ第4番
 フレスコバルディ:スピネッティーナとヴァイオリンのためのトッカータ
 メアッリ:ソナタ第6番(Op.4, 1690) 《ラ・ヴィンチオリーナ》
 レオナルダ:ソナタ第12番
 A・ガブリエリ:第1旋法によるリチェルカーレ
 チーマ:2声のソナタ(ミラノ 1610)
 ベルターリ:チャコーナ

レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ
 (チェンバロ&オルガン)
ダニエレ・カミニティ(テオルボ)

 レイチェル・ポッジャー新録音!国内仕様盤!輝くイタリア・バロックの宝石たち!
 ポッジャーが纏う麗しきイタリア・バロック

 パラディアン・アンサンブルとフロリレジウムのオリジナル・メンバー、イングリッシュ・コンサートのコンサート・ミストレス、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団のゲスト・ディレクターとして活躍し、現代最高のバロック・ヴァイオリニストの1人に数えられているバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。
 巨匠アルカンジェロ・コレッリ(1653−1713)が活躍する以前の17世紀前半イタリア、フォンタナやベルターリ、ウッチェリーニ、カステッロなど、優れたヴァイオリニストたちが産みだした、ヴァイオリン芸術の発展を築いた重要作品の数々。ポッジャーと仲間たちの演奏で輝く珠玉の作品たちは、まさに「バロックの真珠(Parla Barocca)」とも言うべきヴァイオリン名品集です。

 New!
 ☆レコード芸術2014年11月号「海外盤 REVIEW」掲載!矢澤孝樹氏による特選盤!(P.181)
 ☆Stereo 2014年11月号 ステレオディスクコレクション 歌崎和彦氏による「今月の特選盤」(P.152)



















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