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≪第79号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 11/4〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像

 



11/16(日)までの超特価アイテムがございますのでご注意ください。




11/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


URLICHT



UAV 5986
\2200→\1990
パスカル・ロジェのプーランク!
プーランク(1899-1963):室内楽作品集
 フルート・ソナタ(1957)(*)/オーボエ・ソナタ(1962)(+)
 クラリネット・ソナタ(1962)(#)/ホルンとピアノのための悲歌(1957)(**)
 ピアノ四手連弾のためのソナタ(1918/改訂:1939)(##)
 ヴァイオリン・ソナタ(1942-1943/改訂:1949)(++)
 ヴァイオリンとピアノのためのバガテル(1932)(++)
パスカル・ロジェと仲間たち
 パスカル・ロジェ(ピアノ)
 アミ・ロジェ[伯野亜美](ピアノ(##))
 ミシェル・モラゲス(フルート(*)) リャン・ワン(オーボエ(+))
 パスカル・モラゲス(クラリネット(#))
 ハワード・ウォール(ホルン(**))
 エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン(++))

録音:2014年
 フランスの名ピアニスト、パスカル・ロジェ(1951年生まれ)が当レーベル初登場。気心の通じたフランスとアメリカ合衆国の演奏家、そして夫人のアミとのデュオによる得意のプーランクです。このレーベル、やはりただものではない!

 

UAV 5988
\2200
メルティング・ザ・ダークネス 無伴奏ヴァイオリンのための現代音楽
 ヤニス・クセナキス(1922-2001):Mikka S
 ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):de terrae fine
 オスカル・ビアンキ(1975-):Semplice
 クリストファー・バーンズ:Come Ricordi Come Sogni Come Echi
 アレグザンダー・シグマン(1980-):VURTRUVURT
 イレアナ・ペレス=バスケス:un ser con unas alas enormes
 ロバート・ロー(1954-):Melting the Darkness
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン)
ミランダ・クックソンはジュリアード音楽院で学んだアメリカ合衆国のヴァイオリン奏者。現代音楽に意欲的に取り組んでいます。
 

UAV 5987
\2200
【旧譜】
デイヴィッド・アムラム(1930-):室内楽作品集 ニューヨーク室内楽祭ライヴ
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
   エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)
   金丸智子(ピアノ)
  「赤い河の谷間」の主題による変奏曲(フルートと弦楽のための)
   キャロル・ウィンセンス(フルート)
   フェイス・ザ・ミュージック・アンサンブル
  フルート協奏曲「夜の巨人たち [Giants of Night]」
   エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)
   シン=チャオ・リャオ(ピアノ)
  肖像(ピアノ四重奏のための)
   ニョーヨーク・ピアノ四重奏団
    リンダ・ホール(ピアノ)
    エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)
    ロナルド・カーボーン(ヴィオラ)
    ウェンディ・サッター(ゲスト:ヴィオラ)
  モンクのためのブルースと変奏曲(ホルンのための)
   ハワード・ウォール(ホルン)
  ジャック・ケルアックの「路上」からの4つの朗読
   (朗読とジャズ・クアルテットのための)
   イカヤニ・チェンバーリン、アディラ・アムラム、ダグラス・イーガー(朗読)
   デイヴィッド・アムラム・クアルテット
    デイヴィッド・アムラム(ピアノ)
    ケヴィン・トゥイグ(ドラムス)
    リーン・ハート(ベース)
     アダム・アムラム(コンガ)   
録音:2012年9月7日、ライヴ、New York Chamber Music Festival、シンフォニー・スペース、ニューヨーク・シティ、アメリカ合衆国
 ホルンを、ピアノをはじめ様々なクラシカル、ジャズおよび民族楽器のプレーヤーにして指揮者、作曲家(映画音楽も手がける)、さらに著作家でもあるアメリカ合衆国のマルチタレント・ミュージシャン、デイヴィッド・アムラムの室内楽プログラム・コンサートのライヴ録音。
  

UAV 5991
\2200
【旧譜】
ピアソラ タンゴからエチュードへ
 アストル・ピアソラ(1921-1992)/オクタビオ・ブルネッティ編曲:
  6つのタンゴ・エチュード/天使へのイントロダクション/ナイトクラブ 1960
  天使のミロンガ/バルダリート/天使の復活/革命家
エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)
オクタビオ・ブルネッティ(ピアノ)

録音:2013年
 アルゼンチンのピアニスト、オクタビオ・ブルネッティがヴァイオリンとピアノのために編曲したピアソラ作品集。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1257
\1400
ウラディーミル・ホロヴィッツ ラスト・オブ・ザ・ロマンティクス
 モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331 から トルコ風ロンド
 ショパン(1810-1849):
  ワルツ第3番イ短調 Op.34 No.2/舟歌 Op.60
 メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌集 から
  悲歌/春の歌/羊飼いの嘆き
 メンデルスゾーン/ホロヴィッツ(1903-1989)編曲:
  結婚行進曲とリストによる変奏曲
 シューマン(1810-1854):アラベスク Op.18
 リスト(1811-1886)/ホロヴィッツ編曲:
  ハンガリー狂詩曲第2番/同第19番
 スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.66
 モシュコフスキ(1854-1925):火花 Op.36 No.6
 ドビュッシー(1862-1918):「子供の領分」から 人形のためのセレナード
 ビゼー(1838-1875)/ホロヴィッツ編曲:
  「カルメン」の主題による変奏曲
 スーザ(1854-1932)/ホロヴィッツ編曲:星条旗よ永遠なれ
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
原盤:RCA
 

ALC 1270
\1400
アニュス・デイ−ミゼレーレ 合唱名曲集
 グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):ミゼレーレ
 ウィリアム・バード(1540頃-1623):喜べ、喜べ [Rejoice, rejoice]
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):
  おお、聖霊の火よ [O ignis spiritus paracliti]
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):高き天より [Vom Himmel hoch]
 モーツァルト(1756-1791):アヴェ・ヴェルム・コルプス
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア
 メンデルスゾーン(1809-1847):わが祈りを聴きたまえ [Hear My Prayer]
 ベルリオーズ(1803-1869):
  オラトリオ「キリストの幼時」から 羊飼いたちの別れ
 フランク(1822-1890):天使の糧
 フォーレ(1845-1924):レクイエム から イン・パラディズム
 プーランク(1899-1963):
  クリスマスのための4つのモテット から 星を見て [Videntes stellam]
 サン=サーンス(1835-1921):おお、救いのいけにえ [O salutaris hostia]
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):テ・デウム
 ジェフリー・バーゴン(1941-2010):ヌンク・ディミティス
 バルフォア・ガーディナー(1877-1950):夕べの賛歌
 バーバー(1910-1981):アニュス・デイ
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
リチャード・マーロー(指揮)
原盤:Conifer ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1271
\1400
J・S・バッハ(1685-1750):6つのモテット
 第2番「聖霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV226
 第5番「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV229
 第3番「イエス、わが喜び」BWV227
 第4番「恐れるな、われ汝とともにあり」BWV228
 第6番「主をたたえよ、すべての異教徒よ」BWV230
 第1番「主に向かいて新しき歌を歌え」BWV225
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
リチャード・マーロー(指揮)
録音:1988年1月7-10日 原盤,初出盤:Conifer, CDCF 158
ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1276
\1400
サティ(1866-1925):ベルベットの紳士のピアノ・アルバム ピアノ名曲集
 3つのジムノペディ(1888)/メドゥーサの罠(1913)
 太った木の人形のスケッチとからかい(1913)/金の粉(1901頃)
 あらゆる意味にでっち上げられた数章(1913)/星たちの息子(1891頃)
 ピカデリー(1904)/壁紙としての前奏曲(1906)
 犬のためのぶよぶよとした本当の前奏曲(1912)/ジュ・トゥ・ヴー(1901頃)
 官僚的ソナティネ(1917)/冷たい小品(逃げ出させる歌)(1897)
 スポーツと気晴らし(1914)/ヴェクサシオン(1893)

ピーター・ディッキンソン(ピアノ)

録音:1990年 原盤,初出盤:Conifer, CDCF 183
ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1277
\1400
ドビュッシー(1862-1918):
 海(3つの交響的スケッチ)/
 夜想曲(*)/牧神の午後への前奏曲
ロンドン交響合唱団(*)
ロンドン交響楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
録音:1988年6月20-21日、タウン・ホール、ウォルサムストー、ロンドン、イギリス
初出:IMP 前出:Regis, RRC 1177(廃盤)
 

ALC 1280
\1400
フォーレ(1845-1924):ピアノ作品選集
 夜想曲第1番変ホ短調 Op.33 No.1/即興曲第2番ヘ短調 Op.31
 舟歌第1番イ短調 Op.26/夜想曲第6番変ニ長調 Op.65
 舟歌第11番ト短調 Op.105/舟歌第6番変ホ長調 Op.70
 舟歌第7番ニ短調 Op.90/舟歌第2番ト短調 Op.41
 舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66/夜想曲第4番変ホ長調 Op.36
 舟歌第4番変イ長調 Op.44/舟歌第12番変ホ長調 Op.106
 ヴァルス=カプリス第4番変イ長調 Op.62
キャサリン・ストット(ピアノ)
録音:1986、1988年 原盤,初出盤:Conifer, CDCF 138, 161
ライセンサー:Sony Music Entertainment UK Limited
 

ALC 1290
\1400
オックスフォードのクリスマス・キャロル
 [EARLY]
 Come all you Worthy Gentlemen / Nova, nova, AVE fit ex EVA
 Goday, Sir Cristemas / Ave Maria. Hail Blessed Flower
 Nowell. Out of your Sleep Arise
 Lully, lulla, thou Little Tiny Child (The Coventry Carol)
 Remember, O thou man / Lullaby, my Sweet Little Baby
 This Day Christ was Born (A Carol for Christmas Day)
 [VICTORIAN]
 As Jacob with Travel was Weary One Day (Jacob's Ladder)
 The First Nowell / Why, most Highest? (Jesus in the Manger)
 The Virgin Stills the Crying (Cradle-song of the Blessed Virgin)
 The Moon Shines Bright / I Saw Three Ships Come Sailing in
 What Child is this? / See, Amid the Winter's Snow (Hymn for Christmas Day)
 Sleep! Holy Babe! (Words: E. Caswall; Music: John B. Dykes)
 Good Christian Men, Rejoice / Good King Wenceslas
 A Babe is Born, all of a Maid
 All this Night Bright Angels Sing (Carol for Christmas Day)
 Here we Come a-wassailing (The Wassail Song) / We Three Kings of Orient are
 [MODERN]
 A New Year Carol / I Sing of a Maiden / Lullay my Liking
 Of One that is so Fair and Bright / This have I done for my True Love
オックスフォード・モードリン・カレッジ聖歌隊
ジョン・ハーパー(指揮)
録音:1984年、ADD,1990年、DDD 原盤:Oxbridge Records (Abbey-Alpha)
前出:Regis, RRC 1190(廃盤)
 

ALC 2025
(2CD)
\2000
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「ランメルモールのルチア」 ジョーン・サザーランド(ソプラノ:ルチア)
レナート・チオーニ(テノール:エドガルド)
ロバート・メリル(バリトン:エンリオコ)
ケネス・マクドナルド(テノール:アルトゥーロ)
チェーザレ・シエピ(バス:ライムンド) 他
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団
ジョン・プリッチャード(指揮)
録音:1961年 原盤:Decca
 

ALC 6005
(6CD)
\4200
ラフマニノフ(1873-1943):交響曲&協奏曲全集
  交響曲第1番ニ短調 Op.13/交響詩「死の島」Op.29

  モスクワ国立交響楽団
  パーヴェル・コーガン(指揮)

録音:1990年10月、モスクワ・フィルム・シンクロ・スタジオ、ロシア 前出:ALC 1032


  交響曲第2番ホ短調 Op.27

  ロンドン交響楽団
  ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

ライセンサー:London Symphony Orchestra 前出:Regis, RRC 1210(廃盤)


  交響曲第3番イ短調 Op.44/交響的舞曲集 Op.45

  モスクワ国立交響楽団
  パーヴェル・コーガン(指揮)

録音:1990年10月、モスクワ・フィルム・シンクロ・スタジオ、ロシア 前出:ALC 1030


  合唱交響曲「鐘」Op.35(*)
  交響曲ニ短調(1891)
  パガニーニの主題による変奏曲(+)

  マリアンナ・クリストス(ソプラノ(*))
  ウォルター・プランテ(テノール(*))
  アーノルド・ヴォケタイシス(バリトン(*))
  アビー・サイモン(ピアノ(+))
  セントルイス交響合唱団(*)
  セントルイス交響楽団
  レナード・スラトキン(指揮)

原盤:Vox ライセンサー:Vox / SPJ Music Group


  ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(*)
  ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30(+)
  前奏曲 Op.23 No.6/前奏曲嬰ハ短調 Op.3 No.2

  バイロン・ジャニス(ピアノ)
  モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
  キリル・コンドラシン(指揮(*))
  ロンドン交響楽団(+)
  アンタル・ドラティ(指揮(+)) 

録音:1961、1962年 原盤:Mercury 前出:ALC 1239


  ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(*)
  ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40(+)

  スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(*))
  ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(*)
  スタニスワフ・ヴィスウォツキ(指揮(*))
  アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ(+))
  フィルハーモニア管弦楽団(+)
  エットーレ・グラチス(指揮(+))

録音:1959年 原盤:DG(*)/EMI(+) 前出:ALC 1175





VENIAS


アンドレ・クリュイタンス・コレクション〜1957-1963 Recordings



VN 004
(15CD)
\4200→\3790
*クラムシェル・ボックス仕様
おそらく限定盤。すぐに完売しそう。
CD1
ベートーヴェン:
 交響曲第1 番ハ長調op.21
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.19 Dec 1958
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 交響曲第3 番変ホ長調op.55「英雄」
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.Dec 1958
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD2
ベートーヴェン:
 交響曲第2 番ニ長調 Op.36
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.15&16 Dec 1959
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 交響曲第4 番変ロ長調 Op.60
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.May 1959
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD3
ベートーヴェン:
 交響曲第5 番ハ短調op.67
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.10,11&13 Mar 1958
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 交響曲第7 番イ長調 op.92
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.Feb 1957
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD4
ベートーヴェン:
 交響曲第6 番ヘ長調op.68「田園」
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.2,3&9 Mar 1960
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
 交響曲第8 番ヘ長調op.93
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.Dec 1957&Mar 1960
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD5
ベートーヴェン:
 交響曲第9 番ニ短調op.125 「合唱付き」
  グレ・ブルーウェンスティーン(ソプラノ)
  ケルスティン・マイヤー(アルト)
  ニコライ・ゲッダ(テノール)
  フレデリック・ギュトリー(バス)
  ベルリン聖ヘドヴィッヒ教会合唱団
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.Dec 1957
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD6
ベルリオーズ:
 幻想交響曲op.14
  フィルハーモニア管弦楽団
   rec.4&5 Nov 1958
   キングスウェイホール,ロンドン
 Le Carnaval romain Overture,op.9
 Overture:Le Corsaire Op.21
  フランス国立放送管弦楽団
  rec.17&18 Mar 1961
  サル・ワグラム,パリ
CD7
ムソルグスキー:
 交響詩「禿山の一夜」
ボロディン:交響詩「中央アジアの草原にて」
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲op.34
 フィルハーモニア管弦楽団
 rec.18&19 Nov 1958
 キングスウェイホール,ロンドン
リムスキー=コルサコフ:
 序曲「ロシアの復活祭」op.36
 熊蜂の飛行〜歌劇「サルタン皇帝の物語」より
ボロディン:
 ダッタン人の踊り〜歌劇「イーゴリ公」より
  パリ音楽院管弦楽団
  rec.8-11 Sep 1959
  サル・ワグラム,パリ
CD8
ドビュッシー:
 管弦楽のための「映像」
 1. Gigues
 イベリア
  2. Ⅰ Par les rues et par les chemins
  3. Ⅱ Les parfums de la nuit
  4. Ⅲ Le matin d’un jour de fete
  5. Rondes de printemps
  パリ音楽院管弦楽団
  rec.11,12&14 Sep 1963
  サル・ワグラム,パリ
フォーレ:
 レクイエムop.48
  *ヴィクトリア・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
  **ディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ(バリトン)
  エリザベート・ブラッスール合唱団
  アンリエット・ピュイ・ロジェ(オルガン)
  パリ音楽院管弦楽団
   rec.14,15 Feb & 25,26 May 1962
   聖ロック教会,パリ
CD9
ドビュッシー:
 1.舞踏詩「遊戯」
  パリ音楽院管弦楽団
  rec.10-14 Sep 1963
  サル・ワグラム,パリ
フランク:
 2.交響詩「のろわれた狩人」
 3.交響詩「アイオリスの人々」
 4.交響詩「ジン(魔神)」*
 5.交響詩「贖罪」
  *アルド・チッコリーニ(ピアノ)
  ベルギー国立管弦楽団
  rec.20&21 Dec 1962
  Palais des Beaux Arts de Bruxelles
ラヴェル:
 6.亡き王女のためのパヴァーヌ
  パリ音楽院管弦楽団
  rec.26&27 Sep 1962
  サル・ワグラム,パリ
CD10
ラヴェル:
 バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲
  Premiere Partie
  1.Lento
  2.Vif(chiffre 17)
  3.Vif(chiffre 29)
  4.Lento(chiffre 53)
  5.Modere(chiffre 70)
  6.(chiffre 83)
 Seconde Partie
  7.Anime et tres rude(chiffre 92)
  8.Tres rude(chiffre 131)
 Troisieme Partie
  9.Lento(chiffre 153)
  10.(chiffre 170)
  11.Lento(chiffre 193)
 組曲「クープランの墓」
  ルネ・デュクロ合唱団
 パリ音楽院管弦楽団
 rec.1,4-8 June
 and 26&27 Sep 1962
 サル・ワグラム,パリ
CD11
ラヴェル
 1.ボレロ
 スペイン狂詩曲
  2.ⅠPrelude a la nuit
  3.ⅡMalaguena
  4.ⅢHabanera
  5.ⅣFerie
 高貴で感傷的な円舞曲
  6.ⅠModere
  7.ⅡAssez lent
  8.ⅢModere
  9.ⅣAssez anime
  10.ⅤPresque lent
  11.ⅥVif
  12.ⅦMoins vif
  13.Ⅷ Epilogue:Lent
 14.道化師の朝の歌
 15.海原の小舟
 16.ラ・ヴァルス
  パリ音楽院管弦楽団
  rec.27 Nov 1961(1)/Apr 1962(2-5) 1962/2&3 Oct 1962(6-16)
  サル・ワグラム,パリ
CD12
ラヴェル:
  「マ・メール・ロア」全曲
ルーセル:
 バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲op.43
 バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」op.17
 管弦楽のためのシンフォニエッタop.52
  パリ音楽院管弦楽団
  rec.19-25 Apr 1962(1-7)/ 5-13 Nov 1963(8-22)
  サル・ワグラム,パリ
CD13
ワーグナー
 1.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 2.「ローエングリン」〜第1幕への前奏曲
 3.「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲
 4.「さまよえるオランダ人」序曲
 5.「タンホイザー」序曲
  パリ・オペラ座管弦楽団
  rec.12&20 June, 1 July 1959 and 10 Oct 1957
  サル・ワグラム,パリ
シューベルト:
 交響曲第8 番ロ短調「未完成」 D759
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 rec.25 Nov 1960
 ベルリン、グリューネヴァルト教会
CD14
ベートーヴェン:
 1.「レオノーレ」序曲第3番op.72a
 2.「エグモント」序曲op.84
 3. 歌劇「フィデリオ」序曲op.72b
 4.「プロメテウスの創造物」序曲op.43
 5. 劇音楽「アテネの廃墟」序曲op.113
 6.「コリオラン」序曲op.62
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  rec.Mar 1958(1) / Mar 1960(2&5)/ Nov 1960(3) / Apr 1959(4&6)
  ベルリン、グリューネヴァルト教会
ラヴェル:
 7.古風なメヌエット
  パリ音楽院管弦楽団
   rec.2&3 Oct 1962
  サル・ワグラム,パリ
 8.ラ・ヴァルス
  フィルハーモニア管弦楽団
  rec.4&5 Nov 1958
  キングスウェイホール,ロンドン
CD15
 1.交響曲第5番ハ短調op.67「運命」より第1楽章(ベートーヴェン)
 2.交響曲第40番ト短調K.550より第1楽章(モーツァルト)
 3.交響曲第4番ヘ短調op.36より第3楽章(チャイコフスキー)
 4.交響曲第4番イ長調op.90「イタリア」より第4楽章(メンデルスゾーン)
 5.セレナード第1番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第1楽章(モーツァルト)
 6.交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」より第2楽章(ドヴォルザーク)
 7.交響曲第8番ヘ長調op.93より第2楽章(ベートーヴェン)
 8.交響曲第6番ロ短調op.74「田園」より第3楽章(チャイコフスキー)
 9.交響詩「前奏曲」(リスト)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-8),rec.9-13 Dec 1958
  ウィーン楽友協会大ホール(1-8)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(9),25 Nov 1960
  ベルリン、グリューネヴァルト教会(9)



<国内盤>


GRAMOLA(国内盤)



GRML99040
(国内盤)
\2800+税
ケクラン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ヴィエルヌ:ピアノ五重奏曲
 〜1914年・フランス近代音楽の分岐点〜

 シャルル・ケクラン(1867〜1950):
  1. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ作品64(1915〜16)
 ルイ・ヴィエルヌ(1870〜1937):
  2.『ピアノのための前奏曲集』作品36(1914)より
   (第1曲:プロローグ/第2曲 たおやかさ/
   第3曲 予感/第7曲 苦しみ悶える日を思い描いて/
   第10曲 墓標の前で)
  3. ピアノ五重奏曲 作品42(1917)
タマラ・アチュバ(p)
ルイーズ・シソン(vn)
マティアス・アーデンザーマー(第2vn)
アレクサンドル・ズナーメンスキー(va)
クリストフ・パンティヨン(vc)
 久々に、フランス音楽好きの心をそそるプログラム——オルガニストとして名高いヴィエルヌの思いがけないピアノ曲と大作室内楽、そしてドビュッシーやラヴェルとのかかわりでも知られる名曲多きケクランの、ほとんど知られていない絶妙ヴァイオリン・ソナタ...演奏陣も確かな名手揃い!

 フランス近代系のおいしそうなところが、思わぬレーベルから登場しました。ウィーンの只中に拠点をもつGramolaレーベル...この主宰者はしかし、同市にあるオーストリアのフランス文化センター(日本の日仏学院と同じ組織のオーストリア版)ともつながりを持ち、この“音楽の都”で活躍するフランス語圏の演奏家たちとも連携をとりながら、ウィーンにあっても最高のフランス音楽を味わえる環境を身近に持っているようです。
 その最新の結実とも言えるアルバムが、この1枚——CD 時代になってからは管弦楽作品なども頻繁にとりあげられ、もはや「ジャングル・ブック」の作曲者というだけではなく、サロン周辺の先進的なピアノ曲や歌曲、印象派音楽などとのつながりの深い多面的な大家としての顔が広く知られるようになったケクランの貴重なヴァイオリン・ソナタ(!)を冒頭に、そのあとは「フランクやヴィドール以後メシアンやデュリュフレ以前」の、フランス音楽が最も美しかった20 世紀初頭に活躍したオルガンオルガン芸術家として有名ながら、オルガンに限らず交響曲や室内楽曲、歌曲なども多数残しているルイ・ヴィエルヌの大作と小品集を、ひとつずつ。
 ジャケットにはテーマを暗示すべく「1914」と書いてありますが、この年に書かれた曲を集めて、というわけではなく、この年に始まったことは欧州人なら誰もが記憶している、第一次大戦のさなかに書かれた曲を集めたプログラムとなっているわけです。
 ケクランはフランクとフォーレの門下に学ぶかたわら、1909 年にはラヴェルとF.シュミットとともにフランス独立派音楽協会の創設にたずさわり、後年1941 年には独自の管弦楽法の理論書もあらわした多芸かつ精力的な多作家...とはいえ室内楽は意外な盲点で、思いのほか録音が手に入れにくいところ。

 ヴァイオリンとピアノのためのソナタは、その多面性とフランスらしさがよくあらわれた逸品といえます。他方ヴィエルヌもフランク門下に学び、その後ヴィドールの教えも受けて、フランス・オルガン交響楽派の大家となった人物——ピアノ五重奏曲というのはまさにフランク派のお家芸、フランス室内楽の象徴的作曲形式でもあり、多くの傑作があるなか、これも録音は意外に出て来にくいところ、充実した演奏陣で聴けるのが実に嬉しいところです。
 グルジア(ジョージア)生まれの俊才ピアニスト、タマラ・アチュバの精妙なピアニズムを軸に、ヴァイオリンにはボルドー生まれの名手シソン、チェロはGramola で無伴奏アルバムもリリースしているフランス語圏スイスの実力派パンティヨン。そこにロシア出身のヴィオラ奏者とウィーンのヴァイオリニストが加わり、繊細かつ自発性あざやかな解釈でこの大作五重奏曲を聴かせてくれます。

 例のごとく解説全訳付、日本語で充実した情報を読める機会にも。注目の1枚です!




RICERCAR(国内盤)


MRIC238
(国内盤・訳詞付)
\2800+税
中世写本『ブラヌス歌集(カルミナ・ブラーナ)』
〜オルフ『カルミナ・ブラーナ』原詩を、中世当時の音楽で〜

 ①凍てつく季節は過ぎ去った(153)
 ②それがわたしの運命(116)
 ③ギデオンの踊り(37)
 ④クロノスは閉じん(73)
 ⑤〔打楽器の即興演奏〕
 ⑥うるわしき春の日(85)
 ⑦〔笛の即興演奏〕⑧天は意に介さず(15)
 ⑨エスタンピ(舞曲)(153)
 ⑩公平と不平は紙一重(19)
 ⑪〔弓奏ヴィエルの即興演奏〕
 ⑫天は意に介さずII(15)
 ⑬〔オルガネットの即興演奏〕
 ⑭カテリーネを皆で讃えん(19)
 ⑮真実のなかの真実(21)
 ⑯ポイボスの曙の踊り(71)
 ⑰忘れられたしるし(39)
 ⑱ただひたすらに甘美に(119)
アンサンブル・ミレナリウム(古楽器使用)
ザビーネ・ルッツェンベルガー(S)
バティスト・ロマン(弓奏ヴィエル、バグパイプ)
フィリップ・マルフェイト(リュート)
ティアリー・ゴマール(打楽器)
クリストフ・デリーニュ(オルガネット&総指揮)

 オルフの『カルミナ・ブラーナ』は、中世写本から歌詞をとり、新作された近代の作品——しかし、その原詩が紡がれた中世後期、それはどのような音楽として歌われていたのか...?
 中世音楽パフォーマンスでは欧州屈指の異才集団が紡いだ名録音、堂々歌詞解説訳付で登場!

 ドイツの作曲家カール・オルフが1937 年に発表した『カルミナ・ブラーナ』は、19 世紀に発見された中世の詩歌集を歌詞に使っています(ベネディクトボイエルン修道院で見つかったことから「カルミナ・ブラーナ」すなわちラテン語で「ブラヌスの歌集」と呼ばれた次第...ブラヌスは「ボイエルン」のラテン語呼称)。
 しかし、もちろん音楽はオルフの新創作——あの巨大なオーケストラと合唱が咆哮し、激しく主情的なリズムで聴き手の心をかりたてる「運命の女神」も、その後につづく美しいカンティレーナの独唱も、酒場の賑やかさも、すべてはオルフという作曲家が音で表現した新作音楽にほかなりません。
 しかしそのかたわら、古い音楽にたいする研究が20 世紀を通じて勧められ、録音という手段をもって専門家たちが自分たちのイメージした音を世に広められるようになってくると、中世音楽のプロフェッショナルたちが、今残されている写本の資料をたんねんに読み込み、この魅力的かつ挑戦的な詩句に彩られた歌集を、それが生み出された当時の音楽つきで再現できないものか...とさまざまな試行錯誤を試みるようになります(写本にもかろうじて一部の詩に添え書きされている中世ネウマ譜を読み解いたり、韻律のあう同時代のメロディを使ったり...)。有名なところではルネ・クレメンチッチ(クレマンシック/Oehms)やフィリップ・ピケットDecca)、ジョエル・コーエン(Erato)らが再現例をCD にしていますが、ベルギーの古楽専門レーベルRicercar で、オルガネット(持ち運び型オルガン)の凄腕名手たるフランスの鬼才クリストフ・デリーニュを中心に俊才ばかりが居並ぶアンサンブル・ミレナリウムが録音したヴァージョンは、精妙な音楽史的復元例としてもさることながら、自然素材を多く用いたオーガニックな中世楽器のサウンドと自然派録音エンジニアリング、興奮をさそう即興性、人心を魅了してやまない中世音楽特有の不思議な響き...といったものがすべて混然一体となって、1枚のアルバムとしての完成度がきわめて高い、音楽性ゆたかなトラックの連続となっていて、広く聴き確かめられるに足る内容になっているのです!
 全員が一貫して痛快なまでのリズム感覚を持っているからこそ、のアンサンブル力もさることながら、まろみを帯びた、ハルモニウム(小学校のオルガン)にも通じる美音を響かせるオルガネットを縦横無尽に操るデリーニュの闊達な音使いも、独唱者ルツェンベルガーのまっすぐナチュラルな歌声も、打楽器やバグパイプの扱いも、すべてが絶妙ひいわゆるオルタナティヴやフォーク・ロック、民俗音楽系のサウンドが好きな方々にも強くおすすめできる逸品です。




国内ユニバーサル



UCCG-1689
\3000+税
松田華音デビュー・リサイタル
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第21番『ワルトシュタイン』
 ショパン:バラード第1番
 ショパン:幻想曲 op.49
 ショパン:ポロネーズ第6番『英雄ポロネーズ』
 リスト/シューマン:献呈
 ラフマニノフ:『音の絵』〜
  第5番変ホ短調
  第6番イ短調『赤ずきんちゃんと狼』
  第9番ニ長調『東洋風行進曲』
 スクリャービン:8つの練習曲 op.42〜第5番嬰ハ短調
 スクリャービン:ワルツ op.38
 パッヘルベル:カノン(ピアノ編曲版)
松田華音(P)
 「その才能が道を開いた」———非凡な才能を見出され、わずか6歳でロシアに留学した天才少女。
エドワード・グリーグ国際ピアノ・コンクール、グランプリ受賞(7歳)に始まり、数々のコンクールで優勝。クラシック界で話題沸騰、ロシアで育った魂のピアニスト「松田華音」名門ドイツ・グラモフォンから鮮烈デビュー!

 6歳からロシアに渡りあの世界的ピアニスト、キーシンも輩出したグネーシン音楽学校で高度な音楽教育を学んだ彼女は現在18歳。昨年9月から1年間は日本の文化庁が派遣する研修員として研鑽を積み、今秋からは、モスクワ音楽院にロシア政府特別奨学生(日本人として初)として入学をいたします。グネーシン音楽学校在学中は数々のコンクールで優秀な成績をおさめ、2013年グネーシン音楽学校で最優秀生徒賞を受賞しました(外国人が同賞を受賞するのは開校以来初めての快挙)。
彼女の演奏を聴いたマスコミや著名人、また共演者は揃って賛辞を唱えます。彼女の演奏は単に美しいというだけではなく、強いメッセージ性を持ち、豊かな感情の発露とともに聴く者の心に届けられます。
 ここに収められた作品の数々は彼女が長年弾き込んだ曲です。日本とロシア、2つの国からその才能が認められた松田華音がついにCDデビュー!クラシック・ピアノ界の新しいスター誕生をいち早くお届けいたします。


 松田華音の演奏は力強くみずみずしい音色が特徴。ロシア・ピアニズムの伝統を引き継ぐべく楽器を豊かに鳴らし、歌心を備え、レガートを大切に、スケール大きな演奏を行う。・・・・・・目力の強いタイプだが、音楽もまさに「目力が強い」。今秋からモスクワ音楽院に進み、さらなる研鑽を積むことに。真摯で直球型の演奏に拍車がかかり、より情熱的で思索的で聴き手の心に深く響く演奏が生まれるに違いない。−−−−−伊熊よし子 ライナーノーツより

 録音:2014年9月1日 - 4日 軽井沢大賀ホール



<映像>


ALPHA(DVD)(国内盤)



Alpha704
(DVD・日本語字幕付)
\4800+税
〜ラモーは舞踏の達人のごとく〜
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683〜1764):
  1. 英雄牧歌劇『ダフニスとエグレー』(1753)
  2. 舞踏音楽劇
   『オシリスの誕生、またはパミーユの祭典』(1754)
ウィリアム・クリスティ指揮
レザール・フロリサン(古楽器使用/楽団&合唱団)
レイナウト・ファン・メヘレン(T/ダフニス)
エロディ・フォナール(S/エグレー)
マガリ・レジェ(S/パミリ)
アルノー・リシャール(Br/大祭司) 他

 ウィリアム・クリスティ、ついにAlphaへ...しかもいきなりDVDで、舞踏込みの本格プロジェクトを!
 歌手陣には今をときめくマガリ・レジェやファン・メヘレンら凄腕揃い、古楽器奏者もヴェテラン揃いカーン歌劇場とヴェルサイユ・バロック音楽センターの協力で、クオリティ重視の「ラモー新章」へ!

 フランス小規模レーベルの新たな優駿として、21 世紀初頭いらい欧州クラシック音盤業界の最先端をひた走ってきたAlpha レーベルですが...なんとその快進撃は今や周回先取りするかのごとく、大先輩レーベルのかつての看板アーティストを呼び込むところとなりました。ウィリアム・クリスティ率いるレザール・フロリサン——そう、LP時代いらいフランス古楽界の最もコアなプロジェクトを次々成功させ、リュリ、シャルパンティエ、ラモーらフランス随一のバロック作曲家たちに、はじめてフランスの音楽家たちとともに再評価の機運をあたえた伝説のグループが、突如このレーベルで精巧なDVD プロジェクトを完成させてみせたのです!

 プログラムの主役は、今年歿後250 周年を迎えるフランス18 世紀最大の作曲家のひとり、ジャン=フィリップ・ラモー。若い頃から鍵盤楽器の音楽を書き、教会向けの音楽では知られた存在であったものの、生前は何より、オペラ作曲家として名声を確立してから最も華々しい活躍をみせた人でもありました。とはいえ、そんなラモーの音楽は、作曲者の歿後は世の流行の変化とともにしだいに忘れ去られ、ようやくこの数十年、フランスにおける古楽解釈への意識の高まりとともに復権をとげはじめたところ...とくにフランスの歌劇場がバロック・オペラを積極的にとりあげるようになったことが、世界的なラモー歌劇への再評価に大きな貢献となったのですが、その立役者のひとりがまさにウィリアム・クリスティであったことは、近年の動向をよくご存知の古楽ファンの方々にはいうまでもないところ——

 彼がヘレヴェッヘ、マルゴワール、ミンコフスキらフランスの指揮者たちとともに積極的に音盤制作にも乗り出し、多くの名盤が興行後もアクセス可能な状態になっていればこそ、ラモーの「いま」があるのだと思います。
 harmonia mundi france、Erato、Virgin、Archiv とさまざまなメジャー・レーベルで活躍後、それらの担っていた役割を正当に受け継いでいると言っても過言ではない小規模レーベル、しかもAlpha で彼が気合の入った映像プロジェクトとして、ラモーの、これまでほとんど誰も名前すら意識していなかったような2名品を世に送り出してくれたことで、ラモー再評価はさらなる新章へと突入したといっても過言ではありません。
 解説充実全訳付、今回も小阪亜矢子氏によるセンスのよい字幕つき...1750 年代、ルイ15 世やポンパドゥール夫人が華やぎあふれるロココ文化をぞんぶんに味わいつつ、大がかりすぎないラモーの1幕物の舞踏劇が続々上演されていた頃の作。大がかりな作品でも舞踏が大きな要素をしめるのはフランス作品の常とはいえ、『優雅なインドの人々』や『プラテー』をはじめ、ラモーの作品ではとりわけその組み込み方が巧みで、そのことに一家言あるクリスティがヴェルサイユ・バロック音楽センターの協力を得て、あえて映像作品として「バレエ込み」で作品の魅力を引き出しにかかる意義もよく伝わることでしょう。













11/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


PIANO CLASSICS


PCL0073
\1400
リスト:ワーグナー・トランスクリプション集
 夕星の歌、レチタティーヴォとロマンス(タンホイザーより)、
 バラード(さまよえるオランダ人より)、
 エルザの夢(ローエングリンより)、
 序曲(タンホイザーより)、
 聖杯への厳かな行進曲(パルジファルより)、
 ローエングリンの非難(ローエングリンより)、
 ヴァルハラ(ニーベルングの指輪より)、
 エルザの結婚の行進客人の入城曲(ローエングリンより)、
 イゾルデの愛の死(トリスタンとイゾルデより)
フランソワ・デュモン(pf)
 

PCL0074
\1400
シューマン:
 ピアノソナタ第3番
 3つのロマンスOp.28、フモレスケOp.20
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(pf)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BELVEDERE
ORF放送局所蔵テープによる「モーツァルト週間」音楽祭ライヴ

 BELVEDEREレーベルは、Bel Airのプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏が2006年に設立したレーベルです。
 劇場作品の映像作品をリリースしており、ドイツ語圏で人気があります。このたび、BELVEDEREレーベルから、国際モーツァルテウム財団との協同シリーズが始動します。
 1956 年、まさにモーツァルト生誕200 年記念となる1月27日(モーツァルトは1月27日生まれ)、第1 回が開催されたモーツァルト週間。ザルツブルクの風物詩ともいえるこの音楽祭は、現在ミンコフスキが音楽監督を務めており、さらなる展開が注目されているところです。
 この音楽祭の第1 回から収録を行ってきたORF 放送局所蔵のテープを使い、Ton Eichinger Wien がデジタル・リマスタリングを施し、初期から今日に至るまでの「モーツァルト週間」音楽祭のライヴをお届けします。
 伝説となっている過去の演奏会から、近年に行われた、モーツァルトが使っていたヴァイオリンを使用しての演奏会など、音楽的にも歴史的にも興味深いさまざまな演奏会のCD および映像が予定されています。


BELVED 10152
(2CD)
\4000→\3690
モーツァルト週間第1回の演奏会ハスキルとカラヤンの伝説の共演!
 W.A.モーツァルト:
  [CD1]
   ・交響曲第39番 変ホ長調 K543
   ・ピアノ協奏曲 ニ短調 KV 466
  [CD2]
   ・ディヴェルティメント第15番 変ロ長調
    「ロードロン・セレナードII」 KV 287[抜粋]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
クララ・ハスキル(ピアノ)
 記念すべきモーツァルト週間第1回の演奏会ハスキルとカラヤンの伝説の共演!

 録音:1956 年1 月28 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院大ホール/MONO

 1956 年1 月27 日、モーツァルト生誕200 年を記念して幕をあけた第1 回モーツァルト週間の音楽祭。そのオープニング翌日に行われた注目の演奏会の記録。音楽の一大イベント、モーツァルト週間は、1955 年5 月15 日に、戦争などによる分割占領の時代をへて、再び独立した国家としてなったオーストリアの存在感を世界にアピールするためにも非常に力の入ったイベントとなりました。
 その中でも注目されたのが、ここに収録されている、モーツァルトの誕生日の翌1 月28 日に行われたコンサートの一夜。カラヤン、ハスキル、そしてフィルハーモニア管を招いての演奏会でした。ザルツブルク出身の指揮者カラヤンについて、地元メディアは、「待ち焦がれたひととき」「ザルツブルクに生まれたカラヤンが、何年もの不在の後にこの祖国の地に帰ってきた。その間、彼の指揮者としての名声は非常に大きなものとなり、その存在感は世界に知れ渡った」と報じました。この日がフィルハーモニア管はザルツブルク初登場でしたが、すでにフィルハーモニア管との共演を何度も重ねていたカラヤンは、交響曲第39 番の冒頭から、オーケストラの精確さと華麗さといった真価を引き出し聴衆を魅了しました。ディヴェルティメントでは、カラヤンは、第2、および第3 楽章をカットしていますが、これは、同じ日の日中に、同曲がボスコフスキーウィーン八重奏団などによって演奏されていたという理由からだといいます。この後もカラヤンはこの作品を様々な楽章構成で演奏しています。
 モーツァルトのピアノ協奏曲は、ルーマニアの女性ピアニストにして、モーツァルト演奏には特に定評のあるクララ・ハスキル(1895-1960)とカラヤンの数少ない貴重な共演の記録としても注目されるもの。第1 楽章での高潔な音色、第2 楽章でのハスキルの弱音の表情、第3 楽章の一切の無駄のない決然としたハスキルの表情はいつ聴いても見事。カラヤンとフィルハーモニア管の演奏が素晴らしいのも言うまでもありません。
 ※ パッケージに「Stereo」の表記がありますが、モノラル音源です。



 


BELVED 10147
\2500→\2290
シャーンドル・ヴェーグとウィーン・フィルの貴重な共演
 モーツァルト:
  ・交響曲第39番
  ・交響曲第40番
シャーンドル・ヴェーグ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1992 年1 月30 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・祝祭劇場/STEREO

 ヴェーグ四重奏団を設立するなどヴァイオリン奏者として名高いシャーンドル・ヴェーグ(1912-1997)ですが、60 年代終わり頃から、指揮活動を始めました。カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクとのハイドンやモーツァルトの演奏が多く残っています。ヴェーグがウィーン・フィルを初めて指揮したのは1991 年と晩年になってからのことでした。
 この録音は、1992 年1 月30 日にモーツァルト週間で行われた演奏会のライヴです。とりわけ弦楽器の歌わせ方など素晴らしく、記念碑的名演としてたたえられました。
 


BELVED 10148
\2500→\2290
バックハウスのモーツァルト楽器が芯まで鳴り響く音色
 モーツァルト:
  ・ロンド イ短調 KV.511*
  ・ソナタ ヘ長調 KV.332
  ・ソナタ ハ長調 KV.330*
  ・ソナタ ト長調 KV.283
  ・幻想曲 ハ短調 KV.475*
  ・ソナタ ハ短調 KV.457
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
 鍵盤の獅子王バックハウスのモーツァルト楽器が芯まで鳴り響く音色、厳粛なモーツァルト

 録音:1956 年1 月23 日*、1967 年1 月24 日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院大ホール/MONO、STEREO

 バックハウス(1884- 1969)は、1956 年と67 年の2 回にわたって、モーツァルト週間音楽祭に2 度出演しています。1956 年の時点ですでに70 歳を超えていたバックハウスですが、イ短調のロンドの清き高貴な表情は他では聞けないもの。ハ長調 KV.330 のソナタも、第2 楽章の集中、終楽章の鮮やかさも見事です。1967 年のハ短調の幻想曲、そして続くソナタなどは、「鍵盤の獅子王」とも称されたバックハウスならではの、楽器が芯までなっているような強靭な音色、ゆるぎない解釈による、説得力に満ちた演奏です。貴重な記録となっています。
 ※ パッケージに「Stereo」の表記がありますが、モノラル音源も収録されています。







DOREMI



DHR 8037
\2400→\2190
スヴャトスラフ・リヒテル Vol.23
 シマノフスキ:
  (1)ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.21
  (2)ピアノ・ソナタ第3番Op.36
  (3)神話Op.30(全3曲)
  (4)神話〜ドリアードとパン(アンコールとして再演奏)
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
オレグ・カガン(Vn) (3)(4)
 仰天。リヒテルがシマノフスキのソナタ第3番と「神話」をステレオで残していた!

 録音:1982 年11 月26 日/ワルシャワ(ライヴ)/STEREO

 近年、リヒテルの様々なお宝ライヴ録音が日の目を見ていますが、驚愕の未知録音が残されていました。なんとシマノフスキのピアノ・ソナタ2篇と、名作「神話」をオレグ・カガンと共演していました。もちろん世界初出。
 リヒテルのシマノフスキは、1954 年のピアノ・ソナタ第2 番のモスクワ・ライヴや、「メトープ」の抜粋(デッカ盤)などしかありませんでしたが、前者のすさまじい剛演、後者の異様な没入ぶりから、他の作品もさぞや素晴らしいはずと想像されていました。
 当アルバムは、シマノフスキ生誕百年を祝って1982 年11 月にワルシャワで行われたリサイタルのライヴで、何とステレオ録音による奇跡の音質。
 2 篇のピアノ・ソナタも「神話」のピアノ・パートも尋常ならざる難しさですが、リヒテルのピアノの師ゲンリヒ・ネイガウスはシマノフスキのいとこで、ピアニズムはまさに直系。さらに趣味嗜好が共通している点での共感の深さで、リヒテルほどシマノフスキ演奏の理想はないと申せましょう。
 シマノフスキのピアノ・ソナタ第2 番は、交響曲第2 番と同時期で姉妹作。シマノフスキの全ピアノ曲というより、あらゆるピアノ曲中最難曲のひとつで、作曲者自身「こんな悪魔的に難しい曲、誰が弾くのかしら」と言ったと伝えられます。両手ともにオクターヴでガンガン弾く部分の多い作品で、莫大なエネルギーと持久力が要求されますが、巨人リヒテルならでは、ピアノを完全に鳴らしきっていて興奮させられます。ピアノ・ソナタ第3 番も恐るべき難曲ですが、音楽的にはキラキラした妄想の世界を彷徨うようで、リヒテルの語り口がまさに神業。一気に聴かせてしまいます。
 「神話」も絶品。カガンの冷徹な響きの美しさに魅かれますが、リヒテルの存在感が物凄く、ピアノ・パートの精密さと美しさを再認識させれくれます。このピアノ・パートを聴くだけのためでも持っていたくなります。
 この3 作の超ど級的決定盤。シマノフスキのピアノ・ソナタを語るうえで、知らぬ訳にはいかぬ必携盤です。




HMF

ハルモニアムンディの貴重なオペラ&声楽作品の録音が、仕様も新たに特別価格で再登場!
 スリム・クラムシェルボックス仕様、スリーブケースにCDが収められています。
ブックレットにはトラック情報、解説(英独仏語)が掲載されています(リブレットはありません)。


HMY 2921796
(3CD)
\3600→\3290
ヤーコプスによる今なお身震いしてしまうような興奮のリナルド!
 ヘンデル:「リナルド」
ヴィヴィカ・ジェノー(Ms;リナルド)
インガ・カルナ(S;アルミーダ)
 ローレンス・ザゾ(C-T;ゴッフレード)
ミア・パーション(S;アルミレーナ)
ジェイムズ・ラザフォード(Bs;アルガンテ)
クリストフ・デュモー(C-T;エウスターツィオ)
ドミニク・ヴィス(C-T;キリスト教徒の魔法使いの隠者)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
 録音:2002 年

 「リナルド」はヘンデルがロンドンで初めて発表したイタリア語のオペラ。イタリア時代の作品のよいところばかりを転用したため、全編徹頭徹尾充実した曲ばかりの驚異的な傑作として根強い人気があります。この録音は、ヤーコプスが2002 年に行ったもの。豪華歌唱陣、気合いの入った管弦楽と大きな話題になりました。ヴィヴィカ・ジェノーの超絶技巧はもちろん、ドミニク・ヴィスの不思議な仙人役の芝居っけたっぷり度合いなど、今聴いても身震いしてしまうような興奮の名録音です。
 


HMY 2921742
(2CD)
\3200→\2890
ヤーコプス充実の「オルフェオとエウリディーチェ」
 グルック:オルフェオとエウリディーチェ(全曲)
  〔1762年ウィーン版〕(イタリア語歌唱)
ベルナルダ・フィンク(オルフェオ)
ヴェロニカ・カンジェミ(エウリディーチェ)
マリア・クリスティーナ・キール(アモール)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
RIAS 室内合唱団
 録音:2001 年1 月、ベルリン、テルデックス・スタジオ

 1762 年10 月5 日、グルックのオルフェオとエウリディーチェは、ウィーンのブルク劇場で初演されました。その後、1769 年のパルマ上演、1774年のパリ上演と、改定がされており、いくつもの版が混在した状態で演奏されることも多かったこの作品ですが、ヤーコプスは1762 年の初演時の稿を採用。初演時のオルフェオ役はアルト・カストラート歌手が務めましたが、この録音で、ヤーコプスはアルトのフィンクをオルフェオ役に起用。迫真の歌唱、迫真の管弦楽で、非常に引き締まった名演です。繰り返し部での装飾も非常に凝っています。有名な「エウリディーチェを失って」のアリアでは心打たれます。
 


HMY 2921463
(2CD)
\3200→\2890
ヘレヴェッヘの名録音「エリヤ」
 メンデルスゾーン:エリヤ(全曲)
ペッテリ・サロマ(Bs /エリヤ)
ソイレ・イソコスキ(S /未亡人、天使)
モニカ・グローブ(A /女王、天使)
デルフィーネ・コロット(S /少年)
ジョン・マーク・アインシュレイ(T /アハブ)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シャペル・ロワイヤル
コレギウム・ヴォカーレ
シャンゼリゼ・オーケストラ
 録音:1993 年2 月5,6 日

 メンデルスゾーンの代表作のひとつ、「エリヤ」。「聖パウロ」と双璧をなす傑作オラトリオです。預言者エリヤの生涯を題材にした作品で、冒頭にエリヤの厳粛な独唱が序章としておかれた後、規模の大きな管弦楽による序曲、そして厚い合唱で始まり、壮大な物語が展開されていきます。ヘレヴェッヘの指揮が、壮絶な物語を美しい音で描いてゆきます。
 


HMY 2921831
(2CD)
\3200→\2890
ラッスス(1532-1594):
 ダヴィデの懺悔の詩篇(1584年、ミュンヘン)

  [CD1]
   (1)主よ、怒りもて罰したもうなかれ
   (2)その悪行を許され
   (3)主よ、怒りもて罰したもうなかれ
  [CD2]
   (1)神よ、われを憐れみたまえ(ミゼレーレ)
   (2)主よ、わが祈りを聞きたまえ 
   (3)深き淵より、われ汝を呼ぶ
   (4)主よ、わが祈りを聞きたまえ
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ
 コレギウム・ヴォカーレ&ヘレヴェッヘ、<音楽の帝王>ラッススによる最高峰作品

 録音:2005年

 2005 年に創立35 周年を迎えた世界屈指の古楽合唱団コレギウム・ヴォカーレによる、満を持してのラッスス。この「ダヴィデの懺悔の詩篇」は、ミュンヘンで1584 年に出版され、400 年以上たった現在も、世の人々を驚かせる美しさに満ちたものとして愛されている作品。ヘレヴェッヘとコレギウム・ヴォカーレ声楽のみの録音となっており、あらためて彼らの絆の深さ、実力に驚かされるばかりです。ルネサンス時代の抽象的なポリフォニーの美しさと、言葉の粒立ちの美しさがえもいわれぬバランスで丁度よく融合した、実に見事な演奏です。
 


HMY 2921282
(3CD)
\3600→\3290
カヴァッリの最高傑作「ジャゾーネ」
 マイケル・チャンスの迫真の演技の歌唱
  カヴァッリ:「ジャゾーネ」
マイケル・チャンス(ジャゾーネ)
カテリーナ・ドゥボスク(ヒュプシプレ)
ゴリア・バンディテッリ(メデア)
ギ・ド・メイ(エジェウス)、
ドミニク・ヴィス(デルファ)
アニェス・メロン(アリンダ)他
ルネ・ヤーコプス(指揮)
コンチェルト・ヴォカーレ
 録音:1988 年5 月

 カヴァッリは、17 世紀にオペラ作曲家として絶大な人気を誇りました。その代表作が、「ジャゾーネ」。これは、1649 年の謝肉祭の時期に初演された後、17 世紀イタリアにおいて、もっともよく上演され、称賛も批判もされたオペラでした。1960 年代まで忘れかけられた存在でしたが、オペラの中でメデアが歌う歌の官能性や、各場面の音楽の抜群の効果(特に、メデアが海に落とされるシーンなど、音だけでも迫力満点です)など、今聴いても非常に刺激に満ちた傑作です。
 『あらすじ』
 ジャゾーネはレムノス島でヒュプシピュレとの間に双子をもうけるが、その後身分を明かさぬ女性と愛し合い、そこでも双子をもうける。この身分を明かさぬ女性は実はメデア。メデアの忠実なる乳母デルファはメデアに、ジャゾンと結婚し、何らかの戦いで父親が殺されても父親が誰であるか子供たちがわかるようにしておくようにとアドヴァイスをしする。メデアはジャゾンのもとを訪れ、身分を明かす。ジャゾンは喜び結婚する。
 ヒュプシプレはジャゾーネに、自分のところに戻るように詰め寄る。それを聞きつけたメデアは、ヒュプシプレを殺すようジャゾーネに求める。ジャゾーネはベッソに、その役を押し付ける。魔法のパスワードを伝え、それを口にした者を殺すようにと命じる。パスワードを伝えられたのはヒュプシプレ。しかしメデアが現れ、偶然にもパスワードを口にしてしまう。ベッソはメデアを海に落として殺そうとするが、メデアの元恋人エジェウスがこれを救い、エジェウスはメデアの愛を取り返す。ジャゾンは打ちひしがれる。イジーフィレはこの成り行きを見て絶望し、ジャゾンに、自分を殺せ、ただし、子供が困るから胸だけ残して子供に与えよと訴える。ジャゾンは心打たれ、再びヒュプシプレに対する思いを戻す。ジャゾーネとヒュプシプレ、メデアとエジェウス、そしてベッソとヒュプシプレの侍女(アリンダ)という3 カップルが結ばれ、喜びの幕となる。
 


HMY 2921718
(3CD)
\3600→\3290
ユングヘーネルによるやわらかくも荘厳な
 「倫理的、宗教的な森」完全版

  モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森(完全版)
コンラート・ユングヘーネル(指揮)
カントゥス・ケルン
コンチェルト・パラティーノ
 録音:2000 年9 月

 モンテヴェルディの「倫理的、宗教的な森」は、「聖母マリアの夕べの祈り」と並ぶモンテヴェルディの宗教作品の代表作。当時楽長の任にあったヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の礼拝のために作曲された全40 曲のモテットとミサを収めた規模の大きな宗教曲集です。ユングヘーネル率いるカントゥス・ケルンのやわらかくも厳粛な歌声に、コンチェルト・パラティーノによる管の音色が荘厳さを与えている、稀有な名演です。



<メジャー・レーベル>
 

イタリアDG


並行輸入商品につき高価格、1枚商品は非常に高くなります・・・。
レア盤!

4810866
\3600→\3290
カシオーリのモーツァルト新録音!
 モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
  ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
  前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ長調 K.394(383a)
  ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570
ジャンルカ ・カシオーリ(ピアノ)
 発売:2014年

 なぜかひっそりイタリア・ローカルで発売されていたカシオーリのモーツァルト新録音。


こちらはインターナショナルからリリースされたベートーヴェン

476 3208
\2400→¥2190
ベートーヴェン:ソナタ《月光》&《テンペスト》、他
 ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 《月光》
 ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 op.31-2 《テンペスト》
 エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ op.35-1
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)
1979年、イタリアのトリノ生まれ。94年、ルチアーノ・ベリオ、エリオット・カーター、マウリッツィオ・ポリーニ、チャールズ・ローゼンといった音楽界の重鎮が審査員を務めるウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールで優勝後、ヨーロッパの主要オーケストラから共演依頼を受け、ドイツ・グラモフォンからウェーベルン&シェーンベルクでCDデビューしたジャンルカ・カシオーリも今年で30歳。近年はフルートのグリミネッリとのデュオなどでデッカからCDリリースをおこなっていますが、今回はポピュラーなベートーヴェン作品を集めた一枚です。

 
レア盤!

4810913
\3600
ファンタジア
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番嬰ヘ短調「月光」Op.27 No.2
 シューベルト(1797-1828):「さすらい人」による幻想曲ハ長調 Op.15 D.760
 シューマン(1810-1856):幻想曲ハ長調 Op.17
ジュゼッペ・アルバネーゼ(ピアノ)
 ジュゼッペ・アルバネーゼは1979年イタリアのレッジョ・カラブリアに生まれ、ペーザロのG・ロッシーニ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミーで学んだピアニスト。
 1997年ヴェネツィア賞国内コンクール1等、2002年フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクール最優秀現代作品演奏特別賞、2003年ヴァンドーム賞国際ピアノ・コンクール第1位。発売:2014年




イタリアDECCA


並行輸入商品につき高価格、1枚商品は非常に高くなります。
レア盤!

4810284
(2CD)
\4800
ニーノ・ロータ(1911-1979):管弦楽作品集 Vol.1
  水晶の山の伝説(1949)/快活な主題による変奏曲(1953)(*)
  弦楽四重奏、オルガンと弦楽合奏のためのフーガ(1923)(*)
  チェロ協奏曲(1925)(+)(*)/協奏的アレグロ(1953)(*)
  ハープ協奏曲(1925)(#)/ハープのためのサラバンドとトッカータ(1945)(**)
  オペラ「フィレンツェの麦藁帽子」序曲(1945-1946)
  組曲「サティリコン/ローマ」(1971)(*)
  「ゴッドファーザー」愛のテーマ(ハープのための;1972)(**)
  チェロ協奏曲第1番(1972)/チェロ協奏曲第2番(1974)

(*)世界初録音。

マリオ・シライ・グリゴラート(チェロ(+))
エレーナ・ピーヴァ(ハープ(#/**))
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団(**以外)
ジュゼッペ・グラツィオーリ(指揮(**以外))
 発売:2013年
 
レア盤!

4810394
(2CD)
\4800
ニーノ・ロータ(1911-1979):管弦楽作品集 Vol.2
  組曲「戦争と平和」(1956)/トロンボーン協奏曲(1966)(++)
  富士山を眺めて(1976)
  モーツァルトのホルン協奏曲 K.412のためのアンダンテ・ソステヌート(1958-1959)(#)(*)
  序曲「バーリの市」(1963)(*)/組曲「アマルコルド」(1973)
  組曲「カビリアの夜」(1957)(*)/ファゴット協奏曲(1974-1977)(+)
  自動車学校(1959)(*)
  カステル・デル・モンテ(ホルンと管弦楽のためのバラード;1974)(**)

(*)世界初録音。

アラーリコ・レンティ(ファゴット(+))
サンドロ・チェッカレッリ(ホルン(#))
ジュゼッペ・アマツゥッリ(ホルン(**))
ジュリアーノ・リッツォット(トロンボーン(++))
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
ジュゼッペ・グラツィオーリ(指揮)
 発売:2013年
 
レア盤!

4810694
(2CD)
\4800
ニーノ・ロータ(1911-1979):管弦楽作品集 Vol.3
  バレエ「想念のモリエール」(1976)(*)
  組曲「オーケストラ・リハーサル」(1978)
  ラブレージアーナ(1977)(+)(*)
  ピアノ協奏曲ホ長調「小さな古代世界」(1978)(#)

(*)世界初録音。

ヴァレンティーナ・コッラデッティ(ソプラノ(+))
シモーネ・ペドローニ(ピアノ(#))
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
ジュゼッペ・グラツィオーリ(指揮)
 発売:2013年
レア盤!

4765190
\3600
メンデルスゾーン(1809-1847):初期室内楽作品集
  ピアノ四重奏曲第2番ヘ短調 Op.2 MWV Q.13(*)
  ピアノ四重奏曲ニ短調 MWV Q.20(*)
  ピアノ三重奏曲ハ短調 MWV Q.3
ロベルト・プロッセダ(ピアノ)
ガブリエーレ・ピエラヌンツィ(ヴァイオリン)
フランチェスコ・フィオーレ(ヴィオラ(*))
ガブリエーレ・ジェミニアーニ(チェロ)
 発売:2012年
 
レア盤!

4811214
\3600
メンデルスゾーン(1809-1847):
  ピアノ四重奏曲第3番ロ短調 Op.3 MWV Q.17(1825)
  ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.1 MWV Q.11(1822)
  ピアノと弦楽四重奏のためのラルゴとアレグロ ニ短調 MWV O.1(1820)(*)
ロベルト・プロッセダ(ピアノ)
ガブリエーレ・ピエラヌンツィ(ヴァイオリン)
ダニエーラ・カマラーノ(ヴァイオリン(*))
フランチェスコ・フィオーレ(ヴィオラ)
シャナ・ダウンズ(チェロ)
 発売:2014年
 
レア盤!

4810064
\3600
モーツァルト(1756-1791):
  ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331
  グルックのオペラ「メッカの巡礼」の「われら愚かな民の思うは」による変奏曲 K.455
  ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570
  ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ダヴィデ・カバッシ(ピアノ)
ダヴィデ・カバッシは1976年イタリアのミラノに生まれ、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を1995年に卒業後、コモ湖のカデナッビア国際ピアノ財団で5年間、ロザリン・トゥレック、レオン・フライシャーに師事。2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール・ファイナリスト。発売:2012年
  
レア盤!

4810205
\3600→\3290
ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
  ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
サリーム・アブード・アシュカール(ピアノ)
NDR交響楽団
アイヴァー・ボルトン(指揮)
 サリーム・アブード・アシュカールは1976年ナザレに生まれたパレスチナ系イスラエルのピアニスト。ロンドン王立音楽アカデミー、ハノーファー音楽大学(ドイツ)で学び、17歳でズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共にチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏しプロ・デビューしました。発売:2013年
 
レア盤!

4810556
\3600→\3290
インヴェンツィオーニ〜クラリネットと打楽器のための音楽
 アレッサンドロ・アヌンツィアーナ(1968-):儀式
 バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲
 リッカルド・パンフィーリ(1979-7):F for Fake
 セロニアス・モンク(1917-1982):モンク組曲
 ペドロ・イトゥラルデ(1929-):ギリシャ組曲 [Suite Ellenique]
 ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):ミレニアム・バグ
 フランク・ザッパ(1940-1993):FZ for Alex
 スティーヴ・ライヒ(1936-):木片のための音楽
 ストラヴィンスキー(1882-1971):クラリネット独奏のための3つの小品
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)
テトラクティス・ペルクッショーニ(打楽器アンサンブル)
 発売:2013年
 
レア盤!

4810575
\3600
ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
  ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
  ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
スクリャービン(1872-1915):練習曲嬰ヘ短調 Op.8 No.2
マリア・ペロッタ(ピアノ)

録音:2013年2月26日、ライヴ、ボッコーニ大学講堂、ミラノ、イタリア

 マリア・ペロッタはイタリア南端部カラブリア州コゼンツァに生まれたピアニスト。11歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番のソリストとしてデビュー。ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、パリのエコール・ノルマル音楽院で学んだ後ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を2007年に卒業。2008年ミラノ・シューラ・チェルカスキー国際ピアノ・コンクール優勝。発売:2013年

 
レア盤!

4811194
\3600
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988 マリア・ペロッタ(ピアノ)

録音:2012年1月12日、ライヴ、ロッシーニ劇場、ルーゴ、ラヴェンナ県、イタリア 発売:2014年

Cinik Records から発売されている盤とは別の録音です。

 
レア盤!

4810647
\3600→\3290
J・S・バッハ(1685-1750):インヴェンションとシンフォニア
  15の2声のインヴェンション BWV772-786
  15の3声のシンフォニア BWV787-801
  前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調 BWV998/序曲ヘ長調 BWV820
  組曲イ長調 BWV832/リュート組曲ホ短調 BWV996 より サラバンド
ラミン・バーラミ(ピアノ)
 ラミン・バーラミは1976年イランのテレラン生まれのピアニスト。裕福な家庭に生まれながら1979年のイラン革命により父親は投獄され(1991年に刑務所で死亡)、本人は11歳の時にヨーロッパへの移住を余儀なくされました。
 在テヘラン・イタリア大使館のはからいで奨学金を得てミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミー、シュトゥットガルト音楽大学で学びました。幼時よりバッハに興味を持っていたラミン・バーラミはすでにバッハの多くの作品を録音しています。発売:2014年
 
レア盤!

4810800
\3600
J・S・バッハ(1685-1750):フルート・ソナタ集
  フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
  フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
  フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調 BWV1031
  フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV1020
  音楽の捧げ物 BWV1079 から フーガ(ネヴィル・マリナー版)
  フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033 から メヌエット I & II

マッシモ・メルチェッリ(フルート)
ラミン・バーラミ(ピアノ)

 マッシモ・メルチェッリは1959年イタリアのイーモラに生まれ、アンドレ・ジョネ、マクサンス・ラリューに師事したフルート奏者。19歳でヴェネツィアのフェニーチェ劇場管弦楽団に入団。マイケル・ナイマンのフルート協奏曲(2010)の被献呈者・初演者でもあります。発売:2014年
 
レア盤!

4810794
\3600
ラフマニノフ(1873-1943):
  ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
アレクサンドル・ロマノフスキー(ピアノ)
 アレクサンドル・ロマノフスキーは1984年ウクライナ生まれのピアニスト。1997年イタリアに移住し、イーモラ国際ピアノ・アカデミーでレオニード・マルガリウスに、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックでドミートリー・アレクセーエフに師事。2007年ローマ法王の御前で演奏。2013年以来2014年現在モスクワの「若いピアニストのためのクライネフ国際コンクール」芸術監督。発売:2014年
 
レア盤!

4810797
\3600→\3290
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ダンスのテンポで 16のソナタ
  ハ長調 K.515 (L.255)/イ短調 K.383 (L.134)/変ホ長調 K.371 (L.17)
  変ロ長調 K.439 (L.47)/ニ長調 K.443 (L.418)/ハ長調 K.159 (L.104)
  ヘ短調 K.466 (L.118)/ト長調 K.454 (L.184)/ロ短調 K.173 (L.447)
  ニ短調 K.90 (L.106)/変ホ長調 K.162 (L.21)/ト長調 K.477 (L.290)
  嬰ヘ長調 K.319 (L.35)/ヘ長調 K.437 (L.278)/ホ長調 K.380 (L.23)
  ハ長調 K.460 (L.324)
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
 マウリツィオ・バリーニは1975年イタリアのピサに生まれのピアニスト。2004年以来2014年現在アミアータ・ピアノ・フェスティヴァル(イタリア)の芸術監督を務めています。発売:2014年
 
レア盤!

4811010
(3CD)
\8000→\7490
メンデルスゾーン(1809-1847):初めから終わりまで ピアノ作品集
  [CD 1: 変奏曲、前奏曲とフーガ]
  厳格な変奏曲ニ短調 Op.54 MWV U.156(1841)(*)
  4つの厳格な変奏曲(1841)
  変奏曲変ホ長調 Op.82 MWV U.158(1841)
  変奏曲変ロ長調 Op.83 MWV U.159(1841頃)
  6つの前奏曲とフーガ Op.35(1827頃-1837)
   MWV U.116, 66, 129, 105, 131, 91, 122, 108, 126, 106, 135, 128
  前奏曲とフーガ ホ短調 MWV U.157, U.65(1841, 1827)
  [CD 2: ピアノ小品と練習曲]
  7つの性格的小品 Op.7 MWV U.56, 44, 59, 55, 60, 61, 62(1824-1827)
  アンダンテとプレスト・アジタート ロ長調・短調 MWV U.141(1838)
  6つの子供の小品 Op.72 MWV U.171, 170, 164, 169, 166, 168(1842)
  2つのピアノ小品(音楽のスケッチ)MWV U.93, 94(1833)
  3つの前奏曲 Op.104a MWV U.132, 123, 127(1836)
  3つの練習曲 Op.104b MWV U. 117, 100, 142(1384-1838)
  練習曲ヘ短調 MWV U.125(1836)
  アルバムの綴り ホ短調 Op.117 MWV U.134(1836頃)
  無窮動 ハ長調 Op.119 MWV U.58(1826)
  [CD 3: 初期作品と未出版作品]
  6つのピアノ小品 MWV U.1-4, 18, 22(1820)(U.1以外*)
  (変奏曲)ニ長調 MWV Z.1/119(1820)
  (組曲)ト長調・短調 MWV Z.1/105-108(1820)(*)
  ピアノ小品ホ短調 MWV U.12(1820)(*)
  ラルゴ ニ短調 MWV U.9(1820)(*)
  ピアノ小品ヘ短調 MWV U.10(1820)(*)
  アレグロ(練習曲)イ短調 MWV U.28(1821)(*)
  ラルゴとアレグロ・ディ・モルト ハ長調 MWV U.31(1821頃)(*)
  ピアノ小品(ワルツ)ト長調・ニ長調 MWV U.38(1822頃)(*)
  ワルツ ニ長調 MWV U.39(1822頃)(*)
  アンダンテ ホ長調 MWV U.40(1822)(*)
  プレスティッシモ ヘ短調 MWV U.45(1824)
  ヴィヴァーチェ ハ短調 MWV U.52(1826)
  主題とコーダ イ長調 MWV U.63(1827)(*)
  アンダンテ・マエストーソ ヘ長調 MWV U.81(1830)(*)
  コン・モート イ長調 MWV U.88(1831)(*)
  アレグレット イ短調 MWV U.160(1842)(*)
  カノン嬰ヘ短調 MWV U.163(1842)(*)
  アンダンテ変ホ長調 MWV U.165(1842)(*)
  ソステヌート ヘ長調 MWV U.166(1842)(*)
  ピアノ小品ホ短調 MWV U.173(1842)(*)
  熊の踊り ヘ長調 MWV U.174(1842)(*)
  アンダンテ・コン・モート ホ短調 MWV U.179(1843)(*)
  ピアノ小品イ短調 MWV U.186(1843)(*)
  2声のカノン ロ短調 MWV Y.13(1844)(*)
  Wie die Zeit lauft! ト短調 MWV U.196(1847)
  Auf frohliches Wiedersehn, fur Minna Berndt MWV U.197(1847)(*)

(*)世界初録音。

ロベルト・プロッセダ(ピアノ)

 発売:2014年
 
レア盤!

4811028
\3600
二人のためのシューベルト
 シューベルト(1797-1828):ピアノ四手連弾作品集
  アレグロ・モデラートとアンダンテ イ短調 D.968
  4つのレントラー D.814
  2つのトリオをもつドイツ舞曲と2つのレントラー D.618
  序奏と自作主題による変奏曲変ロ長調 Op.posth.82/2 D.968a
  フランスの歌による8つの変奏曲ホ短調 Op.10 D.624
  幻想曲ヘ短調 Op.posth.103 D.940
マルコ・スキアーヴォ、
セルジョ・マルケジャーニ(ピアノ)
 発売:2014年
 
レア盤!

4811082
\3600→\3290
メンデルスゾーン(1809-1847):
  ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49
  ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66
エストリオ
 ラウラ・ゴルナ(ヴァイオリン)
 チェチーリア・ラディチ(チェロ)
 ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
エストリオはイタリアの女性演奏家(ラディチはクロアチア出身)が結成したピアノ三重奏団。発売:2014年




DHM



8887501622-2
\2500→\2290
カメラータ・ケルン/ルクレール:協奏曲とトリオ
 ジャン=マリー・ルクレール:
  『ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.7-5』
  『フルート協奏曲ハ長調Op.7-3』
  『トリオ・ソナタ ニ長調Op.2-8』
  『ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.7-4』
クリスティーネ・ブッシュ(Vn),
カール・カイザー(Fl-tr),
カメラータ・ケルン
 今年春にC.P.E.バッハの室内楽アルバムで久々にドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルに復帰したピリオド楽器室内アンサンブルの雄カメラータ・ケルンのニュー・アルバムは、ルクレールの協奏曲集です。
 ジャン=マリー・ルクレール(1697〜1764)は、18世紀フランスにおけるヴァイオリン演奏の巨匠であり、フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者と見なされています。トリノでコレルリの弟子であったソーミスに師事、1728年には再度パリに戻り、1725年から活動を開始したコンセール・スピリチュエルのコンサートに登場し成功を収めました。演奏だけでなく数多くのソナタや協奏曲を作曲し出版し、フランス以外の国でも有名となりました。
 もともとケルン音楽院の古楽器科の学生らだったメンバーが1979年に集まったカメラータ・ケルンは、17〜18世紀の音楽のへ欲望と想像力、そして研究と音楽作りのための自発性とを組み合わせ、全く新しいサウンドや解釈を実現させています。そこに芸術的解釈が加わり、このルクレールの音楽を、ソロとオーケストラという形式ではなく、室内協奏曲の延長というアプローチで聴かせています。
 【録音】2014年2月、ドイツ、バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
 

8887501074-2
\2500
カペラ・デ・ラ・トーレ / 子守歌〜ルター派のクリスマスの音楽
 アンドレーアス・ハンマーシュミット:『門を開け』,
 作者不詳:『歓べ、歓べ』,
 レオンハルト・パミンガー:『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』
 ヨハネス・エッカールト:『山を越えてマリアは行く』,
 ミヒャエル・プレトリウス:『ベツレヘムに生れし幼な子』,
 ヨハン・ヴァルター:『イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ』,
 ゲオルク・ラウ:『イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ』,
 ザムエル・シャイト:『イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ』,
 作者不詳:『子守歌』,
 ゲオルク・ラウ:『われらキリストを讃えまつらん』,
 ザムエル・シャイト:『太陽の昇る地平から』,
 オルランド・ディ・ラッソ:『天使は羊飼いたちに告げた』,
 ミヒャエル・プレトリウス:『御子がわれらに生まれたもう』,
 トラディショナル:『即興曲』,
 トラディショナル:『幸福な日』,
 コルネリウス・フロイント:『ほめ歌え、ひとり子を』,
 レオンハルト・シュレーター:『さやかに星はきらめき』,
 コルネリウス・フロイント:『喜べ、喜びもて』,
 トラディショナル:『アンニ・ノヴィ・ノヴィタス』,
 作者不詳:『子守歌』,
 ザムエル・シャイト:『暁の星はいと麗しかな』,
 ミヒャエル・プレトリウス:『暁の星はいと麗しかな』,
 ザムエル・シャイト:『高き天よりわれは来れり』,
 作者不詳:『高き天よりわれは来れり』,
 レオンハルト・シュレーター:
  『愛するヨゼフ/かわいいズーゼ(ねんねんころり)』,
 ミヒャエル・プレトリウス:『賛美の歌声を鳴り響かせよ』,
 レオンハルト・パミンガー:
  『世界はこぞりて喜びたり/賛美の歌声を鳴り響かせよ』,
 ミヒャエル・プレトリウス:『羊飼いたちはみ使いらの歌』,
 ゲオルク・ラウ:『諸人声あげ』,
 ザムエル・シャイト:『諸人声あげ』,
 ミヒャエル・プレトリウス:『諸人声あげ』
カペラ・デ・ラ・トーレ(ルネッサンス・アンサンブル)
 中世〜ルネッサンス音楽を専門とするドイツのピリオド楽器管楽アンサンブル“カペラ・デ・ラ・トーレ”のドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルへのデビュー盤です。
 2005年にミュンヘン生まれのオーボエ奏者カタリーナ・ボイムルによって創設され、16世紀スペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前と、中世の吟遊詩人が塔から音楽を奏でた故事にちなむスペイン語の「デ・ラ・トーレ(=塔の上から)」をかけて命名されました。
 実際に当時のニュルンベルクで活躍した音楽隊とほぼ同じ編成で、歴史的な演奏を実践する専門集団として高い評価を得ています。またそれは古臭い音楽ではなく、現代人と同じ喜怒哀楽の表情を可能とし、斬新で新鮮な感覚に感じられるはずです。
 すでにチャレンジ・クラシックやコヴィエロ、カールスといった専門レーベルから複数のアルバムを発表して注目を集めている彼らがDHMに初めて録音したこのアルバムでは、ルター派に属した1500〜1600年代の作曲家によるクリスマスの音楽を収録。人間の救いは神の御言葉である「聖書のみ」、イエス・キリストを通して示された神の「恵みのみ」、そのイエスを救い主と信じる「信仰のみ」、という三つの「のみ」に拠って立つルター派の伝統にのっとった、清く美しいクリスマスの聖夜の音楽をお楽しみください。
 【録音】2013年12月, ケルン、スタジオ・ストルベルガー・シュトラッセ




<国内盤>


INDESENS!


INDE066
(国内盤)
\2800+税
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
 (ピアノ、トランペットと弦楽のための)
   〜アルプスの解放戦線と希望の歌〜

 ショスタコーヴィチ(1906〜1975):
  ①ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための
   協奏曲(ピアノ協奏曲第1番)op.35
  西部戦線の歌2編(エドゥアール・ドラル編曲)
   ②パルチザンの歌* ③グリエール大隊の歌*
  サヴォワ地方管弦楽団による大衆歌3編
   (エドゥアール・ドラル編曲)
   ④ムーンライト・セレナーデ
   ⑤バラ色の人生 ⑥残されし恋には
 付) 証言・1944 年、サヴォワでは(モーリス・ジョッフォ談)
ルステム・サイトクロフ(ピアノ)
エリック・オービエ(トランペット)
ソリスト・ド・リヨン*
ニコラ・シャルヴァン指揮
サヴォワ地方管弦楽団
 艶やか&精妙なフランスの弦、北国情緒漂うジャケットの美、えもいわれぬ在りし日の調べ...
 巨匠オービエと、タタール出身のロシア・ピアニズムの俊才が、息をのむスリリングなソロをしなやかに綴ってゆく——“パリ以外”こそフランスの粋、アルプスの極上室内合奏を堪能!

 サヴォワ地方——アルプス北西部、バローロやアルバなどワインの名醸地として知られたイタリア・ピエモンテ地方の隣に広がる風光明媚なフランスの山岳地帯。
 ルネサンス期前後にはサヴォワ公国の宮廷があり(この宮廷がのちにイタリア・ピエモンテに移り、イタリア統一の拠点になります)、ギヨーム・デュファイやジョスカン・デプレらの巨匠ともゆかりの深い土地ではありますが、その後20 世紀の第二次大戦期には、アルプスをまたにかけ、サヴォワは歴史的にイタリア領であるとの主張からムッソリーニ政権下のイタリアに占領されていた時期もありました。
 しかしそこで起こったグリエール平原を中心とするレジスタンス活動の末、1944 年には続々と解放戦線がフランス人の独立を取り戻してゆきます。連帯、戦線、勇猛、愛...厳しい時代をへて戦争は終わり、21 世紀のいま、そこはフランス・アルプス有数の観光地域となり、美しい景観を誇る山岳・湖水地帯や、古都アヌシーやシャンベリーなどの観光都市が私たち諸外国人の心をそそる場所となっています。
 もちろん、音楽も——フランスものには目がない玄人リスナーも、この地を拠点に活躍するサヴォワ地方管弦楽団が折々さまざまなレーベルで織り上げてきた名演を通じて、サヴォワという地名を記憶にとどめておられる方も少なくないのではないでしょうか?
 とくに名匠ローレンス・フォスター(!)指揮のもと、Timpani レーベルに刻まれたジョリヴェやル・フレムらの傑作の録音は、フランスものに適性の高いこのレーベルの品格ともあいまって、録音史に残る傑作盤とお考えの方もおられるはず——
 そう、この楽団は(トゥルーズやブルターニュの室内管弦楽団と同じく)フランスの地方を拠点に活躍をみせている頼れる名門の常どおり、小編成だからこその緊密なアンサンブル力を誇る、近現代作品に素晴しい適性をみせてくれるオーケストラなのです!
 今回、「管の国フランス」を代表する名手の録音を多く世に送り出してきたIndesens!レーベル(知られざる一流ピアニストたちの名録音も徐々に増えています!)から、旧ソ連タタールスタン出身(大作曲家グバイドゥーリナの祖国!)の俊才ピアニストと、「あの」故モーリス・アンドレの衣鉢を継ぐ天才トランペット奏者エリック・オービエをソリストに迎えて、全員が凄腕でなくては名録音がなりたたないあの超難曲、ショスタコーヴィチの第1協奏曲を軸とする極上名曲集がリリースされます——
 後半はこのオーケストラの極上弦楽サウンドに息をのむ、絶妙の編曲選!
 隅々まで抜かりない淡麗・精緻・美麗アンサンブルもさることながら、名教師=天才奏者ヴィルサラーゼ門下の名に恥じないサイトクロフの優美な至芸、オービエの闊達なブロウにも息をのむこと間違いなし、です...!




ZIG ZAG TERRITOIRES



ZZT070802
(国内盤)
\2800+税
ベートーヴェン(1770〜1827):
 鍵盤とヴァイオリンのための3つのソナタop.12(全3曲)

  1. ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2
  2. ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3
  3. ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
ヨス・ファン・インマゼール
(fp/ウィーンのA.ヴァルター製作モデル/
 C.クラーク再現製作)
ミドリ・ザイラー
(vn/イタリア18 世紀中盤の逸名作家によるオリジナル)
 5年前には交響曲全集でも話題を呼んだ、インマゼールのベートーヴェン...この指揮者の原点ともいうべきフォルテピアノ演奏で、ベルリン古楽アカデミーやアニマ・エテルナで名演を続けてきた鬼才ミドリ・ザイラーとのデュオを...その後のBOX化で、単品のみは今後入手困難必至です!
 Zig-Zag Territoires というフランス随一の小規模資本レーベルが弊社取扱になったのは、2010 年秋のこと——常日頃から(最大限に良い意味で)憎いレーベルよ、と思っていたところ、弊社扱が決まった時点では過去の名盤のいくつかもすでにプレス切れで再プレス未定、臍をかんでいたアルバムもいくつかあるのですが、幸い一定の在庫量が最近また確認されたタイトルのなかに、今秋も『カルミナ・ブラーナ』(!)のピリオド演奏を世に問う古楽器集団アニマ・エテルナ・ブリュッヘの指揮者、異才ヨス・ファン・インマゼールの過去盤がいくつか含まれていたことは、本当に素晴らしい話!
 とはいえ現存数はあるていど限られていますため、今回も急ぎ解説付新譜としてリリースすべく、案内をお届けさせていただきます。
 しかもここにご案内するアイテムは、すでに2012年に別のBox 仕様で再録がなされた実績もあり、品薄のまま最後にはプレス切れ→再プレスなし廃盤となる可能性も高い1枚——アニマ・エテルナ・ブリュッヘのコンサートミストレスにして、切れ味抜群の尖鋭的古楽器バンドとして知られるベルリン古楽アカデミーでもソリスト=首席をつとめてきた名手ミドリ・ザイラーとのデュオによる、ベートーヴェンの「原点」のひとつともいうべきヴァイオリン・ソナタ3曲を、極上の古楽器録音で録音してくれた名盤です。
 お求めやすい1枚ものとして解説付で聴き込むに足るその内容の確かさは、BOX 化リリース時に『レコード芸術』誌が惜しみなく「特選」のお墨付きを与えたことからもよくおわかりいただけるのではないでしょうか。
 インマゼールもミドリ・ザイラーも、“当時の奏法”に対する徹底した研究姿勢のもと、息をのむ痛快な銘演奏を聴かせる人であるだけでなく、録音時の使用楽器へのこだわりが極度に高いことでも知られるところ...
 今回も18世紀末のボンやウィーンの音楽環境をふまえ、その少し前にイタリアで作られたオリジナルのヴァイオリンと、ロンドンの名工ジョン・ダッドが作ったモデル(ウィーン楽器博物館所蔵)のクラシカル弓、それにニュルンベルク国立博物館所蔵の、かつてモーツァルトも愛した“ウィーン屈指の名工”ヴァルターによる銘器をモデルに、近年多くの復元楽器を手がけている古楽器製作者クリストファー・クラークが素晴しい再現例を製作、同レーベルきっての自然派録音を通じ、まさしく若きベートーヴェン自身が思い描いたであろう理想の響きを「いま」に甦らせてくれます。




キング・インターナショナル(国内仕様盤)

KKC 5405
\2857+税
※輸入盤発売済
モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626(ジュスマイヤー版) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
サラ・ミンガルド(アルト)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
クリストファー・ピュルヴ(バス)
アクサンチュス
インスラ・オーケストラ
ロランス・エキルベイ(指揮)
 エキルベイ&アクサンチュスのモツレク。ソプラノ・ソロはピオー!初登場のインスラ・オーケストラ、ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂の圧巻の音響!

 録音:2014年2月フランス、ヴェルサイユ宮殿内王室礼拝堂/[NAIVE] V.5370/輸入盤・日本語解説付

 ロランス・エキルベイ率いる人気合唱アンサンブル「アクサンチュス」が、ついにモーツァルトのレクィエムを録音しました。アクサンチュスは、指揮者エキルベイによって20 年前に結成された32 名から成る声楽アンサンブル。基本的には無伴奏のレパートリーを中心に演奏しますが、オペラや宗教作品などにも登場します。
 声楽ソロは、故・吉田秀和氏も「鈴をころがすような声」と絶賛したピオー、世界をうならせるアルトのミンガルド、ハルモニアムンディの数々の録音でもおなじみのギューラ、そしてバスはロックバンドでも演奏していたクリストファー・ピュルヴという注目の布陣です。
 そして注目は、今回CD デビューとなるオーケストラ、インスラ・オーケストラ。「insula(インスラ)」とは脳の一領域、島皮質(とうひしつ)を指し、感情や感覚的な体験に関連がある部分のこと。2012 年にやはりエキルベイによって設立され、古典派からロマン派までの作品を中心に、ピリオド楽器で演奏する団体です。
 ヴェルサイユ宮殿内の王室礼拝堂で録音されており、抜群の音響効果の中、美しい歌声、オーケストラの鮮烈な音色が見事に響き合っています。
 
KKC 5406
\2857+税
※輸入盤発売済
崇高な精神をもつ2人の音楽家が生み出した最高水準の演奏
 シューベルト:『美しき水車小屋の娘』op.25, D795
マーク・パドモア(テノール)
ポール・ルイス(ピアノ/スタインウェイ)
 録音:2009年9月/[HMF] HMU.907519/輸入盤・日本語解説付

 パドモア&ポール・ルイスによる『美しき水車小屋の娘』。冒頭のピアノの重心を深くとったリズムからちょっと独特で、前奏を聴くだけで、この演奏への期待は否が応にも高まるというもの。歌唱のパドモアも滑舌鮮やかにミュラーの詩の世界を語ります。詩からも歌からも超越したところでパドモアが歌い、映写機のような役割を果たしていて、詩の世界だけが淡々と映し出されるようで不思議な感覚。
 そしてルイスのピアノがまた見事!やはりシューベルトの歌曲は、歌手が巧いことはもちろんですが、ピアニストによってその出来栄えは格段に違ってくるのだなということを実感。ポール・ルイスのピアノもパドモアに負けず劣らず雄弁、それでいて決して歌を邪魔することはありません。二人の崇高な精神の芸術家が、お互いを引き上げあって、かつてない高水準の『美しき水車小屋の娘』が生まれました。
 
KKC 5407
\2857+税
※輸入盤発売済
メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調 op.52「賛歌」
 第1部:シンフォニア(交響曲)
 第2部:カンタータ
クリスティアーネ・カルク
クリスティーナ・ラントシャマー(ソプラノ)
ミヒャエル・シャーデ(テノール)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
パブロ・エラス=カサド(指揮)
 スペインの注目指揮者パブロ・エラス=カサド、大曲メンデルスゾーンの交響曲カンタータに挑戦!

 録音:2012年6月ミュンヘン、フィルハーモニー・アム・ガスタイク/[HMF] HMC.902151/輸入盤・日本語解説付

 パブロ・エラス=カサドとバイエルン放送響とのメンデルスゾーン。大曲、交響曲第2 番です。第2 交響曲は1840 年6 月、印刷術の発明者グーテンベルク生誕400 年記念祭のために作曲されたもので、行事の一環としてバッハゆかりのトーマス教会で初演されました。3 楽章のシンフォニア(交響曲)と、続く9 曲のカンタータ部分から成る、演奏時間約70 分の、メンデルスゾーンの才と神々しいような輝かしさに満ちた大曲です。
 冒頭に現れる勝利的な主題が高らかに奏でられ、3楽章の活き活きとした交響曲部分が始まり、その後、合唱を中心としたカンタータ部分へと続きます。エラス=カサドの指揮は非常にふくよかな音作りで、ひとつひとつのフレーズをやわらかに導きます。それでいて作品のもつ祝祭的な雰囲気をそこなうことは全くありません。歌唱陣も、ヤンソンス率いるバイエルン放送響の第九公演でもソロを務めたカルクとシャーデ、また、シャイーのマタイ受難曲に賛歌しているラントシャマーと充実の顔ぶれ。ドイツ最高峰のオーケストラ、バイエルン放送交響楽団の厚みとやわらかさを兼ね備えた堅固なアンサンブル、美しい合唱、すべてが混然一体となって、最高のメンデルスゾーンの世界が展開されています。
 
KKC 5408
\2857+税
※輸入盤発売済
アマンディーヌ・ベイエ久々のHMF登場はF. クープラン
 F.クープラン:
  トリオ・ソナタ「壮大なもの」(1690年頃)
  リュリ讃(1725)
  コレッリ讃(1724)
  4声のソナタ「スルタン妃」(1695年頃)
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
リ・インコーニティ
 魅惑のヴァイオリニスト、アマンディーヌ・ベイエ久々のHMF登場はF. クープラン

 録音:2014年1月4-7日ジロンド、グラディニャン、四季劇場/[HMF] HMC.902193/輸入盤・日本語解説付

 フランス古楽界の新世代を代表するバロック・ヴァイオリン奏者、アマンディーヌ・ベイエ。この度、久々にハルモニアムンディからの登場となります。
 プログラムは、F. クープランの「リュリ讃」と「コレッリ讃」というなんとも嬉しい組み合わせ。ベイエの魅力である喜びに溢れたようなリズム、愛に満ちた明るい音色があますところなくとらえられています。ベイエとアンサンブルの面々が、活き活きとしたリズムでひとつひとつのハーモニーまでも逃さず味わいつくすように演奏しています。
 
KKC 5409
\2857+税
※輸入盤発売済
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080 シュ・シャオメイ(ピアノ)
 ポリフォニック芸術の頂点に真摯に向き合ったシュ・シャオメイ

 録音:2014年2月ライプツィヒ、ゲヴァントハウス・メンデルスゾーン・ザール/[ACCENTUS MUSIC]/ACC.30308CD/輸入盤・日本語解説付

 中国の文化大革命を乗り越えたピアニスト、シュ・シャオメイ。これまで数多くのアルバムがフランスの「MIRARE」レーベルからリリースされ、その卓越したテクニックと表現力、そして鮮烈で知性あふれるバッハの演奏で高く評価されています。
 シュ・シャオメイは、2014 年6 月21 日、ライプツィヒ・バッハ音楽祭に初登場し「ゴルトベルク変奏曲」を演奏。これに先立って2014 年2 月ライプツィヒのメンデルスゾーン・ザールで録音された「フーガの技法」が、この度ドイツの映像系レーベル「ACCENTUS MUSIC」から発売となります。
 今回録音された「フーガの技法」は、シュ・シャオメイ自身も「ポリフォニック芸術の頂点」と述べていますが、バッハが最晩年に取り組んだ人間業とは思えぬ作曲技法を取り入れた巨大な音楽であり、多くの演奏家がその最高峰に挑んできました。シュ・シャオメイは、様式を見事に捉えた品格ある音楽、静謐さの中に宿す抜群の説得力で、何度聴いても飽きることのない演奏を作り出しています。
 
KKC 5410
\2857+税
※輸入盤発売済
瑞々しいアンサンブルと豊かな表現力で描くハイドン
 ハイドン:弦楽四重奏曲第75、44、81番
モディリアーニ弦楽四重奏団
 (フィリップ・ベルナール、
  ロイック・リョー、
  ローラン・マルフェング、
  フランソワ・キエフェル)
 録音:2013 年4月21-24日エヴィアン・レ・バン/[MIRARE] MIR.231/輸入盤・日本語解説付

 「今日世界で最も優れたカルテット(南ドイツ新聞)」とも称されるモディリアーニ四重奏団。2013 年に結成10 年を迎え、今後さらに熟成されたアンサンブルを聴かせてくれるに違いない期待のカルテットです。
 今回のアルバムは「MIRARE」レーベル第1作(MIR065)でも取り上げたハイドンの弦楽四重奏曲集。「エルデーディ四重奏曲集」の中の第1曲として親しまれているハイドンらしいユーモアを効かせた第75 番。フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献呈された「プロシア四重奏曲集」の第1曲である第44 番は、快活で生命力に溢れた作品。そしてハイドン最後の弦楽四重奏曲集となった「ロプコヴィッツ四重奏曲集」の第1曲である第81 番。気品漂う音楽的にも非常に充実した曲で、それぞれの楽器が美しく絡み合い、モディリアーニ弦楽四重奏団の堅密なアンサンブルが見事に作品の本質を描き出しています。




<書籍>


クヮルテット・ハウス・ジャパン(書籍)



2000円+税
弦楽四重奏の魅力にとりつかれた演奏家たち
 ウィーンの弦楽四重奏団200年の歴史と“ウィーン流派”の特質に迫る
  幸松肇著『ウィーンの弦楽四重奏団200年史』

●ウィーンの約200年に及ぶ弦楽四重奏団の歩みを綴った歴史書。
 〝シュパンツィヒ四重奏団とベートーヴェンの関係〟
 〝黎明期のウィーン・フィルを牽引した、30年の歴史を誇るヘルメスベルガー四重奏団〟
 〝50年もの独裁時代が続いたロゼー弦楽四重奏団〟
 〝新ウィーン楽派のコーリッシュ弦楽四重奏団〟
 〝戦後のLP録音によってその名が世界中に轟いた、バリリ四重奏団とウィーン・コンツェルトハウス四重奏団〟
 〝200年の歴史の中で燦然と輝くヴェラー弦楽四重奏団〟
   などの活動と歴史的推移を論述し、ウィーンの名弦楽四重奏団の誕生と栄枯盛衰の軌跡を総括する。
 その録音についても、耳で確かめられる生きた資料として重点的に取り上げた。さらに、現在活躍するウィーンの弦楽四重奏団の動向を捉え、明日への展望を予測する。

●特に今日まで途絶えることなく続いているウィーン室内楽の伝統、つまり“ウィーンのヴァイオリン流派”の様式−イントネーションやフレージングもその中に入ります−は、演奏家たちにとりわけ大きく役立っています。
 演奏会の時に私が心がけることは、作曲家の考え方や様式に、自分をとけ込ませることです。 
    ≪ワルター・バリリ氏の『発刊に寄せて』より抜粋≫ ワルター・バリリ



幸松肇、既刊
セルストークではない。これはもっておいたほうがいい。
書籍
幸松肇著『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』全6巻
巻末にアルファベット順団体名と4人の演奏者名のINDEX付き


 「続編は出ないのか?」、「あの水準の続刊を出すことはちょっと難しいのでは」・・・、さまざまなお問い合わせや推測が飛んでいた。
 日本が世界に誇る「弦楽四重奏博士」幸松肇氏による『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』。
 数年前に「ドイツ・オーストリア編」だけが出たのだが、幸松肇氏による執筆なので当然と言えば当然とはいえ、その内容は痛快・明快・詳細。・・・とはいえこれだけのこだわりで続刊を期待するのは「あまりに酷」。だから諦めていた。
 ・・・しかし、おそらくその人生を賭けて臨んだのだろう、ついに全6巻完結(数年前の「ドイツ・オーストリア編」は改訂版として含まれる。)。まさに世界と未来に誇りうるすばらしい大著。
 出版社は「クヮルテット・ハウス・ジャパン」。ほとんど慈善事業といっていいだろう。

 これだけの偉業だが、おそらく一度完売するとなかなか再発売は難しいと思われる。悪いことは言わない、弦楽四重奏に興味ある方、将来興味を持つことになりそうな方は今のうちに手に入れておくことをお奨めする。必ず後になって後悔してオークションを探し回ることになる。


●『信頼できる待望の一冊』〜宇野功芳*
 弦楽四重奏曲をこよなく愛するファンに宝物のような本が出版された。
 幸松肇さんと話をすると、その知識の豊かさ、耳の良さ、薀蓄の深さは尋常一様のものではなく、内容の面白さに時間がたちまち過ぎていってしまう。この分野の評論で最も信頼する幸松さんの新著「世界の弦楽四重奏団とそのレコード」全6巻を、すべてのファンに自信を持っておすすめしたい!!

●『弦楽四重奏は西欧音楽のエッセンス』〜濱田滋郎
 このジャンルが秘める魅力は文字通り果てしがなく、その豊かな森を尋ね歩けばどれほど大きな喜びが待ち受けているか、まさしく計り知れない。幸松肇さんは、奥深い弦楽四重奏の世界を、おそらく誰よりもよく識り抜いた本物のエキスパートである。
 6巻から成る『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』は、作品の側からではなく、演奏団体と彼らのレコーディングという側面から光を当て、この上なく綿密に調べ上げた企画で、何よりも私もそのはしくれである「レコード・コレクター」の身になっての著作であることに、また絶大な価値を持つ。





幸松肇著『世界の弦楽四重奏団とそのレコード』

第1巻 アメリカ 編 2000円+税

第2巻 ドイツ・オーストリア編[改定新版] 2000円+税

第3巻 東欧諸国編(チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ロシア、他)2000円+税

第4巻 欧米のラテン諸国編(フランス、イタリア、スペイン、中南米、他) 2000円+税

第5巻「英加北欧諸国編」(イギリス、カナダ、スウェーデン、オランダ 他) 2000円+税

第6巻「日本編」+補遺3団体 2000円+税

















11/5(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BIS



BIS SA 2019
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ステンハンマルの弦楽四重奏曲集、第3弾は初期の作品集
 ヴィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927):弦楽四重奏曲集第3集
  (1)弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.2(1894)
  (2)弦楽四重奏曲第2番 ハ短調 Op.14(1896)
ステンハンマル弦楽四重奏団
 [ペータ・オロフソン(1st vn)、
  ペール・エマン(2nd vn)、
  トニー・バウアー(va)、
  マッツ・オロフソン(vc)]
 好評!ステンハンマルの弦楽四重奏曲集、第3弾は初期の作品集

 録音:(2)2013 年9 月、(1)2013 年12 月/スウェーデン/5.0 Surround sound、61’54”

 スウェーデンを代表する作曲家、ヴィルヘルム・ステンハンマルが残した弦楽四重奏曲集の第3 弾が早くも登場。第1 集[弦楽四重奏曲第3、4 番、組曲『ロドレッシの歌』よりエレジーと間奏曲(BIS SA 1659)]、第2 集[ 弦楽四重奏曲第5,6 番(BIS SA 2009)] に続き、今回も演奏はステンハンマル弦楽四重奏団です。ステンハンマルはオペラ、交響曲、協奏曲、声楽曲など、様々な音楽形態の作品を残しておりますが、ここに収録された弦楽四重奏はステンハンマルの芸術を知る上で最も優れた作品群です。
 弦楽四重奏曲第1 番(1894)、第2 番(1896)は当シリーズの第2 集に収録されている弦楽四重奏曲へ短調(1897)やステンハンマルの記念すべき作品1 であるピアノ協奏曲第1 番変ロ長調(1893)などと同時代の若きステンハンマルの情熱が伝わる作品ですが、既に独自のスタイルが確立されていると言えるほど構成・内容ともに充実しております。
 2002 年に結成されたステンハンマル弦楽四重奏団はその名の通りステンハンマルの作品を中心に演奏しており、スウェーデン国内外で高い評価を得ております。近年、現代音楽にも力を入れアメリカ、イギリスなどの作曲家から多くの委嘱作品を依頼されております。2011 年にはステンハンマルの40 ほどの作品をスウェーデン放送へ録音し、スウェーデンを中心に演奏活動を行っております。当クァルテットは圧倒的な技術と的確な解釈を披露しており、今後期待されるクァルテットと言えましょう。



 

BIS SA 2099
(SACD HYBRID)
\2700
ニューヨーク・ポリフォニー、ノエルを歌う!
 (1)アンドルー・スミス(1970-):「久しく待ちにし主よとく来たりて」
 (2)ジェフリー・ウィリアムズ(1976-):「アダムは囚われ横たわり」
 (3)フィリップ・ヴェルドロ(1485-1530):「大天使聖ガブリエル」
 (4)伝承曲〜アレクサンダー・クレイグ(1971-)編曲:「ガブリエルのお告げ」
 (5)トリニティ・ロール:「かくも麗しいバラはない」
 (6)サミュエル・セバスティアン・ウェズリー:「かくも麗しいバラはない」
 (7)ジョン・スコット(1956-):「かくも麗しいバラはない」
 (8)バイテリング:「おとこを知らぬ母」
 (9)マイケル・マッグリン(1964-):「われらの祈り」
 (10)ノエル〜「眠りから覚めなさい」
 (11)ノエル〜「アライズ・アンド・ウェイク」
 (12)リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):5つのキャロル
 (13)クレイグ:「スリープ・ナウ」
 (14)トーマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):「おお、大いなる神秘」
 (15)伝承曲:「羊飼いたちはみ使いらの歌」
 (16)リチャード・パイゴット(1485-1549):「幼子イエスをあやす聖母マリア」
 (17)伝承曲〜クレイグ編曲:「たいまつ手に手に」
 (18)ピーター・ウォーロック(1894-1930):「ベツレヘム・ダウン」
 (19)ヤコブ・クレメンス(1500-1556):「東方より博士たちが」
 (20)ルイス・H・レドナー〜クレイグ編曲:「ああベツレヘムよ」
ニューヨーク・ポリフォニー
 [ジェフリー・ウィリアムズ(C-T)、
  スティーヴン・カルディコット・ウィルソン(Ten)、
  クリストファー・ディラン・ハーバート(Br)、
  クレイグ・フィリップス(Bs)]
(12)(18)サラ・ブライレイ&
 エリザベス・バーバー・ウェイバー(S)
 今年のクリスマスはこれで決まり!ニューヨーク・ポリフォニー、ノエルを歌う!

 録音:2014 年3 月/アメリカ少年合唱団学校チャペル、ニュージャージー/5.0 Surround sound、71’17”

 SACD ハイブリッド盤。2006 年に結成された男声4 名のアンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニーのBIS レーベル第3 弾となる当アルバムはクリスマスにまつわる作品を集めました。カウンター・テナー、ジェフリー・ウィリアムズの透き通った歌声はまるで天から舞い降りてくるようです。また、BIS レーベルによる優秀録音だけにオーディオファンにもお薦めの内容です。今年のクリスマスはこの1 枚で決まりでしょう!
 

BIS SA 2095
(SACD HYBRID)
\2700
「スウェーデン音楽の父」ルーマンのチェンバロ作品集
 ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン(1694-1758):
  (1)ソナタ第1番 変ホ長調 BeRI 225
  (2)ソナタ第2番 ニ長調BeRI 226
  (3)ソナタ第3番 ト長調 BeRI 227
  (4)ソナタ第4番 ニ長調 BeRI 228
  (5)ソナタ第5番 ト短調 BeRI 229
  (6)ソナタ第6番 変ロ長調 BeRI 230
  (7)ソナタ第7番 ヘ長調 BeRI 231
アンナ・パラディソ(チェンバロ)
 実に華やかで優美!「スウェーデン音楽の父」ルーマンのチェンバロ作品集

 録音:2013 年11 月/レンナ教会(スウェーデン)/5.0 Surround sound、71’44”

 当ディスクはユーハン・ヘルミヒ・ルーマン作曲によるチェンバロ・ソナタ集です。
 ルーマンは1694 年ストックホルム生まれの作曲家で、宮廷楽長を務め、北欧では「スウェーデン音楽の父」や「スウェーデンのヘンデル」 と呼ばれる18 世紀スウェーデンの音楽界における重鎮でした。
 ロンドンに留学したルーマンはヘンデルにイタリア・バロック音楽の様式について薫陶を受けた記録も残されております。当チェンバロ・ソナタ集はバロック時代の様式に従い、またイタリア・バロックの影響を呈し、明快で華やかなアルペッジョは実に優美です。名手アンナ・パラディソによる華麗な演奏をお楽しみください。
 

BIS SA 2086
(SACD HYBRID)
\2700
ニャターリ作曲のおしゃれなギター、ピアノ作品集
 ハダメス・ニャターリ(1906-1988):
  (1)ソナチネ第2番(ギターとピアノのための) (2)ブラジルの魂
  (3)ブラジル舞曲 (4)小組曲 (5)サンバのリズムによるトッカータ第1番
  (6)サウダーデ (7)サンバのリズムによるトッカータ 第2番
  (8)チェロとギターのためのソナタ (9)モト・コンティヌオ
  (10)誘惑のショーロ (11)カニョート (12)見栄っ張り
  (13)カポエイラ (14)ずる
  (15)器用に (16)バトゥキ (17)トッカータ
(1)-(8)フランツ・ハラース(ギター)
(1)(9)-(17)デボラ・ハラース(ピアノ)
(8)ウェン・シン・ヤン(チェロ)
 ジャンルの垣根を超えたニャターリ作曲のおしゃれなギター、ピアノ作品集

 録音:(1)(8)-(17)2013 年2 月、(2)-(7)2014 年2 月、ミュンヘン/5.0 Surround sound、73’03”

 ブラジル生まれの作曲家、ハダメス・ニャターリの作品集。クラシック、ジャズ、ポピュラーと垣根なく携わり、独自の世界観を作りだしたニャターリの作品は聴き手にダイレクトに訴えかける魅力的・情熱的な旋律が特徴です。
 フランスの印象派の影響を受けつつ、自国ブラジルの民族音楽を積極的に取り入れました。そのどれもがおしゃれな作品で、聴き手は心地よいひと時を味わうことができます。演奏はBIS レーベルでおなじみギターのフランツ・ハラース、ピアノのデボラ・ハラース、そして、チェロはウェン・シン・ヤンが担当しています!




STRADIVARIUS


STR 33969
\2300
レオナルド・レーオ(1694-1744):リコーダー・ソナタ集
  ソナタ第1番ヘ長調/ソナタ第2番ハ長調/ソナタ第6番ト短調
  ソナタ第4番ヘ長調/ソナタ第3番ニ短調/ソナタ第5番ヘ長調
  ソナタ第7番ニ短調

アンサンブル・バロッコ・ディ・ナポリ
 トマゾ・ロッシ(リコーダー)
 ウーゴ・ディ・ジョヴァンニ(アーチリュート)
 マルコ・ヴィターリ(チェロ)
 ラッファエーレ・ディ・ドンナ(バスリコーダー)
 パトリツィア・ヴァローネ(チェンバロ)

ナポリで活躍し主に教会音楽とオペラで名を残すレオナルド・レーオの器楽作品。アリアを歌うようなリコーダーを期待できそうです。アンサンブル・バロッコ・ディ・ナポリはトマゾ・ロッシ、ラッファエーレ・ディ・ドンナ、マルコ・ヴィターリにより創設され2010年にデビュー。
 


STR 33997
\2300→\2090
午後への前奏曲 フルートとピアノのためのフランス音楽
 ドビュッシー(1862-1918):牧神の午後への前奏曲
 ジョルジュ・ユー(1858-1948):幻想曲
 フォーレ(1845-1924):幻想曲 Op.79
 フィリップ・ゴベール(1879-1941):マドリガル
 エネスク(1881-1955):カンタービレとプレスト
 ポール・タファネル(1844-1908):アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
 アンドレ・カプレ(1878-1925):夢と小ワルツ
 アンドレ・ペリルー(1846-1936):バラード
 フィリップ・ゴベール:夜想曲とアレグロ・スケルツァンド
 ルイ・ガンヌ(1862-1923):アンダンテとスケルツォ

マリオ・カローリ(フルート)
中山敬子(ピアノ)

当レーベルの看板フルート奏者マリオ・カローリによるフレンチ・プログラム。
 

STR 33998
\2300
Golfi d'ombra ソロ・パーカッショニストのための音楽
 ステファノ・トレヴィージ(1974-):矢印の造形 [Figurazione della freccia] (2012)
 アンドレア・アゴスティーニ(1975-):イン・サークル [In Circle] (2012)
 ファウスト・ロミテッリ(1963-2004)/
  シモーネ・ベネヴェンティ(1982-)再構成:Golfi d'ombra(1993)
 ラッファエーレ・グリマルディ(1980-):
  プライマル−入眠幻覚的拡張空間
    [Primal - Hypnagogical extended space] (2012)
 ユーグ・デュフール(1943-):さらなる先へ [Plus Oultre] (1990)
シモーネ・ベネヴェンティ(50種類以上の打楽器)
アルバム・タイトルとなっている「Golfi d'ombra」を直訳すると「影の入江」。ファウスト・ロミテッリの未出版作品をシモーネ・ベネヴェンティが再構成し2012年に出版したものです。
 

STR 37001
\2300
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988

アンドレア・パドヴァ(ピアノ)

2012年に発売された国内盤と同一音源と思われます。
 

STR 37003
\2300
ボリス・ペトルシャンスキー(ピアノ)
 チャイコフスキー(1840-1893):
  四季 Op.37bis
  子供のアルバム Op.39
ボリス・ペトルシャンスキー(ピアノ)
ボリス・ペトルシャンスキーは1949年モスクワ生まれのピアニスト。ソヴィエト崩壊後はイタリアを本拠に活躍しています。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2122
\2500→¥2290
ハイフェッツのシベリウス、ブルッフ、ヴュータン
 (1)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
 (3)ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 Op.37
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
(1)ワルター・ヘンドル(指揮)
 シカゴ交響楽団
(2)(3)マルコム・サージェント(指揮)
 ロンドン新交響楽団
 別次元の音で蘇る!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻!ハイフェッツのシベリウス、ブルッフ、ヴュータン

 録音:(1)1959 年1 月10,12 日/オーケストラ・ホール、シガゴ (2)1962 年5 月14,16 日/ウォルサムストー公会堂、ロンドン (3)1961 年5 月15,22 日/ウォルサムストー公会堂、ロンドン/ステレオ
 使用音源: Praivate archive (2 Track Reel to Reel Tape, 15 IPS)
 *おことわり:古いテープから復刻しておりますので、わずかな音揺れやノイズが含まれます。

 当シリーズにハイフェッツの2 トラック、38 センチのオープンリール・テープ復刻が登場しました。別次元の音をお約束します。また、解説には取材嫌いで有名なハイフェッツの稀少なインタビューを掲載していますが、これまたファンには興味が尽きない内容です。(平林 直哉)







HAENSSLER


98 053
【再発売】
\2200
再発売。リリングによる崇高なミサ・ソレムニス
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
パメラ・コバーン(S)
フロランス・クィヴァール(A)
アルド・ボールディン(T)
アンドレアス・シュミット(Bs)
ヘルムート・リリング(指揮)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 録音:1997 年、シュトゥットガルト/DDD、78’58”

 2014 年5 月に81 歳を迎えた巨匠ヘルムート・リリング。今もなお精力的に演奏活動を続けるリリングですが、当盤は往年の名演奏から、現在では入手が難しくなってしまった名盤の再発売です。1997 年に収録されたミサ・ソレムニスは、宗教曲の合唱指揮者としても名高いリリングならではの各声部まできめ細かな解釈が魅力の演奏です。




MALIBRAN


CDRG208
\1700
アラン・ヴァンゾ(テノール) イタリア・オペラ・アリア集
 1. モーツァルト:「彼女の幸福こそ私の願い」
  ドン・ジョヴァンニから
 2. モーツァルト:「私の恋人を慰めてください」
  ドン・ジョヴァンニから
 3. ロッシーニ:「Languir pour une belle」
  アルジェのイタリア女から
 4. ロッシーニ:「Des Rayons de l'aurore」
  セビーリャの理髪師から
 5. ベッリーニ:「愛しい乙女よ、あなたに愛を」
  清教徒から
 6. ドニゼッティ:「我が祖先の墓よ」
  ランメルモールのルチアから
 7. ドニゼッティ:「人知れぬ涙」 愛の妙薬から
   以上、ジュール・グレシェ指揮
 8. ヴェルディ:「Qu'une belle」 リゴレットから
 9. ヴェルディ:「lls me l'ont ravie」 リゴレットから
 10. ヴェルディ:「Il me l'ont ravie」 リゴレットから
 11. ヴェルディ:「四重唱」 リゴレットから
 12. ヴェルディ:「Foese la soglia attinse」
   仮面舞踏会から
 13. プッチーニ:「Que cette main est froide」
   ラ・ボエームから
 14. プッチーニ:「Adieur sejour fleuri」
   蝶々夫人から
 15. レオンカヴァッロ:「私には貧しいねぐらしかないが」
   ラ・ボエームから
 16. ポンキエッリ:「空と海」
    ジョコンダから
    以上、ジェジュ・エチェヴェリ指揮
 17. R.シュトラウス:「Air du chanteur italien」
    ばらの騎士から
アラン・ヴァンゾ(テノール)
 フランスを代表するテノール歌手の一人、ヴァンゾによる名唱集です。
 フランス・オペラ・アリア集(CDRG201 #7600003 772015)に続く第2弾です。1958-1964年録音
 

CDRG209
\1700
ジュヌヴィエーブ・モアザン(ソプラノ) 名唱集
 1. ベルリオーズ:「愛の激しい炎は」 ファウストの劫罰から
  デジエ=エミール・アンゲルブレシュト指揮 1953年録音
 2. マスネ:「La mer! Et sur les flots bleus」
   グリセリディスか ら
  ギュスターヴ・クロエ指揮 1961年録音
 3. マスネ:「1年間あなたの妻でした」 サッフォーから
  ピエール=ミシェル・ル・コント指揮 1963年録音
 4. ラウル・ラパーラ:「Il y a ces hommes en prieres」
   ハバネラから
    ギュスターヴ・クロエ指揮 1958年
 5. ラモー:「Quelle plainte」 イポリトとアリシーから
   ロジェ・デゾミエール指揮 1958年録音
 6. ミヨー:「Libation」 コエフォールから
   イーゴル・マルケヴィチ指揮 1957年録音
 7. ワーグナー:「おごそかなこの広間よ」 
  タンホイザーから
   ロベルト・ベネデッティ指揮 1960年録音
 8. トマ:「君よ知るや南の国」 ミニョンから
   ロジェ・デゾミエール指揮 1958年録音
 9. ヴェルディ:「Brise d'amour et Miserere」
   ル・トルヴェール(トロヴァトーレ)から
    ジュール・グレシェ指揮 1958年録音
 10. サリエーリ:「Ne m'impute pas etranger」
   タラールから
   マリユス・コンスタン指揮 1958年
 11. グノー:「トゥーレの王、宝石のアリア」
    ファウストから
    ジュール・グレシェ指揮 1955年録音
 12. ベートーヴェン:「悪者よ、どこへ急ぐ?」
   フィデリオから
    デジエ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
     1953年録音
 13.リムスキー=コルサコフ:
  「Vous toutes mes compagnes」 雪娘から
   シャルル・ブリュック指揮 1955年録音
ジュヌヴィエーブ・モアザン(ソプラノ)
 プーランクの「スターバト・マーテル」の初演(1951年)における独唱者として知られるモアザンは1923年パリに生まれ、1942年にパリ音楽院に入り、1946年サン・スルピス・コンペティションで一等賞を獲得してから約25年間に渡り、その明確な音色と多彩な表現力で人気を集めてきた歌手です。
 収録されたアリアはモアザンの得意とする曲ばかりです。モアザンのアルバムは現在無く、貴重な発売と成ります。
 

CDRG212
\1700
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ) 名唱集
 1. ベルリオーズ:「愛の激しい炎は」 ファウストの劫罰から
  イーゴル・マルケヴィチ指揮 1959年録音
 2. フォーレ:「最後の二重唱」 ペネロープから
  デジエ=エミール・アンゲルブレシュト指揮 1959年録音
 3. ワーグナー:「幼子のあなたが」 パルジファルから
  ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 1960年録音
 4. ワーグナー:「あなたが春、待ち焦がれていた春」
   ワルキューレから
   ルドルフ・ケンペ指揮 1961年録音
 5. プッチーニ:「歌に生き、恋に生き」 トスカから
   エドワード・ダウンズ指揮 1961年録音
 6. エルネスト・レイエ:「Salut splendeur du jour」
   シギュールから
   ジェジュ・エチェヴェリ指揮 1961年録音
 7. グノー:「Cavatine de Blkis」 シバの女王から
   ジェジュ・エチェヴェリ指揮 1961年録音
 8. グノー:「不滅のリラよ」 サッフォーから
   ジェジュ・エチェヴェリ指揮 1961年録音
 9. マスネ:「おお、我が姉妹たちよ」
   マリー=マグドレーヌか ら
   ジェジュ・エチェヴェリ指揮 1961年録音
 10. アレヴィ:「Il va venir」 ユダヤの女から
   ジェジュ・エチェヴェリ指揮 1961年録音
 11. ワーグナー:「ゼンタのアリア」
   さまよえるオランダ人(幽霊船)から
   エーリヒ・ラインスドルフ指揮 1962年
 12. R.シュトラウス:「Monologue de la Marechale」
   ばらの騎士から
    ロリン・マゼール指揮 1963年録音
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
 20世紀フランスを代表するソプラノ歌手の一人、クレスパンによるドラマティックな表現が冴えわたるワーグナーからプッチーニ、自国であるフランスものまで、魅力満載のアルバムです。



<国内盤>


NAGAOKA TETSUO



NAGAOKA 002
(BOOK+SACD HYBRID)
\3800+税
新・長岡鉄男の外盤A級セレクションVol.2
 付録:SACD HYBRID「新・長岡鉄男の外盤A 級セレクションVol.2 Sound Sampler」
 このホールエコーはすばらしい。壁にはね返ってくるようすがわかる【ACC.10025(廃盤)】
  (1)モーツァルト:フルート四重奏曲第4番第1楽章[6'51]
  (2)モーツァルト:フルート四重奏曲第4番第2楽章[2'56]
  (3)モーツァルト:フルート四重奏曲第4番第3楽章[4'20]
   バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ) シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
   ルシー・ファン・ダール(ヴィオラ) ヴィーラント・クイケン(チェロ)

 直接音とエコーと、そのまたエコーの交錯のみごとさは特筆に価する【ACC.10034】
  (4)ベートーヴェン:交響曲第7番第4楽章(ハルモニームジーク版)[5'11]
  (5)ベートーヴェン:フィデリオ序曲(ヴェンツェル・セドラック編)[6'05]
   オクトフォロス
    [ポール・ドンブレヒト(ob)/ マルセル・ポンセール(ob)/ ハンス・ルドルフ・シュタルダー(cl)/
    エルマー・シュミット(cl)/ ピート・ドンブレヒト(hr)/ クロード・モーリー(hr)/
    ダニー・ボンド(fg)/ドナ・アグレル(fg)/ クロード・ヴァスマー(コントラ・ファゴット)]

 音場は広く深く、バス・ヴィオルの低域エネルギーには圧倒される【ES.9977(廃盤)】
  (6)フォルクレ:ヴィオール組曲よりアルマンド[6'27]
  (7)フォルクレ:ヴィオール組曲よりブーロン[4'15]
   ジョルディ・サヴァール(ヴィオール) クリストフ・コアン(ヴィオール) トン・コープマン(クラヴサン)

 へたに耳を傾けると、そのまま未知の世界へ誘いこまれてしまいそう【JMXR.24510(廃盤)】
  (8)クープラン:クラヴサン曲集第3巻第14組曲〜恋の夜鳴きうぐいす[4'59]
  (9)クープラン:クラヴサン曲集第3巻第19組曲〜坊さんと尼さん[3'41]
   ブランディーヌ・ヴェルレ(クラヴサン) ピエール・セシェ(フラウト・トラヴェルソ)

 奇妙に素朴な味わいがある低めのコロラトゥーラ、曲目もポピュラー【BIS.45】
  (10)コロラトゥーラ名曲集〜夢[5'32] ドロシー・ドロウ(ソプラノ)

 一瞬にして中世へタイムスリップ、生々しさと不気味さは類ないもの【BIS.120】
  (11)森・女・酒〜ファラララン[2'16]
  (12)森・女・酒〜ガイヤルド[1'17]
   ヨクラトレス・ウプサリエンセス

 オルガンを知り尽くしたイゾワールの演奏は文句なしに安心して聴ける【CAL.5901(廃盤)】
  (13)ルネサンスのオルガン〜クロード・ジェルヴェーズ:シャンパーニュのブランル、ブルゴーニュのブランル[1'23]
   アンドレ・イゾワール(オルガン)

 サウンドマニア向けの幻想、ダイナミズムとスケール感はけた外れ【RR.11】
  (14)ベルリオーズ:幻想交響曲第5楽章[8'59] ヴァルジャン・コージアン(指揮)ユタ交響楽団
 オーディオ界のカリスマ評論家、故・長岡鉄男のベストセラー「長岡鉄男の外盤A 級セレクション」第1巻好評につき第2 巻が遂に復刊!!!今回も長鉄の高弟、炭山アキラ氏、高崎素行氏選曲によるSACD hybridサンプラー付き!クイケン、サヴァール、イゾワール、ヴェルレ入手困難な音源も多数収録!
 判型:A5 判、64'51

 オーディオ界において今なお語り継がれるカリスマ的オーディオ評論家・長岡鉄男氏。 氏が自らの目と耳で厳選した100 枚のLP レコード紹介をはじめ、外盤の基礎知識や掘り出し物を見つけるコツ、各レーベルの特徴、スペアナの見方など、優秀録音盤に出会うための方法を徹底ガイド。
 1989 年より発売された『長岡鉄男の外盤A 級セレクション( 全3 巻)』。2013 年に第1 巻が復刊され、好評につき第2 巻もこの度復刊いたしました。第1 巻同様に100 タイトルの全てのジャケット写真を新たに撮り下ろし巻頭カラーで掲載しています。さらに特別付録としてSACD Hybrid サウンドサンプラーvol.2付き。
 LP中古市場では高値がついているもの、CD として再発売されたものの既に廃盤となっており入手困難な音源ばかり!サンプラーの選曲は第1 巻と同様に、氏の高弟であるオーディオ・ライターの炭山アキラ氏と高崎素行氏が厳選しています。




日本音声保存



ANOC 6172
(4CD)
\6000+税
山本直純ベストセレクション
 「人生即交響楽(じんせいすなわちこうきょうがく)」
  CD4枚組(全69曲)
 【Disc1/直純さん、永遠に!】〈収録時間 70 分25 秒〉
  オーケストラを知り尽くした直純さんならではの編曲が楽しめます。皇后美智子様のお作詞「ねむの木の子守り歌」も収録。
   1.シンフォニック・バラード <1983> 作曲:山本直純
   2.交響曲第45番「宿命」より <1967> 作曲:ベートーヴェン/変曲:山本直純
   3.ピアノ狂騒曲「ヘンペラー」より <1968> 作曲:ベートーヴェン/変曲:山本直純
    演奏:広上淳一(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団、仲道郁代(ピアノ 3.)
    <以上1.〜3. 2004 年1月25日 東京オペラシティコンサートホールライヴ録音>
   4.「荒城の月」の主題によるメタモルフォーゼ <1995> 作曲:山本直純
    演奏:コンサートマスターズ・クラブ・オブ・ジャパン <1995 年10月31日 仙台・イズミティ21ライヴ録音>
   5.ねむの木の子もり歌 <1965> 作詞:皇后陛下高校時代のお作詞/作曲:山本正美
   6.みどりのはかげ <1968> 作詞・作曲:山本正美
   7. 本 BIBLION <2003> 作詞:宮原芽映/作曲:山本純ノ介
    以上(5. 〜7. )演奏:大倉由紀枝(歌 5.)/松川由美(歌 6.)/松川義昭(歌 7.)/山本きよみ(ピアノ 5.〜7.) 以上順不同
    <以上5.〜7. 2004 年5月 代々木ワンダーステーションにて録音>

 【Disc2/器楽・室内楽選集】〈収録時間 71分11秒〉
  山本祐ノ介を中心としたアンサンブルによる新録音。シンプルなアレンジだからこそメロディーの美しさが引き立ちます。
   1.八重奏曲 幻想曲 —仲間たちへ— <1981> 作曲:山本直純
   2. オマージォ〜独奏チェロのために <2002> 作曲:山本純ノ介
   3.リンデンバウムの唄 <1964> 作曲:山本直純/編曲:山本祐ノ介
   4.「荒城の月」の主題によるメタモルフォーゼ〜チェロとピアノの為に <1995> 作曲:山本直純
   5.いとしのブラックマリー <2001> 作曲:山本直純
   6. 歌えバンバン <arr.2002> 作曲:山本直純/編曲:山本祐ノ介
   7.寅さんファンタジー <arr.2003> 作曲:山本直純/編曲:山本祐ノ介
   8.とおく なる みち <2002> 作曲:山本直純/編曲:山本祐ノ介
   9.こぶたぬきつねこ変奏曲 <arr.2003> 作曲:山本直純/編曲:山本祐ノ介
   10.ねむの木の子もり歌 <arr.1998> 作曲:山本正美/編曲:山本直純
    演奏:磯部周平(クラリネット 1.)/水谷上総(ファゴット 1.)/今井仁志(ホルン 1.)/
     長原幸太(第1ヴァイオリン 1.10.)/千葉清加(第2ヴァイオリン 1.10.)/須田祥子(ヴィオラ 1.10.)/
     吉田 秀(コントラバス 1.)/室谷高廣(ヴァイオリン 7.)/山本祐ノ介(チェロ 1.〜10.)/
     小山京子(ピアノ 2.〜9.、チェレスタ 6.)/山本純ノ介(ティンパニ 6.) 以上順不同
    <以上1.〜10. 2004 年4月 — 5月 ビクター青山スタジオにて録音>

 【Disc3/歌のメリーゴーランド】〈 収録時間 58:40〉
  直純作品の中でも一際輝いているとされる合唱曲の数々。今尚、愛され歌い継がれている作品ばかりです。
   1. 歌のメリーゴーランド 作詞:保富庚午/作曲:山本直純
   2. 歌えバンバン 作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純
   3. おんぶお化け 作詞:田辺三恵乃/補作詞:まどみちお/作曲:山本直純
   4. おべんとうもって 作詞:東 龍男/作曲:山本直純
   5. おどりのすきなウンパッパ 作詞:東 龍男/作曲:山本直純
   6.こぶたぬきつねこ 作詞・作曲:山本直純
   7. みんなのうたううた 作詞・作曲:山本純ノ介
   8.あの星 作詞・作曲:山本純ノ介
    以上(1. 〜8. )演奏:榊原 哲(指揮)/ひばり児童合唱団/鈴木永子(ピアノ)/川村祐子(指揮・ピアノ 3.〜8.)以上順不同
   9.一年生になったら 作詞:まどみちお/作曲:山本直純
   10.やきいもグーチーパー 作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純
   11.大きな声ではいはいはい 作詞:東 龍男/作曲:山本直純
   12. ポーズでポコン 作詞・作曲:山本直純 
   13. 森の木のマーチ 作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純
   14.だれも知らない 作詞・作曲:山本直純
   15. おーい海! 作詞:山川啓介/作曲:山本直純
   16. 地球のこども 作詞:まどみちお/作曲:山本直純
   17.夕日が背中を押してくる 作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純
   18.さようならありがとう 作詞:東 龍男/作曲:山本直純
   19. 海の底から 作詞:伊藤敬子/作曲:山本直純
    以上(9.〜19.)演奏:森の木児童合唱団/川田正子(指揮)/井上美都(合唱指導)/
     山本きよみ(ピアノ)/久島美雪(ソロ 19.)以上順不同
   20.オカピの夢 作詞・作曲:山本直純
   21. 星座のうた 作詞・作曲:山本直純/編曲:山本祐ノ介
   22.さあ太陽をよんでこい 作詞:石原慎太郎/作曲:山本直純
    以上(20.〜22.)演奏:杉江康祥(歌 20.)、松川由美(歌 20.)、大和田りつこ(歌 21.)、
     松川義昭(歌22.)山本祐ノ介(チェロ、鍵盤ハーモニカ 20.)/小山京子(ピアノ 20.21.)/
     山本きよみ(ピアノ 22.)以上順不同
    <以上1.〜22. 2004 年4月 — 5月 代々木ワンダーステーション、ビクター青山スタジオにて録音>

 【Disc4/メモワール】〈収録時間 55:30〉
  「男はつらいよ」やさだまさしの名曲「防人の詩」が生まれた「二百三高地」などの映画音楽を始め、
   テレビ、ラジオで耳にした懐かしのメロディーが満載。
  ●「男はつらいよ」名曲選 作曲:山本直純
   1. 男はつらいよ[作詞:星野哲郎] 演奏:渥美 清(歌)/クラウン・オーケストラ
   2. 松竹マーク〜寅のモノローグ
   3.M15 さくらの結婚 <以上2.3. 第1 作 男はつらいよ('69)より>
   4.M26 散歩先生の死 <第2 作 続・男はつらいよ('69)より>
   5.M30-20B 寅の帰京 <第5 作 男はつらいよ 望郷篇('70)より>
   6.M10 京子のテーマⅠ <第14 作 男はつらいよ 寅次郎子守唄('74)より>
   7.M15 礼子のテーマⅠ <第16 作 男はつらいよ 葛飾立志篇('75)より>
   8.M17C ぼたんのテーマⅠ <第17 作 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け('76)より>
   9.M6 雅子のテーマ <第18 作 男はつらいよ 寅次郎純情詩集('76)より>
   10.M13 殿様と寅 <第19 作 男はつらいよ 寅次郎と殿様('77)より>
   11.M12 留吉のテーマ <第21 作 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく('78)より>
   12.M15 圭子のテーマⅠ
   13.M17 寅対マイケル <以上12.13. 第24作 男はつらいよ 寅次郎春の夢('79)より>
   14.M15 寅と三郎の帰京 <第30 作 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎('82)より>
   15.M14 真知子のテーマⅠ
   16.M24T5 エンディング <以上15.16. 第40作 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日('88)より>
  ●「キネマの天地」('86)より
   17.M26 作曲:山本直純
   18.M35T2「蒲田行進曲」と「キネマの天地」オリジナルテーマ曲とのメドレー
    蒲田行進曲=日本語詞:堀内敬三/原詞:Brian Hooker/作曲:Rudolf Friml/作曲・編曲:山本直純
  ●「虹をつかむ男」('96)より 作曲:山本直純、山本純ノ介
   19.M10 テーマ
   20.M2 後半
  ●「二百三高地」('80)より 作曲・編曲:山本直純
   21. 序奏〜メイン・タイトル
   22.日本の勝利〜小賀の最後〜奉天入城
   23.レクイエム〜「聖夜」[ 作詩・作曲:さだまさし]
   24. 愛のテーマ〜「防人の詩」[ 作詩・作曲:さだまさし]
    演奏:山本直純(指揮)/さだまさし(歌)/新日本フィルハーモニー交響楽団/オズ・ムジカ
   25.ラジオ「小沢昭一の小沢昭一的こころ」 <番組テーマ>(TBSラジオ系列) 作曲:山本直純
  ●ドラマ「七人の孫」より
   26. 人生讃歌 <主題歌>(TBS 1964 年1 月 — 7 月、1965 年6 月 —1966 年2月放送)
    作詞:森繁久彌/作曲:山本直純 演奏:森繁久彌(歌)ほか
   27.ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー <サッポロビール>(1959年頃放映)
    作詞・作曲:山本直純 演奏:ボニー・ジャックス(歌)ほか
   28. 森永エールチョコレート〜森永サウンドロゴ(1967 年 — 1968 年頃放映)
    作詞:村瀬 尚/作曲:山本直純 演奏:東京混声合唱団ほか
   29. 大きな森の小さな伝説 作詩・作曲:さだまさし/編曲:山本直純
   30.空色の子守歌 作詩:さだまさし/作曲・編曲:山本直純
    以上(29.30.)演奏:さだまさし(歌)/山本直純(指揮、鍵盤ハーモニカ)ほか
 偉大な音楽家でありながら「世間の評価」とすれ違い続けた人。僕は忘れない。あの人の才能も、優しさも、強さも、弱さも、そしてあの笑顔も。僕は直純さんが大好きだった。(さだまさし)

 監修:山本純ノ介、山本祐ノ介/歌詞カード付

  " ひげの指揮者" として親しまれ、クラシック音楽の普及に全力を尽くした音楽家、故山本直純(1932 〜 2002)。早いもので今年、2014 年は十三回忌のメモリアルイヤーにあたります。クラシック、児童合唱、映画、テレビ、CM音楽など多岐に渡る分野で作曲家として、 また指揮者として数々のコンサートにおいて人々に感動と笑い、そして何よりも音楽の楽しさ、素晴らしさを私たちに教えてくれました。
 直純作品の集大成として2005 年に発売されたCD8 枚組BOX「山本直純CD選集 人生即交響楽」に収録された楽曲の中から、さらに厳選、凝縮したベストセレクション盤が完成しました!
 今も歌い継がれる「一年生になったら」「歌えバンバン」などの愛唱歌や、「男はつらいよ」を始めとする映画音楽、テレビ・ラジオで流れていた耳なじみの名曲を多数収録。山本直純の天才ぶりを再認識できる懐かしの、驚きの、感動の名曲集です。




<映像>


C MAJOR



71 8104
(Blu-ray)
\5800→\5390
パーヴォ、マーラー・チクルス開始!
 Vol.1/パーヴォ・ヤルヴィ

 交響曲第1番ニ長調「巨人」
 交響曲第2番ハ短調「復活」※
 ボーナス:
  パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第1&第2番)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団
※ カミラ・ティリング(ソプラノ)
 リリ・パーシキヴィ(アルト)
バイエルン放送合唱団
北ドイツ放送合唱団


71 8008
(2DVD)
\5200→\4790
 パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による、マーラー・チクルス開始!

 収録:2012年(第1番)ヴィースバーデン・クアハウス、2010年(第2番)ドイツ・エーベルバッハ修道院、ラインガウ音楽祭(ライヴ)ヘッセン放送協会提供
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA5.1、PCM ステレオ、本編:149分、ボーナス:20分、字幕:英独仏西中韓日
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1、PCM ステレオ、本編:149分、ボーナス:20分、字幕:英独仏西中韓日

 C-major レーベルよりパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による、マーラー・チクルスの発売が開始。
 このシリーズは、「ラインガウ音楽祭」でのライヴ収録。この音楽祭は、1988 年に開始したドイツ・ヘッセン州のヴィースバーデンのライン河畔の小さな街ラインガウで毎夏行われています。音楽ホールや修道院、教会といった街中の施設が使われ合計140 の公演が開かれ、最近ではフランクフルトやヴィースバーデン、リューデスハイムといったライン川流域の都市をまたいで開催されています。
 パーヴォ・ヤルヴィは今や最も忙しい指揮者であり、現在パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、そしてフランクフルト放送交響楽団音楽監督を務める他、2015/16 シーズンよりNHK 交響楽団の首席指揮者に就任します。
 フランクフルト放送響はインバル時代にマーラーの全曲録音で世界的に高く評価され、ヤルヴィ就任後その伝統が再び盛り返してきています。
 パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送響のマーラーといえば、2009 年録音のCD がすでに発売されており、明確な音楽解釈でその評価を確固たるものにしました。
 第1 番「巨人」では、複雑な旋律線を明確かつ丁寧描き出し、第1 楽章のカッコウの動機は生気に溢れ、フランクフルト放響のメンバーも積極的に音楽を作り上げています。そして推進力と高揚感に満ちたフィナーレでは、音楽の起伏とともに立体的な響きを構築し、レベルの高い演奏を聴かせてくれます。そして第2 番「復活」は、ヤルヴィの一貫性のある解釈と生命力のある演奏は、指揮者としての力量が十二分に発揮されています。ティリングとパーシキヴィの歌唱も説得力があり、慈愛と信仰心に満ちています。フィナーレの合唱での一体感は感動的で美しいハーモニーが生み出されています。
 ボーナス映像では、ヤルヴィによる楽曲についての考察が収録されています。
















11/4(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CHALLENGE CLASSICS



CC 72650
(4SACD HYBRID)
\6800→\6190
イザベル・ファン・クーレン/ベートーヴェン・ソナタ全集
 べートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ(全曲)

 [CD1]
  ヴァイオリン・ソナタ
   第1番 ニ長調 op.12-1、第2番 イ長調 op.12-2、第3番 変ホ長調 op.12-3
 [CD2]
  ヴァイオリン・ソナタ
   第4番 イ短調 op.23、第5番 ヘ長調 op.24「春」、第6番 イ長調 op.30-1
 [CD3]
  ヴァイオリン・ソナタ
   第7番 ハ短調 op.30-2、第8番 ト長調 op.30-3、第10番 ト長調 op.96
 [CD4]
  ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ短調 op.47「クロイツェル・ソナタ」
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ハンネス・ミンナール(ピアノ)
 オランダの人気ヴァイオリニスト、イザベル・ファン・クーレンによるベートーヴェン・ソナタ全集の登場!

 録音:2014 年8 月30 日-9 月5 日

 オランダを代表するヴァイオリン奏者の一人、クーレンによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタが全曲で登場。クーレンのやわらかでしなやかな音楽と、ミンナールの響きのスケールの大きな音楽が見事に絡み合っています。「春」のソナタなど、何度も聞いたことのある名曲でも、作品の魅力をあらためて感じさせてくれる演奏となっています。

 [イザベル・ファン・クーレン]
 シャーンドル・ヴェーグに師事したオランダの人気女性ヴァイオリン奏者。ゲルギエフ、ヤルヴィ親子、ノリントン、ジンマンらと共演を重ねているほか、現代音楽の初演も手掛けているなど、幅広く活躍する実力者。来日も何度かしている。アンスネスらと創設したデルフト国際音楽祭にて、1996 年から10 年間芸術監督を務めた。
 [ハンネス・ミンナール]
 2010 年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第3 位入賞。アムステルダム音楽院でヤン・ウィーンに師事、2009 年に最高位で卒業した後も、ブレンデル、プレスラーらのマスタークラスなどで研鑽を積む。また、ジャック・ファン・オールトメルセンにオルガンも師事しており、スケールの大きな響きの世界を持っている。ブロムシュテット、ブリュッヘンとも共演経験を持ち、2013 年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とベートーヴェンの協奏曲第4 番を共演している。



<最近のファン・クーレン>

 メジャー・レーベルから離れ、ようやく生き生きと活動し始めたファン・クーレン。でもこれまではどちらかというとマニアックな選曲だった。それがまさかベートーヴェン全曲で来るとはちょっと想定外。
 ということで最近のアルバムをご紹介しておきます。


CPO
777199-2
¥2700→¥2490
ペッテション(1911-1980):
 ヴァイオリン協奏曲第2番(改訂版)
イザベル・ファン・クーレン(Vn)、
トーマス・ダウスゴー指揮
スウェーデン放送響
1 9 7 0年代後半に作曲された長大な作品。約5 0分もの間途絶えることなく、気分のテンションが張り続けているその音楽は、交響曲などと同様にこの作曲家の作風を代表するもの。1 9 9 9年の改訂版を使った録音であり、クレーメルやアルゲリッチなどとの共演も多い奏者の壮絶な演奏も聴きもの。

CHALLENGE
CC 72071
\2500→\2290
ショスタコーヴィチ:
 ヴァイオリン・ソナタ Op.134
 ヴィオラ・ソナタ Op.147
イサベル・ファン・クーレン(Vn、Va)
ロナルト・ブラウティハム(P)
録音:1992年3月23-24日、ユトレヒト、マリア小教会 初出:オランダ Vanguard

CHALLENGE
CC 72307
\2500→\2290
1900年前後のヴァイオリン・ソナタ
 R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18(1887)
 ニーノ・ロータ:ヴァイオリン・ソナタ(1936/1937)
 レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1916/1917)
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)
録音:2008年3月25-27日、モル(ベルギー)、ギャラクシー・スタジオ 
オランダの名手、イザベル・ファン・クーレン(1966年生まれ)とロナルド・ブラウティハム(1954年生まれ)による録音は、1900年前後に作られた3つのヴァイオリン・ソナタ。甘く、そして鋭い、時代の変貌を音楽で捉えた秀作たち。

CHALLENGE
CC 72171
\2500→\2290
グリーグ、エルガー、シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための音楽
 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
 エルガー:ため息 Op.70
 シベリウス:ユモレスク Op.87 No.2/同 Op.89 Nos.2,4
 エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)
録音:2007年2月8-10日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
 メジャー・レーベルを離れて少しずつ自分らしさを取り戻し始めたファン・クーレン。ショスタコーヴィチ、ペッテション、とちょっと意表をつくレパートリーだったが、今度はグリーグ、エルガー、シベリウス。これはピピンと来た人も多いはず。温かく、優しく、柔らかい音色を持つ「微温」系のファン・クーレンにこれらの曲は間違いなく合うと思う。


 

CC 72660
\2500
もうひとつ、ファン・クーレン Tango!
  ピアソラ:
   Escualo、Invierno Porteno、Tristeza de un doble A、
   Michelangelo 70、Contrabajissimo、Libertango、
   Tangata、Tanti anni prima ('Ave Maria')、
   Concierto para Quinteto
イサベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
クリスティアン・ゲルバー(バンドネオン)
ウルリケ・ペイヤー(ピアノ)
リュディガー・ルートヴィヒ(コントラバス)
 録音:2013 年1 月29-31 日

 CC 72602(1Blu-Ray VIDEO+1CD) およびCC 72610(SACD HYBRID[廃盤]) でもリリースのあるピアソラの、通常CD版。




HMF

限定盤

HMX 2908710
(6CD)
\8000→\7390
タローのハルモニアムンディ録音の近現代作品がお買い得ボックスで登場!! アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 [CD1]
  1. ドビュッシー:チェロ・ソナタ第1番 ニ短調/2. ドビュッシー:レントよりも遅く/
  3. ドビュッシー:ラモーを讃えて/4. ドビュッシー:小品/5. プーランク:チェロ・ソナタ/
  6. プーランク:フランス組曲(全7曲/Vc&Pf版)/7. プーランク:クラリネット・ソナタ
   1,2,5,6/録音:2008年2月(原盤:HMC 90012)/チェロ:ジャン=ギアン・ケラス
   3/録音:2001年5月(原盤:HMC 901754) 4,7/録音:1996年4月(原盤:HMA 1951596)/
   クラリネット:ロナルド・ファン・スペンドンク

 [CD2]
 ラヴェル:
  ・シャブリエ風に ・夜のガスパール ・高雅にして感傷的なワルツ ・ソナチネ
  ・亡き王女のためのパヴァーヌ ・パレード(バレエ音楽のためのスケッチ)*
   (*は世界初録音)  録音:2003年1,4月(原盤:HMC 901811)

 [CD3]
 ラヴェル:
  ・メヌエット嬰ハ短調* ・鏡 ・古風なメヌエット ・水の戯れ ・グロテスクなセレナード
  ・ハイドンの名によるメヌエット ・クープランの墓 ・ボロディン風に
   (*は世界初録音)  録音:2003年1,4月(原盤:HMC 901811)

 [CD4]
 サティ〜ピアノ・ソロ編
  ・グノシェンヌ第1番 ・舞踏への小序曲 ・ジムノペディ第1番 ・本当にぶよぶよした前奏曲
  ・グノシェンヌ第2番 ・嫌らしい気取り屋の三つのワルツ ・グノシェンヌ第3番 ・ピカデリー
  ・自動記述法 ・グノシェンヌ第4番 ・操り人形は踊っている ・メドゥーサの罠(プリペアド・ピアノ)
  ・冷たい小品 ・最後から2番目の思想 ・スケッチとクロッキーの手帖 - 第19番 跳躍 ・乾からびた胎児
  ・グノシェンヌ第5番 ・ワルツーバレエ ・世紀ごとの時間と瞬間的な時間
  ・ばら十字団の最初の思想 ・金の粉 ・グノシェンヌ第6番
   録音:2008 年4,5月(原盤:HMC 902017)

 [CD5]
 サティ〜デュオ編
  ・梨の形をした3つの小品(1台4手のための)〔エリック・ル・サージュ(2Pf)〕
  ・ジュ・トゥ・ヴ/お医者さんのところで/僕には友達がいた/エンパイア劇場のプリ・マドンナ〔ジュリエット(声)〕
  ・風変わりな美女(1台4手による)〔エリック・ル・サージュ〕
  ・右や左に見えるもの〔イザベル・ファウスト(Vn)〕
  ・シネマ(ミヨー編曲による1台4手版)〔エリック・ル・サージュ〕
  ・ダフェネオ〔ジャン・ドゥルスクルーズ(テノール)〕
  ・リュディオン(潜水人形)〔ジャン・ドゥルスクルーズ(テノール)〕
  ・再発見された像(C 管トランペットとピアノのための嬉遊曲)〔ダヴィッド・ゲリエ(トランペット)〕
  ・シテール島への船出〔イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)〕
  ・いいとも、ショショット〔ジュリエット(声)〕
   録音:2008 年4,5月(原盤:HMC 902017)

 [CD6]
  1. コダーイ:チェロとピアノのためのソナチネ〔録音:2000 年10月(原盤:HMC 901735)〕
  2. アルバン・ベルク:4つの小品Op.5(原曲:クラリネットとピアノ)
   〔録音:2006 年1月(原盤:HMC 901930)〕
  3. ウェーベルン:チェロとピアノのための3 つの小品Op.11 〔録音:2006 年1月(原盤:HMC 901930)〕
  4. モンポウ:ひそやかな音楽第15番(ショパンの前奏曲第4番による)
   〔録音:2007 年6月(原盤:HMC 901982)〕
  5. モンポウ:ヴァルス・エヴォカシオン(ショパンの主題による変奏曲)
   〔録音:2005 年12月(原盤:HMC 901927)
  6. デュティユー:フルートとピアノのためのソナチネ/フィリップ・ベルノール(フルート)
   〔録音:2000 年1月(原盤:HMA 1951710)〕
  7. メシアン:黒つぐみ/フィリップ・ベルノール(フルート)
    〔録音:2000 年1月(原盤:HMA 1951710)〕
  8. ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナチネフィリップ・ベルノール(フルート)
   〔録音:2000 年1月(原盤:HMA 1951710)〕
  9. ティエリ・ペク(b.1965):数え切れない鳥たち、ピアノとオーケストラのための協奏曲
   (2006 年)アンドレア・キン(指)パリ管弦楽団アンサンブル
    〔録音:2006 年10月(原盤:HMC 901974)〕
 タローのハルモニアムンディ録音の近現代作品がお買い得ボックスで登場!!

 フランスの人気ピアニスト、アレクサンドル・タローのハルモニアムンディ録音から、近現代作品をまとめたボックスの登場。
 タローはラモーやバッハ、クープランなどのバロック作品をピアノで弾いたディスクで特に鮮烈な印象がありますが、ここに収められている近現代作品を聴くと、フランスものの辛口でドライな音色、ウェーベルンなどでの研ぎ澄まされた感性とセンス、聴き手を引きつけて金縛りにしてしまうような集中など、「音色の魔術師」タローの底知れぬ魅力にあらためて気付かされます。




NAIVE

限定盤

V 5387
(5CD)
\6000→\5290

アンヌ・ガスティネル〜Romantique
 [CD1](V 4995)
  ベートーヴェン:
   ・チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
   ・モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調
   ・ヘンデルの『マカベウスのユダ』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ヘ長調
   ・モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 
   ・チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
     アンヌ・ガスティネル(チェロ) フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ)/録音:2004年7月

 この第1番を聴いてガスティネルの才能を確信した。「惹かれる」なんてものじゃない、「引きずり込まれる」という感じ。


 [CD2](V 4927)
  ベートーヴェン:
   ・チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5 − 2 ・チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102 − 1
   ・チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102 − 2
     アンヌ・ガスティネル(チェロ) フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)/録音・2002年7月

 [CD3](V 5021)
  シューベルト:
   ・アルペジオーネ・ソナタ D.821
   ・ソナチネ第1番Op.137-1,D.384(チェロ編曲版)
   ・歌曲トランスクリプション〜セレナーデ、音楽に寄す、万霊節の日のための連祷、ます、影法師、水の上で歌う、幻覚、水車屋と小川
     アンヌ・ガスティネル(チェロ)(使用楽器、ジュゼッペ・テストーレ1690) クレール・デセール(ピアノ)/録音:2005年6月

 始めはジャケ買いのかわいこちゃんチェリストだったのに、わずか1,2年ですっかり本格派としての貫禄と実力、そして玄人受けの人気を身に付けたガスティネル。彼女の生来の性格からか、取り上げるのは少しロマンティックな曲のほうが見栄えがする。そして知性と優雅さを併せ持つ彼女は、ちょっとくらい自己主張してもはしたなくなることはないので、今回のアルバムくらい「ガスティネル色」を前面に押し出したほうが面白い(歌曲はすべてガスティネル本人によるトランスクリプション。)。彼女のベスト・アルバムになりそう。
 ちなみにガスティネル、今回の録音にあわせてこんな小生意気なコメントを残しているが、許せてしまう。
 「いとしのフランツ 
 フランツ、あなたって最低よ!もちろんあなたはチェロを含むいろんな室内楽を書いてくれてるわ、でもなんでチェロのための(=私だけのための)協奏曲を書いてくれなかったのよ!あなたを独り占めするためにどうしたらいいか、私は考えたわ。そしてあなたの歌曲をチェロで弾くことを思いついたの。私の楽器はあなたのおかげでヴァイオリン、声、アルペジオーネ・・・いろんなものになったわ。気に入ってくれますように!   かしこ
 (ライナーノーツのガスティネルからシューベルトに宛てた手紙から)」  


 [CD4](V 4897)
  シューマン:
   ・チェロ協奏曲イ短調 Op.129 ・幻想小曲集 Op.73,民謡風の5つの小品 Op.102
   ・アダージョとアレグロ Op.70
     アンヌ・ガスティネル(チェロ/ジュゼッペ・テストーレ、1690) クレール・デセール(ピアノ)
     ルイ・ラングレ(指揮)リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団/録音:2001年

 [CD5](V 4817)
  ブラームス:チェロ・ソナタ全集 第1番ホ短調 Op.38,第2番ヘ長調 Op.99
     アンヌ・ガスティネル(チェロ) フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)
 魅惑のチェリスト、アンヌ・ガスティネルのお買い得ボックス!

 5h 10'

 ナイーブ・レーベルの人気女性チェロ奏者、アンヌ・ガスティネルの名アルバムを集めた5 枚組ボックスの登場。
 ベートーヴェンのチェロとピアノの作品のパートナーを務めるのは、フランソワ=フレデリク・ギィ。深く燃えるような音色のピアノが、ガスティネルがしなやかに歌いあげる旋律に寄り添います。
 シューベルトのディスクは、フランス版グラミー賞と言われる「ヴイクトワール・ドゥ・ラ・ミュージック」も受賞した名盤。ガスティネル本人が歌曲をトランスクリプションしてまとめあげたオリジナリティあふれるプログラムも話題となりました。
 ライナーノーツで、「なんでチェロのための(=私だけのための)協奏曲を書いてくれなかったのよ!あなたを独り占めするためにどうしたらいいか、私は考えたわ。そしてあなたの歌曲をチェロで弾くことを思いついたの」と述べているガスティネルの、シューベルトへの愛情に満ちた演奏です。デセールのピアノも素晴らしいの一語。
 ほかにも、ただならぬ巧さにただ圧倒のシューマンの協奏曲や、ギィとの熱いブラームスなど、聴きどころに満ちたボックスです。







ABC CLASSICS



ABC 476 5171
(3CD/特別価格)
\5200→\4790
アントニー・グレイが約14年の歳月をかけて完成させた
 バッハ・トランスクリプションズ
  ヴォーン・ウィリアムズ、ウォルトン、ブリス、アイアランド、スコット、サン=サーンス、アルカン、ブゾーニ、レーガー、ケンプ、ほか・・・!

 バントック編:目覚めよと呼ぶ声が聞こえ/
 ヴォーン・ウィリアムズ編:ああ、われらと共に留まりたまえ/
 ランバート編:かくも喜びに満てるこの日/
 グーセンス編:《ブランデンブルク協奏曲第2番》より アンダンテ/
 バックス編:幻想曲/アイアランド編:わが魂は主を誉めまつる/
 ハウエルズ編:おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け/
 バーナーズ編:甘き喜びのうちに/ホイッタカー編:われら皆唯一の神を信ず/
 ブリス編:古き年は過ぎ去れり/ブリッジ編:甘き死よ来たれ/
 ウォルトン:われ心より待ち望む/
 J.S.バッハ編:
  パルティータ ホ長調 BWV.1006aより ロンド風ガヴォット、
  ソナタ第2番ニ短調 BWV.964より アレグロ/
 シュレーダー編:カンタータ第106番 BWV.106/
 スコット編:私の信仰厚い心/コーエン編:その慈悲により/
 コーエン編:愛しきイエスよ、われらはここに/
 コーエン編:わが神よ、いつまで、ああいつまでか/
 グレインジャー編:幸福な鐘の音/
 サン=サーンス編:
  コラール《われら汝に感謝す》より シンフォニア、如何に難しきことよ肉と血を/
 ケンプ編:
  協奏曲ヘ短調より ラルゴ、われ汝に呼ばわる主イエス・キリストよ、
  今こそ審判の日は来れり、イエスをもつ私は幸いである/
 タウジヒ編:われら皆唯一の神を信ず/編曲者不詳:天の王よ、ようこそ来ませ/
 編曲者不詳:カンタータ第42番より シンフォニア/アルカン編:シチリアーノ/
 バウアー編:
  無伴奏チェロ組曲第6番より ガヴォットI&II、
  無伴奏チェロ組曲第1番より メヌエットI&II/
 ブゾーニ編:トッカータ ハ長調/ブゾーニ編:いざ来ませ、異邦人の救い主よ/
 レーガー編:トッカータとフーガ ニ短調/
 マルトゥッチ編:
  管弦楽組曲第3番より エア、管弦楽組曲第2番より メヌエット、バディネリ/
 ホイッタカー編:パストラーレ/スザント編:前奏曲とフーガ ト短調/
 グレイ編:最期の時よ、臨むがいい、この目を閉じておくれ/
 ウィアー編:Roll off the Ragged Rocks of Sin/
 ワイルド編:プーランクへのオマージュ/サルアン編:前奏曲とフーガ ハ長調/
 ブレイク:BWVフラグメンツ、オー・クレアー/
 フィニッシー:ジョー・セブ・バッハ/
 ミルウォード:クルシフィクション・ブルース/
 トーヴィー:カントゥス・ファーマス/メイズ編:血しおしたたる/
 シュルツ編:目覚めよと呼ぶ声が聞こえ/
 ジャクソン編:甘き喜びのうちに
アントニー・グレイ(ピアノ)
 豪州の名手が奏でるバッハ・トランスクリプションズ!

 ロンドンを拠点に活躍中のオーストラリア人ピアニスト、アントニー・グレイが、約14年の歳月をかけて完成させたバッハのピアノ・トランスクリプション集。
 ヴォーン・ウィリアムズやウォルトン、ブリス、アイアランド、スコットなどイギリスの音楽家たち、サン=サーンス、アルカン、ブゾーニ、レーガー、ケンプなど他のヨーロッパの音楽家たちのトランスクリプション、さらにはグレイ自身の編曲、大バッハの音楽を題材としたフィニッシーやトーヴィーなどの作品など、多種多彩なプログラムは、バッハ&アレンジ作品のファンならば見逃せない!

 1998年−2012年の録音




AMESON


ASCP 1325
\2600

バッハ 〜 ペール・エ・フィス
 W.F.バッハ:ソナタ イ短調 FKnv.8(世界初録音)
 C.P.E.バッハ:ソナタ ロ短調 Wq.55/3, H245、ソナタ嬰へ短調 Wq.52/4, H37
 J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV.914、幻想曲ハ短調 BWV.906
 J.C.バッハ:ソナタ ハ短調 Op.5

ダヴィド・ビスマス(ピアノ)
 14歳でパリ国立高等音楽院に入学し、1等賞で卒業を果たすなど、早くからその才能が注目されてきたダヴィド・ビスマス。そして2010年にはピリスとの共演でパリ管弦楽団デビューを飾り、さらなる飛躍が期待されるフランスのピアニストである。
 今回のテーマは"J.S.バッハと息子たち"。ビスマスの華麗なテクニックと、シュタイングレーバーの音色が、バッハ一族の音楽の系譜を鮮やかに描く。W.F.バッハの「ソナタ イ短調」は世界初録音。

 2013年6月の録音。




AR RE−SE



AR 2013-1
\2600→\2390

幻想的で、時に印象派的、民族的 新ロシア音楽!
 アナトーリ・アレクサンドロフ(1888−1982):ピアノ作品集

  幻影 Op.21/詩曲 Op.9/前奏曲集 Op.1/
  ソ連の民謡による8つの歌 Op.46より/小組曲 Op.33/
  3つの小品 Op.27/バシキールのメロディ Op.73より/
  4つの小品 Op.75より/アメジスト Op.16a-1

フェリエル・カドゥール(ピアノ)
 メトネルやスクリャービン、ラフマニノフ、ドビュッシーを思わせる作風で、近年再評価が進んでいる20世紀ロシアのコンポーザー=ピアニスト、アナトーリ・アレクサンドロフ(1888−1982)のピアノ作品。演奏はアンナ・ケフェレックやパスカル・ドヴァイヨンに薫陶を受けた女流ピニアスト、フェリエル・カドゥール。幻想的で、時には印象派的、民族的なアレクサンドロフのピアノ作品を巧みに描いている。

 2013年1月の録音。






LCMS


LCMS 1302
\2500
アレクサンドル・ラスカトフ(1953−):「修道士の音楽」 カルドゥッチ弦楽四重奏団
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)
 ソビエト連邦作曲家同盟にも名を連ねていたアレクサンドル・ラスカトフ(1953−)の「修道士の音楽」は、聖山アトスの修道士シルワンの言葉を題材としたバリトンと弦楽四重奏のための音楽。各楽章冒頭の朗唱を担当するのは、ヒリアード・アンサンブルのバリトン、ゴードン・ジョーンズ!

 2013年3月の録音。




SYRIUS


SYR 141450
\2600
オルガンによるコンサート Vol.12
 リスト:
  バッハの名による前奏曲とフーガ、バッハのソナタ BWV.1017のアダージョ/
 リンク:ロンド/フマガッリ:カプリッチョ《ラ・カッチャ》/
 ギルマン:アレグロ・アパッショナート、アレグレット/
 グリーディ:フィナーレ/ボッシ:ラルゲット/
 ドビュッシー:アラベスク第1番/
 バートンウッド:ラプソディ/サン=マルタン:カリヨン
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
 2013年に他界したイタリア、トリノの名オルガニスト、マッシモ・ノゼッティが遺したオルガンのためのコンサート・プログラム第12集。ドビュッシーのアラベスク第1番のオルガン版がポイント。イタリア、ピエモンテ州クネオのサクロ・クオーレ教会にあるブロンディーノ・ヴェゲッツィ・ボッシ2011年製のオルガンによる演奏。

 2011年11月の録音。




ECM



481 0988
\2500→\2290
ノスタルジックな響きを持つ不可思議さを体感
 コンスタンティア・グルズィ:
  ピアノと弦楽四重奏のための作品集

 コンスタンティア・グルズィ:
  ① Eine kleine Geschichte
   (2005:独奏ピアノのためのOp.25)/
  ② P-ILION, neun fragmente einer ewigkeit
   (2007: 弦楽四重奏曲第2番Op.33-2)/
  ③ Aiolos Wind
   (2010: 6つのピアノのための小品Op.41)/
  ④ Israel (2004: 弦楽四重奏曲第1番Op.19)/
  ⑤ noch f?rcht’ ich
   (1993: 独奏ピアノのための7つの小品Op.8)/
  ⑥ Vibrato 1
   (2008/2009: ピアノと弦楽四重奏のためのOp.38)/
  ⑦ Klavierst?cke I-V
   (2004: 独奏ピアノのための5つの小品Op.24)/
  ⑧ Vibrato 2
   (2010: ピアノと弦楽四重奏のためのOp.38)
ロレンダ・ラモウ(P),
アンサンブル・コリオリス
 1962年アテネで生まれた女性作曲家コンスタンティア・グルズィのECMデビュー・アルバム。
 初期のピアノ曲1曲以外は全て最近の作品で、ギリシャの民俗音楽と現代音楽との融合を図る彼女の作風の熟成を味わうことができるものです。
 2005年に書かれた独奏ピアノのための「小さな物語」は彼女が南フランスで過ごした休暇中に生まれた作品。自然な呼吸とともに音が飛翔します。
 弦楽四重奏曲第2番は自然がもたらすミニマリズムを捉えた作品。遠いギリシャの森の中で鳴くコオロギの声を想像してみてください。
 「イスラエル」と題された弦楽四重奏曲第1番は人間の顔から触発された音楽であり、友人の誕生日のために書かれた短いピアノ曲をはさんだ、2つのピアノ五重奏曲は、ノスタルジックな響きを持つ不可思議な音楽。4/5拍子をベースにする旋律やミニマル、そして古典的なフレーズが奇妙に入り混じり、独特な世界を作り上げています。民俗楽器を多用することで知られるグルズイですが、ここではオーソドックスな楽器のみで、自らの真価を問うているようです。
 【録音】2012年7月, ミュンヘン、昇天教会
 


481 1157
\2500→\2290
アンナ・ゴウラリ、ECM新作! 
 鮮やかながら捉えどころのない不思議な世界
 
 ① プロコフィエフ:束の間の幻影Op.22(全曲)
  ② メトネル:4つのおとぎ話Op.26〜第3曲 ヘ短調
  ③ ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
アンナ・ゴウラリ(P)
 1972年、ロシア連邦タタールスタン共和国の首都カザンに生まれたアンナ・ゴウラリ。
 スクリャービンやショパンの演奏が一部の熱狂的なファンに知られていた人ですが、彼女の名前を一躍有名にしたのは、ヴェルナー・ヘルツォークが監督した映画「神に選ばれし無敵の男」でベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏、その姿と堂々たる演奏で観衆をひきつけたことがきっかけでした。
 それ以降も、時折彼女の新しい録音がリリースされることがあり、その都度注目を浴びては、また沈潜するということを繰り返していましたが、ECMからのめじゃー曲ということで、またファンが飛躍的に増えるのではないでしょうか。
 今作ではプロコフィエフとメトネルとショパンという、ある意味とても「ピアニスティック」な作品を準備した彼女。しかしその演奏は今回もとても個性的で、まずプロコフィエフの「束の間の幻影」から鮮やかで捉えどころのない世界へ聴き手を引込ます。
 メトネルの示唆的な「おとぎ話」でも単なるメルヘンではない独自のストーリーが展開されています。
 ショパンのソナタ第3番は、まるでベートーヴェンのソナタのような力強さを感じさせながらも、実に親密な空気感を醸し出しています。
 【録音】2013年10月, ドイツ、リートシュタッドル・ノイマルクト


アンナ・ゴウラリ美しき旧譜

 美人好きのDECCAからデビューしていたがすぐにいなくなった・・・が、その後BERLIN CLASSICSに移籍、最近はそこでの活動がメインになっていた。


BERLIN CLASSICS
BC16662
\2500→\2290
ショパン:マズルカ選集
 第1、2、4〜6、9、11、13〜15、18〜21、
 25、27、32、34、36〜38、40、45〜51番
アンナ・ゴウラリ(pf)

BERLIN CLASSICS
BC16472
\2500→\2290
ブラームス:後期ピアノ曲集
 Op.116〜Op.119
アンナ・ゴウラリ(pf)
DECCAからもリリースしていた美女ゴウラリがBCからも登場。

ECM
476 4661
\2500→\2290
《Canto oscuro》
 〜バッハ, グバイドゥリーナ, ヒンデミット:ピアノ作品集

 J・S・バッハ(ブゾーニ編):
  『私は あなたを呼ぶ、主イエス・キリストよ』
  『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』
  『シャコンヌ』『前奏曲ニ短調』
 グバイドゥリーナ:『シャコンヌ』
 ヒンデミット:『組曲「1922年」Op.26』
アンナ・ゴウラリ(P)
 アンナ・ゴウラリは、1972年タタルスタンに生まれ、キーラ・シャシュキナ、ヴェラ・ゴルノスタエワ、アルゲリッチ、アシュケナージ、ワイセンベルクらに師事。1986年カバレフスキー・コンクールで優勝し、1990年には第1回ゲッティンゲン国際ショパン・コンクールで優勝。
 若き日のアルゲリッチを思わせるエキゾティックな美貌の持ち主で、2001年ヴェルナー・ヘルツォーグ監督の映画「神に選ばれし無敵の男」に出演し話題となった。
 Deccaレーベルに「ミッドナイト〜様々な作曲家によるノクターン集」「スクリャービン作品集」などを録音してきたが(廃盤!)、今回はECMから登場。
 ブゾーニ編曲によるバッハ作品、ゴウラリと同郷タタルスタン生まれのグバイドゥリーナ、比較的初期のヒンデミットの作風を代表する「1922年」などを録音している。抑制の効いた厚みのある響きによって、陰影に富んだ色彩画のような深い印象を与えてくれる演奏。
〔録音〕2011年5月24〜25日, ノイマルクト、Historischer Reitstadel (デジタル:セッション)






AEOLUS

レア盤!

AE-10216
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
フランダース・リコーダー四重奏団最新作
 コンチェルティ 〜 バッハ、ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲集

 J.S.バッハ:協奏曲 BWV.1065
  (原曲:ヴィヴァルディ Op.3-10, RV.580)
 ヴィヴァルディ:4本のヴァイオリンのための協奏曲ニ長調 Op.3-1, RV.549
 ハイニヒェン:8声の協奏曲 S.211
 パーセル:グラウンドによる3声の小品ニ長調 Z.731
 J.S.バッハ:
  協奏曲 BWV.1057、コラール 《われら悩みの極みにありて》 BWV.641、
  コラール 《人はみな死すべきさだめ》 BWV.643、
  コラール 《高き御空よりわれは来たれり》 BWV.606、
  コラール 《キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えまつれ》 BWV.609、
  コラール 《古き年は過ぎ去りぬ》 BWV.614
 スウェルツ:モーション

フランダース・リコーダー四重奏団
バルト・ヤコブス(チェンバロ)
上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ダーク・ファンダーレ(ヴァイオリン)
マリアンヌ・ハーセンス(ヴァイオリン)
ハンス・デ・フォルダー(ヴィオラ)
ヤン・ボンティンク(チェロ)
ブノワ・ファンデン・ベムデン(コントラバス)


 AEOLUS、すぐに廃盤になる・・・


 フランダース・リコーダー四重奏団最新作、4本のリコーダーのための協奏曲アレンジ!

 ベネルクス、ベルギーが誇るリコーダー・アンサンブルの世界最高峰、フランダース・リコーダー四重奏団。結成25周年を超えてますます精力的に活動するフランダース・リコーダー四重奏団の最新作は、ベルギー在住のガンビスト、上村かおりを始めとするベルギーの奏者達を伴奏に迎えたリコーダー協奏曲集。
 J.S.バッハの「4台のチェンバロ」のための協奏曲や、ヴィヴァルディの「4本のヴァイオリン」のための協奏曲を、なんと「4本のリコーダー」で演奏!
 バッハ、ヴィヴァルディ、ハイニヒェン、パーセルらの楽曲に加え、最終トラックには、吹奏楽作品でも知られるベルギーの作曲家、ピート・スウェルツ(b.1960)の作品も収録。

 ※録音:2013年1月&7月、アントワープ




EM RECORDS




EMRCD 021
\2500→\2290
スタンフォード:ミサ曲ト短調 Op.46(世界初録音)
 スタンフォード:ミサ曲ト短調 Op.46(世界初録音)
 パリー: 《告別の歌》 より、
  エルサレム、親愛なる主と人類の父よ、私は喜ばしい
 オニール:飛翔(世界初録音)
ベティ・マクハリンスキー(ソプラノ)
ケイトリン・ゴアイング(コントラルト)
トム・キャッスル(テナー)
ウィル・ドーズ(バス)
ジョージ・デ・ヴォイル(指揮)
オックスフォード・エクセター・カレッジ合唱団
ステイプルドン・シンフォニア
 スタンフォードの知られざるミサ曲!レコード芸術2014年7月号「海外盤REVIEW」掲載!

 アイルランドの作曲家チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924)の1892年に書かれた知られざるミサ曲「ミサ曲ト短調 Op.46」。このミサ曲ト短調は、管弦楽、混声合唱、4人のソリストによる独唱、オルガンからなる大編成のミサ曲。これに、チャールズ・ヒューバート・パリー(1852−1924)の「エルサレム」をはじめとする特にイギリスで重要視されている名曲と、イギリスのチェルトナム出身の作曲家、ニコラス・オニール(b.1970)の新曲「飛翔」をカップリング。「飛翔」は、イギリスの古英語詩を用いて作られており、オックスフォード・エクセター・カレッジの創立700周年を記念して委嘱された。オックスフォード・エクセター・カレッジ合唱団の美しい歌声で、知られざるミサ曲を甦らせる!

 2014年1月9日−11日の録音。
 


EMRCD 019-20
(2CD)
\5000→\4580
ハウエルズ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ短調(世界初録音)
 スロウ・エア(世界初録音)/カントリー・チューン(世界初録音)/
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番変ホ長調 Op.26(世界初録音)/
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番ホ長調 Op.18/子守歌 Op.9-1/
 レント・アッサイ・エスプレッシーヴォ(世界初録音)/
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番ホ短調 Op.38/
 3つの小品 Op.28/
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ短調(冒頭の別ヴァージョン)
ルパート・マーシャル=ラック(ヴァイオリン)
マシュー・リッカード(ピアノ)
 レコード芸術2014年9月号「海外盤REVIEW」掲載!

 世界初録音となるイギリス音楽を紹介してきたルパート・マーシャル=ラックとマシュー・リッカードのコンビの新録音は、イギリスのオルガニスト=コンポーザー、ハーバート・ハウエルズ(1892−1983)の「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」。
 2014年のミュージックウェブ・インターナショナルでディスク・オヴ・ザ・マンスにも選ばれており、ヴォーン・ウィリアムズやエルガーのソナタやヴァイオリン協奏曲から強い影響を受けているという「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ロ短調」をはじめ、5曲の世界初録音を含む貴重なプログラムを聴くことが出来る。
 


EMRCD 017
\2500→\2290
丘を越えて谷を越えて〜
 弦楽オーケストラのためのイギリス作品集

  パーセル:アブデラザールよりロンド
  ダーク:幻想曲ホ長調 Op.39(世界初録音)
  アイアランド:聖なる少年**
  ファーナビー:7つの小品(世界初録音)
  ジェンキンス:シンフォニエッタ(世界初録音)
  エルガー:エレジー Op.58
  アーノルド:2つのヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲 Op.77*†
  フィッシャー:
   パガニーニのスタイルによる《ウィディカム・フェアー》の変奏曲*
    (世界初録音)
チャンバー・アンサンブル・オヴ・ロンドン
ピーター・フィッシャー(ヴァイオリン)*
マヤ・イワブチ(ヴァイオリン)†
ピーター・アダムス(チェロ)**
 1997年に、イギリスのヴァイオリニストピーター・フィッシャーによって創設された、14人の弦楽器奏者からなる精鋭弦楽アンサンブル集団、チェンバー・アンサンブル・オヴ・ロンドンによる4つの世界初録音作品を含む「弦楽オーケストラのためのイギリス作品集」。イギリスの弦楽オーケストラ作品を世界的名手たちによるアンサンブルで。

 2012年12月16日&17日、2013年3月9日の録音。




SMEKKLEYSA



SMC 3
(2CD)
\5000→\4580
再案内
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集
 ブランデンブルク協奏曲 BWV1046−1051
ヤープ・シュレーダー(指揮)
レイキャヴィーク室内管弦楽団
 1974年に創設されたレイキャヴィーク室内管弦楽団。バロックから20世紀まであらゆる作品に挑戦し、その経験から生まれたしなやかで説得力のあるフレージングに定評がある、アイスランドを代表する室内管弦楽団。前作にはJ.S.バッハの名曲、「管弦楽組曲集(SMC 17)」をリリースしたレイキャヴィーク室内管弦楽団。いよいよ「ブランデンブルク協奏曲集」の登場です。
 


SMC 4
\2500→\2290
再案内
ヴィヴァルディ 〜 協奏曲とソナタ集
 ヴィヴァルディ:
  4つのヴァイオリンのための協奏曲ホ短調 RV.550
  チェロ協奏曲イ短調 RV.418
  弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調 RV.166
  2つのオーボエのための協奏曲ニ短調 RV.535
  2つのヴァイオリンとヴィオラのためのソナタ変ホ長調 RV.130 《聖なる墓にて》
  ヴァイオリン協奏曲ハ短調 RV.202
ヤープ・シュレーダー(指揮)
スカールホルト・バッハ・コンソート
 1986年にアイスランドのスカールホルト・サマー・フェスティバルの参加メンバーによって創設されたスカールホルト・バッハ・コンソートによるヴィヴァルディの「協奏曲とソナタ集」。1926年にトリノ大学図書館で、手稿譜による協奏曲など膨大な数の楽譜が見つかり、ヴィヴァルディの功績が明るみになったきっかけとなった協奏曲を見事に表現する。

 2000年8月での録音。



<LP>

 

ECM(LP)


481 1085
(2LP)
\4600
大ヒットアルバムがLPで登場!
 ヒリヤード・アンサンブル/オフィチウム

  01. わたしを見逃してください、主よ(モラーレス)/
  02. はじめは(作者不詳)/
  03. サンクトゥス(作者不詳)
  04. とこしえに統べる方を(作者不詳)/
  05. 救いなるいけにえよ(リュー)/
  06. 寝屋から出て来た花婿を(作者不詳)
  07. この上なく美しいばらが(作者不詳)/
  08. わたしを見逃してください、主よ(モラーレス)/
  09. 祝せられた胎よ(ペロティヌス)
  10. いばらの茂みから生じたばらよ(作者不詳)/
  11. クレード(作者不詳)/
  12. 幸あれ、海の星よ(デュファイ)
  13. かの処女はむちで打たれ(デュファイ)/
  14. 預言者エレミアの祈り(デュファイ)/
  15. わたしを見逃してください、主よ(モラーレス)
ヒリヤード・アンサンブル、
ヤン・ガルバレク(サクソフォン)
ディビッド・ジェームス(カウンターテノール)、
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、
ジョン・ポター(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)
ECM NEW SERIES創立30周年を記念して、大ヒットアルバムがLPに!アナログで聴く静謐なるポリフォニーが聴き手を異次元に連れ去る。
 20世紀初めのジャズ、そしてその千年ほど前のポリフォニーの誕生は、どちらも歴史的瞬間であり、西洋音楽の根幹を成す「即興」と「作曲」というふたつの発送への出発点でした。
 千年の時を隔てて互いに呼び覚ましあうこのふたつの源が一条の光を紡ぎだし、透明な響き=ECMトーンとなってひとのこころに深くしみわたっていきます。
 「音の光−眼前の闇」。プロデューサーのアイヒャーのこの言葉がすべてを語っています。
 グレゴリオ聖歌とサクソフォンとのコラボレーションが聴き手を静かな異世界に誘います。
  録音:1993年年9月


<メジャー・レーベル>

オーストラリアELOQUECNE



480 7230
\1200
ゼーフリートの芸術Vol.4
 シューベルト:
  ① アヴェ・マリアD.839,
  ② 満月は丘の上に輝き(「ロザムンデ」より),
  ③ 至福D.433, ④ 吹き通うものの気配はD.720,
  ⑤ ああ、湿っぽいお前の羽ばたきがD.717,
  ⑥ 野ばらD.257, ⑦トゥーレの王D.367,
  ⑧ ガニュメートD.544,
  ⑨ 糸を紡ぐグレートヒェンD.118/
 ベートーヴェン:⑩寂しさの喜び/
 コルネリウス:⑪-⑯クリスマスの歌Op.8/
 シューマン:
  ⑰ 女の愛と生涯Op.42,
  ⑱ メアリー・スチュアート女王の詩Op.135
イルムガルト・ゼーフリート(Sp),
エリック・ヴェルバ(P)
 1919年、ドイツ、ケンゲトリート(K?ngetried)のシュヴァーベンで生まれたイルムガルト・ゼーフリートは20歳でアイーダの巫女としてデビュー。カラヤンに見出された彼女は、ウィーン国立歌劇場を中心に活躍し、モーツァルトやリヒャルト・シュトラウス歌いとして絶賛されました。
 私生活ではヴァイオリニスト、ヴォルフガング・シュナイダーハンの良き妻として3人の娘を育てあげたことでも知られています。
 このアルバムは彼女が得意としたシューベルトを中心としたドイツ歌曲集です。コルネリウスの「クリスマスの歌」など、彼女自身が楽しんで歌ったというこれらの歌曲は、聴き手にとっても素晴らしい贈り物になることでしょう。内8曲は初CD化というのも嬉しいところです。
 【録音】1952年9月(①), 1952年1月(②-③, ⑪-⑯), 1957年10月(④-⑩, ⑰), 1962年2月(⑱), ウィーン, / ※④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑱は、初CD化
 


480 7231
\1200
ゼーフリートの芸術Vol.5
 シューベルト:
  ① 春D.882, ② 万霊節の日のための連梼D.343,
  ③ 水の上で歌うD.774,
  ④ アヴェ・マリアD.839,
  ⑤ 愛は裏切ったD.751, ⑥ 漁師の歌D.881,
  ⑦ 若い尼D.828, ⑧-⑩ ミニョンの歌D.877-2〜3,
  ⑪ 君を知るや南の国D.321, ⑫ 子守歌D.498,
  ⑬ 至福D.433, ⑭ 笑いと涙D.777, ⑮ 若い尼D.828,
  ⑯ ますD.550, ⑰ 千変万化する恋人D.558,
  ⑱ 音楽に寄せてD.547, ⑲ トゥーレの王D.637,
  ⑳ 糸を紡ぐグレートヒェンD.118,
  21) グレートヒェンの祈りD.564,
  22) ゲーテの「ファウスト」の一場面D.126
イルムガルト・ゼーフリート(Sp),
エリック・ヴェルバ(P)
 1988年にゼーフリートが死去したとき、エリザベート・シュヴァルツコップは親友を褒め称える素晴らしいコメントを寄せました。ゼーフリートの声は自発性に富み、美しく表情豊かで、シュヴァルツコップは時に彼女に対して強く羨望のまなざしを送っていたといいます。そんなゼーフリートの飾らない歌を楽しむには、シューベルトの一連の歌曲が最もふさわしいかもしれません。
 例えば「万霊節の日のための連梼」でのシンプルな繰り返しの中に潜む深い情念や、グレートヒェンの歌曲で見せるあどけない表情などにその非凡な才能が窺えます。初CD化が数多く含まれているのも嬉しいところです。
 【録音】1958年5月30日&6月8日(①〜⑱), 1962年2月5〜8日、ウィーン楽友協会ブラームス・ザール, /※①②③④⑥⑧⑨⑩⑪⑫⑭⑰⑳21)22) は、初CD化
 


4807232
\1200
ゼーフリートの芸術Vol.6
 シューマン:
  1) はすの花Op25-7,
  2) 一人ぼっちの涙は何を望むOp.25-21,
  3) 君は花のようOp.25-24,
  4〜6) 哀れなペーターOp.53-3,
  7) あなたの顔はOp.127-2,
  8) はじめはほんとうに生きる気をなくしてOp.24-8,
  9) 春の夜に霜が下りて,
  10) 彼女の墓の上に,
  11) 愛らしく、やさしいばらやミルテでOp.24-9/
 ブラームス:
  12) 悲しみの娘Op.7-5,
 13) 民謡(ツバメが飛んで行く)Op.7-4,
 14) 可愛い人, 15) 姉さん、いつ家に帰るの?,
  16) 静かな夜に, 17) 甲斐なきセレナーデ Op.84-4,
 18) ぼくらは歩き回ったOp.96-2,
 19) 訪わじといいし Op.32-2,
 20) 憩え、いとしい恋人Op.33-9,
 21) 五月の夜Op.43-2,
 22) 死は冷たい夜Op.96-1,
 23) 暖かい空気の中でOp.57-8,
 24) セレナードOp.106-1,
 25) 甲斐なきセレナーデ Op.84-4,
 26) 永遠の愛Op.43-1
イルムガルト・ゼーフリート(Sp),
エリック・ヴェルバ(P)
 彼女の良き伴奏者であったエリック・ヴェルパとの共演による伸びやかなシューマンとブラームス。
 素直な表現と気取らない魅力に溢れた素晴らしいリサイタルが収録されています。共感あふれる清楚なシューマン、暖かなブラームス、そしてドイツ民謡での彼女の歌唱は、とてもさりげなくシンプルなものですが、これが曲調にぴったりあって素晴らしい効果をあげています。
 【録音】1956年4月(1-11), 1952年9月(12-17), 1958年6月(18-26), ウィーン, /※9,10, 18〜16は初CD化
 


480 7233
\1200
ゼーフリートの芸術Vol.7
 ブラームス:
  ① ドイツ民謡集より11曲, ② 愛の歌Op.52,
  ③ 新・愛の歌Op.65
イルムガルト・ゼーフリート(Sp:①②③),
エリック・ヴェルバ(P:①②③),
ライリ・コスティア(コントラルト:②③),
ヴァルデマール・クメント(T:②③),
エバーハルト・ヴェヒター(Br:②③),
ギュンター・ヴァイセンボルン(P;②③),
 彼女の幅広いレパートリーの中でも、とりわけ親密な雰囲気を味わえるのが、このブラームスのワルツ「愛の歌」でしょう。
 1952年のエジンバラ・フェスティヴァルでは、キャスリーン・フェリアやユリウス・パツァークらと同じ曲を歌い絶賛を博しましたが、こちらはもう少し肩の力が抜けたスタジオ録音であり、いつもは渋い表情のブラームスもにっこりと笑っているかのような柔和な演奏となっています。また「ドイツ民謡集」のこなれた歌い口も魅力的です。
 【録音】1962年2月(①), 1962年9月(②③), ウィーン楽友協会
 


480 5588
(3CD)
\3000→\2790
ジャン・マルティノン/フィリップス録音全集1953-1956
【CD1】
 モーツァルト:
  ①交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」,
  ②交響曲第32番ト長調K.318,
  ③交響曲第33番変ロ長調K.319,
 プロコフィエフ:
  ④交響曲第1番ニ長調Op.25「古典」,
  ⑤「3つのオレンジへの恋」組曲Op.33a/
【CD2】
 ①ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲,
 ② フォーレ:パヴァーヌOp.50,
 ③ ルーセル:「蜘蛛の饗宴」組曲,
 ④ ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」バレエ組曲第1&2番,/
【CD3】
 ① デュカス:魔法使いの弟子,
 ② オネゲル:夏の牧歌,
 ③ ファリャ:スペインの庭の夜,
 ④ ファリャ:恋は魔術師
ジャン・マルティノン(指揮)
コンセール・ラムルー管弦楽団,
エドゥアルド・デル・プエロ(P: スペインの庭の夜),
コリンナ・ヴォッザ(コントラルト:恋は魔術師),
貴重なマルティノンの録音が再復活
 ジャン・マルティノンの演奏は、フランス物の粋で繊細な演奏が評判高く、フランス指揮界の重鎮として活躍しました。
 ラムルー管との録音はあまりCDでは出回らなかったようで、その音源は現在貴重なものといわれています。
 ここに収録されたフィリップスへの全録音の中でもファリャの演奏は貴重なもので、特にマルティノンはオランダにおけるスペイン系音楽の貴重な紹介者でもありました。
 【録音】1953年6月28〜29日, パリ、アポロ劇場[CD1:④⑤]/1954年10月4〜5日,[CD2:④]/1956年[CD1:①②③]/1953年2月, パリ[CD2:①②③, CD3:①②]/1955年11月[CD3:③④], ※ スペインの庭の夜は、初CD化
 


480 8926
(4CD)
\4000→\3690
ジャン・マルティノン/ドイツ・グラモフォン録音全集1960-1971
【CD1】
 ビゼー:
  ① 交響曲ハ長調,
  ② 歌劇「美しきパースの娘」〜ボヘミアンたちの風景,
  ③ 子供の遊び,
 ④ ラロ:バレエ「ナムーナ」組曲第1番/
【CD2】
 ラロ:
  ① バレエ「ナムーナ」組曲第2番,
  ② ノルウェー狂詩曲,
  ③ チェロ協奏曲ニ短調,
 ④ ブルッフ:コル・ニドライ/
【CD3】
 サン=サーンス:
  ① チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33,
  ② ハープと管弦楽のための協奏的小品ト長調Op.154,
 ③ タイユフェール:ハープ協奏曲,
 ④ ヒナステラ:ハープ協奏曲Op.25/
【CD4】
 マルティノン:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.51
ジャン・マルティノン(指揮: CD1〜3),
フランス国立管弦楽団
[CD1:①〜④, CD2:①②, CD3:②③④],
コンセール・ラムルー管弦楽団[CD2:③④, CD3:①],
ピエール・フルニエ(Vc: CD2:③④, CD3:①),
ニカノール・サバレタ(Hp:CD3:②③④)/
ヘンリク・シェリング(Vn)
ラファエル・クーベリック(指揮)
バイエルン放送交響楽団[CD4]
 貴重なDGへの録音全集は、作曲者マルティノンとしての曲も収録
 フランス物の粋で繊細な演奏が評判高く、フランス指揮界の重鎮として活躍したジャン・マルティノン。
 このアルバムのビゼーの演奏は、自然でありながら流麗かつ躍動感に満ちています。オランダにおけるスペイン系音楽の貴重な紹介者であったマルティノンによるラロも魅力溢れる演奏。ピアニッシモから突然フォルテシモで立ち上がる瞬発力が、聴き手に新鮮な驚きを届けます。
 ニカノール・サバレタとのハープ協奏曲、フルニエとのチェロ協奏曲も収録。
 そしてCD4には、作曲者としてのマルティノンが紹介されており、シェリングが弾いたヴァイオリン協奏曲が収録されています。
 【録音】1971年2月11-13日, パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランス(CD1:①②③)/1970年8月27-29日(CD1:④, CD2①②)/1969年10月7-11日(CD3:②③④)/1960年5月24-26日, パリ、メゾン・ド・ラジオ・フランス(CD2:③④, CD3:①)/1968年5月8-10日, ミュンヘン、ヘルクレスザール(CD4)




SONY



8887503549-2
(2CD)
\3200→\2890
来年はメータ!
 ニューイヤー・コンサート2015

【収録予定曲】 *2014/10/14時点の情報です。
 ★この5曲はニューイヤー・コンサート初登場の作品。
  1.序曲「ウィーンの朝・昼・晩」(スッペ)
  2.ワルツ「オリエントからのメルヘン」作品444
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  3.ポルカ「ウィーンの生活」作品218
  (ヨーゼフ・シュトラウス)★
  4.ポルカ「人が笑い生きるところ」作品108
    (エドゥアルト・シュトラウス)★
  5.ワルツ「オーストリアの村つばめ」作品164
   (ヨーゼフ・シュトラウス)
  6.ポルカ「ドナウの岸辺から」作品356
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  7.常動曲作品257(ヨハン・シュトラウス2世)
  8.ワルツ「加速度」作品234
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  9.ポルカ「電磁気」作品110(ヨハン・シュトラウス2世)
  10.ポルカ「蒸気を立てろ!」作品70
   (エドゥアルト・シュトラウス)
  11.ワルツ「エルベ河にて」作品477
   (ヨハン・シュトラウス2世)★
  12.シャンペン・ギャロップ(ロンビー)
  13.学生ポルカ作品263(ヨハン・シュトラウス2世)★
  14.自由の行進曲作品226(ヨハン・シュトラウス1世)★
  15.ワルツ「酒、女、歌」作品333
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  16.ポルカ「粋に」作品221(エドゥアルト・シュトラウス)
 [アンコール]
  17.ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  18.ラデツキー行進曲作品228
  (ヨハン・シュトラウス1世) 他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
 [録音]2015年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでライヴ・レコーディング予定

■巨匠ズービン・メータ5度目のニューイヤー登場。
 ウィーン・フィルの2015年ニューイヤー・コンサート、指揮は巨匠ズービン・メータ(1936年生まれ)が2007年以来5度目の登場です。学生時代にクラウディオ・アバドらとともに、ウィーンで名指揮者ハンス・スワロフスキーに学んだメータは、ウィーン・フィルとも所縁が深く、定期演奏会や音楽祭、海外ツアーの常連でもあり、1961年に初共演してから40年が過ぎた2001年にウィーン・フィルの名誉会員の称号を授与されています。ウィーン・フィルはメータについてこのように表明しています:「マエストロ・メータとは、50年以上にわたる音楽的なコラボレーションを経て、われわれとはとても近しい友情関係になっています」。

■ニューイヤー・コンサート初登場は5曲。
 今年も例年と同じく、アンコールの定番「美しく青きドナウ」「ラコッツィ行進曲」をはじめ、「ウィーンの村つばめ」「常動曲」「加速度」「酒、女、歌」などの有名曲と、「電磁気」「蒸気を立てろ!」「学生ポルカ」「自由の行進曲」など、比較的知名度が低いながらも聴きごたえのある作品が続々登場するのも聴き所の一つ。ニューイヤー・コンサート初登場曲は5曲です。

■ウィーン・フィルの響きを捉えた充実のサウンド
 鮮明な映像と音声は、たくさんの花で美しく彩られたウィーン・ムジークフェラインの黄金のホールでく広げられる音楽の饗宴を生々しく楽しむ贅沢を与えてくれます。
 CDは、オーストリア放送協会(ORF)収録によるTV放送の音声とは別に、2007年以来一貫してニューイヤー・コンサートのCD収録を担当してきているフリーデマン・エンゲルブレヒト率いるベルリンのテルデックス・スタジオのチームが収録に当たっています(したがってTV放送をもとに商品化されるDVD/ブルーレイディスクとは別音声・別編集・別ミックスということになります)。
 テルデックス・スタジオは、2000年のアーノンクール指揮の年で初めてニューイヤー・コンサートを収録し、それ以来レーベルを超えて最も数多くこのコンサートを収録するチームとなっています。
 収録の難しいムジークフェラインの音響特性を知り尽くした彼らならではの安定感のあるサウンドは、黄金のホールに響き渡る、香ばしく厚みのあるウィーン・フィルの輝きを見事にとらえています。




DHM


8884308976-2
\2500→\2290
ドロテー・オーバーリンガー/The Passion of Musick
 1) トラディショナル:『ノーフォーク公爵』,
 2) ジョン・アドソン:『アドソンのマスク』,
 3) ターロック・オキャロラン:『ゴ−ルウェイ卿のための哀歌』,
 4) ジョン・コプラリオ:『Cupararee or Gray's Inn』,
 5) ニコラ・マッテイス:『Preludio in delasolre terza maggiore』,
 6) ニコラ・マッテイス:『古風なサラバンダによる様々な逸脱とチャコーナ』,
 7) ヴィットリオ・ギエルミ:『A Springlike Rain』,
 8) ジョン・プレイフォード:『スティンゴウ』,
 9) ジョン・プレイフォード:『イギリス舞踏教則文付舞曲集
  (イングリッシュ・ダンシング・マスター)〜司祭の送別』,
 10) トラディショナル:『アイリッシュ・ホー=ホーン』,
 11) トバイアス・ヒューム:『The Passion of Musick』,
 12) トラディショナル:『シーナのリール』,
 13) トラディショナル:『ミス・マクロード・リール』,
 14) マシュー・ロック:『コンソート「友人たちに〜組曲イ短調」』,
 15) ヴィットリオ・ギエルミ:『ゆっくりしたアリア「Hidden Rabbit」』,
 16) ヴィットリオ・ギエルミ:『アリア「JumpingRabbit」』,
 17) ヘンリー・パーセル:『グラウンドによる2声のシャコンヌ』,
 18) トラディショナル:『クレモナ』,
 19) オーランド・ギボンズ:『イン・ノミネ』,
 20)デイヴィッド・ヤング:『The Reel of Tulloch』,
 21) トラディショナル:『リリーバレロ』,
 22) ヘンリー・パーセル:『プレリュード ニ短調Z.773』,
 23) ヘンリー・パーセル:『歌劇「妖精の女王」〜中国人の男と女の踊り』
ドロテー・オーバーリンガー(ブロックフレーテ, 笛),
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオール),
ヨハンナ・サイツ(ハープ),
マルクス・メルクル(オルガン),
ファビノ・リナウド(バグパイプ),
クイヴィーン・オラハリッグ(アイリッシュ・フィドル),
イル・スオナール・パルランテ(ピリオド楽器アンサンブル),
アンサブル1700(ピリオド楽器アンサンブル)
 現在ヨーロッパ古楽界で、人気実力ともに高い評価を得ているドロテー・オーバーリンガー。デビュー以来、今やヨーロッパ主要音楽祭の常連で、2005年からはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の教授をも務めています。
 彼女の高い芸術性と見事なテクニックに裏打ちされたオーセンティックで鮮やかなヴィルトゥオジティは、他を寄せ付けない完璧とも言える音楽を形作ってきています。
 今回は、イングランドの舞曲を中心としたプログラム。オーバーリンガーの笛が縦横無尽に活躍し、友人でもあるヴィットリオ・ギエルミもヴィオールで疾風の如き技巧で参加。この地方の音楽には欠かせないアイリッシュ・ケルトも加わり、現代ケルト・ミュージシャンであるファビノ・リナウド(バグパイプ), クイヴィーン・オラハリッグ(アイリッシュ・フィドル)も参加しています。
 癖になりそうな民族音楽風舞曲をお楽しみください。
 【録音】2014年4月, ケルン、ドイチュラント放送室内楽ホール




ドロテー・オーバーリンガー、旧譜から

DHM
8869798863-2
\2500→\2290
ドロテー・オーバーリンガー
 ルネッサンスからバロック時代のヴェネツィアの作品集

 『ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調「海の嵐」Op.10-1,RV.433』
 『ジョルジョ・マイネリオ:「Schiarazula Marazula」「La Lavandara Gagliarda」』
 『ジョヴァンニ・バティスタ・スパディ:Anchor che col partire』
 『ジョヴァンニ・バティスタ・リッチオ:4声のためのソナタ』
 『カステッロ:ソナタ第1番』
 『マッシミリアーノ・ネーリ:8声のためのソナタ第10番』
 『カステッロ:ソナタ第4番』
 『ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカータ第4番』
 『B・マルチェッロ:ソナタ Op2-12』
 『アントニオ・カルダーラ:室内ソナタOp2-2よりガヴォット』
 『A・マルチェッロ:フラウティーノ協奏曲』
 『ヴィヴァルディ:フラウティーノ協奏曲イ短調RV.445』
 『フィリップ・ヴェルドロ:あわれな心が』
ドロテー・オーバーリンガー(Bfl)
ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ (ピリオド楽器アンサンブル)
 現在ヨーロッパ古楽界で、人気実力ともに高い評価を得ているドロテー・オーバーリンガー。これまで中世音楽から、様々な国のバロック期の作品を録音してきました。今回はルネッサンス期からバロック期のヴェネツィアの音楽に焦点をあてています。最初のヴィヴァルディの「海の嵐」からしてダイナミックな激しい演奏で突進。2曲目はなんとバス・リコーダーでしっとり歌い、ソプラノ・リコーダーで舞曲の楽しみを教えられ、フラウティーノ(ソプラニーノ・リコーダー)による超絶技巧の協奏曲まで、11本の楽器を使い分け、リコーダーという楽器に限界などないのだということを実感させてくれます。
 オーバーリンガーはデビュー以来、今やヨーロッパ主要音楽祭の常連で、2005年からはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の教授をも務めています。彼女の高い芸術性と見事なテクニックに裏打ちされたオーセンティックで鮮やかなヴィルトゥオジティは、他を寄せ付けない完璧とも言える音楽を形作っており、これは音楽以外に文学や言語学を学んだことも大きなプラスになっているとも言えるでしょう。
 録音2011年9月, サン・ヴィジリオ、コル・サン・マルティノ [デジタル:セッション]


<LP> 


SONY(LP)

限定盤

8887503029-1
(3LP)
\6500→\5990
ニューイヤー・コンサート2015
【収録予定曲】 *2014/10/14時点の情報です。
 ★この5曲はニューイヤー・コンサート初登場の作品。
  1.序曲「ウィーンの朝・昼・晩」(スッペ)
  2.ワルツ「オリエントからのメルヘン」作品444
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  3.ポルカ「ウィーンの生活」作品218
  (ヨーゼフ・シュトラウス)★
  4.ポルカ「人が笑い生きるところ」作品108
    (エドゥアルト・シュトラウス)★
  5.ワルツ「オーストリアの村つばめ」作品164
   (ヨーゼフ・シュトラウス)
  6.ポルカ「ドナウの岸辺から」作品356
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  7.常動曲作品257(ヨハン・シュトラウス2世)
  8.ワルツ「加速度」作品234
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  9.ポルカ「電磁気」作品110(ヨハン・シュトラウス2世)
  10.ポルカ「蒸気を立てろ!」作品70
   (エドゥアルト・シュトラウス)
  11.ワルツ「エルベ河にて」作品477
   (ヨハン・シュトラウス2世)★
  12.シャンペン・ギャロップ(ロンビー)
  13.学生ポルカ作品263(ヨハン・シュトラウス2世)★
  14.自由の行進曲作品226(ヨハン・シュトラウス1世)★
  15.ワルツ「酒、女、歌」作品333
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  16.ポルカ「粋に」作品221(エドゥアルト・シュトラウス)
 [アンコール]
  17.ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  18.ラデツキー行進曲作品228
  (ヨハン・シュトラウス1世) 他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
 [録音]2015年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでライヴ・レコーディング予定



<映像>


SONY(映像)



8887503551-9
(Blu-ray)
\5000→\4490
ニューイヤー・コンサート2015
【収録予定曲】 *2014/10/14時点の情報です。
 ★この5曲はニューイヤー・コンサート初登場の作品。
  1.序曲「ウィーンの朝・昼・晩」(スッペ)
  2.ワルツ「オリエントからのメルヘン」作品444
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  3.ポルカ「ウィーンの生活」作品218
  (ヨーゼフ・シュトラウス)★
  4.ポルカ「人が笑い生きるところ」作品108
    (エドゥアルト・シュトラウス)★
  5.ワルツ「オーストリアの村つばめ」作品164
   (ヨーゼフ・シュトラウス)
  6.ポルカ「ドナウの岸辺から」作品356
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  7.常動曲作品257(ヨハン・シュトラウス2世)
  8.ワルツ「加速度」作品234
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  9.ポルカ「電磁気」作品110(ヨハン・シュトラウス2世)
  10.ポルカ「蒸気を立てろ!」作品70
   (エドゥアルト・シュトラウス)
  11.ワルツ「エルベ河にて」作品477
   (ヨハン・シュトラウス2世)★
  12.シャンペン・ギャロップ(ロンビー)
  13.学生ポルカ作品263(ヨハン・シュトラウス2世)★
  14.自由の行進曲作品226(ヨハン・シュトラウス1世)★
  15.ワルツ「酒、女、歌」作品333
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  16.ポルカ「粋に」作品221(エドゥアルト・シュトラウス)
 [アンコール]
  17.ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  18.ラデツキー行進曲作品228
  (ヨハン・シュトラウス1世) 他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ

8887503550-9
(DVD)
\4400→\3990
 [録音]2015年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでライヴ・レコーディング予定

■巨匠ズービン・メータ5度目のニューイヤー登場。
 ウィーン・フィルの2015年ニューイヤー・コンサート、指揮は巨匠ズービン・メータ(1936年生まれ)が2007年以来5度目の登場です。学生時代にクラウディオ・アバドらとともに、ウィーンで名指揮者ハンス・スワロフスキーに学んだメータは、ウィーン・フィルとも所縁が深く、定期演奏会や音楽祭、海外ツアーの常連でもあり、1961年に初共演してから40年が過ぎた2001年にウィーン・フィルの名誉会員の称号を授与されています。ウィーン・フィルはメータについてこのように表明しています:「マエストロ・メータとは、50年以上にわたる音楽的なコラボレーションを経て、われわれとはとても近しい友情関係になっています」。

■ニューイヤー・コンサート初登場は5曲。
 今年も例年と同じく、アンコールの定番「美しく青きドナウ」「ラコッツィ行進曲」をはじめ、「ウィーンの村つばめ」「常動曲」「加速度」「酒、女、歌」などの有名曲と、「電磁気」「蒸気を立てろ!」「学生ポルカ」「自由の行進曲」など、比較的知名度が低いながらも聴きごたえのある作品が続々登場するのも聴き所の一つ。ニューイヤー・コンサート初登場曲は5曲です。

■ウィーン・フィルの響きを捉えた充実のサウンド
 鮮明な映像と音声は、たくさんの花で美しく彩られたウィーン・ムジークフェラインの黄金のホールでく広げられる音楽の饗宴を生々しく楽しむ贅沢を与えてくれます。
 CDは、オーストリア放送協会(ORF)収録によるTV放送の音声とは別に、2007年以来一貫してニューイヤー・コンサートのCD収録を担当してきているフリーデマン・エンゲルブレヒト率いるベルリンのテルデックス・スタジオのチームが収録に当たっています(したがってTV放送をもとに商品化されるDVD/ブルーレイディスクとは別音声・別編集・別ミックスということになります)。
 テルデックス・スタジオは、2000年のアーノンクール指揮の年で初めてニューイヤー・コンサートを収録し、それ以来レーベルを超えて最も数多くこのコンサートを収録するチームとなっています。
 収録の難しいムジークフェラインの音響特性を知り尽くした彼らならではの安定感のあるサウンドは、黄金のホールに響き渡る、香ばしく厚みのあるウィーン・フィルの輝きを見事にとらえています。
 一方ブルーレイディスク/DVDのサウンドは、これまた長年このコンサートの生中継を担当しているORF収録による盤石のもの。両者の聴き比べも興味深いところです。

■ホールの黄金の輝きを写しだす華麗な映像
 HD収録による精細な映像は、文字通り黄金色のホールの輝きと、美しい色とりどりの生け花に飾られた華やいだコンサートの模様を描き出します。
 小型の移動カメラ(キャットカム)を駆使した立体的な映像作りで、躍動感のある音楽の楽しみを伝えてくれます。




EURO ARTS(映像)

20 01024
(Blu-ray)
\6700
モーツァルト・オン・ツアー(旅路のモーツァルト)
 ピアノ協奏曲(14曲)とドキュメンタリー
 エピソード1:ロンドン
  ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
   ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ、指揮) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   収録:1989 年6月22日、ハンプトン・コート・パレス(ロンドン)

 エピソード2:マントヴァ
  ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調 K.37、ピアノ協奏曲第4番 ト長調 K.41
   ハイドルン・ホルトマン(ピアノ) スイス=イタリア語放送管弦楽団 マルク・アンドレーエ(指揮)
   収録:1989 年4月21日、ビビエーナ学術劇場(マントヴァ)

 エピソード3:ミラノ/ボローニャ
  ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175
   マルコム・フレージャー(ピアノ) スイス=イタリア語放送管弦楽団 マルク・アンドレーエ(指揮)
   収録:1989 年4月23日、ビビエーナ学術劇場(マントヴァ)

 エピソード4:マンハイム
  ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238
   クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) シュトゥットガルト放送交響楽団 ジャンルイジ・ジェルメッティ(指揮)
   収録:1989 年5月11日、シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場

 エピソード5:シュヴェツィンゲン
  ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246
   クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) シュトゥットガルト放送交響楽団 ジャンルイジ・ジェルメッッティ(指揮)
   収録:1989 年5月13日、シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場

 エピソード6:パリ
  ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」
   内田光子(ピアノ) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 ジェフリー・テイト(指揮)
   収録:1989 年7月29日、モーツァルテルム(ザルツブルク音楽祭)

 エピソード7:ウィーン
  ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
   デジュー・ラーンキ(ピアノ) イギリス室内管弦楽団 ジェフリー・テイト(指揮)
   収録:1990 年11月15日 シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)

 エピソード8:ウィーン
  ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
   イヴァン・クラーンスキー(ピアノ) ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)
   収録:1990 年8月19日、ワルトシュタイン宮殿騎士の間(プラハ)

 エピソード9:ウィーン&プラハ
  ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
   アンドレ・プレヴィン(ピアノ) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンドレ・プレヴィン(指揮)
   収録:1990 年11月15日、シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)

 エピソード10:プラハ
  ピアノ協奏曲第23番 イ長調, K.488
   ゾルタン・コチシュ(ピアノ) ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)
   収録:1990 年8月29日、ワルトシュタイン宮殿騎士の間(プラハ)

 エピソード11:フランクフルト
  ピアノ協奏曲第19番ヘ長調, K.459
   ラドゥ・ルプー(ピアノ) ドイツ・カンマーフィルハーモニー デイヴィッド・ジンマン(指揮)
   収録:1990 年7月18日、ソフィエンザール(ミュンヘン)

 エピソード12:ミュンヘン
  ピアノ協奏曲第26番 ニ長調, K.537「 戴冠式」
   オメロ・フランセシュ(ピアノ) ドイツ・カンマーフィルハーモニー ゲルト・アルブレヒト(指揮)
   収録:1990年12月2日、クリスティアン・ツァイス・ザール(ヴィースバーデン)

 エピソード13:ウィーン
  ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調, K.595
   アレクサンダー・マドザー(ピアノ) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンドレ・プレヴィン(指揮)
   収録:1990 年11月17日、シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)
 12 時間の内容が1枚のブルーレイに!モーツァルトの生涯をエピソードとピアノ協奏曲で描き出した名作

 プロデューサー:ベルント・ヘルターラ/ドキュメンタリー監督:ロビン・ロッホ/コンサート監督:ヤノス・ダルヴァス
 画面:60i 4:3 SD、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、741分、リージョン:All、言語:英語

 以前DVD6 枚で発売されていたモーツァルト・オン・ツアー(旅路のモーツァルト)を1 枚のブルーレイに収録した、EURO ARTS の好企画シリーズ。
 ピアノ協奏曲14 曲の演奏風景と13 のドキュメンタリー映像を組み合わせた全13エピソード12 時間をブルーレイ1 枚に収録しています。
 ピアニストは、アシュケナージ、ツァハリス、ラーンキ、コチシュ、ルプー、そして内田光子など大変豪華な顔ぶれ。バックを務めるのも、プレヴィン、ビエロフラーヴェク、ジンマン、アルブレヒトなど巨匠揃い。
 35 年という短い生涯の中で、経験した長大な旅は、モーツァルトの音楽に大きな影響を与えています。生涯を通じて作曲されていたピアノ協奏曲と旅を組み合わせて、モーツァルトの音楽性、人物像を描いています。
 ピアノ協奏曲の演奏風景は、作曲されたときに関係する場所で収録され、プレヴィンによる解説もより一層理解を深めます。
 
20 66427
(5DVD)
\5600
バレンボイム・プレイズ・ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 第1巻(20 66427)
  ・第1番ヘ短調 Op.2-1 ・第2番イ長調 Op.2-2 ・第3番ハ長調 Op.2-3
  ・第4番変ホ長調 Op.7 ・第5番ハ短調 Op.10-1 ・第6番ヘ長調 Op.10-2

 第2巻(20 66488)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第7番ニ長調 Op.10-3 ・第8番ハ短調 Op.13『悲愴』 ・第9番ホ長調 Op.14-1
  ・第10番ト長調 Op.14-2 ・第11番変ロ長調 Op.22 
  ・第12番変イ長調 Op.26 ・第13番変ホ長調 Op.27-1

 第3巻(20 66498)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」 ・第15番ニ長調 Op.28「田園」 ・第16番ト長調 Op.31-1
  ・第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」 ・第18番変ホ長調 Op.31-3 ・第19番ト短調 Op.49-1
  ・第20番ト長調 Op.49-2 ・第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」

 第4巻(20 66508)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第22番ヘ長調 Op.54 ・第23番ヘ短調 Op.57「熱情」 
  ・第24番嬰ヘ長調 Op.78 ・第25番ト長調 Op.79
  ・第26番変ホ長調 Op.81a「告別」 ・第27番ホ短調 Op.90 ・第28番イ長調 Op.101

 第5巻(20 66518)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第29番変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」 ・第30番ホ長調 Op.109
  ・第31番変イ長調 Op.110 ・第32番ハ短調 Op.111

 【特典映像】
  インタビュー「バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲収録について語る」
   収録:2012年、ウィーン
 バレンボイムのベートーヴェンDVD ボックスが遂に発売

 監督:ジャン=ピエール・ポネル
 収録:1983-1984 年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮、ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)
 画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、714分

 世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイムが1983 年から1984 年にかけて収録したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の映像。この映像作品はメトロポリタン・ミュニクの制作で、バレンボイムがウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録。映像作品としては2 種目、バレンボイム4 種目の全集になります。このリリースに際して、オリジナルの35 ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマスタリングを施しています。映像特典には、2012 年にウィーンでおこなわれたバレンボイムへのインタビューを収録。制作当時の状況について語っています。
 全曲を収録したブルーレイ・ボックスは、すでに発売され、DVD は単品のみでしたが、この度BOX セットとなってお届けいたします。
 
20 60868
(DVD)
\3000
カルロス・クライバー・イン・リハーサル&パフォーマンス
 J.シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲(演奏8分/リハ34分)
 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(演奏10分/リハ46 分)
カルロス・クライバー(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 (旧南ドイツ放送交響楽団)
 話題となったクライバーの映像集が再リリース!

 収録:1970年/画面:NTSC 4:3、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英仏西伊、言語:ドイツ語、モノクロ、102分
 プロデューサー:ジェラルド・ワイスコフ/ディレクター:ディーター・エルテル

 カルロス・クライバーによる喜歌劇「こうもり」と歌劇「魔弾の射手 序曲」の練習風景と本番演奏を収録した貴重な映像記録集。この映像は以前他社から発売されていたものですが、没後10 年を機に再リリースしたものです。
 クライバーはレコーディングの数も少なく、演奏会をキャンセルすることが多かったと言われていますが、圧倒的なカリスマ性で、死後10 年が経った今もなお絶大な人気を誇っています。クライバーの作り出す音楽は鮮烈。しかも繊細かつ大胆な音楽の流れを生み出すことのできる、唯一無二の天才。その天才が、どのようにして楽団員たちと至上の音楽を作り上げているのかを、この映像では詳細に描き出しています。
 緻密で明確な言葉で団員たちに指示をしていき、音楽に肉付けをする。さらには、キャンセル魔であったクライバーは、少々気難しいというイメージがありますが、団員たちとの仲は極めて良好で、むしろクライバーは謙虚な姿勢でリハーサルに望んでいることがわかります。
 自身の求める音楽にむけて完璧な音楽を作り上げていく様は必見です。


















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