≪第79号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 11/11〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像 |
11/14(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AUDITE
|
|
ベートーヴェン全曲開始!第一弾は大公トリオ!!
ベートーヴェン:
(1)ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.1-1(29’36”)
(2)ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op.97「大公」(44’32”) |
スイス・ピアノ・トリオ
【アンジェラ・ゴルベワ(ヴァイオリン)、
セバスチャン・ジンガー(チェロ)、
マルティン・ルーカス・ストウブ(ピアノ)】 |
実力派のスイス・ピアノ・トリオが満を持してベートーヴェン全曲開始!第一弾は大公トリオ!!
録音:2014 年3 月9&10 日、4 月13-15
日、アッペンツェル、スイス/DDD、74’18”
1998 年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオがついにベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音を開始しました!記念すべき第一弾は作品番号が付番されている記念すべき作品1
のピアノ三重奏曲第1 番と名曲第7 番「大公トリオ」です。
スイス・ピアノ・トリオは、エドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU
97690)をはじめ、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU
92549)など、質の高い素晴らしい録音をリリースしており、このベートーヴェンの全曲録音も期待が高まります。
ピアノ三重奏曲第1 番は1792 年頃の作品ではないかと言われ、この作品を含む作品1
は変ホ長調(第1 番)、ト長調(第2 番)、ハ短調(第3
番)の三曲のピアノ三重奏曲で構成されています。全4
楽章の配置は古典ソナタの方式に従っていますが、楽器の扱い方は当時の様式から抜け出た新鮮味があり、緩徐楽章には深い内省的な美しさをたたえ、第3
楽章のスケルツォではベートーヴェン特有の自由な感興が示されています。
このジャンルにおいて最も優れた作品として名高い、ピアノ三重奏曲第7
番「大公」の特色は、演奏時間が40 分を超える雄大な作品であることですが、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの三つの楽器が最も効果的に使用されている協奏的色彩が最大の魅力と言えましょう。さらに極めて豊かな旋律と和声の美しさは、この時代特有のやわらかくこまやかな心の動きが感じられ高貴な品位をたたえます。スイス・ピアノ・トリオが満を持して録音した「大公トリオ」をお楽しみください。
|
CHALLENGE CLASSICS
|
CC 72648
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
|
サックスで聴くバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ!
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集
(無伴奏独奏サックス版/ラーフ・ヘッケマ編曲)
・パルティータ第2番 BWV 1004
【ソプラノ・サックス:Yanagisawa Elimona
(1993年頃)/
マウスピース:Vandoren S27/リード:Legere
Signature 3,5】
・パルティータ第3番 BWV 1006
【アルト・サックス(ビュッフェ・クランポン・プレスティジ(1984年頃))/
マウスピース:ヴィンテージ・ビュシャー(1920年頃)/
リード:Legere Signature 3,5】
・パルティータ第1番 BWV 1002
【ソプラノ・サックス:Yanagisawa Elimona
(1993年頃)】 |
ラーフ・ヘッケマ(編曲、sax) |
究極の離れ業! 類稀なる立体美!!サックスで聴くバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ!
録音:2014 年5 月19,20,22 日/75’23
サックスの名手、ラーフ・ヘッケマによる、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集、サックス独奏版の登場です!2006
年、Mdg からパガニーニの24 のカプリース集(サックス版)をリリースして世界を驚かせたヘッケマ。当盤でも、編曲、そしてもちろん演奏しているとなれば、これは見逃せません!もともとバッハへの思いは強く、練習の際にもバッハ作品を取り上げていたというヘッケマですが、長年活動を続けているカレファックス・リード・クインテットでも、バッハの「フーガの技法」や「ゴルトベルク変奏曲」などを演奏し、ますますバッハの世界に魅了されたといいます。2012
年頃から本格的に準備を始め、このたび、満を持しての無伴奏ヴァイオリン・パルティータの編曲録音の登場となりました。音楽の自然な運びはもはやサックスやヴァイオリンといった楽器を超越した、別世界の次元のよう。シャコンヌの立体感には驚くばかりです。管楽器ファン、バッハ・ファン、シャコンヌのファン、すべての方に聴いていただきたい1
枚です! |
EVIL PENGUIN RECORDS
|
|
ピーター・ウィスペルウェイ最新盤、
ロココ変奏曲、C.P.E.バッハ、イタリア組曲
・チャイコフスキー:ロココ主題による変奏曲
op.33(オリジナル版)
・C.P.E. バッハ:チェロ協奏曲 イ長調
WQ 172
・ストラヴィンスキー:イタリア組曲
(チェロと弦楽オーケストラによる/B.ウォルフィッシュ編(1979)) |
ピーター・ウィスペルウェイ
(チェロ/
ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ(1760))
ジョナサン・モートン(指揮&ヴァイオリン)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム |
ピーター・ウィスペルウェイ最新盤、変幻自在のロココ変奏曲、魅力全開のC.P.E.バッハそして超絶技巧のイタリア組曲!
録音:2013 年1 月15-18 日、ヴィンタートゥール・シュタットハウス(スイス)
独創的な音楽と完璧なテクニックで世界を魅了しているオランダのチェリスト、ピーター・ウィスペルウェイ、バッハの無伴奏チェロ組曲に続くEVILPENGUIN
RECORDS からの第2 弾の登場です。C.P.E. バッハのロココ風スタイル、チャイコフスキーの「ロココ」主題、そしてバロック〜ロココ時代の作品に影響を受けて書かれた「プルチネッラ」に基づくストラヴィンスキーのイタリア組曲、という、「ロココ」という言葉を軸に編まれたプログラムとなっています。
チャイコフスキーのオリジナル版を採用した「ロココ変奏曲」は典雅な部分はエレガントに、テンポの速い変奏は非常にアグレッシヴにと、変幻自在に聴かせます。C.P.E.
バッハは、生き生きとしたオーケストラにのって、ウィスペルウェイもパワー全開で演奏しています。ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」はチェロ独奏と弦楽アンサンブル伴奏のための編曲で、この作品のバロック性が強調されたもの。ウィスペルウェイ独特の力強さが際立つ民俗舞曲風の第3
楽章や、超絶技巧のタランテラ、そして終曲の盛り上がりなど、期待を裏切らない出来栄えです。
ジョナサン・モートン(指揮)は、スコティッシュ・アンサンブルのリーダーで、ロンドン・シンフォニエッタの第1
ヴァイオリン奏者。音楽監督、そしてアンサンブルのリーダーとして、英国を中心にヨーロッパで活躍している存在です。
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムは1629
年に設立された伝統あるアンサンブル。総勢約50
名で結成されています。近年の首席指揮者には、メスト(1987-1990)、フュルスト・ヤーノシュ(1990-1994)、ハインリヒ・シフ(1995-2001)、ジャック・ファン・ステーン(2002-2008)らがおり、2009
年からはダグラス・ボイドが首席指揮者を務めています。ジャニーヌ・ヤンセンやアンドラーシュ・シフといったソリストをゲストに迎えての演奏会も行っている、格式あるアンサンブルです。
|
LES ARTS FLORISSANTS
|
|
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4,5,6 巻(抜粋)
〜「マントヴァ」
マドリガーレ集第4巻から
「星に打ち明け」 「そう、私は死にたいのです」
「あなたですら私から去っていく」 「悲しい心よ」
「涙し溜め息をつき」
マドリガーレ集第5巻から
「つれないアマリッリ」 「ああ、ミルティッロ」
「私の魂はもう」 「あなたを愛している、私の命の人よ」
「こうして少しずつ」 「この素敵な調べは」
マドリガーレ集第6巻から
「アリアンナの嘆き」 「西風が戻り」
「愛する女の墓に流する恋人の涙」 |
|
ポール・アグニュー(指揮)
レザール・フロリサン |
レザール・フロリサン、名古楽テノール、アグニューの指揮でモンテヴェルディのマドリガーレ集始動!
録音:2012 年11 月26、27 日,2013 年6 月6、7
日,2014 年1 月15、16 日、パリ/DDD、74’03
レザール・フロリサンによるモンテヴェルディのマドリガーレ録音集が始動しました!
英国の名古楽テノールにして近年は指揮者としても活躍しているポール・アグニューがレザール・フロリサンを指揮してモンテヴェルディのマドリガーレ全曲演奏会を進行させており、そのライヴ録音から選りすぐりをCD
で発売するというもの。足掛け3 年で3 枚のCD
を発売する予定で、今回はその第1 弾にして全体の第2
集に当ります。
「マントヴァ」と題されたこの第2集では、マドリガーレ集第4
巻と第5 巻から「アリアンナの嘆き」を始めとする有名曲が収録されています。
2014 年に50 歳を迎えたアグニューは、2007
年からレザール・フロリサンの共同指揮者に迎えられて創設者ウィリアム・クリスティと共に積極的に活動しています。2014
年3 月にはウィーンでのラモー「プラテ」の上演を指揮しています。この録音はアグニューとレザール・フロリサンの良好な関係を示すものです。アグニューは指揮しているだけでなく、いくつかの曲ではテノールとして参加しています。指揮者というよりは仲間のリーダーということが、精度が高くても心地よい温もりが感じられる演奏に仕上がっている理由のようです。
CD を収納した特別紙ケース、解説と歌詞の伊英仏対訳の冊子の他、このCD
のためにフランスの作家、ルネ・ド・セカティ(1952—)が書き下ろした短編「巫女と幻想のフレスコ画」(フランス語と英語訳)の冊子までついて、これらが美麗スリップケースに収納されて、1CD
ですがかなり豪華な趣です。なお第1 集「クレモナ」は2015
年に、第3 集「ヴェネツィア」は2016 年に発売予定です。 |
WAON RECORDS
|
|
日出ずる処、牧神の目覺め。
・シャルル・ルイ・ウジェーヌ・ケックラン:オーボエとピアノのためのソナタ
op.58
・平野 一郎:牧羊神α(上田敏の詩に拠る、無伴奏オーボエの為の田園曲)
・ポール・デュカス:遥かなる牧神の嘆き
・トマ・デルクロー:コスモス
・プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ
・クロード・ドビュッシー:トッカータ
・平野 一郎:牧羊神β(上田敏の詩に拠る、オーボエ&ピアノの為の田園曲エクローグ) |
フロラン・シャレール(オーボエ)
トマ・デルクロー(ピアノ) |
近代フランス音楽への日本からのオマージュ
フロラン・シャレールが使用している楽器は、1976
年にスイス・チューリッヒに創設された
デュパン工房(現在はルクセンブルクに拠点を置く)のインペリアル・オーボエ。
録音:2014 年5 月27-30 日、滋賀県高島市立ガリバーホール
京都市交響楽団に所属するフランスのオーボエ奏者、フロラン・シャレールと、ジュネーヴ音楽院で後進の指導にもあたっているコンポーザー=ピアニスト、トマ・デルクローによるオーボエとピアノのための作品集の登場。2013
年6 月に京都のアンスティチュ・フランセ関西を舞台に開催された公演がもとになった録音です。ケックラン、デュカス、プーランクらのフランス作曲家作品のほか、デルクローの自作、さらに、ポール・クローデル(旧関西日仏学館設立者)の詩を日本初訳した上田敏の詩に基づく、平野一郎(b.1974)の作品が収録されています。薫り高いひと時を楽しむことができる1
枚です。
フロラン・シャレール(オーボエ)
フランス中部、クレルモンフェラン出身。アラン・ブランブリュードの元でオーボエを始める。パリ国立高等音楽院でジャク・ティス、フレデリック・ターディーにオーボエを、モーリス・ブルグ、ダヴィッド・ヴァルテールに室内楽を学び、2003
年最優秀の成績で卒業。同年、UFAM パリ国際コンクール優勝。在学中よりエマニュエル・クリヴィヌが指揮するフランス・ユースオーケストラに在籍した後、リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、ミュルーズ交響楽団等、多数のオーケストラに招聘される。2005
年アメリカ、テキサスのフェルナンド・ジレ国際オーボエコンクールに優勝した際は、R.
シュトラウスのオーボエ協奏曲のソリストとして、同地のオースティン交響楽団と共演。その卓越した演奏力を絶賛される。同年、佐渡裕氏によるオーディションに合格。兵庫芸術文化センター管弦楽団に入団のため来日。2006
年より京都市交響楽団に在籍。現在は、オーケストラでの活動に加え、ソロ奏者、室内楽奏者としても幅広い活躍をみせている。東京チェンバーオーケストラ、大阪フィルハーモニーなど、各地で首席奏者として客演するほか、「アルボラダ木管五重奏」としてNHKFM
ラジオに出演、録音。「キョウトシモ」では、タップダンスとクラシック音楽の融合、というジャンルを超えた芸術の融合を見事に果たし、大好評を博した。2012
年青山音楽賞受賞。2013 年アフィニス夏の音楽祭に出演。2014
年には、故郷クレルモンフェランを遠く離れ、「日本に渡ったフランス人の音楽家」として、彼の生い立ちや、音楽の軌跡に迫ったドキュメンタリーがフランスで放送され、大きな反響をよんだ。
トマ・デルクロー(ピアノ)
リヨン出身。6 歳からピアノを始める。リヨン国立高等音楽院でピアノをロジェ・ムラロに、音楽書法をロイック・マイエに師事。最優秀の成績で卒業する。2003
年メセナより奨学金を受給。同年、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭に参加し、クリスティアン・イヴァルディ、エマニュエル・ストロッセール、トリオ・ヴァンダラーと共演し、音楽に磨きをかける。2005
年パリ国立高等音楽院で室内楽をクレール・デゼール、アミ・フラメール、ディアーナ・リゲティに師事。最優秀の成績を得て卒業。近年は、ソロ活動、室内楽奏者、作曲家としても精力的に活動をしている。コントラバス奏者クリストフ・ベローとの「キュプカ・デュオ」をはじめ、チェロ奏者ミワ・ロッソと「デュオ・レオス」、ピアニスト、ギョーム・レビーと「デュオ・ノクチュエル」を結成。各地で公演し、高い評価を得ている。日本でも、オーボエ奏者フロラン・シャレールと共に演奏活動を行っており、「ノクターン」、「夢」、「コスモス」の3
作品を彼に献呈した。 |
CENTAUR
|
|
2本のチェロのための作品集
クープラン:2本のチェロのための二重奏曲集
テレマン:カノン・ソナタ第1番、カノン・ソナタ第2番
ヘンデル:ソナタ Op.2-8、ソナタ ハ長調
(原曲:ヴァイオリン&チェンバロ)
バルトーク:44の二重奏曲より(チェロ二重奏版) |
ナターリヤ・ホマ(チェロ)
スレン・バグラトゥーニ(チェロ)
ウィリアム・ハイレス(チェンバロ) |
チャイコフスキー国際コンクール入賞者デュオ!
1990年チャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門第4位入賞の実績を誇るウクライナの女流チェリスト、ナターリヤ・ホマと、1986年のチャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門で第2位に輝いたアルメニアのチェリスト、スレン・バグラトゥーニの強力デュオ!
現在、共にアメリカの大学で教授として教鞭を執る、2人の名チェリストのデュオ集は、クープラン、テレマン、ヘンデル、そして"チェロ・デュオ版"バルトークと多彩。名手2人の妙技と絶妙のアンサンブルで、チェロ・デュオの醍醐味を聴く。
1998年の録音。 |
|
|
風の中の声たち 〜 フルート作品集
武満徹:ヴォイス/
クラーク:ズームチューブ/
イッゼーシュ:トーテム/
サーリアホ:クルー・ドゥ・ヴァン/
エイトキン:氷柱/
ソルバーガー:ニュー・ミレニアム・メモ/
ジョラス:エピソードII/
エイトキン:プレインソング/
シャリーノ:Addio case del vento/
シュトックハウゼン:フラウティーナ/
ディック:グラヴィティ・ゴースト |
レナード・ギャリソン
(フルートアルト・フルート&ピッコロ) |
シカゴ交響楽団の元フルート奏者(2003年の日本ツアーにも参加)であり、現在はワシントンのワラワラ交響楽団の首席奏者、ノースウェスト木管五重奏団のメンバーとして活躍中のレナード・ギャリソン。
フルート、アルト・フルート、ピッコロを吹き分けるアメリカの名フルーティストの卓越したテクニック、研ぎ澄まされた表現力が光る「無伴奏フルート作品集」には、武満徹の「ヴォイス」やクラークの「ズームチューブ」など、無伴奏フルートの重要作品を収録。
2012年10月−11月の録音。 |
|
|
ドビュッシー:前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻 |
キャサリン・カウツキー(ピアノ) |
キャサリン・カウツキーは、アメリカ、ウィスコンシン州アップルトンのローレンス大学でピアノ科教授を務める女流ピアニスト。プーランクの「小象ババールの物語」やサティの「スポーツと気晴らし」の録音は高く評価されており、特にドビュッシーの音楽への造詣の深さには定評がある。タングルウッドでのジャクソン・マスター・アウォードなど受賞歴も多数。
2007年8月、セイジ・オザワ・ホール(タングルウッド)での録音。 |
|
|
生涯の音楽
ギアハート:アーロン・コープランドへのオマージュ、ロンドン橋変奏曲
ショーソン(ギアハート編曲):詩曲(ヴァイオリン&ピアノ)
シューベルト(ギアハート校訂):四重奏断章
D.703
ギアハート:プリエール、4つの小品 |
オレゴン弦楽四重奏団
フリッツ・ギアハート(ヴァイオリン)
ジョン・オーウィングス(ピアノ)
ローラ・ウェイト(ソプラノ)、他 |
リヴィングストン・ギアハート(1918−1996)は、カーティス音楽院ではロザリオ・スカレロ、海を渡りフランスでは作曲をナディア・ブーランジェ、イーゴリ・ストラヴィンスキーに、ピアノをロベール・カサドシュ、そして音楽理論をダリウス・ミヨーという錚々たる顔ぶれから音楽を学んだ20世紀アメリカの作曲家。
ギアハートのオリジナル作品、1986年に編曲を施したショーソンの「詩曲」、1990年にアンダンテの補筆完成を行ったシューベルトの「四重奏断章」など、貴重な音源が並ぶ。
2004年−2013年の録音。
|
|
|
ヒラリー・タン:作品集
ドッペルゲンガー
キルバート・ヒルズ
クレセット・ストーン
ウォーター・エッジ/他 |
エウンミ・コー(ピアノ)
シニ・ヴィルタネン(ヴァイオリン)
アンドルー・バーンハート(チェロ)
アルバート・キム(ピアノ) |
国際女性作曲家協会で要職を務め、現在はアメリカを拠点に活躍中のウェールズの女流作曲家、ヒラリー・タン。1985年から1991年にかけてプライベートで尺八を学ぶなど、日本の伝統音楽に深い興味を抱いていることもよく知られている。 |
|
|
ガース・バクスター:歌曲とアリア集
リンダ・パスタンの3つの詩/
フロム・ザ・ハート 〜 3人のアメリカの女性/
リフレクションの2つの歌/歌劇《リリー》からのアリア |
キャスリン・キーム(ソプラノ)
アンドルー・スチュワート(ピアノ)
キャスリン・マレイ(ギター)
ピーター・スコット・ドラックリー(テノール) |
1946年フィラデルフィア出身のモダン・トラディショナリスト、ガース・バクスターの歌曲、アリア集。1980年代に作曲された「3人のアメリカの女性」、2009年から2012年にかけて作曲されたオペラ「リリー」からのアリアがプログラムのメイン。 |
HYPERION
|
|
ナチュラル・ホルンで
モーツァルト:ホルン協奏曲集
ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407* |
ピップ・イーストップ(ナチュラル・ホルン)
アントニー・ハルステッド(指揮)
ハノーヴァー・バンド
エロイカ四重奏団 |
ハノーヴァー・バンド再び!ナチュラル・ホルンでモーツァルト!
ハイドンの交響曲集(CDH 55111〜55127)の優れた録音で知られるイギリスのピリオド・オーケストラ、ハノーヴァー・バンドの久しぶりとなるHyperion録音は、ピップ・イーストップのナチュラル・ホルンをソリストに迎えたモーツァルト!
ピップ・イーストップ(フィリップ・イーストップ)は、極めて広いジャンルとスタイルを吹きこなすイギリスのホルニスト。モダンとピリオドの使い分けのみならず、クラシックから、ジャズ、ポップス、ロック、映画音楽やTV、CMのセッション、そして王立音楽アカデミーや王立音楽大学の教授職、ホルンと管楽器奏者のための呼吸法の論文などアカデミックな分野まで、まさにオールラウンドで活躍するヴィルトゥオーゾ。
タクトを振るうのも、ナチュラル・ホルンの名手として名高く、近年は指揮者としても活躍するアントニー・ハルステッド(アンソニー・ホルステッド)。グッドマン指揮ハノーヴァー・バンド、ホグウッド指揮エンシェント室内管と、2度に渡る「モーツァルト:ホルン協奏曲全集」の名録音を残すベテランのハルステッドは、指揮者としても素晴らしい解釈を見せてくれることだろう。ちなみに、イーストップとハルステッドは、ロンドン・ホルン・サウンド(CACD
0112、CACD 0117)でも共演している。
※録音:2011年2月18日(五重奏)、2013年10月15日−18日(協奏曲)
|
|
|
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ
Vol.18〜
ジョンゲン&ラザーリ:ヴァイオリン協奏曲集
ジョンゲン:幻想曲ホ長調 Op.12
ラザーリ:狂詩曲ホ短調
ジョンゲン:
交響的アダージョ ロ長調 Op.20
ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.17 |
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
ロイヤル・フランダース・
フィルハーモニー管弦楽団 |
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト第18集!ジョンゲンのヴァイオリン協奏曲!
Hyperionの超人気シリーズ、知られざるロマン派の協奏曲を発掘・紹介するロマンティック・コンチェルト・シリーズ。
"ヴァイオリン・コンチェルト"の第18弾は、19世紀末から20世紀前半に活躍した近代ベルギーを代表する作曲家、ジョゼフ・ジョンゲン(1873−1953)のヴァイオリン協奏曲が登場。リエージュ音楽院でイザイやダンディ、R・シュトラウスらに学んだジョンゲンのヴァイオリン協奏曲(1900)は、温かい叙情、豊かな主題やリズムを備え、フローラン・シュミットによって「最高級のヴァイオリン協奏曲の1つ」と賞賛された作品。
ソリストを務めるのは、16歳でパリ音楽院を卒業したフランスの天才ヴァイオリニスト、フィリップ・グラファン。これまで数々のレア・レパートリーを開拓・披露しており、ロマンティック・コンチェルト・シリーズでもおなじみの存在である。
また、ジョンゲンと同じくセザール・フランクの影響を受けた"フランキスト"であるイタリアの作曲家シルヴィオ・ラザーリ(1857−1944)の、ヴァイオリンと管弦楽のための「狂詩曲」も収録。
※録音:2013年7月9日−11日、フリッツ・フィリップス・ミュージックホール(アイントホーフェン/オランダ)
|
|
|
タリス:めでたし棘なき薔薇
おお、救い主なるいけにえよ/わが罪を拭い去りたまえ/
なぜ国々は騒ぎ立ち(大司教パーカーのための9つの詩篇歌第3番)/
めでたし棘なき薔薇/主の御名をたたえん/光の消える前にI/
主よ、御身が手に/光の消える前にII/世の救い主よII/
O come in one to praise the Lord
(大司教パーカーのための9つの詩篇歌第4番)/
イエスがパリサイ人シモンの家に招かれた時/万歳、天上の門/
4声のミサ/主を褒め称えよ/我らを憐れみたまえ |
カージナルズ・ミュージック
アンドルー・カーウッド(指揮) |
カージナルズのタリス第4弾は、「めでたし棘なき薔薇」と「4声のミサ」!
タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッドと、カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
2006年グラモフォン賞で古楽部門賞に輝いた第1弾(CDA
67548)から始まり、カージナルズ・ミュージックの新たなる柱となっているトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽集。第4弾は、聖母マリアのための賛歌「めでたし棘なき薔薇」や「4声のミサ」、ヴォーン・ウィリアムズの「タリス幻想曲」の原曲ともなった「なぜ国々は騒ぎ立ち」など、タリスの崇高な音楽の数々を収録。エイミー・ハワースやセシリア・オズモンド、キャロライン・トレヴァー、パトリック・クレイグなど、一流のソリストたちが集うヴォーカル・アンサンブルで、純度の高いポリフォニーを堪能できる。
※録音:2013年11月11日−13日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城(ウェスト・サセックス) |
HELIOS
|
CDH 55242
【新装移行再発売】
\1600
|
スクリャービン:練習曲全集
練習曲嬰ハ短調 Op.2-1/12の練習曲 Op.8/
8つの練習曲 Op.42/練習曲変ホ長調 Op.49-1/
練習曲変ホ長調 Op.56-4/3つの練習曲 Op.65 |
ピアーズ・レーン(ピアノ) |
Hyperion初期の名盤 ピアーズ・レーンのスクリャービン「練習曲全集」&「前奏曲全集」がHeliosから一挙登場!
イギリスで活躍するオーストラリアの知性派ピニアスト、ピアーズ・レーン。レーンが1992年に録音したスクリャービンの練習曲全集は、Op.8やOp.42などまとまった練習曲集に加え、Op.2やOp.49、Op.56などの小品集に含まれた「練習曲」も収録した全曲盤として、重宝されていた名盤。
ピアノの名手でもあったスクリャービンの練習曲は高い技巧と芸術性を必要とする難曲ばかりだが、レーンは華麗なテクニックであまり感傷的にはなりすぎないようバランスよく知性的に弾きこなしている。
※録音:1992年5月11日−13日/CDA 66607からの新装移行再発売 |
|
CDH 55450
【新装移行再発売】
\1600
|
スクリャービン:前奏曲全集Vol.1
前奏曲ロ長調 Op.2-2
左手のための前奏曲嬰ハ短調 Op.9-1
24の前奏曲 Op.11
6つの前奏曲 Op.13
5つの前奏曲 Op.15
5つの前奏曲 Op.16 |
ピアーズ・レーン(ピアノ) |
CDH 55451
【新装移行再発売】
\1600
|
スクリャービン:前奏曲全集Vol.2
7つの前奏曲 Op.17/4つの前奏曲 Op.22/
2つの前奏曲 Op.27/4つの前奏曲 Op.31/
4つの前奏曲 Op.33/3つの前奏曲 Op.35/
4つの前奏曲 Op.37/4つの前奏曲 Op.39/
前奏曲変ホ長調 Op.45-3/4つの前奏曲 Op.48/
前奏曲ヘ長調 Op.49-2/前奏曲イ短調 Op.51-2/
前奏曲変ヘ長調 Op.56-1/前奏曲 Op.59-2/
2つの前奏曲 Op.67/5つの前奏曲 Op.74 |
「練習曲全集」に続きピアーズ・レーンが手がけたスクリャービンの「前奏曲全集」。2000年に録音した2枚組セットが、Heliosでは分売で登場。ショパンに強い関心を示し、独立した前奏曲ばかりで曲集を組んでいく手法はまさにショパンに倣ったものである。長い年月をかけて作曲された多くの前奏曲は、彼の生活の変化とともに様々な要素を含んだものであり、数あるピアノ曲の中でも最もスクリャービンの本質が覗える作品集であるといえるだろう。
※録音:2000年6月14日−16日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)/CDA
67057/8からの新装移行再発売 |
SILVERDOOR
|
|
ドイル:マスターズ・ノイズ Vol.2
シャルロット・コルデーとルイ16世の悲しみ
パッサデス Vol.1 |
ロジャー・ドイル(エレクトロニクス、声)
キャシー・ケネディー(声)
ポール・ダットン(声)
オルウェン・フエレ(声) |
アイルランド、ダブリン出身の電子音楽作曲家、ロジャー・ドイルの作品集。ブルージュ国際電子音楽研究所によって、200周年を迎えた「フランス革命」を題材に委嘱された「シャルロット・コルデーとルイ16世の悲しみ」、映像やDVDのストップモーションにインスピレーションを受け作られた「パッサデス
Vol.1」。斬新で魅力的な音楽は今回も健在。 |
|
|
ドイル:クール・スティール・アーミー
クール・スティール・アーミー
パーヴォの約束
クラリネッティスト、アドルフ・ゲブラー |
ロジャー・ドイル(ピアノ、エレクトロニクス)
イアン・マクドネル(ラップトップ・パーカッション)、他 |
映画を想像出来るようなライヴ・サウンドトラックというアイデアを生み出し、アイルランド交響楽団のクラリネッティストだったアドルフ・ゲブラーの記憶を基にした「クラリネッティスト、アドルフ・ゲブラー」など、ピアノをベースに美しい音楽を聴くことが出来る。 |
STONE RECORDS
|
|
ブライアン:歌曲全集Vol.2
ミディアム・ヴォイスによる3つの歌曲/
ブレイクの詩による2つの歌/
《ファウスト》 よりグレートヒェンの歌/
ヘリックの詩による3つの歌/ブレイクの詩による5つの歌/
2つのヘンデル・アレンジメンツ/4つの小品/日が沈む時 |
ミッシェル・ウォルトン(ソプラノ)
マーク・ストーン(バリトン)
ショルト・キノック(ピアノ) |
ハヴァーガル・ブライアンの歌曲全集第2巻!歌曲の再評価が加速する!
超巨大編成の「交響曲第1番《ゴシック》」の作曲者でありその生涯で32曲の交響曲をイギリスのシンフォニスト、ハヴァーガル・ブライアン(1876−1972)の歌曲全集の第2巻が登場。
イギリスの歌曲を得意とする、ミッシェル・ウォルトン、マーク・ストーンの美しい歌声と、全編に渡る伴奏と「4つの小品」で聴かせてくれる華麗なショルト・キノックのピアノ。「ゴシック」の陰に隠れてきたブライアンの歌曲の再評価が加速する!
※録音:2012年1月5日−6日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス) |
|
5060192780437
(2CD)
\5000
|
虹色のフルート 〜 オーストラリアのフルート作品集
ハンソン:フルート・ソナタ Op.10/
アレン:
フルートとピアノのための組曲 《水彩画》
Op.12、
フルート・ソナタ Op.56/
ウィルチャー:青釉、アン・アイドル・ヴォイス/
ハウレット:展示/ガンダー:虹色/
パフィオール:エルストウ組曲 |
ニール・フィセンデン(フルート)
デヴィッド・ウィッカム(ピアノ) |
フレンチ・スタイルが主流だった頃から時代を経て多種多様なスタイルの作品が生み出されていきたフルートのレパートリー。フルートの持つ魅力に反応したオーストラリアの作曲家は、妙技や歌曲のような瞑想的なメロディーによる曲を作り、フルートのレパートリーに貢献してきた。それを受け継いだオーストラリアの近現代作曲家による作品集が登場。オーストラリアのベテラン・ヴィルトゥオーゾ・フルーティスト、ニール・フィセンデンによる豊かな音色で、知られざるオーストラリアン・プログラムを。
2013年2月20日、22日−23日の録音。 |
|
|
映像
ハミルトン:
サルバトール・ムンディ、エンジェル・デイ、
アヴェ・ヴェルム、追憶に、主は我が導師、
十字架につけられ、主の祈り、夕べの讃美歌、
おお,聖餐よ、天使の糧、ベツレヘムの星
スタンフォード:まったき道を歩む者は幸いなり
アダン(ハミルトン編):聖なる夜 |
エリザベス・マイスター(ソプラノ)
カントリブス
ティモシー・ハミルトン(指揮) |
イギリスの作曲家、ティモシー・ハミルトンとチャールズ・スタンフォード、アドルフ・アダンのア・カペラ合唱作品集。
これがデビュー・アルバムとなるカントリブスと、創設者で指揮でもあるハミルトン。最後の2曲は、カントリブスが贈るクリスマス・メッセージとなっており、バラエティに富んだプログラムと、楽器を入れないことで、声を十分に生かした純度の高いア・カペラ・アンサンブルを聴かせてくれる。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PROFIL
|
PH 14052
(35CD)
\14000 →\12990
|
ギュンター・ヘンスラー氏渾身の大企画
「J.S.バッハ・ザ・コレクション」 |
[CD 1]56’34
・ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV
1046
・ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV
1047
・ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV
1050
カール・リヒター室内管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1956、1957 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
[CD 2]64’26”
・ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV
1048
・ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV
1049
・ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV
1051
カール・リヒター室内管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1956、1957 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・トッカータとフーガ ニ短調BWV 538
カール・リヒター(オルガン:オットーボイレン、バシリカ教会Marienorgel)
収録:1954 年(セッション・モノラル/テルデック原盤)
[CD 3]70’23”
・管弦楽組曲第1番ハ長調BWV 1066 ・管弦楽組曲第2番ロ短調BWV
1067
・管弦楽組曲第4番ニ長調BWV 1069
オーレル・ニコレ(フルート)、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1960 年6月、1961年6月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DGG原盤)
[CD 4]70’55”
・管弦楽組曲第3番ニ長調BWV 1068
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1960 年6月、1961年6月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DGG原盤)
・音楽の捧げ物BWV 1069
オーレル・ニコレ(フルート)、オットー・ビュヒナー、クルト・グントナー(ヴァイオリン)、
ジークフリート・マイネッケ(ヴィオラ)、フリッツ・キスカルト(チェロ)、
ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ)、カール・リヒター(指揮とチェンバロ)
収録:1963 年1月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/DGG
原盤)
[CD 5]46’57”
・ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV 1041
ローラント・グロイッター(ヴァイオリン)、NDR
交響楽団、ギュンター・ヴァント(指揮)
収録:1992 年3月15-17日(ライヴ・ステレオ)
・2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV
1043
ダヴィデ・トーゾ(ヴァイオリン)他、サンクト・ペテルブルク交響楽団、フォルカー・ハルトゥング(指揮)
・ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV 1042
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
収録:1960 年(セッション/エテルナ原盤)
[CD 6]72’57”
・チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV 1052
・2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV
1061
・3台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV
1064
・4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV
1065
エドゥアルト・ミュラー、ゲルハルト・エッシュバッハー、ハインリヒ・グルトナー(チェンバロ)
アンスバッハ・バッハ週間のソリストたち、カール・リヒター(チェンバロと指揮)
収録:1955 年/アンスバッハ(セッション・モノラル/テルデック原盤)
[CD 7]45’05”
・ゴルトベルク変奏曲BWV 988
カール・リヒター(チェンバロ)
収録:1958 年(セッション・モノラル/テルデック原盤)
[CD 8]69’04”
・パルティータ第1番変ロ長調BWV 825 ・パルティータ第2番ハ短調BWV
826
・パルティータ第3番イ短調BWV 827 ・パルティータ第4番ニ長調BWV
828
・パルティータ第5番ト長調BWV 829
カール・リヒター(チェンバロ)
収録:1958 年(セッション・モノラル/テルデック原盤)
[CD 9]55’04”
・ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV 1056
グレン・グールド(ピアノ)、コロンビア交響楽団、ヴラディーミル・ゴルシュマン(指揮)
収録:1958 年(セッション/ソニー原盤)
・シンフォニア第8番ヘ長調BWV 794 ・シンフォニア第15番ロ短調BWV
801
・シンフォニア第9番ヘ短調BWV 795
平均律クラヴィーア曲集第1 巻〜
・第1番ハ長調BWV 846 ・第2番ハ短調BWV
847 ・第3番嬰ハ長調BWV 848
・第4番嬰ハ短調BWV 849 ・第5番ニ長調BWV
850 ・第6番ニ短調BWV 851
・第7番変ホ長調BWV 852 ・第8番変ホ短調BWV
853
グレン・グールド(ピアノ)
[CD 10]67’32”
・パルティータ第6番ホ短調BWV 830
・平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第22番変ロ短調BWV
891
・前奏曲とフーガ ハ短調BWV 546(リスト編)
・前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547(リスト編)
・前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543(リスト編)
デイヴィッド・テオドール・シュミット(ピアノ)
[CD 11]62’43”
・トリオ・ソナタ ハ長調BWV 1037
ダヴィド・オイストラフ、イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)、ハンス・ピシュナー(チェンバロ)
収録:1957 年(セッション・モノラル//DGG
原盤)
・無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV 1011
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
・前奏曲ハ短調BWV 999 ・組曲ホ長調BWV
1006a
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV
1004〜シャコンヌ
・無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV 1009〜ブーレ
I & II
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV
1001〜フーガ
アンドレス・セゴビア(ギター)
[CD 12]53’17”
・カンタータ「泣くこと、嘆くこと、案ずること、怯えること」BWV
12〜シンフォニア
・カンタータ「私の心は思い煩いで一杯でした」BWV
21〜シンフォニア
・カンタータ「神の時は最上の時」BWV 106〜シンフォニア
・カンタータ「天の王よ、あなたをお迎えします」BWV
182〜シンフォニア
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
・無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV 1007〜前奏曲
・無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV 1012〜ガヴォットI
& II
・無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調BWV
1002〜ブーレ
・無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV 1009〜クーラント
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV
1001〜シチリアーノ
・組曲ホ短調BWV 996〜ブーレ
アンドレス・セゴビア(ギター)
・無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV 1008
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
[CD 13]47’22”
・フルートとチェンバロのためのソナタ第1番ロ短調BWV
1030
・フルートとチェンバロのためのソナタ第2番変ホ長調BWV
1031
オーレル・ニコレ(フルート)、カール・リヒター(チェンバロ)
・「主よ、人の望みの喜びよ」BWV 147/10
・「心よりわれこがれ望む」BWV 727 ・「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BWV
388
・「神の子は来たれり」BWV 318 ・「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」BWV
305
・「ああ 主よ、あなたの愛する天使を遣わされ」BWV
245
モーリス・アンドレ(トランペット)、ピエール・コシュロー(オルガン)
ブラス・アンサンブル、アルマン・ビルバウム(指揮)
[CD 14]54’21”
・協奏曲ニ長調(復活祭オラトリオ BWV
249 に基づく)/セイチェント
・ソナタBWV 529−リコーダー、ディスカント・ヴィオール、チェロとテオルボ
・ソナタBWV 1027/1039−リコーダー、リラ・ヴィオール、チェロとテオルボ
・ソナタBWV 1037−リコーダー、ディスカント・ヴィオール、チェロとテオルボ
[アダージョ(モーツァルト:カノン風アダージョK.410)/アッラ・ブレーヴェ/ラルゴ/ジグ]
クアドロ・ヒポテーシス
[CD 15]70’10”
「オルガン・リサイタル」
・トッカータとフーガ ニ短調BWV 565
・コラール前奏曲「主イエス・キリストよ,われ汝に呼ばわる」BWV
639
・パッサカリアとフーガ ハ短調BWV 582
・コラール前奏曲「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV
645
・幻想曲とフーガ ト短調BWV 542
・コラール前奏曲「イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて」BWV
650
・コラール前奏曲「高き御空よりわれは来れり」BWV
606
・前奏曲とフーガ ホ短調BWV 548
カール・リヒター(オルガン;ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール)
収録:1954 年10月、11月/ジュネーヴ(セッション・ステレオ/Decca
原盤)
[CD 16]37’25”
・トッカータとフーガ ニ短調BWV 538「ドリア調」
・パルティータ「ようこそ、慈悲あつきイエスよ」BWV
768
カール・リヒター(オルガン)
[CD 17]42’03”
・カンタータ「我は喜んで十字架の杖を手に取らん」BWV
56
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ベルリン・モテット合唱団
カール・リステンパルト室内管弦楽団、カール・リステンパルト(指揮)
収録:1951 年(セッション・モノラル/DGG
原盤)
・カンタータ「まことの神でありダビデの子であるあなた」BWV
23
ロッテ・シェードル(ソプラノ)、ベアトリス・クレープス(アルト)、ロバート・プライス(テノール)
ミュンヘン・バッハ合唱団、室内管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
[CD 18]50’54”
・カンタータ「私は、満ち足りた」BWV 82
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
カール・リステンパルト室内管弦楽団、カール・リステンパルト(指揮)
収録:1951 年(セッション・モノラル/DGG
原盤)
・カンタータ「目覚めよ、祈れ、祈れ、目覚めよ」BWV
70
ロッテ・シェードル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、ヘルムート・クレッチュマー(バス)
キート・エンゲン(バス)、ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー
[CD 19]45’22”
・カンタータ「我らは感謝せん、神よ、あなたに感謝せん」BWV
29〜シンフォニア
・カンタータ「私の心は血の中を泳ぐ」BWV
199
・カンタータ「すべての国よ、神を誉め讃えよ」BWV
51
ドリス・ハーゲル(ソプラノ)、セイチェント
[CD 20]62’43”
・カンタータ「イエスよ、あなたはわが魂を」BWV
78
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、ヨーン・ヴァン・ケステレン(テノール)
キート・エンゲン(バス)、アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1961 年7月/ハイルスブロン・ミュンスター(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・カンタータ「イエス・キリストを脳裡にとどめよ」BWV
67
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、ピーター・ピアーズ(テノール)
キート・エンゲン(バス)、ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー、カール・リヒター(指揮)
収録:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・カンタータ「私が去り行くのは、あなたがたの益となる」BWV
108
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、ピーター・ピアーズ(テノール)
キート・エンゲン(バス)、ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)
エドガー・シャン(オーボエ・ダモーレ)、フリッツ・ゾンライトナー(ヴァイオリン)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー、カール・リヒター(指揮)
収録:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
[CD 21]68’23”
・カンタータ「主イエス・キリスト、真の人にして神」BWV
127
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、ピーター・ピアーズ(テノール)
キート・エンゲン(バス)、ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)
エドガー・シャン(オーボエ・ダモーレ)、フリッツ・ゾンライトナー(ヴァイオリン)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー、カール・リヒター(指揮)
収録:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・カンタータ「主なる神は太陽にして盾なり」BWV
79
ベアトリス・クレープス(アルト)、キート・エンゲン(バス)、エドガー・シャン(オーボエ)
ヘルマン・ウール(チェロ)、フランツ・オルトナー(コントラバス)、へドヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ&オルガン)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、ミュンヘン・バッハ合唱団、カール・リヒター(指揮)
収録:1959 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・カンタータ「キリストは死の縄目につながれた」BWV
4
キート・エンゲン(バス)、へドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)
ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー、ミュンヘン・バッハ合唱団、カール・リヒター(指揮)
収録:1963 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
[CD 22]60’07”
・カンタータ・「人よ、良きことの何たるかはすでに汝に告げられたり」BWV
45
ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、キート・エンゲン(バス)
オーレル・ニコレ(フルート)、ミュンヘン・バッハ合唱団、アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
収録:1959 年7月、8月/アンスバッハ、アウグスタナザール(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・カンタータ「愛する御神よ、いつ我は死なん」BWV
8
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)
キート・エンゲン(バス)、オーレル・ニコレ(フルート)、ミュンヘン・バッハ合唱団
アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
収録:1959 年7月、8月/アンスバッハ、アウグスタナザール(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・カンタータ「私は、哀れな人、罪のしもべ」BWV
55
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、オーレル・ニコレ(フルート)、エドガー・シャン(オーボエ)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1959 年2月、3月/ライプツィヒ、トーマス教会(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
[CD 23]30’00”
・マニフィカト ニ長調BWV 243
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス=バリトン)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1961 年6月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
[CD 24]66’29”
・ミサ曲ヘ長調BWV 233 ・ミサ曲イ長調BWV
234
エリーザベト・シュパイザー(ソプラノ)、インゲボルク・ルシュ(アルト)、ヨーン・ファン・ケステレン(テノール)
ゲルハルト・ファウルシュティヒ(バリトン)、ヤコプ・シュテンプフリ(バス)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指揮)
[CD 25]66’49”
・ミサ曲ト短調BWV 235
ヒルデガルト・リュトガース(アルト)、クルト・エクウィルツ(テノール)
エーリヒ・ヴェンク(バス)、シュトゥットガルト記念教会聖歌隊
・ミサ曲ト長調BWV 236
エリーザベト・シュパイザー(ソプラノ)、インゲボルク・ルシュ(アルト)、ヨーン・ファン・ケステレン(テノール)
ゲルハルト・ファウルシュティヒ(バリトン)、ヤコプ・シュテンプフリ(バス)
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指揮)
[CD 26 & 27]56’25” / 58’04”
・ミサ曲ロ短調BWV 232
ウルリケ・ゾンターク(ソプラノ1)、マルヤナ・リポヴシェク(ソプラノ2、アルト)
ハワード・クルーク(テノール)、アンドレアス・シュミット(バス)、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
シュトゥットガルト室内管弦楽団、ヘルムート・リリング(指揮)
収録:1988 年5月/ルードヴィヒスブルク
(セッション・ステレオ/インターコード原盤)
[CD 28 & 29]60’23” / 61’43”
・ヨハネ受難曲BWV 245
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール:福音史家)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:イエス)
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、ヨゼフ・トラクセル(テノール)
カール・クリスティアン・コーン(バス)、リーザ・オットー(ソプラノ)、他
ベルリン聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団、ベルリン交響楽団、カール・フォルスター(指揮)
収録:1961 年(セッション・ステレオ/エレクトローラ原盤)
[CD 30-32]67’14” / 40’52” / 52’26”
・マタイ受難曲BWV 244
ロジャーズ・カーヴィ=クランプ(テノール:福音史家)、マイケル・ジョージ(イエス:バリトン)
エマ・カークビー(ソプラノ)、マイケル・チャンス(アルト)、マーティン・ヒル(テノール)
デイヴィッド・トーマス(バス)、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ合唱団、ブランデンブルク・コンソート、ロイ・グッドマン(指揮)
[CD 33-35]61’27” / 53’15” / 54’37”
・クリスマス・オラトリオBWV 248
ゲルト・ルッツェ(テノール:福音史家)、クロエ・オーエン(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)
ホルスト・ギュンター(バス)、キート・エンゲン(バス)、ミュンヘン・バッハ合唱団
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・リヒター(指揮)
収録:1955 年(セッション・モノラル/テルデック原盤) |
2015年J.S.バッハ生誕330 周年記念、ギュンター・ヘンスラー氏渾身の大企画CD35枚組「J.S.バッハ・ザ・コレクション」氏が敬愛するカール・リヒターの音源を多数使用
ステレオ
※各CD には、トラック・リストのみでブックレットは付属しません。
Profil の社主ギュンター・ヘンスラー氏が、2015
年のJ.S. バッハ生誕330 周年に向けてお届けする「J.S.
バッハ・ザ・コレクション」。CD35 枚組のボックスは、膨大な作品の中から、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、クリスマス・オラトリオといった大作をはじめ、教会カンタータ、ブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲のほか、オルガン曲、ギター編曲作品などが、バランスよく選曲されており、偉大なるバッハの魅力を手軽に味わえる内容となっています。
なかでも、ヘンスラー氏が幼少期より敬愛してやまない、バッハ演奏の大権威カール・リヒターの録音を多数網羅しているのも特徴。
各CD にはトラック・リストのみで、ブックレットは付属しません。 |
<国内盤>
11/13(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALTUS
|
|
エリシュカ、アルトゥス・レーベルに登場!
切々と心にせまるブラームス、讃歌あふれるドヴォルザーク!
(1)ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
Op.104 |
ラドミル・エリシュカ(指揮)
石川祐支(チェロ/札幌交響楽団首席奏者)
札幌交響楽団 |
おくれてきた最後の巨匠、チェコ音楽の最高権威83歳!ラドミル・エリシュカ(札響首席客演指揮者)アルトゥス・レーベルで登場!
札幌交響楽団の北欧オケを思わす味わいも特筆!アルトゥスならではの音の良さ立体感が引き立つ見事な録音。
ライヴ録音:2013 年10 月11 & 12 日/札幌コンサートホール/DDD、ステレオ・ライヴ
2009 年のエリシュカのN 響登場は衝撃でした。その「わが祖国」全曲は同年のファン投票でも1
位に選ばれ語り草となったエリシュカですが、以前より相思相愛、現在大変な蜜月の札幌交響楽団とのブラームス、得意のドヴォルザークの熱演が登場。エリシュカの緻密で細かなテンポ変換に見事に応える札響とのコンビは往年のヴァント・ギュルツェニッヒの名コンビを彷彿とさせ心に響きます。日本のオケの中でも北欧のオーケストラのような特徴を備える希有なオーケストラの札幌交響楽団ですが近年、腕の磨き上げがことのほか素晴らしく、聴きものです。
ラドミル・エリシュカ(指揮):
1931 年チェコ・ズデーテン地方に生まれ、ヤナーチェクの愛弟子バカラに師事、いわばヤナーチェク嫡流の孫弟子と云った存在でチェコ楽壇の本命的指揮者として冷戦時代は活躍、しかしながら海外演奏活動においてはチェコ楽壇の本流ゆえにソ連邦および共産圏を専門に活動していたため、共産体制崩壊後、もっぱら西側への演奏会を受け持ったノイマンと知名度の点で西側においては随分と水をあけられるかたちとなってしまっていました、まさに「遅れてきた」真の名匠のゆえんと申せます。また2013年までチェコ・ドボルザーク協会会長をつとめました。その力強い音楽は老いてますますさかん。
石川祐支(チェロ):
1977年名古屋生まれ。東京音大を首席で卒業。99年日本音楽コンクール第一位。マリオ・ブルネロに師事。東京交響楽団首席チェリストから、05年より札幌交響楽団首席チェリストを務める。また在京オーケストラからもソリストとして数多く招かれており、さらに札幌交響楽団コンサートマスター三上亮らとともにシリウス弦楽四重奏団を結成、室内楽の分野でも旺盛に活動。
|
CHALLENGE CLASSICS
|
CC 72662
(1CD+
1ボーナスCD)
\2500 →\2290
|
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
第1番の初版、世界初録音!
[CD1]
ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49(1840)
ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 op.66(1846)
[CD2]
ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49(初版
1839)※ 世界発録音 |
ファン・ベーレ・トリオ
〔ハンネス・ミンナール(ピアノ)、
マリア・ミルシテイン(ヴァイオリン)、
ギデオン・デン・ヘルデール(チェロ)〕 |
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集、第1番の初版、世界初録音!
録音:2014 年5 月5-7 日、7 月4-5 日
なんともみずみずしいメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集の登場。2004
年に結成され、受賞多数の注目株、ファン・ベーレ・トリオによる演奏です。
フレッシュでみずみずしい演奏であることはもちろんですが、ポイントは、第1
番の初版が世界発録音されていること。第1 番は、1839
年秋にメンデルスゾーンのピアノ、友人フェルディナント・ダーフィトのヴァイオリンで初演されました。1840
年に一度出版されたものの、出版後も色々手を加え、もう一度出版されました。現在はこのいわば第2
版が演奏されるのが通常ですが、今回の録音では、初版を世界初録音しています。現在一般に演奏されている第2
版と比較して聴ける、興味深い録音といえるでしょう。作風により深みが増した第2
番も熱を帯びた名演です。 |
EVIDENCE
|
|
ガイヤールも参加の豪華メンバーによる稀有な「ます」!
シューベルト:
・ピアノ五重奏曲 イ長調op.114, D667「ます」
・シルヴィアに(チェロとピアノ版)D891
・糸を紡ぐグレートヒェン D118(ヴィオラとピアノ版)
・リュートに寄せて D905
・ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 D384
(チェロ編曲版/ヤーノシュ・シュタルケル編) |
ヨッシフ・イヴァノフ(ヴァイオリン)
ベアトリス・ムトレ(ヴィオラ)
オフェリー・ガイヤール(チェロ)
ステファヌ・ロジェロ(コントラバス)
デルフィヌ・バルダン(ピアノ) |
録音:2011 年9 月16,17,18,19 日
人気女性チェロ奏者、ガイヤールも参加しての「ます」の登場。ヴァイオリンはエリザベート国際コンクールで第2
位受賞のイヴァノフ。ヴィオラは、ズッカーマンにヴィオラを師事し、その後マーラー・チェンバーオーケストラでソロ・ヴィオラ奏者も務めたムトレが素晴らしい内声を響かせます。コントラバスは、エベーヌ弦楽四重奏団、モディリアーニ四重奏団、また、クインシー・ジョーンズやファジル・サイ、ミシェル・ルグランなどジャンルを問わない共演歴を持つロジェロ、と、非常に一人ひとりの質の高い奏者が集った、稀有なアンサンブルです。
全体に非常にらくらくとした演奏で、ちょっとしたアクセントのつけかたも、演奏者たちが楽しんでいることがうかがわれるような幸せな演奏です。ヴァイオリン・ソナタ第1番をシュタルケルがチェロとピアノ版に編曲した作品でも、ガイヤールの親しみやすく気品あふれる奏法が光ります。ピアノのデルフィヌ・バルダンは、エマールにも師事し、受賞歴多数、室内楽の分野でひっぱりだこの存在で、フォーレのバルカローレ集(アルファ・レーベル)でも高い評価を得たピアニストです。
|
LIMEN
|
CDVD018 C018
(CD+DVD)
\3100 →\2890
|
三代目シトコヴェツキー、アレクサンドル!
ブラームス、ベートーヴェン、グリーグのソナタを録音!
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ホ長調 Op.12
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
イ長調 Op.100
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調
Op.45 |
アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
呉倩(ピアノ) |
全曲映像つき!クラシック界のサラブレッド、アレクサンドル・シトコヴェツキー!ブラームス、ベートーヴェン、グリーグのソナタを録音!
録音:2012 年/ Limen Music Studio、ミラノ/DDD、NTSC
16:9、62’37”
クラシック界のサラブレッド、アレクサンドル・シトコヴェツキーがベートーヴェン、ブラームス、グリーグのソナタを録音!
ピアノの呉倩とデュオ・シトコヴェツキーを結成し既に10
年以上のキャリアをもち、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇ります。また、近年はチェロのレオナルト・エルシェンブロイヒを加えたシトコヴェツキー・トリオとしてデビューし、BIS
レーベルよりドヴォルザークのピアノ三重奏曲第3
番、スメタナのピアノ三重奏曲を収録したアルバム(BIS
SA 2059)は好評を博しております。
当レーベルの魅力として全曲映像付ということがあげられます。奏法を見ることができ、ヴァイオリン習得者にも適したアルバムです。デュオ・シトコヴェツキーの情熱的な演奏をお楽しみください。
ヴァイオリンのアレクサンドル・シトコヴェツキーは祖父にユリアン・シトコヴェツキー、祖母にショパン・コンクールの覇者ベラ・ダヴィドヴィチ、そして父にドミトリ・シトコヴェツキーという音楽的に恵まれた環境に生まれました。既に世界的に活躍するヴァイオリニストでディスクとしてはORFEOレーベルからはメンデルスゾーンの初期の協奏曲作品を集めたアルバム(ORFEO
761092)などをリリースしております。明瞭なアーティキュレーション、抜群のアンサンブル能力そして豊かな音楽性はさすが生まれもった才能と言えましょう。 |
|
CDVD035 C035
(CD+DVD)
\3100
|
新進気鋭のヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団のデビュー盤
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調
Op.60
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 Op.15 |
ヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団
【ラディム・クレスタ(ヴァイオリン)、
エヴァ・クレストヴァ(ヴィオラ)、
ヴァーツラフ・ペトル(チェロ)、
ヴァーツラフ・マーハ(ピアノ)】 |
全曲映像つき!新進気鋭のヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団のデビュー盤は名作フォーレ第1番、ブラームス第3番!
録音:2014 年/ Limen Music Studio、ミラノ/DDD、NTSC
16:9、73’05”
チェコを代表するヴァイオリスト、ヨゼフ・スークからその名をとったヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団のデビュー盤はブラームスのピアノ四重奏曲第3
番とフォーレのピアノ四重奏曲第1 番です。
当団はヴァイオリンのラディム・クレスタ、チェロのヴァーツラフ・ペトル、ピアノのヴァーツラフ・マーハによって2007
年に結成されたタラス・ピアノ三重奏団のメンバーにヴィオラのエヴァ・クレストヴァを迎えて2014
年に結成されました。(エヴァ・クレストヴァ(旧姓カロヴァー)は2008
年から2012 年までパヴェル・ハース四重奏団の第2
ヴァイオリンをつとめ、当団ではヴィオラ奏者として活躍しています。)
ヨゼフ・スーク・ピアノ四重奏団のレパートリーはブラームス、ドヴォルザーク、スーク、マルティヌーから現代作品まで幅広く演奏・録音活動しており、既にマーラーのピアノ四重奏曲イ短調
断章、ブラームスのピアノ四重奏曲第1 番ト短調
Op.25 をイタリアのレーベルへ録音したとのことです。今後の活躍も注目です。 |
GLOSSA
|
GCD 923502
(2CD/特別価格)
\4000
|
ラモーのオペラ・バレ"詩神ポリムニーの祭典"!
ハンガリー古楽界の精鋭集団Glossa初登場!
ラモー:オペラ・バレ《詩神ポリムニーの祭典》 |
オルフェオ管弦楽団、
パーセル合唱団
ジェルジュ・ヴァシェジ(指揮)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
エメケ・バラート(ソプラノ)
オーレリア・ルゲイ(ソプラノ)
マールタ・シュテファニク(ソプラノ)
マティアス・ヴィダル(テノール)
トーマス・ドリー(バリトン)
ドモンコシュ・ブラジョー(バリトン) |
セバスティアン・デラン&レ・ヌーヴォー・カラクテールの「愛の驚き(アモルの驚き)」(GCD
922701)、エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルの「イメンとアムールの祭り」(GCD
921629)と続いてきた、グロッサ(Glossa)のジャン=フィリップ・ラモー(1683−1764)のオペラ=バレ・プロジェクトから、オペラ・バレ(バレ・エロイック/英雄的バレエ)「詩神ポリムニーの祭典」の全曲録音が登場!
ハンガリーが輩出した古楽界の奇才ジェルジュ・ヴァシェジと、同じく東欧ハンガリーを代表するピリオド・オーケストラ、オルフェオ管弦楽団、そしてパーセル合唱団がグロッサ初登場!
ルイ15世の宮廷作曲家に任命され、「ナヴァールの王姫」、「プラテ」、「栄光の神殿」、「ラミールの祭典」が作曲、初演されるなど、まさにラモーの"驚異の年(annus
mirabillis)"と呼ぶにふさわしい1745年に作曲された「詩神ポリムニーの祭典」。
ヴェロニク・ジャンスやマティアス・ヴィダルなど、超一流の古楽系歌手たちがソリストとして集う、ヴァシェジ&オルフェオ管弦楽団、パーセル合唱団のラモーのオペラ・バレ。
1745年のフォントノワの戦いでのフランス軍の勝利を祝して作曲された「詩神ポリムニーの祭典」が、東欧ハンガリーの精鋭たちによって華やかに蘇る。
※録音:2014年4月5日−8日、パレス・オヴ・アーツ(ブダペスト、ハンガリー)
|
|
|
ドメニコ・ジッツィのためのアリア集 〜
バロック時代ローマのスター・カストラート
フランチェスコ・フェオ:歌劇《アンドロマカ》より
Prima 'l vorace fulmine
レオナルド・ヴィンチ:歌劇《捨てられたディド》より
Amor che nasce
アレッサンドロ・スカルラッティ:
歌劇《テレマコ》より Crude Parche、Sinfonia、O
a morire o a goder
ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ:
歌劇《エウパトラ》より Per due pupille
belle
ジョヴァンニ・ボノンチーニ:
歌劇《エテアルコ》より Amore inganna、Barbari
siete, o Dei
ドメニコ・サッロ:
歌劇《スコットランド王妃ギネヴィア》より
Sinfonia、Povero amor tradito
ニコラ・ポルポラ:歌劇《アデライーデ》より
Volo il mio sangue a spargere
ドメニコ・サッロ:歌劇《イル・ヴァルデモロ》より
La brama di regno
ドメニコ・サッロ:
歌劇《スコットランド王妃ギネヴィア》より
Cieca nave, infidi sguardi
フランチェスコ・フェオ:歌劇《アンドロマカ》より
No, non mi bastera
レオナルド・ヴィンチ:歌劇《捨てられたディド》より
Su la pendice alpina |
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
アントニオ・フローリオ(指揮)
イ・トゥルキーニ |
情熱の歌姫ロベルタ・インヴェルニッツィ!シレーネ
〜 著名な歌手たちの音楽の旅Vol.2!
イタリア古楽の世界的権威、アントニオ・フローリオとディンコ・ファブリスが監修するシリーズ「シレーネ
〜 著名な歌手たちの音楽の旅」。
イタリア古楽界の情熱の歌姫、ロベルタ・インベルニッツィが歌う「ファウスティーナの旅(PGCD
922606/GCD 922606)に続くシリーズ第2弾は、「ドメニコ・ジッツィのためのアリア集」!
ナポリの王室礼拝堂から、ローマの歌劇場へ。18世紀、バロック時代のローマにおいて、絶大な人気と名声を誇ったスター・カストラート、ドメニコ・ジッツィ(c.1680−1758)の歩みが今回のテーマ。
インヴェルニッツィが、"ドメニコ・ジッツィの音楽の旅"を表現するために選んだのは、フェオ、ヴィンチ、A・スカルラッティ、ボノンチーニ、サッロなど、当時のイタリアを代表する大作曲家たちのオペラからの珠玉のアリア。
ナポリ・バロックの申し子であり伝承者、アントニオ・フローリオ&イ・トゥルキーニとの絶妙のコンビネーションは健在!
情熱の歌姫インヴェルニッツィ、バロック時代のイタリア、ローマを彩った名歌手の歴史を歌う
——!
※録音:2014年2月5日−8日、ナポリ(イタリア)
|
MD+G
|
910 18746
(SACD Hybrid)
\3100 |
《マイブルク/クラシカ・ブラジリアーナ》
1) ピシンギーニャ(1879-1973):Um a zero.
Choro vivo,
2) ルイス・アントニオ(1921-1996):Barrac?o,
3) エルネスト・ナザレー(1863-1934):Matuto,
4) パウリーニョ・ダ・ヴィオラ(1942-):Danca
da Solidao,
5) ダリウス・ミヨー(1892-1974):スカラムーシュOp.165b〜ブラジルの女,
6) モルガナ・モレノ(1990-),
7) シヴーカ(1930-2006):Feira de Mangaio,
8) V=ロボス(1887-1959):ギターのための前奏曲第1番,
9) アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):O
Boto,
10) エルネスト・ナザレー(1863-1934):Odeon,
11) ルイス・ボンファ(1922-2001):Manh?
de Carnaval,
12) マルコ・ペレイラ(1956-):Bate Coxa,
13) エグベルト・ジスモンチ(1947-):Frevo,
14) エグベルト・ジスモンチ(1947-):Siete
Aneis |
アネッテ・マイブルク(Fl),
フィリッパ・ゴージョー(Vo),
ラファエル・アギーレ(G),
マルセロ・ロサリオ(G),
ガブリエル・ロサリオ(マンドリン),
ブウォジミエシュ・グラ(Cb),
ローランド・ペイル(Perc) |
アネッテ・マイブルクの世界の旅、今回はブラジル!
ドイツのフルート奏者アネッテ・マイブルクは、ロベルト・シューマン音楽大学を卒業後ハーゲン・フィルのフルート奏者などを務め、後進の指導を行っていましたが、現在ではバロックやジャズとの融合したプログラムによって即興によるサウンドの可能性を求めて、様々な国のポピュラー演奏者と共演を行っています。
今回は「ブラジル」の音楽(関連した作品も含む)に挑戦です。本場ブラジルの実力派演奏家とのシンクロによって、ブラジルの真髄をお届けします。ハイブリッドSACD仕様(CD
STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND) |
|
903 18726
(SACD Hybrid)
\3100→\2890 |
知られざる女流作曲家
《ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー:室内楽作品集》
ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):
1) ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲ニ短調Op.15,
2) ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
ハ短調Op.10,
3) ピアノとチェロのためのソナタ ニ長調Op.17 |
バルテク・ニジョウ(Vn),
デニス・セヴェリン(Vc),
タチアナ・コルサンスカヤ(P) |
古典とロマンティックな情感が融合された美しき佳作
ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927)は、クララ・シューマンのようなピアニスト兼作曲家でした。彼女はカールスルーエの楽長だった、ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォーダより音楽の教育を受け、その後クララ・シューマンの元でピアノを、ラインベルガーに作曲を学ぶ機会を得ています。ピアニストとして高い評価を得、女流作曲家に対して厳しかった19世紀半ばにあって、積極的に作品を発表していきました。
知られざる作曲家、ル・ボーの作品がひとりでも多くの人に聴かれる事を願ってMDGが制作した当盤には、古典の中にロマンティックな情感が融合された彼女の美しい室内楽作品が収録されています。
ハイブリッドSACD仕様(CD STEREO/ SACD STEREO/
SACD SURROUND) |
|
601 18732
\2400→\2190 |
《キューバン・シンフォニック・ミュージック》
1) アレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ(1906-1940):3つのキューバ舞曲,
2) カルロス・ファリーニャス(1934-2002):ペンテシレイアのための前奏曲,
3) エンリケ・セサル・マンティシ(1912-1974):プレゴンと踊り,
4) グイド・ロペス=ガヴィラン・デル・ロサリオ(1944-):R?tmotiv,
5) アルフレード・ディエス・ニエト(1918-):アダージョ(我が妻、リリアン・アコスタに捧ぐ) |
エンリケ・ペレス・メーサ(指揮)
キューバ国立交響楽団 |
キューバの伝統音楽を取り入れた魅惑的なイディオム
キューバにはコロンブス以降、ヨーロッパの音楽が歴史的に深い影響を与えてきました。植民地、カリブ海、アフリカ系アメリカ人・・・などの要素によって、魅惑的でユニークなイディオムを形成しています。
比類のないキューバ音楽の複雑なリズム、野性味あふれる前衛的な音。キューバを代表する指揮者エンリケ・ペレス・メーサが、その真髄を浮き上がらせます。 |
|
906 18756
(SACD Hybrid)
\3100 |
ユヴァル・ラビン/C.P.E.バッハ:オルガン作品集
C.P.E.バッハ(1714-1788):
1) 前奏曲ニ長調Wq70-7, 2) フーガ ニ短調Wq.119-2,
3-5) ソナタ ヘ長調Wq.70-3,
6) アリオーゾ ハ短調Wq.113-2,
7-8) 幻想曲とフーガ ハ短調Wq.119-7,
9) メヌエットI ヘ長調Wq.113-4, 10) メヌエットII
ヘ短調,
11) メヌエットI ヘ長調Wq.113-4,
12-14) ソナタ イ短調Wq.70-4,
15) トリオ ニ短調Wq.deest, 16) ソナタ
ニ長調Wq.70-5 |
ユヴァル・ラビン(フェルディナント=シュティーフェル製オルガン) |
C.P.E.バッハ生誕200年記念盤
C.P.E.バッハとプロイセン宮廷と言えば、フリードリヒ大王が有名ですが、大王の妹アンナ・アマリア王女も音楽好きで知られ、彼女のために22ストップ、2段鍵盤ペダル付きの美しいオルガンが製作されました。当盤には王女とそのオルガンを念頭において、美しく演奏効果があがるように工夫が凝らされた数々の作品が収録されています。
イスラエル出身のオルガニスト、ユヴァル・ラビンはバッハの反復指示について博士論文で取り上げるなど、バッハ作品について徹底的に研究し、その研究結果が今回の演奏で実践されています。
ハイブリッドSACD仕様(CD STEREO/ SACD STEREO/
SACD SURROUND) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
MAGGIO LIVE
|
MAGGIO 004
(2CD)
\5000 →\4590
|
神様ありがとう!驚天動地!
カルロス・クライバーの「トラヴィアータ」!完全初出!
ヴェルディ:「トラヴィアータ」 |
チェチーリア・ガスディア(S ヴィオレッタ)
ペテル・ドヴォルスキー(T アルフレード)
ジョルジョ・ザンカナーロ(Br ジョルジョ・ジェルモン)
エディト・マルテッリ(S フローラ)
マウリツィオ・バルバチーニ(T ガストン)
ジュリアーナ・マッテイーニ(Ms アンニーナ)
グイード・マッツィーニ(Br ドゥフォル男爵)
ジョルジョ・ジョルジェッティ(Bs ドビニー侯爵)
レオナルド・モンレアーレ(Bs 医師グランヴィル)
オッターヴィオ・タッデーイ(Br ジュゼッペ)
マリオ・フロジーニ(Bs フローラの召使い)
アウグスト・フラーティ(Bs 手紙を取り次ぐ男)
カルロス・クライバー(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、合唱団 |
カルロス・クライバーの「トラヴィアータ」!!しかも完全初出!!!MAGGIO
LIVE から驚きの音源が登場!
録音:1984 年12 月20 日、フィレンツェ/ADD、105'39
フィレンツェ五月音楽祭の新レーベル、MAGGIO
LIVE、第2 弾に凄いものを出してきました!カルロス・クライバーのヴェルディ「トラヴィアータ」!!!
1984 年12 月、カルロス・クライバーはフィレンツェ市立劇場でのフランコ・ゼッフィレッリ演出のヴェルディ「トラヴィアータ」を指揮、記録によると公演は12
月5、9、12、16、18、20、23 日と行われたようです。
これまで12 月9 日の日付のあるライヴCD-Rが出回ったことがありますが、音の状態は芳しいものではありませんでした。今回MAGGIO
LIVEがお届けする録音は公演終盤の12月20日のもの、目立つ咳の有無で別日の演奏だとはっきり分かります。これはこれまで出回った形跡のまったくない完全初出音源です。
クライバーの指揮については多くを語る必要はないでしょう、ここに聞けるのはまさしくライヴのクライバーの「トラヴィアータ」です!フィレンツェの歌劇場ということもあり、クライバーの情熱とイタリアの歌劇場オーケストラの熟達がとても良い方向に作用しています。
歌手も非常に優れています。ヴィオレッタのチェチーリア・ガスディアは当時まだ24
歳という若さ。この2 年前にスカラ座でのドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」のタイトルロールをモンセラート・カバリエの代役で急遽引き受けて大成功に導き、イタリアのプリマドンナの新星となって人気急上昇の頃でした。これが彼女にとって初ヴィオレッタだったそうです。ガスディアはヴェルディの録音そのものが少ないので、このヴィオレッタのライヴ録音は超貴重。アルフレードのペテル・ドヴォルスキーは日本でも人気を博したスロヴァキアのテノール。この時は33
歳、既にスターテノールとして国際的に活躍していました。ドヴォルスキーはクライバーのお気に入りのテノールで、1981
年、1988 年とスカラ座来日公演でのプッチーニ「ボエーム」でロドルフォを歌ったのもドヴォルスキーと、絶大な信頼を置かれていました。ジェルモンのジョルジョ・ザンカナーロはスカラ座時代のリッカルド・ムーティに重用されたバリトン。当時45
歳でしたが、遅咲きの人だったのでちょうど国際的な人気が高まる頃でした。
音の状態は放送局の収録のようなバランスの整ったものではありませんが、ステレオで、劇場内の盛り上がりがとても生々しく伝わってきます。未発表録音の発掘がほとんど進まないカルロス・クライバー・ファンにとっては待望の音源、30
年前の劇場の興奮をこのCDで分かち合いましょう!
|
<メジャー・レーベル>
オーストラリアELOQUENCE
|
480 7234
\1200 |
《イルムガルト・ゼーフリート/Vol.8 ヴォルフ、R・シュトラウス:歌曲集》
ヴォルフ:
1-22) 「イタリア歌曲集」より22曲, 23)
アナクレオンの墓,
24) 花の挨拶, 25) 心変わりした娘, 26)
めぐり来る春,
27-30) ミニョンの歌, /R・シュトラウス:31)
明日Op.27-4,
32) 夜Op.10-3, 33) 矢車菊Op.21-2, 34)
万霊節Op.10-8,
35) ダリアOp.10-4, 36) わが子にOp.37-3,
37) 黄昏の夢Op.29-1,
38) セレナードOp.17-2, 39) 悪天候Op.69-5,
40) 子守歌Op.41-1 |
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
エリック・ヴェルバ(ピアノ) |
劇的な表情と優しい表情のコントラスト
イルムガルト・ゼーフリートの魅力を探るシリーズの第8集。
ヴォルフ自身が「自分自身の作品の中で、最も完成度が高い」と評したとされる「イタリア歌曲集」からの抜粋を中心に、いくつかの他の歌曲とリヒャルト・シュトラウスの歌曲を合わせたアルバム。
劇的な表情を持つヴォルフと、「子守歌」やセレナード」をはじめとした、比較的優しい表情を持つシュトラウスのコントラストがとても美しい調和をみせています。
【録音】1-22) 1953年9月, 23-30) 1957年10月,
31-40) 1958年6月, ウィーン
※24, 25, 26, 27, 29, 32, 33, 35, 38, 39,
40)は、初CD化 |
|
480 7235
\1200 |
《イルムガルト・ゼーフリート/ Vol. 9: ヴォルフ、ヒンデミット、
レーガー:歌曲集》
ヴォルフ:
1-23) 「イタリア歌曲集」より23曲,
24-26) 「メーリケ歌曲集」より3曲,
ヒンデミット:27-29) 3つのモテット,
レーガー:30) マリアの子守歌Op.76-52 |
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
エリック・ヴェルバ(ピアノ) |
ゼーフリートの初の商業的録音
ヴォルフの「イタリア歌曲集」を中心に、ヒンデミットとレーガーの歌曲を収録した1枚。
ヒンデミットの作品は、1941年と1944年に作曲されたもので、1952年にゼーフリートが初の商業的録音を行ったもの。レーガーの「マリアの子守歌」は、アンコールピースとして彼女が愛唱していた作品です。
【録音】1-23) 1958年9〜10月、ベルリン,
24-30) 1952年1&9月、ウィーン |
|
480 7236
\1200 |
《イルムガルト・ゼーフリート/ Vol. 10: ヴォルフ、エック:歌曲集》
ヴォルフ:
1-11) 「スペイン歌曲集」より11曲,
12-23) 「メーリケ歌曲集」より12曲,
ヴェルナー・エック:24-27) 4つのカンツォーナ |
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)/
エリック・ヴェルバ(ピアノ:1-23),
エバーハルト・ヴェヒター(Br),
オスカー・ヴェルナー(語り),
ヴェルナー・エック(指揮)
バイエルン放送交響楽団(24-27), |
宗教的、世俗的な内容を歌い分ける高い表現力
宗教的な内容を持つ10曲と、世俗的な内容を持つ34曲。これが入り混じったヴォルフの「スペイン歌曲集」。当然、各々の曲を歌い分けるのは高い表現力が必要です。
そして心理的描写が巧みな「メーリケ歌曲集」からの抜粋を中心に、とても珍しいヴェルナー・エックの「4つのカンツォーナ」を収録。エックは、代表作に歌劇「検察官」などがあるドイツの現代作曲家で、言葉に対して独特の感性を持つ人として知られています。
【録音】1-23) 1959年4〜5月、ウィーン, 24-27)
1960年11月, ミュンヘン
※ 1-11) 初CD化, 24-27) 初CD化, 12-23)
インターナショナル初CD化 |
|
480 7237
\1200 |
《イルムガルト・ゼーフリート/ Vol. 11: バッハ、ハイドン、グノー:宗教作品集より》
① J.S.バッハ:結婚カンタータ BWV.202,
② J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244(抜粋)
③ ハイドン:天地創造 (抜粋),
④ グノー:聖チェチーリアのための荘厳ミサ〜天のいと高き所には神に栄光 |
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)/
①ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)
ルツェルン祝祭弦楽合奏団/
②カール・リヒター(指揮)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団/
③イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/
④イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団 |
ゼーフリートの神髄ともいえる宗教的作品
ゼーフリートの神髄ともいえる、宗教作品集からの抜粋です。
比類なき名演として知られるリヒター指揮のバッハ「マタイ受難曲」を始め、「結婚カンタータ」、ハイドンの「天地創造」、グノーの「聖チェチーリアの荘厳ミサ曲」からの名曲が集められています。彼女の人気がなぜ衰えることがないのかの答えがここにあると言っても過言ではないでしょう。神々しいまでの声の芸術です。
【録音】①1959年8月、ザルツブルク, ②1958年6〜8月、ミュンヘン,
③1955年5月、ベルリン, ④1965年6月、プラハ
※①は初CD化 |
<国内盤>
<LP>
キング・インターナショナル
|
= harmonia mundi FRANCE ライセンス製作LP
新譜=
|
HMLP 0001/6
(6LP)
\36000+税
|
「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ(全曲)/
イザベル・ファウスト&アレクサンドル・メルニコフ」
[LP 1A]ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調op.12-1
[LP 1B]ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調op.12-2
[LP 2A]ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調op.12-3
[LP 2B]ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調op.23
[LP 3A]ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調op.24「春」
[LP 3B]ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調op.30-1
[LP 4A]ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op.30-2
[LP 4B]ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調op.30-3
[LP 5A]ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47「クロイツェル」〜第1楽章
[LP 5B]ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op.47「クロイツェル」〜第2&3楽章
[LP 6A]ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調op.96〜第1楽章
[LP 6B]ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調op.96〜第2、3&4楽章 |
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ) |
初LP 化、初回完全限定生産品。ファウスト&
メルニコフによるベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ」全曲、眼前にリアルに展開する親密なる対話アナログ・ディスク化でより刻銘に
収録:2006 年5 月、2008 年6 月、7 月 &
9 月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/ステレオ
イザベル・ファウストによる「バッハの無伴奏全曲」に続き、harmonia
mundi FRANCE 監修によるLP シリーズ第2 弾として、ファウストが盟友メルニコフと組んだ「ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集」をリリース致します。
本LP 製作に際しては、前作の「ファウストによるバッハ:無伴奏全曲」と同じく、往時の製作過程を踏み、アナログレコーダー(TELEFUNKEN15A)を使用して、アナログマスターテープ(BASF468)を製作したうえで、カッティングを行いました。
その際、ベルリンのTELDEX STUDIO より提供されたオリジナル・デジタル・マスターを、一切手を加えずにそのままこのたびのLP
のマスターに使 通常、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集のレコードといえば、4
枚ないし5 枚組とするところ、このたびは贅沢に6
枚に全10 曲を配分、第1 番から第8 番までは、一曲につき一面を使い切り、さらに、大規模な「クロイツェル」と第10
番については、余裕をもってそれぞれ一枚ずつに切りました。これにより、ヴァイオリン再生の難しさであった内周歪み等の問題を解決しております。
繊細な微弱音から激烈なフォルティッシモまで、名器ストラディヴァリウスを鳴らし切るファウストの底知れぬ表現力。これに陰影ゆたかな音色と懐深く考え抜いた打鍵とでひたむきに応えるメルニコフ。アナログ・レコードから立ち現れるこのうえない実体感にあらたな感動を呼ぶこと必至の内容です。 |
<映像>
BEL AIR(映像)
|
BAC 408
(Blu-ray)
\5200 →\4690
|
指揮はなんとミンコフスキ!!5人だけの密室劇「トロヴァトーレ」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
ボーナス:チェルニャコフへのインタビュー |
ミーシャ・ディディク(T マンリーコ)
マリーナ・ポプラフスカヤ(S レオノーラ)
スコット・ヘンドリックス(Br ルーナ伯爵)
シルヴィー・ブリュネ=グルッポーソ
(Ms アズチェーナ)
ジョヴァンニ・フルラネット(Bs フェランド)
マルク・ミンコフスキ(指揮)
モネ交響楽団,モネ合唱団 |
BAC 108
(DVD)
\4400 →\3990
|
稀代の鬼才チェルニャコフがまたもやっちゃいました!5人だけの密室劇「トロヴァトーレ」なんて!!指揮はなんとミンコフスキ!!
ディミトリ・チェルニャコフ(演出,装置,衣装)、エレナ・ザイチェヴァ(衣装)、グレブ・フィリシチンスキー(照明)
収録:2012 年6 月、ブリュッセル
(Blu-ray)リージョン:All、HD 16:9、143分+15分、2.0
PCM / 5.1 DTS HD Master Audio、字幕:英仏蘭独(ボーナス映像:英仏)
(DVD)リージョン:All、NTSC 16:9、143分+15分、2.0
PCM / 5.1 Dolby Digital、字幕:英仏蘭独(ボーナス映像:英仏)
前代未聞の「トロヴァトーレ」が登場!大鬼才ディミトリ・チェルニャコフの演出、我らが時代の大指揮者マルク・ミンコフスキが組んだモネ劇場での「トロヴァトーレ」は、誰も考えつかなかった刺激的な舞台になっています!!
チェルニャコフによる設定はこんな具合。とある事件から1
年後、アズチェーナは真相を明らかにすべくマンリーコ、ルーナ伯爵、レオノーラを呼び寄せる。密室の中、フェランドの指示で四人は渋々再現プレイを始める。すると各人から隠されていた事実が次々と判明し、やがて激しく感情をぶつけ合っていく…。おそらく言葉で説明しても何が面白いのか伝わらないでしょう。また普通の「トロヴァトーレ」のつもりで見始めてもしばらくは状況が分からず混乱するでしょう。しかしチェルニャコフの仕掛けが効いてくると、密室劇特有の張り詰めた緊張感が手に汗握る興奮へと変わっていき、そしてあの「トロヴァトーレ」の幕切れが素晴らしい効果を発揮するようになります。これはまさにチェルニャコフ・マジック。合唱も脇役も舞台には出て来ず、たとえばイネスのパートはアズチェーナが歌うなど、すべてにおいて普通じゃありません。
非常に実験的な上演ですが、歌手はたいへん優れています。レオノーラは、今や人気のプリマドンナ、マリーナ・ポプラフスカヤ。モスクワ生まれながら、すっかり欧米の大劇場の華となっているポプラフスカヤは、モネ劇場でも大喝采を浴びています。マンリーコは、ウクライナのテノール、ミーシャ・ディディク。ウクライナ、ロシアで活躍した後、1998
年にフィンランド国立歌劇場でのドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」で西側にデビュー。以来ロシアオペラ、イタリアオペラ両面で活躍、2009
年10 月にはウィーン国立歌劇場に、2012 年2
月にはメトロポリタン歌劇場に初出演しています。東欧風の太めで力強い声の持ち主。ルーナ伯爵のスコット・ヘンドリックスは、米国、テキサス州、サン・アントニオ生まれのバリトン。ドイツと米国の劇場を中心にイタリアオペラのバリトンとして活躍しています。アズチェーナのシルヴィー・ブリュネ=グルッポーソは、シチリア系フランス人(父がシチリア人、母がフランス人)のメッゾソプラノ。フランス各地でたいへんに活躍しており、ミンコフスキとの共演も多々。フェランドのジョヴァンニ・フルラネットがいい味の老け役を演じています。
指揮はなんとマルク・ミンコフスキ。演出が普通でないので音楽がだいぶ難しくなっているはずなところが、ミンコフスキの明快で弾力のある音楽が大いに力になっています。さすが古楽畑出身のミンコフスキ、通常の「トロヴァトーレ」の上演では端折られたり改編される箇所も楽譜通り演奏してヴェルディ本来の意図を果たしています。
大人気オペラ「トロヴァトーレ」でさえ既成概念を崩してしまうチェルニャコフ、まさに稀代の鬼才です。日本では絶対に見られないような舞台ですから、鮮明映像でじっくりお楽しみください! |
|
BAC 413
(Blu-ray)
\5200
|
ボリショイ・バレエ最新盤
充実の舞台「マルコ・スパダ」!
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール(1782-1871):
「マルコ・スパダあるいは盗賊の娘」(3幕のバレエ)
ボーナス:
マルコ・スパダ、ボリショイ劇場のフランス・バレエ |
マルコ・スパダ:デヴィッド・ホールバーグ
スパダの娘 アンジェラ:エフゲーニャ・オブラスツォーワ
ローマ知事の娘 サンピエトリ:オリガ・スミルノワ
フェデリッチ公爵:セミョーン・チュージン
ペピネッリ伯爵:イーゴリ・ツヴィルコ
ローマ知事/ オサリオ王子:アンドレイ・シトニコフ
修道士ボロッメオ:アレクセイ・ロバレービッチ
花嫁:アナスタシア・スタシュケヴィチ
花婿:ヴァチェスラフ・ロバーティン
ボイリショイ・バレエ、ボリショイ劇場管弦楽団
振付・舞台美術・衣装:ピエール・ラコット、
指揮:アレクセイ・ボゴラート |
BAC 113
(DVD)
\4400
|
ボリショイ・バレエ最新盤、オブラスツォーワら、最高のメンバーによる充実の舞台「マルコ・スパダ」!
(Blu-ray)126 min. (本編)25分、(ボーナス)1080i
HD, 16/9,PCM Stereo,DTS Master Audio 5.1、リージョン:All
(DVD)126 min. (本編)25分、(ボーナス)NTSC,
16/9,PCM2.0,Dolby Digital 5.1、リージョン:All
世界の頂点のバレエ団のひとつ、ボリショイ・バレエ団の、珍しい演目が映像化されました!
オーベールが作曲した「マルコ・スパダ」は、1857
年、パリ・オペラ座で初演されました。その後、フランス人振付家ピエール・ラコット(b.1932)
が、1981 年にリメイクした版がローマ歌劇場でヌレエフによって演じられています。近年、ラコットが、ボリショイ劇場のためにさらにリメイクを施したものがこの映像です。
技術的にも物語の面でも非常にユニークな作品で、跳躍も多い非常に難易度の高い振り付け。ストーリーは、盗賊マルコ・スパダとその娘アンジェラ、そして彼らをとりまく人々が織りなす物語。最後はマルコ・スパダは銃に倒れますが、娘は愛する人と結ばれる、という内容です。マルコを含む5
人のプリンシパルが登場し、場面の変化に富み、バレエ団の群舞チームもほぼ全員が参加するという非常に大掛かりな舞台。さらに、動物までもが登場します。アメリカ人ソリスト、デヴィッド・ホールバーグの見事な身のこなし、オブラスツォーワの可憐な娘役が見事なのはもちろんのこと、ボリショイ・バレエ団の群舞のレヴェルの高さにも注目の舞台です。 |
TONY PALMERS’S FILM
|
TPDVD 157J
(3DVD-Video/NTSC)
\9600
|
ショルティが指揮を振るワーグナーの超大作映像作品!!
《ワーグナー》 |
リチャード・バートン(ワーグナー)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他 |
イギリスの映画監督である、トニー・パーマーが監修するドキュメンタリーDVDレーベル「Tony
Palmer's Film」。名アーティストのコンサート、オペラ、リハーサル、舞台裏、普段では見られない様子をドキュメンタリー化!
ワーグナー没後100周年に製作された、超大作映像作品!トニー・パーマーによる、オリジナル編集作品をDVDで復刻!日本語解説書&日本語字幕付き!!
イギリス映画界を代表する俳優、リチャード・バートン(1925−1984)主演のワーグナー。今作品はバートンが主役を演じた最後の作品でもある。劇中音楽は、指揮者でピアニストのゲオルク・ショルティ(1912−1997)が指揮を振っている。
『オペラニュース誌のリチャード・ホーナックが「史上まれに見る美しい映画」と評したこの超大作は、ワーグナの死後100年に当たる1982〜3年にかけて制作されました。撮影はヨーロッパ各地200ヶ所のロケ地で行われましたが、その多くは歴史上の出来事が実際に起きた場所です。』
—— 日本語解説より抜粋
※収録時間:466分/NTSC |
|
FFDVD 8102
(DVD-Video/NTSC)
\3200
|
ドヴォルザーク 〜 イン・ラヴ? |
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)、他 |
父はウィリアム・ロイド・ウェッバー、「オペラ座の怪人」でも有名なアンドリュー・ロイド・ウェバーを兄に持つ、今年演奏者としての引退を発表したイギリスのチェロ奏者、ジュリアン・ロイド・ウェッバー。1988年にヴァーツラフ・ノイマンとチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と行ったレコーディングのメイキング&ドキュメント。
※収録時間:52分/NTSC/16:9 |
|
TPDVD 128
(DVD-Video/NTSC)
\3200 →\2890
|
ザルツブルク音楽祭
カラヤン、ゲルギエフ、内田光子、小澤征爾も出演 |
トニー・パーマー(監督、編集)、他 |
モーツァルトを記念した音楽祭として有名な、毎年夏に開催されるザルツブルグ音楽祭の様子を映像化。ヘルベルト・フォン・カラヤンをはじめ、ワレリー・ゲルギエフ、内田光子など多数有名アーティストが出演。小澤征爾も出演しておりインタビューを収録、貴重な映像資料となっている。
※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
※収録時間:195分/NTSC/16:9 |
|
TPDVD 175
(DVD-Video/NTSC)
\3200
|
ブリテン:歌劇 《燃える炉》 |
ベンジャミン・ブリテン(音楽監督)、他 |
ベンジャミン・ブリテン(1913−1976)の歌劇
《燃える炉》。ブリテン自身が音楽監督として参加した、1967年オーフォード教会で行った録音のリハーサル、収録模様を収めたメイキング&ドキュメント。
※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。(モノクロ)
※収録時間:56分/NTSC(ALL/Regions) |
|
FFDVD 8100
(DVD-Video/NTSC)
\3200
|
ブリテン:夜想曲 |
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ピーター・ピアーズ(テノール)
サイモン・ラトル(指揮)、他 |
ベンジャミン・ブリテンの生誕100周年を記念してリリースされたドキュメンタリー。作品を通じてブリテンの作曲の背景や思想を紐解いてゆく。
映像にはブリテンの生涯のパートナーとしても知られるピーター・ピアーズも出演している。
※本作品には過激な表現や暴力的な表現が一部含まれております、ご鑑賞の際はご注意下さい。
※収録時間:135分/NTSC/16:9 |
|
TPDVD 179
(DVD-Video/NTSC)
\3200
|
ベンジャミン・ブリテン 〜 ア・タイム・ゼアー・ワズ |
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ピーター・ピアーズ
レナード・バーンスタイン
スヴャトスラフ・リヒテル、他
|
ベンジャミン・ブリテンのパートナーである、ピーター・ピアーズ(1910−1986)の依頼により1979年に製作さた、ブリテンの人生に迫るドキュメンタリー。ブリテン本人のインタビューはもちろん、製作を依頼したピアーズのブリテンへの想いを語ったインタビューも収録されている。
※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
※収録時間:101分/NTSC(ALL/Region) |
11/12(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALBANY
|
|
「ブレーキング・ヘヴン(破天)」
〜ドナルド・リード・ウォマック:邦楽のための作品集
(1)ベンド(2006)
(2)太刀花(2009)
(3)オフ・バランス(2008)
(4)Three Trees(三木)〜三木稔の追憶に(2013)
(5)ブレーキング・ヘヴン(破天)(2010) |
(1)山口賢治(尺八)、野澤徹也(三味線)
松村エリナ(二十絃筝)
(2)立花呂萌山(尺八)、立花柚山(尺八)
(3)野澤徹也(三味線)
(4)坂田誠山(尺八)、櫻井亜木子(琵琶)、
木村玲子(二十絃筝)、
ドナルド・リード・ウォマック(指揮)
オーラJ
(5)坂田誠山(尺八)、久武麻子(Vc)、
木村玲子(二十絃筝) |
日本に滞在していた作曲家ウォマックの邦楽器作品集!人気三味線奏者、野澤徹也、オーラJ参加!
ドナルド・ウォマックはフルブライトの助成を受け2007年より2008年まで日本に滞在し日本伝統楽器のグループ、オーラJのコンポーザー・イン・レジデンスとして作曲活動を行った。
彼の関心は邦楽およびアジアの楽器による創作は東西文化交流と融合を目指すことにあり、作曲家、三木稔とも親交が深かった。日本音楽への深い理解とアメリカ人ならではのコスモポリタンな感性が邦楽に新たな地平を切り開く。ドナルド・リード・ウォマックはこれまでにもオーラJによる作品集(TROY1175)をリリースしている。 |
|
|
「4つの組曲/アレック・ワイルダー作品集」
(1)ホルン、テューバとピアノのための組曲第1番
(2)クラリネット、ホルンとピアノのための組曲
(3)ホルン、テューバとピアノのための組曲第2番
(4)「ジャズ組曲」〜
4つのホルン、ハープシコード、ギター、ベースとドラムのための |
(1)-(4)チャールズ・ティベッツ(Hr)
(1)(3)マイケル・フォーブズ(Tuba)
(1)-(4)ビンセント・フー((1)-(3)Pf、(4)Cemb)
(2)モーリタ・マーフィ・マークス(Cl)
(4)ウィリアム・ホイト(Hr)
デイヴィッド・カッピー(Hr)
リカルド・アルメイダ(Hr)
ヘニング・バックハウス(G,ベース,ドラムス) |
フランク・シナトラのために多くの作・編曲をしたワイルダーの作品集
録音:2013-14年
アレック・ワイルダーは11のオペラをはじめとしてクラシック音楽の作曲を行う一方で1930年代後期からポピュラー音楽分野で頭角を現し、フランク・シナトラ、ペギー・リー、トニー・ベネットら当代のポピュラー歌手たちと親交を結び、ポピュラー音楽の作曲家・編曲家として活躍した。
このアルバムは彼の残したクラシックの演奏会用作品でホルン、テューバとピアノのための組曲など、編成もいささかユニークな作品ばかり。ポピュラー音楽で成功したワイルダーだが作曲技法はアカデミックと言ってよいほどしっかりしている。ジャズ組曲はエンターテインメントの世界を彷彿とさせる楽しい音楽。 |
|
|
「ソリ室内アンサンブル」
ティモシー・クレーマー:循環と神話
ロバート・クサヴァー・ロドリゲス:時のための音楽
デイヴィッド・ヒューザー:上昇気流をつかまえて
アレクサンドラ・ガードナー:烏 |
ソリ(SOLI)室内アンサンブル:
【ステファニー・キー(Cl)、
デイヴィッド・モレナワー(Vc)、
エタン・トーグル(Vn)、
キャロリン・トゥルー(Pf)】 |
録音:2010-2012年
ソリ室内アンサンブルは1994年に20-21世紀の音楽を専門に演奏するグループとして結成、テキサスを拠点に活動している。意識してのことかどうかメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」や武満の「カトレーンII」が演奏できる編成であり、同時にかつてピーター・ゼルキンが結成したアンサンブル・タッシと同じ編成でもある。
ここに収録された作品は若手から中堅世代のアメリカの作曲家の作品であり、新古典主義風、タンゴ風、新ロマン主義風と作風もさまざま。 |
|
|
「雪かき」〜デイヴィッド・オーウェンズの音楽
(1)2台のピアノのためのソナタ(2010)
(2)ケルトの歌による幻想曲(1985)〜ヴィオラとピアノのための
(3)エリザヴィエッタ・リッチーによる6つの歌曲「雪かき」(2008) |
(1)サンヨン・キム&ヴィクター・ケイレス
(ピアノ・デュオ)
(2)(3)デイヴィッド・オーウェンズ(Pf)
(2)クリスティーナ・ジャイルズ(Va)
(3)ダナ・フォーチュネイト(M.S) |
録音:2013 年
デイヴィッド・オーウェンズは作曲のほか、ピアニスト、オルガニスト、指揮者そして著述家として幅広い活動をしている。作品はニューヨーク・フィル、クリーヴランド管などによってさかんに演奏されている。作風は微妙な調性感と無調が折衷された硬質の叙情が特徴。 |
|
TROY 1507/08
(2CD)
¥4600
|
マイケル・チン:アカペラ歌劇「真夏の夜の夢」
(台本:ウィリアム・シェークスピア) |
カーティス・タッカー(指揮)
メンフィス歌劇場
デルタ・カペラ(ヴォイセストラ)
リヴァ(ヴォイセストラ) |
録音:2011年1月
無伴奏オペラと銘打たれたこの作品は伴奏が管弦楽の代わりに全てアカペラ混声合唱で行っている(ヴォイセストラ)のが特色。それはいわゆるドゥーワップ(ドゥーワッやシュビドゥビなどのスキャットのほかシンバルやドラムの真似を口で行う)の手法で行われいかにもアメリカらしい雰囲気にあふれる。無伴奏コーラスの絶妙なハーモニーが聴き物。 |
|
|
「いたずらのための機会」〜アレン・アンダーソンの音楽
(1)織物で包む(2003)〜Vn,Vc,Pf
(2)集められた手紙(1999)〜Vc
(3)これらすべて長方形の周りの生活の場面はいたずらのための機会にある
(2001)〜
サクソフォン四重奏
(4)いくつかのボロいスポット(2008)〜Pf
(5)雲の襟(1997)〜Fl,Cl,F.h,Pf,Vn,Va,Vc |
(1)カーティス・マコンバー(Vn)
チャールズ・カーティス(Vc)
アレック・カリス(Pf)
(2)デイヴィッド・ラッセル(Vc)
(3)ラサ・サクソフォン四重奏団
(4)トーマス・ウォーバートン(Pf)
(5)ロス・バウアー(指揮)
エンピリアン・アンサンブル |
録音:1999-2009年
アレン・アンダーソンはカリフォルニア大学バークレー校とブランディス大学で哲学と音楽理論、作曲を学び、その後クーセヴィツキー財団やグッゲンハイム財団より委嘱を受け、多くのオーケストラ、アンサンブルのために作品を提供している。作風は無調によるもので巧みな楽器法により厳しい中にも生き生きとしたエネルギーが迸る。 |
|
|
「無言歌〜バッハからバッキアーナスまで」
〜チェロとギターによる名旋律集
バッハ&グノー:アヴェ・マリア/キュイ:オリエンタル/
フォーレ:シシリエンヌ/レクオーナ:アンダルシア/
モンティ:チャルダッシュ/ブロッホ:祈る人/
F.シューベルト:歌曲の編曲集
(音楽に寄せて/どこへ?/糸を紡ぐグレートヒェン/
菩提樹/漁師の娘/おやすみ/ミューズの子/セレナード)/
ロバート・ビーザー:山の歌(4曲)/ボッケリーニ:ソナタイ長調
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より「アリア」 |
イェフダ・ハナニ(Vc)
エリオット・フィスク(G) |
チェロとギターというありそうでなかったデュオ。シューベルトの歌曲の編曲集やバッハ/グノーのアヴェ・マリアなど名曲の他、キュイのオリエンタルやモンティのチャルダッシュなど異国情緒あふれる小品を多数収録。チェロのイェフダ・ハナニはシカゴ響、フィラデルフィア管などで演奏していた名手。 |
|
|
「鉄蝉」〜ヴァイオリンとチェロのための新しい音楽
(1)デイヴィッド・マキ:アメリカ落葉松
(2)ポール・ジョンストン:夏のスケッチ
(3)ブライアン・アレオーラ:マークが言ったこと
(4)スティーヴン・アンダーソン:3つの方言の歌
(5)フェルディナント・デ・セナ:都市の間隔
(6)ジョン・アレマイヤー:非言語的コミュニケーション
(7)ジョナサン・カーク:鉄蝉 |
デュオ21:
【アンナ・クロムウェル(Vn)、
ミナ・フリッシュ(Vc)】
(2)ポール・ジョンストン(Pf)
(3)ブライアン・アレオーラ(Ten) |
録音:2011年
ヴァイオリンとチェロのデュオ・グループ、デュオ21は21世紀の音楽を初演紹介するべく結成され2010年に初めてアルバニーで録音を行った。二人はアメリカ中西部を中心に演奏と教授活動をしている。
作品は21世紀の多様な文化を反映してアカデミックな硬派の現代音楽からジャズ、カントリー・ミュージックの影響を受けたものまで十人十色。 |
|
|
「チェリー・カルーダ/アメリカ歌曲を歌う」
ジョン・マスト:十分なロープ
ラリー・アラン・スミス:エミリー・ディキンソン歌曲
ジョン・マスト:ペネロープ
ラリー・アラン・スミス:
ア・スラッシュ・オブ・ブルー!ア・スウィート・オブ・グレイ!
ジョン・マスト:私は詩を書くのをやめた、ラメント
ジュリアーナ・ホール:「ナイト・ダンス」より「ソネット」 |
チェリー・カルーダ(Sop)
それぞれの作品の作曲者(Pf) |
録音:2010年
チェリー・カルーダは現代作品に意欲を燃やす歌手で、これまでにジョン・コリリアーノ、ジョセフ・シュヴァントナーの歌唱でそれぞれの作曲家の名前を冠した賞を受賞している。古典派からロマン派のオペラも盛んに歌っており、サンフランシスコ歌劇場よりR.シュトラウス賞を授与されている。
収録の歌曲は現代作品といってもどれも親しみやすく、穏健、ロマンティックな内容。 |
|
TROY 1513/14
(2CD)
¥4600
|
ダニエル・クロージャー:
歌劇「血によって、インクによって」
(台本:ピーター・M.クラスク) |
ティモシー・マイヤース(指揮)
フォートワース歌劇場 |
オペラ「血によって、インクによって」は17世紀メキシコの詩人ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルス(1651-95)の生涯を数奇の人生を描いた作品。ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルスは日本でも光文社から詩集が出ている他、20世紀メキシコを代表する詩人オクタビオ・パスも彼女の評伝を書いており、メキシコを代表する文学者として知られている。音楽はロマンティックで親しみやすい作風。 |
|
|
「ダブル・テイク」〜アメリカのダブル・リード楽器のための音楽
(1)ティモシー・ドゥワイト・エドワーズ:エニグマータ・ハルモニア
(2)ティナ・ニコルソン:オーボエ独奏のためのモーメンツ
(3)ジョン・スタインメッツ:歌と踊り〜オーボエとファゴットのための
(4)ジュディス・シェイティン:ラヴ・ソング
(5)エリオット・カーター:リトレーシング〜ファゴット独奏のための
(6)ウェンディ・グリフィス:ポートレート・イン・トランジット
(7)エドワード・マクダウエル:月明かり |
ダブル・アンタンドル・
ミュージック・アンサンブル
(オーボエ、
イングリッシュ・ホルン、
バスーンのアンサンブル) |
録音:2013年
ダブル・アンタンドル・ミュージック・アンサンブルはオーボエ、イングリッシュ・ホルン、ファゴットなどいわゆるダブル・リード楽器だけで組織されたユニークなアンサンブルでソロから複数のアンサンブルまで様々な編成の曲が収録されている。いずれもアメリカの作曲家の作品でエリオット・カーターの作品以外はどれも穏健で抒情的な作風。 |
|
|
「21世紀アメリカのトランペット協奏曲」
リチャード・シオファーリ:イベリア協奏曲
ウォルター・ロス:トランペット協奏曲
ロジャー・ペトリッチ:ザッテン協奏曲
エディ・バス:協奏的組曲 |
ポール・ニーブ(Trp)
スティーヴン・ホワイト(指揮)
コシツェ・フィルハーモニー |
録音:2013年
ポール・ニーブはジュリアードで学んだ後、いくつかの在米オーケストラの主席奏者を歴任、現在ソリストとして活動している若手トランペット奏者で、その甘く輝かしい音色は各方面で絶賛されている。このCDはいずれもニーブのために作曲されたもので、いずれもトランペットの機能が生かされた親しみやすい作品ばかり。 |
|
|
「小さくて強い力」〜アナ・ウィーズナー作品集
(1)リフト・ハイ・レックオン-フライ・ロウ・カム・クローズ
(2)物事の近さ
(3)集めたもの・残ったもの
(4)光と石
(5)突然不意に
(6)母の舌 |
(1)オープン・エンド:
【アンドルー・ワッゴナー(Vn)、
キャロライン・スティンソン(Vc)、
モーリー・モーコスキ(Pf)】
(2)(3)(5)ミランダ・カクソン(Vn)
(3)スティーヴ・ベック(Pf)
(4)ベンジャミン・フィングランド(Cl)
アスミラ・ウッドウォード=ペイジ(Vn)
ブレア・マクミラン(Pf)
(5)ソフィ・シャオ(Vc)
(6)セクィトゥール(S, Cl, Vn, Va, Vc, Pf) |
録音:2010-12年
アナ・ウィーズナーはフィラデルフィアを拠点に活動する作曲家で作品はドーン・アップショウ、聖ルカ室内アンサンブル、アンサンブルXなどによって取り上げられている。作風はアメリカの作曲家にありがちなジャズやロック、フォーク・ミュージックなどのポップな既存様式との安易な折衷は退けられ、仮にそれらの要素を取り入れる際にも慎重に検討し完全に抽象化するまで消化した思考の後が見られる点で高く評価されてよい。形の厳しさの中に透明なリリシズムが感じられる優れた作曲家である。 |
|
TROY 1519
¥2300
|
H.レスリー・アダムズ(b.1932):ピアノのための練習曲第2巻
|
トーマス・オッテン(Pf) |
録音:2013-14年
H.レスリー・アダムズはオペラ、バレエ、管弦楽曲など多くの作品を発表しており、作品はクリーヴランド管、インディアナポリス響、バッファロー・フィルほかで演奏されている。この練習曲はリチャード・クレイダーマン風の無言歌といった雰囲気。 |
|
|
「ハープ・フォー・クリスマスVol.2」
〜ゲーリー・ショッカー編曲の21のクリスマス・キャロル」
それは冬の月の中でのことだった、われら3人の王、
ウェックスフォード・キャロル、ノエル、クルー・クルー、
荒涼とした真冬の中で、鳥のキャロル、ほか全21曲 |
エミリー・ミッチェル(Hrp)
一曲のみ:ゲーリー・ショッカー(Fl) |
録音:2013年
「ハープ・フォー・クリスマス」の第2集(第1集はTROY1438)。エミリー・ミッチェルは主にポピュラー音楽のスタジオ・ミュージシャンとして多くのレコーディングに関わっているハーピスト。このディスクは一部の曲でゲスト参加しているフルーティストのゲーリー・ショッカーの編曲によるもので、静かでしっとりとした情感が漂っている。 |
|
|
「垣根の上に」〜
エルザ・レスピーギ、ロリ・レイトマン、モデスタ・ボーの歌曲
エルザ・レスピーギ:
スペイン語のテキストによる3つの歌曲/私には何もない/
ブレトンの子守唄/ルバイヤートの詩による4つの歌曲
モデスタ・ボー:ギター/睡眠による治療法
ロリ・レイトマン:夜も昼も(全6曲) |
タニヤ・クルーズ・リュック(S)
エレーナ・アベンド(Pf) |
録音:2014年
エルザ・レスピーギは有名なオットリーノ・レスピーギの妻で作曲家・歌手であった。2つの歌劇のほか歌曲を残しており、歌曲は近年再評価されてきている。ソプラノのタニヤ・クルーズ・リュックはアメリカ北西部を中心に活動する歌手で19世紀から20世紀の声楽作品を得意としている。 |
DIGRESSIONE
|
|
愛の戦に
ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ(1968-):
「愛の戦に」 [Alle guerre d'amore] (2014)から
私は試みた [T'ho cercato]
ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545?-1607):
わが心よ、衰えるな [Cor mio deh non languire]
ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」から
歌う時 [Il tempo del canto]
シジスモンド・ディンディア(1582頃-1629):
戦に、愛の戦に [Alla guerra, alla guerra
d'amore]
サロモーネ・ロッシ(1570-1630頃):コッレンタ第4番
[Correnta quarta]
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):
戯れよ、ふざけよ [Sonino, Scherzino]
ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:
「愛の戦に」から 放浪者のように [Come
vagabonda]
タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):
愛のリラに合わせて [Su la cetra amorosa]
ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」から
封印のように [Come sigillo]
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
ああ、私の愛しい人はどこに [Ohime dov'e
il mio ben]
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:2声のロマネスカ
[Romanesca a 2]
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー/
グイード・バレストラッチ(1971-)編曲:
トッカータ第2番「アルペッジャータ」[Toccata
II Arpeggiata]
ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:
「愛の戦に」から 彼はドアを開けた [Apri
la porta]
シジスモンド・ディンディア:つれないアマリッリ
[Crud'Amarilli]
ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665):
あなたは光を遮った [Chiudesti i lumi]
(5声、ヴィオルのための)
ジャック・アルカデルト(1507?-1568):白く優しい白鳥
[Il bianco e dolce cigno]
ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」から
彼の目に [Ai suoi occhi]
クリストフ・デジャルダン(ヴィオラ)
カロリーヌ・ペロン、ラファエル・ケネディ(ソプラノ)
アンサンブル・ラモローゾ
グイード・バレストラッチ
(ソプラノ・ヴィオル、テノール・ヴィオル、バス・ヴィオル、ディレクター)
エスメ・デ・フリース(テノール・ヴィオル、バス・ヴィオル)
ジョアッキーノ・デ・パドヴァ(バス・ヴィオール)
マッシモ・モスカルド(テオルボ) ジョエル・グラール(打楽器)
|
録音:2014年5月9-11日、エスパス・ド・プロジェクション、IRCAM、パリ、フランス
イタリアの作曲家ジャンヴィンチェンツォ・クレスタが2014年イタリア南部の都市バーリで開催されるアニマ・メア音楽祭の委嘱を受けて書き上げた新作を軸としたプロジェクトの放送初演録音盤。
ヴィオラと中心とする「愛の戦に」の各章の間に、17世紀イタリアのマドリガーレが挿入されます。
プロモーション・ビデオの視聴が可能です。「愛の戦に」の各章ではフランスの名ヴィオラ奏者クリストフ・デジャルダンがアンサンブルをリードしているようです。現代音楽と古楽の統合という、いかにも当レーベルらしい作品。ブックレット解説はイタリア語とフランス語。(「愛の戦に」の各章のタイトルの和訳は弊社(代理店)による直訳で、適切でない可能性がございます。ご了承ください。)
|
|
|
ジェズアルドに殺されたカラーファに作品献呈していた男
バーリの女への口づけ ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻
ポンポニオ・ネンナ(1556-1608):
マドリガーレ集第8巻(5声;1618、ローマで出版)から
Rid'il Ciel, rid'il Sole / All'apparir
del sole(シンフォニア;器楽)
Filli, non voi ch'io dica
(ヤコポ・ラッファエーレ&ファビアン・ショフリン編曲による独唱版)
マドリガーレ集第1巻(5声;1613、ナポリで出版)から
Eccomi pronta ai baci
マドリガーレ集第8巻 から Piccioletta
farfalla(器楽) / O man candida
ジョヴァンニ・デ・マック(1548頃-1614):Incenerit'e
il petto (+)
ジェルヴァジオ・メルカルネ(1580頃-1627頃):E
cosi vago il pianto(器楽)(*)
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):Quando
l'alba novella(カンツォネッタ)(*)
ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻
から Lasso ch'io moro
ジェルヴァジオ・メルカルネ:Quando mia
cruda sorte(器楽)(*)
ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻
から
Leggiadra pastorella / Tosto ch'in
don gli chieggio
Tolse dal ciel due stelle (**) / Si
gioioso mi fanno(器楽)
Amorosetta Armilla / Gia sospirai d'amore
[付録]
ヤコポ・ラッファエーレ:Madrigale (#)
カルロ・ジェズアルド:Come vivi, cor mio
(*)(#)/ All'ombra de gl'allori (*)(**) |
オルケストラ_ペトロニウス
ルチア・フランツィーナ、
クラウディア・コネーゼ(ソプラノ)
ジョヴァンナ・カローネ(メゾソプラノ)
ジョスカン・ジェスト(カウンターテナー、テノール)
ジャコモ・スキャーヴォ(テノール)
ティアゴ・ダニエル・モタ(バス)
Sue-Ying Koang、アマンディーネ・ソラーノ(ヴァイオリン)
レオナルド・ボルトロット、テオドロ・バウ、
シルヴィア・デ・マリア(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジョヴァンニ・キャッパリーノ
(タンバリン、フレームドラム、ボンボ、ダルブッカ、シンバル)
ボル・ズリアン(アーチリュート、ビウエラ、コラショーネ)
ヤコポ・ラッファエーレ(チェンバロ、オルガン)
|
録音:2014年3月25-30日、ディクレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、イタリア
ポンポニオ・ネンナはイタリアのバーリに生まれた作曲家。1582年、最初のマドリガーレ集を出版しアンドリア公ファブリツィオ・カラーファに献呈。そのカラーファはヴェノーザ公カルロ・ジェスアルド(1566-1613)の妻と不倫の末、1590年に彼女ともどもジェズアルドに殺害されました。ジェズアルドとも親交があり作品の献呈もしていたネンナは1594年から1599年までジェズアルドの宮廷に務めアマチュア音楽家であった彼に教えましたが、最近の研究によってむしろネンナの方が影響を受けていたことがわかってきています。
ネンナの没後に出版された「マドリガーレ集第8巻」はネンナの没年である1608年かその直前の時期に書かれたと推定されています。この曲集にはジェズアルドとジェルヴァジオ・メルカルネの作品(*)も収められ、また(+)は作曲者名は記されていませんがジョヴァンニ・デ・マックの同名曲とほとんど同じです。
オルケストラ_ペトロニウスは2013年スイスのジュネーヴにおいてイタリアの鍵盤楽器奏者ヤコポ・ラッファエーレと中国系フランスのヴァイオリン奏者
Sue-Ying Koangにより創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。彼らの演奏はたいへんユニークで、このディスクもただの古楽ものではありません。冒頭の1分間は街の喧騒、そこからいきなり音楽が始まり、スタジオライヴ的にメンバーの会話が入ったり、早口のイタリア語のおしゃべりが現れたり、なぜかマドリガーレが独唱とピアノで演奏されたり(**)。(#)はピアノ独奏。最後は酒場で一曲歌うような雰囲気で終わります。
ピアニストのクレジットは無いのですが、おそらくヤコポ・ラッファエーレが弾いていると思われます。この人、鬼才かもしれません・・・このディスクのプロモーションビデオがこれですから(2:17〜笑)。
ブックレットにイタリア語・フランス語・英語の解説、歌詞(イタリア語)とフランス語訳・英語訳を完備。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PROFIL
|
PH 13055
(2CD →
1CD 価格)
\2500 →\2290
|
「カール・リヒター・エディション/フルート協奏曲集」
[CD 1]52’56”
モーツァルト:
・フルート協奏曲第1番ト長調K313
・フルート協奏曲第2番ニ長調K314
・アンダンテ ハ長調K315
[CD 2]55’20”
・モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K299
*
・ハイドン:フルート協奏曲ニ長調Hob.VII
f-D1
・グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り |
オーレル・ニコレ(フルート)
ローゼ・シュタイン(ハープ)*
カール・リヒター(指揮)
ミュンヘン・バッハ管弦楽団 |
名エンジニア、ジードラーが手掛けた大好評の新マスタリング・シリーズ最新作「カール・リヒター・エディション」名手ニコレを迎えたモーツァルトのフルート協奏曲集
収録:1960-62 年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
リマスタリング& サウンド・デザイン:2014
年、ホルガー・ジードラー (THS-Studio)
歴史的遺産ともいえる1958 年の「マタイ受難曲」(PH12008)を皮切りに、カール・リヒターの貴重な録音の数々にProfil
のライヴ復刻でおなじみの名人ホルガー・ジードラーが入念なリマスタリングを施す「カール・リヒター・エディション」は、真に音楽的で本来の響きを取り戻したと評判を呼んでいます。
シリーズ最新作は名手オーレル・ニコレを迎えたフルート協奏曲集。モーツァルトのほか、この顔合わせでテルデック(テレフンケン)にレコーディングされたすべての内容を収められており、いずれもリヒターにとっては唯一の録音となります。このたびの復刻で印象もあらたになるものと期待されるところです。
ブックレットは各曲のトラックリストのみの記載となります。 |
.
<国内盤>
若林工房
|
|
メジューエワ/「展覧会の絵」3度目の録音
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ラフマニノフ:
断片 変イ長調 (1917)
プレリュード(ピアノ小品) ニ短調 (遺作)
プレリュード ハ短調 作品23の7
プレリュード ロ短調 作品32の10
プレリュード ト長調 作品32の5
プレリュード 嬰ト短調 作品32の12
プレリュード 変ニ長調 作品32の13 |
イリーナ・メジューエワ(ピアノ) |
作品の真実に迫るピアニズム。「展覧会の絵」、待望のセッション録音。ムソルグスキー&ラフマニノフ:ピアノ作品集、イリーナ・メジューエワ
録音: 2014 年9 月、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO
/ DSD録音、発売元:若林工房
イリーナ・メジューエワの2014 年最新録音は久々のロシアン・レパートリー。ムソルグスキーの傑作「展覧会の絵」とラフマニノフの小品を組み合わせた一枚です。
メジューエワの十八番ともいえる「展覧会の絵」にはこれまで二種類のライヴ録音(2004
年 & 2012 年)がリリースされていますが、今回は待望のセッション初録音。
スタンダードな解釈とともに細部まで彫琢された表現は説得力抜群で、作品のもつ深い精神性を見事に浮かび上がらせています。併録のラフマニノフも素晴らしい出来栄え。色彩感豊かな音色と圧倒的に幅広いダイナミック・レンジを駆使しながら、大河のような音楽の流れを作り出しています。ロシア・ピアニズムの真髄をたっぷりとお楽しみください。
ライナーノートより
「まず柔軟で自在な身体性…(中略)…完璧に合理的な動きが音楽を導いていきます。そして、同時に、既成概念にとらわれず自由に想像する力、共感する力が、楽譜が書かれているまさにその時に、創造の現場に立ち会っているかのような生々しさと現在性をもって、作曲家と共鳴しながら演奏を生成させていきます。」
(井上建夫) |
11/11(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
LSO LIVE
|
LSO 0760
(SACD HYBRID)
\2500 →\2290
|
ゲルギエフ&LSOによるベルリオーズ・シリーズ
ベルリオーズ:
・交響曲「イタリアのハロルド」 op.16
・カンタータ「クレオパトラの死」H.36〜「抒情的情景」「瞑想曲」 |
アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)
カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
超優秀録音。ゲルギエフ&LSO によるベルリオーズ・シリーズ、タムスティ独奏「イタリアのハロルド」、カーギル独唱「クレオパトラの死」
収録:2013 年11 月1 & 12 日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)/DSD
5.1 チャンネル、ステレオ、63’ 09”
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン/エンジニアリング、ミキシング&マスタリング:Classic
Sound Ltd
SACD ハイブリッド盤。「独創的なスタイルと現代的な響きがわたしを虜にしてやまない」とベルリオーズに熱を入れるゲルギエフによるシリーズ第2
作。
「イタリアのハロルド」と「クレオパトラの死」は、第1
弾「幻想交響曲」と同じく、2013 年秋にゲルギエフがロンドン響を指揮して大成功を収めた「ベルリオーズ・プロジェクト」からのSACD
化で、実演でも同じ組み合わせで演奏されています。
「イタリアのハロルド」は、素材としたバイロンの長編詩「チャイルド・ハロルドの巡礼」よろしく、「さまざまな土地の風光や歴史などに、多感なる主人公(独奏ヴィオラ)が触れ、その思いを綴る」という形が採られており、同様に標題的な内容を持つ「幻想交響曲」とは趣きこそ異なるものの、やはり自意識過剰なベルリオーズらしく自叙伝的な性格を持つことになった作品。全篇を通じてヴィオラ独奏より受け継がれるハロルドの固定楽想が用いられる点も「幻想交響曲」に通じる特徴となっています。
ここでヴィオラ独奏を務めるアントワーヌ・タムスティは、「『イタリアのハロルド』の完璧なるソリスト」(Scotsman,
April 2013)と絶賛される逸材。1979 年パリに生まれ、2004
年には最難関のひとつとされる「ミュンヘン国際音楽コンクール」で優勝を果たしているタムスティは、2011
年4 月にミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊と「イタリアのハロルド」を録音していたので、およそ2
年半ぶりの2 種目の内容となります。ちなみに、タムスティの師であるタベア・ツィンマーマンも、2003
年2 月にコリン・デイヴィス指揮ロンドン響と「イタリアのハロルド」をライヴ録音していました(LSO0040)。
ゲルギエフは「イタリアのハロルド」を、2007
年1 月のマリインスキー劇場のニュー・イヤー・コンサートを収めたライヴ映像作品のなかで、バシュメット独奏でフィナーレのみを演奏していたほか、マリインスキー劇場管との実演では同じくバシュメットとの顔合わせで全曲も取り上げて、かねてよりこの作品への情熱にかなりのものがあることを窺わせていました。
ようやくソフトとして全曲が登場するゲルギエフの「イタリアのハロルド」は、「完璧なるハロルド」タムスティと、ベルリオーズ演奏の蓄積も豊富なロンドン響を得たことで、先の「幻想交響曲」と併せてぜひとも押さえておきたいものといえるでしょう。
ローマ賞応募のために書かれたカンタータ「クレオパトラの死」は、斬新すぎる作風と過激な内容により落選となっていますが、まさにそうした面にすでにベルリオーズらしさが横溢しているともいえる作品。
過去にLSO Live でコリン・デイヴィスによる「キリストの幼時」のレコーディングにも起用されていたカレン・カーギルは、スコットランド出身のメゾ・ソプラノ。声量と美声に恵まれ、ここで要求されるドラマティックな表現にもみごとな対応をみせています。カーギルは2012
年4 月にもティチアーティ指揮スコットランド室内管と同じふたつのナンバーをレコーディングしていました。
ゲルギエフもまた2003 年5 月にボロディナをソリストに、ウィーン・フィルを指揮してライヴ録音していたので、およそ10
年半ぶりの再録音ということになります。
|
ORFEO
|
|
スクリデとペトレンコが描くシマノフスキ極彩色の愛の世界
シマノフスキ:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番Op.61
(3)神話Op.30(全3曲) |
バイバ・スクリデ(Vn)
(3)ワシーリー・ペトレンコ(指揮)
オスロ・フィル
ラウマ・スクリデ(Pf) |
録音:2013 年2 月14、15 日/オスロ・コンサート・ホール(1)(2)、6
月16 日/イエス・キリスト教会(3)/DDD、65’
36”
注目のバイバ・スクリデOrfeo レーベル第4
弾はシマノフスキのヴァイオリン協奏曲、それもペトレンコとの初共演という話題のアルバムです。両者が昨年9
月にBBC プロムスで披露して以来、各国で弾いて評判となっているだけにCD
リリースは大歓迎。シマノフスキはポーランド近代の大作曲家ながら、育ちの点からロシア音楽の影響を、血筋の関係から北欧的な感性も兼ね備えているため、ラトヴィア人のスクリデとロシア人のペトレンコにうってつけの作品と申せましょう。
シマノフスキは2 篇のヴァイオリン協奏曲を残していますが、第1
番はシマノフスキが作風を確立させた中期を代表する作品。大編成のオーケストラによる精緻を極めた作曲技法によりますが、交響曲第3
番「夜の歌」やピアノ・ソナタ第3 番と同傾向な極彩色の妄想の世界にひたれます。一方第2
番はシマノフスキ最後の大作。ポーランドの民俗音楽の要素を採り入れた作風で、両曲の味わいはかなり異なります。
スクリデの演奏は冴えに冴え、これまでリリースした協奏曲アルバム中ベストといえる凄さ。第1
番では高音域が多用される独奏部を非現実的な美しさで再現。超絶的なカデンツァはとりわけ圧巻。曖昧さのない正確な技巧に感嘆させられます。第2
番では躍動感あふれるエネルギー全開で、リズムのノリの良さも最高。
ペトレンコはほとんど交響曲のような充実ぶり。細部まで計算されたスコアを絶妙なバランスで響かせ、延々と続く官能の世界を持続させます。難解なイメージのあるシマノフスキの音楽ですが、めくるめく色彩とハープやチェレスタのキラキラした音響に聴き惚れさせられます。オスロ・フィルのひんやりとした音色もシマノフスキの音楽にピッタリ。
カップリングはヴァイオリンとピアノのための「神話」。妹のラウマがピアノ・パートを受け持っているのも魅力。女性たちならではの感性で、シマノフスキの描く愛の世界を再現しています。 |
PROFIL
|
|
シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ、
ブルックナーの交響曲第6番
ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB.106 |
フィルハーモニー・フェスティヴァ
ゲルト・シャラー(指揮) |
注目のシリーズ最新盤、シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ、ブルックナーの交響曲第6番
録音:2013 年8 月/エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ) バイエルン放送との共同製作/DDD、ステレオ、57’30”
バンベルクに生まれたドイツの指揮者ゲルト・シャラーが進めるブルックナーの交響曲シリーズに第6
番が登場。第5 番が演奏された翌月、2013 年8
月にエーブラハ大修道院附属教会で、手兵フィルハーモニー・フェスティヴァを指揮したコンサートの模様をライヴ収録したものです。
当シリーズは、アメリカの音楽学者でブルックナー研究の第一人者ウィリアム・キャラガン校訂譜に拠るナンバーを含むことでも注目を集めてきましたが、このたびの第6
番で通常全集とされる番号付きの9 曲が揃うことになります。
中期の傑作第5 番と後期の3 曲に挟まれる第6
番は、ごつごつとした武骨なテーマで開始される第1
楽章と、対照的に哀感のこもった第2 楽章に抗しがたい魅力があり、ブルックナー演奏の第一人者ヴァントが実演でよく取り上げていたこともなるほどと思わせる作品。
このたびの第6 番については、例外的に作曲者による改訂を経ていないこともあり、キャラガン校訂譜使用との記載もありませんが、シリーズを通じてのすぐれた成果を踏まえると、ブルックナー好きにはおおきな期待を持って迎えられるものとおもわれます。
=シャラーによるブルックナー交響曲第6番トラックタイム=
I.16:38 +II.17:50+III.8:34+IV.14:25=TT.57:30 |
ABC CLASSICS
|
|
ザ・グッド、ザ・バッド、アンド・ザ・オークワード
"ザ・グッド" 〜
ロータ:ジェルソミーナ(道)
ナイマン:キャンドルの灯(アンネの日記)
サティ:ジムノペディ第1番(彩られし女性)
グラス:めぐりあう時間たち/ ポエット・アクツ(めぐりあう時間たち)
シューベルト:即興曲変ト長調 D.899(ある貴婦人の肖像)
ナイマン:ビッグ・マイ・シークレット(ピアノ・レッスン)
"ザ・バッド" 〜
バダラメンティ:
処刑の曲(ロスト・チルドレン)、フォーリング(ツイン・ピークス)
ドリーブ:ラクメより 花の二重唱(ハンガー)
ドビュッシー:月の光(オーシャンズ11)
ハイドン:ピアノ・ソナタ変ホ長調より
アダージョ・エ・カンタービレ
(インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア)
ヤレド:風だよ、ベティ(ベティ・ブルー)
"ザ・オークワード" 〜
ダレッシオ:タイトル・ミュージック(デリカッセン)
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
前奏曲ハ長調(バグダッド・カフェ)
ティルセン:ピアノのための6つの小品第2巻より抜粋(アメリ)
カッツ=チェルニン:ロシアン・ラグ(メアリー&マックス)
"エピローグ" 〜
モリコーネ:続・夕陽のガンマン(続・夕陽のガンマン) |
サリー・ウィットウェル
(ピアノ、
トイ・ピアノ、
チェンバロ、
リコーダー、
メロディカ) |
映画音楽&映画で使われたクラシック!
オーストラリアのピアニスト、サリー・ウィットウェル。ソロ・アルバム第2弾は、映画音楽集!
ウィットウェルの得意とするマイケル・ナイマンの「アンネの日記」や、フィリップ・グラスの「めぐりあう時間たち」を始め、ドリーブの「花の二重唱」、ヤレドの「ベティ・ブルー」、ティルセンの「アメリ」、モリコーネの「続・夕陽のガンマン」など、名作映画音楽の数々に加え、シューベルト、ドビュッシー、ハイドン、大バッハなどの、"映画音楽に使用されたクラシックの名曲"を組み合わせた秀逸なプログラム。トイ・ピアノやメロディカなども駆使し、素晴らしき映画音楽の世界をチャーミングに、ロマンティックに描く。
ちなみに、アルバム・タイトルの「The Good,
the Bad and the Awkward」は、「続・夕陽のガンマン」の原題「The
Good, the Bad and the Ugly」のパロディだろう。オーストラリアでもっとも権威のある音楽賞「ARIA賞」で、ベスト・クラシカル・アルバム2012にノミネートしている。
※録音:2012年2月13日−16日、オーストラリア放送協会アルティモ・センター、ユージン・グーセンス・ホール |
|
|
マッド・ラッシュ 〜 フィリップ・グラス:ピアノ独奏作品集
《グラスワークス》より オープニング
メタモルフォージスI〜V
マッド・ラッシュ
《めぐりあう時間たち》より デッド・シングス
ウィチタ・ヴォーテックス・スートラ |
サリー・ウィットウェル(ピアノ) |
サリー・ウィットウェルのソロ・アルバム第1弾は、アメリカの巨星フィリップ・グラスのソロ・ピアノ・ミュージック!
映画《めぐりあう時間たち》からの音楽や、ダライ・ラマのために書いた「マッド・ラッシュ」、ベトナム反戦の想いが込められた「ウィチタ・ヴォーテックス・スートラ」など、フィリップ・グラスの繊細な音楽を丁寧に紡いでいる。ミニマル・ピアノ、現代音楽の表現に最適な楽器として、オーストラリアのメーカー「スチュアート&サンズ」のピアノを使用。
「ARIA賞」のベスト・クラシカル・アルバム2011受賞タイトル。
※録音:2010年11月21日−23日、オーストラリア放送協会アルティモ・センター、ユージン・グーセンス・ホール |
|
|
声楽と管弦楽のための歌曲集 《コンパッション》 |
リオール・アッタール(ヴォーカル)
ナイジェル・ウェストレイク(指揮)
シドニー交響楽団 |
イスラエル系オーストラリア人のシンガー・ソングライター、リオール・アッタールが、シドニー交響楽団とコラボレーション。指揮は、映画音楽などの分野でも活躍するナイジェル・ウェストレイク。シドニー交響楽団に委嘱された「コンパッション」は、古代ヘブライとアラブの詩を基にした管弦楽伴奏付き歌曲集で、民族情緒のある旋律やリズムが盛り込まれている。
※録音:2013年9月6日−7日、シドニー・オペラ・ハウス(ライヴ) |
DELPHIAN
|
|
マートンのアドベント
マーティン:見よ、乙女がみごもりて/
14世紀ドイツ(ブラックウェル編):エサイの根より/
バード:天よ、上より雫をしたたらせ/
マクミラン:アドベント・アンティフォン/
ウィアー:天よ、露をしたたらせ/
プレトリウス:処女の御胎は膨らみ/
《7つのアンドベントのアンティフォン》 〜
〔スケンプトン:おお、知恵よ/
タヴナー:おお、主よ/デュブラ:おお、エサイの根よ/
ジャクソン:おお、ダビデの鍵よ/
マクドウォール:おお、明けの星よ/
マーティン:おお、異教徒の王よ/
エセンヴァルズ:おお、神は我らと共に〕/ハイラー:エサイの根より/
バード:見よ、乙女がみごもりて/
プレトリウス(サンドストレム編):エサイの根より/
ビクトリア:アヴェ・マリア/
マクミラン:おお、暁の女神 |
オックスフォード・マートン・
カレッジ合唱団
ピーター・フィリップス(指揮)
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
アンナ・ステップラー(オルガン) |
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団!マートン・カレッジの750年とアドベントの音楽。
英国合唱界の巨匠、ピーター・フィリップスとベンジャミン・ニコラスを音楽監督に迎え、2008年に結成されたオックスフォード・マートン・カレッジ合唱団が歌う「アドベント(待降節、降臨節)」のためのプログラム。
マートン・カレッジのチャプレン(聖職者)がスケンプトン、タヴナー、デュブラ、ジャクソン、マクドウォール、マーティン、エセンヴァルズに作品の委嘱を行い、曲集として完成した「7つのアンドベントのアンティフォン」など、バードからマクミランへ至るプログラムは、750年の歴史を誇るマートン・カレッジの合唱団ならでは。
ピーター・フィリップスとベンジャミン・ニコラスの卓越した手腕により、瞬く間に英国有数のカレッジ合唱団へと躍進を遂げたマートン・カレッジ合唱団。厳かなるハーモニーで、アドベントのための音楽を
——。
※録音:2012年4月14日−16日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)
|
|
|
イエスよ、お眠り下さい 〜 キーズのクリスマス
プレトリウス(サンドストレム編):エサイの根より/
リュッティ:父なる神のひとり子は/
オーウェンス:柊と蔦は/
ハウエルズ:ここに小さな扉がある/
チェコ民謡(ヒギンボトム編):ロッキング・キャロル/
ヒューイット・ジョーンズ:御使いうたいて/
イギリス民謡(ウィルコックス編):サセックス・キャロル/
グルーバー(ウェッバー編):きよしこの夜/
トランチェル:もしあなたが天使の歌を聴くならば/
ヴィレット:聖母への賛歌/
マサイアス:ワッセイル・キャロル/
パーソンズ:アヴェ・マリア/
ウェーベルン:イエスよ、お眠り下さい/
プーランク:賢人ら星を見て/ウォルトン:我らこの祝祭を喜び/
ショー(ウェッバー編):ヒルズ・オブ・ザ・ノース・リジョイス/
ガブリエリ:おお、大いなる神秘/
伝承曲(マグナス・ウィリアムソン編):父のみこころから生まれたものよ/
カルク=エラート:賛美の歌声を響かせよ |
ケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・
キーズ・カレッジ合唱団
ジェフリー・ウェッバー(指揮)
アニー・リドフォード(オルガン)
ニック・リー(オルガン) |
1348年にゴンヴィル・ホールとして設立され、その後、1557年にジョン・キーズによって再設立されたケンブリッジ大学のカレッジの1つであるゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ。
ケンブリッジ大学の中でも有数の長い歴史を誇るゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジの合唱団が、名匠ジェフリー・ウェッバーの指揮で歌う降誕祭のための音楽。
スウェーデンの作曲家ヤン・サンドストレム編曲によるプレトリウスの「エサイの根より」、エドワード・ヒギンボトム編曲の「ロッキング・キャロル」、リュッティ、ヴィレット、ウェーベルン、ガブリエリ、ハウエルズの作品など、定評あるハーモニーとバラエティに富んだプログラムが魅力。
2011年9月29日−30日の録音。 |
|
|
テュークスベリー・コレクション 〜
ジョン・ラッター:合唱作品集
主よ、あなたはわれらの避難所である/眠りたまえ、イエスよ/
ディス・イズ・ザ・デイ(この日に)/東方三博士のキャロル/
選ばれた花婿/主はわたしの羊飼い/アヴェ・マリア/
主があなたを祝福し/聖パトリックの祈り/
光の創造主への讃歌/ウェルズ・ユビラーテ/我が心の中の神/
ギフト・オヴ・チャリティ/ある木に咲いた花/コラール・アーメン |
テュークスベリー寺院スコラ・カントルム
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
カールトン・エザリントン(オルガン) |
イギリスの少年&男声合唱団であるテュークスベリー寺院スコラ・カントルムが歌う、英国の合唱の神様ジョン・ラッターの合唱作品集。
中でも2011年のロイヤル・ウェディングでも演奏された話題を呼んだ「ディス・イズ・ザ・デイ(This
is the day)」では、少年合唱の清廉な歌声が作品の美しさを余すことなく表現してくれている。
2011年&2012年の録音。 |
LAWO CLASSICS
|
|
ミッション 〜 管楽作品集(スチャン・オーレスキョルによる編曲)
作者不詳:カチュア 《ラ・セラニータ》/
《コロンビーナの歌集》 よりプロピニャン・デ・メリョール/
作者不詳:ブルゴスの大聖堂/
アラネス:チャコーナ 《素敵な人生》/
作者不詳:ファンファーレ、ハナクパチャプ・クシクィニン/
ポランコ:アイ・ケ・メ・リオ・ドゥ・モール/
サリナス:クラロス伯のロマンス/
作者不詳:ランサローテのロマンス、ホタ/
サンス:カナリオスとサラバンド/
ミラン:パヴァーヌとガイヤルド/
作者不詳:ファンタジア/
アルボー:パヴァーヌ 《おお、美しい方よ》/
カベソン:変奏曲 《婦人の望み》/
ヴィラールト:ヴェッキエ・レトローズ/カローゾ:カナリオ/
セスペデス:舞曲 《エイ・ケ・メ・アブラッソ》 |
ノルウェー・ウィンド・アンサンブル
マーク・ベネット(トランペット、指揮)
ノルディック・ヴォイセズ |
ノルウェー最古のウィンド・アンサンブル!精鋭たちによる貴重な管楽作品集!
ヨーロッパの厳粛な音楽と17〜18世紀の伝統的なリズムをブレンドした管楽作品集。いくつかの作品はボリビアのランダンにある教会の、修復中に発見された楽譜を使用している。ノルウェー・ウィンド・アンサンブルのリーダーで全編に渡り編曲や音楽監督を務めたスチャン・オーレスキョルの手腕が遺憾なく発揮され、革新的かつ伝統的な音楽を聴くことが出来る。
ノルウェーのハルデンを拠点に活動し、280年もの歴史を持ち、ノルウェー最古のウィンド・アンサンブルとして知られる、ノルウェー・ウィンド・アンサンブル。クラシック6人組の世界的ア・カペラ・アンサンブル、ノルディック・ヴォイセズのハイクォリティな演奏。ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団の首席トランペット奏者や、10年間にも及ぶロンドン・ブラスのメンバーとして活躍し、1996年に指揮者に転向した名手、マーク・ベネットの統率感ある音楽。モダン楽器とトラヴェルソやナチュラル・トランペットなどのピリオド楽器の両立など、全てがブレンドし、偉大なるミッションを達成した!
2012年9月24日−27日の録音。 |
|
LWC 1059
(SACD HYBRID)
\3000→\2600
|
ガルボルグ、ヴィンニェ、イプセンの詩による歌曲集
グリーグ:
ガルボルグによる歌曲集 《山の娘》 Op.67
A・O・ヴィンニェの詩による12の歌 Op.33
ヘンリク・イプセンの6つの詩 Op.25 |
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾ・ソプラノ)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(ピアノ) |
ノルウェーで最も著名なメゾ・ソプラノ、マリアンネ・ベアーテ・シェラン(マリアンネ・ベアーテ・キーラント)によるノルウェーの詩人によるグリーグの歌曲集。
2007年、2012年にはグラミー賞のベスト・クラシカル・ソロ・ヴォーカル・アルバム賞にノミネートされたシェラン。日本への来日も多く、2015年の2月には、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテのメローペ役として来日が予定されている!名実ともに一流歌手へと登りつめたシェランの唯一無二の歌声で貴重な歌曲を聴かせてくれる。
2013年1月4日&5日の録音。 |
|
|
バルトロッティ:女王のための音楽
パッサカリア ト長調
組曲ハ長調
フォリア ト短調
組曲ニ短調
組曲ニ長調 |
フレードリク・ボック(バロックギター) |
デンマークのコペンハーゲンや、スウェーデンのマルメを拠点に活躍するギタリスト&リューティスト、フレードリク・ボック。17世紀に活躍した知られざるコンポーザー=ギタリスト、アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(ca.1600−1668)の、17世紀のスウェーデンの女王、クリスティーナのために作られたの作品集。
「セバスティアン・ニュエス, ユトレヒト
2010」のバロック・ギターの色彩感豊かかつ繊細な音色で知られざるギター作品を聴くことが出来る貴重な録音。
2012年5月6日−9日の録音。 |
|
|
愛のまこと
メンデルスゾーン:
恋する女が書き記す Op.86-3、葦の歌 Op.71-4、
新しい恋 Op.19a-4、ゆりかごのそばで O.47-6、
歌の翼に Op.34-2、《無言歌第1巻》より信頼
Op.19-4、問い Op.9-1、
Weinend seh’ ich in die Nacht、Tanzt
dem schonen Mai entgegen
ブラームス:春 Op.6-2、愛のまこと Op. 3-1、間奏曲
Op.119-1
クララ・シューマン:前奏曲 《夕べに》
ロベルト・シューマン:
《幻想小曲集》 より 夕べに Op.12-1、くるみの木
Op.25-3、
捨てられたおとめ Op.64-2、恋の歌 Op.51-5、
ゲーテの 《ヴィルヘルム・マイスター》
によるリート、
歌およびミンネのためのレクイエム、君よ知るや南の国
Op.98a-1、
私に言わせないで Op.98a-5、ただあこがれを知る者だけが
Op.98a-3、
悲しそうに歌わないで Op.98a-7、
大人になるまでこのままに Op.98a-9、夜の歌
Op.96-1 |
ヘレーネ・ヴォル(ソプラノ)
リヴ・グラーセル(フォルテピアノ) |
クラシックの歌曲をレパートリーとするソプラノ、ヘレーネ・ヴォルと、1825年製のアロイス・グラフによるフォルテピアノを使用するリヴ・グラーセルによる歌曲集。おなじみのメンデルスゾーンの「歌の翼」、シューマンの「くるみの木」、ブラームスの初期作品、「愛のまこと」など、美しい歌声と柔らかいフォルテピアノで初期ロマンティック作品を。
2011年1月3日−5日の録音。 |
PAVANE
|
|
ピアソラ:リベルタンゴ
ブラガート:ミロンタン
ピアソラ:
オブリビオン(忘却)、リベルタンゴ、ブエノスアイレスの夏、
天使のミロンガ、ブエノスアイレスの冬、グランド・タンゴ、
ミロンガ ニ長調、タンゴ・エチュード第4番、
タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア) |
トリオ・ポルティチ
〔ダミアン・パルドン(ヴァイオリン)、
ルク・トーテン(チェロ)、
ステファネ・デ・メイ(ピアノ)〕 |
これまで、フランク、ショパン、ドビュッシー、メンデルスゾーン、シューベルト、オンスロー、ラフマニノフと録音を続け、名実ともにパヴァーヌ・レーべルの顔として活躍するベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチ。
リベルタンゴを筆頭に、天使のミロンガやブエノスアイレスの四季、アヴェ・マリアなど、ピアソラの名曲をピアノ・トリオ編成で活き活きと!
※録音:2013年、シエルニョン城礼拝堂(ベルギー) |
|
|
イタリアのロマンス
レオンカヴァッロ:おいで, 愛しい人よ、古典様式のカンツォネッタ/
ロトーリ:あなたの愛はもういらない/
カタラーニ:口づけもなく、グリーンランドの歌/
マルトゥッチ:回想の歌より/
トスティ:最後の口づけ/
マンチネッリ:水の精/
トセッリ:嘆きのセレナード/
ドナウディ:ああ愛する人の/
ポンキエッリ:棄てられて/
ベッリーニ:最上の贈りもの/他 |
リサ・ハウベン(ソプラノ)
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ) |
オランダ系アメリカ人ソプラノ、リサ・ハウベンによるイタリア歌曲集は、有名なアリアだけでなく、ミラノ音楽院で発見された世界初録音となる知られざる作品を含むこだわりのプログラム。ピアノ伴奏は、ブゾーニ国際コンクール、リーズ国際コンクール、エリザベス王妃国際コンクールなど名だたるコンクールで入賞歴のあるダニエル・ブルメンタール。
※録音:2013年5月、シント=トロイデン・アカデアザール(ベルギー) |
QUERSTAND
|
|
「世界が沈黙するように」〜
ライプツィヒ・ヴォーカルロマンティカー&OPUS4トロンボーン四重奏団
グレゴリオ聖歌:
私たちの父/恵み深き光の創り主/世界の永遠の創り主/
私たちは平和に進み行こう
ストラヴィンスキー:我らが父/
ビクトリア:見よ、正しき人の最後を/
ジェズアルド:終祷の賛美歌/
ジョスカン・デ・プレ:汝、貧しき者の憩いよ/
モンテヴェルディ:グローリア/
メンデルスゾーン:
死者に祝福あれOp.115-1 /知恵ある人は輝くOp.115-2/
神の忠告によって決められるOp.47-4/
霊泉Op.64-4/好きな場所Op.99-3/
シューベルト:聖なるかな/夜/晩の穏やかさ/
ブルックナー:慰めの音楽/
リーツ:孤独/
ブラームス:静かな夜に/
ジルヒャー:ローレライ/
クロイツァー:「グラナダの野営地」〜夕べの合唱/
民謡(フロンマーマン編):
素敵な月よ、お前はとても静かに/冷たい地に/
民謡(グラープナー,マウエルスベルガー編):月が出た |
ライプツィヒ・ヴォーカルロマンティカー
OPUS4 (トロンボーン四重奏団)
ユルゲン・オプファーマン(オルガン) |
録音:2014 年4、5 月,ヴルツェン、DDD、74'12
男声合唱団による様々な合唱曲集。ライプツィヒ・ヴォーカルロマンティカーは、1987
年創立の合唱団で、ライプツィヒ歌劇場合唱団やMDR
放送合唱団のメンバーが参加している。CD 表記のメンバーは8
人。
アンサンブル精度が高く、しかも木目調の温もりが感じられるs
優れた歌唱が楽しめる。 |
|
|
2014ヘンゼルト生誕200周年記念アルバム
「アドルフ・ヘンゼルト(1814-89):室内楽作品集」
ピアノとチェロのための二重奏曲 ロ短調
Op.14/
夜想曲 変イ長調 Op.32/
即興曲第1番 ハ短調 Op.7/即興曲第2番
ヘ短調 Op.17/
即興曲第3番 変ロ短調 Op.34/即興曲第4番
ロ短調 Op.37/
ロマンツェ ロ短調 Op.18-2/ロンド・セリオーソ
ニ短調/
ワルシャワの思い出 変イ長調 Op.4-2/ポルカ
ニ短調 Op.13-9/
憂鬱なワルツ ニ短調 Op.36/トッカティーナ
ハ短調 Op.25/
ロマンツェ 変ロ短調 Op.10/練習曲 嬰ヘ長調
Op.2-6/
オーロラ 嬰ハ短調 Op.30/小ロマンス 変ロ短調/
朝のセレナード 変ニ長調 Op.39/子守歌
変ト長調 |
シュテファン・ブルクハルト(ピアノ)
ノルベルト・ヒルガー(チェロ Op.14 のみ) |
録音:2013 年9 月、DDD、73'08
アドルフ・ヘンゼルト(1814-89)の生誕200
周年記念のCD。基本的にピアノ作品を中心に収録し、冒頭に比較的規模の大きなピアノとチェロの二重唱を加えている。ヘンゼルトはバイエルンのシュヴァバッハの生まれ。ウィーンで学んだ後、ロシアのサンクトペテルブルグに移り、ここを拠点に活躍した。基本はドイツ・ロマン派だが、リスト的な華やかさも兼ね備えており、独特な魅力がある。このCD
には世界初録音も含まれ、ヘンゼルトの素晴らしさを堪能できる。
シュテファン・ブルクハルトは地元ライプツィヒ出身のピアニスト。ノルベルト・ヒルガーもライプツィヒ生まれで、QUERSTAND
に多く録音している。 |
|
|
「マウエルスベルガー:オルガン作品集」
(1)導入とパッサカリア イ短調 RMWV446
(2)ああ来てください、真実の精神よ RMWV229
(3)前奏曲と二重フーガ ニ短調 RMWV447
(4)太陽は下へと輝き RMWV204
(5)導入、チャコンナ、管楽器による終曲を伴ったコラール
ホ短調 RMWV445 |
エンリコ・ランガー(オルガン)
(5)ザンクト・アンネン・ブラス=コレギウム |
録音:2014 年6 月12-14 日、アンベルク=ブフホルツ、DDD、41'01
ルドルフ・マウエルスベルガー(1889-1971)といえば、1930
年から亡くなるまでドレスデン聖十字架教会のカントールを務めたことで有名で、指揮者として多数の録音も残している。
一方、彼は作曲家としても多数の作品を残している。このCD
にはオルガン作品を5 曲収録。どれも充実した作品だが、ことに「導入、チャコンナ、管楽器による終曲を伴ったコラール」は、文字通り最後に管楽合奏と打楽器が参加し、壮大な音楽となっている。エンリコ・ランガーは1976
年、アンベルク=ブフホルツ生まれのオルガニスト。同地の教区の楽長補佐を務めている。 |
|
|
「星に寄せて」〜シューマン夫妻の合唱曲
シューマン:
4つの二重合唱曲 Op.141(星に寄せて/おぼろな光/確信/お守り)
ロマンスとバラード Op.67
(トゥーレの王/美しいロートラウト姫/野ばら/
雷雨/ジョン・アンダーソン)
ロマンスとバラード Op.75
(草刈の死/森で/悲しみの狩人/新兵/傷を負った子供について)
クララ・シューマン:
エマヌエル・ガイベルの詩による3つの混声合唱のための作品
(ヴェネツィアの晩の祭/前へ/ゴンドラ漕ぎ) |
マティアス・ユング(指揮)
ザクセン・ヴォーカルアンサンブル |
録音:2011 年6 月19 日、2012年5 月11-13
日、ドレスデン、DDD、50'20
シューマン夫妻の混声合唱曲を収録。クララの曲集が珍しい。
マティアス・ユングは1964 年、マグデブルク生まれの指揮者。主に合唱指揮で知られている。ザクセン・ヴォーカルアンサンブルはユングによって1996
年に創立されたドレスデンの合唱団。 |
|
|
バッハ:6つのトリオ・ソナタ+シュヴェンケ:オルガン作品集
バッハ:6つのトリオ・ソナタ
(ソナタ第1番 変ホ長調 BWV525/
ソナタ第2番 ハ短調 BWV526/ソナタ第3番
ニ短調 BWV527/
ソナタ第4番 ホ短調 BWV528/ソナタ第5番
ハ長調 BWV529/
ソナタ第6番 ト長調 BWV530)
シュヴェンケ:
フゲッタ ハ長調/フゲッタ ト長調/フーガ
ハ長調/フーガ ヘ長調/
フーガ・カノニカ ロ長調/フーガ・ディアトニカ
ヘ長調 |
ライナー・ゲーデ(オルガン) |
録音:2012 年5 月17−19日、アンスバッハ、DDD125'52
バッハのオルガン作品でも人気の高い6 つのトリオ・ソナタに、バッハより80
年ほど下の世代の作曲家クリスティアン・フリードリヒ・ゴットリープ・シュヴェンケ(1767-1822)のフーガなどを挟んだもの。
ライナー・ゲーデはアンスバッハの市と修道院のカントールを務めている。アンスバッハの聖グンベルトゥス教会に設置されたヨハン・クリストフ・ヴィーグレプ製作(1736-1739)のオルガンを使用。明るく抜けの良い響きが美しい。 |
|
|
「バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻」
前奏曲 BWV552-1
コラール集 BWV669-BWV689
デュエット集 BWV802-BWV805
フーガ BWV552-2 |
ライナー・ゲーデ(オルガン) |
録音:2010 年7 月8-10 日、アンスバッハ、DDD、106'21
バッハの大作、クラヴィーア練習曲集第3 巻の録音。ライナー・ゲーデはアンスバッハの市と修道院のカントールを務めている。オランダで古いオルガンの構造や演奏法を勉強し、現在はヨーロッパ各地のオルガンを演奏している。
この録音ではアンスバッハの聖グンベルトゥス教会に設置されたヨハン・クリストフ・ヴィーグレプ製作(1736-1739)のオルガンを使用。 |
<国内盤>
TOKYO FM(Blu-rayオーディオ)
|
TFMCBD 0031
(5Blu-ray Audio)
\30000+税
|
カラヤンのベートーヴェンの交響曲全集
ベートーヴェン:
[Disc 1]
交響曲第1番 ハ長調 Op.21、第3番「英雄」
変ホ長調 Op.55
[Disc 2]
交響曲第2番 ニ長調 Op.36、第8番 ヘ長調
Op.93
[Disc 3]
交響曲第6番「田園」ヘ長調 Op.68、第5番「運命」ハ短調
Op.67
[Disc 4]
交響曲第4番変ロ長調 Op.60、第7番 イ長調
Op.92
[Disic 5]
交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱付き」 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[Disic 5]
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ヘルイェ・アルゲルヴォ(アルト)
ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)
ハンス・ゾーティン(バス)
プロ合唱団連合、東京藝術大学合唱団
[田中信昭(合唱総指揮)] |
カラヤンのベートーヴェンの交響曲全集がブルーレイ・オーディオで登場!
[Disic 1]1977年11月13日、東京 普門館、ライヴ録音 [Disic
2]1977年11月14日(2番)17日(8番)、東京 普門館、ライヴ録音 [Disic
3]1977年11月16日、東京 普門館、ライヴ録音 [Disic
4]1977年11月15日、東京 普門館、ライヴ録音 [Disic
5]1977年11月18日、東京 普門館、ライヴ録音/PCM
2.0、96kHz/24bit,196kHz/24bit
Blu-ray Audio のために新マスタリング!同録音のデジタルディスクでの最終結論ともいえる音質に仕上がっております。当ディスクでは2
チャンネルステレオで24Bit96kHz と24Bit192kHz
の2 種類を用意。とくに192kHz でお聴きいただく快適な音の広がり感は実に見事な仕上がりです。演奏は今や伝説となったカラヤン絶頂期と巷間云われる1977
年の東京ライヴ、カラヤンとベルリン・フィルの残した現存する唯一の正規ライヴ収録によるベートーヴェン交響曲全集です。
なによりこのツィクルス、有名交響曲の演奏の見事さは云うまでもありませんが14
日の2 番などもコンサートのしめで取り上げられた曲目だけあって大変な熱気と迫力にみちた恐るべき大演奏、あらためて驚かされました。どんな曲も手を抜かぬカラヤンとベルリン・フィルの真のプロ魂を見せつけられます。
|
|
|