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≪第79号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 12/16〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像



12/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

HAENSSLER

98 039
\2600→\2390
フランク・ペーター・ツィンマーマン、2 度目のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲録音始動!!
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集第1集

 (1)ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
  [カデンツァ;コンスタンチン・モストラス](20’34”)
 (2)ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261
  [カデンツァ;フランツ・バイヤー](7’16”)
 (3)ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373(6’48”)
 (4)ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
  [カデンツァ;フランツ・バイヤー](22’16”)
 (5)ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  [カデンツァ;ヨーゼフ・ヨアヒム](21’45”)
フランク・ペーター・ツィンマーマン
 (ヴァイオリン;
  1711年製ストラディヴァリウス)
ラドスラフ・スルク(指揮)
バイエルン放送室内管弦楽団
 ヘンスラー・レーベルより大注目盤リリース!
 

 セッション録音:2014 年3 月6-8 日/ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内/DDD、ディジパック仕様、76’ 47”

 ヘンスラー・レーベルより大注目盤登場!
 1965 年ドイツ、デュイスブルク生まれの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンが自身2 度目となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集録音を開始しました。
 第1 集にはヴァイオリン協奏曲第1、3、4 番、アダージョ ホ長調 K.261、そしてロンド ハ長調 K.373 が収録されています。
 1 度目の全曲録音は1986 年にイェルク・フェルバー指揮、ヴュルテンベルク室内管弦楽団とのセッション録音ですので、この度約28 年ぶりの全曲録音開始となります。今回の共演はバイエルン放送室内管弦楽団、指揮はラドスラフ・スルクです。ツィンマーマンは当団の2005-06 年シーズンでモーツァルトの5 つのヴァイオリン協奏曲を演奏し、その演奏会は大成功に終わり各誌で絶賛されました。この度、満を持しての録音となります。
 ツィンマーマンと言えば優美で香り高き音色を奏でますが、とりわけモーツァルトは極上・絶品です。さらに近年はトリオ・ツィンマーマンとして室内楽にも力を入れ音楽的表現がより豊かになりました。
 今回の録音ではポーランド生まれのヴァイオリニストで、バイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルクが指揮を担当しており、完璧なアンサンブルはもとより、とりわけ弦楽の美しさを追求した演奏を披露しております。
 10 代から華々しい活動を行うツィンマーマンですが、最も重要なレパートリーの一つとしてモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番があげられます。当作品は1 度目の録音の他にヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのセッション録音(1995 年1 月)、またライヴ映像としてベルナルト・ハイティンク指揮、ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート1993(EURO ARTS / 20 11514)があり、その点からもツィンマーマンの当作品に対する思い入れをうかがい知ることができます。
 ツィンマーマンの愛器ストラディヴァリウスは、かつてクライスラーが所有していた1711 年製の名器で、まるでビロードのような音色です。今後のリリースも期待せずにはいられない全曲録音始動と言えましょう。




MIRARE

MIR 271
\2700
美しい絶妙なアンサブルが魅力トリオ・ショーソンによるハイドン
 ハイドン:
  ピアノ三重奏曲第43番ハ長調Hob.XV:27
  ピアノ三重奏曲第5番ト短調Hob.XV:1
  ピアノ三重奏曲第25番ホ短調Hob.XV:12
 フンメル:ピアノ三重奏曲第2 番ヘ長調Op.22
トリオ・ショーソン
 【フィリップ・タレク(ヴァイオリン)、
  アントワーヌ・ランドウスキ(チェロ)、
  ボリス・ド・ラロシェランベール(ピアノ)】
 録音:2014 年7 月、アンギャン=レ=バン・アートセンター/63’00
 エンジニア&編集:ユーグ・デショー

 トリオ・ショーソンの演奏するハイドンとフンメルのピアノ三重奏曲を収めたアルバム。
 収録曲は、ハイドンの43 番(Hob.XV:27)、5 番(Hob.XV:1)、25 番(Hob. XV:12)、そしてフンメルの第2 番といった魅力ある名曲集。録音されたのは、パリ近郊の温泉街、アンギャン=レ=バン市にあるアートセンター。2002 年にオープンした新しい施設で、音楽、美術、ダンス、映画、建築など様々なジャンルを融合させた面白い企画を打ち出している注目の文化施設です。
録音を担当するのは、フランスの名エンジニア、ユーグ・デショー。自然で洗練された録音で、美しい楽器の響きと透明感が味わえます。
 ハイドンのピアノ三重奏曲は、ボザール・トリオ、カザルス・トリオなど往年の名演がありますが、トリオ・ショーソンの演奏は、3 人のアンサンブルの息もピタリと合って、非常にバランスのとれた演奏を繰り広げています。
 アルバムの冒頭を飾る43 番(Hob.XV:27)では、活き活きとした音楽と、推進力溢れるドラマティックな表現に聴き惚れます。そしてモーツァルトの内弟子として知られるフンメルのピアノ三重奏曲第2 番。第3 楽章にはトルコ行進曲が引用されており、軽快なリズムが刻まれる親しみやすい作品。
 トリオ・ショーソンは、2001 年に結成。クレラック音楽祭でショーソンの作品を演奏したことが結成のきっかけ。パリ国立音楽院で、ピエール=ローラン・エマールの室内楽クラスで1 等賞を獲得。日本には、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭に度々出演して好評を得ています。
 
MIR 267
\2700→\2490
ラ・レヴーズ
 テレマン:三重奏と四重奏曲集

  ソナタ第2番ト短調TWV.43g(1クァドリ/1730年ハンブルク)、
  三重奏曲第5番ト短調TWV.42g(1 1718年フランクフルト)、
  ソナタ ト長調TWV43:G12、ソナタ イ短調TWV42:a7、
  三重奏曲第2番ト長調TWV42:G6(音楽の練習帳/1727年ハンブルク)、
  『シャコンヌ(モデレ)』(パリ四重奏曲第6番より/1738年)
ラ・レヴーズ
 【フローレンス・ボルトン( ガンバ)、
  ステファン・デュデルメル( ヴァイオリン)、
  セルジュ・サイッタ(トラヴェルソ)
  エミリー・オドゥワン(ガンバ)
  カルステン・ローフ(クラヴサン)
  ベンジャミン・ペロー(テオルボ)】
 品格漂う典雅なテレマン、ラ・レヴーズの秀逸な演奏

 録音:2013 年9 月サンセール教会/62’00

 ベンジャミン・ペロー率いる古楽専門のコンソート、ラ・レヴーズが、テレマンの三重奏曲と四重奏曲を録音。優雅で気品あるラ・レヴーズの演奏は、テレマンの音楽との相性は抜群。テレマンが求める音楽的要素を見事に再現し、現在はバッハに比べると軽い音楽というイメージが持たれるテレマンの作品を、優れた資質で聴かせます。
 大バッハと同時代に生きた作曲家テレマンは、当時バッハをしのぐ知名度と人気を誇り、あらゆるジャンルの音楽を作曲しました。その中でも重要な位置を占めるのがフルートが花を添える典雅な四重奏曲。テレマンの四重奏曲といえば、「パリ四重奏曲」が代表的ですが、最初に出版された四重奏曲集「6つの四重奏曲」も忘れることはできません。コンチェルト2 曲、ソナタ2 曲、そして組曲2 曲の合計6 曲で構成されており、ここでは第4 曲のソナタ第2 番がアルバムの冒頭を飾ります。軽快で表情豊かな音楽、多彩な魅力に溢れています。この素晴らしい曲集は、初版から6 年後にパリでも出版され、パリの演奏家の間で大きな評判を呼び、テレマンはパリへ招待されることになります。それがきっかけで作曲されたのが「パリ四重奏曲」。本アルバムの終曲として同曲集の第6 番の『シャコンヌ(モデレ)』が収録されています。
 三重奏曲では、1718 年にフランクフルトで出版された「6 つの三重奏曲集」から第5 番。そしてソロ12 曲、トリオ12 曲からなる24 曲から成る作品集「音楽の練習帳」から第2 番が選ばれています。テレマンは三重奏曲の作曲についてはかなりの自信を持っていたようで、テレマンの特徴である自由な作風と親しみやすいメロディーが引き出された作品です。





ラ・レヴーズ で思い出すのはこの1枚・・・
フランス・バロックを代表する女性作曲家、ジャケ・ド・ラ・ゲールのアンニュイで優雅な味わい
絶品です・・・

MIR 105
\2700→\2490
エリザベト・クロード・ジャケ・ド・ラ・ゲール (1665-1729):
 ヴァイオリン、ヴィオールと通奏低音のためのソナタ集

  ソナタ第1-4番、レ・シルヴァン(クープラン/テオルボ編曲)、
  プレリュード(モレル/ヴィオール)
ラ・レヴーズ
【ステファン・デュデルメル (Vn)
 フローレンス・ボルトン ( ヴィオール )
 アンジェリーク・モイヨン (Hrp)
 ベルトラン・キュイエ (Clavcin)
 バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロック G &指)】
ラ・レヴーズの類い稀なる色彩センスで聴く、フランス・バロックを代表する女性作曲家、ジャケ・ド・ラ・ゲール

録音:2009 年 9 月。66’23

ジャケ・ド・ラ・ゲールは 17 世紀に活躍した数少ない女性作曲家。楽器製作者の一族ジャケ家の出身で、神童として注目を浴び、クラヴサン奏者としても才能に溢れ、ルイ 14 世の寵臣を受け活動していました。
このソナタは、当時フランスで流行していたイタリア趣味を取り入れ、ヴィオールのソロの間にヴァイオリンが華やかなパッセージを奏でるようなフランスの優雅さを折衷した独自の様式で書かれています。18 世紀前半のフランス器楽曲の中で最も素晴らしい作品の一つです。
ジャケットに使用されている肖像画はジャケ・ド・ラ・ゲール自身。フランソワ・ド・トロワの作品です。精緻な描写と艶やかな光沢が美しく、女性らしさか引き立つ 1 枚。






MN RECORDS



MNRCD 136
\2500→\2290
マイケル・ナイマン最新作の登場!「ヒルズボロの悲劇」
 マイケル・ナイマン:交響曲第11番「ヒルズボロ・メモリアル」

 第1楽章 The Singing of the Names
 第2楽章 Family Reflections
 第3楽章 The 96
 第4楽章 Memorial
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
キャスリン・ラッジ(メゾ・ソプラノ)
リヴァプール・フィルハーモニック・ユース合唱団
ヨセフ・ヴァンサン(指揮)


 録音:2014 年

 マイケル・ナイマンの新譜は新作交響曲第11 番「ヒルズボロ・メモリアル」。
 ヒルズボロとはいわゆる1989 年の「ヒルズボロの悲劇」、座席(立見席)の収容能力を上回る群衆がサッカーの試合に押し寄せ、96 名の死者が出たイギリスのスポーツ史上最悪の事故のことをさします。
 もともと、交響曲第11 番は、1985 年3 月に委嘱を受けて着手されたもの。演奏予定会場を下見したナイマンは、その長い残響時間に驚き、音楽のスタイルをゆっくりとした進行にしました。
 作曲中の1985 年5 月29 日、ベルギーのヘイゼル・スタジアムでおこなわれたサッカーのチャンピオンズカップでのサポーター同士の衝突で、イギリス側のサポーター41 名が亡くなるという事故が起きました。
 この11 番は、ヘイゼル・スタジアムでの事故へのメモリアルということで一度だけ追悼演奏されました。その後1989 年に起きたヒルズボロの悲劇を受け、ナイマンは、交響曲第11 番に手を加え、1996 年に同曲を演奏。そして、2014 年、ヒルズボロの悲劇からちょうど25 年たった年に、「交響曲第11 番「ヒルズボロ・メモリアル」」としてリヴァプールで初演されたものがここに収録された作品。歌劇「ゴヤを見つめて」からの転用などを組み込みつつ、96 という数字を意識した作品に仕上げられています。







PROFIL


=エディション・シュターツカペレ・ドレスデン=



PH 12017
(2CD)
\5000→\4590
2010年ゼンパー・オーパー・ライヴ
 デイヴィス&ドレスデン/エルガー「ゲロンティアスの夢」

  エルガー:「ゲロンティアスの夢」op.38
ゲロンティアス:ポール・グローヴス(テノール)
天使:サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
司祭、苦悩の天使:ジョン・レリア(バス)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:サー・コリン・デイヴィス
 2010年ゼンパー・オーパー・ライヴ、コリン・デイヴィス&シュターツカペレ・ドレスデン、エルガー「ゲロンティアスの夢」

 収録:2010 年3 月28 日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)/ステレオ

 エニグマ変奏曲と並ぶエルガーの代表作として知られる「ゲロンティアスの夢」は、リヒャルト・シュトラウスから絶賛されて評価が高まり、エルガーが国際的名声を得るきっかけとなった壮大なオラトリオ風の声楽曲。
 ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿のテクストによる内容は、主人公ゲロンティアスが死の淵で魂の救済について天使や神と問答を繰り広げるというもので、母国の大作曲家エルガーへの熱心な取り組みで知られたサー・コリン・デイヴィスは、この作品について次のように述べています。
 「死についての音楽を書こうとすると、ふつうならレクィエムあるいは名の通った歴史上の人物の死を描くところですが、ここでは死そのものにまつわる実際のプロセスを扱っている点で独創的。まさに過去に例のないまったく新しいタイプの、真に偉大な作品なのです。」
 このたびProfil の人気シリーズ「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」に登場するアルバムは、コリン・デイヴィスが2010 年3 月にゼンパーオーパーでシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、エルガーの「ゲロンティアスの夢」を演奏したコンサートからのCD 化となります。
 上記の言葉からもわかるように、作品に熱い共感を寄せるデイヴィスは、2005 年12 月にロンドン響を指揮して同曲を演奏したライヴ録音盤をすでに発表しており、当ディスクは4 年あまりを経ての演奏内容ということになりますが、この間ほかにも2008 年1 月のボストン響との実演で同作を取り上げて成功を収めていました。
 英国出身のメゾ・ソプラノ、サラ・コノリーは、そのデイヴィスのボストン公演に参加していたひとりで、ここでも引き続き天使役に起用されています。ちなみに、コノリーはアンドルー・デイヴィス指揮BBC 響盤(2014 年)における同名役の歌唱も記憶にあたらしいところです。
 ゲロンティアス役のポール・グローヴスは、エルダー指揮ハレ管盤(2008 年)でも表題役を務めた米国出身のテノール。グローヴスはまた、同じ2010/11 年のシーズンにエジンバラ国際音楽祭におけるゲロンティアス役でも評判を取ったという具合にキャストは万全で、ここにデイヴィスの思い描くドラマ作りに欠かせない顔ぶれが揃ったといってよいでしょう。
 コリン・デイヴィスとシュターツカペレ・ドレスデンの顔合わせによるエルガーと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、1998 年の交響曲第1 番ライヴ。そこではデイヴィスが尋常ではないテンションの高さで、名門ドレスデンより空前絶後のとてつもない響きを引き出して、熱心なファンの間では語り草となっていたものでした。
 ここでもまたエルガーらしい気高くもやさしくせつない音楽を破格のスケールで聴かせてくれるのではないかとおもわれます。



その伝説的名演、1998年のエルガー交響曲第1番
ほとんど神がかり的

ボックス・セットに入ってしまったため現在単売では残り在庫限りになっている模様

PH 05040
\2600→\2390
在庫僅少
(1)エルガー:交響曲第1番変イ長調Op.55
(2)ベルリオーズ:序曲「リア王」Op.4
(3)ベルリオーズ:「ベアトリスとベネディクト」序曲Op.9
サー・コリン・デイヴィス指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)1998年 (2)(3)1997年ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 選りすぐりの内容がすでにファンの心を掴んで離さないProfilのライヴ・シリーズ。
 ドレスデン・シュターツカペレ・エディション第1弾は名誉指揮者デイヴィスによるお得意のエルガーとベルリオーズ。
 デイヴィスとしてはのちにロンドンSO.と全集(2001年)を完成させるエルガー。本場のオケならではの魅力は尽きないが、このドレスデンの音色もまた重厚な音楽に相応しいもの。馥郁といっぱいに拡がるアダージョなど想像を超えた美しさ。一方で第2楽章のように荒々しい場面でもじつに過不足なく反応するあたりもさすが。さらにフィナーレ。コーダで冒頭のテーマが回帰してくるところなどゾクゾクするくらいに最高の格好よさ!
 カップリングは同じオケとのスタジオ盤(1997年)でも聴かれるベルリオーズ。まことに華麗!「スペシャリスト」デイヴィスに触発されて、こちらも見事というほかない。MDRによる録音も瑞々しさを湛えて極上。





CAMEO CLASSICS


 ご注意ください:

  CAMEO レーベルは入荷までに半年以上かかったり、最悪の場合日本向けに製作されないことがあります。どうかご理解ください。



CC 9021CD
\2400→\2190
失われた協奏曲
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
 チャイコフスキー:幻想序曲《ハムレット》 Op.67
 パブスト:ピアノ協奏曲変ホ長調*
パナギオティス・トロコプーロス(ピアノ)
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)
ベラルーシ国立交響楽団
 パブストのピアノ協奏曲!蘇演時のライヴ録音!

 リストやチャイコフスキーからも称賛されたヴィルトゥオーゾ・ピアニストであり、ルビンシテインの招きで着任したモスクワ音楽院ではピアノ科教授として、ゴリデンヴェイゼルやイグムノフ、リャプノフなど多くの名ピアニストたちを育てたパヴェル・パブスト(1854−1897)。
 1885年のルビンシテイン指揮による初演、ジロティ指揮による2度目の演奏で厳しい評価を受けたパブストは楽譜をライプツィヒの出版社に送付してしまったという。
 このトロコプーロスの演奏は、その後、所在不明となっていた楽譜が発見され、120年振りとなった再演のライヴ・レコーディング。
 技巧的で抒情的なロシアン・ロマンティシズムの隠れた傑作が、世に蘇った瞬間の貴重な記録である。

 2005年2月7日−8日、2005年4月19日(ライヴ)*、ベラルーシ国立音楽アカデミー(ミンスク)での録音。
 


CC 9016CD
\2400→\2190
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.8 〜
 ブライアン:ピアノ作品全集

  前奏曲とフーガ ハ短調/二重フーガ変ホ長調/
  《トゥーランドット》より 行進曲/
  前奏曲、ジョン・ダウランドのファンシー/4つの小品/
  前奏曲とフーガ ニ短調&ニ長調/3つのイルミネイション*
ピーター・ヒル(ピアノ)
クリストファー・ケイ(ナレーション)*
 超巨大シンフォニー「交響曲第1番《ゴシック》」の作曲者として有名なイギリスの作曲家ハヴァーガル・ブライアン(1876−1972)の"ピアノ作品集"という英国音楽ファン必携のタイトル!
 メシアンの「シラヒゲムシクイ」(Delphian/DCD 34141)など、知られざる作品の発掘、演奏で高評価を得ている英国の名ピアニスト、ピーター・ヒルのデビュー・レコーディングでもある。

 1981年の録音。
 


CC 9050CD-2
(2CD)
\4800→\4380
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
 組曲第1番ト長調 BWV.1007
 組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
 組曲第6番ニ長調 BWV.1012
 組曲第3番ハ長調 BWV.1009
 組曲第2番ニ短調 BWV.1008
 組曲第5番ハ短調 BWV.1011
アルフィア・ナキベコヴァ(チェロ)
 アルフィア・ナキベコヴァは、15歳で中央アジア共和国コンクール第1位に輝き、モスクワ音楽院でロストポーヴィチにチェロを師事したカザフスタンの女流チェリスト。
 1998年からはバッハの無伴奏チェロ組曲6曲を1日で演奏する「バッハ・マラソン」シリーズに取り組むなど、現在はロンドンを中心に活躍中。

 2007年&2008年の録音。
 
CC 9030CD
\2400
3人の偉大なるコンポーザー=ピアニストたち Vol.3
 リスト:
  巡礼の年第2年《イタリア》S.161
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
アンジェラ・ブラウンリッジ(ピアノ)
 イギリスの名ピアニスト、アンジェラ・ブラウンリッジのピアノによるロマン派、音楽史を代表する3人のコンポーザー=ピアニストたちの名作集。シューマン、ショパンに続く第3巻のリストは、「巡礼の年第2年」と「ロ短調ソナタ」の2本立て!
 


CC 9018CD
\2400→\2190
イースト=ウェスト・エンカウンターズ
 マクフィー:バリ島の儀式の音楽
  ヤング:トラジェト
 メシアン:カンテヨージャ
  クラム:クジラの声
 黛敏郎:《文楽》(抜粋)
ドリームタイガー
 〔キャスリン・ルーカス(フルート)、
  ロハン・デ・サラム(チェロ)、
  ダグラス・ヤング(ピアノ&打楽器)、
  ピーター・ヒル(ピアノ)〕
 クセナキスやクラム、メシアンなど、近現代音楽のスペシャリスト達によって結成されたアンサンブル、ドリームタイガーが繋ぐ「西」と「東」の音楽。黛敏郎の「文楽」(抜粋)やマクフィーの「バリ島の儀式の音楽」が並ぶ興味深いプログラム。

 1981年の録音。




ET’CETERA 



KTC 1517
(2CD)
\5000→\4590
ロイ・グッドマン指揮「エジプトのイスラエル人」ライヴ!
 ヘンデル:
  オラトリオ 《エジプトのイスラエル人》 HWV.54、
  オルガン協奏曲第13番ヘ長調HWV.295
   《かっこうと夜うぐいす》 より ラルゲット
ロイ・グッドマン(指揮)
オランダ室内合唱団
ル・コンセール・ロラン、
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
マリア・ヴァルドマ(ソプラノ)
デイヴィッド・オールソップ(カウンターテナー)
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)
ロデリック・ウィリアムズ(バス)
ピーター・ハーヴェイ(バス)
 ハノーヴァー・バンドとのコンビで多くの名演を生み出してきた英国の古楽系指揮者ロイ・グッドマンが、ヨーロッパを代表する世界最高峰の室内合唱団「オランダ室内合唱団」、フランスのロレーヌ地方のピリオド・オーケストラ「ル・コンセール・ロラン」を指揮したヘンデル。
 ヘンデルのオラトリオのなかで、もっとも魅惑的な作品の1つ「エジプトのイスラエル人」のライヴ・レコーディングが登場。
 ソリストには、ジェイムス・ギルクリスト、ピーター・ハーヴェイといったベテランから、ジュリア・ドイル、デイヴィッド・オールソップなど若手のイギリスの歌手を起用。イギリス、オランダ、フランスの才能が結集、フランスからドイツにかけて回り、大成功を収めたツアーの記録である。

 ※録音(ライヴ):2014年9月19日、フェルデン大聖堂(ドイツ)



 

KTC 1497
\2500
パリ!
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽 《ペトルーシュカ》
 ドビュッシー:小組曲 L.65
 ラヴェル:スペイン狂詩曲
スホルテス&ヤンセンス
 〔レスタリ・スホルテス(ピアノ)、
  グウィリム・ヤンセンス(ピアノ)〕

 2003年に結成、2009年にはカーネギー・ホールへのデビューも果たした若きオランダのピアノ・デュオ、スホルテス&ヤンセンス。

 デビュー・アルバムでも、ラヴェルやドビュッシーを弾いたスホルテス&ヤンセンスが、色彩感溢れる華麗な音色で、20世紀前半にパリで活躍したラヴェル、ドビュッシー、そしてストラヴィンスキーのピアノ・デュオ作品を弾く。

※録音:2013年6月24日−25日、オランダ

 

KTC 1486
\2500
モーツァルト:フルート四重奏曲集
 フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
 フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a
 フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.285b(Anh.171)
 フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298
アルコ・バレーノ・アンサンブル
 〔ペーター・フェルホーエン(フルート)、
  ダーク・リーヴェンス(ヴァイオリン)、
  カート・デ・コック(ヴィオラ)、
  ステファン・クライネスト(チェロ)〕
 アルコ・バレーノ・アンサンブルは、フランダース音楽院の生徒達によって結成され、小編成の室内楽から室内オーケストラまで様々な編成で活躍するアンサンブル。
 アルコ・バレーノ・アンサンブルの中心メンバーの一人でもあり、ロイヤル・フランダース・フィルの首席ピッコロ奏者を務める、ペーター・フェルホーエンをソリストに据えてのモーツァルト。

 ※録音(ライヴ):2002年8月9日&15日、ブルッヘ(ベルギー)
 
KTC 1516
(4CD/特別価格)
\8000→\7490
強制収容所で若くして殺害された才能
 レオ・スミット:作品全集

 CD1 室内楽作品 〜
  クラリネット三重奏曲/独奏ピアノのための組曲/
  フルート・ソナタ/フルート五重奏曲/
  独奏ピアノのための2つのオマージュ/
  ソプラノ、アルトとピアノのための《死》〜
   シャルル・ボードレールによる/
  弦楽四重奏曲(未完)/
 CD2 室内楽作品 〜
  木管五重奏曲/4手連弾のためのディヴェルティメント/
  フルート三重奏曲/オーボエとチェロのための組曲/
  アルトとピアノのための《ラヴェルによる小前奏曲》/
  女声合唱のための《花嫁》/4手連弾のための12の小品/
 CD3 管弦楽作品 〜
  De vertraagde film/ヴィオラ協奏曲/
  チェロ・コンチェルティーノ/
  フルート・ソナタ・コンチェルタンテ/交響曲ハ長調/
 CD4 管弦楽作品 〜
  シルエット/ハープ・コンチェルティーノ/
  フォルレーヌとロンドー/
  Schemselnihar/ピアノ協奏曲
フィリップ・アントルモン(指揮)
ルーカス・ヴィス(指揮)
エト・スパンヤールト(指揮)
オランダ室内管弦楽団
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団、他
 オランダ、アムステルダム生まれ、パリへ渡りラヴェルやストラヴィンスキーに影響を受けたという作曲家、レオ・スミット(1900ー1943)。ナチス・ドイツによって強制収容所に入れられ、若くして殺害されたスミットの知られざる才能を網羅した、貴重な作品集。

 ※録音:1999年、2000年
 

KTC 1501
\2500
シューベルト:4手連弾のための作品集 Vol.1
 デュオ イ短調 D.947 《人生の嵐》
 ハンガリー風ディヴェルティスマン ト短調 D.818
 3つの軍隊行進曲 D.733
 ドイツ舞曲と2つのレントラー D.618
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ)
 フォルテピアノで弾くシューベルトの権威、ついに連弾シリーズがスタート!

 クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。ナネッテ・シュトライヒャー製のフォルテピアノを使用し、全6巻CD12枚組にわたるシューベルトのピアノ作品集を完成させたフェルミューレンの次なるプロジェクトは、4手連弾の作品集が登場!
 連弾パートナーを務めるのは、メル・ボニのピアノ作品集でフェルミューレンと共演した、ヴェールレ・ペーテルス。フォルテピアノの名手が弾くシューベルトは、フォルテピアノの豊かな音色で聴く「軍隊行進曲」も絶品。続編にも期待のかかる注目のシリーズがスタートです。

 ※使用楽器:Trondlin (ライプツィヒ1825−1830)/※録音:2014年7月、ウィッレブリンゲン(ベルギー)
 
KTC 1414
(2CD)
\5000
ライデンのクワイアブックからの音楽 Vol.5
 ベネディクトゥス・アッペンツェラー/ヨハネス・フラミングス/
 クラウディウス・ポトレトゥス/ジャン・レリティエ /
 ジャン・リシャフォール/ミヒール・スメーカーズ/ジャコタン/
 クレメンス・ノン・パパ/アドリアン・ヴィラールト/
 ヨアキム・デ・モンテ/トーマス・クレキヨン/
 ハインリヒ・イザーク/ニコル・デ・セリエ・ド・エスダンの作品
エギディウス・クヮルテット&カレッジ
 オランダ、ライデンの聖ピーター教会での"時課の祈り"のために編慕されたと伝わる6冊の重厚な写本「ライデンのクワイアブック」。
 オランダの図書館やアーカイヴで発見された6冊の写本に収められた音楽を現代に蘇らせるプロジェクトの第5弾(CODEX E)も、クレメンス・ノン・パパやクレキヨン、リシャフォールなどフランドル楽派の大家の教会音楽が並ぶ。フルカラーで写真や図版、楽譜などを掲載したブックタイプのパッケージも豪華。

 ※録音:2014年1月28日−2月7日、ラウレンティウス教会(オランダ)での録音
 


KTC 1509
\2500→\2290
カトリックとユグノーのフランスの詩篇集
 相互に影響を与えた教会音楽を探求

  ル・ジュヌ:詩篇第69篇
  グディメル:詩篇第54篇
  モーデュイ:詩篇第150篇
  レストカール:詩篇第33篇/他
サジタリウス
ミシェル・ラプレニー(指揮)
 ラプレニーが1986年に結成したフランスの名合唱団サジタリウスが歌う、16世紀フランスの作曲家達による詩篇集。
 アンリ4世によって発布された「ナントの勅令」により信仰の自由を認められ、カトリックとユグノー(フランスの改革派教会)が同居し、相互に影響を与えた教会音楽を探求する。

 ※録音:1998年11月、フランス
 

KTC 1489
(特別価格)
\3800

J.S.バッハ:宗教音楽集Vol.5 〜 神の時こそいと良き時
 トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV.525
 カンタータ第106番 《神の時は最上の時なり》 BWV.106
 モテット第5番 《来たれ、イエス、来たれ》 BWV.229
 コラール 《おお愛する魂よ、汝を飾れ》 BWV.654
 カンタータ第125番 《平和と歓喜のうちにわれはゆかん》 BWV.125

ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
ムジカ・アンフィオン
 オランダ古楽界の豪華共演によるバッハ第5弾!ジェズアルド・コンソート&ムジカ・アンフィオン!

 ハリー・ファン・デル・カンプが率いるヴォーカル・アンサンブル「ジェズアルド・コンソート・アムステルダム」と、18世紀オーケストラのコンサートマスター、レミー・ボーデ、同じく18世紀オーケストラのヴァイオリン奏者、山縣さゆり、オランダの名チェンバリスト、ピーター=ヤン・ベルダーを擁するピリオド・オーケストラ「ムジカ・アンフィオン」の共演による「バッハ・イン・コンテクスト(バッハ・コンテクスチュアル)」プロジェクト。
 オランダを代表する2つの古楽演奏団体の共演によるバッハ・プロジェクト第5巻は、「哀悼行事(Actus Tragicus)」の通称でも知られるJ.S.バッハの人気カンタータ「神の時こそいと良き時(Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit)」がテーマ。
 チャールズ・ダニエルズ、テリー・ヴァイ、ハリー・ファン・デル・カンプなど超一流の古楽系歌手たちが、名手揃いのムジカ・アンフィオンとのコンビで、荘厳であり、そして至福のバッハの世界を創造する。

 ※ブックタイプ仕様、132ページのフルカラー・ブックレット
 ※録音:2014年9月7日、23日&24日、ワールセ教会(アムステルダム、オランダ)





ET’CETERA NOW

KTD 6007
\2500→\2290

カント・オスティナート最新作、ハープ&エレクトロニクス版!
 シメオン・テン・ホルト:
  カント・オスティナート・オーディオ・ヴィジュアル
   (ハープ&エレクトロニクス版)

インナー・アクト
 〔グウィネス・ウェンティンク(ハープ)、
  ウーター・スノイ(エレクトロニクス)、
  アーノート・ハルスカンプ(ヴィジュアル)〕
 現代オランダ音楽界の重鎮作曲家、そして世界を代表するミニマリストとして日本でも絶大な支持を得ているシメオン・テン・ホルト(1923−2012)。作曲者のお膝元オランダで15000枚以上の大ヒットを記録した伝説的名盤(2台ピアノ版/KTC 1367)の復活よって支持層を確実に広げたシメオン・テン・ホルトの超大作「カント・オスティナート」の最新バージョンは、「ハープ、エレクトロニクス&ヴィジュアル」!
 "カント(歌)"が"オスティナート(反復)"しながら途切れることなく演奏される"106"のセクション。(このバージョンでは85〜105はカット)。
 旋律とリズムが少しずつ変化を重ねてゆくことにより生まれる「カント・オスティナート」は、ミニマルというジャンルの枠や様式、時代を超越した究極美を持つ癒しの空間そのものなのである。
 今回のエレクトロニクスが加わったバージョンは、ニューエイジ、アビエント方面など、これまでのカント・オスティナート・ファンより更に広い支持層を拡げそうだ。

 ※録音:2012年12月20日ー21日、 スタジオ・ル・ロワ(アムステルダム)




15000枚以上の大ヒット
やみつきになる・・・
シメオン・テン・ホルトの世界

KTC 1367
\2500→\2290
シメオン・テン・ホルト(1923−):
 カント・オスティナート(2台ピアノ版)
ケイス・ウィーリンガ(ピアノ)、
ポロ・デ・ハース(ピアノ)
 オランダで15000枚の大ヒットを記録した伝説の名盤が復活!
 作品が進行するに従い少しずつ変化を加えていく1つのフレーズ、すなわち "カント(歌)" が繰り返し奏でられていく現代オランダ音楽界の巨星、シメオン・テン・ホルトの超大作「カント・オスティナート」。美しく叙情的で、そして儚い "カント(歌)" が "オスティナート(反復)" しながら途切れることなく演奏される106のセクション。さざなみのように穏やかに広がる"カント(歌)"が生み出すアコースティックな癒しの空間には、クラシックやコンテンポラリー、ミニマルなどのジャンルや時代を超越した究極美が存在する。古くは17世紀から用いられてきた"オスティナート技法"と現代の作曲家が持つ無尽蔵のアイディアの融合による"カント(歌)"を聴くと、レーベルのお膝元であるオランダで15000枚以上の売上を記録したという実績にも納得。2台のピアノによって創造される新しく、またどこか懐かしい癒しの音楽が心に安らぎをもたらしてくれる ——。

 1996年5月17日−18日、マリア・ミノーレ教会(ユトレヒト)での録音。






GB RECORDS


 イギリスのコンポーザー=コントラバシスト、ギャヴィン・ブライヤーズの自主レーベル「GB Records」より3タイトルが登場です!



BCGBCD 21
\2600→\2390
ギャヴィン・ブライヤーズの自主レーベル!
 進化し続ける「タイタニックの沈没」ライヴ録音!
  タイタニック号の沈没 〜
   ギャヴィン・ブライヤーズ・アンサンブル ライヴ・ツアー 2014

  ブライヤーズ:
   拍手喝采/プロローグ/クラッシュ/タイタニック賛歌 I 〜 VI/
   モールス/タイタニック・ラメント/ケイデンス/
   ラメント・エクストラクト/ウォーター・ゴング/
   マシーシェ〜ミュージック・ボクス
ギャヴィン・ブライヤーズ・アンサンブル
 〔ギャヴィン・ブライヤーズ(コントラバス)、
  フィリップ・ジェック(即興ターンテーブル)、
  ロジャー・ヒートン(バスクラリネット)、
  デイヴ・スミス(ホルン、キーボード、ウッドブロック)、
  ジェームズ・ウッドロウ(e-g)、
  マーティン・アレン(パーカッション)、他〕
 
  ジャズ・ベーシストから作曲の分野で活動することを選び、1912年に海に沈んだタイタニック号の上で、最後まで演奏を続けていた楽団員たちの演奏を、生き残った乗客や船員たちの証言を元に再現したという「タイタニックの沈没」。
 ギャヴィン・ブライヤーズの名を広めるきっかけとなった曲でもある「タイタニックの沈没」は、日々進化し続ける曲として1969年の作曲以降新たな証言をもとに度々、構成や編成を変えて録音されてきた。代名詞ともいえるタイタニックの沈没から100年経った2012年ツアーでは、ライヴでしか味わえない独特の臨場感を聴くことが出来る。
 


BCGBCD 20
\2600→\2390
ブライヤーズ:フェロー諸島からの音楽 ルーニ・ベアッタベアグ(バス)
ギャヴィン・ブライヤーズ(指揮)
アルドゥバラン室内管弦楽団、他
 10世紀頃にアイスランド文学の優れた作品の一つとして知られる「エギルのサガ」をはじめ、フェロー諸島の先史時代を題材に3部構成で作曲された「フェロー諸島からの音楽」。
 実際にフェロー諸島の洞窟にボートで入り、その上で録音するなど、ブライヤーズならではのこだわりが垣間見える。
 


BCGBCD 19
\2600→\2390
1993年に作曲された「天国の戦争」
 ブライヤーズ:
  ソプラノとアルトのための 《天国の戦争》
  Gのためのエピローグ
アニヤ=ニーナ・バールマン(ソプラノ)
マールテン・エンヘルチェス(アルト)
オランダ放送合唱団
オランダ放送室内フィルハーモニック
ブラッド・ラブマン(指揮)、他
 1993年に作曲された「天国の戦争」は、2つのカンタータを2つの独唱、小規模の合唱、オーケストラ&合唱による大規模作品。BBC交響楽団のために書かれ1993年4月に初演されている。
 Rシュトラウスのアラベッラ2013/2014シーズンで、ズデンカ役に抜擢されたソプラノ、アニヤ=ニーナ・バールマンなど強力ソリスト陣と、オランダ屈指の合唱団、オランダ放送合唱団の参加もポイント!




METRONOME

METCD 1089
\2600→\2390
名手フレッド・ヤコブスの新録音!
 ド・ヴィゼー:テオルボのための小品集

  テオルボのための小品集ホ短調、
  テオルボのための小品集ロ短調、
  テオルボのための小品集ト短調、
  テオルボのための小品集ニ長調
  クープラン(ヴィゼー編):森の精、好色な女
  リュリ(ヴィゼー編):ハーレクインのシャコンヌ、ロジスティーユ
フレッド・ヤコブス(フレンチ・テオルボ)
 名手フレッド・ヤコブスの新録音!ロベール・ド・ヴィゼーのテオルボ小品集!
 
 名手フレッド・ヤコブス!ルイ14世の宮廷音楽家、ド・ヴィゼーの小品集!
 現代有数のテオルボ&リュート奏者の1人、フレッド・ヤコブスがフレンチ・テオルボで奏でる、ロベール・ド・ヴィゼー(ca.1660−ca.1732)のテオルボ小品集。
 太陽王ルイ14世の宮廷音楽家でありギター教師でもあったド・ヴィゼー。ヴェルサイユ宮殿でルイ14世とロイヤル・ファミリーが愉しんだであろう珠玉の小品たちを、名手フレッド・ヤコブスの上質の演奏で。
 テオルボ&リュートのソリスト、ロック・コンソートの創設者、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズやオランダ・バッハ協会、モンテヴェルディ・コンティヌオ・アンサンブルなど世界最高峰のピリオド・オーケストラのメンバーとしても活躍するフレッド・ヤコブス。
 フレンチ・テオルボの名手が奏でるド・ヴィゼーの音楽は格別です。

 2013年4月&5月の録音。



 

METCD 1086
(2CD/特別価格)
\4100
ロック:ブロークン・コンソート集
 ブロークン・コンソート集第1巻
  〔組曲第1番ト短調/組曲第2番ト長調/組曲第3番ハ長調/
   組曲第4番ハ長調/組曲第5番ニ短調/組曲第6番ニ長調〕
 トリプラ・コンコルディアより 組曲ト短調/
 ブロークン・コンソート集第2巻
  〔組曲第1番ハ短調/組曲第2番ハ長調/組曲第3番ニ長調/
   組曲第4番ホ短調/組曲第5番ヘ長調〕
 トリプラ・コンコルディアより 組曲ト長調
ロック・コンソート
 〔ジョン・ウィルソン・メイヤー
   (バロック・ヴァイオリン)、
  ミミ・ミッチェル(バロック・ヴァイオリン)、
  スザンネ・ブラウマン
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ&バス・ヴァイオリン)、
  フレッド・ヤコブス(テオルボ)〕
 マシュー・ロック(1622−1677)の名をアンサンブル名に冠し、17世紀の音楽の伝承者として高い評価を受け、2011年で創設25周年を迎えたロック・コンソート。
 フレッド・ヤコブスを擁するロック・コンソートが取り組んだマシュー・ロックの音楽は、その代表作である2つの「ブロークン・コンソート集」。ロック・コンソートの躍動する4つの声部と絶妙のバランスは長き歴史の賜物である。
 

METCD 1092
\2600
ランベール:エール集 チャールズ・ダニエルズ(テノール)
フレッド・ヤコブス(テオルボ)
 イギリスを代表する古楽系テノールの1人としての地位を不動のものとしたチャールズ・ダニエルズが、名手フレッド・ヤコブスとのデュオで歌うのは、17世紀フランスにおける"エール"の最重要作曲家、ミシェル・ランベール(1610−1696)の音楽。
 リュリの義父であり、歌手、フランス宮廷の音楽隊長として才能を発揮したランベール。ダニエルズ&ヤコブスの名コンビで、魅力を当時のフランス楽壇、宮廷で称賛されたランベールの"エール"の魅力を存分に。

 2013年5月の録音。




CELESTIAL HARMONIES



19925-2
(6CD)
\12000→\10990
ザルツブルグ・モーツァルテウム学長ジークフリート・マウザー教授による
 「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集+後期作品選集」

 ピアノ・ソナタ
  第1番 ハ長調 K.279/第2番 ヘ長調 K.280/第3番 変ロ長調 K.281/
  第4番 変ホ長調 K.282/第5番 ト長調 K.283/第6番 ニ長調 K.284/
  第7番 ハ長調 K.309/第8番 イ短調 K.310/第9番 ニ長調 K.311/
  第10番 ハ長調 K.330/第11番 イ長調 K.331 「トルコ風」/
  第12番 ヘ長調 K.332/第13番 変ロ長調 K.333/第14番 ハ短調 K.457/
  第18番 ヘ長調 K.533,494/第15番 ハ長調 K.545/
  第16番 変ロ長調 K.570/第17番 ニ長調 K.576/
 幻想曲 ハ短調 K.475/ロンド イ短調 K.511/アダージョ ロ短調 K.540/
 6つのドイツ舞曲 K.509/メヌエット ニ長調 K.576b/ジーグ ト長調 K.574/
 アンダンテ K.616/アダージョ ハ長調 K.617a
ジークフリート・マウザー(ピアノ)
 モーツァルテウム学長ジークフリート・マウザー教授によるモーツァルト:ピアノ・ソナタ全集

 録音:1995年、2012年、2013年、202'09

 ドイツのピアニスト、ジークフリート・マウザーによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集。
 ジークフリート・マウザーは1954年、ドイツ、ニーダーバイエルンのシュトラウビングの生まれ。ミュンヘンで学んだ後、ピアニストとしては20世紀の作曲家の作品を得意としていることで知られている。またザルツブルク大学、ヴュルツブルク大学、ミュンヘン音楽舞台大学などで教鞭をとり、現在はザルツブルグ・モーツァルテウム大学の学長を務めている音楽学者でもある。
 このモーツァルトのピアノ・ソナタ全集は、初期5曲のみ1995年の録音で、他は2012年から2013年の録音。近現代音楽を得意とする人だけに透明感に優れた演奏で、しかも潤いのある透明感だ。余計なものを排しているにもかかわらず、微妙な音楽の操りが卓越しており、感触は温かく、モーツァルトへの愛情が伝わってくる。派手さには欠けるかもしれないが、演奏者よりモーツァルトの方が近く感じられる演奏として歓迎されるだろう。
 

14326-2
(2CD)
\4600→\4390
「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集+後期作品選集Vol.1」
 ピアノ・ソナタ
  第1番 ハ長調 K.279/第2番 ヘ長調 K.280/第3番 変ロ長調 K.281/
  第4番 変ホ長調 K.282/第5番 ト長調 K.283/第6番 ニ長調 K.284/
  第7番 ハ長調 K.309/第9番 ニ長調 K.311
ジークフリート・マウザー(ピアノ)
 録音:1995年、2012年、137'16
 

14328-2
(2CD)
\4600→\4390
「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集+後期作品選集Vol.2」
 ピアノ・ソナタ
  第8番 イ短調 K.310/第10番 ハ長調 K.330/
  第11番 イ長調 K.331「トルコ風」/第12番 ヘ長調 K.332/
  第13番 変ロ長調 K.333/
 幻想曲 ハ短調 K.475/ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457/
ジークフリート・マウザー(ピアノ)
 録音:2012年、2013年、142'36
 

14330-2
(2CD)
\4600→\4390
「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集+後期作品選集Vol.3」
 ピアノ・ソナタ
  第18番 ヘ長調 K.533,494/第15番 ハ長調 K.545/
  第16番 変ロ長調 K.570/第17番 ニ長調 K.576/
 ロンド イ短調 K.511/アダージョ ロ短調 K.540/
 6つのドイツ舞曲 K.509/メヌエット ニ長調 K.576b/
 ジーグ ト長調 K.574/アンダンテ K.616/
 アダージョ ハ長調 K.617a
ジークフリート・マウザー(ピアノ)
 録音: 2012年、2013年、127'02




MUSIC&ARTS



M&ACD 1285
\2300→\2090
カルロ・グランテ(ピアノ)
 「リスト、芸術と文学」

 ダンテを読んでーソナタ風幻想曲
 ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番
 メフィスト・ワルツ(ブゾーニ編:管弦楽版をピアノ・ソロに編曲)
 死の舞踏(ピアノ・ソロ版)
カルロ・グランテ(ピアノ)
 現代のヴィルトゥオーゾ、カルロ・グランテのリスト

 録音:2012年1月(ウィーン),66’45

 注目のピアニスト!イタリアの知る人ぞ知る名手カルロ・グランテ。あの難曲ゴドフスキーの“ショパンの練習曲による53 の練習曲”を演奏&録音し、アムランやシチェルバコフと並び称されるヴィルトゥオーゾ・ピアニストの1人です。
 今作も技巧的なリストの名曲をダイナミックなピアニズムと難曲と感じさせない柔らかさのある表現を聴かせます。「ダンテを読んで」では重厚な響きも弱音のセンシティブな音色も明瞭。タッチが多彩です。ブックレットはグランテ本人による詳細な解説も収録されています(英語)。


そのショパン=ゴドフスキー編:練習曲集
Godowsky Edition, Vol. 4
M&A 1093
(2CD)
\3600→\3290
ショパン=ゴドフスキー編:練習曲集(異稿も含む世界初録音) カルロ・グランテ(P)
デジタル録音





ZKP RTV SLOVENIJA(スロヴェニア放送)

レア盤!
ZKP 113499
\2400→\2190
「セヴィック・ブレージツェ音楽祭2013年」
 (1)バッハ:
  ブランデンブルク協奏曲第4番〜第1楽章
  ブランデンブルク協奏曲第2番〜第3楽章
 (2)ペルシャの伝承曲:聖マリアのカンティガ
 (3)不詳:村へと私は行く
  ディエゴ・オルティス:リチェルカーダ・セグンダ
  アルフォンソ10世「賢王」:ミラグレス・フレモソス
 (4)ギヨーム・ド・マショー:
  ご婦人よ、あなたの甘美な顔は
  私は陽気に振舞う
  私は考えなく狙う
 (5)リテレス:「四大元素」から
 (6)フックス:4声の序曲(組曲)
 (7)ハイドン:
  交響曲第1番 ニ長調 Hob.I:1—第1、3楽章
  交響曲第5番 イ長調 Hob.I:5—第4楽章
(1)ボローニャ・バロック・オーケストラ
(2)ノウル・アンサンブル
(3)ムシカ・アンティガ・ダ・UFF
(4)マルク・モイヨン(歌)
 アンゲリク・モイヨン(ゴシックHrp,歌)
 ヴィヴァビアンカルナ・ビッフィ(中世Vn,歌)
 ピエール・アモン(中世Fl,バグパイプ,打楽器)
(5)ルアンダ・シケイラ・ダ・シルヴァ(S,大気)
 リディア・ヴィニェス・クルティス(S,大地)
 サラ・ロジク(S,水、曙)
 マリーナ・パルド(S,火)
 ドナート・ディ・ジョイア(Br,時)
 ル・タンドル・アムール
(6)アクセントゥス・アウストリア
(7)アンサンブル・プルプル
 スロヴェニアで行われているセヴィック・ブレージツェ古楽音楽祭!

 録音:(1)2013 年6 月22 日、ブレージツェ/(2)2013 年7 月3 日、ロガシュカ・スラティナ/(3)2013 年7 月19 日、グラード,20 日、リティヤ/(4)2013 年7 月26 日、ヴォイニク/(5)2013 年9 月7 日、トゥルヤク/(6)2013 年8 月2 日、スロヴェンスカ・ビストリツァ/(7)2013 年9 月6 日、ブレージツェ

 古楽ファンは大いに注目すべき1 枚。セヴィック・ブレージツェは、1982 年からスロヴェニア東部、クロアチアとの国境の町ブレージツェで催されている古楽音楽祭。セヴィック SEVIQC という耳慣れない言葉は、ラテン語の「Semper viva quam creata常に創造されたものとして生きよ」の略。通常の音楽祭のように一都市で短期間に集中して音楽界が催されるのではなく、2013 年の場合、6 月22 日から9 月7 日まで様々な都市の会場で催される。
 このCD は各演奏会のライヴ録音から少しずつ集めたもの。日本ではあまり知られていない団体ばかりだが、イランのペルシャ古楽アンサンブル、ノウル・アンサンブル、1981年創設の老舗古楽団、ムシカ・アンティガ・ダ・UFF、マルク・モイヨンら4 人によるギヨーム・ド・マショー、このところ活躍が目立つオーストリアの古楽団、アクセントゥス・アウストリアなどは水準の高い演奏を聞かせてくれる。


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LE PALAIS DES DEGUSTATEURS


フランスらしい気品あふれるレーベルが登場。
 フランスのパレ・デ・デギュスタトゥール音楽祭傘下の新レーベル。「パレ・デ・デギュスタトゥール」は「ワイン鑑定人たちの館」という意味。
 きまぐれなCDリリースで知られる名手ジェラール・プーレ、そしてすでに幻と言っていいフランスの至宝的ピアニスト ドミニク・メルレたちによる香り立つような美演をご堪能いただけます。
小さな小さなレーベルなのでおそらく潤沢な流通とはいかないはず。すぐに入らなくなる予感がする。どうかどうかお早めに。
レア盤!

PDD 001
\2600→\2390
ジェラール・プーレ/ラヴェル、プーランク&ドビュッシー
 ラヴェル(1863-1937):ヴァイオリン・ソナタ
 プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ
 ドビュッシー(1862-1910):ヴァイオリン・ソナタ
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
クリスティアン・イヴァルディ(ピアノ)

 録音:2013年1月3日、5月30-31日、ジャコバン修道院、ボーヌ、フランス
 ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタはジェラール・プーレ(1938-)の父であるヴァイオリン奏者のガストン・プーレ(1892-1974)が1917年に作曲者自身(ピアノ)と共に初演した作品。

 
レア盤!

PDD 002
\2600→\2390
ジェラール・プーレ/マニャール&フランク
 マニャール(1865-1914):ヴァイオリン・ソナタ Op.13
 フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調

ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)
ジャン=クロード・ヴァンデン=エインデン(ピアノ)

 録音:2013年12月13-16日、クロ・ド・タール、モレ=サン=ドニ、フランス
 ブルゴーニュ・ワインの名醸造元「クロ・ド・タール」(Clos de Tart)の石造りの蔵での録音。ワインを楽しみながら聴ければ最高です。

 
レア盤!

PDD 003
\2600→\2390
これだけの大家なのにCDがない!
 ドミニク・メルレ/ベートーヴェン

  ベートーヴェン(1770-1827):
    ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10 No.1
    「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ
     (エロイカ変奏曲)変ホ長調 Op.35
    ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ドミニク・メルレ(ピアノ)

 録音:2014年1月7-8日、ジャコバン修道院、ボーヌ、フランス
 ドミニク・メルレ(1938-)はジャン=マルク・ルイサダ、フィリップ・カサール、フレデリク・アゲシー、フランソワ・フレデリック・ギイ、西澤安澄、福間洸太朗らを輩出した名教師としても知られるフランスのピアニスト。


 フランスの演奏家は自国に留まってマイペースな活動を続けることが多く、その実力に比べて世間的にまったく認知されていないケースがある。とくに中堅どころのピアニストにはその傾向が強い。このメルレもまさにその代表的な人。
 1938年生まれ。ロジェ=デュカスやナディア・ブーランジェに学び、パリ音楽院ではピアノ、伴奏、室内楽で一等賞だったという。
 1957年のジュネーヴ国際音楽コンクールピアノ部門では、マウリツィオ・ポリーニを抑えて、マルタ・アルゲリッチと同点1位。
 ただその後の活動はまったく地味。堅実にキャリアを積み、名教師として多くの優秀なピアニストを育ててきた。若手実力派演奏家のプロフィールにはとにかくこの人の名前が出てくることが多い。
 過去に出たCDも少なくはないが、すべてフランスのマイナー・レーベルばかり。これまではフランスMANDALAレーベルから少しずつCDを出していたが、そのMANDALAが事実上消滅してからは彼のアルバムはほとんど市場から消えてしまっていた。自主製作的レーベルBAYARDが数年前に出てファンを喜ばせたがそれもすぐに廃盤・・・。

 誰もがそのCDリリースを心から願っていた。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BARTOK RECORDS



BR 1908
\2400→\2190
「指揮者・作曲家ティボール・シェルイ」
 (1)バルトーク:2つの映像 Op.10 Sz.46(満開の花/村の踊り)
 (2)シェルイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 (3)バルトーク:ディヴェルティメント
(1)ティボール・シェルイ(指揮)
 ニュー交響楽団
(2)フランシス・マグニス(Vn)
(3)ティボール・シェルイ(指揮)
 弦楽合奏団
 バルトークのヴィオラ協奏曲を補筆完成させたティボール・シェルイの指揮と作品!

 録音:1950年8月キングズウェイ・ホール,61'41

 バルトークの息子ピーター(ペーテル)・バルトークが主宰したBartok Records の復刻CD の新譜。
 バルトークの2 つの映像とディヴェルティメントを指揮しているティボール・シェルイ(1901-1978)は、ハンガリー出身で米国で活躍した作曲家。バルトークに学んで多大な影響を受けており、遺作のヴィオラ協奏曲を補筆完成させたことでも名高い。この録音での演奏も師への敬愛に溢れている。
 そのシェルイの作曲した無伴奏ヴァイオリンのためのソナタを演奏しているフランシス・マグニス(1919-2010)は米国のヴァイオリニスト。14 歳でデビュー、1946 年にはカーネギー・ホールでリサイタルを催している。亡命していた偉大なヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュに認められ、彼の指揮するオーケストラでたびたび演奏した名手である。
 いずれも1950 年代初頭のモノラル録音だが、当時評判となった録音の良さはまだ実感できることだろう。




ET’CETERA(time&again)

KTC 1102
【新装再発売】
\2500
ミュージック・オヴ・マイ・ハート 〜
 ケルティック・ハープ弾き語りによるイギリス民謡集 Vol.2

  エリスケイの愛の歌/メガンの娘/私の行く先は/
  夏とはいったい何かしら/わが愛は紅いばらのように/
  おおみそか/羊のための囲いのある谷/
  空高くひばりは舞う/ある朝はやく/とねりこの林/
  はたおり歌/ダニー・ボーイ/
  飛んでゆくのか、くろつぐみ/スペインの女/海辺にて/
  影とともに踊れ/小麦を見守って/
  ラメントとホーンパイプ/ペンデリンの娘/蛍の光
レイチェル・アン・モーガン
 (メゾソプラノ、
  ケルティック・ハープ)
 澄んだ歌声とたおやかなケルティック・ハープの伴奏で紡ぐイギリス民謡集。入手困難となっていたEt'cetera初期の名盤、レイチェル・アン・モーガンが弾き語る「ミュージック・オヴ・マイ・ハート」が、装いを新たに登場!
 名曲「ダニー・ボーイ」や、クリスマス・キャロル「ひいらぎかざろう」の旋律としても知られるウェールズ民謡「おおみそか」、ロバート・バーンズが収集し詩を付けたスコットランド民謡「蛍の光」など、 イギリス各地の美しい調べを歌う。

 ※録音:1990年8月、アムステルダム/KTC 1102の新装再発売




MARQUIS



MAR 81457
\2300→\2090
隠れ名盤!
 「大麦と角」〜ルネサンス時代のクリスマスの祝宴

 (大麦と角/すべて良い仲間/グリーンスリーヴス&プディング・パイ/
  ブーザー城/ガヴォット/ディンドン空高く/天からの美しい天使/
  若い処女/アヴェ・マリス・ステラ/クリスマスの知らせ/
  Apostrophe au petit Iesu couche dans la creche/
  Nowwhen joseph and mary/スコッチ・キャップ/
  スコットランドの奇人/スコッツ・ラント/
  O salich heylich Bethlehem/おお聖なる夜/Lady Catherine Ogle/
  The Scotchman’s Dance/冬の彼方へ/私についてきて/
  Jesus nait,tendre et bleme/Vray Dieu il n’est si doulce chose/
  天使ガブリエルによる聖母マリアへの受胎告知/
  低い踊り“受胎告知”/栗/ケトル・ドラム/
  シンフォニー/Now Candlemas is come at last)
ザ・トロント・コンソート:
 【デヴィッド・ファリス(芸術監督、T 、Cemb) 、
  ベン・グロスマン(Perc、ハーディ・ガーディ)、
  キャサリン・ヒル(S、Gamb)、
  ポール・ジェンキンス(T、Cemb)、
  テリー・マッケンナ(バロックG、lute)、
  アリソン・メルヴィル(リコーダー)、
  ジョン・ペッパー(Cb)、
  ローラ・パドウェル(MS)】
デヴィッド・グリーンバーグ(Vn)
 DORIANで出ていたトロント・コンソートの名盤の復刻

 録音:1999年1月18-20日トロント ※DORIANで出ていた物、74’04

 これは隠れ名盤!1972 年に結成された中世ルネサンスを得意とする古楽アンサンブル、ザ・トロント・コンソート。以前Dorian レーベルからリリースされていたアルバムの復刻盤です。
 今作は16 世紀と17 世紀のルネサンス時代の冬を祝う音楽(クリスマス、聖スティーヴンの日、新年、十二夜など)と、イギリスとフランスに伝承するバラードと舞踏歌、その時代の典礼音楽、演劇や民謡の断片を組み合わせ、再構築して作り上げた冬の音楽集。祝祭溢れる楽しさを、溌溂と表現豊かな演奏。素朴なアンサンブルと歌。共演に、ヴァイオリン奏者であり、フィドル奏者としても有名なデヴィッド・グリーンバーグも参加し、フィドルの憂愁の音色も存分に聴かせてくれる。


<メジャー・レーベル>

<LP>


DECCA(LP)

限定盤

478 8027
(6LP)
\18000
ザ・デッカ・サウンド〜ザ・モノ・イヤーズ(6LP)
【LP1】
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)〜
  エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団
   (録音:1949年11月、ジュネーブ、ヴィクトリア・ホール) [LXT 2502]/
【LP2】
 ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」〜
  エーリヒ・クライバー(指揮)
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   (録音:1948年2月、ロンドン、キングズウェイ・ホール) [LXT 2587]/
【LP3】
 ブリテン:
  「ピーター・クライムズ」より
   「4つの海の間奏曲」「パッサカリア」、
  「青少年のための管弦楽入門」〜
   エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
   アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
    (録音:1953年9月、アムステルダム、コンセルトヘボウ) [LXT 2886]/
【LP4】
 アルベニス(アルボース編):イベリア,
 トゥリーナ:幻想的舞曲〜
  アタウルフォ・アルヘンタ(指揮) パリ音楽院管弦楽団
   (録音:1953年10月、パリ、メゾン・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ) [LXT 2889]/
【LP5】
 ラロ:ナムーナ組曲第1&2番〜
  ジャン・マルティノン(指揮)
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   (1955年5月、ロンドン、キングズウェイ・ホール) [LXT 5114]/
【LP6】
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ〜
  ザーラ・ネルソヴァ(Vc) アルトゥール・バルサム(P)
  (録音:1956年5月、ロンドン、デッカ・スタジオ) [LXT 5228]
 デッカ・ハイ・フィデリティの誕生
 70年前の世界へのフル周波数レンジ記録(ffrr)と高忠実度の技術革新による優れた録音のLPセットです。
 Deccaの初LPであったアンセルメの「ペトルーシュカ」やエーリヒ・クライバーの「田園」などを収録。
 180g重量級LPをオリジナル・デザインを使用したジャケットに封入。カップリングも当時のLPそのまま。
 新たに書かれた解説書を封入。初回のみの完全限定生産盤となります。




<国内盤>


若林工房



WKLC 7018-19
(2CD)
\3070(税込)
イリーナ・メジューエワ/京都リサイタル2014
 ■Disc-1
  モーツァルト:
   幻想曲ハ短調K.396、ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
  ショパン:
   ノクターン(第6番)ト短調作品15-3、バラード第3番変イ長調作品47
 ■Disc-2
  ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、ソナチネ
  ラフマニノフ:プレリュード(5曲)
   (嬰ト短調 作品32-12、ロ短調 作品32-10、
    ハ短調 作品23-7、ト長調 作品32-5、変ニ長調 作品32-13)
 [アンコール曲]
  ラフマニノフ:リラの花 作品21-5 (ラフマニノフ編曲)
  ラヴェル:プレリュード
  ショパン:マズルカ イ短調 作品67-4
  ラヴェル:悲しい鳥
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 今年10 月31 日のライヴが早くも発売!まさに「楽興の時」。鮮烈な印象を残した2014 年秋の京都公演が完全収録した2枚組!「京都リサイタル2014」 イリーナ・メジューエワ

 録音:2014 年10 月31 日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音/STEREO / 24-Bit & 96kHz 録音、発売元:若林工房
 ピアノ:1925年製ニューヨーク・スタインウェイ

 2014 年10 月31 日に京都コンサートホール(小)で開催されたイリーナ・メジューエワのリサイタルを収録した2枚組。
 近年集中的に取り組んでいるモーツァルトのほか、得意のショパン、ラヴェル、そしてお国もののラフマニノフという魅力的なプログラム。
 初録音となるレパートリー(モーツァルト二曲、ラヴェル「ソナチネ」)のほか、当日演奏されたアンコールが全曲含まれているのも嬉しいところ。名器スタインウェイCD-135(1925 年ニューヨーク製)の輝かしいサウンドが満席のホールに響き渡った素晴らしい演奏会の記録をじっくりお楽しみいただきます。

 ライナーノートより
 「その瞬間に、これまでに聴いた中でももっとも清冽な楽音がホールの空間を、わたしたちの心を突き通した・・・(中略)・・・この夜の音楽体験を、生涯忘れることはできないであろう。」(岡田央太)




ナクソス・ジャパン


NYCC-27284/5
(2CD)
\3500+税
〔レーベル変更再発売〕
注目の再リリース!
 福間洸太朗/アルベニス:イベリア

CD1
 アルベニス:
  2つの性格的小品 Op.164
   ホタ・アラゴネーサ
   タンゴ
  エスパーニャ(6つのアルバムリーフ) Op.165
   前奏曲
   タンゴ
   マラゲーニャ
   セレナータ
   カタルーニャ奇想曲
   ソルチーコ
  スペインのセレナード Op.181
  組曲『イベリア』(4巻からなる12の新しい印象) T.105〜第1集
   喚起(エボカシオン)
   港(カディス)
   セビリアの聖体祭
   ロンデーニャ
   アルメリア
   トゥリアーナ

CD2
  組曲『イベリア』(4巻からなる12の新しい印象) T.105〜第3集
   エル・アルバイシン
   エル・ポーロ
   ラバピエス
  組曲『イベリア』(4巻からなる12の新しい印象) T.105〜第4集
   マラガ
   ヘレス
   エリターニャ
  ナバーラ
  ラ・ベガ(草原) T.102
福間洸太朗(ピアノ)
 2008年にリリースされ、多くのファンから再発売を待たれていた福間洸太朗のアルベニス「イベリア」。スペインの民族的色彩豊かなアルベニスのピアノ作品を、若きピアニストが情熱的に演奏しています。
 福間氏はこの作品に挑む前、自らスペインを訪ね、楽曲に登場する土地に足を運び、その空気を吸い、現地の文化や人々に触れることで、インスピレーションを蓄積していったと語っています。
 このCDでは、組曲「イベリア」全曲の他に、アルベニスが本来組曲に入れる予定だったものの、急遽予定を変更し組曲に編入しなかった楽曲なども収録しました。
 アルベニスが書き残した楽譜の奥に潜むエスプリを、ひとつひとつ丁寧に表現しており、彼のアルベニス作品の演奏は、聴衆にも共感を得ています。
 作品に対する真摯な姿勢と情熱、そしてさらに磨きをかけるテクニックで見事に表現された待望の復刻盤・アルベニス「イベリア」、注目の再リリースです!
 録音:2007年10月10日、11日、15日、16日、和光市民文化センター(サンアゼリア大ホール)















12/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ALIA VOX



AVSA 9909
(1SACD HYBRID +
 bonus 1DVD(PAL))
¥2900→\2690
サヴァール最新盤/ヴィヴァルディとバッハのマニフィカト
 ・ヴィヴァルディ:
  2つのヴァイオリンとヴィオロンチェロ・アッリングレーゼ
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  弦と通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV 578
   録音:2003年9月2日、スペイン
 ・ヴィヴァルディ:マニフィカト ト短調 RV 610
   録音:2013年6月28, 29日/ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂
 ・J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV 1052
   録音:2013年7月18日、フランス
 ・J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV243
   録音:2013年6月28, 29日/ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂
ハンナ・バヨディ=ヒルト(ソプラノ)
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)
ダヴィド・ムンデルロー(テノール)
ステファン・マクレオー(バリトン)
マンフレード・クレーマー、
 パブロ・ヴァレッティ
  (ヴァイオリン/ RV 578)
ピエール・アンタイ
 (チェンバロ/ BWV 1052)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシォン
 ジョルディ・サヴァール最新盤。
 ヴィヴァルディとバッハのマニフィカト。アンタイのチェンバロ独奏によるバッハの協奏曲も聴きもの!

 サヴァールの新譜はヴィヴァルディとバッハのマニフィカトをメインにならべたプログラム。ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャの素晴らしい合唱を堪能できます。
 さらに、カップリングは、それぞれの同じ調の協奏曲を組み合わせています。ル・コンセール・デ・ナシォンの豪華な面々による管弦楽もさることながら、ソロもまた豪華な顔ぶれ。
 ザ・レア・フルーツ・カウンシルなどでも愉悦の極みの音色を聴かせていたマンフレード・クレーマーとパブロ・ヴァレッティによるヴァイオリン・ソロ、そして充実著しいアンタイのチェンバロ独奏によるバッハは聴きものです!
  ※ボーナスDVD(バッハとヴィヴァルディのマニフィカトが収録)は、PAL方式のため、国内で販売されている機器では再生できない可能性があります。




BIS



BIS SA 2103
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
人間国宝に認定されているオーストラリアが生んだ天才
 トニェッティ率いるオーストラリア室内管が満を持して「四季」を録音!

 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8 より四季
   [(1)「春」RV269、(2)「夏」RV315、
    (3)「秋」RV293、(4)「冬」RV297]
  (5)ラルゴ〜ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV226 より
  (6)4 つのヴァイオリンのためのヴァイオリン協奏曲 ロ短調 RV580
  (7)ヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV356
  (8)グラーヴェ〜
   合奏協奏曲「聖ロレンツォの祝日のために」ニ長調 RV562 より
  (9)シンフォニア〜歌劇「試練の中の真実」RV739 より
リチャード・トニェッティ
 (ヴァイオリン、指揮)
オーストラリア室内管弦楽団
⑥ヘレナ・ラスボーン
  (ヴァイオリン/
   1743年製グァルネリ・デル・ジェズ)
 サトゥ・ヴァンスカ(ヴァイオリン)
アイク・シー(ヴァイオリン)
ティモ・ヴェイッコ・ヴァルヴェ(チェロ)
 快演!トニェッティ率いるオーストラリア室内管が満を持して四季を録音!!

 セッション録音:2014 年3 月/チャッツウッド・コンコース・コンサート・ホール(シドニー)/5.0 Surround sound、67’ 37”

 SACD ハイブリッド盤。
 リチャード・トニェッティ率いるオーストラリア室内管弦楽団の最新盤は「四季」を含むヴィヴァルディ・アルバムです!
 トニェッティは1965 年オーストラリア生まれ。スイスで研鑽を積み、1989 年帰国後はオーストラリア室内管の客演リーダーとして数公演に出演しその後リーダーに任命され、同室内管の芸術監督に就任しました。卓越した技術と軽やかな奏法で、バロックから現代まで幅広く弾きこなします。オーストラリアの複数の大学より名誉博士号を贈られ、1999 年には人間国宝に認定されているオーストラリアが生んだ逸材です。
 使用楽器は1743 年製のグァルネリ・デル・ジェズで、鋭く野太い低音からきらめく高音まで、実に多彩な音色でヴィヴァルディを奏でております。
 トニェッティ&オーストラリア室内管弦楽団の録音は充実しており、メンデルスゾーンのヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲、弦楽八重奏曲(BIS SA 1984)、グリーグの弦楽オーケストラのための作品集(BIS SA 1877)、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集(BIS SA 1754 & BIS SA1755)などをリリースしており、いずれも好評を博しております。



知る人ぞ知る名盤
リチャード・トニェッティ/バッハ:無伴奏ヴァイオリン全曲

ABC4768051
(2CD)
\4000→\3590
リチャード・トニェッティ
 J.S. バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV 1001-1006
リチャード・トニェッティ (ヴァイオリン)
2004年録音。

 古楽器ヴァイオリンを用い、ピッチも調整。
 冒頭の2秒で「わ、ただものじゃないな」と思わせてくれる才気煥発なバッハ。
 ただ変幻自在に思うままに奏するタイプではなく、じっくり煮詰めてすっと解き放つ、哲人タイプ。だから深いのに爽やか。
 名演です。聴いておいたほうがいいでしょう。



 

BIS SA 2106
(SACD HYBRID)
\2700
カレヴィ・アホのきらめくピアノ独奏作品集
 カレヴィ・アホ(1949-):
  (1)19の前奏曲(1965-68)
  (2)3つの小さなピアノ曲(1971)
  (3)子供のための2つの優しいピアノ曲(1983)
  (4)ソナチネ(1993)
  (5)ソロII(1985)
  (6)ピアノ・ソナタ(1980)
ソニヤ・フラキ ( ピアノ/ Steinway D)
 現代フィンランドを代表する作曲家カレヴィ・アホのきらめくピアノ独奏作品集

 セッション録音:2013 年1 月/フィンランド/5.0 Surround sound、73’ 22”

 SACD ハイブリッド盤。
 現代フィンランドを代表する作曲家、カレヴィ・アホはBIS 社が積極的に録音をしていることにより知られるようになったと言っても過言ではありません。
 この最新アルバムでは1965 年から1993 年までにアホがピアノ独奏のために書いた作品を集めました。そのどれもが透き通るようなきらめきを持った作品ばかりです。
 1965 年から68 年にかけて作曲された19 の前奏曲はアホが本格的に作曲の勉強を始めたころの作品集で、非常に親しみやすい旋律が魅力です。3つの小さなピアノ曲は1971 年に作曲され、交響曲第3 番を作曲していた時期と重なります。響きはそれ以前の作品にくらべ複雑化しますが、旋律が美しいアホらしい小品です。1980 年作曲のピアノ・ソナタはアホの代表作の一つに数えられます。
 この時期に非常に技巧的でヴィルトゥオーゾなピアノ練習曲を書いており、このソナタも随所に技巧的なパッセージが散りばめられております。
 演奏のソニヤ・フラキはフィンランド出身の女性ピアニストで、2003 年のシューベルト・コンクールで第4 位、2008 年のリスト・コンクールで第3 位など、実力を兼ね備えたピアニストで、現在フィンランドを中心にヨーロッパで活躍しております。
 
BIS SA 1974
(SACD HYBRID)
\2700→\2490

サ・チェンが中国人作曲家によるピアノ独奏・協奏曲
 (1)ファジル・サイ(1970-)(陳明志編曲):
  アナトリアの静寂(ピアノ協奏曲第3番)Op.11(2001)
 (2)蕭泰然(1938-):告別練習曲
 (3)于京君(1957-):即興曲 Op.9(1982/86)
 (4)陳其鋼(1951-):京劇の瞬間(2004)
 (5)王笑寒(1980-):子供時代の歌
 (6)蕭泰然:思い出
 (7)王西麟(1937-)(江賜良編曲):ピアノ協奏曲 Op.56

サ・チェン(ピアノ)
鐘耀光(指揮)
台北中国楽団
 あのサ・チェンが中国人作曲家によるピアノ独奏・協奏曲を録音、ファジル・サイの「アナトリアの静寂」も中国風アレンジで収録!

 セッション録音:2013 年11 月/中山ホール、台北(台湾)/5.0 Surround sound、81’55”

 SACD ハイブリッド盤。
 日本でも人気の中国出身の女流ピアニスト、サ・チェンが満を持して中国人の作曲家によるピアノ独奏曲、協奏曲を収録しました。
 どの作品も中国節炸裂で、ピアノの技巧を随所に散りばめた作品ばかりです。また、1 曲目に収録されている「アナトリアの静寂」はトルコが生んだ鬼才ピアニスト、ファジル・サイが作曲した作品ですが、当録音では陳明志が中国の楽器も取り入れたオーケストレーションで編曲しています。豪華絢爛な響きをお楽しみください。
 サ・チェンは、ユンディ・リが師事したダン・ジャオイの門下で、17 歳のときにリーズ国際ピアノコンクールに最年少で4 位入賞。2000 年のショパン・コンクールで4 位入賞(このときユンディ・リが優勝)、同年、ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝など、華やかなコンクール歴を誇ります。今や、技巧と表現力を兼ね備えた、中国を代表するピアニストの一人として、世界各国で演奏しております。


サ・チェン、PENTATONEのアルバム
Chopin - Piano Concertos
PTC 5186 341
(SACD HYBRID)
\2700→¥2490
ショパン:
 ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/同第2番へ短調Op.21
サ・チェン(ピアノ)、
ローレンス・フォスター(指揮)、
グルベンキアン管弦楽団
2008年7月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)での録音。
 ユンディ・リ、ラン・ランと並び現在の中国ピアノ界における『トップ3』の1人と称される可憐なる新星サ・チェンが"ペンタトーン"に仲間入り!
 中国の河南省生まれのサ・チェンは、ユンディ・リの師匠としてもその名を知られる名教師ダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事。その後のサ・チェンの活躍は目覚しく、1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第4位入賞、2000年の第14回ショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞に加えポロネーズ賞受賞、そして2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでは第3位に輝くなど、国際コンクールでの実績も抜群。
 また去る8月には、韓国の女流指揮者シヨン・ソンが指揮するロサンゼルス・フィルハーモニックとの共演でハリウッド・ボウルにデビューを果たし、今後のスケジュールではトゥガン・ソキエフ指揮のトゥールーズ・キャピトル国立管、エド・デ・ワールト指揮のミルウォーキー響との共演が予定されるなど、世界のトップ・ピアニストへの道を邁進し続けている大型アーティストである。
 さてそんなサ・チェンの"ペンタートン"からのリリース第1弾は、音楽監督ローレンス・フォスターが率いるポルトガルのオーケストラ、グルベンキアン管とのコンビによるショパンの協奏曲集。

PTC 5186 444
(SACD HYBRID)
\2700→¥2490
サ・チェンのラフマニノフ&グリーグ!
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
サ・チェン(ピアノ)
ローレンス・フォスター(指揮)
グルベンキアン管弦楽団
 サ・チェンのラフマニノフ&グリーグ!共演はフォスター&グルベンキアン管!

 中国ピアノ界の若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、サ・チェン(1979−)のペンタトーン専属リリース第3弾は、ラフマニノフ&グリーグのピアノ協奏曲集!
 ユンディ・リを育てたダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事したサ・チェンは、1996年リーズ国際ピアノ・コンクール第4位入賞、第14回ショパン国際ピアノコンクール第4位&ポロネーズ賞受賞、第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール第3位入賞という実績を持ち、有望な若手ピアニストがひしめく中国ピアノ界の中でもその存在感は輝きを放っている。パワーや勢いで押し切るのではなく、輪郭の整った音色が作品の抒情性を雄大に描いた秀演です。

※録音:2011年2月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)


 

BIS SA 2105
(SACD HYBRID)
\2700
ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン(1694-1758):
 フルートと通奏低音のためのソナタ集

  (1)ソナタ第1番 ト長調 BeRI 201
  (2)ソナタ第2番 ニ長調 BeRI 202
  (3)ソナタ第3番 ハ短調 BeRI 203
  (4)ソナタ第4番 ト長調 BeRI 204
  (5)ソナタ第5番 ホ短調 BeRI 205
ダン・ラウリン(リコーダー)
パラディソ・ムジカーレ
 【アンナ・パラディソ(チェンバロ)、
  マッツ・オロフソン(チェロ)、
  ヨナス・ノルドベルグ(バロック・ギター)】
 今度はダン・ラウリンが登場!スウェーデン音楽の父、ルーマンの美しき室内楽作品

 録音:2013 年10 月、2013 年12 月/ストックスンド(スウェーデン)/5.0 Surround sound、70’ 04”

 SACD ハイブリッド盤。
 前作、ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン作曲によるチェンバロ・ソナタ集(BIS SA 2095)の続編は、ダン・ラウリンをソロに迎えてフルート・ソナタ集をリコーダーで演奏しております。ダン・ラウリンの驚異的なテクニックもお楽しみいただけます。
 ルーマンは1694 年ストックホルム生まれの作曲家で、宮廷楽長を務め、北欧では「スウェーデン音楽の父」や「スウェーデンのヘンデル」 とも呼ばれ、18 世紀スウェーデンの音楽界における重鎮でした。ロンドンに留学したルーマンはヘンデルにイタリア・バロック音楽の様式について薫陶を受けた記録も残されております。
 


BIS 2046
\2600→\2390
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.29
 6つのソナタ 第2続編Wq.52 より
  ((1)ソナタ第4番 嬰ヘ短調 Wq.52-4(H.37)、
   (2)ソナタ第5番 ホ長調 Wq.52-5(H.163)、
   (3)ソナタ第6番 ホ短調 Wq.52-6(H.129))
  (4)ソナタ ハ長調 Wq.65-47(H.248)
  (5)ソナタ ハ短調 Wq.65-48(H.298)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
 正統派シュパーニによる正真正銘の解釈によるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第29 弾!

 録音:2013 年7 月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン、ベルギー)/DDD、75’30”

 C.P.E. バッハの鍵盤独奏曲全集第29 弾は6 つのソナタ第2 続編よりソナタ第4-6 番、ソナタ ハ長調 Wq.65-47 そして、ソナタ ハ短調 Wq.65-48です。
 演奏はシリーズ当初から担当しているミクローシュ・シュパーニ。録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらである。このシリーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに" 正統性" である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。
 これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない解釈で演奏されました。




NAIVE

限定盤

E 8939
(4CD)
¥4000→\3690
リュート界の神。ホプキンソン・スミスのバッハ。ボックスで登場
 J.S.バッハ:ソナタ&パルティータ、組曲集

 [CD1]
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 イ短調(原曲:ロ短調) BWV 1002
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
    録音:1999 年9-11 月
 [CD2]
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ヘ長調(原曲:ホ長調)BWV 1006
    録音:1999 年9-11 月
 [CD3]
  ・無伴奏チェロ組曲第1番 ハ長調(原曲:ト長調)BWV 1007
  ・無伴奏チェロ組曲第2番 ト短調(原曲:ニ短調)BWV 1008
  ・無伴奏チェロ組曲第3番 ヘ長調(原曲:ハ長調)BWV 1009
    録音:2012 年10 月
 [CD4]
  ・無伴奏チェロ組曲第4番 変ロ長調(原曲:変ホ長調) BWV1010
  ・無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV 1012
  ・リュート組曲 ト短調BWV 995
    録音:1980 年6 月(BWV 995)、1992 年10 月(BWV 1010, 1012)
ホプキンソン・スミス
 (リュート、テオルボ)
 

 使用楽器[CD1]&[CD2] / 13 コースバロック・リュート(ヨエル・ファン・レンネップ、ボストン、1980 年) [CD3] /テオルボ(ジャーマン・テオルボ)(ヨエル・ファン・レンネップ、ニューハンプシャー、1986 年) [CD4] / 13 コースバロック・リュート(ニヴォ・ファン・デア・ワールス(BWV 995)、ヨエル・ファン・レンネップ(BWV 1010, 1012))

 今日のリュート界におけるもはや神の領域に達した存在ともいえる、ホプキンソン・スミス。ハーヴァードで音楽学を学び、1973 年に渡欧、タレガに師事したエミリオ・プジョル(プホール)(1886-1980)、オイゲン・ドンボワ(1931-2014)両名の芸術的影響を大きく受けました。1970 年代はエスペリオンXX のメンバーとしてサヴァールと活動を共にし、演奏家としてのセンスをさらに磨き、80 年代半ばになるとソロ活動に専念、ヴィウエラ、ルネッサンス・リュート、テオルボ、ルネッサンスおよびバロック・ギター、そしてバロック・リュートと様々な楽器を演奏、20 を越えるソロ録音も行いました。その指先から紡ぎだされる静謐な世界と真摯な音楽性は、世界を魅了し続けています。
 このたび、無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲、およびチェロ組曲などを収めたディスクをボックス化。ホプキンソン・スミスの芸術を骨の髄まで味わえるセットとなっております。



 

V 5377
¥2600
アンサンブル・アマリリス
 ラモー(1683-1764):作品集

 ・第2コンセール(オーボエ、ヴァイオリン、声とチェンバロ)
 ・オルフェ
  (テノール、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ)
 ・第5コンセール(ヴァイオリン、ヴィオールとチェンバロ)
 ・誠実な羊飼い
  (テノール、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ)
マティアス・ヴィダル(テノール)
アンサンブル・アマリリス
 〔エロイーズ・ガイヤール
  (バロック・オーボエ&リコーダー)、
  ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)、
  アリス・ピエロ(ヴァイオリン)、
  マリアンヌ・ミュレル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
 ラモー没後250年記念アルバム

 録音:2014 年(ヴェルサイユ宮殿)

 ラモー没後250 年を記念してのリリース。フランス・バロック界をけん引する存在のオーボエおよびリコーダー奏者のエロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリスと、マティアス・ヴィダルという豪華布陣です。
 ラモーは当時、なんといってもオペラで作曲家としての地位を確立していましたが、ここに収められているような親密な空気感をもつ作品も多く残しています。
 第5 コンセールおよび第2 コンセールは、2 種の編成譜が残されており、七重奏、管弦楽、チェンバロ独奏などさまざまな編成で演奏されることが多いですが、ここでガイヤールは、第5 コンセールはその当初の版(ヴァイオリン、ヴィオール、チェンバロ)の編成で、そして第2 コンセールは、当初の版とは異なりますが、ハーモニーに含まれる声部を減らしたりすることなく演奏しています。
 また、カンタータでは、ソプラノではなく、より深く力強い表現力の声を求めて、マティアス・ヴィダルをゲストに迎えて演奏しています。ラモー没後250 年を飾るにふさわしい充実した演奏です。
  


V 5390
¥2600→\2390

ついに出た!

 ロミーナ・バッソ、初のソロ・リサイタルアルバム!!
Lamento
 ・カプスベルガー(c.1580-1651):トッカータ・アルペッジャータ第2番
 ・ルイジ・ロッシ(1598-1653):スウェーデン女王のラメント
 ・カリッシミ(1605-1674):マリア・スチュアルダの死のラメント
 ・バーバラ・ストロッツィ(1619-1677):わが涙よ
 ・フレスコバルディ(1583-1643):
  さまざまな主題とアリアによる12のカプリッチョ第1巻より第9番
   (’Capriccio IX di durezze’)
 ・モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
 ・フランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704):
  夜が明けないうちに〔ハリス・アンドリアノス、テオドラ・バーカ他も出演〕
ロミーナ・バッソ(メゾ・ソプラノ)
ラティニタス・ノストラ
マルケロス・クリシコス
 (チェンバロ、オルガン、指揮)

 バロック声楽界になくてはならない存在、ロミーナ・バッソ初のソロ・アルバム

 録音:2010 年2 月

 バロック界で活躍しているメゾ・ソプラノ、ロミーナ・バッソ初のソロ・リサイタルアルバムの登場。
 ロミーナ・バッソは、naive レーベルの人気シリーズ「ヴィヴァルディ・エディション」への出演も多いほか、ミンコフスキ、クリスティ、スピノージ、ダニエレ・ガッティら様々な指揮者と共演を重ねている、バロック界になくてはならない存在の一人。
 このアルバムでも非常に強烈な表情と、やわらかさを兼ね備えた声で、様々なオペラを劇的に聴かせています。ロミーナ・バッソの歌声を煽り盛り上げる通奏低音(チェンバロ)を奏でているのはギリシア出身の注目株、クリシコス。クリシコスはアテネの音楽院で学んだあと、パリでオリヴィエ・ボーモンやスイスで最晩年のクリスティアーネ・ジャコッテに学びました。同じくギリシア出身の音楽家たちで構成されたアンサンブル、ラティニタス・ノストラの面々が、バッソが歌い描く世界を盛り上げています。





何度でも紹介します
ロミーナ・バッソの歌う/ィヴァルディ「新発見」作品集!
NAIVE OP 30480 1CD¥2600→\2390


 ぶっとんだ。久々にぶっとんだ。もうたいていのことでは驚かなくなってきたが、これにはぶっとんだ。
 こんな曲があるのだ。

 ヴィヴァルディって実はとんでもない大天才ではないのか?
 ヴィヴァルディは「四季」の作曲家じゃなくて、とんでもない才人があの曲も書いた、最近そう思えてならない。次から次へと現れる美しく印象的なテーマ、息を呑むドラマティックな展開、心かきむしらせる暗く切ないメロディー。しかもそれらが精一杯努力の結果として表われるのではない。何かの余技か、勝手に、自然に流れてくる野放図さがある。それはモーツァルトとかショパンとか、長く偉大な音楽史の中でもごくごく一部の人だけがたどり着けた境地。ヴィヴァルディにはそうした途方もない才能を感じる。
 いや・・・実は・・・本当は作曲家じゃなかったんじゃないかとかまで思うようになってきた。勝手な想像なんだけれど。
 ヴィヴァルディは本当に赤毛の司祭なのか?ただのオペラ作家なのか?それだけの男だったのか?
 どうしてヴィヴァルディはザクセン選帝侯から作曲の依頼を受けたのか。どうしてヴィヴァルディは最晩年ウィーンへ行ったのか。どうしてヴィヴァルディがヴェネツィアから姿を消した時期とカール6世の死は重なったのか。

 さて、今回のアルバムはヴィヴァルディ「新発見」作品集。
 この1曲目がすごい。
 ひょっとしたらサルデッリはこのアリアを見つけてこのアルバムの制作を思いついたんじゃないかと思うくらいすごい。残りの曲は聴かなくてもいいからこの曲だけでも聴いて、と言いたくなるくらいすごい。当時の超人カウンター・テナーが歌ったであろう超英雄的なアリア。すでに楽譜は散逸してしまっているオペラ「アルジッポ」の1曲。そりゃあもうコロラトゥーラなんてあまっちょろいもんじゃない。超人的、というより怪人的なすさまじい歌唱で聴いているあなたの脳天を直撃する。歌によって斬首されることがあるとしたらこういう曲。聴くだけで鮮血がほとばしるようなそんな歌。当時のオペラ劇場なんて所詮謀議の巣か愛の巣だったに違いないが、おそらくこのアリアが始まる前には観客全員客席に戻ってステージを食い入るように眺めていたはず。だからこそヴィヴァルディは超人気作曲家だった。
 モーツァルトも腰を抜かすようなこんなとんでもないアリアを書いたヴィヴァルディ・・・絶対に普通の男じゃなかったはず。

 それにしてもロミーナ・バッソって・・・すごい。


Vivaldi - New Discoveries
NAIVE
OP 30480
\2600→¥2390
ヴィヴァルディ:「新発見」
 アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」
 協奏曲ト短調RV478a(2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ト短調RV806(フラウト・ドリットと通奏低音のための)
 モテット「Vos invito私はあなたを喚ぶ」(アルト、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ニ長調RV798(ヴァイオリン、通奏低音のための)
 協奏曲 ト短調(オーボエ、チェロ、弦と通奏低音のための)
 アリアRV749.32
  「Se fide quanto belle星よ、おまえたちが美しいのと同じくらいに誠実ならば」
 ソナタ ニ長調RV810
モード・アンティコ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
ロミーナ・バッソ(Ms)
パオロ・パッラストリ(Ob)
エンリコ・カサッツァ(Vn)
ベッティーナ・ホフマン(Vc)
録音:2008年5月





PENTATONE


PTC 5186530
(SACD HYBRID)
¥2700
生と愛を歌う聖歌集
 ・ペルト(1935-):
  マニフィカト(1989)/聖母マリアよ喜べ/
  マニフィカトの7つのアンティフォナ
   【I. おお叡智よ/II. おおアドナイ(わが主)よ/
    III. おおエッサイの根より出でし若枝よ/
    IV. おおダヴィデの鍵よ/
    V. おお暁の星よ/VI. おお、すべての民の王よ/
    VII. おおインマヌエルよ】(1991)
 ・アルギルダス・マルティナイティス(1950-):アレルヤ(1996)
 ・クヌート・ニューステット(1915-):《キアケゴーの祈り》 Op.157(1999)から
   【I. 偉大なり、おお神よ!/
    II. 天におられる父よ!あなたは、まず私たちを愛してくださいました!】
 ・スヴェン=ダーヴィド・サンドスト(1942-):4 つの愛の歌
  【I. どうかあの方が、その口のくちづけをもって/
   II. 夜が明け、影が闇にまぎれる前に/
   III. 北風よ、目覚めよ/IV. あの人が左の腕を】(2009)
 ・イヴォ・アントニーニ(1963-):わたしはシャロンのばら(2010)
 ・エリクス・エシェンヴァルズ(1977-):おお救いの生贄(2009)
 ・アルヴォ・ペルト(1935-):主よ、今こそあなたは(2001)
ブライアン・A・シュミット(指揮)
サウスダコタ合唱団
 もっとも美しい現代合唱作品! サウスダコタ合唱団による聖歌集

 セッション録音:2014 年1 月/聖ヨセフ大聖堂、スーフォールズ、サウスダコタ州(アメリカ)/DDD、53’27”

 SACD ハイブリッド盤。
 サウスダコタ合唱団の最新盤は『生と愛を歌う聖歌集』です。
 サウスダコタ合唱団は、アメリカ中西部のグレートプレーンズ(大平原)の州サウスダコタのスーフォールズに2009 年に創設された合唱団です。芸術監督のブライアン・A・シュミットは、ノースカロライナ州のデューク大学チャペルの聖歌隊などの指揮者を務め、アメリカを代表する合唱指揮者のひとりに挙げられる合唱指揮者です。
 『生と愛を歌う聖歌集』はバルト三国、スカンディナヴィアとスイスの作曲家による「もっとも美しい現代合唱作品」から選ばれた「宗教歌」が収録されました。
 エストニア生まれ、アルヴォ・ペルトの『新約聖書』『ルカによる福音書』による《マニフィカト》と《主よ、今こそあなたは》、そして、ベルリンのRIAS 室内合唱団の委嘱で作曲した《マニフィカトの7 つのアンティフォナ》。ノルウェー・ソリスト合唱団の委嘱作、デンマークの哲学者キアケゴー(キルケゴール)の著作から採ったテクストの英訳で歌われるニューステットの《キアケゴーの祈り》から2 曲。リトアニアのアルギルダス・マルティナイティスとラトビアのエリクス・エシェンヴァルズの作品も「生を歌う」聖歌です。「愛」の歌は2 つです。スウェーデンのスヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの《4 つの愛の歌》とスイスのイヴォ・アントニーニの《わたしはシャロンのばら》は、いずれも『旧約聖書』『雅歌(ソロモンの雅歌)』がテクストです。
 サウスダコタは、スー族をはじめとする原住民と白人の間で激しい戦いが行われた暗い歴史をもちながら、今は、4 人の大統領の顔を彫刻したラシュモア山の名を冠した国立公園をはじめとする観光地に恵まれ、内外の観光客が多く訪れる州として知られます。州最大の都市スーフォールズは、人口が15万。「アメリカ最良の小都市」のニックネームで呼ばれています。アルバム『生と愛を歌う聖歌集』は、市の名所のひとつ、カトリックの聖ヨセフ大聖堂(セント・ジョーセフ大聖堂)で録音セッションが行われました。
 ネオルネサンス様式の大聖堂は、最初は木造の教会として作られ、1915 年から1919 年にかけて石灰石による建築が行われました。なんどか修復が行われ、2011 年に最後の内装が完成しています。この大聖堂は音響のよさが知られ、聖歌隊のコンサートのほか、スーフォールズを本拠とするサウスダコタ合唱団のコンサート会場のひとつとしても使われています。
 セッションの制作は、サウスダコタ合唱団の最初のアルバム『天国には』などの録音により2013 年グラミー賞の最優秀プロデューサーに選ばれたブラントン・アルスポーが担当しました。Pentatone が誇るクオリティの録音をお楽しみ下さい。
 なお、芸術監督のシュミットは、2015 年の秋、国際指揮者交換プログラムのアメリカ代表としてスウェーデンで客演指揮することが決まりました。






 

CAMEO CLASSICS


 ご注意ください:

  CAMEO レーベルは入荷までに半年以上かかったり、最悪の場合日本向けに製作されないことがあります。どうかご理解ください。

CC 9036CD
(CD-R)
\2400
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.7 〜
 ホールブルック:ピアノ作品集Vol.2

  狂詩的練習曲 Op.42-5/夜想曲 Op.121-3/
  狂詩的練習曲 Op.42-6/夜想曲 Op.121-5/
  狂詩的練習曲 Op.42-7/夜想曲 Op.121-6/
  狂詩的練習曲 Op.42-8/夜想曲 Op.121-7/
  狂詩的練習曲 Op.42-9/夜想曲 Op.121-8/
  ケルト組曲 Op.71/演奏会用ワルツ《タルサルネ》 Op.79
パナギオティス・トロコプーロス(ピアノ)
 ロマン派の伝統に基づく作風により"コックニーのワーグナー"とも称された英国の作曲家、ジョセフ・ホールブルック(1878−1958)のピアノ作品集第2巻。第1巻(CC 9035CD)収録の5曲とあわせ、「狂詩的練習曲」の全曲録音(10曲)が完成!

 2009年12月7日−8日の録音。
※Cameo Classicsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
CC 9028CD
(CD-R)
\2400
3人の偉大なるコンポーザー=ピアニストたち Vol.2
 ショパン:スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
 スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
 スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
 幻想曲ヘ短調 Op.49
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
アンジェラ・ブラウンリッジ(ピアノ)
 12歳でウィグモア・ホール・デビューを果たした実績を持つ英国の名女流ピアニスト、アンジェラ・ブラウンリッジのピアノが届けるロマン派、そして音楽史を代表する3人のコンポーザー=ピアニストたちの名作集。シリーズ第2巻は"ピアノの詩人"ショパン!
 ※Cameo Classicsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
CC 9047
(CD-R)
\2400→\2190
セルゲイ・ジューコフ(1951−)のコンチェルト集
 ジューコフ:
  ピアノ協奏曲《沈黙》
  ヴァイオリン協奏曲《天使の日》*
エレオノーラ・ベコヴァ(ピアノ)
マリウス・ストラヴィンスキー(指揮)
カレリア国立交響楽団
エルヴィラ・ベコヴァ(ヴァイオリン)*
コンスタンティン・クリメッツ(指揮)*
モスクワ国立交響楽団*
 モスクワ音楽院でミハイル・チュラキに師事したウクライナの作曲家、セルゲイ・ジューコフ(1951−)のコンチェルト集。ソリストは懐かし(?)のベコヴァ・シスターズ!ジューコフは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための協奏曲それぞれをベコヴァ・シスターズに献呈している。全曲世界初録音。
 ※Cameo Classicsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




ET’CETERA



KTC 1477
\2500→\2290
ゲイリー・クーパー
 J.S.バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集

 協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
 協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
 協奏曲第4番イ長調 BWV.1055
 協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
ゲイリー・クーパー
 (チェンバロ、フォルテピアノ、指揮)
バロック・オーケストラ 《ビーロック》
 ゲイリー・クーパー & B'Rock!J.S.バッハの協奏曲集ライヴ!

 レイチェル・ポッジャーが打ち立てた金字塔「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集(CCSBOX 6414)」の伴奏者として活躍したフォルテピアノ&チェンバロの名手、ゲイリー・クーパーがEt'ceteraに登場!
 近年は様々なピリオド・オーケストラを指揮し、数々の古楽音楽祭にも出演しているクーパーの新たなアルバムは、2005年に創設されたベルギーの新しいバロック・オーケストラ、ビーロック(B'ROCK)との共演による、J.S.バッハの協奏曲ライヴ・レコーディング。
 当代随一の実力を備えた鍵盤奏者ゲイリー・クーパーは、楽器の演奏はもちろん、楽譜や版の精査はもちろん、カデンツァや楽器の選択にもこだわり、BWV.1052〜1055の3曲はチェンバロ、BWV.1056ではフォルテピアノを演奏。
 レイチェル・ポッジャーの後任としてパラディアン・アンサンブルのメンバーに加わった実力者、ロドルフォ・リヒターがコンサート・マスターを務めるビーロックの精緻なアンサンブルも素敵です。

 ※録音(ライヴ):2009年12月14日−16日&2010年2月16日、AMUZ(アントワープ、ベルギー)


 


KTC 1483
\2500→\2290
私的演奏協会の音楽 Vol.1
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ブゾーニ:悲歌的子守歌 Op. 42
   (すべてアンサンブル編曲版)
ヘンク・グイタルト(指揮)
グルッポ・モンテベロ
 室内楽版ブルックナーの7番!

 シェーンベルクが立ち上げた団体「私的演奏協会」のための音楽を取り上げていくという、興味深いシリーズが登場。
 演奏は、シェーンベルク・アンサンブルを創設し、シェーンベルク・クヮルテットのヴィオリストとして数多くの録音に参加したヘンク・グイタルトと、グイタルトによるアンサンブル・プロジェクト「グルッポ・モンテベロ」。
 交響曲や管弦楽曲などを室内楽編成に編曲し演奏していた私的演奏協会。ここでも、ブルックナーの交響曲第7番や、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」など、名管弦楽作品のアンサンブル・アレンジを収録。
 シェーンベルクを始め新ウィーン楽派のスペシャリストであるヘンク・グイタルトが、約1世紀前に行われたウィーンの演奏会を現代に再現する。

 ※録音:2011年10月29日−30日、ロールストン・リサイタル・ホール(ミュージック&サウンド・ビルディング/カナダ)
 
KTC 1515
\2500
クリスマス・ツリー
 リスト:クリスマス・ツリー S.186
 バルトーク:ルーマニアのクリスマスの子供の歌
 クラム:クリスマスのための小組曲
テレーゼ・マレングロー(ピアノ)
 ブリュッセル王立音楽院を首席で卒業し、19世紀から20世紀への変わり目の時代の音楽を中心に活動するベルギーのピアニスト、テレーゼ・マレングロー。リストの「クリスマス・ツリー」を中心に、ベーラ・バルトーク、ジョージ・クラムなど、クリスマスをテーマとしたピアノ作品を組み合わせたプログラム。

 ※録音:2014年9月28日−30日、サン・マルセル寺院(パリ)
 

KTC 1456
(2CD)
\5000
ヴィレム・イェツ:歌劇 《ホテル・ドゥ・ペキン》 ミハエル・シェンヴァント(指揮)
オランダ放送室内フィルハーモニー管弦楽団
オランダ放送合唱団
 現代オランダの作曲家ヴィレム・イェツ(1959)が作曲、Friso Haverkampが脚本を担当し、オランダ、エンスヘーデの歌劇場のこけら落しのために委嘱された英語オペラ。

 ※録音:2012年1月28日、アムステルダム・コンセルへボウ


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CAMEO CLASSICS


 ご注意ください:

  CAMEO レーベルは入荷までに半年以上かかったり、最悪の場合日本向けに製作されないことがあります。どうかご理解ください。


CC 9022CD
(CD-R)
\2400→\2190
チャイコフスキー:バレエ音楽集
 《眠りの森の美女》より オーロラ姫の結婚(ディアギレフ編)
 ユモレスク Op.10-2(ストコフスキ編)
 私はひとり Op.73-6(ストコフスキ編)
 組曲《くるみ割り人形》
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
 ストコフスキが振るチャイコフスキーのバレエ!

 魔術師ストコフスキが振ったチャイコフスキーのバレエ音楽集と自身の手による編曲作品集!「眠りの森の美女」はディアギレフ版の「オーロラ姫の結婚」での演奏。

 1950年(くるみ割り人形)&1953年の録音。
 ※Cameo Classicsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CC 9017CD
(CD-R)
\2400
セント・ポール大聖堂での王室行事のための音楽
 スミス:神の知恵ぞはかりなき
 ブラームス:万軍の主よ、あなたの住まいは
 パーセル(ダーンリー編):ロンドー
 スタンフォード:ヌンク・ディミティス
 ストラザー:きみはわれのまぼろし
 ブッシュ:トランペット・マーチ
 ブリテン:ユビラーテ・デオ
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 ウィットロック:喜び歌わん
 ホルスト:我は汝に誓う、我が祖国よ
 マサイアス:神よ、民らにあなたをほめたたえさせ
 クラーク(ダーンリー編):トランペット・ヴォランタリー
 ヘンデル:天使の手になる奏楽はすべからく相和し
セント・ポール大聖堂聖歌隊
バリー・ローズ(指揮)
クリストファー・ダーンリー(オルガン)
 1981年のロイヤル・ウェディングなど、セント・ポール大聖堂での王室行事で演奏された音楽集。英国、セント・ポール大聖堂ならではのプログラム。

 1981年9月5日&7日&9日の録音。
 ※Cameo Classicsはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


<メジャー・レーベル>

DG



479 4101
\2300→\2090
フランス・オペラへの鋭く知的な解釈
 ピョートル・ベチャワ〜フレンチ・コレクション

 ① マスネ:「ウェルテル」〜
  Toute mon ?me est l?! Pourquoi me r?veiller,
 ② マスネ:「ル・シッド」〜
   春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか
 ③ ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜
   Merci, doux cr?puscule!,
 ④ ベルリオーズ:「ベアトリスとベネディクト」〜
    Ah! Je vais l'aimer,
 ⑤ ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜
    フォンテーヌブロー!広大な寂しい森よ,
 ⑥ ボイエルデュー:「白衣の婦人」〜
    Maintenant, observons Viens, gentille dame,
 ⑦ ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜Ange si pur,
 ⑧ グノー:「ロメオとジュリエット」〜
   L'amour! L'amour! ... Ah! L?ve-toi, soleil!,
 ⑨ グノー:「ファウスト」〜この清らかな住まい,
 ⑩ ビゼー:「カルメン」〜花のアリア,
 ⑪ ドニゼッティ:「ポルトガルのドン・セバスティアン」〜
    Seul sur la terre Ange celeste,
 ⑫ マスネ:「マノン」〜
    Toi! Vous! / Oui, c'est moi N'est-ce plus ma main
ピョートル・ベチャワ(テノール),
アラン・アルティノグル(指揮)
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団
 2014年、権威あるECHO・クラシック賞シンガーズ・オブ・ザ・イヤーを獲得したピョートル・ベチャワ(女性歌手はアンナ・ネトレプコが受賞)の最新アルバムは、彼のレパートリーの中核をなすフランス・オペラのアリア集です。
 完璧な歌唱と知的解釈において世界中で高く評価されているベチャワ。エコー賞受賞記念のガラ・コンサートでもマスネの「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」を高らかに歌い上げていました。その興奮はそのまま今回のスタジオ録音にも受け継がれ、このアルバムの冒頭で素晴らしい歌唱を堪能させてくれます。
 ベチャワのDGデビュー・アルバム「リヒャルト・タウバーを歌う」は2012年にリリースされ、世界で高い評価を得ましたが、今作では更に進化した素晴らしい表現と、一層に練り上げられた美しい声が聴き手を魅了します。
 【録音】2014年8月、リヨン、モーリス・ラヴェル・オーディトリウム(デジタル:セッション)
  


479 4366
\2300→\2090
通常盤リリース!
ネトレプコ、バレンボイム/R.シュトラウス

 リヒャルト・シュトラウス:
  ①4つの最後の歌
  ②交響詩《英雄の生涯》
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ①)
シュターツカペレ・ベルリン
指揮:ダニエル・バレンボイム
 シュトラウス・イヤーの掉尾を飾る録音の通常盤リリース!
 今年生誕150年を祝うシュトラウス・イヤーの掉尾を飾るリリース。
 最晩年の傑作、4つの最後の歌と、オーケストレーションの頂点、《英雄の生涯》を収録。
 当代随一のスター・ソプラノ、ネトレプコと巨匠バレンボイムの豪華共演盤です。録音:2014年8月31日 ベルリン、フィルハーモニー〈ライヴ〉
 
限定盤

479 4261
(44CD)
\20000→\18990
ピエール・ブーレーズ/20世紀音楽の芸術
【CD1〜4】
 バルトーク:
  4つの小品, 管弦楽のための協奏曲, 舞踏組曲, 2つの映像,
  ハンガリーの風景, ディヴェルデティメント, 中国の不思議な役人,
  弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽,
  カンタータ・プロファーナ, かかし王子〜シカゴ響(1991〜1994年録音)/
【CD5】
 バルトーク:
  ピアノ協奏曲第1番〜
   クリスティアン・ツィマーマン(P) シカゴ響(2001年録音),
  ピアノ協奏曲第2番〜レイフ=オヴェ・アンスネス(P) ベルリン・フィル(2003年録音),
  ピアノ協奏曲第3番〜エレーヌ・グリモー(P) ロンドン響(2004年録音)/
【CD6】
 バルトーク:
  2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲〜
   ピエール=ロラン・エマール、タマラ・ステファノヴィチ(P) ロンドン響(2008年録音),
  ヴァイオリン協奏曲第1番〜 ギドン・クレーメル(Vn) ベルリン・フィル(2004年録音),
  ヴィオラ協奏曲(シェルイ・ティボールによる補筆完成版)〜
   ユーリ・バシュメット(Va) ベルリン・フィル(2004年録音)/
【CD7】】
 バルトーク:
  ヴァイオリン協奏曲第2番, ラプソディ第1&2番〜
  ギル・シャハム(Vn) シカゴ響(1998年録音)/
【CD8】
 バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」〜
  ラースロー・ポルガール(Br), ジェシー・ノーマン(Ms) シカゴ響(1993年録音)/
【CD9】
 ベルク:
  室内協奏曲〜
   バレンボイム(P) ズーカーマン(Vn) アンサンブル・アンテルコンテンポラン(1977年録音),
  「ルル」組曲〜ウィーン・フィル(2011年録音)/
【CD10〜12】
 ベルク:歌劇「ルル」(全曲)〜
  テレサ・ストラータス、イヴォンヌ・ミントン、ロバート・ティアー他, パリ・オペラ座管(1979年録音)/
【CD13】
 バートウィッスル:テセウス・ゲーム〜
  マルティン・ブラビンス(指揮)
  ピエール=アンドレ・ヴァラード(指揮) アンサンブル・モデルン(2001年録音),
 バートウィッスル:アース・ダンス〜アンサンブル・モデルン(2001年録音)/
【CD14】
 バートウィッスル:
  Tragoedia, Five Distances, Three Settings Of Celan, Secret Theatre〜
   アンサンブル・アンテルコンテンポラン(1993年録音)/
【CD15】
 ブーレーズ:
  ノタシオン, ストリクチュールII(構造第2巻), エクスプロザント=フィクス〜
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1993年録音)/
【CD16】
 ブーレーズ:ル・マルトー・サン・メートル, デリーヴ第1&2番〜
  アンサンブル・アンテルコンタンポラン(2002年録音)/
【CD17】
  プリ・スロン・プリ〜
   クリスティーネ・シェーファー(Sp)
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(2001年録音)/
【CD18】
 ブーレーズ:
  レポン〜アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1996年録音),
  二重の影の対話〜アラン・ダミアン(Cl)(1996年録音)/
【CD19】
 ブーレーズ:
  シュル・アンシーズ〜
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1999年録音),
  メサジェスキス〜
   ジャン=ギアン・ケラス(Vc) パリ・チェロ・アンサンブル(1999年録音),
  アンテーム2〜ハエスン・カン(Vn) (1999年録音)/
【CD20】
 ドビュッシー:
  牧神の午後への前奏曲, 管弦楽のための「映像」,
  交響組曲「春」〜クリーヴランド管(1991年録音)/
【CD21】
 ドビュッシー:
  夜想曲, 交響詩「海」,
  クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番, バレエ音楽「遊戯」〜
   クリーヴランド管(1991, 1993年録音)/
【CD22】
 リゲティ:室内協奏曲, ラミフィケイションズ, アヴァンチュール〜
  アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1981, 1982年録音)/
【CD23】
 リゲティ:
  ピアノ協奏曲、チェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲〜
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1993年録音)/
【CD24〜25】
 メシアン:
  ミのための詩, 鳥の目覚め, 七つの俳諧, クロノクロミー,
  天より来りし都, われら死者の復活を待ち望む
    〜クリーヴランド管(1993〜1996年録音)/
【CD26&27】
 ラヴェル:
  マ・メール・ロア, 海原の小舟, 道化師の朝の歌, スペイン狂詩曲,
  ボレロ, ダフニスとクロエ, ラ・ヴァルス〜ベルリン・フィル(1993, 1994年録音)/
【CD28】
 ラヴェル:
  ピアノ協奏曲, 高雅にして感傷的なワルツ,
  左手のためのピアノ協奏曲〜
   クリスティアン・ツィマーマン(P)
   クリーヴランド管 ロンドン響(1994, 1996年録音)/
【CD29】
 ラヴェル:
  シェエラザード, クープランの墓, 亡き王女のためのパヴァーヌ,
  古風なメヌエット, ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲,
  噴水, フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード〜クリーヴランド管(1999年録音)/
【CD30】
 シェーンベルク:ペレアスとメリサンド〜
  グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団(2003年録音),
 シェーンベルク:ピアノ協奏曲〜
  内田光子(P) クリーヴランド管(2000年録音)/
【CD31】
 シェーンベルク:
  月に憑かれたピエロ, 心のしげみ, ナポレオン・ボナパルトへの頌歌〜
   クリスティーネ・シェーファー(Sp)
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1997, 1998年録音)/
【CD32〜33】
 シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」
   〜ロイヤル・コンセルトヘボウ管(1995年録音) /
【CD34】
 ストラヴィンスキー:
  幻想的スケルツォ, カンタータ「星の王」, うぐいすの歌, 兵士の物語〜
   クリーヴランド管(1994, 1996年録音)/
【CD35】
 ストラヴィンスキー:
  火の鳥, 花火, オーケストラのための4つのエチュード〜シカゴ響(1992年録音) /
【CD36】
 ストラヴィンスキー:ぺトルーシュカ, 春の祭典〜クリーヴランド管(1991年録音)/
【CD37】
 ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲, 詩篇交響曲, 3楽章の交響曲〜
  ベルリン・フィル(1996年録音) ,
 バートウィッスル:The Triumph of Time〜BBC響(1974年録音)/
【CD38】
 ストラヴィンスキー:
  エボニー・コンチェルト, クラリネット・ソロのための3つの小品,
  コンチェルティーノ, 15人の器楽奏者のための「8つのミニチュア」,
  協奏曲変ホ長調「ダンバートン・オークス」,
  エレジー(ヴィオラ・ソロ版), フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘,
  弦楽四重奏のための二重カノン〜
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1980〜1982年録音)/
【CD39】
 ストラヴィンスキー:
  パストラール, ベルレーヌの2つの詩, バーリモントの2つの詩,
  3つの日本の抒情詩, わが幼き頃の思い出, プリバウトキ,
  猫の子守歌, 4つの歌曲, チーリン・ボン, パラーシャの歌,
  シェイクスピアの3つの歌曲, ディラン・トマスの追悼のために,
  J.F.K.のための悲歌, ヴォルフ:2つの聖歌曲(ストラヴィンスキー編) 〜
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1980年録音)/
【CD40】
 シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番, 交響曲第3番〜
  テツラフ(Vn) ウィーン・フィル(2009, 2010年録音)/
【CD41】
 ヴァレーズ:
  アメリカ, アルカナ, 砂漠, イオニザシオン〜シカゴ響(1995, 1996年録音)/
【CD42】
 ヴェーベルン:
  管弦楽のためのパッサカリア,
  弦楽四重奏のための5つの楽章(弦楽合奏版),
  大オーケストラのための6つの小品,
 J.S.バッハ(ヴェーベルン編):「音楽の捧げもの」から6声のリチェルカーレ,
 シューベルト(ヴェーベルン編):
  6つのドイツ舞曲 D.820, 大オーケストラのための牧歌「夏風のなかで」〜
   ベルリン・フィル(1993, 1994年録音) /
【CD43】
 ヴェーベルン:
  管弦楽のための5つの小品, 女声独唱とオーケストラのための3つの歌曲,
  交響曲Op.21, 混声合唱とオーケストラのための「眼の光」,
  ソプラノ独唱、混声合唱とオーケストラのための第1カンタータ,
  オーケストラのための変奏曲,
  ソプラノとバス独唱、混声合唱とオーケストラのための第2カンタータ〜
   ベルリン・フィル(1994, 1996年録音)/
【CD44】
 ヴェーベルン:
  ピアノ五重奏曲(遺作), 軽やかな小船にて逃れ出よ, 2つの歌曲Op.8,
  オーケストラのための5つの小品Op.10, 4つのオーケストラ歌曲Op.13,
  6つの歌曲Op.14, 5つの宗教歌Op.15, 5つのカノンOp.16,
  3つの宗教的民謡Op.17, 3つの歌曲Op.18, 2つの歌曲Op.19,
  四重奏曲Op.22, 9つの独奏楽器のための協奏曲Op.24〜
   アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1992年録音)
【指揮または監修】
ピエール・ブーレーズ,
(テセウス・ゲームを除く)
 20世紀音楽の発展に大いに貢献してきたブーレーズならではの解釈
 現代を代表する作曲家であり指揮者ブーレーズの、2015年の90歳を記念しての限定盤。
 メシアン、レイボヴィッツに師事し、現代音楽作曲家として出発し、60年代から自作にとどまらず指揮活動を行うようになりました。1971〜79年にはニューヨーク・フィルの音楽監督をつとめ、1976年に現代音楽の実験と研究を目的としたIRCAMの所長となり、現代音楽演奏のために創設されたアンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督をつとめました。その職を辞した91年以来、指揮者としての活動はより活発になっています。
 このBOXでは、20世紀の音楽ガイドとも言うべきものであり、20世紀音楽の発展に大いに貢献してきた彼の素晴らしい演奏が収録されたものです。
 ボックスは、写真家フィリップ・ゴンティエ氏によるブーレーズの写真が使用されたキューブ型BOX使用。各ディスクの紙ジャケットは、作曲家の写真を使用。
 Wolfgang St?hr氏による書き下ろしブックレット。初回のみの完全限定生産盤となります。
 
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限定盤

479 4306
(18CD)
\12000→\10990
メジャー・レーベルが50年代の録音をリリースしてきたときは要注意
 
ロリン・マゼール〜DG初期録音全集

【CD1】
 ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17より抜粋〜
  ベルリン・フィル(1957年2月録音)/
【CD2】
 チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」,
 プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より5曲〜
  ベルリン・フィル(1957年6月録音)/
【CD3】
 ストラヴィンスキー:
  バレエ「火の鳥」組曲,
  ナイチンゲールの歌〜ベルリン放送交響楽団
   (1957年11月録音)/
【CD4】
 ベートーヴェン:
  交響曲第5番ハ短調Op.67, 献堂式序曲Op.124〜
   ベルリン・フィル(1958年5月録音)/
【CD5】
 ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90, 悲劇的序曲Op.81〜
  ベルリン・フィル(1959年1月録音)/
【CD6】
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」,
 ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」,
 R=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34〜
  ベルリン・フィル(1958年2月録音)/
【CD7】
 シューベルト:
  交響曲第4番ハ短調D.417「悲劇的」,
  交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」〜
   ベルリン・フィル(1959年11月録音)/
【CD8】
 モーツァルト:
  交響曲 第1番変ホ長調K.16,
  交響曲第28番ハ長調K.200,
  交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜
   フランス国立放送管弦楽団(1960年1月録音)/
【CD9】
 ベートーヴェン:
  交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」,
  12のコントルダンスWoO.14〜
   ベルリン・フィル(1959〜1960年録音) /
【CD10】
 ラヴェル:歌劇「子供と魔法」〜
  フランス国立放送管弦楽団(1960年11月録音)/
【CD11】
 メンデルスゾーン:
  交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」,
  交響曲第5番ニ短調Op.107「宗教改革」〜
   ベルリン・フィル(1961年1月録音)/
【CD12】
 シューベルト:
  交響曲第5番変ロ長調D.485,
  交響曲第6番ハ長調D.589〜ベルリン・フィル(1961年1月録音)/
【CD13】
 フランク:交響曲ニ短調〜ベルリン放送交響楽団(1961年1月録音)/
【CD14】
 ブリテン:青少年のための管弦楽入門,
 プロコフィエフ:ピーターと狼〜
  フランス国立管弦楽団(1962年1〜2月録音)/
【CD15】
 チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36〜
  ベルリン・フィル(1960年6月録音)/
【CD16】
 シューベルト:
  交響曲第2番変ロ長調D.125,
  交響曲第3番ニ長調D.200〜
   ベルリン・フィル(1962年3月録音)/
【CD17】
 ラヴェル:歌劇「スペインの時」〜
  フランス国立放送管弦楽団(1965年2月録音)/
【CD18】
 ファリャ:恋は魔術師, 三角帽子〜
  ベルリン放送交響楽団(1965年6月録音)
 若きマゼールの意欲的演奏の遺産
 今年2014年7月、惜しくも亡くなった名指揮者ロリン・マゼール。8歳でニューヨーク・フィルを指揮しデビュー。10代半ばまでに全米メジャー・オケのほとんどを指揮。1960年、バイロイト音楽祭に史上最年少デビュー。ベルリン・フィルには1950年代半ばから録音を行っており、カラヤンの後任の最右翼と目されていたが、そのポストに就くことは叶いませんでした。
 このBOXは、DGに録音した1957〜1965年の録音をすべて収録したものです。Tully Potter氏による44ページブックレット付。初回のみの完全限定生産盤となります。

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DECCA

限定盤

478 7946
(53CD)
\20000→\18990
メジャー・レーベルが50年代の録音をリリースしてきたときは要注意
 ザ・デッカ・サウンド〜ザ・モノ・イヤーズ 53CD

【CD1】
 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ、春の祭典〜
  アンセルメ&スイス・ロマンド管(1949年録音)/
【CD2】
 ルーセル:くもの饗宴、小組曲,
 ラヴェル:クープランの墓、高雅で感傷的なワルツ〜
  アンセルメ&スイス・ロマンド管(1954, 1953年録音)/
【CD3】
 ラフマニノフ:死の島,
 デュカス:ラ・ペリ,
 ドビュッシー:6つの古代のエピグラフ、遊戯〜
  アンセルメ&スイス・ロマンド管(1953年録音)/
【CD4】
 アルベニス(アルボース編):イベリア,
 トゥリーナ:幻想的舞曲〜
  アタウルフォ・アルヘンタ&パリ音楽院管弦楽団(1953年録音),
 プーランク:牝鹿〜ロジェ・デゾルミエール&パリ音楽院管弦楽団(1951年録音)/
【CD5】
 ハイドン:交響曲第101&88番〜
  ミュンヒンガー&ウィーン・フィル(1954年録音),
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番〜
  バックハウス&クレメンス・クラウス ウィーン・フィル(1953年録音)/
【CD6】
 クレシミル・バラノヴィッチ:The Gingerbread Heart〜
  バラノヴィッチ&ベオグラード・フィル(1955年録音),
 フラン・ルホットカ:The Devil in the Village〜
  ルホットカ&ザグレブ国立歌劇場管(1955年録音)/
【CD7】
 バルトーク:管弦楽のための協奏曲,
 ウィレム・ペイペル:交響曲第3番,
 アルフォンス・ディーペンブロック:La source enchant?e〜
  ベイヌム&コンセルトヘボウ管(1953年録音)/
【CD8】
 アーサー・ブリス:
  色彩交響曲、序奏とアレグロ〜ブリス&ロンドン(1955年録音)、
 ブリス:ヴァイオリン協奏曲〜カンポーリ(Vn) ブリス&ロンドン・フィル(1955年録音)/
【CD9】
 チャイコフスキー:組曲第3番、
 プロコフィエフ:3つのオレンジへの恋〜
  ボールト&ロンドン・フィル(1955年録音),
 プロコフィエフ:キージェ中尉〜
  ボールト&パリ音楽院管(1955年録音)/
【CD10】
 V=ウィリアムズ:ヨブ、すずめばち−アリストファネス組曲〜
  ボールト&ロンドン・フィル(1954年録音)/
【CD11】
 ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム〜
  ブリテン&デンマーク国立放送響(1953年録音),
 ブリテン:ディヴァージョンズ〜カッチェン(P) ブリテン&ロンドン響(1954年録音),
 ブリテン:4つの海の間奏曲, パッサカリア、青少年のための管弦楽入門〜
  ベイヌム&コンセルトヘボウ管(1953年録音)/
【CD12】
 クライスラー:
  序奏とアレグロ、愛の喜び、愛の悲しみ、道化師のセレナード、
  美しきロスマリン、ウィーン奇想曲、中国の太鼓,
  ベートーヴェンのロンディーノ、カルティエによる狩り、
  ジプシー女、パデレフスキ:メヌエット,
 ヴィエニャフスキ:奇想曲,
 グラナドス:アンダルーサ,
 タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲〜
  アルフレード・カンポーリ(Vn) エリック・グリットン(P) (1954年録音),
 ラロ:スペイン交響曲〜
  カンポーリ(Vn) ベイヌム&ロンドン・フィル(1953年録音)/
【CD13】
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲〜
  カンポーリ(Vn) ボールト&ロンドン・フィル(1954年録音)/
 バターワース:シュラップシャーの若者、青柳の堤,
 バックス:ティンタジェル城,
 ホルスト:どこまでも馬鹿な男〜
  ボールト&ロンドン・フィル(1954年録音)/
【CD14】
 ウォルトン:ファサード〜
  アンソニー・コリンズ&イングリッシュ・オペラ・グループ・カンパニー(1954年録音),
 ウォルトン:ファサード組曲、
 レナード・ランバート:ホロスコープ〜
  ロバート・アーヴィング&ロンドン響(1953年録音)/
【CD15】
 エルガー:
  序奏とアレグロ、弦楽のためのセレナード、
  交響的習作「ファルスタッフ」,
 V=ウィリアムズ:
  トーマス・タリスの主題による幻想曲,
  グリーンスリーヴズによる幻想曲〜
   アンソニー・コリンズ&ロンドン新交響楽団(1954&1952年録音)/
【CD16】
 モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1&2番〜
  カーゾン(P)&アマデウスSQ(1952年録音),
 モーツァルト:ホルン五重奏曲〜
  デニス・ブレイン(Hr)&グリエールSQ(1944年録音)/
【CD17】
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番〜
  カーゾン(P) ベイヌム&コンセルトヘボウ管(1953年録音),
 ベートーヴェン:交響曲第4番〜
  クリップス&コンセルトヘボウ管(1953年録音)/
【CD18】
 オネゲル:交響曲第3番, 喜びの歌〜
  ロベルト・デンツラー&パリ音楽院管(1955年録音),
 コンラッド・ベック:ヴィオラ協奏曲〜
  ヴァルター・カーギ(Va) ジャン・メイラン&スイス・ロマンド管(1952年録音),
 ベルナール・リシェル:ピアノ協奏曲〜
  クリスティアーネ・モンタンドン(P) エドモント・アッピア&スイス・ロマンド管(1952年録音)/
【CD19】
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲〜
  エルマン(Vn) ショルティ&ロンドン響(1955年),
 ハイドン:交響曲第102番〜ショルティ&ロンドン響(1951年)/
【CD20】
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲〜
  フェラス(Vn) シューリヒト&ウィーン・フィル(1954年),
 フレッド・エリザルデ:ヴァイオリン協奏曲〜
  フェラス(Vn) ガストン・プーレ&ロンドン響(1947年),
 ロドリーゴ:夏の協奏曲〜エネスコ&パリ音楽院管(1951年録音)/
【CD21】
 J.シュトラウス(ドラティ編):卒業舞踏会〜
  アナトール・フィストゥラーリ&ニュー・シンフォニー・オーケストラ(1953年録音),
 グルック:ドン・ファン組曲、
 アンドレ・グレトリ:チェファルとプロクリス〜
  ロバート・アーヴィング&ニュー・シンフォニー・オーケストラ(1955年録音)/
【CD22】
 チャイコフスキー:「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」組曲〜
  アナトール・フィストゥラーリ&パリ音楽院管(1951年録音)/

【CD23】
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1&2番〜
  フルニエ&バックハウス(1952年録音),
 J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ第1番〜フルニエ&エルネスト・ラッシュ(1952年録音)/
【CD24】
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ、幻想小曲集,
 シューマン:3つのロマンス〜モーリス・ジャンドロン&ジャン・フランセ(1952年録音),
 シューマン:チェロ協奏曲〜
  モーリス・ジャンドロン(Vc) アンセルメ&スイス・ロマンド管(1953年録音)/
【CD25】
 ブロッホ:弦楽四重奏曲第1&3番〜グリラー四重奏団(1954年録音)/
【CD26】
 ブロッホ:弦楽四重奏曲第2&4番〜グリラー四重奏団(1954年録音)/
【CD27】
 ベートーヴェン:ハンマークラヴィーア, エロイカ変奏曲, 告別〜
   グルダ(1950, 1951年録音) /
【CD28】
 ハイドン:弦楽四重奏曲第68番,
 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲Op.6-1,
 シューマン:弦楽四重奏曲第2番,
 ヴェルディ:弦楽四重奏曲〜
  イタリア四重奏団(1948, 1950年録音)/
【CD29】
 シベリウス:レンミンカイネン組曲(4つの伝説曲), カレリア組曲〜
  トーマス・イェンセン&デンマーク国立放送響(1952年録音)/
【CD30】
 ベートーヴェン:交響曲第9番〜
  エーリヒ・クライバー&ウィーン・フィル(1952年録音)/
【CD31】
 ベートーヴェン:交響曲第6番〜
  エーリヒ・クライバー&ロンドン・フィル(1948年録音),
 ワーグナー:
  「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死,
  「パルジファル」第3幕 聖金曜日の音楽〜
   クレメンス・クラウス&ロンドン・フィル(1948年録音)/
【CD32】
 ブルックナー:交響曲第3番, タンホイザー序曲とヴェーヌスベルクの音楽〜
  クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル(1954, 1953年録音)/
【CD33】
 ヴァウン・ホルムボー:弦楽四重奏曲第3番,
 ニールセン:弦楽四重奏曲第4番〜コッペル四重奏団(1954年録音),
 シベリウス:弦楽四重奏曲〜グリラー四重奏団(1950年録音)/
【CD34】
 ビゼー:子供の遊び, 「美しきパースの娘」組曲,
 シャブリエ:田園組曲〜エドワール・リンデンベルグ&パリ音楽院管(1953年録音),
 シャブリエ:音楽への頌歌, 「いやいやながらの王様」より,
 ドビュッシー:カンタータ「選ばれし乙女」〜
  ジャニーヌ・ミショー(Sp) ジャン・フルネ&パリ音楽院管(1952年録音)/
【CD35】
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番〜
  モーラ・リンパニー(P) アンソニー・コリンズ&ニュー・シンフォニー・オーケストラ(1952年録音),
 ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲〜
  モーラ・リンパニー(P) アナトール・フィストゥラーリ&ロンドン・フィル(1952年録音)/
【CD36】
 モーツァルト:セレナード第4番〜
  ペーター・マーク&ニュー・シンフォニー・オーケストラ(1955年録音),
 モーツァルト:交響曲第28&29番〜
  ペーター・マーク&スイス・ロマンド管(1951年録音)/
【CD37】
 グラナドス:ゴイェスカス組曲〜ニキタ・マガロフ(1952年録音)/
【CD38】
 ラロ:ナムーナ組曲第1&2番〜
  ジャン・マルティノン&ロンドン・フィル(1955年録音),
 フォーレ:バラードOp.19, 夜想曲第5, 8, 2, 7番〜
  キャスリーン・ロング(P) (1954年録音),
 フランセ:ピアノ協奏曲〜
  キャスリーン・ロング(P)  ジャン・マルティノン&ロンドン・フィル(1954年録音) /
【CD39〜41】
 ヘンデル:合奏協奏曲Op.6(全12曲), 水上の音楽〜
  ボイド・ニール&ボイド・ニール管弦楽団(1953, 1954年録音)/
【CD42】
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ,
 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ,
 レーガー:無伴奏チェロ組曲第2番,
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番よりブーレI&II〜
  ザーラ・ネルソヴァ(Vc)& アルトゥール・バルサム(P)(1955, 1956年録音)/
【CD43】
 ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲,
 ブロッホ:ピアノ五重奏曲第1番〜キジアーノ五重奏団(1951年録音)/
【CD44】
 ボッケリーニ:ピアノ五重奏曲第1&4番,
 ブラームス:ピアノ五重奏曲キジアーノ五重奏団(1951年録音)/
【CD45】
 パガニーニ:ヴァオリン協奏曲第1&2番〜
  ルッジェーロ・リッチ(Vn) アンソニー・コリンズ&ロンドン響(1955年録音) /
【CD46】
 モーツァルト:交響曲第25&38番〜ショルティ&ロンドン響(1954年録音),
 ロッシーニ:「ウィリアム・テル」「タンクレーディ」「ブルスキーノ氏」「チェネレントラ」序曲〜
  ピエロ・ガンバ&ロンドン響(1955年録音) /
【CD47】
 同:弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽,
 コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ組曲,
 ハイドン:交響曲第100番〜ショルティ&ロンドン・フィル(1955, 1954年録音)/
【CD48】
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番,
 ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番〜トリオ・ディ・トリエステ(1953年録音) /
【CD49】
 プロコフィエフ:交響曲第5番,
 シベリウス:交響曲第5番〜
  エリク・トゥクセン&デンマーク国立放送響(1952年録音)/
【CD50】
 ニールセン:交響曲第5番, フルート協奏曲
  セン&デンマーク国立放送響, ホルゲル・ギルベルト=イェスペルセン(Fl)(1954録音),
 ニールセン:クラリネット協奏曲〜
  イブ・エリクソン(Cl) モーゲンス・ヴェルディケ&デンマーク国立放送響(1954年録音)/
【CD51】
 スメタナ:弦楽四重奏曲第1番,
 コダーイ:弦楽四重奏曲第2番,
 シューベルト:弦楽四重奏曲第13番〜ヴェーグ四重奏団(1952年録音)/
【CD52】
 モーツァルト:ディヴェルティメント第17&10番〜
  ウィーン八重奏団員(1950, 1952年録音)/
【CD53】
 メンデルスゾーン:八重奏曲〜ウィーン八重奏団(1953年録音),
 ブラームス:クラリネット五重奏曲〜
  アルフレート・ボスコフスキー(Cl) ウィーン八重奏団員(1953年録音)
 Decca ffrr の モノラルLP期の名録音
 1940年代後半、DECCAは独特の録音特性を持ったハイ・ファイ録音を開発し、全可聴周波数録音(略してffrr)を実現しました。これにより、ハイ・ファイ録音のレーベルとして、高い評価を得、世界に先駆けて全面的にLPで勝負に出ることに。アンセルメの「ペトルーシュカ」が最初のLPとして発売されました。
 ここに収録された1948〜1955年の間に収録されたモノラル録音は、Decca ffrr とLP発売された名盤ですが、室内楽録音や当時の現代音楽も多く、初CD化の音源も収録されています。
 Raymond McGill とMike Grayによるデッカの録音技術などについてのブックレットを封入しています。
 各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケットに収められています。
 (各ディスクは、オリジナルのカップリングとは異なり、収録曲が追加されています)。初回のみの完全限定生産盤となります。



<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 102179BD
(Blu-ray)
¥5000→\4590
ライヴ映像による後期ブルックナー・チクルス完結!
 バレンボイム(指揮)&シュターツカペレ・ベルリン

  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
シュターツカペレ・ベルリン


ACC 202179DV
(DVD)
¥3000→\2690
 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ライヴ映像による後期ブルックナー・チクルス完結!

 収録:2010 年6 月27 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 映像監督:エンリケ・サンチェス=ランチ
 (Blu-ray)画面:Full HD 16:9、音声:DTS HD Master Audio,PCM ステレオ、リージョン:All、65‘59
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DTS 5.1,DD5.1,PCM ステレオ、リージョン:All、65‘59

 2010 年6 月にベルリンのフィルハーモニーで行われたダニエル・バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるブルックナー後期チクルス。これまで交響曲第4 番から発売がスタートし、いよいよ本盤で最後交響曲第9 番がリリースされます。指揮者、ピアニストとして才気を発揮しているバレンボイム。2010 年は演奏活動60 年の節目を迎えた晴れやかな年。バレンボイムはブルックナーの全曲録音をシカゴ響、ベルリン・フィルと2 度行っており、バレンボイムにとっては特別な作曲家であります。
 ブルックナーは最後の交響曲第9 番を第3 楽章まで書き上げ、完成させることなくこの世を去りました。しかし未完であることを感じさせない比類なき美しさを持った傑作です。
 バレンバイムは、補筆完成された第4 楽章付きのもではなく、原典版を使用しています。重厚なサウンドと劇的な迫力、崇高な美しさを放ち、バレンボイムのブルックナーに対する深い理解と、これまでこの作品を奏でてきた演奏者に対する敬意を感じる演奏です。
 第1 楽章:24 分42 秒 第2 楽章:10 分42 秒 第3 楽章:27 分35 秒







EURO ARTS(映像)

限定盤

20 13504
(3Blu-ray)
¥9200
クラウディオ・アバド〜ジルヴェスター・コンサート(96/97/98)
Disc1(73分)
 ジルヴェスター・コンサート1996(ダンスとジプシー音楽)
  ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第10番
  ブラームス:《ジプシーの歌》
   作品103〜第1曲〈さあ、ジプシーよ〉、第2曲〈高く波立つリマの流れよ〉 、
   第3曲〈知っているかい〉、 第4曲〈神様、お分かりですね〉、 第9曲〈どこへ行っても〉
 ラヴェル:演奏会用狂詩曲《ツィガーヌ》
 ブラームス:ハンガリー舞曲第7番、第17番、第21番、《ハープが豊かに鳴り響く》、《愛の歌》(抜粋)
 ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
 ベルリオーズ:《ファウストの劫罰》より〈ラコッツィ行進曲〉
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
   スウェーデン放送合唱団 トヌ・カリユステ(合唱指揮) マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
   収録:1996 年12 月31 日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc2(90分)
 ジルヴェスター・コンサート1997(カルメン)
  ビゼー:《カルメン》〜
   前奏曲・ハバネラ・闘牛士の歌・にぎやかな楽の調べ ・ 花の歌・合唱と場面
  ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
  サラサーテ:カルメン幻想曲
  ラヴェル:スペイン狂詩曲
  ファリャ:《恋は魔術師》〜〈火祭りの踊り〉
  ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
    アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)、
    ロベルト・アラーニャ(テノール)、
    ブリン・ターフェル(バリトン)、ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、
    ステラ・ドゥフェクシス(メゾソプラノ)、
    オルフェオン・ドノスティアラ、
    ホセ・アントニオ・サインス・アルファロ(合唱指揮),
    南チロル児童合唱団、
    グレーテル・ブルッガー(合唱指揮) 
    ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
     ギル・シャハム(ヴァイオリン)
    収録:1997 年12 月31 日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc3(92分)
 ジルヴェスター・コンサート1998(愛と憧れの歌)
  モーツァルト:
   《フィガロの結婚》〜
    序曲・アリア〈とうとう嬉しい時が来た〜恋人よここに〉、
   《ドン・ジョヴァンニ》〜セレナード〈窓辺においで〉、
   《魔笛》〜二重唱〈愛を感じる男の人たちには〉、
   《ドン・ジョヴァンニ》〜シャンペンの歌・二重唱〈お手をどうぞ〉
  ビゼー:《アルルの女》組曲〜カリヨン・ファランドール
  ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲
  ヴェルディ:
   《リゴレット》〜
    二重唱〈それは心の太陽〜さようなら〉、アリア〈慕わしい名〉、女心の歌、
   《仮面舞踏会》〜アリア〈お前こそ心を汚す者〉
  ベルリオーズ:《ローマの謝肉祭》序曲
  チャイコフスキー:《エフゲニー・オネーギン》〜
   ポロネーズ、手紙の場〈たとえ死ぬことになっても〉
  ヴェルディ:《椿姫》〜乾杯の歌
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    クラウディオ・アバド(指揮)
    クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
    サイモン・キーンリーサイド(バリトン)、
    マルセロ・アルバレス(テノール)
    ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
     収録:1998 年12 月31 日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
 ベルリンの冬の風物詩ジルヴェスター・コンサート、アバドが指揮した3 年分がブルーレイ化

 画面:1080/60i Full HD、16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All

 ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート(ニューイヤー・イヴ・コンサート)は、毎年映像収録されテレビでも中継される、1 月1 日のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートと並ぶクラシック音楽界の一大イベント。
 今回クラウディオ・アバド指揮による1996、1997、1998 年の3 年分のジルヴェスター・コンサートがブルーレイ化されBOX セットで発売されました。
 アバドは、ベルリン・フィルの音楽監督時代(1990 年〜 2002 年)に、計10回のジルヴェスター・コンサートを指揮しています。アバド就任後のジルヴェスター・コンサートは「テーマ性」をもったプログラミングで聴衆を楽しませていました。さらに大晦日の沸き立つ雰囲気と相まって、普段の演奏には見られない高揚感も味わえる映像集です。
 1996 年は「ダンスとジプシー音楽」と題し、ブラームスとラヴェルの作品が中心。ブラームスのハンガリー舞曲は、オープニングにふさわしく情熱的で華やかな演奏。ホルンとハープ伴奏による合唱「ハープは鳴り響く」では、女声コーラスとハープが可憐に彩ります。ラヴェルのツィガーヌで登場したヴェンゲーロフ。切れ味コクとともに抜群の演奏です。
 1997 年はビゼーのカルメンを核としたスペイン系のプログラム。アンネ・ゾフィー・フォン・オッターが魅惑的なカルメンを聴かせてくれています。
 さらに圧倒的な技巧で聴かせるギル・シャハムのカルメン幻想曲、そして最後にはブラームスのハンガリー舞曲第5 番と熱のこもったプログラムで1 年の締めくくりを盛り上げています。
 1998 年のテーマは「愛と憧れの歌」。モーツァルト、ヴェルディ等の有名アリアを含んだ華やかなプログラム。歌手陣もフレーニ、シェーファー、アルバレス、キーンリーサイドと大変豪華です。


















12/17(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AIR NOTE

AIR 004
\2600→\2390
エドナ・ステルン(ピアノ)
 ピアノ・デ・リュミエール

  ガルッピ:ソナタ ハ短調、ソナタ ニ短調
  J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調BWV.906
  ハイドン:
   カプリッチョ ト長調Hob.XVII-1、
   アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVII-6
  モーツァルト:
   《ああ、ママに言うわ》 による12の変奏曲ハ長調K.265
    (キラキラ星変奏曲)
  C.P.E.バッハ:幻想曲嬰ヘ短調Wq.67
エドナ・ステルン(ピアノ)
 ベルギー生まれのイスラエル人女流ピアニスト、エドナ・ステルン。2000年イタリアのセニガッリア国際ピアノ・コンクールで優勝の経歴を持つ彼女が弾くモーツァルトなどのピアノ作品集。


ステルン/注目の旧譜

AMBROISIE
AM 197
\2700→¥2490
ショパン:作品集
 3つの新しいエチュードより
  (1)アンダンティーノ ヘ短調
  (2)アレグレット 変イ長調
  (3)アレグレット 変ニ長調
 (4)バラード第2番 ヘ長調 op.38
 (5)ピアノ・ソナタ第2 番 変ロ短調 op.35
 (6)ワルツ第5番 変イ長調 op.42
 (7)プレリュード 嬰ハ短調 op.45
 (8)ワルツ第12番 ヘ短調 op.70-2
 (9)バラード第3番 変イ長調 op.47
 (10)ワルツ第7番 嬰ハ短調 op.64-2
 (11)プレリュード第20番 ハ短調 op.28
エドナ・ステルン(ピアノ/1842年プレイエル)

プレイエルのあたたかみのある音色で聴く 詩情豊かなショパンの世界

録音:2009年12月

イスラエルのピアニスト、エドナ・ステルンが、詩情豊かな音色のプレイエルで紡ぐ魅力のショパン作品集。半音階が多用されているプレリュード嬰ハ短調の夢のような美しさは見事です。ソナタ第1楽章のたっぷりとした歌わせ方はスターンのセンスとプレイエルの音色の完璧な調和の賜物です。


ZZT100901
\2400→\2190
これが、本当に現代ピアノ——?
モーツァルト(1756〜91):
 1) ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 KV271「ジュノム」(1777)
 2) ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 KV414(1783)
 3) ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 KV449(1783)
エドナ・ステルン(ピアノ)
アリー・ファン・ベーク指揮
オーヴェルニュ室内管弦楽団

 モーツァルトの音楽にぴったり寄り添う、当時の楽器さえ髣髴させる繊細・自在なタッチは、弾き手が腕利きのフォルテピアノ奏者だからこそ...!ラ・フォル・ジュルネ常連の俊英団体オーヴェルニュco.も精巧・爽快、これぞ新時代の名演。

  ヨーロッパの音楽シーンは、本当に奥が深くて変幻自在です——伝統にしっかりと根ざして脈々と深められ続けているものもあれば、続々と新機軸を打ち出してくるものごともある。常々驚かされっぱなしですが、そんなヨーロッパでも他のどの国にもまして新鮮なことが起こりやすいのが、フランスのクラシック音楽シーンではないでしょうか?
 現代音楽の最先端でスペクトル楽派などという「音楽」というものの根本を揺るがす音響芸術を開花させたのも、地方政府が古楽バンドに出資し、その地方の伝統と密接に結びついた、歴史遺産としての古楽を思いがけないフレッシュな演奏で聴かせてくれるのも、あるいは地元の伝統とはまったく関係なくとも、シャンゼリゼ劇場やグルノーブル歌劇場のような大舞台がヘレヴェッヘやマルゴワールといった指揮者に企画を任せ、ロマン派以降の音楽をどんどん古楽器演奏で“脱構造化”してきたのも、物事の停滞をきらうかのように(物事の本質を歪めずに)新鮮な息吹をどんどん取り込むフランス人たちならではの感性なのかもしれません。
 古楽路線...といえば、逆に現代楽器の演奏家たちも積極的にピリオド奏法を取り入れるようになった昨今、カリスマ指揮者の鶴の一声ではなく、演奏者ひとりひとりの個性・自発性の集成としてピリオド的なアプローチを具現化しているオーケストラもフランスには少なくありません。ラ・フォル・ジュルネで日本にもしばしば登場している、レ・シエクル室内管と少数精鋭・オーヴェルニュ室内管は、その二大巨頭と言っても過言ではないでしょう。
 前者は適宜古楽器を使いますが、オーヴェルニュ室内管は基本的に現代楽器だけを用いつつ、鋭角的にきびきびとコントラストの強い表現を打ち出し、古典派やバロックの造形美をあざやかに浮き彫りにする演奏を続けている名団体(5月の連休、東京フォーラムでその粋な響きを愉しまれた方も多いことでしょう)。しかしこのモーツァルト・アルバムが何より驚きなのは、徹頭徹尾現代楽器、つまりピアノも現代楽器もいいところのゴージャスな楽器を使っているのに、過度にロマンティックな喧しさとは無縁、フォルテが鳴りすぎることもピアノが感傷的すぎることも全くない、いかにも古典派的な音作りで迫ってくるところ...
 ペダルもちゃんと上手に使って鳴らすところは鳴らしているのに、基本的にタッチが繊細かつ1音1音、天才的なセンスでぴたりと無駄のない音量の音を探り当て続けているせいか、何だかモーツァルト時代の構造を残したフォルテピアノの演奏を聴いているような気になってくるんです!
 なぜか。
 それは演奏者が、自身フォルテピアノや時代ごとのヴィンテージピアノを的確に使い分けて名演を続けている才人エドナ・ステルンだから!
 Naive で1842 年製プレイエルによるショパン解釈を聴かせたのも記憶に新しいところ、最大の難関ともいえるモーツァルトでこんな偉業を達成してしまったのですから、これは先を期待するなというほうが無理でしょう。「出れば逸品」、やりますねZig-Zag Territoires レーベル。





AR RE−SE


AR 2013-2
\2600
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲集
 ミサ曲 《フェラーラ公エルコーレ》
 Messe Chascunmecrie … meme Hercule!
メタモルフォス・エ・ビスカントル!
モーリス・ブルボン(指揮)
 初期のポリフォニー音楽を得意とするモーリス・ブルボンが指揮するジョスカン・デ・プレ(c.1458−1521)のミサ曲集。
 ブルボンの解釈に応えるフランスのヴォーカル・アンサンブル、メタモルフォス・エ・ビスカントル!の歌声がさらに解釈を深かめている。

 2012年、9月16日、19日の録音。



 

CAMEO CLASSICS


 ご注意ください:

  CAMEO レーベルは入荷までに半年以上かかったり、最悪の場合日本向けに製作されないことがあります。どうかご理解ください。


CC 9034CD
\2400
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.3
 ホールブルック:パントマイム組曲
 マッケンジー:つれない乙女
 サマヴェル:交響曲ニ短調《タラッサ》
マイケル・ラウス(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
パオリーノ・トノ(コールアングレ)
 レコード芸術2014年10月号 海外盤レビュー掲載盤(162P)

 1913年2月にアルトゥール・ニキシュ&ロンドン響のコンビによって初演されたサマヴェル唯一のシンフォニー「タラッサ」を収録。
 第2楽章「エレジー」は、南極で遭難死した南極探検家ロバート・ファルコン・スコットに捧げられている。英国秘曲ファン要注目のプログラム。

 2011年の録音。

 

CC 9035CD
\2400
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.6 〜
 ホールブルック:ピアノ作品集Vol.1

  狂詩的練習曲 Op.42-1/夜想曲 Op.121-1/
  狂詩的練習曲 Op.42-2/夜想曲 Op.121-2/
  狂詩的練習曲 Op.42-3/夜想曲 Op.121-4/
  狂詩的練習曲 Op.42-4/狂詩的練習曲 Op.42-10/
  バラージュ Op.78/
  幻想的ソナタ第1番 Op.124《呪われた古城》/舟
  歌第1番 Op.17-6/幻想的ソナタ第2番 Op.128《運命》
パナギオティス・トロコプーロス(ピアノ)
 "コックニーのワーグナー"とも呼ばれ、当時の主流であったイギリス民謡を採り入れる作風ではなく、ロマン派の伝統を自らのカラーとしたジョセフ・ホールブルックの世界初録音を含むピアノ作品集。

 2008年5月29日−30日の録音。
 
CC 9029CD
\2400
3人の偉大なるコンポーザー=ピアニストたち Vol.1
 シューマン:
  ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
  アベッグ変奏曲ヘ長調 Op.1
  アラベスク ハ長調 Op.18
  謝肉祭 Op.9
アンジェラ・ブラウンリッジ(ピアノ)
 ロマン派、そして音楽史を代表する3人のコンポーザー=ピアニストたちの名作を、イギリスの名女流ピアニスト、アンジェラ・ブラウンリッジのナビゲートで。第1巻はロベルト・シューマン!
 
CC 9019CD
\2400
ブリティッシュ・コンポーザーズ・プレミア・コレクションズVol.9 〜
 ヤング:スナーク狩り
ピーター・イーストン(ナレーター)
ダグラス・ヤング(ピアノ&打楽器)
ピーター・フレッチャー(指揮)
レスターシャー・スクール交響楽団のメンバーたち
レスターシャー合唱団
 イギリスの知られざる作品、世界初録音作品の発掘、紹介を行うカメオ・クラシックスの名物シリーズ第9巻は、ダグラス・ヤング(1947−)が、ルイス・キャロルの詩である「スナーク狩り」を題材として作曲した8楽章形式の大作。




COBRA RECORDS


COBRA 0042
\2600
ミチャンス:サクソフォン作品集
 サクソフォン四重奏曲第1番、第2番/
 サックスのための音楽/アプレ・ミニュイ/
 プラナ/トロワ・ヴィジョン・タントリック
シリウス・サクソフォン四重奏団、他
 アルゼンチン、ブエノスアイレス出身のオランダの作曲家カルロス・ミチャンス(1950−)のサクソフォン作品集。ソロ作品から四重奏曲を、2008年に結成されたオランダ人作曲家の作品を多数レパートリーに持つ、シリウス・サクソフォン四重奏団(SSQ)が演奏。収録曲の「トロワ・ヴィジョン・タントリック」は、世界初録音。

 ※このCDはエンハンスト仕様になっており、収録トラックの全13曲+αのレコーディングの模様やインタヴューのビデオ・ファイルも収録されています。
 2013年11月18日、20日ー21日の録音。




EM RECORDS


EMRCD 014
\2500
季節の歌
 ブリテン:冬の言葉*
 パリー:6つの歌(世界初録音)*、季節の歌(世界初録音)++
 リーチ:4つの歌(世界初録音)+
リチャード・エドガー=ウィルソン(テノール)
ユージン・アスティ(ピアノ)*
アンドルー・リーチ(ピアノ)+
サム・ウィルソン(マリンバ)++
 オペラやミュージカルで活躍するテノール、リチャード・エドガー=ウィルソン。ブリテンの「冬の言葉」に、J.パリー、B.パリー、リーチの世界初録音を含む4つの色彩豊かな好プログラム。
 

EMRCD 015
\2500
フェイムズ・グレート・トランペット
 ノリス:
  トゥモロウ・ノル・イエスタデイ(世界初録音)
  ティンク・オンリー・ディス(世界初録音)
 ブリテン:ジョン・ダンの神聖なソネット
マーク・ワイルド(テノール)
ジョセフ・スプーナー(チェロ)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
 イギリスのノーサンプトンシャー出身のピアニスト=コンポーザー、デイヴィッド・オーウェン・ノリスの世界初録音にブリテンの「ジョン・ダンの神聖なソネット」。ジョン・ダンの詩で繋ぐ歌曲集。




IBS CLASSICAL


IBS 52014
\2500
練習曲集
 ヴィラ=ロボス:12の練習曲
 ブローウェル:シンプルな練習曲、新しいシンプルな練習曲
ホアキン・クレルチ(ギター)
 クラシカル・ギターのために書かれたヴィラ=ロボスとブローウェルの42曲の練習曲集。30ページにも渡るフィンガリングやポジションの写真付き解説はギタリスト必見。




METRONOME



METCD 1091
\2600→\2390
多感様式による鍵盤音楽
 C.P.E.バッハ:
  幻想曲嬰ヘ短調 Wq.67《感情》(H.300)
  ソナタ ホ短調 Wq.52-6(H.129)
  ラ・シュタール Wq.117/25(H.94)
  アリ・ルーパリヒ Wq.117/27(H.94)
 ミューテル:アリオーソ ト長調と12の変奏曲ハ短調
 モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540
 ハイドン:ソナタ第20番ハ短調 Hob.XVI-20
キャロル・セラシ(クラヴィコード)
 古楽系鍵盤界の才女キャロル・セラシ、1784年製のクラヴィコードを弾く!
 1784年製の銘器、ホフマンのクラヴィコード!

 1999年の英グラモフォン賞でバロック器楽曲部門に輝いた古楽系鍵盤楽器界の才女キャロル・セラシが、クリスティアン・ゴットヘルフ・ホフマン1784年製作のクラヴィコードで奏でる"多感様式(Empfindsamkeit)"の鍵盤作品の数々。
 フランスで開花した"ギャラント様式"に対し、18世紀中期以降のドイツで発展、流行した"多感様式"の重要作曲家であるC.P.E.バッハを筆頭にミューテル、モーツァルト、ハイドンの鍵盤作品が、1784年製のクラヴィコードによって、作曲者たちが思い描いた当時の姿で現代に響く。
 イスタンブールのセファルディの一家に生まれ、ストックホルム、ジュネーヴ、エルサレムを渡り歩き、様々な文化に接してきたキャロル・セラシ。セラシの豊かな音楽性と、ホフマン製作の銘器の一体感も絶品です。

 2013年11月11日−13日の録音。



 


METCD 1087
\2600→\2390
スカルラッティ:ソナタ集
 ソナタ ニ短調K.213/ソナタ ニ短調 K.516/
 ソナタ ニ短調 K.517/ソナタ ロ短調 K.87/
 ソナタ嬰ハ短調 K.247/ソナタ嬰ヘ短調 K.25/
 ソナタ変ホ長調 K.474/ソナタ ハ短調 K.84/
 ソナタ ハ短調 K.115/ソナタ ト短調 K.8/
 ソナタ ト短調 K.30/ソナタ イ長調 K.429/
 ソナタ イ短調 K.217/ソナタ イ短調 K.175/
 ソナタ イ長調 K.113
キャロル・セラシ(チェンバロ)
 キャロル・セラシが2台のチェンバロで弾き分けるナポリに降り立ったバロック時代の巨星ドメニコ・スカルラッティ(1685−1757)の「鍵盤楽器のためのソナタ」。
 アンドルー・ガーリック1986年製のジャン=クロード・グジョン(1749年製)のレプリカと、ヴィレム・クルスベルヘン1972年製のバルトロメオ・ステファニーニ(1694年製)のレプリカが、スカルラッティの個性豊かなソナタの特徴を味わい深く聴かせてくれる。

 2010年6月22日−24日の録音。
 
METCD 1088
\2600
ホディノット/バリトンのための作品集
 ホディノット:
  グロンガー丘陵 Op.168/喜びの歌 Op.2/
  子守歌 Op.4-1/ブレイクの歌 Op.192/
  中世のキャロル Op.38-2/4つのウェールズの歌/
  5月の楽園 Op.143-1
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ
 (バリトン)
アントニー・ホース(指揮)
ウェールズ・チェンバー・
 オーケストラ・アンサンブル
 20世紀のウェールズを代表する大作曲家、アルン・ホディノット(1929−2008)。
 ウェールズの音楽家たち、バリトンのジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ、ウェールズ・チェンバー・オーケストラ・アンサンブルが、キャリア初期から最晩年にかけて作曲されたホディノットの「バリトンのための」音楽を好演。




NIMBUS



NI 6290
(CD-R)
\2400→\2190
ウィリアム・ボートンのウォルトン第2弾!
 重要レパートリーの交響曲第2番を収録!

  ウォルトン:
   交響曲第2番
   ヴィオラ協奏曲
   《スピットファイア》 前奏曲とフーガ
   クラウン・インペリアル

ウィリアム・ボートン(指揮)
ニュー・ヘイヴン交響楽団
ロべルト・ディアス(ヴィオラ)

 アメリカでニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響に次ぐ歴史を持つニュー・ヘイヴン交響楽団と、イェール大学のバイネキ希少書籍原稿図書館の共同製作によるウォルトン・プロジェクト第2弾。
 指揮は、イギリス交響楽団、イギリス弦楽オーケストラとのコンビでNimbusではお馴染みのウィリアム・ボートン。

 2013年2月28日、11月7日の録音。
 ※Nimbus Allianceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




NIMBUS ALLIANCE


NI 6289
(CD-R)
\2400
アンフィオン弦楽四重奏団(ASQ)、
 同世代の作曲家たちの弦楽四重奏曲集

  ヴォルフ:イタリアのセレナード
  グリーグ:弦楽四重奏曲ト短調 Op.27
  ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番 《ないしょの手紙》
アンフィオン弦楽四重奏団
 2014年3月にニューヨークのアリス・タリー・ホールにてデビューを果たした、アンフィオン弦楽四重奏団(ASQ)。ASQのファースト・レコーディングは、同世代の作曲家たちの弦楽四重奏曲集。

 2014年2月6日−9日の録音。
 

NI 6292
(CD-R)
\2400
フランス・オルガン作品の黄金時代 Vol.4
 ニヴェール、ルヴェーグ:オルガン作品集
デイヴィッド・ポンスフォード(オルガン)
 オルガン作品の研究者でもあり、音楽学者としても高名なデイヴィッド・ポンスフォードにより、1600年頃のオルガン黄金時代を生きたフランスの作曲家を辿るシリーズ第4弾は、ギヨーム・ガブリエル・ニヴェール(c.1632−1714)とニコラ・ルベーグ(c.1631−1702)のオルガン作品。オーシュ大聖堂のヒストリカル・オルガンを使用し、黄金時代を再現する。

 2014年5月19日−21日の録音。
 

NI 6266
(CD-R)
\2400
ローマのレリークVol.3
 ロッシ:モルターレ、ケ・ペンシ?、Lamento di Zaida
 マラッツォーリ:Lamento d' Armida
 ジャコモ・カリッシミ:
  オラトリオ 《イェフタ》 よりPlorate, filii Israel、他
アタランテ、エリン・ヘッドリー
 (ディレクター)
 ローマで活躍した音楽家たちによるローマのレリーク第3集は、ルイジ・ロッシ(1597−1653)やマルコ・マラッツォーリ(1602−1662)の作品集。
 ローマのバチカン図書館等に所蔵されている楽譜を使用し演奏している。

 2011年7月11日−15日の録音。




PHAEDRA


DDD 92081
\2600
イン・フランダース・フィールズVol.81 〜
 コリン:合唱作品集
アクエリアス室内合唱団
マルク・ミッシェル・デ・スメ(指揮)
 歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第81集は、代表曲にはピアノ・ソロ曲が有り、オーケストラ、吹奏楽、室内楽など多くの作品を世に送り出しているベルギーの作曲家、ローランド・コリン(1938−)の合唱作品集。

 2012年8月24日−26日の録音。




SIGNUM CLASSICS



SIGCD 385
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
J.S.バッハのマタイ受難曲の"初期稿"!
 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244b(初期稿)
チャールズ・ダニエルズ(福音史家/テノール)
ピーター・ハーヴェイ(イエス/バリトン)
ピーター・セイモア(指揮)
ヨークシャー・バロック・ソロイスツ
 かつては鉱山で栄えたイングランド北部のヨークシャーで、1973年に創設されたヨークシャー・バロック・ソロイスツ(YBS)。
 チャールズ・ダニエルズ、ピーター・ハーヴェイ、ジュリアン・ポッジャー、マシュー・ブルックら名歌手たちを迎えてのYBSの大バッハの「マタイ受難曲」は、アンドレアス・グレックナー校訂による新版に基づく"初期稿(BWV.244b)"。
 1727年の聖金曜日に演奏されたとも伝わる「マタイ受難曲」の初期稿を、超一流の歌手たちと歴史あるヨークシャーのピリオド・オーケストラの共演で。

 ※録音:2013年9月7日−10日、国立古楽センター(ヨーク、イギリス)
 

SIGCD 405
\2400
スペインとラテン・アメリカのサウンド
 
アルベニス(トゥルル編):アストゥーリアス
 ファリャ:スペイン民謡組曲
 モンサルバーチェ:黒人の子守歌
 グラナドス:スペイン舞曲第5番《アンダルーサ》
 タレガ(リッチ編):アルハンブラの思い出
 サビカス:カンピーナ・アンダルーサ
 ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
セバスチャン・シー=シーレンベルク(ヴァイオリン)
ラモン・ルイス(フラメンコ・ギター)
ソフィア・リソフスカヤ(ピアノ)
 ミャンマー、台湾、シンガポール、マレーシアなど、世界各地を飛び回るイギリスのヴァイオリニスト、セバスチャン・シー=シーレンベルクのスペイン&ラテン・アメリカ・プログラム!
 グラナダ生まれで現在イギリスで活躍するフラメンコ・ギタリスト、ラモン・ルイス、6歳でデビューを果たしたモスクワ出身の女流ピニアスト、ソフィア・リソフスカヤとのコラボレーションでは白熱のパフォーマンスが聴けそうだ。

 2013年&2014年の録音。
 
SIGCD 410
\2400
騎士たちの前進 〜 イギリスの合唱作品集
 パリー:アイ・ワズ・グラッド
 ウォルトン:12使徒/
 ニコ・マーリー:アワー・プレゼント・チャーター(世界初録音)
 タヴナー:神の母よ、我はここに立ち
 ヴォーン・ウィリアムズ:真理のために勇敢に
 ベアストー:ブレスド・シティ、ヘヴンリー・サレム
 ハイドン:テ・デウム ハ長調
テンプル教会聖歌隊
ロジャー・セイヤー(指揮)
グレッグ・モリス(オルガン)
 テンプル騎士団の本拠地としても有名な由緒あるロンドン、テンプル教会の聖歌隊が歌う近代イギリスの合唱作品とハイドンの「テ・デウム」。
 マグナ・カルタ(大憲章)制定800周年を記念してテンプル教会が委嘱したニコ・マーリー(1981−)の世界初録音となる新作を収録。ニューヨークを拠点に活躍中のニコ・マーリーは、アメリカのコンポーザー=ピアニスト。ジャンルの枠にとらわれない活動から生まれる作品は、世界各地から注目を集めている。

 2014年6月−7月の録音。
 

SIGCD 324
\2400
ラフマニノフ:
 オルガンのためのトランスクリプション&アレンジメント集
  
練習曲《音の絵》 Op.39-9/
  コレルリの主題による変奏曲 Op.42/
  フーガ(1891)/前奏曲ロ長調 Op.32-11/
  ヴォカリーズ Op.34-14/交響的舞曲 Op.45
ジェレミー・フィルセル(オルガン)
 ワシントン国立大聖堂のアーティスト・イン・レジデンスに招聘され、現在はアメリカを拠点に活躍するイギリスのオルガニスト&ピアニスト、ジェレミー・フィルセル。
 自らの編曲による"オルガン版"のラフマニノフは、フィラデルフィア管の本拠地、ヴェリゾン・ホールのフレッド・J・クーパー・オルガンでの演奏。中でも「交響的舞曲」のオルガン版は要注目!

 2012年8月の録音。




STONE RECORDS


5060192780307
\2500
クィルター:歌曲全集Vol.2
 5つのジャコビアン時代の抒情詩 Op.28/2つの歌曲/
 妖精の子守歌/ウィリアム・ブレイクの詩による3つの歌曲 Op.20/
 アイスランドの夢/日の終わりに/答え/
 5つのイギリスの愛の抒情詩 Op.24/心はあなたで色づいた/
 バリトンまたはテノールのための3つの歌曲第1番 Op.18-3/
 4月の恋/2つの歌曲/春の声/海のための4つの歌曲 Op.1/
 チューリップ/ジュリア Op.8
マーク・ストーン(バリトン)
スティーヴン・バーロウ(ピアノ)
 英国歌曲のスペシャリスト、マーク・ストーンのクィルターVol.2!

 シェイクスピアやロバートソン、キップリングなどの詩を題材として、数多くの優れた歌曲を生み出した近代イギリスの作曲家ロジャー・クィルター(1877−1953)。
 英国歌曲のスペシャリストとしての地位を確立したマーク・ストーン。かつてSONYへレコーディングを行ったクィルターの歌曲集が自身の主宰するレーベルから復活し、第2巻に突入。着々と進むストーン・レコーズでの完結に期待が膨らむ。

 2006年11月16日、2007年11月19日−20日の録音。
 

5060192780468
\2500
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ集
 トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529
 トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV.527
 トリオ・ソナタ第6番ト長調 BWV.530
 トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV.528
 トリオ・ソナタ第1番変ホ長調 BWV.525
 トリオ・ソナタ第2番ハ短調 BWV.526
ロバート・コスティン(オルガン)
 J.S.バッハのゴルトベルク協奏曲の録音など、バッハ演奏に定評のあるオルガニスト、ロバート・コスティンの新録音は「6つのトリオ・ソナタ」。バッハのトリオ・ソナタに合う、温かくナチュラルなサウンド。現代に甦ったケンブリッジ、ペンブルック大学にある1708年製のオルガンで。

 2013年12月16日−17日の録音。
 

5060192780451
\2500
ラヴ・セッド・トゥ・ミー
 R.シュトラウス:3つのオフェーリアの歌
 プーランク:偽りの結婚
 ケックラン:7つのおどけた歌
 ヴォルフ:イタリアの歌曲集より
 ハーバート:水仙、ロスト・ナイチンゲール、放棄、ゆりかごの歌
 マコンキー:オフェーリアの歌
 サミュエル:ゲイズ(世界初録音)
 フランセス=ホード:2つのシェイクスピアの歌(世界初録音)
キャロライン・マクフィー(ソプラノ)
ジョセフ・ミドルトン(ピアノ)
 スタイルや想像力を自在にコントロールするイギリスのソプラノ、キャロライン・マクフィー。
 デビュー・アルバムに選んだのは、女性のために書かれた作品に触発された歌曲集。クリアで明るい声色で世界初録音を含む完成度の高い歌曲集に仕上がっている。

 2014年1月4日−6日の録音。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CAMEO CLASSICS


 ご注意ください:

  CAMEO レーベルは入荷までに半年以上かかったり、最悪の場合日本向けに製作されないことがあります。どうかご理解ください。



CC 9007CD
\2400→\2190
魔術師ストコフスキ!91歳での"チャイ5"ライヴ!
 ストコフスキ・ライヴ
  チャイコフスキー:
   交響曲第5番ホ短調 Op.64
   交響曲第5番ホ短調 Op.64の最終リハーサル
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
インターナショナル・フェスティヴァル・オーケストラ
 1973年8月、ロイヤル・アルバート・ホールでのプロムナード・コンサートで魔術師レオポルド・ストコフスキが振ったチャイコフスキーの「交響曲第5番」のライヴ・レコーディング!
 当時91歳のストコフスキが、140人の若き音楽たちを指揮し繰り広げた、まさにストコフスキ・マジック全開の凄演。リハーサルの録音も非常に貴重。ストコフスキ・ファン必携です!



 

NIMBUS



NI 6270
(CD-R)
\2400→\2190
宇田川杰子が弾く、ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
宇田川杰子(ヴァイオリン)
チャールズ・マッケラス(指揮)
ロンドン交響楽団
 イギリス、ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が弾く、ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲。Chandosで発売し(CHAN 8974)廃盤になっていたタイトルがNimbusより復活!!指揮は今は亡き巨匠チャールズ・マッケラス!

 1989年5月21日&23日の録音。


<メジャー・レーベル>

DG



479 3956
\2300→\2090
正統派に復帰!?
 ヒラリー・ハーン新譜/モーツァルト&ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲
  パーヴォ・ヤルヴィ指揮のドイツ・カンマーフィル!

   モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 《トルコ風》
   ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ短調 作品31
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

 ヴァイオリン界の新女王、ヒラリー・ハーンが久しぶりにクラシック・コア・レパートリーを録音。共演は現在最も勢いのある実力派指揮者パーヴォ・ヤルヴィ指揮のドイツ・カンマーフィル! 
 モーツァルトが作曲したヴァイオリン協奏曲の頂点、充実した筆致で最も人気のある第5番《トルコ風》とフランスで活躍したベルギー人ヴァイオリニスト・作曲家ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第4番をカップリングしています。
 録音:2012年12月 ブレーメン(モーツァルト)、2013年8月 シュトゥーア(ヴュータン)
 

479 4447
\1800
グスターボ・ドゥダメル/エル・システマ 40周年記念アルバム
El Sistema 40

 ①マンボ(バーンスタイン)/
 ②弦楽四重奏曲《アメリカ》第4楽章(ドヴォルザーク)/
 ③ダンソン第2番(マルケス)/
 ④組曲《マヤ族の夜》第2曲: どんちゃん騒ぎの夜(レブエルタス)/
 ⑤バレエ《エスタンシア》〜農園で働く人々(ヒナステラ)/
 ⑥交響曲第5番第3楽章(チャイコフスキー)/
 ⑦交響曲第3番《英雄》第3楽章(ベートーヴェン)/
 ⑧バレエ《エスタンシア》〜終幕の踊り:マランボ(ヒナステラ)/
 ⑨弦楽四重奏曲第1番第3楽章(ヒナステラ)/
 ⑩弦楽四重奏団第1番第4楽章(ヒナステラ)/
 ⑪バレエ《エスタンシア》〜小麦の踊り(ヒナステラ)/
 ⑫交響曲第7番第4楽章(ベートーヴェン)
ドゥダメル指揮
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ(①③④⑤⑥⑧)
ドゥダメル指揮
シモン・ボリバル交響楽団(⑦)
シモン・ボリバル弦楽四重奏団(②⑨⑩)
音楽が世界を変える!夢を紡ぐエル・システマ40年の歴史。
 《世界最大のオーケストラ教室》《世界が注目する画期的な青少年育成プログラム》
 ベネズエラが全国規模で行っている音楽教育システム。30 万人規模の世界最大のオーケストラ教室。無料で楽器を借り、習い、オーケストラ活動に参加できる。楽器と合奏を学ぶことで子供たちに「自覚」「規律」「夢」を与え、健全な青少年を育成することで「音楽で社会を変える」。
 貧富の差が激しく、犯罪が多発するベネズエラにおいては、犯罪を抑制し更生を助ける役割も果たしている。その社会的役割は高く評価され、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、スウェーデン、南米諸国、日本などでも、エル・システマを範として類似の機関を運営し始めている。
ドゥダメルを始めとする若き才能が次々と誕生し、世界的な活躍を続けている。

■ドゥダメル来日公演 with ロサンゼルス・フィルハーモニック 3月28日&29日 サントリーホール
 


479 2942
\2300→\2090
アルブレヒト・マイヤー/Lost and Found〜18世紀オーボエ協奏曲集
 フランツ・アントン・ホフマイスター (1754-1812):
  オーボエ協奏曲 ハ長調
 ルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン (1752-1790):
  オーボエ協奏曲第2番 ト短調
 ヨーゼフ・フィアラ (1748-1816):コール・アングレ協奏曲 ハ長調
 ヤン・アントニーン・コジェルフ (1738-1814):オーボエ協奏曲 ヘ長調
アルブレヒト・マイヤー
カンマーアカデミー・ポツダム

 知られざる18世紀の気品あふれるオーボエ協奏曲!
 オーボエ・レパートリー拡充に力を注ぐアルブレヒト・マイヤーが今回収録したのは、長らく忘れ去られていた18世紀の美しき協奏曲の数々。
 彼のみが実現できるカンタービレなサウンドで忘れられた古典主義の名曲に新たな息を吹き込んでいます。
 ここに収録された古典派の形を取る4曲は、モーツァルトと同時代に生き、モーツァルトも彼らの作品を勉強たという証拠も残る4人の作曲家による作品。
 モーツァルトの友人あるいはライバルでさえあった彼らが残した抒情豊かな作品は忘れ去られていましたが、アルブレヒト・マイヤーの手によって美しく蘇り、聴き手の心を優しく包みます。


アルブレヒト・マイヤー、バッハの名盤

478 1517
\2300→\2090
アルブレヒト・マイヤー/ヴォイス・オブ・バッハ
 貧しきものは饗せられん BWV75
 オーボエ・ダモーレ協奏曲(悲しみを知らぬ者 BWV209より)
 心と口と行いと命もて BWV147
 人々よ、神の愛を讃えよ BWV167
 神よわれを調べわが心を知りたまえ BWV136
 コール・アングレ協奏曲(いざ、罪に抗すべし BWV54より)
 汝いずこに行くや BWV166
 目覚めよと呼ぶ声あり BWV140
 天は笑い、地は歓呼す BWV31
 オーボエ協奏曲(主よ裁きたもうな BWV105,他より)
 泣き嘆き憂い、おののけ BWV12
アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)
トリニティ・バロック(合唱)/
イングリッシュ・コンサート
ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者として、またソリストや室内楽奏者としても八面六臂の活躍をするアルブレヒト・マイヤーによる新録音はバッハ。数々のカンタータをーボエのために編曲し、美しく馴染み深いメロディーに新たな魅力が加わりました。オーボエという楽器を魔法のように操る究極のテクニシャンのもとで誕生した至福のアルバムです。録音:2009年3月2日—6日 ロンドン セント・ポール大聖堂





DECCA



478 6775
\2300→\2090
リッカルド・シャイー/ブラームス:セレナード第1番・第2番
 ヨハネス・ブラームス
  ①セレナード第1番ニ長調 作品11
  ②セレナード第2番イ長調 作品16
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
 伝統あるオーケストラに新鮮な解釈を吹き込み、世界のクラシック・ファンから注目されたシャイーのブラームス。交響曲全集は英グラモフォン誌でレコーディング・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。
 いま最も聴きたいシャイー&ゲヴァントハウス管によるブラームス最新録音は、2曲のセレナード。交響曲作曲家としての才能を垣間見ることのできる第1番と、ヴァイオリンを排した渋い室内楽的な響きが魅力の第2番。
 1743年創立という長い歴史を誇るゲヴァントハウス管の伝統ある響きを生かしつつ、新たな風を送り込み続けるシャイーの明快な表現が、2曲の魅力をいっそう引き立てています。
 録音:2014年5月22-30日 ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 

478 8053
\2300
ヴォーチェス8/LUX
 [1] 慈しみと愛のあるところ -ジャイロ 
 [2] O Nata Lux −タリス* 
 [3] 永遠の光 (ニムロッド) ? エルガー 
 [4] ティアドロップ ? マッシヴ・アタック 
 [5] 主の母聖マリア ? タヴナー [6] ミゼレーレ ? アレグリ 
 [7] 星 ? エセンヴァルズ 
 [8] アヴェ・マリア 1 ? ダブラ 
 [9] Prayer to a Guardian Angel ? Hawes** 
 [10]徹夜祷 ? ラフマニノフ 
 [11] おお光から生まれし (from Lux aeterna) ? ローリゼン 
 [12] The Luckiest ? ベン・ホールズ(映画『アバウト・タイム』より) 
 [13] Corde Natus Ex Parentis ? 作者不詳* 
 [14] 主は来たれり ? トッド [15] Ubi Caritas ? メーラー
ヴォーチェス8
 ヴォーチェス8 デッカ録音第2弾
 天から降り注ぐ光に包まれる至福のひと時!
 2003年にウェストミンスター寺院聖歌隊出身者たちで結成され、2005年にイタリアのゴリツィア国際合唱コンクールで優勝して以降、イギリスを中心に活躍するア・カペラ・グループ「ヴォーチェス8」のデッカ・リリース第2弾。
 前作は「夕べの祈り」と題し、16世紀から現代に至る様々な祈りの音楽を集めていましたが、今作はラテン語で「光」を意味するLUXというタイトルの元、光を想起させる曲が収録されています。
 タリス、アレグリからベン・フォールズに至る400年の歴史の中で生まれた透明感あふれるハーモニーが、天から降り注ぐ神々しい光に包まれる至福のひとときをお届けします。




MERCURY CLASSICS


481 1409
\2300→\2090
ベルリン・フィルの若き首席
 アンドレアス・オッテンザマー/ブラームス:クラリネット五重奏曲
  ブラームス:
   クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
   ワルツ 作品39の15 イ長調 (+)、ワルツ 作品52の6 (+)
   ハンガリー舞曲 第7番 (+)、ハンガリー舞曲 第1番 (+, ++)
  レオ・ヴェイネル:2つの楽章 (+, ++)
  作者不詳:トランシルヴァニア舞曲(+, ++,+++)
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
クリストフ・コンツ(ヴァイオリン)
アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)
シュテファン・コンツ(チェロ)
エーデン・ラーツ(コントラバス+)
オスカル・エクレシュ(ツィンバロム++)
プレドラグ・トミック(アコーディオン+++)

 ブラームスの名作を現代の新名手たちの鮮やかなアンサンブルで!
 ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者を務める若きクラリネットの貴公子、アンドレアス・オッテンザマーのソロ・アルバム第2弾はブラームス作品集。
 父エルンストと兄ダニエルは二人揃ってウィーン・フィルの首席クラリネット奏者という超エリート・クラリネット一家の次男にして、モデルもこなす容姿端麗な25歳。
 アンドレアスはオーストリアとハンガリーの血を引く家系に生まれ育ちました。ブラームスがハンガリー音楽から大きな影響を受けたのは周知の事実です。
 ここにはブラームスの室内楽曲の中でも傑作として人気の高いクラリネット五重奏曲の他に、ハンガリー舞曲とワルツの室内楽編曲版と、ハンガリーの作曲家ヴェイネルの作品を組み合わせています。共演はカヴァコスやウィーン・フィルのメンバーという豪華アーティスト達。民族色溢れる生気に満ちた躍動感溢れる演奏が展開されています。



オッテンザマー、DG前作

4810131
\2300→\2090
 アンドレアス・オッテンザマー/ポートレイツ
 ガーシュウィン:前奏曲 第1番
 コープランド:クラリネット協奏曲
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 チマローザ(A.ベンジャミン編):クラリネットと弦楽合奏のための協奏曲
 ビーチ:子守唄 作品40
 シュポア:クラリネット協奏曲 第1番 ハ短調 作品26
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
 ベルリン・フィルの若き首席にして、華麗なるクラリネット一家のサラブレッド、堂々デビュー!
 ソロ・クラリネット奏者としてDGレーベルと史上初の専属契約。
 モデルもこなすスター・プレイヤー誕生!
 '89年生まれのアンドレアスは、’11年22歳直前でベルリン・フィルの首席奏者に就任。父親は日本でも人気のウィーン・フィル首席のエルンスト、兄ダニエルも父と同じ楽団の首席に座る超エリート・クラリネット名門一家のサラブレッド!
 ウィーンの伝統である柔らかく肉厚な音色をしっかり継承しながら、21世紀に呼応する機能的かつシャープなフレキシビリティを合わせ持ち、若くしてベルリン・フィルの強豪達と堂々と渡り合う。デビュー盤では、18世紀—20世紀のそれぞれ難曲とされる協奏曲に、自身の音楽経歴と結びついているという小品が散りばめられ、クラリネットの表現の幅広さが伝わる見事なポートレイトを披露。モデルの仕事もこなすルックスに、オーストリアのアマチュア・サッカーのトップ・リーグでもプレイする多才な21世紀型スターの誕生!
 録音:2012年6月 デ・ドーレン、ロッテルダム



来日公演予定(招聘元:ヒラサオフィス) 
 ■2月20日横浜みなとみらいホール(神奈川フィルと共演:ウェーバーの協奏曲第1番)
 ■2月22日サントリーホール(都響と共演:モーツァルトの協奏曲) 
 ■2月26日トッパンホール(リサイタル) 
 ■2月28日松江プラバホール(リサイタル)
 ■3月1日名取市文化会館(リサイタル)



<国内盤>


かもっくす(KAMOCS)



OAF1410
\2778+税
福島 章恭 指揮 ブルックナー・プロジェクト Vol.1
ブルックナー:交響曲第8番(ハース版) 他
DISC.1 [54:45]
 1. ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
   中村 詩穂(オルガン)、
   愛知祝祭合唱団
 2. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
  (第3楽章のカデンツァはJoseph Hellmesberger版を基にしたもの)
   古井 麻美子(ヴァイオリン)
   清水 里佳子(ヴァイオリン)
 3. ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 (ハース版)
  第1楽章
DISC.2 [76:53]
  第2楽章、第3楽章、第4楽章
愛知祝祭管弦楽団
福島 章恭(指揮)
2014年10月26日に愛知芸術劇場コンサートホールでのライヴ録音


 10/22のメルマガでご紹介したコンサート、覚えてらっしゃいますでしょうか??

 ライプツィヒ聖トーマス教会でバッハの「ミサ曲ロ短調」を指揮、それ以前にもウィーンのムジークフェラインでモーツァルトを演奏するとい
うプロジェクトも成し遂げてきた福島章恭氏。
 その福島氏が名古屋でブルックナーの交響曲第8番を指揮するよ、と。

 で、それがどうも普通の演奏じゃないらしく、ご本人も公演前にブログで

 >93分のブルックナー8番。
 >常識から言えば、こんなに遅いテンポは有り得ない。

と語り、コンサートマスターの高橋広氏も

 >福島先生のブルックナー演奏、もともと素晴らしいとは思っていましたが、この二日間の最終練習にて、さらに次元の違う境地に達しました。

 >兎に角呼吸が深く雄大にして深遠。実演でこれだけ悠然たるスケールのブルックナーが鳴り響いたことは、晩年のチェリの演奏においてだけだと思います。
 >しかも、チェリビダーケは非常に独特、唯一無二のブルックナーへのアプローチであって、僕は尊敬もしまた愛聴もしていますが、所謂通常のブルックナー様式
 >とは異なるタイプの演奏です。

 >そういう意味では、ブルックナー様式に基づく最大最深のスケールとなる福島先生のブルックナー演奏に、奏者として(それもコンマスとして)参加出来るの
 >は本当に本当に幸せなことです。

と語っていた、その尋常でないブルックナー・・・。

 そのブルックナーの交響曲第8番を含むライヴが、早くもCDで登場することになったわけです!
 期待して待ちたいところです!



※本アルバムの演奏を表している文章として解説書からの抜粋。 
 「実測値としては常識はずれの(深い呼吸に支えられたゆったりとした)テンポに、オーケストラは嬉々として従い、観衆も水を打ったかのように 静まり返り、特に第三楽章などは観衆の呼吸が我々と同化していること さえ肌で感じられました。
 いつしか奏者・観衆は一体と成り、「愛」に溢れたブルックナー宇宙の 本質が会場に満ち満ちていたものでした。」 (愛知祝祭管弦楽団コンサート・マスター 高橋 広)

※愛知祝祭管弦楽団
 2005年、「愛知万博祝祭管弦楽団」として演奏会を実施したメンバーで設立。2006年、「マーラープロジェクト名古屋」として合唱団と共催での演奏会を皮切りに、ワーグナー・マーラーの楽曲に取り組む。
 ワーグナー生誕200年の2013年に、アマチュアとしては稀有な取り組みである「パルジファル」全幕公演を成し遂げ、2013年9月、名称を「愛知祝祭管弦楽団」と改め、アマチュアならではの愛と情熱に溢れた魂のこもった定期的な演奏会を通して東海地区の音楽文化向上に貢献しています。

※福島 章恭
「音楽評論家として」
 音楽評論家として1994年アリオン賞(柴田南雄音楽賞)奨励賞受賞。
 多くの著作がございます。
 2014年12月19日には「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」
 (共著:文春新書)が発売と成ります。
「指揮者として」
 桐朋学園大学声楽科卒業。指揮法を紙谷一衛に学び、2006年にウィーン・ムジークフェライン大ホールにて、モーツァルト「レクイエム」「交響曲第40番」を指揮(チェコ・プラハ管弦楽団)。
 2009年にウィーン・シュテファン寺院でモーツァルト「レクイエム」を指揮(シュテファン・ドーム・オーケストラ)。
 2010年に日本人初と成るバチカン「システィーナ礼拝堂」での合唱コンサートを指揮。
 2013年にライプツィヒ聖トーマス教会でバッハ「ロ短調ミサ」を指揮(ザクセン・バロック・オーケストラ)。
 公演の成功を受け聖トーマス教会より2016年のバッハ「マタイ受難曲」の指揮要請を受ける。
 また2017年にはウィーン・シュテファン寺院で再びモーツァルト「レクイエム」の指揮を行う予定です。















12/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AMBRONAY


AMY 042
\2700
旅への誘い
 デュパルク:「旅へのいざない」、「ため息」、「悲しき歌」、「前世」
 ジャック・ド・ラ・プレール(1888-1969):
  「Odelette」、「願い」、「Dedette」、「夜想曲」
 ドビュッシー:
  シャルル・ボードレールの5つの詩
   〔「バルコニー」、「夕暮れの調べ」、「噴水」、「黙想」、「恋人たちの死」〕
  ステファヌ・マラルメの3つの詩〔「ため息」、「取るに足らない願い」、「扇」〕
  リリ・ブーランジェ(1893-1918):
   天上の林間の空き地(Clairieres dans le ciel)
    〔「もしこれがちっぽけな夢にすぎなかったら
     (Si tout ceci n' est qu' un pauvre reve)」、
    「私たちは強く愛し合うでしょう(Nous nous aimerons tant)」、
    「あなたは私を心から見つめ
      (Vous m' avez regarde avec toute votre ame)」〕
  レイナルド・アーン:「いとしい傷(La chere blessure)」
ステファニー・ドゥストラック
 (メゾ・ソプラノ)
パスカル・ジュルダン(ピアノ)
 ドゥストラックがいざなうフランス歌曲の粋への旅

 録音:2014 年7 月8-10 日

 1998 年にアンブロネーで開催されたアカデミーでクリスティに見出されて以降、バロック・オペラのほかにも、「カルメン」や、モーツァルト、ロッシーニのオペラなどにも登場し、来日も果たしているなど幅広く活躍しているドゥストラック。フランス歌曲の粋の世界へと私たちをいざなう1 枚の登場です。美しくも強い力を持つ彼女の歌声と、豊かな子音のフランス語で聴く歌曲は絶品。
 ナディア・ブーランジェの妹リリ・ブーランジェの作品や、1921 年ローマ賞で第1 位を獲得し、パリ音楽院留学時代の矢代秋雄に和声を教えたジャック・ド・ラ・プレールらの作品も収録されている、興味深いプログラムとなっています。
 ピアニストのパスカル・ジュルダンは、ハイドシェック、ロジェ・ムラロらに師事した逸材。ドゥストラックとは20 年以上も共演を重ねているとあって、このディスクでも、彼女の息や声色の少しの変化も見逃さない見事なピアノをつけています。




COVIELLO CLASSICS



COV 91417
(2SACD HYBRID)
\5200→\4790
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」
 (アンドレアス・N.タルクマン編曲による管弦楽版)

  Disc1 (41’ 25)
   楽劇「ラインの黄金」
    1.Vorspiel: Der Rhein Start
    2.Das Leuchten des Rheingolds Start
    3.Die Gotterburg Walhall Start
    4 .Die Reisen Start
    5.Die schmidenden Zwerge Start
    6.Gott Donner vertreibt Dunst und Nebel Start
    7.FInale: Einzug der Gotter in Walhall Start
   楽劇「ワルキューレ」
    8.Vorspiel: Unwetter und erste Bewegung der Geschwister Start
    9.Siegmunds Lied und gemeinsame Flucht Start
    10.Vorspiel - Wotans Wut (2. Akt) Start
    11.Walkurenritt Start
    12.Wotans Abschied von Brunnhilde Start
    13 .Finale: Feuerzauber Start
  Disc2 (49’ 53)
   楽劇「ジークフリート」
    1.Vorspiel: In Mimes Hohle Start
    2. Mimes Zittern vor dem Drachen Start
    3.Siegfried schmiedet das Schert Nothung Start
    4.Waldweben und Gesang des Waldvogels Start
    5.Siegfrieds Hornruf Start
    6.Der Kampf mit dem Drachen Start
    7.Finale: Liebesszene von Brunnhilde und Siegfried
   楽劇「神々の黄昏」
    8.Vorspiel Start
    9.Morgengrauen, Sonnenaufgang - Abschied von Brunnhilde Start
    10.Siegfrieds Rheinfahrt Start
    11.Trauermarsch Start
    12.Finale: Brunnhildes Opfer und Feuertod Start
ダニエル・クライナー(指揮)
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
 ドイツの名編曲家タルクマンによる「指環」

 録音:2013 年12 月16-20 日、2014 年3 月24、25 日、ヘルフォルト、シュッツェンホフ市立公園

 ワーグナーが構築から完成まで20 年以上の歳月をかけて作曲した楽劇《ニーベルングの指環》は「ラインの黄金」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」この四部作全てを上演すると約15 時間にもなります。このため、上演は容易ではなく、これまで演奏会形式や様々な編曲抜粋版でも親しまれてきました。
 そしてこの度、ドイツの名編曲家アンドレアス・N・タルクマンの手による「指輪」の管弦楽版が登場しました。もちろんタルクマンはハイライト版として編曲していますが、ドラマの流れを削ぐことのないよう、完全に明確化された4 つを有機的につなげ「指環」の真髄を描くことに成功しています。
 タルクマンは以前ワーグナーの室内オーケストラ作品集(COV30901)でも新たな切り口によってワーグナーの世界を描き出していましたが、今回もワーグナーの精神性と官能性は失わずに、壮大なる世界を作り上げています。
 北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団は、ドイツの中西部ノルトライン・ヴェストファーレン州を本拠とし、上岡敏之も首席指揮者を務めたことのある伝統あるオーケストラ。ダニエル・クライナーは、バーンスタインやクラウディオ・アバドのアシスタントを務め、卓越したリズム感と構築力を持つスイス出身の指揮者。
 

COV 91419
\2600
カテリーナ・ペルジケが世の美しさ儚さを見事に歌い上げる
 ベルク:7つの初期の歌曲
  【夜/ 葦の歌/ 夜鳴きうぐいす/ 夢に見た栄光/
   室内にて/ 愛の賛歌/ 夏の日】
 ドビュッシー:抒情的散文【夢/ 砂浜/ 花/ 夕暮れ】
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
  【天使/ とまれ/ 温室にて/ 悩み/ 夢】
カテリーナ・ペルジケ(ソプラノ)
パウリーナ・トゥキアイネン(ピアノ)
 録音:2014 年3 月19-22 日 フライブルク・エゲルザール/59’23

 現代を代表するリリック・ソプラノの一人、カテリーナ・ペルジケと、フィンランド出身のピアニスト、パウリーナ・トゥキアイネンによるベルク、ドビュッシー、ワーグナーの歌曲集。
 ベルクがシェーンベルクの下で学んでいた頃に作曲された「7 つの初期の歌曲」。リルケ、レーナウ、ハウプトマンら19 世紀を代表する詩人の作品に曲を付けた、濃厚なロマンティシズム漂う美しい曲。
 そしてドビュッシーの自作の詩による「抒情的散文」。ペルジケの透明感と艶のある歌声が詩の情景を鮮明に描き出します。詩に込められた内容を十分に反映し、繊細かつ雄弁な歌唱で聴かせる「ヴェーゼンドンク歌曲集」。
 3 つの作品が描き出す、この世の美しさ儚さを見事に歌い上げています。




HMF

HMU 907627
\2700
ピアソラ:ESCUALO(鮫)
 ・ESCUALO(鮫)
 ・タンゴの歴史
  (ボルデル1900、カフェ1930、
   ナイトクラブ1960、現代のコンサート)
 ・タンゴ・エチュードno.3
 ・バチンの少年
 ・天使の組曲
アン・ホブソン・パイロット(ハープ)
ルシア・リン(ヴァイオリン)
J.P.ジョフレバンドネオン)
マイケル・マガヌーコ(編曲)
 ハープを中心としたアンサンブルによるピアソラの登場!

 録音:2013 年9 月、シンフォニー・ホール(ボストン)

 1969 年からボストン交響楽団で演奏を始め、1980 年から2009 年まで首席ハープ奏者を務めたアン・ホブソン・パイロットを中心としたアンサンブルによるピアソラの登場。バンドネオンのJ.P. ジョフレは、アルゼンチン出身ニューヨーク在住、コンテンポラリー・タンゴのニュー・スターとして世界中から注目を集める存在。ルシア・リンは11 歳でメンデルスゾーンの協奏曲をシカゴ響と共演してデビューした天才です。
 編曲を手掛けたマイケル・マガヌーコはパイロットの弟子のハープ奏者でもあるということで、ハープが活きた編曲となっています。各界で活躍する3 人によるピアソラは細やかな表情と、美しい音色が魅力です。







LES ARTS FLORISSANTS



AF 004
\2700→\2490
ヘンデル:キャロライン王妃のための音楽集
 戴冠式アンセム第3番「主よ、王はあなたの力によって喜び」 HWV260
 テ・デウム「キャロライン王妃」 HWV280
 キャロライン王妃の葬送のためのアンセム「シオンの道は悲しみ」 HWV264
ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン
ティム・ミード(CT)
ショーン・クレイトン(T)
リサンドロ・アバディエ(Bs-Br)
 ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンによるヘンデル、新録音!ヘンデル最大の支援者、キャロライン王妃のための音楽集

 録音:2013 年11 月20、21 日、パリ/72’15”

 「ベルシャザル」(AF 001)に続くウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンのヘンデル、キャロライン王妃のための音楽集です!
 ヘンデルは1710 年頃から亡くなる1759 年までほぼ半世紀をロンドンで過ごしました。その前半でヘンデルを熱心に支えたのが、キャロライン王妃(1683—1737)でした。英国王ジョージ2 世(1683—1760 在位1727—1760)の妃で、非常に人気の高い王妃でした。彼女はまだ少女の頃から2 歳年下のヘンデルを知っていたそうで、ロンドンでのイタリアオペラの活動に奮闘していたヘンデルを常に庇護しました。
 ヘンデルはキャロライン王妃のために多くの曲を書いていますが、中でも有名なのがこの3曲。戴冠式アンセム第3 番「主よ、王はあなたの力によって喜び」は、1727 年10 月11 日のジョージ2 世の戴冠式の際にウェストミンスター寺院で初演された曲。キャロライン・テ・デウムとも呼ばれるテ・デウムは、1714 年9 月、ジョージ1 世が英国王となるべくロンドンに到着した時に作られたものですが、1 ヵ月後に皇太子妃だったキャロラインが到着した時にも演奏され、その名で呼ばれるようになりました。「シオンの道は悲しみ」は、1737 年12 月17 日のキャロラインの葬儀の際にウェストミンスター寺院で演奏されました。この曲は後に「エジプトのイスラエル人」(1739 年 3 部版)の第1 部に再利用されたことでも知られています。
 クリスティ&レザール・フロリサンのヘンデルはどれも名演ばかりですが、これも素晴らしい演奏。キリリとクリアなヘンデルで、知的な爽快感がたまりません。ティム・ミードは、イングランド、チェルムスフォード生まれのカウンターテノール。BCJとたびたび共演していることで日本でもすっかりお馴染みの人です。ショーン・クレイトンは、2009 年にクリスティとレザール・フロリサンが催す若い歌手を起用した演奏会、「声の庭園」に参加した、まだ若いテノール。リサンドロ・アバディエは、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれのバス=バリトン。そろそろ中堅という年齢で、ヘンデルのオペラのバス役を得意としています。
 Les Arts Florissants の常で、このCDも、特殊紙ケース、歌詞および対訳(共に英仏語)の冊子、さらに米国の作家、ダグラス・ケネディによる短編小説「演奏会で」(英仏語)を収録。この短編は、レザール・フロリサンのヘンデルの演奏会を聞きに来たカップルの物語という凝りよう。そしてこの3 点が美麗なスリップケースに収納されています。




MIRARE

MIR 251
\2700→\2490
ピエール・アンタイが名人芸の極致で彫り上げるバッハ
 J.S.バッハ:
  コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV691
  幻想曲とフーガ イ短調BWV944
  イギリス組曲第2番イ短調BWV807
  コラール「ただ、愛する神のみ旨に従うものは」BWV690
  コラール「わが確信たるイエスは」BWV728
  イタリア協奏曲BWV971
  イギリス組曲第6 番ニ短調BWV811
ピエール・アンタイ(チェンバロ)
 [使用楽器]ミヒャエル・ミートケ、ベルリン1702 年製、ウィリアム・ダウド、パリ1984 年製、ブルース・ケネディ、アムステルダム1994 年製
 録音:2014 年4 月ハールレム、オランダ/74’00

 鬼才チェンバロ奏者ピエール・アンタイによる、バッハのイタリア協奏曲、イギリス組曲などライプツィヒ時代の鍵盤作品を中心にしたアルバム。
 バッハは、ヴァイマール時代にヴィヴァルディを筆頭とするイタリアの協奏曲の形式に魅せられ、以降研究を重ね編曲を含めいくつかの作品を完成させました。特に《イギリス組曲》の第2 番からイタリア・バロックのスタイルを模した音楽を書き、《イタリア協奏曲》はそうした研究の成果を存分に有しており、華やかなイタリア風の様式を1 台のチェンバロで弾く意欲的な作品で、バッハには批判的であったヨハン・アドルフ・シャイベも、この作品には「単一楽器による協奏曲の模範」という賛辞を与えています。
 ピエール・アンタイの演奏は、確かな構成力と絶妙なアーティキュレーションとアゴーギク、そして圧倒的な技巧による闊達とした華やかさが魅力。さらにイギリス組曲でもクーラント、ジーグなどでは、軽快で自由開放的、爽快な音運びで聴かせてくれます。
 さらに間に収録されているコラール3 曲と幻想曲とフーガ イ短調BWV944。《キルンベルガー・コラール集》と呼ばれている曲集からの2 つのコラール。オルガン小曲集ほど知られてはいませんが、ソプラノに出る定旋律を、豊かな装飾音で流麗に聴かせる、美しいコラールです。さらにバッハが後にオルガン曲(BWV543) に改作している16 分音符の長大な主題が印象的なフーガBWV944。独創的な作品を見事な構築力で丁寧に音楽を奏で、バッハの真髄が垣間見られる演奏です。
 
MIR 273
(3CD)
\4400→\3990
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757): チェンバロ・ソナタ集(50曲) ピエール・アンタイ(チェンバロ)
 CD1(MIR 9918)
  ソナタ ニ長調K.535 /ソナタ イ短調K.3 /ソナタ イ短調K.175 /ソナタ イ短調K.208 /
  ソナタ イ短調K.54 /ソナタ ヘ短調K.185 /ソナタ 変ロ長調K.248 /ソナタ 変ロ長調K.249 /
  ソナタ 変ロ長調K.310 /ソナタ ニ長調 K.299 /ソナタ ニ長調K.484 /ソナタ ホ長調K.162 /
  ソナタ ハ長調K.199 /ソナタ ニ長調K.145 /ソナタ ニ短調K.141 /ソナタ ホ短調K.531 /
  ソナタ ニ長調K.177/ソナタ ニ長調K.492
    録音:2002年
 CD2(MIR 9920)
  ソナタ ハ短調 K.58/ソナタ ヘ短調 K.239/ソナタ 変ホ長調 K.370/ソナタ 変ホ長調 K.371/
  ソナタ ホ長調 K.135/ソナタ ホ長調 K.215/ソナタ ホ長調 K.216/ソナタ 嬰ヘ短調 K.25/
  ソナタ ロ長調 K.261/ソナタ ロ長調 K.262/ソナタ ホ短調 K.263/ソナタ ホ長調 K.264/
  ソナタ ト長調 K.314/ソナタ ト長調 K.259/ソナタ ト長調 K.260/ソナタ ハ短調 K.84
    録音:2003年
 CD3(MIR 007)
  ソナタ ニ短調K.213/L.108 /ソナタ ニ長調K.214/L.165 /ソナタ ロ短調K.227/L.347/
  ソナタ ニ長調K.511/L.314/ソナタ ト短調K.8/L.488 /ソナタ ハ短調K.56/G 356 /
  ソナタ ハ長調K.357/L.456 /ソナタ ヘ長調K.468/L.226/ソナタ ヘ長調K.525/L.188 /
  ソナタ ヘ短調K.466/L.118 /ソナタ ヘ長調K.366/L.119/ソナタ ヘ長調K.276/L.S20/
  ソナタ ヘ長調K.151/L.330 /ソナタ ニ短調K.517/L.266 /ソナタ ロ短調K.27/L.449 /
  ソナタ ト長調K.146/L.349
    録音:2005年
 アンタイの強烈なスカルラッティ!50 曲3 枚組でBOX 化!

 [使用楽器]CD1:1999年テューリンゲン、ユルゲン・アンマー復元、1720年モデル製作者不明、CD2,3:2002年バルバスト、フィリップ・ユモー製作(イタリア式)

 チェンバロの名手ピエール・アンタイによるドメニコ・スカルラッティのソナタ集全3 巻をまとめたBOX セット。ドメニコ・スカルラッティは、“近代鍵盤楽器の父” とも言われ、500 曲を超えるソナタを作曲。
 これまでにも、アンタイの師であるレオンハルトをはじめ、名だたる鍵盤奏者がこの作品に挑んできましたが、ピエール・アンタイが収録した50 曲の本アルバムもそれに匹敵するような完成度で収録され、アンタイの強烈な個性と技巧で聴き手を圧倒し、毅然としたタッチ、細部まで組み立てられた演奏で聴かせてくれます。




NAIVE


V 5376
\2600
リトル・ガール・ブルー/ニーナ・シモン
 1. ブラック・スワン(ジャン・カルロ・メノッティ)(1946)
 2. black is the colour of my true love’ s hair(トラディショナル)
 3. little girl blue(リチャード・ロジャース) (1935)
 4. fodder on my wings( ニーナ・シモン) (1981)
 5. hey buddy bolden( デューク・エリントン)(1956)
 6. images(ニーナ・シモン)
 7. 装いせよ、おお、愛する魂よ op.122 no.5( バッハ=ブラームス)
 8. you can have him(スティーヴ・ダイアモンド、スーザン。シェリダン)(1949)
 9. I wish I knew how it would feel to be free(ビリー・テイラー)(1954)
 10. that’ s all I want from you(フリッツ・ロッター)(1955)
 11. brown baby(オスカー・ブラウン・ジュニア)(1959)
 12. stars(Mindi Beth Abair, Matthew W. Hager (1974)
 13. ソナタト短調 op.19(アンダンテ)(ラフマニノフ)
 14. come ye(ニーナ・シモン)(1966)
 15. return home(ニーナ・シモン)(1959)
ソニア・ヴィーダー=アサートン
 (チェロ)
ブルーノ・フォンテーヌ
 (ピアノ&コラボレーション)
ローラン・クレフ
 (打楽器&コラボレーション)
 ソニア・ヴィーダー=アサートンが紡ぐジャズ歌手ニーナ・シモンへのオマージュ、ブルーノ・フォンテーヌのピアノも注目!

 録音:2014 年4 月

 ニーナ・シモン(1933-2003)は、その独特な歌声で世界を魅了したジャズ歌手。フランスの人気女性チェロ奏者アサートンが、彼女へのオマージュ・アルバムの登場です。
 ピアニストに、クラシック、ジャズ、そしてアレンジなどとマルチの才能のブルーノ・フォンテーヌ、打楽器にはジャズ風モーツァルトの編曲などで魅せるローラン・クレフを迎え、魅力的なトリオとなっています。
 


V 5355
\2600→\2390
19世紀末に生まれた歌曲集、ルミューの深くやわらかな歌声
 ・ルクー(1870-1894):3つの詩
  〔1. 墓にて 2. ロンド 3. 夜想曲—濃くなる影*〕
 ・ヴォルフ(1860-1903):
  イタリア歌曲集Iより
   「小さいものでも」、「私を紐で縛ろうとするのか」、「恋人が歌っている」
  イタリア歌曲集IIより「あなたがたの身分はよくわかっている」
 ・フォーレ(1845-1924):5つのヴェネツィアの歌
  〔1. マンドリン 2. ひめやかに 3. 緑 4.クリメーヌに 5. やるせない夢ごこち〕
 ・ラフマニノフ(1873-1943):
  6つの歌op.4 より
   「いや、お願いだ、行かないで」、「朝」、「夜の静けさに」
   「美しい人よ、私のために歌わないで」
  12の歌op.14 より「小鳥」
 ・ケックラン(1867-1950):
  5つの歌曲op.5 より「お望みならば」、「メヌエット」
  7つのロンデル集op.8 より「桃」、「冬」、「月」
 ・ショーソン(1855-1899):終わりなき歌*
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト)
ロジャー・ヴィニョールス(ピアノ)
プソフォス弦楽四重奏団*
 録音:2014 年2 月

 マリー=ニコル・ルミューのnaive レーベルアルバム第6 弾は、19 世紀末、最後の10 年の間に書かれた歌曲を集めたもの。
 19 世紀末は、実に様々な芸術のスタイルが存在した時代。それを反映して、このプログラムも、ロマン色濃厚なものから、無調かと思う瞬間もあるような爛熟した作品まで、様々なものが並びます。
 ルミュー自身、この1 枚が「19 世紀末という時代のひとつの精確なポートレイトとなる」と述べています。リサイタルにオペラにと、北米やヨーロッパ、ロシアを中心に着実に活躍の場を広げているルミューの充実ぶりを感じる1 枚です。




PENTATONE



PTC 5186475
(2SACD HYBRID)
\4200→\3790
名手ハイモヴィッツがベートーヴェン「チェロ・ソナタ」全曲をフォルテピアノで
 ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集

 [Disc1]
  (1)チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
  (2)ヘンデル『ユダ・マカベア』〜
   「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
  (3)チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
  (4)モーツァルト『魔笛』〜「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
 [Disc2]
  (5)チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
  (6)モーツァルト『魔笛』〜
   「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
  (7)チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
  (8)チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2 
マット・ハイモヴィッツ(チェロ)
クリストファー・オライリー
 (フォルテピアノ)
 大注目盤! 優秀録音!“PENTATONE OXINGALE Series”始動、名手ハイモヴィッツ&オライリーがベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲をフォルテピアノを用い当時の響きを追求!

 チェロ;ゴフリラー 1710年製[A’=430Hz]/フォルテピアノ[A’=430Hz]
 セッション録音:2014 年1 月/スカイウォーカー・サウンド、ルーカス・ヴァレー(カリフォルニア)/DDD、Disc 1 71’58”、Disc 2 68’02”

 SACD ハイブリッド盤。
 この度、Pentatone レーベルとカナダのOxingale Records レーベルとの共同企画“PENTATONE OXINGALE Series”が始動します。
 記念すべき第1 弾はOxingale Records レーベルの看板アーティスト、チェリストのマット・ハイモヴィッツとピアニストのクリストファー・オライリーが、ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲を録音しました。当録音では作曲された時代の響きを追求・研究を重ねた結果、フォルテピアノを用い、チェロはハイモヴィッツの愛器であるゴフリラー(1710 年製)にガット弦を張り、A’ =430Hz で調律・調弦しました。ハイモヴィッツ、オライリーの安定したテクニックと切れ味抜群の演奏により当全集の新たな名盤登場と言えます。Pentatone の高音質録音によりオーディオ・ファンにもおすすめです。
 1970 年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988 年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999 年に自身のレーベルOxingale Records よりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。
 今回のベートーヴェンは膨大なレパートリーの中でも最も重要な作曲家の一人と語るハイモヴィッツにとって満を持しての録音となりました。今後の“PENTATONE OXINGALE Series” からのリリースも注目です!



 


PTC 5186481
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
「アメリカの魂」
 ・ピストン(1894-1976):不思議な笛吹き
  [序奏/行商人たちの登場/お客さんたちの登場/
   商人の娘たちのタンゴ/サーカスの到着/サーカスの行進曲/
   笛吹きのソロ/メヌエット/スパニッシュ・ワルツ/
   シチリアーナ/ポルカ/フィナーレ ](1938)
 ・アンタイル(1900-1959):ジャズ・シンフォニー(1923-25)
 ・コープランド(1900-1990):交響曲第3 番(1944-46)
カルロス・カルマー(指揮)
オレゴン交響楽団
 優秀録音。カルマー&オレゴン響の第3 弾は“アメリカの魂”ピストン、アンタイル、コープランド作品集

 ライヴ録音:2013 年4 月、2014 年1 月/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)/DDD、65’21”

 SACD ハイブリッド盤。
 「アメリカの魂」と題されたこのディスクは、カルロス・カルマー指揮、オレゴン交響楽団による演奏で、20 世紀を代表するアメリカ人作曲家、ピストン、アンタイル、コープランドの作品が収録されております。
 1958 年ウルグアイ生まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト(1936-2013)の後任として2003 年よりオレゴン交響楽団の音楽監督を務めており、意欲的なレパートリーで当団を成長させてきました。Pentatoneレーベルからはこれまでに「戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)」(PTC 5186393)、「イギリス作品集(エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)」(PTC 5186471)をリリース、当アルバムが第3 弾となります。
 ハーバード大学で音楽を学び、パリでブーランジェやデュカスに師事したピストンによるバレエ音楽「不思議な笛吹き」は、ハンス・ウィーナー・バレエ団のために作曲された作品でピストンの代表作のひとつです。
 アンタイルは当初は欧米でピアニストとして成功していましたが、ストラヴィンスキーに強く影響された前衛音楽作曲者として頭角を現しました。以後、未来派的手法を用いて、多くの実験的作品を残しました。1923 年に着手し改作を重ね1927 年にニューヨークで初演されたジャズ・シンフォニーは名前のごとくジャズの手法を用いた交響曲で、22 の楽器の室内オーケストラとピアノ、木琴が登場する華やかな単一楽章の作品です。
 20 世紀を代表するアメリカの作曲家コープランドが作曲した自身最後の交響曲となった第3 番は1944 年に着手46 年に完成し、初演は同年ボストンで指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー夫人の追悼のために作曲されました。コープランドが繰り広げた「音楽版アメリカニズム」の作曲様式をもり込んだ作品です。







RCO LIVE



RCO 14005
(SACD HYBRID
→1枚価格)
\2600→\2390
ヤンソンス&コンセルトヘボウ管、ブルックナーの第6番&第7番
 ・ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB.106
   録音:2012年3月7-9日/
    アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
 ・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB.107
   録音:2012年12月23日&25日/
    アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
 優秀録音。絶美の表現と極上の響きヤンソンス&コンセルトヘボウ管、ブルックナーの第6番&第7番

 DSD5.0、マルチチャンネルステレオ、53’11、63’16
 =トラックタイム=
 ・第6番 14:47+ 15:35+ 8:04 +14:42 = 53:11
 ・第7番 20:17+ 21:15+ 9:35 + 12:07= 63:16

 来る2015 年3 月20 日のコンセルトヘボウ管とのコンサートをもって、2004 年9 月の就任以来10 年半に亘る首席指揮者より勇退を表明したマリス・ヤンソンス。そのヤンソンスが2012 年にコンセルトヘボウ管を指揮してブルックナーの交響曲2 篇を演奏したアルバムがRCO Live より登場します。
 第6 番が2012 年3 月、第7 番が2012 年12 月、共にアムステルダムのコンセルトヘボウでおこなわれたコンサートからのSACD 化で、ヤンソンスは第7 番を2007 年11 月にバイエルン放送響を指揮してウィーンのムジークフェラインザールでライヴ録音していたので2 種目の内容となりますが、第6番はヤンソンス初のレパートリーとなります。
 収録された2012 年といえば、ウィーン・フィルとのニューイヤー・コンサートに始まり、同じく8 月のザルツブルク音楽祭への出演など、ヤンソンスが相変わらず多忙を極めていた年でもありますが、11 月から12 月にかけての来日公演ではバイエルン放送響を指揮してベートーヴェン・シリーズを大成功に導くなど、シーズンを通して気力、体力ともにたいへん充実していたようで、これらの模様を収めたソフトからも確認することができます。
 コンセルトヘボウ管によるブルックナー演奏では、2013 年10 月にアーノンクールが指揮した第5 番のライヴ映像作品のみごとな出来栄えも記憶にあたらしいところですが、ヤンソンスが首席指揮者在任中に培ってきた、どこまでも磨き抜かれた美の表現にはやはり格別なものがありました。
 ヤンソンス指揮による2007&08 年収録の第3 番、2007 年収録の第4 番が、名門から極上の響きを引き出したと評判を取ったように、ここでの演奏内容にもおおいに期待が高まります。







BRIDGE

BCD 9440
\2300
アメリカのフレッシュな2団体による5つのフランスのピアノ・トリオ!
 ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
 ショーソン:ピアノ三重奏曲ト短調 Op.3
トリオ・ソリスティ:
 【マリア・バックマン(Vn)、
  アレクシス・ピア・ガーラク(Vc)、
  アダム・ネイマン(Pf ピアノ)】
 アメリカのフレッシュな2団体による5つのフランスのピアノ・トリオ!

 録音:2013 年12 月16-18 日ニューヨーク 56’40

 2001 年にアメリカで結成された実力派、トリオ・ソリスティ。古典から現代音楽まで幅広いレパートリーで好評を博しています。
 近代フランスの作曲家エルネスト・ショーソンの隠れ名曲と言われるこの“ピアノ三重奏曲”は、ほの暗くも美しくデリケートなメロディで、物憂げな雰囲気が漂いながらも気品を感じる。第一楽章のクライマックスは3 つの楽器が超絶技巧で絡み合いながら、トリオ・ソリスティも息の合った演奏で躍動をしています。
 楽器の技巧を遺憾なく詰め込んだラヴェルのトリオも情感あふれる演奏です。
 

BCD 9441
\2300
ホルショフスキの名を冠したピアノ・トリオのデビュー・アルバム
 サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第1番 ヘ長調Op.18
 フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op.120
 ダンディ:ピアノ三重奏曲第2番 ト長調Op.98
ホルショフスキ・トリオ
 【相沢吏江子(Pf)、
  ジェシー・ミルス(Vn)、
  ラーマン・ラマクリシュナン(Vc)】
 録音:2013 年7 月23,24 日&9 月24日(ニューヨーク)67’46

 20 世紀の偉大なピアニストの1 人、ホルショフスキの名を冠したピアノ・トリオのデビュー・アルバム。内田光子に見出され、カーティス音楽院でホルショフスキ最後の弟子となったソロでも活躍著しいピアニスト、相沢吏江子とヴァイオリンのジェシー・ミルス、チェロのラマクリシュナンが2011 年に結成しました。
 サン=サーンスの爽やかに躍動する美しい「第1 番」、隠れ名曲ダンディのトリオは憂愁な雰囲気溢れてます。キレのある音色が生き生きと音楽を創り上げ、3 つの楽器が緊密に演奏。造形がしっかりとしているので、曲の本質に迫る丁寧さを感じさせます。
 

BCD 9430
\2300
「GOT A LITTLE RHYTHM」〜アメリカン・ソング・ブック
 G.ガーシュウィン:魅惑のリズム/フレッド・ハーシュ:ア・ウィッシュ/
 G.ガーシュウィン:ジャズをさえずる小鳥/コール・ポーター:牡蠣の物語/
 ジェローム・カーン:オール・スルー・ザ・デイ/
 ナット・D.エイヤー:俺を忘れろ/アーヴィン・バーリン:レイジー/
 ヴァーノン・デューク:オータム・イン・ニューヨーク/
 ホーギー・カーマイケル:ニアネス・オブ・ユー/
 リチャード・ロジャース:愛のかけ違い/
 フランク・レッサー:あなたが眠るとき、みんなあなたを愛してる/
 アーヴィン・バーリン:アイル・シー・ユー・イン・C-U-B-A/
 シェルマン&ルイス&シルバー:ヒーズ・ソー・アンユージュアル/
 G.ガーシュウィン:愛しい人よ/
 リチャード・ロジャース:イフ・ネヴァー・エンター・マイ・マインド/
 アーヴィン・バーリン:私はどうしたらいいのだろう?/
 G.ガーシュウィン:バイ・シュトラウス/G.ガーシュウィン:天国への階段/
 ロビン&レインガー:フェイスフル・フォーエヴァー
エイミー・バートン(ソプラノ)
パトリック・メイソン(バリトン)
ジョン・マスト(ピアノ)
 録音:2012 年4 月2-5日ニューロシェル・スタジオ、ニューヨーク、61’24

 アメリカを中心に活躍しているソプラノのエイミー・バートンと、バリトンのパトリック・メイソン。古き良きアメリカを象徴する1930〜50 年代にかけてのアメリカのポピュラー・ソング&ミュージカルの黄金時代を築いた、ガーシュウィン、コール・ポーター、アーヴィン・バーリン、リチャード・ロジャースなどの名曲を多数収録。
 他にも、シンディー・ローパーの代表曲“He’s so Unusual”、ジャズ・ピアニスト、フレッド・ハーシュの“A Wish”などをミュージカル調に、親しみやすさと気品のあるアレンジで聴かせてくれます。ロマンティックで楽しく、楽曲の世界に連れて行ってくれそうな雰囲気に満ち溢れています。
 

BCD 9433
\2300
「ポウル・ルーザス(1949-):ナイトシェイド(イヌホオズキ)三部作」
 (1)ナイトシェイド(イヌホオズキ)〜10の楽器のための
 (2)セカンド・ナイトシェイド(交響的夜想曲)
 (3)ファイナル・ナイトシェイド(夜のアダージョ)
(1)オリヴァー・ナッセン(指揮)
 カプリコーン
(2)ポール・マン(指揮)
 オーデンセ交響楽団
(3)スコット・ユー(指揮)
 オーデンセ交響楽団
 録音:(1)1987 年11 月22 日、(2)2006 年5 月26 日、(3)2014 年5 月7 日, 50’38

 現代デンマークを代表する作曲家、ポウル・ルーザス。カール・オーエ・ラスムセンに師事し、作風は新古典主義から前衛的な様式まで幅広いものです。18 年という歳月をかけて完成された三部作は、強弱、速度、高低差など音楽のコントラストで暗闇に潜む様々な不吉を表現。たとえば、“ナイトシェイド”は月明かりに浮かび上がる墓石、深夜の古代の森奥深くに見える陰影など、ゴシックの影響を受けた音楽。
 1992 年に初演された“セカンド・ナイトシェイド”は危険な森をパニック状態でさまよう夜を描く。“ファイナル・ナイトシェイド”は2004 年にロリン・マゼール指揮&ニューヨーク・フィルで初演されています。ダークで不穏な音楽と徐々に編成が大きくなるところも注目です。




GENUIN

GEN 15334
\2300→\2090
「ドナウ川下り」〜小山莉絵〜ファゴット作品集
 ベートーヴェン:ホルン(ファゴット)・ソナタ ヘ長調Op.17
  (ファゴット版初録音)
 ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンドOp.35
 カリヴォダ:ファゴットとピアノのためのサロンの小品Op.230
  (世界初録音)
 モーツァルト:
  ヴァイオリン(ファゴット)・ソナタ第35番 ト長調K.379/373a
   (ファゴット版初録音)
 ドップラー:
  フルート(ファゴット)とピアノのためのハンガリー田園幻想曲Op.26
小山莉絵(ファゴット)
クレメンス・ミュラー(ピアノ)
 好評のファゴット奏者小山莉絵第2弾!ベートーヴェン、モーツァルトなどのファゴット・ソナタ集?

 録音:2014 年7 月9−11 日 トロッシンゲン・コンツェルトハウス(ドイツ)、66’23

 突出した才能に大注目の逸材!1991 年生まれ、父も名ファゴット奏者小山昭雄氏。第37 回ドイツ音楽コンクールで優勝、第62 回ミュンヘン国際音楽コンクールにて最高位の第2 位を受賞するなど、参加したコンクールすべてで最高位を受賞する才媛、小山莉絵。
 GENUIN レーベルからの2 枚目のアルバムはファゴットの可能性を広げる意欲作。豊かな音色は力強くも、暖かく繊細にコントロールされている。ベートーヴェンやモーツァルトなど、オリジナルの楽器に引けを取らないファゴットの魅力と美しさに溢れている。
 
GEN 15333
\2300
「ザクセン」〜バッハ、メンデルスゾーン、ワーグナー
 ワーグナー(ゴールドハンマー編):
  「ローエングリン」より「第3幕への前奏曲」、「朝の歌と軍隊の行進」
 ワーグナー(ゴールドハンマー編):
  「トリスタンとイゾルデ」より「イゾルデの愛の死
 ワーグナー(M.ネストラー編曲):「神々の黄昏」より「葬送行進曲」
 ワーグナー(ゴールドハンマー編):
  「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」
 メンデルスゾーン(ゴールドハンマー編):前奏曲とフーガ ハ短調Op.37
 J.S.バッハ(G.ブラウアー編曲):管弦楽組曲第3番BWV1068
トーマス・クラモー(指揮)
ザクセン管楽フィルハーモニー(吹奏楽)
 録音:2014 年3 月17-20日 ベサニー教会(ライプツィヒ) 56’07

 ザクセン管楽フィルハーモニーは60 年以上の歴史を誇る吹奏楽団。指揮はベルリン・フィルの元トランペット奏者だったトーマス・クラモー、メンバーはドイツの主要な交響楽団の管楽器奏者たちで構成されています。
 ドイツのザクセンにゆかりのある3 人の作曲家バッハ、メンデルスゾーン、ワーグナーの名曲を吹奏楽版にアレンジ。力強く響き渡る管楽器がエネルギッシュに清々しく奏でています。“ワルキューレの騎行”は色彩感豊かに躍動するメロディ、キレのある音色は開放的で爽快!バッハの“管弦楽組曲第3 番”は、典雅に華麗なサウンドで聴かせてくれます。
 
GEN 15335
\2300
「ロマンティック・インプレッションズ」
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
 クララ・シューマン:3つのロマンスOp.22
 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45
 グリーグ:歌曲編曲集
  (はじめての出会いOp.21-1/薔薇の時にOp.48-5/
   ソルヴェイグの歌”Op.23-19)
ビョル・カン(ヴァイオリン)
ボリス・クズネゾフ(ピアノ)
 録音:2014 年2 月3−5 日 ベルリン イエス・キリスト教会(ダーレム)69’33

 2009 年のドイツ音楽コンクールのピアノ部門とヴァイオリン部門で優勝したビョル・カンとボリス・クズネゾフによるデュオ第2 作。
 1985 年生まれの若き2 人ですが、2011 年にはカーネギー・ホール・デビューも果たし、ビョル・カンは2013 年のラルス・フォークトが主催するシュパヌンゲン音楽祭にも参加するなど実力も評価も急上昇中。エレガントなスタイルで伸びのある音色がふくよかにロマンを湛えている。2 人の美しい調和、お互いがバランス良く丁寧に演奏しています。グリーグの歌曲編曲はシンプルなメロディが優しく心に響く。
 
GEN 15336
\2300
〜ドイツ音楽コンクール2013優勝者〜
 「ルーベン・ドゥラ・デ・ラモ(テューバ)」

  (1) クリステル・ダニエルソン(1942-1989):
   テューバとブラス・アンサンブルのための「カプリッチョ・ダ・カメラ」
  (2)アルマンド・ラッセル(1932-):テューバと木管五重奏のための協奏的組曲
  (3)アンリ・トマジ(1901-71):「生きるべきか、死ぬべきか」
  (4)ウィリアム・ペン(1943-):テューバとマリンバのための「カプリッチョ」
  (5)モルテン・ゴートハウグ(1955-):テューバと金管五重奏のための協奏的ソナタ
ルーベン・ドゥラ・デ・ラモ(Tuba)
(1)(5)アンサンブル・シュワープンクト
(1)ユヴァル・ウォルフソン(Trb)
(1)(2)(5)ケルヴィン・グアラパーナ(Hr)
(2)ワイマール木管五重奏団
(3)トロンボーン・ユニット・ハノーファー
(4)サブリナ・マ(マリンバ)
 録音:2014 年3 月25-27 日、ベルリン イエス・キリスト教会(ダーレム)、54’02

 スペイン生まれ、ドイツのハノーファー音楽大学でイェンス・ビョルン=ラーセンに師事したテューバ奏者ルーベン・ドゥラ・デ・ラモ。2012 年第8 回エオルス国際管楽器コンクール、マルクノイキルヘン国際器楽コンクールで優勝するなど、数々のコンクールで入賞しています。2013 年のドイツ音楽コンクールで優勝し、CD デビューを果たしました。
 テューバの超絶技巧を駆使し、様々な編成の室内楽でテューバの魅力を最大限に引き出しています。




PAWLIK RELATIONS


5901289325059 \2700
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):歌曲集
  君知るやこの国/トリオレット(八行詩)/ニェメン川に/夢/白昼夢
  恐るべき少女/ヴィリヤ/オフェリア狂乱の歌/ニダ川のほとりで
  川のほとりで/小さな魚/いたずら子鬼/マドラの唄
  お母さん!あなたはもういない!/夕べのお歌
エルヴィラ・ヤナシク(メゾソプラノ)
ヨランタ・パヴリク(ピアノ)

録音:2014年2、8月、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ポーランド放送、ワルシャワ、ポーランド

 ロシアのグリンカ、チェコのスメタナに相当する国民主義の作曲家で「ポーランド・オペラの父」とも称されるモニュシュコ。舞台作品ばかりが注目されがちですが、歌曲も300近く残しています。
 エルヴィラ・ヤナシクはワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学で学んだポーランドのメゾソプラノ。オペラ歌手として国内外で活躍する一方で2013年に同大学院歌曲コースを修了。当ディスクで歌曲デビューとなりました。
 ヨランタ・パヴリクはワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学でバルバラ・ヘッセ=ブコフスカに師事したポーランドのピアニスト。
ジャケット上の日本語タイトルは「モニューシコ歌曲 ソング」。ブックレットの解説文はポーランドと英語のみですが、歌詞はポーランド語(原語)と英語、ロシア語、日本語の訳が記載されています。上記の収録曲目の日本語題はその訳に拠りました。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


AUDITE



AU 23424
(2CD)
\3400→\3090
あの有名なDG録音のわずか3日後の演奏が残っていた!
 ヨハンナ・マルツィ/ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
 [CD-1]
  (1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
  (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」Op.78
 [CD-2]
  (3)J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 BWV1001
  (4)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 HMV361 Op.1-3
  (5)ヴィヴァルディ(レスピーギ編曲):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV10
  (6)クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
  (7)フィオッコ(オニール編曲):組曲第1番 ト長調「アレグロ」
  (8)ラヴェル:フォーレの名による子守歌
  (9)ファリャ(クライスラー編曲):「はかなき人生」よりスペイン舞曲
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
(1)フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
 ベルリンRIAS 交響楽団
(2)(4)-(9)ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
 これはすごい!あの有名なDG 録音(ドヴォルザーク1953 年6月3-5日)のわずか3日後の演奏が残っていた!!マルツィのベルリン録音(1953-1966)がアウディーテの優れたリマスタリングで蘇る!!

 録音:(1)1953 年6 月8 日/イエス・キリスト教会(ベルリン) (2)-(4)1962 年5 月4 日/ RIAS フンクハウス、スタジオ7(ベルリン) (5)1964 年2 月9 日 (6)-(9)1966 年4 月4 日/ジーメンスヴィラ(ベルリン)
 リマスタリング:ルトガー・ベッケンホーフ
 ディジパック仕様、モノラル、CD1 58’22”、CD2 46’49”

 ハンガリーの女流ヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)。活動期間の短さもあり、残された貴重な録音により、今もなお屈指の人気を誇るヴァイオリニストの一人ですが、この度1953 年から1966 年にベルリンで収録された音源がドイツのアウディーテの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏による“1st マスター・リリース” 最新盤として、非常に優れたリマスタリングで発売されます。

 【初ディスク化!ドヴォルザークの知られざる録音】
 マルツィの誉れ高き名盤の一つである、ドイツ・グラモフォンにセッション録音したドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲(フリッチャイ指揮、ベルリンRIAS 交響楽団、録音:1953 年6 月3 〜 5 日/イエス・キリスト教会)。その3 日後に、同じ顔ぶれ、同じロケーションで行われた録音が、ドイチュラントラジオ・クルトゥーアのアーカイヴに残されておりました!マルツィの最大の持ち味である驚異的な集中力とクリアで輝かしい音色は、聴き手の心を震わせる力強さをもっており、ここでもフリッチャイのタクトのもとオーケストラの反応もよく、濁りのない素晴らしい演奏を聴くことができます。もちろん、この貴重な録音は初ディスク化。

 【1960 年代の貴重なセッション録音】
 第2 次大戦後、1960 年代に入ると対独協力者として告発されたことなど、さまざまな事情によりマルツィは次第に演奏会のステージから遠ざかってしまうので、その1960 年代“空白の” 演奏時期の音源がこうして状態の良い音で、しかも最も得意としたレパートリーの数々が聴けるのは無上の喜びといえるでしょう。
高名な批評家たちの受けもよかったと言われるバッハの無伴奏は鬼気迫る熱演、20 世紀の巨匠の必須レパートリーであるヘンデル、ヴィヴァルディはマルツィの歌心がダイレクトに伝わる演奏、ブラームスの雨の歌は涙をさそう優美な音色と、どの演奏も極上・絶品です。マルツィの輝かしく鮮明な音色はいまだに色褪せることはありません。





GRAND SLAM



GS 2124
\2500→\2290
ベートーヴェンの第1番+第6番「田園」がオープンリール・テープより復刻!
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第1番 ハ長調 Op.36
  (2)交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 フルトヴェングラーとウィーン・フィル最良の疑似ステレオと言われたベートーヴェンの第1番+第6番「田園」がオープンリール・テープより復刻!!

 疑似ステレオ
 セッション録音:(1)1952 年11 月24、27、28 日/ウィーン、ムジークフェラインザール (2)1952 年11 月24、25 日/ウィーン、ムジークフェラインザール
 使用音源: (1)EMI(Japan) AXA 3059(オープンリール・テープ、4 トラック、19 センチ) (2)EMI(Japan) AXA 3061(オープンリール・テープ、4 トラック、19 センチ)

 ■制作者より
 フルトヴェングラーがEM(I HMV)に残した主要録音は1960 年代に疑似ステレオ化されましたが、その中でも最も出来が良いと言われたのがベートーヴェンの交響曲第1 番と第6 番「田園」です。この2 曲を第4 番+第5 番(GS 2119)に続いて4 トラック、19 センチのオープンリール・テープより復刻しました。このふっくらと広がりのある再生音は、ウィーン・フィルの艶やかな音色と、ムジークフェラインザールの優れた響きにぴったりで、オリジナルのモノーラルとは異なった魅力で味わえます。
 解説書にはエルヴィン・ミッターク著『ウィーン・フィルの歴史から』より、フルトヴェングラーに関する記述を訳して掲載しました。ここでは、フルトヴェングラーとウィーン・フィルとが共演し始めた頃の状況が詳しく述べられています。(平林 直哉)




IDIS



IDIS 6690
\2000→\1890
ベルマンのハンマークラヴィーア!
 ラザール・ベルマン・レアリティーズ Vol.3

 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
 ハイドン:ピアノ・ソナタト長調Hob.XVI:27
ラザール・ベルマン(ピアノ)
 

 録音:1975 年2 月26 日ミラノ(ベートーヴェン)、1972 年11 月12 日ミラノ(ハイドン)、ライヴ

 2005 年に亡くなったロシアの超絶技巧のピアニスト、ラザール・ベルマンのライヴ録音シリーズ。内容は、1975 年2 月26 日のベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」と1972 年11 月12 日のハイドン。いずれもミラノでのライヴ収録です。
 プレイズ・ベートーヴェン(IDIS6529) に続く内容で、ベルマンには珍しいベートーヴェン、ハイドンといった古典派の作品が収録されています。
 


IDIS 6691
(2CD)
\4000→\3690
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・アンドレス・セゴビア【スタジオ・レコーディング1949-1962】
 CD1
  フレスコバルディ:アリアと変奏「フレスコバルダ」、クーラント
  ロンカッリ:パッサカリア
  サンス:ガイヤルドとヴィリャーノ、エスパニョレータ
  D.スカルラッティ:ソナタ ハ短調K11/L352
  ヘンデル:サラバンド
  J.S.バッハ:
   無伴奏チェロ組曲〜前奏曲 ニ長調BWV1007、ガヴォット ホ長調BWV1012、
   ブレー イ短調BWV996、シャコンヌ ニ短調BWV1004、
   ロンド形式のガヴォット ホ長調BWV1006、フーガ イ短調BWV1000
  ソル:魔笛の主題による変奏曲Op.9、グランド・ソナタOp.25
 CD2
  グラナドス:アンダルーサ、悲しき舞曲
  アルベニス:スペイン組曲〜伝説、サンブラ・グラナディーナ、グラナダ
  タレガ:アルハンブラの思い出、アラビア風奇想曲
  ポンセ:南のソナチネ
  トゥリーナ:ファンダンギーリョ
  ファリャ:ドビュッシーの墓のために
  カステルヌオーヴォ・テデスコ:悪魔のカプリッチョ
  ヴィラ=ロボス:エチュード第1番
  モレーノ・トローバ:マドローニョス、ソナチネ イ短調
アンドレス・セゴビア(ギター)
 セゴビアの円熟期の録音集!

 ギターの巨匠アンドレス・セゴビアのスタジオ録音集。1949 年から1962 年にかけての録音ということで、セゴビアが円熟期を迎えようとしていた頃の貴重な録音です。アルベニス、グラナドス、サンス、モレノ=トローバ、タレガ、ポンセらの名曲を充実した内容で集めています。
 20 世紀最高のギタリスト、セゴビアの至芸を堪能できるアルバムです。




VAI(CD)



VAIA 1058
\2100→\1890
ロザリン・テューレック・コレクションVol.1 〜若き扇動者
 (1)メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜スケルツォ
 (2)リスト:パガニーニ大練習曲集
 (3)ドビュッシー:「版画」〜グラナダの夕べ、「前奏曲集Ⅰ」〜パックの踊り
 (4)グラウン:ジーグ
 (5)A.スカルラッティ/テューレック編:
  アリア(トッカータ第2番より)、メヌエット(トッカータ第4番より)
 (6)パラディエス:トッカータ イ長調
 (7)ブラームス:ヘンデルの主題による変奏とフーガ
ロザリン・テューレック(ピアノ)
 録音:1939 年11 月17 日(1)(3)(5)(6)(ライヴ)、1945 年1 月12 月(2)(4)、1974 年11 月(7)/71’15、モノラル

 バッハの大家としてしられているロザリン・テューレック。彼女の20 代、30 代の頃のライヴ録音。VAI レーベルのテューレック・コレクションVol.1として1994 年に発売されていましたが、再プレスとなりました。


<メジャー・レーベル>
 

SONY


8884306453-2
\2600→\2390
マキシミリアン・ホルヌング /ハイドン&アザラシヴィリ:チェロ協奏曲
 ハイドン:
  『チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob. VIIb:1』
  『チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob. VIIb:2』,
 ヴァージャ・アザラシヴィリ(1936-):『チェロ協奏曲』
マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)、
アントネッロ・マナコルダ(指揮)
カンマー アカデミー・ポツダム
 19歳の時ドイツ音楽コンクールで優勝し、同世代のチェリストの中で最も将来を嘱望されているマキシミリアン・ホルヌング。2014年4月、東京・春の音楽祭を含む初のリサイタル・ツアーでの来日では河村尚子と共演、「伸び伸びとして中身の濃い音」「魅力的な音や技巧が全開」と称賛されています。さらに2014年8月、サロネン/フィルハーモニア管と共演した「ドン・キホーテ」でのザルツブルク音楽祭デビューは、「ロストロポーヴィチとカラヤンの伝説的な名演に匹敵するほどの表現力の豊かさと美しい音色」と絶賛を受け、今最も輝いているチェリストとしての地位を確固たるものにしています。
 2014年3月、日本ツアーの直前にベルリンでレコーディングされた最新アルバムは、チェリストのベーシック・レパートリーたる名曲、ハイドンの2つの協奏曲を収録。ホルヌングにとっては、ドヴォルザークのチェロ協奏曲以来、2枚目の協奏曲アルバムとなります。
 バックは生き生きとした創造性あふれるリズム感を持ち、ソニー・クラシカルへのシューベルト交響曲チクルスも注目を浴びているアントネッロ・マナコルダ指揮するカンマー アカデミー・ポツダム。明快で躍動感にあふれた両端楽章、優美な歌心による中間楽章と、ホルヌングとオーケストラの和やかな共演によって、ハイドンの2曲が最も魅力的な作品として描き出しています。
 そしてハイドンの間には、グルジア出身のヴァージャ・アザラシヴィリ(1936年まれ)のチェロ協奏曲を収録。グルジア民族音楽の伝統を守り続けているアザラシヴィリの作品では、ホルヌングの別の面を見いだすこともできましょう。
 【録音】2014年3月、ベルリン、イエス=キリスト教会(デジタル:セッション)



  

RCA



8869757761-2
\2600→\2390
オルガ・シェプス/ショパン・アルバム
 インターナショナル発売

 ショパン:
  『3つの新しいエチュード 第1〜3番』
  『練習曲第3番「別れの曲」Op.10-3』
  『練習曲第12番Op.25-12』『マズルカ 第40番 Op.63-2』
  『マズルカ 第41番Op.63-3』『バラード第1番Op.23』
  『夜想曲 Op. posth』『ワルツ第9番Op.69-1』
  『ワルツ第10番Op.69-2』『夜想曲第8番Op.27-2』
  『幻想曲 ヘ短調Op.49
オルガ・シェプス(ピアノ)
 アリアCDでは海外直輸入で販売していましたが、ようやくインターナショナルで発売になりました。

 現在ドイツを中心にヨーロッパで広く活躍するロシアのピアニスト、オルガ・シェプスのソニー・クラシカルへのデビュー・アルバムとなったショパン・アルバムです(2009年録音)。
 オルガは1986年にモスクワに生まれ、父から最初の音楽教育を受け、6歳のときにドイツに移住し、ヴァシリー・ロバノフに師事、多くの国際コンクールで賞を受賞し、世界中のオーケストラと共演を重ねています。
 このショパンのアルバムは、オルガにとって最初のセッション録音によるソロ・アルバムにしてソニー・クラシカルへのデビュー盤となったもの(2009年のルール・ピアノ音楽祭のライヴ録音とほぼ同時期の収録)で、真に瑞々しい感性に満たされたオルガの演奏の魅力をたっぷりと味わうことが出来ます。
 またこのアルバムは、ドイツの「エコー賞」(若手ピアニスト部門)において、アリス=沙良・オットと同位受賞を果たしたことでも知られています。まるで音が飛翔するかのような、輝かしいショパンです。
 なおオルガは、2015年1月に日本初来日することになっており、1月26日(月)日経ホール、1月31日(土)武蔵野市民文化会館でのリサイタルが予定されています。
 【録音】2009年10月、ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル:セッション)
 


8869780158-2
\2600→\2390
オルガ・シェプス/ロシアン・アルバム
 インターナショナル発売

 チャイコフスキー:『ナタ・ワルツ Op.51-4』『感傷的なワルツ Op.51-6』/
 グリンカ:『マズルカの思い出』/
 バラキレフ:『ひばり』/
 アレンスキー:『森の小川 Op.36-15』/
 バラキレフ:『園にて(牧歌的練習曲)』/
 ルビンシテイン:『舟歌 Op.93-3』/
 アレクセイ・ティトフ:『ワルツ ホ短調』『ワルツ ハ長調』『ワルツ ト長調』/
 スクリャービン:『ワルツ 変イ長調Op.38-4』/
 ラフマニノフ:
  『楽興の時 Op.16-4』『前奏曲 ニ長調Op.23-4』『前奏曲 ト短調Op.23-5』
  『前奏曲 変ト長調Op.23-10』/
 リャードフ:『音楽の玉手箱 Op.32』
オルガ・シェプス(ピアノ)
 今回ご案内している「ショパン・アルバム」に続いて、オルガが2010年にソニー・クラシカルに録音した2枚目のソロ・アルバムが、この「ロシアン・アルバム」です。
 幼い頃からドイツで過ごしているオルガですが、彼女の心の故郷はロシアにあるのでしょう。ラフマニノフをはじめ、リャードフやスクリャービン、グリンカなどロシア音楽の名品・佳品に潜む郷愁を繊細に、かつ力強く描き出す彼女の才能に驚くばかりです。ショパンとはまた違う感情表現をぜひ体感してみてください。

 オルガは、2015年1月に日本初来日することになっており、1月26日(月)日経ホール、1月31日(土)武蔵野市民文化会館でのリサイタルが予定されています。
 【録音】2010年8月、ベルリン、ブランデンブルク放送局小ホール(デジタル:セッション)



 

DHM



8887503777-2
(4CD)
\6200→\5690
宇野功芳氏「もっともイカした演奏」
 コレギウム・アウレウム合奏団/ベートーヴェン・レコーディングズ

 ベートーヴェン:
  ①『交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」』(録音:1976年)
  ②『交響曲第7番イ長調Op.92』(録音:1981年)
  ③『ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56』(録音:1974年)
  ④『ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58』(録音:1972年)
  ⑤『ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123』
コレギウム・アウレウム合奏団、
フランツヨーゼフ・マイアー(コンサートマスター)、
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ:③④)、
アンナー・ビルスマ(チェロ:③)、
シルヴィア・ゲスティ(ソプラノ:⑤)、
ドリス・ゾッフェル(A:⑤)、
デイヴィッド・レンドール(テノール:⑤)、
クルト・ヴィドマー(バス:⑤)、
南ドイツ・マドリガル合唱団(⑤)、
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン(指揮:⑤)
 1960年〜70年代を通じて古楽演奏を世界中に知らしめたコレギウム・アウレウム合奏団によるベートーヴェン演奏を集成した4枚組のボックスが登場します。
 「黄金の合奏団」の名を冠したコレギウム・アウレウム合奏団は、1962年にドイツ・ハルモニア・ムンディのレコーディングのためのアンサンブルとして設立された室内オーケストラです。
 この合奏団はとにかく最初から古楽器を使用していることが話題となり、LP発売当時、発売されるたびに世界中に話題をよび、やがて録音だけでなく演奏活動もはじめました。当時はまだまだピリオド奏法の研究過程であったことと、弦楽器奏者たちは音楽大学のモダン楽器の教授たちで揃えられていたために、現在のような本格的ピリオド演奏ではなかったものの、柔らかくロマン的な音色による演奏は、現在でも多くのクラシック音楽ファンの耳に残っています。
 また彼らの録音の多くは、ドイツのシュヴァーベン地方キルヒハイムにあるフッガー城/糸杉の間で収録さられており、その素晴らしい音響・残響も話題となりました(曲によっては、外の鳥の声も聞こえるものも)。彼らは、最初はバッハやヘンデル、ヴィヴァルディなどバロック音楽を中心にしていましたが、モーツァルト、ベートーヴェンなどの古典派の音楽まで、最も早く古楽器演奏に取り組んでいきました。
 当4枚組は1972年から81年にかけてコレギウム・アウレウムがパイオニア的に果敢に取り組んだベートーヴェンのオーケストラ作品を集成したものです。
 「英雄」と第7番の2曲の交響曲は、古楽器による小編成で、しかも指揮者なしで演奏しており、特に「英雄」は、宇野功芳氏が「もっともイカした演奏」として絶賛した名演です。
 さらに、当時演奏可能なオリジナルのフォルテピアノが少なかった1970年代に、名器を使用したバドゥラ=スコダのソロによるピアノ協奏曲第4番と、チェロの名手ビルスマが圧倒的な演奏で参加し、なぜかほとんど古楽器で録音されない「三重協奏曲」という2曲の協奏曲に加え、ドイツを代表する合唱指揮者ゲンネンヴァインによる「ミサ・ソレムニス」を収録しています。
 どれもが最適なテンポとリズムによるだけでなく、もっとも歌心あふれる素晴らしい解釈ともいえるでしょう。
 音楽コラムニスト イ・ジュンヒョンによる解説の日本語訳付きです。
 【録音】① 1976年, ② 1981年, ③ 1974年, ④ 1972年 (以上:キルヒハイム、フッガー城 糸杉の間)/⑤ 1977年、シュヴァイゲルン、シュタット教会③のみデジタル録音。



<映像>


VAI(映像)


VAIDVD 4575
(DVD)
\5300
ジョージ・バランシン 「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.5
 黛敏郎:BUGAKU(舞楽)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:パトリシア・マクブライド、ジャン=ピエール・ボンフー、ボニータ・ボーン、エリセ・ボーン、エリーゼ・フラッグ、
    デリタ・ペータース、ジョン・バス、リチャード・ドライデン、ローレンス・マシュー、リチャード・タナー
   収録:1978年
 ストラヴィンスキー:アポロ(全曲)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:ジャック・ダンボアーズ、ディーナ・アダムズ、ジラナ、フランシア・ルーセル
   収録:1960年
 ジョージ・バランシン、アポロについて語る
 ストラヴィンスキー:アポロ(抜粋)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:ジャック・ダンボアーズ、メリッサ・ヘイデン、ジラナ、パトリシア・ニアリー
   収録:1963年ベル・テレフォン・アワー
 バランシンの美意識が結集した好評シリーズ!

 画面:NTSC 4:3、カラー& BW、音声:モノラル、字幕:英語、リージョン:All、71 分

 20 世紀最大の振付師ジョージ・バランシン。彼が育て上げた世界最高峰のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)。1954 年以降バランシンはモントリオールのカナダ放送局のために何度かテレビ用に上演しました。それらの映像を集めた絶賛シリーズ、ジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」第5 弾。
 バランシン委嘱作、黛敏郎のBUGAKU(舞楽)がカラーで収録されています。雅楽の舞がモチーフとされています。
 そしてバレエ・リュス時代のバランシンの傑作「アポロ」は、バランシンとストラヴィンスキーの最初の大作。この成功を機に2 人は作品を発表していくことになります。
 

VAIDVD 4574
(DVD)
\5300
ジョージ・バランシン 「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.4
 ヒンデミット:四気質(フォー・テンペラメント)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:カロル・サムナー、ウィリアム・ウェスロウ、マルネ・モリス、
    アール・シーヴリング、スキ・ショーラー、ラモン・セガーラ、リチャード・ラップ、他
   収録:1964年
 アイヴス:アイヴジアーナ
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:サラ・リーランド、フランシスコ・モンシオン、スキ・ショーラー、
    デニ・レイモント、パトリシア・ニアリー、アルトゥール・ミッチェル
   収録:1964年
 ドビュッシー:牧神の午後
   振付:ジェローム・ロビンス
   出演:タナキル・ル・クラーク、ジャック・ダンボアーズ
   収録:1955年
 画面:NTSC 4:3 BW、音声:モノラル、リージョン:All、65 分

 20 世紀最大の振付師ジョージ・バランシン。彼が育て上げた世界最高峰のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)。1954 年以降バランシンはモントリオールのカナダ放送局のために何度かテレビ用に上演しました。それらの映像を集めた絶賛シリーズ、ジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」第4 弾。
 本DVD での注目はヒンデミットの「四気質」。バランシンのためにヒンデミットが作曲した作品。ストーリーはなく、中世の宇宙論に基づいて、人間は「憂鬱質」「多血質(快活)」「粘液質( 無気力)」「胆汁質( 癇癪)」の4 つのタイプに分類されるというところからきているもので、主題を変奏していきます。
 アイヴスのアイヴジアーナは、作曲家の死後初演された作品。またこのDVD には、ニジンスキーの名作「牧神の午後」のジェローム・ロビンス版が収録されています。


















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