クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

 


≪第79号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 12/23〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像



12/30(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


COVIELLO CLASSICS



COV 91413
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
これは嬉しい!日本でもお馴染みのボストックが團伊玖磨に挑戦
 「シルクロード」
  (1)團伊玖磨:管弦楽組曲「シルクロード」(1954)
  (2)ボロディン:中央アジアの草原にて
  (3)ブゾーニ:「トゥーランドット」組曲Op.41 BV248
ダグラス・ボストック(指揮)
アルゴヴィア(アールガウ)・フィル
 録音:2014 年5 月11-13 日/ベーレンマッテ・ズール(スイス)/65’ 23”

 東京佼成ウインドオーケストラの首席指揮者や、東京藝術大学で教鞭をとるなど、日本と縁の深いダグラス・ボストック。かつてデンマークのClassico レーベルから珍しいオーケストラ曲を数多く初録音してきましたが、今回Coviello レーベル初登場。シルクロードがらみの作品3 篇をとりあげています。
 團伊玖磨の「シルクロード」は「綺想的前奏曲」「牧歌」「舞踏」「行進」の4 曲から成り、シルクロード上の国々の音階などが用いられ、エッセイの名手でもあった團伊玖磨ならではの音楽紀行となっています。ボストックは20 年以上前からこの作品の録音を切望しており、執念がみのらせたと申せましょう。
 ブゾーニの「トゥーランドット」はプッチーニの同名の傑作と同じカルロ・ゴッツィの戯曲によるオペラ。管弦楽組曲は8 曲から成り、思いのほかに軽妙で明るい音楽が魅力。興味深いのが第5 曲「トゥーランドットの部屋」で、イギリス民謡「グリーンスリーヴス」が引用されています。旋法的なメロディゆえか、緑色の中国服の袖への思いこみか、理論家ブゾーニらしからぬ間違いにびっくり。イギリス人ボストックがこの上なく美しく奏でてくれます。
 

COV 91418
(SACD HYBRID)
\2600
時の終わり」
 (1)バターワース:2つのイギリス牧歌 (1911)
 (2)同:シュロップシャーの若者 (1912)
 (3)同:青柳の堤 (1913)
 (4)ルディ・シュテファン:7つの弦楽器のための音楽 (1911)
 (5)同:管弦楽のための音楽 (1912)
カジム・アブドラ(指揮)
アーヘン交響楽団
アンサンブル・エクス
 若さならではの輝きが哀しい絶美のオーケストラ曲

 録音:2014 年2 月1-3 日/ユーログレス・アーヘン、6 月19-20 日/オーケスタープローベンラウム・アーヘン/68’ 32”

 ともに第1 次世界大戦に応召され、非業の死をとげたイギリスのジョージ・バターワース(1885-1916) とドイツのルディ・シュテファン(1887-1915)。開花させることなく終わったその豊かな才能の一部を示してくれるアルバムです。
 バターワースの残した管弦楽曲をすべて披露。ディーリアスのような情感に加え、若々しいナイーヴにあふれる絶美の世界は、ヒーリング音楽を先取りしたよう。知る人ぞ知る逸品です。
 一方シュテファン作品は後期ロマン派というより表現主義に近く興味津々。「管弦楽のための音楽」はシューリヒトやチェリビダッケも録音を残していますが、アブドラは誰よりも早いテンポで若い作曲家ならではの活き活きした世界を再現しています。
 アメリカ出身の指揮者カジム・アブドラ。ハイティンクやレヴァインの薫陶を受け、オペラ界で注目される若手。きびきびした音運びが魅力の有望株です。




NIGHTINGALE



NC 0715603
(2CD)
\4800→\4390
グルベローヴァ、最後のオペラ全曲録音か?
 ベッリーニの珍しいオペラ「異国の女」

  ベッリーニ:「異国の女」
エディタ・クルベローヴァ(S アライデ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms イゾレッタ)
ホセ・ブロス(T アルトゥーロ)
ルカ・グラッシ(Br ヴァルデブルゴ)
カイ・シュティーファーマン(Br モントリーノ城主,修道院長)
トーマス・マイケル・アレン(T オズブルゴ)
ピエトロ・リッツォ(指揮)
バーデン=バーデン・フライブルクSWR 交響楽団
オルフォイス・ヴォーカルアンサンブル
 グルベローヴァ、最後のオペラ全曲録音か?ベッリーニの珍しいオペラ「異国の女」の真価をグルベローヴァが知らしめる!充実したキャストでの新録音!!

 録音:2012 年11 月21-27 日、バーデン=バーデン/DDD、2h 17’ 39”

 大プリマドンナ、エディタ・クルベローヴァの最新オペラ全曲録音、ベッリーニの「異国の女」です!
エディタ・クルベローヴァが2012 年に新たに歌い始めたのがベッリーニの「異国の女」。演奏会形式でミュンヘン、バーデン=バーデン、ウィーンと歌い、その後2013 年6 月にはチューリヒで舞台デビュー、12 公演も歌っています。さらに2015 年1 年にはアン・デア・ウィーン劇場での舞台上演、同年6月にはベルリンでの演奏会形式上演が予定されています。「異国の女」はベッリーニのオペラの中でも上演頻度のかなり低いものですので、グルベローヴァがいかにこのオペラに入れ込んでいるか分かるというものです。
 このCD には2012 年11 月にバーデン=バーデンで行われた演奏会形式上演でのライヴ録音が収録されています。
 グルベローヴァについては今更多くの言葉は必要ないでしょう、録音時65 歳、あと一ヶ月で66 歳になるとはとても信じられない歌声です。相手役のアルトゥーロには、グルベローヴァお気に入りのスペインのテノール、ホセ・ブロス。アルトゥーロの婚約者イゾレッタには、バロック音楽からモーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティなどを得意とするイタリアのメッゾソプラノ、ラウラ・ポルヴェレッリ。ヴァルデブルゴは、イタリアの中堅バリトンとして人気の高いルカ・グラッシ。指揮のピエトロ・リッツォは、新国立劇場で「トロヴァトーレ」、「リゴレット」、「ドン・カルロ」とヴェルディを指揮、ことに2014 年11 月の「ドン・カルロ」が評判になったのはまだ記憶に新しいところです。
 もしかしたらこれがグルベローヴァの最後のオペラ全曲録音になるかもしれません。ベッリーニの不遇な傑作「異国の女」にかけるグルベローヴァの意気込み、しかと受け止めましょう!

 ベッリーニ「異国の女」 簡単なあらすじ
 フランス西部、ブルターニュのモントリーノ城。ラヴェンステル伯爵アルトゥーロは、城主の娘イゾレッタと婚約しているが、彼は湖畔で見かけるアライデという謎の女に心引かれていた。アルトゥーロはようやくアライデと話ができるが、彼女は婚約者と結ばれるよう彼を諭す。アルトゥーロは友人のヴァルデブルゴ男爵に謎の女について相談する。彼はアライデを見るや、喜ばしげに彼女を抱擁し、アルトゥーロに対して彼女に近づかないよう言う。アルトゥ−ロは二人の仲を誤解し、ヴァルデブルゴに決闘を挑み、彼を傷つけ湖に落としてしまう。実はヴァルデブルゴはアデライデの兄レオポルドだった。それを聞いたアルトゥーロまでもが湖に飛び込んでしまう。集まった人々はアライデを犯人と疑う。
 アライデは裁判でも一切素性を明らかにしないが、アルトゥーロもヴァルデブルゴも助かったことから解放される。ヴァルデブルゴはアルトゥーロに、アライデを諦めイゾレッタと結婚するよう諭す。アルトゥーロはイゾレッタとの結婚に同意するが、アライデへの思いを断ち切れない。婚礼が始まろうとすると今度はイゾレッタがアルトゥーロを不幸にしたくないと嘆く。アライデが二人の手を取り祭壇に向かわせる。そして一人天に祈るアライデ。そこにアルトゥーロが駆けつけ、アライデに自分と一緒に生きるか死ぬかだと告げる。すると修道院長が、実は彼女は王妃アニェーゼなのだが、前王妃との問題から身を隠していた、今や前王妃が亡くなったので、彼女は晴れて王妃に復帰する、と告げる。愛が遂げられないと悟ったアルトゥーロは剣を突き刺して果てる。アライデは嘆き悲しむ。




PENTATONE



PTC 5186485
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ロシア音楽とドイツ音楽の魅力的融合
 鬼才ユロフスキ魂のシュニトケ

  シュニトケ:交響曲第3番
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 録音:2014 年7 月/ベルリン放送局本館/52’ 16”

 SACD ハイブリッド盤。
 久々にシュニトケの大作の新録音が登場します。それも1972 年生まれの俊英ウラディーミル・ユロフスキが1981 年作の交響曲第3 番を手掛けた注目盤。
 シュニトケの交響曲第3 番はクルト・マズアの委嘱で作曲、1981 年11 月にマズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管により初演されました。52分の間、バッハ、ヘンデル、モーツァルトから新ウィーン楽派、ヴァイルからシュトックハウゼン、ヘンツェに至る30 人以上の作曲家の音素材を引用し、独墺音楽史を映し出しているため「ドイツ交響曲」の異名を持ちます。これまでロジェストヴェンスキーとソ連文化省管のメロディア盤、エリ・クラスとストックホルム・フィルのBIS 盤がありましたが、ドイツで育ったロシア人ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響を指揮した当盤こそ理想的演奏陣と申せましょう。
 シュニトケならではの不安な心理やブラック・ユーモアをユロフスキ流の集中力と鋭敏な感性で描写、あっぱれな名演となっています。
 録音は2014 年7 月にベルリン放送局本館 (Haus des Rundfunks RBB) で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。




モスクワ音楽院



SMCCD 0146
\2500→\2290
21世紀ロシアの作曲家たち
 ヴラディーミル・タルノポリスキー(1955-):
  チェヴェングル
   (アンドレイ・プラトーノフのテキストによる
   声とアンサンブルのための;2001)(*)
 ファラジ・カラーエフ(1943-):
  3つのバガテル(ピアノと5つの楽器のための;2003)
 ユーリー・ヴォロンツォフ(1952-):
  ブッファトーレ [Buffatore] (アンサンブルのための;2011)
 アレクサンドル・ヴースチン(1943-):クレド(アンサンブルのための;2004)
 ユーリー・カスパロフ(1955-):
  オネゲルへのオマージュ(アンサンブルのための;2005)
スヴェトラーナ・サヴェンコ(ソプラノ)
新音楽スタジオ・アンサンブル
イーゴリ・ドローノフ(指揮)
ヴラディーミル・タルノポリスキー(アーティスティック・ディレクター)
録音:2013年6月、モスクワ音楽院大ホール
 


SMCCD 0154
\2500→\2290
ヴァディム・ノヴィコフ(トランペット) モスクワ音楽院のコレクションから
 トレッリ(1658-1709):トランペット協奏曲ニ長調 G.28(*)
 チャイコフスキー(1840-1893)/ヴァディム・ノヴィコフ(1941-)編曲:
  感傷的ワルツ Op.51 No.6/昼の輝きが満ち Op.47 No.6(+)
 チャイコフスキー:ナポリ舞曲 Op.20(+)
 ラフマニノフ(1873-1943)/ヴァディム・ノヴィコフ編曲:
  ヴォカリーズ Op.34 No.14/春の洪水 Op.14 No.11
 ルビンシテイン(1829-1894)/ヴァディム・ノヴィコフ(1941-)編曲:
  メロディー Op.3 No.1/ロマンス Op.4 No.1
 ゲディケ(1877-1957):前奏曲
 オネゲル(1892-1955):イントラーダ
 ヒンデミット(1895-1963):ソナタ(#)
 エネスク(1881-1955):伝説
 マルティーニ(1706-1784):トッカータ(**)
 ジャゾット(1910-1998):アルビノーニのアダージョ(++)
 モーツァルト(1756-1791)/ヴァディム・ノヴィコフ(1941-)編曲:
  夜の女王のアリア(##)
ヴァディム・ノヴィコフ(トランペット)
モスクワ室内管弦楽団(*)
アナトーリー・クノレ(指揮(*))
スヴェトラーナ・オルドジェーヴァ(ピアノ(無印))
ユリア・コーガン(ピアノ(+))
ミハイル・ミーシン(ピアノ(#))
ボリス・ロマーノフ(オルガン(**))
アレクセイ・シミートフ(オルガン(++))
モスクワ音楽院学生管弦楽団(##)
レオニード・ニコラーエフ(指揮(##))

録音:1959-2007年
 ヴァディム・ノヴィコフ(1941-)はモスクワ音楽院で学び、1964年から1986年までボリショイ劇場のソリストを務めたトランペット奏者。
 1986年よりモスクワ音楽院教師、1993年教授に就任。ロシアのトランペット界のリーダーとして音楽祭やコンクールの主催等で活躍しています。





BERLIN CLASSICS


BC0300640
\2300
スパーク/ワイルド・テリトリーズ
 Folk Song、When The Cock Crowed His Warning、Candybox、
 Silver Falls In The Heart Of The Forest、
 Obsession、Restless、Cruiser、
 Concerto RV 151 (Vivaldi)、Agitation、
 Concerto TWV 52:e1 Telemann)、
 Venetian Gondola Song、Beyonc?、Alpha Dog、
 Lost Happiness、Dance Of Rebels、Encore                                    
アンドレア・リッター(Recorder)
ダニエル・コシツキ(Recorder, Melodia)
ステファン・グラウス(Vln, Vla)
ビクトル・プリュメッタ(Vc)
ミッシャ・チュン(pf)                                         
 クラシックをはじめ幅広いジャンル音楽のアーティストとして活動している5人による、脱クラシックを前面に打ち出した前衛芸術と言える作品集。
 バロック音楽をモティーフにしながらも複雑で荒々しい音がその作品に新たな印象を与える。




Isang Yung Society



4571288026175
\3200→\2890
旧東ドイツ、フルートの名器「ヘルムート・ハンミッヒ」.
Tribute To Helmuth Hammig
(ヘルムート・ハンミッヒ)
 1.ルーセル:フルートを吹く人たち op.27
  アネット・フォン・サタッケルベルグ(フルート)(no.118)
 2.J.S. バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番よりアダージョ
  ガンサー・ポール(フルート)(no.340)
 3.尹伊桑:フルート・ソロの練習曲
  ロジータ・ステージ(フルート)(no.88)
 4. マラン・マレー:スペインのフォリア(32の変奏曲)
  マルトン・ヴェーグ(フルート)
 5.モーツアルト:アンダンテ KV.315
  福永吉宏(フルート)(no.11)
 6.フオーレ:フルートとピアノの幻想曲
  ニルス=ティロ・クレマー(フルート)(no.37)
 7. テレマン:リコーダーと通奏低音のソナタ
  マーティン・グルック(フルート)
 8. ゴーベール:夜想曲とアレグロ・スケルツァンド
  コーネリア・ブラントカンプ(フルート)
 9. ボスラー:フルートとピアノのカプリッチオ
  イルメラ・ボスラー(フルート)
 10.J.C.バッハ:フルートとチェンバロのソナタ
  山本恭平(フルート)(no.28)
 11. フォーレ:コンクール用小品
  大代啓二(フルート)
 12. チャールズ・ケラー:6つのディヴェルティメントよりアダージョ
  ロジータ・ステージ(フルート)
 13. メシアン:黒つぐみ
  ベルンハルト・クリ(フルート)(no.200)
旧東ドイツ、フルートの名器「ヘルムート・ハンミッヒ」.。生涯に460本のフルートとピッコロを制作したと言われている。
この作品は初期の11番から400番までの数本を選び録音。
2008年8月と10月ベルリン録音




TACET



208
\2600→\2390
ベートーヴェン
 1. ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
 2. ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
 3. ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
2014年 ダーレムのイエス・キリスト教会での録音
 実力派コロリオフによる深い洞察力に裏付けられた、きめ細やかなテクニックで表現されるどこまでも厳しく禁欲的なベートーヴェン。
 好評の「ハンマークラヴィア」(TACET206 )に続く第2弾です。


第1弾「ハンマークラヴィア」



206
\2600→\2390
エフゲニー・コロリオフ新譜!「ハンマークラヴィア」!!
 ベートーヴェン:
  ①ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101
  ②ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィア」 変ロ長調 op.106
エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
 2012年ベルリン、ダーレムDahlemのイエス・キリスト教会での録音
 バッハの演奏において、非情に高い評価を得ているコロリオフですが音質の良さで知られるTACETレーベルからは繊細なタッチを生かしたドビュッシー他、シューマン、シューベルト、ショパン等の優れた録音がございます。
 今回はベートーヴェンの後期ソナタから2曲。
 思慮深い造形を感じさせる演奏ですが、決して重くならず、濁らず、多重的な和声の中に、くっきりと旋律を浮かび上がらせベートーヴェン特有の歌心を繊細で透明感ある美しい音色で奏で上げます。
 1音、1フレーズに多くの意味を感じ、考えさせられる素晴らしい演奏です。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PRAGA DIGITALS


PRDDSD 350117
(SACD HYBRID)
\2900
これぞロシアの指揮、凄すぎる漢・ゴロワーノフ
 チャイコフスキー:
  (1)カンタータ「モスクワ」
  (2)交響的バラード「地方長官」Op.78
  (3)序曲「1812 年」Op.49
  (4)交響幻想曲「テンペスト」Op.18
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団、同合唱団
リュドミラ・レゴスタエヴァ(Ms)
ダニール・デミヤノフ(Br)
 これぞロシアの指揮、凄すぎる漢・ゴロワーノフの魅力をSACDリマスタリングで!

 録音:(1)(2)1948年 (3)1952年 (4)1951年/Mono、Bi-channel Stereo、77’ 36”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。
 メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターしたシリーズ、今回ゴロワーノフが登場しますが、旧ソ連グラムプラストレスト社(メロディアの前身)製LP からDSD リマスタリング。ゴロワーノフの真価がいちばん発揮できるチャイコフスキー作品なので、ファンは冷静でいられるはずがありません。
 圧巻は「1812 年」。この演奏にはまると、他が物足りなくなる凄さ。時代的なノイズはありますが、音像がより明瞭になり、金管や打楽器のフォルティッシモで音が割れないのが感激。ゲルギエフやスヴェトラーノフも太刀打ちできない迫力とオーラは、これぞ「ロシア指揮者の魅力」の究極を示していると申せましょう。
 「テンペスト」も冒頭からゴロワーノフ節満載。こうしたドラマティックな曲はゴロワーノフにピッタリで、ただただ彼の魔力に吸い寄せられ、感動させられます。
 珍しいのは交響的バラード「地方長官」。ゴロワーノフのディスコグラフィになく、ファンにも未知の録音。チャイコフスキーが「くるみ割り人形」以前にチャレスタを用いた作品ですが、あまり聴く機会のない作品だけに貴重。
 カンタータ「モスクワ」と「1812 年」は、さらなる資料的意義もあります。前者は1948 年、後者は1952 年の録音ですが、どちらも暗黒のソヴィエト時代それもスターリン存命中でした。皇帝の戴冠式式典用に作曲され、神が登場するカンタータの歌詞と、「1812 年」の最後に現れる帝政ロシア国歌は、チャイコフスキーの本意とは別に改竄され別のものに置き換えられているのが、この録音が貴重な証拠となっています。今後聴くことのない版としての価値は計りしれません。














12/26(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


NAXOS



8.573255
\1100
モレノ・トローバ:ギター協奏曲集 第1集
 1-4.フラメンコ協奏曲(1962)
  <第1楽章:ファンダンゴ/第2楽章:ファルカ/
   第3楽章:カディスの喜び/第4楽章:ブレリアス>/
 5-8.ギターと管弦楽のための対話(1977)/
 9-13.ラ・マンチャの歌(1966)
  <言葉遊び/冬の到来/旋律/ラ・パストラ/セギディーリャ>/
 14-16.カスティーリャ組曲(1920頃)
  <ファンダンギーリョ/アラーダ/舞曲> ※1-4…世界初録音
ペペ・ロメロ(ギター)…1-4.9-13/
ビンセント・コベス(ギター)…5-8.14-16/
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団…1-8/
マニュエル・コベス(指揮)…1-8
録音 2013年7月2-4日 スペイン マラガ,サラ・マリア・クリスティナ
 最近、優れたギタリストの妙技によって、このスペインの作曲家モレノ・トローバ(1891-1982)の名前も広く知られるようになりましたが、まだまだ未知の部分が多く、このアルバムに収録されている「フラメンコ協奏曲」などは、なぜ今までこんなにステキな作品が録音されていなかったのだろう?と首をひねってしまう人も多いのではないでしょうか。
 それほどまでに、この曲素晴らしいのです。もちろん、ここで完璧なギターを奏でているのは名手ペペ・ロメロ。まさに神がかり的な演奏が繰り広げられています。
 指揮者としても高い才能を持っていたモレノ・トローバはオーケストラの扱いも巧みであり「ギターと管弦楽のための対話」ではハープやチェレスタを用いた、星のきらめきのような響きも追求されています。
 こちらでギターを演奏しているのは1982年生まれの若手ビンセント・コベス。指揮者のマニュエル・コベスは彼の兄弟です。
 


8.573059
\1100
コロンビアのギター音楽集
 1.アドルフォ・メヒーア(1905-1973):バンブーコ ホ短調(1967)/
 2-6.ジョンティ・モンターニャ(1942-2011):コロンビアーナ組曲 第3番
 <夢見る人の歌-パシージョ/忘れることのない-ダンス/
  ダニエラ-グアビーナ/ドイツ-バンブーコ/ポッロ>/
 7-10.ルカス・サボーヤ(1980-):エルネスティナ組曲(2011)
 <コストゥレーラ/どこかに/6のための子守歌/黒いサンバ>/
 11-14.モンターニャ:コロンビアーナ組曲 第2番(2011)
 <マルガリテーニョ-パシージョ/
  旅-グアビーナ/バンブーコ/ポッロ>/
 15.エクトル・ゴンザレス(1961-):
  前奏曲、パラフレーズとフーガから前奏曲(1999)
    ※6.7-10…世界初録音
ホセ・アントニオ・エスコバル(ギター)
録音 2012年9月21-24日 カナダ オンタリオ,聖ジョン・クリソストム教会
 ナクソスレーベルが得意とするレパートリーである「ギター作品集」の中でも、このエスコバルが演奏する「チリのギター集」(8.570341)と彼のリサイタルCD(8.555719)は、素晴らしい人気を誇っています。
 その理由の一つには、彼が奏するギターの音色はとても親密で甘く、ついついうっとりとしてしまうから。彼の音色は、いつも南国の風景や風の香りを想起させ、日本人の心の奥底に潜む“熱き血潮”を刺激するからなのかもしれません。
 そんなエスコバルの最新アルバムは、コロンビアの作品集です。アフリカやネイティブインティアンの文化を受け継ぎながら発展してきたコロンビアの音楽には、リズミカルなパワーと豊かな色彩、そしてダンスのリズムが宿っています。優雅なリズムと激しいアクセントが共存した流麗なメロディ、そしてカリブ海の特徴的なリズムパターン…どれにも心が惹かれます。
 モンターニャの「コロンビアーナ組曲」を中心に選曲されたこの1枚は、きっと誰もが気に入るはずです。


静かなベストセラー
前作/チリのギター音楽集

8.570341
チリのギター音楽集
 コントレラス(1983-):トナーダ・アクエカーダ
 サリナス(1951-):欠けた時間の組曲より「クリスタリーノ」
 レストゥッチ(1956-):替わるもの/樫の木/天人花
 サンチェス(1965-):チロエティカ
 コントレラス(1983-):帰還の歌/感覚と理由/私の母親の歌
 パッラ(1961-):5 つの古い歌
 サンチェス(1965-):
  ギター・ソナタ「ビオレタ・パッラへのオマージュ」/別れの歌
ホセ・アントニオ・エスコバル(ギター)
よほどの音楽好き、またはギター好きでも、ここに収録された作品を耳にすることはなかなか難しいのではないだろうか。チリの現代作曲家たちによる様々な作品のなんと多彩で楽しいこと!情熱的で複雑なリズム、既存のスタイルを打破した独創的な音、これらが収束した「新しい音」の噴出。若き名手エスコバルの妙技には全く聴き惚れるしかありません。

 


8.559768
\1100
ギャラガー:管弦楽作品集第2巻
 1-4.交響曲 第2番「上昇」
  <第1楽章:大胆に/第2楽章:ふざけて/
   第3楽章:ゆっくりと/第4楽章:ゆっくりと-精力的に-速く-適度に-速く>/
 5.静かな反射 ※世界初録音
ロンドン交響楽団/
ジョアン・ファレッタ(指揮)
録音 2013年9月2.3日 UK ロンドン,ブラックヒース・コンサート・ホール
 ジョアン・ファレッタとロンドン交響楽団によるギャラガー(1947-)作品集の第2作目のアルバムです。前作(8.559652)では、1楽章の交響曲とシンフォニエッタを中心に、多彩な作品が選曲されていて、その雄大な音に魅了された人も多かったのですが、今回のアルバムは大作「交響曲第2番“上昇”」がメインであり、彼の思いを存分に受け止めることができるのです。
 全ての楽器によって表現される「上昇」のモティーフは、様々に形を変えながら、曲全体を支配しています。何度も反復を繰り返すモティーフや、精力的に広がっていく主題などを用い、常にポジティブに曲が展開していきます。
 人生での希望の実現、そして人間の精神の上昇願望など、つねに前向きに生きていく人を応援するような、ステキな音楽です。


ギャラガー:管弦楽作品集第1巻

8.559652
¥1100
ギャラガー:管弦楽作品集
 1.「ディヴァージョン」序曲(1986)/
 2.子守歌(1977)/
 3-7.シンフォニエッタ(1990/2007)…世界初録音
 <イントラーダ/間奏曲/マランボ/パヴァーヌ/
 ロンド・コンチェルタンテ>/8.1 楽章の交響曲「哀歌」
ロンドン交響楽団…1.2.8/
ロンドン交響楽団のメンバー…3-7/
ジョアン・ファレッタ(指揮)
ニューヨーク生まれの作曲家ギャラガー(1947-)の作品集です。彼はカレル・フサ、ネッド・ローレムを始めとした錚々たる大作曲家たちの指導を受け、管弦楽曲、合唱、室内楽、そして吹奏楽まで幅広い作品を書いています。彼の音楽はどれも壮大でかつ抒情的な音色も有しています。彼の作品は世界中で高く評価されていますが、とりわけ「子守歌」はその美しさでポーランドを始めとした各国のオーケストラで何度も演奏されています。「ディヴァージョン」序曲はもともとシンフォニック・バンドのための書かれた「ディヴァージョン」の素材を使ってフルオーケストラの作品を書きあげたものです。まるでハリウッドの音楽を思わせる雄大さがたまりません。豊かな音色のシフォニエッタ、「哀歌」と名付けられていても、中間部ではかなりの盛り上がりを見せる「1 楽章の交響曲」とバラエティに富んだ選曲です。

 

8.570564
(2CD)
\2200
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 24の前奏曲とフーガ BWV870-893
<CD1>
 1-2.第1番 ハ長調/3-4.第2番 ハ短調/
 5-6.第3番 嬰ハ長調/7-8.第4番 嬰ハ短調/
 9-10.第5番 ニ長調/11-12.第6番 ニ短調/
 13-14.第7番 変ホ長調/15-16.第8番 嬰ニ短調/
 17-18.第9番 ホ長調/19-20.第10番 ホ短調/
 21-22.第11番 ヘ長調/23-24.第12番 ヘ短調/
 25-26.第13番 嬰ヘ長調/
<CD2>
 1-2.第14番 嬰へ単調/3-4.第15番 ト長調/
 5-6.第16番 ト短調/7-8.第17番 変イ長調/
 9-10.第18番 嬰ト短調/11-12.第19番 イ長調/
 13-14.第20番 イ短調/15-16.第21番 変ロ長調/
 17-18.第22番 変ロ短調/
 19-20.第23番 ロ長調/21-22.第24番 ロ短調
リュック・ボーセジュール(ハープシコード)
録音 2011年8月8-11日,2012年6月5-9日 カナダ オンタリオ,聖ジョン・クリソストム教会
 あらゆる鍵盤楽器のための作品の中でも、最も偉大で最も学ぶべきところが多いとされるJ.S.バッハ(1685-1750)の「平均律クラヴィーア曲集」。
 1巻と2巻があり、それぞれ全ての長調と短調が用いられた24の前奏曲とフーガで構成されています。
 このフーガの部分には、あらゆる技術と対位法が駆使されており、学習者だけではなく、全ての音楽愛好家たちが愛してやまない曲集として知られているのです。
 ここで見事なハープシコードを演奏しているリュック・ボーセジュールは、すでにNAXOSに第1集を2005年に録音していて(8.557625-26)、こちらも基本を丁寧に押さえつつ、豊かな表現を湛えた演奏として評価されていますが、この第2集は更に考え抜かれた解釈と、極めて自然なテンポが心地よい、聴けば聴くほどに味が出る見事なものとなっています。
 

8.570609
\1100
葛甘孺(ゲ・ガンリュ):上海の回想 他
 上海の回想(2009)
 1-9.第1部:幼年時代
  <静安時/ヴァイオリンの初心者/自転車の音楽/
   旅商人の歌 I(刃物研ぎ)/ハエが飛び回る禿げ頭/
   旅商人の歌 II(スイカ)/旅商人の歌 III(ゆで豚)/
   旅商人の歌 IV(煎り銀杏)/夏の夜のイカしたパーティ>/
 10-15.第2部:文化革命-目覚め
  <成長するヴァイオリニスト/混沌/革命行進曲/
  幻想曲/嘆き/目覚め>/
 16.バタフライ序曲(2012) ※世界初録音
マヤ・イワブチ(ヴァイオリン・ソロ)…2.10.13.15/
ロイヤル・スコテイッシュ・ナショナル管弦楽団/
葉聡(イェ・ツン 指揮)
録音 2013年6月20.21日 スコットランド グラスゴー,ヘンリー・ウッド・ホール
 上海で生まれ、アメリカのコロンビア大学で博士号を得た作曲家 葛甘孺(ゲ・ガンリュ 1954-)の作品集です。
 以前の弦楽四重奏曲では、微分音や特殊奏法を駆使した不思議なハーモニーで魅了しましたが、今作の「上海の回想」は自らの体験を基にした「大河ドラマ」のような作品となっています。
 5歳からヴァイオリンを始めた彼の幼い視点は、様々な街の音を拾いながら、少しずつ芸術家としての使命を見据えていきます。彼が生まれた1954年は、すでにヴァイオリンを学ぶことに対しての偏見があり、幼い彼がレッスンをするときには、両親は彼のヴァイオリンにミュート(弱音器)をつけなくてはいけなかったのです。
 そして勃発した「文化大革命」のため、高校卒業後に強制収容所に送られ農作業に従事するも、その才能が認められ、ヴァイオリニスト、作曲家として成功するのです。そんな思い出がきっちり描かれたこの作品が演奏されるだけでも、中国という国の良い変化が見て取れるのではないでしょうか。素晴らしい文化を有する国の将来に幸福があることを祈らずにはいられません。
 


8.571302
\1100
イディル・ビレット:ソロ・エディション 第8集
 スクリャービン:練習曲集 Op.2, 8&42/幻想曲集 Op.28
 1. 3つの小品 Op.2 第1番 練習曲 嬰ハ短調/
 2-13. 12の練習曲 Op.8
  <嬰ハ長調/嬰へ短調/ロ短調/ロ長調/ホ長調/
   イ長調/変ロ短調/変イ長調/嬰ハ短調/変ニ長調/
   変ロ短調/嬰ニ短調>/
 14-21. 8つの練習曲 Op.42
  <変ニ長調/嬰へ短調/嬰ヘ長調/嬰ヘ長調/嬰ハ短調/
  変ニ長調/ヘ短調/変ホ長調>/22.幻想曲 ロ短調 Op.28
イディル・ビレット(ピアノ)
録音 2014年3月 ベルギー ナミュール,シャトー・ド・フラウィンヌ
 トルコのアンカラで生まれ、3歳からピアノを学び始めたイディル・ビレット。数々の偉業をこなし、世界的な名声を獲得しています。彼女の演奏はいつも個性的で、狂おしいほどに好きになるか、もしくは激しく拒否反応を起こすか…のどちらかになるようです。
 そんな彼女にぴったりのレパートリーがこのスクリャービン。もともと、麻薬的な魅力を持つこれらの作品ですが、これをどのように料理しているかをぜひご自分の耳でお確かめください。
 


8.571361
\1100
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
 チェロとピアノのためのイギリス音楽集

 1-3.ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):
  チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.66(1959)/
 4.ワーズワース:夜想曲 Op.29(1946)/
 5.ワーズワース:スケルツォ 変ホ長調 Op.42(1949)/
 6-8.ワーズワース:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.70/
 9.ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):
  幻想的ソナタ ト短調 Op.19(1904)/
 10-13.ウィリアム・ブッシュ(1901-1945):
  チェロとピアノのための組曲(1943)
  <前奏曲/奇想曲/夜想曲/タランテッラ>/
 14.ブッシュ:メモリー(1944)/
 15.ブッシュ:エレジー(1944)
   ※1-3,10-13…8.571352に既収録
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)/
ラファエル・テッローニ(ピアノ)…1-5.9-15
録音 2008年10月9日…1-8, 2010年2月18日…9-15 UK ストーク・ダベルノン メニューイン・ホール
 既に発売されている「チェロとピアノのためのイギリス音楽集」(8.571352)で紹介した4人の作曲家の中から2人、ブッシュとワーズワース、そしてもう一人、ホルブルックの作品(こちらは他レーベルで既発)を再編したこのアルバムは、最近かなり注目を浴びてきたとはいえ、まだまだ知られていないイギリス音楽の隅の部分に光を当てるものとして評価できるでしょう。
 ワーズワースはたくさんの作品を書いた人ですが(同名の詩人とは別の人)、その作品の全てが残されているわけではありません。彼の夜想曲は、もともとヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれた曲ですが、ここではチェロで奏されています。
 2曲のチェロ・ソナタは憂鬱さと美しさの間を揺れ動き、聴き手の心をしばし波立たせます。ホルブルックの印象的なソナタは、情熱的でありロマンティックです。
 イギリスに帰化したドイツ人の両親の元に生まれたブッシュは、ピアニストとして活躍しましたが、第2次世界大戦で心に傷を負い、1945年に44歳という若さでこの世を去ってしまったのでした。亡くなる前年の2つの作品の幽玄な美しさには言葉を失います。
 

8.572358
\1100
マクスウェル・ディヴィス:バレエ音楽「キャロライン・マティルダ」 他
 バレエ音楽「キャロライン・マティルダ」
  1-4.第1幕:演奏会用組曲(1991)
   <集会の広場/城の横で/女王の部屋/高貴な部屋>/
  5-11.第2幕:演奏会用組曲(1992)
   <集会の広場/陰謀/仮面舞踏会-宮廷の踊り/
    仮面舞踏会-パ・ド・ドゥ/逮捕/命令実行/
    カロリーネ・マチルダの亡命>/
 12.チャット・モス/
 13.オーハイ・フェスティバル序曲
BBCフィルハーモニック/
マクスウェル・ディヴィス(指揮)
1991年7月12.13日 チェルトナム国際音楽祭 、タウン・ホール…1-4.13, 1995年7月11.12日 マンチェスター BBC,第7スタジオ(アレンジ)…5-11, 1994年7月22日 マンチェスター BBC,第7スタジオ…12 Collins Classicsからの移行盤
 このバレエ音楽「キャロライン・マティルダ」は1991年に初演され、高く評価された作品です。
 物語はイギリスで生まれ、デンマーク王クリスチャン7世に嫁いだ王妃マティルダ(デンマークではカロリーネ・マティルデ)の悲劇的な逸話をもとにしたものです(このお話は映画化されたり、オペラ化されたりと、比較的良く知られています)。
 夫に愛されることのなかったマティルダと、王の侍医であったストルーエンセの関係が描かれており、精神的に綻びのあったクリスチャン7世に取り入ることで、権力を握ったストルーエンセと彼に惹かれたマティルダという2人の関係は半ば公のものでしたが、このようなスキャンダルが反感を買わないわけもなく、結局ストルーエンセは逮捕され、マティルダはハノーファーに亡命、ここで病を得て生涯を閉じます。実に23歳という若さでした。
 さて、こんな物語にデイヴィスがつけた音楽は皮肉たっぷりであからさまなものでした。まるでバロック時代と間違うほどの曲から、孤独に震える終曲まで、音だけ聞いていてもお腹一杯になるはずです。
 


8.572755
\1100
ローデ:ヴァイオリン協奏曲集
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ短調
  <第1楽章:マエストーソ/第2楽章:アダージョ/第3楽章:ポロネーズ>/
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 第5番 ニ長調
  <第1楽章:アダージョ-アレグロ・ジュスト/
   第2楽章:シチリアーノ/第2楽章:ロシア風ロンド>/
 7-9.ヴァイオリン協奏曲 第9番 ハ長調 Op.17
  <第1楽章:モデラート/
  第2楽章:カヴァティーナ:ウン・ポコ・アダージョ/
  第3楽章:アレグレット>
   カデンツァ…フリードマン・アイヒホルン
フリードマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)/
イェナ・フィルハーモニー管弦楽団/
ニコラス・パスケ(指揮)
録音 2011年6月24-29日 ドイツ イェナ,フォルクスハウス
 ピエール・ローデ(ロード 1774-1830)は、19世紀フランスのウヴァイオリニスト、作曲家です。
 彼の最も知られる作品は「24のカプリース」でNAXOSにもすでにA.シュトラウスの演奏で録音があります(8.570958)。彼はボルドーで生まれ、13歳のときにパリに行って名手ヴィオッティの弟子になり、同時期にヴィオッティのヴァイオリン協奏曲第13番を演奏してデビューしたであろうと推測されています。
 ヴァイオリニスト、教師として大活躍し、ピエール・バイヨとルドルフ・クロイツェルとの共著である「ヴァイオリン演奏の方法論」はパリ音楽院ヴァイオリン科のための教本としても用いられました。
 彼はまたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第10番の初演者としても知られています。そんな彼ですから、作品の全てはヴァイオリンのために書かれていますが、現在ではほとんど演奏される機会がありません。
 しかしここで聴くことのできる3曲の協奏曲でわかるとおり、彼の作品は古典派からロマン派への架け橋であり、想像以上に劇的で、例えば20歳の作品である第1番の協奏曲での闘争心に満ち溢れた躍動的なフレーズは、まさに驚くほどの才能の迸りであると断言できるでしょう。
 1800年頃に書かれた第5番は、牧歌的な性格を有する明るい曲。第2楽章のシチリアーノの美しさは必聴です。
 そしてロシア滞在中に書かれた第9番は更に劇的であり、ソリストの技量が試される活動的な作品です。やはりこれは聞かずにはもったいない曲ばかりです。
 

旧譜
ローデ:ヴァイオリン協奏曲集/第1&2集
ローデ:ヴァイオリン協奏曲第7番, 第10番, 第13番(アイヒホルン/南西ドイツ放送カイザースラウテルン管/パスケ)
8.570469
¥1100
ローデ:ヴァイオリン協奏曲集
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 第7 番 イ短調 Op.9/
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 第10 番 変ロ短調 Op.19/
 7-9.ヴァイオリン協奏曲第13 番 嬰へ短調/イ長調 遺作
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)/
南西ドイツ放送カイザースラウテルン管弦楽団/
ニコラ・パスケ(指揮)
ボルドーで調香師の息子として生まれたローデ(1774-1830)は、幼い頃から卓越した音楽の才能を示し、13 歳の時にパリへと上京し名ヴァイオリニスト、ヴィオッティの弟子となります。今は、彼の名前はヴァイオリンの練習曲を作曲した人としてのみ知られていますが、実はこんなに美しい協奏曲も書いていました。ローデ自身は演奏の際ポルタメントを多用し、まことに美しい音を奏でていたと言います。ちなみに若き名手、五嶋龍氏が現在使用しているヴァイオリンは、このローデが愛奏していたストラディヴァリウス「エクス・ピエール・ローデ」(1715 年作)です。
ローデ:ヴァイオリン協奏曲第3番, 第4番, 第6番(アイヒホルン/イェナ・フィル/パスケ)
8.570767
ピエール・ローデ(1774-1830):ヴァイオリン協奏曲第3,4,6番
 1-3.ヴァイオリン協奏曲第3番ト短調 Op.5/
 4-6.ヴァイオリン協奏曲第4番イ長調 Op.6/
 7-9.ヴァイオリン協奏曲第6番変ロ長調 Op.8
カデンツァ…フリードマン・アイヒホルン/
フリードマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)/
イェナ・フィルハーモニー管弦楽団/
ニコラ・パスケ(指揮)
ヴィオッティの愛弟子であり、またナポレオンの宮廷音楽家として幅広い活動を行ったヴァイオリニスト、ピエール・ローデ(1774-1830)。以前NAXOSからリリースされた第7番と第10番の協奏曲(8.570469)で、その偉大な才能に開眼した人も多いことでしょう。
今回もヴァイオリニスト、アイヒホルンによる3曲の協奏曲を聴いてみてください。優美さ、抒情性、冴え渡る技巧、そして流暢な音楽の流れ。まさにベートーヴェンやパガニーニに匹敵する素晴らしい作品がここにあります。第3番は壮大で悲痛な面持ち、第4番は端正、そしてスペイン訪問の際に書かれた第6番の素晴らしさと言ったら・・・全く言葉に尽くせません。ヴァイオリンの汲めども尽きぬ魅力がここにあります。
各々の曲に付されたカデンツァはアイヒホルンによるもの。バッハのシャコンヌからもインスピレーションを受けたというその音楽。ぜひ楽しんでください。

 


8.572983
\1100
大胆な私の欲望:16世紀イタリアの鍵盤音楽集
 アンドレア・アンティーコによるフロットラ集
  1.トロンボンチーノ:大胆な私の欲望/
  2.トロンボンチーノ:美しき処女/
  3.ぼろを掴んで手を抜く-
   かわいい鳥-かごが壊れて牛が困っている(ヴェニス写本)/
  4.作者不詳:私の愛しい人、あなたの美しい瞳を征服しよう/
  5.マルケット:あなたが知るなら残酷は逃げる/
  6.トロンボンチーノ:彼女はこれ以上私のものになることはない/
  7.お嬢さん、私の粉ふるいを貸してあげよう/
   わが恋人の小舟は夜に漕ぎ出す/
   ベルナルドはまっすぐ立っていられない/
  8.愛は時に私の希望の栄えである/
  9.甘き怒り、甘き軽蔑/
  10.愛は私に何をする/
  11.トゥルディオン-尖った塔で愛を歌う-サルッツォの侯爵/
  12.キューピッドはブナの木の下で眠っていた/
  13.愛の美しい炎/14.私はその日に死んだ彼である/
  15.援助は快適/
  16.忙しい家政婦-かわいいフランス娘-チューブにさわって/
  17.この谷には愛も平和も残ってない/
  18.わが嘆きを聞け、天国よ/
  19.わが生涯が終わったと聞いて、彼女は何というだろう/
  20.偉大なる母-私はミラノの伯爵だ/
  21.私は痛みの涙で顔を浸す/
  22.あなたに我が物になって欲しい/
  23.そう、あなたは私の残して去っていく/
  24.もう一度彼女をよく見よう/
  25.ロンバードの女の子-ベルドリンの甘き心/
  26.天も地も沈黙している/
  27.あなたが私を殺しても、私は死ぬことはない/
  28.愛しき人、もし愛の残り火がはじけたら/
  29.私が僧侶になったら彼女はどうする?/
  30.人生の糸はとても弱い/
  31.馬はバリアルドに乗り-
     ガチョウの踊り-
     私の靴どめはボローニャから来る/
  32.太陽が大地を暖めても、彼女は私の愛を疑う/
  33.私は考えながら陽気に歌った
グレン・ウィルソン(ハープシコード)
録音 2014年6月 シチリア モンレアル
 イタリアで印刷された最古の楽譜といわれる、アンドレア・アンティーコ(1480頃-1538以降)が編纂した鍵盤音楽集です。当時のイタリアではペトルッチが楽譜印刷の占有権を有していましたが、メディチ教皇の方針により、ペトルッチからアンティーコに移したのです。
 彼はもともとペトルッチのライバルであり、1517年に印刷されたこの曲集は、ペトルッチの開発した活版印刷ではなく、古来からの木版印刷によるものでした。この技法は美しさを追求することはできるのですが、残念ながら正確さには欠けるため、現在の譜面に直して演奏するまでには、多くの研究が必要でした。
 現在、アンティコの印刷のコピーは2部だけが残存しており(当時は失敗したものは全てくずになってしまった)、これを復元するだけでも大変な作業だったようです。
 あのクリストファー・ホグウッドもこの曲集を現代譜に書き直すなど、この曲集に興味を抱いていますが、この録音はグレン・ウィルソン自身が監修した版を用い、全ての曲の録音を行っています。
 

8.573183
\1100
トゥリーナ:ピアノ作品集 第10集
 1-2.トッカータとフーガ Op.50(1929)/
 3-6.パルティータ ハ長調 Op.57(1930)
  <前奏曲/ザラバンダ/カプリチョ/序奏とフーガ>/
 7.ロマンティックな小品(1931)/
 8-10.アルモドバールの城 Op.64(1931)
  <夜の影/中世の想起/白昼>/
 11-14.サンルカルの街角 Op.78(1933)
  <少女マリア/ピレタの春/
   サン・ドミンゴ教会の柱廊/バリオアルトに登る>/
 15-19.前奏曲集 Op.80(1933)
  <アダージョ/アレグレット/アレグロ・ジュスト/
   アレグレット/アダージョ-アレグロ・ヴィーヴォ>
ホルディ・マソ(ピアノ)
録音 2013年10月12-13日 スペイン ヤフレ アウディトリウム
 トゥリーナ(1882-1949)のピアノ作品全集という偉業に挑む名ピアニスト、ホルディ・マソ。彼が解き解していくトゥリーナの世界の何とも魅力的なこと。
 自身も優れた作曲家であるマソは、これらの作品に内包されたピアニズムを様々な角度から検討し、最適な形で表現していくのです。
 躍動的な「トッカータとフーガ」はトゥリーナがキューバを旅行しながら着想を得た作品。タイトルでわかる通り、バッハへのオマージュでもあります。その1年後の「パルティータ」は彼の友人であるホセ・マリア・フランコに捧げられた作品で、ドビュッシー風のメロディやブラームスを思わせるメロディに彩られています。
 神秘的な「アルモドバールの城」は2年後にハープと管弦楽のための曲として再編されました。若い頃の旅の思い出が反映された「サンルカルの街角」、彼の作品には珍しく抽象的なタイトルが付けられた「前奏曲」と、宝石箱のような美しさと楽しさが詰まった1枚です。
 


8.573346
\1100
ARGENTUM ET AURUM-銀と金
 〜初期ハンブルク・ルネッサンスの音楽集

 1.ハインリヒ・イサーク(1450/55-1517):銀と金/
 2.ナイトハルト:すみれ-冬は去った/
 3.フーゴ・フォン・モンフォルト(1357-1423):私は監視に尋ねた/
 4.14世紀後期のザルツブルクの僧:牛の笛-昼寝/
 5.オズワルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1377頃-1445):さあ、陽気に騒ぎましょう/
 6.作者不詳(14世紀後期頃):早い、遅い、どちらだろう?/
 7.作者不詳(14世紀後期頃):起きなさい、あなたは眠りすぎ/
 8.ヴォルケンシュタイン:ベルベル人の国とアラビアを通る旅/
 9.ナイトハルト:輝く太陽/
 10.ナイトハルト:腰振り踊りを歌った頃/
 11.ヴォルケンシュタイン:喜べ、世界の生き物たち/
 12.ヴォルケンシュタイン:私の心の悲しみは溶けている/
 13.作者不詳(14世紀頃):聖処女マリアを讃えて/
 14.ヘルマン・エドレラヴェル(1395頃-1460頃):器楽曲/
 15.作者不祥(15世紀頃):オーストリアから-勝利、幸せ、そして健康/
 16.作者不詳(15世紀後半頃):私は地上に立つ/
 17.作者不詳(15世紀中頃):ハレルヤ、神の息子/
 18.作者不詳(15世紀初期頃):わが女性、わが喜び/
 19.デュファイ(1397-1474):封建領主レオン様/
 20.作者不詳(15世紀後半頃):最愛の、わが最愛の人/
 21.作者不詳(15世紀後半頃):器楽曲「部屋に座って空気をうかがう」/
 22.作者不詳(15世紀後半頃):もう一度私を見て/
 23.ヴォルケンシュタイン伝/クロンブルドルファー伝(1479-):
  ヘイ、ヘイ、彼らは怒っている/
 24.ヨハネス・マルティーニ(1430/40頃-1497):器楽曲/
 25.作者不詳(16世紀初期頃):パヴァーヌ/
 26.作者不詳(16世紀初期頃)マントゥアンの踊り/
 27.パウル・ホフファイマー(1459-1537):
  神の名のもとにわれらは旅をする/
 28.プファビンシュヴァンツ(1500頃):親愛なるマリア様
アンサンブル・レオネス/
マルク・レヴォン(指揮)
録音 2013年4月9-12日 ドイツ、ボイゲン シュロス教会
 このアルバムは、ウィーン大学の音楽史家の教授ビルギット・ロデスの「中世後期に隆盛を誇っていたハプスブルク家を中心に聴かれていた音楽を再現する」というプロジェクトから生まれたものです。
 当時の人々が馴染んでいた音を通して描き出す15世紀の世界は、聖なるものから市井の出来事まで、色々なことを想起させます。チロルの宮殿で奏された歌、僧たちの歌、吟遊詩人の歌、もちろんこの中には自然を題材にしたものや、権力への風刺など様々な内容が含まれています。
 曲の中には楽器のみの演奏もあり、これらはその後、また違った変遷をたどっていくことはご存知の通りです。アンサンブル・レオネスは演奏する楽器の種類やチューニングに細心の注意を払い、これらの「未知」の作品に説得力あるアプローチを試みています。
   

8.573388
\1100
スタンフォード:ピアノ三重奏曲&四重奏曲
 1-4.ピアノ三重奏曲 第2番 ト短調 Op.73/
 5-8.ピアノ四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.15
ディヴィッド・アダムズ(ヴィオラ)…5-8/
グールド・ピアノ三重奏団
<メンバー:
 ルーシー・グールド(ヴァイオリン)/
 アリス・ニアリー(チェロ)/
 ベンジャミン・フリス(ピアノ)>
録音 2014年3月24-26日 UK 西サセックス チャンプ・ヒル
 「このピアノ三重奏曲の冒頭を10秒聞いただけで、誰しもがブラームスを思い出すに違いない。」そう確信が持てるほどに、この曲はドイツ的、というよりもブラームスそのものなのです。
 それもそのはず、彼は幼いころにヨーゼフ・ヨアヒムの演奏を耳にし、その後ボンでは直接ヨアヒムとブラームスにも出会い、すっかり彼らの音楽の虜になっていたのでした。
 ケンブリッジで学業を終えたあと、ライプツィヒとベルリンで音楽教育を受け、本格的な作曲家として活躍を始めた彼は7曲の交響曲を始め、数多くの合唱曲を書き高く評価されることとなります。彼は室内楽を「絶対音楽の最も基本的な表現の一つ」としてみなしており、ひたすら綿密に主題を展開し、集中力に満ちた作品を書き上げました。
 ピアノ四重奏曲第1番は、1879年に書かれたもので、まだまだ実験的な要素が感じられますが、ピアノ三重奏曲第2番は1899年、円熟の時代の作品で、本当にまろやかな音が広がる感動的な音楽です。
   

8.573439
\1100
Through the Centuries-何世紀にもわたって 〜
 アマデウス・ギター・デュオ:ギター二重奏曲集

  1-4.ヘンデル(1685-1759):組曲 第7番 ト短調 HWV432
   (U.シュトラッケによるギター二重奏編)
   <序曲/アレグロ/サラバンド/パッサカリア>/
  5.ヨハン=カスパール・メルツ(1806-1856):
   挽歌-第1番 恋人の墓前にて/
  6.メルツ:吟遊詩人の調べ Op.13-不安/
  7-9.マリオ・ガンギ(1923-2010):スペイン組曲(1948)
   <アンダルーサ/ファンダンゴ/セビリアーナ>/
  10.フランツ・ブルクハルト(1902-1978):トッカータ(1946)/
  11-13.テレマン(1681-1767):パルティータ・ポロネーズ(抜粋)
   <序曲/リゴードン/コンバッタン>/
  14.カルロ・ドメニコーニ(1947-):東洋と西洋の幻想曲 Op.50aから
   アンダンテ-アレグロ
アマデウス・ギター・デュオ
録音 2014年2月21-23日 ドイツ アイゼルローン,ヴォーンホフ…1-9, 2011年3月18-19日 ドイツ ヴァイマール音楽大学…10-14
 カナダ出身のデイル・カヴァナーとドイツ出身のトーマス・キルヒホフの2人による「アマデウス・ギター・デュオ」は、1991年にデュオ活動を開始し、世界各国でコンサートを行い、その高度な音楽性と豊かな音色で聴衆を魅了しています。
 また多数の著名なオーケストラとも共演を重ね、2台ギターのための協奏曲を積極的に紹介しています。もちろん現代作曲家たちも彼らのために曲を献呈し、レパートリー拡大に一役買っています。後進たちの指導も熱心で、イザローン国際ギター・シンポジウムを創設し、世界最大級のフェスティバルを開催していることでも知られています。
 このアルバムは彼らの25年間に渡る活動を讃えるもので、ヘンデルやテレマンなどのバロック作品から、彼らが初演したドメニコーニの作品までと多彩な曲が並びます。ギターの持つ底知れぬ可能性を感じさせる見事なアンサンブルをどうぞ。




GEGA NEW



GD 382
\2100→\1890
タバコフ(指揮)&ブルガリア国立放送響
 「ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.3」

  ショスタコーヴィチ:
   交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団
 ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ交響曲全集第3弾!日本語オビ・解説付き!

 録音:2011年6月13-17日、ブルガリア国立放送スタジオ1,ソフィア(セッション録音)74:27、STEREO/演奏タイミング 27:19/10:52/18:33/17:43

 ショスタコーヴィチの交響曲第7 番は、ドイツ軍によるソ連侵攻開始直後に作曲が開始。ドイツ軍に包囲、連日爆撃が行われ放棄もやむなしとされたレニングラードで大半が書かれ、レニングラードとその市民に捧げられた。開戦から1 年もたたずに初演。ファシズムへの抵抗の象徴としてソ連内外で相次いで再演、特に人気だった米国では初演からの1 年間で60 回以上も演奏された。
 「標題的音楽」から「純音楽」へ、解釈が180 度転換したのもこの作品の大きな特徴だ。終戦から70 年が経とうとしている現在(2014 年12 月8 日)、《レニングラード交響曲》をファシズムへの勝利の象徴として、勝利の賛歌を壮大に打ち上げる演奏はほとんどなくなった。
 タバコフの指揮も、悲劇性や勝利の賛歌を強調した過度に劇的なものではなく、極めて理知的に展開する。第1 弾の第4番、第2 弾の第8 番同様、音楽の全体的な流れは自然で、繊細かつしなやかな表現に好感が持てる。第1楽章冒頭の「人間の主題」は、弦楽器がダウン・ボウ、アップ・ボウを一音ごと交互に繰り返すが、弓全体を使ったテヌートのたっぷりとした響きは、まるでパイプ・オルガンのようだ。弦が冒頭より1オクターヴ上で「人間の主題」を奏でて静かになるまで、低音に比重をおいてオーケストラがすみずみまで明快に鳴り響いている。静かになった部分で現れる「平穏な生活の主題」(ヴィオラとコントラバスの伴奏は、交響曲第5 番第1 楽章主部の低弦とピアノの伴奏の音形と酷似している)のニュアンスのきめが細かく内面的で叙情的な表現は、音楽に潤いをもたらしている。小太鼓の規則的なリズムにのって「戦争の主題」が楽器を替えて執拗に繰り返され、次第にオーケストレーションが厚くなってゆく箇所は、この交響曲を代表する部分だが、決してアッチェレランド的にテンポを煽るのではなく、端整で堅牢な造形性に貫かれる中で、デュナーミクと音色的コントラストを中心にして効果を上げていく点は、タバコフの類まれなバランス感覚を物語っている。第2、第3楽章も、研ぎ澄まされたディテールと心に染み入るニュアンスに満ちている。とりわけ第3 楽章後半、しばらく弱音が続いたあと、コラール主題が再現された時に「パッ」と光が差したようになる瞬間の宗教的な煌きは、この演奏の孤高のごとく深い内面性の象徴になっている。
 終楽章は、鮮明なディテールの処理と確信に満ちたデュナーミクで、音楽は加熱するが、過剰な演出は避け、終始洗練された表現を失っていない。したがって、音楽のスケールはあまり大きいとは言えないが、作品そのものがもっとも質朴な姿で語りかけてくるといった質の表現で、聴くほどに味わいが増してくる類の演奏ということができる。
 指揮者とオーケストラの作品に対する共感が、このような押し付けがましさが一切ない形で現れた演奏は多くなく、「純音楽」としての《レニングラード交響曲》の本質が十全に示された稀有な名演として、歓迎すべき新盤である。


第1&2弾!

GD 380
\2100→\1890
タバコフ/ショスタコーヴィチ交響曲全集第1弾!
  ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調Op.43
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団
 ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ交響曲全集第1弾!日本語オビ・解説付き!

 2013年4月、62:42、STEREO、演奏タイミング:27:07/9:13/26:23

 エミール・タバコフとブルガリア国立放送響のショスタコーヴィチ:交響曲シリーズ第1 弾が登場。タバコフは1947 年生まれ、ブルガリアの指揮者で作曲家。CAPRICCIO から出ていたマーラーの交響曲全集は意外な名演として、知る人ぞ知る名盤。
 タバコフは余計な思い入れを排し終始速目のテンポでストレートに音楽を構築していくが、その緊張感が凄い。オーケストラの技術とアンサンブルも見事で、ブルガリア国立放響の上手さに驚くに違いない。録音も大変優秀で、あまたあるショスタコーヴィチ

GD 381
\2000→\1890
「ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.2」
 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団
 ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ交響曲全集第2弾!日本語オビ・解説付き!

 録音:2013年1月ブルガリア国立放送スタジオ1,ソフィア(セッション録音)66:47、STEREO
 演奏タイミング:28:41/6:32/6:21/11:38/13:33

 タバコフ指揮のブルガリア国立放送響による『ショスタコーヴィチ:交響曲全集』の第2弾。ブルガリア国立音楽院でコントラバスと指揮を学んだエミール・タバコフ(1947 年生まれ)は、作曲家としても活動し、様々な方面で活躍しています。
 彼の名が、日本のリスナーも含めて広く知れ渡ったのは、90 年前後に録音したソフィア・フィルとのマーラーの交響曲全集でした。アンサンブル的には決してヴィルトゥオーゾとはいえなかったオーケストラを率いて、非凡なマーラーを聴かせ、カルトな人気を得ました。2008 年からブルガリア放送響のシェフに招かれて、オーケストラ・ビルダーとしての手腕を発揮し、同響の演奏レベルをメキメキと上げてきました。
 タバコフの指揮は、オーケストラの機能をいかに発揮するかに主眼が置かれ、作曲家らしい音楽の流れを重視した自然体の解釈に好感が持てます。例えば、楽句のセクションごとの区分が明確で、どのフレーズもクリアに聴き分けられて、見通しが良い。そして長大な両端楽章とスケルツォ的な第2、第3楽章、そして陰鬱な第4楽章の対比も鮮やかで、それぞれの音楽の性格が適切に描かれています。両端楽章中間部の強奏部は、ただ音が大きく力技で押し切るのではなく、厳しさの点に於いて、どことなくムラヴィンスキーを彷彿とさせる部分もある、というのは言い過ぎでしょうか。
 加えて、本盤は録音の良さも特筆に値するでしょう。このシリーズが完成すればマーラーに代わるタバコフの代表盤となるでしょう。

 
GD 373
\2100
ハンブルク・フィルのコンミス、カメナルスカによる室内楽!
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番へ短調Op.80
 ヴィエニャフスキ:グノーのファウストの主題による華麗なる幻想曲Op.20
ジョアンナ・カメナルスカ(Vn)
イリーナ・ゲオルギエヴァ(Pf)
 録音:2014 年

 ジョアンナ・カメナルスカはブルガリア、ソフィア出身のヴァイオリニストでザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でルジェーロ・リッチに師事、2002 年にはザルツブルク国際モーツァルト・コンクールに第3 位入賞を果たしている。その後、ヨーロッパ各地でソリストとして活動、デニス・ラッセル・デイヴィス、ピエール・ブーレーズらと共演。
 近年はNDR 交響楽団で第2 コンサート・マスター、ハンブルク・フィルのコンサート・ミストレスを務めている。艶やかな音色と確かな技術で今後が大いに期待されるヴァイオリニストの登場である。




NEOS

NEOS 11013
\2400
リゲティの協奏曲集!気鋭のチェリスト、アルトシュテットも登場!
 ジェルジ・リゲティ(1923-2006):
  (1)チェロ協奏曲(1966)
  (2)グラン・マカーブルの秘密(1991)〜
   トランペット独奏と室内オーケストラのための(エルガー・ハワース編)
  (3)ピアノ協奏曲(1985-1988)
ファビアン・パニセッロ(指揮)
プルーラル・アンサンブル
(1)ニコラス・アルトシュテット(Vc)
(2)マルコ・ブラーウ(Trp)
(3)アルベルト・ロサード(Pf)
 録音:(1)2011年、(2)2009年、(3)2005年

 リゲティの代表的な2 つの協奏曲ほかを新進気鋭の若手演奏家の演奏で聴く最新録音。
チェロ協奏曲はリゲティの名を一躍有名にした「アトモスフェール」と音群作法の総決算ともいうべき傑作「ロンターノ」の間に書かれた音響とメロディの波が去来する20 世紀を代表するチェロ協奏曲。
 「グラン・マカーブルの秘密」はリゲティ唯一のオペラ「グラン・マカーブル」第2 幕3 場で秘密警察長官ゲポポ(コロラトゥーラ・ソプラノ)が暗号で迫りくる脅威を告げる、声楽パートとは思えないアクロバティックなアリアを3つ繋げたものでトランペットで演奏してもよいことになっている部分の抜粋。
 ピアノ協奏曲は60 年代の音群作法から抜け出して複雑なポリリズムを駆使したリゲティ後期の代表作。独奏者はいずれも30〜40 代の若手・中堅で迸るエネルギーがリゲティ芸術に新たな生命を吹き込む。
 
NEOS11411/14
(4SACD HYBRID)
\9600
「ドナウエッシンゲン音楽祭2013」全作世界初演
 クサヴィエ・ロトも登場!

 SACD1)
  (1)エンノ・ポッペ(b.1969):記憶(2008-13)
 SACD2)
  (2)ベルンハルト・ラング(b.1957):
   モナドロジーXIII「生意気なメイド」(2013)〜
    2つの管弦楽(一つは四分音)のための
 SACD3)
  (3)ジョルジュ・アペルギス(b.1945):
   シチュエーション(2013)〜23人の独奏者のための
  (4)アルベルト・ポサダス(b.1967):
   三重協奏曲「ケルゲレン」(2013)〜
    増幅された木管トリオと管弦楽のための
 SACD4)
  (5)ヴァルター・ツィンマーマン(b.1949):
   スアブ・マリ・マグノ/クリナメンI-VI(1996-98/2010-13)〜
    6群のオーケストラのための
  (6)フィリップ・マヌリ(b.1952):
   元の位置で(2013)〜管弦楽とアンサンブルのための
(1)エンノ・ポッペ(指揮)
 クラング・フォルム・ウィーン
(2)ヴォルフガング・リシュケ&
 クリストファー・シュプレンガー(指揮)
 SWRバーデン・バーデン・フライブルク交響楽団
(3)エミリオ・ポマリコ(指揮)
 クラング・フォルム・ウィーン
(4)フランソワ・クサヴィエ・ロト(指揮)
 SWRバーデン・バーデン・フライブルク交響楽団
 ルシェルシュ木管三重奏団
(5)パスカル・ロッフェ(指揮)
 SWRバーデン・バーデン・フライブルク交響楽団
(6)フランソワ・クサヴィエ・ロト(指揮)
 アンサンブル・モデルン&
 SWRバーデン・バーデン・フライブルク交響楽団
 お待たせしました、現代音楽の祭典ドナウエッシンゲン2013年のオーケストラ・コンサート・ライヴ!

 録音:2013年10月18、19、20日

 昨年のドナウエッシンゲン音楽祭は2013 年10 月に開催され4 日間のうちに計10 のコンサートが行われた。
 内容は室内楽、合唱、サウンドアート、ジャズ・セッション(!)、管弦楽など近年はますます多様なジャンルが取り上げられるようになってきている。
 このセットでは管弦楽の全コンサートを収録。若手・中堅世代からベテランまで幅広い作風を楽しめる。中でも大ベテランのヴァルター・ツィンマーマンが長きに渡り作曲・改作が続けられこの録音が世界初演となった「スアブ・マリ・マグノ/クリナメンI-VI」の禁欲的だが、豊穣な響きの持続は巨匠の貫禄充分で特筆に価する。
 
NEOS 11219
\2400
「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘン19」
 アドリアナ・ヘルツキー(b.1953)作品集
  (1)「殺された者の絵画」(1993)〜72 人のヴォーカリストのための
  (2)「反対側に」(2002)〜
   クラリネット、ハーモニカ、アコーディオンと管弦楽のための
  (3)「悪魔」(2006)〜合唱と管弦楽のための
  (4)フォルミカリウム(2010)〜36 人の無伴奏混声合唱のための
  (5)「狼を追いかけて」(1989/90)〜6人の打楽器奏者のための
(1)グスタフ・ショクヴィスト(指揮)
 バイエルン放送合唱団
(2)ハワード・レヴィ(ハーモニカ)
 ミヒャエル・リースラー(Cl)
 ジャン=ルイ・マティニエ(アコーディオン)
 ルーカス・ヴィス(指揮)
 バイエルン放送交響楽団
(3)マルティン・ブラビンズ(指揮)
 バイエルン放送交響楽団、合唱団
(4)フローリアン・ヘルガート(指揮)
 バイエルン放送合唱団
(5)エドガー・ガッジース(指揮)
 パーカッサンブル・ベルリン
 録音:2002〜2010 年ライヴ

 久々の「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘン」シリーズ第19弾。
 ヘルツキーはルーマニア出身でドイツ在住の女性作曲家でミルコ・ケレメン、ヘルムート・ラッヘンマンらに師事、現代オペラとしては破格のヒットとなった「ブレーメンの自由」をはじめ、多くのオペラ、管弦楽作品を発表している。
 このアルバムは1990 年代から2000 年代に書かれた作品が中心で主cに合唱が重要な役割を果たしている。ただ歌うだけでなく、叫び声、子音の特殊な用法、集団のざわめきなどが効果的に扱われ、非常に新しい音の世界が展開する。
 
NEOS 11316
\2400
「フォーク・ソングズ」
 〜アンサンブル・エクスペリメンタル・エディションVol.5

  (1)ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):
   フォーク・ソングズ(1964)〜
    メゾ・ソプラノと7 楽器のための/ギターつきヴァージョン初録音
  (2)フランギス=ヌルラ・ホーヤ(b.1972):絶望のキャラヴァン(2011)
  (3)ヴィト・ズラーイ(b.1979):ツグブレニ(2010/11)
  (4)マルタ・ゲンティルッチ(b.1973):衆目(2010/11)
  (5)マリアーナ・ウングレアヌ(b.1974):ネ・ヴェリ・ヴェトリ(2012)
  (6)マルコ・ニコディエヴィチ(b.1980):
   プリトゥリ・サ・プラニナータ(2013)
  (7)ヤミリア・ヤジルベコヴァ(b.1971):S.O.G(2012)
デトレフ・ホイジンガー(指揮)
アンサンブル・エクスペリメンタル
(2)-(7)エクスペリメンタル・スタジオSWR
 (ライヴ・エレクトロニクス)
 録音:2013 年

 アンサンブル・エクスペリメンタルは2009 年に結成された比較的新しいグループで、アルト独唱、フルート、クラリネット、ギター、打楽器、ヴィオラ、チェロの7 人から構成される。
 この編成にNEOS の他のアルバムでも既におなじみのライヴ・エレクトロニクスのエキスパート集団、エクスペリメンタル・スタジオSWR を加え、多様な音響空間が繰り広げられる(ベリオの名作「フォーク・ソングズ」には電子音響は含まれない)。
 登場する作曲家の年齢も様々、国籍もイタリア、カザフスタン、セルビア、スウェーデン、モルドヴァ、スロヴェニアと多様で、これ一枚でISCM World Music Days 音楽祭の様相を呈している。最近の若手・中堅世代の動向を知るのに最適の一枚。
 
NEOS10919
(SACD HYBRID)
【再プレス】
\2400
ゲオルグ・フリードリヒ・ハース(b.1953):
 アンサンブルのための作品集

  (1)「ああ、たとえ私が叫ぼうとも、誰が聞いてくれよう...」(1999)
  (2)「...自由な欲求から...接続...」(1994-96)
  (3)「...そして...」(2008)
エンノ・ポッペ指揮
コレギウム・ノヴム・チューリッヒ
マーティン・ロレンツ(Perc)
(3)SWR エクスペリメンタル・スタジオ
 (エレクトロニクス)
 録音:2008 年

 ハースはオーストリア出身でチェルハに師事した後、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会でコンピュータ音楽について学び、今日ではスペクトル楽派のひとりとして目されているが、実際は多様な技法を駆使し独自の世界を確立している。
 このアルバムでは前世紀末から今世紀初頭にかけて作曲された3 曲が選ばれ、ブーレーズにも通じる冷たく澄み切った音響空間を楽しむことができる。




ODRADEK RECORDS



ODRCD 315
(2CD)
\4800→\4390
アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
 「セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ作品全集第1集(2枚組)」

  コレルリの主題による変奏曲Op.42
  ピアノ・ソナタ第2番Op.36
  6つの楽興の時Op.16
  サロン小品集Op.10
  練習曲集「音の絵」Op.39
アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
 名ピアニスト、ピサロによるラフマニノフ全集第1弾!

 録音:2013‐14年, 145‘26、STEREO

 ポルトガルの名ピアニスト、アルトゥール・ピサロによるラフマニノフのピアノ作品全集録音始動!
 1968 年ポルトガルのリスボン生まれ。神童として幼少時から演奏活動を行い、マレイ・ペライアやラドゥ・ルプーが優勝したリーズ国際コンクールの1990 年優勝者(ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2 番とピアノ協奏曲第3 番を演奏!)であり、Hyperion レーベルやLINN レーベルなど録音も多数の実力派ピアニスト、アルトゥール・ピサロ。オドラデック・レーベルからリリースされるこのアルバムはラフマニノフのピアノ独奏作品全集の第1集となります。
 ピサロが幼少時から敬愛してやまない作曲家なだけに、その演奏は温もりがあり、音楽に豊かな広がりを感じます。卓越したテクニックはもちろん、タッチもクリアで美しい。“楽興の時作品16”は内面をえぐるような情感豊かで迫力のある演奏に心揺さぶられる。思い入れのある“ピアノ・ソナタ第2 番”は繊細なパッセージも華麗なテクニックも、“ピサロの世界”に魅了されます!日本語解説付き。今後のリリースも楽しみです。




URANIA

LDV14020
\2000
ヴェルディーナ/Verdina/ 19世紀オペラのクラリネット編曲
 ドナート・ロヴレーリョ:
  歌劇「椿姫」の幻想曲
 ヴェルディ:どうぞ 哀れみを おお 悲しみの聖母さま
  (クラリネットとピアノの編曲)(ルイジ・マギスロレッリ編曲)
 マンガーニ:ヴェルディアーナ
 フェルディナンド・セバスティアーニ:Scherzo sopra Il Trovatore
 ジュゼッペ・カペッリ:クラリネットとピアノの二人のフォスカーリ
 ジュゼッペ・レオネシ:運命の力よりソロとロマンツア
 作曲家不詳:Coro della Zingarella from Il Trovatore
 ルイジ・バッシ: リゴレットから幻想曲
ルイジ・マギスロレッリ(クラリネット)
クラウディア・ブラッコ(ピアノ)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


LEBHAFT

 アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベルです。
ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。

LBCDR 1008
(CD−R)
\2400
ベートーヴェン:
 ヴァイオリンソナタ第5番「春」、
 第9番「クロイツェル」
ズザーネ・ラウテンバッハー(Vln)
ロルフ・ラインハルト(pf)
原盤:独Orbis CX11420 録音:1960年代初頭
 ズザーネ・ラウテンバッハー(1932-)はエ ディト・パイネマンと共に往年のドイツの女流ヴァイオリニストの代表格で、そのレパートリーは広くバロックから現代音楽にまで及ぶ。
 VOXを始めとして多くのレーベルに録音を残すが、当録音は若いラウテンバッハーの瑞々しさ溢れる颯爽としたベートーヴェンで、稀少なレア盤からの復刻。
 ピアノのロルフ・ラインハルトは指揮者としてVOXなどに多くの録音があり、ラウテンバッハーともハイドンの協奏曲などの共演盤がある。

 図らずも今週ARDMOREからもまったく同じものが発売告知されていた。




URANIA

WS121191
(2CD)
\2100
ショルティ/コダーイ、バルトーク他
 コダーイ:組曲ハーリ・ヤーノシュ
  (1955.2.21-23, ロンドン録音)
 コダーイ:ハンガリー詩篇 op.13
  (1954.4.26-5.3 ロンドン録音)
 コダーイ:ガランタ舞曲
  (1952.11.11-12 ロンドン録音)
 コダーイ:ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
  (1954.4-26-5.3 ロンドン録音)
 バルトーク:弦・打・チェレスタの為の音楽
  (1955.2.21-23 ロンドン録音)
 バルトーク:舞踏組曲
  (1952.11.11-12 ロンドン録音)
 ラフマノノフ:ピアノ協奏曲第2番
  (1958.6-16-18 ロンドン録音)
サー・ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン交響楽団
ジュリアス・カッチェン(p)
ウィリアム・マクアルパイン(テノール)
  
WS121234
(2CD)
\2100
オイゲン・ヨッフム(指揮)
ウェーバー:魔弾の射手
 1959年
オイゲン・ヨッフム(指揮)
バイエルン放送管弦楽団
エバーハルト・ヴェヒタ-(Ottoka)
クルト・ベーメ(Kasper)
イルムガルト・ゼーフリート(Agathe)
アルブレヒト・ピーター(kuno)
リタ・ストライヒ(Annchen)
リチャード・ホルム(Max)


<国内盤>


LIVE NOTES



WWCC-7773
\2700+税
山崎伸子/チェロ・リサイタル Vol.7 with ヴィレム・ブロンズ(ピアノ)
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op.38
 フランク:ソナタ イ長調(ヴァイオリン・ソナタ) 他
  (録音:2013年11月22日 津田ホール/ライヴ録音)
山崎伸子(チェロ)
ヴィレム・ブロンズ(ピアノ)
 日本のチェロ演奏史を刻むシリーズ第7弾。
 名手W.ブロンズ氏を迎え、これら充実の3大ソナタをまさに渾然一体となって謳いあげる。

 レコ芸2015年1月号で大木正純氏に「これだけの回数(7回目)を通じて内容的に常に高い水準を保ち続けてきたこと自体がほとんど驚異的」と言わしめた。もう一人の選者中村孝義氏も「まさに師のフルニエ譲り。見事な一枚だ。」と絶賛。

 東京芸術大学名誉教授である山崎伸子だが、演奏家として世界に誇るべきチェリストが日本にいるという一般的な認知度は残念ながらまだない。
 店主は恐れ多くもこの人の個人的なレッスンに立ち会って、こともあろうに彼女の意見に反論したことがあるのだが(一蹴された)、その直観力、曲を見通す天才的な力には心から感服した。
 これだけのアーティストがわが国にいることをもっと多くの人に知ってほしい。
 


WWCC-7770
\2500+税
レコ芸特選!
 玉 響(たまゆら)/ぴあにっシモ

  若林千春:
   ・玉響...momentariness I〜III
   ・迦陵頻伽 I ・TEN SEN MEN I
   ・UTU...原響III
   ・玉響...momentariness VII〜XVI
    (録音:2013年9月/セッション)
若林千春(ピアノ)
&かをり(フルート)
作曲家若林千春待望の自作自演。切りとられた永遠…無限の刹那。音楽の予感 あるいは 音の面影


<映像>


ARTHAUS(映像)


102213
(DVD)
\4100→\3690
2013年5月2日 マリンイスキー劇場新館こけら落し公演
 ヴァレリー・ゲルギエフ(音楽監督&指揮)
  ガラ・マリインスキー 〜ネトレプコ、ボロディナ、ドミンゴ、ほか
  

 1.プロコフィエフ:ロメオとジュリエットから/
 2.ミンクス:ラ・バヤデールから/
 3.J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア/
 4.ロッシーニ:セヴィリアの理髪師から/
 5.フィガロのカヴァティーナによる幻想曲(G.ギンズブルク編)/
 6.ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフから/
 7.パヴロワとチェケッティ(チャイコフスキー:音楽)/
 8.エチュード(チャイコフスキー:音楽)/
 9.ビゼー:カルメンから/
 10.シチェドリン:カルメン組曲/
 11.チャイコフスキー:イオランタから/
 12.瀕死の白鳥(サン=サーンス:白鳥)/
 13.Hey, Ukhnem/
 14.ストラヴィンスキー:春の祭典から/
 15.グノー:ファウストから/
 16.ロッシーニ:ランスへの旅から/
 17.サン=サーンス:サムソンとダリラから/
 18.レダと白鳥(J.Sバッハ:音楽)/
 19.ワーグナー:ワルキューレから/
 20.宝石、ダイヤモンド(チャイコフスキー:音楽)/
 21.ヴェルディ:マクベスから/
 22.モーツァルト:ドン・ジョヴァンニから/
 23.チャイコフスキー:イオランタから
ヴァレリー・ゲルギエフ(音楽監督&指揮)/
<歌手>
アンナ・ネトレプコ(S)…21.22.23/
オルガ・ボロディナ(Ms)…17/
セルゲイ・セミシュクール(T)…6.23/
プラシド・ドミンゴ(Br)…19.22/
アレクセイ・マルコフ(Br)…11.22.23/
イェフゲイ・ニキーチン(B-Br)…6.22/
イルダー・アブラツァコフ(B)…4.22/
ルネ・パーペ(B)…15.22/
ミハイル・ペトレンコ(B)…13.22/
アカデミー・オブ・ヤング・シンガーズ/
マリインスキー劇場合唱団、児童合唱団/
<ダンサー>
ディアナ・ヴィシュネヴァ(プリンシパル・ダンサー)/
エカテリーナ・コンダウローヴァ(プリンシパル・ダンサー)/
ウルヤーナ・ロパトゥキナ(プリンシパル・ダンサー)…7/
ウラディーミル・シクヤノフ(プリンシパル・ダンサー) 他
マリインスキー劇場のダンサーたち/
ヴァガノヴァ・バレエ・アカデミー/
<ソリスト>
デニス・マツーエフ(ピアノ)…5/
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)…7/
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)…12/
ヴァシリー・バルカトフ(演出)/
ジノヴィ・マルゴリン(デザイナー)/
ダミール・イスマギロフ(照明)


108153
(BD)
\6600→\5990
収録時間:120分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 サンクトペテルブルクに聳え立つ「マリインスキー劇場」はもともとロシア帝国の皇室の劇場で、帝国を代表するオペラ、バレエの中心施設として君臨してきました。
 もともとは1783年に女帝エカチェリーナ2世の勅令により開設され、1859年には今の劇場が完成。翌年の1860年に、当時の皇帝アレクサンドル2世の皇后マリア・アレクサンドロヴァの名前に因んで、「マリインスキー帝室劇場」と名づけられましたが、都市の名前の変遷に伴い、幾度となくその名前も変わってきたことでも知られています(スターリン時代には、共産党の指導者セルゲイ・キーロフの死を悼み「キーロフ劇場」と呼ばれました)
 この由緒ある劇場で、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「白鳥の湖」などの名バレエや、グリンカの「皇帝に捧げし命」やボロディンの「イーゴリ公」などロシアの名オペラが次々を初演されています。

 そんな歴史的劇場ですが、2013年には隣接地に建設されていた劇場新館が竣工し、ここで行われたこけら落し公演を収録したのがこの映像です。
 「Mariinsky II=第2マリインスキー」と呼ばれるこの瀟洒な劇場が新たな歴史への第1歩を歩き出した記念の夜を彩るのは、ネトレプコやドミンゴなど当代最高の歌手たちと、ロシアの伝統を受け継いだ素晴らしい踊り手たち。そしてヴァレリー・ゲルギエフ。さあ、陶酔の夜へいざないます。
 
102206
(DVD)
\6600
オルフェウス〜9人のダンサーと7人のミュージシャンのためのコレオグラフィ
<音楽>
 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー/イヴァン・タルボット/
 クラウディオ・モンテヴェルディ/クリストフ・ヴィリバルト・グルック/
 フィリップ・グラス/フランチェスコ・デュランテ/
 ジョヴァンニ・フェリス・サンチェス/ジュゼッペ・マリア・ヤッキーニ /
 ウィリアム・バード/ルイス・ボンファ 他
ドミニク・エルヴィユ(コレオグラフィ)/
ジョゼ・モンタルヴォ(コレオグラフィ)/
マリー=ピエール・ブスケ(プロダクション)/
デニス・カロッツィ(リアリゼーション)/
ジョセ・モンタルヴォ(情景、ヴィデオ・デザイン)/
ドミニク・エルヴィユ(衣装)

108124
(BD)
\6600
2010年 国立シャイヨー劇場 ライヴ収録/収録時間:78分/音声:<DVD>ステレオ2.0 <BD>ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 当代最高のコレオグラフィであるドミニク・エルヴィユとジョゼ・モンタルヴォによる陶酔の世界にご招待いたします。
 題材はギリシャ神話に登場するオルフェウスの物語。トラキア王オイアグロスと、音楽の神のひとりカリオペの間に生まれた子(父はアポロンであったとも言われる)で、幼い頃から楽才を示し、彼の演奏する竪琴は全てを鎮める力を持っていました。彼の恋人がエウリディーチェであり、そのエウリディーチェが死んでしまったときの冥界での物語も良く知られています。
 この舞台では、そんなオルフェウスを取り巻く数多くの神話から得たインスピレーションを、9人のダンサーと7人の音楽家たちが表現します。
 使われている音楽も多彩で、ルネサンス期のメロディからヒップホップまでと目もくらむばかり。映像技術も最大に駆使し、竹馬に乗る人を含めた躍動的な動きから、ストップモーションによる鮮やかな動き、ブレイクダンスまで豪華絢爛そのものです。この魅惑的な作品、ぜひ体験してみてください。
 
100065
(DVD)
\6600
ヘンデル:歌劇「アリオダンテ」
 3幕(英語歌唱) アントニオ・サルヴィ 台本
アリオダンテ…アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)/
ジネブラ…ジョーン・ロジャース(ソプラノ)/
スコットランド王…グウィン・ハウエル(バス)/
ポリネッソ…クリストファー・ロブソン(カウンターテナー)/
ダリンダ…レスリー・ギャレット(ソプラノ)/
ルルカーニオ…ポール・ナイロン(テノール)/
オドアルド…マーク・デ・ブロック(テノール)/
イングリッシュ・ナショナル・オペラ合唱団&管弦楽団/
アイヴォー・ボルトン(指揮)/
デヴィッド・オールデン(演出)/
ミヒャエル・キーガン=ドラン(コレオグラフィ)/
イアン・マクニール(デザイン)/
ヴォルフガンク・ゲーベル(照明)/
クリス・ルスマニス(ビデオ・ディレクター)

108126
(BD)
\6600
 1996年 ロンドン イングリッシュ・ナショナル・オペラ ライヴ収録/収録時間:178分/音声:英語歌唱/<DVD>ステレオ2.0 <BD>ステレオ2.0/字幕:独, 仏, 蘭/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>二層50GB 1080i High Definition
 歌劇「アリオダンテ」の舞台は16世紀のスコットランド王宮。この時代は「女性の不貞は死罪」と決められていました。しかし、不貞が告発された場合に、彼女の擁護者と告発者が決闘して、擁護者が勝てば無罪となる」という決まりがあったのです。
 そんな時、スコットランドの王女ジネブラと騎士アリオダンテが婚約、王はアリオダンテを王位継承者として認めるのですが、そこに登場したのがポリネッソ。彼はジネブラに思いを寄せていて、彼女をものにして、王位につきたいと狙っています。さて、ポリネッソはどんな悪巧みをするのでしょうか。
 2005年にバイエルン国立歌劇場が来日した時に選んだ演目が、このオールデンの演出による「アリオダンテ」でした。
 指揮は同じくボルトンで、騎士アリオダンテとジネブラも同じ配役というもので、日本におけるバロック・オペラ・ブームの先鞭を付けた素晴らしい公演だったことはご存知の方も多いのではないでしょうか。
 1996年のイングリッシュ・ナショナル・オペラの公演はこのプロジェクトの初演であり、上演された途端に大評判となったことは間違いありません。音楽は現代オペラに比べてのどかに聞こえますが、実は心理的にも物理的にも残酷で、現代的な問題を孕んでいます。
 
100201
(DVD)
\6600
ヘンリー・パーセル:歌劇「妖精の女王」
 3幕(英語歌唱) シェークスピア「夏の夜の夢」
 原作 100200(PAL)再発売盤
ティターニア…イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)/
オベロン…トーマス・ランドル(テノール)/
パック…サイモン・ライス(ダンス)/
テセウス/ハイメン…リチャード・ヴァン・アラン(バス)/
インドの少年…アルトゥール・パイタ(ダンス)/
死者…マイケル・チャンス(カウンターテナー) 他/
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団/
ニコラス・コック(指揮)/
デイヴィッド・パウントニー(演出)/
クィンニー・サックス(コレオグラフィー・舞台)/
ロバート・イスラエル(装置)/
ドゥニャ・ラミコーヴァ(衣装)/
リック・フィッシャー(照明)

108128
(BD)
\6600
1995年 イングリッシュ・ナショナル・オペラ ライブ収録/収録時間:134分/音声:ドイツ語歌唱/<DVD>ステレオ2.0 <BD>ステレオ2.0/字幕:独, 仏, 西/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 パーセル(1659-1695)の大作オペラ「妖精の女王」の原作はシェークスピアの「夏の夜の夢」。台本作者はエルカーナー・セトルとされており、原作から良いエピソードを抽出した見事な物語となっています。
 この作品は、本来「セミ・オペラ」でありセリフが重要な役割を担いますが(音楽は添え物に近く、ラブ・シーンや超自然現象が起きた時に演奏された)、最近の上演時はセリフをカットし、音楽のみで進められることがほとんどです。
 このバウントニーの演出では、ひたすら魅惑的でカラフルな舞台を楽しむことができます。またダンサーの役割も大きく、妖精パックやインドの少年役のダンサーたちの素晴らしい動きにも注目です。
 登場人物たちの役柄をデフォルメしたかのような歌手たちの歌と踊りも素晴らしく、長いオペラでありながらひと時も退屈することはありません。
 
108147
(BD)
\6600
イリ・キリアンのカーマン 〜
 ボリス・パヴァル・コーネンとイルジ・キリアンによる3編の短編映画

 1.カーマン
  2006年収録 モノクロ
ネーデルランド・ダンス・シアター
<サビーネ・クップファーベルク/
ジョコンダ・バルブト/デヴィッド・クルーゲル/
カレル・フルスカ>/
イリ・キリアン(振付)/
ボリス・パヴァル・コーネン(監督)/
ウォルター・ヴァンデン・エンデ(撮影)/
ハン・オッテン(音楽)/
ステファニー・マリエン(衣装)
 さて、こちらは…おなじみビゼーのカルメンを素材にした「カーマン」です。とは言え、あの往年の名作マシュー・ボーンの「カーマン」とは似ても似つかない作品で、あのようなドロドロした人間臭い舞台を期待してご覧になると、全くの腰くだけでございます。
 物語の舞台は石炭の鉱山。登場人物はおなじみカルメンとドン・ホセ、女たらしのエスカミーリョ、そして心優しいミカエラですが、なぜかオンボロ車でレースが始まり…。
 1930年代の無声映画を彷彿させるモノクロの画面で展開されるシュールな物語。音楽も歪曲され断片的に使われるのみです。牛(車)とカルメンの対決シーンなど、何かを象徴しているのだろうな…・と考えるのも良いでしょうが、何よりこの言葉に表せない世界観を理解していただくには、実際にご覧いただくのが一番です。
 2.沈める寺
  1983年収録 カラー
ジャンヌ・ソラン/カレン・ティムス/
ニルス・クリステ/エリック・マックロウ
イリ・キリアン(振付・セットデザイン・衣装)/
ニコ・デ・ローイ(ピアノ演奏)/
ハンス・フルシャー(監督)
 ドビュッシーの前奏曲第10番「沈める寺」のエピソードは、はもともとブルターニュ地方に伝わる物語が元になっています。善良な王と、彼が溺愛していた美しい娘ダユ。しかしダユは堕落者で世俗的な繁栄が大好きで悪の限りを尽くします。
 そんな彼女の悪行は神の怒りを買い、結局は住んでいた町もろとも波に呑まれてしまいます。その後、海で漁をしていた漁師によって海に沈んでいた寺院が発見されます。その寺院は長い間海の底にあっても、まだ中で人々がミサを行っていたのだとか。キリアンはそんな物語に美しい振付を施しました。
 3.Silent Cries-静かな叫び
  1987年収録 カラー
サビーネ・クップファーベルク(ソリスト)/
イリ・キリアン(ダンス・セットデザイン・衣装)/
ヨ−プ・カボルト(照明)/
ハンス・フルシャー(監督)/
音楽・・・
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)
 ロイヤルコンセルトへボウ管弦楽団
 こちらはネーデルランド・バレエのソリストであるクップファーベルクと、キリアンが踊る舞台です。使われている曲は、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」で、1912年のニジンスキーが施した振付を基に再構築したものです。
 心の内面の葛藤を体で表現しつくした壮絶なダンスです。
収録時間:61分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<BD>単層25GB 1080i High Definition DVD・・・102101
 
108149
(BD)
\6600
イリ・キリアン 〜ネーデルランド・ダンス・シアター
 1.スワデブカ(1982年世界初演) 使用曲…ストラヴィンスキー:結婚
   1984年収録
ヨーク・ザイルストラ/ジェラルド・ティブス/
イヴ・ウォルストラム/リー・ウォーレン/
ロスリン・アンダーソン/リック・マクルーグ/
サビーネ・クップファーベルク/レイフ・マシューズ
イリ・キリアン(振付)/
ジョン・マクファーレン(舞台美術・衣裳)/
ジェニファー・ティプトン(照明)/
ハンス・フルシャー(監督)
 2.詩篇交響曲(1978年世界初演) 使用曲…ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
 1983年収録
シェーン・キャロル/ニルス・クリスティ/
アリダ・チェイス/ジェラルド・ティブス/
マーリー・ノーベン、他
イリ・キリアン(振付)/
ウィリアム・カッツ(舞台美術)/
ジョープ・カボード(照明)/
ジョープ・ストコヴィス(衣装)/
フレッド・ボスマン(監督)
 3.トルソ(1975年世界初演) 使用曲…武満徹:テクスチュアズ
 1983年収録
サビーネ・クップファーベルク/リー・ウォーレン
イリ・キリアン(振付)/
ウォルター・ノッベ(舞台美術・衣裳)/
ジョープ・カボード(照明)/
トルビョーン・エーンバル(監督・プロデュース)
収録時間:68分/音声:ステレオ2.0/字幕なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<BD>単層25GB 1080i High Definition DVD・・・102115
 1947年プラハに生まれの振付師、イリ(イルジ)・キリアンの1970年代から80年代初期の3作品を収録しました。キリアンは、1967年英国ロイヤル・バレエ学校に入学。1968年ソリストとしてシュツットガルト・バレエに所属。ジョン・クランコに師事しながら振付を開始し、1975年にネザーランド・ダンス・シアターの副芸術監督、1978年には芸術監督に就任。この団体の発展に深く寄与した人です。
 彼の作品はしばしば謎めいていて、観る人に判断をゆだねる部分も多く、それこそが強い魅力であることは間違いありません。
 ストラヴィンスキーによる2作品は、合理的かつ躍動的な肉体の動きをまざまざと見せつけるもの。つくづく「ストラヴィンスキーの音楽は踊りに適しているんだな」と感じさせてくれます。
 「結婚」でのロシアの伝統的なセレモニーを模した動き、詩篇交響曲での控えめでありながら、強さ溢れる動きは、音楽と完全に溶け合い、強い感動を与えてくれるものです。
 一方、武満の音楽による「トルソ」も素晴らしいの一言。こちらは静止している体の美しさに思いが至ることでしょう。神秘的なコスチューム、計算し尽くされた照明、これらも、極限まで鍛え抜かれた肉体に彩りを添えています。
 
108154
(BD)
\6600
アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターの夕べ
 1.DIVINING-占い
  ジュディス・ジャミソン(コレオグラフィ)
 <音楽>キマティ・ディニズール/モンティ・エッリソン
 2.REVELATIONS-暴露
 アルヴィン・アイリー(コレオグラフィ)
 <音楽>ゴスペル&スピリチュアル
 3.THE STACK-UP-堆積
 ティレー・ベアッティ(コレオグラフィ)
  <音楽>
  Faces - Earth, Wind & Fire/Rockin'It-FEARLESS FOUR/
  Aubrey-ディヴィッド・ゲイツ&グローヴァー・ワシントン・JNR/
  Get Up And Dance-アルフォンゼ・ムーゾン
 4.CRY-叫び
  アルヴィン・アイリー(コレオグラフィ)
  <音楽>
    Something About John Coltrane-アリス・コルトレーン/
    Been On A Train-ローラ・ナイロ/
    Right On, Be Free-チュック・グリフィン
収録時間:108分/音声:ステレオ2.0/字幕:独, 仏, にsい/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<BD>単層25GB 1080i High Definition
 1931年にテキサス州で生まれたアルヴィン・エイリーは、ロサンゼルスの高校に在学中、レスター・ホートン舞踊団に入団し、1953年、ホートンの死去に伴い同団の芸術監督になりました。しかしその翌年にニューヨークに移住し、プロードウェイ・ミュージカルのダンサーとして活躍。ここでモダン・ダンスとクラシック・バレエ、舞踊創作を学びます。
 1958年にニューヨークでアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターを開設、「ブルース組曲」「リベレーションズ」などの鮮烈な作品を発表します。その傍ら、舞台と映画で俳優として活躍し、後進の指導にも尽力をしています。
 現在ではニューヨークで最もエキサイティングなパフォーマンスを提供する団体として評価が高く、併設されたスクールで学びたいと願うダンサーの卵たちも数多く存在します。
 この映像はアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターの現在の姿を余すことなく伝えるものであり、各々の短編には現代社会が孕む問題を絡めながら、残酷さと優美さを混在させた素晴らしい振付が施され、ダンサーたちが美しい肢体を躍らせるのです。
  
102208
(DVD)
\4100
ヨハン・シュトラウス・ガラ 〜ポルカ、ワルツとオペレッタの夕べ
 1.「ジプシー男爵」〜入場行進曲 /
 2.ポルカ「突進」(ポルカ・シュネル)Op.348/
 3.ワルツ「ウィーン気質」Op.354/
 4.ポルカ・マズルカ「町と田舎」 Op.322/
 5.ポルカ「さあ、行こう」 (ポルカ・シュネル)Op.383/
 6.「トリッチ・トラッチ・ポルカ」Op.214/
 7-8.「こうもり」序曲 / 「こうもり」〜チャルダーシュ/
 9.ローレライ、ラインの調べ Op.154/
 10.お好みアンネン・ポルカOp.137/
 11.シュペール・ギャロップOp.42/
 12.ポルカ「クラップフェンの森で」(ポルカ・フランセーズ)Op.336/
 13.ワルツ「ウィーンのボンボン」Op.307/
 14.「ジプシー男爵」〜「われわれに頼る人は」/
 15.ポルカ「雷鳴と電光」Op.324/
 16.「ヴェネツィアの一夜」〜ゴンドラの歌/
 17.「ウィーン気質」〜二重唱/
 18.ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314/
 19.ラデツキー行進曲Op.228 《100025 再発売盤》
アンドレア・ロスト(S)/
ホセ・カレーラス(T)/
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
ズービン・メータ(指揮)

108174
(BD)
\6600
1999年5月29日 ウィーン、ヘルデンプラッツ ライヴ収録/収録時間:90分/音声:ステレオ2.0 /字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 19世紀のウィーンを熱狂させたシュトラウス・ファミリーのワルツやポルカ、ギャロップは、21世紀の今でも、依然として人気が衰えることなく世界中で愛されているのはご存知の通りです。
 この映像は1999年5月、ウィーン・ヘルデンプラッツ(英雄広場)における、メータ指揮ウィーン・フィル野外公園のライヴで、ニューイヤーよりもリラックスした、普段着のウィーン・フィルのウインナ・ワルツが堪能できる素敵な映像です。
 スペインを代表するテノール、ホセ・カレーラスと当時新進気鋭のソプラノとして注目を浴びていたロストの二重唱もあり、メータの指揮するこの甘く魅惑的な音楽は、8000人の聴衆を興奮と熱狂の渦に巻き込んだのです。もちろんコンサートをしめくくるのは「ラデツキー行進曲」です!
 

107548
(DVD 8枚+CD2枚)
\7400
ヘンデル・フェスティヴァル:コレクション
 ①歌劇「アドメート」(イタリア語歌唱)(2DVD+2CD)…100703
  2006年 ドイツ、ハレ歌劇場(ハレ・ヘンデル音楽祭) ライヴ収録
アドメート…マティーアス・レクスロート/
アルチェステ…ロメリア・リヒテンシュタイン/
アンティゴナ…メヒティルト・バッハ/
トラシメーデ…ティム・ミード/
エルコレ…ライムント・ノルテ/
オリンド…メラーニエ・ヒルシュ/
マラスペ…ゲルト・フォーゲル/
ヘンデル音楽祭管弦楽団(古楽器使用)/
ハワード・アーマン(指揮)/
アクセル・ケーラー演出
 【「アドメート」は、ヘンデルが次々に傑作を発表した第1次王立アカデミー時代の最後の作品です。このオペラは現代ではなぜかほとんど上演されませんが、18世紀には人気作でした。
 物語はバロック・オペラの定番の一つ「アルチェステ」で、病気のアドメート王を救うために、王妃アルチェステは自らの命を賭けて死神の心を動かし、王の命を助ける、というもの。しかし、ヘンデルのオペラでは、アドメート王は第2幕の初めでエルコーレ(ヘラクレス)に助けられてしまい、後半は王のかつての婚約者アンティゴナを交えた三角関係に発展し、二人のソプラノが張り合います。
 グルックはこのオペラを批判し、自らの理想を追求した「アルチェステ(アルセスト)」(Arthaus 101251)を書いているので、聴き比べも一興です。作曲者の生地ハレにおける上演は、作品の真価を現代に蘇らせるものです。】
 ②歌劇「テゼオ」(イタリア語歌唱)…100709
  2004年7月8-11日 ドイツ、ポツダム、新宮殿劇場 ライヴ収録
テゼオ…ヤツェク・ラスチコフスキ/
アギレア…シャロン・ロストルフ=ザミール/
エゲオ…マルティン・ヴェルフェル/
メデア…マリア・リッカルダ・ヴェッセリング/
クリツィア…ミリアム・マイヤー/
アルカーネ…トーマス・ディーストラー/
ラウテン・カンパニー・ベルリン(古楽器使用)/
ヴォルフガング・カッチュナー(指揮)/
ハレ=ヴィッテンベルク・マルティン・ルター大学音楽教育学部のヴォーカリストたち/
アクセル・ケーラー(演出)
 【「リナルド」「忠実な羊飼い」と並ぶ、ロンドンでの活動初期に上演されたヘンデルのオペラ。2003年の「ヘンデル・フェスティヴァル」でオープニング上演されるなど、ここ数年でドイツを中心に評価が復活しています。古代ギリシャという物語の舞台にあった演出が特徴です。ソプラニスタほどの高い声を持つカウンター・テノールのラスチコフスキはじめ、歌手陣も艶のある声で充実しています。】
 ③歌劇「タメルラーノ」(イタリア語歌唱)(2DVD)…100703
  2001年6月 第50回ハレ・ヘンデル音楽祭
   (ドイツ、バート・ラウフシュテット、ゲーテ劇場) ライヴ収録
タメルラーノ…モニカ・バチェッリ/
バヤゼット…トーマス・ランドル/
アンドロニーコ…グラハム・プシー/
イレーネ…アンナ・ボニタティブス/
アステリア…エリザベート・ノルベルク=シュルツ/
レオーネ…アントニオ・アベーテ/
イングリッシュ・コンソート/
トレヴァー・ピノック(指揮)/
ジョナサン・ミラー(演出)
 【なかなか上演される機会のないヘンデルのオペラだけに、ピノック他の一流演奏家で聴けるのは最高の喜び。しかもリハーサル、ドキュメンタリー、インタビューなど贅沢すぎる特典映像が付き、ヘンデル・ファン、バロック・オペラ・ファンは何があっても手に入れたいセットになりました。ヘンデルのオペラ上演史とも言える貴重な映像や、作品の本質に迫るインタビューなど、豪華すぎる内容です。】
 ④バロックスター(ドイツ語&英語)…101375
  ウルリッヒ・メイジーズによるドキュメンタリー映像
ハワード・アルマン(指揮者)/
アラン・カーティス(指揮者)/
クリストファー・ホグウッド(指揮者)/
アンドレア・マルコン(ヴァイオリニスト)/
サンドリーヌ・ピオー(S)/
トレヴァー・ピノック(指揮者)/
クリスティーネ・シェーファー(S) 他/
ドナルド・バロウズ(ヘンデル研究家)/
ベルリン古楽アカデミー/
ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団/
イル・コンプレッソ・バロッコ/
イングリッシュ・コンサート
 【ヘンデルこそ、作曲家として初のスーパースター!伝記が出版され、写真ができる以前に最も多くの肖像画が描かれた偉大なる作曲家ヘンデルの輝かしい生涯の物語を音楽と映像で綴る200年に収録された1ドキュメンタリーです。
 ハレで生まれたヘンデルは、素晴らしい音楽的才能を持っていましたが、厳格な父親によって音楽の道へ進むことを反対されました。しかし当時の領主が彼の才能を伸ばすように提案、最初はオルガニストとして、そして偉大なるオペラ作曲家へと経歴を積んでいきます。彼の公演を聴いて感激したメディチ家の子息に招待されたヘンデルは、1706年にイタリアに行き、恋愛関係も含めた華々しい活躍をするのです。
 その後、1712年にイギリスへ行き1727年には正式に帰化、そこで生涯を終えるのです。このドキュメンタリーは、そんなヘンデルの生涯を、現代の演奏家たちの生の声を交えながら丁寧に描いていきます。結局、ヘンデルは故郷に帰ることはありませんでしたが、今でも生地ハレでは、夏に盛大なヘンデル祭りが催されています。川辺では花火が打ち上げられ、町はヘンデル一色に染まる・・・。そんな場面でこの映像は幕を閉じます。豪華な鬘の下で、彼が何を想い、何を夢見ていたのか。テレビもラジオもない時代、貴族や民衆は何を楽しみにしていたのか。そんな事をふと思う素晴らしい映像です。
 ボーナス映像は5つのショートインタヴューを収録。研究家や演奏家が様々な視点から、当時のオルガンや、ヘンデルの両親の結婚生活を語ります。】
収録時間:①196分+②166分+③323分(本編190分+ボーナス133分)+④78分(ドキュメンタリー60分+ボーナス18分)/音声:①②ステレオ2.0/DD 5.1/DTS5.1 ③ステレオ2.0/DD 2.0/DTS5.1 ④ステレオ2.0/DD 5.1/字幕:①伊,英,独.仏,西/③英,仏,西,日/②伊,英,仏,西,日/④伊,仏/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク×6 <CD>2枚
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)は音楽史の中において、数多くの作品を残した作曲家です。
 42のオペラ、25のオラトリオを筆頭にカンタータ、管弦楽曲、鍵盤のための作品、無数の室内楽、そして宗教曲など、その全容は計り知れないほどです。
 ARTHAUSレーベルでは「ヘンデル・フェスティヴァル・コレクション」と名づけたBOXを企画し、3つの歌劇作品とヘンデルの生涯を辿るドキュメンタリー映像「バロックスター」を併せて発売します。
 これを機会にヘンデルの素晴らしい世界に触れてみませんか?














12/25(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AUDAX RECORDS



ADX 13702
\2600→\2390
世界初録音!マレの"オーボエ組曲"!
マラン・マレ:オーボエのための組曲集

 ヴィオール曲集第3巻(1711)より 組曲ハ長調
 ヴィオール曲集第2巻(1701)より 組曲ト長調
 ヴィオール曲集第3巻(1711)より 組曲ト短調
 ヴィオール曲集第2巻(1701)&第4巻(1717)より 組曲ニ短調
 ヴィオール曲集第3巻(1711)より 組曲変ロ長調
 ヴィオール曲集第2巻(1701)&
  第4巻(1717)より 組曲ホ短調(全曲世界初録音)
クリストファー・パラメタ(オーボエ)
エリク・ティンケルヘス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロマン・ファリク(テオルボ)
リサ・グード・クロフォード(ハープシコード)
 カナダの名手クリストファー・パラメタ!世界初録音!マレの"オーボエ組曲"!
 マラン・マレのオーボエ組曲!ヴェルサイユ・ピッチ(A=392)!

 バロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。
 リリース第3弾は、カナダが誇る現代有数のバロック・オーボイスト、クリストファー・パラメタによる"世界初録音"となるマラン・マレ(1656−1728)の「オーボエのための組曲集」!
 2003年と2006年にカナダ政府からの援助を得て、マラン・マレの失われたオーボエ作品の再発見、復元のための研究を続けてきたクリストファー・パラメタ。
 手稿譜から演奏可能な姿へと復元が行われ、クリストファー・パラメタ自身の演奏によって実現したこの世界初録音の組曲集は、長き研究と飽くなき情熱の成果である。
 ターフェルムジーク・バロック管弦楽団の中心メンバーとして活躍し、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル、ル・セルクル・ドゥラルモニー、ル・コンセール・ロラン、アポロズ・ファイアなど、世界各国のピリオド・オーケストラに客演として招かれるなど、世界有数のバロック・オーボエ奏者の地位を不動のものとしているクリストファー・パラメタ。
 このマラン・マレの「オーボエ組曲」に代表されるように、オーボエのためのレパートリーの発掘、復元にも積極的に取り組んでおり、その活動はカナダ政府などからも高く評価されている。

 ※録音:2014年4月17日−18日、サン・レオン教会(パリ、フランス)




DANACORD


DACOCD 752
\2600
コンサート・クレメンス 〜 合唱作品集
 ゲーゼ:《妖精王の娘》より朝の歌/
 メンデルスゾーン:
  オラトリオ《エリヤ》より それ、主は汝のためにみ使いたちに命じ/
 グズモンセン=ホルムグレン:春の夜/
 レウコヴィチ:暁に/
 デュリュフレ:慈しみと愛のあるところ/
 ジェズアルド:オリーヴ山でイエスは神に祈った/
 ニューストレム:なんと美しい/
 デュリュフレ:すべてが美しいかたマリアさま/
 ジェフレー:あなたの子の娘/
 デュリュフレ:おまえはペテロ/
 ニューステット:イエス、なんじ優しき友よ/
 タヴナー:子羊/
 アーラソン:ベネディクトゥス/
 イェアシル:夜の雨/
 デュリュフレ:かくも偉大な秘蹟を/
 バード:4声のミサ曲より アニュス・デイ/
 ニールセン:わがイエスよ、わが心に/
 ジャヌカン:鳥の歌
コンサート・クレメンス
カーステン・サイヤー=ハンセン(指揮)
 デンマークのヴォーカルグループ、コンサート・クレメンスの新録音!

 「デュリュフレ:オルガン作品全集&モテット集&レクイエム」(DACOCD 726)で美しく純度の高いハーモニーを聴かせてくれたコンサート・クレメンス&カーステン・サイヤー=ハンセンのコンビ。
 1997年にオーフス大聖堂聖歌隊のメンバーを中心として創設され、同大聖堂の守護聖人、聖クレメンスの名を冠したヴォーカルグループ、コンサート・クレメンスは、今作でも純度の高いハーモニー、繊細な表現力は健在! 幅広いプログラムを見事に表現する。
 

DACOCD 753
\2600
ロシアのピアノ音楽
 チャイコフスキー:夕べの夢想 Op.19-1、ユモレスク ト長調 Op.10-2
 ラフマニノフ:
  エレジー Op.3-1、 前奏曲 変ホ長調 Op.23-6、
  前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12、前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2、
  前奏曲 ト長調 Op.32-5、前奏曲 ト短調 Op.23-5
 プロコフィエフ:
  ガヴォット Op.12-2、伝説 Op.12-6、前奏曲 ト長調 Op.12-7、
  束の間の幻影変ロ短調 Op.22-10、
  3つのオレンジへの恋 Op.33より 行進曲、風刺 Op.17
 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34より
  第1曲ハ長調、第2曲イ短調、第6曲ロ短調、第10曲嬰ハ短調、
  第13曲嬰ホ長調、第14曲変ホ短調、第15曲変ニ長調、
  第16曲変イ長調、第20曲ハ短調
ニナ・カフタラージェ(ピアノ)
 モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに師事したロシアのベテラン女流ピアニスト、ニナ・カフタラージェによるロシアン・プログラム。
 これまで「シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調、他」(DACOCD 733)など多くのドイツ・レパートリーを手がけてきたカフタラージェのピアニズムは、ロシアン・プログラムでも丁寧で繊細なタッチで紐解く。
 

DACOCD 751
\2600
ヘンリク・ロング、フレゼリク・ロングの歌曲と二重唱曲集
 ロング:
  グア《ナイル川がエジプト人の大地に水を与える地》、
  ヴァルデマ王がグアで狩りをする**、失ったものと得たもの**、
  日没*、憧れ*、いとしい乙女よ,眠らないで、月光の夢、
  冬の訪れ、《ブラン》の二重唱*、逢い引き、舟歌、
  《平野の詩》への序詩**、4つの歌、
  おまえの春にわたしの歌を捧げる、日曜日の静けさ、
  音楽、鳥のバラード、森で*、昔の記憶、追憶
 ランゲ=ミュラー:追悼
エーリク・ベカー・ハンセン(テノール)
レン・レフストロプ(ピアノ)
トリーネ・バストロプ・ムラー(ソプラノ)*
トマス・クリスチャン・シーウ(バリトン)**
 前作「クーラウ、ハイセ、バーネコウ、ベクゴーの抒情歌曲集」(DACOCD705)で伸びやかな歌声を聴かせてくれたデンマークのテノール、エーリク・ベカー・ハンセン。
 新録音は、デンマークでもっともロマンティックな歌を書いたと言われるヘンリク・ロングとフレゼリク・ロング親子の歌曲と二重唱曲集。
 

DACOCD 755
\2600
北欧の冬
 ボーウ:《15のクリスマスと冬の歌》より
  クリスマスの日、冬の森、クリスマスの星、十二夜、
  あなたは安らかに眠っているかしら、冬の夜
 ダーラナ地方のコラール 《祝福された日》
 ドイツ民謡(エーレンボリ=ポッセ編):輝くクリスマスの朝がくると
 ヌードクヴィスト:クリスマス,輝くクリスマス
 テグネール:ベツレヘムの星
 ヴァイセ:神様の小さな天使たち,ふたたびようこそ
 ハムブアウアー:雪ほど静かなものはない
 オーゴー:雪のかけらが吹き寄せて
 リリエフォシュ:もうじきクリスマス
 シェーレル:たくさんのキャンドルに灯がともった
 アダン:クリスマスの歌《聖らに星すむ今宵》
 デール:冬は寒さと雪をもたらす
 アイスランド民謡 《夏は過ぎ行く》
 クヌーセン:クリスマスイブには幸せな気持ちに
 ノルウェー伝承曲 《幸せを運ぶクリスマスよ》
 グリーグ:今ふたたび山と谷が見える
 シベリウス:
  クリスマスの歌 《私には富も名声もいらない》 Op.1-4、
  三月の雪の上のダイアモンド Op.36-6
 マーサロ:クリスマスの鐘
イッタ=マリア・シェーベリ(ソプラノ)
ドーテ・シールケ(トランペット)
トビアス・ドゥーアホルム(ヴァイオリン)
リンデュ・ロスボー(オルガン)
 スウェーデン出身のソプラノ、イッタ=マリア・シェーベリの新録音「北欧の冬」では、デンマーク、スウェーデン、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、フィンランドからの北欧プログラム!
 デンマーク王立音楽アカデミー出身の女流トランペッターのドーテ・シールケの煌びやかなサウンドも聴きどころ!




ONYX



ONYX 4148
\2500→\2290

ビジャーク・ピアノ・デュオ 〜
 プーランク、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキー、マルティヌー

  プーランク:2台のピアノのための協奏曲ニ短調*
  ショスタコーヴィチ:
   2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
   2台のピアノのためのソナタ
   2台のピアノのための協奏曲*

ビジャーク・ピアノ・デュオ
 〔リディア・ビジャーク(ピアノ)、
  サーニャ・ビジャーク(ピアノ)〕
ラドスワフ・ショルツ(指揮)*
シュトゥットガルト・
 フィルハーモニー管弦楽団*
 セルビアの姉妹デュオが弾く2台ピアノのための超絶作品!

 セルビア共和国の首都ベオグラードで生まれ、パリ国立音楽院で学んだリディア・ビジャーク、サーニャ・ビジャークの姉妹。2002年に結成、2005年ミュンヘン国際コンクールのピアノ・デュオ部門で2つの特別賞を受賞、BBCプロムスを始めヨーロッパの数々の音楽祭から、日本でもラ・フォル・ジュルネ新潟や金沢に出演するビジャーク・ピアノ・デュオがONYXに登場!
 ONYXへのデビュー・アルバムでは、マルティヌーとプーランクによる「2台ピアノと管弦楽のための協奏曲」、そしてショスタコーヴィチの「コンチェルティーノ(小協奏曲)」とストラヴィンスキーの「ソナタ」といった、2台ピアノのための超絶技巧作品を録音。高いテクニックと鋭いタッチから生まれるきらびやかなサウンド。見事に息のあった姉妹のアンサンブル。
 これからの更なる活躍が期待される、注目の姉妹デュオです!




NAXOS



8.573331
(CD)
\1100
サン=サーンス:交響曲 第3番「オルガン付き」他
 1.死の舞踏 Op.40
  (1872/1919/2004)(E.H.ルメア/V.ワルニエによるオルガン編)/
 2-3.糸杉と月桂樹 Op.156/
 4-7.交響曲 第3番 ハ短調 「オルガン付き」Op.78
ヴィンサン・ヴァルニエ(オルガン)
<Organ IV/82 by Aristide Cavaille-Coll (1878),
Victor Gonzalez (1939),
Georges Danion/Societe anonyme Gonzalez (1977),
Michel Gaillard/Manufacture Aubertin (2013)>/
フランス国立リヨン管弦楽団/
レナード・スラットキン(指揮)
NBD-45
(Blu-ray Disc Audio)
\2400
録音 2014年2月7日…1, 2013年11月18.19日…2-7 フランス オーディトリウム・ド・リヨン
 1878年のパリ万博の一環としてリヨンに建立された、名オルガン製作者アリスティード・カヴァイエ=コルによる素晴らしいオルガン(82ストップ、6500本のパイプ)は、1930年代にビクトル・ゴンザレスが手を加えた楽器です。
 もともとはパリのエッフェル等の正面にあるシャイヨ宮の大ホールにあったものですが、1977年にリヨンに運ばれ、2013年にもう一度手が加えられ、かつての栄光の姿を取り戻したのです。
 この歴史あるオルガンは、数多くの名作の初演を担ったことで知られ、フランク、デュプレ、メシアンなどの大家もこのオルガンを演奏しています。
 もちろんサン=サーンス(1835-1921)の名作「交響曲第3番」も「糸杉と月桂樹」もフランスでの初演ではこのオルガンが使われたという、まさに記念碑的な楽器です。
 バッハから現代作品まで、全てのオルガンのためのレパートリーに適しているという壮麗な楽器の音色を、どうぞじっくりお楽しみください。
 名オルガニスト、ヴァンサン・ヴァルニエの完璧な技巧で聴く「死の舞踏」も聴きものです!




BOTTEGA DISCANTICA


DISCANTICA 275
\2600
18世紀イタリアのチェンバロ奏者たち Vol.2
 ドメニコ・アルベルティ(1710頃-1740?):
  ソナタ第4番ト短調/ソナタ第5番イ長調
 バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):ソナタ ハ長調
 ジョヴァンニ・アントニオ・マティエッリ(1733?-1805):ソナタ イ長調
 ピエトロ・ドメニコ・パラディージ(1707-1791):ソナタ イ長調/ソナタ ニ長調
 ロレンツォ・ロッシ [ロマーノ・アバーテ] (1720-1794):ソナタ第3番
 ジョヴァンニ・マルコ・ルティーニ(1720-1797)ソナタ第2番ニ長調
 フェルディナンド・ガスパーロ・トゥッリーニ(1749-1812/1819-1820):
  ソナタ第4番ト短調
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)

録音:2013年7月21-24日、スタジオ・カヴァッリ・ムジカ、ブレシア県、イタリア
 オペラの陰に隠れがちな18世紀イタリアのチェンバロ音楽。マイナー作曲家の作品を含め、敢えてモダーン・ピアノでその大いなる発展を俯瞰していくシリーズ第2弾。(前作:DISCANTICA 220)。
 ロベルト・ジョルダーノ(1981年生まれ)はパリのエコール・ノルマル音楽院、ペーザロのG・ロッシーニ音楽院、イーモラの国際ピアニスト・アカデミーで学んだイタリアのピアニスト。
 2003年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位。当レーベルの主要ピアニストの一人です。

 

DISCANTICA 284
\2600
ヴェネトの歴史的オルガン
 [クイント・ヴィチェンティーノ](*)
 フェリーチェ・ブレゴッツォ(1876-1861):
  ジーモン・マイヤーの「メデア」序曲
 ガエターノ・ヴァレーリ(1760-1822):ソナタ ニ長調/アダージョ
 ルイージ・デ・グラッシ(1760-1831):フーガ第1番
 [ロッツァンピア・ディ・ティエネ](+)
 ドメニコ・チモーゾ(1780-1850):序奏、主題と変奏
 ジュゼッペ・チェッルーティ(1803-1869):ソナタ第9番/ソナタ第5番
 アンジェロ・メネゲッティ(1844-1909):凱旋行進曲
 ヴィンチェンツォ・ペトラーリ(1832-1889):ソナタ ニ長調
 ジュゼッペ・ダッラ・ヴェッキア(1806-1848):
  マエストロ・G・パチーニ氏のオペラ「オイディプス王」序曲
 ピエランジェロ・ヴァルティノーニ(1959-):序曲(ヴィチェンツァ民謡による)
エンリコ・ザノヴェッロ(オルガン)

録音:2014年4月29日、殉教者聖ジョルジョ教区教会、クイント・ヴィチェンティーノ(*),
    2014年4月30日、雪の聖マリア教区教会、ロッツァンピア・ディ・ティエネ(+),
     ヴィチェンツァ県、ヴェネト州、イタリア
 エンリコ・ザノヴェッロはイタリアのヴィチェンツァに生まれ、ステファノ・インノチェンティ、アンドレア・マルコンに師事したオルガンおよびチェンバロ奏者。
 1990年にアンドレア・パッラーディオ・バロック・アンサンブル、2008年にアンドレア・パッラーディオ合唱団を創設し指揮者としても活躍しています。





PIANO CLASSICS


PCL0081
\1400
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第2番
 チェロ・ソナタ 
アンナ・フェドロヴァ(pf)
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ラエルシオ・ディニス指揮、
北西ドイツ・フィルハーモニー管
 

PCL0083
\1400
アルカン:ピアノ曲集
 3つの小さな幻想曲Op.41、ドイツ風メヌエットOp.46、
 葬送行進曲Op.26、凱旋行進曲Op.27、
 単旋律聖歌の8つの音階に基づく小前奏曲より
  第6曲ポコ・レント、
 奇想曲-軍隊風にOp.50、戦場の太鼓Op.50bis、
 48のモチーフ集—エスキスOp.63より「神を讃えよ」
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(pf)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DANACORD



DACOCD 738
(2CD-R/特別価格)
\2600→\2390
レコード音源による
 エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート

  ベートーヴェン:
   チェロソナタ第3番 イ長調 Op.69、
   モーツァルトの《魔笛》からの「恋を知る男たちは」の
    主題による7つの変奏曲 WoO.46/
  ブラームス:
   チェロソナタ第2番 ヘ長調 Op.99、
   チェロソナタ第1番 ホ短調 Op.38/
  ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409/
  ボッケリーニ:チェロソナタ イ長調 G.13、ロンド/
  ポッパー(カサド編):妖精の踊り Op.39/
  ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編):イタリア組曲/
  グリーグ(ベンクトソン/コペル 編):春に寄す/
  シベリウス(ベンクトソン 編):悲しいワルツ Op.44-1/
  ルビンシテイン:ロマンス/サン=サーンス:白鳥/
  ミヨー:エレジー/コペル:テルニオ Op.53B

エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
ヴィクト・シューラー(ピアノ)
ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ(ピアノ)
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
ヘンリク・サクセンスキョル(指揮)
コペンハーゲン・プロムシカ室内管弦楽団

 コペンハーゲン生まれのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932−2013)へのトリビュート・アルバムは、1950年から1961年にHMVに録音したチェロとピアノ、チェロと室内管弦楽のための作品集。ニルス・ヴィゴ・ベンソンの作品を初演したことでも知られるピアニスト、ヴィクト・シューラなど、デンマークを代表するアーティストが終結。
 ※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


<メジャー・レーベル>

DG



481 1472
\2300→\2090
フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン
 モーツァルト:ピアノ四重奏曲 ト短調, KV 478
 ローベルト・フックス:ピアノ四重奏曲 ロ短調, Op. 75
 R. シュトラウス:ワルツ・パラフレーズ(編曲:Michael Rot)
 R. シュトラウス:ピアノ四重奏曲「恋の歌」
 ガルデル:首の差で
 ドビュッシー:美しき夕暮れ
フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン
 緊急リリース決定!
 馥郁たるウィーンの薫りただようアンサンブル、DGデビュー。
 ウィーン・フィルの弦楽器奏者3人と、ウィーンで活躍するピアニスト、ゴットリーブ・ヴァリッシュという4人によるピアノ四重奏団「フィルハーモニック・アンサンブル・ウィーン」。
 彼らは来年のウィーン・ニューイヤー・コンサートの休憩中に公演を行い、その模様が世界中で放映されます。(全世界約7000万人に視聴される予定)。
 彼らのコンサート部分が日本で放映されるか否かは未定ですが、オーストリアではニューイヤーコンサートのアルバムと同様、当盤もゴールド・ディスクを獲得するのでは、との前評判が流れ始めています。
 

482 1595
(2CD)
\3600
私の唇は熱いキスをする〜オペレッタ・グレイテスト・ヒッツ
 【CD1】
  ホイベルガー:『オペラ舞踏会』より「別室へ行きましょう」〜
   アンナ・ネトレプコ(Sp)/
 タウバー:「あなたは私の世界」〜
  クラウス・フローリアン・フォクト(T)/
 レハール:『メリー・ウィドウ』より「ヴィリアの歌」〜ルネ・フレミング(Sp)/
 ツェラー:『坑夫長』より「気を悪くしないで」/
 レハール:『ロシアの皇太子』より「なぜ春に五月は一度しか来ないの?」〜
  アンゲラ・デノケ(Sp), ピョートル・ベチャワ(T)/
 J.シュトラウスII:『こうもり』より「侯爵様、あなたのようなお方は」〜
  エディタ・グルベローヴァ(Sp)/
 レハール:『ジュディッタ』より「友よ 人生は生きる価値がある」/
 シュトルツ:「二人のハートはワルツを刻み」〜
  ルネ・フレミング(Sp), クラウス・フローリアン・フォクト(T)/
 レハール:『ロシアの皇太子』より「誰かが来るでしょう」〜バーバラ・ボニー(Sp)/
 レハール:『メリー・ウィドウ』より
  「それではニエグシュ、ここにやって来たが、どこに祖国があるんだ?」〜
   ボー・スコウフス(Br)/
 カールマン:『チャールダーシュの女王』より「ハイヤー、ハイヤー、山こそ我が故郷」〜
  アンナ・ネトレプコ(Sp)/
 カールマン:『チャールダーシュの女王』より「踊りたい」〜
  インゲボルク・シェプフ(Sp), ピョートル・ベチャワ(T)/
 レハール:『パガニーニ』より「愛、それは地上の楽園」〜
  アンゲラ・デノケ(Sp)/
 ベナツキー:『白馬亭にて』より「ザルツカンマーグートにて」〜
  バーバラ・ボニー(Sp)/
 カールマン:『モンマルトルのすみれ』より「カランボリーナ カランボレッタ」〜
  インゲボルク・シェプフ(Sp)/
 カールマン:『伯爵夫人マリツァ』より「夜になり」〜
  ピョートル・ベチャワ(T)/
 レハール:『ジュディッタ』より「私の唇は熱いキスをする」〜
  アンナ・ネトレプコ(Sp)/
 キュネッケ:『どこかの従兄弟』より「私はただの貧乏旅職人」/
 オスカー・シュトラウス:「なぜ女は浮気をしてはいけないの?」〜
  アンゲラ・デノケ(Sp)/
 レハール:『メリー・ウィドウ』より「とざした唇に」〜
  ルネ・フレミング(Sp), プラシド・ドミンゴ(T)/
【CD2】
 レハール:『ほほえみの国』より「君は我が心のすべて」〜プラシド・ドミンゴ(T)/
 J.シュトラウスII:『こうもり』より「ぼくはお客を呼ぶのが大好きさ」〜
  レジーナ・レズニック(Ms), ワルデマール・クメント(T)/
 J.シュトラウスII:『ウィーン気質』より「ウィーン気質」〜
  ルネ・コロ(T), インゲボルグ・ハルシュタイン(Sp)/
 J.シュトラウスII:『ジプシー男爵』より「すべてを名誉にかけて」〜
  ヴェルナー・ホルヴェーグ(T)/
 J.シュトラウスII:『こうもり』より「飲もうよ恋人よ、飲もうよ、さあ」〜ルネ・コロ(T)/
 ツェラー:『小鳥売り』より「私は郵便配達のクリステル」〜ルチア・ポップ(Sp)/
 シュトルツ:「プラーター公園は花盛り」〜フリッツ・ヴンダーリヒ(T)/
 J.シュトラウスII:『ヴェネツィアの一夜』より「Venedigs Frauen herzuf?hren」〜
  ジュリア・ミゲネス(Sp), アントン・デ・リッデル(T)/
 ミレッカー:『乞食学生』より「幾多の甘い色恋があった」〜ヴェルナー・ホルヴェーグ(T)/
 ツェラー:『小鳥売り』より「チロルでバラを贈れば」〜
  テレサ・ストラータス(Sp), アドルフ・ダラポッツァ(T)/
 J.シュトラウスII:『ヴェネツィアの一夜』より「なんと素晴らしいながめ」〜ジョン・ピーソ(T)/
 オスカー・シュトラウス:『ワルツの夢』より「ピッコロ・デュエット」〜
  ピーターアレキサンダー(Vo), ヘルタ・タルマー(Sp)/
 J.シュトラウスII:『こうもり』より「晩餐会へ一緒に行こう」〜
  ベルント・ヴァイクル(Br), ヘルマン・プライ(Br)/
 J.シュトラウスII:『踊り子、ファニー・エルスラー』より「シーヴェリングの郊外で」〜
  エヴァ・リンド(Sp)/
 ブラハム:『ヴィクトリアと軽騎兵』より「お別れの前にもう一度手を」〜
  シャーンドル・コーンヤ(T), ヘルタ・タルマー(Sp)/
 リンケ:『ルナ夫人』より「月にある宮殿なんて」〜
  ヘルタ・タルマー(Sp), フランツ・フェーリンガー(T)/
 カールマン:『サーカスの女王』より「二つのメルヘンのような瞳」〜
  ヴェルナー・クレン(T)/
 スッペ:『ボッカッチョ』より「恋はやさし野辺の花」〜
  レナーテ・ホルム(Sp), ヴェルナー・クレン(T)/
 レハール:『ほほえみの国』より「私たちの心の中に誰が愛を埋めたの」〜
  ビルギット・ピッチュ=サラータ(Sp), ルネ・コロ(T)/
 J.シュトラウスII:『ジプシー男爵』より「誰が私たちを結婚させたの」〜
  レナーテ・ホルム(Sp), ヴェルナー・クレン(T)
 オペレッタの魅力が満載!
 1860年代にオッフェンバックなどパリのオペレッタの影響を受けて生まれたウィンナ・オペレッタ。その破天荒なストーリーとワルツを中心とする甘く美しいアリアの数々はいつの時代も聴き手の心を掴んで離しません。
 Disc1は、現代を代表する歌手たちの最新アルバムからの名曲の数々を集め、Disc2には1960〜1970年代、往年のオペレッタ歌手らによる名盤からの録音を収録。オペレッタの魅力満載の2枚組です。




<国内盤>


ALPHA



Alpha199
(国内盤)
\2800+税
バッハ:七つのモテット BWV225-230&BWV Anh.159
 1.主に向かって新しい歌を歌え BWV225
 2.聖霊は、弱い私たちを助けてくださいます BWV226
 3.恐れるな、わたしはあなたと共にいる BWV228
 4.来てください、イエス、来てください BWV229
 5.わたしはあなたを見捨てはしない BWV Anh.159
 6.イエス、わが喜び BWV227
 7.主を讃美せよ、すべての国よ BWV230
ファビオ・ボニッツォーニ指揮
カペラ・クラコヴィエンシス
(古楽器使用)
 名匠ボニッツォーニ、満を持してバッハの大作へ——しかも、『テ・デウム』盤でも活躍した精鋭合唱陣と!
 Alphaレーベルに死角なし、とあらためて痛感するリリース情報が!この2014年の初頭、ル・ポエム・アルモニークによる充実した『テ・デウム』録音にさいし、シャルパンティエとリュリの傑作を自発性たっぷりに歌いあげた少数精鋭の合唱団カペラ・クラコヴィエンシスが、なんとGlossaに名盤あまたの現代最尖鋭の古楽合唱指揮者、ファビオ・ボニッツォーニを指揮者に迎えて単独名義で録音してみせたのは…ブランデンブルク協奏曲集と並んで「新譜が出れば必ず買う」という人も少なくないバッハ屈指の傑作集、六つのモテット!
 否、ここでは最近たしかにバッハの真筆であるとされるようになってきたBWV-Anh.159も含めた「全7曲」がじっくり味わえるようになっています。
 バッハもおそらくそう演奏していたであろうとおり、各パートほぼ一人ずつの歌い手(二重合唱ぎりぎりの全8人編成)に通奏低音はオルガンとチェロ・コントラバスひとつずつ——、ボニッツォーニのタクトが確実にバッハの「いき」をとらえてやまないであろうことは容易に想像できます。
 俊才A.ブロンディオによる自然派録音、待ち遠しい注目新譜です!




CONCERTO



CNT2092
(国内盤)
\2800+税
19世紀—−内へと向かうオペラ 〜
 ヴァイオリンとピアノによる二重奏で、ワーグナーとヴェルディの世界へ。

  1.ワーグナー:ロマンツェ(アルバムの一葉)
  2.リッター:ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』よりイゾルデの愛の死
  3.ヴィルヘルミ:ワーグナーの『ジークフリート』の楽想によるパラフレーズ
  4.バッツィーニ:ヴェルディの『椿姫』による幻想曲
  5.シヴォリ:ヴェルディの『トロヴァトーレ』による幻想曲
  6.マスカーニ:ヴァイオリンとピアノのためのアヴェ・マリア
   (『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲)
フランチェスコ・マナラ(ヴァイオリン)
マルコ・ソリーニ(ピアノ)
 数多の名演を知るミラノ・スカラ座の首席奏者が俊才ピアニストとともに、私的空間ならではの名演を。
 オペラの魅力は尽きないけれど、その壮大な音響世界と向き合うには時間も体力も気力も必要。がっつり味わうのもよいけれど、時にはその重要な瞬間に耳をかたむけ、じっくりその美について考えをめぐらせたい…録音技術などまだない19世紀の芸術愛好家たちも、折々そう考えたのでしょう。なぜなら、本格的な室内楽にも向くヴァイオリンとピアノの二重奏のため、数多くの作曲家たちがオペラの抜粋編曲を残しているからです。
 耳に快いサロン風の娯楽、とかたづけるにはあまりに惜しい、れっきとした室内楽編曲と呼ぶにふさわしい逸品も多々...ミラノ・スカラ座のコンサートマスターであり、ソロ活動も展開してきた名手マナラが知性派才人マルコ・ソリーニと組んで録音した本盤では、「G線上のアリア」編曲で知られるヴィルヘルミ、パガニーニの直弟子シヴォリらが手がけたワーグナーとヴェルディの傑作編曲に、巨匠たちの器楽作品も一部収録、19世紀の芸術家たちが、くつろぎの時間に随想をめぐらせたであろう妙なる響きの真相に迫ります。
 馥郁たるイタリアの弦、世紀末の危うさと情感...何度も聴き確かめたくなる二重奏世界、お見逃しなく!




PASSACAILLE


PSC975
(国内盤)
\2800+税
フレスコバルディの奇想さまざま
 〜1624年の『カプリッチョ集』より〜

  『さまざまな主題およびアリアの数々にもとづく、総譜形式によるカプリッチョ集。
  ローマのサン・ピエトロ大聖堂のオルガン奏者ジローラモ・フレスコバルディによる。』
   (1624年ローマ刊/全12曲)
   ※カプリッチョ第7番は、オルガンによる演奏とチェンバロによる演奏の2トラックを併録
リウヴェ・タミンハ(オルガン,チェンバロ)
オルガン:
 ボローニャ、サン・ペトロニオ教会 
 ロレンツォ・プラート1471-75年建造/
 バルダッサーレ・マラミーニ1596年建造
チェンバロ:
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ジュスティ
 1679年製作
 (3弦列イタリアン・モデル)
 バッハに流れ込む大河を整えたローマの巨匠の真髄はこの曲集にあり。
 経験豊かな本場の才人、満を持して。フレスコバルディは、いうまでもなく17世紀最大の鍵盤芸術家のひとり——カトリックの総本山ローマのサン・ピエトロ大聖堂で正規オルガン奏者として活躍するかたわら、数々の鍵盤曲集を世に送り出し、多くの門弟を育て、鍵盤芸術のローマ楽派ともいうべき重要な潮流の先鞭をつけた大御所。
 モンテヴェルディやカッチーニの同時代人として、ルネサンスの対位法技法をきちんと咀嚼したうえで、鮮烈なバロック語法のトッカータやリチェルカーレへと結実させていった名匠です。チェンバロ奏者たちにとって誰よりも重要な存在のひとりであるこの作曲家には、バッハのようなずっと後の世代の作曲家も大きな影響を受けました。
 しかしその音楽は決して厳然と近づきがたいものではなく、泰然自若のゆたかさに満ちていた——そのことを如実に伝えてやまない演奏を、しなやかなオルガン演奏で体現してみせたイタリア古楽界の大物リウヴェ・タミンハの名盤、ついに日本上陸!『リチェルカーレ集』PSC966に次ぐ本盤は、多元性と自由さとがきわだつ『カプリッチョ集』全曲録音で、1曲は貴重な17世紀オリジナルのチェンバロでも演奏。
 バロック・ファン必携、進化し続ける欧州古楽界の先端を知る名演です。




ZIG ZAG TERRITOIRES



ZZT356
(国内盤)
\2800+税
ベートーヴェン/リスト編 ピアノ独奏による交響曲 第4・5番
  〜1867年製ブリュートナー・ピアノによる〜

   1. 交響曲 第4番 変ロ長調 op.60
   2. 交響曲 第5番 ハ短調 op.67
ユーリ・マルティノフ(ピアノ)
使用楽器:
 ブリュートナー1867年製作
 オリジナル楽器
 『レコ芸』準特選&特選あいつぐ傑作シリーズ、大詰め!
 運命の扉を叩く音を、天才リストはどう聴きつけたのか精妙古楽器の多面性、マルティノフ随一の至芸で。
 ふいにプロコフィエフを現代ピアノで録音、痛快な成果をあげてみせ多芸ぶりをアピールしてくれたロシア・ピアニズム最前線の名手ユーリ・マルティノフですが…もちろん好評シリーズの録音も継続中!
 それどころか、リリースはいよいよ大詰めに入ってきました。次なる冒険は「運命はこのように扉を叩く」との逸話で知られる「第5番」と「第4番」。
 「運命は〜」などとベートーヴェン自身が言っていなかったことは後年あきらかになるのですが、この逸話を捏造した作曲家の秘書シンドラーによるベートーヴェン伝(1840)は、かの楽聖の9曲の交響曲をリストがピアノ独奏のために編曲・出版した19世紀当時にはまだ、広く読まれていたのでした。
 その「扉を叩く」音を、リストはどうピアノ上に再現したのでしょう?オーケストラの響きを、彼はどう"当時のピアノ”に移し替えたのでしょう?
 今回も充実解説全訳付、使用楽器は前作「英雄&第8番」と同じ1867年製のブリュートナー(このメーカーの初期モデル現存楽器はきわめて貴重!)。
 手堅い名品「第4番」とともに、今回も聴き逃せない新録音です!














12/24(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CLAVES

50 1410
\2500→\2290
シネ・ノミネ四重奏団、名曲ブラームスの弦楽六重奏曲
 ブラームス:
  (1)弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36(1865)
  (2)弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18(1860)
シネ・ノミネ四重奏団
 【パトリック・ジュネ(1st ヴァイオリン)、
  フランソワ・ゴトロー(2nd ヴァイオリン)、
  ハンス・エジディ(ヴィオラ)、
  マルク・ジェルマン(チェロ)】
ニコラス・パシュ(ヴィオラ)
フランソワ・ギュイエ(チェロ)
 祝結成40周年ローザンヌが生んだシネ・ノミネ四重奏団、最新盤は名曲ブラームスの弦楽六重奏曲に挑む!!

 セッション録音:2014 年2 月9-11 日/ラ・ショー=ド=フォン、スイス/DDD、77’26”

 2014 年に結成40 周年をむかえたシネ・ノミネ四重奏団。現在も精力的に演奏活動・録音をしておりますが、期待の最新盤は名曲ブラームスの弦楽六重奏曲集を録音しました。シネ・ノミネ四重奏団と言えば、旋律を浮きだたせ雄弁に歌い上げる演奏が魅力ですが、このブラームスでも各パートの聴かせどころをおさえた美しい演奏を披露しております。
 弦楽六重奏曲第1 番は、ブラームスの生涯で最も幸福で実りの多い時期に作られました。そのため、幸福さと若々しさと情熱にあふれており、新鮮で色彩豊か、さらに民謡風な旋律に富んだ初期の傑作のひとつに数えられます。一方、第2 番は1 番にくらべ、より繊細で芸術的でブラームスの個性が発揮されたロマン的な作品と言えます。



 
50 1502
\2500
スターク、ペシャのデュオ最新盤はクララ&ロベルト・シューマンの作品集
 (1)ロベルト・シューマン:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121(1851)
 (2)クララ・シューマン:
  3つのロマンスOp.22〜ヴァイオリンとピアノための (1853)
 (3)R.シューマン:
  おとぎの絵本 Op.113〜ヴィオラとピアノための (1853)
ヌリット・スターク
 ((1)(2)ヴァイオリン、
  (3)ヴィオラ)
セドリク・ペシャ(ピアノ)
 ヴィオラにも挑戦!若手実力派スターク、ペシャのデュオ最新盤はクララ&ロベルト・シューマンの作品集

 セッション録音:2014 年4 月18-20 日/ジーメンス・ヴィラ、ベルリン、ドイツ/DDD、55’51”

 若手注目のヌリット・スタークと気鋭セドリク・ペシャ。前作、ブゾーニとエネスコのヴァイオリン・ソナタ集(50 2811)に続き、デュオによる待望の新録音は、クララ&ロベルト・シューマンのヴァイオリン、ヴィオラのための作品集です。
 ヴァイオリンのヌリット・スタークは1979 年テル・アヴィヴ生まれ。ジュリアード音楽院でロバート・マンに師事し、さらにケルン音楽大学でアルバン・ベルク四重奏団にも師事したのち、いくつものコンクールで優秀な成績を収めています。
 ペシャとのデュオをはじめBIS レーベルなどからもディスクをリリースしており、今回はヴィオラにも挑戦しております。ピアノのセドリク・ペシャは2002 年にジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールで優勝し、以後Claves レーベルからバッハ、ベートーヴェンなどをリリースしております。のびやかで美しいスタークのヴァイオリンと、硬派なペシャのピアノをお楽しみください。







HAENSSLER



98 042
(3CD)
\4800→\4390
バルトーク:ピアノ独奏曲全曲集 第1集
 [CD1]
  (1)戸外にて Sz.81 /(2)10 のやさしいピアノ作品 Sz.39/
  (3)3つのブルレスカ Op.8c,Sz.47 /(4)小組曲BB.113,Sz.105/
  (5)4つの哀歌 Op.9a,Sz.45
 [CD2]
  (6)3つの練習曲Op.18 BB.81, Sz.72 /(7)ソナチネBB.69, Sz.55 /
  (8)ピアノ・ソナタBB.88,Sz.80 /(9)7つのスケッOp.9b,Sz.44 /
  (10)舞踏組曲BB.86b,Sz 77
 [CD3]
  (11)アレグロ・バルバロBB.63,Sz.49 /(12)9つのピアノ小品BB.90, Sz.82 /
  (13)組曲Op.14 BB.70, Sz.62 /(14)14のバガテルOp.6,Sz.38 /
  (15)ピアノ練習曲Sz.52、ピアノの初歩Sz.53 /
  (16)アンダンテ(組曲Op.14のオリジナル第2楽章)
アンドレアス・バッハ(ピアノ)
 名手アンドレアス・バッハによるバルトーク、ピアノ独奏曲全曲録音開始!

 セッション録音:(5)(8)(14)2008 年9 月29 日-10 月2 日、(1)(3)(7)(9)(11)(13)(16)2010 年1 月19-22 日、(4)(6)(12)2010 年3 月29 日-4 月1 日&2014 年10 月6 日、(2)(10)2010 年8 月23-27 日、(15)2011 年9 月26,27,30 日/クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ケルン)/DDD、[CD1] 58’45”、[CD2] 53’40”、[CD3] 71’05”

 名手、アンドレアス・バッハが、バルトークのピアノ独奏曲全曲録音を開始致します。A. バッハは2004 年にバルトークのピアノ独奏作品のアルバムを1 枚リリースしましたが、当シリーズは別録音となります。
 ハンガリーの最大の作曲家で、民俗的語法による現代的手法の開拓者として20 世紀音楽に影響を残したバルトーク。当シリーズはバルトークが残したピアノ作品を5 つのグループに分けて収録しました。第1 集は“円熟したバルトーク” と題され、バルトークの独創的な作品が3 枚のディスクに収められました。今後のリリースとして、第2 集“ロマンティック・バルトーク”、第3 集“バルトークと民俗音楽”、第4 集“こどものための作品” そして、第5 集“ミクロコスモス” をリリースする予定です。バルトークの新名盤登場です。



 

98 047
\2400
テレマン:祝祭カンタータ集
 (1)「主よ、生きよ」 TVWV 1:284
 (2)「あなたに感謝と栄光が歌われますように」TVWV 1:413 
 (3)「勇気も心も 砕けてしまって」 TVWV 1:243
  ※ いずれも世界初録音
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)
クラウス・メルテンス(バス、バリトン)
ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン
ハノーヴァー宮廷楽団
 全て世界初録音!充実の歌手陣を迎えたシュテッツェルによるテレマンの祝祭カンタータ集!!

 録音:2014 年5 月26-28 日/ジーゲン、マルティニ教会/DDD、58’04”

 シュテッツェル指揮の下、これまで数多くの名演を残してきた名門団体コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲンとハノーヴァー宮廷楽団。
 期待の最新盤は、テレマンが1748 年から49 年にかけて作曲した3 つ祝祭カンタータ集で、いずれも世界初録音となります。フランス的な響きとイタリア的な響きを併せ持つ、テレマンならではの軽快かつ美しい旋律を堪能できる他、当録音もピリオド楽器の演奏と、最新の研究成果を反映した演奏手法を取り入れております。
 さらにミリアム・フォイエルジンガー、フランツ・ヴィッツム、クラウス・メルテンスと言った充実の歌手陣を迎えていることも注目と言えましょう。マルティニ教会に響き渡るふくよかなハーモニーをお楽しみください。




ABC CLASSICS


ABC 4810483
\2500
エンパイア
 J.C.バッハ:Ach, dass ich Wassers gnug hatte
 ブクステフーデ:トリオ・ソナタ ニ短調Op.1-6
 フィンガー:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ短調
 ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 C.143、他
ラティチュード37
 〔ジュリア・フレダースドルフ
   (バロック・ヴァイオリン)、
  ローラ・ヴォーン
   (バス&テノール、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  ドナルド・ニコルソン(チェンバロ&オルガン)〕
 全員がオランダのハーグ王立音楽院で古楽を学んだエリート・アンサンブル。17世紀に活躍した作曲家たちの作品集をラティチュード37が奏でる。ローラ・ヴォ—ンはヴィオラ・ダ・ガンバだけでなく、テノールとバスの美しい歌声も披露している。

 2013年、3月23日−26日の録音。




CAPRICE


CAP 21838
\2600
ピアノによるインプロヴィゼーショナル 2.5
 ベルント・エゲルブラダからインスピレーションを授かったピアノ即興
マッツ・エーベリ(ピアノ)
 即興の神髄!ピアノによるインプロヴィゼーショナル!

 スウェーデンの"カプリース(Caprice)"が発信する、即興の真髄を徹底的に追求する前代未聞のシリーズ「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」。

 (1)インプロヴィゼーション(即興)であること。
 (2)10タイトル全てで同一のコンサートホール、同一のピアノを使用(ピアニストは各タイトルで変更となる)。
 (3)レコーディングの直前(ホールに入ってから)にテーマが提示される。事前提示は一切なし。
 (4)セッションは全て真夜中に行われる(人間の脳の活動時間に着目)。

  この徹底された4項目がベースとなるシリーズ「第2.5弾」のテーマは、スウェーデンの名ジャズ・ピアニスト、作曲家、そしてTV番組やレコード・レーベルのプロデューサーなどとして活躍したベルント・エゲルブラダ(192−2004)。
 このテーマに挑むのは、シリーズ2度目の登場、ベルント・エゲルブラダの甥であるマッツ・エーベリ。フランク・ザッパに認められた盲目の天才が、ジャジーなイディオムもふんだんに、めくるめく即興の芸術を繰り広げる。







CORO



COR 16128
\2500→\2290
天使の羽ばたき 〜 ゲレーロ&ロボ
 ゲレーロ:二人の熾天使が
 ロボ:キリエ(ミサ・マリア・マグダレーネより)、リベラ・メ
 ゲレーロ:
  グローリア(ミサ曲《わが愛する者よ、立ちて急げ》より)、
  主をたたえよ、マグダラのマリアと別なマリアは、
  クレド(ミサ・デ・ラ・バタリャより)
 ロボ:
  めでたし天の女王、アヴェ・マリア、
  わがハープは悲しみの音に変わり
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 ザ・シックスティーンのゲレーロ&ロボ!スペイン・ルネサンスの傑作を歌う!

 ハリー・クリストファーズ率いるザ・シックスティーンが、16世紀スペインの音楽に回帰!
 フランシスコ・ゲレーロ(1532−1597)とアロンソ・ロボ(c.1555−1617)の師弟コンビの音楽を、至上のハーモニーで!
 スペイン黄金世紀、セビーリャを代表する巨匠ゲレーロとロボの音楽によるこの「天使の羽ばたき(Flight of Angels)」を、2015年のイギリス・ツアー「合唱巡礼(コラール・ピルグリマージュ)」のプログラムに選んだザ・シックスティーン。
 ザ・シックスティーンは名演の誉れが高いビクトリアに代表されるように、ルネサンス時代のスペイン音楽と抜群の相性を誇るだけに、今回のゲレーロ&ロボへの期待も高まるばかり!
 ザ・シックスティーンが歌う至高のスペイン・ルネサンス音楽、ここに再び!







DAPHNE



DAPHNE 1047
\2600→\2390
近代スウェーデンの女流音楽家
 アンドレー:ピアノ作品全集

 3つの音の描画 Op.4/ソナタ Op.3/
 5つの小さな音の連作画 Op.7/
 4つのピアノ小品/カプリース/クリスマスの気分/
 子供の音楽−行進曲/歯痛のフゲッタ/
 子供時代の小品 〜
  アンダンテ 変ホ長調、アレグレットヘ長調、
  クリスマスのポルスカ、小品 変ホ長調、
  クリスマスのワルツ、アンダンテ 変イ長調、ソナタ1o
オスカル・エークベリ(ピアノ)
 ヨーテボリ大聖堂のオルガニストとして活躍するなど、近代スウェーデンにおいて女流音楽家の存在感の向上、地位の確立に多大な貢献を果たしたエルフリーダ・アンドレー(1841−1929)のピアノ作品全集。
 「3つの音の描画」や「ソナタ Op.3」などの出版作品から、幼少期に作曲された未出版の手稿譜を用いた作品を収めたアンドレーのピアノ作品全集は、ロマンティシズムにあふれたスウェーデンの美しく抒情的なピアノ作品の宝庫である。

 2014年4月の録音。
 

DAPHNE 1049
\2600
ムートン:リュート作品集
 リュート小品集第1巻より 組曲ハ短調、組曲イ短調
 ロブコヴィツ写本より 組曲ト短調、組曲ハ短調
アンデシュ・エーリクソン
 (バロック・リュート)
 ドニ・ゴーティエの弟子、おそらくルーアン出身、パリ、トリノで活躍した一部の経歴、そしてその音楽以外は、謎に包まれているフランスのリュート奏者&作曲家のシャルル・ムートン(c.1626−c.1699)。
 アンデシュ・エーリクソンは、プログレメタル、ヘビメタのギタリストという一面も持つスウェーデンのバロック・リューティスト。多くの写本の中で生き続けてきたムートンのメランコリックなリュート作品を奏でてゆく。

 2013年9月の録音。
 

DAPHNE 1046
\2600
見えざる都市 〜 ビューストレム:管弦楽作品集
 ピクニック・アット・ハンギングロック*
 ヴィオラ協奏曲《暗くなってからの散歩》+
 見えざる都市**

ダニエル・ブレンドゥルフ(指揮)
マルメ交響楽団*/**
エレン・ニスベト(ヴィオラ)+
スウェーデン放送交響楽団+

 ストックホルムの王立音楽大学で作曲を学んだ女流作曲家ブリッタ・ビューストレム(1977−)。
 サロネン&スウェーデン放送響が取り上げるなど注目が高まるビューストレムの音楽。イタル・カルヴィーノの同名の著作からインスピレーションを得て作曲された「見えざる都市」など、文学作品との結び付きも大きな特徴である。

 2013年&2014年の録音。




FOOTPRINT


FRCD 073
\2600
セリコン 〜 アックア・アルタ
 ジョヴァンニ・ガブリエリ:8声のカンツォン第10番/
 メールロ:16声のサンクトゥス/
 キャンプキン:カラー・ブラインズ・ザ・アイ/
 ウィラールト:深き淵より/ストロッツィ:めでたし、天の女王/
 カステッロ:ソナタ第12番/ロヴェッタ:神なる主よ/
 サンドストレム:アックア・アルタ(満潮)/
 アンドレア・ガブリエリ:主よ、御身の怒りにて/
 ジョヴァンニ・ガブリエリ:
  4声のカンツォン第2番、すべての民よ手を打ち鳴らせ(16声)
セリコン、
エーリク・ヴェストベリ(指揮)
 ハイ・レベル!スウェーデンのピリオド・アンサンブル!

 セリコンは、ピリオド楽器の使用によるルネサンス音楽とコンテンポラリー・ミュージックの両方の演奏をコンセプトとするスウェーデン、ヨーテボリの古楽アンサンブル。
 「アックア・アルタ(満潮)」は、ヴェネツィアの音楽家とその音楽を中心に、ヤン・サンドストレムやアレクサンダー・キャンプキンなど現代の作曲家たちの音楽を組み合わせた意欲作。
 セリコンの卓越した声楽、器楽のアンサンブルが、16〜17世紀のヴェネツィアと現代を繋ぎます。

 2013年2月の録音。




THE GOTHENBURG COMBO


ComboCD 004
\2600
ギタースケープス
 ヨーテボリ・コンボ:アメリカ
 テリー・ライリー:In C
ヨーテボリ・コンボ
 〔ダーヴィド・ハンソン(ギター)、
  トマス・ハンジ(ギター)〕
 ギター・デュオでミニマル!

 スウェーデン、ヨーテボリの音楽アカデミーでクラシック・ギターを学んだ2人のギタリストによって結成されたギター・デュオ"ヨーテボリ・コンボ"。
 ヨーテボリ・コンボのオリジナルと、アメリカのミニマリスト、テリー・ライリーの音楽で、ギター・デュオによるミニマル・ワールドを繰り広げる!

 2014年8月の録音。




NOSAG RECORDS


nosag CD 213
\2600
ラモーの"アコーディオン版"「クラヴサン曲集」
 ラモー:
  クラヴサン曲集第1巻より
  クラヴサン曲集第2巻より
  新クラヴサン曲集より
  フランス王子の妃
  ラ・リヴリ
シェル・ビュグデン(アコーディオン)
 フランス・バロックの大作曲家、ラモーの"アコーディオン版"「クラヴサン曲集」。
 シェル・ビュグデンは、ドイツのトロッシンゲン音楽大学で研鑽を積み、現在は、ソリスト、室内楽、劇場で活躍するスウェーデンのアコーディオン奏者。

 2013年の録音。
 

nosag CD 208
\2600
ヒンデミット:3つのオルガン・ソナタ 他
 ヒンデミット:
  オルガン・ソナタ第1番、オルガン・ソナタ第2番、
  オルガン・ソナタ第3番《古い民謡による》
 ダーフィト:幻想曲とフーガ ハ長調
 ディストラー:オルガンソナタ Op.18-2
 シュレーダー:小前奏曲と間奏曲 Op.9
マークス・トレーン(オルガン)
 スウェーデンの若きオルガン・ヴィルトゥオーゾ、マークス・トレーンがマルクーセン&ソン製(1939年製)のオルガンで奏でる独墺系プログラム。ヒンデミットの3つのオルガン・ソナタを収録。

 2007年&2008年の録音。




PHAEDRA



DDD 292028
(2CD)
\5200→\4790
J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲!
 アンコールに第3番の"伴奏付き版"を収録!

  J.S.バッハ:
   無伴奏チェロ組曲(全曲)、
   無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
    (シューマンによるピアノ伴奏版)

ヤン・スキファー(チェロ)
ハンス・リッケリンク(ピアノ)

 ベルギー音楽を得意とする名チェリスト、ヤン・スキファーが弾くJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲。
 ジュゼッペ・チェルーティ(1785−1860)がイタリアのクレモナで活動していた頃の1848年製のチェロを使用。
 アンコールとして、無伴奏チェロ組曲第3番の”伴奏付き”を収録。

 2013年6月29日−30日、7月1日−2日&8月24日−25日の録音。
 

DDD 92082
\2600

イン・フランダース・フィールズVol.82 〜
 クリスティアーン・ファン・アンジェルジェム&
  マールテン・ファン・アンジェルジェム:合唱作品集

アクエリアス室内合唱団、
マルク・ミッシェル・ドゥ・スメ(指揮)、他
 歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第82集は、ベルギーの作曲家クリスティアーン・ファン・アンジェルジェム(b.1944)と息子のコンポーザー・ピアニスト、マールテン(b.1976)の合唱作品集。

 2013年7月1日−3日の録音。
 

DDD 292027
\2600
ディス・ウィング・アワー
 クィルター:ジュリアに Op.8
 ヴォーン・ウィリアムズ:命の家
 フィンジ:我らに花環を Op.18
 ブリテン:この島国で Op.11
イヴ・セレンス(テノール)
イング・スピネット(ピアノ)
 第7回モーツァルト国際コンクール声楽部門(男声)で1位なしの2位入賞の実績をもつ、ベルギー出身のテノール、イヴ・セレンスが歌うロジャー・クィルターやヴォーン・ウィリアムズなどの歌曲集。

 2013年8月20日−23日の録音。




SIGNUM CLASSICS



SIGCD 395
\2400→\2190
女流指揮者、レベッカ・ミラー
 C.P.E.バッハ:シンフォニア集
 シンフォニア 第1番ニ長調 Wq.183-1
 シンフォニア イ長調 Wq.182-4
 シンフォニア ロ短調 Wq.182-5
 シンフォニア 第3番ヘ長調 Wq.183-3
 シンフォニア 変ホ長調 Wq.179
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団
レベッカ・ミラー(指揮)
 "OAE RELEASED"の新譜はC.P.E.バッハ!注目の女流指揮者レベッカ・ミラー登壇!

 シグナム・クラシックス(Signum Classics)のエイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団(OAE)のシリーズ「OAE RELEASED」。
 ロジャー・モンゴメリーがナチュラル・ホルンで吹いた「モーツァルト」(SIGCD 345)、リーダーの1人であるカティ・デブレツェニが弾いた「ヴィヴァルディ」に続く新譜は、レベッカ・ミラーがタクトを執ったC.P.E.バッハのシンフォニア(交響曲)集!
 アメリカ、カリフォルニア出身の女流指揮者であり、エドゥアルド・マータ国際指揮者コンクール第1位の受賞歴を持つレベッカ・ミラーは、1999年にロンドンを拠点とするニュー・プロフェッショナルズ・オーケストラを設立し、2007年から2010年までルイジアナ・フィルのレジデント・コンダクターとして活躍。
 C.P.E.バッハの生誕300周年記念コンサートで見事なOAEデビューを飾り、英国内外で大きな注目を浴びるレベッカ・ミラー。OAEの「Gamechangers」シリーズの1つとして大成功を収めたC.P.E.バッハ・プログラムでの秀演に要注目!







SYRIUS



SYR 141454
\2600→\2390
ロシアのパラフレーズ集
 バラキレフ:グリンカの《皇帝に捧げた命》より
 ニーマン:
  リムスキー=コルサコフの《歌劇「金鶏」 より太陽の讃歌》
 デュベ:リムスキー=コルサコフの《シェエラザード》
 パブスト:チャイコフスキーの
  《眠れる森の美女》、《スペードの女王》、
  《エフゲニー・オネーギン》
ジャン・デュベ(ピアノ)
 2002年の第6回リスト国際ピアノ・コンクールを制覇したフランスのピアニスト、ジャン・デュベの自作自演を含む、パラキレフ、ニーマン、パブストのパラフレーズ集。

 2012年の録音。




ELEGIA


ELEORG 032
\2500
パイプオルガンでドビュッシー
 ドビュッシー(1862-1918)/
  パオロ・ボッティーニ編曲:
   2つのアラベスク/子供の領分/前奏曲集第1巻 より 亜麻色の髪の乙女,沈める寺
  アレクサンドル・ギルマン(1837-1911)編曲:弦楽四重奏曲 第3楽章
  レオン・ロケ(1839-1923)編曲:「放蕩息子」前奏曲
  ガストン・ショワネル(1857-1921)編曲:「選ばれた乙女」前奏曲
  パオロ・ボッティーニ編曲:小組曲

パオロ・ボッティーニ(オルガン)

録音:2012年10月6-8日、サン・ジョアッキーノ・アイ・プラーティ教会、ローマ、イタリア

 ドビュッシーはパリ音楽院生時代、セザール・フランクのオルガンのクラスに出席したものの、オルガンの「執拗な灰色の色調」に嫌気が差し半年で受講をやめてしまいまい、この楽器のために作曲することは生涯なかったようです。
 しかし、ドビュッシーの作品をオルガン編曲版は当時から同時代の音楽家たちによって試みられていました。当盤ではそれらの版をはさんで演奏者であるパオロ・ボッティーニ自身の編曲版が披露されます。
 パオロ・ボッティーニは1972年イタリアのクレモナに生まれたオルガン奏者。Bongiovanni, MV Cremonaレーベル等に録音があります。ブックレット表記はイタリア語とフランス語で英語はございません。
■当盤のサブタイトルは「Aux allures doucement effacees」(フランス語)です。

 

ELEORG 030
(2CD)
\3600
イン・メモリアム 「ある男のクラス」
 マッシモ・ノゼッティ(1960-2013):オルガン作品全集

  [CD 1] (*)
  祝典後奏曲 〔オマール・カプーティ〕
  日本民謡による変奏曲 〔ダニエーレ・リネーロ〕
  復活祭ファンファーレ 〔マリア・グラツィア・ヴェッローネ〕
  アメリカ民謡による悲歌 〔シモーネ・グリゼリ〕
  ロンド=スケルツォ 〔ロベルト・ベルテーロ〕
  「平安を与えたまえ」[Da pacem Domine] による三部作 〔パオロ・ジャコーネ〕
  聖母のミサ 〔マヌエラ・ネイレット〕
  トッカータ(フロール・ペーテルスへのオマージュ)〔リッカルド・アダモ〕
  [CD 2] (+)
  行列曲 〔ルーカ・ベネディクティ〕
  来たれ聖霊 〔ジュゼッペ・アッリオーネ〕
  前奏曲 I 〔フラーヴィオ・フライレ〕
  歓呼せよ! 〔マリアンジェラ・ブリツィオ〕
  前奏曲 II 〔ジュゼッペ・リッカルディ〕
  「神を称えよ、すべてのキリスト教徒よ」によるパルティータ
   ルーカ・ベネディクティ〕
  われらとともに留まりたまえ、主よ 〔ジュゼッペ・アッリオーネ〕
  「黄金の太陽、喜びと幸いに満ちて」による前奏曲
   カルメーロ・タヴァルネージ〕
  「神の御子は今宵しも」による小トッカータ 〔ディエゴ・ロンゴ〕
  パストラーレ 〔ルーカ・ロッソ〕
  クリスマスのミサ 〔オマール・カプーティ〕
  死者のためのミサ 〔オマール・カプーティ〕

録音:
 2014年4-5月,聖リタ教会、カーシア、ペルージャ県、イタリア(*)
  聖殉教者マウリツィオ教区教会、サン・マウリツィオ・カナヴェーゼ、トリノ県、イタリア(+)
使用楽器:
  1990年、グスターヴォ・ザニン製(*)/1912年、ヴィッティーノ・ヴェジェッツィ・ボッシ製(+)

 マッシモ・ノゼッティはイタリアのサレッサンドリアに生まれ、トリノ音楽院、ミラノ音楽院で学んだオルガン奏者・作曲家。クーネオ音楽院教授、トリノ大聖堂音楽監督等を務めましたが、膵臓がんのため53歳の若さで亡くなりました。
 当アルバムはノゼッティを偲ぶ記念盤で、彼の教え子たちが演奏しています。ブックレット表記はイタリア語のみです。

  

ELEORG 034
\2500
21世紀イタリアの作曲家たち
 ドナーティ、マルグッティ:エドガルド・ポコロッバの詩による歌曲集

 グイード・ドナーティ(1949):
  Primavera / Innamorarsi / In quella piazza a maggio / Farfalla
  Route Varasc / Maledetta estate / Brezza autunnale / Presagio d'autunno
  Ubriacati di me / Vuoto / Fortezza di ghiaccio / Notturno
 コッラード・マルグッティ(1974-):
  Luna rossa (*) / Halley Meeting (*) / Momento di pieta (+)
  Fior di gaggia (+) / Ginestre (#) / Fienagione (#)
デュオ・トヴルデー・パリツェ(無印)
 バルバラ・ソモギーオヴァ(メゾソプラノ) オリエッタ・カッシーニ(ピアノ)
コッラード・マルグッティ(テノール(*/+)、指揮(#))
カルロ・ロ・プレスティ(ギター(*))
オリエッタ・カッシーニ(ピアノ(+))
トリノ・ロベルト・ゴイトレ合唱団(#)

録音:2014年9月8-9、23日、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ信者会教会、キヴァッソ、トリノ県、イタリア

ブックレット表記はイタリア語のみです。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


RELIEF



CR 8004
(2CD)
\2600→\2390
1964年スカラ座のモスクワ引っ越し公演
 カラヤンの「ヴェルレク」!

  ヴェルディ:レクイエム
レオンティン・プライス(ソプラノ)
フィオレンツァ・コッソット(メッゾ・ソプラノ)
カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
ニコラ・ザッカリア(バス)
ミラノ・スカラ座合唱団
ロベルト・ベナーリオ(合唱指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 ベルゴンツィ追悼盤、最強メンバーで臨んだ1964年スカラ座のモスクワ引っ越し公演カラヤンの「ヴェルレク」!

 録音:1964 年9 月25 日モスクワ、ボリショイ劇場、ライヴ/79’09

 ミラノ・スカラ座は、1964 年9 月冷戦の最中、モスクワのボリショイ劇場で引越し公演を行いました。この演奏旅行に際してスカラ座は万全の体制で挑んでいます。
 歌手はミレッラ・フレーニ、レナータ・スコット、レオティン・プライス、カルロ・ベルゴンツィといった面々さらにカラヤンも同行し、西側の文化特使としての存在感をみせました。
 カラヤンはこの引越し公演で、プッチーニの「ラ・ボエーム」を4 回とヴェルディの「レクイエム」を2 回振っています。本アルバムは、9 月23 日、25 日の2 日間行われたヴェルディの「レクイエム」から25 日の公演が収録されています。両日ともキャストはほぼ同じですが、バスを担当するのが23日はニコライ・ギャウロフ、25 日はニコラ・ザッカリアが登場しています。1964 年モスクワ公演としては他の演目でもいくつかCD 発売されているものもありますし、ヴェルディの「レクイエム」に関しては、23 日の公演の記録としてや非正規盤として発売されていたこともあったようです。
 カラヤンは1935 年27 歳の時に、当時音楽監督を務めていたアーヘン市立歌劇場とヴェルディの「レクイエム」を取り上げて以降、ベルリン・フィルとの最後の演奏会となった1989 年のザルツブルク復活祭音楽祭に至るまで、幾度となく演奏している得意のレパートリーです。
 カラヤンとしても非常に力の入った演奏で、西側の文化的地位を誇示する重要な公演で取り上げるのも頷けます。またアメリカ人ソプラノ歌手レオンティン・プライスのソロも圧巻です。
 そして、このアルバムは、2014 年7 月25 日に90 歳で亡くなった、往年の名テノール、カルロ・ベルゴンツィの追悼として発売されています。ベルゴンツィはカラヤンとの共演も数多く、本ディスクはベルゴンツィを偲ぶには絶好の盤と言えるでしょう。



<国内盤>


ALM/コジマ録音


ALCD-1147
¥2800+税
■銘器クロルで弾くフランス・クラヴサン音楽選集
L. クープラン(c.1626-1661):組曲 ニ長調
 [1] プレリュード
 [2] アルマンド
 [3] クーラント
 [4] サラバンド
 [5] シャコンヌ
J.P. ラモー(1683-1764):クラヴサン曲集(1724)より
 組曲 ニ短調 ? ニ長調
 [6] 恋の嘆き(ロンドー)
 [7]-[9] ソローニュの雛鳥
 [10] 溜め息
 [11] つむじ風
 [12] ムーサ〔ミューズ〕たちの会話
 [13] 一眼巨人〔キュクロープス〕たち
 [14] 皇太子妃
L. クープラン:組曲 ハ長調
 [15] プレリュード
 [16] アルマンド
 [17] パッサカリア
A. フォルクレ(1671-1745):組曲第5番
 [18] ラモー
 [19] ギニョン
 [20] レオン(サラバンド)
 [21] ボワソン
 [22] モンティニ
 [23] シルヴァ
 [24] ジュピテル〔ジュピター〕
  total playing time...79'36”
渡邊順生(クラヴサン)
 銘器クロルがフランス鍵盤音楽史の輝かしい歩みを蘇らせる
 ルイ14世の「偉大な17世紀」を象徴するルイ・クープランと、激動の18世紀において進取の気質に富む作品を生み出したラモーとフォルクレ。クラヴサン音楽を代表する3人の個性的な作曲家の作品から、渡邊は自らの重厚な音楽性と共鳴する作品を厳選した。18世紀、リヨンで活躍したチェンバロ製作家クリスティアン・クロルの銘器で響く名作群は、2世紀にわたり栄華を極めたフランス音楽の彩りと輝きを伝える。
 ブックレットには、各国チェンバロの仕組みを俯瞰的に伝える渡邊自身による解説も収載。フランス・シャルトル博物館でのレコーディング。


〈使用楽器〉チェンバロ(クラヴサン):クリスティアン・クロル Christian Kroll (1776年 リヨン)
〈録音〉シャルトル博物館(フランス) 2014年4月1, 3, 7, 9日
〈解説〉船山信子、渡邊順生

渡邊順生(クラヴサン)
Yoshio Watanabe
 1950年、鎌倉の生まれ。チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード奏者及び指揮者。2011年第42回サントリー音楽賞受賞。ピアノを宅孝二、チェンバロを小林道夫らに師事。1973年、一橋大学社会学部卒業と同時にオランダへ留学、アムステルダム音楽院にてチェンバロをグスタフ・レオンハルトに師事。1977年最高栄誉賞付ソリスト・ディプロマを得て同音楽院を卒業、更に、プリ・デクセランスを受賞した。その後ヨーロッパ各地にて演奏活動を行ない、1980年に帰国。以来、古楽器演奏の啓蒙と普及に努め、精力的な演奏活動を展開。1984年古楽器のオーケストラ「ザ・バロックバンド」を結成し、モンテヴェルディ《オルフェオ》、《聖母マリアの夕べの祈り》、バッハ《ヨハネ受難曲》、ヘンデル《メサイア》等々、声楽大曲を中心とした演奏活動を行なって好評を博した。
 フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、マックス・ファン・エグモント、ジョン・エルウィスをはじめヨーロッパの名手・名歌手たちと共演多数。91年夏アメリカに楽旅して絶賛され、その後はローマ、パリ、ザルツブルク、アムステルダム等、国際的にも活躍。ソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコード等より多数のCDをリリース。崎川晶子との共演による『モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ』(コジマ録音)では2006年度レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞した。また、楽譜の校訂や論文の執筆なども手がけ、2000年秋に上梓した「チェンバロ・フォルテピアノ」(東京書籍)は、歴史的鍵盤楽器の包括的な概説書・研究書として、各方面で大きな反響を呼んだ(2009年2月、第3刷刊行)。上野学園大学客員教授。桐朋学園大学、東京音楽大学、及び国立音楽大学講師。

http://www.cembalo.com/
 
ALCD-9148
\2500+税
〔デジパック仕様〕
■Shape of time
 [1] Shape of time 10 - Ich bin’s…
  〜J. S. Bach: Matthaus-Passion, BWV 244
 [2] Shape of time 09 ? Ricercare_in_RE
  〜J. S. Bach: Das Musikalische Opfer, BWV1079
 [3] Shape of time 11 - Pres-lueur D
  〜C. Debussy: Prelude a “L’apres-midi d’un faune”
   
 ※これらの作品はタイトルに続くそれぞれの著名な作品と深い関わりを持って作曲された。
 total playing time...61'20”
Dual_N[久木山直・三上直子]
 エレクトロニック・コンポーザー・デュオ「Dual_N」が、音楽を形の因習から解き放つ!
 かつてモネが光と色彩の変化を追求したように、セザンヌが自然を面と色彩の世界として再構築したように、Dual_Nは音楽を音響のスペクトラムへと還元し、旋律やリズムとは別次元の音楽体験を耳の中に呼び起こす。
素材となっているのはバロック音楽を総括したバッハ、そして20世紀の地平を切り拓いたドビュッシー。音楽史を変えた作品が21世紀の様式に身に包み、魅力的に、刺激的に生まれ変わる。

Dual_N(デュアル・エヌ)
 久木山直と三上直子によるエレクトロニック・コンポーザー・デュオ。音の響きの微細な変化、空気感を聞き出す美学に基づいた作品を発表している。ノイジーな電子音響であるが、その構造には古典的なハーモニー進行の核を残しており、通常の時間体験では気がつかない移行するハーモニー変化を聞き出すことと、音楽の歴史が生み出した作品群への電子的手段が可能にしたアプローチ、照射を行っている。




<映像>


C MAJOR(映像)

71 9804
(5Blu-ray)
\12000
ベルカント・ダモーレ〜イタリア・オペラ作品集
 ヴェルディ:アイーダ(135 分/ 英、独、仏、西)
   タチアナ・セルジャン(S)、ルーベンス・ペリッツァーリ(T)、イアノ・タマール(Ms)、
   イアン・パターソン(Br)、他 カルロ・リッツィ(指揮)ウィーン交響楽団、他
   演出:グレアム・ヴィック/収録:2009 年7月22,24日
 プッチーニ:蝶々夫人(137 分/ 英、独、仏、西、中、韓)
   ラッファエッラ・アンジェレッティ(S)、マッシミリアーノ・ピサピア(T)、アンヌンツィアータ・ヴェストリ(Ms)、
   クラウディオ・スグーラ(Br)、他 ダニエレ・カッレガーリ(指揮)マルケ地方財団管弦楽団、他
   演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ/収録:2009 年8月
 プッチーニ:トゥーランドット(120 分/ 英、独、仏、西)
   マリア・グレギーナ(S)、マルコ・ベルティ(T)、アレクシア・ヴォウルガリドウ(S)、
   アレクサンドル・ツィムバリュク(Bs)、他 ズービン・メータ(指揮)ヴァレンシア州立管弦楽団
   演出:チェン・カイコー/収録:2008年5月,ヴァレンシア
 ヴェルディ:トラヴィアータ(133 分/ 英、独、仏、西、中、韓、日)
   スヴェトラ・ヴァシレヴァ(S)、マッシモ・ジョルダーノ(T)、ウラディーミル・ストヤノフ(Br)、
   ダニエラ・ピーニ(Ms)、他 ユーリ・テミルカーノフ(指揮)パルマ・レージョ劇場管弦楽団
   演出:カール=エルンスト&ウルゼル・ヘルマン/収録:2007年10月9、13、15日、パルマ
 ヴェルディ:リゴレット(131 分/ 英、独、仏、西、中、韓、日)
   レオ・ヌッチ(Br)、ニーノ・マチャイーゼ(S)、フランチェスコ・デムーロ(T)、マルコ・スポッティ(Bs)、
   ステファニー・イラーニ(Ms)、他 マッシモ・ザネッティ(指揮)パルマ・レージョ劇場管弦楽団
   演出:ステファノ・ヴィジオーリ/収録:2008 年10月16、20、22日、パルマ
 ボーナス:
  「トラヴィアータ」「リゴレット」作品紹介及び「トゥーランドット」のメイキング映像
71 9708
(5DVD)
\12000
 イタリア・オペラの醍醐味を1 セットに収録! 

 (5Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1
 (5DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1

 このDVD とブルーレイBOX には、最も有名なイタリア・オペラ、アイーダ、蝶々夫人、トゥーランドット、トラヴィアータ、リゴレットの5 作品が収録されています。いずれの作品もイタリア・オペラの醍醐味を感じさせるもので、歌唱陣もリゴレットを歌うレオ・ヌッチは、この役を演じたら右に出るものがいない当たり役。トゥーランドットを歌うのはパワフルで豊潤な声が魅力のマリア・グレギーナと充実のキャスト。さらに指揮者もズービン・メータ、ユーリ・テミルカーノフなど大変豪華。これ1 セットで生粋イタリア・オペラを高水準の演奏で十分に堪能できます。




EURO ARTS(映像)

20 58848
(DVD)
\3000
音楽ドキュメンタリーの名匠ボッツォリーニが描くショパン
 ドキュメンタリー「フレデリック・ショパン」
監督:アンジェロ・ボッツォリーニ/
脚本:アンジェロ・ボッツォリーニ、ロベルト・プロセッダ
出演者:
 フレデリック・ショパン/
  ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(声優)
 ジョルジュ・サンド/
  マルゲリータ・ブイ(声優)
 チャールズ・ローゼン、
 ダニエル・バレンボイム、
 アレクサンダー・ロンクィッヒ、
 マルタ・アルゲリッチ、
 ウラディーミル・アシュケナージ、他
 制作:2010年/(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英、独、仏、57分

 「フランツ・リスト/ 巡礼の年」(20.58868) 、「知られざるメンデルスゾーン」(20.58858) など、興味深い音楽ドキュメンタリーを手掛けているイタリアの映像監督アンジェロ・ボッツォリーニが、今度はショパンの生涯を独自の視点で描きました。ショパンは日記や手記などを残しておらず、ショパンの思いを知るには、ショパン自身が書いた手紙、ショパン宛の手紙などが重要な資料となります。
 このドキュメンタリーはそういった書簡をもとに構成されており、ショパン役を俳優ファブリツィオ・ベンティヴォリオ、ジョルジュ・サンド役をマルゲリータ・ブイが声優を務めています。また映像はショパンの聖地ワルシャワ近郊のジェラゾヴァ・ヴォラを思い起こさせ、ショパンがどのように音楽家として成長し、自己のアイデンティティーを形成させたのか教えてくれます。さらにアルゲリッチ、バレンボイム、アシュケナージなどショパン弾きの名ピアニストたちがショパンの作品について語る場面も挿入され、見応えのある内容となっています。




キング・インターナショナル(C MAJOR)(映像)


ティーレマン指揮&シュターツカペレ・ドレスデン2015年来日記念国内仕様盤 第1弾!


KKC 9096
(Blu-ray)
\6018+税
R.シュトラウス:「アラベラ」全曲 ルネ・フレミング(ソプラノ)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
アルベルト・ドーメン(バリトン)
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(メゾソプラノ)
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)
ダニエル・ベーレ(テノール)、他
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)

KKC 9097
(2DVD)
\5556+税
 ティーレマン&ドレスデン国立歌劇場管弦楽団のコンビが2年ぶりに来日します。
 演目はブルックナーの最後の交響曲第9 番とリヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」など、彼らが最も得意とするレパートリーを引き下げて日本へやってきます。
 今回ティーレマンの映像を追いかけてリリースしているドイツのレーベルC-major から発売している3タイトルを国内仕様盤として発売いたします。

 演出:フロレンティーネ・クレッパー/舞台:マルティナ・セーニャ/衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
 照明:ベルント・プルクラベク/振付:フォルカー・ミクル/ドラマトゥルク:ゾフィー・ベッカー/映像監督:ブライアン・ラージ
 収録:2014 年4 月10-21 日ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ)
 (Blu-ray)[C-major] 71.7304、画面:カラー、16: 9、HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1、字幕:独英仏西中韓、日本語、Region All、178分、輸入盤・日本語帯解説付
 (2DVD)[C-major] 71.7208、画面:カラー、16: 9、NTSC、音声:PCMステレオ、DTS 5.1、字幕独英仏西中韓、日本語、Region All、178分、輸入盤・日本語帯解説付

 2014 年ザルツブルク復活祭音楽祭は、R.シュトラウス生誕150 年を記念して「アラベラ」が上演されました。演奏はクリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデン。ザルツブルク復活祭音楽祭は、2013 年よりベルリン・フィルからシュターツカペレ・ドレスデンへと移り新たな時代が始まり躍進しています。本作「アラベラ」をはじめ「ばらの騎士」「エレクトラ」などシュトラウスの9 つのオペラがシュターツカペレ・ドレスデンで初演されており、同オケはシュトラウスの音楽を伝統的に知り尽くしていると言えるでしょう。
 アラベラを歌うのはルネ・フレミング。彼女の当たり役だけあってさすがの仕上がり。マンドリカ役のトーマス・ハンプソンも演技力にますます深みが増し申し分なし。さらにズデンカ役のハンナ=エリーザベト・ミュラーの透明感のある声で生き生きと歌い、ベテラン勢をも圧倒する存在感をみせていました。また舞台も奇をてらった演出ではなくエレガントな印象で、ティーレマンの雄弁な音楽とうまくマッチしています。

 <公演日程>
 ■2015/2/22(日) 横浜みなとみらいホール
  R.シュトラウス:メタモルフォーゼン、ブルックナー:交響曲第9番
 ■2015/2/23(月) サントリーホール
  リスト:「オルフェウス」ワーグナー:ジークフリート牧歌、R.シュトラウス: 「英雄の生涯」
 ■2015/2/24(火) サントリーホール
  R.シュトラウス:メタモルフォーゼン、ブルックナー:交響曲第9番
 

KKC 9104
(Blu-ray)
\6018+税
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108(ハース版) シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
KKC 9105
(DVD)
\4000+税
 収録:2012 年9 月ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 (Blu-ray)[C-major] 71.6204、画面:カラー、16: 9、HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1、Region All、90分、輸入盤・日本語帯解説付
 (DVD)[C-major] 71.6108、画面:カラー、16: 9、HD、音声:PCMステレオ、DTS 5.1、Region All、90分、輸入盤・日本語帯解説付

 2012 年9 月本拠地ゼンパーオーパーで、クリスティアン・ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンが行ったブルックナーの第8 交響曲のコンサート映像。ティーレマンがシュターツカペレ・ドレスデンのブル8 といえばティーレマン就任前の2009 年9 月の演奏がSACD Hybrid 盤とLP 盤で既に発売され話題となりました。
 「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」として、期待を一身に背負うティーレマンは、日頃からブルックナーへの熱い思いを語っており、これまでに実演、録音の両面でその存在感を十分に示しています。じっくりと遅めのテンポを基調に途方もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的なこのオケの味わい、ゼンパーオーパー特有の憂いを帯びた響きは格別です。ティーレマンの風格ある音楽作りとゼンパーオーパーの重厚で華麗な雰囲気、そしてそれを見事に捉えた映像美も、この演奏を楽しむのに大きな役割を果たしています。
 

KKC 9106
(Blu-ray)
\6018+税
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105 シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
KKC 9107
(DVD)
\4000+税
 収録:2013 年9 月ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 (Blu-ray)[C-major] 71.7904、画面:カラー、16: 9、HD、音声:DTS-HD MA 5.1、PCMステレオ、Region All、86分、輸入盤・日本語帯解説付
 (DVD)[C-major] 71.7808、画面:カラー、16: 9、NTSC、音声:DTS 5.1、PCMステレオ、Region All、86分、輸入盤・日本語帯解説付

 2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任したクリスティアン・ティーレマン。当代きってのブルックナー指揮者として世界中の音楽ファンを唸らせてきたティーレマンによるブルックナー第5 番。本盤は、現在の手兵シュターツカペレ・ドレスデンとまさに本領発揮とも言うべき見事な演奏。ティーレマンと伝統的な響きを持つ名門シュターツカペレ・ドレスデンとの相性は抜群。
 ブルックナーの第5 番はブルックナー指揮者として適性が判断されるといわれる作品。ティーレマンの柔軟かつ繊細な音楽作りに、ゼンパーオーパーの響きを知り尽くしたオケが素早く反応し、ブルックナーの交響曲の美しさを表現しています。さらに抜群のカメラワークと高画質・高音質の収録でゼンパーオーパーの歴史ある美しいホールで聴いているかのような、臨場感を存分に味わうことができます。















12/23(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

C AVI MUSIC


4260085533077
\2700
カール・レーヴェ(1796-1869):歌曲とバラード集
 1. エドヴァルトOp1-1( ヘルダー詩)
 2. 死の舞踏Op.44(ゲーテ詩)
 3. ひいおじいさんのお友達Op.56-3(フォーグル詩)
 4. さすらい人の夜の歌Op.9-1-3(すべての山頂に安らぎはある)(ゲーテ詩)
 5. さすらい人の夜の歌Op.9-1-4(御身、天より来りて)(ゲーテ詩)
 6. 魔法使いの弟子Op.20-2( ゲーテ詩)
 7. 詩人トムOp.135( フォンターネ詩)
 8. 時計Op.123-3( ザイドル詩)
 9. 海を行くオーディンOp.118(シュライバー詩)
 10. 魔王Op.1-3(ゲーテ詩)
 11. オールフ殿(ヘルダー詩)
 12. やさしい弔い(ウーラント詩)
 13. アーチボルト・ダグラスOp.128(ウーラント詩)
ローマン・トレーケル(バリトン)
ダニエル・ハイデ(ピアノ)
 もうひとつの「魔王」トレーケルがレーヴェを歌う

 録音:2013 年7 月ベルリン/64’55

 ベルリン国立歌劇場のソリストとして活躍している現代を代表するバリトン歌手、ローマン・トレーケルが、カール・レーヴェの歌曲とバラード集を録音しました。
 トレーケルは以前レーヴェの歌曲&バラード全集の録音に参加したこともあり、さらに彼はカール・レーヴェ協会の名誉会員として名を連ねています。
 トレーケルはこのアルバムに際し「当初はレーヴェと同時代であるシューベルト、シューマンの歌曲を含めた内容を考えていました。しかし、最終的にはレーヴェの作品のみを収録することにしました。彼の仕事は大変価値のあるものにもかかわらず、過小評価されていました。私はこの録音でこれまでとは全く別のアプローチでレーヴェの音楽を表現することにしました。」と語っています。トレーケルは、さすがディースカウの後継者とも言われる圧倒的な表現力と卓越した構築力でドラマティックに聴かせてくれます。
 レーヴェは、シューベルトやシューマンらと同時代に活躍した作曲家で、500 曲にのぼるリートを残し、ドイツ・リートの歴史を語る上で欠かせない存在です。まずレーヴェが22 歳の時の作品「エドヴァルト」。詩人のJ.G. ヘルダーが採取した古いスコットランドのバラードに基づく「父親殺し」の物語で、強烈な緊張感が支配する曲。レーヴェはこの作品を皮切りに次々とリート作品を生み出していきます。そしてレーヴェの代表作である「魔王」。これはゲーテの詩にシューベルトが曲をつけたことで誰もが知る有名作。若き日のレーヴェも、シューベルトとほぼ同時期にこの作品に触発され作曲しています。
 レーヴェは父と子の心理劇をよりシリアスに描き、シューベルトよりドラマティックに仕上げています。さらに最後の「子供は腕の中で死んでいった(In seinen Armen das Kind war tot)」という部分は劇的な終わり方でかなりショッキングです。その他にも「詩人トム」、「海を行くオーディン」、「アーチボルト・ダグラス」など魅力的な作品が収録されており、レーヴェの多彩な作風を楽しむことができます。




OBSIDIAN



OBSCD 713
\2500→\2290
春・夏・秋・冬、それぞれに新鮮なソリストが登場する若々しい「四季」
 ヴィヴァルディ:

  ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV124
  ヴァイオリン協奏曲集『四季』 Op.8-1 〜 4
   第1番ホ長調 Op.8-1, RV.269『春』
   第2番ト短調 Op.8-2, RV.315『夏』
   第3番ヘ長調 Op.8-3, RV.293『秋』
   第4番ヘ短調 Op.8-4, RV.297『冬』
  弦楽のための協奏曲ト短調RV157
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
ヨーロッパ・ユニオン・バロック管弦楽団
ヒュー・ダニエル(ヴァイオリン:春)
ボージャン・クルキッチ(ヴァイオリン:夏)
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン:秋)
ゼフィラ・ヴァロヴァー(ヴァイオリン:冬)
アントニオ・デ・サルロ(語り)
 
 録音:2014 年6 月22、24 日トリフォリオン・アトリウム、エヒタナハ、ルクセンブルク/52’50

 才能溢れる若手を集結させたヨーロッパ・ユニオン・バロック管弦楽団を、チェンバロの魔術師の異名をもつラース・ウルリク・モルテンセンが率いてのヴィヴァルディの「四季」。
 春・夏・秋・冬、すべてソリストを変えて演奏しています。曲により、それぞれのソリストとアンサンブルが一体化した親密な演奏で、生き生きとした音楽を作り上げており、数ある同曲盤の中でも聴き応えのある1 枚となっています。




ACTE PREALABLE



AP 0330
\2200→\1990
オスカル・コルベルク(1814-1890):ピアノ作品集 Vol.1
  6つのポロネーズ Op.1(*)
   ホ長調/変ホ長調/ホ長調/変イ長調/ト長調/変イ長調
  大ソナタ変ホ長調 Op.3(+)
  6つのクヤヴィアク Op.12(#)
   イ短調/変ホ長調/嬰ハ短調/ト長調/ロ長調/イ長調
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年11月22日(#)、5月19日(+)、6月20日(*)、ポーランド放送スタジオ2、ワルシャワ、ポーランド
 オスカル・コルベルクはポーランドの民族誌家・民俗学者・作曲家。ショパンが書簡を交わした学友ヴィルヘルム・コルベルク(1807-1877)の弟です。
 ポーランド各地の民謡を収集し、そのモチーフにインスパイアされたピアノ曲や歌曲を書きました。ヨアンナ・ワヴリノヴィチはワルシャワのフリデリク・ショパン音楽アカデミー(現大学)を卒業後ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001)に師事、その最後の弟子の一人となったポーランドのピアニスト。
 当レーベルの看板アーティストとして数多くのポーランド音楽のCDをリリースしています。世界初録音。

 

AP 0335
\2200
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽 Vol.4
  夜の音楽(ヴィオラと弦楽合奏のための;2013)(*)
  アドヴェンチャー序曲(2009)
  エヴォケーションズ(ヴィオラと弦楽合奏のための;2005)(*)
  旅する音楽(2005)
  オデュッセイ序曲(弦楽合奏のための;2011)
  ポーランド民謡「君は山を行く」によるヴィオラと管弦楽のための変奏曲(+)
  君は山を行く(#)
  [ボーナス・トラック]
  私のかわいい子猫ちゃん(ヴィオラと弦楽合奏のための)(*)
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*/+/#))
ボチニェヴィチ・シスターズ(ラモナ&ナタリア・ボチニェヴィチ:歌(+/#))
マルティナ・コヴザン、
エヴァ・トラチ、
アリチヤ・グシチョラ、
ユスティナ・コヴァルチク(ヴィオラ(#))
マリウシュ・シェイコ(コントラバス(#))
コンチェルティーノ室内管弦楽団(#以外)
マレク・シフカ(指揮)

録音:2014年21-24日、教区教会、モリン、ポーランド
 マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。

 

AP 0337
\2200
ポーランド歌曲集
 ショパン(1810-1849):
  リトアニアの歌 Op.74 No.16/メロディー Op.74 No.8
  使者 Op.74 No.7/舞い散る木の葉 Op.74 No.17
 ミチェスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
  野を行く Op.3 No.3/広い広い海の上で Op.3 No.3/枯葉
  もっと私に話して Op.3 No.1/魔法にかけられた王女 Op.3 No.10
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):3つの詩 Op.5
   聖なる神/私は今、泣いている/わが夕べの歌
 ロマン・パレステル(1907-1989):
  カジミェラ・イワコヴィチュヴナによる3つの歌(*)
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
  カジミェラ・イワコヴィチュヴナによる3つの歌
 アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):ドリームスケープ

(*)世界初録音。

ベルナデタ・ソンレイトネル[ゾンライトナー](メゾソプラノ)
ヤクプ・トホジェフスキ(ピアノ)
 

AP 0338
\2200
アポリナリー・シェルト(1884-1966):歌曲集 Vol.1
  ポーランド語 Op.129 No.1/アルバムから Op.129 No.2
  バルト海沿岸で Op.129 No.5/二つの言葉 Op.133 No.1
  さくら草 Op.139 No.6/チャイルド・ハロルドの別れ Op.129 No.3
  バグパイプ吹き Op.134 No.4/黄金の夢 Op.136 No.3
  秋のばら Op.138 No.8/秋 Op.26 No.3/夜想曲ロ長調 Op.54
  子守歌 Op.14 No.2/白昼夢 Op.70/マズルカ Op.26 No.1
  蓮の花/花 Op.12 No.1/君の顔 Op.12 No.8
  秋の白鳥の歌 Op.13 No.1/どんな不平を言おうと Op.13 No.3
アレクサンドラ・カミンスカ(メゾソプラノ)
ラウラ・ソボレフスカ(ピアノ)

録音:2014年8月26-27日、9月4日、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
 アポリナリー・シェルトはロシアのサンクトペテルブルクに生まれたベラルーシ系ポーランドの作曲家・ピアニスト・法律家。ワルシャワ大学で法学を学びながら音楽院でジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)に作曲を師事。
 グジェゴシュ・フィテルベルク(1879-1953)、カロル・シマノフスキ(1882-1937)、ルボミル・ルジツキ(1883-1953)と親交を深め、共同で「若き作曲家たちのための出版社」を設立。ベルリンでレオポルド・ゴドフスキーにピアノを師事。
 その後は法律家として働きながら作曲家・ピアニストとして活動。第二次大戦後は社会主義リアリズムの支持者となり、精神病と闘いながら作曲を続けました。世界初録音。

 


AP 0339
\2200→\1990
シェラツのヴァイオリン
 ポーランド中部、シェラツ市周辺の村の婚礼とダンス・パーティーの音楽(全49曲)

カペラ・マルティ・チツヘイ(民族楽器バンド)

録音:2014年7月、ソスナ・スタジオ、マイコフ(シェラツ近郊)、ポーランド
 民族音楽カテゴリーのディスクですが、ポーランドのクラシカル音楽に与えた影響を感じ取れるかもしれません。世界初録音。

 

AP 0340
\2200
ワーグナー、R・シュトラウス:歌曲集
 ワーグナー(1813-1883):マティルデ・ヴェーゼンドンクの詩による5つの歌
   天使/止まれ/温室で/悩み/夢  リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  ギルムの「最後の花びら」による8つの歌 Op.10
   献呈/何もなく/夜/ダリア/待ちわびて/物言わぬ花/サフラン/万霊節
  5つの素朴な歌 Op.21 Nos.1,2,3
   私の思いのすべて/あなたは私の心の王冠
   ああ、恋人よ、私は別れねばならない
  4つの歌 Op.27 Nos.1,4; 憩え、わが心/明日の朝
ボジェナ・ハラシモヴィチ(ソプラノ)
ドミニカ・グラピャク(ピアノ)
ボジェナ・ハラシモヴィチは1965年ポーランドのグダンスク近郊グディニャに生まれ、グダンスクのスタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミーで学んだソプラノ。
 ワルシャワ大劇場やグダンスクのバルティック・オペラのソリストとして活躍する他、オラトリオやカンタータのソリストとしても高く評価されています。




MICROLOGUS



CDM 0027
1CD\3300→\2990
カーニヴァレスク セックスと嘘と... 音楽の物語、16世紀ヴェネツィア
 恋人たち ザノルとロジーナ
  ニコロ・ピファロ(1470頃?-1530頃?):
   愛のせいで一人寂しく [Per amor fata solinga]
  フランチェスコ・パタヴィーノ(1478頃-1556頃):
   スペインの騎士が [Un cavalier di Spagna cavalcha per la via]
  アッシジの修道士ルフィーノ・バルトルッチ(1475?-1540頃):
   彼女が私を燃え上がらせる [La mi fa sol fare]
  マルケット・カーラ(1470頃-1525?):三人の少女がいた [Le son tre fantinelle]
  不詳/ミクロログス編曲:少女たちのバッロ [Ballo delle fantinelle]
 不幸な妻
  不詳:私はたいそう不幸な妻 [Io son piu malmaritata]
  不詳:この忌まわしい爺さん [Questo vecchio maladetto]
  ロイゼ・コンペール(1445-1518)/クロフォード・ヤング編曲:
   Che fa la Ramacina(リュート独奏)
  不詳:Fate d'arera
 老婆
  フランチェスコ・パタヴィーノ:
   川の向こうに私が恋する人がいる [Dilla da l'acqua sta la mia morosa]
  ジョヴァンニ・ロレンツォ・バルダーノ(1576-1660):
   ソルデッリーナによるバッロ [Ballo sulla sordellina]
  不詳:しし鼻の老婆 [Una vecchia rencagnata]
  不詳:無駄口を叩く老婆 [Una vecchia sempiternosa]
 ランツォとスカラメッラ(二人の兵士)
  ロイゼ・コンペール:スカラメッラは戦に行く [Scaramela fa a la galla]
  不詳:Lanxe lanxe schute schute
  ニコロ・ピファロ:そして私は解放された [Poi ch'io son in libertate]
  不詳/ミクロログス編曲:モーロ軍 [Moresca armata]
  ジョスカン・デプレ(1440/1455頃-1521):
   スカラメッラは戦に行く [Scaramela va alla guera]
 フェラグ(モテ男)
  不詳:女盛りの甘美な時に [Nel dolce tempo de la prima etade]
  不詳:フェラグは死んでしまった [L'e pur morto Feragu]
  不詳/ミクロログス編曲:フェラグのモレスカ [Moresca di Feragu]
 麺棒とパンのバッロ
  不詳:私は手にしたすべてを失った [Poi che uscito m'e di mano]
    − Torela mo vila
  民謡:Questa si chiama la bella mazachrocha
  マルケット・カーラ:
   私には悲しく哀れに見えるので [Poich'io vedo, ai tristo e lasso]
    − 手に入れろ [Tuol in mano]
  不詳/ミクロログス編曲;Il ballo del matterel / 手に入れろ [Tol in man]
  フランチェスコ・パタヴィーノ:真の愛の神 [Vrai Dieu d'amour]
  ルドヴィーコ・フォリアーノ(1475-1538/1542):
   長い間の私の幸運 [Fortuna d'un gran tempo] (ソプラノ)
   わが愛する若妻は何をしてる [Che fa la ramacina car amor] (アルト)
   なれるものなら [E si son] (テノール)
   ダグドゥン・ダグドゥン [Dagdun Dagdun] (バス)
    −ラ・ゾッタ [La Zotta]
アンサンブル・ミクロログス
 パトリツィア・ボーヴィ(歌、ハープ、音楽監督)
 ゴッフレード・デリ・エスポスティ
  (笛太鼓、笛&ストリングドラム、ソルデッリーナ[バグパイプ])
 ガブリエーレ・ルッソ(リラ・ダ・ブラッチョ、レベック)
 エネア・ソリーニ(バリトン、打楽器)
 シモーネ・ソリーニ(テノール、歌&リュート)
 オリヴィエ・マルコー(テノール)
 リア・スタッタード(ハープ)
 クロフォード・ヤング(リュート)
 ガブリエーレ・ミラークレ(ダルシマー、打楽器)
 ジャンニ・ラ・マルカ(ヴィオル)
 マウロ・ボルジョーニ(バス)
 ウルリヒ・プファイファー(歌)
 ルイージ・ジェルミーニ(トロンボーン)

録音:2012年11月28日、12月2日、サンタ・マリア・ディ・プラート教会、スペッロ、ペルージャ県、イタリア
 16世紀に北イタリアで生まれたコメディア・デッラルテ(仮面を使用する即興劇)の登場人物にまつわる音楽で構成されたプログラム。この溢れ出んばかりの生命力こそアンサンブル・ミクロログスの醍醐味。

 ※「新譜は高く売る」というレーベル側の方針(おそらくアーティストの自主販売が中心なのでしょう)のため、1枚物としてはかなりの高価格となっております。





STRADIVARIUS


STR 33970
\2400
マティアス・ピンチャー(1971-):ある晴れた日に〜ピアノとソプラノのための作品集
  モニュメント I [Monumento I]
   (アルテュール・ランボーの記念に;ピアノのための;1991)
  夜.月光 [Nacht. Mondschein] (ピアノのための情景;1994)
  歌と雪の写真 [Lieder und Schneebilder]
   (E・E・カミングスのテキストによる、ソプラノとピアノのための;2000/2001)(*)
  テーブル・鏡 [Tableau/Miroir] (ピアノのための二部の悲歌;1991)
  ある晴れた日に(ピアノのための;2004)
アルフォンソ・アルベルティ(ピアノ)
マリソル・モンタルヴォ(ソプラノ(*))
 マティアス・ピンチャーはドイツの作曲家・指揮者。1970年代生まれのドイツの作曲家の中では最も人気の高い一人で、ECM、EMI、Kairos、Teldec、Wergo、Winter & Winterといったレーベルに彼の作品が録音されています。
 

STR 33985
\2400
イタルヤ−神の露の島〜イタリアのユダヤ人の歌
  Love song / Kyriah Yefeifiah / Fire dance / Sheyibane
  Kuando el rey Nimrod / Durme, durme / Sing mir ein Liedele
  Ahalom Aleichem / Yedid Nefesh / Hinne ma tov / Adio Kerida
  Nani nani / Tarantino / Hevenu Shalom Aleichem / Shalom Aleichem
  Shema / Osse Shalom / La memoria parla un canto / Numi numi
  Dona dona / Partita "Andante con moto" / Avinu Malkeinu
  Hatikva / Prok as Anach / Wiegala / Ani' Hadal, Melodie der Jemenniten'
デリラ・シャロン・グートマン(歌)
ラファエル・ネグリ(ヴァイオリン)
 

STR 33999
\2400
地平線上に〜バヤンのための音楽
 ヴォルフガング・リーム(1952-):
  地平線上に [Am Horizont] (バヤン、ヴァイオリンとチェロのための;1991)
 イヴァン・フェデーレ(1953-):
  Deystiviya(バヤンと弦楽四重奏のための;2011)(*)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
  沈黙 [Silenzio] (バヤン、ヴァイオリンとチェロのための;1991)
 細川俊夫(1955-):
  時の深みへ [In die Tiefe der Zeit] (バヤンとクラリネットのための;2001)
ジェルマーノ・スクルティ(バヤン)
エクス・ノーヴォ・アンサンブル
フィリッポ・ペロッコ(指揮)
フランチェスコ・ディロン(チェロ)
ギャレス・デイヴィス(クラリネット)
ロシア式アコーディオン「バヤン」のための作品集。ジェルマーノ・スクルティは現代音楽の演奏において現在世界最高のバヤン奏者の一人。(*)世界初録音。
 

STR 37002
\2400
ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):4声のファンタジア集
  Fantasia 5 / Fantasia 12 / Fantasia 7 / Fantasia 17 / Fantasia 6
  Fantasia 4 / Fantasia 9 / Fantasia 14 / Fantasia 1 / Fantasia 8
  Fantasia 11 / Fantasia 3 / Fantasia 10 / Fantasia 15 / Fantasia 2
  Fantasia 16 / Fantasia 13
アッカデーミア・ストルメンターレ・イタリアーナ
 アルベルト・ラージ(アルト・ヴィオル)
 クラウディア・パゼット、
 レオナルド・バルトロット(バス・ヴィオル)
 リッカルド・コエラーティ・ラーマ(ヴァイオリン)
 イングランドの作曲家ジョン・ジェンキンズはリラ・ヴィオルの名演奏家でもあり、その長い生涯にヴィオルのコンソートのための作品も数多く残しています。
 アッカデーミア・ストルメンターレ・イタリアーナは1981年、ヴィオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者のアルベルト・ラージとチェンバロ奏者のパトリツィア・マリサルディによりイタリアのヴェローナに創設されたピリオド楽器アンサンブル。
 

STR 37006
\2400
バッハを想いながら〜無伴奏チェロのための音楽
 J・S・バッハ(1685-1750):
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 から アルマンド,クラント
 フランチェスコ・パオロ・スプリアーニ(1678-1753):トッカータ第10番
 J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 から サラバンド
 ドメニコ・ガブリエッリ(1659-1690):リチェルカーレ第7番
 J・S・バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009 から 前奏曲,ブーレ I & II,ジーグ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692):トッカータ「ルッジェーロ」
 J・S・バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008 から 前奏曲,サラバンド
 ジョゼフ・ダッラーバコ(1710-1805):カプリッチョ第1番
 J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 から 前奏曲
アドリアーノ・ファツィオ(チェロ)
アドリアーノ・ファツィオはパレルモのヴィンチェンツォ・ベッリーニ音楽院、スイスのベルン音楽大学で学んだイタリアの若きチェロ奏者。
 

STR 37007
\2400
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):フォリアのロンド〜無伴奏フルート作品集
  3つの幻想曲 Op.38/Femmes voulez vous eprouver
  Lasset frieden uns stiften/カプリッチョ/Mich fliehen alle freuden
  Es kann schon nicht alles so bleiben/ロンド
  In des Waldes dustern Grunden/カプリッチョ/Was ist der Mensch
  On ne saurait trop embellir(フォリアのロンド)/アレグロ・アッサイ
ステファノ・パッリーノ(フルート)
 「フルートのベートーヴェン」と称されたドイツの作曲家クーラウ(1810年にデンマークのコペンハーゲンに移住)。ステファノ・パッリーノはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を1990年に卒業後、ジュネーヴ音楽院でマクサンス・ラリューに、パリのエコール・ノルマル音楽院でパトリック・ガロワに、ロンドンの王立音楽アカデミーでウィリアム・ベネットらに師事したイタリアのフルート奏者。
 

STR 37017
\2400
ファビオ・セルヴァフィオリータ(1973-):
  Fleurs d'X, Quaderni I-II-III (2007-2012)
エレーナ・カーゾリ(ギター)
 重厚なミュージック・コンクレートによる実験音楽で知られるイタリアの作曲家ファビオ・セルヴァフィオリータがギター・ソロのために書いた曲集。
 


STR 15002
\2400→\2190
ロータの映画音楽を無伴奏ヴァイオリンで
 ニーノ・ロータ(1911-1979)/マウロ・トルトレッリ編曲:
  甘い生活(1960)/カリビアの夜(1957)/青春群像(1953)
  魂のジュリエッタ(1965)/山猫(1963)/ボッカチオ'70(1962)
  道化師(1970)/8 1/2(1963)/循環する幻想曲/幻想奇想曲
  道(1954)/白い酋長(1952)/オーケストラ・リハーサル(1978)
マウロ・トルトレッリ(ヴァイオリン)
 ニーノ・ロータが作曲した映画音楽のオリジナル・サウンドトラック・スコアからマウロ・トルトレッリが自ら無伴奏ヴァイオリン用に編曲した版をメインとするプログラム。




TRITO



TD 0103
\2200→\1990
カタルーニャの長老的作曲家ギンジュアン
ジュアン・ギンジュアン(1931-):
  パーカッション協奏曲(2013)(*)
  苦しみの中、われは主に呼びかける(合唱と管弦楽のための;1987)(+)
  パントーナル(管弦楽のための;1998)(#)
ミケル・ベルナト(打楽器(*))
カダケス管弦楽団(*/#)
ハイメ・マルティン(指揮(*))
ネヴィル・マリナー(指揮(#))
パラウ室内合唱団(+)
ウルフェオ・カタラ(合唱(+))
ガリシア交響楽団(+)
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮(+))

録音:2013年1月17-18日(*)、2001年2月21日(#)、アウディトリオ、サラゴサ、スペイン(*/#) 2013年4月4日、ライヴ、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ、スペイン(+)
 スペインからの独立問題で揺れるカタルーニャの長老的作曲家ギンジュアンの新作「パーカッション協奏曲」と旧作2曲を収録。
 (+)はギンジュアンの最初の教会音楽作品。「パントーナル」(#)は「汎調性の」という意味。
 ミケル・ベルナトはスペインのバレンシアに生まれ、バレンシア、マドリード、ブリュッセル、ロッテルダムの各音楽院で学んだ打楽器奏者。1999年ポルトガルのポルトで打楽器アンサンブル「ドラミング」を創設、以来2014年現在アーティスティック・ディレクターを務めています。

 


TD 0105
\2200→\1990
夜明けと踊り カタルーニャ・ルネサンスの交響楽
 フェリプ・ペドレイ(1841-1922) :交響的情景「山の歌」
 ジュゼプ・ルドゥレダ(1851-1922):交響詩「春」
 フェリプ・ペドレイ:カジモド前奏曲
 アントニ・ニコラウ(1858-1933):オペラ・コミック「誘拐」組曲
 アマデウ [アマデオ]・ビベス(1871-1932):
  魔女たちのバレエ「エウダ・ドゥリアク」 [Euda d'Uriach]
バルセロナ交響楽団
ハイメ・マルティン(指揮)

録音:2013年10月29-31日、ラウディトリ、バルセロナ、スペイン
 これは貴重!
 19世紀末から20世紀初めにかけてカタルーニャに興った民族的文芸復興運動「ルネサンス」(レナシェンサ [Renaixenca])の時代にカタルーニャの作曲家たちが書いた管弦楽作品集。
 全曲が世界初録音。





NEW WORLD RECORDS



80761-2
\2100→\1890
1914年から1926年のアメリカ・サイレント映画音楽集
The Pioneers of Movie Music/
 Sounds of the America Silent Cinema

  Z.S. Zamecnik: Hindu
  M.L. Lake: The Funny Guy
  Gaston Borch: Silent Sorrows
  Adolf Minot: Dramatic Agitato No. 38
  Adolf Minot: Battle Scenes
  Hugo Frey: Zip
  Gaston Borch: May-Dreams
  William Axt: Western Allegro
  Julius E. Andino: Dramatic Tension for Subdued Action
  T.H. Rollinson: Furioso
  Ribe Danmark: The Moving Picture Rag
  Hugo Riesenfeld: Old Ironsides March - Main Title
The Paragon Ragtime Orchestra
Rick Benjamin(director)
 20世紀初期のサイレント映画の音楽を集めたもの。タイトルにはあまり聞き覚えがないのだが、熱心なファンにはたまらないものなのだろう。




PIANO CLASSICS



PCL0080
\1400
ボストンの情景 アメリカの作曲家によるピアノ曲集
 アーサー・フット:組曲第1番Op.15/
 アーサー・ホワイティング:バガテル/
 エセルバート・ネヴィン:水の情景Op.13/
 ジョン・ノウルズ・ペイン:
  3つの小品Op.41、10のスケッチ「イン・ザ・カントリー」Op.26より/
 ジョージ・ホワイトフィールド・チャドウィック:5つの小品より/
 マーガレット・ラスベン・ラング:ラプソディOp.21
アルテム・ベログロフ(pf)
(チッカリング社1873年製ピアノ使用)
 ほとんどその名を聞いたことのない作曲家を含む、アメリカ・クラシック音楽の貴重なピアノ曲集。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


POLSKIE NAGRANIA(MUZA)



PNCD 1533
(2CD)
\3300→\2990
ポーランドにおける「ショパンの伝統」の守護神的存在、ヤン・エキエル
 ショパン(1810-1849):マズルカ集

   [CD 1]
    嬰ヘ短調 Op.6 No.1/嬰ハ短調 Op.6 No.2/ホ長調 Op.6 No.3
    変ホ短調 Op.6 No.4/ハ長調 Op.6 No.5/変ロ長調 Op.7 No.1
    イ短調 Op.7 No.2/ヘ短調 Op.7 No.3/変イ長調 Op.7 No.4
    変ロ長調 Op.17 No.1/ホ短調 Op.17 No.2/変イ長調 Op.17 No.3
    イ短調 Op.17 No.4/ト短調 Op.24 No.1/ハ長調 Op.24 No.2
    変イ長調 Op.24 No.3/変ロ短調 Op.24 No.4/ハ短調 Op.30 No.1
    ロ短調 Op.30 No.2/変ニ長調 Op.30 No.3/嬰ハ短調 Op.30 No.4
    嬰ト短調 Op.33 No.1/ハ長調 Op.33 No.2/ニ長調 Op.33 No.3
    ロ短調 Op.33 No.4/ホ短調 Op.41 No.1/ロ長調 Op.41 No.2
    変イ長調 Op.41 No.3/嬰ハ短調 Op.41 No.4
   [CD 2]
    イ短調(ガヤールに献呈)/イ短調(「われらの時代」から)
    ト長調 Op.50 No.1/変イ長調 Op.50 No.2/嬰ハ短調 Op.50 No.3
    ロ長調 Op.56 No.1/ハ長調 Op.56 No.2/ハ短調 Op.56 No.3
    イ短調 Op.59 No.1/変イ長調 Op.59 No.2/嬰ヘ短調 Op.59 No.3
    ロ長調 Op.63 No.1/ヘ短調 Op.63 No.2/嬰ハ短調 Op.63 No.3
    変ロ長調(1825-1826)/ト長調(1825-1826)/イ短調 Op.68 No.2
    ハ長調 Op.68 No.1/ヘ長調 Op.68 No.3/ト長調 Op.67 No.1
    変ロ長調(アレクサンデル・ヴォウォフスキのために;1832)
    変イ長調(「マリア・シマノフスカのためのアルバム」から;1834)
    ハ長調 Op.67 No.3/イ短調 Op.67 No.4/ト短調 Op.67 No.2
    ヘ短調 Op.68 No.4
ヤン・エキエル(ピアノ)

録音:1987年6月22日-7月3日、国立フィルハーモニー・コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
前出:PNCD 056(廃盤)
 ヤン・エキエルはポーランドの古都クラウフに生まれたピアニスト・作曲家・教育者・音楽学者。1937年、第3回ショパン国際ピアノ・コンクール8位入賞。1953年よりワルシャワ国立高等音楽学校ピアノ科教授。
 バッハからプロコフィエフに至るレパートリーを持つピアニストでしたが、やがてショパンの音楽の研究に注力。1949年よりショパン国際ピアノ・コンクール審査員(1985、1990、1995年は審査員長、2000、2005年は名誉審査員)。1959年、ポーランドの国家的プロジェクトであるショパン作品の楽譜全集「ナショナル・エディション」の編集主幹に就任、2010年に完結。ポーランド音楽界の功労者として叙勲多数。2014年8月15日、二週間後の101歳の誕生日を前にワルシャワでその生涯を閉じました。

 


PNCD 1612
\2700→\2490
アンナ・マリア・スタンチク ショパン・リスト・リサイタル
 ショパン(1810-1849):(*)
  幻想曲ハ短調 Op.40 No.2/ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2
  ワルツ変ホ長調 Op.posth./夜想曲嬰ヘ短調 Op.48 No.2
  スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 リスト(1811-1886):(+)
  愛の夢 第3番変イ長調 S.541/イギリス国歌による演奏会用幻想曲 S.235
  ロマンス S.235/暗い雲 S.199
  巡礼の年 第2年 イタリア S.161 から ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
アンナ・マリア・スタンチク(ピアノ)

録音:1984年8月8日、ポーランド放送、ワルシャワ、ポーランド(*) 1986年3月3-6日、ワルシャワ、ポーランド(+)
 アンナ・マリア・スタンチクはワルシャワのフリデリク・ショパン・アカデミーでヤン・エキエル(1913-2014)とブロニスワヴァ・カヴァラ(1943-)に、ヴァイマールでゲオルゲ・ハルモス(1915-1985)に、ブダペストでコルネール・ゼンプレーニ(1922-)に、ロンドンでルイス・ケントナー(1905-1987)に師事したポーランドのピアニスト。
 (*)はかつて当レーベルからLPとCDで発売されていた「アンナ・マリア・スタンチク・プレイズ・リスト」に収録されていた音源、(+)はポーランド放送のアーカイヴに残されていた初出音源と推測されます。



<メジャー・レーベル>

イタリアDG

円安状況下の並行輸入商品につき高価格


481 1407
1CD\3600→\3290
フランチェスカ・デーゴ(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12 No.1
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12 No.2
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」Op.24
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30 No.3
フランチェスカ・デーゴ(ヴァイオリン)
フランチェスカ・レオナルディ(ピアノ)
 インターナショナル発売のDGでは考えられない派手なジャケットがイタリアらしい。
 フランチェスカ・デーゴ(1989年生まれ)はサルヴァトーレ・アッカルド他に師事し、シュロモ・ミンツと出会い大きな影響を受けたイタリアのヴァイオリン奏者。
 フランチェスカ・レオナルディはロジャー・ヴィニョールズ他に師事したイタリアのピアニスト。




イタリアDECCA


円安状況下の並行輸入商品につき高価格


481 1413
(2CD)
\3600→\3290
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
 ムソルグスキー(1839-1881):ピアノ作品全集

  組曲「展覧会の絵」/夢想/情熱的即興曲/古典様式による間奏曲
  騎士のポルカ/四手連弾のためのソナタ ハ長調(*)/スケルツォ
  村で/クリミア南岸で/子供の頃の思い出/瞑想(アルバムの綴り)
  涙/気まぐれな女/スケルツィーノ(紡ぎ女)/子供の遊び
  子供の頃の思い出 [Souvenir d'enfance]
  オペラ「ソロチンスクの定期市」より 市場の情景,ゴパーク
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
ロベルト・プロッセダ(ピアノ(*))
 マウリツィオ・バリーニは1975年イタリアのピサ生まれ。2004年以来2014年現在アミアータ・ピアノ・フェスティヴァル(イタリア)の芸術監督を務めています。2枚組で1枚分の価格です。
 


481 0758
1CD\3600→\3290
【未案内旧譜】
カプースチン:チェロ協奏曲
 ニコライ・カプースチン(1937-):チェロ協奏曲第2番 Op.103
 アストル・ピアソラ(1921-1992):
  ブエノスアイレスの四季/ル・グラン・タンゴ/オブリビオン
  アヴェ・マリア
エンリコ・ディンド(チェロ、指揮)
イ・ソリスティ・ディ・パヴィア




SONY



8887503872-2
\2600→\2390
ドメニコ・ノルディオ/イタリアン・ヴァイオリン・コンチェルト
 ① アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
  ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.48
 ② マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調「預言者たち」
ドメニコ・ノルディオ(ヴァイオリン),
ティート・チェッケリーニ(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団
 ヴァイオリニストのドメニコ・ノルディオの、ソニー・クラシカルへのイタリア近現代ヴァイオリンのための協奏曲集第2弾!
 ヴィヴァルディの音楽の復興に努めたカゼッラは、ダヌンツィオやマリピエロとともに、近代イタリア音楽を普及させていました。
 このヴァイオリン協奏曲も、ラヴェル、ストラヴィンスキー、シェーンベルクらの表現主義的作曲法が取り入られており、直線的なフレーズ、庶民的なリズミカルな旋律を帯びた独特な響きが印象的です。
 カゼッラの弟子であったカステルヌオーヴォ=テデスコのヴァイオリン協奏曲は、ハイフェッツの委嘱作品。民族的な素材による作品で、旧約聖書やユダヤ教の典礼に基づいています。
 イタリアの20世紀の肖像ともいえるこれらの作品を、イタリアの名手ドメニコ・ノルディオが、これらの音楽を見事な解釈で演奏していきます。
 ノルディオは、16歳でヴィオッティ国際コンクール優勝。ロン=ティボー国際コンクール、フランチェスカッティ国際コンクールなどで優勝以来、プレイヤーとしてだけでなく、教育者としても世界的に知られています。
 【録音】2013年9月、スイス、ルガーノ、Auditorio Stelio Molo RSI (デジタル:セッション)




<国内盤>


CALLIOPE



CAL9416
(国内盤)
\2800+税
ベートーヴェン:
 1. ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 op.101
 2. ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 p.106 「ハンマークラヴィーア」
オリヴィエ・ショーズー(ピアノ)
 アルベニス『イベリア』で話題のショーズー、さりげなくも充実したベートーヴェンの大作録音!インタビュー収録。

 『レコード芸術』で、満を持して特選に輝いたアルベニス『イベリア』全曲録音の弾き手…
 この侮りがたいピアニストが、Calliopeレーベルから世に送り出した驚くべき名盤のいくつかが、幸いにして初回盤の形態のまま在庫確保できることがわかりました。

 ベートーヴェン屈指の長大な名曲『ハンマークラヴィーア』ソナタと、その少し前、長年にるスランプを脱しはじめた中〜後期のベートーヴェンの創意が詰め込まれた異色の大作「第28番」。
 ショーズーはベートーヴェンが知っていた当時のピアノを過剰に意識することなく、その創意から直接わきあがってきたかのような泰然自若の演奏解釈をあざやかに織り上げてみせました(曰く「はじめて曲に出会ったときの驚きを大切に」とのことだそう)。その内面性ゆたかな演奏解釈、ぜひ耳をかたむけていただきたいもの...まさにこれも「試聴機向き」と言えそうな1枚です。
 解説にはショーズーへのかなり充実したインタビューが掲載されており(全訳添付...実に知的かつ明晰!)あえてベートーヴェン録音でまっさきにこの曲を選んだ経緯など、いたるところ示唆に富んでいます。
 塗り替えられ続ける傑作の名演史に、こうしてまた新たな1ページが...!




CONCERTO


CNT2093
(国内盤)
\2800+税
ロシアの巨匠たち、憂愁のピアノ三重奏曲
 1.ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第2番ニ短調op.9「悲しみの三重奏曲」
 2.ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 op.67
 3.シチェドリン:ロッシーニのオペラをやろう
 4.チャイコフスキー:八月(『四季』より)
チャイコフスキー・トリオ
 コンスタンティン・ボギノ(ピアノ)
 パヴェル・ヴェルニコフ(ヴァイオリン)
 アナトーリ・リーベルマン(チェロ)
 美しい冬景色、峻厳に、叙情ゆたかに、ロシアの響き。本場の名手たちの、驚異の求心力を誇る名演を堪能!こちらも「ロシア人、やはり桁外れ!」を改めて痛感させてくれる、とびきりの室内楽盤——しかも演目まで徹頭徹尾ロシアもの!
 寒い季節にじわっと内側から熱い思いがこみあげてくる内容の確かさに、欧州最前線を強く感じる1枚でございます(ジャケットの雪景色も雰囲気たっぷり…Digipackというより、LPのサイズを小さくしたような「紙ジャケ」型の美麗パッケージ)。
 なにしろ本盤のチャイコフスキー・トリオは、かつて旧ソ連のカガンやリヒテル、ヴィルサラーゼ、グートマンといった伝説的大御所たちと共演を続けてきた大器パヴェル・ヴェルニコフがヴァイオリンを弾くユニット。冴えわたる美音が粒立ちの良いボギノのピアノと、また深々と低音をえぐるリーベルマンのチェロと痛切かつ熾烈な対話をつづけ、演奏者自身が聴き手とともに音楽そのものへとグイグイ引き込まれてゆく興奮の展開は、ラフマニノフの(長大なほうの)「悲しみの三重奏曲」でも、友人の非運に寄せられたショスタコーヴィチの「第2番」でも、長さあればこその(いや、いつまでも終わってほしくないくらいの)至高のロシア音楽の充実を堪能させてくれること間違いなし!




INDESENS!



INDE065
(国内盤)
\2800+税
お気に召すまま/ロシアのピアノとヴァイオリン
 クライスラー:
  ①ウィーン奇想曲 ②プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
  ③愛の悲しみ ④愛の喜び ⑤美しきロスマリン
 サン=サーンス:⑥序奏とロンド・カプリチョーゾ
 サラサーテ:⑦ビゼーの『カルメン』による演奏会用幻想曲
 パガニーニ:⑧奇想曲 第24番 〜
  マリオ・ピラティ(1903〜1938)によるヴァイオリンとピアノのための改訂版
 チャイコフスキー:⑨懐かしき土地の思い出
  〔瞑想/スケルツォ/メロディ〕
  ※実際の曲順は①②⑥③④⑤⑦⑧⑨
タチヤーナ・サムイル(ヴァイオリン)
イリーナ・ランコヴァ(ピアノ)
 ブリュッセルの王立モネ劇場の元首席奏者もロシア人、艶っぽく冴える極上小品集、ピアニストもロシアの才人!ロシア人の名手ふたり…といっても、モスクワやサンクトペテルブルクで出会ったわけではありません。
 古くは19世紀の帝政期いらい、ロシア人は何かと西のほうのヨーロッパへ旅をし、異国でロシア人どうしが出会って物語が始まる…ということも多かったのです(その意味では、国を失ったポーランド人やドイツ人ぎらいの外遊型チェコ人などとも似ているかも?)この艶やかなヴァイオリン小品集のふたりは、パリやブリュッセルなど、フランス語圏の大都市で会う機会が多かった名手たち——ヴァイオリンのサムイルはベルギーCypresに名盤がいくつかあるように、王立モネ劇場での首席奏者時代以来、ブリュッセルでの活躍がめだつ実力派。たんなる伴奏に終わらない室内楽奏者としての共演ぶりをみせるランコヴァも、V.トロップやL.ナウモフら祖国の名匠たちに師事したあとはブリュッセルで研鑽を重ねた多国籍肌。
 クライスラーの小品群も、サン=サーンスやチャイコフスキーのロマン派然とした佳品も、冴えわたる弦とピアニズムで作品の魅力を幾倍にも感じさせてくれる逸品...フランス映画の一場面のようなジャケット写真も、さりげなく瀟洒です。




MUSIQUE EN WALLONIE



MEW1473
(国内盤)
\2800+税
隠れた名作曲家・・早世の名匠ジョルジュ・アントワーヌ
ジョルジュ・アントワーヌ(1892〜1918):
 1. ピアノ四重奏曲 ニ短調 op.6 (1914)
 2. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変イ長調 op.3 (1910-14)
アンサンブル・オクサリス
 ジャン=クロード・ファンデン・エインデン(ピアノ)
 シャーリー・ラウプ(ヴァイオリン)
 エリザベート・スマルト(ヴィオラ)
 エイミー・ノリントン(チェロ)
 大戦前の不穏な空気のなか、あまりにも美しい音楽が迸り出た…唯美の至芸、ベルギー近代の秘宝新たに。

 「ベルギー近代」に隠れた名曲が多く潜んでいることは、フランス音楽好き・室内楽好きにはもう有名。前衛優勢の20世紀にひとたび忘れられたあと、フランス近代音楽とドイツ晩期ロマン派の美質に通暁した名匠たちは、ジョンゲンやルクーらを筆頭に近年益々再評価が進行中。
 第一次大戦に従軍して帰国後まもなく亡くなった早世の名匠ジョルジュ・アントワーヌも、知れば知るほど驚かされる作曲家のひとり。
 ベルギーMusiqueEnWallonieレーベルの新譜では、FugaLiberaに名盤あまたの天才ソリスト集団オクサリスが、近代に名品の多い分野=ピアノ四重奏曲と、ヴァイオリンとピアノによる二重奏ソナタという充実の2傑作で、この非運の作曲家の真意に迫りました——
 耽美な弦、堂に入ったスリリングな四重奏展開、第一次大戦前夜の不穏さとぎりぎり隣りあわせの美質には、フローラン・シュミットやルーセルなどのフランス的耽美さと、レーガー後期やヒンデミットらドイツ勢の緻密さや真に迫った表現力が相半ばし、“広義の19世紀末”の音世界の豊かさを強く実感する魅力が。

 解説充実、全訳付。注目度の高い名匠、またひとり...見逃せません!
















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2014 ARIA−CD.All rights reserved.44.45.46