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第79号
映像新譜
2014.10.28〜2014.12.30


DG(映像)



73 5173
(DVD)
\3900→\3590
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲) ブリン・ターフェル(オランダ人),
アニヤ・カンペ(ゼンタ),
リリアーナ・ニキテアヌ(マリー),
マッティ・サルミネン(ダラント船長),
マルコ・イェンチュ(エリック),
アラン・アルティノグル(指揮)
フィルハーモニア・チューリヒ
 (チューリヒ歌劇場管弦楽団),
【演出】アンドレアス・ホモキ,

73 5174
(Blu-ray)
\4600→\4190
ブリン・ターフェル、25年ぶりのオランダ人出演
 現代最高のバリトン歌手、ブリン・ターフェルが歌う「オランダ人」は、どこまでも刺激的。驚くべきことに、この2013年チューリヒでの上演は彼にとっての25年ぶりの「オランダ人」でしたが、見事な脂の乗り切った素晴らしいオランダ人を聴かせくれます。
 この上演を皮切りに、2014年にはネゼ=セガンの指揮するウィーン国立歌劇場で歌い、2015年にはアンドリス・ネルソンス指揮のロイヤル・オペラでも歌うことが決定しているというターフェル。
 このチューリヒの上演では、指揮者のアルティノグルのメリハリある指揮も高く評価されました。アンドレアス・ホモキの演出はスカラ、ノルウェー歌劇場との共同制作ですが、基本的にシンプルな装置で、舞台転換はほとんどなし。壁の絵画が物語の進行に一役買っています。
 【収録】2013年1月, チューリヒ歌劇場でのライヴ
 Picture format: 16:9 / Colour, , Audio Format: PCM Stereo / DTS-HD Master Audio 5.0 or 5.1, Region Code: All regions (0), Subtitles : German, English, French, Spanish, Chinese, Korean

SONY(映像)



8887503551-9
(Blu-ray)
\5000→\4490
ニューイヤー・コンサート2015
【収録予定曲】 *2014/10/14時点の情報です。
 ★この5曲はニューイヤー・コンサート初登場の作品。
  1.序曲「ウィーンの朝・昼・晩」(スッペ)
  2.ワルツ「オリエントからのメルヘン」作品444
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  3.ポルカ「ウィーンの生活」作品218
  (ヨーゼフ・シュトラウス)★
  4.ポルカ「人が笑い生きるところ」作品108
    (エドゥアルト・シュトラウス)★
  5.ワルツ「オーストリアの村つばめ」作品164
   (ヨーゼフ・シュトラウス)
  6.ポルカ「ドナウの岸辺から」作品356
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  7.常動曲作品257(ヨハン・シュトラウス2世)
  8.ワルツ「加速度」作品234
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  9.ポルカ「電磁気」作品110(ヨハン・シュトラウス2世)
  10.ポルカ「蒸気を立てろ!」作品70
   (エドゥアルト・シュトラウス)
  11.ワルツ「エルベ河にて」作品477
   (ヨハン・シュトラウス2世)★
  12.シャンペン・ギャロップ(ロンビー)
  13.学生ポルカ作品263(ヨハン・シュトラウス2世)★
  14.自由の行進曲作品226(ヨハン・シュトラウス1世)★
  15.ワルツ「酒、女、歌」作品333
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  16.ポルカ「粋に」作品221(エドゥアルト・シュトラウス)
 [アンコール]
  17.ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
   (ヨハン・シュトラウス2世)
  18.ラデツキー行進曲作品228
  (ヨハン・シュトラウス1世) 他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ

8887503550-9
(DVD)
\4400→\3990
 [録音]2015年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでライヴ・レコーディング予定

■巨匠ズービン・メータ5度目のニューイヤー登場。
 ウィーン・フィルの2015年ニューイヤー・コンサート、指揮は巨匠ズービン・メータ(1936年生まれ)が2007年以来5度目の登場です。学生時代にクラウディオ・アバドらとともに、ウィーンで名指揮者ハンス・スワロフスキーに学んだメータは、ウィーン・フィルとも所縁が深く、定期演奏会や音楽祭、海外ツアーの常連でもあり、1961年に初共演してから40年が過ぎた2001年にウィーン・フィルの名誉会員の称号を授与されています。ウィーン・フィルはメータについてこのように表明しています:「マエストロ・メータとは、50年以上にわたる音楽的なコラボレーションを経て、われわれとはとても近しい友情関係になっています」。

■ニューイヤー・コンサート初登場は5曲。
 今年も例年と同じく、アンコールの定番「美しく青きドナウ」「ラコッツィ行進曲」をはじめ、「ウィーンの村つばめ」「常動曲」「加速度」「酒、女、歌」などの有名曲と、「電磁気」「蒸気を立てろ!」「学生ポルカ」「自由の行進曲」など、比較的知名度が低いながらも聴きごたえのある作品が続々登場するのも聴き所の一つ。ニューイヤー・コンサート初登場曲は5曲です。

■ウィーン・フィルの響きを捉えた充実のサウンド
 鮮明な映像と音声は、たくさんの花で美しく彩られたウィーン・ムジークフェラインの黄金のホールでく広げられる音楽の饗宴を生々しく楽しむ贅沢を与えてくれます。
 CDは、オーストリア放送協会(ORF)収録によるTV放送の音声とは別に、2007年以来一貫してニューイヤー・コンサートのCD収録を担当してきているフリーデマン・エンゲルブレヒト率いるベルリンのテルデックス・スタジオのチームが収録に当たっています(したがってTV放送をもとに商品化されるDVD/ブルーレイディスクとは別音声・別編集・別ミックスということになります)。
 テルデックス・スタジオは、2000年のアーノンクール指揮の年で初めてニューイヤー・コンサートを収録し、それ以来レーベルを超えて最も数多くこのコンサートを収録するチームとなっています。
 収録の難しいムジークフェラインの音響特性を知り尽くした彼らならではの安定感のあるサウンドは、黄金のホールに響き渡る、香ばしく厚みのあるウィーン・フィルの輝きを見事にとらえています。
 一方ブルーレイディスク/DVDのサウンドは、これまた長年このコンサートの生中継を担当しているORF収録による盤石のもの。両者の聴き比べも興味深いところです。

■ホールの黄金の輝きを写しだす華麗な映像
 HD収録による精細な映像は、文字通り黄金色のホールの輝きと、美しい色とりどりの生け花に飾られた華やいだコンサートの模様を描き出します。
 小型の移動カメラ(キャットカム)を駆使した立体的な映像作りで、躍動感のある音楽の楽しみを伝えてくれます。
 
8884305028-9
(Blu-ray)
\3400
The Sound of my Life/キャメロン・カーペンター
 1. The Rehearsal / 2. Letter to Dad /
 3. Childhood / 4. The First Piano Teacher /
 5. Becoming an Adult /
 6. The Making of Cameron /
 7. Birth of aNew Instrument /
 8. The Next Challenge /
 9. New Outfit for a New Instrument /
 10. Move to Berlin /
 11. The First Encounter /
 12. Doubts andAdvice /
 13. The First Recording Day /
 14. Overture to Bernstein's "Candide"
キャメロン・カーペンター(オルガン)

8884305027-9
(DVD)
\2300
 オルガンの革命児、キャメロン・カーペンターが移動式オルガン“ツアリング・オルガン”を完成させるまで、そして類い稀な才能の素顔に迫るドキュメンタリー
 『オルガンという楽器の認識を変えた音楽家・・・クラシック音楽のタブーをぶち破る男』(ロサンゼルス・タイムズ紙)と称賛されている、超絶技巧を誇るオルガニストにして作曲家、キャメロン・カーペンター。
 クラシック音楽のオルガン曲やオルガニストにまつわる既存のあらゆるイメージをぶち壊していくその破天荒な演奏や生き様は、あらゆるところで圧倒的な熱狂や称賛と同時に批判や拒否反応を巻き起こし、誰もが無視することのできないほどの存在感を獲得しています。
 今年4月にソニー・クラシカル専属契約第1弾としてリリースされたアルバム『If You Could ReadMy Mind』では、バッハからバーンスタイン、60年代・70年代のポップス、さらには自作の作品まで、カーペンターがこだわりをもつ作品ばかりが収められました。
 バッハやデュプレのオリジナルのオルガン曲のみならず、カーペンターのコンサートの冒頭で必ず取り上げられるバーンスタインの「キャンディード」序曲、スクリャービンのピアノソナタ第4番など、オルガンのイメージとはかけ離れた作品の編曲も含まれ、文字通り「超絶の演奏家」であることを証明したアルバムとなりました。
 このアルバム『If You Could Read My Mind』のレコーディングに合わせて完成させたのが、カーペンターが長年構想を温め、アメリカのオルガン会社・マーシャル&オグルツリー社と共同で開発してきた移動式のデジタル・オルガン“ツアリング・オルガン”。
 今作は、キャメロン・カーペンターが、オルガン音楽に革命を起こすべく、積年の想いをこめて開発したこの移動式オルガン“ツアリング・オルガン”の誕生に至る経緯を中心としたドキュメンタリー。また、この類い稀な音楽家のペンシルヴァニアでの少年時代、ジュリアードで学んだ学生時代、あらゆる評価を欲しいままにした後にたどり着いた現在のベルリンでの生活を通して、キャメロン・カーペンターの素顔に迫ります。

ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 102179BD
(Blu-ray)
¥5000→\4590
ライヴ映像による後期ブルックナー・チクルス完結!
 バレンボイム(指揮)&シュターツカペレ・ベルリン

  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(原典版)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
シュターツカペレ・ベルリン


ACC 202179DV
(DVD)
¥3000→\2690
 バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン、ライヴ映像による後期ブルックナー・チクルス完結!

 収録:2010 年6 月27 日ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 映像監督:エンリケ・サンチェス=ランチ
 (Blu-ray)画面:Full HD 16:9、音声:DTS HD Master Audio,PCM ステレオ、リージョン:All、65‘59
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DTS 5.1,DD5.1,PCM ステレオ、リージョン:All、65‘59

 2010 年6 月にベルリンのフィルハーモニーで行われたダニエル・バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるブルックナー後期チクルス。これまで交響曲第4 番から発売がスタートし、いよいよ本盤で最後交響曲第9 番がリリースされます。指揮者、ピアニストとして才気を発揮しているバレンボイム。2010 年は演奏活動60 年の節目を迎えた晴れやかな年。バレンボイムはブルックナーの全曲録音をシカゴ響、ベルリン・フィルと2 度行っており、バレンボイムにとっては特別な作曲家であります。
 ブルックナーは最後の交響曲第9 番を第3 楽章まで書き上げ、完成させることなくこの世を去りました。しかし未完であることを感じさせない比類なき美しさを持った傑作です。
 バレンバイムは、補筆完成された第4 楽章付きのもではなく、原典版を使用しています。重厚なサウンドと劇的な迫力、崇高な美しさを放ち、バレンボイムのブルックナーに対する深い理解と、これまでこの作品を奏でてきた演奏者に対する敬意を感じる演奏です。
 第1 楽章:24 分42 秒 第2 楽章:10 分42 秒 第3 楽章:27 分35 秒



 


ACC 10319BD
(Blu-ray)
\5200→\4790
クラウディオ・アバド・メモリアル・コンサート
 ・ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(抜粋)第2楽章:葬送行進曲
  (2013年8月収録/
   クラウディオ・アバド(指揮)&ルツェルン祝祭管弦楽団)
 ・シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調「未完成」〜第1楽章
 ・フリードリヒ・ヘルダーリン:パンと葡萄酒
  (語り:ブルーノ・ガンツ)
 ・ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
 ・2014年1月27日スカラ座とミラノでの追悼式
  (友人らの追悼コメント含む)
 ・マーラー:交響曲第3番ニ短調〜第6楽章
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)


ACC 20319DVD
(DVD)
\3000→\2690
 涙なしでは観られない!ネルソンス、ファウストが捧げる感動のアバド追悼演奏会

 収録:2014 年4 月6 日ルツェルン・クンストハウス・コンサートホール
 (Blu-ray)画面:16:9、Full HD、音声:DTS HD Master Audio,PCM ステレオ、98’57、リージョン:All、言語:独、字幕:英仏韓日
 (DVD)画面:16:9、NTSC、音声:DTS 5.1,DD5.1,PCM ステレオ、98’57、リージョン:All、言語:独、字幕:英仏韓日

 2014 年1 月20 日に亡くなった指揮者クラウディオ・アバド。享年80 歳。日本には2013 年秋に7 年ぶりの来日を果たす予定でしたが、健康上の理由でコンサートは取り止めとなった直後の出来事でした。
 この映像は、2014 年4 月に行われたアバドの追悼演奏会の模様が収められています。プログラムは、アバドの音楽へ敬意を表した内容です。本ディスクの冒頭には、最後のルツェルン音楽祭となり、その2013 年オープニングコンサートで演奏したベートーヴェンの交響曲第3 番「英雄」第2 楽章「葬送行進曲」が収録されています。この演奏を聴く限り、半年後にこの世を去ってしまうとは信じられません。このコンサートの模様はACCENTUSMUSIC から既に発売されています(ACC10282BD/ACC20282DVD)。
 そして追悼演奏会は、シューベルトの未完成第1 楽章から始まります。この演奏は、指揮者なしオーケストラのみで演奏されました。アバドの姿のない指揮台が映し出され、アバドの存在の大きさを痛感せずにはいられません。続くは、スイス出身の名俳優で、アバドと親交があったブルーノ・ガンツによるヘルダーリンの「パンと葡萄酒」の朗読。アバドの芸術的友好関係の広さを物語っています。
 この映像の見所の一つ、イザベル・ファウストによるベルクのヴァイオリン協奏曲。ファウストは2010 年にアバドとこの作品を録音しており(HMC.902105)、この演奏が高く評価され今や現代を代表するヴァイオリニストとして世界中で活躍しています。ファウストの演奏も、アバドとの共演を反芻するように、聴くものの心に訴えかける音楽を作り上げています。そして最後マーラー交響曲第3 番第6 楽章。ネルソンスを含む舞台上の人々が悲しみに暮れ、そしてアバドへ寄せる想いが溢れ出た演奏です。アバドの音楽的精神を未来へ引き継ごうとする使命を背負ったことを確認するように、団員同士が抱き合う姿は、感動を禁じえません。
 ジャケット写真に使われていのは、ベルリン在住の写真家アドリアン・ザウアーによる2014 年1 月20 日という作品です。



 

ACC 20323DVD
(DVD)
\3000
ドキュメンタリー:Speak the Music〜ロバート・マンと室内楽の謎
  監督:アラン・ミラー
 [本編]
  1.I would like to prepare you for the future
  2.Musical Identity
  3.Music and the Natural World
  4.Coaching the Amphion Quartet, 2012
  5.Mann’s Early Years
  6.The Juilliard String Quartet and Contemporary Music
  7.Beethoven, Opus 135, Lento assai
  8.Mann’s profound Connection to his Students and the Music
  9.Family Life and Music
  10.How The Rhinoceros Got His Skin
  11.Changing Generations of the Juilliard String Quartet
  12.Speak the Music
  13.Beautiful is not always the most expressive way…
  14.Robert Mann Ensemble:Rehearsal of Mozart's Quintet in G minor, 3rd Movement
  [ボーナス] 引退〜ロバート・マン、ジュリアード弦楽四重奏団との最後の3日間
出演:
 小澤征爾、
 イツァーク・パールマン、
 ジョエル・クロスニック、
 エリオット・カーター、
 スティーヴン・ハフ、他
 94歳の巨匠ロバート・マンの音楽の謎

 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All、本編:58’38、ボーナス:34’59、言語:英語、字幕:独、韓

 1946 年に創立されたジュリアード弦楽四重奏団。創立者であり、第1 ヴァイオリン奏者として50 年間に渡り活躍したロバート・マンのドキュメンタリー映像。監督はオスカーを受賞した経験もあるドキュメンタリー映像のスペシャリスト、アラン・ミラー。
 作品は本編とボーナスに分かれており、本編では、1946 年以来50 年にわたり在籍したジュリアード弦楽四重奏団について、引退した1997 年以降の活動について、指揮者、室内楽、作曲、そして教育者としての顔、などロバート・マンの音楽への真摯な態度と情熱が詰まった内容。
 ボーナスには、ジュリアード弦楽四重奏団として最後の3 日間に焦点をあてた映像が収められています。
 

philharmonia ● rec

この度ドイツの映像系レーベルACCENTUS MUSIC が、スイスの名門歌劇場チューリッヒ歌劇場の独自レーベルphilharmonia ● rec の取り扱いを開始いたしました。
チューリッヒ歌劇場は、世界の名だたるオペラハウスをおさえて、2014 年最優秀オペラハウスに選ばれるなど、今最も世界中から注目されている歌劇場です。


PHR 0203
(DVD)
\3000→\2690
ルイージ指揮チューリッヒ歌劇場による「リゴレット」!
 タチヤナ・ギュルバカ新演出

  ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
マントヴァ公爵:サイミール・ピルグ
リゴレット:ジョージ・ぺターン
ジルダ:アレクサンドラ・クルザク
スパラフチーレ:アンドレア・マストローニ
マッダレーナ:ジュディス・シュミット
ジョヴァンナ:ジュリア・ライリー 、他
ファビオ・ルイージ(指揮)
チューリッヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
 今最も旬なオペラハウス、チューリッヒによる「リゴレット」タチヤナ・ギュルバカの新演出にも注目!

 演出:タチヤナ・ギュルバカ/舞台、照明:クラウス・グリューンベルク/衣装:ジルケ・ウィレット
 収録:2014 年6 月チューリッヒ歌劇場(ライヴ)
 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All、本編:124’ 39、ボーナス:15’ 07、字幕:独、英、仏

 映像第1 弾は、ルイージが得意とするヴェルディ作品から「リゴレット」。演出は2013 年オペルン・ヴェルト誌で年間優秀演出家に選ばれたドイツのマインツ歌劇場のタチヤナ・ギュルバカが担当。舞台にあるのは、白いシーツがかけられた長机とパイプ椅子。非常にシンプルな舞台演出で、ストーリーと音楽はより明確になります。
 「リゴレット」の名演と言われるものには、その時代を代表するバリトン歌手が名を連ねていますが、ここではルーマニア出身のバリトン歌手ジョージ・ぺターン。2000 年にローマ歌劇場で「ラ・ボエーム」でオペラ・デビュー、2001 年にはウィーン国立歌劇場で「セビリアの理髪師」のタイトルロールを歌ってデビューし、好評を博しました。ここでも、ドラマティックな父親像を見事に歌い上げています。また売れっ子のテノール、サイミール・ピルグ。ポーランド出身の美しきソプラノ、アレクサンドラ・クルザクなど申し分ないキャスティングです。
 ルイージの指揮もメリハリの効いた演奏と、オーケストラの熱狂ぶりが舞台を盛り上げています。




ALPHA(DVD)(国内盤)



Alpha704
(DVD・日本語字幕付)
\4800+税
〜ラモーは舞踏の達人のごとく〜
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683〜1764):
  1. 英雄牧歌劇『ダフニスとエグレー』(1753)
  2. 舞踏音楽劇
   『オシリスの誕生、またはパミーユの祭典』(1754)
ウィリアム・クリスティ指揮
レザール・フロリサン(古楽器使用/楽団&合唱団)
レイナウト・ファン・メヘレン(T/ダフニス)
エロディ・フォナール(S/エグレー)
マガリ・レジェ(S/パミリ)
アルノー・リシャール(Br/大祭司) 他

 ウィリアム・クリスティ、ついにAlphaへ...しかもいきなりDVDで、舞踏込みの本格プロジェクトを!
 歌手陣には今をときめくマガリ・レジェやファン・メヘレンら凄腕揃い、古楽器奏者もヴェテラン揃いカーン歌劇場とヴェルサイユ・バロック音楽センターの協力で、クオリティ重視の「ラモー新章」へ!

 フランス小規模レーベルの新たな優駿として、21 世紀初頭いらい欧州クラシック音盤業界の最先端をひた走ってきたAlpha レーベルですが...なんとその快進撃は今や周回先取りするかのごとく、大先輩レーベルのかつての看板アーティストを呼び込むところとなりました。ウィリアム・クリスティ率いるレザール・フロリサン——そう、LP時代いらいフランス古楽界の最もコアなプロジェクトを次々成功させ、リュリ、シャルパンティエ、ラモーらフランス随一のバロック作曲家たちに、はじめてフランスの音楽家たちとともに再評価の機運をあたえた伝説のグループが、突如このレーベルで精巧なDVD プロジェクトを完成させてみせたのです!

 プログラムの主役は、今年歿後250 周年を迎えるフランス18 世紀最大の作曲家のひとり、ジャン=フィリップ・ラモー。若い頃から鍵盤楽器の音楽を書き、教会向けの音楽では知られた存在であったものの、生前は何より、オペラ作曲家として名声を確立してから最も華々しい活躍をみせた人でもありました。とはいえ、そんなラモーの音楽は、作曲者の歿後は世の流行の変化とともにしだいに忘れ去られ、ようやくこの数十年、フランスにおける古楽解釈への意識の高まりとともに復権をとげはじめたところ...とくにフランスの歌劇場がバロック・オペラを積極的にとりあげるようになったことが、世界的なラモー歌劇への再評価に大きな貢献となったのですが、その立役者のひとりがまさにウィリアム・クリスティであったことは、近年の動向をよくご存知の古楽ファンの方々にはいうまでもないところ——

 彼がヘレヴェッヘ、マルゴワール、ミンコフスキらフランスの指揮者たちとともに積極的に音盤制作にも乗り出し、多くの名盤が興行後もアクセス可能な状態になっていればこそ、ラモーの「いま」があるのだと思います。
 harmonia mundi france、Erato、Virgin、Archiv とさまざまなメジャー・レーベルで活躍後、それらの担っていた役割を正当に受け継いでいると言っても過言ではない小規模レーベル、しかもAlpha で彼が気合の入った映像プロジェクトとして、ラモーの、これまでほとんど誰も名前すら意識していなかったような2名品を世に送り出してくれたことで、ラモー再評価はさらなる新章へと突入したといっても過言ではありません。
 解説充実全訳付、今回も小阪亜矢子氏によるセンスのよい字幕つき...1750 年代、ルイ15 世やポンパドゥール夫人が華やぎあふれるロココ文化をぞんぶんに味わいつつ、大がかりすぎないラモーの1幕物の舞踏劇が続々上演されていた頃の作。大がかりな作品でも舞踏が大きな要素をしめるのはフランス作品の常とはいえ、『優雅なインドの人々』や『プラテー』をはじめ、ラモーの作品ではとりわけその組み込み方が巧みで、そのことに一家言あるクリスティがヴェルサイユ・バロック音楽センターの協力を得て、あえて映像作品として「バレエ込み」で作品の魅力を引き出しにかかる意義もよく伝わることでしょう。

ARTHAUS(映像)


102213
(DVD)
\4100→\3690
2013年5月2日 マリンイスキー劇場新館こけら落し公演
 ヴァレリー・ゲルギエフ(音楽監督&指揮)
  ガラ・マリインスキー 〜ネトレプコ、ボロディナ、ドミンゴ、ほか
  

 1.プロコフィエフ:ロメオとジュリエットから/
 2.ミンクス:ラ・バヤデールから/
 3.J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア/
 4.ロッシーニ:セヴィリアの理髪師から/
 5.フィガロのカヴァティーナによる幻想曲(G.ギンズブルク編)/
 6.ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフから/
 7.パヴロワとチェケッティ(チャイコフスキー:音楽)/
 8.エチュード(チャイコフスキー:音楽)/
 9.ビゼー:カルメンから/
 10.シチェドリン:カルメン組曲/
 11.チャイコフスキー:イオランタから/
 12.瀕死の白鳥(サン=サーンス:白鳥)/
 13.Hey, Ukhnem/
 14.ストラヴィンスキー:春の祭典から/
 15.グノー:ファウストから/
 16.ロッシーニ:ランスへの旅から/
 17.サン=サーンス:サムソンとダリラから/
 18.レダと白鳥(J.Sバッハ:音楽)/
 19.ワーグナー:ワルキューレから/
 20.宝石、ダイヤモンド(チャイコフスキー:音楽)/
 21.ヴェルディ:マクベスから/
 22.モーツァルト:ドン・ジョヴァンニから/
 23.チャイコフスキー:イオランタから
ヴァレリー・ゲルギエフ(音楽監督&指揮)/
<歌手>
アンナ・ネトレプコ(S)…21.22.23/
オルガ・ボロディナ(Ms)…17/
セルゲイ・セミシュクール(T)…6.23/
プラシド・ドミンゴ(Br)…19.22/
アレクセイ・マルコフ(Br)…11.22.23/
イェフゲイ・ニキーチン(B-Br)…6.22/
イルダー・アブラツァコフ(B)…4.22/
ルネ・パーペ(B)…15.22/
ミハイル・ペトレンコ(B)…13.22/
アカデミー・オブ・ヤング・シンガーズ/
マリインスキー劇場合唱団、児童合唱団/
<ダンサー>
ディアナ・ヴィシュネヴァ(プリンシパル・ダンサー)/
エカテリーナ・コンダウローヴァ(プリンシパル・ダンサー)/
ウルヤーナ・ロパトゥキナ(プリンシパル・ダンサー)…7/
ウラディーミル・シクヤノフ(プリンシパル・ダンサー) 他
マリインスキー劇場のダンサーたち/
ヴァガノヴァ・バレエ・アカデミー/
<ソリスト>
デニス・マツーエフ(ピアノ)…5/
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)…7/
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)…12/
ヴァシリー・バルカトフ(演出)/
ジノヴィ・マルゴリン(デザイナー)/
ダミール・イスマギロフ(照明)


108153
(BD)
\6600→\5990
収録時間:120分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 サンクトペテルブルクに聳え立つ「マリインスキー劇場」はもともとロシア帝国の皇室の劇場で、帝国を代表するオペラ、バレエの中心施設として君臨してきました。
 もともとは1783年に女帝エカチェリーナ2世の勅令により開設され、1859年には今の劇場が完成。翌年の1860年に、当時の皇帝アレクサンドル2世の皇后マリア・アレクサンドロヴァの名前に因んで、「マリインスキー帝室劇場」と名づけられましたが、都市の名前の変遷に伴い、幾度となくその名前も変わってきたことでも知られています(スターリン時代には、共産党の指導者セルゲイ・キーロフの死を悼み「キーロフ劇場」と呼ばれました)
 この由緒ある劇場で、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「白鳥の湖」などの名バレエや、グリンカの「皇帝に捧げし命」やボロディンの「イーゴリ公」などロシアの名オペラが次々を初演されています。

 そんな歴史的劇場ですが、2013年には隣接地に建設されていた劇場新館が竣工し、ここで行われたこけら落し公演を収録したのがこの映像です。
 「Mariinsky II=第2マリインスキー」と呼ばれるこの瀟洒な劇場が新たな歴史への第1歩を歩き出した記念の夜を彩るのは、ネトレプコやドミンゴなど当代最高の歌手たちと、ロシアの伝統を受け継いだ素晴らしい踊り手たち。そしてヴァレリー・ゲルギエフ。さあ、陶酔の夜へいざないます。
 
102206
(DVD)
\6600
オルフェウス〜9人のダンサーと7人のミュージシャンのためのコレオグラフィ
<音楽>
 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー/イヴァン・タルボット/
 クラウディオ・モンテヴェルディ/クリストフ・ヴィリバルト・グルック/
 フィリップ・グラス/フランチェスコ・デュランテ/
 ジョヴァンニ・フェリス・サンチェス/ジュゼッペ・マリア・ヤッキーニ /
 ウィリアム・バード/ルイス・ボンファ 他
ドミニク・エルヴィユ(コレオグラフィ)/
ジョゼ・モンタルヴォ(コレオグラフィ)/
マリー=ピエール・ブスケ(プロダクション)/
デニス・カロッツィ(リアリゼーション)/
ジョセ・モンタルヴォ(情景、ヴィデオ・デザイン)/
ドミニク・エルヴィユ(衣装)

108124
(BD)
\6600
2010年 国立シャイヨー劇場 ライヴ収録/収録時間:78分/音声:<DVD>ステレオ2.0 <BD>ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 当代最高のコレオグラフィであるドミニク・エルヴィユとジョゼ・モンタルヴォによる陶酔の世界にご招待いたします。
 題材はギリシャ神話に登場するオルフェウスの物語。トラキア王オイアグロスと、音楽の神のひとりカリオペの間に生まれた子(父はアポロンであったとも言われる)で、幼い頃から楽才を示し、彼の演奏する竪琴は全てを鎮める力を持っていました。彼の恋人がエウリディーチェであり、そのエウリディーチェが死んでしまったときの冥界での物語も良く知られています。
 この舞台では、そんなオルフェウスを取り巻く数多くの神話から得たインスピレーションを、9人のダンサーと7人の音楽家たちが表現します。
 使われている音楽も多彩で、ルネサンス期のメロディからヒップホップまでと目もくらむばかり。映像技術も最大に駆使し、竹馬に乗る人を含めた躍動的な動きから、ストップモーションによる鮮やかな動き、ブレイクダンスまで豪華絢爛そのものです。この魅惑的な作品、ぜひ体験してみてください。
 
100065
(DVD)
\6600
ヘンデル:歌劇「アリオダンテ」
 3幕(英語歌唱) アントニオ・サルヴィ 台本
アリオダンテ…アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)/
ジネブラ…ジョーン・ロジャース(ソプラノ)/
スコットランド王…グウィン・ハウエル(バス)/
ポリネッソ…クリストファー・ロブソン(カウンターテナー)/
ダリンダ…レスリー・ギャレット(ソプラノ)/
ルルカーニオ…ポール・ナイロン(テノール)/
オドアルド…マーク・デ・ブロック(テノール)/
イングリッシュ・ナショナル・オペラ合唱団&管弦楽団/
アイヴォー・ボルトン(指揮)/
デヴィッド・オールデン(演出)/
ミヒャエル・キーガン=ドラン(コレオグラフィ)/
イアン・マクニール(デザイン)/
ヴォルフガンク・ゲーベル(照明)/
クリス・ルスマニス(ビデオ・ディレクター)

108126
(BD)
\6600
 1996年 ロンドン イングリッシュ・ナショナル・オペラ ライヴ収録/収録時間:178分/音声:英語歌唱/<DVD>ステレオ2.0 <BD>ステレオ2.0/字幕:独, 仏, 蘭/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>二層50GB 1080i High Definition
 歌劇「アリオダンテ」の舞台は16世紀のスコットランド王宮。この時代は「女性の不貞は死罪」と決められていました。しかし、不貞が告発された場合に、彼女の擁護者と告発者が決闘して、擁護者が勝てば無罪となる」という決まりがあったのです。
 そんな時、スコットランドの王女ジネブラと騎士アリオダンテが婚約、王はアリオダンテを王位継承者として認めるのですが、そこに登場したのがポリネッソ。彼はジネブラに思いを寄せていて、彼女をものにして、王位につきたいと狙っています。さて、ポリネッソはどんな悪巧みをするのでしょうか。
 2005年にバイエルン国立歌劇場が来日した時に選んだ演目が、このオールデンの演出による「アリオダンテ」でした。
 指揮は同じくボルトンで、騎士アリオダンテとジネブラも同じ配役というもので、日本におけるバロック・オペラ・ブームの先鞭を付けた素晴らしい公演だったことはご存知の方も多いのではないでしょうか。
 1996年のイングリッシュ・ナショナル・オペラの公演はこのプロジェクトの初演であり、上演された途端に大評判となったことは間違いありません。音楽は現代オペラに比べてのどかに聞こえますが、実は心理的にも物理的にも残酷で、現代的な問題を孕んでいます。
 
100201
(DVD)
\6600
ヘンリー・パーセル:歌劇「妖精の女王」
 3幕(英語歌唱) シェークスピア「夏の夜の夢」
 原作 100200(PAL)再発売盤
ティターニア…イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)/
オベロン…トーマス・ランドル(テノール)/
パック…サイモン・ライス(ダンス)/
テセウス/ハイメン…リチャード・ヴァン・アラン(バス)/
インドの少年…アルトゥール・パイタ(ダンス)/
死者…マイケル・チャンス(カウンターテナー) 他/
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団/
ニコラス・コック(指揮)/
デイヴィッド・パウントニー(演出)/
クィンニー・サックス(コレオグラフィー・舞台)/
ロバート・イスラエル(装置)/
ドゥニャ・ラミコーヴァ(衣装)/
リック・フィッシャー(照明)

108128
(BD)
\6600
1995年 イングリッシュ・ナショナル・オペラ ライブ収録/収録時間:134分/音声:ドイツ語歌唱/<DVD>ステレオ2.0 <BD>ステレオ2.0/字幕:独, 仏, 西/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 パーセル(1659-1695)の大作オペラ「妖精の女王」の原作はシェークスピアの「夏の夜の夢」。台本作者はエルカーナー・セトルとされており、原作から良いエピソードを抽出した見事な物語となっています。
 この作品は、本来「セミ・オペラ」でありセリフが重要な役割を担いますが(音楽は添え物に近く、ラブ・シーンや超自然現象が起きた時に演奏された)、最近の上演時はセリフをカットし、音楽のみで進められることがほとんどです。
 このバウントニーの演出では、ひたすら魅惑的でカラフルな舞台を楽しむことができます。またダンサーの役割も大きく、妖精パックやインドの少年役のダンサーたちの素晴らしい動きにも注目です。
 登場人物たちの役柄をデフォルメしたかのような歌手たちの歌と踊りも素晴らしく、長いオペラでありながらひと時も退屈することはありません。
 
108147
(BD)
\6600
イリ・キリアンのカーマン 〜
 ボリス・パヴァル・コーネンとイルジ・キリアンによる3編の短編映画

 1.カーマン
  2006年収録 モノクロ
ネーデルランド・ダンス・シアター
<サビーネ・クップファーベルク/
ジョコンダ・バルブト/デヴィッド・クルーゲル/
カレル・フルスカ>/
イリ・キリアン(振付)/
ボリス・パヴァル・コーネン(監督)/
ウォルター・ヴァンデン・エンデ(撮影)/
ハン・オッテン(音楽)/
ステファニー・マリエン(衣装)
 さて、こちらは…おなじみビゼーのカルメンを素材にした「カーマン」です。とは言え、あの往年の名作マシュー・ボーンの「カーマン」とは似ても似つかない作品で、あのようなドロドロした人間臭い舞台を期待してご覧になると、全くの腰くだけでございます。
 物語の舞台は石炭の鉱山。登場人物はおなじみカルメンとドン・ホセ、女たらしのエスカミーリョ、そして心優しいミカエラですが、なぜかオンボロ車でレースが始まり…。
 1930年代の無声映画を彷彿させるモノクロの画面で展開されるシュールな物語。音楽も歪曲され断片的に使われるのみです。牛(車)とカルメンの対決シーンなど、何かを象徴しているのだろうな…・と考えるのも良いでしょうが、何よりこの言葉に表せない世界観を理解していただくには、実際にご覧いただくのが一番です。
 2.沈める寺
  1983年収録 カラー
ジャンヌ・ソラン/カレン・ティムス/
ニルス・クリステ/エリック・マックロウ
イリ・キリアン(振付・セットデザイン・衣装)/
ニコ・デ・ローイ(ピアノ演奏)/
ハンス・フルシャー(監督)
 ドビュッシーの前奏曲第10番「沈める寺」のエピソードは、はもともとブルターニュ地方に伝わる物語が元になっています。善良な王と、彼が溺愛していた美しい娘ダユ。しかしダユは堕落者で世俗的な繁栄が大好きで悪の限りを尽くします。
 そんな彼女の悪行は神の怒りを買い、結局は住んでいた町もろとも波に呑まれてしまいます。その後、海で漁をしていた漁師によって海に沈んでいた寺院が発見されます。その寺院は長い間海の底にあっても、まだ中で人々がミサを行っていたのだとか。キリアンはそんな物語に美しい振付を施しました。
 3.Silent Cries-静かな叫び
  1987年収録 カラー
サビーネ・クップファーベルク(ソリスト)/
イリ・キリアン(ダンス・セットデザイン・衣装)/
ヨ−プ・カボルト(照明)/
ハンス・フルシャー(監督)/
音楽・・・
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)
 ロイヤルコンセルトへボウ管弦楽団
 こちらはネーデルランド・バレエのソリストであるクップファーベルクと、キリアンが踊る舞台です。使われている曲は、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」で、1912年のニジンスキーが施した振付を基に再構築したものです。
 心の内面の葛藤を体で表現しつくした壮絶なダンスです。
収録時間:61分/音声:ステレオ2.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<BD>単層25GB 1080i High Definition DVD・・・102101
 
108149
(BD)
\6600
イリ・キリアン 〜ネーデルランド・ダンス・シアター
 1.スワデブカ(1982年世界初演) 使用曲…ストラヴィンスキー:結婚
   1984年収録
ヨーク・ザイルストラ/ジェラルド・ティブス/
イヴ・ウォルストラム/リー・ウォーレン/
ロスリン・アンダーソン/リック・マクルーグ/
サビーネ・クップファーベルク/レイフ・マシューズ
イリ・キリアン(振付)/
ジョン・マクファーレン(舞台美術・衣裳)/
ジェニファー・ティプトン(照明)/
ハンス・フルシャー(監督)
 2.詩篇交響曲(1978年世界初演) 使用曲…ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
 1983年収録
シェーン・キャロル/ニルス・クリスティ/
アリダ・チェイス/ジェラルド・ティブス/
マーリー・ノーベン、他
イリ・キリアン(振付)/
ウィリアム・カッツ(舞台美術)/
ジョープ・カボード(照明)/
ジョープ・ストコヴィス(衣装)/
フレッド・ボスマン(監督)
 3.トルソ(1975年世界初演) 使用曲…武満徹:テクスチュアズ
 1983年収録
サビーネ・クップファーベルク/リー・ウォーレン
イリ・キリアン(振付)/
ウォルター・ノッベ(舞台美術・衣裳)/
ジョープ・カボード(照明)/
トルビョーン・エーンバル(監督・プロデュース)
収録時間:68分/音声:ステレオ2.0/字幕なし/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<BD>単層25GB 1080i High Definition DVD・・・102115
 1947年プラハに生まれの振付師、イリ(イルジ)・キリアンの1970年代から80年代初期の3作品を収録しました。キリアンは、1967年英国ロイヤル・バレエ学校に入学。1968年ソリストとしてシュツットガルト・バレエに所属。ジョン・クランコに師事しながら振付を開始し、1975年にネザーランド・ダンス・シアターの副芸術監督、1978年には芸術監督に就任。この団体の発展に深く寄与した人です。
 彼の作品はしばしば謎めいていて、観る人に判断をゆだねる部分も多く、それこそが強い魅力であることは間違いありません。
 ストラヴィンスキーによる2作品は、合理的かつ躍動的な肉体の動きをまざまざと見せつけるもの。つくづく「ストラヴィンスキーの音楽は踊りに適しているんだな」と感じさせてくれます。
 「結婚」でのロシアの伝統的なセレモニーを模した動き、詩篇交響曲での控えめでありながら、強さ溢れる動きは、音楽と完全に溶け合い、強い感動を与えてくれるものです。
 一方、武満の音楽による「トルソ」も素晴らしいの一言。こちらは静止している体の美しさに思いが至ることでしょう。神秘的なコスチューム、計算し尽くされた照明、これらも、極限まで鍛え抜かれた肉体に彩りを添えています。
 
108154
(BD)
\6600
アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターの夕べ
 1.DIVINING-占い
  ジュディス・ジャミソン(コレオグラフィ)
 <音楽>キマティ・ディニズール/モンティ・エッリソン
 2.REVELATIONS-暴露
 アルヴィン・アイリー(コレオグラフィ)
 <音楽>ゴスペル&スピリチュアル
 3.THE STACK-UP-堆積
 ティレー・ベアッティ(コレオグラフィ)
  <音楽>
  Faces - Earth, Wind & Fire/Rockin'It-FEARLESS FOUR/
  Aubrey-ディヴィッド・ゲイツ&グローヴァー・ワシントン・JNR/
  Get Up And Dance-アルフォンゼ・ムーゾン
 4.CRY-叫び
  アルヴィン・アイリー(コレオグラフィ)
  <音楽>
    Something About John Coltrane-アリス・コルトレーン/
    Been On A Train-ローラ・ナイロ/
    Right On, Be Free-チュック・グリフィン
収録時間:108分/音声:ステレオ2.0/字幕:独, 仏, にsい/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<BD>単層25GB 1080i High Definition
 1931年にテキサス州で生まれたアルヴィン・エイリーは、ロサンゼルスの高校に在学中、レスター・ホートン舞踊団に入団し、1953年、ホートンの死去に伴い同団の芸術監督になりました。しかしその翌年にニューヨークに移住し、プロードウェイ・ミュージカルのダンサーとして活躍。ここでモダン・ダンスとクラシック・バレエ、舞踊創作を学びます。
 1958年にニューヨークでアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターを開設、「ブルース組曲」「リベレーションズ」などの鮮烈な作品を発表します。その傍ら、舞台と映画で俳優として活躍し、後進の指導にも尽力をしています。
 現在ではニューヨークで最もエキサイティングなパフォーマンスを提供する団体として評価が高く、併設されたスクールで学びたいと願うダンサーの卵たちも数多く存在します。
 この映像はアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターの現在の姿を余すことなく伝えるものであり、各々の短編には現代社会が孕む問題を絡めながら、残酷さと優美さを混在させた素晴らしい振付が施され、ダンサーたちが美しい肢体を躍らせるのです。
  
102208
(DVD)
\4100
ヨハン・シュトラウス・ガラ 〜ポルカ、ワルツとオペレッタの夕べ
 1.「ジプシー男爵」〜入場行進曲 /
 2.ポルカ「突進」(ポルカ・シュネル)Op.348/
 3.ワルツ「ウィーン気質」Op.354/
 4.ポルカ・マズルカ「町と田舎」 Op.322/
 5.ポルカ「さあ、行こう」 (ポルカ・シュネル)Op.383/
 6.「トリッチ・トラッチ・ポルカ」Op.214/
 7-8.「こうもり」序曲 / 「こうもり」〜チャルダーシュ/
 9.ローレライ、ラインの調べ Op.154/
 10.お好みアンネン・ポルカOp.137/
 11.シュペール・ギャロップOp.42/
 12.ポルカ「クラップフェンの森で」(ポルカ・フランセーズ)Op.336/
 13.ワルツ「ウィーンのボンボン」Op.307/
 14.「ジプシー男爵」〜「われわれに頼る人は」/
 15.ポルカ「雷鳴と電光」Op.324/
 16.「ヴェネツィアの一夜」〜ゴンドラの歌/
 17.「ウィーン気質」〜二重唱/
 18.ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314/
 19.ラデツキー行進曲Op.228 《100025 再発売盤》
アンドレア・ロスト(S)/
ホセ・カレーラス(T)/
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
ズービン・メータ(指揮)

108174
(BD)
\6600
1999年5月29日 ウィーン、ヘルデンプラッツ ライヴ収録/収録時間:90分/音声:ステレオ2.0 /字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>単層25GB 1080i High Definition
 19世紀のウィーンを熱狂させたシュトラウス・ファミリーのワルツやポルカ、ギャロップは、21世紀の今でも、依然として人気が衰えることなく世界中で愛されているのはご存知の通りです。
 この映像は1999年5月、ウィーン・ヘルデンプラッツ(英雄広場)における、メータ指揮ウィーン・フィル野外公園のライヴで、ニューイヤーよりもリラックスした、普段着のウィーン・フィルのウインナ・ワルツが堪能できる素敵な映像です。
 スペインを代表するテノール、ホセ・カレーラスと当時新進気鋭のソプラノとして注目を浴びていたロストの二重唱もあり、メータの指揮するこの甘く魅惑的な音楽は、8000人の聴衆を興奮と熱狂の渦に巻き込んだのです。もちろんコンサートをしめくくるのは「ラデツキー行進曲」です!
 

107548
(DVD 8枚+CD2枚)
\7400
ヘンデル・フェスティヴァル:コレクション
 ①歌劇「アドメート」(イタリア語歌唱)(2DVD+2CD)…100703
  2006年 ドイツ、ハレ歌劇場(ハレ・ヘンデル音楽祭) ライヴ収録
アドメート…マティーアス・レクスロート/
アルチェステ…ロメリア・リヒテンシュタイン/
アンティゴナ…メヒティルト・バッハ/
トラシメーデ…ティム・ミード/
エルコレ…ライムント・ノルテ/
オリンド…メラーニエ・ヒルシュ/
マラスペ…ゲルト・フォーゲル/
ヘンデル音楽祭管弦楽団(古楽器使用)/
ハワード・アーマン(指揮)/
アクセル・ケーラー演出
 【「アドメート」は、ヘンデルが次々に傑作を発表した第1次王立アカデミー時代の最後の作品です。このオペラは現代ではなぜかほとんど上演されませんが、18世紀には人気作でした。
 物語はバロック・オペラの定番の一つ「アルチェステ」で、病気のアドメート王を救うために、王妃アルチェステは自らの命を賭けて死神の心を動かし、王の命を助ける、というもの。しかし、ヘンデルのオペラでは、アドメート王は第2幕の初めでエルコーレ(ヘラクレス)に助けられてしまい、後半は王のかつての婚約者アンティゴナを交えた三角関係に発展し、二人のソプラノが張り合います。
 グルックはこのオペラを批判し、自らの理想を追求した「アルチェステ(アルセスト)」(Arthaus 101251)を書いているので、聴き比べも一興です。作曲者の生地ハレにおける上演は、作品の真価を現代に蘇らせるものです。】
 ②歌劇「テゼオ」(イタリア語歌唱)…100709
  2004年7月8-11日 ドイツ、ポツダム、新宮殿劇場 ライヴ収録
テゼオ…ヤツェク・ラスチコフスキ/
アギレア…シャロン・ロストルフ=ザミール/
エゲオ…マルティン・ヴェルフェル/
メデア…マリア・リッカルダ・ヴェッセリング/
クリツィア…ミリアム・マイヤー/
アルカーネ…トーマス・ディーストラー/
ラウテン・カンパニー・ベルリン(古楽器使用)/
ヴォルフガング・カッチュナー(指揮)/
ハレ=ヴィッテンベルク・マルティン・ルター大学音楽教育学部のヴォーカリストたち/
アクセル・ケーラー(演出)
 【「リナルド」「忠実な羊飼い」と並ぶ、ロンドンでの活動初期に上演されたヘンデルのオペラ。2003年の「ヘンデル・フェスティヴァル」でオープニング上演されるなど、ここ数年でドイツを中心に評価が復活しています。古代ギリシャという物語の舞台にあった演出が特徴です。ソプラニスタほどの高い声を持つカウンター・テノールのラスチコフスキはじめ、歌手陣も艶のある声で充実しています。】
 ③歌劇「タメルラーノ」(イタリア語歌唱)(2DVD)…100703
  2001年6月 第50回ハレ・ヘンデル音楽祭
   (ドイツ、バート・ラウフシュテット、ゲーテ劇場) ライヴ収録
タメルラーノ…モニカ・バチェッリ/
バヤゼット…トーマス・ランドル/
アンドロニーコ…グラハム・プシー/
イレーネ…アンナ・ボニタティブス/
アステリア…エリザベート・ノルベルク=シュルツ/
レオーネ…アントニオ・アベーテ/
イングリッシュ・コンソート/
トレヴァー・ピノック(指揮)/
ジョナサン・ミラー(演出)
 【なかなか上演される機会のないヘンデルのオペラだけに、ピノック他の一流演奏家で聴けるのは最高の喜び。しかもリハーサル、ドキュメンタリー、インタビューなど贅沢すぎる特典映像が付き、ヘンデル・ファン、バロック・オペラ・ファンは何があっても手に入れたいセットになりました。ヘンデルのオペラ上演史とも言える貴重な映像や、作品の本質に迫るインタビューなど、豪華すぎる内容です。】
 ④バロックスター(ドイツ語&英語)…101375
  ウルリッヒ・メイジーズによるドキュメンタリー映像
ハワード・アルマン(指揮者)/
アラン・カーティス(指揮者)/
クリストファー・ホグウッド(指揮者)/
アンドレア・マルコン(ヴァイオリニスト)/
サンドリーヌ・ピオー(S)/
トレヴァー・ピノック(指揮者)/
クリスティーネ・シェーファー(S) 他/
ドナルド・バロウズ(ヘンデル研究家)/
ベルリン古楽アカデミー/
ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団/
イル・コンプレッソ・バロッコ/
イングリッシュ・コンサート
 【ヘンデルこそ、作曲家として初のスーパースター!伝記が出版され、写真ができる以前に最も多くの肖像画が描かれた偉大なる作曲家ヘンデルの輝かしい生涯の物語を音楽と映像で綴る200年に収録された1ドキュメンタリーです。
 ハレで生まれたヘンデルは、素晴らしい音楽的才能を持っていましたが、厳格な父親によって音楽の道へ進むことを反対されました。しかし当時の領主が彼の才能を伸ばすように提案、最初はオルガニストとして、そして偉大なるオペラ作曲家へと経歴を積んでいきます。彼の公演を聴いて感激したメディチ家の子息に招待されたヘンデルは、1706年にイタリアに行き、恋愛関係も含めた華々しい活躍をするのです。
 その後、1712年にイギリスへ行き1727年には正式に帰化、そこで生涯を終えるのです。このドキュメンタリーは、そんなヘンデルの生涯を、現代の演奏家たちの生の声を交えながら丁寧に描いていきます。結局、ヘンデルは故郷に帰ることはありませんでしたが、今でも生地ハレでは、夏に盛大なヘンデル祭りが催されています。川辺では花火が打ち上げられ、町はヘンデル一色に染まる・・・。そんな場面でこの映像は幕を閉じます。豪華な鬘の下で、彼が何を想い、何を夢見ていたのか。テレビもラジオもない時代、貴族や民衆は何を楽しみにしていたのか。そんな事をふと思う素晴らしい映像です。
 ボーナス映像は5つのショートインタヴューを収録。研究家や演奏家が様々な視点から、当時のオルガンや、ヘンデルの両親の結婚生活を語ります。】
収録時間:①196分+②166分+③323分(本編190分+ボーナス133分)+④78分(ドキュメンタリー60分+ボーナス18分)/音声:①②ステレオ2.0/DD 5.1/DTS5.1 ③ステレオ2.0/DD 2.0/DTS5.1 ④ステレオ2.0/DD 5.1/字幕:①伊,英,独.仏,西/③英,仏,西,日/②伊,英,仏,西,日/④伊,仏/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク×6 <CD>2枚
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)は音楽史の中において、数多くの作品を残した作曲家です。
 42のオペラ、25のオラトリオを筆頭にカンタータ、管弦楽曲、鍵盤のための作品、無数の室内楽、そして宗教曲など、その全容は計り知れないほどです。
 ARTHAUSレーベルでは「ヘンデル・フェスティヴァル・コレクション」と名づけたBOXを企画し、3つの歌劇作品とヘンデルの生涯を辿るドキュメンタリー映像「バロックスター」を併せて発売します。
 これを機会にヘンデルの素晴らしい世界に触れてみませんか?
 

107539
(7DVD)
\19100
リヒャルト・シュトラウスBOX
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  ①サロメ…2007年 ミラノ・スカラ座
   イリス・ヴァーミリオン/ナージャ・ミカエル/
   ファルク・シュトルックマン/ペーター・ブロンダー/
   ダニエル・ハーディング/ルック・ボンディ
  ②エレクトラ…1989年 ウィーン国立歌劇場
   チェリル・シュトゥーダー/ブリギッテ・ファスベンダー/
   エヴァ・マルトン/フランツ・グルントヘーバー/
   ジェームス・キング/クラウディオ・アバド/ハリー・クプファー
  ③ばらの騎士…1979年 バイエルン国立歌劇場
   グィネス・ジョーンズ/ブリギッテ・ファスベンダー/
   ルチア・ポゥプ/フランシスコ・アライサ/
   カルロス・クライバー/オットー・シェンク
  ④ナクソス島のアリアドネ…1965年 ザルツブルク音楽祭
   セナ・ユリナッチ/ヒルデガルト・ヒレブレヒト/
   レリ・グリスト/ジェス・トーマス/カール・ベーム/ギュンター・レンネルト
  ⑤影のない女…1992年 愛知芸術劇場
   ペーター・ザイフェルト/ルアナ・デヴォル/アラン・タイタス/
   ジャニス・マルティン/マリアナ・リポヴシェク/ヴォルフガンク・サヴァリッシュ/市川猿之助
  ⑥ダナエの愛…2011年 ベルリン・ドイツ劇場
   マヌエラ・ウール/マルク・デラヴァン/マティアス・クリンク/
   アンドリュー・リットン/キルステン・ハルムス
  ⑦カプリッチョ…2004年 パリ・ナショナルオペラ
   ルネ・フレミング/ライナー・トロスト/フランツ・ハヴラータ/
   アンネ・ゾフィー・フォン・オッター/ウルフ・シルマー/ロバート・カーセン
 2014年に生誕150周年を迎えるリヒャルト・シュトラウス。後期ロマン派を代表する音楽家であり、また数々の交響詩や歌劇の斬新な作風は、当時の音楽界に大きな衝撃を与えたものでした。
 このBOXには、そんなシュトラウスの7つの歌劇映像が収録されています。収録年代も幅広く、古いものでは、カール・ベームの伝説的な「ナクソス島のアリアドネ」から、新しいものは2011年の「ダナエの愛」とほぼ50年に渡り、歌劇演出の変遷も感じることができる画期的なセットとなっています。
 「影のない女」での市川猿之助の刺激的な演出も、後世に残るべき伝説を創り上げたものです。
シュトラウスの歌劇は、他にもいくつかありますが、衝撃度で言えば「サロメ」「エレクトラ」が頂点であり、それ以降は編成も和声も親密なものになり、「ばらの騎士」や「影のない女」では明らかにモーツァルトへの回帰も見られます。
 また彼の歌劇の特徴の一つとして、女性の感情表現の巧みさも挙げられるでしょう。
 名台本作フーゴ・フォン・ホフマンスタールやシュテファン・ツヴァイックとの共同作業によって生み出されたヒロインたちは、どことなくシュトラウスの妻であったパウリーネの面影も抱きながら、その個性を発揮しています。
 興味深い作品が詰まったこのスペシャル・エディション。どうぞお手元に!
 収録時間:1000分以上/音声:①ステレオ2.0/DD 5.0 字幕:英, 仏, 西, 伊, 韓 画面:16:9/②ステレオ2.0 字幕:英, 仏, 西, 伊 画面:4:3/③ステレオ2.0/DD 5.1/DTS5.1 字幕:英, 仏, 西, 中 画面:4:3/④PCMモノラル 画面:4:3/⑤ステレオ2.0/DD 5.1/DTS5.1字幕:英, 仏, 西, 伊 画面:4:3/⑥ステレオ2.0/DD 5.0 字幕:英, 仏, 西, 伊, 韓 画面:16:9/⑦ステレオ2.0/DD 5.0/DTS5.0 字幕:英, 仏, 西, 伊 画面:16:9 REGION All(Code:0)

BEL AIR(映像)



BAC 408
(Blu-ray)
\5200→\4690
指揮はなんとミンコフスキ!!5人だけの密室劇「トロヴァトーレ」
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
  ボーナス:チェルニャコフへのインタビュー
ミーシャ・ディディク(T マンリーコ)
マリーナ・ポプラフスカヤ(S レオノーラ)
スコット・ヘンドリックス(Br ルーナ伯爵)
シルヴィー・ブリュネ=グルッポーソ
 (Ms アズチェーナ)
ジョヴァンニ・フルラネット(Bs フェランド)
マルク・ミンコフスキ(指揮)
モネ交響楽団,モネ合唱団


BAC 108
(DVD)
\4400→\3990
 稀代の鬼才チェルニャコフがまたもやっちゃいました!5人だけの密室劇「トロヴァトーレ」なんて!!指揮はなんとミンコフスキ!!

 ディミトリ・チェルニャコフ(演出,装置,衣装)、エレナ・ザイチェヴァ(衣装)、グレブ・フィリシチンスキー(照明)
 収録:2012 年6 月、ブリュッセル
 (Blu-ray)リージョン:All、HD 16:9、143分+15分、2.0 PCM / 5.1 DTS HD Master Audio、字幕:英仏蘭独(ボーナス映像:英仏)
 (DVD)リージョン:All、NTSC 16:9、143分+15分、2.0 PCM / 5.1 Dolby Digital、字幕:英仏蘭独(ボーナス映像:英仏)

 前代未聞の「トロヴァトーレ」が登場!大鬼才ディミトリ・チェルニャコフの演出、我らが時代の大指揮者マルク・ミンコフスキが組んだモネ劇場での「トロヴァトーレ」は、誰も考えつかなかった刺激的な舞台になっています!!
 チェルニャコフによる設定はこんな具合。とある事件から1 年後、アズチェーナは真相を明らかにすべくマンリーコ、ルーナ伯爵、レオノーラを呼び寄せる。密室の中、フェランドの指示で四人は渋々再現プレイを始める。すると各人から隠されていた事実が次々と判明し、やがて激しく感情をぶつけ合っていく…。おそらく言葉で説明しても何が面白いのか伝わらないでしょう。また普通の「トロヴァトーレ」のつもりで見始めてもしばらくは状況が分からず混乱するでしょう。しかしチェルニャコフの仕掛けが効いてくると、密室劇特有の張り詰めた緊張感が手に汗握る興奮へと変わっていき、そしてあの「トロヴァトーレ」の幕切れが素晴らしい効果を発揮するようになります。これはまさにチェルニャコフ・マジック。合唱も脇役も舞台には出て来ず、たとえばイネスのパートはアズチェーナが歌うなど、すべてにおいて普通じゃありません。
 非常に実験的な上演ですが、歌手はたいへん優れています。レオノーラは、今や人気のプリマドンナ、マリーナ・ポプラフスカヤ。モスクワ生まれながら、すっかり欧米の大劇場の華となっているポプラフスカヤは、モネ劇場でも大喝采を浴びています。マンリーコは、ウクライナのテノール、ミーシャ・ディディク。ウクライナ、ロシアで活躍した後、1998 年にフィンランド国立歌劇場でのドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」で西側にデビュー。以来ロシアオペラ、イタリアオペラ両面で活躍、2009 年10 月にはウィーン国立歌劇場に、2012 年2 月にはメトロポリタン歌劇場に初出演しています。東欧風の太めで力強い声の持ち主。ルーナ伯爵のスコット・ヘンドリックスは、米国、テキサス州、サン・アントニオ生まれのバリトン。ドイツと米国の劇場を中心にイタリアオペラのバリトンとして活躍しています。アズチェーナのシルヴィー・ブリュネ=グルッポーソは、シチリア系フランス人(父がシチリア人、母がフランス人)のメッゾソプラノ。フランス各地でたいへんに活躍しており、ミンコフスキとの共演も多々。フェランドのジョヴァンニ・フルラネットがいい味の老け役を演じています。
 指揮はなんとマルク・ミンコフスキ。演出が普通でないので音楽がだいぶ難しくなっているはずなところが、ミンコフスキの明快で弾力のある音楽が大いに力になっています。さすが古楽畑出身のミンコフスキ、通常の「トロヴァトーレ」の上演では端折られたり改編される箇所も楽譜通り演奏してヴェルディ本来の意図を果たしています。
 大人気オペラ「トロヴァトーレ」でさえ既成概念を崩してしまうチェルニャコフ、まさに稀代の鬼才です。日本では絶対に見られないような舞台ですから、鮮明映像でじっくりお楽しみください!
 

BAC 413
(Blu-ray)
\5200
ボリショイ・バレエ最新盤
 充実の舞台「マルコ・スパダ」!

 ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール(1782-1871):
  「マルコ・スパダあるいは盗賊の娘」(3幕のバレエ)
   ボーナス:
   マルコ・スパダ、ボリショイ劇場のフランス・バレエ
マルコ・スパダ:デヴィッド・ホールバーグ
スパダの娘 アンジェラ:エフゲーニャ・オブラスツォーワ
ローマ知事の娘 サンピエトリ:オリガ・スミルノワ
フェデリッチ公爵:セミョーン・チュージン
ペピネッリ伯爵:イーゴリ・ツヴィルコ
ローマ知事/ オサリオ王子:アンドレイ・シトニコフ
修道士ボロッメオ:アレクセイ・ロバレービッチ
花嫁:アナスタシア・スタシュケヴィチ
花婿:ヴァチェスラフ・ロバーティン
ボイリショイ・バレエ、ボリショイ劇場管弦楽団
振付・舞台美術・衣装:ピエール・ラコット、
指揮:アレクセイ・ボゴラート

BAC 113
(DVD)
\4400
 ボリショイ・バレエ最新盤、オブラスツォーワら、最高のメンバーによる充実の舞台「マルコ・スパダ」!

 (Blu-ray)126 min. (本編)25分、(ボーナス)1080i HD, 16/9,PCM Stereo,DTS Master Audio 5.1、リージョン:All
 (DVD)126 min. (本編)25分、(ボーナス)NTSC, 16/9,PCM2.0,Dolby Digital 5.1、リージョン:All

 世界の頂点のバレエ団のひとつ、ボリショイ・バレエ団の、珍しい演目が映像化されました!
 オーベールが作曲した「マルコ・スパダ」は、1857 年、パリ・オペラ座で初演されました。その後、フランス人振付家ピエール・ラコット(b.1932) が、1981 年にリメイクした版がローマ歌劇場でヌレエフによって演じられています。近年、ラコットが、ボリショイ劇場のためにさらにリメイクを施したものがこの映像です。
 技術的にも物語の面でも非常にユニークな作品で、跳躍も多い非常に難易度の高い振り付け。ストーリーは、盗賊マルコ・スパダとその娘アンジェラ、そして彼らをとりまく人々が織りなす物語。最後はマルコ・スパダは銃に倒れますが、娘は愛する人と結ばれる、という内容です。マルコを含む5 人のプリンシパルが登場し、場面の変化に富み、バレエ団の群舞チームもほぼ全員が参加するという非常に大掛かりな舞台。さらに、動物までもが登場します。アメリカ人ソリスト、デヴィッド・ホールバーグの見事な身のこなし、オブラスツォーワの可憐な娘役が見事なのはもちろんのこと、ボリショイ・バレエ団の群舞のレヴェルの高さにも注目の舞台です。

C MAJOR(映像)

71 9804
(5Blu-ray)
\12000
ベルカント・ダモーレ〜イタリア・オペラ作品集
 ヴェルディ:アイーダ(135 分/ 英、独、仏、西)
   タチアナ・セルジャン(S)、ルーベンス・ペリッツァーリ(T)、イアノ・タマール(Ms)、
   イアン・パターソン(Br)、他 カルロ・リッツィ(指揮)ウィーン交響楽団、他
   演出:グレアム・ヴィック/収録:2009 年7月22,24日
 プッチーニ:蝶々夫人(137 分/ 英、独、仏、西、中、韓)
   ラッファエッラ・アンジェレッティ(S)、マッシミリアーノ・ピサピア(T)、アンヌンツィアータ・ヴェストリ(Ms)、
   クラウディオ・スグーラ(Br)、他 ダニエレ・カッレガーリ(指揮)マルケ地方財団管弦楽団、他
   演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ/収録:2009 年8月
 プッチーニ:トゥーランドット(120 分/ 英、独、仏、西)
   マリア・グレギーナ(S)、マルコ・ベルティ(T)、アレクシア・ヴォウルガリドウ(S)、
   アレクサンドル・ツィムバリュク(Bs)、他 ズービン・メータ(指揮)ヴァレンシア州立管弦楽団
   演出:チェン・カイコー/収録:2008年5月,ヴァレンシア
 ヴェルディ:トラヴィアータ(133 分/ 英、独、仏、西、中、韓、日)
   スヴェトラ・ヴァシレヴァ(S)、マッシモ・ジョルダーノ(T)、ウラディーミル・ストヤノフ(Br)、
   ダニエラ・ピーニ(Ms)、他 ユーリ・テミルカーノフ(指揮)パルマ・レージョ劇場管弦楽団
   演出:カール=エルンスト&ウルゼル・ヘルマン/収録:2007年10月9、13、15日、パルマ
 ヴェルディ:リゴレット(131 分/ 英、独、仏、西、中、韓、日)
   レオ・ヌッチ(Br)、ニーノ・マチャイーゼ(S)、フランチェスコ・デムーロ(T)、マルコ・スポッティ(Bs)、
   ステファニー・イラーニ(Ms)、他 マッシモ・ザネッティ(指揮)パルマ・レージョ劇場管弦楽団
   演出:ステファノ・ヴィジオーリ/収録:2008 年10月16、20、22日、パルマ
 ボーナス:
  「トラヴィアータ」「リゴレット」作品紹介及び「トゥーランドット」のメイキング映像
71 9708
(5DVD)
\12000
 イタリア・オペラの醍醐味を1 セットに収録! 

 (5Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1
 (5DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1

 このDVD とブルーレイBOX には、最も有名なイタリア・オペラ、アイーダ、蝶々夫人、トゥーランドット、トラヴィアータ、リゴレットの5 作品が収録されています。いずれの作品もイタリア・オペラの醍醐味を感じさせるもので、歌唱陣もリゴレットを歌うレオ・ヌッチは、この役を演じたら右に出るものがいない当たり役。トゥーランドットを歌うのはパワフルで豊潤な声が魅力のマリア・グレギーナと充実のキャスト。さらに指揮者もズービン・メータ、ユーリ・テミルカーノフなど大変豪華。これ1 セットで生粋イタリア・オペラを高水準の演奏で十分に堪能できます。
 


71 9604
(Blu-ray)
\5800→\5390
サン・カルロ劇場
ビゼー若き日の傑作「真珠採り」に久々の映像!

 ビゼー:「真珠採り」
パトリツィア・チョーフィ(S レイラ)
ディミトリ・コルチャク(T ナディール)
ダリオ・ソラーリ(Br ズルガ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs ヌーラバド)
ガブリエーレ・フェッロ(指揮)
サン・カルロ劇場管弦楽団,合唱団,バレエ団
ファビオ・スパルヴォリ(演出)、
ジョルジョ・リケッリ(装置)、
アレッサンドラ・トレッラ(衣装)
ヴィンチョ・ケーリ(照明)、
アンナリタ・パスクッリ(振付)、
アレッサンドラ・パンツァヴォルタ(バレエ監督)


71 9508
(DVD)
\5200→\4790
 ビゼー若き日の傑作「真珠採り」に久々の映像!チョーフィ、コルチャク、ソラーリに、巨匠フェッロの指揮、名門ナポリのサン・カルロ劇場の底力を見せつける上演!!

 収録:2012 年10 月23、25 日、ナポリ
 (Blu-ray)リージョン:Alll、HD 16:9、118 分、DTS-HD MA 5.1 /PCM 2.0、字幕:仏英独西中韓
 (DVD)リージョン:Alll、NTSC 16:9、118 分、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:仏英独西中韓

 ビゼーのオペラといえば御存知「カルメン」ばかりが有名ですが、その次に人気があるのが「真珠採り」。1863 年9 月、ビゼーが24 歳の時に初演されました。セイロン島を舞台にしたエキゾティズムに満ちた作品で、中でも第1 幕のナディールのロマンス「今でもまだ聞こえるような気がする(耳に残るは君の歌声)」はテノールの人気アリア。これはまたコンチネンタル・タンゴ名曲「真珠採りのタンゴ」としても親しまれています。これ以外にも全編に渡って若きビゼーの旋律美が堪能できる魅力たっぷりの傑作です。録音は結構あるものの、映像が乏しいのが残念でした。
 今回、2012 年10 月、ナポリの名門サン・カルロ劇場で上演された「真珠採り」の鮮明映像が登場。
 ヒロインのレイラのパトリツィア・チョーフィは日本でもすっかりお馴染みのプリマドンナ。2014 年7 月のリヨン歌劇場来日公演でのオッフェンバック「ホフマン物語」でヒロイン4 役を一人で歌いきり大絶賛されたのはまだ記憶に新しいところです。フランスオペラも得意とするチョーフィらしい繊細な美感の歌がここでも存分に力を発揮しています。
 ナディールのディミトリ・コルチャクは1979 年、モスクワ生まれのテノール。イタリアでロッシーニ・テノールとしてブレイクした人なので柔らかい美声な上に高音にも滅法強く、ナディールにはピッタリ。
 ズルガのダリオ・ソラーリは、1976 年、ウルグアイのモンテヴィデオ生まれのバリトン。若手のヴェルディ・バリトンとして近年メキメキ頭角を現しており、ことに「マクベス」のタイトルロールで評判を取っています。
 指揮はイタリアの大ベテラン、ガブリエーレ・フェッロ。2014 年2 月、東京二期会のヴェルディ「ドン・カルロ」で素晴らしい指揮を見せてくれた巨匠。貫禄の音楽を聞かせてくれます。
 演出のファビオ・スパルヴォリは、1980 年代にミラノのピッコロ劇場でジョルジョ・ストレーレルの助手を務めた人物で、現在はイタリア各地の劇場で活躍しています。このサン・カルロ劇場での「真珠採り」の舞台は、概ね伝統的な舞台作りに基づき、そこに砂に埋もれかかっている巨大な仏像の頭部や、枝葉のない大木を舞台に据えてアクセントを入れています。
 なお「真珠採り」には、ビゼーの死後、再演の際に改変されて一般に広まった楽譜(慣用版)と、初演時の楽譜を復元した楽譜(復元版)と、二種類の楽譜がありますが、このナポリでの上演では慣用版が用いられています。第1 幕のナディールとズルガの二重唱、第3 幕の後半の多くの部分が復元版とは異なっています。
 

トゥット・ヴェルディを完成させたC major レーベルより
ヴェルディの珠玉オペラ・アリアと合唱曲を集めた映像商品がバジェットプライスで発売!

 ヴェルディ生誕200 年を記念した大企画「トゥット・ヴェルディ」。ヴェルディの名作の数々から選りすぐったオペラ・アリア20 曲と合唱曲22 曲を、DVD とBlu-ray の映像付きで発売いたします。
 高水準な舞台映像を、高画質・高音質で収録し評判となったトゥット・ヴェルディ企画だからこそ実現できた映像集。
 レオ・ヌッチ、ダニエラ・デッシ、ディミトラ・テオドッシュウなど一流の歌手たちによる歌唱を存分に楽しめる1 枚となっております。

71 8604
(Blu-ray)
\2100
ベスト・オブ・ヴェルディ・オペラ・アリア集
 オペラ「椿姫」
  1. 不思議だわ!〜ああ、そはかの人か〜花から花へ/
  2. 燃える心を/3. プロヴァンスの海と陸
 オペラ「リゴレット」
  4. あれかこれか/5. 慕わしき人の名は/6. 悪魔め鬼め/7. 女心の歌
 オペラ「ドン・カルロ」
  8. フォンテーヌブロー!〜彼女を見て、その微笑に
  9. ああ、もう二度と王妃様にお会いすることもないでしょう!〜むごい運命よ
 オペラ「アイーダ」
  10. もしその戦士が私であったなら〜清きアイーダ
  11. 勝ちて帰れ〜父よ、恋人よ、神聖なる名前!
 オペラ「ルイザ・ミラー」
  12. 静かな夕べに星空を見ていたとき
 オペラ「イル・トロヴァトーレ」
  13. 炎は燃えて
  14. ああ!美しい人〜清らかな神秘の音の波が〜見よ、恐ろしい炎を
 オペラ「シチリア島の夕べの祈り」
  15. ありがとう、愛する知よ
 オペラ「仮面舞踏会」
  16. 永久に君を失えば
 オペラ「運命の力」
  17. 神よ平和を与えたまえ
  18. 人生は不幸な者にとって地獄だ〜おお、天使の胸に抱かれるあなたは
 オペラ「オテロ」
  19. 泣きぬれて、野の果てにはただひとり〜み恵み溢るる聖母マリアよ
  20. 私を恐れることはない
レオ・ヌッチ(バリトン)
ニーノ・マチャイーゼ(ソプラノ)
ダニエラ・デッシ(ソプラノ)
マルセロ・アルバレス(テノール)
フランチェスコ・メーリ(テノール)
ディミトラ・テオドッシュウ(ソプラノ)、他
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)、他
パルマ・レッジョ劇場管弦楽団、他
71 8508
(DVD)
\2100
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA 5.1、PCM ステレオ、字幕:英独仏西中韓日、原語:イタリア語、110分
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS-HD 5.1、PCM ステレオ、字幕:英独仏西中韓日、原語:イタリア語、110分 

71 8804
(Blu-ray)
\2100
ベスト・オブ・ヴェルディ・オペラ合唱曲集
 オペラ「ナブッコ」
  1. 祭りの晴れ着がもみくちゃに/2. 行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って
 オペラ「十字軍のロンバルディア人」
  3. エルサレム! エルサレム!/4. おお、主よ、生まれ故郷の家から
 オペラ「エルナーニ」
  5. 歓喜の声を上げよう!/6. カスティッリャの獅子が目覚めんことを
 オペラ「二人のフォスカリ」
  7. 静寂と
 オペラ「アッティラ」
  8. 怒号と掠奪と
 オペラ「マクベス」
  9. さかりのついた雌猫が/10. 虐げられた祖国よ!
 オペラ「群盗」
  11. 略奪、暴行、放火、殺人
 オペラ「レニャーノの戦い」
  12. イタリア万歳!
 オペラ「リゴレット」
  13. 静かに、静かに、復讐を始めるぞ
 オペラ「イル・トロヴァトーレ」
  14. 見てみろ!夜の帳は明けて/15. 鳴れ、響け、進軍ラッパよ
 オペラ「椿姫」
  16. 私達は、遠い所からきたジプシーの女たちです
 オペラ「運命の力」
  17. 天使の中の聖処女よ/18. 同僚、止まろう
 オペラ「ドン・カルロ」
  19. ここに喜びの日が現れる
 オペラ「アイーダ」
  20. 栄光あれ! われらのエジプトに栄光あれ
 オペラ「オテロ」
  21. 喜びの炎よ
 オペラ「ファルスタッフ」
  22. 世の中はすべて冗談だ
ニコラ・ルイゾッティ(指揮)
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
ボリス・ブロット(指揮)、他
ナポリ・サン・カルロ劇場管弦楽団
パルマ・レッジョ劇場管弦楽団、他
71 8708
(DVD)
\2100
 (Blu-ray)画面:16:9 hd、音声:DTS-HD MA 5.1、PCM ステレオ、字幕:英独仏西中韓日、90分
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS-HD 5.1、PCM ステレオ、字幕:英独仏西中韓日、90分
 


71 9404
(Blu-ray)
\5800→\5390
2014年ザルツブルク音楽祭目玉プログラム!
 クプファー演出による「ばらの騎士」
  ウェルザー・メスト(指揮)&ウィーン・フィル

   リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
クラッシミラ・ストヤノヴァ(元帥夫人)
ギュンター・グロイスベック(オックス男爵)
ソフィー・コッホ(オクタヴィアン)
アドリアン・エレート(ファーニナル)
モイツァ・エルトマン(ゾフィー)
ジルヴァーナ・ドゥスマン(マリアンネ)
ルドルフ・シャッシング(ヴァルツァッキ)
ウィープケ・レームクール(アンニーナ)
トビアス・ケーラー(警部)、他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
フランツ・ウェルザー・メスト(指揮)
演出:ハリー・クプファー/
美術:ハンス・シャヴェルノッホ/
衣装:ヤン・タックス/
照明:ユルゲン・ホフマン


71 9308
(2DVD)
\5000→\4590
 2014 年ザルツブルク音楽祭目玉プログラム!クプファー演出による「ばらの騎士」ウェルザー=メスト&ウィーン・フィル、ストヤノヴァ、グロイスベック、コッホ、エレート充実の歌唱陣!日本語字幕付
 
 収録:2014 年8 月8-14 日ザルツブルグ祝祭大劇場/映像監督:ブライアン・ラージ
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA 5.1,PCM ステレオ、字幕:英仏西中韓日、214分
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.1,PCM ステレオ、字幕:英仏西中韓日、214分

 2014 年ザルツブルク音楽祭で大評判だった舞台「ばらの騎士」が早くもDVD とBlu-ray で発売されます。2014 年はリヒャルト・シュトラウスの生誕150 年にあたりメモリアル・イヤーに相応しい豪華出演陣が登場した公演でした。指揮はフランツ・ウェルザー=メスト。「ばらの騎士」は既に手中に収めたレパートリーでもあり、安定感抜群の棒を見せています。
 ウェルザー=メストはこのあとウィーン国立歌劇場の音楽監督の辞任を発表しており、この公演の記録は貴重なものとなりました。
 演出は巨匠ハリー・クプファー。日本でも数々の舞台で話題を呼び、今年の新国立劇場では「パルジファル」を手がけ圧巻の演出を見せたといいます。本作では、シンプルな舞台装置にウィーンの町並みを背景に投影させ、時代背景をオペラの初演時20 世紀初頭に設定し、従来の豪華絢爛な「ばらの騎士」と比べると、出演者の衣装や小道具などもスタイリッシュに作られています。
 見事な配役にも注目。元帥夫人役のクラッシミラ・ストヤノヴァの圧倒的存在感。第三幕最後の有名な三重唱では、ストヤノヴァのリードも頼もしく、知的で誇り高い役柄同様に円熟した魅力を放っています。ソフィー・コッホは、最高のオクタヴィアンを演じ、モイツァ・エルトマンも可憐なゾフィーに見事にはまっています。そして注目はオックス男爵を歌うギュンター・グロイスベック。既存のイメージである傲慢な好色漢という容貌ではなく、スマートな出で立ちで声量豊かに演じています。



 


71 8104
(Blu-ray)
\5800→\5390
パーヴォ、マーラー・チクルス開始!
 Vol.1/パーヴォ・ヤルヴィ

 交響曲第1番ニ長調「巨人」
 交響曲第2番ハ短調「復活」※
 ボーナス:
  パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第1&第2番)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団
※ カミラ・ティリング(ソプラノ)
 リリ・パーシキヴィ(アルト)
バイエルン放送合唱団
北ドイツ放送合唱団


71 8008
(2DVD)
\5200→\4790
 パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による、マーラー・チクルス開始!

 収録:2012年(第1番)ヴィースバーデン・クアハウス、2010年(第2番)ドイツ・エーベルバッハ修道院、ラインガウ音楽祭(ライヴ)ヘッセン放送協会提供
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA5.1、PCM ステレオ、本編:149分、ボーナス:20分、字幕:英独仏西中韓日
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS 5.1、PCM ステレオ、本編:149分、ボーナス:20分、字幕:英独仏西中韓日

 C-major レーベルよりパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団による、マーラー・チクルスの発売が開始。
 このシリーズは、「ラインガウ音楽祭」でのライヴ収録。この音楽祭は、1988 年に開始したドイツ・ヘッセン州のヴィースバーデンのライン河畔の小さな街ラインガウで毎夏行われています。音楽ホールや修道院、教会といった街中の施設が使われ合計140 の公演が開かれ、最近ではフランクフルトやヴィースバーデン、リューデスハイムといったライン川流域の都市をまたいで開催されています。
 パーヴォ・ヤルヴィは今や最も忙しい指揮者であり、現在パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、そしてフランクフルト放送交響楽団音楽監督を務める他、2015/16 シーズンよりNHK 交響楽団の首席指揮者に就任します。
 フランクフルト放送響はインバル時代にマーラーの全曲録音で世界的に高く評価され、ヤルヴィ就任後その伝統が再び盛り返してきています。
 パーヴォ・ヤルヴィとフランクフルト放送響のマーラーといえば、2009 年録音のCD がすでに発売されており、明確な音楽解釈でその評価を確固たるものにしました。
 第1 番「巨人」では、複雑な旋律線を明確かつ丁寧描き出し、第1 楽章のカッコウの動機は生気に溢れ、フランクフルト放響のメンバーも積極的に音楽を作り上げています。そして推進力と高揚感に満ちたフィナーレでは、音楽の起伏とともに立体的な響きを構築し、レベルの高い演奏を聴かせてくれます。そして第2 番「復活」は、ヤルヴィの一貫性のある解釈と生命力のある演奏は、指揮者としての力量が十二分に発揮されています。ティリングとパーシキヴィの歌唱も説得力があり、慈愛と信仰心に満ちています。フィナーレの合唱での一体感は感動的で美しいハーモニーが生み出されています。
 ボーナス映像では、ヤルヴィによる楽曲についての考察が収録されています。
 

71 9004
(Blu-ray)
\5800→\5390
ネルソンスと「シュトラウスゆかり」のコンセルトヘボウ管
 R.シュトラウス:
  ・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30
    収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
  ・交響詩「マクベス」op.23
    収録:2013年/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
  ・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op.28
    収録:2014年/アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
アンドリス・ネルソンス(指揮)


71 8908
(DVD)
\3600→\3290
 アニヴァーサリー屈指の注目作ネルソンスと「シュトラウスゆかり」のコンセルトヘボウ管の顔合わせツァラトゥストラ、ティル、マクベス

 監督:ヨースト・ホンセラール(op. 30)、フェレンツ・スーテマン(opp. 23 & 28)
 (Blu-ray)音声 :dts HD Master Audio 5.0 /LPCM ステレオ、Region All、80’
 (DVD)NTSC 16 : 9、音声 : dts 5.0 /LPCM ステレオ、Region All、80’

 リヒャルト・シュトラウス生誕150 周年のアニヴァーサリーに合わせて、アンドリス・ネルソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して交響詩3 篇を演奏した映像作品が登場。
 「ツァラトゥストラ」と「マクベス」が2013 年、「ティル・オイレンシュピーゲル」が2014 年に、いずれも音響にすぐれたコンセルトヘボウでのコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 シュトラウスはネルソンスがここ数年力を入れている作曲家のひとりで、自身が音楽監督を務めるバーミンガム市響とのシリーズでも、2012 年1 月に「ツァラトゥストラ」を、2013 年1 月に「ティル・オイレンシュピーゲル」をライヴ・レコーディングしていました。
 なかでもネルソンスは「ツァラトゥストラ」をおおいに得意にしているようで、つい先ごろ、2014 年10 月のベルリン・フィルとの定期公演でも取り上げて話題を集めたのは記憶に新しいところです。
 ここでは、ベルリン・フィル同様に例年、ネルソンスが客演を重ねて良好な関係を築いているコンセルトヘボウ管が相手ということで、持ち前のスケールおおきく情熱的なアプローチをそのままに、シュトラウスゆかりの名門楽団がどのような響きを聴かせてくれるのか、興味の尽きない内容といえるでしょう。
 

71 8408
(DVD)
\3600
REJOICE(歓喜)
 〜イツァーク・パールマンとイツハク・メイア・ヘルフゴット

  1. Yism’chu (They Shall Rejoice)
  2. Romanian Doyne
  3. Shoyfer Shel Moshiakh (Ram’s Horn of the Messiah)
  4. A Dudele (A Song to You)
  5. Sheyibone Bays Hamikdosh (May the Holy Temple Be Rebuilt)
  6. A Yiddishe Momme (A Yiddish Mother)
  7. Adir Hu/Moyshe Emes (Mighty Is He/Moses is True)
  8. Yism’chu (closer)
  インタビュー:イツァーク・パールマンとイツハク・メイア・ヘルフゴット
   監督:ジョシュア・ワレッツキー
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
 イツハク・メイア・ヘルフゴット(歌)
クレズマー・コンセルバトリー・バンド
ルーセル・ゲル(指揮)
リジョイス室内オーケストラ
 パールマン、ヘルフゴット、クレズマー「イン・ザ・フィドラーズ・ハウス」の世界が再び!

 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、字幕:英語、リージョン:All、本編:55分、ボーナス:15分

 ヴァイオリン界の巨匠イツァーク・パールマンと伝統的ユダヤ典礼復活のリーダーとしても知られる歌手イツハク・メイア・ヘルフゴットによるライヴ映像。
 イスラエル生まれのパールマンは、自身のルーツに関係するクレズマー・ミュージックに関心を持ち、これまでに様々なクレズマー・ミュージックを取り上げきています。
 クレズマーとは、東欧系ユダヤの人達の伝承音楽。有名なイディッシュの歌「ドナドナ」や、イスラエル民謡「ハバナギラ」もクレズマーでよく演奏されています。
 映像監督は、ジョシュア・ワレッツキー。彼とパールマンは、東欧系ユダヤ音楽クレツマーの魅了を探る映画「イン・ザ・フィドラーズ・ハウス」で共作しており、エミー賞を獲得しています。

キング・インターナショナル(C MAJOR)(映像)


ティーレマン指揮&シュターツカペレ・ドレスデン2015年来日記念国内仕様盤 第1弾!


KKC 9096
(Blu-ray)
\6018+税
R.シュトラウス:「アラベラ」全曲 ルネ・フレミング(ソプラノ)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
アルベルト・ドーメン(バリトン)
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(メゾソプラノ)
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)
ダニエル・ベーレ(テノール)、他
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)

KKC 9097
(2DVD)
\5556+税
 ティーレマン&ドレスデン国立歌劇場管弦楽団のコンビが2年ぶりに来日します。
 演目はブルックナーの最後の交響曲第9 番とリヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」など、彼らが最も得意とするレパートリーを引き下げて日本へやってきます。
 今回ティーレマンの映像を追いかけてリリースしているドイツのレーベルC-major から発売している3タイトルを国内仕様盤として発売いたします。

 演出:フロレンティーネ・クレッパー/舞台:マルティナ・セーニャ/衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
 照明:ベルント・プルクラベク/振付:フォルカー・ミクル/ドラマトゥルク:ゾフィー・ベッカー/映像監督:ブライアン・ラージ
 収録:2014 年4 月10-21 日ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ)
 (Blu-ray)[C-major] 71.7304、画面:カラー、16: 9、HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1、字幕:独英仏西中韓、日本語、Region All、178分、輸入盤・日本語帯解説付
 (2DVD)[C-major] 71.7208、画面:カラー、16: 9、NTSC、音声:PCMステレオ、DTS 5.1、字幕独英仏西中韓、日本語、Region All、178分、輸入盤・日本語帯解説付

 2014 年ザルツブルク復活祭音楽祭は、R.シュトラウス生誕150 年を記念して「アラベラ」が上演されました。演奏はクリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデン。ザルツブルク復活祭音楽祭は、2013 年よりベルリン・フィルからシュターツカペレ・ドレスデンへと移り新たな時代が始まり躍進しています。本作「アラベラ」をはじめ「ばらの騎士」「エレクトラ」などシュトラウスの9 つのオペラがシュターツカペレ・ドレスデンで初演されており、同オケはシュトラウスの音楽を伝統的に知り尽くしていると言えるでしょう。
 アラベラを歌うのはルネ・フレミング。彼女の当たり役だけあってさすがの仕上がり。マンドリカ役のトーマス・ハンプソンも演技力にますます深みが増し申し分なし。さらにズデンカ役のハンナ=エリーザベト・ミュラーの透明感のある声で生き生きと歌い、ベテラン勢をも圧倒する存在感をみせていました。また舞台も奇をてらった演出ではなくエレガントな印象で、ティーレマンの雄弁な音楽とうまくマッチしています。

 <公演日程>
 ■2015/2/22(日) 横浜みなとみらいホール
  R.シュトラウス:メタモルフォーゼン、ブルックナー:交響曲第9番
 ■2015/2/23(月) サントリーホール
  リスト:「オルフェウス」ワーグナー:ジークフリート牧歌、R.シュトラウス: 「英雄の生涯」
 ■2015/2/24(火) サントリーホール
  R.シュトラウス:メタモルフォーゼン、ブルックナー:交響曲第9番
 

KKC 9104
(Blu-ray)
\6018+税
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108(ハース版) シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
KKC 9105
(DVD)
\4000+税
 収録:2012 年9 月ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 (Blu-ray)[C-major] 71.6204、画面:カラー、16: 9、HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio 5.1、Region All、90分、輸入盤・日本語帯解説付
 (DVD)[C-major] 71.6108、画面:カラー、16: 9、HD、音声:PCMステレオ、DTS 5.1、Region All、90分、輸入盤・日本語帯解説付

 2012 年9 月本拠地ゼンパーオーパーで、クリスティアン・ティーレマンとシュターツカペレ・ドレスデンが行ったブルックナーの第8 交響曲のコンサート映像。ティーレマンがシュターツカペレ・ドレスデンのブル8 といえばティーレマン就任前の2009 年9 月の演奏がSACD Hybrid 盤とLP 盤で既に発売され話題となりました。
 「ドイツの正統的伝統を継承する最右翼」として、期待を一身に背負うティーレマンは、日頃からブルックナーへの熱い思いを語っており、これまでに実演、録音の両面でその存在感を十分に示しています。じっくりと遅めのテンポを基調に途方もないスケールで、深みを湛えた弦楽セクションに特徴的なこのオケの味わい、ゼンパーオーパー特有の憂いを帯びた響きは格別です。ティーレマンの風格ある音楽作りとゼンパーオーパーの重厚で華麗な雰囲気、そしてそれを見事に捉えた映像美も、この演奏を楽しむのに大きな役割を果たしています。
 

KKC 9106
(Blu-ray)
\6018+税
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105 シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
KKC 9107
(DVD)
\4000+税
 収録:2013 年9 月ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 (Blu-ray)[C-major] 71.7904、画面:カラー、16: 9、HD、音声:DTS-HD MA 5.1、PCMステレオ、Region All、86分、輸入盤・日本語帯解説付
 (DVD)[C-major] 71.7808、画面:カラー、16: 9、NTSC、音声:DTS 5.1、PCMステレオ、Region All、86分、輸入盤・日本語帯解説付

 2012 年からシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任したクリスティアン・ティーレマン。当代きってのブルックナー指揮者として世界中の音楽ファンを唸らせてきたティーレマンによるブルックナー第5 番。本盤は、現在の手兵シュターツカペレ・ドレスデンとまさに本領発揮とも言うべき見事な演奏。ティーレマンと伝統的な響きを持つ名門シュターツカペレ・ドレスデンとの相性は抜群。
 ブルックナーの第5 番はブルックナー指揮者として適性が判断されるといわれる作品。ティーレマンの柔軟かつ繊細な音楽作りに、ゼンパーオーパーの響きを知り尽くしたオケが素早く反応し、ブルックナーの交響曲の美しさを表現しています。さらに抜群のカメラワークと高画質・高音質の収録でゼンパーオーパーの歴史ある美しいホールで聴いているかのような、臨場感を存分に味わうことができます。

EURO ARTS(映像)

20 58848
(DVD)
\3000
音楽ドキュメンタリーの名匠ボッツォリーニが描くショパン
 ドキュメンタリー「フレデリック・ショパン」
監督:アンジェロ・ボッツォリーニ/
脚本:アンジェロ・ボッツォリーニ、ロベルト・プロセッダ
出演者:
 フレデリック・ショパン/
  ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(声優)
 ジョルジュ・サンド/
  マルゲリータ・ブイ(声優)
 チャールズ・ローゼン、
 ダニエル・バレンボイム、
 アレクサンダー・ロンクィッヒ、
 マルタ・アルゲリッチ、
 ウラディーミル・アシュケナージ、他
 制作:2010年/(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英、独、仏、57分

 「フランツ・リスト/ 巡礼の年」(20.58868) 、「知られざるメンデルスゾーン」(20.58858) など、興味深い音楽ドキュメンタリーを手掛けているイタリアの映像監督アンジェロ・ボッツォリーニが、今度はショパンの生涯を独自の視点で描きました。ショパンは日記や手記などを残しておらず、ショパンの思いを知るには、ショパン自身が書いた手紙、ショパン宛の手紙などが重要な資料となります。
 このドキュメンタリーはそういった書簡をもとに構成されており、ショパン役を俳優ファブリツィオ・ベンティヴォリオ、ジョルジュ・サンド役をマルゲリータ・ブイが声優を務めています。また映像はショパンの聖地ワルシャワ近郊のジェラゾヴァ・ヴォラを思い起こさせ、ショパンがどのように音楽家として成長し、自己のアイデンティティーを形成させたのか教えてくれます。さらにアルゲリッチ、バレンボイム、アシュケナージなどショパン弾きの名ピアニストたちがショパンの作品について語る場面も挿入され、見応えのある内容となっています。
 
限定盤

20 13504
(3Blu-ray)
¥9200
クラウディオ・アバド〜ジルヴェスター・コンサート(96/97/98)
Disc1(73分)
 ジルヴェスター・コンサート1996(ダンスとジプシー音楽)
  ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第10番
  ブラームス:《ジプシーの歌》
   作品103〜第1曲〈さあ、ジプシーよ〉、第2曲〈高く波立つリマの流れよ〉 、
   第3曲〈知っているかい〉、 第4曲〈神様、お分かりですね〉、 第9曲〈どこへ行っても〉
 ラヴェル:演奏会用狂詩曲《ツィガーヌ》
 ブラームス:ハンガリー舞曲第7番、第17番、第21番、《ハープが豊かに鳴り響く》、《愛の歌》(抜粋)
 ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
 ベルリオーズ:《ファウストの劫罰》より〈ラコッツィ行進曲〉
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
   スウェーデン放送合唱団 トヌ・カリユステ(合唱指揮) マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
   収録:1996 年12 月31 日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc2(90分)
 ジルヴェスター・コンサート1997(カルメン)
  ビゼー:《カルメン》〜
   前奏曲・ハバネラ・闘牛士の歌・にぎやかな楽の調べ ・ 花の歌・合唱と場面
  ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
  サラサーテ:カルメン幻想曲
  ラヴェル:スペイン狂詩曲
  ファリャ:《恋は魔術師》〜〈火祭りの踊り〉
  ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クラウディオ・アバド(指揮)
    アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)、
    ロベルト・アラーニャ(テノール)、
    ブリン・ターフェル(バリトン)、ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、
    ステラ・ドゥフェクシス(メゾソプラノ)、
    オルフェオン・ドノスティアラ、
    ホセ・アントニオ・サインス・アルファロ(合唱指揮),
    南チロル児童合唱団、
    グレーテル・ブルッガー(合唱指揮) 
    ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
     ギル・シャハム(ヴァイオリン)
    収録:1997 年12 月31 日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc3(92分)
 ジルヴェスター・コンサート1998(愛と憧れの歌)
  モーツァルト:
   《フィガロの結婚》〜
    序曲・アリア〈とうとう嬉しい時が来た〜恋人よここに〉、
   《ドン・ジョヴァンニ》〜セレナード〈窓辺においで〉、
   《魔笛》〜二重唱〈愛を感じる男の人たちには〉、
   《ドン・ジョヴァンニ》〜シャンペンの歌・二重唱〈お手をどうぞ〉
  ビゼー:《アルルの女》組曲〜カリヨン・ファランドール
  ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲
  ヴェルディ:
   《リゴレット》〜
    二重唱〈それは心の太陽〜さようなら〉、アリア〈慕わしい名〉、女心の歌、
   《仮面舞踏会》〜アリア〈お前こそ心を汚す者〉
  ベルリオーズ:《ローマの謝肉祭》序曲
  チャイコフスキー:《エフゲニー・オネーギン》〜
   ポロネーズ、手紙の場〈たとえ死ぬことになっても〉
  ヴェルディ:《椿姫》〜乾杯の歌
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    クラウディオ・アバド(指揮)
    クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
    サイモン・キーンリーサイド(バリトン)、
    マルセロ・アルバレス(テノール)
    ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
     収録:1998 年12 月31 日フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
 ベルリンの冬の風物詩ジルヴェスター・コンサート、アバドが指揮した3 年分がブルーレイ化

 画面:1080/60i Full HD、16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All

 ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート(ニューイヤー・イヴ・コンサート)は、毎年映像収録されテレビでも中継される、1 月1 日のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートと並ぶクラシック音楽界の一大イベント。
 今回クラウディオ・アバド指揮による1996、1997、1998 年の3 年分のジルヴェスター・コンサートがブルーレイ化されBOX セットで発売されました。
 アバドは、ベルリン・フィルの音楽監督時代(1990 年〜 2002 年)に、計10回のジルヴェスター・コンサートを指揮しています。アバド就任後のジルヴェスター・コンサートは「テーマ性」をもったプログラミングで聴衆を楽しませていました。さらに大晦日の沸き立つ雰囲気と相まって、普段の演奏には見られない高揚感も味わえる映像集です。
 1996 年は「ダンスとジプシー音楽」と題し、ブラームスとラヴェルの作品が中心。ブラームスのハンガリー舞曲は、オープニングにふさわしく情熱的で華やかな演奏。ホルンとハープ伴奏による合唱「ハープは鳴り響く」では、女声コーラスとハープが可憐に彩ります。ラヴェルのツィガーヌで登場したヴェンゲーロフ。切れ味コクとともに抜群の演奏です。
 1997 年はビゼーのカルメンを核としたスペイン系のプログラム。アンネ・ゾフィー・フォン・オッターが魅惑的なカルメンを聴かせてくれています。
 さらに圧倒的な技巧で聴かせるギル・シャハムのカルメン幻想曲、そして最後にはブラームスのハンガリー舞曲第5 番と熱のこもったプログラムで1 年の締めくくりを盛り上げています。
 1998 年のテーマは「愛と憧れの歌」。モーツァルト、ヴェルディ等の有名アリアを含んだ華やかなプログラム。歌手陣もフレーニ、シェーファー、アルバレス、キーンリーサイドと大変豪華です。



 

20 16364
(Blu-ray)
\5000
カラヤン・メモリアル・コンサート
 モーツァルト:
  (1)レクイエム(フランツ・バイヤー&ロバート・レヴィンによる校訂版)
  (2)《墓標の音楽》K.42〜〈この心を見て私に問え〉
  (3)《証聖者の荘厳晩課》K.339〜〈ラウダーテ・ドミヌム〉
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
スウェーデン放送合唱団
マリア・ヴィースランダー(合唱指揮)
(1)カリタ・マッティラ(ソプラノ)
 サラ・ミンガルド(メゾ・ソプラノ)
 ミヒャエル・シャーデ(テノール)
 ブリン・ターフェル(バリトン)
(2)(3)ラヘル・ハルニッシュ(ソプラノ)
 アバドによるカラヤン・メモリアル・コンサートがブルーレイ化されて再登場!

 収録:1999年7月16日ザルツブルク大聖堂、ライヴ/画面:1080i Full-HD、16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英独仏西、62分

 ザルツブルク大聖堂で開かれたヘルベルト・フォン・カラヤン没後10 周年記念コンサート。カラヤンは1989 年7 月16 日に亡くなりました。
 この映像は、カラヤンゆかりの場所ザルツブルクの大聖堂で、モーツァルトのレクイエムなどを、カラヤンの後継者だったクラウディオ・アバドが指揮をしたものです。
 この音源と映像はすでにCD、DVD で発売されていますが、2014 年1 月20 日に亡くなったアバドの一周忌に合わせて丁寧にリストアHD 化され、Blu-ray として発売されます。
 アバドはこの未完の大作を、フランツ・バイヤーとロバート・レヴィンによる校訂版の楽譜を使用し、一石を投じ大変話題となった演奏です。ソリストもフィンランドの世界的ソプラノ、カリタ・マッティラ、アバドの信望の厚かったサラ・ミンガルド、モーツァルト歌いのテノール、ミヒャエル・シャーデ、現代を代表するバス・バリトンのブリン・ターフェルと最強の布陣です。
 
20 11514
(Blu-ray)
\5000
ヨーロッパ・コンサート1993 フロム・ロンドン
 チャイコフスキー: 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216
 ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
 チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」op.71〜「花のワルツ」
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
 ヨーロッパコンサート1993のBlu-ray 発売!ロイヤル・アルバート・ホールで繰り広げられたハイティンクの「春の祭典」ツィンマーマンのモーツァルト3番も!

 収録:1993年5月1日ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ/画面:1080i Full HD、16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英独仏西伊、90分(本編)+30分(ドキュメンタリー)
映像監督:ブライアン・ラージ

 ベルリン・フィルの創立記念日5 月1 日に毎年行っている、ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート。今回Blu-ray として復活するのは1993 年ロンドンで行われたベルナルト・ハイティンク指揮による演奏会の模様です。カラヤンの後音楽監督に就任したアバドを迎え1991 年から始まったヨーロッパコンサート。ハイティンクはこれまで、この1993 年と1999 年ポーランドの古都クラクフで行われた公演に2 度登場しています。
 冒頭はチャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」。ハイティンクの推進力ある指揮で、迫力ある熱演を聴かせてくれます。そしてフランク・ペーター・ツィンマーマンのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番。ツィンマーマンは、サヴァリッシュ&ベルリン・フィル(95 年)との録音や、コンサートで度々取り上げているお得意の作品です。ツィンマーマンの端正で美しい演奏で、凛とした気品溢れるモーツァルトに歌い上げられています。メイン・プログラムはストラヴィンスキーの「春の祭典」。ハイティンクは、ロンドン・フィルとベルリン・フィルとストラヴィンスキーの三大バレエを録音しています。この1993 年の演奏は、ハイティンクらしい正攻法の指揮、世界最高のオーケストラの高い技術力で、重厚なストラヴィンスキーのサウンドを鳴らしています。
 ボーナスには、チャールズ皇太子のインタビューやロイヤル・アルバート・ホールの説明が収録されたドキュメンタリー映像も付いています。ロイヤル・アルバート・ホールは、存在感のある円形の外観や豪華絢爛な内装が魅力の大劇場で、世界中から様々なオーケストラや音楽家が集まり、映像だけでも見応えのあるホールです。
 


20 75014
(4Blu-ray)
\16000→\14990
ブルーノ・モンサンジョン・エディションVol.2〜ユーディ・メニューイン
 【収録内容】
 ●世紀のヴァイオリン/The Violin The Century(ドキュメンタリー、1994 年制作、115 分)
 ●ユーディ・メニューインとの対話(メニューインの自宅ギリシャ・ミコノス島にて、1994 年6月収録、186分)
 ●ユーディ・メニューイン・イン・ソビエト〜エピソード1(ドキュメンタリー、1987年制作、53 分)
 ●メニューイン・イン・モスクワ(1987年11月収録、131分)
  ・J.S. バッハ:3つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調
  ・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
  ・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
  ・チャイコフスキー:憂鬱なセレナード
    ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)ヴァレリー・オイストラフ(ヴァイオリン)
    ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)ソヴィエト国立文化省交響楽団
 ●ユーディ・メニューイン・イン・ソビエト〜エピソード2「デュオの誕生」(ドキュメンタリー、1987年制作、53分)
 ●ユーディ・メニューイン&ヴィクトリア・ポストニコワ・イン・レニングラード(1987年11月16日収録、86分)
  ・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100
  ・バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番
  ・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調作品30-2
    ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)ヴィクトリア・ポストニコワ(ピアノ)
 ●ユーディ・メニューイン・イン・ソビエト〜エピソード3(ドキュメンタリー、1987年制作、55 分)
 ●ユーディ・メニューイン・イン・レニングラード(1987年21日収録、88分)
  ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
  ・チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」作品74
    ユーディ・メニューイン(指揮)レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
    ジェレミー・メニューイン(ピアノ)
 ●ユーディ・メニューイン&ヴィクトリア・ポストニコワ・イン・モスクワ(1989 年3月収録、48 分)
  ・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」
  ・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調KV.379
  ・チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調作品50
    ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)マルク・コッペイ(チェロ)ヴィクトリア・ポストニコワ(ピアノ)
 ●ヴィヴァルディ:四季(1979年収録、52分)
    ユーディ・メニューイン・スクール・オーケストラ ピーター・ノリス(指揮)
    ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン) ノーマン・ペリーマン(現代美術家)
 ●ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77(1982年収録、58分、ライプツィヒ)
    ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン) クルト・マズア(指揮) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ●「どんなに私が音楽を愛しているかわかりますか?/モンサンジョン・オン・メニューイン」
  (インタビュー、2014年6月16日収録、59分、ベルリン)
 [ボーナス]
 ●グラン・テシキュ:ユーディ・メニューイン(1977年制作、5分)
  ・バルトーク:44の二重奏より第28番、第38番
    ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン) ブルーノ・モンサンジョン(ヴァイオリン)
    監督:イヴ・コヴァーチ
 ●エルガー:ヴァイオリン協奏曲第3楽章(16分)


20 75018
(8DVD)
\16000→\14990
 モンサンジョン・エディション第2 弾!20 世紀の巨匠メニューインの映像集、初出映像も含む貴重なボックス・セット!

 (4Blu-ray)画面:1080i Full HD、16:9、音声:PCM ステレオ、DTS HD Master、リージョン:All、字幕:英独仏、1087分
 (8DVD)画面:NTSC 4:3、音声:PCM ステレオ、Docs: Dolby Digital 2.0 (AC3)、リージョン:All、字幕:英独仏
1087分、日本語字幕付

 フランスのカリスマ的映像作家ブルーノ(ブリュノ)・モンサンジョン。彼はこれまでにグールド、リヒテル、オイストラフなど20 世紀の巨匠たちの映像を多く撮っており、その素晴らしい映像の中から主要作品を選び、充実したブックレット、豪華な装丁でリリースする「ブルーノ・モンサンジョン・エディション」。
 第1 弾は、名バリトン歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(2073938BD/2073939DVD)でしたが、第2 弾はユーディ・メニューイン。神童として8 歳でデビューし、その後は世界のトップ奏者として君臨。ソリストとしてだけではなく、指揮者として、さらにはイギリスとスイスに音楽学校を設立した教育者として、そして人権活動家としても活躍した20 世紀を代表する巨匠の一人です。モンサンジョンは自身もヴァイオリニストということもあり、非常に優れた音楽家の映像を撮っており、その手腕はメニューインの映像でも発揮されています。
 この映像集は、既発の「世紀のヴァイオリン」以外は初DVD 化、初ブルーレイ化の貴重なもの。ドキュメンタリーと演奏が巧みに組み合わされた内容で、ラヴィ・シャンカール、ダヴィッド・オイストラフなど音楽家たちとの交友関係や、幼少期について、指揮者、教育者として様々な角度からメニューインの実像に捉えた映像です。
 また、2014 年6 月に撮り下ろされた、メニューインについて語るモンサンジョンの映像や、フランスのテレビ番組「グラン・テシキュ」でのメニューインとモンサンジョンによるバルトークの二重奏のボーナス映像など盛りだくさんの内容です。



 
20 01024
(Blu-ray)
\6700
モーツァルト・オン・ツアー(旅路のモーツァルト)
 ピアノ協奏曲(14曲)とドキュメンタリー
 エピソード1:ロンドン
  ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
   ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ、指揮) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   収録:1989 年6月22日、ハンプトン・コート・パレス(ロンドン)

 エピソード2:マントヴァ
  ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調 K.37、ピアノ協奏曲第4番 ト長調 K.41
   ハイドルン・ホルトマン(ピアノ) スイス=イタリア語放送管弦楽団 マルク・アンドレーエ(指揮)
   収録:1989 年4月21日、ビビエーナ学術劇場(マントヴァ)

 エピソード3:ミラノ/ボローニャ
  ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175
   マルコム・フレージャー(ピアノ) スイス=イタリア語放送管弦楽団 マルク・アンドレーエ(指揮)
   収録:1989 年4月23日、ビビエーナ学術劇場(マントヴァ)

 エピソード4:マンハイム
  ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238
   クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) シュトゥットガルト放送交響楽団 ジャンルイジ・ジェルメッティ(指揮)
   収録:1989 年5月11日、シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場

 エピソード5:シュヴェツィンゲン
  ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246
   クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) シュトゥットガルト放送交響楽団 ジャンルイジ・ジェルメッッティ(指揮)
   収録:1989 年5月13日、シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場

 エピソード6:パリ
  ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」
   内田光子(ピアノ) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 ジェフリー・テイト(指揮)
   収録:1989 年7月29日、モーツァルテルム(ザルツブルク音楽祭)

 エピソード7:ウィーン
  ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
   デジュー・ラーンキ(ピアノ) イギリス室内管弦楽団 ジェフリー・テイト(指揮)
   収録:1990 年11月15日 シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)

 エピソード8:ウィーン
  ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
   イヴァン・クラーンスキー(ピアノ) ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)
   収録:1990 年8月19日、ワルトシュタイン宮殿騎士の間(プラハ)

 エピソード9:ウィーン&プラハ
  ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
   アンドレ・プレヴィン(ピアノ) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンドレ・プレヴィン(指揮)
   収録:1990 年11月15日、シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)

 エピソード10:プラハ
  ピアノ協奏曲第23番 イ長調, K.488
   ゾルタン・コチシュ(ピアノ) ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)
   収録:1990 年8月29日、ワルトシュタイン宮殿騎士の間(プラハ)

 エピソード11:フランクフルト
  ピアノ協奏曲第19番ヘ長調, K.459
   ラドゥ・ルプー(ピアノ) ドイツ・カンマーフィルハーモニー デイヴィッド・ジンマン(指揮)
   収録:1990 年7月18日、ソフィエンザール(ミュンヘン)

 エピソード12:ミュンヘン
  ピアノ協奏曲第26番 ニ長調, K.537「 戴冠式」
   オメロ・フランセシュ(ピアノ) ドイツ・カンマーフィルハーモニー ゲルト・アルブレヒト(指揮)
   収録:1990年12月2日、クリスティアン・ツァイス・ザール(ヴィースバーデン)

 エピソード13:ウィーン
  ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調, K.595
   アレクサンダー・マドザー(ピアノ) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アンドレ・プレヴィン(指揮)
   収録:1990 年11月17日、シェーンブルン宮殿大ギャラリー(ウィーン)
 12 時間の内容が1枚のブルーレイに!モーツァルトの生涯をエピソードとピアノ協奏曲で描き出した名作

 プロデューサー:ベルント・ヘルターラ/ドキュメンタリー監督:ロビン・ロッホ/コンサート監督:ヤノス・ダルヴァス
 画面:60i 4:3 SD、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、741分、リージョン:All、言語:英語

 以前DVD6 枚で発売されていたモーツァルト・オン・ツアー(旅路のモーツァルト)を1 枚のブルーレイに収録した、EURO ARTS の好企画シリーズ。
 ピアノ協奏曲14 曲の演奏風景と13 のドキュメンタリー映像を組み合わせた全13エピソード12 時間をブルーレイ1 枚に収録しています。
 ピアニストは、アシュケナージ、ツァハリス、ラーンキ、コチシュ、ルプー、そして内田光子など大変豪華な顔ぶれ。バックを務めるのも、プレヴィン、ビエロフラーヴェク、ジンマン、アルブレヒトなど巨匠揃い。
 35 年という短い生涯の中で、経験した長大な旅は、モーツァルトの音楽に大きな影響を与えています。生涯を通じて作曲されていたピアノ協奏曲と旅を組み合わせて、モーツァルトの音楽性、人物像を描いています。
 ピアノ協奏曲の演奏風景は、作曲されたときに関係する場所で収録され、プレヴィンによる解説もより一層理解を深めます。
 
20 66427
(5DVD)
\5600
バレンボイム・プレイズ・ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 第1巻(20 66427)
  ・第1番ヘ短調 Op.2-1 ・第2番イ長調 Op.2-2 ・第3番ハ長調 Op.2-3
  ・第4番変ホ長調 Op.7 ・第5番ハ短調 Op.10-1 ・第6番ヘ長調 Op.10-2

 第2巻(20 66488)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第7番ニ長調 Op.10-3 ・第8番ハ短調 Op.13『悲愴』 ・第9番ホ長調 Op.14-1
  ・第10番ト長調 Op.14-2 ・第11番変ロ長調 Op.22 
  ・第12番変イ長調 Op.26 ・第13番変ホ長調 Op.27-1

 第3巻(20 66498)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」 ・第15番ニ長調 Op.28「田園」 ・第16番ト長調 Op.31-1
  ・第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」 ・第18番変ホ長調 Op.31-3 ・第19番ト短調 Op.49-1
  ・第20番ト長調 Op.49-2 ・第21番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」

 第4巻(20 66508)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第22番ヘ長調 Op.54 ・第23番ヘ短調 Op.57「熱情」 
  ・第24番嬰ヘ長調 Op.78 ・第25番ト長調 Op.79
  ・第26番変ホ長調 Op.81a「告別」 ・第27番ホ短調 Op.90 ・第28番イ長調 Op.101

 第5巻(20 66518)
  ピアノ・ソナタ:
  ・第29番変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」 ・第30番ホ長調 Op.109
  ・第31番変イ長調 Op.110 ・第32番ハ短調 Op.111

 【特典映像】
  インタビュー「バレンボイム、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲収録について語る」
   収録:2012年、ウィーン
 バレンボイムのベートーヴェンDVD ボックスが遂に発売

 監督:ジャン=ピエール・ポネル
 収録:1983-1984 年ウィーン、ロプコヴィツ宮、ラズモフスキー宮、キンスキー宮、ヘッツェンドルフ宮(ライヴ)
 画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、714分

 世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイムが1983 年から1984 年にかけて収録したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の映像。この映像作品はメトロポリタン・ミュニクの制作で、バレンボイムがウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録。映像作品としては2 種目、バレンボイム4 種目の全集になります。このリリースに際して、オリジナルの35 ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマスタリングを施しています。映像特典には、2012 年にウィーンでおこなわれたバレンボイムへのインタビューを収録。制作当時の状況について語っています。
 全曲を収録したブルーレイ・ボックスは、すでに発売され、DVD は単品のみでしたが、この度BOX セットとなってお届けいたします。
 
20 60868
(DVD)
\3000
カルロス・クライバー・イン・リハーサル&パフォーマンス
 J.シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」序曲(演奏8分/リハ34分)
 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(演奏10分/リハ46 分)
カルロス・クライバー(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
 (旧南ドイツ放送交響楽団)
 話題となったクライバーの映像集が再リリース!

 収録:1970年/画面:NTSC 4:3、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:英仏西伊、言語:ドイツ語、モノクロ、102分
 プロデューサー:ジェラルド・ワイスコフ/ディレクター:ディーター・エルテル

 カルロス・クライバーによる喜歌劇「こうもり」と歌劇「魔弾の射手 序曲」の練習風景と本番演奏を収録した貴重な映像記録集。この映像は以前他社から発売されていたものですが、没後10 年を機に再リリースしたものです。
 クライバーはレコーディングの数も少なく、演奏会をキャンセルすることが多かったと言われていますが、圧倒的なカリスマ性で、死後10 年が経った今もなお絶大な人気を誇っています。クライバーの作り出す音楽は鮮烈。しかも繊細かつ大胆な音楽の流れを生み出すことのできる、唯一無二の天才。その天才が、どのようにして楽団員たちと至上の音楽を作り上げているのかを、この映像では詳細に描き出しています。
 緻密で明確な言葉で団員たちに指示をしていき、音楽に肉付けをする。さらには、キャンセル魔であったクライバーは、少々気難しいというイメージがありますが、団員たちとの仲は極めて良好で、むしろクライバーは謙虚な姿勢でリハーサルに望んでいることがわかります。
 自身の求める音楽にむけて完璧な音楽を作り上げていく様は必見です。
 

20 55994
(Blu-ray)
\5000
ヨーロッパコンサート2007 フロム・ベルリン
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」前奏曲
 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
リサ・バティアシヴィリ(ヴァイオリン)
トルルス・モルク(チェロ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
 ラトル&ベルリン・フィル、ヨーロッパコンサート2007がブルーレイ化

 収録:2007年5月1日ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)
 画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD Master Audio5.1、リージョン:All、102分

 毎年、楽団の創立記念日にあたる5 月1 日に、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る形でおこなわれている「ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート」。2007 年は、ベルリン・フィル創立125 周年という節目の年でもあり、ベルリンで大きな存在感を持つ建物、街はずれの古く巨大な工場でコンサートがおこなわれることとなりました。
 この建物は、19 世紀に建設されたケーブル工場で、名前は「カーベルヴェルク・オーバーシュプレー」。むき出しの鉄骨が独特の力強い雰囲気を醸し出すこの場所は、音響が意外にも良いことで知られており、ラトルは2009 年にもショスタコーヴィチの交響曲第4 番とベートーヴェンの交響曲第2 番を演奏しています。
 プログラムは、ワーグナーの「パルジファル」前奏曲に始まり、ブラームスの二重協奏曲で前半を終え、メインにブラームスの交響曲第4 番。協奏曲のソリストには、トルルス・モルクと、人気抜群の若手リサ・バティアシヴィリのふたりが登場しています。
 

20 56974
(Blu-ray)
\5000
ヨーロッパコンサート2008 フロム・モスクワ
 ストラヴィンスキー:3 楽章の交響曲
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ト短調 作品26
 ベートーヴェン:交響曲第7 番イ長調 作品92
ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
 この演奏はスゴイ!レーピンのブルッフも必聴!

 収録:2008 年5 月1 日モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
 画面:60i 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD Master Audio5.1、リージョン:All、95分

 2008 年ベルリン・フィルのヨーロッパコンサートの映像。ベルリン・フィルのヨーロッパコンサートは、毎年ベルリン・フィルの創立記念日5 月1 日に、ヨーロッパ各地の歴史的建築物やホールでコンサートを行っています。これまでプラハ、マドリード、ロンドン、サンクト・ペテルブルク、ストックホルム、リスボンなどで開催されています。2008 年のコンサート開催地はモスクワ。
 1 曲目はストラヴィンスキーの「3 楽章の交響曲」。ストラヴィンスキーの構想通り「管弦楽のための協奏曲」という色彩が強い作品で、躍動的音楽がラトルの才気溢れる指揮振りで愉しむことができます。
 2 曲目はソリストにレーピンを迎えたブルッフのヴァイオリン協奏曲第1 番。甘美で哀愁を帯びた旋律が魅力的な作品。レーピンのこの作品のCD録音はまだなく、繊細かつ華麗な演奏を聴かせてくれるこの映像はファン必聴。
 そしてメインのベト7 ではこれまで聴衆が待ち続けたラトル& BPO の超快演を披露しています。快活でスピード感があり、絶妙なテンポとサウンド・バランスの素晴らしい演奏に圧倒されます。

FRA PROD(映像)


FRA 509
(Blu-ray)
\5200
オペラマニア必見のアーンの傑作「シブレット」世界初映像!
 レイナルド・アーン:「シブレット」
 特典映像:
  ロランス・エキルベイ、ミシェル・フォ、アニェス・テリエ、
  ジェローム・ドゥシャン、ジュリー・フュクスのインタビュー
ジュリー・フュクス(S シブレット)
ジュリアン・ベーア(T アントナン)
ジャン=フランソワ・ラポワント(Br デュパルケ)
エヴァ・ガニザト(S ゼノビー)
ロナン・ドゥボワ(Br ロジェ)
セシル・アシール(S フランソワーズ)
ジャン=クロード・サラゴス(Bs グレニュ氏)
ギルメット・ロランス(S グレニュ夫人)
パトリック・カボンゴ・ムベンガ(T オーギュスト,ヴィクトル)
フランソワ・ルジェ(T 市長)
サフィル・ベルル(T グリサール)
オリヴィエ・デジャン(Bs-Br 中尉)
ベルナデット・ラフォン(パングレさん)
ミシェル・フォ(カスティリョーヌ伯爵夫人)
ジェローム・ドゥシャン(劇場支配人)
ロランス・エキルベイ(指揮)
トゥロン歌劇場交響楽団,アクサンチュス

FRA 009
(2DVD)
\5000
 パリのオペラ・コミクが大盛り上がり!!オペラマニア必見のアーンの傑作「シブレット」、世界初映像!アクサンチュスでお馴染みのエキルベイが指揮!!

 ミシェル・フォ(演出,装置) シトロネル・デュフェ(装置) ダヴィド・ベリュグ(衣装) ヨエル・ファビング(照明)
 収録:2013 年2 月、パリ
 (Blu-ray)リージョン:All、HD 1080i、145分+31分、PCM 2.0 /DTS 5.1 HD Master Audio、字幕:仏英独西伊
 (2DVD)リージョン:All、NTSC、145分+31分、Dolby digital 2.0 /DTS 5.1、字幕:仏英独西伊

 素晴らしい舞台の映像が登場しました!アーンの人気作「シブレット」の初映像です!!しかもオペラ・コミクでの新制作上演の収録!オペラマニアは必見です!!
 レイナルド・アーン(1875—1947)は、ベネズエラ生まれのドイツ系(ヒラリー・ハーンと同姓)ながら幼くしてパリに移住、20 世紀前半のパリの雰囲気をもっとも濃厚に伝える作曲家の一人として根強い人気があります。オペラ、オペレッタとも多く書いた中で、最も人気が高いのがこの「シブレット」。主人公の名前シブレットとは、葱 シブル ciboule の縮小形で、日本ではアサツキに当ります。言わば「お葱ちゃん」。その名の通り野菜売りの娘で、彼女が心優しいがちょっと優柔不断な若い貴族アントナンと結ばれる物語。1923 年4 月7 日、パリのヴァリエテ劇場で初演され、大成功を収めました。アーンの音楽はとても充実していますし、貴族の夜会、下町の市場、郊外の田舎、偽スペイン歌姫と変化に富んだ展開も楽しく、人気の高さも納得です。「シブレット」はオペラとオペレッタをこよなく愛した故永竹由幸氏が特に好んだ作品の一つで、30 年ほど前に初録音が登場した時に作品の素晴らしさを熱心に説いていました。
 この映像は、2013 年2 月、パリのオペラ・コミクで新制作された舞台の収録。フランスの人気喜劇役者ミシェル・フォの演出で、舞台を台本に設定の1867 年から初演の頃、つまり「狂騒の時代 Les Annees folles」と呼ばれる1920 年代のパリに移しています。これは大変よく出来た舞台で、たっぷり愉快で、時にお洒落に、時に羽目を外してと、観客も大うけ。幕切れのアンコールの歌を客席中が一緒に歌う様子にはホッコリさせられます。大好評のため2015 年に再演が予定されているほど。
 出演者は若手とベテランがうまく組み合わされています。タイトルロールのジュリー・フュクスはフランスの若いソプラノ。2013 年、プラシド・ドミンゴ主催のコンクール、オペラリアで女声部門第2 位受賞なので歌の実力は保証済。加えて健康的な容姿もシブレットにピッタリ。ジュリアン・ベーアは1982 年、リヨン生まれのテノール。近年はモーツァルト・テノールとしての評価が高まっており、2015 年にパリ・オペラ座での「魔笛」のタミーノを歌う予定です。この若い二人ががんがんキスをする様子も微笑ましいもの。デュパルケのジャン=フランソワ・ラポワントは、カナダ、ケベック州、サグネ=ラク=サン=ジャン生まれのバリトン。歌手暦30 年を越すベテランで、物語に大人の深みと渋みを与えています。魚売りのバングレ婆さんは、フランスの大女優、ベルナデット・ラフォン。フランソワ・トリュフォー監督の映画「私のように美しい娘」で知られるラフォンは1938 年生まれ、この時74 歳。この5 ヵ月後の2013 年7 月に亡くなりました。この舞台ではまだ元気元気、味のあるダミ声と絶妙な演技で会場を沸かしています。ところで軽薄女ゼノビーを演じたエヴァ・ガニザトは、1986 年、パリ生まれの有望な新人歌手でしたが、この公演からおよそ1 年後の2014 年1 月に交通事故でわずか28 歳で亡くなりました。この「シブレット」はガニザトの貴重な舞台姿の記録でもあります。
 指揮は、人気合唱団アクサンチュスの指揮者として知られているロランス・エキルベイ。ピットの中なので彼女の颯爽とした指揮姿がわずかしか映らないのは残念ですが、パリ風味を醸しつつキチッと纏め上げています。
 第3 幕冒頭には、演出を務めるミシェル・フォがカスティリョーヌ伯爵夫人に扮してハチャメチャな歌を歌い、それに本当のオペラ・コミク監督、ジェローム・ドゥシャンが劇場支配人役で絡む抱腹絶倒の寸劇が挟まれます。
 こうした作品は音だけで聞くより舞台で見るほうが断然面白いというもの、日本語字幕はありませんが、あらすじさえ押さえておけば映像で物語は簡単に理解できるでしょう。こうした作品がBlu-ray Disc で発売されるのは珍しいこと、パリっ子を熱狂させたアーンの傑作を鮮明映像で楽しみましょう!

 アーン「シブレット」 簡単なあらすじ
 若い貴族アントナンは、入れ込んでいる軽薄娘ゼノビーからあっさり袖にされてガッカリ。一方、早朝の市場ではシブレットが魚屋のバングレ婆さんから、恋の成就の奇妙な占いを告げられる(三つの占いはすべて当たることになる)。彼女が荷台いっぱいの野菜を売り損ねて落胆していると、市場責任者のデュパルケが、ちょうど朝帰りのアントナンに少し負担してあげるよう頼む。その後アントナンは野菜を積んだ荷車で寝入ってしまうが、そうとは知らぬシブレットは彼を荷車に乗せたまま郊外へと戻る。
 実はシブレットにはたくさんの婚約者がいるのだが、彼女は誰にも乗り気でなかった。荷車のアントナンが目を覚ますと、彼に偽の婚約者になってもらい他の婚約者たちを追い払ってしまう。やがて二人はお互い惹かれ合い本当に愛し合ってしまう。だが軍隊とともにやって来たゼノビーを、シブレットが歌い負かした上に追い返してしまうと、アントナンはゼノビーを追って去ってしまう。その様子を見たデュパルケは、自分も浮気性の恋人がいたものだと昔語りをしてシブレットを慰める(彼の台詞から、デュパルケがかつての「ボエーム」のロドルフォだと分かる)。デュパルケは彼女をスペインの歌姫に仕立ててアントナンに一芝居打つことにする。
 劇場支配人の館でのパーティ。あっという間にゼノビーと別れたアントナンは、シブレットが行方不明と聞かされ絶望する一方で、魅力的なスペインの歌姫に心を奪われている。しかし歌姫からシブレットをもう愛さないと誓うよう求められると、アントナンはそれはできないと拒む。彼の愛を確かめたシブレットは喜び正体を明かし、歌姫がシブレットその人だと知ったアントナンと結ばれる。

IDEALEAUDIENCE(映像)



30 75084
(Blu-ray)
\6000
クラシック・アーカイヴ コレクターズ・エディション第5集〜歌手編
 【エリーザベト・シュヴァルツコップ】
  モーツァルト:歌曲「小さな紡ぎ娘」K531/
  グルック:歌劇「メッカの巡礼」〜流れゆく小川に
  シューベルト:音楽に寄せてD547/至福D433
  ヴォルフ:ゲーテ歌曲集〜フィリーネ/
  イタリア歌曲集〜ああ、あなたのお家がガラスみたいに透明だったらいいのに
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)/放映:1961年12月30日ロンドンBBCアーカイヴス
  モーツァルト:
   演奏会用アリア「男たちはいつでもつまみぐいしたがる」(警告)K433(416c)/
   ドイツ軍歌「われはカイザーたらん」K539
  シューベルト:至福D433/シルヴィアにD891/
  シューマン:歌曲集「ミルテの花」〜胡桃の木Op25-3
  ブラームス:
   5つのロマンスと歌曲〜甲斐なきセレナードOp.84-4/
  ドイツ民謡集〜谷底ではWoO.33-6
  マーラー:子供の魔法の角笛より「高い知性の讃美」
  ヴォルフ:メーリケ歌曲集より「捨てられた娘」、わたしの長い髪の影で
  R.シュトラウス:あすの朝 Op.27-4、私の父は言いましたOp.36-3
  作者不詳:君が眼にて酒を汲めよ
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)/放映:1970年3月22日BBCアーカイヴス
  モーツァルト:
   演奏会用アリア「わが感謝をお受け下さい、やさしき保護者よ」K.383/
   ドイツ軍歌「我皇帝たらんもの」K.539
  モーツァルト:演奏会用アリア「男たちはいつでもつまみぐいしたがる」K.433
  ヴェルディ:オペラ「オテロ」より柳の歌−アヴェ・マリア
  R.シュトラウス:
   4つの歌より「憩え、わが心」Op.27-1、6つの歌より「わが子に」Op.37-3、
   3つの歌より「母親の自慢」Op.43-2、4つの歌より「あすの朝」Op.27-4、
   8つの歌より「献呈」Op.10-1、8つの歌より「森の喜び」Op.49-1
    ベリスラフ・クロブチャール(指)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1967年、サル・プレイエル(パリ)/放映:1967年12月19日 / 1968年12月12日 INAアーカイヴ
  メノッティ:遥かなる歌より第2曲、第7曲
    ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)/放映:1969年5月4日 INAアーカイヴ

 【テレサ・ベルガンサ】
  マヌエル・デ・ファリャ:7 つのスペイン民謡
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)/収録:1960年ロンドン、BBCアーカイヴス/監督:ウォルター・トッズ
  ハビエル・モンサルバーチェ: 「黒人の歌」〜
   ハバネラの調べで/ 短刀が自慢の伊達男/ 黒人の子守歌/ 黒人の歌
  フェルナンド・オブラドルス「: スペイン古典歌曲集」〜
   山のあの帽子/ 母さま、私は恋を抱いて/クーロ・ドウルセの唄
  ヘスース・グリーディ:「6つのカスティーリャの歌」〜
   サン・ホアン祭の朝/ 当ててごらんと言ったって
    フェリックス・ラビーリャ(ピアノ)
    収録:1964年7月18日エクサンプロヴァンス音楽祭、 INAアーカイヴ/監督:ロジェ・ブナムウ
  シューベルト:「冬の旅」〜郵便馬車/
  ドニゼッティ:褐色の髪を飾るだろう
    フェリックス・ラビーリャ(ピアノ)
    収録:1964年7月26日エクサンプロヴァンス音楽祭、 INAアーカイヴ/監督:ロジェ・ブナムウ
  モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」〜
   自分で自分がわからない/ 恋とはどんなものかしら、アリア「大いなる魂と高貴なる心」
  ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」〜悲しみと涙のうちに生まれて
    オイゲン・ヨッフム(指揮)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1964年4月9日サル・プレイエル、パリ、INAアーカイヴ/監督:ドニーズ・ビヨン
  モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621〜アリア「私は行くが、君は平和で」
    セルジュ・ボド(指揮)フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
    収録:1967年5月2日サル・プレイエル、パリ、INAアーカイヴ/監督:アンドレ・ルルー
  シューベルト:ひめごとD.719
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    収録:1959年5月15日、ロンドンBBCアーカイヴ/監督:ウォルター・トッズ
  R.シュトラウス:8つの歌曲〜献呈/J.シュトラウス:喜歌劇「愉快な戦争」〜ただ自然のために
    ユリウス・パツァーク(テノール)ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    収録:1959 年6月18日、ロンドン、BBCアーカイヴス/監督:ウォルター・トッズ
  シューマン:「リートとロマンス第2 集」Op.49〜二人の擲弾兵
    ハンス・ホッター(バス- バリトン) ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    収録:1959 年10月27日、ロンドン、BBCアーカイヴス/監督:ウォルター・トッズ
  R.シュトラウス:「5つの小さな歌曲」Op.69〜悪天候
  ヴォルフ:わたしがユーフラティスで舟遊びしたおり/シューベルト:死と乙女 D531
  R.シュトラウス:「4 つの歌」Op.27〜チェチーリエ
    クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    収録:1962年2月22日、ロンドン、BBCアーカイヴ

 【レジーヌ・クレスパン、ドゥニーズ・デュヴァル】
  ベルリオーズ:
   「ファウストの劫罰」Op.24〜愛に燃え上がる炎が、
   「夏の夜」〜薔薇の精、「トロイ人」〜私は死のう/さらば誇れる国
    ジャン=クロード・アルトマン(指揮)フランス国立管弦楽団
    収録:1965年パリ、INAアーカイヴ/監督:デニス・ビロン
  シューマン:「リーダークライス」Op.24〜間奏曲/月夜
  シューベルト:笑いと涙D.777、死と乙女D.531/
  フォーレ:夕暮れOp.83-2
  ルーセル:「2つの歌」Op.50〜危機に瀕した心/
  デュパルク:前世
  プーランク:「村人たちの唄」〜祭りに出かける若者たちは
    クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ)
    収録:1964年1月11日パリ、INAアーカイヴ/監督:ジェラール・エルゾーク
  ラヴェル:「博物誌」〜くじゃく/
  ブラームス:「8つの歌曲と歌」Op.59〜君の青い瞳
    ジャニーヌ・レイス(ピアノ)
    収録:1972年10月1日、パリINAアーカイヴ/監督:ピエール・デフォン
  プーランク:
   歌劇「カルメル派修道女の対話」〜“Oh! mon pere, cessons cejeu, par pitie!”、
   歌劇「人間の声」〜“Tu as raison. Si, je t'ecoute…”、
   歌劇「ティレシアスの乳房」〜“Non, Monsieur mon mari!”
    収録:1959 年5月14日サル・ガヴォー、パリ、INAアーカイヴ/監督:デニス・ビロン
  プーランク:「くじびき」〜音楽家の天使たち/ なんてことだ?
    ドゥニーズ・デュヴァル(ソプラノ)フランソワ・プーランク(ピアノ)
    収録:1961年2月26日パリ、INAアーカイヴ/監督:ロジャー・ベナムー

 【エリーザベト・シュヴァルツコップ、イルムガルト・ゼーフリート、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ】
  R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」〜思い出すわ、私にも娘時代があった
    エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)ヘルタ・テッパー(メゾソプラノ)
    フィルハーモニア管弦楽団 チャールズ・マッケラス(指揮)
    収録:1961年10月24日ロンドンBBCアーカイヴ/監督:パトリシア・フォイ
  R.シュトラウス:
   4つの歌Op.27より第4曲「明日の朝」、
   5つの歌Op.41より「子守唄」、
   3つの歌Op.29より第1曲「たそがれの夢」、
   8つの歌Op.10より第1曲「献呈」、6つの歌Op.17より第2曲「セレナード」
    イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ) ピエロ・ベルージ(指揮)フランス国立管弦楽団
    収録:1965年1月20日サル・プレイエル、パリ
  マーラー:
   歌曲集「子供の不思議な角笛」〜トランペットが美しく鳴り響く所、
   「リュッケルトによる5つの詩」〜私はこの世に忘れ去られ、
   「子供の不思議な角笛」〜ラインの伝説
    イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
    マニュエル・ローゼンタール(指揮)フランス国立管弦楽団
    収録:1967年1月14日パリ、INAアーカイヴ
  マーラー:さすらう若人の歌
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
    NHK 交響楽団 パウル・クレツキ(指揮)
    収録:1960年10月24日サル・プレイエル、パリINAアーカヴ/監督:デニス・ビロン
  シューベルト:音楽に寄せてD547、「冬の旅」D.911〜菩提樹、春にD.882、魔王D.328
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    収録:1959 年5月14日ロンドンINAアーカイヴ/監督:ウォルター・トッズ
 【カール・リヒター、イヴリン・リアー、トマス・スチュアート】
  ブラームス:ドイツ・レクイエム
    イヴリン・リアー(ソプラノ)、トマス・スチュアート(バリトン)
    フランス国立放送管弦楽団&合唱団 カール・リヒター(指揮)
    収録:1964年4月8日、パリ、サル・プレイエル、INAアーカイヴ
  ワーグナー:
   楽劇「神々の黄昏」〜「ジークフリートのラインへの旅」、
   楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜「前奏曲と愛の死」
    フランス国立放送管弦楽団 ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
    収録:1965年6月20日、パリ、INAアーカイヴ/監督:デニス・ビロン
 【ユリア・ヴァラディ】
  ドキュメンタリー:情熱の歌
    制作:1998 年/監督:ブルノ・モンサンジョン
  リサイタルwith ポストニコヴァ
   ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集/チャイコフスキー:もし私が知っていたら Op.47-1
    ユリア・ヴァラディ(ソプラノ) ヴィクトリア・ポストニコヴァ(ピアノ)
    収録:1998 年1月17日パリ/監督:ブルノ・モンサンジョン
  リハーサル
   シューベルト:死と乙女D.531
    ユリア・ヴァラディ(ソプラノ) フィッシャー=ディースカウ(ピアノ)
    収録:1996 年ベルリン/監督:ブルノ・モンサンジョン
 【ジュリーニ、リガブーエ、バンブリー、コーンヤ、アリエ】
  ヴェルディ:レクイエム
    イルヴァ・リガブーエ(ソプラノ) 
    グレイス・バンブリー(メゾソプラノ) シャーンドル・コーンヤ(テノール)
    ラファエル・アリエ(バス) 
    フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 
    カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
     収録:1964年4月26日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、BBCアーカイヴ
  ヴェルディ:聖歌四篇
    フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
    カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
    収録:1964年4月26日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、BBCアーカイヴ
 【偉大なるオペラ歌手たち】
  ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」〜第2幕 まどろみが近寄るように(アガーテの祈り)
    グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
    ペーター・マーク(指揮)フランス国立放送管弦楽
    収録:1963年11月30日、サル・プレイエル、パリ、INAアーカイヴ
  ワーグナー:楽劇「タンホイザー」〜第2 幕 貴き殿堂よ,喜んで私はおまえにあいさつを送る(歌の殿堂)
    グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
    アラン・ロンバール(指揮)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1966年11月3日、サル・プレイエル、パリ、INAアーカイヴ
  プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん
  ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」〜第1幕 ああ!遅すぎたわ
  モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K .492〜第4幕 やっと待っていた時が来た〜恋人よ,早くここへ
  ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」〜第1幕 月に寄せる歌
    リタ・シュトライヒ(ソプラノ)
    ハンス・ヴァラット(指揮)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1968年2月24日、サル・プレイエル、パリ、INAアーカイヴ
  ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」〜第3幕 おい,亭主!
  ヴェルディ:歌劇「オテロ」〜第2幕 無慈悲な神の命ずるままに
  プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜フィレンツェをまたとおがめるか?
  プッチーニ:歌劇「トスカ」〜第1幕 警官を3人と……〜行け,トスカ!
    ティト・ゴッビ(バリトン) マッケラス(指揮)ロンドン交響楽団
    収録:1958年5月16日、BBCスタジオ、ロンドン、BBCアーカイヴ
  ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」〜第4幕 おお!息が詰る!明かりを!
    ボリス・クリストフ(バス) エリック・ロビンソン(指揮)ロンドン交響楽団
    収録:1958年10月19日、BBCスタジオ、ロンドン、BBCアーカ
  ワーグナー:楽劇「ローエングリン」〜第2幕 そよ風よ,私の嘆きを聞いておくれ−エルザ!〜誰が呼ぶのだろう
    エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、
    イザベル・シュトラウス(メゾソプラノ)、エルネスト・ブラン(バス)
    リヒャルト・クラウス(指揮)フランス国立放送管弦楽団
    収録:1965年4月22日、サル・プレイエル、パリINAアーカイヴ
  ワーグナー:楽劇「パルジファル」第2幕〜アルフォンタス!あの傷だ!
  ワーグナー:楽劇「パルジファル」第3幕
   まこと,われらに約束されしごとく−そうではありません,
   ご覧ください−真昼となりました。刻限です/
   霊感あらたかな武器は,ただひとつ−いと高き救済の奇蹟よ
    ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)、ゴットロープ・フリック(バス)
    ジョルジュ・セバスティアン(指揮)
    フランス国立フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、聖歌隊
     収録:1964年3月13日、サル・プレイエル、パリ、INAアーカイヴ
 【ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス】
  シューベルト:どこへ? D.795-2、音楽に寄せてD.547/
  ブラームス:甲斐なきセレナードOp.84-4
  ファリャ:7 つのスペイン民謡〜ホタ/
  アマデーオ・ヴィヴェス:イザベラの肖像
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)/収録:1957年6月1日ロンドン
  ファリャ:歌劇「はかなき人生」〜“Vivan los que rien!”(インタビュー)
  ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」〜今の歌声は(インタビュー)
  ホアキン・ニン:モーロ人の布(インタビュー)
  ワーグナー:オペラ「タンホイザー」第2幕第1場「おごそかなこの広間よ」(インタビュー)
  プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」〜操に死ぬるは
    ジョルジュ・プレートル(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
    パトリック・ハーヴェイ(ピアノ)ジョン・フレーマン(インタビュアー)
    収録:1962年5月31日ロンドン、BBCアーカイヴス/監督:パトリシア・フォイ
  グラナドス:
   「トナディーリャス」〜控えめな男、
   「嘆きにくれるマハNo.3」〜あたしの喜びであった愛しいあの人には、
   「トナディーリャス」〜トラララとギターの爪弾き
  ヴィヴェス:”El amor y los ojos”、イザベラの肖像
  ハビエル・モンサルバーチェ:「黒人の歌」〜黒人の子守唄
    フェリックス・サネッティ(ピアノ)/
    収録:1967年11月14日ブサンソン音楽祭、INAアーカイヴ
  モンポウ:歌曲集「夢のたたかい」〜君の上には、ただ花ばかり
    フェデリコ・モンポウ(ピアノ)
 20世紀を代表する名歌手たちの14 時間に渡る貴重映像を1枚のブルーレイ・ディスクに収録した画期的なシリーズ!

 画面:4:3 標準解像度(SD)、音声:PCM ステレオ2.0 デュアル・モノ、DD2.0 デュアル・モノ、リージョン:All、字幕:英独仏西、860分

 以前EMI より「クラシック・アーカイヴ・シリーズ」としてDVD で発売されていた映像集を、ブルーレイ・ディスク1 枚に収録した好企画。シリーズ最後となる本ディスクは20 世紀の名歌手たち。総勢15 名の偉大な歌手たちが登場し、そのバックにも20 世紀の名演奏家の姿が映る見所満載の映像集です。
まず20 世紀を代表するソプラノ歌手、エリーザベト・シュヴァルツコップ。1961 年から1970 年にかけての円熟期の姿が収められています。
 続くはスペインのメゾソプラノ、テレサ・ベルガンサ。夫であるフェリックス・ラビーリャとともに、彼女を代表する演奏の数々が生き生きと映し出されています。華と上品さを備えたフランスの名ソプラノ、レジーヌ・クレスパン。そしてプーランクが大変気に入っていたソプラノ歌手ドゥニーズ・デュヴァル。ウィーンで活躍したリリック・ソプラノ、イルムガルト・ゼーフリート。20 世紀最大のバリトン歌手で後に指揮活動も行った偉大なる音楽家ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。
 さらに奇才モンサンジョン監督によるユリア・ヴァラディの映像では、夫君フィッシャー= ディースカウがピアノ伴奏している「死と乙女」のリハーサル映像も含まれています。
 最後はスペインの心を歌う名ソプラノ、ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス。作曲者モンポウ自身の伴奏で名曲「君の上にはただ花ばかり」を歌う貴重な映像も収録。
 歴史的価値の高い映像が次から次へと登場し、往年の名演奏家ファンも、若い世代の音楽ファンも楽しめる内容となっています。




NIGHTFROG(映像)



NF 2013
(DVD)
¥4100→\3790
アラベラ・美歩・シュタインバッハー初のドキュメンタリー
 ドキュメンタリー「 希望の音楽」
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
 1. 練習風景
  (ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調『雨の歌』Op.78より第1楽章の抜粋)
 2. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219より第3楽章の抜粋
   ロリン・マゼール(指揮)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団/
    ライヴ収録:2013 年1 月4日 
 3. The old Lady〜1716年ストラディヴァリウス「ブース」について
 4. イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 Op.27より4 楽章の抜粋
 5. ブラームスのヴァイオリン・ソナタの録音風景
   ロベルト・クーレック(ピアノ)
 6. タングルウッド音楽祭/7. 津波の記憶/8. 子供時代/9. 日本到着/
 10. 釜石市でのコンサート/11.A Jazz Clup/12. 吉里吉里コンサート
 ボーナス映像
  モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
  クライスラー:レスタティーヴォとスケルツォ(アンコール)
   マルク・アルブレヒト(指揮)、イェーテボリ交響楽団/ライヴ収録:2014 年1 月16 日
 アラベラ・美歩・シュタインバッハー初のドキュメンタリー。幼少時の秘蔵映像から2011年釜石市でのコンサートまで充実の映像作品、チャリティ・コンサートは涙なしでは見られません。

 撮影:ドロテ・ビンディング、ベネディクト・ミロウ
 ドキュメンタリー 44分、ボーナス 27分、NTSC、リージョン:All、原語:ドイツ語(吹き替え:英語)
 ※ 日本語字幕はございません。日本語帯付き

 近年、目を瞠る活躍の麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー初のドキュメンタリー映像。世界的ヴァイオリニスト・シュタインバッハーの様々な表情を見ることができる充実の内容です。
 【貴重な映像の数々】
 ヨガ・クッションに座りながらリラックスした状態での朝の練習風景(ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1 番「雨の歌」より)、日本音楽財団から貸与されている1716 年製のストラディヴァリウス「ブース」について熱く語るシーン、子供時代について、そして東日本大震災についてなど、シュタインバッハーの様々な顔を見ることができます。
 【充実の演奏風景・ライヴ映像】
 当ドキュメンタリーには様々な演奏風景・ライヴ映像が収録されております。2014 年7 月に惜しまれつつ亡くなった巨匠ロリン・マゼール指揮、ミュンヘン・フィルとのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5 番「トルコ風」からの抜粋、ピアニスト、ロベルト・クーレックとのブラームスのヴァイオリン・ソナタのレコーディング風景、イザイの無伴奏ソナタ第2 番の抜粋、さらには幼少時代に演奏した「ラ・フォリア」など非常に充実の内容となっております。
 またボーナス映像として、マルク・アルブレヒト指揮、イェーテボリ交響楽団の共演でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番が収録されております。
 【東日本大震災への思い、被災地での演奏会】
 ミュンヘンにてドイツ人の父と日本人の母との間に生まれたシュタインバッハーにとって、日本は第2 の故郷であり、2011 年の東日本大震災は特に大きな衝撃をうけました。シュタインバッハーは、2011 年12 月に被災地である岩手県釜石市に訪れ、バッハのシャコンヌを含む作品を演奏しました。この演奏会の終わりにシュタインバッハーの演奏とともに被災者が赤とんぼを歌う姿は涙なしではみられません。




OPUS ARTE(映像)


OA1128D
(2DVD)
\4000→\3690
ジャナンドレア・ノセダ&トリノ・レージョ歌劇場
 ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》全4幕(1884年改訂版)

特典映像:
 キャスト・ギャラリー
ドン・カルロ…ラモン・バルガス(テノール)/
エリザベッタ…スヴェトラーナ・カスヤン(ソプラノ)/
フィリッポ2世…イルダール・アブドラツァコフ(バス)/
ロドリーゴ…ルドヴィク・テツィエ(バリトン)/
エボリ公女…ダニエラ・バルチェローナ(メゾ・ソプラノ)/
宗教裁判長…マルコ・スポッティ(バス) 他/
トリノ・レージョ歌劇場管弦楽団&
同合唱団(クラウディオ・フィノーリオ…合唱指揮)/
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)/
ウーゴ・デ・アーナ(ディレクター・セット・衣装デザイン)/
レーダ・ロホディーチェ(コレオグラフィ)/
セルジオ・ロッシ(照明)/
フィリッポ・トノン(アシスタント・ディレクター)/
アリエラ・ベッディーニ(ヴィデオ&テレビ・ディレクター)


OABD7139D
(BD)
\4800→\4390
2013年4月 トリノ・レージョ歌劇場におけるライブ収録/収録時間:217分/音声:イタリア語歌唱 <DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:英, 仏, 独, 日, 韓/ 画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 歌劇《ドン・カルロ》はシラーの戯曲を元にしたスペイン王朝を巡る愛憎の物語です。もともと5幕、フランス語で作曲されましたが、その後イタリア語に訳され、何度かの改訂を経てこの1884年版に落ち着きました。バレエ音楽や、フランス語版の第1幕はすっぱりカット。冗長さが凝縮され、密度の高い物語になったのです。魅力的なアリアや聴き所が多く、現在でも人気の高い作品です。
 トリノ・レージョ歌劇場は、1740年にこけら.落としが行われた長い歴史を持つこの劇場ですが、幾たびも凋落、復興を繰り返しつつ、1900年初頭にはトスカニーニが音楽監督になるなど、栄華を誇っていた時期もありますが、1936年に火災で焼失。およそ40年近く歌劇場としての機能を失っていたのです。しかし1965年から再建工事が開始され、1973年4月に再.こけら落としが行われ、また新たな命が吹き込まれたのです。
 近年の上演としては却って珍しい豪華な衣装と伝統的なステージングによる上演は常に世界中から高い評価を受けています。この2013年度の「ドン・カルロ」の上演は、大成功を収めた2006年のプロダクションの再演となります。まるでベラスケスの絵画を思わせる豪華な衣装と装置を得て語られる魅惑的な物語は、見る人全てをとりこにすること間違いありません。
 ラモン・バルガスの美声が光る題名役と、彼を取り巻く登場人物が迫真の歌唱を聴かせ、ノセダの振るオーケストラも濃密な音を紡ぎだします。日本語字幕あり
 
OA1159SE
(DVD 特装版)
\4800
タルボット:《冬物語》プロローグと全3幕
 特典映像:
  「冬物語」へのイントロダクション,キャスト・ギャラリー.
  特装版のみプロダクション・イメージ・ポストカード(8枚セット)付き
レオンティーズ(シチリア王)…エドワード・ワトソン/
パーディタ…サラ・ラム/
ポーライナ…ゼナイダ・ヤノウスキー/
フロリゼル…スティーヴン・マクレイ/
ポリクシニーズ(ボヘミア王)…フェデリコ・ボネッリ/
ハーマイオニー…ローレン・カスバートソン/
英国ロイヤル・バレエ団/
クリストファー・ウィールドン(コレオグラフィ)/
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団/
デヴィッド・ブリスキン(指揮)/
ジョビー・タルボット(音楽)/
ボブ・クローリー(デザイン)/
ナターシャ・カッツ(照明)/
ベイジル・ツイスト(シルク・エフェクト・デザイン)
OA1156D
(DVD)
\4000

OABD7157D
(BD)
\4800
 2014年3月 ロイヤル・オペラ・ハウスにおけるライブ収録/収録時間:119分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:なし / 画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 シェークスピアの戯曲「冬物語」を題材としたバレエ《冬物語》。前作《不思議の国のアリス》で共同作業を行い大成功を収めた、作曲家タルボットとデザイナー、クローリー、そしてコレオグラフィのウィールドンのチームがまた新しい伝説を創り上げました。
 シェークスピア作品における重要なモティーフである「誤解から生まれた嫉妬」は、物語全般を覆いつくし登場人物たちに苦悩の影を落とします。しかし、それを全て撥ね退ける強さを感じさせるダンサーの踊りは、強い感動を呼び起こすことは間違いありません。
 特に主役レオンティーズ役のワトソンの柔軟な肢体と表情には惜しみない賛辞が贈られることでしょう。第1幕ではシルクの布から生まれる光の綾が美しく、第2幕ではメルヘンチックな装置が使われて、更なる想像力をかきたてます。またエキゾチックな雰囲気を醸し出すタルボットの音楽にも注目です。まずはダンサーたちのを刺激的なダンスをご堪能ください。
 
OA1157D
(DVD)
\4000
ベラルビ:バレエ《美女と野獣》
特典映像:
 キャスト・ギャラリー
美女…ジュリー・ロリア/
野獣…渡邊峻郁/
バレエ・ドゥ・キャピトル/
カデル・バラルビ(コレオグラフィ&ステージング)/
ヴァレリー・ベルマン(デザイン)/
マルク・パレント(照明)/
ルイ・クロード・ダカン(音楽)/
ヨーゼフ・ハイドン(音楽)/
ジェルジ・リゲティ(音楽)/
モーリス・ラヴェル(音楽)/
リュク・リオロン(映像ディレクター)
OABD7158D
(BD)
\4800
2013年10月 トゥールーズ、バレエ・ドゥ・キャピトゥルにおけるライブ収録/収録時間:106分/音声:<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:なし/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB1080i High Definition
 元パリ・オペラ座のエトワールであるカデル・ベラルビが芸術監督を務めるフランスのバレエ・ドゥ・キャピトル(キャピトル・トゥルーズ・バレエ団)。以前、バレエ《海賊》が大絶賛されたことでも知られますが、この《美女と野獣》は更にパワーアップした素晴らしい舞台が繰り広げられています。表面的な醜さを拒絶する心が真の愛に気づくまでの心理的なドラマを鋭く描き出したこの物語は、シンプルでありながらも見事なセットと衣装、そしてバロックから近代に至るまでの音楽(特にリゲティの作品が効果的に使われています)を組み合わせ、印象的な世界によって表現されています。
 ここで主役の野獣を踊るのは、ご存知日本のエース渡邊峻郁(わたなべたかふみ)氏。2011年に異例の2段階昇格でソリストになった期待のダンサーです。もちろん《海賊》でも印象深い役を踊っていましたが、今回は何と言っても主役です。10代でモナコに留学し、イタリアのサンレモ国際ダンスコンクールに17歳で優勝した経歴と、並々ならぬ自信を纏った堂々たるダンスには感嘆せざるを得ません。
 

OA1182BD
(3DVD)
\4800
バレエ・スペキュラクター
 ①アダン:バレエ《ジゼル》(2006)/
 ②ドリーブ:バレエ《コッペリア》(2000)/
 ③エロール:バレエ《ラ・フィユ・マル・ガルデ》(2005)/
特典映像…
 あらすじ紹介(英語)・キャストギャラリー 他
①ジゼル…アリーナ・コジョカル/
アルブレヒト…ヨハン・コボー/
ミルタ…マリアネラ・ヌニェス/
ヒラリオン…マーティン・ハーヴェイ/
マリウス・プティパ(コレオグラフィ)/
ピーター・ライト(演出)/
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団/
ポリス・グルージン(指揮)/
②スワニルダ…リアーン・ベンジャミン/
フランツ…カルロス・アコスタ/
コッペリウス…ルーク・ヘイドン/
ニネット・ド・ヴァロワ(コレオグラフィ)/
アンソニー・ダウエル 他(演出)/
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団/
ニコラエ・モルドヴァヌ(指揮)/
③リーズ…マリアネラ・ヌニェス/
コーラス…カルロス・アコスタ/
シモーヌ…ウィリアム・タケット/
アラン…ジョナサン・ハウエルズ/
フレデリック・アシュトン(コレオグラフィ)/
アレクサンダー・グラント(演出)/
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団/
アンソニー・トゥイナー(指揮)
収録時間:300分以上/音声:<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:なし/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 《白鳥の湖》や《くるみわり人形》などのチャイコフスキーの諸作品でバレエに目覚めた人も多いかと思います。しかしバレエの魅力を極めるのなら、この3作品は外せません。1841年に初演された《ジゼル》は名振付師マリウス・プティパが愛した作品。はかなげな主人公が白い衣装を纏って踊る姿はいつ見ても感動的です。
 《コッペリア》は動く人形を取り巻く楽しい話。恋人を人形に取られそうになってしまったスワニルダの恋の行方が気になります。
 《ラ・フィユ・マル・ガルデ》も伝統的な作品で、恋人同士の2人を巡る親たちの思惑が交錯する物語。数多くの振付が存在しますが、最も有名なのがアシュトン版です。
 この3つの作品を、現代最高のロイヤル・バレエ団とダンサーたちによってお楽しみいただけるセットです。
 

OA1151BD
(5DVD)
\4800
ヴェルディ:オペラBOXセット
 1.アイーダ(2枚組)…1994年
  ラダメス…ファビオ・アルミニアート/アムネリス…エリザベッタ・フィオリッロ/
  アイーダ…ダニエラ・デッシー 他/リセウ劇場交響楽団/
  ミゲル・アンヘル・ゴメス=マルティネス(指揮)/ホセ・アントニオ・グティエレス(演出)
  エクストラ・フィーチャー:キャスト・ギャラリー,セット・ギャラリー
 2.椿姫(2枚組)…2005年3月収録
  ヴィオレッタ・ヴァレリー…ノラ・アンセレム/
  アルフレード・ジェルモン…ホセ・ブロス/
  ジョルジョ・ジェルモン…レナート・ブルゾン/
  王立劇場合唱団(マドリッド交響楽団合唱団)/
  王立劇場管弦楽団(マドリッド交響楽団)/
  ヘスス・ロペス=コボス(指揮)/ピエル・ルイージ・ピッツィ(演出)
   エクストラ・フィーチャー:キャスト・ギャラリー
 3.リゴレット…2000年発売
  マントヴァ公…マルセロ・アルバレス/リゴレット…パオロ・ガヴァネッリ/
  ジルダ…クリスティーネ・シェーファー 他/
  コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団/
  エドワード・ダウンズ(指揮)/デイヴィッド・マクヴィカー(演出)
   エクストラ・フィーチャー:鏡の国のヴェルディ
収録時間:9時間23分/音声:ステレオ2.0/DTS5.1(5.0)/字幕:アイーダ:英,仏,西,カタロニア/椿姫:英,仏,西,伊/リゴレット:英/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク×4 片面単層ディスク×1
 イタリア・オペラの最高峰、ヴェルディの3つのオペラをセットにした価値あるBOXです。
 全て演奏は定評のあるものであり、もちろん装置も衣装も最高のものを収録しています。BBC製作のドキュメンタリー「鏡の国のヴェルディ」が含まれています。
日本語字幕なし
 


OA1158D
(2DVD)
\4800→\4390
ワーグナー:舞台神聖祝典劇《パルジファル》
 エクストラ・フィーチャー:
  アントニオ・パッパーノとサイモン・オニールへのインタビュー
パルジファル…サイモン・オニール(テノール)/
クンドリ…アンジェラ・デノケ(ソプラノ)/
グルネマンツ…ルネ・パーペ(バス)/
アンフォルタス…ジェラルド・フィンリー(バリトン)/
クリングゾル…ウィラード.W.ワイト(バリトン)/
ティトゥレル…ロバート・ロイド(バス) 他/
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団&合唱団
 (レナート・バルサドンナ…合唱指揮)/
アントニオ・パッパーノ(指揮)/
スティーブン・ラングリッジ(ディレクター)/
アリソン・チッティ(セット・衣装デザイン)/
トーマス・ベルクマン、
ウィレム・ブランシェ(ヴィデオ・デザイン)/
ポール・ピャント(照明)/
ダン・オニール(コレオグラフィ)/
ジョナサン・ハスウェル(スクリーン・ディレクター)
OABD7159D
(2BD)
\4800→\4390
 ワーグナー(1813-1883)の最後の歌劇「パルジファル」は人類の至宝であり、強烈なメッセージが込められています。
 ワーグナーがこの作品を構想して以来、様々な解釈が施されて独自のパルジファル像が表現されていますが、この上演はワーグナー生誕200年を記念してスティーブン・ラングリッジが製作したもので、ここに登場するパルジファルは無垢な精神と大きな体を持ち、冒険と経験を通じて成熟していくという過程が丁寧に表現されています。
 簡素な装置も現代的な衣装も痛々しく、時として観ている側も痛みを共有する必要もありますが、そこはワーグナーの崇高な音楽によって救われるのかもしれません。
 偉大なるワーグナー・テノール、サイモン・オニールは完璧であり、とりわけ第3幕での聖金曜日の音楽以降での神がかり的な歌唱には感涙あるのみです。
 説得力のあるフィンリーのアンフォルタス、ルネ・パーペの冷徹なグルネマンツ、なかなかクールなワイトのクリングゾル、そして物語の鍵を握るクンドリを歌うデノケ。
 苦悩と浄化の物語を暖かく照らし出すパッパーノの指揮するオーケストラの音楽。この物語が「救済」であることを感じずにはおれない弦の響きも、聴き所の一つでしょう。
 2014年2月 ロイヤル・オペラ・ハウス ライブ収録/収録時間:281分/
 音声:<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:英,仏,独,日,韓/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
  
OA1149D
(DVD)
\3100
ドキュメンタリー・フィルム:ダーシー・バッセル
 ダーシーのバレエ・ヒロイン/バレリーナの生涯
ダーシー・バッセル
収録時間:80分/音声:ステレオ2.0/DTS5.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 ダーシー・バッセル(1969-)は、イギリス・ロンドン出身の名バレエダンサーです。13歳でロイヤル・バレエ学校に入学し、1986年に開催されたローザンヌ国際バレエコンクールで入賞、1987年にサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団(現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)に入団しました。
 彼女はその天性の才能と努力で、次々と舞台を制覇しましたが、中でも1988年の「バコダの王子」の主役抜擢は驚くべきニュースでした。その時に、振付家ケネス・マクミランに才能を見出された彼女は、ロイヤル・バレエ団に遺跡し、1989年にプリンシパル・ダンサーに昇格して以降、数々の古典的レパートリーと現代バレエを踊り、20年間に渡ってこのバレエ団の顔となり活躍しました。
 2006年にはプリンシパル・ダンサーから引退、2007年には完全に舞台から引退した彼女ですが、このBBCが製作した2つのドキュメンタリーでは、これまで知られることのなかった彼女の素顔を知ることができるはずです。映像には彼女へのインタビューも含まれています。
  
OA1155SE
(DVD)
\4800
不思議な国のアリス(スペシャル・エディション)
 エクストラ・フィーチャー…セット・ギャラリー/
 BBC製作ドキュメント:ビーイング・アリス
アリス…ローレン・カスバートソン/
ハートのジャック…セルゲイ・ポルーニン/
ルイス・キャロル/しろうさぎ…エドワード・ワトソン/
おかあさん/ハートの女王…ゼナイダ・ヤノウスキー/
帽子屋…スティーヴン・マックレイ/
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団/
ジョビー・タルボット(音楽)/
クリストファー・ホイールドン(コレオグラフィ)/
バリー・ワーズワース(指揮)
2011年3月9日 ロイヤル・オペラ・ハウス ライヴ収録/収録時間:180分/音声:ステレオ2.0/DTS5.1(5.0)/字幕:なし/画面:16:9/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
 アリスと使用人のジャックとの淡い恋という、バレエには欠かせないロマンスもしっかり盛り込んで、現代のファンタジーに仕上がったバレエ版「アリス」。
 子供から大人まで楽しめるエンターテイメントは、ロイヤル・バレエの看板演目となり、2013年の日本来日公演時も大評判となったものです。次世代のホープとして注目を集めていたセルゲイ・ポルーニン(ジャック役)は、残念なことに英国ロイヤル・バレエ団を退団してしまいましたが、主役のカスバートソンは素晴らしいダンスを魅せています。ハートの女王役のヤノウスキーの強烈なキャラクターも注目を浴びました。
 ステキなポストカードが8枚付いています。プレゼントにも最適です!

THE CHOIR OF KING’S COLLEGE(映像)


KGS 0008
(DVD)
\4300
CAROLS FROM KING'S 〜
 キングズ・カレッジ聖堂におけるクリスマル・キャロル礼拝

  1. ダヴィデの村に(ヘンリー・ジョン・ゴーントレット&アルトゥール・ヘンリー・マン)
  2. 甘き喜びのうちに(作曲者不詳)/
  3. ガブリエルのメッセージ(バスク地方伝統)
  4. Angelus ad virginem(14世紀)/
  5. A Hymn to the Virgin(ブリテン)
  6. 正教会聖歌(アルヴォ・ペルト)/
  7. A spotless Rose(ヘルベルト・ハウエルズ)
  8. ディンドン空高く(Ding Dong Merrily On High)(16世紀フランス)
  9. おお小さな町ベツレヘム(英国伝統)/
  10. Rocking(チェコ伝統)
  11. 高潔なる処女(伝統)/
  12. Angels from the realms of glory(フランス伝統)
  13. 羊飼いのキャロル(ボブ・チルコット)
  14. God rest you merry, gentlemen(英国伝統)
  15. Away in a manger(ウィリアム・カークパトリック)/
  16. サセックス・キャロル
  17. O magnum mysterium/
  18. O come, all ye faithful/
  19. 高き天より(J.S.バッハ)
ケンブリッジ・キングズ・
 カレッジ合唱団
ダグラス・タン、
 トム・エターリッジ、
 パーカー・ラムゼイ(オルガン)
スティーヴン・クレオベリー(指揮)
 名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団最新盤、美しいキングズ・カレッジ聖堂内で行われた実際のクリスマス・ミサの映像

 収録:2013 年12 月13-15 日、キングズ・カレッジ聖堂/NTSC、74’06、字幕:なし、Colour、リージョン: All,、NTSC 16:9、16bit 48kHz、PCM STEREO

 2013 年12 月、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団は、キャロルズ・フロム・キングスとした礼拝を、伝統ある建物であるキングズ・カレッジ聖堂で行いました。その模様を録音した映像の登場です。
 礼拝のもようをBBC が収録したもので、ろうそくが美しくともされた聖堂内で、神秘的にステンドグラスが浮かぶ中、7 つの聖句朗読の合間に、伝統的なものからアルヴォ・ペルトによるものまで、澄んだ歌声によるキャロルが演奏される様が映し出されます。厳粛であり非常に幻想的な美しさをたたえています。

TONY PALMERS’S FILM


TPDVD 157J
(3DVD-Video/NTSC)
\9600
ショルティが指揮を振るワーグナーの超大作映像作品!!
 《ワーグナー》
リチャード・バートン(ワーグナー)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
 イギリスの映画監督である、トニー・パーマーが監修するドキュメンタリーDVDレーベル「Tony Palmer's Film」。名アーティストのコンサート、オペラ、リハーサル、舞台裏、普段では見られない様子をドキュメンタリー化!

 ワーグナー没後100周年に製作された、超大作映像作品!トニー・パーマーによる、オリジナル編集作品をDVDで復刻!日本語解説書&日本語字幕付き!!

 イギリス映画界を代表する俳優、リチャード・バートン(1925−1984)主演のワーグナー。今作品はバートンが主役を演じた最後の作品でもある。劇中音楽は、指揮者でピアニストのゲオルク・ショルティ(1912−1997)が指揮を振っている。
 『オペラニュース誌のリチャード・ホーナックが「史上まれに見る美しい映画」と評したこの超大作は、ワーグナの死後100年に当たる1982〜3年にかけて制作されました。撮影はヨーロッパ各地200ヶ所のロケ地で行われましたが、その多くは歴史上の出来事が実際に起きた場所です。』 —— 日本語解説より抜粋

 ※収録時間:466分/NTSC
 

FFDVD 8102
(DVD-Video/NTSC)
\3200
ドヴォルザーク 〜 イン・ラヴ? ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)、他
 父はウィリアム・ロイド・ウェッバー、「オペラ座の怪人」でも有名なアンドリュー・ロイド・ウェバーを兄に持つ、今年演奏者としての引退を発表したイギリスのチェロ奏者、ジュリアン・ロイド・ウェッバー。1988年にヴァーツラフ・ノイマンとチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と行ったレコーディングのメイキング&ドキュメント。

 ※収録時間:52分/NTSC/16:9
 


TPDVD 128
(DVD-Video/NTSC)
\3200→\2890
ザルツブルク音楽祭
 カラヤン、ゲルギエフ、内田光子、小澤征爾も出演
トニー・パーマー(監督、編集)、他
 モーツァルトを記念した音楽祭として有名な、毎年夏に開催されるザルツブルグ音楽祭の様子を映像化。ヘルベルト・フォン・カラヤンをはじめ、ワレリー・ゲルギエフ、内田光子など多数有名アーティストが出演。小澤征爾も出演しておりインタビューを収録、貴重な映像資料となっている。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
 ※収録時間:195分/NTSC/16:9
 

TPDVD 175
(DVD-Video/NTSC)
\3200
ブリテン:歌劇 《燃える炉》 ベンジャミン・ブリテン(音楽監督)、他
 ベンジャミン・ブリテン(1913−1976)の歌劇 《燃える炉》。ブリテン自身が音楽監督として参加した、1967年オーフォード教会で行った録音のリハーサル、収録模様を収めたメイキング&ドキュメント。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。(モノクロ)
 ※収録時間:56分/NTSC(ALL/Regions)
 

FFDVD 8100
(DVD-Video/NTSC)
\3200
ブリテン:夜想曲 ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ピーター・ピアーズ(テノール)
サイモン・ラトル(指揮)、他
 ベンジャミン・ブリテンの生誕100周年を記念してリリースされたドキュメンタリー。作品を通じてブリテンの作曲の背景や思想を紐解いてゆく。
 映像にはブリテンの生涯のパートナーとしても知られるピーター・ピアーズも出演している。

 ※本作品には過激な表現や暴力的な表現が一部含まれております、ご鑑賞の際はご注意下さい。
 ※収録時間:135分/NTSC/16:9
 

TPDVD 179
(DVD-Video/NTSC)
\3200
ベンジャミン・ブリテン 〜 ア・タイム・ゼアー・ワズ

ベンジャミン・ブリテン(指揮)
ピーター・ピアーズ
レナード・バーンスタイン
スヴャトスラフ・リヒテル、他

 ベンジャミン・ブリテンのパートナーである、ピーター・ピアーズ(1910−1986)の依頼により1979年に製作さた、ブリテンの人生に迫るドキュメンタリー。ブリテン本人のインタビューはもちろん、製作を依頼したピアーズのブリテンへの想いを語ったインタビューも収録されている。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
 ※収録時間:101分/NTSC(ALL/Region)

VAI(映像)


VAIDVD 4575
(DVD)
\5300
ジョージ・バランシン 「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.5
 黛敏郎:BUGAKU(舞楽)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:パトリシア・マクブライド、ジャン=ピエール・ボンフー、ボニータ・ボーン、エリセ・ボーン、エリーゼ・フラッグ、
    デリタ・ペータース、ジョン・バス、リチャード・ドライデン、ローレンス・マシュー、リチャード・タナー
   収録:1978年
 ストラヴィンスキー:アポロ(全曲)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:ジャック・ダンボアーズ、ディーナ・アダムズ、ジラナ、フランシア・ルーセル
   収録:1960年
 ジョージ・バランシン、アポロについて語る
 ストラヴィンスキー:アポロ(抜粋)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:ジャック・ダンボアーズ、メリッサ・ヘイデン、ジラナ、パトリシア・ニアリー
   収録:1963年ベル・テレフォン・アワー
 バランシンの美意識が結集した好評シリーズ!

 画面:NTSC 4:3、カラー& BW、音声:モノラル、字幕:英語、リージョン:All、71 分

 20 世紀最大の振付師ジョージ・バランシン。彼が育て上げた世界最高峰のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)。1954 年以降バランシンはモントリオールのカナダ放送局のために何度かテレビ用に上演しました。それらの映像を集めた絶賛シリーズ、ジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」第5 弾。
 バランシン委嘱作、黛敏郎のBUGAKU(舞楽)がカラーで収録されています。雅楽の舞がモチーフとされています。
 そしてバレエ・リュス時代のバランシンの傑作「アポロ」は、バランシンとストラヴィンスキーの最初の大作。この成功を機に2 人は作品を発表していくことになります。
 

VAIDVD 4574
(DVD)
\5300
ジョージ・バランシン 「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.4
 ヒンデミット:四気質(フォー・テンペラメント)
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:カロル・サムナー、ウィリアム・ウェスロウ、マルネ・モリス、
    アール・シーヴリング、スキ・ショーラー、ラモン・セガーラ、リチャード・ラップ、他
   収録:1964年
 アイヴス:アイヴジアーナ
   振付:ジョージ・バランシン
   出演:サラ・リーランド、フランシスコ・モンシオン、スキ・ショーラー、
    デニ・レイモント、パトリシア・ニアリー、アルトゥール・ミッチェル
   収録:1964年
 ドビュッシー:牧神の午後
   振付:ジェローム・ロビンス
   出演:タナキル・ル・クラーク、ジャック・ダンボアーズ
   収録:1955年
 画面:NTSC 4:3 BW、音声:モノラル、リージョン:All、65 分

 20 世紀最大の振付師ジョージ・バランシン。彼が育て上げた世界最高峰のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)。1954 年以降バランシンはモントリオールのカナダ放送局のために何度かテレビ用に上演しました。それらの映像を集めた絶賛シリーズ、ジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」第4 弾。
 本DVD での注目はヒンデミットの「四気質」。バランシンのためにヒンデミットが作曲した作品。ストーリーはなく、中世の宇宙論に基づいて、人間は「憂鬱質」「多血質(快活)」「粘液質( 無気力)」「胆汁質( 癇癪)」の4 つのタイプに分類されるというところからきているもので、主題を変奏していきます。
 アイヴスのアイヴジアーナは、作曲家の死後初演された作品。またこのDVD には、ニジンスキーの名作「牧神の午後」のジェローム・ロビンス版が収録されています。




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