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第79号
マイナー・レーベル新譜(1)
2014.10.28〜2014.12.30


2L


2L 101SABD
(Blu-ray Disc Audio
+
SACD HYBRID)
¥4300
クリスチャニアの生活〜ノルウェー、ウィンドミュージック黄金時代の作品集
 ヨハン・スヴェンセン(1840-1911)/ ハンセン編:交響曲第2番 変ロ長調 Op.15
 アードルフ・ハンセン(1852-1911):
  グリーグ夫妻の銀婚式に寄せるセレナード、
  セレナード、田舎の婚礼*、
  ロマンス(B♭コルネットと軍楽隊のための)、
  音楽の描画《クリスチャニアの生活》
 オーレ・オールセン(1850-1927):
  『スヴァイン・ユーレッド』序曲、葬送行進曲Op.41*
 アルフレード・エーヴェンセン(1883-1942):
  ノルウェー舞曲第1番、ノルウェー舞曲第2番
     [* Blu-ray のみ収録]

ノルウェー軍音楽隊
オーレ・クリスチャン・ルード(指揮)

 オスロのウィンドバンドの伝統『忘れられた黄金時代』を再び!BD オーディオのリアルな音場が楽しめる!

 録音:2012年6月、11月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
 制作・バランスエンジニアリング:モッテン・リンドベルグ/録音:ビアトリス・ヨハンネセン
 [DXD(24bit/352.8kHz)録音]
 Blu-ray: 86’52”[Blu-ray:5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 2.0 LPCM(24bit/192kHz), mShuttle: MP3 & FLAC 96kHz, Region: ABC]
 SACD: 77’10”[5.1 surround/stereo][SACD DSD(5.1 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo(16 bit/44.1 kHz)]

 19 世紀の後期は、ノルウェー音楽の「黄金時代」と呼ばれます。ヨハン・スヴェンセンとエドヴァルド・グリーグのふたりが「ノルウェー」の国際的な知名度の向上に貢献したこと、そして、人口の増加と経済の発展のためあらゆるジャンルで音楽が求められ、ノルウェーの音楽生活が活力と創造性を享受した時期だったことが、主な理由だったと言われます。ノルウェー王国軍のプロフェッショナル・バンドのひとつ、ノルウェー軍音楽隊も、この時代、急速に発展する音楽生活に大きな役割を果たしました。1818 年の創設以来、音楽隊は、公的な場だけでなく社会生活のさまざまなところで音楽を演奏し、才能のある演奏者や作曲者の発掘と育成に努めました。
 フランスのウィンド音楽を演奏した『凱旋路』(2L086SABD)とノルウェー憲法制定200 周年を記念する『われらこの国を愛す』(2L104SABD)につづく『クリスチャニアの生活』は、首都クリスチャニア、現在のオスロをしのばせる作品を集めたアルバムです。
 ヨハン・スヴェンセンは、スカンディナヴィアを代表する音楽家のひとり。彼の代表作、交響曲第2 番は、1874 年から1876 年にかけて作曲。このアルバムで演奏される「ウィンドアンサンブル」版は、アードルフ・ハンセンが、スヴェンセンから生徒となるための課題として与えられ、ハルデンの軍楽隊を指揮していたオスカル・ボルグの協力を得て書き上げた作品です。フルート、ピッコロ、E♭管クラリネット、8 つのB♭管クラリネット、E♭管コルネット、B♭管コルネット、2 つのトランペット、2 つのアルトホルン、3 つのテナーホルン、2 つのB♭管テューバ、ティンパニ。単純な「編曲」というより、作曲者のスヴェンセンと「空気」を共有する音楽家による「解釈」という言葉がふさわしい音楽です。
 ハンセンの音楽による描画《クリスチャニアの生活》は、ギャロップを始めとする当時の流行曲による「ポプリ」です。《グリーグ夫妻の銀婚式に寄せるセレナード》は、ハンセンがベルゲンの音楽隊を指揮していた1892 年、エドヴァルドとニーナのグリーグ夫妻のために作曲した音楽です。6 月11 日の「朝」、トロールハウゲンのグリーグ邸の庭で演奏され、グリーグはその時のことを「素晴らしい静かな夏の朝、この美しい音楽が与えてくれた気分を忘れることができない」と記しています。
 オーレ・オールセンの『スヴァイン・ユーレッド』序曲は、ジングシュピールのための音楽をオールセン自身がウィンドアンサンブルのために編曲した作品です。《葬送行進曲》は、1883 年に亡くなった義弟のために作曲され、後に国王ホーコン七世と国王オラヴ五世の国葬でも使われました。
 アルフレード・エーヴェンセンは、ハーシュタの士官大学、最初期の音楽訓練生のひとりです。ノルウェー舞曲第1 番と第2 番は、グリーグのノルウェー舞曲に似たスタイルをとり、民謡を素材としたグリーグの曲と異なり、エーヴェンセン自身のメロディが使われています。1934 年、エーヴェンセンはオスロに移り、ノルウェー軍音楽隊の指揮者に就任しました。第2 次世界大戦中のドイツ軍の占領下では、エーヴェンセンは、ノルウェー軍楽隊が「ナチス」の行事に参加しないよう奔走し、そのために逮捕され、1 ヶ月間留置されています。1942 年、健康状態の悪化のため没したものの、彼の抵抗の精神は「ノルウェー人」の心意気を表したものとして他の音楽家たちを勇気づけたことが伝わります。
 2006 年から2012 年まで音楽監督を務めたオーレ・クリスチャン・ルードは、アルバムの音楽について、「1850 年から1900 年にかけてのオスロのウィンドバンドの伝統から生まれた『忘れられた黄金時代』を代表する作品は、今の聴き手にもアピールする」と語っています。演奏にあたっては、音楽隊のアーカイヴに保存されていた古い楽譜と手稿譜の「埃を吹き飛ばす」作業が行われ、かつて響いた音に可能な限り近づけるため、歴史的に検証された、当時の楽器が演奏に使われました。録音セッションは『凱旋路』や『われらこの国を愛す』と同じヤール教会で行われ、「ノルウェー軍音楽隊の歴史を映す音楽」がBlu-ray Disc Audio の 24bit/192kHz の「音」により、リアルに、空気感をともなって再現されます。

 5.1 DTS-HD MA と 2.0 LPCM の音声を収録した Blu-ray Disc Audio と SACD Hybrid をセットにしたアルバムです。Blu−ray Disc Audio にはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD Hybrid はSACD ブレーヤーとCD プレーヤーで再生できます。Blu-ray Disc Audio は、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray 対応のPC をお使いください。




ACCENT



ACC 24284
\2600→\2390
ウィーン1709/ オペラ・アリア集〜ソプラノとヴィオールのための
 ピエトロ・バルダッサーリ:オペラ「パリスの審判」より
  ” Il Goder un bel sembiante”
 アッティリオ・アリオスティ:
  オペラ「マルテ・プラカート」より” Sa il crudel”
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ:オペラ「ジュリアス・シーザーの帰還」より
  ” E pur le mie rovine”
 ヨハン・ヨーゼフ・フックス:オペラ「ヘラクレスの第10の偉業」より
  ” 私は心に感じる”
 ボノンチーニ:オペラ「ヒロインの花」より” Amante ozioso”
 アリオスティ:シンフォニア
 フックス:オラトリオ「ゴルゴタの丘で慈悲により開かれた救済の泉」より
  ”So’ che piace”
 アリオスティ:オペラ「ラ・プラキディア」より
  ” Tal vicina a Giglio”
 アリオスティ:オラトリオ:「サマリア包囲による預言者エリシャ」より
  ” Prole tenera”
 フックス:
  オペラ「イル・メセ・ディ・マルツォ・コンサクラート・ア・マルテ」より
   ”Non sdegnar”
 フックス:オペラ「ラウロのダフネ」より
  ” Lascio d’ esser Ninfa”
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ペトル・ヴァグネル
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ、指揮)
アンサンブル・トゥールビヨン
 BCJ でも活躍しているソプラノ、ハナ・ブラシコヴァ、清廉な歌声で18世紀ウィーンを歌う

 録音:2013 年1 月30 日、2 月1 日、11 月31 日、プラハ

 18 世紀初頭のウィーン宮廷における祝いのための音楽を集めたアルバム。当時のウィーンを代表する作曲家であり、ウィーンの宮廷楽長を務めたヨハン・ヨーゼフ・フックス。イタリア・バロックの作曲家でヘンデルのライバルとしても知られているジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニとアッティリオ・アリオスティらのオペラ、オラトリオのアリアが収録されています。
 さらに注目は、チェコ出身のソプラノ、ハナ・ブラシコヴァ。日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンの公演にも登場し、その透明度の高い歌声で日本の聴衆を魅了しました。さらにはスプラフォン・レーベルでも、ゼレンカの初期宗教曲にも参加し、その清涼感溢れる美声は実証済み。フックスはゼレンカの師匠であり、フックス特有の気品あるハーモニーをガンバ奏者ペトル・ヴァグネル率いるアンサンブル・トゥールビヨンの絶妙なアンサンブルで聴かせます。
 


ACC 24193
\2600→\2390
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):リュート作品集
 フランス風サラバンド/ クーラントIX/ 第1リチェルカーレ/
 サラバンド風アリアと変奏/ クーラントVI/
 半音階的トッカータXII/ ガイヤルドV/トッカータII/
 チャコーナ・カッポーナ正統スペイン風/ クーラントVII/
 トッカータVIII/ クーラントIII/ クーラントVI/トッカータXIII/
 チャコーナ・マリオーナ正統スペイン風
モニカ・パストゥルニク(アーチリュート)
 ダウランドよりノーブル!ピッチニーニのリュート作品集、アルゼンチン出身のモニカ・パストゥルニクの魅惑の演奏

 録音:2013 年9 月20-22 日シュロス・ジーハウス、マルクト・ノルトハイム、ドイツ/62’30

 イタリアのルネサンス後期からバロック初頭にかけて活躍したリュート奏者アレッサンドロ・ピッチニーニの作品集。ピッチニーニは、1566 年、ボローニャの音楽一家に生まれました。
 作曲家としてだけではなく、2 巻のタブラチュア集の刊行や低音弦のリュート「アーチリュート」を考案するなど、現代のリュート奏者にとっても大きな功績を残しています。
 同時代の作曲家カプスベルガー、バンキエリなどと共に名手として知られていた存在。またイギリスのジョン・ダウランドとほぼ同時代に活躍していますが、その作風はダウランドのような憂い漂うメロディーではなく、典雅なリュートの調べに心を素直に委ねられる優美な音楽です。演奏はブエノスアイレス出身のモニカ・パストゥルニク。数々の古楽系レーベルに録音があり、その高水準な演奏には定評があります。録音もアーチリュートの低域を生かした厚みのある優秀録音です。
 


ACC 24250
\2600→\2390
ソナタとカンツォーネ
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1557-1612):
  6声のカンツォーネ第2番、6声のカンツォーネ第4番、
  ”主よ、聞きたまえ”による2声のパッサジアート、
  第12旋法によるカンツォーネ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(c1571-c1630):
  3声のソナタ第18番、3声のソナタ第15番、2声のソナタ11番、
  2声のソナタ第8番、コルネット・ソロのためのソナタ第6番、
  2声のソナタ第10番、3声のソナタ第13番、
  ヴァイオリン・ソロのためのソナタ第5番、3 声のソナタ第14番
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット、指揮)
ル・コンセール・ブリゼ
 ドンゴワの至芸を堪能17世紀ヴェネツィアの響きを再現

 録音:2013 年6 月ラソンプションのノートルダム大聖堂、トレフォール、フランス/77’42

 世界的コルネット奏者ウィリアム・ドンゴワと、名門ル・コンセール・ブリゼによる当時ヴェネツィアで活躍したガブリエーリとフォンタナのソナタとカンツォーネ集。
 当時コルネットの名手として名を馳せていたジョヴァンニ・バッサーノの演奏技術を念頭に置いて作曲されたような、高度なテクニックを必要とした作品も含まれており、ドンゴワの卓越した演奏を十分に楽しむことができます。さらにドンゴワの楽器法は、大規模かつ豊かで多様な音色を実現するようにコルネット、ヴァイオリン、サックバット、アーチリュート、オルガンなどを使っています。
 ガブリエーリのモテット「主よ、聞きたまえ」の器楽演奏版でも、その多彩な響きを確認することができます。「ル・コンセール・ブリゼ」は1990 年代初めにコルネットの名手ウィリアム・ドンゴワによって設立。団体名は仏語でブロークン・コンソートを意味し、ルネサンスからバロック期にかけて作曲された、コルネットやツィンクなどを使用する器楽曲の再発見と演奏に意欲的な団体として活躍しています。

ACCENTUS MUSIC


ACC 30332CD
\2400
快刀乱麻、リープライヒのポーランド音楽
 (1)ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲 (1954)
 (2)シマノフスキ(フィテルベルク編):カスプロヴィチの詩による3つの断章OP.5
エヴァ・ポドレシュ(コントラルト)
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団
 録音:2014 年6 月25-28 日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール/46’56”

 今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968 年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、NHK 交響楽団や紀尾井シンフォニエッタにも客演しています。2012 年からは、外国人としては初めてポーランド国立放送交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務めるなど、動向が気になる存在となっています。
 当アルバムはルトスワフスキとシマノフスキという20 世紀ポーランド音楽史の2 大巨頭の作品を収録。どちらも初期作品ですが、両者の個性は明瞭に現れています。
 ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」は3 つの楽章から成り、バルトークの同名作品の影響を感じさせます。ポーランドのオーケストラゆえ、民族色を自然に表出しているのはさすが。リープライヒのスピード感あふれる演奏も快適です。
 シマノフスキ作品は、もともとピアノ伴奏だったものを朋友の指揮者フィテルベルクが極彩色のオーケストレーションを施したもの。宗教的な詩に基づきながらも、シマノフスキ初期のワーグナーやリヒャルト・シュトラウス風退廃の世界にゾクゾクさせられます。ポドレシュはキャスリーン・フェリアを思わすコントラストで妖しさをより深めています。

philharmonia ● rec

この度ドイツの映像系レーベルACCENTUS MUSIC が、スイスの名門歌劇場チューリッヒ歌劇場の独自レーベルphilharmonia ● rec の取り扱いを開始いたしました。
チューリッヒ歌劇場は、世界の名だたるオペラハウスをおさえて、2014 年最優秀オペラハウスに選ばれるなど、今最も世界中から注目されている歌劇場です。


PHR 0101
\2400→\2190
ルイージの巧みな描写力が光る「幻想」
 ベルリオーズ:幻想交響曲作品14
ファビオ・ルイージ(指揮)
チューリッヒ歌劇場管弦楽団
 録音:2013 年9 月チューリッヒ歌劇場/55’27

 CD 第1 弾は2012/2013 シーズンより音楽総監督に就任したファビオ・ルイージ指揮によるベルリオーズの幻想交響曲です。
 ここ数年メトロポリタン歌劇場、チューリッヒ歌劇場と、オペラに巧みな手腕を発揮してきたルイージならではの力量が十分に感じられ、スリリングで求心力にあふれる音c楽が展開されていきます。チューリッヒ歌劇場管弦楽団の「音」も非常に魅力的で、色彩的なオーケストレーションを、瑞々しい音色で最大限に引き出しています。




ルイージ、すごい
旧譜 ORFEOのシューマン交響曲全集

ORFEO 717102
(2CD)
\5400→\4990
こんなにも欲情したシューマン
 「シューマン:交響曲全集 / ルイージ&ウィーン響」

 [CD 1]
  (1)交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
  (2)交響曲第2番ハ長調Op.61
 [CD 2]
  (3)交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」
  (4)交響曲第4番ニ短調Op.120
  (5)4本のホルンとオーケストラのためのコンツェルトシュテュック ヘ長調Op.86
ヘクター・マクドナルド、
エリック・クシュナー、
マルクス・オプマン、
ゲオルク・ゾンライトナー(Hrn)
ファビオ・ルイージ(指)
ウィーン交響楽団


 (発売当時のコメントから)

 こ、これは・・・すごい。

 シューマンの交響曲。もちろんこれまでも名演と呼ばれるたぐいの全集はいくつもあった。立派でドイツ的で伝統的。でも何かが物足りない。そんなときには、「まあ、シューマンだから」という妙な言い訳をして自分を納得させていた。
 でも第4番単体ですさまじい名演にたまに出会うと、「これだよ、これ、シューマンはこうじゃなきゃ」と興奮が止まらなくなる。シューマンはとんでもない名演で再現されると、本当にとんでもないことになるのだ。でも・・・なかなかそういう演奏は出てこない。才能ある実力派の若手指揮者がどんどん出てきているが、ことシューマンの交響曲に関しては名演を生み出すのはなかなか難しいだろう、と思っていた。
 ところが、出てきた。
 ファビオ・ルイージ&ウィーン交響楽団のORFEO盤。
 こいつはすごかった。

 スウィトナーに「バーンスタインのような天性の指揮者」と絶賛されたジェノヴァ男ルイジ。
 MDR響を中心にミュンヘン・フィル、ベルリン・シュターツカペレ、パリ管、ストックホルム・フィルなどに頻繁に登場し、95年から5年間ウィーン・トーンキュンストラー管の首席指揮者、97年から5年間スイス・ロマンド管の首席指揮者と芸術監督を兼任(ここでのオネゲルのシンフォニー全集は素晴らしかった。)、さらに2005年からはウィーン響の首席指揮者、2007年からはザクセン州立歌劇場およびシュターツカペレ・ドレスデンの音楽監督に就任、2010年まで務めた。人種問題か何かでベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督を辞退してしまったときはどうなることかと思ったが、さすがに才能のある人は周りが放っておかなかった。そうそうたる才能あふれる若手があふれるように出てくる今の指揮者界だが、まちがいなくそのトップを走っている。

 とはいうものの、ルイージ、これまでの録音は、フランツ・シュミットにしてもマーラーにしてもオネゲルにしても、どちらかというとイタリア人らしい流麗な雰囲気、あるいは知的で繊細なイメージの演奏が多かった。決して自分の個性をガリガリゴリゴリと押し付けてくることはなかった。マーラーではときおり風変わりな解釈を楽しませてくれることはあっても、それで「ルイージ時代到来!」と叫ぶほどの強烈な説得力はなかった。すばらしいけど、でもまだまだ優等生ががんばっている、というようなノリだった。

 しかし今回のシューマンは違う。
 徹頭徹尾骨太で男臭い。そしてかなり強引にテンポをいじってくる。初めて聴いたときから何回ものけぞること必至の縦横無尽の味付け。しかもその芸がけっこう細かい。ピリオド的な過激さと、大戦前後の大巨匠的な個性と、その裏ではクールな構成力もしたたかに持ち合わせる。・・・こんなむちゃくちゃで、しかも完成度の高いシューマンにはなかなかお目にかかれない。
 そして何より特筆すべきはその荒々しい生命力。ただ単に「変な解釈してます」とかいうのではない。どの一部分を切り取ってもビクビクと動いて押さえつけれらないような怪物的生命力をもっているのだ。だから聴いているこっちはその雄雄しい圧力についついひれ伏して白旗を揚げ、いつしか「そ、それでいいと思います。」とルイージ印の旗を一緒に振ってしまっている。
 これまでシューマンの交響曲と言えば、大偉人の知的で格調高い作品という感じでのアプローチがほとんだだった。こっちも退屈さを隠して、シューマン大先生の大傑作交響曲をありがたく受け取っていた。・・・しかしこのルイージのシューマンは違う。精力絶倫にして情熱家、そんな獣人シューマンの抑え切れない欲望と感情をまったくモザイクなしに露出してくる。こんなにも欲情したシューマン!しかしだからこそここでのシューマンは泣き、叫び、怒り、笑い、嗚咽する。聴くやいなや「ああ、これがシューマンだ!」と感じ入った。こんな人間的な、あまりに人間的なシューマンの演奏に接したのは間違いなく初めてである。

[CD 1] 72’34”、(1)録音:2006年2月18、19日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ)、(2)録音:2008年11月5、6日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ)、[CD 2] 80’42” 、 (3)録音:2007年12月1、2日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ)、(4)録音:2007年4月30日、5月2日ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)、(5)録音:2008年1月7、8日ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)、[ORFとの共同制作]。DDD、ステレオ、153’20

 2005年よりウィーン交響楽団の首席指揮者を務め、2010年5月に手兵を率いて2006年以来4年ぶり2度目の来日公演を控えるファビオ・ルイージ。この絶好のタイミングでORFEOよりリリースされる注目のプログラムは、2010年に生誕200周年を迎えるシューマンの交響曲全集ということで、まさに願ってもない内容です。
 トーンキュンストラー管、スイス・ロマンド管、MDR響そしてシュターツカペレ・ドレスデンと名だたるオケの監督を歴任した実力派ルイージと、1900年創立の名門ウィーン響との10年にわたる活動の成果は、これまでも折に触れて伝えられていますが、ここでの味付けも濃厚で、激しく情熱的な演奏は高い評価を裏付けるものといえそうです。
 第1番から第3番については「黄金のホール」ムジークフェラインにおけるライヴ録音というのも魅力で、馥郁たるオーケストラサウンドを心ゆくまで体感されることでしょう。




ALBA


NCD 49
(SACD HYBRID)
\2300
不滅の詩人〜 コスティアイネン自作を指揮する 第8集 ムシカ合唱団
ペッカ・コスティアイネン(指揮)
 ペッカ・コスティアイネン(1944-):
  サンポ組曲(2004)
   【ひとり我らに夜が訪れ/
    ポホヤの乙女は美しかった/
    乙女よ、わしのもとへ来てくれるか/
    あの場所へサンポを持ち出そう/ そこに舟とともに留まった】
  ラップから鳥が飛んできた(2009)
  フィンランド民謡/ コスティアイネン編:
   ラウンドレイ(2007)/ 馬はオート麦を食んでいる(1972)/ 子守歌(2007)
  東カレリア民謡/ コスティアイネン編:ねんねんころり(2007)
  フィンランド民謡/ コスティアイネン編:ねんねんよ、愛しいわが子(2007)
  呪師は俺たちに呪いをかけず(1984)
  寒さがわたしに詩歌を語り(2009)
  花嫁を待つ I(2005)
   【月の光を見にやってきた/ 花嫁の名はマリじゃない、ピリでもない/
    かんぬきを言葉で溶かそう/ 母さんがおまえに持たせた食べ物】
  花嫁を待つ II(2006)
   【花嫁にベールをかけながら歌う/ おお愛しい人、大切な姉妹よ/
    神を讃えよ、全能の主よ/ みんなで花婿の悪口を言っていた】
  フィンランド民謡/ コスティアイネン編:
   わたしは若い乙女(2007)/ 夕暮れは悲しく/ みなし児のため息(2007)
 ペッカ・コスティアイネン自作自演シリーズ、フィンランドの心を歌う合唱

 録音:2014 年3 月21 日-23 日、5 月9 日-10 日 ケルティンマキ教会(ユヴァスキュラ、フィンランド)/5.0 multichannel/stereo、56’27
 制作:ミカ・コイヴサロ、ペッカ・コスティアイネン/録音:ミカ・コイヴサロ

 フィンランドの作曲家、合唱指揮者ペッカ・コスティアイネンが自作の合唱曲を指揮するシリーズ。
 第8 集は、フィンランドの民族叙事詩『カレヴァラ』の「英雄」のひとり、ヴァイナモイネン(ワイナミョイネン)を示す「不滅の詩人」をアルバムタイトルに、『カレヴァラ』とバルト海沿岸のイングリア地方の伝承詩にテクストを採った作品とフィンランドとカレリア地方の民謡が歌われます。
 《サンポ組曲》は、ユパラ音楽劇場のためにコスティアイネンが作曲したオペラ《サンポの物語》の『カレヴァラ』をテクストとしたアカペラ合唱曲から選んだ5 曲を演奏会用の組曲とした作品です。
 第1 章「序詩」の「天地創造」、第8 章の「ポホヤの乙女」、第10 章「サンポの鋳造」、第50 章「ヴァイナモイネンの出立」に基づき、もっとも長い第4 曲の〈あの場所へサンポを持ち出そう〉は、第42 章「サンポ奪回」と第43 章「サンポ戦争」のヴァイナモイネンの歌、第20 章「婚礼準備」の「蜜蜂の呪文」の詩文から構成されています。
 同じく『カレヴァラ』による《ラップから鳥が飛んできた》《呪師は俺たちに呪いをかけず》《寒さがわたしに詩歌を語り》とともに、『カレヴァラ』を朗誦する伝統の唱法を取り入れたスタイルで書かれました。
 《花嫁を待つ》は、19 世紀中期、マリア・ルーカネンの詩による「イングリアの婚礼の歌」。それぞれ4 曲の2 つの曲集が、2005 年と2006 年に作曲されました。
 「子守歌」3 曲を含む民謡は、ユヴァスキュラ・スタジオ合唱団とムシカ合唱団の委嘱によりコスティアイネンが編曲した版による歌唱です。
 ムシカ合唱団は、1977 年、ユヴァスキュラ大学音楽学部の合唱団としてコスティアイネンが創設したアンサンブルです。以来リーダーを務め、2014 年に70 歳の誕生日を迎えるコスティアイネンは、合唱団にとっての「不滅の詩人」でもあります。このアルバムは、そのアニヴァーサリーを記念してリリースされます。
 

ABCD 372
(SACD HYBRID)
\2300
ポエマ〜チェロと弦楽のための作品集
 エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002): ポエマ(1975)
 ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944-2008): 憎しみ - 愛Op.71(1987)
 ユホ・カンガス(1976-): チェロと弦楽のための協奏曲(2010)
 アウリス・サッリネン(1935-):
  室内音楽第8番《パーヴォ・ハーヴィッコ追悼》Op.94(2008-09)
マルコ・ユロネン(チェロ)
オストロボスニア室内管弦楽団
ユハ・カンガス(指揮)
 チェロと弦楽のためのフィンランド音楽

 制作・録音: シモン・フォクス=ガール
 録音:2013 年5 月21 日-24 日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)/5.1 multichannel/stereo、65’ 09”

 マルコ・ユロネンはフィンランドのチェリスト。チャバ・シルヴァイ、エルッキ・ラウティオ、ヘイッキ・ラウタサロ、ハインリヒ・シフの下で学び、伝統的な作品と今日の作品をレパートリーにソロ活動を行なっています。1993 年に「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受けたオストロボスニア室内管弦楽団と2013 年に名誉指揮者となったユハ・カンガスの共演による新録音です。
 サルメンハーラの《ポエマ》は「葬送」を思わせる陰鬱な曲調の音楽。ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための曲をチェロのために編曲した作品です。
 ノルドグレの《憎しみ - 愛》は、「メランコリックな気分と内にある激しい気質を表現できる」楽器としてチェロが選ばれました。「後期ロマンティシズムの気分と三和音から、クラスターに似た構造と瞬間的に微分音で着色する手法まで、幅広い和声世界をもつ」(キンモ・コルホネン)。作曲者の「内なる声」を表現した音楽。オストロボスニア室内管弦楽団の委嘱により作曲されました。
 サッリネンの《室内音楽第8 番》は、弦楽オーケストラのために作曲された一連の「室内音楽」のうち、第3 番の《ドン・ファンキホーテの夜の踊り》とともにチェロを独奏楽器とした作品です。アムステルダム・シンフォニエッタなど4 つのアンサンブルが共同委嘱。サッリネンのオペラ《騎馬兵卒》と《英国王フランスへ行く》の台本を書いたフィンランドの作家パーヴォ・ハーヴィッコ(1931-2008)への追悼の作品とし、スコアの表紙に彼の『木々、その緑なるものすべて』の書名が引用されました。オランダのペーター・ウィスペルウェイがソロを弾き、2010 年3 月、アムステルダムで初演されています。
 《チェロと弦楽のための協奏曲》を作曲したユホ・カンガスは、ユハ・カンガスの子。ヘルシンキ音楽院とシベリウス・アカデミーで音楽理論を学び、オッリ・コルテカンガスに作曲法を私的に教わった後、シベリウス・アカデミーのヘイニネン、ハメーンニエミ、ヴェリ=マッティ・プーマラと、カールスルーエの音楽大学のヴォルフガング・リームの下で研究を続けました。室内音楽を中心に作曲し、大きな編成の作品も少しずつ手がけてきています。この協奏曲は彼がこれまでに作曲したもっとも規模の大きい作品です。3 楽章構成。〈エスプレッシーヴォ〉、「夜の音楽」の副題にもかかわらず「スケルツォ」的な性格の〈2 つの間奏曲〉、もっとも長い〈プレスト〉。多彩な和声と音色をもった音楽です。
 ユロネンがオストロボスニア室内管弦楽団と共演して1990 年に初録音したノルドグレンの《憎しみ - 愛》をのぞき、初録音です。
 


ABCD 374
(SACD HYBRID)
\2300→\2090
C.P.E.バッハ(1714-1788):6つのシンフォニア Wq.182
 シンフォニア ト長調 Wq.182-1(H.657)
 シンフォニア 変ロ長調 Wq.182-2(H.658)
 シンフォニア ハ長調 Wq.182-3(H.659)
 シンフォニア イ長調 Wq.182-4(H.660)
 シンフォニア ロ短調 Wq.182-5(H.661)
 シンフォニア ホ長調 Wq.182-6(H.662)
オストロボスニア室内管弦楽団
サカリ・オラモ(指揮)
アンナ=マーリア・オラモ(チェンバロ)
 サカリ・オラモによるC・P・E・バッハ

 制作・録音: シモン・フォクス=ガール
 録音:2013 年8 月28 日-31 日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)/5.1 multichannel/stereo、63’ 11”

 オストロボスニア室内管弦楽団は1972 年、ユハ・カンガスにより創設されました。1989 年からプロ・オーケストラとしての活動を始め、1993年に「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受賞。名実ともフィンランドと北欧を代表する弦楽オーケストラとして国際的に知られるようになりました。2013 年、ユハ・カンガスが名誉指揮者に就くと、後任の首席指揮者に王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団、BBC 交響楽団、西海岸コッコラ・オペラの首席指揮者、サカリ・オラモ(1965-)が就任しました。
 オラモとオストロボスニア室内管弦楽団が最初の録音に選んだのはC・P・E・バッハの《6 つのシンフォニア》です。「いくら天才でも、その心から、いつも、これほど高度で大胆で機知にとんだ性格の音楽作品を生み出せるとはかぎらない」(「アルゲマイネ・ムジーカリッシェ・ツァイトゥング(1814 年)」)。ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵(1733-1803)から「技巧的にむずかしく、洗練された様式の音楽」の要望とともに委嘱された弦楽オーケストラのための6 曲は、1773 年に出版され、「ハンブルク交響曲」と呼ばれます。「予期せぬ和声、半音階、すばやいダイナミックスの変化、旋律間の鋭い対比、技巧の求められる器楽書法」。C・P・E・バッハの音楽と彼の時代の様式を踏まえながら現代楽器の美点を活かした演奏をする。ユハ・カンガスの育てたアンサンブルが、2010 年12 月にフィンランド政府から「フィンランド獅子勲章プロ・フィンランディア・メダル」を授与されたオラモとともに新しいスタートを切ったことを示す録音です。
 

ABCD 375
\2300
カロル・シマノフスキ(1882-1937): ピアノ作品集 第3集
 ピアノのための4つの習作 Op.4(1900-02)
 ピアノソナタ第2番 イ長調 Op.21(1910-11)
 20のマズルカ Op.50(1924-25)〜
  第13曲/ 第14曲/ 第15曲/ 第16曲
 20のマズルカ Op.50(1924-25)〜
  第9曲/ 第10曲/ 第11曲/ 第12曲
アヌ・ヴェヘヴィライネン(ピアノ)
 シマノフスキの音楽を綾なす演奏

 68’ 38”

 フィンランドのピアニスト、アヌ・ヴェヘヴィライネンがシベリウス・アカデミーの博士課程で研究した成果を5 枚のアルバムに示すシマノフスキのシリーズ第3 集。「トリスタン」和声と入念なピアノのテクスチュアを使い、後期ロマンティシズム音楽に傾倒した初期のスタイルから、独自の作曲スタイルに発展していく、その境目に位置するとされるソナタ第2 番。
 第2 集で第1 曲から第4 曲が演奏された《20 のマズルカ》は第9 曲から第16 曲の8 曲です。第1 集(ABCD296)と第2 集(ABCD337)が独特の響きのある教会で録音されたのに対し第3 集はエスポーのセッロ・ホールで録音セッションが行なわれ、ニュートラルでモダンな響きのピアノが使われています。
 

ABCD 371
\2300
マサ・オルパナ - 故郷への旅
 Waiting for the train(Orpana) Stormy(Orpana)
 Walkin' and thinkin'(Orpana) Slower slower(Orpana)
 Gone home(Eddie Harris)
 Wade in the water(Trad. arr. Orpana, Seppala)
 Searchin'(Leiber, Stoller)
 Goin' to Kangasala(Orpana, Seppala)
 Inna slow motion(Orpana) Ekedi(Manu Dibango)
マサ・オルパナ・ホンク
マッティ=ユハニ・オルパナ(サクソフォーン)
ヨンニ・セッパラ(ギター、ラップスティール)
ヴィッレ・ヴァッリラ(ベースギター)
ユッポ・パーヴォラ(ドラムズ、パーカッション)
ワイリー・カズンズ(ピアノ、エレクトリックピアノ)
イスマイラ・サネ(パーカッション)
ヴィッレ・ラウハラ(ベース)
 フィンランドの美しい自然を背景にしたミュージシャンが集う

 録音:2013 年5 月、10 月 JJ-Studio(タンペレ、フィンランド)/43’ 17”
 制作:マサ・オルパナ、ヴィッレ・ヴァッリラ、ユーソ・ノルドルンド/録音:ユーソ・ノルドルンド

 マサ(マッティ=ユハニ)・オルパナ(1973-)は、フィンランド、カンガサラのミュージシャンです。この町は、サカリアス・トペリウスが『カンガサラの夏の日』の詩に描いたとおり、美しい自然で知られます。マサは、テナーサックスをメインの楽器に、その他のサクソフォーン、クラリネット、フルート、ギターを演奏。
 R&B、ルーツミュージック、ジャズ、即興、ロックと、さまざまな要素を取り入れた独自のスタイルをもっています。『兄弟』(ABCD254)と『星へ - タンペレ・ビッグバンド・ライヴ!』(ABCD295)につづく『故郷への旅』は、彼のサックスを中心としたバンド、マサ・オルパナ・ホンクスピリチュアルをオルパナとヨンニ・セッパラがアレンジした《流れを渡れ》、アフロ・ソウルジャズのマヌ・ディバンゴの《Ekedi 》。ジェリー・ライバーとマイク・ストーラーがザ・コースターズのために書いた《Searchin’》の演奏は、エドガー・ウィンターの若い時代の録音からインスピレーションを授かったと言います。
 オルパナの音楽の性格がすべて反映したというプログラム。「ホンキートンク」気分いっぱいのセッションが展開します。『兄弟』に参加したエレクトリックベース奏者のユーソ・ノルドルンドが、共同制作、24 トラックのフルアナログによる録音とミクシングを担当しました。
 

NCD 48
(SACD HYBRID)
\2300
クリスマスの夜よ
 P.J.ハンニカイネン(1854-1924):クリスマスの鐘
 フランス伝承曲(ティモ・ラークソ 編曲):はるか遠くの飼い葉桶
 トイヴォ・クーラ(1883-1918):祈り
 ミッコ・シドロフ(1985-):聖なる夜
 マイケル・ヘッド(1900-1976):ベツレヘムにつづく小さな道
 セリム・パルムグレン(1878-1951)(イルッカ・クーシスト 編曲):
  そして、聖母マリアは幼子を抱き
 ユッシ・シュデニウス(1972-):薄霧の中の声
 リーサ・マトヴェイネン(1961-):クリスマスの小鳥
 P. J. ハンニカイネン(1854-1924):クリスマスの星
 ミッコ・シドロフ(1985-):クリスマスの夜に
 アイルランド伝承曲(フィリップ・W・J・ストップフォード 編曲):
  ウェクスフォード・キャロル
 レーヴィ・マデトヤ(1887-1947)(エッラ・キヴィニエミ 編曲):
  天使のクリスマスの歌
 アハティ・ソンニネン(1914-1984):クリスマス賛歌
 マルッティ・ヘラ(1890-1965): 静かなクリスマスキャロル
 R. ラーラ(ベルント・サルリン)(1886-1971)(メルヤ・ラヤラ 編曲):
  クリスマスの朝の教会
 シュレジェン伝承曲:巡礼の旅路で
リタ・ヴァロネン(指揮)
カンティノヴム室内合唱団
エミリ・ロジエ(ソプラノ)
 これぞ本流!フィンランドのクリスマス

 制作: リタ・ヴァロネン/録音: マッティ・ヘイノネン/Multichannel/stereo

 フィンランド、ユヴァスキュラの室内合唱団、カンティノヴムのクリスマス・アルバム。カンティノヴムは1989 年の創設。ユヴァスキュラ応用科学大学(JAMK)のレジデント合唱団です。約30 名のメンバーは JAMK とユヴァスキュラ大学の学生、職員から構成されています。ラテン語の “canti” と“novum” を合わせた「新しい歌」の団名に示されるとおり、彼らのために作曲された曲や新しい曲を歌うことに 活動の主眼が置かれています。
 芸術監督のリタ・ヴァロネンはハンガリー生まれ。フェレンツ・リスト・アカデミーで学び、トヌ・カリユステ、ヨルマ・パヌラ、ステファン・ショルドにも師事しました。JAMK で合唱指揮の主任講師を務め、1993 年からカンティノヴムを指揮しています。2004 年にはフィンランド合唱指揮者協会の最優秀指揮者に選ばれ、海外のワークショップでも活躍しています。
 『クリスマスの夜よ』は、彼らが自主制作したディスクにつづく4 枚目のアルバムです。P・J・ハンニカイネンの《クリスマスの鐘》、クーラの《祈り》、トラッド・ヴォーカルグループ、スデン・アイカのリーサ・マトヴェイネンの《クリスマスの小鳥》など新旧のフィンランドのキャロルと各国のクリスマスキャロルによるプログラム。イギリスのマイケル・ヘッドの《ベツレヘムにつづく小さな道》とアイルランド伝承の《ウェクスフォード・キャロル》のソロをシベリウス・アカデミーに学んだカナダのソプラノ、エミリ・ロジエ が歌っています。

ALIA VOX



AVSA 9909
(1SACD HYBRID +
 bonus 1DVD(PAL))
¥2900→\2690
サヴァール最新盤/ヴィヴァルディとバッハのマニフィカト
 ・ヴィヴァルディ:
  2つのヴァイオリンとヴィオロンチェロ・アッリングレーゼ
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  弦と通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV 578
   録音:2003年9月2日、スペイン
 ・ヴィヴァルディ:マニフィカト ト短調 RV 610
   録音:2013年6月28, 29日/ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂
 ・J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV 1052
   録音:2013年7月18日、フランス
 ・J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV243
   録音:2013年6月28, 29日/ヴェルサイユ宮殿王立礼拝堂
ハンナ・バヨディ=ヒルト(ソプラノ)
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)
ダヴィド・ムンデルロー(テノール)
ステファン・マクレオー(バリトン)
マンフレード・クレーマー、
 パブロ・ヴァレッティ
  (ヴァイオリン/ RV 578)
ピエール・アンタイ
 (チェンバロ/ BWV 1052)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシォン
 ジョルディ・サヴァール最新盤。
 ヴィヴァルディとバッハのマニフィカト。アンタイのチェンバロ独奏によるバッハの協奏曲も聴きもの!

 サヴァールの新譜はヴィヴァルディとバッハのマニフィカトをメインにならべたプログラム。ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャの素晴らしい合唱を堪能できます。
 さらに、カップリングは、それぞれの同じ調の協奏曲を組み合わせています。ル・コンセール・デ・ナシォンの豪華な面々による管弦楽もさることながら、ソロもまた豪華な顔ぶれ。
 ザ・レア・フルーツ・カウンシルなどでも愉悦の極みの音色を聴かせていたマンフレード・クレーマーとパブロ・ヴァレッティによるヴァイオリン・ソロ、そして充実著しいアンタイのチェンバロ独奏によるバッハは聴きものです!
  ※ボーナスDVD(バッハとヴィヴァルディのマニフィカトが収録)は、PAL方式のため、国内で販売されている機器では再生できない可能性があります。

ALTUS



ALT 304
\2800→\2590
エリシュカ、アルトゥス・レーベルに登場!
切々と心にせまるブラームス、讃歌あふれるドヴォルザーク!

 (1)ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
 (2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
ラドミル・エリシュカ(指揮)
石川祐支(チェロ/札幌交響楽団首席奏者)
札幌交響楽団
 おくれてきた最後の巨匠、チェコ音楽の最高権威83歳!ラドミル・エリシュカ(札響首席客演指揮者)アルトゥス・レーベルで登場!
 札幌交響楽団の北欧オケを思わす味わいも特筆!アルトゥスならではの音の良さ立体感が引き立つ見事な録音。

 ライヴ録音:2013 年10 月11 & 12 日/札幌コンサートホール/DDD、ステレオ・ライヴ

 2009 年のエリシュカのN 響登場は衝撃でした。その「わが祖国」全曲は同年のファン投票でも1 位に選ばれ語り草となったエリシュカですが、以前より相思相愛、現在大変な蜜月の札幌交響楽団とのブラームス、得意のドヴォルザークの熱演が登場。エリシュカの緻密で細かなテンポ変換に見事に応える札響とのコンビは往年のヴァント・ギュルツェニッヒの名コンビを彷彿とさせ心に響きます。日本のオケの中でも北欧のオーケストラのような特徴を備える希有なオーケストラの札幌交響楽団ですが近年、腕の磨き上げがことのほか素晴らしく、聴きものです。

 ラドミル・エリシュカ(指揮):
  1931 年チェコ・ズデーテン地方に生まれ、ヤナーチェクの愛弟子バカラに師事、いわばヤナーチェク嫡流の孫弟子と云った存在でチェコ楽壇の本命的指揮者として冷戦時代は活躍、しかしながら海外演奏活動においてはチェコ楽壇の本流ゆえにソ連邦および共産圏を専門に活動していたため、共産体制崩壊後、もっぱら西側への演奏会を受け持ったノイマンと知名度の点で西側においては随分と水をあけられるかたちとなってしまっていました、まさに「遅れてきた」真の名匠のゆえんと申せます。また2013年までチェコ・ドボルザーク協会会長をつとめました。その力強い音楽は老いてますますさかん。

 石川祐支(チェロ):
  1977年名古屋生まれ。東京音大を首席で卒業。99年日本音楽コンクール第一位。マリオ・ブルネロに師事。東京交響楽団首席チェリストから、05年より札幌交響楽団首席チェリストを務める。また在京オーケストラからもソリストとして数多く招かれており、さらに札幌交響楽団コンサートマスター三上亮らとともにシリウス弦楽四重奏団を結成、室内楽の分野でも旺盛に活動。

カンブルラン&読響

 シルヴァン・カンブルランはドラマを作らない。いや、ドラマに従って、音楽を奏でることを目的としない。彼の音楽を聴いて真っ先に感じることは、響きの面白さ、ユニークさ、美しさ、そして、美醜を超えたその作品ならではの唯一性。それぞれの楽器の音色をどのように重ね、ブレンドし、いかなる色彩や流れを作り出すか。楽譜を精緻に読み、そこに無言で眠っている音楽をひときわ豊かに香り立たせること。〜鈴木淳史(音楽ライター)

ALT 307
\2800→\2590
読響常任指揮者カンブルラン2013年に絶賛を浴びた「春の祭典」!
 (1)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
 (2)バルトーク:組曲「中国の不思議な役人」
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
読売日本交響楽団
 優秀録音/ライヴ録音:(1)2013 年9 月8 日東京芸術劇場、(2)2013 年12 月10 日サントリーホール/DDD、ライヴ

 2010 年の東京の音楽界に新たな旋風を巻き起こして以来、今日まで個性的な選曲と充実の演奏で圧倒的な評価を確立しているカンブルラン&読響。
 色彩感あふれる演奏で多くの聴衆を魅了してきた名匠のタクトのもと、2013 年に演奏され、絶賛を浴びた「春の祭典」がリリースされます。不協和音や複雑なリズムが連続するストラヴィンスキーの傑作を驚くほどクリアに描き出し、大きな反響を呼んだ快演が収録されています。
 バルトークの名作「中国の不思議な役人」も併録。常に躍進を続けているカンブルラン&読響の演奏を、存分にお楽しみください。
 

ALT 308
\2800→\2590
“色彩の魔術師”カンブルランによるモーツァルトの29番、
  メンデルスゾーンの「スコットランド」!

  (1)モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
  (2)メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調 作品56「スコットランド」
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
読売日本交響楽団
 優秀録音/ライヴ録音:2013 年9 月14 日 横浜みなとみらいホール/DDD、ライヴ

 2010 年の東京の音楽界に新たな旋風を巻き起こして以来、今日まで個性的な選曲と充実の演奏で圧倒的な評価を確立しているカンブルラン&読響。
 当アルバムは独創的なプログラミングで注目を集めてきた名匠が、モーツァルトの交響曲第29 番とメンデルスゾーンの「スコットランド」という名作を取り上げた2013 年9 月のライヴ録音です。“色彩の魔術師” カンブルランのタクトのもとで読響が鮮やかに描き出す、優雅なモーツァルトと清爽なメンデルスゾーンを、是非ともご堪能ください。

AMBRONAY


AMY 042
\2700
旅への誘い
 デュパルク:「旅へのいざない」、「ため息」、「悲しき歌」、「前世」
 ジャック・ド・ラ・プレール(1888-1969):
  「Odelette」、「願い」、「Dedette」、「夜想曲」
 ドビュッシー:
  シャルル・ボードレールの5つの詩
   〔「バルコニー」、「夕暮れの調べ」、「噴水」、「黙想」、「恋人たちの死」〕
  ステファヌ・マラルメの3つの詩〔「ため息」、「取るに足らない願い」、「扇」〕
  リリ・ブーランジェ(1893-1918):
   天上の林間の空き地(Clairieres dans le ciel)
    〔「もしこれがちっぽけな夢にすぎなかったら
     (Si tout ceci n' est qu' un pauvre reve)」、
    「私たちは強く愛し合うでしょう(Nous nous aimerons tant)」、
    「あなたは私を心から見つめ
      (Vous m' avez regarde avec toute votre ame)」〕
  レイナルド・アーン:「いとしい傷(La chere blessure)」
ステファニー・ドゥストラック
 (メゾ・ソプラノ)
パスカル・ジュルダン(ピアノ)
 ドゥストラックがいざなうフランス歌曲の粋への旅

 録音:2014 年7 月8-10 日

 1998 年にアンブロネーで開催されたアカデミーでクリスティに見出されて以降、バロック・オペラのほかにも、「カルメン」や、モーツァルト、ロッシーニのオペラなどにも登場し、来日も果たしているなど幅広く活躍しているドゥストラック。フランス歌曲の粋の世界へと私たちをいざなう1 枚の登場です。美しくも強い力を持つ彼女の歌声と、豊かな子音のフランス語で聴く歌曲は絶品。
 ナディア・ブーランジェの妹リリ・ブーランジェの作品や、1921 年ローマ賞で第1 位を獲得し、パリ音楽院留学時代の矢代秋雄に和声を教えたジャック・ド・ラ・プレールらの作品も収録されている、興味深いプログラムとなっています。
 ピアニストのパスカル・ジュルダンは、ハイドシェック、ロジェ・ムラロらに師事した逸材。ドゥストラックとは20 年以上も共演を重ねているとあって、このディスクでも、彼女の息や声色の少しの変化も見逃さない見事なピアノをつけています。

ANIMAL MUSIC



ANI 044
\2400→\2190
オルクエストリーナ
 〜天才バボラーク、ダンスアルバム!!

 (1)ピアソラ(イルレ編):タンゴの歴史(全4曲)
 (2)ショウ:名所 No.4
 (3)レフ・コーガン(バボラーク編):「ハシッドの旋律」より全5曲
 (4)フォーレ(シチェルバーク編):パヴァーヌ
 (5)ラウロ:ベネズエラ風ワルツ第3番
 (6)コッラード・サリエッティ:組曲〜タンゴ/カンツォーネ/スピーディ
 (7)イェヘズケル・ブラウン:アレグロ・スケルツァンド
 (8)ラヴェル(バボラーク& イルレ編):ボレロ
ラデク・バボラーク(Hrn)
器楽アンサンブル
 どんな楽器のパートも平気、バボラーク神業のダンス・アルバム

 72’ 28”

 魅力的なアルバムの登場です。超人気のバボラークがコンサートのアンコールなどで愛奏し、CD の問い合わせの多かった曲を一挙に集めました。
 バボラークは15 人で構成されたアンサンブルとひたすら楽しんでいます。
 ピアソラの名作「タンゴの歴史」のあのフルートの細かな動きをホルンで奏でるのに唖然とさせられますが、自然でニュアンスに富み、まるでこちらがオリジナルかと見まごうかのようです。バックのアンサンブルも絶妙。
 さらに日本でも演奏して話題となったレフ・コーガン (1927-2007) のユダヤ色濃厚な「ハシッドの旋律」も嬉しい限り。民俗楽器を思わす音色など神業で、異教的世界に引き入れられます。フォーレの「パヴァーヌ」では名歌手以上の表現力を示し、ついにはラヴェルの「ボレロ」を13 分40 秒にわたって吹きまくります。ホルンの凄さを再認識させてくれます。

ANIMA RECORDS


ANM1 40600002
\2600
ルーマニアの実力派ピアニスト、フェレンツ・ヴィジのディアベリ
 ベートーヴェン:
  6つのバガテルOp.126
  ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲Op.120
フェレンツ・ヴィジ(ピアノ)
 ルーマニアの実力派ピアニスト、フェレンツ・ヴィジのディアベリ

 録音:2011 年7 月3 日カンブレー劇場、ユベントス・フェスティヴァル/71’10

 ルーマニア出身のピアニスト、フェレンツ・ヴィジ。パリ国立高等音楽院でG. フレミー、C. ヒューブ、J. ルヴィエらに師事。その後数々のコンクールで入賞し、フランスを中心に演奏活動を行っています。フレンク・ヴィジは、2000 年に行われた浜松国際ピアノコンクールで第4 位となり、その回の受賞者には、ガブリリュクや上原彩子といった現在活躍しているピアニストたちも多く出場していました。このアルバムは、フランスのカンブレーで行われている音楽祭ユベントス・フェスティヴァルでの演奏。この音楽祭はヨーロッパで活躍する若手演奏家を招き、幅広い時代の音楽を取り上げて、アットホームな雰囲気の中で行われます。収録曲は、ベートーヴェン最後のピアノ作品「6 つのバガテル」と、その直前に完成させたベートーヴェンのピアノ技法が駆使された集大成ともいえる「ディアベリのワルツの主題による33 の変奏曲」。このベートーヴェン晩年の傑作をフェレンツ・ヴィジは、自分のもつすべての技を披露するかのように鮮やかな演奏で聴かせます。

APARTE


AP 093
\2600
I Dilettanti 愛好家たち
 ・ジャコモ・マッカーリ(1700-1744):
  Non mi si dica piu(もう二度と私に言わないでくれ)
 ・エマヌエーレ・ダストルガ(1680-1757?):
  In queste amene selve(このいとしい木々の中で)
 ・ヴィンチェンツォ・ベネデッティ(1683-?):La Gelosia(ジェラシー)
 ・ジョヴァンニ・マリア・ルッジェーリ(1665-1725):
  Deh m’adita o bella Dea(神よ、私に見せてください)、
  Vinto son della mia fede(私は自分の誓いの捕われの身)
 ・ディオジェニオ・ビガーリア(1676-1745):
  Piu ch’io cerco del mio bene(愛する人のことを調べれば調べるほど)
 ・ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):Lucrezia(ルクレツィア)
シャヴィエ・サバータ(カウンターテナー)
マルケロス・クリシコス(チェンバロ、指揮)
ラティニタス・ノストラ
 サバータ最新盤はディレッタント(アマチュア)作曲家たちによる作品集

 録音:2013 年8 月12-15 日

 ヘンデルの悪役アリア集(AP 048)でも評価の高かったバルセロナ生まれのカウンターテノール、シャヴィエ・サバータ。最新盤は、「愛好家たち」と題されたアルバム。タイトルにある通り、愛好家(優れたアマチュア)作曲家たちによる作品を、サバータ自身が注意深く選曲したプログラムです。
 ジャコモ・マッカーリ(1700-1744)はヴェネツィアのサン=マルコ大聖堂のテノール歌手でもあった人物。「Non mi si dica piu」は、レチタティーヴォを伴うダ・カーポ・アリアを2 つもつカンタータで、表情豊かな作品です。
 エマヌエーレ・ダストルガ(男爵)は破天荒な人生を送った人物とされています。幅広いジャンルの作品を残していますが、特に室内カンタータで人気を博していました。天性のメロディ・メーカーともいえる美しい旋律が魅力の作品です。
 ヴィンチェンツォ・ベネデッティ(1683-?)についてはあまり多く知られていません。アルトの歌手として活躍したという記録もありますが、カウンターテナーだったのか、それともカスラートだったのかも定かでありません。カンタータ「ジェラシー」は急速なパッセージを伴うあたたかな作品となっています。
 ルッジェーリをディレッタントとして分類してしまうのはいささか疑問、というくらいにこのディスクの作曲家の中では知られた存在。ただし、ここに収録された作品は、サバータが英国図書館で写譜を見つけたもの。超絶技巧と高音域で展開されるメロディが印象的な優れた作品です。
 ディオジェニオ・ビガーリアは、教会の院長も務めたディレッタント作曲家。ここに収録された作品も宗教作品です。
 サバータは、ゆたかな表現力、変幻自在な音域を駆使して、知られざる作品の魅力を存分に知らせてくれます。クリシコスのチェンバロの妙技も聴きものです。
 


AP 095
\2600→\2390
2010年のロン=ティボー国際コンクール優勝のパイダシ、魅惑のシマノフスキ
 (1)ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):ディヴェルティメント
 (2)同:イタリア組曲
 (3)シマノフスキ:神話Op.30
 (4)同:パガニーニの3 つのカプリスOp.40
ソレンヌ・パイダシ(Vn)
フレデリック・ヴァイセ=クニッテル(Pf)
 2010年のロン=ティボー国際コンクール優勝のパイダシ、魅惑のシマノフスキ

 録音:2014 年7 月18-20 日/サン・ピエール教会(パリ)/72’26”

 ソレンヌ・パイダシ(どちらかというとパイダッシ、あるいはパイダッシー??)はフランスの若手ヴァイオリニスト。2010 年のロン=ティボー国際コンクールで成田達輝を抑え優勝した実力者。ニース、ジュネーヴの音楽院で学んだ後、アメリカのカーティス音楽学校でジョゼフ・シルヴァースタインに師事しました。冴えた演奏のみならず、CD ブックレット解説に知的な名文を書き下ろす才女でもあります。
 これまで数枚をリリースしていますが、アパルテ・レーベル第1 弾はストラヴィンスキーとシマノフスキ作品集。作曲家はスラヴ系ながら、ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」はペルゴレージの音楽に基づくバレエ「プルチネッラ」の編曲、シマノフスキの「パガニーニの3 つのカプリス」もイタリアのパガニーニの名作に基づき、「神話」はギリシャ神話を題材としているため南欧的雰囲気が漂います。
 ストラヴィンスキーの「ディヴェルティメント」はチャイコフスキーの音楽に基づくバレエ「妖精の口づけ」をドゥシュキンが編曲したもので、チャイコフスキーの旋律美をたっぷり楽しめます。シマノフスキの「パガニーニの3 つのカプリス」はパガニーニの「無伴奏ヴァイオリンのためのカプリス」第20、21、24 番に基づきますが、シマノフスキの付けたピアノ・パートは非常に凝ったもののうえ、音楽にも手を加えているため印象がかなり異なり興味津々です。
 パイダシは透明で鋭い音色がシマノフスキにぴったり。ピアノのヴァイセ=クニッテルはポーランド系フランス人で、Integrale レーベルからシマノフスキのピアノ曲集をリリースしていました。ここでも「神話」のピアノ・パートが絶品。ギリシャ神話の倒錯した愛を妄想するシマノフスキの心情をあますところなく描いています。

 コンクールの最後の映像が観られます。才能にあふれてます。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=oJd_mWxMn_Q





パイダッシ、INDESENSでのソロ・アルバム
選曲も演奏もすばらしい!

INDESENS
INDE051
(国内盤)
\2940
匂いたつような美音〜ソレンヌ・パイダッシ登場!
 ピエルネ、フランク、サン=サーンス...

 サン=サーンス(1835〜1921):
  1.ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ニ短調 作品75
 ガブリエル・ピエルネ(1863〜1937):
  2.ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ短調 作品36
 フランク(1822〜1890):
  3.ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調(1886)
 マスネ(1842〜1912)/マルシック編:
  4.タイースの瞑想曲 〜歌劇『タイース』より
ソレンヌ・パイダッシ(ヴァイオリン)
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)

 高雅なヴァイオリンの艶やかさ――フランス近代には、有名な傑作もあれば「秘曲なのに至高」もあり。
 フランクのソナタでその圧倒的な音楽性に驚かされながら、未知の名品に出会える喜びも味あわせてくれる

 ロン=ティボー国際コンクールの覇者パイダッシ、あまりにもあざとく喜びに満ちたデビュー盤に、陶酔...

 フランス近代音楽――フォーレやドビュッシーやラヴェルに代表される、あの高雅で美しい音楽世界。多くの人が知っている傑作も数あるなか、ドイツ中心・オーケストラ音楽こそ至高の音楽史ではしばしば見過ごされてきた傑作がきわめて多く眠っているのも、フランス近代音楽を聴いてゆくことの面白さ・奥深さにつながっているのかもしれません。
 ピアノ小品や歌曲はそれこそ数知れず、交響曲なども意外に多く(比較的知られているところでも、たとえばショーソン、デュカス、マニャール、トゥルヌミル...といったあたりの交響曲群さえ存在からしてそう広く認知されていない気が)、オペラにいたっては傑作群さえなかなか上演機会に恵まれない...という状況のなか、何よりも「知られざる傑作」に出会う機会が多いのはやはり、室内楽ではないでしょうか。それも、ソナタや弦楽四重奏曲など、かなり大規模な作品からしてそうなのですから、音盤探索の興趣もつきないところでございます。本盤のプログラムは非常にバランスよく「フランス近代の傑作と秘曲」を同時に味わえる充実内容を、その高雅さそのままに伝えてくれるフランス人の俊才たちの名演で聴ける...というのがまず嬉しいところ。

 フランクのソナタや「タイースの瞑想曲」など、演奏者の技量を聴き確かめられる傑作と一緒に、秘曲系の音盤ではおなじみながら大舞台には出て来にくいピエルネの高雅なソナタ(傑作!!)、近年ようやく録音が増えてきたもののフランス人奏者の録音が意外に見つからないサン=サーンスの第1 ソナタ(フランス近代文学の傑作、プルースト『失われた時を求めて』で象徴的に使われている「ヴァントゥイユの楽想」がこれではないか...とよく言われる曲ですね)という、広く聴き親しまれていてもまずおかしくないはずの名品がふたつ!

 こういう周到なプログラムを弾いているのが、本盤をもってソロ・デビューとなるフランスの才人、欧州ではわずか数年であっというまにスターダムにのしあがってきたソレンヌ・パイダッシ...というのには本当に驚かされます(最近の若手デビュー盤は、ほんとうに一筋縄ではゆかない)! 2009 年にハノーファー国際コンクールに入賞、さらに翌2010 年にはロン=ティボー国際コンクールで優勝(フランス人としては1955 年のデヴィ・エルリ以来の快挙!)――このあたりから欧州各地で人気をあげ、昨2012年にはフランスの著作権団体Adamiから「レヴェラシオン(今年の最注目株)」賞を授けられ、益々勢いにのりつつある...なんて業界事情は本当にどうでもよくて、まずはぜひ「音」を聴いていただきたい1枚。フランス人奏者ならでは!とあらためて思わずにはおれない匂いたつような美音を、絶妙の“揺らし”で繰り出しながら、作品の美質をふわりと浮かび上がらせてみせる...あまりの薫り高さにむせかえってしまいそう!

 

AP 096
\2600
メイド・イン・フランス
 (1)サン=サーンス:クラリネット・ソナタOp.167
 (2)ショーソン:アンダンテとアレグロ
 (3)ドビュッシー:狂詩曲第1 番
 (4)プーランク:クラリネット・ソナタOp.184
 (5)フランセ:主題と変奏曲
 (6)マスネ:タイスの瞑想曲
ピエール・ジェニソン(Cl)
ダヴィド・ビスミュート(Pf)
 エレガントの極み。フランス大作曲家のクラリネット曲

 録音:2013 年7 月15-17 日/ヴァンセンヌ公会堂/59’ 00”

 20 世紀のフランス作曲家によるクラリネット作品集。マスネ以外はオリジナルで、フランスならではの洒脱でエレガントな魅力にあふれていますが、サン=サーンスやプーランクは最晩年の枯淡の境地を示しています。ショーソンとフランセ作品も貴重。
 ピエール・ジェニソンは1966 年生まれ。マルセイユ音楽院で学び、2014 年に東京で行われたジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール優勝の逸材。ブルターニュ管弦楽団の首席奏者も務めています。ピアノのダヴィド・ビスミュートは1975 年コートダジュール生まれ。ニース音楽院でカトリーヌ・コラールに学び、さらにパリ音楽院でガブリエル・タッキーノとブリジット・エンゲラーに師事。マリア・ジョアン・ピレシュに認められ、現在ポルトガルに住み、彼女の助手を務めています。
 
AP 098
\2600→\2390
俊英ピアニスト、シュヴィッツゲーベル=ワンによる
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲!

  伴奏はT・フィッシャー&ロンドン・フィル

   ベートーヴェン:
    ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
    ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワン(ピアノ)
ティエリー・フィッシャー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 名匠ティエリー・フィッシャーの棒も冴えるジュネーヴ国際音楽コンクール優勝の俊英ピアニスト、シュヴィッツゲーベル=ワンによるベートーヴェンのピアノ協奏曲!

 録音:2014 年6 月30、7 月1 日

 ガイヤールと共演したブラームスの室内楽作品集(AP 053)、2013 年に録音したソロCD (AP067) でも超絶技巧を効かせた中国の俊英、ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワンの新譜は、名匠ティエリー・フィッシャー率いるロンドン・フィルとのベートーヴェンのピアノ協奏曲集。名匠フィッシャーの非常にくっきりとした音楽作りのオーケストラに乗って、シュヴィッツゲーベルのピアノも非常にくっきりと明度の高い音色。気持ちのよい勢いと、どっしりとした構成感が心地よい音楽が展開されています。

ATMA CLASSIQUE


ACD2 2692
\2100
コロラトゥーラ
 ドビュッシー:
  ロマンス/アリエルのロマンス/ 死後の艶姿/ 後悔/エルフたち
 フォーレ:ヴォカリーズ・エチュード
 ルイ・ベイツ:鳥たちへ贈る歌
  【傷ついた鳩/ 小さな青い鳩/ 青い鳥/ 籠の中のカナリヤ】
 ラヴェル:ヴォカリーズ・エチュード(ハバネラ形式による)
 ミヨー:4つのロンサールの歌
  【泉に寄せて/キュービットへ/燕たち、さえずりをやめて/
   神様がお守りくださるように】
 グリエール:コロラトゥーラ・ソプラノのための協奏曲(ピアノ伴奏版)
マリー=イヴ・マンガー(ソプラノ)
ルイ・アンドレ・バリル(ピアノ)
 新星コロラトゥーラ、マリー=イヴ・マンガー、フランスを歌う!

 録音:2014年3月ケベック

 現在急速に注目を集めているコロラトゥーラ・ソプラノ、マリー=イヴ・マンガー。カナダ・ケベック州のサグネ出身。2007 年にマルマンド国際声楽コンクールで優勝し、パリ・シャトレ座にデビュー。その後、ミラノ・スカラ座、エクサン・プロヴァンスでも華麗なデビューを飾り、数々のオペラ・ハウスで活躍し、彼女の透明感溢れるピュア・ヴァイスは世界的に高い評価を得ています。今回は彼女の美しい歌声が活かされるようなフランス歌曲を選曲。ドビュッシーの初期作品。あまり録音のないルイ・ベイツの「鳥たちへ贈る歌」。同時代のミヨーの4 つのロンサールの歌。そしてテキストのない歌曲作品を3 つ、フォーレ、ラヴェルのヴォカリーズ・エチュード、そしてグリエールのコロラトゥーラ・ソプラノのための協奏曲(ピアノ伴奏版)。歌詞のない歌曲は、ソリストのテクニックが試される一方、歌唱力を存分に披露できる最高の曲。マリー=イヴ・マンガーの安定した音程と、透き通った声質が際立ちます。
 

ACD2 2491
(2CD)
\4000
ベートーヴェン:初期弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲
  第1番ヘ長調 作品18-1
  第2番ト長調 作品18-2
  第3番ニ長調 作品18-3
  第4番ハ短調 作品18-4
  第5番イ長調 作品18-5
  第6番変ロ長調 作品18-6
アルカン四重奏団
 【ローラ・アンディラーニ(ヴァイオリン)
  ナタリー・カミュ(ヴァイオリン)
  リュク・ベアシュマン(ヴィオラ)
  デイヴィッド・エリス(チェロ)】
 結成25 周年の成果が結実したベートーヴェン

 録音:2007-2009年

 1989 年にケベックで結成されたアルカン四重奏団によるベートーヴェン。本盤には、初期の弦楽四重奏曲6 曲が収録されています。アルカン四重奏団は2014 年に結成25 周年を迎えさらに円熟味が増し、このベートーヴェンの弦楽四重奏曲に取り組みました。16 曲はすでに録音されており本盤が第1 弾。自然体の音楽で奏でられる初期の作品は、4 人の見事なハーモニーで美しく描き出されています。
 

ACD2 2686
\2100
アメイジング・グレイス/マリー=ジョゼ・ロード
 スティーヴン・アダムズ:聖なる都
 バッハ/グノー:アヴェ・マリア
 アルバート・ヘイ・マロット:主の祈り
 誰の祈りの声も聞こえてこなかった
 全世界は彼の手に
 マリアは赤ちゃんを産んだ
 アメイジング・グレイス
 死んでいる暇もない
 アドルフ・アダン:さやかに星はきらめき
 アレッサンドロ・ストラデッラ:主よ憐れみよ
 アーヴィング・バーリン:ホワイト・クリスマス
 聖母マリア(コンゴ伝承曲)
マリー=ジョゼ・ロード(ソプラノ)
アントワン・バライル(ヴァイオリン)
ジャン=ウィリィ・クンツ(オルガン)
アンサンブル・ヴォーカル・エピファニー
 マリー=ジョゼ・ロードの華やかな歌声で聴くキャロル集

 録音:2014年6月ケベック、サン= ジャン バティスト教会

 華麗な歌声で人々を魅了するソプラノ、マリー=ジョゼ・ロードによるクリスマス・キャロル集。アメイジング・グレイスをはじめとしたゴスペル・ソングから、アーヴィング・バーリンのホワイト・クリスマスなど伝統的なクリスマス・ソングを収録しています。サン= ジャン バティスト教会のオルガンが美しく響き、バッハ/ グノーのアヴェ・マリアではヴァイオリンのアントワン・バライルが優しく旋律を奏でます。厳かな雰囲気に包まれる1 枚です。
 

ACD2 2707
\2100
ウアレケナ〜ファンダンゴ
 パトリック・ルー(1962-):タンゴのように
 デュージャン・ボグダノビッチ(1955-):序奏と踊り
 セルジオ・アサド(1952-):ウアレケナ
 グリーグ:ペール・ギュント第1組曲
  【朝/オーゼの死/アニトラの踊り/ 山の魔王の宮殿にて】
 レオ・ブローウェル(1939-):
  雨の降るキューバの風景、ルンバのあるキューバの風景
 ユルグ・キンドル(1960-):ビリンバウ
 パトリック・ルー:カーニバル
ファンダンゴ・カルテット
 現代ギター・カルテットの愉悦

 録音:2014年4月ケベック

 ケベック音楽院の仲間が集まって2008 年に結成されたギター四重奏団ファンダンゴ・カルテット。本作は、アサド兄弟として知られるセルジオ・アサドの印象的な旋律を持つ「ウアレケナ」をアルバム・タイトルとした彼らのファースト・アルバムです。パトリック・ルーのアルゼンチンの哀愁漂うメロディと強烈なリズム。ユーゴスラヴィア生まれのデュージャン・ボグダノビッチのアラブ風の音楽に影響された「序奏と踊り」。グリーグのペール・ギュントのギター四重奏版。一度聴いたら忘れられない独特な憂いのある旋律が魅力の、キューバの巨匠レオ・ブローウェル。ブラジルの民族楽器「ビリンバウ」をモチーフとしたドイツの作曲家ユルグ・キンドルなど、現代ギター四重奏の髄を詰め込んだ内容です。
 
ACD2 2693
\2100
ラ・シガル・エ・レ・ヴィオロン〜寓話と音楽集
 デニス・グージョン(1951-) &ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
  「カラスとキツネ」「恋するライオン」「ウサギとカメ」
  「金の卵を産む鶏」「オークと葦」「アリとキリギリス」
  「キツネとツル」「二羽の鳩」「野うさぎと蛙」「ライオンとねずみ」
  「ウシと同じくらい大きくなりたいと思ったカエル」
 ジャン=フィリップ・ラモー:
  未開人、異名同音、エジプトの女、めんどり、無遠慮、ヴェジネ、他
カトリーヌ・ペラン(語り&クラヴサン)
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
マチュー・ルーシェ(指揮)
 「アリとキリギリス」のラ・フォンテーヌの寓話を軸に奏でる音楽

 録音:2013年6月モントリオール

 有名な作家ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ。彼の有名な寓話「ラ・シガル・エ・ラ・フォルミ(セミとアリ/ アリとキリギリス)」をタイトルに据えたアルバム。ケベック在住の現代作曲家デニス・グージョンがラ・フォンテーヌの寓話から11 の作品を選び、そこに音楽をつけました。さらにジャン=フィリップ・ラモーの曲を間に挿入し、ひとつの大きな物語に仕上げています。演鍵盤楽器奏者のカトリーヌ・ペランが語りと演奏を担当しています。
 

ACD2 2706
\2100
パンパ・ブルース
 1. Poncho negro 2.Le mat 3.Organito 4.Ciudad
 5.Tango Romance 6.Pampa Blues 7.Caradura
 8. La Catalina 9. Expatriado 10. Tango pour Laura
 11. Valse pour Laura 12. La vanite de Dedale
 13.Menage a trois 14. La Vadrouille 15.Mascarade
 16.Astorias
タンゴ・ボレアル
デニス・プランテ(バンドネオン)
ダヴィッド・ジャック(ギター)
イアン・シンプソン(ダブル・ベース)
 タンゴ・ボレアルの旅を集約した1枚

 録音:2014年4月ケベック

 バンドネオン、ギター、ダブル・ベースのトリオによるタンゴ・ボレアル。このアルバムは、ブエノスアイレスを中心に広がる温帯草原、パンパから、シベリア地方の針葉樹からなる大森林一帯タイガへと、アメリカ大陸から他の地への放浪の旅を音楽で表現した内容です。
 

ACD2 2703
\2100
ダカンの美しいメロディにフランス・オルガン音楽の深さを感じる1枚
 ルイ・クロード・ダカン:
  オルガンのための新しいノエル曲集Op.2(全12曲)
ヴァンサン・ブシェ
 (ベッケラート・オルガン1960年製)
 録音:2014 年7 月、聖ヨゼフ礼拝室、ケベック

 フランスのオルガン奏者としてバロック期に活躍したルイ・クロード・ダカン。当時の貴族階級に人気があり、彼のオルガン演奏を聴きにこぞって集まったと言われています。
 ダカンは12 曲からなる「オルガンまたはクラヴサンのための新しいノエル集」 を出版し彼の代表作となっています。
 「ノエル」とはフランス語でクリスマスの祝い歌を意味します。いずれの曲も、ノエルが主題として提示され、その後変奏曲が展開されていきます。クリスマスの楽しい雰囲気溢れる作品集です。
 演奏は自称「現代のルネッサンス人」ヴァンサン・ブシェ。気軽に聴けると同時にオルガンの多彩な面をうまく引き出した演奏です。
 


ACD2 2700
\2100→\1890
ネゼ=セガンによる初稿ブル3、
 見事な構築力による精緻な音楽作りに脱帽!

  ブルックナー:交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」 (1873 年初稿)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
メトロポリタン管弦楽団
 録音:2014 年6 月メゾン・サンフォニック、モントリオール/65' 05

 現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのヤニック・ネゼ=セガン。世界の一流オーケストラから声がかかり、賞賛されている未来の巨匠指揮者。アメリカの名門オーケストラ、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任し、2014 年6 月には来日公演を行い、日本の聴衆をあっと驚かせました。
 そんな彼の地元カナダ、モントリオールのオーケストラ、メトロポリタン管弦楽団と録音を続けているブルックナー・シリーズ。メトロポリタン管弦楽団は、ケベック音楽院を卒業した優秀な音楽家たちによって、1981 年にモントリオールで創設。2000 年からヤニック・ネゼ=セガンが芸術監督に就任しメキメキと頭角を現すようになりました。
 このブルックナーの交響曲第3 番は、2014 年6 月にモントリオールの新しいホール、メゾン・サンフォニックで録音されました。この作品は、ブルックナーが尊敬していたワーグナーに献呈されたことから「ワーグナー交響曲」と呼ばれることもあります。この作品も、ワーグナーに献呈された1873年初稿より改稿が重ねられ、一般的に知られているのは最終稿である第3 稿ですが、本盤は初稿で演奏されています。初稿は曲全体が長大で65 分の演奏時間を要します。しかし、そこは知的な構成力を持つネゼ=セガン、緻密に響きを積み重ね、さらに躍動感をもって音楽を作り上げています。そして、ネゼ=セガンの高度な要求にも瞬時に反応できるオケの力量も録音を重ねる毎に確かに上がっていると感じます。
 


ACD2 2682
(2CD)
\4000→\3690
ショパン:マズルカ集(全曲)
CD1:
 マズルカ
  1. 第1番 嬰へ短調 Op.6-1/2. 第2番 嬰ハ短調 Op.6-2/
  3. 第3番 ホ長調 Op.6-3/4. 第4番 変ホ短調 Op.6-4/
  5. 第5番 変ロ長調 Op.7-1/6. 第6番 イ短調 Op.7-2/
  7. 第7番 ヘ短調 Op.7-3/8. 第8番 変イ長調 Op.7-4/
  9. 第9番 ハ長調 Op.7-5/10. 第10番 変ロ長調 Op.17-1/
  11. 第11番 ホ短調 Op.17-2/12. 第12番 変イ長調 Op.17-3/
  13. 第13番 イ短調 Op.17-4/14. 第14番 ト短調 Op.24-1/
  15. 第15番 ハ長調 Op.24-2/16. 第16番 変イ長調 Op.24-3/
  17. 第17番 変ロ短調 Op.24-4/18. 第18番 ハ短調 Op.30-1/
  19. 第19番 ロ短調 Op.30-2/20. 第20番 変ニ長調 Op.30-3/
  21. 第21番 嬰ハ短調 Op.30-4/22. 第22番 嬰ト短調 Op.33-1/
  23. 第23番 ニ長調 Op.33-2/24. 第24番 ハ長調 Op.33-3/
  25. 第25番 ロ短調 Op.33-4/26. 第26番 嬰ハ短調 Op.41-1/
  27. 第27番 ホ短調 Op.41-2/28. 第28番 ロ長調 Op.41-3/
  29. 第29番 変イ長調 Op.41-4/
CD2:
 マズルカ
  1. 第30番 ト長調 Op.50-1/2. 第31番 変イ長調 Op.50-2/
  3. 第32番 嬰ハ短調 Op.50-3/4. 第33番 ロ長調 Op.56-1/
  5. 第34番 ハ長調 Op.56-2/6. 第35番 ハ短調 Op.56-3/
  7. 第36番 イ短調 Op.59-1/8. 第37番 変イ長調 Op.59-2/
  9. 第38番 嬰へ短調 Op.59-3/10. 第39番 ロ長調 Op.63-1/
  11. 第40番 ヘ短調 Op.63-2/12. 第41番 嬰ハ短調 Op.63-3/
  13. イ短調「エミール・ガイヤール」(遺作)/14. イ短調「ノートル・タン」(遺作)/
  15. 変ロ長調 WN7(遺作)/16. ト長調 WN8(遺作)/
  17. 第47番 イ短調 Op.68-2(遺作)/18. 第46番 ハ長調 Op.68-1(遺作)/
  19. 第48番 ヘ長調 Op.68-3(遺作)/20. 第42番 ト長調 Op.67-1(遺作)/
  21. 変ロ長調 WN41(遺作)/22. 変イ長調 WN45(遺作)/
  23. 第44番 ハ長調 Op.67-3(遺作)/24. 第45番 イ短調 Op.67-4(遺作)/
  25. 第43番 ト短調 Op.67-2(遺作)/26. 第49番 ヘ短調 Op.68-4(遺作)
ヤニーナ・フィアルコフスカ(ピアノ)
 師ルービンシュタインに通ずる粋なマズルカ集

 録音:2012 年10 月、2013 年6 月ケベック音楽ホール

 巨匠ルービンシュタイン最後の弟子にして「生来のショパン弾き」といわしめた名手フィアルコフスカが、その真骨頂とも言えるショパンのマズルカ全曲集をリリース。優美なタッチで華麗に弾きこなすフィアルコフスカの演奏は、香り立つ気品と憧憬の念に溢れ出ています。このマズルカ集は、作品番号の付いていない遺作も含めた全55 曲。師ルービンシュタインは、作品番号の付いた49 曲+ノートル・タン&ガイヤールの全51 曲を収録しています。
 ルービンシュタインは、ショパンのピアノ語法を知り尽くしており、恣意的ではない絶妙のルバートで聴かせましたが、フィアルコフスカも控えめなマズルカのリズムで非常にスタイリッシュに弾き、曲全体の見通しもよく、マズルカ作品集として一気に聴き通せるような洗練された演奏を聴かせてくれます。

AUDITE



AU 97692
\2500→\2290
ベートーヴェン全曲開始!第一弾は大公トリオ!!
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.1-1(29’36”)
  (2)ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op.97「大公」(44’32”)
スイス・ピアノ・トリオ
 【アンジェラ・ゴルベワ(ヴァイオリン)、
  セバスチャン・ジンガー(チェロ)、
  マルティン・ルーカス・ストウブ(ピアノ)】
 実力派のスイス・ピアノ・トリオが満を持してベートーヴェン全曲開始!第一弾は大公トリオ!!

 録音:2014 年3 月9&10 日、4 月13-15 日、アッペンツェル、スイス/DDD、74’18”

 1998 年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオがついにベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音を開始しました!記念すべき第一弾は作品番号が付番されている記念すべき作品1 のピアノ三重奏曲第1 番と名曲第7 番「大公トリオ」です。
 スイス・ピアノ・トリオは、エドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)をはじめ、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)など、質の高い素晴らしい録音をリリースしており、このベートーヴェンの全曲録音も期待が高まります。
 ピアノ三重奏曲第1 番は1792 年頃の作品ではないかと言われ、この作品を含む作品1 は変ホ長調(第1 番)、ト長調(第2 番)、ハ短調(第3 番)の三曲のピアノ三重奏曲で構成されています。全4 楽章の配置は古典ソナタの方式に従っていますが、楽器の扱い方は当時の様式から抜け出た新鮮味があり、緩徐楽章には深い内省的な美しさをたたえ、第3 楽章のスケルツォではベートーヴェン特有の自由な感興が示されています。
 このジャンルにおいて最も優れた作品として名高い、ピアノ三重奏曲第7 番「大公」の特色は、演奏時間が40 分を超える雄大な作品であることですが、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの三つの楽器が最も効果的に使用されている協奏的色彩が最大の魅力と言えましょう。さらに極めて豊かな旋律と和声の美しさは、この時代特有のやわらかくこまやかな心の動きが感じられ高貴な品位をたたえます。スイス・ピアノ・トリオが満を持して録音した「大公トリオ」をお楽しみください。




BIS



BIS SA 2103
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
人間国宝に認定されているオーストラリアが生んだ天才
 トニェッティ率いるオーストラリア室内管が満を持して「四季」を録音!

 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8 より四季
   [(1)「春」RV269、(2)「夏」RV315、
    (3)「秋」RV293、(4)「冬」RV297]
  (5)ラルゴ〜ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV226 より
  (6)4 つのヴァイオリンのためのヴァイオリン協奏曲 ロ短調 RV580
  (7)ヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV356
  (8)グラーヴェ〜
   合奏協奏曲「聖ロレンツォの祝日のために」ニ長調 RV562 より
  (9)シンフォニア〜歌劇「試練の中の真実」RV739 より
リチャード・トニェッティ
 (ヴァイオリン、指揮)
オーストラリア室内管弦楽団
Ε悒譽福Ε薀好棔璽
  (ヴァイオリン/
   1743年製グァルネリ・デル・ジェズ)
 サトゥ・ヴァンスカ(ヴァイオリン)
アイク・シー(ヴァイオリン)
ティモ・ヴェイッコ・ヴァルヴェ(チェロ)
 快演!トニェッティ率いるオーストラリア室内管が満を持して四季を録音!!

 セッション録音:2014 年3 月/チャッツウッド・コンコース・コンサート・ホール(シドニー)/5.0 Surround sound、67’ 37”

 SACD ハイブリッド盤。
 リチャード・トニェッティ率いるオーストラリア室内管弦楽団の最新盤は「四季」を含むヴィヴァルディ・アルバムです!
 トニェッティは1965 年オーストラリア生まれ。スイスで研鑽を積み、1989 年帰国後はオーストラリア室内管の客演リーダーとして数公演に出演しその後リーダーに任命され、同室内管の芸術監督に就任しました。卓越した技術と軽やかな奏法で、バロックから現代まで幅広く弾きこなします。オーストラリアの複数の大学より名誉博士号を贈られ、1999 年には人間国宝に認定されているオーストラリアが生んだ逸材です。
 使用楽器は1743 年製のグァルネリ・デル・ジェズで、鋭く野太い低音からきらめく高音まで、実に多彩な音色でヴィヴァルディを奏でております。
 トニェッティ&オーストラリア室内管弦楽団の録音は充実しており、メンデルスゾーンのヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲、弦楽八重奏曲(BIS SA 1984)、グリーグの弦楽オーケストラのための作品集(BIS SA 1877)、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集(BIS SA 1754 & BIS SA1755)などをリリースしており、いずれも好評を博しております。



知る人ぞ知る名盤
リチャード・トニェッティ/バッハ:無伴奏ヴァイオリン全曲

ABC4768051
(2CD)
\4000→\3590
リチャード・トニェッティ
 J.S. バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV 1001-1006
リチャード・トニェッティ (ヴァイオリン)
2004年録音。

 古楽器ヴァイオリンを用い、ピッチも調整。
 冒頭の2秒で「わ、ただものじゃないな」と思わせてくれる才気煥発なバッハ。
 ただ変幻自在に思うままに奏するタイプではなく、じっくり煮詰めてすっと解き放つ、哲人タイプ。だから深いのに爽やか。
 名演です。聴いておいたほうがいいでしょう。



 

BIS SA 2106
(SACD HYBRID)
\2700
カレヴィ・アホのきらめくピアノ独奏作品集
 カレヴィ・アホ(1949-):
  (1)19の前奏曲(1965-68)
  (2)3つの小さなピアノ曲(1971)
  (3)子供のための2つの優しいピアノ曲(1983)
  (4)ソナチネ(1993)
  (5)ソロII(1985)
  (6)ピアノ・ソナタ(1980)
ソニヤ・フラキ ( ピアノ/ Steinway D)
 現代フィンランドを代表する作曲家カレヴィ・アホのきらめくピアノ独奏作品集

 セッション録音:2013 年1 月/フィンランド/5.0 Surround sound、73’ 22”

 SACD ハイブリッド盤。
 現代フィンランドを代表する作曲家、カレヴィ・アホはBIS 社が積極的に録音をしていることにより知られるようになったと言っても過言ではありません。
 この最新アルバムでは1965 年から1993 年までにアホがピアノ独奏のために書いた作品を集めました。そのどれもが透き通るようなきらめきを持った作品ばかりです。
 1965 年から68 年にかけて作曲された19 の前奏曲はアホが本格的に作曲の勉強を始めたころの作品集で、非常に親しみやすい旋律が魅力です。3つの小さなピアノ曲は1971 年に作曲され、交響曲第3 番を作曲していた時期と重なります。響きはそれ以前の作品にくらべ複雑化しますが、旋律が美しいアホらしい小品です。1980 年作曲のピアノ・ソナタはアホの代表作の一つに数えられます。
 この時期に非常に技巧的でヴィルトゥオーゾなピアノ練習曲を書いており、このソナタも随所に技巧的なパッセージが散りばめられております。
 演奏のソニヤ・フラキはフィンランド出身の女性ピアニストで、2003 年のシューベルト・コンクールで第4 位、2008 年のリスト・コンクールで第3 位など、実力を兼ね備えたピアニストで、現在フィンランドを中心にヨーロッパで活躍しております。
 
BIS SA 1974
(SACD HYBRID)
\2700→\2490

サ・チェンが中国人作曲家によるピアノ独奏・協奏曲
 (1)ファジル・サイ(1970-)(陳明志編曲):
  アナトリアの静寂(ピアノ協奏曲第3番)Op.11(2001)
 (2)蕭泰然(1938-):告別練習曲
 (3)于京君(1957-):即興曲 Op.9(1982/86)
 (4)陳其鋼(1951-):京劇の瞬間(2004)
 (5)王笑寒(1980-):子供時代の歌
 (6)蕭泰然:思い出
 (7)王西麟(1937-)(江賜良編曲):ピアノ協奏曲 Op.56

サ・チェン(ピアノ)
鐘耀光(指揮)
台北中国楽団
 あのサ・チェンが中国人作曲家によるピアノ独奏・協奏曲を録音、ファジル・サイの「アナトリアの静寂」も中国風アレンジで収録!

 セッション録音:2013 年11 月/中山ホール、台北(台湾)/5.0 Surround sound、81’55”

 SACD ハイブリッド盤。
 日本でも人気の中国出身の女流ピアニスト、サ・チェンが満を持して中国人の作曲家によるピアノ独奏曲、協奏曲を収録しました。
 どの作品も中国節炸裂で、ピアノの技巧を随所に散りばめた作品ばかりです。また、1 曲目に収録されている「アナトリアの静寂」はトルコが生んだ鬼才ピアニスト、ファジル・サイが作曲した作品ですが、当録音では陳明志が中国の楽器も取り入れたオーケストレーションで編曲しています。豪華絢爛な響きをお楽しみください。
 サ・チェンは、ユンディ・リが師事したダン・ジャオイの門下で、17 歳のときにリーズ国際ピアノコンクールに最年少で4 位入賞。2000 年のショパン・コンクールで4 位入賞(このときユンディ・リが優勝)、同年、ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝など、華やかなコンクール歴を誇ります。今や、技巧と表現力を兼ね備えた、中国を代表するピアニストの一人として、世界各国で演奏しております。


サ・チェン、PENTATONEのアルバム
Chopin - Piano Concertos
PTC 5186 341
(SACD HYBRID)
\2700→¥2490
ショパン:
 ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/同第2番へ短調Op.21
サ・チェン(ピアノ)、
ローレンス・フォスター(指揮)、
グルベンキアン管弦楽団
2008年7月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)での録音。
 ユンディ・リ、ラン・ランと並び現在の中国ピアノ界における『トップ3』の1人と称される可憐なる新星サ・チェンが"ペンタトーン"に仲間入り!
 中国の河南省生まれのサ・チェンは、ユンディ・リの師匠としてもその名を知られる名教師ダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事。その後のサ・チェンの活躍は目覚しく、1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第4位入賞、2000年の第14回ショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞に加えポロネーズ賞受賞、そして2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでは第3位に輝くなど、国際コンクールでの実績も抜群。
 また去る8月には、韓国の女流指揮者シヨン・ソンが指揮するロサンゼルス・フィルハーモニックとの共演でハリウッド・ボウルにデビューを果たし、今後のスケジュールではトゥガン・ソキエフ指揮のトゥールーズ・キャピトル国立管、エド・デ・ワールト指揮のミルウォーキー響との共演が予定されるなど、世界のトップ・ピアニストへの道を邁進し続けている大型アーティストである。
 さてそんなサ・チェンの"ペンタートン"からのリリース第1弾は、音楽監督ローレンス・フォスターが率いるポルトガルのオーケストラ、グルベンキアン管とのコンビによるショパンの協奏曲集。

PTC 5186 444
(SACD HYBRID)
\2700→¥2490
サ・チェンのラフマニノフ&グリーグ!
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
サ・チェン(ピアノ)
ローレンス・フォスター(指揮)
グルベンキアン管弦楽団
 サ・チェンのラフマニノフ&グリーグ!共演はフォスター&グルベンキアン管!

 中国ピアノ界の若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、サ・チェン(1979−)のペンタトーン専属リリース第3弾は、ラフマニノフ&グリーグのピアノ協奏曲集!
 ユンディ・リを育てたダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事したサ・チェンは、1996年リーズ国際ピアノ・コンクール第4位入賞、第14回ショパン国際ピアノコンクール第4位&ポロネーズ賞受賞、第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール第3位入賞という実績を持ち、有望な若手ピアニストがひしめく中国ピアノ界の中でもその存在感は輝きを放っている。パワーや勢いで押し切るのではなく、輪郭の整った音色が作品の抒情性を雄大に描いた秀演です。

※録音:2011年2月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)


 

BIS SA 2105
(SACD HYBRID)
\2700
ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン(1694-1758):
 フルートと通奏低音のためのソナタ集

  (1)ソナタ第1番 ト長調 BeRI 201
  (2)ソナタ第2番 ニ長調 BeRI 202
  (3)ソナタ第3番 ハ短調 BeRI 203
  (4)ソナタ第4番 ト長調 BeRI 204
  (5)ソナタ第5番 ホ短調 BeRI 205
ダン・ラウリン(リコーダー)
パラディソ・ムジカーレ
 【アンナ・パラディソ(チェンバロ)、
  マッツ・オロフソン(チェロ)、
  ヨナス・ノルドベルグ(バロック・ギター)】
 今度はダン・ラウリンが登場!スウェーデン音楽の父、ルーマンの美しき室内楽作品

 録音:2013 年10 月、2013 年12 月/ストックスンド(スウェーデン)/5.0 Surround sound、70’ 04”

 SACD ハイブリッド盤。
 前作、ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン作曲によるチェンバロ・ソナタ集(BIS SA 2095)の続編は、ダン・ラウリンをソロに迎えてフルート・ソナタ集をリコーダーで演奏しております。ダン・ラウリンの驚異的なテクニックもお楽しみいただけます。
 ルーマンは1694 年ストックホルム生まれの作曲家で、宮廷楽長を務め、北欧では「スウェーデン音楽の父」や「スウェーデンのヘンデル」 とも呼ばれ、18 世紀スウェーデンの音楽界における重鎮でした。ロンドンに留学したルーマンはヘンデルにイタリア・バロック音楽の様式について薫陶を受けた記録も残されております。
 


BIS 2046
\2600→\2390
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.29
 6つのソナタ 第2続編Wq.52 より
  ((1)ソナタ第4番 嬰ヘ短調 Wq.52-4(H.37)、
   (2)ソナタ第5番 ホ長調 Wq.52-5(H.163)、
   (3)ソナタ第6番 ホ短調 Wq.52-6(H.129))
  (4)ソナタ ハ長調 Wq.65-47(H.248)
  (5)ソナタ ハ短調 Wq.65-48(H.298)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
 正統派シュパーニによる正真正銘の解釈によるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第29 弾!

 録音:2013 年7 月/キーゼル・ホール(シント・トロイデン、ベルギー)/DDD、75’30”

 C.P.E. バッハの鍵盤独奏曲全集第29 弾は6 つのソナタ第2 続編よりソナタ第4-6 番、ソナタ ハ長調 Wq.65-47 そして、ソナタ ハ短調 Wq.65-48です。
 演奏はシリーズ当初から担当しているミクローシュ・シュパーニ。録音を開始した際、シュパーニは「全集を実現することは決して単純な課題ではなく、ことにそれが初期の作曲家の作品を含めばなおさらである。このシリーズで私たちは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの、鍵盤楽器独奏と伴奏アンサンブルのための、疑いない正統な作品のすべてをご紹介する。私たちの目標は、これらの作品演奏の可能性への全般の見通しを与えることなので、この録音は作品の現存する資料と正統的な演奏習慣の徹底した研究に基づいている。私たちはオリジナルの資料をもとに" 正統性" である楽器を選択して演奏している。」と語っており、まさに正真正銘、本物の解釈のもと演奏されました。
 これら膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない解釈で演奏されました。
 


BIS SA 2088
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
スドビンの魅力全開。若さ輝くスクリャービンのピアノ協奏曲
 (1)スクリャービン:ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調Op.20
 (2)メトネル:ピアノ協奏曲第3番 ホ短調「バラード」Op.60
エフゲニー・スドビン(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:2013 年11 月/グリーグ・ホール(ベルゲン)/5.0 Surround sound、62’ 42”

 SACD ハイブリッド盤。スドビンがスクリャービンのピアノ協奏曲に挑戦しました。カップリングはスクリャービンの兄弟弟子メトネルの3 番。前者はペンティネンとセーゲルスタム、後者はマッジ盤がBIS のカタログにありますが、スクリャービンのナイーヴで若々しい情感はスドビンにピッタリで、彼に弾いて欲しい作品の筆頭となっていました。演奏は期待以上で、スクリャービンの初期作品ならではの透明な美しさを精巧な指さばきで再現、感動的です。メトネルのピアノ協奏曲第3 番は晩年の作で、レールモントフの詩「ルサルカ」からインスピレーションを受けたとされます。スクリャービンに比べ饒舌な内容で、ピアノはスポーツ的な技巧に終始します。スドビンの明快かつスピーディな演奏で魅力を再発見。リットンのサポートも万全で、ゴージャスな響きに酔いしれます。
 
BIS SA 2004
(SACD HYBRID)
\2700
イギリス・ピアニズムの貴重な継承者ハモンドの超絶技巧に驚愕!
 エチュード
  (1)リャプノフ:超絶技巧練習曲集〜テレク川/夏の夜/嵐
  (2)チン・ウンスク(陳銀淑):6つの練習曲 (1995-2003)
  (3)シマノフスキ:12の練習曲Op.33
  (4)カプースチン:異なる音程による5つの練習曲Op.68
クレア・ハモンド(ピアノ)
 録音:2013 年9 月/ポットン・ホール(イギリス)/5.0 Surround sound、67’ 22”

 SACD ハイブリッド盤。
 イギリス若手ピアニストを代表するクレア・ハモンドのBIS 第2 弾は、超絶技巧ぶりに唖然とさせられます。「エチュード」と題されたアルバムで、文字通り練習曲を集めていますが、創作は古今東西120 年にわたり、性別も多様なプログラミングは非常に計算されていて感心させられます。ピアノのための練習曲は、指の独立や運動性、難しい奏法の習熟を目的とし、ほとんどが難曲ですが、ここに収められた作曲家たちはそこに芸術性や個性を盛り込み、魅力的な世界を作り出しています。
 リャプノフの3 曲は「超絶技巧練習曲」からのもので、師匠バラキレフ譲りのボルテージの高いダイナミックな世界。国民楽派らしいロシア色とメロディに魅かれます。現代韓国の女性作曲家チン・ウンスクの練習曲は大井浩明氏が日本で披露し、「(第3 曲は)アジアで最も難しいピアノ曲」と評しています。このハモンドの演奏には作曲者の絶賛の一文を寄せていて、とにかく凄いの一言に尽きます。続くポーランド近代のシマノフスキ作品は、彼が独自の美意識に目覚めた時期のもので、やたらと難しい技巧を要求しながらも、交響曲第3 番やヴァイオリン曲「神話」と共通するBL 趣味を示しています。
 さらに日本にもファンの多いカプースチン。彼のピアノ曲はジャズ語法によるカッコ良さに満ちていますが、技巧的にはどれも難しく、とりわけ練習曲はその頂点に位置します。しかしハモンドは余裕の技術に加え、若さあふれるジャズの乗りで最高。要注目の若手ピアニストと申せましょう。
 


BIS SA 2048
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
好評!オラモ&ストックホルム・フィルとのニールセン第2弾
 1番と3番「おおらかな交響曲」

  ニールセン:
   (1)交響曲第1番 ト短調
   (2)交響曲第3番 ニ短調「おおらかな交響曲」
サカリ・オラモ(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
(2)アヌ・コムシ(ソプラノ)
 カール=マグヌス・フレードリクソン(バリトン)
 録音:2013 年1 月(第1 番)、2014 年5 月(第3 番)/ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)/5.0 Surround sound、72’ 28”

 SACD ハイブリッド盤。
 スウェーデンを代表するオーケストラ、ロイヤル・ストックホルム・フィルと2008 年より首席指揮者をつとめるサカリ・オラモとのニールセンの交響曲集の第2 弾は第1 番と第3 番「おおらかな交響曲」です。近年、同フィルの首席指揮者としての自信と誇りに満ちますます躍進するオラモですが、このニールセンの交響曲全集シリーズも期待以上と言え、美しい響きを追求した熱演です。
 第1 番は1890-92 年に作曲され、その作風はブラームスやスヴェンセンの影響がみられます。初演は1894 年3 月、ヨハン・スヴェンセン指揮のコペンハーゲン宮廷劇場管弦楽団によって行われました。若かりしニールセンの勢いを感じる作品です。一方、交響曲第3 番ニ短調「おおらかな交響曲」は1910-1911年にかけて作曲され、第2 楽章にはソプラノとバリトンのヴォカリーズが入り、豊かな響きの終楽章はブラームスの交響曲第1番のフィナーレを連想させる堂々たる作品です。
  

BIS SA 2115
(SACD HYBRID)
\2700
J.S.バッハ、ヴィヴァルディから現代作品まで
 リコーダーの可能性を最大限に発揮!

  ・ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 ニ短調 Op.3-11 RV.565*
  ・J.S.バッハ:3つのコラール前奏曲
   【「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 731、
    「甘き喜びのうちに」BWV 608、「イエスよ,わが喜び」BWV 610】*
  ・ボワモルティエ:5本のフルートのための6つの協奏曲より第3番 ニ長調 Op.15-3*
  ・キエル・マイエリング(1954-):サンクトゥス(2003)
  ・ディック・コーマンス(1957-):ザ・ジョガー(1994)
  ・スタファン・モッセンマルク(1961-):幼少時代(1998/2003)
  ・フルヴィオ・カルディーニ(1959-):時計トッカータ Op.68/C(1999)
  ・シャイト:ファンタジア
  ・メールラ:カンツォン集より「うぐいす」「ラ・メールラ」
  ・作者不詳(14世紀):ペトローネ
  * シレナ・リコーダー四重奏団による編曲版
シレナ・リコーダー四重奏団
 【カリーナ・アゲルブー、
  ピア・イェンセン、
  マリト・エルンスト・ボック、
  ピア・ルーマン、
  ヘッレ・ニルセン】
 J.S.バッハ、ヴィヴァルディから現代作品までリコーダーの可能性を最大限に発揮!シレナ・リコーダー四重奏団による妙技!

 録音:2013 年12 月/バレラップ(デンマーク)/5.0 Surround sound、66’ 31”

 SACD ハイブリッド盤。
 シレナ・リコーダー四重奏団久々の新録音は14 世紀の作者不詳の作品からバッハ、ヴィヴァルディのバロック、そして現代の作品までを収録しており、リコーダー・アンサンブルの可能性を最大限に発揮した内容となっております。
 冒頭に収録されたヴィヴァルディの合奏協奏曲ニ短調 Op.3 No. 11 RV.565 は、J.S. バッハがオルガン協奏曲ニ短調BWV596 に編曲していることでも有名ですが、当演奏はまるでポジティフオルガンの演奏を聴いているかのようで、4 人の見事なアンサンブルを聴かせてくれます。バッハのコラール前奏曲も同様に素晴らしい編曲です。
 また、現代作曲家マイエリングのサンクトゥスでは、細かいタンギングの中に効果的な声も交え、それらの響きは非常に刺激的です。SACD ならではの優秀録音でオーディオ・ファンにもおすすめです。シレナ・リコーダー四重奏団による妙技をご堪能下さい。
  

BIS 2123
\2600
マルティン・フレストのベスト盤!
 フレスト・プレイズ・ノルディック・コンチェルト!

  ・アンデシュ・ヒルボルイ:クラリネット協奏曲「孔雀物語」
    エサ=ペッカ・サロネン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団
    録音:2001 年12 月/ベルワルド・ホールストックホルム(スウェーデン)
    (ONDINE レーベルからのライセンス盤)
  ・ホルムボー:協奏曲第2 番〜クラリネット
    オーワイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)、アールボルク交響楽団
    録音:1998 年1 月、オールボー・ホール、オールボー(デンマーク)
  ・カリン・レーンクヴィスト:クラリネット協奏曲「遠い岸辺」(2002)
    ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)、スウェーデン室内管弦楽団
    録音:2003 年5 月、エーレブレー・コンサート・ホール(スウェーデン)
  ・クルーセル:スウェーデンの歌による序奏、主題と変奏Op.124
    アリエ・ヴァン・ベーク(指揮)、エストエータ・ブラスシンフォニカー
    録音:1996 年5 月、リンシェーピング・コンサート・ホール(スウェーデン)
マルティン・フレスト(クラリネット)
 DDD、75’42”

 このディスクはスウェーデンの天才クラリネット奏者、マルティン・フレストによるベスト盤とも言えるノルディック・コンチェルト集です。
 フレストの才能をいち早く見出したBIS の社主、ロベルト・フォン・バールにより、これまで約20 タイトル程のアルバムをリリースしてきました。フレストはレパートリーが非常に広く、バロックから現代まで多岐に渡ります。このアルバムには北欧の現代作曲家による作品が集められました。
 マルティン・フレストは2015 年1 月に来日予定です。
 


BIS SA 2019
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ステンハンマルの弦楽四重奏曲集、第3弾は初期の作品集
 ヴィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927):弦楽四重奏曲集第3集
  (1)弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.2(1894)
  (2)弦楽四重奏曲第2番 ハ短調 Op.14(1896)
ステンハンマル弦楽四重奏団
 [ペータ・オロフソン(1st vn)、
  ペール・エマン(2nd vn)、
  トニー・バウアー(va)、
  マッツ・オロフソン(vc)]
 好評!ステンハンマルの弦楽四重奏曲集、第3弾は初期の作品集

 録音:(2)2013 年9 月、(1)2013 年12 月/スウェーデン/5.0 Surround sound、61’54”

 スウェーデンを代表する作曲家、ヴィルヘルム・ステンハンマルが残した弦楽四重奏曲集の第3 弾が早くも登場。第1 集[弦楽四重奏曲第3、4 番、組曲『ロドレッシの歌』よりエレジーと間奏曲(BIS SA 1659)]、第2 集[ 弦楽四重奏曲第5,6 番(BIS SA 2009)] に続き、今回も演奏はステンハンマル弦楽四重奏団です。ステンハンマルはオペラ、交響曲、協奏曲、声楽曲など、様々な音楽形態の作品を残しておりますが、ここに収録された弦楽四重奏はステンハンマルの芸術を知る上で最も優れた作品群です。
 弦楽四重奏曲第1 番(1894)、第2 番(1896)は当シリーズの第2 集に収録されている弦楽四重奏曲へ短調(1897)やステンハンマルの記念すべき作品1 であるピアノ協奏曲第1 番変ロ長調(1893)などと同時代の若きステンハンマルの情熱が伝わる作品ですが、既に独自のスタイルが確立されていると言えるほど構成・内容ともに充実しております。
 2002 年に結成されたステンハンマル弦楽四重奏団はその名の通りステンハンマルの作品を中心に演奏しており、スウェーデン国内外で高い評価を得ております。近年、現代音楽にも力を入れアメリカ、イギリスなどの作曲家から多くの委嘱作品を依頼されております。2011 年にはステンハンマルの40 ほどの作品をスウェーデン放送へ録音し、スウェーデンを中心に演奏活動を行っております。当クァルテットは圧倒的な技術と的確な解釈を披露しており、今後期待されるクァルテットと言えましょう。



 

BIS SA 2099
(SACD HYBRID)
\2700
ニューヨーク・ポリフォニー、ノエルを歌う!
 (1)アンドルー・スミス(1970-):「久しく待ちにし主よとく来たりて」
 (2)ジェフリー・ウィリアムズ(1976-):「アダムは囚われ横たわり」
 (3)フィリップ・ヴェルドロ(1485-1530):「大天使聖ガブリエル」
 (4)伝承曲〜アレクサンダー・クレイグ(1971-)編曲:「ガブリエルのお告げ」
 (5)トリニティ・ロール:「かくも麗しいバラはない」
 (6)サミュエル・セバスティアン・ウェズリー:「かくも麗しいバラはない」
 (7)ジョン・スコット(1956-):「かくも麗しいバラはない」
 (8)バイテリング:「おとこを知らぬ母」
 (9)マイケル・マッグリン(1964-):「われらの祈り」
 (10)ノエル〜「眠りから覚めなさい」
 (11)ノエル〜「アライズ・アンド・ウェイク」
 (12)リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):5つのキャロル
 (13)クレイグ:「スリープ・ナウ」
 (14)トーマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):「おお、大いなる神秘」
 (15)伝承曲:「羊飼いたちはみ使いらの歌」
 (16)リチャード・パイゴット(1485-1549):「幼子イエスをあやす聖母マリア」
 (17)伝承曲〜クレイグ編曲:「たいまつ手に手に」
 (18)ピーター・ウォーロック(1894-1930):「ベツレヘム・ダウン」
 (19)ヤコブ・クレメンス(1500-1556):「東方より博士たちが」
 (20)ルイス・H・レドナー〜クレイグ編曲:「ああベツレヘムよ」
ニューヨーク・ポリフォニー
 [ジェフリー・ウィリアムズ(C-T)、
  スティーヴン・カルディコット・ウィルソン(Ten)、
  クリストファー・ディラン・ハーバート(Br)、
  クレイグ・フィリップス(Bs)]
(12)(18)サラ・ブライレイ&
 エリザベス・バーバー・ウェイバー(S)
 今年のクリスマスはこれで決まり!ニューヨーク・ポリフォニー、ノエルを歌う!

 録音:2014 年3 月/アメリカ少年合唱団学校チャペル、ニュージャージー/5.0 Surround sound、71’17”

 SACD ハイブリッド盤。2006 年に結成された男声4 名のアンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニーのBIS レーベル第3 弾となる当アルバムはクリスマスにまつわる作品を集めました。カウンター・テナー、ジェフリー・ウィリアムズの透き通った歌声はまるで天から舞い降りてくるようです。また、BIS レーベルによる優秀録音だけにオーディオファンにもお薦めの内容です。今年のクリスマスはこの1 枚で決まりでしょう!
 

BIS SA 2095
(SACD HYBRID)
\2700
「スウェーデン音楽の父」ルーマンのチェンバロ作品集
 ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン(1694-1758):
  (1)ソナタ第1番 変ホ長調 BeRI 225
  (2)ソナタ第2番 ニ長調BeRI 226
  (3)ソナタ第3番 ト長調 BeRI 227
  (4)ソナタ第4番 ニ長調 BeRI 228
  (5)ソナタ第5番 ト短調 BeRI 229
  (6)ソナタ第6番 変ロ長調 BeRI 230
  (7)ソナタ第7番 ヘ長調 BeRI 231
アンナ・パラディソ(チェンバロ)
 実に華やかで優美!「スウェーデン音楽の父」ルーマンのチェンバロ作品集

 録音:2013 年11 月/レンナ教会(スウェーデン)/5.0 Surround sound、71’44”

 当ディスクはユーハン・ヘルミヒ・ルーマン作曲によるチェンバロ・ソナタ集です。
 ルーマンは1694 年ストックホルム生まれの作曲家で、宮廷楽長を務め、北欧では「スウェーデン音楽の父」や「スウェーデンのヘンデル」 と呼ばれる18 世紀スウェーデンの音楽界における重鎮でした。
 ロンドンに留学したルーマンはヘンデルにイタリア・バロック音楽の様式について薫陶を受けた記録も残されております。当チェンバロ・ソナタ集はバロック時代の様式に従い、またイタリア・バロックの影響を呈し、明快で華やかなアルペッジョは実に優美です。名手アンナ・パラディソによる華麗な演奏をお楽しみください。
 

BIS SA 2086
(SACD HYBRID)
\2700
ニャターリ作曲のおしゃれなギター、ピアノ作品集
 ハダメス・ニャターリ(1906-1988):
  (1)ソナチネ第2番(ギターとピアノのための) (2)ブラジルの魂
  (3)ブラジル舞曲 (4)小組曲 (5)サンバのリズムによるトッカータ第1番
  (6)サウダーデ (7)サンバのリズムによるトッカータ 第2番
  (8)チェロとギターのためのソナタ (9)モト・コンティヌオ
  (10)誘惑のショーロ (11)カニョート (12)見栄っ張り
  (13)カポエイラ (14)ずる
  (15)器用に (16)バトゥキ (17)トッカータ
(1)-(8)フランツ・ハラース(ギター)
(1)(9)-(17)デボラ・ハラース(ピアノ)
(8)ウェン・シン・ヤン(チェロ)
 ジャンルの垣根を超えたニャターリ作曲のおしゃれなギター、ピアノ作品集

 録音:(1)(8)-(17)2013 年2 月、(2)-(7)2014 年2 月、ミュンヘン/5.0 Surround sound、73’03”

 ブラジル生まれの作曲家、ハダメス・ニャターリの作品集。クラシック、ジャズ、ポピュラーと垣根なく携わり、独自の世界観を作りだしたニャターリの作品は聴き手にダイレクトに訴えかける魅力的・情熱的な旋律が特徴です。
 フランスの印象派の影響を受けつつ、自国ブラジルの民族音楽を積極的に取り入れました。そのどれもがおしゃれな作品で、聴き手は心地よいひと時を味わうことができます。演奏はBIS レーベルでおなじみギターのフランツ・ハラース、ピアノのデボラ・ハラース、そして、チェロはウェン・シン・ヤンが担当しています!

CAM JAZZ

CAMJ 7880
¥2400
境界のない音楽
 (1)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 (2)ドビュッシー:
   ベルガマスク組曲〜前奏曲/
   メヌエット/月の光/パスピエ
 (3)同:夢想
 (4)同:子供の領分(全6曲)
 (5)ラヴェル:鏡〜鐘の谷/悲しき鳥/道化師の朝の歌
ハビエル・ジロット(Sax)
ミケーレ・カンパネッラ(Pf)
 クラシックとジャズ夢の融合。ドビュッシーとラヴェルの名曲が生まれ変わった!

 録音:2014 年3 月/バイヤー・スタジオ/DDD、70’ 24”

 アルゼンチン出身、現在イタリアのジャズ・シーンを牽引し続けるサックス奏者奇才ハビエル・ジロット。彼がイタリアの正統派クラシック・ピアニストのミケーレ・カンパネッラと異種共演に挑戦しました。ドビュッシーとラヴェルの有名作が見事に融合。カンパネッラはそれぞれを何の衒いもなく原曲通りに弾き、途中からジロットが加わりソプラノとバリトン・サックスを吹き分けてインプロヴィゼーションを展開。ジロットの鮮やかな神業ぶりに聴き惚れますが、カンパネッラの巧さも特筆で、ジロットのファンタジーの飛躍にピッタリ付いています。
 もともとドビュッシーとラヴェルは、クラシックの作曲家のなかで最も早くジャズに着目していて、ジャズ的な感性や影響を内包しています。ジロットは、それを自然に引き出し巧みに発展させており、クラシック・ファンも目から鱗の落ちる発見と驚きに満ちています。ことにラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」やドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」はジャズの王道ナンバーのような説得力。オシャレなBGM としても最高、ドビュッシー、ラヴェル・ファン必携の一枚です。

C AVI MUSIC


4260085533077
\2700
カール・レーヴェ(1796-1869):歌曲とバラード集
 1. エドヴァルトOp1-1( ヘルダー詩)
 2. 死の舞踏Op.44(ゲーテ詩)
 3. ひいおじいさんのお友達Op.56-3(フォーグル詩)
 4. さすらい人の夜の歌Op.9-1-3(すべての山頂に安らぎはある)(ゲーテ詩)
 5. さすらい人の夜の歌Op.9-1-4(御身、天より来りて)(ゲーテ詩)
 6. 魔法使いの弟子Op.20-2( ゲーテ詩)
 7. 詩人トムOp.135( フォンターネ詩)
 8. 時計Op.123-3( ザイドル詩)
 9. 海を行くオーディンOp.118(シュライバー詩)
 10. 魔王Op.1-3(ゲーテ詩)
 11. オールフ殿(ヘルダー詩)
 12. やさしい弔い(ウーラント詩)
 13. アーチボルト・ダグラスOp.128(ウーラント詩)
ローマン・トレーケル(バリトン)
ダニエル・ハイデ(ピアノ)
 もうひとつの「魔王」トレーケルがレーヴェを歌う

 録音:2013 年7 月ベルリン/64’55

 ベルリン国立歌劇場のソリストとして活躍している現代を代表するバリトン歌手、ローマン・トレーケルが、カール・レーヴェの歌曲とバラード集を録音しました。
 トレーケルは以前レーヴェの歌曲&バラード全集の録音に参加したこともあり、さらに彼はカール・レーヴェ協会の名誉会員として名を連ねています。
 トレーケルはこのアルバムに際し「当初はレーヴェと同時代であるシューベルト、シューマンの歌曲を含めた内容を考えていました。しかし、最終的にはレーヴェの作品のみを収録することにしました。彼の仕事は大変価値のあるものにもかかわらず、過小評価されていました。私はこの録音でこれまでとは全く別のアプローチでレーヴェの音楽を表現することにしました。」と語っています。トレーケルは、さすがディースカウの後継者とも言われる圧倒的な表現力と卓越した構築力でドラマティックに聴かせてくれます。
 レーヴェは、シューベルトやシューマンらと同時代に活躍した作曲家で、500 曲にのぼるリートを残し、ドイツ・リートの歴史を語る上で欠かせない存在です。まずレーヴェが22 歳の時の作品「エドヴァルト」。詩人のJ.G. ヘルダーが採取した古いスコットランドのバラードに基づく「父親殺し」の物語で、強烈な緊張感が支配する曲。レーヴェはこの作品を皮切りに次々とリート作品を生み出していきます。そしてレーヴェの代表作である「魔王」。これはゲーテの詩にシューベルトが曲をつけたことで誰もが知る有名作。若き日のレーヴェも、シューベルトとほぼ同時期にこの作品に触発され作曲しています。
 レーヴェは父と子の心理劇をよりシリアスに描き、シューベルトよりドラマティックに仕上げています。さらに最後の「子供は腕の中で死んでいった(In seinen Armen das Kind war tot)」という部分は劇的な終わり方でかなりショッキングです。その他にも「詩人トム」、「海を行くオーディン」、「アーチボルト・ダグラス」など魅力的な作品が収録されており、レーヴェの多彩な作風を楽しむことができます。
 
4260085532674
\2700→\2490
ラルス・フォークト
 ショパン:ピアノ作品集

 バラード第1番ト短調Op.23
 ノクターン第1番変ロ短調Op.9-1
 ノクターン第2番変ホ長調Op.9-2
 スケルツォ第1番ロ短調Op.20
 ノクターン第7番嬰ハ短調Op.27-1
 ノクターン第8番変ニ長調Op.27-2
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
 ノクターン ハ短調KK IVb8 Op.posth
 ノクターン 嬰ハ短調 KK IVb16 Op.posth(遺作)
ラルス・フォークト(ピアノ)
 満を持して発売されるフォークトのショパン!

 録音:2013年3月ケルン/79’37

 ラルス・フォークトは、近年ヨーロッパでの活躍は目覚しく、フォークトが主宰する室内楽音楽祭「シュパヌンゲン音楽祭」も2014 年で17 年目を迎え、現在のドイツ音楽界を牽引する音楽家の一人です。
 彼はモーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、シューベルトなどを主なレパートリーとしていましたが、今回ショパンを録音しました。これまで彼の核となるレパートリーではなかったショパンに挑戦したことになります。
 
 フォークトは今回のショパン・アルバムにあたってこのように述べています
  「私はバッハ同様にショパンの作品を公の場で長い間演奏していませんでした。しかしノクターン(遺作)は、これまでにアンコールで度々演奏してきましたし、私はいくぶん距離を置いてはいたもののショパンの音楽を愛していました。誰かが、私の人生を総括する作品は何かと尋ねたら、私はこの作品を選ぶでしょう。シンプルな旋律線に、喜び、憂鬱、情熱といった深い要素があり、それに心を打たれます。ショパンは独力でピアノの技術に革命をもたらし、鍵盤楽器の表現力を大きく広げました。私には、ショパンの繊細で美しいメロディーは、他のどの作曲家よりモーツァルトを想像させます。モーツァルトの音楽は“泣き笑い” と評されることがありますが、ショパンにも同じような要素があると思います。こういった事に改めて気づき、私はショパンを録音してみたくなったのです。」
 
 フォークトのタッチは陰影に富んでおり、ショパン独特の詩的で繊細なピアニズムに適しており、作品の叙情性をあますところなく表現しています。

 ●2014年来日予定●
 12月10日(水) 東京オペラシティーコンサートホール
  ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
 12月13日(土) 東京オペラシティーコンサートホール
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
   パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、ラルス・フォークト(ピアノ)
 

4260085533138
\2700
世紀末の歌
 シュレーカー:5つの歌Op.5
 シェーンベルク:4つの歌Op.2
 ツェムリンスキー:メーテルリンクの詩による6つの歌Op.13
 ベルク:4つの歌Op.2
 マーラー:歌曲集
  【春の朝/無骨な骨折り/もう会えない!/思い出/
   ラインの伝説/この歌を作ったのは誰/外へ、外へ】
アンケ・フォンドゥング(メゾソプラノ)
クリストフ・ベルナー(ピアノ)
 アンケ・フォンドゥングが世紀末を歌う

 録音:2013年1月ケルン/70’06

 マーラー、ベルク、ツェムリンスキー、シェーンベルク、シュレーカーなどのウィーン世紀末の歌曲を収録したアルバム。歌うのはドイツのメゾソプラノ、アンケ・フォンドゥング。1995 年にブリテンの「アルバート・ヘリング」のナンシー役でオペラ・デビュー。2002 年までインスブルック歌劇場、2003 年から2005年までゼンパーオーパーに所属。日本には、2007 年ドレスデン歌劇場の「ばらの騎士」でオクタヴィアンを演じ、2010 年にN 響でマーラーの「復活」を歌い、高い評価を得ていました。今回はじめてのソロ・アルバムをリリース。ピアノのクリストフ・ベルナーとは、長年歌曲の演奏で共にしている仲間です。
 このアルバムは、世紀末ウィーンを生きた作曲家の作品を集めたもので、フランツ・シュレーカーの5 つの歌をプログラムの主軸に考え練り上げたアルバム。シュレーカーは「烙印を押された人々」などオペラ作曲家として活躍。「退廃音楽」の作曲家として知られてはいますが、この歌曲は旋律線は美しく、音楽語法を駆使した完成度の高い作品。アルバムの最後にはマーラーの歌曲を配置し、同じ時代を生きた作曲家が互いに触発され、世紀末ウィーンのデカダンスな雰囲気を感じられる1 枚です。
 


4260085533213
(3CD)
\5900→\5390
トビアス・コッホ
 ベートーヴェンの時代の5つの楽器を弾く
  ベートーヴェン:ピアノ小品全集
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)
 CD1
  [タンジェント・ピアノ(C.F.シュマール、レーゲンスブルク1790年)]
   ロンド ハ長調WoO.48/ロンド イ長調WoO.49/
    バガテル「楽しい悲しい」WoO.54/フーガ ハ長調Hess.64
  [フォルテピアノ(ミヒャエル・ローゼンベルガー、1805-1810年)]
   全長調による2 つの前奏曲Op.39(第1番、第2番)/ロンド ハ長調Op.51-1/
   アレグレット ハ短調WoO.53/アレグレット ハ短調Hess.69/ロンド ト長調Op.51-2
  [フォルテピアノ(コンラート・グラーフ、1827/28年、Op.1207)]
   ロンド・ア・カプリッチョ「失われた小銭への怒り」ト長調Op.129/
   前奏曲 ヘ短調WoO.55/
   アンダンテ ヘ長調(アンダンテ・ファヴォリ)WoO.57/
   ポロネーズ ハ長調Op.89/ 幻想曲 ト短調Op.77
CD2
  [フォルテピアノ(ナネッテ・シュトライヒャー&ゾーン、1827年、No.1977)]
   7つのバガテルOp.33/11 の新しいバガテルOp.119/
   6 つのバガテルOp.126/ バガテル ハ短調WoO.52/
   バガテル ハ長調WoO.56/ バガテル ハ長調Hess.74/
   バガテル イ短調WoO.59「エリーゼのために」/
   小品 変ロ長調(かなり生き生きと)WoO.60/
   小品 ロ短調(アレグレット)WoO.61/
   小品 ト短調(アレグレット・クワジ・アンダンテ)WoO.61a/
   小品 ヘ短調/ 小品 ハ長調「最後の楽想」
CD3
  [オルフィカ(ウィーン、1800年頃)]
   2つの小品 WoO.51
   カール・レオポルト・レーリッヒ(1745-1804):
    オルフィカのための3 つの短いやさしい小品、読譜練習曲
 ベートーヴェンの時代の5つの楽器を弾く時代楽器の名手トビアス・コッホ

 録音:2013-2014 年

 メンデルスゾーンやシューマンのピアノ作品を時代楽器で録音しているトビアス・コッホによるベートーヴェンのバガテルなどを含むピアノ小品全集。
 このアルバムでは、ベートーヴェンの時代の楽器5 つを弾き分けています。
 まず一つ目は「タンジェント・ピアノ」。18 世紀半ばに登場した初期のピアノです。構造は、タンジェントと呼ばれる木片で弦を打って音を出します。歴史的楽器に精通したコッホならではの卓越した奏法で鳴らされる繊細でキラキラした音色が耳に残ります。
 続くはウィーン式ミヒャエル・ローゼンベルガー製のフォルテピアノ。そして5 本ペダルのコンラート・グラーフ製のフォルテピアノ。
 これはコンラート・グラーフ製の中でも珍しく、トルコ式ペダルがついており、ベルと太鼓を奏でることができ、「失われた小銭への怒り」では効果的に使われています。
 バガテルを奏するのは、ウィーンにおいて最も高く評価された女流ピアノ製作家のナネッテ・シュトライヒャー&ゾーンのフォルテピアノ。
 さらには、携帯用小型ピアノ、「オルフィカ」。1795 年にカール・レオポルト・レーリッヒによって考案されベートーヴェンは初恋の相手エレオノーレにこの楽器のために作品を残しています。

 

 
4260085533206
¥2700→\2490
アンティエ・ヴァイトハース/バッハ&イザイVol.1
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001
 イザイ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調Op.27-1、
  同 第2番イ短調Op.27-2
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
 ヴァイトハースの無伴奏シリーズ第1弾!グライナーを使用し、自然な音の運びで聴かせる!

 使用楽器:シュテファン=ペーター・グライナー2001 年製
 録音:2012 年10 月ケルン/67’51

 現代最高の弦楽四重奏団といわれるアルカント・カルテットの第1 ヴァイオリンを務めるアンティエ・ヴァイトハース。抜群の安定感と表現力、そして豊かな音量と音色でカルテットの起点となっています。
 CAvi レーベルにはソロやアンサンブルなどを含めてこれまで17 枚のCD を発売しています。どのアルバムも冷静な曲作りと、ここ一番では大胆にも聴かせ、聴くものを魅了させてきました。
 そして、この度発売されるのは、無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰J.S. バッハとイザイです。本アルバムは、この二人の作曲家の無伴奏を組み合わせたアルバム三部作の第1 弾となります。
 構成はJ.S. バッハの作品がイザイを挟むように収録。極めて自然なフレージングで開始され、終曲「シャコンヌ」でもヴァイトハースの「シャコンヌ」という主張のある演奏ではなく、静かに音楽が語りかけてくるような深い音楽性を感じる演奏です。
 イザイはJ.S. バッハの6 曲からなる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータに感銘を受け、同じく6 曲の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集を完成させました。イザイの6 曲は、いずれも名ヴァイオリニストたちに捧げられており、難易度が高く相当な技巧が必要となります。ヴァイトハースは卓越した技巧と豊かな歌心で、楽々と弾きこなしています。20 世紀を代表するヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティに献呈された第1 番は、J.S. バッハの第1 番と同じ調性ト短調で書かれ、第2 楽章はフーガ形式で書かれるなど、J.S. バッハの音楽を強く意識した構成です。第2 番はジャック・ティボーに捧げられ、J.S. バッハのパルティータ第3 番のフレーズから始まり、「怒りの日」の主題がその後全編に渡って使われています。
 また注目は、ヴァイトハースが使用している楽器です。現代のドイツの製作者シュテファン=ペーター・グライナー製。近年、名器ストラディヴァリウスから乗り換えるプロの演奏者も増え、クリスチャン・テツラフが使っていることでも話題となった楽器。落ち着いた音色と上品で繊細な響きが魅力。ヴァイトハースは、しなやかに美しく弾きこなしています。
 
4260085532667
\2700→\2490
結成20周年!テツラフ・カルテットの妙技
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
 ベルク:抒情組曲
テツラフ・カルテット
 【クリスティアン・テツラフ(第1 ヴァイオリン)
  ターニャ・テツラフ(チェロ)
  ハンナ・ヴァインマイスター(ヴィオラ)
  エリーザベト・クッフェラート(第2 ヴァイオリン)】
 録音:2013 年3 月ゼンデザール、ブレーメン/57’38

 世界的ソリストとして活動しているヴァイオリン奏者のクリスティアン・テツラフ率いるテツラフ・カルテット。1994 年に結成され今年で20 周年。元バンベルク交響楽団のコンミス、エリーザベト・クッフェラート。チューリヒ歌劇場管弦楽団の首席、ハンナ・ヴァインマイスター。ドイツ・カンマーフィルのチェリスト、ターニャ・テツラフと、それぞれ単独で多忙な演奏家生活を送っており、揃って演奏する機会は限られていますが、その質の高い音楽で数々の音楽祭からの出演依頼がたえません。
 このアルバムは、CAvi レーベルからは2 作目。若きメンデルスゾーンの傑作弦楽四重奏曲第2 番。天才メンデルスゾーンの確かな構築力と甘濃厚なロマンティシズムが表現された秀演。ベルクの全6 楽章からなる十二音技法を用いた大曲、抒情組曲。愛人であったハンナ・フックス=ロベッティン夫人との関係がテーマ。テツラフ・カルテットの4 人は情熱と官能を見事に描き出しています。
 


4260085532469
\2700→\2490
マティアス・ショルン、モーツァルトのクラリネット2 大名曲を吹く!
 CL五はミネッティ四重奏団
  モーツァルト:
   クラリネット協奏曲イ長調K622
   クラリネット五重奏曲イ長調K581
マティアス・ショルン(クラリネット)
ニコラス・ミルトン(指揮)
インフィアテル・シンフォニー・オーケストラ
ミネッティ四重奏団
 ウィーン・フィルの首席クラリネット奏者マティアス・ショルン、モーツァルトのクラリネット2 大名曲を吹く!

 録音:2012 年8 月31 & 9 月1 日、オーストリア、リート・イム・クライス、コンツェルトハレ、ライヴ(K622)、2012 年6 月、7 月、ホーフブルクカペルレ・ウィーン(K581)/58’52

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者マティアス・ショルンによるモーツァルト。彼は2011年グスターヴォ・ドゥダメル指揮ウィーン・フィルでソロ・デビューを果たした、新時代の奏者です。ドイツの新聞では「ザビーネ・マイヤー以来の最もエキサイティングな新人」、ワシントン・ポスト紙では「輝かしいテクニックの持ち主」と評され注目を集めています。
 このアルバムは、既発の2 つのアルバムから選曲した内容。俊英ニコラス・ミルトン指揮による若手で構成されているインフィアテル・シンフォニー・オーケストラとのクラリネット協奏曲では、明瞭なコントラストで奏でるアンサンブルとの絶妙なバランスは、さすが世界一のオケで鍛え上げているショルンの音楽的魅力が満載です。さらにミネッティ四重奏団との五重奏曲は、溌剌とした音楽性と美しいハーモニーで作品をまとめ上げています。

CHALLENGE CLASSICS



CC 72662
(1CD+
1ボーナスCD)
\2500→\2290
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
 
第1番の初版、世界初録音!

 [CD1]
  ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49(1840)
  ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 op.66(1846)
 [CD2]
  ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49(初版 1839)※ 世界発録音
ファン・ベーレ・トリオ
 〔ハンネス・ミンナール(ピアノ)、
  マリア・ミルシテイン(ヴァイオリン)、
  ギデオン・デン・ヘルデール(チェロ)〕
 メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集、第1番の初版、世界初録音!

 録音:2014 年5 月5-7 日、7 月4-5 日

 なんともみずみずしいメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲集の登場。2004 年に結成され、受賞多数の注目株、ファン・ベーレ・トリオによる演奏です。
 フレッシュでみずみずしい演奏であることはもちろんですが、ポイントは、第1 番の初版が世界発録音されていること。第1 番は、1839 年秋にメンデルスゾーンのピアノ、友人フェルディナント・ダーフィトのヴァイオリンで初演されました。1840 年に一度出版されたものの、出版後も色々手を加え、もう一度出版されました。現在はこのいわば第2 版が演奏されるのが通常ですが、今回の録音では、初版を世界初録音しています。現在一般に演奏されている第2 版と比較して聴ける、興味深い録音といえるでしょう。作風により深みが増した第2 番も熱を帯びた名演です。
 


CC 72648
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
サックスで聴くバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ!
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集
  (無伴奏独奏サックス版/ラーフ・ヘッケマ編曲)

  ・パルティータ第2番 BWV 1004
   【ソプラノ・サックス:Yanagisawa Elimona (1993年頃)/
    マウスピース:Vandoren S27/リード:Legere Signature 3,5】
  ・パルティータ第3番 BWV 1006
   【アルト・サックス(ビュッフェ・クランポン・プレスティジ(1984年頃))/
    マウスピース:ヴィンテージ・ビュシャー(1920年頃)/
    リード:Legere Signature 3,5】
  ・パルティータ第1番 BWV 1002
   【ソプラノ・サックス:Yanagisawa Elimona (1993年頃)】
ラーフ・ヘッケマ(編曲、sax)
 究極の離れ業! 類稀なる立体美!!サックスで聴くバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ!

 録音:2014 年5 月19,20,22 日/75’23

 サックスの名手、ラーフ・ヘッケマによる、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ集、サックス独奏版の登場です!2006 年、Mdg からパガニーニの24 のカプリース集(サックス版)をリリースして世界を驚かせたヘッケマ。当盤でも、編曲、そしてもちろん演奏しているとなれば、これは見逃せません!もともとバッハへの思いは強く、練習の際にもバッハ作品を取り上げていたというヘッケマですが、長年活動を続けているカレファックス・リード・クインテットでも、バッハの「フーガの技法」や「ゴルトベルク変奏曲」などを演奏し、ますますバッハの世界に魅了されたといいます。2012 年頃から本格的に準備を始め、このたび、満を持しての無伴奏ヴァイオリン・パルティータの編曲録音の登場となりました。音楽の自然な運びはもはやサックスやヴァイオリンといった楽器を超越した、別世界の次元のよう。シャコンヌの立体感には驚くばかりです。管楽器ファン、バッハ・ファン、シャコンヌのファン、すべての方に聴いていただきたい1 枚です!
 


CC 72650
(4SACD HYBRID)
\6800→\6190
イザベル・ファン・クーレン/ベートーヴェン・ソナタ全集
 べートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ(全曲)

 [CD1]
  ヴァイオリン・ソナタ
   第1番 ニ長調 op.12-1、第2番 イ長調 op.12-2、第3番 変ホ長調 op.12-3
 [CD2]
  ヴァイオリン・ソナタ
   第4番 イ短調 op.23、第5番 ヘ長調 op.24「春」、第6番 イ長調 op.30-1
 [CD3]
  ヴァイオリン・ソナタ
   第7番 ハ短調 op.30-2、第8番 ト長調 op.30-3、第10番 ト長調 op.96
 [CD4]
  ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ短調 op.47「クロイツェル・ソナタ」
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ハンネス・ミンナール(ピアノ)
 オランダの人気ヴァイオリニスト、イザベル・ファン・クーレンによるベートーヴェン・ソナタ全集の登場!

 録音:2014 年8 月30 日-9 月5 日

 オランダを代表するヴァイオリン奏者の一人、クーレンによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタが全曲で登場。クーレンのやわらかでしなやかな音楽と、ミンナールの響きのスケールの大きな音楽が見事に絡み合っています。「春」のソナタなど、何度も聞いたことのある名曲でも、作品の魅力をあらためて感じさせてくれる演奏となっています。

 [イザベル・ファン・クーレン]
 シャーンドル・ヴェーグに師事したオランダの人気女性ヴァイオリン奏者。ゲルギエフ、ヤルヴィ親子、ノリントン、ジンマンらと共演を重ねているほか、現代音楽の初演も手掛けているなど、幅広く活躍する実力者。来日も何度かしている。アンスネスらと創設したデルフト国際音楽祭にて、1996 年から10 年間芸術監督を務めた。
 [ハンネス・ミンナール]
 2010 年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第3 位入賞。アムステルダム音楽院でヤン・ウィーンに師事、2009 年に最高位で卒業した後も、ブレンデル、プレスラーらのマスタークラスなどで研鑽を積む。また、ジャック・ファン・オールトメルセンにオルガンも師事しており、スケールの大きな響きの世界を持っている。ブロムシュテット、ブリュッヘンとも共演経験を持ち、2013 年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とベートーヴェンの協奏曲第4 番を共演している。



<最近のファン・クーレン>

 メジャー・レーベルから離れ、ようやく生き生きと活動し始めたファン・クーレン。でもこれまではどちらかというとマニアックな選曲だった。それがまさかベートーヴェン全曲で来るとはちょっと想定外。
 ということで最近のアルバムをご紹介しておきます。


CPO
777199-2
¥2700→¥2490
ペッテション(1911-1980):
 ヴァイオリン協奏曲第2番(改訂版)
イザベル・ファン・クーレン(Vn)、
トーマス・ダウスゴー指揮
スウェーデン放送響
1 9 7 0年代後半に作曲された長大な作品。約5 0分もの間途絶えることなく、気分のテンションが張り続けているその音楽は、交響曲などと同様にこの作曲家の作風を代表するもの。1 9 9 9年の改訂版を使った録音であり、クレーメルやアルゲリッチなどとの共演も多い奏者の壮絶な演奏も聴きもの。

CHALLENGE
CC 72071
\2500→\2290
ショスタコーヴィチ:
 ヴァイオリン・ソナタ Op.134
 ヴィオラ・ソナタ Op.147
イサベル・ファン・クーレン(Vn、Va)
ロナルト・ブラウティハム(P)
録音:1992年3月23-24日、ユトレヒト、マリア小教会 初出:オランダ Vanguard

CHALLENGE
CC 72307
\2500→\2290
1900年前後のヴァイオリン・ソナタ
 R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18(1887)
 ニーノ・ロータ:ヴァイオリン・ソナタ(1936/1937)
 レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1916/1917)
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)
録音:2008年3月25-27日、モル(ベルギー)、ギャラクシー・スタジオ 
オランダの名手、イザベル・ファン・クーレン(1966年生まれ)とロナルド・ブラウティハム(1954年生まれ)による録音は、1900年前後に作られた3つのヴァイオリン・ソナタ。甘く、そして鋭い、時代の変貌を音楽で捉えた秀作たち。

CHALLENGE
CC 72171
\2500→\2290
グリーグ、エルガー、シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための音楽
 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
 エルガー:ため息 Op.70
 シベリウス:ユモレスク Op.87 No.2/同 Op.89 Nos.2,4
 エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)
録音:2007年2月8-10日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
 メジャー・レーベルを離れて少しずつ自分らしさを取り戻し始めたファン・クーレン。ショスタコーヴィチ、ペッテション、とちょっと意表をつくレパートリーだったが、今度はグリーグ、エルガー、シベリウス。これはピピンと来た人も多いはず。温かく、優しく、柔らかい音色を持つ「微温」系のファン・クーレンにこれらの曲は間違いなく合うと思う。


 

CC 72660
\2500
もうひとつ、ファン・クーレン Tango!
  ピアソラ:
   Escualo、Invierno Porteno、Tristeza de un doble A、
   Michelangelo 70、Contrabajissimo、Libertango、
   Tangata、Tanti anni prima ('Ave Maria')、
   Concierto para Quinteto
イサベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
クリスティアン・ゲルバー(バンドネオン)
ウルリケ・ペイヤー(ピアノ)
リュディガー・ルートヴィヒ(コントラバス)
 録音:2013 年1 月29-31 日

 CC 72602(1Blu-Ray VIDEO+1CD) およびCC 72610(SACD HYBRID[廃盤]) でもリリースのあるピアソラの、通常CD版。
 


CC 72658
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
鬼才フリエンドのメンデルスゾーン交響曲ツィクルス完結編!
 メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲全集VOL.3

  ・交響曲第4番 イ長調「 イタリア」
   〔録音:2013年4 月8-11日〕
  ・交響曲第5番 ニ短調「 宗教改革」
   〔録音:2014年2 月3-5日〕
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ネザーランド交響楽団
 
 鬼才フリエンドのメンデルスゾーン交響曲全曲シリーズの完結編。「イタリア」と「宗教改革」という、コントラストが際立ったプログラムです。この2 曲は、メンデルスゾーン自身は気に入っておらず、彼の死後、特に人気のあったイギリスで出版されました。
 第4 番として出版された「イタリア」は1833 年の作、第5 番として出版された「宗教改革」は1830 の作となっています。自身ヴァイオリン奏者でもあり、古楽奏法も追及したフリエンド。弦楽器のはつらつとした表情が決め手となる「イタリア」は、まさに絶妙なバランスで音楽が進みます。「宗教改革」は宗教改革300 周年を記念して、1830 年に書かれたもの。厳粛な雰囲気に満ちた作品ですが、フリエンドはこちらもメリハリの効いた演奏を展開しております。


旧譜 第1弾&第2弾

CC72543
(SACD Hybrid)
\2600→\2390
デ・フリエント(指揮)&ネザーランド交響楽団
 メンデルスゾーン:交響曲第2番 Op. 52「賛歌」
ヤン・ヴィレム・デ・フリエント(指揮)
ネザーランド交響楽団
 

CC 72641
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲全集 VOL.2
 ・第1番 ハ短調 op.11
  〔録音:2012 年12月3-6日〕
 ・第3番イ短調「スコットランド」op.56
  〔録音:2013 年11月18-20日〕
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ネザーランド交響楽団
 ナチュラル・ホルンが美しく響くフリエンドによるこだわりのメンデルスゾーン第2 弾

 フリエンド指揮、ネザーランド交響楽団によるメンデルスゾーンの第2 弾。フリエンドは楽器の採用や楽譜にいつもこだわりを持っていますが、今回もスコットランドでナチュラル・ホルンを採用するなど、興味深い点がいっぱいの内容となっています。
 第1 番交響曲は、メンデルスゾーンが15 歳の時に書かれたもの。あまり演奏されることがありませんが、フリエンドは、その理由について、「ひとりの少年があまりにも素晴しい功績を成し遂げても、大人はなかなかそれを受け入れることができない」からではないかと語りますが、たしかに15 歳とは思えない、しかしみずみずしい筆致はやはり青年を思わせます。
 スコットランドが書き始められたのは1829 年でしたが、すぐにいったん中止、完成したのは10 年後でした。この理由について、フリエンドは、当時の楽器や音楽の変化があまりにも激しいスピードで進行したからではないか、と語ります。実際、演奏では、ナチュラル・ホルン(スコットランドでは非常に重要な役割を果たす)を用い、トランペットはピストンの備わったものを用いるなど、熟慮の末の楽器選びをしています。
 フリエンドは、古楽アンサンブル「コンバッティメント・コンソート」の芸術監督(1982-2013)として、当時あまり知られていなかった作曲家によるオペラ作品などの復興でも人気を馳せました。このネザーランド交響楽団では2006年から首席指揮者、音楽監督を務めています。
 ネザーランド交響楽団は、オーケストラとしての活動のほか、メンバー達によるいくつかのアンサンブル団体も結成されており、ネザーランド交響楽団バロック・アカデミーなど、古楽演奏にも熱心なメンバーが数多く存在しています。古楽活動も長かったフリエンドの綿密な楽譜研究と楽器採用に関しての検討にも機敏に反応しており、オランダの音楽シーンの牽引役として活躍しています。

 

CC 72394
(2SACD HYBRID)
\4000→\3690
各パート1人!クイケンのクリスマス・オラトリオ
 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ(全曲)
シギルヴァルト・クイケン(指揮、ヴァイオリン機
イム・スンヘ(ソプラノ)
ペトラ・ノスカイオヴァ(メゾ・ソプラノ)
ステファン・シェルペ(テノール)
ヤン・ファン・デア・クラッベン(バリトン)
ラ・プティット・バンド
 イン・キム(ヴァイオリンI)
 サラ・クイケン(ヴァイオリンII、エコー(第4部第4曲)
 バーバラ・コンラート(ヴァイオリンII)
 マルレーン・ティアース(ヴィオラ)
 ロナン・ケルノア(バス・ド・ヴィオロン)
 赤津真言(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
 アンネ・プストラウク(トラヴェルソI)
 シーン・ヒュイブレヒツ(トラヴェルトII)
 ヴィンチアーネ・ボードゥイン
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャ/
   1,2,3,5,6 部)
 オフェール・フレンケル
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ・ダ・カッチャ/
   2,5 部)
 カタルチナ・ソコロフスカ
  (オーボエ、オーボエ・ダモーレ/2,3,4,6 部)
 マシュー・ルー(オーボエ、オーボエ・ダモーレ/1,2,4部)
 ライナー・ヨハンセン(ファゴット)
 ジャン=フランソワ・マドゥフ(ホルンI、トランペットI)
 ピエール=イヴ・マドゥフ(ホルンII、トランペットII)
 グラハム・ニコルソン(トランペットIII)
 コーエン・プレティンク(ティンパニ)
 ベンヤミン・アラール(オルガン)
 各パート1人!クイケンのクリスマス・オラトリオ。優秀録音

 録音:2013 年12月11, 13-17日/プレディクヘーレン教会ルーヴェン(ベルギー)

 ついにクイケンがクリスマス・オラトリオを録音しました!声、楽器とも、各パート一人の演奏です。
 クイケンは、バッハによる明確な「チェロ」という指定がない限り(そしてその指定が明確なことは稀)、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いますが、このクリスマス・オラトリオの録音でも、スパッラを採用。また、通奏低音群であるバス・ド・ヴィオロンも、ほとんどチェロのような楽器ですが、実際にはチェロより少し大きめのサイズのもので、響きも実際違います。こうしたこだわりも、各パート一人だと、各声部がよりくっきりと響くことにより、それぞれの音色を感じ取ることができます。
 声楽パートも各声部一人で演奏することにより、テキストがより明確に、ダイレクトに響いてくるよう。規模の大きな管弦楽で聴く、祝祭感の強い演奏もよいものですが、ここで聴くような、各パート一人による演奏を聴くと、各パートの音色やテキストはもちろんのこと、クリスマスの神聖さ、クリスマスの喜ばしさ、といったひとつひとつの要素すべてが、より濃さを増して伝わってきます。チャレンジ・クラシックスならではの優秀録音も魅力。なお、この録音をもって、クイケンは、バッハのオラトリオを全曲録音したことになります。
 
限定盤
CC 72350
(67CD)
\56000→\52990
バッハ:カンタータ全集(67CD) トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック・オーケストラ
アムステルダム・バロック合唱団
Vol.1/CC72201(3CD)
 ・第21番『わが心には憂い多かりき』BWV21/・第131番『深き淵より、主よ、われは汝を呼ぶ』BWV131/
 ・第21番『わが心には憂い多かりき』BWV21への追加曲/・第106番『神の時は最上の時なり』BWV106/
 ・第196番『主はわれらを思いたもう』BWV196/・第71番『神はわが王』BWV71/
 ・第150番『主よ、われは汝を求む』BWV150/・第31番『天は笑い、地は歓呼す』BWV31/
 ・第185番『永遠の愛の慈悲深き心よ』BWV185/・第4番『キリストは死の絆につきたまえり』BWV4/
 ・第4番『キリストは死の絆につきたまえり』BWV4への追加曲/
   バーバラ・シュリック(ソプラノ) カイ・ヴェッセル(カウンターテナー) ギー・ド・メイ(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1994 年11月23日-12月3日、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.2/CC72202(3CD)
 ・第12番『泣き、嘆き、悲しみ、おののき』BWV12/・第18番『天より雨と雪が降るごとく』BWV18/
 ・第61番『いざ来たれ、異教徒の救い主よ』BWV61/・第18番『天より雨と雪が降るごとく』BWV18への追加曲/
 ・第172番『鳴り響け、汝らの歌声』BWV172/・第132番『道を備えよ』BWV132/
 ・第182番『天の王よ、よくぞ来ませり』BWV182/・第182番『天の王よ、よくぞ来ませり』BWV182への追加曲/
 ・第152番『信仰の道を歩め』BWV152/・第199番『わが心は血にまみれ』BWV199/
 ・第203番『不実な愛』BWV203/・クオドリベットBWV524/
   バーバラ・シュリック(ソプラノ) カイ・ヴェッセル(カウンターテナー) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1995 年5月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.3/CC72203(3CD)
 ・第63番『キリスト者よ、この日を銘記せよ』BWV63/・第162番『ああ、われは見る、婚礼に赴く今』BWV162/
 ・第155番『わが神よ、いかに久しく』BWV155/・第63番『キリスト者よ、この日を銘記せよ』BWV63への追加曲/
 ・第162番『ああ、われは見る、婚礼に赴く今』BWV162への追加曲/
 ・第22番『イエスは十二使徒を引き寄せたまえり』BWV22/
 ・第23番『汝まことの神にしてダヴィデの子』BWV23/・第163番『神はたた万人のためにのみ』BWV163/
 ・第165番『おお、聖霊と洗礼』BWV165/・第54番『いざ、罪に抗すべし』BWV54/
 ・第161番『来たれ、汝甘き死よ』BWV161/・第208番『わが楽しみは、元気な狩りのみ』BWV208/
   バーバラ・シュリック(ソプラノ) カロリーネ・スタム(ソプラノ) ルース・ホルトン(ソプラノ)
   エルス・ボンヘルス(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(ソプラノII、アルト)
   アンドレアス・ショル(カウンターテナー) ポール・アグニュー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1995 年9月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.4/CC72204(3CD)
 ・第198番『侯妃よ、さらに一条の光を』BWV198/・第215番『恵まれしザクセンよ、汝の幸をたたえよ』BWV215/
 ・第211番『そっと黙って、おしゃべりなさるな』(コーヒー・カンタータ)BWV211/
 ・第214番『太鼓よ轟け、ラッパよ響け』BWV214/・第209番『悲しみを知らぬ者』BWV209/
 ・第204番『われ心満ちたれり』(満足について)BWV204/
 ・第201番『速く、速く、渦巻く風よ』(フェブスとパンの争い)BWV201/
   リサ・ラーション(ソプラノ) エルス・ボンヘルス(ソプラノ) アンネ・グリム(ソプラノ)
   キャロライン・スタム(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
   ペーター・デ・グロート(カウンターテナー) ポール・アグニュー、ジェレミー・オヴェンデン(テノール)
   クラウス・メルテンス、ドナルド・ベントヴェルセン(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1996 年1月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.5/CC72205(4CD)
 ・第207番a『いざ、晴れやかなラッパの鳴り渡る響きを』BWV207a/
 ・第202番『今ぞ去れ、悲しみの影よ』(結婚カンタータ)BWV202/
 ・第206番『忍び寄れ、戯るる波よ』BWV206/
 ・第210番『おお、優しき日、待ち望みし時』(結婚カンタータ)BWV210/
 ・第212番『おいらは新しい領主様をいただいた』(農民カンタータ)BWV212/
 ・第205番『墓を裂け、破れ、打ち砕け』(満足せるエーオルス)BWV205/
 ・第213番『われらに任せて見張りをさせよ』(岐路のヘラクレス)BWV213/
   リサ・ラーション(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) アンネ・グリム(ソプラノ)
   エルス・ボンヘルス(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:1996 年9月、11月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.6/CC72206(3CD)
 ・第76番『天は神の栄光を語る』BWV76/・第75番『貧しき者は饗せられん』BWV75/
 ・第190番『主に向かいて新しい歌を歌え』BWV190/・第179番『心せよ、汝の敬神偽りならざるや』BWV179/
 ・第59番『われを愛する者は、わが言葉を守らん』BWV59/・第69番『わが魂よ、主をほめたたえよ』BWV69/
 ・第50番『今ぞ救いと力は来たれり』BWV50/・第186番『ああ、魂よ、汝憤ることなかれ』BWV186/
 ・第104番『汝イスラエルの羊飼いよ、聞け』BWV104/・第69番a『わが魂よ、主をほめたたえよ』BWV69a/
 ・第50番『今ぞ救いと力は来たれり』BWV50(未完)/
   ルート・ツィーザク(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト) ポール・アグニュー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.7/CC72207(3CD)
 ・第25番『わが体健やかならず』BWV25/・第95番『わが命なるキリスト』BWV95/
 ・第144番『汝の物を取りて去り行け』BWV144/・第67番『イエス・キリストを記憶にとどめよ』BWV67/
 ・第24番『飾りなき心ぞ』BWV24/・第136番『神よ、われを調べ、わが心を知りたまえ』BWV136/
 ・第184番『待ち望みたる喜びの光ぞ』BWV184/・第105番『主よ、裁きたもうな』BWV105/
 ・第148番『主に向かいてその御名の栄光をたたえよ』BWV148/・第147番『心と口を行いと命もて』BWV147/
 ・第181番『軽薄なる心を持つ者は』BWV181/・第173番『高められし血と肉と』BWV173/
   リサ・ラーション(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
   ゲルト・テュルク(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.8/CC72208(3CD)
 ・第65番『彼らみなサバより来たらん』BWV65/・第89番『エフライムよ、われ汝をいかにせん』BWV89/
 ・第60番『おお、永遠よ、汝恐ろしき言葉』BWV60/・第83番『新しい契約の喜びの時』BWV83/
 ・第40番『その時神の御子は現れたり』BWV40/・第46番『心して見よ、苦しみあるやを』BWV46/
 ・第64番『見よ、いかなる愛を父はわれらに示されたるか』BWV64/
 ・第167番『人々よ、神の愛をたたえよ』BWV167/
 ・第109番『われは信ず、愛する主よ、不信仰なるわれを救いたまえ』BWV109/
 ・第81番『イエス眠りたまえば、われ何に頼るべき』BWV81/
 ・第77番『汝の主なるイエスを愛すべし』BWV77/・第90番『恐ろしき終末、汝に近づけり』BWV90/
   ドロテア・レシュマン(ソプラノ) エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト) ボグナ・バルトシュ(アルト)
   イェルク・デュルミュラー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.9/CC72209(3CD)
 ・第48番『われは幸薄き者、誰かわれを救わん』BWV48/・第154番『わが最愛のイエスは失われり』BWV154/
 ・第138番『何ゆえに悲しむや、わが心よ』BWV138/・第173番a『レオポルト殿下』BWV173a/
 ・第37番『信じて洗礼を受けし者は』BWV37/
 ・第153番『愛する神よ、みそなわせ、わが敵のいかにあるやを』BWV153/
 ・第166番『汝いずくにか行くや』BWV166/・第86番『まことに、まことに、われ汝らに告ぐ』BWV86/
 ・第70番『目覚め、祈り、常に備えよ』BWV70/・第66番『喜べ、汝らの心』BWV66/
 ・第194番『こよなき望みなる祝賀の宴』BWV194/
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) リサ・ラーション(ソプラノ) ベルンハルト・ランダウアー(カウンターテナー)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.10/CC72210(3CD)
 ・第119番『エルサレムよ、主をたたえよ』BWV119/・第134番『イエスの存在を知りし者は』BWV134/
 ・第44番『彼らは汝らを追放せん』BWV44/・第73番『主よ、御身の御心のままに、われはあらん』BWV73/
 ・第20番『おお、永遠よ、汝恐ろしい言葉』BWV20/・第2番『ああ、神よ、天より見たまえ』BWV2/
 ・第101番『主、まことの神よ、われらから取り去りたまえ』BWV101/
 ・第180番『汝を飾れ、おお、愛する魂よ』BWV180/
 ・第130番『主なる神よ、われらはみな御身をたたえる』BWV130/
 ・第134番a『時は日と年を作りて』BWV134a/
   カロリーヌ・スタム(ソプラノ) マイケル・チャンス(カウンターテナー) ポール・アグニュー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.11/CC72211(3CD)
 ・第127番『まことの人にして神なる、主イエス・キリスト』BWV127/・第5番『われいずこに逃れ行かん』BWV5/
 ・第94番『われ何ぞ世を思い患わん』BWV94/・第41番『イエスよ、今ぞたたえられよ』BWV41/
 ・第7番『われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり』BWV7/
 ・第139番『自らの神に拠れる者は幸いなり』BWV139/
 ・第115番『わが心よ、備えをなせ』BWV115/・第113番『至高の善なる、主イエス・キリスト』BWV113/
 ・第10番『わが魂は主をたたえる』BWV10/
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) アネッテ・マルケルト(アルト) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.12/CC72212(3CD)
 ・第135番『ああ主よ、哀れな罪人なるわれを』BWV135/
 ・第124番『われはわがイエスを捨てず』BWV124/・第121番『われらキリストをたたえまつる』BWV121/
 ・第111番『わが神の欲したもうこと、つねに起こらん』BWV111/
 ・第99番『神の御業は善きかな』BWV99/・第78番『わが魂なるイエスよ』BWV78/
 ・第114番『ああ、愛するキリスト者よ、心安んぜよ』BWV114/
 ・第91番『御身はたたえられよ、イエス・キリストよ』BWV91/
 ・第107番『汝何を悲しまんとするや』BWV107/・第116番『御身平和の王、主イエス・キリストよ』BWV116/
 ・第8番『愛する神よ、われいつの日に死すや』BWV8/
   リサ・ラーション(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) アンネッテ・マルケルト(アルト)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2000年3月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.13/CC72213(3CD)
 ・第1番『暁の星はいと麗しきかな』BWV1/・第62番『いざ来たれ、異教徒の救い主よ』BWV62/
 ・第96番『主キリスト、神の独り子』BWV96/・第38番『深き苦しみの淵よりわれは汝に向いて叫ぶ』BWV38/
 ・第93番『ただ愛する神の摂理に任せ』BWV93/・第33番『汝たた独りに、主イエス・キリストよ』BWV33/
 ・第133番『われは汝の内にありて嬉し』BWV133/・第122番『新たに生まれしみどり子』BWV122/
 ・第92番『われは神の御心に』BWV92/
   デボラ・ヨーク(ソプラノ) フランツィスカ・ゴットヴァルト(アルト) ポール・アグニュー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2000 年11月25日-12月2日、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.14/CC72214(3CD)
 ・第68番『かくのごとく神は世を愛したまえり』BWV68/
 ・第6番『わがもとにとどまれ、はや夕べなれば』BWV6/
 ・第74番『われを愛する者は、わが言葉を守らん』BWV74/
 ・第126番『主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ』BWV126/
 ・第26番『ああ、いかにはかなく、いかにむなしき』BWV26/
 ・第125番『安らぎと喜びもてわれは逝く』BWV125/
 ・第178番『主なる神、われらとともにあらずば』BWV.178/
 ・協奏楽章ニ長調BWV1045/・第103番『汝ら嘆き叫ばん』BWV103/
 ・第42番『されど同じ安息日の夕べに』BWV42/
 ・第123番『愛するイマヌエル、信仰厚き者の将軍よ』BWV123/
   デボラ・ヨーク(ソプラノ) アンネッテ・マルケルト(ソプラノ) リサ・ラーション(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) フランツィスカ・ゴットヴァルト(アルト) イェルク・デュルミュラー(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) ポール・アグニュー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2000 年2月28日-3月6日、12月2-9日、2001年3月5-16日、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.15/CC72215(3CD)
 ・第110番『われらの口を笑いにて満たすべし』BWV110/
 ・第146番『われらあまたの苦難を経て神の御国に入らん』BWV146/
 ・第28番『ありがたや、今ぞ年は終りゆく』BWV28/
 ・第168番『償いをなせ!そは恐ろしき言葉』BWV168/
 ・第175番『彼は羊らの名を呼びたもう』BWV175/
 ・第87番『汝らわが名において祈りしことなし』BWV87/
 ・第3番『ああ、神よ、心の痛手いかに多く』BWV3/
 ・第176番『そは反抗し絶望せしものなり』BWV176/
 ・第108番『われ世を去るは汝らのためなり』BWV108/
 ・第85番『われは良き羊飼いなり』BWV85/
 ・第128番『ただキリストの昇天のみによりて』BWV128/
 ・第183番『彼らは汝らを追放せん』BWV183/
   デボラ・ヨーク(ソプラノ) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト) イェルク・デュルミュラー(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) ポール・アグニュー(テノール)
   ジェイムズ・ギルクリスト(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2001年3月6-16日、2001年11月26日-12月3日、2002年2月26日-3月7日、
    アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.16/CC72216(3CD)
 ・第82番『われは満ち足れり』BWV82/・第27番『わが終わりの近きを誰ぞ知らん』BWV27/
 ・第16番『主なる神よ、われら汝をたたえん』BWV16/
 ・第170番『喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜』BWV170/
 ・第102番『主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう』BWV102/
 ・第79番『主なる神は太陽にして楯なり』BWV79/・第49番『われ希望を持ちて歩み求めん』BWV49/
 ・第43番『歓呼のうちに神は昇天したもう』BWV43/・第39番『飢えたる者に汝のパンを分け与えよ』BWV39/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) アンネッテ・マルケルト(アルト) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   ポール・アグニュー(テノール) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.17/CC72217(3CD)
 ・第169番『神のみにぞわが心を捧げん』BWV169/・第32番『最愛のイエス、わが願い』BWV32/
 ・第58番『ああ、神よ、心の痛手いかに多く』BWV58/・第84番『われはわが幸いに心満ち足れり』BWV84/
 ・第19番『いさかいは起これり』BWV19/・第13番『わがため息、わが涙は』BWV13/
 ・第56番『われ喜びて十字架を担わん』BWV56/・第35番『心も魂も乱れはて』BWV35/
 ・第17番『感謝を捧げる者、われをたたえん』BWV17/・第57番『その人は幸いなり』BWV57/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) ナタリー・シュトゥッツマン(アルト) ポール・アグニュー(テノール)
   イェルク・デュルミュラー(テノール) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮、オルガン) 
   アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2001年6月、2001年11月、2002年2月-3月、2002年10-11月、
    2003年2月、2003年10月、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.18/CC72218(3CD)
 ・第55番『われは貧しき者、われは罪の僕』BWV55/・第47番『みずから高ぶる者は、いやしめらるべし』BWV47/
 ・第157番『われを祝福せずば、汝を放さず』BWV157/
 ・第45番『人よ、汝に善きこと告げられたり』BWV45/
 ・第52番『偽りの世よ、われ汝に頼らず』BWV52/・第187番『すべてのものは汝を待ち望む』BWV187/
 ・第151番『甘き慰め、わがイエスは来ませり』BWV151/・第98番『神の御業は善きかな』BWV98/
 ・第137番『力強き栄光の王なる主をたたえよ』BWV137/
 ・第164番『汝ら、みずからをキリスト者と名付けし者』BWV164/・第36番『喜びて舞い上がれ』BWV36/
   ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) クリストフ・プレガルディエン ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
   録音:2001-2003年、アムステルダム、フランス改革派教会

Vol.19/CC72219(3CD)
 ・第129番『わが神なる主はたたえられん』BWV129/・第159番『汝ら見よ、われらはエルサレムに上る』BWV159/
 ・第174番『われ心より至高なるものを愛す』BWV174/・第72番『すべてただ神の御心のままに』BWV72/
 ・第171番『神よ、御身の名のごとく、御身の栄光もあり』BWV171/
 ・第50番『今ぞ救いと力は来たれり』BWV50/・第145番『われは生きて汝を楽しません、わが心よ』BWV145/
 ・第188番『われはかたき信仰を持つ』BWV188/
 ・第88番『見よ、われ多くの漁師をつかわさんと主は言いたもう』BWV88/
 ・第117番『至高の善に讃美と栄光あれ』BWV117/・第193番『シオンに至る汝らの門』BWV193/
   ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) マリウス・ペータース(ソプラノ)
   シビッラ・ルーベンス(ソプラノ) キャロライン・スタム(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト)
   マイケル・チャンス(カウンターテナー) クリストフ・プレガルディエン(テノール)
   ジェイムズ・ギルクリスト(テノール) ポール・アグニュー(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.20/CC72220(3CD)
 ・第120番a『主なる神、万物の支配者』BWV120a/・第156番『片足は墓穴にありてわれは立つ』BWV156/
 ・『すべては神とともにあり、神なきものは無し』BWV1127/
 ・第149番『人は喜びもて勝利の歌を歌う』BWV149/
 ・第14番『神もしわれらとともになかりせば』BWV14/
 ・第29番『神よ、われら御身に感謝す』BWV29/・第192番『いざ諸人、神に感謝せよ』BWV192/
 ・第120番『神よ、人は御身をひそかにたたえる』BWV120/
 ・第11番『御国にまします神をたたえよ』BWV11(昇天祭オラトリオ)/
 ・第9番『救い主はわれらに来たれり』BWV9/・第112番『主はわが信頼すべき羊飼いなり』BWV112/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) リサ・ラーション(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) ナタリー・ストゥッツマン(アルト) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.21/CC72221(3CD)
 ・第100番『神の御業は善きかな』BWV100/・第200番『われは彼の名を告げん』BWV200/
 ・第177番『われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ』BWV177/・第195番『正しき者に光を』BWV195/
 ・第140番『目覚めよ、と呼ぶ声あり』BWV140/・第34番『おお、永遠の光、愛の源』BWV34/
 ・第143番『主をほめたたえよ、わが魂よ』BWV143/・第158番『平安が汝とともにあれ』BWV158/
 ・第197番『神はわれらの確信なり』BWV197/・第97番『わがすべての行いに』BWV97/
 ・第118番『おお、イエス・キリスト、わが命の光』BWV118/
 ・第191番『いと高き所には神に栄光あれ』BWV191/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) カロリーヌ・スタム(ソプラノ)
   ボグナ・バルトシュ(アルト) アンネッテ・マルケルト(アルト) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   ポール・アグニュー(テノール) クリストフ・プレガルディエン(テノール) イェルク・デュルミュラー(テノール)
   クラウス・メルテンス(バス) トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団

Vol.22/CC72222(3CD)
 ・第80番『われらの神は堅き砦』BWV80/・ミサ ト長調BWV236/・第30番『喜べ、救われし群れよ』BWV30/
 ・ミサ へ長調BWV233/・ミサ イ長調BWV234/・第30番a『楽しきヴィーデラウ』BWV30a/
 ・ミサ ト長調BWV235/・ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784)『喜べ、すべての民よ』F103/
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) ボグナ・バルトシュ(アルト)
   ナタリー・シュトゥッツマン(アルト) イェルク・デュルミュラー(テノール) ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
   クリストフ・プレガルディエン(テノール) クラウス・メルテンス(バス)
   トン・コープマン(指揮) アムステルダム・バロック・オーケストラ&合唱団
 コープマンの偉業バッハのカンタータ全集ボックスが再発売に!

 録音:1994-2005 年

 トン・コープマン70 歳を記念して、コープマンによる偉業、J.S. バッハ:カンタータ全集(教会カンタータ+世俗カンタータ)、全67 枚CD のボックスが再発売のはこびとなりました。
 コープマンは1944 年生まれ。オルガンおよびチェンバロをグスタフ・レオンハルト、シモン・C・ヤンセンに師事。1979 年にアムステルダム・バロック・オーケストラを設立、1992 年にはアムステルダム・バロック合唱団を立ち上げます。数々の弟子を輩出しており、2013 年に教会カンタータ全曲録音を成し遂げた鈴木雅明氏も、コープマンにチェンバロとオルガンを学びました。
 1994 年にERATO レーベルからスタートしたこのバッハのカンタータ録音プロジェクトは、チャレンジ・クラシックスへと受け継がれ、2005 年までという年月をかけて、全曲録音が完成しました。2014 年にライプツィヒ・バッハ・メダルを受賞しており、ますます注目の存在、コープマン。その偉業に、そしてバッハの音楽の素晴らしさに、あらためて敬意を表したくなるボックスです。
 (ボックスサイズ:18cm x 13.5cm x 13cm)




CLAVES

50 1410
\2500→\2290
シネ・ノミネ四重奏団、名曲ブラームスの弦楽六重奏曲
 ブラームス:
  (1)弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36(1865)
  (2)弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18(1860)
シネ・ノミネ四重奏団
 【パトリック・ジュネ(1st ヴァイオリン)、
  フランソワ・ゴトロー(2nd ヴァイオリン)、
  ハンス・エジディ(ヴィオラ)、
  マルク・ジェルマン(チェロ)】
ニコラス・パシュ(ヴィオラ)
フランソワ・ギュイエ(チェロ)
 祝結成40周年ローザンヌが生んだシネ・ノミネ四重奏団、最新盤は名曲ブラームスの弦楽六重奏曲に挑む!!

 セッション録音:2014 年2 月9-11 日/ラ・ショー=ド=フォン、スイス/DDD、77’26”

 2014 年に結成40 周年をむかえたシネ・ノミネ四重奏団。現在も精力的に演奏活動・録音をしておりますが、期待の最新盤は名曲ブラームスの弦楽六重奏曲集を録音しました。シネ・ノミネ四重奏団と言えば、旋律を浮きだたせ雄弁に歌い上げる演奏が魅力ですが、このブラームスでも各パートの聴かせどころをおさえた美しい演奏を披露しております。
 弦楽六重奏曲第1 番は、ブラームスの生涯で最も幸福で実りの多い時期に作られました。そのため、幸福さと若々しさと情熱にあふれており、新鮮で色彩豊か、さらに民謡風な旋律に富んだ初期の傑作のひとつに数えられます。一方、第2 番は1 番にくらべ、より繊細で芸術的でブラームスの個性が発揮されたロマン的な作品と言えます。



 
50 1502
\2500
スターク、ペシャのデュオ最新盤はクララ&ロベルト・シューマンの作品集
 (1)ロベルト・シューマン:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121(1851)
 (2)クララ・シューマン:
  3つのロマンスOp.22〜ヴァイオリンとピアノための (1853)
 (3)R.シューマン:
  おとぎの絵本 Op.113〜ヴィオラとピアノための (1853)
ヌリット・スターク
 ((1)(2)ヴァイオリン、
  (3)ヴィオラ)
セドリク・ペシャ(ピアノ)
 ヴィオラにも挑戦!若手実力派スターク、ペシャのデュオ最新盤はクララ&ロベルト・シューマンの作品集

 セッション録音:2014 年4 月18-20 日/ジーメンス・ヴィラ、ベルリン、ドイツ/DDD、55’51”

 若手注目のヌリット・スタークと気鋭セドリク・ペシャ。前作、ブゾーニとエネスコのヴァイオリン・ソナタ集(50 2811)に続き、デュオによる待望の新録音は、クララ&ロベルト・シューマンのヴァイオリン、ヴィオラのための作品集です。
 ヴァイオリンのヌリット・スタークは1979 年テル・アヴィヴ生まれ。ジュリアード音楽院でロバート・マンに師事し、さらにケルン音楽大学でアルバン・ベルク四重奏団にも師事したのち、いくつものコンクールで優秀な成績を収めています。
 ペシャとのデュオをはじめBIS レーベルなどからもディスクをリリースしており、今回はヴィオラにも挑戦しております。ピアノのセドリク・ペシャは2002 年にジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールで優勝し、以後Claves レーベルからバッハ、ベートーヴェンなどをリリースしております。のびやかで美しいスタークのヴァイオリンと、硬派なペシャのピアノをお楽しみください。




COVIELLO CLASSICS



COV 91413
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
これは嬉しい!日本でもお馴染みのボストックが團伊玖磨に挑戦
 「シルクロード」
  (1)團伊玖磨:管弦楽組曲「シルクロード」(1954)
  (2)ボロディン:中央アジアの草原にて
  (3)ブゾーニ:「トゥーランドット」組曲Op.41 BV248
ダグラス・ボストック(指揮)
アルゴヴィア(アールガウ)・フィル
 録音:2014 年5 月11-13 日/ベーレンマッテ・ズール(スイス)/65’ 23”

 東京佼成ウインドオーケストラの首席指揮者や、東京藝術大学で教鞭をとるなど、日本と縁の深いダグラス・ボストック。かつてデンマークのClassico レーベルから珍しいオーケストラ曲を数多く初録音してきましたが、今回Coviello レーベル初登場。シルクロードがらみの作品3 篇をとりあげています。
 團伊玖磨の「シルクロード」は「綺想的前奏曲」「牧歌」「舞踏」「行進」の4 曲から成り、シルクロード上の国々の音階などが用いられ、エッセイの名手でもあった團伊玖磨ならではの音楽紀行となっています。ボストックは20 年以上前からこの作品の録音を切望しており、執念がみのらせたと申せましょう。
 ブゾーニの「トゥーランドット」はプッチーニの同名の傑作と同じカルロ・ゴッツィの戯曲によるオペラ。管弦楽組曲は8 曲から成り、思いのほかに軽妙で明るい音楽が魅力。興味深いのが第5 曲「トゥーランドットの部屋」で、イギリス民謡「グリーンスリーヴス」が引用されています。旋法的なメロディゆえか、緑色の中国服の袖への思いこみか、理論家ブゾーニらしからぬ間違いにびっくり。イギリス人ボストックがこの上なく美しく奏でてくれます。
 

COV 91418
(SACD HYBRID)
\2600
時の終わり」
 (1)バターワース:2つのイギリス牧歌 (1911)
 (2)同:シュロップシャーの若者 (1912)
 (3)同:青柳の堤 (1913)
 (4)ルディ・シュテファン:7つの弦楽器のための音楽 (1911)
 (5)同:管弦楽のための音楽 (1912)
カジム・アブドラ(指揮)
アーヘン交響楽団
アンサンブル・エクス
 若さならではの輝きが哀しい絶美のオーケストラ曲

 録音:2014 年2 月1-3 日/ユーログレス・アーヘン、6 月19-20 日/オーケスタープローベンラウム・アーヘン/68’ 32”

 ともに第1 次世界大戦に応召され、非業の死をとげたイギリスのジョージ・バターワース(1885-1916) とドイツのルディ・シュテファン(1887-1915)。開花させることなく終わったその豊かな才能の一部を示してくれるアルバムです。
 バターワースの残した管弦楽曲をすべて披露。ディーリアスのような情感に加え、若々しいナイーヴにあふれる絶美の世界は、ヒーリング音楽を先取りしたよう。知る人ぞ知る逸品です。
 一方シュテファン作品は後期ロマン派というより表現主義に近く興味津々。「管弦楽のための音楽」はシューリヒトやチェリビダッケも録音を残していますが、アブドラは誰よりも早いテンポで若い作曲家ならではの活き活きした世界を再現しています。
 アメリカ出身の指揮者カジム・アブドラ。ハイティンクやレヴァインの薫陶を受け、オペラ界で注目される若手。きびきびした音運びが魅力の有望株です。
 


COV 91417
(2SACD HYBRID)
\5200→\4790
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」
 (アンドレアス・N.タルクマン編曲による管弦楽版)

  Disc1 (41’ 25)
   楽劇「ラインの黄金」
    1.Vorspiel: Der Rhein Start
    2.Das Leuchten des Rheingolds Start
    3.Die Gotterburg Walhall Start
    4 .Die Reisen Start
    5.Die schmidenden Zwerge Start
    6.Gott Donner vertreibt Dunst und Nebel Start
    7.FInale: Einzug der Gotter in Walhall Start
   楽劇「ワルキューレ」
    8.Vorspiel: Unwetter und erste Bewegung der Geschwister Start
    9.Siegmunds Lied und gemeinsame Flucht Start
    10.Vorspiel - Wotans Wut (2. Akt) Start
    11.Walkurenritt Start
    12.Wotans Abschied von Brunnhilde Start
    13 .Finale: Feuerzauber Start
  Disc2 (49’ 53)
   楽劇「ジークフリート」
    1.Vorspiel: In Mimes Hohle Start
    2. Mimes Zittern vor dem Drachen Start
    3.Siegfried schmiedet das Schert Nothung Start
    4.Waldweben und Gesang des Waldvogels Start
    5.Siegfrieds Hornruf Start
    6.Der Kampf mit dem Drachen Start
    7.Finale: Liebesszene von Brunnhilde und Siegfried
   楽劇「神々の黄昏」
    8.Vorspiel Start
    9.Morgengrauen, Sonnenaufgang - Abschied von Brunnhilde Start
    10.Siegfrieds Rheinfahrt Start
    11.Trauermarsch Start
    12.Finale: Brunnhildes Opfer und Feuertod Start
ダニエル・クライナー(指揮)
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
 ドイツの名編曲家タルクマンによる「指環」

 録音:2013 年12 月16-20 日、2014 年3 月24、25 日、ヘルフォルト、シュッツェンホフ市立公園

 ワーグナーが構築から完成まで20 年以上の歳月をかけて作曲した楽劇《ニーベルングの指環》は「ラインの黄金」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」この四部作全てを上演すると約15 時間にもなります。このため、上演は容易ではなく、これまで演奏会形式や様々な編曲抜粋版でも親しまれてきました。
 そしてこの度、ドイツの名編曲家アンドレアス・N・タルクマンの手による「指輪」の管弦楽版が登場しました。もちろんタルクマンはハイライト版として編曲していますが、ドラマの流れを削ぐことのないよう、完全に明確化された4 つを有機的につなげ「指環」の真髄を描くことに成功しています。
 タルクマンは以前ワーグナーの室内オーケストラ作品集(COV30901)でも新たな切り口によってワーグナーの世界を描き出していましたが、今回もワーグナーの精神性と官能性は失わずに、壮大なる世界を作り上げています。
 北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団は、ドイツの中西部ノルトライン・ヴェストファーレン州を本拠とし、上岡敏之も首席指揮者を務めたことのある伝統あるオーケストラ。ダニエル・クライナーは、バーンスタインやクラウディオ・アバドのアシスタントを務め、卓越したリズム感と構築力を持つスイス出身の指揮者。
 

COV 91419
\2600
カテリーナ・ペルジケが世の美しさ儚さを見事に歌い上げる
 ベルク:7つの初期の歌曲
  【夜/ 葦の歌/ 夜鳴きうぐいす/ 夢に見た栄光/
   室内にて/ 愛の賛歌/ 夏の日】
 ドビュッシー:抒情的散文【夢/ 砂浜/ 花/ 夕暮れ】
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
  【天使/ とまれ/ 温室にて/ 悩み/ 夢】
カテリーナ・ペルジケ(ソプラノ)
パウリーナ・トゥキアイネン(ピアノ)
 録音:2014 年3 月19-22 日 フライブルク・エゲルザール/59’23

 現代を代表するリリック・ソプラノの一人、カテリーナ・ペルジケと、フィンランド出身のピアニスト、パウリーナ・トゥキアイネンによるベルク、ドビュッシー、ワーグナーの歌曲集。
 ベルクがシェーンベルクの下で学んでいた頃に作曲された「7 つの初期の歌曲」。リルケ、レーナウ、ハウプトマンら19 世紀を代表する詩人の作品に曲を付けた、濃厚なロマンティシズム漂う美しい曲。
 そしてドビュッシーの自作の詩による「抒情的散文」。ペルジケの透明感と艶のある歌声が詩の情景を鮮明に描き出します。詩に込められた内容を十分に反映し、繊細かつ雄弁な歌唱で聴かせる「ヴェーゼンドンク歌曲集」。
 3 つの作品が描き出す、この世の美しさ儚さを見事に歌い上げています。
 

COV 91416
(SACD HYBRID)
¥2600
オルガン・ファン必聴!!バッハのシャコンヌをオルガンで。 ゲルハルト・グナン(オルガン)
 J.S.バッハ:
  ・前奏曲
   (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調より
     第1楽章アダージョのオルガン編曲版/
      編曲:エマニュエル・ル・ディブレック)とフーガ ニ短調 BWV539
 ・6つのシュープラー・コラール
  (I.「目覚めよと呼びわたる物見の声」BWV645 /
   II.「われいずこに逃れ行かん」B WV646 /
   III.「ただ尊き御神のままに」B WV647 /
   IV.「わが魂は主をあがめ」B WV648 /
   V.「われらとともに留まりたまえ」BWV649 /
   VI.「主を頌めまつれ」BWV650)
 ヴィドール:
  ・「バッハの思い出より」
   (カンタータ「目覚めよと呼びわたる物見の声」BWV140、
    「パストラーレ」BWV590 より第3楽章、
    マタイ受難曲BWV244 より終曲「私たち は涙してひざまつき」)
 シークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
  ・アリア
   (管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068 より第2楽章「アリア」のオルガン編曲版)
  ・即興的コラールとフーガ
   (「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV225 のオルガン編曲版)
 アルノ・ランドマン(1887-1966):シャコンヌ
  (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 第5楽章「シャコンヌ」のオルガン編曲版)
 優秀録音。オルガン・ファン必聴!!バッハのシャコンヌをオルガンで。名手グナンがフライブルク大聖堂の4つのオルガンを演奏!

 ライヴ録音:2013 年9 月23、24 日/フライブルク大聖堂/72’55”

 SACD ハイブリッド盤。
  このディスクはバッハのオルガン作品を主軸にヴィドール、カルク=エーレルト、ランドマンといった作曲家がバッハの作品をオルガン用に編曲したものを収録しました。
 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV539 のフーガの原曲は、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1 番 ト短調BWV1001 の第2 楽章ですが、この前奏曲は手鍵盤のみの作品で偽作とも言われております。そのため今回収録されたのは同無伴奏ヴァイオリン作品の第1 楽章アダージョを前奏曲として演奏しました。無伴奏のあの世界をオルガンで演奏することでより豊かな響きを楽しむことができます。今後この編曲版は注目されていくことでしょう。
 フランスのオルガン音楽の大家、ヴィドール作曲の「バッハの思い出」は文字通りバッハの作品をもとにオルガン用に編曲された作品集です。オルガン交響曲などを作曲しているヴィドールの音楽に反映されたバッハ像を描いております。「目覚めよと呼びわたる物見の声」BWV645 の原曲との比較も楽しめます。またマタイ受難曲の終曲も実に荘厳な響きです。
 このディスクの最後に収められたのはアルノ・ランドマンがオルガン用に編曲したシャコンヌです。演奏時間約18 分と大聖堂の残響を考えた当演奏は、フライブルク大聖堂のオルガンの響きを存分に味わえる名演です。様々なストップを駆使し表情豊かに編曲しております。
 演奏のゲルハルト・グナンはトン・コープマンに師事し、宗教音楽及び古楽を学びました。バッハ国際コンクール(1988)また、スイス・オルガン国際コンクール(1992)に入賞後、ヨーロッパをはじめ各国で演奏会を成功させました。録音も多く、独ヘンスラー社から発売されているバッハ大全集のコラール集でオルガンを担当。また独アウディーテ社からは「北ドイツのオルガン作品集」(AU 20012)、「ガブラー・オルガン演奏によるバッハ、ヴィヴァルディ」(AU 20007)などをリリースしております。現在、ヨハネス・グーテンベルク大学にて教会音楽、オルガン科の教授として後進の育成にも力を注いでおります。



 

COV 91415
\2600
現代スイスの作曲家リュッティがダウランドの人生を綴る
 ジョン・ダウランド:ラクリメ、または7つの涙
 カール・リュッティ:ダウランド組曲
ビー・ファイヴ・リコーダー・コンソート
 [マルクス・バルトロメ、
  カテレイネ・ラノー、
  トーマス・リスト、
  シリヤ=マーリア・シュット、
  ミーナ・ヴート]
 録音:213 年8 月28-31 日バッス・ボドゥーの教会、ベルギー/58’45

 ダウランドの「ラクリメ、または7つの涙」は、メロディーメーカーであるダウランドらしい憂いを帯びた美しい7つの「ラクリメ」からなる小曲集。ダウランドのヒット曲「流れよ、我が涙(涙のパヴァーヌ)」など物憂げな雰囲気を漂わせたメロディーが印象的です。またこのアリバムでは、スイスの作曲家カール・リュッティの作品「ダウランド組曲(世界初録音)」を合間に挟み込んだ構成で、エリザベス王朝で活躍したダウランドの人生を綴る内容となっています。
 演奏するのは、2003 年にバルセロナで結成されたアンサンブル、ビー・ファイヴ・リコーダー・コンソート。ルネッサンス期の音楽から現代作品まで幅広いレパートリーで活躍を続けている注目のアンサンブルです。
 

COV 91411
(2CD)
\5400
ガンバの名手アーベルの新発見の作品集
 カール・フリードリヒ・アーベル:
  ペンブルック・コレクション第2巻
   (ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集)
トーマス・フリッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミシェル・ショーンハイト(ハープシコード)
ヴェルナー・マッツケ(ヴィオロンチェロ)
 録音:2014 年1 月15-16 日、5 月4-5 日、12-13 日

 カール・フリードリヒ・アーベルは、ヴィオラ・ダ・ガンバの名手でありました。彼の死後、瞬く間にヴィオラ・ダ・ガンバは忘れ去られてしまったことから、音楽史上最後の名手などと言われています。このアルバムは最近発見されたアーベルの作品で、アーベルが教師を務めていたペンブルック伯の令嬢エリザベス・ハーバートのために書かれた14 の知られざるヴィオラ・ダ・ガンバのための曲集です。特殊なフィンガリングや表情豊かな音楽からアーベルの後期の作品とみられています。
 演奏は、J.C. バッハ&アーベルのヴィオラ・ダ・ガンバ作品集(COV21205)でも伸びやかな演奏を聴かせてくれたトーマス・フリッチュです。

EVIDENCE



EVCD 0067
\2600→\2390
フランソワ・シャプラン(Pf)
 スクリャービン:マズルカ全集&練習曲

 マズルカ全曲
   10のマズルカOp.3
   〔第1番 ロ短調/第2番 嬰ヘ短調/第3番 ト短調/
    第4番 ホ長調/第5番 嬰ニ短調/第6番 嬰 ハ短調/
    第7番 ホ短調/第8番 変ロ短調/第9番 嬰ト短調/
    第10番 変ホ長調〕
   9つのマズルカOp.25
   〔第1番 ヘ短調/第2番 ハ長調/第3番 ホ短調/
    第4番 ホ長調/第5番 嬰ハ短調/第6番 嬰ヘ長調/
    第7番 嬰ヘ短調/第8番 ロ長調/第9番 変ホ短調〕
   2つのマズルカOp.40〔第1番 変ニ長調/第2番 嬰ヘ長調〕
   練習曲変ロ短調op.8の11 /嬰ニ短調op.8の12
フランソワ・シャプラン(Pf)
 【Yamaha CF III S】
 ピアノの響きの美しさに驚愕。シャプランのスクリャービン

 録音:1997 年9 月/ボン・セクール教会(パリ)/79' 44"

 フランソワ・シャプランはパリ音楽院でヤンコフ、ロバン、ペヌティエに師事。ショパンやドビュッシーのディスクをリリースし、来日公演も行っているので日本にもファンの多い個性派です。
 彼の演奏はまず何よりピアノの音色の美しさ、特殊さが特徴。弱音主体で、幻のようにキラキラした不可思議な世界に魅了されます。
 今回は響きが重要なスクリャービンなのでまさにピッタリ。それも前奏曲やソナタでなく、マズルカ全集というのも独特。スクリャービンは初期から中期にかけて21 曲のマズルカを作曲していますが、いずれも宝石のような小品。ひそやかに奏でる詩情は比類なく、晩秋の宵のBGM に最適。
 最後に2 篇の練習曲が収録されていますが、ホロヴィッツやベルマンの愛奏した劇的な嬰ニ短調練習曲でさえ、決して大きな音を出さず、それでいてすさまじい効果をあげています。要注目の個性派と申せましょう。
 

EVCD 005
\2600
ローラン・ルフランソワ(b.1974):Balneaire(海水浴場)〜室内楽曲集
 ・フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、
  チェロとピアノのための六重奏曲
 ・マリンバとクラリネットのためのパドゥク・ファンタスティクス
 ・弦楽四重奏のためのトッカータ・セスタ〜フレスコバルディ作品の編曲
 ・オーボエ、クラリネットとファゴットのための「Approaching a City」
 ・弦楽四重奏のためのErinnerung
 ・4手ピアノのための「新海水浴場」
ポール・メイエ(クラリネット)
パリジイ弦楽四重奏団
マガリ・モニエ(フルート)
フランソワ・メイエ(オーボエ)
ジルベール・オーダン(ファゴット)
出田りあ(マリンバ)
シリル・ギュロットン(ピアノ)
ニマ・サルケシク(ピアノ)
 ポール・メイエも参加!ローラン・ルフランソワ作品集

 録音:2014 年1,4,5,6 月/ラジオ・フランス、スタジオ106

 エコール・ノルマル音楽院を卒業した、ルフランソワ作品集。ポール・メイエら豪華演奏陣も魅力の1 枚です。
 「フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための六重奏曲」はルフランソワのop.1 にあたる作品。単一楽章で、リズムのくっきりとしたABA(急緩急)形式の作品。「マリンバとクラリネットのためのパドゥク・ファンタスティクス」は、出田りあとポール・メイエのために書かれた作品。バロック作品を思わせるスタイルながらも、非常にヴィルトゥオーゾ的な作品です。
 トッカータ・セスタは、フレスコバルディのオルガン作品を弦楽四重奏版に編曲したもの。2006 年ブローニュ市若手作曲家コンクールで聴衆賞を受賞した「Approaching a City」は、20 世紀アメリカの画家、ホッパーの絵画を思わせる作品。
 Erinnerung は、モディリアーニ弦楽四重奏団らによっても演奏されたことのある作品。モーツァルトの交響曲第40 番第1 楽章のモティーフが亡霊のように聴こえる作品です。「新海水浴場」は、モネの絵画を思わせる、印象派的な作品。ルフランソワの多彩な作品と、メイエら豪華演奏陣の力演も魅力の1枚です。
 


EVCD 003
\2600→\2390
ガイヤールも参加の豪華メンバーによる稀有な「ます」!
 シューベルト:
  ・ピアノ五重奏曲 イ長調op.114, D667「ます」
  ・シルヴィアに(チェロとピアノ版)D891
  ・糸を紡ぐグレートヒェン D118(ヴィオラとピアノ版)
  ・リュートに寄せて D905
  ・ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 D384
    (チェロ編曲版/ヤーノシュ・シュタルケル編)
ヨッシフ・イヴァノフ(ヴァイオリン)
ベアトリス・ムトレ(ヴィオラ)
オフェリー・ガイヤール(チェロ)
ステファヌ・ロジェロ(コントラバス)
デルフィヌ・バルダン(ピアノ)
 録音:2011 年9 月16,17,18,19 日

 人気女性チェロ奏者、ガイヤールも参加しての「ます」の登場。ヴァイオリンはエリザベート国際コンクールで第2 位受賞のイヴァノフ。ヴィオラは、ズッカーマンにヴィオラを師事し、その後マーラー・チェンバーオーケストラでソロ・ヴィオラ奏者も務めたムトレが素晴らしい内声を響かせます。コントラバスは、エベーヌ弦楽四重奏団、モディリアーニ四重奏団、また、クインシー・ジョーンズやファジル・サイ、ミシェル・ルグランなどジャンルを問わない共演歴を持つロジェロ、と、非常に一人ひとりの質の高い奏者が集った、稀有なアンサンブルです。
 全体に非常にらくらくとした演奏で、ちょっとしたアクセントのつけかたも、演奏者たちが楽しんでいることがうかがわれるような幸せな演奏です。ヴァイオリン・ソナタ第1番をシュタルケルがチェロとピアノ版に編曲した作品でも、ガイヤールの親しみやすく気品あふれる奏法が光ります。ピアノのデルフィヌ・バルダンは、エマールにも師事し、受賞歴多数、室内楽の分野でひっぱりだこの存在で、フォーレのバルカローレ集(アルファ・レーベル)でも高い評価を得たピアニストです。




EVIL PENGUIN RECORDS



EPRC 0017
\2500→\2290
ピーター・ウィスペルウェイ最新盤、
 ロココ変奏曲、C.P.E.バッハ、イタリア組曲

  ・チャイコフスキー:ロココ主題による変奏曲 op.33(オリジナル版)
  ・C.P.E. バッハ:チェロ協奏曲 イ長調 WQ 172
  ・ストラヴィンスキー:イタリア組曲
   (チェロと弦楽オーケストラによる/B.ウォルフィッシュ編(1979))
ピーター・ウィスペルウェイ
 (チェロ/
  ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ(1760))
ジョナサン・モートン(指揮&ヴァイオリン)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
 ピーター・ウィスペルウェイ最新盤、変幻自在のロココ変奏曲、魅力全開のC.P.E.バッハそして超絶技巧のイタリア組曲!

 録音:2013 年1 月15-18 日、ヴィンタートゥール・シュタットハウス(スイス)

 独創的な音楽と完璧なテクニックで世界を魅了しているオランダのチェリスト、ピーター・ウィスペルウェイ、バッハの無伴奏チェロ組曲に続くEVILPENGUIN RECORDS からの第2 弾の登場です。C.P.E. バッハのロココ風スタイル、チャイコフスキーの「ロココ」主題、そしてバロック〜ロココ時代の作品に影響を受けて書かれた「プルチネッラ」に基づくストラヴィンスキーのイタリア組曲、という、「ロココ」という言葉を軸に編まれたプログラムとなっています。
 チャイコフスキーのオリジナル版を採用した「ロココ変奏曲」は典雅な部分はエレガントに、テンポの速い変奏は非常にアグレッシヴにと、変幻自在に聴かせます。C.P.E. バッハは、生き生きとしたオーケストラにのって、ウィスペルウェイもパワー全開で演奏しています。ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」はチェロ独奏と弦楽アンサンブル伴奏のための編曲で、この作品のバロック性が強調されたもの。ウィスペルウェイ独特の力強さが際立つ民俗舞曲風の第3 楽章や、超絶技巧のタランテラ、そして終曲の盛り上がりなど、期待を裏切らない出来栄えです。
 ジョナサン・モートン(指揮)は、スコティッシュ・アンサンブルのリーダーで、ロンドン・シンフォニエッタの第1 ヴァイオリン奏者。音楽監督、そしてアンサンブルのリーダーとして、英国を中心にヨーロッパで活躍している存在です。
 ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムは1629 年に設立された伝統あるアンサンブル。総勢約50 名で結成されています。近年の首席指揮者には、メスト(1987-1990)、フュルスト・ヤーノシュ(1990-1994)、ハインリヒ・シフ(1995-2001)、ジャック・ファン・ステーン(2002-2008)らがおり、2009 年からはダグラス・ボイドが首席指揮者を務めています。ジャニーヌ・ヤンセンやアンドラーシュ・シフといったソリストをゲストに迎えての演奏会も行っている、格式あるアンサンブルです。




FIRST HAND RECORDS



FHR 34
\2100→\1890
伝説の名手サラムが弾くチェロ・ソナタ集
 アイヴァー・キーズ(1919-1995):チェロ・ソナタ (1960)
 シベリウス:マリンコニアop. 20
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調op.78
  (パウル・クレンゲル編/チェロとピアノのための)
ロハン・デ・サラム(チェロ)
ベンジャミン・フリス(ピアノ)
 「かれの世代で、こんなにも天賦の才に恵まれたものはほとんどいない」―パブロ・カザルス
 名門アルディッティ四重奏団の顔として活躍

 収録:2014 年4 月1-2 日/イギリス、ケント、トンブリッジ・スクール、リサイタル・ホール(セッション・24 bit 96 kHz ステレオ)/63’52”

 かつてアルディッティ四重奏団のチェリストとして名を馳せたロハン・デ・サラムが70 代半ばを迎えて、2014 年にリリースする最新アルバム。ブラームス、シベリウスそしてキーズによるチェロとピアノのための作品3 篇を収録しています。
 なかでも目を引くのが、キーズのチェロ・ソナタ。アイヴァー・キーズ(1919-1995) は、サラムが1958 年にウィグモア・ホールでデビュー・リサイタルをおこなった際にメインのピアニストを務めた人物で、演奏家であると同時に、教師、作曲家、作家、学者としても知られています。
サラムによると、キーズとは1950 年代から60 年代にかけて、英国でのサラムのキャリア初期を通して数多くのリサイタルで共演を果たし、キーズのチェロ・ソナタを幾度も演奏したそうです。
 また、ノッティンガムとバーミンガムにあったキーズの家にもよく滞在して、夫人と4 人の子どもたちをよく知るという、サラムの述懐からは、サラムとキーズの親交が公私に亘り深いものであったことが窺えます。
 キーズの卓越したピアノの様式を高く評価し、「このジャンルの傑作」とサラムが太鼓判を押す「チェロ・ソナタ」は、ほかならぬサラムが取り上げたことでたいへん価値ある内容となっています。
 ピアノ・パートを受け持つのは、1957 年サウス・ヨークシャー出身のベンジャミン・フリス。1986 年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール最高位、1989年第6 回イスラエルのルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール最高位という、輝かしいキャリアを誇るフリスのピアノはまさにキーズの作品にはピッタリといえるでしょう。



ロハン・デ・サラム
FIRST HAND RECORDSの旧譜

FHR 11
\2100→¥1890
元アルディッティ四重奏団の名チェリスト、ロハン・デ・サラムが弾くチェロ作品集
 〜ハーモニック・ラビリンス

「音楽の迷宮 / コン・ジョイア・レコーディングス」
 ・J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第3 番ハ長調BWV.1009
 ・C.P.E. バッハ:
  スペインのフォリアによる12の変奏曲wq.118-9, H 263
 ・ロカテッリ:カプリッチョ第23番ニ長調〜
  「音楽の迷宮」op.3 [デ・サラムによる無伴奏チェロ用編曲版]
 ・J.S. バッハ:
  ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ
   第3番ト短調BWV.1029
 ・ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタOp.25-3(1922)
 ・デ・シルヴァ:ハープシコードのための4 つの小品
  パ・ド・ドゥ(ソナチネより) / 左手のための習作 /
  Alankara-Tala / 前奏曲
ロハン・デ・サラム
 (チェロ;Eric T Benning, Los Angeles,
  2005, after the “Christiani”
  cello by Antonio Stradivari; on loan
  by kind courtesy of Mr Armen Ksajikian)
プリーシ・デ・シルヴァ
 (ハープシコード;John Phillips, Berkeley,
  2001, after instruments
  by Johann Heinrich Grabner,
  the Younger, Dresden, circa 1740)
録音:2010 年5 月17-19 日カリフォルニア州、クレアモント、スクリップス・カレッジ・演奏芸術センター、ギャリソン・シアター(セッション・デジタル) DDD、ステレオ、71' 56"

 かつてアルディッティ四重奏団のチェリストとして活躍したロハン・デ・サラムが、J.S. バッハやロカテッリを取り上げた異色のアルバムが登場します。
現代の最高峰アルディッティ四重奏団の第3 代チェリスト(1977 − 2005) として、20 年以上に亘り、同時代音楽シーンの最前線でしのぎを削ってきたデ・サラム。在籍中、創設者のアーヴィン・アルディッティと比肩して、アルディッティ四重奏団の顔と呼ばれたほど。
 デ・サラムは、チェロのための主だった現代作品の献呈を数多く受けており、たとえばベリオから「セクエンツァX検廚鮓ツ茲気譟▲セナキスも作品を捧げている事実が示すように、その実力に対する信頼感は絶大。
 2005 年にアルディッティ四重奏団を勇退し、現在では、ソリストとして世界中の主要なオーケストラと共演を重ねているデ・サラムですが、“原点回帰”とでもいうべきこのアルバムでも、完璧な技巧を披露しています。
格調高いJ.S. バッハも聴かせますが、圧巻はやはり、アルバムのタイトルにもなっているロカテッリ。猛烈な勢いで目まぐるしくパッセージが繰り返され、まさに迷宮をおもわせる内容ですが、デ・サラムは圧倒的なテクニックでねじ伏せます。
 なお、デュオを組むデ・シルヴァは、アメリカ合衆国の著名な古楽アンサンブル、コン・ジョイア(Con Gioia) の音楽監督を務めています。キアラ・バンキーニ、モニカ・ハジェット、ヴィーラント・クイケン、マーティン・パールマンといった国際的に有名なビッグ・ネームとの共演を数多く果たしており、演奏ならびに創作活動でも、これまでに数々の賞を獲得しています。




GRAPPA


GRCD 4458
\2600
ミュージック・フォー・ア・ホワイル − 冬の頌歌( Canticles of Winter)
 シューベルト: おやすみD.911-1
 ヘンデル: 太陽は輝くことを忘れるのだろうか
 カルボネッリ: アレグロ
 ダーク: 木枯らしの風、ほえたけり
 パーセル: 冬はゆっくりとやってくるJ.S. バッハ(1685-1750)
  我いかに汝を迎えん(Wie soll ich dich empfangen)
 ジョン・ダウランド: 来れ深き眠り
 リンデマン: 教会は古き家
 伝承曲:
  ウェクスフォード・キャロル/ 甘き喜びのうちに/
  つねに待ち望む心を(わが思い果てしなく駆けめぐり)/
  コヴェントリー・キャロル
ミュージック・フォー・ア・ホワイル
トーラ・アウゲスタ(ヴォーカル)
スチャン・カシュテンセン
 (アコーディオン、
  ペダル・スティールギター)
マティアス・アイク(トランペット)
マッティン・タクスト(テューバ)
ポール・ハウスケン(ドラムズ)
 キャバレーソングの「無冠の女王」トーラ・アウゲスタが歌う“冬の歌”

 パーセルの曲のタイトルをグループ名に採った「ミュージック・フォー・ア・ホワイル(Music for a While)」(束の間の音楽)。キャバレーソングの「無冠の女王」トーラ・アウゲスタを中心に、アコーディオンのスチャン・カシュテンセン、トランペットのマティアス・アイク、テューバのマッティン・タクスト、ドラムズとパーカッションのポール・ハウスケンと、ノルウェーの「ドリームチーム」ともいえるジャズミュージシャンの集まったバンドが結成から10 年を迎えます。クルト・ワイルの音楽を独創的なアルバムに作った『ワイル・バリエーション』でアルバムデビュー、ダウランドからプーランクの「クラシック」作品をカバーした前作も高く評価されたバンド。その10 周年を記念するアルバム『冬の頌歌』では、16 世紀から20 世紀の「どことなくクリスマスを思わせる」冬の歌が歌われ、演奏されます。
 シューベルトの《冬の旅》の第1 曲〈おやすみ〉、ヘンデルのオラトリオ《ソロモン》のシバの女王のアリア「太陽は輝くことを忘れるのだろうか」。ロックのスティングもアルバムで歌っている「冬はゆっくりとやってくる」はパーセルのオペラ《妖精の女王》の曲。バッハの《クリスマス・オラトリオ》からコラール「我いかに汝を迎えん」。ノルウェーに伝わる曲を蒐集し『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』として出版したリンデマンがデンマークのグルントヴィの詩に曲を書いた《教会は古き家》。そして伝承のキャロル。ジャンルを超えた選曲によるプログラムが組まれました。ヴォーカルのアウゲスタはベルゲン生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーとストックホルムの王立音楽大学で学び、「キャバレー歌唱法」の修士号を取得しています。2007 年からはベルリンに住み、クラングフォルム・ウィーンやアンサンブル・モデルンといったグループに客演、演出家クリストフ・マルトハーラーとも共同作業を行っています。

HAENSSLER



98 042
(3CD)
\4800→\4390
バルトーク:ピアノ独奏曲全曲集 第1集
 [CD1]
  (1)戸外にて Sz.81 /(2)10 のやさしいピアノ作品 Sz.39/
  (3)3つのブルレスカ Op.8c,Sz.47 /(4)小組曲BB.113,Sz.105/
  (5)4つの哀歌 Op.9a,Sz.45
 [CD2]
  (6)3つの練習曲Op.18 BB.81, Sz.72 /(7)ソナチネBB.69, Sz.55 /
  (8)ピアノ・ソナタBB.88,Sz.80 /(9)7つのスケッOp.9b,Sz.44 /
  (10)舞踏組曲BB.86b,Sz 77
 [CD3]
  (11)アレグロ・バルバロBB.63,Sz.49 /(12)9つのピアノ小品BB.90, Sz.82 /
  (13)組曲Op.14 BB.70, Sz.62 /(14)14のバガテルOp.6,Sz.38 /
  (15)ピアノ練習曲Sz.52、ピアノの初歩Sz.53 /
  (16)アンダンテ(組曲Op.14のオリジナル第2楽章)
アンドレアス・バッハ(ピアノ)
 名手アンドレアス・バッハによるバルトーク、ピアノ独奏曲全曲録音開始!

 セッション録音:(5)(8)(14)2008 年9 月29 日-10 月2 日、(1)(3)(7)(9)(11)(13)(16)2010 年1 月19-22 日、(4)(6)(12)2010 年3 月29 日-4 月1 日&2014 年10 月6 日、(2)(10)2010 年8 月23-27 日、(15)2011 年9 月26,27,30 日/クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ケルン)/DDD、[CD1] 58’45”、[CD2] 53’40”、[CD3] 71’05”

 名手、アンドレアス・バッハが、バルトークのピアノ独奏曲全曲録音を開始致します。A. バッハは2004 年にバルトークのピアノ独奏作品のアルバムを1 枚リリースしましたが、当シリーズは別録音となります。
 ハンガリーの最大の作曲家で、民俗的語法による現代的手法の開拓者として20 世紀音楽に影響を残したバルトーク。当シリーズはバルトークが残したピアノ作品を5 つのグループに分けて収録しました。第1 集は“円熟したバルトーク” と題され、バルトークの独創的な作品が3 枚のディスクに収められました。今後のリリースとして、第2 集“ロマンティック・バルトーク”、第3 集“バルトークと民俗音楽”、第4 集“こどものための作品” そして、第5 集“ミクロコスモス” をリリースする予定です。バルトークの新名盤登場です。



 

98 047
\2400
テレマン:祝祭カンタータ集
 (1)「主よ、生きよ」 TVWV 1:284
 (2)「あなたに感謝と栄光が歌われますように」TVWV 1:413 
 (3)「勇気も心も 砕けてしまって」 TVWV 1:243
  ※ いずれも世界初録音
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)
クラウス・メルテンス(バス、バリトン)
ウルリヒ・シュテッツェル(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン
ハノーヴァー宮廷楽団
 全て世界初録音!充実の歌手陣を迎えたシュテッツェルによるテレマンの祝祭カンタータ集!!

 録音:2014 年5 月26-28 日/ジーゲン、マルティニ教会/DDD、58’04”

 シュテッツェル指揮の下、これまで数多くの名演を残してきた名門団体コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲンとハノーヴァー宮廷楽団。
 期待の最新盤は、テレマンが1748 年から49 年にかけて作曲した3 つ祝祭カンタータ集で、いずれも世界初録音となります。フランス的な響きとイタリア的な響きを併せ持つ、テレマンならではの軽快かつ美しい旋律を堪能できる他、当録音もピリオド楽器の演奏と、最新の研究成果を反映した演奏手法を取り入れております。
 さらにミリアム・フォイエルジンガー、フランツ・ヴィッツム、クラウス・メルテンスと言った充実の歌手陣を迎えていることも注目と言えましょう。マルティニ教会に響き渡るふくよかなハーモニーをお楽しみください。
 
98 039
\2600→\2390
フランク・ペーター・ツィンマーマン、2 度目のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲録音始動!!
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集第1集

 (1)ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
  [カデンツァ;コンスタンチン・モストラス](20’34”)
 (2)ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261
  [カデンツァ;フランツ・バイヤー](7’16”)
 (3)ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373(6’48”)
 (4)ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
  [カデンツァ;フランツ・バイヤー](22’16”)
 (5)ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  [カデンツァ;ヨーゼフ・ヨアヒム](21’45”)
フランク・ペーター・ツィンマーマン
 (ヴァイオリン;
  1711年製ストラディヴァリウス)
ラドスラフ・スルク(指揮)
バイエルン放送室内管弦楽団
 ヘンスラー・レーベルより大注目盤リリース!
 

 セッション録音:2014 年3 月6-8 日/ヘルクレスザール、ミュンヘン王宮内/DDD、ディジパック仕様、76’ 47”

 ヘンスラー・レーベルより大注目盤登場!
 1965 年ドイツ、デュイスブルク生まれの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンが自身2 度目となるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集録音を開始しました。
 第1 集にはヴァイオリン協奏曲第1、3、4 番、アダージョ ホ長調 K.261、そしてロンド ハ長調 K.373 が収録されています。
 1 度目の全曲録音は1986 年にイェルク・フェルバー指揮、ヴュルテンベルク室内管弦楽団とのセッション録音ですので、この度約28 年ぶりの全曲録音開始となります。今回の共演はバイエルン放送室内管弦楽団、指揮はラドスラフ・スルクです。ツィンマーマンは当団の2005-06 年シーズンでモーツァルトの5 つのヴァイオリン協奏曲を演奏し、その演奏会は大成功に終わり各誌で絶賛されました。この度、満を持しての録音となります。
 ツィンマーマンと言えば優美で香り高き音色を奏でますが、とりわけモーツァルトは極上・絶品です。さらに近年はトリオ・ツィンマーマンとして室内楽にも力を入れ音楽的表現がより豊かになりました。
 今回の録音ではポーランド生まれのヴァイオリニストで、バイエルン放送交響楽団のコンサート・マスターのラドスラフ・スルクが指揮を担当しており、完璧なアンサンブルはもとより、とりわけ弦楽の美しさを追求した演奏を披露しております。
 10 代から華々しい活動を行うツィンマーマンですが、最も重要なレパートリーの一つとしてモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番があげられます。当作品は1 度目の録音の他にヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのセッション録音(1995 年1 月)、またライヴ映像としてベルナルト・ハイティンク指揮、ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート1993(EURO ARTS / 20 11514)があり、その点からもツィンマーマンの当作品に対する思い入れをうかがい知ることができます。
 ツィンマーマンの愛器ストラディヴァリウスは、かつてクライスラーが所有していた1711 年製の名器で、まるでビロードのような音色です。今後のリリースも期待せずにはいられない全曲録音始動と言えましょう。
 


98 041
\2400→\2190
こういうバッハ編曲を聴きたかった。情感と風格にあふれる宝物的音盤。
 バッハ・イルミネーションズ
 J.S.バッハ:
  (1)リスト編:前奏曲とフーガ ハ長調BWV545
  (2)クールストロム編:ヴァイオリン・ソナタBWV1017 より「シチリアーノ」
  (3)ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラド編:
   管弦楽組曲第3番BWV1068 より「アリア」/
   いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV62
  (4)ツァーベル編:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004 より「ジグ」
  (5)スターク編:目覚めよと呼ぶ声ありBWV645
  (6)パウアー編:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006 より
    「ロンドーによるガヴォット」
  (7)サーント編:深き淵よりわれは呼ぶBWV745
  (8)ウィタカー編:パストラーレBWV590
  (9)ネーベル編:
   主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639 /
   汝イエスよ、今天より降りたもうやBWV650 /アダージョBWV564
  (10)カバレフスキー編:前奏曲とフーガ第6番ト短調BWV558
  (11)マードック編:甘き喜びのうちにBWV729
  (12)ペトリ編:羊は安らかに草を食むBWV208
アンゲリカ・ネーベル(Pf)
 バッハ編曲ファン狂喜、聴きたかった曲が理想的ドイツ・ピアニズムで再現

 2014 年7 月21-23 日/ロベルト・シューマン・ホッホシューレ(デュッセルドルフ)/DDD、75’ 14”

 「バッハ・メタモルフォシス」(98 004) に続くアンゲリカ・ネーベルのヘンスラー・バッハ編曲集第2 弾。バッハ作品のピアノ用編曲はブゾーニやレーガーのものが有名ですが、ドイツのベテラン奏者ネーベルがあまり知られていない編曲を多数披露してくれる嬉しいシリーズです。
 バッハはドイツの作曲家ですが、編曲者は世界多域に及んでいて興味津々。イギリスのウィタカー、ハンガリーのサーントにロシアのカバレフスキーから、1982 年生まれのブラジルの若手ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラドによるものまで、バッハ・ファン、編曲ファン感涙の隠れた銘品が目白押し。
 また、「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639」と「汝イエスよ、今天より降りたもうやBWV650」はブゾーニの名編曲をあえて用いず、ネーベル本人が編曲しているのもこだわりを感じます。ブゾーニ版を手本としながらも、声部をオクターヴ下げるなど工夫が見られます。
 デュッセルドルフ音楽大学教授を務めるネーベル、自信と風格あふれる落着きが最高。技巧的にも余裕なうえ、しっとりとした情感に満ちた美演。宝物にしたくなるようなディスクです。



第1弾
バッハ・メタモルフォシス

98.004
\2400→\2190
 バッハ・メタモルフォシス
 J.S.バッハ:
  (1)ブラウンフェルス編:前奏曲とフーガ イ長調BWV536
  (2)イリイーン編:いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV661
  (3)ブリスキア編:小フーガ ト短調BWV578
  (4)ルーカス編:
   「クリスマス・オラトリオ」BWV248よりパストラール
  (5)ディデンコ編:
   主のひとり子なるキリストBWV601
   われらの主イエス・キリスト、ヨルダン川に来たれりBWV684
  (6)タウジヒ編:おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆けBWV622
  (7)ヴォーン・ウィリアムズ編:
   ああ、われらのもとにとどまれ、主イエス・キリストBWV649
  (8)フィリップ編:「フルートソナタ」BWV1031の2よりシチリアーノ
  (9)ゴンチャロフ編:ただ愛する神の摂理にまかす者BWV642
  (10)マードック編:われらが神はかたき砦BWV720
  (11)イリイーン編:ああ、いかにはかなく、いかに空しきBWV644
  (12)ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラド編:
   「音楽の捧げもの」BWV1079より6 声のリチェルカーレ
アンゲリカ・ネーベル(Pf)
 
 [2012年7 月22-23日/ロベルト・シューマン・ホッホシューレ(デュッセルドルフ)]/DDD、55’48”

 バッハ作品のピアノ用編曲はブゾーニやレーガーのものが有名ですが、ドイツのベテラン奏者アンゲリカ・ネーベルがあまり知られていない編曲を多数披露してくれる嬉しいアルバム。ヴァルター・ブラウンフェルスやヴォーン・ウィリアムズといった作曲家から、タウジヒ、イシドール・フィリップといった名演奏家まで興味津々の編曲が楽しめます。またロシアのイーゴリ・イリイーン(1909-1959) やセルゲイ・ディデンコ(1944-) らの隠れた逸品、評価は高いものの聴く機会の少ないマードックのものまで、バッハ・ファン、編曲ファン感涙のナンバーが目白押し。デュッセルドルフ音楽大学教授を務めるネーベル、自信と風格あふれる落着きが最高。技巧的にも余裕なうえ、しっとりとした情感に満ちた美演。宝物にしたくなるようなディスクです。


HMF

HMU 907627
\2700
ピアソラ:ESCUALO(鮫)
 ・ESCUALO(鮫)
 ・タンゴの歴史
  (ボルデル1900、カフェ1930、
   ナイトクラブ1960、現代のコンサート)
 ・タンゴ・エチュードno.3
 ・バチンの少年
 ・天使の組曲
アン・ホブソン・パイロット(ハープ)
ルシア・リン(ヴァイオリン)
J.P.ジョフレバンドネオン)
マイケル・マガヌーコ(編曲)
 ハープを中心としたアンサンブルによるピアソラの登場!

 録音:2013 年9 月、シンフォニー・ホール(ボストン)

 1969 年からボストン交響楽団で演奏を始め、1980 年から2009 年まで首席ハープ奏者を務めたアン・ホブソン・パイロットを中心としたアンサンブルによるピアソラの登場。バンドネオンのJ.P. ジョフレは、アルゼンチン出身ニューヨーク在住、コンテンポラリー・タンゴのニュー・スターとして世界中から注目を集める存在。ルシア・リンは11 歳でメンデルスゾーンの協奏曲をシカゴ響と共演してデビューした天才です。
 編曲を手掛けたマイケル・マガヌーコはパイロットの弟子のハープ奏者でもあるということで、ハープが活きた編曲となっています。各界で活躍する3 人によるピアソラは細やかな表情と、美しい音色が魅力です。



 
HMU 807549
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
アノニマス4
 1865 〜アメリカ南北戦争時代の希望と故郷のうた

 1. Weeping, Sad and Lonely/ アノニマス4 & ブルース・モルスキー / 無伴奏重唱
 2. Darling Nelly Gray/
  ジャクリーヌ・ホーナー=クウィアテク & マーシャ・ゲネンスキー /
  アノニマス4 & ブルース・モルスキー(バンジョー, 声)
 3. Hard Times Come Again No More/
  ブルース・モルスキー (声, フィドル) & アノニマス4
 4. Sweet Evelina/ ルツ・カニングハム & スーザン・ヘラウアー /
  アノニマス4 / 無伴奏重唱
 5. Bright Sunny South/ ブルース・モルスキー (声, バンジョー)
 6. The Southern Soldier Boy / Rebel Raid/
  ルツ・カニングハム&スーザン・ヘラウアー&ブルース・モルスキー (フィドル)
 7. Tenting on the Old Camp Ground/ アノニマス4 / 無伴奏重唱
 8. Aura Lea/
  ジャクリーヌ・ホーナー=クウィアテク & ブルース・モルスキー (ギター, 声)
 9. Listen to the Mocking Bird/
  アノニマス4 & ブルース・モルスキー (バンジョー)
 10. Camp Chase/ ブルース・モルスキー (フィドル)
 11.Brother Green/ ブルース・モルスキー (声, フィドル)
 12.The Faded Coat of Blue/
  スーザン・ヘラウアー & マーシャ・ゲネンスキー /
  アノニマス4 & ブルース・モルスキー (ギター)
 13. The Maiden in the Garden/
  ルツ・カニングハム & ブルース・モルスキー (ギター)
 14. The True Lover’ s Farewell/
  マーシャ・ゲネンスキー & ブルース・モルスキー / 無伴奏重唱
 15. Home, Sweet Home /
  Polly Put the Kettle On アノニマス4 & ブルース・モルスキー (バンジョー)
 16. The Picture on the Wall/
  ブルース・モルスキー (声, ギター) & スーザン・ヘラウアー / アノニマス4
 17. Abide with Me/ アノニマス4 / 無伴奏重唱
 18. Shall We Gather at the River?/
  アノニマス4&ブルース・モルスキー / 無伴奏重唱
アノニマス4
 (ルツ・カニングハム /
  マーシャ・ゲネンスキー /
  スーザン・ヘラウアー /
  ジャクリーヌ・ホーナー=クウィアテク
ブルース・モルスキー
 (フィドル、バンジョー、ギター&声)
 女性ヴォーカルアンサンブル「アノニマス4」最新録音、アメリカ南北戦争時代の歌、優しくあたたかな音楽。その裏に聴こえる戦争の跫音

 アノニマス4 が、アメリカ南北戦争(1861-1865)終戦150 年を記念して、当時のアメリカで歌われていたさまざまな歌を集めたアルバムを発売します。ここに収められているバラードや重唱は、過酷な戦争を生きた男性、女性、子供たちの真実のストーリーが詩となったもの。アノニマス4 のメンバー四人による無伴奏四重唱から、メンバー2 人による重唱、また、スペシャル・ゲストに迎えた、ブルース・モルスキー氏のバンジョー演奏や歌も加えた様々な編成による演奏が楽しめます。どれも非常にシンプルで美しく優しい作品ばかりですが、目を閉じると、美しい音楽の裏から戦争の跫音も聴こえてくるような、非常に特別な空気が広がります。



 
HMC 902096
\2700→\2490
ポール・ルイス、19世紀傑作2作の音楽的真価を問う力演!
 ムソルグスキー:展覧会の絵
 シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17
ポール・ルイス(ピアノ)
 ますます充実のポール・ルイス、19世紀傑作2作の音楽的真価を問う力演!

 録音:2014 年2 月(ムソルグスキー)、2010 年11 月(シューマン)/64’43

 世界をまたにかけて展開されたシューベルト・ツィクルスは、2014 年12 月初旬に東京と名古屋で演奏されたシューベルト三大歌曲の演奏会(歌手はマーク・パドモア)をもって日本でも大盛況に終わり、ますますの充実をみせるピアニスト、ポール・ルイス。次なる新譜は、ムソルグスキーとシューマンという組み合わせ。ポール・ルイス初のシューマンという意味でも、また、ムソルグスキーでの完璧な超絶技巧も注目の1 枚です。
 これら2 作品は、一見不思議な組み合わせでありますが、「標題」を越えた音楽の世界があるという点で共通しています。ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、友人であったヴィクトル・ハルトマンの絵画展で印象に残った絵画にインスピレーションを得て書かれたものですが、その音楽は、ハルトマンの絵画のイメージ世界を越えたもので、時に曖昧で、時に絵画のイメージとは必ずしも一致しないものもあります。
 シューマンの幻想曲については、この作品は当初、各楽章に、イメージを喚起する標題がつけられていました。最終的にそれらは外され、各楽章にはシュレーゲルの詩がモットーとして掲げられるにとどまっています。標題が喚起するイメージの世界を越えた壮大なスケールの世界が広がる、シューマンの傑作です。
 清冽で一点の汚れもない音色で、その音楽には作曲家の肉声を生々しいまでに感じさせるポール・ルイス。19 世紀の傑作2 曲のイメージを一新させてくれるような、音楽的価値の真価を問うような演奏となっています。ますますの充実ぶりを感じる1枚です。



 
HMC 902211
\2700→\2490
バッハの失われていた音楽の復元録音
 J.S.バッハ:「レーオポルト侯のための葬送音楽」BWV 244a
  (モーガン・ジュルダンとラファエル・ピションによる復元)
ラファエル・ピション(指揮)
アンサンブル・ピグマリオン
サビーヌ・ドヴィエイル(ソプラノ)
ダミアン・ギヨン(アルト)
トーマス・ホッブス(テノール)
クリスティアン・イムラー(バス)
 J.S.バッハの失われていた音楽の復元録音の登場!マタイ受難曲などが取り入れられた「レーオポルト侯のための葬送音楽」BWV 244a

 録音:2014 年5 月/ヴェルサイユ宮殿内王立礼拝堂

 消失していた「レーポルト侯のための葬送音楽」の復元録音の登場です!
 これを手掛けたのは、ラファエル・ピション。彼は、アルファ・レーベルから、たび重なる改訂などで謎が多い「ロ短調ミサ曲」の原点を、見事に再現してみせた、研究と演奏両面にひいでた指揮者。あくなき探求と研究が、またひとつの素晴らしい成果を生み出しました。
 J.S. バッハは、レーオポルト侯(アンハルト=ケーテン侯)(1694-1728)の宮廷で1717-23 年の間楽長を務めました。侯は、音楽を愛し、音楽に精通した主君で、優れた宮廷楽団を有し、バッハのよき理解者でもありました。バッハはこの時期に、「ブランデンブルク協奏曲」「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」、「インヴェンション」、「平均律クラヴィーア曲集第1 巻」など多くのすぐれた器楽曲を作曲した充実した日々を送っていました(ただしこれらのほとんどは浄書であり、作品自体がこの時期に成立したかどうか明確でない部分もあります)。
 この「レーオポルト侯のための葬送音楽」は、1728 年に亡くなった侯のために1729 年3 月24 日に演奏されたもの。楽譜資料は消失しているものの、「マタイ受難曲」のテキストも手掛けたピカンダーによる、この作品のためのテキストが残されています。このテキストが、マタイ受難曲(初版、1727 年版)などの既存のアリア楽曲旋律にそのままあてはめられる構造であることから、この葬送音楽はバッハの自作のパロディの技法を用いて作られたと考えることができます。
 たとえば、マタイ受難曲の有名なアルトのアリア「主よ、憐れみたまえ(Erbarme dich)」は、この葬送音楽では「Erhalte mich(私を忘れないでください)」というテキストに置き換えられており、完全に入れ替え可能なものとなっています。このようにテキストを既存の楽曲にあてはめながら、この復元・録音の実現となりました。ブックレットのトラック表には、マタイ受難曲のほか、「侯妃よ、さらに一条の光を」BWV198、ロ短調ミサ曲など、元になった楽曲との対照表もついています(欧文)。
 演奏陣も、俊英アンサンブル・ピグマリオン、さらに歌唱陣もフランスの新しい歌姫ドヴィエイルや、ダミアン・ギヨンらと充実の布陣で、つやがあって引き締まった素晴らしい演奏を展開しています。

 =ラファエル・ピション=
 カウンターテナー歌手としてサヴァール、レオンハルト、コープラマンらと共演したことがあり、また、ピアノ、ヴァイオリンも学び、その後、ピエール・カオの下で指揮も学んだという逸材。バロックから現代作品の初演までを手掛け、2006 年、アンサンブル・ピグマリオンを設立。ラモーのオペラ録音、そして、バッハのロ短調ミサ曲の録音(アルファ)でも話題となりました。



 
HMU 907531
\2700→\2490
ベザイデンホウト/モーツァルト:鍵盤楽器のための作品集Vol.7
 ・ドゥゼートの『ジュリ』の「リゾンは眠った」による
  9つの変奏曲 ハ長調 K.264
 ・ピアノ・ソナタ イ短調 K.310
 ・サリエーリの歌劇『ヴェネツィアの定期市』のアリア
  「わがいとしのアドーネ」による6つの変奏曲 ト長調 K.180
 ・ピアノ・ソナタ ニ長調 K.284
クリスティアン・ベザイデンホウト
 (フォルテピアノ)
 ベザイデンホウトのモーツァルト、第7集の登場

 (フォルテピアノ/ポール・マクナルティ製(2009 年、ディヴィゾフ(チェコ))アントン・ヴァルター&ゾーン、ヴィーン、1805年製のコピー/アレクサンダー・スキーピング・コレクション)
 録音:2012 年11 月(K.310)/ 2013 年5 月(K.264, 180, 284)

 ベザイデンホウトのモーツァルト・シリーズ、第7 集の登場です。有名なイ短調では、厳しい表情ながらも、フレーズの終わりや、ふとしたハーモニーの変化などで垣間見られる表情の柔らかさに、ベザイデンホウトのセンスを感じます。ニ長調のソナタではフォルテピアノながらオーケストラのような効果を感じさせる豊かな音色の第1 楽章から、ワクワクさせられます。
 当盤には、ソナタ2 曲のほか、変奏曲2 作も収録。サリエーリのオペラの主題による変奏曲の原作オペラは、1772 年にヴィーンとマンハイムで上演されましたが、時期的に見てモーツァルトが実際の舞台を見た可能性は全くないとされています。また、変奏主題は、声楽パートではなくヴァイオリン・パートからとられているとのこと。シンコペーションでずれる両手のリズムや付点つきトリル、また、アルペジオの指示はあっても、その和音の崩し方までは指示されておらず、最終的なやり方は奏者に任される部分も多い書かれ方の作品。ドゥゼートのオペラは、1772 年にパリで上演され、モーツァルトもこの舞台を実際に見たとされています。グリッサンドや3 度重音の急速な下降など名人的技巧が駆使されており、非常に華やかな作品です。どちらもベザイデンホウトのセンスが冴えわたります。
 
HMU 907615
\2700
Lux de caelo 〜クリスマスのための音楽
 ・ブリテン:みどりごはお生まれになったop.3
 ・ウィリアム・マティアス:みどりごが生まれた
 ・メンデルスゾーン:6つのアンセム op.79 より第1番 聖夜「喜べ、もろびと」
 ・伝統キャロル(ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズ編):天からの真実
 ・バスク地方の伝統キャロル(エドガー・ペットマン編):ガブリエルのメッセージ
 ・ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
  暁の明星のいかに美しきかな、
  Quem pastores laudavere、Es ist ein’ Ros’ entsprungen、
  甘き喜びのうちに(8声)
 ・J.S.バッハ:甘き喜びのうちに BWV 368
 ・ジル・スウェイン(b.1946):コヴェントリー・キャロル op.77-4
 ・ジョン・タヴァナー(1944-2013):神の母への讃歌
 ・グラハム・ロス(b.1985):Lullay, my liking
 ・スペイン伝承曲(ノア・グリーンバーグ編):リウ・リウ・リウ
 ・イタリア伝承曲(グラハム・ロス編):Tu scendi dalle stele
 ・オーストリア伝承曲(グラハム・ロス編):Still, still, still
 ・ヴェーベルン(1883-1945):イエスよ、ねむれ
 ・フランス伝承(ダヴィッド・ウィルコックス編):Wuelle est cette odeur agreable?
 ・ジョン・ラター(b.1945):Nativity Carol
 ・シェーンベルク(1874-1951):地には平和を
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
ザ・ドミートリー・アンサンブル
グラハム・ロス(指揮)
 名門ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団によるクリスマスのための合唱作品集

 録音:2013 年1 月

 名門ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団による、クリスマスにちなんだ合唱作品集。古くはプレトリウスのものから、現代の作曲家によるものまで、さらには伝承キャロルも含んだ、祝祭的な雰囲気から厳粛な雰囲気まで様々な作品がならびます。また、作品ごとに編成も大小さまざまにかえています。
 
HMC 902160
\2700
ブラームス:合唱作品集
 ・何ゆえ悩む者に光があたえられたのかop.74-1(2つのモテットop.74より)
 ・間奏曲op.119-1(ピアノ独奏)
 ・5つの歌 op.104
 ・運命の歌 op.54(4手ピアノ伴奏を伴う)
 ・3つのモテット op.110
 ・3つの四重唱曲 op.31
 ・祝辞と格言 op.109
ダニエル・ロイス(指揮)
カペッラ・アムステルダム
フィリップ・メイヤーズ、
アンゲラ・ガッセンフーバー(ピアノ)
 非常にやわらかなブラームス合唱作品集

 録音:2012 年10 月/70’08

 1970 年に設立された名門合唱グループ、カペッラ・アムステルダムによるブラームスの合唱作品集。非常にやわらかな空気感で、ひとつひとつのフレーズのすみずみまで行き届いています。
 
限定盤

HMX 2908710
(6CD)
\8000→\7390
タローのハルモニアムンディ録音の近現代作品がお買い得ボックスで登場!! アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 [CD1]
  1. ドビュッシー:チェロ・ソナタ第1番 ニ短調/2. ドビュッシー:レントよりも遅く/
  3. ドビュッシー:ラモーを讃えて/4. ドビュッシー:小品/5. プーランク:チェロ・ソナタ/
  6. プーランク:フランス組曲(全7曲/Vc&Pf版)/7. プーランク:クラリネット・ソナタ
   1,2,5,6/録音:2008年2月(原盤:HMC 90012)/チェロ:ジャン=ギアン・ケラス
   3/録音:2001年5月(原盤:HMC 901754) 4,7/録音:1996年4月(原盤:HMA 1951596)/
   クラリネット:ロナルド・ファン・スペンドンク

 [CD2]
 ラヴェル:
  ・シャブリエ風に ・夜のガスパール ・高雅にして感傷的なワルツ ・ソナチネ
  ・亡き王女のためのパヴァーヌ ・パレード(バレエ音楽のためのスケッチ)*
   (*は世界初録音)  録音:2003年1,4月(原盤:HMC 901811)

 [CD3]
 ラヴェル:
  ・メヌエット嬰ハ短調* ・鏡 ・古風なメヌエット ・水の戯れ ・グロテスクなセレナード
  ・ハイドンの名によるメヌエット ・クープランの墓 ・ボロディン風に
   (*は世界初録音)  録音:2003年1,4月(原盤:HMC 901811)

 [CD4]
 サティ〜ピアノ・ソロ編
  ・グノシェンヌ第1番 ・舞踏への小序曲 ・ジムノペディ第1番 ・本当にぶよぶよした前奏曲
  ・グノシェンヌ第2番 ・嫌らしい気取り屋の三つのワルツ ・グノシェンヌ第3番 ・ピカデリー
  ・自動記述法 ・グノシェンヌ第4番 ・操り人形は踊っている ・メドゥーサの罠(プリペアド・ピアノ)
  ・冷たい小品 ・最後から2番目の思想 ・スケッチとクロッキーの手帖 - 第19番 跳躍 ・乾からびた胎児
  ・グノシェンヌ第5番 ・ワルツーバレエ ・世紀ごとの時間と瞬間的な時間
  ・ばら十字団の最初の思想 ・金の粉 ・グノシェンヌ第6番
   録音:2008 年4,5月(原盤:HMC 902017)

 [CD5]
 サティ〜デュオ編
  ・梨の形をした3つの小品(1台4手のための)〔エリック・ル・サージュ(2Pf)〕
  ・ジュ・トゥ・ヴ/お医者さんのところで/僕には友達がいた/エンパイア劇場のプリ・マドンナ〔ジュリエット(声)〕
  ・風変わりな美女(1台4手による)〔エリック・ル・サージュ〕
  ・右や左に見えるもの〔イザベル・ファウスト(Vn)〕
  ・シネマ(ミヨー編曲による1台4手版)〔エリック・ル・サージュ〕
  ・ダフェネオ〔ジャン・ドゥルスクルーズ(テノール)〕
  ・リュディオン(潜水人形)〔ジャン・ドゥルスクルーズ(テノール)〕
  ・再発見された像(C 管トランペットとピアノのための嬉遊曲)〔ダヴィッド・ゲリエ(トランペット)〕
  ・シテール島への船出〔イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)〕
  ・いいとも、ショショット〔ジュリエット(声)〕
   録音:2008 年4,5月(原盤:HMC 902017)

 [CD6]
  1. コダーイ:チェロとピアノのためのソナチネ〔録音:2000 年10月(原盤:HMC 901735)〕
  2. アルバン・ベルク:4つの小品Op.5(原曲:クラリネットとピアノ)
   〔録音:2006 年1月(原盤:HMC 901930)〕
  3. ウェーベルン:チェロとピアノのための3 つの小品Op.11 〔録音:2006 年1月(原盤:HMC 901930)〕
  4. モンポウ:ひそやかな音楽第15番(ショパンの前奏曲第4番による)
   〔録音:2007 年6月(原盤:HMC 901982)〕
  5. モンポウ:ヴァルス・エヴォカシオン(ショパンの主題による変奏曲)
   〔録音:2005 年12月(原盤:HMC 901927)
  6. デュティユー:フルートとピアノのためのソナチネ/フィリップ・ベルノール(フルート)
   〔録音:2000 年1月(原盤:HMA 1951710)〕
  7. メシアン:黒つぐみ/フィリップ・ベルノール(フルート)
    〔録音:2000 年1月(原盤:HMA 1951710)〕
  8. ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナチネフィリップ・ベルノール(フルート)
   〔録音:2000 年1月(原盤:HMA 1951710)〕
  9. ティエリ・ペク(b.1965):数え切れない鳥たち、ピアノとオーケストラのための協奏曲
   (2006 年)アンドレア・キン(指)パリ管弦楽団アンサンブル
    〔録音:2006 年10月(原盤:HMC 901974)〕
 タローのハルモニアムンディ録音の近現代作品がお買い得ボックスで登場!!

 フランスの人気ピアニスト、アレクサンドル・タローのハルモニアムンディ録音から、近現代作品をまとめたボックスの登場。
 タローはラモーやバッハ、クープランなどのバロック作品をピアノで弾いたディスクで特に鮮烈な印象がありますが、ここに収められている近現代作品を聴くと、フランスものの辛口でドライな音色、ウェーベルンなどでの研ぎ澄まされた感性とセンス、聴き手を引きつけて金縛りにしてしまうような集中など、「音色の魔術師」タローの底知れぬ魅力にあらためて気付かされます。



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