クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

第79号インデックスへ
規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



第79号
マイナー・レーベル新譜(2)
2014.10.28〜2014.12.30


LA DOLCE VOLTA

限定盤

LDV 153
(15CD)
\10400→\9790

イゾワール/J.S.バッハ:オルガン作品録音集大成

アンドレ・イゾワール(オルガン)
 [CD 1] (65’21)
  「前奏曲とフーガ ハ長調」BWV 531/「ああ主よ、哀れなる罪人われを」BWV 742/
  「いと高きところには神にのみ栄光あれ」WV 715/
  「心より慕いまつるイエスよ、汝いかなる罪を犯し」BWV 1093/
  「神を讃えまつれ、汝らキリストの徒よ、こぞりて」BWV 732/
  「おお、イエスよ、いかに汝の姿は」BWV 1094/「ファンタジーとフーガ イ短調」BWV 561
  「天にましますわれらの父よ」BWV 737/「天にましますわれらの父よ」BWV 762
  「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV 726/「キリストは死の縄目につながれたり」BWV 718
  「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV 722/「わがいとしの神に」BWV 744b
  プレリュード ト長調 BWV 568 ・フーガ ト長調 BWV 576/「光にして日なるキリスト」BWV 1096
  「おお主なる神よ、汝の聖なる御言葉は」BWV 1110/「輝く曙の明星のいと美わしきかな」BWV 739
  「ペダル練習曲」BWV 598/「プレリュード イ短調」BWV 569
  「神の子は来たりたまえり」BWV 724/フーガ ハ長調BWV Anh. 90
   録音:1991年/使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)

 [CD 2] (63’44)
  フーガ ト長調 BWV 577/「主なる神よ、われを憐れみたまえ」BWV 721
  「われらキリストの徒」BWV 1090/「甘き喜びに包まれ」BWV 729 ・フーガ ハ短調 BWV 575
  「わがいとしの神に」BWV 744a/「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 717
  「イエスよ、わが喜び」BWV 1105/「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 711
  プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 549/「高き天よりわれは来たり」BWV 738
  フーガ ト短調BWV 131a/「甘き喜びに包まれ」BWV 751
  「ああ神よ、天よりみそなわし」BWV 741/プレリュードとフーガ イ短調 BWV 551
  「キリストよ、汝真昼の光」BWV 766(コラール・パルティータより)
  プレリュードとフーガ ホ(ハ)長調 BWV 566
   録音:1990年/使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)

 [CD 3](65’47)
  ファンタジーとフーガ イ短調 BWV 904/パストラーレ ヘ長調」F-Du BWV 590/
  「パルティータ おお神よ、汝義なる神よ」BWV 767/
  「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 1085a/「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 1085b/
  「いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ」BWV 734/
  「パルティータ ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか」BWV 770/
  「われ汝に別れを告げん」BWV 735 ・「古き年は過ぎ去りぬ」BWV 1091/
  プレリュードとフーガ ト長調 BWV 550/
   録音:1991年/
   使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェール=アン=タルドノワ(フランス)

 [CD 4](65’13)
  プレリュードとフーガ イ短調 BWV 543/「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 716/
  「幼子イエスはわが慰め」BWV 702/「ファンタジー ト長調」G-Dur BWV572
  「わがことを神にゆだね」BWV 708/「わがことを神にゆだね」BWV 707a & 707b/
  「われらが神は堅き砦」BWV 720/フーガ ロ短調(コレッリの主題による)BWV 579
  「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 731/
  「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 730/
  フーガ ハ短調(レグレンツィの主題による)ハ長調 BWV 574/
  われらに救いを賜うキリストはBWV 747/アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV 589/
  プレリュードとフーガ ホ短調 BWV 533/マニフィカトBWV 733/
   録音:1989年/
   使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)

 [CD 5](65’54)
  プレリュードとフーガ ニ長調 BWV 532/「キリストは死の縄目につながれたり」BWV695/
  「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 706a/
  「キリストを われらさやけく頌め讃うべし」BWV 696/
  プレリュードとフーガ ヘ短調 BWV 534/「神の子は来たりたまえり」BWV 703
  「われはいずこにか逃れゆくべき」BWV 694/「われら皆一なる神を信ず」BWV 765
  プレリュードとフーガ ト短調 BWV 535/「主キリスト、神の独り子」BWV698/
  ファンタジー(とフーガ) ハ短調 BWV 562/「いざ来ませ、異邦人の救い主」に基づくフゲッタBWV 699/
  「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」に基づくフゲッタBWV 697/
  「ああ、主なる神よ」BWV 714/「イエスよ、わが喜び」に基づくファンタジアBWV 713/
  「主キリスト、神のひとり子」BWV Anh. 55 ・ファンタジーとフーガ ハ短調 BWV 537/
   録音:1975年/
   使用オルガン:ユルゲン・アーレント(アウリッヒ、ランベルティ教会(ドイツ))

 [CD 6] (67’07)
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565/トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564/
  トッカータとフーガ ニ短調(ドリア調) BWV 538/アリア ヘ長調 BWV 587
  ファンタジーとフーガ イ短調 BWV 542/トッカータ(プレリュード)とフーガ ヘ長調 BWV 540/
   録音:1988年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン

 [CD 7] (64’22)
  協奏曲 イ短調(ヴィヴァルディの「調和の霊感」第8番の編曲) BWV 593/
  「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 754/
  協奏曲 ハ長調(ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.7-11の編曲)BWV 594/
  フーガ ト短調 BWV 578/
  協奏曲 ニ短調(ヴィヴァルディの「調和の霊感」第11番の編曲)BWV 596/
  プレリュードと模倣曲 ロ短調 BWV 563/
  協奏曲 ト長調(エルンスト公子自作のヴァイオリン協奏曲の編曲)BWV 592/
  カンツォーナ ニ短調 BWV 588/
  協奏曲 ハ長調(エルンスト公子自作のヴァイオリン協奏曲の編曲)BWV 595/
   録音:1988年/使用オルガン:ゲルハルト・グレンツィング(ペリゴール、サン=シプリアン教会)

 [CD 8] (67’34)
  パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582/「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV 709/
  「全能の神に賛美あれ」BWV 704/「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV 690/
  「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV 691/
  「アダムの堕落によりてことごとく腐れたり」BWV 705/
  パルティータ《喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ》BWV 768/
  「高き天よりわれは来たれり」BWV 701/トリオ ト短調 BWV 584/
  「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV 645/
  「われはいずこにか逃れゆくべき」BWV 646/
  「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV 647/
  「わがこころは主をあがめ」BWV 648/
  「ああ、われらとともに留まりたまえ、主イエス・キリストよ」BWV 649/
  「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV 650/
    録音:1988年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン

 [CD 9] (78’36)
  オルガン小曲集 BWV 599 - 644
   「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV 599/「神よ、汝の慈しみによりて」BWV 600/
   「主キリスト、神の独り子」BWV 601/「全能の神に賛美あれ」BWV 602
   「みどり児ベツレヘムに生まれたまいぬ「WV 603/
   「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV 604/
   「かくも喜びに満てるこの日」BWV 605/「高き天より、われは来たれり」BWV 606/
   「天より御使いの軍勢来たり」BWV 607/「甘き喜びに包まれ」BWV 608/
   「神を讃えまつれ、汝らキリストの徒よ、こぞりて」BWV 609/
   「イエスよ、わが喜び」BWV 610/「キリストを われら さやけく頌め讃うべし」BWV 611/
   「われらキリストの徒」BWV 612/「われとともに神の慈しみを讃えよ」BWV 613/
   「古き年は過ぎ去りぬ」BWV 614/「汝にこそ喜びあり」BWV 615/
   「平安と歓喜もて われはいく」BWV 616/「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV 617/
   「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 618/「キリスト、汝 神の子羊」BWV 619/
   「われらに救いを賜うキリストは」BWV 620/「イエス十字架につけられたまいし時」BWV 621/
   「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV 622/「主イエス・キリストよ、われら汝に感謝す」BWV 623/
   「神よ、われを助けて成させたまえ」BWV 624/「キリストは死の縄目につながれたり」BWV 625/
   「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV 626/「キリストは甦りたまえり」BWV 627/
   「聖なるキリストは甦りたまえり」BWV 628/「栄光の日は現れたり」BWV 629/
   「今日 神の子は勝利の凱旋をなしたもう」BWV 630/来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV 631/
   「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV 632/
   「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 633/
   「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV 634/「これぞ聖なる十戒」BWV 635/
   「天にましますわれらの父よ」BWV 636/「アダムの堕落によりて ことごとく腐れたり」BWV 637/
   「われらに救いの来たれるは」BWV 638/「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV 639/
   「われは汝に依り頼む、主よ」BWV 640/「われら悩みの極みにありて」BWV 641/
   「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV 642/
   「人みな死すべきさだめ」BWV 643/「ああいかにむなしき、いかにはかなき」BWV 644/
    録音:1977年/使用オルガン:ユルゲン・アーレント、フランクフルト、カンターテ・ドミノ教会

 [CD 10] (70’04)
  プレリュードとフーガ ホ短調BWV 548/プレリュードとフーガ ト長調BWV 541/
  プレリュードとフーガ ロ短調BWV 544/プレリュードとフーガ ハ長調BWV 545/
  トリオ ニ短調 BWV 583/プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 547/
   録音:1976年/使用オルガン:ユルゲン・アーレント、アウリッヒ、ランベルティ教会(ドイツ)

 [CD 11] (70’40)
  トリオ・ソナタ 第1番 変ホ長調 BWV 525/トリオ・ソナタ 第2番 ハ短調 BWV 526
  トリオ・ソナタ 第3番 ニ短調 BWV 527/トリオ・ソナタ 第4番 ホ短調 BWV 528
  トリオ・ソナタ 第5番 ハ長調 BWV 529/
   録音:1979 年/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、Esch-sur-Alzette(ルクセンブルク)

 [CD12] (70’51)
  トリオ・ソナタ 第6番ト長調 BWV 530/プレリュードとフーガ イ長調 BWV 536/
  「われ汝に別れを告げん」BWV 736/「心よりわれこがれ望む」BWV 727
  「バビロンの流れのほとりに」BWV 653b/《5つの小さなプレリュード》よりプレリュード ハ長調 BWV 943/
  「わが硬き望みなるイエスは」BWV 728/プレリュードとフーガ ハ短調 BWV 546(*)/
  オブリガート・チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1番ト長調 BWV 1027(*)/
  プレリュードとフーガ ニ短調 BWV 539(*)/
   録音:1976(*)/使用オルガン:ユルゲン・アーレント、アウリッヒ、ランベルティ教会(ドイツ)
   録音:1979 年/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、Esch-sur-Alzette(ルクセンブルク)

 [CD 13] (65’34)
  プレリュード 変ホ長調 BWV 552a/「キリエ(主)、とこしえの父なる神よ」BWV 669/
  「キリストよ、世の人すべての慰め」BWV 670/「キリエ、聖霊なる神よ」BWV 671/
  「キリエ、とこしえの父なる神よ」BWV 672/「キリストよ、世の人すべての慰め」BWV 673/
  「キリエ、聖霊なる神よ」BWV 674/「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV 675/
  「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV 676/
  「いと高きところでは神にのみ栄光あれ」BWV 677/「これぞ聖なる十戒」BWV 678/
  「これぞ聖なる十戒」BWV 679/「われら皆一なる神を信ず」BWV 680/
  「われら皆一なる神を信ず」BWV 681/「天にましますわれらの父よ」BWV 682/
  「天にまします我らの父よ」BWV 683/「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV 684/
  「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来れり」BWV 685/「深き淵より、われ汝に呼ばわる」BWV 686/
    録音:1990 年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン

 [CD 14] (66’17)
  「深き淵より、われ汝に呼ばわる」BWV 687/「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV 688/
  「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV 689/《4つのデュエット》第1曲 ホ短調 BWV 802/
  《4つのデュエット》第2曲 ヘ長調 BWV 803/《4つのデュエット》第3曲 ト長調 BWV 804/
  《4つのデュエット》第4曲 イ短調 BWV 805/フーガ 変ホ長調 BWV 552b/
  カノン風変奏曲《高き御空よりわれは来たり》BWV 769/「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV 659/
  「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV 660/「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV 661/
  「バビロンの流れのほとりに」BWV 653a/「おお、神の子羊、罪なくして」BWV 656/
    録音:1990 年/
    使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェール=アン=タルドノワ(フランス)

 [CD 15] (75’18)
  「来ませ、聖霊、主なる神」BWV 651/「来ませ、聖霊、主なる神」BWV 652/
  「主イエス・キリストよ、われらを顧みて」BWV 655/「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV 667/
  「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 662/「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 663/
  「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 664/「装いせよ、おお、魂よ」BWV 654/
  「いざや もろびと 神に感謝せよ」BWV 657/「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV 665/
  「われらの救い主なるイエス・キリストは」BWV 666/「われは神より離れまじ」BWV 658/
  「《汝の御座の前に われはいま進み出で》」BWV 668/
  「音楽の捧げもの」より6声のリチェルカーレ(*)/
    録音:1988 年(*)/使用オルガン:ゲオルク・ヴェステンフェルダー、フェール=アン=タルドノワ(フランス)
    録音:1990 年/使用オルガン:ヨセフ・ガープラー、ヴァインガルテン
 フランスオルガン界の至宝パリのサン=ジェルマン・デ・プレ教会の名誉オルガニスト、アンドレ・イゾワール、バッハの録音集大成ボックス!

 17h 2' 22"、日本語ライナーノートつき

 イゾワールによるCALLIOPE 時代のバッハ作品集大成が、LA DOLCE VOLTA から再発売のはこびとなりました。
 イゾワールは、フランス生まれ。セザール・フランク音楽学校にてオルガンをエドゥアール・スーベルビエルに、ピアノをジェルメーヌ・ムニエに師事しました。1965 年にセント・アルバンス国際オルガン・コンクール(イギリス)で第1 位、1966、67、68 年には3 年連続でハーレム国際オルガン・コンクールで優勝(オランダ)。録音は約60 にのぼり、フランス共和国大統領賞も獲得しています。パリのサン=ジェルマン・デ・プレ教会の名誉オルガニストであります。イゾワールの素晴らしい演奏は、オルガン・ビルディングに対する深い知識にも支えられており、演奏技術のみならずストップ操作も常に抜群のセンスが光っています。
 1976年から1991 年にかけて行われたこのバッハ:オルガン作品集大成も、世界中で高く評価されました。ボックスがCALLIOPE レーベルで2009 年に発売され、以降廃盤となっておりましたがこのたび装丁も新たに日本語ライナーノートもついての充実の再発売です。優れた録音、オーセンティックな演奏で、ぜひお手元にそろえていただきたいボックスセットです。




LES ARTS FLORISSANTS



AF 004
\2700→\2490
ヘンデル:キャロライン王妃のための音楽集
 戴冠式アンセム第3番「主よ、王はあなたの力によって喜び」 HWV260
 テ・デウム「キャロライン王妃」 HWV280
 キャロライン王妃の葬送のためのアンセム「シオンの道は悲しみ」 HWV264
ウィリアム・クリスティ(指揮)
レザール・フロリサン
ティム・ミード(CT)
ショーン・クレイトン(T)
リサンドロ・アバディエ(Bs-Br)
 ウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンによるヘンデル、新録音!ヘンデル最大の支援者、キャロライン王妃のための音楽集

 録音:2013 年11 月20、21 日、パリ/72’15”

 「ベルシャザル」(AF 001)に続くウィリアム・クリスティ&レザール・フロリサンのヘンデル、キャロライン王妃のための音楽集です!
 ヘンデルは1710 年頃から亡くなる1759 年までほぼ半世紀をロンドンで過ごしました。その前半でヘンデルを熱心に支えたのが、キャロライン王妃(1683―1737)でした。英国王ジョージ2 世(1683―1760 在位1727―1760)の妃で、非常に人気の高い王妃でした。彼女はまだ少女の頃から2 歳年下のヘンデルを知っていたそうで、ロンドンでのイタリアオペラの活動に奮闘していたヘンデルを常に庇護しました。
 ヘンデルはキャロライン王妃のために多くの曲を書いていますが、中でも有名なのがこの3曲。戴冠式アンセム第3 番「主よ、王はあなたの力によって喜び」は、1727 年10 月11 日のジョージ2 世の戴冠式の際にウェストミンスター寺院で初演された曲。キャロライン・テ・デウムとも呼ばれるテ・デウムは、1714 年9 月、ジョージ1 世が英国王となるべくロンドンに到着した時に作られたものですが、1 ヵ月後に皇太子妃だったキャロラインが到着した時にも演奏され、その名で呼ばれるようになりました。「シオンの道は悲しみ」は、1737 年12 月17 日のキャロラインの葬儀の際にウェストミンスター寺院で演奏されました。この曲は後に「エジプトのイスラエル人」(1739 年 3 部版)の第1 部に再利用されたことでも知られています。
 クリスティ&レザール・フロリサンのヘンデルはどれも名演ばかりですが、これも素晴らしい演奏。キリリとクリアなヘンデルで、知的な爽快感がたまりません。ティム・ミードは、イングランド、チェルムスフォード生まれのカウンターテノール。BCJとたびたび共演していることで日本でもすっかりお馴染みの人です。ショーン・クレイトンは、2009 年にクリスティとレザール・フロリサンが催す若い歌手を起用した演奏会、「声の庭園」に参加した、まだ若いテノール。リサンドロ・アバディエは、アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれのバス=バリトン。そろそろ中堅という年齢で、ヘンデルのオペラのバス役を得意としています。
 Les Arts Florissants の常で、このCDも、特殊紙ケース、歌詞および対訳(共に英仏語)の冊子、さらに米国の作家、ダグラス・ケネディによる短編小説「演奏会で」(英仏語)を収録。この短編は、レザール・フロリサンのヘンデルの演奏会を聞きに来たカップルの物語という凝りよう。そしてこの3 点が美麗なスリップケースに収納されています。
 
AF 003
\2700→\2490
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4,5,6 巻(抜粋)
 〜「マントヴァ」

 マドリガーレ集第4巻から
  「星に打ち明け」 「そう、私は死にたいのです」
  「あなたですら私から去っていく」 「悲しい心よ」
  「涙し溜め息をつき」
 マドリガーレ集第5巻から
  「つれないアマリッリ」 「ああ、ミルティッロ」
  「私の魂はもう」 「あなたを愛している、私の命の人よ」
  「こうして少しずつ」 「この素敵な調べは」
 マドリガーレ集第6巻から
  「アリアンナの嘆き」 「西風が戻り」
  「愛する女の墓に流する恋人の涙」
ポール・アグニュー(指揮)
レザール・フロリサン
 レザール・フロリサン、名古楽テノール、アグニューの指揮でモンテヴェルディのマドリガーレ集始動!

 録音:2012 年11 月26、27 日,2013 年6 月6、7 日,2014 年1 月15、16 日、パリ/DDD、74’03

 レザール・フロリサンによるモンテヴェルディのマドリガーレ録音集が始動しました!
 英国の名古楽テノールにして近年は指揮者としても活躍しているポール・アグニューがレザール・フロリサンを指揮してモンテヴェルディのマドリガーレ全曲演奏会を進行させており、そのライヴ録音から選りすぐりをCD で発売するというもの。足掛け3 年で3 枚のCD を発売する予定で、今回はその第1 弾にして全体の第2 集に当ります。
 「マントヴァ」と題されたこの第2集では、マドリガーレ集第4 巻と第5 巻から「アリアンナの嘆き」を始めとする有名曲が収録されています。
 2014 年に50 歳を迎えたアグニューは、2007 年からレザール・フロリサンの共同指揮者に迎えられて創設者ウィリアム・クリスティと共に積極的に活動しています。2014 年3 月にはウィーンでのラモー「プラテ」の上演を指揮しています。この録音はアグニューとレザール・フロリサンの良好な関係を示すものです。アグニューは指揮しているだけでなく、いくつかの曲ではテノールとして参加しています。指揮者というよりは仲間のリーダーということが、精度が高くても心地よい温もりが感じられる演奏に仕上がっている理由のようです。
 CD を収納した特別紙ケース、解説と歌詞の伊英仏対訳の冊子の他、このCD のためにフランスの作家、ルネ・ド・セカティ(1952―)が書き下ろした短編「巫女と幻想のフレスコ画」(フランス語と英語訳)の冊子までついて、これらが美麗スリップケースに収納されて、1CD ですがかなり豪華な趣です。なお第1 集「クレモナ」は2015 年に、第3 集「ヴェネツィア」は2016 年に発売予定です。

LIMEN



CDVD024 C024
(CD + DVD)
\3100→\2890
シューマンの「交響的練習曲」の前身
  「フォン・フリッケンの主題による変奏曲」世界初録音!
 グレゴリオ・ナルディ・リサイタルVol.2

 (1)リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ
 (2)同:バッハの「泣き、嘆き、悲しみ。おののき」による前奏曲
 (3)ショパン:バラード第1 番ト短調Op.23
 (4)同:前奏曲嬰ハ短調Op.45
 (5)シューマン:フォン・フリッケンの主題による変奏曲
 (6)ベートーヴェン:前奏曲ヘ短調WoO55
 (7)同:ピアノ・ソナタ第31 番変イ長調Op.110
グレゴリオ・ナルディ(Pf)
 
 録音:2013 年リメン音楽スタジオ/STEREO、NTSC、69’ 14”

 シューマンの初期未知作品の録音で注目されたイタリアのピアニスト、グレゴリオ・ナルディ待望の新譜登場です。1964 年生まれで、ヴィルヘルム・ケンプ最後の弟子だった祖父にピアノの手ほどきを受け、ルービンシュタイン国際コンクール等に入賞しています。音楽学者としても健筆をふるい、ピアニズムの歴史やユダヤ人作曲家の研究は高い評価を受けています。
 今回のアルバムはリスト、ショパン、シューマン、ベートーヴェンの作品を集めていますが、シューマンの「フォン・フリッケンの主題による変奏曲」は世界初録音とされています。しかし、主題を聴けば名作「交響的練習曲」と同じことに驚かれるはず。交響的練習曲の初版は1837 年に出版されましたが、難産で1834 年来試作が繰り返されました。
 「フォン・フリッケンの主題による変奏曲」はその最初のもので、主題と8 つの変奏から成ります。変奏のいくつかは決定稿や遺作変奏と同じですが、全く未知なものもあり興味津々。シューマンに関心のある向き必携です。
 ナルディの演奏は楷書的な正確さに加え、透明な味わいに富む清潔なもので、非常に魅力的。オルガン曲が原作のリスト作品や、ショパンのバラードも語り口の巧さに引き込まれます。またベートーヴェンの31 番も浄化された天上の世界に浸れます。
 このアルバムの特徴は、CD 盤と同内容のDVD が収められていること。全曲の指遣いやペダルが非常な参考になります。
 

CDVD015 C015
(CD + DVD)
\3100
レティシア・ミキエロン・リサイタルVol.2
 (1)ドビュッシー:前奏曲集第2 巻
 (2)ラヴェル:ラ・ヴァルス
レティシア・ミキエロン(Pf)
 ドビュッシーの影の無限なる展開を味わえる演奏

 録音:2013 年リメン音楽スタジオ/STEREO、NTSC、49’ 13”

 イタリアの才媛レティシア・ミキエロンは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集やショパンの全ピアノ曲録音に挑戦していますが、今回のアルバムはドビュッシー。作曲家でもある彼女独自の解釈が新鮮。「影の神秘」というアルバム・タイトルが付けられ、印象主義音楽の光と影を絶妙に表現しています。
 CD 盤と同内容のDVD が収められていて、全曲の指遣いやペダルが非常な参考になります。
 

CDVD011 C011
(CD + DVD)
\3100
イヴァン・フェデレ作品集
 (1)弦楽四重奏曲第4番「パリムプセスト」(2006)
 (2)パロールとパラブラス〜ソプラノとチェロのための4つの小品 (2000)
 (3)モロロジャ・ケ・エロティカ〜ソプラノと弦楽四重奏のための (2010 /11)
プロメテオ弦楽四重奏団
ヴァレンティーナ・コラドナート(Sop)
 オタク音楽の極み、スペクトル楽派フェデレの世界

 録音:2011 年リメン音楽スタジオ/STEREO、NTSC、60’ 33”

 イヴァン・フェデレは1953 年生まれのイタリアの作曲家。ドナトーニの弟子で、倍音成分を解析して素材とする「スペクトル楽派」に属しているとされます。チェロを偏愛していて、日本でも2007 年にジャン=ギアン・ケラスが「虹」という新作を初演して注目されました。今年9 月に来日公演を行ったプロメテオ弦楽四重奏団が怪演を繰り広げています。
 「パロールとパラブラス」はチェロ伴奏による4 つの歌曲。最初のふたつは「マルセイエーズ」と「サ・イラ」のフランス語詞、後2 曲はチェ・ゲバラ讃のスペイン語詞による政治色を感じさせるものとなっています。
 CD 盤と同内容のDVD が収められています。

LSO LIVE



LSO 0760
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ゲルギエフ&LSOによるベルリオーズ・シリーズ
 ベルリオーズ:
  ・交響曲「イタリアのハロルド」 op.16
  ・カンタータ「クレオパトラの死」H.36〜「抒情的情景」「瞑想曲」
アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)
カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団
 超優秀録音。ゲルギエフ&LSO によるベルリオーズ・シリーズ、タムスティ独奏「イタリアのハロルド」、カーギル独唱「クレオパトラの死」

 収録:2013 年11 月1 & 12 日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)/DSD 5.1 チャンネル、ステレオ、63’ 09”
 プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン/エンジニアリング、ミキシング&マスタリング:Classic Sound Ltd

 SACD ハイブリッド盤。「独創的なスタイルと現代的な響きがわたしを虜にしてやまない」とベルリオーズに熱を入れるゲルギエフによるシリーズ第2 作。
 「イタリアのハロルド」と「クレオパトラの死」は、第1 弾「幻想交響曲」と同じく、2013 年秋にゲルギエフがロンドン響を指揮して大成功を収めた「ベルリオーズ・プロジェクト」からのSACD 化で、実演でも同じ組み合わせで演奏されています。
 「イタリアのハロルド」は、素材としたバイロンの長編詩「チャイルド・ハロルドの巡礼」よろしく、「さまざまな土地の風光や歴史などに、多感なる主人公(独奏ヴィオラ)が触れ、その思いを綴る」という形が採られており、同様に標題的な内容を持つ「幻想交響曲」とは趣きこそ異なるものの、やはり自意識過剰なベルリオーズらしく自叙伝的な性格を持つことになった作品。全篇を通じてヴィオラ独奏より受け継がれるハロルドの固定楽想が用いられる点も「幻想交響曲」に通じる特徴となっています。
 ここでヴィオラ独奏を務めるアントワーヌ・タムスティは、「『イタリアのハロルド』の完璧なるソリスト」(Scotsman, April 2013)と絶賛される逸材。1979 年パリに生まれ、2004 年には最難関のひとつとされる「ミュンヘン国際音楽コンクール」で優勝を果たしているタムスティは、2011 年4 月にミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊と「イタリアのハロルド」を録音していたので、およそ2 年半ぶりの2 種目の内容となります。ちなみに、タムスティの師であるタベア・ツィンマーマンも、2003 年2 月にコリン・デイヴィス指揮ロンドン響と「イタリアのハロルド」をライヴ録音していました(LSO0040)。
 ゲルギエフは「イタリアのハロルド」を、2007 年1 月のマリインスキー劇場のニュー・イヤー・コンサートを収めたライヴ映像作品のなかで、バシュメット独奏でフィナーレのみを演奏していたほか、マリインスキー劇場管との実演では同じくバシュメットとの顔合わせで全曲も取り上げて、かねてよりこの作品への情熱にかなりのものがあることを窺わせていました。
 ようやくソフトとして全曲が登場するゲルギエフの「イタリアのハロルド」は、「完璧なるハロルド」タムスティと、ベルリオーズ演奏の蓄積も豊富なロンドン響を得たことで、先の「幻想交響曲」と併せてぜひとも押さえておきたいものといえるでしょう。
 ローマ賞応募のために書かれたカンタータ「クレオパトラの死」は、斬新すぎる作風と過激な内容により落選となっていますが、まさにそうした面にすでにベルリオーズらしさが横溢しているともいえる作品。
 過去にLSO Live でコリン・デイヴィスによる「キリストの幼時」のレコーディングにも起用されていたカレン・カーギルは、スコットランド出身のメゾ・ソプラノ。声量と美声に恵まれ、ここで要求されるドラマティックな表現にもみごとな対応をみせています。カーギルは2012 年4 月にもティチアーティ指揮スコットランド室内管と同じふたつのナンバーをレコーディングしていました。
 ゲルギエフもまた2003 年5 月にボロディナをソリストに、ウィーン・フィルを指揮してライヴ録音していたので、およそ10 年半ぶりの再録音ということになります。




MIRARE

MIR 271
\2700
美しい絶妙なアンサブルが魅力トリオ・ショーソンによるハイドン
 ハイドン:
  ピアノ三重奏曲第43番ハ長調Hob.XV:27
  ピアノ三重奏曲第5番ト短調Hob.XV:1
  ピアノ三重奏曲第25番ホ短調Hob.XV:12
 フンメル:ピアノ三重奏曲第2 番ヘ長調Op.22
トリオ・ショーソン
 【フィリップ・タレク(ヴァイオリン)、
  アントワーヌ・ランドウスキ(チェロ)、
  ボリス・ド・ラロシェランベール(ピアノ)】
 録音:2014 年7 月、アンギャン=レ=バン・アートセンター/63’00
 エンジニア&編集:ユーグ・デショー

 トリオ・ショーソンの演奏するハイドンとフンメルのピアノ三重奏曲を収めたアルバム。
 収録曲は、ハイドンの43 番(Hob.XV:27)、5 番(Hob.XV:1)、25 番(Hob. XV:12)、そしてフンメルの第2 番といった魅力ある名曲集。録音されたのは、パリ近郊の温泉街、アンギャン=レ=バン市にあるアートセンター。2002 年にオープンした新しい施設で、音楽、美術、ダンス、映画、建築など様々なジャンルを融合させた面白い企画を打ち出している注目の文化施設です。
録音を担当するのは、フランスの名エンジニア、ユーグ・デショー。自然で洗練された録音で、美しい楽器の響きと透明感が味わえます。
 ハイドンのピアノ三重奏曲は、ボザール・トリオ、カザルス・トリオなど往年の名演がありますが、トリオ・ショーソンの演奏は、3 人のアンサンブルの息もピタリと合って、非常にバランスのとれた演奏を繰り広げています。
 アルバムの冒頭を飾る43 番(Hob.XV:27)では、活き活きとした音楽と、推進力溢れるドラマティックな表現に聴き惚れます。そしてモーツァルトの内弟子として知られるフンメルのピアノ三重奏曲第2 番。第3 楽章にはトルコ行進曲が引用されており、軽快なリズムが刻まれる親しみやすい作品。
 トリオ・ショーソンは、2001 年に結成。クレラック音楽祭でショーソンの作品を演奏したことが結成のきっかけ。パリ国立音楽院で、ピエール=ローラン・エマールの室内楽クラスで1 等賞を獲得。日本には、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭に度々出演して好評を得ています。
 
MIR 267
\2700→\2490
ラ・レヴーズ
 テレマン:三重奏と四重奏曲集

  ソナタ第2番ト短調TWV.43g(1クァドリ/1730年ハンブルク)、
  三重奏曲第5番ト短調TWV.42g(1 1718年フランクフルト)、
  ソナタ ト長調TWV43:G12、ソナタ イ短調TWV42:a7、
  三重奏曲第2番ト長調TWV42:G6(音楽の練習帳/1727年ハンブルク)、
  『シャコンヌ(モデレ)』(パリ四重奏曲第6番より/1738年)
ラ・レヴーズ
 【フローレンス・ボルトン( ガンバ)、
  ステファン・デュデルメル( ヴァイオリン)、
  セルジュ・サイッタ(トラヴェルソ)
  エミリー・オドゥワン(ガンバ)
  カルステン・ローフ(クラヴサン)
  ベンジャミン・ペロー(テオルボ)】
 品格漂う典雅なテレマン、ラ・レヴーズの秀逸な演奏

 録音:2013 年9 月サンセール教会/62’00

 ベンジャミン・ペロー率いる古楽専門のコンソート、ラ・レヴーズが、テレマンの三重奏曲と四重奏曲を録音。優雅で気品あるラ・レヴーズの演奏は、テレマンの音楽との相性は抜群。テレマンが求める音楽的要素を見事に再現し、現在はバッハに比べると軽い音楽というイメージが持たれるテレマンの作品を、優れた資質で聴かせます。
 大バッハと同時代に生きた作曲家テレマンは、当時バッハをしのぐ知名度と人気を誇り、あらゆるジャンルの音楽を作曲しました。その中でも重要な位置を占めるのがフルートが花を添える典雅な四重奏曲。テレマンの四重奏曲といえば、「パリ四重奏曲」が代表的ですが、最初に出版された四重奏曲集「6つの四重奏曲」も忘れることはできません。コンチェルト2 曲、ソナタ2 曲、そして組曲2 曲の合計6 曲で構成されており、ここでは第4 曲のソナタ第2 番がアルバムの冒頭を飾ります。軽快で表情豊かな音楽、多彩な魅力に溢れています。この素晴らしい曲集は、初版から6 年後にパリでも出版され、パリの演奏家の間で大きな評判を呼び、テレマンはパリへ招待されることになります。それがきっかけで作曲されたのが「パリ四重奏曲」。本アルバムの終曲として同曲集の第6 番の『シャコンヌ(モデレ)』が収録されています。
 三重奏曲では、1718 年にフランクフルトで出版された「6 つの三重奏曲集」から第5 番。そしてソロ12 曲、トリオ12 曲からなる24 曲から成る作品集「音楽の練習帳」から第2 番が選ばれています。テレマンは三重奏曲の作曲についてはかなりの自信を持っていたようで、テレマンの特徴である自由な作風と親しみやすいメロディーが引き出された作品です。





ラ・レヴーズ で思い出すのはこの1枚・・・
フランス・バロックを代表する女性作曲家、ジャケ・ド・ラ・ゲールのアンニュイで優雅な味わい
絶品です・・・

MIR 105
\2700→\2490
エリザベト・クロード・ジャケ・ド・ラ・ゲール (1665-1729):
 ヴァイオリン、ヴィオールと通奏低音のためのソナタ集

  ソナタ第1-4番、レ・シルヴァン(クープラン/テオルボ編曲)、
  プレリュード(モレル/ヴィオール)
ラ・レヴーズ
【ステファン・デュデルメル (Vn)
 フローレンス・ボルトン ( ヴィオール )
 アンジェリーク・モイヨン (Hrp)
 ベルトラン・キュイエ (Clavcin)
 バンジャマン・ペロー(テオルボ、バロック G &指)】
ラ・レヴーズの類い稀なる色彩センスで聴く、フランス・バロックを代表する女性作曲家、ジャケ・ド・ラ・ゲール

録音:2009 年 9 月。66’23

ジャケ・ド・ラ・ゲールは 17 世紀に活躍した数少ない女性作曲家。楽器製作者の一族ジャケ家の出身で、神童として注目を浴び、クラヴサン奏者としても才能に溢れ、ルイ 14 世の寵臣を受け活動していました。
このソナタは、当時フランスで流行していたイタリア趣味を取り入れ、ヴィオールのソロの間にヴァイオリンが華やかなパッセージを奏でるようなフランスの優雅さを折衷した独自の様式で書かれています。18 世紀前半のフランス器楽曲の中で最も素晴らしい作品の一つです。
ジャケットに使用されている肖像画はジャケ・ド・ラ・ゲール自身。フランソワ・ド・トロワの作品です。精緻な描写と艶やかな光沢が美しく、女性らしさか引き立つ 1 枚。


 
MIR 251
\2700→\2490
ピエール・アンタイが名人芸の極致で彫り上げるバッハ
 J.S.バッハ:
  コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV691
  幻想曲とフーガ イ短調BWV944
  イギリス組曲第2番イ短調BWV807
  コラール「ただ、愛する神のみ旨に従うものは」BWV690
  コラール「わが確信たるイエスは」BWV728
  イタリア協奏曲BWV971
  イギリス組曲第6 番ニ短調BWV811
ピエール・アンタイ(チェンバロ)
 [使用楽器]ミヒャエル・ミートケ、ベルリン1702 年製、ウィリアム・ダウド、パリ1984 年製、ブルース・ケネディ、アムステルダム1994 年製
 録音:2014 年4 月ハールレム、オランダ/74’00

 鬼才チェンバロ奏者ピエール・アンタイによる、バッハのイタリア協奏曲、イギリス組曲などライプツィヒ時代の鍵盤作品を中心にしたアルバム。
 バッハは、ヴァイマール時代にヴィヴァルディを筆頭とするイタリアの協奏曲の形式に魅せられ、以降研究を重ね編曲を含めいくつかの作品を完成させました。特に《イギリス組曲》の第2 番からイタリア・バロックのスタイルを模した音楽を書き、《イタリア協奏曲》はそうした研究の成果を存分に有しており、華やかなイタリア風の様式を1 台のチェンバロで弾く意欲的な作品で、バッハには批判的であったヨハン・アドルフ・シャイベも、この作品には「単一楽器による協奏曲の模範」という賛辞を与えています。
 ピエール・アンタイの演奏は、確かな構成力と絶妙なアーティキュレーションとアゴーギク、そして圧倒的な技巧による闊達とした華やかさが魅力。さらにイギリス組曲でもクーラント、ジーグなどでは、軽快で自由開放的、爽快な音運びで聴かせてくれます。
 さらに間に収録されているコラール3 曲と幻想曲とフーガ イ短調BWV944。《キルンベルガー・コラール集》と呼ばれている曲集からの2 つのコラール。オルガン小曲集ほど知られてはいませんが、ソプラノに出る定旋律を、豊かな装飾音で流麗に聴かせる、美しいコラールです。さらにバッハが後にオルガン曲(BWV543) に改作している16 分音符の長大な主題が印象的なフーガBWV944。独創的な作品を見事な構築力で丁寧に音楽を奏で、バッハの真髄が垣間見られる演奏です。
 
MIR 273
(3CD)
\4400→\3990
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757): チェンバロ・ソナタ集(50曲) ピエール・アンタイ(チェンバロ)
 CD1(MIR 9918)
  ソナタ ニ長調K.535 /ソナタ イ短調K.3 /ソナタ イ短調K.175 /ソナタ イ短調K.208 /
  ソナタ イ短調K.54 /ソナタ ヘ短調K.185 /ソナタ 変ロ長調K.248 /ソナタ 変ロ長調K.249 /
  ソナタ 変ロ長調K.310 /ソナタ ニ長調 K.299 /ソナタ ニ長調K.484 /ソナタ ホ長調K.162 /
  ソナタ ハ長調K.199 /ソナタ ニ長調K.145 /ソナタ ニ短調K.141 /ソナタ ホ短調K.531 /
  ソナタ ニ長調K.177/ソナタ ニ長調K.492
    録音:2002年
 CD2(MIR 9920)
  ソナタ ハ短調 K.58/ソナタ ヘ短調 K.239/ソナタ 変ホ長調 K.370/ソナタ 変ホ長調 K.371/
  ソナタ ホ長調 K.135/ソナタ ホ長調 K.215/ソナタ ホ長調 K.216/ソナタ 嬰ヘ短調 K.25/
  ソナタ ロ長調 K.261/ソナタ ロ長調 K.262/ソナタ ホ短調 K.263/ソナタ ホ長調 K.264/
  ソナタ ト長調 K.314/ソナタ ト長調 K.259/ソナタ ト長調 K.260/ソナタ ハ短調 K.84
    録音:2003年
 CD3(MIR 007)
  ソナタ ニ短調K.213/L.108 /ソナタ ニ長調K.214/L.165 /ソナタ ロ短調K.227/L.347/
  ソナタ ニ長調K.511/L.314/ソナタ ト短調K.8/L.488 /ソナタ ハ短調K.56/G 356 /
  ソナタ ハ長調K.357/L.456 /ソナタ ヘ長調K.468/L.226/ソナタ ヘ長調K.525/L.188 /
  ソナタ ヘ短調K.466/L.118 /ソナタ ヘ長調K.366/L.119/ソナタ ヘ長調K.276/L.S20/
  ソナタ ヘ長調K.151/L.330 /ソナタ ニ短調K.517/L.266 /ソナタ ロ短調K.27/L.449 /
  ソナタ ト長調K.146/L.349
    録音:2005年
 アンタイの強烈なスカルラッティ!50 曲3 枚組でBOX 化!

 [使用楽器]CD1:1999年テューリンゲン、ユルゲン・アンマー復元、1720年モデル製作者不明、CD2,3:2002年バルバスト、フィリップ・ユモー製作(イタリア式)

 チェンバロの名手ピエール・アンタイによるドメニコ・スカルラッティのソナタ集全3 巻をまとめたBOX セット。ドメニコ・スカルラッティは、“近代鍵盤楽器の父” とも言われ、500 曲を超えるソナタを作曲。
 これまでにも、アンタイの師であるレオンハルトをはじめ、名だたる鍵盤奏者がこの作品に挑んできましたが、ピエール・アンタイが収録した50 曲の本アルバムもそれに匹敵するような完成度で収録され、アンタイの強烈な個性と技巧で聴き手を圧倒し、毅然としたタッチ、細部まで組み立てられた演奏で聴かせてくれます。
 
MIR 219
\2700→\2490
ラローチャ以来のスペイン・ピアニズムの秘宝、ペレスのファリャ
 ファリャ:
  (1)交響的印象「スペインの庭の夜」
  (2)「三角帽子」〜隣人たちの踊り/粉屋の女房の踊り/粉屋の踊り
  (3)アンダルシア幻想曲
  (4)「恋は魔術師」〜きつね火の踊り/恐怖の踊り/魔法の輪/火祭りの踊り
ルイス・フェルナンド・ペレス(Pf)
(1)カルロ・リッツィ(指揮)
 バスク国立管弦楽団
 録音:2013 年4 月11、12 日/ボルドー・オーディトリウム(1)、6 月15-17 日/アルカラ・デ・エナーレス音楽室(2)-(4)/56’ 00”

 フォル・ジュルネ音楽祭でもお馴染みのスペインの名手ルイス・フェルナンド・ペレス。冴えたテクニックと独特のリズム感による明快な音楽性で、ラローチャ亡き後のスペイン・ピアノ界を背負う筆頭とみなされています。ペレスのスペイン物はどれも素晴しいのひと言に尽きますが、今回は待望のファリャ作品集。
 ピアノとオーケストラのための協奏作品「スペインの庭の夜」は2013 年のフォル・ジュルネ音楽祭での名演が語り草となっているので、録音の登場は大歓迎と申せましょう。
 アルベニスやグラナドスと比べ、ファリャのピアノ独奏曲は多くなく、ポピュラーなものはありません。このアルバムは「スペインの庭の夜」をメインに、バレエ音楽「三角帽子」と「恋は魔術師」から、ファリャの作品中最も人気のあるナンバーを作曲者自身がピアノ独奏用に編曲したものを集めるという秀逸かつ魅力的なラインナップとなっています。ギター風の打鍵、セギディーリャやファンダンゴのリズムの巧さが特筆されますが、「火祭りの踊り」のすさまじい効果も興奮させられます。

MN RECORDS



MNRCD 136
\2500→\2290
マイケル・ナイマン最新作の登場!「ヒルズボロの悲劇」
 マイケル・ナイマン:交響曲第11番「ヒルズボロ・メモリアル」

 第1楽章 The Singing of the Names
 第2楽章 Family Reflections
 第3楽章 The 96
 第4楽章 Memorial
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
キャスリン・ラッジ(メゾ・ソプラノ)
リヴァプール・フィルハーモニック・ユース合唱団
ヨセフ・ヴァンサン(指揮)


 録音:2014 年

 マイケル・ナイマンの新譜は新作交響曲第11 番「ヒルズボロ・メモリアル」。
 ヒルズボロとはいわゆる1989 年の「ヒルズボロの悲劇」、座席(立見席)の収容能力を上回る群衆がサッカーの試合に押し寄せ、96 名の死者が出たイギリスのスポーツ史上最悪の事故のことをさします。
 もともと、交響曲第11 番は、1985 年3 月に委嘱を受けて着手されたもの。演奏予定会場を下見したナイマンは、その長い残響時間に驚き、音楽のスタイルをゆっくりとした進行にしました。
 作曲中の1985 年5 月29 日、ベルギーのヘイゼル・スタジアムでおこなわれたサッカーのチャンピオンズカップでのサポーター同士の衝突で、イギリス側のサポーター41 名が亡くなるという事故が起きました。
 この11 番は、ヘイゼル・スタジアムでの事故へのメモリアルということで一度だけ追悼演奏されました。その後1989 年に起きたヒルズボロの悲劇を受け、ナイマンは、交響曲第11 番に手を加え、1996 年に同曲を演奏。そして、2014 年、ヒルズボロの悲劇からちょうど25 年たった年に、「交響曲第11 番「ヒルズボロ・メモリアル」」としてリヴァプールで初演されたものがここに収録された作品。歌劇「ゴヤを見つめて」からの転用などを組み込みつつ、96 という数字を意識した作品に仕上げられています。




NAIVE


V 5376
\2600
リトル・ガール・ブルー/ニーナ・シモン
 1. ブラック・スワン(ジャン・カルロ・メノッティ)(1946)
 2. black is the colour of my true love’ s hair(トラディショナル)
 3. little girl blue(リチャード・ロジャース) (1935)
 4. fodder on my wings( ニーナ・シモン) (1981)
 5. hey buddy bolden( デューク・エリントン)(1956)
 6. images(ニーナ・シモン)
 7. 装いせよ、おお、愛する魂よ op.122 no.5( バッハ=ブラームス)
 8. you can have him(スティーヴ・ダイアモンド、スーザン。シェリダン)(1949)
 9. I wish I knew how it would feel to be free(ビリー・テイラー)(1954)
 10. that’ s all I want from you(フリッツ・ロッター)(1955)
 11. brown baby(オスカー・ブラウン・ジュニア)(1959)
 12. stars(Mindi Beth Abair, Matthew W. Hager (1974)
 13. ソナタト短調 op.19(アンダンテ)(ラフマニノフ)
 14. come ye(ニーナ・シモン)(1966)
 15. return home(ニーナ・シモン)(1959)
ソニア・ヴィーダー=アサートン
 (チェロ)
ブルーノ・フォンテーヌ
 (ピアノ&コラボレーション)
ローラン・クレフ
 (打楽器&コラボレーション)
 ソニア・ヴィーダー=アサートンが紡ぐジャズ歌手ニーナ・シモンへのオマージュ、ブルーノ・フォンテーヌのピアノも注目!

 録音:2014 年4 月

 ニーナ・シモン(1933-2003)は、その独特な歌声で世界を魅了したジャズ歌手。フランスの人気女性チェロ奏者アサートンが、彼女へのオマージュ・アルバムの登場です。
 ピアニストに、クラシック、ジャズ、そしてアレンジなどとマルチの才能のブルーノ・フォンテーヌ、打楽器にはジャズ風モーツァルトの編曲などで魅せるローラン・クレフを迎え、魅力的なトリオとなっています。
 


V 5355
\2600→\2390
19世紀末に生まれた歌曲集、ルミューの深くやわらかな歌声
 ・ルクー(1870-1894):3つの詩
  〔1. 墓にて 2. ロンド 3. 夜想曲―濃くなる影*〕
 ・ヴォルフ(1860-1903):
  イタリア歌曲集Iより
   「小さいものでも」、「私を紐で縛ろうとするのか」、「恋人が歌っている」
  イタリア歌曲集IIより「あなたがたの身分はよくわかっている」
 ・フォーレ(1845-1924):5つのヴェネツィアの歌
  〔1. マンドリン 2. ひめやかに 3. 緑 4.クリメーヌに 5. やるせない夢ごこち〕
 ・ラフマニノフ(1873-1943):
  6つの歌op.4 より
   「いや、お願いだ、行かないで」、「朝」、「夜の静けさに」
   「美しい人よ、私のために歌わないで」
  12の歌op.14 より「小鳥」
 ・ケックラン(1867-1950):
  5つの歌曲op.5 より「お望みならば」、「メヌエット」
  7つのロンデル集op.8 より「桃」、「冬」、「月」
 ・ショーソン(1855-1899):終わりなき歌*
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト)
ロジャー・ヴィニョールス(ピアノ)
プソフォス弦楽四重奏団*
 録音:2014 年2 月

 マリー=ニコル・ルミューのnaive レーベルアルバム第6 弾は、19 世紀末、最後の10 年の間に書かれた歌曲を集めたもの。
 19 世紀末は、実に様々な芸術のスタイルが存在した時代。それを反映して、このプログラムも、ロマン色濃厚なものから、無調かと思う瞬間もあるような爛熟した作品まで、様々なものが並びます。
 ルミュー自身、この1 枚が「19 世紀末という時代のひとつの精確なポートレイトとなる」と述べています。リサイタルにオペラにと、北米やヨーロッパ、ロシアを中心に着実に活躍の場を広げているルミューの充実ぶりを感じる1 枚です。
 
限定盤

E 8939
(4CD)
¥4000→\3690
リュート界の神。ホプキンソン・スミスのバッハ。ボックスで登場
 J.S.バッハ:ソナタ&パルティータ、組曲集

 [CD1]
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 イ短調(原曲:ロ短調) BWV 1002
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
    録音:1999 年9-11 月
 [CD2]
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005
  ・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ヘ長調(原曲:ホ長調)BWV 1006
    録音:1999 年9-11 月
 [CD3]
  ・無伴奏チェロ組曲第1番 ハ長調(原曲:ト長調)BWV 1007
  ・無伴奏チェロ組曲第2番 ト短調(原曲:ニ短調)BWV 1008
  ・無伴奏チェロ組曲第3番 ヘ長調(原曲:ハ長調)BWV 1009
    録音:2012 年10 月
 [CD4]
  ・無伴奏チェロ組曲第4番 変ロ長調(原曲:変ホ長調) BWV1010
  ・無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV 1012
  ・リュート組曲 ト短調BWV 995
    録音:1980 年6 月(BWV 995)、1992 年10 月(BWV 1010, 1012)
ホプキンソン・スミス
 (リュート、テオルボ)
 

 使用楽器[CD1]&[CD2] / 13 コースバロック・リュート(ヨエル・ファン・レンネップ、ボストン、1980 年) [CD3] /テオルボ(ジャーマン・テオルボ)(ヨエル・ファン・レンネップ、ニューハンプシャー、1986 年) [CD4] / 13 コースバロック・リュート(ニヴォ・ファン・デア・ワールス(BWV 995)、ヨエル・ファン・レンネップ(BWV 1010, 1012))

 今日のリュート界におけるもはや神の領域に達した存在ともいえる、ホプキンソン・スミス。ハーヴァードで音楽学を学び、1973 年に渡欧、タレガに師事したエミリオ・プジョル(プホール)(1886-1980)、オイゲン・ドンボワ(1931-2014)両名の芸術的影響を大きく受けました。1970 年代はエスペリオンXX のメンバーとしてサヴァールと活動を共にし、演奏家としてのセンスをさらに磨き、80 年代半ばになるとソロ活動に専念、ヴィウエラ、ルネッサンス・リュート、テオルボ、ルネッサンスおよびバロック・ギター、そしてバロック・リュートと様々な楽器を演奏、20 を越えるソロ録音も行いました。その指先から紡ぎだされる静謐な世界と真摯な音楽性は、世界を魅了し続けています。
 このたび、無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲、およびチェロ組曲などを収めたディスクをボックス化。ホプキンソン・スミスの芸術を骨の髄まで味わえるセットとなっております。



 

V 5377
¥2600
アンサンブル・アマリリス
 ラモー(1683-1764):作品集

 ・第2コンセール(オーボエ、ヴァイオリン、声とチェンバロ)
 ・オルフェ
  (テノール、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ)
 ・第5コンセール(ヴァイオリン、ヴィオールとチェンバロ)
 ・誠実な羊飼い
  (テノール、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のためのカンタータ)
マティアス・ヴィダル(テノール)
アンサンブル・アマリリス
 〔エロイーズ・ガイヤール
  (バロック・オーボエ&リコーダー)、
  ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)、
  アリス・ピエロ(ヴァイオリン)、
  マリアンヌ・ミュレル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
 ラモー没後250年記念アルバム

 録音:2014 年(ヴェルサイユ宮殿)

 ラモー没後250 年を記念してのリリース。フランス・バロック界をけん引する存在のオーボエおよびリコーダー奏者のエロイーズ・ガイヤール率いるアンサンブル・アマリリスと、マティアス・ヴィダルという豪華布陣です。
 ラモーは当時、なんといってもオペラで作曲家としての地位を確立していましたが、ここに収められているような親密な空気感をもつ作品も多く残しています。
 第5 コンセールおよび第2 コンセールは、2 種の編成譜が残されており、七重奏、管弦楽、チェンバロ独奏などさまざまな編成で演奏されることが多いですが、ここでガイヤールは、第5 コンセールはその当初の版(ヴァイオリン、ヴィオール、チェンバロ)の編成で、そして第2 コンセールは、当初の版とは異なりますが、ハーモニーに含まれる声部を減らしたりすることなく演奏しています。
 また、カンタータでは、ソプラノではなく、より深く力強い表現力の声を求めて、マティアス・ヴィダルをゲストに迎えて演奏しています。ラモー没後250 年を飾るにふさわしい充実した演奏です。
  


V 5390
¥2600→\2390

ついに出た!

 ロミーナ・バッソ、初のソロ・リサイタルアルバム!!
Lamento
 ・カプスベルガー(c.1580-1651):トッカータ・アルペッジャータ第2番
 ・ルイジ・ロッシ(1598-1653):スウェーデン女王のラメント
 ・カリッシミ(1605-1674):マリア・スチュアルダの死のラメント
 ・バーバラ・ストロッツィ(1619-1677):わが涙よ
 ・フレスコバルディ(1583-1643):
  さまざまな主題とアリアによる12のカプリッチョ第1巻より第9番
   (’Capriccio IX di durezze’)
 ・モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
 ・フランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704):
  夜が明けないうちに〔ハリス・アンドリアノス、テオドラ・バーカ他も出演〕
ロミーナ・バッソ(メゾ・ソプラノ)
ラティニタス・ノストラ
マルケロス・クリシコス
 (チェンバロ、オルガン、指揮)

 バロック声楽界になくてはならない存在、ロミーナ・バッソ初のソロ・アルバム

 録音:2010 年2 月

 バロック界で活躍しているメゾ・ソプラノ、ロミーナ・バッソ初のソロ・リサイタルアルバムの登場。
 ロミーナ・バッソは、naive レーベルの人気シリーズ「ヴィヴァルディ・エディション」への出演も多いほか、ミンコフスキ、クリスティ、スピノージ、ダニエレ・ガッティら様々な指揮者と共演を重ねている、バロック界になくてはならない存在の一人。
 このアルバムでも非常に強烈な表情と、やわらかさを兼ね備えた声で、様々なオペラを劇的に聴かせています。ロミーナ・バッソの歌声を煽り盛り上げる通奏低音(チェンバロ)を奏でているのはギリシア出身の注目株、クリシコス。クリシコスはアテネの音楽院で学んだあと、パリでオリヴィエ・ボーモンやスイスで最晩年のクリスティアーネ・ジャコッテに学びました。同じくギリシア出身の音楽家たちで構成されたアンサンブル、ラティニタス・ノストラの面々が、バッソが歌い描く世界を盛り上げています。





何度でも紹介します
ロミーナ・バッソの歌う/ィヴァルディ「新発見」作品集!
NAIVE OP 30480 1CD¥2600→\2390


 ぶっとんだ。久々にぶっとんだ。もうたいていのことでは驚かなくなってきたが、これにはぶっとんだ。
 こんな曲があるのだ。

 ヴィヴァルディって実はとんでもない大天才ではないのか?
 ヴィヴァルディは「四季」の作曲家じゃなくて、とんでもない才人があの曲も書いた、最近そう思えてならない。次から次へと現れる美しく印象的なテーマ、息を呑むドラマティックな展開、心かきむしらせる暗く切ないメロディー。しかもそれらが精一杯努力の結果として表われるのではない。何かの余技か、勝手に、自然に流れてくる野放図さがある。それはモーツァルトとかショパンとか、長く偉大な音楽史の中でもごくごく一部の人だけがたどり着けた境地。ヴィヴァルディにはそうした途方もない才能を感じる。
 いや・・・実は・・・本当は作曲家じゃなかったんじゃないかとかまで思うようになってきた。勝手な想像なんだけれど。
 ヴィヴァルディは本当に赤毛の司祭なのか?ただのオペラ作家なのか?それだけの男だったのか?
 どうしてヴィヴァルディはザクセン選帝侯から作曲の依頼を受けたのか。どうしてヴィヴァルディは最晩年ウィーンへ行ったのか。どうしてヴィヴァルディがヴェネツィアから姿を消した時期とカール6世の死は重なったのか。

 さて、今回のアルバムはヴィヴァルディ「新発見」作品集。
 この1曲目がすごい。
 ひょっとしたらサルデッリはこのアリアを見つけてこのアルバムの制作を思いついたんじゃないかと思うくらいすごい。残りの曲は聴かなくてもいいからこの曲だけでも聴いて、と言いたくなるくらいすごい。当時の超人カウンター・テナーが歌ったであろう超英雄的なアリア。すでに楽譜は散逸してしまっているオペラ「アルジッポ」の1曲。そりゃあもうコロラトゥーラなんてあまっちょろいもんじゃない。超人的、というより怪人的なすさまじい歌唱で聴いているあなたの脳天を直撃する。歌によって斬首されることがあるとしたらこういう曲。聴くだけで鮮血がほとばしるようなそんな歌。当時のオペラ劇場なんて所詮謀議の巣か愛の巣だったに違いないが、おそらくこのアリアが始まる前には観客全員客席に戻ってステージを食い入るように眺めていたはず。だからこそヴィヴァルディは超人気作曲家だった。
 モーツァルトも腰を抜かすようなこんなとんでもないアリアを書いたヴィヴァルディ・・・絶対に普通の男じゃなかったはず。

 それにしてもロミーナ・バッソって・・・すごい。


Vivaldi - New Discoveries
NAIVE
OP 30480
\2600→¥2390
ヴィヴァルディ:「新発見」
 アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」
 協奏曲ト短調RV478a(2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ト短調RV806(フラウト・ドリットと通奏低音のための)
 モテット「Vos invito私はあなたを喚ぶ」(アルト、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ニ長調RV798(ヴァイオリン、通奏低音のための)
 協奏曲 ト短調(オーボエ、チェロ、弦と通奏低音のための)
 アリアRV749.32
  「Se fide quanto belle星よ、おまえたちが美しいのと同じくらいに誠実ならば」
 ソナタ ニ長調RV810
モード・アンティコ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
ロミーナ・バッソ(Ms)
パオロ・パッラストリ(Ob)
エンリコ・カサッツァ(Vn)
ベッティーナ・ホフマン(Vc)
録音:2008年5月

 


V 5369
\2600→\2390
フランコ・ファジョーリ最新盤
 ニコラ・ポルポラ(1686-1768):アリア集

 『エツィオ』よりSe tu la reggi al volo
 『認められたセミラーミデ』より
   Vorrei spiegar l’affanno、Il pastor se torna aprile
 『捨てられたディドーネ』よりGia si desta la tempest
 『エリクレア』よりTorbido intorno al core
 『Il verbo in carne』よりDistillatevi o cieli
 『メリーデとセリヌンテ』よりCon alma intrepid
 『Il ritiro』よりA voi ritorno champagne amene
 『ポリフェーモ』よりNell’attendere il mio bene、Alto giove
 『カルロ・イル・カルヴォ』よりSpesso di nubi cinto
 『ヴルカーノ』よりNon lasciar chi t’ama tanto
フランコ・ファジョーリ(カウンターテナー)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)
アカデミア・モンティス・レガリス
 ポルポラが腕によりをかけて書いたアリアの数々!怒涛の超絶技巧、豊かな表情に圧倒

 録音:2013 年6 月

 「カッファレッリのためのアリア集」(V 5333)でも評価の高かったカウンターテナー、フランコ・ファジョーリ。
 naiive 第2 弾は、ポルポラのアリア集です。ポルポラは18 世紀ナポリの偉大な作曲家であっただけでなく、当時活躍していたカウンターテナー歌手のカッファレッリ、ファリネッリ(映画『カストラート』の主人公のモデル)らの教師でもありました。
 そんなポルポラが書いたカウンターテナーのためのアリアは、豊かな表情、そして怒涛の超絶技巧に満ちた華やかな作品ばかり。ファジョーリの比類なきヴィルトゥオジティにはますます磨きがかかっており、どの曲も抜群の出来栄え。
 管弦楽は、アレッサンドロ・デ・マルキ率いるアカデミア・モンティス・レガリスで、心地よい刻みから激しい情熱、嵐の表現までと、変幻自在。ファジョーリが超絶技巧のちりばめられたアリアの数々を難なく聴かせてくれます。
 


V 5362
\2600→\2390
invocation(祈り)
 J.S.バッハ:
  「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV 639、
  「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV 659、
  アリア「魂はイエスの御手に憩うなり」
   (カンタータBWV 127 よりアリア/ハロルド・バウアー編)
 ミュライユ:別離の鐘〜オリヴィエ・メシアンの思い出に
 リスト:
  「パーテル・ノステル」、
  ≪詩的で宗教的な調べ≫より「孤独の中の神の祝福」、「葬送」
 メシアン:苦悶の鐘と告別の涙
 ラヴェル:≪鏡≫より「鐘の谷」
ヘルベルト・シュフ(ピアノ)
 ルーマニア生まれの俊英ヘルベルト・シュフが織りなす「祈り」の心の作品集

 録音:2013 年9 月

 1979 年ルーマニア生まれの逸材、ヘルベルト・シュフのnaIve デビュー盤の登場。シュフは、1988 年に家族とともにドイツへ移住。2005 年、ウィーン・ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝しています。これまでに、シューマン、ホリガー、またラッヘンマンとシューベルトを組み合わせたCD など、プログラムにもこだわりを見せたリリースをしている彼の最新盤のテーマはi nvocati o(n 祈り)。神への祈りから、死者を思っての祈りなど、作曲家が様々な祈りの心をこめた作品を、バロックから現代まで並べたプログラムとなっています。ミュライユの「別離の鐘」での透明感ある音色は絶品。メシアン作品も抜群の集中で聴かせます。
 


V 5383
\2600→\2390
全く異なる個性の持ち主、ネムタヌ姉妹期待の共演
 (1)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
 (2)同:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042【サラ】
 (3)同:2声のインヴェンション第1番BWV772
 (4)同:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041【デボラ】
 (5)シュニトケ:コンチェルト・グロッソ第3番
 (6)J.S.バッハ:2声のインヴェンション第8番BWV779
デボラ・ネムタヌ(Vn、Va (3)(6))
サラ・ネムタヌ (Vn)
サッシャ・ゲッツェル(指揮)
パリ室内管弦楽団
 録音:2014 年7 月/サル・コロンヌ(パリ)/DDD、60’ 08”

 フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのデボラ・ネムタヌと、映画「オーケストラ!」で、メラニー・ロラン奏でるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を吹替演奏して話題となったサラ・ネムタヌ姉妹が夢の共演。息の合った演奏を繰り広げています。
 バッハの協奏曲3 篇のうち、第1 番を姉のデボラが、第2 番を妹のサラが独奏し、BWV1043 で両者共演。情熱的なデボラと正確かつ丁寧なサラの個性の違いを堪能できます。さらに、ピアノ学習者が必ず練習する「2 声のインヴェンション」第1 番と8 番をサラがヴァイオリン、デボラがヴィオラで奏しているのも注目。ピアノやチェンバロでは減衰してしまう長い音符も、弦楽器は指示通りに弾くことができるのが目から鱗の驚きの発見です。
 フィル・アップはバッハ作品から約250 年後に作られたシュニトケの「コンチェルト・グロッソ第3 番」。シュニトケは生涯に6 篇の「コンチェルト・グロッソ」を作りましたが、第3 番は実質上2 本のヴァイオリンのための協奏曲。バロック的精神で書かれた同時代音楽をネムタヌ姉妹が雄弁に解釈。バッハも含め、2 人の美女の共演ゆえ全体に華やいだ雰囲気に満ちています。
 指揮を務めるのは2013 年以来神奈川フィルの首席指揮者を務めるサッシャ・ゲッツェル。推進力あふれる音楽作りが魅力です。
 
限定盤

V 5387
(5CD)
\6000→\5290

アンヌ・ガスティネル〜Romantique
 [CD1](V 4995)
  ベートーヴェン:
   ・チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
   ・モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調
   ・ヘンデルの『マカベウスのユダ』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ヘ長調
   ・モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 
   ・チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
     アンヌ・ガスティネル(チェロ) フランソワ=フレデリック・ギィ(ピアノ)/録音:2004年7月

 この第1番を聴いてガスティネルの才能を確信した。「惹かれる」なんてものじゃない、「引きずり込まれる」という感じ。


 [CD2](V 4927)
  ベートーヴェン:
   ・チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5 − 2 ・チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102 − 1
   ・チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102 − 2
     アンヌ・ガスティネル(チェロ) フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)/録音・2002年7月

 [CD3](V 5021)
  シューベルト:
   ・アルペジオーネ・ソナタ D.821
   ・ソナチネ第1番Op.137-1,D.384(チェロ編曲版)
   ・歌曲トランスクリプション〜セレナーデ、音楽に寄す、万霊節の日のための連祷、ます、影法師、水の上で歌う、幻覚、水車屋と小川
     アンヌ・ガスティネル(チェロ)(使用楽器、ジュゼッペ・テストーレ1690) クレール・デセール(ピアノ)/録音:2005年6月

 始めはジャケ買いのかわいこちゃんチェリストだったのに、わずか1,2年ですっかり本格派としての貫禄と実力、そして玄人受けの人気を身に付けたガスティネル。彼女の生来の性格からか、取り上げるのは少しロマンティックな曲のほうが見栄えがする。そして知性と優雅さを併せ持つ彼女は、ちょっとくらい自己主張してもはしたなくなることはないので、今回のアルバムくらい「ガスティネル色」を前面に押し出したほうが面白い(歌曲はすべてガスティネル本人によるトランスクリプション。)。彼女のベスト・アルバムになりそう。
 ちなみにガスティネル、今回の録音にあわせてこんな小生意気なコメントを残しているが、許せてしまう。
 「いとしのフランツ 
 フランツ、あなたって最低よ!もちろんあなたはチェロを含むいろんな室内楽を書いてくれてるわ、でもなんでチェロのための(=私だけのための)協奏曲を書いてくれなかったのよ!あなたを独り占めするためにどうしたらいいか、私は考えたわ。そしてあなたの歌曲をチェロで弾くことを思いついたの。私の楽器はあなたのおかげでヴァイオリン、声、アルペジオーネ・・・いろんなものになったわ。気に入ってくれますように!   かしこ
 (ライナーノーツのガスティネルからシューベルトに宛てた手紙から)」  


 [CD4](V 4897)
  シューマン:
   ・チェロ協奏曲イ短調 Op.129 ・幻想小曲集 Op.73,民謡風の5つの小品 Op.102
   ・アダージョとアレグロ Op.70
     アンヌ・ガスティネル(チェロ/ジュゼッペ・テストーレ、1690) クレール・デセール(ピアノ)
     ルイ・ラングレ(指揮)リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団/録音:2001年

 [CD5](V 4817)
  ブラームス:チェロ・ソナタ全集 第1番ホ短調 Op.38,第2番ヘ長調 Op.99
     アンヌ・ガスティネル(チェロ) フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)
 魅惑のチェリスト、アンヌ・ガスティネルのお買い得ボックス!

 5h 10'

 ナイーブ・レーベルの人気女性チェロ奏者、アンヌ・ガスティネルの名アルバムを集めた5 枚組ボックスの登場。
 ベートーヴェンのチェロとピアノの作品のパートナーを務めるのは、フランソワ=フレデリク・ギィ。深く燃えるような音色のピアノが、ガスティネルがしなやかに歌いあげる旋律に寄り添います。
 シューベルトのディスクは、フランス版グラミー賞と言われる「ヴイクトワール・ドゥ・ラ・ミュージック」も受賞した名盤。ガスティネル本人が歌曲をトランスクリプションしてまとめあげたオリジナリティあふれるプログラムも話題となりました。
 ライナーノーツで、「なんでチェロのための(=私だけのための)協奏曲を書いてくれなかったのよ!あなたを独り占めするためにどうしたらいいか、私は考えたわ。そしてあなたの歌曲をチェロで弾くことを思いついたの」と述べているガスティネルの、シューベルトへの愛情に満ちた演奏です。デセールのピアノも素晴らしいの一語。
 ほかにも、ただならぬ巧さにただ圧倒のシューマンの協奏曲や、ギィとの熱いブラームスなど、聴きどころに満ちたボックスです。




NIGHTINGALE



NC 0715603
(2CD)
\4800→\4390
グルベローヴァ、最後のオペラ全曲録音か?
 ベッリーニの珍しいオペラ「異国の女」

  ベッリーニ:「異国の女」
エディタ・クルベローヴァ(S アライデ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms イゾレッタ)
ホセ・ブロス(T アルトゥーロ)
ルカ・グラッシ(Br ヴァルデブルゴ)
カイ・シュティーファーマン(Br モントリーノ城主,修道院長)
トーマス・マイケル・アレン(T オズブルゴ)
ピエトロ・リッツォ(指揮)
バーデン=バーデン・フライブルクSWR 交響楽団
オルフォイス・ヴォーカルアンサンブル
 グルベローヴァ、最後のオペラ全曲録音か?ベッリーニの珍しいオペラ「異国の女」の真価をグルベローヴァが知らしめる!充実したキャストでの新録音!!

 録音:2012 年11 月21-27 日、バーデン=バーデン/DDD、2h 17’ 39”

 大プリマドンナ、エディタ・クルベローヴァの最新オペラ全曲録音、ベッリーニの「異国の女」です!
エディタ・クルベローヴァが2012 年に新たに歌い始めたのがベッリーニの「異国の女」。演奏会形式でミュンヘン、バーデン=バーデン、ウィーンと歌い、その後2013 年6 月にはチューリヒで舞台デビュー、12 公演も歌っています。さらに2015 年1 年にはアン・デア・ウィーン劇場での舞台上演、同年6月にはベルリンでの演奏会形式上演が予定されています。「異国の女」はベッリーニのオペラの中でも上演頻度のかなり低いものですので、グルベローヴァがいかにこのオペラに入れ込んでいるか分かるというものです。
 このCD には2012 年11 月にバーデン=バーデンで行われた演奏会形式上演でのライヴ録音が収録されています。
 グルベローヴァについては今更多くの言葉は必要ないでしょう、録音時65 歳、あと一ヶ月で66 歳になるとはとても信じられない歌声です。相手役のアルトゥーロには、グルベローヴァお気に入りのスペインのテノール、ホセ・ブロス。アルトゥーロの婚約者イゾレッタには、バロック音楽からモーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティなどを得意とするイタリアのメッゾソプラノ、ラウラ・ポルヴェレッリ。ヴァルデブルゴは、イタリアの中堅バリトンとして人気の高いルカ・グラッシ。指揮のピエトロ・リッツォは、新国立劇場で「トロヴァトーレ」、「リゴレット」、「ドン・カルロ」とヴェルディを指揮、ことに2014 年11 月の「ドン・カルロ」が評判になったのはまだ記憶に新しいところです。
 もしかしたらこれがグルベローヴァの最後のオペラ全曲録音になるかもしれません。ベッリーニの不遇な傑作「異国の女」にかけるグルベローヴァの意気込み、しかと受け止めましょう!

 ベッリーニ「異国の女」 簡単なあらすじ
 フランス西部、ブルターニュのモントリーノ城。ラヴェンステル伯爵アルトゥーロは、城主の娘イゾレッタと婚約しているが、彼は湖畔で見かけるアライデという謎の女に心引かれていた。アルトゥーロはようやくアライデと話ができるが、彼女は婚約者と結ばれるよう彼を諭す。アルトゥーロは友人のヴァルデブルゴ男爵に謎の女について相談する。彼はアライデを見るや、喜ばしげに彼女を抱擁し、アルトゥーロに対して彼女に近づかないよう言う。アルトゥ−ロは二人の仲を誤解し、ヴァルデブルゴに決闘を挑み、彼を傷つけ湖に落としてしまう。実はヴァルデブルゴはアデライデの兄レオポルドだった。それを聞いたアルトゥーロまでもが湖に飛び込んでしまう。集まった人々はアライデを犯人と疑う。
 アライデは裁判でも一切素性を明らかにしないが、アルトゥーロもヴァルデブルゴも助かったことから解放される。ヴァルデブルゴはアルトゥーロに、アライデを諦めイゾレッタと結婚するよう諭す。アルトゥーロはイゾレッタとの結婚に同意するが、アライデへの思いを断ち切れない。婚礼が始まろうとすると今度はイゾレッタがアルトゥーロを不幸にしたくないと嘆く。アライデが二人の手を取り祭壇に向かわせる。そして一人天に祈るアライデ。そこにアルトゥーロが駆けつけ、アライデに自分と一緒に生きるか死ぬかだと告げる。すると修道院長が、実は彼女は王妃アニェーゼなのだが、前王妃との問題から身を隠していた、今や前王妃が亡くなったので、彼女は晴れて王妃に復帰する、と告げる。愛が遂げられないと悟ったアルトゥーロは剣を突き刺して果てる。アライデは嘆き悲しむ。

OBSIDIAN



OBSCD 713
\2500→\2290
春・夏・秋・冬、それぞれに新鮮なソリストが登場する若々しい「四季」
 ヴィヴァルディ:

  ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV124
  ヴァイオリン協奏曲集『四季』 Op.8-1 〜 4
   第1番ホ長調 Op.8-1, RV.269『春』
   第2番ト短調 Op.8-2, RV.315『夏』
   第3番ヘ長調 Op.8-3, RV.293『秋』
   第4番ヘ短調 Op.8-4, RV.297『冬』
  弦楽のための協奏曲ト短調RV157
ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
ヨーロッパ・ユニオン・バロック管弦楽団
ヒュー・ダニエル(ヴァイオリン:春)
ボージャン・クルキッチ(ヴァイオリン:夏)
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン:秋)
ゼフィラ・ヴァロヴァー(ヴァイオリン:冬)
アントニオ・デ・サルロ(語り)
 
 録音:2014 年6 月22、24 日トリフォリオン・アトリウム、エヒタナハ、ルクセンブルク/52’50

 才能溢れる若手を集結させたヨーロッパ・ユニオン・バロック管弦楽団を、チェンバロの魔術師の異名をもつラース・ウルリク・モルテンセンが率いてのヴィヴァルディの「四季」。
 春・夏・秋・冬、すべてソリストを変えて演奏しています。曲により、それぞれのソリストとアンサンブルが一体化した親密な演奏で、生き生きとした音楽を作り上げており、数ある同曲盤の中でも聴き応えのある1 枚となっています。
 


OBSCD 712
(2CD)
\3400→\3090
好色王ヘンリー8世と最初の王妃に捧げられた合唱曲集
 スパイの合唱本
  キャサリン・オブ・アラゴンとヘンリー8世のための合唱曲集
アラミレ イングリッシュ・コルネット&
 サックバット・アンサンブル
デイヴィッド・スキナー(指揮)
 

 この合唱曲集は、大英図書館の音楽的「宝」である貴重な曲集です。
 1516 年頃ヘンリー8 世とその最初の妻キャサリン妃へ捧げられた34 のモテットが含まれています。
 1516 年頃といえば、娘メアリーを出産した頃。当時フランドル、フランスなど各地の人気作曲家ジョスカン・デ・プレ、ジャン・ムートン、ハインリヒ・イザークらの曲が収録されています。これは、当時写本制作を行っていたフランドルの工房「アラミレ」のピエール・アラミレが刊行し、国王夫妻に捧げました。
 アルバムのジャケット写真にもあしらわれている様に、美しく豪華な装丁で当時の技術の高さがうかがえます。
 また演奏は、ルネサンス期の音楽の専門家デイヴィッド・スキナー率いるヴォーカル・アンサンブル・アラミレとイングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブルの本領が発揮されています。



 ヘンリー8世(Henry VIII, 1491年6月28日 - 1547年1月28日)は、テューダー朝第二代のイングランド王(在位:1509年4月22日(戴冠は6月24日) - 1547年1月28日)、アイルランド卿のちにアイルランド王(在位:1541年 - 1547年)。
 イングランド王ヘンリー7世の次男。 百年戦争以来の慣例に従い、フランス王位への要求も継続した。
 6度の結婚に加えて、ローマ・カトリック教会からのイングランド国教会の分離によって知られる。ローマと対立し、修道院を解散し、自ら国教会の首長となった。だがローマによる破門のあとも、カトリックの教義への信仰は失わなかった。また、ウェールズ法諸法(Laws in Wales Acts 1535-1542)によって、イングランドおよびウェールズの統合を指導した。

 1513年には神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世と連合して、1544年には神聖ローマ皇帝カール5世と連合してフランスを攻めるが、どちらも神聖ローマ帝国からの援助は最小限であり、膨大な戦費に堪えられず失敗に終わった。

 絶頂期においては、魅力的で教養があり老練な王だと同時代人から見られ、ブリテンの王位についた人物の中で最もカリスマ性のあった統治者であると描かれている。権力をふるいながら、文筆家および作曲家としても活動した。薔薇戦争の後の危うい平和のもとで女性君主にテューダー朝をまとめることは無理だと考え、男子の世継ぎを渇望した。そのため6度結婚し、イングランドにおける宗教改革を招いた。次第に肥満して健康を害し、1547年に薨去した。晩年には好色、利己的、無慈悲かつ不安定な王であったとされている。後継者は息子のエドワード6世であった。
(ウィキペディアより)




ORFEO



ORFEO 864141
\2700→\2490
20年を経てリフシッツが「ゴルトベルク変奏曲」を再録音!
 円熟著しい人間業を超えた境地

  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)
 録音:2012 年11 月27 日/ヴュルツブルク高等音楽学校大ホール(ベルリン)/DDD、80’ 43”

 1994 年、当時18 歳だったコンスタンチン・リフシッツがグネシン音楽学校の卒業記念で弾き大騒ぎとなった「ゴルトベルク変奏曲」。その数日後に録音されたDenon 盤は世界中の評判となり、グラミー賞にもノミネートされました。以後、リフシッツの代名詞となっていましたが、20 年を経てついに再録音が登場します。
 演奏時間はDenon 盤より2 分ほど長くなっていますが、基本的な解釈は変わっていません。しかし20 年来の練り込みと積んできた人生経験が反映され、音楽的な深みと説得力は驚くべき高さとなっています。
 「ゴルトベルク変奏曲」といえば、古くはランドフスカ、新しくはグールドの決定的名演が知られていますが、リフシッツはその偉大な先人を辿りつつ、不眠症に悩んでいた駐ドレスデンのロシア大使カイザーリング伯爵のためにバッハが奏した縁にまで立ち返っています。ロシアとの関係を暗示させるその孤高さ崇高さは、アンドレイ・タルコフスキーの映画を観終えた後のような深い感銘を与えてくれます。
 とにかく30 代でここまで深い世界を描くリフシッツ、ただ者ではありません。21 世紀の「ゴルトベルク」像誕生と申せましょう。
 


ORFEO 873141
\2700→\2490
スクリデとペトレンコが描くシマノフスキ極彩色の愛の世界
 シマノフスキ:
  (1)ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35
  (2)ヴァイオリン協奏曲第2番Op.61
  (3)神話Op.30(全3曲)
バイバ・スクリデ(Vn)
(3)ワシーリー・ペトレンコ(指揮)
 オスロ・フィル
 ラウマ・スクリデ(Pf)
 録音:2013 年2 月14、15 日/オスロ・コンサート・ホール(1)(2)、6 月16 日/イエス・キリスト教会(3)/DDD、65’ 36”

 注目のバイバ・スクリデOrfeo レーベル第4 弾はシマノフスキのヴァイオリン協奏曲、それもペトレンコとの初共演という話題のアルバムです。両者が昨年9 月にBBC プロムスで披露して以来、各国で弾いて評判となっているだけにCD リリースは大歓迎。シマノフスキはポーランド近代の大作曲家ながら、育ちの点からロシア音楽の影響を、血筋の関係から北欧的な感性も兼ね備えているため、ラトヴィア人のスクリデとロシア人のペトレンコにうってつけの作品と申せましょう。
 シマノフスキは2 篇のヴァイオリン協奏曲を残していますが、第1 番はシマノフスキが作風を確立させた中期を代表する作品。大編成のオーケストラによる精緻を極めた作曲技法によりますが、交響曲第3 番「夜の歌」やピアノ・ソナタ第3 番と同傾向な極彩色の妄想の世界にひたれます。一方第2 番はシマノフスキ最後の大作。ポーランドの民俗音楽の要素を採り入れた作風で、両曲の味わいはかなり異なります。
 スクリデの演奏は冴えに冴え、これまでリリースした協奏曲アルバム中ベストといえる凄さ。第1 番では高音域が多用される独奏部を非現実的な美しさで再現。超絶的なカデンツァはとりわけ圧巻。曖昧さのない正確な技巧に感嘆させられます。第2 番では躍動感あふれるエネルギー全開で、リズムのノリの良さも最高。
 ペトレンコはほとんど交響曲のような充実ぶり。細部まで計算されたスコアを絶妙なバランスで響かせ、延々と続く官能の世界を持続させます。難解なイメージのあるシマノフスキの音楽ですが、めくるめく色彩とハープやチェレスタのキラキラした音響に聴き惚れさせられます。オスロ・フィルのひんやりとした音色もシマノフスキの音楽にピッタリ。
 カップリングはヴァイオリンとピアノのための「神話」。妹のラウマがピアノ・パートを受け持っているのも魅力。女性たちならではの感性で、シマノフスキの描く愛の世界を再現しています。

ORFEO D’OR

+=ウィーン国立歌劇場ライヴ・シリーズ=



ORFEOR 887141
\2400→\2190
「フェルッチョ・フルラネット/オペラ・アリア集」 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」より
  ・第1幕「とどまれ!国王の面前で」
  ・第3幕「彼女は決してわしを愛していない!」
    フェルッチョ・フルラネット(バス:フィリッポ2 世)
    カルロス・アルバレス(バリトン:ロドリーゴ)
    ミヒャエル・ハラース(指揮)/収録:1997 年9 月16 日(ライヴ)
  ・第3幕「大審問官でございます!」
  ・第3幕「陛下、お裁きを!」
  ・第3幕「ああ!どうにもならぬ宿命の疑惑よ」
    フェルッチョ・フルラネット(バス:フィリッポ2 世)
    ミリアム・ガウチ(ソプラノ:エリザベッタ)
    エリック・ハーフヴァーソン(バス:大審問官)
    ドローラ・ザジック(メゾ・ソプラノ:エボーリ公女)
    ベネディクト・コベル(テノール:レルマ伯爵)
    ブルーノ・カプローニ(バリトン:ロドリーゴ)
    ヴェコスラフ・シュテイ(指揮)/収録:2001 年1 月19 日(ライヴ)

 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より
  ・第2幕ボリスのモノローグ「私は最高の権力を手に入れた」
  ・第2幕「何の用か?…陛下!」
  ・第2幕「もういい!…うーん、苦しい!息をつかせてくれ!」
    フェルッチョ・フルラネット(バス:ボリス・ゴドゥノフ)
    ミヒャエラ・ゼリンガー(メゾ・ソプラノ:フョードル)
    ヨルマ・シルヴァスティ(テノール:シュイスキー公爵)
    ヴォルフラム・イーゴリ・デルントル(テノール:貴族)
    ダニエーレ・ガッティ(指揮)/収録:2007 年5 月28 日(ライヴ)
  ・第4幕第1場(1869年版)
   「もうわれわれだけにしてくれ!みんな引き下がれ! さらばだ、わが子よ!」
    フェルッチョ・フルラネット(バス:ボリス・ゴドゥノフ)
    ステファニー・ハウツィール(メゾ・ソプラノ:フョードル)
    トゥガン・ソヒエフ(指揮)/収録:2012 年4 月20 日(ライヴ)
 大御所フルラネット当たり役、フィリッポ2 世とボリスを歌う

 ステレオ/76’01”

 イタリアの生んだ世界的バス、フェルッチョ・フルラネットが、「ドン・カルロ」のフィリッポ2 世と「ボリス・ゴドゥノフ」を歌ったアルバムは、ウィーン国立歌劇場における4 つの公演から編まれたものです。
 フィリッポ2 世といえば、フルラネットが1986 年にザルツブルク・イースター音楽祭でカラヤンの指揮で歌って一躍脚光を浴びて以来の当たり役。1949 年生まれのフルラネットはいまや押しも押されぬ大御所ですが、やはり舞台での存在感にはすごいものがあり、ここでも貫禄の歌唱を聴かせています。
 アルバム後半、有名な「モノローグ」と「ボリスの別れ」を歌ったボリスも圧巻の出来栄え。2007 年のガッティ指揮、2012 年のソヒエフ指揮、いずれもおおいに評判を取った内容でこちらもファンには見逃せないところです。

PENTATONE



PTC 5186485
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ロシア音楽とドイツ音楽の魅力的融合
 鬼才ユロフスキ魂のシュニトケ

  シュニトケ:交響曲第3番
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 録音:2014 年7 月/ベルリン放送局本館/52’ 16”

 SACD ハイブリッド盤。
 久々にシュニトケの大作の新録音が登場します。それも1972 年生まれの俊英ウラディーミル・ユロフスキが1981 年作の交響曲第3 番を手掛けた注目盤。
 シュニトケの交響曲第3 番はクルト・マズアの委嘱で作曲、1981 年11 月にマズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管により初演されました。52分の間、バッハ、ヘンデル、モーツァルトから新ウィーン楽派、ヴァイルからシュトックハウゼン、ヘンツェに至る30 人以上の作曲家の音素材を引用し、独墺音楽史を映し出しているため「ドイツ交響曲」の異名を持ちます。これまでロジェストヴェンスキーとソ連文化省管のメロディア盤、エリ・クラスとストックホルム・フィルのBIS 盤がありましたが、ドイツで育ったロシア人ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響を指揮した当盤こそ理想的演奏陣と申せましょう。
 シュニトケならではの不安な心理やブラック・ユーモアをユロフスキ流の集中力と鋭敏な感性で描写、あっぱれな名演となっています。
 録音は2014 年7 月にベルリン放送局本館 (Haus des Rundfunks RBB) で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。
 


PTC 5186475
(2SACD HYBRID)
\4200→\3790
名手ハイモヴィッツがベートーヴェン「チェロ・ソナタ」全曲をフォルテピアノで
 ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集

 [Disc1]
  (1)チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
  (2)ヘンデル『ユダ・マカベア』〜
   「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調 WoO.45
  (3)チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
  (4)モーツァルト『魔笛』〜「娘か女か」の主題による12の変奏曲ヘ長調 Op.66
 [Disc2]
  (5)チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
  (6)モーツァルト『魔笛』〜
   「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲変ホ長調 WoO.46
  (7)チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
  (8)チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2 
マット・ハイモヴィッツ(チェロ)
クリストファー・オライリー
 (フォルテピアノ)
 大注目盤! 優秀録音!“PENTATONE OXINGALE Series”始動、名手ハイモヴィッツ&オライリーがベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲をフォルテピアノを用い当時の響きを追求!

 チェロ;ゴフリラー 1710年製[A’=430Hz]/フォルテピアノ[A’=430Hz]
 セッション録音:2014 年1 月/スカイウォーカー・サウンド、ルーカス・ヴァレー(カリフォルニア)/DDD、Disc 1 71’58”、Disc 2 68’02”

 SACD ハイブリッド盤。
 この度、Pentatone レーベルとカナダのOxingale Records レーベルとの共同企画“PENTATONE OXINGALE Series”が始動します。
 記念すべき第1 弾はOxingale Records レーベルの看板アーティスト、チェリストのマット・ハイモヴィッツとピアニストのクリストファー・オライリーが、ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲を録音しました。当録音では作曲された時代の響きを追求・研究を重ねた結果、フォルテピアノを用い、チェロはハイモヴィッツの愛器であるゴフリラー(1710 年製)にガット弦を張り、A’ =430Hz で調律・調弦しました。ハイモヴィッツ、オライリーの安定したテクニックと切れ味抜群の演奏により当全集の新たな名盤登場と言えます。Pentatone の高音質録音によりオーディオ・ファンにもおすすめです。
 1970 年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988 年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999 年に自身のレーベルOxingale Records よりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。
 今回のベートーヴェンは膨大なレパートリーの中でも最も重要な作曲家の一人と語るハイモヴィッツにとって満を持しての録音となりました。今後の“PENTATONE OXINGALE Series” からのリリースも注目です!



 


PTC 5186481
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
「アメリカの魂」
 ・ピストン(1894-1976):不思議な笛吹き
  [序奏/行商人たちの登場/お客さんたちの登場/
   商人の娘たちのタンゴ/サーカスの到着/サーカスの行進曲/
   笛吹きのソロ/メヌエット/スパニッシュ・ワルツ/
   シチリアーナ/ポルカ/フィナーレ ](1938)
 ・アンタイル(1900-1959):ジャズ・シンフォニー(1923-25)
 ・コープランド(1900-1990):交響曲第3 番(1944-46)
カルロス・カルマー(指揮)
オレゴン交響楽団
 優秀録音。カルマー&オレゴン響の第3 弾は“アメリカの魂”ピストン、アンタイル、コープランド作品集

 ライヴ録音:2013 年4 月、2014 年1 月/アーリン・シュニツァー・コンサート・ホール(オレゴン州ポートランド)/DDD、65’21”

 SACD ハイブリッド盤。
 「アメリカの魂」と題されたこのディスクは、カルロス・カルマー指揮、オレゴン交響楽団による演奏で、20 世紀を代表するアメリカ人作曲家、ピストン、アンタイル、コープランドの作品が収録されております。
 1958 年ウルグアイ生まれのカルマーは故ジェームズ・デプリースト(1936-2013)の後任として2003 年よりオレゴン交響楽団の音楽監督を務めており、意欲的なレパートリーで当団を成長させてきました。Pentatoneレーベルからはこれまでに「戦争の時代の音楽(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴス、アダムズ)」(PTC 5186393)、「イギリス作品集(エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)」(PTC 5186471)をリリース、当アルバムが第3 弾となります。
 ハーバード大学で音楽を学び、パリでブーランジェやデュカスに師事したピストンによるバレエ音楽「不思議な笛吹き」は、ハンス・ウィーナー・バレエ団のために作曲された作品でピストンの代表作のひとつです。
 アンタイルは当初は欧米でピアニストとして成功していましたが、ストラヴィンスキーに強く影響された前衛音楽作曲者として頭角を現しました。以後、未来派的手法を用いて、多くの実験的作品を残しました。1923 年に着手し改作を重ね1927 年にニューヨークで初演されたジャズ・シンフォニーは名前のごとくジャズの手法を用いた交響曲で、22 の楽器の室内オーケストラとピアノ、木琴が登場する華やかな単一楽章の作品です。
 20 世紀を代表するアメリカの作曲家コープランドが作曲した自身最後の交響曲となった第3 番は1944 年に着手46 年に完成し、初演は同年ボストンで指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー夫人の追悼のために作曲されました。コープランドが繰り広げた「音楽版アメリカニズム」の作曲様式をもり込んだ作品です。



 

PTC 5186530
(SACD HYBRID)
¥2700
生と愛を歌う聖歌集
 ・ペルト(1935-):
  マニフィカト(1989)/聖母マリアよ喜べ/
  マニフィカトの7つのアンティフォナ
   【I. おお叡智よ/II. おおアドナイ(わが主)よ/
    III. おおエッサイの根より出でし若枝よ/
    IV. おおダヴィデの鍵よ/
    V. おお暁の星よ/VI. おお、すべての民の王よ/
    VII. おおインマヌエルよ】(1991)
 ・アルギルダス・マルティナイティス(1950-):アレルヤ(1996)
 ・クヌート・ニューステット(1915-):《キアケゴーの祈り》 Op.157(1999)から
   【I. 偉大なり、おお神よ!/
    II. 天におられる父よ!あなたは、まず私たちを愛してくださいました!】
 ・スヴェン=ダーヴィド・サンドスト(1942-):4 つの愛の歌
  【I. どうかあの方が、その口のくちづけをもって/
   II. 夜が明け、影が闇にまぎれる前に/
   III. 北風よ、目覚めよ/IV. あの人が左の腕を】(2009)
 ・イヴォ・アントニーニ(1963-):わたしはシャロンのばら(2010)
 ・エリクス・エシェンヴァルズ(1977-):おお救いの生贄(2009)
 ・アルヴォ・ペルト(1935-):主よ、今こそあなたは(2001)
ブライアン・A・シュミット(指揮)
サウスダコタ合唱団
 もっとも美しい現代合唱作品! サウスダコタ合唱団による聖歌集

 セッション録音:2014 年1 月/聖ヨセフ大聖堂、スーフォールズ、サウスダコタ州(アメリカ)/DDD、53’27”

 SACD ハイブリッド盤。
 サウスダコタ合唱団の最新盤は『生と愛を歌う聖歌集』です。
 サウスダコタ合唱団は、アメリカ中西部のグレートプレーンズ(大平原)の州サウスダコタのスーフォールズに2009 年に創設された合唱団です。芸術監督のブライアン・A・シュミットは、ノースカロライナ州のデューク大学チャペルの聖歌隊などの指揮者を務め、アメリカを代表する合唱指揮者のひとりに挙げられる合唱指揮者です。
 『生と愛を歌う聖歌集』はバルト三国、スカンディナヴィアとスイスの作曲家による「もっとも美しい現代合唱作品」から選ばれた「宗教歌」が収録されました。
 エストニア生まれ、アルヴォ・ペルトの『新約聖書』『ルカによる福音書』による《マニフィカト》と《主よ、今こそあなたは》、そして、ベルリンのRIAS 室内合唱団の委嘱で作曲した《マニフィカトの7 つのアンティフォナ》。ノルウェー・ソリスト合唱団の委嘱作、デンマークの哲学者キアケゴー(キルケゴール)の著作から採ったテクストの英訳で歌われるニューステットの《キアケゴーの祈り》から2 曲。リトアニアのアルギルダス・マルティナイティスとラトビアのエリクス・エシェンヴァルズの作品も「生を歌う」聖歌です。「愛」の歌は2 つです。スウェーデンのスヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの《4 つの愛の歌》とスイスのイヴォ・アントニーニの《わたしはシャロンのばら》は、いずれも『旧約聖書』『雅歌(ソロモンの雅歌)』がテクストです。
 サウスダコタは、スー族をはじめとする原住民と白人の間で激しい戦いが行われた暗い歴史をもちながら、今は、4 人の大統領の顔を彫刻したラシュモア山の名を冠した国立公園をはじめとする観光地に恵まれ、内外の観光客が多く訪れる州として知られます。州最大の都市スーフォールズは、人口が15万。「アメリカ最良の小都市」のニックネームで呼ばれています。アルバム『生と愛を歌う聖歌集』は、市の名所のひとつ、カトリックの聖ヨセフ大聖堂(セント・ジョーセフ大聖堂)で録音セッションが行われました。
 ネオルネサンス様式の大聖堂は、最初は木造の教会として作られ、1915 年から1919 年にかけて石灰石による建築が行われました。なんどか修復が行われ、2011 年に最後の内装が完成しています。この大聖堂は音響のよさが知られ、聖歌隊のコンサートのほか、スーフォールズを本拠とするサウスダコタ合唱団のコンサート会場のひとつとしても使われています。
 セッションの制作は、サウスダコタ合唱団の最初のアルバム『天国には』などの録音により2013 年グラミー賞の最優秀プロデューサーに選ばれたブラントン・アルスポーが担当しました。Pentatone が誇るクオリティの録音をお楽しみ下さい。
 なお、芸術監督のシュミットは、2015 年の秋、国際指揮者交換プログラムのアメリカ代表としてスウェーデンで客演指揮することが決まりました。




POOH’S HOOP

PCD 1409
\2500
涙のバガテル〜天使のピアノ〜シルヴェストロフ ピアノ作品集
 ヴァレンティン・シルヴェストロフ:ピアノ作品集
  “天使(メッセンジャー)”(1996-97)/
  3つの小品(2001)/
  追伸のついた2つのディアローグより「ウェディング・ワルツ」(2001/2002)/
  3つのバガテル Op.1(2005)/4つの小品Op.2(2006)
  3つのバガテル Op.4(Jan. 2006)/後奏曲 Op.5(2005)
塚谷水無子(ピアノ)
 オーディオ誌絶賛のオルガニスト塚谷水無子が

 ピアノ;YAMAHA C7LA Artist Edition, 2004
 セッション録音:2014 年9 月2、3 日/スタジオ・ノア下北沢/レコーディング、エディット、マスタリング:生形三郎/DDD

 塚谷水無子、Pooh’ s Hoop レーベル 第3 弾はヴァレンティン・シルヴェストロフのピアノ作品集です。2012 年にはオランダ、ハーレムの聖バフォ教会のミューラー・オルガンを使用してゴルトベルク(PCD 1204)を、2013 年にはポジティフオルガンを使用してゴルトベルク(PCD 1305)をそれぞれリリースし、オーディオ各誌で話題となりました。
 今回塚谷はヨーロッパで研鑽した運指を駆使し、オルガン領域から鍵盤楽器領域へ、そしてバロックからコンテンポラリへと飛翔していきます。収録作品はウクライナの現代音楽作曲家、ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1927 〜)のピアノ作品集です。重なり合う音が織りなす美しい響きこそシルヴェストロフ作品の真骨頂。今回のCD では、その響きの美しさ、そしてピアノのサスティンに堪能し埋没できるよう、オーディオ誌でお馴染みの生形三郎氏が録音を手掛けています。
 「知る人ぞ知るウクライナの作曲家、ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-)のピアノ音楽の魅力にとりつかれた誰かが、いつかきっと現れて、こういうアルバムを録音するに違いない、そしてそれは時間の問題だろうと思っていた。(中略)塚谷さんの解釈が興味深いのは、そこにひとつの明確さを加えていることである。一見ソフトなシルヴェストロフの音楽をそのまま演奏するのではなく、底にあるクリアな強さをみてとっている。そこが非凡である。」林田直樹(ライナーノーツより)

PROFIL


=エディション・シュターツカペレ・ドレスデン=



PH 12017
(2CD)
\5000→\4590
2010年ゼンパー・オーパー・ライヴ
 デイヴィス&ドレスデン/エルガー「ゲロンティアスの夢」

  エルガー:「ゲロンティアスの夢」op.38
ゲロンティアス:ポール・グローヴス(テノール)
天使:サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
司祭、苦悩の天使:ジョン・レリア(バス)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:サー・コリン・デイヴィス
 2010年ゼンパー・オーパー・ライヴ、コリン・デイヴィス&シュターツカペレ・ドレスデン、エルガー「ゲロンティアスの夢」

 収録:2010 年3 月28 日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)/ステレオ

 エニグマ変奏曲と並ぶエルガーの代表作として知られる「ゲロンティアスの夢」は、リヒャルト・シュトラウスから絶賛されて評価が高まり、エルガーが国際的名声を得るきっかけとなった壮大なオラトリオ風の声楽曲。
 ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿のテクストによる内容は、主人公ゲロンティアスが死の淵で魂の救済について天使や神と問答を繰り広げるというもので、母国の大作曲家エルガーへの熱心な取り組みで知られたサー・コリン・デイヴィスは、この作品について次のように述べています。
 「死についての音楽を書こうとすると、ふつうならレクィエムあるいは名の通った歴史上の人物の死を描くところですが、ここでは死そのものにまつわる実際のプロセスを扱っている点で独創的。まさに過去に例のないまったく新しいタイプの、真に偉大な作品なのです。」
 このたびProfil の人気シリーズ「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」に登場するアルバムは、コリン・デイヴィスが2010 年3 月にゼンパーオーパーでシュターツカペレ・ドレスデンを指揮して、エルガーの「ゲロンティアスの夢」を演奏したコンサートからのCD 化となります。
 上記の言葉からもわかるように、作品に熱い共感を寄せるデイヴィスは、2005 年12 月にロンドン響を指揮して同曲を演奏したライヴ録音盤をすでに発表しており、当ディスクは4 年あまりを経ての演奏内容ということになりますが、この間ほかにも2008 年1 月のボストン響との実演で同作を取り上げて成功を収めていました。
 英国出身のメゾ・ソプラノ、サラ・コノリーは、そのデイヴィスのボストン公演に参加していたひとりで、ここでも引き続き天使役に起用されています。ちなみに、コノリーはアンドルー・デイヴィス指揮BBC 響盤(2014 年)における同名役の歌唱も記憶にあたらしいところです。
 ゲロンティアス役のポール・グローヴスは、エルダー指揮ハレ管盤(2008 年)でも表題役を務めた米国出身のテノール。グローヴスはまた、同じ2010/11 年のシーズンにエジンバラ国際音楽祭におけるゲロンティアス役でも評判を取ったという具合にキャストは万全で、ここにデイヴィスの思い描くドラマ作りに欠かせない顔ぶれが揃ったといってよいでしょう。
 コリン・デイヴィスとシュターツカペレ・ドレスデンの顔合わせによるエルガーと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、1998 年の交響曲第1 番ライヴ。そこではデイヴィスが尋常ではないテンションの高さで、名門ドレスデンより空前絶後のとてつもない響きを引き出して、熱心なファンの間では語り草となっていたものでした。
 ここでもまたエルガーらしい気高くもやさしくせつない音楽を破格のスケールで聴かせてくれるのではないかとおもわれます。



その伝説的名演、1998年のエルガー交響曲第1番
ほとんど神がかり的

ボックス・セットに入ってしまったため現在単売では残り在庫限りになっている模様

PH 05040
\2600→\2390
在庫僅少
(1)エルガー:交響曲第1番変イ長調Op.55
(2)ベルリオーズ:序曲「リア王」Op.4
(3)ベルリオーズ:「ベアトリスとベネディクト」序曲Op.9
サー・コリン・デイヴィス指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)1998年 (2)(3)1997年ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 選りすぐりの内容がすでにファンの心を掴んで離さないProfilのライヴ・シリーズ。
 ドレスデン・シュターツカペレ・エディション第1弾は名誉指揮者デイヴィスによるお得意のエルガーとベルリオーズ。
 デイヴィスとしてはのちにロンドンSO.と全集(2001年)を完成させるエルガー。本場のオケならではの魅力は尽きないが、このドレスデンの音色もまた重厚な音楽に相応しいもの。馥郁といっぱいに拡がるアダージョなど想像を超えた美しさ。一方で第2楽章のように荒々しい場面でもじつに過不足なく反応するあたりもさすが。さらにフィナーレ。コーダで冒頭のテーマが回帰してくるところなどゾクゾクするくらいに最高の格好よさ!
 カップリングは同じオケとのスタジオ盤(1997年)でも聴かれるベルリオーズ。まことに華麗!「スペシャリスト」デイヴィスに触発されて、こちらも見事というほかない。MDRによる録音も瑞々しさを湛えて極上。

 


PH 14040
\2500→\2290
「フォーカス・チェロ」
 ・ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲ト短調RV 531
 ・ロッシーニ:涙(エリオドロ・ソリマ編/チェロと弦楽オーケストラのための)
 ・パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による一本の弦での変奏曲
  (トーマス・デメンガ編/チェロと弦楽のための)
 ・レスピーギ:アダージョと変奏
 ・ヴォルフ:イタリアのセレナード
 ・ロベルト・モリネッリ:ツイン・レジェンズ
 ・ペテリス・プラキディス:パスティッチョ・ア・ラ・ロッシーニ
 ・ジャン・カルロ・メノッティ:2 つのチェロと管弦楽のための組曲
パブロ・フェランデス(チェロ)
ベネディクト・クレックナー(チェロ)
アナスタシア・コベキナ(チェロ)
エドガー・モロー(チェロ)
ハインリヒ・シフ(指揮)
クレメラータ・バルティカ
 エドガー・モロー、パブロ・フェランデスほか気鋭のチェリスト4 名による華麗なる饗宴、共演はハインリヒ・シフ指揮クレメラータ・バルティカ

 収録:2013 年10 月7-11 日/シュロス・ノイハルデンベルク、大ホール、2013 年10 月4 日クロンベルク、シュタットハレ(レスピーギのみ)/ステレオ

 1991 年マドリードに生まれたスペインの気鋭パブロ・フェランデス、1994 年パリ生まれのエドガー・モローほか、「クロンベルク・アカデミー」に学んだ4 人の若きチェリストと、アカデミーのオーケストラ・イン・レジデンスを2008 年より務めるクレメラータ・バルティカの出会いによって生み出されたアルバム。
過去3 世紀に亘るイタリア、およびイタリアにインスパイアされたチェロ曲8 篇は、ヴィヴァルディの協奏曲に始まり、ロッシーニ、パガニーニ、ヴォルフによるおなじみのナンバー、さらにはラトヴィアの現代作曲家プラキディスや、ジャズのテイスト薫るモリネッリを経て、最後は、語法は後期ロマン派のものを用い、様式的にはバロック期の伝統的な特徴である舞踊組曲を採用したメノッティの作品で閉じられるという凝った構成となっています。
 指揮は、自身もやはりチェロの名手で、1985 年以降は指揮者としての活躍も目覚ましいハインリヒ・シフ。
 未来の巨匠の腕前のほどと併せて、チェロをよく知る大家の指揮ぶりにも注目です。
 

PH 14047
\2500
モーツァルト、ピアノ協奏曲「ジュノーム」& 第12番ライヴ
 モーツァルト:
  ・ピアノ協奏曲第12番イ長調KV 414
  ・ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV 271「ジュノーム」
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(ピアノ)
ヘリベルト・バイセル(指揮)
ボン・クラシック・フィルハーモニー
 2014 年チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール最高位エカテリーナ・リトヴィンツェヴァによるモーツァルト、ピアノ協奏曲「ジュノーム」& 第12番ライヴ、録音エンジニアはホルガー・ジードラー

 収録:2013 年11 月7 日/テアーター・メッペン(ライヴ)/DDD、ステレオ、56’27”

 エカテリーナ・リトヴィンツェヴァは、1986 年にロシア連邦の極東管区、オホーツク海に面するマガダンに生まれたピアニスト。1994 年から2001 年まで同じく極東チュクチ自治管区のアナディリの児童音楽学校で手ほどきを受けて才能を開花させ、15 歳の時に家族でモスクワに移住。2002 年から2006 年までワルシャワの国立ショパン音楽学校でイリーナ・ガブリーロワのクラスで学び、ディプロマを取得しています。
 アレクサンドル・ムンドヤンツ、エカテリーナ・デルジャヴィナにも師事し、ロベルト・クーレック、ルドルフ・ケレル、アンジェイ・ヤシンスキらのマスタークラスも受講しているリトヴィンツェヴァが、2014 年にイタリアの「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール」で弾いて最高位と聴衆賞を獲得したのが、ここに収められているモーツァルトのピアノ協奏曲第12 番でした。
 このアルバムは、その前年に、かねてより実演でコラボを重ねてきたベイセル率いるボン・クラシック・フィルハーモニーと、同じモーツァルトの「ジュノーム」というプログラムでおこなったコンサートをライヴ収録したものです。
 ボン・クラシック・フィルハーモニーは、1959 年にボンでヘリベルト・ベイセルが結成したクール・ケルニッシェ管弦楽団がその前身で、1986 年の改称を経て今日に至るオーケストラ。当初は、ボンに置かれていたクール・ケルン宮廷の音楽に光をあてるという理念のもと、現在では、ウィーン古典派の作品もメイン・レパートリーに加えつつ、時代様式に応じて最大60 人規模まで柔軟に編成を発展させ活動しています。
 ここでの演奏は第1 ヴァイオリン6、第2 ヴァイオリン5、ヴィオラ4、チェロ3、コントラバス1、オーボエ2、ホルン2 というもので、見通しのよいサウンドがなんとも魅力。ピアノとの絶妙な距離感はあたかも室内楽を聴くかのような親密な空気でたまりません。
 レコーディングは、アーティスティック・ディレクターにトンマイスターのマルティン・ルスト、サウンド・エンジニアがホルガー・ジードラーという顔ぶれで、いずれもTHS Medien Dormagen のチームが担当。とくにProfil のライヴ音源の復刻で評価の高いジードラーの名前がクレジットされているのは注目されるところです。
 


PH 14021
\2500→\2290
シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ、
 ブルックナーの交響曲第6番

  ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB.106
フィルハーモニー・フェスティヴァ
ゲルト・シャラー(指揮)
 注目のシリーズ最新盤、シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ、ブルックナーの交響曲第6番

 録音:2013 年8 月/エーブラハ、大修道院附属教会(ライヴ) バイエルン放送との共同製作/DDD、ステレオ、57’30”

 バンベルクに生まれたドイツの指揮者ゲルト・シャラーが進めるブルックナーの交響曲シリーズに第6 番が登場。第5 番が演奏された翌月、2013 年8 月にエーブラハ大修道院附属教会で、手兵フィルハーモニー・フェスティヴァを指揮したコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 当シリーズは、アメリカの音楽学者でブルックナー研究の第一人者ウィリアム・キャラガン校訂譜に拠るナンバーを含むことでも注目を集めてきましたが、このたびの第6 番で通常全集とされる番号付きの9 曲が揃うことになります。
 中期の傑作第5 番と後期の3 曲に挟まれる第6 番は、ごつごつとした武骨なテーマで開始される第1 楽章と、対照的に哀感のこもった第2 楽章に抗しがたい魅力があり、ブルックナー演奏の第一人者ヴァントが実演でよく取り上げていたこともなるほどと思わせる作品。
 このたびの第6 番については、例外的に作曲者による改訂を経ていないこともあり、キャラガン校訂譜使用との記載もありませんが、シリーズを通じてのすぐれた成果を踏まえると、ブルックナー好きにはおおきな期待を持って迎えられるものとおもわれます。

 =シャラーによるブルックナー交響曲第6番トラックタイム=
 I.16:38 +II.17:50+III.8:34+IV.14:25=TT.57:30

RCO LIVE



RCO 14005
(SACD HYBRID
→1枚価格)
\2600→\2390
ヤンソンス&コンセルトヘボウ管、ブルックナーの第6番&第7番
 ・ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB.106
   録音:2012年3月7-9日/
    アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
 ・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調WAB.107
   録音:2012年12月23日&25日/
    アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
 優秀録音。絶美の表現と極上の響きヤンソンス&コンセルトヘボウ管、ブルックナーの第6番&第7番

 DSD5.0、マルチチャンネルステレオ、53’11、63’16
 =トラックタイム=
 ・第6番 14:47+ 15:35+ 8:04 +14:42 = 53:11
 ・第7番 20:17+ 21:15+ 9:35 + 12:07= 63:16

 来る2015 年3 月20 日のコンセルトヘボウ管とのコンサートをもって、2004 年9 月の就任以来10 年半に亘る首席指揮者より勇退を表明したマリス・ヤンソンス。そのヤンソンスが2012 年にコンセルトヘボウ管を指揮してブルックナーの交響曲2 篇を演奏したアルバムがRCO Live より登場します。
 第6 番が2012 年3 月、第7 番が2012 年12 月、共にアムステルダムのコンセルトヘボウでおこなわれたコンサートからのSACD 化で、ヤンソンスは第7 番を2007 年11 月にバイエルン放送響を指揮してウィーンのムジークフェラインザールでライヴ録音していたので2 種目の内容となりますが、第6番はヤンソンス初のレパートリーとなります。
 収録された2012 年といえば、ウィーン・フィルとのニューイヤー・コンサートに始まり、同じく8 月のザルツブルク音楽祭への出演など、ヤンソンスが相変わらず多忙を極めていた年でもありますが、11 月から12 月にかけての来日公演ではバイエルン放送響を指揮してベートーヴェン・シリーズを大成功に導くなど、シーズンを通して気力、体力ともにたいへん充実していたようで、これらの模様を収めたソフトからも確認することができます。
 コンセルトヘボウ管によるブルックナー演奏では、2013 年10 月にアーノンクールが指揮した第5 番のライヴ映像作品のみごとな出来栄えも記憶にあたらしいところですが、ヤンソンスが首席指揮者在任中に培ってきた、どこまでも磨き抜かれた美の表現にはやはり格別なものがありました。
 ヤンソンス指揮による2007&08 年収録の第3 番、2007 年収録の第4 番が、名門から極上の響きを引き出したと評判を取ったように、ここでの演奏内容にもおおいに期待が高まります。




REFERENCE RECORDINGS



RR 132SACD
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
SACDで登場!みなぎるダイナミズムが際立つ録音!
 ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
 プロコフィエフ:組曲『3つのオレンジへの恋』
 バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲
マイケル・スターン(指揮)
カンザスシティ交響楽団
 録音:2012 年2 月5-11 日カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール/SACD5.1&Stereo、54‘45
 プロデューサー:デイヴィット・フロスト エンジニア:キース・O・ジョンソン

 カンザスシティのダウンタウン南の端、アートギャラリーが立ち並ぶ、この街でも最もアーティスティックと言われるクロスロード・アート・ディストリクトに隣接する小高い丘の上に、2011 年9月にオープンしたカウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ。1800 席規模のプロセニアム形式のステージを持つ劇場と、1600 席規模のクラシック用コンサートホールの2つのホールを持った大型複合文化施設です。クラシック用のコンサートホール(ヘルツベルク・ホール)は音響にも大変こだわっており、オーケストラの豊かな響きを十分に堪能することができます。この新しいホールを本拠地とするのがマイケル・スターン率いるカンザスシティ交響楽団。今回収録されているのはヒンデミット、プロコフィエフ、バルトーク。音響効果が期待できる作品で、豊麗さと力強いダイナミズムみなぎる演奏で聴かせます。
 

RR 133
\2200
オルガン・ポリクローム〜フランスのオルガン作品集
 ヴィドール:交響曲第6番よりアレグロ
 シュミット:前奏曲ト短調Op.11
 アラン:アグニ・ヤヴィシュタのための2 つの舞曲
 ボネ:演奏会用練習曲
 デュリュフレ:スケルツォOp.2
 デュプレ:前奏曲とフーガ ト短調Op.7-3
 フランク:英雄的小品
 ギルマン:カプリース Op.20-3
 ヴィエルヌ:幻想的小品Op.51
 ジグー:グランクール・ディアローグ
ヤン・クライビル(オルガン)
 圧倒的な迫力で体を芯から揺さぶるオルガン!

 録音:2011 年カウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール、カサヴァン製オルガン作品3875 使用/24bit HDCD 録音、71’21

 数々の優秀録音を有しているレーベル、リファレンス・レコーディングスからまた一つ名録音が誕生しました。このアルバムはフランス作曲家によるオルガンの名作を収録しています。オルガンの持つ魅力を全て紹介するような作品群で、音楽的にはもちろん音響的にも興味深い選曲です。珍しいシュミットの前奏曲ト短調も収録されています。演奏者はヤン・クライビル。彼女はカンザスシティのカウフマン・センターのオルガニストなどアメリカ中西部を中心に活動しています。パイプオルガンのように重低音を奏でる楽器を再生する場合は強力なサブウーファーは必須。グラミー賞受賞経験のあるエンジニア、キース・ジョンソンの驚異的な録音は、すべてのオルガン・ファンとオーディオ愛好家に喜ばれることでしょう。

SIMAX


PSC 1338
\2600
ユッシの思い出(Remembering Jussi)〜ビョルリングに捧ぐ
 プッチーニ:
  歌劇《ラ・ボエーム》〜冷たい手を 、歌劇《トスカ》〜 星は光りぬ 、
   歌劇《蝶々夫人》〜 愛の家よ、さようなら 、
  歌劇《トゥーランドット》〜 誰も寝てはならぬ
 グリーグ:
  ある夢 Op.48-6 、君を愛す Op.5-3 、白鳥 Op.25-2、
  詩集の一節(小句集) Op.25-3
 シベリウス:
  逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5 、
  三月の雪の上のダイアモンド Op.36-6
 グスタフ・ヌードクヴィスト:海へ
 カール・レオポルド・シェーベリ:音楽(トゥーネナ)
 チャイコフスキー:
  歌劇《エフゲニー・オネーギン》〜
   レンスキーのアリア「どこへ行ってしまったのか」
 ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》〜 愛さずにはいられぬこの思い
 レナート・ラシェル/ スヴェッレ・インドリス・ユーネル編:さらばローマ
 ビゼー:歌劇《カルメン》〜 花の歌「おまえが投げたこの花は」
 アダン/ ギスレ・クヴェルンドク編:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
ブルール・マグヌス・トーデネス(テノール)
ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)
インガル・ベルグビ(指揮)
ノルウェー放送管弦楽団
 新進のトーデネス・デビュー、ビョルリングに捧ぐ

 録音:2014 年10 月9-10 日、15-16 日 ノルウェー放送 大スタジオ(オスロ)/51‘07
 制作:ヨルン・ペーデシェン/録音:オイスタイン・ノールデンゲン

 ノルウェーの若いテノール歌手、トーデネスのデビューアルバム。20 世紀のオペラシーンで活躍したスウェーデンのテノール、ユッシ・ビョルリングを回想し、彼がレパートリーにしていたオペラのアリアや歌曲を歌います。
 ブルール・マグヌス・トーデネスは、1993 年、ノルウェー中西部の海岸沿いにある小さな村アイクスンに生まれました。17 歳の時、トロンハイムのノルウェー科学技術大学(NTNU)の音楽学部が主宰する才能発掘プログラム「若い音楽家」に参加、学士課程に学び、2 年目を終えた2014 年の秋からローマの聖チェチーリア音楽院でイタリア・オペラとベルカント・スタイルの歌唱を学び始めました。
 アルバム『ユッシの思い出』。最初に歌われるのはプッチーニ。ビョルリングにとって最後の全曲録音となったビルギット・ニルソン共演の《トゥーランドット》をはじめ、「愛された」リリックテノールの全曲録音が残された4 つのオペラのアリアです。つづいてグリーグ、シベリウスの歌曲と、これもビョルリングの愛唱歌だったスウェーデンの《海へ》と《音楽(トゥーネナ)》。映画『Seven Hills of Rome』でマリオ・ランツァが歌った《さらばローマ》も、ビョルリングの好きだった一曲です。最後はアダンの《クリスマスの歌》。ビョルリングが歌ったのと同じスウェーデン語による歌唱です。ビョルリングの歌が愛された「LP 時代」に制作された「リサイタルアルバム」や「ポートレートアルバム」を思わせる構成のアルバム。
 ノルウェーを代表するピアニスト、ホーヴァル・ギムセ(1966-)が歌曲、インガル・ベルグビ(1964-)の指揮するノルウェー放送管弦楽団がアリアで共演しています。

SUPRAPHON



SU 4177
\2300→\2090
オリジナル楽器のアンサンブルによる世界初録音、
 F. X. リヒターの「レクィエム」

  F.X.リヒター(1709-1789):
   ・フーガ付きシンフォニア ト短調(Boer 29) 19’12”
   ・深き淵より(12声)* 10’51”
   ・レクィエム 変ホ長調(16声)* 33’45”
レンカ・カフォウルコヴァー・ジュリコヴァー(ソプラノ)
マルケータ・ククロヴァー(アルト)
ロマン・シャンピョン(テノール)
イジー・ミロスラフ・プロハースカ(バス)
チェコ・アンサンブル・バロック管弦楽団&合唱団
 (ピリオド楽器使用)
ペテル・ザジーチェク(リーダー)
テレサ・ヴァールコヴァー(合唱指揮)
ロマン・ヴァーレク(指揮)
 収録:2014 年10 月10-12 日/ズノイモ、聖ミカエル教会(セッション・ステレオ)/DDD、ステレオ、64’04”  *オリジナル楽器による世界初録音

 18 世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格で、前古典主義をリードしたフランツ・クサヴァー・リヒターは、バス歌手、弦楽器奏者、作曲家としてマンハイム宮廷に仕え、宮廷楽団での目覚ましい活躍により、いわゆる「マンハイム楽派」の巨星として音楽史にその名を残しています。
 リヒターはまず、オーケストラのための作品(彼はこのジャンルに70 以上の作品を作曲)で知られていますが、同時にまた、かなりの量の声楽曲を書いてもいます。「レクィエム」と「深き淵より」は、その代表的なものです。
 ここで、リヒターがストラスブール大聖堂の楽長時代に手掛けた「レクィエム」と「深き淵より」を、オリジナル楽器のアンサンブルによって世界初録音した意欲的な試みは、SUPRAPHON ならではのこだわりを感じさせる好企画といえるでしょう。
 ほかに、マンハイム時代の作、フーガ付きシンフォニアも収録。



 


SU 3847
(2CD)
\3600→\3290
スメタナ:初期ピアノ曲
 CD1
  ポルカ 変ホ長調 (1846) /夜想曲 変ホ長調 (1845) / 4つのロンド (1846) /
  ボヘミア民謡による変奏曲 (1846) /アンダンテ ヘ長調 (1845) /
  小品 ハ長調 (1845) /ヴィヴァーチェ ヘ長調 (1845) /5つの行進曲/
  コラール「神の恩寵われらにあれ」のよるフィギュレーション (1945)
 CD2
  ピアノ・ソナタ ト短調 (1846)/4声のフーガ ニ短調 (1845) /
  小品 ハ長調 (1845)/ 4声のフーガ ハ長調 (1845) /
  3声のフーガ ホ短調 (1845) /小品 ハ長調 (1845) /
  4声のフーガ イ短調 (1845) / 2つの練習曲 (1846) /
  ソナタ形式による3つの小品 (1846)
イトカ・チェホヴァー(Pf)
 驚きの超絶技巧に満ちたスメタナのピアノ曲

 録音:2014 年6、9 月/マルティーネク・スタジオ(プラハ)/2h 24’ 07”

 チェコの実力派女流イトカ・チェホヴァーによるスメタナのピアノ曲全集の第7 巻。今回はスメタナ20 代の初めの作品を集めた2 枚組で、大半が世界初録音。初期作品とはいえ、ピアニストとして世に出た頃の作品だけにピアニスティックな演奏効果に富むものばかり。スメタナ唯一のピアノ・ソナタも出だしこそシンプルながら、ゾッとするほど難しい世界が広がります。スメタナのピアノ曲はどれも面白く、また最初期からショパンやリストのピアニズムを超えた近代ピアニズムを駆使しているのが驚きで、「ピアノの大作曲家」として認識される日が来るかもしれません。
 


SU 4176
(2CD → 1枚価格)
\2500→\2290
マルティヌー四重奏団がタネーエフの巨大で深遠な世界に挑戦
 タネーエフ:
  CD 1
   (1)ピアノ五重奏曲ト短調Op.30
  CD 2
   (2)弦楽五重奏曲ト長調Op.14
   (3)弦楽五重奏曲ハ長調Op.16
マルティヌー四重奏団
(1)オリガ・ヴィノクール(Pf)
(2)イジー・バールタ(Vc)
(3)イトカ・ホスポロヴァー(Va)
 録音:2013 年10 月28-30 日/マルティヌー・ホール(プラハ)(1)、2014 年3 月21-23 日、5 月16-18 日/ドモヴィナ・スタジオ(2)(3)/79’ 59”

 セルゲイ・タネーエフは3 篇の五重奏曲を残していますが、いずれも円熟期の作品で微妙に編成が異なります。Op.14 の弦楽五重奏曲はヴァイオリン・チェロ各2、ヴィオラで、楽天的・明朗な気分に満ちています。もうひとつの弦楽五重奏曲Op.16 はヴァイオリンとヴィオラが各2 本で、対照的に叙情的・内省的な内容となっています。ピアノと弦楽四重奏による五重奏曲Op.30 はタネーエフの代表作のひとつで、演奏時間45 分の大作。ロシア音楽というよりワーグナー風なスケールの大きさと深さで聴き手を圧倒します。これら3 篇はあまり録音にも恵まれていないので、マルティヌー四重奏団の最新録音は超貴重。
 

THE CHOIR OF KING’S COLLEGE


KGS 0007
(CD)
\2000
フェイヴァリット・キャロルズ・フロム・キングズ
 1. ダヴィデの村に(ヘンリー・ジョン・ゴーントレット&アルトゥール・ヘンリー・マン)
 2. ディンドン空高く(Ding Dong Merrily On High)(16 世紀フランス)
 3. ヘレフォードシャーのキャロル(英国伝統)/
 4. アダムは縛られて(ボリス・オード)
 5. サセックス・キャロル(トム・エターリッジ/オルガン)
 6. 甘き喜びのうちに(作曲者不詳)/
 7. もろびとこぞりて(ウィリアム・ホルフォード)
 8. ガブリエルのメッセージ(バスク地方伝統)
 9. The holly and the ivy(フランス伝統)/
 10. おお小さな町ベツレヘム(英国伝統)
 11. A spotless Rose(ヘルベルト・ハウエルズ)
 12. 羊飼いのキャロル(ボブ・チルコット)
 13. Angels from the realms of glory(フランス伝統)
 14. きよしこの夜/
 15. it came upon the midnight clear(英国伝統)
 16. 凍えそうな寒い冬(ハロルド・ダーク)/
 17. I saw three ships(英国伝統)
 18. While shepherds watched their flocks(Este’ s Psalter, 1592)
 19. 三人の王(ペーター・コルネリウス)
 20. コヴェントリー・キャロル(15世紀、作曲者不詳)
 21. God rest you merry, gentlemen(英国伝統)
 22. Away in a manger(ウィリアム・カークパトリック)
 23. All bells in paradise(ジョン・ラター)/
 24. 天には栄え(メンデルスゾーン)
 25. 神の御子は今宵しも(ジョン・フランシス・ウェイド)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ダグラス・タン、
トム・エターリッジ、
パーカー・ラムゼイ(オルガン)
スティーヴン・クレオベリー(指揮)
 名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団によるクリスマス・キャロル集!

 録音:2014 年3 月16,17,18.20 日/キングズ・カレッジ聖堂/78’ 11

 名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団によるクリスマル・キャロル集。

WAON RECORDS


WAONCD 290
\2400
日出ずる処、牧神の目覺め。
 ・シャルル・ルイ・ウジェーヌ・ケックラン:オーボエとピアノのためのソナタ op.58
 ・平野 一郎:牧羊神α(上田敏の詩に拠る、無伴奏オーボエの為の田園曲)
 ・ポール・デュカス:遥かなる牧神の嘆き
 ・トマ・デルクロー:コスモス
 ・プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ
 ・クロード・ドビュッシー:トッカータ
 ・平野 一郎:牧羊神β(上田敏の詩に拠る、オーボエ&ピアノの為の田園曲エクローグ)
フロラン・シャレール(オーボエ)
トマ・デルクロー(ピアノ)
 近代フランス音楽への日本からのオマージュ

 フロラン・シャレールが使用している楽器は、1976 年にスイス・チューリッヒに創設された
 デュパン工房(現在はルクセンブルクに拠点を置く)のインペリアル・オーボエ。
 録音:2014 年5 月27-30 日、滋賀県高島市立ガリバーホール

 京都市交響楽団に所属するフランスのオーボエ奏者、フロラン・シャレールと、ジュネーヴ音楽院で後進の指導にもあたっているコンポーザー=ピアニスト、トマ・デルクローによるオーボエとピアノのための作品集の登場。2013 年6 月に京都のアンスティチュ・フランセ関西を舞台に開催された公演がもとになった録音です。ケックラン、デュカス、プーランクらのフランス作曲家作品のほか、デルクローの自作、さらに、ポール・クローデル(旧関西日仏学館設立者)の詩を日本初訳した上田敏の詩に基づく、平野一郎(b.1974)の作品が収録されています。薫り高いひと時を楽しむことができる1 枚です。

 フロラン・シャレール(オーボエ)
 フランス中部、クレルモンフェラン出身。アラン・ブランブリュードの元でオーボエを始める。パリ国立高等音楽院でジャク・ティス、フレデリック・ターディーにオーボエを、モーリス・ブルグ、ダヴィッド・ヴァルテールに室内楽を学び、2003 年最優秀の成績で卒業。同年、UFAM パリ国際コンクール優勝。在学中よりエマニュエル・クリヴィヌが指揮するフランス・ユースオーケストラに在籍した後、リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、ミュルーズ交響楽団等、多数のオーケストラに招聘される。2005 年アメリカ、テキサスのフェルナンド・ジレ国際オーボエコンクールに優勝した際は、R. シュトラウスのオーボエ協奏曲のソリストとして、同地のオースティン交響楽団と共演。その卓越した演奏力を絶賛される。同年、佐渡裕氏によるオーディションに合格。兵庫芸術文化センター管弦楽団に入団のため来日。2006 年より京都市交響楽団に在籍。現在は、オーケストラでの活動に加え、ソロ奏者、室内楽奏者としても幅広い活躍をみせている。東京チェンバーオーケストラ、大阪フィルハーモニーなど、各地で首席奏者として客演するほか、「アルボラダ木管五重奏」としてNHKFM ラジオに出演、録音。「キョウトシモ」では、タップダンスとクラシック音楽の融合、というジャンルを超えた芸術の融合を見事に果たし、大好評を博した。2012 年青山音楽賞受賞。2013 年アフィニス夏の音楽祭に出演。2014 年には、故郷クレルモンフェランを遠く離れ、「日本に渡ったフランス人の音楽家」として、彼の生い立ちや、音楽の軌跡に迫ったドキュメンタリーがフランスで放送され、大きな反響をよんだ。

 トマ・デルクロー(ピアノ)
 リヨン出身。6 歳からピアノを始める。リヨン国立高等音楽院でピアノをロジェ・ムラロに、音楽書法をロイック・マイエに師事。最優秀の成績で卒業する。2003 年メセナより奨学金を受給。同年、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭に参加し、クリスティアン・イヴァルディ、エマニュエル・ストロッセール、トリオ・ヴァンダラーと共演し、音楽に磨きをかける。2005 年パリ国立高等音楽院で室内楽をクレール・デゼール、アミ・フラメール、ディアーナ・リゲティに師事。最優秀の成績を得て卒業。近年は、ソロ活動、室内楽奏者、作曲家としても精力的に活動をしている。コントラバス奏者クリストフ・ベローとの「キュプカ・デュオ」をはじめ、チェロ奏者ミワ・ロッソと「デュオ・レオス」、ピアニスト、ギョーム・レビーと「デュオ・ノクチュエル」を結成。各地で公演し、高い評価を得ている。日本でも、オーボエ奏者フロラン・シャレールと共に演奏活動を行っており、「ノクターン」、「夢」、「コスモス」の3 作品を彼に献呈した。

WERGO

WER 6316
\2500
これぞダダ。シュヴィッタース、新録音の登場!
 シュヴィッタース(1887 〜 1948):
  音響詩「ウアゾナーテ(原ソナタ)」(1922-32)
  および他の音詩集
シュプレッヒボーラー
 (言語的=音楽的語り芸術トリオ)
 録音:2014 年1 月

 ダダイズムの旗手、シュヴィッタースの新録音の登場。1トラック目に収録されているKaa gee dee という詩では、「カー・ゲー・デー」という言葉が三人の演者によって、さまざまな音声、時にささやくような声でひたすら繰り返されます。このような、語りと音楽の境にあるシュヴィッタースの作品は、第一次世界大戦中のヨーロッパに起こった、芸術は至高なもの、という既成概念を打ち崩そうとする、ダダの芸術として高く評価されています。そんなダダの極みのひとつが、「原ソナタ(ウアゾナーテ)」。原ソナタ、などと言うと難しそうですが、聞いてみると、ひとつの言葉を繰り返したり、さらにそのスペルを突如大きな声で発したり、と、無秩序の世界。しかし、言葉(音)がさまざまな方向から押し寄せる感覚は非常に独特で、音というものへの感覚、音についての考えが根底から覆されてしまうような衝撃に満ちています。
 シュヴィッタースは、「文字というものは音をもたない。それらは、音を生み出す可能性を秘めているに過ぎないのであり、その音は、話し手によって価値が決められる」と述べていますが、この彼の言葉は、そのまま楽譜と演奏者の関係に置き換えることもできるでしょう。我々を、音楽の原点に立ち戻させるようなシュヴィッタースの作品を、シュプレッヒボーラーの面々が、時にユーモラスに、時にシリアスに、文字を空間に放って独自の世界を描いていきます。心地よい言葉の羅列に浸れる1 枚。オーディオ的にも優れています。
 


WER 6809
\2500→\2290
Monolithen(石碑)
 ドビュッシー、ツィンマーマン、ストラヴィンスキー
  (1)ドビュッシー:白と黒で
  (2)ベルント・アーロイス・ツィンマーマン:
   モノローグ(2台ピアノのための「ダイアローグ」版)
  (3)ストラヴィンスキー:春の祭典(作曲者自身によるピアノ連弾編曲版)
クラヴィーア・デュオ・フーバー&トーメ
 (スザンネ・フーバー&アンドレ・トーメ)
 ツィンマーマンの超難曲をはじめとするピアノ連弾& 2台ピアノ作品名曲集

 録音:2013 年2 月

 ピアノ連弾の記念碑的(=石碑)名曲を集めた1枚。
 ドビュッシーの「白と黒」は、第一次世界大戦初期に書かれたもの。ドイツがフランスを攻め、フランスの文化を破壊しようとしているのを見たドビュッシーは、この作品で、フランスを白、ドイツを黒として表現をしているようです。
 このCD の白眉ともいえるのが、ツィンマーマンの作品。非常に高度なテクニックが要求される作品。2 台のピアノそれぞれの奏者は挑戦ともいえるような難しいことを展開、さらに、両者が冷静にバランスをとることが要求されています。ツィンマーマンの特徴である引用(ここでは、グレゴリオ聖歌、バッハ、モーツァルト、ベートヴェン、ドビュッシーからメシアンまで)も見られる作品です。
 管弦楽作品の人気曲「春の祭典」ですが、ストラヴィンスキーは、この作品をピアノで作曲したことがスケッチなどからも明らかとなっています。ピアノ編曲版、と呼ぶのは間違いではありませんが、作品のオリジナルのコンセプトはむしろこのピアノ連弾版にあるともいえるものとなっています。迫力のリズムは見事です!
 


WER 6797
\2500→\2290
ケージの「数の音楽」シリーズ、ピアノ版世界発録音!
 ジョン・ケージ:
  (1)ONE 7
  (2)FOUR 6
ザビーネ・リープナー(ピアノ)
 録音:(1)2012 年5 月[30’00]、(2)2013 年7 月[30’00]

 晩年の6年間、ケージは、いわゆる「数の音楽」を書いていました。これは、「ONE 7」「FOUR 6」の2作品の、ピアノ版世界初録音盤。
 「数の音楽」は数字のタイトルが付されており、その数字は、演奏者の数、あるいは、その作品の部分の数を指します。また、同じ演奏者数の作品が複数ある場合、上付き数字で区別されます。たとえば、ここに収録されている「ONE 7」シリーズは、一人の演奏家のための作品シリーズの第7番のこと。この作品は、唯一女性作曲家ポーリーヌ・オリヴェロス(1932 年生まれ)に献呈されたという意味で特別なもの。「FOUR 6」の要素も感じられる作品で、さらに、作曲家自身による参考用のピアノ版演奏録音が残されています。
 「FOUR 6」は、4つの部分から成る作品ですが、リープナーは、4つの部分それぞれで、ピアノの奏法を変えています。第1部はいわゆる普通の奏法で、第2部はプリペアード、第3部はピアノの弦をはじき、第4部はノイズのような音を出しています。多重録音されており、これにより、4人の演奏家が同時に演奏しているような雰囲気も作り上げられています。



ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2014 ARIA−CD.All rights reserved.52