CLAUDIO RECORDS
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— Claudio Records —
1978年、DECCAで音響技術を学んだコリン・アットウェルによって設立されたレーベル。
ピアノの自然な音色を記録することからはじめ、現在ではライブコンサートの録音を中心に、多くのCDをリリースしています。
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CR5569
\2400→\2190 |
アドルフォ・バラビーノ(ピアノ)
ショパン:夜想曲集 第1集
1.夜想曲 第1番 変ロ短調 Op.9-1/
2.夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2/
3.夜想曲 第3番 ロ長調 Op.9-3/
4.夜想曲 第4番 ヘ長調 Op.15-1/
5.夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2/
6.夜想曲 第6番 ト短調 Op.15-3/
7.夜想曲 第7番 嬰ハ短調 Op.27-1/
8.夜想曲 第8番 変ニ長調 Op.27-2/
9.夜想曲 第9番 ロ長調 Op.32-1/
10.夜想曲 第10番 変イ長調 Op.32-2 |
アドルフォ・バラビーノ(ピアノ) |
ニキタ・マガロフに学び優れたショパン(1810-1849)弾きとして定評のあるアドルフォ・バラビーノの夜想曲第1集。彼の独特のタッチは比類ないものであり、まるで音の一つ一つに命が宿っているかのようです。
有名な第2番でのベルベットのような音色は、本当にため息がでるほどです。 |
イタリア・ジェノヴァ生まれのアドルフォ・バラビーノというピアニストのショパンである。曲はノクターン。バラビーノは日本でも教えているらしく、知っている人もいるかもしれない。
ただご存知のようにこの曲には全曲録音CDも多く、中でもピリス、フー・ツォン、フェルツマン、といった豪華名盤が揃っている。なかなか無名の中堅ピアニストが出る幕はない・・・と思っていたが、これが意外な名演。しみじみとした情緒豊かな、なんとも静かな、なんとも厳かな演奏だった。悲しいほどに自己主張の少ない演奏なのだが、なぜか心に残る。何度でも聴きたくなってしまって困った。
ショパンが生きていた時代に、ショパンのピアノを「音量に欠ける」と評する人もいたらしいが、逆にそれをヒントに、そしてなぜそうであったかを理解することで生まれた貴重な演奏。ショパンの息遣い、ささやき、歌ごころが伝わってくるような気がする。とくに最後の第20番遺作で聴かれるおそろしいほどデリケートなピアニズム・・・。
ショパンが言うところの「静かなる慟哭」というものがここにある。
ロンドン・スタンウェイ・ホールでの最新録音。アシュケナージが絶賛したCLAUDIO
の「OLAB recording technique」を採用。
テンポが遅めというのもあるが、オリジナル・スコアの忠実な再現、とくにペダリングに繊細な神経を払った末にこうした演奏が生まれたのだろう。(大昔の店主コメントから)
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CR5570
\2400→\2190 |
アドルフォ・バラビーノ(ピアノ)
ショパン:夜想曲集 第2集
1.夜想曲 第11番 ト短調 Op.37-1/
2.夜想曲 第12番 ト長調 Op.37-2/
3.夜想曲 第13番 ハ短調 Op.48-1/
4.夜想曲 第14番 嬰へ短調 Op.48-2/
5.夜想曲 第15番 ヘ短調 Op.55-1/
6.夜想曲 第16番 変ホ長調 Op.55-2/
7.夜想曲 第17番 ロ長調 Op.62-1/
8.夜想曲 第18番 ホ長調 Op.62-2/
9.夜想曲 第19番 ホ短調 Op.72-1/
10.夜想曲 第20番 嬰ハ短調 Op.post |
アドルフォ・バラビーノ(ピアノ) |
ショパン(1810-1849)の後期の夜想曲は、静かな内面の対話と微妙な表現に満たされています。そんな珠玉の作品から感情の変化を注意深く掬い上げ、絶妙なペダリングを施し、夢のように美しい響きを生み出すバラビーノのピアノは、一度聴いただけでも強く魅了されるものです。本当に美しいものを聴きたい人にオススメの1枚です。 |
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CR5585
\2400→\2190 |
アドルフォ・バラビーノ(ピアノ)
ショパン:作品集
1-4.ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調「葬送」Op.35/
5.即興曲 第1番 変イ長調 Op.29/
6.即興曲 第2番 嬰ヘ長調 Op.36/
7.即興曲 第3番 変ト長調 Op.51/
8.幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/
9.舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 |
アドルフォ・バラビーノ(ピアノ) |
バラビーノが独特のタッチで紡ぎ出す音色は繊細であり、かつ自然な揺らぎを有しています。夜想曲の演奏も素晴らしかったのですが、こちらのピアノ・ソナタと即興曲、そして舟歌は更に表情豊かであり、とりわけソナタでは、ショパン(1810-1849)の激しい一面をも感じることができるはずです。聴き終えたあと、必ず心に何かが残ります。 |
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CB4730
\2400 |
ウクライナの宗教音楽集 第1集 マクシム・ベレゾフスキー:作品集
1-7.LITURGY/
9-18.EUCHARISTIC VERSES |
ヴィドロズエンニャ室内合唱団/
ミスチスワフ・ユルチェンコ(指揮) |
18世紀のウクライナにおいて、最も優れた作曲家として讃えられるマクシム・ベレゾフスキーの作品集です。彼はロシア宮廷のオペラ歌手、ヴァイオリニストとして活躍しましたが、その生涯についてはほとんど詳しいことがわかっていません。1773年に30代の若さで急死、この原因についても取り沙汰されていますが、こちらも真相は不明です。
作品のほとんども失われてしまい、現在残っているのは正教会のための聖歌のいくつかのみというのも、謎を深める要素となっています。 |
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CB4834
\2400 |
歌のカーニヴァル
1.アルベルト・ネポムセーノ:Cantigas/
2.エルナーニ・ブラーガ:Afro Brazilian
Folk Songs/
3.ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第5番/
4.フランシス・プーランク:8つのポーランド民謡/
5.パブロ・エステーベ:DORUMSGAARD/
6.ラヴェル:民謡集より |
アネット・セリーヌ(ソプラノ)/
バルダ・シャンバン(ピアノ) |
ブラジルを代表するソプラノ歌手、アネット・セリーヌは彼女の母親であるフェリシア・ブルメンタールに音楽の手ほどきを受け、その後ミラノで声楽を学びます。
パルマの劇場でモーツァルトのコンサート・アリアを歌いデビュー、その後は世界各地の歌劇場とコンサートホールで歌い、多くの宗教曲のレコーディングと、母ブルメンタールとの共演による歌曲の録音をしています。このアルバムは、民謡風の作品を集めたものです。 |
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CB4835
\2400→\2190 |
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
ポルトガルの鍵盤作品集 第1集
1.カルバーリョ(1745-1800):ソナタ ト短調/
2.フレイ・ハシント:ソナタ ニ短調/
3.ゴメス・ダ・シルバ:ソナタ ト短調/
4.カルロス・セイシャス(1704-1742):メヌエット
イ短調/
5.セイシャス:ソナタ ホ短調/
6.セイシャス:ソナタ ホ短調/
7.セイシャス:ソナタ ホ長調/
8.セイシャス:ソナタ ハ短調/
9.セイシャス:ソナタ ヘ短調 |
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ) |
ポーランドを代表する女性ピアニスト、フェリシア・ブルメンタールはヴァイオリニストの父を持ち、ワルシャワ音楽院でショパン国際ピアノコンクールの創設者であるズビグニェフ・ジェヴィエツキからピアノを学び、またシマノフスキから作曲を学ぶと素晴らしい履歴を持つ人です。
彼女のレパートリーはこのアルバムで聞けるポルトガルのバロック音楽から、南米の現代音楽と幅広く、かのヴィラ=ロボスは自作の「ピアノ協奏曲第5番」を献呈しています。そんな彼女を端的に表すこのポルトガルのバロック集は、限りない魅力を有しています。 |
フェリシア・ブルメンタール。
ワルシャワに生まれ、戦争でブラジルに移住、当地で一世を風靡した後1954年にヨーロッパに復帰。その後はポピュラー・レパートリーとマニアック・レパートリーを巧みに操りながら、20世紀にもまれな個性的な地位を確立した。惜しくも1991年に演奏旅行中になくなったが、今でも彼女の熱烈なファンは世界中にいる。
ブルメンタールは個性的な演奏家ではない。思わず引き込まれるような魔性があるわけでもない。
しかし彼女の演奏を聴いていると、「これがヨーロッパの伝統か・・・」と思わず唸ってしまう。そうした、問答無用の西洋の貴族的な音楽性を感じることができる。
彼女自身は戦前ブラジルに逃れ、後にブラジル国籍も獲得した。しかし彼女はヨーロッパ人としての誇りをひと時も忘れたことはなかったに違いない。のちに彼女はヨーロッパに戻ってくることになるが、そのとき、彼女の演奏には「郷愁」ともいえる強烈なヨーロッパの香りが充満するようになったのではないか。
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CB4836
\2400→\2190 |
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
ポルトガルの鍵盤作品集 第2集
1.カルロス・セイシャス(1704-1742):ソナタ
ハ長調/
2.セイシャス:ソナタ ニ短調/
3.セイシャス:ソナタ イ短調&イ長調/
4.セイシャス:ソナタ ニ短調/
5.セイシャス:ソナタ ハ短調/
6.セイシャス:ソナタ 変ロ長調/
7.セイシャス:フーガとメヌエット イ短調/
8.フレイ・ハシント:トッカータ ニ短調/
9.作者不詳:トッカータ ハ長調 |
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ) |
同じくブルメンタールのポルトガル・バロック集の第2集です。こちらはセイシャスの作品が中心に収録されています。彼の作品のほとんどは1755年のリスボン大地震で失われてしまいましたが、いくつか残されたこれらのソナタは、当時の雰囲気を想起させるに十分なものです。 |
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CB4837
\2400→\2190 |
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
モーツァルトからワイルへ
1.モーツァルト:春へのあこがれ/
2.メンデルスゾーン:月 Op.86-5/
3.メンデルスゾーン:ロマンス Op.8-10/
4.メンデルスゾーン:ズライカ Op.34-4/
5.メンデルスゾーン:早春のすみれ Op.19-2/
6.メンデルスゾーン:恋する女が書き写す
Op.86-3/
7.メンデルスゾーン:春の歌 Op.47-3/
8. R.シュトラウス:セレナーデ Op.17-2/
9. R.シュトラウス:明日の朝 Op.27-4/
10. R.シュトラウス:献呈 Op.10-1/
11. R.シュトラウス:チェチーリエ Op.27-2/
12. R.シュトラウス:万霊節 Op.10-8/
13. R.シュトラウス:夜 Op.10-3/
19.クルト・ヴァイル:Scene au Dancing/
20.ヴァイル:Youkali/21.ヴァイル:Nanna's
lied/
22.ヴァイル:Je ne t'aime pas/
23.ヴァイル:Buddy on the Nightshift/24.ヴァイル:Tango
Ballad/
25.ツェムリンスキー:Gib ein Lied mir wieder
Op.27/
26.ツェムリンスキー:Elend |
アネット・セリーヌ(ソプラノ)/
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ) |
アネット・セリーヌとフェリシア・ブルメンタール親子の歌曲リサイタル。ここではモーツァルトからヴァイルまで、古典派から近現代のドイツ、オーストリア歌曲を集めています。
センチメンタルな歌からちょっとユーモラスな歌まで表情豊かです。 |
CB5045
\2400→\2190 |
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
ショパン:ワルツ集
1.第1番 変ホ長調 Op.18/2.第2番 変イ長調
Op.34-1/
3.第3番 イ短調 Op.34-2/4.第4番 ヘ長調
Op.34-3/
5.第5番 変イ長調 Op.42/6.第6番 変ニ長調
Op.64-1/
7.第7番 嬰ハ短調 Op.64-2/8.第8番 変イ長調
Op.64-3/
9.第9番 変イ長調 Op.69-1/10.第10番 ロ短調
Op.69-2/
11.第11番 変ト長調 Op.70-1/12.第12番 ヘ短調
Op.70-2/
13.第13番 変ニ長調 Op.70-3/14.第14番 ホ短調
遺作/
15.第15番 ホ長調/16.第16番 変イ長調/
17.第17番 変ホ長調 |
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ) |
ブルメンタールの最強のレパートリーがこのショパンの作品です。マズルカの演奏も定評がありますが、このワルツも素晴らしい香気が漂う独自の世界が構築されたものです。 |
タッチは軽やかだが、ずっしりと存在感のある音楽。しかし短調ワルツでも決して陰鬱にならない。すべてに凛とした気品があふれ、決して自堕落に崩れ落ちない。能天気な明るさとは違う、ブルメンタールのもつ貴族的な誇りが、作品を安易にロマン過多のお涙演奏にはさせないのだ。 |
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CB4944
\2400 |
旅へのいざない
1.ドビュッシー:ロマンス/2.ドビュッシー:夜の星/
3.ドビュッシー:マンドリン/4.ドビュッシー:ひそやかに/
5.ドビュッシー:あやつり人形たち/6.ドビュッシー:月の光/
7.デュパルク戦っている国へ/
8.デュパルクミニョンのロマンス/
9.デュパルク悲しき歌/
10.デュパルク旅へのいざない/
11.ワーグナー:君を待つ/
12.ビゼー:君の心を開け/13.ビゼー:愛の歌/
14.グラナドス:悲しみに沈む女 1/
15.グラナドス:悲しみに沈む女 2/
16.グラナドス:悲しみに沈む女 3/
17.オブラドルス:その柔らかな黒髪で/
18.ヴィラ=ロボス:詩人の歌 XVIII/
19.ヴィラ=ロボス:この道/
20.ヴィラ=ロボス:ビオラ・ケブラダ/
21.オバーリエ:青い鳥 Op.2 |
アネット・セリーヌ(ソプラノ)/
クリストファー・グールド(ピアノ) |
アネット・セリーヌの母ブルメンタールはポーランド人ですが、戦争時に、ユダヤ人迫害から逃れるためにブラジルに亡命、その後ブラジル国籍を取得したため、セリーヌもブラジル国籍を持っています。
もちろん生まれた時からブラジル音楽とスペイン音楽に親しんでいた彼女、ヴィラ=ロボスやグラナドスの歌曲を得意としているのです。 |
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CB5047
\2400 |
アネット・セリーヌ:様々な歌曲を歌う
1.ヴァルデマール・エンリケ(1905-1995):Uirapuni/
2.エンリケ:Tamba Taja/3.エンリケ:Rolinha/
4.エンリケ:Hei de Morrer Cantando/
5.エンリケ:Coco Penerue/6.エンリケ:Trem
do Alagoas/
7.ヴィラ=ロボス(1887-1959):詩人の歌 XVIII
/
8.ヴィラ=ロボス:この道/9.ヴィラ=ロボスビオラ・ケブラダ/
10.ジョイメ・オバーリエ(1894-1955):青い鳥
Op.21/
11.レイナルド・アーン(1875-1948):彼女のとりことなって
/
12.アーン:艶なる宴/13.アーン:私の詩に翼があったなら/
14.セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):歌わないで美しい人よ/
15.ラフマニノフ:春の泉/16.ラフマニノフ:ライラック/
17.ラフマニノフ:ヴォカリース/
18.イゴール・ストラヴィンスキー(1882-1971):チリンボン/
19.ミハイル・グリンカ(1804-1857):疑い/
20.セザール・キュイ(1835-1918):ツァールスコエ・セローの像/
21.アントン・ルビンシテイン(1829-1894):夜 |
アネット・セリーヌ(ソプラノ)/
クリストファー・グールド(ピアノ) |
アネット・セリーヌが歌う南米とロシア、フランス歌曲です。ヴァルデマール・エンリケは主にギター音楽で知られる作曲家ですが、歌曲もなかなか甘く美しいもの。懐かしいスタイルを持った抒情的な歌いまわしが歌の魅力をひきたてています。 |
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CB5151
\2400→\2190 |
ヴァイオリンはパリキアン!
アラン・ブッシュ:作品集
1.ヴァイオリン協奏曲 Op.32/2.6つの小品
Op.99/
3.弦楽四重奏のための「ダイアレクティツク」 |
マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン)…1/
BBC交響楽団…1/
ノーマン・デル・マール(指揮)…1/
アラン・ブッシュ(ピアノ)…2/
メディチ弦楽四重奏団…3 |
イギリスの作曲家、ピアニスト、アラン・ブッシュ(1900-1995)の作品集です。マルクス主義の支持者として知られ、その作品にも幾分共産主義の香りが漂うなど、なかなか興味深い人です。
マヌーグ・パリキアンはトルコ出身のアルメニア系イギリス人ヴァイオリニスト。
リバプールフィルやフィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターを務め、室内楽でも活躍。EMIやコンサートホールに多数録音を遺した。ロンドンでは教鞭を取り、ジョージ・マルコムらとのデュオとしても活動した。現代音楽の初演も多数ある。
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CB5256
\2400→\2190 |
キム・ミンジン:ヴァイオリン・リサイタル
1-5.ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 Op.21/
6.サラサーテ(1844-1908):カルメン幻想曲
Op.25/
7.ウィリアム・クロル:バンジョーとフィドル(J.ブラッドバリー編)/
8-10.プロコフィエフ(1891-1953):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115/
11.タルレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出(R.リッチ編) |
キム・ミンジン(ヴァイオリン)/
ロンドン交響楽団/
バリー・ワーズワース(指揮) |
韓国生まれのヴァイオリニスト、キム・ミンジンの演奏するヴァイオリン名曲集です。7歳でロンドンのパーセル音楽学校に入学、その直後に並はずれた才能を発揮し、11歳でイタリアに留学、その翌年にはベルリン交響楽団とラロの「スペイン交響曲」を演奏してデビューしました。彼女は2010年に愛器を盗まれるも、2013年に無事発見されたことでも注目されていました。
キム・ミンジン、そう、このニュースの人。戻ってきてよかったね。
英デイリーメールによると、6日午後8時30分ごろ、英ロンドン・ユーストン駅前の店で、韓国人バイオリニストのキム・ミンジンさん(32)が友人と2.95ポンド(約400円)相当のサンドイッチを買うためにしばらく自分のバイオリンを置いていたところ、盗難にあった。
キム・ミンジンさんのバイオリンケースの中には120万ポンド(約21億4000万ウォン)相当の最高級ストラディバリウスと世界に450個しかない貴重な弓が入っていたという。
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CB5258
\2400 |
エルガー:歌曲集「海の絵」 他
1-5.エルガー:海の絵 Op.37/6-9.エルガー:4つの歌/
10-13.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
フレデグンデ・ショーヴによる4つの詩/
14-17.ヴォーン・ウィリアムズ:4つの最後の歌 |
クレール=ルイーズ・ルカス(メゾ・ソプラノ)/
ジョナサン・ダーンボロー(ピアノ) |
イギリスを代表する2人の作曲家、エルガー(1857-1934)とヴォーン・ウィリアムズ。彼らはそれぞれ数多くの独創的な歌曲を書きましたが、2人が用いた詩の作者はほとんど重なりがありません。にもかかわらず、どれもが自然であり、英語の抑揚が存分に生かされた歌曲となっています。
このアルバムには繊細な感性が溢れる4つの歌曲集が収録されています。 |
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CB5259
\2400 |
ショパン:作品集
1.バラード 第1番 ト短調 Op.23/
2.バラード 第2番 ヘ長調 Op.38/
3.バラード 第3番 変イ長調 Op.47/
4.バラード 第4番 ヘ短調 Op.52/
5.幻想曲 ヘ短調 Op.49 |
ニコラス・ウィックハム=アーヴィング(ピアノ) |
18世紀のヴィルトゥオーゾ・ピアニズムを正しく継承していると言われるピアニスト、ウィックハム=アーヴィング(1810-1849)のショパン作品集。全体に漂う香気はとても懐かしく、耳に優しいものです。 |
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CB5366
\2400 |
ジェンニ・ロデッティ:宗教合唱作品
Devotion that Moves the Heart
1.第1部/2.第2部/3.第3部 |
ディヴィッド・テンプレ(指揮) |
チベット仏教を由来とする祈りと愛の歌。不確実性の時代に捧げるこの作品は、様々なものを内包しながらも、聴き手に瞑想と喜びをもたらします。 |
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CB5571
\2400→\2190 |
セケイラ・コスタ(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第1集
1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1/
5-8.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2/
9-12.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3 |
セケイラ・コスタ(ピアノ) |
セキュエラ・コスタ。1930年ポルトガル生まれ。
リストを継承する数少ないピアニストと呼ばれる。彼はリストやハンス・フォン・ビューローの最後の弟子の一人ヴィエナ・ダ・モッタの生徒なのである。またマルク・ハンブルグ、エドウィン・フィッシャー、マルグリット・ロン、ジャック・フェヴリエにも師事した。
22歳でロン=テイボー国際ピアノコンクール優勝し、パリ市大賞を受賞。そして若干27歳で敬愛するヴィエナ・ダ・モッタを名を冠する国際ピアノコンクールを自ら創立。
また1958年、ショスタコーヴィッチに招待され、28歳という若さで第1回チャイコフスキー国際ピアノ・コンクールの審査員となる。その時代からずっと審査員をやっているのは今や彼ひとりだという。現在はショパン・コンクール、ロン=ティボー・コンクール、モントリオール・コンクール、ルービンシュタイン・コンクールなどのコンクールの審査員も務めているらしい。
これまでシューマン、ラフマニノフ、ショパンのピアノとオーケストラのための全作品を録音しているという知られざる大御所である。 |
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CB5572
\2400→\2190 |
セケイラ・コスタ(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第2集
1-3.ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53/
4-6.ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調「熱情」Op.57/
7-8.ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90 |
セケイラ・コスタ(ピアノ) |
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CB5573
\2400→\2190 |
セケイラ・コスタ(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第3集
1-3.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1/
4-6.ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 Op.10-2/
7-10.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3/
11-13.ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」Op.13 |
セケイラ・コスタ(ピアノ) |
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CB5574
\2400→\2190 |
セケイラ・コスタ(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第4集
1.ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7/
2.ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 Op.14-1/
3.ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2 |
セケイラ・コスタ(ピアノ) |
ポルトガル出身のピアニスト、音楽教師であるセケイラ・コスタ(1929-)のベートーヴェン・ソナタ集。フランツ・リストの最後の高弟ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタの薫陶を受け、その後はマルク・ハンブルグに師事。平行してマルグリット・ロンとジャック・フェヴリエに、またスイスでエドウィン・フィッシャーに師事したため、ドイツとフランス双方のピアノ楽派を継承した上で、自らの演奏様式を深めた人。
彼の録音の中でもとりわけ評価が高いのがこのベートーヴェンです。 |
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CB5887
\2400→\2190 |
キメラ クロード・ボリング:作品集
1.バロック&ブルース/2.センチメンターレ/
3.ジャヴァネーゼ/4.フガーチェ/5.アイランダイーゼ/
6.ヴェルサティーレ/7.ヴェローチェ |
デヴィッド・オリヴァー(フルート)/
ヘレン・ポーター(キーボード)/
ブライアン・シエルス(コントラバス)/
ロビン・ペイン(ドラムス) |
ピアニスト、作曲家、アレンジャー、指揮者として活躍するクロード・ボリング(1930-)の作品集。彼はカンヌで生まれ、大戦を経験後、ジャズの世界に飛び込み感性を磨きました。現在ではジャズだけでなく映画音楽の分野でも独自の世界を構築し、高く評価されています。このアルバムではそんな彼の多彩な才能の片鱗を味わうことができるものです。 |
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CB5997
\2400→\2190 |
セルゲイ・ベツコルヴァニ:トリビュート
1-3.ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.51/
4-8.マルティヌー(1890-1959):5つのマドリガル・スタンザ
H297/
9-11.シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ
ニ短調 Op.9/
12-14.エルガー(1857-1934):ヴァイオリン・ソナタ
ホ短調 Op.82 |
セルゲイ・ベツコルヴァニ(ヴァイオリン)/
ジュリアン・ドーソン(ピアノ) |
トロント生まれのヴァイオリニスト、セルゲイ・ベツコルヴァニを聴く1枚。彼は1953年にイギリスに来てサドラーズ・ウェルズ歌劇場のメンバーとなり、その後はカナダに戻り、ハリファックス交響楽団のコンサート・マスターを務めます。やがてアメリカに渡り、ニューオリンズ交響楽団を経て、1966年にイギリスに戻ります。オーケストラのメンバーとしてだけでなく、多くの室内楽を演奏、1972年にはウィグモア・ホールでデビューを飾りました。芯のある美しい音が魅力的なヴァイオリニストです。 |
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CB6004
\2400→\2190 |
デ・サラム/イン・コンサート 第1集
1-3.コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ
Op.8/
4-7.ラフマニノフ(1873-1943):ソナタ ト短調
Op.19/
8.エンリケ・グラナドス(1867-1916):インテルメッツォ(G.カサド編)/
9.リムスキー=コルサコフ(1867-1916):くまんばちの飛行 |
ロハン・デ・サラム(チェロ)/
ドゥルヴィ・デ・サラム(ピアノ) |
バッハの「無伴奏チェロ組曲」以降に書かれた独奏チェロのための作品の中で、とりわけ重要なのがコダーイのソナタでしょう。あくまでもバッハの模倣ではなく、しかし古典的な伝統に則ったこの作品は、弾き手にも聞き手にも多くのインスピレーションを与えるものです。1939年英国生まれのスリランカ人チェリスト、ロハン・デ・サラムは現代音楽の擁護者として知られる人ですが、もちろんこのような古典派から近代作品も得意としています。 |
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CB6005
\2400→\2190 |
デ・サラム/イン・コンサート 第2集
1-2.ボッケリーニ(1743-1805):チェロ・ソナタ
第6番 イ長調 G4/
3-6.ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ
第2番 ヘ長調 Op.99/
7.ジェームズ・ディロン(1950-):エオス/
8-10.リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6 TrV115/
11.ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品 |
ロハン・デ・サラム(チェロ)/
ドゥルヴィ・デ・サラム(ピアノ) |
無伴奏作品では極めて緊迫した雰囲気を創り上げるチェリスト、デ・サラムですが、このアルバムに収録されたほとんどの作品では、もっと親密な風情を見せています。
傾向の違う諸作品をどれも美しく歌い上げ、説得力のある音楽として聴かせながら、きちんと現代作も盛り込むところがさすがです。 |
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CB6015
\2400 |
チャーリー・ハスキンソン:ピアノ作品集
1.The Waterfall, A little zest from China
/
2.A Reason/3.Believe/4.Flight/5.Forest
Calm/
6.Blue Lagoon/7.I'll be there/8.The eye
of the Storm |
マリオ・モンタニャーナ(ピアノ) |
5歳からピアノを始め、イートン・カレッジで学び、数々のピアノ作品を発表しているチャーリー・ハスキンソンの小品集「Another
World 」第1集。ヒーリング系の音楽が好きな人にはぴったりはまる曲集です。
ジョージ・ウィンストンをもう少し濃くした感じ?とでもいえましょうか。 |
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CB6016
\2400 |
パオロ・トスティの「愛の歌」
1.夢/2.かわいい口もと/3.理想/4.四月/
5.君なんかもう愛していない/6.別れの歌/7.それでも/
8.夢を見て、夢を見て、僕の大切な母さん/9.悲しみ/
10.朝の歌/11.魅惑/12.あなたと!/13.私は泣く/
14.秘密/15.セレナータ/16.口づけ/17.最後の口づけ/
18.Mon bien-aime!-私のかわいい人/
19.無駄に祈り/20.私は死にたいものだ |
ジリアン・ザミット(ソプラノ)/
ルチア・ミカレフ(ピアノ) |
イタリア歌曲を学ぶ人、愛する人には欠かせないパオロ・トスティ(1846-1916)の歌曲集。ザミットの歌唱は若干くせがあるものの、曲の雰囲気は良く伝わります。イタリア特有の情熱的な愛の姿をご堪能ください。 |
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CB6017
\2400 |
ロンドン交響楽団によるイーゴリ・ペレベルゼフ作品集
1.序曲/2.ビジネス/3.11月/4.パルテニット/
5.対話/6.郵便局/7.バスハウス/8.スマイル/
9.ピロゴフカのメロディ/10.コクテベル/
12.キッチン/13.キャント・エクスプレイン |
グレース・ディヴィッドソン(ソプラノ)…12/
イーゴリ・ペレベルゼフ(ヴォーカル)…13/
ロンドン交響楽団/
リー・レイノルズ(指揮) |
ウクライナで人気を博す作曲家、アレンジャー、イーゴリ・ペレベルゼフの作品集です。
そんなすばらしい彼の作品はウクライナ国内だけで聞かれるにはもったいないと、リー・レイノルズが立ち上がり、この録音が実現したといいます。ウクライナの民謡に基づいた数々のメロディは、確かに心が高揚します。 |
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CR5581
\2400 |
イタリアのマンドリン・ソナタ集
1.ジエルヴァシオ(1725-1785):ソナタ ニ長調/
2.ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ
ニ短調 K89/
3.アディエーゴ・グレッラ:ソナタ ト長調/
4.エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):ソナタ
ニ長調/
5.ジュセッペ・ジュリアーノ:ソナタ ニ長調/
6.ジエルヴァシオ:ソナタ ト長調 |
フランセス・テイラー(バロック・マンドリン)/
ロベルト・アルトウィンクル(ハープシコード)/
アニタ・ステレヴェンス(バロック・チェロ) |
18世紀のソナタは大抵規則正しく書かれており、楽章も「速、速、遅」の3つで構成されているものがほとんどです。メロディは軽やかで、それ以前の作曲家たちのように精巧な対位法を施すよりも、音楽の流れを重視したものが多く、自然で明確な音楽となっています。
ここに集められたマンドリンのソナタも概ねそのような形となっています。 |