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第80号
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)
2015.1.6〜3.6


ALTO


ALC 1260
\1100
ラフマニノフ(1873-1943):交響曲第2番ホ短調 Op.27 ロンドン交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
録音:1988年
ライセンサー:LSO Live Ltd 前出:Regis, RRC 1210(廃盤)
 

ALC 1263
\1100
マッケラスの「展覧会の絵」&「ペトルーシュカ」
 ムソルグスキー(1839-1881)/ラヴェル(1875-1937):組曲「展覧会の絵」(*)
 ムソルグスキー:オペラ「ホヴァーンシチナ」前奏曲(*)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ「ペトルーシュカ」(1911)(+)
マッケラス指揮
ニュー・フォルハーモニア管弦楽団(*)
ロンドン交響楽団(+)
録音:1973年、ADD 原盤:Vanguard ライセンサー:Vanguard Classics / EOne

4チャンネル・アナログ音源の2チャンネルCD化。

 

ALC 1275
\1100
17世紀イングランドの陽気な歌と田舎の舞曲集
  Bobbing Jo / Brooms for old shoes / The traders medley
  Lavenders green / We be soldiers three / Branles / The three ravens
  Tomorrow the fox will come to town / My dog and I / The merry, merry milkmaids
  Newcastle / The oak and ash / The jovial broom man
  Nine pins - Jenny pluck pears - Half hanekin / The baffled knight / Paul's wharf
  Tobacco is an Indian weed / You lasses and lads / Over the hills and far away
  Blue cap / The crossed couple / Lillibulero / Lumps of pudding
  The Broom of the cowdenowes / Chirping of the lark - Parsons farewell
シティ・ウェイツ
ルシー・スキーピング(指揮)
録音:1992、1995年 原盤、ライセンサー:Metronome Ltd 前出:Regis, RRC 1275(廃盤)
 

ALC 1282
\1100
コスモポリタン・テナー ニコライ・ゲッダ オペラ&オペレッタ・アリア名曲集
 アダン(1803-1856):「ロンジュモーの郵便馬車」から Mes amis, ecoutez l'histoire
 ラロ(1823-1892):「イスの王」から Puisqu'on ne peut flechir.. Vainement..(オバド)
 トマ(1811-1896):「ミニョン」から Elle ne croyait pas
  フランス国立放送管弦楽団 ジョルジュ・プレートル(指揮) 録音:1962年
 グノー(1818-1893):「ファウスト」から
   Quel trouble inconnu.. Salut! Demeure chaste et pure
  パリ・オペラ座管弦楽団 アンドレ・クリュイタンス(指揮) 録音:1953年
 ビゼー(1838-1875):「真珠採り」から Je crois entendre encore
 マスネ(1842-1912):「ウェルテル」から Pourquoi me revillier?
  フィルハーモニア管弦楽団 アルチェオ・ガリエラ(指揮) 録音:1953年
 ビゼー:「カルメン」から La fleur qui tu m'avais jetee(花の歌)
  パリ放送交響楽団 トマス・ビーチャム(指揮) 録音:1958年
 グルック(1714-1787):「オルフェオとエウリディーチェ」から J'ai perdu, mon Euridice
  パリ音楽院管弦楽団 ルイ・ド・フロマン(指揮) 録音:1957年
 ドニゼッティ(1797-1848):「愛の妙薬」から Una furtiva lagrima
 チャイコフスキー(1840-1893):「エフゲニー・オネーギン」から レンスキーのアリア
  フィルハーモニア管弦楽団 アルチェオ・ガリエラ(指揮) 録音:1953年
 グリンカ(1804-1857):「皇帝に捧げた魂」から Brother, in the darkness(ロシア語)
  ラムルー管弦楽団 イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) 録音:1957年
 モーツァルト(1756-1791):「コジ・ファン・トゥッテ」から Un'aura amorosa
  パリ音楽院管弦楽団 アンドレ・クリュイタンス(指揮) 録音:1958年
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から Il mio Tesoro
  ラムルー管弦楽団 ハンス・ロスバウト(指揮) 録音:1956年
 フロトー(1812-1883):「マルタ」から Ach so fromm
  フィルハーモニア管弦楽団 アルチェオ・ガリエラ(指揮) 録音:1953年
 J・シュトラウスII(1825-1899):「ジプシー男爵」から Als flotter Geist(*)
 J・シュトラウスII:「ヴェネツィアの一夜」から Sei mir gegrusst du holdes Venezia(+)
 レハール(1870-1948):「微笑みの国」から(#)
  Ich trete ins Zimmer.. Immer nur lacheln / Dein ist mein ganzes Herz
  フィルハーモニア管弦楽団 オットー・アッカーマン(指揮)
  録音:1958年(*)/1954年(+)/1953年(#)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
録音:AAD 原盤:EMI、他

 スウェーデン語とロシア語のバイリンガルで育ち、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ラテン語を身に付けたニコライ・ゲッダ(1925年生まれ)。20世紀後半の声楽曲の録音を支えた偉大なテノールです。

 

ALC 1283
\1100
タルティーニ(1692-1770):「悪魔のトリル」&ヴァイオリン協奏曲集
  ヴァイオリン協奏曲ハ長調 D.12(+)/ヴァイオリン協奏曲イ短調 D.115(*)
  ヴァイオリン協奏曲ト長調 D.80(*)/ヴァイオリン協奏曲ホ長調 D.51(+)
  ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」(#)  
ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン(*/+))
オーヴェルニュ管弦楽団(*/+)
アリー・ファン・ベーク(指揮(*/+))
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(#))
レフ・オボーリン(ピアノ(#))
録音:1996年(*/+)/1957年(+) 原盤:Olympia(*/+)/EMI(#)
前出:Regis, RRC 1157(廃盤)(*)、RRC 1283(廃盤)(+)
 


ALC 1288
\1100
カール・ニルセン(1865-1931):
  ヴァイオリン協奏曲(*)
  クラリネット協奏曲(+)
  フルート協奏曲(#)
松山冴花[まつやまさえか](ヴァイオリン(*))
ヤン・ワグナー(指揮(*))
オーゼンセ交響楽団(*)
ジョン・マッコー(フルート(+))
レイモンド・レパード(指揮(+))
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(+)
ジェニファー・スティントン(フルート(#))
ステュアート・ベッドフォード(指揮(#))
スコットランド室内管弦楽団(#)
録音:1999年、ライヴ、ニルセン国際コンクール、ニューヨーク、アメリカ合衆国(*)
    1971年、ADD(+)/1991年、クイーンズ・ホール、エジンバラ、イギリス(#)
原盤:Bridge Records Inc(*)/Unicorn Kanchana(+)/Collins Classics(#)
前出:Regis, RRC 1208(廃盤)

 ヴァイオリン協奏曲で登場するのが松山冴花。
 仙台国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で第1位、エリーザベト王妃国際音楽コンクールで第4位だった松山冴花。数年前に読響でセーゲルスタムとシベリウスをやっていた。
 これはその松山冴花が19歳で1999年ニールセン国際音楽コンクールで第2位を受賞したときのライヴ録音。この音源、以前はBRIDGE、さらにその後REGISから出ていた。
 ただしつこいようだがこの演奏、CDが安いから推しているわけではない。可愛い日本人だから紹介しているわけでもない。

 すごいのである。

 この曲をこんなにもシンパシーと熱い情熱を持って弾いた人が他にいるか。
 確かにコンクールという通常ではない環境での演奏ということもあるだろう。しかしこの燃えるようなパッションと息が止まるような緊張感。しかもここでこう弾いてほしい、というニュアンスをほぼ完璧に実現。当たり前なのかもしれないが、曲をその骨の髄まで知り尽くして弾いているのがこちらに伝わってくる。
 おそらく彼女、この曲の楽譜と何日もいっしょに寝ていたに違いない。
 大体たかイチコンクールで披露されたイチ演奏が、レーベルを変えていつまでもこうやってリリースされ続けていること自体が不思議ではないか。
 名演なのである。
 終演後の拍手もそのすごさを物語る。

 ズバリ、同曲最高のお勧め。この演奏を聴けばこの曲が必ず好きになる。
 


ALC 2506
(3CD)
\2600→\2390
ミャスコフスキー(1881-1950):ピアノ・ソナタ全集
  ソナタ第1番ニ短調 Op.6/ソナタ第3番ハ短調 Op.19
  ソナタ第6番変イ長調 Op.64 No.2/第2番嬰ヘ短調 Op.13
  ソナタ第4番ハ短調 Op.27(改訂版)/ソナタ ホ短調 Op.57
  ソナタ第5番ロ長調 Op.64 No.1(改訂版)/
  前奏曲とロンド=ソナタ「歌と狂詩曲」Op.58
  ロンド=ソナタ変ロ短調 Op.58(単一楽章)/ソナタ第8番ニ短調 Op.83
  ソナタ第9番ヘ長調 Op.84/回想 Op.29/ソナタ第7番ハ長調 Op.82
  黄葉 Op.31/
  弦楽四重奏曲第5番 より スケルツォ(A・アリアヴディナ編曲)
マレイ・マクラクラン(ピアノ)
録音:1988年 原盤、ライセンサー:Olympia 初出:Olympia, OCD 704(廃盤)

 おそらくひそかに人気沸騰し、即日完売になりそうなボックス。
 ピアノは名手マクラクラン。
 どうかお早めに。
 

ALTUS

快挙!
ORF(オーストリア放送)でオリジナルマスターが失われていたワルター& ウィーン・フィル告別演奏会(1960)の
放送用マスターテープをINA(フランス国立視聴覚研究所)で発見!



ALT 267/8
(2CD)
\4000→\3690
ウィーン・フィル マーラー生誕百年記念祭
 CD-1
  (1)シューベルト:交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759
 CD-2
  マーラー:
   (2)子供の魔法の角笛〜第9番「トランペットが美しく鳴り響くところ」
    (3)リュッケルト歌曲集より〜第4番「私は仄かな香りを吸い込んだ」
    (4)交響曲第4番 ト長調
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(4)エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
 「ワルターと私たちがシューベルトの未完成とマーラーの交響曲第4 番のリハーサルをしていると、あの幸福に満ち足りた感情が戻ってきた。私の若い時代にはこんなふうに音楽演奏が行われていたのだ。私に過去を呼び戻してくれた彼に対して、時間は何の手出しもできなかった」
 (元ウィーン・フィル楽団長・元ウィーン・フィル第2ヴァイオリン首席奏者 オットー・シュトラッサー)

 ライヴ録音:1960 年5 月29 日/ムジークフェラインザール(モノラル)/ライヴ、モノラル

 「過去に出たディスクとは比較にならないほど情報量が多い。そのためウィーン・フィルが万感の思いをこめて吹いている様子が如実にわかり実に感動的である。神々しいと言っても過言でない。
 今回の復刻に改めて感謝したい。どこを取っても信じがたいほど素晴らしい響きだが、個人的に打ちのめされたのはマーラーの第3 楽章である。ここはウィーン・フィルが、それこそ身も心も美の女神にゆだねながら演奏している、とてつもなく美しい場面である。」〜平林直哉
 


ALT 305/6
(2CD)
\4000→\3690
ベルリン放送響 ライヴ・シリーズ最新盤
 シュタインの大遺産!悠揚迫らぬワーグナー演奏が久々に登場!
 ワーグナー:
  CD-1
   (1)ジークフリート牧歌
   (2)舞台神聖祭典劇《パルジファル》からの7 つの交響的断章
  CD-2
   楽劇「神々の黄昏」より
    (3)ジークフリートのラインへの旅
    (4)ジークフリートの葬送行進曲
    (5)ブリュンヒルデの自己犠牲〜終曲
ホルスト・シュタイン(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 (現ベルリン・ドイツ交響楽団)
 
 シュタインの大遺産!悠揚せまらぬワーグナー演奏が久々に登場!ワーグナーの管弦楽を聴くよろこびのツボが実に満載!

 ライヴ録音:(1)1974 年10 月28 日/ベルリン・リアス10 番スタジオ (2)-(5)1987 年6 月7&8 日/ベルリン・フィルハーモニー/ステレオ

 久々に充実したワーグナー演奏の登場で、期待を裏切らぬ見事さです。あおらぬテンポでじっくりと地に足のついた低音にささえられ音楽が高揚していくさまは誠に感動的。葬送行進曲のクライマックスのはげしさは、かのショルティ盤に比類するかと思えるすごさと盛り上がりで昇天級の大名演。ワーグナー・ファン必聴と申せます。




AUDITE



AU 21429
(2CD)
\3000→\2690
アマデウス四重奏団RIASレコーディング第4集〜モダニズム
 CD-1
  (1)ブリテン(1913-1976):弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 Op.36
  (2)ティペット(1905-1998):弦楽四重奏曲第2番 嬰ヘ長調(1942)
  (3)パーセル(1659-1695):シャコンヌ(チャコニー)ト短調 Z.730
  (4)パーセル:ファンタジア第4番 Z.738
  (5)パーセル:ファンタジア第6番 Z.740
 CD-2
  (6)シェイベル(1905-1960):弦楽四重奏曲第3番「抒情的四重奏曲」
  (7)バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏曲第4番 Sz.91
  (8)バルトーク:弦楽四重奏曲第6番 Sz.114
アマデウス四重奏団
 【ノーバート・ブレイニン
   (第1ヴァイオリン)、
  ジークムント・ニッセル
   (第2ヴァイオリン)、
  ピーター・シドロフ(ヴィオラ)、
  マーティン・ロヴェット(チェロ)】
 アマデウス四重奏団の初出音源集、第4弾はハンガリーとイギリスのモダニズム

 セッション録音:(3)(4)(5)1954 年10 月8 日、(7)1955 年5 月8 日、(6)1955 年5 月9 日、(1)(8)1956 年11 月12 日 以上、ジーメンスヴィラ、ベルリン、ランクヴィッツ
 (2)1950 年6 月8 日/クライスザール・スタジオ、ベルリン- シェーネベルク/CD1: 61’52”、CD2: 77’16”、モノラル

 高音質復刻で評判を呼ぶドイツaudite レーベルからリリースされているRIAS 音源によるアマデウス四重奏団の初出音源集。「モダニズム」と題された第4 弾にはブリテン、ティペット、パーセル、シェイベル、そしてバルトークが収録されました。
 パーセルはバロック時代の作曲家ですが、ブリテンの作品との関連で収録されております。弦楽四重奏の定番とも言えるモーツァルトやベートーヴェン、シューベルトを得意としたアマデウス四重奏団ですが、同時代の作曲家の作品、委嘱作品も積極的に演奏してきました。
 ブリテンの弦楽四重奏曲第2 番は、パーセル没後250 年記念に合わせて1945 年に作曲された作品で、アレグロ、ヴィヴァーチェ、シャコンヌ(シャコニー)の3 部で構成されており、パーセルらしさを盛り込み躍動感に満ちた作品です。
 ロンドン生まれのマイケル・ティペットはアマデウス弦楽四重奏団ともしばしば共演した作曲家・指揮者で、現在ほどは知られていなかったパーセルの作品を積極的に取り上げたことや、ホルストが創設した合唱団をイングランドで最も優れた合唱団へと育て上げたことなどでも知られております。
 ハンガリー生まれでイギリスに定住したシェイベルはコダーイに師事し、ジャズ的要素を取り込んだ独自の作風が魅力の作曲家です。
 RIAS 音源による当シリーズは1950 年代に収録されたもので、1948 年に結成したアマデウス四重奏団の意欲と新鮮な解釈に満ちておりますが、当団の魅力である優美な演奏は結成初期からのものだということがわかります。また、演奏の素晴らしさもさることながら、audite レーベルの見事な復刻にも注目で、モノラルながら非常に鮮明な音質で蘇りました。
 なお、これらRIAS 盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴさながらの気迫に満ちた演奏となっております。



 

ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ



AU 95628
\2100→\1890
ルツェルン・フェスティヴァルにおけるフルニエ、
 ドヴォコン(1967)の熱演!!

  ・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
    イシュトヴァン・ケルテス(指揮)、
    ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)
    ライヴ録音:1967 年8 月16 日/ルツェルン(ステレオ)
  ・サン=サーンス:チェロ協奏曲第1 番 イ短調 Op.33
    ジャン・マルティノン(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
    ライヴ録音:1962 年9 月10 日/ルツェルン(モノラル)
  ・パブロ・カザルス:鳥の歌
    マティアス・バーメルト(指揮)、ルツェルン祝祭弦楽合奏団
    ライヴ録音:1976 年9 月4 日/ルツェルン(ステレオ)
ピエール・フルニエ(チェロ)
 60’53”、ライヴ

 定評あるAudite レーベルの1st マスター・リリース注目シリーズ、ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。
 期待の最新盤はピエール・フルニエで、ドヴォコンを含む充実の内容です。フルニエはルツェルン・フェスティヴァルに定期的に出演しており、当ディスクには1962 年9 月のサン=サーンス、1967 年8 月のドヴォルザーク、そして1976 年9 月のカザルスが収められており、ドヴォルザークとカザルスはステレオでの収録というのも非常にうれしいところです。
 チェリストにとって最も重要な作品であるドヴォルザークのチェロ協奏曲。フルニエはクーベリック指揮フィルハーモニア管(1948)、クーベリック指揮ウィーン・フィル(1954)、ジョージ・セル指揮ベルリン・フィル(1962)、を代表とするセッション録音を、またチェリビダッケ指揮フランス国立管(1976)などのライヴ録音と、数多くディスク化されております。
 当演奏は還暦を迎えた円熟の演奏で、ケルテスとの息も揃った熱演となっております。サン=サーンスは1962 年に登場したときの音源です。フルニエは1960 年にマルティノン指揮ラムルー管との名録音がございますが、当演奏はライヴならではの気迫にこもった演奏です。最後のパブロ・カザルスの「鳥の歌」はフルニエが70 歳時の演奏で“神の領域” とも言える、美しい演奏を披露しております。




CELESTIAL HARMONIES

13318
\2300→\2090
ヴァルヒャのバッハ、万全の音質での復刻第2弾!
 バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ヘルムート・ヴァルヒャ(チェンバロ)
 録音:1961年3月11-14日、ハンブルク、75'20

 celestial harmonies が反響の大きかった「平均律クラヴィーア曲集全曲(19926))に続いてEMI 録音のヘルムート・ヴァルヒャのゴルトベルク変奏曲を良好な音質で復刻。
 「平均律クラヴィーア曲集」と同様アンマー・チェンバロを使用した演奏で、ヴァルヒャの作品に対する確固たる信念が伝わってくる極めて立派な演奏である。
 数え切れないほどたくさんあるゴルトベルク変奏曲の録音の中でも、モダン・チェンバロを用いた演奏では確実に最高峰だろう。



ヴァルヒャのバッハ、復刻第1弾!
19926-2
(4CD 2枚価格)
\4600→\4190
ヴァルヒャのバッハ:平均律全曲の名盤が万全の音質で復刻!
 バッハ:
  平均律クラヴィーア曲集(全曲)BWV.846-869
ヘルムート・ヴァルヒャ(Cemb)
 録音:1961年、250'54

 現代音楽や民族音楽に強いアメリカの celestial harmonies がいきなりこんな録音をリリースしてきた。
 ヘルムート・ヴァルヒャ(1907-1991)が1961 年にEMI に録音したバッハの平均律クラヴィーア曲集全曲。
 いわれてみればこのレーベル、ロジャー・ウッドワードのバッハ「平均律クラヴィーア曲集全曲」で巷をにぎわしたことがある。そうしたらやはり社長のEckart Rahn 氏が、「ロジャー・ウッドワードの平均律(19922-2)と対照的な名演である」と発言していた。深い思い入れのある復刻というわけである。


 ヴァルヒャはこの録音の後、1973-1974 年にDG(ARCHIV)に二度目の平均律クラヴィーア曲集全曲を録音しており、そちらではルッカースとエムシュの歴史的楽器を用いていた。
 一方、このEMI 録音ではアンマーのモダン・チェンバロが用いられている。ピリオド・チェンバロが当たり前になった現在では、むしろアンマー・チェンバロによる全曲録音の方が稀少性が高く、またヴァルヒャの本領もこちらにあると思われる。
 演奏は、ヴァルヒャのバッハへの深い愛と理解の結晶で、揺ぎ無い自身に満ちた打鍵から生まれる音楽は、聞くものを安心と幸福で満たしてくれる。
 録音も半世紀以上前とは信じがたい鮮明さである。
.


チェコ放送ラジオサービス



CR 0711-2
\2500→\2290
オタカル・イェレミアーシュ 歴史的録音 1940年
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  スラヴ舞曲 第1集 Op.46 B.83(*)/スラヴ舞曲 第2集 Op.72 B.147(*)
  序曲「わが家」Op.62 B.125(+)
プラハ放送交響楽団(*)
プラハ交響楽団(+)
オタカル・イェレミアーシュ(指揮)

録音:1940年(*)/1939年(+)

 オタカル・イェレミアーシュはチェコの作曲家・指揮者。プラハ放送交響楽団、プラハ国民劇場等の指揮者を務めました。(+)はボーナス・トラック。

 


CR 0723-2
\2500→\2290
チェコ弦楽四重奏団 歴史的録音 1928-1929年
 スメタナ(1824-1884):弦楽四重奏曲第1番ホ短調/弦楽四重奏曲第2番ニ短調
 ヨセフ・スク(1874-1935):聖ヴァーツラフのコラールによる瞑想曲 Op.35a
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.51 B.92 から 第2楽章
  弦楽四重奏曲第9番ニ短調 Op.34 B.75から 第2楽章
  弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96 B.179 から 第3&4楽章
チェコ弦楽四重奏団
 カレル・ホフマン(第1ヴァイオリン) ヨセフ・スク(第2ヴァイオリン)
 イジー・ヘロルト(ヴィオラ) ラディスラフ・ゼレンカ(チェロ)
録音:1928-1929年、チェコ放送

CRAMPS



CRSJB101
\2600→\2390
再発売!
 CRAMPS JOHN CAGE/JOHN CAGE

 ジョン・ケージ:
  マルセル・デュシャンのための音楽 (1947)
  増幅されたトイ・ピアノのための音楽 (1960)
  ラジオ・ミュージック (1956)
  4分33秒 (In tre parti: 30"/2'23"/1'40") (1952)
  マース・カニングハムに関する62のメソスティクス(断章) (1971)
ファン・ヒダルゴ、
ワルテル・マルケッティ、
ジャンニ=エミーリオ・シモネッティ(いろいろ)
デメトリオ・ストラトス(歌)
イタリアCRAMPSより再発売! 新価格にて発売です。

 3部形式(?)のピアノ開閉音もばっちり収録の「4分33秒」、そして怪人デメトリオ・ストラトスの歌声(?)もすごい「メソスティクス」(撮影風景も載ってる)。
 「ジョン・ケージのアルバムを1枚だけ持っておくならどれ?」と聞かれてすかさず差し出していたこのアルバム、しかし入手不能になって久しかったが、ここへきてまさかまさかの再プレス。
 ジョン・ケージの音楽、ほとんど意味不明という方も多いと思うが、しかし、それでもやはり1枚は持っておいたほうがよい。それならぜひこのアルバムを。

DOREMI



DHR 8030
\2400→\2190
マルタ・アルゲリッチ Vol.3
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10 の3
  [ 録音:1960年9月8日WDRケルン(放送用セッション)]
 (2)シューマン:子供の情景Op.15
  [ 録音:1965年1月27日WDR ケルン(放送用セッション)]
 (3)同:トッカータOp.7
  [ 録音:1960年9月8日WDRケルン(放送用セッション)]
 (4)リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
  [ 録音:1957年9月ジュネーヴ国際コンクール(ライヴ)MONO]
 (5)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26
  [ 録音:1965年12月10日WDR ケルン(放送用セッション)
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
 (5)カール・メレス(指揮)
 ケルン放送交響楽団
 信じ難い素晴らしさ、アルゲリッチのベートーヴェン

 STEREO、MONO

 ファンを狂喜させたDoremi のアルゲリッチ・シリーズ、第3 弾の登場です。第2 弾にも登場した1960 年9 月8 日ケルンWDR の放送用セッション録音から、残りのベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第7 番」とシューマンの「トッカータ」を初CD 化。前者はDG 盤に第4 楽章のみ収録されているものの全曲盤で、ついに全貌が明らかとなります。
 アルゲリッチのベートーヴェンのピアノ・ソナタは非常に珍しく、正規なものはひとつもありませんが、これが予想以上の素晴らしさ。推進力と情熱、感興に富んでいて時を忘れて聴き惚れます。
 また、「子供の情景」も名盤の誉れ高い1983 年のDG 盤より18 年も前の録音ながら、聖母のような慈愛に満ちた優しいピアノの音色に酔わされます。一方「トッカータ」では切れ味抜群のテクニックを示し、ひたすら興奮させられます。
 プロコフィエフのピアノ協奏曲第3 番は、往年の指揮者カール・メレスとの共演。アルゲリッチの十八番ですが、若さ発散のエネルギーはこの時期の魅力。いずれも初出音源。ピアノ音楽史の宝と申せましょう。
 


DHR 8036
\2400→\2190
マルタ・アルゲリッチ Vol.4
 ショパン:1965年第7回ショパン国際コンクールより(ライヴ)
  (1)ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 [3月10日第3次予選]
  (2)ノクターン変ホ長調Op.55の2 [3月10日第3次予選]
  (3)エチュード変イ長調Op.10の10 [3月5日第2次予選]
  (4)舟歌Op.60 [3月5日第2次予選]
  (5)エチュードハ長調Op.10の1 [2月22日第1次予選]
  (6)エチュード嬰ハ短調Op.10の4 [2月22日第1次予選]
  (7)前奏曲(6曲)Op.28の19-24 [2月22日第1次予選]
  (8)ポロネーズ変イ長調Op.53「英雄」[2月22日第1次予選]
  (9)ノクターン ヘ長調Op.15の1 [2月22日第1次予選]
  (10)バラード第4 番ヘ短調Op.52
   [1960年1月23日WDRケルン(放送用セッション)STEREO 初出]
  (11)エチュードハ長調Op.10の1 [1955年ブエノスアイレス]
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
 絶句。アルゲリッチのショパン・バラード第4 番が残っていた!

 MONO
 アルゲリッチは1965 年に行われた第7 回ショパン国際コンクールで女性初の優勝に輝きました。ここではその際の第1 次予選から第3 次予選までの演奏ライヴが納められています。これを聴けば、彼女がどれほど飛び抜けた存在であったか驚かされます。
 それ以上に貴重なのが「バラード第4 番」。アルゲリッチのショパンのバラードは第1 番しか録音が存在せず、まさか第4 番が出現するとは前代未聞の慶事と申せましょう。1960 年1 月23 日WDR ケルンの放送用セッション録音で、何とステレオ。演奏はニュアンスと感興に富むまさにアルゲリッチの天才性輝くもので、これ1曲のためにアルバムを持っている価値があるお宝中のお宝です。

ELECT RECORD・東武ランドシステム



ERT 1030
\2300→\2090
ルービンシュタイン・ブカレスト・ライヴ1964/
 オール・ショパン・リサイタル!
  即興曲第3番Op.51/夜想曲第番Op.27−2/
  スケルツォ第2番Op.31/バラード第1番Op.23/
  練習曲第5番Op.25/ワルツ第7番Op.64-2/
  ポロネーズ第6番Op.53「英雄」
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
 巨匠ルービンシュタイン・ブカレスト・ライヴ1964オール・ショパン・リサイタル!

 録音:1964 年9 月19 日パレス・ホール、ブカレスト(ライヴ)/サウンド・マスタリング:WEITBLICK

 1964 年のジョルジュ・エネスコ国際音楽祭は、超豪華出演陣が特徴で既出のカラヤンに続き大ピアニストルービンシュタインの名演が登場です。しかもお得意のショパン・プログラム。
 巨匠は既に77 歳でしたが気力、体力とも絶頂の頃で華やかな音色、芝居がかった大胆な表現力を駆使し圧倒的な感銘を与えます。
 リサイタルの締め括りに相応しい「英雄ポロネーズ」の堂々たる威容は正にルービンシュタインならではと申せましょう。このリサイタルの後10 月には久々にソビエトを訪問しております。EFE16 として、ルーマニア国内のみでリリースされた超レア盤で、ブカレストの猛暑、激寒を耐えて良好な状態で保存されていたマスター・テープから再生復刻しております。良好な音質!
 ジャケ写には1966 年の来日時の格好良い写真が見つかり、録音と近い時期の写真ということで用いております。
 


ERT 1028/29
(2CD)
\4600→\4190
緊急発売チッコリーニ追悼企画
 「アルド・チッコリーニELECTRECORD 全録音集」

 (1)フランク:前奏曲、コラールとフーガ
 (2)ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 (3)シャブリエ:絵画的小品より「風景」、「スケルツォとワルツ」
 (4)スカルラッティ:
  ソナタ ハ長調L.5、ソナタ ホ長調L.23、ソナタ ヘ短調L.281、
  ソナタ ロ短調L.263、ソナタ 二長調L.14
 (5)シューベルト:4つの即興曲より,変ホ長調作品90-2、変イ長調作品90-4
 (6)リスト:ウィーンの夜会S427-6
 (7)ドビュッシー:前奏曲第一巻(全曲)
アルド・チッコリーニ(ピアノ)

 (2月末頃発売予定)ピアノの自由人、アルド・チッコリーニ!ELECTRECORD 全録音集!

 録音:(1)-(3)1967 年12 月ルーマニア放送、スタジオ録音、ステレオ(LP Number ECE0345)
  (4)-(6)1961 年9 月ルーマニア放送、スタジオ録音、ステレオ(LP Number ECD1019)
  (7)1961 年9 月10 日ルーマニア放送、ライヴ録音、モノラル(LP Number EFEII)
 サウンド・マスタリング:WEITBLICK

 昨年6 月にも来日し、元気なところを聴かせてくれたピアノの自由人、アルド・チッコリーニ氏が突然亡くなりました。
 イタリアのナポリ出身ですが、パリ音楽院で学び、フランスに帰化し、フランスのピアニストとして亡くなりました。レパートリーも幅広く、どれもこれも高水準で、シリアスな曲から愉悦に満ちた曲まで、何でもござれで、高齢になってからも益々その芸境に深みをまし活動も精力的でした。
 ELECTRECORD にはLP3 枚分の録音を遺しておりますが、その存在はほとんど知られることのなかったものです。今回一挙にCD 化致します。1960 年代の演奏ばかりで技術も才知も頂点を極めていた時代の録音です。得意のドビュッシーの作品が多いのも大歓迎です。ライヴの「前奏曲第一巻」はなるほど、センスとインスピレーションに満ちたチッコリーニにしかできない名演です。
 フランクの前奏曲、コラールとフーガも陰鬱さよりからりと晴れた印象派的な明朗さに独自性があります。同郷のナポリ出身のスカルラッティ作品は度々愛奏した得意曲で才気煥発の名演。必携の名盤の登場と申せましょう。
 


ERT 1027
\2300→\2090
幻の名盤発見!ルーマニアのカラヤン&VPO
 「カラヤン&ウィーン・フィル1964年ブカレスト・ライヴ」
  (1)モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
  (2)ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op..68
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 カラヤン&ウィーン・フィルの1964 年ルーマニア・ライヴ!ブラームス:交響曲第1番&モーツァルト:第40 番

 録音:1964 年9 月15 日、ジョルジュ・エネスコ国際音楽祭、パラス・オードトゥリアム、ブカレスト・ライヴ、モノラル(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
 演奏タイミング:(1)[6:12][7:57][4:21][4:41] (2)[13:24][9:10][4:48][17:08]

 カラヤン&ウィーン・フィルがエネスコ音楽祭に参加した際のライヴ。ルーマニア国内では、音楽祭記念盤としてごく少量のLPが発売されましたが、世界的にはほとんど出回らず、正に幻の一枚でした。マスターテープは良好に保管され、ついに発売に至りました。
 フルトヴェングラー没後10 年。本格的に楽壇の帝王として君臨したカラヤンが、まだまだローカルな音色が残っているウィーン・フィルと遺したライヴ。なるほど、ホルン、オーボエの音色は今と全く違う伝説のサウンドです。コンサートマスターは恐らくボスコフスキーでしょう。
 ブラ1の第2 楽章はしたたるような美音です。カラヤンも唸り声を随所であげ、足を踏み鳴らし、オーケストラを煽ります。演奏様式はトスカニーニ、セルと直結する厳格で無駄のないもので、立派の一言です。
 モノラルですが分離はよく、非常に明瞭です。
 ※CD 日本プレス。英語、日本語によるライナーノート付。


 


EDC 1106/07
(2CD)
\4200→\3790

「女性作曲家のピアノ作品集」

リアナ・シェルベスク(ピアノ)
 エリザベト・ジャケ=ド=ラ=ゲール:
  クラブサン組曲 ト長調〜ロンドとジーグ
 マリア・テレーザ・アニェージ:ソナタ ト長調
 ファンニ・メンデルスゾーン=ヘンゼル:
  ピアノのための二つの調べ Op.5
 クララ・シューマン:
  ロベルト・シューマンの主題による変奏曲Op.20,ロマンツェ ロ短調
 エテル・スマイス:ソナタ第3番 ニ長調
 ドメニカ・コンスタンティネスク:コンステラーティイ
 カロリーネ・アンジンク:小川は砂漠に出会うか?
 グラジナ・バツェヴィチ:ソナタ a II-a
 ドイナ・ロタル:ケシの交差路
 アガーテ・バッケル= グロンダール:
  バラーダ Op.36-5 ,セレナーダOp.15-1 ,
  前奏曲Op.61-1,ピアノのための3つの小品Op.69
 エルフリーダ・アンドレー:ピアノ・ソナタ イ長調Op.3
 ラウラ・ヴァルボリ・アウリン:ピアノのための5つの詩Op.7
 シェシュティン・イェプソン:4つの小品,ピアノのためのモノノーグ「1974年10月」
 ヨアンナ・ブルズドヴィッチ:エロティック
 ルーマニアの重要な女流ピアニスト、シェルベスク母娘の復刻!

 134'29、ADD

 女性作曲家のピアノ作品を2CD たっぷり集めている。シェルベスク(Serbescu のS に下コンマが付くのでセルベスクでなくシェルベスク)は、ファンニ・メンデルスゾーン=ヘンゼルなど女性作曲家を積極的に取り上げることで知られるピアニスト。
 ここではクララ・シューマンなどの有名作曲家から、20 世紀の女性作曲家、特に東欧、北欧の女性作曲家を多く取り上げている。
 


EDC 1108/09
(2CD)
\4200→\3790
「シェルベスク母娘によるピアノ協奏曲集」
 (1)バッハ:2台のピアノのための協奏曲 ハ長調BWV1061
 (2)ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
 (3)タラヌ:ピアノ協奏曲
 (4)クララ・シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調Op.7
 (5)ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
 (6)レスピーギ:ピアノと管弦楽のためのトッカータ
(1)(6)シルヴィア・シェルベスク(ピアノ)
(1)-(5)リアナ・シェルベスク(ピアノ)
(1)グリゴレ・イオスブ(指揮)
 チプリアン・ポルンベスク音楽院管弦楽団
(2)ミルチェア・クリステスク(指揮)
 ルーマニア放送管弦楽団
(3)エマヌエル・エレネスク(指揮)
 ルーマニア放送管弦楽団
(4)エルケ・マシャ・ブランケンブルク(指揮)
 ケルン・クララ・シューマン女性管弦楽団
(5)エマヌエル・エレネスク(指揮)
 ルーマニア放送管弦楽団
(6)ミルチェア・バサラブ(指揮)
 ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団
 (1)録音:1963年11月13日 (2)録音:1972年1月27日 (3)録音:1972年12月21日 (4)録音:1988年10月19日、デュッセルドルフ (5)録音:1970年2月12日 (6)録音:1959年1月25日/141'47、ADD

 20 世紀前半から半ばにかけてのルーマニアの優れたピアニストだったシルヴィア・シェルベスク(1903-1965)と、その娘リアナ・シェルベスクのピアノ協奏曲の録音集。
 シルヴィアは亡くなる前年の1964 年4 月に引退しており、1963 年のバッハの2 台のピアノのための協奏曲は母娘共演の最後の頃のもの。リアナには女性作曲家のピアノ曲を弾いたCD がいくつかあるが、ショパンやラヴェルなどの有名ピアノ協奏曲の録音はなかったように思われる。
 ほとんどがライヴ録音で、音の状態もあまり芳しくないが、貴重な記録。

GRAND SLAM



GS 2126
\2500→¥2290
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ、
 シューベルトの「ザ・グレート」!

  シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
 大好評! ワルター&コロンビア響。2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ、シューベルトの「ザ・グレート」!

 セッション録音:1959 年1 月31 日、2 月2、4、6 日、カリフォルニア、アメリカン・リージョン・ホール(ステレオ)/ステレオ、セッション録音
 使用音源: Private archive (2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 ブルーノ・ワルターの2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻は大好評で、これまでにも「やっと理想的な音にめぐり会えた」「アナログらしい、柔らかい音が魅力」など賞賛の声が届いています。
 今回はワルターのロマン的な気質とぴたりと合った名演と言われる、シューベルトの「ザ・グレート」です。むろん、音質は従来通り、原音の持つ響きを忠実に再現しています。(平林直哉)
 


GS 2127
\2500→¥2290
フルトヴェングラー秘蔵テープ・コレクション、
 伝説のブラームス第1番

  (1)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
  (2)ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 フルトヴェングラー秘蔵テープ・コレクション、全くハサミの入っていない伝説のブラームス第1番登場!!

 ライヴ録音:(1)1952 年12 月8 日、(2)1952 年2 月10 日/ティタニア・パラスト(ベルリン)/モノラル、ライヴ
使用音源: Private archive (2トラック、19 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 1952 年2 月10 日、ベルリン・フィル創立70 周年にて演奏されたブラームスの交響曲第1 番は、フルトヴェングラーのライヴ録音の中でも傑出した演奏として知られています。しかしながら、これまで出ていたすべてのLP、CD は演奏中の咳ばらいや演奏上のミス(たとえば、第2 楽章66 小節、第3 楽章139 小節など)が編集されていました。ところが、今回復刻に使用したテープはそうした箇所が全く手つかずのまま残っているだけでなく、演奏開始から楽章間のインターバル、そして終了後の約1 分半にもおよぶ拍手が全くノー・カットで収録されており、非常に感動的です。ウェーバーも演奏開始前、終了後の拍手が完全に含まれています。なお、この2 曲は余計なノイズ・カットなどを施していないため、渋くて力強く、腹の底にずしりと響くような音質で味わえます。
 また、解説書には太田太郎(元東京音楽学校教授)が戦前、フルトヴェングラーのリハーサルや本番を見た寄稿文を掲載しています。日本人によるフルトヴェングラー体験記はいくつか知られていますが、その多くはおおまかな印象を伝えるものでした。しかし、この太田の文章は音楽の流れが目に見えるような詳細な記述で、たいへんに興味深いものです。(平林 直哉)
 


GS 2125
\2500→¥2290
オープンリール・テープ復刻シリーズ、ベートーヴェンの「英雄」
 ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
 大好評!ワルター&コロンビア響の2 トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ、ベートーヴェンの「英雄」が登場!

 セッション録音:1958 年1 月20、23、25 日/ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール/ステレオ、セッション録音

 ■制作者より
 ワルター&コロンビア響の2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻に、いよいよベートーヴェンの交響曲第3 番「英雄」が加わります。既出盤と同様、いかにもアナログらしい、ふくよかで瑞々しい音質で楽しむことが出来ます。
 解説書には交響曲全集の初出LP に添えられていたプロデューサー、ジョン・マックルーアのメッセージほか、同じくプロデューサーであったトーマス・フロスト提供の珍しい写真などを掲載しています。(平林直哉)

GLOSSA CABINET



GCD C81120
\2100→\1890
巨星ブリュッヘンの"第九"!
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱付き》
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
レベッカ・ナッシュ(ソプラノ)
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(メゾ・ソプラノ)
マルセル・ビークマン(テノール)
ミヒャエル・テーフス(バス)
ラウレンス・コレギウム&カントライ
  Glossa Cabinet 2015!〜 スペインから届く古楽の愉しみ 〜巨星ブリュッヘンの"第九"!2011年ロッテルダム・ライヴ!

 古楽界の巨星フランス・ブリュッヘン(1934−2014)が残した「大いなる遺産」の1つ。
 ブリュッヘンの長年の願いが現実のものとなった、2011年、ロッテルダムでのベートーヴェンの「交響曲全集」"新全集"から、「交響曲第9番《合唱付き》」がGlossa Cabinet(グロッサ・キャビネット)シリーズに登場!
 旧全集から約20年という歳月を経て、ブリュッヘンと18世紀オーケストラが到達した円熟の境地。両者の揺るぎない信頼関係から生まれた「第九」がデ・ドゥーレンに響く。

 ※録音(ライヴ):2011年10月、デ・ドゥーレン(ロッテルダム、オランダ)



 


GCD C80013
\2100→\1890
ヴァイス:リュートのための組曲集
 組曲ハ短調/組曲ト短調/組曲ニ短調
コンラート・ユングヘーネル
 (バロック・リュート)
 ユングヘーネルの名演ヴァイスの組曲集!

 カントゥス・ケルンの創設者であり、ドイツが生んだ現代有数のリュート奏者コンラート・ユングヘーネルが、70年代後半にベルギーでレコーディングを行った、シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686−1750)のリュート組曲集。
 ドイツの後期バロック時代を代表する作曲家であると同時に、ドレスデン宮廷でも活躍した名リューティストでもあったヴァイス。
 バロック・リュートの魅力を知り尽くしたユングヘーネルとヴァイスの至芸の共演による名演が復活です。

 ※録音:1978年9月&1979年9月、メルセン(ベルギー)
 


GCD C80014
(2CD/特別価格)
\3200→\2890
ゼレンカ:トリオ・ソナタ集 Z.181
 トリオ・ソナタ第1番ヘ長調
 トリオ・ソナタ第2番ト短調
 トリオ・ソナタ第3番変ロ長調
 トリオ・ソナタ第4番ト短調
 トリオ・ソナタ第5番ヘ長調
 トリオ・ソナタ第6番ハ短調
パウル・ドンブレヒト(オーボエ)
マルセル・ポンセール(オーボエ)
ク・エビンヘ(オーボエ)
ダニー・ボンド(バスーン)
キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン)
リヒテ・ファン・デル・メール(チェロ)
ロベール・コーネン(チェンバロ)
 ドンブレヒト&ポンセール!ゼレンカのトリオ・ソナタ!

 古楽大国ベルギーが世界に誇る2人のバロック・オーボエの名手パウル・ドンブレヒトとマルセル・ポンセール、スイス生まれの名バロック・ヴァイオリニスト、キアーラ・バンキーニ、バスーンのダニー・ボンドなど、古楽界をリードする名奏者たちが繰り広げるヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679−1745)のトリオ・ソナタ集。
 ボヘミアで生まれ、ドレスデンに確かな足跡を残したバロック時代の大作曲家ゼレンカ。ダブル・リード楽器が大活躍する6つのトリオ・ソナタを、パウル・ドンブレヒトを中心とした豪華メンバーのアンサンブルで。

 ※録音:1982年11月&1988年2月、ブリュッセル(ベルギー)
 


GCD C80015
\2100→\1890
ドミニク・ヴェラール登場!デ・エスコバルのグラナダのミサ!
 デ・エスコバル:
  グラナダのミサ(4声のミサ曲)&
  グレゴリオ聖歌《サバトにおける聖母マリアの聖務日課》
ドミニク・ヴェラール(ディレクター)
アンサンブル・カントゥス・フィグラートゥス
 アンサンブル・ジル・バンショワを主宰する古楽界の名匠ドミニク・ヴェラールが率いるもう1つの古楽演奏団体「アンサンブル・カントゥス・フィグラートゥス」による、16世紀イベリア半島の「ミサ曲」!
 1520年頃に作曲された「グラナダのミサ」は、スペインで活躍したポルトガルの作曲家ペドロ・デ・エスコバル(c.1465−1535)が遺した2番目のミサ曲として伝えられている作品。
 ビクトリアが登場する以前のスペインで誕生したペドロ・デ・エスコバルの4声のミサ曲を、ドミニク・ヴェラールの卓越した解釈が蘇らせる。

 ※録音:2000年6月、ブランジンゲン(ドイツ)
 


GCD C80201
\2100→\1890
ベラスケスの時代の音楽 〜
 17世紀スペインの歌曲と器楽作品集

  ガスパール・サンス:フォリア
  フアン・イダルゴ:雷神ゼウス
  マルティン・イ・コル:カナリア
  バルトロメー・デ・セルマ:スサナ・パッセジャータ
  スパール・サンス:カナリア
  ルーカス・ルイス・デ・リバリャス:スペイン娘
  フランシスコ・ゲラウ:マリョーナス
  ガスパール・サンス:ラントゥルル(兵隊の歌)/他
アンサンブル・ラ・ロマネスカ
 〔マルタ・アルマハーノ(ソプラノ)、
  ホセ・ミゲル・モレーノ
   (バロック・ギター&テオルボ&ディレクター)、
  パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  フアン・カルロス・デ・ムルデル(テオルボ)、
  ヌリア・リョピス(ダブル・ハープ)、
  トニー・ミラーン(チェンバロ)〕
 スペイン古楽界の名手が集う。17世紀スペインの名曲の数々。

 スペイン国王フェリペ4世(1605−1665)の宮廷画家として活躍した、ディエゴ・ベラスケス(1599−1660)の時代に作曲されたスペインの歌曲と器楽のための作品集。
 スペイン黄金時代の絵画の巨匠と、ガスパール・サンスをはじめとする17世紀スペインの大作曲家たちの名作を結び付けるのは、モレーノ兄弟の兄、ホセ・ミゲル・モレーノが率いるアンサンブル・ラ・ロマネスカ。
 モレーノはもちろんのこと、ヴィオラ・ダ・ガンバのパオロ・パンドルフォやソプラノのマルタ・アルマハーノなど、スペインが誇る当代屈指の古楽演奏家たちによる強力アンサンブルである。

 ※録音:1991年11月&1992年4月、サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル(スペイン)
 


GCD C81505
\2100→\1890
サンマルティーニ:オルガン協奏曲集 Op.9
 ジュゼッペ・サンマルティーニ:
  オルガン協奏曲第2番ヘ長調、オルガン協奏曲第1番イ長調
 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ:
  オルガン・ソナタ ハ長調
 ジュゼッペ・サンマルティーニ:
  オルガン協奏曲第4番変ロ長調、オルガン協奏曲第3番ト長調
ファビオ・ボニッツォーニ(オルガン&ディレクター)
ラ・リゾナンサ
 〔デイヴィッド・プランティエ(ヴァイオリン)、
  オリヴィア・セントゥリオーニ(ヴァイオリン)、
  オラフ・レイマース(チェロ)、
  ジョルジオ・サンヴィート(コントラバス)〕
 ボニッツォーニの手腕が光る!サンマルティーニ兄弟の芸術!

 現在のイタリア古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストの1人、ファビオ・ボニッツォーニと、自らが中心となり1995年に結成したピリオド・アンサンブル、ラ・リゾナンサ。
 18世紀イタリアのオーボエ奏者、作曲家であり、サンマルティーニ兄弟の兄、ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695−1750)の「4つのオルガン協奏曲」は、ボニッツォーニがパリの図書館などで発見し、演奏、録音が実現した貴重な作品。
 弟のジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700/01−1775)の「オルガン・ソナタ」とのコントラストも興味深い。

 ※録音:2000年6月、イゼーラ(ロヴェレート、イタリア)

GUILD HISTORICAL



GHCD 2418
\1700→\1590
アドルフ・ブッシュ1949年と1951年のブラームス!
 ブラームス:
  ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102*
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.77
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)*
パウル・クレツキ(指揮)*
フランス国立放送管弦楽団*
ハンス・ミュンヒ(指揮)
バーゼル管弦楽団
 アドルフ・ブッシュが弾く、ブラームスのコンチェルトがGuild Historicalから復刻!

 ブッシュ三兄弟の次男で、ブッシュ=ゼルキン・デュオでも知られる20世紀前半のドイツを代表する名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ。大反響となった「ベートーヴェン(GHCD 2395)」、「ベルリン・レコーディングス(GHCD 2406/07)」に続く、Guild Historicalからの復刻第3弾は「ブラームス」!
 「二重協奏曲」は、弟のヘルマン・ブッシュと共演した1949年録音、「ヴァイオリン協奏曲」は、シャルル・ミュンシュの従兄弟であるハンス・ミュンヒとスイス、バーゼルのオーケストラとの1951年録音。リマスタリングはもちろん、名エンジニア、ピーター・レイノルズ(レイノルズ・マスタリング)によるもの。
 20世紀でもっとも偉大なヴァイオリニストの一人、アドルフ・ブッシュが遺した貴重な録音の復刻にご期待ください!

 ※録音:1949年6月21日(二重協奏曲)1951年12月18日(ヴァイオリン協奏曲)



 


GHCD 2419
\1700→\1590
ストコフスキ 〜
 ブリテン、エネスク、ボロディン、ドビュッシー、バウアー 1947&1949

  エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番
  ボロディン(ストコフスキ編):ダッタン人の踊り
  ドビュッシー(ストコフスキ編):沈める寺
  バウアー:サン・スプレンダー Op.19c(世界初録音)
  ブリテン:ピアノ協奏曲 Op.13*
ジャックス・アブラム(ピアノ)*
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
 巨匠レオポルド・ストコフスキがニューヨーク・フィルを振った1947年と1949年の録音集。
 ジョルジュ・エネスクの「ルーマニア狂詩曲」に始まり、ストコフスキ編「ダッタン人の踊り」と、ストコフスキがオーケストレーションを施したドビュッシーの前奏曲集より「沈める寺」、そしてアメリカの女流作曲家マリオン・バウアー(1882−1955)の世界初録音となった「サン・スプレンダー」など、"音の魔術師"ストコフスキの魅力が凝縮されたプログラム。
 ブリテンのピアノ協奏曲でソリストを務めるのは、同曲のアメリカ初演も務めたアメリカのヴィルトゥオーゾ、ジャックス・アブラム。

 ※録音:1947年、1949年/ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング

GUILD LIGHT MUSIC


GLCD 5225
\2000
軽音楽の黄金時代 〜 モア・ジェムズ・フロム・ザ・1930s
 ヴィエナ:ミッキー・マウスの結婚
 コスタ:ア・フランゲサ
 アンクリフ:テンプテーション・ワルツ
 プレッソウ:レッド・デヴィル
 ヤング:ダンシング・バタフライ/他
ダヨス・ベラ(指揮)&
 ヒズ・オーケストラ
メイフェア・オーケストラ
フレディ・カウフマン(指揮)&
 ヒズ・オーケストラ
エディット・ローランド(指揮)&
 ハー・ヴィーアニーズ・オーケストラ、他
 ライト・ミュージックの黄金時代を回顧する名物シリーズ。1930年代録音の第4弾。当時人気を集めたオーケストラたちが演奏した、宝石のような音楽たちが生々しく蘇る。

 ※録音:1930年−1939年/リマスタリング:アラン・バンティング
 

GLCD 5226
\2000
軽音楽の黄金時代 〜 高速道路 〜
 1960年代のプロダクション・ミュージック

  ファーノン:ザ・ビッグ・ナイト/
  ロジャー:パペット・パレード/ジョンソン:ラプソディー/
  スコット:チャイナ/ウィリアムズ:スポーツ・フラッシュ/
  オルウィン:高速道路/
  キャンベル:マウンテン・スプレンダー/
  コールズ:ホリデー・ムード/
  ヤング:パシフィック・ハイウェイ/
  ブラックムーア:クリスタル・クリア/他
ロバート・ファーノン(指揮)
クイーンズ・ホール・ライト・オーケストラ
ウォルター・ストット(指揮)
テレキャスト・オーケストラ
クロフォード・ライト・オーケストラ、他
 "ライト・ミュージック"第126集は、ケネス・オルウィンの「モーターウェイ」や、メル・ヤングの「パシフィック・ハイウェイ」など、高速道路がテーマ!

 ※録音:1960年−1962年/リマスタリング:アラン・バンティング

HALLE

CDHLT 8004
(4CD-R/特別価格)
\4200→\3790
ハレ・トラディション
 ドヴォルザーク:
  交響曲第9番《新世界より》、序曲《謝肉祭》、夜想曲Op.40
 ブラームス:ハンガリー舞曲
 エルガー:
  エニグマ変奏曲、オラトリオ《ゲロンティアスの夢》(抜粋)、
  オラトリオ《使徒たち》(抜粋)、愛の挨拶
 ブルッフ:ヴァイオリオン協奏曲第1番
 メンデルスゾーン:
  交響曲第4番《イタリア》、序曲《フィンガルの洞窟》
 シューベルト:
  チェロ協奏曲(原曲:アルペジオーネ・ソナタ/カサド編)、
  劇音楽《ロザムンデ》より抜粋、序曲《ロザムンデ》

ハミルトン・ハーティ(指揮)
レスリー・ヘイワード(指揮)
マルコム・サージェント(指揮)
ハレ管弦楽団、他

 ハレ管弦楽団のヒストリカル音源シリーズの4タイトルがBOX化!
 第二次世界大戦以前から大戦中の貴重な録音。

 1925年−1942年の録音。

HAENSSLER


=シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ=



93 727
\2500→\2290
シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ1966
 グリュミオー・トリオ リサイタル

  (1)ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3
  (2)モーツァルト:
   ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ト長調 K.423
  (3)モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
グリュミオー・トリオ
 【アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、
 ジョルジュ・ヤンチェル(ヴィオラ)、
 エヴァ・ツァコ(チェロ)】
 気品に満ちた名演!グリュミオー・トリオの十八番、極上のベートーヴェンとモーツァルト!!

 ライヴ録音:1966 年6 月8 日/シュヴェツィンゲン城/ADD、76’52”

 気品に満ちた名演!当ディスクはシュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ1966 からグリュミオー・トリオによるベートーヴェンの弦楽三重奏曲第1 番、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1 番、ディヴェルティメント 変ホ長調が収録されております。
 煌びやかで気高いアルテュール・グリュミオーの音楽は、今もなおヴァイオリン・ファンを魅了し続けておりますが、とりわけモーツァルトとベートーヴェンの演奏は最高峰と言えます。
 3 篇はいずれもセッションの録音があります(ディヴェルティメント【1967 年6 月録音】/二重奏曲第1 番 アリゴ・ペリッチャ(ヴィオラ)【1968年6 月録音】/弦楽三重奏曲第1 番 【1968 年9 月】)が、セッション録音前の貴重なライヴ音源のリリースはファン狂喜と言え、ビロードのように美しいグリュミオーの音色とライヴならではの迫力を楽しむことができます。
 


93 726
\2500→\2290
シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ1971
 シュタルケル、ルージチコヴァー デュオ・リサイタル

  J.S.バッハ:
   (1)チェロ・ソナタ第1番 ト長調 BWV1027
   (2)無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
   (3)半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
   (4)チェロ・ソナタ第3番 ト短調 BWV1029
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
ズザナ・ルージチコヴァー(チェンバロ)
 シュタルケル、ルージチコヴァーによるバッハのライヴが残っていた!

 ライヴ録音:1971 年5 月22 日/シュヴェツィンゲン城/ADD、66’51”

 またしても宝のような貴重なライヴ音源の登場!チェロ界の巨匠シュタルケルと“チェンバロのファースト・レディ” とも評されたルージチコヴァーによる1971 年5 月のシュヴェツィンゲン音楽祭のライヴ録音です。シュタルケルは言わずと知れたバッハ弾きであり、数々の名録音を残してきました。
 なかでも当ライヴで演奏された無伴奏チェロ組曲やチェロ・ソナタは最も得意とし、説得力のある演奏で聴衆を沸かせてきました。ルージチコヴァーも同様に幅広いレパートリーの中でもバッハ演奏は傑出しており、残された録音は評価の高いものばかりです。
 シュタルケルとルージチコヴァーの共演盤と言えば、1977 年に録音されたバッハのチェロ・ソナタ集が誉れ高き名盤として知られていますが、当ライヴはその6 年前のライヴです。両者の個性を示しながらも抜群のアンサンブルを聴かせてくれます。シュタルケルの無伴奏、ルージチコヴァー独奏の半音階的幻想曲とフーガもこの上なく美しい演奏です。
 


SWR アーカイヴ復刻シリーズ ヒストリカル・レコーディングス

94 230
\1700→\1590
マルツィお得意のモーツァルトの協奏曲第3番&第4番
 
モーツァルト:
  (1)ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218(24’14”)
  (2)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216(23’29”)
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
SWR シュトゥットガルト放送交響楽団
 正規初出音源。マルツィの凛凛しく高貴なアプローチ。お得意のモーツァルトの協奏曲第3番&第4番が登場!

 録音:(1)1956 年10 月4 日/ヴィラ・ベルク(セッション) (2)1962 年4 月12 月/シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)/ADD、モノラル、47’51”

 大好評、ヘンスラーのSWR アーカイヴ復刻シリーズからマルツィの第2 弾が登場!収録曲は、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3 番と第4 番で、ハンス・ミュラー=クライ指揮、SWR シュトゥットガルト放送交響楽団との録音です。マルツィは今もなお屈指の人気を誇るヴァイオリニストの一人ですが、活動期間の短さもあいまって、残された録音は貴重と言え、この正規初出音源はマルツィ・ファン狂喜と言えます。いずれの録音もモノラルながら非常に良好な音質で、リマスタリングも万全です。
 ヴァイオリン協奏曲第4 番ニ長調 K.218 はマルツィが愛奏した作品の一つで、1952 年11 月にオイゲン・ヨッフム指揮、バイエルン放送交響楽団とのセッション録音がありますが、当音源は1956 年10 月に放送用にセッション録音されたものです。
 非常にふくよかな音色を奏でる演奏は一聴後に心打たれてしまうほど衝撃的で、マルツィ全盛期の演奏を堪能できます。一方、ヴァイオリン協奏曲第3 番ト長調 K.216 は、EMI との契約後の1954年6 月にヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、フィルハーモニア管弦楽団とセッション録音した名盤をはじめ、1961 年11 月にウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とのライヴ録音など複数の音源が残っておりますが、当録音は1962 年12 月4 日のシュトゥットガルトでのコンサート・ライヴです。このときの使用楽器は、マルツィの再婚相手ダニエル・シューディより贈られた1733 年製のカルロ・ベルゴンツィ「タリシオ」で、のびやかな美音を聴かせてくれます。
 マルツィは、その後のレコーディングにはすべてこの楽器を使用したと言われているので、一番のお気に入りの楽器での録音ということも注目と言えましょう。マルツィの第1 弾(メンデルスゾーン、ブラームスの協奏曲/ 94 226)と併せてお楽しみください。



 
94 229
\1700→\1590
ヘンリク・シェリング
 ナルディーニ、ヴュータンの貴重音源と十八番、ラヴェル、シューマン

 (1)ナルディーニ:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調(シェリングによる改訂版)
  (11’06”)
 (2)ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 Op.31(25 11”)
 (3)ラヴェル:ツィガーヌ(9’38”)
 (4)シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(29’16”)
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
ハンス・ロスバウト(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団
 (現:バーデン=バーデン&
  フライブルクSWR 放送交響楽団)
 硬派シェリングが熱演!!ナルディーニ、ヴュータンの貴重音源と十八番、ラヴェル、シューマン。人生の転機をむかえたシェリング30代の輝かしい演奏

 録音:(1)(2)1955 年1 月9 日(ライヴ)、(3)1957 年3 月9 日(セッション)、(4)1957 年3 月8 日(セッション)/バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ/ADD、モノラル、75’49”

 ヘンスラーのSWR アーカイヴ復刻シリーズからシェリングが登場!
 収録曲は、ナルディーニのヴァイオリン協奏曲 ホ短調、ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第4 番、ラヴェルのツィガーヌ、そしてシューマンのヴァイオリン協奏曲で、ハンス・ロスバウト指揮、南西ドイツ放送交響楽団との放送用ライヴおよびセッション録音です。
 ヘンリク・シェリング(1918-1988)は1954 年にアルトゥール・ルービンシュタインにその才能を高く評価され、ルービンシュタインの強い働きかけにより国際的な演奏活動をおこなう道が開けることになりました。当ディスクはまさに人生の転機をむかえた1955 年と1957 年の録音で、シェリング30 代の最も輝かしい記録と言えましょう。
 ナルディーニとヴュータンは1955 年1 月にライヴ収録されました。ナルディーニ(1722-93)はタルティーニに学び、その直系を継ぐヴァイオリニストとして活躍し、シュトゥットガルトの宮廷楽団のコンサートマスター、フィレンツェのトスカナ大公の宮廷楽長を歴任した人物で、ヴァイオリンのための協奏曲やソナタを作曲しました。ヴァイオリンの美しさを追求したメロディアスな作品が多く20 世紀の巨匠たちの多くが演奏し、なかでもシェリングは愛奏しておりましたが、録音は非常に珍しく貴重と言えます。ここに収録されたヴァイオリン協奏曲 ホ短調はナルディーニの代表作でここではシェリングによる改訂版で演奏されております。また、ヴュータンも超絶技巧を物ともせずに音楽に没入できる快演です。
 そして、ラヴェルとシューマンは1957 年3 月の放送用セッション録音です。両曲はシェリングが特に愛奏した作品で録音も複数ございますが、当録音はシェリングの全盛期1950 年代の最も瑞々しい演奏と言えましょう。なお、アーカイヴのマスター・テープはいずれも状態も良く、モノラルながら聴きやすい音質です。
 
94 228
\1700→\1590
ラサール弦楽四重奏団、気迫に満ちた放送用セッション!
 (1)ハイドン:弦楽四重奏曲第70番 ニ長調 Op.71-2(14’50”)
 (2)ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67(32’53”)
 (3)ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲第3番 Op.19(20’41”)
ラサール弦楽四重奏団
 【ヴァルター・レヴィン(第1ヴァイオリン)、
  ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン)、
  ピーター・カムニツァー(ヴィオラ)、
  ジャック・キルステイン(チェロ)】
 アンサンブルの神、ラサール弦楽四重奏団、気迫に満ちた放送用セッション!ハイドン、ブラームス、ツェムリンスキー

 セッション録音:(1)1968 年12 月14 日(モノラル)、(2)1977 年6 月11 日(ステレオ)、(3)1965 年3 月24 日(ステレオ)/バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ/ADD、(1)モノラル、(2)(3)ステレオ、68’49”

 ヘンスラーのSWR アーカイヴ復刻シリーズの弦楽四重奏団の最新盤はラサール弦楽四重奏団で、ハイドンの弦楽四重奏曲第70 番、ブラームスの弦楽四重奏曲第3 番 、そしてツェムリンスキーの弦楽四重奏曲第3 番が収録されております。ラサール弦楽四重奏団は、1946 年にヴァイオリンのヴァルター・レヴィンによって結成され、寄贈されたアマティの楽器を用いて演奏してきました。
 当ディスクには古典派のハイドン、ロマン派のブラームス、そして、当団がDG から全集をリリースしたツェムリンスキーと彼らの主要なレパートリーが収められております。“アンサンブルの神” とも言える一糸乱れぬ演奏には定評がありますが、当放送用セッション録音では彼らの気迫に満ちた演奏を楽しむことができます。アーカイヴのマスター・テープはいずれも状態も良く、リマスタリングも万全です。




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