クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

 


≪第81号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2015/5/6〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像







5/8(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AUDITE



AU 21436
(4CD)
\4500→\4090
メンデルスゾーン:弦楽のための室内楽曲全集
 CD-1(76’12”)
  (1)弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12
  (2)弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13
  (3)弦楽四重奏曲 変ホ長調(1823年)
 CD-2(76’32”)
  (4)弦楽四重奏曲第3番 ニ長調Op.44-1
  (5)弦楽四重奏曲第4番 ホ短調Op.44-2
  (6)弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調Op.80
 CD-3(74’00”)
  (7)弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3
  (8)弦楽四重奏のための4つの小品Op.81より
   【第1曲:アンダンテホ長調、第2曲:スケルツォ】
  (9)弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
 CD-4(69’28”)
  (10)弦楽五重奏曲第1番 イ長調 Op.18
  (11)弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87
  (12)弦楽四重奏の4つの小品 Op.81より
   【第3曲:カプリッチョ ホ短調、第4曲:フーガ 変ホ長調】
マンデルリング四重奏団
 【ゼバスティアン・シュミット(第1ヴァイオリン)、
  ナネッテ・シュミット(第2ヴァイオリン)、
  ローラント・グラッスル(ヴィオラ)、
  ベルンハルト・シュミット(チェロ)】
(9)クレモナ四重奏団
 【クリスティアーノ・グアルコ(ヴァイオリン)、
  パオロ・アンドレオーニ(ヴァイオリン)、
  シモーネ・グラマーリャ(ヴィオラ)、
  ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ)】
(1)(11)グンター・トイフェル(チェロ)
 ドイツを代表するマンデルリング四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽のための室内楽曲全集がBOX で登場!

 セッション録音:(1)(2)(10)(11)2011年4月11-13日、(3)(7)2011年11月21-22日、(4)(5)2011年11月24日、(6)(8)(9)(12)2012年4月23-26日、クリンゲンミュンスター/DDD

 ドイツ屈指のアンサンブル団体、マンデルリング四重奏団。2011 年から2012 年にかけてセッション録音をおこなったメンデルスゾーンの弦楽のための室内楽曲全集がBOX で登場です。
 豊富なレパートリーとともに精力的に活動している当団ですがメンデルスゾーンは最も得意とし、結成30 周年を迎えた2013 年のリサイタル・ツアーでもメンデルスゾーンをメインとしたプログラム構成でした。
 マンデルリング四重奏団のアンサンブルは安定感抜群で激情の中にも決して冷静さを欠かない演奏と言え、円熟の域へと入りつつある名門の名にふさわしい堂々たる演奏を聴かせてくれます。
 また、イタリアの陽光のごとく煌びやかな音色のクレモナ四重奏団との弦楽八重奏曲では化学反応のごとく不思議と融合し天下一品の演奏です。AUDITE レーベルが誇る2 大弦楽四重奏団の共演にも注目です。
 演奏の素晴らしさに加え、AUDITE レーベルの定評ある優秀録音であることも当録音の魅力と言えましょう。(当BOX セットは通常CD となります。)







WAON RECORDS

WAONCD 300
\2400
本村睦幸が無伴奏リコーダーで紡ぐ多彩な世界
 テレマン(1681-1767):
  12の無伴奏ファンタジア TWV 40:2-13(ハンブルク1731年末)
   第1番 イ長調、第2番 イ短調、第3番 ロ短調、
   第4番 変ロ長調、第5番 ハ長調、第6番 ニ短調、
   第7番 ニ長調、第8番 ホ短調、第9番 ホ長調、
   第10番 嬰ヘ短調、第11番 ト長調、第12番 ト短調
本村睦幸(リコーダー)
 録音:2014年10月8-10日、神奈川県立相模湖交流センター[5,6447MHz DSD Recording& 192kHz 24bit Editing/ 改良型金田指揮無指向性DC マイク 2013年 毛利忠晴製作]

 ——前回の録音「無伴奏リコーダー600 年の旅」を作ったときにも、当然のように、テレマンの無伴奏ファンタジアの1 曲を加えるつもりでいました。言うまでもなく、これらのファンタジアは、無伴奏旋律楽器のための最重要なレパートリーのうちでも珠玉のものだからです。しかし、そう思って12 のファンタジアを隈なく譜読みするうちに、これはこの全曲を収録した録音を改めて作るほかないと考え始めました。それぞれのファンタジアが、短いながら、プレリュードとフーガ、ソナタ、序曲、コンチェルトのエッセンスを凝縮したような、独自の魅力を放っています。各曲の最後にある気楽な舞曲楽章でさえ、どれも驚くほど異なる性格を持っています。一本の旋律線だけで、どれだけ多彩な表現ができるか、その広がりこそがこの曲集の最大の魅力と言ってよいでしょう。——本村睦幸(ライナーノーツより)

 本村睦幸について
 本村睦幸は、アムステルダムでワルター・ファン・ハウエとジャネット・ファン・ウィンガーデンに師事した後、90 年代にオランダを拠点とした活動を続け、2001 年に帰国した。アンサンブル〈ルストホッファース〉などを経て、現在は東京を中心にレパートリーを網羅的に取り上げるリサイタルシリーズを展開しているほか、アンサンブルのための現代作品の委嘱初演など、リコーダー音楽の世界を広げる活動が注目されている。前作≪無伴奏リコーダー600 年の旅≫では、中世から現代音楽に至るまでの様々な様式に対する深い洞察と圧倒的テクニックで、リコーダー1 本だけでの演奏がどれだけ多彩であるかを聴かせたが、今回のこの録音では、後期バロックの時点でテレマンが提示した無伴奏音楽の可能性を遺憾なく表現しきっている。リコーダー特性を十二分に活かして、現代の管楽器からは得られない表現を追求してきた本村ならではの演奏といえるだろう。(ライナーノーツより)







NEW WORLD RECORDS


80766
\2100
Lois V Vierk/ Words Fail Me
experimental music

 1. To Stare Astonished at the Sea
 2. Demon Star
 3. Timberline
 4. Words Fail Me: I
 5. Words Fail Me: II.
Ted Mook(cello)
Margaret Kampmeie(piano)
Matthew Gold(marimba)
Claudia Ruegg(piano)
Relache, Lloyd Shorter(conductor)
1951年シカゴ生まれのLois V VierkはMel Powell,Morton Subotnickらに作曲を学び10年間程雅楽を勉強した。また日本でも2年間、さらに雅楽に興味をもち学んだ。




PIANO CLASSICS


PCL0087
\1400
ヒナステラ:ピアノ曲集
 3つのアルゼンチン舞曲Op.2、
 ミロンガ、ピアノソナタ第1番Op.22、
 クレオール風舞曲の組曲Op.15、3つの小品Op.6/
モンポウ:前奏曲第5番
フランソワ=クサヴィエ・ポワザ(pf)
 

PCL0089
\1400
ラフマニノフ:前奏曲集
 前奏曲Op.23、Op.32、Op.3-2
ドミトリー・レフコヴィチ(pf)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DOCUMENTS

 MEMBRAN/DOCUMENTS系はすぐに完売することがあるのでご注意を。

限定盤

600226
(9CD)
\2100→\1890

ジャン・フィリップ・ラモー/First Recordings, Complete Recordings& Masterpieces
 歴史的録音によるジャン・フイリップ・ラモー作品集

CD.1
クラヴサン曲集 第1巻(第1組曲)
Suite en mi mineur/ e-Moll/ in E minor
 (マルセル・メイエ(ピアノ) 1953)

CD.2
新クラブサン組曲集
 (マルセル・メイエ(ピアノ) 1953)

CD.3-4
オペラ「プラテー」
 (ヘルマン・プライ (Sharpless))
 ベルリン交響楽団 1961

CD.5
ラモー:歌劇「イポリートとアリシー」
 ロジェ・デゾルミエール(指揮)1950,フランス国立放送管弦楽団

CD.6
オペラ=バレ「優雅なインドの国々」
 イレーネ・ヨアヒム(ソプラノ)カミーユ・モラーヌ(バリトン)

CD.7
6声のコンセールより?
 モーリス・エウィット室内管弦楽団 1952,1962

CD.8
世俗カンタータ

CD.9
優雅なインドの国々
ダルダヌス
カストルとポルクス
オペラ「プラテー」
 ポール・ドレンヌ(テノール)
 イルマ・コラッシ(メゾ・ソプラノ)
 1942年から1956年までの歴史的録音によるラモーの作品集。詳細はこちら
限定盤

600228
(10CD)
\2100→\1890
フリッツ・ヴンダーリッヒ名演集
 (未発売ライブ録音含む)

 ミレッカー:喜歌劇「デュバリー」
 ヨハンス・シュトラウス:ヴェネチアの夜
 レオ・ファル:イスタンブールのバラ
 レハール:ほほえみの国
 レハール:ジュディッタ
 レハール:ロシアの皇太子 他
フリッツ・ヴンダーリッヒ
 詳細リンク・・・コチラ
 
600232
(2CD)
\1600
ユーディ・メニューイン(vn)/協奏曲録音集
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
 バリトーク:ヴァイオリン協奏曲
フルトヴェングラー(指揮)
シルヴェストリ(指揮)
ウィーン・フィル
フィルハーモニア管
バッハ祝祭管
 
 
限定盤

600252
(10CD)
\4300

Forbidden not Forgotten
 ナチスによって迫害、殺害された芸術家たち

 
Paul Abraham ・ Rosy Barsony ・ Kurt Bois ・ Bert Brecht ・ Ernst Busch ・ Adolf u.Fritz Busch
  Comedian Harmonists ・ Hanns Eisler ・ Leo u. Richard Fall ・ Kurt Gerron Robert Gilbert
 Paul Graetz ・ Fritz Grunbaum ・ Jacques Fromental Halevy ・ Max Hansen Heinrich Heine
 Werner Richard Heymann ・ Paul Hindemith ・ Friedrich Hollaender Emmerich Kalman
 Alexander Kipnis ・ Otto Klemperer ・ Erich Wolfgang Korngold Fritz Kreisler ・ Ernst Krenek
 Lotte Lenya ・ Fritz Lohner-Beda ・ Gustav Mahler ・ Fritzy Massary ・ Felix Mendelssohn-Bartholdy
 Giacomo Meyerbeer ・ Paul Morgan ・ Jacques Offenbach ・ Joseph Schmidt ・ Arnold Schonberg
 Rudolf Serkin ・ Oscar Straus ・ Georg Szell ・ Richard Tauber ・ Kurt Tucholsky
 Bruno Walter ・ David Weber ・ Kurt Weill Alexander von Zemlinsky and more

 製作者たちの強い意志を感じる・・・。

 National Socialism had devised its own notion of the value of German art and culture.
 This was ruthlessly put into practice when the Nazis took over power in 1933. The more than 175 recorded musical items on these 10 CDs relate to the shocking consequences due to that “cleansing”.
 Theburningof theReichstag (7thApril) provided thepretext for the prosecution of all who held other political opinions, for the burning of books (10th May) whose authors were on the index of disfavoured and banned writers, for the law that amended entry to the civil service (7th April) that excluded all non-Aryans and led to wholesale dismissals of Jews, especially in orchestras, the administration, among singers, conductors and instrumentalists.
 By means of the exhibitions “Degenerate Art” (Munich 1937) and “Degenerate Music” (Dusseldorf 1938) art and artists who were now to have no place in Nazi Germany were pilloried.

 The people concerned either saved themselves by fleeing abroad or were arrested, deported to concentration camps and executed.
 With the “annexation” of Austria the process repeated itself there, and in every other country invaded by German troops.
 The compilation on these 10 CDs provides examples from all types of music that were forbidden, and the composers, script-writers and performers who were prosecuted.
 They deserve not to be forgotten.

 詳細はこちら


<メジャー・レーベル>

イタリアDECCA

限定盤

4822751
(23CD)
\8000→\7590
アルフレッド・ブレンデル/コンサート・レコーディング集
 モーツアルト:ピアノ協奏曲集
  K 175, 238, 365/316, 242, 246, 413
  387a 271, 414/385p
  386, 415/387b, 382 449, 450, 451, 456, 459 482
  K 488, 467, 537, 595
 ベートーヴェン、ブラームス、シューマンのピアノ協奏曲
 リスト、ウェーベルン、シェーンベルク、ウェーバーのピアノ協奏曲
ブレンデル(p)
マリナー指揮
アカデミー室内管 ほか




WARNER



2564617098
\2500→\2290
ザ・グラウンド・ビニース・アワ・フィート〜
 ジェイコブセン&ザ・ナイツ-「ダンバートン・オークス」

  1. ライヒ:2台のヴァイオリンと弦楽のためのデュエット
  2. J.S.バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調 BWV.1060R
  3. ストラヴィンスキー:協奏曲変ホ長調「ダンバートン・オークス」
  4. コリン・ジェイコブセン&シアマック・アガエイ:
   サントゥールのための協奏曲
  5. ザ・ナイツ:「ザ・グラウンド・ビニース・アワ・フィート」
コリン・ジェイコブセン(ヴァイオリン)
シアマック・アガエイ(サントゥール)
ギヨーム・ピラード(ヴァイオリン)
アリアナ・キム(ヴァイオリン)
ジョニー・ガンデルスマン(ヴァイオリン)
アダム・ホランダー(オーボエ)
クリスティーナ・コーティン(ヴォーカル)
ザ・ナイツ
エリック・ジェイコブセン(指揮)
2013年10月、ワシントン、ダンバートン・オークスでのライヴ録音

 ストラヴィンスキー「ダンバートン・オークス」初演75周年記念。ワシントンのダンバートン・オークス邸でおこなわれた演奏会のライヴ。

 「ザ・ナイツ(騎士)」は、ニューヨークで創造的音楽パフォーマンスを行い、高い評価を得ている室内オーケストラで、チェリスト兼指揮者のエリック・ジェイコブセン、ヴァイオリンのコリン・ジェイコブセン兄弟によって結成されました。彼らはヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクトのメンバーでもあり、彼らとその仲間たちによるこのアンサンブルの演奏は、世界中の様々な民族音楽やバロック奏法からミュージカルまで幅広い演奏の経験を取り入れ、アメリカ中のクラシック・ファンを熱狂の渦に巻き込んでいます。

 この最新アルバムでは、バッハの協奏曲にインスピレーションされた作品が収録されています。ライヒやストラヴィンスキーだけでなく、演奏者自身もインスピレーションされ作曲した民族色ある作品は、すでにニューヨーク・タイムズなどで絶賛されています。



 下記でご紹介の「運命」も不思議な演奏。これが近未来ベートーヴェンなのか。
 少し観られる。https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=wyofHWrr3Zg


ザ・ナイツからお奨めの2枚!

SONY
8872547176-2
\2500→\2290
ニューヨークで最も熱い室内オーケストラ「ザ・ナイツ」
 ベートーヴェン:
  『ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調Op.56』、
  『交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」』
ヤン・フォーグラー(Vc),
アンティ・シーララ(P),
コリン・ジェイコブセン(Vn),
エリック・ジェイコブセン(指揮),
ザ・ナイツ(室内オーケストラ)
 「ザ・ナイツ(騎士)」は、ニューヨークで創造的音楽パフォーマンスを行い、高い評価を得ている室内オーケストラで、チェリスト兼指揮者のエリック・ジェイコブセン、ヴァイオリンのコリン・ジェイコブセン兄弟によって結成された。
 彼らはヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクトのメンバーでもあり、彼らとその仲間たちによるこのアンサンブルの演奏は、世界中の様々な民族音楽やバロック奏法からミュージカルまで幅広い演奏の経験を取り入れ、アメリカ中のクラシック・ファンを熱狂の渦に巻き込んでいます。
 このアルバムの「三重協奏曲」では、彼らの演奏の良き理解者でもあるチェリストのヤン・フォーグラーとアンティ・シーララが参加。 「運命」での斬新な風のすがすがしさとコーダに向かっての盛り上がりなど、新鮮で刺激的なベートーヴェンを聴くことができます。演奏録音:2012年 (デジタル:セッション)

SONY
88697469852
\3000→\2790
フォーグラー&ザ・ナイツ
 エクスペリエンス〜ライヴ・フロム・ニューヨーク

  ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より『ワルツ2』
  ショスタコーヴィチ:映画音楽『馬あぶ』より『ワルツ』
  ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
  ショスタコーヴィチ:劇音楽『殺されたはず』作品31より『ガモーシュカ』
  ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より『ワルツ1』
  ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番より『ワルツ』
  ショスタコーヴィチ:映画音楽『イワン=ミチューリン』より『ワルツ』
  ジミ・ヘンドリックス:マシンガン
ヤン・フォーグラー(チェロ)
ザ・ナイツ(アンサンブル)

エリック・ジェイコブセン(指揮)
録音:2008年10月15-16日、ニューヨーク(ライヴ、デジタル)

 元シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェリスト、ヤン・フォーグラーによるショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番とジミ・ヘンの「マシンガン」を収録。
 実はこれなんとクラブでのライヴ録音。ショスタコのロシア音楽を、美音とカンタービレで国籍不明の抒情作品にしてしまった。

 


2564622483
\2500→\2290
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
 ヴァインベルグ:
  ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.67
  交響曲第4番イ短調 Op.61
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
ヤーチェク・カスプシーク(指揮)
2013年12月、ワルシャワ、国立フィルハーモニック・コンサート・ホールでの録音

 レオニード・コーガンに捧げられた、ヴァインベルグのヴァイオリン協奏曲を、名手イリア・グリンゴルツが演奏。
 そして、名門ワルシャワ・フィルとその音楽監督ヤツェク・カスプシク指揮による、交響曲第4番の演奏です。
 ヴァインベルグは26曲もの交響曲を書き、その中でも比較的初期の交響曲第4番(1957)は、舞踊のリズムと民俗メロディが基本となっています。ヴァインベルクの音楽は、渋いウィット、憂鬱、ショスタコーヴィチらの新古典主義のイディオムなどが埋め込まれています。
 ポーランドの指揮者とオーケストラによるポーランドの音楽を、当時のヴァインベルクが追求していた音楽が再現されています。


1982年サンクトペテルブルク生まれのイリヤ・グリンゴルツ。1998年にパガニーニ国際コンクールで優勝し国際的な評価を得た。いまや押しも押されぬ大スター。
 


2564627678
\2100→\1890
エマニュエル・パユ(フルート)
 フランス革命時代のフルート協奏曲集

  ドヴィエンヌ:フルート協奏曲第7番ホ短調
  ジアネッラ:フルート協奏曲第1番ニ短調
  グルック:フルート協奏曲ト長調 Op.4
  プレイエル:フルート協奏曲ハ長調 B.106
エマニュエル・パユ(フルート)
バーゼル室内管弦楽団
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
2014年7月17-19日、スイス、ランドガストホフ・リーエンでの録音

 パユの新録音は、音楽史的にみても貴重な録音。
 このアルバムでは「フランス革命」時期に焦点をあてて発掘し録音したもので、フルートのための曲が多く書かれたバロック後期から古典派にかかる作曲家たちの作品が収録されています。フランス宮廷のため、また、革命戦争後の1795年に設立されたパリ音楽院においても続いていたフルート作品のなかから、エマニュエル・パユが「もっとも革新的で、美しいメロディをもつ作品」として選曲された4曲。
 今回バックを務めているのは、著名な古楽器アンサンブル「イル・ジャルディーノ・アルモニコ」の創設者でもあるアントニーニと、じっくり時間をかけてベートーヴェン交響曲全集を録音中のバーゼル室内管弦楽団との共演です。古楽器、モダン楽器両方を演奏するバーゼル室内管弦楽団ですが、この演奏でも折衷的な楽器を使用し、パユの表現と作風の変遷にも柔軟に対応し、見事なピリオド流儀が詰め込まれた面白さを感じることができるはずです。
 
限定盤

2564615488
(14CD)
\6000→\5590

初出音源含む!
 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)/ワーナー録音全集

CD:1
  バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
  録音:1948年10月27日、アビイ・ロード・スタジオ(モノラル)
  スカルラッティ:ソナタ K.9
  スカルラッティ:ソナタ K.11
   録音:1942年, ミラノ(モノラル)
  ガルッピ:ソナタ 変ロ長調よりプレスト
   録音:1941年? ミラノ(モノラル)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番
   録音:1941年 ミラノ(モノラル)
  ショパン:マズルカ Op.68-2
  ショパン:スケルツォ第2番
  ショパン:ワルツ Op.69-1
   録音:1942年 ミラノ(モノラル)
CD:2
  ブラームス:「パガニーニの主題による変奏曲」
   録音:1948年10月26日、アビイ・ロード・スタジオ(モノラル)
  グリーグ:抒情小曲集 Op.47-5
  グリーグ:抒情小曲集 Op.68-5
   録音:1939年, ミラノ(モノラル)
  アルベニス:マラゲーニャ
   録音:1942年, ミラノ(モノラル)
  ドビュッシー:「水の反映」
   録音:1941年?, ミラノ(モノラル)
  グラナドス:アンダルーサ
   録音:1939年, ミラノ(モノラル)
  モンポウ:歌と踊り第1番
   録音:1942年, ミラノ(モノラル)
  マレスコッティ:幻想曲
   録音:1941年?, ミラノ(モノラル)
CD:3
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
  フランコ・カラッチオーロ(指揮) アレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団
   録音:1953年11月23〜29日、ナポリ(モノラル)
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番
  エットーレ・グラチス(指揮) ミラノ室内管弦楽団
   録音:1951年6月26&27日、ミラノ(モノラル)
CD:4
  シューマン:「ウィーンの謝肉祭の道化」
  シューマン:「謝肉祭」
  録音:1957年3月4日、
   ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ(モノラル)
CD:5
  ドビュッシー:「映像」
  ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
  ショパン:バラード Op.23
  ショパン:ワルツ第17番 変ホ長調
  モンポウ:歌と踊り第6番より「歌」(リハーサル&サウンド・チェック付)
   録音:1957年3月4日、
    ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ(モノラル)
CD:6
  ラヴェル:ピアノ協奏曲
  ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
   エットーレ・グラチス(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
    録音:1957年3月7〜10日、アビイ・ロード・スタジオ
CD:7
  ハイドン:ピアノ協奏曲第4番
  ハイドン:ピアノ協奏曲第11番
  エドモント・デ・シュトウツ(指揮) チューリッヒ室内管弦楽団
   録音:1975年1月22〜24日、スイス、ヨハネス教会(ステレオ)
CD:8
  シューマン:「謝肉祭」
   録音:1975年1月15〜21日、スイス、ヨハネス教会(ステレオ)
  シューマン:「子供のためのアルバム」より38,37,39番
   録音:1975年1月22〜24日、スイス、ヨハネス教会(ステレオ)
  シューマン:「ウィーンの謝肉祭の道化」より第1〜3曲
   録音:1972年9月27日、パリ、サル・ワグラムスイス(ステレオ)※初出音源
CD:9
  シューマン:ピアノ協奏曲
  アントニオ・ベドロッティ(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団
   録音:1942年4月9日、ミラノ(モノラル)
  グリーグ:ピアノ協奏曲
  アルチェオ・ガリエラ(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団
   録音:1942年2月9日、ミラノ(モノラル)
CD:10
  グリーグ:抒情小曲集 Op.43-5
   録音:1942年9月6日(モノラル)
  バッハ:イタリア協奏曲
   録音:1943年1月22日、[Mono]
  トメオーニ:アレグロ
   録音:1943年1月22日、[Mono]
  スカルラッティ:ソナタ K.96
  スカルラッティ:ソナタ K.27
   録音:1943年1月20日、[Mono]
  ショパン:子守歌 Op.57
  ショパン:マズルカ Op.33-4
   録音:1943年9月9日、[Mono]
CD:11
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番
  マッシモ・フレッチャ(指揮) ローマ・イタリア放送交響楽団
   録音:1960年5月14日 ローマ放送でのライヴ(モノラル)
  ハイドン:ピアノ協奏曲第11番
  マリオ・ロッシ(指揮) トリノ・イタリア放送交響楽団
   録音:1959年12月18日 トリノ放送でのライヴ(モノラル)
CD:12
  シューマン:ピアノ協奏曲
  ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
  ローマ・イタリア放送交響楽団
   録音:1962年4月28日 ローマ放送でのライヴ(モノラル)
  リスト:ピアノ協奏曲第1番
  ラファエル・クーベリック(指揮) トリノ・イタリア放送交響楽団
   録音:1961年4月28日 トリノ放送でのライヴ(モノラル)
CD:13
  ドビュッシー:「映像」
  ドビュッシー:「子供の領分」
  ドビュッシー:前奏曲集〜カノープ
  ドビュッシー:前奏曲集〜ヒースの荒野
   録音:1962年 トリノ(モノラル)
CD:14
  ショパン:スケルツォ第2番
  ショパン:バラード第1番
   録音:1962年 トレヴィーゾ(モノラル)
  ショパン:幻想曲 Op.49
  ショパン:ワルツ Op.96-1& Op.34-1
  ショパン:ワルツ第17番
  ショパン:マズルカ Op.68-2
  ショパン:マズルカ Op.33-4
  ショパン:マズルカ Op.30-3
   録音:1962年 トリノ(モノラル)

 20世紀後半を代表する名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。彼の没後20年を記念して、EMIだけでなくチェトラ盤などの演奏も収録したものです。現在入手不可能な演奏も多く収録されており、初出音源も含まれております。どれもがミケランジェリの完璧無比なピアニズムが大いに発揮されており、ミケランジェリにしか成し得ない演奏満載の記念ボックスです。
 初回の
みの限定生産盤となります。
 
限定盤

2564613951
(25CD)
\8000→\7290

小澤征爾/ワーナー録音全集

CD:1
  R=コルサコフ:「シェエラザード」
  ボロディン:「だったん人の踊り」
 シカゴ交響楽団

CD:2
  バルトーク:「管弦楽のための協奏曲」
  コダーイ:「ガランタ舞曲」
 シカゴ交響楽団

CD:3
  ルトスワフスキ:「管弦楽のための協奏曲」
  ヤナーチェク:「シンフォニエッタ」
 シカゴ交響楽団

CD:4
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
  ラヴェル:ピアノ協奏曲
 アレクシス・ワイセンベルク(P)
 パリ管弦楽団

CD:5
  チャイコフスキー:交響曲第4番
 パリ管弦楽団

CD:6
  ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
  ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲
  ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のための楽章
 ミシェル・ベロフ(P)
 パリ管弦楽団

CD:7
  シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
  ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 潮田益子(Vn)
 日本フィルハーモニー管弦楽団

CD:8
  石井眞木:「遭遇II番(雅楽と管弦楽のための)
  武満徹:「カシオペア(独奏打楽器と管弦楽のための)
 日本フィルハーモニー管弦楽団

CD:9
  ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
 イツァーク・パールマン(Vn)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:10
  ストラヴィンスキー:「火の鳥」
 パリ管弦楽団

CD:11
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
  チャイコフスキー:「イタリア奇想曲」
 ウラディーミル・スピヴァコフ(Vn)
 フィルハーモニア管弦楽団

CD:12
  ビゼー:交響曲ハ長調
  ビゼー:序曲「祖国」
  ビゼー:「子供の遊び」
 フランス国立管弦楽団

CD:13
  ビゼー:「アルルの女」
  ビゼー:「カルメン」組曲
 フランス国立管弦楽団

CD:14
  ストラヴィンスキー:「火の鳥」
 ボストン交響楽団

CD:15
  ガーシュウィン:「ラプソディー・イン・ブルー」
  ガーシュウィン:「アイ・ガット・リズム変奏曲」
  ガーシュウィン:「キャットフィッシュ・ロウ」組曲(ポーギーとベスより)
 アレクシス・ワイセンベルク(P)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:16
  アール・キム:ヴァイオリン協奏曲
  ロバート・ステアラー:ヴァイオリン協奏曲
 イツァーク・パールマン(Vn)
 ボストン交響楽団

CD:17
  ラロ:「スペイン交響曲」
  サラサーテ:「ツィゴイネルワイゼン」
 アンネ・ゾフィー・ムター(Vn)
 フランス国立管弦楽団

CD:18
  チャイコフスキー:「1812年」
  チャイコフスキー:「スラヴ行進曲」
  チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ
  チャイコフスキー:「フランチェスカ・ダ・リミニ」
 ベルリン・フィル

CD:19
  チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
 ボストン交響楽団

CD:20
  サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」
  サン=サーンス:「ファエトン」
  サン=サーンス:「オンファールの糸車」
 フランス国立管弦楽団

CD:21
  ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
  チャイコフスキー:「ロココ風の主題による変奏曲」
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
 ボストン交響楽団

CD:22
  プロコフィエフ:交響的協奏曲
  ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
 ロンドン交響楽団

CD:23
  バーンスタイン:「セレナーデ」
  バーバー:ヴァイオリン協奏曲
  ルーカス・フォス:「3つのアメリカの小品」
 イツァーク・パールマン(Vn)
 ボストン交響楽団

CD:24
  ルノー・ギャノー:「トリプティック」
  シチェドリン:「ソット・ヴォーチェ協奏曲」
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
 ロンドン交響楽団

CD:25
  デュティユー:「時間の影」
 ジョエル・エッシャー(声)
 ラシェル・プロトキン(声)
 ジョーダン・スワイム(声)
 ボストン交響楽団

 今年80歳を迎える小澤征爾。ワーナー・クラシックスから旧EMIとエラートに録音された、彼が指揮をした作品(協奏曲のバックを務めたものも含む)をすべて収録した記念ボックスとなります。
 各ディスクはオリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入。
 ブックレットは簡単なものとなります。
 初回のみの限定生産盤となります。
限定盤

2564614724
(24CD)
\12000→\10990

イギリス音楽作品集

CD:1
エルガー:
  「子供部屋」組曲
  「グラーニアとディアーミッド」〜葬送行進曲
  「セヴァーン川」組曲
  オラトリオ「生命の光」〜瞑想曲
  カンタータ「カラクタクス」〜第3場への導入部「Woodland Interlude」
  付随音楽「インドの王冠」組曲

CD:2
エルガー:
  カンタータ「黒騎士」
  スペインのセレナード
  2つのパートソング Op.26
  帝国行進曲(イギリス行進曲)
  カンタータ「カラクタクス」〜凱旋行進曲

CD:3
  エルガー:オラトリオ「生命の光」

CD:4-5
エルガー:
  カンタータ「カラクタクス」
  戴冠式行進曲
  エニグマ変奏曲

CD:6
エルガー:
  ヴァイオリン協奏曲ロ短調
  行進曲「威風堂々」第1〜5番

CD:7
ディーリアス:
  「夏の歌」
  「おとぎ話」
  ダンス・ラプソディ第1番
  夜想曲「パリ=大都会の歌」

CD:8
ディーリアス:
  交響詩「生命の踊り」
  「海流」
  「シーナラ」

CD:9-10
ディーリアス:
  「日没の歌」
  「人生のミサ」

CD:11-12
ディーリアス:
  歌劇「コアンガ」全曲
  「高い丘の歌」

CD:13-14
  ヴォーン・ウィリアムズ:歌劇「牛追いヒュー」全曲

CD:15
ホルスト:
  イエス讃歌
  小祝典テ・デウム
  「リグ・ヴェーダ」より
  死への頌歌

CD:16
ハヴァーガル・ブライアン:
  交響曲第8番
  交響曲第9番

CD:17
ブリッジ:
  交響組曲「海」
  交響詩「夏」
  熟したさくらんぼ
  狂詩曲「春よ来い」
  弦楽合奏のための「哀歌」

CD:18
ブリス:
  朝の英雄たち
  行列聖歌

CD:19
  ブリス:色彩交響曲
  ブリス:来るべきもの
  ブリテン:青少年のための管弦楽入門

CD:20
ウォルトン:
  「スピットファイア」前奏曲とフーガ
  喜劇的序曲「スカピーノ」
  戴冠行進曲「王冠」
  「宝玉と勺杖」
  ヨハネスブルグ祝典序曲
  「ノエル・ロースソーン」
  「ハムレット」〜葬送行進曲
  「リチャード三世」〜前奏曲
  組曲「リチャード三世」

CD:21
  ウォルトン:ハムレットとオフィーリア
  ウォルトン:「ヘンリー五世」
  アルフォード:後甲板にて
  ウォルフォード・デイヴィス:ロイヤル・エア・フォース分列行進曲
  ヘンリー・ウッド:「英国の海の歌による幻想曲」〜ホーンパイプ
  トーマス・アーン:ブリティッシュ・グレナディアーズ
  (スタンフォード・ロビンソン編)
  トーマス・アーン:ルール・ブリタニア(マルコム・サージェント編)
  エリック・コーツ:ダム・バスターズ
  エリック・コーツ:3頭の熊
  エリック・コーツ:シンデレラ

CD:22
エリック・コーツ:
  静かな潟
  組曲「フロム・メドウ・トゥ・メイフェアー」より
  アンガスの春
  ダム・バスターズ
  森の精
  Music Everywhere
  サクソ・ラプソディ
  組曲「夏の日々」〜At the Dance
  組曲「ロンドン」
  組曲「ロンドン再び」

CD:23
アーサー・サリヴァン:
  交響曲ホ長調「アイリッシュ」
  「軍艦ピナフォア」序曲
  「ペイシェンス」序曲
  「イオランテ」序曲
  「ミカド」序曲
  「親衛兵」序曲
  「ゴンドリエ」序曲

CD:24
  アーサー・サリヴァン:序曲「舞踏会で」
  マルコム・アーノルド:イギリス舞曲集第1集、第2集
  マルコム・アーノルド:交響曲第2番
  ウォルトン:「ヘンリー五世」組曲より

ロイヤル・リヴァプール・フィル
ボーンマス交響楽団
ロンドン・フィル他
サー・チャールズ・グローヴズ(指揮)
 
 サー・チャールズ・バーナード・グローヴズ(1915年3月10日-1992年6月20日)は、英国の音楽のレパートリーを広めるために、大いなる貢献に努めました。グローヴズは最初、様々なオーケストラやBBC等のスタジオでの演奏を行った後、ボーンマス交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めました。
 グローヴズの録音のほとんどは、この期間にとられたものです。グローヴズの生誕100年を記念して、彼の偉大なる功績を収録したボックスの、限定生産にての発売となります。
 イギリスの大指揮者グローヴズの風格ある演奏です。
 なおブックレットは付属しません。


2564615501
(2CD)
\2600→\2390

ショスタコーヴィチ/自作自演集

  ピアノ協奏曲第1番
  (ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための)ハ短調Op.35
  ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
  ルドヴィツ・ヴェイラン(トランペット)
  フランス国立放送管弦楽団
  アンドレ・クリュイタンス(指揮)
   録音:1958年、パリ
  チェロ・ソナタ
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
   録音:不明、モスクワ放送
  3つの幻想的舞曲Op5
   録音:1958年、パリ
  前奏曲とフーガOp.87より第1番
  前奏曲とフーガOp.87より第4番
  前奏曲とフーガOp.87より第5番
  前奏曲とフーガOp.87より第6番(初出音源)
  前奏曲とフーガOp.87より第13番(初出音源)
  前奏曲とフーガOp.87より第14番(初出音源)
  前奏曲とフーガOp.87より第18番(初出音源)
  前奏曲とフーガOp.87より第23番
   録音:1958年、パリ、サル・ワグラム
  前奏曲とフーガOp.87より第24番
   録音:不明
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ)

 今年2015年没後40年をむかえるショスタコーヴィチ。
 すべてのショスタコーヴィチ自身の記録は、彼の見事なテクニックと彼の音楽が完全に一致しており、独特な美しい音色と幅広い歌いくちを持っています。
 特に「ピアノ協奏曲」「前奏曲とフーガ」でのゆっくりとした動きの中に入りこまれ、この録音で証明されます。表面的な効果ということでなく、明快さと繊細さを持つ彼の組成の意図を伝えています。
 『前奏曲とフーガOp.87より第6,13,14,18番』(録音:1958年パリ,サル・ワグラム)は、初出音源となります。
 


5419639375
\2100→\1890
クリスティアーネ・ストーティン(メゾ・ソプラノ)
 近代、現代歌曲集

  ヨーゼフ・マルクス:「孤独を通り過ぎて」
  アントワーヌ・タメスティ(ヴァイオリン)

  ファント・デ・カンター:Abboen
  アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)
  リック・ストーティン(コントラバス)

  ファント・デ・カンター:Onbot
  アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)
  リック・ストーティン(コントラバス)

  ファント・デ・カンター:Arapka's Gebed
  アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)
  リック・ストーティン(コントラバス)

  ムソルグスキー:祈り
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)

  ムソルグスキー:夕べの祈り
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)

  ムソルグスキー:魂は静かに高空を飛んでいた
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)
  モーリス・ドラージュ:4つのインドの詩
   オクサリス(室内アンサンブル)

 ラヴェル:カディッシュ
  オリヴァー・ボクホールン(アルメニア・オーボエ)
  リック・ストーティン(コントラバス)
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)

  ラヴェル:永遠の謎
  リック・ストーティン(コントラバス)
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)

  マルタン:3つのクリスマスの歌
  トーン・フレット(フルート)
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)

  カプレ:Ecoute mon coeur
  トーン・フレット(フルート)

  ヨーゼフ・マルクス:アダージョ
  リック・ストーティン(コントラバス)
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)

  ブリッジ:3つの歌
  アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)
  ヨーゼフ・ブラインル(ピアノ)
2013年12月、2014年3月、ベルギー、アントワープでの録音

 飛躍を遂げたオランダのメゾ・ソプラノ。ベルナルド・ハイティンクから厚い信頼を寄せられているクリスティアーネ・ストーティンの最新録音が、ワーナー・クラシックスから発売です。
 2013年に来日し、「卓越した表現力」と高い評価を得ました。またこれまでOnyxレーベルよりリリースされたタイトルは、どれもが世界各国で高評価を得るなど、世界トップクラスのメゾ・ソプラノであることを自らの歌声で証明しています。今回のアルバムは近現代の「自然」と「祈り」を題材としたもので、美しい作品が選曲されています。歌の内面性や深い色合いを引き出すことによって、ストレートに心に響くに違いありません。




<映像>


WARNER(映像)



2564616644
(Blu-ray)
\4200→\3790
エマニュエル・アイム(指揮)
 モーツァルト:歌劇「偽の女庭師」 K.196 
カルロ・アッレマーノ(ドン・アキーゼ)
エリン・モーリー(ヴィオランテ/サンドリーナ)
エネア・スカラ(ベルフィオーレ伯爵)
マリー=アドリーヌ・アンリ(アルミンダ)
マリー=クリード・シャピュイ(ラミロ)
マリア・V・サヴァスターノ(セルペッタ)
ニコライ・ボルチェフ(ロベルト/ナルド)
ル・コンセール・ダストレ
エマニュエル・アイム(指揮)
演出:ダヴィッド・レスコ

2564616645
(DVD)
\3500→\3190
2014年3月22-25日、リール歌劇場でのライヴ

 美貌と実力を兼ね備えた古楽系指揮者エマニュエル・アイムと、彼女自身が創設した古楽オーケストラ「ル・コンセール・ダストレ」による、モーツァルトの歌劇『偽の女庭師』の映像です。
 バロック音楽の指揮者、演奏家、解釈者として現代の音楽界を牽引するアイムですが、今回はモーツァルトのオペラ全曲への挑戦です。
 歌手陣も、欧米を中心に大活躍する若手の実力派であり、新世代アーティスト達をそろえての演奏。演出には1971年生まれの作家、演出家、音楽家、パリ市立劇場アソシエイト・アーティスト、執筆においても演出と同様、常に演劇と音楽の融合を試みている、現代フランス演劇の実力派若手クリエーター、ダヴィッド・レスコが起用されています。舞台を南仏に置き換え、非常にシンプルな舞台セットのみの演出は、モーツァルトの音楽を引き立てています。


 女性指揮者が普通に登場するような時代になってきたが、そのなかでもこのアイムの存在は特筆すべきもの。
 指揮をするというより、大地から湧き上がるエネルギーを汲み取って演奏者に投げかけるような、そんな不思議な人。
 2008年3月にベルリン・フィルにデビューしていて、その活躍の場はどんどん広がってきた。バロック・オペラ復権が現実のものとなりつつある今、この人の活躍を知らないとちょっと恥ずかしいかも。


エマニュエル・アイムのアルバムから超豪華盤

Virgin
VC 5190442
\2600→\2390
ヴィラゾン、デセイ、ジャルスキー、ジャンス、ディドナート、チョーフィ
 〜意欲的実験作〜「ラメント」

 カヴァッリ:D'Hipparco, e di Climene(エジストの嘆き)(「エジスト」)/
   ロランド・ヴィラゾン(テナー)

 モンテヴェルディ:太陽神がまだ世界に昼を(ニンフの嘆き)(「戦と愛のマドリガル曲集(第8巻)」)/
   ナタリー・デセイ(ソプラノ)、サイモン・ウォール(テナー)、
   トピ・レーティプー(テナー)、クリストファー・パーヴェス(バリトン)

 ストロッツィ:L'Eraclito amoroso(「カンタータ、アリエッタと二重唱」)/
   フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)

 モンテヴェルディ:われを死なせたまえ(「アリアンナの嘆き」)/
   ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)

 ランディ:Superbe colli/
   クリストファー・パーヴェス(バリトン)
 モンテヴェルディ:さらば、ローマよ(「ポッペアの戴冠」)/
   ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)

 カヴァッリ:Acate, Ilioneo(エネアの嘆き)(「ディドーネ」)/
   トピ・レーティプー(テノール)

 カリッシミ:Ferma, lascia ch'io parli(マリア・スチュアルダの嘆き)/
   パトリツィア・チョーフィ(ソプラノ)

 チェスティ:Dure noie(アタマンテの嘆き)(「L'Argia」)/
   ローレン・ナウリ(バス・バリトン)

 カヴァッリ:Alle ruine del mio regno(エクバとカッサンドラの嘆き)(「ディドーネ」)
   マリー=ニコル・レミュー(アルト)、パトリツィア・チョーフィ(ソプラノ)
 モンテヴェルディ:わが生命なる女よ、君死にて(オルフェオの嘆き)(「オルフェーオ」)
   ロランド・ヴィラゾン(テナー)
ル・コンセール・ダストレイ
エマニュエル・アイム指揮
 「ラメント」にテーマを絞ったアイムのアルバム。
 モンテヴェルディ「アリアンナの嘆き」でよく知られる17世紀に隆盛を誇った音楽「ラメント」を集めた実験的ともいえるプログラム。
 ヴィラゾン、デセイ、ジャルスキー、ジャンス、ディドナート、チョーフィなど豪華な旬の歌手たちと作り上げた意欲作。




アイムとデセイのレコーディング風景が見られる。コチラ
















5/7(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AFINAUDIO



IRFC 13.194
\2200→\1990

セルジオ・カロリーノ スティール・アライヴ! Vol.2

パウロ・ペルフェイト(1974-):
  非永続的 [Impernamentia] (テューバと管弦楽のための協奏曲;2010)

 セルジオ・カロリーノ(テューバ)
 ポルト・カーザ・ダ・ムジカ交響楽団(ポルト国立管弦楽団)
 クリスチャン・リンドベリ(指揮)
  録音:2011年5月、ライヴ、スッジャ・ホール、カーザ・ダ・ムジカ、ポルト、ポルトガル


アンドレイア・ピント・コヘイア:
  アダマストル [Adamastor] (2つのテューバ、ピアノと打楽器のための協奏曲;2009)

 2tUBAS & フレンズ
  セルジオ・カロリーノ、アン・イェーレ・ヴィッサー(テューバ)
  テルモ・マルケス(ピアノ) ジャン=フランソワ・レゼ、ブルーノ・コスタ(打楽器)

  録音:2009年5月、ライヴ、システルムジカ=アルコバサ国際音楽祭、
      ジョアキム・ドリーヴァ・モンテイロ劇場、アルコバサ、ポルトガル


アントニオ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ(1940-):
  テューバと管弦楽のための協奏曲 Op.144(206)

 セルジオ・カロリーノ(テューバ)
 ポルト・カーザ・ダ・ムジカ交響楽団(ポルト国立管弦楽団)
 マルク・タルデュー(指揮)

  録音:2007年5月、スッジャ・ホール、カーザ・ダ・ムジカ、ポルト、ポルトガル
  前出:Numerica, NUM 1179(レーベル活動終了により廃盤、録音時期表示は2007年6月1日)


ダニエル・モレイラ(1984-):フラッシュバック(テューバと吹奏楽のための協奏曲;2011)

 セルジオ・カロリーノ(テューバ)
 ポルトガル交響吹奏楽団
 フランシスコ・フェレイラ(指揮)

  録音:2011年11月、第60回記念ケルクラーデ世界音楽コンテスト、ケルクラーデ、オランダ
  前出:World Wind Music, WWM 50179

 YAMAHAアーティストとして日本の金管楽器ファンにはおなじみ、現在世界最高と称されるのテューバ奏者の一人セルジオ・カロリーノのベストセラーCD「スティール・アライヴ!」の続編がついに登場。
 ペルフェイト、ピント・コヘイア、ヴィクトリーノ・ダルメイダはポルトガル、ダニエル・モレイラはブラジルの作曲家。
「スティール・アライヴ! (Vol.1)」(IRFC 05.074)は廃盤のため供給不能となっています。
 

IRFC 12.184
\2200
XL テューバとピアノのためのポルトガル音楽
 テルモ・マルケス(1963-):
  アレグロ・ソナタ [Allegro Sonata] (2006)
  やった−やりました [Yatta-Yarimashita] (ソナタ;2012)
   誘い/旅の準備/そこに留まる/帰宅
 フランシスコ・ロレート(1974-):ソナタ [Sonatas] (2004)
 ルイス・カルドーゾ(1974-):想像上の存在 II [Entia Imaginaria II] Op.35(2012)
   バシリスクス/ユニコーン/ケンタウロス
 カルロス・アゼヴェード(1949-2012):XL(3つの楽章;2006)
 テルモ・マルケス:ワックス仕上げの床 [Waxes Floor] (2010)
 ベルナルド・サセッティ(1970-2012):
  序章と前奏曲 [Prologue and Prelude] ト短調(2006)
 フィリペ・ラポーゾ(1979-):逃亡 [Escape] (2009)
セルジオ・カロリーノ(テューバ)
テルモ・マルケス(ピアノ)
録音:2013年4月、CCCオーディトリアム、カルダス・ダ・ライーニャ、ポルトガル
前出:Cryston(日本)、OVCC-00107「ポルトガル・テューバ作品集」
 

JEUDI 26
\2200
木曜 26日 ユーロピアン・テューバ・トリオ
 アントニー・カイエ:Knua B225
 フランソワ・テュイエ(1967-):Jeudi 26
 セルジオ・カロリーノ:Lili's funk remix
 フランソワ・テュイエ:Merci schlipf!
 アントニー・カイエ:90210 Collines
 フランソワ・テュイエ:Hymne au bacalhau
 アントニー・カイエ:Dark east
 アントニー・カイエ:Au 52
 セルジオ・カロリーノ:Itchy scorpion
 フランク・ステッカー:Tuilages
 ジョセフ・コロンボ(1900-1973)&トニー・ムレーナ(1917-1970):Indiferences
ユーロピアン・テューバ・トリオ
 アントニー・カイエ(ユーフォニアム)
 セルジオ・カロリーノ、
 フランソワ・テュイエ(テューバ)

録音:2007年12月27-29日、シネ=テアトロ・デ・アルコバサ、アルコバサ、スペイン
 フランスのアントニー・カイエとフランソワ・テュイエ、ポルトガルのセルジオ・カロリーノの三人(いずれもYAMAHAアーティスト)が2005年に結成したユーロピアン・テューバ・トリオ。彼ら自身の書き下ろし作品をメインにスーパーテクニックを披露しています。
 当商品はユーロピアン・テューバ・トリオの自主制作盤ですが、Afinaudio レーベルとして扱います。

 

IRFC 08.134
\2200
【旧譜 】
ア・ポルトゲーザ
 テルモ・マルケス:Guide to the glory
  (テューバと吹奏楽のための;2009)(*)
 ジョルジェ・サルゲイロ:テューバ協奏曲Op.139(2006)
   〔dEAPTHS / bEATHING / cADENZA / fANTASY / fIREWORKS〕(*)
  サクソフォン・クアルテット協奏曲 Op.160(2009)(#)
 ルイス・カルドーゾ:
  テナーサクソフォン、テューバと
   吹奏楽のための二重コンチェルティーノ Op.22(2008)(+/*)
  パソ・ケブラド[Paso quebrado](パソ・ドブレ)
 ルイス・カルヴァリョ:幻想的変奏曲(吹奏楽のための;2006-2009)
 アルフレド・カイル:ア・ポルトゲーザ[A Portuguesa](ポルトガル国歌;1890)
セルジオ・カロリーノ(テューバ(*))
マリオ・マルケス(テナーサクソフォン(+))
ポルト・サクソフォン・クアルテット(#)
ポルトガル交響吹奏楽団
フランシスコ・フェレイラ(指揮)
録音:2009年8月、スッジャ・ホール、カーザ・ダ・ムジカ、ポルト、ポルトガル
 

IRFC 10.158
(2CD)
\2600
【旧譜】
セルジオ・カロリーノ・プレゼンツ ミスターSC&ザ・ワイルド・ボーンズ・ギャング
 トロンボーン&テューバ・バンドのための音楽
 アンドレ・ミランダ:Power & Torque (2010)
 ジョルジェ・プレンダス:Qualche Respiro (2009)
 エリザベス・ラウム:Passaglia Interruptus (2009)
 ヤーノシュ・マズラ:Peacock (2009)
 ジム・セルフ:Winks'n Jinks (1996)
 グザヴィエ・ドニ:Wounch!!!! (2005)
 ジョン・ハンセン:Uprising (2008)
 ヤーノシュ・マズラ:We do it so (2004)
 ジミ・ヘンドリックス/フィリペ・メロ編曲:Voodoo Child
 テルモ・マルケス:2 Octanas (2008-2011)
 フェルナンド・デッドス:Odyssey (2010)
 ルイス・カルドゾ:Theseus & Minotaur Op.22 (2011)
 アウレリエン・V・リノ:The Battle of Ragnarok (2011)
 ジョン・ハンセン:Born with an Hammer (2011)
 ステファン・クレガル:Les Sirenes (2011)
 アントニー・カイエ:Le Cube (2007)
ミスターSC&ザ・ワイルド・ボーンズ・ギャング
 ウゴ・アスンサン(テナートロンボーン、アルトトロンボーン)
 アントニオ・サントス(テナートロンボーン、バストランペット)
 ルベン・トメ(テナートロンボーン、ユーフォニウム)
 ルベン・ダ・ルス・サントス、
 ジョアン・マルティニョ、
 アンドレ・メロ、
 アンドレ・コンデ、ダニエル・ディアス、
 ダニエル・セアブラ(テナートロンボーン)
 ゴンサロ・ディアス(バストロンボーン、
 コントラバストロンボーン)
 ヌノ・マルティンス、ヴライネル・サムエル、
 ティアゴ・ノイテス、
 アレシャンドレ・ヴィレラ、
 ヌノ・エンリケス、
 ルイ・バンデイラ(バストロンボーン)
 セルジオ・カロリーノ、
 ジル・ゴンサルヴェス(バステューバ、コントラバステューバ)
 マリオ・コスタ(ドラムス)
 スペシャル・ゲスト:アンヌ・ジェル・ヴィセル(コンラバステューバ)
ジョアン・パウロ・フェルナンデス(指揮)

録音:2010年8、10月、ポルト、ポルトガル/2011年4月、カルダス・ダ・ライニャ、ポルトガル
 ポルトガルの「テューバの怪人」セルジオ・カロリーノが創設したトロンボーンとテューバで構成されるユニークな低音金管バンド、ミスターSC&ザ・ワイルド・ボーンズ・ギャングのデビューCD。カロリーノをはじめメンバーの超絶技巧ソロも堪能できます。

 

IRFC 12.191
\2200
LX 1988 リスボン・クラリネット・クアルテット
 フィリップ・ルルー:トゥバブの黒檀
 アストル・ピアソラ:天使のミロンガ
 ディナメリコ・セデシアス:モロロ
 クレズマー伝承/リーノ・ゲレイロ編曲:Firn di Mekhutonium Aheym
 クロード・トマン:放浪者の覚え書き
 南米伝承/リーノ・ゲレイロ編曲:スラメリカ組曲
 フィリップ・ルルー:方向付けされ得る踊り
 アンネ・ヴィクトリーノ・ダルメイダ(1978-):ヴァラードの霧
 ペルー伝承/リーノ・ゲレイロ編曲:トルヒラナ
 ピシギーニャ&B・ラセルダ:1から0へ
 レニー・ルイス:地下遊戯室
リスボン・クラリネット・クアルテット
 ジョアキム・リベイロ、ヌーノ・シルヴァ、ルイ・マルティンス、ルイス・ゴメス(クラリネット)
 ルイス・カスカウン(打楽器)

録音:2014年6-12月、D・ディニス音楽院、オディヴェラス、ポルトガル
 ポルトガルの首都リスボンで1988年に結成されたリスボン・クラリネット・クアルテット。これが3作目のCDとのことですが、前2作は別レーベルから発売されたようです。





MODE


MODE178CD
\2100
Alvin Lucier/ Broken Line
 1. Carbon Copies(1989)
 2. Risonanza(1982)
 3. Music for Pure Waves, Bass Drums and Acoustic Pendulums(1980)
 4. Broken Line(2006) for flute, piano & vibraphone
Trio Nexus
(Erik Drescher,
Sebastian Berweck,
Martin Lorenz)
  

MODE277CD
(2CD)
\4200
Roger Reynolds/ Complete Cello Works
 1. Thoughts, Places, Dreams(2003)
 2. Focus a beam, emptied of thinking, outward..(1989) for cello solo
 3. Process and Passion(2002)
 4. A Crimson Path(2000-02) for cello and piano
 5. imagE/ cello & imAge/ cello(2007) for cello solo
 6. Colombi Daydream(2010) for cello solo
Alexis Descharmes(vc)
Roger Reynolds, speaker and other artists
Jean Deroyer(con)
Ensemble Court-circuit
Sebastien Vichard(p)Nicolas Miribel(vn)
多くの初録音作品を収録。
ロバート・アシュリー(Robert Ashley)やゴードン・ムンマ(Gordon Mumma)とともにONCEを設立 




NCA


885150340028
\2500
ギターとチェロによるアルペジオーネ・ソナタ
 1. シューベルト:ギターとチェロのアルペジオーネ・ソナタ
 2. ソフィア・グバイドリーナ:悔い改め(Repentance)(2008)
  (チェロ、3つのギターとコントラバスのための)
Olga Dowbusch - Lubotsky(vc)
Peter Constant(g)
Marion Schaap(g)
Annette Kruisbrink(g)
Alexander Suslin(bass)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


URANIA

WS121197
(2CD)
\2800
クナッパーツブッシュ/名演集
 ブラームス:交響曲第2番
  ミュンヘン・フィル(1956)
 ブラームス:交響曲第3番
  ウィーン・フィル(1955)
 ブラームス:悲劇的序曲
  ウィーン・フィル(1957)
 R.シュトラウス:アルプス交響曲
  ウィーン・フィル(1952)
 R.シュトラウス:
  ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
   シュターツカペレ・ベルリン(1928)
クナッパーツブッシュ(指揮)
 
WS121282
(2CD)
\2800
ヴェルディ:歌劇「マクベス」
 1959年録音
トーマス・シッパーズ(指揮)
ローマ聖チェチーリア音楽院管
ジュゼッペ・タディ(マクベス)
ビルギット・ニルソン(マクベス夫人)
ジョヴァンニ・フォイアーニ(バンクォー)
ブルーノ・プレヴェディ(マクダフ)
ピエロ・ディ・パルマ(マルコム)
ドラ・カッラル(侍女)
ジュゼッペ・モレッシ(医師)




<国内盤> 


ALPHA



Alpha709
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2800+税
オネゲル:劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」 マルク・スーストロ指揮
スペイン国立カタルーニャ・バルセロナ交響楽団
マリヨン・コティヤール(ジャンヌ)
グザヴィエ・ガレー(修道士ドミニク)
ヤン・ビュロン、
マリア・イノホザ、
マルタ・アルマハノ、
アウデ・エクストレモ 他
リーダーカメラ合唱団、
マドリガル合唱団、
カタルーニャ・ヴィヴァルディ少年少女合唱団
★強力新譜 CD/DVD同時発売 映像商品もどうぞ。

 フランスから世界へ。いま最も注目を集める映画女優は舞台でも超一流。歌劇界随一の名匠と、絶美の舞台を。日本でも小澤征爾のプロジェクト(サイトウ・キネン・フェスティバル)やアルミンク指揮新日フィルの公演など、フランス近代の舞台音楽のなかでも話題性の高い実演機会に恵まれているオネゲル『火刑台上のジャンヌ・ダルク』。もちろんフランスでも注目度は高く、先月も新時代の日本を担う山田一樹がパリ管の公演で指揮したばかり——
 舞台上で女優・俳優が演技を展開するなか、合唱と大管弦楽による音楽が物語を進行させてゆく、いわば古代演劇ふうの近代舞台音楽ですが、フランスが誇る小規模レーベルの白眉Alphaは今回、たたき上げの実力派指揮者M.スーストロが振るバルセロナ交響楽団を軸に、フランス随一の放送局Medici.tvとの協力でおそるべき新録をCD版・DVD版ともにリリース!
 主演は近年スクリーンを静々と賑わせている美しき名女優マリヨン・コティヤール!ジャケットからも、劇的展開をひきつけてやまない息をのむ美しさが伝わってくるのではないでしょうか。
 そしてスーストロの指揮も、舞台にかかわる楽員・歌手すべてをあざやかに惹きつける職人ぶりにますます磨きがかかり、並居る名盤をも凌駕しうるほどの迫真ぶり!
 CD版の音楽だけでも痛快な鑑賞体験になるでしょう!




ARCANA



Mer-A386
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2800+税
バロック管楽器集団ゼフィーロ
ヘンデル:
 王宮の花火の音楽、
 二つの合奏隊のための協奏曲(全3曲)

  1. 王宮の花火の音楽(演奏会版)HWV351
  2. 二つの合奏隊のための協奏曲 第1番 変ロ長調 HWV332
  3. 二つの合奏隊のための協奏曲 第2番 ヘ長調 HWV333
  4. 二つの合奏隊のための協奏曲 第3番 ヘ長調 HWV334
アルフレート・ベルナルディーニ(バロック・オーボエ)指揮
ゼフィーロ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)
 筋金入りのバロック管楽器集団ゼフィーロが満を持して望んだ壮麗プロジェクト…仏英を制した名盤、再登場!
 20世紀末、オランダ語圏や英国で盛り上がりを見せつつあった古楽器演奏界隈で大いに活躍をみせ、イタリア古楽界の盛り上がりとともに故郷での活動もがぜん勢いづいてきた——稀代のバロック・オーボエ奏者アルフレード・ベルナルディーニをはじめ、そうした歩みでキャリア形成してきたイタリアの精鋭バロック管楽器集団ゼフィーロは、やがて手練の弦楽器奏者たちも巻き込み、拡大編成の古楽器楽団へと成長、BMG傘下のドイツ・ハルモニア・ムンディ(DHM)でも続々新録音を発表して世界進出に拍車がかかったのは、記憶に新しいところ!その過程で2008年にDHMで制作された充実プロジェクトが、なんとArcanaから待望の再登場です!
 晩年のヘンデルが英国王室から発注を受け、初演時はリハーサルから大騒動になったという『王宮の花火の音楽』と、2部に分かれた管楽合奏が弦楽合奏と対話をしてゆく、交響曲並みの充実度を誇る大協奏曲3編——意外や、過度にエッジを効かせるというより、じっくり検証の上ものすごく説得力ある音を紡ぐ...という、ゼフィーロならではの充実解釈は英国とフランスでも高く評価され(この両国を制するというのは、意外に難しいのです!)
 それぞれの大手批評誌が最高のレビュー賞で迎えた傑作盤...原文解説訳付、彼らの確かな偉業にあらためて心動かされる1枚です!


<映像>


ALPHA(映像)



Alpha708
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4300+税
オネゲル:劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」 マルク・スーストロ指揮
スペイン国立カタルーニャ・バルセロナ交響楽団
マリヨン・コティヤール(ジャンヌ)
グザヴィエ・ガレー(修道士ドミニク)
ヤン・ビュロン、
マリア・イノホザ、
マルタ・アルマハノ、
アウデ・エクストレモ 他
リーダーカメラ合唱団、
マドリガル合唱団、
カタルーニャ・ヴィヴァルディ少年少女合唱団
★強力新譜 CD/DVD同時発売 

 フランスから世界へ。いま最も注目を集める映画女優は舞台でも超一流。歌劇界随一の名匠と、絶美の舞台。
 日本でも小澤征爾のプロジェクト(サイトウ・キネン・フェスティバル)やアルミンク指揮新日フィルの公演など、フランス近代の舞台音楽のなかでも話題性の高い実演機会に恵まれているオネゲル『火刑台上のジャンヌ・ダルク』。もちろんフランスでも注目度は高く、先月も新時代の日本を担う山田一樹がパリ管の公演で指揮したばかり——
 舞台上で女優・俳優が演技を展開するなか、合唱と大管弦楽による音楽が物語を進行させてゆく、いわば古代演劇ふうの近代舞台音楽ですが、フランスが誇る小規模レーベルの白眉Alphaは今回、たたき上げの実力派指揮者M.スーストロが振るバルセロナ交響楽団を軸に、フランス随一の放送局Medici.tvとの協力でおそるべき新録をCD版・DVD版ともにリリース!
 主演は近年スクリーンを静々と賑わせている美しき名女優マリヨン・コティヤール!ジャケットからも、劇的展開をひきつけてやまない息をのむ美しさが伝わってくるのではないでしょうか。
 そしてスーストロの指揮も、舞台にかかわる楽員・歌手すべてをあざやかに惹きつける職人ぶりにますます磨きがかかり、並居る名盤をも凌駕しうるほどの迫真ぶり!

 CD版の音楽だけでも痛快な鑑賞体験になるでしょう!
 DVD版:片面2層 81分収録収録方式:NTSC音声:Dolby Digital Stereo画面縦横比:16/9映像監督:ジャン=ピエール・ロワジル




MODE(映像)


MODE276DVD
\2800
リュック・フェラーリ&ジェラール・パトリス/
 Les Grandes Repetitions
 (the great rehearsals)

 カールハインツ・シュトックハウゼンのMomente(リハーサル)(1965.45分)
  録音: Autumn 1965, WDR Cologne
マーティナ・アーロヨ (ソプラノ)
アロイス・コンタルスキー (hammond organ)
アルフォンス・コンタルスキー (Lowrey organ)
ケルン放送合唱団
ケルン放送管弦楽団のメンバー
カールハインツ・シュトックハウゼン (指揮)
Hommage a Edgard Varese(1965,1966.66分)
 ヤニス・クセナキス、オリヴィエ・メシアン、ヘルマン・シェルヘン
 アンドレ・ジョリヴェ、ピエール・シェフェール、ピエール・ブーレーズ
 シモノビッチ(コンスタンチン)、フェルディナンド・ウイレット
 マルセル・デュシャン、ブルーノ・マデルナ
 ヴァレーズ・パーカッション・アンサンブル
 1965-68年に現代作曲家リュック・フェラーリと監督ジェラール・パトリスがフランス放送局の為に偉大なリハーサル作品シリーズを作った。
 これはその中の2作品。モノクロ映像 111分
 仏語.英語.独語 subtitles




TONY PALMER’S FILM


TPDVD 149
(DVD-Video/NTSC)
\2900→\2700
ベンヤミン・シュミットの冒険 ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
小澤征爾(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
 ベンヤミン・シュミットのドキュメンタリー!!
  イギリスの映画監督である、トニー・パーマーが監修するドキュメンタリーDVDレーベル「Tony Palmer's Film」。名アーティストのコンサート、オペラ、リハーサル、舞台裏、普段では見られない様子をドキュメンタリー化!

 クラシックのみならずジャズでも活躍するベンヤミン・シュミット。小澤征爾と共演した、ザルツブルグ音楽祭のリハーサルも収録!

 ユーディ・メニューイン国際ヴァイオリン・コンクール・クラシック部門で第1位入賞の他、様々な国際コンクールで優秀な成績を収めているウィーン生まれのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットのドキュメント&メイキングDVD。
 ザルツブルグ音楽祭のオープニング・コンサートで小澤征爾指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演したコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲のリハーサル風景とライヴ映像の一部も収録しており、ファンには貴重な映像作品となっている。

 ※収録時間:102分/NTSC16:9(ALL/Regions)
  

TPDVD 185
(DVD-Video/NTSC)
\2900→\2700
ヒンデミット 〜
 巡礼者の成り行き
トニー・パーマー(監督、編集)、他
 ドイツの作曲家で指揮者のパウル・ヒンデミット(1895ー1963)の没後50周年を記念し製作されたドキュメント。
 ナチス政権に弾圧を受けたヒンデミット、アドルフ・ヒトラーも登場する当時の映像も使用し、ヒンデミットの生きた時代に迫る。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
 ※収録時間:40分/NTSC/(ALL/Regions)
  

TPDVD 167
(DVD-Video/NTSC)
\2900→\2700
パルジファル 〜
 ザ・サーチ・フォー・ザ・グレイル
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
プラシド・ドミンゴ(パルジファル)、他
 リヒャルト・ワーグナー(1813−1883)の歌劇「パルジファル」をドキュメンタリー化。
 劇中の指揮を振るうのはワレリー・ゲルギエフ、パルジファル役には世界各国で高い人気と評価を得ているスペイン生まれのテノール歌手で指揮者でもあるプラシド・ドミンゴ。
 トニー・パーマー監督の作品の中でも、この「パルジファル」は重要な作品の1つと言える。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
 ※収録時間:116分/NTSC/16:9(ALL/Regions)
  

TPDVD 182
(DVD-Video/NTSC)
\2900→\2700
レディース&ジェントルメン ルネ・フレミング(ソプラノ)
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)、他
 当代随一のソプラノと評される米国を代表するソプラノ、ルネ・フレミングのドキュメンタリー。幼少の頃やオフ・ショットの映像から、ステージでのリハーサルの風景も収録。ヴェルディの「レクイエム」のリハーサルで指揮を振るのはワレリー・ゲルギエフ。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
 ※収録時間:122分/NTSC/16:9(ALL/Regions)
  

TPDVD 118
(DVD-Video/NTSC)
\2900→\2700
おお、運命の女神よ〜
 「カルミナ・ブラーナ」のドキュメンタリー・フィルム
ドナルド・ラニクルズ(指揮)
バイエルン放送交響楽団&合唱団、他
 ドイツの作曲家カール・オルフ(1895−1982)の代表作「カルミナ・ブラーナ」のドキュメンタリー・フィルム。ナチス・ドイツの時代背景とカール・オルフの創作活動に迫る。カール・オルフのインタビューも収録されており貴重な映像作品。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
 ※収録時間:115分/NTSC/16:9(ALL/Regions)
  

TPDVD 172
(DVD-Video/NTSC)
\2900→\2700
ワーグナー一族 様々なアーティスト
 「歌劇王」として知られる作曲家リヒャルト・ワーグナー(1813−1883)とその家族をテーマにしたドキュメンタリー。リヒャルト・ワーグナーの子孫とナチス党との関連性なども取り上げており、資料としても一役買う作品。

 ※本作品には、オリジナル・マスターに起因する映像及び音声に乱れが一部含まれております、あらかじめご了承ください。
 ※収録時間:106分/NTSC(ALL/Region)














5/6(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


.

AEOLUS



AE-10226
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
リコーダー、ヴァイオリン、チェロ、リュート、そしてチェンバロ・・・
 17世紀ロンドンの「イタリア音楽」!
  ニコラ・マッテイスのエア集!

   ニコラ・マッテイス:エア集 第3巻&第4巻より
テアトルム・アッフェクトゥーム
 〔アンドレアス・ベーレン(リコーダー)、
  松永 綾子(ヴァイオリン)、
  ピエール=オーギュスタン・レイ(チェロ)、
  ジャンジャコモ・ピナルディ(テオルボ、ギター)、
  渡邊 孝(チェンバロ、オルガン)〕
 渡邊孝翻訳による日本語解説付き!

 ニコラ・マッテイス(c.1644-1649−before 1695)は、ナポリの音楽家から影響を受け、ローマ、ボローニャ、オーストリア、ドイツ、フランスを経由し、イギリスで名声を得、17世紀後半のロンドンにおいて、その驚くべきヴァイオリン演奏と非凡な作曲技法によって"イタリア音楽"の発展の中心を担った人物。
 マッテイスの代表的作品である、「ヴァイオリンのためのエア集」を演奏するのは、リコーダー奏者、ジャズ・サックス奏者でもあるアンドレアス・ベーレンが結成した多国籍アンサンブル、テアトルム・アッフェクトゥーム。リコーダー、ヴァイオリン、チェロ、リュート、そしてチェンバロという楽器の組み合わせを駆使し、バロック時代の音楽にみられる多様な感情の変化を表現するために、エネルギッシュで洞察力に富みながらも直感的なアプローチを行っている。
 ドイツのアンドレアス・ベーレンを始め、若松夏美にバロック・ヴァイオリンを学んだ松永綾子、渡邊順生やボブ・ファン・アスペレンに師事した渡邊孝ら日本人奏者、そしてフランスのピエール=オーギュスタン・レイ、イタリアのジャンジャコモ・ピナルディと、各国の優れた古楽器奏者によって繰り広げられる、"ロンドンのイタリア人" ニコラ・マッテイスの音楽。
 ブックレットには、国会議員、法務長官、熱心なアマチュア音楽家で歴史家でもあったロジャー・ノース(1651−1734)の著述から読み解く、ニコラ・マッテイスの姿と詳細な考察が掲載されており、日本語で読むことができるのも大きなポイント。

 ※録音:2014年5月




 まさかこうしてマッテイスがきちんと評価される時代が来るとは・・・
 下記名盤と重複する曲もあると思うが、まったく違うアプローチでまったく違う音楽になるに違いない。

 ただ・・・AEOLUS、廃盤になるのが非常に早い。お気をつけて。


ことあるごとに紹介して来たマッテイスの名盤
ニコラ・マッテイス: ヴァイオリンのためのアリア集
アマンディーヌ・ベイエの知られざる名盤

ZIG ZAG
ZZT 090802
\2800


 ニコラ・マッテイス
(C.1650-C.1700):
   ヴァイオリンのためのアリア集〜憂鬱な疑似協和音

ソナタ-アダージョ
ヴァイオリンのためのエア集 第4巻 アリア ハ長調 - 第5楽章
ヴァイオリンのためのエア集 第1巻 - アリア イ長調 イ長調(抜粋)
ヴァイオリンのためのエア集 第4巻 アリア ホ長調 - 第3楽章 ジーグ(アレグロ)
ヴァイオリンのためのエア集 第1巻 - アリア イ長調 - 第5楽章 サラバンド・アモローサ
ナイチンゲール

アマンディーヌ・ベイエ(バロックVn&Cond)
グリ・インコグニティ
[ロナルド・ロペス(バロックG、テオルボ)
フランチェスコ・ロマーノ(バロックG、テオルボ)
(バルドメロ・バルチェラ(Gamb)
 アンナ・フォンターナ(Cemb)]

録音:2009年3月16-20日


 ビーバーの「ロザリオ・ソナタ」を聴いたとき、どうしてこの時代に突然こんな名曲が現れたのか不思議に思った。
 それは奇跡なのかと。
 当時の音楽の中心からは外れたザルツブルグ。そこにやってきたボヘミア生まれのヴァイオリニストが、突如音楽史に残るような奇跡的作品を残したのである。
 その頃の独墺圏といえばオルガンや宗教曲関係以外ではとりたてて大きな動きはない。だからこそビーバーの作品は「神によって導かれて生まれた突然変異的作品」なのだ、と信じていた。
 同時期のイタリアのコレッリは、トリオ・ソナタこそ多少ビーバーと似た雰囲気もあるが、基本的に異質な音楽である。また少し遅れて発達したフランスのヴァイオリン音楽ももっと華やかで貴族的。
 やはりビーバーの音楽は孤高の音楽なのだ。

 ・・・ところが、「ロザリオ」に近い作品がここにある。

 それはニコラ・マッテイスの作品。

 マッテイスは1650年ナポリ生まれ。コレッリの3つ年上。ただ、マッテイスはイタリアに留まらず、クロムウェルの独裁が終わって文化都市として復活しつつあったロンドンに移住。そこでヴァイオリニストとして一世を風靡した。当時のロンドンはフランス、イギリスに憧れていたから、マッテイスはうまくそこにはまったのだろう。
 しかしそのマッテイスの作品が・・・ビーバーに似ていたのである。
 マッテイスの生涯は明らかでない。しかしイタリアを離れ、最終的に1670年代の初めにロンドンに落ち着く前に、ヨーロッパ諸国を漫遊しながらさまざまな地方の音楽を享受していたことは間違いない。
 その時期・・・まさに上記3人たちが独墺で頭角を表し始めたのと同じ時期。
 マッテイスは彼らの音楽を聴いたかもしれないし、彼らに影響を与えた今となっては無名の音楽家たちと接触したかもしれない。いずれにせよロンドンで絶大な人気を博したというマッテイスの作品は、イタリア風の華麗で技巧的なものではなく、もっとヴァイオリンが自由に切なく歌い、牧歌的に伴奏が奏でられる、ビーバーやヴァルターやヴェストホフの音楽と同じタイプのものだった。
 つまり・・・そうした音楽のほうが、マッテイスには魅力的だったし、ロンドンの人たちにも人気が高かったということである。
 ひょっとしたら・・・音楽史には残されなかっただけで、実は当時のヨーロッパのヴァイオリン音楽の主流は、こうした音楽だったのかもしれない。 (昔のコメントから)






CHANNEL CLASSICS



CCSSA 37215
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ヴィオラ界のサラブレッド、ダナ・ゼムツォフ第2弾!
ロマンティック・メタモルフォーゼ

 ヴュータン:ヴィオラ・ソナタ
 エフゲニー・ゼムツォフ:古いスタイルのメロディー
 ブロッホ:組曲 《1919年》
 ワックスマン(クーゲル編):カルメン幻想曲
ダナ・ゼムツォフ(ヴィオラ)
カテライネ・ノーランド(ピアノ)
 
 ロザンヌ・フィリッペンス、ラガッツェ弦楽四重奏団など、Channel Classicsが力を注いでいるオランダの有望なアーティストのうちの一人、ダナ・ゼムツォフ。
 無伴奏ヴィオラ作品集という極めて意欲的なプログラムでデビューを飾ったゼムツォフのソロ・アルバム第2弾は、アンリ・ヴュータン、エルネスト・ブロッホ、フランツ・ワックスマンなど、ロマンティシズムを再探索するプログラム。
 ダナ・ゼムツォフは、両親ともに世界で活躍するヴィオラ奏者で、叔父のアレクサンドル・ゼムツォフもLPOの首席を務めた名ヴィオリストという、まさにヴィオラのエリート家系に生まれ、幼き頃から祖母や両親から英才教育を受けた才女。
 マーストリヒト音楽院ではミハイル・クーゲルに学び、欧州各国のコンクールで優勝、室内楽ではジャニーヌ・ヤンセンとの共演でも知られている。
 エフゲニー・ゼムツォフは、ダナ・ゼムツォフの祖父であるロシアの作曲家で、「古いスタイルのメロディー」は、祖父が妻のために書いた愛の溢れる作品。
 ヴュータンの古典的なロマンティシズムの美しいソナタから、ビゼーの歌劇「カルメン」をモチーフにしたワックスマンの劇的なファンタジー、そしてエフゲニー・ゼムツォフのノスタルジックで叙情的なメロディーまで。新世代の有望なヴィオリスト、ダナ・ゼムツォフの遙かなる芸術がここに凝縮されている。


ゼムツォフ、栄えある CHANNEL CLASSICS第1弾


CCSSA 35714
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
エニグマ 〜 無伴奏ヴィオラ作品集
 クライスラー(クーゲル編):レチタティーヴォ・スケルツォ
 ストラヴィンスキー:エレジー
 ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.25-1
 ヴュータン:奇想曲 《パガニーニへのオマージュ》 ハ短調 Op.55
 クーゲル:ソナタ=ポエム(詩的ソナタ)
 ペンデレツキ:カデンツァ
 クーゲル:イザイの前奏曲
 J.S.バッハ(コダーイ&クーゲル編):半音階的幻想曲
ダナ・ゼムツォフ(ヴィオラ)
 メキシコの才女、ダナ・ゼムツォフ、無伴奏ヴィオラ作品集でデビュー!チャンネル・クラシックスのニュー・アーティスト続々!

 ラヴィニア・マイヤーやロザンヌ・フィリッペンス、ラガッツェ弦楽四重奏団など、オランダの若いアーティスト、有望な才能の発掘にも力を入れているオランダの高音質レーベル「Channel Classics(チャンネル・クラシックス)」。Channel Classicsより新たにデビューするのは、メキシコ生まれの才女ダナ・ゼムツォフ。
 ミハイル・ゼムツォフとユリア・ディナースタイン、2人のヴィオラ奏者の下に生まれたサラブレッドで、ルクセンブルク、イタリア、オーストリア、ドイツ、ポルトガル、オランダの各コンクールで優勝。2012年からは、バシュメットやクラマロフたちと並ぶロシアの偉大なヴィルトゥオーゾ・ヴィオリスト、ミハイル・クーゲルに指導を受けている。
 デビュー・アルバムの「エニグマ」は、いくつかの挑戦的なレパートリーを含む無伴奏ヴィオラのための作品集。ヒンデミットやペンデレツキ、ヴュータンらの作品はもちろん、ゼムツォフの師であるクーゲルのソナタに、クーゲル編曲によるバッハやクライスラーなども非常に楽しみなプログラム。
 叙情的なメロディー、心あたたまる美しさから、戦争の悲しみや絶望と嘆きまで、一本のヴィオラから生み出される豊かな感情。才女ダナ・ゼムツォが、ヴィオラ界に新風を吹き込む!




.
 

MELODIYA



MELCD 1002366
(2CD)
\4400→\3990
指揮はフォドセーエフ!
 2006年に作曲されたこのオーケストラ伴奏付きの大作
  「マトフェイ受難曲(マタイ受難曲)」

   イラリオン府主教(アルフェエフ):
    マトフェイ受難曲(マタイ受難曲)
ウラディーミル ・ フェドセーエフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
 (チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)
モスクワ神学校聖歌隊
ヴィクトル・シロフスキ(バリトン)
ナイラ・アサトリアン(ソプラノ)
オレーシャ・ペトロワ(メゾ・ソプラノ)
マクシム・パステル(テノール)
セルゲイ・マルケロフ(テノール)
ドミトリー・ベロセルスキ(バス)
 ロシア正教の上位聖職者の府主教であると同時に、音楽家(作曲家)、神学者としても高名な多彩な才能の持ち主、イラリオン府主教(グリゴリー・アルフェエフ)。
 ロシア正教のための無伴奏合唱作品が多い中、2006年に作曲されたこのオーケストラ伴奏付きの大作「マトフェイ受難曲(マタイ受難曲)」は、音楽家としてのイラリオン府主教の代名詞である。
 巨匠フェドセーエフが振る21世紀ロシアの"マタイ受難曲"。現役の府主教が書き上げた美しきハーモニーがメロディア(Melodiya)から登場です。

 2010年10月の録音。ディジパック仕様。


先日ご紹介したばかりのイラリオン府主教(アルフェエフ)によるスターバト・マーテル
時代が彼を望んでいるのか

PENTATONE
PTC 5186486
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
現ロシア正教会の府主教のオーケストラ自作自演集
 イラリオン府主教(アルフェエフ):
  (1)スターバト・マーテル (2008/11)
  (2)コンチェルト・グロッソ (2012)
  (3)BACH のモチーフによるフーガ (2012)
  (4)死の歌【ガルシア・ロルカ詩】(全4曲)
  (5)深き淵より (2018)
(1)(3)スヴェトラーナ・カシヤーン(Sop)
(3)アルチョム・デルヴォエド(Guit)
(1)(4)モスクワ神学校聖歌隊
(2)タチヤナ・ポルシネワ(Vn)
 マクシム・ホホリコフ(Vn)
 セルゲイ・ドゥボフ(Va)
アレクサンドル・ゴトゲルフ(Vc)
ノルベルト・ゲムバチカ(Org)
イラリオン・アルフェエフ府主教(指揮)
ロシア・ナショナル管弦楽団
 すごいマルチタレント。

 録音:2014 年4 月/モスクワ/74’ 05”

 SACD ハイブリッド盤。
 現在ロシア正教会の府主教(総主教に次ぐナンバー2 の高位)を務めるイラリオン・アルフェエフの作曲集を、何と作曲者本人の指揮で味わえる何とももったいなきCD の登場です。
 イラリオン府主教ことアルフェエフは1966 年モスクワ生まれ。当初グネシン音楽学校でヴァイオリンと作曲を学ぶものの、モスクワ神学大学に進み、そちらを天職としました。2003 年にはオーストリア主教、2009 年にヴォロコフムスク市の大主教に就任。モスクワ総主教庁渉外局長も兼務するなど、ロシア正教信者から生神として崇拝される存在となっています。著作「信仰の機密」は邦訳も出版されています。
 作曲家としては宗教作品が中心で、無伴奏合唱のためのロシア聖歌多数のほか、オーケストラ付の「マタイ受難曲」(2006) などはフェドセーエフ指揮チャイコフスキー記念モスクワ放送響のCD がrelief レーベルよりリリースされています。彼の宗教合唱曲は現代的な所のないディレツキーからチェスノコフ伝統のロシア色と敬虔さのあいまった独特の世界。オーケストレーションも巧みで感動的です。
 当ディスクに収められた5 篇はいずれも最近作。ラテン語による「スターバト・マーテル」と「深き淵より」はポリフォニックな書法が興味津々。ロルカのスペイン語詩による「死の歌」は4 曲から成りますが、ギターが効果的。同じ詩ではないものの、ショスタコーヴィチが交響曲第14 番「死者の歌」でロルカの詩を用いていることの遠いこだまが聞こえます。
 また純器楽曲「コンチェルト・グロッソ」はイラリオン府主教としては珍しく現代的な匂いのする力作。こちらはシュニトケやシルヴェストロフを思わせます。さらに「BACH のモチーフによるフーガ」はシ♭ - ラ- ド- シのモチーフによるフーガで、もはや府主教の余技とはいえない高度な作曲技法に驚かされます。
 イラリオン府主教の指揮ぶりは見事なもので、抑制がききながらもスヴェトラーノフ風なエネルギーを感じさせるロシア流。ロシア正教信者はもちろん、あらゆるロシア音楽ファンにオススメです。
 録音は2014 年4 月にモスクワで行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖ルドヴィク教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。

 
MELCD 1002356
\2200→\1990
モスクワ・フィルの第1コンサートマスター
 アレクサンドル・ザゴリンスキーの2014年新録音!

 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
 ショパン:
  序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
  チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 第9回チャイコフスキー国際コンクールで入賞を果たし、モスクワ・フィルの第1コンサートマスター、モスクワ室内管の首席奏者とソリストを歴任してきたロシアの名チェリスト、アレクサンドル・ザゴリンスキーの2014年新録音!
 共演はノルウェーを代表する名ピアニストであり、グリーグ演奏の権威としても有名なアイナル・ステーン=ノクレベルグ。経験豊富な2人のデュオが、ロマン派時代の傑作の情感豊かに描き出す。

 2014年の録音。ディジパック仕様。


ちょっと入りにくいけどこんなのもありました

CLASSICAL RECORDS
CR 160
(2CD)
\4200→\3790
ザゴリンスキー&ノックレベルグ
ブラームス、メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ全集

 ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58/
  チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
 メンデルスゾーン:無言歌 Op.109
 ショパン(1810-1849):ワルツ変イ長調 Op.69 No.1(チェロとピアノのための)
 ショパン/グラズノフ(1685-1936)編曲:
  練習曲 Op.25 No.7(チェロとピアノのための版)
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)
 アレクサンドル・ザゴリンスキーは1962年モスクワに生まれたロシアのチェロ奏者。1990年チャイコフスキー国際コンクール第6位。1991年から2000年までモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団チェロ・グループ・コンサートマスター。
2000年以来モスクワ室内管弦楽団首席奏者兼ソリスト。
 アイナル・ステーン=ノックレベルグ(1944年生まれ)はノルウェーを代表するピアニストの一人。





ALBANY


TROY 1545
\2300
ハービソンのオペラ「グレート・ギャッツビー」からの組曲!
 ジョン・ハービソン(1938-):
  (1)「グレート・ギャツビー」組曲
  (2)ダーク・ブルーム
  (3)私自身の人生に近い
デイヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
アルバニー交響楽団
(3)メアリー・マッケンジー(ソプラノ)
 アメリカの重鎮作曲家ジョン・ハービソンのオペラ「グレート・ギャッツビー」からの組曲!

 録音:2014 年、49’23

 アメリカの重鎮、現代音楽作曲家、ジョン・ハービソン。シカゴ響やニューヨーク・フィルなどからの委嘱作品も多数、ピュリッツアー賞音楽部門受賞者でもあります。“グレート・ギャツビー組曲”は、指揮者ジェームス・レヴァインのメトロポリタン歌劇場就任25周年のために作曲したオペラ「グレート・ギャツビー」のシーンを再構築して作られた作品です。心浮き立つようなゴージャスでロマンティックなメロディ。壮大なオーケストレーションも聴きどころです。“ダーク・ブルーム”は想像上のオペラのための序曲。“私自身の人生に近い”は2013年ノーベル賞文学賞受賞者であるカナダの作家アリス・マンローの作品「林檎の木の下で」からセレクトされたテキストを使用した作品です。
 
TROY 1538
\2300
「眼差し」〜オリヴィエ・メシアン:ピアノ作品集
 (1)「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より
  1.父なるまなざし/2.星のまなざし/3.聖母のまなざし/
  4.時のまなざし/5.聖母の初聖体拝領/6.ノエル
 (2)「前奏曲集(全8曲)」
  7.鳩/8.悲しい風景の中の恍惚の歌/9.軽快な風刺/
  10.過ぎ去った時/11.夢の中のかすかな音/
  12.苦悩の鐘と告別の歌/13.静かな嘆き/14.風の中の反映
マシュー・マクライト(ピアノ)
 アメリカのピアニスト、マシュー・マクライトによる透明感のあるメシアン!

 録音:2014 年、71’53

 偉大な現代音楽作曲家オリヴィエ・メシアンのピアノ作品集。《幼子イエスに注ぐ20のまなざし》はイエス・キリストの降誕を巡る様々な「眼差し」を切り取り、自身の作曲技法を盛り込んで、独自の世界観が投影された、メシアンの重要な傑作ピアノ作品です。
《前奏曲集》は、メシアンがパリのコンセルヴァトワールの学生だった頃の作品で、ドビュッシーの影響が濃厚に反映され、印象派の神秘性とリリシズムを感じさせる。現代音楽を得意とするアメリカのピアニスト、マクライトの透明感のある、ひんやりとしたピアノのタッチが舞う。
 

TROY 1553/54
(2CD)
\4600
珍品!奇想天外!野球が題材のジャズ・オペラ!
 サーシャ・マットソン:
  9イニングのジャズ・オペラ「クーパーズ・タウン」
ジュリー・アダムス(S)、
ダニエル・ファヴェーラ(T)
カリン・ギルフリー(MS)、
ロッド・ギルフリー(Br)
ダニエル・モンテネグロ(T)
ゲルノット・ベルンロイダー(ドラムス)
ラス・ジョンソン(Trp)、
リッチ・モリン(ベース)
ジェイソン・リグビー(Sax)
ショーン・ウェイランド(Pf)
 録音:2011‐12年、53’51/50’12

 珍しすぎる!面白さ満載!奇想天外「野球」がテーマのオペラ!しかもジャズ!大規模なオーケストラや合唱は登場しません。
 5人の歌手と1950年代のモダン・ジャズ・クインテットの編成。7代目MLBコミッショナー、A.バートレット・ジアマッティのエッセー「心のグリーンフィールド」をベースに台本が作られました。「野球」というテーマを用いて、人と社会についての深い真理を描いているそうです。野球場にあるスタジアム・オルガンの音や、“チャージ”のファンファーレなど、野球の“あの音”もしっかり使われています。
 
TROY 1524
\2300
「ソロ・パーカッションのための劇場の音楽」
 ジョルジュ・アペルギス(1945-):
  体と体をぶつけ合って〜中東の打楽器「ザルブ」と声
 ダニエル・アダムス(1956-):
  正当な内容〜ビブラフォン&打楽器&声
 スチュアート・ソーンダーズ・スミス(1948-):
  作家たち〜マリンバ&声
 スチュアート・ソーンダーズ・スミス:
  トンネル〜演技するパーカッショニスト
 リー・ヒンクル(1982-):
  ビブラティッシモ〜ビブラフォンと声
リー・ヒンクル(Perc&声)
 録音:2012年〜2013年、63’00

 リー・ヒンクルはパーカッショニストであり、バリトン歌手。現代音楽の初演と普及に力をいれている21世紀コンソートの首席パーカッショニストでもあります。
 今作は現代音楽と演劇の境界を探る。マリンバ・オペラを含む、小説、詩やソネットからのテキストを歌っています。ヒンクルは語り、歌い、口笛を吹く、演技をしながら打楽器の演奏をしています。
 

TROY 1530
\2300
「マシュー・フュルスト:ヴァイオリンとピアノのための作品集」
 幻想ソナタ第1番/幻想ソナタ第2番/
 不愉快な踊り/考えが流れる(ソロ・ピアノ)/
 ヴァイオリン・ソナタ第3番
ジャスパー・ウッド(Vn)
デヴィッド・ライリー(Pf)
 録音:2013 年3 月、48’54

 フュルストはジュリアード音楽院が毎年、最優秀作品に贈られる作曲の賞“パーマー・ディクソン賞”を2回受賞、第2回ドヴォルザーク作曲コンクールで第3位を獲るなど、注目の作曲家。
 最近はニューヨーク・シティ・バレエ振付研究所の10周年記念のための弦楽四重奏を作曲。ドイツの有名な振付師、マルコ・ゲッケ氏とコラボレーションを行った。
 今作は、演奏している、ウッドとライリーのために作曲した作品を収録。ソロ・ピアノ曲は現代音楽アンサンブル“バン・オン・ア・カン”のピアニスト、ヴィッキー・チョウのために作曲されたもの。
 スクリャービンのオマージュとして作曲した“幻想ソナタ第1番”,クルタークのピアノ協奏曲に影響されて作曲した“幻想ソナタ第2番”など、どの作品も、神秘的で激しく、超絶技巧で迫る。
 

TROY 1532
\2300
「東洋と西洋の出会い」
 シグマンド・ロンバーグ:砂漠の歌/
 シューマン:タリスマン/
 レスピーギ:エジプトの逃避/
 チャドウィック:アラー/
 マスネ:あの方は神の使い、この手に水を浸してください/
 ニールセン:後宮の庭で/
 ビゼー:アラビアの女主人の別れ/
 アーヴィン・バーリン:ハーレムの生活/
 ハリー・ルビー:レベッカ/
 トーマス・ヒューズ:ベシェバラ/
 アーサー・サリヴァン:思う、私は思う/
 ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:ズライカとハーテム/
 シューベルト:スレイカ/
 ヴォルフ:さあ、愛しい人よ、おいで/
 イシドロ・ヘルナンデス:エル・ゼグリ/
 フォーレ:イスファハーンの薔薇/
 バントック:リターン/
 アルフォンス・デュヴェルノワ:逃走
 パウル・ビース&アンリ・キックマン:デザーターナ/
 ジャン・シュワルツ:サハラ
キャロル・フリッツパトリック(ソプラノ)
ロバート・ベアフィールド(バリトン)
ラッセル・ライアン(ピアノ)
 録音:2014年5月、71’43

 西洋の作曲家が想像する東洋の文化や生活、自然から影響を受けた作品をセレクトしたアルバム。
 クラシック作品から、ミュージカルの作曲家、ポピュラー音楽の作曲家まで色彩感豊か。東洋に魅了され、オペラ、オペレッタ、ミュージカルから感じるオリエンタリズムは、やはりどこかエキゾチック。
 

TROY 1533
\2300
「希望への振動」〜新世紀の音楽
 (1)ザック・ブラウニング:希望への振動〜2台ピアノのための
 (2)グレゴリー・フリッツェ:
  ユーフォニウムとピアノのためのコンチェルティーノ
 (3)グレゴリー・フリッツェ:フライング・ゲーム
 (4)フィリップ・ワートン:フルート・のソナタ
 (5)グレゴリー・フリッツェ:ユーフォニック・ダンス
 (6)M.ショーン・ハンドリー:ニュー・アメリカン・バラード
ローズ・シラム・グレースと仲間たち:
 【ローズ・シラム・グレース(Pf)、
  (1)クリスティー・ボーン(Pf)、
  (2)(5)エド・モース(ユーフォニアム)
  (4)キャサリン・フィンク(Fl)】
 録音:2014年6月、63’49

 ロシア生まれのピアニストでアメリカで精力的に演奏活動をしているローズ・シラム・グレースのアメリカ現代音楽作品集。
 ブラウニング作曲の“希望への振動”は2014年1月にグレースとボーンの演奏で初演されました。この作品は2012年アメリカ合衆国東部コネチカット州のサンディフック小学校銃乱射事件に影響され作曲されたもの。哀しみと祈りと希望を込められています。
 
TROY 1537
\2300
「ポール・サレルニ(1951-):感動〜室内楽の10年」
 (1)ターン〜フルート、ギター、弦楽四重奏
 (2)バッド・ペット〜バス・バリトン、アルト・フルート、ギター
 (3)ペストが動物を襲う〜バル・クラリネット、弦楽四重奏
 (4)サレルノ養生訓〜ソプラノ、弦楽四重奏
 (5)2つのパルティータ〜フルート、ギター
 (6)ジェネレーションズ〜ソプラノ、弦楽四重奏
(1)(2)(5)ロビン・カニ(Fl)
(1)(2)(5)オーレン・フェダー(G)
(1)(3)(4)(6)ヴェガ弦楽四重奏団
(2)ヤン・オパラック(B=Br)
(3)デボラ・アンドルス(バスCl)
(4)ユナ・リー(S)
(5)レスリー・ジョンソン(S)
 71’23

 アメリカの作曲家、ポール・サレルニは、アメリカを中心に活躍、様々なオーケストラや団体への委嘱作も多数、リーハイ大学で後進の指導にも力をいれています。
 オペラ「トニー・カルーソーのファイナル・ブロードキャスト」は、2007年、ナショナル・オペラ協会の室内オペラ・コンクールで優勝し、2008年に初演されました。
 このアルバムは、2002年から2010年までに作曲した様々な編成の室内楽作品を収めています。「サレルノ養生訓」は。10世紀ごろギリシア・ローマ医学を伝統とした医学著作「サレルノ養生訓」に載っている“健康的なダイエットについて”を翻訳し、作曲した7つの歌。「ペストが動物を襲う」は“リウルト・ダンス・ニューヨーク”の創設者であり、振付師のパスカル・リウルトからの委嘱作であるバレエ作品。
 

TROY 1539
\2300
「エリック・モー(1951-):作品集」
 (1)色はすべての欲望を編む
 (2)ドラの苦痛
 (3)そして生きることは泡のように儚い
 (4)涙の塩
 (5)危険:大きなカエル
(1)クリスティーヌ・ブランデス(S)
 ブレンターノ弦楽四重奏団
(2)ドミニク・ドナート(Perc)
(3)ジェシカ・メイヤー(Va)
 カレン・オズニアン(Vc)
(4)マンハッタン弦楽四重奏団
(5)タルジョン・パーカッション・カルテット
 録音:2013、61’57

 アメリカの現代音楽作曲家エリック・モー。プリンストン大学と、カリフォルニア大学バークレー校で作曲を学びました。グッゲンハイム・フェローシップや、米国芸術文学アカデミーよりラコンド・アワードを受賞など、数多くの賞を受賞している注目の作曲家です。
 今作は室内楽作品を集め、ミニマルな作風であったり、静謐な美しさを感じさせる。1992年にデビューし、世界的に活躍中の気鋭のブレンターノ弦楽四重奏団も参加しています。
 

TROY 1540
\2300
「TAUT」〜現代作曲家のギター四重奏曲集
 チャールズ・ノーマン・メイソン(1955-):略奪者
 エドワード・グリーン(1951-):ギター四重奏曲
 ドロシー・ヒンドマン(1966-):Taut
 フランコ・スバッコ(1953-):Cori Battenti
 フレッド・フリス(1949-):アゥルタネース
コロナ・ギター四重奏団:
 【ペア・デュブロ・ソレンセン、
  フォルクマール・ツィンマーマン、
  クリスティアン・ガントリス、
  ミッケル・アンダーセン】
 録音:2006-14年 コペンハーゲン、ブロンスホイ教会、47’41

 コロナ・ギター四重奏団の6枚目となるアルバムは、すべて彼らのために作曲された新しいギター四重奏曲集。全曲世界初録音。作曲家と演奏家が密接に対話することによって生まれる様々なスタイルのギター四重奏曲。“アゥルタネース”はアイスランドの首都レイキャビクの東に突き出した半島にある村で、そこに訪れた際にインスパイアされた作品。その地の水源や、風から感じる微妙なリズム、無限のヴァリエーションで聴こえてくる鳥のさえずりなど、涼しげな作品です。“Cori Battenti”は、15世紀〜16世紀のヴェネチアの合唱を模倣した作品。ギター四重奏の息の合ったアンサンブル、無調的でありながら、抒情や哀愁を感じさせる作品ばかりです。
 

TROY 1541/42
(2CD)
\4600
ヴィクター・ハーバート:
 ライト・オペラ「夢の都市」&「魔法の騎士」
スティーヴン・バイエス(指揮)
オハイオ・ライト・オペラ
 録音:2014年、59’49/72’58

 ハーバートの作品の復活に力をいれるオハイオ・ライト・オペラの最新録音は、2014年の夏の音楽祭で上演された「夢の都市」&「魔法の騎士」!
 ヴィクター・ハーバートはアメリカに帰化したアイルランド人の作曲家、指揮者、チェリスト。このライト・オペラと呼ばれた初期のミュージカルで活躍しました。1906年に初演され、埋もれてしまった作品「魔法の騎士」はワーグナーのオペラ「ローエングリン」をパロディ・ミュージカルにしたもの。
 弟殺しの罪を着せられるエルサ。でも何の罪も犯していないエルサ。この事件で、彼女と婚約をしていたフレデリックは魅惑的な女性オルトルートと結婚します。オルトルートが弟ゴドフリーを白鳥に変えていました。エルサは魔法の騎士に救いを求め、彼はフレデリックに戦いを挑み、白鳥をゴドフリーに戻すことに成功。魔法の騎士はエルサに結婚を申し込みますが、彼女が名前を尋ねると魅力が一気に無くなりました。彼はおとぎの国へ帰っていきます。エルサは孤独に打ちひしがれます。
 

TROY 1543
\2300
「パガニーマニア」
 ロバート・ビーザー:パグ=ラグ/
 ムーン・ヨン・ハ:シーンV/
 アリム・アル=ザンド:パガニーニ夢想/
 ナローン・プランチャルーン:パクト・インク/
 ジュウ・ジン:翡翠の拍子木/
 S.ピース・ニスタデス:ニコロ/
 ジェームズ・モバリー:気まぐれな不変性
クリストファー・ジャンウォン・マッキガン(ピアノ)
 63’02

 イギリス、スコットランド、中国、タイと様々な国をルーツに持つマッキガン。今作はマッキガンが世界中の作曲家(アメリカ、カナダ、タイ、中国、韓国、中東)に委嘱した作品集。
 この「パガニーマニア」プロジェクトは、パガニーニの“24のカプリース”を基に自由に作曲して欲しいと依頼。出来上がった音楽は、作曲家の独自性と、その国の伝統的な音階やリズム、メロディが詰め込まれたものばかり。無調であったり、パガニーニ風の超絶技巧で聴かせたり、彩り豊かです。
 

TROY 1546
\2300
「ピース&パッセージ」〜現代ヴァイオリン作品集
 (1)チェン=チュ・フー:希望の時
 (2)ガブリエラ・レナ・フランク:チャンビの夢
 (3)ジョエル・プケット:無限の朝
 (4)ウィリアム・ボルコム(編曲:コンクリン):ウェイティン
 (5)エヴァン・チェンバース:消防署のリール
 (6)チェン・イ:ヴァイオリンとピアノのための漁師の歌
 (7)イーサン・ウィックマン:ヴァイオリンとピアノのためのパッサージュ
スコット・コンクリン(Vn)
(1)(2)ジェイソン・シフォード(Pf)
(3)-(7)アラン・ハックルベリー(Pf)
 録音:2012年、63’09

 アメリカで演奏活動をおこなっているコンクリンによる現代のヴァイオリン作品集。アメリカ、アイルランド、ペルー、中国と、世界各地の作曲家を取り上げています。透明感があり、神秘的な作品ばかり。
 

TROY 1547
\2300
「ワイルド・エキゾチック・ダンス」
 〜ジェームス・スコット・バレンタイン:クラリネット作品集

  (1)9つのワイルド・エキゾチック・ダンス/
  (2)行進曲、ストラスペイとリール/(3)チャーリーのエフェクト/
  (4)明るい部屋/(5)エリック・ドルフィーの幽霊/
  (6)モンク、暗い鏡の中に
   (バレンタイン編:セロニアス・モンクの“ラウンド・ミッドナイト”&“
    ウィル・ユー・ニードット”)/
  (7)3つの黒人霊歌(バレンタイン編曲)/
  (8)A Toot in Ninesia
   (バレンタイン編:D.ガレスピーの“チュニジアの夜”)
ロバート・ヴァルツェル(Cl)
(1)-(3)スティーヴン・グラサー(Pf)
(4)スコット・ヴァルツェル(Fg)
(5)-(8)テキサス・クラリネット・コンソート
 録音:2003、13年、57’30

 テキサス大学の音楽教授、ジェームス・スコット・バレンタインのクラリネット作品集。ほぼ、国際クラリネット協会が主宰する「クラリネット・フェスト」のために作曲されたもの。民族のダンス、ジャズ、フォークのエッセンスを取り入れ、無調の作品が多い。
 

TROY 1548
\2300
「あなたは私の歌で驚く」
 〜ペトリス・プラキディス(1947-):室内歌曲集

  (1)悲しみの歌/(2)抒情のサイクル/
  (3)オージャス・ヴァシエティスの3つの詩/
  (4)ライニスの詞による2つの歌/(5)三叉のほこ/
  (6)うるさいのは何、カタカタいうのは何?(ラトビアの民謡の編曲)/
  (7)ワルツ/(8)マリア・カクライスの3つの詩/(9)最後の別れ/
  (10)赤い蝋燭/(11)小さな2枚折りの絵/
 (12)“LAKE”、室内カンタータ
マイヤ・クリゲナ(MS)
(1)(3)(5)-(9)(11)ペトリス・プラキディス(Pf)
(2)アルトゥース・グリヌプス(Cb)
イマンツ・スネイビス(Fl)
(3)(4)(12)ヴィルニス・ペルネンス(Ob)、他
 録音:1969〜89年、69’37

 プラキディスは活躍しているラトビアの作曲家。詩人の詩からインスパイアされた叙情的な歌曲を多数作曲し、その作品をまとめたアルバムです。ラトヴィア国立音楽学校の教授を務めています。
 

TROY 1551
\2300
トーマス・スリーパー(1956-):
 歌劇「アインシュタインの矛盾」〜8つの短いオペラ

  (1)王の肖像/(2)独創的な声/(3)君主/
  (4)海中の怪物/(5)典礼法規の小部屋/
  (6)聖アントニウスの喪失/(7)最後の時/(8)ヨブの答え
トーマス・スリーパー(指揮)
ブルーノ・フィルハーモニア
(1)(2)(3)(6)(7)ケイトリン・マッケニー(MS)
(1)(2)(4)(6)キンバリー・ソビー(S)
(1)(2)(4)(5)(6)トニー・ブーテ(T)
(1)-(7)ジェフリー・ウィリアムス(Br)
(4)(6)(8)ジョン・ダイカーズ(T)
(8)セレスティアル合唱団
 録音:2014年9月、51’43

 アメリカの作曲家、指揮者として活躍するトーマス・スリーパー。作風は近現代の技法を取り入れているものの、調性音楽によるダイナミックなものが多い。
 この8つの短いオペラは表面的には関係のないオペラが並んでるように見えるが、すべてモザイクのように交錯している。ジョルダーノ・ブルーノによるストーリーは、永遠に周期する歴史(神権政治〜上流階級〜民主主義〜無秩序)について。長い曲で20分、短い曲で1分強!鬼才作曲家の独創性あふれるオペラです。
 


TROY 1552
\2300→\2090
知られざるアメリカの重鎮、注目の交響曲集!!
 「トーマス・パサティエリ(1945-):3つの交響曲集」

  (1)交響曲第1番
  (2)交響曲第2番
  (3)交響曲第3番
ジョン・ノルドリリョ(指揮)
ケンタッキー大学交響楽団
(2)キャサリン・クラーク・ノルドリリョ(S)
 レキシントン・シンガーズ児童合唱団
 ダンヴィル児童合唱団
 録音:2011、2014年、79’15

 パサティエリはアメリカの作曲家で、神童として、10代の頃からピアニスト、作曲家として活動していました。16歳でジュリアード音楽院に入学。19歳で初めてオペラを作曲して以降、22曲のオペラ、100曲以上の歌曲、ピアノ・ソナタなど多数の作品を生み出しています。
 そして、150作品以上の映画音楽(アメリカン・ビューティ、ショーシャンクの空に、など!)の 管弦楽編曲を担当。今作の交響曲は世界初録音、映画のように壮大なオーケストレーション、流麗に流れるメロディ、親しみやすい交響曲です。“第2番”は4楽章形式の大作で、第4楽章はソプラノと児童合唱も参加し、荘厳で美しさが際立つ作品です。日本では知られざるアメリカの重鎮、注目の交響曲集。




GRONG


GMP 15007
\2600
忘れられたロマンス/ノルウェーの女性作曲家たちの歌曲集
 シグネ・ルンド(1868-1950):
  露に濡れた花よ Op.44 No.1/野生のすみれ Op.46 No.4/赤いばら Op.46 No.1
  カメリア Op.46 No.2
 エンマ・ダール(1819-1896):
  汝は泣いていた/母さん、ああ母さん、安らぎの歌を歌って/別離
  マルグレーテの子守歌
 インゲル・バング・ルンド(1876-1968):
  ルーレの歌 Op.17/池のほとりが静かになり/日没/冬の川 Op.8 No.3
  楽しいさすらい Op.8 No.8
 ユーディト・へーベル(1880-1919):
  私に風船を作って/悲しみ Op.2 No.4/変身 Op.4 No.3
  愛しい人、私の夢は/あなたに聞こえるかしら Op.2 No.2/おやすみ Op.2 No.1
 インゲル・バング・ルンド(1876-1968):太陽よ、私の瞳にくちづけを
セシーリエ・ロンニング(ソプラノ)
イーヴァル・アントン・ヴォーゴール(ピアノ)

録音:ソフィエンベルグ教会、オスロ、ノルウェー
 ベルゲンに生まれ、グリーグとスヴェンセンに見出されたシグネ・ルンド。ベルゲンで出版業に携わっていたダールと結婚したドイツ生まれの人気オペラ歌手エンマ・ダール。
 ベルゲン生まれ、ハルヴォシェンおよび彼の勧めでローマのカセッラに学んだインゲル・バング・ルンド。バッケル・グロンダールに師事したユーディト・へーベル。
 ノルウェーの女性作曲家たちの残したロマンス(歌曲)の遺産。
 ソプラノのセシーリエ・ロンニングはノルウェー国立オペラやトロンハイムで「こうもり」のアデーレ、「ボエーム」のムゼッタとミミ、「メリー・ウィドウ」のヴァランシエンヌとハンナといった役を歌い、オラトリオやコンサートにも出演しています。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

MELODIYA



MELCD 1002321
\2200→\1990
ロジェヴェンの凄演復活!
 シュニトケの衝撃作、交響曲第1番!

  シュニトケ:交響曲第1番
パウル・マギ(ヴァイオリン)
ヴィクトル・グセイノフ(トランペット)
イリーナ・ロズベン(フルート)
ウラディミール・プシュカレフ(トランペット)
ラシット・ガレイエフ(トロンボーン)
セルゲイ・ソロヴィエフ(ティンパニ)
タチアナ・フリドリアンド(オルガン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ソヴィエト国立文化省交響楽団
 "多様式主義"の旗手であり映画音楽の作曲家としても活躍したアルフレッド・シュニトケ。
 1969年から1972年にかけて作曲された「交響曲第1番」は、ジャズの即興(この演奏では、パウル・マギとヴィクトル・グセイノフが担当!)が登場し、大作曲家たちの名曲の旋律が入り混じるという知る人ぞ知る20世紀ロシアの衝撃作である。
 このロジェストヴェンスキー&ソヴィエト国立文化省響による「交響曲第1番」は、圧倒的なサウンドが炸裂する快演(怪演?)としても話題を呼んだ演奏。本家メロディア(Melodiya)からの復刻というところも要注目のポイントである。

 1987年の録音。ディジパック仕様。
 


MELCD 1002315
\2200→\1990
ロシアの巨匠たちの豪華共演による協奏曲集
 ワインベルク:
  チェロ協奏曲ハ短調 Op.43
  ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.67*
  フルート協奏曲ニ短調 Op.75+
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)*
キリル・コンドラシン(指揮)*
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団*
アレクサンドル・コルネイエフ(フルート)+
ルドルフ・バルシャイ(指揮)+
モスクワ室内管弦楽団+
 メロディア(Melodiya)の好評「ワインベルク・シリーズ」から新たに復刻となるのは、ロシアの巨匠たちの豪華共演による協奏曲集。
 「チェロ協奏曲」はロストロポーヴィチ、「ヴァイオリン協奏曲」はコーガン、「フルート協奏曲」はコルネイエフ。指揮者陣もロジェストヴェンスキー、コンドラシン、バルシャイという豪華面々が名を連ねるなど、まさに理想的な布陣。

 1964年&1961年*&1968年+の録音。ディジパック仕様。
 
MELCD 1002310
\2200→\1990
エドゥアルト・ブルンナー(クラリネット)
 ブルンナーの妙技と卓越した表現力が光るベルクとメシアン

  ベルク:クラリネットとピアノのための4つの小品
  メシアン:世の終わりのための四重奏曲
エドゥアルト・ブルンナー(クラリネット)
ヴァシリー・ロバノフ(ピアノ)
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ナターリャ・グートマン(チェロ)
 バイエルン放送響の首席クラリネット奏者として長年活躍したスイスの名手エドゥアルト・ブルンナーの妙技と卓越した表現力が光るベルクとメシアンの2作品。
 メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」は、病のため1990年に他界したオレグ・カガンが、死の直前に参加した貴重な演奏の1つでもある。

 1988年の録音。ディジパック仕様。
  

MELCD 1002332
\2200
エレーナ・オブラスツォワ
 ロシア歌曲とロマンス

 リストフ:古いワルツ/
 シシュキン:Tis Not You I Love so Ardently/シーシキン:月夜/
 アバザ:霧の朝/トルスタヤ:I Won't Tell You Anything/
 トルスタヤ:All is Quiet/作曲者不詳:Why Does My Heart.../
 グリレフ:A Sad Maiden/
 ブラホフ:祈り、I Haven't Forgotten You with Years/
 作曲者不詳:Calm, so Calm.../
 ヴェルストフスキー:My Old Husband/
 ラジェンスキー:Short-Lived Dreaqms/
 作曲者不詳:A Deep-Red Shawl
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ネクラソフ(指揮)
ソヴィエト放送ロシアン・フォーク・オーケストラ
 長きに渡ってボリショイ劇場で活躍した20世紀ロシアのスター・メゾ、エレーナ・オブラスツォワ。ロシアのフォーク・オーケストラとの共演による「ロシア歌曲とロマンス」は生誕75周年記念であり、去る1月に他界したオブラスツォワの「追悼盤」である。

 1981年頃の録音。ディジパック仕様。


.

OSSIA



OSSIA1012
(2CD)
\3200→\2890

「ふたつのアートの間に」
 ロジェ・ブルダン(フルート)の芸術 Vol.2 (1947-1962年録音)





CD. 1 「クラシック音楽、名演奏集」


 1. ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ:フルート協奏曲 ト長調 QV5:174
  カール・リステンパルト指揮 Karl Ristenpart
  ザール放送室内管弦楽団
  1962年録音 Le Club Francais du Disque 33 tours LP267
 2. モーツァルト:フルート四重奏曲第2番 ト長調 K.285a
 3. モーツァルト:フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.286b
 4. モーツァルト:フルート四重奏曲第4番 イ長調 K.298
  ジョルシュ・アレス(ヴァイオリン)
  コレット・ルキアン(ヴィオラ) 
  ジャック・ヴィーダーカー(チェロ) 
  1960年録音 Le Club Francais du Disque 33 tours LP CFD229
 5. ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
  コレット・ルキアン(ヴィオラ) 
  リリー・ラスキーヌ(ハープ) 
   1957年録音 コレット・ルキアンのコレクションから
 6. バッハ:コーヒー・カンタータから「アリア」(ソプラノ)
 7. バッハ:コーヒー・カンタータから「まぁ!コーヒーはなんて美味しいの」
  インゲボリ・ライヒェルト(ソプラノ) 
  カール・リステンパルト指揮 
  ザール放送室内管弦楽団
   1962年録音 Le Club Francais du Disque 33 tours LP CFD275

CD. 2 「自作自演、軽音楽(シャンソン、ボサノヴァ、ジャズ、ポップ)集」


 1. Atomico (Roy Fortuny)
 2. 「りんごとさくらんぼの木の下で」(Louiguy)
   アンリ・レカとオルケストル・ティピク
   ロジェ・ブルダン、フルート四重奏団  1949-50年録音
 3. 「とんぼ」 Libellule (Guy Luypaerts)
   ポール・ボノーと彼のオーケストラ  1947-48年録音
 4. Brazillera (Arthur Briggs)
   フィリップ・ブリュン(トランペット)
   フィリップ・ジェラール(ピアノ)     他   1951年録音
 5. Que Va (Osvald Farres)
   ロジェ・ブルダンと彼のオーケストラ  1951年録音
 6. 「ローラ」(デイヴィッド・ラクシン)
   ロジェ・ブルダンと彼のオーケストラ  1957年録音
 7. Le Musicien (Philippe-Gerard)
   ロジェ・ブルダンと彼のオーケストラ  1953年録音
 8. Et flute…et zut! (Herve Cordovil)
   ロジェ・ブルダンと彼のオーケストラ  1955年録音
 9. 「ボレロ・ブルー」 Bolero bleu (Bob Astor- Roger Bourdin)
   ロジェ・ブルダンと彼のオーケストラ  1953年録音
 10. 「メニルモンタン」  (Charles Trenet)
 11. 「パリのお天気は?」  (Alain Romans)
 12. 「パリ、エッフェル塔」  (Michel Emer)
   ロジェ・ブルダンと彼のオーケストラ  1961年
 13. 「海は美しい」  (Monas Hadjidakis)
 14. Oh! Danse dans mon coeur (Rose Marie McCoy-Roy Gaines)
 15. On ne meurt pas pour ca (Andre Popp)
   Red Moor マジック・フルートNo.1  1962年録音
 16. Solitude vacances (ロジェ・ブルダン)
  Red Moor マジック・フルートNo.2  1962年録音
 17. 「アデュー・ヴォサノヴァ」 Adieu Bossa Nova (ロジェ・ブルダン)
 18. 「オー!ララ」  (ロジェ・ブルダン)
 19. Soliloque (Gaston Rolland)
  Red Moor マジック・フルートNo.3  1962年録音
 20. La java poete (フィリップ・ジェラール)
  フィリップ・ジェラールと彼のアンサンブル  1961-62年録音
 21.トロンボーンとトランペットのためのアンデンティーノ (ロジェ・ブルダン)
  マルセル・ガリエーグ(トロンボーン)
  フィリップ・ブリュン(トランペット)  1955年録音
 22. ノクターン (ロジェ・ブルダン)
  ロジェ・ブルダン、フルート四重奏団  録音年代不詳
 23. マリオネット・ポルカ (ロジェ・ブルダン)
  ルブラン・クラリネット四重奏団  1960-61年録音
 24. Atlantide (ロジェ・ブルダン)
  1950年録音
 25. D'ou vient le vent (ロジェ・ブルダン - Eddy Marnay)
  マルセル・アモン(歌)  1961年録音
 26. Le petit homard (ロジェ・ブルダン - Jean Drejac)
  レ・フレール・ジャック(歌手アンサンブル) 1961年録音

 OSSIA1010に続くブルダン(1923-1976)の第2集
 パリ音楽院でマルセル・モイーズに学び16歳で卒業、17歳でラムルー管弦楽団に入団。長きに渡って首席奏者を務めました。
 天高く晴れ渡った空に飛ぶ鷹のごとく闊達で、時に鋭く、力強く美しい音色が特徴的なフルート、ブルダンはその演奏活動に加え作曲や指揮もこなし、クラシックと映画音楽、軽音楽など多方面で活躍しました。
 すぐれた復刻技術で音の良さに定評あるフランスOSSIAレーベルが、レコードやアーティストのプライベート・コレクションから丁寧に再現。
 録音年代の古さから多少の音の傷が聴かれます事、ご了承ください。




第1弾

OSSIA 1010/2
(2CD)
\3200→\2890

ロジェ・ブルダン(フルート)の芸術  1951-61年の録音
 「2つのアートの間に : ENTRE DEUX ARTS」



CD. 1 「クラシック名演奏集」

 1) ルクレール:フルート協奏曲 ハ長調     ベルナール・ウォール指揮
ヴェルサイユ室内管弦楽団 
  1957年録音
 2) バッハ:
    2つのフルート、チェンバロとチェロのためのソナタ ト長調 BWV.1038
フェルナン・カラジェ(第1フルート)
ロジェ・ブルダン(第2フルート)
ジャクリーヌ・ウークラン(チェロ)
ルッジェーロ・ジェルリン(チェンバロ)
  1957年録音
 3) モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 リリー・ラスキーヌ(ハープ)
ヘルマン・シェルヘン指揮
シャンぜりぜ劇場管弦楽団
  1953年10月31日録音
 4) モーリス・ティリエ(Maurice Thiriet):
   フルート、ハープとヴィオラのための三重奏曲
リリー・ラスキーヌ(ハープ) 
コレット・ルキアン(ヴィオラ) 
ロジェ・ブルダン(フルート、指揮)
彼のオーケストラ及びリズム楽団

CD. 2 「軽音楽演奏集」


 1) リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
 2) ガストン・ローランド:涙のトッカータ
 3) Michel Warlop:Tempete sur les cordes
  1955年録音
 4) ロジェ・ブルダン:アトランティド Atlantide 1951年11月24日録音
 5) レオ・フェレ(Leo Ferre):サン・ルイ島  1953年録音
 6) A. de Monfred : Faut-il te dire 1956年録音
 7) Giacomazzi/Hamilton : En flanant sur les Champs-Elysees 
 8) レナード・ローゼンマン: 映画「理由なき反抗」
 9) レナード・ローゼンマン:映画「エデンの東」
  1956年11月20日録音
 10) ヴィンセント・ユーマンズ:ティー・フォー・トゥー
 11) アリー・バロッソ:ブラジル
 12) ホーギー・カーマイケル: スターダスト
 13) コール・ポーター:ビギン・ザ・ビギン
  1957年2月16,27日録音
 14) ギィ・ロパルツ : Rever
 15) ジョージ・シアリング : バードランドの言い伝え
  1958年5月22日録音
 16) アルベルト・ドミンゲス : フレネシー
 17) E. Marshall : ヴィーナス
  1959年5月28日録音
 18) ルイス・ボンファ:オルフェの歌
  1959年録音
 19) ロジェ・ブルダン:ダンシング・チャ・チャ・チャ
  1959年11月25日録音
 20) デューク・エリントン : Solitude
 21) ロジェ・ブルダン:ビニック・バー Binic Bar
  1961年録音
 22) ロジェ・ブルダン:Les amours de Paris 1961年6月8日録音
 23) ロジェ・ブルダン/B. Astor : ボレロ・ブルー Bolero bleu
 24) バッハ/ロジェ・ブルダン : Sweet en Si (管弦楽組曲第2番の編曲)
  1960年10月14日録音
 数々の巨匠を生み出したフランス、フルート界の中でロジェ・ブールダン(Roger Bourdin : 1923-1976)は、異色の経歴を持ちます。
 パリ音楽院でマルセル・モイーズに学んだ後、16歳で卒業し17歳でラムルー管弦楽団に入団。その後、長きに渡って首席奏者を務めました。
 1945年にパリ・フルート四重奏団を結成するも、創立メンバーの1人ジャン=ピエール・ランパルに「第一人者」的地位と名声を奪われてしまいます。
 後にフルート演奏に加え作曲、指揮もこなし、クラシックと映画音楽、ジャズ、ポップスなどの軽音楽、両方の分野で活躍しました。
 「ふたつのアートの間に」というタイトルが示すとおりクラシックと軽音楽の両分野で活躍したブルダンのクラシック名演奏をDISC.1に、DISC.2に自作自演を含む軽音楽演奏を収録しており、ロジェ・ブルダンの魅力を最大限に楽しむ事が出来る、趣味の良いアルバムと成っております。
 ブルダンの演奏は、天高く晴れ渡った空に飛ぶ鷹のごとく闊達で、時に鋭く、力強い美しいフォルムが特徴的です。素晴らしい音質でお楽しみ下さい。



ARDMOREからリリースされたモーツァルトのフルート四重奏曲(全4曲)

ARDMORE
ASS-018
1CD-R\1700
Roger Bourdin / ロジェ・ブルダン (フルート)
 モーツァルト:フルート四重奏曲(全4曲)
  (F)12inch Le Club Francais du Disque229 - 1950年代後期録音MONO
ロジェ・ブルダン(フルート)
ジョルジュ・アレ(ヴァイオリン)
コレット・ルカン(ヴィオラ)
ジャック・ヴィデルケル(チェロ)

Kv.285はケラー四重奏団のメンバー
エーリッヒ・ケラー(ヴァイオリン)
フランツ・シェッスル(ヴィオラ)
マックス・ブラウン(チェロ)
1923年フランス生まれのフルート奏者、ロジェ・ブルダン。
パリ音楽院ではモイーズのクラスをプルミエ・プリで卒業、わずか17歳でラムルー管弦楽団の首席フルート奏者となった。

パッケージは薄CDケース入りジャケ印刷とCD-R印刷のみの商品で、日本語表記と日本語解説はありません。






<国内盤> 

.

若林工房



WAKA 4184-85
(2CD)
\3700(税込)
ヴァレリー・アファナシエフ
 「東京ライヴ2014 ベートーヴェン & シューベルト」
 Disc-1
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
   ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
   ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
 Disc-2
  シューベルト:
   ピアノ・ソナタ (第21番) 変ロ長調 D960
   3つのピアノ曲 D946 より 第2番 変ホ長調

 (ボーナス・トラック)
   シューベルト:楽興の時 第3番 ヘ短調 D780-3
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
 あるがままに —— 前人未踏の境地へと突き進む鬼才の来日公演ライヴ
 東京ライヴ2014 ベートーヴェン & シューベルト ヴァレリー・アファナシエフ

 Disc-1:録音:2014 年6 月21 日、東京、紀尾井ホールにおけるライヴ録音
 Disc-2:録音:2014 年6 月25 日、東京、浜離宮朝日ホールにおけるライヴ録音
 ボーナス・トラック:録音:2014 年6 月24 日、新潟、小出郷文化会館におけるライヴ録音
 STEREO / 24-Bit Digital 録音、発売元:若林工房

 現代最高の鬼才、ヴァレリー・アファナシエフの2014 年来日公演ライヴは、得意とするベートーヴェンとシューベルト。ベートーヴェンの最後の3つのソナタは11 年ぶり、シューベルトの最後のソナタは17 年ぶりの録音! かつて「冥府の音」と称賛されたアファナシエフのサウンドは、いまや冥界すら超えた次元へと到達した感があります。近年、ますます深化の度合いを深めているアファナシエフ・スタイルを示す希代の名演をお楽しみください。

 ライナーノートより
 「かつてのアファナシエフといえば、鋭さの際立つ『美音』が特徴的だった。世界の深奥にひそむ真理を、その暗黒を、鋭角的な美音が切りひらいて見せるという印象だった。しかし近年の彼が作り出す音は、透明に光り輝いているように思える。けっして明るいという意味ではない。それ自体が発光しているかのような、空間に放射するような、精妙な陰影とニュアンスに満ちた音である…(中略)…『それ自体』として響く稀有な『音』の世界へ、アファナシエフはたどり着いたといってよい。ここが旅の終着点かどうか、それは誰にもわからない。そして、その音をじっと聴いているのは、決して楽なことではない。けれども、聴くのをやめるのはもっと辛い。アファナシエフはどこまでゆくのだろう。その先にはどのような景色が広がっているのだろう。」(佐藤憲清)




Naxos Crescendo


NYCC-10003
\2500+税
寺 沢 希 美 L o v e l y - 恋 音 -
 1 ロンドンデリーの歌 (アイルランド民謡)
 2 ラベンダーの咲く庭で (ナイジェル・ヘス)
 3 オンブラ・マイ・フ=ラルゴ (フリードリヒ・ヘンデル)
 4 アメイジング・グレイス (讃美歌)
 5 プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット
  (フリッツ・クライスラー)
 6 ノクターン第2番変ホ長調作品9−2
  (フレデリック・ショパン)
 7 アリア=ゴルトベルク変奏曲 (J.S. バッハ)
 8 間奏曲=歌劇「カヴアリリア・ルスティカーナ」より
  (ピエトロ・マスカーニ)
 9 カッチーニのアヴェ・マリア
  (ウラディーミル・ヴォアヴィロフ)
 10 愛のテーマ=ロミオとジュリエット (ニノ・ロータ)
 11 誰も寝てはならぬ=歌劇「トゥーランドット」より
  (ジャコモ・プッチーニ)
 12 チャルダッシュ (ヴィットーリオ・モンティ)
ボーナス・トラック:
 ブルー・オーシャン (寺沢希美)
寺沢 希美 (ヴァイオリン)
河地 恵理子 (ピアノ)

 透明でキラキラした音色。それが寺沢希美さんのヴァイオリンだ。
 子どものころ、美しいドレスやお菓子にあこがれるように、たとえば映画で流れた美しいクラシック音楽にあこがれ、愛しはじめた人はたくさんいると思う。寺沢さんのヴァイオリンを聴くと、そのころの気持ちを思い出す。美しいことに衒いがなく、楽しげでありながら、ソリストとして積み重ねてきただろう艱難の深みもひとかけら。まるでモーツァルトの音楽のようで、ザルツブルク音楽祭でデビューという経歴にも納得してしまった。
 これまで『Mozart』『Mendelssohn』とひとりの作曲家を追求してきた寺沢さんの新アルバムは『Lovely』。その名のとおり、魅力的で多彩な音楽が集まった。朝のFMラジオでおなじみの「Blue Ocean」でスタートし、ヴァイオリンの定番曲からオペラの名アリア、伝統曲から映画音楽までを華麗に横断。最後はショパンの「ノクターン Es」で締めくくる。おはようからおやすみまで、毎日をキラキラの音楽で満たしてくださいね。そんな寺沢さんのメッセージが、聴こえてくるようだ。
(高野麻衣/コラムニスト)

 ’恋’をテーマに私の好きな、ラブリーなメロディの曲を集めました。
 美しさ、切なさ、優しさ、繊細さ、幸せな気持ちなどを音にして、一音一音気持ちを込めて演奏しました。
 リラックスしたいとき、元気を出したいとき……。
 色々な場面でお聴きいただけたら嬉しいです♪
  (寺沢希美)

録音 2015年3月2日-3日 フィリアホール(ボーナス・トラックを除く)




GLOSSA(国内仕様盤)


PGCD 923402
\2857+税

ビオンディ&エウローパ・ガランテ!
ヴィヴァルディ 〜 別れの協奏曲集

 ヴァイオリン協奏曲
  ロ短調 RV.390/ホ短調 RV.273/
  変ロ長調 RV.371/ハ長調 RV.189/
  変ロ長調 RV.367/
  ヘ長調 RV.286《聖ロレンツォの祝日のために》

ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン&ディレクター)
エウローパ・ガランテ

 ビオンディ&エウローパ・ガランテ!ヴィヴァルディ「別れの協奏曲集」 国内仕様盤!

 録音:2014年6月16日−18日、サン・バシリーデ教会(バディーア、カヴァーナ、イタリア)

 ヴィヴァルディは、死期が近づいた時に、この“多数の音楽作品”をヴィンチグェーラ・コッラルト伯爵に売りながら、夢中になっていたウィーンで自分が忘れ去られる脅威も感じていたのだが、今日でもなお彼の音楽がこれほど大きな情熱をもって、そしてまた何よりこれほど大きな愛をもって学ばれ、演奏されていることを知ったら、十分に慰められたのではないだろうか。 − 日本語解説書より ファビオ・ビオンディ(日本語訳:生塩 昭彦)

















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2015 ARIA−CD.All rights reserved.44.45.46