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≪第82号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2015/6/23〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 



6/26(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARTE VERUM



QEC 2015
(4CD)
\5400→\4990

CD4ではユニークな試みも
 2015年エリザベート王妃国際音楽コンクール【ヴァイオリン】


 [CD1]
  ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 /イム・ジヨン(ヴァイオリン/韓国/第1位)
  シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47 /
   オレクシイ・セメネンコ(ヴァイオリン/ウクライナ/第2位)

 [CD2]
  1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 KV219 /
     トビアス・フェルドマン(ヴァイオリン/ドイツ/第4位)
  2. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 /
     ウィリアム・ヘイゲン(ヴァイオリン/アメリカ/第5位)
  3. ミカエル・ジャレル:…aussi peu que les nuages…/
     キム・ボンソリ(ヴァイオリン/韓国/入賞)

 [CD3]
  1. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第18番 ト長調 KV301 /
   イム・ジヨン(ヴァイオリン/韓国/第1位)
  2. ブラームス:スケルツォ〜 F.A.E ソナタより/
   ステファン・ウォーツ(ヴァイオリン/第5位)
  3. プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 op.94bis /
   毛利文香(ヴァイオリン/日本/第6位)
  4. ヴィキンタス・バルタカス:レチタティーヴォ/
   ロザンヌ・フィリッペンス(ヴァイオイオリン)
  5. イザイ:ソナタ ホ短調 op.27-4 /
     トビアス・フェルドマン(ヴァイオリン/ドイツ/第4位)
  6. シマノフスキ:ドリアデスと牧神(神話 op.30 より)/
   ステファン・ウォーツ(ヴァイオリン/アメリカ/第5位)
  7. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ op.28 /
   ウィリアム・ヘイゲン(ヴァイオリン/アメリカ/第5位)

 [CD4]DeZes / LesSIX
  1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218 /
     ステファン・ウォーツ(ヴァイオリン/第5位)
  2. ヒンデミット:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ホ長調 op.11 /
     キム・ボンソリ(ヴァイオリン/韓国/入賞)
  3. エサ=ペッカ・サロネン:Lachen verlernt(2002)/
     トーマス・レイフ(ヴァイオリン)
  4. パガニーニ:ロッシーニの主題による変奏曲〜「タンクレディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」/
     オレクシイ・セメネンコ
  5. ドビュッシー:ソナタ ト短調/
     トビアス・フェルドマン(ヴァイオリン/ドイツ/第4位)
管弦楽/
 マリン・オルソップ(指揮)&
 ベルギー国立管弦楽団[CD1&CD2:2]
ポール・メイエ(指揮)&
ワロニー王立室内オーケストラ
  [CD2:1&CD4:1]
ピアノ/
 ヨナス・ヴィトー[CD3:1]
 トマス・ホッペ[CD3:2, 4, 6]
 佐藤卓史[CD3:3]
リープレヒト・ファンデッケフォールト
 [CD3:7]
 2015年エリザベート王妃国際音楽コンクール〜ヴァイオリン上位入賞者たちの記録、日本人毛利文香の演奏も!

 録音:セミ・ファイナル/2015年5月11-16日、ファイナル/2015年5月25-30日

 毎回すぐれたアーティストを輩出しているエリザベート王妃国際音楽コンクールの上位入賞者たちのコンクール時の演奏を集めたボックス。
 このボックスは、2015 年に開催されたヴァイオリン部門の上位入賞者たちの熱い演奏を集めています。コンクールならではの緊張感と熱気、ライヴという臨場感、若き演奏家たちのまさに勝負をかけた演奏をおたのしみいただけます。
 ヴィキンタス・バルタカスのレチタティーヴォ、およびミカエル・ジャレルの…aussi peu que les nuages…は、それぞれ、セミ・ファイナル、そしてファイナルの課題曲として組み込まれたコンクールの委嘱作品。こちらも注目です。
 日本人入賞者の毛利文香は桐朋学園大ソリストディプロマコースを経て、慶応大文学部に在学中。3 月にはイタリアのジェノバで開かれたパガニーニ国際ヴァイオリンコンクールで2 位に入賞しているなど、これからの活躍に注目が集まる逸材といえるでしょう。

  [CD4] のDe ZES/ Les SIX は、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6 名の音楽教育を受けている学生が、第1 次予選から本選までのすべての演奏に密着、その感想や雰囲気などをツイッター、フェイスブック、さらにホームページなどで発信していくというもの。今年の選ばれし6 人の学生はいずれもヴァイオリン専攻。最終の順には関係なく、彼ら6 名が選んだ優れた演奏が収められています。
 


QEC 2014
(3CD)
\5400→\4990

2014年エリザベート王妃国際音楽コンクール【声楽】上位入賞者

 [CD3] は現在世界で活躍している歌手の若き日の貴重な記録

 [CD1] 第1位〜第6位
  ・ドニゼッティ:騎士はその熱いまなざしに〜歌劇「ドン・パスクァーレ」よりノリーナのアリア【ホワン・スミ】
  ・モーツァルト:神よ、あなたにお伝えできればKV 418【ホワン・スミ】
  ・モーツァルト:なんと美しい絵姿〜歌劇「魔笛」よりタミーノのアリア【シャオ・ユ】
  ・ブリテン:イリュミナシオンop.18 より「都市」、「断章」、「古代」【キアラ・スケラート】
  ・ムソルグスキー:子守歌〜「死の歌と踊り」より【サラ・ローラン】
  ・ラロ:Puisqu’ on ne peut flechir- Vainement, ma vien aimee 〜歌劇「イスの王」よりミリオのアリア【シャオ・ユ】
  ・マスネ:Suis-je gentille ainsi?- je marche sur tous les chemins-Profitons bien de la jeunesse 〜
   歌劇「マノン」よりマノンのアリア【パク・イェサン】
  ・ビゼー:いつあなたを好きになるかって?〜恋は野の鳥〜歌劇「カルメン」よりカルメンのアリア【サラ・ローラン】
  ・R. シュトラウス:セレナード〜 6つの歌op.17 より【パク・イェサン】
  ・バーンスタイン:Glitter and be Gay(着飾って浮かれましょ)〜
   キャンディードよりクネゴンデのアリア【ジョディ・デュヴォー】
  ・ドヴォルザーク:月に寄せる歌〜ルサルカよりルサルカのアリア【キアラ・スケラート】
  ・マーラー:私の胸の中には燃える剣が〜「さすらう若人の歌」より【サラ・ローラン】
  ・アルバン・ベルク:ナイチンゲール〜「7つの初期のリート」より【ホワン・スミ】
  ・R. シュトラウス:夕映えの中で「4つの最後の歌」より【ホワン・スミ】
   第1位:ホワン・スミ(Hwang Sumi)、ソプラノ、韓国
   第2位:ジョディ・デュヴォー(Jodie Devos)、ソプラノ、ベルギー
   第3位:サラ・ローラン(Sarah Laulan)、メゾ・ソプラノ、フランス
   第4位:シャオ・ユ(Shao Yu)、テノール、中国
   第5位:パク・イェサン(Park Hyesang)、ソプラノ、韓国
   第6位:キアラ・スケラート(Chiara Skerath)、ソプラノ、スイス
   入賞:エモケ・バラート(Emoke Barath)、ソプラノ、ハンガリー/
    ダニエラ・ゲルステンマイヤー(Daniela Gerstenmeyer)、ソプラノ、ドイツ/
    キム・スン・ジク(Kim Seung Jick)、テノール、韓国/レヴェンテ・パル(Levente Pall)、バス、ハンガリー/
    シェヴァ・テオヴァル(Sheva Tehoval)、ソプラノ、ベルギー/ユー・ハンスン(Yoo Hansung)、バリトン、韓国
     すべてモネ交響楽団、ロラン・ベール(指揮)

 [CD2]DeZes / LesSIX
  1. メンデルスゾーン:イスラエルよ、聞け〜「エリヤ」op.70 より【ダニエラ・ゲルステンマイヤー】
  2. シューベルト:魔王【ザン・ユアン】
  3. シューマン:二人の擲弾兵〜「ロマンスとバラード第2 集」op.49 より【レヴァンテ・パル】
  4. シューベルト:若い尼僧 D828【レヴェント・パル】 5. シューベルト:夜と夢 D827【ダニエラ・ゲルステンマイヤー】
  6. アイヴァー・ガーニー:もっとも聖なる夜【スザンナ・ハレル】 7. ラフマニノフ:夢〜 6つの歌op.38 より【ユー・ハンスン】
  8. ラフマニノフ:春の水【ホワン・スミ】 9. ショスタコーヴィチ:子守歌〜「ユダヤの民族詩」より【サラ・ローラン】
  10. バルトーク:セーケイ族のラッシュー〜 20のハンガリー民謡より【エモケ・バラート】
  11. R. シュトラウス:ひそやかな誘い〜 4つの歌op.27 より【キム・スン・ジク】
  12. ユン・イサン:Gopunguisang【パク・イェサン】 13. ドビュッシー:出現【ジョディ・デュヴォ】
  14. プーランク:セー【シェヴァ・テオヴァル】 15. レスピーギ:霧【キアラ・スケラート】
  16. ベッリーニ:こうして私は晴れの衣裳を着せられ…ああ!いくたびか ああ!いくたびか〜
   歌劇「カプレーティとモンテッキ」よりジュリエッタのアリア【エモケ・バラート】
  17. プッチーニ:ご主人様、お聞きください〜歌劇「トゥーランドット」よりリューのアリア【ホワン・スミ】
  18. ヴェルディ:花から花へ〜歌劇「椿姫」よりヴィオレッタのアリア【パク・イェサン】
    ロラン・ベール(指揮)、モネ交響楽団[1, 17, 18]、ピアノ/キムラヨリカ[2]、
    ニノ・パヴレニシヴィリ[3,5]、ダニエル・ブルーメンタール[4,14]、トマス・ホッペ[6,10,16]、
    フィリップ・リガ[7]、 ヨナス・ヴィトー[8]、ナタナエル・グイン[9]、パク・ヒョンジン[11,12]、
    ダニエル・トナール[13]、ミヒャエル・グイド[15]

 [CD3] 声楽部門の25年のあゆみ
  1. ビゼー:セギディーリャ〜歌劇「カルメン」よりカルメンのアリア/イサベル・ドゥルエ(メゾ・ソプラノ/ 2008年第2位)
  2. マスネ:Je suis encore tout etourdie 〜歌劇「マノン」よりマノンのアリア/ホン・ヘラン(ソプラノ/ 2011年第1位)
  3. ドリーブ:若いインドの娘はどこへ〜歌劇「ラクメ」よりラクメのアリア/アガ・ウィンスカ(ソプラノ/ 1988年第1位)
  4. ドリーブ:Lakme, ton doux regard se voile 〜歌劇「ラクメ」よりアラカンタのアリア/
   ティエリー・フェリックス(バリトン/ 1992年第1位)
  5. モーツァルト:ああ、私には感じる〜歌劇「魔笛」よりパミーナのアリア/オルガ・パシフニク(ソプラノ/ 2000年第3位)
  6. モーツァルト:なんと美しい絵姿〜歌劇「魔笛」よりタミーノのアリア/トーマス・ブロンデル(テノール/ 2011 年第2位)
  7. ドヴォルザーク:月に寄せる歌〜歌劇「ルサルカ」よりルサルカのアリア/ルバーナ・アル・クンタル(ソプラノ/ 2000年第5位)
  8. チャイコフスキー:青春は遠く過ぎ去り〜歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりレンスキーのアリア/
   マリウス・ブレンシウ(テノール/ 2000年第2位)
  9. チャイコフスキー:森よさようなら〜歌劇「オルレアンの少女」よりジャンヌのアリア/
   ベルナデッタ・グラビアス(メゾ・ソプラノ/ 2008年第3位)
  10. チャイコフスキー:Da, vspomnila… Podrougui milye おぼえているかしら、私のいとしい人〜
   歌劇「スペードの女王」よりポーリーヌのアリア/
     マリー=ニコル・ルミュウ(コントラルト/ 2000 年第1位)
  11. ドニゼッティ:昔パリスがしたように〜歌劇「愛の妙薬」よりベルコーレのアリア/
   ステファン・ソルタース(バリトン/ 1996年第1位)
  12. ドニゼッティ:さあ受け取って、私のおかげであなたは自由よ〜歌劇「愛の妙薬」よりアディーナのアリア/
   イヴォナ・ソボトカ(ソプラノ/ 2004年第1位)
  13. プッチーニ:さようなら、あなたの愛を呼ぶ声に〜歌劇「ラ・ボエーム」よりミミのアリア/
   クリスティーナ・ガヤルド=ドマス(ソプラノ/ 1992年第5位)
  14. ベッリーニ:親しい友よ〜今日という日はなんと澄み切っているのでしょう〜歌劇「夢遊病の女」よりカヴァティーナ/
    アナ・カメリア・ステファネスク(ソプラノ、1996 年第2位)
  15. ヴェルディ:夏のそよ風吹く上を〜歌劇「ファルスタッフ」よりナンネッタのアリア/
   エレーヌ・ギユメット(ソプラノ、2004年第2位)
  16. ヴェルディ:おお子供たちよ〜ああこの父の手は〜歌劇「マクベス」より/サボルクス・ブリックナー(テノール、2008年第1位)
  17. ロッシーニ:ひどい運命よ!「アルジェのイタリア女」よりイザベッラのアリア/
   マリー=ニコル・ルミュウ(コントラルト/ 2000 年第1位)
    管弦楽:モネ交響楽団
    指揮:大野和士(1, 9, 16)/カルロ・リッツィ(2, 6)/シルヴァン・カンブルラン(3)、マルク・スーストロ(4, 5, 7, 8, 10-15, 17)

 2014 年エリザベート王妃国際音楽コンクール〜声楽、上位入賞者たちの記録、歴代の受賞者たちの演奏も収録

  [CD1]は上位入賞者による決勝のライヴ。第1 位のホワン・スミのドニゼッティの演奏はおどろくべき完成度。他の演奏もどれも表情・個性豊かで聞き入ってしまいます。
 [CD2] は、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6 名の音楽教育を受けている学生が、第1 次予選から本選までのすべての演奏に密着、その感想や雰囲気などをツイッター、フェイスブック、さらにホームページなどで発信していくというもの。今年の選ばれし6 人の学生はいずれも声楽専攻。最終の順には関係なく、彼ら6 名が選んだ優れた演奏が収められています。

 [CD3] は1992 年から2011 年までの声楽部門の中のハイライトをおさめた1 枚。現在世界で活躍している歌手の若き日の貴重な記録です。




KING INTERNATIONAL



KKC 039
\2700→\2490
アルゲリッチ&愛弟子・酒井茜「春の祭典」
 (1)ストラヴィンスキー(作曲者編):バレエ音楽「春の祭典」(4手版)

 (2)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28
 (3)同:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」Op.75〜
  少女ジュリエット/モンテッキとカプレッティ/マーキュシオ
 (4)ラヴェル(酒井茜編):マ・メール・ロワ(独奏版)
(1)マルタ・アルゲリッチ
 酒井茜(Pf)

 凄すぎる迫力、ロックのようなリズムとテンポ、神業としか言いようのない一期一会の記録

 録音:2014 年6 月/オーディトリウム・ステリオ・モーロ(ライヴ)(1)、2015 年2 月21 日/キング関口台第1スタジオ(2)‐(4) /DDD

 キングインターナショナル自社制作の新譜。

 2014 年6 月に行われたルガーノ音楽祭から、アルゲリッチと愛弟子・酒井茜のピアノ・デュオによるストラヴィンスキーの「春の祭典」をCD 化。
 アルゲリッチは同曲を同年4 月にバレンボイムと録音、さらに5 月に酒井茜とフォル・ジュルネ・オ・ジャポンで演奏、そして6 月にルガーノで披露しました。フォル・ジュルネでの演奏でも日本の聴衆の度肝を抜きましたが、その一ヶ月後の演奏はさらにこなれ、ニュアンスの多様さは大オーケストラにひけをとらぬばかりか、「アルゲリッチの春の祭典」という世界を作り上げています。
 酒井茜も完全に音楽へ入り込み、魔術のような霊感あふれる演奏をアルゲリッチと繰り広げています。2 台ピアノで奏しているため、手の重複やペダルの自由度も富み、アンサンブルは精密の極み。どんなに複雑な個所もテンポが遅くなることなく進むところなど、まさにアルゲリッチの真骨頂。

 フィル・アップは酒井茜の新録音。得意のプロコフィエフと、酒井自身が独奏用に編曲したラヴェルの「マ・メール・ロワ」。アルゲリッチも激賞する独特な語り口全開。プロコフィエフのピアノ・ソナタ第3 番が説得力満点。ことに歌い込む部分での味わいは格別で、プロコフィエフの魅力を再発見できます。
 また某CM で有名になった「ロミオとジュリエット」の「モンテッキとカプレッティ」の迫力にも圧倒されます。そしてラヴェルの「マ・メール・ロワ」ではデリカシーの極みを聴かせてくれます。





旧譜
こちらもご紹介しておきましょうね
アルゲリッチ&フレンズ ライヴ・フロム・ルガーノ2014

WARNER
2564613460
(3CD)
\3100→\2890

 マルタ・アルゲリッチ&フレンズ
 ライヴ・フロム・ルガーノ2014

CD1
  モーツァルト:「ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466」
  ベートーヴェン:「モーツァルトの魔笛の主題による変奏曲」
  ミヨー:「世界の創造Op.81b」(ミヨーによるピアノ五重奏版)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ヤツェク・カプスシク(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
エドゥアルド・フベルト(ピアノ)
ドーラ・シュヴァルツベルク(ヴァイオリン)
ミカエル・グットマン(ヴァイオリン)
ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(ヴィオラ)
マルク・ドゥロビンスキー(チェロ)
CD2
 メンデルスゾーン:「交響曲第1番ハ短調Op.11」
  (ブゾーニによる2台ピアノ8手版)
 ボロディン:「ピアノ五重奏曲ハ短調」
 ブリッジ:「チェロ・ソナタニ短調H.125」
酒井茜(ピアノ)
リーリャ・ジルベルシュテイン(ピアノ)
アントン・ゲルツェンベルク(ピアノ)
ダニエル・ゲルツェンベルク(ピアノ)
アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ)
アンドレイ・バラノフ(ヴァイオリン)
ゲザ・ホッス=レゴツキ(ヴァイオリン)
ノーラ・ロマノフ=シュヴァルツベルク(ヴィオラ)
趙静(チェロ)
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
CD3
 プーランク:「4手のためのピアノ・ソナタFP.8」
 プーランク:「チェロ・ソナタFP.143」
 スクリャービン:「幻想曲イ短調(2台ピアノのための)」
 ヴァインベルク:「ヴァイオリン・ソナタ第5番ト短調Op.53」
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ダグマー・クロッツ(ピアノ)
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)
アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ)
ダニエル・リヴェラ(ピアノ)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
録音:2014年6月10-30日、ルガーノでのライヴ






DELPHIAN


DCD 34108
\2400
フォークシンガーたちのリベンジ
 伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):フォギー・デュー/
 伝承曲(ブリテン編):サリー・ガーデン/
 伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):ボニー・スージー・クレランド/
 コンチェルト・カレドニア編 〜 ジェームズ・ローダー:
  わが主君マーチのパヴァン/ニコラ・デ・ラ・グロット:ガリアード/
  作曲者不詳:木々は高く/
 オリヴィア・チェイニー:スウィミング・イン・ザ・ロンゲスト・リヴァー/
 伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):朝早く起きて/
 アラスデア・ロバーツ:
  ザ・セイクリッド・ナイン・アンド・ザ・プライマル・ホード/
 伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):マック・ベス/シュガー・キャンディー/
 ウィリアム・ウィッティンガム(デイヴィッド・ピープルズ編):
  詩篇124番/
  ヘイミッシュ・ヘンダーソン&ジョン・マクレラン:
   自由が汝のもとに来れることを/
  伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):赤い髪の少年/
 オリヴィア・チェイニー:ダディ・オー、アイム・フーベリング/
 デイヴィッド・マクギネス:喜んで/伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):
  リンカーンシャーの密猟者/
 伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):フォルス・ラヴァー・ジョン/
 アイヴァー・カトラー&ベンジャミン・ブリテン:
  オーケー、アイル・カウント・トゥ・エイト/
 伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):レディ・ライ・ニアー・ミー/
 オリヴィア・チェイニー:ルージング・ホワット・ユー・ファインド/
 伝承曲(コンチェルト・カレドニア編):
  スコッツ・チューン/ねえ、クッションを縫える?/
 オリヴィア・チェイニー:王様の馬
アラスデア・ロバーツ(ヴォーカル、ギター)
オリヴィア・チェイニー
 (ヴォーカル、ハーモニウム、
  ピアノ、ダルシトーン、ギター)
ジム・モレー(ヴォーカル、ギター)
マイリ・キャンベル
 (ヴォーカル、ヴィオラ、ヴァイオリン)
パメラ・トービー(リコーダー、グロッケン)
コンチェルト・カレドニア
 コンチェルト・カレドニアのリベンジ・シリーズ!フォークシンガーたちのリベンジ!

 「パーセルのリベンジ」(DCD 34161)が話題沸騰中!スコットランドの古楽アンサンブルであり、伝統音楽にも精通するコンチェルト・カレドニアの「リベンジ」シリーズ!
 「ニュー・フォーク(nu-folk)・グループ」として他のアンサンブルとは一線を画したチャレンジを続けるコンチェルト・カレドニアの「フォークシンガーたちのリベンジ」も、ジャンルの枠を超越したユニークで、見事で、そして刺激十分のプログラム。
 オリヴィア・チェイニーやアラスデア・ロバーツ、ジム・モレーなどイギリス・フォーク界の大物たちとのコレボレーションでは、スコットランドの旋律の"現在"と"過去"、さらにはオールドバラの図書館で発見されたイギリス民謡のアレンジなどを、次々と披露!
 そしてコンチェルト・カレドニアには、リコーダーの名手パメラ・トービーも参加!惹かれあう古楽とフォークシンガーたち。フォークシンガーたちのリベンジ、ここに成就!?

 ※録音:2010年12月5日−6日、イギリス



 


DCD 34101
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
メシアン研究の世界的権威、ピーター・ヒル
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870−893
ピーター・ヒル(ピアノ)
 メシアン研究の世界的権威であり、ベルク、シェーンベルク、ウェーベルン、さらにはブライアンなど、近現代作品のスペシャリストとして高名なイギリスのピアニスト、ピーター・ヒル。
 20世紀の音楽、現代音楽の名手ピーター・ヒルが、満を持して取り組んだドイツ・バロック音楽、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第2巻」。メシアンのスペシャリストが到達したバッハの解釈を、その透明感に満ちた響きでじっくりと——。

 ※録音:2010年11月11日−13日&2011年2月19日−20日、カーディフ大学コンサート・ホール(イギリス)


旧譜
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
旧譜
DCD 34126
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
メシアンの世界的権威ピーター・ヒル/バッハの平均律!
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846−869
ピーター・ヒル(ピアノ)
 メシアン研究の世界的権威であり、ベルク、シェーンベルク、ウェーベルン、さらにはブライアンなど、近現代作品のスペシャリストとして高名なイギリスのピアニスト、ピーター・ヒル。
 20世紀作品の名手としてのイメージが強いピーター・ヒルが奏でる聖典、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」は、透明感のある響きと丁寧な解釈が英国を中心に絶大な評価を受けている。メシアンのスペシャリストが弾くバッハ。あのヒューイットにも通じる共通点が興味深いところ。

 ※録音:2012年7月10日−12日&12月17日−18日、カーディフ大学コンサート・ホール(イギリス)


旧譜
そのピーター・ヒルのメシアン
旧譜
DCD 34141
\2400→\2190
シラヒゲムシクイ 〜 メシアン・プレミア
 ラヴェル:悲しい鳥/
 メシアン:鳩、ポール・デュカスの墓のための小品、火の島I/
 シュトックハウゼン: ピアノ曲第7、ピアノ曲第8/
 アンダーソン:練習曲第1番/
 ベンジャミン:イアンボスの韻を踏む幻想曲/
 メシアン:かおぐろひたき/デュティユー:暗がりと静寂から/
 スカルソープ:星々(スターズ)/ヤング:川/
 メシアン:シラヒゲムシクイ(世界初録音)/
 ミュライユ:弔鐘、そして微笑(オリヴィエ・メシアンの追憶に)/
 武満徹:雨の樹素描II 〜 オリヴィエ・メシアンの追憶に/
 メシアン:初見視奏曲
ピーター・ヒル(ピアノ)
 メシアンの世界的権威ピーター・ヒル!世界初録音となる"シラヒゲムシクイ"を収録!

 ピーター・ヒルは、オリヴィエ・メシアン(1908−1992)のスペシャリストであると同時に、メシアン研究の世界的権威でもあるイギリスのリーディング・ピアニストの1人。
 「メシアン・プレミア」に収録された世界初録音となるピアノ作品「シラヒゲムシクイ(La Fauvette Passerinette)」は、2012年にピーター・ヒルが発見したメシアンの手稿譜を校訂。2013年秋に初演が実現した知られざる作品である。
 メシアン研究家として世に名高いピーター・ヒルは、メシアンを筆頭にラヴェルやデュティユー、シュトックハウゼン、武満徹などの作品を組み合わせたプログラムを構成。
 世界初録音となる「シラヒゲムシクイ」への注目度はもちろんのこと、アルバム全体のクォリティの高さも特筆もの。

 ※録音:2014年3月23日&4月6日、ライド・コンサート・ホール、エジンバラ大学(イギリス)


 
DCD 34097
\2400
ソングブック 〜 トレブルのための合唱作品集
 クィルター:音楽は、優しい声が消えても/
 ペルト:主の祈り/
 パーセル:こよなく美しい島/
 クィルター:愛の哲学/
 ジャクソン:香料の国/スケンプトン:ささやき/
 ドリーブ:おお、救いなるいけにえよ/
 アイアランド:高潔なる御方の御言葉より/
 ウィルビー:花/
 ロドニー・ベネット:夕べの歌/
 J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア/
 パーセル:ニンフと羊飼い/
 マクミラン:ダッチ・キャロル/
 伝承曲(ヴォーン・ウィリアムズ編):恋人にリンゴを/
 ヴォーン・ウィリアムズ:リンデの草原、フィデルのための晩歌/
 バーンスタイン:どこかへ/
 バーバー:この輝く夜に/
 ローリー(コープランド編):まもなくかなたの/
 タヴナー(ローズ編):主の祈り/
 マクミラン:結婚式の入祭文/
 ハドリー:私は聖処女のことを歌う/
 伝承曲(グレインジャー編):スカイ・ボート・ソング/
 ローリー(スコット編):ハウ・キャン・アイ・キープ・フロム・シンギング
テュークスベリー寺院スコラ・カントルムのトレブル
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
ヘレン・ポーター(ピアノ)
カールトン・エザリントン(オルガン)
 英国内外で高い評価を誇るテュークスベリー寺院のスコラ・カントルのトレブル隊(ボーイ・ソプラノ)による"ソングブック"。選ばれた15人のトレブルたちの美しく繊細なハーモニーと24曲の絶妙なブレンド感が魅力。
 ソリストを務めている録音当時11歳のローレンス・キルスビーは、2009年のBBCコリスター・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションを受賞した歌声の持ち主。

 2010年7月5日−7日の録音。
 

DCD 34109
\2400
ルイ14世時代の音楽
 マルシャン:組曲第1番ニ短調
 L・クープラン:パヴァーヌ嬰へ短調
 ジャケ=ド=ラ=ゲール:組曲ヘ長調
 ダングルベール:シャンボニエール氏のトンボー
 リュリ:ダングルベールによる編曲集
 クープラン:第3組曲ハ短調より
ジョン・キッチン(ハープシコード)
 ハープシコード/ルイジ・バイロン1755年製

 時代、作曲家、楽器。3つの要素を結ぶ、芸術性の高いプログラムを創り上げている鍵盤奏者ジョン・キッチンは、エジンバラ市のオルガニストやオールド・セント・ポール教会の音楽監督などを務めるデルフィアン・レーベルのメイン・アーティストの1人。
 太陽王ルイ14世時代の音楽では、フランソワ・クープランとルイ・クープラン、ダングルベールなど当時を代表する音楽家たちの作品を、1755年、ルイジ・バイロン製作のオリジナル・ハープシコード(ロジャー・ミリー・コレクション)で華麗に奏でている。

 2010年1月9日−10日の録音。
 

DCD 34098
\2400
ロリー・ボイル:ピアノ独奏作品集
 到着と出発/リーリング/ソナタ/
 最愛のマスターのアニヴァーサリーのためのカプリッチョ/
 スタディーズ・フォー・ザ・ワン・イン・ザ・ミドル/
 タッティの踊り/ファエトンの踊りのレッスン
ジェームズ・ウィルシャー(ピアノ)
バルトルディ・トリオ
 2010年の英国作曲家賞(British Composer Award)の受賞者であるスコットランドの作曲家、ロリー・ボイル(1951−)の60歳を記念して製作された作品集。
 エジンバラ市やスコットランド室内管弦楽団との関係も深く、特にスコットランドでの評価は非常に高い。

 2010年8月−9月の録音。




HYPERION



CDA 68045
\2400→\2190
イッサーリスとリチャード・エガー!
 バッハ、ヘンデル、スカルラッティ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集

  J.S.バッハ:ソナタ ト長調 BWV.1027
  スカルラッティ:ソナタ ニ短調 Kk.90*
  J.S.バッハ:ソナタ ト短調 BWV.1029
  ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 HWV.364b*
  J.S.バッハ:ソナタ ニ長調 BWV.1028
  われ汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV.639
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
リチャード・エガー(チェンバロ)
ロビン・マイケル(チェロ〔通奏低音〕)*
 イッサーリスとリチャード・エガー!バッハ、ヘンデルのガンバ・ソナタ!

 協奏曲ではパーヴォ・ヤルヴィとの「プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ(CDA 68037)」、ダニエル・ハーディングとの「ドヴォルザーク(CDA 67917)」。ソナタ集ではロバート・レヴィンとの「ベートーヴェン(CDA 67981/2)」、スティーヴン・オズボーンとの「グリーグ&メンデルスゾーン(CDA 68079)」と、名だたる名手たちとの録音を成功させているイギリスのナショナル・トレジャー、スティーヴン・イッサーリス。
 ついに登場するのは、イギリスの古楽鍵盤界をリードし続けてきた世界的名匠リチャード・エガーとのコンビによる、J.S.バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集!

  イッサーリスとエガーは、大バッハが書いたヴィオラ・ダ・ガンバのための3つの素晴らしいソナタにヘンデルとスカルラッティのソナタを組み合わせ、最後にバッハのコラールを配置しこの上ないソナタ集として完成。
 イッサーリスにとっては、2007年に発売された「無伴奏チェロ組曲(CDA 67541/2)」以来となる、大きなバッハ・プロジェクト。イギリス古楽界が誇る二人の至宝が愛情を込めて録音する、バッハ、ヘンデル、スカルラッティにご期待ください。
 ヘンデルとスカルラッティのソナタで通奏低音として参加するロビン・マイケルは、ガーディナーの設立したオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックで首席チェロ奏者を務める他、スコットランド室内管、エンシェント室内管、ENO、OAEなどでも活躍する若き名手で、王立音楽アカデミー時代にはイッサーリスにも教わっている。

 ※録音:2014年5月28日−30日、コンサート・ホール(ワイアストン・エステイト/モンマス/イギリス)



 
CDA 68084
\2400→\2190
アムランのオーンスタイン再び!今度はピアノ五重奏!
 パシフィカ弦楽四重奏団との共演!

  オーンスタイン:
   ピアノ五重奏曲 Op.92
   弦楽四重奏曲第2番 Op.99
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
パシフィカ弦楽四重奏団
 世界最強のスーパー・ヴィルトゥオーゾ、マルク=アンドレ・アムランの新録音は、なんとオーンスタイン!
 現在は「知られざる難曲」や「超絶技巧作品」の路線から王道レパートリーへと主軸を移し、モーツァルトやハイドン、シューマン、ドビュッシーなどの録音で人気を博しているアムランだが、原点回帰となるような知られざる作品のプロジェクトも継続中。今回取り上げられるのは、アムランにとっては2度目の録音となるレオ・オーンスタイン(1893−2002)の作品。
 
 レオ・オーンスタインは正確な生年は不明とされているが、19世紀末にロシア(現ウクライナ)に生まれピアノの天才児として騒がれ、20代初期にはアメリカでもっとも有名な現代音楽作曲家のひとりとして、また国際的なヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名声を築いた。1922年にはコンサート・プラットフォームから退き、残りの人生は教職に捧げながらも90歳代後半まで作曲を続け、21世紀初頭まで生きた怪物作曲家。音楽界からはすっかり忘れ去られていたオーンスタインだったが、2002年に発売されたアムランによるピアノ作品集(CDA 67320)によって、再び注目を浴びている。
 アムランと共演するパシフィカ弦楽四重奏団は全米室内楽協会クリーヴランド・クァルテット賞やグラミー賞を受賞している、21世紀を代表するアメリカの弦楽四重奏団。
 2014年6月には来日公演も行われ、その様子は2015年3月のNHKクラシック倶楽部でも放映されている。最先端のモダニズムからは撤退し、より丸みを帯びた作品を書くようになった頃のオーンスタインの2つの室内楽作品を、オーンスタイン録音を代表するピアニスト、マルク=アンドレ・アムランとアメリカの名門クァルテットが聴かせてくれる。

 ※録音:2014年4月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)





旧譜
アムランのオーンスタイン第1弾

CDA 67320
\2400→\2190
レオ・オーンスタイン(1892/3−2002):
 飛行機に乗って自殺/
 ア・ラ・シノワ(中国風に)/未開人の踊り/
 1917年の詩/アラベスク/テムズ川の印象/
 ピアノ・ソナタ第8番
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
 レオ・オーンスタインは1892年または1893年にウクライナに生まれた。反ユダヤ政策のツァーリズムを逃れて1906年に家族とともにアメリカに逃れた際に、出生を記録した書類を紛失したため、生年月日ははっきりわかっていない。
 後にホロヴィッツの師ともなったウラディーミル・プチャルスキーにピアノを師事し、グラズノフに作曲を学んでいる。
 アムランが今回取り上げた作品は、狂気に満ちた超絶技巧曲が揃うオーンスタイン作品の中でも、譜面をみるだけでもぞっとするような、異常なまでに難易度の高い曲が取り上げられている。
 まさに「スーパー・ヴィルトゥオーゾ」アムランの名に恥じない完成度を誇るディスク。


 


CDJ 33126
\2500→\2290
イアン・ボストリッジ(テノール)
 ブラームス:歌曲全集 Vol.6

 9つの歌曲と歌 Op.32
  (夜中にはね起きて Op.32-1/もはや君のもとへは行くまい Op.32-2/
   私は歩き廻る Op.32-3/私のそばにささやく流れ Op.32-4/
   ああ、お前はもう一度私を Op.32-5/
   お前は私が思い違いをしていたと言う Op.32-6/
   きびしいことを言おうと Op.32-6/私たちはこうして Op.32-8/
   わが女王、何とあなたは Op.32-9)/
 花の冠 Op.46-1/便り Op.47-1/恋の炎 Op.47-2/
 春には愛が芽をふく Op.71-1/秘め事 Op.71-3/
 私が行くことを望むのか? Op.71-4/愛の歌 Op.71-5/
 克服できぬもの Op.72-5/夏の夕べ Op.85-1/月の光 Op.85-2/
 4つの歌曲 Op.96
  (死はさわやかな夜 Op.96-1/私たちはさまよい歩き Op.96-2/
   花は仰ぎ見る Op.96-3/航海 Op.96-4)/
 教会の墓地にて Op.105-4/セレナード Op.106-1/私の歌 Op.106-4/
 気位の高い女に Op.107-1/サラマンダー Op.107-2
イアン・ボストリッジ(テノール)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)

 ハイペリオンのブラームス歌曲全集にイアン・ボストリッジが登場!!

 「歌曲大国ハイペリオン」の礎を築いてきた、名伴奏者グレアム・ジョンソンによる歌曲シリーズ。
 録音史上に輝く金字塔となったシューベルト(CDS 44501/40)、シューマン(CDS 44441/50)に続いてスタートしたヨハネス・ブラームスの歌曲全集の第6巻では、シューベルトの「美しき水車小屋の娘(CDJ 33025)」の名録音も残しているイギリスの名テノール、イアン・ボストリッジが登場。
 2014年にも来日公演を果たし、その美しい声と知性を兼ね備えた素晴らしきドイツ・リートを披露してくれたボストリッジが、Hyperionの歌曲ワールドに新たに名盤を加える!
 グレアム・ジョンソンの統率の下、第1巻のアンゲリカ・キルヒシュラーガーに始まり、クリスティーネ・シェーファー、ジーモン・ボーデ、ロベルト・ホル、クリストファー・マルトマンと、名だたる名歌手が紡いできたブラームスの歌曲全集。新たにイアン・ボストリッジの名唱が加わり、21世紀を代表する全集となることは間違いないだろう。

 ※録音:2013年6月3日−5日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー/ロンドン)



旧譜
かれこれ20年近く前にHYPERIONから登場したボストリッジのシューベルト

CDJ 33025
\2500→\2290
シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』
  (朗読付:フィッシャー=ディースカウ) 
イアン・ボストリッジ(テノール)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)

 

CDA 68095
\2400
カージナルズ・ミュージック、トマス・タリス 第5弾!
 タリス:めでたし、父なる神のいと高貴なる娘

 誉れと徳と力と/そのナザレは清くされぬ/大いなる宴を行ないたる人が/
 めでたし、父なる神のいと高貴なる娘/キリストはよみがえりたまい/
 深き淵より(※または、ウィリアム・パーソンズの作とされる)/
 主よ、わたしのくちびるを開いてください(プリースとリスポンスI)/
 ヴェニテ(ショート・サーヴィス "ドリアン")/
 追われし鹿が流れの水を求めるごとく/おお、主よ、わが言葉の嘆きを/
 テ・デウム(ショート・サーヴィス "ドリアン")/
 ベネディクトゥス(ショート・サーヴィス "ドリアン")/
 主はあなたとともに(プリースとリスポンスI)/リタニー
カージナルズ・ミュージック
アンドルー・カーウッド(指揮)
 
 タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッド。そして、1989年に設立され、イギリス・ルネサンスの広範な研究と実践で知られるア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
 グラモフォン賞のRecord of the Year(年間最優秀録音賞)を受賞したウィリアム・バードの教会音楽集に続き、第1弾(CDA 67548)がグラモフォン賞古楽部門賞に輝いたトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽集は、現在のカージナルズ・ミュージックの新たな中心プロジェクト。
 第6弾では、聖母マリアのためのアンティフォナ「めでたし、父なる神のいと高貴なる娘」などラテン語による作品と、「ショート・サーヴィス(ドリアン・サーヴィス)」や「プリースとリスポンス」など英語による作品を収録。
 エイミー・ハワースやセシリア・オズモンド、パトリック・クライグ、スティーヴン・ハロルド、ロバート・ライス、ロバート・マクドナルドなど、タリス・スコラーズを始め世界トップ・クラスのア・カペラ・グループ、合唱団などで活躍する豪華メンバーによる極めて精確な歌声で、タリスの残したチューダー朝の傑作の数々が清新に響きます。

 ※録音:2014年3月3日−5日、フィッツアラン・チャペル(アランデル城)



 

CDA 68089
\2400
パリー:合唱作品集
 私は歓喜した*/恵みを受けし二人のセイレーン/
 人々の親愛なる主にして父/わが言葉を聞きたまえ*/
 イヴニング・サーヴィス ニ長調 "グレート・サーヴィス"/
 ファンタジアとフーガ ト長調/エルサレム/戴冠式テ・デウム*
ジーイムズ・オドンネル(指揮)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ダニエル・クック(オルガン)
オニックス・ブラス*
 世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院。かつて"カトリック"のウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督として活躍した名合唱指揮者、ジェームズ・オドンネルとウェストミンスター寺院の聖歌隊による、パリーの合唱作品集が登場。
 戴冠式のために作曲された「私は歓喜した(アイ・ワズ・グラッド)」や「テ・デウム」、そしてBBCプロムスの定番曲でもあるパリーの代表曲「エルサレム」などの名曲が、英国有数の聖歌隊の歌声で響く。
 「私は歓喜した」、「わが言葉を聞きたまえ」、「テ・デウム」の3曲で参加するオニックス・ブラスはロイヤル・フィル、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、イギリス室内管、ロイヤル・バレエ・シンフォニアなど第1線の舞台で活躍する一流の奏者たちで構成されるイギリスの金管アンサンブル。
 元キングズ・シンガーズのメンバーでもある作曲家、グレイストン・アイヴズ(b.1948)のアレンジによって、ブラスとオルガン伴奏による壮麗な合唱曲となっている。
 「エルサレム」は、エルガーによる管弦楽伴奏版が知られているが、ここではケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のオルガニストも務めているジョゼフ・ウィックス(b.1993)によって、エルガーのオーケストレーションからオルガン伴奏へとアレンジされたものが演奏されている。

 ※録音:2014年2月3日−4日&6月19日、20日、23日、ウェストミンスター寺院




SIGNUM CLASSICS



SIGCD 422
(2CD/特別価格)
\3800→\3490
ボブ・チルコットの環境カンタータ
 壮大なテーマによる"アングリー・プラネット/怒れる地球"!

  チルコット:
   環境カンタータ《アングリー・プラネット(怒れる地球)》(The Angry Planet)
   世界を変えた5つの日(Five Days that Changed the World)
   春の奇跡(THe Miracle of Spring)
BBCシンガーズ
デイヴィッド・ヒル(指揮)
バッハ・クワイアー
ヤング・シンガーズ
ロンドン・ユース合唱団
フィンチリー・チルドレンズ・ミュージック・グループ
 いま世界の合唱シーンで最も活発な活動を繰り広げているイギリスの作曲家ボブ・チルコット(1955−)。
 続々と大ヒット作品を生み出し、日本でもさらに人気、知名度が高まっているチルコットの「環境」という壮大なテーマを題材としたカンタータ「アングリー・プラネット」は、バッハ・クワイアーからの委嘱によって作曲され、2012年のBBCプロムスで初演された作品。
 4部から成る「アングリー・プラネット」は、児童合唱団、室内合唱団、2つの混声合唱団を要するテーマ、規模ともに壮大なスケールを誇る大作である。
 
 印刷技術の発明、奴隷制度の廃止、世界初の人力飛行、ペニシリンの発見、人類初の宇宙飛行という5つの歴史的出来事を表現した「世界を変えた5つの日」、名門オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団のために書かれた「春の奇跡」を含む3作品は、どれもチルコット・ファン、合唱関係者必聴!

 ※録音:2015年1月10日&2月7日、BBCスタジオ(ロンドン)







ARTS

47764-2
(24/96シリーズ)
\1800→\1690
期待の若手ピアニスト、マリア・マゾのベートーヴェン!
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」ハ長調Op.53
  (2)ピアノ・ソナタ第23番「熱情」へ短調Op.57
マリア・マゾ(Pf)
 録音:2014年8月1〜3日スタジオ・ザンタ,カンパノガラ(ヴェニス、イタリア)48:43/演奏タイミング(1)[10:52][4:08][9:58]/(2)[9:50][5:48][8:07]

 マリア・マゾは2013 年にベートーヴェン国際ピアノ・コンクールに上位入賞、2014 年のルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールではアッシャー・フィッシュ指揮イスラエル・フィルとの共演で聴衆賞を獲得しました。
 レパートリーはバッハから現代音楽までと幅広く、特にベートーヴェンには定評があり、2004 年マンハイムで行われたリヒャルト・ラウクス・ベートーヴェン・ピアノ・コンクールで第1位、翌年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールではセミ・ファイナリストとなり審査員賞を受賞。
 このディスクは満を持してのベートーヴェンの2 大ソナタの最新録音で控えめなペダル、細部までコントロールされたタッチ、予め計算され、よく練り上げられた全体のプロポーションなど、女流若手とは思えない落ち着いた風格あるベートーヴェンを聴かせてくれます。




「火の鳥」弾いてます。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=7DT37S-WYMM





MSR


MS 1300
(14CD 10枚価格)
\23000
アントニオ・ソレール:チェンバロ・ソナタ全集(第1番〜第120番)
 CD1 第1番〜第13番/CD2 第14番〜第23番/
 CD3 第24番〜第35番/CD4 第36番〜第49番/
 CD5 第50番〜第60番/CD6 第61番〜第63番/
 CD7 第64番〜第66番/CD8 第67番〜第73番/
 CD9 第74番〜第83番/CD10 第84番〜第92番(第1、2楽章)/
 CD11 第92番(第3、4楽章)〜第94番/CD12 第95番〜第97番/
 CD13 第98番〜第106番/CD14 第107番〜第120番
バーバラ・ハーバック(チェンバロ)
 なんと全120曲収録!ソレール:チェンバロ・ソナタ全集!

 録音:1991年、1992年、2012年

 バロック時代のスペインの作曲家、アントニオ・ソレール。彼を代表する作品群の一つがこの“チェンバロ・ソナタ集”。
 スカルラッティに影響を受けて作曲された120 曲!典雅でいながら、軽快であったり、スペイン的な雰囲気もある。シンプルな作風の中に様々な響きが入り混じり、美しい。第1 番から順番に収録されているのもうれしいところ。
 演奏しているのは当MSRレーベルに多数の録音がある、作曲家としても活躍しているバーバラ・ハーバックです。
 

MS 1514
\2300
「歌うオーボエ」〜ドイツ・ロマン派の歌曲編曲集
 ベートーヴェン:アデライーデOp.46/
 シューベルト:
  君はわが憩いD.776/ますD.550/春への想いD.686/
 糸を紡ぐグレートヒェンD.118/夜と夢D.827
 シューマン:詩人の恋Op.48(全16 曲)
アンドルー・パーカー(オーボエ)
アラン・ハックルベリー(ピアノ)
 ドイツ・リートの名曲がオーボエによって歌われます!

 録音:2013 年6 月、56’45

 楽器が身体の一部になるような感覚…オーボエが情感豊かに、温もりのある音色でベートーヴェン、シューベルト、シューマンの歌曲を編曲し、歌っています。
 穏やかな“アデライーデ”、“ます”は軽やかに跳ねる。じっくり聴きたくなる美しさに溢れた“詩人の恋”は全曲録音しているのも注目です。
 パーカーはアメリカ出身で、クアッド・シティ響の首席オーボエ奏者として活躍している若手オーボエ奏者です。
 


MS 1546
\2300→\2090
ボリビアのピアノ作品集!!
 「アイレス・インディオス」

 エドゥアルド・カーバ(1890-1953):
  ボリビアのアイレス・インディオス、8つのボリビアのフォルクローレ
 シメオン・ロンカル(1870-1953):ピアノのためのクエカ(抜粋)
 マーヴィン・サンディ(1938-1968):
  シチリアーナOp.4-1、汎神論のリズム、
  イン・メモリアム〜カーバへのオマージュ
ワルター・アパラシオ(ピアノ)
 これは珍しい!ボリビアのピアノ作品集!

 録音:2014 年7 月、58’21

 これは珍しい!ボリビアのピアノ曲を集めたアルバム。ピアニストもボリビア出身!カーバはボエロ、トゥリーナに師事した、ボリビアの重要な作曲家。
 “ボリビアのアイレス・インディオス”は荘厳で雄大なアンデス地方に住む先住民族インディオのフォルクローレを取り入れ作曲された代表作。独特のリズムを刻む軽やかなメロディが魅力的です。
 ロンカルの「20 のクエカ(抜粋)」はボリビアの民族音楽を取り入れた小品集。30 歳という若さで夭逝したサンディは、他の2 人よりも調性が薄くなったモダンな作風のピアノ曲を残しています。
 

MS 1410
\2300
「バルトーク:ピアノ作品集」
 14のバガテルOp.6,SZ.38
 2つのルーマニア舞曲Op.8/a,SZ43
 15のハンガリーの農民の歌SZ.71
 ハンガリー農民の歌による即興曲Op.20,SZ.74
 ブルガリアのリズムによる6 つの舞曲(ミクロコスモス第6巻SZ.107より)
テリー・エダー(ピアノ)
 録音:2014 年7 月、78’20

 アメリカ出身のテリー・エダーはハンガリーの音楽を中心に演奏活動を行っています。
 ペーテル・タカーチ、バリント・ヴァジョニといったハンガリー出身の教師に師事。バルトーク独自の民謡を用いたり、民族的な作風のピアノ曲をセレクトしています。
 

MS 1468
\2300
「ベートーヴェン・オデッセイ第4集」〜ピアノ・ソナタ集 第4集
 ピアノ・ソナタ
  第14番Op.14-1/第15番「田園」Op.28/
  第21番「テレーゼ」Op.78/第25番Op.79/
  第27番Op.90
ジェームズ・ブローン(ピアノ)
 録音:2013 年7 月、72’24

 ジェームズ・ブローンはイギリス出身の1971 年生まれ。幼少期から才能を発揮し、12 歳の時にオーストラリアでデビュー・リサイタルを行い、その後世界各地で演奏活動を行っています。
 メルボルン・コンペティション、メニューイン・アワードなど受賞。今作はベートーヴェンのピアノ・ソナタ・チクルスの第4 弾。
 丁寧なピアニズムで、深い表現力、「テレーゼ」では、繊細に優美な旋律を際立たせています。
 
MS 1513
\2300
テノールのスタンリー・ウィルソン今作はシューマンの名作歌曲集
 R.シューマン:
  歌曲集「詩人の恋」Op.48(全16曲)
  歌曲集「リーダークライス」Op.39(全12曲)
スタンリー・ウィルソン(テノール)
マルコム・ハリディ(ピアノ)
 録音:2011年〜2014年、59’20

 テノールのスタンリー・ウィルソンはメトロポリタン歌劇場の舞台にも立つアメリカのテノール歌手。今作はシューマンの名作歌曲集を二つ取り上げています。
 眼前に広がる風景、心にある憧憬、喜び、悲しみ…ハイネの詩による「詩人の恋」とドイツ・ロマン派の詩人アイヒェンドルフの詩による「リーダークライス」を、若々しく伸びのある歌声で、愛情や苦悩など心の機微を丁寧に表現しています。
 

MS 1529
\2300
「サウンディングス」〜ホルンと電子音楽のための即興と作品集
 (1)ジェームス・ナイグス(1987-):
  「サウンディングス」〜ホルンとミクスト・メディアのための
 (2)即興「カンヴァセーションI」〜ホルンとマンダラ・ドラムの
 (3)即興「夜の組曲」〜ホルンとパーカッションの
 (4)即興「インプロヴ・ソナタ」〜電子効果のホルンによる
 (5)ジョン・マニング(1965-):「ダーク」〜ホルン即興とミクスト・メディアの
 (6)即興「kyma ディヴェルティメント」〜
  ホルン、パーカッション、kyma(音響、音楽アプリケーション)の
 (7)即興「カンヴァセーションII」〜ホルンとマンダラ・ドラムの
 (8)ジェイソン・パラマラ(1977-):
  「ラグラノク・ベイビー」〜ホルンとインタラクティヴ・エレクトロニクスのための
 (9)イスラエル・ノイマン(1966-):
  「方向転換」〜ホルンとミクスト・メディアのための
ジェフリー・アグレル(Hr)
ジェームス・ナイグス(ミクスト・メディア)
ジョン・マニング(ミクスト・メディア)
イスラエル・ノイマン(ミクスト・メディア)
リッチ・オドネル(kyma、パーカッション)
アーロン・ウェルズ(マンダラ・ドラム)
ジェイソン・パラマラ
 (インタラクティヴ・エレクトロニクス)
ジム・ドレイアー(Perc)
ネイサン・ヨーデル(Perc)
 録音:2005 年〜2014 年、54’45

 21 世紀、新機軸のセッション=楽器と電子音楽。ホルンの音と電子音楽が産む多彩な音色により、音楽へのイマジネーションが広がります。すべて世界初録音。
 

MS 1547
\2300
「サンプリング」〜ファゴットとピアノのための新しい作品集
 (1)アーノルド・クック(1906-2005):ファゴット・ソナタ
 (2)ボアズ・アヴニ(1963-):ファゴット・ソナタ
 (3)ヴァーン・レイノルズ(1926-2011):ファゴット・ソナタ
 (4)エドゥアール・フラマン(1880-1958):演奏会用小品
 (5)リチャード・チョファーリ(1947-):ファゴットとピアノのためのソナチネ
 (6)ジョン・ボダ(1922-2002):カプリース
 (7)ハルゼー・スティーヴンス(1908-1989):
  ファゴットとピアノのためのソナチネ第1番
マシュー・モリス(ファゴット)
(1)(2)(5)(7)
 クリストファー・フィッシャー(ピアノ)
(3)(4)(6)
 ユミ・キム(ピアノ)
 録音:2014 年、67’27

 アメリカを中心に活躍しているファゴット奏者マシュー・モリスによる20 世紀に作曲されたファゴット作品集。
 意外とロマンティックなメロディの作品が多く、ファゴットの温かな音色が豊かに響きます。新しいレパートリーにもオススメです。




ARS HARMONICA


AH 237
\2500
海辺を夢見て
 レブエルタス、エスプラ、トゥルイ、R・アルフテル:歌曲集

 シルベストレ・レブエルタス(1899-1940):
  子供のための5つの歌と2つの世俗的な歌
   [Cinco canciones para nino y dos profanas]
   Caballito / Las cinco horas / Cancion lonta / El lagarto y la lagatra
   Cancion de cuna / Serenata / Es verdad
 オスカル・エスプラ(1886-1976):海辺の歌 [Canciones playeras]
   Rulas / Pregon / Las 12 / El pescador sin dinero / Copilla
 シャヴィエ・トゥルイ(1922-2000):
  Absencia / El Cant / Es la claror daurada de la posta / Dolor
  Glosa Mallorquina / Els records
 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):
  Que altos los balcones / Casadita / Siempre que sueno las playas
  Verano / Gimiendo por var el mar
エリザベト・ジメノ [エリザベ・ジメヌ](ソプラノ)
ポル・カネ(ピアノ)

録音:2013年8月、スタジオ・ノマダ57、パルセロナ、スペイン

バルセロナに生まれ、長らく古楽アンサンブルに参加していたエリザベト・ジメノのソロ・デビューCD。

 

AH 239
\2500
ジュゼプ・マリア・メストラス・クアドレニ(1929-):エレクトロアコースティック作品集
  メカニカル・ソーのための小品 [Peca per a serra mecanica] (1964)
  テレサ・コディナの織機 [El teler de Teresa Codina] (1973)
  タピエスへの別れ [Cimiat a Tapies] (2012)
  手紙 [Missives] (2012)
   マルタ(マルタ・クレセス)への葉書 [Carta a Marta (Marta Curese)]
   アンナ(アンナ・ブフィイ)への葉書 [Carta a Anna (Anna Bofill)]
   ジェーン(ジェーン・マニング)への手紙 [Lletra a Jane (Jane Manning)]
   ジャウマ(ジャウマ・マイモ)への手紙 [Lletra a Jaume (Jaume Maymo]
   ウリオル(ウリオル・ペラス・イ・トラビニュへの手紙 [Lletra a Oriol (Oriol Perez i Trevino]
   エルヴィン・イ・クリスティナ(ベヒトルト)への郵便 [Postal a Erwin i Cristina (Bechtold)]
ジュゼプ・マリア・メストラス(メストレス)・クアドレニはカタルーニャにおける電子音楽の先駆者の一人です。
  

AH 240
\2500
アンドレス・レウィン=リクテル(1937-):徒歩で エレクトロアコースティック作品集
  徒歩で [Caminando] (ニコラス・ギレンの記念に;2002)
  ルードゥス・バジリエンシス [Ludis Basiliensis] (1991)
  マイクロトーナリティ [Microtonalidades] (2012)
  ルードゥス・アラヴァリウム [Ludis Allavarium] (2002)
  春の顔 [Viso di Primavera] (アンナ・リッチへのオマージュ;2002)
アンドレス・レウィン=リクテルはスペインにおけるエレクトロアコースティック音楽の権威と見なされています。




ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS



ERP 7614
\2600→\2390
86歳、パウル・バドゥラ=スコダ
 モーツァルトの復活

  モーツァルト(1756-1791):
   交響曲第40番ト短調 K.550
   2台のピアノのための協奏曲(第10番)変ホ長調 K.365(*/+)
   ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノーム」K.271〜第2楽章(*)
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ(*))
ロスティスラフ・クリメル(ピアノ(+))
クライペダ室内管弦楽団
アンドレス・ムストネン(指揮)
 録音:2013年10月30日、ライヴ、クライペダ・コンサートホール、クライペダ、リトアニア
 86歳のパウル・バドゥラ=スコダを迎えた演奏会のライヴ録音。ロスティスラフ・クリメル(1980年生まれ)はベラルーシのピアニスト。ベラルーシ国立音楽アカデミー、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーで学んだ後ケルン音楽大学でヴァシリー・ロバノフに、ロンドンの王立音楽アカデミーでクリストファー・エルトンに師事。ギドン・クレーメル率いるクレメラータ・バルティカにも参加しています。
 クライペダ室内管弦楽団は1992年リトアリアの港湾都市クライペダに創設されたオーケストラ。アンドレス・ムストネンはエストニアを代表する指揮者の一人。
 

ERP 8115
\2600
ワルツを踊るメフィスト…ドナウ河畔で
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15
 シューマン/リスト:献呈(S.566)
 ベッリーニ(1801-1835)/リスト:「ノルマ」の回想 S.394
 リスト(1811-1886):メフィスト・ワルツ第1番 S.514
 ヘイノ・エッレル(1887-1970):祖国のメロディ
 ヨハン・シュトラウス(1825-1899)/
  アドルフ・シュルツ=エヴラー(1852-1905):
  「美しく青きドナウ」によるアラベスク
ハンド・ナハクル(ピアノ)
 録音:フォートワースおよびダラス、アメリカ合衆国
 ハンド・ナハクルは1982年生まれのエストニアのピアニスト。2003年アメリカ合衆国に移住し、ニューイングランド音楽院で音楽学士号を、イェール大学音楽学部で音楽修士号を取得。
 2015年現在テキサス・クリスチャン大学音楽大学院に在籍しながら合衆国とエストニアを中心に演奏しています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2133
\2500→¥2290
ブルックナー第5、不必要な編集は皆無、原音通りに復刻!
 ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調(原典版)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズ。ザルツブルクのブルックナー第5、不必要な編集は皆無、原音通りに復刻!

 ライヴ録音:1951年8月19日、ザルツブルク、フェストシュピールハウス/使用音源:Private archive (2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)/モノラル

 ■制作者より
 フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィル、1951 年ザルツブルク音楽祭でのブルックナーの交響曲第5 番はLP 時代から知られていました。
 しかし、CD 時代になると、あれこれと手を加えられた編集盤がごく普通に流通するようになりました。たとえば、第1 楽章の231 小節、237 小節のホルンの吹き損じが、多くのCD ではきれいに修正されています。こうした編集方針は制作者の判断によりますので、全面的に否定は出来ません。しかし、ファンの立場になって考えた場合、このような措置は歓迎されないのではと考えています。聴衆のノイズも可能な限り除去したり、目立たないようにするのが最近の流行ですが、このような雑音と思われる音も、その日その会場内で響いた音楽のひとつとして捉え、あえて修正等は行っていません。(平林 直哉)


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再プレス!
VANGUARD CLASSICS


 活動しているのかどうなのかよく分からない状態のVANGUARD。
 20年前の大活動期と比べるとなんとも寂しい限りだが、このたび下記7タイトルが再プレスされたとのこと!
 


ATMCD1192
(2CD)
\1800
ベートーヴェン:
 交響曲第6番、7番、
 フィデリオ序曲/エグモント序曲
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー・プロムナード管弦楽団
 
 
ATMCD1213
(2CD)
\1800
ブレンデル&ジャンヌ・マリー・ダルレ
 リスト:ピアノ作品集

 1. リスト:ハンガリー狂詩曲第15番
 2. リスト:ハンガリー狂詩曲第3番
 3. リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
 4. リスト:ハンガリー狂詩曲第13番
 5. リスト:ハンガリー狂詩曲第8番
 6. リスト:ハンガリー狂詩曲第17番
 7. リスト:チャールダッシュ・オブスティーヌ
アルフレッド・ブレンデル(p)
 8. リスト:ピアノ・ソナタ
 9. リスト:カンパネラ
 10. リスト:忘れられたワルツ第1番
 11. リスト:ペトラルカの3つのソネット
 12. リスト:超絶技巧練習曲第5番「鬼火」変ロ長調
 13. リスト:超絶技巧練習曲第11番変ニ長調「夕べの調べ」
ジャンヌ・マリー・ダルレ(p)
 ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905年 -1999年)はフランスのピアニスト。ショパンやリストのピアノ独奏曲や、サン=サーンスの協奏曲の、叙情的で優雅な解釈で名高い。
レジオン・ドヌール勲章やフランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与された。
 

ATMCD1275
(2CD)
\1800
テレマン/ターフェルムジーク
 1. Tafelmusik
 2. George Phillip Telemann: Tafelmusik Production III - Complete
 3. Telemann: concertos
アーノンクール指揮
 

ATMCD1487
(2CD)
\1800
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 1. ベートーヴェン: ピアノソナタ第6番
 2. ベートーヴェン: ピアノソナタ第7番
 3. ベートーヴェン: ピアノソナタ第13番
 4. ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調?
 5. ベートーヴェン: ピアノソナタ第12番
 6. ベートーヴェン: ピアノソナタ第19番
 7. ベートーヴェン: ピアノソナタ第20番
 8. ベートーヴェン: ロンド第1番 ハ長調Op.51
 9. ベートーヴェン: メヌエット変ホ長調
 10. ベートーヴェン: バガテル「楽しい−悲しい」
 11. ベートーヴェン: バガテル「エリーゼの為に」
ブルース・ハンガーフォード(P)
 オーストラリアのピアニスト、ブルース・ハンガーフォード(1922〜1977)。
 メルボルンでロイ・シェパード、シドニーFRイグナツ・フリードマン、ニューヨーク/ジュリアードでアーネスト・ハッチソン、マイラ・ヘス、カール・フリードベルクに師事。ベートーヴェンの解釈に定評があったが、ベートーヴェンのソナタ集の録音に取り組んでいる途中で自動車事故死を遂げてしまう。素晴らしいピアノ演奏技術、音楽的才能を持ち合わせていましたがそれだけでなく、古生物学者およびエジプト学者としても活躍していました。
 

ATMCD1558
\1300
Hersch, Josquin, Rihm, Feldman
 1. Mille regretz, song for 4 parts
 2. Milosz Fragments, for piano
 3. Piano Piece (to Philip Guston), for piano
 4. Auf einem anderen Blatt, for piano
 5. De profundis, motet for 5 parts
 6. Sonata for unaccompanied cello No. 2
ダニエル・ガイスフォード (cello)
マイケル・ハーシュ (piano)
 

ATMCD1583
\1300
シゲティ&バルトーク
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 バルトー:狂詩曲第1番
ヨーゼフ・シゲティ(vn)
ベラ・バルトーク(p)
 ワシントン国会図書館が所蔵するアセテート盤(78rpm)から直接おこしたというシゲティとバルトークの伝説の公演。1940年代の録音。
 

ATM1614
\1300
レオン・フライシャー(p)
 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
 ラヴェル:道化師の朝の歌
 ラヴェル:スペイン狂詩曲
レオン・フライシャー(p)
ボルティモア交響楽団
セルジュ・コミッショーナ(指揮)


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VOX & MUSICAL CONCEPTS
復活アイテム


 旧譜がすぐに廃盤になってしまうVOX(及びMUSICAL CONCEPTS)。
 今回ファンの方の熱いご要望にお答えして以下のアイテムが復活!
 ノヴァエス、クレンペラー、ホーレンシュタイン、リリー・クラウス、ギトリス、ロサンドの名盤・・・!!
 長年探していた方も多いのでは!?
 


MUSICAL CONCEPTS


MCSCD110
\1600
Meditate with the Masters
 1. After Beethoven, for piano
 2. After Bach 2, for piano
 3. After Chopin, for piano
 4. After Brahms, for piano
 5. After Schumann, for piano
ジェド・ディスラー(piano)
 

VOX


VOX CDX5010
(2CD)
\1800
グレゴリア聖歌集
 Francisco Correa de Arauxo (Composer)
 Cesar Cui(Composer)
 Josef Schabasser(Composer)
 他
 

VOX CDX5070
(2CD)
\1800
モーツァルト:初期交響曲集
1. Symphony No. 1 in E flat major, K. 16
2. Symphony No. 4 in D major, K. 19
3. Symphony No. 7a in G major ("Alte Lambacher"), K. Anh. 221 (K. 45a)
4. Symphony No. 55 in B flat major, K. Anh. 214 (K. 45b)
5. Symphony No. 9 in C major, K. 73
6. Symphony No. 42 in F major, K. 75
7. Symphony No. 5 in B flat major, K. 22
8. Symphony No. 6 in F major, K. 43
9. Symphony No. 7 in D major, K. 45
10. Symphony No. 8 in D major, K. 48
11. Symphony No. 10 in G major, K. 74
12. Symphony No. 43 in F major, K. 76 (K. 42a)
ギュンター・ケール(指揮)
マインツ室内管弦楽団
 

VOX CDX5077
(2CD)
\1800
メンデルスゾーン:無言歌集 レーナ・キリアコウ(ピアノ)
 

VOX CDX5085
(2CD)
\1800
Music from the Fitzwilliam Virginal Book
1. Work(s): Fantasias (2)
2 . Miserere a 4, for instrumental consort
3 . Work(s)
4 . Work(s): Pavana
5 . Fantasia for keyboard
6 . Bonny Sweet Robin
7 . Loath to depart
8 . In Nomine for 5 viols
9 . In Nomine for 5 viols
10 . Pavan
11 . Pavans for keyboard, unidentified: Pavana
Joseph Payne (Harpsichord)
 

VOX CDX5178
(2CD)
\1800
アビー・サイモン/ショパン
CD.1
1. ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
2. ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
CD.2
1. Four Scherzi
2. Four Ballades
アビー・サイモン(ピアノ)
 

VOX CDX5501
(2CD)
\1800
ギオマール・ノヴァエス&クレンペラー
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
 シューマン:ピアノ協奏曲
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番
 ソロ・アンコール
ギオマール・ノヴァエス(ピアノ)
クレンペラー
 

VOX CDX5504
(2CD)
\1800
ホーレンシュタイン/名演集
 ブルックナー:交響曲第8番」
 リスト:ファウスト交響曲
 ワーグナー:ファウスト序曲
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
南西ドイツ放送管弦楽団
 

VOX CDX5510
(2CD)
\1800
リリー・クラウス/モーツァルト
 モーツアルト:ピアノ協奏曲第20番
 モーツアルト:ロンドK.485
 モーツアルト:メヌエットK.355
 モーツアルト:ピアノソナタ第12番
リリー・クラウス(ピアノ)
 

VOX CDX5513
(2CD)
\1800
Romantic Novaes
 グリーグ:ピアノ協奏曲
 フアリャ:スペインの庭の夜
 ショパン:スケルツオ第1番
 ショパン:スケルツオ第3番
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番
 ショパン:ピアノ ・ソナタ第3番
 ショパン:子守唄
ギオマール・ノヴァエス(ピアノ)
 

VOX CDX5524
(2CD)
\1800
ホーレンシュタイン/モーツァルト
 モーツアルト:交響曲第41番38番
 モーツアルト:戴冠ミサ
 モーツアルト:交響曲第39番
 モーツアルト:ヴェスペレ
ヤッシャ・ホーレンシュタン(指揮)
ウイーン交響楽団
 

VOX CD7805
\1400
ホーレンシュタイン/ドヴォルザーク&ヤナーチェク
 ドヴォルザーク:交響曲第9番
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ
ヤッシャ・ホーレンシュタン(指揮)
ウイーン交響楽団
 

VOX CD7809
\1400
ホーレンシュタイン/第九
 ベートーヴェン・交響曲第9番
ヤッシャ・ホーレンシュタン(指揮)
ウイーン・プロムジカ交響楽団
 

VOX CD7812
(2CD)
\1800
クレンペラー/バッハ、モーツァルト
 J.S.バッハ:ブランデンブルグ協奏曲
 モーツアルト:アイネクライネ・ナハトムジーク
オットー・クレンペラー(指揮)
パリ・プロ・ムジカ
 

VOX CD7816
\1400
ベートーヴェン:交響曲第3番 ヤッシャ・ホーレンシュタン(指揮)
ウイーン・プロ・ムジカ
 

VOX CD7818
\1400
ベルグ:ヴァイオリン協奏曲
ヘンデミット:ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲
イヴリー・ギトリス(Vn)
 

VOX CD7904
\1500
アーロン・ロザンド/シベリウス&ハチャトゥリアン
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
アーロン・ロサンド(Vn)



<映像>


VAI(映像)



VAIDVD 4581
(DVD)
\5300→\4890
バレエの伝説〜1960-65年のスターたち
 アメリカン・バレエ・シアターとニューヨーク・シティ・バレエ

  「スクエア・ダンス」
    振付:ジョージ・バランシン/発信者&台本:エリシャ・キーラー
    パトリシア・ワイルド、ニコラス・マガリャネス、ニューヨーク・シティ・バレエ団
  「芸術愛好家のための協奏曲」
    振付:ジーン・ネルソン/ジャック・ダンボアーズ、ジーン・ネルソン、アレグラ・ケント、タイナ・エルグ
  「ロミオとジュリエット」「夏の夜の夢」から
    振付::ドナルド・サドラー/ヴイレット・ヴェルディ、ジャック・ダンボアーズ
  「パ・ド・カトル」
    振付:アントン・ドーリン/アリシア・アロンソ、メリッサ・ハイデン、ノラ・ケイ、ミア・スラヴェンスカ
  「眠れる森の美女」〜宝石の精の踊り/ バラのアダージョ
    振付:アンドレ・エグレフスキー
    メリッサ・ハイデン、アンドレ・エグレフスキー、フランシスコ・モンシオン、コンラッド・ラドロー
  「ジゼル」〜パ・ド・ドゥ、フィナーレ
    振付:アンドレ・エグレフスキー/ルーペ・セラーノ、ロイズ・フェルナンデス
  「シルヴィア」〜パ・ド・ドゥ
    振付:ジョージ・バランシン/アレグラ・ケント、ジャック・ダンボアーズ
 ABT とNYCBのスターの貴重な映像集

 画面:4:3 カラー、音声:モノラル、リージョン:All、68分

 歴史的なバレエ映像をリリースしているVAI レーベル。この映像は、アメリカン・バレエ・シアターとニューヨーク・シティ・バレエ団のスターたちが、アメリカの番組「ベル・テレフォン・アワー」に出演した際の映像です。
 ジョージ・バランシンの「スクエア・ダンス」、アントン・ドーリンの「パ・ド・カトル」など貴重な映像が収録されています。
 


VAIDVD 4583
(DVD)
\5300→\4890
フランスのバレエ
 「マドモアゼル・フィフィ」(1955)
   振付:ザッカリー・ソロフ/音楽:テオドール・ラヤール
   アレクサンドラ・ダニロワ、ロマン・ジャシンスキー、ミシェル・マウレ
 「Balance a Trois」(1965)
   振付:ジャン・バビレ/音楽:ジャン=ミシェル・ダマーズ
   ジャン・バビレ、ゲルダ・ダウム、アドルフォ・アンドラデ
 「プレリュード 第8 番、第20番」(1965)
   振付:ジェラルド・オーン/音楽:アルビノーニ/ レモ・ジャゾット編
   クレアー・ソンバート、アドルフォ・アンドラデ
 「ロミオとジュリエット」(1958)
   振付:セルジュ・リファール/音楽:チャイコフスキー
   ヴィオレット・ヴェルディ、スコット・ダグラス
 パリで華やいだダンサーたちの映像集

 画面:4:3 モノクロ、音声:モノラル、字幕:英語、リージョン:All、65分

 1950 年代から60 年代にかけてフランスで活躍したバレエダンサーの映像集。バレエ・リュス・ド・モンテカルロのメンバーとして「パリの喜び」に出演し、その美しさで世界を魅了したアレクサンドラ・ダニロワによる「マドモアゼル・フィフィ」。
 パリ・オペラ座の発展に貢献した振付師セルジュ・リファールによる「ロミオとジュリエット」には、引退後パリ・オペラ座バレエ団の芸術監督となったヴィオレット・ヴェルディが出演しています。













6/25(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

DELPHIAN



DCD 34130
\2400→\2190
若きヴォーカル・アンサンブル、マリアン・コンソート!
 マイヤール:ミサ曲 《私は見放された》

 ラウダーテ・ドミヌム/カデアック:シャンソン《私は見放された》/
 キリエ〜ミサ曲《私は見放された》より/すべての人よ/
 グローリア〜ミサ曲《私は見放された》より/復活祭のいけにえに/
 クレド 〜 ミサ曲《私は見放された》より/私は父のところへ登る/
 サンクトゥス&ベネディクトゥス〜ミサ曲《私は見放された》 より/
 私の兄弟は離れ/アニュス・デイ〜ミサ曲《私は見放された》より/
 祝福されしマリア/平穏の内に/マリアは天に昇らされたまいぬ/
 天に喜び/怒りを身に負い
マリアン・コンソート
 〔エマ・ウォルシュ(ソプラノ)、
  グウェンドリン・マーティン(ソプラノ)、
  ロリー・マクリーリー
   (カウンターテナー&ディレクター)、
  アシュリー・ターネル(テノール)、
  ニック・プリッチャード(テノール)、
  ルパート・リード(バリトン)、
  クリストファー・ボレット(バス)〕
 マリアン・コンソートのフレンチ・プログラム!知られざる16世紀フランスの作曲家マイヤール!

 "聖母マリア"の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル、マリアン・コンソート!
 エジンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成されたマリアン・コンソート。
 音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、全ての時代の教会音楽に取り組み続けている。
 またソプラノのエマ・ウォルシュも、2015年6月のタリス・スコラーズの来日公演にも参加した注目の存在である。

 さてそんな彼らが今回取り上げたのは、その経歴の大部分は謎に包まれているが、フランスの宮廷との繋がりが伝えられるなど、16世紀中期のフランスにおける重要な音楽家の1人として徐々にその名が広まり始めているジャン・マイヤール(fl.1538−1570)。
 カデアックのシャンソンによるパロディ・ミサであり代表作の「ミサ曲《私は見放された》」など、その作品からは優れた対位法の手腕と、洗練されたポリフォニーを感じ取ることができる。
 パレストリーナやラッススがその作品をミサの原曲として用いたり、編曲を行ったことからも、その存在感の大きさが窺い知れる。
 知られざる16世紀フランスの秀作を、今を輝くイギリスの若き精鋭たちのハーモニーで!

 ※録音:2013年1月7日−9日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)






BMC


BMC CD217
(2CD)
\4600
「東方の光Ⅱ」〜
 ギリシャ‐ビザンチンの聖歌、モルダヴィアの宗教歌、ギリシャの疑似聖歌など

  チェスノコフ:夕べのいけにえ/
  作曲家不詳(16世紀頃):主がともにおられる/
  モルダヴィアの聖歌:目覚めよ、キリストの魂/
  チャイコフスキー:クレド/グレチャニノフ:クレド/
  ラフマニノフ:わが霊や主を讃めあげよ/他全34曲
タマーシュ・ブブノー(指揮)
聖エフレム男声合唱団
他ゲスト多数
 録音:2012年〜2014年 ブダペスト 聖シュテファン大聖堂(ライヴ録音)/CD1:59’35 CD2:44’28

 2002 年に結成されたハンガリーの男声合唱団。ビザンチンの典礼音楽を収録し第1 作も大好評、コンサートも成功を収めました。今作はその第2 作。
 国立モスクワ合唱団、バリリ女声合唱団、ソリストなどゲストを迎えて美しくエキゾチックで荘厳な音楽を奏でています。グレゴリオ聖歌がお好きな人におすすめ。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BARTOK RECORDS

BR 1903
\2400→\2190
「バルトーク・アット・ザ・ピアノ」
 D.スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ(L.286,135,293,50)/
 リスト:巡礼の年第3年より「心を高めよ」/
 バルトーク:
  バガテル第2番(「4つのバガテルOp.6」より)/
  トランシルヴァニアの夕べ(「10のやさしいピアノ小品」より)/
  熊の踊り(「10のやさしいピアノ小品」より)/
  ルーマニア舞曲第1番(「2つのルーマニア舞曲Op.8a」より)/
  ブルレスケ第2番(「3つのブルレスケOp.8c」より)/
  アレグロ・バルバロ/古い舞曲(「15のハンガリーの農民の歌」より)/
  組曲Op.14/ロンド第1番(「民謡による3つのロンド」より)/
  エアー(「9つのピアノ小品」より)/
  タンブーラン(「9つのピアノ小品」より)/バグパイプ(「小組曲」より)
  スタッカート(「ミクロコスモス」より)/オスティナート(「ミクロコスモス」より)
ベーラ・バルトーク(Pf)
 バルトークが弾くピアノ!バルトークの肉声も聞けます!

 録音:1945年頃/47’43
 ※ 1945 年のラジオ放送「アスク・ザ・コンポーザー」での一部も収録されており、バルトークの肉声(2:45)が聞くことができます。

 作曲家ベーラ・バルトークの次男ピーター・バルトークが主宰する「バルトーク・レコーズ」から父ベーラが弾くピアノ演奏の記録をCD 化。1945 年のコマーシャル・レコーディングがすべて収録されております。そして、1945 年のラジオ放送「アスク・ザ・コンポーザー」での一部も収録されており、演奏のあとにバルトークの貴重な音声も聞くことができます。




DIAPASON


 単純なヒストリカル録音集ではなく、ディアパゾン誌の批評家や音楽学者、さらには現役で活躍する名演奏家たちの推薦、選定(ベートーヴェン、ショパン)によって収録曲を決定するというユニークなコンセプトによる4タイトル!



Diapason Box Vol.3
(11CD/特別価格)
\6400→\5790

ベートーヴェン:交響曲全集


 ●CD1
  交響曲第1番ハ長調 Op.21
   〔アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団/
    1939年録音/選定:ジェレミー・ロレール〕
  交響曲第1番ハ長調 Op.21
   〔ブルーノ・ワルター(指揮)、コロンビア交響楽団/
    1958年/選定:ジェレミー・ロレール〕
  交響曲第1番ハ長調 Op.21
   〔フランス・ブリュッヘン(指揮)、フランス・ブリュッヘン(指揮)、
    18世紀オーケストラ/2011年録音(Glossa音源)/選定:ガエタン・ノーロー〕

 ●CD2
  交響曲第2番ニ長調 Op.36
   〔フェリックス・ワインガルトナー(指揮)、ロンドン交響楽団/
    1938年録音/選定:パブロ・ヘラス=カサド〕
  交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》
   〔ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団/
    1952年録音/選定:パトリック・セルスノヴィツ〕

 ●CD3
  交響曲第2番ニ長調 Op.36
   〔アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC交響楽団/
    1951年録音/選定:クリスティアン・マーリン〕
  交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》
   〔エーリヒ・クライバー(指揮)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/
    1950年録音/選定:ヤニック・ネゼ=セガン〕

 ●CD4
  交響曲第4番変ロ長調 Op.60
   〔カール・シューリヒト(指揮)、パリ音楽院管弦楽団/
    1958年録音/選定:ジョナサン・ベルマン〕
  交響曲第4番変ロ長調 Op.60
   〔ヨーゼフ・クリップス(指揮)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/
    1953年録音/選定:レミ・ルイ〕

 ●CD5
  交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》
   〔ルネ・レイボヴィッツ(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
    1961年録音/選定:ジョン・エリオット・ガーディナー〕
  交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》
   〔ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
    1948年録音/選定:ニコラウス・アーノンクール〕

 ●CD6
  交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》
   〔エーリヒ・クライバー(指揮)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/
    1953年録音/選定:ニコラス・ダーニー〕
  交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》
   〔ウィレム・メンゲルベルク(指揮)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/
    1937年録音/選定:デイヴィッド・ジンマン〕

 ●CD7
  交響曲第7番イ長調 Op.92
   〔フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団/
    1959年録音/選定:ピオトル・カミンスキ〕
  交響曲第7番イ長調 Op.92
   〔アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック/
    1936年録音/選定:パーヴォ・ヤルヴィ〕

 ●CD8
  交響曲第8番ヘ長調 Op.93
   〔レナード・バーンスタイン(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック/
    1963年録音/選定:ダニエル・ハーディング〕
  交響曲第8番ヘ長調 Op.93
   〔ヘルマン・シェルヘン(指揮)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
    1954年録音/選定:ダヴァン・アレクサンドル〕

 ●CD9
  交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱付き》
   〔ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
    ブルーノ・キッテル合唱団、ティラ・ブリーム(ソプラノ)、
    エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、ペーター・アンデルス(テノール)、
    ルドルフ・ヴァッケ(バス)/1942年録音/選定:サイモン・ラトル〕

 ●CD10
  交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱付き》
   〔ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団、
    エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、
    ハンス・ホップ(テノール)、オットー・エーデルマン(バス)/
    1951年録音/選定:ニコラス・クック〕

 ●CD11
  交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱付き》
   〔カール・シューリヒト(指揮)、パリ音楽院管弦楽団、
    エリザベート・ブラッスール合唱団、ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、
    マルガ・ヘフゲン(アルト)、マレイ・ディッキー(テノール)、
    ゴットロープ・フリック(バス)/1958年録音/選定:ダラン・パリ〕
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
カール・シューリヒト(指揮)、他
 仏ディアパゾン誌の自主製作BOX4タイトル!

 ベートーヴェンの交響曲全集BOXは、アーノンクール、ラトル、ネゼ=セガン、ガーディナー、ハーディング、ヘラス=カサド、ジンマン、ヤルヴィ、ロレールが、ディパゾン誌の批評家たちとともに、推薦者に名を連ねている。
 現代の名匠たちが推薦するベートーヴェン演奏。ディアパゾン誌ならではのユニークで豪華な企画に要注目。収録時間は約12時間43分。リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les Studios de Circe)が担当。
 


Diapason Box Vol.2
(10CD/特別価格)
\6400→\5790

ショパン:ピアノ作品集


 ●CD1
  24の前奏曲 Op.28
   〔アルフレッド・コルトー(ピアノ)/1933-1934年録音/選定:ネルソン・ゲルナー〕
  バラード第1番ト短調 Op.23
   〔アルフレッド・コルトー(ピアノ)/1933年録音/選定:スティーヴン・ハフ〕
  バラード第2番ヘ長調 Op.38
   〔ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)/1960年録音/選定:アラン・ロンペッシュ〕
  バラード第3番変イ長調 Op.47
   〔クラウディオ・アラウ(ピアノ)/1939年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  バラード第4番ヘ短調 Op.52
   〔ヨゼフ・ホフマン(ピアノ)/1938年録音/選定:ベンジャミン・グローブナー〕
  バラード第4番ヘ短調 Op.52
   〔アルフレッド・コルトー(ピアノ)/1933年録音/選定:ジャン=マルク・ルイサダ〕
  前奏曲嬰ハ短調 Op.45
   〔アルフレッド・コルトー(ピアノ)/
    1949年録音/選定:ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル〕

 ●CD2
  12の練習曲 Op.10
   〔パウル・バドゥラ=スコダ/1956年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  12の練習曲 Op.25
   〔サンソン・フランソワ/1959年録音/選定:エティエンヌ・モロー〕
  3つの新しい練習曲より 練習曲第ヘ短調
   〔クラウディオ・アラウ/1956年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  3つの新しい練習曲より 練習曲変イ長調
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1959年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  3つの新しい練習曲より 練習曲変ニ長調
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1959年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  練習曲第25番ホ短調 Op.25-5
   〔ギオマール・ノヴァエス/1955年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8
   〔ウラディミール・ホロヴィッツ/1932年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  練習曲第7番ハ長調 Op.10-7
   〔イグナーツ・フリードマン/1926年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  練習曲第12番ハ短調 Op.10-12
   〔イグナーツ・フリードマン/1926年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  練習曲第18番嬰ト短調 Op.25-6
   〔ヨゼフ・レヴィーン/1929年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  新しい練習曲第2番
   〔モーリツ・ローゼンタール/1935年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕
  練習曲第1番ハ長調 Op.10-1
   〔マウリツィオ・ポリーニ/1960年録音/選定:ポール・ド・ルイ〕

 ●CD3
  幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
   〔ヴラド・ペルルミュテール/1981年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
  アンダンテ・スピアナート変ホ長調 Op.22
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1934年録音/選定:ラン・ラン〕
  ポロネーズ第2番変ホ短調 Op.26-2
   〔イグナツィ・パデレフスキ/1930年録音/選定:ローラン・マルシニク〕
  ポロネーズ第9番変ロ長調 Op.71-2
   〔ベンノ・モイセイヴィチ/1943年録音/選定:ローラン・マルシニク〕
  ポロネーズ第1番嬰ハ短調 Op.26-1
   〔ヴラディーミル・ソフロニツキー/1960年録音/選定:ローラン・マルシニク〕
  ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1935年録音/選定:ローラン・マルシニク〕
  ポロネーズ第3番イ長調 Op.40-1《軍隊》
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1951年録音/選定:ローラン・マルシニク〕
  ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1951年録音/選定:ローラン・マルシニク〕
  ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》
   〔ウラディミール・ホロヴィッツ/1945年録音/選定:ローラン・マルシニク〕
  ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》
   〔イグナーツ・フリードマン/1933年録音/選定:ローラン・マルシニク〕

 ●CD4(選定:ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル)
  夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1〔ステファン・アスケナーゼ/1952年録音〕
  夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2〔ラウル・コチャルスキ/1938年頃録音〕
  夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3〔ヴィルヘルム・ケンプ/1959年録音〕
  夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1936年録音〕
  夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2〔ラウル・コチャルスキ/1948年録音〕
  夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2〔ステファン・アスケナーゼ/1952年録音〕
  夜想曲第12番ト長調 Op.37-2〔ヴラディーミル・ソフロニツキー/1949年録音〕
  夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1〔ヴィトルト・マルクジンスキ/1949年録音〕
  夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2〔イグナーツ・フリードマン/1936年録音〕
  夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1936年録音〕
  夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2〔ゲンリフ・ネイガウス/1951年録音〕
  夜想曲第20番嬰ハ短調〔ティエリ・ド・ブリュンホフ/1963年録音〕

 ●CD5(選定:ガエタン・ノーロー)
  夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1〔アルフレッド・コルトー/1951年&1948年録音〕
  夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2〔アルフレッド・コルトー/1951年&1948年録音〕
  夜想曲第6番ト短調 Op.15-3〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1935年録音〕
  夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1935年録音〕
  夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1〔ギオマール・ノヴァエス/1956年録音〕
  夜想曲第11番ト短調 Op.37-1〔ギオマール・ノヴァエス/1956年録音〕
  夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1〔ウラディミール・ホロヴィッツ/1951年録音〕
  夜想曲第19番ホ短調 Op.72-1〔マリラ・ジョナス/1946年録音〕
  即興曲第1番変イ長調 Op.29〔ミェチスワフ・ホルショフスキ/1952年録音〕
  即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36〔ミェチスワフ・ホルショフスキ/1952年録音〕
  即興曲第3番変ト長調 Op.51〔ミェチスワフ・ホルショフスキ/1952年録音〕
  幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66〔ミェチスワフ・ホルショフスキ/1952年録音〕
  夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2〔ミッシャ・レヴィツキ/1928年録音〕
  夜想曲第19番ホ短調 Op.72〔レオポルド・ゴドフスキー/1928年録音〕
  幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66〔ラウル・コチャルスキ/1948年録音〕
  即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36〔ギオマール・ノヴァエス/1951年録音〕
  即興曲第1番変イ長調 Op.29〔アルフレッド・コルトー/1922年録音〕

 ●CD6
  スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
   〔ベンノ・モイセイヴィチ/1949年録音/選定:ジェローム・バスティネリ〕
  スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
   〔ウラディミール・ホロヴィッツ/1957年録音/選定:ダニール・トリフォノフ〕
  スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
   〔セルゲイ・ラフマニノフ/1925年録音/選定:シモン・トルプチェスキ〕
  スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
   〔ヴラディーミル・ソフロニツキー/1932年録音/選定:ニコライ・ルガンスキー〕
  マズルカより Op.30-3, Op.30-4, Op.50-3, Op.59-3, Op.63-2, Op.63-3
   〔ウラディミール・ホロヴィッツ/1949−1950年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
  マズルカより Op.7-5, Op.24-1, Op.33-1, Op.33-3, Op.41-2, Op.56-3, Op.67-2, Op.68-2
   〔ウィリアム・カペル/1951−1952年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
  マズルカ第49番イ短調 Op.68-2
   〔アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ/
    1962年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
  マズルカ第25番ロ短調 Op.33-4
   〔ラウル・コチャルスキ/1928年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕

 ●CD7(選定:ベルトラン・ボワサール/Op.17-4を除く)
  マズルカより Op.7-1, Op.7-2, Op.7-3, Op.33-2, Op.24-4, Op.33-4,
   Op.41-1, Op.50-2, Op.63-3, Op.67-3, Op.67-4, Op.68-2
   〔イグナーツ・フリードマン/1930年録音〕
  マズルカより Op.30-1, Op.41-3, Op.59-1, Op.59-2, Op.59-3, KK.IIb-5
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1938−1939年録音〕
  マズルカより Op.17-1, Op.17-2, Op.17-3, Op.17-4
   〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1955年録音〕
  マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
   〔グリゴリー・ギンズブルク/1957年録音/選定:アルド・チッコリーニ〕
  マズルカより Op.24-3, Op.30-2, Op.67-2, Op.68-3, Op.68-4
   〔マリラ・ジョナス/1946年録音〕
  マズルカより Op.24-1, Op.24-2, OP.24-3, Op.56-1, Op.56-2
   〔ニキタ・マガロフ/1956年録音〕

 ●CD8(選定:ジャック・ドリロン、ガエタン・ノーロー)
  ワルツより Op.42, 64-1, Op.69-1, Op.64-2, Op.70-1, Op.69-2,
   ホ短調 Op.posthume, Op.34-2, Op.34-3, Op.70-2, Op.70-3, Op.64-3, Op.18
   〔ディヌ・リパッティ/1950年録音〕
  ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1〔ディヌ・リパッティ/1947年録音〕
  ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1〔アルトゥール・ルービンシュタイン/1928年録音〕
  ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1〔ロベール・ロルタ/1930年録音〕
  ワルツ第1番変ホ長調 Op.18〔ヴィトルト・マルクジンスキ/1959年録音〕
  ワルツ第13番変ニ長調 Op.70-3〔マリラ・ジョナス/1946年録音〕
  ワルツ第5番変イ長調 Op.42〔ヨゼフ・ホフマン(ピアノ)/1937年録音〕
  ワルツ第5番変イ長調 Op.42〔シモン・バレル(ピアノ)/1949年録音〕
  ワルツ第5番変イ長調 Op.42〔ロベール・ロルタ/1930年録音〕
  ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1〔ロベール・ロルタ/1930年録音〕
  ワルツ第3番イ短調 Op.34-2〔イグナーツ・フリードマン/1926年録音〕
  ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2〔セルゲイ・ラフマニノフ/1927年録音〕
  ワルツ ホ短調 Op.posthume〔セルゲイ・ラフマニノフ/1930年録音〕

 ●CD9
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
   〔ジョルジュ・シフラ(ピアノ)、マニュエル・ロザンタール(指揮)、
    フランス国立管弦楽団/1963年録音/選定:ジャン=マルク・ルイサダ〕
  ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
   〔ギオマール・ノヴァエス(ピアノ)、ジョージ・セル(指揮)、
    ニューヨーク・フィルハーモニック/1951年録音/選定:ジェド・ディストラー〕
  子守歌変ニ長調 Op.57
   〔ミェチスワフ・ホルショフスキ/1980年録音/選定:ニコラス・ダーニー〕
  タランテラ変イ長調 Op.43
   〔アルフレッド・コルトー/1933年録音/選定:ニコラス・ダーニー〕
  3つのエコセーズ Op.72〔アレクサンダー・ブライロフスキー/1938年録音〕

 ●CD10
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35《葬送》
   〔アルトゥール・ベネデッティ=ミケランジェリ/
    1960年録音/選定:アレクサンドル・タロー〕
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
   〔ヴィルヘルム・ケンプ/1959年録音/選定:ジャン=マルク・ルイサダ〕
  幻想曲ヘ短調 Op.49
   〔ギオマール・ノヴァエス/1957年録音/選定:ネルソン・フレイレ〕
  舟歌嬰ヘ長調 Op.60
   〔ディヌ・リパッティ/1948年録音/選定:アラン・プラネス〕
  舟歌嬰ヘ長調 Op.60
   〔マルタ・アルゲリッチ/1960年録音/選定:アラン・プラネス〕
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
アルトゥール・ベネデッティ=ミケランジェリ(ピアノ)、他
 フレイレ、ゲルナー、ハフ、ルガンスキー、ルイサダ、プラネス、グローブナー、トルプチェスキ、タロー、トリフォノフ、ラン・ラン、チッコリーニの12人のピアニストたち、批評家、音楽学者によって選定されたディアパゾン誌のショパンBOX。名ピアニストが選んだそれぞれの理想のショパン像がここに。収録時間は約12時間53分。リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les Studios de Circe)が担当。
 


Diapason Box Vol.1
(10CD/特別価格)
\6400→\5790

モーツァルト:室内楽作品集

 ●CD1
  ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304、ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.380
   〔ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)/
    1955年録音〕
  ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.378、ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
   〔アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、クララ・ハスキル(ピアノ)/
    1956年録音(K.454)&1958年録音(K.378)〕

 ●CD2
  ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376
   〔ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、ヘプツィバ・メニューイン(ピアノ)/
    1938年録音〕
  ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調 K.379、ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調 K.481、
  ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526
   〔ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)、
    ジョージ・セル(ピアノ/K.481)/1955年録音〕

 ●CD3
  ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調 K.296、ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調 K.377
   〔シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)、リリー・クラウス(ピアノ)/
    1935年録音(K.296)&1937年録音(K.377)〕
  ピアノ三重奏曲第2番ト長調 K.496、ピアノ三重奏曲第5番ハ長調 K.548
   〔リリー・クラウス(ピアノ)、ヴィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)、
    ニコラウス・ヒューブナー(チェロ)/1954年録音〕

 ●CD4
  ピアノ三重奏曲第3番変ロ長調 K.502、ピアノ三重奏曲第4番ホ長調 K.542
   〔リリー・クラウス(ピアノ)、ヴィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)、
    ニコラウス・ヒューブナー(チェロ)/1954年録音〕
  ディヴェルティメント変ホ長調 K.563
   〔ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)、
    エマヌエル・フォイアマン(チェロ)/1941年録音〕

 ●CD5
  ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493
   〔ウィリアム・カペル(ピアノ)、アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、
    ミルトン・トーマス(ヴィオラ)、ポール・トルトゥリエ(チェロ)/1953年録音〕
  ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
   〔クリフォード・カーゾン(ピアノ)、アマデウス弦楽四重奏団のメンバーたち/
    1952年録音〕
  弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K.575《プロシャ王第1番》
   〔アマデウス弦楽四重奏団/1954年録音〕

 ●CD6
  弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387、弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K.428、
  弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465《不協和音》
   〔ジュリアード弦楽四重奏団/1962年録音〕

 ●CD7
  弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421、弦楽四重奏曲第18番イ長調 K.464、
  弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458《狩り》
   〔ジュリアード弦楽四重奏団/1962年録音〕

 ●CD8
  弦楽四重奏曲第23番ヘ長調 K.590《プロシャ王第3番》
   〔アマデウス弦楽四重奏団/1951年録音〕
  弦楽五重奏曲第2番ハ短調 K.406、弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516
   〔ブダペスト弦楽四重奏団、ミルトン・カティムズ(ヴィオラ)/
    1941年(K.516)&1946年録音(K.406)〕

 ●CD9
  弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515、弦楽五重奏曲第6番変ホ長調 K.614
   〔グリラー四重奏団、ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)/1959年録音〕
  弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
   〔アマデウス弦楽四重奏団、セシル・アロノウィッツ(ヴィオラ)/1959年録音〕

 ●CD10
  ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調 K.452
   〔アルフレート・ブレンデル(ピアノ)、ハンガリー木管五重奏団/1959年録音〕
  クラリネット三重奏曲変ホ長調 K.498
   〔レジナルド・ケル(クラリネット)、リリアン・フックス(ヴィオラ)、
    ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)/1950年録音〕
  クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
   〔ベニー・グッドマン(クラリネット)、ブダペスト弦楽四重奏団/1938年録音〕
アマデウス弦楽四重奏団
ブダペスト弦楽四重奏団
ジュリアード弦楽四重奏団
グリラー四重奏団、他
 シゲティやグリュミオー、ハスキル、メニューイン、ハイフェッツなど往年の巨匠たちの名演を数多く集めた、ディアパゾン誌お墨付きのモーツァルトBOX。収録曲の選定は、ガエタン・ノーローをはじめとしたディアパゾン誌の批評家たちが担当。収録時間は約12時間37分!リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les Studios de Circe)が担当。
 



Diapason Box Vol4
(14CD/特別価格)
\6400→\5790

モーツァルト:オペラ集


 ●CD1−2
  歌劇《イドメネオ》K.366〔1956年7月−8月録音〕
   セーナ・ユリナッチ(イリア)、レオポルド・シモノー(イダマンテ)、
   リチャード・ルイス(イドメネオ)、ルシラ・ウドヴィック(エレットラ)、
   ジェームズ・ミリガン(アルバーチェ)、ウィリアム・マクアルパイン(大司祭)、
   ハーヴェイ・アラン(神託の声)、ジョン・プリッチャード(指揮)、
   グラインドボーン音楽祭管弦楽団&合唱団

 ●CD3−4
  歌劇《後宮からの逃走》K.384〔1949年12月19-21日録音〕
   シャーリ・バラバーシュ(コンスタンツェ)、アントン・デルモータ(ベルモンテ)、
   リタ・シュトライヒ(ブロントヒェン)、ヘルムート・クレプス(ペドリルロ)、
   ヨゼフ・グラインドル(オスミン)、エルンスト・デルンブルク(セリム)、
   フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、RIAS交響楽団&室内合唱団

 ●CD5−6
  歌劇《フィガロの結婚》K.492〔1955年7月20日-29日録音〕
   リタ・シュトライヒ(スザンナ)、テレサ・シュティヒ=ランダル(伯爵夫人)、
   ロランド・パネライ(フィガロ)、ハインツ・レーフス(アルマヴィーヴァ伯爵)、
   ピラール・ローレンガー(ケルビーノ)、
   クリスティアーネ・ジェラルド(マルツェリーノ)、
   マルセッロ・コルティス(バルトロ)、ユグ・キュエノー(ドン・バジリオ)、
   ハンス・ロスバウト(指揮)、パリ音楽院管弦楽団、
   エクサン・プロヴァンス音楽祭合唱団

 ●CD7−9
  歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527〔1956年7月24日録音〕
   チェーザレ・シエピ(ドン・ジョヴァンニ)、フェルナンド・コレナ(レポレロ)、
   エリーザベト・グリュンマー(ドンナ・アンナ)、
   リーザ・デラ・カーザ(ドンナ・エルヴィラ)、リタ・シュトライヒ(ツェルリーナ)、
   レオポルド・シモノー(ドン・オッターヴィオ)、ヴァルター・ベリー(マゼット)、
   ゴットロープ・フリック(騎士長)、ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団

 ●CD10−12
  歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》K.588〔1960年7月27日録音〕
   エリーザベト・シュヴァルツコップ(フィオルディリージ)、
   クリスタ・ルートヴィヒ(ドラベッラ)、グラツィエルラ・シュッティ(デスピーナ)
   、ヴァルデマール・クメント(フェランド)、ヘルマン・プライ(グリエルモ)、
   カール・デンヒ(ドン・アルフォンソ)、カール・ベーム(指揮)、
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団

 ●CD13-14
  歌劇《魔笛》K.620〔1954年6月録音〕
   エルンスト・ヘフリガー(タミーノ)、マリア・シュターダー(パミーナ)、
   ヨーゼフ・グラインドル(ザラストロ)、リタ・シュトライヒ(夜の女王)、
   ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(パパゲーノ)、
   リーザ オットー(パパゲーナ)、マルティン・ファンティン(モノスタトス)、
   キム・ボルグ(弁者)、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、RIAS交響楽団&室内合唱団
ジョン・プリッチャード(指揮)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ハンス・ロスバウト(指揮)
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
カール・ベーム(指揮)、他
 ディアパゾン誌の批評家たちが選定したモーツァルトのオペラ6作品の理想の録音。収録時間は約18時間12分!リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les Studios de Circe)が担当。




MUSIC&ARTS



M&ACD 1282
(6CD 4CD 価格)
\9200→\8390

「カミラ・ウィックス 至宝の演奏の50年」
カミラ・ウィックス(ヴァイオリン)
CD1(78:55)
 (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
   フリッツ・ブッシュ(指揮)デンマーク国立交響楽団/1949 年9 月22 日、コペンハーゲン
 (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77
   アリ・ラシライネン(指揮)ノルウェイ放送管弦楽団/1994 年か1995 年 (ステレオ)
 (3)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第7番 イ長調
 (4)メンデルスゾーン(アクロン編):歌の翼にOp.34-2
   ロバート・レヴィン(ピアノ)/1950 年、ノルウェイ
 (5)ドゥシュキン(伝パラディス):シシリエンヌ
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1973 年11 月4 日、ワシントン州ワナッチー(ステレオ)

CD2(75:45)
 (1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 (2)ブルースタ:トロールの風車
   ウィリアム・スタンバーグ(指揮)ハリウッド・ボウル交響楽団/1953 年8 月18 日
 (3)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 Op.22
   レオポルド・ストコフスキー(指揮)ハリウッド・ボウル交響楽団/1946 年8 月14 日
 (4)サラサーテ: 序奏とタランテラ Op.43
   サンフランシスコ交響楽団/録音時期不明
 (5)バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op. 14
   シクステン・エールリンク(指揮)ストックホルム・フィルもしくはストックホルム放送交響楽団/録音時期不明

CD3(75:52)
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
 (2)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
   マーティン・カッツ(ピアノ)/1986 年2 月11 日、ミシガン州アナーバー(ステレオ)
 (3)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18—第2楽章
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1973 年11 月4 日、ワシントン州ワナッチー(ステレオ)
 (4)ショスタコーヴィチ(ツィガーノフ編):
  前奏曲第10番 嬰ハ短調 Op.34-10、前奏曲第15番 変ニ長調 Op.34-15、
  前奏曲第16番 変ロ短調 Op.34-16、前奏曲第24番 ニ短調 Op.34-24
   マーティン・カッツ(ピアノ)/1986 年2 月11 日、ミシガン州アナーバー(ステレオ)
 (5)ガーシュイン(ハイフェッツ編):3つの変奏曲
   ロズリン・フランツ(ピアノ)/1980 年、カリフォルニア州フラトン (ステレオ)
 (6)シューベルト(ヴィルヘルミ編):アヴェ・マリア
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1960 年10 月8 日、カリフォルニア州アナハイム

CD4(77:13)
 (1)ショーソン:詩曲 Op.25
   アルバート・ハーシュ(ピアノ)/1963 年2 月26 日、テキサス州ダラス
 (2)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.27−3 「バラード」
   1988 年夏、テキサス州、ラウンド・アップ・フェスティヴァル (ステレオ)
 (3)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
   マイルズ・グレイバー(ピアノ)/1985 年3 月24 日、サンフランシスコ (ステレオ)
 (4)タイユフェール:ヴァイオリン・ソナタ第1番
   ブライアン・コネリー(ピアノ)/1990 年10 月15 日、サンフランシスコ
 (5)ニン(コチャンスキ編):4つのスペインの歌
   マーティン・カッツ(ピアノ)/1986 年2 月11 日、ミシガン州アナーバー(ステレオ)

CD5(77:35)
 (1)ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
   ロズリン・フランツ(ピアノ)/1980 年、カリフォルニア州フラトン (ステレオ)
 (2)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
 (3)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
   ニール・カーツ(ピアノ)/1991 年4 月5 日、ヒューストン (ステレオ)
 (4)バルトーク:ラプソディ第2番
   ジーン・バー(ピアノ)/1984 年3 月4 日 (ステレオ)
 (5)ラヴェル:ツィガーヌ
   アルバート・ハーシュ(ピアノ)/1963 年2 月26 日、テキサス州ダラス
 (6)イングヴァル・ヴィックス:砂漠への讃歌
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1973 年11 月4 日、ワシントン州ワナッチー

CD6(79:15)
 (1)グリーグ:ピアノ・ソナタ第3番 ハ短調Op.45—第1楽章
   ロバート・レヴィン(ピアノ)/1947 年(ドキュメンタリー映画より)
 (2)グリーグ:ピアノ・ソナタ第3番 ハ短調Op.45—第2、3楽章
   ロバート・レヴィン(ピアノ)/録音時期不明(ラッカー盤からの復刻、恐らくライヴ)
 (3)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.14
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1960 年8 月10 日、カリフォルニア州アナハイム
 (4)ヴィエニャフスキ:スケルツォ—タランテラOp.16
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1973 年11 月4 日、ワシントン州ワナッチー(ステレオ)
 (5)サラサーテ:マラゲーニャ
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1960 年8 月10 日、カリフォルニア州アナハイム
 (6)サラサーテ:サパテアード
   ロズリン・フランツ(ピアノ)/1980 年、カリフォルニア州フラトン (ステレオ)
 (7)ショパン(ミルシタイン編):夜想曲 嬰ハ短調
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1960 年8 月10 日、カリフォルニア州アナハイム
 (8)ショパン(ヴィルヘルミ編):夜想曲 ニ長調 Op.27-2
 (9)ベンジャミン:聖ドミンゴ
 (10)クライスラー:中国の太鼓
   ピアノ伴奏/1948 年頃
 (11)スカルラテスク:バガテル
   ホレス・マルティネス(ピアノ)/1960 年8 月10 日、カリフォルニア州アナハイム
 (12)ベンジャミン:ジャマイカのルンバ
   マイケル・クーパー(ピアノ)/ミシガン州アナーバー (ステレオ)
 伝説のヴァイオリニスト、カミラ・ウィックス!1940年代から90年代まで50年間の壮大な記録!

 TT:464'35

 カミラ・ウィックスは、1928 年、米国、カリフォルニア州ロングビーチ生まれのヴァイオリニスト。やはりヴァイオリニストのノルウェイ系の父からヴァイオリンを学ぶ。天才少女として騒がれ、10 代からソリストとして極めて高い人気を得た。キリリとした美音、恐れを知らないような強い情熱、非常に高い技術が融合したウィックスの演奏は、極めて強い独自の魅力を放っている。
 残念なことに結婚後の1950 年代末からウィックスは演奏活動より家庭を選び、超一流のヴァイオリニストだったにもかかわらず演奏会や録音は限定的になってしまった。世界を飛びまわらなくても彼女が一流の腕前を保っていたのは、このCD6 枚に収められた様々な録音から十分理解できるだろう。34 歳の時のラヴェルのツィガーヌは、数あるこの曲の録音の中でも独奏の炎が燃え上がる勢いでは最上位に来るような強烈な演奏だ。老年に入ってからでも、ドビュッシーのピアノ・ソナタなど実に素晴らしい。ステレオ録音が多い(ただし録音状態はかなりマチマチ)のもありがたい。
 


M&ACD 1287
(3CD)
\6900→\6290

「レオポルド・ストコフスキーと全米青年管弦楽団、ハリウッド・ボウル交響楽団」

 1940〜46年78回転(SP レコード)用レア録音集(初CD 化)
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
 (1)チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」
   1940 年8 月23 日、ブエノスアイレス、および1940 年9 月22日、ニューヨーク
 (2)チャイコフスキー(ストコフスキー編):陰鬱な日/1941 年7 月5 日、ハリウッド
 (3)チャイコフスキー(ストコフスキー編):ユモレスク ト長調 Op.10-2/1941 年7 月10 日、ハリウッド
 (4)ノヴァーク(ストコフスキー編):常道曲/1941 年7 月11 日、ハリウッド
 (5)R=コルサコフ(ストコフスキー編):くまん蜂の飛行/1941 年7 月10 日、ハリウッド
 (6)ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲/1940 年8 月21 日、ブエノスアイレス
 (7)ムソルグスキー(ストコフスキー編):「ボリス・ゴドゥノフ」交響的融合/1941 年7 月4 日、ハリウッド
 (8)ムソルグスキー(ストコフスキー編):「展覧会の絵」/1941 年7 月1 日、ハリウッド
 (9)ワーグナー(ストコフスキー編):「トリスタンとイゾルデ」の愛の音楽
   1940 年9 月17 日、ニューヨ1940 年9 月17 日、ニューヨ
 (10)ウェーバー(ベルリオーズおよびストコフスキー編):舞踏からの勧誘 Op.65
   1940 年8 月30 日、ブエノスアイレス
 (11)シューマン(ストコフスキー編):トロイメライ/1941 年7 月11 日、ハリウッド
 (12)リスト(M=ベルクハウス編):ハンガリー狂詩曲第2番/1941 年7 月8 日、ハリウッド
 (13)ファリャ:火祭りの踊り/1941 年7 月10 日、ハリウッド
 (14)スミス:星条旗/1940 年7 月24 日、ニューヨーク
 (15)バーリン:ゴッド・ブレス・アメリカ/1940 年7 月24 日、ニューヨーク
 (16)クレストン:交響曲第1番 Op.20—スケルツォ/1941 年7 月8 日、ハリウッド
 (17)グールド:ラテン・アメリカ・シンフォネット—グァラチャ/1941 年7 月5 日、ハリウッド
 (18)スティル:アフロ=アメリカ交響曲—スケルツォ/1940 年8 月21 日、ブエノスアイレス
 (19)カウエル:私たちの田舎の物語/ヘンリー・カウエル(Pf)/1941 年7 月10 日、ハリウッド
  全米青年管弦楽団

 (1)ドーラン:映画「闇の中の女」—魅惑のワルツ/1946 年8 月23 日
 (2)クラーク(伝パーセル):デンマークの王子の行進/1946 年8 月23 日
 (3)ハイドン(ストコフスキー編):アンダンテ・カンタービレ/1946 年8 月30 日
 (4)シューベルト(ストコフスキー編):楽興の時/1945 年8 月29 日
 (5)ブラームス(ストコフスキー編):ハンガリー舞曲第1番 ト短調/1946 年8 月30 日
 (6)チャイコフスキー(ストコフスキー編):陰鬱な日/1945 年7 月25 日
 (7)チャイコフスキー(ストコフスキー編):ユモレスク ト長調/⑦1945 年8 月1 日
 (8)オッフェンバック:「ホフマン物語」—舟歌/1945 年8 月29 日
 (9)J.シュトラウス2世:「こうもり」—ワルツ/1946 年8 月23 日
  (全てハリウッド)/ハリウッド・ボウル交響楽団

 初CD化!レオポルド・ストコフスキー 全米青年管弦楽団およびハリウッド・ボウル響とのSP録音集!

 レオポルド・ストコフスキー(1882—1977)が1940 年代に、全米青年管弦楽団およびハリウッド・ボウル交響楽団を指揮した録音の復刻。
 M&A によると「CD プレミエ」とのこと。全米青年管弦楽団は、フィラデルフィア管弦楽団時代に大規模な楽旅ができなかったストコフスキーの希望で、国際的楽旅と録音を目的に1940 年に創設されたオーケストラ。オーディションを受けた優秀な若手奏者と、フィラデルフィア管弦楽団の主要メンバーなど18 人の熟練奏者から編成されていた。南米楽旅を成功させるなど、ストコフスキーの指揮の下で華々しい活躍をしたものの、1941 年12 月に太平洋戦争が勃発したことによって楽旅も録音も困難になり、僅か2 年で活動停止となった。
 なお日本では全米青年交響楽団の表記も多い。ストコフスキーと全米青年管弦楽団の録音は米COLUMBIAが担当していた。
 ハリウッド・ボウル交響楽団は、ハリウッドの野外劇場ハリウッド・ボウルで1922 年から催されている夏の演奏会のオーケストラだが、現在も含め多くの時期で実態はロサンジェルス・フィルハーモニックのポップス・オーケストラだった。
 一方ストコフスキーが指揮しているのは、第二次世界大戦終結後に彼が組織した独立したオーケストラ。どちらの録音でもストコフスキーの得意とする曲が多い一方、他に録音を残さなかった曲も少なくない。カウエルの「私たちの田舎の物語」は、作曲者自身がピアノを担当していることで有名。いずれもマーク・オバート=ソーンによって丁寧に復刻されている。


<メジャー・レーベル>
 

DG

限定盤

4794646
(27CD)
\12000
《チャイコフスキー・マスターワークス》
【CD1-2】
 歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜
  ミレッラ・フレーニ, フォン・オッター, ニール・シコフ, トーマス・アレン,
  ジェームズ・レヴァイン&シュターツカペレ・ドレスデン[1987年録音]/
【CD3-5】
 歌劇「スペードの女王」〜
  ガリーナ・ヴィシネフスカヤ, レジーナ・レズニック, ピョートル・グーガロフ,
  ベルント・ヴァイクル,
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ&フランス国立管弦楽団[1977年録音]/【CD6-8】
 バレエ音楽「白鳥の湖」「くるみ割り人形」〜
  小澤征爾&ボストン交響楽団[1978, 1990年録音]/
【CD9-10】
 バレエ音楽「眠れる森の美女」〜
  ミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団[1997年録音]/
【CD11-12】
 交響曲第1, 2, 3番〜
  ミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団[1995年録音]/
【CD13-14】
 交響曲第4, 5, 6番〜
  エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル[1960年録音]/
【CD15-16】
 組曲第1, 2, 3, 4番〜
  アンタル・ドラティ&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[1966年録音]/
【CD17-19】
 序曲ヘ長調, マンフレッド交響曲, 大序曲「1812年」,
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」, 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」,
 交響的バラード「地方長官」, 幻想序曲「テンペスト」, スラヴ行進曲,
 デンマーク国歌による祝典序曲, 序曲「運命」, 幻想序曲「ハムレット」,
 イタリア奇想曲〜
  ミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団[1993&1996年録音]/
【CD20】
 ロココ風の主題による変奏曲*,
 弦楽セレナード〜
  オルフェウス室内管弦楽団, ミッシャ・マイスキー*[1996年録音]/
【CD21】
 ワルツ・スケルツォ〜
  五嶋みどり, レナード・スラットキン&ロンドン交響楽団[1987年録音],
 アンダンテ・カンタービレ(管弦楽版)〜
  ロストロポーヴィチ&ベルリン・フィル団員[1978年録音],
 なつかしい土地の思い出(弦楽合奏伴奏版)〜
  ジャニーヌ・ヤンセン, ダニエル・ハーディング&マーラー室内管弦楽団[2008年録音],
 弦楽のためのエレジー〜ウラディーミル・アシュケナージ&ロイヤル・フィル[1988年録音],
 夜想曲〜オルフェウス室内管弦楽団, ミッシャ・マイスキー[1996年録音],
 弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」(管弦楽版)〜オルフェウス室内管弦楽団[1996年録音]/
【CD22】
 ピアノ協奏曲第1番〜
  マルタ・アルゲリッチ, クラウディオ・アバド&ベルリン・フィル[1994年録音],
 ヴァイオリン協奏曲〜
  ナタン・ミルシテイン, クラウディオ・アバド&ウィーン・フィル[1972年録音],
 憂鬱なセレナード〜
  ギドン・クレーメル, ロリン・マゼール&ベルリン・フィル[1979年録音]/
【CD23】
 弦楽四重奏曲第1番〜エマーソン弦楽四重奏団[1984年録音],
 ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出のために」〜
  マルタ・アルゲリッチ, ギドン・クレーメル, ミッシャ・マイスキー[1998年録音]/
【CD24】
 四季, 踊るポルカ, 熱い告白〜ウラディーミル・アシュケナージ[1998年録音]/
【CD25】
 18の小品〜ミハイル・プレトニョフ[2004年録音]/
【CD26】
 私の守護神、私の天使、私の友よ, ただ憧れを知る人だけが, なぜ?,
 語るな友よ, 友よ信じるな, 私の心を運んでおくれ, 子守歌, 諦念, 恐ろしい瞬間,
 それは早春のことだった, 狂おしい夜, ジプシーの歌, 星は穏やかに私たちを照らし,
 初めての出会い, もう部屋の燈は消えて, セレナード, 陽は沈み, 夜,
 かつてのように私は一人〜オルガ・ボロディナ(Ms),ラリーサ・ゲルギエワ(P) [1993年録音]/
【CD27】
 聖金口イオアン聖体礼儀, 9つの宗教的音楽作品〜
  ニコライ・コルニエフ&サンクト・ペテルブルク室内合唱団[1995年録音]

 チャイコフスキー生誕175記念
 交響曲全集、3大バレエなどは数多くありますが、これだけまとまったものは非常に少ないチャイコフスキー作品集。
 プレトニョフ、ムラヴィンスキー、小澤征爾、アシュケナージ、アルゲリッチなど、新旧の超一流アーティストによる名曲・名演から厳選された27枚組。



 

DECCA


4788746
\1800

《ヨナス・カウフマン〜ジ・エイジ・オブ・プッチーニ》

 プッチーニ:
  1) 歌劇「ボエーム」より「冷たい手を」,
  2) 歌劇「トスカ」より「星は光りぬ」,
  3) 歌劇「つばめ」より「私はあなたの冷たい微笑を受け容れます」/
 ポンキエッリ:
  4) 歌劇「リトアニア人」より「こんなに極端なグラツィア」,
  5) 歌劇「ジョコンダ」より「空と海」/
 ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」より
  6)「野から牧場から」, 7)「最後のときがやってきた」/
 マスカーニ:
  8)歌劇「イリス」より「窓を開けよ」,
 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
  9)「万歳、泡立つぶどう酒」,10)「母さん!このぶどう酒は強いね」/
 レオンカヴァッロ:
  11)歌劇「道化師」より「衣裳を着けろ」,
  12)歌劇「ボエーム」より「ミュゼッテ!・・・愛らしい頭が」/
 チレア:
  13)歌劇「アルルの女」〜「ありふれた話(フェデリコの嘆き)」,
 歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より
  14)「心身共にくたくたで」, 15)「母の優しく微笑む面影を」/
  16) ザンドナイ:歌劇「ジュリエッタとロメオ」より「ジュリエッタよ、私はロメオ」/
 ジョルダーノ:
  17) 歌劇「フェドーラ」より「愛さずにはいられぬこの思い」,
  歌劇「アンドレア・シェニエ」より
  18)「ある日、青空を眺めて」,19)「五月の美しい日のように」,
  20)「貴女のそばでは、僕の悩める魂も」/
 20)レフィーチェ:「雲の影」
ヨナス・カウフマン(テノール)/
マルコ・アルミリアート(指揮:1-3)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団(1-2),
アントニオ・パッパーノ(指揮4-20),
ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団(3-20),
キング・オブ・テノールによるオペラ名アリア集
 21世紀の「キング・オブ・テノール」のヨナス・カウフマン。当代随一の人気テノール歌手であり、欧米では、彼が出演するだけでチケットが完売になるほど、確固たる地位と人気を確立しています。
 その恵まれた容姿と、抜群の歌唱力、演技力により世界中のオペラハウスで聴衆を虜にしています。このアルバムは、彼がデッカに録音したものの中から、プッチーニと同時代の作曲家の名オペラ・アリアを厳選。素晴らしい声で歌い上げられた名旋律の花束です!
 【録音】2007年8月(1-2), 2008年8月(3), 2010年3月(4-20)[デジタル:セッション]
 
限定盤

4788609
(4CD)
\6000→\5490
《シベリウス:歌曲全集》
シベリウス:
【CD1】
 セレナード, 5つのクリスマスの歌Op.1,
 アリオーソOp.3, 7つの歌Op.13, 7つの歌Op.17/
【CD2】
 帆走, 泳げ青い鴨, 2つの歌Op.35,
 6つの歌Op.36, 5つの歌Op.37, 5つの歌Op.38/
【CD3】
 6つの歌Op.50, 燃え尽きて, タイスへの賛歌, 8つの歌Op.57,
 シェークスピアの「十二夜」による2つの歌Op.60, 8つの歌Op.61/
【CD4】
 6つの歌Op.72, 6つの歌Op.86, 6つの歌Op.88, 6つの歌Op.90,
 水仙, 可愛い娘たち, 「クリスチャン二世」〜鬼蜘蛛の歌Op.27-4,
 「ペレアスとメリザンド」Op.46〜三人の眼の不自由な姉妹たち
トム・クラウセ(バリトン),
エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ),
アーヴィン・ゲージ(ピアノ),
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
2人の名歌手による貴重な歌曲全集が再発売に!
 2015年はフィンランドの誇る作曲家ジャン・シベリウス(1865.12.8.-1957.9.20.)の生誕150年を祝う年に当たります。それを記念して、ゼーダーシュトレームとトム・クラウセの名歌手2人によって録音された「歌曲全集」が再発売となりました。
 その多くが当時のフィンランドの言語事情を反映してスウェーデン語で書かれており、穏やかな語調が独特の雰囲気を醸し出しています。クリスマスの歌のような民謡風の曲から、冷たく悲しい旋律、簡潔なピアノ伴奏によって歌われる後期の作品など、紛れもなくこれらはシベリウスならではの世界。歌曲の分野でも重要な作曲家であることを認識させられる貴重な全集です。
 【録音】1978年12月〜1981年11月、ロンドン、キングズウェイ・ホール
 
限定盤

4788589
(11CD)
\10000→\8990
《シベリウス:グレート・パフォーマンス》

シベリウス:
【CD1】
 カレリア序曲Op.10,
 交響曲第1番ホ短調Op.39, 交響曲第7番ハ長調Op.105/
【CD2】
 交響曲第2番ニ長調Op.43, 交響曲第6番ニ短調Op.10/
【CD3】
 交響曲第3番ハ長調Op.5. 交響幻想曲「ポヒョラの娘」Op.49,
 「ペレアスとメリザンド」の劇音楽Op.46(抜粋),
 交響詩「夜の騎行と日の出」Op.55/
【CD4】
 交響曲第4番イ短調Op.63, 交響曲第5番変ホ長調Op.82/
【CD5】
 レンミンカイネン組曲Op.22, カレリア組曲Op.11/
【CD6】
 弦楽四重奏曲ニ短調「親しき声」Op.56,
 交響曲第5番変ホ長調Op.82, 交響詩「フィンランディア」Op.26/
【CD7】
 交響詩「エン・サガ」Op.9, 交響詩「タピオラ」Op.112,
 交響詩「フィンランディア」Op.26, 悲しきワルツOp.44-1,
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47*/
【CD8】
 交響詩「フィンランディア」Op.26, 悲しきワルツOp.44-1,
 交響詩「トゥオネラの白鳥」Op.22-3,
 交響詩「トゥオネラのレンミンカイネン」Op.22-2,
 組曲「歴史的情景」第1番より「祭り」Op.25-3,
 カレリア組曲Op.11, 交響詩「タピオラ」Op.112/
【CD9】
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47*, 夕べにOp.17-6,
 夢なりしか?Op.37-4, 秋の夕べOp.38-1,
 3月の雪の上のダイヤモンド Op.36-6,
 逢引きから帰った乙女Op.37-5, アリオーソOp.3,
 春はいそぎ過ぎゆくOp.13-4, もはや私は問わなかったOp.17-1,
 でもあたしの鳥は帰ってこないOp.36-2, 海辺のベランダでOp.38-2,
 初めての口づけOp.37-1, 黒いバラOp.36-1,
 そよげ葦Op.36-4, 来たれ、死よOp.60-1/
【CD10】
 交響曲第2番ニ長調Op.43*, それは夢かOp.37-4,
 逢引きから帰った乙女Op.37-5, 黒い薔薇Op.36-1,
 葦よそよげOp.36-4, 3月の雪の上のダイヤモンドOp.36-6,
 秋の夕べ Op.38-1, 春は急ぎゆくOp.13-4/
【CD11】
 交響曲第5番変ホ長調Op.82*, カレリア組曲Op.11*,
 「クリスチャン2世」の劇音楽Op.27(抜粋),
 「ペレアスとメリザンド」の劇音楽Op.46より間奏曲,
 悲しきワルツOp.44-1, 交響詩「フィンランディア」Op.26,
[CD1-4]
アンソニー・コリンズ(指揮)
ロンドン交響楽団
[CD5]
トーマス・イェンセン(指揮)
デンマーク国立放送交響楽団
[CD6]
グリラー弦楽四重奏団
エリク・トゥクセン(指揮)
デンマーク国立放送交響楽団[1954録音]/
[CD7]
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団,
ヤン・ダーメン(ヴァイオリン)
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団*
[CD8]
ハンス・ロスバウト(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[CD9]
エイフィン・フィエルスター(指揮)
ロンドン交響楽団,
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)*,
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
[CD10]
ピエール・モントゥー(指揮)
ロンドン交響楽団*,
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
ベルティル・ボクステッド(指揮)
ウィーン・オペラ管弦楽団/
[CD11]
アレクサンダー・ギブソン(指揮)
ロンドン交響楽団*,
チャールズ・マッケラス(指揮)
ロンドン・プロムス管弦楽団

 シベリウス作品に精通した往年の演奏者たちによる録音を集大成
 シベリウス生誕150周年を記念。現在Decca, DGが所有するシベリウス作品に精通した演奏者たちによるシベリウスの名録音です。
 イギリスの名指揮者(兼作曲家)で、シベリウスの第一人者として知られた、アンソニー・コリンズによる劇的アプローチによる交響曲全集。エリク・トゥクセン、ベイヌム、ロスバウト、モントゥー、ギブソン、マッケラスらによる管弦楽作品、ヤン・ダーメンとルッジェーロ・リッチの2種のヴァイオリン協奏曲。
 フラグスタート、ニルソンによる管弦楽伴奏歌曲など往年の演奏家たちによる、現在とは違った密度の高い濃厚でロマンティックな演奏をお聴きいただけます。

【録音】
 [CD1-4]アンソニー・コリンズ(指揮)ロンドン交響楽団[1952〜1955年録音]/[CD5]トーマス・イェンセン(指揮)デンマーク国立放送交響楽団[1952録音]/[CD6]グリラー弦楽四重奏団[1950録音], エリク・トゥクセン(指揮)デンマーク国立放送交響楽団[1954録音]/[CD7]エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団, ヤン・ダーメン(ヴァイオリン)ロンドンフィルハーモニー管弦楽団*[1952〜1957年録音]/[CD8]ハンス・ロスバウト(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[1954&1957年録音]/[CD9]エイフィン・フィエルスター(指揮) ロンドン交響楽団, ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)*, キルステン・フラグスタート(ソプラノ)[1958年録音]/[CD10]ピエール・モントゥー(指揮)ロンドン交響楽団[1958年録音]*, ビルギット・ニルソン(ソプラノ) ベルティル・ボクステッド(指揮)ウィーン・オペラ管弦楽団[1965年録音]/[CD11]アレクサンダー・ギブソン(指揮)ロンドン交響楽団[1959年録音]*, チャールズ・マッケラス(指揮)ロンドン・プロムス管弦楽団[1958年録音]

<LP>


DG(LP)

4795117
(LP)
\3600
《バッハ:ヴァイオリン協奏曲集》
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041,
  ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042,
  2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043*
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン),
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン:1043),
ウィーン交響楽団(1041&1042),
ユージン・グーセンス(指揮)
ロイヤル・フィル(1043) 
 オイストラフによる格調の高いバッハ
 1番と2番はダヴィッド・オイストラフの弾きぶりによる演奏。2台の協奏曲はオイストラフ父子が共演。格調高くスケールの大きい名演です。今回その名演が、重量級LPで復刻となります。
 【録音】1962年6月、ウィーン、コンツェルトハウス(1041&1042), 1961年2月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール(1043)
 
4795118
(LP)
\3600
《ブラームス:ピアノ協奏曲第1番》
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
エミール・ギレリス(ピアノ),
オイゲン・ヨッフム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
 鋼鉄のピアニスト、ギレリスの名盤
 従来のピアノ協奏曲とは一線を画した「ピアノ付き交響曲」といった趣の、気宇広大なブラームスの第1番。抑制された沈鬱感が横溢する晦渋さを湛えたこの作品で、今は亡き名ピアニストのギレリスと名指揮者ヨッフムががっぷりと四つに組んだ演奏を展開しています。ギレリスの協奏曲録音のなかで最も重要な位置を占める名盤の誉れ高い録音であり、ヨッフムとベルリン・フィルハーモニーの純ドイツ的な響きも聴きものです。
 【録音】1972年6月, ベルリン、イエス=キリスト教会
 
4795119
(LP)
\3600
《モーツァルト:クラリネット五重奏曲, オーボエ四重奏曲》
 モーツァルト:
  クラリネット五重奏曲イ長調K.581, オーボエ四重奏曲ヘ長調K.379
ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット),
ローター・コッホ(オーボエ),
アマデウス弦楽四重奏団
 絶妙のアンサンブルが展開された理想の演奏
 名手ドゥ・ペイエとローター・コッホ、アマデウス弦楽四重奏団という理想の組み合わせによるモーツァルトの室内楽作品。アマデウス四重奏団のメンバーが持てる技量のすべてを注ぎ込み、絶妙のアンサンブルが展開されています。
  【録音】1975年12月, ミュンヘン、ヘルクレス・ザール
 
4795120
(LP)
\3600
《シベリウス:管弦楽作品集》
シベリウス:
 交響詩「フィンランディア」Op.26,
 トゥオネラの白鳥Op.22-2, 悲しきワルツOp.44-1,
 交響詩「タピオラ」Op.112
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カラヤンのドラマティック・シベリウス!
 シベリウスの管弦楽曲の中で多くの人に知られる作品4曲をカップリング。カラヤンは手兵ベルリン・フィルを見事に牽引しドラマティックな演奏を繰り広げています。
 カラヤンは、これらの曲を数回録音していますが、ここに収録されているのは1964〜1967年の録音です。
 【録音】1964〜1967年, ベルリン、イエス=キリスト教会
 
4795121
(LP)
\3600
《チャイコフスキー:白鳥の湖, 眠れる森の美女組曲》
 チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」「眠れるの森の美女」
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮者ロストロポーヴィチの名盤
 世界的なチェリストとして名声を欲しいままにしていたロストロポーヴィチが指揮活動を始めた初期の代表的な録音。名門ベルリン・フィルを振った感動的な名演奏です。
 【録音】1978年6月, ベルリン、フィルハーモニー



 

DECCA(LP)


4788551
(2LP)
\4600
《マーラー:交響曲第8番》
 マーラー:交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」
ヘザー・ハーパー(Sp),
ルチア・ポップ(Sp),
アーリーン・オジェー(Sp),
イヴォンヌ・ミントン(Ms),
ヘレン・ワッツ(A),
ルネ・コロ(T),
ジョン・シャーリー=カーク(Br),
マルッティ・タルヴェラ(Bs),
ウィーン国立歌劇場合唱団,
ウィーン楽友協会合唱団,
ウィーン少年合唱団,
ゲオルク・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団
ショルティ屈指の壮大なる名演
 巨匠ショルティにとって最も重要なレパートリーのひとつがマーラーでした。手兵シカゴ交響楽団をウィーンに招いて録音した交響曲8番は、その比類ないオーケストラ・サウンドで聴き手を魅了します。
 オーケストラの各楽器が明瞭に聴き取れ、合唱団の編成の大きさまで感じられるバランスの良さ。高音から低音までのびやかにとらえた優秀録音。マーラーの音楽を鮮明に描ききった稀有なる演奏の記録です。
 【録音】1971年, ウィーン、ゾフィエンザール
 

4788554
(LP)
\3600
《チャイコフスキー:くるみ割り人形, グリーグ:ペール・ギュント》
 チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」
 グリーグ::「ペール・ギュント」の音楽より抜粋
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カラヤン&ウィーン・フィルの豊かな表現力!
 カラヤンが1960年代にウィーン・フィルと残した珠玉の録音。「くるみ割り人形」は絢爛で輝かしく、かつエレガントで快活。とりわけ弦の豊麗で官能的な響きは絶品。「ペール・ギュント」でもカラヤンはまったく妥協を許さず、ウィーン・フィルから実に美しい響きを導き出しています。
 【録音】1961年9月, ウィーン、ゾフィエンザール
 

4788555
(LP)
\3600
《エロルド:ラ・フィユ・マル・ガルデ》(抜粋)
 フェルディナン・エロルド:バレエ音楽「ラ・フィユ・マル・ガルデ」(抜粋)
ジョン・ランチベリー(指揮)
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
 バレエ音楽の巨匠ランチベリーが残した名演奏
 バレエ音楽の巨匠ジョン・ランチベリーが残した演奏の中でも、最も賞賛されるもののひとつ。栄えある賞に名を連ねる優秀録音盤として高評価も得ている盤です。(原題は、「ラ・フィユ・マル・ガルデ」ですが、邦題は「リーズの結婚」「おてんば娘リーズ」など様々)【録音】1962年3月, キングズウェイ・ホール
 
4788556
(LP)
\3600
《ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」》
 ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」(全曲)
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団,
ローザンヌ・ロマンド放送合唱団
アンセルメの見事な表現力が光る名盤
 長い間バレエ指揮者として活躍した経験から、その独特の呼吸やリズム感を体得したアンセルメは、「バレエ音楽の神様」と呼ばれ、数多くの名盤を残しました。「ダフニスとクロエ」もその中の一枚で、ラヴェルがギリシャ神話時代の牧歌的なストーリーをもとに作曲した大曲の魅力を、あますところなく伝えてくれます。【録音】1965年5月, ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 

4788497
(6LP)
\18000
《シベリウス:交響曲全集》
シベリウス:
 【LP1】
  交響曲第1番ホ短調Op.39,
 【LP2】
  交響曲第2番ニ長調Op.43,
 【LP3】
  交響曲第3番ハ長調Op.52, 交響曲第7番ハ長調Op.105,
 【LP4】
  交響曲第4番イ短調Op.63, 交響幻想曲「ポヒョラの娘」Op.43,
 【LP5】
  交響曲第5番変ホ長調Op.82, 交響詩「夜の騎行と日の出」Op.55,
 【LP6】
  交響曲第6番ニ短調Op.104,
  「ペレアスとメリザンド」の劇音楽Op.46より
   「メリザンド」「糸を紡ぐメリザンド」「間奏曲」「メリザンドの死」
アンソニー・コリンズ(指揮)
ロンドン交響楽団
シベリウスの第一人者として知られた、アンソニー・コリンズによる劇的アプローチ
     ◆シリアル番号入り数量限定盤◆
 2015年はシベリウス生誕150周年にあたります。それを記念して、イギリスの名指揮者(兼作曲家)で、シベリウスの第一人者として知られた、アンソニー・コリンズによる劇的アプローチによる交響曲全集。今回その名演が、重量級LPで復刻となります。
 【録音】1952〜1955年, ロンドン、キングズウェイ・ホール(モノラル)






<国内盤> 


アクースティカ


PPCA-620
\2500+税
バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜高橋望
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
高橋 望(ピアノ)
 「長い旅の終わりに出発点に還り着く、そこは初めて出会う場所」(T.S.エリオット)

 録音:2015年1月31日、四谷区民センター(ライヴ収録)

 毎年「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」の演奏会を開いている高橋望の待望のアルバムです。
 「アリアに始まり、30 の変奏を経て再びアリアに戻るゴルトベルク変奏曲、私にとってはT.S.エリオットの「長い旅の終わりに出発点に還り着く、そこは初めて出会う場所」の一文を思い起こさせます。長い旅のあとめぐりめぐって出発点に戻ってくる。しかしその出発点は今までとは一変した新しい姿を見せてくれる。それは長い旅を通じて私たちの中の何かが変わるからではないかと思います。
 ゴルトベルク変奏曲の演奏会を毎年続けて行くにあたり、バッハやエリオットが投げかけて来る様々なことを一枚のCD にしたいと思いました。長い旅はまだ始まったばかりですが、永遠のテーマとして向き合って行きます。」(高橋 望)
 

PPCA-619
(再発売)
\2500+税
「ファンタジー」
 バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV.903
 モーツァルト:幻想曲 ニ短調K.397
 ショパン:幻想曲 ヘ短調Op.49
 シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17
川井綾子(ピアノ)
 息づく情熱 幻想の詩、川井綾子の「ファンタジー」待望の再発売!

 録音:2003 年2 月、3 月、三重総合文化センター大ホール/(旧EVICA HTCA6006 の再発売)

 “幻想”という言葉には不思議な魅力がある、と私は思う。
 その言葉をイメージしたとたん、私の思考は煩雑な日常を離れ、もやもやした神秘的な空間をさまよい始める。やがて、現実と夢幻、明と暗、喜びと悲しみ、熱くたぎるような想いと内省的な切なさ---といったさまざまな相反する感情の全てを“詩情”というベールで優しく包み込んだ、深い無限の世界にたどり着く。そしてその中で、全てのしがらみを脱ぎ捨てた私の魂は自由に遊び始めるのだ---。
 このような“精神的遊び”をもって作曲されたのが幻想曲ではないだろうか?どの曲も深くのびやかで、そして情熱的で、想像力をかき立てられる曲ばかりである。
 このアルバムを手に取ってくださる方の“幻想”に対するイメージはそれぞれ違うかも知れませんが、その魅力を胸に思い描きながらこれらの幻想曲をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。
(川井綾子 2003 年パリにて)ライナー・ノートより

<LP>


ALTUS(LP)

— シューリヒト ステレオ録音コレクション —
 重大特典! 295セット限定生産。シューリヒト肖像 クリスタル製スタビライザー2商品購入者プレゼント! 応募特典引換券付!!

 ■購入者プレゼント シューリヒト肖像 クリスタル製スタビライザー応募特典引換券付!!
2 商品購入者特典として、対象商品の帯(第1 弾(ALTLP 049)、第2 弾(ALTLP 054)についている応募券2 枚を郵便はがきに貼りお送りいただいた応募者全員にスタビライザーをプレゼントしております。(応募期限:2016 年4 月1 日消印有効)

ALTLP 049/053
(5LP)
\36000+税
名人シューリヒトの完全ステレオ録音、
 ベートーヴェン交響曲ライヴ集成LP初登場

  ベートーヴェン:
  [LP-1]
   (1)交響曲第1番 ハ長調 Op.21、(2)コリオラン序曲
    (LP1 A面:第1&2楽章、B面:第3&4楽章、コリオラン序曲)
  [LP-2&3]
   (3)交響曲第3番 変ホ長調『 英雄』 Op.55
    (LP-2 A面:第1楽章、B面:第2楽章/LP-3 A 面:第3楽章、B面:第4楽章)
  [LP-4&5]
   (4)交響曲第9番 ニ短調『合唱付き』Op.125
    (LP-4 A面:第1楽章、B面:第2楽章/LP-5 A面:第3楽章、B面:第4楽章)
カール・シューリヒト(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
(4)アグネス・ギーベル(ソプラノ)
 マルガ・ヘフゲン(アルト)
 ラグナー・ウルフング(テノール)
 エドゥアルト・ヴォリッツ(バス)
 フランス国立放送合唱団
 名人シューリヒトの、ラジオ・フランスによる完全ステレオ録音によるベートーヴェン交響曲ライヴ集成LP初登場。シューリヒトのベートーヴェンをステレオで聴ける喜び!

 ライヴ録音:(1)(4)1965 年6 月15 日/シャンゼリゼ劇場(パリ) (3)1963 年5 月14 日/サル・プレイエル(パリ) (2)1959 年3 月24 日/シャンゼリゼ劇場(パリ)
 完全限定プレス、180g 重量盤、ステレオ、日本語解説付


 

ALTLP 054/056
(3LP)
\22500+税
グリュミオー、シューリヒトによる絶品のメンデルスゾーン
 貴重な全ステレオ・ライヴ集

  [LP-1]
   (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
   (2)シューマン:「マンフレッド」序曲 Op.115
     (LP1 A面:第1&2楽章、B面:第3楽章、マンフレッド序曲)
  [LP-2]
   (3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
     (LP2 A面:第1楽章、B面:第2&3楽章)
  [LP-3]
   (4)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
     (LP-3 A面:第1&2楽章、B面:第3&4楽章)
カール・シューリヒト(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
(1)アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
(3)クラウディオ・アラウ(ピアノ)
 ライヴ録音:(1)(2)1963 年5 月14 日/サル・プレイエル(パリ) (3)(4)1959 年3 月24 日/シャンゼリゼ劇場(パリ)
 完全限定プレス、180g 重量盤、ステレオ、日本語解説付

 シューリヒトが残した数少ないステレオライヴ録音を2 セットに集約。全て待望の初LP 化です。いずれも録音状態はよく素晴らしいステレオでしたが、今回もまたアナログテープによるマスターを制作し、ひと手間かけたことによる効果でしょうか、アナログディスクならではの美しい音のツヤが大変素晴らしい上質の音質に仕上がっております。















6/24(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CAVI MUSIC


4260085533190
\2700
ラスト・ソナタ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
ベンジャミン・モーザー(ピアノ)
 期待の若手ピアニスト、ベンジャミン・モーザーが弾く最後のソナタ

 録音:2014年4月ケルン、ドイツ放送室内楽ホール/65’35

 ドイツの若手ピアニスト、ベンジャミン・モーザー。1981 年ミュンヘンの音楽一家に生まれ、幼い頃からその才能を認められていました。2003 年にアルトゥール・シュナーベル・コンクール第1 位を皮切りに数々のコンクールに入賞。2007 年チャイコフスキー国際コンクールでは5 位入賞並びに聴衆賞を獲得した期待のピアニストです。
 このアルバムで彼は、自身が得意とするベートーヴェンとシューベルトの最後のピアノ・ソナタを収録。彼はこれまでにロシアとフランスの作曲家の作品を録音しています。その録音後、ウィーン古典派の作品を新たに学び直す過程で、ベートーヴェンの32 番のソナタをリサイタルでも度々演奏していたとのこと。
 そうした機会のなかで彼は「“最後の作品” というのは、作曲家の最後の言葉である。そこに作曲家の意図が凝縮されていることもある。それをテーマに録音をしてみたい」という気持ちが芽生え今回のアルバムが制作されました。
 緻密な構成力と適切な楽曲への理解、さらに瑞々しい感性と歌心に溢れる演奏。作曲家の最後の言葉を聞き取った彼が次に目指すものが非常に楽しみになるディスクです。




NAIVE



V 5419
\2600→\2390
こんなにオシャレなハープ協奏曲
 ベル・エポック

 (1)アンリエット・ルニエ:ハープ協奏曲ハ短調
 (2)テオドル・デュボワ:ハープと管弦楽のための幻想曲
 (3)ピエルネ:コンツェルトシュトゥックOp.39
 (4)サン=サーンス:ハープと管弦楽のための演奏会用小品Op.154
エマニュエル・セイソン(Hrp)
サミュエル・ジャン(指揮)
アヴィニヨン・プロヴァンス地方管弦楽団
 こんなにオシャレなハープ協奏曲を聴いたことなかった!セイソンの清心な演奏光る新譜

 録音:2014 年9 月/グラン・ダヴィニヨン公会堂(ル・ポンテ)/66’ 00”

 20 世紀初頭のパリは、プレイエル社がクロマティック・ハープを、エラール社がペダルを開発し、近代作曲家たちが新機能を生かした表現をいろいろ試みたため、ハープのベル・エポックと呼ばれていました。
 今年9 月からメトロポリタン歌劇場の首席ハープ奏者となるエマニュエル・セイソン。フランスの若手ハープ奏者のなかでもピカ一の彼第2 弾は協奏曲に挑戦。
 いずれの作品も貴重な録音。フランス・ハープ界の草分けで、サルセードやグランジャニーの師でもあった女性ハープ奏者アンリエット・ルニエの協奏曲が大歓迎。1901 年の作で、フランス的なセンスに満ちながらも華麗さやきらびやかさより、内的感情の綾をつむぐ真摯な作品。セイソンの詩的な音楽性が光ります。2 年後のデュボワ作品もフランクを思わす充実作。ピエルネのコンツェルトシュトゥックはハープの名協奏曲としてしばしば演奏されますが、きらめくような華麗さとあでやかさが絶美で、ハープの魅力全開です。
 サン=サーンスは最晩年1919 年に作曲された13 分ほどの協奏作品。サン=サーンスらしいメロディとオシャレな感覚に満ち、ハープの魅力を存分に発揮した魅力作ながら、何故かほとんど聴く機会がありません。セイソンのオシャレな音楽性が光る超オススメです。


NAIVE



V 5420
\2600→\2390
アクサンチュス最新盤はマントヴァーニ!
 ブルーノ・マントヴァーニ(b.1974):
  (1)ピリンスキー・ヤーノシュの5つの詩
   (Cinq poemes de Janos Pilinszky)
  (2)4つの宗教的な詩(Vier geistliche Gedichte)
  (3)消え去った世界(バビロンへのフラグメンツ)
   (Monde evanoui (Fragments pour Babylone))
  (4)カンタータ第4番「来たれ、イエスよ、来たれ」
   (Cantate n 4° 《Komm, Jesu, Komm》 )
アクサンチュス
(1)- (3)ピーター=イェル・ド・ボエル(指揮)
(4)ロランス・エキルベイ(指揮)
 ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)
 パスカル・コンテ(アコーディオン)
 録音:2014 年11 月、2015 年2 月/ルーアン、ルーアン・ノルマンディー・オペラ/53’

 人気合唱グループ、アクサンチュス。前作の「モーツァルト:レクイエム」(V.5370/ KKC.5405)も高い評判となりましたが、ここで久々の現代作品の登場となります。
 作曲家マントヴァーニ(1974 年フランス生まれ)といえば、ケラスもその作品を愛奏するほか、シカゴ響、パリ管、NHK 交響楽団なども彼の作品を演奏しているなど、まさに世界で活躍する作曲家。2010 年に異例の若さでパリ国立高等音楽・舞踊学校院長に就任しています。
 様々な国際作曲コンクールで優勝するほか、2010 年にはベルリン・フィルからクラウディオ・アバド賞を授与されるなど、非常に高く評価されています。
 2005 年、アクサンチュスは「ピリンスキー・ヤーノシュの5 つの詩」をマントヴァーニに委嘱、世界初演を手がけました。その後も両者の交流は続き、ここに収録されているほかの3 つの作品も生み出されることになりました。このディスクは両者のコラボレーションの集大成ともいえる存在です。
 「ピリンスキー・ヤーノシュの5 つの詩」は言葉の音節が巧みに活かされた作品。アイヒェンドルフの詩に基づく「4 つの宗教的な詩」はどこか日本の声明をも思わせるような雰囲気です。
 「消え去った世界(バビロンへのフラグメンツ)」は大規模な作品で、ポルナレフにも詩を提供したピエール・グロスの詩に基づいています。最後の消え入るような「バビロン」という言葉が印象に残ります。
 カンタータ第4 番「来たれ、イエスよ、来たれ」はバッハも名作モテットを書いたテクストですが、このマントヴァーニが書いた音楽は非常に切実。アコーディオンとチェロが激しく蠢く通奏低音の役割を果たす上で声楽が焦燥感に満ちた「イエスよ、来てください」と叫びます。マントヴァーニの作風の多様性と、アクサンチュスのテクニックの幅広さをあらためて実感する内容に仕上がっています。







SIMAX

PSC 1347
\2600→\2390
ノルウェーの重鎮ホーカン・アウストボー
ショパン:ピアノ作品集

 バラード第1番ト短調Op.23、バラード第2番ヘ長調/イ短調Op.38、
 バラード第3番変イ長調Op.47、バラード第4番ヘ短調Op.52
 舟歌 嬰ヘ長調Op.60、ノクターン ヘ長調Op.62-1、
 ノクターン ホ長調Op.62-2、幻想ポロネーズ 変イ長調Op.61
ホーカン・アウストボー(ピアノ)
 ノルウェーの重鎮ホーカン・アウストボーによるショパン

 録音:2014年3月24-26日オストシーデン教会(フレドリクスター、ノルウェー)/67’58

 50 年以上に渡って第一線で活躍するノルウェーのピアニスト、ホーカン・アウストボー(1948-)。アルバムタイトル「Chopin Now」は、ノルウェー国立音楽アカデミーと共同で行っている巨大研究プロジェクト“The Reflective Musician” の一貫として録音されました。
 ショパンの中期・後期の作品に焦点を当ており、ショパンの音楽様式の特徴を反映させたプログラミングで、優れた解釈で作曲家のイントレランスを描いています。
 ホーカン・アウストボーはこれまでにもSimaxレーベルから数々の録音を発表しており、スクリャービン、ドビュッシーのピアノ・ソロ作品全集やエリオット・カーターやノルウェーの現代作曲家ロルフ・ヴァリーンの作品などレパートリーは多岐に渡っています。特にアウストボーはメシアンのスペシャリストとして知られており、メシアンが世界各地で聴いた鳥の歌を素材にした『異国の鳥たち』(ACD 5057)の録音があります。




TYXART


TXA 14045
\2600
ヨッフム、サヴァリッシュの先生ヨゼフ・ハースのオラトリオ
  ヨゼフ・ハース(1879-1960):神の人生の書Op.87
  (アンゲルス・シレジウスの言葉によるオラトリオ)
ミュンヘン女声合唱団
ミュンヘン少女合唱団
モニカ・リヒテネガー(ソプラノ)
シモーネ・ブリュックナー(メゾソプラノ)
ノルベルト・ドゥヒテル(オルガン)
スザンネ・ブルンナー(ピアノ)
ヨゼフ・ハース・オーケストラ
カトリン・ヴェンデ=エーマー(指揮)
 録音:2014年11月ミュンヘン(ライヴ)/74’36

 ドイツの作曲家ヨゼフ・ハース。教師として生計を立てる傍ら、作曲をレーガーに学んだ経歴を持ちます。作品は主に大規模な合唱を伴う曲が多く、オペラ、オラトリオ、ミサ曲が中心でオーケストラ曲、室内楽曲もいくつか作曲しています。
 教師としても数多くの優秀な学生を輩出し、ヨッフム、サヴァリッシュなどの名前があります。また現代音楽の重要な音楽祭「ドナウエッシンゲン音楽祭」の運営にも携わり、20 世紀前半のドイツ音楽界を支える存在でした。
 このオラトリオは、ドイツ・バロック時代を代表する神秘主義的宗教詩人アンゲルス・シレジウスの言葉に基づいた作品。1934 年11 月6 日のエッセンで初演されたヨゼフ・ハースの3 つ目のオラトリオでした。
 ここに収録されているのは、作曲者自身の編曲による女声合唱版です。




GIMELL



CDGIM 213
(2CD/特別価格)
\2500→\2290
ピーター・フィリップスが選んだ"フェイヴァリット・レコーディングス"
タリス・スコラーズ 〜 パーフェクト・ポリフォニー

 パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ/
 ビクトリア:わがハープは悲しみの音に変わり/
 ジェズアルド:めでたし、いと優しきマリア/
 ムトン:主よ、われらを救いたまえ/
 ムトン:恵みに満ちたマリアよ、ようこそ/
 ゴンベール:第1旋法によるマニフィカト VI/
 ブラウン:キリストの十字架とともに/
 タリス:エレミアの哀歌Ⅰ/
 タリス:エレミアの哀歌 I/
 ブリュメル:エレミアの哀歌/
 フェッラボスコ:エレミア哀歌/
 イザーク:至高なる羊飼いよ/
 ジョスカン:ミサ曲《めでたし海の星》(ミサ・アヴェ・マリス・ステラ)
タリス・スコラーズ、
ピーター・フィリップス(指揮)
 名匠ピーター・フィリップスが選曲!完璧なるルネサンスのポリフォニー。

 深く大きな感動を呼んだ来日公演の大成功が記憶に新しいタリス・スコラーズ。
タリス・スコラーズが歌うルネサンス時代のポリフォニー音楽の名唱の中からピーター・フィリップスが選んだ"フェイヴァリット・レコーディングス"によるスペシャル・プログラム「パーフェクト・ポリフォニー」が登場!
 タリス・スコラーズの代名詞の1つであるパレスリーナの「教皇マルチェルスのミサ」を筆頭に、ジョスカン、タリス、ビクトリア、ジェズアルド、ムトン、そして2017年に没後500周年を迎えるイザークなど、ピーター・フィリップス自身が選んだ13曲の「パーフェクト・ポリフォニー」。
1973年にピーター・フィリップスがタリス・スコラーズの初のコンサート指揮してから40年以上。長き歴史の中で進化を続けてきた究極のハーモニーと、ピーター・フィリップスが選んだ13曲の名演が、来る9月の通算2000回目のコンサートを感動的に、そして盛大に祝います!







MD+G


316 19072
\2400
《イギリス・オルガン音楽の饗宴Vol.2》
 エドワード・エルガー:帝国行進曲Op.32, 朝の歌Op.15-2,
 ヘンリー・スマート:変奏付きコラール 変ホ長調,
 アルフレッド・ホリンズ:陽光の歌,
 ヒューバート・パリー:幻想曲とフーガ ト長調Op.188,
 サミュエル・セバスチャン・ウェスレー:ラルゲット 嬰ヘ短調,
 ジョン・アイアランド:カプリッチョ ハ長調,
 フランク・ブリッジ:アダージョ ホ長調,
 ハーバート・ハウエルズ:詩篇前奏曲第2集第3番,
 エドワード・エルガー:夕べの歌Op.15-1, 威風堂々第1番Op.39-1
ベン・ファン・オーステン(1877年ヘンリー・ウィリス製作オルガン)
 ソールズベリー大聖堂のオルガンで聴く荘厳な響き
 イングランド南西部の都市、ソールズベリーにある大聖堂は13世紀に建立され、イギリスで最も高い塔を有しています。ここには2台のオルガンがあり、1台は15世紀頃からある由緒あるもので、もう1台が今回演奏に使用されたヘンリー・ウィリス(1821-1901)の手によるものです。
 当盤は、エルガーやアイアランドらのイギリスの名曲の数々を4段の手鍵盤、4000本のパイプを持つ大規模なオルガンの荘厳な響きで聴く、贅沢なアルバム。なかでも「威風堂々第1番」は、聴き手の心を沸き立たせること間違いありません。
 【録音】ソールズベリー大聖堂
 


608 4232
\2400→\2190
名手ゲリンガスと彼の弟子だったクライン
 《ロッシーニ、ハイドン:チェロのためのデュエット》
 ロッシーニ:チェロのためのデュエット,
 ハイドン:
  デュエット ニ長調Hob.X:11, ト長調Hob.XII:4, ト長調Hob.XII:1, ニ長調Hob.XII:3&5
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ),
エミール・クライン(チェロ)
 チェロの師弟によるデュエット
 まるでオペラのアリアやデュエットのように、華麗に歌う2台のチェロ。25年ほど前に録音された演奏ですが、時を経た現在でもその輝きは全く褪せていません。
 名手ゲリンガスと彼の弟子であったクラインのチェロが、競い合うように魅惑的なメロディを奏でていきます。またハイドンの曲はもともと当時の弦楽器「バリトン」のための曲ですが、チェロで演奏することで新たな魅力を放っています。
 

902 19066
(SACD Hybrid)
\3100
《ウルリヒ・ツァイトラー:ミサ・クレド》
 ウルリヒ・ツァイトラー:ミサ・クレド
マリア・ベルニウス(ソプラノ),
ベルンハルト・クラス(サクソフォン),
ヘルムート・レーシャー(ピアノ),
ウルリヒ・ツァイトラー(指揮)
アンサンブル333
 グレゴリオ聖歌のメロディとジャズの融合
 グレゴリオ聖歌のメロディとジャズの融合・・・現代、時折現れるこのような不思議で陶酔的な音楽は、ジャンルの壁を超え様々な形で浸透しつつあります。
 サックスとソプラノ、そしてピアノとヴォーカル・アンサンブルが醸し出す音に、信仰の奥深さと伝統が滲みます。微妙に移り変わる響きの色彩を余すことなく捉えた素晴らしい録音にも注目です。
 [CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND]
 


930 19086
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
オケ版のほうはブルニエ(指揮)&ボン・ベートーヴェン管
 《4手のためのピアノ版と管弦楽版の「春の祭典」》

  ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
   1) 4手のためのピアノ版,
   2) 管弦楽版
1) トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオ
2) ステファン・ブルニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
 ピアノ版と管弦楽版で聴く《春祭》
 ディアギレフのバレエ・リュスのために書かれた「春の祭典」は初演時に激しい混乱を巻き起こしたことで知られています。
 現代ではすっかり定着したレパートリーですが、従来とは全く違うダンサーたちの動きに加え、暴力的ともいえるオーケストラの咆哮は、確かにそれまでのバレエの概念を大きく塗り替えたものであったに違いありません。
 この画期的な作品にはピアノ連弾ヴァージョンがあり、こちらもピアノ・デュオのレパートリーとして良く演奏されます。ピアノ版を聴くことが、混沌としたオーケストラ版の骨組みを理解する一助となるでしょう。
 マーラーの交響曲のピアノ・デュオ版などで見事な演奏を聴かせるトレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオの才気あふれる演奏を収録しています。ブルニエ指揮による管弦楽版はライヴ録音で、熱いエネルギーがほとばしる名演です。
 [CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND]


旧譜
ステファン・ブルニエ(指揮)&ボン・ベートーヴェン管によるラヴェル!


937 18636
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』(全曲) ステファン・ブルニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団,
ケルン放送合唱団

 ステファン・ブルニエは、1964年ベルン生まれ。「新しい音楽のためのアンサンブル、エッセン」を結成、指揮者として、またピアニストとしてもその名前を知られるようになりました。その後ドイツ各地の歌劇場で実績を積み、マインツ、アウグスブルク、マンハイムを経て、ダルムシュタット州立劇場の音楽監督に就任。2008年からはボン・ベートーヴェン管弦楽団およびボン歌劇場の首席指揮者を務めています。
 若々しい覇気と洗練を兼ね備えた秀演を次々と発表しているブルニエ&ボン・ベートーヴェン管弦楽団。これまではドイツのロマン派の作品を中心に録音してきましたが、今回はラヴェル挑戦。 精緻なスコア・リーディングを基に、響きの透明感を際立たせながら、混沌さとエロティックな薫りが漂う魅力的な演奏を聴かせてくれます。

ハイブリッドSACD仕様(CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND)





ACTE PREALABLE



AP 0320
\2500→\2290
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939):ピアノ作品全集
  ピアノ作品集 Op.4
   メランコリー/前奏曲/スケルツォ/バレエの小品/メヌエット/サロン風
  ピアノ作品集 Op.5
   悲歌/幻想曲/古典調で/5つの幻想曲
  前奏曲と幻想的フーガ Op.16
  オペラ=バレエ「人魚」第3幕 から 船乗り(*)/愛の告白

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年10月3日、11月22日、12月22日、ポーランド放送スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド(*以外)
    2015年3月20日、ゼノン・ブジェフスキ音楽学校、ワルシャワ、ポーランド(*)
 ヴィトルト・マリシェフスキはペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事したポーランド人作曲家。1913年オデッサ音楽院の創立者となり初代院長に就任。1921年ソヴィエト政権の迫害を避けポーランドに出国。ロシアにおける彼の名誉・功績はすべて消し去られ、オデッサ音楽院創立者も他人にすり替えられてしまいました。ポーランドではワルシャワ音楽協会総裁、第1回ショパン国際ピアノ・コンクール委員長、ワルシャワ音楽院作曲科教授等の要職を歴任。作風は「古典的ネオ・ロマンティシズム」と称され、門下生である作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキは後年、彼の講義を絶賛していました。
 マリシェフスキの「ヴァイオリンとピアノのための作品集」(AP 0285)は好セールスを記録。
 そのCDでレゼクスプロラテュールのメンバーとしてピアノを担当していたのがヨアンナ・ワヴリノヴィチ。アクト・プレアラブルの日本におけるベストセラーであるヘンリク・メルツェル(1869-1928)のピアノ協奏曲第1番&第2番(AP 0163)他、当レーベルに多くの録音を行っています。世界初録音。




旧譜
マリシェフスキ室内楽作品集アルバム

AP 0327
\2500→\2290
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939):室内楽作品集 Vol.1
  弦楽五重奏曲ニ短調 Op.3(*)
  弦楽四重奏曲第2番ハ長調 Op.6(+)
フォー・ストリングス四重奏団
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
 グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ)
 ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)
ヴォイチェフ・フダラ(チェロ(*))

録音:2013年12月8日(*)、12月20-21日(+)、市立総合中等学校、ボイショヴィ、ポーランド

 前回新譜「ヴァイオリンとピアノのための作品集」(AP 0285)で好評を博したマリシェフスキの室内楽作品録音がシリーズ化されます。
 ヴィトルト・マリシェフスキはペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事したポーランド人作曲家。1913年オデッサ音楽院の創立者となり初代院長に就任、ダヴィド・オイストラフ、エミール・ギレリスらを輩出しました。1921年、ソヴィエト政権の迫害によりポーランドに出国。ロシアにおける彼の名誉・功績はすべて消し去られ、オデッサ音楽院創立者も他人にすり替えられてしまいました。
 ポーランドではワルシャワ音楽協会総裁、第1回ショパン国際ピアノ・コンクール委員長、ワルシャワ音楽院教授等の要職を歴任。作風は「古典的ネオ・ロマンティシズム」と称され、門下生である作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキは後年、彼の講義を絶賛していました。
フォー・ストリングス四重奏団は2004年にルツィナ・フィエドゥキェヴィチによりカトヴィツェのポーランド放送交響楽団のメンバーを中心に創設されたアンサンブル。

 

AP 0285
\2500→\2290
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939):ヴァイオリンとピアノのための作品集
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.1(1902)
  4つの小品 Op.20(1923)
レゼクスプロラテュール
 アンナ・オルリク(ヴァイオリン(*))
 ユゼフ・コリネク(ヴァイオリン(+))
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)

録音:2013年、ポーランド放送スタジオ、ポーランド

 ヴィトルト・マリシェフスキはペテルブルク音楽院でリムスキー=コルサコフに師事したポーランド人作曲家。1913年オデッサ音楽院の創立者となり初代院長に就任、ダヴィド・オイストラフ、エミール・ギレリスらを輩出しました。
 1921年、ソヴィエト政権の迫害によりポーランドに出国。ロシアにおける彼の名誉・功績はすべて消し去られ、オデッサ音楽院創立者も他人にすり替えられてしまいました。ポーランドではワルシャワ音楽協会総裁、第1回ショパン国際ピアノ・コンクール委員長、ワルシャワ音楽院教授等の要職を歴任。
 作風は「古典的ネオ・ロマンティシズム」と称され、門下生である作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキは後年、彼の講義を絶





AP 0163
\2500→\2290
ワヴリノヴィチのピアノが鮮烈!
 ヘンリク・メルツェル(1869-1928):
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調(1892-1894)
  ピアノ協奏曲第2番ハ短調(1898)

ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
ルーベン・シルヴァ(指揮)
コシャリン・フィルハーモニー管弦楽団

メ録音:2007年11月19-21日、ポーランド、コシャリン

 ヘンリク・メルツェルは1869年ポーランド生まれ。ショパンが亡くなって20年後にポーランドに現れた人。ロシアからの独立を目指したが失敗に終わり、数百人のポーランド貴族が絞首刑にされた「一月蜂起」から5年後に生まれた。なので時代的にもこの作曲家の作品は、ショパンという大偉人の錦を背負い、ポーランドの文化的独立を目指すという位置にいるような気がした。
 ・・・ところが、このメルツェルのピアノ協奏曲、もう完全にロシア音楽なのである。
 どこにもショパンの音楽の繊細な感性は見受けられない。何となく我々が思うようなポーランドの民族性というものが感じられない。
 もっとポーランドの色を強く持った「お国!」的なコンチェルトを書いて、文化的独立を果たしたいものじゃないのか??
 いや、それは逆か。
 長年ロシアに虐げられたポーランドの作曲家だからこそ、「おれたちにだってお前らに負けないようなドデカいコンチェルトを作れるんだぞ!」というところを見せたかったのか?
 なるほど、そう思えばこのメルツェルの野心は達成されたといっていいかもしれない。
 これらのコンチェルト、ショパンの後継ではなく、まちがいなくルビンシテインやチャイコフスキーの末裔という感じなのである。いや、彼らの作品をさらにどろどろにしてスケールでかくしたような音楽。派手なオーケストレーションと映画音楽ばりのコテコテの甘い民謡旋律を思う存分使い、ラストではこれでもかこれでもかと盛り上げる。そこまで盛り上げなくても、というくらい盛り上げる。その品のなさはショパンではなく、やっぱりロシア系の作曲家。
 実は第1番はルビンシテイン作曲コンクールでなんと第1位を取った。ルビンシテインはその前年に死んでいるが、もし生きて聴くことがあったらまあ大喜びだったろう。
 そして続く第2番もパデレフスキ作曲コンクールでこれまた第1を獲得。第1番をさらにスケール・アップさせたこの曲は伝説的名手レシュテツキに捧げられているから、当時はそうとうな注目作品だったはず。
 その後ヘンリク・メルツェルは教育者としてワルシャワ音楽院の教授、院長を務めることになる。
 この2曲の作品は、そんな将来のポーランドの大偉人が青年時代に作り上げた、ちょっと恥ずかしいけれど立派過ぎるくらい立派な、「豪腕系一大叙事詩的協奏曲」。まったく聴いているだけで疲れてしまうような大サービス・コンチェルト。ロシアに真っ向から立ち向かって大爆発の自爆を遂げたといっていい。聴きながらいっしょにのたうちまわりましょう。こんなお馬鹿な大作、なかなか聴けない。

 ちなみにピアノのヨアンナ・ワヴリノヴィチはショパン音楽院を卒業した、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカの最後の弟子。その可憐でキュートな容姿にもかかわらず、この怪物コンチェルトを徹底的に弾き切っていて爽快。
 ブックレットにワヴリノヴィチ大写しのページがあって(下記写真参照)、それをジャケット表にすることもできたりします。
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AP 0336
\2500
ショパン・リサイタル
 ショパン(1810-1849):
  舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
  スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
  華麗な大ワルツ変ホ長調 Op.18/バラード第4番ヘ短調 Op.52
  4つのマズルカ Op.17; 変ロ長調,ホ短調,変イ長調,イ短調
  ポロネーズ変イ長調 Op.53

ステファン・ワバノフスキ(ピアノ)

 録音:2014年5月14-16日、クシシュトフ・コメダ国立音楽学校コンサートホール、ルバチュフ、ポーランド
 ステファン・ワバノフスキは1979年はクラクフに生まれ、カトヴィツェ音楽アカデミーでアンジェイ・ヤシンスキにピアノを師事したポーランドのピアニスト。ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学ブロニスラヴァ・カヴァラの指導のもとアントニ・ストルペ(1851-1872)のピアノ音楽を研究し2012年に博士課程を修了。ストルペのピアノ作品集のCD(AP 0203)が高い評価を受けたワバノフスキ。今回はポーランド人ピアニストの王道、ショパンです。

 

AP 0341
\2500
ヤクプ・サルヴァス(1977-):プリズム1
  フルートのためのプリズム [Prism for flute]
  3つのО [Three-O](*)
  チェロのためのプリズム [Prism for cello]
  反対側のもの [One in Opposite](+)
  ヴァイオリンのためのプリズム [Prism for violin]
  原点から極点へ [From origin to apogee](#)
  オーボエのためのプリズム [Prism for oboe]
ダス・ノイエ・アンサンブル(*)
 ザビーネ・アキコ・アーレント(ヴァイオリン、ヴィオラ)
 ブリギッテ・ザウアー(フルート、アルトフルート、バスフルート)
 ウード・グリム(クラリネット、バスクラリネット、コントラバスクラリネット)
アンサンブル・エオリアン・トリオ(+)
 カリン・レヴァイン(フルート、アルトフルート、バスフルート)
 ピーター・ヴィール(オーボエ)
 パスカル・ガロワ(ファゴット)
ワーク・イン・プログレス・ベルリンのソリストたち(無印)
 カトリン・プリューマー(フルート)
 ペーター・ミヒェル(オーボエ)
 ビリアナ・ヴァチコヴァ(ヴァイオリン)
 マリカ・ゲイロート(チェロ)
ラソン・アンサンブル(#)
 クシシュトフ・ラソン(ヴァイオリン)
 スタニスワフ・ラソン(チェロ)
 ピョトル・サワイチク(ピアノ)

録音:2006年、ライヴ、オルフ・センター、ミュンヘン、ドイツ(+)
    2009年、ライヴ、「現代音楽の日々」音楽祭、ヴュルツブルク音楽大学、ヴュルツブルク、ドイツ(*)
    2012年、ヘルムート・コッホ・ホール、ベルリン=ブランデンブルク放送、ベルリン、ドイツ(無印)
    2014年、国立音楽学校、リブニク、ポーランド(#)

 ヤクプ・サルヴァスはポーランドのグリヴィツェに生まれ、カトヴィツェ音楽アカデミー、ケルン音楽大学で学んだ作曲家・指揮者:演奏家。エレクトリニクスおよびエレクトロアコースティック音楽、映画音楽も書いていますが、当盤にはクラシカル楽器による独奏・室内楽作品が収録されています。
 世界初録音。

 

AP 0342
\2500
ペルッティ・ヤラヴァ(1960-):暖かな夜の中へ 室内楽作品集
  ワシミミズク [鷲みみずく] (ギターと弦楽四重奏のための;2009)(*/+)
  ギターのための6つの小品(1998)(*)
  弦楽四重奏曲第1番「春の小川の絵」(2006/2007)(+)
  あなたが眠っている間、私はドアを開け暖かな夜の中へ歩き出した
   (フルート、ハープとヴィオラのための;2010)(#)

キンモ・ラフネン(ギター(*))
アカデモス弦楽四重奏団(+)
 アンナ・シャベルカ(第1ヴァイオリン)
 ヨアンナ・ツォギェル(第2ヴァイオリン)
 アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ)
 ソビク=プトク・ダヌタ(チェロ)
ロリエン三重奏団(#)
 アリチヤ・リゼル=モリトリス(フルート)
 アグニェシュカ・カチマレク=ビャリク(ハープ)
 アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ)

録音:2014年3月、カトヴィツェ、ポーランド

 ペルッティ・ヤラヴァはフィンランドの作曲家。作曲はほぼ独学とのこと。クラシックとジャズのアンサンブルのための作品を書いています。世界初録音。

 

AP 0343
\2500
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):教会音楽全集 Vol.2
  慈悲深き主(B)/われらは主を信ず(T)/われらとともにとどまりたまえ、主よ(S)
  われらとともにとどまりたまえ(T)/おお、イエス・キリストよ(B)/祈り(T)
  神に(S/A)/神の御母よ(B)/天の元后(A)/聖母マリア、良き弁護者(S)
  悲しみの御母(T)/天の元后(A)/めでたし海の星(S)/御身の庇護のもとに(A)
  わが御母よ!(B)
カタジナ・ドンダルスカ(ソプラノ(S))
エヴァ・ヴォラク(アルト(A))
パヴェウ・ペツショク(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(B))
エヴァ・リテル(オルガン)

録音:2014年9月1-5日、主の復活教会、グダンスク・ブジェシュチ、グダンスク、ポーランド

 オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキはポーランドのウクナイナ国境の町ベウツ(現ウクライナ)に生まれた作曲家・教師。チェルニウツィー(ウクライナ)で音楽教育を受けた後、リヴィウ(ウクライナ)とおそらくウィーンで学び、ポーランド語の教師を務めながら作曲家、編曲家、合唱指揮者、ピアニストとして活躍しました。世界初録音。Vol.1:AP 0288。

 

AP 0344
\2500
スワヴォミル・スタニスワフ・チャルネツキ(1949-):合唱作品集
  めでたし天の元后 Op.47/クラロモンターナの主の賛歌 Op.45 No.5
  おお、栄光に満てる聖母マリア Op.48 No.1
  ヴィリニュスの聖母マリアを称える賛歌 Op.45 No.2
  慈悲深き御母 Op.48 No.2/聖ヨハネ・パウロ2世を称える賛歌
  われは乞う、ヤスナ・グラの御母よ Op.48 No.3
  無原罪の賛歌 Op.45 No.9/無原罪の処女 Op.48 No.4
  ピェカリの町の教会の聖母マリアを称える賛歌 Op.45 No.4
  聖なるマリア Op.48 No.5
  われらは御身に感謝する、マリアよ Op.48 No.6
スコラ・カントールム・トルネンシス(合唱)
パヴェウ・グウォヴィンスキ(指揮)

録音:2014年9月5-8日、10月18日、11月15-16日、ヘウムジャ、ポーランド

スワヴォミル・スタニスワフ・チャルネツキはワルシャワ音楽アカデミーでピョトル・ペルコフスキとロムアルト・トファルドフスキに師事したポーランドの作曲家。世界初録音。

 

AP 0345
\2500
カッセルン、マイェルスキ:ピアノ作品集
 タデウシュ・ジクフリト・カッセルン(1904-1957):
  ソナティナ第1番(1953)/ソナティナ第2番(1944)
  ソナティナ第3番「クリスマス・キャロルのソナティナ」(1945)
  ソナティナ第4番、スティーブン・C・フォスターの主題による
  若いピアニストとあまり若くないピアニストのための
   アミューズメント・パーク音楽集(1936)
  コニー・アイランド・ソナティナ
 タデウシュ・マイェルスキ(1888-1963):前奏曲第1番/前奏曲第2番
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
 タデウシュ・ジグフリト・カッセルンはウクライナのリヴィウに生まれ、リヴィウ、ポズナン、パリで学んだポーランドの作曲家。1945年にアメリカ合衆国に移住し1948年まで文化担当の大使館員を務めた後、ニューヨークで作曲と教育活動に専念しました。
 タデウシュ・マイェルスキは同じくリヴィウに生まれ、リヴィウ、グダンスク、ライプツィヒで学んだポーランドの作曲家。リヴィウ音楽院教授を務めた他、ピアニストとしても活躍しました。世界初録音。
 

AP 0346
\2500
マイケル・キンバー(1945-):ヴィオラのための音楽 Vol.5
  10の短い小品(*)
  6つのエチュード=カプリス
   No.1(#) / No.2(+) / No.3(+) / No.4(#) / No.5(#) / No.6(+)
  無伴奏ヴィオラ・ソナタ(**)
  暗い森(ヴィオラとマリンバのための)(++/##)
  [ボーナス・トラック]
  マクシミリアンのための子守歌(マリンバのための)(##)
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*))
アリツィア・グシチョラ(ヴィオラ(+))
マルティナ・コヴザン(ヴィオラ(#))
エウゲニュシュ・ドンブロフスキ(ヴィオラ(**))
パヴェウ・ミハウォフスキ(ヴィオラ(++))
パヴェル・リス(マリンバ(++/##))

録音:2014年11月18-19日、2015年2月4-6日、アウラ・ノヴァ(新講堂)、
     I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド

マイケル・キンバーはアメリカ合衆国のヴィオラ奏者・作曲家。1965年頃から1985年まではヴィオラの学習と演奏に専念していました。2004年以来アイオワ・シティを本拠に活躍しています。世界初録音。

 

AP 0347
\2500
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):教会音楽全集 Vol.3
  聖霊(*)/ポーランドの女王よ、われらのために祈りたまえ(S/O)
  恵みたまえ、主よ(*)/善良なる天の御母(S/T/O)/主よ、恵みたまえ(*)
  ポーランドのミサ第3番 Op.50(T/B/O)
   キリエ/グローリア/クレド/オフェルトリウム/サンクトゥス
   ベネディクトス/アニュス・デイ/ベネディクツィオ
  星の光で(*)/おお、悲しみの聖母よ(B/O)/憐れみたまえ(*)
  称賛あれ、聖母よ(S/B/O)
タティアナ・シュチェパンキェヴィチ=マリシェフスカ(ソプラノ(S))
ヤツェク・シツィボル(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(B))
エヴァ・リテル(オルガン(O))
ポトパルカチェ男声合唱団(*)
グジェゴシュ・オリヴァ(指揮(*))

録音:2014年9月1-5日主の復活教会、グダンスク・ブジェシュチ、グダンスク、ポーランド
    2014年12月12日、コンサートホール、ジェシュフ大学音楽学部、ジェシュフ、ポーランド

世界初録音。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


HMF


HMGシリーズ



HMG 508190
(2CD)
\2800→\2590
ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管
 シューマン:交響曲全集

 [CD1]
  (1)第1番 変ロ長調「春」op.38
  (2)第2番 ハ長調 op.61
 [CD2]
  (1)第3番 変ホ長調「ライン」op.97
  (2)第4番 ニ短調 op.120
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シャンゼリゼ管弦楽団
 ヘレヴェッヘが打ち出した今なお衝撃の新しいシューマン交響曲が全曲セットに

 録音:第1番&第3番:2006年12月、ヘルクレスザール、ミュンヘン/第2番&第4番:1996年1月、シテ・ド・コングレ、ナント

 ヘレヴェッヘのシューマン:交響曲が、全集になって登場。古楽オーケストラの風雲児として、フォーレのレクイエムやメンデルスゾーンなどのレパートリーで世の度肝を抜いたヘレヴェッヘの真骨頂ともいえる名盤。
 特に第2 番、第4 番(発売当時はそれぞれピアノ協奏曲(シュタイアー)、チェロ協奏曲(コワン)とのカップリングで別売でした)が発売された約20 年前、その鮮やかな風合いに、それまで不必要に分厚いオーケストレーションで演奏されることもあったシューマンの交響曲像を一新した衝撃の演奏でした。
 第2 番の金管はコンチェルト・パラティーノが担当しているなど、今なおその音色の鮮烈さは格別。もちろんシューマンならではのみずみずしい詩性も存分に歌いあげられています。今なお新鮮なヘレヴェッヘのシューマンです。
 


HMG 501566
(2CD)
\2800→\2590
ヤーコプス〜
 モンテヴェルディ不朽の名作の不朽の名盤

  モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
マリア=クリスティーナ・キール,
 バーバラ・ボーデン(ソプラノ)
アンドレアス・ショル(カウンターテナー)
ジョン・ボーウェン,
 アンドリュー・マーガトロイド(テノール)
ヴィクトル・トレス(バリトン)
アントニオ・アベーテ、
 イェーレ・ドライエル(バス)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
コンチェルト・ヴォカーレ,
オランダ室内合唱団
 録音:1995年6月

 1610 年の秋に法王パウル5 世に献呈されたこの「聖母マリアの夕べの祈り」は、今なお音楽史上の名作として名高く、また人気も高い作品。非典礼的なテクストの採用や、名人芸の器楽パート、多彩な楽曲ながら、典礼文のテクストにはグレゴリオ聖歌の旋律を用いることによって全体の統一を図っている点など、いたるところに工夫が見られます。
 このモンテヴェルディの意欲作を、ヤーコプスや若きショルら、綺羅星のような歌唱陣が煌びやかかつ厳かに演奏しています。
 


HMG 508298
(2CD)
\2800→\2590
ハイドン:ピアノ三重奏曲集
 [CD1]
  第34番 変ロ長調 Hob.XV:20、
  第33番 ト短調 Hob.XV:19、
  第32番 イ長調 Hob.XV:18
 [CD2]
  第35番 ハ長調 Hob.XV:21、
  第37番 ニ短調 Hob.XV:23、
  第36番 変ホ長調 Hob.XV:22
パトリック・コーエン
 (フォルテピアノ/
  アントン・ヴァルター、
   ウィーン、1790年頃)
エーリヒ・ヘーバルト
 (ヴァイオリン/
  G.Guarnierius filius Andrede,
   Cremona, 1683)
クリストフ・コワン
 (チェロ/C.A.Testore, 1758)
 ウィーンの古の薫り。名手3人によるハイドンのピアノ三重奏曲集

 録音:1990年(CD1)、1992年(CD2)

 バロック・チェロの帝王、クリストフ・コワン、そしてモザイク弦楽四重奏団でもおなじみのヴァイオリン奏者エーリヒ・ヘーバルト、そして名手パトリック・コーエン。豪華な顔ぶれによるハイドンのピアノ三重奏曲集。
 


HMG 501783
(2CD)
\2800→\2590
アルトバッキッシェス・アルヒーフ〜バッハの祖先の音楽
 ヨハン・バッハ、ハインリヒ・バッハ、ヨハン・クリストフ・バッハ、
 ヨハン・ミヒャエル・バッハ、ゲオルク・クリストフ・バッハ、
 ヨハン・セバスティアン・バッハらの作品(全24曲)
コンラート・ユングヘーネル(指揮)
カントゥス・ケルン
コンチェルト・パラティーノ
[CD1]
 1 ヨハン・クリストフ・バッハ - カンタータDie Furcht des Herren[9:02]
 2 ヨハン・クリストフ・バッハ - モテットLieber Herr Gott, wecke uns [3:13]
 3 ヨハン・クリストフ・バッハ - ラメントWie bist du denn, o Gott, in Zorn auf mich entbrannt [11:48]
 4 作曲者不詳 - アリアNun ist alles uberwunden[3:32]
 5 ヨハン・クリストフ・バッハ - カンタータEs erhub sich ein Streit [8:34]
 6 ヨハン・ミヒャエル・バッハ - モテットIch weiss, dass mein Erloser lebt [1:46]
 7 ヨハン・ミヒャエル・バッハ - アリアAuf, lasst uns den Herren loben [4:15]
 8 ヨハン・クリストフ・バッハ - モテットUnsers Herzens Freude hat ein Ende [7:26]
 9 ヨハン・バッハ - アリアWeint nicht um meinen Tod [2:54]
 10 ヨハン・クリストフ・バッハ - カンタータMeine Freundin, du bist schon [23:17]
[CD2]
 1 ヨハン・クリストフ・バッハ - モテットHerr, nun lassest du deinen Diener in Frieden fahren[4:18]
 2 ヨハン・クリストフ・バッハ - カンタータHerr, wende dich und sei mir gnadig[12:55]
 3 ヨハン・クリストフ・バッハ - モテットDer Gerechte, ob er gleich zu zeitlich stirbt [4:29]
 4 ヨハン・バッハ - モテットUnser Leben ist ein Schatten [6:44]
 5 ヨハン・ミヒャエル・バッハ - アリアAch wie sehnlich wart’ ich der Zeit [5:03]
 6 ヨハン・ミヒャエル・バッハ - モテットHerr, wenn ich nur dich habe [3:14]
 7 ゲオルク・クリストフ・バッハ - カンタータSiehe, wie fein und lieblich ist [7:12]
 8 ヨハン・クリストフ・バッハ - アリアMit Weinen hebt sichs an [5:13]
 9 ハインリヒ・バッハ - ラメントAch, daB ich Wassers genug [7:16]
 10 ヨハン・ミヒャエル・バッハ - モテットNun hab’ ich uberwunden [3:37]
 11 ヨハン・クリストフ・バッハ - アリアEs ist nun aus [4:19]
 12 ヨハン・バッハ - モテット Sei nun wieder zufrieden [3:28]
 13 ヨハン・ミヒャエル・バッハ - モテットDas Blut Jesu Christi [3:18]
 14 ヨハン・セバスティアン・バッハ - Ich lasse dich nicht, du segnest mich den [3:50]

 バッハの祖先は偉大なる音楽家だったのか、それともただの「音楽屋」だったのか、そこが知りたい。



 録音:2002年2月

 バッハ一族の音楽というと、バッハの子孫の録音はありますが、バッハの祖先の録音は意外と少ないもの。大バッハの祖父の兄ヨハン・バッハ(1604-1673)、大バッハの祖父の弟ハインリヒ・バッハ(1615-1692)、ハインリヒの長男ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703) と次男ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694)。さらに大バッハの伯父ゲオルク・クリストフ・バッハ(1642-1697)の現存する唯一の作品が収録されています。
 最後は大バッハのモテットで締めくくるという秀逸企画です。
 


HMG 501323
(2CD)
\2800→\2590
13世紀から伝わるカルミナ・ブラーナ
 カルミナ・ブラーナ 〜 13世紀の受難曲
 カルミナ・ブラーナの大受難劇
マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム
語り手:マルセル・ペレス
イエス:フランソワ・フォーシェ
カヤファ:ジョゼップ・ベネート
祭司長、ロギヌス:ジョゼップ・カブレー
マリア:アストリ・モガール
マルタ:アスカル・ムレー
ユダ:ブリュノ・ボトルフ
マグダラのマリア:キリユ・グルスタンアベル
御使い:ドミニク・ヴィス
ピラト:フィリップ・カントール ほか
 録音:1989年11月

 ミュンヘン近郊オットー・ボイレン修道院に伝えられた「カルミナ・ブラーナ」ラテン語で‘ボイレン修道院の詩歌集’、の意)写本巻末に付された「大受難劇」と「聖母哀歌」に基づき、ネウマ譜の独自の解読、グレゴリオ聖歌とペレス自身の作曲も加えた画期的解釈による受難劇。
 ドミニク・ヴィスが御使い役を演じているのも魅力です。




<国内盤> 


AEON



MAECD1545
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ハイドンとスカルラッティ 光と影の鍵盤
 1.ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI-37
 2.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.425
 3.ハイドン:パルティア(ソナタ)ト長調 Hob.XVI-6
 4.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K495
 5.ハイドン:ディヴェルティメント(ソナタ)ハ長調 Hob.XVI-10
 6.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K432
 7.ハイドン:ソナタ ヘ長調 Hob.XVI-23
 8.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K342
 9.ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI-24
 10.スカルラッティ:ソナタ 変ロ短調 K128
オリヴィエ・カヴェー(ピアノ)
 「あえて現代ピアノ」だから見えてくる、音楽の隠れた糸南イタリアの感性で、俊才カヴェーが縦横無尽に…!

 今年2月に惜しくも亡くなった欧州ピアノ界の長老格のひとりアルド・チッコリーニは、フランスを拠点に活躍を続けてきた人ではありながら、マリア・ティーポと並ぶ「イタリア南部ナポリのピアノ楽派」の大立者として知られた人物…そのチッコリーニとティーポの双方に師事したオリヴィエ・カヴェーは、スイス生まれながらナポリの血をひく人でもあり、南国人としての独特のスタンスから、この古楽器演奏全盛の時代にあってあえて18世紀のピアノ曲を現代ピアノで弾きつづけ、ユニークな成果をあげてきた人物!

 スカルラッティ作品集は『レコード芸術』特選、その後のクレメンティ短調作品集も準特選に輝いていますが、久々に繰り出してきた新譜がまた素晴しい——なんと、ここではスカルラッティとハイドンを並べ、その初期においては前者の同時代人だった後者の鍵盤作法に、目から鱗の感覚で新たなメスを入れてゆくのです!

 軽快に飛びまわる鍵盤、しっとり歌われるカンタービレ...交互に綴られてゆく両作曲家の音楽語法は、これが古楽器使用だと逆に「違い」が目について目的があやふやになったであろうところ、カヴェーのナポリ的ピアニズムはなんと軽妙・的確に、両者の音使いの近親性を解き明かしてゆくのでしょう!
 古楽器ファンにもお勧めの異色盤です!


旧譜・・・そのスカルラッティ

MAECD0874
(国内盤)
\2940
AECD0874
(輸入盤)
\2800→\2590
日本語解説なし
D.スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ(17曲)
 ①ソナタ ニ長調 K.492 ②ソナタ ホ長調 K.381
 ③ソナタ ト長調 K.427 ④ソナタ ホ短調 K.394
 ⑤ソナタ 変ホ長調K.193 ⑥ソナタ ヘ長調 K.107
 ⑦ソナタ ニ長調 K.118⑧ソナタ ト長調 K.125
 ⑨ソナタ ニ短調 K.64(ガヴォット)⑩ソナタ ト長調 K.454(ホタ)
 ⑪ソナタ ヘ短調K.239(ファンダンゴ)⑫ソナタ ト長調 K.470
 ⑬ソナタ ニ短調K.32(アリア)⑭ソナタ ニ長調 K.45
 ⑮ソナタ ト長調K.547 ⑯ソナタ イ長調 K.39 ⑰ソナタ ト長調 K.124
オリヴィエ・カヴェー(ピアノ)

 ナポリの血を宿したスイスの俊英は、稀代のスカルラッティ弾きマリア・ティーポをして「あなたの心にある、ナポリの響きに耳を傾ければいい」と言わしめた。巨匠チッコリーニも心を奪われた、なぜか心に引っかかる静かなピアニズム——じっくりお愉しみあれ!

 スカルラッティの鍵盤作品、といえば、もちろんアレッサンドロの息子ドメーニコの555 曲がだんぜん有名——チェンバロ奏者はもちろんのこと、昔からピアニストたちのなかにも、この作曲家のユニークな作風に心奪われる人は多くいたものでした。ホロヴィッツ、ミケランジェリ、メイエール...と往年の巨匠たちにもスカルラッティに定評のある人は少なくありません。とりわけ、いずれもEMI に数多くの名盤を残してきたナポリ生まれの二人の名匠、アルド・チッコリーニとマリア・ティーポの名演は、コンサートゴウアーも含め日本でも広く知られてきたところでしょう。

 ピエール・アンタイやスキップ・センペ、ニコラウ・フィゲイレドなど、近年のチェンバロ奏者たちの突き抜けたスカルラッティ解釈をよそに、ピアノで弾かれるスカルラッティには独特の魅力が宿っているもの——特に、チェンバロという楽器が市民権を得てきた近年では、わざわざピアノでスカルラッティ作品を録音しようとする人は、往々にしてちょっとした曲者、録音内容にもユニークな味わいをたたえているものが多いように思います。
 555 曲もあるソナタから、どの曲をどう選んで、どう並べるのか?という基本的なところから、チェンバロを意識した音作りにしてみたり、ピアノならではの響きを十全に活かしたり、その間で独自のポイントを突いてきたり...。

 そんなわけで、中世音楽から現代音楽まで抜群のセンスで「よい音楽」を切り取ってくるフランスのaeon レーベルから登場した、スイスの俊英ピアニストによるこのスカルラッティ・アルバムも、なんとも忘れがたい味わいに満ちています。

 「スイスの」といいながらも、演奏者オリヴィエ・カヴェーはナポリ系イタリア人の家に生まれ、幼い頃から長い時間をナポリで過ごしてきた男。なぜかスカルラッティやクレメンティなど、18 世紀イタリアのチェンバロ〜初期ピアノ音楽に執着があるようですが、そんな彼がとりわけスカルラッティに惹かれるのは、そこに自分の“心の故郷”であるナポリの血を感じるからなのだそう——

 少年時代にマリア・ティーポのレコードでスカルラッティの音楽に魅了されて以来、彼はそれらのソナタをよりよく弾くべくティーポ本人の門も叩いたのですが、彼女が教えてくれた最も大事なことは「あなたの中に流れているナポリの血に、耳を傾けなさい」ということ——その後、巨匠チッコリーニとも知遇を結んだあとも、かの巨匠はカヴェーのスカルラッティ解釈にあえてレッスンを施さず、君のスカルラッティを大事にしなさい、と激励したそうです。

 あるときは意外なまでに遅く、あるときは勢いづきながらも一音一音いつくしむように、またあるときは語りほぐすがごとく穏やかに...と、ソナタ1曲ごとへの愛と抜群の適性を感じる演奏解釈で綴られてゆく17 曲のソナタ集に、彼がつけたオリジナル原題は「ナポリ1685」。

 カヴェー曰く、「スカルラッティが(555 曲のソナタを書いた相手である)ポルトガル王妃やスペイン宮廷で仕事をするようになったのは、実に30 歳を越えた頃のこと——ナポリの血が彼のソナタに沁み込んでいるのも当然」。ティーポやチッコリーニの系譜をひく「生粋のナポリ人気質のスカルラッティ解釈」、聴くほどにクセになる響きは、南国が恋しい夏にもぴったりです!





ARS MUSICI


AMCD232-388
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ブラームス 混声合唱のための名品集
 1. 三つの歌 op.42
 2. 混声合唱のための七つの歌曲 op.62より
   (森の夜/きみのやさしい心は/
        この心に浮かぶことはすべて)
 3. 混声四重唱のための四つの四重唱曲 op.92
 4. 混声合唱のための五つの歌 op.104
 5. 混声四重唱とピアノのための六つの四重唱曲 op.112より
   (切望/夜に)
 6. 恋の歌のワルツ集 op.52
 7. 混声四重唱のための三つの四重唱曲 op.31より
   (ものおじ/恋人のところへ行く道)
ヴィンフリート・トル指揮
カメラータ・ヴォカーレ・フライブルク
カタリナ・ケークラー、
ヒルコ・ドゥムノ(p)
 ブラームスの粋は、声楽にあり?数多の合唱曲から混声の名曲を、とびっきりの凄腕集団の清廉な名唱で!交響曲や室内楽曲などと並んで、ブラームス畢生の重要ジャンルとして見過ごせないのが、合唱曲。自ら女声合唱団の指揮をつとめもすれば、若い頃にはバッハ以前の教会音楽に深く親しんでいたり、津々浦々で市民合唱団が続々結成された19世紀にあって、彼は管弦楽作品にも負けない確かな情熱を声楽曲にも傾けていたのです。
 『ドイツ・レクィエム』はその頂点に輝く名作——しかし他の合唱曲、特にオーケストラの伴奏などもついていないア・カペラやピアノ伴奏、ハープ伴奏などの合唱曲にこそ、ブラームス随一の、艶やかさと清らかさと奥深さとが併存する美しい世界が広がっている...ということを、世界中の凄腕合唱団がごくたまにリリースする気合十分の名盤がいやというほど教えてくれるわけですが、これもそのひとつ。
 日本でも合唱系・古楽系の音楽ファンに確かな名声を誇る名匠W.トルが、ドイツ屈指の古楽拠点フライブルクで活躍をみせる精鋭集団カメラータ・ヴォカーレ・フライブルクと刻んだこの混声作品集は、どの曲ひとつとっても充実した作品解釈、味わい深い演奏内容で私たちを深く魅了しつくします。
 歌詞日本語訳、解説訳付


AMCD232-237
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ナウマン:二つのミサ曲 ニ短調・ハ短調
  〜後期古典派の祝典ミサ曲〜
 1. ミサ曲 第18番 ニ短調「クリスマス・ミサ」(1794)
 2. ミサ曲 第21番 ハ短調(1786/1799/1801)
ペーター・コップ指揮
新ケルナー声楽協会&器楽合奏団(古楽器使用)
 (現ドレスデン声楽・器楽コンソート)
ハイケ・ハラシュカ(ソプラノ)
カイ・ヴェッセル(アルト=カウンターテナー)
マルクス・ブルッチャー(テノール)
マティアス・ヴァイヒェルト(バス)
 壮麗なオーケストラを聴きたいなら、合唱曲が穴場。古典派の大御所ナウマン、古楽器の痛快サウンドで!
 オーケストラが聴きたいときには、つい交響曲や協奏曲など、管弦楽作品の音源に手が伸びてしまうもの——しかし音楽史のうえではしばしば、大合唱を伴奏するオーケストラのほうが、交響曲を演奏するためのオーケストラよりも充実した編成になっていたりするものです。
 ハイドンは交響曲で決して使わなかったトロンボーン群を晩年のオラトリオや大ミサには盛り込んでいますし、ベルリオーズも『レクィエム』で最大級の管弦楽編成を披露しています。
 古典派時代はとくに、宮廷管弦楽団では頻繁には起用できなかった金管・打楽器奏者たちも動員される祝典的な曲などもあり、ミサ曲という自ずと長い演奏時間に渡る曲種などではとくに、ハイドン晩期の大作群のような、交響曲並みの壮麗な傑作に出会うことも...18世紀後半のドレスデン宮廷を支えた古典派の大家ナウマンの二つのミサなどは、その筆頭にあげられるかもしれません!
 フンメルやベートーヴェンのミサ曲を予感させるスケール感、整然と整えられた曲作り、時に垣間見える濃密なドラマ...トランペットやホルンまで起用しての充実作2編(どちらも創意が極度の充実をみせた晩期の作)を、現在ドレスデン声楽・器楽コンソートの名で活躍を続ける銘団体が活動初期に刻んだ至高の名演で!
 解説訳・訳詞もありで、ナウマンが何ものかも改めて知れる逸品なのです。




GRAMOLA



GRML99076
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ゴールトマルク:弦楽四重奏曲・五重奏曲
 ①弦楽四重奏曲 変ロ長調 op.8(1860)
 ②弦楽五重奏曲 イ短調 op.9(1862)
ハイドン四重奏団
 フランツ・キルヒャー、
  マルティン・コチシュ(vn)
 ゲルスヴィント・オルトホフ(va)
 ニコライ・ネーフ(vc)
②ルドルフ・レーオポルト(vc)

 ウィーンのロマン派、ブラームスの同時代人。この人をもっと知りたい!名曲あまたの大家、出世作2曲の名演ゴールトマルクはほんとうに不遇な名匠です。
 生前は同世代のブラームスにも並びうる名声と作品数を誇りながら、なぜかヴァイオリン協奏曲ばかりが突出して有名…そのあたり、ブルッフとどこか似ているかもしれません。しかし質実剛健さもめだつブルッフに対し、ゴールトマルクの書く曲はどんなにがっちりしたソナタ系の曲であっても、つねに流麗なメロディの魅力、官能的な和声の味わいにみちていて、いわば「やさしく優雅な方のブラームス」のように聴き手をどこまでも魅了してやみません。
 とくに室内楽曲には名品が多いのですが、後世の絶大な名声にまだ辿りつかない頃に書かれた弦楽四重奏曲とチェロ二つを要する五重奏曲とは、ともにヘルメスベルガー四重奏団によって初演され大成功を博した初期の傑作であり、輸入盤ではわずかながら名盤も存在しますが、こうして解説付の国内仕様盤で出るのはおそらく初めて!
 ウィーン弦楽六重奏団の名手R.レーオポルトの助演を得てここで充実至極の解釈を聴かせるのは、独・墺・英の実力派が集う結成20年以上の銘団体・ハイドンSQ!絹目のような美しい和声と濃密なロマンの香りを高雅にさばきながら、「ブラームスやドヴォルザークのような名曲をもっと!」と思っておられる室内楽ファンの方々に、格別の喜びをもたらしてくれるに違いありません。ご注目を!




旧譜
ゴールトマルクの歴史に埋もれた「超」名曲を聴く!

GRML98986
(国内盤 SACD-Hybrid)
\3150
ゴールトマルク〜ウィーン世紀ロマン派屈指の巨匠!〜
カール・ゴールトマルク(1830〜1915):
 1. ヴァイオリン協奏曲イ短調 op.28(1877)
 2. ヴァイオリンとピアノのためのソナタニ長調 op.25(1874)
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(vn)
ドロン・サロモン指揮
イスラエル室内管弦楽団
パヴェル・カシュパル(p)
GRML98986
(SACD-Hybrid)
(輸入盤)
\2800→\2590
日本語解説なし

 ブラームスやリストと同時代を生き、大いに人気と敬意をあつめたゴールトマルクの名声はユダヤの血ゆえに失われた? ひとつだけ言えるのは、その作品があまりにすばらしいということ。
 最高傑作群から2曲、きりりと堅固でひたすら甘美に…ロマン派好きにはたまらない至高の名演!

 この作曲家の無数にある傑作を、20 世紀に入ってから世間が見失ってしまったのは、なぜなのでしょう——それはきっと、ハプスブルク家の皇帝が収めるオーストリア=ハンガリーの帝都、さまざまな人間が暮らす大都市ウィーンで、ユダヤ人としての生き方をまっとうした彼のことを、20 世紀前半にオーストリア併合を果たした当時のドイツ語圏の権力者たちがあまり快く思わなかったからだったのでしょうか?

 カール・ゴールトマルク——生まれはハンガリー、1860 年代頃から作曲家として頭角をあらわしはじめ、ワーグナーの『指環』やブラームスの交響曲群などの初演があった1870 年代、傑作オペラ『サバの女王』やヴァイオリン協奏曲などで不動の名声をものにしていった大作曲家。
 生前その名声はきわめて高かったにもかかわらず、私生活は謎に包まれていたそうですが、ユダヤ教のハザン(キリスト教でいうカントール、聖歌隊指導者)の息子として生まれた彼は生涯、ユダヤ教に忠実な信仰生活を送り続けていたそうです。

 19 世紀の偉大なユダヤ人作曲家といえば、他にブルッフやメンデルスゾーンが思い浮かぶところですが、ゴールトマルクもまた彼らと同じく、ユダヤ人たちにとっての特別な楽器のひとつであるヴァイオリンのため、素晴しい傑作協奏曲を残しました——今日でも唯一、この作曲家の作品で定番名曲として残っているものがあるとすれば、まさしくこの1877 年作曲の(つまり、ブラームスやチャイコフスキーの協奏曲とほぼ同時期の)ヴァイオリン協奏曲になるのでしょう。

 飛ぶ鳥を落とす勢いでウィーン楽壇に頭角をあらわし、時には古楽器演奏にも関わりながら、あくなきレパートリー開拓精神と妥協なき作品解釈で名演を紡ぎ続けているT-A.イルンベルガーはいま、昨今しばしば緊密な共演関係を続けている精鋭集団イスラエル室内管とともに、この傑作協奏曲の素晴しい新録音を世に問うてくれました——
 これが独奏・オーケストラとも桁外れの名演で、俊才ドロン・サロモン率いるイスラエル室内管の並々ならぬほど引き締まった一体感、しなやかな歌作り、抑揚あざやかな解釈には、同じユダヤ人としてゴールトマルクに限りない共感ゆえのもの?
 しかも嬉しいことに、同時期のもうひとつの傑作ソナタがまた充実の名演になっており、同じ頃に書かれたブラームスやラインベルガーらのソナタよりも圧倒的に長いこの傑作をしなやかに、チェコの名手カシュパルと阿吽の呼吸で織り上げてゆく解釈の深みは、何度聴いても惚れ惚れするほど。
 作曲家についての充実解説(全訳付)も日本語資料として貴重だと思います。

 何はともあれ、並居るソリスト先行型の競合盤ともぜひ聴き比べていただきたい協奏曲録音の名演ぶりが圧巻!お見逃しなく...!






LIVE NOTES(ナミ・レコード)



WWCC-7790
\2500+税
和波孝禧、70歳記念ライヴ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
 モーツァルト:
  ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373
和波孝禧
高関健(指揮)
いづみごうフェスティヴァルオーケストラ
 ひたすら音楽の道を歩いたことへの感謝を込めたヴァイオリン界のレジェンド、和波孝禧の70歳記念演奏会のライヴ。
 ※いづみごうフェスティヴァルオーケストラ
  1991年八ヶ岳サマーコースの受講経験者を中心に結成したメンバーとソロ、室内楽、オーケストラ等で活躍中の奏者達が集合した管弦楽団




スリーシェルズ



3SCD-0021
\2778+税
「伊福部昭百年紀Vol.2」
 (作曲:伊福部昭/作曲、構成・復元:鹿野草平)
  1. HBC テレビ 放送開始と終了のテーマ/2. 北海道讃歌/
  3-18. 「大怪獣バラン」組曲/19-30. 「ゴジラ」組曲 改訂版/
  31-38. 「モスラ対ゴジラ」組曲/39-53. 「キングコング対ゴジラ」組曲
  54-55. 「海底軍艦」より/56. 「キングコング対ゴジラ」より(アンコール)
齊藤一郎(指揮)
オーケストラ・トリプティーク
 (コンサートマスター:工藤春彦)
伊福部昭百年紀合唱団
菊地夕夏(エレクトーン)
小形さくら(ピアノ)、林繭(ピアノ)
 合唱とオーケストラによる伊福部サウンドの醍醐味!初代ゴジラの音楽をたっぷり味わえる「ゴジラ」組曲だけでなく、土俗趣味あふれる楽曲が豊富に揃ったCD「伊福部昭百年紀Vol.3」

 録音:2014 年11 月24 日(すみだトリフォニーホールにてライヴ録音) 79 分59 秒/録音&MIX:江崎友淑、編集:江崎友淑、皆川誠志
 CD デザイン:山口翔悟/CD 発売元:スリーシェルズ(企画:西耕一)、協力:伊福部家

 合唱とオーケストラによる伊福部サウンドの醍醐味を求めて選曲・構成。
初代ゴジラの音楽をたっぷり味わえる「ゴジラ」組曲だけでなく、土俗趣味あふれる楽曲が豊富に揃った。聖なる泉はもちろん、マハラモスラの大合唱を味わえる「モスラ対ゴジラ」。世界脅威シリーズ、大ダコ、ふみ子、眠れる魔神などなど傑作群が音になる感動の連続「キングコング対ゴジラ」。2 台ピアノが活躍するピアノ協奏曲スタイルの部分とバラダギ合唱を高音質サウンドで体験できる「大怪獣バラン」、「海底軍艦」の「ムウ帝国の祈り」など人気の高い楽曲を集めた。ド迫力の爆音オーケストラと観客1000 人の大合唱を含むキングコング対ゴジラ」よりも収録。
 前回に引き続き、クラシック音楽録音で培った技術力を総動員して、伊福部サウンドを歴史に刻みつけた名録音はオクタヴィアレコード。どこまでも奥深い伊福部サウンドへ飽くなき探究のメスを入れ、大地を揺るがす圧倒的な音を引き出す齊藤一郎指揮、オーケストラ・トリプティーク。魂の燃焼は最高潮に達した。伝説のライヴが完全CD 化となる。
 


3SCD-0022
\2778+税
「芥川也寸志 幻のバレエ音楽/湖底の夢・炎も星も」
 芥川也寸志(1925-89):
  (1)バレエ・ファンタジー「湖底の夢」二幕四場(約40分)
  (2)バレエ「炎も星も(Flame...star)」(約34分)
(1)芥川也寸志(指揮)
 ABC 交響楽団
(2)上田仁(指揮)
 東京交響楽団
 舞踊家の山田奈々子氏によって保管されていた初演当時のテープから発掘しての世界初CD化!「芥川也寸志 幻のバレエ音楽/湖底の夢・炎も星も」

 (1)録音:1956 年12 月12 日 産経ホール(芥川也寸志 作曲/富井照三 作/演出・振付 高田せい子、山田五郎)
 (2)録音:1953 年11 月4 日 日比谷公会堂(演出・振付 高田せい子、山田五郎)
 企画・発売元:スリーシェルズ/デザイン:田代亜弓/協力:山田奈々子(音源:高田せい子・山田五郎舞踊研究所蔵)

 プロデューサーノート(西耕一)
 戦後の日本クラシック界を盛り立て、映画、バレエ、演劇と様々に音楽を提供した作曲家 芥川也寸志(1925-1989)。そのバレエ音楽としては、「蜘蛛の糸」「月」などが比較的録音も手に入れやすく知られている。しかし、初期のバレエ作品は録音も映像も殆ど記録がない。楽譜さえも見つからない作品もあり、それが今回CD 化された2 作である。たとえば「湖底の夢」を指揮された指揮者の福田一雄氏は、手書きの総譜で振って上演後は返却したと話している。御遺族や日本近代音楽館、関係団体、そして高田・山田バレエ団を受け継ぐ山田奈々子氏によっても同団委嘱初演のバレエ楽譜も現在は所在不明であることが確認されている。つまり、この音源だけが芥川の初期バレエ音楽の当時の姿を聴きとる唯一の資料なのである。
 なお、今回の発見された「湖底の夢」の録音テープは2 種類の音源が存在した。福田一雄指揮の1962 年版と1956 年版の作曲者指揮の版、そして「炎も星も」は初演のものであった。真っ白なカビに覆われたオープンテープのカビを丁寧に拭き取って再生した。時を越えて初演当時を想像させてくれるリアルな音は忘れられない。経年劣化によるノイズや音飛び(一部激しいものもあり)があるもののどこかで世に出さねば、歴史から消えてしまうことさえ考えられた。普通ならば、諦めるレベルの音質かもしれないが、この世に残る唯一の音源であることを尊重して、芥川也寸志の生誕90 年にCD 化することをお許し頂きたい。今回お世話になったすべての皆様にこの場を借りて御礼を申し上げます。














6/23(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AGOGIQUE



AGO 020
\2600→\2390
タルティーニの自筆譜によるソナタ〜
 無伴奏ヴァイオリン、ヴァイオリンとチェロのためのCantabile e suonabile
  (歌うような、そして奏でるような)

   1. ソナタ25番 ニ短調(B.d2)
   2. ソナタ2番 ニ短調(B.d1)チェロと共に
   3. ソナタ(28番)イ長調(B.A2)
   4. ソナタ(31番)ホ短調(B.e3)
   5. ソナタ8番 ト短調(B.g1)チェロと共に
   6. ソナタ(30番)ニ短調(B.d3)
ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン)
アンナベル・ルイス(チェロ)
 したたる美音。タルティーニの無伴奏ソナタを名手プランティエの演奏で

 ヴァイオリン:1766年グァダニーニ、パルマ/チェロ:1777年ニコラ・オーギュスタン・シャピュイ
 録音:2014年6月17-20日

 意外と少ないタルティーニのソロ・ヴァイオリン作品の録音に素晴らしい1枚が加わりました。
 名手ダヴィド・プランティエによる演奏です。ダヴィド・プランティエはスイス出身のヴァイオリン奏者。コンチェルト・ヴォカーレ、エスペリオンXXI、アンサンブル415 やカフェ・ツィンマーマンなどといった世界的古楽オーケストラおよびアンサンブルで演奏しているほか、バンキーニ率いるアンサンブル415 のプログラムを考えるなど、ヴァイオリンの腕前、およびその学究的知識共に世界が認める存在です。
 チェロのアンナベル・ルイスは、エルヴェ・ニケ率いるコンセール・スピリチュエルなどでも演奏している傍ら音楽学も学んだ人物。
 バロック時代、通奏低音や他のアンサンブル楽器を伴わないヴァイオリン・ソロ作品を書いた作曲家は非常に少ないですが、ここに収録されたタルティーニ作品には、通奏低音の指示や指定はありません。
 プランティエは、2 作品について、ここで敢えてチェロのバス・ラインを伴って演奏。時にヴァイオリンが奏でる音と重複するなどということもありますが、‘通奏低音’ からの解放、という音楽史的に興味深い試みが行われているという点でも注目です。どの作品もシンプルな美しさ、ヴィルトゥオーゾ性、気品に満ちており、さらに滴る美音による録音が、タルティーニの世界を盛り上げています。







AMBRONAY


AMY 304
\2700
ヘンデルとハイム
 1. ハイム:トリオ・ソナタ ハ短調 op.1-4
 2. ヘンデル:アリア「A languir ed a penar」〜
  オペラ「アドメート」HWV 22 より
 3. ハイム:トリオ・ソナタ ニ短調 op.1-1
 4. ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調 op.2-7
 5. ヘンデル:アリア「Torni omai la pace all’ alma」〜
  オペラ「エジプトの王トロメーオ」HWV 25 より
 6. ハイム:トリオ・ソナタ イ短調 op.1-3
 7. ヘンデル:アリア「Ah! Tu non sai」〜
  オペラ「ゲルマニアの王オットーネ」HWV 15 より
 8. ヘンデル:トリオ・ソナタ ト短調 op.2-5
 9. ヘンデル:羊飼いの男女の踊り(Ballo di pastori e pastorelle)〜
  オペラ「ゴールのアマディージ」HWV 11 より
ラウラ・リルチェンテ(L’AURA RILUCENTE)
 〔ヘリベルト・デルガド・グティエーレ(Vn)、
  サラ・バニャーティ(Vn)、
  シルヴィア・セッラノー・モネステローロ(Vc)、
  マキシミリアン・エールハルト(Hrp)、
  ホルヘ・ロペス=エスクリバーノ(Org, Cem)〕
 ヘンデルのオペラのリブレッティスト、ハイムの作品集

 録音:2014年11 月24-27日

 ニコラ・フランチェスコ・ハイム(1678-1729)はヘンデルのオペラ作品の多くにリブレット作者として携わりました。
 作曲の才も際だっていたものの歴史に埋もれてしまって、まだまだ発見の価値のある作品がたくさん遺されています。ハイムがリブレットを手掛けたヘンデルのオペラを中心としたアリアを器楽曲に編曲したものと、それに関連したトリオ・ソナタを組み合わせた興味深いプログラムです。




ATMA CLASSIQUE



ACD2 2644
\2100→\1890
アウグスト・キューネル(1645-1700?):
 ソナタとパルティータ集〜2台のヴィオラ・ダ・ガンバのための

  ソナタ第1番ヘ長調、ソナタ第6番ハ長調、
  ソナタ第5番ハ短調、ソナタ第3番ト短調、
  ソナタ第2番ホ短調、ソナタ4番イ短調
レ・ヴォワ・ユメーヌ(ヴィオール・アンサンブル)
マーガレット・リトル(パルドゥシュ)
スージー・ナッパー(バス・ヴィオール)
メリザンド・コリヴォー(バス・ヴィオール)
エリック・ミルンズ(クラヴサン)
シルヴァン・ベルシェロン(テオルボ)
 ガンバの名手17 世紀ドイツの作曲家キューネル、様々な音楽様式を反映したソナタ集

 録音:2010年12月サン=トーギュスタン教会、ケベック

 アウグスト・キューネルは、1645 年にドイツのデルメンホルスト生まれ。1661 年にサックス= ザイツの侯爵の宮廷楽団のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者に任命。途中勉強のためパリへ渡り、1682 年に侯爵が亡くなった後は、ロンドンに4 年間滞在、1686 年にはダルムシュタット方伯爵夫人エリーザベト・ドロテアの要請で宮廷楽師長に就任、情勢のため1688 年にはダルムシュタットを去り、ワイマールの宮廷楽師長、最後にはカッセルの宮廷楽長を務めています。
 キューネルは当時ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏者、作曲家の第一人者として知られていました。14 曲からなるソナタとパルティータ集を1698 年にカッセルで出版。このアルバムには、その中から6 曲の2 台のヴィオラ・ダ・ガンバのための作品が収録されています。
 演奏は、ヴィオール・アンサンブル「レ・ヴォワ・ユメーヌ」。ヴィオールは、メロディーとハーモニーのどちらも美しく表現することができ、イタリア、フランス、ドイツの音楽語法をブレンドしたキューネルの音楽は、自身がガンバの名手であったことを示しています。




ORFEO



ORFEO 831151
\2700→\2490
創立70 周年シュトゥットガルト室内管弦楽団
 ヘンデル:合奏協奏曲Op.6 より

  第1番ト長調HWV319、第6番ト短調HWV324、
  第10番ニ短調HWV328、第12番ロ短調HWV330、
  アレクサンダーの饗宴 ハ長調HWV318
ミヒャエル・ホーフシュテッター(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
 名門シュトゥットガルト室内管とホーフシュテッターが聴かせる躍動感溢れるヘンデル

 録音:2010年3月3-5日シュトゥットガルト、カール・ベンツ・アリーナ/63’18、デジパック

 バロック音楽の先駆者として名高いカール・ミュンヒンガーが1945 年に結成したシュトゥットガルト室内管弦楽団は、2015 年に創立70 周年を迎えました。
 今では当たり前となったヴィヴァルディの「四季」やバッハの「管弦楽組曲」などのバロック音楽を小編成で演奏するスタイルを早くから確立。やがてウィーン古典派へとそのレパートリーの幅を広げてゆきましたが、近年はグラスやカンチェリの作品にまで手を広げており、世界有数の精鋭室内オケとして知られています。2006 年からは、首席指揮者に現代の古楽界でも活躍めざましいミヒャエル・ホーフシュテッターが就任しています。
 このアルバムは、12 曲からなるヘンデルの合奏協奏曲作品6 から4 曲とオラトリオ「アレクサンダーの饗宴」の幕間に演奏され、現在は合奏協奏曲としてのほうが印象の強い「合奏協奏曲 アレクサンダーの饗宴 HWV 318」が収録されています。
 ヘンデルは作品3 と作品6 の2 つの合奏協奏曲集を残していますが、そのうち多く演奏されるのがこの作品6。1 カ月という短い期間で一気に書き上げられた本作は、力強く生き生きとした音楽の流れ、ドラマティックな転換、ヘンデルらしい陰影に富んだ曲を楽しむことができます。ホーフシュテッターとシュトゥットガルト室内管弦楽団の演奏は、軽快さの中にも起伏に富んだ表情が魅力の演奏を聴かせてくれます。




PROFIL


PH 15010
(2CD)
\4000
ピアノ・パート伴奏ディスクつきデニーソフ、シュルホフらのサクソフォン作品集
 [CD 1]56’ 01”
  ・ポール・クレストン(1906-1985):サクソフォンとピアノのためのソナタ op.19
  ・イェネー・タカーチ(1902-1990):2つのファンタスティクスop.88-1
  ・シュルホフ:ホット・ソナタ
  ・デニーソフ:サクソフォン・ソナタ
 [CD 2]44’ 14”
  ※ サクソフォンなし、ピアノ・パートのみ収録
  ・ポール・クレストン:サクソフォンとピアノのためのソナタ op.19
  ・イェネー・タカーチ:2つのファンタスティクスop.88-1 より第2曲
  ・シュルホフ:ホット・ソナタ
  ・デニーソフ:サクソフォン・ソナタより第1、第3楽章
オリガ・サロギナ(ピアノ)
[CD1]ファビアン・パブロ・ミューラー
 (サクソフォン)
 学習者にうれしいピアノ・パート伴奏ディスクつきデニーソフ、シュルホフらのサクソフォン作品集

 録音:2014年/DDD、ステレオ

 デニーソフ、シュルホフら4 人の作曲家たちによるサクソフォンのための代表的なレパートリーを、ドイツのサクソフォン奏者ファビアン・パブロ・ミューラーが2014 年にセッション録音したアルバム。
 現在、ミュンヘン音楽・演劇大学で教鞭を取り、官能的な音色とみごとな腕前とを聴かせるミューラーと、長年デュオ活動を共にして、そのよき理解者であるオリガ・サロギナのピアノは、どのナンバーもお手本と呼ぶにふさわしい仕上がり。
 しかも、このアルバムは、サクソフォン作品に親しみ、理解をより深めてもらおうと製作されたものですが、サロギナが弾くピアノ・パートのみの演奏を収めたディスクがセットされているのもユニークなところ。
作品鑑賞と演奏とを同時に楽しめるように。教育者として著名なミューラーらしいアイデアで、サクソフォン学習者にもうれしいつくりとなっています。
 
 ファビアン・パブロ・ミューラー…
  1980 年ミュンヘン生まれ。オーストリアのフェルトキルヒ在住、アルゼンチン系ドイツ人のサクソフォン奏者。オーストリアのフォアアールベルク音楽院でイェルク・マリア・オルトヴァイン教授に音楽の手ほどきを受けて若き才能を開花させ、続いてバーゼル音楽大学でマルクス・ヴァイス教授のもと大学院課程を修了、ベルリン芸術大学とハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで、ヨハネス・エルンスト教授に優等学位課程を師事、2005 年にディプロマを取得。
 現在、母校のフォアアールベルク音楽院でサクソフォンと室内楽の教授を務める。ドイツ国立ミュンヘン音楽・演劇大学の講師としても教鞭を取る、著名な教師であるミューラーは、数多くの国内外のコンクールに名だたる受賞者を輩出している。
 

PH 15020
\2500
すべて世界初録音マイニンガー・トリオの最新作
 ・ライナー・リシュカ(b.1943):求愛鳴き
 ・エリフ・エブル・サカル(b.1994):ウィンド・タッチ
 ・メフメト・エルハン・タンマン(b.1989):ウォーター・ウェイヴズ
 ・ジョエル・クーリー(b.1963):アラビアン・ファンタジー・イン・ブルー
 ・ケイト・ウェアリング(b.1955):ロータス
 ・ブラシュ・プツィハル(b.1977):フル・ムーン・トリオ
マイニンガー・トリオ
クリスティアーネ・マイニンガー(フルート)
ミロシュ・ムレイニク(チェロ)
ライナー・ゲップ(ピアノ)
ロゲル・ゴルトベルク(コントラバス)※ゲスト
 録音:2014年(バイエルン放送との共同制作)/ステレオ

 フルート、チェロ、ピアノという編成によるマイニンガー・トリオは、同時代の作曲家らの作品を積極的に取り上げ、個性的な活動を展開しているアンサンブル。
 ドレスデンを拠点に活動するリシュカによるタイトル曲「求愛鳴き(独語原題:Lockrufe)」に始まる最新アルバムは、新作の委嘱でなじみのウェアリング、トルコのタンマン、同じく気鋭のサカル、レバノンのクーリー、スロベニアのプツィハルといった顔ぶれも特徴的な内容となっています。
 フォークとジャズのあいだを移ろうサウンドと複雑なリズム書法の4 つの小品からなるタイトル曲に代表されるように、それぞれのナンバーに共通するのがジャズとクラシック、西洋と極東のあいだに浮かぶ独特の世界。
 すべて世界初録音です。




AEOLUS


AE-11001
(SACD HYBRID)
\2800
カルク=エーレルト:オルガン作品集Vol.8
 ワーグナー(カルク=エーレルト編曲):ニュルンベルクのマイスタージンガー
 カルク=エーレルト:
  3つの印象 Op.108、3つの新しい印象 Op.142、3つの印象 Op.72、
  3つのパストラル Op.92
エルケ・フォルカー(オルガン)
 レズニチェク、ヤーダースゾーンとライネッケから作曲を学び、グリーグにもその才能を認められたドイツの作曲家ジークフリート・カルク=エーレルト(1877−1933)のオルガン作品集。第8巻では、カルク=エーレルトによるワーグナーの名曲「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のオルガン・トランスクリプションを収録。

 ※録音:2013年8月、ドイツ




BGS


BGS 123
\2500
サンバ!
 アサド:ピノーテ、ジョビニアーナ第1番、ブラジル組曲
 ニャタリ:
  組曲《肖像》、2台のギターとチェロのためのソナチネ*
 ヴィラ=ロボス:
  カボークロの伝説、ブラジル風バッハ第4番より前奏曲、
  ショーロ第5番《ブラジルの魂》
 ベリナティ:ジョンゴ
エデン=ステル・ギター・デュオ
 〔マーク・エデン(ギター)、
  クリストファー・ステル(ギター)〕、
  サリー・フラン(チェロ)*
 イギリス王立音楽アカデミーを卒業したギタリストのマーク・エデン、クリストファー・ステルが結成したエデン=ステル・ギター・デュオ。
 BGS第5作目となる今回は、タイトルの「サンバ!」に因んだラテン・ギター作品集。
 ヴィラ=ロボスやアサド、ニャタリ、ベリナティのラテン・プログラムを、結成25周年を迎えたエデン=ステル・ギター・デュオが完璧なアンサンブルで聴かせてくれる。

 1997年6月22日−24日、2004年1月4日−7日の録音。
 

BGS 111
\2500
レット・ゴー 〜 3つのギターのための新しい音楽
 マッコンビー:愛のタンゴ/ベネット:奇妙な夢、魚の餌/
 べリナティ:バイオ・デ・グード、マラカツ・ダ・ピパ/
 サヴェイジ:ストーム・イン・ア・ティーカップ/
 ヴァーデリー(クック編曲):
  スタート・ナウ、レット・ゴー、
  ナウ・ユー・シー・イット,ナウ・ユー・ドント,ナウ・ユー・ドゥー/
 ライアン:キャバレー
アパッショナータ
 〔レベッカ・ボールチ(ギター)、
  アマンダ・クック(ギター)、
  ヘイリー・サベージ(ギター)〕
 女流ギタリスト3人によって2003年に結成されたギター・トリオ、アパッショナータ。
 正式結成前より共演を重ねてきた3人のアンサンブル能力は抜群!この「レット・ゴー」は、アパッショナータのデビュー・アルバム。

 2005年2月&4月の録音。




CHRISTOPHORUS

CHR 77395
\2600
聞け、キリスト教徒よ! 〜 吟遊詩人の最後の聖なる歌
 オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン、
 メンヒ・フォン・ザルツブルク、作曲者不詳、他の作品
アンサンブル・レオネス、
マルク・レヴォン
 (歌、リュート、ギターン、
  ヴィエル、指揮)
 中世ドイツの吟遊詩人たちによる宗教音楽

 「ジョスカン・デ・プレ(CHR 77348)」、「アレクサンデル・アグリコラ(CHR 77368)」らの器楽作品集といった、画期的なプログラムとクオリティの高い演奏で評判を呼んだドイツの中世グループ、アンサンブル・レオネス。
 オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタインやメンヒ・フォン・ザルツブルクなどのミンネゼンガー(中世ドイツの吟遊詩人)たちによる宗教音楽という、これまでほとんど注目されていなかった側面を描いている。
 同じく中世のアンサンブル "PER-SONAT" などでも活躍するドイツの古楽系ソプラノ、ザビーネ・ルッツェンベルガーの歌声も見事。

 ※録音:2013年10月12日−15日、ドイツ
 


CHE 0203-2
\1600
日本の誇る世界的古楽アンサンブル「アントネッロ」の名盤「ラ・チャッコーナ」が復活!
 ラ・チャッコーナ

 メールラ:チャッコーナのアリア 《愛の翼に乗せて》/
 フレスコバルディ:チャッコーナによるパルティータ/
 サラベルデ:カンツォン第10番/
 モンテヴェルディ:アリア 《あの高慢なまなざし》/
 サラベルデ:カンツォン第4番/
 ロッシ:ベルガマスクのアリア 《美しい声で歌うあの小鳥は》/
 バルトロッティ:チャッコーナ/
 ディンディア:アリア 《私の涙に涙する》/
 サラベルデ:《騎士の歌》によるファンタジア/
 フェッラーリ:アリア 《恋する人たちよ、教えてあげよう》/
 ストラーチェ:チャッコーナ/
 ファルコニエーリ:フォリアス/
 カプスベルガー:カポーナ/
 ファルコニエーリ:エロイカとチャッコーナ 《金髪のかわいい娘》
鈴木美登里(ソプラノ)
濱田芳道(コルネット、リコーダー、指揮)
アントネッロ
 〔石川かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  西山まりえ(チェンバロ、ダブル・ハープ)、
  ラファエル・ボナビタ
   (バロック・ギター、テオルボ)、
  古橋潤一(リコーダー)、
  能登伊津子(オルガン)〕
 濱田芳通、石川かおり、西山まりえらによる世界的古楽アンサンブル「アントネッロ」。ダンサブルな17世紀イタリアの音楽を集めた名盤「ラ・チャッコーナ」が、Christophorusから登場!
 新大陸からスペインに渡り、17世紀イタリアで大流行したチャッコーナ(のちにフランスへと伝わりシャコンヌへと発展していく)。エキゾチックで情熱的で官能的な舞曲を、日本が誇る世界的古楽奏者たちが奏でる。

 ※録音:2000年8月、桃源文化会館
 


CHE 0201-2
\1600
グラズノフ:ピアノ協奏曲集
 ピアノ協奏曲第1番ヘ短調 Op.92
 ピアノ協奏曲第2番ロ長調 Op.100
 序曲 《謝肉祭》 Op.45
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
ハワード・グリフィス(指揮)
スロヴァキア放送交響楽団
 チューリッヒ音楽院では多くのピアニストを指導してきたスイスの名ピアニスト、カール=アンドレアス・コリーによるグラズノフのピアノ協奏曲集。
 ゴドフスキーに献呈された第1番、単一楽章の第2番のピアノ協奏曲全曲に、祝祭的で華やかな序曲「謝肉祭」をカップリング。

 ※録音:1995年9月、スロヴァキア放送コンサート・ホール
 

CHE 0202-2
\1600
ダルベール:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番イ短調 Op.7
 弦楽四重奏曲第2番変ホ長調 Op.11
ザラストロ弦楽四重奏団
 スコットランドのグラスゴーで生まれたドイツ人オイゲン・ダルベール(1864−1932)の弦楽四重奏曲集。
 ザラストロ弦楽四重奏団は、19世紀〜20世紀の知られざる作品のレパートリーで定評のあるスイスのアンサンブル。

 ※録音:1996年10月、スイス




JUST ACCORD MUSIC

JUSCD 003
\2500
クラシック・チルドレンズ・ソングス
 ハッチンソン:フクロウと子猫
 R.R.ベネット:ドリーム・ソングズ
 スティーヴンソン:ザ・スウィング
 アイヴズ:スロー・マーチ
 ブリテン:ティト・フォー・タト/他
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
エリザベス・アサートン(ソプラノ)
イアイン・バーンサイド(ピアノ)
 R.R.ベネットやブリテン、アイヴズなどのイギリス作曲家による、児童文学を題材とした歌曲集。
 世界的なバリトンのロデリック・ウィリアムズとソプラノのエリザベス・アサートンが、子供のために優しく歌いあげていく。

 2005年12月19日&20日の録音。
 
JUSCD 001
\2500
プレイ・ザ・ゲーム
 ヒル:サイクリング・ソング
 ガレットリー:ア・ラガー・ソング
 ドラモンド(タップ編曲):ザ・イートン・ボーディング・ソング
 ワトソン:ザ・グロリアス・トゥウェルフス/他
イアン・パートリッジ(テノール)
ピーター・サヴィジ(バリトン)
ジェニファー・パートリッジ(ピアノ)
ザ・ソング・アンド・サパー・クラブ、
アンドルー・フィリップス(指揮)
 19世紀後半から20世紀にかけて発達したスポーツを題材としたユニークなアルバム。サッカー、ラグビー、ゴルフや、狩猟、射撃や釣りにクリケット、テニスなどを題材に、イギリス作曲家によって書き上げられた歌曲集。テノールのイアン・パートリッジの参加もポイント。

 2000年11月28日&29日の録音。




NIFC



NIFCCD 033
\2500→\2290
ディーナ・ヨッフェ
 ショパン:ピアノ独奏版 協奏的作品集

  モーツァルトの歌劇 《ドン・ジョヴァンニ》 の
   「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調 Op.2
  ポーランド民謡による大幻想曲イ長調 Op.13
  ロンド 《クラコヴィアク》 ヘ長調 Op.14
  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
ディーナ・ヨッフェ
 (フォルテピアノ/エラール1849)
 1849年製エラールで聴く"独奏版" ピアノと管弦楽のための作品集

 ネイガウス・スクールの名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァのピアニズムを継承し、1975年のショパン国際ピアノ・コンクールでは第2位に入賞したラトビア生まれの大ピアニスト、ディーナ・ヨッフェが、NIFC(ショパン・インスティテュート)から再び登場!
 これまでNIFCでは、ピアノ独奏作品から息子ダニエル・ワイマンとのデュオまで録音し、お馴染みとなっているディーナ・ヨッフェ。2013年に録音された最新盤では、「ピアノと管弦楽のための作品」から、「ピアノ独奏版」へと生まれ変わった4つの作品を収録。
 ピアノ独奏でもしばしば演奏される名曲「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」に加え、独奏版では聴く機会の少ない、ショパンの管弦楽を伴った最初の3曲(Op.2、Op.13、Op.14)が1849年制のエラールで披露されます。
 今年(2015年)に開催される第17回ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員にも選ばれているディーナ・ヨッフェのショパン。ショパン・ファン、アレンジ・ファンからピアノ学習者、コンクール挑戦者まで注目の1枚です!

 ※録音:2013年3月12日−16日&9月30日−10月2日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)







OMNIBUS CLASSICS


CC 5006
(2CD)
\5000
ウィーンの弦楽四重奏曲集
 ヴァンハル:弦楽四重奏曲変ホ長調
 ハイドン:弦楽四重奏曲変ロ長調 Op.50-1
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465 《不協和音》
 ディッタースドルフ:弦楽四重奏曲第6番イ長調
レヴォリューショナリー・ドローイング・ルーム
 〔エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン)、
  キャスリン・パリー(ヴァイオリン)、
  レイチェル・ストット(ヴィオラ)、
  ルース・アルフォード(チェロ)〕
サイモン・ラッセル・ビール(語り)
 2015年で結成25周年を迎えた、ピリオド弦楽四重奏団のレヴォリューショナリー・ドローイング・ルーム。18世紀後期から19世紀の古典派を得意としており、ウィーン古典派三大巨匠のモーツァルトとハイドン、同世代のヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739−1813)とカール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739−1799)の弦楽四重奏曲を収録。結成25周年の集大成に相応しい素晴らしい演奏で。
 各四重奏曲の前には、イギリスの俳優サイモン・ラッセル・ビールによる語りも収録されている。

 2014年1月8日−11日の録音。




PAVANE



ADW 7568/9
(2CD)
\5200→\4790
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 BWV.1007-1012
 無伴奏チェロ組曲
  第1番ト長調 BWV.1007/第3番ハ長調 BWV.1009/
  第6番ニ長調 BWV.1012/第2番ニ短調 BWV.1008/
  第4番変ホ長調 BWV.1010/第5番ハ短調 BWV.1011
アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)
 ミッシャ・マイスキー、リュック・ドゥエーズ、マルク・ドロビンスキーからチェロを学んだ、ベルギーのチェリスト、アレクサンドル・ドゥブリュ。
 ベルギー女王から名前を授けられ、2005年に結成された新生「トリオ・カルロ・ファン・ネスト」の創設メンバーであり、同年にブエノスアイレスで開催されたマルタ・アルゲリッチ音楽祭に招待されるなど、さらなる飛躍が期待されているベルギーの若き名手である。
 ドゥブリュが満を持して臨んだバッハの無伴奏全曲録音。第1番、第2番、第5番では、ジョルジュ・へインベルグ1934年製(ベルギー、リエージュ)、第3番、第4番、第6番ではヤン・ストリック2004年製(ベルギー、ブリュッセル)のチェロを弾き分けた、まさに"Made in Belgium"のバッハ無伴奏である。
 

ADW 7546
\2600
J.S.バッハ:6つのフルート・ソナタ集 BWV.1030-1035
 ソナタ ロ短調 BWV.1030/ソナタ ホ長調 BWV.1035/
 ソナタ イ長調 BWV.1032/ソナタ ハ長調 BWV.1033/
 ソナタ ホ短調 BWV.1034/ソナタ 変ホ長調 BWV.1031
ジャン=ミシェル・タンギー(フルート)
ミクローシュ・シュパーニ(チェンバロ)
 ジャン=ミシェル・タンギーは、ジャン=ピエール・ランパル、オーレル・ニコレの後継者の1人と称され、長きに渡りベルギー国立管弦楽団の首席奏者として活躍し、現在はハイデルベルク=マンハイム音楽大学教授として教鞭を執る名フルーティスト。

 2011年9月の録音。
 

ADW 7548
\2600
ワーグナー:マティルデ・ヴェーゼンドンクのための歌曲とソナタ
 ヴェーゼンドンクの5つの詩/
 マティルデ・ヴェーゼンドンク夫人のアルバムのためのソナタ/
 愛するフリードリヒ・アウグストへの心をこめた挨拶/
 すべてははかない幻想/3つのメロディ/
 2人の擲弾兵/樅の木/ゲーテの《ファウスト》への7つの歌曲
アン・ルヌープレ(ソプラノ)
ペーター・トメク(ピアノ)
 パトロン、オットー・ヴェーゼンドンクの夫人であり、ワーグナーとのエピソードでも知られる"マティルデ・ヴェーゼンドンク"をテーマとしたプログラム。
 ヘント、ニューヨーク、フィレンツェで研鑽を積んだソプラノのアン・ルヌープレは、モネ劇場やフランドル・オペラなど、ベルギーのオペラ・ハウスを中心に活躍中であり、ヨーロッパの名門歌劇場からも注目を集めている。

 2012年7月の録音。
 

ADW 7570
\2600
タッチ・オヴ・リスト
 リスト:
  ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244-2
  ペトラルカのソネット第104番 S.161-5
  スペイン狂詩曲 S.254
  ペトラルカのソネット第123番 S.161-6
  超絶技巧練習曲第8番ハ短調《狩り》S.139-8
  超絶技巧練習曲第9番変イ長調《回想》S.139-9
  メフィスト・ワルツ第1番《村の居酒屋での踊り》S.514
カティア・フェークマンス(ピアノ)
 カティア・フェークマンスは、ブリュッセル王立音楽大学、ユトレヒト音楽院、マーストリヒトのズイド大学で後進の育成にあたり、リストの音楽の演奏、解釈に定評のあるベルギーの女流ピアニスト。

 2013年9月の録音。
 

ADW 7549
\2600
ベルギーのオルガン作品集
 レメンス:勝利の行進曲、アンダンテと変奏
 マイイ:オルガン・ソナタ ニ短調 Op.1
 ジョンゲン:牧歌 Op.5-3、トッカータ Op.104
 マレングロー:オルガン組曲 Op.14
フランソワ・ウタール(オルガン)
 ブリュッセル、ノートル・ダム・ド・ラ・カンブル修道院に設置されているヴァルカー・オルガンの修復を記念した製作されたベルギーのオルガン作品集。
 ジョンゲンをはじめとして19世紀から20世紀に至るベルギーのオルガンの歴史を、壮大なサウンドでたどる。

 2012年10月の録音。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MELODIYA



MELCD 1002300
(5CD/特別価格)
\5600→\4990
マエストロ・ウラディーミル・スピヴァコフ 〜
 アニヴァーサリー・エディション
ウラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン&指揮)
モスクワ・ヴィルトゥオージ、他

 ●CD1
  チャイコフスキー:メロディ変ホ長調 Op.42-3〔1970年録音〕/
  シチェドリン(ツィガーノフ編):アルベニス風に〔1970年録音〕/
  サラサーテ:バスク奇想曲 Op.24〔1970年録音〕/
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35*〔1970年録音〕/
  シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47*〔1970年録音〕
    ウラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン)、マリア・グサク(ピアノ)、
    ユーリ・テミルカーノフ(指揮)*、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団*


 ●CD2
  シチェドリン:ケーテン市のための音楽〔1986年録音〕/
  ビゼー(シチェドリン編):カルメン組曲
    ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)、モスクワ・ヴィルトゥオージ


 ●CD3
  モーツァルト:
   交響曲第28番ハ長調 K.200〔1989年録音〕、
   ミサ曲ハ長調 K.317《戴冠式ミサ》*〔1986年9月30日、モスクワ音楽院大ホールでの録音〕
    ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)、モスクワ・ヴィルトゥオージ、
    アラックス・ダヴティアン(ソプラノ)*、ラリーサ・ピアティゴルスカヤ(メゾ・ソプラノ)*、
    ホルヘ・アントン(テノール)*、イニャキ・フレサン(バス)*、オルフェオン・ドノスティアラ合唱団*


 ●CD4
  ロカテッリ(ダヴィッド編):室内ソナタ ト短調 Op.2-6〔1970年録音〕/
  パガニーニ(クライスラー編):魔女たちの踊り〔1970年録音〕/
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調〔1970年録音〕/
  バルトーク:ラプソディ第1番 Sz.87〔1970年録音〕/
  プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35〔1970年録音〕
    ウラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン)、ヴィクトリア・ポストニコワ(ピアノ)


 ●CD5
  シューベルト:ソナチナ第2番イ短調 D.385, Op.137/2〔1972年録音〕/
  サン=サーンス:ハバネラ Op.83〔1972年録音〕/
  ドビュッシー(ショワネル編):小舟にて〔1981年録音〕/
  ドビュッシー(ロケ編):レントよりおそく〔1981年録音〕/
  ドビュッシー(リスランド編):美しい夕暮れ〔1981年録音〕/
  ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ〔1981年録音〕/
  ミヨー:コルコバード〔1972年録音〕/
  ヴィエニャフスキ:演奏会用ポロネーズ ニ長調 Op.4〔1972年録音〕/
  バルトーク:《ルーマニア民俗舞曲》Sz.56より 腰帯踊り、足踏み踊り〔1981年録音〕/
  ブロッホ:ニーグン〔1981年録音〕/
  ガーシュウィン:前奏曲第2番嬰ハ短調〔1981年録音〕、《ポーギーとベス》より〔1981年録音〕
    ウラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン)、ボリス・ベクテレフ(ピアノ)

 マエストロ・スピヴァコフ70歳記念BOX!ヴァイオリニスト、指揮者としての名演集!

 現在のロシアを代表するヴァイオリニストであり指揮者、ウラディーミル・スピヴァコフの生誕70周年記念BOXがメロディア(Melodiya)から登場!
 モスクワ・ヴィルトゥオージの創設者、芸術監督、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者として多忙を極めるスピヴァコフ。
 1970年、第4回チャイコフスキー国際コンクールで第2位と銀メダルを獲得した際の「チャイコフスキー」と「シベリウス」など、"ヴァイオリニスト・スピヴァコフ"の貴重な演奏が特に興味深い。
 スピヴァコフの"ヴァイオリニスト"と"指揮者"としての至芸が凝縮された、メロディアならではの要注目のBOXです。
 


MELCD 1002374
(2CD/特別価格)
\4400→\3990
スヴェトラーノフ、あの名演
 タネーエフ:管弦楽&合唱作品集

 カンタータ《ダマスクスのヨハネ》Op.1*〔1993年録音〕
 交響曲第4番ハ短調 Op.12〔1988年録音〕
 ヴァイオリンとオーケストラのための演奏会用組曲ト短調 Op.28+
  〔1990年録音〕
 デルポイのアポロ神殿〔1984年12月28日録音〕
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
ソヴィエト国立交響楽団*
アンドレイ・コルサコフ(ヴァイオリン)+
 タネーエフの「交響曲第4番」のベスト・レコーディングと評されるスヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の演奏が復刻。
 カップリングは、トルストイの詩を題材とたカンタータ「ダマスクスのヨハネ」や、アンドレイ・コルサコフがソリストを務めた「演奏会用組曲」、そして「デルポイのアポロ神殿」。
 スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の豪快で強力なサウンドをこのタネーエフでも存分に堪能できそうだ!ディジパック仕様。
 

MELCD 1002344
\2200
リムスキー=コルサコフ「モーツァルトとサリエリ」
 カップリングの「貴婦人ヴェーラ・シェロガ」

  リムスキー=コルサコフ:
   歌劇《モーツァルトとサリエリ》Op.48
   歌劇《貴婦人ヴェーラ・シェロガ》Op.54*
アレクサンドル・フェディン(テノール)
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
ウラディミール・カリモフ(バス)*
タマーラ・ミラシュキナ(ソプラノ)*
オルガ・テリュシュノヴァ(メゾ・ソプラノ)*
ウラディミール・カリモフ(バス)*
ニーナ・グリゴリエワ(アルト)*
マルク・エルムレル(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、ソヴィエト国立合唱団
  プーシキンの同名の劇詩を題材としてリムスキー=コルサコフが作曲した1幕のオペラ、「モーツァルトとサリエリ」のエルムレルを筆頭としたロシア勢による録音。
 このエルムレル盤では、モーツァルトのアレクサンドル・フェディン、サリエリのエフゲニー・ネステレンコなど、当時のボリショイ劇場の名歌手たちが大活躍。
 カップリングの歌劇「貴婦人ヴェーラ・シェロガ」もロシアン・オペラ・ファンならば見逃せない。

 1986年&1985年*の録音。ディジパック仕様。
 

MELCD 1002336
\2200
ゲオルギー・スヴィリードフ(1915−1998)の声楽作品集
 スヴィリードフ:
  セルゲイ・エセーニンの思い出に捧げる詩曲*(1957年録音)
  私の父は農夫+(1980年録音)
  小カンタータ《森深きロシア》#(1970年録音)
ゲオルギー・スヴィリードフ(ピアノ)+
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール)+
イゴール・モロゾフ(バリトン)+
ユルロフ記念国立アカデミー合唱団*/#
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団*
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)*
モスクワ放送交響楽団#
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)#
 20世紀ロシアの詩人セルゲイ・エセーニン(1895−1925)の詩を題材とした、ゲオルギー・スヴィリードフ(1915−1998)の声楽作品集。
 「私の父は農夫(My Father is a Peasant)」では、スヴィリードフ自身がピアノを担当。マスレンニコフとモロゾフの歌声を際立たせる。ディジパック仕様。





















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