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≪第84号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2015/10/20〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 




10/23(金)紹介新譜(1)
マイナー・レーベル新譜


WERGO



WER 7326
\2500→\2390
日本の精神文化に影響されたカウエルとケージのピアノ曲
 (1)ジョン・ケージ:
  トスト・アズ・イット・イズ・アントラブルド* (1943) /
  独白(1945) /夢 (1948) /ホロコーストの御名のかけて* (1942) /
  2つの小品 (1946) /危険な夜* (1944) /プリミティヴ* (1942)
 (2)ヘンリー・カウエル:
  不吉な響き (1930 頃) /エオリアン・ハープ (1923) /
  3つのアイルランドの伝説 (1912) /バンシー(1925) /
  痕跡 (1920) /5つのアンコール (1917) /富士山の雪
ザビーネ・リープナー
 (Pf、プリペアード・ピアノ*)
 録音:2014年12月11-13日/バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)

 掌や肘でピアノの一定音程を塊として奏する「トーンクラスター」の発案者として知られるヘンリー・カウエル(1897-1965)、ピアノの弦の間にボルトや紙を挟むことで打楽器のような音色にした「プリペアード・ピアノ」の発案者として知られるジョン・ケージ(1912-1992) という20 世紀アメリカの二大天才のピアノ曲を集めた好企画。
 もちろんトーンクラスターとプリペアード・ピアノ満載で、その効果の面白さや表現力を改めて実感させてくれますが、どちらも日本の精神文化から影響を受けていて、日本人の心を打つ何かがあります。
 ケージ作品はマース・カニンガムのダンスのために作ったものが中心となっていますが、「トスト・アズ・イット・イズ・アントラブルド」や「ホロコーストの御名のかけて」など、ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」からとられた言葉遊び的なタイトルに興味をひかれます。
 カウエル作品は作曲者の自作自演が残されていますが、現代作品のスペシャリストのリープナーがよりシャープに表現。ペンタトニックのトーンクラスターが不思議な極東感を漂わす「富士山の雪」など、曲の良さを再認識させてくれます。
 


WER 7320
\2500→\2390
ジョン・ケージ(1912 〜 1992):ソロ・パーカッション作品集
 ・作曲された即興 スネアドラムソロのための
 ・ヴァリエーション1 スチールドラムとムビラ版
 ・木の子供 ソロ・パーカッションのための
 ・作曲された即興 片面ドラムのための
 ・入り江 4人の奏者のための
  (水で満たされたほら貝を奏する3 人の奏者と、
   循環呼吸する1人のほら貝奏者、火の音)
 ・27'10.554” ソロ・パーカッションのための
マティアス・カウル(パーカッション)
 音楽の概念を覆した異色の作曲家、ジョン・ケージ音と静寂の探求が込められた作品群

 録音:2014年4月22 日-25日

 ジョン・ケージは、その有名な作品「4’ 33”」(演奏者は音を出さず、演奏が行われる環境で聞こえうる全ての音を音楽とする作品) に代表されるように、音や音楽の概念を覆し、「静寂」の持つ意義に着目した作曲家です。
 そんな彼の「静寂」にこめる意図に、パーカッショニストのマティアス・カウルが正面から挑んだのがこのCD です。
 ヴァリエーション1は、透明な板に書かれた五線紙と点を重ね合わせた楽譜が用いられ
打楽器の選択も奏者に任されるという、奏者に多くが委ねられる作品。カウルは長さの異なる金属片を指で鳴らす楽器「ムビラ」と、ドラム缶を加工した楽器「スチールドラム」という楽器選択により、多様な音色を引き出しています。さらにユニークなのは「入り江」。水音と火がはぜる音が混ざり合い、原始的な情景を呼び起こします。音と静寂へのケージの探求が込められた一枚です。
 
WER 6860
\2500→\2390
細川俊夫(1955 〜 ):作品集
 (1)旅VIII
 (2)リート
 (3)弧のうた
 (4)時の花〜オリヴィエ・メシアンへのオマージュ〜
 (5)旅 X 野ざらし
(1)メルヴィン・プーア(チューバ)
 ピーター・ランデル(指揮)
(5)田嶋直士(尺八)
 イラン・ヴォルコフ(指揮)
(2)ヘレン・ブレッドソー(フルート)
 ウルリッヒ・レフラー(ピアノ)
(3)ピーター・ヴィール(オーボエ)
 ミリャム・シュレーダー(ハープ)
アンサンブル・ムジークファブリーク
 西洋音楽で描かれる日本的な感性、ヨーロッパで「東洋」に向き合う細川俊夫の世界

 録音:(1)2006 年5 月27 日 (2)2013 年9 月25 日 (3)2013 年9 月9 日 (4)2011 年8 月24 日 (5)2009 年6 月13 日

 ヨーロッパでその名を広く馳せる細川俊夫は、西洋音楽の中で「日本」を描いた作品を多く生み出している作曲家です。海外に出た後で邦楽器や雅楽など日本の音楽を学んだという彼の音楽、その発想の源には、奥深く東洋的な美学、哲学が根付いています。
 物そのものもよりも光と影、空間に美しさを感じること、人間がやってきて、いずれは帰っていく世界と繋がろうとすること、宇宙や自然と個が溶け合い、一つになること…。そんな西洋とは違う世界のとらえ方、感じ方が、どの作品にも根底に流れています。CD におさめられている「旅」シリーズでのソリストとアンサンブルの関係(「宇宙」と「個」) や、「弧のうた」で描かれる無から無へと生まれては消えていく音などにそれを感じることができます。
 「旅Ⅹ」の楽譜冒頭には芭蕉の寂寥感漂う句「野ざらしを心に風のしむ身かな」が記されているとのことです。西洋楽器による(「旅Ⅹ」の尺八を除く)、西洋音楽の中に凝縮された「和」の感性を感じることができる作品群です。
  

WER 7338
\2500
ゲオルグ・カッツァー(1935 〜 ):電子音響作品集
 ・アリアドネが来る前
 ・プロイセンの青 白昼夢 記憶*
 ・石の歌 1
 ・機械と摩耗の作用
 ・Mein 1989
 ・花咲く風景*
 ・石の歌 2 *
  * は初録音
ゲオルグ・カッツァー(エレクトロニクス)
 静けさの中に張りつめる緊張感、独特の浮遊感にやみつきのゲオルグ・カッツァーの電子音楽の世界

 自ら電子音楽スタジオを設立するなど、電子音楽分野での活躍が知られるゲオルグ・カッツァーの80 歳の誕生日を記念したCD。1976 年から2010年までの30 年近くに渡る彼の電子音響作品がおさめられています。
 彼の創作の大きなテーマの一つに歴史的、政治的な出来事への眼差しがあり、実際このCD におさめられている「アリアドネが来る前」は1968 年の「プラハの春」に、「Mein 1989」は東ドイツの政治変動に対するものです。
 静謐な世界に漂う緊張感や不穏な空気感は、激動の時代の中心に身を置いていた作曲者のリアリティそのものともいえるかもしれません。
 「機械と摩耗の作用」は、曲中でフランスの百科事典「ラルース」より「機械」の項全文の子供による朗読が入るというユニークな作品。独特な浮遊感がやみつきになる作品集です。




CONTINUUM


CCD 1030
【旧譜】
\2500
マリナー&ウィルコックス
 ニコラス・モー&リチャード・ロドニー・ベネット

  モー:ライフ・スタディーズ
  R.R.ベネット:スペルズ*
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・
 イン・ザ・フィールズ
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)*
フィルハーモニア管弦楽団*
バッハ・クワイアー*
 ニコラス・モーはネヴィル・マリナー、ロドニー・ベネットはデイヴィッド・ウィルコックスの指揮による録音。英国の名匠たちによる英国作品集。

 1970年代〜80年代の録音。
 
CCD 1032
【旧譜】
\2500
パラゴン・プレミアーズVol.2
 ウィルソン:室内交響曲
 マクガイア:新たな始まりのための歌
 ノリス:チェロ・カンタータ
パラゴン・アンサンブル
デイヴィッド・デイヴィス(指揮)
リンダ・オルミストン(メゾ・ソプラノ)
 パラゴン・アンサンブルは1980年に結成されたスコットランドのアンサンブル。エジンバラ、グラスゴーにおける新作の委嘱初演を牽引してきたアンサンブルの1つ。

 1991年の録音。




LE CHANT LINOS



CL 14101
\2500→\2390
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
 ホルスト:組曲《惑星》より 火星、木星
 ラヴェル:道化師の朝の歌
 クン:祝典序曲
 カリオン:ダンス・バルバール
フランソワ・ブーランジェ(指揮)
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
 パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団!

 フランスが世界に誇る名門中の名門軍楽隊、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団。伝統のサウンドがフランスのレーベル「Le Chant de Linos」から登場!
 ロジェ・ブトリーの後任として1997年から同楽団を率いる第9代楽長フランソワ・ブーランジェが、ホルスト、ラヴェルの名作の吹奏楽編曲版に加え、20世紀フランスの音楽家エメ・クン(1877−1958)と、ベルギーの作曲家フェルナンド・カリオン(1908−1960)の珍しい作品を振った吹奏楽ファン要注目のレコーディング。
 


CL 14102
\2500→\2390
イン・メモリアム1914−1918 〜
 パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団

  ブトリー:涙の時代への追憶 〜 ヴェルドンの幻影
  アントワーヌ:一大事の前夜
  ド・タイエ:劇的三部作
フランソワ・ブーランジェ(指揮)
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団
 オーケストラ編成にも対応できるよう、約40名の弦楽器奏者も所属しているパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団(吹奏楽団)。
 他国の軍楽隊では類を見ないこの特殊な編成を活かしたプログラムには前楽長でありフランスの重鎮ロジェ・ブトリー(1932−)の作品も収録。
 


CL 14104
\2500→\2390
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ・ガード・バンドによるマーチ集
 リベルテ1914−1918

 ガンヌ:勝利の父/
 マレイユ=ディオデ:Ce Que C'est Qu Un Drapeau/
 ポピィ:夜の行進曲/
 ガンヌ:ロレーヌ行進曲/
 クリエ:Le Reve Passe/
 ガシア:Marche des volontaires belges/
 ジャッジ:遥かなティペラリー/
 ビグッド:ヴィミー・リッジ/
 作曲者不詳:Marches Reglementaires/
 ラウスキ:サンブル川とミューズ川/
 ロベール:マデロンの歌/
 ムージョ:ブロンド娘のそばで/
 ゴーディン:ル・フランバール/
 バレイ:勝利の行進/
 デュモー:自由/
 タヴェルニエ:栄光の翼
アントワーヌ・ランガーニュ(指揮)
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ・
 ガード・バンド
 式典のパレードやフランス各都市でのイベントなどでの演奏で活躍するパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ・ガード・バンドによるマーチ集。
 


CL 14100
\2500→\2390
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌの音楽
 ホルスト:組曲《惑星》より 火星、木星/
 ブトリー:《涙の時代への追憶 〜 ヴェルドンの幻影》より/
 ペッテナティ:セ・ル・ユイティム/
 L・ブーランジェ:詩篇24番/
 ビュッセル:フランス賛歌/
 ガンヌ:勝利の父/
 ラウスキ:サンブル川とミューズ川/
 マレイユ=ディオデ:Ce Que C'est Qu Un Drapeau/
 ヴェルディ:凱旋行進曲/
 プロドーム:ドヴァン・ヴェルダン/
 ロッシーニ:狩りのランデヴー/
 アノー:ルイジアンヌ・カヴァレリー/
 グリュイエール:アマゾン
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団
フランス軍楽隊合唱団
ファンファーレ・ド・カヴァレリー
トロンプ・ドゥ・シャス
 パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団など、フランスの共和国親衛隊に所属する様々な軍楽隊の演奏を集めたハイライト・プログラム。




RESONUS

RES 10145
\2500
ディヴァイン・ノイズ 〜 2台のチェンバロのための劇場音楽
 ラモー(ブラケッタ編):組曲《プラテ》(2台チェンバロ版)
 クープラン:トリオによるソナード
 ル・ルー:組曲ヘ長調
ギジェルモ・ブラケッタ(チェンバロ)
メンノ・ファン・デルフト(チェンバロ)
 2台のチェンバロが躍動!ラモーのプラテを収録!

 南米アルゼンチン出身の実力派チェンバリスト、ギジェルモ・ブラケッタが、新オランダ・アカデミーの創設メンバーでもあるオランダの名手メンノ・ファン・デルフトとチェンバロ・デュオを結成!
 ティトゥス・クライネンが製作した1730年代のフレンチ・スタイル・チェンバロのレプリカが、18世紀フランスの劇場を再現する。ラモーのプラテはブラケッタ自身による編曲。

 2014年5月28日−31日の録音。
 
RES 10155
\2500
ルネサンス時代イギリスのコンソート音楽集 コンソルティウム5
 バッサーノ:ガリアルド/
 フェッラボスコI世:イン・ノミネII/
 バード:イン・ノミネIV/
 ブレイド:コラント/
 タイ:イン・ノミネ《Howald fasr》、イン・ノミネ《Crye》/
 パースリー:イン・ノミネ/
 フェッラボスコII世:鳩小屋のパヴァン/
 タイ:イン・ノミネ《Seldom sene》/
 パーソンズ:イン・ノミネIII/
 タイ:イン・ノミネX《Saye so》/
 ウォード:ファンタジア第3番/
 ブランクス:ファンシー/
 フェッラボスコI世:イン・ノミネI/
 ブレイド:コラント/
 タイ:イン・ノミネIX《レ・ラ・レ》/
 ホルボーン:アルメイン/バード:木の葉は緑/
 タイ:イン・ノミネXI《Farewell good one for ever》/
 フェッラボスコII世:パヴァンV/
 ダウランド:
  ニコラス夫人のアルメイン、エセックス伯のガリアード、
  艦長ディゴリー・パイパーのガリアード/
 バッサーノ:ファンタジアI/
 ギボンズ:イン・ノミネ/
 パースリー:パースリーのクロック/
 バッサーノ:ファンタジアIII/
 イーグルストーン:イン・ノミネIII/
 ダウランド:ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド/
 ホルボーン:コラント《わが窓より行け》、妖精のラウンド/
 コプラリオ:ファンタジア/
 ホルボーン:パヴァン《葬送》
 イギリス、ロンドンを拠点に活躍中のリコーダー五重奏団、コンソルティウム5のリゾナス・レーベル(Resonus)第1弾。5人の女流奏者たちが、純度の高いハーモニー、綿密なアンサンブルでイギリス・ルネサンスの小品たちを奏でている。
 コンソルティウム5は、ガブリエル・プロコフィエフの自主レーベル「ノンクラシカル(Nonclassical)」に録音を行っており、その膨大なレパートリーも特筆もの。

 2014年9月27日−29日の録音。
 

RES 10143
\2500
ヴィルトゥオーゾ・オルガニスト 〜
 チューダー朝とジャコビアン朝時代の音楽

  バード:ネヴェル夫人のためのヴォランタリー/
  ブル:ガリアルド/
  作曲者不詳:ビナ・カエレスティスII/
  ブル:イン・ノミネII/
  タリス:今こそ、わたしたちが受け入れられるとき/
  トムキンズ:奉献唱/
  ブライズマン:グロリア・ティビ・トリニタスI&IV/
  ブル:楽しいクラント/
  作曲者不詳:マニフィカト/
  ギボンズ:ファンタジア/
  バード:ファンシー
スティーヴン・ファー(オルガン)
 スティーヴン・ファーは、フロリレジウムやイングリッシュ・コンサート、ダンディン・コンソート、OAEなどとの共演も多く、ケンブリッジ・クレア・カレッジのオルガニストも務めた名奏者。
 使用楽器はケンブリッジ・シドニー・サセックス・カレッジのテイラー&ブーディ・オルガン。

 2014年3月16日−17日の録音。




PSALMUS



PSAL 022
(2CD)
\2600→\2390
ジャン=パトリス・ブロスの「フーガの技法」!
 J・S・バッハ(1685-1750):フーガの技法 BWV1080
ジャン=パトリス・ブロス(チェンバロ)
 ジャン=パトリス・ブロスは1950年フランスのル・マンに生まれ、ル・マン音楽院、キジアーナ音楽アカデミー(シエナ、イタリア)、エコール・ノルマル音楽院で学んだチェンバロおよびオルガン奏者。1970年代から現在に至るまでソリスト、伴奏者、アンサンブル奏者として常に第一線に立ち続けています。
 Pierre Verany レーベルの看板アーティストとして知られる他、Arion, EMI等にも録音があります。
 ブロスにとってバッハの作品はフランス・バロックと並ぶ主要レパートリーですが、意外にも「フーガの技法」はこれが初録音。60代半ばを迎え円熟の境地にさしかかったブロスが満を持して取り組んだものと思われます。
 2枚組で1枚分価格というお求めやすい設定です。


ジャン=パトリス・ブロスの力量を知る・・・
 太陽王のクラヴサン〜6種類の銘器で聴く
  フランス・クラヴサン楽派、黎明期から最盛期へ

SAPHIR
LVC1125
(2枚組)
\4200

ジャン=パトリス・ブロス...各種クラヴサン(=チェンバロ)
 太陽王のクラヴサン〜6種類の銘器で聴く
  フランス・クラヴサン楽派、黎明期から最盛期へ〜


【CD I】
 ピエール・アテニャン(1494〜1551)編 ①パヴァーヌ
 アドリアン・ル・ロワ(1520〜1598)編
  ②リュートの調弦による小さなファンタジア
 ルネ・メザンジョー(1568〜1638)③サラバンド*
 エヌモン・ゴーティエ(1575〜1651)④シャコンヌとジグ*
 ピエール・シャバンソー・ド・ラ・バル(1592〜1656)
  ⑤歌曲「信じますか、おお美しき太陽」(メルセンヌ編?)
 ジェルマン・ピネル(1600〜1661)⑥サラバンド*
 ジャン・ドゥニ(1610〜1684)⑦調律が良好か確かめるプレリュード
 アンリ・デュモン(1610〜1684)⑧アルマンド
 エティエンヌ・リシャール(1621〜1669)⑨サラバンド
 ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601〜1672)
   ⑩クラント「イリス」⑪ サラバンド「若き西風たち」
 ルイ・クープラン(1626〜1661)
  ⑫組曲
   (プレリュード/シャンボニエールのアルマンド/
    ヴォルト/カナリー/アルデルのガヴォット)
 ジャック・アルデル(1643〜1678)⑬クラント
 ニコラ・ルベーグ(1631〜1702)⑭荘重なシャコンヌ
 ジャン=アンリ・ダングルベール(1629〜1691)
  ⑮シャンボニエールのクラント「イリス」とサラバンド「若き西風」
  ⑯リュリ『アルミード」の序曲
  ⑰シャンボニエールのトンボ—

【CD II】
 ルイ・ニコラ・クレランボー(1676〜1749)①ジグ
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683〜1764)プレリュード(1708年の第1曲集より)
 マラン・マレ(1656~1728)③ポーランドの女
 エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲル(1666〜1729)④フランドルの女
 ルイ・マルシャン(1669〜1732)⑤ヴェネツィアの女
 フランソワ・クープラン(1668〜1733)『クラヴサン奏法』(1716)所収のプレリュード(全8曲)
  *ダングルベールは編曲によるクラヴサン版  
ジャン=パトリス・ブロス
 ...各種クラヴサン(=チェンバロ)

 使用楽器:クーシェ・モデルによる17世紀アントウェルペン型ヴァージナル、G.サッバティーノ1710年製作によるオリジナルのリュート・クラヴサン、クラヴィオルガヌム、クレシ・モデルによる18世紀イタリア型楽器、ブランシェ・モデルによる18世紀フランス型楽器、クロル1774年製作によるオリジナル楽器(計6種)

 クラヴサン——いかにチェンバロという呼称が日本語で定着していようとも、フランス音楽を語る人たちはいつも、この国特有の鍵盤文化に敬意を表し、チェンバロのことをフランス語でそう呼びます(誰がクープランの『チェンバロ曲集』などと書くでしょう?あるいはラモーの『ハープシコード曲集』と書いただけで、何だか味わいも機微もすべて吹き飛んでしまう不思議さ...)。

 もともと17 世紀に「楽器の王」だったリュートのまねごとばかりしていたこの楽器の歴史を、もっと古い16 世紀のヴァージナルの時代まで遡り、17 世紀の「太陽王」ルイ14 世の治世を通じてどんどん新たな魅力が追求されてゆき、いつしか「フランス・クラヴサン楽派」というヨーロッパ随一の音楽世界ができあがるまでの過程を、CD2枚全36トラック、6種類のさまざまな古楽器・復元楽器を通じてじっくり堪能させてくれるのが、経験豊かなフランスの超実力派ジャン=パトリス・ブロスによるこのアルバム!

 すべて新録音で、ブロス自身がフランスで出版したばかりの総合的なクラヴサン研究書に付属するCD、という位置づけで作られていることもあり、とにかく考え抜かれた構成の充実度がたまりません!

 ちなみにJ-P.ブロスという人物、フランス輸入盤を20世紀から買いあさってこられた方にはPierreVerrany でのユニークな18世紀もので特に有名なのでは...レパートリー開拓には一家言ある異才であるとともに、実はフランスではそれこそウィリアム・クリスティやヘレヴェッヘあたりが活躍するよりも前から、在学中の1970年代からクラヴサン奏者をしてきた超・大物でもあります(本当に筋金入りのコレクターなら、EMI 時代のアナログ盤をお持ちの羨ましい方もいらっしゃるかも?)。

 ガット弦を張ったリュート=クラヴサンの感動的にたおやかな響き、ヴァージナルとクラヴサンの違い、複弦のニュアンス、書法の変化…あらゆる瞬間、あらゆる細部に「クラヴサンを聴く喜び」が詰まっています。
 桁外れに本格派の逸品です!




 

モスクワ音楽院


SMCCD 0173
\2500
成功の公式 ロシアの合唱音楽
 チャイコフスキー(1840-1893):天使が告げた
 カリンニコフ(1866-1901):われいずこに行きて御身の聖霊を離れんや
 タネーエフ(1856-1915):見よ、何という暗闇 Op.27 No.4
 ラフマニノフ(1873-1943):春の洪水 Op.14 No.11(P)
 プロコフィエフ(1891-1953):
  ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83 から 第2&第3楽章(ピアノ独奏)(P)
 シチェドリン(1932-):セレナード
 ヴィータウスタス・バルカウスカス(1931-):スターバト・マーテル(*)
 ユゼフ・シフィデル(1930-2014):パーテル・ノステル(われらの父)
 クヌート・ニューステット(1915-2014):グローリア
 ボドロフ:カプリッチョ
 スティーブン・リーク(1959-):クンガラ(T)
 ランダル・トンプソン(1899-1984):アレルヤ
 エーリクス・エシェンヴァルズ(1977-):
  オー・サルタリス・オスティア(おお、救いのいけにえよ)(+/#)
 ヤン・フレンケル(1920-1989):鶴
 ロシア民謡/
  セルゲイ・エキモフ編曲:
  細いナナカマドの木/山に一本のテマリカンボクの木がある
  ユーリー・ヴァシリエフ編曲:見渡すかぎりの草原(**)
  アンドレイ・コジェフニコフ編曲:野原に樺の木が立っていた(#)
 ピアソラ(1921-1992):オブリビオン(バヤン独奏)(B)/リベルタンゴ(バヤン独奏)(B)
 [ボーナス・トラック]
 シュニトケ(1934-1998):古い様式による組曲 から フーガ(器楽)(++)
マリア・サイトバタロヴァ(ソプラノ(*))
マリア・ピガリョヴァ(ソプラノ(+))
マリア・チェルマーキナ(ソプラノ(#))
ドミトリー・ヴォルコフ(バリトン(**))
モスクワ音楽院室内合唱団
アレクサンドル・ソロヴィヨフ(指揮)
ナイル・バヴリュードフ(ピアノ(P))
ミハイル・ブルラーコフ(バヤン(B))
オスタプ・ダウトフ(タンバリン(T))
新音楽スタジオ・アンサンブル(++)
録音:2014年9月4日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
 .


SMCCD 0174-0175
(2CD)
\4800→\4390
  
チホン・フレンニコフと生徒たち
  [CD 1]
 タチアナ・チュドヴァ(1944-)(1913-2007):
  ウィリアム・シェイスピアによるバリトンとピアノのための3つのソネット Op.32
   アンドレイ・モロゾフ(バリトン) アレクセイ・ルコヴニコフ(ピアノ)
  ピアノ協奏曲第2番ハ長調 Op.21
   ニキータ・ムンドヤンツ(ピアン)
  ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Op.14
   ユリア・イゴーニナ(ヴァイオリン)
  ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.28
   チホン・フレンニコフ・Jr(ピアノ)
  無伴奏合唱のための3つの詩(ネクラーソフの詩による)Op.20
  無伴奏合唱のための3つの詩(ネクラーソフの詩による)Op.36 から 賛歌(No.3)
   モスクワ音楽院室内合唱団 アレクサンドル・ソロヴィヨフ(指揮)
  [CD 2]
 チホン・フレンニコフ:弦楽四重奏曲 Op.33
   アリャビエフ弦楽四重奏団
 ヴァレリー・キクタ(1941-):祝福された夜の歌(フルートとオルガンのための)
   セルゲイ・ジュラヴェル(フルート) コンスタンチン・ヴォロストノフ(オルガン)
 タチアナ・チュードヴァ(1944-):ソプラノとピアノのための二部作
   ナタリア・ゴンチャローヴァ(ソプラノ) アレクセイ・ヴォロンコク(ピアノ)
 アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-):
  ヴァイオリンと室内管弦楽のための協奏曲第2番
   アレクサンドル・トロスチャンスキー(ヴァイオリン)
 セルゲイ・ゴルプコフ(1969-):忘れられた序曲…番(弦楽合奏のための)Op.4
 チホン・フレンニコフ・Jr(1987-):チェロ協奏曲
  エフゲニー・ルミャンツェフ(チェロ)
 エフゲニー・シチェルバコフ(1958-):交響的幻想曲

  モスクワ室内管弦楽団「四季」
  ヴラディスラフ・ブラーホフ(指揮)
  ロシア国防省交響楽団
  ローマン・ベルイシェフ(指揮)

録音:2013年6月14日、モスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ロシア
    2013年6月10日、10月15日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
     いずれもライヴ、「チホン・フレンニコフと生徒たち」音楽祭

各オーケストラの担当楽曲については現時点で不明です。



MELODIYA
MELCD 1002086
(3CD/特別価格)
\5000
フレンニコフ:交響曲&協奏曲集
 スヴェトラーノフによる交響曲全集など貴重録音目白押し!


 ◆CD-1 〜
  交響曲第1番変ロ短調 Op.4(録音:1973年)
  交響曲第2番ハ短調 Op.9(録音:1978年)
  交響曲第3番イ長調 Op.22(録音:1974年)
   エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
   ソヴィエト国立交響楽団
 ◆CD-2 〜
  ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Op.14(録音:1984年)
  ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調 Op.23(録音:1984年)
  チェロ協奏曲第1番 Op.16(録音:1978年)
  チェロ協奏曲第2番 Op.30(録音:1987年)
   ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン/Op.14, Op.23)
   ワレンチン・フェイギン(チェロ/Op.16, Op.30)
   ミハイル・ホミツェル(チェロ/Op.30)
   エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
   ソヴィエト国立交響楽団
   マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮/Op.16)
   モスクワ放送交響楽団(Op.16)
 ◆CD-3 〜
  ピアノ協奏曲第1番ヘ長調 Op.1(録音:1974年)
  ピアノ協奏曲第2番ハ長調 Op.21(録音:1973年)
  ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.28(録音:1985年)
  ピアノ協奏曲第4番 Op.37(録音:1993年)
   ティホン・フレンニコフ(ピアノ)
   アナトーリ・シェルジャコフ(ピアノ/Op.37)
   エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
   ソヴィエト国立交響楽団
   ドミトリー・キタエンコ(指揮/Op.28)
   モスクワ・フィルハーモニー交響楽団(Op.28)
   レヴォン・アンバルツミアン(指揮/Op.37))
   ARCO室内管弦楽団(Op.37)

 旧ソ連作曲家同盟書記長フレンニコフ!交響曲&協奏曲集がメロディアから復刻!

 1948年に旧ソヴィエト連邦の作曲家同盟の書記長となり、社会主義リアリズムを推進した作曲家ティホン・フレンニコフ(1913−2007)。
 ショスタコーヴィチやプロコフィエフを弾圧した体制側の作曲家というイメージが残るフレンニコフだが、その作品の存在感は圧倒的。
 強烈して鮮烈、凶暴(?)でド派手な「交響曲第2番」は、フレンニコフの特徴を凝縮した代表作である。これでもかと盛り上がる(暴れる?)スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立響の演奏は特に有名。
 ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲、ピアノ協奏曲の復刻もロシア(旧ソ連)音楽ファン要注目です!ディジパック仕様。



(過去のコメントより)

 ティーホン・ニコラエヴィチ・フレンニコフ、1913年生まれ。ブリテンやルトスワフスキと同い年。ソ連ではショスタコーヴィチの7つ年下、ハチャトゥリアンの10年下ということになる。ソビエト連邦作曲家同盟書記長を35年間務め、’74年にはソ連最高会議副議長になったのだから、その天分は音楽の方にあったのか政治の方にあったのか微妙である。ただいずれにしてもソビエト連邦の音楽界に君臨し、その歴史をまとめていったのは彼である。社会主義労働者の英雄であるが、同時にその強圧的な規制は常に多くの批判にさらされてきた。が、そういわれながら結局書記長選のたびに再選を重ねたのは、あながちその強引な政治力のせいだけではあるまい。実際、抑圧された側のデニソフはスヴィリドフやシチェドリンに比べればフレンニコフはまとめ役としては優れた能力を持っていたと言っている(ロシア音楽に与えた損害は甚大だとも言っているが)。

 ’32年モスクワ音楽院でシェバーリンに師事、’36年に優等で卒業後、’39年初演したオペラ「嵐の中で」が話題となり、丁度「社会主義文化の表現法としてのオペラ」論争が盛んだったということもあって、スターリンに見出され、熱烈な支持を受けることになる。以後このオペラ「嵐の中で」は、ソビエトのオペラの規範とされ(プロコフィエフの「セミョン・サトコ」はこれと比べられ駄作とされた)、フレンニコフはそれ以降社会主義リアリズムの音楽表現を目指す作曲家の代表となる。
 そして’42年、’46年と国家賞を受賞、さらに有名な音楽的粛清「ジダーノフ批判」において、突如圧倒的に優位な地位を獲得する。(この粛清は、多くのかたがご存知のように、7度の不協和音を用いただけで当局の役人から作曲家本人、弟子、同僚まで尋問を受けるといった徹底した文化統制であった)
 師のシェバーリンや、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ハチャトゥリアンらが次々と非難されて行く中、フレンニコフはジダーノフの後押しを受け、ソビエト連邦作曲家同盟の指導者となり、中央政府の方針をソ連の全音楽家に強制していく。そしてロシアや海外の作品を辛らつに批判して行くことで、ソビエト連邦おかかえ音楽家の最高の地位を確保して行ったのである。

 しかし時は流れる。ペレストロイカ、ソ連の崩壊により、ソビエト政府に圧力をかけられていた有能な作曲家が次々と姿を現すにつれ、フレンニコフら旧体制の人間の作品は忘れられて行く。公の業務に忙しく作品があまり多くないフレンニコフではあったが、現在まともに彼の作品が聴けるアルバムはほとんど皆無である。6曲の代表的オペラを始めとして、交響曲3曲、ピアノ協奏曲3曲、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲2曲と、ぜひ聴いていただきたい作品がたくさんあるが、残念ながらCDはすべて廃盤か、入りづらい。ロシア音楽ファンはご存知のように、この時期、この体制の元に書かれた音楽というのはどれも国威発揚のために、単純素朴、ロマンティックで元気でエネルギッシュ。当然その中心にあったフレンニコフの作品であるから、それがさらに爆発したような音楽と思っていい。聴いたら軽いカゼなど吹っ飛ぶようなそんな音楽である。
 しかし、芸術はつねに進歩的であらねばならないと錯覚しているのか、残念ながら今更ソビエトの旧体制を代表するフレンニコフの音楽を録音してくれるような奇特なレーベルはなかなかない。

 そんな中、スヴェトラーノフの最高傑作のひとつである交響曲全集がSCRIBENDUMから復活した。リリースされるだけでありがたいフレンニコフの交響曲の録音をスヴェトラーノフノ演奏で聴ける喜び!あっけにとられるような爆裂進撃音楽だが、スヴェトラーノフはもちろんまったく臆することなく完全無欠に爆裂進撃する。大音量で聴けば途中何度も何度も何かに向けて「バンザイ!」と叫びたくなる。各曲をことさら解説する必要もないと思う。スピーカーの前でフレンニコフとスヴェトラーノフとあなたが狂喜乱舞している姿が目に浮かぶ。
 ・・・そう思えばフレンニコフは天才だったといわざるを得ない。(「クラシックは死なない!」より)






CARUS

 
83.258
(2CD)
\4000

ラーデマン指揮 シュッツ:シンフォニア・サクラ 第3集

21曲のドイツ語による教会コンチェルト op.12
CD. 1
 1. 主はわが羊飼いなり SWV.398
 2. 目をあげて、わたしは山を仰ぐ SWV.399
 3. 主御自身が建ててくださるのでなければ SWV.400
 4. 息子よ、なぜわれらにかような仕打ちを SWV.401
 5 主よ、どうぞわれらをお救い下さい SWV.402
 6 主の御使いが、夢で、ヨセフに現れて言った SWV.403
 7 新しい粉のかたまりになるために、古いパン種をとり除きなさい SWV.404
 8 おお、優しいイエス・キリストよ SWV.405
 9 おお、優しいイエスよ SWV.406
 10 われらの主なる神を讃えよう SWV.407
CD. 2
 11. 一人の種まきが種をまきに SWV.408
 12. あなたがたの父なる神が SWV.409
 13. この幼な子は反対を受けるしるしとして定められています SWV.410
 14. 天におられるわたし達の父よ SWV.411
 15. 見よ、兄弟が和合して共にいるのは SWV.412
 16. その日がわなのようにあなたがたを捕らえることがないように SWV.413
 17. 先生、わたしたちはあなたが真実な方で SWV.414
 18. サウル、サウル、なぜわたしを迫害するのか SWV.415
 19. 主よ、いつまでわたしをお忘れに SWV.416
 20. 来ませ聖霊、主なる神よ SWV.417
 21. ああ感謝せん神に SWV.418
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮
ドレスデン室内合唱団
ドレスデン・バロック・オーケストラ
2014年7月20-25日 ラーデベルグ、シュタット・キルヘでの録音
※名指揮者ラーデマンによるシュッツ作品全集のVol.12の発売です。
 

83.472
\2600
フーゴー・ディストラー:「クリスマスの物語」
 1. 「おお救い主よ、天の扉を開け」
 2. 「かくのごとく神は世を愛したもう」
 3. 「Die Nacht wird licht」
 4. 「フーゴ・ディストラーによる詩「Der Stern:星」の朗読
 5. 「クリスマスの物語」 op.10
 6. 「Heut ist uns ein Kindlein geborn」
 7. 「主にある人々」
 8. 「Singet frisch und wohlgemut」 op.12-4
クラウス=マルティン・ブレスコット指揮
アセシヌス・コンソート・ベルリン
2014年9月7-9日 ベルリンのキリスト教会での録音
 フーゴー・ディストラー(Hugo Distler 1908-1942 ドイツ):
  ライプツィヒ音楽院でオルガンをギュンター・ラミンに学ぶ。リューベックの聖ヤコビ教会のオルガニスととして活動を開始。シュトゥットガルト音楽学校、ベルリン高等音楽学校で作曲とオルガンを教え、シュッツの作品から強く影響を受けた宗教作品を数多く残しました。1942年にベルリン大聖堂合唱団の楽長に就任するもナチス政権からの糾弾で同年34歳で自殺してしまいました。
 あまりなじみの無い作曲家ですが、代表作「クリスマスの物語」は三部からなり、有名な「エサイの根より」を歌詞に持ち、シュッツから引き継いだ伝統的な作曲技法をさらに豊かな調性とリズムで彩った厳格かつ、美しい作品です。
 


83.473
\2600→\2390
ベルリン放送合唱団 レスピーギ:「主の降誕への賛歌」
(校訂版スコアに基づく演奏)

 1. プレトリウス:一輪のばらが咲いて(サンドストレム編)
  2. 伝承曲/カミンスキ編:マリアは茨の森を歩む
  3. モートン・ローリゼン:「おお、偉大なる神秘よ」
  4. ギュンター・ラファエル:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
  5. プーランク:クリスマスの4つのモテット
 6. レスピーギ:「主の降誕への賛歌」
ニコラス・フィンク(指揮 1-5)
マリス・シルマイス(指揮 6のみ)
ベルリン放送合唱団
ポリフォニア・アンサンブル・ベルリン
2014年12月18-20日、2015年1月12-14日 RBB(ベルリン、ブランデンブルク放送局)での録音

 レスピーギの「主の降誕への賛歌」は、演奏時間約25分を要するカンタータ形式で書かれた作品です。今回自筆スコアを底本として調査し直し今回新たに発表された校訂版のスコアを使用して演奏しています。
 ソプラノ、メゾ・ソプラノ、バスの三人の独唱と混声合唱、6本の木管、トライアングルとピアノ連弾のために書かれたクリスマスの音楽です。
 楽しいながらも、しみわたるような美しさを持った作品を名門ベルリン放送合唱団がのびやかに歌い上げます。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CHANNEL CLASSICS


チャンネル・クラシックス創立25周年記念特別キャンペーン!
〜 2015年グラモフォン賞レーベル・オヴ・ジ・イヤー受賞 〜
高音質ディスクの最先端。その25年間の歩み


 世界トップレベルの高音質サウンドと超一流の演奏にこだわり続ける名エンジニア、ジャレッド・サックスによって設立され、今年2015年に創立25周年を迎えたオランダのハイ・クォリティ・レーベル「チャンネル・クラシックス(Channel Classics)」。
 レーベルの創立25周年を記念して、チャンネル・クラシックスの25年の歴史を積み重ねてきたレイチェル・ポッジャー、イヴァン・フィッシャー、ピーター・ダイクストラなど、世界的アーティストたちの名演の中から選びぬかれた25タイトルを『創立25周年記念プライス』&期間限定(2015年12月25日出荷分まで)でご提供させていただきます!
 チャンネル・クラシックスの名盤が、これまでにない特別価格で揃う絶好の機会です。お見逃しなく!
限定盤

CHANNEL 25-01
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲
  イ短調BWV.1041
  ホ長調BWV.1042
  ト短調BWV.1056
  イ長調BWV.1055
レイチェル・ポッジャー
 (ヴァイオリン&ディレクター)
ブレコン・バロック
 〔ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)、
  ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)、
  ジェーン・ロジャース(ヴィオラ)、
  アリソン・マギリヴリー(チェロ)、
  ヤン・スペンサー(ヴィオローネ)、
  クリストファー・バックナル(チェンバロ)〕
 ポッジャーの超名盤!バッハのヴァイオリン協奏曲集!
 ポッジャーにとって馴染みの深い"古くからの友人"「イ短調BWV.1041」と「ホ長調BWV.1042」、またチェンバロ協奏曲などからの復元版であり"新たな友人"と表現している「ト短調BWV.1056」と「イ長調BWV.1055」の4作品。「イ短調BWV.1041」の第1楽章、ヴァイオリン・ソロの第1音から広がる別世界。華麗に、楽しげに、そして静かに。躍動感にあふれ、様々な感情が表現されたポッジャーのバッハは、まるで音楽の楽園。

 ※録音:2010年5月、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(アッパー・ノーウッド、ロンドン)
 
限定盤

CHANNEL 25-02
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
イヴァン・フィッシャーの使命と信念。
 マーラーの"交響曲第1番《巨人》"!

  マーラー:交響曲第1番ニ長調《巨人》
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
 イヴァン・フィッシャーは「ハンガリー人としてこの作品が聴衆に完璧で非常に美しい傑作であると確信させる道義的義務がある」という強い使命感を帯びている名演。

 ※録音:2011年9月、ブダペスト芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)
 
限定盤

CHANNEL 25-03
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ノルディック・サウンズ〜サンドストレム:合唱作品集
 主を讃えよ、すべての異教徒よ/アヴェ・マリア/
 おお主よ、わが祈りを聞きたまえ/
 われ満ち足れり/新しい愛の歌/われら主をほめ/
 アニュス・デイ/主に向かって新しい歌を歌え
ピーター・ダイクストラ(指揮)
スウェーデン放送合唱団
 オランダの天才&北欧の名門合唱団が、現代北欧を代表する作曲家の合唱を歌う!!

 オランダの名門ローデン少年合唱団の天才ボーイ・ソプラノ、同じくオランダの男声ヴォーカル・アンサンブル「ジェンツ」のリーダーから、バイエルン放送合唱団の音楽監督、オランダ室内合唱団の首席客演指揮者、そしてスウェーデン放送合唱団の首席指揮者へと飛翔した合唱界の巨匠ピーター・ダイクストラ。現代スウェーデンのリーディング・コンポーザー、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942−)の合唱作品集。
 北欧の合唱芸術、ノルディック・サウンズ・シリーズの第1弾!

 ※録音:2009年12月、スウェーデン放送スタジオ(ストックホルム)
 
限定盤

CHANNEL 25-04
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ロザンヌ・フィリッペンス 〜 ラプソディ
 ラヴェル:演奏会用狂詩曲《ツィガーヌ》、ヴァイオリン・ソナタ第2番
 バルトーク:
  ラプソディ第1番 Sz.86, BB.94、ラプソディ第2番 Sz.89, BB.96、
  ルーマニア民俗舞曲 Sz.56, BB.68(セーケイ編)
 フバイ:チャルダッシュの情景第4番《ヘイレ・カティ》 Op.32

ロザンヌ・フィリッペンス(ヴァイオリン)
ユーリ・ファン・ニーウカーク(ピアノ)

 クレッバースから銘器ベルゴンツィを受け継いだオランダの才女!

 2001年にスイスのサマー・アカデミーで出会ったピアニスト、ユーリ・ファン・ニーウカークとのデュオでは、西欧のモーリス・ラヴェルと東欧のベーラ・バルトークという音楽のスタイル、文化も異なる2人の音楽家を"ラプソディ"というキーワードで結んだオリジナリティに富むプログラム。

 ※録音:2012年11月、アイントホーフェン小ホール(オランダ)
 
限定盤

CHANNEL 25-05
(SACD HYBRID)
\2500→\2290

アルゼンチン・アルバム
 ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
  (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版/L.デシャトニコフ編)
 ヒナステラ:弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.33
 ゴリホフ:2つの弦楽四重奏とコントラバスのための 《ラスト・ラウンド》

カンディダ・トンプソン
 (ヴァイオリン&芸術監督)
アムステルダム・シンフォニエッタ

 トンプソンのソロが炸裂! ピアソラをはじめとするアルゼンチン・プログラム!

 あまり知られていない作品と有名曲を合わせ独奏的なプログラムを構成することでも知られているアムステルダム・シンフォニエッタ。スタイルや色彩感など全く異なる3人のアルゼンチンを代表する作曲家に焦点をあて、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」とゴリホフの「2つの四重奏とコントラバスのための 《ラスト・ラウンド》」に、知られざるヒナステラの「弦楽オーケストラのための協奏曲」をカップリング。
 「ブエノスアイレスの四季」では、柔軟さを重視するためにヴァイオリン6本、ヴィオラ3本、チェロ2本、コントラバス1本という少数精鋭のアンサンブルでの演奏。

 ※2014年4月7日−9日、2008年11月11日&12日の録音。
 
限定盤

CHANNEL 25-06
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ボリビアのバロックVol.3
 ロケ・ハシント・デ・チャバリア(1688−1719):
  フエラ、フエラ!アガンレス、ルガール!
 ドメニコ・ツィポリ(1688−1726):トッカータ ニ短調
 トマス・デ・トレホン・イ・ベラスコ(1644−1728):第8旋法によるミサ
 作曲者不詳:ソナタ"チキータナ"第4番
 ドメニコ・ツィポリ:アル・オッフェルトリオ
 フアン・デ・アラウホ(1646−1712):
  アル・ジャント・マス・ティエルノ
 作曲者不詳:シェンプレ・ピア
 ドメニコ・ツィポリ:カンツォーナ ト短調
 作曲者不詳:アイレス・メ・ヒエラン・アル・ニーニョ
 ディエゴ・カセダ(fl.1673−1694):シレンシオ・ノ・チステ・エル・アイレ
 作曲者不詳:ミシオネス・デ・チキートス
 フアン・デ・アラウホ:オ・クエ・ビエン・セ・サスペンデン・ロス・シエロス
 セバスティアン・デュロン(1660−1716):そよ風はリズムにのって
 作曲者不詳:8声のサルヴェ
 作曲者不詳(ルイス・クラフ編):オレンジ娘

フロリレジウム
アラカエンダル・ボリビア合唱団
ジェイムズ・ジョンストン(オルガン)

 フロリレジウムの"ボリビアのバロック"第3弾!

 ボリビアのサンタクルス市から車で6時間というジャングルの奥地にあるコンセプシオン教会に眠っていた手稿譜の復元、演奏を進めてきた世界有数のバロック・アンサンブル、フロリレジウムの"ボリビアのバロック"シリーズ。第3集の当タイトルは、6250マイル離れた2つの国と3つの異なる会場が舞台。

 ※録音:2008年2月10日−12日、ヴァールゼ教会(オランダ)&2008年5月1日、サンタ・アナ教会(ボリビア)&2008年8月29日、メノナイト教会(オランダ)
 
限定盤

CHANNEL 25-07
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.3
 ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454
 同第13番ハ長調K.28
 アンダンテとフーガ イ短調K.402
 アンダンテとアレグレット ハ長調K.404
 ヴァイオリン・ソナタ第3番変ロ長調K.8
 同第36番変ホ長調K.380

レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)

 俊英コンビによる、神童の個性の発展を刻印した名演奏!!

 モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは、「ヴァイオリン伴奏付きピアノ・ソナタ」と称されるほどピアノの果たす役割が大きいことは周知の通り。このシリーズでは、イギリスの名鍵盤奏者ゲイリー・クーパーの卓越した音楽性がポッジャーのヴァイオリンと共に絶妙な空間を創造することによって、生み出だされた比類なき名演。

 ※録音:2005年8月11日−13日、ロンドン聖ミカエル教会
 
限定盤

CHANNEL 25-08
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
イヴァン・フィッシャーのブルックナー!
 ブダペスト祝祭管弦楽団との《交響曲第7番》!

  ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
 マーラーやラフマニノフ、ストラヴィンスキー、ワーグナーなど、これまでのレコーディングでも、独特の解釈とアイディア、随所に現れる仕掛けで、聴き手に新しい発見を与え続けてくれたイヴァン・フィッシャーが振るブルックナーの交響曲第7番。

 ※録音:2012年3月、ブダペスト芸術宮殿(パレス・オブ・アーツ)
 
限定盤

CHANNEL 25-09
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ティントマラ 〜 トランペットとトロンボーンのための作品集
 パーセル:トランペットを吹き鳴らせ、最愛の人,愛しき人、聞け鳥の鳴き声を
 ラーベ:ティントマラ 〜 トランペットとトロンボーンのための
 ダマーズ:トランペット、トロンボーンとピアノのためのトリオ
 パディング:ワン・トランペット 〜 トランペット・ソロのための
 ラヴェル:パサカイユ
 マイヤー:
  スリップストリーム 〜 トロンボーン・ソロとループ・ステーションのための
 ミシェル:
  イーストウィンド 〜 トランペット、トロンボーンと金管アンサンブルのための

ヴィム・ファン・ハッセルト
 (トランペット)
ヨルゲン・ファン・ライエン
 (トロンボーン)、他

 トランペットとトロンボーンの世界的名手!ハッセルト&ライエンの豪華共演!!

 スウェーデンの作家、カール・ヨーナス・ラヴ・アルムクヴィスト(1793−1859)によって書かれた、いばら姫を題材にフォルク・ラーベによって作曲され、女性の声をトランペット、男性の声をトロンボーンで表現した「ティントマラ」を軸に、デュエットやソロ、古楽器、弦楽器、金管アンサンブルとの共演など、多くの魅力を堪能することが出来る。

 ※録音:2014年9月29日&30日、10月1日&2日、MCOスタジオ1(ヒルフェルスム/オランダ)
 
限定盤

CHANNEL 25-10
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
オールド、ニュー&ブルー 〜
 オランダ・バロック・ミーツ・エリック・フルイマンス

  フルイマンス:マイン・オウン・キング・アム・アイ&ジョエル/
  ヨハン・クリストフ・バッハ:ああ、私が水を十分にもっていれば/
  スザート:パヴァーヌ"千々の悲しみ"/
  ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ/
  ゴンベール:千々の悲しみ/
  フルイマンス:テンダー・マーシー/
  タリス:もし汝われを愛さば/
  フルイマンス:ウェット・フィート/
  ハンマーシュミット:5声のパドゥアン(パヴァーヌ)/
  スティーンブリンク:シャコニー/
  マッカートニー/ビートルズ:ブラックバード
エリック・フルイマンス(トランペット)
オランダ・バロック
 オランダ・バロック meets ジャズ・トランペッター エリック・フルイマンス!

 世界が注目するオランダ古楽界の若き精鋭集団オランダ・バロック(オランダ・バロック協会)。マシュー・ホールズ、アレクシス・コセンコ、ミロシュ・ヴァレント、そしてレイチェル・ポッジャーと超一級のアーティストたちと共演してきたオランダ・バロックは、"オランダ・ナンバーワン”と呼び声の高いトランペッター、エリック・フルイマンスとのコラボレーション!

 ※録音:2013年5月、ハールレム・フィルハーモニー(オランダ)
 
限定盤

CHANNEL 25-11
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ザ・ダンシング・ベース
 ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
  (プローイェン編:コントラバスとヴァイオリンのための)
 ロータ:
  コントラバスと管弦楽のための
   《ディヴェルティメント・コンチェルタンテ》
 ファリャ:7つのスペイン民謡
  (プローイェン編:コントラバスとハープのための)
リック・ストーティン(コントラバス)
マリン・ブロマン(ヴァイオリン)
ラヴィニア・マイヤー(ハープ)
スウェーデン放送交響楽団のメンバー
 低音王コントラバスが華麗に舞う!コントラバス・アレンジによるラテン・プログラム!

 アムステルダム・シンフォニエッタとスウェーデン放送響、ベルリン放送響で首席奏者を務めているオランダのコントラバス奏者、リック・ストーティン。セカンド・アルバムの「ザ・ダンシング・ベース(Basso Bailando)」と名付けられた、ピアソラ、ロータ、ファリャのラテン・プログラム!ソリストとしてスポットライトが当たることの少ないコントラバスの、"ソロ楽器"としての魅力が存分に発揮している。

 ※録音:ピアソラ(ライヴ):2012年10月、ベルワルド・ホール / ロータ(ライヴ):2012年3月、ベルワルド・ホール(ストックホルム/スウェーデン)、ファリャ:2013年4月、ウェストベスト(スキーダム/オランダ)
 
限定盤

CHANNEL 25-12
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ソロ 〜 無伴奏ヴァイオリンのための作品集
 ミルシテイン:パガニーニアーナ/
 タレガ(リッチ編):アルハンブラの想い出/
 ベリオ:セクエンツァVIII/パガニーニ:驚異の二重奏/
 シュニトケ:ア・パガニーニ/
 エルンスト:魔王 〜 シューベルトの主題による大奇想曲Op.26、庭の千草/
 クライスラー:レスタティーボとスケルツォ・カプリース
ニン・フェン(ヴァイオリン)
中国の天才ヴァイオリニスト、ニン・フェン!!

1981年、中国四川省成都市で生まれた天才ヴァイオリニスト、ニン・フェンの無伴奏ヴァイオリン作品集。パガニーニの「驚異の二重奏」、ミルシテインの「パガニーニアーナ」やシュニトケの「ア・パガニーニ」をプログラムに組み込むなど、ニン・フェンのパガニーニに対するこだわりを感じる選曲。

 
限定盤

CHANNEL 25-13
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の首席奏者たちVol.3 〜
 ヤスパー・デ・ワール

  J・ハイドン:ホルン協奏曲第1番ニ長調Hob.VIId-3
   (カデンツァ:ヘルマン・ユーリセン)
  M・ハイドン:ロマンス
  J・ハイドン(M・ハイドン作?):ホルン協奏曲第2番ニ長調Hob.VIId-4
   (カデンツァ:ヤスパー・デ・ワール)
  J・ハイドン:ディヴェルティメント変ホ長調Hob.IV-5
  M・ハイドン:ホルンとトロンボーンのための《セレナード》ニ長調より
   アダージョとアレグロ・モルト(カデンツァ:ヘルマン・ユーリセン)*
ヤスパー・デ・ワール(ホルン)
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)*
コンセルトヘボウ室内管弦楽団
 オランダ・ホルン界の盟主として君臨する世界屈指のホルニスト!!

 「ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の首席奏者たちシリーズ」の第3弾!ヤスパー・デ・ワールが選んだプログラムのテーマはヨーゼフとミヒャエルの"ハイドン兄弟"。自身と師ユーリッセンのカデンツァを用いたハイドン・プログラムで、新帝王マリス・ヤンソンス率いるコンセルトヘボウ管弦楽団の首席ホルニストが、感動と驚きを与える!

 ※録音:2009年6月&9月、ヴァールゼ教会(アムステルダム)
 
限定盤

CHANNEL 25-14
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
バッハとテレマン
 テレマン:
  ターフェルムジーク(食卓の音楽)第1集より 協奏曲イ長調
 J・S・バッハ:
  カンタータ第209番《悲しみのいかなるかを知らず》BWV.209、
  三重協奏曲イ短調BWV.1044
ルーシー・クロウ(ソプラノ)
アシュリー・ソロモン(フルート)
ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)
フロリレジウム
 フロリレジウムが紐解く大バッハとテレマンの音楽!!

 ヨハネッテ・ゾマーを迎えての「バッハのカンタータ集(CCSSA 23807)」や「ボリビアのバロック」シリーズ(CCSSA 22105&24806)などに代表される質の高い録音を次々と発表してきたイギリスの世界的ピリオド・アンサンブル“フロリレジウム”が取り上げた、ライプツィヒで交差した2つの偉大なる才能J・S・バッハとテレマン。
 
限定盤

CHANNEL 25-15
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
愛しさと美しさ
 ベーム:カンタータ《私の友は私のもの》
 J・C・バッハ:カンタータ《愛しい女よ、汝は美しく》
 シュッツ:モテット《起きよ、我が恋人よ》
 J・S・バッハ:
  カンタータ第196番《主はわれらを御心にとめたまえり》BWV.196
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
マルセル・ビークマン(テノール)
マーク・チャンバース(アルト)
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)
ステファン・マクラウド(バス)
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)
オランダ・バッハ協会
 オランダ・バッハ協会の17世紀〜18世紀ドイツの宗教作品集!

 シュッツから大バッハまでの「愛しさ」と「美しさ」をテーマとした17世紀〜18世紀ドイツの宗教作品集でもソリストに迎えられたヨハネッテ・ゾマーやマルセル・ビークマンといった名手たちの歌声や、オランダ・バッハ協会の特徴でもある小編成(ここでの器楽奏者はなんと10人のみ!)が繊細で厳かな音楽を生み出す。
 
限定盤

CHANNEL 25-16
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
オーストラリアで生まれた奇跡!
 デヤン・ラツィックのベートーヴェン!

  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
   ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
   ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
デヤン・ラツィック(ピアノ)
リチャード・トネッティ(リーダー)
オーストラリア室内管弦楽団
 "管弦楽版"と"室内楽版(ピアノ&弦楽四重奏)"をベースとして両方の特徴を併せ持ち、ラツィックの才能と閃き、アイディアが余すことなく発揮された"ラツィック版"とも呼ぶべき「ピアノ協奏曲第4番ト長調」!

 録音:2009年11月、シドニー・シティ・リサイタル・ホール・エンジェル・プレイス(ライヴ/協奏曲)&2010年11月、フリッツ・フィリップス音楽センター(ソナタ)
 
限定盤

CHANNEL 25-17
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ディヴェルティスマン
 サルツェード:3つの小品
 カプレ:ディヴェルティスマン
 イベール:6つの小品
ラヴィニア・マイヤー(ハープ)
 本格派ハーピスト、ラヴィニア・マイアー登場!

 「私の目標は、ハープをソロ楽器として広く知られるようにすること」と語る若き女流アーティスト、ラヴィニア・マイヤーのチャンネル・クラシックス・デビュー・タイトル。
 1983年に韓国で生まれオランダの家庭に養子として迎えられたラヴィニア・マイアーは、自身の大きな目標であるハープのソロ楽器としての定着を目指し現在はソリストとしてオランダを拠点にヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍中。

 
限定盤

CHANNEL 25-18
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
イン・ラブ....〜ブリテン諸島のポップソングと民謡集
 J・レノン&P・マッカートニー(G・アイヴス編曲):ミッシェル
 B・ジョエル(T・クレイマー編曲):ララバイ
 J・レノン&P・マッカートニー(D・ランスウィック編曲):ブラックバード
 B・ジョエル(B・チルコット編曲):
  そして今は・・・(ソロ:ピーター・ダイクストラ)
 J・レノン&P・マッカートニー(P・グリットン編曲):
  ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
 BLOF(T・クレイマー編曲):
  Misschien Niet De Eeuwigheid、Omarm、Dansen Aan Zee/他
ピーター・ダイクストラ(指揮)
ジェンツ
 美しきハーモニーで響く珠玉のアンコール・ピース集!

 「紳士たち」という意味を持つ“ジェンツ”は、オランダ最高峰の少年合唱団「ローデン聖歌隊」に所属していた16人のメンバーによって1999年に結成。天才ボーイ・ソプラノとして名を馳せ、現在は合唱指揮者として絶大な評価を獲得しているオランダが輩出した"合唱界の巨匠"ピーター・ダイクストラが振るアンコール・ピース集!
 
限定盤

CHANNEL 25-19
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ルブラン:オーボエ協奏曲集第2巻 〜
 オーボエ協奏曲第3番ハ長調、同第6番ヘ長調、同第5番ハ長調
 L・V・ヴェートーヴェン:オーボエ協奏曲へ長調より《ラルゴ》
バルト・シュニーマン(オーボエ)
ヤン・ウィレム・デ・ヴリエンド(指揮)
ラジオ・チェンバー・オーケストラ
 バルト・シュニーマンが演奏する、ルブランのオーボエ協奏曲集!!

 18世紀ドイツでオーボエ奏者、作曲家として大活躍したルートヴィヒ・アウグスト・ルブランのオーボエ協奏曲集第2巻。バルト・シュニーマンは現在はソリストとしてだけでなくオランダ・ウィンド・アンサンブルのオーボエ奏者&芸術監督としても活動を行い、ハーグ王立音楽院で教鞭を執っている。
 
限定盤

CHANNEL 25-21
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.4
 《老年のいたずら》第12集
  「アルバムのためのいくつかの些細なこと」より(全18曲)
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
 ジャコメッティの深い解釈と高い技巧がロッシーニの真意を描く!

 モダン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ。"名盤奏者"としても高名なジャコメッティのロッシーニ・シリーズ第4巻。味わい深い解釈と卓越したテクニックで奏で続けてきたジャコメッティの演奏を堪能できる1枚!

 録音:2002年5月
 
限定盤

CHANNEL 25-22
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ブリテン:無伴奏チェロ組曲全集
 無伴奏チェロ組曲第1番Op.72
 同第2番Op.80
 同第3番Op.87
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)
 ウィスペルウェイによるチェロ音楽の最高峰!

 ウィスペルウェイ自身がチェロ音楽の最高峰と語るブリテンの「無伴奏チェロ組曲」。当時没後25周年を記念しリリースされた「無伴奏チェロ組曲全集」は、3曲それぞれに込められた恐るべき主張がウィスペルウェイの演奏によって解き放たれる!

 録音:2001年4月、ドープスヘジンデ教会(オランダ/ハールレム)
 
限定盤

CHANNEL 25-23
(NORMAL CD)
\2100→\1890
タイムレス・タンゴ
 ピアソラ:
  バラーダ・パラ・ウン・ポーコ、オブリビアン、
  ラ・ムエルテ・デル・アンヘル、メロディア・エン・ラ・メノール、
  ブエノス・アイレス・オラ・セロ、
  トリテッサ・デ・ウン・ドブレ・ア、フーガ・イ・ミステリオ、
  リベルタンゴ、チキリン・デ・バチン
 マルクッチ:アイレス・エスパニョーレス
 カーロ:ボエード、ガルディア・ビエガ
 ブロッセ:タンゴ
 グレコ:オホス・ネグロス
 コビアン:セレクシオン・デ・タンゴス
  (ノスタルヒス/ニエブラス・デル・リアチュエロ/ロス・マレアドス)

アルフレッド・マルクッチ(バンドネオン)
アンサンブル・ピアチェヴォーレ

 バンドネオンの名手!マルクッチによる魅惑のタンゴの数々!!

 2010年に亡くなったアルゼンチンの名バンドネオン奏者、アルフレッド・マルクッチ。叔父のカルロスが指揮する楽団に入り1950年代にはタンゴ全盛時代の日本にも来日をしている。
 「タイムレス・タンゴ」のタイトル通り時代を超えた不朽の名作がここに。
 
限定盤

CHANNEL 25-25
(NORMAL CD)
\2100→\1890
技巧派カウンター・テナー、
 デレク・リー・レイギンが歌う黒人霊歌集!!

  黒人霊歌集

デレク・リー・レイギン(カウンター・テナー)
モージス・ホーガン(ピアノ)
ニュー・ワールド・ヴォーカル・アンサンブル

 アメリカのカウンター・テナー、デレク・リー・レイギンが歌う黒人霊歌集。ソプラノのエヴァ・ゴドレフスカの歌声とデレク・リー・レイギンの歌声を合成し、映画「カストラート」のファリネッリの歌声を再現されるなど、カウンター・テナー界屈指のデレク・リー・レイギン。技巧的で美しいその歌声を堪能できる、チャンネル・クラシックス初期の名盤である。



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AUDITE



AU 95621
\2400→\2190
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲録音が残っていた!!!
 ジョコンダ・デ・ヴィート、初レパートリー

 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
 (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
 (3)ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)
(1)ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指揮)
 RIAS交響楽団
(2)(3)ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
 大注目盤。
 十八番のベートーヴェンの録音が残っていた!!!
 デ・ヴィート、初レパートリーがついに日の目をみた。


 録音:(1)1954 年10 月3 日/ベルリン音楽大学(ライヴ) (2)(3)1951 年10 月7 日/RIASフンクハウス、第7スタジオ(セッション)/ディジパック仕様、モノラル、79’54”

 今もなお人気の女流ヴァイオリニストの一人、ジョコンダ・デ・ヴィート(1907-1994)の1951 年から1954 年にかけてベルリンで収録された貴重な放送用音源が、抜群の高音質復刻で評判を呼ぶaudite の「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」の最新盤として発売されます。
 デ・ヴィートは50 代半ばで現役を引退し、生涯30 曲ほどしかレコーディングを残さず、さらに彼女の人気を不動のものとしたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はセッション録音をしなかったために、生前本人も悔やんでいたと言われております。

 そのベートーヴェンが1954 年ベルリンでの放送用ライヴ音源で残っておりました!

 音源の状態もよくaudite の確かなリマスタリングでデ・ヴィートらしい高貴な詩情を薫らせる円熟の演奏を聴くことができます。

 デ・ヴィートのテンポ・コントロールとフィンガリングを考慮したゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(オイゲン・ヨッフムの弟)率いるRIAS 交響楽団の格調高い音楽も抜群で、独奏パートを引き立てております。緻密さと自由な歌心を持ち合わせたデ・ヴィートの魅力が最も表現されたこのベートーヴェンは歴史的遺産とも重要な録音と言えましょう。
 なお、第1 楽章、第3 楽章のカデンツァは作曲者名の記載はありませんが、audite レーベルによるとおそらくデ・ヴィート自身によるものということです。
 ベートーヴェンの主題を技巧的な重音で表現し、また甘美な旋律では歌うように奏でており、非常に魅力的なカデンツァです。(第2 楽章はクライスラーのカデンツァです)
 カップリングは1951 年10 月に放送用音源として収録されたブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2 番とヴィターリのシャコンヌです。ベートーヴェンと同様にデ・ヴィートが得意とした作品で磨き抜かれた技術で優美に演奏しております。
 ヴィターリのシャコンヌは遅めのテンポ設定です。たっぷりとしたボーイングで一音一音、魂をこめて演奏しており、当時の名ヴァイオリニストがこぞって演奏、録音していた名曲にまたひとつ名演が加わったと言えましょう。



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モスクワ音楽院



SMCCD 0162-0163
(2CD)
\6000→\5790
注文はどうぞお早めに!
 コンドラシン&モスクワ・フィル
初演時の録音
  ショスタコーヴィチの交響曲第4番&第13番 
   ショスタコーヴィチ(1906-1975):
    交響曲第4番ハ短調 Op.43(1935-1936)(*)
    交響曲第13番「バビ・ヤール」(バス独唱、バス合唱と管弦楽のための)Op.113(1962)(+)
ヴィタリー・グロマツキー(バス(+))
ロシア共和国合唱団バス・グループ(+)
アレクサンドル・ユルロフ(合唱指揮(+))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・コンドラシン(指揮)

 すでに現地に注文が殺到、早くも品薄の可能性が伝えられる。どうぞご注文はお早めに。
 2015年11月以降のご注文については、現地完売の際はどうかご容赦を・・・。

録音:1961年12月30日(*)、1962年12月18日(+)、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル

 交響曲第4番はマーラーの影響を強く受けた大編成の力作。しかしながら1936年12月に予定されていた初演はソヴィエト当局との緊張関係により直前に撤回されてしまいました。
 その後20年以上にわたり放置され総譜も紛失という事態となりましたが、モスクワ・フィルハーモニー協会と指揮者キリル・コンドラシンの尽力により総譜が再構成され、作曲の25年となる1961年12月、コンドラシンとモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団により初演に至りました。
 この経緯によりショスタコーヴィチはコンドラシンと親交を深め、翌年の交響曲第13番の初演をコンドラシンに託しました。第13番はエフゲニー・エフトゥシェンコの詩が反体制的内容を含んでいたためソヴィエト当局による執拗な嫌がらせを受け、極度のプレッシャーの中で初演されましたが、聴衆からは大いに支持されました。

 正規発売としては世界初となる歴史的に貴重な音源です。
 生産数が少ないハードカバーCDブック仕様の高価格帯商品ですので、お早目のオーダーをお勧めいたします。

 


SMCCD 0164
\3000→\2690
ヴィルヘルム・シュトロス室内管弦楽団
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音のための組曲ニ長調 TWV55:D6
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):シンフォニア ニ短調 F.65 (BR C7)
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
  フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロと通奏低音のための五重奏曲ニ長調 W B75
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  チェロ協奏曲イ短調 Wq.170 H.432(*)
ルドルフ・メッツマッハー(チェロ(*))
ヴィルヘルム・シュトロス室内管弦楽団

録音:1955年9月11-12日、ライヴ、モスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル
 ドイツのヴァイオリン奏者ヴィルヘルム・シュトロス(1907-1966)が創設したヴィルヘルム・シュトロス室内管弦楽団(西ドイツ)がソヴィエトに演奏旅行した際の録音。
 シュトロスはバロック音楽を積極的に取り上げた先駆者の一人ですが、比較的短命だったこともあり忘れ去られてしまいました。当音源は古楽演奏史的な意味で貴重なものと言えるでしょう。

 生産数が少ないハードカバーCDブック仕様の高価格帯商品ですので、お早目のオーダーをお勧めいたします。




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ORFEO D’OR



ORFEOR 900153
(3CD)
\6900→\6290
バイエルン放送協会蔵出し正規音源
 正真正銘、完全初出
  クナッパーツブッシュの「ローエングリン」、待望の全曲!

   ワーグナー:歌劇「ローエングリン」(全曲)
ハンス・ホップ(テノール:ローエングリン)
イングリッド・ビョーナー(ソプラノ:エルザ)
ハンス・ギュンター・ネッカー(バリトン:テルラムント)
アストリッド・ヴァルナイ(メゾ・ソプラノ:オルトルート)
クルト・ベーメ(バス:国王ハインリヒ)
ヨーゼフ・メッテルニヒ(バリトン:伝令)ほか
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 これは大事件!
 ついにアーカイヴより正規初リリース!
 クナッパーツブッシュの「ローエングリン」、待望の全曲!1963 年バイエルン国立歌劇場ライヴ

 録音:1963 年9 月2 日/ミュンヘン、プリンツレゲンテンテアター(モノラル・ライヴ)/モノラル、280’23”

 クナッパーツブッシュのディスコグラフィにこれまでなかった「ローエングリン」全曲がついに登場。
 バイエルン国立歌劇場におけるライヴを収めたもので、バイエルン放送協会蔵出し正規音源使用による、正真正銘、完全初出の内容となります。

 バイロイトの常連のヘルデンテノール、ハンス・ホップをタイトル・ロールに据えたこの公演が収録された1963 年は、クナッパーツブッシュがバイロイト音楽祭への最後の出演となった前年にあたります。
 クナッパーツブッシュ最高の出来との呼び声のバイロイトの「パルジファル」もこの年で、途方もなく巨大で奥深い世界へと踏み入った、最晩年のクナならではの表現を聴けたように、ここでの出来栄えにはおおいに期待がかかるところです。
 クナッパーツブッシュ・ファン、ワーグナー・ファンにとって、これは最大級の話題盤といえるでしょう。



先日案内したORFEOの新譜
1960年の「マイスタージンガー」

ORFEOR 917154
(4CD)
\8000→\7290
バイロイト音楽祭1960年の「マイスタージンガー」
 クナッパーツブッシュ、グラインドル、ヴィントガッセン

  ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(全曲)
ヨゼフ・グラインドル(バリトン:ハンス・ザックス)
テオ・アダム(バス:ポーグナー)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール:ヴァルター)
カール・シュミット=ヴァルター(バリトン:ベックメッサー)
ヴィルフリート・クルーク(テノール:フォーゲルゲザング)
ゲルハルト・シュトルツェ(テノール:ダヴィッド)
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ:エファ)
エリーザベト・シェルテル(アルト:マグダレーナ)
ルートヴィヒ・ヴェーバー(バス:コートナー)ほか
バイロイト祝祭管弦楽団
バイロイト祝祭合唱団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
 アーカイヴよりついに正規リリース!クナッパーツブッシュ、グラインドル、ヴィントガッセン。バイロイト音楽祭1960年の「マイスタージンガー」

 録音:1960年7月23日/バイロイト祝祭劇場(モノラル・ライヴ)/280’29”

 1960 年バイロイト音楽祭開幕公演のクナッパーツブッシュ指揮の「マイスタージンガー」がORFEO より正規リリース。
 バイロイトにおけるザックス役デビューとなったグラインドルをはじめ、ヴィントガッセン、グリュンマーらが集った1960 年の公演は、数あるクナッパーツブッシュによる「マイスタージンガー」のなかでもひときわ豪華なキャストが目を引く内容として以前よりたいへん有名なもの。過去に複数のレーベルよりリリースされていましたが、すべて廃盤で入手難の状態が続いていましたので、このたびのリリースは朗報といえるでしょう。
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今回の「ローエングリン」の宣伝文にもあった
クナの「パルジファル」最高の名演として謳われる1963年のバイロイト
GOLDEN MELODRAMが廃盤となりファンを嘆かせていたが、現在はOPERA DEPOTで手に入る。

Parsifal
OPERA DEPOT
OD 10694-4
(4CD-R)
\3900

1963年のバイロイトの「パルジファル」
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」
ウォルフガング・ウィンドガッセン,
イレーネ・ダリス,
ハンス・ホッター,
ジョージ・ロンドン,
グスタフ・ネイドリンガー
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管&合唱団
バイロイト音楽祭ライヴ 1963年7月24日

入荷には数ヶ月かかりますのでご容赦ください。



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VENIAS


イーゴリ・マルケヴィチ・コレクション〜1952-1964 Recordings


 マルケヴィチはアリアCDの指揮者人気投票でもダントツの1位を獲得するなど非常に高い人気を誇る。しかしその録音は残念ながら手に入りやすい状況とはいえなかった。一時期はあの名演のベートーヴェンですら入らないこともあった。
 そんななかで今回VENIASがリリースしてきたのはDGやDECCA系の録音。33枚組に、これまで入りづらかったさまざまな音源がこれでもかと収録されている。このレーベル、なかなかすごい。おそらく限定盤になるだろうから、後悔することにならないうちにどうぞ。



VN 014(33CD)\9600
クラムシェル・ボックス仕様
CD 1
ハイドン
 協奏的交響曲 変ロ長調 op.84
 交響曲第103番 変ホ長調 「太鼓連打」
 交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」

Rec:29&30 October 1957(1-3),December 1959(4-11)
パリ・ラムルー管弦楽団


CD2
モーツァルト
 交響曲第34番 ハ長調, K. 338
 交響曲第38番 ニ長調, K. 504「プラハ」
 交響曲第35番 ニ長調, K. 385「ハフナー」

Rec:22-28 February 1954(1-7),28 October&6 November 1957(8-11)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-7)
パリ・ラムルー管弦楽団(8-11)


CD 3
ベートーヴェン
 交響曲第1番 ハ長調 op.21
 交響曲第3番 変ホ長調 op. 55 「英雄」

Rec:October 1960(1-4),19-21 December 1956 & 30 January 1957
パリ・ラムルー管弦楽団(1-4)
シンフォニー・オブ・ジ・エア(5-8)


CD 4
ベートーヴェン
 交響曲第5番 ハ短調 op. 67
 交響曲第6番 ヘ長調 op.68

Rec:October 1959(1-4),21-25 October & 8 November 1957(5-9)
パリ・ラムルー管弦楽団


CD 5
ベートーヴェン交響曲第8番 ヘ長調 op.93

シューベルト交響曲第3番 ニ長調 D 200
        交響曲第4番 ハ短調 D 417 「悲劇的」

Rec:October 1959(1-4), 26-28 February 1954(5-8),December 1954(9-12)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-4)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(5-12)

CD 6
ベートーヴェン交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱」

Rec:January 1961
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
アーフェ・ヘイニス(アルト)
フリッツ・ウール(テノール)
ハインツ・レーフュス(バリトン)
カールスルーエ・オラトリオ合唱団
パリ・ラムルー管弦楽団

CD 7
ベートーヴェン
 1 「レオノーレ」序曲 第3番op.72a
 2 「命名祝日」序曲op.115
 3 「コリオラン」序曲op.62
 4 「フィデリオ」序曲op.72b
 5 「エグモント」序曲op.84
 6 「献堂式」序曲op.124

マルケヴィッチへのインタビュー
 7 イントロダクション
 8 エレンヴィル音楽祭
 9 春の祭典
 10 作曲家マルケヴィチ
 11 レコードとレコーディングについて
 12 教え
 13 これらか

Rec:26 November 1958(1-2),25 November 1958(3&5),29 November 1958(4),28 November 1958(6),8 Februar1957(7-13)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-6)


CD 8
ブラームス
 交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
 アルト・ラプソディー op.53
  悲劇的序曲 op. 81

Rec:9-21 December 1956(1-4),1963(5-6)
イリーナ・アルヒーポワ(アルト)(5)
ロシア国立アカデミー合唱団(5)
シンフォニー・オブ・ジ・エア(1-4)
ソビエト国立交響楽団(5-6)


CD 9
ブラームス交響曲第4番 ホ短調 op. 98
コダーイ ハンガリー詩篇 op.13
レオポルト・モーツァルトおもちゃの交響曲

Rec:20-24 November 1958(1-4),1963(5),1964(6-8)
ロベルト・イロスファルヴィ(テノール)
ロシア国立交響合唱団(5)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-4),
ソビエト国立交響楽団(5)
モスクワ音楽児童アンサンブル(6-8)


CD 10
ブラームス交響曲第4番 ホ短調 op. 98
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
       ワルツ〜歌劇「イワン・スサーニン」より
ボロディン だったん人の踊り〜「イーゴリ公」より

Rec:25 November 1960(1-4),28 February 1960(5),30 November 1964(6),25 May 1960(7)
ソビエト国立交響楽団


CD 11
ベルリオーズ幻想交響曲op.14a
ベルワルド交響曲第3番 ハ長調「風変りな交響曲」

Rec:1952(1-5),December 1955(6-8)
ベルリン放送交響楽団(1-5)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(6-8)


CD 12
ベルリオーズ幻想交響曲op.14a
ベルワルド交響曲第4番 変ホ長調

Rec:23-29 November 1953(1-5), December 1955(6-9)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


CD 13
ベルリオーズ
 幻想交響曲op.14a
ビゼー
 小組曲「子供の遊び」
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オベール(1782-1871)
 歌劇「ポルティチの娘」序曲

Rec: January 1961(1-5), 8,10&11 November 1957(6-10),Unknown(11)
パリ・ラムルー管弦楽団


CD 14-15
ベルリオーズ
 劇的物語「ファウストの劫罰」op.24
 交響曲「イタリアのハロルド」*

Rec:May 1959(Faust),December 1955(Haroldo)

Faust:リシャール・ヴェロー
Mephistopheles:ミシェル・ルー
Marguerite:コンスエロ・ルビオ
Brander:ピエール・モレ

エリーザベト・ブラッスール合唱団
パリ・ラムルー管弦楽団
ハインツ・キルヒナー(ヴィオラ) *
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団*


CD 16
ビゼー
 「カルメン」第1組曲
 「カルメン」第2組曲
 「アルルの女」第1組曲
 「アルルの女」第2組曲
 小組曲「子供の遊び」

Rec:December 1959(1-18),1964(19-23)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-18)
ソビエト国立交響楽団(19-23)


CD 17
ケルビーニ
 レクイエム ニ短調
 歌劇「アナクレオン」序曲
オネゲル
 交響曲第5番「3つのレ」

Rec:December 1962(1-7),Unknown(8),March 1957(9-11)
チェコ・フィルハーモニー合唱団(1-7)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1-7)
パリ・ラムルー管弦楽団(8-11)


CD 18
ドビュシー:
 海〜管弦楽のための3つの交響的素描
 2つの舞曲
  牧神の午後への前奏曲
ファリャ
 スペインの庭の夜

Rec:2&3 May 1959(1-3),2 March 1959(4-5),3 June 1954(6),October 1960(7-9)
クララ・ハスキル(ピアノ)(7-9)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-5,7-9)
フィルハーモニア管弦楽団(6)


CD 19
グノー交響曲第2番 変ホ長調
グルック:シンフォニア ト長調
ミヨー:コエフォール op.24

ジュヌヴィエーヴ・モアザン(ソプラノ)
エレーヌ・ブヴィエ(アルト/エレクトラ)
ハインツ・レーフス(バリトン/オレステス)
クロード・ノリエ(語り)
大学合唱団

Rec:8,10&11 November 1957(1-4),7 June 1958(5-7),March 1957(8-14)
パリ・ラムルー管弦楽団


CD 20
ルーセル「バッカスとアリアーヌ」組曲 op.43
サティ バレエ音楽「パラード」
ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲

Rec:December 1958(1-9),1952(10),15 Februar 1960(11-19)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-9)
ケルン放送交響楽団(10)
北ドイツ放送交響楽団(11-19)


CD 21
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
チャイコフスキー幻想序曲 「ロメオととジュリエット」
ブリテン 青少年のための管弦楽入門
     パーセルの主題による変奏曲とフーガ op.34

Rec:26-17 January 1962
ワルシャワ・フィルハーモニ管弦楽団


CD 22
ストラヴィンスキー
 バレエ「ミューズの神を率いるアポロ」(1947年版)
 組曲 第1番
 組曲 第2番
 4つのノルウェーの情緒
  サーカス・ポルカ

ニコライ・チェレプニン
24 タチ・タチ(ボロディン、キュイ、リャードフ、リムスキー=コルサコフ、リストの主題によるパラフレーズ)

Rec:October 1963(1-23),1964(24)
ロンドン交響楽団(1-23)
ソビエト国立交響楽団(24)


CD 23
ストラヴィンスキー
 詩篇交響曲
 兵士の物語

Rec:October 1962(1-3),4-8 October 1962(4-19)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1-3)
ジャン・コクトー(語り)/ピーター・ユスティノフ(悪魔)
ジャン=マリー・フェルテ(兵士)/アンヌ・トニエッティ(王女)
アンサンブル・ド・ソリスト
ユリス・ドゥレクリュース(クラリネット)/アンリ・エレルツ(ファゴット)/
モーリス・アンドレ(トランペット)/ローラン・シュノルク(トロンボーン)/
シャルル・ペシエ(パーカッション)/マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン)/
ヨアヒム・グート(コントラバス) (4-19)


CD 24
リリ・ブーランジェ (1893-1918)
 1 詩篇第130篇「深き淵より」
 2 詩篇第24篇
 3 詩篇第129篇
 4 古い仏教の祈り
 5 ピエ・イエズ

Rec:1958
Oralia Dominguez,contralto/Raymond Amade,tenor(1)
Michel Senechal,tenor(2,4)
Pierre Mollet,baryton(3)
Alain Fauqueur,soprano(5)
Jean-Jacques Grunenwald,orgue
エリーザベト・ブラッスール合唱団
パリ・ラムルー管弦楽団


CD 25
チャイコフスキー
 交響曲第4番 ホ短調 op.36
 「白鳥の湖」op.20(抜粋)
  「くるみ割り人形」より

Rec:19-21 October 1963(1-4),Unknown(5-10),25 November 1960(11)
ロンドン交響楽団(1-4)
ベルグラード・フィルハーモニック管弦楽団(5-10)
ソビエト国立交響楽団(11)


CD 26
チャイコフスキー交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」
ショスタコーヴィチ交響曲第1番 へ短調 op.10

Rec:1-4 December 1953(1-4),28 February 1960(5-8)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-4)
ソビエト国立交響楽団(5-8)


CD 27
チャイコフスキー
 交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」
 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32

Rec:9-12 January 1962(1-4),9&15 December 1959(5)
ロンドン交響楽団(1-4)
パリ・ラムルー管弦楽団(5)


CD 28
チャイコフスキー
 マンフレッド交響曲 op.58
 大序曲「1812」op.49

Rec:17 October ? 1 November 1963(1-4),September 1964(5)
ロンドン交響楽団(1-4)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(5)


CD 29
グリンカ
 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

ボロディン
 交響詩「中央アジアの草原にて」

リャードフ
 交響的絵画「ヨハネ黙示録から」

リムスキー=コルサコフ
 歌劇「五月の夜」序曲
 組曲「金鶏」(4つの音楽的絵画)
 「ロシアの復活祭」序曲,op.36

Rec:9&15 December 1959(1-3),11 June 1958(4),8-10 June 1958(5-8),September 1964(9)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-8)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(9)


CD 30
ムソルグスキー(編曲:ラヴェル)組曲「展覧会の絵」
グリンカ「皇帝に捧げた命」(抜粋)
ボロディン. だったん人の踊り〜歌劇「イーゴリ公」から

Rec:21-25 February 1953(1-15),28 November-18 December 1957(16-19),September 1964(20)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-15)
ベルグラード歌劇場合唱団(16-19)
パリ・ラムルー管弦楽団(16-19)
オランダ放送合唱団(20)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(20)


CD 31
リムスキー=コルサコフ
 交響組曲「シェエラザード」 op.35
 スペイン奇想曲 op.34
 「ロシアの復活祭」序曲 op.36

Rec:10-22 October 1962(1-9),12 November 1957(10)
エリック・グリューエンバーグ(ヴァイオリン)(1-4)
ロンドン交響楽団(1-9)
パリ・ラムルー管弦楽団(10)


CD 32
ワーグナー
 ローエングリン
  1 第1幕への前奏曲
  2 第3幕への前奏曲
 タンホイザー
  3 序曲
  4 ヴェヌスベルクの音楽
 5 ジークフリート牧歌
 6 ワルキューレの騎行

Rec:13 June 1958(1),19 November 1958(2),12&13 June 1958(3),
14&15 December 1954(4),7&8 December 1954(5),19&20 December 1954(6)
パリ・ラムルー管弦楽団(1-3)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4-6)


CD 33
ワーグナー
 1 「タンホイザー」序曲
 2 「前奏曲と愛の死」〜 「トリスタンとイゾルデ」より
 3 ワルキューレの騎行
 ジークフリート牧歌
  5 「ジークフリートのラインへの旅」〜「神々の黄昏」より
  6 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲

Rec:25 May 1963
ソビエト国立交響楽団




<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUECNE



482 2085
(2CD)
\1800
《チョン三兄弟による協奏曲集》
 1) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
    チョン・ミョンフン(ピアノ),
    シャルル・デュトワ(指揮)
    ロサンゼルス・フィルハーモニック/
 2) チャイコフスキー:ロココ風主題による変奏曲Op.33
    チョン・ミョンファ(チェロ),
    シャルル・デュトワ(指揮)
    ロサンゼルス・フィルハーモニック/
 3) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
    チョン・キョンファ(ヴァイオリン),
    シャルル・デュトワ(指揮)
    モントリオール交響楽団/
 4)ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56
    チョン・キョンファ(ヴァイオリン),
    チョン・ミョンファ(チェロ),
    チョン・ミョンフン(ピアノ&指揮)
    フィルハーモニア管弦楽団
 実に見事な協奏曲に加え、三人の息がピタリとあったアンサンブル
 クラシックの音楽界では、兄弟姉妹全てが優れた音楽家として大成することがあります。
 チョン三姉弟はその中でも傑出した存在であり、7人いる兄弟姉妹のうち、チェリストのミョンファ(二女)、その妹であるヴァイオリニストのキョンファ(三女)、そして指揮者、ピアニストである弟ミョンフン(三男)がそれぞれ素晴らしい音楽家として活動しています。
 この2枚組は彼らそれぞれが演奏するチャイコフスキーの協奏曲(協奏的作品)と、3人揃ってのベートーヴェン「三重協奏曲」が収録されており、見事な実力と息のあったアンサンブルを堪能することができます。
 《録音》1979年、ロサンゼルス(1&2)/1981年、モントリオール(3)/ 1996年、ロンドン(4)
 

482 0512
(2CD)
\1800
《ギルバート&サリヴァン:イオランテ》
 喜歌劇『イオランテ(貴族と妖精)』全曲
ロイストン・ナッシュ(指揮)
ドイリー・カート・オペラ・カンパニー,
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 妖精と貴族の紛争という奇想天外な内容の喜歌劇
 19世紀後期、サヴォイ劇場で上演され一世を風靡した一連のコミック・オペラの元祖である、ギルバート&サリヴァンの軽妙な一連の喜劇をDeccaレーベルが順番に録音していくという企画は、1940年代に開始され、一度中断したものの1970年代に再び新シリーズがスタートしました。
 この「イオランタ」の内容は、妖精と貴族の紛争というなんとも奇想天外なもので、ロイヤル・フィルハーモニーを起用しての優れた演奏であり、ないがしろにされがちだったこれらのオペラにおけるオーケストラの役割にも注目が集まることとなりました。
 《録音》1974年2月, ロンドン、デッカ・スタジオ(ステレオ:セッション)※初CD化
  


480 7406
\1200
《ドホナーニ:ピアノ五重奏曲, 六重奏曲》
 ドホナーニ:
  1) ピアノ五重奏曲第1番ハ短調Op.1,
  2) ピアノ、クラリネット、ホルン、
     弦楽のための 六重奏曲ハ長調Op.37,
 コダーイ:3) 弦楽四重奏曲第2番Op.10
アンドラーシュ・シフ(ピアノ:1&2),
タカーチ弦楽四重奏団(1&2),
ラドヴァン・ヴィラトコヴィチ(ホルン:2),
カールマン・ベルケシュ(クラリネット:2),
ムジークフェライン弦楽四重奏団(3)
 円熟したロマン派の室内楽作品
 ハンガリー生まれの作曲家ドホナーニ・エルネは、現在では指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父として語られることが多いようです。
 彼自身の作品は後期ロマン派に属するもので、17歳の時に書かれたピアノ五重奏曲第1番は、ブラームスの影響が強く感じられます。それに比べコダーイの四重奏曲は民俗的な要素がたっぷりで、多くの四重奏団のレパートリーとして取り上げられています。
 ムジークフェライン弦楽四重奏団の演奏によるコダーイの録音は初CD化となるものです。
 《録音》1977 & 1978年、ウィーン、ゾフィエンザール(1&2)/1978年、ウィーン、コンツェルトハウス・シューベルト・ザール(3) ※3は初CD化
  


482 0280
(2CD)
\1800
《インゲ・ボルク&リューバ・ヴェリッチュ/デッカ・リサイタル》
【CD1】
 1) ドヴォルザーク:『ルサルカ』より「月に寄せる歌」,
 2) グルック:『アルチェステ』より「よみじの神々よ」,
 3) マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「母さんも知っているとおり」,
 4) ヴェルディ:『マクベス』より「光は萎えて」,
 5) ドビュッシー:『放蕩息子』より「リアのアリア」,
 6) ヴェルディ:『運命の力』より「とうとう着いたわ」,
 7) ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「ここがあの恐ろしい場所」,
 8) ヴェルディ:『マクベス』より「野心的な人」,
 9) ジョルダーノ:『アンドレア・シェニエ』より「亡くなった母を」,
 10) チレア:『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は創造の神の卑しい僕」/
【CD2】
 1) ウェーバー:『オベロン』より「海よ,巨大な怪物よ」,
 2) ベートーヴェン:『ああ、不実なる人よ』Op.65,
 3) R・シュトラウス:『サロメ』より「ああ!お前は自分の口に接吻させようとはしなかった」,
 4) チャイコフスキー:『スペードの女王』より「Ich muβ am Fenster lehnen」,
 5) チャイコフスキー:『スペードの女王』より「Es geht auf Mitternacht」,
 6) ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「あの草を摘み取って」,
 7) ヴェルディ:『仮面舞踏会』より「私の最後の願い」,
 8) レハール:『ジプシーの恋』より「歌とチャルダーシュ」,
 9) レハール:『メリー・ウィドウ』より「ヴィリアの歌」,
 10) ミレッカー:『デュバリー伯爵夫人』より「私が心を捧げる人」,
 11) レハール:『ロシアの皇太子』より「きっと来る人」,
 12) ジチンスキー:『ウィーンわが夢の街』
インゲ・ボルク(ソプラノ:CD1、CD2: 1〜3)、
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
ロンドン交響楽団(CD1 -1〜5)、
ルドルフ・モラルト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1: 6〜10)、
ヨーゼフ・クリップス(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD2: 1〜3)/
リューバ・ヴェリッチュ(ソプラノ:CD2: 4〜12)、
ルドルフ・モラルト(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団(CD2: 4〜11),
オーケストラ不詳(CD2 :12)
 R.シュトラウス歌手として有名な名ソプラノ歌手によるリサイタル
 1950年代から60年代における2人のドラマティック・ソプラノの録音集。女優としても知られるインゲ・ボルクは「エレクトラ」の歌唱で有名ですが、「フィデリオ」のレオノーレやトゥーランドット、メディアなども得意としていました。
 ブルガリア生まれのヴェリッチュは幼少期ヴァイオリンを習い、ソフィア大学で哲学を学んだ後、歌手に転向。ウィーンでリヒャルト・シュトラウスに認められ「サロメ歌手」として注目を浴びます。
 しかし50年代にはレパートリーを制限し、負担の少ない曲を選んで歌うようになります。この二人の心に響く名唱をご堪能いただける2枚組です。
 《録音》1956〜1960年(インゲ・ボルク), 1950 & 1960年(リューバ・ヴェリッチュ) 
  


4823922
(3CD)
\3000
《ホルスト・シュタイン/シベリウス録音集》
 シベリウス:
  1) 交響曲第2番ニ長調Op.43,
  2) 交響詩「夜の騎行と日の出」Op.55,
  3) 交響詩「フィンランディア」Op.26,
  4) 4つの伝説Op.22,
  5) 交響詩「エン・サガ」Op.9,
  6) 交響詩「ポホヨラの娘」Op.49,
  7) 付随音楽「ペレアスとメリザンド」Op.46,
  8) 「テンペスト」組曲より
ホルスト・シュタイン(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
 壮麗な響きによるシベリウス作品録音
 シベリウス生誕150年を記念しての再リリース盤。NHK交響楽団とのワーグナーを始めとした数々の名演で知られる指揮者ホルスト・シュタインは1980年から85年までスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督も務めていました。
 このシベリウスは就任以前の1970年から少しずつ録音されたもので、両者の良い関係を証明するものでもあります。
 なかでも「交響曲第2番」や「フィンランディア」などは、まるでワーグナーを思わせる壮麗な響きに満ちており、当時の音楽誌でも大絶賛されました。
  《録音》1971〜1981年
   


480 9091
\1200
ピーター・ケイティン
《ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1&2》

 ラフマニノフ:
  1) ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1,
  2) ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
ピーター・ケイティン(ピアノ),
エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1),
コリン・デイヴィス(指揮)
ロンドン新交響楽団(2)
 ピーター・ケイティンの充実した技巧と音楽性
 2015年3月19日に84歳でこの世を去ったイギリスのピアニスト、ピーター・ケイティン。12歳で王立音楽院への入学を許可され、その6年後にはウィグモア・ホールでプロデビューを果たしています。
 端正な演奏をする人として知られていましたが、日本では最近、音楽霊媒師ブラウン夫人の「作品」が復刻され、一部を演奏したピアニストとしても話題になりました。
 このラフマニノフは、彼の技巧と音楽性が呈示されたもので、演奏時には大センセーションを巻き起こしたとされています。
  《録音》1958年2月(1), 1959年5月(2)、ロンドン、キングズウェイ・ホール Deccaからの初CD化
  


480 7280
\1200
ピーター・ケイティン
《チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番》

 チャイコフスキー:
  1) ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23,
  2) 協奏的幻想曲ト長調Op.56
ピーター・ケイティン(ピアノ),
エドリック・カンデル(指揮)
ロンドン新交響楽団(1)、
エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
 ピーター・ケイティンによるチャイコフスキーのレアな作品録音も収録
 ピーター・ケイティンによるチャイコフスキーの2つのピアノと管弦楽のための作品集。チャイコフスキーのピアノ協奏曲は第1番だけが傑出した人気を誇り、第2番、第3番の演奏される機会はほとんどありません。
 この「協奏的幻想曲」に至っては、更にレアなレパートリーであり、初めてこの曲がスタジオ録音されたのは、1950年になってから(タチアナ・ニコラエーワによる)でした。
 ケイティンは初録音こそ叶わなかったものの、1958年のこのボールトとの演奏は、初のステレオ録音として栄誉あるものです。《録音》1959年5月(1), 1958年2月(2)、ロンドン、キングズウェイ・ホール、Deccaからの初CD化
   

480 4865
\1200
《テューダー朝の音楽〜ヘンリー8世の楽譜集からの歌と舞曲》
 コーニッシュ:Blow thy horn, hunter,
 スザート:Pour quoy,
 ジェルヴェーズ:Allemande,
 コーニッシュ:Whiles life or breath,
 アテニャン:Tourdion,
 マスケラ:Canzona quarta,
 RYSBYE:Whoso that will himself apply,
 ヘンリー8世:Tho’ some saith that youth ruleth me,
 スザート:Saltarelle,
 作者不詳:器楽作品,
 作者不詳:Time to pass with goodly sport,
 クーパー:I have been a foster,
 作者不詳:Let us not that young man be,
 スザート:Le cueur est bon,
 スザート:Entr? du fol,
 ヘンリー8世:If love now reigned,
 ヘンリー8世:The time of youth,
 作者不詳:And I were a maiden,
 マスケラ:Canzona seconda,
 ジェルヴェーズ:La volunt?,
 コーニッシュ:Adieu, mes amours,
 コーニッシュ:Fa la sol,
 作者不詳:Hey trolly lolly lo,
 スザート:La mourisque
ジョン・ソスコット(指揮)
セント・ジョージズ・カンツォーナ
 大英博物館所蔵の楽譜からの再現演奏
 イングランド王ヘンリー8世(1491-1547)は、当時の君主のなかでも極めて魅力的で、教養があり、強いカリスマ性を持っていたとされています。
 権力をふるいながら、文筆家、作曲家としても活動するなど、多彩な才能を有していた王の宮廷は、金襴の陣に代表される瀟洒なもので、ここでは毎夜音楽が演奏され、お祭り騒ぎが繰り広げられていました。
 そんなヘンリー8世の作品(歌と器楽曲)は「ヘンリー8世の楽譜集」として大英博物館に所蔵されていて、これを再現したのがこの演奏です。
 英国の作曲家だけでなく、ドイツやフランスの作曲家も収録されているのも興味深いところです。
 録音当時デイヴィッド・マンロウと同時期に活躍した中世・ルネッサンス音楽研究演奏家ジョン・ソスコットと、彼率いるセント・ジョージズ・カンツォーナによる演奏です。
 《録音》1972年、ロンドン、デッカ・スタジオ



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SONY



8872542312-2
\2700→\2490
ソル・ガベッタ/ヴァスクス:プレゼンス
 ペトリス・ヴァスクス(1946-):
  ① チェロと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番「プレゼンス」
  ② チェロとオルガンのための「音楽の夕べ」《演奏》
ソル・ガベッタ(チェロ),
アムステルダム・シンフォニエッタ(①),
イレーナ・ティマチェフ=ガベッタ(オルガン)

 矢継ぎ早に個性的なアルバムを発表し続けているソル・ガベッタ。ヨーロッパ、特にドイツ国内では圧倒的な人気を誇るチェリストとして、大きな存在感を放っています。
 ソルの新録音は、1946年ラトヴィア生まれの現代作曲家、ペーテリス・ヴァスクスの作品集。
 ヴァスクスは、バプティスト派の牧師を父に持ち、旧ソ連統治下のラトヴィアにおいて迫害の対象となり、ラトヴィア国内の音楽大学に進学することも出来ず、隣国リトアニアにて進学。作曲はほとんど独学で学んでいます。
 ヴァスクスの作品には、自国の民謡に由来する素朴な表現、自然への視線があると当時に、不協和音による凶暴な表現が現れることもあり、ポーランドのルトスワフスキの作風から大きな影響を受けているとも評されます。
 隣国出身のアルヴォ・ペルトの音楽を思わせる静謐な美しさも聴かれ、代表作である「遠き光」はギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカに捧げられています。ここに収録された2曲も、そうしたヴァスクスの音楽の個性的な筆致を感じさせてくれます。
 チェロ協奏曲は、2012年にアムステルダム・シンフォニエッタほかの委嘱で作曲され、同団とソル・ガベッタによって世界初演が行われた作品。ヴァスクスはすでに3曲のヴァイオリン協奏曲を作曲していますが、チェロ協奏曲は当作が初めてです。「音楽の夕べ」はチェロとオルガンという珍しい編成のために1993年に書かれた二重奏曲です。
 いずれの作品においても、ソル・ガベッタは「祈り」の美しさが際だった演奏を披露しており、現代屈指のチェロ奏者としての実力を遺憾なく発揮しています。

 《録音》2013年7月、オランダ、ライデン州立講堂(①), 2009年11月、コペンハーゲン、DRコンサートホール(②)
 

8887515774-2
(2CD)
\3400
ダーシー・バッセル、バレエ・コレクション
【CD1】
 1) チャイコフスキー:『白鳥の湖』より「情景」,
 2) チャイコフスキー:『眠れる森の美女』より「バラのアダージョ」,
 3) チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より「花のワルツ」,
 4) ミンクス:『ラ・バヤデール』より「モデラート」,
 5) プロコフィエフ:『シンデレラ』より「宮廷のシンデレラ」「グランド・ワルツ」,
 6) プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より「序奏」,
 7) ショパン:『レ・シルフィード』より「ワルツOp.69-1」,
 8) プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より「騎士たちの踊り」,
 9) ドリーブ:『シルヴィア』より「ワルツ・レント」,
 10) ドリーブ:『コッペリア』より「プレリュードとマズルカ」,
 11) ストラヴィンスキー:『春の祭典』より「序奏」,
 12) アダン:『ジゼル』より「グラン・パ・ド・ドゥ」,
 13) ブリテン:『パゴダの王子』より「北の王による変奏曲」,
 14) チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より「金平糖の精の踊り」,
 15) ストラヴィンスキー:『火の鳥』より
  「カスチェイの城と魔法の消滅」
  「石にされていた騎士たちの復活」「大団円」/
【CD2】
 1) チャイコフスキー:『眠れる森の美女』より「ワルツ」,
 2) チャイコフスキー:『白鳥の湖』より「パ・ダクシヨン」,
 3) プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より「バルコニーの情景」,
 4) チャイコフスキー:『弦楽セレナーデ』より「ワルツ」,
 5) プロコフィエフ:『シンデレラ』より「舞踏会へ行くシンデレラ」,
 6) ショパン:『レ・シルフィード』より「ワルツOp.64-2」,
 7) チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より「葦笛の踊り」,
 8) チャイコフスキー:『白鳥の湖』より「ワルツ」,
 9) ボロディン:『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」,
 10) ドリーブ:『コッペリア』より「ワルツ・レント」,
 11) ラヴェル:『ダフニスとクロエ』より「夜明け」,
 12) アダン:『ジゼル』より「ワルツ」,
 13) ハチャトゥリアン:『スパルタクス』より
   「スパルタクスとフリーギアのアダージョ」,
 14) プロコフィエフ:『シンデレラ』より「フィナーレ」,
 15) ストラヴィンスキー:『火の鳥』より
   「カスチェイ一党の凶悪な踊り」《演奏》
マルク・エルムレル(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
[CD1- 1, 2, 3, 6, 8, 10, 12, 14/ CD2- 1, 2, 3, 7, 8, 10],
ボリス・スパソフ(指揮)
ルガリア国立ソフィア歌劇場管弦楽団[CD1- 4],
テオドレ・クチャル(指揮)
ウクライナ国立交響楽団[CD1- 5/ CD2- 5],
アーサー・フィードラー(指揮)
ボストン・ポップス・オーケストラ[CD1- 7/ CD2- 6],
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団[CD1- 9/ CD2- 4, 9],
ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団[CD1- 11/ CD2- 11],
レナード・スラットキン(指揮)
BBC交響楽団[CD1- 13],
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団[CD1- 15],
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
ロンドン交響楽団[CD2- 12],
バリー・ワーズワース(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団[CD2- 13, 14],
ピエール・ブーレーズ(指揮)
BBC交響楽団[CD2- 15],
 ロンドン出身のバレリーナ、ダーシー・バッセルは、ロイヤル・バレエ・ロウワー・スクール、アッパー・スクールで学んだ後、1987年にサドラーズ・ロイヤル・バレエに入団し、翌年にはロイヤル・バレエ団に移籍。そこでケネス・マクミランに大抜擢されたことによって、わずか1年後の1989年、20歳の若さでプリンシパルに昇格しました。そして数多くの主役を演じ、絶賛を浴びたのです。
 このアルバムは、バッセルがロイヤル・バレエで初めて主役を演じたブリテンの「バコダ王子」のほか、彼女が主役を演じたバレエの名場面の音楽を収録したものです。
 ダーシー・バッセルは今秋からBBCの人気ダンス番組『ストリクトリー・カム・ダンシング』の審査員を務めることも発表されており、イギリスを代表するバレリーナとして圧倒的な人気を誇ります。
 彼女の選曲によるバレエ音楽のコンピレーションとして、バレエを学ぶ人々にもおすすめの一枚です。演奏は、バッセルのお膝元、ロイヤル・オペラのオケを巨匠エルムレルが指揮した名盤(当初はコニファー・レーベルで発売)を中心に、ソニー・クラシカルの保有する、フィードラー、オーマンディ、サロネン、ティルソン・トーマスなど、折り紙つきの音源がセレクトされています。




<国内盤> 

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ALPHA



Alpha220
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
まさかの13年ぶり続編
 ブリュノ・コクセ
  バリエール:チェロと通奏低音のためのソナタ集 Vol.2

 (パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオルのためのソナタ、クラヴサンのための小品含む)〜
  ①ソナタ ヘ短調 作品2-2(1735)
  ②ソナタ ヘ長調 作品1-5(1733)
  ③ソナタ ト長調 作品5-4(1740)*
  ④ラ・ブコン(1740)**
  ⑤ソナタ ホ短調 作品1-3(1733)
  ⑥ソナタ ト長調 作品3-6(1739)
  ⑦ソナタ ハ長調 作品4-6(1740)
  ⑧ラ・トリボレ(1740)**
  ⑨ソナタ ヘ短調 作品5-6(1740)*
ブリュノ・コクセ(各種バロック・チェロ)
レ・バッス・レユニ(古楽器使用)
ベルトラン・キュイエ(cmb)
エマニュエル・ジャック(vc/通奏低音)
リチャード・マイロン(cb)

+グイード・バレストラッチ(パルドゥシュ・ド・ヴィオール=高音域ガンバ)
 フランス史上初のチェロの凄腕奏者!
 Alpha初期のブレイクスルー的銘盤に、驚異の続編!

 この最新録音も、魔術的技師との絶好プロジェクトです新生Alphaには続々、このレーベルとしては新しいタイプの大物が参加していますが(コパチンスカヤ、ガーディナー、クレメラータ・バルティカ...)、レーベルの「心」の芯がまったく失われていないことは、11月新譜のル・ポエム・アルモニーク盤などでもわかるところ。

 そしてこのバロック・チェロの名手が(いくつかのレーベルを渡り歩いた末)Alphaに戻ってきたことも、本流の確かさを裏づけてくれる嬉しい事実と言えそうです。
 古楽器製作家Ch.リシェとのタッグで、まだ楽器の形さえ定まっていなかった18世紀以前のチェロ音楽の真相に迫ってきた凄腕ブリュノ・コクセが、Alpha初期に刻んだ名盤の驚くべき続編を制作!

 ヴィオラ・ダ・ガンバ擁護派が多く肩身が狭かったフランスのチェロ界で、初めてこの楽器の名手として名を馳せたバリエールのソナタ群は、ヴィヴァルディとボッケリーニの間を繋ぐ世代でもとびきり洗練された名品揃い、スリリングな展開もあればフランス的に瀟洒な旋律美もあり。

 しかも今回はカフェ・ツィマーマンでも活躍をみせたガンバ奏者バレストラッチがヒューム盤に続いて参加、ヴァイオリン嫌いのフランス人のために作られた高音域ガンバ(パルドゥシュ)を弾きこなし、バリエールがこの楽器のために書いた第5曲集の名品を2曲も録音。コクセの数種の変形チェロ使いも健在、低音ファンにもおすすめです!



13年前にリリースされた第1弾
帆船のジャケットが第2弾でも踏襲されているのが嬉しい

ALPHA015
\2800
(輸入盤)

ジャン・バリエール(1707-1747)

 チェロと通奏低音のためのソナタ集 Vol.1

 チェロ・ソナタ ロ短調 第1巻 第1番
 2台のチェロのためのソナタ ニ短調 第3巻 第2番
 2台のチェロのためのソナタ ト長調 第4巻 第4番
 チェロ・ソナタ ハ短調 第2巻 第6番
 チェロ・ソナタ ニ短調 第2巻 第3番
 チェロ・ソナタ 変ロ長調 第3巻 第4番
ブリュノ・コクセ(チェロ)
ブランディーヌ・ランヌー (チェンバロ・オルガン)
パスカル・モンテイエ (テオルボ)
エマニュエル・バルサ(チェロ)
リチャー・マイロン(コントラバス)
フランス・チェロ音楽史の巻頭を飾るバリエールのソナタは、まさに知られざる傑作。6曲中4曲が哀愁を帯びた短調の音楽。3種の楽器を弾き分けるコクセは鮮烈な技巧と濃密な情緒をあわせもち、スリリングなト長調のデュオや多彩な通奏低音も聞きもの。

録音:2000年10月 パリ、ノートル=ダム・ド・ボン・スクール病院礼拝堂




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Alpha221
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4300+税
セリーヌ・フリッシュ
 バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻(全) BWV846〜869
セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ)
 『ゴールトベルク』やカフェ・ツィマーマンでの成功以来満を持してのバッハ王道、これは聴き逃せない...!

 レーベル移転しながら録音を続けることが前世紀以上に当たり前になってきた昨今、カリスマ的レーベルでありながらAlphaもかなり多くの演奏家を「卒業」させてきたわけですが(スホーンデルヴルト、Ens.ピグマリオン、ディオティマSQ、ディアボルス・イン・ムジカ...)そのなかでも根強く同レーベルと仕事をしてきた人たちはいます。

 ル・ポエム・アルモニークと並んで見過ごせない存在が『バッハ:さまざまな楽器による協奏曲』でおなじみ、カフェ・ツィマーマン——と、その主宰者のひとりである鍵盤奏者セリーヌ・フリッシュ!

 しかし彼女がソロ名義で、愛してやまないバッハの独奏作品だけの全曲録音をするのは、実は彼女の名前を一躍有名にした『ゴールトベルク変奏曲』の痛快名盤以来なのです。
 「日々の糧」として彼女がとりわけ大事にしてきた『平均律クラヴィーア曲集』...、あの金字塔的銘盤から察するに、これは間違いなく新たな定盤のひとつになるでしょう。
 そして、ユーザーの皆様も全く同じ判断を下すはず——。
 解説充実日本語訳付、この点でも彼女のこだわりが生きてくるはず!
 .動画などでも見る流麗にして芯のある解釈、どう整ってくるか楽しみです。お見逃しなく!

 ではイタリア協奏曲の動画があったのでご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=53orVeGmtwM




<映像>

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C MAJOR(映像)



73 1904
(Blu-ray)
\5800→\5390
ラ・フラ・デルス・バウスが放つ「エレクトラ」
 舞台が血の海に!衝撃の演出!

  リヒャルト・シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
イングリッド・トビアッソン(クリテムネストラ:メゾソプラノ)
インゲラ・ブリンベリ(エレクトラ:ソプラノ)
スザンナ・レヴォネン(クリソテミス:ソプラノ)
マグヌス・キーレ(エギスト:テノール)
トーマス・ランダー(オレスト:バリトン)
ラモン・ガンバ(指揮)
ノルランズ歌劇場交響楽団

73 1808
(DVD)
\4000→\3690
 スペインの舞台演出集団ラ・フラ・デルス・バウスが放つ「エレクトラ」舞台が血の海に!衝撃の演出!

 (Blu-ray)画面:HD 16:9、音声:DTS-HD MA 5.0、PCM ステレオ、字幕:英仏西典中韓日、108分
 (DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DTS 5.0、PCM ステレオ、字幕:英仏西典中韓日、108

 舞台演出:ラ・フラ・デルス・バウス/演出監督:カルルス・パドリッサ/演出助手:エステバン・ムニョス/振付:ミレイア・ロメロ/
 衣装:クララ・スッラ/照明:カルロス・リゲル/特殊効果:トーマス・バウテンバッハー/音響:ラルス・ヴェルン/映像監督:トビン・ホフヴァンダー

 スウェーデンのノルランズ・オペラとスペインの舞台演出集団ラ・フラ・デルス・バウスがコンビを組んで2014 年に上演されたリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」の映像。ラ・フラ・デルス・バウスは、1979 年に街頭演劇集団としてスタート、1992 年バルセロナ・オリンピックの開会式の演出を手がけました。その後、演劇、オペラ、映画といった様々な場面で表現活動を行っています。彼らは、CG 映像を駆使し、野外を中心としたスペクタクルで、視覚的にうったえるパフォーマンスを得意としています。
 この「エレクトラ」では、巨大クレーンを用いて、鎖で繋がれた人間を操作するような場面も出てきて、今回も迫力の舞台を展開しています。スウェーデン、ウメオ市のビジネスパークで行われ、旧スウェーデン軍が所有していた、現在駐車場になっている広場を利用して200×40 メートルの最大級の舞台が設置されました。大量の人工血液が舞台に放出され、生々しく鮮烈な印象を与えます。エレクトラの陰鬱な復讐劇を、独特の色彩感覚で表現し、復讐の情念が渦巻いているのを目の当たりにします。
 エレクトラを演じるのは、スウェーデン出身のソプラノ歌手インゲラ・ブリンベリ。強靭な声とドラマティックな歌唱で迫力十分。
 同じくスウェーデン出身のイングリッド・トビアッソンは、圧倒的存在感と人間臭さの漂う歌唱で母親クリテムネストラを歌いました。
 イギリス人指揮者のラモン・ガンバの指揮も「エレクトラ」の狂気と官能に満ちた混沌とした音楽を鮮やかに示しています。


 そんな衝撃的な演出ならちょっと観てみたい・・・ということで映像探しましたが、残念ながら本編の映像は見つからず。
 宣伝用のコマーシャルをどうぞ。なんとなく雰囲気は分かります。

https://www.youtube.com/watch?v=_KWoXChsaUs&feature=player_embedded
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EURO ARTS(映像)


20 61174
(Blu-ray)
\5000→\4590
オーケストラの上を旋回するカメラでワンショット・シューティング
 ソヒエフ(指揮)&ベルリン・ドイツ響
『ア・フライト・スルー・ジ・オーケストラ』

 ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
トゥガン・ソヒエフ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団


20 61178
(DVD)
\3100→\2790
 映像新時代!オーケストラの上を旋回するカメラでワンショット・シューティング、ソヒエフ&ベルリン・ドイツ響によるブラ2

 (Blu-ray)画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、リージョン:All、45分
 (DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DD5.0、DTS5.0、リージョン:All、45分
 収録:2015 年6 月ベルリン、クラフトヴェルク・ルメルスブルグ旧発電所
 映像監督:ヘニング・カステン

 トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団によるブラームスの交響曲第2 番の映像。
 2012 年から同楽団の音楽監督を務めているソヒエフは、いま最も注目を集めている若手指揮者の一人。1977 年に北オセチアで生まれ、その後はサンクトペテルブルク音楽院で、イリヤ・ムーシン、ユーリ・テミルカーノフに師事し、1999 年のプロコフィエフ国際コンクールで最高位を獲得。2008 年には30 歳でトゥールーズ・キャピトル国立管の音楽監督に就任し、その後も世界の名門オーケストラに客演を重ね、その存在感を示しています。

 この映像は、2015 年6 月にベルリンにある旧発電所で行われたコンサートを、非常に画期的な撮影方法で収録。
 オーケストラの上を13 メートルのクレーンに搭載したカメラで連続撮影しています。
 カメラはオーケストラの内側、音楽が生み出されるその瞬間を捉え、各楽器を演奏者の視点を取り込むことに成功しています。したがって、カメラはコンサートが終わるまで静止することはなく、しかも音楽の流れを削ぐことなく集中して映像を楽しむことができます。
 ソヒエフは新しい技術に大変関心があり、またオーケストラも伝統はありますが、若い団員たちが多く、このような挑戦的な映像作品を作り出すことにも積極に取り組んでいます。ソヒエフの独特の感性、躍動感と高揚感に満ちたオーケストラの演奏が、絶妙なバランスを作り出し、メリハリの効いた颯爽とした演奏を聴かせてくれます。




 そんな画期的な映像なら実際に観てみたいですよね・・・ということで探してきました!
 こんな映像です。


https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Pex1iIUq13Q

 ラストの3分くらいが観られます。

 なかなか面白いじゃないですか!
 今度はドローンとかで撮影したりするかもしれませんね。





OPUS ARTE(映像)

OA1196D
(DVD)
\4000
フェルディナンド・エロール(ジョン・ランチベリー編曲):
 バレエ《ラ・フィユ・マル・ガルデ》
《ボーナス映像》
 イントロダクション/
 ダーシー・バッセル・イン・コンヴァーセーション/
 キャスト・ギャラリー
英国ロイヤル・バレエ
【ダンサー】
リーズ…ナタリヤ・オシポワ/
コーラス…スティーブン・マックレイ/
未亡人シモーヌ…フィリップ・モーズリー/
トーマス…クリストファー・サウンダー/アラン…ポール・ケイ
【振付】フレデリック・アシュトン
【音楽】フェルディナンド・エロール(ジョン・ランチベリー編曲)
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団/
バリー・ワーズワース(指揮)
ジャン・ドーベルヴァル(シナリオ)/
オズバート・ランカスター(デザイン)/
ジョン.B.リード(照明デザイン)/
ロス・マッギボン(映像ディレクター)

OABD7187D
(BD)
\4800
収録時間:110分+14分(ボーナス)/音声:<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/DTS5.1/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク/<BD>ニ層 50GB 1080i High Definition

 農家の娘リーズと若き農夫コーラスは恋人同士。今朝もリーズは彼との逢引のためにピンクのリボンを木にぶら下げています。しかしそこにやってきたのはリーズの母親シモーヌ。彼女はリーズを裕福な農場主の息子アランと結婚させようと考えているのです。コーラスとの愛を貫こうと画策するリーズ、それを阻止するシモーヌ。アランとトーマス、そこに2人の仲を応援する仲間たちも加わり大騒動が起こりますが…
 1789年にフランスで発表されたバレエ《ラ・フィユ・マル・ガルデ=下手に見張られた娘》は、日本では一般的に《リーズの結婚》として親しまれています。1789年に初演された際のドーベルヴァル(1742-1806)の振付は現在失われてしまったものの、現在はアシュトンの振付による上演が一般的であり、なおかつ、このロイヤル・バレエ団の演奏は格別のものとされています。
 今回の2015年リバイバル公演でリーズを踊るのは名プリマ、ナタリヤ・オシポワ。彼女の「陽気で元気の良いおてんばリーズ」は非常にたかく評価されました。彼女を取り巻くダンサーたちも芸達者な人たちばかり。
 お茶目で人のよいコーラスを演じるマックレイ、慣例的に男性が受け持つ「因業なシモーヌ」役はモーズリー、そして女性よりも赤い傘を愛するアランを演じるポール・ケイ。色彩豊かな舞台装置と美しい音楽が相俟った、ユーモラスで楽しい世界が展開されます。

 2分ちょっとのプロモーション映像を発見。
 可愛い演出です。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=dccOoo143RY
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VAI(映像)


VAIBD 8202
(Blu-ray)
\4700
シャロン・イスビン:ドキュメンタリー「吟遊詩人」
 (1) アルベニス:アストゥリアス
 (2)マーク・オコーナー:弦と糸の組曲〜第3、4、12、13楽章
 (3)ジョビン(ルマンボ編):バラに降る雨
 (4)ラウロ(ルマンボ編):ワルツ第3番
 (5)バリオス(ルマンボ編):大聖堂〜アレグロ・ソレムネ
(2)シャロン・イスビン(Guit)
 マーク・オコーナー(Vn)
(3)-(5)ホメル・ルマンボ(Guit)
レナード・スラトキン(指揮)
デトロイト交響楽団
VAIDVD 4580
(DVD)
\3000
 ナブラチロワ、オバマ、バエズも登場するイスビンの半生ドキュメンタリー

 (Blu-ray)リージョン:All、NTSC、16:9、ワイドスクリーン、カラー、PCM STEREO、字幕なし、本編:56分、演奏:30分
 (DVD)リージョン:All、NTSC、16:9、ワイドスクリーン、カラー、Dolby Stereo、字幕なし、本編:56分、演奏:30分
 映像監督:ジェイソン・スター 2014年制作(アウグスチン財団)

 アメリカの名女流ギタリスト、シャロン・イスビン。彼女の半生と活動を綴ったドキュメンタリーが昨2014 年に制作され、全米に放映されました。それをブルーレイ&DVD 化。
 イタリアでの生い立ちからセゴビアに師事、コリリアーノやタン・ドゥンとのコラボ、さらにスティーヴ・ヴァイやジョーン・バエズとの共演、ホワイト・ハウスでのオバマ大統領の御前演奏など盛りだくさんな内容となっています。
 興味深いドキュメンタリーのみならず、バッハやアルベニスの独奏、スラトキン指揮デトロイト響とのロドリーゴの「ある紳士のための幻想曲」の一部も楽しめます。
 会話は英語で、日本語字幕は付いておりません。




VIDEO LAND(映像)


メルビッシュ湖上音楽祭シリーズ


VLMD021
(DVD)
\3000
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」
 (エーリヒ・ウォルフガング・コルンゴルトとエルンスト・マリシュカによる改訂版)
ヘルベルト・リッペルト(ウルビーノ公爵)
リチャード・ザメク(カラメッロ:公爵お抱えの理髪師)
オットー・ヤウス(エンリーコ:語り:バルバラの恋人)
ハインツ・ツェドニク(デラックア:元老院議員)
ダグマール・シェレンベルガー(バルバラ:デラックアの妻)
ヨエジ・プロコペッツ(バルバルッチオ:元老院議員)
ヴェレナ・シャイツ(アグリーコラ:バルバルッチオの妻)
エルンスト=データー・シュッツハイマ(テスタッチオ)
マリーナ・アールゼン(コンスタンティア)
Elena Puszta (アンニーナ:カラメッロの恋人)  
Roman Martin (パパコーダ:料理人)
ヴェレーナ・バルト=ユルカ (チボレッタ)
アンドレアス・シューラー指揮
メルビッシュ祝祭管弦楽団、合唱団
 2015年 メルビッシュ湖上音楽祭でのライヴ
 収録時間:148分 画面:16:9 音声:Dolby 2.0 フォーマット:NTSC、 リージョンン・コード:0 字幕:英語 解説書:オーストリア、英語
 今年のメルビッシュ湖上音楽祭でのライヴ映像、待望の発売です。
 今年は日本でもメルビッシュ湖上音楽祭の引っ越し公演が行われ絶賛を博し、多くのファンを生みました。
 CDとはキャストが若干違います。














10/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

MIRARE

MIR 283
\2700
イギリス激動の時代、
 音楽の新局面の中で生まれたパーセルの賛歌、アンセム集

  ヘンリー・パーセル(1659 〜 1695):賛歌とアンセム
  ゴットフリート・フィンガー(1660 年頃〜 1730):ソナタとディヴィジョン
ジェフリー・トンプソン(テノール)
マルク・モイヨン(テノール)
ジェフロワ・ビュフィエ(バス)
フローレンス・ボルトン(バス・ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ピエール・ガロン(クラヴサン・オルガン)
バンジャマン・ペロ(テオルボ)
ラ・レヴーズ
 録音:2014年11 月

 イギリスの作曲家の筆頭に上がるバロック時代の作曲家、ヘンリー・パーセルによる賛歌、アンセム集。
 パーセルの時代は、クロムウェルによる共和制が崩れたことによるイングランド王政復古の時代で、音楽もその影響を受け変化の局面を迎えていました。
清教徒たちは家庭での信仰を推奨していたので、パーセルの少数の歌い手と楽器選択が自由な低旋律による賛歌は大変需要があったといいます。しかし、これらの曲の声楽パートは卓越した技巧を必要とするため、プロの演奏家のために書かれたのではないかという見方もあります。
 当時よく知られていた「メメント・モリ( 死を想え)」という風習の影響が色濃く表れているパーセルの本ディスク収録曲は、暗く重い歌詞のものが多く、当時の疫病やロンドンの大火事と世代を同じくしたパーセルの世界観を垣間見ることができます。
 同じくこのCD に作品がおさめられているゴットフリート・フィンガーはパーセルと同時代のモラヴィア出身の作曲家でありヴィオール奏者。ロンドンに渡り、王室礼拝堂楽団のメンバーとなった彼は様々な楽器のための曲を残し、パーセルの死に際しては頌歌を書いています。パーセルと同じくヨーロッパ諸国の音楽に精通していた彼の作品からは、彼が優れたヴィオール奏者だったこともうかがい知れます。
 華麗なイギリスバロックの世界に浸ることのできるCD です。
 


MIR 298
\2300→\2090
ベレゾフスキー, エンゲラー
 サン= サーンスのユニークな名曲「動物の謝肉祭」

  サンーサーンス(1835 〜 1921):組曲「動物の謝肉祭」
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
ミシェル・ギュイヨ(ヴァイオリン)
デボラ・ネムタヌ(ヴァイオリン)
セルジュ・スフラール(ヴィオラ)
アンリ・ドマルケット(チェロ)
エックハルト・ルドルフ(コントラバス)
マリーナ・シャモー=ルゲ (フルート)
リシャール・ヴィエイユ(クラリネット)
ナタリー・ジュジョン=ガンティエ(パーカッション)
イオネラ・クリストゥ(パーカッション)

 サン= サーンスの作品の中でも広く親しまれている「動物の謝肉祭」。様々な動物が描かれた小品と序曲、終曲の全15 曲からなる組曲です。
 ライオン、象、カンガルーにかっこうなど、かわるがわる登場する動物たちを思い浮かべながら、音の動物園のように楽しむことができ、子供に大人気の組曲です。
 もちろん楽しいのは子供だけではありません。実は皮肉屋だったというサン=サーンスが一見ユーモラスな曲の中に織り込んだ皮肉と風刺の隠れた針を探すという、大人の楽しみ方もあります。
 当時のフランスで流行していたオペレッタへの当てこすりである「亀」( 運動会でおなじみのオッフェンバック作曲「天国と地獄」のメロディが極度にゆっくり演奏されます) や、過去の作曲家の作品や「きらきら星」のメロディを織り込んだ「化石」などなど、サン= サー「天国と地獄」のメロディが極度にゆっくり演奏されます) や、過去の作曲家の作品や「きらきら星」のメロディを織り込んだ「化石」などなど、サン= サーナレーション付き。大人から子供まで楽しめる、ユニークな作品です。

MIRARE



MIR 290
(3CD)
\3000→\2690
ボリス・ベレゾフスキーBOX 〜ブラームス、メトネル、チャイコフスキー
CD1 (MIR059)
 メトネル:作品集
  3つのロマンス Op.3〜第2曲 のぞみの日々も流れ去り(プーシキン)*/
  4つのおとぎ話 Op.34 〜第2 曲 ホ短調/
  プーシキンの7 つの詩 Op.29 〜第4 曲 馬*/3つのおとぎ話 Op.42 〜第1曲 ヘ短調/
  8つの詩 Op.24 〜なぜ水の上に柳は垂れる(チュッチェフ)♯/
  プーシキンの詩による7 つの歌 Op.52 〜第2 曲 カラス♯/
  フェート、ブリューソフ、チュッチェフによる7 つの詩 Op.28〜
   第5曲 春の静けさ(ウーラント/ チュッチェフ)*/
  2つのおとぎ話 Op.14〜
   ヘ短調「オフィーリアの歌」、ホ短調「騎士の行進」/
  4つのおとぎ話 Op.35 〜第4曲 ニ短調/
  2つのおとぎ話 Op.48 〜第2曲 ト短調(妖精のおとぎ話)/
  ゲーテの詩による9 つの歌 Op.6 〜第3曲 妖精の歌♯/
  ハイネの3つの詩 Op.12〜第1曲 いとしい恋人、君の手を*/
  ゲーテの詩による9つの歌 Op.6〜第5曲 可愛い子供よ*/
  8つの詩 Op.24〜第1曲 昼と夜(チュッチェフ)♯/
  3つのロマンス Op.3〜第1曲 聖なる僧院の門の傍らに(レールモントフ)*/
  8つの詩 Op.24〜第4曲 夕暮(チュッチェフ)♯/
  8つの詩 Op.24〜第7曲 ささやき、微かな吐息(フェート)*/
  プーシキンの6つの詩 Op.36〜第2曲 花♯/
  チュッチェフとフェートによる5つの詩 Op.37〜第4曲 ヘ短調♯/
  4つのおとぎ話 Op.26 〜第2曲 変ホ長調/
  チュッチェフとフェートによる5つの詩 Op.37 〜第1曲 眠れずに(チュッチェフ) ♯/
  プーシキンの7つの詩 Op.29〜第7曲 呪文*/2つの詩 Op.13〜第1曲 冬の夕べ(プーシキン)*/
  2つのおとぎ話 Op.20〜第2曲 ロ短調「鐘」/
    ボリス・ベレゾフスキー(P) イヤナ・イヴァニロヴァ(S) ♯ ヴァシリー・サヴェンコ(B)*
    録音:2007 年12 月

CD2(MIR132)
 ブラームス:
  ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83/パガニーニの主題による変奏曲 Op.35*/
  ハンガリー舞曲第1番ト短調/第2番ニ短調/4番ヘ短調
    ボリス・ベレゾフスキー(P) ドミトリー・リス(指揮) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:2010 年11 月エカテリンブルグ(ライヴ、* は除く)

CD3(MIR200)
 チャイコフスキー:
  (1)ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44(オリジナル版)/
  (2)主題と変奏曲Op.19の6/(3)悲しき歌Op.40 の2/
  (4)マズルカOp.40の5/(5)無言歌Op.40 の6/
  (6)村にてOp.40の7/(7)ワルツOp.40の8/ 
  (8)感傷的なワルツOp.51(クバツキー編Vc とPf 版)/
  (9)アンダンテ・カンタービレOp.11(ゲリンガス編Vc とPf 版)/
    ボリス・ベレゾフスキー(Pf) アンリ・ドマルケット(Vc) (8)(9)
    アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮) シンフォニア・ヴァルソヴィア(1)
    録音:2012 年9 月/ワルシャワ(ライヴ)(1)、2013 年4 月/サル・ガヴォー(パリ)(2)‐(9)
 表現力と技巧を駆使したベレゾスフキーのドラマティックな演奏
 


MIR 293
(3CD)
\3000→\2690
リチェルカール・コンソートBOX 〜 Instrumental
CD1(MIR9969)
 アントニオ・ベルターリ、ヴァロローゾ(腕のよいヴァイオリニスト)
 アントニオ・ベルターリ:2,3,5,6 声のためのソナタ(7曲)
 シャコンヌ,レオポルド1世:「天の女王」(ベルターリ作曲:ヴィオール伴奏部)
 作曲者不詳(クロムニェジーシュ写本):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナティナ
   フィリップ・ピエルロ(指&ヴィオラ・ダ・ガンバ)
   リチェルカール・コンソート,フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン)、カルロス・メーナ(カウンターテナー)
   録音:2003 年9 月21-24 日ベルギー、ブラ=スュル=リエンヌ教会

CD2(MIR012)
 パーセル:ヴィオールのためのファンタジア集
  グランドによる3声のファンタジア,パヴァーヌ,
  3声のファンタジア,4声のファンタジア,
  一音に基づく5声のファンタジア,
  6声のファンタジア「イン・ノミネ」,7声のファンタジア「イン・ノミネ」
   リチェルカール・コンソート フィリップ・ピエルロ(指揮)
   上村かおり,ライナー・ツィッパリング,エマニュエル・バルサ,ミエネケ・ファン・デル・ヴェルデン,
   ソフィア・デニズ,フランソワ・フェルナンデス,ルイス・オクラビオ・サント,ジョバンナ・ペシ
   録音:2005 年7 月

CD3(MIR150)
 フランソワ・クープラン:パルナッソス山、またはコレッリ賛 
 ルベル:リュリ氏のトンボー 
 クープラン:リュリ賛
   フィリップ・ピエルロ(指揮&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、リチェルカール・コンソート
   録音:2010 年9 月、ボーフェ(ベルギー)
 ピエルロとリチェルカール・コンソートによる柔らかくも輝かしい響き
 


MIR 294
(3CD)
\3000→\2690
リチェルカール・コンソートBOX 〜 Vocal
CD1(MIR009)
 J.S.バッハ:オーボエ協奏曲 BWV.1055、結婚カンタータ『今ぞ去れ、 悲しみの影よ』BWV.202
 ヘンデル:ハープ協奏曲、カンタータ『炎の中で』HWV.170
   ヌリア・リアル(ソプラノ) ジョバンナ・ペシ(ハープ) パトリック・ボージロー(オーボエ)
   リチェルカール・コンソート フィリップ・ピエルロ(指揮)

CD2(MIR204)
 マティアス・ヴェックマン(1621-1674):宗教曲集〜コンユラティオ
  教会コンチェルト第1番「泣くな、ユダ族の獅子、ダヴィデの若枝は勝てり」 
  教会コンチェルト第2番「シオンは言う、主は割れを見捨てられたと」 
  教会コンチェルト第3番「主よ、我汝だけをもち得るなら」 
  教会コンチェルト第4 「町はなんと荒れ果てていることか」 
  コラール「いざや喜べ、愛するキリストの徒よ」 
  コラール「すべて重荷を負うて苦労している者は、私のものにきなさい」 
  コラール「主がシオンの捕虜を放たれた時」 
  第1旋法によるプレルーディウム,第2旋法によるマニフィカト
    マリア・ケオハネ(ソプラノ) 
    カルロス・メーナ(カウンターテノール) ハンス=イェルク・マンメル(テノール)
    ステファン・マクラウド(バス) モード・グラットン(オルガン)
    リチェルカール・コンソート フィリップ・ピエルロ(指揮)

CD3(MIR243)
 J.S.バッハ:待降節&クリスマスのカンタータ集
  カンタータ第110番「われらの口を笑いで満たし」BWV110
  カンタータ第151番「甘き慰め。わがイエスは来ませり」BWV151
  カンタータ第63番「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV63
    マリア・コヘイン(ソプラノ) カルロス・メーナ(アルト) ユリアン・プレガルディエン(テノール)
    ステファン・マクラウド(バス) リチェルカール・コンソート フィリップ・ピエルロ(指揮)
    録音:2012 年11 月ベルギー
 慈悲に溢れたリチェルカール・コンソートの演奏で聴く
 


MIR 289
(2CD)
\2200→\1990
ピエール・アンタイBOX 〜バッハ、ラモー
CD1(MIR017)
 J.S.バッハ:管弦楽組曲第1 BWV1069、第4番 BWV1066
 ヴァイオリンとクラヴィーアためのソナタ第4番 BWV1017 
 カンタータ<われは 憂いに沈みぬ> BWV21〜シンフォニア
   ピエール・アンタイ(指揮)ル・コンセール・フランセ
   アマンディーヌ・ベイェ(バロック・ヴァイオリン) ルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ)
   録音:2006 年1 月

CD2(MIR164)
 ラモー:
  ・歌劇『優雅なインド』より
   (序曲、ミュゼット、メヌエット、タンブーラン、ポーランド人たちのエール、
    アフリカの奴隷たちのエール、ガヴォット、シャコンヌ、未開人たち)
  ・歌劇『ダルダニュス』より(シャコンヌ、プレリュード、優美なエール、タンブラン)
  ・歌劇『プラテ』より(ミュゼット、ヴィエール風のメヌエット)
  ・歌劇『ゾロアスター』より(メヌエット、サラバンド)
  ・歌劇『ピュグマリオン』より(序曲)
  ・歌劇『遍歴騎士』より(とても陽気なエール、少しゆるやかなガヴォット)
  ・歌劇『イポリトとアリシー』より(メヌエット)
  ・歌劇『エベの祭』より(タンブラン)
  ・コンセール用のクラヴサン曲集より(軽はずみ、パントマイム、おしゃべり、内気、マレー)
    ピエール・アンタイ(クラヴサン) スキップ・センペ(クラヴサン)
    録音:2011 年7 月、12 月フランス、アラス劇場
 ピエール・アンタイの華麗な演奏集
 


MIR291
(3CD)
\3000→\2690
アンドレイ・コロベイニコフBOX 〜スクリャービン、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ
CD1(MIR061)
 スクリャービン:
  ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調Op.30、2つの詩曲Op.32、ピアノ・ソナタ第5番Op.53、
  2つの詩曲Op.69、ピアノ・ソナタ第8番Op.66、2つの詩曲Op.71、
  ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68、詩曲「炎に向かって」Op.72
    アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)/録音:2008 年1 月

CD2(MIR090)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番、6つのバガテル、ピアノ・ソナタ第24番、ピアノ・ソナタ第17番
   アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)/録音:2009 年5 月フランス・リモージュ

CD3(MIR155)
 ショスタコーヴィチ:
  ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35*、
  24の前奏曲Op.34、ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
   アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ) ミハイル・ガイドゥーク(トランペット)*
   オッコ・カム(指揮) ラハティ交響楽団
   録音:2011 年5 月26 / 28 /シベリウス・ホール(ラハティ)
 コロベイニコフの端正なピアノが響き渡る
 


MIR 296
(6CD)
\5600→\4990
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェBOX
CD1(MIR023)
 [CD1]
  カール・ツェルニー:指使いの技法(50番練習曲)Op.740
 [CD2]
  リスト:2 つの演奏会用練習曲「森のざわめき」「小人の踊り」、3 つの演奏会用練習曲より「軽やかさ」
  ステファン・ヘラー:4つの練習曲
    ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)/録音:2006 年9 月

CD2(MIR060) ライヴ・アット・サントリーホール
 [CD1]
  J.S.バッハ:イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV.807
  ショパン:バラード第2番 Op.38、ノクターン ヘ長調 Op.15-1
  ラヴェル:ラ・ヴァルス 
 [CD2]
  リスト:ロ短調ソナタ/ラヴェル:古風なメヌエット/ストラヴィンスキー:練習曲 嬰ヘ長調Op.7-4,
  ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ:バガテル/
  J.S.バッハ-S. フェインベルグ:オルガンのためのソナタ第5番より「ラルゴ」
    ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
    録音:2007 年11 月17 日 サントリーホール

CD3(MIR145) ピアノ・リサイタル in パリ
 リスト:詩的で宗教的な調べより「葬儀」/ヌーブルジェ:マルドロール/
 J.バラケ:ピアノ・ソナタ(全2楽章)/ドビュッシー:映像第2集より「そして月は荒れた寺院に落ちる」
   ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
   録音:2011 年1 月14 日、ラ・シテ・ドゥ・ラ・ムジークライブ録音(パリ)

CD4(MIR232)
 ラヴェル:ピアノ作品集
  夜のガスパール、高雅にして感傷的なワルツ、クープランの墓
    ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
    録音:2013 年5 月/フェルム・ドゥ・ヴィユファヴァール
 若きピアニストの、底知れぬ才能とセンスを感じるBOX
 


MIR 287
(2CD)
\2200→\1990
シャニ・ディリュカBOX
CD1(MIR126)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19、ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
   シャニ・ディリュカ(ピアノ) クワメ・ライアン(指揮) ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団
   録音:2010 年4 月
CD2(MIR062)
 メンデルスゾーン:無言歌集
  第1巻より ホ長調「甘い思い出」Op.19-1、第6巻より 嬰ヘ短調「失われた幻影」Op.67-2 、
  変ホ長調「瞑想」Op.67-1、ハ長調「紡ぎ歌」Op.67-4、第7巻より ニ長調「悲歌」Op.85-4、
  第8巻より ホ短調「寄る辺なく」Op.102-1、ト短調「そよぐ風」Op.102-4、イ長調「楽しき農夫」Op.102-5 、
  舟歌Op.102-7(遺作)、厳格な変奏Op.54、
  ピアノ三重奏曲第1番Op.49 より
   アンダンテ・コン・モート・トランクィロ(シャニ・ディリュカ自身によるピアノ独奏用編曲)
  幻想曲 嬰ヘ短調「スコットランド・ソナタ」Op.28
    シャニ・ディリュカ(ピアノ)
 グレース王妃に見いだされたシンデレラ・ガール、シャニ・ディリュカ
 


MIR 288
(2CD)
\2200→\1990
タチアナ・ヴァシリエヴァBOX
CD1(MIR107)
 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65/序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3/
 アルカン:演奏会用ソナタ ホ長調 Op.47
   タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ) ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
   録音:2009 年9 月

CD2(MIR220)
 ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調、第2番ニ長調/
 モーツァルト:交響曲第29番イ長調K201
   タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ) オーギュスタン・デュメイ(指揮) ワロニー王立室内管弦楽団
 ヴァシリエヴァの豊かな音楽性が溢れ出る!
 


MIR 292
(3CD)
\3000→\2690
イド・バル=シャイBOX
CD1(MIR014)
 J.ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ集
  第24(39)番 ニ長調 Hob.XVI-24/第23(38)番 ヘ長調 Hob.XVI-23/
  第40(54)番 ト長調 Hob.XVI-40/
  第49(59)番 ニ長調 Hob.XVI-49/アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6
    イド・バル=シャイ( ピアノ)/録音:2006 年1 月

CD2(MIR075)
 ショパン:マズルカ集
  マズルカ第47番イ短調/マズルカ第7番ヘ短調/
  4つのマズルカOp.17〔第10番変ロ長調、第11番ホ短調、第12番変イ長調、第13番イ短調〕/
  マズルカ第56番変ロ長調/
  4つのマズルカOp.24〔第14番ト短調、第15番ハ長調、第16番変イ長調、第17番変ロ短調〕/
  マズルカ第42番ト長調/マズルカ第44番ハ長調/
  4つのマズルカ Op.30〔第18番ハ短調、第19番ロ短調、第20番変ニ長調、第21番嬰ハ短調〕/
  4つのマズルカ Op.33〔第22番嬰ト短調、第23番ニ長調、第24番ハ長調、第25番ロ短調〕/
  マズルカ第26番嬰ハ短調/マズルカ第29番変イ長調/マズルカ第42番イ短調「エミール・ガイヤール」/
  マズルカ第32番嬰ハ短調/マズルカ第45番イ短調/マズルカ第43番ト短調/
  マズルカ第40番ヘ短調/マズルカ第41番嬰ハ短調/マズルカ第49番ヘ短調
    イド・バル=シャイ(ピアノ)/録音:2008 年9 月

CD3(MIR195)
 フランソワ・クープラン:クラヴサン曲集
  さまよう亡霊たち/ 修道女モニク/
  ティクトクショック、またはオリーヴしぼり機/ プラチナ色の髪のミューズ/
  恋のナイチンゲール/ ナイチンゲールの変奏/
  子供時代- ミューズの誕生- 幼年期/ タンブラン/
  神秘的な女/ 小さな皮肉/ ロジヴィエール/
  子守歌、またはゆりかごの中のいとし子/ おしゃべり女/
  心地よい恋やつれ/ 花咲く果樹園/ 葦/
  胸飾りのリボン/ 煉獄の魂/ 収穫をする人びと/ 髪の油/
  嘆きのほおじろ/ 騒がしさ/ クープラン/ 神秘なバリケード
    イド・バル=シャイ(ピアノ)
 自由自在にピアノを操るイド・バル=シャイ
 


MIR 295
(3CD)
\3000→\2690
ラ・レヴーズBOX
CD1(MIR033)
 ヘンリー・パーセル:わずらわしき世の中よ〜歌曲、室内楽曲集
  わずらわしき世の中よCease, anxious World/
  新しいアイルランドの歌 ト長調 Z.646 A new irish tune/
  優しき音と美しい調べSoft Notes, and gently rais'd/
  新しいグラウンド ホ短調 Z.T682 A new Ground/
  日陰の冷たく心地よき流れの中でA midst the Shades/王子 A Prince/
  アミンタスが初めて口づけを求めし時When first Aminta's su'd for a kiss/
  ここに神がHere the deities/
  プレリュード Prelude/トリオ・ソナタ Z.780 Trio sonata/
  薔薇より甘く Sweet than roses/
  グラウンドZD.221 Ground/ひとときの音楽 Music for a while/
  愛らしい素敵な人 Dear pretty youth/
  ソナタ(G . フィンガー作曲)/嘆きの歌 O let me weep/
    ラ・レヴーズ  ジュリー・ハスラー(S) ステファン・デュデルメル(Vn) フローレンス・ボルトン(ヴィオール)
    アンジェリーク・モイヨン(Hrp) ベルトラン・キュイエ(Clavcin) バンジャマン・ペロー(テオルボ&指揮)
    録音:2007 年2 月

CD2(MIR125)
 セバスティアン・ド・ブロサール(1655-1730):
  オラトリオ「無原罪の聖マリア」SDB.56/ソナタ ハ長調SDB.224/
  カンタータ「レアンドロ」SDB.77/「悔い改めた魂と神との対話」SDB.55
    ラ・レヴーズ  シャルタン・サントン・ジェフリー(S) ウジェニー・ヴァルニエ(S)
    イザベル・ドリュエ(A) ジェフリー・トンプソン(CT) 
    ヴァンサン・ブーショ(T) ベノワ・アルヌール(B)
     録音:2010 年6 月28 日-7 月1 日

CD3(MIR177)
 ヘンリー・ローズ:歌曲集
  ・朝日を見たことがあるか?/・ゆるやかに流れよ、銀色の川/・ただ生きよと命じて下さい/
  ・グラウンドによるディヴィジョン(フランシス・ウィシィ?)/
  ・前奏曲(ダニエル・バチェラー?)/
  ・私は起き上がり、深く悲しむ/・あなたか私か、罪を犯した/
  ・ため息も 涙も 悲しみもなく(ニコラス・ラニアー?)/
  ・2つのリュートのためのアルマイン/
   クーラントI / クーラントII(ウィリアム・ローズ?)/Whither are all her false oaths blown ?/
  ・私は恋の病(ウィリアム・ローズ?)/
  ・草原はもはや花に覆われることなく(ニコラス・ラニアー?)/
  ・トレギアンのグラウンド/・あわれにも愛の喜びから追放された君が/
  ・穏やかに眠れ/・離せ、愛していた/
  ・クーラント(ジャック・ゴーティエ/ アングレテールのゴーティエ)/
  ・ゴーティエ氏の鐘(ジャック・ゴーティエ/ アングレテールのゴーティエ)/
  ・きみよ まだ帰らないでおくれ/・おお、愛を教えて!おお、運命を教えて!/
  ・ディヴィジョン:ジョン、今すぐ私にキスして(クリストファー・シンプソン?)/
    Wert thou yet fairer than thou art/
  ・なぜそう青白く暗いのか、盲目的に恋する者よ(ウィリアム・ローズ?)
    ラ・レヴーズ,フローレンス・ボルトン(指揮、Va)
    ベンジャミン・ペロー(指揮、Lute、テオルボ&バロック・ギター)
    ジェフリー・トンプソン(T)
    ベルトラン・キュイエ(ハープシコード)
 ラ・レヴーズの類い稀なる色彩センスで聴く




PREISER


PRCD 91277
\2400
シシィの人生〜オーストリア皇后エリザベート
 ヨハン・シュトラウス2世:山賊のギャロップ
 ヨハン・シュトラウス2世:
  「ジプシー男爵」より 徴兵の歌「さあ、手を差し伸べて、恋人と別れよ」
 W.A.モーツァルト:「魔笛」より「恋を知る男たちは」
 ヨハン・シュトラウス2世:南国のバラ Op. 388
 ピエトロ・マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
 レハール:「メリー・ウィドウ」−唇は語らずとも
 モンティ:チャルダーシュ
 ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ「こうもり」より 故郷の歌を聴けば
 カールマン:「マリツィア伯爵夫人」
 ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ「こうもり」より 乾杯の歌
 ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲
エルケ・ブロイヤー
トーマス・ヴァインハッペル
サロン・ヴィルトゥオーゼ
 のメンバー
 美貌の皇后エリザベート「ウィーン・シシィー・ショー」をCD 化

 録音:2014年

 オーストリア皇后エリザベートは、伝説的な美貌をもち、教養があり、当時もっとも注目されていた女性でした。
 このディスクは、現在も世界中で愛されている皇后エリザベートの波乱の生涯をショー形式で上演している「ウィーン・シシィー・ショー」をCD 化したもの。
 当時の衣装を着た、歌手、演奏者たちが繰り広げる絶妙なアンサンブルを楽しむことが出来るショーで、ウィーンでも観光客を中心に人気があります。
 演奏するメンバーは、オーストリア各地で活動する一流の演奏家たちで、モーツァルト、シュトラウス、カールマン、シュトルツなどが収録されています。



.

ANALEKTA



AN 29127
\2500→\2290
もう用意していたか!
 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位!
  シャルル・リシャール=アムランのショパン

  ショパン:
   ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
   幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
   夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1
   夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2
シャルル・リシャール=アムラン(ピアノ)

 下馬評では一番評価の高かったリシャール=アムランのショパン、Analektaから!!

 ショパン国際ピアノ・コンクール第2位&最優秀ソナタ賞受賞!


 1989年カナダ生まれのピアニスト、シャルル・リシャール=アムランのデビュー・アルバムがAnalektaから登場!
 2011年の「ヨーロッパ賞」受賞を始め、モントリオール国際コンクール第2位、ソウル国際音楽コンクール第3位&特別賞などの受賞歴を誇り、2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでは決勝へ進出。10月21日に行われた最終審査において見事第2位&最優秀ソナタ賞を受賞いたしました!
 そんな、カナダの次代を担うピアニスト、リシャール=アムランのデビュー・アルバムは、ショパンのピアノ・ソナタ第3番と幻想ポロネーズ、そしてOp.62の2つの夜想曲。ショパン・コンクールでの活躍により大きな注目を浴び、更なる飛躍が約束されたリシャール=アムランによる、温かい音色と高貴な響きを両立した美しいショパンです。

 ※録音:2015年5月、ケベック(カナダ)



 

AN 29994
\2500
ストラディヴァリウスのチェロを携えたカナダの神童 テトロー第2弾!
 ハイドン(ピアティゴルスキー編):
  チェロとピアノのためのディヴェルティメント ニ長調 Hob.XI:113
 シューベルト:ソナタ イ短調 《アルペジョーネ》 D.821
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
ステファヌ・テトロー(チェロ)
マリー=イヴ・スカルフォーヌ(ピアノ)
 カナダの神童、チェリストのステファヌ・テトロー。ファースト・アルバム「サン=サーンス&チャイコフスキー(AN 29881)」が英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれ、カナダでは5,000枚超のセールスを記録するなど大きな話題を呼んだテトローのセカンド・アルバムは、ハイドン、シューベルト、ブラームスの名ソナタ集。
 アメリカの名チェリスト、バーナード・グリーンハウス(1916−2011)が所有していた1707年製ストラディバリウス・チェロ「パガニーニ、スタインライン伯爵夫人」から繰り出される、雄弁なるアルペジョーネ・ソナタは一聴の価値あり!

 ※録音:2014年10月8日−10日、ケベック(カナダ)
 

AN 29144
\2500
涙のヴェール 〜 シュッツ、バッハ、プレトリウス
 プレトリウス:泣き嘆くのをやめよ
 シュッツ:葬送の音楽 Op.7, SWV 279-281
 プレトリウス:平安と喜びもてわれは逝く
 J.S.バッハ:カンタータ第165番《おお、聖なる洗礼よ》BWV.165
ダニエル・テイラー
 (芸術監督&指揮、カウンターテナー)
シアター・オヴ・アーリー・ミュージック
スコラ・カントルム
 カナダが輩出したカウンターテナーのスーパースター、ダニエル・テイラーが、2001年に自らが創設したピリオド・アンサンブル、シアター・オヴ・アーリー・ミュージック(TEM)と共に奏でる、ドイツ・バロックの哀悼の音楽。

 ※録音:2014年4月、トロント(カナダ)




ONDINE


ODE-1266
(SACD Hybrid)
\2400
ヴァレンディン・シルヴェストロフ:
 汝のためにわれらは歌う〜宗教合唱作品集

   1-3.アレルヤ(2006)
   <タべの祈り/朝の祈り/夜の祈り>/
   4-7.典礼聖歌(2005)
   <天使の歌/アレルヤ/聖なる神/アヴェ・マリア>/
  8-9.二連祭壇画〈主の祈り/遺言>/
  10-11.2つの聖歌(2006)
   <平和への感謝/主のためにわれらは歌う>/
  12-13.2つの聖歌(2006)<アレルヤ/アヴェ・マリア>/
  14-15.2つのクリスマスの子守歌
  <眠れ、イエス/静かな夜>
イエヴァ・エツェリエーデ(ソプラノ)/
アガーテ・プルキーナ(ソプラノ)/
力−ルリス・ルーテンタールス(テノール)/
ラトヴィア放送合唱団/
シグヴァルズ・クリャーヴァ(指揮)
 録音2014年2月27-28曰、4月14-15曰ラトヴィアリカ、聖ジョン教会
 最近、静かなブームを呼んでいるウクライナの作曲家シルヴェストロフ(1937-)の合唱作品集です。
 創作の初期こそ、前衛的な作風を保持していたものの、いつしかそれを捨て去り、ひたすら過去を回帰するかのような優しい響きを追求するシルヴェストロフの作品は、ペルトやタヴナー、グレツキの「癒し系」の作品ともまた違う昧わいを持っています。
 彼の妻ラリッサが1996年にこの世を去ってから創作意欲が停滞していたと言われる彼ですが、このアルバムに収録されている2000年以降の作品には、その哀しみを乗り越えたかのような「突き抜けた美しさ」のみが感じられます。
 ロシア正教会の影響と自身の体験が昇華された、本当に美しい音楽がここにあります。
  


ODE-1277
\2400→\2190
ドミートリー・ホロストフスキー/ショスタコーヴィチとリストを歌う
 1-11.ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ミケランジエロの詩による組曲 Op.145a
   <真理/朝/愛/別れ/憤り/ダンテ/
    放逐された者/創漱/夜(対話)/死/不滅>/
 12.フランツ・リスト(1811-1886):
   ペトラルカの詩による3つのソネットS270a(初稿版)
ドミートリー・ホロストフスキー(バリトン)/
イヴァリ・イルヤ(ピアノ)
 録音2012年7月11-12.15曰モスクワ音楽院大ホール
 今年の春に深刻な病気を発症、夏の間治療を続け、この10月に復帰が伝えられた名バリトン、ホロストフスキー。世界中のファンが彼を応援しています!
 このアルバムは2012年に録音されたもので、ONDINEレーペルヘの4枚目のアルバムとなります。内容はショスタコーヴィチの晩年の作品「ミケランジエロの詩による組曲」とリストの「ベトラルカのソネットによる3つの歌」で、ショスタコーヴィチの歌曲は、深淵で晦渋な雰囲気を持ち伴奏も含め極力切り詰めた音が使われた神秘的な音楽として知られるものです。
 また、リストの「ベトラルカのソネット」は、作曲家自身がこの作品に何度も手を加えたため、いくつかの異稿版、およびピアノ独奏版が存在していますが、ホロストフスキーは初稿版を歌っているため、普段聴くものとは若干の違いがあったりします。
 どちらも深い内容を持ち、死と生、諦観など様々なことを伝えてくれる名作として知られていますが、ホロストフスキーは2作を完璧に歌い上げています。
 


ODE-1269
\2400→\2190
シベリウスの名演を聴かせてくれたヴィータサロ
 ドビュッシー:前奏曲第2集&ベルガマスク組曲

  1-12.前奏曲第2集
  <霧/枯れ葉/ビーノの門/妖精たちはあでやかな舞姫/
   ヒースの草むら/ラヴィーヌ将軍、風変わりな/
   月の光が降り注ぐテラス/オンディーヌ/
   ピックウィック氏をたたえて/エジプトの壷/交替する3度/花火>/
  13-16.ベルカマスク組曲
   <前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ>
マリタ・ヴィータサロ(ピアノ)
フィンランドを代表する女性ピアニスト、マリタ・ヴィータサロ。 FINLANDIAレーベルの彼女のシベリウス作品集は、発売されて20年以上も経つのに、今でも高い人気を誇っています。その人気の秘密は、香り高く繊細な彼女のピアノが、シベリウスの音楽の持つ魅力を最大に引き出しているからに他なりません。
 そのヴィータサロ、ONDINEレーベルでは主に歌曲の伴奏者としての録音が多いのですが、今回はソリストとしてドビュッシー(1862-1918)の2つの名作を披露しています。
 ペルカマスク組曲では端正な表情を保ちながらも、「前奏曲」では思う存分に陰影のある響きと多彩な音色を駆使して、印象派の音楽の美しさをとことんまでに見せつけてくれます。
 


ODE-1275
\2400→\2190
エッシェンバッハ、ヒンデミット第2弾!
 パウル・ヒンデミット:交響曲「画家マディス」/交響曲変ホ長調

 1-3.交響曲「画家マティス」
  <第1楽章:天使の合奏/第2楽章:埋葬/
  第3楽章:聖アントニウスの誘惑>/
 4-7.交響曲変ホ長調
 <第1楽章:Sehr lebhaft/第2楽章:Sehr langsam/
 第3楽章:Lebhaft/第4楽章:Massig schnelle Halbe>
北ドイツ放送交響楽団/
クリストフ・エッシェンパッハ(指揮)
録音2013年4月11.14日ドイツハンブルク,ライスハレ ライヴ収録

 エッシェンバッハ、ONDINEレーベルヘのヒンデミット(1895-1963)第2弾!
 五嶋みどりをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲を含む前作は、2014年のグラミー賞を受賞し大変な話題を呼びました。
 今作は2曲の「交響曲」を収録。こちらも内容も演奏も素晴らしいものです。交響曲「画家マティス」は自身の同名のオペラと並行して書かれたもので、オペラに使われた素材が転用されています。
 ここで題材とされているのは、16世紀のドイツの画家、マティアス・グリューネヴァルトであり、各々の楽章にはマティスの代表作「イーゼンハイム祭壇画」にちなんだ題名が付けられています。
 権力に抵抗する画家の姿を描いたこのオペラ、1938年にフルトヴェングラーの演奏で初演されようとしたところ、ナチスによって上演中止となり、これに抗議したフルトヴェングラーが新聞社に記事を投稿し、「ヒンデミット事件」と呼ばれる大スキャンダルが巻き起こったことでも知られています。
 1940年に作曲されたもう1曲の「交響曲」には標題はなく、引き締まった構造を持つ4楽章の伝統的な形式を踏襲した作品です。こちらはミトロプーロスが初演しています。
 今回もエッシェンバッハの演奏は、作品の本質を明解に見せてくれます。





五嶋 みどりのCD録音復活を告げた第1弾


ONDINE
ODE-1214
\2400→\2190
五嶋 みどり新録音!
 エッシェンバッハ&NDR北ドイツ放送響
  パウル・ヒンデミット:作品集

 1-4.ウェーバーの主題による交響的変容(1943)/
 5-7.ヴァイオリン協奏曲(1939)/
 8-9.弦楽と金管のための協奏音楽 Op.50(1930)
五嶋 みどり(ヴァイオリン)/
NDR北ドイツ放送交響楽団/
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音 2011年12月23日…8-9, 2012年10月24.26日…1-7 ハンブルク ライスハレ ライブ録音
 2013年はヒンデミット(1895-1963)の没後50年にあたります。ONDINEレーベルはこれを記念して、エッシェッバッハ指揮によるNDR北ドイツ放送交響楽団と、現代最高のヴァイオリニスト、五嶋みどりによる「ヴァイオリン協奏曲」をリリース。
 この曲は難解な作品と言われていますが、過去にもオイストラフやスターン、カヴァコスなど名だたる名手たちが手掛けている作品であり、この演奏も一つの記念碑として後世に残るものとなるでしょう。
 1939年、その前年にスイスに亡命したヒンデミットが書いたこのヴァイオリン協奏曲は、戦争の影を反映しているとはいうものの、曲想は至って明るく勢いがあり、オーケストラ・パートもヴァイオリン・パートも極めて充実した書法で書かれています。
 ヴァイオリンの技巧の見せ所も多く、素晴らしく聴きごたえのある作品であることは間違いありません。エッシェンバッハとMIDORIの息詰まる対話をお楽しみください。
 ボストン交響楽団創立50周年記念の委嘱作品である「協奏音楽」と「ウェーバーの主題による〜」の2曲のカップリングも嬉しい1枚です。

 

ODE-1276
\2400
カイヤ・サーリアホ:LET THE WIND SPEAK−風に語らせて
  1.Tbcar-遊び(2010)/2.鏡I(1997)/3.風の色(1998)/
  4-6.影(2012)
   <第1番:歌CXVIII/第2番:歌CXX/第3番:断片(1966)/
  7.甘き苦痛(2004)/8.鏡Ⅲ(1997)/9.ああ、月よ(1990)/
  10.翼の簡潔さ(1982)/11.鏡II(1997)
カミラ・ホイテンガ(フルート)/
アンシ・カルットゥネン(チェロ)…2.8.9.11/
ダニエル・ベルヒャー(バリトン)…4-6/
エロイーズ・ダウトリー(ハープ)…1/
ダ・カメラ・オブ・ヒューストン(アンサンブル)…4-6/
<メンバー:
 パウル・エリソン(コントラバス)/
 ブリジット・キッビー(ハープ)/
 マテュー・ストラウス(パーカッション)>
録音2013年10月28日,2014年10月21日,12月4日ドイツケルン,室内楽ホール,2013年2月24日USAヒュース
  トン,アジア・ソサエティ大講堂…4-6
 ONDINEレーベルで精力的にリリースを続けているフィンランドの大作曲家カイヤ・サーリアホ(1952-)の新作はフルートを含む室内楽作品です。
 ここでは1982年に初めてサーリアホと邁廻し、以降数々のコラボレーションを続けてきたフルーティスト、カミラ・ホイテンカが,墨初の出会いによって生まれた作品「翼の簡潔さ」を含む、9つの作品を演奏しています。
 墨も墨近に書かれた「影」の中の1曲は1966年に書かれたもので、この1枚にはサーリアホのおよそ40年間の作風の変遷も収められているのです。
 「影」は世界初演となります。
 .


ODE-1280
(2CD)
\2400→\2190
ユンパネン、個性派ベートーヴェン
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第3集

<CD1>
 1-3.ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1/
 4-6.ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2/
 7ー10.ピアノ・ソナタ第11番変□長調Op.22/
 11-12.ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1/
 13-14.ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
<CD2>
 1-4.ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26/
 5-8.ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1/
 9-11.ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2/
 12-15.ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ)
録音2010年7月…CD1:7ー10,CD2:1-4.5-8.12-15,2011年6月…CD1:1-6,2012年6月…CD1:11-14,CD2:9-11フィンランドクーモ・アート・センター,レントゥア・ホール
 パーヴァリ・ユンパネンによるベートーヴェン(1770-1827)の第3集の登場です。
 ブーレーズのソナタなどの現代音楽を得意とするピアニストとして知られていますが、ベートーヴェンでは実に自由で幻想的な音楽を構築することで、この作曲家に潜むロマンティックな面を最大に引き出しています。
 今作には、比較的に演奏が容易とされる第19番と第20番、第9番と第10番が含まれていますが、ここでもユンパネンは驚くほどに凝った演奏を聴かせます。
 これを聴いてしまったら、もうこれらのソナタを「学習用」とは言えなくなるかも知れません。
 第11番から第13番までの、初期から中期への転換期に書かれたソナタでの説得力ある演奏、そしてメインとなる「月光」と「田園」の2曲のソナタと、見事な演奏による極めて充実した内容を持つ2枚組です。
  第1集‥・ODE-1248 第2集・‥ODE-1268



第1・2弾
第1番でいきなりのけぞる

ODE-1248
(2CD)
\2400→\2190
ユンパネン、個性派ベートーヴェン
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集

<CD1>
 1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1/
 5-8.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2/
 9-12.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3/
<CD2>
 1-4.ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101/
 5-8.ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ)
録音 2011年6月…CD2:5-8, 2012年6月…CD1,CD2:1-4 フィンランド クーモ・アーツ・センター,レントゥア・ホール

 第1番の第1楽章でいきなり「え、何それ、そんなことする?」という珍妙な装飾を聴かせてくれるユンパネン。その後も随所で才気あふれるやんちゃぶりを発揮。
 なんか音が多いのだ。
 でも頭のかたいベートーヴェン・ファンでも(店主のような)ついつい許しちゃう。
 ところが後期では一転神妙に深遠な演奏を聴かせてくれる。
 なかなかの鬼才です。ユンパネン。

**********************

(以下、代理店コメント)

 ジャケットの写真を見ながら「うんうん、さわやかなベートーヴェンだ……」と思って素直にこのアルバムに耳を傾けてみてください。ピアニスト、ユンパネンは第1番のソナタの提示部の繰り返しで、あっと思うような捻り技を繰り出してくるのには驚いてしまいました。
 最近はモーツァルトなら自由に装飾を付けるのが当たり前ですが、あまりベートーヴェンではやらないのでは?
 そんなこんなで、第1番だけでなく他のソナタも発見がたっぷり。くすくす笑いが聞こえてくるようなベートーヴェンです。
 そしてCD2の後期の2曲は打って変って、荘厳、重厚。ハーマークラヴィーアの第3楽章での晦渋な表現も見事としか言いようがありません。初期と後期、2つの味が楽しめるソナタ集です。

ODE-1268
(2CD)
\2400→\2190
第1集で反則技を繰り出してきたユンパネン
 懲りずに出してきたベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第2集

<CD1>
 1-3.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1/
 4-6.ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 Op.10-2/
 7-10.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3/
<CD2>
 1-4.ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53/
 5-6.ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54/
 7-9.ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調「熱情」Op.57
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ)
録音 2010年9月…CD1,CD2:7-9, 2011年1月…CD2:1-6 フィンランド クーモ・アート・センター,レントゥア・ホール

 第1集(ODE1248)のなかなか凝った演奏で、聴き手の耳に新鮮な風を届けたパーヴァリ・ユンパネンによるベートーヴェン(1770-1827)の第2集の登場。

 彼はもともと現代音楽の演奏家としてブーレーズやディティユーらに信頼されている人ですが(ドイツ・グラモフォンからブーレーズのピアノ・ソナタをリリース)、最近はベートーヴェンやモーツァルトと言った古典的なレパートリーでも高く評価されています。今回のアルバムでは何と言っても中期の「ワルトシュタイン」と「熱情」が聴きもの。ワルトシュタインの終楽章の疾走感は半端なく、また「熱情」も何とも言えない独特の雰囲気を醸し出しています。
 もちろん第5番から第7番の初期の作品も、斬新な感覚に満ちています。なんといっても音色の美しさが特徴的で、これこそが不思議な浮遊感の正体なのかもしれません。



リリース時は名手セロヴシェクばかりが注目されたがピアノがユンパネンだった。
すでに入手困難、先着1セット。

50261012
(3CD)
\9000→\8590
すでにメーカー完売
在庫1セット限り
「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」
[CD 1]
 第1番ニ長調Op.12-1 / 第3番変ホ長調Op.12-3 /
 第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
[CD 2]
 第2番イ長調Op.12-2 / 第5番ヘ長調Op.24「春」/
 第6番イ長調Op.30-1 / 第8番ト長調Op.30-3
[CD 3]
 第4番イ短調Op.23 / 第7番ハ短調Op.30-2 / 第10番ト長調Op.96
コーリー・セロヴシェク(Vn)
パーヴァリ・ユンパネン(P)
1972年バンクーバー生まれのセロヴシェクは、ジョセフ・ギンゴールドの弟子。つまり大ヴァイオリニスト、イザイの門下にあたるかれが、ベートーヴェンのソナタを一気に全集でリリース。ピアノとヴァイオリンの両方を学び、驚くことに1997年まではリサイタルで両方の楽器を弾きこなしたという逸材は数学の学位も取得している。ここに聴くヴァイオリンは音の出し入れが絶妙というか、ピアノ・パートにも目の行き届いた非凡なバランス感覚をのぞかせる。セロヴシェクの弾くのは、1728年製作ストラディヴァリウス“ミラノッロ”。ヴィオッティやパガニーニ、クリスチャン・フェラスも弾いた名器。このアルバムはカンヌ・クラシカル・アワード2008室内楽部門に輝いた。録音:2006年



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


IDIS


IDIS 6705/06
(2CD)
\4000
ブルーノ・ワルター〜モーツァルト、ドヴォルザーク、シューベルト、シューマン
 CD1(61’ 54)
  (1)W.A. モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 KV.551「ジュピター」
  (2)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
 CD2(75’ 24)
  (3)シューベルト:交響曲第9番ハ長調「グレート」D.944
  (4)シューマン:交響曲第4番Op.120
ブルーノ・ワルター(指揮)
(1)(2)(3)ニューヨーク・フィルハーモニック
(4)NBC交響楽団
 ワルター&NYP の「ジュピター」

 録音:(1)1945年1月23日/ニューヨーク/スタジオ (2)1948年2月15日/ニューヨーク/ライブ収録 (3)1946年4月22日/ニューヨーク/スタジオ (4)1940年3月2日/ニューヨーク/ライブ収録

 ワルターとニューヨーク・フィルによるモーツァルト、ドヴォルザーク、シューベルト、NBC 響とのシューマン。ナチスから逃れたワルターがウィーンを経由して1939 年のアメリカに渡ってからの録音です。
 1945 年に録音されたモーツァルトの第41 番「ジュピター」は、巨匠の風格漂う堂々とした演奏を聴かせてくれます。




PRAGA DIGITALS


PRDDSD 350113
(SACD HYBRID)
\2900
ムラヴィンスキーならではの精密の極みのストラヴィンスキー
 ストラヴィンスキー:
  (1)ペトルーシュカ(1947年版)
  (2)妖精の口づけ(全曲)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
 録音:(1)1964 年10 月24 日/レニングラード・フィル大ホール(ライヴ) (2)1983 年6 月20 日(ライヴ/Effective - Stereo、76’ 26”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。
 CD バックカバーによれば前者が1964 年フィンランド放送、後者が1983 年モスクワ放送からのエフェクティヴ・ステレオ音源とあり、名人カレル・ソウケニークがリマスタリング。
 「ペトルーシュカ」は1964 年10 月24 日レニングラード・ライヴ。1947 年版はムラヴィンスキー唯一の録音で、驚異的なアンサンブルの精密さと推進力が彼ならでは。リマスタリングにより微妙なニュアンスまで伝わってきて、うならされます。
 「妖精の口づけ」はかつて同一音源がロシアン・ディスクからリリースされた際、その時期演奏会がなかったことと、ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが同曲を1965 年に2 度演奏したのみであることが指摘されたいわくつきの音源。いずれにしても今日入手困難となっています。42 分から成る大曲ですが、メロディーはほぼすべてチャイコフスキーのピアノ曲や歌曲を素材にしていて、親しみやすさ満点でオーケストレーションもチャイコフスキー流。この演奏水準で全曲版のうれしい一枚と申せましょう。
 


PRDDSD 350118
(SACD HYBRID)
\2900→\2690
クーベリック超期待の「嘆きの歌」初登場!
 (1)マーラー:嘆きの歌(第1稿)
 (2)ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
 (3)シェーンベルク:グレの歌(抜粋)
(1)ユリア・ハマリ(A)、
 ローゼ・ワーゲマン(Ms)、
 デイヴィッド・レンダル(Ten)
(2)グレース・ホフマン(コントラルト)、
 インゲ・ボルフ(Sop)
(3)ヘルベルト・シャハトシュナイダー(Ten)、
 キース・エンゲン(Br)
ラファエル・クーベリック(指揮)
バイエルン放送交響楽団、同合唱団
 録音:(1)1979 年6 月8 日/バイエルン放送(ライヴ) (2)1962 年6 月18 日/バイエルン放送(ライヴ) (3)1965 年3 月10-12 日/ミュンヘン(ライヴ)/MONO、STEREO、BI-CHANNEL、79’ 18”

 SACD ハイブリッド盤。限定盤。
 CD バックカバーには1962 年-79 年バイエルン放送のステレオ・ライヴ音源を、名人カレル・ソウケニークがリマスタリングとあります。
 クーベリックのマーラー録音はいずれも決定盤として人気・評価とも最高と言えますが、「嘆きの歌」は初出の珍品。それも79 年のライヴで音質も上々。演奏もクーベリック節満載で、同曲の名盤登場となりました。
 グレース・ホフマンを独唱に迎えたブラームスの「アルト・ラプソディ」は同一演奏家によるオルフェオ盤とは異なる1962 年6 月18 日ライヴ。これも驚きの名演。
 さらに1965 年グラミー賞を受賞したシェーンベルクの「グレの歌」も抜粋ながら登場。これも今日入手困難なため、ファンに朗報と申せましょう。
 

PRD 250316
\2900
左手のための名曲集Vol.2
 (1)J.S.バッハ(ブラームス編):シャコンヌBWV1004
 (2)マルティヌー:コンチェルティーノ(ディヴェルティメント)H173
 (3)ヤナーチェク:カプリッチョ
 (4)リヒャルト・シュトラウス:家庭交響曲余禄Op.73
(1)ワルター・クリーン(Pf)
(2)ジークフリート・ラップ(Pf)、
 ゲルハルト・ヴィーゼンヒュッター(指揮)
 ロー・オーケストラ・ゾンダーズハウゼン
(3)イヴァン・クラーンスキー(Pf)、
 トマーシュ・コウトニーク(指揮)アンサンブル
(4)タチアナ・ニコラーエワ(Pf)、
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
 モスクワ放送響
 面白すぎる左手の協奏作品集

 (1)1964 年12 月2 日/ウィーン(ライヴ) (2)1962 年12 月4-6 日/ソンダースハウゼン、クルーツィス教会(ドイツ) (3)1999 年7 月3-4 日/プラガ・ディジタル・スタジオ (4)1966 年2 月2 日/モスクワ(ライヴ)/STEREO、78’ 35”

 副題に「オタカル・ホルマンに捧ぐ」とありますが、彼は第1 次世界大戦で右手を負傷し、左手ピアニストとして活躍したチェコの名手。
 ここに収められたヤナーチェクとマルティヌーは彼の委嘱で作られました。ここに収められた4 作品は、いずれも演奏水準の高さに瞠目させられます。
 ブラームスが左手用に編曲したバッハの「シャコンヌ」は、日本とも縁の深い名手ワルター・クリーンの演奏というのに注目。カチッとしながらも味わい深く絶品。感動させられます。
 リヒャルト・シュトラウスの「家庭交響曲余禄」は、タイトル通りあの「家庭交響曲」の続編。ラヴェルの左手協奏曲と同じくパウル・ヴィトゲンシュタイの依頼で作曲され、交響曲とは別の息子の急病と治癒までのエピソードを左手ピアノとオーケストラで私小説風に描いています。ニコラーエワがとりあげていたとは狂喜。若きロジェストヴェンスキーの統率力も驚異的です。
 

PRD 250310
\2900
プラハ・グァルネリ・トリオのシューベルトが通常CD発売
 シューベルト:
  (1)ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
  (2)同第2番変ホ長調D.929
プラハ・グァルネリ・トリオ
 【イヴァン・クラーンスキー(Pf)、
  チェネク・パヴリーク(Vn)、
  マレク・イェリエ(Vc)】
 録音:2003年3月25-26日(1)、6月22-23日(2)/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)/STEREO、78’ 48”

 2003 年にSACD ハイブリッド盤でリリースされ高く評価されたプラハ・グァルネリ・トリオのシューベルト。今回は通常CD で再発売となりました。
 名手クラーンスキーのピアノが充実度満点で、シューベルトの世界を満喫できます。




RELIEF


CR 3006
\2300
ルドルフ・ショックが歌うシューベルト
 シューベルト:
  (1)「美しき水車小屋の娘」D795
  (2)「水の上で歌う」D774
  (3)「夜と夢」D827
  (4)「ミューズの子」D764
ルドルフ・ショック(テノール)
(1)ジェラルド・ムーア(ピアノ)
(2)(3)(4)アドルフ・ストーチ(ピアノ)
 稀代の美声ルドルフ・ショック生誕100 年

 録音:(1)1958年11 月 (2)1959年6月10 日 (3)1959年6月10 日 (4)1959年6月10日ベルリン/ツェーレンドルフ

 戦後ドイツを代表する名テノール、ルドルフ・ショック。1986 年に亡くなられていますが、2015 年9 月に生誕100 年を迎えました。
 ルドルフ・ショックは、リートからオペラ、オペレッタまで幅広いレパートリーを誇り、その恵まれた容姿を活かして、テレビや映画に出演。代表作には、シューベルトの若き日の恋物語を描いた映画「未完成交響楽」で、シューベルトの友人で歌手のショーバー男爵役を務め、脚光を浴びます。
 ここに収められているのは、1950 年代後半に録音されたシューベルトの4 つの歌曲。ルドルフ・ショックの美声は、豊かな感性のシューベルトの歌曲にぴったりで、甘やかな響きに酔う1 枚です。


















10/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



AURORA

ACD 5080
\2600
レーネ・グレナーゲル(1969-):3つの協奏曲
 手術(2012)(打楽器とシンフォニエッタのための)
 スミロドン(2012)(コントラバスクラリネットとシンフォニエッタのための)
 チェロ協奏曲(2006)(チェロと17人のミュージシャンのための)
ホーコン・ステーネ(打楽器)
ロルフ・ボルク(コントラバスクラリネット)
ターニャ・オルニング(チェロ)
アークティック・フィルハーモニック・
 シンフォニエッタ
ペーテル・シルヴァイ(指揮)
 ノルウェーの女流作曲家グレナーゲルの協奏曲

 録音:2014年1月13日-17日 ストーレ・スタジオ(ボードー、ノルウェー)/56’10

 《スミロドン》のオープニング。不器用な動作というより、穴だらけの思考といったほうが近い。バスクラリネットの暗い響きのどこともわからない深みから、打楽器と高いピッチの木管楽器に勢いを得た狼煙が上がる。音楽がいつ爆発してもおかしくない」(ボレアリス・フェスティヴァル、ヒル・ボルクグレーヴィンク)。最後の氷河期、北アメリカ大陸に生息したというサーベルタイガーの一種「スミロドン」の名を採った作品は、ノルウェーの音楽家グレナーゲルの作曲スタイルを示す、うってつけの一作です。
 コントラバスクラリネットとシンフォニエッタのためのこの作品は、ベルゲンの BIT20 の委嘱で作曲され、楽器に潜在する「音」と「表現」が、さまざまな角度から追求されます。
 レーネ・グレナーゲルは、ノルウェー南部、エストフェル県のハルデンで育ちノルウェー音楽アカデミーでチェロと作曲を学びました。オスロ・フィルハーモニック、トロンハイム交響楽団、チカーダや BIT20 といった現代音楽アンサンブルのために作曲。イギリスのハッダスフィールド現代音楽フェスティヴァルやスウェーデンの「サウンド・オブ・ストックホルム」が彼女の作品を取り上げ、オスロの「ウルティマ」や実験音楽の「ボレアリス」フェスティヴァルは彼女の「ポートレート」コンサートを企画しました。ロルフ・ボルク、ホーコン・ステーネ、アンサンブル asamisi-masa のチェリストのターニャ・オルニングといったプレーヤーたちと緊密なコラボレーションを行い、モルデジャズをはじめとするジャズフェスティヴァル、トロンハイム・ジャズオーケストラとのコラボレーションもつづけています。
 《手術》は、打楽器奏者ホーコン・ステーネの委嘱から委嘱を受けて作曲されました。ステーネとグレナーゲルが「弦を張った木箱」チェロを「手術台」に載せ、「打楽器」として演奏します。
 チェロ協奏曲は、1996 年創設のノルウェーの現代音楽グループ、アンサンブル・エルンストの委嘱作です。ノルウェーの舞曲のステップとリズムが「歪め」られ、特殊奏法も交えた「幅広い語彙の響き」をもつチェロと、ヴォーカルを加えたシンフォニエッタの中に再生されます。初演は2006 年10 月。このアルバムには、2014 年1 月、ターニャ・オルニングが2009 年創設のアークティック・フィルハーモニックの「シンフォニエッタ」と共演した、ボードーのスタジオでのセッション録音が収録されています。
 
ACD 5090
\2600
ヨン・ペーシェン(1941-2014):エレクトロニック作品集
 NotaBene - The Title is a Lie(1982)
 Thing Take Time(1985)
ヨン・ペーシェン(エレクトロニクス)
 新しい音を求めるヨン・ペーシェン

 録音:2012年 聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)/55’29

 ノルウェーの作曲家ヨン・ペーシェンは、ノルウェー北部の町で19 世紀の半ばに起きた「カウトケイノ蜂起」を題材にした1985 年のオペラ《十字架と王冠の下で》と、このオペラを管弦楽のために改作した1999 年の《十字架と王冠を越えて》(Aurora AD5039)に代表される、アクースティック楽器のための作品がもっとも知られています。ペーシェンがエレクトロニック作品を手がけるきっかけとなったのは1979 年。ペーシェンが、アマチュア音楽家の技術向上を目的に1984 年まで行われたサマースクール「Forward Music!」を引き受け、その際にローランドのシンセサイザー Ju-piter6 を購入、「DIY」の曲作りが始まりました。
 このアルバムには、エレクトロニクスによる「アクースティク楽器」の音楽を基本とする彼の代表作、新しい音楽のテクノロジー研究と教育のためノルウェーの文化省をはじめとする機関が財政支援して1992 年に設立された NOTAM(ノルウェー科学技術・音響・音楽ネットワーク)の歴史にとって重要とされる2 曲が収録されています。
 新しい音のパレットを求め、アナログ楽器、とりわけ打楽器の音を目立たせた1982 年の《NotaBene - The Title is aLie》(25’ 41)は未発表の作品。「聴衆が自由に出入りできる6 時間のコンサート」として構想された『Againt Cold Winds(冷たい風に逆らい)』の素材を使った1985 年の《Things Take Time》(29’ 48)は、1987 年にLP(NC4930)




LAWO CLASSICS



LWC 1082
(SACD HYBRID)
\3000→\2790
VOLT22
 バルトーク:ディヴェルティメント
 ハイドン:協奏曲ハ長調
 ショスタコーヴィチ:室内交響曲 Op.110a
フリーダ・フレードリケ・
 ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン
  (チェロ)
アンサンブル・アレフリア
 ノルウェーの若き弦楽オーケストラ!

 2007年に設立されたノルウェーの弦楽オーケストラ、アンサンブル・アレグリア。ノルウェー国内外で高評価を得たデビュー・アルバム「ノルウェーの弦楽オーケストラ作品集(LWC 1044)」に続くセカンド・アルバムは、バルトーク、ハイドン、ショスタコーヴィチによる名作を収録。
 平均年齢25歳という若きオーケストラから生まれる、フレッシュでエネルギッシュなストリングスの響きをどうぞ。
 ソリストのフリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲンは、同オーケストラの首席チェリストにして、オスロ・フィル、ノルウェー放送管、ミュンヘン放送管、チューリッヒ室内管、ヨーテボリ響などにも参加する若き名手。

 ※録音:2014年8月18日−21日、東フレドリクスタ教会(ノルウェー)
 

LWC 1083
\2600
ドローンズ、スケールズ&オブジェクツ 〜
 ローレンス・クレイン作品集

  クレイン:
   サイモン・10・ホルト・50(ヴァイオリン、チェロ&ピアノ)
   スパーリング(クラリネット&ピアノ)
   リース(クラリネット、チェロ&エレクトリック・オルガン)
   4つの小品(フルート、ヴァイオリン、パーカッション&ピアノ)
   カム・バック・トゥ・ジ・オールド・スペシミン・キャビネット・
    ジョン・ヴィガーニ, ジョン・ヴィガーニ・パート1
     (クラリネット、パーカッション&プリ・レコーデッド・ドローン)
   エルキ・ノール(フルート&ピアノ)
   トリオ(バス・フルート、クラリネット&ピアノ)
   エストニア
    (アルト・フルート/バス・フルート、
     クラリネット、ヴァイオリン&チェロ)
チカーダ・アンサンブル
 現代ノルウェーを代表するアンサンブル、チカーダ(CIKADA)による、イギリスの作曲家、ローレンス・クレインの作品集。

 ※録音:2013年1月19日−20日、2014年1月4日−5日、ノルウェー
 

LWC 1079
\2600
ブラームス:歌曲集
 まことの愛 Op.7-1/とわの愛 Op.43-1/愛しき人への道 Op.48-1/
 甲斐なきセレナード Op.84-4/緊張 Op.84-5/
 もうお前のところへは行くまいと Op.32-2/失望 Op.72-4/
 サラマンダー Op.107-2/いちご畑で Op.84-3/月夜/
 夜中にはね起きて Op.32-1/君に捧げたものは美しかった Op.95-7/
 おお涼しい森よ Op.72-3/裏切者 Op.48-2/裏切り Op.105-5/
 サッフォー頌歌 Op.94-4/夏の夕べ Op.85-1/
 悲しい別れに Op.33-12/四十歳で Op.94-1
ホーヴァル・ステーンスヴォル(バス・バリトン)
トゥール・エスペン・アスポース (ピアノ)
 ノルウェー語で歌ったシューベルトの「冬の旅」(LWC 1013)で成功を収めたノルウェーのバス・バリトン、ホーヴァル・ステーンスヴォルのLAWO第2弾。アルバム・タイトルに「四十歳で(Mit vierzig Jahren)」を据え、40歳となったステーンスヴォルがブラームスの濃密なる歌曲を歌う。

 ※録音:2012年9月17日−18日、オスロ
 

LWC 1085
(SACD HYBRID)
\3000

...BUT... 〜
 アンサンブル・エルンスト・プレイズ・マトレ、ヌールハイム&シャリーノ

  オルヤン・マトレ:ATEM
  アルネ・ヌールハイム:テネブレ
  オルヤン・マトレ:...バット・アイ・マスト・ハヴ・セッド・ディス・ビフォー...
  サルヴァトーレ・シャリーノ:ディヴェルティメントより

アンサンブル・エルンスト
 トマス・リームルが指揮するノルウェーの現代音楽アンサンブル、アンサンブル・エルンストのLAWO第1弾。

 ※録音:2013年、オスロ




MELODIYA



MELCD 1002409
\2200→\1990
ショパン・コンクール2位、チャイコフスキー・コンクール2位
 ルーカス・ゲニューシャス
調和の解放 〜 ロシアのピアノ作品集

 ヴァレリー・アルズマノフ(1944−):
  ピアノのための27の小品集より(1985)
 レオニード・デシャトニコフ(1955−):劇場の共鳴(1985)
 ウラディーミル・リャボフ(1950−):
  ピアノのためのロシア歌曲編曲集 Op.73&Op.74より(1989−1990)
ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ)
 ゲニューシャスがメロディアに登場!現代ロシアの作曲家たちによるピアノ作品!

 モスクワ音楽院の名教授であると同時に祖母でもあったヴェラ・ゴルノスタエヴァ(1929−2015)の愛弟子であり、2010年のショパン国際ピアノ・コンクール第2位、2015年のチャイコフスキー国際コンクール第2位入賞の実績を誇るルーカス・ゲニューシャス。
 ロシアン・ピアニズムを受け継ぐヴィルトゥオーゾ、ゲニューシャスのメロディアからリリースとなる2015年の新録音は、ロシアの現代作曲家3人のピアノ作品集という意欲作。鋭い選曲眼と抜群のセンスを兼ね備えるゲニューシャスが選んだ1985年から90年にかけて作曲されたロシアのピアノ作品。これは期待大!

 ※録音:2015年/ディジパック仕様
 


MELCD 1002398
\2200→\1990
リュドミラ・ベルリンスカヤ
 スクリャービン:ピアノ作品集

 スクリャービン:
  24の前奏曲 Op.11より 第5番、第9番、第10番、第11番、
  第13番、第14番、第17番、第20番、第21番、第22番、
  ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ短調 Op.30
 パステルナーク:2つの前奏曲
 スクリャービン:
  詩曲 Op.32-1、3つの小品 Op.45、ワルツ風に Op.47、
  謎 Op.52-2、ニュアンス Op.56-3、ピアノ・ソナタ第9番 Op.68《黒ミサ》
 ジュリアン・スクリャービン:4つの前奏曲
 スクリャービン:詩曲《焔に向かって》Op.72
リュドミラ・ベルリンスカヤ(ピアノ)
 リュドミラ・ベルリンスカヤ新録音!スクリャービン・プログラムが登場!

 ボロディン・クヮルテットの創設メンバーであり名チェリスト、故ワレンチン・ベルリンスキーの娘であり、リヒテルから大きな影響を受けた現在のロシアを代表する名ピアニストの1人、リュドミラ・ベルリンスカヤ(1960−)。
 アレクサンドル・スクリャービンの作品を中心としたソロ・アルバムには、11歳という若さで悲劇的な最期を遂げたアレクサンドルの息子ジュリアン・スクリャービン(1908−1919)の「4つの前奏曲」、ノーベル賞作家ボリス・パステルナーク(1890−1960)の「2つの前奏曲」など興味深い作品が並ぶ。
 レコーディング・プロデューサーとサウンド・エンジニアは、実績十分のジャン=マルシャル・ゴラスが担当。

 ※録音:2015年5月29日−30日&6月1日、モスクワ(ロシア)/ディジパック仕様




MD+G


481 1780
(3CD)
\4800
《スティーヴン・ソンドハイムのピアノ再創造》
 スティーヴン・ソンドハイム:
 【CD1】
  1) A Little Night Fughetta (Arr.: William Bolcom),
  2) Color and Light. (Arr.: Nico Muhly),
  3) Finishing the Hat (Arr.: Steve Reich, for 2 Pianos),
  4) The Ladies Who Lunch (Arr.: David Rakowski),
  5) Perpetual Happiness (Arr.: Eve Beglarian),
  6) Birds of Victorian England (Arr.: Jason Robert Brown),
  7) Johanna in Space (Arr.: Duncan Sheik),
  8) You Could Drive A Person Crazy (Arr.: Eric Rockwell),
  9) That Old Piano Roll (Arr.: Wynton Marsalis),
  10) Sorry-Grateful (Arr.: Derek Bermel),
  11) No One Is Alone (Arr.: Fred Hersch),
  12) A Bowler Hat (Arr.: Annie Gosfield),
  13) I'm Excited. No You're Not. (Arr.: Jake Heggie) /
【CD2】
 1) The Demon Barber (Arr.: Kenji Bunch),
 2) Send in the Clowns (Arr.: Ethan Iverson),
 3) The Worst [Empanadas] in London (Arr.: Ricardo Lorenz),
 4) I Think About You (Arr.: Paul Moravec),
 5) Very Put Together (Arr.: Mason Bates),
 6) I'm Still Here (Arr.: Frederic Rzewski),
 7) Love is in the Air (Arr.: David Shire),
 8) Epiphany (Arr.: John Musto),
 9) Pretty Women (Arr.: Mark-Anthony Turnage),
 10) Paraphrase [Someone in a Tree] (Arr.: Phil Kline),
 11) In and Out of Love (Arr.: Bernadette Speech),
 12) Another Hundred People (Arr.: Daniel Bernard Roumain) /
【CD3】
 1) Into the Woods (Arr.: Andy Akiho),
 2) Every Day A Little Death (Arr.: Ricky Ian Gordon),
 3) Merrily We Roll Along (Arr.: Nils Vigeland),
 4) Notes on "Beautiful" (Arr.: Rodney Sharman),
 5) Being Alive (Arr:Gabriel Kahane),
 6) Not While I'm Around (Arr.: Thomas Newman),
 7) The Ballad of Guiteau (Arr.: Jherek Bischoff),
 8) Now (Arr.: Mary Ellen Childs),
 9) A Child of Children and Art (Arr.: Peter Golub),
 10) going... gone (Arr.: Tania Leon),
 11) Everybody's Got The Right. (Arr.: Michael Daugherty),
 12) Sunday in the Park ~ Passages (encore) (Arr.: Anthony de Mare)
アンソニー・デ・マール(ピアノ)
 現代を代表する作曲家たちによるピアノ編曲版
 偉大なるミュージカル作家、スティーヴン・ソンドハイム。彼は作詞家として、また作曲家として数多くのブロードウェイ・ミュージカルを手掛け、大成功に導いています。
 その作品は多くの異なったジャンルの音楽家、芸術家たちにも影響を与え、これまでにもたくさんの演奏家たちが挙って彼の作品に興味を示し、様々な形でそのメロディを歌いあげてきました。
 今回の「Liaisons」と題されたアルバムは、スティーヴ・ライヒを筆頭に、現代を代表する作曲家たちがそれぞれソンドハイムのナンバーを36曲のピアノ曲に造り替え、それをピアニスト、アンソニー・デ・マーレが演奏したというもの。
 あまりにも壮大なプロジェクトのため、この録音に要した時間は2010年11月から2014年11月まで4年間にも渡ったというのですから、まさに英知を結集した3枚組と言えるでしょう。
 ブックレットにはこのアルバムが出来上がるまでの経緯が詳しく記されています(英語)。《録音》2010〜2014年、US, マンハッタン音楽院, グリーンフィールド・リサイタル・ホール & 米国芸術文学アカデミー
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903 19166
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
ピリオドによる深々と歌い込まれたブラームス
 《ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集》

 ブラームス:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」Op.78,
  2) ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100,
  3) ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
シュテファン・シャルト(ヴァイオリン:ガット弦使用),
フィリップ・フォグラー(フォルテピアノ:1847年シュトライヒャー製)
 
 通常モダン楽器で演奏されるブラームスのヴァイオリン・ソナタをガット弦で演奏すること、そして伴奏を受け持つピアノも、ブラームス自身のお気に入りであったヨハン・バプティスト・シュトライヒャー製のフォルテピアノを用いることで、大胆かつ新しい可能性を模索しています。
 シュテファン・シャルトは、モダン楽器だけでなくバロック・ヴァイオリンの名手としても知られ、1995〜1999年にザクセン州立劇場コンサートマスター、2000年からはムジカ・アンティクァ・ケルンのコンサートマスターを務めていました。
  

307 19212
\2400
《アリベルト・ライマン:歌曲集》
 1) メンデルスゾーン:?…oder soll es Tod bedeuten?“
  (ライマンによるソプラノと
   弦楽四重奏編曲版「ハイネの詩による8つの歌と断章」)
 2) ブラームス:5つのオフェリアの歌(ライマンによるソプラノと弦楽四重奏編曲版)
 3) ライマン:アダージョ(シューマンを忍んで)
 4) シューマン:6つの歌Op.107
  (ライマンによるソプラノと弦楽四重奏編曲版)
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ),
ライピツィヒ弦楽四重奏団
 ロマン派の名作曲家の歌曲をライマンが再構築
 「メデア」「リア」などの歌劇作品で知られる現代作曲家アリベルト・ライマンが、ロマン派のシューマン、メンデルスゾーンの歌曲を再構築したものです。
 オリジナルの歌曲に僅かな狂気を孕んだ“断章”を挟み込み、一つの壮大なドラマに仕立て上げたメンデルスゾーンの?…oder soll es Tod bedeuten?“に比べると、シューマンとブラームスの歌曲集は、伴奏部が繊細な弦楽四重奏に置き換えられているものの、思いのほか原曲に忠実であり、じっくりと世界に浸ることもできるでしょう(もちろんすぐそばに深い狂気が潜んでいることは代わりありませんが)。
 クリスティアーネ・エルツェの決然とした歌唱と、時にはノイズとも思える音を発することを厭わないライプツィヒ弦楽四重奏団の演奏で。
 

602 1452
\2400
《ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス:宗教的モテット集》
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785):
 1) 主は、我がたのめる,
 2) 主よ、とく来たりて我を助け給え,
 3) 苦難の日にはわたしを呼び求めよ,
 4) 高ぶる者は低くされ, 5) 勇敢であること,
 6) われ主の内にありて喜び, 7) 見よ,これぞ神の子羊,
 8) 祝福されたるは死者,
 9) 主よかれら苦難のときに汝をあふぎのぞめり,
 10) Wir liegen f?r dir mit unsrem Gebet,
 11) 見よ、いかなる愛を神は, 12) 天にまします我らの父よ
ヘルマン・マックス(指揮)
ライニッシェ・カントライ
 明解なハーモニーと駆使された対位法
 J.S.バッハの弟子であり、有能なオルガニストとしてドレスデンを中心に活躍したホミリウスは、教会音楽の作曲家としても高い人気を誇っていました。
 ライニッシェ・カントライとヘルマン・マックスはおよそ30年前にこのホミリウスの幾つかのモテットを録音していましたが、これらはすっかり忘れられたものになっていたため、今回のこの復刻となりました。
 明解なハーモニーと程よく駆使された対位法は、バッハの作品とはまた違う端正な味わいを持っています。時折見られる痛烈な表現は、七年戦争によって破壊された教会を悼んでのものなのでしょうか。極めて滋味深い音楽です。
 《録音》1984年
 

947 19206
(SACD Hybrid)
\3100
《ブラームス:ピアノを伴う世俗的四重唱集 第2集》
 ブラームス:
  1) 新しい愛の歌(15のワルツ)Op.65,
  2) 5つの歌Op.104, 3) 3つの歌Op.42,
  4) 18の愛の歌とワルツOp.52
イェルク・シュトラウベ(指揮)
北ドイツ・フィグラル合唱団、
マルクス・ベルハイム(ピアノ),
佐藤はるひ(ピアノ)
 ブラームスの苦悩と喜びが刻まれた作品
 ブラームスの「愛の歌」が書かれたのは1868年〜69年のこと。当時のブラームスは彼が敬愛するシューマン夫妻の三女ユーリエに恋心を抱いていましたが、彼女はそんなことを知らず貴族と婚約をしてしまいます。
 この時に生まれたのがこの「愛の歌」と「アルトラプソディ」でした。のどかな雰囲気を持ち、気楽な合唱曲として歌われることが多いものですが、実はブラームスの苦悩と喜びがしっかりと刻まれているのです。
 曲自体は混声四重奏とピアノ連弾のために書かれ、のちにピアノ連弾版としても出版されています。「新しい愛の歌」は、その後1877年に書かれた続編とも言う作品で、シューベルトを思わせるのどかな雰囲気を持っています。Op.104は1888年に書かれた晩年の傑作。
  


948 19376
(SACD Hybrid)
\3100→\2790
知られざる作曲家の、古き良きロマン派の音楽
《フーゴ・カウン:室内楽作品集》

 フーゴ・カウン(1863-1932):
  1) ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.39,
  2) 八重奏曲ヘ長調Op.26,
  3) ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調Op.28
ベロリナ・アンサンブル
 
 ベルリン生まれの作曲家、フーゴ・カウン。現在彼の作品は、ほんの僅かの歌曲と合唱曲が知られるのみ。愛好家の間でも彼の名前はほとんど知られていません。
 彼はベルリンで学んだ後、ミルウォーキーに移り、この地の合唱団を指導し大きな影響力を及ぼします。当時、この地ではまだ一般的ではなかったブルックナーやブラームスの作品を、彼の友人であったセオドア・トーマス(シカゴ交響楽団の創立者)を介し、創立間もないシカゴ交響楽団で演奏するように導いたことも知られています。
 このアルバムには、そんなカウンの知られざる室内楽作品を収録。作風は古き良きロマン派の流れを汲むもので、レーガーやプフィッツナーの影響も感じさせます。カウンの作品を研究する“ベロリナ・アンサンブル”による素晴らしい演奏です。



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TACET



974
(5CD)
\7000→\6490
第9は新録音!
 ライスキ&ポーランド室内フィル/ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン
CD. 1
 交響曲第1番 ハ長調 op.21
 交響曲第2番 ニ長調 op.36
  録音:2006年 
   SACDではTACET S157 として発売済
CD.2
 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 op.55
 交響曲第4番 変ロ長調 op.60
  録音:2009年
   SACDではTACET S171 として発売済
CD.3
 交響曲第5番 ハ短調「運命」 op.67
 交響曲第6番 ヘ長調「田園」 op.68
  録音:2007年
   SACDではTACET S164 として発売済
CD.4
 交響曲第7番 イ長調 op.92
 交響曲第8番 ヘ長調 op.93
  録音:2005年
   SACDではTACET S149 として発売済
CD.5
 交響曲第9番 ニ短調「合唱つき」 op.125
  録音:2015年 NEW !
ヴォイチェフ・ライスキ指揮
ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団
9番:
 イ・ボミ(ソプラノ)
 アグニエツカ・レーリス(アルト)
 クリスティアン・アダム(テノール)
 タレク・ナズミ(バス)
 ポーランド室内合唱団
 スコラ・カントルム・ジェダネンシス
 合唱指揮:ヤン・ウカシェフスキ
形状:24mm厚のプラステック・ケースに5枚のCDを納めています。

 尚、交響曲第9番のSACDは来年の発売と成ります。
 ポーランドのソポト(SOPOT)を本拠地として活躍するポーランド室内フィルは1948年生まれのライスキによって1982年に創設されました。
 当初20人の程の弦楽合奏団として活動を開始しましたが現在楽団員は50人を超え国内外のフェスティバルでの演奏やCDの発売を通してその存在を知らしめています。
 疾走する楽曲の躍動感、力強さと、うねるように歌うメロディー・ライン、弾けるような金管群、炸裂する打楽器。ライスキ&ポーランド室内フィルの魅力が詰まった全集です。
 音質の良さで知られるTACETレーベルによってライスキの意図するベートーヴェン像が細部にわたって、はっきりと聴き取れます。
 既に発売されている交響曲第1-8番によって、演奏の素晴らしさはご理解頂けているかと存じますが、今回の全集をもって、改めて多くの方々に知って頂きたく、ご案内申し上げる次第です。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO(CD−R)


ALC1281
\1200
ショパン:
 ピアノソナタ第3番
 舟歌Op.60、ワルツ第2番Op.34-1、
 第6番Op.64-1「小犬のワルツ」、
 マズルカ第35番Op.56-3、第36番Op.59-1、
 12の練習曲Op.10 
ウラディーミル・アシュケナージ(pf)
1959〜61年録音
 

ALC1292
\1200
ヴィドール:
 オルガン交響曲第5番
 オルガン交響曲第8番より「前奏曲」、第6番より「アレグロ」/
ジョンゲン:ソナタ・エロイカOp.94/
ミュレ:汝はペテロなり/
ジグー:メヌエット/
ボエルマン:トッカータ

 
デイビット・サンガー(Org)
1976年、1980年録音
 

ALC1296
\1200
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
ラヴェル:弦楽四重奏曲
ドビュッシー:チェロソナタ 
ラヴェル:序奏とアレグロ  
ボロディン四重奏団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
ベンジャミン・ブリテン(pf)
オージアン・エリス(Harp)
メロス・アンサンブル
1962年、1969年録音
 

ALC1302
\1200
Royal Ballet Gems
 メサジェ(ランチベリー編):バレエ「二羽の鳩」
 リスト:ダンテ・ソナタ 
バリー・ワーズワース指揮、
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
ジョナサン・ヒギンズ(pf) 
2003年録音
 

ALC1303
\1200
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第2番、第6番、
 弦楽四重奏のための4つの小品Op.81
エリアス弦楽四重奏団
 2005年録音
 

ALC1304
\1200
モーツァルト:
 ピアノ四重奏曲第1番K.478、第2番K.493
ナッシュ・アンサンブル
 

ALC1311
\1200
シュニトケ:
 ヴィオラ協奏曲
 チェロ協奏曲第1番 
ユーリ・バシュメット(Vla)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
ソビエト国立文化省交響楽団
ナターリャ・グートマン(Vc) 
1986年録音




MINUET


428411
\1800
ドラティ/ムソルグスキー「展覧会の絵」 他
 ムソルグスキー:展覧会の絵(1959.4月録音)
 R.コルサコフ:歌劇「ホヴァンシチーナ」より第5幕
  (前奏曲、ペルシャの奴隷の踊り(1959.4月21日録音)
 ボーナス・トラック:
  ガンサー・シュラー:
   パウル・クレーの主題による7つの習作(1960.4月16-17日録音)
  R.シュトラウス/ ドン・ファン(1958.12月23日録音) 
アンタル・ドラティ指揮
ミネアポリス交響楽団
78分42秒




PROFIL



PH 14000
(21CD)
\8800→\7990

「グスタフ・マーラー−エディション」
[CD 1]
 ・交響曲第1番ニ長調「巨人」
   コロンビア交響楽団 ブルーノ・ワルター(指揮)
   録音:1961 年/ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(CBS 原盤)

[CD 2・3]
 ・交響曲第2番ハ短調「復活」
   シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ)
   ヤルド・ファン・ネス(アルト) ザクセン州立ドレスデン歌劇場合唱団
   ドレスデン交響合唱団 シュターツカペレ・ドレスデン ベルナルド・ハイティンク(指揮)
    録音:1995年2月13日/ドレスデン、ゼンパーオーパーにおけるライヴ

[CD 3・4]
 ・交響曲第3番ニ短調
   ヘレン・ワッツ(アルト) デニス・イーガン(ポスト・ホルン) デニス・ウィック(トロンボーン)
   オルピントン・ジュニア・シンガーズ ハイゲート・スクール少年合唱団
   ロンドン交響楽団&合唱団 ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
   録音:1961 年11月16日/ロンドン(モノラル・ライヴ)

[CD 5]
 ・交響曲第4番ト長調
   エヴァ・チャポー(ソプラノ) 
   バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 クラウス・テンシュテット(指揮)
    録音:1976 年9月18日(ステレオ・ライヴ)

[CD 6]
 ・交響曲第5番嬰ハ短調
   北ドイツ放送交響楽団 クラウス・テンシュテット(指揮)
   録音:1980 年5月19日/ハンブルク、ムジークハレ(ステレオ・ライヴ)

[CD 7]
 ・交響曲第6番イ短調「悲劇的」
   ニューヨーク・フィルハーモニック ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
   録音:1955 年(モノラル・ライヴ)

[CD 8]
 ・交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
   バーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 ハンス・ロスバウト(指揮)
   録音:1953 年/ベルリン(モノラル・ライヴ)

[CD 9]
 ・歌曲集『亡き子をしのぶ歌』
   ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
   ハンブルク北ドイツ放送交響楽団 クラウス・テンシュテット(指揮)
    録音:1980 年11月11日/キール、キーラー・シュロス(ライヴ)

[CD 9・10]
 ・交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
   フランシス・イーンド(ソプラノ) ウタ・グラーフ(ソプラノ)
   カミラ・ウイリアムズ(ソプラノ)
   マーサ・リプトン(メゾ・ソプラノ)
   ルイーズ・ベルンハルト(メゾ・ソプラノ) ユージン・コンリー(テノール)
   カーロス・アレグザンダー(バス) ジョージ・ロンドン(バス) パブリック・スクール少年合唱団
   ニューヨール・スコラ・カントールム ウェストミンスター合唱団
   ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 レオポルド・ストコフスキー(指揮)
   録音:1950年4月6日/ニューヨーク、カーネギー・ホール(モノラル・ライヴ)

[CD 11・12]
 ・交響曲第9番ニ長調
   シュターツカペレ・ドレスデン ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
   録音:1997 年4月& 9月/ゼンパーオーパー(ライヴ)

[CD 13]
 ・交響曲第10番嬰ヘ長調〜アダージョ
   ウィーン国立歌劇場管弦楽団 ヘルマン・シェルヘン(指揮)
   録音:1952 年(Westminster 原盤)

[CD 14・15]
 ・マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」(全24 曲版)
   ディアナ・ダムラウ(ソプラノ) イヴァーン・パレイ(バリトン)
   シュテファン・マティアス・ラーデマン(ピアノ)
    録音:2003 年5 & 9月/
    メッヒャーニッヒ=フロイスドルフ、テロス・ムジーク・シュトゥーディオ( デジタル・セッション)

[CD 16]
 ・歌曲集「さすらう若人の歌」
   ミルドレッド・ミラー(メゾ・ソプラノ) コロンビア交響楽団 ブルーノ・ワルター(指揮)
   録音:1960 年6月/ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(CBS原盤)
 ・若き日の歌〜思い出/ハンスとグレーテ/春の朝
   デシ・ハルバン(ソプラノ) ニューヨーク・フィルハーモニック ブルーノ・ワルター(指揮)
   録音:1947 年12月16日/ロサンジェルス
 ・リュッケルトの詩による歌曲集〜
  私はこの世に忘れられ/私は快い香りを吸い込んだ/真夜中に
   キャスリーン・フェリアー(コントラルト) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ブルーノ・ワルター(指揮)
   録音:1952 年5月/ウィーン、ムジークフェライン大ホール(Decca 原盤)

[CD 17]
 ・大地の歌
   ヘルタ・テッパー(アルト) ジェイムズ・マックラッケン(テノール)
   ケルン放送交響楽団 サー・ゲオルク・ショルティ(指揮)
    録音:1961年

[CD 18]
 ・花の章
   ポーランド国立放送交響楽団 ミヒャエル・ハラース(指揮)
   録音:1993 年12月/カトヴィツェ、ポーランド放送コンサート・ホール
 ・カンタータ「嘆きの歌」
   グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
   ソーニャ・ドラクスラー(アルト) ユリウス・パツァーク(テノール)
   オーストリア放送合唱団 ウィーン放送交響楽団 クルト・リヒター(指揮)
    録音:1960 年/ウィーン(放送用セッション・モノラル)

[CD 19]
 ・大地の歌
  (テノール、バリトン、マーラー自身によるオリジナル・ピアノ伴奏版による)
   ロバート・ディーン・スミス(テノール) イヴァーン・パレイ(バリトン)
   シュテファン・マティアス・ラーデマン(ピアノ)
    録音:2005 年3 & 4月/
    メッヒャーニッヒ=フロイスドルフ、テロス・ムジーク・シュトゥーディオ(デジタル・セッション)

[CD 20・21]
 ・ウェーバー(マーラーによる補筆完成版):歌劇「3 人のピント」
   シニッド・キャンベル(ソプラノ) 
   ピーター・ファーロング(テノール) ロベルト・ホルツァー(バス・バリトン)
   アレス・イェニス(バリトン) 
   スチュワート・ケンプスター(バス) ソフィー・マリレー(メゾ・ソプラノ)
   エリック・ショウ(テノール) 
   アレッサンドロ・スヴァブ(バス) バルバラ・ツェヒマイスター(ソプラノ)
   ウェックスフォード・フェスティバル・オペラ合唱団 
   ベラルーシ国立フィルハーモニー管弦楽団
   パオロ・アリヴァベーニ(指揮)
    録音:2003 年10月/アイルランド、ウェックスフォード、シアター・ロイヤル(NAXOS原盤)

 テンシュテット、シノーポリ、ハイティンク白熱のライヴ音源を中心とした交響曲全曲、ダムラウの「角笛」歌曲集、ギュンター・ヘンスラー氏渾身の大企画CD21 枚組「マーラー・エディション」

 2013 年にリリースされ好評を博した「ブルックナー・エディション」に続いて、Profil の社主ギュンター・ヘンスラー氏が自信をもってお届けする「マーラー・エディション」。CD21 枚組のボックスには、第1 番から第9 番、大地の歌、第10 番アダージョまでのすべての交響曲のほかに、交響曲とリンクする重要なジャンルである声楽曲の主要作品が収められ、この1 セットでマーラーの魅力を味わえる便利な内容となっています。
 メインとなる交響曲の演奏陣の顔触れはたいへん豪華なもの。Profil のベストセラー・アイテムであるハイティンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン(第2 番)、テンシュテット指揮南西ドイツ放送響(第4 番)、シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(第9 番)のほか、第5 番にはテンシュテット指揮北ドイツ放送響のライヴ音源が早くも投入されています。
 さらに、歌曲集「子供の不思議な角笛」には、ダムラウらによる全24 曲版で話題となったTELOS 音源が選ばれており、すべて単売で揃えることを考えるとかなりお得な内容となっています。
 BOX 仕様:紙製クラムシェル・タイプ。。W180×H127×D340(ミリ)、重量500g。
 24 ページのブックレットにはトラック・リストのほか、マーラーのバイオグラフィが記載されています。













10/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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LSO LIVE



LSO 0771
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
ゲルギエフとロンドン響がスクリャービンに挑戦。
 第1弾は「法悦の詩」&「神聖な詩」

  スクリャービン:
   ・交響曲第3番ハ短調op.43「神聖な詩」
   ・交響曲第4番op.54「法悦の詩」
ロンドン交響楽団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

 超優秀録音。ゲルギエフとロンドン響がスクリャービンに挑戦。第1弾は「法悦の詩」&「神聖な詩」

 録音:2014年3 月30 日(第4 番)、2014 年4 月13 日(第3 番)/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニアリング、エディティング、ミキシング& マスタリング:Classic Sound Ltd/DSD5.1、マルチチャンネル、ステレオ、70’

 ゲルギエフとロンドン響は、2014 年3 月から4 月にかけて「ミュージック・イン・カラー」と題して、スクリャービンの5 つの交響曲を取り上げました。
 「法悦の詩」と「神聖な詩」はその公演のライヴ録音からのSACD 化で、ゲルギエフが首席指揮者としての最後の在任期間にリリースされるもっとも重要なプロジェクト、スクリャービンの交響曲全集シリーズ第1 弾となります。
 ゲルギエフはスクリャービンについて、公演前のインタビューで次のように述べています。
「スクリャービンは偉大なるロシアの作曲家です、(中略)かれは自身の世界から生まれた、独自の表現を明確に持つ作曲家なのです。まったく独自のソノリティを見つけ、そのさまざまな色彩を聴き取る能力は伝説的でした。今日、スクリャービンは驚くほど魅惑的な音楽世界を創造することが出来た人物として理解されるべきで、まさにそう認めずにはいられません。わたしたちはこれらの作品と創作者の不思議な力によって魅入られずにはいられないのです。」
 ゲルギエフとロンドン響の顔合わせによる初のスクリャービン・アルバム。そもそも、神秘性と官能系音楽という点で、ほとんど同傾向のシマノフスキのシリーズで空前絶後の名演を繰り広げた当コンビだけあって、スクリャービンとの相性が悪かろうはずがありませんが、じっさい、ハマり過ぎのプログラムとしか言いようがありません。ゲルギエフにとって「法悦の詩」は、1999 年7 月のマリインスキー劇場管との録音があったので、13 年ぶりの再録音となりますが、あらためてゲルギエフの濃厚な表現と、ロンドン響のポテンシャルの高さに感心することしきりのとんでもない内容となっています。

 交響曲第3 番「神聖な詩」は、3 つの楽章それぞれに「闘争」「悦楽」「神聖なる遊戯」という副題が付けられ、傾倒していたニーチェの超人哲学の影響を指摘される作品。さらに、そこから神秘主義へと向かった先の交響曲第4 番「法悦の詩」は拍節感も調性もあいまいとなって、スクリャービンの代名詞ともいえる「神秘和音」を使用した、妖しく幻想的なムードに包まれた音楽。ゲルギエフの云う、個性的な手法が一気に開花した中期の作と、まったく独自の語法を確立した後期の代表作という組み合わせは、シリーズの輝かしいスタートにふさわしいものといえるでしょう。




SOMM(CELESTE)



SOMMCD 0147
\2100→\1890
イギリスの知られざる作曲家ロジャー・サシェヴェレル・クック!
 ロジャー・サシェヴェレル・クック:
  24の前奏曲 Op.33
  24の前奏曲 Op.34
  主題と変奏 Op.37(全曲世界初録音)
サイモン・キャラハン(ピアノ)
 ロンドン在住の日本人ヴァイオリニスト小町碧とのデュオでも活躍するイギリスの名ピアニスト、サイモン・キャラハン。竹ノ内博明とのコンビで録音したディーリアスの「2台ピアノ編曲版管弦楽作品集」など、数々のレア・レパートリーの発掘・演奏をしてきたキャラハンが新たに世に送り出すのは、20世紀イギリスの知られざる作曲家、ロジャー・サシェヴェレル・クック(1912−1972)。
 ほとんど楽譜も出版されなかったクックの作品に友人を通じて巡りあい、その素晴らしさに気づいたキャラハンは、資料集めや親族から話を伺うなど研究を重ね、このレコーディングが実現。もちろん、全曲世界初録音となる。
 ラフマニノフと親交を持ち、アーノルド・バックスを尊敬していたクックの、美しく哀愁溢れるピアノ作品集。イギリス・音楽ファン、ピアノ・レア・レパートリー・ファン要注目の録音です!

 録音:2014年8月26日−27日、オールド・グラナリー・スタジオ(サフォーク)







DUX


DUX1224
\2400
愛の言葉を イタリア歌曲集
 ビクシオ:愛の言葉を/
 クルティス:忘れな草/
 カルディッロ:つれない心/
 ガスタルドン:禁じられた音楽/
 ラッツァーロ:ローマのギター/
 ビクシオ:マンマ/
 トスティ:暁は光と闇とを分かつ最後の歌、最後の歌、マレキアーレ/
 マスカーニ:セレナード/
 カンニオ:恋する兵士/
 ブッツィ=ペッチャ:ロリータ − スペインのセレナード/
 デンツァ:フニクリ・フニクラ/
 レオンカヴァッロ:朝の歌/
 カプア:マリア・マリ/
 ロッシーニ:踊り/
 クルティス:帰れソレントへ/
 カプア:オー・ソレ・ミオ
タデウシュ・シュレンキェル(Ten)
マリウシュ・ルトコフスキ(pf)
 

DUX1194
\2400
カタリナ・グロヴィツカ:7つのソネット
 夏の日(3曲)、春の日(4曲)
アルノン・ズロトニク(C-T)
ルーベンス弦楽四重奏団
 

DUX1195
\2400
スワヴォミル・クプチャク:レス・ファクタ フルート・オクロック
 

DUX1177
\2400
現代合唱曲集
 間宮芳生:獅子舞/
 ポール・ミーラー:今や赤い花びらは眠り/
 マイケル・エドワード・エジャートン:黄色の部屋/
 ハビエル・ブスト:おお大いなる神秘/
 アンジェイ・コシェフスキ:子猫/
 パヌフニク:聖母マリアへの歌/
 マチェイ・バブニス:おお聖なる宴/
 シュトックハウゼン:ナイチンゲール/
 オーラ・ヤイロ:北極光/
 マレク・ヤシンスキ:詩編100/
 クシシュトフ・ジメルマン:イエス、甘き思い出/
 エリック・ウィテカー:手に一本の百合を持ち
アンナ・ヴィルチェフスカ指揮、
441ヘルツ室内合唱団
 

DUX1227
\2400
三重奏曲集(クラリネットとファゴットとピアノのための編曲集)
 ブラームス:クラリネット三重奏曲Op.114/
 メンデルスゾーン:演奏会用小品第2番Op.114/
 ブルッフ:8つの小品Op.83より第1曲、第2曲、第5曲〜第7曲
デュオ・クラリゴット、
ダニエル・リバク、
アダム・マニヤク(pf)
 

DUX1166
\2400
クシシュトフ・メイエル:初期の管弦楽曲集
 フルートと打楽器と弦楽のための室内協奏曲Op.6、
 オーボエと打楽器と弦楽のための室内協奏曲Op.29、
 トランペット協奏曲Op.35、管弦楽のための「火の玉」
カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団、他
アントニ・ヴィト指揮/
ルベン・シルバ指揮/
ミハウ・クラウザ指揮、
カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団/
カレル・ストリヤ指揮、
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団
 

DUX1128
\2400
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番
フランク:ヴァイオリンソナタ イ短調
パトリツィア・ピェクトフスカ(Vln)
アンナ・ミェルニク(pf)
 

DUX1218
\2400
MUSICA SACROMONTANA
 ユゼフ・ゼイドレル:田園ミサ ト長調/
 アントニ・ハベル:交響曲ヘ長調
ムジカ・サクロモンターナ
パヴェウ・プシトツキ指揮、
シンフォニア・ユヴェントゥス、他
 

DUX1211
\2400
acc++ca
アコーディオンのための作品集

 Pawel Hendrich、Slawomir Kupczak、
 チェザリー・ドゥフノフスキ、
 ミハウ・モツ、ミコワイ・ラスコフスキの作品より
ラファウ・ウク(アコーディオン)
 


DUX0996
\2400→\2190
ジグムント・クラウゼ:協奏曲集
 ピアノ協奏曲第1番、艶なる宴と牧歌、
 ヴァイオリン協奏曲、踊りと歌の組曲
ジグムント・クラウゼ(pf)
タデウシュ・ストルガワ指揮、
ポーランド放送交響楽団、他
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(Vln)

エルジビェタ・ホイナツカ(Cemb)
 

DUX0993
\2400
ヴァイオリン協奏曲集
 アダム・ヤジェンプスキ:タンブレッタ/
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲Op.3-6/
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番BWV1041/
 パッヘルベル:カノン/
 ハイドン:ヴァイオリン協奏曲Hob.VIIa:4/
 ルトスワフスキ:レチタティーヴォとアリオーソ
クシシュトフ・ヤコヴィツ(Vln)
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ指揮、
ウォムジャ・ヴィトルド・ルトスワフスキ室内フィルハーモニー




HERITAGE


HTGCD298
\1800
ツィポーリ:組曲全集
 パルティータ ハ長調、イ短調
ジョヴァンニ・ネージ(pf)
 

HTGCD210
\1800
トーマス・ピットフィールド(1903〜1999):室内楽曲集
 ヴァイオリンソナタ第1番、3つの小品、8つの歌、
 ロンド風タランテラ、前奏曲 メヌエットとリール、
 3つの海上のスケッチ、ノヴェレッテ ヘ長調、
 英国舞曲の旋律による習作、ポルカ、オーボエソナタ
デニス・シモンズ(Vln)
キース・スワロー(pf)
トレーシー・チャドウェル(Sop)
ジョン・マッケイブ(pf)
ジョン・ターナー(Recorder)
リチャード・シンプソン(Obe)



<メジャー・レーベル>

DECCA


4789225
\2300
《セント・ポール大聖堂聖歌隊からのキャロルの贈り物》
 1) メンデルスゾーン:天には栄え,
 2) ゴーントレット:ダビデの村に,
 3) グルーバー:きよしこの夜,
 4) Trad:ディンドン空高く,
 5) anon:かほどの美徳あるバラはなからん,
 6) ホルスト:冬のさなかに,
 7) anon:ああ、ベツレヘムよ,
 8) レオントヴィチ:鐘のキャロル,
 9) ストップフォード:ねんねんころり,
 10) anon:喜び祝おう,
 11) ハドリー:私は少女を歌にする,
 12) ラッター:楽園にある全ての鐘が,
 13) anon:天使が乙女に,
 14) ベルリオーズ:羊飼いとの別れ,
 15) ワーロック:主をほめたたえよ,
 16) アダン:オー・ホーリー・ナイト,
 17) オード:アダムは囚われ横たわり,
 18) ブリテン:新年のキャロル,
 19) ウェイド:神の御子は今宵しも
セント・ポール大聖堂聖歌隊,
アンドリュー・カーウッド(音楽監督),
サイモン・ジョンソン(オルガン),
 聖歌隊の合唱とオルガンの清冽な響き
 胸躍るクリスマスのシーズンには何を聴きますか? 賑やかなクリスマス・ソングのメドレーもいいですが、このような聖歌隊の合唱とオルガンの清冽な響きは、心を鎮めるとともに、「キリスト誕生をお祝いする」というクリスマスの本来の意味にも思いを馳せることができるはず。壮麗な旋律が降り注ぎます。
 あのロンドンでも最も壮大なセント・ポール大聖堂の、歴史ある聖歌隊による歌声を。
 《録音》2015年6月, セント・ジャイルズ・クリップゲート教会(デジタル:セッション)
 

4788099
\2300
《バロック・ディーヴァ》
 1) ヴェラチーニ:歌劇『シリアのアドリアーノ』より
  「Amor dover rispetto」,
 2) ハッセ:歌劇『アルタセルセ』より「Eccomi…….」,
 3) ハッセ:歌劇『アルタセルセ』より「Pallido il sole」,
 4) グルック:歌劇『オーリドのイフィジェニー』より
  「Ma fille … Jupiter, lance ta foudre!」,
 5) ヴィヴァルディ:歌劇『ジュスティーノ』より
  「Vedro con mio diletto」,
 6) ハッセ:歌劇『ティグラーネ』より
  「Solca il mar e nel periglio」,
 7) ハッセ:歌劇『ティグラーネ』より
  「Fra quest’ombre Solimano」,
 8) ボノンチーニ:歌劇『アスティアナッテ』より
  「Spera che questo cor」,
 9) グルック:歌劇『パリーデとエレーナ』より
  「Le belle immagini d’un dolce amore」,
 10) ヴィンチ:歌劇『アスティアナッテ』より
  「Ti calpesto, o crudo amore」,
 11) サリー:歌劇『シロエ』より「A torrente che ruina」,
 12) ポルタ:歌劇『シファーチェ』より
  「Ti parli nel seno speranza ed amore」,
 13) カルダーラ:歌劇『エウリュステウス』より
  「Daranno all’ira mia」
ヴィヴィカ・ジュノー(メゾ・ソプラノ:1,7,9),
マリー=エレン・ネシ(メゾ・ソプラノ:4,9,12),
ソーニャ・プリーナ(コントラルト:2,3,6,10),
ロミーナ・バッソ(コントラルト:5,11,13)/
ゲオルゲ・ペトルー(指揮)
アルモニア・アテネア
 ヨーロッパで大人気のバロック・オペラの歌姫らによる競演
 日常の音楽シーンにバロック歌劇が浸透したのは、この15年くらいでしょうか。この分野の先達であるチェチーリア・バルトリが歌ったヴィヴァルディやヘンデルのアリアで衝撃を受けた人も多いことでしょう。
 ベル・カントとは違う発声法 (ほとんど、ノン・ヴィヴラート)と超絶技巧を駆使したバロック期のアリアは完璧に歌うだけでも、究極の技術が要求されるものですが、最近になってこの分野にも素晴らしい逸材が続々と出現しています。
 このアルバムでは傑出した才能を持つ4人の歌姫が登場し、その名技と表現力を披露しています。
 《録音》2013年7月、アテネ、ディミトリ・ミトロプーロス・ホール(デジタル:セッション)




SONY



8887516373-2
\2700→\2490
キット・アームストロング / リスト:交響的情景
 リスト:
  1)  夜の行列 S.513a,
  2) メフィスト・ワルツ第1番『村の居酒屋での踊り』S.514,
  3) タッソーの葬送凱旋 S.112-3
  4) メフィスト・ワルツ第2番 S.515,
  5) 栄えよポーランド S.113,
  6) メフィスト・ワルツ第3番 S.216《演奏》 
キット・アームストロング(ピアノ)
 2014年2月、初来日での東京交響楽団とのブリテンのピアノ協奏曲の鮮やかな演奏で大きな話題をまいたキット・アームストロングのソニー・クラシカルへの2枚目のソロ・アルバムです。
 初来日時のリサイタルでもプログラムに入れていた「メフィスト・ワルツ」を軸にしたリストのピアノ作品です。
 巨匠アルフレッド・ブレンデルが「私が出会った最高の才能」と賛辞を惜しまないピアニスト、キット・アームストロングは1992年ロサンゼルス生まれ、カーティスとロンドンで学び、13歳でブレンデルに師事。さらに数学でも博士号を持つという明晰な頭脳を持ち、ヨーロッパ中のメジャー・オケや名指揮者たちと共演、数多くの音楽祭などに出演し絶賛を浴びています。
 緻密な楽曲分析に基づく知性的なキット・アームストロングの解釈は、リスト作品につきものの過度に感情的で大仰な演奏とは無縁で、曲の構造をクリアに浮かび上がらせるユニークなもの。
 3曲ある「メフィスト・ワルツ」のうち、有名な第1番だけでなく、普段はあまり演奏されない第2番と第3番も1枚に収録している点もアルバムの価値を高めています。

 《録音》2015年8月, ベルリン、イエス=キリスト教会(デジタル:セッション)




キット・アームストロング
旧譜CD&DVD

8888374775-2
\2700→\2490
天才キット・アームストロング(P)
 ソニー・クラシカル・デビュー盤

J.S.バッハ:
 『最愛なるイエスよ、われらここにBWV.634』
 『主よ、汝のうちにのみわれ望みを持つBWV.712』
 『ただ神の摂理にまかすものBWV.690』
 『我らが救い主、イエス=キリストBWV.666』
 『イエスはわが喜びBWV.713』『甘き喜びのうちにBWV.729』
 『高き天よりわれ来たりBWV.738』
 『いと高きところにある神にのみ栄光あれBWV.715』
 『いと高きにいます神にのみ栄光あれBWV.711』
 『主イエス=キリスト、我らを顧みたまえBWV.655』
 『キリストは死の絆につきたまえりBWV.625』
 『おお人よ、汝の大いなる罪に泣けBWV.622』
 『パルティータ第1番 変ロ長調BWV.825』,
キット・アームストロング:
 『ファンタジー・オン・バッハ』(2011),
リゲティ:『ムジカ・ルチェルカータ』より
 第4, 3, 10, 9, 5, 7楽章
キット・アームストロング(P)

 1992年生まれの台湾系イギリス人の天才青年キット・アームストロングによるソロ・アルバムで、ソニー・クラシカルへのデビュー盤となります。7歳にしてカリフォルニア・チャップマン大学に最年少で入学、数学を専攻したという驚きの頭脳。
 ピアノの腕前も、かのアルフレッド・ブレンデルにして「私が会った最高の才能」と言わしめた凄いピアニストです。ヨーロッパ中のメジャー・オーケストラや名指揮者たちと共演、数多くの音楽祭などに出演し絶賛をあびています。日本へも2008年にシャイー指揮ゲヴァントハウス管弦楽団と来日し、NHK音楽祭で演奏したバッハのピアノ協奏曲第1番はNHKTVでOAされました。
 このデビュー・アルバムでは、彼の得意としているバッハの作品からコラールを。そして自作の曲をはさんで、独特な形式による技巧的なリゲティの作品を演奏しています。計算しつくされた斬新なプログラムをお楽しみ下さい。

【録音】2013年4月28〜30日, ベルリン、イエス=キリスト教会[デジタル:セッション]



 

旧譜/映像DVD
「SET THE PIANO STOOL ON FIRE」ドキュメンタリー/監督:マーク・カイデル
「ブレンデル&キット・アームストロング」
ARTIFICIAL EYE 536 1DVD\3200→¥2990
規格PAL、リージョン・コード2


 2008年末に引退したブレンデル。その後は後進の指導に当たっているということなのだが、このDVDは、ブレンデルとその生徒キット・アームストロングとの2008年から2009年までの2年間を密着取材したもの。
 キット・アームストロング・・・と聞いてピンと来る方も少ないかもしれない。当時17歳。まだまだあどけなさの残る中国系の少年。だが7歳でチャップマン大学の奨学生となり、科学と音楽を専攻(数学も天才的らしい)、16歳のときにモートン・グールド作曲賞を受賞したというまさに天才。その顔つきも本当に聡明そのもの。DVDの中でも映像が出てくるが、5,6歳のときにもうコンサートでバッハのコンチェルトをバリバリ弾いているから普通じゃない。
 そんな天才キットの音楽はしかし純粋無垢で穢れのないものだが、あまりにも透明すぎる。それがブレンデルのちょっとしたアドバイスでみるみる色がついていく様はなんとも言えない。
 そして最後にキットは晴れの舞台に登場する。
 そこに現れたのはシャイー。そう、キットはついにライプツィヒ・ゲヴァントハウスと共演するのである。(シャイーとのピアノの前での濃厚な打ち合わせも、見ていてなかなか興味深い。)
 彼らの本番は2009年11月。そう、ご覧になられた方もいるかもしれない。2009年の11月に行われた日本でのライプツィヒ・ゲヴァントハウス公演こそ、キットの晴れ舞台だったのである。

 規格PAL、リージョン・コード2のため、通常の日本のDVDでは再生できません。専用の機器、あるいはパソコンだと再生できる可能性が高いです。


ARTIFICIAL EYE 536
1DVD\2990
A Film by Mark Kidel
 SET THE PIANO STOOL ON FIRE
   Alfred Brendel, Kit Armstrong
規格PAL、リージョン・コード2のため、通常の日本のDVDでは再生できません。専用の機器、あるいはパソコンだと再生できる可能性が高いです。







DHM



8887514120-2
\2700→\2490
シュテファン・テミング&ドロテア・ミールズ/Birds〜
 バロック時代の鳥の標題音楽

  1) ラモー:『新クラヴサン組曲集第2番』〜「雌鶏」,
  2) ヘンデル:歌劇『リナルド』〜「さえずる小鳥達よ」,
  3) 作者不詳:『This Merry Peasant Spring』,
  4) ピエトロ・トッリ:歌劇『イスメーネ』〜「息子ナイチンゲールよ」,
  5) ジュセッペ・フェデリ:『愛の寺院〜楽しむ鳥のさえずり』,
  6) トマス・アーン:『お気に召すまま〜カッコウ』,
  7) アレッサンドロ・ポリエッティ:『夜鳴きうぐいす〜鳥の模倣』,
  8) ヴィヴァルディ:協奏曲集Op.10-3『ごしきひわ』,
  9) 作者不詳:『メリスマ〜ワタリガラス』,
  10) ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール:『鳩』,
  11) ラインハルト・カイザー:『ユリシーズ〜快いナイチンゲール』,
  12) F.クープラン:『クラヴサン曲集第2巻』〜「さえずり」,
  13) キニャール氏:『春(やさしく)』,
  14) ルイ=クロード・ダカン:『カッコウ』,
  15) ヘンデル:『オラトリオ「快活の人、沈思の人、温和の人」〜「甘き鳥」,
  16) ジョン・バートレット:『優しい鳥達よ、奪わないで欲しい』
シュテファン・テミング(リコーダー),
ドロテー・ミールズ(ソプラノ),
アクセル・ヴォルフ(リュート、テオルボ),
ドーメン・マリンチッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ),
エリーザベト・ザイツ(ツィター, ハープ),
ヴィプケ・ヴァイダンツ(チェンバロ),
ザ・ジェントルマンズ・バンド,
ラ・フォリア・バロックオーケストラ

 シュテファン・テミングとドロテー・ミールズによるドイツ・ハルモニア・ムンディへの2枚目のアルバムで、鳥を表題とした作品ばかりを集めたものです。
 リコーダーは、ラテン語の「recordor(思い起こす)」などに由来する楽器名ですが、(鳥などが)「歌う」「さえずる」という意味にも 用いられたことがあり、そこから名づけられたとする説もあるようです。
 テミングは、歌うような天才的な呼吸法とフィンガリング、情感豊かな、ゆったりとした曲、生気あふれる急速な曲など、見事な様式の理解によってバロックの表題音楽を奏でていき、名花ミールズは「鳥」をテーマにしたアリアや歌曲を細やかに歌っています。

《録音》2015年2月, ミュンヘン、昇天教会(デジタル:セッション)



ドロテー・ミールズ&シュテファン・テミング
第1弾

8884304458-2
\2700→\2490

ドロテー・ミールズ&シュテファン・テミング第1弾
 インスパイアード・バイ・ソング

 民謡:
  『John Come Kiss Me Now』『Lady Ann Bothwell's Lament』,
 ジェミニアーニ:『Lady Ann Bothwell's Lament』,
 ファン・エイク:『EngelsNachtegaeltje』,
 ソロモン・エクルズ:『A Division on a Ground』,
 民謡:『An Irish Tune』,
 ジェミニアーニ:『An Irish Tune』,
 ダウランド:『Flow My Tears』,
 ヨハン・ショップ:『Lachrimae Pavan』,
 民謡:『When Daphne Did from Fair Phoebus Fly』,
 ファン・エイク:『Doen Daphne d'over schoone Maeght』,
 作者不詳:『The Division Flute: Faronell's Ground』,
 トマス・ダーフィー:『The King's Health』,
 民謡:『Greensleeves』,
 F・ナッセン:『Can Love BeControul'd』,
 ヨハン・クリストフ・ペープシュ:『Can Love Be Controul'd』,
 マーガレット・ケール:『トッカータ』,
 パーセル:『When I Am Lied in Earth』
シュテファン・テミング(Bfl)
ドロテー・ミールズ(Sp)
マーガレット・ケール(Hp)
ザ・ジェントルマンズ・バンド
 ヨーロッパで「ブロックフレーテの天才的表現プレーヤー」と絶賛され、Ohems Classicsから3枚のソロ・アルバムを発表しているシュテファン・テミングと、彼が率いるコンソート「ザ・ジェントルマンズ・バンド」のドイツ・ハルモニア・ムンディへのデビュー・アルバムです。
 ピュアで安定した技術と絶品な表現力を兼ね備えDHMにも2枚のソロ・アルバムをはじめ多数の録音に登場しているソプラノ、ドロテー・ミールズとのコラボレーションとなる当アルバムでは、「グリーンスリーヴズ」などのイギリス古謡に触発され、ジェミニアーニやファン・エイク、ダウランドなどバロック時代の作曲家が作曲したリコーダーとアンサンブルのための作品が収録されています。
 誰もが知っている有名曲をネタにした、いわばバロック時代のカバー曲集というわけです。感情的でなく素朴さを大切にすることにより、時空を越えたほっとする瞬間を私たちに与えてくれます。
  【録音】2013年4月, ドイツ、シュタルンベルク、聖ヨーゼフ教会[デジタル:セッション]






<映像>


PARNASSUS(映像)



PDVD 1204
(DVD)
\2600→\2390
ムラヴィンスキー・コンダクツ・ショスタコーヴィチ
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲第5番ニ短調 Op.47(1937)(*)
  交響曲第8番ハ短調 Op.65(1943)(+)
  交響曲第12番ニ短調「1917年」Op.112(1961)(#)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)

収録:1973年、モノラル(*)/1982年、ステレオ(+)/1984年、モノラル(#)
 レーベル提供情報によれば過去に日本でのみ発売されたことのある映像作品とのことで、おそらくドリームライフから発売された2枚のDVD(DLVC-8041, 8042)に収められていたソースと同一です。
 収録時期、場所については情報提供されておらず、上記の収録年は代理店の推測に拠るものです。





















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