クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

.
 


≪第84号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2015/10/27〜


マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル

国内盤
映像


 




10/30(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


 

BONGIOVANNI

GB 2195/96
(2CD)
\2500
ニコラ・ヴァッカイのオペラの代表作
 ロミオとジュリエットの物語

  ニコラ・ヴァッカイ(1790 〜 1848):
   オペラ「ジュリエッタとロメオ」
ジュリエッタ:ポーラ・アルメラレス
ロメオ:マリア・ホセ・トゥルッル
カペッリオ:ダーノ・ラッファンティ
テバルド:アルマンド・アリオスティーニ
ロレンツォ:エンリコ・トゥルコ
アデーレ:エレーナ・マリナンジェリ
マルキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ・
 マルキジアーノ歌劇合唱団
アレッサンドロ・ズッパルド(合唱指揮)
ティツィアーノ・セヴェリーニ(指揮)
 18世紀イタリアの作曲家、ニコラ・ヴァッカイのオペラの代表作イタリアオペラで味わうロミオとジュリエットの物語

 録音:1996年10月4日

 ベッリーニと時代を同じくした18 〜 19 世紀イタリアの作曲家、ニコラ・ヴァッカイ。彼の傑作と言われるオペラ「ジュリエッタとロメオ」が、2 枚組の1CD 価格として再登場。
 同じくロミオとジュリエットを題材として書かれたベッリーニのオペラ「カプレーティ家とモンテッキ家の人々」の名声の影となってしまったと言われるヴァッカイの「ジュリエッタとロメオ」ですが、ベッリーニ作の上演の際にヴァッカイ作の場面を一部挿入する、という上演例を1822 年にロッシーニの提案で初めて以来、その恒例は受け継がれているといいます。
 声楽教師として名を馳せていたヴァッカイが書く伸びやかなアリアを、艶やかな声で聴かせる歌手勢にも注目です。
シェークスピアによって原作が書かれてから400 年、時代を経ても色あせることのないこの普及の名作は多くの芸術家たちを魅了し、オペラ、バレエ、映画など様々な作品の源泉となっていますが、そんなロミオとジュリエットの世界を華麗なイタリアオペラで味わうことができるCD です。




LA DOLCE VOLTA

LDV 24
\2600→\2390
ナタリー・デセイが読む、ぞうのババールのおはなし
 ババールとサンタクロース(ジャン・ド・ブリュノフ著)
  演奏曲(ピアノ・ソロ)
   【シャニ・ディリュカ作:
     クリスマスの歌、クリスマスの歌と象の主題に基づくメドレー/
    サン=サーンス:象(動物の謝肉祭より) /
    グリーク:
     こびとの行進(抒情小曲集op.54 より)、
     山の魔王の宮殿にて(ペール・ギュントより)、
     小妖精(抒情小曲集op.71 より)/
    サティ:ジムノペディno.1、グノシエンヌno.1 /
    プーランク:ノクターン第7番/
    ドビュッシー:メヌエット、亜麻色の髪の乙女、パスピエ、雨の庭/
    プーランク:鳥たちの祭/
    ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/
    ビゼー:小さな旦那様、小さな奥様(子供の遊びより)/
    伝承曲:Mon beau sapin(私のクリスマスツリー)】
朗読:ナタリー・デセイ
ピアノ:シャニ・ディリュカ
 収録:2015年8月8-10日(スタジオ4’33”)

 ババールのCDブックの登場。フランス語による美しいババールの絵本とCDつきという仕様です。
 ナタリー・デセイが朗読、LFJ 音楽祭でもおなじみのシャニ・ディリュカがピアノを奏でます。
 デセイの声色のヴァリエーションの豊かさと表情に驚き、ディリュカの奏でるピアノと物語の世界の融合にうっとりの1枚です。
 フランス本国では3-5 歳児むけということはありますが、フランス語学習者にもうってつけの内容です。






.

LES DISSONANCES


ようやく正規代理店登場
天才ダヴィド・グリマルのレーベル


 すでにファンの間では騒がれていて、海外から直輸入するか、国内代理店の誕生を待つかの選択を迫られていたが、このたびようやく国内代理店が登場。
 心してどうぞ。


 ダヴィド・グリマル。
 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者。

 天才。

 パリ国立高等音楽院にて、レジス・パスキエに師事、さらにシュロモ・ミンツやアイザック・スターン、さらにフィリップ・ヒルシュホーンらからも薫陶をうけた。
 ソロ・ヴァイオリン奏者として様々なオーケストラと共演するほか、様々な作曲家から作品を献呈されている(ダルバヴィー、エスケシュ、ジジェル、イヴァン・フェデーレ他)。
 長年にわたり名ピアニスト、プルーデルマッハーとコンビを組み室内楽の活動も展開。指揮者なしで演奏するオーケストラ「レ・ディソナンス」を結成。ソロ、室内楽、さらにオーケストラ活動を展開している。

 使用楽器は「ex Roederer」( ストラディヴァリウス、1710 年) と「ドン・キショット(ジャック・フスティエ製)」の2 つ。

 そのグリマル、これまでAPARTEなどで鮮烈な演奏を聴かせて来ていたが、ついに自分のレーベルを立ち上げた。おそらくレーベルにいろいろ無理難題を要求して敬遠されて、「だったら自分でやるわい」と言って立ち上げたのではないか(店主推測)。

LD 006
(2CD+1DVD[PAL])
\4900→\4490
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
 [CD1]
  ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
  ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
 [CD2]
  ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219

 [DVD]
  ヴァイオリン協奏曲第1 〜 5番
ダヴィド・グリマル
 (ヴァイオリン&コンサートマスター)
レ・ディソナンス
 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル、「Les Dissonances」新譜のご紹介

 収録:2014年3月1日/シテ・ド・ラ・ミュジーク(ライヴ)

 グリマルと、レ・ディソナンスによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲。
 


LD 005
(1CD+1DVD[PAL])
\5300→\4990
※70 ページのブックレット付
グリマルによるブラームス。
 指揮者なしのレ・ディソナンスのアンサンブルの底力を観るよう

 ブラームス:
  ・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
  ・交響曲第4番 ホ短調 op.98

 [DVD]
  ブラームス:交響曲第4番(全曲)
ダヴィド・グリマル
 (ヴァイオリン&コンサートマスター)
レ・ディソナンス
LD 004
(1CD+1DVD[PAL])
\3500→\3290
※ブックレットなし
 収録:2012年10月27日(協奏曲)、2013年2月12日(交響曲)/70ページのブックレット付

 グリマルによるブラームス。指揮者なしのオーケストラ、レ・ディソナンスのアンサンブルの底力を観るような映像です。






デイヴィッド・グリマル/レ・ディソナンス
APARTE 旧譜
ベートーヴェン



 今風に言うならば「超カッコイイ!」。指揮者なしという状況がこの緊張感あふれる快速演奏を生んだのか。この突き刺すようにとんがった演奏。
 しかし「指揮者なし」と言いながら、このすさまじい演奏がクセ者デイヴィッド・グリマルによるお導きにあることは間違いない。
 ここでその演奏風景が視聴できるが、鮮烈極まりない。こいつらの本気具合は半端じゃない。パフォーマンス・サーカス軍団。

 最近聴いたベートーヴェンでは最も印象的だった。こんなところにも天才がいるわけである。




APARTE
AP 009
(1CD+1 DUAL DISC)
\3300→¥2990
[CD1] ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
[CD2] (Audio-CD)ベートーヴェン:交響曲第 7 番 イ長調 op.92

(DVD Video)
 ベートーヴェン:交響曲第 1 番 アダージョ、
 アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ、
 交響曲第 7 番 ポコ・ ソステヌート・ヴィヴァーチェ、
 ヴァイオリン協奏曲 ロンド・アレグロ(すべて抜粋)
デイヴィッド・グリマル(ヴァイオリン)
レ・ディソナンス
録音:2010 年 3 月 15 日(ヴァイオリン協奏曲、交響曲第 1 番/ライヴ録音)、2010 年 5 月 27 日(交響曲第 7 番/ライブ録音)/(Audio+DVD VIDEO[PAL])

 ヴァイオリンの名手グリマルが、ヴァイオリンと指揮の両方の才能を思う存分発揮したセット。
 レ・ディソナンス(=不協和音)と名付けられたアンサンブル団体は、グリマルの呼びかけに応じて集まった若き音楽家たち。様々な古典の名曲に違った光の当て方をすることをモットーにしている団体だけあって、ここに収められたベートーヴェンの名曲も新たな光に満ちています。グリマルのヴァイオリンの音色の美しさと力強さに魅力されつつ、オケの音色も非常に充実した魅力的なベートーヴェンです。
 

APARTE
AP 023
(1CD+1DVD(PAL))
\4000→¥3390
ベートーヴェン(1770-1827):
 1-4. 交響曲第5番 op. 67
 5. プロメテウスの創造物 op. 43

  (ボーナス映像DVD(PAL): 全曲の演奏風景)
デイヴィッド・グリマル(Vn)
レ・ディソナンス(アンサンブル)


録音:2010 年12 月9 日/ディジョン歌劇場オーディトリウム(ライヴ)

 革新的なスピリッツに溢れるベートーヴェンの交響曲第5 番に、レ・ディソナンス率いるグリマルが挑戦。アンサンブルの中で他のパートとコミュニケーションを深めながら、究極の音楽を目指します。
 分散した社会を一つにまとめ、経済、環境など様々な問題に直面する市民を鼓舞し、その絆を深めていくことこそが、音楽の使命であると考えるレ・ディソナンス。彼らの音楽活動は、路上生活者や社会的に疎外された人々の社会復帰を支援する非営利団体「Les Margeniaux」に捧げられています。また、作曲家、ソリスト、オーケストラおよび室内管弦楽団の団員など、異なる分野で活躍する音楽家たちの相互交流、若手のホープの支援も行い、レパートリーはいわゆるメジャーであるところのバッハやベートーヴェンだけでなく、ブリース・ポーセットなどの現代作曲家による作品まで及んでいます。ナイーヴから出ているリヒャルト・シュトラウスの『メタモルフォーゼン 23 の独奏弦楽器のための習作』、シェーンベルクの『浄められた夜』に捧ぐCD は熱狂を持って迎えられ、多くの音楽評論家から絶大なる評価を受けました。また、ベートーヴェンの交響曲第7 番とヴァイオリン協奏曲を収録したCD が2007 年10 月にリリースされた際には、テレラマ紙が最高の評価を与えたほか、2010年のル・モンド賞のベスト・レコーディングス部門に選ばれました。社会に働きかけていこうとする彼らの真摯な姿勢に打たれ、フランス政府もバックアップしています。
 デイヴィッド・グリマルはフランス第一線で活躍するヴァイオリニスト。パリ国立音楽院を卒業後、アイザック・スターンやシュロモ・ミンツに学び、パリ政治学院でも勉学に励みました。高潔な演奏姿勢、ピュアな音楽的感性を称えられ、世界有数のオーケストラと共演を重ねてきました。また、ダルバヴィー、ティエリー・エスケシュ、オスカー・ビアンキ、フィリップ・エルサン、アレクサンドル・ガスパロフなど、フランス国内外の著名な作曲家が彼のために作品を書いており、作品初演も数多く行っています。さらに、近年リリースされたバッハのヴァイオリン・ソナタ全曲集(AM 181) は非常に高い評価を受け、ベストランキングに入り、注目されました。
ソリストとしてのキャリアのみに甘んじることなく、様々な音楽家とのコラボレーションによる活動を発展させていくため、レ・ディソナンスを結成しました。パリ中心部でコンサートを行い、収益は全て路上生活者などの支援に充てています。

デイヴィッド・グリマル AMBROISIE 旧譜

AMBROISIE
AM 181
(2CD+1 bonus DVD)
\5000→¥4590
[CD1]
 ①J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
 ②ブリス・パウゼ(b.1965):コントラパルティータ〜クーラント
 ③J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第1番 変ロ長調 BWV 1002
 ④J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
[CD2]
 ①ブリス・パウゼ:コントラパルティータ〜プレリュード
 ②J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
 ③J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005
 ④ブリス・パウゼ:コントラパルティータ〜ルール
 ⑤J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV 1006

[ボーナスDVD]
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調
デイヴィッド・グリマル(Vn)
録音:2008年9、12月
 「バッハとは私たち孤独なヴァイオリニストと似ている、彼は一人で苦しみ、彼は一人で泣き叫ぶ・・・孤独なヴァイオリニストそのものだ・・・孤独なのだ・・・」
 ブックレットの中でグリマルは、バッハの無伴奏ソナタとパルティータ全曲をレッスンで一度に弾いたあと、師であるヒルシュホーンのこの言葉を忘れたことはない、と述べています。
 グリマルは、そのピンと張った音色と集中力には定評のあるヴァイオリニスト。音符の一つ一つが突き刺さってくるような厳しさに満ちたグリマルの演奏は、一人、バッハが全身全霊をこめて書き込んだ音符とともに祈るもの。音楽に対して敬虔なグリマルの演奏に、驚嘆させられるバッハです。
 合間に挟まれている作品の作曲家パウゼは、フランスを中心に活躍する作曲家。前衛的な作風ですが、バッハのおそろしく深い世界への、心の準備のような作品です。







PARADIZO



PA 0014
\2600→\2390
アストレの名盤再発売
 2台のチェンバロ
  〜スキップ・センペ&オリヴィエ・フォルタン

 J.S.バッハ:
  ・プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 545(原曲:オルガン)
  ・ラルゴ〜無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 BWV 1005 ハ長調より
  ・アダージョ ニ短調 BWV 974〜マルチェッロのオーボエ協奏曲の編曲
  ・アダージョ ト長調 BWV 968〜
   無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調より
  ・プレリュードとフーガ ト長調 BWV 541(原曲:オルガン)
  ・協奏曲 ト長調 BWV 592a(原曲:エルンスト公子作のヴァイオリン協奏曲)
  ・プレリュード 変ホ長調 BWV 1010〜無伴奏チェロ組曲 第4番より
  ・プレリュード ハ長調 BWV 966〜ラインケン作のソナタに基づく
  ・プレリュードとフーガ ハ長調 BWV 547(原曲:オルガン)
  ・協奏曲 ハ長調 BWV 595(原曲:エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲)
  ・アダージョ イ短調 BWV 965〜ラインケン作のソナタに基づく
  ・協奏曲 イ短調 BWV 593〜ヴィヴァルディ:「調和の霊感」第8番の編曲
  ・プレリュード イ長調 BWV 1006〜
   無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より
スキップ・センペ&
 オリヴィエ・フォルタン(チェンバロ)
 2台チェンバロの豊かな響きで楽しむバッハ作品の重編曲集

 録音:1998年

 スキップ・センペとオリヴィエ・フォルタン、現代における最高峰のチェンバロ奏者2 名による、2 台チェンバロのCD。アストレより1998 年にリリースされたタイトルの再発売です。
 バッハの作品で、オルガン、独奏ヴァイオリンあるいは独奏チェロ、あるいはバッハ自身による同時代の他の作曲家作品を鍵盤楽器用に編曲をしたものを、センペとフォルタンがさらに2 台のチェンバロ用に重編曲したものを収録しています。




BNL


BNL 112977
\2600
マッシモ・ノゼッティ:オルガン作品集
 「汝ら神を讃えよ」によるパルティータ/前奏曲/
 聖母のミサ/祝祭後奏曲/死者のためのミサ/
 アメリカ民謡によるエレジー/プロセッショナル/
 クリスマス・ミサ/オスターン・ファンファーレ/
 イースター・ミサ
オマール・カプーティ(オルガン)
 優れたオルガニストとして活躍しながらも、2013年に53歳という若さで亡くなったマッシモ・ノゼッティの没後一周年メモリアルとして録音された作品集。
 ノゼッティの教え子であったオマール・カプーティが、トリノ、サンタ・リタ教会のオルガンを弾く。

 ※録音:2014年10月、イタリア




CENTAUR


CRC 3455
\2400
ダングルベール:クラヴサン曲集
 クラヴサン曲集ト長調/クラヴサン曲集ハ長調/
 ガリアルド イ短調/クラヴサン曲集ニ短調/
 ガラテアのシャコンヌ/クラヴサン曲集ト短調/
 シャンボニエール氏のトンボー
シャルロット・マッタ・メルシュ
 (ハープシコード)
 シャンボニエールの後任としてルイ14世のヴェルサイユ宮殿の宮廷クラヴサン奏者として活躍したフランス・バロックの音楽家ジャン・アンリ・ダングルベール(1629−1691)。
 パリ、ブルージュの国際コンクールでの入賞実績を持つ女流奏者の使用楽器は、ウィラード・マーティンが1980年に製作したニコラ・ブランシェ1720年製(パリ、フランス)のレプリカ。

 2014年6月の録音。
 .


CRC 3445
\2400→\2190
知られざる20世紀前半のロシアン・ロマンティシズム
 コセンコ:ピアノ作品集 Vol.3

 ピアノのための11の練習曲 Op.8(全曲版世界初録音)
 ピアノのための24の子供の小品 Op.25(世界初録音)
ナターリャ・シュコダ(ピアノ)

 知られざる20世紀前半のロシアン・ロマンティシズム。ヴィクトル・ステパノヴィチ・コセンコ(1896-1938)は、旧ソヴィエト政府から労働赤旗勲章を贈られるなど、順調にキャリアを重ねていた矢先の1938年10月に病に倒れ他界した20世紀前半のウクライナ人作曲家。
 演奏は、コセンコのピアノ音楽の復権に取り組み続けるウクライナ出身の女流ピアニスト、ナターリャ・シュコダ。「Op.8」は全曲版世界初録音、「Op.25」は世界初録音。

  2014年12月の録音。



旧譜

まったく無名ながらこのコセンコ、けっこういいんです。ピアノのシュコダの思いいれある演奏のせいもあると思うけれど、不思議な感性の音楽。
スクリャービンなどに似ている感覚もあるが、もっと卑近でもっと優しく穏やか。

第1弾は秘曲レーベルTOCCATAから、第2弾はCENTAURから。

Kosenko: Eleven Etudes in the Form of Old Dances, Op. 19
TOCCATA
TOCC 0036
\2800
ナターリャ・シュコダ
 コセンコ:ピアノ作品全集Vol.1

 古い舞曲様式の11のエチュード
  ※旧西側諸国での初録音
ナターリャ・シュコダ(P)
(2005年12月21日 米国、アリゾナ州立大学、音楽学部、カツィン・コンサート・ホール)

CENTAUR
CRC 3109
\2400
ナターリャ・シュコダ
 コセンコ:ピアノ作品全集Vol.2

  ピアノ・ソナタ第1番変ロ短調 Op.13
  ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調 Op.14
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.15(全曲世界初録音)
ナターリャ・シュコダ(ピアノ)
 ヴィクトル・ステパノヴィチ・コセンコ(1896−1938)は、旧ソヴィエト政府から労働赤旗勲章を贈られるなど、順調にキャリアを重ねていた矢先の1938年10月に病に倒れ他界した20世紀前半のウクライナ人作曲家。ロシアン・ロマンティシズムあふれる抒情的なコセンコのピアノ作品は、20世紀初期のロシアで生まれた知られざる秀作である。
 2009年6月10日−11日の録音。全曲世界初録音。


 


CRC 3413
\2400→\2190
サクソフォンとチェロのための音楽
 チャン:ウォーク・オン・ウォーター
 エリオット:フィールド・ミュージック
 デニゾフ:アルト・サクソフォンとチェロのためのソナタ
 リード・トーマス:湖に反射する星と月明かり
 エンゲブレトソン:4つの短い歌
 ラーセン:ビド・コール
ヘルトン=トーマス・デュオ
 〔ジョナサン・ヘルトン(サクソフォン)、
  スティーヴン・トーマス(チェロ)〕
 ヘルトン=トーマス・デュオは、2008年に結成されたサクソフォンとチェロというレアな編成のアンサンブル。
 サクソフォン奏者にはお馴染みのデニゾフや、注目のアメリカ人女流作曲家アウグスタ・リード・トーマスの作品などを収録。サクソフォンの新規レパートリー開拓にも役立つプログラムです。

 2011年の録音。
 

CRC 3434
\2400
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲集
 弦楽五重奏曲第1番イ長調 Op.18
 弦楽五重奏曲第2番変ロ長調 Op.87
 カプリッチョ ホ短調
ハリントン弦楽四重奏団
ジェームズ・ダンハム(ヴィオラ)
 ハリントン弦楽四重奏団は1981年結成のアメリカのアンサンブル。フェニックス・コーラルと共演したヤイロの合唱作品集(Chandos/CHSA 5100)での、演奏は高い評価を受けており、2005年にはグラミー賞にノミネートされた経歴を持つ。クリーヴランド四重奏団のヴィオラ奏者として活躍した名手、ジェームズ・ダンハムの参加もポイント。

 2009年5月の録音。
 


CRC 3404
\2400→\2190
コンスタンティニデス:協奏的作品集
 ヴァイオリン協奏曲第3番《カファンタリス》
 アンティゴネからの3つのセレクション
 声楽と室内オーケストラのための《サッフォーの歌》
 オーボエと弦楽オーケストラのための《クレオンの挽歌》
 ピアノ協奏曲第2番《ギリシャ風変奏曲》
 アルト・サクソフォンと室内オーケストラのための協奏曲
  《真夜中の幻想曲第2番》
ルイジアナ・シンフォニエッタ
ディノス・コンスタンティニデス(指揮)
ゲオルギオス・デメルツィス(ヴァイオリン)
スピロス・コントス(オーボエ)
アンジェリカ・カタリオウ(メゾ・ソプラノ)
マリア・アステリアドウ(ピアノ)
アタナシアス・ゼルヴァス(サクソフォン)
 3曲のオペラを含む260曲を超える作品を作曲し、アメリカ、ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督を務めるギリシャの重鎮ディノス・コンスタンティニデス(1929−)。「ヴァイオリン協奏曲第3番」や「ピアノ協奏曲第2番」を含む、協奏的作品集のソリストは全てギリシャの音楽家たちが担当。ギリシャ国立響の首席オーボイスト、スピロス・コントスなど実力派揃い。

 2004年−2013年の録音。
 

CRC 3429
\2400
トランペットのサウンド
 バロシュ:カンテムス/
 デイヴィッド・コールマン:トランペットのサウンド/
 コープランド:4つのモテットより 第4番/
 メンデルスゾーン:詩篇43番/
 ウィルビー:イフ・ユー・ラヴ・ミー/
 ホヴァネス:聖グレゴリーの祈り/
 グレイストン・アイヴズ:エディントン・サーヴィスより
  マニフィカト、ヌンク・ディミティス/
 マリオーネ:神秘のトランぺッター
ウィリアム・ジュウェル・カレッジ・コンサート合唱団
アントニー・J・マリオーネ(指揮)
ランドルフ・リー(トランペット)
アン・マリー・リグラー(オルガン)
 アメリカの合唱指揮者兼作曲家、アントニー・J・マリオーネ(1978−)の2013年の新作「神秘のトランぺッター」を含む合唱作品集。合唱、オルガンとともにトランペットのサウンドが響き渡る。

 2014年5月の録音。




COBRA


COBRA 0048
\2600
ブラームス:弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-1
 弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.51-2
 ドイツ民謡集より 第8曲《静かな夜に》WoO.34-8
キロガ弦楽四重奏団
 スペインの新世代クヮルテット、キロガ弦楽四重奏団第3弾!

 ガリシア地方の大ヴァイオリニスト、マヌエル・キロガ(1892−1961)の名を冠するスペインのクヮルテット、キロガ弦楽四重奏団(Cuarteto Quiroga)。
 大胆かつ独創的なアプローチで国際的な評価を得、2007年にスペイン国営放送の文化賞を授与された新世代アンサンブルのレコーディング第3弾は、ブラームスの弦楽四重奏曲集!
 ボーナス・トラックとして、ブラームスが編曲したドイツ民謡「静かな夜に」の弦楽四重奏版を収録。

 ※録音:2014年12月17日−19日、オランダ




LINDORO


NL 3028
\2500
中世の撥弦楽器芸術
 聖母マリアのカンティーガ集より
 モンセラートの朱い本より/他
ホセ・ルイス・パストール
 (中世の撥弦楽器)
 スペインのリュート、イタリアのリュート、中世ギター、ペニョーラのビウエラ、シトラ、シンフォニアといった様々な中世の撥弦楽器を弾き分けた13世紀〜15世紀の舞曲集。
 ブックレットには、使用楽器の詳細がカラー写真とともに掲載されている。




MUSICA FICTA



MF 8022
\2600→\2390
クリストファー・タイの代表作「イン・ノミネ」集!
 クリストファー・タイ:
  コンソート・ミュージック 〜 イン・ノミネ
スピリット・オヴ・ガンボ、
クラロン・マクファーデン(ソプラノ)
 ヴィオールの名手フレーク・ボルストラップを中心とした、"ガンバの魂"の名を持つオランダのヴィオール・コンソート、スピリット・オヴ・ガンボ。
 16世紀イギリスの重要な作曲家の一人であり、ヴィオール・コンソートのための音楽を最初に作曲したクリストファー・タイ(ca.1505−ca.1573)の代表作、「イン・ノミネ」を主としたヴィオール・コンソートのための音楽。

 ※録音:2014年6月16日−19日、オランダ
 


MF 8021
\2600→\2390
ステファーノ・ランディ:アリア集
 フレスコバルディ、ルッツァスキ、カプスベルガー
イル・フェスティーノ
 イタリア・バロックの作曲家、ステファーノ・ランディ(1587−1639)のアリアを中心に、フレスコバルディ、ルッツァスキ、カプスベルガーらの作品をハイクオリティな歌と器楽で聴かせてくれる。
 チリ生まれのリュート&ギター奏者マヌエル・デ・グランヘ率いるイル・フェスティーノは、チリ、フランス、チェコ、キューバなど多国籍のメンバーで構成される古楽アンサンブル。チェンバリストとしては、バロック・ヴァイオリニストのヨハネス・プラムゾーラーとの共演でも知られるフィリップ・グリスヴァールがメンバーとして名を連ねている。

 ※録音:2014年4月24日−27日、ベルギー



.

SYRIUS



SYR 141448
\2600→\2390
ヴィエルヌ:ピアノ作品集
 ブルゴーニュ組曲 Op.17/夜想曲第3番/
 4月の歌/ピアノのための小品 Op.49/
 12の前奏曲 Op.38
ジャン・デュベ(ピアノ)
 長年ノートルダム寺院のオルガニストという名誉ある職に就くなど、優れたオルガニスト、ピアニストとして活躍した盲目の作曲家のルイ・ヴィエルヌ(1870−1937)の珍しいピアノ作品集。
 2002年の第6回リスト国際ピアノ・コンクールを制覇したフランスのピアニスト、ジャン・デュベは、Syriusレーベルを中心に数多くの録音を残しており、ジャン・アランやジャン=ポール・プナンなどのフランスの珍しいピアノ作品集にも定評がある。

 ※録音:2011年6月、フランス



こういう曲を「知られざる名曲」と呼ぶのだろう
ピエルネとヴィエルヌのピアノ五重奏曲



 こういう曲を「知られざる名曲」と呼ぶのだろう。
 フランス近代室内楽の至宝というべき、ピエルネとヴィエルヌのピアノ五重奏曲。

 甘美さと優雅さを携えつつ、ある種の憂鬱と深刻さを垣間見させるピエルネらしい大作。
 一方、戦争中2人の子供を亡くしたヴィエルヌの、あまりに悲しく切ない「葬送行進曲」を含んだ、ときに受難曲にも聴こえる傑作。

 どちらも以前TIMPANIで別々にリリースされていたが、今年初めにこの2曲がカップリングとなったATMA盤をご紹介、ひっそりとブームになっていた。

 ATMAの在庫が切れる前に単体で再度ご紹介しておきます。お早めに・・・。



先日ご紹介した名盤
ヴィエルヌのピアノ五重奏曲

ATMA
ACD2 2384
\2100
フランス近代室内楽の至宝〜ピエルネ&ヴィエルヌのピアノ五重奏
 ピエルネ:ピアノ五重奏曲Op.41
 ヴィエルヌ:ピアノ五重奏曲Op.42
アルトゥール・ルブラン弦楽四重奏団
 【小林響(ヴァイオリン)
  ブレット・モルザン(ヴァイオリン)
  ジャン=ルック・プロード(ヴィオラ)
  ライアン・モルザン(チェロ)】
ステファン・ルムラン(ピアノ)
 録音:2006 年3 月

 ピアニストのステファン・ルムランが取り組んでいるフランスの作曲家の作品を積極的に録音していくシリーズ「フランス音楽発見(ムジーク・フランス・デクヴェルト)」。
 今回はピアノ五重奏曲を取り上げています。

 まずガブリエル・ピエルネの代表作ピアノ五重奏曲。ピエルネはマスネに作曲を、フランクにオルガンを学ぶなどフランス近代音楽の真髄を極めた作曲家。抒情豊かな洗練された旋律が魅力的なこの作品は、フォーレに捧げられています。
 そして名オルガニストとして名を馳せた同時代のルイ・ヴィエルヌ。長男が亡くなった直後に作曲されたピアノ五重奏曲は、フランス近代を代表するフランク、フォーレの作品に劣らない傑作。

 





 

SYR 141462
\2600
デニス・ヴィスヴィキス:
 ピアノのための三部作《星々》

  命の星/光の星/愛の星
ジャン・デュベ(ピアノ)
 ギリシャとフランス国籍の作曲家、デミス・ヴィスヴィキスが1998年〜2001年にかけて作曲したピアノ三部作「星々(Les Astres)」は、星をテーマにしたミステリアスな作品。

 ※録音:2014年5月、フランス



.

NAXOS



8.660374
(2CD)
\2200→\1990
このアルバムにはNAXOSの大いなる野望を感じる。

 NAXOSの本拠地香港のオケ、そしてズヴェーデン指揮
  ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」
               序夜「ラインの黄金」



<BD Audio>
 CDと同内容
ヴォータン:神々の長…マティアス・ゲルネ(バリトン)/
フリッカ:ヴォータンの妻…ミシェル・デヤング(メゾ・ソプラノ)/
ローゲ:火の神…キム・ベグリー(テノール)/
ドンナー:雷神…オレクサンドル・プシュニアク(バリトン)/
フロー:幸福の神…チャールズ・レイド(テノール)/
フライア:フリッカの妹…アンナ・サムイル(ソプラノ)/
エルダ:知恵の女神…デボラ・ハンブル(メゾ・ソプラノ)/
アルベリヒ:ニーベルング族…ペーター・シドホム(バリトン)/
ミーメ:アルベリヒの弟…デヴィッド・ケンジェロシ(テノール)/
ファーゾルト:巨人族…ユン・クヮンチュル(バス)/
ファーフナー:ファーゾルトの弟…ステファン・ミリング(バス)/
ヴォークリンデ:ラインの乙女…中村恵理(ソプラノ)/
ヴェルグンデ:ラインの乙女…アウレリア・ヴァラク(メゾ・ソプラノ)/
フリースヒルデ:ラインの乙女…ヘルミーネ・ハーゼルベック(メゾ・ソプラノ)/
香港フィルハーモニー管弦楽団/
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指揮)
NBD-49
(BD Audio)
\2400→\2190

 このアルバムにはNAXOSの大いなる野望を感じる。



 ワーグナー(1813-1883)が創り上げた壮大なる叙事詩「ニーベルングの指環」は、北欧神話を下敷きとし、欲望、愛憎、人智を超越した物語が重厚な音楽とともに描かれる大作です。
 全曲完成までに26年を費やしたこの作品は、演奏時間も15時間を必要としますが、1876年に書かれた序章である「ラインの黄金」は物語の入門編とも言える部分で、コンパクトに纏められた(と言っても2時間以上)ストーリーとなっています。
 世界中の歌劇場で上演される人気作ですが、歌手の選択から演出、オーケストラのテクニック、そして指揮者の力量など、多くの問題をクリアしない限り、名演にはならない難しい作品です。

 この香港フィル初の「指環」は演奏会形式で上演されたものですが、鬼才ズヴェーデンの指揮によって文句の付け所のない演奏に仕上がっています。
 また名バリトン、ゲルネがヴォータンを演じているところにも注目が集まりました。ちなみにジャケットデザインはこのコンサートのポスターがそのまま用いられています。

 録音 2015年1月22.24日 香港カルチャー・センター・ホール
<BD Audio> AUDIO Recorded and edited in HIGH DEFINITION 24-bit, 96 kHz PCM Surround, Presented in HIGH DEFINITION 24-bit, 96 kHz n 5.1 Surround - DTS-HD Master Audio n 2.0 Stereo - PCM DURATION 153'22
 

8.571359
\1100
モーラン:民謡編曲集
 1-6. 6つのノーフォーク民謡(1924)
  <川辺の夜明け/大胆なリチャード/Lonely Waters/
   強制徴募隊/彼の愛するものの銃撃/オックスフォードの刃>/
 7.北海の地/8.高きドイツ/9.水夫と若きナンシー/
 10.小さな乳母/11.楽しい荷馬者屋/12.牧師と従業員/
 13.牢獄の歌/
 14-19. 6つのサフォーク民謡(1932)
  <木の実を拾う時/絡みつくブラックベリー/キューピッドの庭/
   父と娘/クロイの島/シーマンの生活>/
 20-26.ケリー州からの歌(1950)
  <その日の夜明け/あなたは私の愛を素通りした/
   ハンラッティ神父の殺人/移動する峡谷の少年/
   失った恋人/鋳掛け屋の娘/
   キティ、私はあなたに恋をしています>
エイドリアン・トンプソン(テノール)…17.18.20-26/
マーカス・ファーンズワース(バリトン)…1-6.7-13.14-16.19/
ジョン・タルボット(ピアノ)/
ウェーブリッジ男声合唱団のメンバー
 (クリスティーネ・ベスト…指揮)…9.11.13
録音 2010年5月20.27日,10月6日 コブハム,ストーク・ダベルノン,イェフディ・メニューイン・ホール BMSレコードより移行盤
 1894年にロンドンに生まれるも、育ったのはノーフォーク。そのためアイルランドと強い絆を持っていた作曲家モーラン(1894-1950)。彼の作品は日本でも一部の愛好家に深く愛されています。
 幼い頃からピアノとヴァイオリンを学び英国王立学校に入学した彼は、スタンフォードに師事しましたが、ヴォーン・ウィリアムズの作品にも強く感銘を受けたのです。
 第1次世界大戦で重傷を負ったものの、それを乗り越え、以降自身のためにノーフォーク州を始めとした各地の民謡収集を始めます。イギリスの田舎の精神を反映させたこれらの素朴な音楽は、海に生きる船乗りと、大地を耕す農民、その双方の気分を完璧に反映させたもので、それらは表情豊かな男声の歌唱によって、時にはシリアスに、時には情熱的に伝わってきます。
  .


8.573511
\1100
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス第6弾
  シベリウス:劇音楽「スカラムーシュ」Op.71(1913)
ベンディク・ゴルドステイン(ヴィオラ)/
ロイ・リュオッティネン(チェロ)/
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
録音 2014年9月8-12日 フィンランド トゥルク・コンサート・ホール

 セーゲルスタムのNAXOSシベリウス・チクルスの快進撃は止まらない。
 というかこれはすでに世俗を超越した孤高の世界。

 今回もまさかの選曲。・・・劇音楽「スカラムーシュ」。
 誰も知らない。
 シベリウス自身、この作品の作曲過程で精神が崩壊しかかったといういわくつきの曲。
 シベリウス独特のあの音楽世界が聴けるのは間違いないのだが、題材が間男のせむし男が惨殺されるという救いのないヴェリズモ系の話・・・(オペラではなくパントマイムのための作品)。
 なので曲もシベリウスの暗黒面を表出させている。煮え切らない「タピオラ」という感じで、ときに透明感あふれる美しいところもあって心をくすぐられることもあるのだが、全編を通じて壮大な感動を覚えるとかいうことはない。シベリウス・マニアのためだけのレアなアルバムと言っていいと思う。
 ただそれでもこの作品に新たな命を吹き込もうというセーゲルスタムの強い意志には脱帽したい。

 

 1912年に作曲が始められ、その翌年12月に完成されるも、実際に上演されたのは9年後の1922年という、いわばシベリウス(1865-1957)の“不遇の作品”ともいえる劇音楽「スカラムーシュ」です。
 クヌーセンの台本は、対話を含むパントマイム形式のもので、レイロンという男の妻をせむしのヴィオラ弾き「スカラムーシュ」が誘惑、怒ったレイロンに殺されてしまうという悲劇ですが、当時のウィーンの劇作家アーサー・シュニッツラーが書いた「ピエロのヴェール」(エルノ・フォン・ドホナーニが音楽をつけた)の模倣とされてしまったのです。
 もちろんクヌーセンは、シュニッツラーよりも前にこの物語を計画していたと主張しましたが、シベリウス自身は「この仕事を引き受けたために神経がぼろぼろになった」と日記に記すほど消耗していたようです。
 しかし、この音楽は見事なもので、弦楽器中心のオーケストラをバックに独奏ヴィオラが活躍、そこにチェロが絡みながら、明快な情景を描き出していくのです。
 しきりに現れる舞曲が印象的で、時にはスペイン風のボレロのリズムを刻んでみたり、幻想的なゆったりとした音楽になったりと、変幻自在です。
 そして、その響きは常にシベリウスのもの。まるでオペラのように物語と音楽が融合した壮大な作品となっています。




セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス旧譜

8.573299
\1100
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス第1弾

 1.序曲 イ短調 JS144(1902)/
 2-7.劇音楽「クオレマ」Op.44 JS113(1903)

 十二夜 Op.60-2つの歌曲/
  8.死よ、近づくな(1909/1957改編)(*)
  9.ホッリロ、嵐と雨の中で-K.ボルグによる声楽と管弦楽編(1909)(*)
 10-16.組曲「クリスティアンII世」 Op.27(1898)
ピア・パヤラ(ソプラノ)…(**)
ヴァルテッリ・トリッカ(バリトン)…(*)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
録音 2014年2月3-7日 フィンランド トゥルク・コンサート・ホール

8.573300
\1100
ようやく代理店からも案内が(発売は12月ですが)
 セーゲルスタム&トゥルク・フィル
  シベリウス・チクルス第2弾
シベリウス:
 1.序曲 ホ長調 JS145(1891)/
 2.バレエの情景 JS163(1891)/
 3-13.劇音楽「ベルシャザール王の饗宴」 JS48(1906)
 14.アドルフ・パウルの劇「鳥の言葉」 - 第3幕 結婚行進曲 JS62(1911)/
 15.行列 JS 54(1905)/
 16.メヌエット JS127(1894)/
 17.行列聖歌 Op.113, No.6(1938)

ピア・パヤラ(ソプラノ)…5/
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セイゲルスタム(指揮)
録音 2014年1月20-24日 フィンランド トゥルク・コンサートホール

8.573301
\1100
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス第3弾
シベリウス:
 1-9《劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」JS147(1905)》

 11.ある情景のための音楽(1904)/
 12.抒情的ワルツ Op.96a(1921)/
 13.昔々-田園的風景Op.96b(1919)/
 14.騎士風のワルツ Op.96c(1921)/
 15.ジャコブ・ド・ジュラン氏のモチーフによるロマンティックな小品 JS135a(1925)
ピア・パヤラ(ソプラノ)…13/
サリ・ノルドクヴィスト(メゾ・ソプラノ)…13/
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セイゲルスタム(指揮)
 録音 2014 年1 月20-24 日,9 月8-12 日 フィンランド、トゥルク・コンサート・ホール

8.573340
\1100
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス第4弾
 劇音楽「誰もかれも」Op.83(1916)
 2つの荘重な旋律 Op.77 (ヴァイオリンとオーケストラ編)
 イン・メモリアム(葬送行進曲) Op.59(1910)
ピア・パヤラ(ソプラノ)…6-8/
トゥオマス・カタヤラ(テノール)…5/
ニコラス・ゼーデルランド(バス)…8-9/
カテドラリス・アボエンシス合唱団…5.9.10.17/
ミカエラ・パルム(ヴァイオリン)…18-19/
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
録音 2014年2月3-7日 フィンランド トゥルク・コンサート・ホール
 

8.573341
\1100
セーゲルスタム&トゥルク・フィル
 シベリウス・チクルス第5弾
 劇付随音楽「白鳥姫」JS 189(1908)
 劇付随音楽「とかげ」Op.8(1909)(弦楽オーケストラ版)
 孤独なシュプール JS77b(1948)/
 メロドラマ「伯爵夫人の肖像」 JS 88(1905)
リホ・エークルンド(朗読)
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団/
レイフ・セーゲルスタム(指揮)
録音 2014年2月5日…1-14, 2014年9月10日…15-16, 2014年2月6日…17, 2014年1月24日…18 フィンランド トゥルク・コンサートホール



 .


8.573521
\1100
フローラン、隠れた代表作
 フローラン・シュミット:アントニーとクレオパトラ 他


 アントニーとクレオパトラ(1920) 〜
  シェークスピアの悲劇からの6つの交響的エピソードによる2つの組曲
 1-3.アントニーとクレオパトラ第1組曲Op.69a
  <アントニーとクレオパトラ/ポンペイの野営地/アクティウムの戦い>/
 4-6.アントニーとクレオパトラ第2組曲Op.69b
  <女王の宮殿での夜/らんちき騒ぎと踊り/クレオパトラの墓>/
 7.交響的練習曲「幽霊屋敷」Op.49
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団/
ジョアン・ファレッタ(指揮)
録音 2015年3月5-9日 USA ニューヨーク,バッファロー,クレインハウス・ミュージック・ホール

 パリ音楽院でマスネとフォーレに師事し、1900年にはローマ大賞を受賞。ピアニストとしても優れた才能を持ち、ワーグナー愛好家でもあったというフローラン・シュミット(1870-1958)。彼の作品には独自のスタイルがあり、精緻な筆致による管弦楽は、後の作曲家たちに強い影響を与えています。
 この「アントニーとクレオパトラ」は幕間にバレエの情景を持つ劇音楽で、1920年にパリ・オペラ座で上演された際にクレオパトラ役を踊ったイダ・ルビンシュタイン(後にラヴェルに「ボレロ」を依頼したダンサー)は神秘的な姿で観客を魅了したと言われています。
 この組曲は、初演後にシュミット自身が名場面を選び出し、刺激的な音楽を付けたものです。印象派風の響きと、リヒャルト・シュトラウスを想起させる激情的な音が融合した、豊かな色彩を持つ音楽です。
 「幽霊屋敷」はマラルメがフランス語に翻訳したエドガー・アラン・ポーの詩からインスピレーションを得たもので、詩の持つ不可解なニュアンスが的確に描き出された、いかにもシュミットらしい神秘的な作品です。バッファロー・フィルの厚みのある音色は理想的なシュミットの音楽を創り上げています。



 知る人ぞ知るフローラン・シュミットの管弦楽作品の傑作「アントニーとクレオパトラ」組曲。
 ダイナミックでエキゾチック。そして骨太のオーケストレーションとがっちりした構成。
 本格派のオケ・ファンならはまること間違いない。人によっては「詩篇第47番」と「サロメの悲劇」と並ぶ代表作と呼ぶ。
 確かに「詩篇第47番」の壮麗な響きや、「サロメの悲劇」、「ディオニソスの祭」で見られる民族的で荒々しいリズムなど、シュミットの特色が存分に盛り込まれた紛れもない傑作である。

 ただ代表盤だったTIMPANI盤は入手困難状態だった。

 そんななか今回のファレッタ指揮によるNAXOS盤の登場の意義は大きい。





ELECT RECORD

EDC 1127
\2100
「20世紀の木管五重奏曲集」
 イルジー・パウエル(1919-2007):木管五重奏曲
 テレサ・プロカッチーニ(1934-):
  「道化師の音楽」〜木管五重奏のための4つの小品
 ポール・パターソン(1947-):5つの管楽器のためのコメディ
 ウォルター・ピストン(1894-1976):木管五重奏曲
 ジェルジュ・リゲティ(1923-2006):木管五重奏のための6つのバガテル
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):小さな黒んぼ
 フリドリン・ダリンジャー(1933-):ポルカ
木管五重奏団「コンコルディア」
 ルーマニアの木管楽器奏者達!

 72’29

 ルーマニアの木管五重奏団、コンコルディアによる20 世紀に作曲された木管五重奏作品集。
 チェコ、イタリア、イギリス、アメリカ、ハンガリー、フランス、オーストリアの作曲家と、多彩な色を持つ作品を選曲しています。
  

EDC 1129
\2100
「ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集」
 (1)ファゴット協奏曲 ハ長調 RV472
 (2)ファゴット協奏曲 イ短調 RV497
 (3)ファゴット協奏曲 変ロ短調「夜」RV501
 (4)オーボエ(ファゴット)協奏曲 ヘ長調 RV457
 (5)ファゴット協奏曲 ニ短調 RV481
 (6)ファゴット協奏曲 イ短調 RV498
ミルティアーデ・ネノイウ(Fg)
(1)-(4)イラリオン・ヨネスク=ガラーツィ(指揮)
 ヤシ・モルドヴァ・フィルハーモニー室内管弦楽団
(5)(6)クリスチャン・ブランクーシ(指揮)
室内合奏団
 70’48

 ルーマニア国立放送交響楽団のファゴット奏者として1956 年から2003 年まで、47 年間と長期に渡り在籍していた、ネノイウによるヴィヴァルディのファゴット協奏曲集。




K&K


KUK 120
\2400
「キャッスル・コンサート・シリーズ」〜ルービン四重奏団
 ハイドン:弦楽四重奏曲第63番(第78番) 変ロ長調Op.76-4Hob:III78「日の出」
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番 ト短調K.387「春」
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番 ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー第2番」
ルービン四重奏団
 ルービン四重奏団のライヴによる古典派弦楽四重奏曲集

 録音:2014 年11 月9 日バートホンブルク城教会(ライヴ),80min

 「キャッスル・コンサート・シリーズ」より、ドイツ、フランクフルトの北にある、かつて世界の王族、貴族がこぞって訪れる温泉保養地として栄えていたバートホンブルクにあるバートホンブルクの教会で行われたコンサート。
 荘厳で、その時代への想像力が掻き立てられる古城の中で、さらに時代の雰囲気を味わえる弦楽四重奏作品。
 1992 年女性4 人によって結成されたルービン四重奏団。古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ実力派弦楽四重奏団です。
 ハイドンの弦楽四重奏曲のなかでも傑作と称される「日の出」はロマンティックで軽快に「喜び」が音楽から聴こえてきます。そしてハイドンに献呈されたモーツァルトの「春」。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の傑作「ラズモフスキー第2 番」を収録。




MARQUIS


MAR 81463
\2300
「メンデルスゾーン&マクドナルド:二重協奏曲集」
 メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲 ニ短調
 アンドリュー・ポール・マクドナルド:
  ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲 Op.51
デュオ・コンチェルタンテ:
 【ナンシー・ダーン(Vn)、
  ティモシー・スティーヴズ(Pf)】
マーク・デイヴィッド(指揮)
ニューファンドランド交響楽団
 メンデルスゾーンと当コンビ委嘱作マクドナルドの二重協奏曲集

 録音:2014年9月26日、27日,64’43

 1997 年に結成されたヴァイオリンとピアノのデュオ「デュオ・コンチェルタンテ」による二重協奏曲集。
 早熟の天才メンデルスゾーン、14 歳の時の作品「ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲ニ短調」はバロック風の対位法が用いられた作品で、ヴァイオリンとピアノが瑞々しく対話し、純粋な抒情が横溢した演奏です。
 カナダの作曲家アンドリュー・ポール・マクドナルドの「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」は、デュオ・コンチェルタンテからの委嘱作。多数のソロ、デュオのカデンツァを含む超絶技巧協奏曲。シンフォニックで情熱的な作品です。




MERIDIAN



CDE 84637
\2100→\1890
モーツァルト(モルデカイ・レヒトマン編曲):
 ファゴット四重奏曲集 (原曲:フルート四重奏曲)

  ファゴット四重奏曲第1番ト長調K.285
  ファゴット四重奏曲第2番ハ長調K.285a
  ファゴット四重奏曲第3番ヘ長調K.285b
  ファゴット四重奏曲第4番変ロ長調K.298
ウジィ・シャレフ(Fg)
シャロン・コーエン(Vn)
ロテム・ベイデル(Va)
ヨータム・バルーク(Vc)
 モーツァルト:フルート四重奏曲のファゴット編曲版!

 録音:2013 年4 月テル・アヴィヴ,55’20

 イスラエル出身で、イスラエル・フィルの元首席ファゴット奏者、指揮者、指導者として大きな足跡を残しているモルデカイ・レヒトマン(1926-)。ファゴットを知り尽くした彼がモーツァルトの“フルート四重奏曲”を“ファゴット四重奏曲”に編曲。
 とても暖かな音色で、ファゴットの演奏がしやすいように転調された作品は、原曲とは別の作品のような趣です。
 演奏者のウジィ・シャレフは、編曲者でもあるレヒトマンに師事していました。1987年からイスラエル・フィルのファゴット奏者で現在は副首席ファゴット奏者として活躍しています。
  
CDE 84634
\2100
「タンゴ:ボディ&ソウル」
 エンリケ・フランチーニ(1916-78)/ヴェルナー・トーマス=ミフネ編:
  やってきた女
 フリオ・デ・カロ(1899-1980)/ヴェルナー・トーマス=ミフネ編:
  グアルディア・ビエハ
 エドゥアルド・アロンソ=クレスポ(1956-):トリオOp.30
 フアン・マリア・ソラレ(1966-):テンゴ・アン・タンゴ
 ルイス・ホルヘ・ゴンザレス(1936-):希望のモンタージュ
 アストル・ピアソラ(1921-92)/ホセ・ブラガート編:ブエノスアイレスの四季
トリオ・コルディレラス:
 【エリザベス・キッパー(Vn)、
  トーマス・ハインリッヒ(Vc)、
  アレハンドロ・クレマスキ(Pf)】
 録音:2014 年3 月、63’03

 ヴァイオリン、チェロ、ピアノの編成でタンゴの名曲から、現代音楽作曲家が“タンゴ”からインスパイアされた作品を収録。
 アルゼンチンの作曲家兼指揮者として活躍しているアロンソ=クレスポの“トリオ”はトリオ・コルディレラスが委嘱した作品。クラシックの要素とタンゴのリズムやメロディが融合。ロマンティックでありながら、ひんやりとした哀愁が美しい作品。
 ジャジーな“テンゴ・アン・タンゴ”、そしてピアノ・トリオに編曲されたピアソラの傑作「ブエノスアイレスの四季」は抒情豊かで優雅に生まれ変わりました。
 

CDE 84636
\2100
「ガブリエル・フォーレ:ピアノ作品集」
 舟歌第1番イ短調Op.26/バラード嬰ヘ短調Op.19/
 3つの無言歌Op.17 より第3番変イ短調/夜想曲第4番変ホ長調Op.36/
 ヴァルス・カプリス第2番変ニ長調Op.38舟歌第3番変ト長調Op.42/
 8つの小品より第4曲、第5曲/夜想曲第6番変ニ長調Op.63/
 夢のあとに(グレインジャー編)
クリスティーヌ・クロショウ(Pf)
 録音:2014 年8 月、65’13

 イギリスのピアニスト、トリニティ・ラバン・コンセルヴァトワール音楽大学の教授を務めているクリスティーヌ・クロショウによるフォーレのピアノ作品集。
 ロンドンの王立音楽アカデミーにて、ヴィヴィアン・ラングリッシュ、ゴードン・グリーンに師事。ソロのほかに、室内楽にも力を入れており、ミルシテイン、ヤニグロ、デボスト、ジャック・ズーンなど数多くの共演を重ねています。
 このアルバムではファツィオリのピアノで演奏しており、「舟歌第1 番」では、もの静かでセンチメンタルに奏で、小川から雄大な大河を思わせます。
 「3 つの無言歌より第3 番」では、右手で歌う「メロディ」が子守歌のように語りかけてくるようです。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


.

CENTAUR



CRC 3366
\2400→\2190
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響の
コンマスを歴任した伝説的ヴァイオリニスト
 スティーヴン・スターリク 〜 レトロペクティヴ Vol.7

 シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 WoO.23
 ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲*
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64**
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
ピエール・エテュ(指揮)
トロント祝祭管弦楽団
マリオ・ベルナルディ(指揮)*
オタワ・ナショナル・アーツ・
 センター管弦楽団*
ジョージ・コーウィン(指揮)**
ヴィクトリア大学管弦楽団**
 キング・オヴ・コンサートマスター。スティーヴン・スターリクの至芸第7巻!

 24歳の若さで就任したロイヤル・フィルを皮切りに、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響など、世界屈指のオーケストラのコンサートマスターを歴任したカナダの伝説的ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリク(1932−)。
 スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズ第7集は、カナダのオーケストラとのコンチェルト・レコーディング。シューマンとウォルトンは1727年製のストラディヴァリウス「バレール」、メンデルスゾーンは1736年製のストラディヴァリウス「ムンツ」による演奏。

 録音年月日不詳(1970年代?)。




スティーヴン・スターリク、旧譜
CRC 3186/3187
(2CDs)
\4800→\4380
スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.1
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6*
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(カデンツァ:クライスラー)**
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲イ長調K.219(カデンツァ:ヨアヒム)#
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28##
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.99+
ヘルマン・ミハエル(指揮)*
北ドイツ放送交響楽団*
ベルナルド・ハイティンク(指揮)**
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団**
ジョン・エイヴィソン(指揮)#
CBCバンクーバー室内管弦楽団#
ダグラス・ギャムレイ(指揮)##
ロンドン祝祭管弦楽団##
アンドルー・デイヴィス(指揮)+
トロント交響楽団+
 カナダの大ヴァイオリニスト、スターリクの協奏曲録音!

 ロイヤル・フィル、RCO、アムステルダム室内管弦楽団、シカゴ交響楽団など世界有数のオーケストラでコンサートマスターを務めてきた、スティーヴン・スターリク(1932−)の軌跡を辿るレトロスペクティブ第1巻。協奏曲集の共演者陣にはハインティク、アンドルー・デイヴィスにはスターリクの功績にふさわしい名指揮者たちの名前が!カナダの名匠、スターリクの1960年代〜80年代の名演がここに蘇ります。

 1969年1月*&1961年9月18日**&1972年#&1962年##&1986年+のライヴ録音。

CRC 3203
\2400→\2190

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.2

 シューベルト:ソナチネ第2番イ短調 D.385より「アレグロ」
  (録音:1988年)
 クライスラー:
  愛の悲しみ(録音:1976年)、愛の喜び(録音:1976年)、
  美しきロスマリン(録音:1976年)
 ヴィエニャフスキ:2つのマズルカ Op.19−2(録音:1963年)
 ラヴェル:ハバネラ形式の小曲(録音:1968年)
 チャイコフスキー(ムーラー編):悲しい歌ト短調(録音:1961年)
 クライスラー:
  ジプシー奇想曲(録音:1976年)、中国の太鼓(録音:1976年)
 ラフマニノフ(クライスラー編):マーガレット(録音:1984年)
 ヴィエニャフスキ:コンチェルト第2番より「ロマンス」
  (録音:1980年)
 チャイコフスキー:(ムーラー編)ただ憧れを知る人のみ
  (録音:1961年)
 チャイコフスキー:(クロプチッチ編)感傷的なワルツ(録音:2003年)
 シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調第2楽章(録音:ca.1983−85年)
 マスネ:タイスの瞑想曲(録音:1961年)
 フォーレ:子守歌Op.16(録音:1982年)
 クライスラー:ウィーン奇想曲(録音:1976年)
 バルトーク(セーケイ編):
  ルーマニア民俗舞曲〜第4曲「ブチュム人の踊り」(録音:1984年)
 レジェー:暗い日曜日(録音:1959年)
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(録音:1959&1967年)
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
リサ・バーグマン(ピアノ)
ジェーン・コーウィン(ピアノ)
アデラ・コトウスカ(ピアノ)
ロビン・ウッド(ピアノ)
レイモンド・パーネル(ピアノ)
ローラン・フィリップ(ピアノ)
ロバート・リンゾン(ピアノ)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の
 メンバーたち
CBCバンクーバー室内管弦楽団
ロンドン祝祭管弦楽団
ダグラス・ギャムレイ(指揮)
ピルマ・ステファン&
 ロイヤル・ツィガーヌ
 蘇るスティーヴン・スターリクの至芸。シリーズ第2巻は"ヴァイオリン小品集"!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」。第1巻の「協奏曲集」に続く第2巻は「ヴァイオリン小品集」。クライスラーの名作から編曲作品を集めたプログラムには、スターリクの約半世紀に渡る芸術がここに凝縮されている。1959−2003年の録音。

 
CRC 3211
\2400→\2190
スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティヴVol.3
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
  (ライヴ録音:1961年)
 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV.1023
  (録音:1967年)*
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
  (録音:1962年&ライヴ録音1978年)
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV.1020
  (録音:1967年)*
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
  (録音:1975年)**
スティーヴン・スターリク
 (ヴァイオリン指揮**)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
ケネス・ギルバート(チェンバロ)*
ヴァンクーバー・バロック管弦楽団**
 キング・オヴ・コンサートマスター、スターリクの至芸Vol.3!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任し、「king of concertmasters」(英ストラド誌)と称された名ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリクの至芸を復刻する「レトロスペクティブ・シリーズ」第3巻。
 第1巻は「協奏曲集」、第2巻は「ヴァイオリン小品集」、第3巻の今回はJ.S.バッハのソナタ&協奏曲集!「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」では、1978年のライヴ録音のシャコンヌ、1962年録音のアルマンドからジーグを組み合わせており、16年間の時の流れが刻まれた曲目構成もユニーク。1961−1975年の録音。
 


CRC 3222
\2400→\2190

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.4
 プロコフィエフ:
  ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19(ライヴ録音:1961年10月8日)*
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.80(録音:1966)**
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis(録音:1966)**

スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団*
ベルナルド・ハイティンク(指揮)*
マリオ・ベルナルディ(ピアノ)**
 キング・オヴ・コンサートマスターのプロコフィエフ!

 前作第3巻の「J.S.バッハのソナタ&協奏曲集」に続く、スターリクのレトロスペクティブ第4巻はセルゲイ・プロコフィエフ(1891−1953)のソナタ&協奏曲集!
 協奏曲第1番は1715年製のストラディバリウス"Hochstein"を使用したライヴ録音。ソナタ第1番、第2番では1739年製のガァルネリ・デル・ジェス"Papini"を使用しており、ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンマスを歴任した"キング・オブ・コンサートマスター"の妙技で、銘器の音色を聴き比べることができる。

 1961−1966年の録音。
 
CRC 3223
\2400→\2190

スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティブVol.5
 スターリクとシュムスキーの共演!

 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲ト長調K.216(ライヴ録音)
  アダージョ ホ長調K.261(ライヴ録音)
  弦楽五重奏曲ト短調K.516*
  協奏交響曲変ホ長調K.364(ライヴ録音:1981年)**
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
オスカー・シュムスキー(ヴィオラ)**
ハイメ・ウェイセンブル(ヴァイオリン)*
リヴカ・ゴラーニ=エルデーズ(ヴィオラ)*
ジョン・メア(ヴィオラ)*
ピーター・シェンクマン(チェロ)*
ザ・メインリー・モーツァルト・管弦楽団**
デイヴィッド・ミラー(指揮)**
 キング・オヴ・コンサートマスター!スターリクとシュムスキーの共演!

 ロイヤル・フィル・コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの大好評「レトロスペクティブ・シリーズの第5巻」!
 今回はモーツァルトの作品集。中でも特に注目はオスカー・シュムスキーがヴィオラを弾いて共演している「協奏交響曲」の1981年ライヴ。キング・オヴ・コンサートマスターと20世紀の伝説的ヴァイオリンのモーツァルト。2人の絶妙な間合い、要注目の音現の登場です!
CRC 3224
\2400→\2190
スティーヴン・スターリク・ウィズ・ジョン・ペリー 〜
 レトロスペクティヴVol.6

  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》
    (録音:1980年)
  バルトーク:
   ヴァイオリン・ソナタ第1番嬰ハ長調 Op.21
    (ライヴ録音:1969−70年頃)
スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
ジョン・ペリー(ピアノ)
 キング・オヴ・コンマスのベートーヴェン&バルトーク!

 ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクの大好評「レトロスペクティヴ・シリーズ」第6巻!今回はベートーヴェンとバルトークのヴァイオリン・ソナタ集。デュオを組むのはブゾーニ、ヴィオッティ、マルグリット・ロンの各国際ピアノ・コンクールでの入賞歴を持つジョン・ペリー。ベートーヴェンでは1727年製のストラディヴァリウス“Barrere”、バルトークでは1736年製のストラディヴァリウス“Muntz”をキング・オブ・コンサート・マスターが弾く2本のストラディヴァリウスの音色、10年の歳月により深みを増したスターリク&ペリー・デュオのコンビなど聴きどころが満載!
 1969−80年の録音。
 

CRC 2803/04/05
(3CD)
\7200→¥6570
スターリク・ペリー・デュオ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(第1番〜第10番)
スターリク・ペリー・デュオ
〔スティーヴン・スターリク(Vn)、
ジョン・ペリー(P)〕
ロイヤル・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、シカゴ響のコンサート・マスターを歴任し、多くの巨匠たちと数々の名演を生み出した名手スティーヴン・スターリク。スターリクは1969年よりアメリカのピアニスト、ジョン・ペリーと「スターリク・ペリー・デュオ」を結成。今回デジタル・リマスターが施されたベートーヴェンは1980年と1982年に収録が行われた音源であり、同コンビの至芸を存分に堪能できる記念碑的名演である。





OTAKEN RECORDS



TKC-359
(2CD)
\4800→¥4390
ワルター&コロンビア響とのマーラー&ブルックナー9番!
 (1)マーラー:交響曲第9番 ニ長調
 (2)ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
 オタケン復刻で真価を問うワルター&コロンビア響とのマーラー&ブルックナー9番!

 録音:(1)1961 年1月,2 月(マーラー),(2)1959 年11 月(ブルックナー)
 原盤:(1)米コロムビア M2S 676、(2)米コロムビア MS-6171

 ワルターのマラ9と言えば、大戦前夜のウィーン・フィルとの録音を挙げる方が多いのではないでしょうか?かく言う小生もその一人でした。
 ところが、今回、コロンビア響との米オリジナル盤の非売品見本盤を復刻するにあたり、その認識が一変しました。
 そもそもコロンビア響とのマラ9は、今回併録のコロンビア響とのブル9ともども、ワルターお気に入りの録音で、当時ベルリン・フィルの総支配人であったシュトレーゼマンが、晩年のワルターの家を訪ねた時、ワルターが掛けたレコードが、この2作であったと言われるほどです。
 ところが既出盤では、演奏の真価が発揮されておらず、特にマラ9のコロンビア響との録音は、「オケの非力さとも相まって、微温的。」などと評されたものでした。
 小生もそのように感じていただけに、今回の復刻結果には、正直驚きです。ワルターご自慢の演奏であることはもちろん、同時期に録音されたコロンビア響との「巨人」の名演に匹敵する演奏であることが、今回判明したと言えるのではないでしょうか?
 以前、気になったオケの厚み、迫力も申し分なく、何より、ワルターのマーラーの内奥にえぐり込んで行く気迫に圧倒されます。是非ご一聴くださいませ。
 但し今回は、非売品見本盤とは言え、レコード固有の極小プチノイズが有り、オリジナルを生かす為にあえてそれを残しておりますことを、ご了承くださいませ。(オタケンレコード 太田憲志)




POOH’S HOOP


PCD 7004
\2500
日本人で初めてゴルトベルクをオフィシャルに録音した
 神西敦子の伝説の録音がついにCD化!

  J.S.バッハ :ゴルトベルク変奏曲 BWV988
神西敦子(ピアノ)
 「アリアが始まった途端、「昭和の令嬢」が奏でる音楽のチャーミングなエロキューション、作品と向き合う誠実な佇まいに魅了される。」(池田卓夫)

 セッション録音:1970 年4 月27&28 日/日本コロムビア第1 スタジオ(旧赤坂スタジオ)
 ※日本コロムビア音源(1970 年)マスターテープからのリマスタリング

 日本人演奏家で初めて「ゴルトベルク変奏曲」をオフィシャルにレコーディングし世に出したのはピアニストの神西敦子です。1970 年4 月に収録され、日本コロムビアよりLP としてリリースされたその伝説の音源を今回マスターテープからリマスタリングしてCD 化しました。
 神西の師であるヘルムート・ロロフが『貴婦人のようなピアノ』と称したその演奏は、日本人初という貴重さだけでなく、1音1音を実に丁寧、正確精緻に弾いている名演奏です。「ゴルトベルク変奏曲」のレコーディング史の中で決して忘れてはならない演奏のひとつと言えましょう。
 「アリアが始まった途端、「昭和の令嬢」が奏でる音楽のチャーミングなエロキューション、作品と向き合う誠実な佇まいに魅了される。変奏は克明かつ芯のある打鍵で始まり、ドイツ音楽に欠かせない低音の土台の上にしっかりしたリズムを刻む。繰り返しを省き、無駄口もたたかず、颯爽としたテンポ。弱音でも「像」はくっきり美しく、玉を転がすようなタッチであっても各声部のラインは明瞭に保たれ、聴く者への語りかけを一瞬たりとも疎かにしない。」(池田卓夫)

 神西敦子(ピアノ):
  東京藝大で永井進と園田高弘に学び、卒業後、1961 年同大学院専攻科修了後ドイツに留学し、ベルリン大学でヘルムート・ロロフに師事する。
 1965年に帰国、武蔵野音楽大学で教鞭をとる傍ら、1976 〜 7 年、「NHK ピアノのおけいこ」に出演する。
 また、ピアノ学習者が必ず出会う小品、名曲を集めた「ピアノ名曲集」のCD は、模範とするに足る演奏として学習者に喜ばれている。京都市立芸術大学名誉教授。現在も後進の育成に力を注いでいる。



<メジャー・レーベル>
.

DG



479 5332
\2300→\2090
正式再案内
 感動のショパン・コンクール・ライヴ2015

  優勝者チョ・ソンジン(ピアノ)

  ショパン:
   24の前奏曲 作品28
   夜想曲 第13番 ハ短調 作品48の1
   ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35
   ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 《英雄》
チョ・ソンジン(ピアノ)

 高レヴェルな熱戦が展開された2015年のショパン・コンクールを制した21歳の韓国人ピアニスト、チョ・ソンジン。
 2009年浜松国際ピアノ・コンクールに最年少優勝を果たしてからの度重なる来日公演は絶賛され、2011年のチャイコフスキー、2014年のルービンシュタイン両コンクール第3位を経て、最高の舞台ショパン・コンクールで優勝を果たしました。
 進化を続ける才能の眩い輝きをお届けします。


 録音:2015年10月 ワルシャワ〈ライヴ〉




<映像>


BELVEDERE


BELVED 10140
(DVD)
\4000
ヘンツェの「ポッリチーノ」子供向け舞台の映像で登場
 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
  オペラ「ポッリチーノ」
ポッリチーノ:マテウス・シンコ
ポッリチーノの父:ハンス・ペーター・カンメレル
ポッリチーノの母:カロリーネ・ウェンボーン
人食い鬼:アンドレアス・ヘルル
人食い鬼の妻:シミーナ・イヴァン
ふくろう:ウルリケ・ヘルツェル
指揮:ゲッリート・プリースニッツ
 演出:ルネ・ジステラー/管弦楽:ウィーン国立歌劇場ステージ・オーケストラ、ノイスティフトガッセ音楽学校オーケストラ
 収録:2013年4月28日/ウィーン国立歌劇場/NTSC、リージョン All、16:9、STEREO 2.0、演奏言語:独、字幕:独・英、本編:60’ 26”、ボーナス映像:6’ 49”

 ヘンツェによるオペラ「ポッリチーノ」のウィーン国立歌劇場・子供のためのオペラ公演の映像。「ポッリチーノ」は、おとぎばなしに基づいており、貧しい家に生まれた子供たちが森に捨てられ、人食い鬼や狼など様々な困難に出会いますが、それらをくぐりぬけ、ついには大人のいない国へと向かうという物語です。
 ポッリチーノとは、子供たちの中の一人(主人公)の名前。ヘンツェ自身が「子供のために」と書いた作品ではありますが、大人が聴いても十二分にたのしめる音楽。様々な楽器が登場し、ヘンツェらしい厳格なリズムなどが満載です。
 実際のオペラ上演の舞台映像、しかも子供向けというだけあって、非常にわかりやすく仕上がっていて楽しめます。ボーナス映像には登場人物へのインタビューや、舞台裏、リハーサルのもようなどが収められています。
 

BELVED 10138
(DVD)
\4000
ワーグナー:「ニーベルングの指環」
 〜役者とマリオネットたちによる一夜の舞台祝典劇版

  特典映像:リハーサル風景、関係者へのインタビュー
ショルティ指揮、
ウィーン・フィル/
ハンス・ホッター、
フラグスタート、
ニルソン、
ヴィントガッセンほか
 ニーベルングの指環、一夜版ザルツブルクのマリオネット劇場での公演

 使用演奏音源:DECCA 音源(ショルティ指揮、ウィーン・フィル/ハンス・ホッター、フラグスタート、ニルソン、ヴィントガッセンほか登場のもの)
 NTSC、リージョン All、16:9、PCM Stereo、言語:独、字幕:英・仏、本編:109’、特典映像:9’ 30”

 ザルツブルクのマリオネット劇場での、くるみ割り人形公演の映像。ザルツブルクといえば様々な名所がありますが、モーツァルテウムの東側に隣接するマリオネット劇場もそのひとつ。
 ザルツブルクのマリオネット劇場は1913 年に彫刻家のアントン・アイヒャーが手掛けたモーツァルトの「バスティアンとバスティエンヌ」の人形劇公演で幕を開けました。
 現在もその子孫らによって劇場は守られ続けており、芸術性の高い人形劇公演を上演しています。オペラ、ワーグナーの指環シリーズなどといった大規模作品の上演もおこなっており、話題を集めています。
 この公演は、ニーベルングの指環のエッセンスを1時間40 分ほどにまとめたもの。ヴァルキューレの騎行のシーンなど、人形が飛んでいる風景も思わぬ迫力でついつい見入ってしまいます。




BONGIOVANNI(映像)


AB 20030
(DVD)
\5800
知られざる喜歌劇の功績者、ガルッピの傑作がDVDに!
 バルダッサーレ・ガルッピ(1706 〜 1785):
  オペラ「田舎哲学者」
エウジェーニア:イラリア・ザネッティ
リナルド:マックス・バルダン
ナルド: ジュネイト・ウンザル
レズビーナ:ジョルジア・シンシリピ
ドン・トリテーミオ:カルロ・トッリアーニ
レーナ:カミラ・アントニーニ
カポッキオ:マテオ・メッツァロ
ミーモ:ピエルフランチェスコ・ボスキン
アンサンブル・バロッコ・デッラ・
 フィラルモニカ・デル・ヴェネト
ファブリツィオ・ダ・ロス(指揮)
 映像監督:カルロ・トリアーニ/収録:2010年10月
 画面:4:3、NTSC、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、字幕:伊、英、110分

 死後間もなく忘れられてしまった知られざる18 世紀イタリアの作曲家、バルダッサーレ・ガルッピの代表作「田舎哲学者」がDVD となって登場。
 神話などを題材とした「オペラセリア」と、喜劇風の「オペラブッファ」が混在していた当時のイタリアで、ガルッピはオペラブッファの第一人者として100あまりのオペラを作曲しました。
 なかでもこの「田舎哲学者」は、大規模な作品で世界的に有名になった最初のオペラブッファであり、各国で翻訳され上演されたという人気ぶり。まさに「世界初の長編ヒットショー」といえます。
 貴族の娘の結婚を巡って起こる様々な珍事がガルッピの軽やかな音楽によって繰り広げられる「田舎哲学者」、このDVD では歌手たちの茶目っ気たっぷりな好演ぶりにもご注目ください。













10/29(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

AMBROISIE



AM 214
\2700→\2490
美しいメロディの背後に展開するシューベルトの闇をルガンスキーが描く
 シューベルト:
  (1)ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
  (2)4つの即興曲 Op.142 (D.935)
ニコライ・ルガンスキー(Pf)
 録音:2015 年5 月28-31 日/ポットン・ホール(イギリス)/DDD、74’ 00”

 最近円熟著しいルガンスキー。冷静かつ完璧な演奏に加え、師ニコラーエワを思わす深みと説得力で魔術のような世界を作り上げています。
 演目はロシア作品ではなくシューベルト。それも死の年1828 年の最後の3つのソナタのうち唯一の短調作品である第19 番ハ短調D.958。ベートーヴェンのような激しい感情に満ちた力作を、ルガンスキーは恐るべき集中力とエネルギーで再現。ごく正統的ながら、シューベルトの無限の闇を感じさせます。
 カップリングはやはりシューベルト最晩年の人気作、即興曲Op.142。有名なロザムンデの主題による第3 曲も単に幸福で上品なだけでない死の匂いを感じさせる音楽となっています。
 最近のルガンスキーの音楽性の物凄さを実感させてくれます。


ルガンスキー、AMBROISIE の前作
ショパンの協奏曲!

AM 212
¥2700→\2490
ルガンスキー、ショパンの協奏曲!
 ショパン:
  (1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
  (2)ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
ニコライ・ルガンスキー(Pf)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
 ショパンの甘さが苦手な向きに超オススメ、ルガンスキー初挑戦の完璧プラスアルファ協奏曲

 録音:2013年7月/ポーランド放送ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサートスタジオ(ワルシャワ)セッション録音/DDD、72’ 00”

 ルガンスキーがショパンの協奏曲に挑戦しました。前アルバムのグリーグとプロコフィエフ(3 番)の協奏曲で著しい円熟ぶりを示していただけに、期待しないわけにはいかないリリースと申せましょう。
 ルガンスキーはラフマニノフやリスト作品の印象が強いものの、ショパン作品もエラートに「24 の前奏曲」や練習曲集、ONYX にピアノソナタ第3 番やスケルツォ第4 番などを録音しており、重要なレパートリーであることがうかがえます。ルガンスキーのショパンは、そのレパートリーが示すように、甘く叙情的な作品より複雑で辛口なものを得意とするように思われます。今回の協奏曲2 篇にもルガンスキーの音楽性が明瞭に表れていて興味津々。正確無比な指の回りや轟く強音に加え、驚くほどの感情の抑制が見られ、ショパンの若書きの作品から信じ難いまでの深みを描きだしています。全体に甘さやセンチメンタリズムは皆無で、片思いの妄想が音楽と化した第2 番の第2 楽章でさえ、限りなく清潔かつ高貴な世界にしています。クールで辛口ながら、しっとりとした情緒や歌心にも欠けておらず、まさに甘いショパンを好まない向きに絶対のオススメと申せましょう。
 指揮はボリショイ劇場の音楽監督だったアレクサンドル・ヴェデルニコフ。オーケストラはショパンの祖国ポーランドのシンフォニア・ヴァルソヴィアで、とかくオーケストレーションの不備を指摘される作品ながら、透明かつ潤いのある美しい響きでルガンスキーを好サポート。ポーランドの民族舞曲に基づく両曲のフィナーレでは、どこのオーケストラにも真似のできぬリズム感でノリの良さ満点です。





.

 CAVI MUSIC

4260085533282
\2700→\2490
ヴァイトハース&カメラータ・ベルンによるブラームス/ヴァイオリン協奏曲
 ブラームス:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
  弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111
   (アンティエ・ヴァイトハース&ケーティ・シュトイリによる
    弦楽オーケストラ編曲版)
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
カメラータ・ベルン
 録音:2014年12月カジノ、ベルン(Op.77)、ラジオスタジオ、チューリッヒ(Op.111)

 ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによるブラームスの協奏曲の登場。アルカント・カルテットのファースト・ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。現在、1962 年に設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ベルンの芸術監督も務めています。2012 年に発売されたベートーヴェン作品編曲版(4260085532261)に続く同コンビのアルバムです。
 ブラームスのヴァイオリン協奏曲はヴァイオリニストにとって最も重要な協奏曲のひとつ。ヴァイオリニストにとって技巧面はもちろん、音楽的な深い造詣、さらに充実したスタミナが必要となる作品です。
 またソロ・ヴァイオリンと同等以上に存在感をみせるオーケストラも聴きどころのひとつですが、ここでは小規模編成のカメラータ・ベルンが担当し、重厚な大編成とは一味違う演奏を聴かせてくれます。
 華やかさはありませんが、細部までじっくりと音楽と向き合い、ブラームスのスコアが透けて見えるような、見通しの良いサウンド、生き生きとした明快なブラームス像を描いています。
 カップリングには、ヴァイトハースとカメラータ・ベルンのコントラバス奏者ケーティ・シュトイリが弦楽オケに編曲した、ブラームスの弦楽五重奏曲第2 番が収録されています。流麗な旋律、精緻な構造は、晩年のブラームスの力作。もともと壮大な音楽構造のオーケストラのテクスチャーを感じさせる曲であるため、弦楽オケ版ではよりおおらかな表現と、オケのメンバー同士の音色も合い、より一体感のある音楽を展開しています。



ヴァイトハース&カメラータ・ベルンによる第1弾


4260085532261
\2700→\2490
ベートーヴェンSQ第11番と「クロイツェル」弦楽オーケストラ版!
ベートーヴェン:
 (1)弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op.95
  (アンティエ・ヴァイトハース&
   ケーティ・シュトイリによる弦楽オーケストラ編曲版)
 (2)ヴァイオリン・ソナタ 第9番「クロイツェル」op.47
  (リチャード・トニェッティによる
   ヴァイオリン・ソロと弦楽オーケウソトラ伴奏編曲版)
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
カメラータ・ベルン
 編曲ものファン必聴!ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番とクロイツェル・ソナタの大迫力と緊迫感に満ちた弦楽オーケストラ版!

 録音:2012 年4 月

 ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンによる注目ベートーヴェン作品編曲版の登場。
 アルカント・カルテットのファースト・ヴァイオリンを務めるヴァイトハース。現在、1962 年に設立された伝統ある弦楽アンサンブルグループ、カメラータ・ベルンの芸術監督も務めています。彼女が今回取り組んだのは、ベートーヴェンの傑作2 曲の弦楽オーケストラ版化。うち1 曲は彼女自身も編曲に携わっており、なみなみならぬ気概を感じます。
 編曲というと、19 世紀にはオーケストラ作品など規模の大きなもののピアノ連弾編曲版などが、作品の普及に一役かったものでしたが、今回の編曲はその逆となる室内楽作品の編成を拡大させたもの。クロイツェルに関して、ヴァイトハースは「この作品は非常にオーケストラ的」と語っており、たしかにまったく違和感なく仕上がっています。さらに、ピアノとヴァイオリンという組み合わせももちろん素晴らしいのですが、どうしても生じてしまう調和しきれない音色の違いもこうすることによってすべて解消され、ベートーヴェンが描いた音の世界を存分に味わうことができるように感じられましょう。第2 楽章の心にしみるハーモニー、終楽章のぴちぴちとした感じは弦楽アンサンブルならでは。ヴァイトハースの素晴らしいヴァイオリン・ソロとあいまって、弦の魅力たっぷりの作品に仕上がっています。
 弦楽四重奏曲第11 番は、いわずと知れた後期弦楽四重奏の傑作のひとつ。極度に凝縮された世界をより多様な音色で解きほぐして展開することにより、この作品の緻密な声部間のやりとりなどがよりわかりやすくなり、作品理解をより深めることができるような編曲になっています。
 単なる編曲ものを超えた、ベートーヴェンの偉大性とメンバーのうまさをあらためて実感できる興味深い1 枚です。



 


4260085533329
\2700→\2490
ルービンシュタイン・コンクール優勝、アントニー・バリシェフスキー
 ムソルグスキー:展覧会の絵

 スクリャービン:
  前奏曲Op.11〜第1/2/5/10/12/14/21/19番
  アルバムの綴りOp.45-1
  ピアノ・ソナタ第5 番Op.53
  2つの作品Op.59 〜
   詩曲/前奏曲、詩曲Op.69-2、前奏曲Op.67-1、詩曲Op.71-1
アントニー・バリシェフスキー(ピアノ)
 ルービンシュタイン国際ピアノコンクール優勝、アントニー・バリシェフスキー

 録音:2015年2月

 第14 回ルービンシュタイン国際ピアノコンクール優勝のウクライナ出身のアントニー・バリシェフスキーのソロ・アルバム。ルービンシュタイン国際ピアノコンクールは、1974 年の開催以来、3 年毎にイスラエルで開催されています。2014 年の第14 回は、40 周年という節目の年であり、高い実力をもつピアニストが集結、2 位にスティーヴン・リン(台湾/ 米)、3 位にチョ・ソンジン( 韓国) が入賞し、激戦が繰り広げられました。
 アントニー・バリシェフスキーは1989 年ウクライナ、キエフ出身。ウクライナ音楽アカデミーでヴァレリイ・コズロフ氏に、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてマリアン・リビッキ氏に師事。2011 年ブゾーニ国際ピアノコンクール第2 位、ハエン国際ピアノコンクール第1 位と他の国際コンクールでも高く評価されています。独特の感性と音楽性を持つ新鋭ピアニストとして注目され、今回のコンクールでは現代イスラエル課題曲優秀賞を受賞しており、現代音楽の解釈と音の美しさでも他を圧倒していました。
 本アルバムでは、ムソルグスキーの展覧会の絵とスクリャービンのピアノ作品を収録。「展覧会の絵」は、管弦楽的色彩、ダイナミズムを追求した力演。スクリャービンはバリシェフスキー独特の色彩感覚が見事。今後にますます注目です。





ルービンシュタイン国際ピアノコンクールの様子です。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=_Roe1VVfrbA





HMF

限定盤

HMX 2908739
(3CD)
\3500→\3190
アンドレアス・シュタイアー
 [CD1]【HMC 901989(廃盤) / 72’32】
 バッハに捧ぐ〜 R.シューマン:ピアノ作品集
  (1)子供のためのアルバム 作品68 より
   第4番「コラール」、第14番「小練習曲」、
   第27番「カノン風な歌」、第28番「追憶」、
   第23番「曲馬」、第30番「無題」、
   第34番「テーマ」、第42番「装飾されたコラール」 
  (2)スケルツォ、ジーグ、ロマンツェとフゲッタ 作品32 
  (3)フゲッタ形式の7つのピアノ小品 作品126より第4、5、6、7番 
  (4)森の情景 作品82(全9曲) 
  (5)子どもの情景 作品15(全13曲)
 [CD2]【HMC 902048(廃盤) / 78’12】
 シューマン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ〜エラール・ピアノによる
  (1)バッハ/シューマン:シャコンヌ ニ短調(ヴァイオリンとピアノのための)
   (バッハのシャコンヌBWV 1004 に基づく)
  (2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 op.105 
  (3)シューマン:暁の歌 op.133
  (4)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 op.121
 [CD3]【HMC 902171 / 59’ 52】
 シューマン:変奏曲&幻想小曲集
  ・アベッグ変奏曲 op.1、・幻想小曲集 op.12、・3つの幻想的小曲 op.111
  ・主題と変奏 変ホ長調 —最後の楽想による幻覚の変奏曲(精霊の変奏曲)
[CD1]アンドレアス・シュタイアー
 (使用楽器:1837年エラール社製ピアノ)
[CD2]ダニエル・ゼペック
 (ヴァイオリン/
  Laurentius Storioni, Cremona, 1780年)
 アンドレアス・シュタイアー
  (ピアノ/Erard、パリ、1837年)
[CD3]アンドレアス・シュタイアー
 (フォルテピアノ/
  1837年エラール製、
  エドウィン・ボインク・コレクション)
 ハルモニアムンディ・アーティスト名盤ボックス7タイトルのご案内。シュタイアー、ベルリン古楽アカデミーなどの名盤がお買い得ボックスに!
 シュタイアーによるシューマンがまとめて3枚に

 3’30’36/録音:[CD1]2007年8月 [CD2]2009年5月 [CD3]2013年2月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 シュタイアーがピアノ(フォルテピアノ)を弾いて収録したシューマンの3 タイトルがお買い得価格になって登場。
 「子供の情景」はシューマンが記したメトロノーム記号にしたがって演奏された、ちょっと新鮮なテンポ感もあいまって話題となりました。現在は廃盤となっておりますが、このたびうれしい復活です。
 他にもアルカント・カルテットのメンバーとして活躍するゼペックとのシューマン、さらに幻想小曲集などが収録された、聴きごたえのあるボックス。
 
限定盤

HMX 2908745
(3CD)
\3500→\3190
ベルリン古楽アカデミー
 [CD1]【HMC 902095 / 68’ 34】
  (1)ヴィヴァルディ(1678-1741):「テンペのドリッラ」VR709 よりシンフォニア
  (2)ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 RV416〜
   2つのソロ・ヴァイオリン、オブリガート・チェロとチェンバロのための
  (3)カルダーラ(1670-1736):
   シンフォニア第12番 イ短調「我らの主、イエス・キリストの受難」
  (4)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 へ長調 RV412
  (5)ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 RV 114
  (6)ヴィヴァルディ:チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV409
   〔Fg ソロ:クリスティアン・ブーズ〕
  (7)ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ短調 RV565〜
   2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための
    〔Vn ソロ:ゲオルク・カッルヴァイト、
     エルファ・ルン・クリスティンスドッティル、
     Vc ソロ:ヤン・フライハイト、
     チェンバロ:ラファエル・アルパマン、
     リュート:シモン・マルティン=エリス、
     Cb:ワルター・ルーマー〕
  (8)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ロ短調 RV424
  (9)カルダーラ:シンフォニア第6番 ト短調「 苦痛を受けし聖エレナ
  (10)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 イ短調 RV419
 [CD2]【HMC 902061 / 65’ 21】
  (1)ルベル:四大元素/(2)ヴィヴァルディ:四季
 [CD3]【HMC 902185 / 68’ 42】
  ヴェネツィアの黄金時代〜ヴィヴァルディ、ポルタ、マルチェッロ
   1-3. ウリ・ロム(b.1969):
    「オリンピアーデ」協奏曲(ヴィヴァルディとテッサリーニのパスティッチョ風)
   4-6. ヴィヴァルディ(1678-1741):
    協奏曲 ホ短調 RV 134 〜弦と通奏低音のための
   7-9. アレッサンドロ・マルチェッロ(1669-1747):
    協奏曲 ニ短調〜オーボエ、弦と通奏低音のための
   10-11. ジョヴァンニ・ポルタ(c.1675-1755):
    シンフォニア ニ長調〜弦、2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための
   12-15. ヴィヴァルディ:協奏曲 変ロ長調 RV 364, RV Anh.18 による〜
    ヴァイオリン、オーボエ、弦と通奏低音のための
   16-18. 協奏曲「ザクセン選帝侯のために」 ト短調 RV 576 〜
    ヴァイオリン・ソロ、オーボエ・ソロ、第2オーボエ、
    2つのフルート、弦と通奏低音のための
   19-21. テッサリーニ(1690-1766):
    「ラ・ストラヴァガンツァ(風変わり)」序曲 ニ長調〜
     弦と通奏低音のための
   22-24. ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 RV450 〜
    オーボエ、弦と通奏低音のための
[CD1]ジャン=ギアン・ケラス
 (チェロ/Gioffredo Cappa(1696))
 ベルリン古楽アカデミー、
 ゲオルク・カッルヴァイト
  (指揮、ヴァイオリン・ソロ)
[CD2]ミドリ・ザイラー(Vnソロ)
 ベルリン古楽アカデミー
[CD3]クセニア・レフラー
 (バロック・オーボエ)
 ゲオルク・カッルヴァイト
  (独奏ヴァイオリン、コンサートマスター)
 ベルリン古楽アカデミー
 ベルリン古楽アカデミーのヴィヴァルディ名演集

 3’22’37/録音:[CD1]2010年10月/テルデックス・スタジオ(ベルリン) [CD2]2009年9月(ベルリン、テルデックス・スタジオ) [CD3]2013年10月、2014年2月/テルデックス・スタジオ、ベルリン

 古楽界屈指のアンサンブル(オーケストラ)、ベルリン古楽アカデミーのヴィヴァルディ3 タイトルを集めたボックス。いずれも名ソリストをゲストに招いており、それぞれの名手との丁丁発止のアンサンブルも聴きものの演奏がそろいました。
 
限定盤

HMX 2908742
(4CD)
\3500→\3190
フレットワーク
 [CD1]【HMU907395 (廃盤) / 77’ 12】
  J.S.バッハ:ファンタジー(オルガン曲)BWV572
   (1)ファンタジー(オルガン曲)BWV572
   (2)「われら悩みの極みにありて」BWV641
   (3)平均律クラヴィーア曲集第2 集第16 番ト短調 BWV885
   (4)パッサカリアBWV582 他 全18曲
 [CD2]【HMU 907296(廃盤) / 76’ 13】
  J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080(6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)
 [CD3-4]【HMU907560 / 90’ 00】
  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
   (リチャード・ブースビー編による6つのヴィオラ・ダ・ガンバ版)
[CD1][CD2]
 フレットワーク(ヴィオール・コンソート)
[CD3-4]フレットワーク
 〔スザンナ・ペル、森川麻子、
  ライアン・バーン、市瀬礼子、
  リチャード・タニクリフ、
  リチャード・ブースビー〕
 心に沁みる美音、フレットワークのバッハ3タイトルのボックス

 2’40’49/録音:[CD1]2004年6月1-4日 [CD2]2001年12 月 [CD3-4]2011年3月

 ヴィオール・コンソート・アンサンブルとして高い人気のフレットワーク。彼らのバッハの名録音のボックス化です。心に沁みる美音に酔うボックスとなっています。
 
限定盤

HMX 2908733
(3CD)
\3500→\3190
エルサレム弦楽四重奏団
 [CD1]【HMC901990 / 51’ 55】
  シューベルト:
   (1)弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」 
   (2)同第14番「死と乙女」
 [CD2]【HMC902122 / 54’ 56】
  シューマン:室内楽作品集
   ピアノ四重奏曲 変ホ長調 op.47
   ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
 [CD3]【HMC902152 / 71’ 12】
  ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
  クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
[CD1]エルサレム弦楽四重奏団
 【アレクサンドル・パヴロフスキ(Vn)、
  セルゲイ・ブレスラー(Vn)、
  アミハイ・グロス(Vla)、
  キリル・ズロトニコフ(Vc)】
[CD2]アレクサンドル・メルニコフ
  (ピアノ/1875年製ベーゼンドルファー)
 エルサレム弦楽四重奏団
  【アレクサンドル・パヴロフスキ(Vn)、
   セルゲイ・ブレスラー(Vn)、
   オリ・カム(Vla)、
   キリル・ズロトニコフ(Vc)】
[CD3]エルサレム四重奏団
 【アレクサンドル・パヴロフスキ(Vn)、
  セルゲイ・ブレスラー(Vn)、
  オリ・カム(Vla)、
  キリル・ズロトニコフ(Vc)】
 シャロン・カム(Cl)
 結成20年!いまや中堅となったエルサレム弦楽四重奏団のボックス

 2’58’03/録音:[CD1]2007年9月 [CD2]2011年7月/テルデックス・スタジオ(ベルリン) [CD3]2012年6月ベルリン

 1993 年に創立され、96 年にデビューしたエルサレム四重奏団による名盤ボックス。エルサレム弦楽四重奏団は現在ヴィオラのみメンバー変更がありましたが(旧メンバーは現在ベルリン・フィルで活躍中)、ここでは新旧メンバー両方の演奏が収められています。
 すでに世界の中堅となったエルサレム弦楽四重奏団の軌跡をみる3 枚です。
 
限定盤

HMX 2908730
(3CD)
\3500→\3190
ポール・ヒリヤー
 [CD1]【HMU907182 およびHMU807182(いずれも廃盤)/ 76’ 06】
  アルヴォ・ペルト:作品集
   (1)プロファンディス(深き淵より)/(2)モサ・シラビカ/
   (3)ソルフェジオ/ (4)パリサィびとのひとりが/
   (5)カンタンテ・ドミノ/(6)スンマ/
   (7)7つのマニフィカト用アンティフォナ/
   (8)幸いなるかな/(9)マニフィカト/
 [CD2]【HMU907401 および807401(いずれも廃盤)/64’33】
  アルヴォ・ペルト:
   (1)ダ・パーチェム・ノミネ(2004) 
   (2)ヌンク・ディミティス「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」(2001) 
   (3)Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000) 
   (4)Dopo la vittoria(勝利のあとに)(1996 / 1998) 
   (5)マニフィカト(1989) 
   (6)2つのスラヴ詩篇(1984 / 1997) 
   (7)An den Wassern zu Babel(バビロン川のほとりに)
    (1976/1984/1996)
 [CD3]【HMU 807553 / 75’ 03】
  ペルト(1935-):
   (8)来たれ創造主なる聖霊よ/(9)鹿の叫び/(10)詩篇/
   (11)最も聖なる神の母/(12)ソルフェッジョ/
   (13)我が心はハイランドにあり/(14)エルサレムに平安あれ/
   (15)巡礼の歌/(16)明けの明星/(17)スターバト・マーテル
[CD1]クリストファー・ブローベント(Org)
 ダン・ケネディー(Perc)
 ポール・ヒリヤー(指揮)
 シアター・オブ・ヴォイセズ
[CD2]ポール・ヒリヤー(指揮)
 エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
 クリストファー・バウアーズ=ブロードベント(Org)
[CD3]
 クリストファー・バウアーズ・ブロードベント(Org.)
 ポール・ヒリヤー(指揮)
 シアター・オブ・ヴォイセズ
 アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
 NYYDカルテット
 ポール・ヒリヤー、アルヴォ・ペルト演奏集

 3’35’00/録音:[CD1]1996年5月4-7日 [CD2]2005、2006年  [CD3]2010年6月、コペンハーゲン(デンマーク)

 2015 年はペルト生誕80 年。様々な映像商品などがリリースされており、ペルトの静謐な世界は今なお広く人々に愛され続けています。
 このボックスはヒリヤー率いるシアター・オブ・ヴォイセズの澄んだアンサンブルで聴くペルト作品集。演奏のクオリティの高さもさることながら、録音もすばらしく、ペルト・ワールドにどっぷり浸れるボックスとなっています。
 
限定盤

HMX2908727
(3CD)
\3500→\3190
スティレ・アンティコ スティレ・アンティコ
 [CD1]【HMU807463 / 78’ 51】
  「天上のハーモニー」
   トマス・タリス:大司教パーカーのための9つの詩編歌
   ウィリアム・バード:モテット、ペンテコステのためのミサ曲
 [CD2]【HMU807517 / 78’ 09】
  待降節とクリスマスのためのチューダー朝の音楽
   トマス・タリス:ミサ「御子はわれらに生まれたもう」
   ジョン・タヴァナー(c.1490-1545):Audivi vocem de caelo
   ウィリアム・バード(c.1540-1623):
    グラドゥアリアI、ロラーレ・チェリ・デスペル/トッリテ・ポルタス/
    アヴェ・マリア/エッケ・ヴィルゴ・コンチピエ
   ロバート・ホワイト(c.1538-1574):マニフィカト,聖歌 御子はわれらに生まれたもう
   ジョン・シェパード(c.1515-1558):言葉は肉体に
 [CD3]【HMU807572 / 74’ 34】
  フェニックス・ライジング
   バード(c.1540-1623):アヴェ・ヴェルム・コルプス/ 5声のためのミサ
    〔キリエ・エレイソン、グローリア・イン・エクセルシス・デオ、
     クレド、サンクトゥス&ベネディクトゥス、アニュス・デイ〕 
   トマス・タリス(c.1505-1585):サルヴァトール・ムンディ(I)、断食し涙しながら
   トーマス・モーレイ(1557-1602):ノロ・モルテム・ペッカトーリス
   ギボンズ(1583-1625):手を共にたたこう
   ロバート・ホワイト(c.1538-1574):ポルティオ・メア、クリステ・キ・ルクス・エ・ディエス(IV)
   タヴァナー(c.1490-1545):おおすばらしき栄光
 スティレ・アンティコの澄みきった声楽アンサンブルで聴く英国ルネッサンスの音楽

 3’51’34/[CD1]録音:2007年5月(All Hallows教会/ロンドン) [CD2]録音:2010年1月 [CD3]録音:2012 年11 月

 2015-16 のシーズンで10 周年記念を迎えた声楽アンサンブル、スティレ・アンティコのボックス。
 スティレ・アンティコとは「古のスタイル」を意味し、そのレパートリーはルネッサンス時代のものを中心に、古のポリフォニーを美しく響かせ続けています。このボックスには英国ルネッサンスの音楽が中心に集められています。
 
限定盤

HMX 2908736
(3CD)
\3500→\3190
ベジュン・メータ
 [CD1]【HMC902172 / 69’ 50】
  何と澄み切った空〜古典派オペラの勃興
   (1)グルック:オルフェオとエウリディーチェ〜アリア「何と澄み切った空」
   (2)同:オルフェオとエウリディーチェ〜合唱「憩いの地に来るがいい」
   (3)モーツァルト:アルバのアスカーニオ〜「なぜ黙っていなければならぬのか」
   (4)同:アルバのアスカーニオ〜アリア「愛しい人よ、まだ遠く離れているのに」
   (5)トラエッタ:アンティゴナ〜アリア「彼がむせび泣くのを見れば」
   (6)ハッセ:クレリアの勝利〜アリア「ローマの神よ、お許し下さい」
   (7)ヨハン・クリスチャン・バッハ:アルタセルセ〜「いや、運命にはない」
   (8)同:アルタセルセ〜アリア「苛酷な海へ」
   (9)トラエッタ:タウリケのイピゲネイア〜「眠れ、オレステイア」
   (10)グルック:エツィオ〜アリア「私を思い続けて、愛しい人」
   (11)モーツァルト:アルバのアスカーニオ〜アリア「ああ、かくも貴き心を」
   (12)トラエッタ:アンティゴナ〜アリア「ああ、そう、あなたによります」
   (13)グルック:エツィオ〜アリア「あなたが稲妻を止めるなら」
   (14)モーツァルト:ポントの王ミトリダーテ〜「行かねば」
   (15)同:ポントの王ミトリダーテ〜アリア「ヴェールは取り払われた」
 [CD2]【HMC902077 / 71’ 46】
  ヘンデル:オペラ・アリア集
   ゴールのアマディージ、アグリッピーナ、リッカルド・プリーモ、
   エジプト王トロメーオ、オルランド、ロドリーゴ、ラダミスト、
   ロデリンダ*、ソザルメ* からのアリア集
 [CD3]【HMC902093 / 66’ 33】
  20世紀の英国の歌
   ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
    デイヴィッド王/やもめの鳥/迷子の小さな子
   ロジャー・クィルター(1877-1953):
    それは愛する人とその恋人だった/来たれ、死よ/おお、僕の恋人/
    吹けよ、吹け、冬の風/持って行け、あの唇を/ヘイホー、風と雨
   アイヴァー・ガーニー(1890-1937):サリーの庭
   ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
    静かな午後/リンデン・リー/輝かしき言葉の輪
   ジェラルド・フィンジ(1901-1956):
    2月のミドル・フィールド・ゲート/ため息/私たちが愛したから
   レノックス・バークリー(1903-1989):馬術家
   チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
    サン・メルシーの美しい貴婦人
   ピーター・ウォーロック(1894-1930):ジリアン・オフ・ベリー
   ヴィクター・ヘリー=ハッチンソン(1901-1947):ヘンデル様式で
   パーセル/ブリテン編:Lord, what is man?/ヨブの災い
   パーセル/ティペット編:嘆きのうた
[CD1]ベジュン・メータ
  (カウンターテナー)
 ルネ・ヤーコプス(指揮)
 ベルリン古楽アカデミー
[CD2]ベジュン・メータ(カウンターテナー)
 *はローズマリー・ジョシュア(S)
 とのデュエット
 ルネ・ヤーコプス(指揮)
 フライブルク・バロック・オーケストラ
[CD3]ベジュン・メータ(カウンターテナー)
 ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
 カウンターテナーのニューヒーロー、ベジュン・メータのボックス

 3’28’09/録音:[CD1]2013年4月/テルデックス・スタジオ(ベルリン) [CD2]2010年3月 [CD3]2010 年9月

 カウンターテナー界のニューヒーロー、ベジュン・メータのボックス。




.

NAIVE

限定盤

V 5357
(10CD)
\5700→\4990
廃盤復活!!
 モザイク四重奏団〜ピリオド楽器によるハイドン
  ハイドン:弦楽四重奏曲集

 [CD1&2]太陽四重奏曲Op.20(全曲)
 [CD3&4]ロシア四重奏曲Op.33(全曲)
 [CD5]弦楽四重奏曲『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』Op.51
 [CD6&7]6つの弦楽四重奏曲集Op.64(全曲)
 [CD8&9]エルデーディ四重奏曲Op.76(全曲)
 [CD10] ロプコヴィツ四重奏曲Op.77(全曲)
モザイク四重奏団
 

 録音:[CD1&2] 1990-92年(デジタル) [CD3&4]1995-96年(デジタル) [CD5]1992年(デジタル) [CD6&7]2001、2002年(デジタル) [CD8&9]1998-2000年(デジタル) [CD10]1989年(デジタル)

 2014 年1 月に発売されご好評を頂いておりながら廃盤となってしまったモザイク四重奏団の10 枚組ボックスが復活しました!
 1987 年にオーストリアで結成され、ピリオド楽器ならではの清廉かつ柔らかな音色と、持ち味ともいえる軽妙洒脱な音運びで高い人気を誇る「モザイク四重奏団」。彼らが、1980 年代末〜 2000 年代初頭にアストレ(現naive)レーベルからリリースしたハイドンの弦楽四重奏曲の録音を1 つにまとめたBOX が、お買い得価格で発売される運びとなりました!
 モザイク四重奏団の持ち味がもっとも活きているハイドンですが、全ての録音が1 つのBOX におさめられたのは今回が初めて。この2 つのボックスは一度廃盤となっており、現在ではモザイク四重奏団の録音を全て集めることが非常に困難となってしまっていただけに、ファンにとっては今回のスペシャルBOX のリリースは必見の朗報と申せましょう。
 勿論、これから当団の演奏を聴いてみようという方にもおすすめしたいタイトルです。
 ピリオド弦楽器の柔らかく伸びやかな音色、澄みきったハーモニー、澱みないアンサンブル・・・モザイク四重奏団の持ち味が遺憾なく発揮された至高のハイドン、必聴です!





SKARBO

DSK 4150
(CD+DVD[PAL])
\2400→\2190
女性作曲家たちの美しすぎるヴァイオリン音楽
 サラ・シュナル(Vn)

 (1)ポリーヌ・ヴィアルド:6つの小品
 (2)メル・ボニ:組曲Op.114/セレナード
 (3)リリー・ブーランジェ:夜想曲/行列/春の朝
 (4)クリステル・マルシャン:聖歌
 (5)シャミナード:セレナード/カプリッチョ/ガヴォット/森林
 (6)タイユフェール:シシリアンヌ/子守歌
 +DVD
  女性作曲家
   (グラシアヌ・フィンジ、シュザンヌ・ジロー、パスカル・ラザルス、
    クリステル・マルシャン、クレール・ボダンほか)は語る
サラ・シュナル(Vn)
ジャン=ピエール・フェレ(Pf)
 インタビュー映像も貴重!女性作曲家たちの美しすぎるヴァイオリン音楽

 録音:2014年8月27-29日/スタジオ・アリス/DDD、16:9、CD : 72’ 33”、DVD : 49’ 17”

 フランスの女性作曲家のヴァイオリン曲を集めたアルバム。ショパンやリストの友人でサン=サーンスからオペラ「サムソンとデリラ」を献呈され、ブラームスの「アルト・ラプソディ」を世界初演した大歌手ポリーヌ・ヴィアルドのロマンスやマズルカなどの小品から、1958 年生まれのクリステル・マルシャンまでいずれも魅力的な作品ばかり。
 性別よりも、まずフランス音楽ならではのオシャレな感覚が独特。リヨン、パリ、ロッテルダムで学んだサラ・シュナルの流麗な演奏も見事で、これだけフランスの女性作曲家のヴァイオリン曲をまとめて聴くことができるのは画期的。

 付録はABB ルポルタージュ制作のドキュメンタリー。クレール・ボダン、グラシアヌ・フィンジ、クリスティーヌ・ジェリオ、ピエロット・ジェルマン=ダヴィド、シュザンヌ・ジロー、ソフィー・ラカズ、パスカル・ラザルス、ロール・マルセル=ベルリオーズ、クリステル・マルシャン、ベアトリス・ティリエらのインタビューと創作風景を追ったもので、女性作曲家に関心のある向き必見の貴重な内容となっています。通常のDVD では再生できないPAL 方式で、日本語字幕は付いておりません。予めご了承下さい。
 

DSK 4149
\2400
絵葉書
 (1)ビニシオ・メサ(コスタリカ):タンゴ
 (2)ヴィルヘルム・ポップ(オーストリア):恋する悪戯者/囮
 (3)ナンシー・ナース(カナダ):カナダ人についてのいくつか(全3曲)
 (4)ジャン=ミシェル・ダマーズ(フランス):昆虫(全4曲)
 (5)セルジュ・パロヤン(アルメニア):東風
 (6)ムラート・ウストゥン(トルコ):コッコーヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)
 (7)ソヤル・ヴォグラル(スロヴェニア):鳥のタンゴ
 (8)ミゲル・ガルベス・タロンチェル(スペイン):仲介/夢
 (9)ハニー・フアド(エジプト):タクシム
 (10)イザベル・クロワ:バイパド(バルカン主題による)
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
(1)(7)ピッコロ:ガブリエル・ゴニ
(2)アンドラーシュ・アドリヤーン
(3)クリスティン・アーランダー=ビアード
 ナンシー・ノース
(6)ラファエル・レオーネ
(7)マチャーシュ・デベリャク
(1)(2)ピアノ:クリステル・アビナスル
(5)セルジュ・パロヤン
(7)ジョルディ・トッレント
(8)(9)ジャック・レノー
(6)アクセル・ブノワ(Fg)
 アレクサンドル・レジ(鍋)
(10)イザベル・クロワ(カヴァル)
 シェル・レイ(ヴォブラフォン)
 まるでワールドミュージック。世界のピッコロ音楽

 録音:2011年/スタジオ・アリス/DDD、66’ 11”

 フランスを代表するフルート奏者ジャン=ルイ・ボーマディエ。近年はピッコロの名手としてレパートリー開拓に積極的。ここでは彼自身が委嘱したものも含め、世界の作曲家が手掛けたピッコロ作品を集めています。
 興味津々なのは最晩年のジャン=ミシェル・ダマーズがボーマディエのために作曲した「昆虫」。4 曲から成る無伴奏ピッコロ曲ですが、具体的な虫の名が記されていないので、いろいろ想像して聴くのも一興。
 コスタリカのメサの偽ピアソラ調タンゴや、トルコのウストゥンのグルメ風タイトルの作品も聴いてみたくなります。ボーマディエの超人的な技巧も冴えに冴えています。





CHAMPS HILL RECORDS



CHRCD 102
\2500→\2290
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
 バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.1

 J.S.バッハ:パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
 フランシズ=ホード:組曲第1番
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.27
 クロース:オークニー・ドリーミング
 ビーバー:パッサカリア
 ヘラウェル:バルコニーの情景
 スコット:マルハナバチ
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
 バッハ・トゥ・ザ・フューチャーVol.1!フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト!

 ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する女流ヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー(Bach2The Future)」の第1弾!
 「バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」から現在へと続く「無伴奏作品」の系譜を紡いでいくというユニークで独創的なプロジェクト。
 第1弾では、バッハ、イザイ、ビーバー、スコットに、イギリスの3曲の委嘱新作を組み合わせている。また1人、要注目の女流ヴァイオリニストが華麗に、そして圧巻の演奏で登場です!


 


どこかのサロンで演奏しているラヴェルです。なかなかの大家と見ました。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=aQEIGN9s_UY
 
CHRCD 104
\2500
リスト、スクリャービン、メトネル
 リスト:バッハの主題による変奏曲
 スクリャービン:ソナタ第9番 Op.68
 メトネル:即興曲第2番 Op.47
 クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び
プーム・プロムマチャート(ピアノ)
 タイ、バンコク出身の若きピアニスト、プーム・プロマチャートのデビュー・アルバムとなるリスト&ロシアン・プログラム。ロンドンの王立音楽大学で学び、第2回サセックス国際ピアノ・コンクール第1位という実績を持つタイの期待の星。
 2010年のイギリスでのコンサート・レビューで「若き日のアシュケナージのようだ」と激賞されたという注目のピニアストである。

 2014年3月の録音。





CORO


COR 16132
\2400
ザ・シックスティーンの首席オルガニスト、ロバート・クィンニー!
 J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.3

 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
 コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.659
 コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.660
 コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.661
 パストラーレ ヘ長調 BWV.590
 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547
 カノン風変奏曲《高き天よりわれは来たれり》BWV.769
 前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541
ロバート・クィンニー(オルガン)
 ザ・シックスティーンの首席オルガニスト!ロバート・クィンニーのJ.S.バッハVol.3!

 ザ・シックスティーン(オーケストラ)のプリンシパル・メンバー(オルガニスト)であり、ウェストミンスター寺院の副オルガニスト、ピーターバラ大聖堂の音楽監督を経て、現在はオックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団の音楽監督として活躍するロバート・クィンニー。
 J.S.バッハのオルガン作品集第3集は、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジに設置されているメッツラー・オルガンによる録音。大バッハの永遠の傑作を、名手の妙技と銘器のサウンドで。

 ※録音:2015年9月7日−10日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)





PHAEDRA



DDD 92088
\2600→\2390
ロベルト・ホルが歌う
イン・フランダース・フィールズ Vol.88 〜
 ロマンティック・アート・ソングス

  エドガー・ティネル:墓歌曲集 Op.22
  ペーテル・ブノワ:私の夢、イーヴン・ゾウ・マン...
  ギュスタヴ・ユベルティ:旅の歌 より
  アルテュール・フェルフーフェン:
   ア・リトル・ソング・オヴ・ザ・デイズ、
   夕方の甘さを感じているか?、歌曲、静かに, 安らかに眠った村を越え
  アルテュール・ミュールマン:イッツ・クワイエット
  ロベルト・ホル:ザ・コア・オヴ・オール・シングス
ロベルト・ホル(バス)
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)
 ロベルト・ホルが歌うフランドル地方のロマンティック・ソングス!

 歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In Flanders' Fields)の第88集は、オランダが生んだ"リートの巨星"ロベルト・ホルが歌うフランドル地方のロマンティック・ソングス!

 ※録音:2014年12月2日−4日、アントワープ(ベルギー)
 

DDD 92087
\2600
イン・フランダース・フィールズ Vol.87 〜
 ピアノ4手連弾のための音楽

  ユリウス・レントヘン:組曲変ホ短調 Op.16
  ノルベール・ルソー:H2O(蒸気、水、氷) Op.22
  エドガー・ティネル:ソナタ ト短調 Op.15
メフィスト・ピアノ・デュオ
 〔カトリーン・シモエンズ(ピアノ)、
  ジョン・ゲバルト(ピアノ)〕
 ともに、ブラームスの崇拝者であったユリウス・レントヘン(1855−1932)、エドガー・ティネル(1854−1912)が20代前半に書いた4手連弾のためのロマンティックな組曲とソナタ。
 ベルギー印象派の作曲家、ノルベール・ルソー(1907−1975)の「H2O」は、色彩的で雰囲気溢れる作品。

 ※録音:2014年12月21日−22日&29−30日、アントワープ(ベルギー)
 

DDD 92086
\2600
イン・フランダース・フィールズ Vol.86 〜
 ヨハン・デュイック:合唱作品集

  聖ニコラの鏡 Op.18
  ラウダーテ・プエリ Op.12
  ナルキッソスとエコー Op.8
  春のトリプティック Op.1
  ヌラ・アミチティア
ヨハン・デュイック(指揮)
ヘント・マドリガル合唱団、他
 フランダース放送合唱団、ASMF、ワールド・ユース・クワイア、ヘント・マドリガル合唱団の指揮者を務めてきたベルギーの合唱指揮者兼作曲家、ヨハン・デュイック(1954−)の合唱作品集。

 ※録音:2014年12月2日−4日、アントワープ(ベルギー)





SIGNUM



SIGCD 430
\2400→\2190
ブラームス&ブルックナー:モテット集
 ブルックナー:
  エクアーレ第1番、エサイの杖は芽を出し、見よ大いなる司祭、
  キリストはわれらのために、この場所は神が作り給う
 ブラームス:祝辞と格言 Op.109
 ブルックナー:正しい者の口は
 ブラームス:アヴェ・マリア Op.12、麗しきあなたの住まい(ドイツ・レクイエムより)
 ブルックナー:アヴェ・マリア、あなたはことごとく美しく
 ブラームス:3つのモテット Op.110、宗教的な歌曲 Op.30
 ブルックナー:エクアーレ第2番
テネブレ
ナイジェル・ショート(指揮)
 ナイジェル・ショート&テネブレ!ブラームス&ブルックナーのモテット集!

 1994年から2000年までキングズ・シンガーズのメンバーとして活躍したナイジェル・ショートが主宰する合唱団テネブレ。ナイジェル・ショートと共に急速に存在感を高め、合唱王国イギリスにおける屈指の団体としてその地位を不動のものとしている。
 中世、ルネサンスの教会音楽から新作の委嘱初演まで幅広いレパートリーを誇るテネブレが歌う、ブルックナーとブラームスの「モテット」。この19世紀ドイツとオーストリアの巨匠たちの「モテット」は、テネブレの代名詞となるに違いない。



 

SIGCD 445
\2400
タイム・アンド・イッツ・パッシング
 タヴナー:オー・ドゥ・ノット・ムーヴ/
 タリス:Thou Wast, O God, and Thou Wast Blest/
 ジャクソン:朝へ/
 チャップマン:三羽のカラス/
 ペルト:ヌンク・ディミティス/
 フィンジ:急げ、我が喜びよ/
 コダーイ:夕べの歌/
 ペルト:彼は誰々の息子だった/
 バード:汝は汝の神なる主を愛さん/
 ギボンズ:いったい人生とは?/
 レックネル:オジマンディアス/
 クラフト:これらの時間/
 レイ:ヘンリー6世の祈り/
 ハウエルズ:時間とはそのようなもの/
 ロワース:イヴニング・ウォッチ/
 タリス:ミゼレーレ/
 パリー:優しい声がやむとき/
 ビクトリア:永遠の光/
 J.S.バッハ:聖霊によりて
ロドルファス合唱団
ラルフ・オールウッド(指揮)
 ロドルファス合唱団は、イギリスのイートン・カレッジで26年間に渡り音楽監督を務めた英国合唱楽壇の重鎮ラルフ・オールウッドが、イートン・コーラル・コースのメンバーから選抜した歌手たちで構成される混声合唱団。
 タリスやバード、ハウエルズ、タヴナー、ジャクソンなどの英国の作曲家たちや、コダーイ、ペルトなど、500年に渡るヨーロッパの合唱の歴史をたどるプログラム。

 2015年7月の録音。





VLAD RECORDS


VR 007
\2600
アンリ・ジョセフ・ド・クロエ:
 ディヴェルティメントと12の小品

  ディヴェルティメント 14-8
  ディヴェルティメント 14-4
  ディヴェルティメント 14-2
  ディヴェルティメント 13-3
  ディヴェルティメント 12-2
  12の小品

ヴラド・ウェヴェルベルフ
 (クラリネット&音楽監督)
テラ・ノヴァ

 テラ・ノヴァによる、知られざるベルギーの音楽家、作品を発掘、紹介する「アントウェルペン・プロジェクト」。18世紀後半に活躍したヴァイオリニスト、作曲家のアンリ・ヨゼフ・ド・クロエ(1758−1842)。
 「2本のクラリネット、2本のホルン、2本のトランペットのための12の小品」と、「2本のクラリネット、2本のヴィオラ、2本のファゴット、4本のホルン、2本のトランペットとコントラバスのためのディヴェルティメント集」といった編成の室内楽作品を収録。

 ※録音:2012年9月5日&−14日、アントワープ(ベルギー)





WORLD WIND MUSIC


WWM 500196
(5CD/特別価格)
\4000
ライヴ・イン・コンサート・アット・ボザール
 CD1 「中国の協奏曲」
  アルバート・ケテルビー:中国寺院の庭にて
  ヤン・ファン・ランデフヘム:チャイニーズ・コンチェルト(世界初録音)* 
  チェン・チェン:吹奏楽の為の交響曲第2番《雪蓮》
 CD2  「ベルギーの吹奏楽」
  フランソワ・ヴァン・カンペヌー:ブラバントの歌
  ジャン=ヴァランタン・バンデール:第1近衛連隊行進曲
  ヨハン・ホーフワイス:ベロ・ホリゾンテ(世界初録音)
  ジャン・アプシル:歌劇 《海の呼び声》序曲
  ジャック・ルデュック:夏の序曲
  ジャン=マリー・ジモニス:エクロジョンズ
  アルテュール・プレヴォー:
   第1近衛連隊第1騎兵隊行進曲、第1近衛連隊第4騎兵隊行進曲、
   第1近衛連隊第5騎兵隊行進曲
 CD3 「コンサート・ジュエルス」
  アントーニョ・カルロス・ゴメス:《グワラニー族》序曲
  チャイコフスキー:序曲 《1812年》
  R・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
  リスト:前奏曲
  ミヨー:組曲《スカラムーシュ》より 第3曲 ブラジレイラ
 CD4 「カルミナ・ブラーナ」
  オルフ:カルミナ・ブラーナ
 CD5 「グレート・ロシアン・クラシックス」
  ショスタコーヴィチ:祝典序曲
  ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30†
  リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
イヴ・セヘルス(指揮)
ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団
ジェニー・スパノーグ
 (ヴァイオリン、ヴィオラ、5弦ヴィオラ)*
リーブレヒト・ファンベッケフォールト
 (ピアノ)†
 ベルギーが誇るヨーロッパ随一の軍楽隊、ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団のライヴ盤豪華5枚組BOX!

 ※録音:2009年−2013年、パレ・デ・ボザール(ベルギー)


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

CUGATE CLASSICS



CGC 003
(2CD)
\4000→\3690
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.3
 「悲愴」&「火の鳥」/「春の祭典」
 CD1
  (1)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
  (2)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
 CD2
  (3)ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲
  (4)同:春の祭典
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団
 ムラヴィンスキーも認めた凄すぎるカヒーゼの「悲愴」

 24bit / 96kHz、62’ 12”、59’ 08”

 ファン狂喜のジャンスク・カヒーゼ(1936-2002) の遺産シリーズ、待望の第3 弾も豪華すぎる内容となっています。
 まず一番聴きたかったチャイコフスキーの「悲愴」が物凄すぎ。ムラヴィンスキーが認めたのも頷ける音楽の大きさと迫力。まさにソ連時代の指揮者の醍醐味と申せましょう。リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」も独特のにぎにぎしさに満ちているうえ、どこかスペイン気質と通じるカヒーゼのグルジア気質で驚くべきボルテージの高さ。
 さらにさらに嬉しいのがストラヴィンスキー。「火の鳥」の濃密な歌い回しと兇暴なまでの表現、「春の祭典」の真に原始的な世界はまさに目から鱗。96kHz、24bit の高音質録音も光ります。



当然のように大ベストセラーになっている第1・2弾
発売は2015年11月予定

CGC 001
(2CD)
\4000→\3690
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.1
 CD1
  ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
 CD2
  ホルスト:惑星
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団

 どういうわけかカヒッツェ(カヒーゼ)のアイテムというのはすぐに廃盤になることが多い。
 それだけマイナーなレーベルからしかCDが出ないということなのかもしれないが、なんとなくこのレーベルも同じような運命にあるような匂いがプンプンする。
 もちろんそうならないことを願うけれど・・・
 

CGC 002
(2CD)
\4000→\3690
ジャンスク・カヒーゼの遺産Vol.2
 CD1
  (1)チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
  (2)ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
 CD2
  チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64
ジャンスク・カヒーゼ(指揮)
トビリシ交響楽団

 カルト的な人気を誇る指揮者ジャンスク・カヒーゼ(1936-2002)。彼のチャイコフスキー演奏は、かのムラヴィンスキーが高く評価したと伝えられています。その4 番と5 番を堪能できるアルバムが登場。さすがムラヴィンスキーが認めただけある端正かつ底力を秘めた名演で、旧ソ連系演奏のファンの方々に超オススメです。
 もうひとつの注目が「展覧会の絵」。これも西側の演奏団体にはみられない独特の解釈に驚かされます。





GRAND SLAM



GS 2140
\2500→¥2290
ムラヴィンスキーのチャイコフスキー第5、オープンリール・テープ復刻登場!
 チャイコフスキー:
  (1)交響曲第5番 ホ短調 Op.64
 [ボーナス・トラック]
 チャイコフスキー:
  (2)交響曲第5 番 ホ短調 Op.64より第3 楽章
  (3)イタリア奇想曲 Op.45
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
(1)(3)レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(2)モスクワ放送交響楽団
 ムラヴィンスキーのチャイコフスキー第5、2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻登場!

 セッション録音:(1)1960 年11 月9、10 日/ムジークフェラインザール(ステレオ) (2)1948 年(モノラル) (3)1950 年2 月23 日/レニングラード(モノラル)
 使用音源:(1)Private archive (2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ) (2)Melodiya 16417/8 (16417/3-4, 16418/4-4)(SP/78 回転) (3)Private archive (2トラック、19 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 交響曲第4 番(GS 2139)に続き、ムラヴィンスキーが最も得意とした交響曲第5 番(1960 年11 月、ステレオ)の2 トラック、38 センチのオープンリール・テープ復刻が登場します。演奏内容については、もはや説明不用と思われます。音質については、いつものようにテープに記録された音質を最忠実に再現しています。なお、ボーナス・トラックには同じくチャイコフスキーの交響曲第5 番より第3 楽章(1948 年、SP 録音/現在、唯一のCD)と「イタリア奇想曲」(1950 年、モノラル、2 トラック、19 センチのオープンリール・テープ使用)を加えています。(平林直哉)




VENIAS


ハンス・シュミット=イッセルシュテット・コレクション〜
1950-1964 Recordings


 先日のマルケヴィッチに続いてイッセルシュテット。
 この収集能力はすごいか・・・
 このレーベル、いまからでも買いなおしておいたほうがいいかもしれない・・・。


限定盤
VN 015(30CD)\12000→\9990
クラムシェル・ボックス仕様
CD 1 /2
バッハ:ロ短調ミサ BWV 232(d’apres edition Breitkopf)

 *モノラル録音

Rec:19-20 March 1950
マルゴット・ギヨーム(ソプラン)
ゲルトルート・ピッツィンガー(アルト)
ワルター・ガイスラー(テノール)
ヨーゼフ・グラインドル(バス)
北ドイツ放送交響楽団

CD 3/4
ヘンデル
 オラトリオ「メサイア」
  *モノラル録音 6 December 1953

アニー・シュレム(ソプラノ)
ロレ・フィッシャー(アルト)
ルドルフ・ショック(テノール)
クルト・ベーメ(バス)
ケルンNWDR合唱団
ハンブルクNWDR合唱団
ケルン放送交響楽団

CD 5
ハイドン
 交響曲第92番ト長調「オックスフォード」
  *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

 交響曲第94番ト長調「驚愕」
  *モノラル録音,CAPITAL原盤

 交響曲第101番ニ長調「時計」
  *モノラル録音

Rec:6 August 1953(1-4),7-15 December 1955(5-8),1961(9-12)
シドニー交響楽団(1-4)
北ドイツ放送交響楽団(5-12)


CD 6
モーツァルト
 交響曲第38番ニ長調 K. 504「プラハ」
  *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

 交響曲第40番ト短調K.550
  *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
  *ステレオ録音,MELODIYA原盤

Rec:May 1959(1-7) ,1961(8-11)
北ドイツ放送交響楽団


CD 7
モーツァルト
 レクイエムK.626
   (completed by Franz Xazer Susmayr)
     *モノラル録音

 「エクスルターテ・ユビラーテ」モテット K.165
    *モノラル録音

Rec.31 March 1952(1-14),14 April 1953(15-17)

リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)
マリア・フォン・イロスファイ(アルト)
ヘルムート・クレプス(テノール)
ゴットロープ・フリック(バス)
マリア・シュターダー(15-17)
北ドイツ放送交響楽団


CD 8
ベートーヴェン
 交響曲第7番イ長調 op. 92
  *モノラル録音,MELODIYA原盤

イングヴァル・リンドホルム
   リトルネッロ
    *モノラル録音

Rec:15 April 1961(1-4),24 October 1957(5)
北ドイツ放送交響楽団(1-4)
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(5)



CD 9
ベートーヴェン
 交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱」
  *モノラル録音

 交響曲第8番ヘ長調 op.93
   II. Allegretto scherzando
    *モノラル録音,MELODIYA原盤

Rec:20-22 December 1951(1-4),1961(5)
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
マリア・フォン・イロスファイ(アルト)
ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
ルートヴィヒ・ウェーバー(バス)
Das NDR Chorus(1-4)
北ドイツ放送交響楽団


CD 10
バッハ
 ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047
   *モノラル録音,MELODIYA原盤

モーツァルト
 セレナーデ第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
   *モノラル録音,CAPITAL原盤

ブラームス
 交響曲第2番ニ長調op.73
   *モノラル録音,CAPITAL原盤

Rec:1961(1-3),7-15 December 1955(4-7),13-20 April 1955(8-11)
北ドイツ放送交響楽団


CD 11
ブラームス
 21のハンガリー舞曲集
  *ステレオ録音,ACCORD原盤

 ハイドンの主題による変奏曲 op.56.a
  *ステレオ録音,EMI原盤

Rec:5&8 September 1962(1-21),24 September 1962(22)
北ドイツ放送交響楽団


CD 12
シューベルト
 交響曲第6番ハ長調
   *ステレオ録音,MERCURY原盤

プフィツナー
 交響曲嬰ハ短調
    *モノラル録音

ブラームス
 ハンガリー舞曲集
 .  No.1 en sol mineur
.   No.3 en fa majeur
*   モノラル録音,MELODIYA原盤

Rec:July 1958(1-4), 1952(5-7),1961(8-9)
ロンドン交響楽団(1-4)
ドイツ・オペラハウス管弦楽団(5-7)
北ドイツ放送交響楽団(8-9)


CD 13
シューベルト
 交響曲第9番ハ長調 D 944「グレート」
  *ステレオ録音,TELEFUNKEN原盤

パッヘルベル
 カノン
  *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

Rec:3-4 March 1959(1-4),21 August 1954(5)
北ドイツ放送交響楽団


CD 14
ブラームス
 交響曲第2 番ニ長調op.73
  *モノラル録音

シューベルト
 劇音楽「ロザムンデ」D.797(抜粋)
  *モノラル録音,CAPITAL原盤

Rec:6 September 1957(1-4),December 1955(5-8)
北ドイツ放送交響楽団


CD15
ハイドン:交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
 *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95「新世界より」
 *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

Rec:18 October 1954(1-4),18-20 May 1953(5-8)
北ドイツ放送交響楽団


CD 16
ドヴォルザーク
 交響曲第9番ホ短調 Op.95「新世界より」
  *モノラル録音

ブラームス
 ハンガリー舞曲集
  No.1 en sol mineur
  No.2 en re mineur
  No.3 en fa majeur
  No.5 en sol mineur
  No.6 en re majeur
  No.7 en la majeur
  No.10 en fa najeur
    *モノラル録音,DECCA原盤

Rec:11 September 1957(1-4),18-20 May 1954(5-11)
北ドイツ放送交響楽団


CD 17
ドヴォルザーク
 弦楽のためのセレナーデ ホ長調 op.22
  *ステレオ録音,DG原盤

 管楽のためのセレナーデ ニ短調op.44
  *ステレオ録音,DG原盤

 スラヴ舞曲集
  No.1 in C major,op-46-1
  No.2 in E minor,op-46-2
  No.3 in A flat major,op-46-3
  No.16 in A flat major,op-72-8
   *モノラル録音,DECCA原盤

Rec:December 1963(1-9),23-25 March 1953(10-13)
北ドイツ放送交響楽団


CD 18 /19
チャイコフスキー
 交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」
  *モノラル録音,EMI原盤

 交響曲第4番 ヘ短調 op.36
  Rec:23-24 May 1960
  北ドイツ放送交響楽団
   *モノラル録音,EMI原盤

 交響曲第5番 ホ短調op.64
   *モノラル録音,DECCA原盤

  Rec: 23-24 May 1960 (1-4),1952(3-6)
  北ドイツ放送交響楽団


CD 20
チャイコフスキー:交響曲第6 番 ロ短調op.74 「悲愴」
 *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

シューベルト:交響曲第5 番 変ロ長調D485
 *モノラル録音,CAPITAL原盤

Rec:14 February 1954(1-4),7-15 December 1955(5-8)
北ドイツ放送交響楽団


CD 21
ベルワルド
 交響曲第1番 ト短調「厳粛な交響曲」
  *ステレオ録音,ACCORD原盤

 交響曲第3 番 ハ長調「風変りな交響曲」
  *ステレオ録音,ACCORD原盤

リスト
 ハンガリー狂詩曲第2番
  *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

Rec:February 1962(1-7),16-19 May 1959(8)
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(1-7)
北ドイツ放送交響楽団(8)


CD 22
ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 Op.70
 *モノラル録音,DECCA原盤

ギュンター・ラファエル:交響曲第5 番変ロ長調, Op.75
 *モノラル録音

Rec:23-25 March 1953(1-4),1-4 November 1960(5-8)
北ドイツ放送交響楽団


CD 23
マーラー:交響曲第2番「復活」
 *モノラル録音

オダ・バルスボルク(ソプラノ)
ジークリンデ・ワーグナー(メゾ・ソプラノ)
Rec:12 November 1956
北ドイツ放送交響楽団


CD 24
マーラー:大地の歌
 *モノラル録音

Rec:April 1964
ナン・メリマン(アルト)
フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)
北ドイツ放送交響楽団


CD 25
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
 *モノラル録音,TELEFUNKEN原盤

Rec:28 April 1952
北ドイツ放送交響楽団


CD 26
ヴェルディ:レクイエム
  *モノラル録音

Rec:1961
ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ)
クリスタル・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ゲッタ(テノール)
ボリス・カルメリ(バス)
北ドイツ放送合唱団
ケルン放送合唱団
北ドイツ放送交響楽団


CD 27
ヒンデミット
 管弦楽のための協奏曲
  *モノラル録音

オルフ
 カルミナ・ブラーナ
  *モノラル録音

Rec:31 October 1958(1-4),26 November 1954(5-11)
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団


CD 28
リムスキー・コルサコフ:
 交響組曲「シェヘラザード」op.35
   *ステレオ録音,TELEFUNKEN原盤
 熊蜂の飛行
   *ステレオ録音,TELEFUNKEN原盤
ヒンデミット
 交響曲「画家マティス」
*モノラル録音

Rec:16-19 May 1959(1-5),1961(6)
北ドイツ放送交響楽団


CD 29
ワーグナー
 ニュルンベルクのマイスタージンガー
  1. 第1幕への前奏曲
  2. 第3幕への前奏曲
  *モノラル録音,EMI原盤
 3.「パルジファル」〜前奏曲
 4.「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲

 交響曲ハ長調 WWV 29
*  モノラル録音,EMI原盤

Rec:6 May 1952(1-2),24-26 October 1961(3),12-16 September 1961()27-31 August 1962(5-8)
北ドイツ放送交響楽団(1-8)


CD 30
ワーグナー
 1. 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲
 2. 「ラインの黄金」〜ハルハラへの神々の入場
 3. 「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
 4. 「ワルキューレ」〜魔の炎の音楽
 5. 「ジークフリート」〜森のささやき
 6. 「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインの旅
 7. 「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲
*モノラル録音,MELODIYA原盤(1)CAPITAL原盤(2-7)

Rec:1961(1),7-15 December 1955(2-7)
北ドイツ放送交響楽団


<メジャー・レーベル>
.

SONY

限定盤

8887502617-2
(12CD)
\5000→\4590
ユージン・イストミン/コンプリート・コンチェルト&ソロ・レコーディングズ
 [ユージン・イストミン生誕90年リリース/世界初発売音源10曲収録]

【CD1】
 J.Sバッハ:『ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052』〜
  アドルフ・ブッシュ(指揮)ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ
   [録音:1945年4〜5月]
 J.Sバッハ:『ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050』〜
  ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
  ジョン・ウンマー(フルート)パブロ・カザルス(指揮)プラド祝祭管
   [録音:1950年6月]
 J.Sバッハ:『トッカータとフーガ ホ短調』[録音:1950年7月]
 モーツァルト:『ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449』〜
  パブロ・カザルス(指揮)ペルピニャン音楽祭管[録音:1951年7月]
【CD2&3】
 ショパン:『夜想曲全集(全19曲)』
   [録音:1955年1, 2, 9月]
【CD4】
 ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18』〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管[録音:1956年4月]
【CD5】
 ブラームス:『3つの間奏曲Op.117』[録音:1957年9月]
 ブラームス:『ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調』[録音:1951年3月]
【CD6】
 ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」』〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管
   [録音:1958年1月]
【CD7】
 チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管[録音:1959年4月]
【CD8】
 ショパン:『ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21』〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管[録音:1959年11月]
 シューマン:『ピアノ協奏曲イ短調Op.54』〜
  ブルーノ・ワルター(指揮)コロンビア交響楽団[録音:1960年1月]
【CD9】
 ブラームス:『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83』〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管[録音:1965年2月]
【CD10】
 ベートーヴェン:『三重協奏曲ハ長調Op.56』〜
  アイザック・スターン(ヴァイオリン) レナード・ローズ(チェロ)
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管[録音:1964年4月]
 ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58』〜
  ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管[録音:1966年12月]
【CD11】
 シューベルト:『ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850』[録音:1969年6&9月]
 ベートーヴェン:
  『ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53』[録音:1959年12月](世界初発売)
【CD12】(世界初発売)
 ベートーヴェン:
  『ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78』[録音:1960年4月]
 ベートーヴェン:
  『ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」』〜第2楽章
   [録音:1960年4月],
 ショパン:『夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2』[録音:1966年3月, 1967年4月],
 ショパン:『ポロネーズ 変イ長調「英雄」』[録音:1967年4月]
 ドビュッシー:『亜麻色の髪の乙女』[録音:1968年3月]
 ドビュッシー:『月の光』[録音:1968年3月]
 メンデルスゾーン:『無言歌「5月のそよ風」Op.62-1』[録音:1966年3月, 1967年4月],
 シューベルト:『即興曲Op.90 D.899〜第2&3番』[録音:1967年4月]
 ストラヴィンスキー:『ピアノ・ソナタ』[録音:1966年3月, 1967年4月]
ユージン・イストミン(ピアノ)

 アメリカのピアニスト、ユージン・イストミン(1925-2003)の生誕90年を記念し、イストミンが1945年から1969年にかけてコロンビアに残した協奏曲と独奏曲の全録音をCD12枚に集大成した貴重なボックス・セットがリリースされます。

 ユージン・イストミンは、まず何と言っても、アイザック・スターンとの二重奏、スターン、レナード・ローズとのスターン・トリオで有名であり、室内楽奏者としての卓越した手腕が高く評価されこの組み合わせでの名盤も数多く残されていますが、当ボックスはこれまであまりクローズアップされてこなかったソリストとしてのイストミンの名演がたっぷり詰まっています。

 19歳の時にアドルフ・ブッシュと共演したバッハのピアノ協奏曲第1番に始まり、パブロ・カザルスと共演したバッハのブランデンブルク協奏曲第5番(ヴァイオリンはシゲティ)、モーツァルトのピアノ協奏曲第14番、ショパンの夜想曲全曲、ブラームスのヘンデル・ヴァリエーションなどの、モノラル期の名演は、格調高く音楽性溢れる若きイストミンの才能を刻印しています。

 ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団との共演では、ベートーヴェン第4番、第5番「皇帝」、ショパン第2番、ブラームス第2番、チャイコフスキー第1番、ラフマニノフ第2番が残されており、シューマンのピアノ協奏曲では最晩年のブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団が花を添え、滋味深いロマンの世界を描き出しています。また注目すべきはCD11〜12に収録された世界初発売となる音源10曲で、イストミン絶頂期の高潔なピアニズムを堪能することができます。オリジナル・アナログ・マスター(一部ディスクを含む)からの最新リミックスおよびリマスタリングにより、LP初期のコロンビア・レコードならではの鮮明なサウンドが蘇っています。

 また各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに封入し、クラムシェルボックスに収納されています。CDレーベルもLP時代のレーベル・デザインを再現しています。オールカラーのブックレットには、ジェド・ディストラーによる英文エッセイと、詳細な録音データ、未発表写真などが掲載される予定です。


 <ユージン・イストミン・バイオグラフィ>
  1925年11月26日、ニューヨーク生まれ。両親はナイトクラブの歌手だったロシア人。アレクサンダー・ジロティの娘、クリエナ・ジロティにピアノを学ぶ。12歳でカーティス音楽学校に入学し、ルドルフ・ゼルキンとミエチスワフ・ホルショフスキに師事。17歳でレーヴェントリット賞とフィラデルフィア青年賞を受賞し、フィラデルフィア管弦楽団およびニューヨーク・フィルとの共演を同じ週に行ないステージ・デビュー。
 1950年、25歳の時には、カザルスが主宰するプラド音楽祭に最年少のアーティストとして出演し、カザルスとの生涯にあわたる友情を確立する(カザルス没後の1975年にはカザルス未亡人のマルタと結婚)。
 1955年にはスターン、ローズとのピアノ・トリオを結成。
 1988年には、自分自身のピアノを格納できる特注のトラックとともに4カ月にわたる北米30都市でソロ・リサイタル・ツアーを敢行し、大きな話題となった。
 


8887515698-2
(5CD)
\5000→\4590

もう全集セットの案内が!
 アントネッロ・マナコルダ, カンマーアカデミー・ポツダム/
  シューベルト:交響曲全集

シューベルト:
【CD1】
 『交響曲第1番ニ長調 D.82』
 『交響曲第10番ニ長調 D.936a〜アンダンテ
  (ブライアン・ニューボールド補筆による断章)』
【CD2】
 『交響曲第2番変ロ長調 D.125』
 『交響曲第4番ハ短調 D.417「悲劇的」』
【CD3】
 『交響曲第3番ニ長調 D.200』
 『交響曲第7(8)番ロ短調 D.759「未完成」』
【CD4】
 『交響曲第5番変ロ長調 D.485』『交響曲第6番ハ長調 D.589』
【CD5】
 『交響曲第8(9)番ハ長調 D.944「グレート」』
アントネッロ・マナコルダ(指揮)
カンマーアカデミー・ポツダム

 う・・・こんなに早く全集セットを出すのか・・・

 アントネッロ・マナコルダとカンマーアカデミー・ポツダムによる、ソニー・クラシカルへのシューベルトの交響曲全集録音がセットで発売となります。
 2010年にマナコルダがカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任し、その翌年の2011年4月この録音が始まりました。
 4年間かかってのシューベルトの全集には、第10番からの断章も追加されています。モダン楽器による室内オーケストラですが、ピリオド奏法と、金管楽器とティンパニには古楽器を取り入れており、その生命力に富んだ演奏で注目されています。
 彼らのシューベルトも、小編成による各メンバーが共同的に自己主張しており、リズムが最も大切にされるこの曲を、精緻かつ生き生きとした演奏で描き出しています。
 そして緩章楽章での淡い哀愁も魅力的なものとなっております。指揮のアントネッロ・マナコルダは、トリノ生まれで、ヘルマン・クレッバースやフランコ・グッリにヴァイオリンを学び、クラウディオ・アバドとともにマーラー・チェンバー・オーケストラを創設、そのコンサートマスターを8年務めました。
 名教師ヨルマ・パヌラのもとで指揮を学び、現在ではイタリアやドイツのオーケストラ、歌劇場で非常に高い評価を得ている指揮者です。2011年よりカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者に就任しています。

《録音》2011〜2015年、ベルリン、ポツダム、(デジタル:セッション)
 
8887512106-2
\2700
ヴィンツバッハ少年合唱団/
 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ第4〜6部

J.S.バッハ:
 クリスマス・オラトリオ BWV.248より第4〜6部
ユッタ・ベーネルト(ソプラノ),
レベッカ・マーティン(メゾ・ソプラノ),
マルクス・シェーファー(テノール),
トーマス・ラスケ(バス),
ヴィンツバッハ少年合唱団,
ドイツ・カンマー=ヴィルトゥオーゼン・ベルリン,
カール=フリードリヒ・ベリンガー(指揮)

バッハの名カンタータなどを美しい歌声でドイツの数ある少年合唱団の中でも、その正確な音程と一糸乱れぬ完成度の高さをもつ、1946年に設立されたドイツの名門少年合唱団「ヴィンツバッハ少年合唱団」。これまでソニー・クラシカルへは、カール=フリードリヒ・ベリンガー(2012年まで常任指揮者)の指揮で、バッハ:カンタータ集、モーツァルト「レクイエム」、シューベルト「ミサ曲第5番」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」などを録音しています。当アルバムは、既発売のバッハ「クリスマス・オラトリオ」(第1〜3部)のライヴ録音(88725436022)の続編となるもの。今年2015年7〜8月にかけてのこの録音は、前半と同じ独奏者、オーケストラが集められ、万全の体制で演奏されました。特に後半の第4〜6部は、新年のためのカンタータであり、夾雑物もよけいな重量感も感じさせない、神への感謝に包まれた優しい曲想が聴く者の心を慰めるものです。

《録音》2015年7〜8月、アンスバッハ(デジタル:ライヴ)《録音》2015年7〜8月、アンスバッハ(デジタル:ライヴ)
8884307467-2
\2700
Harmonia
 アレンジ:クレイグ・レオン〜/
 J.S.バッハ:『目覚めよと呼ぶ声あり』,
 シューベルト:『ます』,
 ヴェルディ:『ヴェルディ・クヮルテット』,
 ブラームス:『ララバイ・ワルツ』,
 シューマン:『トロイメライ』,
 サン=サーンス:『聖なる神殿の奥』,
 モーツァルト:『アヴェ・ヴェルム・コルプス』,
 グリーグ:『朝』,
 ボロディン:『イーゴリ公』,
 ヴェルディ:『アリアズ・メドレー』,
 プッチーニ:『アリアズ・メドレー』,
 パーセル:『ディドーの嘆き』,
 チャイコフスキー:『白鳥の湖』,
 J.S.バッハ:『アリア』,
 ヘンデル:『ハレルヤ』《演奏》
ハイス・クラマース(指揮)
ハルモニアクレイグ・レオン
(アレンジ、ミキシング、編集)
 ロックのプロデューサーとしても名高いクレイグ・レオンによる、クラシック音楽
 トーキング・ヘッズ、ラモーンズ、ブロンディらのプロデュースを手掛ける傍らで、ミニマル電子なソロ・ワークも残す鬼才プロデューサー、クレイグ・レオンによる、クラシック音楽を彼独自のアレンジとミキシングで聴かせるアルバム。《録音》2014年、オランダ、ヒルフェルスム、メトロポール・レコーディング・スタジオ



 .

DHM



8887508397-2
\2700→\2490
ラインハルト・ゲーベル(指揮)&ベルリン・バロック・ゾリステン
 C.P.E.バッハ:協奏曲と協奏曲集II

 C.P.E.バッハ:
  『交響曲ト長調Wq.182:1』
  『チェロ協奏曲変ロ長調Wq.171』
  『フルート協奏曲ト長調Wq.169』
  『交響曲変ホ長調Wq.179』
ブルーノ・ドルペレール(チェロ)
ジャック・ズーン(フルート)
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
ベルリン・バロック・ゾリステン

 ベルリン・バロック・ゾリステンによるドイツ・ハルモニア・ムンディへの2枚目の録音です。

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステンはまた、ベルリンの「古楽演奏界」をリードする気鋭のミュージシャン達として広くその名を知られています。
 ベルリン・フィル奏者としての経験により培われた17、18世紀の音楽に対する情熱が、ベルリン・バロック・ゾリステン結成の原動力となったといっても過言ではありません。
 プログラムに応じて、ベルリン・バロック・ゾリステンは11人から16人のレギュラー・メンバーにより構成されます。様式美と真正さを備えた解釈を追及することへの真摯なこだわりから、ベルリン・バロック・ゾリステンはモダン楽器を使用し、さらに様々な調律、ガット弦、そして様々な時代の弓を駆使して、それぞれの時代に実践されていた演奏の再現を試みています。
 当アルバムは、C.P.E.バッハ作品集の第2弾。あの「ムジカ・アンティクヮ・ケルン」のラインハルト・ゲーベルを指揮者として、C.P.E.バッハの斬新さと知的さを表わした演奏をご堪能いただけます。
 そしてフルート協奏曲では木製フルートの名手のジャック・ズーンが、チェロ協奏曲では2014年に24歳でベルリン・フィルの首席チェロ奏者として入団したブルーノ・ドルペレールが独奏を務めています。
 《録音》2014年12月、ベルリン・フィルハーモニー、大ホール(デジタル:セッション)


ベルリン・バロック・ゾリステン
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ第1弾

8884300425-2
\2700→\2490
《ベルリン・バロック・ゾリステン/
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ、生誕300年記念アルバム》

 ベルリン・バロック・ゾリステン/C.P.E.バッハ:協奏曲とシンフォニア集
 C.P.E.バッハ:
  『フルート協奏曲ニ短調Wq.22』『シンフォニア ロ短調Wq.182-5』
  『オーボエ協奏曲変ロ長調Wq.164』『シンフォニア イ長調Wq.182-4』
ジャック・ズーン(Fl),
ジョナサン・ケリー(Ob),
ベルリン・バロック・ゾリステン,
ゴットフリート・ファン・デル・ゴルツ(Vn:コンサートマスター)

C.P.E.バッハは、ヨハン・セバスチャン・バッハの第5子で、ライプツィヒの大学で法律と哲学を学んだ後、プロイセン王国の王子フリードリヒの音楽教師になりました。1740年、フリードリヒが国王に即位すると、26歳のエマヌエルは即位した国王フリードリヒ大王の音楽教師兼チェンバリストとなり、28年間その地位にありました。
 「疾風怒涛」「多感様式」を体現した独特な作風は、後のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらに多大な影響を与えました。

 ベルリン・バロック・ゾリステンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたアンサンブル。彼らはまた、ベルリンの「古楽演奏界」をリードする気鋭のミュージシャン達として広くその名を知られています。ベルリン・フィル奏者としての経験により培われた17・18世紀の音楽に対する情熱が、ベルリン・バロック・ゾリステン結成の原動力となったといっても過言ではありません。

 プログラムに応じて、ベルリン・バロック・ゾリステンは11人から16人のレギュラー・メンバーにより構成されます。様式美と真正さを備えた解釈を追及することへの真摯なこだわりから、ベルリン・バロック・ゾリステンはモダン楽器を使用し、さらに様々な調律、ガット弦、そして様々な時代の弓を駆使して、それぞれの時代に実践されていた演奏の再現を試みています。

 このアルバムでは、リーダーとしてフライブルク・バロックオーケストラのゴットフリート・フォン・デア・ゴルツを迎え、斬新・新鮮な演奏によって、さらに新しいC.P.E.バッハの音楽像を現代に蘇らせています。さらに協奏曲では木製フルートの名手のジャック・ズーンが登場。ベルリン・フィル首席オーボエ奏者ジョナサン・ケリーが起用されているのも見逃せません。

 【録音】2013年4月, ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル:セッション)






<国内盤> 

.

FONTEC



FOCD9686
¥2800+税
藤井一興/ドビュッシー&ラヴェル
 ドビュッシー(1862-1918):
  映像 第2 集
  前奏曲集 第1 巻
 ラヴェル(1875-1937):
  水の戯れ
藤井一興(ピアノ)

 年輪を重ねるとともに、類まれな感性と音色をさらに研ぎ澄ます藤井一興。
 柔らかく繊細な打鍵を駆使してのピアノから立昇る馥郁たる香りは、比肩するものがありません。

<ドビュッシー&ディティユー>(FOCD9616) に続く今回の録音では、ヤマハCFX を使用。弱音のグラデーションを求められる作品群から「現代の響き」を実現しました。

 収録:2015 年3 月31 日.4 月2 日 相模湖交流センター

藤井一興
 東京に生まれる。東京藝術大学3 年に在学中、フランス政府給費留学生としてフランスに渡り、パリ国立高等音楽院を作曲科、ピアノ伴奏科共に1 等賞で卒業。また、パリ・エコールノルマルでピアノ科を高等演奏家資格第1 位で卒業した。
 メシアン国際音楽コンクール第2 位(1 位なし)、クロード・カーン国際コンクール第1 位大賞、モンツァ国際コンクール第1 位など、数々の国際ピアノ・コンクールに入賞し、内外の注目を集める。世界各地、日本国内にてリサイタル、室内楽、コンチェルトの他、フランス国営放送局を始めとするヨーロッパ各地の放送局や日本のNHK等で多くの録音、録画など幅広い活動を行っている。
 レコード・CD も武満徹作品集、ヴィシネグラツキー作品集、メシアン作品シリーズ等30 枚以上を発売。
 現在、東邦音楽大学教授、東邦音楽大学総合芸術研究所教授、東京藝術大学講師、桐朋学園大学特任教授。
  

FOCD9691
¥2700+税
平井千絵/Mozart Speaks Vol.4
 モーツァルト(1756-91):
  幻想曲 ヘ短調(断片)
 ヤン・ラディスラフ・ドゥセク(1760-1812):
  フランス王妃の受難 Op.23
 モーツァルト(1756-91):
  ソナタ 第7 番 ハ長調 KV309
  ソナタ 第2 番 ヘ長調 KV280
  ソナタ 第13 番 変ロ長調 KV333
平井千絵(フォルテピアノ)
収録:2015 年4 月21-23 日 所沢市民文化センターミューズ キューブホール

 平井千絵のフォルテピアノによるモーツァルト作品集第4 弾。
 今作ではソナタ第2 番、第7 番、第13 番に加え未完の幻想曲 ヘ短調を収録。さらにモーツァルトと同時代に活躍したドゥセクによるマリー・アントワネットの処刑を題材とした「フランス王妃の受難」も収めました。
 モーツァルトも愛用したといわれるワルターモデルによる演奏で、作曲当時の音色や、ニュアンスが現代に鮮やかに蘇ります。
 平井の演奏は従来の繊細で鮮烈なイメージに、まさに円熟味ともいえる安定感が加わり、モーツァルトの多彩な曲想を余すところなく表現しています。

平井千絵:
 桐朋学園大学ピアノ科在学中に、故小島芳子氏の演奏を通じてフォルテピアノと出会い、卒業後同氏に師事。
 その後、オランダのデン・ハーグ王立音楽院古楽器科へ留学し、スタンリー・ホッホランド氏に師事して修士課程を栄誉賞付き首席で卒業、ニコライ賞を授与される。
 オランダを拠点に、ユトレヒト(オランダ)、バルセロナ(スペイン)の古楽祭、ボーヌ国際バロック・オペラ・フェスティバル(フランス)、ハレ・ヘンデル音楽祭(ドイツ)など、各地の音楽祭にソリストとして、また室内楽奏者として出演。日本国内においては鈴木秀美氏(チェロ)とのデュオや室内楽演奏で脚光を浴び、ソロ・コンサートも多数。
 特に、フォルテピアノについてのわかりやすい紹介トークを交えたプログラムが好評である。
 鈴木秀美氏とのCD や、唐澤まゆこ氏(ソプラノ)との『アート・オブ・マリー・アントワネット』(フォンテック)、初のソロCD であるショパンとグリンカの作品集『1840』(アクースティカ)等、多数のCDをリリースしている。 進行中のモーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲録音(フォンテック)は、レコード芸術誌等、多くのメディアで高い評価を得ている。
 

FOCD9690
¥2400+税
益田正洋(ギター)/セゴビア編による ソルの20 の練習曲
 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  20 の練習曲(アンドレス・セゴビア編)
 モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
益田正洋(ギター)
 日本を代表するトップギタリストの一人、益田正洋のニューアルバムは「ギターのベートーヴェン」ソルによって作曲され、20 世紀における「ギターの神様」セゴビアによって選・編曲された珠玉の20 の練習曲を収録しました!ギタリストにとっては“聖典”とも言うべき20 の練習曲。益田は2 人の偉人への敬意を込め、情感たっぷりに奏でます。
 ボーナストラックとして、ソルの曲の中でも特に名高い“モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲”を収めました。
 益田の比類なき音楽性と歌心を存分に堪能できる新たな名盤の誕生です!
  収録:2015 年5 月11-13 日 秩父ミューズパーク音楽堂

益田正洋
 長崎県・長崎市生まれ。幼少時に両親の手ほどきによりギターを始める。長崎大学経済学部を卒業後、2001 年ジュリアード音楽院修士課程にてS.イズビン女史に師事。
 これまでに福田進一、藤井眞吾、O.ギリア、M.バルエコ、D.ラッセル (敬称略) などに指導を受ける。1989 年、第20 回クラシカルギターコンクール入賞。当時審査委員長を務めていた作曲家、故 伊福部昭氏より審査員特別賞を授与される。翌年第21 回同コンクールにて史上最年少(12 歳)で第1 位を受賞。また1992 年、東京国際ギターコンクールにて入賞。2003 年にはシカゴで行われた国際コンクールにてファイナリストに選ばれるなど、国内外での数々の賞歴を重ねている。
 1991 年のデビューリサイタルを皮切りに演奏活動を開始。ソロのみならず他楽器の演奏家、オーケストラとの共演も多く、さまざまなガラコンサートや音楽祭等での客演、公開レッスンなどを行う。発表したCD は20 枚以上におよび、その多くは月刊誌・レコード芸術にて特選盤として紹介され、読売新聞、東京新聞、婦人公論など各メディアからも支持を集めている。
 ギター協奏曲や室内楽を通しての他楽器との共演による評価が高く、クラシック音楽普及の為のアウトリーチ活動も行う。ますます精力的に活動を続ける、日本を代表する実力派ギタリストである。
 

FOCD20107
¥3000+税
柴田 勲(フルート)/トリオソナタ 〜18 世紀からの贈り物〜
 ゲオルグ・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  2本のフルートと通奏低音のためのスケルツォⅡ
 フランツ・ベンダ(1709-86):
  2本のフルートと通奏低音のためのトリオソナタ ト長調
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-88):
  フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオソナタ ニ短調
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-82):
  2本のフルートと通奏低音のためのトリオ ト長調
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-88):
  2本のフルートと通奏低音のためのトリオ ホ長調
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
  2本のフルートと通奏低音のためのトリオソナタ ト長調
 ゲオルグ・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  2本のフルートと通奏低音のためのスケルツォ
柴田 勲(フルート)
柴田真梨子(フルート)、
平野智美(チェンバロ)、
伊堂寺聡(チェロ)
 1993 にケルン国立音大を満場一致の最高位で卒業後国内外で活躍、現在は日本フィルハーモニー交響楽団でフルート奏者を務める柴田 勲によるニューアルバムの登場です。
 本作では18 世紀の作品をテーマに選曲。「当時の演奏習慣と現代という時間の融合」を目指したその演奏は、現代の感覚を通しながらも、偉大なる先人への敬意に溢れています。
 現代の匠の名演をお聴き下さい。
収録:2015 年5 月26-28 日 五反田文化センター 音楽ホール

柴田 勲
 岡山県出身。岡山市ジュニアオーケストラで10 歳よりフルートを始める。
 東京藝術大学卒業後渡独し、ケルン国立音楽大学に入学する。
 1991 年、同大学を満場一致の最高位で卒業。
 1993 年、ケルンにおけるソロリサイタルによりドイツ国家演奏家資格(コンツェルト・イグザーメン)を取得。
1991 年よりドイツ北ザクセン・アンハルト州立歌劇場管弦楽団に首席奏者として3年間在籍するが、州の財政計画により同オーケストラの消滅が決定。
 1994 年、完全帰国する。
 これまでに、安達雅彦、金昌国、アンドラッシュ・アドリヤンの各氏に師事。
 現在、日本フィルハーモニー交響楽団フルート奏者。
 1997 年結成「ザ・フルートカルテット」のメンバーとして、3社より7タイトルのCD を発売。
 オーケストラを中心に室内楽やソリストなど、生涯本番回数は3千回を越えている。



<LP>


TOKYO FM(LP)

 TOKYO FM レーベルLP第1弾として発売されたカラヤン&BPO ベートーヴェン交響曲全集1977ライヴ、
各350セット限定で分売!さらにピアノ協奏曲集は初LP化!


TFMCLP 1029/30
(2LP)
\13600+税
圧巻のエロイカ!カラヤンの英雄的演奏が輝かしい。
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第1番 ハ長調 Op.21
    [LP 1 A面:第1、2楽章 B面:第3、4楽章]
  (2)交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 Op.55
    [LP 2 A 面:第1、2楽章 B面:第3、4楽章]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 BOX 盤制作時のメタル原盤は限定生産品のため破棄されていたため今回新たにリカッティング! 新たにメタル原盤を制作いたしました。BOX 盤とは音質、一部曲目で面割が異なります。生産後ただちにメタル原盤は破棄されるため完全限定生産品となります。

 ライヴ録音:1977年11月13日/東京 普門館/ステレオ、ライヴ、180g 重量盤、限定プレス
 

TFMCLP 1031/32
(2LP)
\13600+税
2番がすごい!同チクルスの中でも1、2 の出来。
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第2番 ニ長調 Op.36
    [LP 1 A面:第1、2楽章 B面:第3、4楽章]
  (2)交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
    [LP 2 A面:第1、2楽章 B面:第3、4楽章]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ライヴ録音:(1)1977年11月14日、(2)17日/東京 普門館/ステレオ、ライヴ、180g 重量盤、限定プレス

 2番がすごい!同チクルスの中でも1、2 の出来。未聴の方はぜひこ一聴を。
 

TFMCLP 1033/34
(2LP)
\13600+税
黄金のカップリング。カラヤン絶頂期の圧倒的迫力に打たれます。
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第6番「田園」ヘ長調 Op.68
     [LP 1 A 面:第1、2楽章 B 面:第3、4楽章]
  (2)交響曲第5番「運命」ハ短調 Op.67
    [LP 2 A 面:第1、2楽章 B面:第3、4楽章]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ライヴ録音:1977年11月16日/東京 普門館/ステレオ、ライヴ、180g 重量盤、限定プレス
 

TFMCLP 1035/36
(2LP)
\13600+税
カラヤン美学エレガント4番!大演奏の爆発の7番。
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第4番変ロ長調 Op.60
    [LP 1 A面:第1、2楽章 B面:第3、4楽章]
  (2)交響曲第7 番 イ長調 Op.92
    [LP 2 A面:第1、2楽章 B面:第3、4楽章]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ライヴ録音:1977年11月15日/東京 普門館/ステレオ、ライヴ、180g 重量盤、限定プレス
 

TFMCLP 1037/38
(2LP)
\13600+税
カラヤン自身「最高の出来」と語った伝説の第9。
 ベートーヴェン:
  交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱付き」
    [LP 1 A面:第1楽章 B面:第2楽章
     LP 2 A面:第3楽章 B面:第4楽章]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ヘルイェ・アルゲルヴォ(アルト)
ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)
ハンス・ゾーティン(バス)
プロ合唱団連合、東京藝術大学合唱団
 (田中信昭(合唱総指揮))
 ライヴ録音:1977年11月18日/東京 普門館/ステレオ、ライヴ、180g 重量盤、限定プレス
 

TFMCLP 1039/40
(2LP)
\13600+税
ワイセンベルクとカラヤンの名コンビ曲を越えた美音に陶然!
 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.37
    [LP 1 A面:第1楽章 B面:第2、3楽章]
  (2)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」Op.73
    [LP 2 A面:第1楽章 B面:第2、3楽章]
アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ライヴ録音:(1)1977年11月14日、(2)1977年11月17日/東京 普門館/ステレオ、ライヴ、180g 重量盤、限定プレス、LP 初出

 二年前にBOXで発売され、またたくまに完売となったカラヤンのFM東京収録のライヴによるベートーヴェン交響曲全集ですが、分売の要望が多く今回LP初出のピアノ協奏曲も含み完全限定生産で発売いたします。
 BOX盤のメタル原盤はすでに破棄されておりますので、今回新たに、オリジナルアナログマスターを使用しリカッティングいたしました為、面割及び音質はBOX盤と異なります。
 今回のメタル原盤もプレス終了後破棄され、カラヤンのアナログディスクは今回で最終プレスとなる完全限定盤です。












10/28(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

HMF

限定盤

HMX 2908717
(10CD)
特別価格
\5500→\4990

ルイ14世のささやかな楽しみ〜パリからヴェルサイユ宮殿まで

〜ヴェルサイユ前〜
 [CD1]
  ・ロヴェッタ(1596〜1668):ルイ14 世の誕生のためのヴェネツィアの晩祷より
   Dixit secondo, Lauda Jerusalem, Magnificat
    コンラート・ユングヘーネル(指揮)カントゥス・ケルン[録音:2000 年6月]
  ・王宮の夜のコンセールより(抜粋)
    セバスティアン・ドセ(指揮)、アンサンブル・コレスポンダンス[録音:2015 年1,2月]
  ・リュリ:組曲「村の婚礼」、組曲「町人貴族」(抜粋)
    マリ−アンジェ・プティ(Perc) ポール・グッドウィン(指揮)ロンドン・オーボエ・バンド
 [CD2]
  ・シャルパンティエ:病は気から(全曲)
    モニク・ザネッティ(S) ドミニク・ヴィス(CT) ハワード・クルーク(T) 他,ウィリアム・クリスティ(指揮)
    レザール・フロリサン[録音:1990年4月]

〜ヴェルサイユでの一日〜
 [CD3]
  ・リュリ:「町人貴族」よりトルコの儀式のための行進曲
    マリーアンジェ・プティ(Perc) ポール・グッドウィン(指揮)ロンドン・オーボエ・バンド
  ・ドラランド:ミゼレーレ・メイ/シャペル・ロワイヤル、ヘレヴェッヘ(指揮)
  ・ドラランド:バビロン川のほとりで/レザール・フロリサン、クリスティ(指揮)
  ・シャルパンティエ:歌劇「アクテオン」(抜粋)/レザール・フロリサン、クリスティ(指揮)
 [CD4]
  ・フィリドール:「ふとったケートの結婚」
    マリーアンジェ・プティ(Perc) ポール・グッドウィン(指揮)ロンドン・オーボエ・バンド
  ・ドゥラランド:王の晩餐のためのサンフォニーより第5組曲、第11組曲
    ラ・サンフォニー・ドゥ・マレ、ヒューゴ・レーヌ
  ・F.クープラン:トリオ・ソナタ「壮大なもの」(1690年頃)
    アマンディーヌ・ベイエ、リ・インコーニティ[録音:2014年1月]
  ・ロベール・ド・ヴィゼ:ニ短調の作品/ラファエル・アンディア(バロック・ギター)

〜王のたのしみ〜
 [CD5]
  ・ミシェル・ランベール(1610-1696):世界中が愛に服従する
    レザール・フロリサン、ウィリアム・クリスティ(指揮)
  ・ドゥビュッソン(?-1715):ランベール氏の死への嘆き
    ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)、ユングヘーネル(リュート、テオルボ)、
    ヴィーラント・クイケン(バス・ヴィオール)ほか
  ・ゴーティエ(1603-1672):リュートのためのファンタジー
    コンラート・ユングヘーネル(リュート)
  ・F.クープラン:ト短調のプレリュード、クラヴサン曲集第2巻より(抜粋)、第3巻より(抜粋)
    クリストフ・ルセ(チェンバロ)
  ・F.クープラン:王宮のコンセール〜第1、第4組曲
    ロベール・クレール(リコーダー)、デイヴィット・モロニー(チェンバロ)、
    ヤープ・テア・リンデン(バス・ヴィオール)、ジャネット・シー(リコーダー)
  ・マラン・マレ:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための組曲 ホ短調(ヴィオール曲集第2巻、パリ、1701年)
    ホアン・マヌエル・クインターナ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
    ドロール・コストヤス(テオルボ)、アッティリオ・クレモネージ(チェンバロ)

〜ルイ14世のバレエ教師たち〜
 [CD6]
  コレグラフィ〜ルイ14 世の舞曲
   ラウル・オジェ・フイエ:『コレグラフィ』(1700年出版)に収められた音楽
   〜ダングルベールによるプレリュード、リュリ、カンプラによる序曲と舞曲(ダングルベールによるソロ版)ほか
    アンドリュー・ローレンス=キング(17世紀イタリア・モデル/バロック・トリプル・ハープ[2004年製])

〜プロローグと5幕からなる抒情悲劇〜初演:1686年2月15日、パレ・ロワイヤル劇場〜
 [CD7-8]
  リュリ:歌劇「アルミード」
   ギユメット・ロラン,ハワード・クルック,ヴェロニク・ジャン,ジョン・ハンコックほか、
   フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ

〜祝祭・礼拝音楽〜
 [CD9]
  ・シャルパンティエ:テ・デウムH.146/クリスティ( 指揮)、レザール・フロリサン
  ・リュリ:怒りの日/ヘレヴェッヘ(指揮)、シャペル・ロワイヤル
  ・ドラランド(1657-1726):トランペット協奏曲/ヒューゴ・レーヌ(指揮)、サンフォニー・ドゥ・マレ
  ・ドラランド:テ・デウム/クリスティ(指揮)、レザール・フロリサン
[CD10]
  ・ドラランド:怒りの日 S.31/シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレ、ヘレヴェッヘ(指揮)
  ・カンプラ(1660-1744):レクイエム/シャペル・ロワイヤル、ヘレヴェッヘ(指揮)
 「太陽王」ルイ14世没後400年記念企画ボックス

 12h 29' 43"

 2015 年は、「太陽王」とも称されるフランスの王、ルイ14 世(1638-1715)の没後400 年にあたります。フランスではこれにあわせて様々な催しが行われていますが、このリリースも、ルイ14 世にちなんだ注目盤。
 ルイ14 世といえばヴェルサイユ宮殿ですが、5 歳にして国王即位、72 年にもわたる在位期間に王朝の最盛期を築き、彼の治世は「大世紀」(グラン・シエクル)と称されます。
 ルイ14 世は芸術にも大変に力を入れた王で、ヴェルサイユ宮殿では音楽が非常に大きな役割を果たしました。
 このセットでは、ルイ14 世の治世がいよいよ始まる頃パリで演奏された音楽から、ヴェルサイユに移ったあとのとある一日で演奏された音楽(食事どきなど)、さらに宮廷で愛された抒情悲劇、宮殿内の礼拝などで演奏された音楽などが収められています。





AUDIOPHILE


APH 102882
(2CD)
\2800
ルドヴィコ・エイナウディ 〜 セレクテッド・ワークス メル・アシュトン(ピアノ)
 
APC 101060
\1400
フィリップ・グラス:独奏ピアノ作品集
 メタモルフォーシス1/メタモルフォーシス2/
 メタモルフォーシス3/メタモルフォーシス4/
 メタモルフォーシス5/マッド・ラッシュ/
 ウィチタ・ヴォルテックス・スートラ/
 オルフェの寝室/グラスワークス
ボヤン・ゴリシェク(ピアノ)
 録音:2013年4月20日−21日
 
APCER 101101
\1400

スルヤディ 〜 ヴレデンベルグ・コンサート・ホール・ライヴ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13《悲愴》
 ラフマニノフ:前奏曲 Op.32-5、前奏曲 Op.23-2
 ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
 リスト:孤独な中の神の祝福、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の回想
 ショパン:夜想曲 Op. Posth.

ウィビ・スルヤディ(ピアノ)





AZUR


アルベール・ルーセル国際音楽祭シリーズ


AZC 126
\2500→\2290
アルベルト・マルコフ(1933-):ヴァイオリン作品集
  パガニーニ=オスティナート(パガニーニの奇想曲の形式による変奏曲;1985)
  組曲「フォルモサ」から 台湾即興曲(1992)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番(1973)
  2つのヴァイオリンのためのデュオ=ソナタ(1986)(*)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(1965)
  ヨハン・セバスティアン・バッハの協奏曲 BWV1042 による後奏曲(1982)
  ローベルト・シューマンのトロイメライ
  イサーク・アルベニスの(アストゥリアスより)伝説
ジャン=リュック・リシャルド(ヴァイオリン)
パトリシア・レイボー(ヴァイオリン(*))

録音:2012年、聖エレーヌ礼拝堂、オーレー、ブルターニュ、フランス
 アルベルト・マルコフは1959年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位入賞したウクライナ生まれのヴァイオリニスト・作曲家・教育家。
 ヴァイオリンをピョートル・ストリアルスキー、ユーリー・ヤンケレヴィチに、作曲をアラム・ハチャトゥリアンとゲンリフ・リチンスキーに師事。1975年にアメリカ合衆国に移住。作曲家としてはヴァイオリンの超絶技巧を要する作品を書いています。「台湾即興曲」と無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番の第2楽章以外は世界初録音。
 ジャン=リュック・リシャルドはフランスのニームに生まれ、ピエール・アモイヤル、ジャン・ジャケロ、アールパード・ゲーレツ、ゲーザ・カパーシュ、セルゲイ・クラフチェンコ、ジナイーダ・ギレリス、ヴラディーミル・スピヴァコフに師事したヴァイオリニスト。

 


AZC 129
\2500→\2290
マルセル・コミノット(1956):独奏楽器のための作品集
  アレクサンドルのトンボー [Les Tombeaus d'Alexandre] (ピアノのための;2011)(*)
  ホルンのための物語 [Storia per corno] (2013)(+)
  F... を求めて [A la recherche de F...] (バスクラリネットのための;1981)(#)
  有りそうにもない空間 [Espaces improbables...] (チェロのための;2008)(**)
  アンチテーゼ [Antithesis] (テナーサクソフォンのための;2007)(++)
  変異 [Mutations] (オルガンのための;2011)(##)
マルセル・コミノット(ピアノ(*))
フランシス・オルヴァル(ホルン(+))
ジャン=ピエール・プヴィオン(バスクラリネット(#))
セバスティアン・ヴァルニエ(チェロ(**))
フィンセント・アルパールツ(テナーサクソフォン(++))
エドヴァール・ヴァンマルセニユ(オルガン(##))

録音:時期の記載なし,リサイタル・スタジオB、ティアンジュ、ベルギー(*/+/**/++)
    聖アポリネール教会、ボラン、ベルギー(#)/聖母教会、シント=トロイデン、ベルギー(##)

 マルセル・コミノットはリエージュ音楽院で学んだベルギーのピアニスト・作曲家。


ピアノ・シリーズ

AZC 128
\2500
エリアーヌ・レイエス 水の戯れ
 ラヴェル(1875-1937):水の戯れ
 グリフス(1884-1920):アクア・パオラの泉
 ドビュッシー(1862-1918):喜びの島
 リスト(1811-1886):エステ荘の噴水
 シューベルト(1797-1828)/リスト編曲:水の上で
 ショパン(1810-1849):舟歌
 ドビュッシー:金色の魚
 アルベニス(1860-1909):海辺で
 ブルメンフェーリド(1863-1931):無人島
 モシュコフスキ(1854-1925):水の上で
 パルムグレン(1878-1951):水の上で
 イベール(1890-1962):水の上の朝(海の上の朝)
エリアーヌ・レイエス(ピアノ)

録音:2012年2月-2015年3月、リサイタル・スタジオB、ティアンジュ、ベルギー
使用楽器:Steinway D
 「水」をテーマとするピアノ曲を集めたアルバム。エリアーヌ・レイエスはブリュッセル王立音楽院、パリ音楽院等で学んだベルギーのピアニスト。
 2012年以来2015年現在ブリュッセル王立音楽院教師。
 Naxos, Dux, Grand Piano, Integral, Pavane等のレーベルに録音があります。





 EROL


1980年代終盤に活動を開始した合唱音楽を主要レパートリーとするフランスのレーベルです。

EROL 200006
\2600
マスネ(1842-1912):オラトリオ「約束の地」(1899) シルヴィー・ポンス(ソプラノ)
パトリック・ガレー(テノール)
ピエール=イヴ・プリュヴォ(バリトン)
フランス・オラトリオ・コートダジュール合唱団
リヴィウ・ドゥダリク少年合唱団
リヴィウ・レオポリス交響楽団
フランス・オラトリオ・コートダジュール管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:2000年3月16-18日、聖ミシェル教会、ヴィルフランシュ=シュル=メール、フランス

世界初録音。

 

EROL 200011
\2600
スッペ(1819-1895):レクイエム ニ短調(1855) マリー=ノエル・クロ(ソプラノ)
ソフィー・レービンデル(メゾソプラノ)
パトリック・ガレー(テノール)
ジャック・ボナ(バス)
フランス・オラトリオ合唱団
リヴィウ・レオポリス交響楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
録音:2002年3月12、14日、ライヴ、トリニテ教会、パリ、フランス
 

EROL 200014
\2600
ポール・デュラン(1907-1977)/イヴァン・オドゥアール(1914-2004)台本:
  プロヴァンスのサントン人形の牧歌劇
ドミニク・ルヴェール(声優:ラッパ吹きの天使)
カトリーヌ・ラレール(声優:マリア)
ボリス・ヴァンテューラ=ディアス(声優:ヨゼフ)
ジャン=ルイ・ジャルドン(バリトン:羊飼い)
セルネー=ル・メニル「ミュジ=コメディアン」劇団
メニル・サン=ドニ合唱団
セルネー=ラ=ヴィル児童合唱団&合唱団
ロレ声楽アンサンブル
アナクルーズ管楽五重奏団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
録音:2003年1月10、14日、サン・ブリス教会、セルネー=ラ=ヴィル、フランス
 

EROL 200016
(2CD)
\4400
マスネ(1842-1912):オラトリオ「聖処女」(1880) ダニエル・ストレイフ(ソプラノ:聖処女)
ジョエル・フルリー(ソプラノ:天使ガブリエル)
マリー=ノエル・クロ(ソプラノ:マリア・サロメ)
ソフィー・レービンデル(メゾソプラノ:マリア・マグダレーナ)
パトリック・ガレー(テノール:ヨハネ)
ジャン=ガブリエル・サン=マルタン(バリトン:トマス)
クリスティアン・ナダレ(バス:シモンの主人)
パリ・サン=ジェルマン=デ・プレ児童合唱団
イル・ド・フランス青年合唱団
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
リヴィウ・レオポリス管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:2004年6月10-11日、ライヴ、トリニテ教会、パリ、フランス

 

EROL 200017
\2600
プレイエル(1757-1831):
  レクイエム変ホ長調
  かくも大いなる秘跡ゆえ(タントゥム・エルゴ)
クレール・ルシェ(ソプラノ)
カトリーヌ・カルダン(メゾソプラノ)
エルヴェ・ラミー(テノール)
ジャン=ルイ・ジャルドン(バリトン)
ロレ声楽アンサンブル
ピタゴル声楽アンサンブル
フランス・オラトリオ管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:1990年1月27-28日、ドメニカン教会、パリ、フランス 前出:EROL 97001

世界初録音。収録時間約46分と短めです。

 

EROL 200020
\2600
オネゲル(1892-1955):劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」 セリーヌ・リジェ(俳優:ジャンヌ・ダルク)
ドミニク・ルヴェール(俳優:修道士ドミニク)
パトリック・ガレー(テノール:司祭コーション(豚)、伝令官)
ジョエル・フルリー(ソプラノ:聖母)
マリー=ノエル・クロ(ソプラノ:聖マルグリット、プロローグの声)
セシール・エロワール(アルト:聖カトリーヌ)
ミシェル・オネイ(俳優:ウルトビーズ)
ダヴィド・ルグラン(俳優:伝令官、伝達吏、司祭)
フランシス・バルド(テノール:司祭)
ジャン=ルイ・セル(バリトン:伝令官、修道士)
サンドラ・マセド(俳優:酒樽母さん)
ヴァシル・スリパク(バス:地の声)
マルク・ルモン(ろば)
フランシス・バルド児童合唱団
フランス・オラトリオ合唱団
リヴィウ・レオポリス交響楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
録音:2005年6月2-4日、ライヴ、サン・トリニテ教会、パリ、フランス
 

EROL 200027
\2600
ハイドン(1732-1809):スターバト・マーテル リーサ・ヴィーナネン(ソプラノ)
ダイア・デュリメル(アルト)
エルヴェ・ラミー(テノール)
ジャン=ルイ・セル(バリトン)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
録音:2007年11月22-23日、ライヴ、トリニテ教会、パリ、フランス
 

EROL 200033
\2600
モーツァルト(1756-1791):ミサ ハ短調「大ミサ」K.427 ダイアナ・ヒグビー(ソプラノ)
ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(メゾソプラノ)
グザヴィエ・モーコンデュイ(テノール)
ジャン=ルイ・セル(バス)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
録音:2009年13月2-3日、ライヴ、トリニテ教会、パリ、フランス
 

EROL 200035
\2600
フランク(1822-1890):十字架上のキリストの七つの言葉 盛田麻央(ソプラノ)
パトリック・ガレー(テノール)
ジャン=ルイ・セル(バリトン)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:2001年6月21-22日、ライヴ、トリニテ教会、パリ、フランス

収録時間約43分と短めです。

 

EROL 200038
\2600
マスネ(1842-1912):愛の歌 26の歌曲
  ギター/夕日/夜/私から遠い所で/恋している/別れ/手/あなたの髪
  生きてきた時間/閉じた目/鐘は何を語る/秋の思い/ばらの一生/詩句
  ソネット/乳母の歌
  抒情的表現(*)
   対話/雲/旅/羽ばたき/ウェルテルからシャルロットへの最後の手紙
   昔のように/夜想曲/メランコリー/五月のばら/恋の鬼火
ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(メゾソプラノ)
リオネル・フェルナンデス(朗読(*))
ブリュノ・グセ(ピアノ)

録音:2010年11月、2011年1月、スタジオ433、イヴリー=シュル=セーヌ、フランス

(*)は歌と語りがテキストを分担する作品。

 

EROL 200042
\2600
ケルビーニ(1760-1842):
  カンタータ「アンフィオン」(1786)(*)
  レクイエム ニ短調(男声合唱と管弦楽のための;1836)(+)
ヴァンサン・リエヴル=ピカール(テノール(*))
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:2013年6月6-7日、ライヴ、トリニテ教会、パリ、フランス

(*)世界初録音。

 

EROL 200044
\2600
アントニオ・サンタナ:旅… 器楽作品集
  アマゾンの声(チェロとピアノのための)/私の幼少期(チェロとピアノのための)
  キスして(チェロとピアノのための)
  ブラジル組曲(チェロとピアノのための); トアーダ/ラメント/ララ・ブショ
  ヴォカリーズ形式の子守歌(ヴァイオリンとピアノのための)
  シェエラザード(ヴァイオリンとピアノのための)
  神秘的小品集(ピアノのための)
   テルポイの神殿での祭日/空との対話/燃える薮(やぶ)/光の中での魂の恍惚
   ツァラトゥストラの預言
  ヴェスタの神殿の秘伝の儀式(チェロのための)/巡礼団(チェロとピアノのための)
  孤独なバレリーナ(チェロとピアノのための)
  ある天使を記念するヴォカリーズ(チェロとピアノのための)
  J・S・バッハの庭(チェロとピアノのための)
  束の間の印象(ヴァイオリンのための)
  タランテッラ形式のおどけたパスティッチョ(ヴァイオリンとピアノのための)
マルク・ドロビンスキー(チェロ)
アントン・マルティノフ(ヴァイオリン)
ダニエル・プロッペル(ピアノ)

録音:2014年10月23-26日、スタジオ433、イヴリー=シュル=セーヌ、フランス

アントニオ・サンタナはブラジル出身、フランスのヴェサイユ在住の作曲家。




.

MAESTRIA


ヴァハン・マルディロシアンが創設したフランスのレーベル。初めて紹介するがとても気になる。


EMVI 1
(2CD)
\4400→\3990
第九の波涛 ヴァハン・マルディロシアンのベートーヴェン
 ベートーヴェン(1770-1827):
  [CD 1]
  ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」 Op.13
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
  ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」Op.31 No.2
  [CD 2]
  ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28
ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ)

録音:2009年8月22-23日、サン・ボネ劇場、ブールジュ、フランス

 ヴァハン・マルディロシアンは1975年アルメニアのエレヴァン生まれのピアニスト・指揮者。1993年パリに移住しパリ音楽院でジャック・ルヴィエに師事。2001年以来2015年現在、リリースしたCDは10枚を超えています。
 指揮者としては15歳の時から2年間アルメニア青年文化センターの室内管弦楽団を振り、2010年以来2015年現在フランスのカーン管弦楽団首席指揮者を務めています。
 アルバム・タイトルの「第九の波涛」はアルメニア系ロシアの画家イヴァン・アイヴァゾフスキー(1817-1900)の代表作で、当盤のディジパックの表紙にもなっています。
 マルディロシアンによればこの絵画は、収録された4曲のソナタと当レーベルの立ち上げを象徴するものであるとのことです。

  ※CD 2の収録時間が約28分と短くなっております。

 


EMVI 2
\2600→\2390
プロコフィエフ(1891-1953):
  ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14(1912)
  束の間の幻影 Op.22(1917)
  サルカスム(風刺)Op.17(1912-1913)
  ピアノ・ソナタ第3番イ短調「古い手帳から」Op.18(1907/1917)
  4つの小品 Op.4(1907-1908)から 悪魔的暗示(No.4)
ヴァルドゥヒ・エリツィアン(ピアノ)

録音:2011年7月、グラン・オーディトリオム、カーン(Caen)、フランス

 ヴァルドゥヒ・エリツィアンは1981年アルメニアのエレヴァン生まれのピアニスト。エレヴァン国立音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキー、ヴィクトル・メルジャーノフに師事した後、2002年にパリに移住しパリ音楽院でブリジット・エンゲラーに師事。
 2010年ジャン=リュック・ラガルデール財団より表彰され、当録音の機会を贈られました。

 

EMVI 3
\2600
リスト(1811-1886):
  「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の主題によるによる変奏曲(1863)
  システィーナ礼拝堂への祈り(1862)
  コラール「われらへ、救いを求める人々へ」による幻想曲とフーガ(1850)

ステファン・ベシー(オルガン)

録音:2010年4月22-25日、セバスティアン教会、ナンシー、フランス
使用楽器:1881年、Dalstein & Hoerpfer製(2009年、Laurent Plet & Jean-Baptiste Gaupillat修復)
 リストの死の5年前に完成したオルガンでの演奏。ステファン・ベシー(1963年生まれ)はルネ・ブルトメとマリー=クレール・アランにオルガンを、オリヴィエ・ボーモンとデイヴィッド・モロニーにチェンバロを師事したフランスの鍵盤楽器奏者。2001年から2002年にかけてJ・S・バッハの全オルガン独奏作品を公開演奏。
 2015年現在カーン管弦楽団、Aspects des Musiques d'Aujourd'hui(今日の音楽の局面)現代音楽祭、カーン国際オルガン祭の芸術監督を務めています。

 

EMVI 4
\2600
フロランティーヌ・ミュルサン(1962-):
  交響曲第1番(弦楽合奏のための)Op.32(2005)(*)
  24の前奏曲(ピアノのための)Op.38(2011)(+)
アルメニア国立室内管弦楽団(*)
ヴァハン・マルディロシアン(指揮(*)、ピアノ(+))

録音:2012年7月25日、エレヴァン、アルメニア(*)
    2012年8月1日、カーン音楽院大講堂、カーン、フランス(+)
 フロランティーヌ・ミュルサンはセネガルのダカールに生まれ、パリ音楽院、パリのスコラ・カントールム等で学んだフランスの作曲家。室内楽作品が高く評価されています。

  


EMVI 5
\2600→\2390
1973年ロン=ティボー国際コンクール第2位(最高位)
 オリヴィエ・ガルドンのシューマン

  シューマン(1810-1856):
   幻想曲ハ長調 Op.17
   クライスレリアーナ Op.16

オリヴィエ・ガルドン(ピアノ)

録音:2011年7月4-5日、ヴォダンクール教会、ヴォダンクール、フランス
 オリヴィエ・ガルドンは1950年フランスのニースに生まれたピアニスト。7歳でリリー・クラウス(1903-1986)に才能を見出され、パリ音楽院でピエール・サンカン(1916-2008)に師事。1973年ロン=ティボー国際コンクール第2位(最高位)。
 フランスのレーベルにベートーヴェン、ブラームス、リスト、ムソルグスキー、ドビュッシー、アルカン、ヴィエルヌ等の録音があります。
  


EMVI 6
\2600→\2390
ジャック・ゲステムに師事したフランスのヴァイオリニスト
 ステファニー=マリー・ドゥガンのチャイコフスキー

  チャイコフスキー(1840-1893):
   ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35(*)
   懐かしい土地の思い出 Op.42(+)

ステファニー=マリー・ドゥガン(ヴァイオリン)
カーン管弦楽団(*)
ヴァハン・マルディロシアン(指揮(*)、ピアノ(+))

録音:2012年6月21日、ライヴ、カーン、フランス(*)
    2012年8月、オーディトリオム・ジャン=ピエール・ドーテル、カーン、フランス(+)
 ステファニー=マリー・ドゥガンはパリ音楽院でジャック・ゲステムに師事したフランスのヴァイオリニスト。パトリック・ビスミュット、ウィリアム・クリスティ等に師事しピリオド奏法も会得しています。
 Ligia Digital, Agogique等のレーベルに録音があります。

 


EMVI 7
\2600→\2390
パリ音楽院教授
 オルタンス・カルティエ=ブレッソンのショパン

  ショパン(1810-1849):
   ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ピアノと弦楽五重奏のための版)
   ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21(ピアノと弦楽五重奏のための版)
オルタンス・カルティエ=ブレッソン(ピアノ)
ピエール・フシュヌレ、
ジュリアン・ジェルネイ(ヴァイオリン)
パブロ・シャッツマン(ヴィオラ)
マヤ・ボグダノヴィチ(チェロ)
エッケハルト・ルドルフ(コントラバス)

録音:2011年12月16-18日、シンガー=ポリニャック財団サロン・コルタンベール、パリ、フランス
 オルタンス・カルティエ=ブレッソンはパリ音楽院を卒業後ジェルジ・シェベークに招かれインディアナ大学(アメリカ合衆国ブルーミントン)で学んだフランスのピアニスト。
 ピアノ教師としても高名で、2011年以来2015年現在パリ音楽院教授。録音が非常に少ない人なので、当盤は貴重です。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


MEMBRAN


MEMBRAN 600280
(20CD)
\5600
マリア・カラス(Sop)ヴェルディの歌劇録音集
6 Original Studio & 3 Live Recordings

リゴレット
 ティート・ゴッビ(Br)ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)
 トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
 1955年9月モノラル録音

椿姫
 フランチェスコ・アルバネーゼ(Ten)ウゴ・サヴァレーゼ(Br)
 エーデ・マリエッティ・ガンドルフォ(MSop)
 ガブリエーレ・サンティーニ指揮、トリノRAI管弦楽団、他
  1953年9月モノラル録音

トロヴァトーレ
 ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(Ten)ローランド・パネライ(Br)
 フェドーラ・バルビエーリ(MSop)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団
  1956年8月モノラル録音

仮面舞踏会
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)ティート・ゴッビ(Br)
 フェドーラ・バルビエーリ(MSop)
 アントニーノ・ヴォットー指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
  1956年9月モノラル録音

運命の力
 リチャード・タッカー(Ten)カルロ・タリアブーエ(Br)
 トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
  1954年8月モノラル録音

アイーダ
 リチャード・タッカー(Ten)フェドーラ・バルビエーリ(MSop)
 ティート・ゴッビ(Br)
 トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
  1955年8月モノラル録音

シチリア島の夕べの祈り
 エンツォ・マスケリーニ(Br)ジョルジョ・バルディ=ココリオス(Ten)
 ボリス・クリストフ(Bs)
 エーリヒ・クライバー指揮、フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団、他
  1951年5月26日モノラル・ライヴ録音

ナブッコ
 ジーノ・ベーキ(Br)ジーノ・シニムベルギ(Ten)
 ルチアーノ・ネローニ(Bs)
 ヴィットリオ・グイ指揮、サン=カルロ劇場管弦楽団、他
  1949年12月20日モノラル・ライヴ録音

マクベス
 エンツォ・マスケリーニ(Br)ジーノ・ペンノ(Ten)イタロ・ターヨ(Bs)
 ヴィクトル・デ・サーバタ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
  1952年12月7日モノラル・ライヴ録音
マリア・カラス(Sop)
 

MEMBRAN 600271
(50CD)
\11000
フリッツ・ヴンダーリヒ(Ten)/偉大なる歌唱集 フリッツ・ヴンダーリヒ(Ten)
ヴンダーリヒの没後50周年を記念してのリリース。オペラ、歌曲、宗教曲など35年の生涯で残した録音をまとめています。
 

MEMBRAN 600284
(10CD)
\2100
ルービンシュタイン(pf)名演奏集
Disc. 1
 ショパン:
  ピアノ協奏曲第2番、
  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
   アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮、シンフォニー・オブ・ジ・エア
    1958年録音
 リスト:メフィストワルツ
  1955年録音
Disc. 2
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
  フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団
   1956年録音
 リスト:
  詩的で宗教的な調べより第7曲「葬送曲」、
  即興的ワルツ、愛の夢第3番、
  ハンガリー狂詩曲第10番、コンソレーション第3番、
  ハンガリー狂詩曲第12番
   1953年録音
Disc. 3
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
  ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ミネアポリス交響楽団
   1946年録音
 グリーグ:ピアノ協奏曲
  アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮、RCAビクター交響楽団
   1961年録音
Disc. 4
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第4番
  ヨゼフ・クリップス指揮 シンフォニー・オブ・ジ・エア
   1956年録音
Disc. 5
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番K.491、第17番K.453
  アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮、RCAビクター交響楽団
   1962年録音
Disc. 6
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
  ウィトルド・ロヴィツキ指揮、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
   1960年ライヴ録音
 シューマン:交響的練習曲、アラベスク
  1961年ライヴ録音
Disc. 7
 シューマン:謝肉祭、幻想小曲集
  1962年録音
Disc. 8
 ショパン:ピアノソナタ第2番
  1961年録音
 ショパン:ピアノソナタ第3番
  1959〜60年録音
Disc. 9
 ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番、第5番
  ヘンリク・シェリング(Vln)
  1959〜60年録音
Disc. 10
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番
 ラヴェル:ピアノ三重奏曲
  ヤッシャ・ハイフェッツ(Vln)グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
   1950年録音
 ラヴェル:クープランの墓より第3曲「フォルラーヌ」
ルービンシュタイン(pf)




<国内盤>

.

東武レコーディングズ



TBRCD 0033
\2100+税
ケーゲル、85 年都響とのブルックナー9番

ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
東京都交響楽団
 
 演奏タイム[21:29][10:11][21:56]
 録音:1985 年6 月20 日東京文化会館 都響第217 回定期演奏会ライヴ・デジタル

 ケーゲル+都響の二回目の共演で最後となった1985 年のライヴ。あのマーラー「夜の歌」(TBRCD 0003)の5 日前の大熱演です。
 ケーゲルのブル9というと、ライプツィヒ放送響とのやはり強烈な演奏が2 種類知られていますが、69 年と75 年のライヴでありました。衝撃的な死にまっしぐらの1985 年、しかも日本における演奏に興味は尽きません。
 69 年盤が61 分、75年盤が55 分、そして当85 年盤は何と53 分台!巨匠がさらに解釈を練り上げたらどうなったのか恐ろしくなります。
 都響は絶好調で、反応の見事さ音色の透明感は手兵以上。ケーゲルは厳格なリズムを保持し、しかもかなりのスピードで突っ走ります。
 


TBRCD 0034
\2100+税
ペーター・マーク&都響の芸術劇場「第九」ライヴ!

<東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ>
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ペーター・マーク(指揮)
東京都交響楽団
小濱妙美(S)、
郡愛子(Ms)、
市原多朗(T)、
福島明也(Br)
尚美学園第九合唱団(合唱指揮:松下耕)
 
 演奏タイム[17:00][11:58][18:46][24:22]
 録音:1990 年12 月21 日 東京芸術劇場ライヴ・デジタル

 東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ。1990 年に東京芸術劇場は開館。こけら落とし記念は有名なシノーポリ+フィルハーモニアのマーラー全集でした。このマーク&都響もその記念演奏会の一環です。
 共演も数を重ねたマークと都響のイキはぴったり。大ベストセラーとなったパドヴァ・ヴェネト管のベートーヴェン全集は小編成のオーケストラだっただけに、この演奏は大注目。
 フル編成のオケを前にしたマークは相変わらず踊り弾むような軽快なテンポをとり、見通し抜群。物々しさは欠片もなくサクサクスイスイ進みます。しかしながら随所に見られる鳥肌モノの追込み、畳みかけは凄絶そのもの。
 日本の第九合唱は優秀の評判通りの見事な合唱ですし、ソロ歌手もベストと言って誇張でない豪華そのものです。





CHANNEL CLASSICS(国内仕様盤)


OCCSSA 37315
(2SACD HYBRID)
\5333+税
レイチェル・ポッジャー
 ビーバー:ロザリオのソナタ

 第1番 《受胎告知》/第2番 《訪問》/第3番 《降誕》/
 第4番 《神殿での奉献》/第5番 《神殿での発見》/
 第6番 《ゲッセマネの園での苦しみ》/第7番 《むち打たれ》/
 第8番 《いばらの冠》/第9番 《十字架を担う》/
 第10番 《磔刑》/第11番 《復活》/第12番 《昇天》/
 第13番 《聖霊降臨》/第14番 《聖母被昇天》/
 第15番 《聖母の戴冠》 /守護天使
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ
 (チェンバロ、オルガン)
ジョナサン・マンソン
 (チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
デイヴィッド・ミラー(テオルボ、アーチリュート)
 チャンネル・クラシックス創立25周年記念! 日本語解説書付き国内仕様盤!天女ポッジャーがついにビーバーのロザリオ・ソナタを録音!

 現代最高のバロック・ヴァイオリニストの1人、バロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャーが、ついにビーバーの「ロザリオのソナタ」を録音!
 1644年にボヘミアのヴァルテンベルクで生を受け、17世紀を代表するヴァイオリン奏者、作曲家として現在までその名を語り継がれるハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644−1704)。ビーバーの代表作「ロザリオのソナタ」は、聖母マリアへの祈りを表した15のソナタに、無伴奏のパッサカリア(守護天使)からなる大作で、最初のソナタと終曲のパッサカリア以外はすべてスコルダトゥーラ(変則調弦)が用いられる難曲としても知られている。
 ブレコン・バロックのメンバーとして共演を重ねてきた若き名手、マルツィン・シヴィオントキエヴィチとデイヴィッド・ミラー、そしてラモーやバッハの録音以来久しぶりの共演となるベテラン、ジョナサン・マンソンといった強力メンバーたちの低音に支えられ、ペザリニウス1739年製のバロック・ヴァイオリンが特殊調弦によって様々な表情を見せる。

 


<映像>


C MAJOR(映像)

 


73 2804
(Blu-ray)
\5800

 

ジョン・ノイマイヤーによる「クリスマス・オラトリオ」
 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248
ハンブルク・バレエ
ジュリアン・プレガルディエン(エヴァンゲリスト)
メリッサ・プティ(ソプラノ)
カーチャ・ピーヴェック(アルト)
マニュエル・ギュンター(テノール)
ヴィルヘルム・シュヴィングハマー(バス)
ハンブルク国立歌劇場合唱団
 (合唱指揮:エーベルハルト・フリードリッヒ)
ハンブルク国立歌劇場管弦楽団
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)
[主要ダンサー]
 ロイド・リギンス(男)
 アンナ・ラウデーレ(母)
 カーステン・ユング(その夫)
 カレン・アザチャン(羊飼い)
 シルヴィア・アッツォーニ(天使)
 アレクサンドル・トゥルシュ(天使)
 大石裕香、シルヴァーノ・バローン
 レスリー・ヘイルマン
 クリストファー・エヴァンス
 ウラディミール・コシチュ(スイーパー)
73 2708
(2DVD)
\5200
 振付、衣装、照明:ジョン・ノイマイヤー/舞台:フェルディナンド・ヴェーゲルバウアー
 映像監督:トーマス・グリム/プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
 収録:2014 年ハンブルク国立歌劇場
 (Blu-ray)画面:HD 16:9、音声:DTS-HS MA 5.0,PCM ステレオ、字幕:仏韓日(ボーナス:英独)、180分(168+12分)
 (2DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DTS 5.0,PCM ステレオ、字幕:仏韓日(ボーナス:英独)、180分(168+12分)

 ハンブルク・バレエの芸術監督を40 年以上続けているジョン・ノイマイヤー。2015 年に京都賞の思想・芸術部門を受賞し、70 歳を超えてもバレエの新たな表現方法を模索する現代最高の振付師の一人。
 この映像はノイマイヤーがバッハの「クリスマス・オラトリオ」に振りつけた作品。バッハの「クリスマス・オラトリオ」は、クリスマス関連の礼拝で用いられる6 つのカンタータを、内容としています。
 ノイマイヤーは2007 年に「クリスマス・オラトリオ」の最初の3 つの部分が振り付け、その後残りの3 つを仕上げ、2013 年に完全版が上演されました。
 「クリスマス・オラトリオ」は、イエスの降誕を祝うための音楽で明るく祝祭的な気分に満ちています。特に第1 部の冒頭「歓呼の声を放て、喜び踊れ!」は、トランペット3 本とティンパニ、フルートとオーボエ各2 本+弦楽合奏という豪華編成で書かれており、勢いのある華やかな気分を盛り上げてくれます。

 振付にあたり、ノイマイヤーは以下のように述べています。
  「この冒頭の部分から取れるように、我々人類すべてが経験する感情、信頼・希望・進行・疑問・自己犠牲といったものを表しており、私の振付は宗教を表現したものではありません。多くの異なる文化や宗教を統一するちからがバッハの音楽にはあります。振付を通して、人間の価値を新たに見出したつもりです。ですので、このバレエの中では聖母マリアは「母」、ヨセフは「彼女の夫」としています。」

 非常にシンプルながら、このクリスマスの奇跡を美しく、そして心に訴えかける演出で表現しています。
 ダンサーには、2015 年から同団の副芸術監督に就任したロイド・リギンス、長身でしなやかな手脚をもつアンナ・ラウデ−レらトップダンサーに加え、2015 年に退団し、ノイマイヤーに触発され現在は振付師として独立した日本人、大石裕香も舞台に立っています。
 エヴァンゲリストには、近年メキメキ実力をつけているジュリアン・プレガルディエン、その他歌手陣もハンブルクを拠点に活動する実力派を揃え、安定した歌唱を聴かせてくれます。














10/27(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


LA DOLCE VOLTA



LDV 22
\2600→\2390
BRITISH DELIGHT〜イギリスのヴィオラ作品集
 ・レベッカ・クラーク (1886-1979):ヴィオラ・ソナタ
 ・ジョン・ダウランド (1563-1626):
  「流れよ、私の涙」、「私の嘆きが人の心を動かせるなら」
 ・ベンジャミン・ブリテン (1913-1976):ラクリメ 作品48
 ・フランク・ブリッジ (1879-1941):
  沈思せる人、アレグロ・アパッショナート
 ・ジョナサン・ハーヴェイ (1939-2012):ヴィオラ独奏のための詠唱
 ・レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958):
  イギリス民謡による6つの習作
   〔水上の楽しみ、スパーン・ポイント、
    ヴァン・ディーメンズ・ランド、
    彼女は母親からいくらかお金を借りた、
    お嬢さんとドラゴン、ロンドン橋を歩いたら〕
 ・ヘンリー・パーセル (1659-1695)」束の間の音楽
アドリアン・ラ・マルカ(ヴィオラ)
トーマス・ホッペ(ピアノ)
 録音:2015 年4 月/リエージュ・フィルハーモニー・ホール/日本語帯・解説付

 フランスの俊英ヴィオラ奏者、アドリアン・ラ・マルカによる事実上のデビュー盤の登場。ダウランドから20 世紀音楽までのイギリス音楽を集めた1枚です。
 録音に際して自身を本番のコンサートの状況に置いたというラ・マルカ。録音会場のリエージュ・フィルハーモニー・ホールが、聴衆で埋め尽くされている様子を想像しながらレコーディングに臨んだといいます。「情熱」と「深み」に満ちたラ・マルカの世界を堪能する1 枚です。
 プログラムの中で最も大規模な作品が、自身すぐれたヴィオラ奏者でもあった女性作曲家レベッカ・クラークのヴィオラ・ソナタ。ドビュッシーやラヴェルのフランス音楽、時にワーグナーを思い起こさせるようなきわめて多様な作品となっています。ほかにも2012 年に他界したジョナサン・ハーヴェイや、ブリテンの師であるブリッジ作品など、興味深いプログラミング。
 アドリアン・ラ・マルカはフランス出身。2014 年、「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク」よりソロ器楽奏者として最優秀新人賞を授与された。幼少期より音楽教育を受け、リールで行われた若手ヴィオラ奏者のためのフランス国立コンクールで第1 位に輝く等、早くから高評価を獲得している。2008 年、音楽塾「小澤征爾スイス国際アカデミー」より招かれ、創設者の小澤征爾はもとより、ロバート・マン、パメラ・フランク、今井信子、原田禎夫のもとで学んだ。
 パリ国立高等音楽院修士課程を修了後の2010 年、同音楽院の博士課程(第3 課程)に進み、ライプツィヒにてタチアナ・マスレンコにも師事した。現在はベルリンの由緒あるハンス・アイスラー音楽大学にて、タベア・ツィンマーマンのもとで研鑽を積んでいる。音楽祭への出演多数。
 また、室内楽でも、アドルフ・ブッシュへのオマージュとしてルノー・カプソンらと四重奏団を結成し、ヨーロッパの主要舞台で公演を行うなど活躍している。使用楽器は、ジルバー/ランパル財団より貸与されたジョヴァンニ・バティスタ・ガダニーニ。
 ピアニストのトーマス・ホッペは、これまでにアメリカやヨーロッパで、パールマンやタベア・ツィンマーマンといった器楽奏者・歌手と共演を重ね、絶大な信頼を得ているピアニスト。パールマンのジュリアード音楽院でのクラスでは長年ピアニストを務めた。現在、ハンス・アイスラー音楽大学で後進の指導にあたっている。

 ≪来日情報≫
 アドリアン・ラ・マルカ公演情報〜ピアノ:山本貴志
 2016年3月4日(金) 第46回日経ミューズサロン ほか
 [演奏予定曲目]
 フランク・ブリッジ/アレグロ・アパッショナート、フランク・ブリッジ/沈思せる人
 加藤昌則/新作(題名未定)、ローベルト・シューマン/アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
 レベッカ・クラーク/ヴィオラ・ソナタ、
 セルゲイ・プロコフィエフ/バレエ音楽『ロメオとジュリエット』作品64より 前奏曲、騎士たちの踊り、ジュリエットの死、マキューシオ







DELPHIAN


DCD 34008
\2400
黄金の鎖の中で 〜 バード&タリス
 バード:プレリュード ハ長調/タリス:おお、光より生まれし光/
 バード:天に喜びあれ/タリス:世の救い主よI/
 タリス:来りたまえ、民の救い主(オルガン賛歌I)/
 タリス:来りたまえ、民の救い主(オルガン賛歌II)/バード:5声のミサ曲/
 バード:父よ、われを明らかにしたまえ(オルガン賛歌)/
 バード:すべての者よ、主に向かいて喜ばん/
 タリス:おお、聖なる宴/バード:正しき者の魂
ダンディン・コンソート
 〔スーザン・ハミルトン(ソプラノ)、
  クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)、
  アシュリー・ターネル(テノール)、
  ウォーレン・トレヴェリアン=ジョーンズ(テノール)、
  マシュー・ブルック(バス)〕
ジョン・キッチン(オルガン)
 ダンディン・コンソートの名唱がここに!バードとタリスのラテン語による宗教作品集!

 現在はバッハ学者としても高名なジョン・バットとのコンビで数々の異稿版や復元版の演奏を世に送り出しているダンディン・コンソート(ダニーデン・コンソート)。
 ソプラノのスーザン・ハミルトンと指揮者のベン・パリーによって創設され、スコットランド、エジンバラを拠点とする世界有数のピリオド・アンサンブルが、エジンバラのレーベル、デルフィアン(Delphian)にレコーディングを行ったバートとタリスの宗教合唱作品集!
 カトリックとプロテスタントが対立する激動の宗教改革の時代を生きたバートとタリス。カトリックのために書かれたラテン語の傑作を、ダンディン・コンソートがOVPPの編成、そして明瞭なテクスチュアで紡いでゆく。

 ※録音:2003年1月19日−23日、クライトン・カレッジ・チャペル(ミッドロージアン、スコットランド)
 
DCD 34083
\2400
ボヘミアン・ラプソディーズ 〜 クラリネット四重奏のための
 バルトーク(ブレイミー編):オスティナート/
 セイヤーズ:3つのクレズマーの旋律/
 ファルカシュ:17世紀の古いハンガリーの舞曲/
 バルトーク(ブレイミー&スパーリング編):
  ブルガリアのリズムによる6つの舞曲/
 フデッツ:四重奏のための狂詩曲/セイヤーズ:マーズル・ターフ!/
 トゥチャプスキー:ア・リトル・アフタヌーン・ミュージック/
 ファルカシュ:ハンガリーの情景/セイヤーズ:レーズンとアーモンド
フェル・クラリネット四重奏団
 フェル・クラリネット四重奏団は、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで1999年に結成されたイギリス、マンチェスターのクラリネット・クヮルテット。
 バルトークをメインに据えた東欧プログラムでは、超絶技巧と東欧のリズムが躍動。個々のレベルの高さはもちろんのこと、アンサンブルの一体感も見事!

 2009年5月21日&22日の録音。
 

DCD 34079
\2400
トーマス・ウィルソン:チェンバー・ポートレート
 ギターのための歌/ピアノ・ソナタ/
 ピアノ三重奏曲(世界初録音)/ギターのための3つの小品/
 弦楽四重奏曲第3番(世界初録音)/インキュナブラ
サイモン・スミス(ピアノ)
アラン・ニーヴ(ギター)
エジンバラ弦楽四重奏団
 20世紀のスコットランドの音楽にモダニズムを取り込んだ作曲家たちの1人であるトーマス・ウィルソン(1927−2001)。ピアノ三重奏曲と弦楽紫綬筝曲第3番は世界初録音。

 2008年&2009年の録音。
 

DCD 34085
\2400
マーティン・ベネット:鳥と獣
 ベネット(マクフォール編):クイリン第2部、鏡
 伝承曲(ベネット&マクフォール編):アゲハチョウ
 ベネット(マクフォール編):アイ、タゲリ
 フィフィールド:キルチョーン・フェリー、ビースト
 ベネット:弦楽四重奏、打楽器とスコティッシュ・スモールパイプのための小品
ミスター・マクフォールズ・チェンバー
 ケルティック・フュージョン、トラディショナルのケルト音楽など様々な分野で活躍し、バグパイプの名手としても知られたマーティン・ベネット(1971−2005)と、スコットランドのジャズ・ミュージシャン、フレーザー・フィフィールド。
 バグパイプあり、エレキヴァイオリンあり、ベースあり。ケルト、モダン、クラシック、トラディショナルの垣根を取り払った作品、アレンジは魅力十分。
 ジャンル、編成にとらわれない柔軟性を持ち味とするミスター・マクフォールズ・チェンバーの演奏も充実。

 2009年の録音。
 

DCD 34080
\2400
ブリューワー:マイク・ブリューワーの世界旅行
 ハンバ・ルル(ズールー族の結婚歌)/
 ホリデイ・ダナー(ベンガルの鳥の歌)/茉莉花(中国)/
 プエブロの日の出の歌(ニューメキシコ州、アメリカ)/
 おお、愛よ(モラヴィア民謡)/タンゴ・カペラ(アルゼンチン)/
 太陽がしずむ(アイスランド民謡)/
 メグル(ナミビア、カバンゴ州の歌)/トルディオン(フランス)/
 イジンタカナ(ズールーの鳥の歌)/
 コロブチカ(ロシア/ウクライナ)/ポカレカレ(マオリ族の愛の歌)/
 Yelli Bo'dek Dhaya Fikri(チュニジア)/
 エル・カスカベル(メキシコ)
イギリス・ナショナル・ユース合唱団
マイク・ブリューワー(指揮)
 イギリスの合唱指揮者であり作曲家マイク・ブリューワー(1945−)の自作自演集。合唱で旅する世界旅行、「マイク・ブリューワーの世界旅行(Mike Brewer's Woerld Tour)」は、イギリスのフェイバー・ミュージックから楽譜が出版されており、ブリューワーの代表作として知られている。全曲世界初録音。

 2008年の録音。




ARSIS


ARSIS 4246
\2500
戦争の時代の恋愛 スペイン・ロマン派の歌曲
 フェデリコ・モレッティ(1765-1838):
  不注意 [El descuido](*)/優柔不断 [La irresolucion](*)
  好奇心 [La curiosidad](*)/失望 [El desengano](*)
  熟考 [La reflexion](*)/美しい性への助言 [Consejo al bello sexo](*)
 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  ワルツ Op.32 No.2/ワルツ Op.17 No.4/練習曲 Op.35 No.8
  娘よ、恥じらいはどこに? [Muchacha y la verguenza](*)
  これ以上私を苦しめるな [Cesa de atormentarme](*)
  私の目があなたに死をもたらすと言うのなら [Si dices que mis ojos](*)
  恋をしたい者は [El que quisiera amando](*)
  練習曲 Op.31 No.4/練習曲 Op.35 No.22/練習曲 Op.31 No.13
  練習曲 Op.35 No.3/不注意な私の目が [Mis descuidados ojos](*)
  どうやって決めるのか [Como ha de resolverse](*)
  女とギターの弦は [Las mujeres y cuerdas](*)
  永遠の安息のセギディリャ [Seguidillas del Requiem Eternam](*)
  別れ [La Despedida] Op.21
  練習曲「宗教的な祈りの心で」[Mouvement de priere religieuse] Op.31 No.23
マルタ・ロドリゴ(メゾソプラノ(*))
アンドレアス・マルティン(ロマンティックギター)
録音:2012年4月、場所の記載なし
 フェデリコ・モレッティはナポリに生まれマドリッドに没した軍人・作曲家・演奏家。ギターの演奏技法、作曲書法、教授法に優れ、フェルナンド・ソル、ディオニシオ・アグアド、サルバドール・カストロ・デ・ギスタウ等当時を代表するギタリストたちから絶賛された。ギター伴奏歌曲を数多く残しました。
 マルタ・ロドリゴはスペインのバルセロナ生まれ。フランス・ブリュッヘン、リナルド・アレッサンドリーニ、ヘルムート・リリングらの指揮のもとバルセロナで歌い、2007年にフィリップ・ヘレヴェッヘ率いるコレギウム・ヴォカーレに参加。その他多くの古楽アンサンブルに参加する一方で、バロックからモーツァルト、オッフェンバックに至るオペラのソリストも務めています。
 アンドレアス・マルティンはドイツのフランクフルト生まれ。クラシックギターを学んだ後、バーゼルのスコラ・カントールムでオイゲン・ドンボワ、ホプキンソン・スミス、ピーター・クロトンに師事しました。二人はデュオを組み、ルネサンスから初期ロマン派にかけての音楽を主要レパートリーとしています。
 ブックレットにスペイン語・英語・ドイツ語の解説と原語(スペイン語)歌詞・英語訳・ドイツ語訳を記載。
 

ARSIS 4253
\2500
フィードバック 7.24/テルプシコーレ・ギター・クァルテットに献呈された作品集
 ロベルト・ゴンサレス(1978-):テルプソフトコーレ [Terpsoftcore] (2014)
 アンドルー・ヨーク(1958-):スペインの夢 [Suenos de Espana] (2008)
 ホセ・アントニオ・チク(1968-):星の言語 [El Lenguaje de las Estrellas] (2007)
   星雲(星の造り手) [Nebulosa (El Fabricante de Estrellas)]
   金星(愛の女神) [Venus (La Diosa del Amor)]
   ペガサス(翼のある馬) [Pegaso (El Caballo Alado)]
 アントニオ・バリェスティン(1977-):鷲の如く [Like an Eagle] (2012)
 カルロ・ドメニコーニ(1947-):夢の踊り [Dream Dance] (2011)
 エステバン・サンス(1960-):
  時よりも命 [Mas Vida que Tiempo] (Life More than Time) (2014)
 ビクトル・カルロス・レプリダ(1963-):ディヴェルティメント(2008)
   トッカータ/セレナード/間奏曲/スケルツォ=ワルツ/夜想曲/舞曲

テルプシコーレ・ギター・クァルテット
 フアン・ブラス・アレリャノ、
 ラウル・ビエラ、
 イバン・ダビアス、
 アレフレド・オルタス(ギター)

録音:2014年7月21-24日、チミリャス教区教会、チミリャス、ウエスカ県、スペイン
 アルバム・タイトルは「7人の作曲家」「24本のギター弦」「7月24日に録音終了」といった意味が込められているとのことです。




ARTESMON


AS 742-2
\2600
チェコ・フィルハーモニック・ロー・ブラス
 ヨハン・ゲオルク・クリスティアン・シュテールル(1675-1719):塔の音楽
 アダム・ヴァーツラフ・ミフナ(1600頃-1676)/ブジェチスラフ・コトルバ編曲:
  「チェコのリュート」より プロローグ/結婚指輪/世捨て/魂の報酬/天使の友情
 パヴェル・ヨセフ・ヴァイヴァノフスキー(1633頃-1693)/
  ブジェチスラフ・コトルバ編曲:夕べのソナタ
 ヨハン・クリストフ・ペーツェル(1639-1694):ソナタ ロ長調(*)
 ヨハン・クリストフ・ペーツェル/ブジェチスラフ・コトルバ編曲:組曲
   イントラータ/クーラント/バッロ/サラバンド/トレーツァ
 ピエトロ・マスカーニ(1863-1945)/ヴラスチミル・ペルツ編曲:
  間奏曲(オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」)
 エンリケ・クレスポ(1941-):ブルックナー・エチュード
 エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)/ブジェチスラフ・コトルバ編曲:
  「ペール・ギュント」より; 朝/ソールヴェイの歌/山の魔王の宮殿で
 ジェローム・ノーレ(1951-):ストラトス
 モイミール・バールテク(1942-):エピソード(+)
 ヴァーツラフ・コゼル(1940-):三部作; 作業前/作業中/作業後
 フランチシェク・クモフ(1848-1912)/ブジェチスラフ・コトルバ編曲:エンジンに
チェコ・フィルハーモニック・ロー・ブラス
 (チェコ・フィルハーモニー管弦楽団ロウ・ブラス・アンサンブル)
 ロベルト・コザーネク、
 ルカーシュ・モチカ、
 ブジェチスラフ・コトルバ、
 タロスラフ・タホフスキー(トロンボーン)
 カレル・クチェラ(バストロンボーン)
 カレル・マリマーネク(テューバ)
マリエ・チェルヴォヴァー(オルガン(*))
ヤン・プルハル(打楽器(+))
録音:2014年4-6月、ドヴォルジャーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のトロンボーン&テューバ・セクションのメンバーによるチェコ・フィルハーモニック・ロー・ブラス。低音ブラス・ファン必聴のアルバムです。




.

CARPE DIEM



CARPE 16306
\2400→\2190
ムネーメ 中世地中海地域の音楽
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:「聖母マリアのカンティガ集」から
   その胸より神が乳を吸いし者は [Da que deus mamou] (第77番)【動画】
   ばらの中のばら [Rosa das Rosas] (第10番)【動画】
 不詳:サルタレッロ−トロット [Saltarello - Trotto] 【動画】【動画】
   (大英図書館所蔵、ロンドン写本 Add.29978 所収)
 セファルディム伝承:鋭い、鋭い [Puncha Puncha]
 アラブ=アンダルシア伝承:彼女が歩きだしたら [Lammabada Yatathanna]【動画】
 トラキア伝承:ゾナラディコス [Zonaradikos] (舞曲)【動画】
 ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(1320/1325頃-1362/1363):
  私に愛をくれ [De Poni Amor] (スクアルチャルーピ写本 所収)
 不詳:ガエッタ [Ghaetta] (大英図書館所蔵、ロンドン写本 Add.29978 所収)
 ラインバウト・デ・ヴァケイラス(確認できる活躍期:1180 -1207):
  今ぞ人は知り [Aras pot hom]
 ギリシャ伝承:アストロパリアの城 [Castle of Astropalia]【動画】

エクス・シレンティオ
 テオドーラ・バーカ(歌)
 トビアス・シュリールフ
 (歌、ハーディ=ガーディ、フィドル、ポルタティヴ・オルガン)
 ディミトリス・クントゥラス(リコーダー、音楽監督)
 シミオス・アツァカス(ウード)
 アンドレアス・リノス、
 エレクトラ・ミリアドゥ(フィドル、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ニコス・ヴァレラス(打楽器)

録音:2014年1月2-5日、ウルスラ会修道院、ティノス、ギリシャ
 ギリシャ神話の古きムーサ(三柱のムーサ)のひとりである女神ムネーメをタイトルに掲げ、地中海地域の古楽と伝承音楽を古楽器と民族楽器で演奏したアルバム。
 エクス・シレンティオはギリシャに本拠を置く数少ない古楽アンサンブルのひとつです。
 

CARPE 16307
\2400
愛の旅
 [スペイン]
 不詳(16世紀):咲きたてのばら [Rosa fresca]
 不詳:カナリオ [Canarios]
 不詳:私は色黒娘 [Yo me soy la morenica] (王宮の歌集(14世紀)所収)
 スペイン伝承/ フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):ラ・タララ [La tarara]
 サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1739):ホタ [Jotas]
 [カタルーニャ]
 カタルーニャ民謡:アラゴンの婦人 [La Dama d'Arago]
 [ガリシア]
 アンショ・ピントス(1968-):Cancro Cru
 [イタリア]
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  苦しみが甘美であるならば [Si dolce e il tormento]
 [スイス]
 ティチーノ伝承:ジロメッタ [Girometta]
 [フランス]
 不詳(16世紀):私の愛 [L'amour de moi]
 ピエール・サンドラン(1490-1561):甘い思い出 [Doulce memoire]
 アリアンナ・サバール:別れ [L'adieu] (ギヨーム・アポリネールの詩による)
 [ドイツとオーストリア]
 シューベルト(1797-1828):野ばら [Heidenroslein]
 [イングランド]
 イングランド伝承:愛する人にりんごをあげよう [I will give my love an apple]
 [ノルウェー]
 ノルウェー伝承:Astri, mi Astri / Sekstturen
 [チリ]
 ビオレータ・パラ(1917-1967):人生よありがとう [Gracias a la Vida]
ヒルンド・マリス
 アリアンナ・サバール
  (ソプラノ、中世ハープ、バロック・トリプルハープ)
 ペッテル・ウドラン・ヨハンセン(テンール、ハリングフェレ、チターン)
 ミハウ・ナギ(ギター、歌)
 スヴェイヌング・リレハイエル(ギター、ドブロ、歌)
 ミゲル・アンヘル・コルデロ(コラショーネ、コントラバス、歌)
 ダビド・マヨラル(打楽器、歌)
 2012年にECMレーベルから発売されたアルバム「Chants du Sud et du Nord」で話題を呼んだ、アリアンナ・サバールとペッテル・ウドラン・ヨハンセンが主宰するヒルンド・マリスがカルペ・ディエム・レーベル第2作。
 時代を超えてヨーロッパ各地の愛の歌を巡る旅のアルバムです。
 最後に歌われるのは、南米チリの「ヌエバ・カンシオン(新しい歌)」運動(民衆の歌を通じて社会変革を成し遂げようとする運動)の旗手ビオレータ・パラの名曲。
 ペッテル・ウドラン・ヨハンセンはオスロに生まれ、イングリッド・ビョーナーおよびスヴェイン・ビョルコイ(ノルウェー音楽高等学校)、リチャード・レヴィット(バーゼル・スコラ・カントールム)、ハンス・ペーター・ブロホヴィツに師事したテノール。中世音楽から「ジーザス・クライスト・スーパースター」、「ウエストサイド・ストーリー」といったミュージカルに至るあらゆる時代の作品を歌い演じ、古楽器も演奏、さらに作曲もするという驚くべき才能の持ち主。
 ジョルディ・サバールからの信頼厚く、娘のアリアンナとのデュオからアンサンブル「ヒルンド・マリス」が生まれました。
 

CARPE 16303
\2400
【旧譜 再入荷予定】
デュパール:組曲集
 シャルル・デュパール(1667-1740):6つの組曲(1701)から 第3番
 ルイ・クープラン(1626-1661):前奏曲(チェンバロ独奏)
 シャルル・デュパール:6つの組曲 から 第2番,第6番,第1番
コリーナ・マルティ(リコーダー)
トーレ・エーケトルプ(クイントン)
イズハル・カルション(チェンバロ)
ソマ・サラト・ザカリアス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジヴ・ブラハ(テオルボ)

録音:2013年9月、聖十字架教会、ビニンゲン、スイス
 シャルル・デュパールはおそらくパリに生まれ、主にロンドンで活躍したフランスのチェンバロおよびヴァイオリン奏者・指揮者。チェンバロのための「6つの組曲」(1701年出版)は、J・S・バッハが写譜しその影響が「イギリス組曲」に見られることで知られていますが、同年(翌年とする資料も有り)リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のための版も出版されており、当盤にはその中の4つの組曲が収録されています。
 組曲は「序曲/アルマンド/クラント/サラバンド/ガヴォット/メヌエットまたはパスピエ/ジーグ」という構成をとっています。
 演奏はバーゼルのスコラ・カントールム(以下SCB)で出会った気鋭のピリオド楽器演奏家たち。コリーナ・マルティはSCBでピエール・アモンとカトリン・ボップに師事したスイスのリコーダー奏者で、アンサンブル・ラ・モッラの共同ディレクター。トーレ・エーケトルプはSCBでパオロ・パンドルフォに師事したスウェーデンのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。SCBでは同時にランダル・クックにフィドルと中世音楽を学んでおり、当録音では5弦のヴァイオリン「クイントン」を弾いています。
 イズハル・カルションはSCBでイェルク=アンドレアス・ベティヒャーに師事したイスラエルのチェンバロ奏者。
 ソマ・サラト・ザカリアスはトロッシンゲン高等音楽学校でローレンツ・ドゥフトシュミットに、SCBでパオロ・パンドルフォに師事したルーマニアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
 ジヴ・ブラハはSCBでホプキンソン・スミスに師事したリュート奏者。

 

CARPE 16304
\2400
【旧譜 再入荷予定】
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン ヴォクス・コスミカ(宇宙の声)
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):
  おお、いと甘美なる枝よ [O tu suavissima virga] (レスポンソリウム)
  愛は溢れる [Karitas habundat] (アンティフォナ)
 ペッテル・ウドラン・ヨハンセン(1971-):瞑想 I [Meditation I]
 ピエール・アベラール [ペトルス・アベラルドゥス](1079-1142):
  プランクトゥス・ダヴィド [Planctus David] (セクエンツィア)
 ペッテル・ウドラン・ヨハンセン:瞑想 II [Meditation II]
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:アヴェ・マリア [Ave Maria] (レスポンソリウム)
 ペッテル・ウドラン・ヨハンセン:瞑想 III [Meditation III]
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:
  おお、何と驚くべき [O quam mirabilis] (アンティフォナ)
 ペッテル・ウドラン・ヨハンセン:瞑想 IV [Meditation IV]
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:
  おお、知恵の徳よ [O virtus Sapientiae] (アンティフォナ)
ヒルンド・マリス
 アリアンナ・サバール
  (歌、中世ハープ、イタリアン・トリプルハープ、
   リラ、チベットのシンギング・ボール)
 ペッテル・ウドラン・ヨハンセン
  (歌、ハリングフェレ、リラ、フィドル、モノコード)
 アンドレアス・シュピンドラー
  (笛、フィドル、ロマン・ベル、コラショーネ、トロンバ・マリーナ、歌)
 アンケ・シュピンドラー
  (ニッケルハルパ、フィドル、ヴィオラ・ダ・ガンバ、歌)
 ダビド・マヨラル(サントゥール、打楽器、ロマン・ベル、歌)

録音:2014年2月、聖十字架教会、ビニンゲン、スイス
 「すべてのもに愛は溢れる、深き淵底から星輝く天まで」(「Karitas habundat」冒頭)…神が創りたもうた宇宙は愛と美に満ちている、というヒルデガルト・フォン・ビンゲンの幻視的宇宙観をテーマとするアルバム。
 アリアンナ・サバールとペッテル・ウドラン・ヨハンセンが主宰するヒルンド・マリスがカルペ・ディエム・レーベルに初登場。
 当録音にはドイツのカペラ・アンティカ・バンベルゲンシスのメンバーであるアンドレアス&アンケ・シュピンドラー、エドゥアルド・パニアグア主宰のムシカ・アンティグアでおなじみのダビド・マヨラルが参加。
 透明感のある心安らぐ音楽が湧き出でる、素敵なディスクです。





ELEGIA


ELEORG 037
\2500
トリノのベル・エポック/1884年トリノ万国博覧会で演奏された楽曲をオルガンで
 マイアベーア(1791-1864)/ロベルト・コニャッツォ(1943-)編曲(以下同):
  オペラ「預言者」(1849)より 戴冠式行進曲
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「アイーダ」(1871)より
   第1幕の聖別の場とフィナーレ/
   第2幕のフィナーレのバッラービレ
 フランコ・ファッチョ(1840-1891):オペラ「アムレット」(1865)より
  葬送行進曲
 グノー(1818-1893):操り人形の葬送行進曲(1878)
 マスネ(1842-1912):組曲「アルザスの風景」(1881)より
  菩提樹の下で
 サン=サーンス(1835-1921):交響詩「死の舞踏」Op.40(1874)
 カタラーニ(1854-1893):オペラ「エルダ」(1880)より
  オンディーヌの踊り
 ロムアルド・マレンコ(1841-1907):バレエ「エクセルシオール」(1881)より
   前奏曲/ヴェーザー川のほとりで(マズルカ)/
   リソルジメント(ギャロップ)
 ワーグナー(1813-1883):オペラ「タンホイザー」(1845)より 大行進曲
ロベルト・コニャッツォ(オルガン)
録音:2015年2月24-26日、聖マッシモ教区教会、トリノ、イタリア
使用楽器:1885年、カルロ・ヴェジェッツィ=ボッシ製
       (2014年、ブロンディーノ・ヴェジェッツィ=ボッシ修復)




EMPREINTE‐DIGITALE

1989年、フランスの作家・写真家カトリーヌ・ペヨンが創設したレーベル。
古楽から前衛音楽まで幅広く、先進的なアーティストたちに活躍の場を提供し続けています。


ED 13235
\2600→\2390
神聖なる地中海 古代と現代のモノディーとポリフォニー
 カルロ・ジェズアルド(1560/1566-1613):
  聖土曜日のテネブレのレスポンソリウム集 から
   おお、道を行くすべての者よ [O vos omnes] (L)
 ジャチント・シェルシ(1905-1988):
  3つのラテン語の祈り から アヴェ・マリア [Ave Maria] (L)
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
  おお、道を行くすべての者よ [O vos omnes] (L)
 ザド・ムルタカ(1967-):われはわが心の目でわが主を見たり [Men ente]
   (Abu `Abd Allah al-Husayn Mansur al-Hallajの詩による;2010)(A)
 サロモーネ・ロッシ(1570-1630):主に祝福あれ [Barechu] (H))
 カルロ・ジェズアルド:聖土曜日のテネブレのレスポンソリウム集 から
   エルサレムよ、立ち上がれ [Jerusalem, surge] (L)
 アレクサンドロス・マルケアス(1965-):
  エウリピデスの「バッコスの信女」からの3つの断章 (G)
 不詳(14世紀):
  モンセラートの朱い本 から おお、輝ける処女よ [O Virgo splendes] (L)
 サロモーネ・ロッシ:カディッシュ [Kaddish] (H)
 カルロ・ジェズアルド:聖土曜日のテネブレのレスポンソリウム集 から
   われは数えられぬ [Aestimatus sum] (L)
 アントニオ・ロッティ(1665-1740):十字架に掛けられ [Crucifixus] (L)
 ザド・ムルタカ:
  キリストの最後の七つの言葉 から ラマ・サバクタニ [Lama Sabaqtani] (2009)(S)
レゼレマン室内合唱団
ジョエル・シュビエット(指揮)
歌唱:アラビア語(A)/古代ギリシャ語(G)/ヘブライ語(H)/ラテン語(L)/シリア語(S)
録音:2011年、詳細記載なし

5つの言語で歌われる地中海沿岸諸国の宗教的な詩と音楽。ア・カペラの合唱がリスナーを深い祈りの感情へと導きます。レゼレマンは1997年、合唱指揮者ジョエル・シュビエットにより創設されたフランスの室内合唱団。

 

ED 13238
\2600
ザド・ムルタカ(1967-):OU EN EST LA NUIT
  Ou en est la nuit(2013)
  Fanariki(ツィンバロムとアンサンブルのための協奏曲;2004)(*)
  Hanbleceya(ギターとアンサンブルのための協奏曲;2012)(+)
アレクサンドル・スーラ(ツィンバロム(*))
パブロ・マルケス(ギター(+))
ヌーヴェル・アンサンブル・モデルヌ・ド・モンレアル
ロレーヌ・ヴァヤンクール(指揮)

録音:2012年9月29-30日、クロード・シャンパーニュ・ホール、モントリオール大学、モントリオール、 カナダ
    2013年8月18日、ドメーヌ・フォルジェ、ケベック、カナダ

ザド・ムルダカはレバノンに生まれパリ音楽院で学んだ作曲家・ピアニスト。

 

ED 13239
(2CD)
\2800
ルイス・ナオン(1961-):レ・プリンセス(振付と音楽のイヴェント;2008)
   Foret 1 - 8(15人の演奏者とエレクトロニクスのための)(*)
   Duel 1(ソプラノサクソフォンとクラリネットのための)
   Duel 2(ヴァイオリンとチェロのための)
   Duel 3(ピアノ、打楽器と固定音のための)
   Marais 2 - 4 - 5(ヴァイオリン、ヴィオラ、サクソフォン、ホルン、トロンボーン、
    打楽器と制御されたエレクトロニクスのための)(*)
   Ausente 2(コントラバスと固定音のための)
   Ausente 4(コントラバス、クラリネットと固定音のための)

アルス・ノヴァ器楽アンサンブル
フィリップ・ナオン(指揮)

録音:2008年10月6-10日、TAP(ポワティエ・オーディトリアム劇場)、ポワティエ、フランス(*)
    2008年10月15-30日、ミューズ・アン・シルキュイ・スタジオ、国立音楽創造センター、アルフォールヴィル、フランス(*以外)

アルゼンチン生まれの作曲家ルイス・ナオンがTAP(ポワティエ・オーディトリアム劇場)の委嘱により作曲した、2時間22分に及ぶ舞台音楽。

 

ED 13240
\2600
アントニーン・レイハ[アントン・ライヒャ](1770-1836):弦楽四重奏曲集
  弦楽四重奏曲ハ短調 Op.49 No.1
  弦楽四重奏曲ト長調 Op.90 No.2
  弦楽四重奏曲ヘ短調 Op.94 No.3
アルデオ弦楽四重奏団
 オリヴィア・ヒューズ、
 カロル・プティデマンジュ(ヴァイオリン)
 レア・ベッシュ(ヴィオラ)
 ジョエル・マルティネス(チェロ)
録音:2011年3月7-11日、パラッツェット・ブルー・ザーネ、ヴェネツィア、イタリア

アルデオ弦楽四重奏団は2001年にパリ音楽院内で創設。2015年現在オリヴィア・ヒューズからミ=サ・ヤン、レア・ベッシュから井上典子にメンバー交代していますが、女性のみによる編成を維持しています。

 

ED 13241
\2600
宝玉 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとザド・ムルタカの聖歌
 ザド・ムルタカ(1967-):
  いずこに 序唱(おお、魂の羊飼いよ) [Ubi es introduction (O pastor animarum)]
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):
  おお、永遠なる神よ [O aeterne Deus]
  それは女が死を整えるゆえ [Quia ergo femina mortem instruxit]
  おお、照らされし御方よ [O tu illustrata]
  おお、最も輝ける宝玉よ [O splendidissima gemma]
  めでたしマリア [Ave Maria]
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン/ザド・ムルタカ編曲:
  今日、閉ざされし門がわれらに開かれぬ [Hodie aperuit nobis clausa porta]
  神の御指により形作られ [Cum processit factura digiti dei formata]
  おお、葉の茂った小枝よ [O frondens virga]
  おお、流血の惨事よ [O Cruor sanguinis]
 ザド・ムルタカ:
  いずこに I(罪なき) [Ubi es I (De innocentobus)]
  いずこに II(おお、魂の羊飼いよ) [Ubi es II (Pastor animarum)]
  いずこに III(天使らの) [Ubi es III (De Angelis)]
アンサンブル・デ・カエリス
 エステル・ナドー、フローランス・リモン(ソプラノ)
 カロリーヌ・タリット(メゾソプラノ)
 マリー=ジョルジュ・モネ(アルト)
 ローランス・ブリッセ(メゾソプラノ、指揮)
録音:2014年9月2-6日、オ・ダム大修道院、詳細記載なし

21世紀のザド・ムルタカが、12世紀のヒルデガルト・フォン・ビンゲンにリンク。リスナーを深い瞑想へと誘います。デ・カエリスは1998年ローランス・ブリッセにより創設されたフランスの女声ヴォーカル・アンサンブル。

 

EDVD 733
(1CD+1DVD Pal)
\2600
リュック・フェラーリ(1929-2005):
  引き裂かれた交響曲(17の楽器と記録音のための;1994-1998)

   和声の侵入 [Penetration harmonique]
   オブジェの戯れ [Jeu des objets]/二重性 [Dualite]
   引き裂かれた言葉 [Parole dechiree]/音色の戯れ [Jeu de timbre]
   反映の戯れ [Jeu des reflets]
   ハダースフィールドの鐘 [Les cloches de Huddersfield]/涙 [Dechirure]
アルス・ノヴァ器楽アンサンブル
フィリップ・ナオン(指揮)

録音:2007年10月24日、イッポドローム国立劇場、ドゥエー、フランス
 20世紀後半のフランスにおける電子音楽の牽引者リュック・フェラーリの代表作のひとつである「引き裂かれた交響曲」。
 リハーサルや関係者へのインタビュー等を収めたDVDが組み合わされていますが、再生にはPAL方式対応のプレーヤーが必要です。弊社はパソコンでの再生の保証もいたしません。ご了承ください。(代理店)




.

ENCELADE



ECL 1403
\2600→\2390
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):ある女性公爵のためのモテット集
  仮祭壇のための音楽 H.523(器楽) 【動画】
  めでたし、まことのお体よ [Ave Verum Corpus] H.329 【動画】
  主よ、われらの主 [Domine Dominus Noster] H.163
  祝福されし処女マリアの喜び [Gaudia Beata Virginis Maria] H.330
  何と愛らしい [Quam Dilecta] H.186
  深き淵より [De profundis] H.232 【動画】
  いつまで、主よ [Usquequo Domine] H.196
アンサンブル・マルグリット・ルイーズ
(セシル・アシル、ヴィルジニー・トマ(ソプラノ)、
 アナイ・ベルトラン(メゾソプラノ)、
 ダヴィド・ヴィチャク、マルドゥク・セラノ(バリトン)、
 ニコラ・ブイユ、セバスチャン・マルク(フルート)、
 アルノー・コンデ(バスフルート)、
 ステファン・プレヴニャク、
 エマニュエル・レシュ(ヴァイオリン)、
 マリー=シュザンヌ・ド・ロワイエ(テナー・ヴァイオル、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
 ロバン・ファロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
 ルシール・テシェ(ファゴット、フルート)、
 エティエンヌ・ガルティエ(テオルボ))
ガエタン・ジャリー(オルガン、ポジティヴ・オルガン、指揮)
 シャルパンティエはおそらく1667年から1669年までローマでジャコモ・カリッシミ(1605-1674)に師事した後、パリに戻りギーズ公マリー・ド・ロレーヌ(1615-1688)の庇護を受け、彼女のサロンで歌手・作曲家として活躍しました。マリー・ド・ロレーヌは音楽を愛し、シャルパンティエは彼女が亡くなるまで理想的な環境で作曲できたとされてます。
 当盤にはこの時期に書かれた3または4声と高音楽器および通奏低音のために書かれたモテットを収録。
 アンサンブル・マルグリット・ルイーズはオルガン奏者ガエタン・ジャリーにより創設されたフランスの古楽アンサンブル。
 録音:時期未詳、聖母被昇天教会、シャンキュイユ、フランス




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

MELODIYA



MELCD 1002270
(50CD/特別価格)
\66000→\59990
限定盤につき完売の際はご容赦ください。

スヴャトスラフ・リヒテル生誕100周年記念エディション

CD1
 録音:1949年12月8日
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960/
  シューベルト/リスト:魔王/
  ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD2
 ホーム・リハーサル
  J.S.バッハ:カンタータ第202番《いまぞ去れ、悲しみの影よ》より
  モーツァルト:
   リート《ルイーゼがつれない恋人の手紙を焼いた時》K.520、リート《春への憧れ》K.596、
   リート《すみれ》K.476、リート《年老いた女》K.517、
   リート《クローエに寄す》K.524、アリア《忠告》K.433
  ドビュッシー:やるせなく夢見る思い/
  ショーソン:はちすずめ、リラの花咲く頃/
  ラヴェル:5つのギリシャ民謡
 録音:1958年2月24日
  モーツァルト:リート《おいで、いとしいツィターよ》K.351、リート《年老いた女》K.517/
  リスト:僕の歌には毒がある S.289/
  シューマン:ミルテとばらの花で Op.24-9/
  ヴェッケルラン:ベル・マノン/
  ファリャ:ムルシア地方のセギディーリャ/
  ドビュッシー:もう家もない子供たちのクリスマス
    ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD3
 録音:1960年9月24日
  ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番ハ長調 Hob.XVI-50
  ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47、スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
  シューマン:
   ノヴェレッテ Op.21より ノヴェレッテ第1番ヘ長調 Op.21-1、
   ノヴェレッテ第2番ニ長調 Op.21-2、ノヴェレッテ第8番嬰ヘ短調 Op.21-8
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD4
 録音:1960年9月24日
  ドビュッシー:水に映る影、ラモー讃、喜びの島、葉ずえを渡る鐘の音、アナカプリの丘
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1956年(スタジオ録音)
  フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、ボリショイ劇場弦楽四重奏団


CD5
 録音:1967年5月28日
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
 録音:1962年5月8日
  ベートーヴェン:ピアノと管弦楽のためのロンド WoO.6
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団


CD6
 録音:1962年5月8日
  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15、
   ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団


CD7
 録音:1965年10月10日
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2《テンペスト》、
   ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3、
   ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90、ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD8
 録音:1964年12月30日
  プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14/
  スクリャービン:ピアノ・ソナタ第7番 Op.64/
  ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD9
 録音:1965年10月10日
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
 録音:1964年12月30日
  ラヴェル:鏡、水の戯れ/
  ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.39より 第3曲/
  ブラームス:ラプソディ第2番ト短調 Op.79-2
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD10
 録音:1976年5月18日
  ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
    オレグ・カガン(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
  ベルク:室内協奏曲
    オレグ・カガン(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    ユーリ・ニコラエフスキー(指揮)、モスクワ音楽院室内アンサンブル


CD11
 録音:1966年5月2日
  プロコフィエフ:
   ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14、ピアノ・ソナタ第4番ハ短調 Op.29、
   ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82《戦争ソナタ》
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD12
 録音:1975年10月27日
  モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調 K.402
  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2、ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23、
   ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24《春》
    オレグ・カガン(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD13
 録音:1983年6月1日
  チャイコフスキー:
   四季 Op.37bより 5月「白夜」、6月「舟歌」、11月「トロイカ」、1月「炉ばたで」、
   夜想曲 Op.10-1、ワルツ・スケルツォ イ長調 Op.7、ユモレスク ト長調 Op.10-2、
   カプリチオーソ Op.19-5、ワルツ変イ長調 Op.40-8、ロマンス ヘ短調 Op.5
  ラフマニノフ:
   練習曲集《音の絵》Op.33より 第8曲、第4曲、第5曲、
   練習曲集《音の絵》Op.39より 第1番、第2番、第3番、第4番、第9番
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD14
 録音:1983年6月2日
  チャイコフスキー:
   ロマンス ヘ長調 Op.51-5、ショパン風に Op.72-15、いたずらっ子 Op.72-12、夕べの夢 Op.19-1、
   悲しい歌 Op.40-2、メヌエット・スケルツォーソ Op.51-3、サロン風ワルツ Op.51-1、瞑想 Op.72-5
  ラフマニノフ:
   練習曲集《音の絵》Op.33より 第8曲、第4曲、第5曲、
   練習曲集《音の絵》Op.39より 第1番、第2番、第3番、第4番、第9番
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD15
 録音:1978年10月18日
  シューベルト:
   ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566、
   ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625、ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD16
 録音:1978年5月2日
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894《幻想》、ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD17
 録音:1978年5月2日
  シューベルト:
   スケルツォ第2番変ニ長調 D.593-2、アンダンテ イ長調 D.604、
   レントラーD.366より 4つのレントラー、
   アレグレット ハ短調 D.915、
   楽興の時 D.780より
    第1番ハ長調、第3番ヘ短調、第6番変イ長調
 録音:1978年10月18日
  シューベルト:2つのエコセーズ(D.734より)、4つのエコセーズ(D.421より)
 録音:1978年5月3日
  シューベルト:行進曲ホ長調 D.606、即興曲変ホ長調D.899-2、即興曲変イ長調D.899-4
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD18
 録音:1972年3月30日
  ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1961年5月21日
  ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団


CD19
 録音:1983年9月18日
  フランク:ピアノ三重奏曲嬰ヘ長調 Op.1-1/ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
    オレグ・カガン(ヴァイオリン)、ナターリヤ・グートマン(チェロ)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD20
 録音:1976年10月10日
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1/
  シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26/
  ショパン:
   幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61、ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3《華麗なる円舞曲》、
   ワルツ第13番変ニ長調Op.70-3、
   マズルカ第41番嬰ハ短調 Op.63-3、マズルカ第46番ハ長調 Op.67-3、
   マズルカ第50番ヘ長調 Op.68-3、マズルカ イ短調 Op.posth, No.2
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD21
 録音:1976年10月10日
  ショパン:練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7、スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
  ドビュッシー:野をゆく風、オンディーヌ/
  ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12
  ドビュッシー:ヒースの茂る荒れ地/
  ショパン:練習曲第4番嬰ハ短調 Op.10-4、前奏曲第5番ニ長調 Op.28-5
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1983年9月18日
  ドビュッシー:映像第1集より 水に映る影、ラモー讃、運動、映像第2集より 葉ずえを渡る鐘の音
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD22
 録音:1976年10月16日
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1、
   ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3、
   ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1、
   ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26《葬送》
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD23
 録音:1967年5月12日
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482/
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番ト長調 Op.55
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
   キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団


CD24
 録音:1967年9月12日
  ブリテン:ピアノ協奏曲ニ長調
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
 録音:1972年4月3日
  スクリャービン:交響曲第5番 Op.60《プロメテウス》
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団


CD25
 録音:1967年5月26日
  ハイドン:ピアノ・ソナタ第22番ホ長調 Hob.XVI-22
  ショパン:
   バラード第1番ト短調 Op.23、夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2、夜想曲第19番ホ短調 Op.72-1
  ドビュッシー:前奏曲集第2巻
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD26
 録音:1972年3月29日
  バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75
  プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD27
 録音:1972年3月29日
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
  シューベルト:二重奏曲イ長調 D.574より アンダンティーノ
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1より ロンド
 録音:1968年12月28日
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD28
 録音:1968年12月28日
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108/
  シューベルト:二重奏曲イ長調 D.574/
  ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1より
    アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ、
   ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24《春》より スケルツォ
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD29
 録音:1970年5月6日
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1、
  ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3、
  ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96、
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24《春》より
   第3楽章:スケルツォ, アレグロ・モルト、
  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1より
   第2楽章:アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD30
 録音:1969年5月3日
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
  ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD31
 録音:1969年4月20日
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲とフーガ第1番〜第12番
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD32
 録音:1969年4月20日
  J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲とフーガ第13番〜第24番
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD33
 録音:1968年12月12日
  シューマン:色とりどりの小品 Op.99/
  ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》/
  ドビュッシー:葉ずえを渡る鐘の音
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD34
 録音:1971年10月10日
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90、ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101、
   ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109、ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
  ブラームス:間奏曲イ短調 Op.118-1、カプリッチョ ト短調 Op.116-3、間奏曲ホ短調 Op.116-5
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD35
 録音:1971年10月6日
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
  ブラームス:
   カプリッチョ ト短調 Op.116-3、間奏曲ホ短調 Op.116-5、
   間奏曲ホ長調 Op.116-6、カプリッチョ ニ短調 Op.116-7
  ショパン:3つの夜想曲 Op.15
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD36
 録音:1975年1月12日
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3、ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD37
 録音:1975年1月12日
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111、バガテル ト長調 Op.126-1/
  ショパン:夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3/ワーグナー:エレジー変イ長調 WWV.93
 録音:1971年10月6日
  ドビュッシー:映像第1集より 水に映る影、ラモー讃、運動、ハイドン讃
  ラフマニノフ:前奏曲ハ長調 Op.32-1、前奏曲変イ長調 Op.23-8、前奏曲ハ短調 Op.23-7
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD38
 録音:1968年12月22日
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、ルドルフ・バルシャイ(指揮)、モスクワ室内管弦楽団
 録音:1972年4月9日
  ベルク:室内協奏曲
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    ルドルフ・バルシャイ(指揮)、モスクワ放送交響楽団ソロイスツ・アンサンブル


CD39
 録音:1973年5月27日
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K.449/
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団


CD40
 録音:1977年1月9日
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
 録音:1977年1月10日
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団


CD41
 録音:1974年12月22日
 ミャスコフスキー:ピアノ・ソナタ第3番ハ短調 Op.19
 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87より
   第22番ト短調、第21番変ロ長調、第19番変ロ短調、第20番ハ短調
 プロコフィエフ:
  ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84《戦争ソナタ》(全曲)、
  ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84《戦争ソナタ》より 第2楽章:アンダンテ・ソニャンド
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD42
 録音:1978年3月25日
  J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
    ユーリ・ニコラエフスキー(指揮)、モスクワ音楽院室内アンサンブル
  J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、マリーナ・ヴォロジュツォーワ(フルート)、
    コンスタンチン・ミハイロフ(フルート)、ユーリ・ニコラエフスキー(指揮)、
    モスクワ音楽院室内アンサンブル
  ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、マリーナ・ヴォロジュツォーワ(フルート)、
    オレグ・カガン(ヴァイオリン)、
    ユーリ・ニコラエフスキー(指揮)、モスクワ音楽院室内アンサンブル


CD43
 録音:1976年12月28日
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、
   キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1973年3月28日
  シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、ルドルフ・バルシャイ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団


CD44
 録音:1982年9月26日
  ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ
    ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD45
 録音:1985年5月13日
  ハイドン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調 Hob.XVI-2
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
  ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.134
    オレグ・カガン(ヴァイオリン)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD46
 録音:1980年12月21日
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2、ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3、
   ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2《テンペスト》
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD47
 録音:1980年12月21日
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
  ショパン:練習曲第12番ハ短調 Op.10-12《革命》
 録音:1964年5月28日
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1959年1月8日
  リスト:悲愴協奏曲ホ短調
    アントン・ギンスブルク(ピアノ)、スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD48
 録音:1959年1月8日
  ブラームス:ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2、4つの小品 Op.119
  シマノフスキ:ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.21
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD49
 録音:1964年5月28日
  シューベルト:3つの小品 D.946/
  メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調 Op.54/
  ブラームス:
   バラード ニ長調 Op.10-2、カプリッチョ ハ長調 Op.76-8、カプリッチョ ト短調 Op.116-3、
   間奏曲ホ短調 Op.116-5、間奏曲ホ長調 Op.116-6、カプリッチョ ニ短調 Op.116-7
    スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)


CD50
 録音:1979年6月8日
  プロコフィエフ:
   ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103、伝説 Op.12-6、束の間の幻影 Op.22より 第6番、第18番
 録音:1979年6月9日
  プロコフィエフ:シンデレラより 5つの小品
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

 リヒテル生誕100周年記念リリース!メロディアの総力を結集した50CDボックス!

 2015年、20世紀ロシアの伝説的ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル(1915−1997)の生誕100周年を記念して、ロシアのメロディア(Melodiya)が世に送り出すアニヴァーサリー・リリースの大本命!
 メロディアだからこそ成し得たリヒテルの至芸を集めたボックスセットには、主に1962年から1983年にかけてのモスクワでのコンサートの演奏を収録。
 また、リヒテルの現存する最初期のコンサート・プログラムの1つである1949年のシューベルト(ソナタ第21番)とムソルグスキー(展覧会の絵)や、妻でソプラノのニーナ・ドルリアクとのホーム・リハーサルなど、貴重な音源も多数収められており、世紀の名ピアニストの生誕100周年を祝うに相応しい大注目のリリースです!




<メジャー・レーベル>
.

SONY



8887516405-2
\2700→\2490
ミヒャエル・ザンデルリンク/ドレスデン・フィル
 ベートーヴェン&ショスタコーヴィチ:交響曲第6番

 1) ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54
 2) ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

 西洋音楽史に残る新旧2大シンフォニストの足跡を辿る、ミヒャエル・ザンデルリンク渾身の録音、ソニー・クラシカルより登場。
 このレトロなジャケットがそそる。



 ■ミヒャエル・ザンデルリンクとドレスデン・フィルの現在を映すレコーディングドイツの名指揮者クルト・ザンデルリンクの三男で、現在ドレスデン・フィルの首席指揮者を務めるミヒャエル・ザンデルリンク。父のみならず、長兄トーマス、次兄シュテファンも指揮者という音楽一家に生まれ、ソロ活動のみならず名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管などでチェロ奏者を務めるなど、プロのチェリストとして大成した後、指揮者に転向、今ヨーロッパで暑い注目を浴びる存在です。
 父の音楽的素養を受け継ぐ伸びやかな音楽性に加え、弦楽奏者ならではの弦楽パートへの緻密な目配りの行き届いたフレッシュな音楽解釈、特に初期ロマン派までのレパートリーにおけるピリオド演奏様式を積極的に取り入れた独自のスタイル(第1・第2ヴァイオリンを左右に分け、コントラバスを下手に置き、ミニマムなヴィブラートを取り入れた弦楽パート、トランペットやホルンは現代楽器使用)で、評価をぐんぐん高めつつあります。

 ■生まれ変わった名門ドレスデン・フィル創設が1870年に遡るという古都ドレスデンを代表するオーケストラ、ドレスデン・フィルは、その長い歴史の中で培われてきた蒼古な響きで知られていますが、2011年のザンデルリンクの着任以降、幅広いレパートリーに対応できる多様なスタイルを身につけつつあります。特に初期ロマン派までの作品におけるピリオド演奏様式を徹底的に取り入れた演奏は、作品のイメージを大きくリフレッシュさせ、このコンビのトレードマークになりつつあります。

 ■ベートーヴェンとショスタコーヴィチ〜2人の偉大なシンフォニストこのコンビは2012年にフォーレ「ペレアスとメリザンド」、プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」、チャイコフスキー「イタリア奇想曲」を独GENUINレーベルに録音していますが、2015年にはソニー・クラシカルへの初録音となるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(ピアノはアレクサンダー・クリッヒェル)が発売されています。
 今回のベートーヴェンとショスタコーヴィチの交響曲2曲を組み合わせたアルバムは、このコンビの真の実力を示す待望のリリースと言えるでしょう。これは「ベートーヴェンは西洋音楽の根幹の一つである交響曲を完成させた作曲家であり、一方ショスタコーヴィチは交響曲というジャンルの締めくくりを宣言した作曲家である」というザンデルリンク独自の視点をもとに実現したカップリングであり、ザンデルリンクがドレスデン・フィルと開始したこの二人の作曲家の全交響曲レコーディングの端緒となるものです(第2弾以降の発売日程・カップリングなどは未定)。組み合わせは二人の作曲家の交響曲第6番。
 番号はいずれも6番目ながら、ベートーヴェンの「田園」では自然との交感が豊かな筆致で描き上げられ、ショスタコーヴィチの第6番では、長大な第1楽章アダージョの深い悲哀と、続く2つの楽章の諧謔味と軽妙さのあふれた作風が対照されています。またライヴではなく、定評あるドレスデン・ルカ教会でのセッション録音であることからも、今回のプロジェクトの重要性が伺えるというものです。

 ■偉大な巨匠クルトの衣鉢を継ぐショスタコーヴィチミヒャエル・ザンデルリンクの父クルトは、ソ連時代から生前のショスタコーヴィチと深い親交があり、東ドイツに移ってからもショスタコーヴィチの作品を積極的に演奏し続けました(録音も第1・5・6・8・9・10・15番が残されている)。ミヒャエルの生まれた1967年の時点でショスタコーヴィチはすでに交響曲第13番までを書き上げていたことになります。ミヒャエルにとっては自分の成長とともに歩んできた音楽でもあり、他の音楽家には成し得ない独自の関わりを保ってきた作品でもあるのです。

 ■リフレッシュされたベートーヴェン一方ベートーヴェンでは、ミヒャエルはピリオド演奏スタイルを徹底的に貫くことで、父クルトの重厚なベートーヴェン解釈とは一線を画し、演奏しつくされてきたベートーヴェンの解釈の可能性を新たに提示しているかのようです。通常のシンフォニー・オーケストラの比較的大きな編成を使いながら、早めのテンポや軽めの響きで、各声部が織りなす綾を透明に浮かび上がらせる独自の解釈は、ベートーヴェン演奏の可能性をさらに拡げており、2015年6月にはロンドンのキャドガン・ホールでベートーヴェンの協奏曲と交響曲を組み合わせた連続演奏会を開き、その直後の日本公演でもその充実ぶりを披露するなど、このコンビのベートーヴェン演奏の魅力は広く伝わりつつあります。

 《録音》2015年3月&8月、ドレスデン、ルカ教会(デジタル:セッション)



 

RCA



8887516519-2
\2700→\2490
意外な掘り出し物も
 トリオ・アポロン/ブルッフ:室内楽作品集

ブルッフ:
 1) 8つの小品Op.83(クラリネット、ピアノ、ヴィオラのための),
 2) コル・ニドライOp.47(クラリネット、ピアノ、ヴィオラのための三重奏版),
 3) カンツォーネ 変ロ長調Op.55(クラリネットとピアノのための),
 4) ロマンス ヘ長調Op.85(ヴィオラとピアノのための)《演奏》
トリオ・アポロン
[マティアス・グランデル(クラリネット)、
フェリックス・シュヴァルツ(ヴィオラ)、
ヴォルフガング・キューンル(ピアノ)]

 クラリネット+ヴァイオリン+ピアノという珍しい組み合わせの常設の三重奏団、トリオ・アポロンのソニー・クラシカルへのデビュー・アルバムです。
 トリオ・アポロンは、ベルリン国立管弦楽団の首席クラリネット奏者グランデルと首席ヴィオラ奏者シュヴァルツ、そしてピアノのキーンルによって1990年に結成され、バレンボイム、ブロンフマン、ヨーヨー・マらと定期的にコラボレーションを行い、世界中で「最もロマンティックな楽器による組み合わせのアンサンブル」と絶賛されています。
 2005年にワーナー・クラシックスよりリリースし、エコー賞を受賞した「20世紀のクラリネットとヴィオラとピアノのための作品集」のほか、3枚のソロ・アルバムを発表しています。
 このアルバムでは、ブルッフの室内楽作品を収録。特にクラリネットをフィーチャーした作品は、ブルッフの息子であったマックス・フェリックスのために書かれたとも言われています。
 珍しいのは、もともとチェロとオーケストラのために書かれたブルッフの代表作「コル・ニドライ」の三重奏版でしょう。ブルッフらしい深いロマンティシズム、美しいメロディに満ちた作品をご堪能いただけます。

 《録音》2014年2月、ベルリン放送小ホール(デジタル:セッション)





<国内盤>

.

ALPHA



Alpha215
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
 フランス近代歌曲、三者三様の洗練

 デュパルク:
  ①悲しき小唄 ②ミニョンのロマンス
  ③フィディレ ④戦時下の国で ⑤旅へのお誘い
 ショーソン:
  ⑥『七つの歌曲』作品2 ⑦実にやさしい小唄 ⑧リラの花さくとき
 アーン:
   ⑨ネール(水の精)⑩ぶどう摘みの3日間
   ⑪東屋で憩っていると ⑫リラの茂みに夜啼鶯 ⑬クロリスに
   ⑭リュデ ⑮テュンダリス ⑯フォロエ ⑰フュリス ⑱春

 ※曲順は
  ⑨⑩①②③⑥⑪⑫⑬⑦⑧⑭⑮④⑤⑯⑰⑱
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
スーザン・マノフ(ピアノ)

 今、この人ほど多芸な名歌手がいるでしょうか——ピオーやプティボンとも違う「深み」、フランスの粋ここに。
 ミンコフスキのグルック、J.ロレールのプーランク『カルメル修道女との対話』、英国ロイヤルオペラの『ドン・ジョヴァンニ』…かつて飛ぶ鳥を落とす勢いでフランスが古楽先進国になっていった頃、エルヴェ・ニケやジェラール・レーヌのフランス・バロック系録音などで独特の艶やかな美声を誇ってきた名歌手ジャンスは今や、同じく古楽畑出身のピオーやプティボンらと並んで押しも押されぬ歌劇界の大御所に。
 広範なレパートリーを誇り、秘曲発掘や珍しいオペラの蘇演にも積極的な彼女が大本命のフランス近代歌曲を録音したとは、間違いなくニュースな出来事ではありませんか。
 しかも伴奏は(この種のフランスもの録音ではおなじみ)天才名伴奏者マノフ。そして選曲は19世紀末から20世紀初頭にかけ、ベル・エポックの歌曲芸術を支えた大家3人の作品に絞り、瀟洒なアーンはとりわけ古代風の曲で芸術的深みを、ショーソンは影さす逸品群を、デュパルクはその広がりがわかる5名品を厳選。
 ジャンスはリサイタルでの成功をよそに、とくにアーンなど自家薬籠中の名品を録音しておらず、待望すぎるリリースといって間違いないでしょう。

 小阪亜矢子さんの歌詞全訳&解説訳付。お見逃しなく!
 .


Alpha228
(5CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6000+税
フォーレ:ピアノを伴う室内楽全集
《CD I》
 ①チェロとピアノのためのソナタ 第1番 op.109
 ②同 第2番 op.117 ③悲歌(エレジー)op.24〔vc, p〕
 ④セレナーデ op.98〔vc, p〕⑤蝶々 op.77〔vc, p〕
 ⑥子守唄 op.16〔vc, p〕
 ⑦ピアノ三重奏曲 op.120(クラリネットを用いた初期構想版)
《CDII》
 ①ピアノ四重奏曲第1番 op.15 ②同 第2番 op.45
《CDIII》
 ①ピアノ五重奏曲 第1番 op.89 ②同 第2番 op.119
《CDIV》
 ①ドリー op.56〔p連弾〕②マスクとベルガマスクop.112〔p連弾〕
 ③バイロイトの追憶(カドリーユの形式によるワーグナー幻想曲)〔p連弾〕
 ④幻想曲 op.79〔fl, p〕⑤課題小品〔fl, p〕
 ⑥シシリエンヌ(『ペレアスとメリザンド』より)op.78〔fl, p〕
 ⑦ピアノ三重奏曲 op.120(決定稿)⑧夢のあと〔vc, p〕
 ⑨シシリエンヌ(『ペレアスとメリザンド』より)op.78〔vc, p〕
《CDV》
 ①ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 op.13
 ②同 第2番 op.108 ③子守唄 op.16〔vn, p〕
 ④初見試奏曲〔vn, p〕
 ⑤ロマンス op.28〔vn, p〕⑥アンダンテop.75〔vn, p〕
エリック・ル・サージュ(p)
《CD I,II,IV》フランソワ・サルク(vc)
《CD I》ポール・メイエ(cl)
《CD II,V》樫本大進(vn)
《CD II》リズ・ベルトー(va)
《CD III》エベーヌ四重奏団
《CD IV》アレクサンドル・タロー(p連弾)
《CD IV》ピエール・コロンベ
      (vn/ピアノ三重奏曲)
《CD IV》ラファエル・メルラン
       (vc/三重奏曲)
《CD IV》エマニュエル・パユ(fl)

 絶大な評判をとった全曲録音、完全日本語解説付&お求めやすい価格でのBOX化…入手できるうちに!

 フランス音楽といえば、玄人リスナーならEMIやErato、Accord(Musifrance)などの歴史的名盤群(バルビゼ、アース、ラスキーヌ、トゥルトゥリエ、ナヴァラ、ヴィア=ノヴァ四重奏団…)に心が向くかもしれませんが、近年のフランス楽壇の勢いのめざましさは、最早いわずもがな。
 音盤業界に熱心なプロがいまだ多い国のひとつでもあるためか、この国の優秀な小規模レーベルは確実に、そうした新世代フランス語圏奏者たちならではの「典雅にしてみずみずしい」フランス近代作品の録音を音盤化してきました。
 その意味で特に大きな成功実績のひとつに数えられるのが、発足当初ずっと古楽系のリリースばかりに傾注してきたAlphaレーベルと、はじめて本格的に契約をむすんだ「現代楽器系」の演奏家のひとりであるエリック・ル・サージュによるこのプロジェクト!
 数年がかりのシューマン全集を一段落させたあと、ベルリン・フィル首席にしてフランス語圏での活躍もみせる樫本大進、あるいはエベーヌSQやフランソワ・サルクなど、タンゴやジャズ方面でも絶大な支持を集める新世代型フランス人プレイヤー、そしてパユやメイエらの大物たち...と豪奢な共演勢とともに刻まれた5枚のアルバムは、発売されるたび大人気を博してきました。
 今回セットでお求めやすい価格、初出時の解説も収録してのお届け——BOXゆえプレスが切れたらそれまで、の可能性が高いセット、どうぞお見逃しなく!

 




















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2015 ARIA−CD.All rights reserved.