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≪第85号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 2016/2/9〜





2/12(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACCENTUS MUSIC



ACC 30356CD
(2CD)
\3600→\3290
ベルリン古楽アカデミー& RIAS室内合唱団による
 メンデルスゾーンの「エリヤ」

  メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」Op.70 MWV A25
ベルリン古楽アカデミー
RIAS室内合唱団
ハンス=クリストフ・ラーデマン(合唱指揮)
マリス・ペーターゼン(ソプラノ)
リオバ・ブラウン(メゾ・ソプラノ)
マキシミリアン・シュミット(テノール)
トーマス・オリーマンス(バリトン)
 ハンス=クリストフ・ラーデマン最後のコンサート、ベルリン古楽アカデミー& RIAS室内合唱団によるメンデルスゾーンの「エリヤ」

 録音:2015年7月 コンツェルトハウス・ベルリン(ライヴ)/126’07

 メンデルスゾーンの傑作オラトリオ「エリヤ」。旧約聖書に登場する預言者エリヤの生涯を描いた作品。メンデルスゾーンは、「エリヤ」、「パウロ」、「キリスト(未完)」の3 つのオラトリオを書いており、その中でもこの「エリヤ」は彼の個性が最大限に発揮された作品として根強い人気があります。メンデルスゾーンの作曲技法が凝縮された緻密な構成と美しい旋律が壮大な物語を展開していきます。
 演奏はハンス=クリストフ・ラーデマン率いるRIAS 室内合唱団とベルリン古楽アカデミー。ハンス=クリストフ・ラーデマンは2007 年からRIAS 室内合唱団の首席指揮者を務めていましたが、2015 年7 月でその任を離れ、この「エリヤ」が首席指揮者としての最後のコンサートでありました。
 厳かさの中に凛とした品格を漂わせる合唱の素晴らしさはもちろんのこと、ベルリン古楽アカデミーの劇的な側面を捉えた推進力のある演奏が歓喜と至福のフィナーレへ導いています。またマリス・ペーターゼンをはじめとするソリスト陣の極上のアンサンブルも魅力的です。






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HMF

HMU 807631
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ホロデンコの才気煥発、若さあふれるプロコフィエフ
 指揮はハースーベドヤ!

 プロコフィエフ:
  (1)ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16
  (2)ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指揮)
フォートワース管弦楽団
 録音:2014年10月(1)、2015年3月/ベース・パフォーマンス・ホール(フォートワース、テキサス)(ライヴ)/57’ 03”

 SACD ハイブリッド盤。
 1986 年ウクライナ出身のヴァディム・ホロデンコ、待望のプロコフィエフの登場です。モスクワ音楽院でゴルノスタエヴァ(ルーカス・ゲニューシャスの祖母)に師事し、2010 年第4 回仙台国際コンクール第1 位、2013 年ヴァン・クライバーン・コンクール優勝したことで注目を集めています。
 プロコフィエフのピアノ協奏曲はいずれも難曲ですが、ことに第2 番と第5 番は曲芸ばり。ホロデンコはホロヴィッツを思わすタッチで、奔放なヴィルトゥオーゾ風演奏を繰り広げます。
 しかしプロコフィエフならではの叙情的な歌に満ちた個所では、情感たっぷりで内省的なピアニズムを堪能させてくれます。プロコフィエフのピアノ協奏曲はこれくらい指のまわる演奏だと、聴いていて爽快な興奮を沸かせてくれます。
 指揮は1968 年ペルー出身のミゲル・ハース=ベドーヤ。プロコフィエフの5 番は1932 年に作曲者自身の独奏とフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルで初演されましたが、ハース=ベドーヤは往年の大巨匠を彷彿させる大きな演奏でソロを支えています。


ヴァディム・ホロデンコ(P)
DELOSの旧譜

DELOS
DE 3467
\2400
2013年ヴァン・クライバーン国際コンクール優勝者ホロデンコ
 メトネル:
   ピアノ・ソナタ第2番 ホ短調 Op. 25
 ラフマニノフ編曲による作品集:
  バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006,
 シューベルト:どこへ?,
 メンデルスゾーン:劇付随音楽「夏の夜の夢」〜
  スケルツォ,
 チャイコフスキー:子守歌,
 ベーア:冗談ポルカ「笑う小娘」Op.303,
 クライスラー:愛の悲しみ,
 クライスラー:愛の喜び
ヴァディム・ホロデンコ(P)
1986年ウクライナ、キエフ生まれのピアニスト、ヴァディム・ホロデンコ。2010年第4回仙台国際音楽コンクールで優勝。しかし、彼の名前を一躍有名にしたのは、2013年ヴァン・クライバーン国際コンクールで金メダルを受賞したことでしょう。「ロシア・ピアニズム」の伝統を受け継いだ確かなる技巧と音楽性、そしてラフマニノフなどの確固たる解釈。ここでもメトネルとラフマニノフの諸作品で素晴らしい音楽性を聴かせています。

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HMC 902238
\2700→\2490
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
パッヘルベル:4月の嵐〜組曲、カノン、アリア集

 1. 音楽の楽しみ〜パルティータ第5番ハ長調
 2. いかに儚き、ああ、いかに空しき、人の人生よ ※
 3. 音楽の楽しみ〜パルティータ第2番ハ短調
 4. 4月の嵐 ※
 5. 音楽の楽しみ〜パルティータ第6番変ロ長調
 6. 組曲4声のパルティータト長調
 7. 我が命とその十字架 ※
 8. 音楽の楽しみ〜パルティータ第3番変ホ長調
 9. 音楽の楽しみ〜パルティータ第4番ホ短調
 10. 善良なヴァルター、我らの市参事会員 ※
 11. 音楽の楽しみ〜パルティータ第1番ヘ長調
 12. おお、偉大なムーサの光 ※
 13. カノンとジーグ
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
リ・インコーニティ
※ハンス・イェルク・マンメル(テノール)
 アマンディーヌ・ベイエ率いる古楽アンサンブル、リ・インコーニティ、パッヘルベルの<音楽の楽しみ>を軽やかに弾むように演奏あの「カノン」も収録!

 録音:2015年7月アルセナル文化センター/79’00

 アマンディーヌ・ベイエ率いる古楽アンサンブル、リ・インコーニティによるパッヘルベルの室内楽、アリア集。
 パッヘルベルといえば、本アルバムの最終曲として収録されている「カノン」が大変有名で、世界中で親しまれています。この曲は本来3 本のヴァイオリンと通奏低音による「カノンとジーグ」が対になった作品。軽快なテンポと3 声部の絡みが立体的な色彩を構築し、素晴らしい手腕で対位法、カノン進行を処理しており、まさに彼の代表作と言える楽曲です。
 パッヘルベルは現代では「癒し」の音楽の代表のような扱いですが、アイゼナハ、エルフルト、シュトゥットガルト、ニュルンベルクなど、教会・宮廷オルガニストとして活躍、バッハ以前のドイツの作曲家として最も重要な人物の一人です。オルガニストとしても多忙でありましたが、大変な多作家でもありました。オルガン作品はもちろんのこと、その他の鍵盤楽曲、室内楽、声楽曲、典礼作品など多岐に渡っています。
 室内楽曲のうち最も重要な作品が、1695 年ニュルンベルクへ移ってから出版された<音楽の楽しみ>。この曲集は、2 つのヴァイオリンと通奏低音による6 つの組曲からなっています。
 組曲はソナタと一連の舞曲からなり、その多くがフランス風様式で書かれ、特に第4、5 番は壮大なシャコンヌで締めくくられており、ドイツの語法から離れていった手法がうかがえます。ベイエ&リ・インコーニティの演奏はタイトル通り音楽の楽しさを表現するような、明るく生き生きとした演奏を聴かせてくれます。
 また、テノールのハンス・イェルク・マンメルを迎え、アリアが組曲の間に収録されています。パッヘルベルのアリアのほとんどは、祭典、洗礼、葬式、新年などの特別な行事のために書かれたもので、艶やかな独唱が響き渡る作品です。






アマンディーヌ・ベイエ
代表的アルバム

ZIGZAG
ZZT080803
(輸入盤)
\3500
海外直輸入
21世紀の鮮烈なる「四季」
「古楽にうるさい」フランスの批評誌も大絶賛
ベイエール率いる名人集団、リ・インコニーティによるヴィヴァルディ!

ヴィヴァルディ(1678〜1741):
 1. 協奏曲 ト短調 RV578a〜2挺のヴァイオリン、
  チェロ、弦楽合奏と通奏低音のための(op.3-2初期稿)
 2.ヴァイオリン協奏曲変ロ長調RV372「キアラ夫人に」
 3. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 RV390
 4. 四つのヴァイオリン協奏曲op.8-1〜8-4『四季』
リ・インコニーティ
アマンディーヌ・ベイエ
 (バロック・ヴァイオリン)

 これはなかなか素敵な盤。優美で高雅な緊張感・・・


 リーダーは「カフェ・ツィマーマン出身」でもある南仏のスーパープレイヤー、その他のメンバーは大半がイタリア人…!“これぞ本場の響き”なんて甘い言葉では済まされない「古楽にうるさい」フランスの批評誌も大絶賛した、リ・インコニーティの超・傑作ここに!


 気に入らない盤は口をきわめてののしることさえ珍しくない批評地獄のフランスで、熾烈な古楽系アイテムの生き馬の目を抜くような競争をみごと勝ち抜き絶賛を博したうえ、あの『ル・モンド・ド・ラ・ミュジーク』誌などは「2008年最優秀ディスク」とまで推した、『四季』の新時代決定盤のひとつ。

 さてその超・名演を体現してしまったのは、長らく気鋭集団カフェ・ツィマーマンの第2 首席だった南仏出身の情熱あふれる名手アマンディーヌ・ベイエが結成した血気盛んな名人集団、リ・インコニーティ!
 名門バーゼル・スコラ・カントルムのヴァイオリン科で重要なポジションを占めているベイエールはフランス人ですが、他のメンバーはほとんどイタリア人。そしてグループ名はヴェネツィア・バロック期の知識人サークルの名称をとってつけられたというだけあって、演奏テイストは基本的に「情熱型」。
 イギリスやオランダ、ドイツなどの古楽集団とは一味違い、歌うところは艶やかに歌い、飛ばすところは大いに飛ばす(でも乱れない!)、陶酔をさそうような緩急自在の音作りはまさに「ラテン系」というほかない天才的センスに貫かれ、およそ他の追従を許さないヴィヴァルディ解釈に仕上げてくるのです。

 「春」での犬の遠吠えをあらわす繊細な弦音、秋の躍動感あふれる狩のシーン、たたきつけるような夏の嵐と雷光、心から切なくなる冬の終楽章...歌も言葉もない音楽なのに、なんと饒舌に、なんと説得力ゆたかに四季折々の情景を描き上げてしまうのでしょう!ただ圧倒すればいい、というのではない、作品の本質をあざやかに伝える手腕あればこそ、辛口で知られるフランスの批評誌もこれほど絶賛することになったに違いありません。

 さらに嬉しいのは、『四季』のほかにヴィヴァルディの魅力満載!なヴァイオリン協奏曲が2曲も併録されているうえ、録音セッション数日前に楽譜が発見されたという「作品3−2」の初期稿(終楽章などは全然違った感じの音楽)まで聴けること。テオルボ独奏と聞き違えるほど音の揃ったピツィカートで始まるその不思議なサウンドがアルバム冒頭を飾るあたりも、実に効果的な演出になっています。いや語りだしたらキリがない盤です。
仏HM
HMC 902193
\2700
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
 F.クープラン(1668-1733):讃歌集

  トリオ・ソナタ「壮大なもの」(1690年頃)
  リュリ讃(1725)
  コレッリ讃(1724)
  4声のソナタ「スルタン妃」(1695 年頃)
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)
リ・インコーニティ
 魅惑のヴァイオリニスト、アマンディーヌ・ベイエのクープラン!

 録音:2014 年1 月4-7 日/グラディニャン、四季劇場(ジロンド)

 フランス古楽界の新世代を代表するバロック・ヴァイオリン奏者、アマンディーヌ・ベイエ。2014 年11 月にはアンサンブル・リ・インコーニティを率いての来日が予定されています。
 この度、久々にハルモニアムンディからの登場となる当盤のプログラムは、F. クープランの「リュリ讃」と「コレッリ讃」というなんとも嬉しい組み合わせ。ベイエの魅力である喜びに溢れたようなリズム、愛に満ちた明るい音色があますところなくとらえられています。
 CD のプログラムは、「壮大なもの」で幕を開けます。「少しクセのある、色鮮やかな不協和音に満ちたハーモニーのキラキラとしたつむじ風にたちまち耳を奪われる」とベイエ自身述べている作品を、非常にチャーミングに響かせています。
  F. クープランの「コレッリ讃」と「リュリ讃」は、両作品とも各楽章に表題が付けられており、「コレッリ讃」では音楽の神が住まうパルナッソス山にコレッリが導かれる様子が描かれ、「リュリ讃」では、コレッリに続いてパルナッソス山へ登ったリュリが、そこで出会ったコレッリと共に演奏を行う、という物語になっています。フランスでは、「トンボー」というジャンルで、先人の肖像画的な音楽を作るという伝統がありましたが、このクープランの「リュリ讃」「コレッリ讃」は、それぞれの作曲家のスタイルに厳密に従っているわけではなく、また、その規模などから、音楽史上でも特殊な作品として輝きを放っています。ベイエとアンサンブルの面々が、活き活きとしたリズムでひとつひとつのハーモニーまでも逃さず味わいつくすように演奏しています。
 最後に収録されているスルタン妃は比較的初期の作品ですが、繊細なテクスチュア、柔軟な舞曲のリズム、抒情性、モティーフのキャラクターづけの巧さなどが光る秀作です。







HAENSSLER


98 060
(3CD)
\4200
スティルバトがエネスコのピアノ作品全集に挑む!
 エネスコ:
 CD 1
  (1)組曲第1番 ト短調「古いスタイルで」Op.3/
  (2)前奏曲とスケルツォ/(3)舟歌/
  (4)糸を紡ぐ女 ニ長調[世界初録音]/
  (5)即興曲 変イ長調/(6)悔悟 変ト長調[世界初録音]/
  (7)即興曲 ハ長調[世界初録音]/(8)前奏曲とフーガ
 CD 2
  (9)組曲第2番 ニ長調 Op.10*/(10)夜想曲 変ニ長調/
  (11)組曲第3番「即興的小品集」Op.18*
 CD3
  (12)ソナタ断章 嬰ヘ短調- モデラート[世界初録音]
  (13)フォーレの名による小品
  (14)ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調Op.24-1
  (15)ピアノ・ソナタ第3番 ニ長調Op.24-3
ラルカ・スティルバト(ピアノ)
 ルーマニアの民俗的要素を取り入れた世界、スティルバトがエネスコのピアノ作品全集に挑む!

 セッション録音:(1)-(8)(10)(12)-(15):2015年4&6月、(9):2010年9月、(11):2013年1月/ウィーン国立音楽大学(*=Gramola原盤)/CD 1:61’41”、CD 2:73’38”、CD 3:66’00”

 ルーマニアのヤシ出身のピアニスト、ラルカ・スティルバトが母国のジョルジュ・エネスコ(ジョルジェ・エネスク)のピアノ独奏のための作品全集に挑みました。
 エネスコ(1881-1955)は優れたヴァイオリニストであったのと同時にルーマニアの民俗的要素をふんだんに取り入れた作曲家としても活躍しました。オペラ、管弦楽曲などの大作も作曲しましたが、ピアノ独奏のための作品も残しました。3 つのピアノ・ソナタをはじめ、どの作品もエネスコらしい独創的な世界観に誘われます。一部世界初録音があるなど魅力的な全集が完成しました。
 

98 057
(2CD)
\4200

C.P.E.バッハ:フルートをともなうソナタ集
 CD 1
  (1)7つのフルート・ソナタ
   (ト長調 Wq.123/ホ短調 Wq.124/
    変ロ長調 Wq.125/ニ長調 Wq.126/
    ト長調 Wq.127/イ短調 Wq.128/ニ長調 Wq.129)
  (2)フルート・ソナタ 変ロ長調 Wq.130
  (3)フルート・ソナタ ニ長調 Wq.131
  (4)無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
 CD 2
  (5)フルート・ソナタ ト長調 Wq.133
  (6)フルート・ソナタ ト長調 Wq.134
  (7)チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ
   ニ長調 Wq.83
  (8)チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ
   ホ長調 Wq.84
  (9)チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ
   ト長調 Wq.85
  (10)チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ
   ト長調 Wq.86
  (11)チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ
   ハ長調 Wq.87

ドロテア・セール(フラウトトラヴェルソ)
クリストフ・ハンマー(ハンマーフリューゲル)
 名手ドロテア・セールによる表情豊かなC.P.E.バッハの世界

 セッション録音:2015年2月9-12日/チロル/CD 1:76’10”、CD 2:68’31”

 大バッハの全集でもおなじみの独ヘンスラー・レーベル。もう一つの大企画として現在刊行中のC.P.E. バッハの録音も注目です。
 大バッハの次男C.P.E. バッハは、前古典派音楽における協奏曲、ソナタの様式を確立したうえで重要な役割を演じました。当ディスクにはフルートをともなうソナタが収録されました。名手ドロテア・セールによる表情豊かな演奏でこれらの作品をお楽しみいただけます。




LA MUSICA

LMU 005
\2500→\2290
アレクサンドル・パレイによるメトネルとラフマニノフ
 メトネル:
  忘れられた調べ 第1集Op.38-1 〜回想のソナタ、
  ピアノ・ソナタ第5番 ト短調Op.22
 ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲Op.22
アレクサンドル・パレイ(ピアノ)
 録音:2015年4月1日-5月30日パリ、ボン=セクール寺院

 アレクサンドル・パレイによるロシアの偉大なピアニスト兼作曲家で友人同士のメトネルとラフマニノフの作品。メトネルが何度も頭に思い浮かべた「忘れられない楽想」を用いて作曲した「忘れられた調べ」と叙情性豊かな最後のピアノ・ソナタ作品22。そしてラフマニノフ初期の大作でありながら難易度の高い「ショパンの主題による変奏曲」を収録しています。
 アレクサンドル・パレイはモルダヴィア出身のピアニスト。6歳でピアノを始め、13 歳でリサイタル・デビュー、16 歳でモルダヴィア音楽コンクール優勝。モスクワ音楽院でベラ・ダヴィドヴィチとヴェラ・ゴルノスタエヴァに師事。ライプツィヒ国際バッハコンクールで第1位、フランスのヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジークなどで優勝するなど、輝かしい成績を残しています。世界中のコンサートホールで演奏。
 チョン・ミョンフンやイヴァン・フィッシャーらと数多く共演、また、ロストロポーヴィチらともよく演奏をしていました。現在はニューヨークとパリに拠点を構え、幅広いレパートリーとテクニックで世界の聴衆を魅了しています。




アレクサンドル・パレイ
HANSSLERのプロコフィエフ

HAENSSLER
98 780
\2700
プロコフィエフ:
 (1)バレエ「ロミオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
 (2)バレエ「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95
 (3)バレエ「シンデレラ」からの6つの小品 Op.102
アレクサンドル・パレイ(Pf)
【ブリュートナー・コンサート・グランドⅠ型】
ブリュートナー・ピアノの魅力が満喫できる一枚。プロコフィエフ晩年の作「シンデレラ」は全体が穏やかで叙情的。
ロシアのピアニストながら、バリバリ弾くというよりはサラリとしたパレイの美質が最大限に表れている。




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LES DISSONANCESLES

LD 007
(5CD)
\8000→\7590

ダヴィド・グリマル/5枚組セット
 ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト
ダヴィド・グリマル(ヴァイオリン&コンサートマスター)
レ・ディソナンス
CD1
 (1)ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調Op.36
 (2)ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調Op.93
   録音:(1)2011 年10 月18 日(2)2013 年10 月26 日、ディジョン歌劇場(ライヴ)
CD2
 (1)ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調Op.60
 (2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61*
   録音:(1)2013 年10 月26 日、(2)2010 年5 月12 日、ディジョン歌劇場(ライヴ)
CD3
 (1)ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」Op.67
 (2)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調Op.92
   録音:(1)2010 年12 月9 日(2)2010 年5 月27 日、ディジョン歌劇場(ライヴ)
CD4
 (1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
 (2)シューベルト:交響曲第7番(旧第8番)ロ短調「未完成」D.759
   録音:(1)2012 年12 月20 日、ディジョン歌劇場(ライヴ)
   (2)2013 年12 月19 日、ミュージック・シティ、フィルハーモニー・ド・パリ(ライヴ)
CD5
 (1)モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調K.314*
 (2)モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調「大組曲」K.361
   * アレクサンドル・ガテ(オーボエ)
   録音:(1)2014 年2 月19 日(2)2015 年4 月2 日、ディジョン歌劇場(ライヴ)

 ボーナス:(商品に表記されているURL から記載のパスワードを入力してご覧いただくオンライン映像)
  ブラームス:交響曲全集(ライヴ録音)

 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル「レ・ディソナンス」

 ダヴィド・グリマルにより結成された「レ・ディソナンス」によるベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト演奏集。
 ダヴィド・グリマルはフランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者。パリ国立高等音楽院にて、レジス・パスキエに師事、さらにシュロモ・ミンツやアイザック・スターン、さらにフィリップ・ヒルシュホーンらからも薫陶をうけました。
 ソロ・ヴァイオリン奏者として様々なオーケストラと共演するほか、様々な作曲家から作品を献呈されています(ダルバヴィー、エスケシュ、ジジェル、イヴァン・フェデーレ他)。
 長年にわたり名ピアニスト、プルーデルマッハーとコンビを組み室内楽の活動も展開。指揮者なしで演奏するオーケストラ「レ・ディソナンス」を結成。ソロ、室内楽、さらにオーケストラ活動を展開している。使用楽器は「ex Roederer」( ストラディヴァリウス、1710 年) と「ドン・キショット(ジャック・フスティエ製)」の2 つ





天才ダヴィド・グリマル



 ダヴィド・グリマル。
 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者。

 天才。

 パリ国立高等音楽院にて、レジス・パスキエに師事、さらにシュロモ・ミンツやアイザック・スターン、さらにフィリップ・ヒルシュホーンらからも薫陶をうけた。
 ソロ・ヴァイオリン奏者として様々なオーケストラと共演するほか、様々な作曲家から作品を献呈されている(ダルバヴィー、エスケシュ、ジジェル、イヴァン・フェデーレ他)。
 長年にわたり名ピアニスト、プルーデルマッハーとコンビを組み室内楽の活動も展開。指揮者なしで演奏するオーケストラ「レ・ディソナンス」を結成。ソロ、室内楽、さらにオーケストラ活動を展開している。

 使用楽器は「ex Roederer」( ストラディヴァリウス、1710 年) と「ドン・キショット(ジャック・フスティエ製)」の2 つ。

 そのグリマル、これまでAPARTEなどで鮮烈な演奏を聴かせて来ていたが、ついに自分のレーベルを立ち上げた。おそらくレーベルにいろいろ無理難題を要求して敬遠されて、「だったら自分でやるわい」と言って立ち上げたのではないか(店主推測)。

LD 006
(2CD+1DVD[PAL])
\4900→\4490
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
 [CD1]
  ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
  ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
 [CD2]
  ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219

 [DVD]
  ヴァイオリン協奏曲第1 〜 5番
ダヴィド・グリマル
 (ヴァイオリン&コンサートマスター)
レ・ディソナンス
 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル、「Les Dissonances」新譜のご紹介

 収録:2014年3月1日/シテ・ド・ラ・ミュジーク(ライヴ)

 グリマルと、レ・ディソナンスによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲。
 

LD 005
(1CD+1DVD[PAL])
\5300→\4990
※70 ページのブックレット付
グリマルによるブラームス。
 指揮者なしのレ・ディソナンスのアンサンブルの底力を観るよう

 ブラームス:
  ・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
  ・交響曲第4番 ホ短調 op.98

 [DVD]
  ブラームス:交響曲第4番(全曲)
ダヴィド・グリマル
 (ヴァイオリン&コンサートマスター)
レ・ディソナンス
LD 004
(1CD+1DVD[PAL])
\3500→\3290
※ブックレットなし
 収録:2012年10月27日(協奏曲)、2013年2月12日(交響曲)/70ページのブックレット付

 グリマルによるブラームス。指揮者なしのオーケストラ、レ・ディソナンスのアンサンブルの底力を観るような映像です。




デイヴィッド・グリマル/レ・ディソナンス
APARTE 旧譜
ベートーヴェン


 今風に言うならば「超カッコイイ!」。指揮者なしという状況がこの緊張感あふれる快速演奏を生んだのか。この突き刺すようにとんがった演奏。
 しかし「指揮者なし」と言いながら、このすさまじい演奏がクセ者デイヴィッド・グリマルによるお導きにあることは間違いない。
 ここでその演奏風景が視聴できるが、鮮烈極まりない。こいつらの本気具合は半端じゃない。パフォーマンス・サーカス軍団。

 最近聴いたベートーヴェンでは最も印象的だった。こんなところにも天才がいるわけである。

 今回のセットものに収録されているものと重複しているが、映像が見たいという方に。




APARTE
AP 009
(1CD+1 DUAL DISC)
\3300→¥2990
[CD1] ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
[CD2] (Audio-CD)ベートーヴェン:交響曲第 7 番 イ長調 op.92

(DVD Video)
 ベートーヴェン:交響曲第 1 番 アダージョ、
 アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ、
 交響曲第 7 番 ポコ・ ソステヌート・ヴィヴァーチェ、
 ヴァイオリン協奏曲 ロンド・アレグロ(すべて抜粋)
デイヴィッド・グリマル(ヴァイオリン)
レ・ディソナンス
録音:2010 年 3 月 15 日(ヴァイオリン協奏曲、交響曲第 1 番/ライヴ録音)、2010 年 5 月 27 日(交響曲第 7 番/ライブ録音)/(Audio+DVD VIDEO[PAL])

 ヴァイオリンの名手グリマルが、ヴァイオリンと指揮の両方の才能を思う存分発揮したセット。
 レ・ディソナンス(=不協和音)と名付けられたアンサンブル団体は、グリマルの呼びかけに応じて集まった若き音楽家たち。様々な古典の名曲に違った光の当て方をすることをモットーにしている団体だけあって、ここに収められたベートーヴェンの名曲も新たな光に満ちています。グリマルのヴァイオリンの音色の美しさと力強さに魅力されつつ、オケの音色も非常に充実した魅力的なベートーヴェンです。
 

APARTE
AP 023
(1CD+1DVD(PAL))
\4000→¥3390
ベートーヴェン(1770-1827):
 1-4. 交響曲第5番 op. 67
 5. プロメテウスの創造物 op. 43

  (ボーナス映像DVD(PAL): 全曲の演奏風景)
デイヴィッド・グリマル(Vn)
レ・ディソナンス(アンサンブル)


録音:2010 年12 月9 日/ディジョン歌劇場オーディトリウム(ライヴ)

 革新的なスピリッツに溢れるベートーヴェンの交響曲第5 番に、レ・ディソナンス率いるグリマルが挑戦。アンサンブルの中で他のパートとコミュニケーションを深めながら、究極の音楽を目指します。
 分散した社会を一つにまとめ、経済、環境など様々な問題に直面する市民を鼓舞し、その絆を深めていくことこそが、音楽の使命であると考えるレ・ディソナンス。彼らの音楽活動は、路上生活者や社会的に疎外された人々の社会復帰を支援する非営利団体「Les Margeniaux」に捧げられています。また、作曲家、ソリスト、オーケストラおよび室内管弦楽団の団員など、異なる分野で活躍する音楽家たちの相互交流、若手のホープの支援も行い、レパートリーはいわゆるメジャーであるところのバッハやベートーヴェンだけでなく、ブリース・ポーセットなどの現代作曲家による作品まで及んでいます。ナイーヴから出ているリヒャルト・シュトラウスの『メタモルフォーゼン 23 の独奏弦楽器のための習作』、シェーンベルクの『浄められた夜』に捧ぐCD は熱狂を持って迎えられ、多くの音楽評論家から絶大なる評価を受けました。また、ベートーヴェンの交響曲第7 番とヴァイオリン協奏曲を収録したCD が2007 年10 月にリリースされた際には、テレラマ紙が最高の評価を与えたほか、2010年のル・モンド賞のベスト・レコーディングス部門に選ばれました。社会に働きかけていこうとする彼らの真摯な姿勢に打たれ、フランス政府もバックアップしています。
 デイヴィッド・グリマルはフランス第一線で活躍するヴァイオリニスト。パリ国立音楽院を卒業後、アイザック・スターンやシュロモ・ミンツに学び、パリ政治学院でも勉学に励みました。高潔な演奏姿勢、ピュアな音楽的感性を称えられ、世界有数のオーケストラと共演を重ねてきました。また、ダルバヴィー、ティエリー・エスケシュ、オスカー・ビアンキ、フィリップ・エルサン、アレクサンドル・ガスパロフなど、フランス国内外の著名な作曲家が彼のために作品を書いており、作品初演も数多く行っています。さらに、近年リリースされたバッハのヴァイオリン・ソナタ全曲集(AM 181) は非常に高い評価を受け、ベストランキングに入り、注目されました。
ソリストとしてのキャリアのみに甘んじることなく、様々な音楽家とのコラボレーションによる活動を発展させていくため、レ・ディソナンスを結成しました。パリ中心部でコンサートを行い、収益は全て路上生活者などの支援に充てています。



デイヴィッド・グリマル AMBROISIE 旧譜

AMBROISIE
AM 181
(2CD+1 bonus DVD)
\5000→¥4590

海外直輸入
[CD1]
 ①J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
 ②ブリス・パウゼ(b.1965):コントラパルティータ〜クーラント
 ③J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第1番 変ロ長調 BWV 1002
 ④J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
[CD2]
 ①ブリス・パウゼ:コントラパルティータ〜プレリュード
 ②J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
 ③J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV 1005
 ④ブリス・パウゼ:コントラパルティータ〜ルール
 ⑤J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV 1006

[ボーナスDVD]
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調
デイヴィッド・グリマル(Vn)
録音:2008年9、12月
 「バッハとは私たち孤独なヴァイオリニストと似ている、彼は一人で苦しみ、彼は一人で泣き叫ぶ・・・孤独なヴァイオリニストそのものだ・・・孤独なのだ・・・」
 ブックレットの中でグリマルは、バッハの無伴奏ソナタとパルティータ全曲をレッスンで一度に弾いたあと、師であるヒルシュホーンのこの言葉を忘れたことはない、と述べています。
 グリマルは、そのピンと張った音色と集中力には定評のあるヴァイオリニスト。音符の一つ一つが突き刺さってくるような厳しさに満ちたグリマルの演奏は、一人、バッハが全身全霊をこめて書き込んだ音符とともに祈るもの。音楽に対して敬虔なグリマルの演奏に、驚嘆させられるバッハです。
 合間に挟まれている作品の作曲家パウゼは、フランスを中心に活躍する作曲家。前衛的な作風ですが、バッハのおそろしく深い世界への、心の準備のような作品です。






LIMEN


CDVD058 C058
(1CD+1DVD)
\3500
イースト・ウェイ
 CD
  (1)コッペル:東欧の民謡曲
   【Misino oro / Ruchenitsa / Bavno Pomashko /
    Macedonian Oro in 13】
  (2)ザンキーニ:ラタキア・ブレンド
  (3)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
  (4)バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49
  (5)リゲティ:「ムジカ・リチェルカータ」より第3,4,6,7,8,11曲
  (6)ハチャトゥリャン:「ガイーヌ」より
   「子守歌」「クルド族の若者の踊り」「ヌーネの踊り」
  (7)ペルト:鏡の中の鏡
 DVD
  上記(1)(2)(3)(4)演奏映像+ボーナス映像
   (言語:イタリア語/字幕:英語)
オール・ディクションズ
 【マリオ・マルツィ(サクソフォン)、
  シモーネ・ザンキーニ
   (アコーディオン)、
  パオロ・ザンニーニ(ピアノ)】
 イタリアの実力派トリオ、オール・ディレクションズによるオリエンタル・アルバム!

 セッション録音:2015年/リメン音楽スタジオ/ステレオ、NTSC、16 : 9、74’00”/ボーナス映像(言語:伊/字幕:英)

 母国イタリアを中心にヨーロッパで大活躍のオール・ディクションズ(トリオ・マルツィ= ザンキーニ= ザンニーニ)。
 約7 年半ぶりの新譜は、「eastway」と題され、東欧と東方をテーマにしたアルバムで、土着の民俗舞曲を中心に東側の国々出身の作曲家の作品を取り上げました。
 ジャンルにとらわれない自由な音楽はオリエンタルな作品とも絶妙にマッチします。DVD のボーナス映像では当ディスクのテーマ、魅力について語っております。(言語:イタリア語/字幕:英語)



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WERGO



WER 7331
\2500→\2290
ディミトリー・テルツァキス(1938-):作品集
 (1)レジェトス(1988)
 (2)サッフォーチクルス(2006)
 (3)ある聖母へ(2007)
 (4)ヴィジョン(2004)
 (5)-(7)地獄のソナタ(2008-2009)
(1)カーラ・ベイヤー
  ルーシー・レーカー(ヴァイオリン)
(2)ブリギッテ・ファスベンダー(語り)
 アンティゴネ・パポウルカス(ソプラノ)
 クリスティアーネ・ロレンツ(フルート)
 アンドレス・マウポイント(ピアノ)
(2)(4)タチアナ・マスレンコ(ヴィオラ)
(3)(5)-(7)コーリャ・レッシング(ヴァイオリン)
(3)ミュンヘン放送管弦楽団
 ウルフ・シルマー(指揮)
(4)ウテ・レック(語り)
 トーマス教会少年合唱団
 ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)
(5)アンドレアス・ケルステン(ピアノ)
 ギリシャ出身の作曲家、ディミトリー・テルツァキスの作品集。自らのルーツ、ビザンチン音楽に根を降ろした作品群に漂ういにしえの香り

 録音:(1)2014 年7月14日、(2)2007年10月13日、(3)2009 年1月30日、(4)2005 年7月11日、(5)-(7)2012年2月15日/65’20”

 ギリシャ出身のドイツの作曲家、ディミトリー・テルツァキスの作品集。
 セリー音楽全盛期に、セリーによる作曲が肌に合わないと感じ敢えて別の音楽を模索したテルツァキスは、彼のルーツでもあるビザンチン音楽の語法に可能性を求め、調性を感じさせるような全音階的な音使いと旋律の水平的な音楽、微分音程による揺らぎなどで、独自の世界を切り開きました。
 作家アンゲロス・テルツァキスを父に持つディミトリー・テルツァキスは、文学作品に発想を得た作品も多く、このディスクにおさめられた「サッフォーチクルス」や「ヴィジョン」のように直接文学作品をテキストとして使うこともあれば、「ある聖母へ」や「地獄のソナタ」のように、器楽曲ながらボードレールの詩集「悪の華」の中の冒涜的な詩「ある聖母へ」やダンテの「神曲」などを音楽的な根としている作品もあります。
 その非西洋的でどこかいにしえの香を感じさせる音楽は、西洋の現代音楽の中で異彩を放っています。どこか異界に連れて行かれるような、テルツァキスの独特な音の世界が詰まった1枚です。


今回収録の作品はネットで見つけることはできなかったがエスニックな「Vier Monologe 」を見つけた。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=T9iuCgMiu4M
 

WER 7334
\2500
ヘンツェの声楽を含むアンサンブル曲
 「美しくあること」と「室内楽1958年」

  ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:
   (1)カンタータ「美しくあること」
   (2)室内楽1958年
(1)アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
 ソフィア・ウィットソン(ハープ)
 アンドレアス・グリュンコルン(チェロ)
 ファビアン・ディーデリヒ(チェロ)
 カタリナ・クール(チェロ)
 ヴァレンティン・プリーバス(チェロ)
(2)ペーター・ハイスベルトセン(テノール)
 ユルゲン・リュック(ギター)
 北ドイツ放送交響楽団
以上、ペーター・ルジツカ(指揮)
 ヘンツェの声楽を含むアンサンブル曲「美しくあること」と「室内楽1958年」抒情的なヘンツェ・ワールドが堪能できる1枚

 録音:(1)2015年5月3日、(2)2013年1月25 日/NDR/63’54”

 20 世紀ドイツを代表する作曲家、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ。保守と革新の中道を行く作風でドイツ音楽界を牽引してきた彼の声楽を含んだ2 つのアンサンブル曲「美しくあること」と「室内楽1958 年」がおさめられたディスクです。
 カンタータ「美しくあること」はランボーの同名の詩がテキストとされています。作曲者が交響曲5 番の初演(バーンスタイン指揮)のため渡米した折に目の当たりにしショックを受けたニューヨークの貧富の格差が創作源となったと言われるこの曲は、ヘンツェがニューヨークで感じたこと様々—命の危機と古典的な理想の美への挑戦、豊富さと腐敗の矛盾など—がランボーの詩では予言されている、と感じ作曲したとのこと。歌心溢れる4 つのチェロとハープの抒情的なヴェールをまとったソプラノが世紀末的、官能的な詩を歌い上げる、大変美しい曲です。
 「室内楽1958 年」はイギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンに捧げられた曲で、ドイツの詩人ヘルダーリンの詩によるテノール、ギター、クラリネット、ファゴット、ホルン、弦楽器5 部が1 人ずつ(このディスクでは複数)の楽器による12 の楽章から成ります。ヘンツェはヘルダーリンの神秘的なイメージや象徴で綴られる自然、人間、古代の神々、苦難と運命についての詩を6 つの楽章に分け、さらにそこに器楽曲としての6 つの楽章を足し「テノールと全楽器」「ギターなしの器楽曲」「テノールとギター」「ギターソロ」という4 つの編成のヴァリエーションを生み出しました。中でも「テントス」と名付けられた3 つのギターソロは単独で演奏されることも多くあります。
 ヘンツェの抒情の世界に浸ることができるディスクです。
 
WER 6416
\2500
ルイス・アントゥネス・ペーナ(1973-):
 エレクトロニクス作品集

  (1)カフェイン
  (2)あわただしく、カンタービレ
  (3)絨毯の上の男
  (4)K-U-L-T
  (5)反響する詩の解剖
  (6)石の3つの絵
  (7)ノイズと血の断片
(1)-(7)ルイス・アントゥネス・ペーナ
 (エレクトロニクス)
(1)アンサンブル・アサミシマサ
(7)アンサンブル・モザイク
(2)エディクソン・ルイス(コントラバス)
(3)リタ・レッドシューズ(声)
(3)(6)ヌーノ・アローソ(打楽器)
(4)パヴロス・アントニアディス(ピアノ)
(5)マファルダ・デ・レモス(声)
 ファビアン・サトラー(語り)
 アレキサンダー・ベレズニー(サクスフォン)
 マーティン・フォン・デア・ハイト(ピアノ)
 ヴァレリオ・サンニカンドロ(指揮)
 楽器、声、電車の騒音や冷蔵庫の唸りまでを音楽素材とした摩訶不思議な音響世界

 録音:(1)2015 年6月11-13日、(2)-(7)2013 年9月23-27日/77’48”

 ポルトガルの作曲家、ルイス・アントゥネス・ペーナのエレクトロニクス作品集。従来の音楽に使われてきたような楽器の音や声も、冷蔵庫のかすかな唸りや電車内の音の録音など日常生活中の騒音も、同じく音楽の素材として扱い摩訶不思議な音響世界を作り上げるアントゥネス・ペーナのシュールな音楽が詰まっています。
 「あわただしく、カンタービレ」は、コントラバスとエレクトロニクスの作品。「歌うように」という意味の音楽用語「カンタービレ」とはとても似つかわしからぬこの曲は、弓の木の部分で弦を叩く弦楽器の特殊奏法「コルレーニョ」が曲の全体を占め、それがエレクトロニクスで増幅されることで雨だれのような効果をあげています。
 「石の3 つの絵」で楽器として使われるのはなんと花崗岩。花崗岩同士をこすり合わせることで生じる澄んだ高音からざらりとした音まで、石が生み出す多様な質感の音が素材となっています。花崗岩の可能性に魅せられた打楽器奏者、ヌーノ・アローソの委嘱により書かれ、このディスクでもヌーノ・アローソ演奏が演奏しています。「ノイズと血の断片」は作曲者の試みが詰まった作品。体の中を巡る血液や心拍をノイズやバスドラムで表した「自身の中(1 曲目)」や、奏者全員がシンバルをヴァイオリンの弓で奏する「自制と力のほぼ完ぺきなバランス(2 曲目)」、そしてクジラの鳴き声のような低音からあらかじめ録音された鳥の声に移行する「言うに言われぬ赤(5 曲目)」など、全6 曲からなる創意に満ちた作品です。
 楽音とノイズの違いを越えて「何が音楽で何が音楽でないのか、境界を探究する」というアントゥネス・ペーナのエレクトロニクス作品。そんな曲の数々の異界への誘いに身を任せてみてはいかがでしょうか。
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WER 5113
\2500→\2290
エンヨット・シュナイダー:協奏曲集
 (1)ヴァイオリン協奏曲「大地の眼」
 (2)2台のチェロと弦楽オーケストラのための協奏曲
  「ジキル博士とハイド氏」
 (3)打楽器とオーケストラのための交響曲第2番
  「シーシュポス」
(1)インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)
(2)ウォルフガング・エマヌエル・シュミット(チェロ)
(3)イェンス=ペーター・マインツ(チェロ)
(4)ヨハネス・フィッシャー(パーカッション)
ヴォルフガング・リシュケ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
 まるでスクリーンを前にしたかのような喚起力溢れる音楽!映画音楽で名を馳せるエンヨット・シュナイダーの協奏曲集

 録音:2015年5月26-29日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/83’56”

 主に映画音楽でその名を馳せているドイツの作曲家、エンヨット・シュナイダーの協奏曲集。
 全3 楽章からなるヴァイオリン協奏曲「大地の眼」はアメリカの思想家ヘンリー・デイヴィッド・ソローの言葉、「湖は大地の眼である」という言葉に発想を得た曲。
 1 楽章はドイツのケーニヒス湖、2 楽章はオーストリアのモンド湖、3 楽章はイタリアのガルダ湖を描いています。その自然の険しさや湖の底から発見された住居の支柱などから沢山の伝説が伝わるケーニヒス湖とモンド湖の不気味で神秘的な様子が描かれた第1、2 楽章と、水の神ベナクスと青い髪のニンフとの恋物語が伝わるガルダ湖の明るいエネルギーに満ちた第3 楽章から成るこの曲は、聴いているとヨーロッパの大自然が目に浮かぶようです。
 2 台のチェロと弦楽オーケストラのための協奏曲は、ロバート・ルイス・スティーブンソンの有名な小説「ジキルとハイド」がベースとなっていて、ジキル博士の二面性が2 人のソリストによって表現されています。曲の大半では完全に描き分けられている「善」と「悪」が時たまその境目をなくし、我を失っていく様子は聴きどころの1 つです。
 交響曲第2 番「シーシュポス」は、交響曲という名の打楽器協奏曲。ギリシャ神話の登場人物シーシュポスがテーマとなっているこの曲では、シーシュポスが神から与えられた罰である巨大な岩を山頂まで上げ続ける苦行からシーシュポスの解放までが、カミュの随筆「シーシュポスの神話」のアイデアを交えて展開されます。
 カミュがシーシュポスの神話を通して投げかけた「生きることが困難を伴っても人生に意味があるのか」という問いに肯定的に答えたシュナイダーの、生命力あふれる作品です。
 映画のための音楽ではないのに、まるで大迫力の映像が脳裏に浮かぶような雄弁さの曲ばかり。シュナイダーの手腕が光る協奏曲集です。

第6番の動画、少し。なかなか面白い。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=I41dZMahcaY



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AVIE/SFS MEDIA

SFS 0065
(SACD HYBRID)
\4000→\3690
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
 規格外のシンフォニック・ミュージック
 メイソン・ベイツ:管弦楽作品集

  ザ・B-サイド
  リクウィッド・インターフェイス
  オルタナティヴ・エナジー
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
メイソン・ベイツ(エレクトロニカ)
 MTT&SFSのアメリカン・プログラム!鋭き"メイソン・ベイツ"の音楽!

 大反響を巻き起こしたマイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ響のアメリカン・プログラム!
 「アメリカン・マーヴェリックス(SFS 0056)」、「ジョン・アダムズ(SFS 0063)」に続くのは、1977生まれのアメリカの作曲家、メイソン・ベイツの音楽!
 シンフォニックな作品の作曲家とともに、エレクトロ・ダンス・ミュージックのDJとしても活動するベイツは、シカゴ交響楽団のレジデント・コンポーザーを3年間務め、現在はサンフランシスコ交響楽団とも協力し活躍中。
 マイケル・ティルソン・トーマスが繊細に、大胆に描く、ジャズ、テクノ、ドラムン・ベース、フィールド・レコーディングなど、様々な要素を統合した規格外のシンフォニック・ミュージックに要注目です!

 ※録音(ライヴ):2014年1月8日−11日&15日−18日、2014年9月10日−13日、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)



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 メイソン・ベイツは1977年1月23日生まれのアメリカの作曲家。シカゴ交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めており、オーケストラ曲「オルタナティブ・エナジー」はムーティの指揮でCDにもなっている。痛快でド派手な曲だった。
 また一時期話題になったYouTube シンフォニー オーケストラ のために作曲した「マザーシップ」はここで観られる。

https://www.youtube.com/watch?v=PFh7LAFel4w&feature=player_embedded

 「分かりやす系」現代音楽の旗手とでも言おうか。クラシックの新たな潮流の最前線にいる人である。


 ベイツの「オルタナティヴ・エナジー」。ムーティ&シカゴ響の演奏から。新時代の音楽。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=-JVIR_TmnnU




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ONYX 4138
(2CD/特別価格)
\2500→\2290
オーギュスタン・デュメイ!ケント・ナガノとのバルトーク!
 バルトーク:
  ヴァイオリン協奏曲第2番
  管弦楽のための協奏曲
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ケント・ナガノ(指揮)
モントリオール交響楽団
 フランコ=ベルギー派の正当なる継承者、オーギュスタン・デュメイ。ONYXに活動の場を移し、関西フィルやルイ・ロルティとの名盤を生み出してきたデュメイのONYX第6弾は、ケント・ナガノ&モントリオール響(OSM)とのバルトーク・ライヴ!
 巨匠オーギュスタン・デュメイが弾くバルトークの技巧的で濃密なコンチェルト、そしてナガノ&OSMによる"オケコン"にも注目!
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ONYX 4155
\2500→\2290
アンドルー・マンゼ(指揮)
 ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.1

  交響曲第2番ト長調《ロンドン交響曲》
  交響曲第8番ニ短調
アンドルー・マンゼ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル
 アンドルー・マンゼ初登場!RVWの交響曲サイクルがスタート!

 マンゼ&RLPOのヴォーン・ウィリアムズ始動! 第1弾は「ロンドン交響曲」と「交響曲第8番」!
 デュメイ、デュトワ、ハーディング、ビエロフラーヴェクなど、世界的指揮者が次々と録音を行ってきたイギリスのONYX(オニックス)レーベル。
 新たにスタートするシンフォニー・サイクルでは、イギリスの名匠アンドルー・マンゼが初登場! イギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団とともにヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集という大プロジェクトに臨む。
 2012年のBBCプロムスでも称賛を浴びた、アンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ。イギリス音楽ファン要注目、21世紀の新たなRVW全集決定盤となるであろう一大プロジェクトにご期待ください!
 

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\2500
スペインの夢 〜
 ドルムスゴール、イベール、ラヴェル、ショスタコーヴィチ:
  歌曲集

   イベール:ドン・キホーテの4つの歌
   ドルムスゴール:スペインの伝統的な歌
   ショスタコーヴィチ:6つのスペインの歌 Op.100
   アルベニス:港(組曲 《イベリア》より/ピアノ独奏)
   グラナドス:スペイン舞曲第2番(ピアノ独奏)
   ラヴェル:ドン・キホーテの3つの歌
ヘンク・ネヴェン(バリトン)
ハンス・アイザッカース(ピアノ)
 ヘンク・ネヴェンは、アムステルダム音楽院でマールテン・コニングスベアガーとマルグリート・ホーニクの薫陶を受け、BBCニュー・ジェネレーション・アーティストへの選出、権威あるオランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)の受賞などを果たした若きバリトン。
 グレアム・ジョンソン、ルドルフ・ヤンセン、ヤルト・ファン・ネス、ハルトムート・ヘル、ロベルト・ホルといった錚々たる面々に認められたオランダの大器、ヘンク・ネヴェンのONYX第3弾は、"スペイン"をテーマにした、ラヴェル、ショスタコーヴィチ、イベール、そしてノルウェーのアルネ・ドルムスゴール(1921ー2006)の歌曲集。




MUSIC&ARTS



M&ACD 1288
¥2300→\2090
コリン・ティルニー(チェンバロ)
 「ウィリアム・バード:チェンバロ作品集」

  バード:
   パヴァン第7番(私のネヴェル夫人の曲集から)/
   ファンタジア ニ短調(私のネヴェル夫人の曲集から)/
   乙女の歌(私のネヴェル夫人の曲集から)/
   クワドラン・パヴァン/クワドラン・ガリャード/
   パヴァン(私のネヴェル夫人の曲集から)/グラウンド第2 番/
   プレリュード イ短調/ファンタジア イ短調
  ダウランド(バード編):パヴァン「ラクリメ」
コリン・ティルニー(チェンバロ)
 ベテラン・チェンバロ奏者コリン・ティルニーによるウィリアム・バード作品集

 録音: 2013 年5 月13-17 日 ブリティッシュ・コロンビア、62'33

 1933 年生まれのコリン・ティルニーが80 歳を目前にして録音したバード。ティルニーはロンドン出身だが、1979 年にカナダに移住し、カナダの古楽界に多大な貢献をしている。
 コリン・ブース製作のイタリア様式の単弦チェンバロを使用。




 ODRADEK RECORDS



ODRCD 317
(3CD)
¥7200→\6590
アルトゥール・ピサロ(Pf)
 「セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ作品全集第3集」
アルトゥール・ピサロ(Pf)
 CD5)「ラフマニノフによる編曲集」
  ラフマニノフ:組曲ニ短調(ピアノ版)/
  ジョン・スタフォード・スミス:星条旗/
  ムソルグスキー:「ソロチンスクの市」より「ホパーク」/
  ラフマニノフ:2つの歌曲(ひなげし、ライラック)/
  チャイコフスキー:子守唄/
  リムスキー=コルサコフ:くまんばちは飛ぶ/
  バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番からの組曲/
  シューベルト:「美しき水車小屋の娘」〜「いずこへ」/
  メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜「スケルツォ」/
  ビゼー:「アルルの女」〜「メヌエット」/
  ベーア:VR のポルカ/クライスラー:愛の悲しみ、愛の喜び
 CD6)
  ピアノ・ソナタ第1番 Op. 28/練習曲集「音の絵」Op. 33
 CD7)
  4つの小品(1887)/フゲッタ(1899)/前奏曲ヘ長調(1891)/フーガ ニ短調(1891)/
  幻想的小品「デルモ」(1899)/無言歌ニ短調(1886-87?)/3つの夜想曲(1887-88)/
  カノン ホ短調(1890)/4つの即興曲/前奏曲ニ短調(1917)/
  断片(1917)/オリエンタル・スケッチ(1917)
 名手ピサロによるラフマニノフ:ピアノ作品全集完結編!

 録音:2013-14年、 75‘14/68‘45/53’19/日本語解説付き

 ピサロのラフマニノフ:ピアノ作品全集の第2 弾(第1集はODRCD315)。
 「ピアニストの中の詩人」と称賛される、ポルトガルのアーティスト、アルトゥール・ピサロは、セルゲイ・ラフマニノフのソロ・ピアノ作品全集を発表します。
 リーズ・国際ピアノコンクール優勝経験を持つ彼は、「(ピサロ曰く)人間の絶え間ない情動の変化」を語りかけるこの音楽に、一生涯の愛情と演奏経験を注ぎ込んだ。
 この第3集にはピアノ・ソナタ第1番、「音の絵」Op.33 といった名作の他、ラフマニノフによるピアノ編曲集や初期の珍しい作品が収録されています。




TUDOR



TUDOR 7195
(SACD HYBRID)
¥2400→\2190
BPOの元ソロ・クラリネット奏者
 カール=ハインツ・シュテフェンス指揮
「名序曲集」

 グルック(ワーグナー編):「アウリスのイフェジェニー」序曲
 モーツァルト:「クレタの王イドメネオ」〜序曲,バレエ音楽
 ケルビーニ:「メデ」序曲
 ベートーヴェン:「アテネの廃墟」 Op.113〜序曲
 ウェーバー:「オベロン」序曲
 メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」序曲
カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮)
バンベルク交響楽団
 指揮者に転向したクラリネットの名手シュテフェンスによるドイツ序曲名曲集!

 録音:2014年11月4−8日 バンベルク、75'02

 カール=ハインツ・シュテフェンスがバンベルク交響楽団を指揮した序曲集。
 シュテフェンスは1961 年、ドイツ西部のトリーアの生まれ。元々はクラリネット奏者でTUDOR レーベルへも多数の録音がある。バイエルン放送交響楽団(1989-1996)やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2001-2007)のソロ・クラリネット奏者を務めたが、2007 年に指揮者に転向、ハレ歌劇場(2007-2013)やルートヴィヒスハーフェン・ラインラント=プファルツ州ドイツ国立フィルハーモニー管弦楽団(2009-)の音楽監督を歴任。短期間で指揮者としての名声を高め、2008 年にはベルリン国立歌劇場に「フィデリオ」で初登場、2012 年にはスカラ座に「ドン・ジョヴァンニ」で初出演、同年はNHK 交響楽団でも指揮をしている。
 2013 年に古巣ベルリン・フィルを指揮して話題になった。ソリストとしてやっていけるほどの腕前のクラリネット奏者でありながら、地方の歌劇場、オーケストラから再出発した人だけに、指揮者歴がまだ10 年に満たないとは思えないほど叩き上げ的な実力を持っており、様々なタイプの音楽をいずれも見事に説得力あるものにしている。
 このSACD を聞いた人は間違いなくシュテフェンスの名前を良く覚えておこうと思うことだろう。バンベルク交響楽団のしっとりとした音色も美しく、それを優秀録音がよく捉えている。




ACTE PREALABLE


AP 0352
\2500
クイルター、コルンゴルト、フィンジ:シェークスピア歌曲集
 ロジャー・クイルター(1877-1953):
  5つのシェークスピア歌曲 Op.23/3つのシェークスピア歌曲 Op.6
  4つのシェークスピア歌曲 Op.40
 エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):道化師の歌 Op.29
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):花輪を捧げよう Op.18
クシシュトフ・ボブジェツキ(バリトン)
アンナ・ミコロン(ピアノ)
 

AP 0353
\2500
エルガー、ショスタコーヴィチ、ペンデレツキ:弦楽合奏のための作品集
 エルガー(1857-1394):弦楽セレナード Op.20
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲ハ短調第1番 Op.35(*)
 ペンデレツキ(1933-):弦楽のためのシンフォニエッタ第1番
ドミニカ・グラピャク(ピアノ(*))
パヴェウ・フリシュ(トランペット(*))
プログレス室内管弦楽団
シモン・モルス(指揮)
 


AP 0355
\2500→\2290
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):ピアノ作品集 Vol.2
  クラコヴィエンヌ Op.2/ポーランドの子守歌 Op.11/気持ち Op.14
  水彩画 Op.10/パステルで Op.30
アンナ・ミコロン(ピアノ)
ジグムント・ノスコフスキはワルシャワに生まれ、ワルシャワとベルリンで学んだ作曲家・指揮者。音楽教師としてカロル・シマノフスキやグジェゴシュ・フィテルベルクらを輩出しました。全収録曲が世界初録音。



ACTE PREALABLE
ノスコフスキ:室内楽作品集第1〜3巻


 
 ショパンやパデレフスキなど偉大なる音楽家を数多く輩出してきた東欧のポーランド。このポーランドのロマン派を代表する作曲家としてその名を遺しているシグムント・ノスコフスキ(1846−1909)。

 2009年が没後100周年だったノスコフスキは交響曲作曲家、ポーランド初の音楽劇の作曲家としてだけでなく、指揮者や音楽ジャーナリストとしても活躍、また19世紀後半から20世紀初頭までのポーランド楽壇において指導的な音楽家のひとりだった。
 次世代の重要なポーランドの作曲家は実質的にみなノスコフスキに教えを受けており、シマノフスキやフィテルベルク、カルウォヴィチもノスコフスキの弟子である。
 1880年から1902年までワルシャワ音楽協会の会長を務め、最晩年においてはポーランドの指導的な作曲家の一人として認められた。
 そのノスコフスキの珍しい室内楽作品集もご紹介しておきましょう。


AP 0234
\2500
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.1
  弦楽四重奏曲第1番ニ短調 Op.9
  弦楽四重奏曲第2番ホ長調
フォー・ストリングス四重奏団
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン)
 グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ)
 ウーカシュ・トゥジェルツ(チェロ)

録音:2009年7月9、10日、8月23、26日、カトヴィツェ、 グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール
世界初録音。


AP 0235
\2500
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.2
  弦楽四重奏曲第3番ホ長調「幻想四重奏曲」(*)
  ヴィオッティの主題による変奏曲とフーガ(弦楽四重奏曲のための)
  ユーモラスな弦楽四重奏曲ニ長調「各自自己流で」
  向かい合って−トラム二重奏曲−
   音楽のユモレスク(ヴァイオリンとチェロのための)

フォー・ストリングス弦楽四重奏曲
 ルツィナ・フィエドゥキェヴィチ(第1ヴァイオリン) グジェゴシュ・ヴィテク(第2ヴァイオリン)
 ベアタ・ラシェフスカ(ヴィオラ) ウーカシュ・トゥジェシュ(チェロ)

録音:2012年10月5-6日、福音教会、ミコルフ、ポーランド(*) 
2012年12月15日、グジェゴシュ・フィテルベルク記念国立音楽学校コンサートホール、 ホジュフ、ポーランド(*以外)
世界初録音。


AP 0248
\2500
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):室内楽作品集 Vol.3
  ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op.24
   古い歌/モダーンな歌/ブーレ風奇想曲
  ウクライナの小唄(ヴァイオリンとピアノのための)Op.26 No.2a
  子守歌(ヴァイオリンとピアノのための)Op.11
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ヨランタ・ソスノフスカ(ヴァイオリン)
ドナート・デアーキ(ピアノ)
録音:2009年7月、2010年2月、ウィーン
世界初録音。

 

AP 0356
\2500
ユゼフ・ミハウ・ポニャトフスキ(1814-1874):ミサ ヘ長調

バルバラ・レヴィツカ・ヴォイチク(ソプラノ)
ドナタ・ズリアニ(アルト)
マテウシュ・コウォシュ(テノール)
ロベルト・カチョロフスキ(バス)
グランスク音楽アカデミー声楽アンサンブル
ミハウ・カレタ(オルガン)
プシェミスワフ・スタニスワフスキ(指揮)

 ユゼフ・ミハウ・ポニャトフスキはポーランド貴族出身の作曲家・歌手・外交官。イタリアのローマに生まれ、ローマとフィレンツェで音楽を学びテノール歌手としてデビューした後オペラ作曲家として成功を収めました。
 1848年にモンテ・ロドンド公に叙されるとトスカーナ公の大使に任命されブリュッセル、ロンドン、パリに赴任し、1871年から1873年まではナポレオン三世のイギリス亡命に随行。その間も作曲を書き続けました。
 教会音楽はオペラに次ぐ彼の重要な作曲分野でしたが、顧みられることはほとんど無く、「ミサ ヘ長調」もこれが世界初録音です。




ARCO DIVA


UP 0179-2
\2700
ヨーロッパの真ん中から
 ヘンデル(1685-1759):ハレルヤ・コーラス
 アントニーン・レイハ(1770-1836):テ・デウム [われらは神なる御身を称える]
 ヴラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニのアヴェ・マリア
 フランク(1822-1890)/シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-)編曲:天使の糧
 J・S・バッハ(1685-1750)/ヴラディミール・ポペルカ編曲:アリア(*)
 スメタナ(1824-1884)/ヴラディミール・ポペルカ編曲/
  イジー・シュタイドル作詞:ヴルタヴァ[モルダウ]
 オタカル・イェレミアーシュ(1892-1962):
  チェコ、モラヴィア、スロヴァキア民謡にインスパイアされた組曲
 陳其鋼[チェン・チーガン](1951-)/ヴラディミール・ポペルカ編曲:
  ユー・アンド・ミー(2008年北京オリンピック・テーマソング)(*)
 ヴラディミール・ポペルカ:ハリウッド・メドレー
クリスティーナ・ジョンストン(ソプラノ(*))
チェコ少年合唱団ボニ・プエリ
パヴェル・ホラーク、ヤロスラフ・シュライス(合唱指揮)
パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団
マレク・シュチレツ(指揮)
録音:2015年9月26-28日、フルディム、チェコ
 

UP 0181-2
\2700
ヤナーチェク、ドヴォルジャーク、クカル:ピアノ三重奏曲集
 ヤナーチェク(1854-1928)/ミロシュ・シュチェドロン(1942-)編曲:
  弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」(ピアノ三重奏版)
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  スラヴ舞曲第2番ホ長調 Op.46 No.2(ピアノ三重奏版)
 オンドジェイ・クカル(1964-):ピアノ三重奏曲「壁との戦い」
 ドヴォルジャーク:ピアノ三重奏曲第2番ト短調 Op.26(*)
ペトロフ・ピアノ三重奏団
 マルチナ・シュルマイステロヴァー(ピアノ)
 ヤン・シュルマイステル(ヴァイオリン)
 カミル・ジュヴァク(チェロ)

録音:2015年、スタジオ・ペトロフ、フラデツ・クラーロヴェー、チェコ
    2014年2月17日、ライヴ、マルチヌー・ホール、プラハ音楽アカデミー、プラハ、チェコ
 ペトロフ・ピアノ三重奏団はヴィハン弦楽四重奏団のヴァイオリニストであるヤン・シュルマイステルにより2009年に創設されたアンサンブル。
 ブックレットおよび外装に中国語が表示されています。これからこういう形が増えるのでしょうか。





AZUR


ベルギーの作曲家・演奏家・著作家・録音技師リュック・ベヴィールが1985年に創設したレーベル。
本拠地は南フランス、コートダジュール地方のトゥルトゥル。

ピアノ&デュオ・シリーズ
レア盤!

AZC 127
\2500
ロベルト・ステパニアン&アショット・ハチャトゥリアン
 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調「春」Op.24
 フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 マスネ(1842-1912):オペラ「タイス」から 瞑想曲
ロベルト・ステパニアン(ヴァイオリン)
アショット・ハチャトゥリアン(ピアノ)

録音:時期の記載なし、リサイタル・スタジオ、ティアンジュ、ユイ、ベルギー
使用楽器:Francesco Gobetti. 1713(ヴァイオリン)/Steinway D(ピアノ)
 ロベルト・ステパニアンはアルメニアのエレヴァンに生まれたヴァイオリニスト。モスクワ音楽院で幻のヴァイオリニストとも称されたゾリア・シフムルザーエヴァ(1933-2010)、およびダヴィド・オイストラフの教え子アラ・ボグダニアンに師事。
 2010年から2012年までモスクワ・フィルハーモニー協会の「フィルハーモニック・デビュー」および「将来の展望」に参加。2015-2016年のコンサート・シーズンにはウイーン、ベルリン、ルツェルンでコンサート・デビュー予定。
 アショット・ハチャトゥリアンはアルメニアのピアニスト。5歳でシャルル・アズナヴール音楽学校に入り、8歳でヴァレーリー・ポリャンスキー指揮モスクワ交響楽団とともにガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏しデビュー。
 ババジャニアン音楽学校、モスクワのグネーシン音楽大学、フランスのヌーシシャテル音楽院、スイスのローザンヌ音楽院およびバーゼル音楽アカデミーで学んだ後、フィレンツェ音楽学校でエリソ・ヴィルサラーゼに師事、さらにエリーザベト・レオンスカヤに深く影響を受けました。

 
レア盤!

AZC 132
\2500
マルセル・コミノット
 シューマン(1810-1856):
  アベッグ変奏曲 Op.1/子供の情景 Op.15
  クライスレリアーナ Op.16/幻想小曲集 Op.111
マルセル・コミノット(ピアノ)

録音:時期の記載なし、リサイタル・スタジオB、ティアンジュ、ユイ、ベルギー
使用楽器:Steinway D

マルセル・コミノットはリエージュ音楽院で学んだベルギーのピアニスト・作曲家。

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レア盤!

AZC 133
\2500→\2290
エレーナ・ラヴレノフ&オーレリー・ジルマール
 リュック・ベヴィール(1958-):ヴァイオリン・ソナタ第1番
 イザイ(1858-1931):子供の夢 Op.14
 フランク(1822-1890):アンダンティーノ・クイエストーソ
 ヴュータン(1820-1881):夢想 Op.22 No.3
 リュック・ベヴィール:アリオーソ
 シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1801-1870):バレエの情景 Op.100
 マルタン・ピエール・マルシック(1847-1924):夢想
 マスネ(1842-1912):オペラ「タイス」から 瞑想曲
 リュック・ベヴィール:グレトリのアリアによるバディネリ
エレーナ・ラヴレノフ(ヴァイオリン)
オーレリー・ジルマール(ピアノ)

録音:2015年5、6月、リサイタル・スタジオB、ティアンジュ、ユイ、ベルギー
使用楽器:Steinway D(ピアノ)

 エレーナ・ラヴレノフ(1984年生まれ)はブルガリア系ベルギーのヴァイオリニスト。2015年現在ベルギー音楽アカデミーでヴァイオリンと室内楽を教えながら世界的な演奏活動を行っています。
 オーレリー・ジルマール(1986年生まれ)はベルギーのピアニスト。2015年現在、エテルベーク、アニュ、エゲゼの音楽アカデミーでピアノを教えています。
 二人は「2gether Duo」という名義でも活動しています。

   CDは出てませんが、ラヴレノフはこんな弦楽四重奏団も作ってます。

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レア盤!

AZC 134
\2500→\2290
エリアーヌ・レイエス
 ショパン(1810-1849):ワルツ全集
  華麗な大ワルツ変ホ長調 Op.18/華麗な大ワルツ変イ長調 Op.34 No.1
  華麗な大ワルツイ短調 Op.34 No.2/華麗な大ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3
  ワルツ
   変イ長調 Op.42/変ニ長調 Op.64 No.1/嬰ハ短調 Op.64 No.2
   変イ長調 Op.64 No.3/変イ長調「告別」Op.69 No.1/ロ短調 Op.69 No.2
   変ト長調 Op.70 No.1/ヘ短調 Op.70 No.2/変ニ長調 Op.70 No.3
   ヘ短調 Op. posth./ホ長調 Op. posth./ホ短調 Op. posth.
   イ短調 Op. posth./変ホ長調 Op. posth./変ホ長調 Op. posth.
エリアーヌ・レイエス(ピアノ)

録音:2015年6月4-5日、7月4-5日、フラジェ・スタジオ4、ブリュッセル、ベルギー
使用楽器:Steinway D
 エリアーヌ・レイエスはブリュッセル王立音楽院、パリ音楽院等で学んだベルギーのピアニスト。2012年以来2015年現在ブリュッセル王立音楽院教師。
 Naxos, Dux, Grand Piano, Integral, Pavane等のレーベルに録音があるいまやベテラン。



隠れたベストセラー
レイエのゴダール:ピアノ作品集

GP683
\2100→\1890
残っているのは「ジョスラン」の「子守歌」のみ
 バンジャマン・ゴダール:ピアノ作品集 第1集

 1-3.ピアノ・ソナタ 第2番 Op.94/4-7.幻想的ソナタ Op.63/
 8.海辺の散歩 Op.86/9.海の上で Op.44/
 10.朝 Op.83/11.おとぎ話 Op.62
エリアンヌ・レイエ(ピアノ)
 録音 2014年1月31日,4月26日 ベルギー ティアンジュ,リサイタル・スタジオ B

 19世紀フランスで活躍したバンジャマン・ゴダール(1849-1895)。数多くの作品を残した彼は、実はオペラ作曲家として大成することを夢見ていたのですが、結局残っているのはオペラ「ジョスラン」の中の「子守歌」のみ。その他の作品は彼の死後、すぐに忘れられてしまいました。
 最近になって、ようやくヴァイオリン協奏曲の美しさが知られるようになったという、まだまだ開拓の余地のある作曲家なのです。そんな彼のピアノ曲こそ、実は本領が発揮されているものと言えるでしょう。
 「ゴダール=サロン風の易しい音楽を書いた作曲家」として認識していた人は、ここに収録された2曲のピアノ・ソナタを聴くと驚いてしまうはず。ここには技術的にも音楽的にも一切の妥協のない厳しい精神が漲っています。
 様々な表情を持つゴダールのピアノ曲、このシリーズの進行が楽しみです。

GP684
\2100
バンジャマン・ゴダール:ピアノ作品集 第2集
 1.夢のすまい Op.140/2.夜想曲 第1番 Op.68/
 3.夜想曲 第2番 Op.90/4.夜想曲 第3番 Op.139/
 5.夜想曲 第4番 Op.150/
 6-8.3つの小品 Op.16
  <第1番:メヌエット/第2番:アンダンテ/第3番:ガヴォット>/
 9-11.幻想曲 Op.143
  <第1番:バラード/第2番:間奏曲/第3番:スケルツォ>/
 12.再生 Op.82/
 13-15.詩的な断章 Op.13
  <第1番:ラマルティーヌ/第2番:アルフレッド・ド・ミュッセ/第3番:ヴィクトル・ユゴー>
   ※世界初録音
エリアンヌ・レイエ(ピアノ)
録音 2014年4月27日.5月22日 ベルギー ティアンジュ リサイタル・スタジオB
 19世紀フランスで活躍したバンジャマン・ゴダール(1849-1895)のピアノ作品集第2集です。第1集(GP683)に収録されていた2曲のソナタの厳しい曲想に比べると、「夜想曲」を中心に集められたこちらの第2集の方が、普段知っているゴダールの雰囲気に近いのではないでしょうか。
 夢、夜、詩・・・この言葉に集約される美しい作品集は、ちょっとだけ肩の力を抜いたゴダールの姿を垣間見ることができそうです。しかし曲に渦巻くハーモニーはシューマンやショパン由来のものではなく、彼が敬愛していたワーグナーのもの。最初に置かれた穏やかなワルツ「夢のすまい」の息の長いメロディは、まさに愛の語らいです。
 ベルギーのピアニスト、エリアンヌ・レイエの柔らかいタッチは聴き手を夢の世界へ誘ってくれるようです。




野外コンサートでのショパン。セミが鳴いてます。
https://www.youtube.com/watch?v=macDudhMlDY&feature=player_embedded




BARYTON

レア盤!


BARYTON 2016/01
\2500
バルトロメオ・ベルナルディ(1670-1732):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.2(1696)

   第3番/第1番/第5番/第4番/第8番
   第10番/第2番/第7番/第9番/第10番
オルテンシア・ヴィルトゥオーザ
 ジョヴァンニ・ロータ(ヴァイオリン、コンサートマスター)
 アントニオ・デ・クルーディス(ヴァイオリン)
 ジョヴァンニ・ラ・マルカ(チェロ)、
ミケーレ・カッレーカ(テオルボ)
 ルイージ・ロレ(オルガン、スピネット)
 バルトロメオ・ベルナルディはイタリアのボローニャに生まれ、ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709)に師事した作曲家・ヴァイオリニスト。
 1703年にコペンハーゲンのデンマーク王宮礼拝堂の楽団員となり1711年には楽長に就任、没するまでその地位にありました。10曲のトリオ・ソナタを収めた作品2はボローニャで出版されました。
 オルテンシア・ヴィルトゥオーザは17世紀から19世紀初めの室内楽を演奏を目的として2012年に創設されたピリオド楽器アンサンブル。
 ジョヴァンニ・ロータはモノーポリのニーノ・ロータ音楽院で学んだ後、ウルビーノの国際古楽コースでエンリコ・ガッティの指導を受け、さらにローマのサンタ・チェチーリア音楽院でガッティに師事したヴァイオリニスト。




BNL

レア盤!

BNL 112982
\2600
J・S・バッハ(1685-1750):
  半音階的幻想曲とフーガ BWV903/イタリア協奏曲
  4つのデュエット BWV802-805/パルティータ(フランス風序曲)ロ短調 BWV831

ジャン=セバスティアン・バルドン(オルガン)

録音:2015年6月、サン=マクシマン王立修道院教会、サン=マクシマン=ラ=サント=ボーム、フランス
使用楽器:1772-1775年、ジャン=エスプリ・イスナール製
 現代ではチェンバロやピアノで演奏されることが多い作品を教会オルガンで演奏。ジャン=セバスティアン・バルドン(1972年生まれ)はエクサンプロヴァンス音楽院、ブローニュ=ビヤンクール地方音楽院で学んだフランスのピアニスト・オルガニスト。
 2015年現在ギャップ国立音楽学校教授およびオーバーニュ市立音楽院教員。





CANTICA


ZRDISC 8690
\2700
アドヴェント−クリスマス 15−17世紀、クトナー・ホラ、チャースラフ、コリーンの聖歌
 不詳、ロラートニーク [Roratnik] (チャースラフ、1614)から
  Aj vaichni vrni kYestane / Chvala budi~ Hospodinu / Poslan jest od Boha andl
  Andl Pan / Radujme se spole n / `t'astna to byla chvile
  2:15  不詳、グラドゥアル [Gradual] (クトナー・ホラ、1500以前)から
  Sanctus I / Sanctus II / PYiael as utaeny / Paranymphus adiit
  Congaudemus pariter - En Lux imensa
  Huius sit memoria - Quem pastores - Natus est Emanuel
  Znamenaj kYest'an vrny / Kristus syn Bo~i narodil se nynie
  En virgo parit filium
 不詳、コリーン賛歌集 [Kolinsky kancional] (1512-1517)から
  Radujme se, veselme se - Radujme se vaickni vrni
 ヤン・ツァンパヌス・ヴォドニャンスキー(1572-1622):Oda XV Ex Bohemico
 ヤン・シモニデス・モンタヌス(1535以前-1587):Aurea luce
 ベドジフ・ブリデル(1619-1680):Anjel Gabriel / Zavitej k nam dit mile
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):O magnum misterium
 ヤコブ・ハンドル・ガルス(1550-1591):Natus est nobis

カンティカ(斉唱、合唱)
古器楽奏者
シュチェパーン・カフカ(指揮)

録音:データ記載なし
 プラハの東方50〜60kmほどに位置する3つの都市、クトナー・ホラ、チャースラフ、コリーンに伝わるアドヴェント(待降節)とクリスマスのための聖歌集。
 カンティカは1987年クトナー・ホラに創設された古楽をメイン・レパートリーとする混声合唱団。本体、外装に規格品番表記がございませんのでご注意ください。





EROL

レア盤!

EROL 90005
\2600
ベルリオーズ(1803-1869):テ・デウム ティベール・ラッファッリ(テノール)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ピエール・パンスマイユ(オルガン)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
 
レア盤!

EROL 96005
\2600
世界最高のレクイエム グレゴリオ聖歌から今日まで、レクイエムの千年
 グレゴリオ聖歌&シューベルト(1797-1828):レクイエム から イントロイトゥス
 デリュフレ(1902-1986):レクイエム から キリエ
 ヴェルディ(1813-1901):レクイエム から ディエス・イレ−トゥーバ・ミルム
 テオドール・グヴィ(1819-1898):レクイエム から モルス・ストゥーペビット
 ジェイムズ・デマーズ(1952-):アメリカン・レクイエム から レクス・トレメンデ
 アンドルー・ロイド=ウェバー(1948-):レクイエム から レコルダーレ
 ドヴォルジャーク(1841-1904):レクイエム から コンフターティス
 モーツァルト(1756-1791):レクイエム から ラクリモーサ
 ベルリオーズ(1803-1869):レクイエム から ドミネ・イェズ・クリステ
 プレイエル(1757-1831):レクイエム から ホスティアス
 ヨゼフ・アイブラー(1765-1846):レクイエム から クアム・オリム・アブラエ
 グノー(1818-1893):レクイエム から サンクトゥス
 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):レクイエム から ベネディクトゥス
 ケルビーニ(1760-1842):レクイエム から ホサンナ
 リリ・ブーランジェ(1893-1918):ピエ・イエズ
 サン=サーンス(1835-1921):レクイエム から アニュス・デイ
 スッペ(1819-1895):レクイエム から リベラ・メ
 フォーレ(1845-1924):レクイエム から イン・パラディスム
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
 
レア盤!

EROL 200026
\2600
エミール・パラディール(1844-1926):スターバト・マーテル エルヴェ・ラミー(テノール)
ジャン=ルイ・セル(バリトン)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
エミール・パラディールはアレヴィに師事したフランスの作曲家。1860年ローマ大賞を受賞。教会音楽は彼にとってオペラと並んで重要な作曲ジャンルでした。
 
レア盤!

EROL 200029
\2600
愛のオーボエ、またはオーボエの愛
 J・S・バッハ(1685-1750):協奏曲ニ長調/協奏曲ヘ長調
 チマローザ(1749-1801):オーボエ・ダモーレ協奏曲
 アレッサンドロ・マルチェッロ(1684-1750):オーボエ・ダモーレ協奏曲ニ短調
 ドニゼッティ(1797-1848):オーボエ・ダモーレ小協奏曲
 モーツァルト(1756-1791):イングリッシュホルンのためのアダージョ
 テレマン(1681-1767):協奏曲ホ短調 から アダージョ
フィリップ・ペリシエ(オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルン)
レオポリス室内管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
オーボエ・ダモーレは大きさ、音域ともにオーボエとイングリッシュホルンの中間に位置し、バロック後期において隆盛した管楽器。
 
レア盤!

EROL 200030
\2600
マルカントワーヌ・デゾージエ(1739-1793):レクイエム サビーヌ・ルヴォー・ダロンヌ(ソプラノ)
パトリック・ガレー(テノール) 他
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

マルカントワーヌ・デゾージエはフランスの作曲家・劇作家。

 
レア盤!

EROL 200045
\2600
イタリアのバロック
 エマヌエーレ・ダストルガ(1681-1736):スターバト・マーテル
 ヴィヴァルディ(1678-1741):怒りで
 アントニオ・カルダーラ(1670-1736):悲しみのミサ
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)




GAMUT


アメリカ合衆国のレーベルですが、チェコ経由で配給されます。入荷の機会が少ないのでこのタイミングでオーダーをいただけると助かります。(代理店より)
レア盤!

GAMUT-C 105
\2500→\2290
〔旧譜再入荷〕
カルロ・テッサリーニ(1690頃-1766):ラ・ストラヴァガンツァ Op.4(1735)
   序曲/ヴァイオリン協奏曲(*)/パルティータ
   2つのヴァイオリンのための協奏曲(*/+)
   シンフォニア/ヴァイオリン協奏曲(*)
テッサリーニ・コンソート
 リサ・ラウテンバーグ(ヴァイオリン、ソロ(*)) ヤロスラフ・リス(ヴァイオリン、ソロ(+))
 ミロン・シュワーガー(チェロ) エドワード・クラーク(チェンバロ)
ヨジャ・カラス(指揮)

録音:2004年5月26-27日、ワイルド・オーディトリアム、ハートフォード大学、コネチカット州、アメリカ合衆国
 テッサリーニはイタリアのリミニに生まれたヴァイオリニスト・作曲家。「ラ・ストラヴァガンツァ」は彼がモラヴィア(現チェコ東部)の首都ブルノの枢機卿シュラッテンバッハの宮廷に仕えていた時期に作曲された、6部から成る作品集。モダーン楽器を使用。奏法もピリオド的ではありません。




旧譜
テッサリーニ:4声のためのイントロダツィオーニ
HUNGAROTON HCD 32303 1CD\3600

 バロック末期。もう古典派の匂いもちらほらし始めてる時代。
 1690年にイタリアのリミニで生まれたテッサリーニ。宮廷の音楽監督を務めていたらしいが、作曲にかなりこだわっていたようで、「ハイドンが交響曲の父なら、テッサリーニこそ交響曲の祖父だ」という意見もある。下にも書いている生涯に残した膨大な数の作品を見ると、まあまあわからなくもない。ただ、ここで聴く音楽はまだまだバロック。・・・なのだけれど、ヴィヴァルディ的なヴェネツィアの香り漂う第7番、第9番、第10番、そして脱バロック的でときおり古典派の息吹を感じさせるかっこいい第4番など、予想以上に楽しませてくれる。
 ジャケットはぶりっ子しているテッサリーニ翁なのだが、ちょっとこわい。


Hungaroton
HCD 32303
極めて入手困難
海外直輸入
テッサリーニ:4声のためのイントロダツィオーニOp.11(第2-4巻) アウラ・ムジカーレ(ピリオド楽器使用)
バラージ・マーテー(芸術監督)

 生前は卓越したヴァイオリニストとして名を馳せながら、いまやほとんど語られることがなくなってしまったカルロ・テッサリーニ(1690-1766)。作曲家としては目をみはるほどたくさんの作品、70曲ほどの交響曲と管弦楽曲、90の協奏曲、室内楽曲も140曲を残した。1748年に出版され、それぞれ3曲づつ全4巻からなるイントロダツィオーニ。マーテー率いるアンサンブルによる演奏は、同じく第1巻を収めた6年前の録音(HCD.32025)の続編にあたるものでこのたび完結となる。第11番ただひとつを除いてすべて3楽章形式による12のシンフォニアは、ヴィヴァルディの影響があるともいわれる数多くの作品の中心に位置するもの。ようやくすべてを音で確かめられる時がやってきた。
録音:2006年4月ハンガリー、トルダシュ、ルター派教会






LA POLIEDRICA

レア盤!

0S 11
\2600
オルフェウスからの習い/リュート弾き語りの歴史−中世から黄金時代へ
  [中世(13-14世紀)]
  Porque trobar【試聴】 / Nas coitas / Los set goytyx / Populorum regina
  Non formo' Christi / Lucente stella / Per tropo fede / Dieux gart
  [黄金時代(15-16世紀)]
  De tuos biens pleine / Vergine bella / Com'haro' dunque ardire
  Chiare, fresche, e dolci acque / Dormendo mi sonniava - Stanotte m'insonniava
  Saltarello novo - Claudia gentil / Quando la donna mia【動画】
  Zephiro respira【動画】

シモーネ・ソリーニ(歌、リュート)

アンサンブル・ミクロログスの主要メンバーであるシモーネ・ソリーニのソロ・アルバム。



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MUSICA VIVA

レア盤!

MV 102
\2600→\2390
イタリア、サヴィリャーノ生まれの女流作曲家
 テレーザ・ミラノッロ(1827-1904):不滅の音楽
  ヴァイオリンとピアノのための作品集

   妹マリアを記念するヴァイオリンとピアノまたは管弦楽のための悲歌的大アダージョ
   哀歌(サロンの小品)Op.7/即興曲 Op.8/アヴェ・マリア Op.4
   マールボロのアリアによるヴァイオリンとピアノまたは四重奏のための
    ユーモラスな変奏曲 Op.5
   ラインのワインの歌によるヴァイオリンとピアノまたは四重奏のための
    ユーモラスな変奏曲 Op.6
   悲歌的大幻想曲(Ch・ド・ベリオ氏に献呈)Op.1

ヴァレンティーナ・ブッソ(ヴァイオリン)
エリアーナ・グラッソ(ピアノ)

録音:データ記載なし
 テレーザ・ミラノッロはイタリアのサヴィリャーノに生まれたヴァイオリニスト・作曲家。
 彼女と妹マリア(ヴァイオリニスト;1832-1848)の才能に賭けた両親とともに1836年フランスに移住し、シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870)他に師事。1838年に姉妹(11歳と6歳!)でコンサート・デビューし、ヨーロッパ各地で演奏し名声を得ました。
 1848年にマリアが16歳で夭逝した後も演奏活動を続け、1857年に結婚し公開演奏から引退。その後は貧しい子供とその親たちのための慈善活動に取り組みました。



 
レア盤!

MV 104
(4CD)
\6000
バチカンのシスティーナ礼拝堂楽長を50年以上務めた
 ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):オラトリオ集

[CD 1]
ロレンツォ・ペロージ:オラトリオ「救い主の生誕」[Natale del Redentore] (1899)

 ミレッラ・フレーニ(ソプラノ:マリア)
 クラウディオ・ストルドトフ(バリトン:語り手)
 ジュゼッペ・ナーティ(テノール:天使)
 イェダ・ヴァルトリアーニ(ソプラノ)
 オルテンシア・ベッジャート(メゾソプラノ)
 ミラノ・ポリフォニー合唱団
 ジュリオ・ベルトーラ(合唱指揮)
 ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
 カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ(指揮)


[CD 2]
ロレンツォ・ペロージ:マルコ受難曲 [Passione di Cristo secondo S. Marco] (1897)

 レナート・カペッキ(バリトン:キリスト)
 ジョルジョ・タッデオ(バス:第一の語り手)
 ジュゼッペ・ゼッキッロ(バリトン:第二の語り手)
 アルフレード・ノービレ(テノール:ユダヤ人)
 トリノ・ポリフォニー合唱団
 ルッジェーロ・マギーニ(合唱指揮)
 ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
 エンニオ・ジェレッリ(指揮)


ロレンツォ・ペロージ:聖三部作「キリストの復活」 [Resurrezione di Cristo] (1898)

 ジュゼッペ・カンポーラ(テノール:語り手)
 ニコレッタ・パンニ(ソプラノ:マグダラのマリア)
 テオドーロ・ロヴェッタ(バス:ピラト)
 アンナマリア・ロータ(メゾソプラノ:マリア)
 ヴァレーリオ・メウッチ(バリトン:キリスト)
 ミラノ・ポリフォニー合唱団
 ジュリオ・ベルトーラ(合唱指揮)
 ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
 カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ(指揮)


[CD 4]
ロレンツォ・ペロージ:オラトリオ「魂の移ろい」 [Transitus animae] (1907)

 フィオレンツァ・コッソット(メゾソプラノ)
 ミラノ・ポリフォニー合唱団
 ジュリオ・ベルトーラ(合唱指揮)
 ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
 フランコ・カラッチョロ(指揮) 

録音:データ記載なし 原盤:Angelicum
 ロレンツォ・ペロージは50年以上にわたってバチカンのシスティーナ礼拝堂楽長を務めたイタリアの作曲家。
 
レア盤!

MV 105
(4CD)
\6000
ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):ミサ、教会音楽&オルガン作品集
[CD 1]
ロレンツォ・ペロージ:
  教皇のミサ 第1番 [Missa Pontificalis prima] (男声合唱とオルガンのための;1897)
  教皇のミサ 第2番 [Missa Pontificalis seconda]
   (男声合唱とオルガンのための;1897)

 フランチェスコ・ザンベッリ、アレッサンドロ・トーニ(テノール)
 リーノ・キジョーニ(バリトン)
 ベルガモ・カッペッラ・デリンマコラータ合唱団
 アキッレ・ベッルーティ(オルガン)
 エジーディオ・コルベッタ(指揮)


[CD 2]
ロレンツォ・ペロージ:
  ミサ「チェルヴィアナ」 [Messe detta "Cerviana"]
   (男声三部合唱とオルガンのための)(*)
  聖ゲルウァシウスと聖プロタシウスを称えるミサ
   [Missa in honorem SS Gervasii et Protasii]
   (2つの混声合唱とオルガンのための;1895)(+)
  ミサ「われらは神を称える」 [Misa "Te Deum laudamus"]
   (同声域の2声とオルガンのための;1897)(#)

 フランチェスコ・ザンベッリ、アレッサンドロ・トーニ(テノール(*/#))
 リーノ・キジョーニ(バリトン)
 ベルガモ・カッペッラ・デリンマコラータ合唱団
 ルイージ・ロッシ(オルガン(*/+))
 アキッレ・ベッルーティ(オルガン(#))
 エジーディオ・コルベッタ(指揮)


[CD 3]
ロレンツォ・ペロージ:
  聖餐のミサ [Messe Eucaristica] (混声四部合唱とオルガンのための;1897)

 ポリフォニスティ・ロマーニ(合唱)
 ジュアン・パラデイ・イ・スレ(オルガン)
 イルデブランド・ムーラ(指揮)

ロレンツォ・ペロージ:
  レクイエム [Messa da Requiem] (男声三部合唱とオルガンのための)

 フランチェスコ・ザンベッリ、アレッサンドロ・トーニ(テノール)
 リーノ・キジョーニ(バリトン)
 ベルガモ・カッペッラ・デリンマクラータ合唱団
 アキッレ・ベッルーティ(オルガン)
 エジーディオ・コルベッタ(指揮)

ロレンツォ・ペロージ:
  ミサ「主を誉めよ」 [Messe Benedicamus Domino]
   (混声四部合唱とオルガンのための)

 キム・ヒョンジュ(メゾソプラノ)
 フルヴィオ・ベッティーニ(バリトン)
 アンサンブル・イル・メリロート(合唱)
 イル・コンヴィット・アルモニコ(合唱)
 ステファノ・ブスキーニ(合唱指揮)
 アルス・カンティカ合唱団
 マウリツィオ・マナーラ(オルガン)
 マルコ・ベッリーニ(指揮)


[CD 4]
ロレンツォ・ペロージ:クリスマスの朝課のためのレスポンソリウム Op.14

 キム・ヒョンジュ(メゾソプラノ)
 フルヴィオ・ベッティーニ(バリトン)
 アンサンブル・イル・メリロート(合唱)
 イル・コンヴィット・アルモニコ(合唱)
 アルス・カンティカ合唱団
 マウリツィオ・マナーラ(オルガン)
 ステファノ・ブスキーニ(指揮)

ロレンツォ・ペロージ:
  オルガン曲イ長調(1890)/オルガンのための前奏曲ヘ長調
  オルガンのための前奏曲変ロ長調
  来たれ、創造主なる聖霊よ [Veni Creator Spiritus]
   (混声三部合唱とオルガンのための)(*)
  かくも大いなる秘跡を [Tantum ergo]
   (男声三部合唱と任意の伴奏のためのモテット)(*)
  「来たれ、創造主なる聖霊よ」によるオルガンのためのオフェルトリウム ト長調
  噴火する山々 [Erumpant montes]
   (待降節のためのモテット、混声三部合唱のための)(*)
  われらは神を称える [Te Deum] (混声四部合唱とオルガンのための)Op.19(*)
  主は言われた [Dixit Dominus] (混声三部合唱のための)(*)
  主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] (混声三部合唱とオルガンのための)(*)
  僕(しもべ)らよ、主を称えよ [Laudate pueri](混声三部合唱とオルガンのための)(*)
  めでたし、まことのお体 [Ave verum] (混声二部合唱とオルガンのための)(+/*)

 エヴァ・ルスニア(メゾソプラノ(+))
 アルベルト・タピア(バリトン(+))
 ポリフォニスティ・ロマーニ(合唱(*))
 ジュアン・パラデイ・イ・スレ(オルガン)
 イルデブランド・ムーラ(指揮(*))

録音:データ記載なし 原盤:Angelicum
 
レア盤!

EMA 40029
\2600
グレゴリオ・フラッキア:d-Tunes 自作を含むギター音楽
 マウリツィオ・コロンナ(1959-):舞曲 ("Moments Live in My Memory" から)
 グレゴリオ・フラッキア(1996-):秘密 ("Playing" から)
 アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):蜜蜂
 グレゴリオ・フラッキア:
  海 ("Ianus" から)(*)
  冗談(カトゥッロへのオマージュ) ("Playing" から)
 マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):ワルツ(*)
 ロベルト・ファッブリ(1964-):ベオグラードの夜
 マウリツィオ・コロンナ:シンクロニエ
 ビセンテ・エミリオ・ソホ(1887-1974):
  ガレロン (ベネズエラの5つの小品 から)
 アンドリュー・ヨーク(1958-):子守歌
 マウリツィオ・コロンナ:
  ゲルニカ(パブロ・ピカソへのオマージュ)
 グレゴリオ・フラッキア:夜に ("Playing" から)
 不詳/アリリオ・ディアス(1923-)編曲:
  ミケレンマ (ナポリ歌曲集 から)
 グレゴリオ・フラッキア:ライフ [Life] ("Playing" から)
 不詳(カタルーニャ古謡):聖母の御子 (*)
 アントニオ・ラウロ(1917-1986):セイス・ポル・デレチョ
 ルイス・バカロフ(1933-)/グレゴリオ・フラッキア編曲:
  映画「イル・ポスティーノ」のテーマ
 マウリツィオ・コロンナ:平易な練習曲第12番
 アンドリュー・ヨーク:サンバースト

グレゴリオ・フラッキア(ギター)

録音:時期の記載なし、ライヴ(*)
    グラナダ大学法学部講堂、グラナダ、スペイン/ボッコーニ大学、ミラノ、イタリア
    ヤギェウォ大学会堂、クラクフ、ポーランド/トル・ヴェルガータ大学、ローマ、イタリア
制作、(C):EMA Records
 グレゴリオ・フラッキアは1996年9月20日イタリアのトリノに生まれたギター奏者。現時点(2016年1月)で19歳です。6歳でギターを始め、10歳でトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に入学し全優で卒業。
 レオ・ブローウェル、オスカル・ギリア、マウリツィオ・コロンナ、ルイージ・テッサロッロ(ジャズ・ギタリスト)らの講習に参加。
 作曲も行い、2014年7月、17歳でギター曲集 "Playing"、続いて "Ianus" を出版。2014年には哲学的エッセイ "Smart-phone" を、2015年にはギター曲集 "Tri(a)logia" を出版。





REGENT


REGCD 226
\2500
〔旧譜〕
キリストの御体 聖体を称えるグレゴリオ聖歌集
  Hymn : Pange lingua
  Foreshadowings
   Antiphon: Pater fidei nostra / Offertory: Sanctificavit
   Offertory: Sicut in holocausto / Communion antiphon: Panem de caelo
   Communion antiphon: Panis quem ego / Antiphon: Ego sum panis vivus
  Venite Populi
  The Institution of the Eucharist: Maundy Thursday Mass
   Introit: Nos autem / Tract: Ab ortu / Offertory: Ubi caritas
   Communion antiphon: Hoc corpus
  Hymn: Sacris Sollemniis
  "O inestimable gift!": the Mass of Corpus Christi
   Organ Interlude: Tierce en Taille (Dandrieu) / Introit: Cibavit eos
   Gradual: Oculi / Alleluia: Caro mea / Sequence: Lauda Sion
   Offertory: Portas cali / Communion antiphon: Qui manducat
   Organ Interlude - Choral Cistercien: Alain
  Hymn Adoro te
  Eucharistic Adoration and Benediction
   Ave, Verbum incarnatum / Hymn: O salutaris / Ave verum
   Hymn: Tantum ergo / Bell / The Divine Praises / Te laudamus Domine
   Organ Voluntary: Dialogue sur les grands jeux (De Grigny)
聖セシリア修道院のベネディクト会修道士たち
ジョゼフ・クレン(オルガン)
録音:2005年6月15-17日、聖セシリア修道院、ライド、ワイト島、イギリス
 

REGCD 241
\2500
〔旧譜〕
ベルギーの合唱音楽
 ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):
  ミサ Op.130(独唱、合唱、金管合奏とオルガンのための)(*)
  五月の歌 Op.53(オルガンのための)(+)
 フランク(1822-1890):天使の糧 Op.12(**)
 フロール・ペーテルス(1903-1986):
  アリア Op.51(オルガンのための)(+)
  祝祭ミサ Op.62(合唱とオルガンのための)
クリスティーナ・ロー(ソプラノ(*))
ジェニー・メイソン(アルト(*))
マーク・ハウンセル(テノール(*))
フランシス・アンブローズ(バス(*))
アレグザンダー・レイング(ヴァイオリン(**))
リッチフィールド大聖堂聖歌隊&室内合唱団(+以外)
ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル(*)
アレックス・メイソン(オルガン(+以外))
フィリップ・スクライヴン(指揮(+以外)、オルガン(+))
2006年6月20-22日、リッチフィールド大聖堂、リッチフィールド、イギリス
 

REGCD 315
\2500
〔旧譜〕
フィリップ・ムーア(1943-):目覚めよ、わが栄光よ 合唱&オルガン作品集
  Awake up my glory(*) / Salve Regina(*) / O sacrum convivium(*)
  All wisdom cometh from the Lord
  Three Pieces for Withycombe(organ solo): Prelude / Sarabande / Postlude
  Thou art my life(*) / Magnificat & Nunc Dimittis in B flat (The Third Service)
  Dance-Rondo (organ solo)(*) / The Song of the Roses(*) / In Memoriam(+)(*)
  Cantate Domino & Deus Misereatur (Alternative Evening Canticles)(*)
スーザン・ハミルトン(ソプラノ(+))
エクストン・シンガーズ
ジョナサン・ボーン(オルガン)
マシュー・オーエンス(指揮)

録音:2009年1月1-3日、ウェルズ大聖堂、ウェルズ、イギリス

(*)世界初録音。 

 

REGCD 318
\2500
〔旧譜〕
祝福された都市 聖デイヴィッド教会の愛唱アンセム集
 アレグザンダー・メイソン(974-):A Prayer of St David
 アーネスト・ウォーカー(1870-1949):I will lift up mine eyes
 アーネスト・ブロック(1890-1979):Give us the wings of faith
 ブラームス(1833-1897):How lovely are thy dwellings (From A German Requiem)
 ウィリアム・H・ハリス(1883-1973):Behold, the tabernacle of God
 エドワード・C・ベアストー(1874-1946):Blessed City, heavenly Salem
 トマス・タリス(1505頃-1585):O nata lux
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):Evening Canticles in G
   Magnificat / Nunc Dimittis
 マーク・ブラッチリー(1960-):For the fallen
 カール・ジェンキンズ(1944-):Agnus Dei (From The Armed Man - A Mass for Peace)
 パーシー・ウィトロック(1903-1946):O Living Bread! Who once didst die?
 アレグザンダー・レストレンジ(1974-):On Eagles' Wings
 デイヴィッド・ブリッグズ(1962-):The St Davids Service
   Magnificat / Nunc Dimittis

聖デイヴィッド大聖堂聖歌隊
サイモン・ピアーズ(オルガン)
アレグザンダー・メイソン(指揮)

録音:2009年2月2-4日、聖デイヴィッド大聖堂、セント・デイヴィッズ、イギリス
 

REGCD 343
\2500
〔旧譜〕
陽光の歌 教会合唱作品集
 ヴィヴァルディ(1678-1741):Gloria (1st movement)
 ジョン・ラター(1945-):All things bright and beautiful
 シドニー・カーター(1915-2004)/マシュー・オーエンズ(1971-)編曲:
  Lord of the dance
 フランツ・ビーブル(1906-2001):Ave Maria
 ジョン・ラター:Wells Jubilate
 アメリカ合衆国伝承/パウエル編曲:Amazing grace
 アルフレッド・ホリンズ(1865-1942):A Song of Sunshine
 ジョン・ラター:A Gaelic Blessing
 ハワード・グッドール(1958-):Love divine
 ジョージ・ダイソン(1953-):Magnificat in D
 サイモン・リンドリー(1948-):Ave Maria
 ヘンデル(1685-1759):Hallelujah (Messiah)(*)
 ノーマン・コッカー(1889-1953):Tuba Tune Norman Cocker(オルガン独奏)
 ハワード・グッドール:The Lord is my shepherd(*)
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
  Te Deum in B flat / Jubilate Deo in B flat
 ヘンデル:Worthy is the lamb - Amen (Messiah)(*)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ウェルズ大聖堂学校室内管弦楽団(*)
ジョナサン・ヴォーン(オルガン)
マシュー・オーエンズ(指揮)
録音:2010年3月2-4日、ウェルズ大聖堂、ウェルズ、イギリス
 

REGCD 344
\2500
〔旧譜〕
われを導きたまえ、主よ ウェズリー、メンデルスゾーンと同時代人たち
 サミュエル・セバスチャン・ウェズリー(1810-1876):
  Praise the Lord, O my soul / The Wilderness / O give thanks unto the Lord
 チャールズ・ステゴール(1826-1905):Remember now thy creator
 トマス・アトウッド・ウォルミズリー(1814-1856):Remember, O Lord
 ウィリアム・クロッチ(1775-1847):How dear are Thy counsels
 サミュエル・セバスチャン・ウェズリー:Wash me throughly
 メンデルスゾーン(1809-1847):Hear my prayer

ヨーク・ミンスター聖歌隊
ジョン・スコット・ワイトリー(オルガン)
ロバート・シャープ(指揮)

録音:2010年2月3-5日、3月6日、ヨーク・ミンスター、ヨーク、イギリス
 

REGCD 345
\2500
〔旧譜〕
聖母のための音楽
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):Totus tuus
 パトリック・ハドリー(1899-1973):I sing of a maiden
 モーリス・デリュフレ(1902-1986):Tota pulchra es, Maria
 ジュディス・ビンガム(1952-):
  Ancient Sunlight (Prelude, Aria and Toccata)(+)
 ジャン・ラングレ(1907-1991):
  Missa "Salve Regina"(*)
   Kyrie / Gloria / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei 3:40
   Ave Maria, Ave Maris Stella (Trois paraphrases gregoriennes)(#)
 フランツ・ビーブル(1906-2001):Ave Maria
 ブリテン(1913-1976):Hymn to the Virgin Benjamin Britten
 フロール・ペーテルス(1903-1986):
  Toccata, Fugue et Hymne sur "Ave Maris Stella"(#)
ウォーリック・セント・メアリー・カレッジエイト教会聖歌隊(+/#以外)
ファイン・アーツ・ブラス(*)
ルアライド・サザーランド(オルガン(#))
トマス・コーンズ(指揮(+/#以外)、オルガン(+))
録音:2010年3月10-11、18日、セント・メアリー・カレッジエイト教会、ウォーリック、イギリス
 

REGCD 348
\2500
〔旧譜〕
インヴォケーション レイトン、マクミラン:合唱作品集
 ケネス・レイトン(1929-1988):God's grandeur
 ジェイムズ・マクミラン(1959-):Laudi alla Vergine Maria(*)
 ケネス・レイトン:Missa Sancti Thomae(*)
   Kyrie / Credo / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei / Gloria
 ジェイムズ・マクミラン:The Song of the Lamb(*) / Invocation(*)
 ケネス・レイトン:Quam dilecta!(*)
 ジェイムズ・マクミラン:Cantos Sagrados
   Identity / Virgin of Guadalupe / Sun Stone
バーミンガム音楽院室内合唱団
ダイヴィッド・セイント(オルガン)
ポール・スパイサー(指揮)
録音:2010年5月7-8日、聖オルバン教会、ハイゲート、バーミンガム、イギリス

(*)世界初録音。

 

REGCD 351
\2500
〔旧譜〕
御身の手に グローヴナー礼拝堂の音楽
 モーツァルト(1756-1791):Missa Brevis in D major, K.194(#)(*)
   Kyrie / Gloria / Credo / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei
 トマス・タリス(1505頃-1585):Loquebantur variis linguis
 ロバート・ホワイト(1538頃-1574):Ad te levavi oculos meos
 ピーター・フィリップス(1560頃-1628):Christus resurgens ex mortuis
 ジョン・ブロー(1649-1708):Salvator mundi(+)
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):Jehova, quam multi sunt hostes mei!(+)
 ヘンデル(1685-1759):As pants the hart for cooling streams(+)
  As pants the hart / Tears are my daily food
  In the voice of praise and thanksgiving
  Why so full of grief, O my soul? / Put thy trust in God
 フランシス・ジャクソン(1917-):Come, thou holy Paraclete Op.85(*)
 ジョナサン・ダヴ(1959-):Into thy hands
グローヴナー礼拝堂聖歌隊
弦楽合奏団(#)
ジョゼフ・センタンス(オルガン(*))
リチャード・ホブソン(指揮、オルガン(+))
録音:2010年6月4-6日、グローヴナー礼拝堂、メイフェア、ロンドン、イギリス
 

REGCD 360
\2500
〔旧譜〕
汝はペテロなり 聖ペテロを称える音楽
 シャルル・マリー・ヴィドール(1844-1937):Tu es Petrus
 モーリス・デリュフレ(1902-1986):
  Messe "Cum Jubilo" : Kyrie / Gloria / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei
  Tu es Petrus Durufle
 ジョナサン・ダヴ(1959-):Missa Brevis
   Kyrie / Gloria / Sanctus & Benedictus / Agnus Dei
 ブリテン(1913-1976):Hymn to St Peter
 ティエリー・エスケシュ(1965-):Grande Messe Solennelle
   Kyrie / Gloria / Sanctus & Benedictus / Agnus Dei
 カール・リュッティ(1949-):St Peter & St Paul
シェフィールド大聖堂聖歌隊
アントニー・ガウィング(オルガン)
ニール・テイラー(指揮)
録音:2010年7月6-8日、シェフィールド大聖堂、シェフィールド、イギリス
 

REGCD 368
\2500
〔旧譜〕
ヨークの一年
 エドワード・ネイラー(1867-1934):Vox dicentis clama (Advent)
 ポール・コミュー:Audi coelum (Conception of the BVM)(*)
 ジョン・ジュベア(1927-):There is no rose (Christmas)
 アンドルー・カーター(1939-):The Magi (Epiphany)(*)
 リチャード・シェファード(1949-):
  Nunc Dimittis in A (In memoriam Lionel Dakers) (Candlemas)(*)
 フィリップ・ムーア(1943-):Caedmon of Whitby's First Hymn (Caedmon of Whitby)(*)
 ジョン・ブロー(1649-1708):Salvator mundi (Lent)
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):Magnificat in G (Annunciation)
 エドワード・C・ベアストー(1874-1946):
  The Lamentation (as sung in York Minster) (Passiontide)(*)
 フランシス・ジャクソン(1917-):Alleluia, laudate pueri Dominum (Easter)
 ハンフリー・クルーカス(1941-):A Prayer of Alcuin of York (St Alcuin of York)(*)
 ピーター・フィリップス(1560頃-1628):Ascendit Deus (Ascension)
 トマス・タリス(1505頃-1585):If ye love me (Pentecost)
 ジョン・ステイナー(1840-1901):I saw the Lord (Trinity)
 ジョージ・ヘインズ(1989-):O sacrum convivium (Corpus Christi)(*)
 ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):O Wilhelme pastor bone (St William of York)
 ハワード・スケンプトン(1947-):Ave Virgo sanctissima (Nativity of the BVM)
 リチャード・デリング(1580頃-1630):Factum est silentium (Michaelmas)
 アーネスト・ブロック(1890-1979):Give us the wings of faith (All Saints)
 ガブリエル・ジャクソン(1962-):Justorum animae (All Souls)(*)
ヨーク・ミンスター聖歌隊
デイヴィッド・パイプ(オルガン)
ロバート・シャープ(指揮)
録音:2011年1月12-13、18-19日、ヨーク・ミンスター、ヨーク、イギリス

(*)世界初録音。

 

REGCD 369
\2500
〔旧譜〕
起て、心よ イギリス・ロマン派の合唱音楽
 エルガー(1857-1394):
  Light out of darkness (from The Light of Life)
  Memorial Ode for Queen Alexandra (1932)
  Three settings of "O salutaris hostia"
  The Spirit of the Lord is upon me (from The Apostles)
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):Five Mystical Songs
   Easter / I got me flowers / Love bade me welcome / The Call
   Antiphon (Let all the world)
 チャールズ・ヒューバート・パリー(1848-1918):
  Chorale Prelude on Martyrdom / My soul, there is a country
  Chorale Prelude on Croft's 136th
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):The bluebird
 チャールズ・ヒューバート・パリー:Hear my words, ye people
ベン・クーパー(バリトン)
ウスター大聖堂室内合唱団
ジョージ・キャッスル(オルガン)
スティーブン・シェラード(指揮)
録音:2011年1月26-27日、3月16-17日、ウスター大聖堂、ウスター、イギリス




ROSA

レア盤!

RD 0760
\2700
古典派時代のチェコのオルガン音楽
 ヤクプ・ヤン・リバ(1765-1815):「新しい自由な思考」(*)
   トッカータ/フーガ ホ長調("Fuga in honorem registri Super Octave")
   前奏曲ハ長調("Preludium fratri meo Venceslao dedicatum")
   前奏曲ロ長調("...pro registro Principalis")
   フーガ ホ長調("... fratri meo Venceslao dedicata")
 不詳:前奏曲とフーガ ニ長調(+)
 アントン・ボロヴィー(1755-1832):ズラター・コルナの手稿譜集所収の楽曲
   前奏曲ハ長調/パストラーレ ハ長調/アンダンテまたは前奏曲
   モデラート ヘ長調/フーガ/パストラーレ
 ヤン・クシュチテル・クハーシュ(1751-1829):パストラーレ ト長調/パストラーレ ハ長調
ミハル・ノヴェンコ(オルガン)

録音:1999年7月,聖十字架の高揚教会、ロジュミタール・ポト・トレムシーネム、チェコ(*/+)
     聖母マリア被昇天修道院教会、ズラター・コルナ、チェコ(無印)
前出:RD 760(1999年)
 ヤクプ・ヤン・リバの没後200年に合わせ2015年に再発売されたCD。(*)は現存する彼の全オルガン作品。全収録曲が世界初録音。

 
レア盤!

RD 2407
\2700
忘れられたチェコのクリスマス 19世紀と20世紀前半の音楽
 ロベルト・フューレル(1807-1861):前奏曲第3番
 ヨセフ・チャプカ・ドラフロフスキー(1847-1926):クリスマスの歌 第4番(*)
 ロベルト・フューレル:パストラーレ第1番
 ヨセフ・チャプカ・ドラフロフスキー:クリスマスの歌 第2番(*)
 ロベルト・フューレル/ヨセフ・グレゴル:パストラーレ「静かな夜」(+/*)
 ロベルト・フューレル:クリスマスの贈り物 第2番
 カール・フランツ・ピッチュ(1786-1858):パストラーレ「優しき幼な児」(+)
 ロベルト・フューレル:パストラーレ前奏曲第4番
 ヤン・クシュチテル・クナフル(1825-1901):パストラーレ賛歌(*/#)
 ロベルト・フューレル:クリスマスの贈り物 第4番
 アロイス・ストレーブル(1837-1906):キャロル(+/*)
 ルデヴィート・ライムント・パズディーレク(1850-1914):
  パストラーレ前奏曲第8番「パストラーレ」
 ベドジフ・アントニーン・ヴィエデルマン(1883-1951):クリスマスの歌(+)
 ルデヴィート・ライムント・パズディーレク:パストラーレ前奏曲第11番
 ヨセフ・J・ピヘルト(1845-1911):
  新クリスマス・パストラーレ第9番「パストラーレ」(Op.191)(*)
 ベドジフ・ヴィシーン(1873-?):パストラーレ間奏曲第5番&第6番
 アルノシュト・ボハボイ・トヴァチョフスキー(1825-1874):
  チェコ=モラヴィアのクリスマスの歌(*/#)
 ヨセフ・フェルステル(1833-1907):パストラーレ
 ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):おお、羊飼いたちよ、聴け(+)
 メトホト・ルミール・シフラ(1884-1922):前奏曲
 ヴォイチェフ・ジーホフスキー(1871-1950):聖母マリアの子守歌(+)
 ルデヴィート・ライムント・パズディーレク:
  パストラーレ前奏曲第10番/パストラーレ・ソレムニス
クラーラ・ネントヴィホヴァー(ソプラノ(+))
シュチェパーン・プシビル(トランペット(#))
スチェナヴァン合唱団(*)
イジー・ティメル(オルガン(*))
ラディスラフ・シクト(指揮(*)、オルガン(*以外))
録音:2013年12月、2014年6月、聖ヴォイチェフ(アーダルベルト)教会、ブロウモフ、チェコ




VELUT−LUNA



CVLD 239
\2600→\2390
後期ロマンティシズムのため息
 ハープ、ヴァイオリンと弦楽のための音楽


 ドビュッシー(1862-1918):神聖な舞曲と世俗的な舞曲
 エルガー(1857-1394):
  弦楽のための悲歌 Op.58/
  ため息(弦楽とハープのための)Op.70(*/#)
 ジョヴァンニ・カラミエッロ(1838-1938)/編曲者不詳:
  ベッリーニの「清らかな女神よ」による二重奏曲 Op.19(ハープ独奏版)(*)
 マスネ(1842-1912):オペラ「タイス」から 瞑想曲(+)
 ルイージ・マウリツィオ・テデスキ(1867-1944):
  ヴァイオリンとハープのための幻想曲 Op.48(+/*)
  ヴァイオリンとハープのための悲歌 Op.22(+/*)
 マルセル・グランジャニー(1891-1975):
  ハープと弦楽のための古典様式のアリア(*/#)
 シベリウス(1865-1957):
  アンダンテ・フェスティヴォ(弦楽合奏版)(#)
ダヴィデ・ブラーニ(ハープ(*))
ロベルト・ノフェリーニ(ヴァイオリン(+))
ラヴェンナ室内管弦楽団(#)
パオロ・マネッティ(指揮(#))
  


CVLD 241
(1SACD/CD Hybrid)
\3200→\2990
1997年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール優勝
 ジョヴァンニ・アンジェレーリ
  チャイコフスキー(1840-1893):

   ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
   瞑想曲 Op.42 No.1
   (懐かしい土地の思い出 より、ジョヴァンニ・アンジェレーリ編曲)
ジョヴァンニ・アンジェレーリ(ヴァイオリン、指揮)
ヴェネツィア管弦楽団
ジョヴァンニ・アンジェレーリはイタリアのパドゥア生まれのヴァイオリニスト・指揮者。1997年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第1位。1998年以来2016年現在ヴェネツィア管弦楽団常任指揮者。
  

CVLD 242
\2600
メンデルスゾーン、ヴェーバー、マルチヌー:
 フルート、チェロとピアノのための三重奏曲集

  メンデルスゾーン(1809-1847):三重奏曲ニ短調 Op.49
  ヴェーバー(1786-1826):三重奏曲ト短調 Op.63
  マルチヌー(1890-1959):三重奏曲
トンマーゾ・ベンチョリーニ(フルート)
ルドヴィーコ・アルメッリーニ(チェロ)
レオノーラ・アルメッリーニ(ピアノ)
録音:2013年4月14日、スタジオ・ライヴ、プレガンツィオール、イタリア
  


CVLD 245
\2600→\2390
さすがに全収録作品がコントラバスによる世界初録音
 ショパンとシューマンをコントラバスで

  ショパン(1810-1849):チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
  ショパン/グラズノフ(1865-1936)編曲:練習曲 Op.10 No.6
  ショパン:春 Op.74 No.2(ポーランドの歌 より)
  シューマン(1810-1856):アダージョとアレグロ変イ長調 Op.70
  シューマン/カルル・ダヴィドフ(1838-1889)編曲:トロイメライ Op.15 No.7
  シューマン:美しき五月に Op.48 No.1(連作歌曲「詩人の恋」より)
オラツィオ・フェッラーリ(コントラバス)
マルコ・サンナ(ピアノ)
 オラツィオ・フェッラーリはイタリアのクロトーネに生まれ、ナポリ音楽院でエルマンノ・カルツォラーリに師事したコントラバス奏者。全収録作品がコントラバスによる世界初録音。
 チェロのために作曲・編曲された作品(歌曲が原曲のものを除く4曲)はチェロ用の譜面の調と音域のままコントラバスで演奏されています。
  

CVLD 246
\2600
ジョルジョ・ガスリーニ(1929-):シンフォニコ 4
  クラリネット協奏曲変ロ長調(2010)(*)
  管弦楽のためのラルゴ(2010)(+)
  永遠なるベロセットのオートバイ [Moto Velocetto perpetuo]
   (管弦楽のための;2006)(#)
  ビッグバン・ポエム [Big Bang Poema] (管弦楽のための;1999)(**)
アンジェロ・テオーラ(クラリネット(*))
ユピテル交響楽団(*/+)
キエーティ・マッルチーノ劇場管弦楽団(#)
フェデーレ・フェナローリ国際青年交響楽団(**)
ジョルジョ・ガスリーニ(指揮)

録音:2011年2月17日、ライヴ、エクセルシオール劇場、チェザーノ・マデルノ、イタリア(*/+)
    2007年2月6日、ライヴ、マッルチーノ劇場、キエーティ、イタリア(#)
    1999年8月22日、ライヴ、ランチアーノ、イタリア(**)

ジャズと映画音楽の分野で高名なイタリアの作曲家・指揮者・ピアニスト、ジョルジョ・ガスリーニのクラシカル作品集。

  

CVLD 247
\2600
チェーザレ・ポッリーニ 没後100年記念アンソロジー
 チェーザレ・ポッリーニ(1858-1912):
  管弦楽のためのスケルツォ ヘ長調(1880)(*)
  管弦楽のための夜想曲ニ長調(1882)(*)
 オレステ・ラヴァネッロ(1871-1938):
  弦楽のための悲歌「チェーザレ・ポッリーニを悼んで」(+)
 チェーザレ・ポッリーニ:
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための組曲ホ長調 Op.3(#)
  アルバムの3つの綴り(1903);期待 / 憂鬱 / 初雪
  アルバムの6つの綴り(1878)から; 夜想曲(No.2)/
  プレスト・スケルツォーソ(No.5)
  葬送行進曲変ロ短調(1874)/ロマンス(**)/
  ピアノ・ソナタ ヘ短調(1874/1899)(**)
チェーザレ・ポッリーニ音楽院管弦楽団(*)
ジュリアーノ・メデオッシ(指揮(*))
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団(+)
ピエトロ・ビッリ(指揮(+))
アンドレア・ヴィオ(ヴァイオリン(#))
アンジェロ・ザニン(チェロ(#))
アルド・オルヴィエート(ピアノ(#))
マウラ・マッツォネット(ピアノ((無印))
ジョヴァンニ・ティリンデッリ(ピアノ(**))
チェーザレ・ポッリーニはイタリアのパドヴァに生まれたピアニスト・作曲家。
  

CVLD 248
\2600
ディナーにフルートを
 リンチェット、オネゲル、プーランク:フルートのための室内楽作品集
 アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):
  フルートのための四重奏曲ハ長調(1977)(*)
  フルートとピアノのためのソナティナ(1978)(+)
  無伴奏フルートのための半音階的セクエンツィア(1979)(#)
  子供の遊び ハ長調(3つのフルートのための;1979)(**)
 オネゲル(1892-1955):牝山羊の踊り(1921)(++)
 プーランク(1899-1963):フルート・ソナタ(1956)(##)
 アドリアーノ・リンチェット:フルート合奏のためのアダージョとアレグロ(1982)(\)
トンマーゾ・ベンチョリーニ、マルコ・アウレリオ・ディ・ジョルジョ、
グローリア・アンメンドラ(フルート(*))
ニコロ・ヴァレーリオ(フルート(*/\))
エリア・グリエルモ(フルート(+/\))
アリーチェ・サッバディン(フルート(#/**/\))
ルドヴィーコ・デリ・インノチェンティ(フルート(**/##/\))
ロベルタ・ノビーレ(フルート(**/\))
カテリーナ・パヴァン(フルート(++/\))
シモーネ・カンディオット、ヴェロニカ・ラ・マルファ、ジュリア・カーザ(フルート(\))
マリア・ビージ(ピアノ(+/##))
  

CVLD 250
\2600
チェロ・ソロ/コダーイ、コスマン、ダッラピッコラ:無伴奏チェロ作品集
 コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ Op.8
 ベルンハルト・コスマン(1822-1910):
  チェロのための5つの演奏会用練習曲 Op.10 から 第3番ハ長調
 ルイジ・ダッラピッコラ(1904-1975):シャコンヌ、間奏曲とアダージョ
ジャンバッティスタ・ヴァルデッターロ(チェロ)
ジャンバッティスタ・ヴァルデッターロはナポリ音楽院でヴィリー・ラ・ヴォルペに、チューリヒでピエール・フルニエに師事し、1965年に演奏活動を開始したイタリアのチェリスト。1971年から2009年まで長くパドヴァ音楽院で教職に就いていました。
  

CVLD 271
\2600
マッシモ・ゴン・プレイズ・ショパン
 ショパン(1810-1849):
  夜想曲ハ短調 Op.48 No.1/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66/
  即興曲変イ長調 Op.29/即興曲嬰ヘ長調 Op.36/
  即興曲変ト長調 Op.51/バラード第1番 Op.23
  バラード第2番ヘ長調 Op.38/バラード第3番変イ長調/
  バラード第4番ヘ短調 Op.52
  ポロネーズ変イ長調「英雄」 Op.53
マッシモ・ゴン(ピアノ)
マッシモ・ゴンはトリエステのタルティーニ音楽院でルチアーノ・ガンテ(1915-)に師事したイタリアのピアニスト。リストの「ピアノのための大練習曲集 Op.6」(CVLD 92)が好評を得ましたが、残念ながら廃盤となりました。 
  

CVLD 274
\2600
アルベルト・ボイスキオ・プレイズ・ベートーヴェン
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「熱情」Op.13
  ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調「幻想曲風ソナタ」Op.27 No.1
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
アルベルト・ボイスキオ(ピアノ)
アルベルト・ボイスキオはパドヴァのチェーザレ・ポッリーニ音楽院でガブリエーレ・ディ・トーマに、ローザンヌ国際ピアノ学校でファウスト・ザドラに師事したイタリアのピアニスト。当レーベルの中心アーティストの一人です。
  

CVLD 275
\2600
ギターとピアノのためのイタリア音楽
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1698):幻想曲 Op.145
 フランコ・マルゴーラ(1908-1992):幻想曲/即興曲
 カルロ・モッソ(1932-1995):幻想曲
 アドリアーノ・リンチェット(1936-1996):2声のディヴェルティメント
 ルイージ・ジャキーノ(1962-):時の沈黙
 ジュゼッペ・クラピージ(1967-):冬の時 [Winter Time]
ラーポ・ヴァンヌッチ(ギター)
ルーカ・トッリジャーニ(ピアノ)

録音:2015年9月14-15日、マジステル・アレーア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
 ラーポ・ヴァンヌッチは1988年イタリアのフィレンツェに生まれ、同市のルイージ・ケルビーニ音楽院でアルフォンソ・ボルゲーゼに師事した後、フィエゾーレ音楽学校、エコール・ノルマル音楽院で学んだギタリスト。
 ルーカ・トッリジャーニは同じくルイージ・ケルビーニ音楽院で学んだイタリアのピアニスト。イタリア各地の音楽院で教職に就いています。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


BENO BRACHT SOCIETY(SPOLECNOST BENO BLACHUTA)

レア盤!

SBB 013-15-02
(2CD)
\4600
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」(チェコ語訳版) ズデンカ・フルンチージョヴァー(メゾソプラノ:カルメン)
ベノ・ブラフト(テノール:ドン・ホセ)
マリア・タウベロヴァー(ソプラノ:ミカエラ)
ヴァーツラフ・ベドナーシュ(バリトン:エスカミーリョ)
シュテファ・ペトロヴァー(ソプラノ:フラスキータ)
ルドミラ・ハンザリーコヴァー(メゾゾプラノ:メルセデス)
エミル・ベルグマン(バリトン:ダンカイロ)
カレル・フルシュカ(テノール:レメンダード)
ヨセフ・ツェレリン(バス:ズニガ)
ボジェク・ルヤン(バリトン:モラレス)
チェコスロヴァキア放送合唱団
イジー・ピンカス(合唱指揮)
チェコスロヴァキア児童合唱団
ボフミル・クリーンスキー(合唱指揮)
プラハ放送交響楽団
フランチシェク・ディク(指揮)
録音:1946年、チェコスロヴァキア放送スタジオ、プラハ、チェコスロヴァキア




MARSTON



51010-2
¥2500→\2290
「コンチータ・スペルヴィア 第5集」 コンチータ・スペルヴィア(メッゾソプラノ)
マリア・バリエントス(ソプラノ)
 ロンガース:荷物引きの歌
  【ギュスターヴ・クロエ(指揮)管弦楽団 1930 年7 月4 日 パリ】
 グラナドス:低く垂れ込める霧
  【ヴィラルタ弦楽四重奏団 1931 年2 月25 日 バルセロナ】
 チャピ:「聖母の奇跡」—天に感謝を/セラーノ:「ムーア人の女王」—心と命の友
   【パクワル・ゴデス(指揮)管弦楽団 1932 年11 月2 日 バルセロナ】
 ルーナ:スペインの花
  【モデスト・ロメロ(指揮)管弦楽団 1928 年2 月13 日 マドリード】
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」—微笑むいとしい面影
 モーツァルト:「フィガロの結婚」—自分で自分が分からない
   【アンジェロ・アルベルゴーニ(指揮)管弦楽団 1928 年6 月19 日 ミラノ】
 トマ:「ミニョン」—軽やかな燕(燕の二重唱)
   【ヴィンチェンツォ・ベットーニ(バス) アンジェロ・アルベルゴーニ(指揮)管弦楽団
    1929 年2 月8 日、ミラノ】
 アルベニス:グラナダ
  【モデスト・ロメロ(指揮)管弦楽団 1930 年2 月28 日 バルセロナ】
 ファリャ:7つのスペイン民謡—アストゥリアーナ,ホタ
   【フランク・マーシャル(ピアノ) 1930 年3 月10 日 バルセロナ】
 ビゼー:「カルメン」—ちょっと待ってくれ、カルメン/—いや、あんたは私を愛していない!
   【ガストン・ミシェレッティ(ジョゼ テノール) ギュスターヴ・クロエ(指揮)
    管弦楽団1931 年11 月31 日 パリ】
 ドトラス・ヴィラ:花と光
  【ポール・マンサール(指揮)管弦楽団 1931 年11 月31 日 パリ】
 スコット:子守歌 Op.57-2 【アイヴァー・ニュートン(ピアノ) 1932 年3 月17 日 ロンドン】
 レハール:「フラスキータ」—私は自分の若さを
   【ルイ・アルヌ(テノール)ポール・バスティード(指揮)オペラコミク管弦楽団 1933 年5 月パリ】
 (付録)「マリア・バリエントス ファリャを歌う」
  ファリャ:7 つのスペイン民謡/「恋は魔術師」—きつね火の歌/コルドバのソネット
   【マヌエル・デ・ファリャ(ピアノ) 1928 年、1930 年 パリ】
 カタルーニャの伝説的名メッゾソプラノ、コンチータ・スペルヴィア全録音集完結編!

 共演者多数、録音:1928〜1932 年、ADD、70'05

 Marston によるスペイン、カタルーニャの伝説的名メッゾソプラノ、コンチータ・スペルヴィア(1895-1936)の全録音集のおそらく最終となる第5 集。未刊行録音や別テイクなど、彼女の珍しい録音が集められている。
 余白には、同じバルセロナ生まれのソプラノ、マリア・バリエントス(1884-1946)がフャリャ自身のピアノ伴奏でフャリャの歌曲を収録。
 ※CD 印刷物のトラック表では、24. コルドバのソネット 25.「恋は魔術師」—火祭りの踊り となっていますが、正しくは 24. 「恋は魔術師」—きつね火の歌 25.コルドバのソネット です。お詫びして訂正いたします。
 


52070-2
(2CD)
¥5000→\4590
「ジェルメーヌ・リュバン 全録音集」 ジェルメーヌ・リュバン(ソプラノ)
リュシエンヌ・ドゥ・メオ(ソプラノ)
 ウェーバー:「魔弾の射手」—まどろみが訪れたのに/静かに静かに(フランス語)
   【管弦楽団 1927 年1 月 パリ】
 ワーグナー:「タンホイザー」—歌の殿堂(フランス語)
 グノー:「ファウスト」—テューレの王(2種)(フランス語)
   【管弦楽団 1928 年6 月22 日】
 プッチーニ:「トスカ」—私たちのあの小さな家に(フランス語)/—歌に生き、愛に生き
   【ギュスターヴ・クロエ(指揮)管弦楽団】
 レイエ:「シギュール」—ごきげんよう、陽の輝きよ
   【アンリ・ドゥフォセ(指揮)管弦楽団 1930 年5 月 パリ】
 ワーグナー:「ローエングリン」—暗い日々に一人で(フランス語)
 ワーグナー:「タンホイザー」—歌の殿堂(フランス語)
   【アンリ・ドゥフォセ(指揮)管弦楽団 1929 年1 月25 日 パリ】
 ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」—やさしくかすかに(フランス語)
   【アンリ・ドゥフォセ(指揮)管弦楽団 録音年不詳】
 ワーグナー:「ワルキューレ」—灰色の服を着た老人が(フランス語)
   【アンリ・ドゥフォセ(指揮)管弦楽団 1929 年5 月17 日 パリ】
 ワーグナー:
  「ワルキューレ」—灰色の服を着た老人が(フランス語)/—私の名はジークムント(フランス語)
 ワーグナー:「ジークフリート」—私は遥か昔から今もずっと(フランス語)
   【ルネ・ヴェルディエール(テノール) アンリ・ドゥフォセ(指揮)管弦楽団
    1930 年2 月4 日パリ】
 ワーグナー:「神々の黄昏」—太い薪を積み上げよ(フランス語)
   【アンリ・ドゥフォセ(指揮)管弦楽団 1929 年3 月19、25 日 パリ】

 バッハ:カンタータ「神はそれほどに世を愛して」—私の敬虔な心(フランス語)/
 ショパン(リトヴィエンヌ編):悲しみ
   【ジャンヌ・クリージェ(ピアノ) 1929 年4 月15 日 パリ】
 ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」—やさしくかすかに(ドイツ語とフランス語の2 種)
   【フィリップ・ゴベール(指揮)パリ音楽院管弦楽団 1938 年6 月1 日 パリ】
 シューベルト:魔王 D328/シューマン:愛の歌 Op.51-5、ズライカの歌 Op.25-9
   【エーリヒ・イトール・カーン(ピアノ) 1939 年 パリ】
 ヴォルフ:隠棲/ブランジーニ:谷を渡り、森を抜け/ルゲルネ:しるし/
 フォーレ:シルヴィOp.6-3,フォーレ:水辺で Op.8-1
   【ジェラール・スゼー(バリトン ブランジーニ,ルゲルネ) ジョルジュ・ヴィズール(ピアノ)
    1944 年5 月24、25 日 パリ】
 デュランテ:愛に満ちた処女よ/ドビュッシー:美しい夕暮れ/
 ドビュッシー:あなたの顔を見て私はおののく/ヴォルフ:さあ歩きましょう、マリア/ヴォルフ:真夜中に
   【ロジェ・ブランシャール(ピアノ) 1954 年6 月5 日 パリ(放送用録音)】

 (付録)「リュシエンヌ・ドゥ・メオ 1928 年フランスColummbia 全録音」
  (1)グルック:「アルセスト」—ステュクスの川の神々よ/
   ウェーバー:「魔弾の射手」—たとえ雲が覆い隠しても(フランス語)
  (2)ワーグナー:「ワルキューレ」—一族の男たちが
   【フェルナン・ウールトゥール(指揮)管弦楽団 1928 年(1)2 月25 日 パリ、(2)4 月14 日 パリ】
 20 世紀フランスの最も偉大なワーグナー・ソプラノとして名高いジェルメーヌ・リュバン全録音集!

 共演者多数、録音:1927〜1954 年、ADD、142'33

 20 世紀フランスの最も偉大なワーグナー・ソプラノとして名高いジェルメーヌ・リュバン(1890-1979)の録音を網羅している。
 ジェルメーヌ・リュバンは1920 年代から1940 年代にかけてドラマティックソプラノとして名を馳せ、パリはもちろん、ウィーンやベルリンなど各都市でも人気を博した。
 バイロイト音楽祭には1938 年に「パルジファル」のクンドリー、そして翌1939 年にはヴィクトール・デ・サバタの指揮する「トリスタンとイゾルデ」でイゾルデを歌った。深みと伸びやかさと力強さを兼ね備えたリュバンの声は間違いなく一流の芸術だった。
 しかしフランスがナチスドイツの影響下にあった1940 年代前半に、ナチスが積極的に利用したワーグナーの音楽を歌ったため、戦後はナチスドイツ協力者と非難され活動が大きく制限されてしまった。
 1950年代になって復帰が進んでいた矢先の1953 年、息子が自殺し、これを機に引退、教職に転じた。
 録音にも積極的でなかったため、実力に比べて残された録音はかなり少ない。このMarston のCD では、リュバンの商業録音(未刊行を含む)のすべてと、戦後の貴重な放送録音を含むもので、リュバンのファンには待望のものだろう。
 余白に収録されたリュシエンヌ・ドゥ・メオ1904 年、パリ生まれのソプラノ。若くしてワーグナーやR.シュトラウスのオペラで活躍したが、1930 年6 月、26 歳の若さで自殺してしまった。ここに収録されている3 曲は彼女の芸術を伝える非常に貴重なものである。


<メジャー・レーベル>

イタリアDECCA


4812376
\3500
ハイドン:チェロ協奏曲集
 ハイドン(1732-1809):
  チェロ協奏曲第1番ハ短調 Hob.VIIb:1(*)
  チェロ協奏曲第2番ニ長調 Op.101 Hob.VIIb:2(*)
 エドムント・アンゲラー(1740-1794):おもちゃの交響曲(伝ハイドン:Hob.II:47)
エンリーコ・ディンド(チェロ(*)、指揮)
イ・ソリスティ・ディ・パドヴァ
  

4812391
\3500
シューマン(1810-1856):
  ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
  ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
  トッカータ Op.7
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
マウリツィオ・バリーニは1975年イタリアのピサ生まれ。2004年以来2016年現在アミアータ・ピアノ・フェスティヴァル(イタリア)の芸術監督を務めています。





<映像>

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C MAJOR(映像)



73 4404
(Blu-ray)
\5800→\5390
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集VOL.2
 DISC1
  ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
  ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
  ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」Op.81a
  ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
  ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
 DISC2
  ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
  ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
  ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)

73 4308
(2DVD)
\5600→\5190
 2014 年ザルツブルク音楽祭ブッフビンダーによるベートーヴェン・チクルス

 収録:2014 年8 月音楽祭、モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 Full HD、音声:DTS-HD MA 4.0、PCM ステレオ、172分
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS- 4.0、PCM ステレオ、172分

 2014 年ザルツブルク音楽祭で行われた、ルドルフ・ブッフビンダーによるベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の模様を収録したDVD とBlurayが発売。
 ザルツブルク音楽祭の長い歴史の中で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったのは今回が初めてとのこと。「ベートーヴェンの新しい解釈を示した、彼以外には成し得ない偉業である」と称賛されたチクルスとなりました。
 この映像は、2 日間の公演を収めたもの。ブッフビンダーは、ソナタの番号順に演奏することには賛同しておらず、楽曲ごとの様々な対比を聴衆に体験して欲しいとのこと。
 この映像でも初期、中期のソナタと、後期の長大な「ハンマークラヴィーア」を混ぜ合わせて演奏し、ベートーヴェンのソナタの多様性を表現しています。
 ウィーンのピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーは5 歳でウィーン音楽大学へ入学、9 歳の時に最初の演奏会を行い、11 歳で著名なピアノ教師ブルーノ・ザイドルホーファーのマスタークラスに入門するなど早くから才能を発揮。15 歳でミュンヘン国際音楽コンクール優勝、20 歳の時にヴァン・クライバーン・コンクールで特別賞を受賞、21 歳ではベートーヴェン・コンクール優勝するなど輝かしい受賞歴を持ちます。現在は、ウィーンの伝統を受け継ぐピアニストとして世界的に高い評価を受けています。
 幅広いレパートリーもつブッフビンダーですが、その中心はやはりベートーヴェン。ブッフビンダーは、これまでにテルデック(1980/82、セッション録音)とRCA(2010、ライヴ録音) の2 度ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を録音しています。そして50 回の全曲演奏会を行い、つねに新しい発見を求め丁寧に楽譜を読み込み、聴く者に驚きと感動を与えています。
 


73 4604
(Blu-ray)
\5800→\5390
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集VOL.3
 DISC1
  ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
  ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
  ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28
  ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
  ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
 DISC2
  ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
  ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
  ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13
  ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
  ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
  ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
  ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
  ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
 ボーナス:
  ブッフビンダー、ベートーヴェンのピアノ・ソナタについて語る
   (日本語字幕付)
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)

73 4508
(2DVD)
\5600→\5190
 収録:2014 年8 月音楽祭、モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 Full HD、音声:DTS-HD MA 4.0 ,PCM ステレオ、字幕:英韓日(言語:独)、本編:257分/ ボーナス:36分
 (2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS4.0 ,PCM ステレオ、字幕:英韓日(言語:独)、本編:257分/ ボーナス:36分

 2014 年ザルツブルク音楽祭で行われた、ルドルフ・ブッフビンダーによるベートーヴェン、ピアノ・ソナタ全曲演奏会の模様を収録したDVD とBlu-rayが発売。ザルツブルク音楽祭の長い歴史の中で、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったのは今回が初めてとのこと。「ベートーヴェンの新しい解釈を示した、彼以外には成し得ない偉業である」と称賛されたチクルスとなりました。
 
 Vol.3 には、ベートーヴェンのピアノ・ソナタについてブッフビンダーが解説するボーナス映像が付いています。全32 曲の「音楽の宇宙」と呼ばれる作品を演奏し続けているブッフビンダーはこのように語っています。「(前略)美しさだけを求めてはいけません。深さや、醜さ、底知れぬ深淵を表現すべきです。(中略)美しさだけではいけません。大切なのは真実です」。






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EURO ARTS(映像)



20 72818
(2DVD)
\5000→\4590
アルゲリッチ&バレンボイム、テアトロ・コロン凱旋公演
 DVD1(116分)
  モーツァルト:フィガロの結婚〜序曲
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
  シューマン:幻想小曲集Op.12〜第7曲” 夢のもつれ”
  ラヴェル:スペイン狂詩曲、亡き王女のためのパヴァーヌ、ボレロ
  ビゼー:
   カルメン組曲第1番〜
    アラゴネーズ、間奏曲、アルカラの竜騎兵、闘牛士の歌
  マリアーノ・モーレス(ホセ・カルリ編):
   エル・フィルレーテ、タンゴ
 DVD2(120分)
  モーツァルト:2台ピアノのためのソナタ ニ長調K.448
  シューベルト:創作主題による8つの変奏曲変イ長調D813
  ストラヴィンスキー:春の祭典(2台ピアノ版)
  シューマン:2 台ピアノのためのアンダンテと変奏Op.46
  ラフマニノフ:組曲第2番Op.17〜ワルツ
  カルロス・グアスタビーノ:バイレシート
  ミヨー:スカラムーシュ〜ブラジレイラ
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ダニエル・バレンボイム(指揮、ピアノ)
リノール・カッツ(チェロ)
キアン・ソルタニ(チェロ)
ホルヘ・モンテ・デ・フェス(ホルン)
 アルゲリッチ&バレンボイム、ふたり揃って初めてのテアトロ・コロン凱旋公演

 収録:2014年8月コロン劇場、ブエノスアイレス(ライヴ)/画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All

 2014 年4 月ベルリン、現代クラシック界を代表するマルタ・アルゲリッチとダニエル・バレンボイムが15 年ぶりに共演し実現したピアノ・デュオ・リサイタル。
 それから5 ヶ月後、お互いの故郷であるブエノスアイレスのテアトロ・コロンで初めて2 人揃ってのコンサートが行われました。ダニエル・バレンボイムによって創設されたウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラを率いて行われたコンサートは、ブエノスアイレスの人々の熱烈な拍手と歓声で迎えられました。
 DVD1 は、モーツァルトのフィガロの結婚〜序曲で軽快で華やかに開始後、続いて若きベートーヴェンが残した傑作ピアノ協奏曲第1 番。アルゲリッチもバレンボイムもそれぞれ何度となく演奏、録音してきた作品。作品と奏者の音楽性が一体化した二人の演奏は、ベートーヴェンのもつ力強さ、躍動感に溢れています。そして最後にはオケがタンゴの巨匠マリアーノ・モーレスの「エル・フィルレーテ」で会場を大いに盛り上げています。
 DVD2 は、アルゲリッチ、バレンボイムによるピアノ・デュオ・ライヴ。ベルリンでのライヴと同様のモーツァルト、シューベルト、ストラヴィンスキー「春の祭典」に加えシューマン、ラフマニノフ、そしてアルゼンチンの作曲家カルロス・グアスタビーノやサンバのリズムが楽しいミヨーの「スカラムーシュ〜ブラジレイラ」の作品などテアトロ・コロンの聴衆を満足させる充実のプログラムが組まれました。



















2/10(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


LAWO CLASSICS


LWC 1093
(SACD HYBRID)
\3000
木管八重奏のための作品集
 ギデオン・クライン:木管八重奏のためのディヴェルティメント
 ヨハン・クヴァンダール:
  木管八重奏とコントラバスのための九重奏
   《ナイト・ミュージック》 Op.57
 尹伊桑:木管八重奏曲(コントラバス・アドリブ付き)
 マグナル・オー:
  木管八重奏とコントラバスのための《ファースト・ビューティ》
オスロ・カンマーアカデミー
ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク
 (指揮、オーボエ)
 現代ノルウェーの一流ソリスト達が集うオクテット 第3弾!

 オスロ・フィルのソロ・オーボエ奏者を務めるダーヴィト・フリーデマン・シュトルンクが率いる八重奏団。ベートーヴェンの室内楽版交響曲第7番(LWC 1036)でCDデビューしたオスロ・カンマーアカデミーのサード・アルバムは、ノルウェーのヨハン・クヴァンダールとマグナル・オー、そしてギデオン・クライン、尹伊桑といった現代の八重奏曲(とコントラバス付きの九重奏)を聞かせてくれる。
 オーの「ファースト・ビューティ」はオスロ・カンマーアカデミーによる委嘱作品。

 ※録音:2013年10月11日−13日、2014年2月28日−3月2日、Grefsen Church(オスロ)
 

LWM 008
\2600
オーゴール=ニルセン:トランペットとピアノのための作品集
 ビョルン・ボルスタ・シェルブレード:
  レジスティング・グラヴィティ
 シェティル・ヴォスレフ:パーペッタム・トロンペッタム
 アイレット・トッセ:シグナルズ
 オーゴール=ニルセン:
  Kverhusfanfare、ブロークン・ハートのための悲歌、
  フェストーゾ、オルフェウスの哀歌
 シーグル・フィッシャー・オルセン:
  3つのラメント・ムーヴメンツ
 クヌート・ヴォーゲ:マルチモーフ IV
トシュタイン・オーゴール=ニルセン
 (トランペット)
ヤーレ・ ローテヴァートン(ピアノ)
 ノルウェーの作曲家、トランペット奏者であるトシュタン・オーゴール=ニルセンの自作自演を中心としたノルウェーのトランペット作品集。

 ※録音:2013年9月28日&2014年6月24日−25日、ノルウェー
 
LWM 003
\2600
ユース・ストリング・オーケストラのための現代ノルウェー音楽
 マグネ・ヘーグダール:小交響曲
 アイヴィン・ビューエネ:水の音楽
 コーレ・ディヴィーク・フースビ:Artinatrinn
 トシュタイン・オーゴール=ニルセン:ヒップ=トリップ=トランプ
 オーレ=ヘンリク・モー Jr.:Unodvendig Solnedgang
 ギスレ・クヴェルンドク:シェイクスピア組曲
 ヘンリク・ヘルステニウス:インプロヴィゼーション1&2
 オスムン・フェイディエ:ミヌエット・リベロ
 アルフレード・ヤンソン:ア・バグダッド・ブルース
  (ノット・フォー・ブレア、ノット・フォー・ブッシュ)
 クヌート・ヴォーゲ:Arcologi 第2番〜第4番
UNOF
 (ノルウェー・ユース・
  オーケストラ機関)
 ノルウェー政府がサポートし活動するノルウェー・ユース・オーケストラ機関「UNOF」による、現代ノルウェーを代表する作曲家たちの弦楽オーケストラ作品。

 ※録音:2009年12月、レインボー・スタジオ(オスロ)



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 LINN



CKD 555
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
イングリット・フリッター(ピアノ)
 シューマン&メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集

  シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
  メンデルスゾーン:
   序曲《美しいメルジーネの物語》Op.32(1835年版)、
   ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25
イングリット・フリッター(ピアノ)
アントニオ・メンデス指揮
スコットランド室内管弦楽団
 イングリット・フリッターLINN 第3弾!シューマン&メンデルスゾーン!

 1973年、南米アルゼンチンのブエノスアイレス生まれの才女、イングリット・フリッター。英国の高音質レーベル「リン・レコーズ(Linn Records)」からの録音第3弾は、英グラモフォン賞にもノミネートしたショパン(CKD 455)でも共演した、スコットランド室内管弦楽団とのシューマン&メンデルスゾーン!
 指揮は、2015年に新日本フィルと共演、2016年にはスペイン国立管を率いて来日予定のスペイン若手指揮者有望株、アントニオ・メンデス。
 2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位に輝き、マルタ・アルゲリッチが認める天才イングリット・フリッターのシューマン&メンデルスゾーン。
 Linn Recordsが贈る、2016年上半期最大級のアルバムです!







LINN旧譜
イングリット・フリッター(ピアノ)

CKD 455
(SACD HYBRID)
\2600
イングリット・フリッター第1弾
 準・メルクル(指揮)&スコットランド室内管

  ショパン:
   ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
   ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
イングリット・フリッター(ピアノ)
準・メルクル(指揮)
スコットランド室内管弦楽団
 イングリット・フリッターLINN初登場!準・メルクル&SCOとの共演で"ショパン"を披露!

 1973年、南米アルゼンチンのブエノスアイレス生まれの才女、イングリット・フリッターが英国の高音質レーベル「リン・レコーズ(Linn Records)」に初登場!
 準・メルクル、スコットランド室内管弦楽団(SCO)という頼もしき共演者たちとのショパンは、ピアノ協奏曲第1番&第2番!
 2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位に輝き、2008年、2009年にリリースされたショパンのレコーディングが世界各地で高評価を得るなど、南米、そして世界を代表する一流のショパン弾きとして活躍するイングリット・フリッター。
 満を持しての登場となる準・メルクル&SCOとの得意とするショパン、2曲のピアノ協奏曲のレコーディングが、イングリット・フリッターのショパン弾きとしての名声をさらに高める絶好の機会となることは間違いない。
 2014年に創設40周年を迎えるスコットランド室内管弦楽団にとって、イングリット・フリッターとのショパンの「ピアノ協奏曲集」は、リン・レコーズへの通算21枚目のレコーディングとなる。
 イングリット・フリッターの新録音、絶好調のスコットランド室内管弦楽団と準・メルクルのコンビ、そしてリン・レコーズの優秀録音。これは大注目!

CKD 475
(SACD HYBRID)
\2600

イングリット・フリッターLINN 第2弾!ショパンの前奏曲集!
 ショパン:
  24の前奏曲 Op.28/マズルカ第13番イ短調Op.17-4/
  マズルカ第11番ホ短調Op.17-2/マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3/
  マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50-3/マズルカ第1番嬰ヘ短調Op.6-1/
  夜想曲第3番ロ長調Op.9-3/夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2

イングリット・フリッター(ピアノ)
 日本先行発売!(全世界発売は2014年10月下旬以降の予定です)

 1973年、南米アルゼンチンのブエノスアイレス生まれの才女、イングリット・フリッター。英国の高音質レーベル「リン・レコーズ(Linn Records)」からの録音第2弾は、準・メルクルとの共演で話題を呼んだ協奏曲集に続き、フリッターの代名詞ともいうべきショパン!
 2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位に輝き、一流のショパン弾きとして活躍するイングリット・フリッター。作品28の前奏曲全曲に、マズルカ、夜想曲といったショパンを特徴付ける名曲を収録したフリッターの新しいショパンは、強いエモーションと高い技巧、優れた芸術性を孕む極上のコレクションです。

 ※録音:2014年6月9日−12日、ポットン・ホール(サフォーク)









PLECTRA


PL 21502
\2500
ルネ・ドルアール・ド・ブセ(1703-1760):教会カンタータ集
  「われらの魂を高めん」[Elevons nos esprits] (カンタータ集第2巻第2曲)(*/+)
  「ユーディト」[Judith] (カンタータ集第1巻第3曲)(*)
  「神の家」[Maison de Dieu] (カンタータ集第1巻第1曲)(+)
  「トビー」[Tobie] (カンタータ集第2巻第3曲)(*)
  「歌え、シオン」 [Chante, Sion] (カンタータ集第1巻第6曲)(+)
ブランディワイン・バロック
 ローラ・ヘイムズ(ソプラノ(*)) トニー・ブーテ(テノール(+))
 アイリーン・グリッキー(フルート)
 マーティン・デイヴィッズ、エドウィン・フイジンガ(ヴァイオリン)
 ジョン・マーク・ローゼンダール、ドナ・フルニエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 カレン・フリント(チェンバロ)
 録音:2014年6月、ザ・バーン・アット・フリントウッズ、ウィルミントン、デラウェア州、アメリカ合衆国
 ルネ・ドルアール・ド・ブセは作曲家ジャン=バティスト・ブセ(?-1725)の子としてパリに生まれ、ニコラ・ベルニエ(1664-1734)に師事したフランスの作曲家・オルガン奏者。
 パリのサンタンドレ・デザール教会、ノートルダム大聖堂(アルマン=ルイ・クープランと共同)、サン・メリー教会等でオルガニストを務めました。2巻の教会カンタータ集(第1巻は1735年、第2巻は1740年に出版)は彼の代表作です。




<メジャー・レーベル>

SONY

限定盤

8887503227-2
(43CD)
\21000→\19990

[カーネギー・ホール開館125周年記念リリース]
 グレイト・モーメンツ・アット・カーネギー・ホール

   トスカニーニの「運命」1931&1933 から 
マツーエフ 2007 まで43枚組
★初発売音源   
*正規原盤からの初発売音源


【CD1:トスカニーニの「運命」1931&1933】
 *ベートーヴェン:『交響曲第5番ハ短調Op.67』〜
  アルトゥール・トスカニーニ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
   [録音:1931年3月6日ライヴ],
 ベートーヴェン:『交響曲第5番ハ短調Op.67』〜
  アルトゥール・トスカニーニ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
   [録音:1933年4月9日ライヴ]/

【CD2:クーセヴィツキー 1934】
 ロイ・ハリス:
  『交響曲第1番「1933年」』〜
   セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)ボストン交響楽団
    [録音:1934年2月2日ライヴ]、
  『フルート独奏と弦楽四重奏のための4分—20秒』〜
   ジョージ・ローラン(フルート)、バージン四重奏団
    [録音:1934年2月2日(セッション)]/

【CD3:ホロヴィッツ&トスカニーニ 1943】
 チャイコフスキー:
  『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』〜
   ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
   アルトゥール・トスカニーニ(指揮)NBC交響楽団
    [録音:1943年4月25日ライヴ]/

【CD4:ワルター 1954】
 グルック:『歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲』,
 ブルックナー:『交響曲第7番ホ長調』〜
  ブルーノ・ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
   [録音:1954年12月23日ライヴ]/

【CD5:ビョルリング 1955】
 ベートーヴェン:『アデライーデ Op.46』,
 シューベルト:
  『春の想い D.686』『ます D.550』
  『セレナード D.957-4』『いやな色 D.795-17』,
 R.シュトラウス:
  『黄昏の夢 Op.29-1』『チェチーリエ Op.27-2』,
 ブラームス:『セレナード Op.106-1』,
 モーツァルト:『恋人を慰めて(「歌劇ドン・ジョヴァンニ」より)』,
 ジョルダーノ:『愛さずにはいられぬこの思い(歌劇「フェドーラ」より)』,
 ビゼー:『花の歌(歌劇「カルメン」より)』,
 マスネ:『夢(歌劇「マノン」より)』,
 グリーグ:『白鳥 Op.25-2』『ある夢 Op.48-6』,
 シベリウス:
  『3月の雪の上のダイヤモンド Op.36-6』『葦よそよげ Op.36-4』
  『黒いばら Op.36-1』,
 カール・レオポルド・シェーベリ:『音楽』,
 マスカーニ:『母さん、あの酒は強いね(歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より)』,
 トスティ:『理想の佳人』, プッチーニ:『星は光りぬ(歌劇「トスカ」より)』,
 トスティ:『暁が光から影を隔て』,
 フォスター:『金髪のジェニー』,
 ジョルダーノ:『5月の晴れた日のように(歌劇「アンドレア・シェニエ」より)』,
 プッチーニ:『なんて冷たい手(歌劇「ボエーム」より)』〜
  ユッシ・ビョルリング(テノール), フレデリック・シャウヴェッカー(ピアノ)
  [録音:1955年9月24日ライヴ]/

【CD6:ビョルリング 1958】
 ヴェルディ:『私は嘆息する(「レクイエム」より)』,
 シューベルト:
  『竪琴に寄せて D.737』『ます D.550』『春への想い D.686』
  『シルヴィアに D.891』『全能の神 D.852』『セレナード D.957-4』,
 ベートーヴェン:『アデライーデ Op.46』,
 ブラームス:『セレナード Op.106-1』,
 チャイコフスキー:『レンスキーのアリア(歌劇「エフゲニー・オネーギン」第1幕より)』,
 アルヴェーン:『森は眠る』,
 シェーグレン:『私の夢の中で私のそばにいるあなた』,
 ペッテション=ベリエル:『菩提樹の下の乙女』,
 ラフマニノフ:『リラの花 Op.21-5』『ひそかな夜のしじまの中で Op.4-3』,
 グリーグ:『夢』, プッチーニ:『誰も寝てはならぬ(歌劇「トゥーランドット」より』,
 トスティ:『理想』, ヴェルディ:『女心の歌(歌劇「リゴレット」より)』,
 プッチーニ:『星は光りぬ(歌劇「トスカ」より)』,
 R.シュトラウス:『献呈』〜
  ユッシ・ビョルリング(テノール), フレデリック・シャウヴェッカー(ピアノ)
   [録音:1958年3月2日ライヴ]/

【CD7:クライバーン 1958】
 ラフマニノフ:
  『ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30』『練習曲「音の絵」Op.39〜第5番』★,
 バーバー:『ピアノ・ソナタ 変ホ短調Op.26〜第4楽章』★,
 シューマン(リスト編):『ミルテの花 Op.25』★〜
  ヴァン・クライバーン(ピアノ) キリル・コンドラシン(指揮)シンフォニー・ジ・エア
  [録音:1958年5月19日ライヴ]/

【CD8-9:リヒテル 1960】
 ★ベートーヴェン:
  『ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3』
  『ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1』
  『ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 Op.14-2』
  『ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調Op.31-2「テンペスト」』+
  『ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調Op.57「熱情」』〜
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)[録音:1960年12月23日ライヴ]/
   +テンペスト第3楽章の第326小節でリヒテルは記憶が途切れ、第98小節まで戻って引き直しています。当CDでは修正せずにそのまま収録しています。

【CD10-11:トゥリーニ 1961】
 ★シューマン:
  『8つのノヴェレッテ第1番Op.21-1』『ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22』,
 ショパン:
  『練習曲 変イ長調Op.10-10』『練習曲 嬰ハ短調Op.25-7』
  『練習曲 変イ長調Op.25-1』『練習曲 ハ長調Op.10-1』
  『バラード第1番ト短調Op.23』,
 ヒンデミット:『ピアノ・ソナタ第2番ト長調』,
 スクリャービン:『8つの練習曲第5番嬰ハ長調Op.42-5』,
 リスト:『ペトラルカのソネット第104番』『ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調』,
 D.スカルラッティ:『ソナタ イ長調K.322』,
 メンデルスゾーン:『無言歌 ハ長調Op.67-4「紡ぎ歌」』,
 シューマン:『幻想小曲集第1番Op.12-1「夕べに」』,
 ラヴェル:『クープランの墓〜トッカータ』〜ロナルド・トゥリーニ(ピアノ)
  [録音:1961年1月23日ライヴ]/

【CD12:ルービンシュタイン 1961】
 ショパン:
  『24の前奏曲Op.28〜第4, 8, 15, 21, 23, 24番』
  『ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」』
  『子守歌 変ニ長調Op.57』『ポロネーズ 変イ長調Op.61「幻想」』
  『即興曲第4番 嬰ハ短調Op.66「幻想即興曲」』『練習曲Op.25-2&3』
  『練習曲Op.10-12「革命」』『ポロネーズ 変イ長調Op.53「英雄」』〜
  アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
   [録音:1961年12月10日ライヴ]/

【CD13:グールド&バーンスタイン 1962】
 ブラームス:『ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15』〜
  グレン・グールド(ピアノ)
  レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
   [録音:1962年4月6日ライヴ、バーンスタインによる演奏前スピーチ付]/

【CD14:ヴァーレット 1965】
 シューベルト:
  『小人 D.771』『セレナード D.957-4』『馭者クロノスに D.369』
  『音楽に寄せて D.547』『全能の神 D.852』,
 チャイコフスキー:
  『私は野の草ではなかったか Op.47-7』『またもとのように私は一人Op.73-6』,
 ラフマニノフ:『春の奔流 Op.14-11』,
 モーツァルト:『モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165〜アレルヤ』,
 ホアキン・ニン:
  『Corazon que en prision』★『El pano murciano』★『Minue cantado』★,
 トゥリーナ:『ファルッカOp.45-1』★,
 Trad:『He's Going Away』,
 コープランド:『シオンの壁』『かの川のほとりに』,
 Trad:『Honor, Honor』『Oh, Glory!』『Witness』〜
  シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)チャールズ・ワズワース(ピアノ)
   [録音:1965年1月30日ライヴ]/

【CD15:レオンタイン・プライス 1965】
 ヘンデル:
  『親愛なる森よ(歌劇「アタランタ」より)』
  『なんてすてきな喜び(歌劇「アグリッピーナ」より)』
  『こうして、ただ一日のうちに(歌劇「ジュリオ・チェーザレ」より)』,
 ブラームス:『ジプシーの歌 Op. 103』,
 ジョルダーノ:『亡くなった母を(歌劇「アンドレア・シェニエ」より)』,
 プーランク:
  『あなたは見る、夜の炎が』『手は心の意のまま』
  『あなたはこんなふう』『私は名付けよう、あなたの額を』,
 バーバー:『ノクターン Op.13-4』『ひなぎく Op.2-1』『さあ眠れ Op.10-2』,
 リー・ホイビー:『冬の歌』,
 黒人霊歌:
  『主の名はこころよい』『魂は神の示す道を進む』
  『神よ,どうしても泣かずにいられない』『世界は主の御手に』,
 プッチーニ:『ドレッタの夢の歌(歌劇「つばめ」より)』,
 ガーシュウィン:『サマータイム(歌劇「ポーギーとベス」より)』,
 チレア:『私はいやしい召使い(歌劇「ドリアーナ・ルクヴルール」より),
 プッチーニ:『歌に生き、愛に生き(歌劇「トスカ」より)』〜
  レオンタイン・プライス(ソプラノ)デイヴィッド・ガーヴェイ(ピアノ)
  [録音:1965年2月28日ライヴ]/

【CD16-17:ホロヴィッツ 1965】
 バッハ(ブゾーニ編):『トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564』,
 シューマン:『幻想曲 ハ長調 Op.17』,
 スクリャービン:『ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」』『詩曲 嬰ヘ長調 Op.32-1』,
 ショパン:
  『マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4』
  『練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8』『バラード第1番ト短調Op.23』,
 ドビュッシー:『人形へのセレナード』,
 スクリャービン:『練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1』,
 モシュコフスキ:『練習曲 変イ長調 Op.72-11』,
 シューマン:『トロイメライ』〜
  ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
   [録音:1965年5月9日ライヴ(無修正版です)]/

【CD18-19:トゥーレル&バーンスタイン 1969】
 シューマン:『リーダークライス Op.39』(第2・3・5・6・9・10曲★),
 R.シュトラウス:『万霊節 Op.10-8』★,
 チャイコフスキー:
  『夜 Op.60-9』『そんなに早く忘れて』『子守歌 Op.16-1』
  『もうちょっと待って Op.16-2』『陰鬱な日々に Op.73-5』★,
 ラフマニノフ:『Oh, Cease Thy Singing, Maiden Fair』,
 デュパルク:『前世』,
 ドビュッシー:『艶なる宴 第1集』〜第1曲★、第2曲、第3曲★,
 サティ:『3つの歌』〜第1曲★、第2曲★、第3曲、
 リスト:『おお!私が眠りにつくときには』,
 プーランク:『快活な歌』★,
 オッフェンバック:『いとしい人よ』『ああ何というお食事』〜
  ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ) レナード・バーンスタイン(ピアノ)
   [録音:1969年3月2日ライヴ]/

【CD20:ヴァージル・フォックス 1972】
 J.S.バッハ:
  『幻想曲とフーガ ハ短調BWV.537』『小フーガ ト短調BWV.578』
  『私はすでに片足を墓にかけて BWV.156』『トッカータ ヘ長調BWV.540』
  『幻想曲とフーガ ト短調BWV.542』『汝にこそわが喜びあり BWV.615』,
 ジョン・フランシス・ウェイド:『おお、すべての忠実な崇拝者よ』〜
  ヴァージル・フォックス(オルガン)[録音:1972年12月20日ライヴ]/

【CD21-22:ボレット 1974】
 J.S.バッハ(ブゾーニ編):『シャコンヌ』,
 ショパン:『24の前奏曲 Op.28』,
 J.シュトラウスII(タウジヒ編):『人はただ一度生きる』『蛾』,
 アドルフ・シュルツ=エヴラー:
  『ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」に基づく演奏会用アラベスク』,
 ワーグナー(リスト編):『歌劇「タンホイザー」序曲』,
 ショパン:『夜想曲 嬰ヘ長調Op.15-2』★,
 パウル・デ・シュレーツァー:『コンサート用練習曲Op.1-2』★,
 モシュコフスキ:『女軽業師 Op.52-4』,
 ルビンシテイン:『練習曲 Op.23-2「スタッカート」』〜
  ホルヘ・ボレット(ピアノ)[録音:1974年2月25日ライヴ]/

【CD23:史上最大のコンサート 1976】
 ベートーヴェン:『「レオノーレ」序曲第3番op.72a』,
 J.S.バッハ:『2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043』〜
  アイザック・スターン(ヴァイオリン)ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
  レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック,
 ラフマニノフ:『チェロ・ソナタ ト短調Op.19〜第3楽章』〜
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ),
 シューマン:『歌曲集「詩人の恋」Op.48』〜
  ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ),
 チャイコフスキー:『ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出」〜第1楽章』〜
  アイザック・スターン(ヴァイオリン)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
  ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ),
 チャイコフスキー:『われらが父』〜
  リンドン・ウッドサイド(指揮)オラトリオ・ソサエティ,
 ヘンデル:『ハレルヤ・コーラス(「メサイア」より)』〜
  リンドン・ウッドサイド(指揮)オラトリオ・ソサエティ、他出演者全員
  [録音:1976年5月18日ライヴ]/

【CD25-26:ゼルキン 1977】
 ハイドン:『ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調Op.66 Hob.16-49』,
 モーツァルト:『ロンド イ短調K.511』,
 ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」』,
 シューベルト:『ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960』〜
  ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
   [録音:1977年12月14日ライヴ]/

【CD27-28:ベルマン 1979】
 クレメンティ:『ピアノ・ソナタ ロ短調Op.40-2』,
 モーツァルト:『ロンド イ短調K.511』,
 ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調Op.13「悲愴」』,
 ショパン:『ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」』,
 リスト:『葬送前奏曲と葬送行進曲S.206』『スペイン狂詩曲』,
 ショパン:『夜想曲第19番ホ短調Op.72-1』,
 ガーシュウィン:『前奏曲第2番』〜
  ラザール・ベルマン(ピアノ)[録音:1979年3月11&12日ライヴ]/

【CD29-30:フェルツマン 1987】
 シューベルト:『ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664』,
 メシアン:『幼子イエスに注ぐ20の眼差し〜
  「降誕祭」「聖母の初聖体」「予言者たち、羊飼いたちと博士たちの眼差し」,
 シューマン:『交響的練習曲』,
 ラフマニノフ:『前奏曲 嬰ト短調Op.32-12』,
 ベートーヴェン:『創作主題による6つの変奏曲ニ長調Op.76』〜
  ヴラジーミル・フェルツマン(ピアノ)[録音:1987年11月11日ライヴ]/

【CD31-32:キーシン 1990】
 シューマン:
  『アベッグ変奏曲Op.1』『交響的練習曲Op.13』,
 プロコフィエフ:『ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82「戦争ソナタ」』,
 リスト:『愛の夢 第3番』『スペイン狂詩曲S.254』,
 ショパン:『ワルツ 嬰ハ短調Op.64-2』,
 リスト:『超絶技巧練習曲集S.139〜第10番ヘ短調』,
 シューマン(リスト編):『献呈』,
 プロコフィエフ:『練習曲ハ短調Op.2-3』〜
  エフゲニー・キーシン(ピアノ)[録音:1990年9月30日ライヴ]/

【CD33:五嶋みどり 1990】
 ベートーヴェン:『ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調Op.30-3』,
 R.シュトラウス:『ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18』,
 ショパン(ミルシテイン編):『夜想曲第20番嬰ハ短調』,
 エルンスト:『練習曲第6番「夏の名残りのばら」』,
 ドビュッシー(ハイフェッツ編):『美しい夕暮れ』,
 ラヴェル:『ツィガーヌ』〜
  五嶋みどり(ヴァイオリン)ロバート・マクドナルド(ピアノ)[録音:1990年10月21日ライヴ]/
【CD34:レオンタイン・プライス 1991】
 ヘンデル:『もし私に憐れみを感じてくださらないのなら(歌劇「ジュリオ・チェーザレ」より)』,
 モーツァルト:『オレステスとアイアスの苦悩を(歌劇「イドメネオ」より)』,
 ヨーゼフ・マルクス:『森のしあわせ』『マリアの歌』,
 R.シュトラウス:『春のレンツさん Op.37-5』『解放 Op.39-4』『君を愛す Op.37-2』,
 ヴェルディ:『神よ平和を与えたまえ(歌劇「運命の力」より)』,
 プーランク:『矢車菊』,
 ベルリオーズ:『ヴィラネル(歌曲集「夏の夜」より)』,
 デュパルク:『恍惚』,
 レイナルド・アーン:『春』,
 リー・ホイビー:
  『ワイルド・ナイツ』『Always It's Spring』『風がやってきた、信号ラッパみたいに』,
 黒人霊歌:『きみは愛されるため生まれた』,
 プッチーニ:『私のかわいい坊や(歌劇「蝶々夫人」より)』,
 ガーシュウィン:『サマータイム』,
 プッチーニ:『歌に生き、愛に生き(歌劇「トスカ」より)』,
 チレア:『私は創造の神の卑しい僕(歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より),
 黒人霊歌:『私の小さな光』,
 プッチーニ:『ドレッタの夢の歌(歌劇「つばめ」より)』,
 プッチーニ:『ある晴れた日(歌劇「蝶々夫人」より)』,
 黒人霊歌:『Witness』,
 サミュエル・ウォード:『アメリカ・ザ・ビューティフル』〜
  レオンタイン・プライス(ソプラノ)デイヴィッド・ガーヴェイ(ピアノ)
  [録音:1991年1月26日ライヴ]/

【CD35:キャスリーン・バトル〜クリスマス・コンサート 1991】
 ジェスター・ヘアーストン:『マリアの御子』,
 Trad:『クリスマスの12日間』,
 ピエトロ・ヨン:『みどり子イエス』,
 モーツァルト:『モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165〜アレルヤ』,
 プレトリウス:『エサイの根より』,
 プロコフィエフ:『トロイカ』,
 ジョン・ジェイコブ・ナイルズ:『アメリカン・ソングズ・メドレー
  (アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー〜マリアはみどり子を授かった〜
   おおマリアよ、その愛らしい子を何と名づけるのか〜
   マリアは誰だったのか、マリアこそはガリラヤの女王〜
   マリアは世にただ一人の子を授かった〜世界に告げよ)』,
 ヘンデル:『もろびとこぞりて』, グルーバー:『きよしこの夜』,
 ロジャース:『私のお気に入り』,
 バーナード:『ウィンター・ワンダーランド』,
 メル・トーメ:『クリスマス・ソング』,
 ヒュー・マーティン:『あなたに楽しいクリスマスを』,
 フンパーディンク:『夕べの祈り』,
 レーガー:『マリアの子守歌』,
 Trad:『我らはきたりぬ』,
 Trad:『クリスマス・ソング・メドレー
  (3隻の舟を見た〜牧人ひつじを〜まぶねのなかで〜ひいらぎ飾ろう〜
   ひいらぎとつたは〜オー・ホーリー・ナイト〜あら野のはてに)』〜
    キャスリーン・バトル(ソプラノ)
    フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)ウィントン・マルサリス(トランペット)
    アンドレ・プレヴィン(指揮&ピアノ)セントルークス管弦楽団、他
     [録音:1991年12月8日ライヴ]/

【CD36:マリリン・ホーン60歳記念コンサート 1994】
 ブリテン:『いざ、華麗なる音楽で讃えよう』,
 R.シュトラウス:『セレナーデ』〜ルネ・フレミング(ソプラノ),
 シューベルト:『ミューズの子』〜フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
 グラナドス:『嘆き、又はマハと夜泣きうぐいす』,
 トゥリーナ:『カンタレス』〜モンセラート・カバリエ(ソプラノ),
 マーラー:『高度な知性を讃えて』,
 ブラームス:『永遠の愛』〜マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ),
 J.シュトラウス:『春の声』〜ルース・アン・スウェンソン(ソプラノ),
 シェーンベルク:『Arie aus dem Spiegel von Arkadien』〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
 フォスター:『口髭さえあればいいんです』〜マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ),
 ジョン・カンダー:『A Letter from Sullivan Ballou』〜
  ルネ・フレミング(ソプラノ),
  マルティニ:『愛の喜びは』〜マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ),
 ラフマニノフ:『ヴォカーリズ』〜ルース・アン・スウェンソン(ソプラノ),
 ボルコム:『愛』〜フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
 コープランド:『かの川のほとりに』〜マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ),
 R.シュトラウス:『献呈』,
 レハール:『ヴィリアの歌』〜ヘレン・ドナート(ソプラノ),
 レハール:『君は我が心のすべて』 〜オーラフル・ビャルナソン(ヴォーカル),
 ロジャース:『なんて美しい朝』〜ヘレン・ドナート(ソプラノ),
 ジェローム・カーン:『オールマン・リバー』〜サミュエル・ラミー(バス)
  [録音:1994年1月16日ライヴ]/

【CD37:ヴォロドス 1998】
 リスト(ホロヴィッツ編):『ハンガリー狂詩曲第15番イ短調S.244「ラコッツィ行進曲」』,
 スクリャービン:
  『3つの小品Op.52-2〜謎』『2つの小品Op.57-2〜舞い踊る愛撫』
  『ピアノ・ソナタ第10番Op.70』,
 ラフマニノフ:
  『断片 変イ長調』『練習曲集「音の絵」〜
  ニ短調Op.39-8』『練習曲集「音の絵」〜ハ短調Op.33-3 (遺作)』,
 シューマン:『色とりどりの小品Op.99』,
 リスト(ホロヴィッツ編):『メンデルスゾーンの「結婚行進曲」変奏曲』,
 スクリャービン:『3つ小品〜前奏曲第2番ロ長調Op.2-2』〜
  アルカディ・ヴォロドス(ピアノ)
   [録音:1998年10月21日ライヴ]/

【CD38:ヨーヨー・マ〜オブリガード・ブラジル・ライヴ 2003】
 ピアソラ(カランドレリ編):『リベルタンゴ』, ジョビン、
 モライス(カランドレリ編):『シェガ・ヂ・サウダージ (想いあふれて)』,
 デリヴェラ(ジンガー編):『メレンゲ』,
 アサド:『ミニーノ』, ジョビン(カランドレリ編):『アグアス・ヂ・マルソ(三月の雨)』,
 デリヴェラ(タバレス編):『ワパンゴ』,
 バンドリン(カランドレリ編):『ドーシ・ヂ・ココ(ココナツ菓子)』,
 マリアーノ(カランドレリ編):『クリスタル』,
 ピアソラ(アサド編):『タンゴ組曲(アンダンテ&アレグロ)』, デリ
 ヴェラ(タバレス編):『アフロ』,
 カルネイロ(ジスモンチ編):
  『ボーダス・ヂ・プラタ (銀婚式)(ジスモンチ).クアトロ・カントス(4つの歌)』,
  バホーゾ(カランドレリ編):『アクアレーラ・ド・ブラジル(ブラジルの水彩画)』,
 ピアソラ(アサド編):『ジータ』,
 ジョビン&モライス:『ソ・ダンソ・サンバ』〜
  ヨーヨー・マ(チェロ) セルジオ・アサド,オダイル・アサド(ギター)
  シロ・バチスタ(パーカッション) パキート・デリヴェラ(クラリネット)ニルソン・マッタ(ベース)
  ホーザ・パッソス(ヴォーカル&ギター) キャサリン・ストット(ピアノ)
  [録音:2003年9月24日ライヴ]/

【CD39-40:エフゲニー・キーシン&ジェイムズ・レヴァイン・デュオ 2005】
 シューベルト:
  『幻想曲へ短調 D.940, Op.103』『アレグロ イ短調 D.947「人生の嵐」』
  『ソナタ ハ長調 D.812, Op.140「グランド・デュオ」』
  『性格的な行進曲第1番ハ長調 D.968b』『軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733』〜
  エフゲニー・キーシン&ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ・デュオ)
   [録音:2005年5月1日ライヴ]/

【CD41-42:小菅優 2005】
 J.S.バッハ(ブゾーニ編):『シャコンヌ』,
 ハイドン:『ピアノ・ソナタ第42番ニ長調』,
 ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」』,
 武満徹:『雨の樹素描』,
 シューマン:『ダヴィッド同盟舞曲集Op.6』,
 グラナドス:『マハと夜うぐいす』,
 リスト:『超絶技巧練習曲集〜第5番「鬼火」』,
 ショパン:『夜想曲第20番嬰ハ短調』〜小菅優(ピアノ)
  [録音:2005年11月14日ライヴ]/

【CD43:マツーエフ 2007】
 シューマン:『子供の情景Op.15』,
 リスト:『ピアノ・ソナタ ロ短調S.178』,
 プロコフィエフ:『ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83「戦争ソナタ」』,
 リャードフ:『音楽玉手箱』,
 スクリャービン:『練習曲嬰ニ短調Op.8-12』,
 グリーグ(ギンスブルク編):『「ペール・ギュント」〜山の魔王の宮殿で』〜
  デニス・マツーエフ(ピアノ)[録音:2007年11月17-19日ライヴ]
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 1891年にチャイコフスキーがこけら落とし公演で指揮して以来、数々の名演を生み出してきたアメリカが世界に誇る音楽の殿堂、カーネギー・ホール。クラシック、ポップ音楽シーンの大御所多数を含む46000以上の公演が開催されてきました。

 カーネギー・ホールは1890年、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーによって建設され、彼の名前をとってカーネギー・ホールと呼ばれるようになりました。
 今年2016年のホール開館125年を記念して、1931年のトスカニーニ指揮ニューヨーク・フィルから2007年のデニス・マツーエフにいたるまで、アメリカの2大メジャー・レーベルであるRCA RedSealとSony Classical(旧コロンビア・レコード〜CBS)が同ホールで録音してきたライヴ音源をCD43枚にまとめたアニヴァーサリー・ボックスの登場です。

 カーネギー・ホールの全面的協力を得てのリリースで、LPサイズのオールカラー別冊解説書(全105ページ)には、ホールのアーカイヴに保存されていた該当演奏会のプログラム、告知ポスターやアーティスト写真など貴重な資料的価値のある写真が多数掲載されています。

 登場するアーティストはまさに演奏史に残る名演奏家ばかり。ざっと列挙するだけでも、

  指揮者:レナード・バーンスタイン(ピアニストとしても登場)、セルゲイ・クーセヴィツキー、アルトゥーロ・トスカニーニ、ブルーノ・ワルター

  歌手:キャスリーン・バトル、レオンタイン・プライス、ルネ・フレミング(ソプラノ)、ジャニーヌ・トゥーレル、シャーリー・ヴァーレット、マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)、ユッシ・ビョルリンク(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)

  ピアニスト:ラザール・ベルマン、ホルヘ・ボレット、ヴァン・クライバーン、ウラディミール・フェルツマン、グレン・グールド、ウラディミール・ホロヴィッツ、エフゲニー・キーシン、ジェームズ・レヴァイン、スヴャトスラフ・リヒテル、アルトゥール・ルービンシュタイン、ルドルフ・ゼルキン、ロナルト・トゥリーニ、ヴォロドス

  弦楽器奏者:ユーディ・メニューイン、アイザック・スターン(ヴァイオリン)、ムスティスラフ・ロストロポ−ヴィチ、ヨーヨー・マ(チェロ)

  トランペット:ウィントン・マルサリス、

  オルガニスト:ヴァージル・フォックス

  と、まるでアメリカ楽壇のWho’s Whoの趣きがあります。

 ハイライトは無数にあるといえるでしょうが、その中でも今回のポックスが世界初発売となるリヒテルの1960年12月23日のオール・ベートーヴェン・プログラム(CD8&9)は、最も注目される音源といえるでしょう。
 この年の10月に歴史的なアメリカ・デビューを飾ってセンセーションを巻き起こしたリヒテルが全米ツアーの終盤でニューヨークに戻り、デビュー初日と同じベートーヴェンのソナタ5曲による追加公演をRCAがステレオ収録した音源だからです。
 これはこれまで存在自体もほとんど知られてこなかった貴重な音源で、何よりも最盛期のリヒテルの圧倒的なピアニズムが、当時最先端の収録技術を誇っていたRCAのステレオ録音で収録されていること自体がまさに奇跡。昨年のリヒテル生誕100年でも公開されなかった貴重な音源です。

 そのほかでは、音源自体はLP時代からトスカニーニ協会盤などを通じて親しまれてきたトスカニーニ&ニューヨーク・フィルによる1931年と1933年の2種類のベートーヴェン「運命」の正規RCAライヴ音源からの初めての発売(CD1)、テスタメントで発売されていたブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィルによる1954年のブルックナー第7番の本家ソニークラシカルからの初発売(CD4)、ホロヴィッツの弟子として喧伝されたカナダの名ピアニスト、ロナルド・トゥリーニのデビュー・リサイタル(CD10&11)、アルトゥール・ルービンシュタインによる歴史的な1961年の連続リサイタルからの一夜(CD12)、レナード・バーンスタインがピアノを弾いた名花ジャニーヌ・トゥーレルのリサイタル(CD18&19、初発売音源を含むリサイタル全貌の世界初CD化)などが注目されるところです。

 1958年のクライバーンによる凱旋公演(CD7)、ボレットの1974年のソロ・リサイタル(CD21&22)など、LP時代から有名なライヴ音源でも、今回初発売の音源がいくつか含まれているのもこの企画にかけるカーネギー・ホールとソニークラシカルの意気込みを物語っていると言えましょう。

 もちろんグールドとバーンスタインのブラームス第1番(CD13、バーンスタインのスピーチ付き)、ホロヴィッツのヒストリック・リターン無修正版(CD16&17)、ホール創立85周年の豪華ガラ・コンサート「史上最大のコンサート」(CD23&24)、ルドルフ・ゼルキンの75歳記念リサイタル(CD25&26)、ラザール・ベルマン(CD27&28)、ウラディミール・フェルツマン(CD20&30)、エフゲニー・キーシン(CD31/32)のデビュー・リサイタルなど、カーネギー・ホールの歴史を語る上で欠くことのできない歴史的パフォーマンスが目白押しです


 ■ライナーノーツ:ジノ・フランチェスコーニ(カーネギー・ホール・ローズ・ミュージアム&アーカイヴ・ディレクター)「カーネギー・ホール〜伝説の誕生」(原文英語・独仏訳)、各ディスクの詳細なデータ入りトラックリスト
 ■リマスター:マーティン・キストナー(b-sharp Berlin)、アンドレアス・K・マイヤー(Meyer MediaLLC)他
 ■仕様:外箱のサイズ:縦 30.2 cm x横W 30.2 cm x 高さ 5.5 cm
  2015年発売のホロヴィッツ・ボックスのように、各ディスクは紙ジャケットに封入され、LPサイズの別冊解説書とともに、LPサイズの厚紙製リフトアップ・ボックスに収納されています。
  重量約3.0キロ。
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8887517806-2
\2600→\2390
ルドルフ・ブッフビンダー/モーツァルト:ピアノ協奏曲第20&21番
 モーツァルト:
  『ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466』
  『ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467』
ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ&指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン

 ルドルフ・ブッフビンダーがシュターツカペレ・ドレスデンを弾き振りした新たなモーツァルト・アルバムの登場です。

 ブッフビンダーによるモーツァルト協奏曲は、彼のテレフンケン時代の1971年にワルシャワ室内管との第9番&第27番が録音されており、活動初期から重要なレパートリーであったことが伺えます。
 その後、マリナー&アカデミー室内管との第22番&第27番(1991年EMI)を経て、ウィーン交響楽団を弾き振りしたライヴ録音による記念碑的な全集(Calig⇒Profil)を完成させています。
 そして2006年のモーツァルト・イヤーにはウィーン・フィルとの弾き振りによる6曲(第14・20・22・23・24・25番)のライヴ映像が収録・リリースされるなど、名実ともに「モーツァルト弾き」としての評価を確たるものにしています。
 ソニー・クラシカルには、アーノンクール&コンツェントス・ムジクスとの共演でフォルテピアノを弾いた第23番&第25番を録音しており、今回のアルバムは2枚目のモーツァルト協奏曲となります。
 この演奏はドレスデンにある有名なガラス張りのフォルクスワーゲンの製造工場で行われた演奏会でのライヴ・レコーディングです。
 ピアノ作品を知り尽くしたブッフビンダーと、伝統と革新の両方を重んじているシュターツカペレ・ドレスデンの優雅な音色によって、最も理想的なモーツァルト像を作り上げています。
 この組み合わせで今年1月にウィーン、ミュンヘン、バーデン=バーデン、ベルリンを回るツアーでも高い評価を得ています。
 この演奏の映像商品はC Majorより発売されますが、録音を担当したフィリップ・ネーデル(Teldecで数多くの名録音を手掛け、その後アメリカSoundmirror社でLiving Stereo SACDのリマスターを担当し、現在はベルリンのb-sharpスタジオの創業者として数多くの録音とリマスターを手掛けている名エンジニア)が、CD用に改めてリマスターを行っています。

 《録音》2015年6月, ドレスデン、Glaserne Manufaktur(フォルクスワーゲン、ガラス工場でのライヴ)
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8887519097-2
\2600→\2390
アリアージュ五重奏団&ザビーネ・マイヤー/ファンタジア
 ボロディン:『だったん人の踊り』
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』組曲
 デュカス:『魔法使いの弟子』
 バーンスタイン:『キャンディード』序曲
 ショスタコーヴィチ:
  『2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品』
ザビーネ・マイヤー(クラリネット),
アリアージュ五重奏団
 [Daniel Gauthier ,
  Magdalena Lapaj,
  Asya Fateyeva,
  Sebastian Pottmeier,
  Jang Eun Bae]
 「混合」を意味する「アリアージュ」を名に冠したアリアージュ五重奏団は、すでにソニー・クラシカルから3枚のアルバムをリリースしている、ダニエル・ゴーティエ率いるサクソフォン五重奏団(4人のサクソフォンとピアノ)です。
 今回のアルバムでは、なんとクラリネットの女王、ザビーネ・マイヤーがゲスト参加!これまで以上にテクニックを要する複雑な作品ばかりですが、超絶技巧と究極のアンサンブルで、作品の力強さだけでなく、小回りの効く様々な音色や繊細さが表現されているのにも驚きです。
 彼らの絶妙なる演奏をご堪能ください。ザビーネ・マイヤーを迎えた、見事なサクソフォン・アンサンブルの至芸がここにあります。
《録音》2015年9月, ドイチュランド放送, 室内楽ホール(デジタル:セッション)
 

8887511823- 2
\2400
オルガ・ペレチャッコ / ロッシーニ!(通常盤)
 ロッシーニ:
  1) 歌劇『ランスへの旅』〜
    「ああ、私は出発したいのです」,
  2) 歌劇『ランスへの旅』〜「金の百合の心地よい陰で」,
  3) 歌劇『マティルデ・ディ・シャブラン』〜
    「ついに愛してくれますの?・・・誰が愛さずにいられましょう?」,
  4) 歌劇『タンクレーディ』〜「わが不幸な人生よ」,
  5) 歌劇『セミラーミデ』〜「麗しい光が」,
  6) 歌劇『セビリャの理髪師』〜「今の歌声は」,
  7) 歌劇『イタリアのトルコ人』〜「このわびしく質素な服が」
オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ),
アルベルト・ゼッダ(指揮)
ボローニャ市立劇場管&合唱団
 2015年7月リリース『Rossini! (Limited Edition)』(品番:8887505741- 2)の通常盤
 収録曲は同じで、ジュエルケース仕様となります。 ロシア出身のソプラノ歌手ペレチャッコのソニー・クラシカル第3弾。
 今回は、彼女が最も得意としているロッシーニのアリアを録音。2010年の「ラ・フォル・ジュルネ〜熱狂の日」で、ピアニストのベレゾフスキーと共演。その美しい舞台姿と圧倒的な声で聴衆を魅了しました。
 1980年サンクトペテルブルク生まれのペレチャッコは、幼い頃からマリインスキー劇場で児童合唱のメンバーを務めました。
 2005年からはハンブルク州立歌劇場のメンバーとなり、2007年に「オペラリア」コンクールで第2位を受賞。その後ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、シャンゼリゼ劇場に登場し喝采を浴びました。現在はベルリンを拠点に活躍、2013年にはザルツブルク音楽祭にデビューするほか、2014年にはスカラ座やメトロポリタン歌劇場にも出演するなど、世界が彼女の歌に魅了されています。
 日本では、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニのオペラ・アリアを歌いましたが、彼女のレパートリーは驚くほど幅広く、ヘンデル、モーツァルトからワーグナー、R.シュトラウスまでをも含みます。
 しかし今作で披露される通り、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの常連メンバーでもある彼女が歌うロッシーニのアリアは、驚異的なコロラトゥーラと、ナイチンゲールのように軽やかで美しい声で、人々を圧倒するはずです。
 ロッシーニ・オペラの権威、巨匠アルベルト・ゼッダ率いるボローニャ市立歌劇場のアンサンブルも作品の魅力を余すところなく伝えてくれるでしょう。
 【録音】2014年11月, ボローニャ(デジタル:セッション)


<国内盤> 


ミューズエンターテインメント


MECO-1033
\3000+税
實川 風(じつかわ かおる)/ザ・デビュー
 ①シューマン:アラベスク ハ長調 作品18
 ②チャイコフスキー: ドゥムカ?ロシアの農村風景 ハ短調 作品59
 ③ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
 ④ヌーブルジェ:メリーゴーランドの光 〜 ピアノのためのタンゴ *
 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」
  ⑤第1楽章 Allegro con brio
  ⑥第2楽章 Introduzione: Adagio molto
  ⑦第3楽章 Rondo: Allegretto moderato - Prestissimo
 ⑧シューマン:アラベスク ハ長調 作品18
實川 風(じつかわ かおる)(P)
 期待の大型新星デビュー!知性溢れる虚飾無き王道のピアニズム
 ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール入賞記念アルバム

 2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位入賞に輝いた若きピアノの貴公子、實川風のデビュー・アルバムです。
 収録楽曲は、同コンクールにおいて満場の聴衆を興奮の坩堝に巻き込んだ楽曲を新たにセッション・レコーディング、その真摯で虚飾を排した王道のピアニズムは巨匠への飛翔を予見させるものです。
 古典〜近代〜現代楽曲それぞれが持つ時代様式を堅持しつつ、常に音楽芸術の真髄を追求する實川のピアニズムは、時代や国境を超越する普遍の美です。
 録音:2015年12月2日〜4日 横浜市栄区民文化センター リリス

収録曲目

■使用楽器:
① - ④ スタインウェイD-274
⑤ - ⑧ ベーゼンドルファー・モデル250(1909年製)
* 2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール 委嘱作品/「新曲賞」受賞曲

至福の時間

 音楽に満たされた時間は、僕にとって至福の時間です。良い音楽を聴いた時、そして実際に演奏をした後に残る強い幸福感と生命力は、他の娯楽や芸術では得られないものです。素晴らしい作品や演奏は、いつの間にか非日常の別世界へと連れて行ってくれます。
 いざ自分が演奏する時にも「そうありたい」と強く思っていますが、ピアノでの表現は奥が深く試行錯誤の連続ですし、作曲家や名演奏家たちの残した音楽の奥行きに圧倒されます。そして、年齢を重ねるほどに作品のさらなる魅力に気づかされます。今回のアルバムに収録した作品は、そんな思い入れのある曲ばかりです。
 チャイコフスキーのドゥムカは中学生の時に初めて演奏をしましたが、哀愁溢れるメロディーをピアノの単音でどうしたら歌わせられるのか、まだ追求をしています。シューマンは、その狂気にも近い自意識の過剰さと繊細さに、近年特に魅了されています。アラベスクは、現実の苦悩から解き放たれた妄想の幸せの世界のように感じます。シューマンのピアノ曲の中でも特別な一曲です。ショパンは偉大です。ショパンの音楽は細やかなのに大胆、激烈な感情がこもっているはずなのに表面的には冷静、など相反する感情の集合体で、ショパン自身が複雑な面を持った人間であったことを感じさせます。スケルツォ第3番も細部まで徹底的に磨き抜かれた傑作です。
 ワルトシュタイン・ソナタは、ここ数年ずっと魅了され続けている作品で、爆発するエネルギーと生命力に満ちており、その巨大な世界に触れると、身体の内側からパワーに満たされます。ベートーヴェンの音楽は、まさに僕の精神の支柱です。
また、昨年10月にフランスで行われた「ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール」の委嘱作品であった、J.-F.ヌーブルジェの作品も収録しました。現代的なタンゴです。コンクールの時の演奏では自然と作品の魅力に導かれ、その結果、「新曲賞」を頂けたのは幸運でした。
 この度のレコーディングでは、コンサートの如く自分の集中力が高まる瞬間が訪れるまで、何度も何度も一曲を通して演奏をしました。また、ピアノもスタインウェイのフルコンサートグランドピアノの他に、1909年製のベーゼンドルファー・モデル250と、なんと2台のピアノを使用させて頂きました。ワルトシュタイン・ソナタとシューマンのアラベスクですが、風格あるベーゼンドルファーの音色も是非楽しんで頂ければと思います。アラベスクはスタインウェイとベーゼンドルファーの両方で収録しているので、それぞれの魅力を味わって頂ければ幸いです。
 この素晴らしいオペレーションをして下さったプロデューサーの武藤さん、的確な判断で最高の音を録って下さったエンジニアの深田さん、付きっきりでピアノを調整して下さった調律師の數馬さんと津田さん、改めてお礼を申し上げます。
 最後になりますが、作品の持つ「言葉」や「エネルギー」が聴衆の皆様に届くよう、常に探求心を持って演奏をしていきたいと思います。

2016年1月 實川 風

實川 風(ピアノ)プロフィール
Kaoru JITSUKAWA (Piano)
 實川風は2015年10月フランス・パリで行われたロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて1位なしの第3位を受賞、併せて最優秀「リサイタル賞」及び「新曲賞」を受賞した。
 1989年千葉県出身。東京藝術大学音楽学部首席卒業、および同大学院修士課程修了。2007年ショパン国際コンクールin ASIA一般部門金賞、ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞・聴衆賞受賞。2008年名古屋国際音楽コンクール第1位、併せて聴衆賞・ビクター賞・名フィル賞を受賞。第77回日本音楽コンクール ピアノ部門第3位。
 2013年サザンハイランド国際ピアノコンクール第2位(オーストラリア)、2015年3月に行われた「日本ショパンピアノコンクール」において第1位を獲得した。
 これまでの輝かしいコンクールでの受賞と共に国内外でのリサイタルや室内楽での活躍も目覚ましく、上海音楽祭への参加やロン=ティボー=クレスパン国際コンクールの直前には、ショパンの命日に合わせてフランスのノアンで行われた“ショパン・ナイト”に出演しヨーロッパ・デビューを果たした。
 これまでに、ポーランド国立クラクフ室内管、東京ニューシティ管、東京フィル、ニューフィル千葉、東響、名古屋フィルとの共演等がある。
 2008年度ヤマハ支援制度奨学生、2011年シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティスト。
 ピアノを山田千代子、ダン・タイ・ソン、多美智子、御木本澄子、江口玲の各氏に、フォルテピアノを小倉貴久子氏に、室内楽を川中子紀子、伊藤恵の各氏に師事。
 東京藝術大学内にて、アリアドネ・ムジカ賞、安宅賞、アカンサス賞、大賀賞を受賞。2011年には名古屋名駅ロータリークラブ椿賞を受賞している。
 2015年1月より1年間ヤマハwebサイト「ピアニストラウンジ」にて“どこ吹く風 PARTⅡ〜實川風の音楽日記〜”を連載。

■CDアルバム発売記念コンサート
2016年3月17日(木)?實川風ピアノ・リサイタル(ヤマハ銀座ホール)













2/9(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ATMA CLASSIQUE


ACD2 2725
\2100
朗読とテデスコの音楽によって語られる、
 詩人ヒメネスの代表作「プラテーロとわたし」

  マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:「プラテーロとわたし」
コリン・フォックス(ナレーター)
サイモン・ウィンバーグ(ギター)
 朗読とテデスコの音楽によって語られる、詩人ヒメネスの代表作「プラテーロとわたし」静かな語り口と心に染み入るギターが織りなす詩情あふれる世界

 録音:2013 年8月23日、24日

 スペインの詩人、フアン・ラモン・ヒメネスの代表作である散文詩集「プラテーロとわたし」に、同時代のイタリア系ユダヤ人作曲家、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコがギターソロの音楽をつけた、朗読と音楽による作品。
20 代で精神を病んだヒメネスは、一匹のロバ「プラテーロ」と共に療養生活を送ります。後にこの経験をもとに執筆されたのが「プラテーロとわたし」です。ヒメネスがプラテーロに語りかけたこと、アンダルシアの自然や周囲の人々との交流、そして無情な死…それらが飾らない言葉で静かに語られるこの作品は、世界中で年代を問わず愛されています。
作曲者テデスコはアメリカに亡命、ハリウッド映画の作曲家として活躍しますが、その一方で室内楽、声楽曲、管弦楽曲も多数作曲します。中でも彼が多く用いた楽器がギターでした。
 1960 年から彼はヒメネスの「プラテーロとわたし」の中から28 の詩にギターソロの音楽を作曲し始めます。1 つ1 つの詩にそっと寄り添うような音楽は、やさしく聴き手を詩の世界に引き込みます。
 このCD はその中から18 曲が抜粋されたもの。
 演奏、研究の両面からギター音楽界を牽引するギタリスト、サイモン・ウィンバーグと、ベルリオーズ「レリオ」の語りやストラヴィンスキー「兵士の物語」の語りなど、コンサートでの朗読を活動の一つの主軸とする俳優、コリン・フォックスによって、「プラテーロとわたし」の世界が広がります。
ギターソロとして演奏されることはあっても、朗読とのコラボレーションでの録音はなかったこの作品が、おそらく作曲者が意図したとおりの形態で録音された貴重な1 枚です。
 


ACD2 2602
\2100→\1890
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
 ヴィヴァルディ:協奏曲集

 ・ヴァイオリン、2つのオーボエ、ファゴット、
  2つのホルンのための協奏曲ヘ長調 RV 569
 ・協奏曲集Op3-10《調和の霊感》〜
  4つのヴァイオリンとチェロと弦楽のための協奏曲 口短調 RV580
 ・ヴァイオリン、2つのフルート、2つのオーボエ、
  ファゴットのための協奏曲
   《ドレスデンのオーケストラのために》RV577
 ・協奏曲集Op3-4《調和の霊感》〜
  4つのヴァイオリンのための協奏曲ホ短調RV550
 ・ヴァイオリン、2つのオーボエ、ファゴット、
  2つのホルンのための協奏曲ヘ長調RV574
 ・歌劇《試練の中の真実》RV.739 〜シンフォニア RV739
 ・2つのトランペットのための協奏曲ハ長調RV537
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
マテュー・ルシエ(指揮)
 マテュー・ルシエが描く楽しいヴィヴァルディ協奏曲集

 1984 年に設立されたレ・ヴィオロン・ドゥ・ロワと同団体のアソシエイト・コンダクターを務めるマテュー・ルシエによるヴィヴァルディの協奏曲集。
 500 曲以上残された協奏曲の中から、自身もファゴット奏者であるマテュー・ルシエが、様々なソロ楽器の組み合わせから多様なヴィヴァルディの顔を引き出すことのできる作品を選びました。
 種類の異なる様々な楽器の音色が交錯する魅力的な曲が次々とあらわれ、明るいヴィヴァルディの曲調と多様な楽器編成により、楽しく聴き進めていけるアルバムとなっています。




レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
DORIANの名盤、再発売

ATMA
ACD2 2722
\2400
海外直輸入
DORIANの名盤、再発売
 9.11テロ直後のレクイエム
  モーツァルト:レクイエム(レヴィン版)
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指揮)
ラ・カペレ・デ・ケベック
カリーナ・ゴーヴァン (ソプラノ)
マリー=ニコル・ルミュー (コントラルト)
ジョン・テシェール (テノール)
ネイサン・バーグ (バス・バリトン)
 録音:2001 年9 月20 日トロイ セービングス バンク ミュージックホール、ニューヨーク(ライヴ)

 カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによるモーツァルトのレクイエム。
 この音源は、9.11 の同時多発テロの直後に開催された演奏会でのライヴ録音。演奏会は以前から予定されていたものですが、奇しくもテロ直後のレクイエムの演奏会となりました。
 ライヴ収録であるため、コンサートに漂う緊張感と観客のぬくもりが、はっきりと捉えられ、感動的な演奏であったことが伺えます。
 演奏は、ベルナール・ラバディによって結成されたアンサンブル、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワとラ・カペレ・デ・ケベック。ラバティの音楽性がしっかりと反映された充実したアンサンブル、そして美しい響きの合唱、秀逸なソリスト陣と極めて完成度の高い演奏となっています。
 DORIAN レーベルからの再発音源。






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CHALLENGE CLASSICS



CC 72690
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
晩年のナヴァラに師事した美しき女流
 ラーデマーケルス、情熱の歌!

 (1)グラナドス(ラーデマーケルス編曲):
  スペイン舞曲第5番「アンダルーサ」
 (2)ファリャ:スペイン民謡組曲
 (3)アブリル(ラーデマーケルス編曲):
  「愛ゆえでもなく悲しみゆえでもなく」
 (4)カサド:無伴奏チェロ組曲
 (5)グアスタヴィーノ:バラと柳
 (6)ホアキン・ニン:スペイン組曲
 (7)ピアソラ:グラン・タンゴ
 (9)ヒナステラ(フルニエ編曲):悲歌
マイケ・ラーデマーケルス(チェロ)
マタイス・フェルスホール(ピアノ)
 セッション録音:2015 年11 月24-26日/メヘレン/DSD、マルチチャンネル、64’ 07”

 SACD ハイブリッド盤。
 麗しのチェリスト、マイケ・ラーデマーケルスがファリャ、グラナドス、ピアソラなどの情熱的な作品に挑みました。
 ラーデマーケルスはオランダ出身。ハンガリーのチェリスト、ジェルジ・シッフェルにチェロの手ほどきを受けたあと、16 歳で参加したアンドレ・ナヴァラのマスタークラスで認められ、ウィーンでそのままナヴァラの晩年の2 年間師事しました。
 その後、アメリカでシュタルケルの薫陶を受け、オランダに戻り、室内楽などを中心に活動を展開しています。
 CHALLENGE CLASSICS からリリースしたバッハ、グバイドゥーリナ、クルターグの無伴奏作品を組み合わせたアルバム(CC 72682)でも独創的な世界を披露しておりますが、ラーデマーケルスの魅力である情熱的で濃厚な歌い回しはこのアルバムでも堪能することができます。





話題となった前作の「バッハ無伴奏全曲」+「近現代作品」

CC 72682
(3CD)
\4400
ラーデマーケルスによるバッハ&近現代を織り交ぜたプログラム
 [CD1]
  1. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007
  2. グバイドゥーリナ:
   無伴奏チェロのための10 の前奏曲より第3番
    「コン・ソルディーノ・センツァ・ソルディーノ」
  3. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV 1008
  4. クルターグ:メッセージ=コンソレーション
  5. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV 1009
 [CD2]
  1. ペンデレツキ:Per Slava
  2. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV 1010
  3. ブリテン:テーマ「ザッハー」
  4. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ト短調 BWV 1011
  5. シュニトケ:チェロ独奏のための「音の手紙」
 [CD3]
  1. J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV 1012
  2. エレクトリック・チェロによる即興演奏〜「Constant」「Distant」
マイケ・ラーデマーケルス(チェロ)
 オランダのチェリスト、ラーデマーケルスによるバッハ&近現代を織り交ぜたプログラム

 録音:2013年9月、2014年7月

 ここで彼女はバッハの無伴奏チェロ組曲と近・現代の作品を交互に録音。ペンデレツキのPer Slava はB・A・C・H のモティーフに基づいて作曲されており、この3 枚組のディスクに収められた一連の作品をまとめるセンターピンのような役割を果たします。
 クルタークの作品は高いC の音で終わり、第3 番への自然な導入となっており、また、ブリテンの作品は続いて演奏される第5 番の暗闇の世界を暗示するものとなっているなど、すべての楽曲が見事に関連付けられたプログラムとなっています。




こちらは現状入手困難ですが海外倉庫から取り寄せます。

QUINTONE
Q 12002
\3000
海外直輸入
ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ集
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
マイケ・ラーデマーカース(チェロ)
マタイス・フェルスホール(ピアノ)
 オランダの女流チェリスト、マイケ・ラーデマーカースが弾くラフマニノフ&ショスタコーヴィチ。
 繊細で抒情的な流れるようなラフマニノフ。

 ※録音:2012年1月、2月、スキーダム(オランダ)/





CLAVES

50 1604
\2700
シラノシアン/自身のルーツを辿った注目のデビュー盤!
 ・プーランク:チェロ・ソナタ
 ・フォーレ:
  悲歌 ハ短調Op.24、蝶々 イ長調Op.77、ロマンス イ長調Op.69、
  シチリアーナ ト短調Op.78、セレナード ロ短調Op.98
 ・コミタス:
  Al Ailux、Grunk、Hov arek、Garoun a、Keler tsoler、
  Yergink Ambele、Kele keke、Alakiaz-khengui dzar、
  Shogher djan、Gakavik、Tchinar es、HoyNazan、
  Shaghker,Shugker
アストリッド・シラノシアン(チェロ)
テオ・フシュヌレ(ピアノ)
 期待のチェリスト、シラノシアン。自身のルーツを辿った注目のデビュー盤!!

 セッション録音:2015年9月21&22日/アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)/63’ 15”

 期待の若手チェリスト、アストリッド・シラノシアンがプーランク、フォーレ、コミタスの作品を収録しました。
 アルメニア系フランス人のシラノシアンは1988 年リヨン生まれ。音楽一家のもと幼少の頃よりチェロをはじめ、その才能を開花させました。2013 年に開かれたペンデレツキ国際チェロ・コンクールで優勝した後、ヨーロッパを中心に活躍の場を拡げております。シラノシアンはソロから室内楽まで膨大なレパートリーを誇り、レジス・パスキエ、ヨー・ヨーマ、ベルトラン・シャマユなど世界の名だたる演奏家と共演しております。
 当ディスクでは彼女のルーツであるアルメニアとフランスの作曲家の作品を取り上げ、プーランクの代表作チェロ・ソナタにはじまり、フォーレの小品集、そしてアルメニアを代表する作曲家コミタスの作品で構成しております。
 コミタスはアルメニアの民俗伝承や教会の伝統音楽から強い影響を受けた作曲家で、ここに収録された作品もコミタス独自の香りがします。
 ピアノのテオ・フシュヌレは1994 年ニース生まれ。2013 年に開かれたフォーレ国際コンクール優勝などの受賞歴を誇ります。成田達輝のデビュー盤(SONARE 1019)でもその実力を披露しております。



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HAENSSLER



98 055
\2600→\2390
モーツァルトとベートーヴェンの管楽器とピアノのための五重奏曲集
 モーツァルト:
  (1)ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調K.452
  (2)ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467より
   第2楽章(管楽伴奏版)
 (3)ベートーヴェン:
   ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op. 16
シュターツカペレ・ドレスデン管楽合奏団
マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)
 名ピアニスト、ヘーエンリーダーとシュターツカペレ・ドレスデンの名手によるモーツァルトとベートーヴェンの管楽器とピアノのための五重奏曲集

 セッション録音:2012年6月12-13日/ポーリング/53’ 59”

 このディスクはシュターツカペレ・ドレスデンの管楽メンバーとマルガリータ・ヘーエンリーダーが共演したモーツァルトとベートーヴェンの管楽器とピアノのための五重奏曲が収録されております。
 ドイツ正統派ピアニスト、ヘーエンリーダーは質実剛健な演奏で知られますが、このモーツァルト、ベートーヴェンでもシュターツカペレ・ドレスデン管楽合奏団とともに実に見事な演奏を聴かせてくれます。




マルガリータ・ヘーエンリーダー、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番の映像。指揮はガザリアン!
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Dj43afYtRNk

(どうやって撮影したんだろう、というシーンがいくつかある)

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SUPRAPHON


SU 4193
\2300
スコラ・グレゴリアナ・プラジェンシスの最新盤
 ・Charles IV and France
  【Cantio Plebs Domini / Alleluia Virga lesse floruit /
   Sequentia Ave virgo singularis /
   Dame je sui cilz qui vueil, fins cuer doulz】
 ・Charles IV and Relics
  【Antiphona In splendore / Hymnus Pange lingua /
   Lectio de homilia beati Augustini /
   Responsorium Vibrans miles】
 ・Charles IV and the University
  【Cantio Salve mundi Domina / Je languis /
   Cantio Rubus incombustibilis /
   Cantio Prima declinatio / Sois tart】
 ・Charles IV and Courtly Love
  【Nun siht man aber beide / Otep myrhy /
   Anjeliku rozkochany / Drevo se listem odieva】
 ・Charles IV and Slavic Liturgy
  【Lecture pour les feetes de St Cyril et Methode /
   Alleluia Veselite se】
 ・Charles IV and the Worship of Saints
  【Responsorium Letare pia Aquensis ecclesia / Stola Jacob /
   Svaty Vaclave Antiphona Laus alme sit Trinitati /
   Quae est ista / Responsorium Ecce Sigismondus /
   Motetus Ave coronata】
ダヴィド・エベン(指揮)
スコラ・グレゴリアナ・プラジェンシス
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ヤクブ・エベン(パーカッション)
 BCJでもおなじみのブラシコヴァも参加!カレル4世生誕700周年を記念したスコラ・グレゴリアナ・プラジェンシスの最新盤

 録音:2015年9月21-24日/プラハ/68’ 54”

 スコラ・グレゴリアナ・プラジェンシスの最新盤は、2016 年にカレル4 世生誕700 周年を記念したアルバムです。
 13 世紀から14 世紀の中世チェコにおいて、カレル4 世治下のボヘミア地方のプラハは、中世ヨーロッパ文化の中心都市として繁栄の絶頂にありました。
 この時代の音楽は、トルバドゥール、トルヴェール、ミンネゼンガーの影響に加え、アルス・ノヴァの影響もあり、ラテン民族・ゲルマン民族の文化とチェコ民族の文化が、融合する形で音楽文化の黄金時代を迎えていました。
 当ディスクでは「カレル4 世」と「5 つのテーマ」のもと26 作品が収録されました。ソリストとしてバッハ・コレギウム・ジャパンでもおなじみのハナ・ブラシコヴァも参加しております。




LAWO CLASSICS


LWC 1092
\2600
ツンドラ 〜 コントラバスとピアノのためのロシア作品集
 クーセヴィツキー:
  アンダンテ、小さなワルツ、悲しみの歌、ユモレスク
 グリエール:前奏曲、スケルツォ、間奏曲、タランテラ
 アレクサンドロフ:アリア、カンツォーナ・ディティランビカ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
クヌート・エーリク・スンクヴィスト(コントラバス)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(ピアノ)
 コントラバスが躍動するロシア音楽!

 ルートヴィヒ・シュトライヒャーに学び、ベルゲン・フィルの首席奏者を務めるノルウェーのコントラバシスト、クヌート・エーリク・スンクヴィスト。
 セルゲイ・クーセヴィツキー、レインゴリト・グリエール、アナトリー・アレクサンドロフといった、あまり知られていないロシア作曲家の"コントラバス"作品を披露。最後にラフマニノフの名曲「ヴォカリーズ」も収録。

 ※録音:2014年8月11日−14日、Sofienberg Church(オスロ)
 
LWC 1091
(SACD HYBRID)
\3000
トロン.H.F.クヴェルノ:合唱作品集 ベルゲン大聖堂合唱団
シェティル・アルメンニング(指揮)
アルンフィン・トビアッセン(オルガン)
 宗教家やノルウェー音楽アカデミーの教授などの顔も持つ作曲家トロン・クヴェルノ(1945−)による、オルガンと合唱のための作品集。クヴェルノの作曲家としてのポートレートを通して、民族音楽を取り入れたノルウェーの教会音楽を聴くことができる。

 ※録音:2014年9月25日−28日、ベルゲン大聖堂(ノルウェー)
 

LWC 1090
\2600
オルガニストの神 〜
 J.G.シュナイダー:オルガン作品集

  感謝と歓喜の前奏曲/ファンタジアとフーガ Op.1/
  ファンタジアとフーガ Op.3/
  12のオルガン小品 Op.4/主題と変奏
ハルゲイル・シアーゲル(オルガン)
 ドイツのオルガニスト、ヨハン・ゴットローブ・シュナイダー(1789−1864)は、現在では忘れられてしまっているが、当時はパガニーニと比較され「オルガニストの神(Der Orgelkonig)」と称されたヴィルトゥオーゾ。
 古典派からロマン派へ移行するオルガン音楽の発展にとっても重要な作品。

 ※録音:2013年4月23日−26日、スタインシャー教会(ノルウェー)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SPECTRUM SOUND



CDSMLE SIK017
\2400→\2290
ポール・マカノウィツキーのブラームス復刻!
 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77
 (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
(1)ポール・マカノウィツキー(ヴァイオリン)
 ルドルフ・アルベルト(指揮)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ポール・マカノウィツキー(ヴァイオリン)
 ノエル・リー(ピアノ)
 温かい音色が魅力!ポール・マカノウィツキーのブラームスがスペクトラム・サウンドより復刻!

 (1)録音:1962年/ミュンヘン/使用音源:French CFD 306 ED 1 LP (2)録音:1958年/パリ/使用音源:French Lumen LD-3-429 ED 1 LP
 モノラル/DSD & 24bit /192kHz Digital Remastering

 スペクトラム・サウンドの人気ライン「アナログ・コレクター」シリーズ。
 最新盤はロシア系アメリカ人のポール・マカノウィツキーのブラームス・アルバムです。マカノウィツキーは、1920 年6 月20 日ストックホルムでロシア人の両親の間に生まれ、メイン州フリーポートで1998 年2 月24 日に亡くなったヴァイオリニスト。1929 年にはパリのサル・ガヴォーでリサイタル・デビューしたという実力の持ち主です。
 当ディスクにまとめられたブラームスはマカノウィツキーの絶頂期である40 歳前後の演奏です。スペクトラム・サウンドらしい丁寧な復刻でマカノウィツキーの温かい音色が蘇りました。





旧譜/マカノウィツキーの数少ない、そして貴重なセット
ポール・マカノウィツキー
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
バッハ:ヴァイオリン・ソナタBWV.1014-1019全6曲
DOREMI (4CD) \9600

 
 ポール・マカノウィツキーは、1920年6月20日ストックホルムでロシア人の両親の間に生まれ、メイン州フリーポートで1998年2月24日に亡くなったロシア系アメリカ人のヴァイオリニスト。
 こころ憎いリリースでマニア心をくすぐるDOREMIより、その代表的録音として知られるベートーヴェンとJ.S.バッハのソナタ全集がセットで初CD化となります。
 後年ジュリアード音楽院やカーティス音楽院、さらに桐朋学園大学でも教鞭を取ったマカノウィツキーは、わずか4歳で、ちょうど1924年から1937年にかけてパリのロシア音楽院で教えていた名教師アイヴァン・ガラミアン(1903−1981)の生徒としてヴァイオリンの手ほどきを受け、さらにジャック・ティボーにも師事しています。1929年にはパリのサル・ガヴォーでリサイタル・デビュー。一夜にして世界中を驚嘆させました。
 ヨーロッパ各地で行われたコンサートでは、“感覚を麻痺させるような大家”“注目に値する優雅さ”“類希なる感受性”“権威”“ピュアなスタイル”とおよそ子どもの演奏にはふさわしくないフレーズで絶賛され、1937年にはニューヨーク・デビューも果たしています。
 兵役に従事していた第2時大戦中の1944年に、ルーマニアで撃墜され6ヶ月間捕虜となったものの、アメリカ国籍を得て戦後はソリストとして活動を再開し、アメリカのメジャー・オケでモントゥー、パレー、ゴルシュマン、クーセヴィツキーらと共演。1967年にコンサート活動から引退。
 1954年にマカノウィツキーが初めてデュオを組み、以後10年間演奏活動を共にしたノエル・リー(1924年生まれ)とのベートーヴェン全集は、フランスのLUMEN原盤からの復刻。中古アナログ盤市場では高価な値段で取り引きされているもの。



DHR 7946/49
(4CD)
\9600
海外直輸入
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ(全10曲)
(2)J.S.バッハ:
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタBWV.1014-1019(全6曲)
ポール・マカノウィツキー(Vn)
ノエル・リー(P)
録音:(1)1955,1956年(2)1958年以上パリ 原盤:(1)LD 3-416/7/8/9(2)LD 3437/8(LUMEN in Paris) Artistic Director: Jacques Leguerney Recording engineer : Andre Charlin



 


CDSMBA 015
(3CD)
\5600→\5190

リヒテルがパリで行ったリサイタルの貴重音源

 Disc 1:1977年3月3日サル・プレイエル(パリ)でのリサイタル
  (1)ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリWoO.57
  (2)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
  (3)ショパン:スケルツォ第1番ロ短調Op.20
  (4)同:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
  (5)同:スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
  (6)同:舟歌Op.60
  (7)同:エチュードOp.10の10
  (8)同:エチュードOp.10の4
 Disc 2:1980年11月7日サル・プレイエル(パリ)でのリサイタル
  (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10の2
  (2)同:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10の3
  (3)同:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2
 Disc 3 :1980年11月7日サル・プレイエル(パリ)でのリサイタル(続き)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31の3
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 フランス国立視聴覚研究所提供。円熟期のリヒテルがパリで行ったリサイタルの貴重音源が日の目をみた!1977&1980サル・プレイエル・ライヴ!

 Stereo/192kHz 24bit リマスタリング/完全初出音源/日本語・帯解説付/限定盤

 円熟期のリヒテルがパリで行ったリサイタルの貴重音源が日の目をみました。いずれもIna(フランス国立視聴覚研究所)所蔵の音源を韓国SPECTRUM SOUND がライセンスし、192kHz 24bit のリマスタリングを施しました。
 リヒテルが現れただけで大喝采を送る聴衆の熱狂ぶりもリアルですが、拍手が終わりきらぬうちにピアノへ挑みかかるリヒテルの意気込み、とにかく凄すぎます。
 演目も魅力的。ショパンのスケルツォ3 曲で示す圧倒的巨大さ、舟歌で息もつかせぬほど聴き手を掴む集中力、ショパンの難しいエチュード2 篇での名人芸、その場にいたならば、どれだけ興奮したか納得できます。
 さらに凄いのが1980 年11 月7日のベートーヴェンのソナタ。典型的な絶好調のリヒテルで、その神業ぶりは最初の1 音から別次元。柔らかく温かいタッチ、絶妙なフレージング、深い精神性いずれも茫然とさせられます。
 
 代理店からは「初CD化」という案内だったが、会員の方の報告だと80年の2枚のほうは1990年に米国ピラミッドよりCD化されていたらしい。
 



<国内盤> 

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ALPHA



Alpha231
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ブラームス:中後期ピアノ作品集
 1. バッハの「シャコンヌ」 (ブラームス編)
         〜ピアニストの左手のための
 2. 八つのピアノ小品 作品76
 3. 二つのラプソディ 作品79
 4. 幻想曲(七つのピアノ小品)作品116
アンナ・ヴィニツカヤ(p)

 ヴィニツカヤ、Alphaでの待望ソロ盤は何とブラームス

 作品美との相性の良さ、片手シャコンヌも絶好調!

 昨年突如Alphaレーベルに移籍、クレメラータ・バルティカとともに、幼少の頃(!)から得意としてきたショスタコーヴィチの協奏曲2曲を圧巻の名演で聴かせてくれたロシア・ピアニズム新世代の名手アンナ・ヴィニツカヤ。
 待望の第2弾リリースは、彼女の細やかさと深みがきわだつブラームス——

 中期の作品番号76・79の逸品群と、最晩年のあの忘れがたい名品ばかりがせめぎあう「七つのピアノ小品」作品116という申し分ない選曲。
 そしてそのかたわら、ブゾーニ編曲版に先立つ傑作編曲ともいうべきブラームス編曲によるバッハ「シャコンヌ」...!
 このシャコンヌ、無伴奏ヴァイオリンのための音楽をブラームスはピアニストの左手ひとつに預け、片手だけで演奏できるかたちにしていることで有名です。
 存在じたいは有名でも、意外に録音物がみつからないこのヴァージョンを、ヴィニツカヤは何と濃やか&繊細に、そしてドラマティックに「いま」に息づかせてゆくことでしょう...!

 他の小品群でも、ブラームスの丹念な曲作りをていねいに解きほぐし、細かな機微をとらえつつ精巧に読み解いてゆく綿密な演奏解釈は、粒立ちの良い音の珠を紡ぐ確かなピアニズムとあいまって、ブラームスの魅力にふれる喜びを十全に伝えてくれます。
 解説訳付、じっくり向き合いたい1枚です。





アンナ・ヴィニツカヤ、じわじわ来てます





 1983 年生まれ、2007 年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門で優勝した美しきピアニスト、アンナ・ヴィニツカヤ。

 ロシアのノボシビルスク出身。
 すでにヨーロッパ全土で演奏活動を展開し、2007 年、最難関といわれるエリザベート王妃国際音楽コンクールで一位を獲得。その後リリースした2011 年のコンチェルト・アルバムに対し、ドイツのエコー・クラシック賞を授与されている。
 多くのピアニストが「アルゲリッチ2世」という称号を受けて活躍する中、その肉食系兇暴性においてはこの人が最右翼か。

 ここへきてようやく日本でも人気が出つつある中、前作のショスタコーヴィチでは弾きふりもあり、今まで以上の暴れっぷりを披露。

 いろいろな映像がある中、最もリアルで最も熱いのはこれ。素人撮りがまた生々しい。
 
https://www.youtube.com/watch?v=XEL1gr2aH0Y&feature=player_detailpage

 



前作はショスタコーヴィチ

Alpha203
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番・第2番 他
 1. ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲(ピアノ協奏曲第1番)op.35
 2. ピアノ協奏曲(第2番)op.102
 3. 2台のピアノのための小協奏曲 op.94
 4. 2台のピアノのためのタランテッラ
アンナ・ヴィニツカヤ(p)
クレメラータ・バルティカ
1) トビアス・ヴィルナー(tp)
2) オメール・メイア・ヴェルバー指揮
ドレスデン・シュターツカペレ団員(管楽セクション)
3)-4) イヴァン・ルーディン(p)
Alpha203
(輸入盤)
\2700

 昨年から続々と大物演奏家の参入が相次ぐAlphaレーベルから、思いがけない顔ぶれでショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲の新譜が登場します。

 そのアピール・ポイント、5つ!

 ★4月来日でも大いに沸かせた、ドイツを中心に活躍するロシア・ピアニズム新世代の超実力派アンナ・ヴィニツカヤ(第1番はなんとヴィニツカヤの弾き振り)

 ★近年サイトウ・キネン・オーケストラに闘病中だった小澤征爾の代役として登場、日本でも大いに注目度を高めたイスラエルの俊才オメール・メイア・ヴェルバー

 ★ギドン・クレーメルが結成した「あの」世界随一の異能集団クレメラータ・バルティカ

 ★第2番では名門ドレスデン・シュターツカペレの面々による管楽セクションも参加

 ★第1番のトランペットはドレスデンの首席ヴィルナー

 幼年期からショスタコーヴィチの小品を弾いて育ち、7歳でこの大家の協奏曲をライヴ演奏したというヴィニツカヤは、両協奏曲および2台ピアノのための充実2作ですがすがしいまでのテクニックを披露。
 隅々まで深い愛を感じる音作りで、並居る名盤を脅かす痛快な演奏結果をはじき出してみせています。
 


特集の続きが見たい方はこちらへ・・・



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ANIMA E CORPO


AeC005
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
〜17世紀のスペイン音楽、
         イベリア半島の外へ〜

 ◆作者不詳/トレンテ編:
  ①女さまざまのサラバンド ②旅籠のセギディーリャ
  ③トレナのハカラ
 ◆作者不詳/ステファーニ編:
  ④わたしの苦しみも、わたしの怒りも
  ⑤三人のむすめが、俺をカッとさせる ⑥わたしの財産をすり減らすのは
 ◆ノターリ/トレンテ編:⑦楽しみに待っているのに
 ◆作者不詳(17世紀):⑧パサカーリェ(パッサカリア)
 ◆カストロ:⑨わが目の涙には、もう用はない
 ◆サンス:⑩マリオナス(器楽合奏)
 ◆ブリセーニョ:⑪わたしを、三本のかんぬきで閉じこめたいなら
 ◆イダルゴ:⑫信じて誇るしかない
 ◆サンティアーゴ・デ・ムルシア:
   ⑬不可能なるものたち(ロス・インポシブレス)
 ◆バタイユ:⑭わたしは狂気
   ※曲順は①④⑨⑩②⑦⑤⑧⑪⑫⑬⑥③⑭
ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)
Ens.ラ・ガラーニア(古楽器使用)
アレッサンドロ・タンピエーリ(vn)
マヌエル・ビラス(hrp)
ピエール・ピツル(g)ダビド・マヨラル(perc)
ヘズス・フェルナンデス・バエナ(theo)

 くるおしきスペインの歌 再び!
 古楽ファンのあいだでは話題沸騰!
 スペイン古楽界の新星、豪華メンバーとともに「お国もの」で本領発揮!
 2016年6月、躍進めざましいスペイン古楽界の新たな旗手的歌手、ラケル・アンドゥエサが来日します。
 古楽ファン界隈はすでに話題騒然!先月後半のNHK-FM『ベスト・オブ・クラシック」で彼女の欧州最新ライヴが放送されて以来、ほんのり掠れた艶やかな独特の歌声、「バロックとは“動”の音楽」を理屈抜きに伝える表情と静謐な歌い口の交錯は日本の聴き手たちの心をわしづかみ、昨年に日本発売となった彼女の第1弾・第2弾アルバムは注文続々!
 担当も個人的に「あれは誰?ライヴが近いの?」と聞かれる機会が増えてまいりました。
 倉敷・兵庫西宮・名古屋・東京王子ホールと各地を回るツアーでも、出身地スペインのバロック歌曲とイタリア音楽とを重点的に攻めるプログラムが楽しみなところ。その静かな興奮を古楽ファンたちが高めている折、リリースされた彼女の最新盤はまさに「スペイン音楽再び!」のプログラム...民衆音楽とも親和性の高いスペイン・バロック楽曲、イタリアや英国など諸外国で発表されたスペイン音楽などを、実力派器楽陣と楽しませてくれます。
 ラルペッジャータでも活躍するタンピエーリ(vn)ほか、思わぬ演奏陣の充実度も魅力...解説&歌詞訳付!



 

ARCO DIVA



UP0181
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税
チェコのピアノ、チェコの室内楽
  〜ペトロフ・ピアノのまわりで〜

 ヤナーチェク/ミロシュ・シュチェドロニ編:
  ①ピアノ三重奏曲「クロイツェル・ソナタ」
      (弦楽四重奏曲第1番より編曲)
 ドヴォルザーク:
  ②スラヴ舞曲 第2番 op.46-2
  ③ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 op.26
 クカル:
  ④ピアノ三重奏曲「堕落との戦い」
ペトロフ・ピアノ三重奏団
 マルティナ・シュルマイステロヴァー(p)
 ヤン・シュルマイステル(vn)
 カミル・ジヴァク(vc)

 チェコが世界に誇る老舗ペトロフの味わいを最大限に活かせるのは、やはりチェコの室内楽の名手たち!

 スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、ブリュートナー…ドイツ語圏人(および渡米ドイツ人)の作るピアノはやはり世界随一のメーカーが少なくありませんが、チェコもかなりのもの...それぞれの地で生産されるビールが両国とも世界水準でトップクラスだとすれば、ピアノの世界でチェコが誇れるのはやはりフラーデツ・クラーロヴェーという古都に本拠をおくペトロフ・ピアノ!
 1864年創業のこの老舗がつくるピアノは、まろやかな「木」の味わいが活きる独特の感触で、日本でも丁寧な代理店の活躍もあり静かな人気を誇っています。

 その持ち味は独奏のみならず、室内楽でも映えうるもの——そして「地のもの」との相性でこそ、その味わいは最大限に生きるもの。とはいえ、ドヴォルザークの情熱的な音作りをこのピアノで再現できるとなると、それはやはりチェコの名手たちが最も巧みで適任なのか...と、このアルバムは強く感じさせてやみません。
 このピアノが最も映える曲を書いた作曲家のひとりヤナーチェクの作品(トリオ編曲版)でも、また現代屈指の新古典主義的作曲家クカルのしなやかなトリオでも、ペトロフ・トリオの演奏は——弦楽器とのバランスも絶妙なまま——オーガニックな銘器の魅力をひしひし感じさせてやみません。見逃せない室内楽版、試聴機にも好適な1枚です。ご注目を!


チェコ・ペトロフ・ピアノのサイト。
http://www.petrof.com/

The P 173 Breeze Rococo grand piano 回の録音で使われたというわけではないのですがかっこいいので載せてみました。
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GRAMOLA



GRML99023
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ワーグナーと、ヴァイオリン
 〜19世紀、ワーグナー作品による

  ヴァイオリンとピアノのための音楽〜

  ラフ:①ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲
   〜ワーグナーの歌劇『タンホイザー』の楽想による
  ヴィルヘルミ:②ヴァルターの讃歌 〜
    楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
    ③楽劇『ジークフリート』によるパラフレーズ
    ④楽劇『パルジファル』によるパラフレーズ
  リッター:⑤イゾルデの愛の死 〜楽劇『トリスタンとイゾルデ』より
  ワーグナー(ザイボルト編):⑥ヴェーゼンドンク歌曲集
   ※曲順は①②⑥⑤③④
ゲルハルト・シューベルト(vn)
ベルナデッテ・バルトシュ(p)
 「身近な編曲」こそ、19世紀音楽の最も典型的な姿
 ヴァイオリンの名手たちが、ワーグナーにみた響きとは。
 ワーグナーの音楽はかなり長いあいだ理解されなかったかわり、作曲家に近いところにいた音楽家たちのなかには熱狂的な支持者もおり、さらに亡くなる頃には欧州全土でその音楽の良さが理解されるようになっていたこともあって、長大な楽劇から大事なところを抜粋して編曲したパラフレーズや幻想曲・変奏曲などの編曲譜が、いまもかなりたくさん残っています。
 顕著な例では盟友フランツ・リストによるピアノ独奏編曲がありますが、実は弦楽器奏者たちもそれぞれに、ワーグナーの偉業を自分の楽器であざやかに再現していたのです。
 厳選された名編曲の数々でそのことを教えてくれる演奏者は、ボスコフスキーやプシホダら往年の名手たちに師事したウィーン・フィルの俊英G.シューベルト!ラフのしなやかな歌曲編曲、「G線上のアリア」で知られる編曲の天才ヴィルヘルミの手がけた逸品群などはまさに、編曲センスと作曲家としての才覚あればこそ、ヴァイオリン音楽の才覚をひしひし感じさせてくれる瞬間の連続!
 20世紀初頭の名匠ザイボルトによるものと思われる『ヴェーゼンドンク歌曲集』のヴァイオリン版も、歌詞がないことによって、作品美そのものがあらためて際立つ名演に...ロマン派音楽の素顔を知るうえで、聴き逃せない1枚だと思います。お見逃しな
 

GRML99105
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
愛の道 〜ウードとチェンバロ、
       東洋と西洋の出会うところ〜

 メルワン・アバド:
   ①愛の道 ②そして、オルガンだけが歌っている
   ③飾りたてて ④ベイルートのバッハ ⑤夢はまだあって
   ⑥さくらんぼ ⑦わたしは進み続ける ⑧雨が降れば
   ⑨アル・アンダルースからの便り ⑩夜明け前に
 クープラン:⑪神秘的な障壁
 バッハ『平均律クラヴィーア曲集第1巻』より:
  ⑫前奏曲 ニ短調 BWV851 ⑬同フーガ
  ⑭前奏曲 ホ長調 BWV854 ⑮同 フーガ
  ⑯前奏曲 嬰ハ短調 BWV849 ⑰前奏曲 ハ短調BWV847
  ⑱同 フーガ ⑲前奏曲 ニ長調BWV850
   ※曲順は①⑪②⑫③⑬④⑭⑮⑤⑯⑥⑰⑦⑱⑧⑲⑨⑩
メルワン・アバド(ウード&一部朗読)
パウル・グルダ(チェンバロ)
 思わぬ楽器同士、思わぬ弾き手と楽器——東洋と西洋、パウル・グルダのチェンバロと東洋楽器に陶酔。
 クラシック界にとどまらずジャズ界でも確かな活躍をみせ、時にはクラヴィコード演奏まで手掛けたヴァーサタイルな伝説的異才フリードリヒ・グルダ…の息子パウル・グルダもまた、実はロマのミュージシャンたちとピアノで共演し、ハイドンの音楽を滅法面白く弾きこなした『ハイドン×ピアノ×ロマ』(GRML98827)などの異色企画でも知られるところ。
 今度のプロジェクトはなんと、ピアノはいっさい弾かず、全面的にチェンバロ奏者として立ちまわってみせています。
 しかし、そもそも古楽器のプロフェッショナル達が五万といるなか、ただピアニストがチェンバロを弾いただけで面白くなるわけがない——ここで彼がおもに奏でているのは、イスラム圏の撥弦楽器ウード(リュートのいとこのような楽器)とのデュオでの、東洋旋法あでやかな音楽の数々...作曲家アバド自身がウードを奏で、そのかたわらパウル・グルダがソロで奏でるスタンダードなバッハやクープランなどの音楽が、まるで普通に聴こえない不思議体験...!
 「何の後で聴くか」で音楽の印象はがらりと変わるものですが、この東洋と西洋とのはざまをゆく不思議体験とオーガニックな「弦をはじく」美音の重なりやうねりは、ちょっと実際に聞いてみていただかないとわからないかも——しかし、一度聴いたら頭から離れない、また戻ってきたくなる麻薬的音楽...Alphaレーベルの白ジャケ・アラブ風音楽が好きな方にはとくに大推薦です!




PAN CLASSICS


PC10331
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3700+税
ランディ:歌劇『オルフェーオの死』
 オルフェーオの死 〜牧歌的悲喜劇
           (1619年パドヴァにて初演)
ジョン・エルウィス(T)
ヨハンナ・コスロフスキー(S)
マイケル・チャンス(C-T)
ニコ・ファン・デル・メール(Bs)
Ens.トラジコメディア、
Ens.キュルレンド(古楽器使用)
ブルース・ディッキ—、
ドロン・D.シャーウィン(木管コルネット)
アンドルー・ローレンス・キング(hrp)
スティーヴン・スタッブズ(総指揮)
 これぞ「音楽的悲喜劇(トラジコメディア)」!
 イタリアの初期バロック新境地、世界的名手らの隠れ名盤が復活音楽が語る、というのはこういうことなのかもしれない——と、あらためて強く印象づけられる傑作録音が待望の復活です。
 20世紀、LP時代末期頃に録音されたこのプロジェクトは、近年ではかろうじて10年ほど前にCDリリースされたものの廃盤→入手不可に。
 しかし、この演奏陣(左記)をご覧ください…テオルボ奏者スティーヴン・スタッブズを中心に、1990年前後の、あのオランダ&ベルギーと英国を中軸とした欧州古楽界のとてつもない盛り上がりの最前線を担ったスーパースターたちが続々…多芸な通奏低音集団トラジコメディアに、世界随一のコルネット奏者ブルース・ディッキーとD.D.シャーウィン、歌手陣はエルウィスにチャンスをはじめ、レオンハルト&アルノンクールのバッハ録音などでも活躍してきた大御所ばかり!
 モンテヴェルディらが推進した17世紀初頭の「歌いながら語る」様式の大成者と言っても過言ではないランディ随一の傑作を彼らが演奏すれば、文字通り歌い声は語りとなって、イタリア語が理解できなくてさえオルフェウス物語の筋書とその主人公の悲哀がひしひしと伝わってくるに違いありません。
 さらにここでは(あらすじを含む)日本語解説も添付、バロック初期の盛り上がりとその節目を飾った重要作曲家の世界を的確に「いま」に伝えます。
 

PC10317
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ゲオルク・ダニエル・シュペーア(1636-1707):『戦争物語』
 〜17世紀ドイツ語圏の音絵巻〜
マルクス・ミーセンベルガー(T)
グナール・レツボール(vn&指揮)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
               (古楽器使用)
 『戦争物語』〜
  音楽によるトルコ式オイレンシュピーゲル譚、すなわち、風変わりな滑稽譚...
 トルコ帝国のいと慎ましやかなる宮廷つき従軍道化が、ひょんなことから法相となったいきさつについて。
 諸国に知られたるハンガリーの戦争小説にもとづき、ハンガリーの、ギリシャの、モスクワ大公国の、ヴァラキア公国の、コサックの、およびポーランドの滑稽な舞踏劇を盛り込み、
 全体をうまく整え、管楽器と弦楽器のための有用なる合奏曲も添えて〜(1688年)

 これぞ17世紀ドイツ語圏バロック!オーストリア随一の古楽集団、躍動感あふれる音楽絵巻を甦らせる…!
 故郷であるオーストリアの、カトリック圏ならではのドイツ語圏バロック音楽文化の豊かさを「いま」に蘇らせようと奮戦する長実力派バロック・ヴァイオリン奏者グナール・レツボール——2015年は10枚にものぼるCDにハプスブルク帝国内外のさまざまな国々の音楽文化を収録したCDBOX(PC10311)をリリース、音楽史への通暁ぶりと確かすぎるほどの求心力強き音楽性をあらためてアピールしてくれました。
 今度の新譜もまた、彼が得意中の得意とする17世紀ドイツ語圏音楽——しかし今回はオーストリアではなく、やや北に上がった地域のもののようです。
 ドイツ語小説家として滑稽な物語で人気を博したというG.D.シュペーアは、音楽家としても当代随一のセンスを駆使、自ら異国情緒と精彩に事欠かない物語音楽を上梓。台本まで自ら手がけた楽劇作曲家ワーグナーの2世紀前をゆく才人として、ことばと音楽との絶妙の補いあいを体現してみせた『戦争物語』の面白さを、レツボール周辺の濃密な古楽演奏家たちの妥協なき名演でじっくり味あわせてくれる新録音に仕上げてくれました。
 アタックの効いた低音部のビートもさることながら、狂言回し役ミーセンベルガーの表情豊かな歌唱も味わい深いところ——さすが、うがありません。解説訳付、ご注目を!



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PASSACAILLE



PSC1016
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
鬼才スホーンデルヴルトのベートーヴェン!
 ベートーヴェン:管楽器を伴う室内楽曲
  〜管楽八重奏曲、ロンディーノ、
       ピアノと管楽器のための五重奏曲

 1. 管楽八重奏曲 変ホ長調 Op.103/WoO37
 2. ロンディーノ 変ホ長調 WoO92
 3. ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 op.16
アルテュール・スホーンデルヴルト
             (フォルテピアノ)
Ens.イル・ガルデッリーノ(古楽器使用)
マルセル・ポンセール、
北里孝浩(ob)
ベンヤミン・ディールチェンス、
ジャン=フィリップ・ポンサン(cl)
ジャン=ピエール・ダソンヴィル、バ
ルト・カイペルス(hr)
アラン・ド・レイケル、
ジャン=フランソワ・カルリエ(fg)
ブノワ・ヴァンデン・ベムデン(cb)

 スホーンデルヴルト、待ってました!しかも管楽器の布陣も申し分なく最前線。
 ベートーヴェンと"当時の管”アルテュール・スホーンデルヴルト!
 この長い名前のオランダ人フォルテピアノ奏者が、かつてAlphaレーベルでリリースしたベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」は、多くの作品の試演が行われたロプコヴィツ邸の大広間を徹底検証、そこで活動していたオーケストラが完全2管ながら弦が全部で7人…という異色編成だったことを突き止め、そのとおりの編成で稀有の名演を紡いでみせており、大きな話題を呼びました。
 その後の続刊も、また(他社様扱ですが)ACCENTレーベルへ移ってのモーツァルト協奏曲シリーズでも、この完全2管+極小弦編成は成功つづき、当時のピアノ協奏曲が基本的には室内楽の延長であったことを解き明かし、日本のファンにもスホーンデルヴルトここにあり、を印象づけたものです。
 ひさびさにパッサカリア・レーベルから現れた彼の新録音は、逆に「協奏曲のような室内楽」と言っても過言ではない「ピアノと管楽器のための五重奏曲」!
 その前プロとして、初期の管楽八重奏曲など、後年のオーケストレーションの確かさにつながった楽聖初期の管楽器体験を伝える傑作群をもってきた選曲も絶妙です。
 しかも演奏陣はヘレヴェッヘやコープマンの楽団で活躍あまたのポンセール&北里コンビはじめ、古楽大国ベルギー随一の精鋭ぞろい!
 確かな演奏で「当時の響き」に迫れる待望すぎる新録音、日本語解説付でのお届けです。どうぞお見逃しなく!



超・問題作
スホーンデルヴルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ!

Alpha820
(国内盤・3 枚組)
\4800+税
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
 〜弦楽合奏7人&完全二管によるロプコヴィツ邸試演時編成で〜

ベートーヴェン:
 ①ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 op.15
 ②ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19
 ③ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
 ④ピアノ協奏曲 第6番 ニ長調 op.61a
 ⑤ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
 ⑥ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 op.73
アルテュール・スホーンデルヴルト(fp)
アンサンブル・クリストフォリ(古楽器使用)
Alpha820
(輸入盤3CD)
\3990

 ついにBOX化! 稀代のフォルテピアノ奏者スホーンデルヴルトの名を不動のものにした、あの鮮烈な「完全2管だが、弦は7人」のロプコヴィツ邸編成によるベートーヴェン、ついに全てがワンセットで。

 その驚くべき企画の周到さ、その鮮烈な演奏結果によって幅広いリスナーの度肝を抜いてきた、古楽のメッカ・オランダきってのフォルテピアノ奏者スホーンデルヴルトによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音...第1弾初出からかなりの年数を経ているにもかかわらず、また最初の「皇帝+第4番」が久しくプレス切れになってもバックオーダー引きも切らず...といった状態だったところ、全巻そろってのBOX で登場は嬉しい限り。

 この企画が何より驚きなのは、その演奏編成...ベートーヴェン生前の演奏環境を徹底調査、使用するフォルテピアノが個々にこだわりありなのはもちろんのことですが、ここではなんと、ベートーヴェンの創意が最初に音として実をむすんだ場所、つまり公開初演前にパトロンのロプコヴィツ侯爵邸で行われていた試演会のときの演奏編成を徹底検証のうえ再現、その編成で全曲を演奏しているのです!

 ロプコヴィツ邸の大広間の大きさや想定される椅子の位置などから、ベートーヴェンの着想どおりの全パートの楽器を動員することはできるものの、弦楽器はほぼ各パートひとりずつ、ヴィオラとチェロのみ二人という異例の(室内楽編成というにはあまりに大きすぎる!)

 オーケストラがフォルテピアノと競い合っていたとのこと。当時のピアノはそもそも大劇場のようなところで響かせるような楽器としては作られておらず(この件に関してはベートーヴェンの門弟ツェルニーの証言もあります)、協奏曲もあくまで室内楽にできるだけ近い形で演奏するのが理想だったとのことで、この一見異例に見える演奏編成は非常に理にかなっていた——そのことを、スホーンデルヴルトと欧州古楽界の猛者たちが実地で、桁外れにすぐれた演奏で立証してくれたのが、この全曲録音だったのです!

 クレメンティの依頼でピアノ協奏曲に編み替えられたヴァイオリン協奏曲原曲の「第6番」やト長調の第4番では、室内楽的な曲作りがきれいに浮き上がるかたちに…そして第1ヴァイオリンの「独奏」の健闘ぶりに舌を巻く「皇帝」や第1番の強烈さは、まさにこれを知っていると知らないとでは「ほんとうのベートーヴェン」観が大きく変わってしまうのでは...といったインパクト!クラリネットのホープリッチ、18 世紀オーケストラのティンパニ奏者ファン・デル・ファルクやトラヴェルソのヒュンテラーなど、驚きのソリストが演奏陣を占めているのにも注目。





分売!

 いまだ売れ続ける超・問題作、「スホーンデルヴルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ」!

 ベートーヴェン時代のピアノ(フォルテピアノ)は音量が小さく、そのことは当初から作曲家たちも気づいていた。ベートーヴェンの弟子チェルニーも、ピアノ協奏曲は大きなホールで弾くべきではない、と考えていたくらいで、実際『皇帝』をはじめとするベートーヴェンのピアノ協奏曲でさえ、パトロンであるロプコヴィツ侯爵の私邸でプライヴェートな初演が行われたさいには、弦楽編成をぐっと絞り込んだオーケストラで聴かれていた…という前提のもと、当のロプコヴィツ侯邸の大広間を徹底検証、客席とのバランスや残響なども考慮したうえで「フル2管編成に対して、弦楽器は1・1・2・2・1程度」という驚愕の演奏編成を割り出したのが、2002 年に刊行されたS.ヴァインツィールの研究書『ベートーヴェンの協奏曲空間』。

 しかし学説というものは、それを納得させる具体例(この場合は「立派な演奏」)なくしては、ただの酒席の話題程度にしかならないもの——ヴァインツィールにとって何より幸いだったのは、オランダ出身の現代最高のフォルテピアノ奏者が、気の置けない演奏仲間である精鋭古楽奏者を集めてのEns.クリストフォリとともに、これをあざやかに例証する名演奏を打ち出してくれたことでした。

 番号の大きい協奏曲(つまり「皇帝&第4番」)から始め、「皇帝」の第一主題の勇壮さを第1ヴァイオリンたった1挺で描き出すという痛烈な演奏効果、作品そのものの室内楽的な美質をこれ以上ないくらいありありと示してみせた「第4番」で圧倒的な話題をさらったのが第1 集(Alpha079)。劇的な悲愴さを濃やかに表現しおおせた「第3番」や、現代ピアノでは物足りなさしか感じられなかった「第6番」(ヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲)の本質的な美をはじめて教えてくれた名演が第2集(Alpha122)。そして喇叭とティンパニのない「第2番」や、壮大なスケール感で迫る「第1番」!
 ピアノはウィーン古典派の魂、モーツァルトも愛したヴァルター・モデル。

Alpha155
(国内盤、日本語解説付き)
\2940
踊れベートーヴェン!
 ベートーヴェン:
  1. ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
  2. ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
アルテュール・スホーンデルヴルト
Ens.クリストフォリ(古楽器使用)
 (fp/ヴァルター・モデル)
Alpha155
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700

 第1番のラルゴで猫がワルツを踊りだす。
 びっくりする。
 この体験はしておいたほうがいい。
 その代わりこれを聴くとそれ以降どの演奏を聴いてもその場面が来るとワルツにならないかと期待するようになってしまうので要注意。


Alpha122
(国内盤、日本語解説付き)
\2940
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品57
 ピアノ協奏曲 第6番 ニ長調 作品61a
  (ヴァイオリン協奏曲のピアノ協奏曲版)
アルテュール・スホーンデルヴルト(Fp)
Ens.クリストフォリ(古楽器使用)
ヴァルター1800年&フリッツ1810年頃)
Alpha122
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700
 

Alpha079
(国内盤、日本語解説付き
¥2940
ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第4番・第5番「皇帝」
アルテュール・スホーンデルヴルト
(フォルテピアノ〜J.フリッツ製作、1810年頃)
アンサンブル・クリストフォリ(古楽器使用)
(コルラード・ボルシ(第1ヴァイオリン)、
ヴィルベルト・ハーゼルゼット(トラヴェルソ)、
ペーター・フランケンベルク(オーボエ)、
エリック・ホープリチ(クラリネット)、
マールテン・ファンデル・ケルク(ティンパニ) 他)
Alpha079
(輸入盤/日本語解説なし)
\2700





<LP>


ALTUS(LP)


ALTLP 075/084
(10LP)
\44000+税
 ※200 セット限定生産品
マタチッチ/ベートーヴェン:交響曲全集
 [LP1] 交響曲第1番 ハ長調 Op.21
 [LP2] 交響曲第2番 ニ長調 Op.36
 [LP3&4]
  交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55、
  交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
 [LP5] 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
 [LP6] 交響曲第5番 ハ短調「運命」Op.67
 [LP7] 交響曲第6番 ヘ長調「田園」 Op.68
 [LP8] 交響曲第7番 イ長調 Op.92
 [LP9&10]
  交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」Op.125(ドイツ語)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
ミラノ・イタリア放送交響楽団
エディト・ケルテス=ガブリ(ソプラノ)
アリス・エルケ(コントラルト)
アンドール・カポシー(テノール)
イヴァン・サルディ(バス)
ミラノRAI合唱団
ジュリオ・ベルトーラ(合唱指揮)
 マタチッチ唯一のベートヴェン交響曲全集、初LP化完全限定生産200セット!LP化にあたり新たに手間のかかるアナログマスターテープを制作した上でのカッティングです。
 200 セット、限定生産品、モノラル、初LP 化

 ライヴ録音:
 [第3番]1962年11月19日、[第1&2番]1962年11月23日、[第6番]1962年11 月29日、
 [ 第5 番]1962 年11 月30 日、[ 第4 番]1962 年12 月3 日、[ 第7&8 番]1962 年12 月4 日、[ 第9 番]1962 年12 月12 日/
 ミラノ音楽院、大ホール(イタリア放送協会録音)
  

 ベートーヴェンを得意にしたマタチッチですが生涯2 度しかベートーヴェン・ツィクルスを行いませんでした。
 正規に収録されたのはこの62 年ミラノのみとなります。オーケストラの能力を引き出す天才といわれたマタチッチがここミラノでも天分を発揮、オーケストラのうまさに驚かされます。
 色気をたたえた木管、存在感あるティンパニー、立派な鳴りっぷりの弦楽器など大変魅力的。マタチッチ得意の3 番、5 番、9 番の白熱ぶりは圧巻です。
 さらに色気をたたえた木管が絶好のバランスで、前面に出る4 番なども印象的でどの曲目もちょっと目からうろこの感があります。1 曲1 曲聴きごたえ抜群です。
 イタリア放送協会の往年の録音はさびしいものも多くありましたが、この録音は良好なものといえます。解説はイタリアのマタチッチ研究の第一人者トンマーソ・マネーラ氏書き下ろしのマタチッチの生涯と当録音についての興味深い考察を含む読みものなど充実の内容です。
 初LP 化にあたり新マスタリングの上、アナログマスターテープを新たに制作した上でのカッティングです。




TOKYO FM(LP)


TFMCLP 1041/1042
(2LP)
\13600+税
ふるきよきドイツの伝統ヨッフム翁味わいの至芸!
 ベートーヴェン:
  [LP1]
   交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
  [LP2]
   交響曲第7番 イ長調 Op.92、「エグモント」序曲 Op.84
オイゲン・ヨッフム(指揮)
バンベルク交響楽団
 ふるきよきドイツの伝統ヨッフム翁味わいの至芸!一筋縄ではいかぬ翁の田園の自在なテンポ感にくぎ付け、アナログ・ディスク化によりやわらかな風合いによみがえりました。

 ライヴ録音:1982年9月16日/東京文化会館/ステレオ、250 セット限定品

 最晩年86 年のコンセルトヘボウとの来日でスケールの大きなブル7 で感動を呼んだヨッフムですが、82 年来日時のこのベートーヴェンも劣らず味わい深い演奏でした。
 バンベルク響との相性も抜群でこれぞ往年のドイツの響きといったものを実感させられます。また当時のヨッフム人気は大変で、終演後の熱狂的拍手がそれを物語っております。
 ユニークなテンポ設定の田園も聴きものですが、正攻法の極みと言えるエグモントが素晴らしい出来栄えで心うたれます。7 番は翁ならではの滋味あふれる音楽運びについついのせられてしまう大演奏です。
 なにより、あたたかな木質感あふれる音が心地よい感動をうみます。新LP カッティングのためアナログマスターテープで制作しました。
 

TFMCLP 1043/1044
(2LP)
\13600+税
スイトナーらしい大演奏LPで聴く魅力の3大交響曲
 モーツァルト:
  [LP1-A]
   交響曲第39番 変ホ長調 K.543
  [LP1-B]
   交響曲第40番 ト短調 K.550
  [LP2]
   交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」、
   歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492
オトマール・スイトナー(指揮)
ベルリン・シュターツカペレ
 希代のモーツァルト指揮者スイトナーの全盛期!一気呵成の熱烈さでありながら陰影の濃いスイトナーらしい大演奏。馥郁なる美音の甦るLPで聴く魅力の3大交響曲

 ライヴ録音:1978年10月25日/厚生年金ホール/初LP 化、ステレオ、250 セット限定品

 スイトナーの十八番のモーツァルト3 大交響曲。実に素晴らしいモーツァルトで、生き生きと活力に満ち、低弦も弾力感があり、全体に流れる美しさがあります。これもスイトナーならでは。
 初LP 化のため新たにアナログマスターテープを制作した上でカッティング。

<映像>

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BELVEDERE(映像)



BELVED 08004
(2DVD)
\5100→\4590
カピュソン、イブラギモヴァ、コセ、エニノ、ハーゲン、豪華メンバー
 モーツァルト:弦楽五重奏曲全集

  DVD1 (90’00)
   弦楽五重奏曲第1番変ロ長調K174
   弦楽五重奏曲第6番変ホ長調K614
   弦楽五重奏曲第4番ト短調K516
  DVD2 (90’00)
   弦楽五重奏曲第2番ハ短調K406
   弦楽五重奏曲第5番ニ長調K593
   弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515
ルノー・カピュソン(第1ヴァイオリン)
アリーナ・イブラギモヴァ(第2ヴァイオリン)
ジェラール・コセ(第1ヴィオラ)
レア・エニノ(第2ヴィオラ)
クレメンス・ハーゲン(チェロ)
 2014年モーツァルト週間ライヴ。カピュソン、イブラギモヴァ、コセ、エニノ、ハーゲン、豪華メンバーによるモーツァルト弦楽五重奏全曲

 収録:2014 年1 月29、30 日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール(ライヴ)/画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、リージョン:All

 モーツアルトの誕生日1 月27 日に合わせてザルツブルクで開催される音楽祭 『モーツアルト週間』。このDVD は2014 年の同音楽祭で行われたモーツァルトの弦楽五重奏曲全曲演奏会の模様。
 モーツァルトの弦楽五重奏曲は、弦楽四重奏にヴィオラを1 本追加した形式で作曲され、モーツァルトならではの美しい音楽は愉悦と幸福感に満ち溢れています。
 演奏はいまをときめく弦楽奏者が集合。現代フランスを代表するヴァイオリニスト、ルノー・カピュソン。古楽奏法とモダン奏法のどちらの分野にも見事な表現力を示すアリーナ・イブラギモヴァ。ヴィオラの魅力を堪能できるフランスの名奏者ジェラール・コセ。
 1991 年パリ出身、国際コンクールで頭角を現すなど期待の若手ヴィオラ奏者レア・エニノ。そしてハーゲン・カルテットの創設メンバーで現在の弦楽界を牽引するチェリスト、クレメンス・ハーゲンという大変豪華なメンバー。
 モーツァルトは17 歳の時に初めて弦楽五重奏曲第1 番(K174) を作曲、そして第6 番(K614) は亡くなる数ヶ月前に作曲されており、わずか6 曲ですが生涯を通して書かれた編成となります。
 そのため全曲通して聴くと、新鮮で瑞々しい第1 番、ト短調の憂いを称える美しい旋律が魅力の第4 番、そして晩年特有の透明感や深みが発揮された第6 番とモーツァルトの音楽の変遷を感じ取ることができます。
 さらに当代きっての実力奏者たちが奏でる音楽は、美しい響きや細やかな表情が随所に聴かれ、モーツァルトの深淵に迫るものとなっております。




















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