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≪第86号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2016/3/1〜






3/4(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



TYXART


TXA 15069
\2600
18〜19世紀南ドイツとイタリアの聖母マリアを讃える曲
 (1)ヴァレンティン・ラートゲーバー:天の女王
 (2)マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第7旋法によるプレリュードとフーガ
 (3)マリアヌス・ケーニヒスペルガー:今日マリアを讃えよう
 (4)〜(6)ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル:パルティータ ハ長調
 (7)〜(12)ピエトロ・テルツィアーニ:サルヴェ・レジーナ
 (13)ヨハン・セバスチャン・バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV.590
 (14)ヨーゼフ・ラインベルガー:アヴェ・マリア op.171 1a
 (15)ヨーゼフ・ラインベルガー:アンダンテ・パストラーレ op.98
 (16)ヨーゼフ・ラインベルガー:パストラーレ ト長調 op.156 8番
 (17)マックス・レーガー:マリアは歌う、幼い御子に( マリアの子守歌)
 (18)マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第4 旋法のアリア
 (19)ベネディクト・ビーヒテラー:救い主のうるわしき母
 (20)マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第2 旋法のアリア
 (21)ベネディクト・ビーヒテラー:アヴェ・レジーナ
 (22)マリアヌス・ケーニヒスペルガー:第7 旋法のアリア
(1)(3)(7)〜(12)(14)(17)(19)(21)
 メヒティルト・キーンドル(ソプラノ)
(1)(3)(4)〜(6)(15)(19)(21)
 アン・デュフレーヌ(オーボエ)
(1)〜(22)
 ノルベルト・ドゥヒテル(オルガン)
 18〜19世紀南ドイツとイタリアの聖母マリアを讃える曲。キーンドルのソプラノ、デュフレーヌのオーボエ、ドゥヒテルオルガンによって奏でられる心洗われる調べ

 録音:2015年8月/71’00

 南ドイツとイタリアの、バロックから後期ロマン派までにわたる聖母マリアを讃える曲を集めたソプラノ、オーボエ、オルガンのための作品集。各楽器のソロ曲を交えながら、ソプラノとオーボエ、オルガンによる華のある響きが広がります。
 CD 最初の曲、「天の女王」の作曲者、ラートゲーバーはJ.S. バッハと時代を同じくする作曲家。その心地よい旋律と飾らない和声に見られるようにシンプルで素朴な音楽を好んだという彼は、バロック音楽から古典派音楽への移り変わりに一役買ったともいわれています。復活祭のために書かれたCD 収録曲「天の女王」はオーボエとソプラノの軽快な掛け合いが美しく、敬虔さと華やかさを併せ持つこの編成の魅力を堪能できます。
 200 年に渡る広い時代を網羅しているこのCD の中で1 番時代が新しい曲は、19 世紀後半の作曲家レーガーの歌曲「マリアは歌う、幼い御子に( マリアの子守歌)」。晩年に書かれたこの曲は、彼の作品中で最も有名な曲の1 つです。ゆりかごが揺れるような伴奏の上で歌われる旋律は美しく清らかで、聖母マリアの優雅さを思わせます。
カトリック信徒の多い南ドイツ、イタリアで、時代を越えて受け継がれる聖母マリアへの祈り。音楽の形に表れた祈りに心洗われる1 枚です。
 

TXA 15070
\2600
ヨーゼフ・ハースと、同世代の作曲家によるキャロル集
 ヨーゼフ・ハース:聖夜op.85( 編曲:ノルベルト・デュヒテル)
 ヨーゼフ・ラインベルガー:ベツレヘムに幼な子生まれぬ
 エルナ・ヴォール:3人の天使が歌っていた
 エルナ・ヴォール:子供と神の子
 マックス・レーガー:.キリストのともがらよ、こぞりて神を称えよ
 マックス・レーガー:マリアは歌う、幼い御子に
 ヘルマン・シュレーダー:6つのクリスマスキャロル
                               他
ミュンヘン女声合唱団
ミュンヘン少女合唱団
カトリン・ヴェンデ=エーマー(指揮)
ノルベルト・デュヒテル(オルガン)
 ヨーゼフ・ハースと、同年代の作曲家たちによるキャロル。ミュンヘン女声合唱団、ミュンヘン少女合唱団による、素朴で温かみがある音楽

 録音:2015 年7月/77’00

 1 年の中で「歌」と一番結びついた季節…それは何と言ってもクリスマス。何百年という昔から、クリスマスは歌に溢れた季節でした。多くの作曲家たちがクリスマスを祝う人々のために素朴で優しく美しいメロディを書き残しています。このCDには、19 世紀後半から20 世紀にかけてのドイツの作曲家ヨーゼフ・ハースと、彼の師や弟子を含めた同時代の作曲家たちのクリスマスキャロルがおさめられています。
 演奏を手掛けるミュンヘン女声合唱団は、幅広いレパートリーと数々の国際コンクール受賞歴を誇る合唱団。ミュンヘン少女合唱団は5 歳から17 歳までの少女たちから成る合唱団で、こちらもCD 録音や音楽祭、コンクールなどで目覚ましく活動しています。
 古くから人々の信仰に深く根を降ろしているクリスマスになくてはならないクリスマスキャロル。沢山の作曲家が残した素直で温かみのある音楽を、透き通るような女声合唱、少女合唱、オルガンでお楽しみください。



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AUDAX RECORDS

ADX 13705
\2600→\2390
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
 波乱に満ちた生涯、
  ハン・フリードリヒ・マイスターの"よろこびの楽園"ここに完結!

 ヨハン・フリードリヒ・マイスター:トリオ・ソナタ集《よろこびの楽園》より
  第3番イ長調/第7番ヘ長調/第8番変ロ長調/
  第9番ト短調/第1番ト長調/
  第12番変ホ長調(全曲世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
アンサンブル・ディドロ
 〔ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン)、
  グルリム・チェ(チェロ)、
  フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)〕
 ゲーベルからプラムゾーラーへ!マイスターの"よろこびの楽園"ここに完結!

 南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。
 レーベル第6作目は、ラインハルト・ゲーベルが率いたムジカ・アンティクヮ・ケルンから引き継いだ、ヨハン・フリードリヒ・マイスター(c.1638−1697)のトリオ・ソナタ集「よろこびの楽園」の完結編!
 17世紀ドイツのコンポーザー=オルガニストであり、アルブレヒトI世の宮廷楽団の音楽監督就任、投獄と脱獄、フレンスブルクの教会オルガニストとしての活躍など、波乱に満ちた生涯を送ったマイスター。
 プラムゾーラーがゲーベルから受け継ぎ、全曲録音を実現したマイスターの「よろこびの楽園」は、北ドイツにおいて初めてフランス音楽の語法が明確に取り入れられた画期的、歴史的なトリオ・ソナタ集なのである。
 ゲーベル&ムジカ・アンティクヮ・ケルンからプラムゾーラー&アンサンブル・ディドロへ。17世紀の北ドイツで開花した素晴らしきトリオ・ソナタの全曲録音がここに完結!

 ※録音:2015年21日−24日、パルメンザール(ポツダム、ドイツ)






プラムゾーラー、AUDAXのヒット作
ADX 13704
\2600
ヨハネス・プラムゾーラー!
 アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676−1737):
  ヴァイオリン協奏曲集

   ヴァイオリン協奏曲集ハ長調《ドレスデン》(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲変ホ長調 Op.1-6(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-1(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.1-5(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲ホ長調 Op.1-7(世界初録音)
   ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.1-8
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
アンサンブル・ディドロ
 プラムゾーラーのビッグ・プロジェクト!コレッリの弟子モンタナーリのヴァイオリン協奏曲集!

 南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。
 レーベル第5作目のビッグ・プロジェクトは、イタリア・バロックの知られざる巨匠、アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676−1737)の「ヴァイオリン協奏曲集」!
 アルカンジェロ・コレッリの弟子であり、ヘンデルの時代のローマにおけるヴィルトゥオーゾ・ヴァオリニストとしてその名を馳せたモンタナーリ。
 コレッリの流れをくむイタリア・バロックの知られざるヴァイオリン芸術が、プラムゾーラーの情熱と探究心、そして師であるポッジャー譲りの優雅なる音色によって、今ここに花開く。

 ※120ページのカラーブックレット付き、ハードカバー仕様!
 ※録音:2015年1月12日−14日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)





 アリアCD主催のコンサートで2年前に登場してもらったプラムゾーラー。無伴奏の古楽器ヴァイオリンで聴かせてくれたバッハ、バーバー、ピゼンデルの音楽は、当時の時代にわれわれを導いてくれた。比喩でなく古楽器ヴァイオリンが「生き物」であることを感じさせてくれた時間でもあった。
 さてそのプラムゾーラー、第1弾のソロ・アルバム「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集(下記)」は全世界的に品不足状況になる大ヒット。
 そこでプラムゾーラー、第2弾は自分でレーベルを立ち上げてそこから出すというようなことを言っていたが、それがAUDAXレーベルなわけである。そうとうな時間を費やして録音に挑んだというようなことを言っていたが、それもうなずける充実のシリーズである。



プラムゾーラー、RAUMKLANGの旧譜
入手困難だったがようやく再生産したらしい!
Violin Concertos from Dresden
RAUMKLANG
RK 3105
\3000→\2790
ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト
 ヨハネス・プラムゾーラー
ピゼンデル 〜 ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集

 ファッシュ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調FWV L:D8(世界初録音)
 ハイニヒェン:ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)
 ヘンデル(ピゼンデル編):組曲へ長調HWV.392(世界初録音)
 テレマン:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調TWV.51:B1
 ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲ト長調(世界初録音)
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン&指揮)
インターナショナル・バロック・プレーヤーズ
 ブレコン・バロックのプラムゾーラー!ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集!

 レイチェル・ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。
 ボヤン・チチッチも参加する自らのアンサンブル、インターナショナル・バロック・プレーヤーズとの協奏曲録音は、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755)を中心とした「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」!
 芸術の発展にも力を注いだザクセン選帝侯、ポーランド王アウグスト強王の時代に作曲されたピゼンデルと同世代の作曲家たちの知られざる「ヴァイオリン協奏曲」は、バロック時代のドレスデンの宝である。
 あのポッジャーも信頼を寄せる南チロル出身の俊才プラムゾーラーが、ブレッシアのP.G.ロジェーリ1713年製のヴァイオリンを手に、その桁外れの才能を世に示す ——!2011年4月の録音。








CHANNEL CLASSICS



CCS 38116
\2500→\2290
新世代のチェリスト、ニコラス・アルステット
 ショスタコーヴィチ&ワインベルク:チェロ協奏曲集

  ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
  ルトスワフスキ:小組曲
  ワインベルク:チェロ協奏曲ハ短調 Op.43
ニコラス・アルステット(チェロ)
ミハウ・ネステロヴィチ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
 新世代のチェリスト、ニコラス・アルステット、チャンネル・クラシックスに登場!

 オランダの高音質レーベル"Channel Classics"に、新たな若き才能が加入!
 1982年生まれのニコラス・アルステットは、2010年にクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞。2010年〜2012年のBBCヤング・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、日本を含む世界で演奏。
 チェリストとしてはモダン、ピリオドの双方に精通し、アダム・フィッシャーから、オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルの芸術監督職を受け継ぐなど、指揮者としても輝かしい才覚を発揮している。
 記念すべきChannel Classics第1弾は、ショスタコーヴィチ、ルトスワフスキ、ワインベルクという、これまでもトーマス・アデスやファジル・サイ、マティアス・ピンチャーなどの新作を初演してきたニコラス・アルステットの力量が遺憾なく発揮されるプログラム。
 Channel Classicsとニコラス・アルステットの新たなるプロジェクトにご期待ください!

 ☆オーディオ・アクセサリー2016年春号に、Channel Classicsのプロデューサー兼録音エンジニアであるジャレッド・サックス氏のインタビュー記事が掲載! (p.260)






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HYPERION

CDA 68091
(2CD/特別価格)
\2400→\2190

イブラギモヴァ&ティベルギアン
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1

  ヴァイオリン・ソナタ
   第18番ト長調 K.301/第5番変ロ長調 K.10/
   第33番変ホ長調 K.481/第27番ト長調 K.379/
   第15番ヘ長調 K.30/第9番ハ長調 K.14/
   第21番ホ短調 K.304

アリーナ・イヴラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
 アリーナ・イブラギモヴァ、モーツァルトのソナタ全集始動!

 音楽の神ミューズに愛されたヴァオリニスト、21世紀ロシアの名手、アリーナ・イブラギモヴァ。2015年から2016年にかけての来日公演で全曲演奏会が行われるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。レコード芸術2015年5月号に掲載されたインタビューでも録音の予定が語られていたモーツァルトのソナタ集が、Hyperionよりついに登場!
 第1弾は、K.10からK.481まで7曲のソナタを収録した2枚組。よく知られた名作から若きモーツァルトが書いた初期のソナタまでをバランスよく組み合わせるというコンセプトは演奏会を踏襲。アリーナ・イブラギモヴァが愛器アンセルモ・ベッロシオ1775年頃製作のヴァイオリンを携え、朋友セドリック・ティベルギアンとともに描く極上のモーツァルトです。

 ※録音:2014年9月29日−10月1日、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)

 ☆アリーナ・イブラギモヴァ 2016年来日公演情報!
  2016年3月24日(木) 王子ホール モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会(IV)
  2016年3月25日(金) 王子ホール モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会(I)
  2016年3月27日(日) パルテノン多摩 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
  2016年3月30日(水) 所沢ミューズ 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
  2016年4月03日(日) 名古屋 電気文化会館 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
  2016年4月06日(水) 王子ホール (キアロスクーロ・カルテットのメンバーとして)



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CDA 68062
\2400→\2190
スメタナのピアノ曲ってすごいんです。
 ギャリック・オールソン(ピアノ)
  スメタナ:チェコ舞曲集&海辺にて

 チェコ舞曲第1集 JB 1:107
 チェコ舞曲集第2集 JB 1:114
 海辺にて JB 1:80
ギャリック・オールソン(ピアノ)
 ギャリック・オールソンの新録音スメタナのチェコ舞曲集!

 1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。2015年はショパン国際ピアノ・コンクールの審査員としても活躍したオールソンの新録音は、チェコの国民的大作曲家、ベドルジハ・スメタナのピアノ作品集。
 ショパン風の4つのポルカで構成される「チェコ舞曲第1集」。より様々なボヘミアの舞曲で構成され、ドヴォルザークのスラヴ舞曲集からも影響を受けた「チェコ舞曲集第2集」。そして、スウェーデンの海岸を見たスメタナが書いた「海辺にて(思い出)」で締めくくるプログラム。フランツ・リストと交流を持ち、卓越したピアニストとしても活躍したスメタナの詩的で民族色溢れるピアノ曲を、世界的なショパン弾きとして名を馳せたギャリック・オールソンが、その輝かしき音色で弾きこなします。

 ※録音:2015年1月9日−11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

 ☆ギャリック・オールソン来日情報!
  2016年5月 6日(金)  福岡シンフォニーホール
  2016年5月 9日(月)  浜離宮朝日ホール
  2016年5月10日(火) 愛知県芸術劇場コンサートホール(名古屋国際音楽祭)



 

CDA 68121
\2400
タリス:エレミアの哀歌
 エレミアの哀歌I/エレミアの哀歌II/平安のうちに/
 戒律へのリスポンス(ショート・サーヴィス "ドリアン")/
 クレド(ショート・サーヴィス "ドリアン")/
 わたしにむかって「主よ、主よ」と言う者が/
 サンクトゥス(ショート・サーヴィス "ドリアン")/
 グローリア(ショート・サーヴィス "ドリアン")/
 今やキリストは天にのぼりたまいぬ/聖なる神/安息日が過ぎて/
 何故何時はその悪意を誇りたるか
  (大司教パーカーのための9つの詩篇より 第7番)/
 世の救い主よI/テ・デウム(for meanes)/
 来たりたまえ、聖霊よ
カージナルズ・ミュージック
アンドルー・カーウッド(指揮)
 カージナルズ・ミュージックが歌う「エレミアの哀歌」!

 タリス・スコラーズやオルランド・コンソート、オックスフォード・カメラータなどのメンバーとして活躍し、現在はセント・ポール大聖堂の音楽監督を務める英国古楽界の名匠アンドルー・カーウッド。そして、1989年に設立され、イギリス・ルネサンスの広範な研究と実践で知られるア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。
 第1弾(CDA 67548)がグラモフォン賞古楽部門賞に輝いたトマス・タリス(c.1505−1585)の教会音楽集。セシリア・オズモンドや、パトリック・クライグ、ロバート・ライス、ロバート・マクドナルドなど、タリス・スコラーズを始め世界トップ・クラスのア・カペラ・グループ、合唱団などで活躍する豪華メンバーで、トマス・タリスの傑作「エレミアの哀歌」を歌います。

 ※録音:2014年11月11日−13日、フィッツアラン・チャペル(アランデル城)



 

CDA 68117
\2400
リスト:歌曲全集 Vol.4
 昼の騒々しい声が静まり S.337/私を休ませて S.317/
 愛とはなに S.288(第1版)/見捨てられて S.336/
 かつて S.332/私は別れよう S.319(第2稿)/
 愛とはなに S.288(第2版)/ローレライ S.273(第2稿)/
 涙と共にパンを食べたことのない者は S.297(第1版、第2稿)/
 愛とはなに S.288(第3版)/ミニョンの歌 S.275(第2稿)/
 静かに S.330/再びあなたに会えるだろうか S.322/
 花と香り S.324(第2稿)/
 死んだ夜鳴きうぐいす S.291(第2稿)/
 彼は私を深く愛した S.271/誓い S.331
サーシャ・クック(メゾ・ソプラノ)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
 2010年にスタートしたフランツ・リスト(1811−1886)の歌曲全集。第1巻(CDA 67782)マシュー・ポレンザーニ、第2巻(CDA 67934)アンゲリカ・キルヒシュラーガー、第3巻(CDA 67956)ジェラルド・フィンリーに続く第4巻。
 グラミー賞受賞者でもあるサーシャ・クックは、ジョン・アダムズの「ドクター・アトミック」の世界初演で称賛を浴び、欧米で高い評価を得ているアメリカ出身のメゾ・ソプラノ。2014年にはジョナサン・ノット指揮、東京交響楽団とも共演している。
 サーシャ・クックの癖のない艶やかな歌声で、リストが綴った深い愛の歌を歌う。
 数々の歌曲全集で金字塔を打ち立ててきた "歌曲大国ハイペリオン" が贈るフランツ・リストの歌曲集にご注目ください!

 ※録音:2014年12月4日−6日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)




CPO


555046
(2CD)
\5400
ヨハン・ハインリヒ・ローレ:マタイ受難曲 アナ・マリア・ブルキッチ(ソプラノ)/
クラウディア・エーマン(ソプラノ)/
ソフィー・ハームセン(アルト)/
ドミニク・アリーネ・ビリツァ(アルト)/
ゲオルク・ポプルツ(テノール)/
ヨアヒム・ストレックフス(テノール)/
ティロ・ダールマン(バス)/
ライモンド・スポーギス(バリトン)/
ケルン・アカデミー/
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
 ドイツでは良く知られているバロック時代の作曲家J.H.ローレ(1716-1785)。彼はマグデブルクのアルトシュタット・ギウナジウムで30年以上カントール職にあり、当時多大なる名声を得ていました。
 このアルバムは彼の生誕300年を記念して、「マタイ受難曲」の世界初演を記録したものです。この作品は「マタイの福音書」をルターが翻訳したテキストをエヴァンゲリストたちが歌い、その間にソリストが新たに作られた歌詞によるアリアを歌うという、バッハの作品とは基本的に同じ構成をとっています。
 しかしバッハとは聖書からの引用部分が違い、ローレは「ペテロの否認」から物語を始めているのが面白いところです。
 演奏はケルン・アカデミーとヴィレンズによる手馴れたもの。この時代の作品を生き生きと描きだしています。
 


777995
\2700→\2490
ロベルト・ラデッケ:管弦楽作品集
 1.「シェイクスピアの“ジョン王”」序曲 Op.25(1860)/
 2-5.交響曲 へ長調 Op.50(1877)/
 6.大管弦楽のための「夜の小品」Op.55(1890)/
 7-8.管弦楽のための2つのスケルツォ(1888)
ビール・ゾロトゥルン交響楽団/
カスパール・ツェンダー(指揮)
ドイツの指揮者、ヴァイオリニスト、作曲家ロベルト・ラデッケ(1830-1911)の作品集です。
彼の兄も作曲家で、当時のドイツ楽壇に多大なる影響を与えていました。教育者としては、ブルーノ・ワルター、カミッロ・シューマンの師であり、また個人的にはワーグナー、リスト、ブラームス、そしてリヒャルト・シュトラウスとの交友関係を結んでいました。従ってその作風はご想像通り。レパートリーも管弦楽曲から宗教作品までと幅広く、ロマンティックで完璧なフォームを持った作品を数多く書いていますが、現在、これらを聞くことはほとんどありません。cpoレーベルでは、この管弦楽作品集の他にもう1枚のリリースも予定しています(ラデッケのひ孫であるクリスティアン・ラデッケがこのプロジェクトに多大なる寄付を行っているそうです)


555017
(2CD)
\4200→\3790
フリードリヒ・テオドール・フレーリヒ:弦楽四重奏曲全集
<CD1>
 1-4.弦楽四重奏曲 ヘ短調/
 5-8.弦楽四重奏曲 ト短調/
<CD2>
 1-4.弦楽四重奏曲 ホ長調/
 5-8.弦楽四重奏曲 ハ短調
ラズモフスキー四重奏団
<メンバー:
 ドーラ・ブラチコーヴァ(ヴァイオリン)/
 エフゲニア・グランジェアン(ヴァイオリン)/
 ゲルハルト・ミュラー(ヴィオラ)/
 アリーナ・クデレヴィク(チェロ)>
 初期ロマン派に属するスイスの作曲家フレーリヒ(1803-1836)の弦楽四重奏曲全集です。
 彼の父は治安判事で、両親は息子たちが法の道に進むことを希望したため(彼の兄アブラハム・エマニュエル・フレーリヒは高名な政治家となった)、彼も高校卒業後はバーゼルの大学で法学を学びました。
 しかし病に倒れた彼は音楽の道を志し、作曲のレッスンを受けるようになります。そして公立高校の教師の職を得ますが、結婚生活の疲れや、財政問題などを抱え、精神を病んでしまい、1836年にアーレ川に身を投げるという悲劇的な最期を遂げます。
 オーケストラ作品、室内楽作品などの存在が知られていますが、どれも作曲年代などがはっきりせず、その作品のいくつかは後世の人によって手が入れられているようです。
 しかし、作品のスコアがバーゼルの大学図書館に所蔵されているので、今後研究が進むものと思われます。ここで聴ける四重奏曲は、メンデルスゾーンを思わせる緊密な音楽です。
 


555044
\2700→\2490
バンジャマン・ゴダール:交響的作品集
 1-4.交響曲 第2番 Op.57/5-7.3つの小品 Op.51/
 8-12.ゴシック風交響曲 Op.23
ミュンヘン放送管弦楽団/
デイヴィッド・レイランド
19世紀フランスの作曲家ゴダール(1849-1895)。パリ音楽院でルベに和声法、ヴュータンにヴァイオリンを師事し、彼に同行して2回ドイツを訪れています。かなり多くの曲を書きましたが、そのほとんどは現在忘れられてしまい、いくつかの作品のみが愛奏されているのみです。彼の作品は「サロン風」と言われていますが、確かにメロディはマスネを思わせる優美なものですが、実はかなり堅固な構成を持った曲も多く、このアルバムの「交響曲」もサン=サーンスを凌駕する見事なものであり、フランス音楽の伝統を受け継ぐ偉大な作品の系譜に加えてもよいものです。また「3つの小品」も当時の批評家たちが絶賛した作品です。また、もう1曲の「ゴシック風交響曲」こそゴダールの真価が発揮されたともいうべき作品で、巧みなオーケストレーションは、彼が単なる「サロン風の小品」の作曲家ではなかったことを物語っています。
 

777984
\2100
マックス・レーガー:コラール・カンタータ全集
 1.召されよ、召されよ/2.おお、血と傷にまみれし御頭よ/
 3.高き御空よりわれは来れり/
 4.おおいかに喜びに満ちたるか汝ら信仰あつき者/
 5.イエス、ともににあらん
ドロテア・ワーグナー(ソプラノ)/
マリー・ヘンリッテ・ラインホルト(アルト)/
フリーリアン・ジーヴェルス(テノール)/
ミヒャエル・シェーンハイト(オルガン…
 ゲヴァントハウスオルガニスト)/
ラインホルト弦楽四重奏団/
ライナー・フッケ(コントラバス)/
グンデル・ヤンネマン=フィッシャー(オーボエ)/
ゲヴァントハウス合唱団
 (ゲオルク・マイヤー…合唱指揮)/
ゲヴァントハウス少年合唱団
 (フランク=シュテフェン・エルスター…指揮)
 2016年はレーガー(1873-1916)の没後100年の記念年にあたります。各レーベルから様々なアルバムが発売されますが、cpoレーベルからはこの珍しいコラール・カンタータをお届けいたします。
 レーガーのオルガンの独奏曲はしばしば演奏されますが、この大規模な編成を必要とするコラール・カンタータはあまり耳にする機会がありません。
 しかし、オルガンと声が縦横無尽に絡み合うこのカンタータは、彼の芸術の頂点をなすものの一つ。バッハと同じコラールのメロディが使われながらも、複雑な構造を持つこれらの曲は、20世紀を代表する宗教作品として、もっと愛されてもよいのではないでしょうか。
 今回は、伝統あるゲヴァントハウス合唱団、少年合唱団を中心としたドイツを代表する演奏家による演奏です。心に響く音楽を。


777484
\2700→\2490
カール・ゴルトマルク:作品集
 1.序曲「縛められたるプロメテウス」Op.38/
 2-6.交響曲「田舎の婚礼」Op.26
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団/
フランク・ベールマン(指揮)
 ハンガリーに生まれウィーンで活躍した作曲家ゴルトマルク(1830-1915)。
 彼のすごいところはなんと言っても独学で音楽を習得したことであり、もちろんワーグナーの影響を受けているとはいうものの、この広大で独特の世界を生み出すまでには、人知れぬ努力があったに違いありません。
 そんなゴルトマルクの最も知られる曲の一つが、交響曲「田舎の婚礼」です。ブラームスが絶賛したという、5楽章からなるこの曲は、結婚式の招待客を描写した楽章で始まり、式の進行に伴って音楽も展開していくというものです。
 また「縛められたるプロメテウス」も厳しい批評家ハンスリックに大変高く評価されています。cpoレーベルでは今後、歌劇「サバの女王」のリリースも予定しています。




NAXOS


8.573304
\1100
アナ・ソコロヴィッチ:想像上のフォークロア
 1.ヴェズ(2005)/2.ポートレート・パール(2006)/
 3-5. 3つの練習曲<練習曲 1/練習曲 2/練習曲 3>/
 6.メッシュ(2004)/7.霧の花束(1998/2014年改訂版)/
 8.チャッコーナ(2002/2011年版)
   ※3-5.6.7…世界初録音
アンサンブル・トランスミッション
<メンバー:
 ガイ・ペルティエ(フルート,バス・フルート,ピッコロ)…7.8/
 ロリ・フリードマン(E♭クラリネット,B♭クラリネット,バス・クラリネット)…6.8/
 アラン・ジゲール(ヴァイオリン)…2.8/
 ジュリー・トゥルードー(チェロ)…1/
 ジュリアン・グレゴール(パーカッション)…1.2.8/
 ブリギッテ・ポーリン(ピアノ)…2.3-5.7.8>
録音 2014年1月11日…1, 2013年10月22日…2, 2014年1月12日…3-5.7, 2013年11月26日…6, 2013年6月18日…8 カナダ モントリオール,Chapelle historique du Bon-Pasteur
 現代カナダを代表する作曲家アナ・ソコロヴィッチ(1968-)の作品集です。彼女は多くの賞を獲得し幅広い人気を誇っています。
 この彼女の室内楽のための作品は、どれも真摯な風景の中に、ほんの少しのユーモアが感じられるのが特徴で、例えばトラック2の「ポートレート・パール」に隠されたテーマは「人体の各パーツを説明する」というもので、髪、鼻、唇、口、あご、体の側面、正面、などが各々の楽器で描かれているというのです。なかなか難解ではありますが…。
 ピアノのための「3つの練習曲」も極めてユニークで、それぞれ「リズム」「ハーモニー」「メロディ」のための曲で、これがまたなんとも面白いというか、ある意味電子音楽のような雰囲気を持っていて、確かにただものではないな。と思わせるだけの魅力があるのです。新しい音楽がここにあります。
  


8.573402
\1100
ポルトガルのピアノ三重奏曲 第1集
 1-4.ルイス・コスタ(1879-1960):ピアノ三重奏曲 Op.15(1937)
  <アレグロ・コン・フォーコ/アダージョ/
   スケルツォ/アレグロ・アッサイ>/
 5-7.クラウディオ・カルネイロ(1895-1963):ピアノ三重奏曲 Op.24(1928)
  <序奏‐アレグロ・ヴィーヴォ-ポコ・メーノ/
   インターリュード・ロマネスコ/シリンクスの歌による変奏曲>/
 8.セルジオ・アゼヴェード(1968-):
  フクヴァルディ三重奏曲(2013) ※世界初録音…8
トリオ・パンゲア
 <メンバー:
  ブルーノ・ベルトイズ(ピアノ)/
  アドルフォ・ラスコン・カルバジャル(ヴァイオリン)/
  テレサ・バレンテ・ペレイラ(チェロ)>
 録音 2015年1月10-11日 スペイン トルネール,エドゥアルド・マルティネス,コンセルヴァトリオ・スペリオール・デ・ムジカ
 19世紀から20世紀にかけて、ポルトガルから生み出された多彩な音楽の中でも「交響曲」と「ピアノ音楽、それにまつわる室内楽」の発展の目覚しさには驚くべきものがあります。
 交響的作品の作曲家ではボンテンポ、ダ・モッタ、ブランコなどが知られますが、ピアノ曲、室内楽曲では更に多彩な人々が思い思いの作品を作曲し、レパートリーに彩りを添えています。
 このシリーズではそんな作曲家たちのピアノ三重奏曲に焦点を当て、この時代のポルトガルの音楽がどれほど豊潤なものであったかを検証していきます。
 第1集では、コスタ、カルネイロ、アゼヴェードの3人の作曲家の作品を聴くことができます。フォーレを思わせるコスタ、ミヨーやコープランドから影響を受けたカルネイロ、ロペス・グラサに師事したアゼヴェード。この特色あふれる作品からは、確かに多様な色合いが感じられます。
  

8.573429
\1100
ペドロ・イトゥラルデ:サクソフォンとピアノのための作品全集
 1.ハンガリー舞曲/
 2-6.ヘレニカ組曲
  <カラマティアノス/ファンキー/ワルツ/クリティス/カンマティアノス>/
 7.トレーンへのトリビュート/
 8.ミニアトゥーラ・アンプロンプチュ/
 9.ソロンゴ・ヒターノ/10.ジャズ・ワルツ/
 11-15.メモリアス
  <序曲/第1曲:リスボア/第2曲:カサブランカ/
   第3曲:アルゲー/第4曲:リトゥール>/
 16.バラーダ・ガライカ/17.アイレス・ルマノス/
 18.エレジア/19.オルケストラル・チャールダーシュ
  ※全て新編曲版(2014) 世界初録音
ホアン.M.ヒメネス
 (アルト・サクソフォン&ソプラノ・サクソフォン)/
エストバン・オカーニャ(ピアノ)/
クロード・ドラングル(アルト・サクソフォン)…1
録音 2014年6月24-26日 スペイン ハエン アンティグア大学 セミナリオ
 スペインのナバーラ州ファルセフに生まれたイトゥラルデ(1929-)。父親からサックスを学び、17歳で既に自身の楽団を持っていたというほどの名手であった彼の最大の功績は、ジャズとフラメンコを融合したことにあるのではないでしょうか。
 このアルバムは、イトゥラルデへのオマージュとして製作されたもので、彼の音楽をもう一度洗い出し、新たな「演奏会用ヴァージョン」を創り上げることで、作品に普遍性を持たせています。
 イトゥラルデの最も知られる作品はなんと言っても「ハンガリー舞曲」。このアルバムでは2台のサックスが魅惑的、かつ妖艶に絡み合いながら、挑発的なカデンツァでとなだれ込んでいくという面白い編曲になっています。
 他の作品もそれぞれジャズのイディオムや、ギリシャの民俗音楽などそれぞれ固有の雰囲気が生かされた興味深いもの。1970年代にギリシャで過ごしたイトゥラルデの新鮮な体験が反映された「ヘレニカ組曲」や、カタロニアのジャズ・ピアニスト、テモ・モントリューのために書かれた、憂鬱な面持ちのピアノ・ソロによる「ジャズ・ワルツ」、彼の面目躍如たるフラメンコ風のソロンゴ・ヒターノなど、聴いているだけでぞくぞくするような強い訴求を持つ音楽です。
 

8.573446
\1100
NETWORK-ネットワーク
 1.ケヴィン・プッツ(1972-):ネットワーク
  (1997/ライアン・ケリー改編 2013)/
 2-7.ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):組曲「王様の剣」(1939)
  (O.ナッセン、C.マシューズ編曲)
  <第1曲:序奏と少年の音/
   第2曲:メルリンの音と樹木の音楽/
   第3曲:メルリンの呪文と魔法使いの音/
   第4曲:鳥の音楽/第5曲:子守歌/
   第6曲:水の主題と終わりの音楽>/
 8.グスタフ・マーラー(1860-1911):リュッケルト歌曲集から「真夜中に」(1901)/
 9-13.スティーブン・ブライアント(1972-):
  ウィンド・アンサンブルのための協奏曲(2007-2010)
   <第1楽章/第2楽章/第3楽章/第4楽章/第5楽章>
キャサリー・ローラー(ソプラノ)…8/
オハイオ州立大学ウィンド・シンフォニー/
スコット・A.ジョーンズ(客演指揮者)…1/
ラッセル・ミッケルソン(指揮)
 録音 2015年3月20-21日 アメリカ オハイオ州立大学 ウィーゲル・オーディトリウム
 NAXOSおなじみのオハイオ州立大学ウィンド・シンフォニーの新作です。常に新しいレパートリーを追求し、新鮮な音楽を届けることに主眼を置く指揮者ミッケルソンを中心に、絶妙なアンサンブルを聴かせるこの団体、世界中から熱い視線が注がれています。
 このアルバムでは、ピューリッツァー賞を受賞した作曲家、プッツをはじめとした4人の作品を収録。多彩な音楽を楽しむことができます。
 アルバムタイトルにもなっているプッツの「ネットワーク」はかれがイーストマンの学生だった1997年に書かれた曲。爆発的なエネルギーを有した躍動的な作品です。
 ブリテンの「王様の剣」はBBCラジオの「子供の時間」のための劇音楽。アーサー王の物語を元に6つの部分からなる楽しい音楽です。マーラーの「真夜中に」は原曲の通り、ソプラノ独唱を伴うもの。最初の静寂から最後の高潮までが見事にブラスバンドに移し変えられています。
 ブライアントの作品は最も最近に書かれたもので、こちらも絶え間ない動きに溢れた作品。難易度の高い技巧が用いられています。
 

8.573471
\1100
メシアン:オルガン作品集
 1-4.キリストの昇天(オルガン版 1933-1934)
  <第1楽章:自らの栄光を父なる神に求めるキリストの威厳/
   第2楽章:天国を希求する魂の清らかなアレルヤ/
   第3楽章:キリストの栄光を自らのものとした魂の歓喜の高まり/
   第4楽章:父のみもとへ帰るキリストの祈り>/
 5.二枚折絵 - 地上の生と至福の永遠性に関する至論(1920-1930?)/
 6.聖体秘蹟への奉納(1930頃)/
 7.オルガンのための前奏曲(1928-1930?)/
 8.聖餐式(1928)/
 9.永遠の教会の出現(1932)
トム・ウィンペニー(オルガン)
録音 2015年2月17.18日 スコットランド エディンバラ
 オルガニスト、トム・ウィンペニーによるメシアン(1908-1992)の作品集です。2015年に発売された同じくメシアンの「主の降誕(8.573332)」の演奏も密度の濃いものでしたが、今作では一層の輝きを増したオルガンの響きを堪能することができることでしょう。
 「キリストの昇天」はもともと1932年に管弦楽のために書かれた作品で、1935年の初演時とアメリカでの演奏会では華々しい成功を収めたとされています。
 初演に先立ってオルガン版も作られましたが、その際、第3楽章が差し替えられてこの形に落ち着きました。元々は華やかなトランペットのファンファーレが特徴的な楽章でしたが(若干メシアンらしくない)、こちらのオルガン版はもっと流動的で、雪崩落ちるようなパッセージが目立つものです。
 また彼の死後、1997年に発見された2つの作品「前奏曲」と「聖体秘蹟への奉納」はマルセル・デュプレとトゥルヌミールからの影響を見ることができます。20世紀最高のオルガン音楽をぜひ体感してください。
 


8.573537
\1100
ジョアン・ファレッタ(指揮)
ストラヴィンスキー:兵士の物語(1918)

 シャルル・フェルディナン・ラミューズ 台本
 マイケル・フランダース&キティ・ブラック:英語版/パメラ・バーリン(編)
  1-12.第1部/
  13-29.第2部
楊天堝=ティアンワ・ヤン(ヴァイオリン)/
ヴァージニア・アーツ・フェスティバル・チャンバー・プレイヤーズ
 <メンバー:
  リチャード・モラレス(クラリネット)/
  ローラ・レイスリング(ファゴット)/
  デヴィッド・ヴォンダーハイド(トランペット)/
  R.スコット・マッケルロイ(トロンボーン)/
  ロバート・W.クロス(パーカッション)/
  クリストファー・ワイト(コントラバス)>/
パメラ・バーリン(ナレーター)/
ジョアン・ファレッタ(指揮)
 録音 2015年5月9日 アメリカ ヴァージニア,ノーフォーク ロビン・ヒクトン劇場
 第一次世界大戦の終わり頃、ストラヴィンスキー(1882-1971)は小さな演劇作品のアイデアを考案しました。それは1918年に発表された「兵士の物語」。ロシアの民話を基に、ラミューズが台本を製作し、ストラヴィンスキーが曲を付けた他、画家やデザイナーも製作に参加するなど、多くの人々が完成までに手を尽くしています。
 演奏は7人の小オーケストラ、語り手が担当、実際の上演にはここに兵士、悪魔が加わります。この極めて切り詰めた編成には、やはり当時の経済的苦境が影響していて、少ない手駒でお金を稼ぐための最良の方法として編み出された音楽だったことは間違いありません(しかし、この小さな編成は、かえって小回りの効く軽快な音楽を生み出すのに一役買っているのですが)。
 当時流行の兆しが見えていたタンゴ、ジャズ、ラグ・タイムなどのリズムが上手く融合された面白い作品になっていて、このまま巡業公演が行われれば、かなり話題になったはずなのですが、結局は「スペインかぜ」の大流行と、戦争末期の混乱で公演が実現できなかったのは、神の思し召しなのでしょうか。
 この演奏ではメインのヴァイオリンをNAXOS屈指の名手、楊天堝が担当。見事な演奏を披露しています。
 

8.573668
\1100
ハープシコードのためのイギリス音楽集
 1.レノックス・バークリー(1903-1989):ピルキントンのトイ/
 2.バークリー:ヴェレのために/
 3-15.ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ハウエルズのクラヴィコード(抜粋)
  <第1番:ゴフの炉辺/第2番:パトリックのシチリアーノ/
   第3番:ヤコブの乱闘/第4番:ダートのサラバンド/
   第6番:アンドリューのエア/第7番:ボールトのブランギル/
   第10番:ダイソンの喜び/第12番:ラルフのパヴァン/
   第13番:ラルフのガイヤルド/第14番:フィンジの休憩/
   第16番:マルコムのヴィジョン/第18番:ジュリアンの夢/
   第20番:ウォルトンのトイ>/
 16.ギャヴィン・ブライヤーズ(1943-):ヘンデルの晩課のあとで/
 17-20.ジョン・ジェフリーズ(1927-2010):4つの小さなイギリス舞曲
  <第1番:ポコ・アレグロ/第2番:アンダンティーノ/
   第3番:ポコ・アンダンティーノ/第4番:アレグロ・マ・ノン・トロッポ>/
 21.ハウエルズ:ゴフの炉辺(ヴァージナル版)
クリストファー D.ルイス(ハープシコード)
録音 2015年3月16-18日 カリフォルニア ベルヴェデーレ,レジデンス・オブ・トム・パーキンス
 ハープシコードというとバロック時代の楽器というイメージがありますが、近現代の作曲家、演奏家たちもこの楽器の表現力に強く魅了されています。
 このアルバムにはイギリスの作曲家たちが作った愛らしい(振りをした)作品を収録。彼らがどれほどまでにこの音色を愛していたかを感じてみてください。
 レノックス・バークリーはもともとフランスの伝統に影響されていた人で、ラヴェルやプーランクの音楽をこよなく愛していました。この2つの作品は彼の友人のために書かれたものですが、微妙な調性感に根ざした面白い作品となっています。
 ハウエルズはパリーの音楽に影響を受けた人で、この古典的な枠に収めたかのような曲集も、やはり彼の友人たちの「音による肖像」です。
 比較的知られているブライアーズの曲は、ヘンデルのモティーフが自由に展開されていくもの。ジェフリーズの舞曲は、伝統に則った作品ですが、やはりそれぞれ工夫が凝らされています。
 最後に収録されているのはトラック3の「ゴフの炉辺」をヴァージナルで演奏したもの。響きの違いがお楽しみいただけるのではないでしょうか。
 


8.660378
(2CD)
\2200
リチャード・ボニング(指揮)
 マイケル・ウィリアム・バルフェ:歌劇「サタネッラまたは愛の力」4幕
  リチャード・ボニングによる新演奏用エディション
<CD1>
 1.前奏曲/2-10.第1幕/11-19.第2幕/
<CD2>
 1-8.第3幕/9-12.第4幕
  ※世界初録音
ルパート伯爵:地主…ワン・カン(テノール)/
ホルテシウス:伯爵の家庭教師…
 クェンティン・ヘイズ(バリトン)/
カール:従僕…アンソニー・グレゴリー(バリトン)/
アリマネス:友人…トレヴァー・ボウズ(バス)/
ブラカッチョ:海賊の頭目…フランク・チャーチ(バリトン)/
サタネッラ:女の悪魔…サリー・シルヴァー(ソプラノ)/
ステッラ:王女…クリスティーン・トッチ(メゾ・ソプラノ)/
レリア:ルパート伯爵の里親姉妹…キャサリン・カービィ(ソプラノ)/
ファースト・レディ…エリザベス・シコラ(メゾ・ソプラノ)/
ジョン・パウエル・シンガーズ/
ヴィクトリア・オペラ管弦楽団/
リチャード・ボニング(指揮)
録音 2014年7月5.6日 イングランド マンチェスター,アームストーン・グラマー
 ダブリン生まれの作曲家バルフェ(1808-1870)は、7歳でポロネーズを作曲するなど、幼い頃から音楽の才能を示していました。
 ヴァイオリニスト&舞踏指導家であった父に最初の音楽の指導を受けながら、ヴァイオリニストとしての才能を開花させていきます。それと同時に声楽の勉強も進め、イタリアに留学、ロッシーニに弟子入りをすることとなります。その後、歌手活動よりも作曲家としての活動に力を入れ、いくつかの英語による歌劇で大成功を収めることとなるのです。
 この「サタネッラ」は彼の23作目の歌劇で、1858年にコヴェントガーデンで初演されてから、60年以上も各地の劇場のレパートリーとなっていた作品です。
 今回は名指揮者ボニングが作品に手を加え、新たな形の上演版を製作しました。悪魔との契約から逃れる術のないルバート、彼を愛するレリア、そして悪魔サタネッラ。登場人物たちの思惑が絡み合い、最後は愛の力が幸せをもたらすのです。




EMEC


E 107/8
(2CD)
\4000
パガニーニ:無伴奏ヴァイオリンのための24の奇想曲 Op.1 セレスト・ウィリアムズ(ヴァイオリン)
 

E 117
\2500
セフレン・デーゲン(1816-1885):チェロとギターのための作品集
  夜想曲 Op.17/憂鬱なパストラーレ
  ある夏の夕べ Op.15/
  追想曲 Op.12/
  メロディック・ワルツ Op.16/山脈で Op.19
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
アグスティン・マルリ(ギター)
セフレン・デーゲンはデンマークのギタリスト作曲家。
  

E 123
\2500
カルロス・サンチェス・ヒル(1977-):タンガラ
 ギターと様々な楽器のための作品集

  タンガラ [Tangata](*)/シウダデラ (*)
  ラ・グランハ [La Granja](+)
  ギター二重奏曲第1番「タンゴの歌」(#)
  ギター二重奏曲第2番「羊飼いの教会で」(#)
  ギター二重奏曲第3番「カンドンベの歌」(#)
  三重奏曲第2番「アマナルコ・デ・ベセラ」(**)
  三重奏曲第1番「ネプチューン組曲」(++)
  ギター・ソナタ第2番「シルベストレ・レブエルタスに」(##)
エクトル・リオス(クラリネット(*/**))
ジェレミー・トール(ホルン(+))
クリストファー・マリアネッティ(アコーディオン(+))
ポチュルテギ=サンチェス・ギター・デュオ(#)
 カルロス・ポチュルテギ、カルロス・サンチェス・ヒル(ギター)
マティアス・ガリアッツォ(ギター(**))
エステパリオ三重奏団(++)
 マリア・ホセ・アギラル(マリンバ) フェルナンド・サンチェス(コントラバス)
 カルロス・サンチェス・ヒル(ギター)
カルロス・サンチェス・ヒル(ギター(*/+/#/##)、メロディカ(**))
カルロス・サンチェス・ヒル(1977年生まれ)はウルグアイのギタリスト・作曲家。
  

E 124/5
(2CD)
\4000
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
 プラテーロと私 Op.190(全28曲)

カトリーヌ・リョリョス(ギター)

「プラテーロと私」はスペインの詩人フアン・ラモン・ヒメネス(1881-1959)が故郷アンダルシアでの静養中に行動を共にしたロバのプラテーロ(プラテロ)に語りかける形で書いた散文詩集。カステルヌオーヴォ=テデスコはこの詩集の朗読とギター独奏のためのメロドラマを書きました。当盤には朗読を含まない全28曲を収録。カトリーヌ・リョリョス(1969年生まれ)はギリシャ系フランスのギタリスト。1994年バース国際音楽コンクール第1位。




INEDITA



PI 2852
(SACD Hybrid)
\2700→\2490
ローベルト・シューマン(1810-1856)/
 クララ・シューマン(1819-1896)編曲:ピアノのための歌曲集

  献呈/気ままな思い/美しき異郷/君の顔/
  私は旅立たない/三月すみれ
  山と城/月夜/春だ/日の光に/ミルテとばらで/
  静けさ/告白/くるみの木
  ばら、海と太陽/フィリネの歌/小さな民謡/
  この上なくすばらしいこと/君は花のよう/
  彼は誰よりも素晴らしい人/間奏曲/赤い小さなばらに
  不思議な角笛を持つ少年/蓮の花/憧れ/
  ライン河畔の日曜日/異郷で
  春の夜/手伝って、妹たち/セレナード

マウリツィオ・パチャリエッロ(ピアノ)

 録音:2013年10月、聖テレンツィアーノ教会、カプラーニカ、イタリア
 妻クララによるシューマンの歌曲のピアノ独奏編曲版全30曲を収録。マウリツィオ・パチャリエッロは当レーベルの「ベートーヴェン・レアリティーズ」シリーズでおなじみのピアニスト。1970年イタリアのローマに生まれ、サンタ・チェチーリア音楽院でジュゼッペ・スコテーゼに師事した後アルド・チッコリーニのマスタークラスに参加。2003年ニューヨークのカーネギー・ホールにデビュー。クラヴィコードやフォルテピアノといったピリオド楽器にも通じています。





LINDORO


NL 3029
\2500
カンタレス スペインの子供たちのための歌
 アストゥリアス民謡/マヌエル・アングロ編曲:高い所と低い所で [A lo alto y a lo bajo]
 レオン民謡/ペドロ・アイスプルア編曲:私の小屋の隣で [Al lado de mi cabana]
 カスティリャ民謡/
  ハイメ・パドロス編曲:君はのっぽでやせっぽち [Eres alta y delgada]
 コロンビア民謡/ホセ・アントニオ・リンコン編曲:ブジェレンゲ [Bullerengue]
 カルロス・ガルデル(1883頃/1890-1935)/アルフレド・レ・ペラ(1900-1935)作詩/
  ダンテ・アンドレオ編曲:わが懐かしのブエノスアイレス [Mi Buenos Aires querido]
 アドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634):カプリッチャータと動物たちの対位法
    [Cappriciata e contrappunto bestiale alla mente]
 ジョスカン・デプレ(1450頃-1521):こおろぎ [El Grillo]
 不詳(16世紀):トゥールディオン [Tourdion]
 フランツ・フリードリヒ・リヒャルト・ゲネー(1823-1895)/
  グスタボ・サンチェス編曲:イタリア風サラダ [Insalata italiana]
 アストゥリアス民謡/
  グスタボ・サンチェス編曲:三枚の葉、おかあさん [Tres hojitas, madre]
 フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):四人の騾馬引き [Los cuatro muleros]
 カスティリャ民謡/
  フランセスク・プジョル編曲:私のハンカチで拭いて [Limpiate con mi panuelo]
 バスク民謡/ガブリエル・オライソラ編曲:バスクの子守歌 [Aurtxoa seaskan]
 アグスティン・ララ(1897-1970)/マルコス・ベガ編曲:マドリード [Madrid]
 アストゥリアス民謡/ペドロ・アイスプルア編曲:モロ・モロンドロン [Molo molondron]
 アンダルシア民謡/グスタボ・サンチェス編曲:コン・エル・ビト [Con el vito]
 レオン民謡/
  エドゥアルド・シフレ編曲:羊飼いたちは行ってしまう [Ya se van los pastores]
 アルゼンチン民謡/
  カルロス・グアスタビノ(1912-2000)編曲:ライス・プディング [Arroz con leche]
 カスティリャ民謡/ペドロ・アイスプルア編曲:モリト・ピティトン [Morito pititon]
 ソリア民謡/ジャン・テュルリエ編曲:ラ・タララ [La Tarara]
 ガリシア民謡/ミゲル・グロバ編曲:あなたの雄鶏 [O voso galo comadre]
エル・エスコリアル聖歌隊
 スペインのサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル王立修道院創建の4年後、1567年に創設されたエル・エスコリアル聖歌隊。現在もその伝統を継承しスペインを代表する少年聖歌隊として活躍しています。
 「カンタレス」は「民謡」を意味するスペイン語。スペイン各地の子供のための民謡を主としたアルバムです。
  


NL 3031
\2500→\2290
イリアルテの12人の音楽家たち
 ホセ・デ・サン・フアン(1685-1747頃):
  エウロタスとディアナのカンタータ・ウマーナ(1721)から
  ああ、大量の泡!−眠る、眠る、いや [Al pie:lago espumoso! - Duerma, duerma, no]
  ああ、かわそうな私、殺人者!−私のエウロタス!
    [Ay de mi que homicida! - Eurotas mio!]
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
  われは美しき人を見たり [Vidi speciosam] (1572)
 マティアス・フアン・ベアナ(1656頃-1708以後):
  泉へ、森へ [A la fuente, a la selva] (聖体の秘跡のための)
 マティアス・ルイス(1665頃-1702):
  ああ、甘美な気持ち!ああ、優しき苦悩! [Ay, dulce sentimiento! Ay, pena amable!]
 ビセンテ・ガルシア・ベルカイレ(1593-1650):
  巨大真珠と真珠層 [Gigante de perla y nacar]
 セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):
  サルスエラ・アルモニカ「愛の新たな武器」 [Las nuebas armas de amor](1711)から
   君の武器のその力 [Su poder en tus armas]
 クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):
  聖なる神の御母は昇られた [Exaltata est Sancta Dei Genitrix]
 カルロス・パティニョ(1600-1675):悲しむ牧童 [Pastorcillo triste]
 セバスティアン・ドゥロン:心よ、あなたは持っているのだから [Corazon, causa teneis]
 フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):マグダラのマリア [Maria Magdalene]
 アントニオ・リテレス(1673-1747):報われない私に嘆かせよ [Dejame ingrata llorar]
 フアン・ペレス・ロルダン(1604-1672):主は埋葬されぬ [Sepulto Domino]
 ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):
  サルスエラ「風は愛の幸せ」 [Viento es la dicha de amor] (1743)から
   ああ、裏切りの神! [Ay, dios aleve!]
レヒナ・イベリカ
ラウラ・カサノバ(指揮)
グラドゥアリア
シモン・アンドゥエサ(指揮)
 啓蒙主義・新古典主義時代のスペインの詩人でアマチュア音楽家でもあったトマス・デ・イリアルテ(1750-1791)の詩「音楽」 [La Musica] (1779)に登場する12人のスペイン人作曲家たちの作品を収めたアルバム。
 スペインの2つの古楽アンサンブル、レヒナ・イベリカとグラドゥアリアの合同演奏。



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ACOUSENCE

限定盤

ACOCD22115
\2100→\1990
限定盤
 作曲家ボリス・ブラッハー息子であり、ベルリン・フィルの第1コンマスだった男

コリヤ・ブラッハー(ヴァイオリン)/
 ニールセン:ヴァイオリン協奏曲

  1. ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 op.33 (35分24秒)
コリヤ・ブラッハー(ヴァイオリン)
ショルダーノ・ベッリンカンピ指揮
デュースブルク・フィルハーモニー
 作曲家ボリス・ブラッハー息子によるニールセン生誕150年記念アルバム
 コリヤ・ブラッハーは、作曲家ボリス・ブラッハーの息子でアメリカでドロシー・ディレイ、ザルツブルクでシャンドール・ヴェーグに学んだ後、実績を重ね1993年から1999年までベルリン・フィルの第1コンサート・マスターを務めました。後、数々のオーケストラとの共演やソロや室内楽などで多くのファンを魅了するベルリン生まれのヴァイオリニストです。
 既にメジャー・レーベルからもCDを発売している彼の最新アルバムはニールセン。華麗で力強く、時に温かく深みがある情緒豊かな演奏を2014/2015年に同楽団のアーティスト・オブ・レジデンスを務めていた彼が、仲間たちと緊張感ある素晴らしい演奏を繰り広げます。2015年4月-2日、ドイツ、デュースブルクでのライヴ録音
 
 ※コリヤ・ブラッハーは2016年5月(兵庫)で演奏会があります。
 ※尚、このアルバムには生誕150年を記念して昨年演奏されたニールセンしか収録されてない特別盤のため、お安い価格でご提供致します。(限定盤です。お気を付けください)(代理店より)
 

ACOCD12416
\2600
ロベルト・コミナーティ(ピアノ)/バッハ、ヘンデル ピアノの為の編曲集
 ヘンデル:
  1. シャコンヌ ト長調 HWV.435 (オイゲン・ダルベール編)
  2. メヌエット ト短調 「バロックとロココの音楽」13番 (W.ケンプ編)
  3. 「アルミーラ」によるサラバンドとシャコンヌ (F.リスト編)
  4. 「私を泣かせてください」歌劇「リナルド」から (M.モシュコフスキ編)
 バッハ:
  5. 「アリア」管弦楽組曲第3番 ニ長調から (A.ジロティ編)
  6. トッカータとフーガ ニ短調 (I.フリードマン編)
  7. チェロ・ソナタ第2番 ニ短調 BWV.1008 (L.ゴトフスキー編)
  8. 「シャコンヌ」無伴奏ヴァイオリン・パルテータ第2番から (F.ブゾーニ編)
ロベルト・コミナーティ(ピアノ)
 1969年にナポリで生まれたコミナーティは数々の受賞歴と多くの演奏会を行いイタリアを中心に世界的に活躍をしています。
 既にメジャー・レーベルからもCDを発売している彼の最新アルバムは彼自身が非常に関心を持つ、過去の作品をピアノ演奏によって蘇らせた(Transription)の全8曲です。
 繊細で僅かなニュアンスを弾きわける確かな技術と、溢れるかの如くメロディーを歌うように演奏する彼の音楽をお楽しみください。2015年3月3-5日、ドイツ、クレーフェルトでの録音
 使用ピアノ:SHIGERU KAWAI
 


ACOCD12616
\2600→\2390
タチアナ・ニコラーエワを祖母に持つ
アルセニー・タラセビッチ=ニコラーエウ(ピアノ)/
 ラヴェル&ドビュッシー

  1. ラヴェル:「夜のガスパール」
  2. ドビュッシー:前奏曲集 第1集
  3. ドビュッシー:「喜びの島」
アルセニー・タラセビッチ=ニコラーエウ(ピアノ)
 タチアナ・ニコラーエワを祖母に持つニコラーエウのアルバム!
 1993年にモスクワで音楽一家の中で生まれ育ったニコラーエウ。
 中央音楽院でアレクサンダー・ムドヤンツの指導を受けた後モスクワ音楽院でニコライ・ルガンスキー他に師事しました。
 2015年にはカワイ音楽振興会主催の招聘学生として来日しています。多くの受賞歴を持ち、演奏会などで活躍中のニコラーエウの特徴のひとつである、澄み切った音の粒が舞い上がるかの如く弾く、美しい音色のフランス音楽をお楽しみください。2015年3月11-13日、ドイツ、クレーフェルトでの録音
 使用ピアノ:SHIGERU KAWAI
  

ACOCD12716
\2600
ベレヌス弦楽四重奏団/シューベルト&シュナイダー
 1. シューベルト:弦楽四重奏曲 第11番 ホ長調 D.353
 2. ダニエル・シュナイダー:弦楽四重奏曲 第4番
  I.「上海1928」 II.「アドベンチャーI」 III.「ハバナ1952/アドベンチャーII」
  IV.「パリ1901」 V.「カサブランカ1933」 VI.「ニュー・ヨーク1964」
 3. シューベルト:弦楽四重奏曲 第8番 変ロ長調 D.112
ベレヌス弦楽四重奏団
 2004年チューリッヒ芸術大学の女性学生4人から成る弦楽四重奏団として設立後、数回のメンバー変更を行い現在に至ります。
 バーゼル音楽院他でラサール、カルミナ、アルバン・ベルク弦楽四重奏団からの指導を受けた事で音楽演奏に対する基礎的な骨格が作られました。
 カルミナ弦楽四重奏団のチェリスト、シュテファン・ゲルナーはベレヌス弦楽四重奏団に対し「最も有望な若手弦楽四重奏団のひとつである。エキサイティングで活力があり、集中と調和に優れ敏感で豊かなニュアンスの表現を表す見事な技術を有する」と語っています。
 シューベルトの初期の作品2曲の間に演奏されたスイス生まれでジャズやクラシックの作品を発表し続けるダニエル・シュナイダーDaniel Schnyder (1961-)の「GREAT PLACES」と名付けられた作品は決して難解では無く独特のリズム感を持つ、聴いていて心躍る6曲から成る作品集です。
 2015年8月11-14日、SRFチューリッヒ・スタジオでの録音



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ORCHESTRAL CONCERT CDs

 東欧旧共産圏のオーケストラがイギリスを訪れた際にコンサートホールでの実況録音を担当していたイギリス人エンジニア、ジェフリー・テリーが自身の手でそのマスターテープからCD化し世界のファンに供給するために創設したレーベル。
 約5年ぶりに新譜が発売されます。
レア盤!

OCCD 15/2016
\2300→\2090
ヤン・エキエル(ピアノ)
 ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)&ワルシャワ国立フィル

 プロコフィエフ:
  交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25
 シマノフスキ:交響曲第4番
  (ピアノと管弦楽のための協奏交響曲)Op.60(*)
 ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
ヤン・エキエル(ピアノ(*))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)

 録音:1967年4月3日、ライヴ、ハダースフィールド・タウン・ホール、ハダースフィールド、イギリス
 1967年4月、ヴィトルト・ロヴィツキ(1914-1989)とワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団がイギリスを訪れ演奏旅行したの際のライヴ録音を初CD化。
 当プログラムのソリスト、ヤン・エキエルはポーランドの古都クラウフに生まれたピアニスト・作曲家・教育者・音楽学者。1937年、第3回ショパン国際ピアノ・コンクール8位入賞。1953年よりワルシャワ国立高等音楽学校ピアノ科教授。
 バッハからプロコフィエフに至るレパートリーを持つピアニストでしたが、やがてショパンの音楽の研究に注力。1949年よりショパン国際ピアノ・コンクール審査員(1985、1990、1995年は審査員長、2000、2005年は名誉審査員)。
 1959年、ポーランドの国家的プロジェクトであるショパン作品の楽譜全集「ナショナル・エディション」の編集主幹に就任、2010年に完結。ポーランド音楽界の功労者として叙勲多数。2014年8月15日、二週間後の101歳の誕生日を前にワルシャワでその生涯を閉じました。
 別プログラム(ソリストはヴァンダ・ヴィウコミルスカ)は OCCD 12/2011 で発売済みですが、完売し現在入手不能となっています。




旧譜/録音は珍しい
ポーランドにおける「ショパンの伝統」の守護神的存在
ヤン・エキエル/ ショパン:マズルカ集

入ってくることを望む・・・

POLSKIE NAGRANIA
PNCD 1533
(2CD)
\3300
ヤン・エキエル
 ショパン(1810-1849):マズルカ集

   [CD 1]
    嬰ヘ短調 Op.6 No.1/嬰ハ短調 Op.6 No.2/ホ長調 Op.6 No.3
    変ホ短調 Op.6 No.4/ハ長調 Op.6 No.5/変ロ長調 Op.7 No.1
    イ短調 Op.7 No.2/ヘ短調 Op.7 No.3/変イ長調 Op.7 No.4
    変ロ長調 Op.17 No.1/ホ短調 Op.17 No.2/変イ長調 Op.17 No.3
    イ短調 Op.17 No.4/ト短調 Op.24 No.1/ハ長調 Op.24 No.2
    変イ長調 Op.24 No.3/変ロ短調 Op.24 No.4/ハ短調 Op.30 No.1
    ロ短調 Op.30 No.2/変ニ長調 Op.30 No.3/嬰ハ短調 Op.30 No.4
    嬰ト短調 Op.33 No.1/ハ長調 Op.33 No.2/ニ長調 Op.33 No.3
    ロ短調 Op.33 No.4/ホ短調 Op.41 No.1/ロ長調 Op.41 No.2
    変イ長調 Op.41 No.3/嬰ハ短調 Op.41 No.4
   [CD 2]
    イ短調(ガヤールに献呈)/イ短調(「われらの時代」から)
    ト長調 Op.50 No.1/変イ長調 Op.50 No.2/嬰ハ短調 Op.50 No.3
    ロ長調 Op.56 No.1/ハ長調 Op.56 No.2/ハ短調 Op.56 No.3
    イ短調 Op.59 No.1/変イ長調 Op.59 No.2/嬰ヘ短調 Op.59 No.3
    ロ長調 Op.63 No.1/ヘ短調 Op.63 No.2/嬰ハ短調 Op.63 No.3
    変ロ長調(1825-1826)/ト長調(1825-1826)/イ短調 Op.68 No.2
    ハ長調 Op.68 No.1/ヘ長調 Op.68 No.3/ト長調 Op.67 No.1
    変ロ長調(アレクサンデル・ヴォウォフスキのために;1832)
    変イ長調(「マリア・シマノフスカのためのアルバム」から;1834)
    ハ長調 Op.67 No.3/イ短調 Op.67 No.4/ト短調 Op.67 No.2
    ヘ短調 Op.68 No.4
ヤン・エキエル(ピアノ)

録音:1987年6月22日-7月3日、国立フィルハーモニー・コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド
前出:PNCD 056(廃盤)

 ヤン・エキエルはポーランドの古都クラウフに生まれたピアニスト・作曲家・教育者・音楽学者。1937年、第3回ショパン国際ピアノ・コンクール8位入賞。1953年よりワルシャワ国立高等音楽学校ピアノ科教授。
 バッハからプロコフィエフに至るレパートリーを持つピアニストでしたが、やがてショパンの音楽の研究に注力。1949年よりショパン国際ピアノ・コンクール審査員(1985、1990、1995年は審査員長、2000、2005年は名誉審査員)。1959年、ポーランドの国家的プロジェクトであるショパン作品の楽譜全集「ナショナル・エディション」の編集主幹に就任、2010年に完結。ポーランド音楽界の功労者として叙勲多数。2014年8月15日、二週間後の101歳の誕生日を前にワルシャワでその生涯を閉じました。







<国内盤>


ALPHA


ALPHA207
(国内仕様盤)
\2900+税
ソプラノ歌曲リサイタル/ノルウェー・歌曲作品集
 E・グリーグ(1843-1907)
  Mens jeg venter
  Den hvite, rode rose
  Jeg giver mit digt til varen
  En Fuglevise
  To brune ojne jeg nylig sa Op.5
 H.ヴォルフ(1860-1903)
  Auch kleine Dinge konnen uns entzucken
  Mir ward gesagt, du reisest in die Ferne
  Du denkst, mit einem Fadchen mich zu fangen
  Nein, junger Herr!
  Ich hab in Penna einen Liebsten wohnen
  Mausfallen-Spruchlein
  Die Sprode
  Die Bekehrte
  Er ist's
 R. シュトラウス (1864-1949):
  Herr Lenz
  「3つのオフィーリアの歌」より
   1. Wie erkenn’ ich mein Treulieb
   2. Guten Morgen, s’ist Sankt Valentinstag
   3. Sie trugen ihn auf der Bahre blos
  Ich schwebe wie auf Engelsschwingen
  A. バッケル=グロンダール (1847-1907):
   En kviddrende Larke Op.42-1
   Vaarmorgen i Skogen Op.42-2
   Blomstersanking Op.42-3
   Mot kveld Op.42-7
   Sov saa stille Op.42-8
マリ・エリクスモーエン(ソプラノ)
アルフォンス・スマン(ピアノ)
アクサン・プロヴァンス音楽祭アカデミーアーティスト
 アーノンクールやヤーコプスとの共演でオペラの世界でも活躍めざましいノルウェー出身のソプラノ、エリクスモ-エンのアクソン・プロヴァンス音楽祭でのデビュー・リサイタル。
 ノルウェーを代表する作曲家グリーグ、ピアニストでもあったアガーテ・バッケル=グロンダール(1847-1907)のノルウェー歌曲、ヴォルフとシュトラウスのドイツリートも、そのピュアで輝かしいソプラノという声の楽器できかせます。  ピアニストは、こちらもアクサンプロヴァンス音楽祭アカデミーの修了生アルフォンス・スマン(ピアノ)の表情豊かな共演です。




ZIG ZAG TERRITOIRES


ZZT355
(国内仕様盤)
\2900+税
ノクターン〜夜想歌〜
仏・独・英歌曲作品集

 1. 「月の光」 G・フォーレ(1845-1924)
 2. 「眠り」 I・ガーニー(1890-1828)
 3. 「若者と死」 F・シューベルト(1797-1828)
 4. 「フィレンツェのセレナーデ」 H・デュパルク(1848-1933)
 5. 「水のほとりに] L・バークリー(1903-1989)
 6. 「月に寄せるさすらい人の歌 」F・シューベルト(1797-1828)
 7. 「イェーラムのほうき星」 G・フィンジ(1901-1956)
 8. 「恋人のところへ通う道」 J・ブラームス(1833-1897)
 9. 「夜はかたい大地を覆い」 B・ブリテン(1913-1976)
 10. 「眼は泉をのぞき込み」 L・バークリー(1903-1989)
 11. 「静かに響け、私の歌よⅡ」 F・リスト(1811-1886)
 12 「セレナーデ」 J・ブラームス(1833-1897)
 13. 「魅惑の時」 R・アーン(1874-1947)
 14. 「リュートに寄せて」 F・シューベルト(1797-1828)
 15.「あなたは私を心からみつめ」
                L・ブーランジェ(1893-1918)
 16. 「ノクターン」 S・フランク(1822-1890)
 17. 「白い月」 G・フォーレ(1845-1924)
 18. 「白い平安」 A・バックス(1883-1953)
 19. 「銀色の世界」 L・バークリー(1903-1989)
 20. 「星の夜」 C・ドビュッシー(1862-1918)
 21. 「憩いの中の眠り」 F・メンデルスゾーン(1809-1847)
リチャード・チャールズワース(テノール)
エドウィジュ・ヘルヒェンローダー(ピアノ)
アクサン・プロヴァンス音楽祭アカデミーアーティスト
 神秘的な夜の雰囲気は数々の詩人と作曲の想像力をかきたて、たくさんの名作を生みました。
 月星が光り輝く音楽の遊歩道を探検するように、ドイツ、イギリス、フランスの美しい詩を音楽にのせて、みずみずしい感性の若手英国人テノールがきかせます。
 フォーレ、シューベルト、ブラームスといった有名どころの歌曲とともに、英国人テノールによるバックス、フィンジの知られざる英国歌曲もききどころです。

 





<映像>


EUROARTS(映像)

20 61552
(4DVD)
\4400
ベルカント・オペラBOX〜サンフランシスコ・オペラ
 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」(146分)
   ルネ・フレミング(S ルクレツィア・ボルジア)
   マイケル・ファビアーノ(T ジェンナーロ)
   ヴィタリー・コヴァリョーフ(Bs 公爵アルフォンソ)
   エリザベス・デション(Ms マッフィオ・オルジーニ)
   オースティン・ネス(Br アポストロ・ガゼッラ) アオ・リ(Br アスカーニオ・ペトルッチ)
   クリストファー・ジャクソン(T イェッポ・リヴェロット)
   ブライアン・ジャグディ(T オロフェルノ・ヴィテッロッツォ) アイゴー・ヴィエイラ(Bs グベッタ)
   ダニエル・モンテネグロ(T ルスティゲッロ) ライアン・カスター(Br アストルフォ) ほか,
   リッカルド・フリッツァ(指揮) 
   サンフランシスコ歌劇場管弦楽団、合唱団,
   サンフランシスコ歌劇場舞踏団
   ジョン・パスコー(演出)
   ジェフリー・ブルッカーホフ(照明) ローレンス・ペク(振付)
    収録:2012年9-10月、サンフランシスコ/字幕:英独仏韓日

 ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」(151 分)
   ニコル・キャベル(S ジュリエッタ)
   ジョイス・ディドナート(Ms ロメオ)
   サイミール・ピルグ(T テバルド)
   エリック・オーウェンズ(Bs-Br カペッリオ)
   リ・アオ(Br ロレンツォ)
   リッカルド・フリッツァ(指揮) サンフランシスコ歌劇場管弦楽団、合唱団
   ヴァンサン・ブサール(演出) ヴァンサン・ルメール(装置)
   クリスチャン・ラクロワ(衣装) グィード・レヴィ(照明)
    収録:2012年10月、サンフランシスコ/字幕:伊英独仏
 サンフランシスコ・オペラのシリーズ「ルクレツィア・ボルジア」「カプレーティとモンテッキ」4DVD ボックスに!

 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All、字幕:(ドニゼッティ) 英独仏韓日、(ベッリーニ) 伊英独仏、297分

 ユーロアーツとサンフランシスコ歌劇場とのコラボレーション企画「サンフランシスコ・オペラ」からこれまでに発売したドニゼッティ「ルクレツィア・ボルジア」とベッリーニ「カプレーティとモンテッキ」の2 つのベルカント・オペラをセットで発売します。
 ドニゼッティの傑作「ルクレツィア・ボルジア」は歴史に名高いボルジア家の美女、ルクレツィア・ボルジア(1480 − 1519)を扱ったこのオペラ。1833 年12 月にスカラ座で初演され大成功を収め、1830、1840 年代には非常に人気の高かった作品です。近年の上演頻度はあまり高くありませんが、力のあるプリマドンナが満を持して挑戦するオペラになっています。ここに収録されているサンフランシスコでの上演では、ルネ・フレミングがルクレツィアに挑戦。悪女、悪妻の顔と、息子を愛する母の顔の両面を見事に歌っています。ジョン・パスコーの演出は、元々ワシントン・ナショナル・オペラのためのプロダクションでありました。ハリウッド風の豪華な美観を軸に、現代的な要素をバランスよく盛り込んだ美しい舞台に仕立てています。
 「カプレーティとモンテッキ」は、有名なロメオとジュリエットの物語。イタリアの説話に基づいたオペラなので、シェイクスピアの戯曲とは若干ストーリーが異なります。しかし若者の悲恋という共通のテーマは、いつの世も共感得やすいため、現代でも人気のある演目です。2012 年10 月のサンフランシスコ歌劇場での上演では、ズボン役のロメオに、メトロポリタン歌劇場の大スター、ジョイス・ディドナートが登場。広い音域と卓越した歌唱技術、そして知性的な歌唱演技を持ったディドナートのロメオは圧倒的です。ジュリエッタには、1977 年、カリフォルニア生まれのソプラノ、ニコル・キャベルを起用。2005 年にカーディフ国際声楽コンクールで優勝、2007 年にはDECCA からアリア集が発売され、一気に表舞台で活躍する歌手となりました。演出はフランスのヴァンサン・ブサール。本作が米国デビューとなりました。衣装はパリを中心にオートクチュールコレクション界で活躍する世界的デザイナー、クリスチャン・ラクロワ。スタイリッシュかつ華やかな衣装も見所の一つです。
 

20 61308
(DVD)
\3100
ドキュメンタリー:ピアニスト・ストリート

 (出演)リル・ティエンポ、セルジオ・ティエンポ、カリン・レヒナー、
  ナターシャ・ビンダー、マルタ・アルゲリッチ
  監督:マリアーノ・ナント
  劇中演奏:サンドラ・デ・ラ・フエンテ、マリアーノ・ナント
  プロデューサー:ダニエル・ローゼンフェルド・フィルムス、
   マリアーノ・ナント、ガスパル・シェウエル、
   サンドラ・デ・ラ・フエンテ、ルチアーナ・コルチ

 アルゲリッチも住むブリュッセルの小さな通りには多くのピアニストが集い演奏している、そこに住む13 歳の少女が成長するさまを描いたドキュメンタリー

 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、言語:スペイン語、字幕:英独仏西、80分

 ベルギー、ブリュッセルのとある小さな通りには2 つのアパートメントが建っています。一つのアパートメントには、あのマルタ・アルゲリッチが住んでいます。お隣には、これまたアルゼンチンのセルジオ・ティエンポ、カリン・レヒナー姉弟の家族が住んでいます。この通りにはアルゲリッチを中心とした世界的ピアニストが多く住んでいるのです。
 このドキュメンタリー映像は、セルジオ&カリンの母で、ピアノ指導者リル・ティエンポ女史がカリンの13 歳の娘(リルの孫)ナターシャを一人前のピアニストに成長させる日々、そしてコンサート本番までを追ったもの。
 ピアニスト・ストリートに住み、アルゲリッチ、マイスキー、フレイレなど超一流の音楽家が家を出入りする環境で育ったナターシャ。家族やまわりの重圧に耐えながら、本番に向けて、そして将来に向けて、毎日練習を重ねる姿はまさに素晴らしいもの。祖母、母、娘と続くピアニストとしての家系を描いた本映像は、これまでの偉大な音楽家たちの系譜を知るようです。
 

20 61508
(DVD)
\3100
ドキュメンタリー:情熱のタンゴ〜タンゴ・イン・ベルリン
 (出演)クラウス・グートヤール、ユディト・ブランデンブルク、パコ・リアナ、
  ライナー・ヴォルケンボーン、モナカ・ベルリン、バッサ、ユリア・ヘラー、
  パブロ・ヴォイジンスキ、フェルナンド・ミセリ、ミッチ・コーン、
  アストル・ピアソラとフラッターバンド・トリオ
  監督:コルドゥラ・ヒルデブラント
 タンゴ第2都市ベルリン

 画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、言語:ドイツ語、字幕:英独韓、リージョン:All、83分

 本国アルゼンチン、ブエノスアイレスに次ぐアルゼンチン・タンゴが盛んな街ドイツのベルリン。ベルリンで行わるタンゴ・フェスティヴァルには世界中からダンサーが集まってきます。
 このドキュメンタリーは、ベルリンのタンゴ・シーンの今を伝えると同時に、タンゴの歴史や著名なダンサーや演奏者にも注目した内容で、様々な視点からタンゴを理解できるようになっています。














3/3(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ANIMA RECORDS


ANM1 41100001
\2600
保都玲子の色彩豊かなピアノが描く、フランス& スペイン
 ラヴェル:
  古風なメヌエット、クープランの墓、亡き王女のためのパヴァーヌ
 デュパン:フランス組曲
 アルベニス:組曲イベリアより
  「エル・アルバイシン」「エル・ポロ」「エル・プエルト」
保都玲子(ピアノ)
 録音:2013年12月18 日、19 日/日本語解説付

 ラヴェルとアルベニスの名曲、そして2012 年に作曲されたデュパンの「フランス組曲」を、フランスを拠点に活発な演奏活動を行っている日本人ピアニスト、保都玲子が色彩豊かな演奏で送るCD です。
ラヴェルの「古風なメヌエット」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」は初期の、そして「クープランの墓」はラヴェルのピアノ曲のなかでは最後の作品。彼の創作の中で一貫している古典的な佇まいが魅力的です。
 スペインの作曲家、アルベニスの全4 巻からなる組曲「イベリア」は、アルベニスの最高傑作に数えられる作品。アンダルシアの民族音楽に基づく色鮮やかな組曲の中から取り上げられた3 曲「エル・アルバイシン」「エル・ポロ」「エル・プエルト」はそれぞれジプシー地区、アンドゥルーズ地方の歌と踊り、港町を描いた曲です。エキゾチックな香り漂う情景を、保都玲子のピアノが生き生きと描き出します。
 「フランス組曲」の作曲者、マルク- オリヴィエ・デュパンは、パリ国立高等音楽院を始めとする多数の音楽機関での活動の一方、オペラ、バレエ、演劇、映画など多方面での作曲活動を行う人物。
 「フランス組曲」は、ドキュメント映画「ディエップ1942 年8 月19 日」のために書かれた音楽の一部で、ラモーやクープランらの17 世紀、18 世紀に書かれたチェンバロ音楽から発想を得たもの。少ない音数で語られる飾り気のない8 つの小品から成るこの組曲は、1 つ1 つの音符が胸に染み入るよう。保都玲子の選び抜かれた音が光ります。
 フランスとスペイン、それぞれに味のある音楽風土を持つ2 つの国のピアノ曲を堪能できる1 枚です。




DISQUIET

DQM 05
\2400→\2190
ファン・デル・アー自主レーベル第5弾
 ジャニーヌ・ヤンセン&ウラディーミル・ユロフスキ

 ミシェル・ファン・デル・アー(1970-):
  (1)ヴァイオリン協奏曲(2014) 世界初演
  (2)「ヒステリシス」〜
   クラリネット、アンサンブルとサウンドトラックのための
    (2013)
(1)ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
 ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
(2)カリ・クリーク(クラリネット)
 アムステルダム・シンフォニエッタ
 カンディダ・トンプソン(指揮、芸術監督)
 大注目盤。オランダ注目の作曲家ファン・デル・アーの自主レーベル第5弾は麗しのジャニーヌ・ヤンセンが登場!!

 (1)ライヴ録音:2014年11月6 & 7日/コンセルトへボウ(アムステルダム)(2)セッション録音:2015年9月20日/スタッヘホールザール(ライデン)/DDD、ディジパック仕様、42’ 43”

 ヨーロッパで今最も活躍する作曲家の一人ミシェル・ファン・デル・アーが2010 年より開始したDISQUIET レーベル。
 その第5 弾となる当ディスクには今をときめく麗しのヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンをソリストにむかえたヴァイオリン協奏曲の世界初演のライヴ録音と、クラリネット、アンサンブルとサウンドトラックのための「ヒステリシス」が収録されました。
 「ジャニーヌ・ヤンセンとコンセルトヘボウ管との組み合わせは、わたしにとってドリーム・チームのようなもの」と語るファン・デル・アーのヴァイオリン協奏曲は、その彼女のための、そしてまた、コンセルトヘボウ管委嘱シリーズの一環でもある2014 年の作品です。抽象的な第1 楽章、より単刀直入で旋律的な第2 楽章、そして急速のフィナーレからなる伝統的な3 楽章の形式を踏襲しつつ、ヤンセンに特徴的なアップ・フロント奏法を表現しようと趣向を凝らした力作で、自由自在なテクニックと豊かな音色の持ち主であるヤンセンだからこそ表現のできる世界が広がります。(当録音はRCO Live レーベル(RCO 15001)からのライセンス盤です。)
 カップリングはクラリネット奏者、カリ・クリークをソリストにむかえた「ヒステリシス」は2015 年9 月の最新録音です。クラリネットとアンサンブル、そしてサウンドトラック(電子音)が立体的に絡み合みあう興味深い内容です。
 作曲家としてだけでなく、録音技師、映像や舞台監督としても高い評価を受けているファン・デル・アーのマルチな才能をうかがい知ることのできる充実の作品です。







ELOQUENTIA


EL 1550
\2600
ピオヴァーノのタクトで贈る
 ドヴォルザークとチャイコフスキーの名曲

  ドヴォルザーク(1841〜1904):
   弦楽セレナーデ ホ長調 op.22
  チャイコフスキー(1840〜1893):
   弦楽セレナーデ ハ長調 op.48
ルイジ・ピオヴァーノ(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー弦楽合奏団
 録音:2015年1月、ローマ

 数ある弦楽セレナーデの中でも筆頭に上がる、ドヴォルザークとチャイコフスキーの弦楽セレナーデ。
 弦楽セレナーデの金字塔ともいうべきこれら2 曲を、サンタ・チェチーリア国立アカデミー弦楽合奏団が同合奏団首席チェリストでもある指揮者ルイジ・ピオヴァーノのタクトのもとで奏でます。

 ドヴォルザークの弦楽セレナーデとチャイコフスキーの弦楽セレナーデは、どちらもそれぞれ12 日間、3 週間という短期間で書かれ、ドヴォルザークのものは1876 年に、チャイコフスキーのものは1881 年に初演されました。
 2 楽章にワルツを置いたり終楽章に冒頭楽章の回帰を持って来たりと、形式面でも共通点が多く見受けられます。
 しかし、チャイコフスキーがすでにオペラ「エヴゲニーオネーギン」やヴァイオリン協奏曲で名声を得て作曲家としての地位を確立していたのに対し、ドヴォルザークはようやく作曲家として成功し始めた頃だったとのこと。
 また、ドヴォルザークが第一子に恵まれ、オーストリア政府の国家奨学金の審査に通るなどして、公私ともに順風満帆な時期だったのに対し、チャイコフスキーは不幸な結婚に苦悩していた時期と言われています。
 サンタ・チェチーリア国立アカデミー弦楽合奏団は、パッパーノを始め著名な指揮者のもとで世界的な名声を確立している歴史ある管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の団員から成る弦楽合奏団。
 ピオヴァーノは同楽団の首席ソロ奏者であり、パッパーノの指名により首席指揮者にも就任しています。
 この2 曲の弦楽セレナーデは、2015 年1 月にローマで行われたコンサートで大好評を博した曲で、その後すく録音がなされました。弦楽セレナーデの名曲を、サンタ・チェチーリア国立アカデミー弦楽合奏団の質の高い演奏でじっくりご堪能ください。

ジャケットの妙齢なご婦人がどなたかは存じませんが、ピオヴァーノはこの人です。勘違いなきよう。




キング・インターナショナル



KKC 4061
\2700→\2490
江黒真弓(フォルテピアノ)
 モーツァルトの「トルコ行進曲」新発見の自筆譜
 5オクターヴ・フォルテピアノで

 モーツァルト:
  (1)ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K.279
  (2)オランダ歌曲「ヴィレム・ファン・ナッサウ」の主題による
   7つの変奏曲K.25
  (3)ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」
  (4)ロンド イ短調K.511
  (5)ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576
江黒真弓(フォルテピアノ)
 モーツァルトの「トルコ行進曲」異版を希少な5オクターヴ・フォルテピアノで

 録音:2015年7月16-18日/ウェストフェスト教会/DDD、73’ 00”
 フォルテピアノ;アントン・ツィーラー1800頃製作

 オランダを本拠に活躍するフォルテピアノ奏者・江黒真弓のデビュー・アルバム。モーツァルトの作品を集めていますが、注目は一昨年ブダペストで発見された「トルコ行進曲付きソナタ」の異版自筆譜を用いての演奏ということ。誰もが知る「トルコ行進曲」の違うフレーズに驚かされます。もうひとつの注目点は、繰返し時に変奏を施していること。往時のスタイルを研究して反映させているのが興味津々。
 フォルテピアノによるモーツァルト演奏は珍しくありませんが、ここでは1800 年アントン・ツィーラー製作のオリジナル楽器で演奏している点が注目。5 オクターヴの音域を持ち、全音に2 本ずつしか弦が張られていないため、モーツァルトの愛用したシュタインの音色に近い世界が実現されました。
 江黒真弓は桐朋学園音楽科を卒業後、アムステルダム音楽院でホッホランドにフォルテピアノを師事、2013 年からアントワープ音楽院でフォルテピアノを教えるかたわら、ソリストとして活躍。

『この度の初のソロ録音は、江黒さんが学生時代から常に敬意と愛情を込めて弾いているモーツァルトのピアノ作品集です。モーツァルト時代の貴重な名器ツィーラーを、まるで伴侶との親密で楽しげな会話のように活き活きと語るごとくの演奏に、私は心から惹かれます。
 18 世紀後半の演奏習慣をふんだんに盛り込み、また随所に煌めく即興、ファンタジーの妙技は、彼女が既にモーツァルトと、その時代の音楽を単に模倣するのでなく、自らの魂との対話を完全な形で実践していると感じます。有田正広』



「トルコ行進曲」新発見の自筆譜についてはこちらも

ALCD-9155
¥2500+税
久元祐子(ピアノ)
 優雅なるモーツァルト〜従来の出版譜と新発見自筆譜の違い


 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:

  ピアノ・ソナタ 変ロ長調 KV333 (315c)
  〈使用楽器〉ウルバーノ・ペトロゼッリ制作(モデル:アントン・ヴァルター 1795年)

  ピアノ・ソナタ イ長調 KV331 (300i) 「トルコ行進曲付き」
 〈使用楽器>ヴォルフガング・ズッカーマン制作(モデル:ヨハン・アンドレアス・シュタイン 1788年)

  ピアノ・ソナタ イ長調 KV331 (300i「) トルコ行進曲付き」 (ハンガリー国立セーチェーニ図書館所蔵自筆譜に基づく)
   〈使用楽器〉ベーゼンドルファー モデル290インペリアル

  ピアノ・ソナタ 変ロ長調 KV333 (315c)
   〈使用楽器〉ベーゼンドルファー モデル290インペリアル
久元祐子(ピアノ)


 モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲」は有名な作品ですが、実はその自筆譜は「トルコ行進曲」の後半の部分しか知られていなかったそうです。

 それが昨年9月、ハンガリー国立セーチェーニ図書館で第1、第2楽章の自筆譜が発見されました。この発見によって従来の出版譜と自筆譜の違いが明らかになります。(両楽章合わせて6カ所以上の違いがあったそうです)

 今回の久本さんのCDは、この新しい稿に基づく本邦初CD。そして従来譜と新発見の自筆譜の弾き比べも披露。

 しかも同一曲をヴァルター及びシュタイン・モデルのフォルテピアノと現代のコンサート・グランドピアノで弾き分けるという試みも。







LIGIA DIGITAL

LIDI 0201304
\2500→\2290
19 世紀フランスの知られざる佳曲の数々
 ソロ、デュエット集

 バンジャマン・ゴダール:歌劇「ジョスラン」より子守唄
 ルネ・バトン:遺言, ヒンドゥスタナ(世界初録音)
 シルヴィオ・ラザーリ:秋の歌(世界初録音)
 マスネ:川(世界初録音), 悲歌, 永眠
 ガブリエル・ピエルネ:話す歌(世界初録音), ラメント
 コンスタンティン・ブライロイウ:
  アラブの3つの詩〜静かな時/鳩たちの眠り/諦観(世界初録音)
 レオ・ドリーブ:ナイチンゲール(世界初録音)
 アンリ・バンベール:
  ヒンドゥーの歌, 愛の時, アラブの歌(世界初録音)
 アルフレッド・バシュレ:愛しい夜
 ジョルジュ・ユー:私は夢で泣いた(世界初録音)
 サン‐サーンス:ナイチンゲールとばら, パストラール
 グノー:歌劇「ファウスト」よりワルツ( 世界初録音)
エリーザベト・ヴィダル(ソプラノ)
アンドレ・コニェ(バリトン)
ドゥニ・クラヴィエ(ヴァイオリン)
クレール・ブルトー(チェロ)
グエナエル・フェレット(ハープ)
フィリップ・ピエルロ(フルート)
アンジェリーヌ・ロンドピエール(ピアノ)
 艶やかなコロラトゥーラソプラノと豊潤なバリトンで送る、19 世紀フランスの知られざる佳曲の数々

 世界的に活躍するコロラトゥーラソプラノ、エリーザベト・ヴィダルと「カレーラスに加えて世界最高のエスカミーリョ」と称されるバリトン、アンドレ・コニェのソロ、デュエットが詰まったCD。
 19 世紀フランスの作曲家を中心とした収録曲は世界初録音を多く含み、なかなか聴くことのできない貴重な作品に出会うことができます。
 CD のタイトルにもなっているサン‐サーンスの「ナイチンゲールとばら」はヴォカリーズ( 歌詞がない曲) の作品。ナイチンゲールのさえずりを思わせるソプラノがハープの美しく物憂げな伴奏にのって歌われる様は天上の調べのように清らかです。
 縦横無尽に繰り広げられる圧巻のコロラトゥーラもさることながら、ガラスのように繊細な「ハイG」は聴き逃せません。
 マスネの曲の中では「瞑想曲」の次に有名な曲である歌曲「悲歌」は、このCD ではバリトンの他にチェロも加えて演奏されます。恋人を失った悲しみが描かれたこの曲を、最初はチェロの独奏が、続いてバリトンが切々と歌いあげ、聴く人の胸を締め付けます。
 ひたひたと迫る哀愁をたたえたコニェの豊潤な歌声が心を揺さぶるこの曲、チェロとバリトンの共演で低音の魅力に気づかされること間違いなしです。
 実はプライベートでは、ヴィダルとコニェは夫婦。音楽だけでなく人生のパートナーでもある2 人の息の合ったデュエットは必聴です。
 ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、ハープなど、様々な楽器を伴って歌われるソロとデュエット集。ヴィダルとコニェが歌う、知られざる佳曲の数々に注目の1 枚です。




PROFIL


PH 15033
\2500
音楽の気晴らし
 (1)ボワモルティエ:フルート協奏曲ニ長調〜アレグロ
 (2)トラヴェルソ、リコーダーと通奏低音のためのソナタ ホ短調
 (3)クープラン:第9組曲〜2台のクラヴサンのためのアルマンド
 (4)マラン・マレ:組曲ホ短調〜
  前奏曲/幻想曲/ロンドーによるサラバンド/メヌエット
 (5)ラモー:カンタータ「テティス」
 (6)シュペートリンク:テティス四重奏曲〜アリア「哀れなニンフ」
 (7)ドヴィエンヌ:2本のトラヴェルソのためのソナタ第1番ト長調
 (8)ルクレール:音楽の気晴らし第1集〜シャコンヌ/パスピエ
アンサンブル・アマリッリ
 【フィリップ・シュペートリンク
   (リコーダー、チェンバロ)、
  イェンス・ローマン
   (リコーダー、トラヴェルソ、
    ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  エヴァ・クェン(リコーダー、チェンバロ)、
  アレクサンドラ・コロ
   (リコーダー、トラヴェルソ)】、
アリツィア・グルチ(メゾソプラノ)
 18世紀フランスのセレブの世界を味わえるひととき

 61’ 48”

 18 世紀フランス、バロックからロココ時代の貴族にとり、ピクニックはとても人気がありました。ジャン=ジャック・ルソーの唱えた「自然に帰れ」という思想に憧れ、屋敷の広大な庭で音楽、詩、演劇などで疑似体験を楽しむことがセレブの権力披露でした。
 アンサンブル・アマリッリはドイツの4 人組古楽器アンサンブル。全員が複数の楽器をこなし、幅広いレパートリーを披露しています。




ARS PRODUKTION


ARS 38183
(SACD Hybrid)
\2700
ダンス・パッション/ピアノのための舞曲集
 リスト(1811-1886):ワルツ・カプリス第6番
 ショパン(1810-1849):
  マズルカ嬰ハ短調 Op.40 No.4/マズルカ イ短調 Op.17 No.4
  アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
 ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第1番&第2番
 ファリャ(1876-1946):バレエ「三角帽子」より 粉屋の踊り(ファルカ)
 アルベニス(1860-1909):スペイン組曲 から セビリャ(セビリャナ)
 アンドレアス・ノイバウアー:タンゴ=スペース
 ヒナステラ(1916-1983):マランボ
 ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの夏(タンゴ)
 モイセス・モレイロ(1904-1979):ホロポ
 エルネスト・ナザレー(1863-1934):ペリゴーゾ(ブラジリアン・タンゴ)
 マヌエル・ポンセ(1882-1948):マルグレ・トゥー(ハバネラ)
 ゴメス・タグレ・イ・デル・バリェ:もしもこれが恋なら(ボレロ)
 グルック(1714-1787)/
  ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914)編曲:精霊の踊り

レティシア・ゴメス=タグレ(ピアノ)

録音:2015年6月9-11日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ

メキシコのピアニスト、レティシア・ゴメス=タグレによるラテンをメインとしたクラシカル・ダンス・ミュージック・プログラム。

 

ARS 38192
(SACD Hybrid)
\2700
シューマン:劇付随音楽「マンフレッド」Op.115 デニス・ラウベンタール(声優:マンフレッド)
レギーネ・アンドラチュケ(声優:ネメシス、精霊)
ユリア・シュテファニー・メラー(声優:アスターティ、精霊)
クラウディア・ヒュープシュマン(声優:アルプスの魔女)
アウレル・ベロイター(声優:狩人)
エーファ・バウフミュラー(ソプラノ)
リーザ・ヴェーデキング(メゾソプラノ)
スンヨン・シム(テノール)
ルーカス・シュミット(バス)
ミュンスター・コンサート合唱団
ミュンスター・フィルハーモニー合唱団
ミュンスター交響楽団
ファブリツィオ・ヴェントゥーラ(指揮)
録音:2015年4月28日-5月3日、演奏会形式ライヴに基づく、ミュンスター劇場、ミュンスター、ドイツ
 バイロンの詩劇「マンフレッド」の上演のために書かれた音楽。序曲が知られていますが全曲演奏される機会は多くありません。
 ファブリツィオ・ヴェントゥーラはローマに生まれローマとウィーンで学んだ指揮者。2007年以来2016年現在ミュンスター劇場の音楽監督を務めています。
  

ARS 38194
(SACD Hybrid)
\2700
モーツァルト(1756-1791):
 ファゴットとチェロのためのソナタ変ロ長調 K.292
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):ファゴット四重奏曲 Op.73

   第1番ハ長調/第2番ヘ長調/第3番ト短調
マティアス・ラーチ(ファゴット)
メレル弦楽四重奏団員
録音:2015年5月11-13日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
 マティアス・ラーチは1980年ベルリンに生まれ、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ・ギムナジウムでフリッツ・フィンシュに、ハノーファー音楽大学でダーグ・イェンセンに師事したドイツのファゴット奏者。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団首席奏者を経て2016年現在チューリヒ・トンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者、チューリヒ音楽大学教授。メレル弦楽四重奏団は2002年スイスで結成。
 

ARS 38198
(SACD Hybrid)
\2700
ドレスデンのバロック 「シュランク II」
 J・G・グラウン、ライヒェナウアー、ホルネック:ファゴット協奏曲集

 ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):
  ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調
 アントニーン・ライヒェナウアー(1694-1730):
  ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調
 テレマン(1681-1767):2つのホルン、
  弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調 TWV52:Es1(*)
 フランツ・ホルネック(1690-1724):
  ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調
 アントニーン・ライヒェナウアー:
  ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲ハ長調
エーリク・ライケ(ファゴット(*以外))
ハラルト・ハイム、クラウス・ガイヤー(ホルン(*))
ドレスデン・カペルゾリステン
ヘルムート・ブラニー(指揮)
録音:2015年1、5月、ルカ教会、ドレスデン
 18世紀ドレスデンのカトリック宮廷教会楽団の器楽レパートリーを収録した曲集「シュランク II」に収められたファゴット協奏曲を取り上げたプログラム。
 エーリク・ライケ(1963年生まれ)は2016年現在シュターツカペレ・ドレスデンの首席ファゴット奏者(ソリスト代行兼カンマーヴィルトゥオーゼ)。
 ハラルト・ハイム、クラウス・ガイヤーも2016年現在シュターツカペレ・ドレスデン団員。
 

ARS 38199
(SACD Hybrid)
\2700
プレイエルの秘宝 Vol.2
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  ヴァイオリン協奏曲ハ長調 Ben 1106(1795)(*)
  ヴィオラ協奏曲ニ長調 Ben 1062(1790)(+)
  交響曲変ロ長調 Ben 1493(Ben.127)(1785-1786)
コルネリア・レッシャー(ヴァイオリン(*))
ローベルト・バウエルシュタッター(ヴィオラ(+))
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指揮)
録音:2015年1月2日、バルトーク・ホール、ソンバトヘイ、ハンガリー
 プレイエル・シリーズ第2弾。全収録曲が世界初録音。
 

ARS 38203
(SACD Hybrid)
\2700
プレイエルの秘宝 Vol.3
 イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
  チェンバロまたはフォルテピアノとヴァイオリン、チェロの伴奏のための
   3つのソナタ(1790)
   ヘ長調 Ben 437/ト長調 Ben 438/変ホ長調 Ben 439
IPG・プレイエル・ピアノ三重奏団
コルネリア・レッシャー(ヴァイオリン)
アルネ・キルヒャー(チェロ)
ヴァルヴァラ・マヌキヤン(フォルテピアノ)
録音:2015年6月28-30日、プレイエル授洗教会、ルッパースタール、オーストリア
使用楽器:1830年、プレイエル製、Opus 1614
 プレイエル・シリーズ第3弾。全収録曲が世界初録音。
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ARS 38200
(SACD Hybrid)
\2700→\2490
ドンカ・アンガチェヴァ(ピアノ)
 アパッショナート

  ベートーヴェン(1770-1827):
   ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
   11のバガテル Op.119
   ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
   ロンド・ア・カプリッチョ ト長調「失われた小銭への怒り」Op.129
ドンカ・アンガチェヴァ(ピアノ)
 録音:2015年7月10-13日、リストツェントルムス(リスト・センター)、ライディング、オーストリア
 ドンカ・アンガチェヴァはブルガリアのピアニスト。ウィーン音楽大学でハインツ・メジモレツに師事。前作「アディンセル、ロータ、ピアソラ:ピアノ協奏曲集」(ARS 38168)が好評を博しました。


安心してください。ジャケットの妙齢なご婦人がドンカ・アンガチェヴァです。

Liebestraum S 541
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=NENmDO0tRlE



ドンカ・アンガチェヴァの旧譜、どうぞ

ARS 38168
(SACD Hybrid)
\2700→\2490
ドンカ・アンガチェヴァ(ピアノ)
 アディンセル、ロータ、ピアソラ:ピアノ協奏曲集

  リチャード・アディンセル(1904-1977):ワルソー・コンチェルト
  ニーノ・ロータ(1911-1979):コンチェルト・ソワレ
  アストル・ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季(*)/天使の死(タンゴ)
ドンカ・アンガチェヴァ(ピアノ)
セルゲイ・シネルニコフ(ヴァイオリン(*))
ペーター・マンツ(チェロ(*))
フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
シュテファン・フラース(指揮)

録音:2014年8月26-29日、場所未詳

 好評だった前作。ポピュラーだけど変化球的コンチェルト集。


旧譜
GRAMORAのリスト・アルバム

GRAMOLA
GRML98924
(輸入盤)\2700
フランツ・リスト、旅する名手
 〜ピアノのための傑作さまざま〜

フランツ・リスト(1811〜1886):
 ①ハンガリー狂詩曲 第8番 嬰ヘ短調 S.244-8
 ②エステ荘の噴水 S.163-4 〜『巡礼の年 第3年』より
 ③ダンテを読んで ソナタ風幻想曲(ダンテ・ソナタ)S.161-7〜
  『巡礼の年 第2年:イタリア』より
 ④夜想曲集「愛の夢」(全3曲)
 ⑤メフィスト・ワルツ 第1番 S.514
ドンカ・アンガチェヴァ(ピアノ)

 ブルガリアのピアニズムが今、アツい——新世代はパリで、ブリュッセルで、そしてウィーンで!
 故郷から旅路へ、恋の逃避行をへて、文学世界へ...リストという芸術家の生き方を象徴のような充実プログラムで、その巧まざる優美な、そして桁外れな至芸に酔うひととき。

 ブルガリアのピアニスト!といえば、誰もがまず思い浮かべるのが往年の名匠、昨年惜しまれながら亡くなったアレクシス・ワイセンベルクでしょう——しかしこの欧州の東の果てにある歴史長き国では、東西冷戦時代が終わった後もなお続々と、世界レヴェルで活躍を続けているピアニストが続々登場、まさに引きも切らない状況なのです。大御所どころではパリ音楽院の名教師になったエミール・ナウモフを筆頭に、フォルテピアノ奏者として寺神戸亮と緊密なデュオもくりひろげているボヤン・ヴォデニチャロフ、RCA からの新譜登場もあったヴェセリン・スターネフ、そしてエリザベート王妃国際コンクールで華々しく世に出たふたりのとてつもない異才、プラメナ・マンゴヴァとエフゲニー・ボジャノフ...どうでしょう、こうしてみれば本当に折々、さまざまな名手が頻繁にあらわれていることに気づかされるではありませんか!
 そして音楽の都ウィーンでも、ブルガリア人の活躍はめざましいものがあります——同市中央に本拠のあるGramola レーベルは、すでに昨年その丁寧に磨きあげられた音作りが非常に高く評価された編曲集「リストなのか、シューベルトなのか」(GRML98931)で良心的なピアノ音楽愛好家たちの興味を弾いたドラ・デリイスカを世に送り出していますが、他にも弦楽器奏者たちを交えてのトリオ・ダンテで1枚、スラヴの感性と異様なまでに相性のよいラテンの魂を聴かせてくれたピアソラ・アルバム(GRML98973)を録音しているメンバーのひとり、ドンカ・アンガチェヴァという名手もやはり、ちょっと見逃せない存在だったのです!
 ウィーン・ハイドン・トリオの名匠ハインツ・メディモレチ、ないしロシアの系譜を伝えるオクサナ・ヤブロンスカヤのような大物たちに揉まれてきた俊才ですが、本盤は完全にそんな彼女の独壇場、うっかり手を出しかねるリストの難曲ばかりを集めながら、バランスよく『愛の夢』全曲などを中軸にもってくるあたりのセンスも絶妙。冒頭の「ハンガリー狂詩曲」の勢いから「エステ荘の噴水」でのしなやかな解釈へ、大曲「ダンテ・ソナタ」をへて『愛の夢』を三連続、そして意気揚々のメフィスト・ワルツへ...ハンガリー出身の超絶技巧の名手が、イタリアを旅し、文学や恋に耽溺しながら、やがて紳士的な悪魔のような、余人かなわぬ独自の芸術性を確立してゆく、まさにリストの生涯をたどるかのようなプログラムを易々と弾きこなしてみせるのですから、その企画性の高さも含め、やはりちょっと侮れないピアニストではありませんか!

 

ARS 38534
\2500
トランジション チェロと管楽五重奏のための音楽
 サン=サーンス(1835-1921):ロマンス Op.36
 フォーレ(1845-1924):夢のあとに Op.7 No.11
 グラズノフ(1865-1936):吟遊詩人の歌 Op.71
 シューマン(1810-1856):連作歌曲「女の愛と生涯」Op.42 より 彼は誰よりも素晴らしい人
 チャイコフスキー(1840-1893):夜想曲 Op.19 No.4/ロココ風の主題による変奏曲 Op.33
 シューマン:チェロ協奏曲 Op.129
ダーヴィト・シュトロンベルク(チェロ)
ハンブルク・フィルハーモニー管楽五重奏団
 録音:2015年3月30日、6月18日、ロルフ・リーバーマン・スタジオ、NDR、ハンブルク、ドイツ
 ダーヴィト・シュトロンベルクはハンブルク音楽大学でヴォルフガング・メールホルンに、ストックホルムのエツベリ城音楽でフランス・ヘルメルソンに師事したドイツのチェリスト。Wergo、Edition Zeitklangといったレーベルに録音があります。



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ESTONIAN RECORD PRODUCTIONS 

レア盤!

発売延期未定
ERP 8615
(2CD)
\4600→\4190

超レア
 ネーメ・ヤルヴィ!
  スイス・ロマンド管弦楽団2013年ライヴ!


  [CD 1]
 ベルリオーズ(1803-1869):幻想交響曲 Op.14
  録音:2013年5月14日
 ラフマニノフ(1873-1943):交響詩「死の島」Op.29
  録音:2013年5月31日
  [CD 2]
 モーツァルト(1756-1791):
  セレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」(管楽のための)K 361(370a)
   録音:2013年4月19日(*)
  ドヴォルジャーク(1841-1904):管楽のためのセレナード ニ短調 Op.44
   録音:2013年4月17日(*)
  ラヴェル(1875-1937):ボレロ 録音:2013年7月4日
スイス・ロマンド管弦楽団
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
 録音:時期(上記)、ライヴ、ヴィクトリア・ホール(無印)およびバティモン デ フォルス モトリス(*)、ジュネーヴ、スイス


 2012年から2015年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を務めたマエストロ、ネーメ・ヤルヴィ。
 注目すべきライヴ録音の登場。

 こういう超マイナー・レーベルから大物が出てきたときは要注意。
 父ヤルヴィの貴重なライヴ音源ということで話題になりそうだが、そうでなくてもすぐに廃盤になってしまいそうなレーベルなので、瞬時に市場から消える可能性がある。




<メジャー・レーベル>

SONY

限定盤

8887518341-2
(18CD)
\7000

フレデリカ・フォン・シュターデ/
 ザ・コンプリートRCA&コロンビア・アルバムズ

【CD1】
 シューマン:『使い Op.74-8』『幸福 Op.79-15』,
 ショーソン:『終わりなき歌』,
 シューベルト:歌劇『家庭戦争』より「私は不安にそぞろ歩き」,
 A.スカルラッティ:歌劇『エンディミオンとシンティア』より「私の心は嫉妬に燃え」,
 モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚」より「自分で自分がわからないの」,
 サン=サーンス:『銀の鈴〜しあわせははかなきもの』,
 ブラームス:
  『響き(2) Op.66-2』『修道女 Op.61-2』『自然の現象 Op.61-3』
  『愛の道(1) Op.20-1』『愛の道(2) Op.20-2』『ワルプルギスの夜 Op.75-4』〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   ジュディス・ブレーゲン(ソプラノ), チャールズ・ワズワース(ピアノ),
   ジェラード・シュワルツ(トランペット), ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット), 他
    [録音]1974〜1975年、ニューヨーク コロンビア30番街スタジオ/
【CD2】
 マイアベーア:歌劇『ユグノー教徒』より「高貴な領主様方、ご機嫌いかが」,
 グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「昨日から私は、ご主人様をむだに探し廻っている」,
 ベルリオーズ:
  歌劇『ベアトリスとベネディクト』より「ああ、何ということを聞いてしまったのでしょう」,
  歌劇『ウェルテル』より「いいのよ、涙が流れた方が」,
 オッフェンバック:喜歌劇『ラ・ペリコール』より「「ああ、何というお食事」,
 マスネ:歌劇『サンドリヨン』より「やっと家に着いたわ」,
 ベルリオーズ:歌劇『ファウストの劫罰』より「燃える恋の思いに」,
 トマ:歌劇『ミニョン』より「君よ知るや南の国」,
 オッフェンバック:喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』より「ああ!これが有名な連隊ね」〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
  ジョン・プリッチャード(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   [録音]1976年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール/
【CD3】
 ダウランド:『どうぞもう一度、私の元へ帰って来てください』『悲しみよ留まれ』,
 パーセル:『憐れみ深き天使よ、我に告げよ(聖母マリアの哀願)』,
 リスト:『3人のジプシー』『かつて』『おお!私が眠りにつくときには』,
 ドビュッシー:『ビリティスの3つの歌』,
 カントルーブ:
  『ブロンド娘のそばで』『あるいは私は哀れと思うために行くでしょうか?』
  『ばらの牧草地に』『あなたの前に少女が来たら』,
 キャロル・ホール:『ジェニー・レベッカ』〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ), マーティン・カッツ(ピアノ)
   [録音]1977年、ニューヨーク コロンビア30番街スタジオ/
【CD4】
 モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』より「死者の霊にもどるのだ」,
 ロッシーニ:歌劇『タンクレーディ』より「この胸の高鳴りに」,
 パイジェッロ:歌劇『ニーナ』より「いとしい人が来る時」,
 ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』より「麗しい光が」,
 リッカルド・ブロスキ:歌劇『イダスペ』より「忠実な影よ、私も」,
 レオンカヴァッロ:歌劇『ボエーム』より「これが運命なのだわ」〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
  マリオ・ベルナルディ(指揮)ナショナル・アーツセンター管弦楽団
   [録音]1977年、カナダ、ナショナル・アーツセンター/
【CD5】
 マーラー:
  『さすらう若者の歌』(全曲),
  『少年の魔法の角笛』より「ラインの伝説」「誰がこの小唄を思いついたの?」,
  『5つのリュッケルトの詩による歌曲』(全曲)〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   アンドルー・デイヴィス(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
    [録音]1978年,ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ/
【CD6】
 ラヴェル:
  歌曲集『シェヘラザード』, 『5つのギリシャ民謡』より「花嫁の目覚め」「何と楽しい!」,
  『2つのヘブライの歌』,『マダガスカル島民の歌』〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   小澤征爾(指揮) ボストン交響楽団[録音]1979年, ボストン、シンフォニーホール/
【CD7】
 ヴィヴァルディ:『Figlia di Goia vuoi farmi morir』,
 ドゥランテ:『踊れ、優しい娘よ』,
 A・スカルラッティ:『貴女が私の死の栄光を』,
 ドゥランテ:『私を燃え立たせるあの炎』,
 ロッシーニ:歌劇『湖上の美人』より「胸の思いは満ちあふれ」,
 ラヴェル:『5つのギリシャ民謡』,
 カントルーブ:『オーヴェルニュの歌』より「子守歌」「泉の水」,
 コープランド:『どうしてあたしを天国から締め出そうとするの?』,
 リチャード・ハンドリー:『天文学者』,
 ヴァージル・トムソン:『セイント・キャサリンへの祈り』,
 リチャード・ハンドリー:『逢いに来て』『妖精』〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ), マーティン・カッツ(ピアノ)
  [録音]1981年, ニューヨーク、タリー・ホール/
【CD8】
 カントルーブ:
  『オーヴェルニュの歌』より
   「バイレロ」「おおい」「捨てられた女」「牧場を通っておいで」
   「走れ、犬よ走れ!」「子供のために」「2つのブーレ」「かっこう」
   「アントゥエノ」「シッ、シッ、静かに」「子守歌」
   「かわいい羊飼いのおとめ」「紡ぎ女」「3つのブーレ」〜
    フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
    アントニオ・デ・アルメイダ(指揮) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
     [録音]1982年, ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ/
【CD9】
 ベルリオーズ:歌曲集『夏の夜』Op.7,
 ドビュッシー:『選ばれたおとめ』〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
  小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団, タングルウッド音楽祭合唱団,
  スザンヌ・メンツァー(語り)
   [録音]1983年, ボストン、シンフォニーホール/
【CD10】
 カントルーブ:
  『トリプティク』より「夏への捧げもの」「月の光」「夜明けの讃歌」,
  『オーヴェルニュの歌』より
   「むこう、岩山の上で」「ミラベルの橋のほとりで」
   「おお、ロバにまぐさをおやり」「せむし」「羊飼いのおとめ」
   「女房持ちはかわいそう」「むこうの谷間に」「羊飼いのおとめと若旦那」
   「わたしが小さかったころ」「羊飼い娘よ、もしお前が愛してくれたら」
   「牧歌」「野原の羊飼いのおとめ」「みんながよく言ったもの」〜
    フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
    アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)
    ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
    [録音]1985年, ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ/
【CD11】
 《Flicka〜Another Side of Frederica von Stade》
  『I Like to Recognize the Tune』『Spring is Here』
  『Play Me Your Light』『Lullaby』『I Could Write a Book』
  『He is my Man』『Once Again』『The More I See You』
  『Wait 'til You See Him』『That's All』〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
    [録音]1987年, ロンドン、エンジェル・スタジオ/
【CD12】
 《カーネギーホール・クリスマス・コンサート》
  Trad:『クリスマスの12日間』,
  ヘアストン:『マリアの御子』,
  ヨン:『みどり子イエス』,
  モーツァルト:『アレルヤ』,
  ロジャース:『私のお気に入り』,
  バーナード:『ウィンター・ワンダーランド』,
  Trad:『われらは来たりぬ』,
  アメリカン・ソング・メドレー:
  『アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー〜マリアはみどり子を授かった〜
   おおマリアよ、その愛らしい子を何と名づけるのか〜
   マリアは誰だったのか、マリアこそはガリラヤの女王〜
   マリアは世にただ一人の子を授かった〜世界に告げよ』,
 トーメ:『クリスマスの歌』,
 マーティン:『あなたに楽しいクリスマスを』,
 グルーバー:『きよしこの夜』,
 ヘンデル:『もろびとこぞりて』,
 フンパーディンク:『夕べの祈り』,
 プレトリウス:『バラは咲きいでぬ』,
 レーガー:『マリアの子守歌』,
 クリスマス・ソング・メドレー:
  『3隻の舟を見た〜牧人ひつじを〜まぶねのなかで〜ひいらぎ飾ろう〜
   ひいらぎとつたは〜オー・ホーリー・ナイト〜あら野のはてに』〜
    フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
    キャスリーン・バトル(ソプラノ),
    ウィントン・マルサリス(トランペット),
    アンドレ・プレヴィン(指揮&ピアノ) セント・ルークス管弦楽団、他
     [録音]1991年, カーネギー・ホール/
【CD13】
 プーランク:歌曲集『籤』,
 サティ:『3つの歌曲』,
 ドビュッシー:『忘れられたアリエッタ』,
 オネゲル:『倫理学の小講義』,
 ラヴェル:『5つのギリシャ民謡』,
 ドビュッシー:『ひそやかに』『月の光』『あやつり人形』,
 メシアン:『3つのメロディ』,
 プーランク:
  『ホテル』『パリへの旅』『あなたはこんなふう』『みやびやかな宴』
  『ギターに寄す』〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   マーティン・カッツ(ピアノ)[録音]1993年, ニューヨーク、マンハッタン・センター/
【CD14】
 オッフェンバック:
  喜歌劇『ラ・ペリコール』より
   「序曲」「手紙の歌」「男は単純!」「ほろよいの歌」「間奏曲」,
  喜歌劇『鼓手隊長の娘』より「鼓手隊長の娘の歌」,
  喜歌劇『美しきエレーヌ』より「神聖な恋」,
  喜歌劇『りんご娘』より「序曲」「りんごのクープレ」「男を作りますわ、一人、二人、三人」,
  喜歌劇『オーストリア皇太子妃』より「アルファベットのクープレ」,
  喜歌劇『薔薇のロマンス』より「序曲」,
  喜歌劇『パリの生活』より「ロンドーとワルツ」,
  喜歌劇『地獄のオルフェ』より「夢見る女性は」,
  喜歌劇『青ひげ』より「序曲」「Couplets de Boulette」「Couplets de la rosiere」,
  喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』より「序曲」「彼に言いますよ」「ああ!これが有名な連隊ね」〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)スコットランド室内管弦楽団
    [録音]1994年, グラスゴー、シティ・ホール/
【CD15】
 リチャード・ダニエルプール:『エレジー〜
  メゾ・ソプラノ、バリトンとオーケストラのための』『オルフェウスへのソネット*』〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   トーマス・ハンプソン(バリトン),
   ニーレン・バーグ(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
   パースペクティヴ・アンサンブル*
    [録音]:1998年, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール/
     2000年, ニューヨーク、米国芸術文学アカデミー*/
【CD16】
 モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』より
  「哀れな王妃の苦しみは終わることがない」「私の長い旅」
  「Voglia il ciel」「私の苦労の甘美で優しい行き先よ」,
 マスネ:歌劇『サンドリヨン*』より
  「ああ! 姉さんたちは…」「最後に、私が知っているだろう」
  「私の前に現れ」「やっと家に着いたわ」「私だけ行きます」
  「私はあなたに着いていきます」〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   レイモンド・レパード(指揮)
   ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
   ユリウス・ルーデル(指揮)フィルハーモニア管弦楽団*
    [録音]1979&1978*年, ロンドン/
【CD17】
 フンパーディンク:
  歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より
  「かわいいズーゼ」「こうして踊るのよ」「夕べの祈り」〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   ジョン・プリッチャード(指揮)ケルン・ゲルツェニヒ管弦楽団
    [録音]1978年、ドイツ、レーバークーゼン,
 トマ:歌劇『ミニョン』より「私の心は壊された」〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
  アントニオ・デ・アルメイダ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
   [録音]1977年, ロンドン、オールセインツ教会,
 マスネ:歌劇『ケルビーニ』より
  「Qui parle dans la nuit confuse」「Il est pris!」「ケルビーニ!その時に」
  「Aubade... Vive amour quireve, embrasse et fuit」「行かないで!」
  「ニーナ!ケルビーニ!」〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ),
   ピンカス・スタインバーグ(指揮)ミュンヘン放送管弦楽団
    [録音]1991年、ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ/
【CD18】
 シューベルト:『ミューズの子』,
 シェーンベルク:『Arie aus dem Spiegel von Arkadien』,
 ボルコム:『愛』〜フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ), マーティン・カッツ(ピアノ)
  [録音]1994年,カーネギー・ホール/
 メンデルスゾーン:『ゆけわがそよ風Op.63-1』『挨拶 Op.63-3』『民謡 Op.63-5』『夕暮れの歌』〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ), マリリン・ホーン(ソプラノ), マーティン・カッツ(ピアノ)
   [録音]1992年,カリフォルニア/
 ドヴォルザーク:『ジプシーの歌 Op.55-4&5』〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)
   [録音]1992年, プラハ、スメタナ・ホール/
 ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より「月に寄せる歌」〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
  小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
   [録音]1992年, プラハ、スメタナ・ホール/
 ジェイク・ヘギー:『ピーター・ウィングス』『月への歌』〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)ジェイク・ヘギー(ピアノ)
  [録音]1992年,カリフォルニア/
 バーンスタイン:
  『ペンシルヴァニア・アヴェニュー1600番』より「テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス」〜
   フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
   レナード・バーンスタイン(指揮)ワシントン・ナショナル交響楽団
   [録音]1977年、ワシントン、J.F.ケネディ・センター/
 バーバー:歌劇『ヴァネッサ』より「冬はすぐそこまで」〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
  ジェームズ・コンロン(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
   [録音]1991年、リンカーン・センター/
 R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』より「第3幕の三重唱とフィナーレ」〜
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
  キャスリーン・バトル(ソプラノ)ルネ・フレミング(ソプラノ)
  クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   [録音]1992年、ベルリン、フィルハーモニー
 フレデリカ・フォン・シュターデが1974年から1994年にかけてCBSとRCAに録音した全ソロ・アルバムを18枚のCDに集大成したボックセットが登場します。
 「フリッカ」の愛称で知られるフレデリカ・フォン・シュダーデは、1945年生まれのドイツ系アメリカ人。生まれる前に父を亡くし、母親に育てられ、音楽を学び、フランスへ留学。ベビーシッターをしながらの勉学にはげみ、帰国後もバイトをしながら音楽を勉強していました。
 その努力と美声が認められ、1970年にメトロポリタン歌劇場での「魔笛」の3人の童子役でデビュー。1973年には「セビリャの理髪師」のロジーナを歌い成功を収め、ヨーロッパの檜舞台に彗星のようにして登場し絶賛を浴びたのです。
 リリック・ソプラノとしても通じる広い声域と伸びやかで澄んだ声質、ヴィブラートの少ない自然な発声法により、どの歌唱も優しく柔らかな歌声で満たされています。ベルリオーズ以降のフランスのオペラと歌曲には特に意欲的に歌い、「オーヴェルニュの歌」(CD8&10)は名盤とされています。
 彼女のソロ・デビューとなったジュディス・ブレゲンとのアリア&デュエットに始まり、アメリカの現代作曲家リチャード・ダニエルプールがシュターデのために作曲した「エレジー」を含むCBSとRCAへのアルバムのほか、新たに編成されたオペラ全曲盤からのアリア集(CD16&17), ライヴ録音からのコンピレーション(CD18)を収録したものです。彼女の素晴しい声をご堪能ください。
 各ディスクはLP初出時のオリジナルジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに封入され、厚紙製クラムシェルボックスに収容されています。
 詳細な録音データを含むトラックリスティング、未発表写真などを掲載したオールカラーの別冊解説書付き(歌詞対訳は入りません)。
  .


8887511429-2
\2600→\2390
ヤン・フォーグラー/チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
 チャイコフスキー:
  1) 『憂鬱なセレナードOp.26』(ヤン・フォーグラー編),
  2) 『ロココ風の主題による変奏曲Op.33』,
  3)『なつかしい土地の思い出Op.42』より「瞑想曲」,
  4)『弦楽六重奏曲 ニ短調Op.70「フィレンツェの思い出」』
ヤン・フォーグラー(チェロ1-4)/
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団(1-3)/
モーリッツブルク祝祭アンサンブル(4)

 ドイツ気鋭のチェリスト、ヤン・フォーグラーの2年ぶりの新録音、チャイコフスキー・アルバムの登場です。
 チェロとオーケストラのための代表作「ロココ変奏曲」のほか、チャイコフスキーの中でも最も美しいメロディを持つ「なつかしい土地の想い出」の瞑想曲と「憂鬱なセレナード」という編曲作品、そして弦楽六重奏という珍しい編成の名曲「フィレンツェの思い出」を収録。チャイコフスキーの音楽には、ところどころにチェロによる日本人の琴線に触れるメロディ美しい旋律が含まれています。
 そうしたチャイコフスキーのチェロが美しく感じられる作を、19歳にしてドレスデン・シュターツカペレの首席チェリストとなり、現在世界中でソリストとして活躍しているヤン・フォーグラーの歌心溢れる演奏で堪能してください。

《録音》2015年12月、フランクフルト、ヘッセン放送局ゼンデザール(デジタル:セッション)


ヤン・フォーグラー
日本ではほとんど無視されたが、海外では絶賛されたチェロ小品集!
ぜひ一度聞いてみてください・・・

88697055952
\2600→\2390

ヤン・フォグラー/My Tunes


 バッハ:「私は私の死を喜び迎えよう」 (BWV82から)
 ブロッホ:祈り
 ブルッフ:コル・ニドライ
 ダヴィドフ:噴水のほとりで
 ドヴォルザーク:ロンド Op. 94
 エルガー:愛のあいさつ
 マンシーニ:ムーン・リヴァー
 チャイコフスキー:夜想曲 Op. 19 No. 4
       なつかしい土地の思い出 Op. 42
       メロディー
       アンダンテ・カンタービレ
 ワーグナー: 「 天使 」 ヴェーゼンドンクの詩による歌曲集より


 2007年に発売されたこのVol.1は、ドイツ・クラシックチャート1位を1カ月独占したほどのアルバムで、「メロディーの情熱的な深い呼吸」「小品集にしてこの感動的名演」「クールでスマートかつエレガント。これこそ現代のチェリスト」と高く評価された。

8869769033-2
\2600
→\2390

ヤン・フォグラー/My Tunes Vol. 2

 『サン=サーンス:白鳥』
 『パガニーニ:カンタービレOp.17』
 『メンデルスゾーン:歌の翼に』
 『サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート ロ短調Op.43』
 『フォーレ:エレジー ハ短調Op.24』
 『R=コルサコフ:熊蜂の飛行』
 『シューベルト:アヴェ・マリア』
 『パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲』
 『ヨアヒム・ラフ:カヴァティーナOp.85-3』
 『グラズノフ:アラビアのメロディーOp.20-1』
 『民謡:ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)』
 『グルック:精霊の踊り』
 『ワーグナー:「夢」〜ヴェーゼンドンクの歌』
 『ピアソラ:オブリヴィオン(忘却)』
ヤン・フォグラー(Vc)
ヘルムート・ブラニー(指揮)
ドレスデン歌劇場室内管弦楽団(ドレスデン・カペルゾリステン)

 
【録音】2009年 [デジタル:セッション]

 19歳にしてドレスデン歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、現在世界中でソリストとして活躍しているヤン・フォグラー。彼はその作曲された時代奏法だけでなく、様々な時代の曲の表現のために開放弦使用法も加えて歌に変換している。それは他の演奏家には無い個性で、それが私たちに新鮮さを与えてくれる。

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8887518619-2
\2600→\2390
250年の時を経て、子孫が振るベンダのシンフォニア
 クリスティアン・ベンダ指揮/
  ゲオルク・アントン・ベンダ:交響曲(シンフォニア)集

  『交響曲第7番ニ長調』『交響曲第2番ト長調』
  『交響曲第8番ニ長調』『交響曲第10番ト長調』
  『交響曲第5番ト長調』『交響曲第3番ハ長調』
クリスティアン・ベンダ(指揮)
プラハ・シンフォニア

 ゲオルク・アントン・ベンダ(Georg Anton Benda, 1722-1795)は、前古典派時代を代表するチェコ系ドイツ人の作曲家。19歳でフリードリヒ大王に招かれてベルリンの宮廷楽団の第2ヴァイオリン奏者となり、翌年には作曲家・ヴァイオリニストでもあった兄フランツ・ベンダの要請でポツダムの宮廷作曲家・編曲者の職を得ました。
 1750年にはゴータの宮廷楽長に就任し、ゴータ公より学資金を得てイタリアに留学。とりわけ劇音楽(メロドラマ)の分野で成功を収め、その作劇法はモーツァルトのオペラにも大きな影響を与えています。
 ベンダのシンフォニアは前古典派の3楽章形式のコンパクトな作品で、奔放でエレガントな第1楽章、深く憧れに満ちた第2楽章、情熱的なアリアを思わせる第3楽章で構成されています。
 時には非常にドラマチックなシーンとメロドラマの彼のオペラ的な感覚が含まれています。

 ゲオルク・アントン・ベンダの子孫で、その作品の研究発掘と演奏に力を入れている指揮者クリスティアン・ベンダが、作曲理学および技術的の両面から新たに研究し直し、この作品の本質を探っていきます。

 《録音》2014年11月, プラハ、ゾフィン・コンサート・ホール(デジタル:ライヴ)


似てますか?
目のあたりが似てるかも。あ、口元も。
クリスティアン・ベンダ(指揮) ゲオルク・アントン・ベンダ
  




DHM



8887514347-2
\2600→\2390
ウエルガス・アンサンブル/
 未知の作曲家フィルミヌス・カロン〜中世の黄昏

フィルミヌス・カロン(Firminus Caron, c.1440 - c.1490):
 1) ミサ曲『武装した人』より「キリエ」,
 2) 『Le despourveu infortune』,
 3) 『Jesus autem transiens:〜Gloria』,
 4) 『Corps contre corps』,
 5) 『SanguisSanctorum〜Credo』,
 6) 『Helas que pourra devenir mon cueur』,
 7) 『慈悲深く、優しい乙女マリアよ』,
 8) シャンソン『美女が私を受け入れ』,
 9) ミサ曲『美女が私を受け入れ』〜アニュス・デイ
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)
ウエルガス・アンサンブル

 フィルミヌス・カロン(Firminus Caron, c.1440 - c.1490)は、15世紀後半のフランスの作曲家で、ゴンベールやデュファイに影響を与えたらしいとも伝えられています。
 また彼の世俗的作品はフランス語で作曲されたようですが、ほとんどはイタリア語の写本として残されているため、なかなか複雑で研究もやっと始まったところ。
 しかしながら彼が最も成功した模倣的対位法は、その後の作曲家へ大きな影響を与えたことだけは間違いないようです。
 シャンソンのメロディをミサ曲に転用する手法は、中世末からルネサンス期に大流行したようで、正統派の定旋律ミサを凌駕するほど作品の数も多く、カロンの作品も同様なものも存在しています。
 そういう曲を組み合わせ、中世、ルネサンス音楽の専門家で指揮者のパウル・ファン・ネーヴェルが、1970年に結成したヴォーカル・アンサンブル「ウエルガス・アンサンブル」が長年の研究に基づき、シャンソンとミサ曲のルネサンス音楽らしい対位法の絡みが見事な響きを生み出していきます。

 《録音》2015年7月, ベルギー、トゥランヌ=ラ=グロス、聖マルタン教会(デジタル:セッション)
 


8898530527-2
\2600→\2390
オーストリア・バロックの最盛期、独墺の作品はどんな姿を見せていたか?
 アクサントゥス・オーストリア/オーストリアのコメディア
  ニコラ・マッティス、コンティ、シュメルツァー、ビーバー

 1) フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732):
   歌劇『アルバ・コーネリア』より「シンフォニア」,
 2) ニコラ・マッティス(1650-1714):『バロ(バレエ)』
   (行進曲〜ジーグ〜ピーファ〜アリア〜ガヴォット),
 3) フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ:
   歌劇『モレナ山中のドン・キホーテ』より「シンフォニア」「メヌエット」,
 4) ニコラ・マッティス:『バロ(バレエ)』
   (ブーレ〜行進曲〜ジーグ〜ラ・フォリア〜ジーグ〜シャンコンヌ),
 5) フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ:歌劇『クレーゾ』より「シンフォニア」
 6) アンドレアス・アントン・シュメルツァー(1653-1701):
  『復讐の女神たちの踊り』,
 7) アントニオ・ドラーギ(1634-1700):『L'albero del Ramo d'oro』より
  「森のささやきのシンフォニア」
 8) ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623-1680):『エルリチーノ』より
  「アダージョ〜アレグロ」,
 9) 『リンツ・オルガンタブラチュア』より「Es flog ein kleines Waldvogelein」,
 10) 『リンツ・オルガンタブラチュア』より「Mein Traurn ach Gott ist ohn Endt」,
 11) 作者不詳:『リンツ・オルガンタブラチュア』より「Puckelharing」,
 12) ハインリヒ・ビーバー(1644-1704):『6声のソナタ「教会へ行く農民」』,
 13) ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:『バレエ』(パストレッラ〜ガヴォット),
 14) 作者不詳:『Langaus』,
 15) ハインリヒ・ビーバー:『5声のセレナーダ』
トーマス・ヴィンマー(指揮&編曲)、
アクサントゥス・オーストリア(ピリオド楽器アンサンブル)

 1988年に結成され、オーストリアのバロック時代の秘曲の演奏を手掛けている「アクサントゥス・オーストリア」のドイツ・ハルモニア・ムンディへの3枚目のアルバムです。

 1600年代後半のウィーンのハプスブルク家は、レーオポルト1世(1640-1705)が50年近く、ハプスブルクの帝位についており、この時代がオーストリア・バロックの最盛期となったのです。
 レーオポルト1世が若い頃のウィーンはスペイン文化の色が濃く残こっていましたが、多くのイタリア宮廷歌手や演奏家が招かれ演奏されていました。
 特にオペラはイタリア人によって占拠されていましたが、バレエや行進曲などではドイツ人のヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーが活躍し、オーストリアの18世紀最大のバレエ作曲家として名を残しました。(その後は、フックスらに継がれていきます)
 そうした音楽は道化芝居家が即興的に編曲・演奏を行っていました。
 現代のトーマス・ヴィンマーが編曲し、「アクサントゥス・オーストリア」の小アンサンブルが、民族的なものも取り込んで小粋に演奏していきます。

 《録音》2015年8月, ウィーン、アルベルタス・マグヌス・カペレ(デジタル:セッション)
 


8869777652-2
\1900→\1790
ジュエルケース仕様再発売
リッカルド・ミナージ(バロックVn)
 フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ集

  ソナタ ニ短調/ソナタ第12番へ長調Op.1-12/
  ソナタ ニ短調/ソナタ イ長調Op.1-7/
  アカデミック・ソナタ ニ短調Op.2-12
リッカルド・ミナージ(バロックVn)
ルカ・ピアンカ(リュート)
マルコ・チェカート(バロックVc)
ジュリア・ヌティ(cemb)
マーガレット・ケル(バロック・ハープ)
オッタヴィアーノ・テネラーニ(cemb)

 2010年8月リリース『Veracini: Sonatas For Violin And Basso Continuo』(品番:8869770530-2)の通常盤収録曲は同じで、ジュエルケース仕様となります。


 あの「ビーバー:ロザリオのソナタ(Arts:477358)」の鮮烈な演奏で驚かせてくれたR・ミナージのヴェラチーニ。
 今年生誕320年を迎えたイタリア・バロック時代を代表する天才ヴァイオリニスト、フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニのソナタ集となります。

 ヴェラチーニは幼いころから伯父のアントニオ・ヴェラチーニからヴァイオリンの手ほどきを受け、カッチーニに対位法を学びました。
 彼のヴァイオリン演奏は見事なもので、タルティーニは彼のテクニックに唖然とし半狂乱となったそうです。
 1744年に作曲された「アカデミック・ソナタ集Op.2」は、彼の最高の作品といわれています。

 R・ミナージは1978年ローマに生まれ、バロック・ヴァイオリン専門演奏家として活躍。
 コンセール・デ・ナシオン、コンチェルト・イタリアーノ、アカデミア・ビザンチナ、アル・アイレ・エスパノール、アンサンブル・ゼフィロ、アンサンブル415、そしてイル・ジャルディーノ・アルモニコのヴァイオリニストを務めてきました。この演奏では曲によって通奏低音の形態を変えながら、バロックにして斬新で新しい音楽をあらゆる奏法を使用して探求していきます。

 最初のソナタは、ヴァイオリンとリュートの2人のみ。
 通常のチェロとチェンバロ形態。ハープを加えた大きな通奏低音群など。
 そして弦をはじくような奏法など斬新でありながら、それは単なる思い付きでなく、当時の奏法と曲の流れを研究した結果なのです。
 すでに、彼の演奏は「次世代のカルミニョーラである!」と高い評価を得ています。

 【録音】 2008年3月7〜12日 サンタ・マリア・イン・ポルティコ教会[デジタル:セッション]




先日ご紹介したばかりですが、再度!
リッカルド・まさひで・ミナージ

 リッカルド・ミナーシは1978年イタリア生まれ。イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務め、ビッツァーリエ・アルモニケやアカデミア・ビザンティーナやサヴァールのオーケストラでも活躍。
 最近ではムジカ・アンティクヮ・ローマやイル・ポモ・ドーロの指揮&リーダーを務めるだけでなく、様々な歌劇場でオペラの指揮もてがけています。

 ちなみにリッカルド・ミナーシは母親が静岡出身の日本人というハーフ。リッカルド・マサヒデ・ミナージとも呼ばれる。

 ミナージのARTSからのビーバーの「ロザリオ・ソナタ」は非常に男性的な演奏で、こういう演奏もあるのかとちょっと感心したのも事実である。
 ボヘミアから流れ流れてやってきたビーバーの演奏は案外こういう「流し」の荒っぽいものだったかもしれない・・・と。
 異端的演奏だが興味ある方はどうぞ。




こういう「ロザリオ」だってあるかもしれない
リッカルド・ミナーシ
ビーバー:ロザリオのソナタ

 リッカルド・ミナーシによる男性っぽく、ときに荒々しいほどのストレートな演奏。
 これまで女性しかこの曲の名演はないといっていたが、これを聴いていろいろなことを考えた。
 こういう「ロザリオ」だってあるかもしれないのだ。



ARTS
47735-8
(2SACD Hybrid)
\5600
ビーバー:ロザリオのソナタ(ソナタ第1〜15番、パッサカリア) リッカルド・ミナーシ(Vn)
ビッツァリエ・アルモニケ
録音:2005年9月、2006年1月、SACDハイブリッド(5.1サラウンド、SACDステレオ、通常CD)、125:00

















3/2(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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HMF

HMC 802236
(2SACD Hybrid
+Bonus DVD)
\5200→\4790
ヤーコプスがヨハネ受難曲を録音、
 DVDにはこだわりの録音風景を収録

  J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
ヴェルナー・ギュラー(福音史家/テノール)
ヨハネス・ヴァイサー(バリトン)
スンハエ・イム(ソプラノ)
ベンノ・シャフトナー.(アルト)
セバスティアン・コールヘップ(テノール)
ベルリン古楽アカデミー
RIAS室内合唱団
ベルリン大聖堂合唱団
ルネ・ヤーコプス(指揮)
 ヤーコプスがヨハネ受難曲を録音、1725年の第2稿もボーナスに含む豪華版、付属のDVDにはこだわりの録音風景を収録

 録音:2015年7月、テルデックス・スタジオ、ベルリン

 ヤーコプスは「マタイ受難曲」(HMC.802156) に引き続き「ヨハネ受難曲」を録音しました。満を持して登場した「マタイ受難曲」は、長年の経験と研究に裏打ちされた記念碑的録音であったので、今回の「ヨハネ受難曲」も大いに期待できる内容です。

 「ヨハネ受難曲」は、バッハの生前に計4 回演奏され、毎回新たな変更が加えられてきた作品です。
 バッハがその時の演奏で使える楽器や演奏家に影響され改訂された場合が多いですが、もっとも大幅に変更されたのが1725 年の第2 稿です。
 例えば、冒頭の合唱部分には、当時まだ作曲されていないマタイ受難曲第1 部の終曲を使用し、作品後半にも数曲異なるアリアを使用しています。
 ヤーコプスはこの第2 稿のみで追加、差し替えされた5 曲(第1 曲合唱「おお、人よ、汝の大いなる罪を悲しめ」に変更。第11 曲テノールのアリアを追加。第13 曲テノール・アリアを別の曲に。第19 曲テノール・アリアを別の曲に。第40 曲カンタータBWV23 終曲合唱「キリスト、汝 神の子羊」に変更。)をアルバムの最後に収めています。
 ヤーコプスは、この第2 稿について是非とも注目して聞いて欲しいと語っています。パッケージにボーナスとして収められている第2 稿を入れ込んで再構築させた録音をハイレゾダウンロード(harmoniamundi.com ウェブサイトを参照)で通して聞くことができます。

 またボーナスDVD には録音風景を収録したメイキング映像が収められています。「マタイ受難曲」同様に録音配置にもこだわっています。
 ヤーコプスは合唱団の歌詞を最大限に明瞭にするため、そしてオーケストラにも最大限クリアな響きを求めるために、いくつかのパートに分類することを要求しました。
 福音史家と通奏低音のパートは中央に、オーケストラは左に、右側には合唱、そこから各アリアを歌うソリストが現れ出るという、配置で録音されました。
 5.1サラウンドで再生すると異なる4 つのセクションが聞き手のまわりに配置されているように再生される臨場感溢れる録音となっています。









旧譜
ヤーコプス、「マタイ」!
HMC 802156
(2SACD HYBRID
+1DVD)
特別価格
\5200
ルネ・ヤーコプス、マタイ受難曲!
 J.S.バッハ:マタイ受難曲

   DVD(NTSC、リージョン・オール)付き!
ヴェルナー・ギューラ(福音書家/ T)
ヨハネス・ヴァイサー(キリスト/ Bs)
ソプラノ/イム・スンヘ[12,13,27a,48,49]
クリスティーナ・ローテルベルク[8,30]
アルト/ベルナルダ・フィンク[5,6,27a,38,39,59,60]
マリー=クロード・シャピュイ[51,52]
テノール/トピ・レーティプー[19,20]
ファビオ・トゥリュンピ[34,35]
バス=バリトン/コンスタンティン・ヴォルフ[56,57]
バス/アルットゥ・カタヤ[22,23,30,42]
ルネ・ヤーコプス(指揮)
RIAS 室内合唱団
Staats- und Domchor Berlin(ベルリン大聖堂合唱団)
ベルリン古楽アカデミー
 ヤーコプスのマタイ、満を持してついに登場!合唱の配置方法など注目点満載の注目盤!

 録音:2012 年9 月/テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ヤーコプスが遂にマタイ受難曲を録音しました!幼い頃、ボーイ・ソプラノとして演奏に参加したことをはじめ、ヘレヴェッヘ(1984)、そしてレオンハルト(1990) のレコーディングにもアルトとして参加、そして何度もこの作品を指揮してきたヤーコプス。まさに、満を持して世に送り出す、記念碑的録音といえるでしょう。
 「マタイ受難曲」は、2 つの合唱と管弦楽のグループを持つ大規模な作品。この初演はトーマス教会で行われましたが、教会の構造や記録等を見ても、その時は、ひとつのグループは正面の祭壇のところに、そしてもう片方のグループは、礼拝参列者の後ろの、バルコニーのようなところで演奏されたと考えられます(しかもそれぞれの位置は24 メートルほども離れていました)。ヤーコプスは、このレコーディングに際し、合唱を、ソリストも含む24 人のPrincipal 合唱団と12 人のRemote 合唱団に分け、配置をこれまでのように左右に置くのではなく、前後に配置しています。このことにより、音楽面、音響(録音)面の両方で、素晴しい効果を生んでいます。Principal 合唱にはエヴァンゲリストやイエス役のソリストも含まれ、受難の物語にダイレクトに関わり、生々しい描写をしていきます。Remote の方は、たとえば冒頭の合唱曲では「いずこへ?」などのパートを担当、さまよえるような雰囲気を醸成しています。管弦楽も同様の割合で分け、これまでにない音世界。ただ、これは当時の演奏を再現しようとするためのものではなく、あくまでもバッハのアイディアを具現化させようという検討と試行錯誤の結果です。
 冒頭合唱が入るまでのオーケストラの前奏から、通奏低音が刻むひたひたとしたリズムに、管・弦楽器が美しく絡む極美の世界。合唱も非常に柔らか。それぞれのアリアも、歌手が歌う言葉ひとつひとつはもちろん、器楽パートにもすみずみまで血が流れているのを感じます。通奏低音も、アルパーマンのオルガン、野入志津子のリュートなど、場面場面に非常に寄り添った音楽。ギューラのエヴァンゲリストも、出過ぎることはありませんが、物語の起伏に寄り添った語り部ぶりで見事。SACD HYBRID でオーディオ的にも魅力なのも注目です!

 DVDは、トータル46分、録音風景や、ヤーコプスらへのマタイ受難曲についてのインタビュー(日本語字幕はありません)など、情報満載。
 今回のレコーディングは、演奏陣の配置も注目点なだけに、録音風景を映像で確認できるのはうれしいところです。








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NAXOS



8.573124
\1100
大好評、スラットキン&リヨン管のラヴェル!
 今回は「展覧会の絵」も!
  ラヴェル:管弦楽作品集 第3集

 1.シャブリエ(1841-1894):10の絵画風小品より
  「華やかなメヌエット」(ラヴェルによる管弦楽編)(1880-81/1919)/
 2.ドビュッシー(1862-1918):
  サラバンド(ラヴェルによる管弦楽編)(1891/1923)/
 3.ドビュッシー:舞曲(ラヴェルによる管弦楽編)(1901/1923)/
 4-7.シューマン(1810-1856):謝肉祭 Op.9より(ラヴェルによる管弦楽編)
  <第1番:プロムナード/第16番:ドイツ風ワルツ/
   第17番:間奏曲-パガニーニ/
   第21番:ペリシテ人と戦うダーヴィト同盟の行進>/
 8-22.ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
  (ラヴェル/スラットキンによる管弦楽編)(1874/1922/2007)
  <第1プロムナード/小人(グノーム)/
   第2プロムナード/古城/第3プロムナード/
   テュイルリーの庭-遊びの後の子供たちの口げんか/
   ビドロ(牛車)/第4プロムナード/卵の殻をつけた雛の踊り/
   サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/
   第5プロムナード/リモージュの市場/
   カタコンベ‐ローマ時代の墓/
   死せる言葉による死者への呼びかけ/
   鶏の足の上に建つ小屋‐バーバ・ヤガー‐キエフの大門>
    ※トラック15のみスラットキン編曲
フランス国立リヨン管弦楽団/
レナード・スラットキン(指揮)
録音 2013年10月22-26日…1, 2012年11月26-29日…8-22 フランス リヨン,オーディトリウム, 2013年9月18-20日…2-7 リヨン国立音楽院

 大好評、スラットキン&リヨン管のラヴェル(1875-1937)作品集の第3集です。今回のメインは「展覧会の絵」ですが、他にも珍しい作品が含まれています。
 「展覧会の絵」は、20世紀の作曲家たちによるレアな編曲を集めたコンピレーション盤(8.570716)の他に、ラヴェル版はセントルイス交響楽団との録音が存在するなど、スラットキンの得意中の得意の曲。
 今回はリヨン管のスペックを極限まで生かした、オシャレで色彩豊か、溌剌とした世界が描かれています(ラヴェルが削除した5番目の「プロムナード」はスラットキンの編曲したものが置かれています)。
 またシャブリエの「華やかなメヌエット」とシューマンの「謝肉祭」からの編曲は、ディアギレフの依頼によるものですが、これらは現在ほとんど聴く機会がありません。
 しかしこのアレンジは目を見張るほどに素晴らしく、まさに音符が目の前で乱舞するかのようです。
 ドビュッシーの作品は、作曲家の死後、新しく設立された出版社ジャン・ジョベールから依頼され編曲されたもので、こちらも生き生きとした極彩色の響きが与えられています。

  【既発売】第1集…8.572887 第2集…8.572888 歌劇「子供と魔法」…8.660336 歌劇「スペインの時」…8.660337
 

8.573458
\1100
リスト:ピアノ曲全集 第41集 パガニーニ練習曲集
 1-6.パガニーニによる大練習曲 S141/R3b
  <第1番:ト短調/第2番:変ホ長調/第3番:嬰ト短調「ラ・カンパネラ」/
   第4番:ホ長調/第5番:ホ長調「狩り」/
   第6番:イ短調「主題と変奏」>/
 7-15.パガニーニによる超絶技巧練習曲集 S140/R3a
  <第1番:ト短調/
   第1番:ト短調(シューマンのパガニーニ練習曲 Op.10-2の異稿版として)/
   第2番:変ホ長調/第3番:変イ短調「ラ・カンパネラ」/
   第4番:ホ長調(第1稿)/第4番:ホ長調(第2稿)/
   第5番:ホ長調「狩り」/第5番:ホ長調「狩り」(異稿版)/
   第6番:イ短調「主題と変奏」>/
 16.ヴェニスの謝肉祭 S700a/R655
ゴラン・フィリペツ(ピアノ)
録音 2015年5月14日,6月19日 イタリア サシェ,ファツィオーリ・コンサート・ホール
 NAXOSがリスト(1811-1886)のピアノ曲全集に挑むことになった時、多くのリスト・マニアたちは「あのパガニーニ練習曲はどうするんだ!」とつぶやいたに違いありません。
 何しろ通常耳にする「大練習曲」はともかく、難しすぎることで知られる初版の方・・・これを完璧に弾ける人がいるんだろうか。と杞憂したのです。しかし安心してください!ついに問題の「超絶技巧練習曲」の方もお届けいたします。
 これまでにこれを完全に録音しているピアニストはこのフィリペツを含めても5人もいないはず。有名な「ラ・カンパネラ」の初稿ヴァージョンも(パガニーニのヴァイオリン協奏曲のメロディが混じる)、あの第4番の「第2稿」ももちろん入ってます(この曲に至っては、完璧な演奏を聴きたかったら「打ち込み」に頼るしかなかった)。
 とにかくこの偉業を聴いてみてください。すごいぞ、フィリペツ!まさに疾風怒涛の70分。新たな伝説が始まります。
 


8.573466
\1100
ショスタコーヴィチ:3つの室内交響曲集
 1-4.室内交響曲 ハ長調 Op.49a
  (R.バルシャイによる弦楽四重奏曲第1番の編曲)(1938/1995)
   <Moderato/Moderato/Allegro molto/Allegro>/
 5-9.室内交響曲 Op.110a
  (R.バルシャイによる弦楽四重奏曲第8番の編曲)(1960)
   <Largo/Allegro molto/Allegretto/Largo/Largo>/
 10-13.室内交響曲 Op.83a
  (R.バルシャイによる弦楽四重奏曲第4番の編曲)(1949/1990)
  <Allegretto/Andantino/Allegretto/Allegretto>
キエフ・ソロイスツ/
ドミートリー・ヤブロンスキー(指揮)
 録音 2014年10月19.20日 キエフ ウクライナ国立放送 コンサート・ホール
 日本にも所縁の深い名指揮者ルドルフ・バルシャイ(1924-2010)は、モスクワ音楽院の学生時代にはショスタコーヴィチ(1906-1975)に師事していたことがあります。彼は優れたヴィオラ奏者であり、また作曲家としても知られ、彼が編曲したマーラーの交響曲第10番などは、その変幻自在な響きがとりわけ愛されています。
 そんなバルシャイ、やはり師であったショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲にも見事な編曲を施しています。前述の通り、彼はもともとヴィオラ奏者であり、1948年から1953年までボロディン弦楽四重奏団の一員として活躍、その後は1955年に設立したモスクワ室内管弦楽団の指揮者として数多くの作品の初演をしています。
 このショスタコーヴィチの一連の作品も、そんな中の一つであり、1960年の室内交響曲(第8番の編曲)をはじめとして、どれもが拡大されながらも緊張感を失うことのない見事な作品として生まれ変っています。
 今回、これらを演奏するのはキエフ・ソロイスツとヤブロンスキーの組み合わせ。色々と聴き所の多いアルバムとなっています。
 

8.570619
\1100
ウェン・デクィン:上海前奏曲 他
 1.チェロと管弦楽のための協奏曲「上海前奏曲」(2015)/
 2.管弦楽のための「牡丹亭幻想曲」(2013)/
 3.管弦楽のための「ばらの変奏曲」(2000)/
 4.ノスタルジア(2014):管弦楽版/
 5.愛の歌と川の歌(2010):管弦楽版
  ※世界初録音
ブルーノ・ヴァインマイスター(チェロ)…1/
ウィーン放送交響楽団/
ゴットフリード・ラブル(指揮)
 録音 2015年3月11.13.16日 オーストリア ウィーン,ORF放送クルターハウス
 長き伝統を誇る中国。ここに生まれる音楽は実に鮮やかで、また哲学的な深みを持っています。この1958年生まれ、中国=スイスの作曲家ウェンもそんな作品を書く作曲家の一人です。すでに中国とヨーロッパの批評家たちから大絶賛されている彼の作品は、どれも華やかで力強く、輝くような風合いを持っています。
 このアルバムに収録された5つの曲はそれぞれに特徴的な作風を有しており、東洋と西洋の文化の融合を諮った「上海前奏曲」、16世紀の作品をモティーフにした「牡丹亭幻想曲」、作曲者自身の苦難と悲しみから生まれたという「ばらの変奏曲」、フランス民謡を主題とした「ノスタルジア」、もともとはピアノ小品であったものを管弦楽版にした「愛の歌と川の歌」と、ため息がでるほどのゴージャスで磨きぬかれた響きが耳に残るものです。ウィーン放送交響楽団による濃密な演奏でお楽しみください。
 


8.573263
\1100

グラナドス没後100年
 バルセロナ交響楽団&カタルーニャ管弦楽団

グラナドス:管弦楽作品集 第1集

 1.敗者の行進曲(1899)/
 2-6.劇音楽「トリホス」(1894)
  <情景1:前奏曲とコーラス/
   情景2:序奏とコーラス/情景3:行進曲/
   情景4:モルト・アレグロ/フィナーレ>/
 7-10.ガリシア民謡による組曲(1899)
  <第1曲:朝の歌/第2曲:アレグロ・モデラート/
   第3曲:郷愁/第4曲:フィナーレ:祝祭>
    ※世界初録音
コル・マドリガル(ミレイア・バッレナ…合唱指揮)…2.3.5/
バルセロナ交響楽団&
カタルーニャ管弦楽団/
パブロ・ゴンザレス(指揮)
 録音 2013年7月9.12日 スペイン バルセロナ,アウディトリ・ホール

 2016年はグラナドス(1867-1916)の没後100年にあたります。NAXOSの今回の新シリーズはグラナドスの「管弦楽作品」に光を当てるものとなります。
 当時、最高のピアニストとして活躍したグラナドスの作品は、やはりピアノ曲が多く、ショパン、リスト、ラフマニノフのような雰囲気を持つロマンティックな作品は現在でも愛されています。
 一方、彼の管弦楽作品や舞台作品は、それらのピアノ曲に比べると人気も知名度も低く(三省堂の音楽辞典でも管弦楽作品は掲載されていません!)まるで「管弦楽作品は書いていない」かのような扱いを受けているのは残念でなりません。
 例えばこのアルバムの冒頭に収録された「敗者の行進曲」はスペインの聖週間のために書かれた曲ですが、暗く謎めいた行進曲に、思わず痛みを感じるほどの描写力。まるで西部劇の音楽のようなメリハリのある作品です。
 民俗的な香りを楽しみたい方は、「ガリシア民謡による組曲」をぜひ。野心的でぐいぐい来るこの音楽は、多くの人が抱いているグラナドスのイメージを大きく変えてしまうことでしょう。




<メジャー・レーベル>

ARCHIV



4795555
(50CD)
\18000→\16990
《アルヒーフ・プロダクション Vol.2〜名ステレオ録音集》
【CD1】
 J.S.バッハ:
  カンタータ第51番「もろびとよ歓呼して神を迎えよ」BWV.51,
  カンタータ第202番「しりぞけ、もの悲しき影」BWV.202,
  マニフィカトニ長調BWV.243〜
   カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団[録音:1959, 1961年]/
【CD2】
 ピエール・ヴァション(1731-1803):弦楽四重奏曲Op.11-1&5*,
 ニコラス・マリー・ダレーラク(1753-1809):弦楽四重奏曲Op.7-3 & Op.1-5〜
  レーヴェングート弦楽四重奏団[録音:1959年]/
【CD3】
 J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニアBWV.772-801(全曲)*〜
  ラルフ・カークパトリック(クラヴィコード)[録音:1960年]/
【CD4-5】
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV.1007-1012(全曲)〜ピエール・フルニエ(チェロ)[録音:1960年]/
【CD6-7】
 J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232(全曲)〜
  カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団[録音:1961年]/
【CD8】
 ヘンデル:
  王宮の花火の音楽*〜
   アウグスト・ヴェンツィンガー(指揮)アルヒーフ管楽アンサンブル[録音:1962年],
  二重合奏体のための協奏曲第2&3番〜
   アウグスト・ヴェンツィンガー(指揮)バーゼル・スコラ・カントゥールム[録音:1962年]/
【CD9】
 レオポルト・モーツァルト:トランペット協奏曲ニ長調,
 ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲ニ長調,
 ヨハン・クリスティアン・バッハ:ファゴット協奏曲変ロ長調,
 テレマン:トランペット協奏曲ニ長調〜
   アドルフ・シェルバウム(トランペット)フリッツ・ヘンカー(ファゴット)
   カール・リステンパルト(指揮)ザール放送室内管弦楽団[録音:1962年],
 テレマン:
  3つのオーボエ、3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲変ロ長調,
  フルートとリコーダーのための協奏曲ホ短調〜
   エミール・ザイラー室内合奏団[録音:1958年]/
【CD10】
 ラモー:歌劇「ピグマリオン」*「優雅なインドの国々」より抜粋〜
  マルセル・クーロー(指揮)コンセール・ラムルー室内管弦楽団[録音:1962年]/
【CD11】《マクシミリアン1世の音楽》
 ハインリヒ・イザーク:
  帝国の貴族たち, ファ旋法による「カルメン」, ミ旋法による「幸運の女神」,
  森の中へ, ムーア人の女, インスブルックよ、さようなら, いくさの調べ,
  私は愛をかちえた, 聖霊のみめぐみ, 他,
 アントワーヌ・ブリュメル:タンデルナック, ノーエ、ノーエ,
 作曲者不詳:小やぶのかげで,
 ジョスカン・デ・プレ:どうしたら喜びを手に入れられるだろう,
 ピエール・ド・ラ・リュー:ただするものでなければ,
 ルートヴィヒ・ゼンフル:
  ラ旋法による「カルメン」, レ旋法による「カルメン」,
  生まれ、苦しみ、死んで,
 コンスタンツォ・フェスタ:だれが私たちの目に涙の泉を,
 パウル・ホーフハイマー:タンデルナック,
 作曲者不詳:ナーヴ・ポーン,
 ヤコブ・オブレヒト:うまくゆかない,
 作曲者不詳:カルメン・ヘルクレス, かく私は失った〜
  ニコラウス・アーノンクール(指揮)
  ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス, ウィーン少年合唱団, ウィーン合唱団[録音:1963年]/
【CD12-15】
 テレマン:忠実な音楽の師(全曲)〜
  ヨーゼフ・ウルザーマー(指揮)ウルザーマー・コレギウム[録音:1966年]/
【CD16】
 ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調,
 ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲ニ長調,
 フランツ・クサーヴァー・リヒター:トランペット協奏曲ニ長調〜
  モーリス・アンドレ(トランペット)
  ハンス・シュタットルマイア(指揮)ミュンヘン室内管弦楽団[録音:1966年],
 モルター:クラリネット協奏曲ト長調〜
  ヨスト・ミヒャエルス(クラリネット)
  ハンス・シュタットルマイア(指揮)ミュンヘン室内管弦楽団[録音:1959年]/
【CD17】
 歌劇「ディドとエネアス」(全曲)〜
  チャールズ・マッケラス(指揮)北ドイツ放送室内管弦楽団/
【CD18】
 グレゴリオ聖歌:「モサラベの聖歌」「中世のスペインの聖歌」〜
  ドム・イスマエル・フェルナンデス・デ・ラ・クエスタ神父(指揮)
  サント・ドミンゴ・デ・シロス修道院聖歌隊[録音:1968年]/
【CD19】
 17&18世紀イタリア・オルガン作品集*
  (フレスコバルディ:「トッカータ第2巻」より,
    パスクィーニ:第8旋法によるトッカータ, ソナタ ホ短調「エレヴァツィオーネ」,
 ツィポーリ:カンツォーナ ト短調,
 カジーニ:オルガンのためのペンシエーロ2 ニ長調,
 ベンチーニ:フーガ ト長調, ソナタ ヘ短調,
 ポルポラ:フーガ 変ホ長調)〜フェルナンド・ジェルマーニ(オルガン)[録音:1969年]/
【CD20】
 16世紀オルガン作品集*(カルロス・セイシャス:Ardebat Vincentius, 主の平和,
 アントニオ・テイシェイラ:Gaudete astr,
 アントニオ・デ・アルメイダ:O quam suavis, Beatus vir)〜
  ミシェル・コルボ(指揮)グルベンキアン室内管弦楽団&合唱団[録音:1970年],
 アントニオ・カレイラ:オルガン作品集〜モンセラト・トゥレン(オルガン)[録音:1970年]/
【CD21】
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集BWV.1041-1043,
 ヴィヴァルディ:ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲ニ短調〜
  エドゥアルト・メルクス(ヴァイオリン, ヴィオラ・ダモーレ&指揮)
  コンラート・ラゴスニック(リュート)カペラ・アカデミカ・ウィーン[録音:1971, 1977年]/
【CD22-23】
 シュッツ:ダヴィデ詩篇集SWV 22-47〜
  ハンス=マルティン・シュナイト(指揮)レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊、
  古い音楽のためのハンブルグ管楽アンサンブル[録音:1971年]/
【CD24】
 バリ島のガムラン音楽〜セバツ・クビヤール・ゴング楽団[録音:1972年]/
【CD25】
 ポンマー:ワルツ ホ長調,
 ベートーヴェン:メートリンク舞曲集WoO.17より第1-8番,
 モシェレス:トリオとコーダを含むドイツ舞曲,
 シューベルト:5つのメヌエットとトリオD.89, 4つのユーモラスなレントラーD.354,
 作者不詳:リンツの舞曲とウィーンのポルカ,
 ランナー:ハンガリー風ギャロップ〜
  エドゥアルト・メルクス(ヴァイオリン&指揮)エドゥアルト・メルクス・アンサンブル[録音:1974年]/
【CD26】
 ダウランド:
  デンマーク王のガリヤード, 古き涙のパヴァーヌ, ファンタジア,
  ハンソン卿夫人のパフ, 憂愁のガリヤード, ウィンター夫人のジャンプ,
  つねに悲しむダウランド, エセックス伯のガリヤード, 失われた望みのファンタジー,
 バチェラー:ムッシュー・アルメイン,
 バルマン:パヴァーヌ,
 カッティング:アルメイン,
 グリーンスリーヴズ, ウォーシンガム, リスのトイ,
 作者不詳:サー・ジョン・スミスのアルメイン,
 モーリー:パヴァーヌ,
 ロバート・ジョンソン:パヴァーヌ,
 ホルボーン:ガリヤード〜コンラート・ラゴスニック(リュート)[録音:1973年]/
【CD27-28】
 モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」(全曲)〜
  ユルゲン・ユルゲンス(指揮)カメラータ・アカデミカ・ハンブルク[録音:1974年]/
【CD29-31】
 ケルビーニ:弦楽四重奏曲第1-5番, 弦楽四重奏曲イ短調〜メロス弦楽四重奏団[録音:1974〜1975年]/
【CD32】
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタD.821*, 「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲D.802*〜
  クラウス・シュトルク(アルペジョーネ)ハンス=マルティン・リンデ(フラウト・トラヴェルソ)
  アルフォンス・コンタルスキー(フォルテピアノ)[録音:1974年]/
【CD33-34】《ゴシック期の音楽》
 レオニヌス:
  2声のオルガヌム「地上のすべての国々は」, 同「アレルヤ、われら過越の羊」,
  同「乙女マリア、喜び給え」, 同「この所を」,
 ペロティヌス:4声のオルガヌム「地上のすべての国々は」, 同「かしらたちは集まりて」,
 作者不詳:
  モテトゥス「アレルヤもてほめ歌え」, 同「いま愛は嘆く」,
  同「誰かが私を見てるかどうか」, 同「苦難の海で」,
  同「おまえさん達、口を開けば」, 同「五月、バラの花が咲きほこり」,
  同「支配者なる主よ」, 同「五月には、つぐみが歌い」,
  同「おお、限りなくやさしき乙女マリアよ」, 同「ホケトゥス1〜7」,
 クルーチェ:ある人たちは習慣的に歌を創るが,
 ド・ラ・アル:私の感じる甘き苦悩は, 旦那の前で奥方様に,
 作者不詳:
  フォーヴェルの家の子郎党は, モテトゥス「曇りなきグラスに」,
  同「キリストの家を思う熱心が」, 同「あたかも奉仕が」,
 ヴィトリ:恥知らずにも歩きまわった, ネブカデネザルの像のもと,
 クリュニー:パンテオンは打ち壊され,
 作者不詳:カタカタコットンある朝ロバンは,
 ビジュー:髪もてるイダ, ラケル子らを嘆く,
 作者不詳:丘の楡の木のそばを, おおフィリップ, フェーブスは地から昇り,
 マショー:
  ああ、この苦しみ!どうして忘れられよう, 運命女神の約束に,
  ダヴィデのホケトゥス, 光にして日なるキリストよ,
 作者不詳:巧妙な術策で世を渡る者の, 荒地の深い森へ,
 ロワイヤール:シャルル王、ジャンの息子〜
  デイヴィッド・マンロウ(指揮)ロンドン古楽コンソート[録音:1975年]/
【CD35】
 ジョスカン・デュ・プレ:ミサ「種々の音階上の武人」, モテット「輝くオリュンポスの山より」,
 ゴンベール:ジョスカン追悼の6声のモテット「ジュピターの娘、ムーサたちよ」,
 フィンデルス:ジョスカン追悼のための「おお、まぬがれ得ぬ死よ」〜
  ブルーノ・ターナー(指揮)プロ・カンツォーネ・アンティクァ[録音:1976年]/
【CD36】
 リューベック:プレリュードとフーガ ホ長調,
 ブクステフーデ:
  パッサカリア ニ短調BuxWV161, プレリュードとフーガ ト短調BuxWV149,
  プレリュードとフーガ ホ短調BuxWV142, シャイト:なにゆえに憂いたるや、わが心よ,
 ブクステフーデ:
  プレリュードとフーガ ニ短調BuxWB140, シャコンヌ ホ短調BuxWV160,
  プレリュードとフーガ ヘ長調BuxWV145〜
   ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)[録音:1977年]/
【CD37】
 ブルーンス:プレリュードとフーガ ホ短調,
 シャイト:コラール変奏曲「われらの主、イエス・キリスト」,
 ブクステフーデ:プレリュードとフーガ 嬰ヘ短調BuxWV146,
 スヴェーリンク:半音階的幻想曲,
 ブルーンス:プレリュードとフーガ ホ短調,
 ブクステフーデ:プレリュードとフーガ ニ長調BuxWV139,
 トゥンダー:コラール前奏曲「来ませ聖霊、主なる神よ」,
 リューベック:プレリュードとフーガ ニ短調,
 ベーム:プレリュードとフーガ ハ長調〜ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)[録音:1977年]/
【CD38】
 ブルーンス:プレリュードとフーガ ト長調,
 ブクステフーデ:シャコンヌ:ハ短調BuxWB150,
 リューベック:プレリュードとフーガ ト短調,
 ブクステフーデ:
  プレリュード、フーガとシャコンヌ ハ長調BuxWV137,
  プレリュードとフーガ ホ長調BuxWV141,
 パッヘルベル:
  コラール前奏曲「おお、神の子羊、罪なくして」, シャコンヌ ヘ短調〜
   ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)[録音:1977年]/
【CD39】
 *ウェーバー:
  5つの歌Op.13, わたしは寂しいだけでなく, 3つの歌曲Op.29,
  昔ひとりの王が捕らわれていたJ.195, 小さいバラOp.15-5,
  小さなフリッツが友だちに向かってOp.15-3,
  何がお前の魔法の輪へと引き寄せるのかOp.15-4,
  小川、こだまとクスOp.71-2, 灼熱の愛Op.25-1,
  山を越えて猛然とOp.25-2, 休ませておくれ、愛しいひとよ静かにOp.25-3,
  乞食の歌Op.25-4, 芸術家の別れOp.71-6〜
   ペーター・シュライアー(テノール)コンラート・ラゴスニック(ギター)[録音:1977年]/
【CD40】
 *ハイドン:バリトン三重奏曲集 Hob.XI:61, 52, 101, 96, 44〜
  ミュンヘン・バリトン・トリオ[録音:1978年]/
【CD41-42】
 ヘンデル:歌劇「アシスとガラテア」(全曲)
  ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)イングリッシュ・バロック・ソロイスツ[録音:1978年]/
【CD43】
 フローベルガー:組曲集第1-6番〜ケネス・ギルバート(チェンバロ)[録音:1978年]/
【CD44】
 J.S.バッハ:管弦楽組曲第1-4番BWV.1066-1069〜
  トレヴァー・ピノック(指揮)イングリッシュ・コンサート[録音:1978年]/
【CD45】
 J.S.バッハ:
  音楽の捧げものBWV.1079、3和音によるカノン(8声)BWV.1072,
  4声の無限カノンBWV.1073, 4声のカノンBWV.1074,
  2声の無限カノンBWV.1075, 6声の三重カノンBWV.1076,
  主題上二重カノン(4声) BWV.1077,
  不協和の協和のカノン(反行カノン:2声)BWV.1086,
  ファ・ミに基づく7声のカノンBWV.1078,
  ゴルトベルク変奏曲の主題に基づく14のカノンBWV.1087〜
   ムジカ・アンティクヮ・ケルン[録音:1979, 1984年]/
【CD46-47】
 パーセル:
  礼拝のための音楽Z.230-231, テ・デウムとユビラーテ ニ長調Z.232,
  おお神よ、汝はわれらを見捨てたもうZ.36, おお主よ、万軍の神よZ.37,
  主よ、我らの躓きを思い出さないでくださいZ.50,
  主よ、おんみはいつまで怒りたもうやZ.25, 主よ、あなたは私の神Z.35,
  女から生まれた者はZ.27, われらの心の秘密を知りたもう主よZ.58c,
  主よ、わが敵の何と多きことかZ.135, 心に湧き出る美しい言葉Z.30,
  栄光の王なる神よZ.34, わが愛する者語りてZ.28,
  彼らは舟で海に出ていくZ.57, 主をほめたたえよ、おおイェルサレムZ.46 〜
   サイモン・プレストン(指揮)
   オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊, イングリッシュ・コンサート[録音:1980年]/
【CD48】
 ヴァッセナール:協奏曲第1-6番〜トマス・フューリ(指揮)カメラータ・ベルン[録音:1980年]/
【CD49】
 マルチェッロ:オーボエ協奏曲集「ラ・チェトラ」第1-6番〜
  ハインツ・ホリガー(オーボエ)ルイーズ・ペレリン(オーボエ)
  トマス・フューリ(指揮)カメラータ・ベルン[録音:1981年]/
【CD50】
 *パドヴァーノ:8声の戦いのアリア, ウスペル:8声の歌と器楽の戦い,
 キレーゼ:8声のエコーによるカンツォン,
 G・ガブリエリ:12声のエコーによるカンツォン,
 フォンティ:エリンナの涙,
 ストロッツィ:悲歌「無慈悲なローヌ川で」,
 作者不詳:パヴァーヌ「エル・ビソン」,
 ペーリ:イオレの嘆き〜
  ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXX,
  モンセラート・フィーゲラス(ソプラノ) トン・コープマン(チェンバロ)[録音:1981年]
 アルヒーフのアーカイヴから1959年から1981年までのステレオ録音を収録したボックス第2巻
 「アルヒーフ」レーベルは、ドイツ・グラモフォンの社内に置かれた音楽史研究部門として1947年に立ち上げられました。
 ヴァルヒャ、リステンパルト、レーマンらによるバッハ作品より開始され、その後オリジナル楽器復興として重要なヴェンツィンガー&バーゼル・スコラ・カントールムによる演奏や、決定的な名盤となったリヒターの『マタイ受難曲』などを録音。1980年頃からはピノック、ガーディナーやゲーベルらと契約を結び、オリジナル楽器ブームとともに古楽復興の重要なレーベルとなっていきました。
 その後もミンコフスキやマクリーシュらとも録音を続け、話題盤を次々と輩出しています。2013年に発売された第1弾ボックスに続く今作は、1959〜1981年に録音された名盤を収録。リヒター、ヴァルヒャ、フルニエといった名手の名盤だけでなく、初CD化の音源が多数収録されています。
 現在入手不可能な録音も数多く収録されている事も、ファンにはうれしいところです。各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケット仕様となっております。

 梱包箱外寸サイズ:14cm/14cm/14cm(本体サイズ: 13cm/13cm/13cm)
 重量:1.4kg



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SONY



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\2500→\2290
第2弾登場!
 トゥガン・ソヒエフ&ベルリン・ドイツ響

  プロコフィエフ(1891-1953):
   1.交響曲第5番変ロ長調作品100
   2.スキタイ組曲(アラとロリー)作品20《演奏》
トゥガン・ソヒエフ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団

 現在ベルリン・ドイツ響およびトゥールーズ・キャピトル国立管音楽監督、またボリショイ劇場音楽監督として、同世代の指揮者の中で最も熱い注目を浴びているトゥガン・ソヒエフのソニー・クラシカルへのレコーディング・プロジェクト第2弾です。

 2015年度第53回「レコード・アカデミー賞」(声楽部門)を受賞した「イワン雷帝」に続くベルリン・ドイツ響とのプロコフィエフ作品シリーズ第2弾となります。
 1977年、北オセチアのウラジカフカスに生まれたソヒエフは、現在、フランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団音楽監督(2008年〜)、ベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者(2012年〜)、モスクワ・ボリショイ歌劇場音楽監督(2014年〜)のポストを兼任し、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、N響など世界中の一流オーケストラに客演を続け、現代の若手指揮者の中でも屈指の存在。ムーシン、テミルカーノフらに師事し、マリインスキー劇場をはじめ世界各地のオペラハウスでも数多く指揮しています。

 2015〜16年は、トゥールーズ・キャピトル国内管およびベルリン・ドイツ響との2度のツアーで、前者とはロシア系、後者とはドイツ系という異なるレパートリーを披露し、さらに2016年1月にはN響に客演して、「白鳥の湖」と幻想交響曲を中心とする2プログラムを指揮。2016年10月にはN響への再客演が予定されています。

 ソヒエフとベルリン・ドイツ響はこれまでさまざまなレパートリーを取り上げていますが、ロシア音楽のレパートリーは、マーラーの交響曲やベルリオーズの合唱付きの声楽曲などと定期的に取り上げられ、特にプロコフィエフは、ソヒエフ就任の最初のシーズンのハイライトとなった「イワン雷帝」をはじめ、必ず毎シーズン取り上げられるなど重要な柱の一つと位置付けられている感があります。
 2年目のシーズンでは、2013年10月にスキタイ組曲とピアノ協奏曲第1番(ベレゾフスキー)、2014年4月に交響曲第5番が取り上げられ、3年目には交響曲第7番(2014年11月)、そして現シーズンでは古典交響曲(2016年3月)、「キージェ中尉」組曲(2016年5月)が予定されています。

 またプロコフィエフの交響曲第5番は、ソヒエフが2013年11月にN響に客演した時にも取り上げているお得意のレパートリーでもあります。
 1944年に作曲された交響曲第5番は、1941年のヒトラーによるドイツ軍のソ連進行を目の当たりにして祖国愛に目覚めたプロコフィエフが、作曲家として貢献するために生まれた作品。作曲者自身は「戦争が始まって、誰もが祖国のために全力を尽くして戦っているとき、自分も何か偉大な仕事に取り組まなければならないと感じた」「この交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている」と語っており、また作品100というモニュメンタルな番号を反映してか、プロコフィエフの交響曲の中では最も長い作品となっています。

 一方、交響曲第5番より30年近く前の1916年に作曲されたスキタイ組曲(アラとロリー)作品20は、もともとディアギレフのロシア・バレエ団のための、スキタイ人を題材としたバレエ音楽《アラとロリー》として計画されました。
 スケッチを見たディアギレフは、「春の祭典」の二番煎じだと断じて関心を示さず、演奏会用の管弦楽組曲《スキタイ組曲》に書き直されたという経緯を持っています。
 「春の祭典」を思わせるバーバリックな破壊力に満ちたパワフルな作品は、若き日のプロコフィエフの覇気を強く感じさせるものです。

《録音》2013年10月5日&6日(2)、2014年4月19日&21日(1)、ベルリン、フィルハーモニー・グロッサー・ザールでのライヴ・レコーディング(デジタル:ライヴ)



2015年度第53回「レコード・アカデミー賞」(声楽部門)を受賞した
「イワン雷帝」

8884302894-2
\2500→\2290
トゥガン・ソヒエフ/プロコフィエフ:『イワン雷帝』
 プロコフィエフ:『イワン雷帝』Op. 116
  (A・スタセーヴィチによるオラトリオ版)
トゥガン・ソヒエフ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団,
ベルリン放送合唱団,
ベルリン大聖堂合唱団,
オリガ・ボロディナ(Ms),
イルダール・アブドラザコフ(Bs)
 
 2016年のプロコフィエフ生誕125周年を目指してベルリン・ドイツ響と開始するプロコフィエフの交響曲全集録音の先駆けとなる「イワン雷帝」が登場します。
 1977年、北オセチアのウラジカフカスに生まれたソヒエフは、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、N響など世界中の一流オーケストラに客演を続け、現代の若手指揮者の中でも屈指の存在。
 テミルカーノフらに師事し、マリインスキー劇場をはじめ世界各地のオペラハウスでも数多く指揮しています。2013年11月のN響への客演でのロシア・プロも絶賛されたばかりです。トゥールーズ・キャピトル国立管とのロシア物の録音はナイーヴ・レーベルから発売されていますが、ベルリン・ドイツ響との録音はこれが初めてとなります。
 「イワン雷帝」は、ソ連の映画監督セルゲイ・エイゼンシュテイン制作の同名の大作映画のために作曲されましたが、映画自体はスターリンを暗に批判していたため上映禁止となり、結局は完成されませんでした。作曲家の死後、映画のサントラを指揮したアブラム・スタセーヴィチによって、プロコフィエフが作曲した音楽からオラトリオとして編纂され1968年に初演されました。その後クリストファー・パーマーやマイケル・ランカスターらによる再構成版が制作されていますが、ここで演奏されているのはスタセーヴィチによるオラトリオ版です。
 ソヒエフのベルリン・ドイツ響音楽監督就任シーズンの大きなハイライトともなった公演でのライヴ・レコーディングで、血わき肉躍る迫力に満ちた演奏は作品の魅力を見事に引き出しています。
 ボロディナ、アブドラザコフという強力な独唱者、美しくかつ躍動感に満ちた合唱パートを担うベルリン放送合唱団ほかの見事な歌唱も聴きものです。

【録音】2013年1月, ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:ライヴ)

 

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\2500
ヨーヨー・マの「シルクロード・プロジェクト」最新作異色のコラボ!
グレゴリー・ポーター、ビル・フリゼール、リアノン・ギデンズ参加
Sing Me Home
 1 Green (feat. ルームフル・オブ・ティース)
 2 O‘Neill’s Cavalry March (feat. マーティン・ヘイズ)
 3 Little Birdie (feat. サラ・ジャローズ)
 4 Ichichila (feat. バラ・クヤテ&トゥマニ・ジァバテ)
 5 Sadila Jana (feat. ブラック・シー・トリオ)
 6 Shingashi Song (feat. ワタナベカオル)
 7 Madhoushi (feat. シュージャット・カーン)
 8 Wedding (feat. ディマ・オルショ)
 9 Going Home (feat. アビゲイル・ウォッシュバーン)
 10 Cabali&ntilde;o (feat. ピントス、サルバド、コメサーニャ)
 11 St. James Infirmary Blues (feat. リアノン・ギデンズ)
 12 If You Shall Return... (feat. ビル・フリゼール)
 13 Heart and Soul (feat. グレゴリー・ポーター&リサ・フィッシャー)
ヨーヨー・マ&
ザ・シルクロード・アンサンブル
 現代最高のチェリスト=ヨーヨー・マのライフワークである「シルクロード・プロジェクト」最新作。
 グラミー賞受賞アーティストがずらり勢ぞろいして「ルーツ」をテーマに異色のコラボレーションを繰り広げる。ゲストにはシリアのソプラノ歌手(8)、アフリカ:マリのバラフォン奏者(4)、インド:シタールの匠(7)他地域もバルカン〜ガリシア〜アイルランド、とヴァラエティーに富んでいる。
 アメリカ・ルーツ界からはブルー・グラス、バンジョー等マルチ・インスト奏者たちが名を連ねる。グラミー賞受賞のアメリカ・ギター界重鎮ビル・フリゼール、リアル・ヴォイスを聴かせるグレゴリー・ポーター、3月にはブルーノート東京で来日公演も予定されているキャロライナ・チョコレート・ドロップスのメンバーでもあるリアノン・ギデンズも参加。
 国籍、宗教の違いを超えて、どこかで耳にしたことのあるメロディーが驚きと新たな魅力をもって胸にせまる。
 


8887511979-2
(12CD)
\4800→\4390
[アンドレ・ワッツ70歳記念リリース]
アンドレ・ワッツ/ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション
【CD1】
 リスト:『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124』『交響詩「前奏曲」S.97』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ),
  レナード・バーンスタイン(指揮)
  ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1963年2月],
 ショパン:『ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ),
  トーマス・シッパーズ(指揮)
  ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1963年1〜2月]、
【CD2】
 ハイドン:『ピアノ・ソナタ第53番変ホ長調』,
 パガニーニ(リスト編):『パガニーニによる大練習曲S.141』,
 ドビュッシー:『沈める寺』,
 ショパン:『夜想曲第13番ハ短調Op.48-1』,
 リスト:『ペトラルカのソネット第104番』〜アンドレ・ワッツ(ピアノ)
  [録音:1963年5〜6月, 1964年2月]、
【CD3】
 ブラームス:『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ),
  トーマス・シッパーズ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1968年1月]、
【CD4】
 ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ),
  小澤征爾(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1969年10月]、
【CD5】
 リスト:『ピアノ・ソナタ ロ短調S.178』『パガニーニによる大練習曲S.141』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ)[録音:1970年1〜2月, 6月]、
【CD6】
 ショパン:
  『ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」』
  『幻想曲 ヘ短調Op.49』『練習曲Op.10-1』
  『練習曲Op.25-7』『練習曲Op.25-12』〜アンドレ・ワッツ(ピアノ)
  [録音:1972年9月,11〜12月]、
【CD7】
 リスト:『死の舞踏』, フランク:『交響的変奏曲』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ)
  エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)ロンドン交響楽団[録音:1974年5月]、
【CD8】
 シューベルト:
  『12のワルツ D.145』『ピアノ・ソナタ 第14番イ短調D.784』
  『幻想曲 ハ長調 「さすらい人」D.760』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ)[録音:1973年5月]、
【CD9】
 ベートーヴェン:
  『ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3』
  『エリーゼのために』『創作主題による32の変奏曲 ハ短調WoO.80』
  『ロンド・ア・カプリッチョOp.129「失われた小銭への怒り」』〜
   アンドレ・ワッツ(ピアノ)[録音:1973年4月]、
【CD10】
 チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』〜
  アンドレ・ワッツ(ピアノ),
  レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
  [録音:1973年3月],
【CD11】
 ガーシュウィン:
  『ラプソディー・イン・ブルー』, 『プレリュード』,
  『ガーシュウィン・ソング・ブック』より
   「スワニー」「サムバディ・ラヴズ・ミー」「フー・ケアーズ」
   「天国への階段」「私の彼氏」「ノーバディ・バット・ユー」
   「プリーズ・ドゥ・イット・アゲイン」「ス・ワンダフル」
   「オー・レディ・ビー・グッド」「スィート・アンド・ロウ・ダウン」
   「確かな感じ」「ライザ」「アイ・ガット・リズム」〜
    アンドレ・ワッツ(ピアノ)[録音:1976年2〜3月]、
【CD12】
 D.スカルラッティ:『ソナタ ヘ短調K.481』『ソナタ イ長調K.39』,
 ハイドン:『ピアノ・ソナタ ハ長調Hob. XVI:48』,
 ブラームス:『間奏曲ホ短調Op.119-2』『間奏曲ハ長調Op.119-3』,
 ラヴェル:『悲しげな鳥たち』,
 ドビュッシー:『子供の領分』〜アンドレ・ワッツ(ピアノ)
  [録音:
   1980年9月8日東京文化会館でのライヴ,
   1980年9月27日厚生年金会館でのライヴ]
アンドレ・ワッツ(ピアノ)

 アメリカのピアノ界を牽引してきた巨人アンドレ・ワッツの70歳を記念し、彼が1963年から1980年にかけてコロンビア〜CBSに残した全録音をCD12枚に集成したボックスセットです。

 1963年1月15日、16歳のワッツは、レナード・バーンスタインによる伝説的な米CBSのTV番組「ヤング・ピープルズ・コンサート」に出演し、リストのピアノ協奏曲第1番を弾いて全米の音楽ファンを魅了しました。
 その2週間後の1月31日、グールドがキャンセルしたニューヨーク・フィルハーモニックの定期に起用され、同じリストの第1番を弾いて大成功を収め、国際的キャリアへの道が開けました。
 20歳で初めてのワールド・ツアーをおこない、1974年には初来日、さらに1976年にはTV番組「ライヴ・フロム・リンカーンセンター」に出演、ソロ・リサイタル全曲が生中継された初のピアニストとなりました。
 若くして華やかなスポットライトを浴びたワッツですが、そのことを強く自覚していたため、多忙な演奏活動の合間を縫って音楽を深めるための研鑽を怠ることはなく、ピーボディ音楽院でレオン・フライシャーの薫陶を受けています。
 17年間に録音したのがアルバム12枚というのは、ワッツほどの人気ピアニストにしては非常に慎重な姿勢をうかがわせる枚数ではありますが、わずか16歳で録音したデビュー盤から、1980年の東京ライヴで示される脂の乗り切った円熟にいたるまで、彼の最高のヴィルトゥオジティを披露した録音がぎっしりと詰め込まれています。
 バーンスタイン、シッパース、小澤征爾、ラインスドルフと共演したチョパン、リスト、フランク、ブラームス第2番、チャイコフスキー第1番、ラフマニノフ第3番という協奏曲の名演のほか、優雅な名技性が披露されたリストのソナタ、ダイレクトで生命力に溢れたベートーヴェン(ソナタ第7番ほか)、愛情に溢れたシューベルト(ソナタ第14番、さすらい人幻想曲)、デリケートなニュアンスに彩られたショパンやドビュッシー、そしてまさにワッツ節全開のガーシュウィンなど、ワッツの躍動感に満ち生気みなぎるピアノをご堪能いただけます。
 各ディスクはLP初出時のデザインによる紙ジャケットに封入され、クラムシェル・ボックスに収納されています。
 「オリジナル・ジャケット・コレクション」シリーズのトレードマークである詳細な録音データ入りトラックリストを掲載したオールカラー別冊解説書(解説:ジェッド・ディストラー)が添付されています。
 基本的に最も新しいリマスター音源が使用されていますが、12枚のうち5枚は世界初CD化となり、この5枚に関してはオリジナル・アナログ・マスターからの24bit/96kHzリミックス&マスタリングが行なわれています。

 《録音》1963〜1980年
 

8898530420-2
(2CD)
\2200→\1990
カーネギー・ホール開館125周年記念エディション(2CD)
★初発売音源
【CD1】
 1. ベートーヴェン:『「レオノーレ」序曲第3番op.72a』 〜
  レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1976年5月18日ライヴ]
 2.ショパン:『練習曲 ハ長調Op.10-1』 〜
  ロナルド・トゥリーニ(ピアノ)[録音:1961年1月23日ライヴ]
 3.ショパン:『24の前奏曲Op.28〜第15曲「雨だれ」』〜
  アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)[録音:1961年12月10日ライヴ]
 4. パウル・デ・シュレーツァー:『コンサート用練習曲Op.1-2』★ 〜
   ホルヘ・ボレット(ピアノ)[録音:1974年2月25日ライヴ]
 5. ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30〜第1楽章』 〜
   ヴァン・クライバーン(ピアノ)
   キリル・コンドラシン(指揮)シンフォニー・ジ・エア[録音:1958年5月19日ライヴ]
 6. リスト:『愛の夢 第3番』 〜エフゲニー・キーシン(ピアノ)[録音:1990年9月30日ライヴ]
 7. シューマン:『トロイメライ』 〜ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)[録音:1965年5月9日ライヴ(無修正版)]
 8. シューベルト:『ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960〜第3楽章』 〜
   ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)[録音:1977年12月14日ライヴ]
 9.ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調Op.31-2「テンペスト」〜第3楽章』★ 〜
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)[録音:1960年12月23日ライヴ]
   ※この楽章の第326小節でリヒテルは記憶が途切れ、第98小節まで戻って弾き直しています。
   当CDでは修正せずにそのまま収録しています。
 10. ショパン:『夜想曲 嬰ヘ長調Op.15-2』★ 〜
    ホルヘ・ボレット(ピアノ)[録音:1974年2月25日ライヴ]
 11. リスト(ホロヴィッツ編):『ハンガリー狂詩曲第15番イ短調S.244「ラコッツィ行進曲」』 〜
   アルカディ・ヴォロドス(ピアノ)[録音:1998年10月21日ライヴ]
 12. チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23〜第3楽章』〜
   ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
   アルトゥール・トスカニーニ(指揮)NBC交響楽団[録音:1943年4月25日ライヴ]
【CD2】
 1. J.S.バッハ:『2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043〜第2楽章』〜
   アイザック・スターン(ヴァイオリン)
   ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
   レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
   [録音:1976年5月18日ライヴ]
 2. ヘンデル:『親愛なる森よ(歌劇「アタランタ」より)』 〜
   レオンタイン・プライス(ソプラノ)デイヴィッド・ガーヴェイ(ピアノ)
   [録音:1965年2月28日ライヴ]
 3. シューベルト:『セレナード D.957-4』 〜
    ユッシ・ビョルリング(テノール), フレデリック・シャウヴェッカー(ピアノ)[録音:1958年3月2日ライヴ]
 4. シューベルト:『音楽に寄せて D.547』 〜
    シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)チャールズ・ワズワース(ピアノ)
    [録音:1965年1月30日ライヴ]
 5-7. シューマン:『歌曲集「詩人の恋」Op.48〜
   第1「美しい五月には」、第2曲「僕の溢れる涙から」
   第9曲「あれはフルートとヴァイオリン」』 〜
    ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
     [録音:1976年5月18日ライヴ]
 8. チャイコフスキー:『ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出」 〜第1楽章』〜
    アイザック・スターン(ヴァイオリン)
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
    ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)[録音:1976年5月18日ライヴ]
 9. フンパーディンク:『夕べの祈り』 〜
   キャスリーン・バトル(ソプラノ)フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
   ウィントン・マルサリス(トランペット)アンドレ・プレヴィン(指揮&ピアノ)
   セントルークス管弦楽団、他 [録音:1991年12月8日ライヴ]
 10. レハール:『ヴィリアの歌』 〜ヘレン・ドナート(ソプラノ)
    [録音:1994年1月16日ライヴ]
 11. ラフマニノフ:『ヴォカーリズ』〜ルース・アン・スウェンソン(ソプラノ)
    [録音:1994年1月16日ライヴ]
 12. ラヴェル:『ツィガーヌ』 〜
   五嶋みどり(ヴァイオリン)ロバート・マクドナルド(ピアノ)
   [録音:1990年10月21日ライヴ]
 13. R.シュトラウス:『セレナーデ』〜ルネ・フレミング(ソプラノ)[録音:1994年1月16日ライヴ]
 14. S.バッハ:『2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043』 抜粋
   Cello Sonata in G Minor, Op. 19: III. Andanteのみ 〜
   アイザック・スターン(ヴァイオリン)
   ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
   レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
 15. コープランド:『「古いアメリカの歌」〜かの川のほとりに』 〜
   シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)チャールズ・ワズワース(ピアノ)
   [録音:1965年1月30日ライヴ]
 16. ガーシュウィン:『サマータイム』 〜
   レオンタイン・プライス(ソプラノ)デイヴィッド・ガーヴェイ(ピアノ)[録音:1991年1月26日ライヴ]
 17. ドビュッシー(ハイフェッツ編):『美しい夕暮れ』 〜
   五嶋みどり(ヴァイオリン)ロバート・マクドナルド(ピアノ)[録音:1990年10月21日ライヴ]
 18. マルティニ:『愛の喜びは』 〜
   マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)[録音:1994年1月16日ライヴ]
 19. バンドリン(カランドレリ編):『ドーシ・ヂ・ココ(ココナツ菓子)』 〜
   ヨーヨー・マ(チェロ) セルジオ・アサド,オダイル・アサド(ギター)
   シロ・バチスタ(パーカッション) パキート・デリヴェラ(クラリネット)
   ニルソン・マッタ(ベース) ホーザ・パッソス(ヴォーカル&ギター)
   キャサリン・ストット(ピアノ)[録音:2003年9月24日ライヴ]
 20. ジェローム・カーン:『オールマン・リバー』 〜
   サミュエル・ラミー(バス)[録音:1994年1月16日ライヴ]

 1890年、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーによって建設され、翌1891年にチャイコフスキーも指揮者として登場したこけら落とし公演以来、数々の名演を生み出してきたアメリカが世界に誇る音楽の殿堂、カーネギー・ホール。
 以来、クラシック、ポップ音楽シーンの大御所多数を含む46000以上の公演が開催されてきました。
 今年2016年のホール開館125年を記念して、アメリカの2大メジャー・レーベルであるRCA Red SealとSony Classical(旧コロンビア・レコード〜CBS)が同ホールで録音してきたライヴ音源を43枚にまとめたBOX『グレイト・モーメンツ・アット・カーネギー・ホール』(4/22にリリース)から最高の聴きどころ32曲を選りすぐって2枚組CDにコンパイルしたのが本作。
 古くは1943年のホロヴィッツとトスカニーニの火花散るチャイコフスキーから、2003年のヨーヨー・マの「オブリガード・ブラジル」にいたる、綺羅星のごときアーティストが続々と登場し、43枚組はちょっと重い・・・とお考えの方にピッタリのハイライト盤です。
 カーネギー・ホールの全面的協力を得てのリリースです。


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43枚組セットはこちら!
初発売音源&正規原盤からの初発売音源多数!
カーネギー・ホール開館125周年記念リリース
グレイト・モーメンツ・アット・カーネギー・ホール
トスカニーニの「運命」1931&1933 から マツーエフ 2007 まで
SONY (43CD)\21000→\19990


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<LP>


DG(LP)


4795670
(LP)
\4000
《アヌーシュカ・シャンカール:Land of Gold》 LP
 1) Boat To Nowhere, 2) Secret Heart,
 3) Jump In (Cross The Line),
 4) Dissolving Boundaries, 5) Land Of Gold,
 6) Last Chance, 7) Remain The Sea,
 8) Crossing The Rubicon,
 9) Say Your Prayers, 10) Reunion
アヌーシュカ・シャンカール(シタール),
サンジーブ・シャンカール(シェーナイ)、
ミッチ・ジョーンズ(ピアノ), 他 
 アヌーシュカ・シャンカールの現代世界への祈り
 1981年ロンドン生まれの美貌のシタール奏者。父親はビートルズにも影響を与えた20世紀最大のインド古典音楽家、シタール奏者のラヴィ・シャンカール。ノラ・ジョーンズは異母姉。
 2005年にはインド古典〜ニュー・エイジ〜エイジアン・マッシヴを融合した初のコンテンポラリー・アルバム「ライズ」をリリースし、過去5回グラミー賞ノミネート歴をもつアヌーシュカ。
 《トラヴェラー》、《トレース・オブ・ユー》《ホーム》に続くDG録音第4弾となるこのアルバムは、現代世界に溢れる対立と貧困に直面する難民問題に対する痛烈な彼女の思いを音にしたもの。
 「古典的なミニマリズム、ジャズ、エレクトロニクスやインド古典様式の要素を取り入れながら、侵略と怒り、そして優しさもプラスされています。



 

DECCA(LP)

4830037
(3LP)
\9000
アシュケナージ/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集 3LPセット
LP1
 ピアノ協奏曲第1番&ピアノ協奏曲第2番
LP2
 ピアノ協奏曲第3番
LP3
 ピアノ協奏曲第4番&パガニーニの主題による変奏曲
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
ロンドン交響楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
 ラフマニノフ演奏の決定盤が究極の音質でリマスターされ、LPリリースに!
◆24-bit/96kHz リマスター音源
◆180g重量盤LP【製造:OPTIMAL社】
◆オリジナル・デザイン使用のLPスリーヴ
 このアシュケナージによるラフマニノフ録音は過去40年にわたり様々な形でリリースされては絶賛を浴びてきた名盤中の名盤です。
 録音:1970年3月(第1番)、1970年10月(第2番&4番、パガニーニ)、1971年3月(第3番)
 
4789757
(2LP)
\5000
ドラティ/チャイコフスキー:1812年
LP1. STEREO version
 チャイコフスキー:序曲『1812年』 op.49(1)/
 ディームズ・テイラーの語り(2) /
 チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45(3)
LP2. MONORAL version
 チャイコフスキー:序曲『1812年』 op.49(4)/
 ディームズ・テイラーの語り(2) /
 チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45(3)
ミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)
ミネソタ大学ブラス・バンド(1,4) 
指揮:アンタル・ドラティ
 ドラティによる1812年を1954年のモノラル録音と1958年のステレオ録音の2種類収録!
 ナポレオンのロシア侵攻と寒さと飢えによる敗退の史実を忠実に描写した、フランス国歌やロシア民謡を採り入れた祝祭的な『1812年』。イタリアで受けた感銘を音で綴った華麗な『イタリア奇想曲』。そしてアメリカの作曲家・評論家のテイラーによる解説ナレーション付
 この演奏では大砲や小銃の実射音なども用いられています。オーディオ・ショウのデモ音源としても愛用される伝説的なマーキュリー録音です。
 1954年の録音では、響き渡るクレムリンの鐘はイェール大学のハークス・メモリアル・タワーの鐘、米陸軍士官学校にある(1761年製)ナポレオン時代の本物のカノン砲を録音して、オーケストラ録音に同期。
 1958年の再録音は、ニューヨーク リバーサイド教会にあるローラ・スペルマン・ロックフェラーのメモリアル・カリヨンを使用。カノン砲はこちらも米陸軍士官学校所蔵の(1775年製)ナポレオン時代の実物を使用しています。

 録音:1958年4月(1)、1958年11月(2)、1955年12月(3)、1954年12月(4)ミネアポリス




<映像>

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SONY(映像)



8887519341-9
(Blu-ray)
\5200→\4790
ヨナス・カウフマン/
 ティーレマン(指揮) シュターツカペレ・ドレスデン
  マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』,
  レオンカヴァッロ:『道化師』
カヴァレリア・ルスティカーナ:
 リュドミラ・モナスティルスカ(サントゥッツァ),
 ヨナス・カウフマン(トゥリッドゥ),
 ステファニア・トツィスカ(ルチア),
 アンブロージョ・マエストリ(アルフィオ),
 アンナリーザ・ストロッパ(ローラ),

8887519340-9
(DVD)
\4700→\4290
道化師:
 ヨナス・カウフマン(カニオ),
 マリア・アグレスタ(ネッダ),
 ディミトリ・プラタニアス(トニオ),
 タンセル・アクセイベク(ベッペ),
 アレッシオ・アルドゥーニ(シルヴィオ)
《演奏》
 クリスティアン・ティーレマン(指揮)
 シュターツカペレ・ドレスデン,
 ザクセン州立歌劇場合唱団
《演出》
 フィリップ・シュテルツェル
《映像監督》
 ブライアン・ラージ

 ソニー・クラシカルは、2016年3月から7月にかけて、ヨナス・カウフマン出演の最新オペラ映像を連続リリースいたします。

 バイエルン州立歌劇場でのヴェルディ:歌劇「運命の力」に続く第2弾は、昨年のザルツブルク復活祭音楽祭で大きな話題となった「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」のダブル・ビルです。
 改めて申すまでもなくこの2曲は19世紀から20世紀のイタリア、ヴェリズモ・オペラの双璧をなす名作で、一夜の演目として同時に上演されることも多いとはいえ、一人のテノール歌手がトゥリッドウとカニオという両曲の主役を歌うことは比較的稀なことです。
 2015年のザルツブルク復活祭音楽祭ではカウフマンが、初役となる両曲の主役を歌うということで、世界的なチケット争奪戦が展開されたほどです。
 彼の熱唱はもちろん素晴らしく、「この二役デビューはカウフマンにとって個人的な勝利だ」(サンデイ・タイムズ紙)、「トップフォームのカウフマンを二役で堪能」(デイリー・テレグラフ紙)、「まさに世界クラス」(クーリエ紙)、「至高のカウフマン」(南ドイツ新聞)と絶賛を受けています。
 サントゥッツァのリュドミラ・モナスティルスカ、アルフィオのアンブロージョ・マエストリ、ネッダのマリア・アグレスタ、トニオのディミトリ・プラタニアスなど、他のキャストも欧米で活躍中の歌手たちが起用されまさに適材適所の充実ぶりです。
 ドイツもののレパートリー以外では珍しいクリスティアン・ティーレマン指揮のシュターツカペレ・ドレスデンも生来の劇場感覚を発揮させ、実に重厚な響きで歌手たちを包みこみ、「ドレスデンの音楽家たちは黄金のサウンドで前年の上演を上回る成果を出した」と称賛を受けています。

 映画監督や様々な歌劇場での演出を行っているフィリップ・シュテルツェルの演出は、ふるき良き時代のモノクロ映画をビデオ・プロジェクションで投影する手法を用いており、これがまた実に効果的な雰囲気を齎しています。凝縮されたドラマを存分に楽しめる映像です。

 カウフマン出演の最新オペラ映像はこの「カヴァレリア」「道化師」の後、「フィデリオ」(2015年ザルツブルク音楽祭、ウェルザー=メスト指揮ウィーン・フィル)のリリースが予定されています。
 なおヨナス・カウフマンは2016年11月〜12月にかけて再来日、待望のオーケストラとのオペラ・アリアを歌う予定です。

《収録》2015年3月, ザルツブルク復活祭音楽祭、ザルツブルク祝祭大劇場における新演出上演でのライヴ・レコーディング

 [公演日程]
  2016年11月28日(月)19時開演 大阪 フェスティバルホール2016年11月30日(水)19時開演 東京 Bunkamuraオーチャードホール2016年12月3日 (土)15時開演 大宮 ソニックシティ



第1弾
ヴェルディ:歌劇『運命の力』

8887516065-9
(Blu-ray)
\5200→\4790
バイエルン州立歌劇場
 ヨナス・カウフマン/ヴェルディ:歌劇『運命の力』

  ヴェルディ:歌劇『運命の力』(全曲)
ヨナス・カウフマン(ドン・アルヴァーロ),
アニヤ・ハルテロス(レオノーラ)、
ルドヴィック・テジエ(ドン・カルロ)、
ナディア・クラスティーヴァ(プレツィオシッラ)、
ヴィタリ・コワリョフ
(カラトラーヴァ侯爵/グルディアーノ神父)、
レナート・ジローラミ(メリトーネ)、他/
アッシャー・フィッシュ(指揮)
バイエルン州立歌劇場管&合唱団/
マルティン・クシェイ(演出)
8887516064-9
(DVD)
\4700→\4290
 ソニー・クラシカルは、2016年3月から7月にかけて、ヨナス・カウフマン出演の最新オペラ映像を連続リリースいたします。
 その第1弾は、2013年12月バイエルン州立歌劇場で新演出上演されたヴェルディの歌劇「運命の力」です。ヴェルディの歌劇「運命の力」は、1862年にマリインスキー劇場で初演され、1869年にミラノ・スカラ座で改訂版が初演されました。ヴェルディ生誕200年を記念して制作されたこのバイエルン州立歌劇場での新演出は、その2つを組み合わせたヴェルフル版を採用しています。
 オーストリア出身のブルク劇場などで演劇の演出手掛けてきた気鋭のマルティン・クシェイによる演出は現代的なコスチュームとセッティングで、ヴェルディのやや古風なオペラを現代に鮮烈に蘇らせています。
 歌手は美しい舞台姿と力強い歌声で活躍中のソプラノ、アニヤ・ハルテロス、世界的な人気を不動のものとするテノール、ヨナス・カウフマンというが「夢の組み合わせ」が起用されているのが話題で、「ミュンヘン・オペラはヴェルディのアニヴァーサリー・イヤーに大いに貢献した。カウフマンとハルテロスの二人の主役はともに最上の出来」(タイムズ紙)、「これ以上素晴らしく、グランド・オペラらしいオペラ上演は考えられない」(ディ・ヴェルト紙)などと絶賛されました。
 この2人の世界を、指揮者アッシャー・フィッシュが見事にまとめ上げています。現代的で部分的に過激な殺人場面なども含まれていますが、それがサスペンス・ドラマ風な集中力の高い舞台は、作品の持つシリアスさが強調されているのが特徴の上演です。
  《収録》2013年12月22日、ミュンヘン、バイエルン州立歌劇場でのライヴ





新書館(映像)


DD13-0804
(DVD)
\5000+税
舞姫ザハーロワがニキヤを美しく舞う!
 ミンクス:「ラ・バヤデール」
キャスト
 ニキヤ:スヴェトラーナ・ザハーロワ
 ソロル:ウラディスラフ・ラントラートフ
 ガムザッティ:マリヤ・アレクサンドロワ
 他ボリショイ・バレエ
指揮:パーヴェル・ソローキン
演奏:ボリショイ劇場管弦楽団
振付:ユーリ・グリゴローヴィチ
美術・衣裳:ニコライ・シャロノフ
 音楽:レオン・ミンクス/
 収録:2013年1月ボリショイ劇場/NTSC、カラー、125 分

 ザハーロワとアレクサンドロワが舞う、ボリショイ劇場の映像。円熟のときを迎えた美しき舞姫ザハーロワと、艶やかさと力強さを併せ持つ名花アレクサンドロワ、2 人のスター・バレリーナがニキヤとガムザッティを踊って恋の火花を散らします。
 マイムを廃して踊りの見せ場を増やし、グランド・バレエの醍醐味を味わわせてくれるグリゴローヴィチ版ならではの絢爛豪華なスペクタクルです。2013 年1 月に収録された映像。














第86号
3/1(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



BONGIOVANNI


GB 2565/66
(2CD)
\5000
ベッリーニ:歌劇「ザイーラ」全曲 サイオア・エルナンデス(ザイーラ)
シモーネ・アルベルギーニ(オロズマーネ)
エネア・スカラ(コラズミーノ)
アンナ・マラヴァージ(ネレスターノ)
アブラモ・ロサレン(ルジャニャーノ)
ミケーラ・アンテヌッチ(ファティマ)
マッテオ・ファルシエ(カスティリオーネ)
イタリア国際管弦楽団
ジャコモ・サグリパンティ(指揮)
テッレ・ヴェルディアーネ合唱団
演出:ロゼッタ・クッキ
 2012 年イトリア谷音楽祭で行われたベッリーニ「ザイーラ」

 録音:2012年7月、イトリア谷音楽祭、ドゥカーレ宮殿

 南イタリアのアルベルベッロの近くのマルティーナ・フランカで毎年夏に行われるイトリア谷音楽祭。2012 年に上演されたベッリーニのオペラ「ザイーラ」のアルバム。
 1829 年に作曲されたこのオペラは、初演からほとんど演奏されることのなかった作品ですが、イトリア谷音楽祭では、上演機会の少ない作品も積極的に取り上げています。
 本上演では、マッシモ・ベッリーニ劇場が所有するマニュスクリプトとパオロ・ロパルコ編纂版に基づく改訂版を用いています。ベッリーニにとって5 作目となった「ザイーラ」は、彼自身の手応えに反して初演時の反応も期待するものではありませんでした。そのような事情もあり、ベッリーニは通常あまり行わなかった自己盗作を行い、次作の「カプレーティ家とモンテッキ家」で「ザイーラ」の旋律を使っています。
 「ザイーラ」は十字軍遠征の時代のエルサレムが舞台。サルタン(オロズマーネ)の人質となった娘ザイーラが主人公。孤児だった彼女は、実はフランス貴族の父親(ルジャニーノ)がいることが分かり再会を果たしますがその父も亡くなる。そして騎士ネレスターノが実の兄だと判明する。しかしそのことを知らずにザイーラとの結婚を望んでいたオロズマーネが嫉妬に狂いザイーラを刺殺し、最後に自らも命を絶つという悲劇のストーリー。
 本作の演出はロゼッタ・クッキが担当し、現代を舞台とする設定に変換。イスラム系過激派を連想させるグループに拉致された女性と、そのグループ内の男性との悲恋のストーリーとなっています。
 
GB 2478/79
(2CD)
\5000
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):
 喜歌劇「イル・カンピエッロ」
ロベルタ・カンツィアン(ガスパリーナ:ソプラノ)
ディアナ・ミアン(ルシエータ:ソプラノ)
パトリツィア・チーニャ(ニエーゼ:ソプラノ)
クリスティーナ・サグマイスター(オルソラ:メゾソプラノ)
マックス・ルネ・コゾッティ(ドナ・カーテ:テノール)
ニコラ・パミオ(パスクワ:テノール)
ジャコモ・パッティ(ゾルゼート:テノール)
マウリツィオ・レオーニ(アストルフィ:バリトン)
イタロ・プレフェリッシェ(アンゾレート:バス)
ガブリエッレ・ボレッタ(ファブリーツィオ:バス)
フィラルモニア・ヴェネタ管弦楽団&合唱団
ステファノ・ロマーニ(指揮)
 ヴェネツィアを舞台にした庶民のドタバタ劇をフェラーリの美しい旋律が彩る楽しいコミック・オペラ

 「マドンナの宝石」で有名なエルマンノ・ヴォルフ=フェラーリのオペラ「イル・カンピエッロ」。ヴォルフ=フェラーリは、“20 世紀のメロディーメーカー”の異名を持ち、モーツァルトの影響も垣間見せるオペラ・ブッファ的な喜歌劇が得意で、生まれ故郷のヴェネツィアをこよなく愛した作曲家です。
 “小さな広場”という意味の「イル・カンピエッロ」は、1700 年代中頃のヴェネツィアのとある広場に面する4 家族を舞台に、そこに生じる日々の様々なドラマを描いたもの。母親役をテノール歌手が歌ったり、日常の口論や騒動、恋模様などが面白く描かれ、聴きどころ満載の作品です。




CHALLENGE CLASSICS


CC 72713
\2500
フーイファールツ・トリオによるグレツキとコルンドルフの作品
 (1)グレツキ:ジェネシス第1番 Op.19-1
 (2)コルンドルフ:
  弦楽三重奏のための〜アルフレート・シュニトケを讃えて(1986)
フーイファールツ・トリオ
 オランダを代表する弦楽トリオ、フーイファールツ・トリオによるグレツキとコルンドルフの作品

 録音:2013年4月9-11日、2015年7月/リンデンザール(マルククレーベルク、ドイツ)/47’55”

 オランダを代表する弦楽トリオ、フーイファールツ・トリオによる最新録音はグレツキとコルンドルフの作品を収録しました。
 ポーランドの作曲家、ヘンリク・グレツキはカトヴェツェ高等音楽学校でシマノフスキの弟子ブルスラフ・サベルスキに学んだのちパリでメシアンに師事しました。
 1962 年に作曲されたジェネシス第1番は音列技法を中心とした新しい響きを追求した刺激的な作品です。一方、コルンドルフは1965 年より1970 年までモスクワ音楽院で学んだ作曲家で、ここに収録されたシュニトケを讃えて作曲された弦楽三重奏をはじめ、数多くの作品があります。指揮者のアレクサンドル・ラザレフはコルンドルフの作品を高く評価し、録音も数多くしております。
 フーイファールツ・トリオは、1997 年に結成、20-21 世紀のレパートリーに注力しています。フーイファールツとは1923-1993 に生きたオランダの作曲家、ヨーロッパの音楽シーンの転換点に重要な位置にいたカレル・フーイファールツの名からきています。
 

CC 72701
\2500
キリストの最後の言葉
 ハイドン(シモーネ・ミュラー編曲):
  十字架上のキリストの最後の7つの言葉(抜粋)
   (ソナタ第1番「ラルゴ」、
    ソナタ第3番「カンタービレ」、第6番「ラルゴ」)
 レーガー(ヨハネス・プファイファー編曲):
  8つの宗教的歌曲 Op. 138より第3曲「夜の歌」
 ヴェーベルン(アルノ・ボーンカンプ編曲):
  弦楽四重奏のための緩徐楽章
 シベリウス(ヨハネス・プファイファー編曲):
  弦楽四重奏曲 ニ短調「親愛なる声」Op.56より第3楽章
 ショスタコーヴィチ(ヨハネス・プファイファー編曲):
  弦楽四重奏曲第7番 嬰ヘ短調 Op.108より第3 楽章
エボナイト・サクソフォン・カルテット
クラロン・マクファーデン(ソプラノ)
 サクソフォン四重奏演奏によるキリストの最後の言葉

 録音:2015年1月24日、2015年4月15&16日/オランダ/53’13”

 2011 年にアムステルダム音楽院の学生メンバーによって創設された実力派のサクソフォンの四重奏団、エボナイト・サクソフォン・カルテットによる注目の録音は「キリストの最後の言葉」と題され、ソプラノ歌手、クラロン・マクファーデンを迎えたハイドンの十字架上のキリストの最後の7 つの言葉からの抜粋を主軸にレーガー、ヴェーベルン、シベリウス、ショスタコーヴィチの作品(メンバーによる編曲版)を収録しました。
 サクソフォンによる演奏で、ハイドンの新しい世界が広がります。




AVIE



AV 2358
\2500→\2290
ケネス・ウッズのハンス・ガル、新録音は「ピアノ協奏曲」!
 ハンス・ガル:ピアノ協奏曲 Op.57(世界初録音)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
サラ・ベス・ブリッグス(ピアノ)
ケネス・ウッズ(指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
 ピアノ独奏作品から室内楽、協奏曲、交響曲全集まで、Avie Recordsによる精力的なリリースにより、急速に再評価が進むオーストリア&スコットランドの作曲家ハンス・ガル(1890−1987)。
 ハンス・ガルの4つの交響曲すべてを録音し(全集は世界初)、その実力を世界に広めたケネス・ウッズの新たなプロジェクトは、ついにピアノ協奏曲に到達。
 後期ロマン派の伝統的な作曲技法をベースとして自らの作風を確立してきたハンス・ガル。1948年に作曲されたガルのロマンティックなピアノ協奏曲を、イギリスのピアニスト、サラ・ベス・ブリッグスが弾く。

 録音:2016年1月、イギリス



 

AV 2348
(2CD/特別価格)
\3800
ベートーヴェン:初期弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
サイプレス弦楽四重奏団
 

AV 2356
(3CD/特別価格)
\5100
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
 大フーガ(Op.130のオリジナル・フィナーレ) Op.133
 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
サイプレス弦楽四重奏団
 ドヴォルザークの「糸杉」をアンサンブル名として、アメリカ、サンフランシスコを拠点に活躍するサイプレス弦楽四重奏団。
 アンサンブルのルーツでもあるドヴォルザークの「糸杉」(AV2275)、ドヴォルザークと同世代のアメリカ人作曲家(AV2304)、19世紀王道のシューベルト(AV2307)と好評を博してきたサイプレス弦楽四重奏団の新録音は、ベートーヴェンの中期弦楽四重奏曲集(AV2318)に続き、「初期」と「後期」が発売される。創立20周年を迎えるアメリカ西海岸の実力派アンサンブルによる楽聖の弦楽四重奏曲集がこれで完結します。

ご参考までに。第12番。
https://www.youtube.com/watch?v=cw2T9OSLtu0




CHRISTOPHORUS



CHR 77399
\2600→\2390
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ドイツ・バロックのカンタータ集 〜
 グラウプナー、クーナウ、J.S.バッハ

  グラウプナー:カンタータ《わが心は血にまみれ》GWV.1152/12b
  クーナウ:カンタータ《心から憂いを消し去れ》
  テレマン:四重奏曲ト長調 TWV.43:G5
  J.S.バッハ:カンタータ《わが心は血にまみれ》BWV.199
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルヌス・コンソート・バーゼル
 オーストリアの古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー第2弾!

 グラウプナーの知られざるカンタータの見事な歌唱で話題を呼んだオーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。Christophorusから発売されるソロ・アルバム第2弾は、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽長を務めたクリストフ・グラウプナー、グラウプナーの師であり、聖トーマス教会ではJ.S.バッハの前にトーマスカントルを務めたヨハン・クーナウ、そしてJ.S.バッハの作品を収録した、ドイツ・バロックの珠玉のカンタータ集。
 各カンタータで披露されるフォイエルジンガーの凛として美しい歌声はもちろん、テレマンの四重奏曲ではスイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだアーティスト達によって結成されたピリオド・アンサンブル、カプリコルヌス・コンソート・バーゼルの上質な演奏にも注目。

 録音:2015年10月6日−9日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)



旧譜
フォイエルジンガーの美しいグ
ラウプナー・アルバム

CHRISTOPHORUS
CHR 77381
\2600
グラウプナー:カンタータ集
 カンタータ 《恐れと嘆き》 GWV.1145/11
 弦楽と通奏低音のための序曲ハ短調GWV.413 より 《トンボー》
 カンタータ 《憂いとためらい》 GWV.1102/11b
 カンタータ 《私は神に忠実であり続ける》 GWV.1106/19
 カンタータ 《ああ、神と主よ》 GWV.1144/11
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル
 ミリアム・フォイエルジンガーと言えばこのアルバム。
 グラウプナーの知られざるカンタータ。

 ハンブルク歌劇場のチェンバリスト、ヘッセン=ダルムシュタット方伯の宮廷楽長を務めたJ.S.バッハと同時代のドイツ・バロックの作曲家、クリストフ・グラウプナーのカンタータ集。師であるヨハン・クーナウの後任として聖トーマス教会のカントル候補として指名されながらも、雇用主であったヘッセン=ダルムシュタット方伯がグラウプナーを手放さず、カントル職はJ.S.バッハの手に渡ったというエピソード持つ。当時のドイツではテレマン、ヘンデルに次ぐ人気を誇ったグラウプナーだが、遺族が出版等の権利を持てなかった、弟子が少なかったなどの理由から、長い間その実力に反して不当に忘れられた存在となってきた。

 そんなグラウプナーの知られざるカンタータ集を再興すべく歌うのは、オーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。フォイエルジンガーの心地よい歌声で、グラウプナーの官能的なカンタータのスタイルが見事に再現される。

 ※ 《ああ、神と主よ》を除く全曲が世界初録音。 / ※録音:2013年4月29日−5月2日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)

 なんとなく国籍不明の美しい人です。

https://www.youtube.com/watch?v=aEUkOfb3uiE&feature=player_detailpage

グラプナー、歌ってます。
これ観たら好きになっちゃいます。
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CHR 77389
\2600
ダニエル・ボリウス:オラトリオ《聖ヨハネ》 ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
アルノ・パドゥヒ(指揮)
 17世紀前半のドイツで、作曲家、オルガニスト、教師として活躍し、多くの優れたオルガニストを育てたダニエル・ボリウス(c.1590−c.1642)。ドイツにおいてイタリアのオラトリオ形式によって作品を書いた最初期の作曲家であり、その代表作が、洗礼者聖ヨハネの誕生と前半生を描いたこのオラトリオである。

 ※録音:2014年5月9日−11日




LYRINX



LYR 2296
(SACD HYBRID)
\2500→\2290
名手ヴィットーリオ・フォルテ
 「ヴォヤージュ・メロディーク」〜リストとアール・ワイルドによる編曲集

  シューベルト(リスト編):
   春への想い/水の上で歌う/糸を紡ぐグレートヒェン/鱒
  メンデルスゾーン(リスト編):歌の翼に/旅の歌/ズライカ
  ショパン(リスト編):乙女の願い/私の愛しい人
  シューマン(リスト編):春の夜/献呈
  ラフマニノフ(ワイルド編):
   歌わないでくれ、乙女よ、私に/夏の夜/ヴォカリーズ
  ガーシュイン(ワイルド編):
   夏になって(サマータイム)/私の愛する人/抱きしめたいあなた
ヴィットーリオ・フォルテ(ピアノ)
 名手ヴィットーリオ・フォルテが弾く!リストとアール・ワイルドによるピアノ編曲集!

 録音:2015 年5 月18−21日 マルセイユ64'51( SACD5.1 チャンネル/SACDステレオ/通常CDステレオのハイブリッド)

 リストがシューベルトらの歌曲をピアノ独奏用に編曲したことは有名だが、20 世紀の偉大なピアニスト、アール・ワイルドも同様にラフマニノフやガーシュインの歌曲をピアノ独奏用に編曲しており、それが珍しい。
 ワイルドの編曲は、原曲の持ち味を生かしつつ、豊かな味わいが加わったもので聞き応えがある。ヴィットーリオ・フォルテは1977 年、南イタリア、カラブリア州の生まれ。ヨーロッパではショパン弾きとして高名である。

 



静謐、洗練、鮮烈、ヴィットーリオ。
Chopin - Nocturne op. 48 n.2 F# minor
https://www.youtube.com/watch?v=mF5KHA7aCV8

 

LYR 291
\2300
ルーマニア出身のピアニスト、
 ウングレアヌのオール・ラモー・プログラム

  ラモー:
   (1)コンセール形式によるクラヴサン曲集
    (ラ・クリカン/ラ・リヴリ/ル・ヴェジネ)
   (2)組曲 ト長調
    (レ・トリコテ/無頓着な/第1メヌエット/第2メヌエット/
     雌鶏/三連音/未開人/エンハーモニック/エジプト風)
   (3)組曲 イ短調
    (アルマンド/クーラント/サラバンド/3つの手/
     小ファンファーレ/勝ち誇り/ガヴォットと6 つのドゥーブル)
ガブリエラ・ウングレアヌ(ピアノ)
 録音:2014 年4 月14‐17日 マルセイユ、69'17

 ルーマニア出身のピアニスト、ガブリエラ・ウングレアヌのおそらく初ソロCD。オール・ラモー。ウングレアヌは1981 年、ブカレストの生まれ。生地で学んだ後、パリに留学。2000 年代に入ってから数々のコンクールに優勝、入賞。
 現在はソリストとして、またパリ第4 大学でピアノを教えている。クラヴサンとは異なったピアノの柔らかい音色を生かした明るい美感の生きたラモーである。



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BERLIN CLASSICS



BC0300721
\2300→\2090
ミドリ・ザイラー(Vn)
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集

  無伴奏ヴァイオリンソナタBWV.1001、BWV.1003、BWV.1005
ミドリ・ザイラー(Vln)

 ミドリ・ザイラー(1969年2月18日 - )は、日系ドイツ人ヴァイオリン奏者。
 ベルリン古楽アカデミーコンサートミストレス。ザルツブルク・モーツァルテウム大学教授。

 ドイツ人ピアニストを父、日本人ピアニストを母として、大阪で生まれる。少女時代をザルツブルクで過ごし、同地でヘルムート・ツェトマイヤーやシャーンドル・ヴェーグにヴァイオリンを教わる。
 その後、バーゼル音楽院でアデリーナ・オプリーン、バーゼル・スコラ・カントルムでトーマス・ヘンゲルブロックに師事。
 1991年よりベルリン古楽アカデミーに参加し、2000年以降コンサートミストレスとなる。

 2009年に古楽演奏と現代舞踏の融合を、ヴィヴァルディの四季で試みた舞台パフォーマンスが話題となる(下記参照)。2010年から2013年までフランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学でバロック・ヴァイオリンとヴィオラ教授。
 2014年以降ザルツブルク・モーツァルテウム大学でバロック・ヴァイオリン教授。

 2015年ザクセン・モーツァルト賞受賞。




 一部では日本人の血を引く最高のヴァイオリニストとの呼び声も高いもうひとりのミドリ。今回ついにバッハ無伴奏ソナタが登場。
 ただで終わるはずがない。


旧譜
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ

BC1672
\2300→\2090
ミドリ・ザイラー(Vn)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ
 BWV.1002、BWV.1004、BWV.1006
ミドリ・ザイラー(Vn)
2009年11月録音。


 若手女流ヴァイオリニストの中でも実力派として知られるミドリ・ザイラー。
 ただ、ソロの録音もなくはないが、アニマ・エテルナやベルリン古楽アカデミーのコンサート・ミストレスとしての認知度のほうが高い。個性的だが、オケの中、あるいはコンチェルトの中でその才能は開くのだろう、というような認識があった。
 そのザイラーがBERLIN CLASSICSでバッハの無伴奏を録音。いよいよソリストとしての活躍が本格化してきた。



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 ミドリ・ザイラー、その衝撃的な「四大元素&四季」!

https://www.youtube.com/watch?v=nKYH61rQ66w&feature=related

CDはこちら。

ミドリ・ザイラー&ベルリン古楽アカデミー
 「四大元素&四季」!その凄みと迫力

仏HM
HMC 902061
1CD¥2700
  (1)ルベル:四大元素
  (2)ヴィヴァルディ:四季
ミドリ・ザイラー(Vnソロ)、
ベルリン古楽アカデミー

録音:2009年9月(ベルリン、テルデックス・スタジオ)

 生々しい「感触」「手触り」に満ちたルベルとヴィヴァルディ。
 好評だったダンスとのコラボレーション・ステージのDVD(HMD 9909026、発売中)の音楽のみを2009年9月に新たに録音したもの。冒頭の「カオス」の不況和音は、耳と心にざらざらとした感触を与えますが、決して不快ではないところが、さすがベルリン古楽アカデミー。一気に世界に引き込まれます。
 ヴィヴァルディの「四季」も、「夏」の嵐も、弦楽器の弓が弦にひっかかる感触、ミドリ・ザイラーのソロは、まるでロックかと思うような印象。アンサンブルが刻むリズムも、単に激しいだけでなく、打ち付ける雨粒、足元からずぶぬれになるような錯覚をおぼえるようです。美しい風景画ではなく、どこまでもリアルな感触の「四季」をご堪能ください。



 そしてDVDはこちら。入荷までに少し時間がかかりそう。


映像DVD

仏HM
HMD 9909026
(DVD)
\3000
ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):
 バレエ音楽「四大元素」
ヴィヴァルディ:四季
 (RV.269「春」、RV.315「夏」、RV.293「秋」、RV.297「冬」)
ベルリン古楽アカデミー
ミドリ・ザイラー(ソロ・ヴァイオリン)
ダンス:ホアン・クルス・ディアス・
 デ・ガライオ・エスナオラ

 2007年の初演以来、ヨーロッパで大旋風を巻き起こした、ベルリン古楽アカデミーとダンサーとのコラボレーションによるヴィヴァルディ「四季」と、ルベル「四大元素」の映像。

 ミドリ・ザイラーの才気が爆発します。

 映像はまず暗闇の中でリュート奏者が横倒れになっている一人のダンサーに腰掛けて演奏する場面から始まります。

 「四大元素」はショッキングな不協和音から始まり、世の混沌を表します。
 ダンサーは始め石を口の中いっぱいにくわえながら這うような動きを繰り返します。ダンサーは、その後「四大元素」の音楽に則して、「土」「火」「水」「空気」などを、実際に土や炎や水などを用いながら象徴的に表現していきます。時折、ダンサーは音楽を演奏している奏者と目線を交わします。

 続く「四季」では、奏者たちとダンサーとのコラボレーション具合は更に高まります。
 まず、注目すべきは楽団の配置。通奏低音のチェンバロを含む小編成アンサンブルグループが二つ、舞台の下手・上手に配され、中央に開かれたスペースに、ソロ奏者たちがダンサーとともに自在に動くという手法をとっています。

 ダンサーは、90年代に話題になったDV8フィジカル・シアターでロイド・ニュートンらと活躍したホアン・クルス・ディアス・デ・ガライオ・エスナオラ。もともとはカウンターテナーの歌手だったという一風変わった経歴の持ち主。演奏者のこともダンスのことも知り尽くした彼ならではの斬新な身のこなしに注目です。

 ヨーロッパ中でsold outを連発、単なるダンスと音楽のコラボレーションを越え、世に美しき衝撃を与え続けた伝説のステージが見事なカメラワークで収められています。音も鮮烈で見事。

収録:2008年11月17、18日(ベルリン/ラディアルシステムV)-LIVE-NTSC方式 1h18’字幕;英・仏・独





BC0300738
\2300→\2090
ドレスデン聖十字架合唱団による800年の歌の歴史
 ヨハン・ワルター(1496-1570)、
 ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630)、
 シュッツ、モーツァルト、メンデルスゾーン、テオドラキスの作品より
ドレスデン聖十字架合唱団




<国内盤>

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オクタヴィア・レコード



OVCL-00586
\3000+税
井上道義&大阪フィル/ショスタコーヴィチ・シリーズ第2弾
 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ハ長調 作品60 「レニングラード」
井上道義(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
咆哮する調べ!邁進する音楽!
井上道義の才気がショスタコーヴィチの真髄を抉る!

 日本を代表する指揮者で、近年ショスタコーヴィチ演奏で高い評価を受ける井上道義の最新ショスタコーヴィチ・アルバムです。2015年11月、大阪フィルの定期演奏会で取り上げられた交響曲第7番は、前作交響曲第4番同様、圧倒的な迫力と音楽的な深さで、大喝采を受けました。
 井上はこの交響曲を「人間賛歌」と呼びます。人間の持つ弱さ、悲しみ、怒り、情熱が入り乱れ、マグマのようなエネルギーとなって表現されたショスタコーヴィチの最高傑作のひとつです。井上によって統率されたオーケストラがそれらを余すところなく、表現していきます。
 パワー漲る迫力、刺激的なサウンド、ドラマティックな音楽性は井上道義の独壇場です。
 圧巻の井上&大阪フィルのショスタコーヴィチ・シリーズ第2弾、ぜひお聴き下さい。
  2015年11月27、28日 大阪・フェスティバルホール にてライヴ収録



前作、第4番

OVCL-00550
\3000+税
がんばれ!井上!
 井上道義、大阪フィル首席指揮者就任ライヴ!
  ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
井上道義(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

 今年(2014年)春に突然「癌」を告白し療養に入った井上。
 その赤裸々な告白のなかで

 「突然、限りがあると感じた場合、貴方ならどうしますか?」

 と問いかけられ、動揺した。
 これはその「癌」発覚直前の演奏。

 その後井上は超人的な意思で復活を遂げた。
 これからの井上の活動には注目しないといけない。



 沸き上がる熱狂!井上道義、大阪フィル首席指揮者就任ライヴ!
 2014年4月に行われた井上道義の大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者就任披露公演のライヴCDの登場です。
(この演奏会後、井上は喉頭がんが発覚。半年に渡り活動休止し治療に専念。2014年10月に復帰を果たしました。)
 
 初共演から実り豊かな演奏活動を続けてきた両者が、新たなスタートして選んだ楽曲がショスタコーヴィチの交響曲第4番でした。
 ショスタコーヴィチのスペシャリストとして名を馳せる、鬼才井上道義のまさに独壇場。冒頭から漲る緊迫感、刺激的な響き、狂気的な楽曲のエネルギー。
 井上と大阪フィルがそれらすべてを鮮やかに表現していきます。大阪フィルの新時代の到来を予感させる、両者の魂が込められた渾身のサウンドをぜひお聴き下さい。

 2014年4月4、5日 大阪、フェスティバルホール にてライヴ収録

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OVCL-00587
(2CD)
\3500+税
堀米ゆず子(ヴァイオリン)
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲 BWV 1001-1006
堀米ゆず子(ヴァイオリン)
 他の追随を許さない圧倒的な演奏。

 堀米ゆず子のエクストン第1弾!1980年エリーザベト王妃国際音楽コンクールでの日本人初優勝してから、ヨーロッパを中心に第一線で世界的に活躍してきた彼女が、ついにバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(BWV. 1001-1006)をセッション録音しました。
 彼女らしいライヴ感溢れる演奏と、見事な技術と最上の音色に圧倒されることでしょう。
 自身によるライナーも必読です。
 2015年3月9日、7月21-22日、2016年1月5-6日 相模湖交流センター にて収録
 


OVCT-00128
(SACD Hybrid)
\3200+税
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」
  ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2 「テンペスト」
  ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 作品81a 「告別」
清水和音(ピアノ)
 清水和音のベートーヴェン最新録音シリーズ 第2弾!
 昨年から始動した清水和音によるベートーヴェン最新録音シリーズ。前作に続いて、人気の3曲を収録しました。
見事に構築された音楽、暖かみのあるピアノの音に包まれ、ベートーヴェンの世界にどっぷり浸れることでしょう。こだわりぬいた録音により、美しく奏でられた透き通るような音色と華やかなメロディを、高音質でお届けします。
 現在の清水和音のベートーヴェンが聴けるのは、このシリーズのみです。
 どうぞご堪能ください。
 2015年12月15-17日 東京・稲城?プラザ にて収録




SONETTO CLASSICS


JSONCLA 0001
〔国内仕様盤〕
\2700+税
ダンテ「インフェルノ」
 リスト:ダンテを読んで
 パーセル(ヴィラーニ編):ティドーの嘆き【世界初録音】
 ビューロー(リスト、ヴィラーニ編):
  ダンテのソネット「なんと優しく、なんと高潔な」S.479
 リスト:ものみな涙あり(巡礼の年 第3年 S.163より)
 ワーグナー(ビューロー、リスト、ヴィラーニ編):
  トリスタン幻想曲【世界初録音】
アンジェロ・ヴィラーニ(pf)
 ダンテ生誕750周年記念企画
 「神曲・地獄篇」をテーマとしたコンセプト・アルバム発売。

 アンジェロ・ヴィラーニは、母国オーストリアで神童して注目をされ、絶賛されたピアニスト。
 1990年チャイコフスキーコンクールの前夜に右手の感覚を失い約20年間演奏活動から遠ざかってしまいます。その後症状の改善につれ少しずつ演奏活動を再開し、また高い評判も後押して、2012年に復活リサイタルを行うまでになりました。
 ロマン派の重要な楽曲での劇性と美しさが交差する解釈は聴衆に大きな驚きをもたらしました。
 その後はイギリスBBCラジオなどで取り上げられるなど、さらに評価が高まり、再び注目されるピアニストのひとりとしてキャリアを積み始めています。

アンジェロ・ヴィラーニは希有の存在 — 真性のロマン派である。
 ケヴィン・バサーナ(音楽評論家)
グレン・グールドとアーヴィン・ニレジハージの伝記作家
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5月25日(水)19時より代々木上原「ムジカーザ」にて来日演奏会決定
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【動画】ヴィラーニ BBC収録時のドキュメンタリー ↓ 
https://www.youtube.com/watch?v=z9YS1mmHSo4




ANALEKTA(国内仕様盤)


PAN 29127
\2857+税
※輸入盤発売済

第17回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位!
 シャルル・リシャール=アムラン

  ショパン:
   ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
   幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
   夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1
   夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2
シャルル・リシャール=アムラン(ピアノ)
 ショパン国際ピアノ・コンクール第2位&最優秀ソナタ賞受賞!

 1989年カナダ生まれのピアニスト、シャルル・リシャール=アムランのデビュー・アルバムの日本語解説書付き国内仕様盤が登場!
 2011年の「ヨーロッパ賞」受賞を始め、モントリオール国際コンクール第2位、ソウル国際音楽コンクール第3位&特別賞などの受賞歴を誇り、2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでは見事第2位&最優秀ソナタ賞を受賞!
 そんな、カナダの次代を担うピアニスト、リシャール=アムランのデビュー・アルバムは、ショパンのピアノ・ソナタ第3番と幻想ポロネーズ、そしてOp.62の2つの夜想曲。ショパン・コンクールでの活躍により大きな注目を浴び、更なる飛躍が約束されたリシャール=アムランによる、温かい音色と高貴な響きを両立した美しいショパンです。

 ※録音:2015年5月、ケベック(カナダ)

 シャルル・リシャール=アムラン 来日公演情報
  2016年5月20日 三井住友海上しらかわホール/2016年5月22日 岡山シンフォニーホール/
  2016年5月23日 東京オペラシティ コンサートホール/2016年5月26日 横浜みなとみらいホール 大ホール/
  2016年5月30日 フィリアホール/2016年5月31日 ザ・シンフォニーホール




GLOSSA PLATINUM(国内仕様盤)


PGCD P33202
\2857+税
※輸入盤発売済
思いのままに 〜
 ア・ピアチェーレ 〜 ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽

  サンス(アルカイ編):マリサパロス/
  デ・ムルシア(アルカイ編):ファンダンゴ/
  サンス(アルカイ編):パサカージェ/
  サンス(アルカイ編):カナリオス/アルカイ:鳥の歌/
  サント=コロンブ:涙/サント=コロンブ:アルマンド/
  サント=コロンブ:サラバンド/
  ラモー(アルカイ編):未開人たち/マレ:人間の声/マレ:ギター/
  サトリアーニ(アルカイ編):
   オールウェイズ・ウィズ・ミー、オールウェイズ・ウィズ・ユー/
  J.S.バッハ:アンダンテ(BWV.1003)
ファミ・アルカイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アルカンヘル(ヴォーカル)
パブロ・マルティン・カミネロ
 (ヴィオローネ&ダブル・ベース)
アグスティン・ディアセラ(打楽器)
ペドロ・エステバン(打楽器)
フアン・カルロス・リベラ(テオルボ)
ヨハンナ・ローズ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ラミ・アルカイ
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ&ヴィオロット)
イグナシオ・デル・バジェ
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 鬼才ファミ・アルカイのGlossa第2弾!古楽新世代が繰り広げる"ア・ピアチェーレ"!

 スペインの名門古楽レーベル、グロッサ(Glossa)の次代を担うニュースターであり、スペイン古楽界に現れたヴィオラ・ダ・ガンバの鬼才ファミ・アルカイ。熱き情熱がほとばしるファミ・アルカイの「思いのままに 〜 ア・ピアチェーレ 〜 ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽」!
 "ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽"を集めたこの「ア・ピアチェーレ」では、前作の「スペイン再発見」以上に、ファミ・アルカイの卓越したセンス、無尽蔵のアイディア、見事なプログラミングにただただ驚嘆。
 スペイン・バロックのガスパール・サンスや、フランス・バロックのジャン=フィリップ・ラモーの音楽、さらにはロックギタリスト、ジョー・サトリアーニのナンバーをファミ・アルカイ自身が"ヴィオラ・ダ・ガンバ・ヴァージョン"へとアレンジ!
 サント=コロンブやマラン・マレのオリジナルや、カタルーニャ民謡「鳥の歌」のアルカイ・ヴァージョンを組み合わせた「ア・ピアチェーレ」は、そのタイトルのとおり、ファミ・アルカイの"自由"な発想から生まれた全く新しい古楽、ヴィオラ・ダ・ガンバの世界なのである。
 ファミ・アルカイが「スペイン再発見」の旅の先にたどり着いた「ア・ピアチェーレ」。ジャンルの枠や既成の概念にとらわれない古楽新世代の驚くべき才能がここに!

 ※録音:2013年10月&11月、セビーリャ(スペイン)

 ファミ・アルカイ 来日公演情報
  2016年5月12日 王子ホール/2016年5月13日 所沢市民文化センター ミューズ




HYPERION(国内仕様盤)


PCDA 68077
\2857+税
※輸入盤発売済

エルガー&ウォルトン:チェロ協奏曲集
 エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
 グスターヴ・ホルスト:祈り H75 Op.19-2
 ウォルトン:チェロ協奏曲
 イモージェン・ホルスト:無伴奏チェロのための《落葉》

スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

 イッサーリスのエルガー&ウォルトン!指揮はパーヴォ・ヤルヴィ!

 イギリスのナショナル・トレジャー、スティーヴン・イッサーリス。2015年のトップ・セラー・アルバムとなった「プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲集(CDA 68037)」に引き続き、パーヴォ・ヤルヴィとの共演によるイギリス・アルバム、エドワード・エルガーとウィリアム・ウォルトンのチェロ協奏曲集!
 エルガーとウォルトン、イギリスのチェロ協奏曲を代表する名曲2作に加え、グスターヴ・ホルストによるチェロと管弦楽のための「祈り」、そしてG・ホルストの娘イモージェン・ホルスト(1907−1984)による無伴奏チェロのための「落葉」という、イッサーリスにとって思い入れの深い2曲も収録された充実のプログラム。(ブックレットには、イモージェン本人と共に「落葉」演奏のリハーサルに臨む若きイッサーリスの写真も!)
 NHK交響楽団の首席指揮者に就任し、ますます注目を浴びるパーヴォ・ヤルヴィと、イギリスの至宝スティーヴン・イッサーリス。チェロ協奏曲ファン、イギリス音楽ファンも見逃せない、ディスクの1枚。

 ※録音:2014年11月14日&2015年4月10日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)





















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