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≪第86号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2016/3/8〜





3/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

HMF

HMC 902239
\2700→\2490

ラファエル・ピション(指揮)
 アンサンブル・ピグマリオン

  ラインの娘〜シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナー

 モルペウスの娘
  ワーグナー:ライン川の河底に
   (女声合唱、ハープ、4つのホルン、2本のコントラバス)
  シューマン:子守歌Op.78-4(女声四重唱とハープ)*
  ブラームス:私は角笛を苦しみの谷で鳴らすOp.41-1(4つのホルン)
 人魚
  シューマン:ロマンス第1集Op.69-5「海の女神」
  シューベルト:詩篇23番「主はわが飼い主」D.706(女声とハープ)
  シューマン:ロマンス第2集Op.91-6「海の中で」
 セレナーデ
  ワーグナー:ジークフリート〜ジークフリートの鐘(ホルン・ソロ)
  ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-5「かたい決意」
  シューベルト:セレナーデD.920(メゾソプラノ、女声合唱)
 嘆きの女たち
  シューベルト:私は涙に濡れてD.131b(単純な3声のカノン)
  シューマン:ロマンス第1集Op.69-6「礼拝堂」
  シューベルト:挽歌D.836(女声合唱、2つのホルン、ピアノ/ハープ)
  ワーグナー:神々の黄昏〜葬送行進曲
   (4つのホルン/ ジェームズ ウィルコックス編)
 もの憂い恋のうらみ
  ハインリヒ・イザーク(c1450-1517):インスブルックよさらば*
  ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-2
   「愛の神は私に過酷な姿であらわれる」
  ブラームス:女声合唱のための13のカノンOp.113-13
   「もの憂い恋のうらみ」
 ラインの娘
  ワーグナー:神々の黄昏〜ラインの娘
   (女声合唱、2つのホルン、ハープ)*
  ブラームス:2つのホルンとハープを伴う女声合唱のための4つの歌
   ハープは鳴り響く/ シェークスピアの歌「死と来たれ」/
   庭師/ フィンガルの歌
    * ヴィンセント・マナック編曲
アンサンブル・ピグマリオン
ラファエル・ピション(指揮)
ベルナルダ・フィンク(メゾソプラノ)
エマニュエル・セイソン(ハープ)
アネケ・スコット(ホルン)
ヨゼフ・ワルター(ホルン)
オリヴィエ・ピコン(ホルン)
クリス・ラーキン(ホルン)
 フランス古楽界注目の若手ラファエル・ピション、すべての芸術家を魅了するライン川を描く

 録音:2015 年7 月パリ、サン=テスプリ寺院

 いま最もフランス古楽界で注目されている1984 年生まれのラファエル・ピション。
 これまでにハルモニアムンディから「バッハ:レオポルト候のための葬送音楽」(HMC.902211)や「ラモー:カストールとポリュックス」(KKC.5492)など、既成概念を覆すようなアプローチの録音を発表し現代古楽界に衝撃を与えています。

 このアルバムは彼が率いるアンサンブル・ピグマリオンと、メゾソプラノのベルナルダ・フィンク、そしてハープのエマニュエル・セイソンをメインに迎え、ライン川に魅了された作曲家シューベルト、シューマン、ブラームス、ワーグナーらの女声合唱を中心としたプログラムを収録しています。

 スイス、ドイツ、フランス、オランダにまたがって流れるライン川は、美しい少女に魅せられた水夫を誘惑し、船を遭難させるという「伝説」や神話が残され、数々の歴史の舞台となり、ヒューゴ、ネルバル、ハイネ、アインヒェンドルフ、ターナーなど多くの作家、画家、芸術家を魅了し続けています。ワーグナーの「ラインの黄金」では、ラインの川底に隠された黄金を守る3 人の水の乙女たちが登場します。

 ピションとピグマリオンはその「乙女」とともに川の流れをたどろうというプログラミングで、それぞれの曲をいくつかのカテゴリーに分け父なるラインの秘密に迫っています。
 珍しい女声合唱曲の数々をカウンター・テナーとしても活躍するピションならではの解釈で聴かせてくれます。


RAPHAEL PICHON2



 テレマンの作品の中で店主が一番好きな曲をピションが指揮してる映像。
 残念ながらCDは出てない。
 鮮烈さよりもオケに対する求心力がすごい。ピション、鬼才というより大器という気がする。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=2fVme_bwx68

テレマン:神よ、あなたの審判を Georg Philipp Telemann: Deus judicium tuum
アンサンブル・ピグマリオン
ラファエル・ピション(指揮)




これはピションとは関係ありません・・・
上記テレマンの「神よ、あなたの審判を」を聴いて気に入った方に。
テレマンの天才を感じられる作品

ELOQUENTA
EL 0916
¥3000
すでにメーカー完売につき
海外倉庫直輸入
テレマン:神よ、あなたの審判を
ヘンデル:主はわが主に仰せられる
ピエール・カオ(指)、
アルシス・ブルゴーニュ、
アルモニー・ウニヴェルセル
美しく優しい宗教曲 テレマンとヘンデル、18世紀に大活躍した巨匠二人の宗教作品集。
ピエール・カオが、美しく澄み切った歌声を歌い手から引き出し、作品の美しさとやさしさを際立たせています。録音:2008年10月

びっくりするくらいかっこいい。






主役はサビーヌ・ドゥヴィエルだが、
ピションの存在が気になるアルバム

WARNER
2564601625
\2400

モーツァルト:ウェーバー姉妹のための歌曲集


モーツァルト:
 バレエ音楽『レ・プティ・リアン』 K.299b〜序曲
 『ああ、お母さん聞いて』
 『寂しい森の中で』 K.308
 パントマイム『パンタロンとコロンビーネ』 K.446〜アダージョ
 レチタティーヴォとアリア『アルカンドロよ、私は告白しよう・・・どこより訪れるのか私は分からぬ』 K.294
 アリア『ああ、できるならあなた様にお教えしたいものです』 K.418
 レチタティーヴォとアリア『テッサリアの民よ・・・私は求めはいたしません、不滅の神々よ永遠なる神よ』 K.316
 アリア『わが感謝をうけたまえ、やさしい保護者よ』 K.383
 アダージョ ヘ長調 K.410
 アリア『すでにやさしき春はほほえみ』 K.580
 歌劇『魔笛』 K.620〜『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』
 英雄劇『エジプトの王ターモス』 K.345〜第5番:間奏曲
 歌劇『魔笛』 K.620〜僧たちの行進
 ソルフェッジョ K.393〜第2番
 ミサ曲 ハ短調 K.427〜『聖霊によりて』

サビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)
アルノー・ディ・パスカル(フォルテピアノ、オルガン)
アンサンブル・ピグマリオン
ラファエル・ピション指揮


2015年1月パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会

 モーツァルトが愛したウェーバー姉妹は二人ともそうとうな技量を持っていたと思われるが、そんな二人をテーマにしたモーツァルト・アルバム。

 このアルバムのプロモーション・ビデオ。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=jlnCs5eEZs8


 もちろん主役はサビーヌ・ドゥヴィエルだが、端々で登場するピションがいやに気になっていた。演奏家たちをいやに惹き付けている指揮者だなと。全然目立ちたがり屋じゃないのに、人が集まってくる感じか??


//////


 サビーヌ・ドゥヴィエルの2枚目のアルバム。彼女は、2011年にパリ高等音楽院を首席で卒業したばかりにもかかわらず、在学中から数々のオペラの舞台に出演して話題に。「言葉の重さを重要視し、洗練された敏感な歌には偉大な哀愁の風が吹いている」と高い評価を得、2013年フランスのグラミー賞といわれるヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク、およびディアパゾン・ドール賞を受賞し、現在では様々なオペラ劇場よりひっぱりだこの彼女。
 この新アルバムでは、モーツァルトと恋愛関係にあったウェーバー姉妹にちなんだ歌曲を中心としたプログラム。楽しく活発な「レ・プティ・リアン」の序曲で幕を開けるこのアルバム。まずは、ドヴィエイルが伴奏なしで歌い始める「ママ、きいてちょうだい」の確かな技巧に裏打ちされつつも、そんなことを全く感じさせない自然な歌い口に、すっかり魅了されてしまうはず。決してノンヴィヴラートをストイックに貫いているのではなく、躊躇いがちな心の揺れはきちんと歌い上げるも、声全体は透明感に満ち、高音はヒステリックにならず余裕たっぷり。ナタリー・デセイの後継者とも、またバロック・オペラの新星とも目されているだけあって、彼女の歌には文句の付けどころがありません。コロラトゥーラならではの高音を自在に操る超絶技巧も完璧です。


 サビーヌ・ドゥヴィエルが歌う「ホフマン」の「オリンピア」。うますぎ。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=DAHw0uxjJ1g






そして、お待たせしました
ピションを聴くならこのアルバム
この繊細且つ甘美で痛快なバッハ!
「ミサ曲ロ短調の原型」

Alpha188
\2800
ラファエル・ピション&Ens.ピグマリオン
 ミサ曲ロ短調の原型


 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
  ミサ・ブレヴィス ロ短調 〜
   1733 年、ザクセン選帝侯フリードリヒ=アウグスト2 世に献呈
    (のちの『ミサ曲 ロ短調』)
ラファエル・ピション指揮
Ens.ピグマリオン(古楽器使用)
ユジェニー・ワルニエ、
アンナ・ラインホルト(ソプラノ)
カルロス・メーナ(アルト=カウンターテナー)
エミリアーノ・ゴンサレス・トロ(テノール)
コンスタンティン・ヴォルフ(バス)

 「ミサ曲 ロ短調」が書かれたのは、実はライプツィヒから少し離れたドレスデンに宮廷楽団を擁していた、ザクセン選帝侯のカトリック宮廷礼拝堂での上演を見込んでのこと。
 アンサンブル・ピグマリオンを率いるラファエル・ピションはここで、後年ごてごてと追加され、度重なる改訂で整えられていった「クレド(ニカイア信条)」以降の章がいっさいない、最初にドレスデン宮廷に献上されたときのまま、つまり「キリエ」と「グローリア」だけからなる版でこの作品を演奏。

 しかもドレスデン宮廷の楽団編成を徹底検証、通奏低音から金管の使い方、テンポ設定にいたるまで周到な作品研究のもと、「当時ドレスデンで演奏されたならこう響いていたはず、選帝侯はこの響きを聴いたはず」という、バッハの創意の原点に迫る決定的解釈を打ち出してみせたのです!

 しかも独唱にヴェテラン名歌手カルロス・メーナ、器楽陣も首席奏者に(ヘレヴェッヘやガーディナーの共演者でもある)ソフィー・ジェント、金管に初期のムジカ・アンティクヮ・ケルンでも活躍をみせていた大御所フリーデマン・インマー(!!)...と桁外れの大物がぞろぞろ。









MUSICA FICTA



MF 8020
\2600→\2390
ボワモルティエ:
 ディヴェルティスマン・ドゥ・カンパーニュ
レ・ムニュ=プレジール・デュ・ロワ
ステファン・ファン・ダイク(テノール)
 バロック・ミュゼットやフルートと通奏低音のためのディヴェルティスマン・ドゥ・カンパーニュ(田舎のディヴェルティメント) Op.49や、独奏フルートのための6つの組曲 Op.35を含む、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)の組曲集。
 カトリーヌ・ダロンの吹くあたたかいトラヴェルソの音色、ボワモルティエの美しい旋律と心地良いリズムは、バロック・フルート・ファン注目。

 録音:2012年9月19日−21日、ベルギー




SIGNUM CLASSICS


SIGCD 456
\2400
ジョナサン・ハーヴェイ:デオ 〜 合唱作品集
 主を愛する/マニフィカト/ヌンク・ディミティス/
 オルガンとテープのためのトッカータ/
 来れ、聖霊よ/主をほめたたえよ/ミサ・ブレヴィス/
 王室の旗は前進し/神をたたえよ/受胎告知
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
エドワード・ピクトン=ターバーヴィル(オルガン)
 ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団!Signum第1弾はジョナサン・ハーヴェイの合唱作品集!
 委嘱作品、無伴奏合唱のための《受胎告知》を収録!

 ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団の新たなプロジェクトが、シグナム・クラシックス(Signum Classics)を舞台としてスタート!
 第1弾は、イギリスの作曲家、ジョナサン・ハーヴェイ(1939−2012)の宗教合唱作品集!
 ジョナサン・ハーヴェイは、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジで研鑽を積み、IRCAMの電子音響技術を採り入れるなど、独創的な作風を確立した20世紀〜21世紀初期のイギリスを代表す作曲家の1人。
 宗教的題材に基づくハーヴェイの合唱作品の秘められた魅力を、ケンブリッジの名門合唱団の卓越した表現力で聴く。
 2011年に作曲されたハーヴェイ最後の合唱作品「受胎告知」は、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団の委嘱作。

 ※録音:2015年7月13日−17日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)



 

SIGCD 454
\2400
レストレンジ:鷲の翼 〜 合唱作品集
 ニュー・カレッジ・サーヴィス/平和への祈り/
 この世のすべての人々にいたるところで歌わせ給え/
 おお主よ、我を/鷲の翼/主よ、すべての者の目は/
 マイ・ソング・イズ・ラヴ・アンノウン/天使の糧/
 リュート=ブック・ララバイ/主顕節のキャロル/今日!/
 民らにあなたをほめたたえさせ/アイルランドの祈り
テネブレ
ナイジェル・ショート(指揮)
 スウィングル・シンガーズやヴォーチェス8、キングズ・シンガーズのアレンジャーとしてもその名を響かせ、英国合唱界が大きな期待を寄せる作曲家アレクサンダー・レストレンジ(1974−)。
 ジョン・ラッターがその才能に太鼓判を押したレストレンジのジャズにインスパイアされた作品と宗教作品を歌うのは、ナイジェル・ショートが率いるテネブレ!
 英国のカレッジ合唱団やキングズ・シンガーズの伝統を体感してきた英国合唱界の期待の星、レストレンジの作品集は合唱関係者要注目!

 2015年4月15日−17日の録音。
 

SIGCD 451
\2400
ヒューズ:合唱作品集
 2つのコラール・ファンファーレ/3羽の白鳥/
 冬が去って/バルドルの死/
 anyone lived in a pretty how town/
 リヴェレイション・ウィンドウ/中世の動物寓話
BBCシンガーズ
ポール・ブラフ(指揮)
 2015−16シーズンで創設90周年を迎えたイギリスの室内合唱団BBCシンガーズ。
 バーナード・ヒューズ(1974−)は、「バルドルの死」で2009年のブリティッシュ・コンポーザー・アウォーズ入賞を果たし、ロンドンのセント・ポール少女合唱団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど、英国の合唱シーンで注目を集めている作曲家である。

 2015年7月30日−31日の録音。
 

SIGCD 428
\2400
ヴォクソールのヘンデル Vol.1
 ヘンデル:
  《エイシスとガラテア》HWV.49より シンフォニア
 モールト:
  ジョン・ウォーガンとヘンデルの形式によるオルガン即興曲
 ヘンデル:オルガン協奏曲変ロ長調 Op.4-2, HWV.290
 ヘンデル:《エイシスとガラテア》HWV.49より
  緑の野原も木々の茂った山々も
 アーン:牧歌
 ヘンデル:《サウル》HWV.53より 死の行進
 ヘンデル:忠告
 ヘンデル:憂鬱な妖精
 ヘブデン:弦楽のための協奏曲第1番イ長調
 ヘンデル:
  《快活の人、沈思の人、中庸の人》HWV.55より暁が夜に忍び込み
ロンドン・アーリー・オペラ
ブリジット・カニンガム(指揮)
ダニエル・モールト(オルガン)
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)
エレノア・デニス(ソプラノ)
カースティ・ホプキンス(ソプラノ)
チャールズ・マクドゥーガル(テノール)
グレッグ・タッセル(テノール)
ベンジャミン・ベヴァン(バリトン)
 ロンドン・アーリー・オペラ第2弾!ヴォクソール・ガーデンズでのヘンデル!

 ベヴァン姉妹、ベンジャミン・ベヴァンをソリストとして起用した「イタリアのヘンデルVol.1」(SIGCD 423)に続くロンドン・アーリー・オペラのシグナム(Signum Classics)第2弾!
 ヘンデルの熱烈な支持者だったジョナサン・タイヤーズが所有していたヴォクソール・ガーデンズで開催された音楽会の再現を目指した好企画。
 前作に続きソフィー・ベヴァン、ベンジャミン・ベヴァンが参加するなど、ソリストは今回も実力派揃い。2008年に創設されたバロック時代と古典派時代のスペシャリスト集団、ロンドン・アーリー・オペラの充実ぶりも楽しみ。

 2012年5月7日−9日の録音。
 

SIGCD 447
\2400
グリーンスリーヴス 〜 イギリス諸島の民謡集
 伝承曲(ウェッバー編):リサ・ラン
 スタンフォード:青い鳥
 伝承曲(ウェッバー編):私の愛するリー川の土手で
 伝承曲(ヤング編):あの娘は市場を抜けていった
 ピアソール:花輪を飾れ
 伝承曲(ウェッバー編):スウィート・キティ
 伝承曲(ヤング編):スオ・ガン
 伝承曲(ホルスト編):我が愛を愛す
 伝承曲(ウェッバー編):Dadl Dau
 モーリー:時は花祭りの5月
 伝承曲(モンクス編):アン・ローゼン・ウィン
 伝承曲(ウェッバー編):グリーンスリーヴス
 伝承曲(ヴォーン・ウィリアムズ):ローモンド湖
 伝承曲(ハドリー編):O Love, 'tis a Calm Starry Night
 伝承曲(ウェッバー編):ラグル・タグル・ジプシー
アルモニコ・コンソート
クリストファー・モンクス(指揮)
 小編成から大編成、合唱のみ、オーケストラ付きなど、多種多様な編成とプログラムにハイレベルで対応する2001年創設のアルモニコ・コンソート。
 世界各地の民謡、伝承曲の編曲を手がけるジェフリー・ウェッバーや英国の若き才能トビー・ヤングの優れたアレンジによる「イギリス諸島の民謡集」では、アルモニコ・コンソートの合唱団が、美しき旋律と編曲の妙を存分に聴かせてくれる。

 2013年6月19日−20日の録音。
 

SIGCD 347
\2400
ウィドール:オルガン交響曲集 Vol.5
 オルガン交響曲第9番 Op.70《ゴシック》
 オルガン交響曲第10番 Op.73《ローマ風》
ジョセフ・ノーラン(オルガン)
 1842年に完成し、ルフェビュール=ヴェリー、サン=サーンス、フォレー、デュボワなどの大音楽家たちがオルガニスを務めた歴史と伝統を持つパリのマドレーヌ寺院。
 名工アリステッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンによるフランス・オルガン界の大家ウィドールのオルガン交響曲全集の第5弾がいよいよ登場!
 演奏は前作までと同じく、セント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤルのオルガニスト、ジョセフ・ノーランが担当!

 2011年8月4日−8日&2014年5月25日−26日の録音。




VANITAS

VA-08
\2600
ヘンデル:リコーダー・ソナタ全集
 ソナタ ト短調 HWV.360/ソナタ ハ長調 HWV.365/
 ソナタ イ短調 HWV.362/ソナタ ヘ長調 HWV.369/
 ソナタ 変ロ長調 HWV.377/ソナタ ニ短調 HWV.367a
ミュリエル・ロシャ・リーント(リコーダー)
アンドレス・アルベルト・ゴメス (チェンバロ)
 ミュリエル・ロシャ・リーント、ソロ録音第1弾はヘンデル!

 スイスの女流リコーダー奏者ミュリエル・ロシャ・リーントが吹く、ヘンデルの「リコーダーと通奏低音のためのソナタ集」。
 バーゼル・スコラ・カントルムで勉強中にこの作品に出会い、英国王室のために作曲された偉大なリコーダーの傑作にすっかり魅了され、研究を重ね、ついに録音の機会を得たという渾身のアルバム。
 スペインの音楽誌RITMOでは、既に「今月のベスト10」に選ばれるなど高評価を得ている。

 録音:2014年10月、アルバセテ(スペイン)
 

VA-09
\2600
アモレッティ 〜 エリザベス朝の鍵盤作品と詩
 ダウランド:ラングトン氏のガイヤルド/
 ギボンズ:ファンタジア、フランスの歌/
 作曲者不詳:パバナ・マルケセ/
 ギボンズ:前奏曲/
 バード:ガイヤルド/
 ギボンズ:パヴァン/
 ダウランド:蛙のガイヤルド
ハビエル・ロレンソ・カンデル(作詞、朗読)
アナ・ベレン・カサス(朗読)
アンドレス・アルベルト・ゴメス(ヴァージナル)
 華麗なヴァージナルによるダウランド、バード、ギボンズらの作品と、スペインの詩人、文芸評論家のハビエル・ロレンソ・カンデルによる詩の朗読により、16世紀と現代がリンクする。

 録音:2015年、スペイン
 

VA-05
\2600
消えゆく瞬間
 フローベルガー:組曲第18番
 ディートリヒ・ベッカー:ソナタ ニ短調より
 ブクステフーデ:主よ、あなたさえこの世にあれば
 ルイ・クープラン:組曲
 シュメルツァー:ソナタ第2番
 トゥンダー:ああ主よ、あなたの御使いに
 ブクステフーデ:トッカータ ト長調より
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲より
 モンテヴェルディ:苦しみはかくも甘き
 ブクステフーデ:コラール
ラ・レベレンシア
アンドレス・アルベルト・ゴメス
 (チェンバロ、オルガン、指揮)
 バロック音楽のドキュメンタリー映画 "De Occulta Philosophia"のサウンドトラック。
 演奏は、アンドレス・アルベルト・ゴメス率いるスペインのバロック・アンサンブル、ラ・レベレンシア。

 録音:2012年
 

VA-04
\2600
アポテオシス 〜 ヴィオラ・バスタルダ
 ディルータ:第1旋法によるトッカータ/
 R・ロニョーニ:Ancor che col partire/
 フレスコバルディ:カンツォーナ第5番/
 セルマ:カンツォーナ第1番*/
 ゴメス:アンドレス・ゴメス氏のトッカータ/
 F・ロニョーニ:スサナ・パッセジャータ/
 バッサーニ:オラティオ・バッサーニ氏のトッカータ/
 セルマ:スサナ・パッセジャータ/
 メールロ:トッカータ/
 フェッラボスコ:Sound Out My Voice(世界初録音)/
 グアーミ:第2旋法によるトッカータ/
 バッサーニ:トッカータ/
 F・ロニョーニ:Vestiva i Colli/
 セルマ・イ・サラベルデ:Vestiva i Colliによるパッセジャート*
ディヴィナ・ミステリア
 〔トール・ホルヘン
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  パベル・アミルカル
   (ヴァイオリン)*、
  アンドレス・アルベルト・ゴメス
   (オルガン)〕
 ラ・レベレンシアにも参加しているバロック・ヴァイオリニストのパベル・アミルカルとバロック・チェロのトール・ホルヘンによって2002年に創設されたピリオド・アンサンブル、ディヴィナ・ミステリアの第2弾。
 即興的な演奏が行われていったヴィオラ・ダ・ガンバが「ヴィオラ・バスタルダ」と呼ばれた頃の作品を、ゴメスのオルガン伴奏とホルヘンのヴィオラ・ダ・ガンバで。




GENUIN

GEN 16419
\2300
「像と鏡」
 (1)ヒンデミット(K.ウィルソン編):
  ウェーバーの主題による交響的変容〜行進曲
 (2)フフィードリヒ・グルダ:チェロと吹奏楽のための協奏曲
 (3)ヴィラ=ロボス(F.ボンジョルノ編):
  ブラジル風バッハ第5番〜アリア
 (4)バート・ピクール(b.1972):カード遊び
  (ハートのクイーン/スペードのジャック/ダイヤの10/愚者)
(1)(2)(4)トーマス・クラモー(指揮)
 ザクセン管楽フィルハーモニー
(2)(3)ペーター・ブルンス(チェロ)
(3)(4)クレル=オブスキュル
 (サクソフォン四重奏団)
 名手ペーター・ブルンスが弾くフリードリヒ・グルダのチェロ協奏曲!

 録音:2015 年3 月2−5 日 バート・ラウシック、61'52

 元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトランペット奏者、トーマス・クラモーが首席指揮者を務めるザクセン管楽フィルハーモニーの新刊。
 今回の目玉は、鬼才ピアニスト、フリードリヒ・グルダが作曲したチェロ協奏曲を、名チェリスト、ペーター・ブルンスが弾いていることだろう。5 楽章それぞれが非常に個性が強い作品で、全体としてはかなり風変わりだが、しかし親しみやすい名曲でもある。録音はいくつかあるが、ブルーンスのような大物チェリストの録音は珍しい。
 ヒンデミットの行進曲とヴィラ=ロボスのアリア(チェロとサクソフォン四重奏)は編曲もの。特にヴィラ=ロボスのアリアは、原曲のしっとりとした趣とはまた異なった魅力がある。バート・ピクール(1972-)のカード遊びは世界初録音。
 
GEN 16409
\2300
「リスト:超絶技巧練習曲集」
 第1番ハ長調「前奏曲」/第2番イ短調/
 第3番ヘ短調「風景」/第4番ニ短調「マゼッパ」/
 第5番変ロ長調「鬼火」/第6番ト短調「幻影」/
 第7番変ホ長調「英雄」/第8番ハ短調「荒々しい狩り」/
 第9番変イ長調「回想」/第10番ヘ短調/
 第11番変ニ長調「夕べの調べ」/第12番変ロ短調「雪嵐」
ディナーラ・クリントン(ピアノ)
 録音:2015 年6 月2−4 日ライプツィヒ、67'21

 ウクライナ生まれのピアニスト、ディナーラ・クリントンの弾くリストの超絶技巧練習曲集。
 ディナーラ・クリントンは1989 年、ウクライナのハルキウの生まれ。旧姓はナジャーフォヴァ。モスクワ音楽院を修了後、様々なコンクールに入賞。2007 年にはイタリア、ボツツァーノのフェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで第2 位、2013 年にはポーランドの国際パデレフスキ・コンクールで第2位を得ている。
 現在はロンドンを拠点に世界的に活躍。CD はまだ十代だったディナーラ・ナジャーフォヴァ名のもの以来久々。ピアニストとしてはるかに成長し、超難曲であるリストの超絶技巧練習曲集を余裕で弾き切っている。
 
GEN 16412
\2300
ユーディ・メニューインの息子
 「シューベルト=メニューイン」

 シューベルト:
  人生の嵐 D947、幻想曲 ヘ短調 D940、
  自作主題による8つの変奏曲 変イ長調 D813
 シューベルト=メニューイン:
  シューベルトの弦楽四重奏曲
   第14番 「死と乙女」第2楽章に基づく編曲
ムーキー・リー=メニューイン(Pf)
ジェレミー・メニューイン(Pf)
 録音:2015 年1 月26、28、29 日 ライプツィヒ、65'36

 ジェレミー・メニューインとムーキー・リー=メニューインの夫妻によるシューベルトのピアノ連弾曲集。
 ジェレミー・メニューインは偉大なヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインの息子で、1951 年生まれ。独奏、伴奏、室内楽と幅広く活躍している。
 ムーキー・リー=メニューインは彼の妻。韓国、ソウルの生まれで、韓国名はリ・ムキ。マンチェスターのチータム音楽学校とロイヤル・ノーザン音楽大学で学んだ後、ピアニストとして活躍している。
 
GEN 16414
\2300
「Young Spirit of Serenades」
 ブルッフ:スウェーデンの民謡に基づくセレナード
 キラール:オラヴァ
 モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調K.525
 チャイコフスキー:弦楽のためのセレナードOp.48
ヴォルフガング・ヘントリヒ(指揮)
ドイツ弦楽フィルハーモニー
 録音:2014 年7 月19-21 日,2015年7 月20-22 日 ベルリン、70'54

 ドイツ弦楽フィルハーモニーと、2013 年以来このオーケストラの音楽監督を務めるヴォルフガング・ヘントリヒによる新録音。
 モーツァルトとチャイコフスキーの有名曲に加え、ブルッフのスウェーデンの民謡に基づくセレナード、映画「戦場のピアニスト」の音楽を担当したことでも有名なポーランドの作曲家、ヴォイチェフ・キラール(1932—2013)のオラヴァと珍しい曲も収録されている。




K&K


KUK 119
\2400
「真の太陽の光線が」〜グレゴリオ聖歌集
 王の旗が前に進み/
 神よ、苦難にある人たちを助けに来てください/
 全能の父である神よ/処女達に愛される王よ/
 真の太陽の光線が/エッサイの根が枝をもたらし/
 まだ生まれぬ父の息子が/イスラエルの人々がエジプトを出て/
 神を讃えよ/天上の王の宝石に/光の中の光/
 エッサイの根は/神よ、助けに来てください
ヴォックス・ノストラ:
 【エイミー・グリーン、
  ズザンネ・ヴィルスドルフ、
  エレン・ヒュニゲン、
  ヴェルナー・ブラウ、
  ブルカルト・ヴェーナー】
 録音:2013 年9 月8 日 オイサータール、DDD、59'38

 ヴォックス・ノストラによる中世宗教声楽曲集。
 ヴォックス・ノストラ(「私たちの声」という意味)は、1999 年、ベルリンでブルカルト・ヴェーナーによって結成された声楽アンサンブル。南西ドイツ、ラインラント=プファルツ州のオイサータールにある13 世紀創建のシトー会修道院でのライヴ録音。
 

KUK 121
\2400
「モーツァルト:室内楽版ピアノ協奏曲集」
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
 ヘルムート・シュミディンガー(b.1969):
  ピアノと弦楽五重奏のための小協奏曲 「ア・ピアチェーレ」
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
クリストフ・ゾルダン(ピアノ,指揮)
シレジア室内ソロイスツ
 録音:2015 年2 月3 日,ノイシュタット、DDD、59'09

 クリストフ・ゾルダンは1964 年、フランクフルト生まれのドイツのピアニスト。モーツァルト弾きとして知られるゾルダンは、既にK&Kからモーツァルトのピアノ協奏曲を2 枚、第17 番と第23 番(KUK77)、第21 番と第26 番 「戴冠式」(KUK 86)出しているが、この録音はまったく方向性が異なる。
 ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦楽五重奏団を弾き振りした演奏は、クッキリとした明快なものでありながら、しかし決して室内楽的な演奏ではなく、ピアノの存在をグッと前に出した、モーツァルトのピアノへの愛とこだわりが強く感じられるものになっていて、たいへん面白い。
 シュミディンガーは1969 年生まれのオーストリアの作曲家。ア・ピアチェーレとは音楽用語(イタリア語)で随意に、自由にといった意味。モーツァルトのピアノ協奏曲第13 番から着想を得た作品。




ARTALINNA


ATL-A 014
\2600
メトネル、ブラームス:ピアノ作品集
 メトネル(1880-1951):
  2つのおとぎ話 Op.8/2つのおとぎ話 Op.20/2つのおとぎ話 Op.48
  忘れられた調べ 第2集 Op.39 から 悲劇的ソナタ ハ短調(No.5)
 ブラームス(1833-1897):8つのピアノ小品 Op.76
フロリアン・ノアック(ピアノ)

録音:2014年11月10-11日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、 ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
 フロリアン・ノアック1990年ベルギーのブリュッセルに生まれたピアニスト。12歳でエリーザベト王妃シャペル・ミュジカルの天才児コース受講者に選ばれ、16歳でケルン音楽大学に入りロシアのピアニストで作曲家のヴァシーリー・ロバノフに師事。
 さらにバーゼル音楽大学でクラウディオ・マルティネス=メーナーに師事。20以上の国際コンクールに入賞。
 世界的な演奏活動を展開しながら編曲の分野でも活躍し、ロシアの管弦楽作品のピアノ独奏譜を出版。それらを自ら録音(ARS PRODUKTION レーベル)し高い評価を受けました





PASSAVANT MUSIC


PAS 116022
\2600
アンリ・デュティユー(1916-2013):歌曲全集
  5つの歌(+)
   Regards sur l'infini / Feerie au clair de lune / Pour une amie perdue
   Chanson au bord de la mer / Fantasio
  6つのピアノ小品「波のまにまに」[Au gre des ondes] から
   子守歌による前奏曲 / タップダンス
  黄金の小舟 [Barque d'or] (*)(#)
  6つのピアノ小品「波のまにまに」から 即興曲 / 無窮動
  3つの歌曲(未出版)(+)(#)
   L'Ange pleureur / Vers de Ronsard / La faute en est a toi
  6つのピアノ小品「波のまにまに」から バッハへのオマージュ / 練習曲
  流刑囚の歌 [Chanson de la deportee](*)
  ジャン・カスーの4つのソネット(+)(#)
   Eloignez-vous(#) / La Geole / Il n'y avait que des troncs dechires
   J'ai reve que je vous portais entre mes bras
  眠りを誘うそよ風 [Petit air a dormir debout] (ピアノのための)
  サンフランシスコの夜 [San Francisco Night](*)
ヴァレリー・コンドルシ(ソプラノ(*))
フランソワ・ル・ルー(バリトン(+))
オリヴィエ・ゴダン(ピアノ)

20世紀フランスを代表する作曲家の一人デュティユーの未出版作を含む歌曲全集。(#)は世界初録音。





SYRIUS


SYR 141467
\2600
グラズノフ(1865-1936):ピアノ作品集
  前奏曲ニ長調 Op.25 No.1/パストラーレ ニ長調 Op.42 No.1
  練習曲ホ短調 Op.31 No.2/練習曲ホ長調「夜」Op.31 No 3
  宗教的旋法で 変ホ長調 Op.38/前奏曲変ニ長調 Op.49 No.1
  舟歌 変ニ長調 Op.22 No.1/ノヴェレッテ ニ長調 Op.22 No.2
  ソナタ第1番変ロ短調 Op.74/演奏会用ワルツ第1番ニ長調 Op.47
ジャン・デュベ(ピアノ)

録音:2014年5月、ストゥディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス
 チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービン等に比べて耳にする機会の少ないグラズノフのピアノ曲。どちらかと言えば玄人好みなのでしょうか。
 ジャン・デュベは1981年カナダに生まれたフランスのピアニスト。ニース地方音楽院を10歳で卒業した後パリ音楽院のジャック・ルヴィエのクラスを14歳で卒業。その後ジャクリーヌ・ロバン、ジョン・オコナーに師事。2002年第6回ユトレヒトのフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール優勝、それに伴い2005年 NaxosレーベルからCDデビュー。その後は Syriusレーベルの主要ピアニストとして録音を重ねています。

 

SYR 141471
\2600
マッシモ・ノゼッティ(1960-2013):オルガン作品全集 Vol.2
  「おお、息子らよ、娘らよ」による組曲/「来たれ、聖霊」によるパラフレーズ
  ロンド=スケルツォ/パストラーレ
  コラール「黄金色の太陽は喜びと幸せに満ちて」による前奏曲/小狂詩曲
  トランペット・チューンとエア/様々な旋律/小トッカータ
  「敬虔と慈悲」による短い狂詩曲/トッカータ「フロール・ペーテルスへのオマージュ」
  日本古謡「さくら」による変奏曲/「御身を待ち望むすべての者は」による前奏曲
ドメニコ・セヴェリン(オルガン)
録音:2015年5月、ヴィッラサンタ大聖堂、ヴィッラサンタ、イタリア
 マッシモ・ノゼッティは2013年にすい臓癌のため53歳の若さで亡くなったイタリアのオルガン奏者・作曲家・指揮者。
 

SYR 141470
\2600
【前回新譜】
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):7つのナポリのソナタ
  12のソナタ(1724)から
   第8番ト短調/第1番ニ短調/第2番ホ短調/第5番ニ長調
   第4番イ短調/第12番ト長調/第7番ハ長調
ジャック・ヴァンドヴィル(オーボエ)
ジャン=ミシェル・ルシャール(オルガン)
録音:2015年7月、サン=シプリアン修道院、サン=シプリアン、ペリゴール、ドルドーニュ県、フランス
使用楽器(オルガン):17世紀、不詳作者(トゥールーズ派と推定)製
               (1982年、ゲルハルト・グレンツィング修復)
 フランチェスコ・マンチーニはイタリアのナポリに生まれた作曲家・オルガン奏者。ナポリのピエタ・デイ・トゥルキーニ音楽院でフランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704)他に師事し、ナポリ王宮の礼拝堂オルガニストおよび宮廷楽長、サンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院長等を務めました。
 生涯に29のオペラ、200を超えるカンカータを書いたマンチーニですが、現在では主に器楽作品で知られており、特にリコーダー、チェロと通奏低音のための12のソナタ(ロンドンで出版)が頻繁に演奏されています。
 当盤ではその中から7曲が選ばれ、オーボエとオルガンで演奏されています。
 ジャック・ヴァンドヴィルは1930年パリに生まれたフランスのオーボエ界の大御所。録音時点で84歳!
 長年のデュオ・パートナーであるフランスのオルガン奏者ジャン=ミシェル・ルシャールとの息もぴったりです。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


AZUR−CLASSICAL


アルベール・ルーセル国際音楽祭シリーズ
レア盤!

AZC 135
\2500→\2290
エミール・グエ(1904-1946):
  交響曲第2番イ長調(ヴァイオリン独奏と管弦楽のための)Op.39(*)
  エミリー・ブロンテの詩によるバラード
   (ソプラノ、四重唱、弦楽四重奏とピアノのための)Op.25(+)
マックス・ロケ(ヴァイオリン(*))
パリ放送交響楽団(*)
トニー・オーバン(指揮(*))
マリー・ベロニタ(ソプラノ(+))
四重唱団(+)
クレットリー弦楽四重奏団(+)
アンリエット・ロジェ(ピアノ(+))
ルイ・ド・フロマン(指揮(+))

 録音:1958年2月8日(*)/1949年3月19日(+) 音源提供:INA
  エミール・グエはフランス中部、ブールジュ近郊の町シャトールーに生まれた作曲家。物理化学を修める傍らシャルル・ケクラン(1867-1950)に作曲を師事、アルベール・ルーセル(1869-1937)にも励ましを受け、科学者・教師と作曲家の二足のわらじを履いて活躍しました。
 1939年、第二次世界大戦の勃発により召集され砲兵中尉として従軍するも1940年ドイツ軍に捕えられニュルンベルクの捕虜収容所に送られ、外界と遮断された孤独の中で作曲を続けました。ドイツの敗戦により1945年5月にフランスに送還されましたが、体は弱っており翌年10月に療養所で亡くなりました。
 1997年以来フランスのノール=パ・ド・カレーとベルギーで開催されているアルベール・ルーセル国際音楽祭は2006年からたびたびエミール・グエを取り上げ、この作曲家の再評価に貢献しています。
 当レーベルのこのシリーズではグエの作品の歴史的録音の掘り起こしも行っており、コレクターの興味を引きつけています。



<メジャー・レーベル>
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SONY



8898530651-2
\2600→\2390
アレッシオ・ビドリ/イタリアの魂(イタリア・ヴァイオリン演奏の至芸)
 1) アントニオ・バッジーニ:『カラブレーゼ』Op.34-6,
 2) ジョヴァンニ・ズガンバーティ:『ゴンドラの歌』Op.29,
 3) ジョヴァンニ・ズガンバーティ:『ナポリのセレナータ』Op.24-2,
 4) レオーネ・シニガーリャ:『民謡の主題によるピエモンテ舞曲』Op.31-1,
 5) レオーネ・シニガーリャ:『サルタレッロ』Op.25-4,
 6) アルフレード・カゼッラ(カゼッラ編):『交響組曲「甕」〜プレリュードとシチリア舞曲』,
 7) ジャン・フランチェスコ・マリピエロ:『はるかな歌』,
 8) マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:『アドリアの夜』,
 9) ゴッフレド・ペトラッシ:『女の子を眠らせる歌』,
 10) マリオ・ピラティ:『プレリューディオ』,
 11) マリオ・ピラティ:『アリア』,
 12) マリオ・ピラティ:『タランテラ』,
 13-15) マリオ・ピラティ:『パガニーニによるカプリース第2巻第21, 15, 9番』
アレッシオ・ビドリ(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ヴァイオリン)

 1986年ミラノ生まれのイタリアの名手アレッシオ・ビドリによるソニー・クラシカルへの2枚目のアルバムです。

 ピドリは7歳からヴァイオリンを学び、ミラノのヴェルディ音楽院をトップで卒業した逸材。特にイタリア・ヴァイオリン音楽の知られざる作品の研究演奏に情熱を傾けており、前作の「ヴェルディ:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲集」は高い評価を得ています。
 今回のアルバムは、「妖精の踊り」で有名なバジーニの作品からはじまり、スガンバーティ、ペトラッシ、カゼッラ、マリピエロなど、1850年〜1950年頃のイタリア作曲家のヴァイオリンのための作品が収録されています。
 今回も前作同様、名手カニーノがピアノ伴奏でサポートし、見事なヴァイオリンの超絶技巧によって、知られざる作品の見事な仕上がりを感じ取ることができましょう。
 《録音》2016年1月, イタリア、イヴレーア(デジタル:セッション)



バッジーニ:『カラブレーゼ』のライヴ映像
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=LDfPHL6kdac






ビドリ&カニーノの前作
ヴェルディの主題による幻想曲集

8888372517-2
\2600

アレッシオ・ビドリ& ブルーノ・カニーノ/

 パガニーニ唯一の弟子

  シヴォリ:ヴェルディの主題による幻想曲集 


  『ヴェルディの歌劇 「群盗」の主題による幻想曲』
  『ヴェルディの歌劇 「椿姫」の主題による幻想曲』
  『ヴェルディの歌劇 「トロヴァトーレ」の主題による幻想曲』
  『ヴェルディの歌劇 「仮面舞踏会」の主題による幻想曲』
アレッシオ・ビドリ(Vn),
ブルーノ・カニーノ(P)

 ヴェルディ生誕200年記念リリース。ヴェルディの歌劇の主要主題をヴァイオリンとピアノ演奏用に編曲したアルバム。
 編曲を手掛けたカミッロ・シヴォリ(1815-1894)は、ジェノヴァ生まれ。パガニーニから唯一弟子入りをゆるされたヴァイオリニストでした。幼い頃より音楽に興味を示しその才能を発揮。
 パガニーニがジェノヴァに滞在した1822年10月から1823年5月にかけてふたりは出会い、後に師弟関係を結ぶようになりました。
 1846年にメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のイギリス初演。ケルビーニの「レクィエム第2番」の初演の参加など、フランツ・リストを含む同時代の主要な演奏家や作曲家と共演を果たしました。
 シヴォリは、自分が演奏できるように数多くの名曲の編曲を行いました。
 ここに収録された作品も、当時はやったヴェルディのオペラの主題による抒情性と超絶技巧を駆使した作品です。

 アレッシオ・ビドリは、1986年ミラノ生まれ。7歳よりヴァイオリンを学び、ミラノのG・ヴェルディ音楽院をトップで卒業。今回、名手カニーノがピアノ伴奏でサポートし、見事なヴァイオリンの超絶技巧によって、シヴォリの知られざる作品の見事な仕上がりを感じ取ることができましょう。

 [録音]2013年1月, サチレ、ファツィオリ・ホール[デジタル:セッション]



「トロヴァトーレ」の主題による幻想曲の映像。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=O7aU8pKpz4k

かなり濃い。楽しめる。

 
限定盤

8887519286-2
(25CD)
\9000
フランス音楽の100年
【CD1-2】
 ベルリオーズ:
  『幻想交響曲Op.14』『ロメオとジュリエットOp.17』〜
   シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1962, 1961年]/
【CD3】
 サン=サーンス:
  『ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22』
  『ピアノ協奏曲第4番ハ短調Op.44』
  『ピアノ協奏曲第5番ヘ長調Op.103』〜
   フィリップ・アントルモン(ピアノ)
   ミシェル・プラッソン(指揮)トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
    [録音:1976-1977年]/
【CD4】
 サン=サーンス:
  『交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン付」』〜
   シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1959年],
  『アルジェリア組曲』Op.60より「フランス軍隊行進曲」,
  交響詩『死の舞踏』〜ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
   [録音:1966, 1959年],
  『動物の謝肉祭』〜アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス[録音:1961年]/
【CD5-6】
 ドビュッシー:
  『交響詩「海」』『夜想曲』『交響組曲「春」』
  『牧神の午後への前奏曲』『バレエ音楽「遊戯」』〜
  ピエール・ブーレーズ(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
   [録音:1966, 1968年],
 『管弦楽のための「映像」』『神聖な舞曲と世俗的な舞曲』〜
  ピエール・ブーレーズ(指揮)クリーヴランド管弦楽団[録音:1967年]/
【CD7】
 ドビュッシー:『映像 第1集』『前奏曲第1巻』〜
  ミシェル・ダルベルト(ピアノ)[録音:1997年]/
【CD8+9 フォーレ作品集】
【CD8】
 フォーレ:
  『夜想曲第1, 2, 6, 7, 12, 13番』〜
   ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)[録音:1997年],
  『ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13』〜
   ローラン・コルシア(ヴァイオリン)ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)
    [録音:2001年]/
【CD9】
 フォーレ:
  『レクイエム』〜
   小澤征爾(指揮)バーバラ・ボニー(ソプラノ)
   ホーカン・ハーゲゴール(バリトン)タングルウッド音楽祭合唱団 ボストン交響楽団
   [録音:1994年],
  『ラシーヌ賛歌』『アヴェ・ヴェルム Op. 65-1』
  『サルヴェ・レジナOp.67-1』『アヴェ・マリアOp.93』
  『小ミサ曲』〜
   リチャード・マーロウ(指揮)ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
    [録音:1985年]/
【CD10】
 フォーレ:
  『蝶と花Op.1-1』『五月Op.1-2』『漁師の歌(哀歌)Op.4-1』
  『リディアOp.4-2』『愛の夢Op.5-2』『悲しみOp.6-2』
  『夢のあとでOp.7-1』『河のほとりでOp.8-1』『ネルOp.18-1』
  『秋Op.18-3』『ある一日の詩Op.21』『ゆりかごOp.23-1』
  『われらの愛Op.23-2』『秘密Op.23-3』『あけぼのOp.39-1』
  『イスファーンのばらOp.39-4』『夜曲Op.43-2』『月の光Op.46-2』
  『憂鬱Op.51-3』『5つの歌曲集「ヴェネツィア」Op.58』
  『牢獄Op.83-1』『夕暮Op.83-2』〜
   ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト) カトリーヌ・コラール(ピアノ)
    [録音:1992年]/
【CD11】
 サティ:
  『グノシェンヌ第1番』『気むずかしい気取り屋の3つの高雅なワルツ』
  『グノシェンヌ第2番』『最後から2番目の思想』
  『グノシェンヌ第3番』『サラバンド第1&3番』『ノクチュルヌ第1番』
  『グノシェンヌ第4番』『ジムノペディ第1番』『ひからびた胎児』
  『ジムノペディ第2番』『官僚的なソナチナ』
  『ジムノペディ第3番』『グノシェンヌ第5番』〜
   エリック・ヴァルサーノ(ピアノ)[録音:1957, 1979年]/
【CD12】
 サティ:
  『ジュ・トゥ・ヴ』『金の粉』『自動記述法』
  『太った木の人形のスケッチとからかい』〜
   フィリップ・アントルモン(ピアノ)[録音:1979年],
  『スポーツと気晴らし』『おしゃべり女』
  『ノクチュルヌ第3番』『鎧をつけた踊り』『メデューサの罠』
  『最初のメヌエット』『犬のための本当にぶよぶよした前奏曲』〜
   ウィリアム・マッセロス(ピアノ)[録音:1968年],
  『サラバンド第2番』〜
  フランシス・プーランク(ピアノ)[録音:1950年], 『馬の装具で』〜
   アーサー・ゴールド& ロバート・フィッツデール(ピアノ・デュオ)
   [録音:1952年],
  『梨の形をした3つの小品』〜ロベール&ギャビー・カサドシュ(ピアノ・デュオ)[録音:1959年]/
【CD13-14】
 ラヴェル:
  『シェヘラザード序曲』『高雅で感傷的なワルツ』
  『バレエ音楽「マ・メール・ロワ」』『ファンファーレ』
  『組曲「クープランの墓」』『海上の小舟』『ボレロ』〜
   ピエール・ブーレーズ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
   [録音:1971-1976年],
  『スペイン狂詩曲』『道化師の朝の歌』
  『亡き王女のためのパヴァーヌ』『左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調』〜
   ピエール・ブーレーズ(指揮)
   クリーヴランド管弦楽団 フィリップ・アントルモン(ピアノ)
    [録音:1969-1970年]/
【CD15】
 ラヴェル:
  『ピアノ協奏曲 ト長調』〜
   フィリップ・アントルモン(ピアノ)
   ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団[録音:1964年],
  『弦楽四重奏曲 ヘ長調』〜ジュリアード弦楽四重奏団[録音:1992年],
  『夜のガスパール』〜フィリップ・アントルモン(ピアノ)[録音:1974年]/
【CD16】
 プーランク:
  『フルート・ソナタ』『ヴァイオリン・ソナタ』『オーボエ・ソナタ』
  『チェロ・ソナタ』『クラリネット・ソナタ』〜
   マチュー・デュフォー(フルート)コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
   フランソワ・ルルー(オーボエ)フランソワ・サルク(チェロ)
   ポール・メイエ(クラリネット)エリック・ル・サージュ(ピアノ)[録音:1998年]/
【CD17】
 プーランク:
  『2台のピアノとオーケストラのための協奏曲 ニ短調』
  『ピアノとオーケストラのための協奏曲〜
   エリック・ル・サージュ(ピアノ:2台),
   フランク・ブラレイ(ピアノ)ステファン・ドヌーヴ(指揮)
   リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団[録音:2003年],
  『オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調』〜
   ベルイ・ザムコヒアン(オルガン)、
   シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団 [録音:1960年]/
【CD18】
 メシアン:『トゥーランガリラ交響曲』〜
  イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)
  小澤征爾(指揮)トロント交響楽団[録音:1967年]/
【CD19】
 メシアン:『世の終わりのための四重奏曲』〜
  アンサンブル・インカント[録音:2000年]/
【CD20】
 デュティユー:『交響曲第1番』『チェロ協奏曲』『音色、空間、運動』〜
  ハンス・グラーフ(指揮)
  フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団,
  ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)[録音:2001年]/
【CD21】
 ブーレーズ:
  『ル・マルトー・サン・メートル』〜
   イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)
   ピエール・ブーレーズ(指揮)アンサンブル・ムジーク・ヴィヴァンテ,
  『弦楽のための書』〜
   ピエール・ブーレーズ(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団弦楽アンサンブル
   [録音:1968, 1972年]/
【CD22】
 ミヨー:『バレエ音楽「世界の創造」』『プロヴァンス組曲』〜
  シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1961, 1960年],
 ダンディ:『フランスの山人の歌による交響曲』〜
  シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1958年],
 イベール:『交響組曲「寄港地」』〜
  シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1956年]/
【CD23】
 オネゲル:『交響曲第2番』『交響曲第5番「3つのレ」』〜
  シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1953, 1952年],
 ルーセル:『バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲』〜
  シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1952年]/
【CD24】
 ケクラン:『交響曲「7人のスターのための」』〜
  ジェイムズ・ジャッド(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団[録音:1995年],
 シャブリエ:『狂詩曲「スペイン」』〜
  レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1963年],
 デュカス:『ラ・ペリ』〜
  ピエール・ブーレーズ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1975年]/
【CD25】
 フローラン・シュミット:『組曲「サランボー」』〜
  ジャック・メルシエ(指揮)イル・ド・フランス国立管弦楽団[録音:1991年],
 サン=サーンス:『カンタータ「夜」』〜
  ナタリー・デセイ(ソプラノ)
  ジャック・メルシエ(指揮)イル・ド・フランス国立管弦楽団[録音:1990年],
 サン=サーンス:『交響詩「オンファールの糸車」』〜
  シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1957年]

 ソニーミュージック・フランスから、選曲と演奏の良さが際立つ25枚組のフランス音楽作品集が登場します。
 ベルリオーズの幻想交響曲からはじまり、サン=サーンス、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、サティ、プーランク、ミヨー、オネゲルを経て、メシアン、ブーレーズ、デュティユーまで、19世紀半ばから20世紀半ばに至る、フランス音楽が最も劇的な変遷を遂げた約100年間の系譜を手軽に辿ることができるボックスです。も
 ちろん、ソニー・クラシカル/RCAレッド・シールの誇る、シャルル・ミュンシュ、ピエール・ブーレーズ、フィリップ・アントルモンなど、フランス人演奏家を中心とするフランス作品の名解釈者による名演ばかりで収録されています。25枚は作曲家ごと(および一つのテーマ)による11のパッケージに収録され、それぞれは作曲家のイラストを中心にデザインされたデジスリーヴに収録され、スリップケースに収納される予定です。デジスリーヴ内には作曲家の簡単なバイオグラフィ(英文・仏文)が掲載されています。

 ①CD1+2 ベルリオーズ作品集:ミュンシュの2度目の録音による2曲の「交響曲」。
 ②CD3+4 サン=サーンス作品集:ミュンシュの名盤「オルガン」に、アントルモンの定評ある協奏曲全集からの3曲、フィードラーの「動物の謝肉祭」をカップリング。
 ③CD5〜7 ドビュッシー作品集:ブーレーズ指揮のオーケストラ作品集、ダルベルトの珍しいドビュッシー作品を収録。
 ④CD8〜10 フォーレ作品集:小澤征爾の名盤「レクイエム」とケンブルッジ・トリニティ・カレッジの合唱曲、ルイサダのピアノ曲、コルシアのヴァイオリン・ソナタ、シュトゥッツマンの歌曲集を収録。
 ⑤CD11+12 サティ作品集:アントルモン、夭逝の鬼才ヴァルザーノ、江藤俊哉との共演で知られるマッセロスらによるピアノ曲集。
 ⑥CD13〜15 ラヴェル作品集:ブーレーズ指揮のオーケストラ曲のほか、アントルモンによる両手+左手のピアノ協奏曲、ジュリアードの3度目の弦楽四重奏曲。
 ⑦CD16+17 プーランク作品集:レコード・アカデミー賞を受賞した名盤「プーランク:室内楽曲全集」からの5曲に加えて、ルサージュとブラレイの共演による2台ピアノ協奏曲、ミュンシュの歴史的名演も。
 ⑧CD18+19 メシアン作品集:アナログ時代のマイルストーンである小澤征爾の「トゥーランガリラ」にアンサンブル・インカントの「世の終わり」。
 ⑨CD20 デュティユー作品集:アルテ・ノヴァ・レーベルでベストセラーとなったハンス・グラーフ指揮ボルドー・アキテーヌ管によるオーケストラ曲集。名手ジャン=ギアン・ケラスがチェロ協奏曲に参加。
 ⑩CD21 ブーレーズ作品集:ブーレーズ自作自演による、名作「主のない槌」の2度目の録音ほか、ブーレーズ作品の中でもよく演奏される「弦楽のための書」を収録。
 ⑪CD22〜25 フランスのオーケストラ作品集:ミュンシュ+ボストンの名演によるサン=サーンス、ミヨー、ダンディ、イベール、オネゲル、ルーセルの交響曲・管弦楽曲のほか、ケクラン「7人のスターのための交響曲」、フーラン・シュミットの「サランボー」という珍曲を収録。サン=サーンスのカンタータ「夜」ではナタリー・デセイが登場。




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DHM


8887517878-2
\2600→\2390
リッカルド・ミナーシ/ハイドン:ピアノ三重奏曲集
 ハイドン:
  『ピアノ三重奏曲第39番ト長調Hob. XV:25「ハンガリー(ジプシー)風」』
  『ピアノ三重奏曲第13番変ロ長調Hob. XV:38』
  『ピアノ三重奏曲第26番ハ短調Hob. XV:13』
  『ピアノ三重奏曲第5番ト短調Hob. XV:1』
   (番号はランドン版による)
リッカルド・ミナーシ(ヴァイオリン),
フェデリコ・トッファーノ(チェロ),
マクシム・エメリャニチェフ(フォルテピアノ)

 3月発売でご案内したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集に続く、ヴァイオリンのリッカルド・ミナーシとフォルテピアノのマクシム・エメリャニチェフによるドイツ・ハルモニア・ムンディへの新録音は、チェロのフェデリコ・トッファーノをむかえたハイドンのピアノ三重奏曲4曲を収録したアルバムです。

 ハイドンは、約40曲のものピアノ三重奏曲を残しています。この形式は、手頃な愛好家の音楽として広い人気を得ていました。その中から選ばれた4曲は、ハイドンらしい楽想豊かな応用がふんだんにちりばめられています。歌心と情熱を伴ったミナーシのヴァイオリン、天才的オリジナリティをもつエメリャニチェフ、低音パートを理想的な形でささえるトッファーノによって、これまでにないもっともエキサイティングに仕上がった演奏を聴くことができるはずです。指揮者そしてバロック・ヴァイオリン奏者のリッカルド・ミナーシは1978年イタリア生まれ。イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務め、アル・アイレ・エスパノールやアカデミア・ビザンティーナやサヴァールのオーケストラでも活躍。最近ではムジカ・アンティクヮ・ローマやイル・ポモ・ドーロの指揮&リーダーを務めるだけでなく、様々な歌劇場でオペラの指揮もてがけています。

 ドイツ・ハルモニア・ムンディにはすでにヴェラチーニとヘンデルのソナタの名盤を残しています。フォルテピアノは、クルレンツィス指揮によるモーツァルト:ダ・ポンテ・オペラのレコーディングで表情ある通奏低音を担っていた話題のマクシム・エメリャニチェフ。1988年ロシアのジェルジンスクに生まれ、鍵盤楽器演奏だけでなく、指揮をロジェストヴェンスキーに師事。その後様々な歴史的鍵盤楽器コンクールで高い評価を得ており、繊細なタッチと絶妙な呼吸によって磨き上げられた演奏で知られます。2016年からはミナーシの後任としてイル・ポモ・ドーロの首席指揮者に就任しています。

 チェロのフェデリコ・トッファーノは、アバドが創設したグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団やモーツァルト管弦楽団のメンバー、ヨーロッパ連合バロック・オーケストラ、ルーブル宮音楽隊、イル・ポモ・ドーロ、ヴェニス・バロック・オーケストラの首席を務めています。
 ミナーシとエメリャニチェフはエラート・レーベルからハイドンのヴァイオリン協奏曲とクラヴィーア協奏曲などを収めた2枚組のアルバムをリリースしたばかりであり、トッファーノを加えた今回のトリオはそれに続いてハイドンの新たな魅力を開示して見せるエキサイティングな名演の登場といえるでしょう。

 《録音》2013年8月, イタリア、アカデミア・モンティス・レガリス(デジタル:セッション)






最近いやにその名前を聞くリッカルド・マサヒデ・ミナージ
その新録音
ハイドンの協奏曲とモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ

2564605204
(2CD)
\2700→\2490
リッカルド・マサヒデ・ミナージ〜ハイドン:協奏曲集
イル・ポモ・ドーロ〜ハイドン:
交響曲第83番
CD1
 1.ヴァイオリン協奏曲ト長調 Hob. VIIa:4
 2.ホルン協奏曲ニ長調 Hob.VIId:3
 3.チェンバロ協奏曲ト長調 Hob.XVIII:4
CD2
 4.交響曲第83番ト短調 Hob.I:83
 5.幻想曲ハ長調 Hob.XVII:4
 6.チェンバロ協奏曲ニ長調 Hob.XVIII:11
 7.ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲ヘ長調 Hob.XVIII:6
リッカルド・ミナーシ(Vn:1,7、指揮:CD1)
マクシム・エメリャニチェフ(チェンバロ:3,5,6,7、指揮:CD2)
ヨハネス・ヒンターホルツァー(Hr:2)
イル・ポモ・ドーロ(ピリオド楽器オーケストラ:1-4,6,7)
2014年2月、イタリア、ロニーゴ、ヴィラ・サン・フェルモ

 ハイドンの協奏曲を中心とした作品を、若手ピリオド楽器奏者たちで演奏したアルバム。

 前半は、バロック・ヴァイオリン奏者リッカルド・ミナーシ指揮による演奏。
 リッカルド・ミナーシは1978年イタリア生まれ。イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務め、ビッツァーリエ・アルモニケやアカデミア・ビザンティーナやサヴァールのオーケストラでも活躍。
 最近ではムジカ・アンティクヮ・ローマやイル・ポモ・ドーロの指揮&リーダーを務めるだけでなく、様々な歌劇場でオペラの指揮もてがけています。

 ちなみにリッカルド・ミナーシは母親が静岡出身の日本人というハーフ。リッカルド・マサヒデ・ミナージとも呼ばれる。
8887517839-2
\2600→\2390
リッカルド・ミナーシ&マクシム・エメリャニチェフ/
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集

 モーツァルト:
  1) ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調K.454,
  2) ヴァイオリン・ソナタ第24番 ヘ長調K.376
  3) ヴァイオリン・ソナタ第23番 ニ長調K.306
リッカルド・ミナーシ(ヴァイオリン),
マクシム・エメリャニチェフ(フォルテピアノ)

 リッカルド・ミナーシとマクシム・エメリャニチェフという、ピリオド楽器演奏の最先端を行く二人のヴィルトゥオーゾによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集がドイツ・ハルモニア・ムンディより発売されます。
 指揮者そしてバロック・ヴァイオリン奏者のリッカルド・ミナーシは1978年イタリア生まれ。イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務め、アル・アイレ・エスパノールやアカデミア・ビザンティーナやサヴァールのオーケストラでも活躍。最近ではムジカ・アンティクヮ・ローマやイル・ポモ・ドーロの指揮&リーダーを務めるだけでなく、様々な歌劇場でオペラの指揮もてがけています。
 ドイツ・ハルモニア・ムンディにはすでにヴェラチーニとヘンデルのソナタの名盤を残しています。
 フォルテピアノは、クルレンツィス指揮によるモーツァルト:ダ・ポンテ・オペラのレコーディングで表情ある通奏低音を担っていた話題のマクシム・エメリャニチェフ。1988年ロシアのジェルジンスクに生まれ、鍵盤楽器演奏だけでなく、指揮をロジェストヴェンスキーに師事。その後様々な歴史的鍵盤楽器コンクールで高い評価を得ており、繊細なタッチと絶妙な呼吸によって磨き上げられた演奏で知られます。2016年からはミナーシの後任としてイル・ポモ・ドーロの首席指揮者に就任しています。
 モーツァルトの多くのヴァイオリン・ソナタの中から選ばれた3曲は、ポピュラーということだけでなく、最も洗練された室内楽作品であります。歌心と情熱を伴ったミナーシのヴァイオリン、天才的オリジナリティをもつエメリャニチェフによって、もっともエキサイティングに仕上がったデュオをお聴きください。

 《録音》2012年11月, イタリア、アカデミア・モンティス・レガリス(デジタル:セッション)

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8887517482-2
\2600→\2390
ムジカ・アンティクァ・ラティーナ/
 ボローニャのコレッリ〜
  コレッリと彼の後継者のトリオ・ソナタ形式作品集

    1) ジョバンニ・バッティスタ・バッサーニ:『トリオ・ソナタ ニ長調』,
    2) マウリツィオ・カッツアーティ:『チャコーナ(シャコンヌ) Op.23』,
    3) アルカンジェロ・コレッリ:『チャコーナ(シャコンヌ) Op.2-12』,
    4) ジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニ:『トリオ・ソナタ ト短調』,
    5) アルカンジェロ・コレッリ:『トリオ・ソナタ Op.3-5』,
    6) フロリアーノ・マリア・アレスティ:『リチェルカーレ』,
    7) ジュゼッペ・トレッリ:『ソナタ ニ長調』,
    8) ドメニコ・ガブリエッリ:『バレット Op.1-4』,
    9) ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリ:『バレット』,
    10) アルカンジェロ・コレッリ:『トリオ・ソナタ Op.3-11』,
    11) 作者不詳:『ソナタ ハ長調』《演奏》 
ムジカ・アンティクァ・ラティーナ (ピリオド楽器アンサンブル)

 「ムジカ・アンティクァ・ラティーナ」は、バロック・チェロ奏者ジョルダーノ・アントネッリ(イヴァン・モニゲッティに師事し、現イル・ジャルディーノ・アルモニコの首席チェロ奏者)によって2000年に結成されました。

 

 バロックから前古典派の音楽を専門とし、特に未発表の様々なプログラムを発掘・演奏し高い評価を得ています。
 ドイツ・ハルモニア・ムンディからのデビュー盤となるこのアルバムは、中期バロック時代を代表する、イタリアの作曲家、ヴァイオリン奏者であったコレッリ(1653-1713)と、彼のヴァイオリン奏法や作曲法を受け継いだ作曲家を中心としたトリオ・ソナタを中心としてのプログラム。器楽の発展を成しえたD・ガブリエッリの作品もおりこみ、ローマの博物館や研究者の助言を取り入れた最も新しい解釈を取り入れて演奏解釈を行なっています。



 コレッリ:『トリオ・ソナタ Op.3-5』のイメージ・ビデオ。これを観たら買いたくなる。
 ムジカ・アンティクァ・ラティーナ、いいです。
https://www.youtube.com/watch?v=7UJ6Ozu6sts&feature=player_detailpage&list=PLW-fvuq8wv0ZBEZjsNF0SQf__AxozneLl


 こちらはボノンチーニ。やはりそうとううまい。
https://www.youtube.com/watch?list=PLW-fvuq8wv0ZBEZjsNF0SQf__AxozneLl&v=xUa_x63KZCw&feature=player_detailpage

 《録音》 2013年11月, ローマ、パニスペルナ、聖ロレンツォ教会(デジタル:セッション)













3/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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MIRARE

MIR 262
\2700→\2490
ミシェル・コルボとローザンヌ声楽アンサンブル
スコラ・エテルナ〜聖母マリアへの聖歌

 フランク:
  パニス・アンジェリカス/
  天使の糧(ソプラノ)、主よ、私たちを罰しないでください、
  アヴェ・マリア、このお方はどなたか、主の右手は、
  パニス・アンジェリカス/ 天使の糧(テノール)
 ラドミロー:古いブルターニュの頌歌集
 ベルティエ:
  諸聖人の日の奉納唱、アヴェ・マリス・ステラ、
  タントゥム・エルゴ、アヴェ・マリア
 ロパルツ:3声のミサ
 アラン:旋法的なミサ
ローザンヌ声楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)
 天国的な美しさ!コルボの聖母マリアへの祈り

 録音:2014年8月18,19日ヴィルファヴァール/77’00

 ミシェル・コルボとローザンヌ声楽アンサンブルによる19 世紀後半から20 世紀に書かれた聖母マリアへの聖歌集。
 19 世紀後半から20 世紀にかけてフランスではルネサンス時代のポリフォニーと対位法を再び見直す新しい動きがありました。その運動の中心にいたのが、和声の研鑽と進歩的なアプローチを推進していたパリ音楽院に対立するように1894 年に創立されたスコラ・カントルムでした。
 本アルバムでは、スコラ・カントルムによって継承されたポリフォニーの黄金時代の技術を顕著にあらわした作曲家たちの作品を収録しています。
 フランクの「パニス・アンジェリカス/ 天使の糧」は荘厳ミサ曲の中の作品。慈悲深く美しい旋律は、単独でも演奏されることの多い曲です。ソプラノとテノールの2 つのソリストのバージョンを収録しています。
 そしてフォーレの優秀な弟子であったポール・ラドミロの「古いブルターニュの頌歌集」。フランス西部のブルターニュ地方に伝わるケルト民謡が織り込まれた美しい作品です。ポール・ベルティエは、フランス中央部のオセールに生まれたオルガニスト兼作曲家。フランスの〝木の十字架少年合唱団″の創立者としても知られています。聖体の秘蹟を賛美し、父と子と精霊を讃える歌「タントゥム・エルゴ」は、ベルティエの洗練された旋律と熟練した形式美が特徴です。ブルターニュ出身のギィ・ロパルツは、パリ音楽院で、和声法をデュボア、作曲をマスネに学んでいましたが、フランクとその一派の音楽に触れ、フランクの忠実な弟子として作品を発表しました。
 「3 声のミサ」は、美しい純粋なハーモニーは印象的で、特にアニュス・デイは、ウィリアム・バードの「3 声のミサ」を思わせる各パートの音色が濁りなく柔らかに澄み切った響きを聴かせてくれます。
 マリー=クレール・アランの兄で29 歳の若さで戦死したジャン・アラン。神秘的な美しさをもつ「7 重奏のための旋法的なミサ」。短い生涯で残した作品は、無調音楽ではなくエレガントで多様な色彩感をもつもの。
 ミシェル・コルボとローザンヌ声楽アンサンブルの天国的な美しさは作品の本質を捉え、静謐さ、崇高さをより際立たせています。
 
MIR 308
\2700
チャイコフスキー:四季Op.37b
 【炉端にて/ 謝肉祭/ ひばりの歌/ 松雪草/ 白夜/
  舟歌/ 刈り入れの歌/ 収穫の歌/ 狩りの歌/
  秋の歌/ トロイカ/クリスマスの集】
 グランド・ソナタ ト長調Op.37
ジョナス・ヴィトー(ピアノ)
 MIRARE初登場ジョナス・ヴィトーがチャイコフスキーの「四季」を描く

 録音:2013年12 月31 日

 1980 年生まれのピアニスト、ジョナス・ヴィトーによるチャイコフスキーの「四季」。本プログラムで2016 年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで演奏される予定です。1 月から12 月までの12 曲でできているロシアの一年の風物詩を表現しています。この傑作は、叙情、人生への愛や感動に満ちていて、19 世紀ロシアの生活を知ることができます。ジョナス・ヴィトーの磨きぬかれたテクニックと目の前に情景を描き出すインスピレーションに富んだ演奏聴かせます。カップリングの「グランド・ソナタ」は、チャイコフスキーが不幸な結婚によって招いた精神的苦痛から脱しかけた頃の作品。強い生命力と情熱溢れるこの壮大なピアノ・ソナタは、チャイコフスキーが試練を乗り越えた証でもあります。ヴィトーの演奏は圧倒的な集中力で大曲を弾ききっています。



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PENTATONE



PTC 5186575
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
エストラーダとヒューストン響によるドヴォルザーク第2弾!
 ドヴォルザーク:
  (1)交響曲第6番 ニ長調 Op.60
   (I.15'37"+II.9'50" +III.8'11"+IV.9'41")
  (2)スラヴ舞曲集第2集より第3番 ヘ長調Op.72-3
   (3’39”)
  (3)スラヴ舞曲集第1集より第8番 ト短調 Op.46-8
   (4’28”)
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
ヒューストン交響楽団
 俊英オロスコ=エストラーダと手兵ヒューストン響によるドヴォルザーク第2 弾!

 録音:2015年9月/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)/DSD マルチチャンネル、5.0 Surround sound、51’36”

 SACD ハイブリッド盤。1977 年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。PENTATONE レーベルより積極的なリリースが続いておりますが、現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団と本拠地ジョーンズ・ホールで収録したドヴォルザークの第2 弾は、交響曲第6 番とスラヴ舞曲2 篇です。
 オロスコ=エストラーダは1997 年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004 年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮し一躍注目を集めました。
 その後の活躍は華々しく2009 年から2015 年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014 年からhr 交響楽団の首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。
 さらに2015 / 16 年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。
 溌剌とした演奏で聴衆を沸かせるオロスコ=エストラーダですが、ヒューストン響とのドヴォルザークも情熱的な演奏を披露しております。今後、PENTATONE レーベルからのリリースにも期待が高まります。



第1弾 交響曲第7、8番


PTC 5186578
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
エストラーダがヒューストン響とドヴォルザークの
 交響曲第7、8番をライヴ収録!

  ドヴォルザーク:
   (1)交響曲第7番 ニ短調 Op.70
   (2)交響曲第8番 ト長調 Op.88
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
ヒューストン交響楽団
 熱演!俊英オロスコ=エストラーダが手兵ヒューストン響とドヴォルザークの交響曲第7、8番をライヴ収録!!

 ライヴ録音:(1)2014年4月、I.11’04”+II.10’03”+III.7’36”+IV.9’32”、(2)2015年3月、I.10’30”+II.11’06”+III.6’04”+IV.10’38”/ヒューストン/76’34”、DSD マルチチャンネル、5.0 Surround sound

 SACD ハイブリッド盤。
 1977 年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダが現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団とドヴォルザークの交響曲第7 番、8 番をライヴ収録しました。
 オロスコ=エストラーダは1997 年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004 年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮し一躍注目を集めました。
 その後の活躍は華々しく2009 年から2015 年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014 年からhr 交響楽団の首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。
 さらに2015 / 16 年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。
 フレッシュな若々しさと情熱的な演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、手兵ヒューストン響とのドヴォルザークは圧巻の一言に尽きます。ドゥダメルを彷彿とさせる才気とカリスマぶりを証明した快演をお楽しみ下さい。




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RCO



RCO 16002
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ロイヤル・コンセルトヘボウ超絶の名人芸に舌を巻く
 ヤンソンスのプロコフィエフ

  プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100
マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 ロイヤル・コンセルトヘボウ超絶の名人芸に舌を巻くヤンソンスのプロコフィエフ

 2014 年9 月17-19、21 日/アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)/マルチ・チャンネル5.0, 2.0、43’ 06”

 ヤンソンスは1987 年10 月にレニングラード・フィルと当交響曲をライヴ録音していますが、17 年を経て再挑戦。前回はムラヴィンスキー在任中のレニングラード・フィルだったこともあり、アンサンブルは驚異的なもののヤンソンスらしさはあまり感じられませんでした。
 今回は手兵ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で、巧さは互角なうえヤンソンスの円熟ぶりもあいまって魔術的な演奏が実現しました。
 プロコフィエフの交響曲第5 番は、第2 次世界大戦末に作曲され、1945 年1 月13 日の戦勝祝賀コンサートで初演されました。プロコフィエフにとり、創作面でも評価の面でも最後の輝きを示した作品で、この後彼は健康面での問題に加え、1948 年のジダーノフ批判で糾弾されたことが作品に影を帯びるようになります。
 ヤンソンスの解釈は巨大で、極めて豪華。しかしスケルツォ楽章やフィナーレで示す奇妙な屈折感が、プロコフィエフの複雑な性格を表しているようで目から鱗が落ちます。
 この録音は2015 年に発売された13 枚組BOX (RCO 15002) に含まれていましたが、今回はSACD ハイブリッド盤となり単独でリリース。大音響の迫力もさることながら、プロコフィエフ独特の明快なオーケストラ・サウンドがすみずみまで鳴りきり、たっぷり味わえます。







WERGO


WER 7332
(SACD HYBRID)
\2500
マルティン・スモルカ(1959-):合唱作品集
 (1)ポエマ・デ・バルコネス 世界初録音
 (2)ウォールデン 星の雫の蒸留者
 (3)塩と悲しみ 世界初録音
SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
マーカス・クリード(指揮)
(2)マルティン・ホーマン(打楽器)
 SACD ハイブリッド盤。チェコの作曲家マルティン・スモルカの合唱作品集SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブルの質の高い演奏で送る、スモルカの透明感、立体感溢れる大作。

 録音:(1)2009年3月17、18日、(2)(3)2008年2月19-21日/54’01”

 SACD ハイブリッド盤。
 チェコの作曲家、マルティン・スモルカの合唱作品集。5 楽章からなり打楽器を伴う「ウォールデン 星の雫の蒸留者」は、「現代社会の暴力性」をテーマにした作品を委嘱された作曲者が、現代社会が損なっているものとしての「自然」をテーマに書いたもの。
 テキストに取られているのは、森の中で2 年2 か月に渡る自給自足の生活を送り環境保護運動の先駆者としても知られるヘンリー・デイヴィッド・ソローの著書「ウォールデン 森の生活」からの抜粋です。自然への賛歌の中に損なわれゆく自然の姿や暴力性が潜んでいるこの曲で、スモルカはあえてシンプルな長短音階や従来の拍節を用いて純粋な自然、人間の立ち返る場所を描いたとのこと。シンプルな中に紛れ込むひずみが現代社会の姿を写してしているようです。
 「ポエマ・デ・バルコネス」と「塩と悲しみ」はどちらも初録音。それぞれ14 分、18 分を超える大作です。
 「ポエマ・デ・バルコネス」ではスペインの詩人ガルシア・ロルカの詩から抜き出された3 行〈海は浜辺で踊る/バルコニーの詩/水は轟く〉が、「塩と悲しみ」ではポーランドの詩人タデウシュ・ルジェヴィッチの愛と記憶についての詩が使われています。哀愁漂う透明感、飲み込まれるような声の渦…スモルカが生み出す独特な世界観に注目です。
 SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブルは高い実力や豊かな実績を持ち、現代音楽合唱シーンには欠かせない存在となっています。声が持つ表現力の幅広さに魅せられること間違いなしのディスクです。
 

WER 6863
\2500
「エディション・ムジークファブリーク」第10弾!
 「『神は死んだ』後の音楽」

  (1)フランチェスコ・フィリデイ:すべての身振りが終わったとき
  (2)ミヒャエル・バイル:ブラックジャック
  (3)マウリシオ・カーゲル:褥の墓にて
    全て世界初録音
アンサンブル・ムジークファブリーク
(1)マーカス・クリード(指揮)
(2)オットー・タウスク(指揮)
(3)マルクス・ブルッチャー(テノール)
(4)エミリオ・ポマリコ(指揮)
 ムジークファブリーク×複数の作曲家によるテーマに沿った現代作品を集めたWergo のシリーズ「エディション・ムジークファブリーク」第10 弾!
 「『神は死んだ』後の音楽」についてフィリデイ、バイル、カーゲル渾身の作

 録音:(1)2013 年10 月24 日、(2)2012 年1 月21 日、(3)2010 年9 月18 日/67’38”

 人間の歴史が始まって以来、人々は死後の世界について考え続けてきました。死後の世界への信仰は人々の慰めであり、救いでした。
 近代になり、信仰が薄れ、ニーチェの有名な「神は死んだ」という言葉が登場してから今に至るまで、すでに久しい時が経っています。神の不在は音楽にどう影響するのか、拠り所をなくした人間はどこへ向かうのか。アンサンブル・ムジークファブリークの演奏によるWergo のシリーズ「エディション・ムジークファブリーク」第10 弾となるこのディスクには、そんな問いに向き合った3 作品がおさめられています。
 カーゲルの「褥の墓にて」は、作曲者の死によりテキストの最後の1 行のところで未完に終わっています。テキストとなっているハイネの詩も、寝たきりの床を意味する「褥の墓」で書かれたものです。死を目前にした2 人の芸術家により生み出された15 曲からなるこの歌曲には、死に向かいつつある時に芸術によって現実を乗り越えようとする人間の姿がそのままに表れています。
 フィリデイは「すべての身振りが終わったとき」のタイトルは、2010 年に没したイタリアの詩人エドアルド・サングイネーティの「最新約の書」より「愛情のすべての身振りが終わった時、それは音楽に終わる」という一節から取られています。音が生まれ、消える中に「生と死」を見出すというフィリデイが、楽器以外に奏者の声やガラスの音などを駆使して哀悼を生み出すこの曲には、どことなく儚さが漂います。
 「死」にフォーカスした作品に挟まれて異彩を放つのはバイルの音と映像による作品「ブラックジャック」。このCD のように映像がなく音楽だけの体験となっても遺憾なく存在感を発揮するこの曲は、死と相反する「生」の方向を向いているのかもしれません。
信仰の薄い時代に何が死にゆく人間の拠り所となり得るか、目まぐるしい速さで変わっていく社会の中で、芸術の意味を改めて考えさせられるこれらの曲を、ムジークファブリークのハイクオリティの演奏でお楽しみ下さい。
 


WER 7337
\2500→\2290
エッシェンバッハ(指揮)&北ドイツ放送響
アリベルト・ライマン(1936-):作品集

 (1)夢の螺旋〜大オーケストラのための
 (2)暗闇に包み込まれて
 (3)9つの小品〜オーケストラのための
(1)(3)クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
 北ドイツ放送交響楽団
(2)ティム・セヴロー(カウンターテナー)
 エッシェンバッハ指揮、北ドイツ放響の演奏も収録!2012、2013 年、オペラ2 作の日本初演も記憶に新しいアリベルト・ライマンの作品集

 録音:(1)2003 年6 月17 日、(2)2004 年5 月13 日、(3)2001 年6 月12 日/61’10”

 ドイツの作曲家、アリベルト・ライマン(1936-)は2016 年に傘寿を迎えます。ライマンはヨーロッパやアメリカのオペラハウスではその作品がレパートリー上演されるなど、世界で最も注目を集めている作曲家の1人です。日本でも日生劇場で2012 年にオペラ「メデア」、2013 年にオペラ「リア」が日本初演され、話題となりました。
 もとはメゾソプラノのために書かれたという「暗闇に包み込まれて」は、無伴奏声楽ソロ。20 世紀のドイツ系ユダヤ人の詩人、パウル・ツェランの詩をテキストとして書かれた9 曲からなる連作歌曲です。名歌手フィッシャー・ディースカウの伴奏者として頭角をあらわすなど伴奏ピアニストとしてのキャリアも持ち、声の醍醐味を知り尽くしたライマンが、楽器を伴わず「声のみ」で描いた単旋律の世界を、このCD ではカウンターテナーのティム・セヴローが、カウンターテナー独特の透明感と硬質さのある歌声で聴かせます。
 当ディスクではオーケストラの曲に挟まれて声楽ソロ曲が入るという一見変わった組み合わせがなされています。これはオーケストラのための「9 つの小品」が、その前に置かれている「暗闇に包み込まれて」に対応しているため。「暗闇に包み込まれて」の直後に書かれたという「9 つの小品」は、前作の歌曲の各曲に対応しながらも、全く独自の作品として新たな世界を作り出しています。並べて聴くことで、ライマンの創作の軌跡を辿ることができます。エッシェンバッハの深い解釈にも注目です。







DELPHIAN


DCD 34174
\2400
ガリラヤ人たちよ 〜 マートンからのアンセム集
 ダヴ:テ・デウム(世界初録音)/
 タリス:もし汝われを愛さば/
 エルガー:主に捧げよ/
 モーリー:私は罪人の死を望まない/
 ラッター:主があなたを祝福し、あなたを守られるように/
 パリー:祝福されし静寂のふたり/
 バード:汝の神なる主を愛さん/
 クィルター:我らを導きたまえ、天なる父よ/
 タリス:おお光より生まれし光/
 フィンジ:見よ、満ち足りた、最後の犠牲を/
 ハリス:天は美し/
 バード:まことのおからだ/
 ゴワーズ:ガリラヤ人たちよ
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団
ピーター・フィリップス(指揮)
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
チャールズ・ウォーレン(オルガン)
ピーター・シェパード(オルガン)
 オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団!P・フィリップス&B・ニコラスが指揮するアンセム集!

 英国合唱界を代表する2人の巨匠、ピーター・フィリップスとベンジャミン・ニコラスを音楽監督に迎え、2008年に結成されたオックスフォード・マートン・カレッジ合唱団。
 「マリアン・コレクション」に続くレコーディング・プロジェクト第5弾は、ルネサンスから現代を繋ぐイギリスの「アンセム集」!
 ピーター・フィリップスとベンジャミン・ニコラスに導かれ、創設から僅か数年で英国有数のカレッジ合唱団へと進化を遂げたマートン・カレッジ合唱団。
 ルネサンスのタリス、バードから、パリー、エルガー、フィンジを経て、ラッター、世界初録音となるダヴの音楽へ。英国のアンセムの歴史を、劇的で厳かなハーモニー、壮麗なオルガンの饗宴で ——!

 ※録音:2015年6月28日−30日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)



 
DCD 34143
\2400
ロッチデール・タウン・ホールのオルガン 〜
 オーヴァーチュア・トランスクリプションズ Vol.2

  ニコライ(レメア編):歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲
  シュポア(ベスト編):歌劇《イェソンダ》序曲
  J.S.バッハ(グレース編):カンタータ第80番より
  ヘンデル(ラング編):歌劇《プトレミー》序曲
  ヴェルディ(バイラム=ウィグフィールド編):歌劇《椿姫》前奏曲
  ウェーバー(ピース編):歌劇《オベロン》序曲
  チャイコフスキー(レメア編):幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(オルガン)
 1871年9月27日に開館されたビクトリア朝とエドワード朝を代表するゴシック様式のロッチデール・タウン・ホール。1913年に設置された壮大なパイプ・オルガンから響く、「序曲」のオルガン・トランスクリプション集は、オルガン&編曲作品ファン要注目!
 グレゴリオ・アレグリの研究家、音楽学者、合唱指揮者としても大活躍中のティモシー・バイラム=ウィグフィールドが、ロッチデール・タウン・ホールのパイプ・オルガンの重厚なサウンドで「序曲」の世界を繰り広げる。

 ※録音:2014年9月12日−13日&2015年1月12日&8月20日、ロッチデール・タウン・ホール(イギリス)
 

DCD 34182
\2400
ロッティ:十字架につけられ給いて
 主は言われた(ディキシット・ドミヌス)ト短調
 ミゼレーレ ハ短調
 聖クリストフォルスのミサ曲
 クレド ト短調
シレッド・コンソート
セント・ポール管弦楽団
ベン・パーマー(指揮)
 ヴェネツィアの巨匠アントニオ・ロッティの芸術。注目の指揮者ベン・パーマーのDelphianデビュー盤!
 ノリントンのアシスタントを務めた注目の指揮者。ベン・パーマーが本格デビュー!

 スコットランド、エジンバラを本拠とする初の本格的クラシック・レーベル「デルフィアン(Delphian)」の会心作!
 イタリア・バロックの隆盛期に活躍した大作曲家アントニオ・ロッティ(1667−1740)の教会音楽集!
 バロック時代のイタリア、ヴェネツィアで活躍し、サン・マルコ寺院の楽長に昇り詰め、ガルッピやガスパリーニ、バッサーニ、ベネデット・マルチェッロなど多くの音楽家たちを指導するなど、同地の音楽の発展を導いたロッティ。
 選帝侯に招かれたドレスデンでは、バッハやヘンデル、ゼレンカ、ピゼンデルといったドイツの大作曲家たちにも影響を与えたと伝えられている。
 ノリントンのアシスタントを務め、近年急速に評価を高めている注目の指揮者ベン・パーマーが率いるシレッド・コンソートとセント・ポール管弦楽団。
 ヴェネツィア、そしてイタリアの音楽史にその名を刻むロッティの知られざる芸術が、理想的な伝承者たちを得て、現代に響き渡る。

 ※録音:2015年10月7日−8日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)



 

DCD 34162
\2400
エルガー:オルガン作品集
 オルガン・ソナタ第1番ト長調 Op.28
 《エニグマ変奏曲》Op.36より ニムロッド(ハリス編)
 オラトリオ《神の国》Op.51より 前奏曲(ブリューワー編)
 ガヴォット(レメア編)
 晩祷のヴォランタリー Op.14
ベンジャミン・ニコラス(オルガン)
 マートン・カレッジ・チャペルの新たなドブソン・オルガン!
 
 2013年に設置されたオックスフォード・マートン・カレッジ・チャペルの新たなドブソン・オルガン。同カレッジの音楽監督兼オルガニストを務めるベンジャミン・ニコラスが弾く、2013年製ドブソン・オルガンの最初のレコーディングは、エドワード・エルガー。
 エルガーが作曲したオルガンのための2つのオリジナル作品と3つの編曲作品によるプログラムは、エルガリアン要注目の見事な完成度を誇る。

 ※録音:2015年6月25日−26日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)




PSALMUS


PSAL 023
\2600
大聖堂のために ティトルーズ、フレマール、オー=クストー:ミサ、賛歌とモテット
 ジャン・ティトルーズ(1563頃-1633):マニフィカト第6旋法(*)−
  アルテュス・オー=クストー(1590頃-1654):マニフィカト第6旋法(交互に演奏)
 アンリ・フレマール(?-1651):
  ミサ「わが言葉」[Missa Verba mea] から キリエ / グローリア
 ジャン・ティトルーズ:天よ高らかに [Exultet caelum] (賛歌)(*)−
  グレゴリオ聖歌/ヴォルニー・オスティウ再構成:
   天よ高らかに(ファルソボルドーネ)(交互に演奏)
 アンリ・フレマール:ミサ「わが言葉」から クレド
 ジャン・ティトルーズ:めでたし海の星 [Ave maris stella] (賛歌)(*)−
  グレゴリオ聖歌/ジャン・ド・ブルノンヴィル(1585頃-1632):
   めでたし海の星(ファルソボルドーネ)(交互に演奏)
 アンリ・フレマール:ミサ「わが言葉」から サンクトゥス / アニュス・デイ
 ジャン・ティトルーズ:太陽が昇りてより [A solis ortus] (賛歌)(*)−
  グレゴリオ聖歌/ジャン・ド・ブルノンヴィル:
   太陽が昇りてより(ファルソボルドーネ)(交互に演奏)
アンサンブル・レ・メランジュ(*以外)
 ソフィー・パッテ(カントゥス)
 ヴァンサン・リエヴル=ピカール(アルトゥス)
 トーマス・ファン・エッセン(テノール)
 ジャン=ルイ・パヤ(バッスス)
 ※以上、括弧内は各歌手の声域ではなく歌唱声部を示します。
 エヴァ・ゴダール(コルネット[ツィンク])
 ディミトリ・ドブルーテル、
 クリスティアーヌ・ボップ(サックバット)
 ヴォルニー・オスティウ(セルパン)
トーマス・ファン・エッセン(指揮、イントネーション指導(*以外))
フランソワ・メニシエ(オルガン(+))
録音:2013年5、7月、モン=サンテニャン、フランス
使用楽器:2001年、パスカル・クワラン再建

 ジャン・ティトルーズは「フランス・オルガン楽派の祖」と称される作曲家。1588年から没するまでルーアン大聖堂のオルガニストを務めました。
 アンリ・フレマールは1611年から1625年までルーアン大聖堂児童聖歌隊長(ティトルーズの同僚)、1625年から1640年までパリのノートルダム大聖堂児童聖歌隊長を務めた作曲家。ジャン・ド・ブルノンヴィル(Jean de Bournonville)はサン=カンタン組合教会、アミアン大聖堂、パリのサント=シャペルで聖歌隊指揮者として活躍した作曲家。1623年、アミアン大聖堂におけるオルガンの受け取りにあたってブルノンヴィル、ティトルーズ、フレマールが揃って署名した記録が残っています。
 アルテュス・オー=クストーはサン=カンタンでブルノンヴィルに師事、後にサン=カンタン、アミアン、パリで師と同職に就いた作曲家。





VELUT−LUNA


CVLD 265
\2600
ふたつの国、ひとつの心 アメリカとイタリアのポピュラーソング集
 コープランド(1900-1990):市民のためのファンファーレ
 アーヴィング・バーリン(1888-1989):God bless America(+)
 フルヴィオ・カポラーレ:Luna Saracena(*)
 アドリアーノ・リンチェット、ロゼッラ・カポラーレ、シモーネ・トニン:Il chiodo(*)
 R・ケリー:I look to you(+)
 ジョー・ラポーゾ(1937-1989):America is(+)
 エドゥアルド・ディ・カプア(1865-1917):I' te vurria vasa(*)
 マリオ・パスクアーレ・コスタ(1858-1933):Era de maggio(*)
 マリオ・クレマスキーニ:Consequence(+)
 エルネスト・デ・クルティス(1875-1937):Voce 'e Notte(*)
 リー・グリーンウッド(1942-):God bless the USA(+)
 マスカーニ(1863-1945):オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
 [ボーナス・トラック]
 フランチェスコ・サルトーリ(1957-):Con te partiro (Time to say goodbye)(*/+)
  以上、シモーネ・トニン編曲
ロゼッラ・カポラーレ(歌(*))
シェリル・ポーター(歌(+))
パドヴァ音楽院チェーザレ・ポッリーニ管弦楽団
ジュリアーノ・メデオッシ(指揮)
録音:2015年5月25-30日、アウディトリウム・ポッリーニ、パドヴァ、イタリア
 

CVLD 267
\2600
E teretuppete... n'ata vota! 13−20世紀ナポリの歌
 ロッシーニ(1792-1868)/フルヴィオ・カポラーレ:La danza
 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):'Sto core mio
 不詳(13世紀):Canto delle lavandaie del vomero
 ルイージ・デンツァ(1846-1922):Funiculi funicula
 不詳(16世紀):Fenesta vascia
 フルヴィオ・カポラーレ:Ninna nanna d'argiento
 フランチェスコ・フローリモ(1800-1888):La tarantella
 ステファニア・テデスコ:'Na jurnata 'e sole
 エドゥアルド・ディ・カプア(1865-1917):I' te vurria vasa
 フルヴィオ・カポラーレ:Luna Saracena
 マリオ・パスクアーレ・コスタ(1858-1933):Era de maggio
 ロドルフォ・ファルヴォ(1873-1937):Dicitencello vuie
 不詳(13世紀):Lo guarracino
ロゼッラ・カポラーレ(歌)
ステファニア・テデスコ(ピアノ)
ヴァレンティーナ・テデスコ(チェロ)
録音:2015年6月20-21日、スタジオ・ライヴ、ヴィッラ・テデスコ、ヴィッラ・デル・コンテ、イタリア
 

CVLD 269
\2600
サヴェーリオ・タスカ(1963-):歩く男(マリンバと弦楽四重奏のための)
 第1話「曙」/ 第2話「朝と衝突」−「エンパティア/イレリカ」
 第3話「きらめき」/ 第4話「跳躍」/ 第5話「暖炉と部屋」−「ショーロ」
 第6話「樹氷」/ 第7話「祈り」/ 第8話「深き淵より」
 第10話「チャオ・チャオ・チャオ」
サヴェーリオ・タスカ(マリンバ)
アルテラルコ
 ホセ・ダビド・フエンマヨル・バレラ、マウロ・スピナッツェ(ヴァイオリン)
 シモーネ・シヴィエーロ(ヴィオラ) ジューリオ・パドイン(チェロ)
録音:2015年7月、スタジオ・ライヴ、マジステル・アレーア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア
 

CVLD 048
(CVLD 04800)
\2600
【未案内旧譜】
ピアノ三重奏による「四+四季」
 ヴィヴァルディ(1678-1741)/エルネスト・メルリーニ(1939-)編曲:「四季」
 チャイコフスキー(1840-1893)/エルネスト・メルリーニ編曲:「四季」
パドヴァ・トリオ
 佐々木一樹(ヴァイオリン)
 マルモ・ササキ(チェロ)
 ウララ・ササキ(ピアノ)
録音:2001年10月、スタジオ・ライヴ、ザンタ・スタジオ、カンポノガーラ、ヴェネツィア県、イタリア
 ヴァイオリニストの佐々木一樹(1944年生まれ)は19歳で札幌交響楽団のコンサートマスターに就任し、15年間務める。その間イタリア・ロヴェレートに於いて「最優秀若手ヴァイオリニスト」「72年賞」を受賞し、ハイドン・オーケストラと共演、イタリア各地のツアーを行う。1975年札幌交響楽団初の海外公演ポートランド(USA)、ミュンヘンに於いて外山雄三作曲「ヴァイオリン協奏曲」を共演。1977年より東京交響楽団コンサートマスターに迎えられる。1980年イタリアが世界に誇る「イ・ソリスティ・ヴェネティ(ヴェネツィア合奏団)」に招かれ、首席奏者及びソリストに就任し、現在に至る。
 ヨーロッパ各地、アジア、アメリカなど50ヶ国を越える演奏活動を行い、同団ソリストとしてザルツブルグ音楽祭をはじめ、署名なフェスティヴァル、ローマ法皇、ベルギーのエリザベート女王御前演奏会等に出演。パリ、ニューヨーク等のコンサートでは「あふれるような美しい音と第一級の芸術性」と評され数々の賛辞を贈られる。1995年スカルファロ伊大統領、2000年チャンピ伊大統領よりイタリア文化使節としての演奏活動に対してメダルを授与される。
 父と娘二人で結成された注目度の高い「パドヴァ・トリオ」、及びイタリア国内でユニークなレパートリーと優れたアンサンブルで注目されている「クァルテット・ロッシーニ」等の室内楽でも活躍している。(公式プロフィールより)
ブックレットに日本語解説を記載。
 

CVLD 051
(CVLD 05100)
\2600
【旧譜】
J・S・バッハ(1685-1750):3声のソナタとインヴェンション
  フルート・ソナタ イ長調 BWV1032(リコーダーによる)
  3声のシンフォニア(インヴェンション)BWV787-801(トリオ版)
  トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
クアドロ・ヒポテシス
 レオポルド・ダゴスティーノ(リコーダー) 
チンツィア・ゾッティ(ソプラノ・ヴィオル)
 ディエゴ・チェロフォリーニ(チェロ、ピッコロ・チェロ)
 ヴァレリー・ルーマー(テオルボ)
録音:2001年6月、シャルトルーズ・ド・ヴァルボンヌ(元修道院)、サン=ポレ=ド=カッソン、フランス
 

CVLD 056
(CVLD 05600)
\2600
【旧譜】
現代イタリアの合唱音楽
 ロベルト・ディ・マリーノ(1956-):My love is in a light attire
 ジャンカルロ・ビーニ:Ballata del castello
 マウロ・ズッカンテ:Chanson pour Lou
 マウロ・カプッツォ:O falce di luna calante
 ジョヴァンニ・ボナート(1961-):Stetit Angelus
 フランコ・バッティアート(1945-):L'ombra della luce
 ロベルト・ディ・マリーノ:O sweetheart, hear you
 ステファノ・ダ・ロス:Ombre buie
 マウロ・ズッカンテ:Encore pour Lou
 ジャンカルロ・ビーニ:Ballata della ragazza sola
 ロレンツォ・ドナーティ:La bella bimba dai capelli neri
 ジョヴァンニ・ボナート:Slaafan zuuse
エルゴ・カンテムス(合唱)
マリア・キェレガート(ソプラノ)
マッシモ・ダル・サント(ピアノ)
フラーヴィオ・マンフリン(クラリネット、サクソフォン)
フランチェスコ・パドヴァーニ(フルート)
エロス・ロゼッリ(ギター)
ジャンルーカ・ゾッカテッリ(打楽器)
フィリッポ・マリア・ブレッサン(指揮)
録音:1998年6月、スタジオ・ライヴ、旧大聖堂、モンセリーチェ、パドヴァ県、イタリア
 

CVLD 065
(CVLD 06500)
\2600
【旧譜】
マリオ・パゴット(1966-):光の住み処 室内楽作品集
  光の住み処 [Dove dimora la luce]
   (2人の朗読、フルート、バスクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための;
   2001)
   カテリーナ・カルリーニ、マルコ・マランゴーニ(朗読)
   ラウラ・ミングッツィ(フルート) ヴェンチェスラオ・ビスコンティン(バスクラリネット)
   シルヴィア・マッツォン(ヴァイオリン) ジョヴァンニ・パジーニ(ヴィオラ)
   アントニオ・ヴィガーニ(ピアノ) マリオ・パゴット(指揮)
  過度に II [A outrance II] (フルートとヴィオラのための;2001)
   ラウラ・ミングッツィ(フルート) ジョヴァンニ・パジーニ(ヴィオラ)
  こまどりの飛行 [Il volo del pettirosso] (ヴァイオリンとピアノのための;2002)
   シルヴィア・マッツォン(ヴァイオリン) ロベルト・ベルトゥッツィ(ピアノ)
  褐色を背景に動く図形 [Figure in movimento su sfondo bruno]
   (アルトサクソフォンとアコーディオンのための版;2001)
   ロベルト・ファヴァーロ(アルトサクソフォン)
   ダミアーノ・ヴィゼンティン(アコーディオン)
  ソナタ「Quai Jair」(ヴィオラとピアノのための;2002)
   ジョヴァンニ・パジーニ(ヴィオラ) アントニオ・ヴィガーニ(ピアノ)
録音:2002年6月、スタジオ・ライヴ、
     カヴァネッラ教会、コンコルディア・サジッターリア、ヴェネツィア県、イタリア
     コンドゥルメル・レコーディング・スタジオ、ゼルマン、トレヴィーゾ県、イタリア
 

CVLD 125
(1SACD/CD Hybrid)
\3200
【旧譜】
伝説
 サラサーテ、パガニーニ、バッツィーニ、ヴィエニャフスキ:
  ヴァイオリンと管弦楽のための作品集

   サラサーテ(1844-1908):
    オペラ「カルメン」の主題による演奏会用幻想曲 Op.25/
    ツィゴイネルワイゼン Op.20
   パガニーニ(1782-1840):ヴェネツィアの謝肉祭
   アントニオ・バッツィーニ(1818-1897)/
    ジョヴァンニ・アンジェレーリ管弦楽編曲:妖精の踊り(幻想的スケルツォ)Op.25
   ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
    伝説 Op.17/演奏会用ポロネーズ Op.4
ジョヴァンニ・アンジェレーリ(ヴァイオリン、指揮)
ヴェネツィア管弦楽団
録音:2001年、旧大聖堂、モンセリーチェ、パドヴァ県、イタリア



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PENTATONE


Remastered PHILIPS quadraphonic recordings

 【PENTATONE -Remastered PHILIPS quadraphonic recordings】

 オランダPENTATONE レーベルによるリマスター・シリーズ「RQR (Remastered Quad Recordings)」からフィリップスのカタログ音源の復刻シ リーズ。
 当シリーズでは4 チャンネルステレオで録音されたフィリップス音源を現デッカよりライセンス使用して、DSDマスタリングを施し復刻しております。
 リマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998 年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、技術を継承してきた万全のメンバーにより丁寧に復刻が行われました。
 名盤を高音質のSACD Hybridで聴くことができる注目の最新リマスタリング・シリーズです!

PTC 5186231
(SACD HYBRID)
\2400
レパード&イギリス室内管による
 グリーグ・アルバムがSACDハイブリッドで登場!

  グリーグ:
   (1)ペール・ギュント第1組曲 Op.46
   (2)ペール・ギュント第2組曲 Op.55
   (3)4つのノルウェー舞曲 Op.35
レイモンド・レパード(指揮)
イギリス室内管弦楽団
 名録音家ヴィルヘルム・ヘルヴェックによる名盤レパード&イギリス室内管によるグリーグ・アルバムがSACDハイブリッドで登場!

 録音:1975年11 月/ ウォルサムストウ・タウン・ホール(イギリス)/DSD マルチチャンネル、50’05”
 プロデューサー:ヴィルヘルム・ヘルヴェック/リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年12月/バールン、オランダ)

 SACD ハイブリッド盤。
 PENTATONE のRQR シリーズより1975 年に収録されたレイモンド・レパード指揮、イギリス室内管弦楽団によるグリーグ・アルバムが登場します。
 レパードは当室内管の指揮者及び通奏低音の奏者として高く評価され、当録音は代表盤の一つです。音楽学者として名高いレパードは、このグリーグでも見通しがよく、正統的な演奏は楽曲がもつ美しさを見事にあらわしております。
 録音を手掛けたのは伝説的な名プロデューサー、ヴィルヘルム・ヘルヴェックです。
 ヘルヴェックは内田光子、小澤征爾などフィリップスの数々の名録音を手掛けた一人で、「演奏家とともに作品を研究したのちに一度全部を解体してから、それらをひとつひとつ磨き上げ、全体を組み立て直してゆく」をモットーに常に厳格な姿勢で録音に臨んでいました。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSD リマスタリングしSACD ハイブリッド化しました。
 当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。揃えていく楽しみもひろがる期待のシリーズです!



<メジャー・レーベル>
 

DG


479 5508
\2300
《ルーファス・ウェインライト:Take All My Loves 〜9つのシェイクスピアのソネット》
 1) ソネット43〜シアン フィリップス(語り),
 2) ウェインライト:When Most I Wink(ソネット43)〜
  アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 3) ウェインライト:Take All My Loves(ソネット40)〜
  ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 4) ソネット20〜フレイリー・ハインズ(語り),
 5) ウェインライト:A Woman's Face(ソネット20)〜
   アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 6) ウェインライト:For Shame(ソネット10)〜
   アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 7) ソネット10〜ピーター・エア(語り),
 8) ウェインライト:Unperfect Actor(ソネット23)〜
   ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 9) ソネット29〜キャリー・フィッシャー(語り),
 10) ウェインライト:When In Disgrace With Fortune And Men's Eyes(ソネット29)〜
   フローレンス・ウェルチ(ヴォーカル),
 11) ソネット129〜ウィリアム・シャトナー(語り),
 12) ウェインライト:Th'Expense Of Spirit In A Waste Of Shame(ソネット129)〜
   アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
 13) ウェインライト:All dessen mud〜
   ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 14) ウェインライト:A Woman's Face (Reprise)(ソネット20)〜
    ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
 15) ソネット87〜インゲ・ケラー(語り),
 16) ウェインライト:Farewell(ソネット87)〜
     アンナ・プロハスカ(ヴォーカル)
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
BBC交響楽団員, 他
 シェイクスピア没後400年を記念した画期的リリース
 英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピアの没後400年にあわせ、シェイクスピアがソネット形式(14行詩)で書いた詩集「ソネット集」をインスピレーションの元に制作されたアルバムがリリースされることになりました。
 2009年、ロバート・ウィルソンがルーファスにシェイクスピアの「ソネット」への作曲を依頼したのが作曲のきっかけでした。
 『スタートレック』のカーク役で知られるウィリアム・シャトナーら俳優や監督らなどによるソネットの朗読も挟み込まれています。
 ルーファス自身だけでなく、アンナ・プロハスカやフローレンス・アンド・ザ・マシーンのフローレンス・ウェルチ、妹のマーサ・ウェインライトらもヴォーカルとして参加しています。
 「このアルバムのレコーディングは、私のクラシカル・ミュージックへの愛とポップ・ミュージックへの愛を結び付ける、まさに神の思し召しによる理想的な結婚のようでした。歴史的にみても非常に面白く、そして再びマリウスと共に制作が出来て本当に良かった」とルーファスは本作について語っています。



 

ARCHIV

479 6218
\1800
《アルヒーフ カタログ付きCD Vol.2
 〜イタリア・ルネサンス末期からバロック初期の「戦いと嘆き」の歌》

 1) パドヴァーノ:8声の戦いのアリア,
 2) ウスペル:8声の歌と器楽の戦い,
 3) キレーゼ:8声のエコーによるカンツォン,
 4) G・ガブリエリ:12声のエコーによるカンツォン,
 5) フォンティ:エリンナの涙,
 6) ストロッツィ:悲歌「無慈悲なローヌ川で」,
 7) 作者不詳:パヴァーヌ「エル・ビソン」,
 8) ペーリ:イオレの嘆き
ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXX,
モンセラート・フィーゲラス(ソプラノ),
トン・コープマン(チェンバロ)
 ジョルディ・サヴァールの名盤が復活
 アルヒーフBOX第2弾のリリースに合わせ、2013年の第1弾BOX発売時と同形態でカタログ付きCDの登場です。下記内容のCDにフルカラー・カタログを付けた限定商品。ジュケル・ケース入りCDと同サイズのカタログをスリップケースで一体化した形態になります。
 ルネサンスからバロックへの過渡期、様々な作曲家に繰り返し使用される「戦い」と「嘆き」をテーマにした作品を中心とした1枚。サヴァールらが1981年にアルヒーフへ録音した名盤です。フィゲーラスやコープマンらも参加しており、見事な歌唱と装飾法は、誰も成しえないような個性的なもので、当時の音楽を現代によみがえらせました。

 《録音》1981年, 自由ベルリン放送スタジオ(ステレオ:セッション)



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DECCA



478 9377
\2300→\2090
《レオニダス・カヴァコス/ヴィルトゥオーソ》
 1) 「ペトルーシュカ」〜ロシアの踊り(ストラヴィンスキー),
 2) ロシアの歌(ストラヴィンスキー),
 3) バスク奇想曲(サラサーテ),
 4) アンダルシアのロマンス(サラサーテ),
 5) アルハンブラの思い出(タレガ),
 6) 「三角帽子」〜粉屋の踊り(ファリャ),
 7)「うつろな心」による序奏と変奏曲(パガニーニ),
 8) カプリッチョ・ワルツ(ヴィエニャフスキ),
 9) 「ばらの騎士」〜ワルツ(R.シュトラウス),
 10) 「ハンガリー牧歌」〜ジプシー・アンダンテ(ドホナーニ),
 11) Reveille(ブリテン),
 12) 気紛れな女(エルガー),
 13) 「6つの小品」〜感傷的なワルツ(チャイコフスキー),
 14) 「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲(パガニーニ),
 15) ユモレスク(ドヴォルザーク)
レオニダス・カヴァコス(Vn)、
エンリコ・パーチェ(P)
 現代のヴィルトゥオーソが奏でる超絶ヴァイオリン!
 ヴィルトゥオーソという称号にふさわしい名手カヴァコスが超絶技巧を要するヴァイオリンの名曲を奏でる至福のアルバム。
 挑戦的でエキサイティングな作品の合間に詩情あふれる美しき佳曲もとりまぜた魅惑的な選曲で万人の心を掴みます。
 デイヴィッド・ギャレット演じる映画「パガニーニ」を彷彿とさせるようなジャケットです。
 
 アテネの音楽一家に生まれ、1985年にシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで最年少の第1位、1988年にはパガニーニ・コンクールでも優勝し、世界各地でソリスト、室内楽奏者として上質な活動を続けるほか、DECCAと専属契約を結んで、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲録音、他のリリースで高い評価を得ています。

 当盤でカヴァコスが使用しているのは1724年製ストラディヴァリウス[Avergavenny]。

  《録音》 2015年5月28日-31日 メガロン、アテネ・コンサート・ホール
 
限定盤

483 0236
(6CD)
\5200→\4790
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
 + ロジェ & コラール
《サティ:ソロ作品全集+連弾集》

サティ:
 【CD1】
 1) 3つのサラバンド, 2) 3つのジムノペディ, 3) グノシェンヌ第5番,
 4) 3つのグノシェンヌ, 5) グノシェンヌ第4, 6, 7番,
 6) 舞踏のための小序曲, 7) 冷たい小品, 8) 夢見る魚, 9) アンゴラの牛/
【CD2】
 1) アレグロ, 2) ワルツ=バレエ, 3) 幻想曲=ワルツ,
 4) 若い令嬢のためにノルマンディの騎士によって催された祝宴,
 5) 4つのオジーヴ, 6) ばら十字教団の最初の思想,
 7)「至高存在」のライトモティーフ, 8) ばら十字教団の鐘の音,
 9) ゴチック舞曲(わが魂の最も大いなる静けさと堅固なる平穏のための9日間の祈祷),
 10) ヴェクサシオン, 11) モデレ, 12) 世俗的で豪華な唱句,
 13) ジュ・トゥ・ヴ, 14) やさしく, 15) 金粉,
 16) エンパイア劇場の歌姫, 17) ピカデリー,
 18) カリフォルニアの伝説, 19) 風変わりな美女/
【CD3】
 1) パッサカリア, 2) 壁掛けとしての前奏曲, 3) フーガ=ワルツ,
 4) 新・冷たい小品集, 5) 悪い手本, 6) 快い絶望, 7) 厚かましさ,
 8) 詩, 9) 深遠, 10) くぼんだ夢, 11) 無口な囚人, 12) 大猿,
 13) 12の小コラール, 14) 犬の前奏曲, 15) 裏話,
 16) コ・クオの少年時代(母親の忠告), 17) 新・子供の曲集,
 18) 短い子供のお話, 19) 絵に描いたような子供らしさ,
 20) はた迷惑な微罪, 21) 夜想曲集, 22) 最初のメヌエット,
 23) パンタグリュエルの幼年時代の夢, 24) 映画(ミヨー編)/
【CD4】
 1) 犬のためのぶよぶよした前奏曲,
 2) 犬のための本当にぶよぶよした前奏曲, 3) 自動記述法,
 4) ひからびた胎児, 5) 太った木の人形のスケッチとからかい,
 6) あらゆる意味にでっちあげられた数章, 7) 古い金貨と古い鎧,
 8) スポーツと気晴らし, 9) 世紀ごとの時間と瞬間的な時間,
 10) いやな気取り屋の3つのワルツ, 11) 最後から2番目の思想,
 12) 官僚的なソナティナ, 13)「星たちの息子」への3つの前奏曲/
【CD5】
 1) ナザレびとの前奏曲, 2) エジナールの前奏曲,
 3) ユスピュ(3幕の宗教バレエ), 4) 天国の英雄的な門への前奏曲,
 5) びっくり箱のジャック, 6)「ムッシュ氏の死」への小さなプレリュード,
 7) アンダルシアの歌(「愛を呼び覚まして」のための),
 8)「メデューサの罠」の7つの小さなダンス, 9) 操り人形は踊っている,
 10)「真夏の夜の夢」のための5つのしかめ面(ミヨー編),
 11) ラグタイム・パラード/
【CD6】
 1) 梨の形をした3つの小品, 2) バレエ「パラード」,
 3) サラバンド第3番, 4) 風変わりな美女, 5) 不愉快な概要,
 6) 快い絶望, 7) うつろな空想, 8) 馬の装具で,
 9) 組み立てられた3つの小品, 10) 右と左に見える物 (眼鏡なしで)
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)[CD1-5]/
パスカル・ロジェ&ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)[CD6]/
シャンタル・ジュイエ(ヴァイオリン)[CD6の(10)]
 サティ生誕150年記念、ティボーデのソロ録音に、ロジェ&コラールの連弾をプラス
 サティのピアノ・ソロ作品を年代やテーマによって6枚のCDにまとめたセット。
 フランス出身のティボーデにティボーデの演奏は、極めて雄弁で多彩なニュアンスが際立った素晴らしい演奏です。
 今回の発売にあたって、パスカル・ロジェとジャン=フィリップ・コラールの名ピアニストが組んだ連弾作品集も収録されており、サティのピアノ・ワールドが堪能できるセットに仕上がっています。デッカらしい透明感ある優秀録音です。

 《録音》2001〜2002年[CD1-5]/1998年[CD6](デジタル:セッション)
 
限定盤

483 0087
(3CD)
\2700
《オペラ・ゴールド〜50グレイテスト・トラックス》
【CD1】
 1) ビゼー:歌劇『カルメン』より「前奏曲」,
 2) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」,
 3) プッチーニ:歌劇『トロヴァトーレ』より「アンヴィル・コーラス」,
 4) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「冷たい手を」,
 5) グノー:歌劇『ファウスト』より「宝石の歌」,
 6) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「美しい愛らしい娘よ」,
 7) ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』より「ヘブライの捕虜たちの合唱」,
 8) ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」,
 9) カタラーニ:歌劇『ワリー』より「さようなら、ふるさとの家よ」,
 10) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「私は町の何でも屋」,
 11) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「エジプトとイシスの神に栄光あれ」,
 12) プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」,
 13) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「私の名はミミ」,
 14) オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「美しい夜、おお、恋の夜よ」,
 15) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」,
 16) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「巡礼の合唱」,
 17) モーツァルト:歌劇『魔笛』より「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」/
【CD2】
 1) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」,
 2) ビゼー:歌劇『真珠とり』より「聖なる神殿の奥深く」,
 3) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」,
 4) ドリーブ:歌劇『ラクメ』より「おいで、マリカ」,
 5) モーツァルト:歌劇『魔笛』より「私は鳥刺し」,
 6) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声で心は開く」,
 7) ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より「月に寄せる歌」,
 8) モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「お手をどうぞ」,
 9) ビゼー:歌劇『カルメン』より「恋は野の鳥」,
 10) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「楽しい日々はどこへ」,
 11) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ハミング・コーラス」,
 12) プッチーニ:歌劇『道化師』より「衣装をつけろ」,
 13) マスネ:歌劇『ウェルテル』より「春風よ、なぜ私を目覚めさすのか」,
 14) モーツァルト:歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』より「風は穏やかに」,
 15) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「今の歌声は」,
 16) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」,
 17) ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「愛の死」/
【CD3】
 1) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「序曲」,
 2) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「女心の歌」,
 3) ビゼー:歌劇『カルメン』より「闘牛士の歌」,
 4) ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」,
 5) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「愛の神よ、安らぎをお与え下さい」,
 6) グノー:歌劇『ファウスト』より「武器を捨てよう」,
 7) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」,
 8) ヘンデル:歌劇『リナルド』より「私を泣かせてください」,
 9) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい炎を」,
 10) ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より「清らかな女神よ」,
 11) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「ああ、麗しの乙女」,
 12) ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』より「ああ!友よ、何とめでたい日だ!」,
 13) パーセル:歌劇『ディドーとエネアス』より「私が地に伏す時」,
 14) グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より「エウリディーチェを失って」,
 15) グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」,
 16) ワーグナー:歌劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」
キリ・テ・カナワ、
ルチアーノ・パヴァロッティ,
アンゲラ・ゲオルギュー,
ジョーン・サザーランド,
プラシド・ドミンゴ, レナータ・テバルディ,
レオ・ヌッチ, ミレッラ・フレーニ, スミ・ジョー,
カルロ・ベルゴンツィ, ヘルマン・プライ,
マリリン・ホーン, ルネ・フレミング,
ブリン・ターフェル, マリオ・デル・モナコ,
ヨナス・カウフマン, チェチーリア・バルトリ,
ホセ・カレーラス, ジョセフ・カレラ,
ブリギット・ニルソン、ジョセ・ヴァン・ダム,
ファン・ディエゴ・フローレス,
バーバラ・ボニー, テレサ・ベルガンサ, 他
 名歌手による名オペラから有名曲をぎっしり詰め込みました!
 耳にしたことのある有名アリアや管弦楽曲を網羅した3枚組。そこには人生のドラマがぎっしりと詰まっています。
 3大テナー, 往年の歌手から現代活躍する名歌手ぞろいの素晴らしい歌唱でお楽しみいただけるお買い得なセットです。(デジパック仕様)




UNIVERSAL


4812408
(CD+DVD)
\4800→\4390
発売中止
“超絶”美少女Nana(ナナ)
 Nana 15

 01. ポッパー:コンチェルト・ポロネーズ 作品14
 02. メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 作品109
 03. バッハ/グノー:アヴェ・マリア
 04. ポッパー:いつかの美しいあの日のように 作品64-1
 05. スクヮイア:タランテッラ 作品23
 06. サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート 作品43
 07. シューベルト:白鳥の歌〜セレナーデ D957-4
 08. エルガー:愛の挨拶 作品12
 09. メンデルスゾーン:歌の翼に 作品34-2
 10. カサド:愛の言葉
 11. ポッパー:ハンガリー狂詩曲 作品68
 12. アルチュニアン:即興曲
 13. ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14
 14. シューベルト:アヴェ・マリア
 15. フォーレ:夢のあとに 作品7-1
Nana Ou-Yang(チェロ)、
Tien-Lin Chang(ピアノ)
 “超絶”美少女Nana(ナナ) 15歳、2016年4月にデビュー!
  〜チェロの妖精、舞いおりる〜
 
 わずか10歳にして18都市、40以上のコンサートを成功させ、12歳で台湾のチェロ・コンテストで1位を獲得。
 「超絶美少女」と話題のチェリスト、Nanaは15歳。デビュー・アルバム『Nana 15』を4/6リリース決定!
 スポーツ紙や各WEBニュース等でも紹介されましたが、欧陽菲菲のめいにあたるNana。

 米・フィラデルフィアの「カーティス音楽院」に最年少13歳で入学、しかも全額奨学金を取得する超エリート。
 14歳のとき中国映画『北京愛情故事』に出演し人気が爆発。ウェーボ(中国版ツイッター)のフォロワーは450万人。
 中国の様々なソーシャル・メディアを合計すると550万人のフォロワー数にのぼり、動画総再生回数は100万回以上に上る。
 2015年12月18日にユニバーサル ミュージック中国・台湾・香港で、アルバム『Nana 15』をリリースしCDデビュー。
 クラシックチャート1位のみならず、中国の総合チャートで12位を記録した。
 2016年4月末〜6月は中国ツアー(6月15日のバースディ・コンサート含む)を実施、7月からはドラマ、映画の撮影予定。
 
 美麗写真多数の豪華ブックレット付(表記は中国語) 縦20cm x 横20cmの大型サイズ



  ◆特典DVD(約15分の録音風景)NTSC/リージョンコード:0(World Wide)

<LP>


DG(LP)


479 5887
(LP)
\3900
《ドビュッシー&ラヴェル:管弦楽作品集》
 ドビュッシー:交響詩『海』,
 ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲, 牧神の午後への前奏曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カラヤン&ベルリン・フィルの色彩感溢れる名演奏を、アナログLP盤で復刻
 ギリシャ神話の牧歌的な物語による、夢想的に描かれたバレエ「ダフニスとクロエ」。夜明けから刻々と変わる海の一日を描写した「海」。マラルメの象徴詩をもとに作曲された「牧神の午後への前奏曲」。ラヴェルとドビュッシーの名管弦楽曲の、カラヤンとベルリン・フィルによる色彩感溢れる名演奏です。
 この名盤を、重量級アナログLP盤で限定生産発売いたします。《録音》1964年3月, ベルリン、イエス=キリスト教会(ステレオ:セッション)
 

479 5888
(LP)
\3900
《ムソルグスキー:展覧会の絵, ラヴェル:ボレロ》
 ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲『展覧会の絵』,
 ラヴェル:ボレロ
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カラヤン&ベルリン・フィルの緊張感に満ちた名演奏を、アナログLP盤で復刻
 ムソルグスキーのピアノ曲をラヴェルが卓越した管弦楽技法を駆使して色彩豊かに編曲した《展覧会の絵》は、現在では原曲以上にポピュラーな作品。スペイン舞曲のリズムによる旋律のみを楽器を変えて繰り返し、漸強しつつ圧倒的なクライマックスに至る「ボレロ」。この名曲2曲を、カラヤンが1966年にベルリン・フィルを率いて録音した緊張感に満ちた演奏が収録されています。
 この名盤を、重量級アナログLP盤で限定生産発売いたします。
 《録音》1966年3月, ベルリン、イエス=キリスト教会(ステレオ:セッション)


<国内盤>


ALPHA


Alpha235
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
フランス・バロックからロココへ
 〜カンタンとギユマン、
   四重奏編成によるソナタと協奏曲〜

 ①カンタン:4声部による協奏曲 作品12 〜ラルゴ
 ②カンタン:四重奏ソナタ 作品15-3
 ③ギユマン:四重奏によるソナタ 第1巻第3曲
 ④カンタン:4声部によるソナタ 作品8
 ⑤ギユマン:四重奏によるソナタ 第2巻第4曲
 ⑥カンタン:三重奏によるソナタ 作品10-5
アンサンブル・ネヴァーマインド
          (古楽器使用)
アンナ・ベソン(ft)
ルイ・クレアック(vn)
ロバン・ファロ(vg)
ジャン・ロンドー(cmb)
 18世紀、イタリア音楽を越え、フランス音楽はなんてスタイリッシュに!若手4人、圧巻の室内楽編成。ネヴァーマインド、などと英語で名乗っていますが、彼らはれっきとしたフランスの古楽集団。近年メジャーレーベルで鳴物入りのデビューも果たした超・天才チェンバロ奏者ジャン・ロンドーの存在が光ります。
 しかし他の3人も実はとんでもない曲者…5歳でガンバを始めたロバン・ファロ、若手集団ピグマリオンはもちろんクイケンやミンコフスキのバンドでもやたら目にする?
 ルイ・クレアック、そして超・大御所トラヴェルソ奏者セルジュ・サイタの門下にいながら現代音楽もこなすアンナ・ベソン…曲者中の曲者が集まって、意気投合して録音したのがカンタンとギユマンという、作曲家のネームヴァリューなんてキニシナイ!の姿勢が彼らの圧倒的な自信を裏書きしているともいえます。
 そして、実際その演奏内容はまさに「その通り」—−何も考えずに聴きすすめるうち、躍動感あふれる濃密な笛の音に、コントラストあざやかなヴァイオリンとガンバに、そして常に存在感をアピールしつづける通奏低音のクラヴサンに、どんどん夢中になってしまうに違いありません。
 両作曲家はいずれもルイ15世時代、フランス音楽が大きく変わろうとしていた時代の見過ごせない名匠——フランスの知られざる秘宝発掘のセンスは、さすがAlphaレーベル!というほかない、新鮮な1枚なのです。
 


Alpha233
(3CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4500+税
ラロ:協奏曲全集・協奏的作品集
 ①スペイン交響曲 作品21
 ②ギター 作品28
 ③ノルウェー幻想曲
 ④ロマンス=セレナーデ
 ⑤バレエ幻想曲
 ⑥序奏とスケルツォ(『ナムーナ』より)
 ⑦ヴァイオリン協奏曲 第1番 ヘ長調 作品20
 ⑧チェロ協奏曲 ニ短調
 ⑨ロシア協奏曲 作品29
 ⑩ピアノ協奏曲 ヘ短調
ジャン=ジャック・カントロフ指揮
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管
①ロレンツォ・ガット
⑨エレナ・ブクシャ
②⑦キム・ウヒョン、
③④⑤⑥ヴラディスラヴァ・ルチェンコ(vn)
⑧オリ・エプスタイン(チェロ)
⑩ナタナエル・グアン(ピアノ)

 圧巻の「スペイン交響曲」だけでも聴く価値が…なんてもったいないこと言わず!な、名手・名匠の至芸凝縮。ラロといえばフランス19世紀のスペイン趣味、サラサーテに捧げられた「スペイン交響曲」の作曲家…で、そのほかは?と言われて、チェロ協奏曲に「ナムーナ」や「イスの王様」、数々の歌曲や秘曲3編のピアノ三重奏曲…とつらつら出てくる人は、19世紀末のフランスではいざ知らず、そういるものではないかもしれません。
 しかしラロの才覚は実のところ、すでに当人の生前から「協奏曲こそ彼の本分」と認識されていたようです。
 事実、サラサーテとの知遇でようやく名声をものにした50台以降の彼の作品には、協奏的作品がCD3枚分もあり、しかもそのどれもが見過ごしがたい傑作…!過去のソリストたちのなかにも、ロシア協奏曲やノルウェー幻想曲など地方色をにじませた絶品ヴァイオリン作品を録音する人はまれにいましたが、やはりこうして小品までも含め(ほぼ)全曲集めてみると、あらためてオーケストラさばきの色彩感、躍動感あふれるリズムの妙など、この作曲家のセンスを強く実感せずにはおれません。
 フランス語圏ベルギーの名門リエージュpo.を指揮するのは、フランス随一のヴァイオリン奏者でもあるカントロフ御大!弦奏者の心を知るそのタクトのもと、最前線で活躍する若手たちはいずれ劣らぬ芸達者ぞろい!すでに欧州最前線にいるL.ガットも痛快、貴重なピアノ協奏曲(!)も絶妙、見過せない3枚組!














第86号
3/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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PENTATONE



PTC 5186581
(13SACD HYBRID)
\21000→\18990

LP サイズの豪華流麗な装丁で登場
 ヤノフスキ&ベルリン放送響
  ワーグナー:ニーベルングの指環
マレク・ヤノフスキ(指揮)、
ベルリン放送交響楽団
Disc 1(70’33”)&Disc 2(69’54”) = 2h20’27”
 【前夜劇】『ラインの黄金』全曲
   トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)、クリスティアン・エルスナー(ローゲ/テノール)、
   イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、ギュンター・グロイスベック(ファーゾルト/バス)、
   ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、アンドレアス・コンラート(ミーメ/テノール)、
   アントニオ・ヤン(ドンナー/バリトン)、コル=ヤン・デュッセリエー(フロー/テノール)、
   リカルダ・メルベス(フライア/ソプラノ)、マリア・ラドナー(エルダ/アルト)、
   ティモ・リーホネン(ファーフナー/バス)、ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、
   カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、
   キズマーラ・ペサッティ(フロスヒルデ/アルト)

Disc 3(63’51”)、Disc 4(52’48”)、Disc 5(35’19”)、Disc 6(64’31”) =3h36’29”
 【第1日】『ワルキューレ』全曲
   ロバート・ディーン・スミス(ジークムント/テノール)、
   メラニー・ディーナー(ジークリンデ/ソプラノ)、
   トマシュ・コニェチュニ(ヴォータン/バス・バリトン)、
   ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、イリス・フェルミリオン(フリッカ/メゾ・ソプラノ)、
   ティモ・リーホネン(フンディング/バス)、アニヤ・フィデリア・ウルリッヒ(ゲルヒルデ/ソプラノ)、
   フィオニュアラ・マッカーシー(オルトリンデ/ソプラノ)、
   ハイケ・ヴェッセルズ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、
   キズマラ・ペッサッティ(シュヴェルトライテ/コントラルト)、
   カローラ・ヘーン(ヘルムヴィーゲ/ソプラノ)、
   ウィルク・テ・ブルンメルストローテ(ジークルーネ/メゾ・ソプラノ)、
   ニコル・ピッコロミーニ(グリムゲルデ/コントラルト)、
   レナーテ・シュピングラー(ロスヴァイセ/メゾ・ソプラノ)

Disc 7(72’60”)、Disc 8(72’20”)、Disc 9(78’50”) = 3h47’30”
 【第2日】『ジークフリート』全曲
   スティーヴン・グールド(ジークフリート/テノール)、
   トマシュ・コニェチュニ(さすらい人−ヴォータン/バリトン)、
   ヴィオレータ・ウルマーナ(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、クリスティアン・エルスナー(ミーメ/テノール)、
   アンナ・ラーション(エルダ/アルト)、マッティ・サルミネン(ファーフナー/バリトン)、
   ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、ゾフィー・クルスマン(森の小鳥/ソプラノ)

Disc 10(54’38”)、Disc 11(54’08”)、Disc 12(61’16”)、Disc 13(73’40”) = 4h03’42”
 【第3日】『 神々の黄昏』全曲
   ランス・ライアン(ジークフリート/テノール)、ペトラ・ラング(ブリュンヒルデ/ソプラノ)、
   マッティ・サルミネン(ハーゲン/バス)、マルクス・ブリュック(グンター/バリトン)、
   エディット・ハッラー(グートルーネ/ソプラノ)、
   ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー(アルベリヒ/バリトン)、
   マリーナ・プルデンスカヤ(ヴァルトラウテ/メゾ・ソプラノ)、
   ユリア・ボルヒェルト(ヴォークリンデ/ソプラノ)、
   カタリーナ・カンマーローアー(ヴェルグンデ/メゾ・ソプラノ)、
   キズマラ・ペッサッティ(フロスヒルデ/アルト)、
   スサネ・レースマーク(第1のノルン/アルト)、
   クリスタ・マイヤー(第2 のノルン/メゾ・ソプラノ)、
   ジャクリーン・ワーグナー(第3 のノルン/ソプラノ)
 PENTATONEが誇る優秀録音。ヤノフスキの「ニーベルングの指環」が豪華な装丁で登場!!

 ライヴ録音:(Disc 1-2)2012年11月22日、(Disc 3-6)2012年11月24日、(Disc 7-9)2013年3月1日、(Disc 10-13)2013年3月15日/ベルリン、フィルハーモニー
 マルチチャンネル、LP サイズケース(300×300×40mm)

 SACD ハイブリッド盤。マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーの「ニーベルングの指環」全曲がLP サイズの豪華流麗な装丁で登場します。2012 年11 月から2013 年3 月までベルリンのフィルハーモニーにて行われたこのライヴは、そのすべてが非常に高いレヴェルを保ち、PENTATONE レーベルの録音を担当しているポリヒムニア・インターナショナルの技術チームによる優秀録音として高く評価されました。
 ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスはまさに見事で、非常に長い楽劇を退屈せずに音楽として楽しむことができるすぐれもの。豪華歌手陣もさることながら、オーケストレーションも抜群で、とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。音楽学者の広瀬大介氏は『ラインの黄金』の当演奏について「ワーグナーが何を描写しようとしてこの音型を選んだのか、これほどまでに熱く語りかけてくる録音は他にはないと断言できる。現代の演奏家が為し得る最高の完成度を誇る録音に対し頭を垂れずにはいられない」と激賞しております。同一レーベルで同一の指揮者、オーケストラ及び合唱団での「リング」。この白熱ライヴをご堪能ください。
 ヤノフスキは2016 年4 月、「東京・春・音楽祭」にて「ジークフリート」(演奏会形式)を演奏予定。大いに期待が高まるところです。





 マレク・ヤノフスキ来日情報
  2016 年4 月7日(木)  15:00 東京文化会館
  2016 年4 月10 日(日) 15:00 東京文化会館
  東京・春・音楽祭 東京のオペラの森 東京春祭ワーグナー・シリーズVol.7
  ニーベルングの指環 第2日「ジークフリート」(演奏会形式/字幕・映像付)
  マレク・ヤノフスキ(指揮)、NHK交響楽団
  アンドレアス・シャーガー、エリカ・ズンネガルド、エギルス・シリンス、ゲルハルト・シーゲル、
  トマス・コニエチュニー、シム・インスン、ヴィーブケ・レームクール、清水理恵





DELPHIAN


DCD 34051
\2400
ハトルグリームソン:ピアノ作品集
 フレイ/スケッチ・イン・タイム/
 バガテル/5つの小品/10の小品/
 4つのアイスランド民謡/
 モンドリアンへのオマージュ
サイモン・スミス(ピアノ)
 アイスランドの作曲家ハブリジ・ハトルグリームソン!

 アイスランドのコンポーザー=チェリスト、ハブリジ・ハトルグリームソン(1941−)のピアノ作品集。レイキャヴィクからロンドンへ渡り、アラン・ブッシュ、ピーター・マックスウェル・デイヴィスに作曲を師事。チェリストとしてもスコットランド室内管のメンバーとして活躍した経歴を持つ、現在のアイスランドを代表する音楽の1人である。
 世界初録音となったハトルグリームソンのピアノ作品を弾くのは、シュニトケ(DCD 34131)やシルヴェストロフ(DCD 34151)の録音が一躍話題となった気鋭のピアニスト、サイモン・スミス。一気に頭角を現した若き実力者の快演に期待。

 2008年3月の録音。
 

DCD 34059
\2400
ハトルグリームソン:室内楽作品集
 ヴィオラとピアノのための《日記の記録》Op.33
 ヴァイオリンとチェロのための《7つのエピグラム》Op.23
 ピアノ三重奏のための《メタモルフォージス》Op.16
フィデリオ・トリオ
マシュー・ジョーンズ(ヴィオラ)
 全曲世界初録音となるハブリジ・ハトルグリームソンの室内楽作品集には、1994年から2005年に作曲された3作品を収録。
 演奏は、ヴィオラ・スペースでの来日経験もあり、クリンダリーニ・ヨガの講師という別の姿を持つスウォンジー出身のヴィオラ奏者マシュー・ジョーンズと、ナイマンやシャリーノ、細川俊夫、武満徹など、様々な作曲家たちの初演を行ってきたフィデリオ・トリオ。

 2007年4月の録音。
 

DCD 34052
\2400
バルト海の歌 〜 合唱作品集
 アウグスティナス:Tau Bet Kokios Sutemos sviesios
 ウルバイティス:ラクリモーサ
 アウグスティナス:聖マルティヌス賛歌
 プラキディス:宿命
 グリゴリエワ:聖日
 ジャクソン:カントゥス・マリス・バルティチ
イギリス・ナショナル・ユース合唱団
マイク・ブリューワー(指揮)
 現代のバルト三国の作曲家たち、バミューダ諸島生まれのガブリエル・ジャクソンの音楽、そしてアウグスティナスの賛歌を収録した「バルト海」をテーマとした合唱作品集。
 定評あるマイク・ブリューワーとイギリス・ナショナル・ユース合唱団の演奏が、東と西の合唱芸術の出会いを美しく、神秘的に描く。

 2008年&2010年の録音。
 

DCD 34048
\2400
フェイヴァリット・アンセム集
 パリー:アイ・ワズ・グラッド/
 ブラームス:万軍の主よ、あなたの住まいは/
 ウーズリー:世の救い主よ/
 ガーディナー:夕べの賛歌/
 タリス:おお、聖なる宴/
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜び/
 タイ:めでたし女王/
 ベアストー:祝福されし都市、エルサレム/
 フランク:天使の糧/
 ブリテン:ユビラーテ・デオ/
 メンデルスゾーン:これは主があなたのために天使たちに命じて/
 ラッター:ゲール人の祈り/
 ウッド:喜びの光をたたえ/
 パラット:つむじ風/
 シェパード:我らを解き放ち給えI/
 ハーウッド:おお、栄光の王国よ
ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(指揮)
ロジャー・ジャッド(オルガン)
 女王エリザベス2世が週末を過ごす場所としても有名なウィンザー城。セント・ジョージ・チャペル(礼拝堂)の聖歌隊のハーモニーで聴く、イギリスの壮麗な「アンセム」の数々。グレゴリオ・アレグリの研究者として名高いティモシー・バイラム=ウィグフィールドの綿密な音楽創りが、アンセムの魅力を際立たせる。

 2005年11月の録音。
 

DCD 34046
\2400
ゲラウ:ギター作品集
 マリオナス/マリサパロス/
 ハラカス・デ・ラ・コスタ/
 第8旋法によるパサカージェ/ガリャルダス/
 第3旋法によるパサカージェ/ヴィリャーノス/
 フォリア/カナリオス
ゴードン・フェリーズ(バロック・ギター)
 フランシスコ・ゲラウ(1649−1722)は、マジョルカ島で生まれた17世紀スペインの作曲家、宮廷礼拝堂歌手であり、代表作はバロック・ギターのための作品集「調和の詞」。古楽アンサンブル、ファイアーズ・オヴ・ラヴのメンバーでもあるイギリスのバロック・ギターの名手、ゴードン・フェリーズの妙技が光る。

 2007年4月の録音。




ET’CETERA

KTC 1552
(2CD)
\5000→\4590
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
知られざるロマン派のピアノ音楽 Vol.2 〜
 カール・チェルニー:ピアノ・ソナタ&変奏曲集

  ソナタ第1番変イ長調 Op.7/
  有名なウィーンのワルツによる変奏曲 Op.12/
  ソナタ第2番イ短調 Op.13/ソナタ第3番ヘ短調 Op.57/
  幻想曲とロマンス変奏曲 Op.37/ソナタ第4番ト長調 Op.65
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
 「知られざるロマン派のピアノ音楽」第2弾。チェルニーのピアノ・ソナタ集!

 オランダのEt'ceteraより新たなスタートしたシリーズ「知られざるロマン派のピアノ音楽」。ロマン派ピアノ・ファン注目のシリーズ第2弾は、ベートーヴェンに師事しリストを育てた初期ロマン派の偉大なる音楽家、カール・チェルニー(1791−1857)。
 演奏は、ブゾーニ国際コンクール、リーズ国際コンクール、エリザベス王妃国際コンクールなど名だたるコンクールで入賞歴のあるドイツ生まれ、アメリカのピアニスト、ダニエル・ブルメンタール。現在では「練習曲」の作曲家として知られるチェルニーだが、教則的作品の他に、ピアノ・ソナタや数多のパラフレーズ、室内楽曲、交響曲、協奏曲など1,000以上の作品を残した多作家でもあり、20世紀後半より再評価が進んでいる。練習曲に留まらない偉大な音楽家であったチェルニーの姿を、雄大なピアノ・ソナタと優美な変奏曲によって伝えてくれる。

 ※録音:1994年5月9日−11日&23日−25日、ドイツ
 

KTC 1540
\2500→\2290
ワーグナー:トランスクリプションズ・フォー・ピアノ Vol.2
 ブラッサン編:《ニーベルングの指環》より ジークムントの愛の歌
 リスト編:《ローエングリン》より エルザの大聖堂への行列
 ハインツ/ブームスマ編:《パルジファル》より 第1幕への前奏曲
 ストラダル/ブームスマ編:
  《神々の黄昏》より ブリュンヒルデの自己犠牲&フィナーレ
 ストラダル編:《パルジファル》より 舞台神聖祝典劇:聖金曜日の音楽
 モッサゥルト編:接続された3つの小品 〜
  エレジー変イ長調、ポラッツィの主題、
  イル・チーニョ・ディ・パレルモ
カミエル・ブームスマ(ピアノ)
 1990年アムステルダム生まれの若きオランダのピアニスト、カミエル・ブームスマ。2013年のワーグナー・アニバーサーリー・イヤーにワーグナー奨学金財団より奨学金を得て録音されたデビュー・アルバムに続く第2弾もワーグナー・トランスクリプション集!

 ※録音:2015年12月8日−10日、オランダ
 

KTC 1539
\2500
シューマン・ザ・ポエット
 シューマン:
  クライスレリアーナ Op.16
  森の情景 Op.82
  蝶々 Op.2
猿渡光子(ピアノ)
 東京出身、現在はオランダをベースに、ソロ、室内楽(ウリエル・アンサブルのメンバー、他)のピアニストとして活動する猿渡光子のファースト・ソロ・アルバム。
 シューマンやシューベルト、ショパン、ラヴェル、ドビュッシーらの作品を得意としており、今作では、シューマンの極めて詩的で想像力豊かな音の世界を創造している。

 ※録音:2015年7月、オランダ
 

KTC 1523
\2500
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集
 コンセール第2番、コンセール第4番、コンセール第5番、
 コンセール第1番、コンセール第3番
 ベルノレ編:シャコンヌ(歌劇 《優雅なインドの国々》より)
コーネル・ベルノレ(チェンバロ)
アンサンブル・アポセオシス
 ベルギー・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー2014。コーネル・ベルノレによるラモー!

 ベルギー・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー2014に選ばれた若きチェンバリスト、コーネル・ベルノレ。
 ベルノレ率いるピリオド・アンサンブル"アポセオシス"は、2011年に後期バロックの四重奏団として設立され、現在では17世紀〜20世紀まで幅広いレパートリーに拡大。編成も、ベルノレのピアノやチェンバロを主体とした小編成のアンサンブルから、バロック・オーケストラ、大編成のシンフォニー・オーケストラまで様々な形で活動している。
 アポセオシスとしての最初のオフィシャルCDは、ジャン=フィリップ・ラモーの円熟期の傑作の1つ、「コンセールによるクラヴサン曲集」。
 ベルノレのチェンバロ(クラヴサン)を中心に、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ヴァイオリン、トラヴェルソの華やかな旋律が絡みあう。
 次代を担う注目ピリオド・アンサンブルの麗しきラモーにご期待ください!

 ※録音:2015年7月22日−22日、AMUZ(ベルギー)



 

KTC 1528
\2500
モーツァルト:クラリネット三重奏&四重奏曲集
 クラリネット三重奏曲変ホ長調 K.498
  《ケーゲルシュタット・トリオ》
 クラリネット四重奏曲 K.317d
 クラリネット四重奏曲 K.374f
 クラリネット五重奏曲断章 K.appendix 91(516c)
ルーラント・ヘンドリックス・アンサンブル
 ベルギー国立管弦楽団の首席奏者や、ベルギーが世界に誇る木管アンサンブル"イ・ソリスティ・デル・ヴェント"のメンバーなどを務める名手、ルーラント・ヘンドリックスによるモーツァルトのクラリネット室内楽作品集。
 「ケーゲルシュタット・トリオ」として知られる名三重奏曲の他、ヴァイオリン・ソナタから編曲された2つのクラリネット四重奏曲(K.317dとK.374f)、アレグロ楽章のみが残されたクラリネット五重奏曲(K.516c)を、ベルギーの名手による艶やかなクラリネットで。

 ※録音:2015年9月6日−9日、デ・シンヘル(ベルギー)
 

KTC 1536
\2500
イザイへのトリビュート
 イザイ:こどもの夢
 ショパン(イザイ編):バラード第1番ト短調 Op.23
 リスト:忘れられたロマンス
 イザイ:悲しい詩 Op.12
 ヴュータン:3つの小品 Op.40より 第1番 ロマンス
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ(ウジェーヌ・イザイへのソナタ)
デュオ・アヒネコ
 〔サンデル・ヘールツ(ヴィオラ)、
  ヤスコ・タカハシ(ピアノ)〕
 ロイヤル・フランダース・フィルの首席ヴィオリスト、サンデル・ヘールツと、日本人ピアニスト、ヤスコ・タカハシによって2011年に結成されたデュオ。
 イザイの作品や、イザイ編曲のショパン、そしてイザイに献呈されたフランクの偉大なるヴァイオリン・ソナタを"ヴィオラ"で聴くという好企画盤。
 ヴィオラとピアノへのアレンジはすべてデュオ・アヒネコ自身によるもので、ヘールツの官能的な音色、ヤスコ・タカハシの色彩的なピアノで、イザイとイザイにまつわる作品を楽しめる。

 ※録音:2015年8月24日−28日、デ・シンヘル(ベルギー)




ECM


ECM New Series


481 2303
\2500
《トゥヌ・クルヴィッツ:ミラー》
 トゥヌ・クルヴィッツ(1969-):
  1) プレインランドからのリフレクションズ,
  2) 迷路I-VII, 3) プレインランドの歌,
  4) 7羽の鳥の7つの夢, 5) 最後の船, 6) 歌
カトリ・ヴォーラント(声),
アニア・レヒナー(チェロ),
トゥヌ・クルヴィッツ(カンテレ),
タリン室内管弦楽団,
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団,
トヌ・カリユステ(指揮),
 現実とファンタジーの間の独特な息づかい
 これまでもECMではエストニアの作曲家、ペルトやエラー、トルミス、スヴェン・トゥールなどの作品をリリースしていますが、今回のクルヴィッツは現在最も精力的に活動している作曲家の一人です。
 8年前、初めてクルヴィッツに会ったというチェリスト、レヒナーはカリュステから見せてもらった「7羽の鳥の7つの夢」のスコアに非常に興味を持ちました。
 原曲はチェロと合唱のための曲でしたが、2012年にクルヴィッツはさらに弦楽合奏を加えて、実に創造的で詩情豊かな作品へと改編しています。
 民謡の要素を加えた「プレインランドからのリフレクションズ」に見られる古風な音楽の伝統もクルヴィッツの特徴のひとつ。どの作品も現実とファンタジーの間にある独特な息づかいを感じさせます。
 《録音》2013年2月, エストニア、タリン、メソジスト教会
 .


481 1369
\2500→\2290
また驚かせてくれそうな気がする。
 トマス・ツェートマイアー弾きふり

  《シューマン:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第1番》
  シューマン:
   1) ヴァイオリン協奏曲 ニ短調WoO 23,
   2) 交響曲第1番 変ロ長調Op.38「春」,
   3) 幻想曲 ハ長調Op.131
トマス・ツェートマイアー(指揮&ヴァイオリン),
パリ室内管弦楽団、

 ツェートマイアーの弾きぶりによるシューマン!
 シューマンの晩年の名作である「ヴァイオリン協奏曲」。最近注目を集めるようになり、演奏される機会も増えていますが、1853年に書かれたこの作品は事情があってシューマンの死後80年間もの長きに渡って忘れ去られていました。
 当時の大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムの要請で書かれた作品ですが、ヨアヒムはこの曲を演奏することはなく、クララ・シューマンも「この曲は決して演奏してはならない」と言っていたといいます。理由は不明ですが、確かにこの曲には、この世を離れつつある魂の逡巡が感じられ、演奏を躊躇わせる何かがあるのかも知れません。
 ツェートマイアーは、この曲に「交響曲第1番」(スコアの出版は1853年)と「ヴァイオリンのための幻想曲」を組み合わせることで、晩年のシューマン作品の複雑さと幽玄さを見事に描き出しています。

 《録音》2014年2月, パリ、シャンゼリゼ劇場


 おそらくツェートマイアー、また驚かせてくれそうな気がする。



これがまたすごい
ツェートマイアー&ノーザン・シンフォニア
Brahms: Violin Concerto
AVIE
AV 2125
¥2700
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77/
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120(1841年初版)
トーマス・ツェートマイアー(Vn&指揮)、
ノーザン・シンフォニア
2006年12月9日−11日の録音。

 ツェートマイヤーって指揮もするんだ。
 ・・・と思ったけどすでにノーザン・シンフォニアの音楽監督として実績もあり、アンサンブル金沢を指揮したりもしてるらしい。へー、おみそれしました。

 で、ここではブラームスのコンチェルトの「弾き振り」という難事業に挑んでる。そんなことできんの?・・・と思うけど実際やってる。きっと入念な打ち合わせ・練習をして、実際の演奏のときにはリアルタイムであっちゃこっちゃ指示しなくてもいいようにしてるんだろう。ご苦労さん。ただ演奏のほうは、その奇抜な取り組みがとんでもない変態異常な結果として現れる・・・というところまではいってないかも。自作のカデンツァを披露してくれるけれど、それも仰天びっくりということはない(ただカデンツァのあとちょっと興奮気味になってるところなんて、まじめな性格を物語っててほほえましい)。どうせ弾き振りするんなら自作のカデンツァのときに宙返りするとか、弾きながらパンツ一丁になる、とかいうものすごい曲芸を見せてくれても良かったかもしれない(どっちもCDでは見えんけど)。人によっては「弾き振りでいっぱいいっぱい」とか言うかもなあ。終楽章なんてかなりがんばってるけどね。

 そんで、もう1曲がおまけの交響曲の4番。

 と思ったら大間違い。

 というか、おそらくこっちがやりたかったみたい。
 指揮者ツェートマイヤー本格デビュー。10年前にアーノンクールの録音を聴いてぶっ飛んだ人も多いと思うけど、ここでツェートマイヤーが取り上げたのが交響曲第4番の1841年初稿版。作曲家の死後35年に出版された異端の版。近藤健児さんの本によるとブラームスは評価していたがクララは認めなかったらしい。そりゃクララが認めないのもわかる。オケ全体に厚みがないし、この曲のツボといっていい第1楽章の男気あふれるカッコよさや、気合一発のタメみたいなのがまだ練れてない。店主など最初初稿版だということを忘れてて、シューマンの無名の序曲が始まったのかと思った。でも、その駄作っぽい序曲がだんだん名作交響曲に変容していく様はなかなか面白い。「あ、そっか、初稿版だった」と気づいた後も、かなり、というかそうとう改訂版と違うので、それなりにずっと楽しめる。初恋の人に良く似た女性に出会って、「でも初恋の人のほうがすばらしかったなあ」、と言いながらその目の前の女性の短所や欠点をあら捜ししているうちに、いつの間にかそこがいとおしくなってしまうような感じ。ツェートマイヤーの指揮がアーノンクールほどスマートでなく、陳腐な作品を陳腐なまま表現してくれているのが嬉しかったりする。とにかくはつらつとして生きがいい。ラストの追い込みなんてかなり泣かせる。変だけど。

 なんだかほめてんだかけなしてんだかわかんなくなってきたけど、面白かった。
 
Sibelius - Symphonies Nos. 3 & 6
AVIE
AV 2150
¥2700
ツェートマイヤー&ノーザン・シンフォニア/シベリウス
 シベリウス:交響曲第3番ハ長調Op.52/
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調/
 シベリウス:交響曲第6番ニ短調Op.104
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン&指揮)、
ノーザン・シンフォニア

 鬼才ツェートマイヤー、今はそのとんがり具合をノーザン・シンフォニアに向けて発信中。
 二足のわらじかと思いきや、これがなかなか堂に入ったもの。

 ブラームスの弾きふりのときはそのこと自体に驚いて、シューマンはへんてこりんな曲に驚いて終わってしまったが、シベリウスは真っ向勝負。
 まさかツェートマイヤーのシベリウスが聴ける時代が来るとは夢にも思わなかったが、これがどうして壮絶なる名演。そこまでダイナミック・レンジを広げる必要があるのか、とか、そこまで太鼓ドンドンする必要があるのか、とか、そこまで生き生きハッチャケで行く必要があるのか、などなど、いろいろ突っ込みたいところはあるでしょうけど、全然OK。こんな緊張感あふれる、人の心を煽り倒すような第3番、聴いたことない。とにかくツェートマイヤー、このちょっと妙な交響曲を、今まで一度もほかの人の演奏で聴いたことがないというような鮮烈な解釈で聴かせてくれます。シベリウス・ファンなら「こんなの嫌い」か「そうそう、これこれ!」というかどっちか真っ二つ。店主は喜んで受け容れます。

 ちなみにストラヴィンスキーも冒頭からいきなり過激です。早く6番が聴きたいと思っていたのに、すっかり聞き惚れてしまいました。

 そして圧巻のシベリウス第6番・・・。

 ちょっと・・・・これは・・・すごい。
 怪物だ。この男。普通じゃない。


 どうしてこのアルバムの噂を聞かないのだ?
 なんにしてもツェートマイヤー、普通の人間じゃない。ここ最近で聴いた中で最も衝撃的だった。

 2007年&2008年、セージ・ゲイツヘッド・ホールでのライヴ録音。




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MD+G



940 19226
(SACD HYBRID)
\3100→\2890
ポール・メイエ吹きふり!
 《ウェーバー:クラリネット協奏曲集》

  ウェーバー:
   クラリネット協奏曲第1番ヘ短調,
   クラリネット協奏曲第2番変ホ長調,
   クラリネット小協奏曲ハ短調
ポール・メイエ(クラリネット&指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団

 クラリネットの名手ポール・メイエによる新録音
 ウェーバーのクラリネット協奏曲は、どれも彼の友人でミュンヘンの宮廷管弦楽団のクラリネット奏者であったハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンのために書かれています。1811年、まずベールマンが小協奏曲の作曲をウェーバーに依頼し、たった2週間で曲が完成、その3日後にバイエルン国王マクシミリアン1世の臨席のもと初演され大成功を収めます。
 この曲と演奏に感激したマクシミリアン1世が、ウェーバーに更に2曲の作曲を依頼、まず第1番へ短調を4月から5月の2ヶ月間で書き上げ、翌6月には第2番が完成されたという驚きのスピード。しかし作品の完成度はとても高く、クラリネットの名人芸が存分に発揮された華やかなものになっています。
 フランスのクラリネット奏者ポール・メイエはこのウェーバーの一連の作品を1991年にも録音し、高い評価を受けていますが、今回の新録音では、吹き振りということで、気心の知れたローザンヌ室内管弦楽団を自由に操り、技巧的に困難な箇所も楽々乗り越え、変幻自在な音楽を生み出しています。またMD+Gが誇る素晴らしい録音技術が余すことなく捉えたクラリネットのまろやかな響きもご堪能いただけます。



ウェーバー、どうぞ。
Weber | Grand Duo Concertant I. | Paul Meyer - Eric Le Sage
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=hRxkxUpaZpE
.
 


307 19172
\2400→\2190
《タネーエフ:ピアノ五重奏曲と7つの詩》
 セルゲイ・タネーエフ(1856-1915):
  1) ピアノ五重奏曲ト短調Op.30,
  2) 7つの詩 Op.34
マリナ・プルデンスカヤ(メゾ・ソプラノ),
オルガ・ゴレイ(ピアノ),
ライプツィヒ弦楽四重奏団

 弦とピアノの熱き語らいと楽想の豊かさ
 モスクワ音楽院でピアノをニコライ・ルビンシテイン、作曲をチャイコフスキーに学んだタネーエフは、卒業後優れたピアニストとして活躍する傍ら、作曲家としても多くの作品を残しました。このピアノ五重奏曲は晩年である1911年に書かれた重厚な作品で、「序奏」と題された第1楽章の冒頭の重苦しく張り詰めた雰囲気はいかにもロシア風。弦とピアノの熱き語らいが長く長く続いたあと、展開される楽想の豊かさこそ「ロシアのブラームス」と呼ばれる所以でしょう。
 同時収録の「7つの詩 Op.34」も同じく晩年の作品。あまり演奏される機会はありませんが、微妙な感情のゆれが克明に表現された濃厚な作品です。プルデンスカヤが完璧な歌唱を聞かせます。


旧譜
タネーエフ:弦楽五重奏曲

MD+G
603 19232
\2400→\2190
ウィスペルウェイも1曲参加!
 《タネーエフ:弦楽五重奏曲Op.14&16》

 タネーエフ:
  1) 弦楽五重奏曲第1番ト長調Op.14,
  2) 弦楽五重奏曲第2番ハ長調Op.16
ユトレヒト弦楽四重奏団
 [Eeva Koskinen (Vn) ,
 Katherine Routley (Vn),
 Joel Waterman(Va),
 Sebastian Koloski (Vc)]
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc:1),
Mikhail Zemtsow (Va:2)

 ロシアの室内楽に定評のあるユトレヒト弦楽四重奏団による憂愁のメロディ

 モスクワ音楽院で作曲をチャイコフスキー、ピアノをニコライ・ルビンシテインに学んだセルゲイ・タネーエフは、卒業後まずピアニストとして華々しいキャリアを開始します。
 教師としても有能であり、また理論家としても優れており、多くの弟子を育てあげました。作曲家としても素晴らしい作品を残しましたが、自身の作品の出版については無頓着であったようで、全作品がきちんと出版されたわけではないようです。
 それでも弦楽五重奏曲は2曲が残されており、これらは当時のロシア音楽の発展をつぶさに知ることができる貴重なもので、その憂愁味溢れるメロディが聴き手の心を揺さぶります。
 この2曲は、どちらも対位法の権威であったタネーエフらしく、見事なフーガが使われていますが、興味深いことに第1番は弦楽四重奏にチェロが加わった五重奏で、第2番はヴィオラが加わった編成になっています。この音色の違いもお楽しみください。
 ロシアの室内楽に定評のあるユトレヒト弦楽四重奏団の演奏です。第1番では、ピーター・ウィスペルウェイがゲスト参加。




モスクワ音楽院で作曲をチャイコフスキー、ピアノをニコライ・ルビンシテインに学んだセルゲイ・タネーエフ。

この人、もっとメジャーになってもいいと思うのです。

カンタータ第2番「詩篇の朗読」 もものすごい作品でしたが、今回の弦楽五重奏曲第1番、第2番もなかなかイケる作品なんです。

でもCDはあまり出てませんでした。

ちょっと田舎風の雰囲気もいい感じですし、もちろん憂愁味溢れるメロディが聴き手の心を揺さぶります。

知られざる傑作というにふさわしいなかなか聴きごたえのある作品集です。


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903 19406
(SACD HYBRID)
\3100→\2890
思わぬ逸品
 知られざるドイツ後期ロマン派の逸材
  《ロベルト・カーン:ピアノ三重奏曲集》

   ロベルト・カーン(1865-1951):
    1) ピアノ三重奏曲ホ長調Op.19,
    2) ピアノ三重奏曲変ホ長調Op.33
マックス・ブロート・トリオ 

 成田為三の師として知られる作曲家
 「浜辺の歌」の作曲家、成田為三のドイツでの師として知られるロベルト・カーン。彼はマンハイムに生まれ、ラインベルガーから指導を受けるも、ウィーンで知り合ったブラームスに心酔。弟子になることはなかったのですが、その作風に大きく影響を受けることとなります。教師としても有能で、作曲家だけでなくルービンシュタインやケンプなど、多くのピアニストや指揮者たちも彼から指導を受けています。
 このピアノ三重奏曲は、第1番が1893年、第2番が1900年に書かれたもので、第1番は爽やかな楽想と、溢れ出るような喜びを感じさせる躍動感に満ちた作品です。
 第2番は第2楽章に哀しさ溢れる葬送行進曲が置かれていますが、第1楽章と第3楽章は快活で、情熱的な風情を持っています。
 チェコとドイツで活躍するマックス・ブロート・トリオによる流麗な演奏が、素晴らしい録音技術で克明に捉えられています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


SPECTRUM SOUND(LP)


LPSMBA 004
(LP)
\9600
フランスのチェリスト、アンドレ・レヴィの名録音初LP化!
 Side A
  ・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
 Side B
  ・フォーレ:エレジー、蝶々
  ・ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
Side A
 アンドレ・レヴィ(チェロ)
 ポール・ロヨネ(ピアノ)
Side B
 アンドレ・レヴィ(チェロ)
 ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)
 フランス国立視聴覚研究所音源提供。フランスのチェリスト、アンドレ・レヴィの名録音がスペクトラム・サウンドより初LP 化!

 録音:Side A.1961年5月23 日/パリ、Side B.1958年6月27 日/パリ
 限定プレス盤、モノラル、180g 重量盤、24bit/192kHz Digital Transfer&24bit Remastering from the master tapes(世界初LP化)

 フランス国立視聴覚研究所より音源提供をうけ、丁寧な復刻で評価されるスペクトラム・サウンド。
 レーベル第2 弾となるLP は、フランスで活躍した知る人ぞ知る名チェリスト、アンドレ・レヴィの録音からブラームス、フォーレ、ドビュッシーの作品が収録されました。
 レヴィは雄弁に歌い上げるチェリストで、個性的な歌い回しは一度聴いたら虜になってしまいます。この演奏をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLP で聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。平林直哉氏による日本語解説付です。限定プレス盤。
 アンドレ・レヴィは1894 年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912 年プルミエ・プリを授かる。1914 年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952 年にはジュネヴィーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエらとフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。




<国内盤>


INDESENS!


INDE087
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税
デュティユーの青年時代
 〜管楽器のための室内楽曲と「作品1」〜

 ①ピアノ・ソナタ 作品1(1948)
 ②サラバンドと行列(1942)
         〜バスーンとピアノのための
 ③フルートとピアノのためのソナチネ(1943)
 ④コラール、カデンツァとフガート(1950)
         〜トロンボーンとピアノのための
 ⑤オーボエとピアノのためのソナタ(1947)
パリ管弦楽団のソリストたち
ヴァンサン・リュカ(フルート)
マルク・トレーネル(バスーン)
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)
ダニエル・ブレジンスキ
         (トロンボーン)
パスカル・ゴダール(ピアノ)

 生誕100周年——20世紀フランス音楽の美質を豊かに伝え続けた名匠の本分は、若き日から確か。2013年に巨匠デュティユーが静かに世を去ったとき、自分が記憶しているかぎりでは、死の衝撃を越えてむしろその偉業を懐かしく思い出し、改めて深い感謝の意を表明している人が多かったように思います。
 享年97、私たちにも心の準備をさせてくれていた…とも言えるかもしれませんが、ともあれ20世紀にあってなお、もうひとりの巨頭ブーレーズのように前衛を貫くというより、あくまで美しい響きや音楽的洗練を大切にしつづけた彼は、ドビュッシーやフランス六人組の後を受けての、フランス芸術の粋を21世紀にまで伝えた大家だったと言えるのではないでしょうか。生誕100周年を迎える本年、「管楽器の王国フランス」の粋を「いま」に伝えるIndesens!レーベルもまた、レーベル初期に制作していながら廃盤状態にあった、このパリ管弦楽団のソリストたちとの傑作録音をついに復活させてくれました。
 曲順に若干の変更をくわえ、パッケージも一新してのこのアルバム、処女出版作たる「作品1」のピアノ・ソナタも印象的なら、ひとりひとり瞠目すべき才覚をみせる管楽器奏者たちの綴る(今やいずれ劣らぬ20世紀の名品として定着した)四つの室内楽曲も実に美しい——フランス六人組もまだ第一線にいた1940年代から、デュティユー芸術の美質はぶれていなかったことが改めて印象づけられる、待望の名盤の復活なのです。



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PAN CLASSICS



PC10353
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税
イザベル・ファウスト、名盤の復活!
 ハイドン:ヴァイオリン協奏曲(全3曲)

  ①ヴァイオリン協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.IIIa-1
  ②ヴァイオリン協奏曲 第3番 イ長調
               「メルク僧院協奏曲」 Hob.IIIa-3
  ③ヴァイオリン協奏曲 第4番 ト長調 Hob.IIIa-4
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
クリストフ・ポッペン指揮
ミュンヘン室内管弦楽団

 待望すぎる名盤の復活!イザベル・ファウストの感性が輝くハイドン名録音、ポッペンの室内オケも実に絶妙。
 CD時代もはや数十年、意外に新しい?と思っていたらすでにリリースから10年以上が過ぎ、いつしか廃盤・入手不可に…という名盤が、気づけばずいぶんたくさんあるような。
 毎年のように来日し、実演でも名演を聴かせてくれているイザベル・ファウスト初期のこの名録音も、久しくプレス切れ状態が続いておりました。
 しかしついにPan Classicsレーベルが仕様変更の上、これを再発売してくれることに…!
 近年では古楽奏法をふまえたバッハ解釈なども聴かせてくれているファウストの才覚は、ヴァイオリニストの技巧の披瀝などに頼らない、内面からにじみ出てくるような(つまり、やたらと歌うだけというのとも違う)ほんものの歌心がなくては映えないハイドン初期の3名品においてこそ、つよく印象づけられるのだと思います。
 無数の傑作交響曲を捧げたエステルハージ侯爵家に来てまもなく、イタリア人のコンサートマスター・トマジーニのために書かれたこれらの協奏曲(第2番は楽譜が散逸して見つからないため全3曲)は、管楽器ぬきでバロックの面影も残しつつ端正な古典派流儀の音の造形が実に素晴しい名品ぞろい。
 現代楽器での室内合奏のあり方を模索しつづけ、前衛作品もとりあげECMでも録音しはじめた頃のミュンヘンco.の演奏も、ゾクゾクするほど魅力的です。



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読売日本交響楽団
ハインツ・レークナーの初出レパートリー2タイトル!マーラー:巨人とドヴォルザーク7番!



YASCD 1013
\2100+税
ハインツ・レークナーの初出
 マーラー:交響曲第1番「巨人」
ハインツ・レークナー(指揮)
読売日本交響楽団
 
 録音:1997 年3 月7 日サントリーホール、ライヴ(読響第368 回名曲シリーズ)/サウンド・マスタリング:WEITBLICK
 演奏タイム:[14:47][8:34][11:42][21:19]

 ブルックナーの個性的名解釈で知られるレークナーですが、同様にマーラー演奏にも非凡な才能を示しました。しかしながらスタジオ録音は僅かに第3 番、第6 番が遺されるばかりでした
 。読響とは、「大地の歌」、「第9」、「巨人」の順に名演を聴かせてくれました。ここに「巨人」が初CD化となります。
 レークナーは余裕のあるテンポを採用して、読響からコクがあって渋みのある音色を引き出した演奏で、いつもの歌わせ上手の魅力もふんだんに味わえます。フィナーレは壮麗に盛り上がっています。
 有難いことにサントリーホールにおける優秀なデジタル録音。
 


YASCD 1014
\2100+税
ハインツ・レークナーの初出、ドヴォルザーク7番
 ドヴォルザーク:
  (1)交響的変奏曲Op.78
  (2)交響曲第7番ニ短調Op.70
  (3)スラヴ舞曲第10番Op.72‐2(アンコール)
ハインツ・レークナー(指揮)
読売日本交響楽団
 録音:(1)1994 年2 月10 日(読響第314 回定期演奏会)、(2)(3)1994 年1 月27 日(読響第330回名曲シリーズ)いずれもサントリーホール、ライヴ
 サウンド・マスタリング:WEITBLICK/演奏タイム:(1)[22:58]/(2)[11:08][10:17][8:07][10:02]/(3)[5:15]

 レークナーはドヴォルザークの交響曲を一切スタジオ録音で遺しませんでした。
 しかし94年の読響客演時にはドヴォルザークを纏めて取上げております。交響曲的変奏曲はなかなか実演では聴けない曲です。ドヴォルザークらしい郷愁に満ちた香り高い演奏。
 圧巻は第7番の交響曲で、レークナーはこの曲をドイツの伝統的な交響曲の系譜を継ぐ名曲として解釈。正にブラームス然としたドヴォルザークで、聴いていて心の落ち着く温かみを持っております。
 リズム感の良さは、スケルツォで如何なく発揮され、怒涛のフィナーレになだれ込みます。交響曲のアンコールがスラヴ舞曲で、こういう時はレークナーもリラックスしきって、メランコリックに歌いに歌い、美音を伸ばしに伸ばしてロマンティックなところを隠そうともしません。録音優秀。













3/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



AUDITE



AU 97705
\2600→\2390
ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン・シリーズが遂に完結!
 後期序曲集とツヴィッカウ交響曲

 シューマン:
  (1)序曲「マンフレッド」Op.115(13’08”)
  (2)交響曲 ト短調「ツヴィッカウ」
   (I.(ライプツィヒ稿)12’18”+II.7’08”= 19’26”)
  (3)序曲「ゲーテのファウストからの情景」(7’56”)
  (4)序曲「ヘルマンとドロテーア」Op.136(9’33”)
  (5)序曲「ゲノフェーファ」Op.81(8’22”)
  (6)序曲「メッシーナの花嫁」Op.100(8’13”)
  (7)序曲「ジュリアス・シーザー」Op.128(9’18”)
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR交響楽団
 ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン・シリーズが遂に完結!第6 弾は後期序曲集とツヴィッカウ交響曲

 収録:(3)-(7)2010年4月12-16日、(1)(2)2015年3月2-5日/ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)/76’02”

 ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のホリガー指揮、ケルンWDR 響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。
 最終となる第6 弾は、後期序曲集とツヴィッカウ交響曲が収録されました。ホリガーによる丁寧な解釈で全曲録音が実現されたのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
 ツヴィッカウはシューマンの生地です。この交響曲は第2 楽章までを完成させながら終楽章まで完成に至らなかった作品で1832-33 年にかけて作曲されました。
 なお、当録音の第1 楽章ではライプツィヒ稿が使用されております。
 ホリガー&ケルンWDR 響による当シリーズは第1 弾【交響曲第1 番「春」、第4 番(1841 年版)、序曲、スケルツォとフィナーレ(AU 97677)】、第2 弾【交響曲第2 番、第3 番「ライン」(AU 97678)】、第3 弾【チェロ協奏曲、交響曲第4 番(1851 年改訂版)(AU 97679)】、第4 弾【ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲(AU 97717)】、第5 弾【独奏楽器が伴う協奏的管弦楽曲集(AU 97718)】がリリースされており、いずれも好評を博しております。



 

AU 97694
\2600
スイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェン全集第3弾は
 第3番と第6番!

  ベートーヴェン:
   (1)ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3
    (I.10'00"+II.8'23"+III.4'00"+IV.8'16"= 30'38") 
   (2)14の変奏曲 変ホ長調 Op.44〜
    ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための(14’03”)
   (3)ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 Op.70-2
    (I.9'49"+II.5'12"+III.8'14"+IV.7’39”= 30'54")
スイス・ピアノ・トリオ
 【アンジェラ・ゴルベワ(ヴァイオリン)、
  セバスチャン・ジンガー(チェロ)、
  マルティン・ルーカス・ストウブ(ピアノ)】
 セッション録音:(1)2015年7月15-17日、(2)2015年12月1&2日、(3)2015年10月19&20日/アッペンツェル(スイス)PCM 96kHz,24 bit、ディジパック仕様、75’ 50”

 1998 年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音。
 好評を博している前作、ピアノ三重奏曲第2 番と第5 番「幽霊」(AU 97693)に続く期待の第3 弾は、ピアノ三重奏曲第3 番、第6 番、そして14 の変奏曲を収録しました。
 名手スイス・ピアノ・トリオでベートーヴェンの作品を聴くことができるのは非常に喜ばしいことです。
 スイス・ピアノ・トリオは、ベートーヴェンの他にエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU 97690)、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU 92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU 92549)など、audite レーベルの質の高い録音でリリースを続けております。




AURORA

ACD 5086
\2600
POINGのために
 ヘルムート・エーリング(1961-):
  Sur POING: Prolog(POINGのために:プロローグ)
 リチャード・バレット(1959-):Ce(ll 細胞)(2011)
 パウル・ローフェンス(1949-)/POING :
  Blow Out(! 吹き飛ばせ!)(2013)*
 ヘルムート・エーリング(1961-):
  Sur POING: Epilog(POINGのために:エピローグ)
POING
 フローデ・ハルトリ(アコーディオン)
 ロルフ=エーリク・ニューストレム(サクソフォーン)
 ホーコン・テリーン(コントラバス)
 パウル・ローフェンス(ドラムズ)*
 どんな難曲でも弾きこなすトリオPOING

[Sur POING, Cell]録音:2014年1月13日-14日、3月18日 Propeller Music Division(オスロ)
[Blow Out!]録音:2013年8月14日 Cafe Mir(オスロ)(ライヴ)/61’32

 「演奏できっこない難曲を好む習性をもった、ちょっとクールで優秀な音楽野郎ども」(ラーシュ・ペッテル・ハーゲン)。

 ノルウェーのトリオ、POING は、スカンディナヴィアのコンテンポラリー・ミュージックを代表するアンサンブルのひとつです。アコーディオンのフローデ・ハルトリ(1975-)、サクソフォーンのロルフ=エーリク・ニューストレム(1975-)、コントラバスのホーコン・テリーン(1976-)。高い技術、ユーモア、真面目、即興性といったことで知られるPOING が、ドイツの作曲家エーリングとウェールズのバレットと長年続けてきたコラボレーションの成果を「音」にしたアルバム『POING のために』。ヘルムート・エーリング の《Sur POING》は、POING の三人とエーリングの物語を重ねる「ダブル・ポートレート」として書かれました。
 メンバーがそれぞれの楽器について語る言葉、フィールド・レコーディング、エーリングの既存の曲の「切り抜き」をコラージュ。
 「プロローグ」と「エピローグ」に分けてアルバムの初めと終わりに演奏されます。ウェールズの作曲家リチャード・バレット は、POING のメンバーが1990 年代から「ヒーロー」とみなしていたというひとり。破壊活動に長けた「革命細胞」を特に意識したとされる《Cell(細胞)》は、POING の委嘱により作られました。
 「作曲と即興」の継ぎ目の見えない音楽が繰り広げられます。極めてエネルギッシュな自由即興による《Blow Out!(吹き飛ばせ!)》は、「伝説のドラマー」と呼ばれるドイツのパウル・ローフェンス Paul Lovens との「ブラインドデート」から生まれました。オスロのカフェで行われたフェスティヴァルのライヴ録音です。



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BIS



BIS 9055
(55SACD HYBRID)
\36800→\35590
直輸入盤で登場!すべてSACD ハイブリッド化を実現
 鈴木雅明(指揮)&バッハ・コレギウム・ジャパン
   J.S.バッハ:教会カンタータ全集
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
[CD1] ミュールハウゼン時代の3つのカンタータ
 (1)第4番「キリストは死の縄目につながれたり」BWV 4
 (2)第150番「主よ、われ汝をあおぎ望む」BWV 50
 (3)第196番「主はわれらを御心に留めたまえり」BWV 196
   栗栖由美子(S) 太刀川昭、米良美一(C-T) 片野耕喜(T)
   ペーター・コーイ(Bs) コンチェルト・パラティーノ 
   録音:1995年6月29,30日/7月1,2日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD2] 三位一体後第3、4、5日曜日のためのカンタータ集
 (1)第71番「神はわが王なり」BWV 71
 (2)第131番「深き淵から主よ、われ汝を呼ばわる」BWV 131
 (3)第106番「神の時は最上の時」BWV 106
   鈴木美登里 柳沢亜紀(S) 米良美一(C-T)ほか
   録音:1995 年11月8-10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD3] ワイマール時代のカンタータ(1)
 (1)第12番「泣き、嘆き、憂い、怯え」BWV 12 (2)第54番「罪に手向かうべし」BWV 54
 (3)第162番「ああ、いまわれ婚筵に行かんとして」BWV 162
 (4)第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV 182
  栗栖由美子(S) 米良美一(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs) 濱田芳通(BFl)
  録音:1996 年4月1-4日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD4]  イマール時代のカンタータ(2)
 (1)第199番「私の心は血の中を泳ぐ」BWV 199
 (2)第165番「おお、聖なる霊と水の洗いよ」BWV 165
 (3)第185番「永遠の愛の慈悲深い心よ」BWV 185
 (4)第163番「どの人にも、それぞれのものを」BWV 163
   鈴木美登里, 柳沢亜紀(S) 太刀川昭(C-T) 櫻田亮(T) シュテファン・シュレッケンベルガー(Bs) 
   録音:1996 年6月26-30日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD5] ワイマール時代のカンタータ(3)
 (1)第18番「あたかも雨や雪が天から下り」BWV 18 (2)第152番「出で立て、信仰の道に」BWV 152
 (3)第155番「わが神よ、いつまで、ああいつまでか」BWV 155
 (4)第161番「来たれ、汝甘き死の時よ」BWV 161 (5)第143番「主を讃美せよ、私の魂よ」BWV 143
   鈴木美登里(S) 米良美一(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs)  
   録音:1997年2,6,7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD6] ワイマール時代のカンタータ(4)
 (1)第31番「天は笑い、地は歓呼す」BWV 31 (2)第21番「わが心に憂い多かりき」BWV 21
 (3)第21番「わが心に憂い多かりき」BWV2(1異版)
   モニカ・フリンマー(S) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:1997年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD7]ワイマール時代のカンタータ(5)
 (1)第63番「キリスト者よ、この日を刻み込め」BWV 63
 (2)第61番「さあ来てください、異邦人の救い主よ」BWV 61
 (3)第132番「道を備え、大路を備えなさい」BWV 132 (4)第172番「鳴り響け、汝らの歌声」BWV 172
   米良美一(C-T) イングリット・シュミットヒューゼン(S) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:1997年7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD8] ライプツィヒ時代のカンタータ(1)
 (1)第22番「イエス十二弟子を呼び寄せて」BWV 22
 (2)第23番「汝まことの神にしてダビデの子よ」BWV 23 (3)第75番「貧しい者たちは食べて」BWV 75
   鈴木美登里(S) 米良美一(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:1998 年5月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD9] ライプツィヒ時代のカンタータ(2)
 (1)第76番「天は神の栄光を語り」BWV 76 (2)第24番「純朴な心」BWV 24
 (3)第167番「人々よ、神の愛を讃美しなさい」BWV 167
   鈴木美登里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) 浦野智行(B)
   録音:1998 年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD10] ライプツィヒ時代のカンタータ(3)
 (1)第105番「主よ、裁かないでください」BWV 105
 (2)第179 番「心せよ、神を畏れることが」BWV 176
 (3)第186番「つまずくな、おお魂よ」BWV 186
   ミア・パーション(S) ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:1999 年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD11] ライプツィヒ時代のカンタータ(4)
 (1)第136番「神よ、私を究め」BWV 136
 (2)第138番「なぜ憂うるのか、私の心よ」BWV 138
 (3)第95番「キリストは私の命」BWV 95
 (4)第46番「さあ目を留めよ、見るがいい」BWV 46
   鈴木美登里(S) カイ・ヴェッセル(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:1998 年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD12] ライプツィヒ時代のカンタータ(5)
 (1)第147番「心と口と行いと生活をもって」BWV 147
 (2)第21番「わがうちに憂い満ちし時」BWV 21(ライプツィヒ版)
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:1999 年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD13] ライプツィヒ時代のカンタータ(6)
 (1)第64番「見よ、どれほどの愛を」BWV64
 (2)第25番「私の身体の健康は失われ」BWV25
 (3)第69a番「主を讃えよ、私の魂よ」BWV 69a
 (4)第77番「お前の主である神を愛しなさい」BWV 77
 (5)第50番「今や私たちの神の救いと力と」BWV 50(断片のみ)
   野々下由香里、緋田芳江(S) ロビン・ブレイズ(C-T)、キルステン・ソレク=アヴェラ(A)
   ゲルト・テュルク、櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs) コンチェルト・パラティーノ
   録音:1999 年6、10月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD14] ライプツィヒ時代のカンタータ 1723年(1)
 (1)第148番「主に帰せよ、御名にふさわしい栄光を」BWV 148
 (2)第48番「私はみじめな人間」BWV48
 (3)第89番「ああお前をどうすべきだろうか、エフライムよ」BWV 89
 (4)第109番「信じます、尊い主よ、この不信仰者を助けてください」BWV 109
   鈴木美登里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) 浦野智行(Bs)
   録音:2000 年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD15] ライプツィヒ時代のカンタータ 1723年(2)
 (1)第40番「神の子が現れたのは」BWV 40 (2)第60番「おお、永遠、汝、雷の言葉よ」BWV 60 
 (3)第70番「目覚めよ、祈れ、祈れ、目覚めよ」BWV 70
 (4)第90番「おぞましい最期がおまえ達をひきさらう」BWV 90
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) 浦野智行(Bs) 
   録音:2000 年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD16] ライプツィヒ時代のカンタータ 1723年(3)
 (1)第194番「こよなく待ち焦がれた喜びの祝いよ」BWV 194
 (2)第119番「主をほめよ、エルサレム」BWV 119
   野々下由香里,緋田芳江(S) キルステン・ソレク=アヴェラ(A) 櫻田亮(T)
   ヨッヘン・クプファー(Br) ペーター・コーイ (Bs)
   録音:1999 年10月、2000 年11月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

 [CD17] ライプツィヒ時代1724 年のカンタータ(1)
 (1)第153番「ご覧下さい、愛の神よ」BWV 153
 (2)第154番「わが最愛のイエスは失われぬ」BWV 154 
 (3)第73番「主よ、御心のままに、私を定めて下さい」BWV 73 
 (4)第144番「取れ、己が取り分を。そして去れ」BWV 144
 (5)第181番「軽佻浮薄の霊どもは」BWV 188
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2001年3月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD18] ライプツィヒ時代1724年のカンタータ(2)
 (1)第66番「喜べ、心よ。退け、痛みよ」BWV 66
 (2)第134番「おのがイエスの生きたもう、と知る心は」BWV 134 
 (3)第67番「イエス・キリストを脳裡にとどめよ」BWV 67
   ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2001年5月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD19] ライプツィヒ時代1724年のカンタータ(3)
 (1)第86番「誠に、誠に、あなたがたに告げる」BWV 86
 (2)第37番「信じて洗礼(バプテスマ)を受ける者」BWV 37 
 (3)第104番「イスラエルの牧者よ、お聞き下さい」BWV 104 (4)第166番「あなたはどこへ」BWV 166
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ステファン・マクラウド(Bs)
   録音:2001年6,7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD20] ライプツィヒ時代1724年のカンタータ(4)
 (1)第184番「待ち望し喜びの光よ」BWV 184 (2)第173番「高く挙げられし肉と血よ」BWV 173 
 (3)第59番「私を愛する人は、私の言葉を守る」BWV 59 (4)第44番「彼らはおまえたちを追放し」BWV 44
   野々下由香里(S) 波多野睦美(A) ゲルト・テュルク(T)  ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2001年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD21] ライプツィヒ時代1724 年のカンタータ(5)
 (1)第65番「彼らはシェバからやって来る」BWV 65 
 (2)第8番「イエスは眠りたもう、私の望みはどこにあろうか」BWV 81 
 (3)第83番「新しき契約の喜びの時よ」BWV 83
 (4)第190番「主に向かって、新しき歌を歌え」BWV 190(復元稿)
   ロビン・ブレイズ(C-T) ジェイムズ・ギルクリスト(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2002年2 月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD22] ライプツィヒ時代1724年のカンタータ(6)
 (1)第20番「おお、永遠、汝、雷の言葉よ」BWV 20
 (2)第7番「キリスト我らが主ヨルダン川に来たりたもう」BWV 7
 (3)第94番「私はこの世に何を求めよう」BWV 94
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ヤン・コボウ(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2002年4月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD23] ライプツィヒ時代1724 年のカンタータ(7)
 (1)第10番「我が魂は主を崇め」BWV 10
 (2)第93番「愛するみ神にすべてを委ね」BWV 93 
 (3)第178番「主なる神、我らの側に留まりたまわず」BWV 178
 (4)第107番「なぜうなだれるのか」BWV 107
   野々下由香里(S) マシュー・ホワイト(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2002年5-6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD24] ライプツィヒ時代1724年のカンタータ(8)
 (1)第8番「愛する御神よ、いつ我は死なん」BWV 8
 (2)第33番「ただあなたにのみ、主イエス・キリストよ」BWV 33
 (3)第113番「主イエス・キリストよ、この上なく貴き宝よ」BWV 113
 (4)第8番「愛する御神よ、いつ我は死なん」BWV8(異稿)
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2002年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD25] ライプツィヒ時代1724 年のカンタータ(9)
 (1)第78番「イエスよ、あなたはわが魂を」BWV 78
 (2)第99番「神の業こそ、麗しい」BWV 99
 (3)第114番「ああ、愛するキリスト者、慰めを受けよ」BWV 114
   野々下由香里(S) ダニエル・テイラー(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2003年2月14-17日神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD26] ライプツィヒ時代1724年のカンタータ(10)
 (1)第180番「装いせよ、おお、愛する魂を」BWV 180 
 (2)第122番「新たに生まれた嬰児の」BWV 122
  (3)第96番「主キリスト、神ひとり子」BWV 96
   野々下由香里(S) ティモシー・ケンウォージー=ブラウン(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2003年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD27]ライプツィヒ時代 1724年のカンタータ(11)
 (1)第80番「われらが神こそ、堅き砦」BWV 80
 (2)第5番「私は、どこへ逃れることができよう?」BWV 5
 (3)第115番「備えをなせ、わが心よ」BWV 115
   スザンヌ・リディーン(S) パスカル・ベルタン(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2003年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD28] ライプツィヒ時代1724 年のカンタータ(12)
 (1)第62番「いざ来ませ、異邦人の救い主」BWV 62
 (2)第139番「幸いなるかな、神に身を委ねる者」BWV 139 
 (3)第26番「ああいかに儚き、いかに虚しきものよ」BWV 26
 (4)第116番「汝、平和の君イエス・キリスト」BWV 116
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2004 年3月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD29]ライプツィヒ時代1724 年のカンタータ(13)
 (1)第135番「ああ主よ、この憐れな罪びとを」BWV 135
 (2)第2番「ああ神よ、天よりご覧ください」BWV 2
 (3)第3番「ああ神よ、何と多くの心の痛みが」BWV 3
 (4)第38番「深き悩みの淵から、私はあなたを呼びます」BWV38
   ドロテー・ミールズ(S) パスカル・ベルタン(C-T) ゲルト・テュルク(T) 
   ペーター・コーイ(Bs) コンチェルト・パラティーノ 
   録音:2004 年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD30] ソロ・カンタータ(1)
 (1)第51番「すべての国よ、神を誉め讃えよ」BWV 51
 (2)アリア「神と共にすべての事に当り」BWV 1127*
 (3)結婚カンタータBWV210よりアリア「歌たちよ、魂のこもった調べを奏でて」
  * 世界初録音
   キャロリン・サンプソン(S) 
   録音:2005年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD31] ライプツィヒ時代1724年のカンタータ(14)
 (1)第91番「褒め讃えられよ、イエス・キリスト」BWV 91
 (2)第101番「私から取り去ってください、主よ、まことの神よ」BWV 101
 (3)第121番「キリストを誉め讃うよう、喜ばしく」BWV 121
 (4)第133番「私は、あなたのうちにあって喜び」BWV 133
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T)
   ペーター・コーイ(Bs) コンチェルト・パラティーノ
   録音:2004 年3月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD32] ライプツィヒ時代1725 年のカンタータ(1)
 (1)第111番「わが神のみこころがに、常に成就しますように」BWV 111 
 (2)第123番「最愛のイマヌエル、敬虔なる者の君主よ」BWV 123 
 (3)第124番「私のイエスを離さない」BWV 124 
 (4)第125番「平安と喜びをもって、私は逝こう」BWV 125
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) アンドレアス・ヴェラー(T) ペーター・コーイ(Bs) 
   録音:2005年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD33] ライプツィヒ時代1725年のカンタータ(2)
 (1)第41番「イエスよ、今讃美を受けたまえ」BWV 41
 (2)第92番「私は、神の心とみ旨に」BWV 92
 (3)第130番「主なる神よ、我ら皆あなたを讃えます」BWV 130
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ヤン・コボウ(T) ドミニク・ヴェルナー(Bs) 
   録音:2005年4月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD34] ライプツィヒ時代1725 年のカンタータ(3)
 (1)第1番「何と美しいことでしょう、暁の星が照り輝くのは」BWV 1
 (2)第126番「我らを保たせたまえ、主よ、あなたの御言葉のもとに」BWV 126
 (3)第127番「主イエス・キリスト、真の人にして神」BWV 127
   キャロリン・サンプソン(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2005年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD35] ライプツィヒ時代1725年のカンタータ(4)
 (1)第128番「ただキリストの昇天のみが」BWV 128
 (2)第176番「傲慢な、そして臆病なものが」BWV 176 
 (3)第87番「今までは、あなたがたは私の名によっては何も願わなかった」BWV 87
 (4)第74番「私を愛する人は、私の言葉を守る」BWV 74
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2006 年7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD36] ライプツィヒ時代1725 年のカンタータ(5)
 (1)第42番「その同じ安息日の夕方」BWV 42 (2)第103番「おまえたちは、泣き喚く」BWV 103 
 (3)第108番「私が去り行くのは、あなたがたの益となる」BWV 108
 (4)第6番「留まってください、私たちと共に」BWV6
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ジェイムズ・ギルクリスト(T) ドミニク・ヴェルナー(Bs)
   録音:2006 年2月23-27日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD37] ソロ・カンタータ(2)〜アルト独唱のためのカンタータ集
 (1)第169番「神にのみ、私の心を捧よう」BWV 169
 (2)第170番「満ち足りた安らぎ、魂の愉しむ悦びよ」BWV 170 
 (3)第35番「霊と魂は、惑い乱れます」BWV 35
 (4)第200番「告白します、あの方の御名を」BWV 200
   ロビン・ブレイズ(C-T)
   録音:2005年8月、2006 年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD38] ソロ・カンタータ(3)
 (1)第52番「偽りの世よ、おまえなどに頼るまい」BWV 52
 (2)第82番「私は、満ち足りた」BWV 82(バス稿)
 (3)第55番「私は、哀れな人、罪のしもべ」BWV 55
 (4)第58番「ああ神よ、何と多くの心の痛みが」BWV 58
   キャロリン・サンプソン(S) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2006 年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD39] ライプツィヒ時代1725年のカンタータ(6)
 (1)第68番「これほどにも、神はこの世を愛された」 BWV 68
 (2)第175番「彼は自分の羊の名を呼んで」 BWV 175
 (3)第28番「神を讃えよ! 今や、一年は終わり」 BWV 28
 (4)第183番「彼らはおまえたちを追放し」 BWV 183
 (5)第85番「わたしはよい羊飼いである」 BWV 85
   キャロリン・サンプソン(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) 
   ペーター・コーイ(Bs) コンチェルト・パラティーノ
   ディミトリー・バディアロフ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ) 
   録音:2007年2 月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD40] ライプツィヒ時代1725 年のカンタータ(7)
 (1)第137番「主を讃えよ、大いなる力に満ち栄光に輝く王を」 BWV 137
 (2)第168番「申し開きをなせ!との雷鳴のごとき言葉」 BWV 168
 (3)第79番「主なる神は太陽にして盾なり」 BWV 79
 (4)第164番「汝ら、キリストのものと自称する者たちよ」 BWV 164
   野々下 由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) 櫻田亮(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2007年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD41] ソロ・カンタータ(4)
 (1)第56番「われは喜んで十字架の杖を手に取らん」BWV 56
 (2)第82番「私は、満ち足りた」BWV 82(ソプラノ稿)
 (3)第158番「平安汝にあれ」BWV 158
 (4)第84番「われは 己が定めに満ち足れり」BWV 84
   キャロリン・サンプソン(S) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2007年9月、2008 年7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD42] ライプツィヒ時代1726 年のカンタータ(1)
 (1)第72番「すべてはただ神の御心に依って」 BWV 72
 (2)第32番「いとも慕わしいイエス、わが焦がれ求める君よ」 BWV 32
 (3)第13番「わがため息、わが涙は」 BWV 13
 (4)第16番「主なる神よ、汝を我らは誉め讃え」 BWV 16
   レイチェル・ニコルズ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2008 年2月6-10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD43] ライプツィヒ時代1725年のカンタータ(8)
 (1)第110番「われらの口には笑いが満ち」 BWV 110
 (2)第57番「幸いなるかな、試練を耐え忍ぶ者は」 BWV 57
 (3)第151番「甘き慰め、わがイエスが来給う」 BWV 151
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2007年7月25-29日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD44] ライプツィヒ時代1726 年のカンタータ(2)
 (1)第146番「我らは多くの苦難を経て神の国に入るべし」BWV 146 
 (2)第88番「見よ、われは多くの漁師を遣わし」BWV88 (3)第 43番「神は歓呼の声とともに天に昇らん」BWV43
   レイチェル・ニコルズ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2008 年9 月18 -22 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD45] ライプツィヒ時代1726 年のカンタータ(3)
 (1)第39番「割いて与えよ、飢えた者に汝がパンを」 BWV 39
 (2)第187番「すべての創られしものはあなたを待ち望む」 BWV 187
 (3)第129番「主に誉れあれ」 BWV 129
 (4)ヴァイオリンと管弦楽のためのシンフォニア ニ長調 BWV 1045
   野々下由香里(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ペーター・コーイ(Bs) 若松夏美(Vn)
   録音:2009 年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD46] ライプツィヒ時代1726 年のカンタータ(4)
 (1)第102番「主よ、あなたの目は信仰を顧み給う!」 BWV 102
 (2)第45番「人よ、良きことの何たるかはすでに汝に告げられたり」 BWV 45
 (3)第17番「感謝の捧げ物をなす者、これぞわれを讃える者」 BWV 17
 (4)第19番「戦闘が起これり」 BWV 19
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2009 年9,10月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD47] ライプツィヒ時代1726 年のカンタータ(5)
 (1)第36番「嬉々として舞い上がれ、星々の高みにまで」 BWV 36(決定稿)
 (2)第47番「誰であれ高ぶる者は低くせられ」 BWV 47
 (3)第27番「誰ぞ知らん、わが最期の時がいかに迫り来るかを」 BWV 27
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) 水越啓(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2010 年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD48] ライプツィヒ時代1727〜29年のカンタータ(1)
 (1)第34番「おお永遠の炎、おお愛の源よ」 BWV 34
 (2)第117番「賛美と栄光が至高なる善にあれ」 BWV 117
 (3)第98番「神のなし給うは恵みに満てる御業」 BWV 98
 (4)第120番「神よ、シオンにて安らかにあなたを賛美し」 BWV 120
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) 水越啓(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2010 年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD49] ライプツィヒ時代1727〜29 年のカンタータ(2)
 (1)第188番「我は堅き信頼を」 BWV 188
 (2)第156番「我は片足を墓穴に入れて立つ」 BWV 156
 (3)第159番「見よ、我らはエルサレムへと上り行く」 BWV 159
 (4)第171番「神よ、あなたの御名のごとく、あなたの誉れも」 BWV 171
   レイチェル・ニコルズ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2010 年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD50] ライプツィヒ時代1726〜29年のカンタータ
 (1)第149番「勝利と歓呼の歌が響く」 BWV 149
 (2)第145番「我の生くるは、わが心よ、汝が喜びのため」 BWV 145
 (3)第174番「我はいと高き神を心の限りに愛す」 BWV 174
 (4)第49番「我は、狂おしく焦がれる思いを胸に出で行き、探し求む」 BWV 49
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2011年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD51] ライプツィヒ時代1727〜32年のカンタータ
 (1)第195番「義しき者に光は幾度となく差し昇り」 BWV 195
 (2)第192番「いざ、すべての者よ、神に感謝せよ」 BWV 192
 (3)第157番「我はあなたを離さじ、我を祝福し給うまでは!」 BWV 157
 (4)第120a番「主なる神、すべてを司る者」 BWV 120a
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ダミアン・ギヨン(C-T) クリストフ・ゲンツ(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2011年6月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD52] ライプツィヒ時代1730 〜40 年代のカンタータ(1)
 (1)第140番「目覚めよと、我らに呼ばわる声」 BWV 140
 (2)第112番「主はわが頼もしき羊飼い」 BWV 112
 (3)第29番「我らは感謝せん、神よ、あなたに感謝せん」 BWV 29
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2011年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD53] ライプツィヒ時代1730〜40年代のカンタータ(2)
 (1)第97番「わがなす すべての営みにおいて」 BWV 97
 (2)第177番「我はあなたに叫び求めん、主イエス・キリストよ」 BWV 177
 (3)第9番「救いは我らに来たれり」 BWV 9
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2012年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD54] ライプツィヒ時代1730〜40年代のカンタータ(3)
 (1)第100番「神がなし給うは恵みに満ちた御業」 BWV 100
 (2)第14番「神がこの時我らと共におられなければ」 BWV 14
 (3)第197番「神は我らの避け所」 BWV 197
 (4)第197a番「いと高きところにいます神に栄光あれ」 BWV 197a(断片)
   ハナ・ブラシコヴァ(S)  ダミアン・ギヨン(C-T) ゲルト・テュルク(T) ペーター・コーイ(Bs)
   録音:2012年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル

[CD55] ライプツィヒ時代1730〜40年代のカンタータ(4)
 (1)第69番「主よ讃えよ、わが魂よ」BWV 69
 (2)第30番「喜べ、贖われた者たちの群れよ」BWV 30
 (3)第191番「いと高きところには神に栄光あれ」BWV 191
   ハナ・ブラシコヴァ(S) ロビン・ブレイズ(C-T) ゲルト・テュルク(T)
   ペーター・コーイ(Bs) 三宮正満(オーボエ/オーボエ・ダモーレ)
   菅きよみ(フラウト・トラヴェルソ) 寺神戸亮(コンサートマスター)
   録音:2013年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
 BCJによる教会カンタータ全集がついに直輸入盤で登場!すべてSACD ハイブリッド化を実現

 録音:1995-2013年/神戸松蔭女子学院大学チャペル/63h12’13”

 SACD ハイブリッド盤。
 国内先行発売として2014 年7 月に発売したバッハ・コレギウム・ジャパンによるJ.S. バッハ「教会カンタータ全集」(完全限定盤)が、BIS レーベルの直輸入盤としてリリースされます。
 1995 年に開始、18 年を経て2013 年に完結した日本の団体としては初の全集で、まさに世界に誇る偉業です。
 当BOX の注目は全点がSACD ハイブリッド盤であること。同シリーズ既発分のうち、第1 巻から27 巻までは通常盤CD でしたが、BIS 社社長フォン・バール氏自らがリマスタリングを行ない、それにより、より臨場感あふれるサウンドでお楽しみいただけます。ことに初期のメンバーだった米良美一は今聴いてもゾクゾクする美声。あらためてBCJ の実力を実感できます。声楽陣も常連のゲルト・テュルク、ペーター・コーイをはじめ、鈴木美登里、野々下由香里といった懐かしいメンバーから、最近のハナ・ブラシコヴァやキャロリン・サンプソンら豪華な名が並びます。
器楽陣も鈴木秀美、寺神戸亮、三宮正満ら常連のほか、コンチェルト・パラティーノ、ダン・ラウリンら世界的名手も出演するなど、考えうる最高のキャストで臨んでいます。

 ※ 国内先行発売したキングインターナショナル独自企画の完全限定BOX の装丁とは異なります。また日本語解説・対訳は付きません。







LIMEN


CDVD060 C060
(1CD+1DVD)
\3500
フォルテピアノ奏者にボッラ演奏による
 ベートーヴェンと弟子リースの作品集

  CD
   (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
   (2)ベートーヴェン:
    ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
   (3)リース:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.26 「不運」
  DVD
   CDと同内容の映像+ボーナス映像
    (ミケーレ・ボッラ、ウーゴ・カシグリアのインタビュー)
     【言語:イタリア語/字幕:英語】
ミケーレ・ボッラ
 (フォルテピアノ;
  ウーゴ・カシグリア制作
   (2014))
 軽やかなタッチ、フォルテピアノ奏者にボッラ演奏によるベートーヴェンと弟子リースの作品集

 録音:2015年/リメン音楽スタジオ/ステレオ、NTSC、16 : 9、ボーナス映像(言語:伊/字幕:英)、限定盤

 フォルテピアノ奏者、ミケーレ・ボッラがベートーヴェンの「悲愴」「ワルトシュタイン」とリースの「不運」のソナタを収録しました。
 鍵盤をなでるように美しいタッチで弾くボッラの演奏は絶品!また、ワルトシュタインのオクターヴ・グリッサンドは圧巻です。フェルディナント・リース(1784-1838)は、ベートーヴェンにピアノを学び、ピアニスト、作曲家として活躍。恩師の回想録をまとめた「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの覚書」を出版したことでも知られます。ここに収録されたピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 「不運」は代表作の一つです。
 使用楽器は1805 年ウィーンで制作されたアントン・ワルターのレプリカで、ウーゴ・カシグリアが2014 年に制作したものです。当時の響きを追求した温かい音色が魅力です。
 当レーベルの魅力であるCD と同内容の特典DVD の付きで、視覚的に体感することができます。さらにボッラ、カシグリアへのインタビューも興味深い内容です。(言語:伊/字幕:英)500 セット限定盤プレス。
 

CDVD020 C020
(1CD+1DVD)
\3500
ジュゼッペ・グレジアティ:アコーディオン作品集(世界初録音)
 CD
  (1)カンタービレ
  (2)ラルゴ ハ短調・ハ長調
  (3)テーマと変奏
 DVD
  CDと同内容の映像+ボーナス映像
   【言語:イタリア語/字幕:英語】
コッラード・ロジャク(アコーディオン)
 アコーディオン発展の功労者、ジュゼッペ・グレジアティの「ふいごハーモニカのためのメソッド」より抜粋、世界初録音19世紀当時のアコーディオンで奏でられる音楽は、まるで音のアンティークショップ!

 録音:2013 年/リメン音楽スタジオ/ステレオ、NTSC、16 : 9、ボーナス映像(言語:伊/字幕:英)

 アコーディオンの発展に大きく貢献した19 世紀前半のイタリア、マントヴァの聖職者であり、音楽愛好家のジュゼッペ・グレジアティ。彼が残した全3部に渡る「ふいごハーモニカのためのメソッド」は楽器の製造、技術とレパートリーの拡大のためになくてはならないものとなりました。
 当ディスクでは世界的に活躍するイタリアのアコーディオン奏者、コッラード・ロジャクが、ジュゼッペ・グレジアティの「ふいごハーモニカのためのメソッド」に収められた膨大な曲の中から代表的な曲を選んで、世界初録音しました。
 当時「アコーディオン」という言葉が「ハルモニウム」という別の楽器を指していたことから「ふいごハーモニカ」という言葉が使われているグレジアティのメソッド集は、アコーディオンの発展に尽くすと同時に当時の音楽を映す鏡でもありました。ピアノ音楽が演奏技術的に頂点を極めようとしていた当時、超絶技巧のためのピアノ練習曲が多数書かれましたが、グレジアティのメソッドの練習曲も負けず劣らず重音やアルペジオなどの技巧がちりばめられ、技術の限界への挑戦がなされています。また、イタリアオペラが全盛期だったことを受けてロッシーニやベッリーニのアリアの形式に似せた曲も多く作られ、それはこのCD の「ラルゴ ハ短調・ハ長調」に聴くことができます。さらに、音楽が一般家庭にも浸透した当時「サロン音楽」と呼ばれる小品が好まれましたが、グレジアティのメソッドもワルツやギャロップ、テーマと変奏など、サロン向きの音楽が多く含まれています
 このディスクでは、グレジアティが残した情報を元に再現された当時の楽器が使われ、聴き手を19 世紀のイタリアに誘います。
 なかなか目にすることのできない、アンティークでおしゃれな当時のアコーディオンの外観も堪能できるDVD と合わせてお楽しみください。




MIRARE


MIR 305
(2CD)
\1700

ラ・フォル・ジュルネ 「la nature ナチュール」ナント公式CD
CD1
 1.ヴィヴァルディ
  ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集 『四季』op.8 第4番「冬」より第1楽章
    オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン) オーヴェルニュ管弦楽団 3’18

 2.ヴィヴァルディ
  ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集 『四季』op.8 第4番「冬」より第2楽章
    オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン) オーヴェルニュ管弦楽団 1’53

 3. ハイドン 弦楽四重奏作品64-5「ひばり」より第4楽章
    エベーヌ四重奏団  2’03

 4.シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」より第4楽章
   トリオ・ショーソン 井上典子(ヴィオラ) ペネロペ・ポアンシュヴァル(コントラバス) 7’29

 5. ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調「田園」より第2楽章
    シンフォニア・ヴァルソヴィア ユーディ・メニューイン(指揮) 12’33

 6. サン=サーンス 「動物の謝肉祭」より「森の奥のカッコウ」
    アンリ・ドマルケット(チェロ)  ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
    ブリジット・エンゲラー(ピアノ) パリ室内管弦楽団 2’04

 7. サン=サーンス 「動物の謝肉祭」より「白鳥」
    アンリ・ドマルケット(チェロ) ブリジット・エンゲラー(ピアノ)  3’13

 8.シューベルト ピアノ三重奏第2番Op.100より第2楽章
    トリオ・ショーソン  9’21

 9.ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96より第1楽章
    モディリアーニ弦楽四重奏団  9’46

 10.グリーグ ピアノ協奏曲イ短調Op.16より第2楽章
    シャニ・ディリュカ(ピアノ) エイヴィン・グルベルグ・イェンセン(指揮)
    フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団  11’21

 11.サン=サーンス ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 作品103「エジプト風」より第2楽章
    ブリジット・エンゲラー(ピアノ) アンドレア・クイン(指揮) パリ室内管弦楽団  6’25

 12.ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」
    ドミトリー・リス(指揮) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団   6’25

CD2
 1. チャイコフスキー 四季‐12の性格的描写より「舟歌」
    ジョナス・ヴィトー(ピアノ) 4’46

 2.ショパン 前奏曲第15番変ニ長調Op.28
    フィリップ・ジュジアーノ(ピアノ) 4’50

 3.リスト 巡礼の年 第3 年から「エステ荘の噴水」
    ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ) 8’41

 4. ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番ニ短調作品31-2「テンペスト」より第3楽章
    アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)  7’15

 5.アリャビエフ(リスト編曲) 夜鳴き鶯
    ブリジット・エンゲラー(ピアノ) 2’54

 6.リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編曲) 熊蜂の飛行
    クレール・マリ=ル・ゲ(ピアノ) 1’18

 7.シューマン 森の情景Op.82より「予言鳥」
    ダヴィッド・カドゥシュ(ピアノ) 2’56

 8.シューベルト(リスト編曲) 春の想い
    ブリジット・エンゲラー(ピアノ) 3’39

 9.リスト 超絶技巧練習曲より第11番「夕べの調べ」
    ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) 7’34

 10.ドビュッシー ベルガマスク組曲より「月の光」
    アンヌ・ケフェレック(ピアノ) 5’06

 11.バルトーク ミクロコスモスより「ハエの日記」
    マタン・ポラト(ピアノ) 1’19

 12.グラナドス ゴイェスカスより 嘆き、またはマハとナイチンゲール
    ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ) 7’24

 13.ドビュッシー 前奏曲集第1集より「雪の上の足跡」
    アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ) 5’55
 今年もやってきた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016」「ナチュール - 自然と音楽」をテーマに人類の普遍を描く!

 限定盤

 ラ・フォル・ジュルネは、1995 年、フランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。ユニークなコンセプトで展開されるラ・フォル・ジュルネの人気は国外へも拡がり、2000 年からポルトガルのリスボン、2002 年からはスペインのビルバオ、2005 年からは東京国際フォーラムで開催。2008年には金沢とブラジルのリオデジャネイロ、2010 年には新潟、びわ湖、ワルシャワ、2011 年には鳥栖、2015 年にはロシアのエカテリンブルクで開催され、いずれも大成功を収め、クラシック音楽界にセンセーションを巻き起こしています。
 2016 年のテーマは「自然/ ナチュール」。自然と音楽は、ルネサンスやバロック時代における鳥のさえずりなどの描写的な表現からはじまり、ヴィヴァルディの「四季」は描写的な表現から音楽的深みもまし、さらにロマン派では作曲家の内面を反映、そして20 世紀以降も、自然は音楽家に絶えずインスピレーションを与え続けています。
 このアルバムに収録されている曲目は、音楽祭のアーティスティック・ディレクターでありMIRARE レーベルの主宰者であるルネ・マルタンが掲げたテーマに沿って選ばれました。

 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016
  2016年5月3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)
  東京国際フォーラム、日比谷野音(日比谷公園大音楽堂)、大手町・丸の内・有楽町エリア




MUSICA REDIVIVA


MRCD 104
\2400
『音楽と手工芸』
 1. 前奏/2. ブレンド・ヨンのポルスカ I/
 3. ブレンド・ヨンのポルスカ II/4. 空の星のように明るく/
 5. 薔薇の中の薔薇/6. かわいいバラを知っている/
 7. 喜びの花/8. ノクターン「おいで、私の腕に」/
 9.The Day is Family/10. いつか王子様が/
 11. 貴女にあげられるのは愛だけ/12. 雲雀の歌/
 13. あなたが去ってから/14. 私は見た、瞬く明けの明星を/
 15. ブリックのワルツ/16. ローリクのポルスカ/
 17. 大ポルスカ/18. 大ジャズ/19. 漁り火恋歌/
 20. モスクワの異邦人/21. 春が来た/
 22.愛してくれないのなら、ほっといて/23. 魅惑のリズム/
 24. 我が心のジョージア/25.バードランドの子守唄/
 26. ムーラの娘のフォックストロット/
 27. バッカファルから来た少女/28. デルスブー・ワルツ/
 29.デルスブー・ルンバ/30.デルスブー・ワルツ/
 31.デルスブー・フォックストロット
スヴェン・ベルイェル
 (フルート、リコーダー、
  シャリュモー、サクソフォン、
  ゲムスホルン、牛の角笛)
ダニエル・ベルイ
 (ヴィブラフォーン、
  マリンバ、ボンゴ)
ユーナス・フランケ=ブルム
 (チェロ、コントラバス)
ステファン・ヴィンゲフォシュ
 (アコーディオン、ピアノ、
  コントランバス)
 まるで時代をこえて音楽で旅する世界旅行のよう。天才管楽器奏者スヴェン・ベルイェルと仲間たちがおくるジャンルをこえた楽しい音楽の世界!

 セッション録音:2015年1月5-7日、4月9日-10日/ムジーケン・ヒュース(ヨーテボリ、スウェーデン)/DDD、日本語解説付、ディジパック仕様、63’ 57”

 スウェーデン、ヨーテボリ在住の日本人女性、藤本・ベルイェル・里子が社主をつとめるMusica Rediviva レーベル。
 注目の新譜は里子氏の主人である天才管楽器奏者、スヴェン・ベルイェルとベルイェル氏が絶大なる信頼をおいているメンバーによる演奏で、アルバム・タイトルはスヴェンが最初に楽器を買った故郷ウッシャの店『音楽と手工芸』からとられました。中世から現在に至るまで、まるで時代をこえて音楽で旅する世界旅行のようで、ベルイェルにしか表現できない楽しい音楽の世界が広がります。
 スヴェン・ベルイェルは、1938 年、「民謡の宝庫」とも「スウェーデンの心の故郷」とも呼ばれるダーラナ地方のウッシャに生まれました。「JoculatoresUpsalienses(ウプサラの道化師たち)」や「Convivium Musicum Gothenburgense(ヨーテボリ音楽の宴会)」などのアンサンブルを創設、古楽のパイオニアのひとりとして業績を重ねてきました。長年に渡るヨーテボリの音楽大学の教職を2003 年に退いたスヴェンの「日常の表情」を記録したいと、里子夫人がずっと温めてきたアイデアに若い友人たちが共感を寄せこのアルバムが完成しました。小鳥のさえずりもまじえた「前奏」に続き、彼が子供のころから親しみ、人生の折々に出会った、いつまでも変わらず大切な音楽が30 曲、演奏されます。
 スウェーデンの人たちが踊るポルスカ、「喜びの花々、暗褐色の地の中で、ああ、決して朽ちることは無いだろう」と歌う民謡、多くの歌曲を残した作曲家リレ・ブルール・セーデルルンドのワルツ、故郷のスペールマンが作ったワルツ、吟遊詩人たちの歌、ジョージ・ガーシュウィンとホーギー・カーマイケルのスタンダードナンバー、伝説的ジャズピアニスト、かつて彼をバンドに誘ったヤン・ユーハンソンに捧げるナンバー、「里子とスヴェン」が日本への新婚旅行で出会った歌……。気が向いた時にスヴェンが、楽器を手に取り、吹いてみる、幅広いジャンルの曲。すべてスヴェン・ベルイェルの編曲です。
 レコーディング・エンジニアは「ヘリコプター・スタジオ」のスヴェン・ヤンソンで、Musica Rediviva のセッションをはじめて担当しました。
 スヴェンと友人たちの演奏する多様な楽器を本来の大きさと質感に捉え、彼らの音楽とセッションの空気をリアルに聴き手に伝える素晴らしい録音です。




SIMAX

PSC 1333
\2600→\2390
芸術音楽のハリングフェレ
 ヨハン・ハルヴォシェン(1864-1935):
  劇付随音楽《フォッセグリム》Op.21 から
   フォッセグリム*、干草小屋のニッセ、結婚行進曲* 、
   ファニトゥレンり*
    (イングフリ・ブライエ・ニューフース/ピアノリダクション*)
 スヴェン・ニューフース(1932-):
  ハリングフェレ・ソロのための3つの作品
   【ロンド、幻想曲第1番、幻想曲第2番】
 ヨハン・クヴァンダール(1919-1999):
  ハリングフェレと弦楽四重奏のための五重奏曲 Op.50
オースヒル・ブライエ・ニューフース(ハリングフェレ)
イングフリ・ブライエ・ニューフース(ピアノ)
 ノルウェー伝統の楽器ハリングフェレの魅力

 録音:2013年5月23日-27日 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)/43’41

 オースヒル・ブライエ・ニューフース(1975-)とイングフリ・ブライエ・ニューフース Ingfrid Breie Nyhus(1978-)は、ノルウェー、レーロースのフィドル奏者一家の第4 世代。姉オースヒルは、ノルウェー伝統の楽器ハリングフェレ(ハルダンゲル・フィドル)の奏者として、妹イングフリはピアニストとして活動しています。「ハリングフェレの長く重要な歴史に潜む神秘の力と神話の力に再び火をつける」。民族のアイデンティティというべき伝承の音楽をどのように芸術音楽に再生するかという課題に示された解答のひとつ、グリーグのピアノ曲集《スロッテル(ノルウェーの農民の踊り)》(Op.72)を原曲の演奏と合わせて収録したアルバム(PSC1287)に次ぐ第2 作では、ハルヴォシェンとクヴァンダール、そして姉妹の父スヴェンの作品が演奏されます。
 ハルヴォシェン(ハルヴォルセン)の作品は、フィドル弾きミュラルグーテン(粉挽きの若者)と水の精にまつわる民話を題材にした劇付随音楽《フォッセグリム》(全曲録音:PSC1207)から「悪魔の踊り」の〈ファニトゥレン〉など4 曲。独奏曲の〈干草小屋のニッセ〉以外の曲は、ハリングフェレと管弦楽のための原曲をイングリがピアノ共演のために編曲した版で演奏されます。
 スヴェン・ニューフースの《ハリングフェレ・ソロのための3 つの作品》は、1979 年から1982 年にかけて「芸術音楽のコンサート」のために書かれた作品です。
 ウィーンの古典音楽を思わせる〈ロンド〉、ハリングフェレの共鳴弦の響きを活かしたニ短調の〈幻想曲第1 番〉、速いテンポの「ハリング」に始まる〈幻想曲第2 番〉。
 ヨハン・クヴァンダールの《五重奏曲》は、アンダンテの〈聴くための舞曲〉とアレグロの〈踊り〉の2 楽章。北極圏ハーシュタの北ノルウェー・フェスティヴァルから委嘱を受け作曲されました。



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LABEL−HERISSON



LH 13
\2500→\2290
ダヴィド・グリマルが、K.304を弾く
 パリ「音楽博物館」コレボレーション第1弾
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 〜 マンハイム・ソナタ

 ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301
 ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調 K.302
 ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303
 ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304
 ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
 ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306
ダヴィド・グリマル(ヴァイオリン)
マチュー・デュプイ(フォルテピアノ)
 天才ダヴィド・グリマル、モーツァルトのK.304を弾く!
 天才が天才を弾く。

 ヴァイオリン/ストラディヴァリウス"Ex-Roederer"1710年製、フォルテピアノ/グレーブナー1791年製

 フランスのハイ・クォリティ・レーベル、「ラベル=ヘリソン(Label-Herisson)」と、パリの「音楽博物館(ミュゼ・ド・ラ・ミュジーク)」のコレボレーション第1弾は、フランスの名ヴァイオリニスト、ダヴィド・グリマルと、同じくフランスの才気あふれる鍵盤奏者、マチュー・デュプイのデュオが繰り広げるモーツァルトのK.301〜K.306!

 グリマルの1710年製のストラディヴァリウス"Ex-Roederer"と、1770年頃に製作されたジョン・ドッドの名弓、デュプイが奏でるパリ音楽博物館所蔵の銘器グレーブナー(1791年製)。
 フランスの天才たちが奏でるピリオド楽器の豊潤な響きで、天才モーツァルトが1777年から1778年にかけてのマンハイム&パリ旅行で作曲した6曲の傑作を堪能できる贅沢かつ豪華な逸品です!

 ※録音:2014年4月14日−16日、音楽博物館(パリ、フランス)






天才ダヴィド・グリマルのモーツァルト


 ダヴィド・グリマル。
 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者。

 天才。

 見てほしい。この動画。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=mgH9qQsHLOc

 グリマルは「指揮者」ではないから指揮はしていない。
 というかそれ以前にオーケストラに背を向けている。

 しかし・・・しかし、背中で指揮しているのである。
 ちょっとだけ後ろを振り返ってときどき団員をにらんで、それで指揮をしているのである。

 こんなおそれおおいこと、こんな大胆なことは、天才じゃないとできない。
 というかその背中から天才の匂いがぷんぷんしているではないか。

 そしてヴァイオリンを弾き始めたとたん、「やっぱり天才・・・」、そう思うだろう。


LES DISSONANCES
LD 006
(2CD+1DVD[PAL])
\4900→\4490
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
 [CD1]
  ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
  ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
 [CD2]
  ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219

 [DVD]
  ヴァイオリン協奏曲第1 〜 5番
ダヴィド・グリマル
 (ヴァイオリン&コンサートマスター)
レ・ディソナンス
 フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル、「Les Dissonances」新譜のご紹介

 収録:2014年3月1日/シテ・ド・ラ・ミュジーク(ライヴ)

 グリマルと、レ・ディソナンスによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲。



 まだ信じられない人のためにこれを。
 これはホラー映画かギリギリのアクション映画か。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=T-OVNY4Qcas

 まちがいなく21世紀の天才がここにいる。
 どうか早くCDを出してくれ・・・






PIANO CLASSICS


PCL0105
(2CD)
\2100
ウェーバー:ピアノソナタ全集
 ピアノソナタ第1番〜第4番、
 華麗なロンドOp.62、舞踏への勧誘Op.65
ミケランジェロ・カルボナーラ(pf)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALIA VOX



AVSA 9916
(SACD HYBRID)
\2100→\1890
誉れ高き名盤復活!
 サヴァールによる「英雄」、SACDハイブリッド盤で登場

 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
   (I.15’23”+II.12’48”+III.5’25”+IV.10’51”)
  (2)コリオラン序曲 Op.62(7’34”)
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシォン
 誉れ高き名盤復活!サヴァールによる「英雄」がSACDハイブリッド盤で登場

 録音:1994年1月/カルドナ/ステレオ、マルチチャンネル、52’ 01”

 SACD ハイブリッド盤。
 ALIA VOX レーベルの「ヘリテージ・シリーズ」(ジョルディ・サヴァールAstree から原盤を買い上げて再発売をしている好企画)の最新タイトルは1994 年1 月に録音された名盤の誉れ高いベートーヴェンの「英雄」です。
 サヴァール率いるコンセール・デ・ナシォンによる当録音では、美しさを追求した弦楽器の音色に加え、快活なティンパニと通奏低音楽器群の響きを堪能することができます。
 なおSACD 層にはマルチチャンネルも収録。この素晴らしい演奏を、あらためて新たな高音質で楽しむことができます。




BERLIN CLASSICS



BC0300723
(CD)
\2300→\2090
※LP同時発売
フリードリヒ・グルダ(pf)
 ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
フリードリヒ・グルダ(pf)

 名演、名録音の誉れ高いグルダの「ディアベリ」が本家から復活。




GRAND SLAM



GS 2146
\2500→¥2290
フルトヴェングラー&BPO、戦時中の第9、
 オープンリール・テープ復刻登場!

  ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ティルラ・ブリーム(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ペーター・アンダース(テノール)
ルドルフ・ヴァツケ(バス・バリトン)
ブルーノ・キッテル合唱団
 フルトヴェングラー& BPO、戦時中の第9、2 トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻登場!

 ライヴ録音:1942 年3 月22 日/旧フィルハーモニー(ベルリン)/使用音源:Private archive(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)/モノラル、ライヴ

 ■制作者より
 今回復刻したのは1942 年3 月、ベルリンでのライヴで、ユニコーン/メロディア系と同一の演奏です。
 演奏内容については、ここで繰り返すまでもないでしょう。当シリーズでは同一演奏をメロディアLP(VSG レーベル)から復刻したCD(GS 2090 廃盤)を一度発売しています。
 LP 復刻も独特の味わいがあり、どちらが良いかは簡単には言えないのですが、LP はカッティングの際にマスターの音をある程度加工しているので、このテープ復刻の方がより原音に近いと言えます。おそらく、これほど細部が明瞭に聴こえ、なおかつ腰のしっかりした再生音は他にあまりないと思われます。また、第2 楽章スケルツォでの音の欠落はありません。
 なお、解説書にはF. ヘルツフェルトの「プローベのフルトヴェングラー」を掲載しています。いささか抽象的な文章ですが、フルトヴェングラーのプローベ(練習)を間近に見た人ならではの貴重な証言であり、ニキシュやビューローとの比較論も興味深いものがあります。(平林直哉)

<LP>


BERLIN CLASSICS(LP)


BC0300722
(LP)
\4000
※CD同時発売
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 フリードリヒ・グルダ(pf)
限定生産品 オリジナルマスター使用



<国内盤> 


CYPRES



MCYP1674
(3CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4800+税
ステファーヌ・ギンズビュール(p)
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ全集

 ①ソナタ第1番 ヘ短調 op.1(1909)
 ②ソナタ第2番 ニ短調 op.14(1912)
 ③ソナタ第3番 イ短調 op.28(1917)
 ④ソナタ第4番 ハ短調 op.29(1917)
 ⑤ソナタ第5番 ハ長調 op.38(1923/53)
 ⑥ソナタ第6番 イ長調 op.62「戦争ソナタ第1番」(1940)
 ⑦ソナタ第7番 変ロ長調 op.83
  「戦争ソナタ第2番(スータリングラード)」(1942)
 ⑧ソナタ第8番 変ロ長調 op.84「戦争ソナタ第3番」(1944)
 ⑨ソナタ第9番 ハ長調 op.103(1947)
ステファーヌ・ギンズビュール(p)
 現代音楽のプロはなんと、プロコフィエフも弾きこなす!
 腕に覚えあればこそ、理知と技巧の至芸、傾聴に値!
 これは聴くべきプロコフィエフ解釈がやってまいりました!
 ご存知のとおり、ショスタコーヴィチとともに20世紀ロシアを代表する作曲家プロコフィエフは、ラフマニノフと同じくらい「凄腕ピアニスト」でもあった人。超絶技巧のピアニストでありながら、協奏曲やソナタでも新機軸を模索した…という点はベートーヴェンとも同じ。そのソナタ世界もひとつひとつに精巧かつ大胆な音楽作りが見られ、これまでも多くの名手たちがそれぞれに名録音を刻んできたところ…しかし「全集」で録音するピアニストとなると、これはもうひとりひとりが曲者であり、まさにプロコフィエフに向きあうだけの充分な理由と桁外れのテクニックがある人ばかり…という印象ですが、その印象をまたしても上書きする痛快なアルバムが!

 現代音楽先進国でもあるベルギーから、これまでモートン・フェルドマン(!)やJ-L.ファフシャン(ベルギー人現代作曲家)らの充実盤を刻んできた異才ギンズビュールによる新たな全曲録音は、1曲ごと入念かつ充実した解釈で強く聴き手を弾き込む「味」が!

 ファフシャンらの解説日本語訳片手に是非聴き深めたい逸品です。単一楽章の第3ソナタから「戦争ソナタ」三部作まで、縦横無尽に愉しみたいBOX…、どうぞお見逃しなく…!
 


MCYP1673
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
ネーデルラント楽派は、この人ゆえに再発見された!
 〜ペトルス・アラミレ/
  謎の中世写本とフランス=フランドル楽派

  作者不詳:
   6声のミサ「あなたは何も見ていない」より
  シャンピオン:
   5声のミサ「聖女マグダラのマリアのミサ」より
  シュティヒェラー:
   6声のミサ「わたしが価値ある者なら」より
  フェヴァン:
   4声のミサ「ラソミファレによるミサ」より
  フォレスティエ:
   5声のミサ「わたしにくちづけを」より
  ジョスカン:
   2・4・6声のミサ「不幸がわたしを打ちのめし」より
   ※各「サンクトゥス」および「アニュス・デイ」の章のみ
パウル・ファン・ネーフェル指揮
ウェルガス・アンサンブル
 (古楽器使用)

 ネーデルラント楽派は、この人ゆえに再発見された!
 名匠たちの技芸を6通り、超大御所団体の名演で!


 ペトルス・アラミレという名をご存知の方、意外と少なくないかもしれません——
 筆名に隠れた本名はペトルス・ファン・デン・ホーフ(またはペーター・インホフ)、ニュルンベルク生まれの宮廷人にして、英国海峡をまたにかけて活躍した宮廷スパイ。
 ルネサンス界隈を知る人たちにとって、この人物の存在なしには数々の傑作の存在さえ知られることはなかったかもしれない…なぜなら彼が残した重要な写本の数々が、ブルゴーニュ公やネーデルラント総督の貴重な所有物として保管されつづけ、現世に残っているからこそ、ジョスカンやオケゲム、イザーク、ピエール・ド・ラ・リュらネーデルラント楽派(フランス=フランドル楽派)の超重要作曲家たちの傑作ミサ曲などの楽譜は後世人たちにも閲覧可能となったのですから。
 ルネサンス多声芸術を「いま」に伝えて数十年、ア・カペラ室内合唱の世界でもトップクラスの大御所団体ウェルカス・アンサンブルはいま、このアラミレが残した楽譜から、フランス語圏のフランドル楽派の作曲家たちを中心に6通り、ミサ曲の「サンクトゥス」「アニュス・デイ」の2章ずつを抜粋。
 その技芸の多彩さをじっくり聴き分けられる充実企画をすばらしい名演でつたえてくれました。
 解説全訳付、ルネサンス随一の音世界を堪能できるア・カペラ系超・名演!見過ごせないリリースです。




INDESENS!


INDE083
(国内仕様盤)
\2900+税
「ファゴットとピアノのためのフランス名曲集」
 ブトリ:ファゴットとピアノのための6つのスケッチ
 イベール:カリニャン
 ドビュッシー:風変わりなラヴィーヌ将軍(ブトリ)
 フォーレ:カプリシオ / 即興曲(ブトリ)
 ヴィダル:アダージョとサルサレッレ
 ピエルネ:演奏会用独奏曲
 ダマーズ:秋
 デュテユー: サラバンドとコルテージュ
 フォーレ:小品(ウブラドゥ編曲)
ローラ・ベネット・キャメロン(ファゴット)
ロジェ・ブトリ(ピアノ)
 フランスの現代作曲家、指揮者、ピアニストとして活躍のロジェ・ブトリが伴奏を担ったファゴット作品集。
 ブトリ自身の曲はもとより、フランス音楽の歴史をつなぐ作曲たちの作品を贅沢に収録しました歴史に残る必聴盤。
 アメリカ出身のローラ・ベネット・キャメロンはダラス・ウィンド・シンフォニーの主席ファゴット奏者であり、テキサス大学アーリントン校で教授を務める。
 ロジェ・ブトリ音楽普及協会の創設者であり、ブトリ・アンサンブルでソリストを務める実力者です。




PAN CLASSICS



PC10341
(国内仕様盤)
\2900+税
ドレスデンの花形カストラート〜(c. 1705 - 1779)
 ドメニコ・アンニーバリに捧ぐアリア集

 1.リストーリ作曲“Le fate”より
   アリア「Bellezze adorate」
 2.ハッセ作曲“Cleofide”より
   アリア「Cervo al bosco」
 3.ポルポラ作曲“Germanico in Germania”より
   アリア「Qual turbine che scende」
 4.ヘンデル作曲“Arminio”より
   アリア「Vado a morir」
 5.フェオ作曲“Andromaca”より
   アリア「Quel nocchier che vana ogn’opra」
 6.ポルポラ作曲“Filandro”より
   アコンパニアート「Terra e questa」
 7.アリア「D’esser gia parmi」
 8.ヘンデル作曲“Berenice”より
   二重唱「Se il mio amor fu il tuo delitto」
 9.ハッセ作曲“Irene”より
  「Perfidi, sul mio core」
 10.ゼレンカ作曲“Il Serpente di bronzo”より
   「Gia ripiglia vermiglia la rosa」
 11.ラティッラ作曲“Romolo”
   「Cosi geloso un angue」
 12.リストーリ作曲“Componimento per musica”より
   アコンパニアート「Si, rifiorite」
 13.アリア「A vostro dispetto」
フラヴィオ・フェリ- ベネデッティ(CT)
カルラ・ナアディ・バベレゴト(Sop)
イル・バジリコ(バロック・アンサンブル)
 ヨーロッパで大活躍、そして一昨年の来日公演でも大好評を博した今をときめくカウンターテナー(男声アルト)“フラヴィオ・フェリ- ベネデッティ”の最新作。
 ハッセやヘンデルに好まれ、ドレスデンを中心にヨーロッパ中を駆け回った花形カストラート“ドメニコ・アンニーバリ”のためのアリアを集めました。
 バリトンからメゾソプラノの音域まで華々しい装飾とともに、当時のカストラートが現代に蘇ります。
 本邦初録音曲多数収録の一枚です。




RICERCAR



MRIC364
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
マレ:ヴィオール作品全集 Vol.1
 ①分散和音(アルパジュマン)による前奏曲
 ②アラベスク ③夢みる女 ④前奏曲 イ短調
 ⑤壮大なる舞踏の場⑥クラント ト長調*
 ⑦ギター ⑧サラバンド ニ短調*
 ⑨ポーランドの女⑩ジグ「おどけた女」
 ⑪田園での祭り ⑫サント・コロンブ氏の墓標
 ⑬人間の声 ⑭ラ・フォリア ⑮アルマンド イ短調
 ⑯シャコンヌ ト長調 ⑰つむじ風 ⑱おふざけ
 
  第1曲集(1686/89)…⑥⑧
  第2曲集(1701)…⑨⑩⑬
  第3曲集(1711)…④⑤⑦
  第4曲集(1717)…⑪⑮⑰⑱
  第5曲集(1725)…①⑯
  その他:エディンバラの手稿譜より…⑭
フランソワ・ジュベール=カイエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンサンブル・ラシェロン(古楽器使用)
アンドレアス・リノス、
サラ・ファン・アウデンホーフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミゲル・アンリ(テオルボ)
ヴァンサン・フリュッキガー(バロックギター、アーチリュート)
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
 フランス語圏随一の古楽レーベルRicercarがついにマレ全集を!
 精巧な選曲で偉業に臨むのは「この人」フランス・バロックの最重要楽器、それはやはりヴィオール…つまりヴィオラ・ダ・ガンバかもしれません。
 フランス貴族たちはヴィオールを愛するあまり、ヴァイオリンというイタリア人が好んで弾いた楽器を「外来の軽薄なダンス向き楽器」と長らく斥けつづけていたほどでした。
 フランス語圏の古楽界で長く名盤を刻み続けた老舗古楽レーベルRicercarが、この作曲家のヴィオール作品全集を今の今まで作っていなかった…という事実が改めて驚きですが、主宰者ルジュヌ教授はかねてからアイデアを温めていたもよう。
 リチェルカール・コンソートのフィリップ・ピエルロとさえやらなかったこの大事業を「この人なら任せられる!」と言える名手に出会ったからこそ、こうして企画はスタートしたのです。
 その名手とは…F.ジュベール=カイエ!少し前にヴィーラント・クイケン御大(!)とのシェンク盤で共演して以来、レーベルがこの演奏家にかけてきた愛着を十全に上書きしてやまないマレ全曲録音の第1弾は、通奏低音陣も豪奢かつセンス抜群の多彩な仕上がり!
 今後も五つの曲集から少しずつ曲を選んで録音する方針のようですが、その選曲も毎回楽しみです。師匠への追悼曲、フォリア、数々の性格的名品群など聴きどころ満載!試聴機込みで展開したいところです。

 


MRIC365
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
アルノルド&ユーゴー・ド・ランタン/15世紀、リエージュ楽派の世俗音楽
 ①そのかたの愛に捧ぐべく
 ②ただひとつ、わたしが喜べる望みは
 ③ああ、この苦しみを隠し通せるだろうか
 ④どうかわたしを忘れないでください、美しい人よ
 ⑤ああ——愛しき人、わたしは耐えられるか
 ⑥「恋神に仕えることを」によるバス・ダンス
 ⑦恋神に仕えることを、誇りと
 ⑧きょうこの日、美しい人よ
 ⑨「もはやわたしは歌えまい」による器楽合奏
 ⑩モテトゥス「気高き勝利者は/いとめでたくも力強き修道院長」
 ⑪「わたしの恋人は美しい」による器楽合奏
 ⑫わたしの恋人は美しい
 ⑬「大いに悩ましい思いで、わたしは」による器楽合奏
 ⑭わたしも、慕う女性を喜ばせなくてはならない
 ⑮わかってしまったのです、愛してくださらないと
 ⑯恋ゆえに、わたしは恋する者たちの輪から
 ⑰ああ、あわれなわたし——わが貴婦人、女主人よ
 ⑱「わたしには希望もなく、関心もない」による器楽合奏
 ⑲「わたしはあなたに仕える者」による器楽合奏
 ⑳わたしがキプロス人になった、というのでしたら
   ※ユーゴー作:①②⑤⑨⑬⑭⑯⑱⑲ 他はアルノルド作
バティスト・ロマン
 (弓奏ヴィエル、バグパイプ)指揮
Ens.ル・ミロワール・ド・ミュジーク
 (古楽器使用)
 ますます静かなブーム盛り上がるルネサンス界隈の新発見!
 リエージュ楽派の異才たち、器楽曲込みでルネサンス音楽は近年、ますます注目度が高まっているようです。東京近郊を中心に、大都市圏ではアマチュアから欧州帰りのプロ古楽歌手たちまで、ルネサンス以前の作曲家たちをとりあげる演奏会が続々!
 しかし、この種のことに何よりすぐれた実績があるのはやはりヨーロッパ。とくに古楽大国ベルギーは、ブルゴーニュ公支配時代から先鋭的な音楽家たちを数多く「輸出」してきたネーデルラント楽派の拠点だけあって、すぐれた団体が続々意外な名盤を紡いできたところです。そのなかでもとくに、アルス・ノーヴァ以前の中世末期〜初期ルネサンスから盛期ネーデルラント楽派までの「はざま」を繋ぐ存在として、ひそかに脚光を浴びているのが、ベルギー東部のリエージュ周辺で活躍していたリエージュ楽派。広義のネーデルラント楽派の一派ともいうべき彼らの父祖はJ.チコーニア、その後もリエージュ大司教のもとで活躍をみせたり、チコーニア同様イタリアに渡ったり活躍を続けた彼らは、吟遊詩人文化やオルガヌムの伝統からの影響も思わせる、初期ルネサンスのなかでもやや独特かつ魅力のつきない俗世向け音楽を多数残していました。
 この楽派の中心人物たるド・ランタン家の二人、全く侮れません。先日ついに日本発売となったミサ曲盤とあわせ、古楽ファンに驚き迎えられそうな充実盤。もちろん解説訳付!



<LP>


ALTUS


ALTLP 089/90
(2LP)
\13600+税
ベームの1番&シューリヒトの偉大なる4番
 ブラームスのライヴがついに初LP化!

  【LP-1】
   ・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
  【LP-2】
   ・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
【LP-1】カール・ベーム(指揮)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【LP-2】カール・シューリヒト(指揮)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 BPO盤に匹敵する恐るべき求心力、ベームの1番。終楽章、5秒のパウゼに仰天!シューリヒトの偉大なる4番。ウィーン・フィルを代表するブラームスのライヴがついに初LP化!オリジナル音源よりアナログマスターテープを制作!

 ライヴ録音:【LP-1】1954年11月6 日/楽友協会 大ホール(ウィーン) 【LP-2】1965年4月24 日/楽友協会 大ホール(ウィーン)/モノラル、初LP 化

 ウィーン・フィルの名物男オットー・シュトラッサー氏はこのベームの1番を「フィナーレにいたってはグスタフ・マーラーの演奏に匹敵する」と激賞した名演、確かに1楽章冒頭から恐ろしいはどのヴォルテージ。ティンパニーも強烈に利いていて興奮させられます。
 シューリヒトの4番も「これこそが唯一無二のブラームス」とシュトラッサー氏はのべております。ウィーン・フィルの集中度も抜群でシューリヒトの指揮のもと火の玉めいた壮絶さ、それであるからこそあの5秒のパウゼが恐ろしく絶妙にきいていて感銘度抜群です。
 両演奏ともCDでは少し硬質にきこえた再生音ですが、LPで聴くとオリジナル音源の解像度そのままですが音にコクのようなものを感じられ硬質感は皆無です。
 「モノラル再生のダイゴ味はアナログディスクにあり」との言葉を再認識いたしました。製盤、大変見事です。

















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