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≪第87号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2016/5/10〜





5/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



BONGIOVANNI

GB 2480
(2CD)
\5000
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):
 カンタータ『至福なる処女マリアの生誕』
ヴァレンティナ・ビランチオーネ (ソプラノ)
マリアルチア・カルーソー (アルト)
マヌエル・ライト(テノール)
MAKSi アカデミー管弦楽団
マウリツィオ・クアレンバ(指揮)
 信仰、希望、慈愛の三者が、対話しながら、愛とマリアの誕生について語る!歌唱のドラマ性を追求したヨンメッリが作曲した、カンタータ!

 録音:2015年8月8日ドイツ、エスローエ博物館(ライヴ)/1CD : 53’37、2CD : 43’41

 18 世紀において、オペラと宗教音楽の双方で活躍した、イタリアの作曲家ヨンメッリの宗教カンタータ。作品は二部構成で、信仰、希望、慈愛の三者が、対話しながら愛について語り、そしてマリアの誕生について語ることで進行していきます。
 ヨンメッリはアリアとレチタティーヴォの交互歌唱の慣習をやめ、レチタティーヴォ・オブリガートという歌唱形態を使用し、より強いドラマ性を追求したことでも有名です。
 演奏は、ナポリ生まれでアヴェッリーノ音楽院を卒業した、ソプラノ歌手ヴァレンティナと、同音楽院を卒業したアルト歌手カルーソー、レオポルト・モーツァルト・センターで学んだテノール歌手ライトと、2011 年に創立したMAKSi アカデミー管弦楽団 による演奏をお楽しみください。
 
GB 2085
(2CD)
【再発売】
\2500
モルラッキ:歌劇「セビリャの理髪師」 アレッサンドラ・ルッフィーニ
マウリツィオ・コメンチーニ
ロマーノ・フランチェスケット
ジョルジオ・ガッティ
ガブリエッレ・カタルッチ(指揮)
“イン・カント”協会室内管弦楽団
 録音:1989年9月8、9日




キング・インターナショナル


KKC 043
\2200
ロマンチック・タイム
  (1)メンデルスゾーン:
  幻想曲 嬰へ短調 作品28「スコットランド・ソナタ」
 ショパン:
  (2)3つのノクターン 作品9
  (3)ノクターン第20番 嬰ハ短調 遺作
  (4)3つのマズルカ 作品59
 リスト:
  (5)愛の夢第3番 変イ長調
  (6)ジュネーヴの鐘 巡礼の年第1年「スイス」第9曲
  (7)エステ荘の噴水 巡礼の年第3年 第4曲
  (8)タランテラ 巡礼の年 第2年 補稿「ヴェネツィアとナポリ」
中野真帆子(ピアノ)

 パリを拠点に活躍する中野真帆子によるメンデルスゾーン、ショパン、リスト・アルバム!

 セッション録音:2014年6月2-3日/武蔵野市民文化会館大ホール/63’53”/日本語帯・解説付

 ロマン派時代の幕開けと共に、世界の中心として輝いていたパリで出逢い、独自の発想を自由に表現しながらそれぞれのスタイルを確立していったメンデルスゾーン、ショパン、リスト。時流にのって、自らの夢を実現させたヴィルトゥオーゾたちの作品を、パリを拠点に活躍する実力派ピアニスト、中野真帆子が録音しました。ウィーン国立音楽大学を経て、パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティストを審査員全員一致で修了後、カナダ・バンフセンターにて研鑽を積んだ中野真帆子は、ヨーロッパでのコンクール入賞をきっかけに、ソリスト・室内楽奏者として世界各地の音楽祭に定期的に招聘されています。
 中野真帆子のきらめくピアニズムと共に、ロマンの香り溢れる音の世界をお楽しみください。

 『ピアニストで音楽学者のシャルル・ローゼンは、『ロマン派世代』と題した著作の中で、1827 年に没したべートーヴェンの死に至る、1820 年から1830 年にかけての転換期に、独自のスタイルを確立した一連の音楽家たちを一望している。この時代を20 年ほど遡る時期に生まれた同世代の音楽家たちは(ショパンとシューマンは1810 年、メンデルスゾーンは1809 年、リストは1811 年)出会いから絶えず連絡を取りあい、生涯に亘る友情を育んだ。
 例えば、1832 年2 月26 日、ポーランドからの若き亡命者であったショパンは、ピアノ製作者のカミーユ・プレイエル氏が所有するカデ通り9 番地のホールでパリ・デビューしたが、メンデルスゾーンとリストはこの演奏会に連れ立って姿を見せている。自然への愛着、鋭敏な感性、郷愁、憂鬱、生存への不安、そして何よりも現実を凌駕しようとする抑え難い欲求—彼らの作品に窺えるこうした要素は、ロマン派の時代が創作に適していたことを明らかにし、その共通した思考方法が、彼らの世代の作風を特徴づける。』ブックレットより




TYXART


TXA 16071
\2600
注目の少年ピアニスト、クリストフ・プライス第2弾!
  ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2、
  ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」Op.31-2
 グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調Op.7
 リスト:詩的で宗教的な調べ
 クリストフ・プライス(2001-):火星人
クリストフ・プライス(ピアノ)
 録音:2015年11月ノイトラウブリング、シュタットハレ

 2001 年生まれのピアニスト、クリストフ・プライスは、ドイツで注目の少年です。TYXART レーベルのライジング・スター・シリーズで取り上げられるのはこれが2 作品目。
 驚くべき才能と各誌で評され、その素晴らしいテクニックと14 歳とは思えない充実した音楽性をもっています。また作曲も行っており、今回も自作の「火星人」というなんともユニークなタイトルの曲が収録されています。



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ANALEKTA



AN 28782
\2500→\2290
ズーカーマンヴァイオリン&指揮
 ブラームス:二重協奏曲/交響曲第4番

 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
 交響曲第4番ホ短調 Op.98
ピンカス・ズーカーマン
 (ヴァイオリン&指揮)
アマンダ・フォーサイス(チェロ)
カナダ・ナショナル・アーツ・センター管
 ズーカーマン夫妻、ブラームスの二重協奏曲!

 イスラエル出身の巨匠、ピンカス・ズーカーマンが、カナダのAnalektaに登場!
 カナダのナショナル・アーツ・センター管弦楽団を振ったブラームスの交響曲第4番、そして同オーケストラの首席チェロ奏者を務めるアマンダ・フォーサイスとの二重協奏曲を収録。夫妻の息のあった濃密なる「ドッペル・コンチェルト」はさすがの完成度です!

 録音:2014年11月26日−27日(交響曲第4番)&2015年2月4日−5日(二重協奏曲)、サウサム・ホール(カナダ・ナショナル・アーツ・センター)

 ☆ズーカーマン&フォーサイス 来日公演情報! 5月13日(金)&14日(土) 宮崎国際音楽祭に出演!


 

AN 29160
\2500
BIS 〜 アンコール小品集
 ブラームス:
  ハンガリー舞曲第1番(ヨアヒム編)、
  ハンガリー舞曲第17番(クライスラー編)
 クライスラー:愛の喜び、愛の悲しみ
 グルック:メロディー
  (歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より/クライスラー編)
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.68(セーケイ編)
 メトネル:おとぎ話 Op.20-1(ハイフェッツ編)
 ガーシュウィン:3つの前奏曲(ハイフェッツ編)
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14(プレス編)
 ドビュッシー:
  月の光(ベルガマスク組曲より/レーレン編)、
  レントより遅く(ロック編)
 ワーグナー:アルバムの綴り(ヴィルヘルミ編)
 アクロン:ヘブライの旋律 Op.33
カーソン・レオン(ヴァイオリン)
フィリップ・チウ(ピアノ)
 カーソン・レオンは、2010年メニューイン国際コンクール、2013年ナショナル・アーツ・センター管弦楽団奨学金コンクール、2013年モントリオール交響楽団スタンダード・ライフ・コンクールで優勝。2015年にはカナダのフランス語圏放送ヤング・ソロイスト賞を受賞したカナダの若きヴァイオリニスト。カナダ期待の新星のファースト・アルバムは、ハイフェッツやクライスラーが愛した珠玉のアンコール・ピース。

 録音:2015年7月、カナダ
 


AN 28789
\2500→\2290
テレージエンシュタットからの歌と風刺
 ブロナー:カム・ライト・イン!/
 ドレズニン:女帝マリア・テレジア/テレージエンシュタットの童謡/
 ドレズニン:私の子どもへの手紙/
 シュヴェンク:テレージエンシュタット行進曲/
 ドレズニン:テレージエンシュタット・クエスチョン/
 ベナツキ:レコ/クラウバー:ゲットー・ガード/
 ドレズニン:スーツケース・スピークス/
 ブロナー:ザ・シアター・チケット/
 レイモンド:アンド・ザ・ミュージック・プレイズ・アロング/
 ドレズニン:セント・ルイス・ブルース/
 レオポルディ:ザ・リトル・カフェ/
 ドレズニン:テレージエンシュタット・カレンシー/
 ブロナー:バタフライ/
 ロマン:回転木馬/
 ドレズニン:ポテト・ピーラー/
 フリドリダー&ドレズニン:アワ・ディア・オールド・キャバレー!/他
アメリア・デマヨ(ヴォーカル)
カート・バックラー(ヴォーカル)
セルゲイ・ドレズニン(ピアノ)
 
 ナチスのテレージエンシュッタット強制収容所で歌われたキャバレー音楽集。
 強制収容所という悲劇の地でありながら、作家、芸術家、音楽家、俳優などが投獄され、演劇やコンサートなども行われていたテレージエンシュタットの遺産。ボーナス・トラックでは、サンドラ・クライスラーやイザベル・ジョルジュらが参加。

 録音:2015年4月、ニューヨーク
 

AN 28784-5
(2CD/特別価格)
\3800
R.マリー・シェーファー:アポカリプシス
 第1部:ジョンズ・ヴィジョン
 第2部:クレド
デイヴィッド・ファリス
 (首席指揮&ミュージック・ディレクター)
レミ・ポニファシオ
 (ディレクション&デザイン)
カントレス・セレステス女声合唱団
セラフィム男声合唱団
ハミルトン児童合唱団
エレメント合唱団
ハナフォード・ユース・プログラム、他
 2015年のルミナート・フェスティヴァルで上演されたレイモンド・マリー・シェーファーのオラトリオ「アポカリプシス」のライヴ録音。
 複数の合唱団、ブラス・アンサンブル、パーカッション・アンサンブル、オルガン、ストリングスなどによる大編成の音楽とダンスによるかつてない規模のパフォーマンス。

 録音:2015年6月27日−28日



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Basel Symphony Orchestra バーゼル交響楽団自主製作盤
(SOLO MUSICA)



SOB10
(2CD)
\3100→\2790
 バーゼル響によるオケ版
 デニス・ラッセル・デイヴィス&滑川真希によるピアノ4手版
  ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」


<CD1 バレエ音楽「火の鳥」全曲 (原典版)>
  1.導入部-カスチェイの魔法の庭園/
  2.イワンに追われた火の鳥の出現/3.火の鳥の踊り/
  4.イワンに捕らえられた火の鳥/5.火の鳥の嘆願/
  6.魔法にかけられた13人の王女たちの出現/
  7.金のリンゴと戯れる王女たち/8.イワン王子の突然の出現/
  9.王女たちのロンド/10.夜明け/
 11.イワン王子、カスチェイの宮殿に入場/
 12.魔法のカリヨン、カスチェイの番兵の怪物たちの登場、イワンの捕獲/
 13.不死の魔王カスチェイの登場/14.カスチェイとイワンの対話/
 15.王女たちのとりなし/16.火の鳥の出現/
 17.火の鳥の魔法にかかったカスチェイの手下たちの踊り/
 18.カスチェイ一党の凶悪な踊り/19.火の鳥の子守歌/
 20.カスチェイの目覚め/21.カスチェイの死、深い闇/
 22.カスチェイの城と魔法の消滅、
    石にされていた騎士たちの復活、大団円/
<CD2>
 1-22.バレエ音楽「火の鳥」全曲(D.R.デイヴィスによる2台ピアノ編)
バーゼル交響楽団/
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)…CD1/
デニス・ラッセル・デイヴィス(ピアノ)/
滑川真希(ピアノ)…CD2
録音 2014年8月22-25日 バーゼル シュタットカジノ…CD1, 2015年8月12-14日 リンツ劇場 オーケストララウム…CD2

 2014年にリリースされた"春の祭典"(SOB06)に続き、ストラヴィンスキーの"火の鳥"を管弦楽版と2台ピアノ版との比較を楽しめる企画盤。
 今回も管弦楽版をD.R.デイヴィスが指揮するバーゼル交響楽団、「2台ピアノ版」をD.R.デイヴィスと彼の妻、滑川真希が演奏しています。
 ストラヴィンスキーの3つのバレエ作品の中で、"火の鳥"は、他の2曲("春の祭典"、"ペトルーシュカ")と違い、作曲家による4手版が残されていません。
 そのため、D.R.デイヴィスは自分で4手版をアレンジするために、バーゼルのパウル・ザッハー財団に保管されているピアノ・ソロの譜面を参照、新たなヴァージョンを作り上げました。
 D.R.デイヴィスの斬新な解釈に基づく演奏はもちろんのこと、2つの版の聴き比べも非常に興味深いものとなっています。



オケ版&ピアノ4手版
ストラヴィンスキー:
春の祭典

SOB06
\2100
バーゼル響によるオケ版
 デニス・ラッセル・デイヴィス&滑川真希によるピアノ4手版

ストラヴィンスキー:

 1-2.春の祭典-オーケストラ版/
 3-4.春の祭典-ピアノ4手版
バーゼル交響楽団…1-2/
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮…1-2)&(ピアノ…3-4)/
滑川真希(ピアノ…3-4)
録音 2013年10月28-30日 バーゼル カジノ
 偉大なるストラヴィンスキー(1882-1971)の「春の祭典」。1913年にバレエ・リュスで初演され激しい賛否両論を巻き起こしたことでも知られます。
 この演奏はまずディヴィスの指揮するオーケストラで、この破壊的な曲を聴いていただき、その後に同じくデイヴィスと日本の現代音楽のスペシャリスト、滑川さんによる4手版をお楽しみいただくという趣向です。
 どんな形態で演奏されようとも、この曲の凄さは際立っています。





CAPRICCIO


C5233
\2700
アンネ・シュヴァネヴィルムス:美しき世界… シューベルト、シュレーカー、コルンゴルト:歌曲集
 1.フランツ・シューベルト(1797-1828):ギリシャの神々 D677/
 2.シューベルト:月に寄せて D296/
 3.シューベルト:月に寄せて Op.57-3 D193/
 4.シューベルト:夕映えの中で D799/
 5-9.フランツ・シュレーカー(1878-1934):5つの歌曲 Op.3
  <昔に Op.3-1/春に Op.3-2/幸福 Op.3-3/
   葉が来ると Op.3-4/何のために Op.3-5>/
 10.シューベルト:乙女 D652/11.シューベルト:若い尼僧 D828/
 12.シューベルト:妹の挨拶 D762/
 13.シューベルト:死と乙女 Op.7-3 D531/
 14-16.エーリッヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):3つの歌曲 Op.22
  <あなたは私にとって?/あなたとともに沈黙する/世界は静かな眠りに入った>/
 17-19.シューベルト:エレンの歌 Op.52
  <第1番:兵士よ憩え Op.52-1/第2番:狩人よ、休め Op.52-2/
   第3番:アヴェ・マリア Op.52-3>
アンネ・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ)/
チャールズ・スペンサー(ピアノ)
録音 2015年8月24-28日 ベルリン スタジオ・ブリッツ
 シューベルト、シュレーカー、コルンゴルトの歌曲集。
 シューベルトは19世紀、シュレーカーとコルンゴルトは20世紀と、それぞれが生きた時代には、およそ100年の開きがあります。しかし、時代は違っても、彼らの歌曲には常に「美しき世界への憧れ」があるようです。それは神話の世界であったり、古き良き時代であったり、または美しい乙女たちが住む世界であったり…と、彼らは想像力を駆使してこれらの美しい歌曲を書きました。
 名ソプラノ、シュヴァネヴィルムスは、そんな憧憬を鮮明に歌い上げています。
 

C5262
\2700
ノスタルジア
 1.ヒナステラ(1916-1983):忘却の木の歌 Op.3/
 2.アイヴズ(1874-1954):母が教えたまいし歌/
 3.マーラー(1860-1911):ラインの伝説/
 4.カルロス・ロペス・ブチャルド(1881-1948):手を結び合って/
 5.アイヴズ:東の方へ/
 6.アイヴズ:アン通り/
 7.アイヴズ:ストックブリッジのフーザニック川/
 8.マーラー:私はほのかな香りをかいだ/
 9.グァスタヴィーノ(1912-2000):魔法/
 10.マーラー:彼女の婚礼の時/
 11.グァスタヴィーノ:パンパマーパ/
 12.マーラー:ぼくは赤く焼けたナイフを持っている/
 13.アイヴズ:インディアン/
 14.アイヴズ:トムが船出する/
 15.マーラー:美しきトランペットが響くところ/
 16.ヒナステラ:悲しさ Op.1/
 17.ピアソラ(1921-1992):失われた小鳥たち
ステファニー・ハウツィール(メゾ・ソプラノ)/
チャールズ・スペンサー(ピアノ)
録音 2014年6月 ウィーン 4tuneスタジオ
 2010年からウィーン国立歌劇場のメンバーとなった才能溢れるメゾ・ソプラノ歌手ステファニー・ハウツィールのデビュー盤。
 彼女はカッセルで生まれ、ボストンで政治学とフランス語を習得、ニューイングランド音楽院、ジュリアード音楽院で音楽を学び、創設されたばかりのジュリアード・ヴォーカル・アーツ・デビュー・アワードを受賞しています。
 2015年には来日も予定されていましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。
 ここでは、アルゼンチン、アメリカ、ウィーンの3都市で生まれた歌曲をしっとりと歌い、その才能を存分に堪能させてくれます。
 


C5267
\2700→\2490
ヴァルター・ブラウンフェルス:大ミサ曲 Op.37
 1.キリエ /2.グローリア/3.クレド/4.オッフェルトリウム/
 5.サンクトゥス/6.インテルルディウム/
 7.ベネディクトゥス/8.アニュス・デイ
ジモーネ・シュナイダー(ソプラノ)/
ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト)/
クリスティアン・エルスナー(テノール)/
ローベルト・ホル(バス)/
ベルリン・フィルハーモニー合唱団(イェルク=ペーター・ヴァイグレ)/
ベルリン・ジンクアカデミー(合唱指揮…アキム・ツィメルマン)/
ベルリン国立大聖堂児童合唱団/
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団/
イェルク=ペーター・ヴァイグレ(指揮)
録音 2013年5月1日 ベルリン・フィルハーモニー
 ブラウンフェルス(1882-1954)が1926年に作った“大ミサ曲”。日本ではまだ知名度が低い作曲家ですが、最近ではその作品がいくつか録音されるようになり、耳にする機会も増えてきました。
 彼はリヒャルト・シュトラウスを思わせる後期ロマン派時代の典型的な作風を貫き、オペラや室内楽作品、宗教曲を書いた人で、一時期はケルン音楽大学の学長を務めるなど、華々しい活躍をしますが、その後、ナチスの政策で公職から追放され、作品の上演も禁じられるなど厳しい時代が続きます。戦後は、幸運なことに音楽界に復帰し“受胎告知”などの宗教的作品を発表しました。
 このミサ曲は戦前の活動の絶頂期に書かれたもので、典型的なミサの形式の中に、ロマン派特有の重厚な響きを取り入れた、極めて聴き応えのある作品です。



ワルター・ブラウンフェルス:管弦楽作品集作品集

C5250
\2700
フルトヴェングラーによって初演された作品も
 ワルター・ブラウンフェルス:管弦楽作品集作品集

  1-8.ドン・ファン Op.34/
  9.古いフランスの子供の歌による交響的変奏曲 Op.15
アルテンブルク・ゲラ歌劇場管弦楽団/
マルクス・L・フランク(指揮)
録音 2013年3月19日 ドイツ ブーネン・デア・シャット・ゲラ コンツェルト・ザール

 フランクフルト出身の作曲家、ピアニスト、ブラウンフェルス(1882-1954)は、現在いくつかの室内楽、声楽曲、とりわけ歌劇「鳥たち」のロマンティックな作風が知られています。
 彼の父は文学者、翻訳者として知られ、また母方の係累にはヴァイオリン音楽で有名なルイ・シュポアがいるという文化的な家庭に育ち、ウィーンで作曲とピアノを学び、プロイセン芸術アカデミーの会員にえらばれるなど作曲活動をしながら音楽の発展に寄与していましたが、ナチスが台頭してくるとユダヤの血を引いていた彼は公職から追放され、その作品も上演禁止となってしまったのです。
 しかし幸いなことに、大戦を生き延び、戦後はまた公職に復帰、ドイツ音楽の再建に尽力したという波乱万丈の生涯を送った人です。この「ドン・ファン」はモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」からモティーフを取った変奏曲で1924年にフルトヴェングラーによって初演された作品です。

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C5272
\2700→\2490
貴重
 ヤロミール・ヴァインベルガー:管弦楽作品集

  1.序曲「騎士道のゲーム」(1931)/
  2-7. 6つのボヘミアの歌と踊り(1929)
  8-11.オルガンと大管弦楽のためのパッサカリア(1932)
イェルク・シュトロードホフ(オルガン)…8-11/
ベルリン・ドイツ交響楽団/
ゲルト・アルブレヒト(指揮)
録音 2000年9月,2002年4月/ベルリン イエス=キリスト教会

 ヴァインベルガー(1896-1967)の管弦楽のための作品集。
 彼の管弦楽作品だけのアルバムというのは少ない。記帳。

 ヤロミール・ヴァインベルガーはプラハに生まれ、プラハ音楽院でカレル・ホフマイステルに師事した後、20歳の時ドイツのライプツィヒ音楽院に留学してマックス・レーガー教授の作曲科に在籍。
 ユダヤ系であったため、ナチスの勢力伸長から逃れて1939年にアメリカ合衆国に亡命。第二次世界大戦後にチェコスロバキアに一時帰国したが、再びアメリカに戻り、1948年にアメリカの市民権を取得。
 しかしその後脳腫瘍を発症し、作品への人々の無理解と貧困も重なり、薬物により1967年にフロリダ州セントピーターズバーグで自殺を遂げた。

 ポーランド出身でソ連・ロシアで活動したミェチスワフ・ヴァインベルク (Mieczysaw Wajnberg)と混同されやすい。
 代表作は歌劇「バグパイプ吹きのシュワンダ」。というかこれしか知られていない。

 このアルバムは、1930年代に書かれた作品を収録したもので、素朴なチェコの民謡が生かされた“6つのボヘミアの歌と踊り”と、いかにも後期ロマン派といった重厚な“パッサカリア”の間からは、自らの作風を模索しているヴァインベルガーの姿が垣間見えるようです。



  

CD ACCORD


ACD-212
\2400
ラファウ・アウグスティン:合唱作品集
 1-3.3つのロマンティックな夜想曲/
 4-9.ミサ・セミブレヴィス
  <コンフィテオール/キリエ/グローリア/クレド/
   サンクトゥス‐ベネディクトゥス/アニュス・デイ>/
 10-13. Od Sasa.サウンド‐ポーズ‐イヴェント
  <第1番:書簡/第2番:バスケットボールのための歌/
   第3番:秋の病/第4番:プロダクション・ライン>/
 14-17. Vagor ergo sum‐私はさまよう
  <第1番:Arrivo / Rovigo/第2番:Ritardo / Oratio/
   第3番:Niente / Pora/第4番:Animula / Iovis omnia plena>
カントレス・ミノレス・ヴラティスラヴィエンセス/
ヤロスワフ・イェンドラーシュ(打楽器)/
ヤツェク・ムジオウ(打楽器)/
ピョートル・カルペータ(指揮)
録音 2013年2月20-22日 ポーランド,ブロツワフ放送 ヤン・カツマレク・コンサート・ホール
 ポーランドのブロツワフで生まれた作曲家アウグスティン(1951-)の合唱作品集。
 彼はこの地の高等音楽院でブコウスキーに、カトヴィツェの音楽院ではグレツキに作曲を学びました。同時にブロツワフ大学でポーランド文学を専攻し、通訳、作曲、そしてジャズまで幅広い活動を行っています。
 そんな彼の作品は、言葉に対する感覚の鋭さを生かしたものが多く、このアルバムの冒頭に置かれた「ロマンティックな夜想曲」でも、まるで天使たちの羽ばたきを思わせる微細な歌が印象深く使われています。
 声とオルガンが共鳴する壮麗な「ミサ曲」も聞き物ですが、何より最後に置かれた曲集「Vagor ergo sum」が最も独創的。アウグスティンの特徴が強く表出されています




DACAPO


8.226090
\2100
ハンス・エブラハムセン:木管五重奏のための作品集&編曲集
 1-3.木管五重奏のための「風景」(1972)/
 4-7.木管五重奏曲 第2番「ウォールデン」(1978)/
 8-20.ロベルト・シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15(1838)〜
  H.アブラハムセンによる木管五重奏編(2005)
  <異国から/不思議なお話/鬼ごっこ/おねだり/満足/
   重大な出来事/トロイメライ/暖炉のそばで/
   木馬の騎士/むきになって/おどかし/眠りに入る子供/詩人は語る>/
 21-24.モーリス・ラヴェル(1875-1937):
   組曲「クープランの墓」(管弦楽版)(1919)〜
    H.アブラハムセンによる木管五重奏編(1989)
     <プレリュード/フォルラーヌ/メヌエット/リゴードン>
アンサンブル・ミッドヴェスト
<メンバー:
 シャルロッテ・ノルホルト(フルート)/
 ペーター・キルシュタイン(オーボエ)/
 ピーター・フェイサー(オーボエ)…8-20/
 トンマゾ・ロンクィック(クラリネット)/
 ヤヴォール・ペトコフ(ファゴット)/
 ネイル・ページ(ホルン)>
録音 2014年1月14日…1-3, 2014年5月22-23日…4-7, 2014年11月25-28日…21-24, 2015年1月14-16日…8-20 HEART - Herning Museum of Contemporary Art
 斬新な作風による数多くの室内楽作品で知られる作曲家エブラハムセン(1952-)。これまでにもdacapoレーベルから何枚かのアルバムがリリースされていますが、今回はなかなか興味深い作品も含まれています。
 初期の2作品は、いかにもミニマル風で現代的な茫洋とした音楽になっていいます。やがて突然、シューマンやラヴェルの耳慣れたメロディが聞こえてくるのには驚かされることでしょう。
 これはエブラハムセンが2つの作品に編曲を施したもので、原曲が的確に木管五重奏へとまとめられています。アンサンブル・ミッドヴェストはタイプの異なるユニークな作品を、ごく自然に演奏しています。
   

6.220629
(SACD-Hybrid)
\2300
ベント・セアンセン:合唱作品集
 1.独唱のための「スノーベル」(2009/2014)/
 2-9.「スノーベル」5声と教会の鐘のための8つの楽章(2009-2010)
  <I:Viborg/II:Thorning/III:Vrads/IV:Norre Snede/
   V:Oster Nykirke/VI:Jels/VII:Abenra/VIII:Kliplev>/
 10.Grafodt‐灰色の誕生(2009)/11.Livet og doden‐生と死(2009)/
 12-14. 3つのモテット(1985)
  <第1番:Sicut umbra cum declinat/
   第2番:Induti sunt arietes ovium/
   第3番:Dies mei sicut umbra declinaverunt>/
 15.涙の日(1985)/
 16.og solen gar ned‐そして日が落ちるとき(2008)/
 17.祝福あれ(2006)/
 18.Havet star sa blankt og stille‐海はかがやき、そして静けさを保っている(2005)
デンマーク国立声楽アンサンブル/
ポール・ヒリアー(指揮)
録音 2013年10月30-31日,11月1-2日 デンマーク コペンハーゲン,ガルニソン教会&聖ポール教会
 デンマークを代表する現代作曲家、ベント・セアンセン(1958-)の合唱作品集。アルバムには世俗曲と宗教曲がバランス良く配置されており、その豊かな世界を知ることができます。
 彼が愛している森林風景を描いた2つの「スノーベル」は、一方はソロ、一方はアンサンブルと教会の鐘とのコラボという独特な響きが用いられており、人の声はまるで森を渡る風のような雰囲気を醸しだしています。
 「生と死」を扱った2つの作品は瞑想的で悲しみに満ちた曲。また宗教作品は深い思索に彩られています。アンデルセンの詩を用いた「海は輝き・・・」は、穏やかな親しみやすいメロディをもったもの。
 

6.220634
(SACD-Hybrid)
\2300
ブクステフーデと彼の仲間たち
 1.クリスティアン・ガイスト(1650-1711):
  主は言われた(ディキシット・ドミヌス)/
 2.ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
  イエスはわが喜び BuxWV60/
 3.ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):深き淵よりわれ汝を呼ぶ/
 4.フランツ・トゥンダー(1614-1667):主はわが光なり/
 5.クリスティアン・ガイスト(1650-1711):涙とともに種まく人は/
 6.ブクステフーデ:神よ、助けたまえ BuxWV34/
 7.カスパー・フェルスター(1616-1673):われ主に感謝せん
シアター・オブ・ヴォイシズ/
TOVバンド/ポール・ヒリアー(指揮)
録音 2013年8月28日-9月1日 デンマーク コペンハーゲン、ガルニソン教会
 バロック期ドイツの教会カンタータにおける偉大な作曲家であり、また北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠ブクステフーデ。しかし彼の出生地はデンマークであるため、この国でも大切な作曲家として敬愛されています。
 dacapoレーベルでは名手ブリンドルフが彼のオルガン作品全集をリリースしていますが(8.206005)、今回はちょっと視点を変えて、ブクステフーデとその周辺の作曲家たちの宗教曲をポール・ヒリアーとシアター・オヴ・ヴォイシズの演奏でお届けいたします。
 彼の先達トゥンダーやフェルスター、弟子であるブルーンス、ガイストなど、17世紀から18世紀初頭にかけて活躍した人々がどれほど相互に影響していたかを知る興味深い1枚です。
  


6.220645
(SACD-Hybrid)
\2300→\2090
ストゥールゴールズ&オスロ・フィル
 ペア・ノアゴー:交響曲 第6番&第2番

  1-3.交響曲 第6番「一日の終わり」(1999)
   <第1楽章:モデラート/第2楽章:レンティッシモ/
    第3楽章:アレグロ・エネルジーコ>/
  4.交響曲 第2番(1970/1971改編)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団/
ジョン・ストゥールゴールズ(指揮)
録音 2015年5月25-28日 オスロ コンセルトフス…1-3, 2015年6月1-5日 オスロ オペラハウス オーケストラ・リハーサル・ルーム…4
 デンマークの現代作曲家ペア・ノアゴー(1932-)の交響曲集。こちらは第6番と第2番を収録。
 デンマーク音楽アカデミーでホルンボーに師事し、当初はシベリウスやニールセンの影響を受けていたものの、1960年代には独自の作曲手法「無限性セリー」を開発。この手法が用いられた代表的な作品が1970年に作曲された第2番の交響曲です。これは20分を越える単一楽章で書かれたもので、いくつかの音の進行が同時に発展しながらポリフォニーを生んでいくという技法。音がひたすらうねり、拡大縮小を繰り返しながら進んでいく面白い音楽です。
 交響曲第6番では、また違う技法が用いられているということで、こちらも独創的な作品です。
 


6.220646
(SACD-Hybrid)
\2300→\2090
ストゥールゴールズ&オスロ・フィル
 ペア・ノアゴー:交響曲 第4番&第5番

 1-5.交響曲 第5番(1987-90/1991改編)
  <モデラート‐ピウ・アレグロ/アレグロ フォローチェ‐/
   アンダンテ‐/レント‐クァジ・ウナ・パッサカリア‐/アレグロ・ロブスト>/
 6-7.交響曲 第4番(1981)
  <"Indischer Roosen-Gaarten"‐インドのバラ庭園/
   "Chineesischer Hexen-See"‐中国の魔女の湖>
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団/
ジョン・ストゥールゴールズ(指揮)
録音 2015年5月25-28日 オスロ コンセルトフス…1-5, 2015年6月1-5日 オスロ オペラハウス オーケストラ・リハーサル・ルーム…6-7
 ペア・ノアゴー(1932-)の交響曲集、こちらは第4番と第5番を収録したアルバム。
 この時代のノアゴーは、統合失調症をわずらっていたというアウト・サイダー・アート(美術界とは無縁な人間が書く美術作品)の巨人アドルフ・ヴェルフリの作品に強く影響を受けており、通常とは違う綴りを持った"奇妙な副題"の付いた楽章で構成された第4番の交響曲もヴェルフリ作品からインスパイアされたもの。曲の途中で妙に明るい民謡風のメロディが挿入されるのが却って不気味です。
 1990年にエサ=ペッカ・サロネンによって初演された第5番は作曲者が「龍と散歩するような音楽」と語ったように第4番よりも一層歪んだ世界が表出されています。火山から吹き上がる噴煙のような凶暴な音が随所に用いられていますが、伝統的な交響曲の形式に従っているところも面白いものです。



 

ORLANDO

OR-14
(14CD)
\8000
エクスプローリング・ザ・ワールド
<CD1.アメリカの探検>
 1.ヴァーゲンドリステル(1965-):Driving Westward/
 2.シーゲル:8人の奏者のための音楽/
 3.クリシュナクマール(1979-):Tilism-e-Masud/
 4.フェルドマン(1926-1987):ルーティン・インヴェスティゲーション/
 5.スキューズ(1984):ティトゥバ/
<CD2.オーストラリアの探検>
 1.ヴィンクラー(1959-):Song-Line,「無言歌 II」/
 2.カニンガム(1944-):DRYSPELL…DELUGE/
 3.リム(1966-):心の耳/
 4.クランマー:Narwala Gabarnmang/
 5.ウルバンナー(1936-):Gruppen im Dialog/
 6.スメターニン(1957-):奇妙なアトラクション/
<CD3.南アフリカの探検>
 1.ウォルフォソン(1974-):ブロンボスのメッセージ/
 2.ブレイク(1951-):ピアノ協奏曲 第2番「Boschpoort」/
 3.ラウデー(1967-):8+1/
 4.クレッツ(1968-):ウヴ・ヌトゥ/
 5.アンリ・ウィコム(1976-):あなたの母の分子/
 6.王明(1962-):南アフリカの3つの幻想曲/
<CD4.スペインの探検>
 1.パヴォレーク(1971-):D.I.E./
 2.メイヤー(1977-):Uberflogen/
 3-7.パニセーリョ(1963-):5つのメトリック小品/
 8.ケロ(1985-):クランディル/
 9.モーサー(1982-):disparates y embelecos/
 10-14.カサブランカス(1956-):モクセイ・ガーデンズ「ウィーンの手帳」/
<CD5.イングランドの探検>
 1.プロプスト(1961-):オックスフォード時間、午後9時/
 2.ヴァリー(1981-):Hommash. Caprice (V) anglois - assez vicieux/
 3.トーヴィー(1962-):Wenke/
 4.ヘイズ:The Unrest - Cure/
 5.ホルト(1958-):all fall down‐全て落ちる/
 6.ツェフ(1960-):CRAAFFT/
<CD6.日本の探検>
 1.横井佑未子:Nowhere, but now here/
 2.ケレール(1980-):bar4974472code/
 3.シャウフラー(1970-):Klar und unverhullt liegt alles vor uns offen da/
 4.藤倉大(1977-):タイム・アンロックド/
 5.田中カレン(1961-):インヴィジブル・カーヴ/
 6.ブルジナ(1980-):コダマ/
<CD7.アルゼンチンの探検>
 1.グラッスル(1948-):Envolturas/
 2.ドゥフェク(1984-):as if it were gravity / fish-babble (Mull I)/
 3.ジュリアーニ(1975-):Imagine yourself being part of these players/
 4-7.ハイニッシ(1968-)ュ:Tu boz sta escura …/
 8.ガルネロ(1976-):Granite Lip/
 9.ガウチャト(1983-):Iridescente/
<CD8.ニュージーランドの探検>
 1.ボゼチェク(1978-):アイランド(キウィ鳥の足跡を含む)/
 2.シュトローブル(1949-):波と波と…/
 3.ホロウェイ(1981-):ダム・オブジェクト/
 4.ノリス(1973-):Gyri/
 5.ラルデッリ:褶曲とケース/
 6.レシュ(1759-):アンティポーデン/
<CD9.シンガポールの探検>
 1.ゴー:Zeitpfeil Nr. 2/
 2.スキューズ(1980-):ヘンダーソンの波/
 3.ホー・チャンシー:レコンシル:パーツ/ヤン/
 4.コー:指紋/
 5.ナグル:シンガポールの僧侶/
 6.フライジッツァー(1973-):シンガポール・スリング/
<CD10.スウェーデンの探検>
 1.オステルリング(1966-):Drudenfuss 2/
 2.コーグルマン(1947-):ラッセの夢/
 3-5.クリカン・ラーション(1956-):ヤン・ルイッサ・クイストへの序曲/
 6.カステッロ(1972-):Severina, "oder das seeungeheuer"/
 7.ダーゼ:赤いアンテロープ/
 8.ニルソン(1966-):6つのプロポーザル‐第2番「レピディータ」/
<CD11.香港の探検>
 1.チェン・プリシャン:Voice-coloured dance/
 2.フラッティ(1976-):夢/
 3.フリーベル:絹、木/
 4.タン・ロキン:Schwebend schweben/
 5.ラン・ランチー:散る花びら/
 6.ヴェンガー(1982-):香港の雪/
<CD12.ブラジルの探検>
 1.マイア(1988-):フルクサス/
 2.サファリ:Amasb./
 3.ヘライス:キュビズムの踊り子/
 4.リーデラー(1977-):Frende, "revelacoes do principe do fogo"/
 5.ルンスキ:Tempi Intermedi II/
 6.ヤコバー(1977-):ポール/
<CD13.大韓民国の探検>
 1.チョ・インソン:光は道に輝く IV/
 2.フェンテス(1975-):コンパ/
 3.アン=ジンアー(1969-):雲のゲーム/
 4.サンチェス=チョン(1969-):Rejected Sore for 38/
 5.パンチェフ(1948-):Entwurfe … Skizzen …/
 6.キム・テジュ(1980-):Shake It!!/
<CD14.カナダの探検>
 1.イヴィチェヴィチ(1980-):RANKO(A)SIS: Top 5 songs I've never written/
 2.ヴィヴィエ(1948-1983):パラミラボ/
 3.ムーサ(1984-):ロンド/
 4-5.スターク(1968-):喪の君主/
 6.カイル(1957-):情景/
 7-9.アゴーチ:不変の夢
アンサンブル・レコンシル/
ローラント・フライジッツァー(指揮)
録音 2014年5月29日…CD1.2, 2014年10月1日…CD3.4, 2014年11月26日…CD5.6, 2014年12月3日…CD7.8, 2015年3月5日…CD9.10, 2015年4月16日…CD11.12, 2015年5月29日…CD13.14 ウィーン オーストリア,音楽演劇大学 ヨーゼフ・ハイドン・ホール ライヴ収録
 2014年から2015年にかけてのシーズンに、アンサンブル・レコンシルが演奏した21世紀作品を全てライヴで収録した14枚組が登場。
 各々のアルバムは各国の3人の作曲家の作品と、オーストリアの作曲家の作品を3曲ずつ組み合わせて聞けるという凝った作りで、全く聞いたことのない作曲家の名前や作品を知ることができるユニークな作品集となっています。
 現代音楽を追求したい人にオススメのBOXです。
  
OR-16
\2700
ファイヴ・サックス・アット・ザ・ムービーズ
 1.パイレーツ・メドレー(J.オブスタルチクによるサクソフォン・アンサンブル編)/
 2-6.ルロイ・シールド(1893-1962):
  ローレル&ハーディ(A.ディ・プリオーロによるサクソフォン五重奏編)/
 7.ニーノ・ロータ(1911-1979):フェリーニの8 1/2
  (J.ディーガートによるサクソフォン・アンサンブル編)/
 8.エンニオ・モリコーネ(1928-):ミッション - ガブリエルのオーボエ
  (J.オブスタルチクによるサクソフォン五重奏編)/
 9.モリコーネ:海の上のピアニスト‐プレイング・ラヴ
  (J.オブスタルチクによるサクソフォン五重奏編)/
 10.マイケル・ジアッキーノ(1967-):カールじいさんの空飛ぶ家‐幸せな結婚生活
  (A.ディ・プリオーロによるサクソフォン五重奏編)/
 11.バーナード・ハーマン(1911-1975):サイコ組曲
  (J.オブスタルチクによるサクソフォン五重奏編)/
 12.ジョン・ウィリアムズ(1932-):ハリー・ポッターと賢者の石 - ヘドウィグのテーマ
  (J.オブスタルチクによるサクソフォン・アンサンブル編)/
 13.バーナード・ショア(1946-):ロード・オブ・ザ・リング
  (J.オブスタルチクによるサクソフォン・アンサンブル編)/
 14.ボーノ(1960-):ゴールデン・アイ
  (A.コッラーオ、J.ディーガートによるサクソフォン・アンサンブル編)/
 15-18.ヘンリー・マンシーニ(1924-1994):ピンク・パンサー
  (A.コッラーオ、J.ディーガートによるサクソフォン・アンサンブル編)
ルパート・ストルーバー(打楽器)…1.7.12.13.14.15/
ヤチェク・オブスタルチク(ピアノ)…9.15/
マリアン・ヴァルゼラシュヴィリ(ピアノ)…10.12.15/
ゾルターン・キス(トロンボーン)…15/
ファイヴ・サックス(アンサンブル)
録音 2014年12月19-20日,2015年1月19日 オーストリア ウィーン,4tuneスタジオ
 ファイヴ・サックスは2011年に設立、ウィーンに拠点を置き国際的に活躍するアンサンブルです。
 このorlandoレーベルへのデビュー盤は、誰もが知っている映画音楽を集めたもの。"ハリー・ポッター"や"ピンク・パンサー"、"ジェームズ・ボンド"などおなじみのメロディが次々と登場、魅惑的なサックスの音色が存分に堪能できます。
 アルバム全ての曲が、このアルバムのためのオリジナル・アレンジです。
   
OR-18
\2700
FAVORITES ヴァイオリンとギターのための作品集
 1-2.パガニーニ(1782-1840):
  チェントーネ・ディ・ソナタ Op.64 MS112‐第1番 イ短調/
 3.パガニーニ:カンタービレ ニ長調 Op.17 MS109/
 4-5.パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのソナタ Op.3 Ms27‐第4番 イ短調/
 6-7.パガニーニ:ヴァイオリンとギターのためのソナタ Op.3 Ms27‐第6番 ホ短調/
 8-11.マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):協奏的大二重奏曲 Op.85/
 12-17.マニュエル・デ・ファリャ(1786-1946):7つのスペイン民謡より
  (P.コハンスキ、O.ペルモワンヌ編)
   <第1番:ムーア人の衣装/第3番:アストゥリアス地方の歌/
    第4番:ホタ/第5番:子守歌/第6番:歌/第7番:ポーロ>/
 18-21.アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史
  <酒場1900/カフェ1930/ナイトクラブ1960/今日のコンサート>/
 22.ラカジェ(1860-1937):アマポーラ
ダニエル・ローランド(ヴァイオリン)/
アルベルト・メシルカ(ギター)
録音 2015年1月26-27日 オーストリア ウィーン,4tuneスタジオ
 1972年生まれのヴァイオリニスト、ダニエル・ローランドはこれまでにもTWO PIANISTSレーベルへ"ヴィヴァルディ&ピアソラの「四季」"の録音(TP1039015)や、"コルンゴルト・プロジェクト"(TP1039282)をリリース、注目の奏者の一人として知られています。
 今回のアルバムは、orlandレーベル屈指のギタリスト、メシルカと共にパガニーニ、ジュリアーニ、デ・ファリャの作品を演奏、古典派からロマン派まで幅広い表現力を見せています。
 アルバムの圧巻は、もちろんピアソラの「タンゴの歴史」。この曲のオリジナルはフルートとギターのための作品。それをここではヴァイオリンとギターで演奏しています。
 ピアソラを得意とするローランドならではのユニークな世界は他に類をみないものです。最後に置かれた「アマポーラ」の甘いメロディも耳に残ります。
   
OR-23
\2700
ARCORD チェロとアコーディオンのための作品集
 1-8.ベートーヴェン(1770-1827):
  モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46 /
 9.パーセル(1659-1695):私が地中に横たえられた時/
 10.J.S.バッハ(1685-1750):フランス組曲 第5番 BWV816‐ガヴォット/
 11.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009‐サラバンド/
 12.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009‐ブーレ I,II/
 13.チャイコフスキー(1840-1893):歌劇「エフゲニー・オネーギン」より
   レンスキーのアリア「青春は遠く過ぎ去り」/
 14.ドヴォルザーク(1841-1904):わが母の教え給いし歌 Op.55-4/
 15-20.バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲 BB68/
 21.ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ 第5番:アリア「カンティレーナ」/
 22.ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ/
 23.ヨハンナ・ドーデラー(1969-):ヴートマルシュ DWV51(チェロとアコーディオン編)
  ※N.ジョリチ、A.トパロヴィチによるチェロとアコーディオン編…1-10.13-21/
  エルシュベート・モーザーによるチェロとアコーディオン編…22
アナ・トパロヴィチ(チェロ)…1-9.11-23/
ニコラ・ジョリチ (アコーディオン)…1-10.13-23
録音 2015年9月21-23日 オーストリア ライディング,リスト=ツェントラム
 チェロとアコーディオンというレアな組み合わせによる様々な音楽集。
 「歌や舞曲」からインスパイアされたということで、確かに人の声に似た響きを持つチェロにはうってつけの曲ばかりが選ばれています。
 ベートーヴェンの変奏曲も、本来ならピアノが伴奏を務めるのですが、アコーディオンに替わると素朴な佇まいに変化します。
 淡々と歌うパーセル、情熱的なチャイコフスキーやドヴォルザーク、妖艶なヴィラ=ロボスと、曲によってその表情も変幻自在。
 バッハ作品は二人それぞれがソロを披露、一味違う音色を楽しめます。



  

SOLO MUSICA


SM222
\2400
lived and dreamed‐生きて夢見て
 1-3.ヨゼフ・スーク(1874-1935):ピアノ四重奏曲 イ短調 Op.1
  <第1楽章:Allegro appassionato/第2楽章:Adagio/
   第3楽章:Allegro con fuoco>/
 4-6.ドヴォルザーク(1841-1904):ピアノ四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.23
  <第1楽章:Allegro moderato/
   第2楽章:Andantino con variazioni/
   第3楽章:フィナーレ‐Allegretto scherzando>/
 7-9.ヤナーチェク(1854-1928):おとぎ話 JW VII/5
  <第1番:Con moto/第2番:Con moto/第3番:Allegro>/
 10-.スーク:命と夢 Op.30より
  第10番:クジョチョヴィツェの教会の片隅にある忘れられた墓々へ - 夢見るように
アンサンブル・ラロ
録音 2015年3月19-21日 バイエルン放送 第2スタジオ
 このアルバムのタイトル「lived and dreamed」はチェコ出身の作家フランツ・カフカの「夢見て、望むことは、生命における素晴らしい問題である」という言葉から取られています。
 もちろん収録されているのはチェコを代表する3人の作曲家、ドヴォルザークとヤナーチェク、そして最近録音が増えてきたスークの作品です。
 前述のカフカも耳にしたであろうこれらの曲は、どれもモラヴィア民謡を基調とした情熱的な雰囲気を備えています。
 2004年に結成されたアンサンブル・ラロは日本でもおなじみ。新メンバーを加え、一層親密な音楽を奏でています。
 

SM228
\2400
ナイジェル・ケネディの作品も
 クリスマス・ウィズ・ラブ

 1.ザカール:When a Child Is Born/
 2.セックススミス:Maybe This Christmas/
 3.伝承:今宵鳴り渡る/
 4.ジャビッツ:サンタ・ベイビー/
 5.ベルナルド:ウィンター・ワンダーランド/
 6.カッチーニのアヴェ・マリア/
 7.トーメ:クリスマス・ソング/
 8.伝承:Huron Carol/
 9.ジングルベル/10.ヨン:幼子イエス/
 11.伝承:いざ歌え、いざ祝え/
 12.ジョン・レノン:ハッピー・クリスマス/
 13.ケント:クリスマスを我が家で/
 14.コーエン:ハレルヤ/
 15.ナイジェル・ケネディ:クリスマス?
アンナ・マリア・カウフマン(ソプラノ)/
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン…15)/
バイエルン国立歌劇場児童合唱団/
ミュンヘン交響楽団
録音 2015年7月25-26日,9月13日ミュンヘン スタジオ・バイエルン, 2015年8月10-14日(歌のみ) ベルギー, 2015年10月19-21日 ロンドン ラック・スタジオ…15
 ドイツで大人気を博しているソプラノ歌手、アンナ・マリア・カウフマンが歌うクリスマス名曲集。
 選ばれているのは伝承曲から映画音楽までと多彩で、どの曲にも名アレンジャー、アンドレアス・タルクマンらが児童合唱も交えた豪華なアレンジを施しています。
 伴奏はミュンヘン交響楽団です。またトラック15の「クリスマス?」は名ヴァイオリニスト、ナイジェル・ケネディの作品で、もちろん彼も演奏に加わっています。
 

SM234
\2400
ウィーンで活躍するトランペット奏者ヨーゼフ・ホーフバウアー
トランペット協奏曲集

 1-3.アレクサンドル・アルチュニアン(1920-2012):トランペット協奏曲
  <第1楽章:アンダンテ/第2楽章:メノ・モッソ/第3楽章:テンポ I>/
 4-6.ロベール・プラネル(1908-1994):トランペット協奏曲
  <第1楽章:ラルゲメント/第2楽章:レント 非常に静かに/第3楽章:ヴィヴァーチェ、朗らかに、軽く>/
 7-9.ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):トランペット協奏曲 ニ長調 G.28
  <第1楽章:アレグロ/第2楽章:アダージョ‐プレスト‐アレグロ/第3楽章:アレグロ>/
 10-12.ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルーダ(1711-1776):トランペット協奏曲 変ホ長調
  <第1楽章:アレグロ/第2楽章:ラルゴ/第3楽章:ヴィヴァーチェ>/
 13-15.ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
  <第1楽章:アレグロ/第2楽章:アンダンテ・カンタービレ/
   第3楽章:フィナーレ‐アレグロ・ロンド>/
 16.アストル・ピアソラ(1921-1992):リベル・タンゴ
  (G.マンクーシによるトランペットと管弦楽編)/
 17.エンニオ・モリコーネ(1928-):ミッション -
   ガブリエルのオーボエ(トランペットと管弦楽編)
ヨーゼフ・ホーフバウアー(トランペット)/
クリスティーナ・ホイメッサー(チェロ…17)/
シェーンブルン祝祭管弦楽団/
グイド・マンクーシ(指揮)
録音 2015年9月9日…1-3.13-17, 2015年7月12日…4-12 オーストリア ウィーン,ヤマハ・コンサート・ホール
 ウィーンで活躍するトランペット奏者ヨーゼフ・ホーフバウアー。彼はウィーンで生まれ、ウィーン音楽大学で学び、名手キャロル・ドーン・ラインハルトのディプロマを受け、その後はモーリス・アンドレにも師事しています。
 ソロ・デビューは1986年、ウィーンの楽友協会でのコンサートで、その後は1992年まではヴィンドボナ・バロックアンサンブルの首席奏者を務め、現在はウィーン・クラシカル・プレイヤーズのメンバーとしても活動しています。
 また彼は、これまでにも数多くのアルバムをリリース、バロックから現代作品、ジャズ、サウンド・トラックと多岐に渡り、そのどれもが高く評価されています。
 このsolo musicaレーベルへのデビュー盤は、アルチュニアンをはじめとした「彼のお気に入り」のトランペット協奏曲集で、どれも伸びやかで輝く音色が印象的です。
 指揮者のマンクーシとは2004年の顔合わせ以来、長年に渡って共演を続けているという気心の知れた仲です。



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SWR



SWR19014CD
(10CD)
\5800→\5390
☆第1番,第2番,弟8番,第9番は初出
ミヒャエル・ギーレン・エディション 第2集(1968-2013)

 ブルックナー:交響曲 第1番‐第9番
<CD1>
 交響曲 第1番 ハ短調 WAB101(ウィーン版) ☆初出録音
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   録音 2009年1月25日 フライブルク・コンツェルトハウス
   ライヴ録音, 2009年1月29日
   グラン・カナリア・アウディトリオ”アルフレード・クラウス”
<CD2>
 交響曲 第2番 ハ短調 WAB102(1877年 第2稿) ☆初出録音
  ザールブリュッケン放送交響楽団
   録音 1968年3月14.15日 ザールブリュッケン スタジオ録音
<CD3>
 交響曲 第3番 ニ短調 WAB103(1876/1877年 第2稿)
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   録音 1999年5月3-5日
   バーデン・バーデン フェストシュピールハウス スタジオ録音
<CD4>
 交響曲 第4番 変ホ長調 WAB104(1874年 第1稿)
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   録音 1994年4月12-15日
   バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ スタジオ録音
<CD5>
 交響曲 第5番 変ロ長調 WAB105(1878年 オリジナル・ヴァージョン)
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   録音 1988年12月8-10日,1989年11月9-10日
   カールスルーエ,ブラームス・ザール スタジオ録音
<CD6>
 交響曲 第6番 イ長調 WAB106
  (1881年 オリジナル・ヴァージョン版)
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
  録音 2001年3月29日
   フライブルク コンツェルトハウス スタジオ録音
<CD7>
 交響曲 第7番 ホ長調 WAB107(1883年 オリジナル・ヴァージョン)
  バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
   録音 1986年12月15.16日
    バーデン・バーデン ハンス・ロスバウト・スタジオ スタジオ録音
<CD8, 9>
  交響曲 弟8番 ハ短調 WAB108(1887年版 第1稿) ☆初出録音
   バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
    録音 2007年6月2日
    バーデン・バーデン フェストシュピールハウス ライヴ録音
<CD10>
 交響曲 第9番 ニ短調 WAB109(オリジナル・ヴァージョン) ☆初出録音
   バーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団
    録音 2013年12月20日 フライブルク コンツェルトハウス ライヴ録音
ミヒャエル・ギーレン指揮
 2017年に生誕90年を迎えるドレスデン生まれの指揮者ミヒャエル・ギーレン(1927-)。これを記念して制作された集大成BOXの第2弾は、彼が最も得意とするブルックナーの交響曲全集です。
 第1集(SWR90017CD)では、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの5人の作品が収録されていて、こちらも「切れ味鋭い」とされる彼の持ち味が存分に堪能できるものでしたが、このブルックナーはまた別格です。
 彼にとってはブルックナーは大切なレパートリーであり、1960年台から始めた放送録音でも、最初からその交響曲の何曲かが取り上げられています。
 ギーレンは長い期間をかけてその解釈に磨きをかけ、使用するスコアも標準的なヴァージョンではなく、その時点で最も「音楽的に面白い」ものを選択、もちろん曲に対するアプローチも彼の特徴(怜悧さ、精緻な響きの探求など)を備えたものです。
 このBOXには1968年の第2番から2013年の第9番までと、およそ45年に渡るギーレンの演奏の変遷が刻まれています。
 交響曲 第1番,第2番,弟8番,第9番はこのBOXが初リリースとなります。
  

SWR19011CD
\2700
■ Volkslieder 2.0
 1-4.ラルフ・シュミット:ペール・ギュント(グリーグの「ペール・ギュント」による)
  <第1 番:no(r)way no why‐「花嫁の略奪」による/
   第2 番:toast pa coast‐「朝のすがすがしさ」による/
   第3 番:verleiht flugel‐「アラビアの踊り」と「アニトラの踊り」による/
   第4 番:solveigssong‐「ソルヴェイグの歌」による>/
 5-8.民謡集(ヘルゲ・ズンデ編)
  <子守歌/木の上で/もし僕が小鳥だったら/ローレライ>/
 9.ラルフ・シュミット:
  Celebrating Beauty in Slow Motion‐スローモーションで美を祝う
中曽和歌子(ソプラノ)…1-4/
キルステン・ドロープ(ソプラノ)…1-4/
アレクサンドル・ユデンコフ(テノール)…6/
エヴァ=マリア・シャッペ(ソプラノ)…7/
ヨハンナ・ジマー(ソプラノ)…7/
アクセル・クーン(フルート)…1-4/
クラウス・グラーフ(アルト・サクソフォン)…1-4/
マティアス・エルレヴァイン(アルト・サクソフォン)…1-4/
カール・ファレント(フリューゲル・ホルン)…1-4/
エルンスト・ヒュッター(トロンボーン)…1-4/
グイド・ヨリス(打楽器)…1-4/
マティアス・エルレヴァイン(ソプラノ・サクソフォン)…5.6/
マルティン・アウアー(トランペット)…6.9/
マルク・ゴドフロイド(トロンボーン)…6.9/
クラウス・ヴァーゲンライター(ピアノ)…6/
カール・ファレント(フリューゲル・ホルン)…8/
ラルフ・シュミット(ピアノ)・・9/
クラウス=ペーター・シェプファー(ギター)…1-4.8/
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル…1-9/
南西ドイツ放送ビッグバンド/
モルテン・シュルト=イェンセン(指揮)
録音 2014 年1 月20-23 日,6 月23-27 日,7 月14-18 日 ドイツ シュトゥットガルト SWR フンクハウス
 誰もが知っているグリーグの「ペール・ギュント」組曲、そして名曲揃いの「ドイツ民謡」。
 これらを現代のアレンジャー、ラルフ・シュミットとヘルゲ・ルンデがビッグバンドと合唱のために編曲。お馴染みのメロディが、強烈なリズムとサウンドとブレンドされたことで、極めてユニークな作品へと再構築されています。



 

TOCCATA


TOCC-228
\2700
ヨハン・アドルフ・ハッセ:独唱カンタータ全集 第1集
 1-3.Credi, o caro, alla speranza‐信じて、私の愛しい人、私の希望/
 4-7.Parto, mia Filli, e vero‐わがフィッリ、私のまこと/
 8-10.Ah, per pietade almeno‐ああ、少なくとも思いやりのうちで/
 11-14.Oh Dio! partir conviene‐おお神よ、残すことが必要です/
 15-17.Lascia i fior, l'erbette e'lrio‐残された花、牧草地、そして小川/
 18-21.Tanto dunque e si reo‐あなたの魂よ、それから私の狂える恋心
   ※初録音
ホーフ・ムジチ(アンサンブル)/
ヤーナ・ドヴォジャコーヴァ(ソプラノ)/
ヴェロニカ・ムラチュコーヴァ・フチコーヴァ(メゾ・ソプラノ)/
ロザリー・コウサリコーヴァ(バロック・チェロ)/
オンドレイ・マチェク(ハープシコード)
録音 2015年3月10-12日 プラハ サラ・テッレナ・オブ・ザ・ヴィラ・ベルトラムカ
 ドイツ、ハンブルク近郊に生まれたバロック時代の作曲家ハッセ(1699-1783)。若いころはオペラの劇団員としてラインハルト・カイザーの劇団に参加し、この経験を足掛かりにブランシュヴァイク=リューネブルクの宮廷劇場と契約、1723年にオペラ「アンティゴノス」を発表し、作曲家としてデビューを果たします。
 そのオペラが成功したことで、彼はイタリア留学の機会を得て、ナポリでニコラ・ポルポラとA.スカルラッティと知り合い作曲の腕を磨きます。
 120作品に及ぶオペラの他、ソロ・カンタータや宗教曲など多数の作品を遺し、ソロ・カンタータの一部は皇后マリア・テレジア自身が歌った可能性もあるほど、当時宮廷で愛されていました。
 残念ながら1760年のドレスデン包囲の際、その多くが消失してしまいましたが、各地に散らばった譜面を探し出し、この録音が実現したのです。
 

TOCC-314
\2700
ヨアヒム・シュテュッチェスキー:室内楽作品集
 1.アガダー(1952)/
 2.3つのヘブライの小品 第3番:Freilachs‐幸せ(1934)/
 3.3つのヘブライの小品 第1番:Kinah‐悲歌(1933)/
 4.クレズマーの婚礼音楽(1955)/
 5-8.ハシディズム組曲(1946)
  <ベッサラビアの歌/ラトヴィアの歌/木の実とワイン/舞曲>/
 9.カディッシュ(1957)/10.ジョリー・ダンス(1957)/
 11.ユダヤの歌(1937)/12.ハシディズム幻想曲(1954)/
 13.6つのイスラエルのメロディ 第1番:伝説(1962)/
 14.6つのイスラエルのメロディ 第6番:さすらい人の歌(1962)
   ※4…初商業録音
ジェニファー・オーチャード(ヴァイオリン)…4/
マリッサ・バイヤーズ(クラリネット)…12/
アーロン・ゼルコヴィッツ(チェロ)/
ルッツ・マンリケス(ピアノ)
録音 2010年3月14.17.18.21日 ピッツバーグ,ルデフ・シャレム・コングレゲーション レヴィ・ホール
 ウクライナで三代続くユダヤ人家庭に生まれたヨアヒム・ストゥチェフスキー(1891-1982)の作品集。
 若い頃からクレズマー(ユダヤ民謡をルーツに持つ音楽)のバンドでドラムを演奏するなど、ユダヤ音楽に関心を抱いていましたが、12歳の時に移住したウクライナの都市ヘルソンの劇場でチェロを弾きはじめ、すぐさま素晴らしい才能を発揮し、音楽家として生活していくことを決意します。
 その後はずっとユダヤの音楽を追求し、クレズマー特有のメロディを効果的に取り入れた作品を次々と発表していきます。
 このアルバムに収録された作品は、チェロ奏法に堪能だったシュテュッチェスキーらしく、チェロが活躍する華麗な作品が目立ちます。チェリスト、ゼルコヴィッツは11年間に渡り、ピッツバーグの「ユダヤ音楽祭」のディレクターを務めた経験を持つユダヤ音楽のスペシャリスト。
 


TOCC-350
\2700→\2490
オーストリア帝国の知られざる作曲家
 ヨハン・ゲオルク・リックル:室内楽作品集

 1-3.オーボエ四重奏曲 ハ長調 Op.26-1(1795頃)/
 4-6.オーボエ四重奏曲 ト長調 Op.26-2(1795頃)/
 7-9.オーボエ四重奏曲 ヘ長調 Op.26-3(1795頃)/
 10-14.カッサシオン 変ホ長調(1795出版)
  <アダージョ‐アレグロ/メヌエット‐アレグロ/
   ポロネーズ/終曲:プレスト>/
 15-17.クラリネット、ホルンとファゴットのための三重奏曲 変ホ長調(1790頃)
  ※初録音
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)…1-14/
ナタリー・チー(ヴァイオリン)…1-9/
ポール・ペシュティ(ヴィオラ)…1-9/
アンスガー・シュナイダー(チェロ)…1-9/
ディルク・アルトマン(クラリネット)…10-17/
ヴォルフガンク・ヴィプフラー(ホルン)…10-17/
リボール・シーマ(ファゴット)…10-17
録音 2010年9月24-25日 シュトゥットガルト SWR 室内楽ホール…1-9, 2015年9月27日 シュトゥットガルト ゾンマーライン ハイリッヒ・クロイツ教会…10-17
 オーストリア帝国の知られざる作曲家、オルガニスト、ヨハン・ゲオルク・リックル(1769-1843)。幼い頃に両親を失うも、地元の教会オルガニストに教えを受け、歌とオルガン演奏で素晴らしい才能を発揮、14歳の時にはオルガニストのポストに就任する充分な力を付けることができたとされています。
 その後、1785年にウィーンに移住し、アルブレヒツベルガーとハイドンに師事。対位法やポリフォニーを徹底的に学び、レオポルドシュタットのカルメル派教会のオルガニストとなります。
 彼は数多くの教育用の室内楽作品を書き、また1790年代にはあのシカネーダーとの共作によって、数多くのジングシュピールも作り出しています。
 彼の作品は生前あまり出版されることがなく、またその一部は「モーツァルト作」とされていたため、彼自身の名前はほとんど知られることがありませんでした。
 そんな彼、一時期はペーチ(現ハンガリー)の聖歌隊指揮者を務めていたため、ハンガリーでは知られる存在なのです。
 ここでも主だった作品ではハンガリーのオーボエの名手レンチェスが堂々たるソロを務めています。
 


TOCC-351
\2700→\2490
ベーラ・バルトーク:作品によるヴィオラ編曲集
 1-2.ヴァイオリン・ソナタ第2番 BB 85
  (V.ナジによるヴィオラとピアノ編)/
 3-6.ヴァイオリン・ソナタ BB 124(V.ナジによるヴィオラ編)/
 7-8.狂詩曲 第1番 BB 94a
  (V.ナジによるヴィオラとピアノ編) ※初録音
ヴィドル・ナジ(ヴィオラ)…1-8/
ペーテル・ナジ(ピアノ)…1-2/
ディヴェルティメント・ブダペスト…7-8/
ヴィドル・ナジ(指揮)…7-8
録音 2015年10月3日 ブダペスト シェント・イシュトヴァン音楽学校 コンサート・ホール…1-2, 2015年10月31日 ブダペスト スコッティッシュ・ミッション 聖コロンバス教会…7-8, 2015年11月15日 シュトゥットガルト ボートナング,リーダークランツハレ…3-6
 バルトーク(1881-1945)のヴァイオリンのための室内楽曲は、彼の全作品の中でも極めて重要なレパートリーです。
 メニューインの委嘱によって書かれた晩年の傑作「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」や、1922年に書かれた民謡の要素を取り入れた「第2番」、シゲティに献呈されたチャールダッシュ風の「狂詩曲第1番」と、どれもバルトークらしい荒々しさと技巧が駆使された名曲ですが、ここでは奏者ナジ自身がこれらをヴィオラ用に編曲。落ち着いた音色が印象的な作品へと変貌しています。
 ヴィドル・ナジは1942年ブダペスト生まれ。フランツ・リスト音楽院でパール・ルカーチに師事し、ヴィオラ部門の1等賞を獲得、1982年からは自身でマスタークラスを開催し、数多くの後進を育てました。
 また数多くのヴィオラ作品の初演を行っています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


SWR



SWR19010CD
\2400→\2190
キャシー・バーベリアン
 世界の民謡集

 バルトーク(1881-1945):ハンガリー民謡集 第1 集 BB42 より/
   1.第6 番:私の窓辺には月明かりが映える/
   2.第9 番:マルギッタはここから遠くないところにいる/
   3.コープランド(1900-1990):アメリカの古い歌
    第1 集‐第5 曲「私は猫を買って来た」/
   4.イギリス民謡:少女は何につかうのか(家を守るためにイヌを飼う)/
   5.フィンランド民謡:かわいい恋人/
   6.クロアチア民謡:美しいユーロ/
   7.ブルガリア民謡:ディ=リ=ド/
   8.アーロン・レベデフ(1873-1960):ルーマニア、ルーマニア/
   9.アメリカ民謡:オー、ノー、ジョン/
   10.ロシア民謡:2 台のギター/
   11.スイス民謡:ルツェルンへの道/
   12.オブラドルス(1897-1945):エル・ビト/
   13.ハイドン(1732-1809):一晩中 Hob.HXXXI:b:9/
   14.ベートーヴェン(1770-1827):23 の各国の歌 WoO158a
     第8 番「元気を出せ カティーナ 」/
   15.中国民謡:山の花/
   16.ブルガリア民謡:ケリーさんの初恋/
   17.ヴィラ=ロボス(1887-1959):カレイロの歌/
   18.ヴィラ=ロボス:望み/
   19.チェイジェス(1910-1985):古きエルサレム/
   20.ラヴェル(1875-1937):2 つのヘブライの歌‐第2 番「永遠の謎」/
   21.シマノフスキ(1882-1937):クルピエ地方の歌Op.58‐第1 番「Lecioly zorazie」/
   22.アレムシャフ:わが歌
キャシー・バーベリアン(メゾ・ソプラノ)/
ハロルド・レスター(ピアノ)
録音 1978 年6 月8-9 日 ドイツ バーデン=ヴュッテンベルク,SWR 室内楽スタジオ
 驚異のヴォーカルテクニックに支えられた多彩な表現力、そして恵まれた語学力の全てを駆使し、前衛音楽から民謡までと幅広い曲を歌いこなしたアルメニア系アメリカ人歌手、キャシー・バーベリアン。1950 年代、作曲家ルチアーノ・ベリオと結婚していた頃には、ベリオをはじめ、ケージやヘンツェ、ストラヴィンスキーによる多くの曲が彼女のために書かれたことでも知られています。
 このアルバムは、そんな彼女が得意とした民謡集ですが、各々の曲は原語で歌われ(なんと17 カ国)例えば、スイスの歌ではヨーデルの技法が用いられていたり、コープランドでは「猫の声」をはじめ、動物の声を模倣していたりと変幻自在。まさに前代未聞の「声の芸術」です。
  


SWR19012CD
\2400→\2190
ヘルマン・プライ(バリトン)
 フランツ・シューベルト:歌曲集「冬の旅」 D911

 1.お休み/2.風見の旗/3.凍った涙/4.かじかみ/5.菩提樹/
 6.あふれる涙/7.川の上で/8.回想/9.鬼火/10.憩い/
 11.春の夢/12.孤独/13.郵便馬車/14.霜おく頭/
 15.からす/16.最後の希望/17.村で/18.あらしの朝/
 19.幻覚/20.道しるべ/21.宿屋/22.勇気/
 23.幻の太陽/24.辻音楽師
ヘルマン・プライ(バリトン)/
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
録音 1987 年5 月17 日 シュヴェツィンゲン シュロス,ロココ劇場
 ドイツの名バリトン、ヘルマン・プライ(1929-1998)。モーツァルトをはじめとした歌劇、リートの両面で活躍し、数多くの素晴らしい録音を遺しています。
 そんな彼のレパートリーの中心を占めていたのは、やはりシューベルト(1797-1828)の歌曲でした。豊かな感情表現と深い思索に裏打ちされた彼の歌唱は、極めて高く評価され、とりわけ「冬の旅」は1952 年から亡くなる1998 年までの46 年間、数え切れないほど頻繁に舞台で歌い、また、岩城宏之とオーケストラ・アンサンブル金沢がバックを務めた管弦楽伴奏版(1997 年録音)をはじめ、現在4 種類のリリースがカタログで確認されるほどに、録音にも力を入れていました。
 名手ヘルムート ・ドイチュとの息のあったアンサンブルによる堂々とした演奏を聴くことができます。
 


SWR19013CD
\2400→\2190
クララ・ハスキル(ピアノ)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9 番 & 第19 番

 1-3.ピアノ協奏曲 第9 番 変ホ長調「ジュノーム」K271
 4-6.ピアノ協奏曲 第19 番 ヘ長調 K459
クララ・ハスキル(ピアノ)/
シュトゥットガルト放送交響楽団/
カール・シューリヒト(指揮)
録音 1952 年5 月23 日 ヴァルトハイム,シュトゥットガルト=デゲルロッホ…1-3(MONO), 1956 年7 月4 日 ルートヴィヒスブルク城 バロック=テアーター…4-6(MONO ライヴ収録) ※旧93.153 の再発売盤
 ルーマニア出身、「稀代のモーツァルト弾き」として知られるクララ・ハスキル。このアルバムは1952 年と1956 年に演奏された2 曲の協奏曲がカップリングされたもので、シューリヒトの傑出した伴奏とともに、時を超えて高く評価されています。


<メジャー・レーベル>
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イタリアDECCA

限定盤

PO 482 5471
(17CD)
\8000→\7490
ワレリー・ゲルギエフ〜ロシアン・ハート
Disc1
 1. グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
 2. ハチャトゥリアン:剣の舞(バレエ音楽「ガイーヌ」から)
 3. ハチャトゥリアン:アダージョ(バレエ音楽「スパルタクス」から)
 4. ボロディン:だったん人の踊り(歌劇「イーゴリ公」から)
 5. ボロディン:だったん人の行進(歌劇「イーゴリ公」から)
 6. リャードフ:交響詩「バーバ・ヤガー」 op.56
 7. リャードフ:交響詩「キキモラ」 op.63
 8. チャイコフスキー:序曲「1812年」 op.49
  マリインスキー歌劇場合唱団(4)
  オランダ王立海軍楽隊員(8)
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:1993年4月、5月、オランダ、ハーレム

Disc2
 チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1989年7月、ロンドン、セント・ジョンズ・チャーチ

Disc3
 ボロディン:交響曲第1番変ホ長調
 ボロディン:交響曲第2番ロ短調
  ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1989年10月、ロッテルダム、デ・ドゥーレン

Disc4
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 op.74「悲愴」
 チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:1997年7月4,6,7日、フィンランド、ミッケリ、ミカエリ・ホール

Disc5
 チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」 op.66 抜粋
  マリインスキー歌劇場管弦楽団
   録音:1992年2月、サンクト・ペテルブルク

Disc6
 ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 作品27
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:1993年1月19-23日、サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場

Disc7
 プロコフィエフ:オラトリオ《イワン雷帝》(全曲)
  リューボフ・ソコロフ(メゾ・ソプラノ)
  ニコライ・プチーリン(バリトン)
  マリインスキー・オペラ合唱団
  ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1996年9月、ロッテルダム、デ・ドゥーレン

Disc8
 プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラとロリー」 op.20
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:2002年7月、フィンランド、ミッケリ、ミカエリ・ホール
 プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」 op.78
  オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)
  マリインスキー劇場合唱団
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:2002年5月、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)

Disc9
 プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 作品25「古典交響曲」
 プロコフィエフ:交響曲第3番ハ短調 作品44
  ロンドン交響楽団
   録音:2004年5月、ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)

Disc10
 プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 作品100
  ロンドン交響楽団
   録音:2004年5月、ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)

Disc11
 プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」op.64(抜粋)
  マリインスキー劇場管弦楽団
   (サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団)
    録音:1990年8月、サンクトペテルブルク

Disc12
 1.ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)
 2.スクリャービン:プロメテウス−火の詩(交響曲 第5番)
  マリインスキー劇場合唱団(2)
  アレクサンドル・トラーゼ(ピアノ 2)
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:1995年4月、1997年7月(2)、
    サンクトペテルブルク・フィルハーモニー大ホール(1)、 フィンランド、ミケッリ・ホール(2)

Disc13
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)
 スクリャービン:交響曲第4番作品54「法悦の詩」
  マリインスキー劇場管弦楽団
  録音:1999年7月、バーデン・バーデン

Disc14
 ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:2001年11月20-22日、サンクト・ペテルブルグ、マリインスキー劇場

Disc15
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 OP.47「革命」
 ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調 OP.70
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:2002年6月30日(第5番)、2002年5月14日(第9番)

Disc16
 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60「レニングラード」
  マリインスキー劇場管弦楽団
  ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:2001年9月、ロッテルダム、デ・ドゥーレン(ライヴ)

Disc17
 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 Op.65
  マリインスキー劇場管弦楽団
   録音:1994年9月、オランダ、ハールレム、コンセルトヘボウ
クラムシェル・ボックス仕様



<映像>

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DACAPO(映像)



2.110416
(DVD)
\5000→\4590
ブロムシュテット&デンマーク放送交響楽団
 シューベルト:交響曲 第7番(第8番)「未完成」/
 ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調

  1.シューベルト:交響曲 第7番(第8番) ロ短調「未完成」D759/
  2.ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調(1881-83/1885)1954年ノーヴァク版/
《ボーナス映像》
 ヘルベルト・ブロムシュテットとジョン・フェローの対話(79'54")
デンマーク国立交響楽団/
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
収録 2007年10月14日 ロスキルデ大聖堂/収録時間:187分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1/字幕:英語/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク

 数々の名演で知られる名指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットは多くのオーケストラの首席指揮者を歴任していますが、その中でも彼がとりわけ愛しているのが、この1925年に創設されたデンマーク放送交響楽団です。
 彼は1956年にこのオーケストラと最初のコンサートを行い(当時のブロムシュテットはノールショッピング交響楽団の首席を務めていた)、やがて1962年にオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席に就任、その5年後、デンマーク国立交響楽団(デンマーク放送交響楽団)初の首席指揮者となります。
 以降は伝統を重んじながらも新しいレパートリーを拡大し、マーラーやブルックナーをはじめ、北欧の現代作品を積極的に演奏。このオーケストラの能力を飛躍的に高めました。
 また録音ではデンマーク初となるニルセンの作品集や、グリーグの「ペール・ギュント」やメンデルスゾーンの交響曲に取り組み、素晴らしいアルバムをリリースしています。
 ブロムシュテットが首席指揮者を務めていたのは1977年までですが、それ以降も両者は良い関係を続け、1990年代の半ばからはコペンハーゲンで毎年コンサートを行っています。
 2016年にはデンマーク音楽界の最大の栄誉である「レオニー・ソニング音楽賞」を受賞したブロムシュテット、この2007年の映像でも万全のシューベルトとブルックナーを聴かせます。














5/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



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ATMA



ACD2 2733
\2100→\1890
6台のピアノによる「ガイーヌ」と「禿山の一夜」
オルフォール6ピアノ Vol.2

 (1)ハチャトゥリヤン(ペロン編):
  ガイーヌ〜ゴパーク/バラの乙女たちの踊り/
  山岳人の踊り/レズギンカ/剣の舞
 (2)プロコフィエフ(ゴーダン編):古典交響曲ニ長調Op.25
 (3)チャイコフスキー(ペロン編):幻想序曲「ロミオとジュリエット」
 (4)ムソルグスキー(ロワ編):禿山の一夜
 (5)ハチャトゥリヤン(ペロン編):
  仮面舞踏会〜ワルツ/夜想曲/マズルカ/
  ロマンス/ギャロップ
オルフォール6ピアノ
 【サンドラ・マレー、
  クレール・ウエレ、
  マリアンヌ・パトノード、
  フランシス・ペロン、
  パメラ・ライマー、
  ルイ・ドミニク・ロワ】
 オーケストラ以上の爆演、6台のピアノによる「ガイーヌ」と「禿山の一夜」

 録音:2015年5月/オルフォール芸術センター、サル・ジル・ルフェーブル(ケベック)/24bit 96kHz、74’ 00”

 モントリオール南東に位置する田園風景美しい観光地イースタン・タウンシップス。ここで毎夏行われるオルフォール音楽祭。当音楽祭の目玉は普段聴くことの出来ない試みが行われることで、6 台ピアノ演奏もその一つ。
 オルフォール6ピアノは2006 年に音楽祭で結成され大成功を収めました。6 人の息を合わせるのは簡単なことではありませんが、個々人の技術の高さと信頼のチームワークで究極の演奏を聴かせてくれます。
 彼らの第2 弾は、ロシアの人気管弦楽曲を集めた魅力的なラインナップ。原曲はいずれもボルテージが高く、オーケストラの機能を存分に発揮するように作られていますが、6 台のピアノが繰り広げる凄まじい効果にトリハダもの。ピアノの音響の洪水で、まさにピアノ音楽の極限の美と申せましょう。


オルフォール6ピアノ
第1弾
ジャケも秀逸

ACD2 2566
\2100
6台ピアノのための作品集
 サン=サーンス:死の舞踏Op.40(6台ピアノ編)
 プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの
  10の小品 Op. 75 (6台ピアノ編)
   〜メヌエット、ジュリエット、モンタギュー家とキャピュレット家
 グノー:歌劇「ファウスト」〜 第2幕 ワルツ(2台8手ピアノ編)
 ロッシーニ:歌劇「セヴィリャの理髪師」より 序曲 (6台ピアノ編)
 ラフマニノフ:イタリア・ポルカ (6台ピアノ編)
 ウィルバーグ:ビゼーの「カルメン」からの主題による幻想曲
 ホルスト:悪魔の踊り(6台ピアノ編)
オルフォール6ピアノ
【オリヴァー・ゴダン、
サンドラ・マリー、
クレール・アウレット、
マリアンヌ・パトナウド、
フランシス・ペロン、
ロレーヌ・プリュール】

 モントリオールの南東に位置するイースタン・タウンシップスは美しい田園風景が広がる湖水地域で紅葉シーズンには沢山の人が訪れる人気の場所。そこで毎年夏に行われるカナダで最も古い音楽祭オーフォール音楽祭。この音楽祭の楽しみは普段のコンサートでは聴くことの出来ない試みが行われること。6台ピアノ演奏もその一つ。オーフォール・シックス・ピアノズは2006年に音楽祭で結成され大成功を収めました。6人の息を合わせるのは簡単なことではありませんが、個々人の技術の高さと信頼のチームワーク、それぞれの音色の違いを愉しむことが出来、究極の演奏を聴かせてくれます。





RADIO FRANCE



FRF 029 / 34
(6CD)
\6000→\5490
フィリップ・カッサール
 演奏家のノートVol.2 〜ドビュッシー編

 CD1 子供の領分
 CD2 月の光〜初期作品
 CD3 版画
 CD4 映像
 CD5 喜びの島
 CD6 前奏曲と練習曲
フィリップ・カッサール
 (語りとピアノ)ほか
 カッサールのドビュッシー演奏の秘義が明らかに!

 録音:ラジオ・フランス、スタジオ105、106/76’52”、73’43”、68’23”、67’29”、72’41”、76’33”

 さまざまな音源を用いつつ、カッサールがドビュッシーについて語るラジオ番組の興味深いセットCD 化。近年注目を集めている、彼の独自解釈によるドビュッシーの演奏の秘義が明らかにされます。
 ドビュッシーの特定のピアノ作品をテーマに掲げ、リヒテル、ハイドシェックらの演奏の音源を流しながら、演奏の合間や途中でカッサールが語りの解説を入れる(フランス語)という趣向のラジオ番組。
 また、テーマとなっているピアノ作品を理解する上で重要な他ジャンルの作品(モントゥーやトスカニーニ、カルロス・クライバーの指揮によるオーケストラ曲)などもあわせて紹介されていて、貴重な音源を垣間見(垣間聴き)ながら、ドビュッシーの世界を堪能できる興味深いセットとなっています。




TYXART


TXA 15068
\2600
ベートーヴェン〜アウエルバッハ
 (1)ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
 (2)レーラ・アウエルバッハ:
   幼年時代の映像Op.52(全12曲)
 (3)同:ルートヴィヒの悪夢
 (4)ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ゲオルク・ミヒャエル・グラウ(ピアノ)
 ドイツ・ピアノ界の期待の星グラウ・デビュー

 録音:2015年7月/ブリッツ城コンサートホール(ベルリン)/68’ 50”

 ゲオルク・ミヒャエル・グラウは1989 年ラウインゲン生まれのピアニスト。シュトゥトガルトとグライブルクでピアノを学び、ロンドン王立音楽アカデミーで学位を修得しました。ドイツ・ピアノ界で将来を嘱望される若手です。
 ベートーヴェンのソナタ2 篇、それも初期と後期のもので、ロシア出身の天才若手アウエルバッハのピアノ曲を2 篇挟んでいます。ベートーヴェンは正統的ドイツ流演奏に感心させられます。
 グラウはアウエルバッハ作品のファンで、デビュー・アルバムにベートーヴェンとともに収録することを希望しました。「幼年時代の映像」はアウエルバッハ版「子供の情景」で、文学者でもある彼女の音による回想録。
 「ルートヴィヒの悪夢」は2007 年にボンで行われた第2 回ベートーヴェン国際ピアノコンクールの課題曲として作られました。どちらも現実と非現実の間を浮遊する妄想世界を楽しめます。




CENTAUR


CRC 3408
\2400
フランスの知られざるチェロ・ソナタ!
 アソモフ編曲によるチェロ&ピアノ版!

  トリックラー:
   チェロ・ソナタ第1番−第6番(アソモフ編曲)
フェドール・アモソフ(チェロ)
アレクサンダー・コストリツァ(ピアノ)
 第38回コンチェルティーノ・プラハ国際コンクールにおいて最優秀賞を受賞した若手ロシア人チェリスト、フェドール・アモソフ。フランスのコンポーザー=チェリスト、ジャン・バルタザール・トリックラー(1750−1813)の知られざるチェロ・ソナタを奏でる。原曲はチェロと通奏低音のために作曲されたソナタをアモソフ自らがチェロとピアノ版に編曲を行うなど、演奏以外でも才能を発揮。

 2014年1月の録音。
 

CRC 3392
\2400

ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.6
 ピアノ三重奏曲ハ長調 Hob.XV-C1
 ピアノ三重奏曲第11番変ホ長調 Op.57-1,Hob.XV-11
 ピアノ三重奏曲第21番ハ長調 Op.71-1,Hob.XV-21
 ピアノ三重奏曲第30番変ホ長調 Op.88,Hob.XV-30

メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ
 1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブルであるメンデルスゾーン・ピアノ・トリオ。ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲集の第6弾。

 2013年5月26日−28日の録音。
 

CRC 3386
\2400
ソプラノ、ハイン・ユンが歌うリストの歌曲集
 リスト:
  ペトラルカの3つのソネット S.270/
  おお、夢に来ませ S.282/彼らは何と言った S.276/
  君よ、もしも私が王だったなら S.283/ローレライ S.273/
  おお愛して下さい、愛しうる限り S.298/
  君を愛す S.315/
  シラーの 《ヴィルヘルム・テル》 の3つの歌 S.292/
  幸福な日よ、行かないで S.335
ハイン・ユン(ソプラノ)
グリゴリオス・ザンパラス(ピアノ)
 アメリカと韓国を中心に世界的に活動をしているソプラノ、ハイン・ユンが歌うリストの歌曲集。伴奏はルビンシテインのピアノ協奏曲第2番から第5番までをCentaurレーベルにてリリースをしているグリゴリオス・ザンパラスが務める。

 2014年3月の録音。
 

CRC 3403
\2400
現代ギリシャの巨匠ディノス・コンスタンティニデス(1929−)
 コンスタンティニデス:
  ソリストとオーケストラのための音楽III

  ヴァイオリン協奏曲第3番《カファンタリス》
  クラリネットと室内オーケストラのための
   《トランスフォーメーション》
  ヴァイオリン協奏曲第1番
  トロンボーンと弦楽オーケストラのための《レヴェリー》
  ヴァイオリン協奏曲第2番
ルイジアナ・シンフォニエッタ
ディノス・コンスタンティニデス(指揮)、他
 ルイジアナ州立大学(LSU)作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督の任にある現代ギリシャの巨匠ディノス・コンスタンティニデス(1929−)。実力派揃いのソリストたちの演奏からは、彼の作品の魅力が味わえる。

 2011年−2014年の録音。
 

CRC 3417
\2400
マーサー:キルト
 サウンド・ポートレイト/
 フレンズ…フラワーズ/
 悲嘆と愛情/オークショニア/
 シティチュード/キルト
ジャニス・マーサー
 (ピアノ、エレクトロニクス)
 サンフランシスコ在住のコンポ—サー=ピアニスト、ジャニス・マーサー。コンテンポラリーな作品が得意分野でもある彼女がエレクトロニクスを用いた意欲作。



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HYPERION



CDA 68131
\2400→\2190
アンジェラ・ヒューイット
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.6

  ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
  ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
  ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
  ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
  ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a《告別》
アンジェラ・ヒューイット
 (ピアノ/ファツィオーリ)
 「バッハのピアノ作品集」、「モーツァルトのピアノ協奏曲集」と並び、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットの録音プロジェクトの柱となっている「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集」。
 第6巻は、ピアノ・ソナタ第26番「告別」を頂点とする5曲のピアノ・ソナタ。第1巻から第3巻まで、国内仕様盤として発売されたものはすべて「レコード芸術特選」に選ばれるなど、国内外で圧倒的評価を確立しているアンジェラ・ヒューイットのベートーヴェン。ファツィオーリの美しく気高い音色で贈る、至高のベートーヴェンをどうぞ。

 録音:2015年9月26日−29日、ドッビアーコ文化センター(イタリア)



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CDA 68102
\2400→\2190
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ Vol.20 〜
 ストヨフスキ&H.ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲集

  シグムント・ストヨフスキ:
   ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.22、ロマンス変ホ長調 Op.20
  ヘンリク・ヴィエニャフスキ:
   グノーの「ファウスト」の主題による華麗なる幻想曲 Op.20
バルトウォミェイ・ニジョウ(ヴァイオリン)
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
 ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト、ストヨフスキ&H.ヴィエニャフスキ!

 ロマン派の知られざる協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・コンチェルト・シリーズ」。
 ヴァイオリン協奏曲の第20集は、「ピアノ協奏曲(CDA67314)」でも人気を博してきたシグムント・ストヨフスキのヴァイオリン協奏曲、そしてヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして活躍したヘンリク・ヴィエニャフスキの「華麗なる幻想曲」といったポーランド・アルバム。
 ソリストは、ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールやロン=ティボー国際コンクールなどで優勝歴を誇り、ヴィエニャフスキのヴァイオリン作品集やヴァイオリン協奏曲集のアルバムも録音経験のあるバルトウォミェイ・ニジョウ。知られざるポーランド音楽の紹介者として活躍を続ける指揮者ウカシュ・ボロヴィチとともに、新たなポーランドの魅力を届けてくれることでしょう。

 録音:2015年6月24日−25日、シティ・ホール(グラスゴー)



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CDA 68126
\2400→\2190
クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.3 〜
 F.X.モーツァルト&クレメンティ:ピアノ協奏曲集

  F.X.モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.14、
   ピアノ協奏曲第2番変ホ長調 Op.25
  クレメンティ:ピアノ協奏曲ハ長調
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
ザンクト・ガレン交響楽団
 クラシカル・ピアノ・コンチェルト第3弾、F.X.モーツァルト&クレメンティ!

 ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」シリーズから派生した、古典派のピアノ協奏曲を発掘していく"クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。
 第1弾ドゥシーク(CDA 68027)、第2弾シュタイベルト(CDA 68104)と好調にスタートした期待の新シリーズ第3弾は、大モーツァルトの末子、フランツ・クサヴァー・モーツァルトとムツィオ・クレメンティのピアノ協奏曲。
 Chandosには6巻にわたるモーツァルトのピアノ協奏曲集を録音し、Hyperionではクレメンティのピアノ・ソナタ全集(全6巻)も録音しているハワード・シェリーならではの深い解釈が期待できる。

 録音:2015年2月9日−12日、ザンクト・ガレン・トーンハレ(スイス)






これを第1弾で出すか
音楽史上最低最悪の男
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク
CDA 68027
\2400

クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第1弾
 音楽史上最低最悪の男
  ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(ドゥセック)

 ドゥシーク(1760-1812):ピアノ協奏曲集

   ピアノ協奏曲ト長調 Op.1-3, C.4
   ピアノ協奏曲ハ長調 Op.29, C.125
   ピアノ協奏曲変ホ長調 Op.70, C.238

ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
アルスター管弦楽団
 古典派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行う "クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。
 名前からも分かる通り、ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」の姉妹シリーズであり、第1弾はRPCシリーズでもおなじみのピアニスト、ハワード・シェリーが弾く、ドゥシーク(ドゥセック)のピアノ協奏曲。

 ロシアのエカテリーナ2世、フランスのマリー・アントワネットにその才覚を愛されながらも、陰謀、革命によりイギリスへと逃れ、その後はジャン=バティスト・クルムフォルツの妻との駆け落ち、ソフィア・ジュスティーナ・コッリとの再婚、義父と共同設立した楽譜出版社の倒産、ドイツへの逃亡、晩年の凋落など、まるでドラマのような人生を送ったボヘミアの作曲家、ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(1760−1812)。
 「ソナチネ・アルバム」への収録で知られ、イギリスのピアノ製作者ジョン・ブロードウッドと親交を結び「英国式アクション」の発展に関わり、コンサートではピアノを横向きに置くスタイルを確立など、ドゥシークが音楽史に刻んだ功績も非常に大きい。

 1783年以前に作曲されたト長調協奏曲。1795年に作曲されたハ長調協奏曲。1810年に作曲されたホ長調協奏曲。18世紀後期から19世紀初期にかけての変遷も伺えるドゥシークの3曲のピアノ協奏曲。
 古典派といっても、後のショパンやメンデルスゾーンなどロマン派ピアノ作品への先駆けとなったドゥシークの作品は古典派ピアノ作品ファンにはもちろん、ロマン派ファンやRPCファンにもお勧め。

 ※録音:2013年9月3日−5日、アルスター・ホール(ベルファスト/アイルランド)



 音楽史上最低最悪の男の一人、ドゥシークのピアノ曲全集。こちらの特集もどうぞ。
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=87/87new03#21

第2弾は、ダニエル・シュタイベルト!

CDA 68104
\2400

クラシカル・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.2 〜
 シュタイベルト:ピアノ協奏曲第3番/第5番/第7番

  ピアノ協奏曲第3番ホ長調 《嵐》 Op.33
  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 《狩り》 Op.64
  ピアノ協奏曲第7番ホ短調 《軍隊風大協奏曲》

ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
アルスター管弦楽団
 クラシカル・ピアノ・コンチェルト、第2弾は、ダニエル・シュタイベルト!

 ハイペリオンの大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト(RPC)」シリーズから派生した、古典派のピアノ協奏曲を発掘していく"クラシカル・ピアノ・コンチェルト(CPC)" シリーズ。待望の第2弾は、ドイツ生まれ、パリやイギリスで活躍し、後年はサンクトペテルブルクで過ごした作曲家&ピアニスト、ダニエル・シュタイベルト(1765−1823)のピアノ協奏曲集。
 シュタイベルトは8つのピアノ協奏曲を含む多くのピアノ作品を残しており、ここでは、「嵐」を模したロンドで人気を博したピアノ協奏曲第3番 《嵐》や、2つのオーケストラによるピアノ協奏曲第7番 《軍隊風大協奏曲》など、シュタイベルトを代表する作品を収録。
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでもお馴染みの名匠ハワード・シェリーが、歴史に埋もれたシュタイベルトの魅力を掘り起こしてゆく。

 ※録音:2014年11月18日−20日、アルスター・ホール(ベルファスト/アイルランド)


 

CDA 68141
\2400
ベルナルディーノ・デ・リベーラ:マニフィカト&モテット集
 ダビデ王/栄光なる聖母マリア/祝福されしみ母/
 われらを許し給え/第1旋法によるマニフィカトI/
 アンティフォン《われ汝らを孤児とはせず》/ラマの声/
 天の女王/おお、栄光の王/第2旋法によるマニフィカトI/
 アンティフォン《いと賢き乙女よ》/
 われを守り給え、主よ/イエスがペトロを連れて/
 アンティフォン 《イン・フェルヴェンティス》/
 第4旋法によるマニフィカトII/
 今日、聖霊降臨の日は来たりぬ
デイヴィッド・スキナー(指揮)
デ・プロファンディス
 アンドルー・カーウッドとともにカージナルズ・ミュージックの共同創設者である音楽学者&合唱指揮者のデイヴィッド・スキナーと、2011年にケンブリッジで設立された古楽専門の男声ヴォーカル・アンサンブル「デ・プロファンディス」がHyperion初登場。
 ベルナルディーノ・デ・リベーラ(c.1520−?1580)は、アビラ大聖堂、トレド大聖堂の聖歌隊長を務めたスペインの音楽家。アビラ大聖堂では、当時聖歌隊員であった若きビクトリアを教え、影響を与えたとされている。
 「祝福されしみ母(Beata mater)」を除き、すべて世界初録音。

 録音:2014年5月14日ー17日、セント・ジョージ教会(チェスタートン、ケンブリッジ)



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CPO



555013
(3CD)
\8100→\7490
20世紀前半までウィーン国立歌劇場のレパートリーに残っていた超大作
 カール・ゴルトマルク:歌劇「シバの女王」4幕

  ザロモン・ヘルマン・フォン・モーゼンタール台本
キャロリー・シェメルディ(ソプラノ)/
リー・ジンソク(バス)/
イルマ・ミヘリク(ソプラノ)/
ヌッタポルン・タンマティ(テノール)/
ケヴィン・モレーノ(バリトン)/
カテリーナ・ヘベルコーヴァ(メゾ・ソプラノ)/
キム=リリアン・シュトレーベル(ソプラノ)/
アンドレイ・イヴァン(バス) 他/
フライブルク劇場オペラ&エクストラ合唱団 /
フライブルク音楽大学声楽アンサンブル /
フライブルク・フィルハーモニー管弦楽団/
ファブリース・ボロン(指揮)
 フライブルク・フィルハーモニーと指揮者ファブリース・ボロンのコラボレーションによるオペラ・シリーズの第3弾は、ハンガリーのロマン派作曲家ゴルトマルク(1830-1915)の代表作「シバ(サバ)の女王」。
 当時流行の東洋趣味を取り入れたこの作品は、1875年にウィーンで初演されると同時に好評を博し、1938年までウィーン国立歌劇場のレパートリーに残り続けたという記録があります。ユダヤ人だったためにナチスによって上演禁止となり、そのまま消えてしまったのだとしたらなんとも惜しい話です。現在では上演の機会はほとんどありません。
 ワーグナー風の重厚な響きを持つ前奏曲やバレエ曲の一部のみが稀に演奏されるこの歌劇、全曲の登場は喜ばしいものです。
 

777976
\2100→\1890
マヤ・ボーグ(ソプラノ)
 ベルク/R.シュトラウス/シェーンベルク:歌曲集

 アルバン・ベルク(1859-1935):7つの初期の歌/
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):乙女の花 Op.22/
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  ブレットル・リーダー(キャバレー・ソング)/
 リヒャルト・シュトラウス:セレナード Op.17-2
マヤ・ボーグ(ソプラノ)/
ミヒャエル・ラクナー(ピアノ)
 日本にも度々来日し、コケティッシュな魅力で聴衆を魅了するソプラノ、マヤ・ボーグ。このアルバムは昨年、バート・イシュルで開催されたレハール祭のライヴ録音です。
 「憧れの歌」と題されたこのプログラムでは、ベルク、シェーンベルク、リヒャルト・シュトラウスの退廃的、かつ官能的な歌曲をしなやかに歌い上げる彼女の声と、複雑な和声を的確に弾き分け、歌をサポートするピアノのラクナーによる絶妙なハーモニー、そして世紀末特有の芳醇な音色を存分に楽しめます。


 


777970
\2100→\1890
エルンスト・フォン・ドホナーニ:ピアノ作品集
 1.パッサカリア Op.6/
 2.4つの狂詩曲 Op.11/
 3.3つの小品 Op.44
ダニエル・レーム(ピアノ)
 最近は、ドイツ名のエルンストよりもハンガリー名の「エルネー」が親しまれている作曲家ドホナーニ(1877-1960)。
 彼は音楽学校でバルトークの同窓生でしたが、彼が書いた作品はどれもドイツの伝統に則った堅固な作風を持ち、もちろんハンガリーの民俗要素を持ち込むことはあっても、基本的にはドイツロマン派、とりわけブラームスの影響が強く感じられることで知られています(もともと彼の師ハンス・ケスラーはブラームスに傾倒していた人であったことも影響しているようです)。
 このアルバムでは初期から晩年に至る3つの曲集を収録、1951年に出版された「3つの小品」は保守的でありながらも、ジャズや民謡への関心も感じられます。シューベルトのソナタ録音で知られるピアニスト、レームによる演奏で。
 


777701
\2700→\2490
エリザベス・ウォルフィッシュ(独奏ヴァイオリン&指揮)
 ゲオルク・フィリップ・テレマン:ヴァイオリン協奏曲全集 第6集

 1.2台のヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオローネのための協奏曲 変ロ長調 TWV 40:200/
 2.ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調 TWV 51:a1/
 3.ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 TWV 55:F13/
 4.ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ロ長調 TWV 55:h4
ザ・ウォルフィッシュ・バンド/
エリザベス・ウォルフィッシュ(独奏ヴァイオリン&指揮)
 テレマン(1681-1767)の時代の協奏曲は、現在のような「独奏楽器とオーケストラ」のような形ではなく、いくつかの独奏楽器群と弦楽の掛け合いである「合奏協奏曲」の形式がほとんどでした。
 このアルバムでも、最初に置かれているのはもともと「ソナタ」として知られている通奏低音と複数の楽器による変ロ長調の作品で、テレマンのカタログでも室内楽として分類されています。
 しかし最近の研究ではこの作品は、合奏協奏曲から分かれたアンサンブルによって構成された「リピエーノ(独奏楽器群を表すコンチェルティーノの反対語で、独奏楽器群を支える役目を担う集団)」であると考えられ、協奏曲の分類に入れられるようになりました。
 他の3つの作品は明らかにヴァイオリンが活躍する協奏曲で、当時流行していたフランス序曲とイタリア協奏曲の双方の特徴を持つユニークで華やかな作品です。
 

555010
\2700
ゴットルフ城のための音楽集 第4集:葬送のための音楽
 1.ヨハン・フィリップ・フォルチュ(1652-1732):
  葬送音楽「われらは70年の生活に耐え」/
 2.ミヒャエル・エスターライヒ(1658-1709頃):
  宗教協奏曲「われらはよい戦いを戦ってきた」/
 3.フォルチュ:宗教協奏曲「われは背後にあるものを忘れ」/
 4.ゲオルク・エスターライヒ(1664-1735):
  協奏曲「人はおのれのために生きるものにあらず」/
 5.ゲオルク・エスターライヒ:
  協奏曲「人は突然死ななくてはならない」
ブレーメン・ヴェーゼル=ルネサンス/
マンフレード・コルデス(指揮)
 デンマークの王家オルデンブルク家の分家にあたる貴族の家系であったホルシュタイン=ゴットルフ家は、16世紀から18世紀にかけてシュレスヴィヒ公国とホルシュタイン公国を、オルデンブルク家と共同で統治していました。
 強大な力を持ち、数多くの君主を輩出したこの土地では、宮廷音楽家も教会も重要な役割が与えられ、折々の音楽を演奏していたことで知られています。
 これまでもコルデスとブレーメン・ヴェーゼル=ルネサンスは色々な音楽を録音していますが、今作では厳粛な「葬送のための音楽」に取り組みました。
 当時シュレスヴィヒ大聖堂で演奏された作品を、ほとんどそのまま再現したこの録音は歴史的にも価値あるものです。 
 

777729
(2SACD-Hybrid)
\6200
マックス・レーガー:オルガン作品集 第3集
<CD1>
 1.コラール幻想曲 Op.52-1「人はみな死すべきもの」/
 2.コラール幻想曲 Op.52-2「目覚めよと呼ぶ声あり」/
 3.コラール幻想曲 Op.52-3「アレルヤ、神をたたえるは我が魂の歓び」/
<CD2>
 1-12. 12の小品 Op.59
  <前奏曲 ホ短調/パストラール へ長調/間奏曲 イ短調/
   カノン ホ長調/トッカータ ニ短調/フーガ ニ長調/
   キリエ ホ短調/グローリア ニ長調/ベネディクトゥス 変二長調/
   カプリッチョ 嬰ヘ短調/メロディ 変ロ長調/テ・デウム イ短調>/
 13.コラール前奏曲「暁の星のいと美しきかな」WoO4-16/
 14.コラール前奏曲「汝、その道を命じたまえ」WoO4-13/
 15.ロマンス イ短調 WoO4-11/
 16.序奏とパッサカリア ニ短調 WoO4-6
ゲルハルト・ヴァインベルガー(オルガン)
CD1…
 ブレーメン、聖ペトリ大聖堂
 ヴィルヘルム・ザウアー・オルガン(1894),
CD2…
 バート・ザルツンゲン,市立教会
 ヴィルヘルム・ザウアー・オルガン(1909)
 cpoレーベルによるレーガーオルガン作品全集の第3集。
 今作は彼の数あるオルガン作品の中でも最も重要な「3つのコラール幻想曲」Op.52と「12の小品」Op.59が中心となった選曲です。
 中でも重要なのは1901年の夏ごろから作曲された「12の小品」で、それまでは高い演奏技術を追求することに重きを置いていたレーガー(1873-1916)が、「礼拝で演奏するため」の作品を書き始めた時期とも一致するため、ダイナミックで技巧的な第5番「トッカータ」と静かで瞑想的な第6番「フーガ」と言った両極端の性格を持つ作品が混在し、続く何曲かはグレゴリオ聖歌のモティーフが用いられるなど極めて興味深い作品群となっているのです。
 レーガー時代に建立されたオルガンを用いた高音質録音盤です。
 


777749
(2CD)
\5400→\4990
レハール事実上の“白鳥の歌”
 フランツ・レハール:喜歌劇「ジュディッタ」5幕

  パウル・クネープラー&フリッツ・レーナー=ベーダ 台本,
  ラルフ・エガー(台詞)
クリスティアーネ・リボール(ソプラノ)/
ラウラ・シェルヴィツル(ソプラノ)/
ニコライ・シューコフ(テノール)/
ラルフ・ジモン(テノール)/
ペーター・マウロ(テノール)/
クリスティアン・エーベル(バリトン)/
ルーペルト・ベルクマン(バス) 他/
バイエルン放送合唱団/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)
 この「ジュディッタ」はレハール(1870-1948)63歳の作品で、彼はこれ以降作曲をしなかったため、事実上の“白鳥の歌”となった美しい作品です。
 オペレッタとは言え、地中海沿岸の港町と、北アフリカを舞台とした、外人部隊の大尉オクターヴィオと港町の人妻ジュディッタの切ない恋は、もちろんハッピーエンドで終わることはありません。
 レハール自身は正統的な歌劇として構想していたこの「ジュディッタ」は彼の作品として初めてウィーン国立歌劇場で初演されるという栄誉に預かり、当時大人気を誇っていたテノール、リヒャルト・タウバーがオクターヴィオを演じ、登場時に歌った「友よ、人生は生きる価値がある」の情熱的な歌唱は、聴き手を強く魅了しました。
 バイエルン放送合唱団のメンバーによる熟練のアンサンブルが物語りを引き立てます。




<メジャー・レーベル>
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DG



479 6187
(9CD)
\7000→\6490
《ヴィルヘルム・ケンプ〜DGシューベルト録音全集》
シューベルト:
【CD1】
 ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960, 同第3番ホ長調 D.459/
【CD2】
 ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958, 同第20番イ長調 D.959/
【CD3】
 ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894「幻想」, 同第17番ニ長調 D.850, /
【CD4】
 ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845,
 同第15番ハ長調 D.840, 同第14番イ短調 D.784/
【CD5】
 ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664,
 同第11番ヘ短調 D.625, 同第9番ロ長調 D.575/
【CD6】
 ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568,
 同第5番変イ長調 D.557, 同第6番ホ短調 D.566/
【CD7】
 ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537,
 同第2番ハ長調 D.279, 同第1番ホ長調 D.157/
【CD8】
 楽興の時D.780, 4つの即興曲D.899, 4つの即興曲D.935/
【CD9】
 幻想曲ハ長調「さすらい人」D.760,
 3つのピアノ曲(即興曲)D.946, ピアノ小品イ長調D.604,
 アレグレット ハ短調D.915, スケルツォ第1番D.593-1,
 ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調D.576
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 シューベルトらしいロマンと歌心あふれる名演
 ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプの代表作。
 シューベルトらしいロマンティックで歌心あふれる美しいソナタの名演奏です。これまでピアノ・ソナタ全集はボックスとして発売されておりましたが、今回リニューアル・ヴァージョン・アップして、「さすらい人幻想曲」などの小品集も収録いたしました。
 ここでもケンプは、近年のアプローチとは対極にある、自然体のシューベルトを聴かせてくれます。
  【録音】1965〜1970年
 


479 6197
(4CD)
\4000→\3690
《ヨッフム〜ブルックナー:宗教音楽集》
ブルックナー:
【CD1】
 1) ミサ曲第1番ニ短調,
 2) モテット「エサイの枝は芽を出し」,
 3) アヴェ・マリア ヘ長調/
【CD2】
 1) ミサ曲第2番ホ短調,
 2) モテット「正しい者の口は知恵を語り」,
 3) モテット「キリストは従順であられた」,
 4) モテット「乙女らは王の御前に導かれ」/
【CD3】
 1) ミサ曲第3番ヘ短調,
 2) モテット「この所は神により作られた」,
 3) モテット「マリアよ、あなたはことごとく美しく」/
【CD4】
 1) テ・デウム ハ長調,
 2) パンジェ・リングァ ハ長調,
 3) 讃歌「王の御旗は翻る」,
 4) モテット「見よ大いなる司祭」,
 5) 詩篇第150 ハ長調
エディット・マティス、
マリア・シュターダー(ソプラノ),
クラウディア・ヘルマン、
マルガ・シムル、
ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト),
エルンスト・ヘフリガー、
リヒャルト・ホルム、
ヴィエスワフ・オフマン(テノール),
キム・ボルイ、
ペーター・ラッガー、
カール・リッダーブッシュ(バス),
バイエルン放送交響楽団&合唱団,
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団,
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,
オイゲン・ヨッフム(指揮)/
 崇高で格調高いこの名盤がインターナショナル盤で登場
 ヨッフムは、1950年よりドイツ・ブルックナー協会の総裁を務めたブルックナーの権威でもあります。
 1962年に始まった交響曲録音とほぼ同時期でもある1966年に集中して録音が行われています。
 ブルックナー演奏に終生情熱を傾けたヨッフムならではの解釈が聴かれる充実の4枚組。
 ブルックナー作品の様式特性ともいえる和声的響き、壮大なオーケストレーションなどがちりばめられ、ブルックナー音楽を理解するには不可欠な名盤です。
  【録音】1962〜1972年

 

ARCHIV



479 6206
(10CD)
\8200→\7490
《ムジカ・アンティクヮ・ケルン〜ル・パルナッス・フランセ》
【CD1】
 1) マレ:サント=ジュヌヴィエーヴ・デュ・モンの鐘,
 2) ルベル:リュリ氏のトンボー,
 3) フランソワ・クープラン:四重奏ソナタ「ラ・サルタン」,
 4) マレ:ラ・マレジエンヌによるソナタ/
【CD2】
 シャルパンティエ:
  1) ヴァイオリン、トランペット、ティンパニ、フルートとオーボエのための勝利の行進H.547-1,
  2) オルガンに代わる複数の楽器のためのミサ曲H.513,
  3) 2つのトランペットのためのファンファーレH.deest,
  4) オルガンと、ヴァイオリン、フルートとオーボエのための奉納式H.514,
  5) 仮祭壇のための「サンフォニ」H.508,
  6) 教会のための序曲H.524, 7) 仮祭壇のためのサンフォニH.515,
  8) まだ挙行されない奉納式H.522,
  9) 4部の弦楽のためのコンセールH.545,
  10) 仮祭壇のために:行列の登場直後の序曲H.523,
  11) トランペット、ヴァイオリン、フルート、オーボエとティンパニの第2のエールH.547-2/
【CD3】
 クレランボー:
  1) カンタータ「オルフェ」, 2) カンタータ「メデ」,
 3) ルベル:バレエ「四大元素」管弦楽組曲 /
【CD4-5】
 フランソワ・クープラン:組曲集「諸国の人々」全曲/
【CD6】
 1) ジル:レクイエム, 2) コレット:死者のためのカリヨン/
【CD7】
 ルクレール:
  1) 2つのヴァイオリンと通奏低音のための序曲 ニ長調Op.13-2,
  2) 2つのヴァイオリンのためのソナタ ト短調Op.12-5,
  3) 2つのヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲(序曲)イ長調Op.14,
  4) 2つのヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調Op.12-6/
【CD8】
 1) リュリ:テ・デウム(器楽合奏),
 2) コルディエ:ラ・ボカンヌ(原曲),
 3) コルディエ:ラ・ボカンヌ(編曲),
 4) リュリ:歌劇『ファエトン』より「踊る惑星群」(プロローグ),
 5) リュリ:『夜のバレ』序曲,
 6) リュリ:『快楽のバレ』(サラバンド),
 7) リュリ:『夜のバレ』,
 8) リュリ:歌劇『セルセ』より「トロンペット・マリーヌを奏する水夫たちのエール」,
 9) リュリ:歌劇『セルセ』より「踊る奴隷と猿たちのエール」,
 10) リュリ:歌劇『セルセ』より「スカラムーシュ役のエール」,
 11) リュリ:歌劇『セルセ』より「博士たち、フリヴラン、ポリシネルたちのエール」,
 12) リュリ:歌劇『セルセ』より「踊る奴隷たちのエール」,
 13) リュリ:『平和の田園詩』(王太子妃のエール),
 14) リュリ:『アルシディアーヌのバレ』より「リトゥルネルとイレール嬢のエール」,
 15) リュリ:『アルシディアーヌのバレ』序曲,
 16) リュリ:『愛の勝利』序曲,
 17) リュリ:歌劇『ペルセ』より「地獄の神々のアントレ」,
 18-20) リュリ:『町人貴族』より
  「トルコの儀式のための行進曲」「ジュルダン」
  「スカラムーシュ、フルヴラン、アルルカンのシャコンヌ」,
 21) ランベール:愛する人の影(エール・ド・クール),
 22) リュリ:『愛の勝利』より「夜のプレリュード」,
 23-24) カンベール:『ポモーヌ』より
  「この果樹園で一緒に生きていこう」「いったい何だ、私の目よ」,
 25) リュリ:歌劇『アルミード』より「この場所を見れば見るほど」,
 26) リュリ:歌劇『アティス』より「眠れ、みんな眠れ」,
 27-28) リュリ:歌劇『アルミード』より「パッサカリア」「前奏曲」,
 29) リュリ:スペインのフォリア,
 30) リュリ:『気前のよい恋人たち』(アポロンのアントレ),
 31-32) リュリ:『愛の勝利』より「アポロンのアントレ」「第2エール」,
 33) リュリ:歌劇『イシス』より「神々が選んだのは陛下〜いたるところに広めよう」,
 34) リュリ:歌劇『アルミード』より「その名の輝きが」,
 35) リュリ:歌劇『アマディス』より「わたしたちを喜ばせようとする妖精たちよ〜天は地に告げよ」/
【CD9】
 1) ファルダン:5声部の協奏曲ホ短調,
 2) ボワモルティエ:協奏曲ニ長調Op.26-6,
 3) コレット:コミックな協奏曲第25番ト短調「未開人とフュルスタンベール」,
 4) カンタン:協奏曲イ長調Op.12-1,
 5) ブラヴェ:4声の協奏曲イ短調/
【CD10】
 1) ギユマン:四重奏ソナタ イ短調「第2の試み〜怒りとデカダン」,
 2) フランクール:トリオ・ソナタ ホ長調Op.2-6,
 3) フィリドール:転調の技法 ト長調,
 4) カンタン:四声部のソナタ ニ長調
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン/
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント,
ムジカ・アンティクヮ・ケルン[Disc6のみ]
 ゲーベルが再研究・校訂・演奏したフランス・バロック集大成
 ムジカ・アンティクヮ・ケルンは、1973年にラインハルト・ゲーベルとケルン音楽大学の友人たちによって創立されました。
 当初は、バロック時代の教会音楽と室内楽を中心に活動し、ドイツ・グラモフォン社に数多くの名盤を残してきました。
 彼らのレコーディングは、世界的に高く評価され、数多くの国際的賞を受賞しています。ムジカ・アンティクヮ・ケルンの大きな成果のひとつとして、フランス・バロックの室内楽作品の再研究・校訂・演奏したシリーズ「ル・パルナッス・フランセ」がありました。
 バッハやイタリア音楽と様式の違うフランス・バロックを演奏方法からも見直し、アカデミズムに陥ることなく、シャープさが感じられる素晴しい演奏を展開しています。
  【録音】1978〜2003年



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DECCA



478 8758
\2300→\2090
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン)
 カラビッツ(指揮)&ボーンマス響
 《ショスタコーヴィチ&グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲》

  ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99,
  グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン),
キリル・カラビッツ(指揮)
ボーンマス交響楽団
 子供時代からロシア音楽に魅せられたベネデッティの白熱の演奏

 スコットランド出身のニコラ・ベネデッティは、同世代の女性ヴァイオリニストの中でも抜きん出た才能を有しています。2005年にリリースされたデビュー・アルバムでは珍しいシマノフスキの協奏曲を選択、並々ならぬその表現力と音楽性で多くのファンを獲得しました。
 今回の新録ではショスタコーヴィチとグラズノフの2曲のロシア作品を演奏、また新たな魅力を発揮しています。子供時代からロシア音楽に魅せられていたという彼女の演奏は、ショスタコーヴィチでは溢れるエネルギーと深い苦しみの感情、グラズノフでは色彩豊かで抒情的な感情が夫々見事に表出されています。
 ボーンマス交響楽団とキリル・カラビッツとは、以前「シルヴァー・ヴァイオリン」で共演し、コルンゴルトの協奏曲を中心に濃密な演奏を繰り広げていましたが、今回は更に白熱した競演を繰り広げられています。

 【録音】2015年4月, ボーンマス、ライトハウス




PANORAMA


479 6268
\2800
クイーン結成45年周年記念盤
《シンフォニック・クイーン〜グレイテスト・ヒッツ》

 クイーン(マシュー・フリーマン編):
  1. We Will Rock You, 2. I Want It All,
  3. These Are The Days Of Our Lives,
  4. Tie Your Mother Down, 5. Love Of My Life,
  6. Crazy Little Thing Called Love, 7. Don't Stop Me Now,
  8. One Vision, 9. Under Pressure,
  10. The Show Must Go On, 11. I Want To Break Free,
  12. We Are The Champions, 13. Flash,
  14. A Kind Of Magic, 15. Fat Bottomed Girls,
  16. Killer Queen, 17. Another One Bites The Dust,
  18. You're My Best Friend, 19. Bohemian Rhapsody
マシュー・フリーマン(指揮)
ロイヤル・フィル

 45年前、4人のミュージシャンは、彼らがロックの歴史を変えるということを疑うことなく、結成されました。
 フレディ・マーキュリーのクラシック音楽への背景を反映し、彼らの生み出すハーモニーとオペラ的な引用暗示によって「クィーン」はその他のロック・バンドとは一線を画しています。
 作曲家、アレンジャーのマシュー・フリーマンとロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団は、2004年からロイヤル・アルバート・ホールで「シンフォニック・ロック・コンサート」を行い、人気をよんでいます。
 「クイーンの曲は元々メロディ、伴奏、ハーモニー、対旋律が非常に鮮やかです。クィーンの作品をシンフォニックにアレンジするにあたり、彼らの音とクイーンの世界にさらに深く踏み込みましたが、これはとても実りある道のりでした。」とフリーマンは語っています。
 デジパック仕様
 【録音】2015年9月, 2006年3月, ロンドン、エンジェル・レコーディング・スタジオ(1-18)/2004年1月, ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ(19)






<国内盤>


FONTEC



FOCD9711
¥2700+税
石田泰尚(ヴァイオリン)/LIVE
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 Op.30-1
  ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 Op.30-2
  ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96
 クライスラー:
  ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
石田泰尚(ヴァイオリン)
中島剛(ピアノ)
 “神奈川フィルハーモニー管弦楽団の顔”信頼厚いソロ・コンサートマスターとして、また“YAMATO弦楽四重奏団”、ピアノトリオ“Bee”、硬派弦楽アンサンブル“石田組”などのメンバーとして、また、数多くのレパートリーを持つソリストとして、絶大なる人気を誇るヴァイオリニスト・石田泰尚。その音楽性は「繊細で優美な音楽をさらにきめ細やかに表して、浄化された深い詩情が香り立つ魅惑的な演奏」(音楽の友)など、各方面からも高い評価を受けています。
 フォンテックからの第一弾となる本作では、石田が最もその真価を発揮する一期一会のライヴを一枚のアルバムとして、その魅力を凝縮した形でお届けします。
 当日のプログラムは王道のベートーヴェン、そしてアンコールは名匠クライスラーによるベートーヴェンへのオマージュ。パートナー・中島剛との息の合ったやりとりなど、ライヴならではの聴きどころ充分のアルバムに仕上がりました。
 収録:2015年12月12日 横浜市栄区民文化センターリリス ライヴ録音

石田泰尚 コンサート出演情報
 6/5 横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール 14:00開演 共演:中島剛(ピアノ)
 6/13 横浜みなとみらいホール 小ホール 19:00開演 YAMATO弦楽四重奏団
 6/14・15 有楽町朝日ホール 14日19:00開演 15日13:30 開演
 共演:ネストル・マルコーニ、三浦一馬 他
 6/18 横浜市栄区民文化センターリリス 19:00開演 トリオ・リベルタ 共演:伊藤友樹(語り)
 6/26 パルテノン多摩小ホール 15:00開演 共演:山本裕康(vc)
 6/28 みなとみらいホール 大ホール 13:30開演 共演:中島剛(ピアノ)
 詳細は石田泰尚公式ホームページにて! http://musiciansparty.jp/artist/ishida/
 


FOCD9715
¥2400+税
有森 博(ピアノ)/ラフマニノフ:楽興の時、サロン小品集
 ラフマニノフ:
  楽興の時 Op.16'
  サロン小品集 Op.10
 J.S.バッハ(ラフマニノフ編):
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番ホ長調 BWV1006 より
  プレリュード・ガヴォット・ジーグ
 J.S.バッハ(ジロティ編):プレリュード嬰ハ長調のパラフレーズ
  (原曲:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第3番 前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV872)
 ラフマニノフ:イタリア・ポルカ(改訂版)
  服部孝也(トランペット)、秋元孝介(ピアノ)
有森 博(ピアノ)
 ロシア音楽に深く共感し、真摯にその身を捧げる"ロシア・ピアニズムの求道者"有森 博。
 彼がライフワークとして進めるラフマニノフ作品集、待望の第5弾。屈指の人気曲“楽興の時”全6曲を含む意欲作の登場です!
 シューベルトの同名曲集から名づけられた、20代前半の若きラフマニノフによる最重要作のひとつ“楽興の時”に続くは、ラフマニノフ20歳の感性がはじける“サロン小品集”。
 キャリアの後半を迎えたラフマニノフと、ラフマニノフの従兄ジロティによってそれぞれ編曲されたふたつのバッハの後に、演奏される機会がきわめて少ないトランペットを加えた版のイタリア・ポルカをアンコール・ピース的に配置するなど、ロシアピアノ音楽の精緻を知り尽くした有森ならではの、センス溢れる選曲が光ります。
 音楽の繊細な息づかいまで感じさせる有森の演奏にはさらに磨きがかかり、他に比類するものはありません。その重厚かつ表現豊かな演奏で新日本フィルハーモニー交響楽団の屋台骨を首席トランペット奏者として支える服部孝也と、国内外で賞歴を重ね、気鋭の若手ピアニストとしてその将来を嘱望されている秋元孝介との共演によるイタリア・ポルカも必聴です。
 収録:2016年2月22-24日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

発売中有森 博 ラフマニノフ・シリーズ
 ピアノ・ソナタ第1番&第2番 FOCD9693 定価¥2,400+税
 ラフマニノフ変奏曲集 FOCD9655 定価¥2,400+税
 24の前奏曲 FOCD9618 定価¥2,400+税
 音の絵 FOCD3468 定価¥2,913+税

有森 博 コンサート出演情報
 5/25 東京文化会館小ホール 19:00開演
 6/26 名古屋アリアーヌ音楽教室 サロンコンサート 14:30開演
 7/1 門前仲町シンフォニーサロン 19:00開演
 7/9 岡山ルネスホール 16:00開演
 
FOCD20109
¥2700+税
上田敦子(ソプラノ)/歌をください
 時計台の鐘/この道/からたちの花/赤とんぼ/砂山/
 鐘が鳴ります/みぞれに寄する愛の歌/薔薇の花に心を込めて/
 叱られて/浜辺の歌/ちんちん千鳥/平城山/秘唱/初恋/
 出船/宵待草/しぐれに寄する抒情/落葉松/霧と話した/
 桐の花/歌をください/ねむの木の子もり歌(全23曲)
上田敦子(ソプラノ)
塚田佳男(ピアノ)
 デビュー50周年の想いを込めて塚田佳男のピアノと共に贈る日本の名歌曲
 50年という歳月を北海道の地に腰を据えて歌い続けてきた上田敦子の日本歌曲への愛情がみなぎった一枚です。
 塚田佳男のピアノに支えられ、一つ一つの言葉を丁寧に紡ぎ出し、日本の<心>を歌ったこのCDは聴衆の<心>に残り繰り返し聴きたくなる事でしょう。
 収録:2015年11月10日〜12日 Studio SHIMIZU

 上田敦子(ソプラノ)
  夕張市出身。上野学園大学声楽科卒業。札幌市新人演奏会奨励賞受賞、2012年奏楽堂日本歌曲コンクール入選。
  北海道二期会会員。札幌音楽家協議会会員。北海道日本歌曲研究会会員。













5/11(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



APARTE


AP 121
\2600
カリーヌ・デュシェーが歌う、ロッシーニ作品集!
 ロッシーニ:
  1. エーレナのアリア「胸の思いは満ち溢れ」
   (オペラ『湖上の美人』)
  2. デズデーモナのアリア「柳の根元に腰を下ろして」
   (オペラ『オテッロ』)
  3. デズデーモナのアリア「ああ神様、眠りのうちに」
   (オペラ『オテッロ』)
  4. 嵐の場面(オペラ『チェネレントラ』)
  5. チェネレントラのアリア「苦しみと涙のうちに生まれ」
   (オペラ『チェネレントラ』)
  6. 歌曲「ニッツァ」
  7. セミラーミデのアリア「麗しく美しい光が」
   (オペラ『セミラーミデ』)
  8. 歌曲「見捨てられた魂」
  9. 歌曲「ジョヴァンナ・ダルコ」
   (サルバトール・シアリーノ編曲)
  10. ロジーナによる「嵐」の場面
   (オペラ『セヴィリアの理髪師』)
  11. ロジーナのアリア「今しがた一つの声が」
   (オペラ『セヴィリアの理髪師』)
  12. ロジーナのアリア「愛に燃える心に」
   (オペラ『セヴィリアの理髪師』)
  13. 歌曲「スペインのカンツォネッタ」
カリーヌ・デュシェー(Ms)
ラファエル・マーリン(指揮)
レ・フォース・マジュール・オーケストラ
 レ・フォース・マジュール・オーケストラとともにカリーヌ・デュシェーが歌う、ロッシーニ作品集!歌曲とオペラのアリアを厳選し、「ロッシーニの新しい一面」として提供する一枚

 録音:2015 年6 月22 日-26 日、ヴィルファヴァール農場ホール/73’00

 2015 年に録音した、ロッシーニ作品集。歌手は、ロッシーニ作品を歌唱レパートリーとし活躍している、メゾ・ソプラノ、カリーヌ・デュシェー。
 オーケストラは、ラファエル・マーリンが創設し、2014 年に初のコンサートを開催した、レ・フォース・マジュール・オーケストラ。
 アルバムは、ロッシーニの有名オペラ『セヴィリアの理髪師』や『オテッロ』からのアリアと、その他オーケストラのみの場面演奏(嵐の場面)を収録。
 さらに16 分からなるカンタータ『ジョヴァンナ・ダルコ(ジャンヌ・ダルク)』を収録しています。ロッシーニの幅広い作品を知ることができ、新しいオーケストラの演奏も聴くことができる、素晴らしい一枚です。
 19 世紀イタリア・オペラの重鎮である、ロッシーニの作品を、是非隅々までご堪能ください。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO(CD−R)


ALC1257
\1200
ラスト・オブ・ザ・ロマンティック
 モーツァルト:ピアノソナタ第11番K.331より/
 ショパン:ワルツ第3番Op.34-2、舟歌Op.60/
 メンデルスゾーン:無言歌集より「悲歌」「春の歌」「羊飼いの嘆き」/
 メンデルスゾーン(リスト、ホロヴィッツ編):結婚行進曲と変奏曲/
 シューマン:アラベスクOp.18/
 リスト(ホロヴィッツ編:ハンガリー狂詩曲第2番、第19番/
 スクリャービン:ピアノソナタ第9番「黒ミサ」/
 モシュコフスキ:火花Op.36-6/
 ドビュッシー:「子供の領分」より人形のためのセレナード/
 ビゼー(ホロヴィッツ編):カルメンの主題による変奏曲/
 スーザ(ホロヴィッツ編):星条旗よ永遠なれ
ウラディーミル・ホロヴィッツ(pf)
 

ALC1270
\1200
アニュス・デイ − ミゼレーレ 合唱名曲集
 アレグリ:ミゼレーレ/
 バード:喜べ喜べ /
 ビンゲン:おお聖霊の火よ/
 プレトリウス:高き天より/
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス/
 シューベルト:アヴェ・マリア/
 メンデルスゾーン:わが祈りを聴きたまえ/
 ベルリオーズ:オラトリオ「キリストの幼時」より羊飼いたちの別れ/
 フランク:天使の糧/
 フォーレ:レクイエムより楽園にて/
 プーランク:クリスマスのための4つのモテットより星を見て/
 サン=サーンス:おお救いのいけにえ/
 スタンフォード:テデウム/
 ジェフリー・バーゴン:ヌンク・ディミティス/
 バルフォア・ガーディナー:夕べの賛歌/
 バーバー:アニュス・デイ
リチャード・マーロー指揮、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
 

ALC1271
\1200
J.S.バッハ:6つのモテットBWV.225〜BWV.230 リチャード・マーロー指揮、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
 

ALC1276
\1200
サティ:ピアノ曲集
 3つのジムノペディ、メドゥーサの罠、
 太った木の人形のスケッチとからかい、金の粉、
 あらゆる意味にでっち上げられた数章、
 星たちの息子、ピカデリー、壁紙としての前奏曲、
 犬のためのぶよぶよとした本当の前奏曲、あなたが欲しい、
 官僚的ソナチネ、冷たい小品、スポーツと気晴らし、ヴェクサシオン
ピーター・ディッキンソン(pf)
 

ALC1280
\1200
フォーレ:ピアノ曲集
 夜想曲第1番、第6番、第4番、即興曲第2番、
 舟歌第1番、第11番、第6番、第7番、第2番、
 第5番、第4番、第12番、
 ヴァルス・カプリス第4番
キャサリン・ストット(pf)
 

ALC1286
\1200
ロシア・バレエ名曲集
 ストラヴィンスキー:火の鳥より「地獄の踊り」「フィナーレ」/
 グラズノフ:
  ライモンダより「ギャロップ」、
  四季より「バッカナール」「矢車菊とポピーのワルツ」/
 プロコフィエフ:シンデレラより「フィナーレ」/
 ハチャトゥリアン:
  スパルタクスより
   「エギナのヴァリアシオン」「バッカナール」
   「スパルタクスとフリギアのアダージョ」、
  ガイーヌより
   「剣の舞」/
 ミンクス:ドン・キホーテより
  「バジルのヴァリアシオン」「ヴァリアシオン」「フィナーレ」/
 チャイコフスキー:
  くるみ割り人形より「花のワルツ」、
  眠れる森の美女より「ワルツ」、
  白鳥の湖より「ワルツ」/
 リッカルド・ドリゴ:海賊より
  「アダージョ」「ヴァリアシオン」「ギャロップ」/
 プロコフィエフ:ロミオとジュリエットより
  「騎士たちの踊り」「ロミオとティボルトの決闘」
マルク・エルムレル、
バリー・ワーズワース指揮、
コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
 

ALC2025
(2CD-R)
\2200
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 ジョン・プリッチャード指揮、
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院合唱団、他
ジョーン・サザーランド(Sop)
レナート・チオーニ(Ten)
ロバート・メリル(Br)
ケネス・マクドナルド(Ten)
チェーザレ・シエピ(Bs)他
 

ALC4003
(4CD-R)
\4000
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲 スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
   

ALC6005
(6CD-R)
\5200
ラフマニノフ:交響曲、協奏曲全集
 交響曲第1番、第3番、交響詩「死の島」、交響的舞曲集
  パヴェル・コーガン指揮、モスクワ国立交響楽団
 交響曲第2番
  ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、ロンドン交響楽団
 「鐘」、交響曲ニ短調、パガニーニの主題による変奏曲
  マリアンナ・クリストス(Sop)
  ウォルター・プランテ(Ten)アーノルド・ヴォケタイシス(Br)
  アビー・サイモン(pf)
  レナード・スラトキン指揮、
  セントルイス交響楽団、セントルイス交響合唱団
 ピアノ協奏曲第1番
  バイロン・ジャニス(pf)
  キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 ピアノ協奏曲第3番、前奏曲Op.23-6、Op.3-2
  バイロン・ジャニス(pf)
  アンタル・ドラティ指揮、ロンドン交響楽団
 ピアノ協奏曲第2番
  スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
  スタニスワフ・ヴィスウォツキ指揮、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
 ピアノ協奏曲第4番
  アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(pf)
  エットーレ・グラチス指揮、フィルハーモニア管弦楽団
  

ALC1290
\1200
オックスフォードのクリスマス・キャロル ジョン・ハーパー指揮、
オックスフォード・モードリン・カレッジ聖歌隊
 

ALC1297
\1200
ハイドン:弦楽四重奏曲「ひばり」Op.64-5
モーツァルト:
 弦楽四重奏曲第15番K.421、
 クラリネット五重奏曲K.581

  イヴァン・モズゴヴェンコ(Cla)
ボロディン弦楽四重奏団
 

ALC1299
\1200
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲RV.522

 ダヴィド・オイストラフ、イーゴリ・オイストラフ(Vln)
ヴィヴァルディ:
 2つのヴァイオリンのための協奏曲
  RV517、RV.512、RV.509、RV.514

   ダヴィド・オイストラフ、アイザック・スターン(Vln)
   ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
 

ALC1300
\1200
ギレリス・イン・レニングラード
 ショパン:
  ピアノソナタ第2番、
  3つの新練習曲変イ長調、練習曲Op.25-2/
 シューマン:ピアノソナタ第1番/
 リスト:スペイン狂詩曲
エミール・ギレリス(pf)
 

ALC1307
\1200
シューマン:
 ピアノ五重奏曲Op.44、
 ピアノ四重奏曲Op.47
ウィリアム・ハワード(pf)
シューベルト・アンサンブル
 

ALC1308
\1200
ヤコブ・オブレヒト:ミサ「御身の庇護のもとで」
 めでたし十字架 、祝福されたりマリアよ、
 めでたしマリア、創り主よ、他
エドワード・ウィッカム指揮、
クラークス・グループ
  

ALC1310
\1200
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲
モーツァルト:ヴァイオリンソナタK.379

 オレグ・カガン(Vln)
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
 

ALC1312
\1200
グリンカ:序曲、舞曲集
 歌劇「ルスランとリュドミラ」より序曲、
 チェルノモール行進曲、
 歌劇「イワン・スサーニン」序曲、
 スペイン風序曲第1番「ホタ・アラゴネサ」、
 同 第2番「マドリードの夏の夜」、幻想的ワルツ、
 付随音楽「ホルムスキー公」より
  序曲、第2幕 第3幕 第4幕 第5幕への間奏曲、
 ポルカ第1番(バラキレフ編)
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ソビエト国立交響楽団
 

ALC1313
\1200
エルガー:オルガン曲全集 ドナルド・ハント、
ヒュー・デイヴィス、
サイモン・リンドリー(Org)
 

ALC1314
\1200
ラフマニノフ:
 「鐘」Op.35
 カンタータ「春」Op.20、
 ヴォカリーズOp.34-14(V.クリン編) 
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ソビエト国立交響楽団
ガリーナ・ピサレンコ(Sop)
セルゲイ・ヤコヴェンコ(Br)
アレクセイ・マスレンニコフ(Ten)
ユルローフ・ロシア合唱団
  

ALC1319
\1200
メンデルスゾーン:
 ピアノ協奏曲第1番、第2番
  ルドルフ・ゼルキン(pf)
  ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
 華麗なカプリチョOp.22、
 華麗なロンドOp.29、
 セレナードとアレグロ・ジョコーソOp.43
  レナ・キリアコウ(pf)
  ハンス・スワロフスキー指揮、ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団




PROFIL

PH 13006
(4CD)
\6900→\6290
マスター音源からの正規発売!
 ゼンパーオーパー・シリーズVol.6
  ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー
フェルディナント・フランツ(靴屋ハンス・ザックス)、
クルト・ベーメ(金細工師ファイト・ポーグナー)、
ヨハネス・ケムター(革屋クンツ・フォーゲルゲザング)、
クルト・レークナー(ブリキ屋コンラート・ナハティガル)、
ハインヒリ・プフランツェル(書記ジクストゥス・ベックメッサー)、
カール・パウル(パン屋フリッツ・コートナー)、
カール・ハインツ=トーマン(錫細工師バルタザール・ツォルン)、
ハインリヒ・テスマー(香料屋ウルリヒ・アイスリンガー)、
ゲルハルト・シュトルツェ(仕立屋アウグスティン・モーザー)、
テオ・アダム(石鹸屋ヘルマン・オルテル)、
エーリヒ・ヘンデル(靴下屋ハンス・シュヴァルツ)、
ヴェルナー・ファールハーパー(銅細工師ハンス・フォルツ)、
ベルント・アルデンホフ(騎士ヴァルター・フォン・シュトルツィング)、
ゲルハルト・ウンガー(徒弟ダヴィッド)、
ティアーナ・レムニツ(エヴァ)、
エミーリエ・ヴァルター・ザックス(乳母マグダレーネ)、
ヴェルナー・ファールハーパー(夜警)、
ルドルフ・ケンペ・(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、同合唱団
 鮮烈!ケンペ1951年の「マイスタージンガー」がマスター音源から復刻

 録音:1951 年5 月2-7 日/4h 21’ 00”

 かつてMYTO レーベルからリリースされていたケンペの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」1951 年ドレスデン・ライヴ。ずっと入手困難となっていましたが、Profil がマスター音源から復刻しての正規発売となります。
 名匠ルドルフ・ケンペは1949 年から1951 年までドレスデン国立歌劇場の音楽監督を務めており、この時期にいくつか優れたオペラ全曲の放送用録音を残しています。
 そのうちひとつ在任末期のマイスタージンガー上演は、フェルディナント・フランツやクルト・ベーメ、テオ・アダムら出演者の魅力もあいまって、伝説となっていました。
 まだ戦後6 年、19 世紀からの演奏者も数多く参加しており、独特の味わいに感動させられます。
 音質も向上。1951 年という年としては鮮烈な響きが残っていて貴重です。



 

PH 16009
\2500
心にしみ入る美しさジュリーニの「奥様女中」がCD 化!
 (1)ペルゴレージ:奥様女中
 (2)チマローザ:宮廷楽士長
(1)ウベルト:ニコラ・ロッシ=レメーニ(バス)
 セルピーナ:ロザンナ・カルテーリ(ソプラノ)
 カルト・マリア・ジュリーニ(指揮)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団
(2)楽士長:セスト・ブルスカンティーニ(バリトン)
 レナート・ファザーノ(指揮)
 コレギウム・ムジクム・イタリクム
 録音:(1)1955年5月29-31日、ミラノ・スカラ座 (2)1957年、ナポリ/59’ 24”

 ジュリーニは1953 年から56 年までミラノ・スカラ座の音楽監督を務めました。その際、イタリアEMI にいくつか録音を残しています。
 ペルゴレージの幕間劇「奥様女中」もそのひとつで、今回待望のCD 化。奇を衒わぬ演奏ながら、スカラ座ならではのイタリア的な空気に満ちていて新鮮。
 ジュリーニの指揮も清新。ペルゴレージの音楽の美しさを存分に堪能できます。
 カップリングはレナート・ファザーノ指揮によるチマローザの幕間劇「宮廷楽士長」。わずか20 分の作品ですが、音楽を題材としたコミカルな話で、こちらも楽しめます。



<メジャー・レーベル>

DG



4795982
(52CD)
\20000→\18990

《エマーソン弦楽四重奏団〜DG録音全集》


【CD1】
 シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」,
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95「セリオーソ」
  [録音]1987年/
【CD2-3】
 バルトーク:弦楽四重奏曲(全6曲)[録音]1988年/
【CD4】
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10,
 ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
  [録音]1984年/
【CD5】
 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番ニ長調,
 ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
  [録音]1984年/
【CD6】
 ハイドン:弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」,
 シューベルト:
  弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」,
  弦楽四重奏曲第12番ハ短調「四重奏断章」
   [録音]1996年/
【CD7】
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135,
 シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調D.887
  [録音]1988年/
【CD8】
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」,
 スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
  [録音]1984年/
【CD9】
 ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1,
 シューマン:弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3
  [録音]1984年/
【CD10】
 モーツァルト:フルート四重奏曲(全4曲)〜
  キャロル・ウィンセンス(フルート)
   [録音]1990年/
【CD11】
 プロコフィエフ:
  弦楽四重奏曲第1&2番,
  2台のヴァイオリンのためのソナタ
   [録音]1990年/
【CD12】
 シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956〜
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
   [録音]1990年/
【CD13-15】
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第14〜19番「ハイドン・セット」
  [録音]1990年/
【CD16】
 アイヴズ:弦楽四重奏曲第1&2番, スケルツォ「ホールディング・ユア・オウン」,
 バーバー:
  弦楽四重奏曲第1番Op.11(弦楽のためのアダージョ),
  ドーヴァービーチOp.3
   [録音]1990〜1992年/
【CD17】
 ハービソン:弦楽四重奏曲第2番,
 ワーニック:弦楽四重奏曲第4番,
 シュラー:弦楽四重奏曲第3番
  [録音]1991〜1992年/
【CD18】
 ドヴォルザーク:
  ピアノ五重奏曲イ長調Op.81,
  ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.87〜
   メナヘム・プレスラー(ピアノ)
    [録音]1993年/
【CD19】
 ウェーベルン:
  弦楽四重奏のための緩徐楽章(1905),
  弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5, 弦楽四重奏曲(1905),
  弦楽四重奏のための6つのバガテルOp.9,
  弦楽四重奏のためのロンド(1906),
  弦楽三重奏のための楽章(遺作:1925),
  弦楽四重奏のための3つの小品(1913)*,
  弦楽三重奏曲Op.20, 弦楽四重奏曲Op.28〜
   メアリー・アン・マコーミック(メゾ・ソプラノ*)
    [録音]1992〜1994年/
【CD20】
 シューマン:
  ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44,
  ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47〜
   メナヘム・プレスラー(ピアノ)
    [録音]1993年/
【CD21-27】
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(第1〜16番, 大フーガ)
  [録音]1994〜1995年/
【CD28】
 エドガー・メイヤー:五重奏曲,
 ローレム:弦楽四重奏曲第4番「ピカソ」〜
  エドガー・メイヤー(コントラバス)
   [録音]1996〜1997年/
【CD29】
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581,
 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115〜
  デイヴィッド・シフリン(クラリネット)
   [録音]1996〜1997年/
【CD30-34】
 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集(第1〜15番)
  [録音]1994〜1999年(ライヴ)/
【CD35-36】
 ハイドン:弦楽四重奏曲第35, 38, 58, 67, 74, 76, 81番)
  [録音]2000〜2001年/
【CD37】
 J.S.バッハ:フーガの技法BWV.1080
  [録音]2003年/
【CD38】
 ハイドン:十字架上の最後の七つの言葉Op.51
  [録音]2002年/
【CD39-42】
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲のための作品全集
  (弦楽四重奏曲第1〜6番, フーガ変ホ長調Op.81-4,
   カプリッチョ ホ短調Op.81-3, 主題と変奏 (アンダンテ)ホ長調Op.81-1,
   スケルツォ イ短調Op.81-2,
   弦楽四重奏曲変ホ長調弦楽のための八重奏曲変ホ長調Op.20(多重録音)
   [録音]2004年/
【CD43】
 グリーグ:弦楽四重奏曲ト短調Op.27,
 ニールセン:アンダンテ・ラメントーソ「若き芸術家の棺の傍らで」,
 シベリウス:弦楽四重奏曲ニ短調Op.56「親愛なる声」
  [録音]2004年/
【CD44-45】
 ブラームス:
  弦楽四重奏曲第1〜3番,
  ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34〜
   レオン・フライシャー(ピアノ)[録音]2005〜2007年/
【CD46】
 J.S.バッハ(エマヌエル・アロイス・フェルスター編):
  平均律クラヴィーア曲集から4声のフーガ集
   [録音]2007年/
【CD47】
 ヤナーチェク:
  弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」,
  弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」,
 マルティヌー:3つのマドリガルH.313[録音]2008年/
【CD48-50】
 ドヴォルザーク:
  弦楽四重奏曲第10, 11, 13, 14番,
  弦楽四重奏のための「糸杉」,
  弦楽五重奏曲第3番変ホ長調Op.97〜
   ポール・ニューバウアー(ヴィオラ)
    [録音]2008〜2009年/
【CD51】
 ベルク:
  抒情組曲(弦楽四重奏全6曲版),
  抒情組曲〜第6曲「悲嘆のラルゴ」(ソプラノ独唱付き),
 ヴェレス:エリザベス・バレット・ブラウニングによるソネットOp.52,
 ツァイスル:来たれ、汝甘き死の時よ〜
   ルネ・フレミング(ソプラノ)
    [録音]2014〜2015年/
【CD52:ボーナスディスク】
 ブラームス:モテット「おお救世主よ、天を開け」Op.74-2,
 シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ,
 ヤナーチェク:『草かげの小径にて』より「涙ながらに」,
 ヴォルフ:イタリア風セレナーデ,
 プッチーニ:弦楽四重奏曲 嬰ハ短調「菊」,
 ハイドン:「十字架上の最後の七つの言葉」より(リスニングガイド),
 メンデルスゾーン:「弦楽四重奏曲」より(リスニングガイド)
   [録音]2001〜2008年

 結成40周年記念、モダン感覚によるアンサンブルの至芸
 これまで6つのグラミー賞を受賞し、2つのグラモフォン賞を受賞しているエマーソン弦楽四重奏団。
 「ジュリアード音楽院の友人としてフィリップ・セッツァーと私がカルテットを設立した40年前、私たちがその後どんな旅を続けていくかまったく想像もしていませんでした・・・」と、ヴァイオリンのユージーン・ドラッカーは語っています。
 1976年に結成され、現在においても彼らはまだその時の若々しいアクティヴィティを保ち、好奇心旺盛な演奏を行っています。
 彼らの優れた長年の経験とダイナミズムを改めて俯瞰する事の出来るこの記念碑的なリリースです。多くの重要なレパートリーを収録しているばかりでなく、高度な演奏技術とシャープでモダンな感覚を兼備した彼らは、伝統と矛盾することのない新鮮でみずみずしい演奏様式を打ち出しています。
 ブックレットには、新規書き下ろしのイントロダクションとライナーノーツ(欧文のみ)やレアな写真などを収録予定。
 ボーナスディスク(Disc52)には、アンコール集やオーディオガイドを収録。
 また、「メンデルスゾーン:八重奏曲のメイキング・ビデオ」「リスニングガイド」「ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、バルトークのオリジナル・ライナーノーツ(英文のみ)」のダウンロードが使用可能。
 BOXサイズは 本体13cm x 13cm x 13cm 輸送箱付で14cm x 14cm x 14cm予定です。




DECCA



4830142
(41CD)
\18000→\16990

《ヘンデル:グレイト・オラトリオ作品集》


ヘンデル:
【CD1-2】
  オラトリオ「復活」HWV.47(全曲)〜
   エマ・カークビー(ソプラノ), パトリツィア・クウェッラ(ソプラノ),
   キャロリン・ワトキンソン(アルト), イアン・パートリッジ(テノール),
   デイヴィッド・トーマス(バス),
   アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック&合唱団,
   クリストファー・ホグウッド(指揮)
    [録音]1981年、ロンドン、キングズウェイ・ホール/
【CD3-4】
 パストラール(オラトリオ)「アシスとガラティア」HWV.49(初稿版全曲)〜
  ノーマ・バロウズ(ソプラノ), アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール),
  マーティン・ヒル(テノール), ウィラード・ホワイト(バス),
  イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
  ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
  [録音]1978年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール/
【CD5-6】
 オラトリオ「エステル」HWV.50(初稿版全曲)〜
  エマ・カークビー(ソプラノ), パトリツィア・クウェッラ(ソプラノ),
  ドリュー・ミンター(カウンターテナー),
  アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール),
  イアン・パートリッジ(テノール), ポール・エリオット(テノール),
  アンドルー・キング(テノール),
  デイヴィッド・トーマス(バス),
  ウェストミンスター大聖堂聖歌隊少年合唱団,
  アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック&合唱団,
  クリストファー・ホグウッド(指揮)
  [録音]1984年、ロンドン、St. Jude-On-The-Hill,/
【CD7-8】
 オラトリオ「アタリア」HWV.52(全曲)〜
  ジョーン・サザーランド(ソプラノ),
  エマ・カークビー(ソプラノ),アレッド・ジョーンズ(ボーイ・ソプラノ),
  ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー),
  アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール),
  デイヴィッド・トーマス(バス),
  オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団,
  アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック,
  クリストファー・ホグウッド(指揮)
   [録音]1985年、ロンドン、St. Jude-On-The-Hill,/
【CD9-10】
 オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」HWV.75(全曲)〜
  ドナ・ブラウン(ソプラノ), キャロリン・ワトキンソン(アルト),
  アシュレイ・スタッフォード(カウンターテナー),
  ナイジェル・ロブソン(テノール), スティーヴン・ヴァーコー(バリトン),
  モンテヴェルディ合唱団, イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
  ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
   [録音]1987年、ゲッティンゲン市公会堂(ライヴ)/
【CD11-13】
 オラトリオ「サウル」HWV.53(全曲)〜
  アライステア・マイルズ(バリトン),
  デレク・リー・レイギン(カウンターテナー),
  ジョン・マーク・アインシュレイ(テノール),
  リン・ドーソン(ソプラノ), ドナ・ブラウン(ソプラノ),
  ニール・マッキー(テノール), 他, モンテヴェルディ合唱団,
  イングリッシュ・バロック・ソロイスツ, ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
   [録音]1989年、ゲッティンゲン市公会堂(ライヴ)/
【CD14-15】
 オラトリオ「エジプトのイスラエル人」HWV.54〜
  ルース・ホルトン(ソプラノ),エリザベス・プライデー(ソプラノ),
  ドナ・ディーム(ソプラノ), アシュレイ・スタッフォード(カウンターテナー),
  マイケル・チャンス(カウンターテナー),
  パトリック・コリン(カウンターテナー),
  ジョナサン・ピーター・ケニー(カウンターテナー),
  ニコラス・ロバートソン(テノール),フィリップ・サルモン(テノール),
  ポール・ティンダル(テノール),アンドルー・トゥーサ(テノール),
  ジュリアン・クラークソン(バス), クリストファー・パーヴェス(バス),
  モンテヴェルディ合唱団, イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
  ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
  [録音]1990年、ゲッティンゲン市公会堂(ライヴ)/
【CD16-17】
 オラトリオ「メサイア」HWV.56(全曲)〜
  アリーン・オジェー(ソプラノ),
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ),
  マイケル・チャンス(カウンターテナー),
  ハワード・クルック(テノール),ジョン・トムリンソン(バス),
  イングリッシュ・コンサート&合唱団, トレヴァー・ピノック(指揮)
   [録音]1988年、ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ/
【CD18-20】
 オラトリオ「サムソン」HWV.57(全曲)〜
  トマス・ランドル(テノール),マーク・パドモア(テノール),
  リンダ・ラッセル(ソプラノ), リン・ドーソン(ソプラノ),
  キャスリン・ウィン=ロジャース(アルト), マシュー・ヴァイン(テノール),
  マイケル・ジョージ(バス), ジョナサン・ベスト(バス),
  ザ・シックスティーン, シンフォニー・オブ・ハーモニー・アンド・インヴェンション,
  ハリー・クリストファーズ(指揮)
   [録音]2002年、ロンドン、St. Jude-On-The-Hill,/
【CD21-23】
 オラトリオ「セメレ」HWV.58(全曲)〜
  キャスリーン・バトル(ソプラノ),シルヴィア・マクネアー(ソプラノ),
  マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ), マイケル・チャンス(カウンターテナー),
  ジョン・エイラー(テノール), ,ニール・マッキー(テノール),
  サミュエル・レイミー(バス・バリトン),
  アンブロジアン・オペラ・コーラス, イギリス室内管弦楽団,
  ジョン・ネルソン(指揮)
   [録音]1990年、ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ/
【CD24-26】
 オラトリオ「ヘラクレス」HWV.60(全曲)〜
  リン・ドーソン(ソプラノ),
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ),
  デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー),
  リチャード・クロフト(テノール), ギドン・サクス(バリトン),
  マルコス・プジョール(バス),
  ルーヴル宮音楽隊, マルク・ミンコフスキ(指揮)
   [録音]2000年, ポワジー、サル・モリエール/
【CD27-29】
 オラトリオ「ベルシャザール」HWV.61(全曲)〜
  アリーン・オジェー(ソプラノ)、ジュリア・グッディング(ソプラノ),
  キャサリン・ロビン(アルト), ナイジェル・ショート(カウンターテナー)、
  ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー),
  アンソニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)、
  ニコラス・ロバートソン(テノール),
  リチャード・ウィストレイク(バリトン)、
  デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス),
  インブリッシュ・コンサート&合唱団,
  トレヴァー・ピノック(指揮)
   [録音]1990年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール/
【CD30-32】
 オラトリオ「マカベウスのユダ」HWV.63(全曲)〜
  ライランド・デイヴィス(テノール),
  ジョン・シャーリー=カーク(バリトン),
  ジャネット・ベイカー(アルト), フェリシティ・パルマー(ソプラノ),
  ポール・エスウッド(カウンターテナー), 他,
  ワンズワース・スクール少年合唱団, イギリス室内管弦楽団,
  チャールズ・マッケラス(指揮)
   [録音]1976年、ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール/
【CD33-35】
 オラトリオ「ソロモン」HWV.67(全曲)〜
  アンドレアス・ショル(カウンターテナー),
  インガー・ダム=イエンセン(ソプラノ),
  スーザン・グリットン(ソプラノ), ポール・アグニュー(テノール),
  ピーター・ハーヴェイ(バス), 他,
  ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ,
  ポール・マクリーシュ(指揮)
   [録音]1998年、ロンドン/
【CD36-38】
 オラトリオ「テオドーラ」HWV.68(全曲)〜
  スーザン・グリットン(ソプラノ), スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ),
  ロビン・ブレイズ(カウンターテナー), ポール・アグニュー(テノール),
  ニール・デイヴィス(バス), アンガス・スミス(テノール),
  ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ,
  ポール・マクリーシュ(指揮)
   [録音]2000年、ロンドン/
【CD39-41】
 オラトリオ「イェフタ」HWV.70(全曲)〜
  ナイジェル・ロブソン(テノール), リン・ドーソン(ソプラノ),
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ),
  マイケル・チャンス(カウンターテナー),
  スティーヴン・ヴァーコー(バリトン), ルース・ホルトン(ソプラノ),
  モンテヴェルディ合唱団,
  イングリッシュ・バロック・ソロイスツ,
  ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
   [録音]1988年、ゲッティンゲン市公会堂(ライヴ)

 歴史的名盤を中心とした至高のヘンデル:オラトリオ集
 このボックスは、ヘンデルの最大の遺産ともいわれる16のオラトリオを収録したものです。
 これらの作品は後に続くハイドン、モーツァルト、メンデルスゾーンらにも顕著な影響を与えました。
 このコレクションのために選択されたホグウッド、ガーディナー、ピノック、ミンコフスキなどの録音は、これまでの最高のヘンデル解釈だといっても過言ありません。
 100ページのブックレットには、トラック・リスト、名俳優リンゼイ・ケンプによる書き下ろしの論説(欧文のみ)、セッション時の多くの写真などが収録される予定です(歌詞・対訳は付属しません)。

 箱の大きさは15cm x 13cm x 13cm。 輸送箱付で16cm x 14cm x 14cm(予定)。



<国内盤> 


マイスター・ミュージック

MM-3079
\3000+税
リマスタリング再発売
「ハルモニームジーク」
 モーツァルト:
  歌劇「フィガロの結婚」序曲(J.N.ヴェント編)
  歌劇「魔笛」より(J.ハイデンライヒ編)
   序曲、「俺は鳥刺し」、「フム、フム、フム」
   「恋を知る殿方たちは」、「恋すりゃ誰でもうれしいよ」
  歌劇「後宮からの誘拐より」(J.N.ヴェント編)
   序曲、「お前とここで会わねばならぬ」、
   「おれは行くが、気をつけろよ」、「優しさにお世辞をまぜて」
   「大きな喜びに」、「喜びの涙が流れるとき」、
   「おお、どんなに勝利を望んだことか」
 ロッシーニ:ハルモニームジーク「セビリアの理髪師」序曲
 ウェーバー:アダージョとロンド
オイロス・アンサンブル
 広田智之(オーボエ)
 古部賢一(オーボエ)
 ?橋知己(クラリネット)
 三界秀実(クラリネット)
 吉永雅人(ホルン)
 田場英子(ホルン)
 岡崎耕治(ファゴット)
 吉田将(ファゴット)
 吉田秀(コントラバス)
 メンバーの顔ぶれの凄さもさることながら、木管八重奏にコントラバスが加わった、繊細で重厚な音場感は絶品です。
 邦人木管アンサンブルの草分け的レコーディングが、今回20年ぶりにリマスタリングで復活します。
 ファンならずとも是非聴きたい1枚です。














5/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



AR RE−SE


AR 2015-1
\2600
「メタモルフォス・エ・ビスカントル!」による
 ジョスカン・デ・プレのミサ曲集第2弾

  ジョスカン・デ・プレ:
   ミサ・パンジェ・リングァ
   ミサ・デ・ベアータ・ヴィルジネ
メタモルフォス・エ・ビスカントル!
モーリス・ブルボン(指揮)
 初期のポリフォニー音楽を得意とするモーリス・ブルボンとフランスのヴォーカル・アンサンブル、「メタモルフォス・エ・ビスカントル!」によるジョスカン・デ・プレのミサ曲集第2弾。
 グレゴリオ聖歌に基づくミサ曲「パンジェ・リングァ(舌よ、歌え)」と、聖母マリアの祝日に歌われる通常文によるパラフレーズ・ミサ、「ベアータ・ヴィルジネ(祝福された聖処女)」を歌う。




BNL


BNL 112982
\2600
J.S.バッハ:オルガンによる鍵盤作品集
 半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
 イタリア協奏曲 BWV.971
 4つのデュエット BWV.802-805
 パルティータ ロ短調 BWV.831
ジャン=セバスティアン・バルドン(オルガン)
 通常チェンバロやピアノで弾かれるバッハの鍵盤作品を、サン・マキシマン教会のパイプオルガンによる荘厳な響きで聴くという、バッハ・ファン、オルガン・ファンは要チェックの好企画。




LAWO CLASSICS


LWC 1095
(SACD HYBRID)
\2800
フォネティックス 〜
 サクソフォンとソプラノのための作品集

  レーンクヴィスト:
   砂丘から救い出してくれ、私の手を持ち上げて
  アダリー:幻覚
  ベルゲ:シスター・ソング
  スクーグルンド:就寝前の俳句
  クルーセ:コントラプンクトゥス
  レーンクヴィスト:夜の賛美歌
ラーシュ・リーエン(サクソフォン)
ベーリト・ノルバッケン・スールセット(ソプラノ)
シリ・トルイェセン(ソプラノ)
アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン)
テオドール・ベルク(パーカッション)
 サクソフォンと声の神秘的な融合。

 ノルウェーのサクソフォン・アンサンブル「サクソフォン・コンセンタス」のメンバーでもあるラーシュ・リーエンが描くサクソフォンと声の融合。人間の声に近いサクソフォンの音色とヴォーカルとの共演によって生まれる、美しく神秘的な響きをどうぞ。
 マーク・アダリー、ホーコン・ベルゲ、ラーシュ・スクーグルンドらの作品は、この録音のために書かれたもの。

 録音:2014年2月3日−5日、グレフセン教会(オスロ)&2014年12月3日—4日、ブランゲーネス教会(ドランメン)
 
LWC 1081
\2600
シェティル・ヴォスレフ:室内楽作品集Vol.2
 DUODU/7本のフルートのためのルディウム/
 フルート八重奏曲/Dano Tiore/
 アコーディオンのための二重奏曲/
 クァルテット・パーカッシヴォ
様々なアーティスト
 シェティル・ヴォスレフ(b.1939)は、20世紀ノルウェーを代表する作曲家、ハーラル・セーヴェルの息子であり、個性的な音楽を発表しつづけている作曲家。
 室内楽作品集第2弾では、「ヴァイオリンとヴィオラ」、「フルート・アンサンブル」、「声楽+弦楽+オルガン」、「2台のアコーディオン」、「ピアノとパーカッション」など、様々な編成による作品を収録。

 ※録音:2013年6月7日−13日&19日、ベルゲン




SYRIUS


SYR 141471
\2600
マッシモ・ノゼッティ:オルガン作品集Vol.2
 組曲《O Filii et Filiae》/
 ロンド − スケルツォ/パストラーレ/
 コラール前奏曲/ピッコラ・ラプソディア/
 トランペット・チューン・アンド・エア/
 メロディア・ヴァリアータ/ピッコラ・トッカータ/他
ドメニコ・セヴェリン(オルガン)
 優れたオルガニストとして活躍しながらも、2013年に53歳という若さで亡くなったマッシモ・ノゼッティのオルガン作品集第2弾。
 聖ステファン大聖堂のオルガニスト、ドメニコ・セヴェリンが、イタリア、ヴィッラサンタ大聖堂のオルガンを弾く。




VELUT−LUNA


CVLD 273
\2600
ロス・インポシブレス(有り得ないこと)
 バロックギターとタブラの共演によるスペインとイタリアの古楽
 アントニオ・デ・サンタ・クルス(確認された活躍期:1700頃):ハカラス
 ガスパル・サンス、アントニオ・デ・サンタ・クルス、サンティアゴ・デ・ムルシア:
  ガリャルダス(*)
 アントニオ・デ・サンタ・クルス、
  ジローラモ・モンテサルド(確認された活躍期:1606-1620頃)、
  ジョヴァンニ・バッティスタ・アバテッサ(?-1651以後):
  Cによるカナリオ
 サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1735):
  ファンダンゴ、インドのファンダンゴ (E-Mn Ms. 811)
 フェルディナンド・ヴァルダンブリーニ(1623-1690):カポーナ第4番
 サンティアゴ・デ・ムルシア:別のカナリオス/カナリオス(*)
 ガスパル・サンス(1640-1710):前奏曲
 サンティアゴ・デ・ムルシア:
  ガリシアのフォリア/
  ロス・インポシブレス 【試聴】
 ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ(確認された活躍期:1600-1647)、
  アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):チャコナ
 サンティアゴ・デ・ムルシア:ラ・ホタ (E-Mn Ms. 811)

ルーカ・タランティーノ(バロックギター)
ヴィート・デ・ロレンツィ(タブラ、打楽器)
マルコ・バルドシア(コントラバス(*))

イタリアのベーシスト・作曲家マルコ・バルドシアが2011年、芸術監督を務めるサウンドメーカーズ・フェスティヴァルのためジャンルの異なる二人のミュージシャンにデュオを打診したとから生まれたディスク。
 

CVLD 278
\2600
イン・ヴォーロ(飛行中) 無伴奏サクソフォンのための音楽
 ロベルト・ファヴォロ:飛行中 (2007)(S)
 エラクリオ・サルスティオ(1922-1998):
  協奏的独奏練習曲 (1988)(T)
 ジョヴァンニ・マンクーゾ(1970-):燃えろ! (2004)(T)
 カルロ=アレッサンドロ・ランディーニ(1954-):呪文 (1980)(A)
 ステファノ・マリア・リカッティ:鳥のように (2003)(T)
 ロベルト・ファヴォロ:青塩 (2012)(A)
 ステファノ・マリア・リカッティ:濃霧 (2016)(T)
 ロベルト・ファヴォロ:突然... 何もなく... (2015)(A)
ロベルト・ファヴォロ
 (ソプラノサクソフォン(S)、
  アルトサクソフォン(A)、
  テナーサクソフォン(T))

録音:2016年1月29-30日、マジステル・アレア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア

クラシックとジャズの両ジャンルで活躍するイタリアのサクソフォン奏者ロベルト・ファヴォロによるサックス・サウンドの万華鏡。



<国内盤> 


ALPHA


 Alphaレーベル発・プレス切れ名盤仕様変更再発売シリーズ《Alpha Collection》
10タイトル一斉国内仕様化!



 2000年の日本上陸以来、数々の伝説的名盤が日本でも愛聴されてきたフランスの優良小規模レーベル、Alpha。
 15年を越すあいだにタイトル数は250を越え、何度もの再プレスを経るものとあいまって、すでに長らくプレス切れのまま入手困難なタイトルも多数。
 旧版では再生産が見込めないことを考慮、このたび昨年制作された仕様変更盤シリーズ(一部Zig-Zag Territoires盤を含む)を一挙、国内仕様でお届けすることに致します。

 ここにあげた10タイトルは、Alpha盤はとくに発売時に好調な売れ行きをみせ、再発要望の高かったものばかり。全て旧版の日本語解説をそのまま再利用いたします。



Alpha302
【国内新仕様盤】
\2500+税
ヨハン・クーナウ(1660〜1722):
 ①モテット「正しき者は萎えおとろえて」
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685〜1750):
 ②ミサ・ブレヴィス 第2番 BWV234
 ③ミサ・ブレヴィス第3番 BWV235
ラファエル・ピション指揮
Ens.ピグマリオン(古楽器使用)
独唱:
 ユジェニー・ワルニエ(ソプラノ)
 マジド・エル=ブシラ(アルト)
 エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テノール)
 シドニー・フィエルロ(バリトン)
 《旧品番:Alpha130》

 カルト的レパートリー? いやいや、れっきとしたバッハ・オリジナルの名品です!古楽プレイヤー層がどんどん厚くなるフランス発、ヴェルサイユ系の若き猛者たちによる意外な秘曲の素晴しすぎる堂々解釈——近年競合盤なし、の現状を打ち破る名演奏!

 「キリエ」と「グローリア」だけからなるバッハの小ミサ曲4曲(BWV233〜236)は、晩年のバッハがライプツィヒ当局との軋轢に嫌気を感じながら、カトリック優勢のドレスデン宮廷に取り入ろうとしていた時期に書かれたものと推察されています。それまでに作曲していたカンタータ群からの転用楽曲ということで、昔シュヴァイツァー大先生がけちょんけちょんに非難したため評価が遅れていたレパートリーなのですが、そもそも『ロ短調』にしてもカンタータ群にしても、転用はバッハお得意の手法——ましてや原曲のカンタータ群がそれほど知られていないなら、これをまったく新鮮なバッハ楽曲として鑑賞できない理由など、どこにもありません。合唱の4パートをオーケストラの一部のように扱って、大規模合奏曲のように展開させてゆくバッハの音楽づくりは見事なもの——そう、器楽メインで聴いておられる音楽ファンの方にも安心しておすすめできるわけです。古楽器サウンドも逐一上質、堂々たる鮮烈解釈は上述のとおり、知らずに聴いたら若手アンサンブルとはまず思わないでしょう。
 (ちなみに、主宰者ピションは1984 年生まれ!)録音はAlpha きっての名技師タッグ、ユーグ・デショー&アリーヌ・ブロンディオ!こまやかな美音も、熱気と振動でゆらぐ“場の空気”もきれいに収められています。
  

Alpha304
【国内新仕様盤】
\2500+税
C.P.E.バッハ:フルートのための協奏曲集1
 ①フルート協奏曲 ト長調 Wq.169/H.445
 ②フルート協奏曲 変ロ長調 Wq.167/H.435
 ③フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22/H.425
  弦楽編成: 4/4/2/2/1(+チェンバロ)
アレクシス・コセンコ(ft)
アルテ・デイ・スオナトーリ(古楽器使用)
独奏者使用楽器:
 クヴァンツによる1745年頃のオリジナル楽器に基づき
 ジャン=ジャック・メルゼールが製作
  (黒壇と象牙、2キー)
《旧品番:Alpha093》 ドイツ ロココ・前古典派 協奏曲

 レイチェル・ポッジャーとの共演で名をはせた、あの気鋭ポーランド古楽団体がAlphaに堂々登場!完膚なきまでの技術力で激情も悲哀も自由自在!

 かつて英国が誇るバロック・ヴァイオリン奏者レイチェル・ポッジャーがChannel Classicsで録音したヴィヴァルディの協奏曲集『ラ・ストラヴァガンツァ』の全曲アルバムで突如国際舞台に登場、ポッジャーと堂々わたりあう技量で東欧古楽シーンの成熟ぶりを強烈にアピールし、日本でも話題となったポーランドの古楽集団アルテ・デイ・スオナトーリ——が、Alphaから登場!

 大バッハの次男エマヌエルバッハによるフルート協奏曲の数々。スピーディなト長調、優美と哀愁の入り混じる変ロ長調と2作の長調作品に加え、疾風怒濤の真骨頂ともいうべきニ短調Wq.22を収め、およそエマヌエルバッハに期待される要素が全て詰め込まれたプログラムになっている。

 そして当然ながら喜ぶべきはその演奏のクオリティ——トラヴェルソ独奏のコセンコ(すでにAlphaから、フランスの若手古楽奏者たちとラモーのコンセール&カンタータ集(Alpha067)をリリースしている)は細部で抜群のセンスを感じさせる吹き回しで、息の長いフレーズでの歌心も急速な部分での勢いの良さもまったく堂々としたもの。使っているトラヴェルソがクヴァンツ・モデルという周到さもマニア泣かせの嬉しいところ。
  

Alpha305
【国内新仕様盤】
\2500+税
愛は妙なり 〜英国エリザベス朝の撥弦楽器のためのコンソート
 ①緑なす野のウェイクフィールド(ジョンスン)
 ②ドリア旋法のプレリュード(カズン)
 ③我は決せり(ホルボーン)
 ④キャリノウ(不詳)
 ⑤ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ(パースンズ)
 ⑥鐘の音で12通り(ロビンスン)
 ⑦アイルランドのトイ(ブル)
 ⑧セレンジャーのラウンド(ジョンスン)
 ⑨グリーン・スリーヴス(不詳)
 ⑩スペロウ(ホルボーン)
 ⑪ふさぎの虫(ジョンスン)
 ⑫ラクリメ(ダウランド)
 ⑬パッシミジャー・ガリアード(ダニエル)
 ⑭ガリアルダ(モーリー)
 ⑮或るトイ(不詳)
 ⑯トレンチモア(ジョンスン)
 ⑰イン・ノミネ第12番「掛け声」(タイ)
 ⑱麦畑(作者不詳・フワラン写本)
 ⑲グレイの旅籠・その1(コプラリオ)
 ⑳愛は妙なり(不詳)
 (21)カナリア(不詳・ストラロッチ写本)
 (22)レーミーラの上で(不詳)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ヴァンサン・デュメストル、
エリック・ベロック、マッシモ・、
モスカルディ、バンジャマ
ン・ペロー、ジャン=リュク・タンビ(各種撥弦楽器)
 +ピエール・アンタイ(cmb)
 《旧品番:Alpha081》

 ヨーロッパでは「町人貴族」が大好評で東欧にも遠征公演が決定した、いまフランスで最も熱い古楽集団ル・ポエム・アルモニーク。リーダーのヴァンサン・デュメストルはホプキンスン・スミスに師事した撥弦楽器奏者でもあり、かつてはジョルディ・サヴァールやユーゴ・レーヌのアンサンブルで通奏低音を担当、録音でも小粋な装飾音をシャラシャラ鳴らしていたものだった。
 ただル・ポエム・アルモニーク結成後は、最初期のAlphaでド・ヴィゼーのテオルボ作品集をリリースして以来ソリストとしての横顔をあまり見せてこなかったのだが、このたびエリック・ベロク、マッシモ・モスカルド、バンジャマン・ペロー、ジャン=リュク・タンビら錚々たるリューテニストたち(いずれも様々なフランス系古楽アンサンブルを飛び回って大活躍中の超実力派たちだ)とともに、従来めったに顧みられることのなかった“複数の同属撥弦楽器によるコンソート”を再現。
 目の覚めるような素晴らしいアルバムを送り出してくれた。
  

Alpha306
【国内新仕様盤】
\2500+税
モンテヴェルディ『タンクレーディとクロリンダの戦い』他
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567〜1643):
  第8マドリガーレ曲集『戦いと愛のマドリガーレ』(1638)
   ①今や天も地も、そして風さえも押し黙り
   ②ニンファの嘆き
   ③タンクレーディとクロリンダの戦い
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575〜1647):
  ④酔狂なる協和音(器楽合奏)
 マルコ・マラッツォーリ(1602〜1662):
  ⑤ファルファの市
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
クレール・ルフィリアトル(ソプラノ)
マルク・モイヨン(テノール…語り)
イザベル・ドリュエ(ソプラノ…クロリンダ)
ヤン・ファン・エルサッケル(テノール…タンクレーディ)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ&総指揮)
 《旧品番:Alpha172》
 

Alpha307
【国内新仕様盤】
\2500+税
このジグは誰のもの 〜プレイフォード氏の『英国式舞踏指南』
 ①誰のでもないジグ/レイン氏の気まぐれ
 ②スティンゴ
 ③処女王のエリザベス/会釈するジョー
 ④ダフネ ⑤ポールの出まかせ
 ⑥ルパート侯のマーチ/マスコ
 ⑦羊飼いの休日 ⑧あの人の歌はどんなふう
 ⑨イタリア式・羽目の外し方 ⑩すすけたモリス
 ⑪ベティに健康を ⑫マスク第6番
 ⑬冬の寒さを追っ払おう/物乞いの少年
 ⑭グラウンドによるディヴィジョン
 ⑮やましぎ ⑯ワローンの野
 ⑰空いばり/アルジェ ⑱無題
 ⑲野営地のヘイ/スコットランドの舞曲
 ⑳人の権利もろもろ
Ens.レ・ウィッチズ(古楽器使用)
オディール・エドゥアール(vn)
シルヴィー・モケ(vg)
クレール・ミション(bfl、ft、3孔の笛、6孔の笛)
パスカル・ボケ(リュート、ルネサンス・ギター)
フレディ・エシェルベルジェ(オッタヴィーノ・チェンバロ、シタール)
《旧品番:Alpha502》

 イギリス17世紀の舞曲を弾きまくる、フランスの「魔女」たち!ジョン・プレイフォードは、清教徒革命期のイギリスを代表する楽譜出版者のひとり。1651年に出版した『英国式舞踏指南 The English Dancing Master』は当時絶大な人気を博し、実に18世紀に至るまで、ダンス音楽の定番として多くの版を重ねたという。
 古楽の世界ではここ10年ほどですっかり有名になった感があるが、このフランスの女性奏者たちの手にかかると、イギリスの演奏家たちが弾くのとはまた一味違った雰囲気になるから不思議。

録音:2001年10月 セリニ(フランス、ポワトー=シャラント地方)、サン・レミ教会


Alpha308
【国内新仕様盤】
\2500+税
ル・ポエム・アルモニーク
ペルゴレージ『スターバト・マーテル』〜フランス王室礼拝堂版

 ①「スターバト・マーテル」の詠唱
 ②タランテラ (作者不詳)
 ③3声のスターバト・マーテル(作者不詳)
 ④協奏曲 第4番 ホ短調 (フランチェスコ・ドゥランテ 1684-1755)
 ⑤スターバト・マーテル (オステュニ写本にもとづく聖歌)
 ⑥スターバト・マーテル
 (ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ1710〜1736/
  フランス王室礼拝堂版)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル
 (ヴェルサイユ・バロック音楽センター少年少女合唱団)
パトリツィア・ボーヴィ、
ベルナール・アリエッタ、
ピーノ・デ・ヴィットリオ(独唱)
オリヴィエ・シュネーベリ(指揮/ペルゴレージ作品)
ヴァンサン・デュメストル(指揮/アンサンブル部分)
 《旧品番:Alpha009》

 なんと清冽なペルゴレージだろう!
 ソロと合唱が織りなす癒しのハーモニー。そして聖と俗が交錯する18世紀ナポリの宗教音楽集。ドイツ系ながらローマで活躍したテオルボの名手 の作品から、素朴なヴィッラネッラや技巧的なアリア、 器楽の合奏曲などを自由にピックアップし、音楽劇 にしたてたプログラム。
 モンテヴェルディのオペラの ような、ヴァラエティゆたかな構成が楽しい。
  


Alpha310
【国内新仕様盤】
\2500+税
キアラ・バンキーニ&アンサンブル415
 ヴァレンティーニ:四つのヴァイオリンを伴う協奏曲集Op.7より

 ①協奏曲 第11番 イ短調〜
  四つのヴァイオリンのために
 ②ヴァイオリン協奏曲 第7番 ト長調
 ③ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調
 ④ヴァイオリン協奏曲 第3番 ニ短調
 ⑤ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ長調
 ⑥ヴァイオリン協奏曲 第10番 イ短調
キアラ・バンキーニ(vn)
アンサンブル415(古楽器使用)
独奏:
 キアラ・バンキーニ、
 オリヴィア・チェントゥリーニ、
 ステファニー・プフィステル、
 ダヴィド・プランティエ、
 オディール・エドゥアール(ヴァイオリン)
 《旧品番:ZZT020801》
 コレッリの合奏協奏曲集をはじめとする多くの名録音をハルモニア・ムンディに残したアンサンブル415。キアラ・バンキーニ率いる彼らが、レーベル移籍後、初めて録音したのが、コレッリの影響を受けたジュゼッペ・ヴァレンティーニの合奏協奏曲集。
 ローマ楽派に属する彼のこの作品には同時に、ヴェネツィア楽派の影響が認められ、かつ、ヴァイオリンの高いポジションの用い方に独創性を発揮しているもので、非常に興味深い作品。1 曲目の「4 挺のヴァイオリンのための」と題された合奏協奏曲以外は、耳にする機会も少ないので、貴重な1 枚と言える。
 


Alpha311
【国内新仕様盤】
\2500+税
キアラ・バンキーニ&アンサンブル415
 ヴィヴァルディ:四つのヴァイオリンを伴う協奏曲集

 協奏曲集『調和の霊感』作品3より
  ①協奏曲 ロ短調 op.3-10 RV.580
  ②協奏曲 ヘ長調 op.3-7 RV.567
  ③協奏曲 変ロ長調 RV.553
  ④協奏曲 ニ長調 op.3-1 RV.549
  ⑤協奏曲 ホ短調 op.3-4 RV.550
  ⑥3挺のヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調 RV.551
キアラ・バンキーニ(vn)
アンサンブル415(古楽器使用)
独奏:
 キアラ・バンキーニ、
 ステファニー・プフィステル、
 ダヴィド・プランティエ、
 エヴァ・ボルヒ、
 ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン)
 ガエターノ・ナジッロ(チェロ)
 《旧品番:ZZT070902》

 ヴィヴァルディの『調和の霊感』といえば、協奏曲というジャンルがヨーロッパ中で爆発的に人気を博すきっかけを作った伝説的傑作曲集!
 いまのヴァイオリン学習者たちも必ずといってよいほど弾く機会があるこの名作集は、ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ1、通奏低音と8つのパートからなる曲構成で、時にはヴァイオリンが全て独奏楽器にまわることもある、いわば合奏協奏曲形式と独奏協奏曲形式のあいだをゆく作りになっています。全パートをひとりずつ、ソリストばかりで弾いても曲がなりたつようになっているわけですが、バロック・ヴァイオリン奏法のありかたを門弟たちと試行錯誤で研究しつづけ、その門弟たちも今や最前線で活躍する名匠ばかりという大御所キアラ・バンキーニ率いるアンサンブル415は、そういった曲作りの本作を演奏するにはうってつけの団体!
 全12曲のうち、4挺のヴァイオリンが全て独奏パートとなる作品4曲すべてのほか、同様の曲構造をとるヴィヴァルディの生前未出版作品2作をくわえ、鮮やかに弾きこなした同団体最後の名盤群のひとつ!
 


Alpha312
【国内新仕様盤】
\2500+税
21世紀の鮮烈なる「四季」
「古楽にうるさい」フランスの批評誌も大絶賛
ベイエール率いる名人集団、リ・インコニーティによるヴィヴァルディ!

ヴィヴァルディ『四季』、および三つの新発見協奏曲

 ①協奏曲ト短調RV.578a〜
  2挺のヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための
 ②ヴァイオリン協奏曲変ロ長調RV.372「キアーラ夫人に」
 ③ヴァイオリン協奏曲ロ短調RV.390
 ⑤『和声と創意の競演』作品8より 協奏曲第1〜4番“四季”
アマンディーヌ・ベイエール(vn)
Ens.リ・インコーニティ(古楽器使用)
アマンディーヌ・ベイエール、
アルバ・ロカ(ヴァイオリン)
マルコ・チェッカート(チェロ)
アンナ・フォンターナ(チェンバロ)
 《旧品番:ZZT080803》

 これはなかなか素敵な盤。優美で高雅な緊張感・・・


 リーダーは「カフェ・ツィマーマン出身」でもある南仏のスーパープレイヤー、その他のメンバーは大半がイタリア人…!“これぞ本場の響き”なんて甘い言葉では済まされない「古楽にうるさい」フランスの批評誌も大絶賛した、リ・インコニーティの超・傑作ここに!


 気に入らない盤は口をきわめてののしることさえ珍しくない批評地獄のフランスで、熾烈な古楽系アイテムの生き馬の目を抜くような競争をみごと勝ち抜き絶賛を博したうえ、あの『ル・モンド・ド・ラ・ミュジーク』誌などは「2008年最優秀ディスク」とまで推した、『四季』の新時代決定盤のひとつ。

 さてその超・名演を体現してしまったのは、長らく気鋭集団カフェ・ツィマーマンの第2 首席だった南仏出身の情熱あふれる名手アマンディーヌ・ベイエが結成した血気盛んな名人集団、リ・インコニーティ!
 名門バーゼル・スコラ・カントルムのヴァイオリン科で重要なポジションを占めているベイエールはフランス人ですが、他のメンバーはほとんどイタリア人。そしてグループ名はヴェネツィア・バロック期の知識人サークルの名称をとってつけられたというだけあって、演奏テイストは基本的に「情熱型」。
 イギリスやオランダ、ドイツなどの古楽集団とは一味違い、歌うところは艶やかに歌い、飛ばすところは大いに飛ばす(でも乱れない!)、陶酔をさそうような緩急自在の音作りはまさに「ラテン系」というほかない天才的センスに貫かれ、およそ他の追従を許さないヴィヴァルディ解釈に仕上げてくるのです。

 「春」での犬の遠吠えをあらわす繊細な弦音、秋の躍動感あふれる狩のシーン、たたきつけるような夏の嵐と雷光、心から切なくなる冬の終楽章...歌も言葉もない音楽なのに、なんと饒舌に、なんと説得力ゆたかに四季折々の情景を描き上げてしまうのでしょう!ただ圧倒すればいい、というのではない、作品の本質をあざやかに伝える手腕あればこそ、辛口で知られるフランスの批評誌もこれほど絶賛することになったに違いありません。

 さらに嬉しいのは、『四季』のほかにヴィヴァルディの魅力満載!なヴァイオリン協奏曲が2曲も併録されているうえ、録音セッション数日前に楽譜が発見されたという「作品3−2」の初期稿(終楽章などは全然違った感じの音楽)まで聴けること。テオルボ独奏と聞き違えるほど音の揃ったピツィカートで始まるその不思議なサウンドがアルバム冒頭を飾るあたりも、実に効果的な演出になっています。いや語りだしたらキリがない盤です。
 


Alpha313
【国内新仕様盤】
\2500+税
1999年度の最優秀ヴィヴァルディ作品録音賞(ヴェネツィア)

 ヴィヴァルディ:新たに発見されたチェロと通奏低音のためのソナタ集
 チェロと通奏低音のためのソナタ

  ①ソナタ イ短調 RV43 F.14-3
  ②ソナタ 変ロ長調 RV46 F.14-6
  ③ソナタ イ短調 RV44 F.14-7
  ④ソナタ ホ短調 RV40 F.14-5
  ⑤ソナタ ト短調 RV42 F.14-9
  ⑥ソナタ変ホ長調 RV39 F.14-8
ブリュノ・コクセ(バロックvc)
Ens.レ・バッス・レユニ(古楽器使用)
リチャード・マイロン(ヴィオローネ)
ブランディーヌ・ランヌー(チェンバロ)
パスカル・モンテイエ(テオルボ&バロックギター)
 《旧品番:Alpha004》

 数年前に発見された3曲を含む「赤毛の司祭」のチェロ・ソナタ集。哀愁を帯びた短編の作品を中心とした選曲。名手コクセの濃密なソロはもちろん、チェンバロとオルガン、テオルボとギターを使い分けた通奏低音も魅力。
 99年度の最優秀ヴィヴァルディ作品録音賞(ヴェネツィア)




ALM/コジマ録音


ALCD-1157
\2800+税
J.S.バッハ:6つのトリオ・ソナタ集
 〜スイス・ポラントリュイのアーレント・オルガンⅣ

 トリオ・ソナタ第1番〜6番
  (BWV525-530)
椎名雄一郎(オルガン)
バッハのオルガン作品全曲演奏の偉業を達成した椎名雄一郎が、
もっとも難度の高い作品とされるトリオ・ソナタ録音!

 足鍵盤の難しさもさることながら、独立した3声部(右手・左手・足鍵盤)をそれぞれ一人の人格をもった奏者のように演奏しつつアンサンブルしなければならないという離れ業が、たった1人のオルガニストに要求される難曲、バッハの「6つのトリオ・ソナタ集」
 荘厳な音色が求められ変革の時期にあった18世紀中部ドイツのオルガンのレジストレーション方法を研究し、名器を駆使して紡ぎだされたその重厚な響きは、聴く者の魂を大きく揺さぶる。
  


ALCD-9158
\2800+税
山根弥生子(ピアノ)
フランスのエスプリ Vol.1

 ラヴェル:クープランの墓
 デュカ:ラモーの主題による変奏曲、間奏曲とフィナーレ
 フランソワ・クープラン:「クラヴサン曲集」より
  (プレリュード、シテール島の鐘、おしゃべり、
   バスク、うなぎ、ティク・トク・ショクあるいはマイヨタン)
 ラモー:「クラヴサン曲集」、「新クラヴサン曲集」より
  (鳥の呼びかけ、タンブーラン、優しい嘆き、陽気な女、
   めんどり、カヴォットと6つのドゥーブル)
山根弥生子(ピアノ)
 日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音と完結と長年の演奏活動に対し、2014年にミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した山根弥生子。
 父、山根銀二が研究したベートーヴェンを筆頭に、ブラームス、ショパン、モーツァルト、メンデルスゾーン、シューベルトと数々の名盤を生み出してきた。
 初となるフランス作品の録音は、18世紀フランスの作曲家であるクープランとラモー、そして20世紀の2人のフランス人作曲家が彼らへの尊敬の念から生み出した作品を組み合わせるという秀逸な選曲。




マイスター・ミュージック


MM-3077
\3000+税
カワダ・トモコ・デュオ
 「恋とはどんなものかしら」/カワダ・トモコ・デュオ

 G.B.ヴィオッティ:3つのヴァイオリン二重奏曲 作品29
 モーツァルト:恋とはどんなものかしら(「フィガロの結婚」より)
 グルック:精霊の踊り
 ショパン:前奏曲 作品28-4
 A.マルチェッロ:アダージョ(オーボエ協奏曲より)
 J.S.バッハ:ラルゴ BWV1056
 ブラームス:子守歌
 スーク:メロディ
 シュポア:2つのヴァイオリン二重奏曲 第2番
カワダ・トモコ・デュオ
 (川田知子、会田莉凡(Vn))

 名曲ながら、録音が少ないヴィオッティの二重奏曲(全曲)を筆頭に、個性溢れる名曲を、2本のヴァイオリンで綴る興味深い作品集。
 第6回ルーマニア国際音楽コンクール第1位、第81回日本音楽コンクール第1位を初め国際的に高く評価される気鋭の新星、会田莉凡を伴い、大ベテラン川田知子が洗練されたアンサンブルを聴かせる、美しくも聴き応えある1枚。



川田 知子(ヴァイオリン)
 ヴィターリ:シャコンヌ 〜ヴァイオリン作品集〜

MM-2051
¥3060

川田 知子(ヴァイオリン)
 ヴィターリ:シャコンヌ 〜ヴァイオリン作品集〜

 ヴィターリ:シャコンヌ
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 マスネ:「タイス」の瞑想曲
 サラサーテ:序奏とタランテラ
 パガニーニ:カンタービレ
 クライスラー:前奏曲とアレグロ
 パガニーニ(クライスラー編):ラ・カンパネッラ
 ドヴォルジャーク:ソナチネよりラルゲット
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲
 ファリャ:スペイン民謡組曲
川田 知子(ヴァイオリン)
田中 麻紀(ピアノ)
 心の深みを表わす小品集。
 それぞれに魅力的な旋律美をそなえた楽曲がプログラムを満たしているが、すべては持前の美音に溺れることなく心して歌われ、作曲家および作品それぞれのメいのちモを伝えようとする姿勢が快い。(濱田滋郎 ライナー・ノーツより)

 
MM-3078
\2500+税
「I am a Violin 〜ヴァイオリン・アンソロジー〜」
 マスネ:「タイス」の瞑想曲
 クライスラー:前奏曲とアレグロ
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28
 ファリャ/クライスラー編:スペイン舞曲第1番
 パガニーニ/クライスラー編:ラ・カンパネッラ
 モーツァルト:ソナタ ホ短調 K304〜第2楽章
 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 作品1-3〜第1楽章
 J.S.バッハ/福田進一編:G線上のアリア
 ガルデル/加藤昌則編:首の差で、
 ピアソラ:ナイトクラブ1960
 ラヴェル:ツィガーヌ
川田知子(Vn) 他

 たった4本の弦から奏でられるとは信じ難い複雑な表現と、なめらかで甘美な響き。


















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