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≪第88号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2016/6/28〜




7/1(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ALIA VOX



AVSA 9917
(2SACD HYBRID
+ BOOK)
\5600→\5190
ジョルディ・サヴァール(指揮)
 ラモン・リュイ(1232-1316)〜
  征服、対話と絶望の時代
語り/ S. ベル、J. ボイクサデラス
歌/マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)
 パスカル・ベルタン(カウンターテナー)
 フリオ・ザナージ(バリトン) ほか
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指揮)
 ALIA VOX歴史譚シリーズ最新盤。中世のカタルーニャ最大の学者、ラモン・リュイの生涯を語り、器楽音楽、そしてキール、ザナージら豪華ゲスト演奏家による歌を交えてたどる

 67’27+69’34、67’27+69’34

 中世のカタルーニャ最大の著述家にして学者、ラモン・リュイ(1232-1316)。彼が生きた時代はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教という3 つの宗教が混在し、文化華やかなりし時代でしたが、同時に争いも絶えない時代でした。
 ラモン・リュイ自身が音楽家だったかどうかという証拠は残っていませんが、リュイが歌うことを愛していたことは確かで、彼がのこした詩は歌われることを念頭においたものとなっています。
 サヴァールは「征服、対話と絶望の時代」と題し、エスペリオンXXI、ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャを率い、ゲスト演奏家を招き、ラモン・リュイの生涯を音楽と語りでたどります。




BGS

BGS 118
\2500
ファリャ/トゥリーナ/ジョルジュ・ビゼー:
 "ギター四重奏ヴァージョン"

  ファリャ:
   恋は魔術師(マーク・エデン編)
   三角帽子(マーク・アシュフォード編)
  トゥリーナ:闘牛士の祈り(コリン・ダウンズ編)
  ビゼー:カルメン組曲(ウィリアム・カネンガイザー編)
ヴィーダ・ギター四重奏団
 〔マーク・エデン(ギター)、
  マーク・アシュフォード(ギター)、
  ヘレン・サンダーソン(ギター)、
  クリストファー・ステル(ギター)〕
 2007年の結成以降、着実にステップアップを遂げてきたイギリスのヴィーダ・ギター四重奏団。
 今作はマヌエル・デ・ファリャとホアキン・トゥリーナ、そしてジョルジュ・ビゼーの管弦楽作品の"ギター四重奏ヴァージョン"を収録。ギター・ファン、編曲作品ファン要注目の強力盤です。

 録音2008年3月2日−4日の録音。
 

BGS 117
\2500
ある島のための音楽
 ドジソン:プロムナード/
 ハウエルズ:フィンジの休息/
 ボール:ある島のための音楽/
 レノン&マッカートニー(ブローウェル編):
  フール・オン・ザ・ヒル、ペニー・レイン/
 バワーズ(マーク・エデン編):
  古いイギリスのメロディによる幻想曲/
 デイヴィス:ストムネスへの別れ/
 ライアン:ジェネレーター
エデン=ステル・ギター・デュオ
 〔マーク・エデン(ギター)、
  クリストファー・ステル(ギター)〕
 イギリス王立音楽アカデミーを卒業したギタリストのマーク・エデン、クリストファー・ステルが結成したエデン=ステル・ギター・デュオ。
 ビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」と「ペニー・レイン」を収録しており、今作でもみごとなアンサンブルを聴かせてくれる。

 2007年12月16日−18日の録音。
 ※パソコン再生用の映像ファイル(Quicktime movie)を収めた仕様ですが、再生の保証は致しかねますので予めご了承ください。
 
BGS 115
\2500

トリストン 〜 アルゼンチンとベネズエラのギター音楽
 アヤラ:セリエ・アメリカーナ
 ユパンキ:風のビダーラ、祖父の歌、別れのメロディ
 ピアソラ:ギターのための5つの小品
 ラウロ:
  4つのベネズエラのワルツ、子供の歌の主題による変奏曲

ロベルト・アウセル(ギター)
 第17回パリ国際ギターコンクール優勝したアルゼンチンのギタリスト、ロベルト・アウセル。バロック作品からモダン作品までと幅広いレパートリーを持つ。
 今作に収録されているピアソラの「ギターのための5つの小品」はアウセルのために書かれた作品であり、初演をしたアウセルの貴重な演奏が聴ける。

 2015年6月5日−6日の録音。




CHRISTOPHORUS



CHE 0208-9
\1600
「オクトフォロス」によるトルコ風軍楽集
 ヤニチャーレンムジーク

  ロゼッティ:パルティータ ヘ長調
  シュポア:ノットゥルノ ハ長調 Op.34
  ベートーヴェン:ウェリントンの勝利 Op.91
オクトフォロス
パウル・ドンブレヒト(指揮)
 バロック・オーボエの名手パウル・ドンブレヒトが結成したウィンド・アンサンブル、「オクトフォロス」によるヤニチャーレンムジーク(トルコ風軍楽)集。

 録音:1988年11月、ベルギー
 .


CHE 0209-2
\1600
グレチャニノフ:弦楽四重奏曲第2番&第4番
 弦楽四重奏曲第2番ニ短調 Op.70
 弦楽四重奏曲第4番ヘ長調 Op.124
モスクワ弦楽四重奏団
 タネーエフやアレンスキー、リムスキー=コルサコフらに学んだロシアの作曲家、アレクサンドル・グレチャニノフ(1864−1956)の弦楽四重奏曲集。
 珍しい。

 録音:2001年3月、スイス


**************

グレチャニノフって誰?

 アレクサンドル・ティホノヴィチ・グレチャニノフ (1864年 - 1956年)はニューヨークで没したロシア人作曲家。

 生まれはR・シュトラウスやシベリウスと同時期で、作風はロマンティシズムにあふれ、チャイコフスキー、ボロディン、R・コルサコフの影響が強い。

 グレチャニノフは商人の父親の意に逆らって1881年にモスクワ音楽院に入学し、ピアノを学ぶかたわら、タネーエフとアレンスキーに師事。1890年にペテルブルク音楽院に編入して、作曲をリムスキー=コルサコフに師事した。
 1896年に作曲家として成功を収めてモスクワに帰郷。
 しかし1917年のロシア革命に国を追われてプラハやパリ、ロンドンを転々とした。
 1939年に戦火を逃れてアメリカ合衆国に向かい、1940年よりニューヨークに定住、1954年には90歳記念演奏会にも出席するなど評価された。

 グレチャニノフは5つの交響曲を残しているがとくに注目すべきはロシア・ロマンをこれでもかと見せ付けた初期の2つ。そのうち第1番はリムスキー=コルサコフの指揮で初演された。
 この2曲はカリンニコフよりも明朗で屈託がなく、近寄る何者も拒絶しない。
 とてつもない名作とは言わないが、知られざる傑作交響曲と位置づけるには惜しい。

 ちょうどNAXOSのアルバムで2曲が入っているのがあるのでこれを。
 1988年のMARCO POLO音源だが十分楽しめる。



ということでその第1、2番

NAXOS 8.555410
\1800
グレチャニノフ:交響曲第1番
          交響曲第2番「田園」
ジョルジュ・エネスク国立フィル
リヒャルト・エトリンガー指揮
スロヴァキア国立コシツェ・フィル
ヨハネス・ヴィルトナー指揮

 

CHE 0207-2
(2CD)
\3200
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 〜
 ロシア正教会の荘厳なる朝の祈祷と晩祷
カール・リンケ(指揮)
エッセン東方教会ヨハネス=
 ダマスツェヌス合唱団
 ロシア正教会の聖歌を伴ったラフマニノフの晩祷(徹夜祷)。

 録音:1967年、エッセン




FRA BERNARDO


FB 1604372
\2500
嵐の夜 〜 ヘンデルのアリアとヴィヴァルディの協奏曲集
 ヘンデル:
  歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》HWV.17より
   アリア「Da tempeste」
 ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ト短調 《夜》 RV.43/
 ヘンデル:
  オラトリオ 《ソロモン》 HWV.67より
   アリア「Will the sun forget to streak」、
  カンタータ《アーチ、ガラテアとポリフェーモ》 HWV.72より
   アリア「he non puo la gelosia」
 ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲ハ長調 RV.447/
 ヘンデル:
  カンタータ《アーチ、ガラテアとポリフェーモ》HWV.72より
   アリア「Qui l’augel da pianta in pianta」、
  歌劇 《リナルド》HWV.7より アリア「Vo’ far Guerra」
バロカーダ
 (ザ・イスラエル・バロック・
  コレクティヴ)
クレア・メナージ(ソプラノ)
シャイ・クリブス(オーボエ、リコーダー)
 イスラエルのバロック・アンサンブル!ヘンデルとヴィヴァルディのアリア&協奏曲!

 2007年に結成されたイスラエルのバロック・アンサンブル「バロカーダ(Barrocade)」。「嵐の夜(notte di tempesta)」をテーマにした、ヘンデルのアリアとヴィヴァルディの協奏曲集。
 イスラエルのソプラノ、クレア・メナージとオーボエ&リコーダー奏者、シャイ・クリブスの高い技巧からは、イスラエルのバロック・シーンの高いレベルも伺える。

 録音:2013年12月、イスラエル



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SOMM



SOMMCD 259
\2500→\2290
ピーター・ドノホー新録音!!
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集Vol.3

 ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82
 ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
 ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 ピーター・ドノホーのプロコフィエフ!Vol.3は"戦争ソナタ集"!

 第7回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞したイギリスを代表する名手ピーター・ドノホー。
 サイモン・ラトルからの信頼も厚い名匠が取り組んだプロコフィエフの「ピアノ・ソナタ集」の第3巻には、ソナタ第6番から第8番の「戦争ソナタ集」を収録!

 ※録音:2014年9月23日&24日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)


ピーター・ドノホー
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集Vol.2&3


SOMMCD 249
\2500→\2290
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集 Vol.1

  ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.1
  第2番ニ短調 Op.14
  第3番イ短調 Op.28
  第4番ハ短調 Op.29
  第5番ハ長調 Op.38(初稿版)
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 名手ピーター・ドノホーが "Somm" 初登場!自身も待ち望んだ、プロコフィエフのソナタ集!Celeste

 1982年の第7回チャイコフスキー国際コンクールで、最高位を受賞したイギリスのピアニスト、ピーター・ドノホー。
 ハイペリオン(Hyperion)では大人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」にも参加し、リトルフの作品を録音。
 サイモン・ラトルとの共演も多く、豊富な経験と幅広いレパートリーを誇る名ピアニストである。
 イギリスのソム(Somm)からスタートするドノホーのレコーディング・プロジェクトは、自身も待ち望んできた「プロコフィエフのピアノ・ソナタ集」。
 ドノホーはEMI時代にもプロコフィエフを弾いており、その存在は数あるレパートリーの中でも特別。
 ロマン派の流れを汲む「第1番」から、亡命時代に書かれた「第5番」の初稿版までを、円熟味を増した解釈、端正にコントロールされた音色で語る——。

 2012年4月3日&4日の録音。


SOMMCD 256
\2500→\2290
ピーター・ドノホー
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集Vol.2
  ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
  ピアノ・ソナタ第10番ホ短調 Op.137(断章)
  チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119*
  ソナチネ第1番ホ短調 Op.54-1
  ソナチネ第2番ト長調 Op.54-2
ピーター・ドノホー(ピアノ)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)*
 ピーター・ドノホーのプロコフィエフ!Vol.2は"ソナタ第9番"&"チェロ・ソナタ"!

 第7回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞したイギリスを代表する名手ピーター・ドノホー。
 サイモン・ラトルからの信頼も厚い名匠が取り組むプロコフィエフの「ピアノ・ソナタ集」の第2巻では、「ソナタ第9番」と「チェロ・ソナタ」をカップリング!
 旧ソ連(ロシア)のレジェンドたち、リヒテルに献呈された「ピアノ・ソナタ第9番」と、ロストロポーヴィチのために作曲された「チェロ・ソナタ」で、現在のイギリスの名手たち、ピーター・ドノホーとラファエル・ウォルフィッシュが圧巻の演奏を展開。
 EMI時代のプロコフィエフも高い評価を受けており、ドノホーにとってこのロシアの巨匠の音楽は、数あるレパートリーの中でも別格の存在。円熟味を増したドノホーのピアニズムが、プロコフィエフ晩年の世界を鮮明に浮かび上がらせる。

 ※録音:2014年4月15日−16日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)





 ピーター・ドノホーは1953年生まれのイギリスのピアニスト。
 マンチェスターに生まれ、王立ノーザン音楽大学にてデレク・ワインダムに師事した後、パリでイヴォンヌ・ロリオに師事。
 一時期バーミンガム市交響楽団に打楽器奏者として在籍するも、1982年チャイコフスキー国際コンクールに1位なしの2位をウラディーミル・オフチニコフと分け合ったことによって、俄然ピアニストとして注目を集めた。
 1992年にシンシナティのホテルの窓で左手の指を傷めるが、手術を受けて間もなく演奏可能にまで快復することができた。
 バーミンガム市交響楽団との縁から、サイモン・ラトルのお気に入りのピアニストの一人として数々の演奏会や録音で共演を重ね、2002年にラトルがベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任してから最初の演奏会でも共演を果たした。
 驚異的なレパートリーの広さを誇っており、協奏曲だけでも160曲を数えるという。



ドノホーの豪腕ぶりを存分に楽しめるチャイコフスキー
バルシャイの指揮も圧巻!

EMI/warner
CZS 5855402
(2CD)\1800
チャイコフスキー:
 協奏的幻想曲Op.56(1989年7月17日、8月1日)
 ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23(1988年7月18、20日)
 ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44(1986年8月3-4日)
 ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75(1987年7月27日、8月24日)
 
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)第2番
 スティーヴン・イッサーリス(チェロ)第2番
 ボーンマス交響楽団
 ルドルフ・バルシャイ指揮
EMI 2CDシリーズで大ヒットとなったドノホーのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集。
3曲の全集が、ドノホー&バルシャイの演奏で手に入るということもあって、ロング・ベストセラーとなった。
当然のことながら第1番のラスト1分は壮絶。





分かります、その1枚のために4枚組を買うなんて・・・と。
でも今はこのボックスにしか入ってないんです。
そしてその価値あります。

ドノホーの「完全」代表作、バルトークのピアノ協奏曲全集。

アンダ、コチシュなどの名盤を抜き去り、この全集の最高演奏と謳われた超名盤。
スリル満点。迫力満点。超高性能の豪快な(爽快ではない)アトラクションを堪能することのできる70分。

この演奏を聞けばあなたもバルトークが好きになるはず。

150372
(4CD)
\3600
CD1
 バレエ「中国の不思議な役人」Op.19(Sz73) 1993年録音
 管弦楽のための協奏曲Sz116 1992年録音
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
CD2
 ピアノ協奏曲第1番Sz.83
 ピアノ協奏曲第2番Sz.95*
 ピアノ協奏曲第3番Sz.119
  ピーター・ドノホー(ピアノ)
  1992年録音 *1990年録音
CD3
 ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112
 *ラプソディ第1番(ヴァイオリンと管弦楽のための)Sz.87
 *ラプソディ第2番(ヴァイオリンと管弦楽のための)Sz.89
  キョンファ・チョン(ヴァイオリン)
  1990年録音 *1992年録音
CD4
 2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲Sz.115
 2台のピアノ、打楽器のためのソナタSz.110
  カティア&マリエル・ラベック(ピアノ)、グアルド&ドルー(打楽器)
  1985年録音

 涙の湖〜「青ひげ公の城」
  フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)、ホワイト(バリトン)
 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽-第2楽章冒頭
  1995年録音
ラトルのリズム感覚が十全に発揮された会心のバルトーク。
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、24Pブックレット








SOMM(CELESTE)


SOMMCD 0157
\2100
D.マシューズ/ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲
 D.マシューズ:ピアノ五重奏曲 Op.92
 ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 Op.57

ヴィリアーズ弦楽四重奏団
マーティン・カズン(ピアノ)

 イギリスの貴族の名を冠し、2011年に結成したヴィリアーズ弦楽四重奏団。彼らは現在イギリスの室内楽で脚光を浴びており今後の活動にも注目が集まる。
 ピアノはラフマニノフの練習曲集「音の絵」(SOMMCD 0136)を演奏したスコットランド出身のピアニスト、マーティン・カズンが参加しているのポイント。

 2015年1月20日&21日の録音。



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ICA CLASSICS


アントニオ・パッパーノ&サンタ・チェチーリア国立アカデミー管

 1959年イングランドのエセックス州エピングでイタリア人の両親から生まれたアントニオ・パッパーノ。
 アメリカで学んだあとバイロイト音楽祭でダニエル・バレンボイムのアシスタントを務め、1987年にノルウェー歌劇場でデビュー。
 1990年からこの歌劇場の音楽監督に就任し、華々しい活動を始め、その2年後にはベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督になります。

 すでに国際的な名声を勝ち得ていたパッパーノは、2002年にロイヤル・オペラ・ハウス(コヴェント・ガーデン)の音楽監督となり、その契約は2017年まで延長されるなど、素晴らしい成果を挙げています。

 2005年からはサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の音楽監督も務めており、ここでは交響曲や管弦楽曲など、オペラ以外の作品も指揮。
 このたびICAから両者の貴重な音源がリリースされることになりました。


ICAC-5138
\2300→\2090
エルガー:交響曲 第1番
 1-4.交響曲 第1番 変イ長調 Op.55/
 5.演奏会用序曲「南国にて」Op.50
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団/
アントニオ・パッパーノ(指揮)
 録音 2012年1月21.23.24日…1-4, 2013年3月18日…5 ローマ アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ

 パッパーノにとって初の録音となるエルガー(1857-1934)の交響曲第1番は、作曲者が50歳の時に完成された力作。
 構想期間10年をかけて練り上げられたという濃密な音楽は初演時に賛否両論を巻き起こしましたが、最近になってまた人気が高まっています。
 演奏会用序曲「南国にて」は、エルガーが1903年から1904年にかけて滞在したイタリアでの風景に触発されて書かれた20分程度の曲で、オペラを得意とするパッパーノならではの情緒と歌心溢れる演奏が魅力的です。
 


ICAC-5139
\2300→\2090
シューマン:交響曲 第2番, 第4番
 1-4.交響曲 第2番 ハ長調 Op.61/
 5-8.交響曲 第4番 ニ短調 Op.120
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団/
アントニオ・パッパーノ(指揮)
 録音 2012年11月…1-4, 2010年10月…5-8 ローマ アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ

 シューマン(1810-1856)の2つの交響曲を周到で木目細やかなパッパーノの指揮で。
 最初に収録されたハ長調の交響曲第2番は、1845年から1846年にかけて作曲されました。当時、若干精神状態が不安定だったシューマンですが、この曲の完成には長い時間をかけたため、濃厚なロマンティシズムが漂う第3楽章、また、特徴的なティンパニ連打が際立つ第4楽章と、きわめて壮大な作品に仕上がっています。
 「第4番」は、実際は「第2番」より前、彼がクララと結婚したばかりの1841年に作曲されていますが、後に改訂が施されたため、「第4番」として世に出ることになった作品です。
 パッパーノは弦の美しさと木管楽器の繊細な響きを極限まで引き出し、シューマンらしい音楽を創り上げています。




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アントニオ・パッパーノ


 才能ある指揮者だとは分かっていながら、もうひとつ突込みが足りない。
 ぐぐぐいと内臓を引っ張り出してくれるような強引さがない。
 それがイタリア風なのかもしれないし、この人にそういうものを要求すること自体が間違っているのかもしれないが、「美しかった」、「堪能しました」だけで終わる人ではないはず・・・と言っていたところに、このひとの本領であるオペラで、ついにとんでもない名盤が」現れた。

 ロッシーニのオペラ「ウィリアム・テル」。


 歌い手はフィンリー、オズボーン以外はそれほど大物はいないのだが、全体の緊張感がものすごい。
 そしていかにも精緻。そして美しい!
 この指揮者の良いところを全部噴出させたようなきわめて完成度の高い魅力的な演奏。
 大体においてロッシーニのオペラをCD3枚分まったく退屈させることなく聴かせられるなんて・・・。
 19世紀の一連のオペラを聴くにあたって必ず聴いておかなければならないこの作品に、いまこの演奏が現れてくれたことを深く感謝する。

 ・・・さて。

 ついに大爆発したパッパーノ、その勢いを駆って、続いてマーラーの6番のライヴが登場。
 なによりオケがサンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団。イタリア・オケによるマーラーである!

 パッパーノらしい機能性を生かした、現代的で美しいマーラー。同時にきわめてオペラ的で、ドラマティック。響かせるところはどこまでも強力に響かせ、繊細に聞かせるところはどこまでも優しく歌う。

 パッパーノ、これからどこまで伸びるか?


ヨーロッパを中心に大変な騒ぎとなったパッパーノの「ウィリアム・テル」
2011年最高のアルバムの一つと言われた。

ワーナー国内盤
WPCS51124
(3CD)\5657
パッパーノ/ローマ・サンタ・チェチーリア・アカデミー管
 ロッシーニ:ウィリアム・テル
ジェラルド・フィンリー(バス)/
ウィリアム・テル(ギヨーム・テル)
ジョン・オズボーン(テナー)/
アルノール・メルクタール
マシュー・ローズ(バス)/
ヴァルター・フルスト
 ローマ・サンタ・チェチーリア・アカデミー管&合唱団
 アントニオ・パッパーノ指揮
  録音:2010年10月16,18&20日、12月18,20&21日コンサート録音サラ・サンタ・チェチーリア アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ、ローマ クラムシェル・ボックス
 ロッシーニの完成させた最後のフランス・グランドーオペラ・スタイルの「ウィリアム・テル(ギヨーム・テル)」が、決定版のクリティカル・エディションで、パッパーノ、サンタ・チェチーリアの合唱団&管弦楽団、世界的なスター・キャストにより命がふきこまれました。
 ライブ・コンサート・スタイルの演奏会での録音は、タイトル・ロールのカナダ出身のバリトン、ジェラルド・フィンリーと、この録音のためにパッパーノが見出したアメリカ出身のテナー、ジョン・オズボーンによるアルノールがリードしました。アルノール役は名にしおう高域が要求される至難の役で、「ジョン・オズボーンを配役できたのは幸運だった。」とパッパーノもコメントし、二人の歌手はライヴ評でも絶賛されました。
 後のベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディなどに影響を与えた傑作であり、その序曲は世界中で知られるものの、全体像を聞く機会が少ないというのは、その実演が難しいからかも知れません。

CDSW-0844132
(2CD)
\2400
パッパーノ、マーラー・ライヴ!
 マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮


録音:2011年1月8、10&11日 ローマ、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ、サラ・サンタ・チェチーリア(ライヴ)
 Recording made in association with the RAI RADIO3 ブリリアント・ボックス 16Pブックレット






PIANO CLASSICS



PCLD 0108
(2CD)
\2100→\1890
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
 リスト:ハンガリー狂詩曲全集
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(pf)

 ヴィンチェンツォ・マルテンポは1985 年イタリア生まれ。
 2005 年ローマ・サンタチェチーリア音楽院を最高位の成績で卒業。2006 年、ヴェニス・フェニーチェ座で開催された「プレミオ・ヴェネツィア ピアノコンクール」で優勝。
 2005、07、09 年 には「マイアミ・ピアノ・フェスティバル」で演奏。
 現在、イモラ・ピアノ・アカデミーのアイントフォーヘン校(オランダ)で後進 の指導にあたっている。




Hungarian Rhapsody No. 2 弾いてます。
https://youtu.be/KSyAP9aO5d0

2016年5月の最新収録です。


旧譜
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
大絶賛されたリストのこだわりアルバム

GRAMOLA
GRML98861
\2400
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
 リスト〜編曲と変容のピアニズム


 フランツ・リスト(1811〜1886):
  ①エステ荘の噴水 〜『巡礼の年 第三年』S163より
  ②ノルマの追憶S394〜ベッリーニの歌劇『ノルマ』によるパラフレーズ
  ③物憂いポロネーズ 〜『二つのポロネーズ』S223 より
 フランツ・シューベルト(1797〜1828)/リスト編:
  ④ワルツ=奇想曲S427-6 〜『ウィーンの夕べ』より
 フランツ・リスト:
  ⑤ブラヴーラ風タランテッラ S386〜
   オベールの歌劇『ポルティチの物言わぬ娘』より
  ⑥パガニーニの作品にもとづく超絶技巧練習曲第2 番 変ホ長調S141-2
  ⑦死の舞踏 S525 〜グレゴリオ聖歌『怒りの日』によるパラフレーズ
 リヒャルト・ワーグナー(1813〜1883)/リスト編):
  ⑧イゾルデの愛の死 S447 〜
    『トリスタンとイゾルデ』によるパラフレーズ
ヴィンチェンツォ・マルテンポ
(p/ベーゼンドルファー)


 完全無欠、この技量——冷徹なまでに磨き抜かれたテクニックはもちろん、圧倒的なカリスマ性で聴き手の心をふりまわす、メフィスト的魅力にみちたリスト...
 プログラム、ひとくせもふたくせもあります。晩期の深みも、初期の超絶技巧も、思いのまま!

 超絶技巧のピアノ演奏と型破りな作曲センスで19 世紀人たちの度肝を抜き、文化百般に通じた芸術家として洗練された社交生活を送りながら、後年は聖職者となって神を身近に感じる生活を送った大家、フランツ・リスト。
 1811 年生まれのこの巨匠生誕200 周年を記念してのリリース。音楽大国オーストリアのGramola レーベルによる、リストも愛した南国イタリア出身の静かなる鬼才による、何ともユニークなリスト盤!

 演奏家の名はヴィンチェンツォ・マルテンポ。

 名前からして異能の予感を漂わせるこの才人、来歴に書いてある師事してきたピアニストの中では、リストと同じハンガリーの名匠・ゾルタン・コチシュと、知る人ぞ知る超絶技巧の人・オレグ・マルシェフ(!)の名が目につきます。
 2006 年あたりからイタリア内外のコンクールで徐々に入賞歴を積みはじめたそうですが、コンクール進撃の真っ最中に録音制作が進められたこのデビュー・アルバム、いくら一番指が廻るテンション高い時期の録音とはいえここまで一点の曇りのない完璧なテクニックがあるものか、と驚かされます。そして曲のドラマ作りというか、抑揚のコントロールを通じて音楽に説得力と深みを与えるセンスもずば抜けています。

 しかし、このアルバムを何より他に変えがたいユニークなものにしているのは、ご覧のとおり、そのプログラム。

 超・有名曲(エステ荘の噴水)に始まって、別の意味での超・有名曲(ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の「愛の死」...の超絶的編曲)で終わる、その間をつなぐドラマの、まあなんと異質なことか。
 「新世代奏者の名刺代わり」の通念を大きく覆す、リストという芸術家に意外な角度から光をあてる、アルバム全体を通して聴く意義もじゅうぶん感じさせてくれる内容。
 レズリー・ハワードの全集でもなければお目にかからないような曲目もちらほら。
 そして心底感服させられてしまうのは、物理的には強烈なフォルティシモや心をぐいぐい揺さぶる圧巻の超絶技巧の瞬間もあるのに、彼の語り口は何やらカリスマ的な高雅さを決して失わないこと。ある意味きわめて静々と、いつのまにか自分の領域に私たちの心を引き込んでしまう、その得体の知れないピアニズム。
 これは、たぶん他の誰にもまねできない「マルテンポのリスト」というほかありません。

 ベーゼンドルファーから紡ぎ出される澄みきった美音は、一点の曇りもないのに人間的な温もりを一瞬たりとも失わず、ヴィンチェンツォ・マルテンポという人間の姿、いやフランツ・リストという作曲家の肉感的存在感を描き出します。
 いっさい乱れないトリルの、静々と響きわたるカンティレーナの、そして何の不自然もなくロマン派の響きに割り込んでくる、グレゴリオ聖歌の思わぬメロディの、この底知れなさ...。
 長大なポロネーズの充実感も、トリスタン和声に宿る陶酔も、もはや「悪魔的」というほかありません。


 


PCL 0109
\1400
ゲオルギス・オソーキンス(pf)
 ショパン:後期ピアノ曲集

  子守歌Op.57、ピアノソナタ第3番Op.58、
  マズルカ第36番Op.59、舟歌Op.60、
  ポロネーズ第7番 「幻想」 Op.61、
  変奏曲イ長調 「パガニーニの思い出」KK.IVa-10
ゲオルギス・オソーキンス(pf)

 第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ、ファイナリスト ゲオルギス・オソーキンス!
 さすが目利きのPIANO CLASSICSレーベルがリリースを敢行。

 ゲオルギス・オソーキンスは1995年ラトビアのラガ生まれ。
 ピアニストの父の下、5歳でピアノを始め、10歳でラトビア国立交響楽団との協奏曲でコンサート・デビュー。
 2009年スクリャービン国際コンクール(パリ)や2014年若いピアニストのための国際ショパン・コンクール(モスクワ)で優勝。
 第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでは個性的な演奏で賛否を集めながらもファイナル・ステージへ登りつめ、多くのファンを作り、2015年12月には早くも日本デビューを果たしている。




ショパン・コンクールでのライヴですが、「舟歌」。
https://youtu.be/f9f8zgcN2Jo






<メジャー・レーベル>

イタリアDECCA


482 6042
(8CD)
\5000

クルト・マズア&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
 ベートーヴェン:交響曲全集、序曲全集、協奏曲集


CD1
 交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」(録音1987年3月)
 交響曲第1番ハ長調 Op.21(録音1989年1月)
CD2
 交響曲第2番ニ長調 Op.36(録音1989年3月)
 交響曲第7番イ長調 Op.92(録音1990年11月)
CD3
 交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」(録音1992年10月)
 交響曲第8番ヘ長調 Op.93(録音1992年2月)
CD4
 交響曲第4番変ロ長調 Op.60 (録音1988年5月&1991年6月)
 交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」(録音1992年12月)
CD5
 交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」(録音1990年1月&1991年5月)
  シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)
  ヤルト・ヴァン・ネス(アルト)
  ウヴェ・ハイルマン(テノール)
  ベルント・ヴァイクル(バリトン)
  ライプツィヒ放送合唱団
  ゲヴァントハウス児童合唱団
CD6
 ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56
  (録音1992年7月)
  ボザール・トリオ
  メナヘム・プレスラー(ピアノ)
  イダ・カヴァフィアン(ヴァイオリン)
  ピーター・ワイリー(チェロ)
 合唱幻想曲 ハ短調 Op.80(録音1993年2月)
  メナヘム・プレスラー(ピアノ)
  ズザーネ・シャインプフルーク(ソプラノ)
  ケルスティン・クライン(ソプラノ)
  アンドレア・ピット(アルト)
  アルブレヒト・ザック(テノール)
  エッケハルト・ワーグナー(テノール)
  ラインハルト・デッカー(バス)
  中部ドイツ放送合唱団
CD7
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(録音1978年)
  サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
 「フィデリオ」序曲 Op.72c(録音1973年1月)
 序曲「命名祝日」Op.115(録音1973年1月)
 「アテネの廃墟」序曲Op.113(録音1973年11月)
CD8
 序曲「コリオラン」Op.62(録音1973年11月)
 「エグモント」Op.84〜序曲(録音1972年11月)
 「シュテファン王」序曲 Op.117(録音1973年1月)
 「プロメテウスの創造物」序曲 Op.43(録音1973年11月)
 「レオノーレ」序曲第1番 Op.138(録音1974年1月)
 「レオノーレ」序曲第2番 Op.72a(録音1974年1月)
 「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b(録音1972年2月)
 序曲「献堂式」Op.124(録音1974年1月)
クルト・マズア(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
クラムシェル・ボックス仕様




<国内盤> 

.

ALPHA



Alpha242
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4300+税
ジェレミー・ロレール指揮&ル・セルクル・ド・ラルモニー管
 モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』(全)

  『ベルモントとコンスタンツェ、または
      後宮からの逃走』〜3幕のジングシュピール
       (1782年ウィーンにて初演)
ジェレミー・ロレール指揮
ル・セルクル・ド・ラルモニー管弦楽団(古楽器使用)
アンサンブル・エデス(合唱)
ジェイン・アーチボルド(S/コンスタンツェ)
ノルマン・ラインハルト(T/サ゛ルモント)
ミッシャ・シェロミャンスキー(Bs/オスジン)他

 欧州歌劇界、着実に新時代!飛ぶ鳥を落とす勢いのロレール、『後宮』に目をつけたAlphaレーベルの慧眼!

 モーツァルト歌劇の指揮者…といっても、ブッシュやベームやクレンペラーの時代は遠く過ぎ、さらにはアルノンクールをへて、ガーディナーやクリスティら古楽器系の指揮者たちも「最前線」というより大御所感が出てきた昨今。ドゥダメルやメッツマッハ—など古楽器ではない新世界の異才も続々、そして歌劇界に現れたトロイの木馬か黒船か?のクルレンツィスも大暴れ…

 そんな21世紀の歌劇界で着実に大きな注目を集めているJ.ロレールとその古楽器楽団に、ほかでもない切れ者レーベルAlphaが目をつけた...というのが何とも心そそられる話ではありませんか!

 すでにEratoやNaiveでモーツァルトの初期交響曲や革命期のケルビーニ歌劇、あるいはベルリオーズ周辺のフランス・ロマン派管弦楽作品などでも玄人リスナーたちまで瞠目させてきたこの異才、ジャルスキーやダムラウのソロ盤でも頼れるパートナーに選ばれ続けているのはご存知の通り!
 ウィーン時代のモーツアルトの出世作『後宮からの逃走』をどう料理し、それがどうAlphaのディレクターの心を射抜いたのか?

 間違いなく録音史に一章を刻むであろう新録音!






旧譜
ジェレミー・ロレール、VIRGIN
「幻」のモーツァルト交響曲集

VIRGIN
VC 2348682
\2800
海外在庫限り
ジェレミー・ロレール/モーツァルト交響曲集
 交響曲第25番ト短調K.183
 交響曲第26番変ホ長調K.184
 交響曲第29番イ長調K.201
ル・セルクル・ドゥラルモニー
 (ジュリアン・ショーヴァン-リーダー)
ジェレミー・ロレール指揮

 VIRGINから華々しくデビューしたロレール。
 誰もがこの演奏を聴いたときは、その颯爽とした軽快さと、才気あふれる音楽運びに唖然とした。そして新しい時代が来たと実感した。なにか、呼吸感が違うのだ。

 ・・・なのに・・・、その後レーベルが消滅。ロレールの世界進出計画はあえなく頓挫に。

 このアルバムは海外在庫限り。完売の際はご容赦を・・・



 センセーショナルな注目を集めたダムラウのヴァージン・レーベルの2作(「モーツァルト、サリエリ、リギーニ(VC-3952502)」、「モーツァルト・アリア集(VC-2120232)」)でデビューした、ロレール/ル・セルクル・ドゥラルモニーの交響曲録音第1作。

 ロレールは1973年パリ生まれ、91年に国立高等音楽院に入学、アナリーゼ、作曲法、オーケストレーション、クラヴサンの4つのプリミエ・プリを獲得した俊才。
 ミンコフスキーやクリスティーの薫陶を受け、レ・ザール・フロリサンと共に、マドリードでの「魔笛」(2003)、ウィーン・フェストヴォッヘンでのヘンデルの「ヘラクレス」(2004)に参加。ル・セルクル・ドゥラルモニーはヴァイオリンのショーヴァンと一緒に2005年に創設。2006年ボーヌでのバロック・オペラ国際フェスティヴァル、2007年9月のシャンゼリゼ劇場への出演で大成功をおさめている。


しかしその後AMBROISIEからベートーヴェンをリリース
胸のすくような初期作品集でその異才ぶりを発揮した

AMBROISIE
AM 204
\2700
フランスの名門ピリオド楽器オーケストラル・セルクル・ドゥラルモニー、
 

 ベートーヴェン:
  (1)プロメテウスの創造物op.43(1801)
  (2)歌劇『レオノーレ』より
   マルツェリーネのアリア「おお、私があなたと一緒になれたら」(1805)
  (3)いいえ、心配しないで WoO92a (1801-02)
  (4)ロマンス ヘ長調(ヴァイオリンとオーケストラのための)op.50 (1802)
  (5)ああ、不実なものよop.65(1796)
  (6)交響曲第1 番 ハ長調 op.21 (1800)
ル・セルクル・ドゥラルモニー(管弦楽)
ジュリアン・ショヴァン(Vn)
アレクサンドラ・コク(Sop)
ジェレミー・ロレール(指)
録音:2011 年2 月(リール・オペラ座でのライヴ録音)

 颯爽たる快男児登場。
 ジェレミー・ロレール。
 パリ国立音楽院でケネス・ギルバート、クリストフ・ルセなどにハープシコードを師事。同時に指揮も学び、ミンコフスキ、クリスティ、ホグウッド、ブルーノ・ヴァイルたちのアシスタントを務めた。
 そんなロレールとヴァイオリンのジュリアン・ショヴァンが中心となって2005 年に設立したのがル・セルクル・ドゥラルモニー。
 ロレールはこの楽団を率いながら、ウィーン国立歌劇場などでも華々しく活躍している。自らの楽壇で自由な音楽活動を続け、その一方で伝統ある舞台でもキャリアを積む・・・これが今の指揮者の新しい形なのかもしれない。 このベートーヴェンもなんとも自由闊達で花の舞うような演奏。完全に時代は変わった。

 今回のアルバムはベートーヴェン初期作品集。
 ベートーヴェン唯一の歌劇『フィデリオ』の前身、『レオノーレ』のアリアでは、クラリネットの活躍が印象的。管弦楽による伴奏も実に充実、絶妙な転調にベートーヴェンの才をあらためて感じる。

そしてこの隠れた名盤が
ジェレミー・ロレール&ル・セルクル・ドゥラルモニーによる演奏だった!

AMBROISIE
AM 207
\2700
Le Paris des Romantiques〜ロマン派のパリ
 (1)ナポレオン=アンリ・ルベル(1807-1880):交響曲第4番 (世界初録音)
 (2)ベルリオーズ:夢とカプリッチョop.8
 (3)リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
ベルトラン・シャマユ
 ((3)ピアノ/ 1837 年製エラール
  (Edwin Beunk コレクション))
ル・セルクル・ドゥラルモニー(管弦楽)
ジュリアン・ショヴァン((2)Vn)
ジェレミー・ロレール(指)

 
 これが1800年代中盤にパリで実際に聴かれていた音楽か。
.
 1857年パリで上演されたという典雅でロマンティックな初めて聴くアンリ・ルベルのシンフォニー。第2楽章のうだるようなロマン!
 ベルリオーズの「夢とカプリッチョ」はなんとヴァイオリン協奏曲!
 どこかの古い蔵から引っ張り出してきたような鄙びた音を奏でる、1837 年製エラールで弾かれたリストのピアノ協奏曲第1番。おもちゃ箱をひっくり返したような演奏!
.
 ・・・思いっきりタイムスリップできる。
.
 ジェレミー・ロレールの指揮、オケはル・セルクル・ドゥラルモニー、ピアノはベルトラン・シャマユ。
 ジャケットも秀逸。


 21 世紀のリストの再来ともいえる若きピアニスト、ベルトラン・シャマユが、オリジナル楽器による新進気鋭のオーケストラ「ル・セルクル・ドゥラルモニー」との共演で、リスト・イヤーに、リストのピアノ協奏曲第1 番をライヴ収録!
 更に、当時のパリの音楽界で活躍したアンリ・ルベルの交響曲第4 番( 世界初録音)、ベルリオーズのいわば唯一のヴァイオリン協奏曲となる「夢とカプリッチョ」という、19 世紀当時のパリの薫りと空気に満ちたプログラムも魅力です。

 アンリ・ルベルは1851 年からパリ音楽院で教鞭をとり(和声)、アカデミーの会員や、ローマ賞の審査員も務めた重鎮。全部で4 曲の交響曲を遺しています。この第4 番は、1857 年、ベートーヴェンなどの音楽をパリの聴衆に紹介した協会主催演奏会で初演され、絶賛されました。後にサン=サーンスはこの作品を四手連弾のために編曲しています。この第4 番は、他の3 曲の交響曲に比べて演奏機会が少なく、ルベルの生前に、初演も含めて3 度演奏されたきりでした。この録音は、約150 年の時を経てのコンサートのもようを収めたもの。歴史的にも貴重な演奏の登場です。

 ベルリオーズの「夢とカプリッチョ」は、もともとは1841 年にピアノとヴァイオリンのために書かれたものですが、同年、オーケストラとヴァイオリンのために書きなおされました。ベンヴェヌート・チェッリーニのアリアの旋律に基づいています。ヨアヒムら優れたヴァイオリニストによって演奏されたほか、ヴィエニャフスキが最後にロシアで行ったコンサートでも取り上げるなど、当時から重要なレパートリーとして重宝されたことが窺われます。

 リストの協奏曲でピアノを弾くベルトラン・シャマユは1981 年トゥールーズ生まれ、2011 年の来日ではオール・リスト・プログラムを披露、その技巧と音楽、人柄で聴衆を魅了しました。今回はリストも愛したエラールのピアノで、完璧な技巧で色彩様々な音色を聴かせてくれます。リストもおそらくこのように演奏して人々を魅了したのでは、と思いを馳せたくなる出来栄えです。




 

PASSACAILLE



PSC1019
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税
バッハの協奏曲
  〜フルート、チェンバロ、ヴァイオリン〜

 1. チェンバロ協奏曲第4番 イ長調 BWV1055
 2. イタリア語によるカンタータ「あの人は知らない、
    どれほどの悲しみが」BWV209
 3. ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
 4. 三重協奏曲 イ短調 BWV1044 〜
   フルート、ヴァイオリン、チェンバロ、弦楽と通奏低音のための
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ&指揮)
Ens.ラ・ディヴィナ・アルモニア(古楽器使用)
平崎真弓(バロック・ヴァイオリン)
ヤン・ド・ヴィンヌ(ゴラウト・トラヴェルソ)
アリーチェ・ロッシ(ソプラノ)

 これぞ、古楽器演奏シーンの充実の極致!限りない音楽愛が躍動感と品格に昇華された、必聴の1枚。
 着実に演奏史が塗り替わりつつある…といえば、バッハの協奏曲界隈も見過ごせないところ。マリナーやリヒターの時代を遠く見やりつつ、クイケンや英国古楽初期の栄光も遠く過ぎ、それどころか気づけばカフェ・ツィマーマンの極小編成録音の鮮烈な登場さえ15年も前…そしてそれだけのことはある、着実に演奏の現場は経験値が集積され、より濃密な、さらに深い演奏をくりだす曲者たちが増えているのだ…ということを、このディヴィナ・アルモニア盤からひしひしと感じずにはおれません。
 ご存知、アンサンブル主宰者は2月の来日公演も大成功だった世界的オルガニスト=チェンバリスト、L.ギエルミ!
 ほぼ各パートひとりずつ(ヴァイオリンは2・2)の絞り込まれた編成で綴るバッハの傑作に混じって、事実上のフルート協奏曲と言える序曲が添えられている秘作、イタリア語歌詞の俗世向けカンタータBWV209まで収録してくれているのが嬉しいところ!
 決定的名演に意外と恵まれていない三重協奏曲BWV1044も実にみごと——しかし何より、コンチェルト・ケルンでも活躍をみせる才人・平崎真弓のソロの深さ、しなやかさには息を飲まずにおれません!
 フルート(トラヴェルソ)の吹き手は、Passacaille主宰者で自身の楽団イル・ガルデッリーノの共同主宰者でもあるヤン・ド・ヴィンヌ。




カメラータ・トウキョウ


CMCD-15141/2
(2CD)
\3000+税
2人の聖フランチェスコ〜リスト:ピアノ作品集/
 F.リスト:
  ペトラルカのソネット第47番
   (「巡礼の年 第2年 イタリア」第4曲) LW-A55/4(S161/4)
  ペトラルカのソネット第104番
   (「巡礼の年 第2年 イタリア」第5曲) LW-A55/5(S161/5)
  ペトラルカのソネット第123番
   (「巡礼の年 第2年 イタリア」第6曲) LW-A55/6(S161/6)
  ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
   (「巡礼の年 第2年 イタリア」)第7曲) LW-A55/7(S161/7)
  愛の夢 第3番 LW-A103/3(S541/3)
  リゴレット:演奏会用パラフレーズ LW-A187(S434)
  小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
   (「2つの伝説」第1曲) LW-A219/1(S175/1)
  波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ
   (「2つの伝説」第2曲) LW-A219/2(S175/2)
  イゾルデの愛の死(「トリスタンとイゾルデ」より) LW-A239(S447)
  聖フランチェスコ
   (アッシジの聖フランチェスコの太陽賛歌への前奏曲) LW-A301(S499a)
  聖フランチェスコの賛歌 LW-A307(S499)
コスタンティーノ・カテーナ
 ベクテレフやチッコリーニなどの薫陶を受けたイタリアの俊英、コスタンティーノ・カテーナのピアノによる、リスト室内楽レコーディング・プロジェクトの、ピアノ作品集第2弾。
 今回は、アルバム・タイトルの通り「2人の聖フランチェスコ」と関連の深い、リストのカトリック信仰との強い絆が見いだせる作品を中心に収録。
 豊かな響きに定評のあるイタリア・ウンブリア州ウンベルティーデの聖クローチェ美術館に、ピアノの銘器ファツィオーリF278を持ち込み、カテーナが多様な色彩感や開放的な響きを駆使した演奏を繰り広げています。

 ●コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ):
  イタリアのジュゼッペ・マルトゥッチ音楽院でルイジ・ダスコリに師事し、優秀な成績で卒業。コスタンティン・ボギーノ、ブルーノ・メッツェーナ、ボリス・ベクテレフのもとで研鑽を積む。多数の国内外のコンクールで入賞し、多くの音楽文化団体・機関・音楽祭で演奏。
  聖チェチリア音楽院、キジアーナ音楽院、リスト協会がリスト生誕200年を記念して2011年にローマで開催した全ピアノ作品演奏にも参加。室内楽の分野でも国際的評価の高い演奏家と共演。
  音楽院などで後進の指導にあたり、アッヴェリーノ音楽院“ドメニコ・チマローザ”ではピアノ科教授を務めている。
  演奏活動の一方、サレルノ大学で哲学、ナポリ大学で心理学の学位をそれぞれ取得。音楽演奏における精神心理学に取り組む。




マイスター・ミュージック


MM-3080
\3000+税
シャコンヌ〜無伴奏ヴィオラ作品集
 J.S.バッハ:
  シャコンヌ
   (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004)
  無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV.1007
  無伴奏チェロ組曲 第5番 BWV.1011
  ラルゴ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1005)
 テレマン:12のファンタジー 第7番
 ヴュータン:カプリッチョ ハ短調
川本嘉子(ヴィオラ)
 その高い実力と人気で、アルゲリッチやマイスキーら世界的な演奏家との共演も多く、「東燃ゼネラル音楽賞奨励賞(2015年)受賞の記憶も新しい川本嘉子。
 待望の新録音は無伴奏作品集。
 独自の艶やかな響きで、深遠な無伴奏の世界を繊細に描きあげます。
 

MM-3081-82
(2CD)
\3900+税
クラリネット・アンサンブルの芸術Ⅰ
 「5つのミニアチューレ」

  J.S.バッハ:序曲(パルティータ第4番 BWV.828)
  モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番「狩」
  F.ファルカシュ:ハンガリーの古典舞曲
  磯部周平:3本のクラリネットのための5つのミニアチューレ
  J−M.ダマーズ:4本のクラリネットのための四重奏曲
  シューベルト:楽興の時
  ドヴォルザーク:アメリカ(弦楽四重奏曲第12番)
  磯部周平:メタモルフォーゼンⅡ
  サティ:「スポーツと気晴らし」より
  シューマン:子供の情景
  J.S.バッハ:G線上のアリア
ザ・クラリネット・アンサンブル
(山本正治 、
磯部周平 、
十亀正司 、
三界秀実 、
澤村康恵)
 人気のオリジナル曲、委嘱作品はもちろんのこと、クラリネットの特性を考え抜いた高品質の編曲作品を収録した「クラリネット・アンサンブルの芸術シリーズ」第1弾!

<映像>


EURO ARTS(映像)


20 63698
(14DVD)
\8200
ダニエル・バレンボイム・ボックス
 DVD1 「バレンボイム演奏活動50周年記念コンサート・イン・ブエノスアイレス」
 DVD2 ドキュメンタリー「ダニエル・バレンボイムの素顔」
 DVD3&4  ダニエル・バレンボイム・プレイズ・モーツァルト〜後期ピアノ協奏曲集
 DVD5,6&7  モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
 DVD8&9  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲
 DVD10  ダニエル・バレンボイム〜スカラ座でのリスト・リサイタル
 DVD11&12  ダニエル・バレンボイム・プレイズ・リスト
 DVD13  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
 DVD14  ブラームス:ピアノ協奏曲第1&2番
 ピアニストとしてのダニエル・バレンボイムを24時間分の映像集で堪能するボックス・セット

 画面:NTSC、16:9(DVD1,2,3,4,8,9,10,13)、4:3(DVD5,6,7,11,12,14)、音声:PCM ステレオ、DD5.1&DTS5.1(DVD1,2,8,9,10)、字幕:DVD2/ 英、独、仏、リージョン:All、収録時間:24時間

 近年指揮者としての活躍目覚ましい世界的巨匠ダニエル・バレンボイムですが、天才ピアニストとしても素晴らしい功績を残しています。このボックス・セットはDVD14 枚計24 時間に渡るバレンボイムのピアニストとしての輝かしい演奏を収録したもの。
 内容はこれまでEURO ARTS からリリースされたバレンボイムの貴重な映像ばかりが集められています。

  バレンボイムの演奏活動50 周年を記念して故郷ブエノスアイレスで行われたリサイタル映像(DVD1)。
  そして幼少期、ピアニスト、指揮者として、アルゼンチン生まれイスラエル国籍のユダヤ人という様々な顔を持つバレンボイムの素顔に迫ったドキュメンタリー映像(DVD2)。
  バレンボイムがベルリン・フィルを弾き振りして、モーツァルトの後期8 つのピアノ協奏曲を演奏した映像(DVD3&4)。
  1988-90 年に収録した清潔感ある端正なモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲(DVD5,6,7)。
  2007 年「ルール・ピアノフェスティヴァル」でシュターツカペレ・ベルリンを率いて行ったベートーヴェン全曲弾き振り(DVD8&9)。
  2007 年にミラノ、スカラ座で行ったリスト・リサイタル(DVD10)。
  1985 年にバイロイトの辺境伯オペラハウスなどの美しい劇場で、オール・リスト・プログラムを演奏した映像(DVD11&12)。
  1992 年にミュンヘンのバヴァリア音楽スタジオでセッション収録された「ゴルトベルク変奏曲」(DVD13)。
  孤高の巨匠チェリビダッケとミュンヘン・フィルと共演したブラームスのピアノ協奏曲(DVD14)。

 このセット一つで、ピアニストとしてのバレンボイムをじっくり堪能することができます。















6/30(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ARTE VERUM


QEC 2016
(4CD)
\5400

2016年エリザベート王妃国際音楽コンクール【ピアノ】
CD1
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
   ルーカス・ヴォンドラチェク(ピアノ/チェコ/第1位)
   マリン・オルソップ(指揮)ベルギー国立管弦楽団
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.16
   ヘンリー・クレーマー(ピアノ/アメリカ/第2位)
   マリン・オルソップ(指揮)ベルギー国立管弦楽団
 ショパン:ノクターン第17番ロ長調 Op.62-1 /
   チホ・ハン(ピアノ/韓国/第4位)
CD2
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 KV466
   アレクサンダー・ベイヤー(ピアノ/アメリカ/第 位)
   ポール・メイエ(指揮)ワロニー王立室内オーケストラ
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 KV467
   ルーカス・ヴォンドラチェク(ピアノ) 
   ポール・メイエ(指揮)ワロニー王立室内オーケストラ
 ハイドン:ピアノ・ソナタ ホ長調 Hob.XVI:31 /
   ヘンリー・クレーマー(ピアノ)
CD3
 クロード・ルドゥ(1960-):A Butterfly’s Dream
   チホ・ハン(ピアノ)
   マリン・オルソップ(指揮)ベルギー国立管弦楽団
 ファビアン・フィオリーニ(1973-):Tears of Lights /
   アレクサンダー・ベイヤー(ピアノ)
 シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調 Op.11
   アリョーシャ・ユリニッチ(ピアノ/クロアチア/第5位)
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
   アルベルト・フェッロ(ピアノ/イタリア/第6位)
   マリン・オルソップ(指揮)ベルギー国立管弦楽団
CD4 DeZes / LesSIX
 ドビュッシー:夢想 /
   アリョーシャ・ユリニッチ(ピアノ)
 ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23 /
   レオナルド・ピエールドメニコ(ピアノ)
 ラヴェル:道化師の朝の歌 /
   ラリー・ウェン(ピアノ)
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番ニ短調 Op.14 /
   岡田 奏(ピアノ)
 ラヴェル:オンディーヌ /
  ホワン・ルオユー(ピアノ)
 リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調 /
   アルベルト・フェッロ(ピアノ)
 ラモー:ソローニュのお人好し /
   岡田 奏(ピアノ)
 プロコフィエフ:4つの練習曲 Op.2 /
   ドミトリー・シシュキン(ピアノ)
 若きピアニストたちの激戦!2016 年エリザベート王妃国際音楽コンクール

 79’54’’、67’07’’、77’28’’、73’13’’

 2016 年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、ピアノ部門の上位入賞者たちのコンクール時の演奏を集めたボックスです。
 熱気あふれる快演の数々、2016 年のエリザベート王妃国際音楽コンクール、ピアノ部門の上位入賞者たちのコンクール時の演奏を集めたボックスです。熱気あふれる快演の数々、パロディの連続のようにコロコロと表情を変え、身のこなしが鮮やかです。
 CD 4 のDe ZES / Les SIX は、エリザベート王妃国際音楽コンクールが行っているユニークな試みで、6 名の音楽教育を受けている学生が、第1 次予選から本選までのすべての演奏に密着、その感想や雰囲気などをツイッター、フェイスブック、さらにホームページなどで発信していくというもの。
 順位とは関係なく、彼ら6 名が選んだ優れた演奏が収められています。日本からは岡田 奏(おかだ・かな)の演奏が選ばれています。彼女は函館市生まれで、14 歳で渡仏し、パリ国立高等音楽院に学ぶ逸材です。







HMF

HMC 902242
\2700→\2490
ケラスが伝統音楽と現代音楽を
 「THRACE」〜トラキアの伝統音楽〜サンデー・モーニング・セッションズ

  フランク・ルリシュ:ハムサ
  S.シノプロス:ニハーヴェント・セマーイー
  ルトスワフスキ:ザッハー変奏曲
  オスタド・モハメアド・レザ・ロフティ:ザブリとシュスタリ
  作曲者不詳(伝承曲/アラビアの歌):Visite nocturne
  作曲者不詳(伝承曲):私が鳥だったら
  作曲者不詳(ギリシャの結婚の歌ほか):日曜日の朝
  シェミラーニ兄弟:Dast e Kyan(即興演奏)
  イェルク・ヴィトマン:デジタル・エチュード(2015)
  作曲者不詳(バルカンの伝承曲):ハサピコ
  ロス・ダリー:カルシラマ
  トラキアの伝統音楽:7/8 のダンス
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
ソクラティス・シノプロス(リラ)
ケイヴァン・シェミラーニ&
 ビヤン・シェミラーニ(ザルブ/ダフ)
 ケラス、最新盤ヨーロッパと中東、伝統音楽と現代音楽をケラスのチェロが見事に融合

 録音:2015 年9-10 月

 ケラスがいざなう、時空を越えた旅路。蠱惑的なリズムに乗ってケラスが奏でる古の旋律と、打楽器、リラの音色が合わさって、古の人々が行き交う喧騒が聞こえてくるかのよう。
 古楽から現代まで、おそろしいまでに精確な技術でいとも簡単にその垣根を越えるケラスによる、時代と地域を大きくまたがるプロジェクトの登場。タイトルのTHRACE とは、紀元前2,3 世紀に栄えた文化交流も活発なトラキアのことで、歴史的に様々な地域のことを指しますが、本アルバムでは、ギリシア、トルコおよびブルガリアの音の原風景がとらえられています。
 ケラスのチェロの音色と、シノプロスが奏でるリラの音色が混然一体となり生まれる魅惑的な旋律、シェミラーニ兄弟のパーカッションの妙技にも引き込まれる1枚。
 幼馴染の名打楽器奏者シェミラーニ兄弟、そして12 年来の知り合いであるリラの名手、シノプロスの繰り出すリズムと音色が織りなす世界に、ケラスは自分やチェロという存在を融け込ませています。注意深く聴けば紛うことなきケラスのチェロの音色なのですが、チェロという楽器の枠を越えた世界が広がっています。2016 年6 月には本アルバムのメンバーとプログラムを携え来日、聴衆を熱狂させました。ケラス自身、「ずっと取り組みたかったプロジェクト」と語るプロジェクト。変幻自在、きわめて柔軟なケラスの音楽力にあらためて驚嘆させられる1 枚です。
 本CD1 曲目の「ハムサ」は現代の作曲家によるもの。5 拍子で書かれているのですが、西洋音楽に慣れ親しんだ耳には馴染みのないリズムに感じられ、1 曲目から聞き手は一気に別世界へと引き込まれます。
 アルバムのタイトルにもなっているサンデー・モーニングは、ギリシアに伝わる結婚の歌をシノプロスがアレンジしたもの。クレタ島では、結婚を祝う音楽に、リラは欠かせないと言います。
 ルトスワフスキの作品は微分音が多様され、伝統音楽の音響とマッチします。また、ヴィトマンの作品デジタル・エチュード(フランス語のdigital は「指の」の意もある)は、ブーレーズ追悼のために書かれたもので、弓をまったく用いず、ピツィカートやチェロ本体をたたく音のみで構成されており、シェミラーニ兄弟のパーカッションにも通じます。
 全体をとおしてプログラムを見ないで聴くと、伝統音楽なのか現代音楽なのか、区別がつかないくらいに巧みに構成された1 枚。チェロとリラの音色も絶妙にマッチします。
 ケラスのような名手だからこそ為し得た、文化・文明の高度な融合がここにあります。



 

HUNGAROTON

HSACD 32522
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
隠れた人気・・・バルトークの合唱曲
 しかも指揮はコチシュ!

バルトーク:合唱曲I

 (1)4つのスロヴァキア民謡(混声合唱とピアノ)
 (2)5つのスロヴァキア民謡(無伴奏男声合唱)
 (3)4つの古いハンガリー民謡(無伴奏男声合唱)
 (4)4つのハンガリー民謡(無伴奏混声合唱)
 (5)セーケイ民謡集(全6曲)(無伴奏男声合唱)
 (6)過ぎ去った時より(全3曲)(無伴奏男声合唱)
 (7)夕べ(無伴奏男声合唱)
 (8)2つのルーマニア民謡(無伴奏女性合唱)
 (9)4つのハンガリー民謡(初版)(無伴奏混声合唱)
ゾルターン・コチシュ(指揮)
ハンガリー国立合唱団
スロヴァキア・フィル合唱団
クリスチアーン・コチシュ(ピアノ)
 コチシュだから実現した、バルトーク合唱の極み

 録音:2015 年8 月11-13 日、10 月21-22 日、11 月17 日/フェニックス・スタジオ/SURROUND STEREO、60’ 45”

 バルトークの合唱作品は、コダーイの同種作品ほど人気がありませんが、内容的には勝るとも劣らぬ素晴らしさ。
 ハンガリーやスロヴァキアの民俗音楽を用いながら、ピアノとは異なる声ならではの表現力を駆使した世界を作り上げています。
 このアルバムは、大ピアニストのコチシュが合唱を指揮するユニークなアルバム。バルトークの音楽を熟知するコチシュならではの行き届いた演奏が魅力です。「4 つのハンガリー民謡」は2 種の版を併録するこだわりも聴きもの。
 SACD により合唱の微妙なニュアンスと迫力を、あますところなくとらえています。



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PENTATONE

PTC 5186610
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ユリア・フィッシャーのチャイコフスキー名演再発売!
 チャイコフスキー:
  (1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
  (2)憂鬱なセレナード Op.26
  (3)ワルツ=スケルツォ Op.34
  (4)なつかしい土地の思い出 Op.42
ユリア・フィッシャー
 (ヴァイオリン)
ロシア・ナショナル管弦楽団
ヤコフ・クライツベルク
 ((1)-(3)指揮、(4)ピアノ)
 ジャケット一新!ユリア・フィッシャーのチャイコフスキー・アルバムが再発売!

 セッション録音:2006年4月/(1)-(3)DZZ第5スタジオ(モスクワ)、(4)MCO1スタジオ5(ヒルヴァーサム)/DSD、マルチチャンネル、68’ 25”
 (1)I.18’05” +II.6’44” +III .10’04”= 34’53”(2)9’27”(3)7’46”(4)I. 瞑想曲 9’17”+II.スケルツォ 3’15”+III.メロディ 3’22” = 15’54”

 SACD ハイブリッド盤。
 類稀な才能の持ち主の天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャー。当ディスクは彼女が20 代前半に収録したチャイコフスキー・アルバムをジャケット一新で再発いたします。
 ミュンヘン生まれのユリア・フィッシャーは、3 歳でヴァイオリンを、その後ピアノも習いはじめ、すぐにその才能を開花させヴァイオリン、ピアノそれぞれで国際的なコンクールに複数回優勝しているという逸材。その後順調にキャリアを重ね、PENTATONE レーベルからのデビュー盤となったロシアン・アルバムで、一躍世界のひのき舞台に躍り出ました。
 確かな技術と情熱的な語り口が魅力のフィッシャーですが、このチャイコフスキーでも彼女の才が光ります。
 協奏曲では、雄大に歌い上げる第1 楽章、泣きの第2 楽章、攻めの第3 楽章と、溌剌とした演奏の中にも豊かなニュアンスで表現しております。また、なつかしい土地の思い出では故ヤコフ・クライツベルクと息の合ったアンサンブルを披露しております。再発売にともない旧盤PTC 5186095 は廃盤となります。)



 2007年のコメントから


 通常のテンポで通常の伴奏をつけるクライツベルクとロシア・ナショナル管。
 優美な前段が終わり、いよいよフィッシャーのヴァイオリンが登場。

 ・・・なのだがフィッシャー、伴奏オケがやってきたテンポと明らかに違うテンポでヴァイオリンを弾き始める。
 オケがあっと息を呑むのが聴こえてくる。

 「今日のテンポはこれでいっていいかしら、ごめんあそばせ。」

 クライツベルクに優しく微笑みながらフィッシャーは余裕たっぷりに歌い始める。
 それ以降はまさしく彼女の独壇場。
 異常演奏など考えられない第2楽章でさえ、彼女の完全陶酔型演奏にめんくらう。
 そして第3楽章にいたってはまるで美しい獣。なまめかしくも危険な演奏。百戦錬磨の技巧集団も、彼女の前ではおとなしい猫の群れ。聴いている我々も首の後ろをつかまれ「ニャー」と鳴いてしまいそう。

 ・・・まさにユリア・フィッシャーのためだけの強烈なアルバムだった。

 


PTC 5186551
(2SACD HYBRID)
\4300→\3890
ヤノフスキ&ベルリン放送響による
 ワーグナー録音から序曲と前奏曲

マレク・ヤノフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団

 ワーグナー:
  Disc 1
   ・前奏曲〜『パルジファル』第1幕WWV 111より(12’16”)
   ・前奏曲〜『パルジファル』第3幕WWV 111より(4’45”)
   ・ジークフリート牧歌 WWV 103(18’35”)
   ・「荒涼たる岩山の麓—岩山の頂き」〜『ジークフリート』第3幕 WWV 86cより(6’46”)
   ・「夜明けとジークフリートのラインへの旅立ち」〜『神々の黄昏』 WWV 86dより(9’36”)
   ・「ジークフリートの葬送行進曲」〜『神々の黄昏』第3幕 WWV 86dより(5’45”)
  Disc 2
   ・序曲〜『さまよえるオランダ人』WWV 63(10’37”)
   ・前奏曲〜『ローエングリン』第1幕 WWV 75より(8’40”)
   ・前奏曲〜『ローエングリン』第3幕 WWV 75より(3’17”)
   ・序曲〜『タンホイザー』WWV 70より(13’18”)
   ・前奏曲〜『タンホイザー』第3幕 WWV 70より(7’29”)
   ・前奏曲〜『トリスタンとイゾルテ』第1幕 WWV 90より(10’34”)
   ・前奏曲〜『トリスタンとイゾルテ』第3幕 WWV 90より(4’47”)
   ・前奏曲〜『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕 WWV 96より(8’44”)
   ・前奏曲〜『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第3幕 WWV 96より(6’13”)
 ヤノフスキ&ベルリン放送響によるワーグナー録音から序曲と前奏曲、管弦楽曲の抜粋版が登場!

 ライヴ録音:2010-2015 年/ベルリン、フィルハーモニー/DSD、マルチチャンネル、Disc 1 57’ 47”、Disc 2 73’ 46”

 SACD ハイブリッド盤。
 マレク・ヤノフスキがベルリン放送交響楽団を指揮して演奏会形式で行ったワーグナーの主要オペラ10 作品ライヴ録音全集から序曲と前奏曲、管弦楽曲を抜粋した2 枚組が登場します。
 ベルリンのフィルハーモニーにて行われたこのライヴ録音は、そのすべてが非常に高いレヴェルを保ち、優秀録音として評価されました。ヤノフスキのストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは圧巻です。
 また、オーケストレーションも抜群で、とりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。




THE CHOIR OF KING’S COLLEGE

 


KGS 0014
\2100

HYMNS FROM KING’S スティーヴン・クレオベリー(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
 1. G.F.ヘンデル:Thine be the glory [Maccabaeus]
 2. リチャード・ヒュウ・プリチャード:Alleluya, sing to Jesus [Hyfrydol]
 3. E.G.モンク:Angel-voices ever singing [Angel Voices]
 4. ヴォーン・ウィリアムズ :All creatures of our God and King [Lasst uns Erfreuen]
 5. ウィリアム・ローランズ:Love divine, all loves excelling [Blaenwern]
 6. ジョン・ゴス:Praise, my soul, the King of Heaven [Praise my soul]
 7. ヨハン・クリューガー:Now thank we all our God [Nun danket alle Gott]
 8. シリル・ヴィンセント・テイラー:Glorious things of thee are spoken [Abbot’s leigh]
 9. Let all mortal flesh keep silence [Picardy] (フランス・キャロル)
 10. Jesus Christ is risen today [Easter Hymn] Adapted from Lyra Davidica
 11. Lord of all hopefulness [Slane(] アイルランド伝承曲)
 12. ジョン・ウェインライト:Christians, awake, salute the happy morn [Yorkshire (Stockport)]
 13. W.H.モンク:Abide with me [Eventide]
 14. コンラート・コハー:As with gladness men of old [Dix]
 15. ジョン・アイアランド:My song is love unknown [Love Unknown]
 16. ウィリアム・クロフト:O God, our help in ages past [St Anne]
 17. O come, O come, Emmanuel! [Veni Emmanuel] (15 世紀フランスの歌)
 18. J.B.ダイクス:Holy, Holy, Holy! Lord God Almighty! [Nicaea]
 19. A.H.ブラウン:Just as I am, without one plea [Saffron Walden]
 20. ジョージ・エルヴィー:Come, ye thankful people, come [St George’s, Windsor]
 思いっきり癒されてください。キングズ・カレッジによる珠玉の讃美歌集

 録音:2015 年4 月20・21 日/キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ)/70’03’’

 キングズ・カレッジ合唱団の美点が最大限生かされた珠玉の讃美歌集です。全曲クレオベリー自ら編曲、基本は合唱の美しさを生かしたシンプルなアレンジですが、途中でソロが出てきたりとなかなか手が込んでいます。
 表彰式でおなじみのヘンデル「見よ、勇者は帰る」に後年歌詞がつけられた讃美歌「Thinebe the glory」を始め、どこか懐かしいメロディに心が安らぎます。オルガンと合唱による無垢な調べに癒されてください。
 

KGS 0015
\2100
EVENSONG LIVE 2016
 1. パリー:At the Round Earth’s Imagined Corners
 2. スタンフォード:Evening Service in G: Magnificat
 3. ヴォーン・ウィリアムズ:Valiant-for-Truth
 4. ウォルトン:Jubilate
 5. パーセル:Iehova, quam multi sunt
 6. ギボンズ:This is the Record of John
 7. タイ:Laudate nomen Domini
 8. ケネス・レイトン:Drop, Drop, Slow Tears
 9. ティペット:St John’s Service: Magnificat
 10. メシアン:O Sacrum Convivium
 11. ハウエルズ:Gloucester Service: Magnificat
 12. ジョージ・ベンジャミン:
  ‘Twas in the year that King Uzziah died
 13. フランシス・グリエール:Magnificamus(世界初録音)
 14. ジュディス・ウィアー:Vertue
 15. ハウエルズ:Morning Service (Collegium Regale): Te Deum
スティーヴン・クレオベリー(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
 キングズ・カレッジのベスト・パフォーマンス集。美しい合唱を選りすぐりのライヴで

 録音:2014 年5 月〜 2015 年5 月(ライヴ)

 evensong とは、英国教会における夕べの祈りのこと。キングズ・カレッジは実際の夕刻の礼拝での演奏を毎週Web サイトで無料配信しており、その中から「ベスト・パフォーマンス集」として選りすぐった演奏をまとめたのがこのアルバム。
 2014 年から2015 年にかけての録音で、指揮者クレオベリーが自ら選曲しています。
 ギボンズもメシアンも、とにかく透明で美しい合唱に耳を奪われます。



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CHANDOS



CHSA 5166
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ響
 アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.5 最終巻!!

  交響曲第7番 Op.45《シンフォニア・ロマンティカ》
  交響曲第9番 Op.54《幻想的交響曲》*

ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団
アンナ・ラーション(メゾ・ソプラノ)*
ウッレ・ペーション(バリトン)*
ヨーテボリ交響合唱団*

 大好評!ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ!第5弾(最終巻)は交響曲第7番&第9番!

 エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとしてスタートし、大人気シリーズの1つとなった「クット・アッテルベリ(1887−1974)」の管弦楽作品集。
 ついに最終巻となる第5弾では、「シンフォニア・ロマンティカ(ロマンティック交響曲)」の副題を持つ交響曲第7番、そして最後の交響曲となった、「幻想的交響曲(シンフォニア・ヴィジョナリア)」の副題を持つ交響曲第9番を収録。
 メゾ・ソプラノ、バリトン、合唱と管弦楽のための作品である「幻想的交響曲」では、アンナ・ラーション、ウッレ・ペーションといったスウェーデンの名歌手とヨーテボリ交響合唱団が、古いアイスランドの詩「巫女の予言(Voluspa)」からの詩を歌います。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の強力コンビが復興する20世紀スウェーデンの偉大な作曲家、クット・アッテルベリの音楽、ついに完結です!

 録音:2015年1月19日−20日&22日−23日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)




ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
 アッテルベリ:管弦楽作品集

第1〜4弾

CHSA 5116
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
 アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.1

 交響曲第6番Op.31《ドル交響曲》
 ヴェルムランド狂詩曲Op.36
 組曲第3番Op.19-1*
 交響曲第4番Op.14《小さな交響曲》
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団
サラ・トローベック・ヘッセリンク
 (ヴァイオリン)*
ペール・ホーグベリ(ヴィオラ)*

 シャンドス復帰以降、驚異的なペースで新録音を世に送り出し続けているエストニアの音楽一族、ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィの「スカンジナヴィアン・プロジェクト」。
 2010年にベルゲン・フィルとのコンビで幕を開け、2人の"ノルウェー"の大作曲家、ハルヴォルセンとスヴェンセンの管弦楽作品集で好評を博し続けるプロジェクトに新たに加わるのは、"スウェーデン"の「クット・アッテルベリ」(1887−1974)!
 作曲家、チェリスト、評論家、電気技師、ストックホルムの特許局の職員、スウェーデン作曲家協会、スウェーデン著作権協会の会長など、様々な顔を持っていたアッテルベリ。
 ヤルヴィが振る「管弦楽作品集Vol.1」には、約20分という演奏時間の中から母国スウェーデンの民謡の旋律が湧き出る1918年作曲の「交響曲第4番」、1928年にコロムビア・グラモフォン・カンパニーが主催した「シューベルト没後100周年作曲コンクール」で優勝し、賞金1万ドルを獲得すると同時に世界規模での名声を得るきっかけとなった「交響曲第6番《ドル交響曲》」、ノーベル賞受賞者セルマ・ラーゲルレーヴの75歳の誕生日を記念して作曲された「ヴェルムランド狂詩曲」、ヴァイオリンとヴィオラのソロが紡ぐ「組曲第3番」の4作品を収録。
 20世紀に現れたスウェーデン・ロマンティシズム、クット・アッテルベリ。
 ネーメ・ヤルヴィの熱き情熱と推進力が、これまでには無い新しいアッテルベリを聴かせてくれることでしょう!




 どうでもいいですが昔の日記から。

 昨日というか今朝、夢の中で大金を拾いました。
 一瞬不穏なことを考えましたが、札束の間に信用金庫のチラシが入っているのを見て、資金繰りに困っている人のお金かもなー・・・と思い直して警察に。
 夢の中とはいえ、いいことをしたので今朝はすがすがしい気分。
 ということで縁起の良い曲を。
 20世紀スウェーデンの大作曲家アッテルベリの「交響曲第6番」、その名も「1万ドルの交響曲」。
 コロムビア・レコード主催「シューベルト没後100周年作曲コンクール」で優勝した作品なのですが、その優勝賞金が1万ドルだったということでこの名前がついています。
 今日はこの曲を聴いて金運を付けましょうか。とくに終楽章の馬鹿かっこいいお祭り騒ぎは聴いててなんだか嬉しくなってきます。きっとお金を落とした人も今頃喜んでるはず!



CHSA 5133
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
 アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.2

  交響曲第2番ヘ長調 Op.6
  交響曲第8番ホ短調 Op.48
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団
 Vol.2は交響曲第2番&交響曲第8番!

 エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。
 ノルウェーのベルゲン・フィルとの「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして絶好のスタートを切ったスウェーデンの「クット・アッテルベリ(1887-1974)」。
 ナショナル・オーケストラ・オヴ・スウェーデン(The National Orchestra of Sweden)の称号を持つヨーテボリ交響楽団とネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ第2集は、「交響曲第2番」と「交響曲第8番」!
 スウェーデンの王立工科大学で電気技術を学んでいる最中の1911年、24歳で作曲を始めた「交響曲第2番」。当初は2楽章形式の交響曲として書かれたものの、批評家から厳しい評価を受け、英雄的な第3楽章を追加。アッテルベリの英雄的シンフォニーは、ネーメ・ヤルヴィの推進力、豪快なサウンド、音楽作りとのコラボレーションが楽しみな作品。
 1944年に完成した「交響曲第8番」は、スウェーデン民謡の旋律をモチーフとした4楽章形式のシンフォニーであり、1945年の初演を聴いたシベリウスが絶賛したというエピソードも有名。
 20世紀に生まれたスウェーデン・ロマンティシズム、アッテルベリ。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の名コンビによる斬新な解釈が楽しみ。第2集も期待大!

 ※録音:2013年1月14日−17日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)

CHSA 5154
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
 
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.3

  交響曲第1番ロ短調 Op.3
  交響曲第5番ニ短調 Op.20 《葬送交響曲》
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団
 ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ!Vol.3は交響曲第1番&交響曲第5番!

 エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。ノルウェーのベルゲン・フィルとの「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして絶好のスタートを切ったスウェーデンの「クット・アッテルベリ(1887−1974)」。
 ナショナル・オーケストラ・オヴ・スウェーデン(The National Orchestra of Sweden)の称号を持つヨーテボリ交響楽団とネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ第3集は、「交響曲第1番」と「交響曲第5番」!
 作曲家、チェリスト、評論家、電気技師、ストックホルムの特許局の職員、スウェーデン作曲家協会、スウェーデン著作権協会の会長など、様々な顔を持っていたアッテルベリ。最初の交響曲でありながらも、既に高い完成度を誇っていた交響曲第1番は、スウェーデンの王立工科大学で電気工学を学びながら、ストックホルムの王立音楽院では作曲と管弦楽法を学んでいた1909年〜1911年に作曲され、自身の指揮者デビューも飾った交響曲。
 1917年から1922年にかけて作曲され、25年後の1947年に改訂された交響曲第5番は、「葬送交響曲」の副題を持ち、悲劇的な第2楽章をはじめ、劇的で憂いに満ちた作品。
 20世紀に生まれたスウェーデン・ロマンティシズム、アッテルベリ。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の名コンビによる熱き情熱と鋭い解釈で、新たなアッテルベリを聴かせてくれることでしょう!

 ※録音:2014年2月5日−6日、2015年1月21日−22日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)

CHAN 10894
\2400→\2190
ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ第4弾

 アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.4

 交響曲第3番ニ長調 Op.10《西海岸の風景》
 歌劇《ファナル》より 「3つの夜想曲」Op.35bis(世界初録音)
 管弦楽のための《ヴィットリオーソ(勝利)》Op.58(世界初録音)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団
 ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ!第4弾は交響曲第3番「西海岸の風景」!

 エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして好調なリリースが続く「クット・アッテルベリ(1887−1974)」。
 第4弾では、「西海岸の風景(Vastkustbilder)」との副題を持つ交響曲第3番(なんと、1997年のライヴという秘蔵音源)と、世界初録音となる管弦楽のための小品を収録。「交響曲第3番」は、副題のとおりヨーテボリ近郊の西海岸の複雑で雄大な自然を描いた傑作で、当時からスウェーデン国外でも頻繁に演奏されるなど人気を博した作品。
 「ヴィットリオーソ(勝利)」は、交響曲第7番(シンフォニア・ロマンティカ)の第4楽章として構想されていた作品。20世紀スウェーデンの偉大な作曲家クット・アッテルベリの音楽を、ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の名コンビが色彩豊かに、そして大胆に描いてゆきます。

 ※録音:1997年11月20日(交響曲第3番/ライヴ)、2015年1月19日−21日(他の作品)、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)







PSALMS


PSAL 023
\2500
大聖堂のために 〜 ミサ曲、讃歌とモテット集
 ティトルーズ&オークストー:第6旋法のマニフィカト
 ティトルーズ:
  使徒よ高らかに、めでたし海の星、太陽の昇る地平から
 フレマール:ミサ曲《わたしの言葉にお耳をお貸し下さい》
ル・メランジェ
トーマス・ファン・エッセン(指揮)
フランソワ・メニシエ(オルガン)
 フランス、ボルドーの教会音楽レーベル「Psalms」の取扱いを開始します。

 フランスにおけるオルガン音楽の父とも称されるジャン・ティトルーズ(1563−1633)の世界初録音を含む17世紀フランスの教会音楽集。
 ティトルーズゆかりの地、ルーアンの音楽院で教授を務めるフランソワ・メニシエと、ル・メランジェの声楽、コルネットやセルパンの響きが、知られざる17世紀フランスの教会音楽の歴史を蘇らせる。

 2013年5月&6月の録音。
 

PSAL 022
(2CD)
\5000
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080 ジャン=パトリス・ブロス(チェンバロ)
 コレットやバルバストレ、A.L.クープランなど、多くの優れた録音を発表し、フランス有数の名手として知られるジャン=パトリス・ブロスが奏でるバッハの「フーガの技法」。
 フランスの名工エミル・ジョヴァンが18世紀に製作したチェンバロによる演奏。

 2013年11月&12月の録音。
 

PSAL 021
\2500
修道士の歌 〜 12世紀の写本より
 めでたし女王/いと高き主/受難の後/全ての美は/
 世界に向かいて/そしてその間に/ガリラヤ人たちよ/
 我らが父/詩篇94番/今やキリストは天に昇りたまいぬ/
 五旬祭の日が来たりし時/詩篇111番/
 ウルティモ・フェスティヴィタティス/
 聖霊/花があらわれ
トロネ聖歌隊
ダミアン・ポワブロー(指揮)
 12世紀、シトー会の写本に基づくグレゴリオ聖歌集。シトー会の改革と結びついたグレゴリオ聖歌の荘厳なる響きがここに。

 2013年11月&12月の録音。
 

PSAL 020
\2500
セルトン:レクイエム ヴォクス・カントリス
ジャン=クリストフ・カンドウ(指揮)
 パリ、サント=シャペルの聖歌隊長を務め、シャンソンの発展に寄与したフランス・ルネサンスの音楽家、ピエール・セルトン(1510−1582)の「レクイエム」。
 フランスのア・カペラ・グループ、ヴォクス・カントリスの清廉なハーモニーが美しい。

 2012年11月の録音。
 

PSAL 019
\2500
ルネサンス時代の詩篇集
グディメル:詩篇100番/
 グディメル/スヴェーリンク:詩篇96番/
 グディメル:詩篇33番、詩篇8番/
 レストカール:詩篇127番/
 グディメル/ルジュヌ:詩篇24番/
 レストカール:詩篇137番/
 グディメル:詩篇22番/
 セルヴァン:詩篇13番/
 グディメル:詩篇51番/
 ルジュヌ:詩篇41番/
 グディメル/レストカール:詩篇107番/
 ルジュヌ:詩篇130番/
 レストカール:詩篇128番/
 グディメル:詩篇104番/
 カウレリ:主の祈り
ル・コンセール・デ・プラネート・コンソルト 
 ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の井上奈緒美が参加するル・コンセール・デ・プラネート・コンソルトは、2006年に結成されたフランスの古楽アンサンブル。特に中世ルネサンスのポリフォニーの演奏、研究が高い評価を受けている。

 2013年2月の録音。




ONDINE



ODE-1284
\2400→\2190
テツラフ&ラルス・フォークト
 ブラームス:3つのヴァイオリン・ソナタ集

  ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
  スケルツォ(F.A.E.ソナタより) WoO2
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/
ラルス・フォークト(ピアノ)
 数々の賞を受賞している名手テツラフと、日本でも人気の高いピアニスト、ラルス・フォークトの共演によるブラームスの3つのヴァイオリン・ソナタ集。
 これまでにモーツァルトやシューマンのソナタ、テツラフの妹でチェリストのターニャを加えたブラームスのピアノ三重奏曲などがリリースされていますが、今回のブラームスはまさに「満を持して」の登場で、数多くの名盤がひしめくヴァイオリン・ソナタの中でも、強い存在感を放つ1枚となることでしょう。
 ブックレットには作品についてのテツラフとフォークトの対話が掲載されており(英語、ドイツ語のみ)これを見るだけでも、彼らのブラームスに寄せる思いの強さが伝わってきます。
  録音 2015年8月24-26日 ブレーメン ゼンデザール
 

ODE-1282
\2400
ヨウン・ノルダル:管弦楽作品集
 1.コラリス(1982)
 2.フルート、ハープ、ピアノと弦楽オーケストラのための「アダージョ」(1966)
 3.ラングネッティ(1975)
 4.エピタフィオン(1974)
 5.レイズラ(1973)
アイスランド交響楽団/
ヨハネス・グスタフソン(指揮)
 日本では、いくつかの美しい合唱作品で知られる現代アイスランドの作曲家ヨウン・ノルダル(1926-)。2016年は彼の90回目の誕生日を記念して、北欧一体で数多くの演奏会も予定されています。
 1940年代から50年代にかけて、戦後のヨーロッパで音楽を学んだ彼は、ダルムシュタットの夏のコースにも参加するなど、常に最新の音楽動向を踏まえた創造的な作品を追求し、ユニークな作品を次々と発表しています。
 このアルバムには、そんなノルダルの1966年から1982年までの作品を収録。指揮者グスタフソンとアイスランド交響楽団は、この演奏がONDINEレーベルへのデビュー作品となります。
  録音 2015年8月25-28日 レイキャビク ハルパ・コンサートホール



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ARTIS


パブロ・カザルス・エディション Vol.1〜ザ・ポートレート


ARTIS 003
(25CD)
\9200
*クラムシェル・ボックス仕様

パブロ・カザルス・エディション Vol.1〜ザ・ポートレート     

CD 1
CELLO ENCORES AND SHOWPIECES I

J.S.バッハ:
組曲第3番 ハ長調 BWV1009
1 I. Prelude 3:48
2 IV. Sarabande 3:53
Recording: April 23, 1915

ヘンデル
3 歌劇「セルセ(クセルクセル) HWV 40 ? ラルゴ (オンブラ・マイ・フ) 3:58
Recording: Jan. 15, 1915

サン=サーンス:
4 白鳥 (動物の謝肉祭より) 2:49
チャールズ・アルバート・ベイカー(ピアノ)
Recording: Jan. 24, 1915

ポッパー:
5 セレナーデ ? スペイン舞曲 Op. 54-2 2:59
チャールズ・アルバート・ベイカー(ピアノ)
Recording: Jan. 24, 1915

バルトロメオ・カンパニョーリ (1751-1827):
6 ロマンス 3:55
チャールズ・アルバート・ベイカー(ピアノ)
Recording: Jan. 27, 1915

シューマン:
子供の情景 Op. 15
7 第7番 トロイメライ 3:26
Recording: April 14, 1915

ボッケリーニ:
8 チェロ・ソナタ イ長調 G. 4 4:20
チャールズ・アルバート・ベイカー(ピアノ)
Recording: April 19, 1916

カタルーニャ民謡
9 鳥の歌 3:13
プラド祝祭管弦楽団
Recording: 1950

J.S.バッハ:
パストラーレ ヘ長調 BWV590
10 I. Aria 4:27
Recording: July 1951

ハイドン
11 ピアノ・ソナタ第30番 ニ長調 Hob. XVI: 19 6:11
ユージン・イストミン(ピアノ)
Recording: 1951

ベートーヴェン:
12 モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46 10:06
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルト(ピアノ)
Recording: June 21, 1927

ドビュッシー:
13 メヌエット(小組曲より) 2:47
Recording: Jan. 5, 1926

エドワード・マクダウェル:
14 ロマンス Op. 35 3:29
Recording: Jan. 4, 1926

J.S.バッハ (arr. Pollain):
15 ミュゼット(イギリス組曲第6番 BWV811 より) 3:44
Recording: Jan. 31, 1928

パブロ・カザルス(チェロ)

Total Time: 63:15


CD2
CELLO ENCORES AND SHOWPIECES II

J.S.バッハ (arr. Siloti) :
1 アダージョ (トッカーター、アダージョとフーガハ長調BWV564より) 3:55
Recording: Feb. 28, 1927

アントン・ルビンシテイン (arr. Popper):
2 メロディー ヘ長調 Op. 3 No. 1 2:48
Recording: Jan. 20, 1926

シューベルト (arr. Becker):
3 楽興の時 D780; Op. 94 No. 3 3:09
Recording: Jan. 4, 1926

ショパン (arr. Popper):
4 夜想曲 変ホ長調 Op. 9 No. 2 4:41
Recording: Jan. 20, 1926

グラナドス (arr. Cassado):
5 ゴイエスカスより間奏曲 4:33
Recording: Feb. 28, 1927

フォーレ (arr. Casals):
6 夢のあとに Op. 7 No. 1 3:02
Recording: Jan. 5, 1926

グラナドス (arr. Casals)
7 スペイン舞曲 ホ短調 3:43
Recording: Feb. 28, 1928

サン=サーンス :
8 動物の謝肉祭より〜白鳥:46
Recording: Jan. 31, 1928

ポッパー:
9 ビトー Op. 54 No. 5 3:17
Recording: Jan. 31, 1928

ゴダール:
10 ジョスランの子守歌 4:42
Recording: Jan. 20, 1926

イルマッシェ:
11 やさしいガヴォット 3:28
Recording: Jan. 4, 1926

ショパン(arr. Sieveking):
12 前奏曲Op. 28 No. 15 “雨だれ” 4:36
Recording: Jan. 19, 1926

ポッパー:
13 マズルカ Op. 11 No. 3 3:07
Recording: Feb. 28, 1928

ワーグナー:
14 タンホイザー〜夕星の歌 4:20
Recording: Jan. 5, 1926

ジョヴァンニ・ズガンバーディ (arr. Bouman):
15 ナポリのセレナーデ Op. 24 No. 2 3:18
Recording: Feb. 1, 1928

ワーグナー (arr. Wilhelmj):
16 ニュルンベルクのマイスタージンガー〜優勝の歌 4:24
Recording: Jan. 19, 1926

ポッパー:
17 村の歌 Op. 62 No. 2 2:30
Recording: April 3, 1925

シューマン(arr. Becker):
18 夕べの歌 Op. 85 No. 12 3:56
Recording: Jan. 4, 1926

パブロ・カザルス(チェロ)

Total Time: 66:25


CD 3
CELLO ENCORES AND SHOWPIECES III
タルティーニ
1 チェロ協奏曲 ニ長調 - III. Grave ed Espressivo 4:08
Recording: June 14, 1929

ドヴォルザーク (arr. Grunfeld):
2 我が母の教えたまいし歌 2:43
Recording: June 19, 1929

リムスキー=コルサコフ (arr. Strimer):
3 熊蜂の飛行 (サルタン皇帝より) 1:11
Recording: June 19, 1929

ハイドン (arr. Piatti) :
4 ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタ第1番 ハ長調 - III. メヌエット 3:56
Recording: June 21, 1929

J.S.バッハ(arr. Siloti) :
5 ソロ・ヴァイオリンのためのソナタ第2番 イ短調 - II. アンダンテ 3:40
Recording: June 19, 1929

ボッケリーニ:
6 ソナタ第 6番 ? アダージョとアレグロ 7:43
ブラス・ネト(ピアノ)
Recording: June 16-17, 1929

メンデルスゾーン:
7 無言歌集 ニ長調 Op. 109 4:31
Recording: June 17, 1929

ヴィヴァルディ(arr. Stutschewzky):
8 協奏曲 Op. 3-11 ニ短調 - II. ラルゴ 3:30
Recording: June 15, 1929

ジュゼッペ・ヴァレンティーニ (arr. Piatti):
9 ガヴォット 1:57
Recording: June 21, 1929

ブラス・デ・ラセルナ (1751-1816) (arr. Cassado):
10 トナディーリャ 1:41
ブラス・ネト(ピアノ)
Recording: June 21, 1929

J.S.バッハ (arr. Siloti) :
11 管弦楽組曲第3番 ニ長調 - II. Air 3:46
Recording: March 5, 1930

シューマン:
12 トロイメライ 3:24
オットー・シュルホフ(ピアノ)
Recording: March 5, 1930

ベートーヴェン:
13 メヌエット ト長調 WoO 10 No. 2 (ピアノとチェロのための編曲) 2:36
オットー・シュルホフ(ピアノ)
Recording: March 7, 1930

14 「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンド ト長調Op. 121a 18:52

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルト(ピアノ)
Recording: July 6, 1926

Total Time: 63:45


CD4
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲

組曲第1番 ト短調 BWV1007
1 I. Prelude 2:28
2 II. Allemande 3:40
3 III. Courante 2:31
4 IV. Sarabande 2:22
5 V. Menuet I & II 3:14
6 VI. Gigue 1:58

組曲第2番 ニ短調 BWV1008
7 I. Prelude 3:43
8 II. Allemande 3:54
9 III. Courante 2:16
10 IV. Sarabande 4:06
11 V. Menuet I & II 3:19
12 VI. Gigue 2:43

組曲第3 番 ハ長調 BWV1009
13 I. Prelude 3:28
14 II. Allemande 3:45
15 III. Courante 3:14
16 IV. Sarabande 3:30
17 V. Bourree I & II 3:23
18 VI. Gigue 3:03

パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 2, 1938 (1-6); Nov. 25, 1938 (7-12); Nov. 23, 1938 (13-18)

Total Time: 56:49


CD 5
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲

組曲第4 番 変ホ長調 BWV1010
1 I. Prelude 4:15
2 II. Allemande 3:45
3 III. Courante 3:55
4 IV. Sarabande 4:09
5 V. Bourree I & II 3:37
6 VI. Gigue 2:45

組曲第5番 ハ短調 BWV1011
7 I. Prelude 7:18
8 II. Allemande 3:17
9 III. Courante 2:03
10 IV. Sarabande 2:45
11 V. Gavotte I & II 4:29
12 VI. Gigue 2:30

組曲第6番 ニ長調 BWV1012
13 I. Prelude 5:06
14 II. Allemande 7:30
15 III. Courante 3:42
16 IV. Sarabande 4:17
17 V. Gavotte I & II 3:04
18 VI. Gigue 3:59

パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 13-16, 1939 (1-6); June 14-15, 1939 (7-12); June 3, 1938 (13-18)

Total Time: 72:37


CD 6
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第1番 へ長調 Op. 5 No. 1
1 I. Adagio sostenuto - 3:11
2 Allegro 11:12
3 II. Allegro vivace 7:39

チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op. 5 No. 2
4 I. Adagio sostenuto ed espressivo - 5:28
5 Allegro molto piu tosto presto 8:03
6 II. Rondo: Allegro 9:46

チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op. 69
7 I. Allegro ma non tanto 9:33
8 II. Scherzo: Allegro molto 3:12
9 III. Adagio cantabile - Allegro vivace 7:21

パブロ・カザルス(チェロ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ) (1-6)
オットー・シュルホフ(ピアノ) (7-9)
Recording: June 19-20, 1939 (1-3); June 20-21, 1939 (4-6); March 6-7, 1930 (7-9)

Total Time: 65:33


CD 7
ベートーヴェン:

チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op. 102 No. 1
1 I. Andante - Allegro vivace 8:38
2 II. Adagio - Tempo d’andante - Allegro vivace 7:49

チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op. 102 No. 2
3 I. Allegro con brio 7:24
4 II. Adagio con molto sentimento d’affetto 9:22
5 III. Allegro - Allegro fugato 5:03

ブラームス

チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op. 99
6 I. Allegro vivace 9:28
7 II. Adagio affettuoso 8:04
8 III. Allegro passionate 7:45
9 IV. Allegro molto 4:22

パブロ・カザルス(チェロ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
Recording: Nov. 26-27, 1936 (1-2); June 21-22, 1939 (3-5); Nov. 28, 1936 (6-9)

Total Time: 68:03


CD8
ドヴォルザーク:
チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104
1 I. Allegro 13:41
2 II. Adagio ma non troppo 10:34
3 III. Finale: Allegro moderato 11:57

パブロ・カザルス(チェロ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / ジョージ・セル
Recording: April 28, 1937

エルガー:
チェロ協奏曲 ホ短調 Op. 85
4 I. Adagio - Moderato - 7:53
5 II. Lento - Allegro molto 4:46
6 III. Adagio - 4:10
7 IV. Allegro - Moderato - Allegro, ma non troppo 11:09

パブロ・カザルス(チェロ)
BBC交響楽団 / エードリアン・ボールト
Recording: Oct. 14, 1945

Total Time: 64:26


CD 9
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第7 番 変ロ長調 Op. 97 "大公"
1 I. Allegro moderato 9:39
2 II. Scherzo: Allegro & Trio 6:42
3 III. Andante cantabile, ma pero con moto 13:16
4 IV. Allegro moderato - Presto 6:39

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルト(ピアノ)

Recording: Nov. 18-19 & Dec. 3, 1928

シューベルト:
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 D. 898
5 I. Allegro moderato 10:29
6 II. Andante un poco mosso 8:54
7 III. Scherzo: Allegro & Trio 3:41
8 IV. Rondo: Allegro vivace - Presto 8:15

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルト(ピアノ)
Recording: July 5-6, 1926

Total Time: 67:37


CD 10
メンデルスゾーン:
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 49
1 I. Molto allegro ed agitato 9:08
2 II. Andante con moto tranquillo 7:17
3 III. Scherzo: Leggiero e vivace 4:04
4 IV. Finale: Allegro assai appassionato 8:37

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルト(ピアノ)
Recording: June 20-21, 1927

シューマン:
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 63
5 I. Mit Energie und Leidenschaft 12:21
6 II. Lebhaft, doch nicht zu rasch 4:22
7 III. Langsam, mit inniger Empfindung 6:13
8 IV. Mit Feuer 7:27

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルト(ピアノ)
Recording: Nov. 15, 18 & Dec. 3, 1928

ハイドン
ピアノ三重奏曲第39番 ト長調 Hob. XV: 25 "ジプシー"
9 I. Andante 3:35
10 II. Poco adagio cantabile 6:13
11 III. Rondo all’ongarese: Presto 3:19

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルト(ピアノ)
Recording: June 20, 1927

Total Time: 72:44



CD 11
ブラームス:
ヴァイオリン,チェロと管弦楽のための協奏曲 イ短調 Op. 102
1 I. Allegro 15:13
2 II. Andante 6:56
3 III. Vivace ma non tanto 8:41

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
バルセロナ・パブロ・カザルス管弦楽団 / アルフレッド・コルトー
Recording: May 10-11, 1929

ボッケリーニ:
チェロ協奏曲 変ロ長調 (ed. Grutzmacher)
4 I. Allegro moderato 9:09
5 II. Adagio non troppo 6:19
6 III. Rondo: Allegro 7:03

パブロ・カザルス(チェロ)
ロンドン交響楽団 / ランドン・ロナルド
Recording: Nov. 29, 1936

ブルッフ:
7 コル・ニドライ Op. 47 11:53

パブロ・カザルス(チェロ)
ロンドン交響楽団 / ランドン・ロナルド
Recording: Nov. 27, 1936

Total Time: 65:22




CD 12
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第 2番 ト短調 Op. 5 No. 2
1 I. Adagio sostenuto ed espressivo - Allegro molto piu tosto presto 21:11
2 II. Rondo: Allegro 10:06
Recording: June 31, 1951, Perpignan

3 モーツァルト「魔笛」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op. 66 11:27
Recording: July 31, 1951, Perpignan

4 モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 10:57
Recording: Aug. 1951, Perpignan

5. 「ユダス・マッカベウス」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45 13:55
Recording: Aug. 1951, Perpignan

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)

Total Time: 67:39


CD 13
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲7番 変ロ長調 Op. 97 "大公"
1 I. Allegro moderato 14:03
2 II. Scherzo: Allegro 7:30
3 III. Andante cantabile, ma pero con moto 14:02
4 IV. Allegro moderato 7:30

クラリネット(あるいはヴァイオリン),チェロとピアノのための三重奏曲 変ロ長調 Op. 11
5 I. Allegro con brio 9:53
6 II. Adagio 5:42
7 III. Thema. Pria ch'io l'impegno. Allegretto 6:42

ユージン・イストミン(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: Aug. 1951, Perpignan
Total Time: 65:28



CD 14
シューベルト:
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 D. 898
1 I. Allegro moderato 11:45
2 II. Andante un poco mosso 9:24
3 III. Scherzo: Allegro 6:30
4 IV. Rondo: Allegro vivace 9:18

ベートーヴェン
ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 Op. 1 No. 2
5 I. Adagio - Allegro vivace 12:31
6 II. Largo con espressione 13:32
7 III. Scherzo. Allegro 4:08
8 IV. Finale. Presto 7:52

ユージン・イストミン(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: Aug. 1951, Perpignan

Total Time: 75:08


CD 15
メンデルスゾーン:
交響曲第4番 イ長調 Op. 90 “イタリア”
1 I. Allegro vivace 11:38
2 II. Andante con moto 5:20
3 III. Con moto moderato 5:37
4 IV. Saltarello. Presto 8:16
マールボロ音楽祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 13, 1963, Stereo, Marlboro, Vermont

ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 Op. 70-2
5 I. Poco sostenuto - Allegro ma non troppo 8:19
6 II. Allegretto 7:42
7 III. Allegro ma non troppo 6:59
8 IV. Finale. Allegro 6:20

ユージン・イストミン(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: Aug. 1951, Perpignan

Total Time: 60:15


CD 16
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV 466
1 I. Allegro 13:35
2 II. Romance 8:49
3 III. Rondo (Allegro assai) 6:33
イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 /パブロ・カザルス
Recording: June 17, 1951, Perpignan

ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 KV 482
4 I. Allegro 13:39
5 II. Andante 11:27
6 III. Allegro 12:45
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 26, 1951, Perpignan

Total Time: 66:54


CD 17
モーツァルト:
セレナーデ第13番 ト長調 KV 525 "アイネ・クライネ・ナハトムジーク"
1 I. Allegro 6:01
2 II. Romanze. Andante 6:17
3 III. Menuetto. Allegretto 2:05
4 IV. Rondo. Allegro 4:18
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: June 21-22, 1951, Perpignan

ディヴェルティメント第11番 ニ長調 KV 251
5 I. Allegro molto 4:48
6 II. Menuetto 4:14
7 III. Andantino 4:19
8 IV. Menuetto (Tema con Variazioni) 4:46
9 V. Rondeau. Allegro assai 5:30
10 VI. Marcia alla francese 2:21
マルセル・タビュトー(オーボエ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: June 22-23 & July 2-3, 1951, Perpignan

交響曲第29番 イ長調 KV 201
11 I. Allegro moderato 8:26
12 II. Andante 9:39
13 III. Minuetto 3:37
14 IV. Allegro con spirit 6:07
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: June 30, 1951, Perpignan

Total Time: 72:37


CD 18
モーツァルト:
協奏交響曲 変ホ長調 KV 364
1 I. Allegro maestoso 13:23
2 II. Andante 14:10
3 III. Presto 6:39
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 5 & 7-8, 1951, Perpignan

ヴァイオリン協奏曲第5 番 イ長調 KV 219 "トルコ風"
4 I. Allegro aperto 10:43
5 II. Adagio 11:41
6 III. Rondeau. Tempo di menuetto 8:52
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 13, 1951, Perpignan

Total Time: 65:33


CD 19
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 KV 595
1 I. Allegro 14:22
2 II. Larghetto 9:31
3 III. Rondo Allegro 8:19

ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 10-11 & 17, 1951, Perpignan

4 “どうしてあなたを忘れられよう” KV 505 11:11

ジェニー・トゥーレル(ソプラノ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 15-16, 1951, Perpignan

ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 KV 449
5 I. Allegro vivace 8:48
6 II. Andantino 8:56
7 III. Allegro ma non troppo 6:05
ユージン・イストミン(ピアノ)
ペルピニャン祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 20, 1951, Perpignan

Total Time: 67:19


CD 20
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op. 1
1 I. Allegro con brio 10:36
2 II. Andante cantabile con variazioni 8:47
3 III. Menuetto (Quasi allegro) 4:10
4 IV. Finale (Prestissimo) 8:53

ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op. 97 "大公"
5 I. Allegro moderato 14:44
6 II. Scherzo (Allegro) 7:57
7 III. Andante cantabile 14:55
8 IV. Allegro moderato - Presto 8:15

Total Time: 78:22

ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
シャーンドル・ヴェーグ(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: Sep. 1958 Stereo, Beethovenhaus, Bonn


CD 21
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第2番 ト短調Op. 5 No. 2
1 I. Adagio sostenuto ed espressivo 6:54
2 II. Allegro molto piu tosto presto 11:26
3 III. Rondo (Allegro) 10:42

チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op. 102 No. 2
4 I. Allegro con brio 7:55
5 II. Adagio con molto sentiment d’affetto 11:25
6 III. Allegro - Allegro fugato 5:44

ホルン・ソナタ ヘ長調 Op. 17
7 I. Allegro moderato 8:52
8 II. Poco adagio quasi andante 1:47
9 III. Rondo (Allegro moderato) 5:49

ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: Sep. 1958 Stereo, Beethovenhaus, Bonn

Total Time: 70:36


CD 22
ハイドン:
交響曲第45番 嬰ヘ短調"告別"
1 I. Allegro assai 5:42
2 II. Adagio 9:25
3 III. Menuet. Allegretto 5:02
4 IV. Finale. Presto - Adagi 8:49
プエルト・リコ・カザルス音楽祭管弦楽団 /パブロ・カザルス
Recording: Summer 1959, Stereo, Puerto Rico

ベートーヴェン:
交響曲第 8番 ヘ長調 Op. 93
5 I. Allegro vivace e con brio 8:23
6 II. Allegretto scherzando 3:48
7 III. Tempo di Menuetto 4:42
8 IV. Allegro vivace 8:14
マールボロ音楽祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: 1963, Stereo, Marlboro, Vermont

ボッケリーニ:
チェロ協奏曲第9番 変ロ長調 G. 482
9 I. Allegro moderato 9:41
10 II. Andantino grazioso 5:46
11 III. Rondo. Allegro 6:47
モーリス・ジャンドロン(チェロ)
ラムルー管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: Oct. 1960, Stereo, France

Total Time: 76:26


CD 23
A CONCERT AT THE WHITE HOUSE

メンデルスゾーン:
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 49
1 I. Molto allegro ed agitato 9:50
2 II. Andante con moto tranquillo 7:25
3 III. Scherzo. Leggiero e vivace 4:18
4 IV. Finale. Allegro assai appassionato 8:56

クープラン:
5つの演奏会用小品
5 I. Prelude 4:12
6 II. Sicilienne 2:56
7 III. La Tromba 1:52
8 IV. Plainte 3:45
9 V. Air de Diable 1:57

シューマン:
10 アダージョとアレグロ 変イ長調 Op. 70 10:41

カタルーニャ民謡 (arr. Casals) :
11 鳥の歌 3:24

ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: Nov. 13, 1961, White House, Washington D. C.
Total Time: 59:24


CD24
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
1 I. Allegro 4:24
2 II. Adagio 4:18
3 III. Allegro 4:27
4 IV. Menuetto; Trio I, Polacca, Trio II 8:24

ブランデンブルク協奏曲第2 ヘ長調 BWV1047
5 I. Allegro 4:16
6 II. Andante 4:37
7 III. Allegro assai 2:47

ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
8 I. Allegro 7:02
9 II. Adagio 00:13
10 III. Allegro 6:30

11 リハーサル - ブランデンブルク協奏曲第1 番BWV1046 8:08
III. Allegro
IV. Menuetto; Trio I, Polacca, Trio II

12 リハーサル -ブランデンブルク協奏曲第2番 BWV1047 7:22
I. Allegro

13 リハーサル - ブランデンブルク協奏曲第3 番BWV1048 5:18
I. Allegro
II. Allegro

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
ピーター・ゼルキン(ハープシコード)
マールボロ音楽祭管弦楽団 / パブロ・カザルス

Recording: July 6-6, 1964, Stereo, Marlboro Music Festival, Vermont

Total Time: 67:55


CD 25
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV1049
1 I. Allegro 6:54
2 II. Andante 3:20
3 III. Presto 4:39

ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
4 I. Allegro 10:53
5 II. Affettuoso 5:37
6 III. Allegro 5:36

ブランデンブルク協奏曲第6 番 変ロ長調 BWV1051
7 I. Allegro 6:24
8 II. Adagio, ma non tanto 4:57
9 III. Allegro 5:48

10 リハーサル - ブランデンブルク協奏曲第5番 BWV1050 2:40
I. Allegro

11 リハーサル - ブランデンブルク協奏曲第6 番BWV1051 4:46
III. Allegro

12 リハーサル ? ブランデンブルク協奏曲第4 番BWV1049 8:41
III. Presto
II. Allegro

Total Time: 70:24

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
ピーター・ゼルキン(ハープシコード)
マールボロ音楽祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 6-6, 1964, Stereo, Marlboro Music Festival, Vermont

 


パブロ・カザルス・エディション Vol.2〜プラド音楽祭

ARTIS 004
(23CD)
\9200
クラムシェル・ボックス仕様
パブロ・カザルス・エディションVol. 2〜プラド音楽祭

CD 1
ブラームス:
弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op. 18
1 I. Allegro ma non troppo 12:19
2 II. Andante - ma moderato 10:29
3 III. Scherzo - Allegretto molto 2:55
4 IV. Rondo - Poco allegretto e grazioso 11:17

アイザック・スターン&アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
ミルトン・カティミス& ミルトン・トーマス(ヴィオラ)
パブロ・カザルス & マドレーヌ・フォレイ(チェロ)
Recording: June 23 & July 2, 1952

ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op. 8
5 I. Allegro con brio 16:01
6 II. Scherzo - Allegro molto 7:19
7 III. Adagio 9:25
8 IV. Allegro 7:08

マイラ・ヘス(ピアノ)
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 30 & July 1, 1952

Total Time 77:02


CD2
J.S.バッハ :
ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV 1041
1 I. Allegro moderato 4:22
2 II. Andante 7:43
3 III. Allegro assai 4:26
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
Recording: June 16, 1950

チェンバロ協奏曲第5番 へ短調 BWV 1056
4 I. Allegro 3:34
5 II. Largo 3:07
6 III. Presto 4:17
クララ・ハスキル(ピアノ)
Recording: June 6, 1950

ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
7 I. Allegro 5:51
8 II. Adagio 7:49
9 III. Presto 4:11
アイザック・スターン(ヴァイオリン), マルセル・タビュトー(オーボエ)
Recording: June 5, 1950

ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV 1050
10 I. Allegro 11:15
11 II. Affettuoso 6:21
12 III. Allegro 5:36
ユージン・イストミン(ピアノ)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ジョン・ワマー(フルート)
Recording: June 10&12, 1950

プラド祝祭管弦楽団 /パブロ・カザルス

Total Time 68:40


CD 3
シューベルト:
弦楽五重奏曲 ハ長調 Op. 163 D. 956
1 I. Allegro ma non troppo 14:19
2 II. Adagio 13:17
3 III. Scherzo - Presto 9:09
4 IV. Allegretto 9:55

アイザック・スターン&アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
ミルトン・カティミス(ヴィオラ)
パブロ・カザルス & ポール・トルトリエ(チェロ)
Recording: July 1-2, 1952

交響曲第5番 変ロ長調 D. 485
5 I. Allegro 5:32
6 II. Andante con moto 12:39
7 III. Menuetto - Allegro molto 5:13
8 IV. Allegro vivace 5:56
プラド祝祭管弦楽団 /パブロ・カザルス
Recording: July 4, 1953

Total Time 76:06


CD4
シューマン:
チェロ協奏曲 イ短調 Op. 129
1 I. Nicht zu schnell 11:50
2 II. Langsam 4:10
3 III. Sehr lebhaft 9:09
パブロ・カザルス(チェロ)
プラド祝祭管弦楽団 / ユージン・オーマンディ
Recording: May 28, 1953

ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 63
4 I. Mit Energie und Leidenschaft 13:03
5 II. Lebhaft, doch nicht zu rasch 3:59
6 III. Langsam, mit inniger Empfindung 6:54
7 IV. Mit Feuer 7:46
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 4, 1952

民謡風の5つの小品 Op. 102
8 I. "Vanitas vanitatum". Mit Humor 3:10
9 II. Langsam 3:43
10 III. Nicht schnell, mit viel Ton zu spielen 4:35
11 IV. Nicht zu rasch 2:08
12 V. Stark und markiert 3:54
パブロ・カザルス(チェロ)
レオポルド・マネス(ピアノ)
Recording: July 1, 1952

Total Time 74:29



CD 5
シューベルト:
弦楽五重奏曲 ハ長調 Op. 163 D. 956
1 I. I. Allegro ma non troppo 15:30
2 II. Adagio 13:31
3 III. Scherzo. Presto - Trio. Andante sostenuto 9:09
4 IV. Allegretto 10:25
シャーンドル・ヴェーグ, シャーンドル・ツェルデ(ヴァイオリン)
ゲオルグ・ヤンツェル(ヴィオラ)
パブロ・カザルス, ポウル・サボ(チェロ)
Recording: July, 1961 Stereo

ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op. 5-1
5 I. Adagio sostenuto 3:18
6 - Allegro 10:30
7 - Adagio - Presto 00:58
8 - Tempo I 00:32
9 II. Rondo - Allegro vivace 7:30
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July, 1961 Stereo

Total Time 71:28


CD 6
J.S.バッハ :
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番 ト長調 BWV 1027
1 I. Adagio - Allegro ma non troppo 8:08
2 II. Andante 3:10
3 III. Allegro moderato 3:25
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV 1028
4 I. Adagio - Allegro 6:55
5 II. Andante 6:42
6 III. Allegro 4:13
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3 番 ト短調 BWV 1029
7 I. Vivace 6:15
8 II. Adagio 6:40
9 III. Allegro 4:45
パブロ・カザルス(チェロ)
パウル・バウムガルトナー(ピアノ)
Recording: June, 1950

ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV 1049
10 I. Allegro 7:01
11 II. Andante 3:38
12 III. Presto 5:24
ジョン・ワマー, ナーナード・ゴールドバーグ(フルート)
プラド祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: May 18, 1950

Total Time 66:25


CD 7
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K493
1 I. Allegro 11:09
2 II. Larghetto 11:57
3 III. Allegretto 8:41
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
エルンスト・ウォルフィッシュ(ヴィオラ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 7, 1956

シューマン:
ピアノ三重奏曲第3番 ト短調 Op. 110
4 I. Bewegt, doch nicht zu rasch 10:57
5 II. Ziemlich langsam 8:17
6 III. Rasch 4:00
7 IV. Kraftig, mit Humor 8:05
シャーンドル・ヴェーグ(ヴァイオリン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 11, 1956

Total Time 63:12


CD8
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第4番 ニ長調 Op. 70 No.1 "幽霊"
1 I. Allegro vivace con brio 11:06
2 II. Largo assai, ed espressivo 11:18
3 III. Presto 8:20
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 18, 1954

シューベルト:
五重奏曲 ハ長調 Op. 163
4 I. Allegro ma non troppo 14:13
5 II. Adagio(segue) 12:18
6 III. Scherzo. Presto(segue) 9:01
7 IV. Allegretto/ Piu allegro 9:33
ヤコブ・クラクマルニク, オーレル・ペルネア(ヴァイオリン), カレン・タットル(ヴィオラ)
マドリーヌ・ファーリー, パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 7, 1953

Total Time 75:55


CD 9
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ ヘ長調 Op. 5 No. 1
1 I. Adagio sostenuto - Allegro - Presto 19:16
2 II. Allegro vivace - Adagio 7:20
パブロ・カザルス(チェロ)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
Recording: June 20, 1954

チェロ・ソナタ ト短調 Op. 5 No. 2
3 I. Adagio sostenuto ed espressivo - Allegro molto piu tosto presto 16:48
4 II. Rondo. Allegro 9:22
パブロ・カザルス(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ)
Recording: June 7, 1954

ホルン・ソナタ ヘ長調 Op. 17 (arr. for cello and piano)
5 I. Allegro moderato 8:57
6 II. Poco Adagio 1:46
7 III. Rondo. Allegro moderato - Allegro molto 5:44
パブロ・カザルス(チェロ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
Recording: July 11, 1958

Total Time 69:18



CD 10
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op. 69
1 I. Allegro, ma non tanto 14:18
2 II. Scherzo: Allegro molto 6:31
3 III. Adagio cantabile - Allegro vivace 10:02
パブロ・カザルス(チェロ),
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
Recording: July 10, 1958

チェロ・ソナタ ハ長調 Op. 102 No. 1
4 I. Andante - Allegro vivace 9:16
5 II. Adagio - Tempo d’andante - Allegro vivace 8:50
パブロ・カザルス(チェロ),
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
Recording: July 16, 1953

チェロ・ソナタ ニ長調 Op. 102 No. 2
6 I. Allegro con brio 7:10
7 II. Adagio con molto sentimento d’affetto 10:05
8 III. Allegro 4:37
パブロ・カザルス(チェロ),
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
Recording: June 20, 1954

Total Time 70:54



CD 11
モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K364
1 I. Allegro maestoso - Adagio 13:31
2 II. Andante 13:03
3 III. Presto 6:50
ヨーゼフ・フィックス(ヴァイオリン)
リリアン・フックス(ヴィオラ)
Recording: June 19, 1953

ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op. 15
4 I. Allegro con brio 15:05
5 II. Largo 9:40
6 III. Rondo. Allegro scherzando 9:20
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
Recording: June 24, 1953

プラド祝祭管弦楽団 /パブロ・カザルス

Total Time 67:34


CD 12
ベートーヴェン:
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
1 I. Adagio - Allegro vivace 13:28
2 II. Adagio 11:09
3 III. Allegro vivace / Trio. Un poco meno Allegro 5:50
4 IV. Allegro ma non troppo 7:08
ロンドン・コレギウム・ムジクム / パブロ・カザルス
Recording: July 8, 1959

ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 19
5 I. Allegro con brio 15:09
6 II. Adagio 8:16
7 III. Rondo. Molto allegro 6:26
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
プラド祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス
Recording: July 9, 1959

Total Time 67:32

CD 13
ベートーヴェン
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調Op. 5 No. 1
1 I. Adagio sostenuto - Allegro - Adagio - Presto 18:58
2 II. Rondo. Allegro vivace 7:25
パブロ・カザルス(チェロ)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
Recording: May 17, 1953

チェロ・ソナタ第2番 ト短調Op. 5 No. 2
3 I. Adagio sostenuto ed espressivo - Allegro molto piu tosto presto 21:11
4 II. Rondo: Allegro 10:06
パブロ・カザルス(チェロ)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
Recording: June 31, 1953

J.S.バッハ:
オルガン協奏曲 ハ長調 BWV 594 (arr. Marie Rosaboff)
5 II. Recitative 4:21
パブロ・カザルス(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ)
Recording: May-June, 1953

マヌエル・デ・ファリャ:
7つのスペイン民謡から
6 第5番 ナナ 2:11
パブロ・カザルス(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ)
Recording: 1953

Total Time 64:17


CD 14
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op. 69
1 I. Allegro ma non tanto 13:24
2 II. Scherzo: Allegro molto 5:40
3 III. Adagio cantabile - Allegro vivace 9:32
Recording: May 18, 1953

チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op. 102 No. 1
4 I. Andante - Allegro vivace 8:42
5 II. Adagio - Tempo d’andante - Allegro vivace 8:30
Recording: May 19-20, 1953

チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op. 102 No. 2
6 I. Allegro con brio 7:09
7 II. Adagio con molto sentimento d’affetto - 9:30
8 III. Allegro - Allegro fugato 4:51
Recording: May 19-20, 1953

パブロ・カザルス(チェロ)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)

Total Time 67:24


CD 15
J.S.バッハ
組曲第3番 ハ長調BWV 1009
1 I. Prelude. Allegro 3:29
2 II. Allemande. Quasi maestoso 4:09
3 III. Courante. Allegro non troppo 3:40
4 IV. Sarabande. Lento 3:39
5 V. Bourree I. Allegro moderato. Bourree II. (Tranquillo) 3:52
6 VI. Gigue. Vivace 3:21
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: unknown

ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op. 102 No. 2
7 I. Allegro con brio 7:24
8 II. Adagio con molto sentimento d'affeto 14:37
III. Allegro - Allegro fugato
パブロ・カザルス(チェロ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
Recording: June, 1953

9 「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンド Op. 121a  19:50

シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 18, 1954

Total Time 64:07


CD 16
J.S.バッハ:
チェロとピアノのためのソナタ ト長調BWV 1027
1 I. Adagio 4:41
2 II. Allegro ma non tanto 4:14
3 III. Andante 3:34
4 IV. Allegro moderato 3:27
パブロ・カザルス(チェロ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
Recording: July 8, 1956

ブラームス
三重奏曲 ロ長調 Op. 8
5 I. Allegro con brio 10:29
6 II. Scherzo. Allegro molto 6:49
7 III. Adagio 9:08
8 IV. Allegro 6:35
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ユージン・イストミン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 13, 1955

クラリネット、チェロ、ピアノのための三重奏曲 Op. 114
9 I. Allegro 8:18
10 II. Adagio 8:36
11 III. Andante grazioso 4:17
12 IV. Allegro 4:45
デイヴィッド・オッペンハイム(クラリネット)
ユージン・イストミン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 3, 1955

Total Time 75:01


CD 17
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op. 87
1 I. Allegro 9:40
2 II. Andante con moto 8:52
3 III. Scherzo. Presto 4:54
4 IV. Finale. Allegro giocoso 6:09
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ユージン・イストミン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 13, 1955

シューマン:
ピアノ三重奏曲第2 番 ヘ長調 Op. 80
5 I. Sehr lebhaft 8:38
6 II. Mitinnigem Ausdruck 9:39
7 III. In massiger Bewegung 5:09
8 IV. Nicht zu rasch 6:09
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 4, 1956

9 アダージョとアレグロ 変ロ長調 Op. 70 10:47
クリフォード・カーゾン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 15, 1956

Total Time 70:05


CD 18
J.S.バッハ:
組曲第3番 ハ長調 BWV 1009
1 I. Prelude 3:25
2 II. Allemande 4:07
3 III. Courante 3:36
4 IV. Sarabande 3:35
5 V. Bourree I & II 3:48
6 VI. Gigue 3:22
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 2, 1955

組曲第5番 ハ短調 BWV 1011
7 I. Prelude 8:18
8 II. Allemande 6:59
9 III. Courante 2:17
10 IV. Sarabande 3:15
11 V. Gavotte I & II 5:06
12 VI. Gigue 2:31
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 3, 1956

カタルーニャ民謡
13 鳥の歌 3:02
Recording: July 18, 1956
パブロ・カザルス(チェロ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)

Total Time 53:29


CD 19
メンデルスゾーン:
ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op. 66
1 I. Allegro energico e con fuoco 12:26
2 II. Andante espressivo 7:56
3 III. Scherzo, Molto Allegro quasi Presto 3:51
4 IV. Finale. Allegro appasionato 9:06
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 15, 1959

ブラームス:
チェロとピアノのためのソナタ第1番 ホ短調 Op. 38
5 I. Allegro non troppo 15:25
6 II. Allegretto quasi menuetto - Trio 6:53
7 III. Allegro 7:21
パブロ・カザルス(チェロ)
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
Recording: July 19, 1958

Total Time 63:03


CD 20
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第3番 ハ長調 Op. 101
1 I. Allegro energico 7:52
2 II. Presto non assai 4:04
3 III. Andante grazioso 3:51
4 IV. Allegro molto 6:01
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ユージン・イストミン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 13, 1955

ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第5番 変ホ長調 Op. 70 No. 2
5 I. Poco sostenuto - Allegro, ma non troppo 12:12
6 II. Allegretto 5:53
7 III. Allegretto, ma non troppo 8:20
8 IV. Finale. Allegro 8:11
シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 18, 1954[]

9 「魔笛」の主題による7つの変奏曲... 11:16

パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
Recording: July 10, 1958

Total Time 67:47


CD 21
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op. 87
1 I. Allegro 10:12
2 II. Andante con moto 8:50
3 III. Scherzo. Presto - Poco meno presto 5:17
4 IV. Finale. Allegro giocoso 7:03
マイラ・ヘス(ピアノ)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 16, 1952

J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV 1048
5 I. Allegro - Adagio 7:28
6 III. Allegro 6:54
Recording: June 19, 1953

ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV 1049
7 I. Allegro 7:16
8 II. Andante 3:55
9 III. Presto 5:38
Recording: June 24, 1953
プラド祝祭管弦楽団 / パブロ・カザルス

Total Time 62:39


CD 22
シューベルト :
ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D. 929
1 I. Allegro 12:16
2 II. Andante con moto 10:26
3 III. Scherzo. Allegro moderato 7:25
4 IV. Allegro moderato 13:23
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: June 5-6, 1952

ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調 Op. 1-1
5 I. Allegro 10:15
6 II. Adagio cantabile 8:37
7 III. Scherzo. Allegro assai 5:29
8 IV. Finale. Presto 7:26
ユージン・イストミン(ピアノ)
ヨーゼフ・フィックス(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 5, 1953

Total Time 75:24


CD 23
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op. 70-1 "幽霊"
1 I. Allegro vivace e con brio 6:33
2 II. Largo assai ed espressivo 12:01
3 III. Presto 08:12
ユージン・イストミン(ピアノ)
Jヨーゼフ・フィックス(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July 8-9, 1953

ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調Op. 70-1 "幽霊"
4 I. Allegro vivace e con brio 7:45
5 II. Largo assai ed espressivo 11:55
6 III. Presto 8:50
カール・エンゲル(ピアノ),
シャーンドル・ヴェーグ(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
Recording: July, 1961 Stereo

Total Time 55:20





CHANDOS


CHANDOS 2FOR1


CHAN 241-58
(2CD/特別価格)
【新装移行再発売】
\2500
"ヒコックス・レガシー" 新譜4タイトル!
 エルガー:
  カンタータ 《カラクタクス》 Op.35
  セヴァーン組曲 Op. 87
リチャード・ヒコックス(指揮)
ロンドン交響楽団&合唱団
ジュディス・ハワース(ソプラノ)
アーサー・デイヴィス(テノール)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)
スティーヴン・ロバーツ(バス)
アラステア・マイルズ(バス)
 元祖・英国音楽の伝道師の大いなる遺産。"ヒコックス・レガシー" 新譜4タイトル!

 英国音楽の伝道師リチャード・ヒコックス(1948−2008)が残した大いなる遺産を後世に伝える「ヒコックス・レガシー」。
 ヒコックスはロンドン交響楽団&合唱団とともに、「3大オラトリオ」を含むエルガーの合唱付き諸作品を録音したが、この1992年録音の「カラクタクス」もその名盤のうちの1つ。
 タイトル・ロールを務めるデイヴィッド・ウィルソン=ジョンソンを始めとした充実のソリスト陣もポイント。

 録音:1992年10月26日−31日、オール・セインツ教会(トゥーティング、ロンドン)/CHAN 9156/7からの新装移行再発売


CHANDOS CLASSICS


CHAN 10911X
【新装移行再発売】
\2100
ホルスト:管弦楽作品集
 フーガ風序曲 Op.40-1, H.151
 サマセット狂詩曲 Op.21-2, H.87
 スケルツォ H.192
 エグドン・ヒース Op.47, H.172
 ハマースミス Op.52, H.178
 カプリッチョ
リチャード・ヒコックス(指揮)
ロンドン交響楽団
 ダイナミックなリズムの「フーガ風序曲」やノスタルジックな「サマセット狂詩曲」など、ホルストが書いた管弦楽曲の代表作が収録されたアルバム。「惑星」の次にホルストのオーケストラを聴きたい人にオススメ。

 録音:1994年2月21日−22日、オール・セインツ教会(トゥーティング、ロンドン)/CHAN 9420からの新装移行再発売
 

CHAN 10912X
【新装移行再発売】
\2100
ジョン・アイアランドの管弦楽作品集
 アイアランド:
  ダウンランド組曲
  交響詩イ短調
  コンチェルティーノ・パストラーレ
  2つの交響的練習曲
リチャード・ヒコックス(指揮)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
 ブラスバンドのコンクールのために作曲され、後にアイアランド自身と弟子のジェフリー・ブッシュによって弦楽オーケストラ版へと編曲された「ダウンランド組曲」を中心とした、ジョン・アイアランドの管弦楽作品集。

 録音:1994年10月31日−11月1日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)/CHAN 9376からの新装移行再発売
 

CHAN 10913X
【新装移行再発売】
\2100
ディーリアス:管弦楽作品集
 楽園への道(歌劇「村のロメオとジュリエット」より)
 ダンス・ラプソディ第1番
 ダンス・ラプソディ第2番
 夏の庭で
 北国のスケッチ
リチャード・ヒコックス(指揮)
ボーンマス交響楽団
 グラモフォン賞に輝いた名盤「海流/告別の歌/日没の歌(CHAN 10868X)」に続いて発売された、ヒコックスとボーンマス交響楽団とのコラボレーションによるディーリアス。「楽園への道」に代表されるように、ディーリアスの管弦楽作品のきらびやかな魅力を引き出している。

 録音:1994年9月9日−10日、ウィンター・ガーデン(ボーンマス)/CHAN 9355からの新装移行再発売



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HUNGAROTON



HCD 32790/91
(2CD)
\4800→\4390
バックハウスと互角だった・・・
 ピアニスト・バルトーク

 CD1
  バルトーク:
   (1)アレグロ・バルバロ
   (2)10のやさしい小品〜トランシルヴァニアの夕べ/熊の踊り
   (3)ルーマニア民俗舞曲(全6曲)
   (4)2つのルーマニア舞曲Op.8〜第1曲
   (5)14のバガテルOp.6〜第2曲;
    3つのブルレスカOp.8c〜ほろ酔い
   (6)組曲Op.14
   (7)15のハンガリー農民の歌〜第7-10, 12, 14, 15曲
   (8)ソナチネ
   (9)小組曲(全6曲)
   (10)3つのハンガリー民謡
   (11)子供のために〜第3, 4, 6, 10, 12, 13, 15, 18, 19, 21曲
   (12)ミクロコスモス〜
    第100, 142, 140, 133, 149, 148, 94, 152, 153曲
   (13)ハンガリー農民の歌による即興曲〜第1, 2, 6, 7, 8曲
  CD2
   (1)スカルラッティ:
      ソナタ ト長調L.286/イ長調L.135/
       イ長調L.293/変ロ長調L.50
   (2)ブラームス:カプリッチョ ロ短調Op.76の2
   (3)コダーイ:ハンガリー民謡集〜第7-9, 20, 21, 42曲
   (4)バルトーク:8つのハンガリー民謡〜第1, 3, 2, 5曲
   (5)同:8つのハンガリー民謡〜第6, 7, 8曲
   (6)同:2台のピアノのためのミクロコスモス〜
      和音とトリルの練習/新ハンガリー民謡/
      半音階的インヴェンション
   (7)同:ラプソディ第1番
   (8)同(セーケイ編):ルーマニア民俗舞曲(全6曲)
   (9)同:コントラスツ
   (10)リスト:巡礼の年第3 年〜心を高めよ
ベーラ・バルトーク(ピアノ)
CD2の(3)(4)
 マーリア・バシリデシュ
  (コントラルト)
CD2の(3)
 ヴィルマ・メデジャサイ
  (ソプラノ)
CD2の(3)(5)
 フェレンツ・セーケイヒディ
  (テノール)
CD2の(6)
 ディッタ・バルトーク・パーストリ
  (ピアノ)
CD2の(7)-(9)
 ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
(9)ベニー・グッドマン
 (クラリネット)
 久々の登場、バルトークのヴィルトゥオーゾぶりに驚嘆!

 録音[CD1 : 1929年ブダペスト(1)(2)(4)-(6);1920年頃ベルリン(3)(8);1936年ブダペスト(7);1942年アメリカ(9)(10)(13);1945年(11);1940年ニューヨーク(12)、CD2 : 1929年ブダペスト(1);1939年ブダペスト(2);1928年ブダペスト(4)(5);1942年アメリカ(6);1940年ニューヨーク(7)(9);1930年ロンドン(8);1936年ブダペスト(10)]/ADD、74’ 04”、74’ 32”

 バルトークは1905 年にパリで行われたルビンシュタイン音楽コンクール、ピアノ部門で2 位入賞を果たします。この時の優勝はヴィルヘルム・バックハウスで、彼と互角に戦えるほどの技量の持ち主でした。
 このアルバムはバルトークのピアニストとしての芸術をたっぷり味わえます。

 CD1 は自作の独奏曲が中心。代表作「アレグロ・バルバロ」や「ミクロコスモス」もさすがですが、何と「ルーマニア民俗舞曲」全6 曲を弾いているのが狂喜。さらにCD2 では同曲のセーケイ編曲によるヴァイオリンとピアノ版を、シゲティとバルトークが合奏しているのも奇跡の記録。独特のリズムと歌い回しが絶妙で、説得力満点。

 CD2 にはバルトーク自編によるスカルラッティのソナタやブラームス、リストまで弾いているのに注目。さらに愛妻とのピアノ・デュオ、シゲティのみならずジャズの大御所ベニー・グッドマンと共演した「コントラスツ」など盛りだくさん。バルトークの名人ぶりに脱帽させられます。


<メジャー・レーベル>
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DG



479 6288
\2300→\2090
ギレリスの未発表ライヴ!!
 《ギレリス 1964年シアトル・リサイタル》

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番《ワルトシュタイン》 
 ショパン: モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の
  〈お手をどうぞ〉による変奏曲作品2 
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番 
 ドビュッシー:映像 第1集 
 プロコフィエフ:束の間の幻影 作品22から 
 ラヴェル: 道化師の朝の歌 
 ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》からの3楽章から〈ロシアの踊り〉 
 バッハ/シロティ編曲:前奏曲ロ短調
エミール・ギレリス(ピアノ)

 10月に生誕100年を迎える20世紀を代表するピアニスト、”鋼鉄のピアニスト”と称されたギレリスの未発表ライヴ録音。
 “鋼鉄のタッチ”と評され、その強靭なテクニックと音色で20世紀を代表するピアニストの一人と目されるエミール・ギレリス(1916-1985)の生誕100年に相応しい初出音源です。

  【録音】1964年12月6日 シアトル、オペラ・ハウス

 ギレリス48歳のライヴ。
 1969年カーネギー・ホール・リサイタル、1972年DGとの契約。
 それらの5年以上前。
 この頃の有名な録音といえばRCA LIVING STEREOのリスト&シューベルトがあった。鋼鉄のタッチで世界を震撼させていた頃である。
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479 5929
\2300→\2090
【来日記念盤】
《マハン・エスファハニ/J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲》

 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(全曲)
マハン・エスファハニ(ピアノ)
 古楽界に新風を吹き込む新世代チェンバリスト!
 チェンバロの革命児、マハンによるゴルトベルクの真打ち登場!
「非凡なる才能」〜タイムズ紙(英) 「繊細にして躍動的」 〜アーリーミュージック・トゥデイ(英)

 【録音】2016年4-5月



旧譜
エスファハニのHYPERIONデビュー・アルバム!

CDA 67995
\2400→\2190
マハン・エスファハニ(チェンバロ)
 C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集

  ソナタ イ短調 H.30/ソナタ変イ長調 H.31/
  ソナタ ホ短調 H.33/ソナタ変ロ長調 H.32/
  ソナタ変ホ長調 H.34/ソナタ ロ短調 H.36
マハン・エスファハニ(チェンバロ)
 新時代を代表するソロ・チェンバリスト!マハン・エスファハニがハイペリオン初登場!

 チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた若手(1984年生まれ!)トップ・チェンバリスト、マハン・エスファハニ。今もっとも注目のアーティストとして全世界を飛び回り、2013年6月にはJ.S.バッハ、バード、リゲティのプログラムによる日本公演が熱烈に迎えられたばかり。
 新たにハイペリオン・ファミリーに加わる新しき才能が挑むのは、J.S.バッハの次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ。ヴュルテンベルク大公に献呈されたこの6つのソナタは、C.P.E.バッハの名声を確立する契機となった重要作。1744年、C.P.E.バッハが30歳の年に出版されており、奇しくも現在のマハン・エスファハニと殆ど同じ歳に書かれた作品集。およそ300年前に才気煥発な作曲家として名声を得た「ベルリンのバッハ」の代表作を、現代の溢れだす才能が弾きこなす——!

 ※録音:2013年1月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス)


旧譜
エスファハニのArchivデビュー・アルバム!

479 4481
\2300→\2090
エスファハニ、ついにARCHIVデビュー!
 《Time Present And Time Past》

  A・スカルラッティ:ラ・フォリアの主題による変奏曲,
  グレツキ:チェンバロ協奏曲Op.40,
  C.P.E.バッハ:スペインのフォリアの主題による12の変奏曲ニ短調Wq.118-9,
  ジェミニアーニ:合奏協奏曲ニ短調,
  スティーブ・ライヒ:ピアノ・フェイズ,
  J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
マハン・エスファハニ(チェンバロ),
コンチェルト・ケルン

 2013年に名古屋で行われたゴールドベルク変奏曲の公演がすばらしかったので、どうしてソロのアルバムを出さないのか聴いたら、もうすぐHYPERIONから出るよ、と答えてくれたエスファハニ。
 あれから3年、あれよあれよといううちにチェンバリストとしておそるべきキャリアを積んだエスファハニが、今度はついに天下のARCHIVからデビューすることに。
 おめでとう。



 鍵盤の王と評されたエスファハニがアルヒーフへ録音
 チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれたマハン・エスファハニ。1984年生まれ、若い世代の先頭をきって活躍するトップ・チェンバリストとして、「非凡なる才能」(タイムズ紙)、「繊細にして躍動的」(アーリーミュージック・トゥデイ誌)など高い評価を得ています。
 デビュー作となったC.P.E.バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集(Hyperion)が大成功し、英グラモフォン賞2014では古楽器部門賞(Baroque Instrumental)を受賞、更に最優秀アーティスト賞(Artist of the Year)にもノミネートされるなど、人気実力とも高い期待の新星です。
 今回初となるアルヒーフへの録音は、コンチェルト・ケルンとの共演で、バロック作品の間に現代音楽を入れることによって、時空を超えたチェンバロ音楽の魅力がふんだんに散りばめられた仕上がりとなっています。

 【録音】2014年9月, ドイチュラント放送、ケルン室内楽ホール(デジタル:セッション)

 

479 6309
(4CD)
\5000
《マックス・リヒター/Retrospective》
マックス・リヒター:
 【CD1:The Blue Notebooks】
  1) The Blue Notebooks, 2) On The Nature Of Daylight(弦楽五重奏版),
  3) Horizon Variations, 4) Shadow Journal, 5) Iconography,
  6) Vladimir's Blues, 7) Arboretum, 8) Old Song, 9) Organum,
  10) The Trees, 11) Written On The Sky,
  12) On The Nature Of Daylight(弦楽オーケストラ版)/
 【CD2:Songs From Before】
  1) Song, 2) Flowers for Yulia, 3) Fragment, 4) Harmonium,
  5) Ionosphere, 6) Autumn Music 1, 7) Time Passing,
  8) Sunlight, 9) Lullaby, 10) Autumn Music 2, 11) Verses,
  12) From the Rue Vilin, 13) Leo (ボーナストラック)/
 【CD3:24 Postcards in Ful Colour】
  1) The Road Is A Grey Tape, 2) H In New England,
  3) This Picture Of Us. P., 4) Lullaby From The Westcoast Sleepers,
  5) When The Northern Lights / Jasper And Louise,
  6) Circles From The Rue Simon ? Crubellier,
  7) Cascade NW By W, 8) A Sudden Manhattan Of The Mind,
  9) In Louisville At 7, 10) Cathodes, 11) I Was Just Thinking,
  12) A Song For H / Far Away, 13) Return To Prague,
  14) Broken Symmetries For Y, 15) Berlin By Overnight,
  16) Cradle Song For A (Interstate B3), 17) Kierling / Doubt,
  18) From 553 W Elm Street, Logan Illinois (Snow),
  19) Tokyo Riddle Song, 20) The Tartu Piano,
  21) Cold Fusion For G, 22) 32 Via San Nicolo,
  23) Found Song For P., 24) H Thinks A Journey,
  25) Hope Strings Eternal (ボーナストラック),
  26) So Long Orpheus (ボーナストラック),
  27) Thermodynamics (ボーナストラック)/
 【CD4:Infra】
  1) Infra 1, 2) Journey 1, 3) Infra 2, 4) Infra 3, 5) Journey 2,
  6) Infra 4, 7) Journey 3, 8) Journey 4, 9) Journey 5,
  10) Infra 5, 11) Infra 6, 12) Infra 7, 13) Infra 8,
  14) Sub Piano(ボーナストラック)
マックス・リヒター(ピアノ、キーボード)、他
 マックス・リヒターの回顧

 ポスト・クラシカル・ブームの牽引者、マックス・リヒター。1966年ドイツに生まれ、スコットランド、ロンドンでピアノと作曲を学び、一時期はルシアーノ・ベリオに師事し、コンテンポラリー・アンサンブル「Piano Circus」を結成し活動を始めました。
 この「Retrospective=回顧」と題された4枚組は、2002年に録音された彼の初アルバム“Memoryhouse”から始まった彼の音楽的軌跡を辿るとともに、これからの彼の活動を予測させるものでもあります。英国のジャーナリスト、ポール・モルリーによるマックス・リヒターのバイオグラフィと写真を掲載した32ページのブックレットが付属しています。
 《CD1.The Blue Notebooks》
  マックス・リヒターのソロ2作目となったこのアルバムは、弦とピアノの響きを基調に、フランツ・カフカの作品が断片的に現れます。全体的には深く沈んだ色調を帯びた美しい作品が並びます。
  トラック5「Iconography」のオルガンによるミニマル風の音楽も印象的です。
 《CD2.Songs from Before》
  2006年に発表された3枚目のフルアルバム。こちらは前作よりも更に孤高の世界を目指しているかのようです。ここで使われているテキストは村上春樹。もしあなたが音楽を忘れてしまった場合、それを思い出すための手がかりになるかもしれません。
 《CD3.24 Postcards in Ful Colour》
  2008年に発表されたアルバム。束の間のイメージが凝縮されたという24の音楽は印象的であり、多彩なアイディアの宝庫です。それは電子音であったり、ピアノ、ヴァイオリンの柔らかい響きであったりと変幻自在です。
 《CD4.Infra》
  英国ロイヤル・バレエ団の委嘱作である8曲からなるバレエ組曲「Infra」に、5曲の「Journey」を加えて構成されたこのアルバムは、彼の特徴とも言える弦の響きを多用し、ピアノと電子音が自由に浮遊する印象的な音楽。
  リヒターは、シューベルトの「冬の旅」からもインスピレーションを受けていると言います。
   【録音】2003〜2009年



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DECCA



478 9454
\2300→\2090
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ)
 《ラヴ・ストーリー 〜 シネマ黄金時代のピアノ・テーマ》

 1) リチャード・アディンセル:ワルソー・コンチェルト
  (映画「危険な月光」より),
 2) リチャード・ロドニー・ベネット:オリエント急行殺人事件,
 3) ショスタコーヴィチ:The Assault on Beautiful Gorky
  (「忘れがたき1919年」より),
 4) チャールズ・ウィリアムズ:Jealous Lover
  (映画「アパートの鍵貸します」より),
 5) ニーノ・ロータ:The Legend of the Glass Mountain
  (映画「The Glass Mountain」より),
 6) ロバート・ファーノン:Seashore(Players - TV Advert),
 7) リチャード・アディンセル:Invocation(Journey to Romance),
 8) ケネス・レスリー=スミス:The Mansell Concerto
  (「The Women's Angle」より),
 9) ヒューバート・バス:コーニッシュ・ラプソディ(「Love Story」より),
 10) ジャック・ビーバー:Portrait of Isla
  (「The Case of the Frightened Lady」より),
 11) デイヴ・グルーシン:New Hampshire Hornpipe(映画「黄昏」より),
 12) レイトン・ルーカス:ラプソディ(映画「舞台恐怖症」より),
 13) レスリー・ブリッジウォーター:Legend of Lancelot
  (映画「Train of Events」より),
 14) チャールズ・ウィリアムズ:Legend of Lancelot(映画「While I Live」より),
 15) カール・デイヴィス:「高慢と偏見」メインテーマ(BBCドラマ)
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ),
BBCコンサート・オーケストラ,
クリストファー・ゥオーレン=グリーン(指揮),
ギャビン・サザーランド(指揮)

 リシッツァによるピアノ協奏曲風映画音楽集
 ヴァレンティーナ・リシッツァが世界的に知られるきっかけになったのは、彼女の演奏が動画サイトへ投稿されたことでした。247000人の加入者たちが延べ1億1200万回も再生したその演奏風景は、確かに強いインパクトを持つもので、新時代の伝説的ピアニストとしてその名は広く知られ、新しいアルバムがリリースされるたびに注目を集めることになったのです。
 そんな彼女の新譜は「1940年代から1950年代に書かれた映画音楽集」です。ピアノとオーケストラのための作品、いわゆる協奏曲形式で書かれたこれらの作品には、あのラフマニノフの第2番のピアノ協奏曲の影響も感じられます。
 華やかなピアノのパッセージ、厚みのあるオーケストラ、そして劇的な響きがドラマティックな映画のストーリーを彷彿とさせます。もし各々の映画を知らなくても、華麗な音楽をお楽しみいただけます。

 【録音】2015年1&8月, ロンドン、ワトフォード・コロッセウム





最近のリシッツァだとやはりこれが圧倒的に売れてます
ショパン/エチュード

478 7697
\2300→\2090
リシッツァ/ショパン&シューマン
 ショパン:
  12の練習曲 作品10 /
  12の練習曲 作品25
 シューマン:交響的練習曲 作品13
ヴァレンティーナ・リシッツァ(ピアノ)

 美しき響きで魅了するエチュード!

 新時代のピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァによるショパンの練習曲集とシューマンの交響的練習曲集。
 85分超の長時間収録ディスク。
 Youtubeの公式チャンネルは7100万回以上の再生というインターネット界で最も知られたクラシック・ピアニストによるエチュード・アルバム!
 前作、異色ともいえるナイマンの美しいメロディと戯れた後に、当盤はショパンの練習曲とシューマンの交響的練習曲を収録し、豊かな中低音の響きで聴き手を魅了します。

 リシッツァはYoutubeにもショパンを弾いた映像をいくつかアップしています。
https://www.youtube.com/watch?v=ROVy9PC8_8A&list=PL08FF1714185695DA
 Deccaの優秀録音が録らえた馥郁たる内声の中音域を味わいつつ、Youtubeで演奏シーンを堪能するという現代ならではの楽しみを提供してくれます。

 録音:2014年6月18-21日 ノイマルクト、ライトシュターデル

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483 0004
(3CD)
\6900→\6290
ロミーナ・バッソ,ついにDECCAに登場!
 《ペルゴレージ:シリアのアドリアーノ》

  ペルゴレージ:歌劇『シリアのアドリアーノ』(全曲)
フランコ・ファジョーリ(カウンターテナー),
ロミーナ・バッソ(コントラルト),
ユーリ・ミネンコ(カウンターテナー),
フアン・サンチョ(テノール),
Cigdem Soyarslan(ソプラノ),
Dilyara Idrisova(ソプラノ),
カペラ・クラコヴィエンシス(ピリオド楽器オーケストラ),
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)/

 フランコ・ファジョーリ他、若手バロック歌手が起用された熱きオペラ
 この歌劇は、ローマのハドリアヌス皇帝に敗れたパルティア王の娘エレーナをめぐってのハドリアヌスとパルティア王の腹心で娘を愛するファルナスペの物語です。
 フェスティバルでは1734年の初演にならい、それぞれの幕間で幕間劇「リヴィエッタとトラコッロ」も上演されたといわれています。
 今最も熱いドラマティック・カウンタテナーのひとり、フランコ・ファジョーリをはじめ、若手実力派の歌手陣たちが起用され、情感たっぷりにペルゴレージの名作を生き生きと蘇らせています。
 
 【録音】2015年8月, ポーランド、クラクフ放送、Romana Bobrowska Concert Studio




何度でも紹介します
ロミーナ・バッソの歌う/ィヴァルディ「新発見」作品集!
NAIVE OP 30480 1CD¥2600


 ぶっとんだ。久々にぶっとんだ。もうたいていのことでは驚かなくなってきたが、これにはぶっとんだ。
 こんな曲があるのだ。

 ヴィヴァルディって実はとんでもない大天才ではないのか?
 ヴィヴァルディは「四季」の作曲家じゃなくて、とんでもない才人があの曲も書いた、最近そう思えてならない。次から次へと現れる美しく印象的なテーマ、息を呑むドラマティックな展開、心かきむしらせる暗く切ないメロディー。しかもそれらが精一杯努力の結果として表われるのではない。何かの余技か、勝手に、自然に流れてくる野放図さがある。それはモーツァルトとかショパンとか、長く偉大な音楽史の中でもごくごく一部の人だけがたどり着けた境地。ヴィヴァルディにはそうした途方もない才能を感じる。
 いや・・・実は・・・本当は作曲家じゃなかったんじゃないかとかまで思うようになってきた。勝手な想像なんだけれど。
 ヴィヴァルディは本当に赤毛の司祭なのか?ただのオペラ作家なのか?それだけの男だったのか?
 どうしてヴィヴァルディはザクセン選帝侯から作曲の依頼を受けたのか。どうしてヴィヴァルディは最晩年ウィーンへ行ったのか。どうしてヴィヴァルディがヴェネツィアから姿を消した時期とカール6世の死は重なったのか。

 さて、今回のアルバムはヴィヴァルディ「新発見」作品集。
 この1曲目がすごい。
 ひょっとしたらサルデッリはこのアリアを見つけてこのアルバムの制作を思いついたんじゃないかと思うくらいすごい。残りの曲は聴かなくてもいいからこの曲だけでも聴いて、と言いたくなるくらいすごい。当時の超人カウンター・テナーが歌ったであろう超英雄的なアリア。すでに楽譜は散逸してしまっているオペラ「アルジッポ」の1曲。そりゃあもうコロラトゥーラなんてあまっちょろいもんじゃない。超人的、というより怪人的なすさまじい歌唱で聴いているあなたの脳天を直撃する。歌によって斬首されることがあるとしたらこういう曲。聴くだけで鮮血がほとばしるようなそんな歌。当時のオペラ劇場なんて所詮謀議の巣か愛の巣だったに違いないが、おそらくこのアリアが始まる前には観客全員客席に戻ってステージを食い入るように眺めていたはず。だからこそヴィヴァルディは超人気作曲家だった。
 モーツァルトも腰を抜かすようなこんなとんでもないアリアを書いたヴィヴァルディ・・・絶対に普通の男じゃなかったはず。

 それにしてもロミーナ・バッソって・・・すごい。

 往年のカストラートを思わせる強烈で突き刺すような声量・声質、そしてコロラトゥーラなんて可愛いもんじゃない変幻自在の歌唱力。
 こんなすさまじい歌手が今の時代にも存在していたのだ!!

 というかこの人がいたからこそこの歌のすごさが伝わってきたのだ。
 先日別の人の録音を聴いたら・・・普通のアリアになっていた。

Vivaldi - New Discoveries
NAIVE
OP 30480
\2600
ヴィヴァルディ:「新発見」
 アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」
 協奏曲ト短調RV478a(2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ト短調RV806(フラウト・ドリットと通奏低音のための)
 モテット「Vos invito私はあなたを喚ぶ」(アルト、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ニ長調RV798(ヴァイオリン、通奏低音のための)
 協奏曲 ト短調(オーボエ、チェロ、弦と通奏低音のための)
 アリアRV749.32
  「Se fide quanto belle星よ、おまえたちが美しいのと同じくらいに誠実ならば」
 ソナタ ニ長調RV810
モード・アンティコ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
ロミーナ・バッソ(Ms)
パオロ・パッラストリ(Ob)
エンリコ・カサッツァ(Vn)
ベッティーナ・ホフマン(Vc)
録音:2008年5月



 

<LP>


DG(LP)


479 6065
(2LP)
\4800
《マルタ・アルゲリッチ/アーリー・レコーディングズ》
 ①モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第18番(旧第17番) ニ長調 K.576
 ②ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 作品10の3
 ③プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第3番
 ④プロコフィエフ:トッカータ 作品11
 ⑤ラヴェル:夜のガスパール
 ⑥ラヴェル:ソナチネ
 ⑦プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番
マルタ・アルゲリッチ(P)
 アルゲリッチ初期放送録音 LPでも登場!
 現代最高の女流ピアニストとして精力的な演奏活動を続けるアルゲリッチ。DGからレコード・デビューした1960年、そして1966年の放送用録音がLPでもリリースされることになりました。
 若き日より比類ない才気あふれる演奏を聴かせたアルゲリッチならではの名演をアナログ盤でもお楽しみください。
 1960年1月ケルン①、1960年9月ケルン②⑥、1960年3月ハンブルク③④⑤、1966年6月ハンブルク⑦




MERCURY LIVING PRESENCE(LP)

483 0629
(LP)
\3600
《ウィーン 1908-1914》
 1) シェーンベルク:オーケストラのための5つの小品Op.16,
 2) ウェーベルン:オーケストラのための5つの小品Op.10,
 3) ベルク:オーケストラのための3つの小品Op.6
アンタル・ドラティ(指揮)
ロンドン交響楽団
 ドラティの緻密な響きによる新ウィーン楽派演奏が、アナログLPで復刻
 20世紀の初頭、音楽は本格的に無調の時代に突入します。中でも「新ウィーン楽派」と呼ばれるシェーンベルク、ウェーンベルン、ベルクの三人は、独創的な作品を次々と生み出しました。
 マーラーの残滓を感じさせるベルク、極限まで無駄を排したウェーベルン、少しノスタルジックなシェーンベルク。そんな肌触りが異なる音楽を指揮しているのは、自らも作曲家を志望していたアンタル・ドラティ。緻密な響きを丁寧に紡ぎ出しています。
 名録音で知られるマーキュリー・リヴィング・プレゼンスがの名盤が、180gアナログLPで、限定復刻となります。
  【録音】1967年7月, ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
  
483 0630
(LP)
\3600
《ベートーヴェン:交響曲第7番》
 ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
アンタル・ドラティ(指揮)
ロンドン交響楽団
 ドラティの躍動感に満ちた楽想炸裂の名盤が、アナログLPで復刻
 ドラティの数多い録音の中でも、名演として知られるベートーヴェンのこの交響曲第7番は、基本を充実に守りながらも、要所要所で、極めて躍動感に満ちた楽想が炸裂するというメリハリの利いた演奏です。
 第1楽章の序奏を聴いただけでもその興奮が伝わってきます。もちろん録音の素晴らしさもお墨付き。
 この名盤が、180gアナログLPで、限定復刻となります。
  【録音】1963年7月, ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
 
483 0631
(LP)
\3600
《フランス管弦楽作品集》
 1) ミヨー:バレエ「屋根の上の牛」,
 2) フランセ:ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ,
 3) オーリック:序曲,
 4) サティ:バレエ「パラード」
アンタル・ドラティ(指揮)
ロンドン交響楽団、
クロード・フランセ(ピアノ:2)
 ドラティが指揮したフランス作品集が、アナログLPで復刻
 レパートリーの広さで知られるドラティ、このアルバムはフランスの比較的珍しい作品を収録した1枚となります。
 機知に富んだミヨーとサティ、作曲家の娘クロードがソリストを務めたフランセのコンチェルティーノ、オーリックの「序曲」と楽しい作品ばかりです。
 この名盤が、180gアナログLPで、限定復刻となります。
  【録音】1965年8月, ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
 
483 0632
(LP)
\3600
《サン=サーンス:交響曲第3番》
 サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78
マルセル・デュプレ(オルガン),
ポール・パレー(指揮)
デトロイト交響楽団
 ポール・パレーの壮大な響きの名盤が、アナログLPで復刻
 ポール・パレーのサン=サーンス「交響曲第3番」は、稀代の名演、名録音として知られています。
 当時、すでに最高水準の演奏技術を有していたデトロイト交響楽団と、パレーの師でもあったマルセル・デュプレのオルガンは、この曲が要求する壮大な響きを余すことなく表現しています。
 この名盤が、180gアナログLPで、限定復刻となります。
  【録音】1957年10月, デトロイト、フォード・オーディトリアム
 
483 0633
(LP)
\3600
《チャドウィック:交響的スケッチ》
 ジョージ・ホワイトフィールド・チャドウィック:交響的スケッチ
ハワード・ハンソン(指揮)
イーストマン・ロチェスター交響楽団
 スペクタキュラー溢れる音楽が、アナログLPで復刻
 19世紀のアメリカを代表する作曲家チャドウィックは、若いころドイツに留学し、ヤーダスゾーン、ライネッケ、ラインベルガーに作曲を学んだ人。
 そのせいか彼の代表作「交響的スケッチ」は、アメリカ風の素材を用いながらも、ブラームスやドヴォルザーク風の雰囲気も感じられる重厚さも有しています。まるで映画音楽のようなスペクタキュラー溢れる音をお楽しみください。
 この名盤が、180gアナログLPで、限定復刻となります。
  【録音】1956年1月, ニューヨーク、ロチェスター、イーストマン劇場
  
483 0634
(LP)
\3600
《ロジャー・セッションズ:The Black Maskers》
 1) ロジャー・セッションズ:The Black Maskers,
 2) コリン・マクフィー:タブー・タブアン
ハワード・ハンソン(指揮)
イーストマン・ロチェスター交響楽団
 ハワード・ハンソン指揮の独特な作品が、アナログLPで復刻
 大澤寿人の師として知られるロジャー・セッションズの劇音楽「The Black Maskers」は、1928年に作曲された新古典派風の快活な曲。かたやカナダの作曲家マクフィーはバリ島に居住し、ガムラン音楽を紹介した人で、「タブー・タブアン」はバリ島の儀礼音楽の再現とされています。
 ハワード・ハンソンは2つの作品を流麗に演奏。作品の楽しさを存分に伝えています。
 この名盤が、180gアナログLPで、限定復刻となります。
  【録音】1956年5月(1), 1956年1月(2), ニューヨーク、ロチェスター、イーストマン劇場



<映像>


DELOS(映像)


DV 7010
(DVD)
\4600
《プッチーニ:歌劇「つばめ」》
 プッチーニ:歌劇「つばめ」(全曲) 
ディナーラ・アリエワ(ソプラノ),
チャールズ・カストロノボ(テノール),
アレクサンドラ・ハットン(ソプラノ), 他
ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ(指揮)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
【演出】ローランド・ビリャソン
DV 7011
(Blu−ray)
\4600
 ローランド・ビリャソンの演出によるオペラ
 プッチーニの「つばめ」はもともとオペレッタとして依頼された作品で、題材はパリの一流娼婦マグダと純真な若者ルッジェーロの恋の物語。
 2人はパリを離れ、別荘で愛に溢れた生活を送りますが、やがてお金に困るようになり、ルッジェーロは両親にお金の無心と、マグダとの結婚を許してくれるように手紙を書きますが…。
 まるでヴェルディの「椿姫」を思わせる物語ですが、結末はもっと現実的。彼女は「つばめ」のように自分の意志で、元の享楽的な生活に戻っていくのです。
 そんな作品を、ローランド・ビリャソンが演出し、DELOSイチオシのソプラノのアリエワがタイトル・ロールを演じたこの舞台は、背景に飾られた巨大な絵が物語の進行を助けるというユニークなもの。美しい音楽も相俟って夢のような映像をお楽しみいただけます。

 【収録】2015年4月, ベルリン・ドイツ・オペラでのライヴ




VAI(映像)


VAIDVD 4587
(DVD)
\5300
ニューヨーク・バレエ団のスターたち
 1.記念品
   振付:トッド・ボレンダー、音楽:バーバー
   ダンサー:ジャネット・リード、マリアン・ホロスコ、ロイ・トバイヤス、
    ジョナサン・ワッツ、ニューヨーク・バレエ団 
   収録:1959 年
 2. サーカス・バレエ
   ロベルト・ページェントによる構想&振付(ベル・テレフォン・アワーのため)
   ダンサー:アレグラ・ケント、トミー・ラル
   収録:1961年
 3.くるみ割り人形〜グラン・パ・ドゥ・ドゥ
   振付:モーリス・プティパ、レフ・イワーノフ、音楽:チャイコフスキー
   ダンサー:ヴィオレット・ヴェルディ、エドワード・ビレラ
   収録:1961年
 4. パリのアメリカ人
   ジーン・ネルソンによる構想&振付(ベル・テレフォン・アワーのため)、音楽:ガーシュウィン
   ダンサー:アレグラ・ケント、タイナ・エルグ、ジャック・ダンボワーズ、ジーン・ネルソン
   収録:1959 年
 5.アレグロ・ブリランテ
   振付:ジョージ・バランシン、音楽:チャイコフスキー
   ダンサー:マリア・トールチーフ、ニコラス・マガリャネス、コール・ド・バレエ
   収録:1964年
 6. 若い恋人たち
   ジーン・ネルソンによる構想&振付(ベル・テレフォン・アワーのため)
   音楽:「世界で最も美しい少女」リチャード・ロジャーズ作曲&ロレンツ・ハート作詞
   ダンサー:アレグラ・ケント、ジーン・ネルソン
   収録:1962年
 7.ワイルド・ウエスト・ダンス
   マット・マトックスによる構想&振付(ベル・テレフォン・アワーのため)
   音楽:「ボタンとリボン」ジェイ・リビングストン作曲&レイ・エヴァンス作詞
   ダンサー:アレグラ・ケント、アンソニー・ブルム、バジル・トンプソン、アンサンブル
   収録:1966年
 8. 星条旗(抜粋)
   振付:ジョージ・バランシン、音楽:スーザー/ ハーシー・ケイ編
   ダンサー:メリッサ・ヘイデン、ジャック・ダンボワーズ、コール・ド・バレエ
   収録:1959 年
 1960年代のニューヨーク・シティ・バレエのスターが大集合!

 画面:4:3 NTSC カラー、音声:モノラル、リージョン:All、66 分

 アメリカのテレビ番組「ベル・テレフォン・アワー」で放映された、当時のニューヨーク・バレエ団のスター、メリッサ・ヘイデン、ジャック・ダンボワーズ、アレグラ・ケントらの映像集。
  

VAIDVD 4586
(DVD)
\5300
アメリカン・バレエ・シアター/歴史的テレビ放映集1959-62
 1. ビリー・ザ・キッド
   振付:ユージン・ローリング、音楽:コープランド
   ダンサー:ジョン・クリザ、ルース・アン・ケーセン、スコット・ダグラス、
    ケント・ハッチャー、ABT のコール・ド・バレエ
   収録:1959 年
 2.海賊〜パ・ドゥ・ドゥ
   振付:ルドルフ・ヌレエフ/ マリウス・プティパ、ダンサー:ルーペ・セラーノ、ルドルフ・フレエフ
   収録:1962年
 3.卒業記念舞踏会
   振付:ダヴィット・リシン、音楽:J.シュトラウス/ドラティ
   ダンサー:ルース・アン・ケーセン、メアリー・ゲルダー、ロイズ・フェルナンデス、
    スコット・ダグラス、フェルナンド・ノールト、ダレル・ノターラ、ABT のコール・ド・バレエ
   収録:1960年
 4. レ・パティヌール
   振付:サー・フレデリック・アシュトン、音楽:マイアベーア/ランバート
   ダンサー:ルース・アン・ケーセン、ジョン・クリザ、スコット・ダグラス、
    スーザン・ボレ、エリザベス・キャロル、 ABTのコール・ド・バレエ
   収録:1960年
 5.クリスマス・ツリー〜パ・ドゥ・ドゥ
   振付:ロベルト・ページェント、ダンサー:リベルタ・ルーベル、イゴール・ユスケビッチ
   収録:1960年
 6.白鳥の湖〜白鳥のパ・ドゥ・ドゥ
   振付:フレデリック・フランクリン、音楽:チャイコフスキー
   ダンサー:カルラ・フラッチ、ジャック・ダンボワーズ
   収録:1961年
 7.ジゼル〜第2幕パ・ドゥ・ドゥ、フィナーレ
   振付:アンドレ・エグレフスキー/コラッリ&ペロー
   ダンサー:ルーペ・セラーノ、ロイズ・フェルナンデス、ABT のコール・ド・バレエ
   収録:1962年
 8.ライモンダ〜グラン・パ・ドゥ・ドゥ
   振付:ジョージ・バランシン/フレデリック・フランクリン
   ダンサー:ルーペ・セラーノ、ロイズ・フェルナンデス、ABT のアンサンブル
   収録:1961年
 ABT75周年を記念して制作されたテレビ映像集をDVD化!

 画面:4:3 NTSC カラー、音声:モノラル、リージョン:All、68 分

 1939 年に結成された世界最高峰のバレエ団の一つ、アメリカン・バレエ・シアター(ABT) の75 周年を祝して制作されたDVD。
 アメリカのテレビ番組「ベル・テレフォン・アワー」などで放映されたABT のスター・ダンサーらによる華麗な踊りを一挙に楽しむことができます。














6/29(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS



BIS SA 2006
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
遂に完結!!
 ヴァンスカ&ミネソタ管によるシベリウスの第3.6.7番

  シベリウス:
   (1)交響曲第3番 ハ長調 Op.52
   (2)交響曲第6番 ニ短調 Op.104
   (3)交響曲第7番 ハ長調 Op.105
オスモ・ヴァンスカ(指揮)
ミネソタ管弦楽団
 念願の交響曲全曲が遂に完結!!ヴァンスカ&ミネソタ管によるシベリウスの第3,6,7番を録音!

 セッション録音:2015年5月&6月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、82’ 00”/(1)I.10’14”+II.10’40”+III.8’47”=29’50”(2)I.9’06”+II.6’56” +III.3’47” +IV.9’00”=28’58”(3)22’01”

 SACD ハイブリッド盤。
 オスモ・ヴァンスカとミネソタ管弦楽団によるシベリウスの交響曲全曲録音が遂に完結となります。
 もともと全集を視野に入れてスタートした当シリーズ。第1 弾のリリースとなった第2 番&第5 番(BIS SA 1986 / KKC 5358)が好評を博し、続く第1 番&第4 番(BIS SA1996 / KKC 5359)は2014 年1 月に発表されたグラミー賞で最優秀オーケストラ・パフォーマンスを受賞し話題となりました。
 しかし、その後ミネソタ管弦楽団の理事会と楽団員たちの労使紛争が紛糾し決裂状態となり、さらに2013 年10 月にヴァンスカが辞任したことにより予定されていた第3 弾の録音が実現は難しい状態となっておりました。
 しかし、多くの要望とヴァンスカの全曲録音への思いから2015 年5 月、6 月に録音する運びとなりました。
 かつてラハティ交響楽団と記念碑的なシベリウスの交響曲全集を完成させたヴァンスカ。「フィンランドの風景を思い起こさせる」と評されるヴァンスカの再録には大きな期待が集まっておりました。
 ミネソタ管弦楽団を率いての挑戦となった今回の全曲録音ですが、近年のヴァンスカの円熟ぶりとさらなる深さを堪能できます。充実の全曲録音がここに完成です!

 オスモ・ヴァンスカ(指揮)
 1953 年、フィンランド生まれの指揮者。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーを卒業後、1982 年、フランスのブザンソン指揮者コンクールで入賞。1995 年、BBC スコティッシュ響を指揮し、英国にデビュー。1996 年、同響の首席指揮者となる。また、1988 年に音楽監督に就任したフィンランド・ラハティ交響楽団を徹底的に磨き上げて評価を高め、スウェーデンのBIS でシベリウスの交響曲、管弦楽作品の数々を録音。
 2003 年から2013 年10 月まで、ミネソタ管の第10 代音楽監督を務める。





 フィンランドには実力派指揮者が多いが、ちょっと混乱しそうな名前もあるので、まったくおせっかいだが20世紀生まれのフィンランド指揮者を軽くリスト・アップしてみた。 

名前 生没 主な経歴 店主の勝手な印象
パーヴォ・ベルグルンド 1929年-2012年 ボーンマス交響楽団首席指揮者
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督
「フィンランドの指揮者」という形容はいらないか。亡くなってしまった。
ヨルマ・パヌラ 1930年- ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督 サロネン、ミッコ・フランク、サカリ・オラモ、サラステ、ヴァンスカを送り出した名教師でもある。
レイフ・セーゲルスタム 1944年- ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督 超弩級の巨漢演奏で聴くものを失神させる。
読響と行われるマーラー演奏では、毎回犠牲者が多数出た(という噂)。
オッコ・カム 1946年 - ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者
フィンランド国立歌劇場音楽監督
カラヤンのアシスタントを務め、1970年代にはベルリン・フィルとのシベリウスをDGに残すなどフィンランド指揮界のホープだった。
が、いつの頃からか失速。しかし最近また新録音が出るようになった。
オスモ・ヴァンスカ 1953年- ラハティ交響楽団音楽監督
ミネソタ管弦楽団音楽監督、首席指揮者
ユッカ=ペッカ・サラステ 1956年- フィンランド放送交響楽団首席指揮者
ケルンWDR交響楽団首席指揮者
90年代にシベリウスの交響曲全集をリリース、ヴァンスカ、サラステ、サロネンという三羽烏の中では最も早く「有名」になった感があった。
が・・・90年代末あたりから名前を聞かなくなってしまっていた。それが最近ようやく復活した。
エサ=ペッカ・サロネン 1958年- スウェーデン放送交響楽団首席指揮者
ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽監督
フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者
現役最高の指揮者の呼び声も高い。
昔からもちろんすごかったが、2,3年前から異常な急成長を遂げつつある。
サカリ・オラモ 1965年- バーミンガム市交響楽団音楽監督
フィンランド放送交響楽団首席指揮者
ラトルのあとバーミンガム市交響楽団を受け継いだが、ラトルと比べてまったく見劣りしない演奏を繰り広げた。
来日のたびに絶賛評を聞く。新録音も評判いい。
ミッコ・フランク 1979年 ベルギー国立管弦楽団音楽監督
フィンランド国立オペラ音楽監督
誰もが認める天才、異才でありながら脊髄の病気で一時再起不能、というか命まで危ういと噂されていた。
新録音が出れば間違いなくベストセラーになるのだが無理もさせられない。
ピエタリ・インキネン 1980年 日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者
ニュージーランド交響楽団音楽監督
若い!爽やか系現代指揮者の代表インキネン。でも決して食い足りなくはない。
師匠のセーゲルスタムを反面教師に、過剰にならない個性をまじえつつ、オケを爽快に鳴らせて満足度の高い演奏を聴かせてくれる。



 時代ごとに満遍なく素晴らしいスターを生み出すフィンランドには、豊かな音楽を生み出す土壌のようなものがあるのだろう。
 さて、今回の主役はオスモ・ヴァンスカである。
 リストをご覧いただけるとお分かりのとおり、ヴァンスカは1950年代生まれで、ヴァンスカ、サラステ、サロネンというフィンランド実力派三羽烏の一人。


 ただ1990年代中盤には、朋友の二人サラステとサロネンがすでに大スターだったのに対し、ヴァンスカはまだ無名だった。
 二人が颯爽としたイケメンなのに対して、ヴァンスカはちょっと風采の上がらない地味なイメージというのもあったかもしれない。
 ただ、彼のプロフィールを見ていただければお分かりのとおり、

 ラハティ交響楽団首席指揮者 1988年 - 2008年
 アイスランド交響楽団首席指揮者 1993年 - 1996年
 BBCスコティッシュ交響楽団首席指揮者 1996年 - 2002年
 ミネソタ管弦楽団音楽監督 2003年 -

 その頃ヴァンスカはまだフィンランドの田舎オケ「ラハティ響」を細々と指揮している段階で、あまり注目される存在ではなかった。
 ヴァンスカは1996年、ようやくBISに認められてシベリウスの交響曲第5番をリリースするのだが、これも世界初録音の1915年初稿版が注目されただけで、ヴァンスカ&ラハティ響に関心を持つ人はいなかった。当然この録音は単発で終わるものと思っていた。
 ところが驚くべきことに、そのキワモノ系第5番に続いて、その翌年にヴァンスカ&ラハティ響の演奏で「第1番、第4番」がリリースされたのである。
 つまり、昨年の第5番は全集の第1弾だったというのだ。
 ご存知のように当時BISには、同レーベルを一躍世界的にしたヤルヴィのシベリウス交響曲全集があった。そして当時このヤルヴィの全集はまだまだ燦然と輝いていた。それなのにBISは、無名の指揮者と、人口10万の田舎都市のオーケストラによる新録音全集を出すと言うのである。これには驚いた。

 ところが演奏を聴いてさらに驚いた。・・・悪くなかったのである。
 重量感には欠けるが、若々しく明朗で、とても新鮮な感動を与えられた。ヤルヴィの突き刺すような表現とはまた異なる、さわやかでくっきりとした演奏。
 当然世評もよく、かくしてBISの2回目のシベリウス交響曲全集はバール社長のもくろみどおり成功した。
 ヴァンスカはこの田舎オケを世界に通用する一流オケに仕立て上げたというのがもっぱらの評判だった。なので気が早い店主などは、次はヴァンスカはどんなメジャーオケに呼ばれるのだろう、とわくわくしながら待っていた。
 そんな中、ヴァンスカが次の舞台として選んだのは・・・アメリカのミネソタ管弦楽団だった!名録音で知られる名門オーケストラ。
 歴代首席指揮者の顔ぶれを見ても、

 1931−36  オーマンディ
 1938−49  ミトロプロス
 1949−60  ドラティ
 1960−79  スクロヴァチェフスキ
 1979−86  マリナー
 1986−95  エド・デ・ワールト
 1995−2002  大植英次
 2003−    ヴァンスカ

 オーディオ・ファンはちょっと嬉しくなる。
 そこにヴァンスカが加わるわけである。少し不安な思いもないわけではなかったが、それは2003年に登場したミネソタ管弦楽団の自主制作ボックスを聴いて払拭された。
 名だたる名指揮者の録音に混じってヴァンスカの「ペール・ギュント」が入っていたのだが、決してお世辞でも誇大広告でもなく、12枚のCDの中でその演奏が一番すごかった。上記のすさまじいメンツに加え、ストラヴィンスキー、コープランドといった重鎮、そしてテンシュテット、デュトワ、ジンマン、スラトキン、ゲルギエフといった強豪が集う録音集の中で、堂々、ヴァンスカの演奏が最も印象的だった。徹底的な美しさと鬼気迫るような緊張感。
 彼がラハティ時代よりもさらに進化し、個性が強くなっていることをはっきり確信した。

 かくして新天地で好発進したヴァンスカは、BISから次々と新録音をリリース。代表的なところではベートーヴェンの交響曲全集、さらにブルックナーの交響曲第4番(2004年に出版されたコーストヴェット版でした)。ちょっと美しく整えられすぎているところもなくはないが、いずれも非常に高く評価された。
 そして着々と地盤を固めていたヴァンスカが、ミネソタ管弦楽団と共に次に挑んだのが・・・まさかのシベリウス交響曲全集。2回目の。



第1弾 第2番&第5番

BIS SA 1986
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
まさか!
 伝説的名演から20 年を経て、ヴァンスカがシベリウス交響曲シリーズに再挑戦
シベリウス:
 (1)交響曲第2番ニ長調Op.43
 (2)同第5番変ホ長調Op.82
オスモ・ヴァンスカ(指)
ミネソタ管弦楽団
[ 録音:2011 年6 月/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)] 78’04”

SACD ハイブリッド盤。

そして第2弾 第1番&第4番

BIS SA 1996
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ヴァンスカの新シベリウス交響曲シリーズ第2 弾
 シベリウス:
  (1)交響曲第1番ホ短調Op.39
  (2)同第4番イ短調Op.63
オスモ・ヴァンスカ(指)
ミネソタ管
 ゴージャスな響きと痛快なスピード感。ヴァンスカの新シベリウス交響曲
 [ 録音:2012 年5・6 月/ミネアポリス・オーケストラ・ホール]/74’10”


 本当にいつも驚かされる。
 そして今回もその演奏を聴いてまた驚かされた。

 前回の精緻でさわやかな演奏とは正反対と言っていいような個性的な大巨匠演奏。
 第2番終楽章でのティンパニなど、セーゲルスタムでもそこまでやらないぞ、というような荒々しい強打。
 これまでのヴァンスカでは考えられないようなダイナミックなスケールを感じさせてくれ、同時に人間的な味わいあふれる演奏になっていたのである。
 そして第2弾の第1 番のスピード感と迫力はキレ良く痛快の極み。ハチャメチャの一歩手前でぐっと引き締めて、でもムチャクチャかっこいい。

 ひょっとしたらようやくこの歴史ある名オーケストラを自由に操れるようになり、ヴァンスカ自身のやりたい音楽が表現できるようになったのかもしれない。
 三羽烏の中でちょっと出遅れていたが、ここへ来て一気にその差をつめてきた。魅力的なシベリウス・チクルスの開始を喜びたい。


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BIS SA 2134
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
プロコフィエフ第5弾
 アンドルー・リットン(指揮)&ベルゲン・フィル
 プロコフィエフの交響曲第4番、7番

 プロコフィエフ:
  (1)交響曲第4番 ハ長調 Op.112(1947)
  (2)交響曲第7番 嬰ハ短調 Op.131「青春」
  (3)交響曲第7番 嬰ハ短調 Op.131「青春」より
   第4楽章(異稿)
アンドルー・リットン(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 リットンによる輝かしいオーケストラ・サウンド、プロコフィエフの交響曲第4番、7番を収録!

 セッション録音:(1)2014 年1 月、(2)(3)2015 年5 月/グリーグ・ホール、ベルゲン、(ノルウェー)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、81’ 58”

 SACD ハイブリッド盤。

 アンドルー・リットン指揮、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団によるプロコフィエフ作品集。『ロメオとジュリエット』(BISSA 1301)、フレディ・ケンプとのピアノ協奏曲集(BIS SA 1820)、交響曲第6 番(BIS SA 1994)、交響曲第5 番(BIS SA 2124)に続く第5 弾は、交響曲第4 番 ハ長調 Op.112 と交響曲第7 番 嬰ハ短調 Op.131「青春」が収録されました。
 交響曲第4 番は1930 年にバレエ音楽「放蕩息子」の楽想によりボストン交響楽団50 周年記念の委嘱作品として作曲された作品47 ですが、初演は好評ではなく1937 年のソ連での初演も不評に終わりました。
 その後、1947 年2 月に改作に着手し、作品112 として完成させました。多くの部分が新たに書き加えられて、原曲の倍ほどの作品に改められています。現在プロコフィエフの交響曲のうちでも優れた作品として数えられております。
 交響曲第7 番 嬰ハ短調Op.131 はプロコフィエフ自身「青春交響曲」と呼び、甘美な旋律とともにスタイルや書法も簡明な作品です。
 なお、当録音では終楽章の終結部を弱奏のピチカート奏法で終わるものと、サムイル・サモスードの要望によりオリジナルの終結部に20 小節ほどが追加された異稿も収録しております。
 今回もリットンのプロコフィエフはゴージャスで、色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫できます。
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BIS SA 2191
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
鈴木雅明(指揮)&バッハ・コレギウム・ジャパン
 BCJ によるバッハの世俗カンタータ第7集

 J.S.バッハ:
  (1)「われらの新しいご領主に」BWV212
  (2)「悲しみのいかなるかを知らず」 BWV209
  (3)「裏切り者なる愛よ」 BWV203
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
モイツァ・エルトマン(ソプラノ)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
 麗しのモイツァ・エルトマンをむかえたBCJ によるバッハの世俗カンタータ第7集

 セッション録音:2015年9月/白寿ホール/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、63’ 25”

 SACD ハイブリッド盤。
 麗しのモイツァ・エルトマンとドミニク・ヴェルナーを迎えた鈴木雅明指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンによる世俗カンタータの第7 集は、「われらの新しいご領主に」BWV212、「悲しみのいかなるかを知らず」BWV209、「裏切り者なる愛よ」 BWV203 が収録されました。
 「われらの新しいご領主に」BWV212 はライプツィヒ近郊の村、クラインチョッハーの新領主、カール・ハインリヒ・フォン・ディースカウの就任を祝って作曲された作品。あらゆる種類の舞曲が登場し、俗謡もふんだんに盛り込まれており新鮮な様式を呈しております。
 「悲しみのいかなるかを知らず」BWV209 はイタリア語の歌詞によるソプラノ独唱用カンタータで、歌詞内容から、アンスバッハに帰郷する、若い知識人のために書かれたものと言われております。音楽的にもイタリア様式の影響が強い作品です。エルトマンの透き通った歌声をご堪能ください。
 「裏切り者なる愛よ」BWV203 は歌詞がイタリア語のバス独唱用カンタータで、愛の苦しみを知り、愛から逃れようとしながらも逃げられない若者の心を歌った作品です。BCJ でおなじみのドミニク・ヴェルナーが歌い上げます。



 


BIS SA 2160
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
エッシャーSQ による
 メンデルスゾーンの弦楽四重奏全曲第3弾!

  メンデルスゾーン:
   (1)弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3
   (2)弦楽四重奏の4つの小品 Op.81より
    カプリッチョ ホ短調、フーガ 変ホ長調
   (3)弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80
エッシャー弦楽四重奏団
 【アダム・バーネット=ハート
   (第1ヴァイオリン)、
  アーロン・ボイド(第2 ヴァイオリン)、
  ピエール・ラポイント(ヴィオラ)、
  デイン・ヨハンセン(チェロ)】
 精緻なアンサンブル、アメリカの実力派カルテット、エッシャーSQ によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏全曲録音第3 弾!

 セッション録音:2015 年5 月/ポットンホール(サフォーク/イングランド)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、71’ 17”

 SACD ハイブリッド盤。
 ニューヨークを拠点として活動しているアメリカのカルテット、エッシャー弦楽四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全曲録音。最終となる第3 弾には弦楽四重奏曲第5 & 6 番には弦楽四重奏の4 つの小品 Op.81 よりカプリッチョ、フーガが収録されました。
 2013 年のエイヴリー・フィッシャー・キャリアグラントの受賞をはじめ、近年目覚ましい活躍の当団は世界各国で演奏会を成功させております。端正なアンサンブルはこのメンデルスゾーンと非常に相性がよく好評を博しております。
 第1 弾(弦楽四重奏曲第1 & 4 番、弦楽四重奏曲 変ホ長調 MWV R18)(BISSA 1960)、第2 弾(弦楽四重奏曲第2 & 3 番、弦楽四重奏の4つの小品よりアンダンテ、スケルツォ)(BIS SA 1990)とあわせてお楽しみください。



関係ないですが
現代的な名演を聴かせてくれたエベーヌSQの同曲の名盤
なんとなくジャケットの雰囲気が似てる・・・

VIRGIN
VCW-4645462
\2300
・・・わかってるらしい
 エベーヌ四重奏団/メンデルスゾーン〜フェリックス&ファニー

 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
  1−4  弦楽四重奏曲第2番 作品13 イ短調
 ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):
  5−8   弦楽四重奏曲 変ホ長調
 フェリックス・メンデルスゾーン:
  9−12   弦楽四重奏曲 第6番 作品80 ヘ短調
エベーヌ四重奏団
 ピエール・コロンブ(第1ヴァイオリン)
 ガブリエル・ル・マガデュール(第②ヴァイオリン)
 マチュー・ヘルツォク(ヴィオラ)
 ラファエル・メルラン(チェロ)
 2004年ミュンヘン国際音楽コンクールの覇者で、古典から現代曲、
 ジャズまでこなすスーパー・カルテットの最新作は、メンデルスゾーンとその姉、 ファニーの弦楽四重奏曲をとりあげた意欲作!

 フェリックスの弦楽四重奏曲の中で異様な完成度と異様な情熱を持つ第2番と第6番。これらの曲はフェリックスが生涯最も深く愛した女性、ファニーに捧げられたものだと思うのだが、あえてその曲の間にファニーの曲を入れてきた。
 エベーヌ四重奏団・・・わかってるらしい。




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PENTATONE



PTC 5186536
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
アラベラ・美歩・シュタインバッハー、ヴァイオリン名曲集をリリース!
 (1)ワックスマン:カルメン幻想曲(11’41”)
 (2)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20(9’01”)
 (3)ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり(14’40”)
 (4)サン=サーンス:ハバネラ Op.83(11’06”)
 (5)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28(9’51”)
 (6)マスネ:タイスの瞑想曲(5’57”)
 (7)ラヴェル:ツィガーヌ(10’52”)
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
 (ヴァイオリン)
ローレンス・フォスター(指揮)
モンテ・カルロ・
 フィルハーモニー管弦楽団
 大注目盤。麗しのシュタインバッハーがツィゴイネルワイゼン、カルメン幻想曲、ツィガーヌなどのヴァイオリン名曲集をリリース!!

 ヴァイオリン;1716 年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与)
 セッション録音:2014 年10 月/レーニエ3 世オーディトリアム(モンテ・カルロ)/DSD、マルチチャンネル、73’ 37”

 SACD ハイブリッド盤。
 世界的ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが、ローレンス・フォスター率いるモンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団とヴァイオリン名曲集を録音しました!
 曲目はツィゴイネルワイゼン、カルメン幻想曲(ワックスマン)、序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ、タイスの瞑想曲、揚げひばり、そしてツィガーヌという超ド級の名曲が並びます。
 ワックスマンはドイツ出身のアメリカ合衆国の作曲家で、ヤッシャ・ハイフェッツに献呈したこのカルメン幻想曲は彼の代表作です。オペラの第1 幕の前奏曲から取られた非常に華やかな「行進曲」ではじまり、その直後ソロ・ヴァイオリンが超絶的なアルペッジョで登場。そののち「ハバネラ」、「カルタの歌」、「アラゴネーズ」、「ジプシーの歌」などのカルメンで登場する煌びやかな旋律が続きます。シュタインバッハーはまるでオペラ歌手のように朗々と歌い上げております。
 ツィゴイネルワイゼンやツィガーヌも圧巻です。左手による連続するピツィカートやフラジオレットも非常に優雅に奏しております。テクニックだけではなく、歌心にあふれた演奏が魅力のシュタインバッハー。揚げひばりやタイスの瞑想曲で聞かせる美しい演奏から近年の充実ぶりをうかがい知ることができます。
  1853 年設立という長い歴史をもつモナコ公国のモンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団はパレー、マルケヴィッチ、マタチッチ、ヤノフスキ、クライツベルクなど、これまで名だたる指揮者が芸術監督を務めてきました。
 当録音での指揮者ローレンス・フォスターも1980 年から10 年間芸術監督をつとめた一人で、現在も続く信頼関係からオーケストラの歌わせ方を熟知しており、確かなテクニックと豊かな表現力を持ち合わせたシュタインバッハーとエキサイティングな演奏を披露しております。
 ペンタトーン・レーベルの高音質録音により味わい深く堪能することができるのも魅力と言えましょう。






当然のことながら大ヒットしてます
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
前作のメンデルスゾーン&チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲


PTC 5186504
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
シュタインバッハー
 メンデルスゾーン&チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲!!!
  しかもデュトワ&スイス・ロマンド管の好サポート

 デュトワ&スイス・ロマンド管の好サポート
  (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
  (2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
シャルル・デュトワ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
 大注目盤!!!シュタインバッハーがついにメン・チャイを録音!!!デュトワ&スイス・ロマンド管の好サポートによる万全の録音!

 ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与)
 セッション録音:2014 年9 月22-24 日/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)/68’14”/68’14”、輸入盤・日本語解説付

 SACD ハイブリッド盤。
 近年、目覚ましき活躍の麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。前作、フランクとR. シュトラウスのソナタ(PTC 5186470 / KKC 5415)をメイン・プログラムとした2014 年12 月来日公演の興奮も冷めやらぬなか、またしても超ド級の新譜が登場です。それは、不朽の名作メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です!シュタインバッハーはヴァイオリニストにとっての勝負アルバムをシャルル・デュトワ指揮、スイス・ロマンド管という好サポートのもと満を持して録音しました。この2 篇は実演にて何度も披露してきただけにファンならずとも期待せずにはいられない大注目盤と言えましょう。
 メンデルスゾーンは2014 年12 月に飯森範親指揮、日本センチュリー交響楽団との共演も記憶に新しいところですが、一貫して落ち着いたテンポで一音一音雄弁に歌い上げます。カデンツァでは美しさと力強さを兼ね備え、近年の充実ぶりをうかがえる仕上がりと言えます。第2 楽章では女王の風格を感じる語り口で、一度聴いたら忘れがたき熱演です。第3 楽章はオーケストラとの対話も見事でデュトワとの相性のよさもさることながら、歯切れのよいメロディが立体的に聴こえる快演です!
 なお、2015 年6 月、トーマス・ヘンゲルブロック指揮、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の来日公演にて同曲を演奏予定とのことです。
 一方、チャイコフスキーは2009 年12 月、NHK 交響楽団の定期演奏会に登場し、指揮はデュトワでした。メンデルスゾーン同様、朗々と歌い上げ毅然たるチャイコフスキーを聴かせてくれます。テンポのコントロールや豊かな音楽表情など、現在のシュタインバッハーの成熟した演奏を堪能できる名演です。
 もちろん、今回もPentatone の技術チームによる高音質録音です。最強のメン・チャイ・アルバムのリリースと言えましょう!





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BR KLASSIK



900146
\2500→\2290
マリス・ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送響
 RHAPSODY . ラプソディ

 1.シャブリエ(1841-1894):狂詩曲「スペイン」
 2.ガーシュウィン(1898-1937):ラプソディ・イン・ブルー(F.グローフェ編)
 3.エネスコ(1881-1955):ルーマニア狂詩曲 第1番イ長調 Op.11
 ラヴェル(1875-1937):スペイン狂詩曲
  4.夜への前奏曲
  5.マラゲーニャ
  6.ハバネラ
  7.祭日
 8.リスト(1811-1886):ハンガリー狂詩曲 第2番(K.M=ベルクハウス編)
デニス・マツーエフ(ピアノ)…2
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
 異なる地域で活躍した5人の作曲家による、地元風味たっぷりの5曲の“狂詩曲(ラプソディ)”を集めた楽しいアルバム。
 シャブリエの代表作である狂詩曲「スペイン」は豊かな色彩に支えられたメロディが特徴で、1882年に彼がこの地を旅行した際に受けた印象を元に作曲されたと言われています。
 ラヴェルの「スペイン狂詩曲」は、彼自身のルーツでもあるバスクの民謡も取り入れたエスニックな作品。2台ピアノ版も知られていますが、精妙なオーケストレーションによるこちらの管弦楽版は、また格別な雰囲気を持っています。
 2曲あるエネスコの「ルーマニア狂詩曲」は、なんと言っても第1番が人気曲。リストのお馴染のハンガリー狂詩曲も曲が進むにつれて熱狂が高まります。
 アメリカの民族音楽ともいうべきジャズ要素たっぷりの「ラプソディ・イン・ブルー」のソロはロシアのピアニスト、マツーエフが担当。全ての曲を熱狂的に指揮するヤンソンスの解釈も楽しめる、素晴らしいライヴ録音です。
  録音 2015年10月8.9日 ライヴ収録 ミュンヘン ヘルクレスザール・デア・レジデンツ



 

KLANGLOGO(Rondeau)



KL-1517
\2300→\2090
イタリア風バッハ
 J.S.バッハ:様々な作曲家の協奏曲編曲集/

  1-3.協奏曲 ヘ長調 BWV978 (原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV310)/
  4-6.協奏曲 イ短調 BWV593 (原曲:ヴィヴァルディ2台のヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV522)/
  7-9.協奏曲 ニ短調 BWV974(原曲:マルチェッロ 協奏曲)/
  10-12.イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971/
  13-15.協奏曲 ト短調 BWV975 (原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV316)/
  16-18.協奏曲 変ロ長調 BWV986 (原曲:作曲家不祥)/
  19-21.協奏曲 ハ長調 BWV976 (原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV265)/
  22-24.協奏曲 ト長調 BWV973 (原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV299)
   ※全てシモン・ボルツキとクレメンス・フリックによる編曲
シモン・ボルツキ(リコーダー)/
リー・ラヘル・バーダー(チェロ)/
マグヌス・アンダーソン(リュート)/
クレメンス・フリック(ハープシコード&オルガン)
 録音 2015年10月19-22日 ベルリン ヴァンゼー,アンドレアス教会
 28歳の若きバッハ(1685-1750)が当時仕えていたザクセン=ヴァイマル公。その甥であるヨハン・エルンスト(音楽の才能に満ち溢れた青年貴族)が、バッハに依頼したのが、イタリア旅行で刺激を受けたヴィヴァルディの協奏的作品を鍵盤曲に編曲することでした。
 バッハ自身もそれまで「イタリア風」の音楽には馴染みがなかったようで、これらの新しいスタイルを持つ作品に興味を抱き、ついには「イタリア協奏曲」をはじめとする、数多くの斬新な作品を生み出すこととなるのです。ここでは、そんなバッハによる編曲作を、更にリコーダーを中心としたアンサンブルに移し替えるという試みがなされています。



  

ORCHID


ORC100055
\2300
バリー・ミーツ・ベートーヴェン 〜ジェラルド・バリー:作品集
 1.ベートーヴェン/
 2.おお主よ、何と空しきことか/3.冬到来/
 4.最初の悲しみ/5.長い間/6.ショット&ソンズ,マインツ
ステファン・リチャードソン(バス)/
アイルランド室内合唱団/
クラッシュ・アンサンブル/
ポール・ヒリアー(指揮)
録音 2012年6月…5, 2013年3月…1-4.6 ダブリン ドゥルムコンドラ All Hallows College Chapel
 2015年から2018年まで、アイルランド国立交響楽団の「コンポーザー・イン・レジデンス」を務める作曲家ジェラルド・バリー(1952-)のユニークな作品集。
 ベートーヴェンをフィーチャーしたトラック1と6は、小規模のオペラのような曲で、台本はベートーヴェン自身の手紙の言葉から採られています。
 いらだち、愛情…様々な感情が生き生きと描かれた音楽の中に、ベートーヴェン自身の旋律が時々現れるというユニークなもの。アイルランド有数の現代音楽アンサンブルとヒリアーが指揮する合唱団による精緻な演奏です。
 

ORC100056
\2300
16の愛の歌
 1.メンデルスゾーン(1809-1847):歌の翼に(F.リスト編)/
 2.シューベルト(1797-1828):セレナーデ(F.リスト編)/
 3.シューマン(1810-1856):献呈(F.リスト編)/
 4.リスト(1811-1886):愛の夢 第3番/
 5.スメタナ(1824-1884):バガテルと即興曲集より「愛」/
 6.ドヴォルザーク(1841-1904):10の情景より「セレナーデ」/
 7-9.フィビヒ(1850-1900):気分、印象、思い出より3つの小品
  <第44番(Op.41 第1集)アンダンテ.第36番(Op.41 第1集)アンダンテ・アモローソ/
   第139番(Op.41 第4集)レント「詩曲」>/
 10.ノヴァーク(1870-1949):セレナーデ Op.9-3/
 11.スーク(1874-1935):愛の歌 Op.7-1/
 12.ヤナーチェク(1854-1928):草陰の小径にてより「散りゆく木の葉」/
 13.フォーレ(1845-1924):ロマンスと無言歌 Op.17より第3番/
 14.グラナドス(1867-1916):ゴイェスカスより
  「嘆き、またはマハとナイチンゲール」/
 15.クライスラー(1875-1962):愛の悲しみ(S.ラフマニノフ編)/
 16.リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):明日に(M.レーガー編)
ウィリアム・ハワード(ピアノ)
録音 2015年6月29日-7月1日 ロンドン ケンティッシュ・タウン 聖シラス教会
 映画やポピュラー音楽の元ネタとしてしばしば使われるロマン派のピアノ曲のなかから、「愛」をテーマにした16作品を収録した1枚。
 有名なリスト作品から、根強い人気を持つフィビヒ作品まで、幅広いメロディが楽しめます。ロンドンを拠点に活躍する“シューベルト・アンサンブル”を率いるベテラン・ピアニスト、ウィリアム・ハワードの優しい語り口が魅力的です。



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ORFEO



C902161
\2700→\2490
ユリア・フィッシャー&ミュラー=ショット
 デュオ・セッションズ

  コダーイ(1882-1967):ヴァイオリンとチェロのためのデュオ Op.7(1914)
  シュルホフ(1894-1942):ヴァイオリンとチェロのためのデュオ(1925)
  ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(1922)
  ハルヴォルセン(1864-1935):
   ヴァイオリンとチェロのための「パッサカリア」
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
 ヴァイオリンとチェロの二重奏曲。どちらかの楽器が優位になることはなく、お互いの個性を認め合いながら、洗練されたハーモニーを醸し出す室内楽作品の最小形とも言えるアンサンブルです。
 バロックの時代からこの形態で書かれた作品は数多くありますが、今回のアルバムでユリア・フィッシャーとミュラー=ショットが選んだのは、調性が崩壊しつつある近現代に書かれた4つの作品で、どれもが新しい表現手段を模索しながらも、民族性を取り入れた独自の作風を有した興味深い曲です。
 民族色豊かなコダーイ、複雑なリズムを駆使して書かれたシュルホフ、ハンガリー風の響きが感じられる「ドビュッシーの思い出に捧げられた」ラヴェル。そして最後に置かれているのが、ヘンデルの主題を自由に変奏していくハルヴォルセンの「パッサカリア」。作品の妙味もさることながら、奏者2人の息詰まるような掛け合いも聴き所です。
 ヴァイオリニストのユリア・フィッシャーとチェロのミュラー=ショットは2005年にブラームス「二重協奏曲」の録音をリリース、以降10年以上に渡ってデュオ活動をしていますが、今回の録音は彼らにとっても会心の出来映えとなりました。
  録音 2014年9月23-24日 ミュンヘン,バイエルン放送 第1スタジオ




ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)とユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
どちらも店主の愛するアルバム・・・久々の紹介
コメントは発売当時のもの



ORFEO 623041
\2700
ハチャトゥリアン:
 チェロ協奏曲/ヴァイオリン協奏曲
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
アラベラ・シュタインバッハー(Vn)
サカリ・オラモ指揮
バーミンガム市響

 店主がこのミュラー=ショットにすごさに気づいたのは12年前のこのハチャトゥリアンのコンチェルトを聴いたとき。
 ルックス抜群のイケメンだからというわけではないのだが、なんとなく演奏もかっこいいのである。野暮ったくなくて颯爽としていて、しかも結構奥が深い。プレヴィンに信頼され、ムター姐さんにも可愛がられ、あっという間にドイツ・グラモフォンからメジャー・デビューも果たしてしまった。
 女性陣が圧倒的に強かった弦の若手シーンだったが、なかなか素敵な人が現れたと感慨深かった。


//////////

 ハチャトゥリアン3大コンチェルト、「ヴァイオリン協奏曲」、「ピアノ協奏曲」、「チェロ協奏曲」は、批評家によっては3つでひとつの作品、というほど結びつきが深く、ハチャトゥリアンの生涯でも特別な位置を占める作品群である。
 ところが3つのコンチェルトのうち、数年の歳月をかけて最後に作られ、ハチャトゥリアンにとって最重要作品であるチェロ協奏曲は、ほかの2作品に比べると人気もCDも極端に少ない。確かにほかの2つに比べると華やかさやポピュラーさには欠ける。しかし聴けば聴くほど味の出るその渋さ、奥深さはチェロ協奏曲がひとつ頭抜け出ている。店主もハチャトゥリアンの代表作はこの作品だと思う。
 で、CDが現在2,3種類しか出ていないこの曲だが、今回素敵なアルバムが出た。演奏はダニエル・ミュラー=ショットという若手の超イケメン。イッサーリスの門下だからひょっとしたらあっちの気があるかもしれないけれど、芯の太さと甘い抒情をもちながら、やや晦渋なこの作品を爽快に弾ききっている。
 独白的な部分の多いこの作品だが、沈痛にならない内向性もいい。




DECCA
478 0650
\2300
J.S.バッハ:
 1)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 2)ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
 3)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
 4)ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
ユリア・フィッシャー(Vn)
アカデミー・オブ・セント・
 マーティン・イン・ザ・フィールズ

 大ファンというわけじゃないんだけど、ついつい気になって聴いてしまう。
 ユリア・フィッシャー。
 不吉な感じのする「魔」的な美貌に惹かれるのか?実際今度のジャケットの写真はちょっと人間離れしている。

 もちろんアイドルではないのはわかっている。しかしその地獄的な美貌抜きにこの人は語れない。カワイコちゃん大好きレーベルDECCAがついに「生み&育ての親」のPENTATONEから彼女を奪い去ってしまったのも、結局その美貌によるところが大きいだろうから。

 とはいえやはり語るべきはもちろんその演奏。
 これまでの演奏を聴いていると、ハチャトゥリアンやチャイコフスキーでは魔的地獄的猛禽類演奏をたっぷり聴かせてくれて大満足。メンデルスゾーンのピアノ・トリオも才気煥発。一方モーツァルトやブラームスなどではもうひとつ暴れ方が足りない。ノリノリのロマンティックな曲が相性いいのか?またオケがロシア・ナショナル管だと調子いいのか?
 そのあたりはまだよくわからなかった。ただ、出来不出来はある、というのは感じた。
 それが今度はバッハ。そしてオケはアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ。
 ・・・これは・・・相性が悪く、調子も悪くなってしまいそうな予感。正直期待できない。一番向いていない要素をわざわざ持ちこんできたようなもの。
 なのでジャケットだけを眺める日が続いたが、ついにターンテーブルに載せる日が来た。

 悪くない。
 もちろんこの曲に猛禽類的演奏はない。速めの演奏でアグレッシヴに進んでいくが、決して暴れてはいない。ハチャメチャはしてない。
 しかし、しっかり自分のヴァイオリンを聴かせてくる。決して控えめではない。解釈的な自己主張はきつくないが、ヴァイオリンを聴かせるという一点に関しては極めて強烈。
 だからよくありがちなメジャー移籍デビュー盤にあるような不完全燃焼はない。指揮者をおかなかったのも良かったかもしれないが、ユリア・フィッシャーというヴァイオリニストの存在と体温をしっかり感じさせてくれる演奏だった。

 うーん・・・それともこのジャケットの視線に幻惑されているのか・・・。なんにしてもこの「眼」は普通じゃない。
 ミッド・プライスとかになってジャケットが変わってしまわないうちにどうぞ。



 

C889161
\2700
パーヴォル・ブレスリク〜モーツァルト:アリア集
 歌劇「イドメネオ」
  1.第1幕「私に罪はなくても罰は受け」
  2.第2幕「海の外なる胸の内の海は」
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
  3.第1幕「あのひとの安らぎは私の安らぎ」
  4.第2幕「私の宝物を その間に」
 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
  5.第1幕「いとしい人の愛のそよ風は」
 歌劇「後宮からの誘拐」
  6.第1幕「コンスタンツェよ、また会えるとは」
  7.第3幕「私はすっかり頼っているのだ」
 歌劇「魔笛」
  8.第1幕「何と美しい絵姿」
  9.第1幕「あの童らの知恵の声」
  10.第1幕「魔法のひびき、なんたる強さ」
 11.コンサート・アリア「おお、夢よ目覚めよ」K431(K425b)
パーヴォル・ブレスリク(テノール)
ホセ・ファン・ダム(バス・バリトン)…9
ミュンヘン放送管弦楽団
パトリック・ランゲ(指揮)
 2007年ベルリン国立歌劇場の来日公演時にはドン・オッターヴィオを演じるなど、優れたモーツァルト歌手として世界的に評価されているパーヴォル・ブレスリク。
 orfeoレーベルからは、以前にシューベルトの「美しき水車屋の娘」(2014年録音)がリリースされており、こちらも瑞々しい歌唱を存分に披露しているブレスリクですが、今回のモーツァルト(1756-1791)は、まさに水を得た魚。親密であたたかい歌を聴くことができます。
 1979年にスロヴァキアで生まれ、21歳の時にドン・ジョヴァンニ初演の都市プラハでドン・オッターヴィオを歌ってデビューしたブレスリクは、その後、ザルツブルク、ミュンヘン、ウィーン、ロンドンをはじめとした世界有数の歌劇場で活躍しています。
 今回のアルバムでは、彼が得意としているタミーノやイダマンテだけでなく、歌劇「イドメネオ」のタイトルロールのアリア「海の外なる〜」にも挑戦。新たな魅力も放っています。
  録音 2014年5月19-23日,2015年3月28日 ミュンヘン,バイエルン放送 第1スタジオ




RONDEAU


ROP-6107
\2300
バロック・パッション
 1-3.ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調 TWV41:C5/
 4-7.J.S.バッハ(1685-1750):フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034/
 8.ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):
  ハープシコードのための前奏曲 ハ長調/
 9-15.ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調 HWV367a/
 16-18.ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
  ハープシコードのためのソナタ ヘ長調/
 19-22.テレマン:リコーダーと通奏低音のためのソナタ ホ短調 TWV 41:e2
エリザベート・シュヴァンダ(リコーダー)/
ベルンヴァルト・ロール(ハープシコード)
録音 2015年9月14-16日 ハノーファー クレーフェルト,シュテファンシュテフテス教会
 バロック期に活躍した5人の作曲家の作品集。バッハの才能ある弟子で、14歳の時に「ゴルトベルク変奏曲」を演奏したとされるJ.G.ゴルトベルクの作品も収録されています。
 作曲技術はイマイチだったと評されていますが、実際にはこんなにも素晴らしい作品が残されています。
 現在ヘルフォルトの音楽大学で教会音楽を教えているリコーダー奏者シュヴァンダと、やはりハノーヴァーで古楽全般の教授を務めるロールの精緻なアンサンブルでお楽しみください。
   

ROP-6114
\2300
ペルゴレージ:スターバト・マーテル 他
 1-4.ヨハン・ヴァレンティン・ラートゲーバー(1682-1750):
  ミサ・ブレヴィス ヘ長調
   <キリエ/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ>/
 5-16.ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):スターバト・マーテル
  <Stabat mater dolorosa‐悲しみの母は立っていた/
   Cuius animam gementem‐呻き、悲しみ/
   O quam tristis et afflicta‐ああ、なんと悲しく、打ちのめされたことか/
   Quae maerebat et dolebat‐そして歎き、悲しんでいた/
   Quis est homop‐涙をこぼさないものがあるだろうか/
   Vidit suum dulcem natum‐愛しい御子が/
   Eia, mater, fons amoris‐さあ、御母よ、愛の泉よ/
   Fac, ut ardeat cor meum‐私の心を燃やしてください/
   Sancta mater, istud agas‐聖なる母よ、どうかお願いします/
   Fac, ut portem Christi mortem‐どうかキリストの死を私に負わせ/
   Inflammatus et accensus‐怒りの火に燃やされることなきよう/
   Quando corpus morietur‐肉体が滅びる時には>/
 17.ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
  悲歌「それでもなお死は逃れられないのか」BuxWV 76b.
ティツィアン・ガイヤー(ボーイ・ソプラノ)…1-16/
スヴェン・ヴァーグナー(ボーイ・アルト)…5-16/
ヨーリック・エーベルト(ボーイ・ソプラノ)…17/
エリザベート・ナツェル(第1ヴァイオリン)…5-16,(ヴィオラ)…17/
ノンナ・パルフェノフ(第2ヴァイオリン)…5-16/
ユッタ・ベドナルツ(ヴィオラ)…5-17/
フランツィスカ・マツ(チェロ)…5-17/
ミリホフ・プラヴシク(コントラバス)…5-17/
ディートリヒ・ベドナルツ(オルガン)…1-17/
ドルトムント・アカデミー少年合唱団/ヨスト・ザルム(指揮)
録音 2015年6月24-26日 ドルトムント ペーター・ツー・シブルク
 通常はソプラノ(もしくはカウンターテナー)とアルトで歌われるペルゴレージの「スターバト・マーテル」。しかし、この演奏のように少年たちが演奏すると、より柔らかく理想的な響きを得ることができます。
 ヨスト・ザルム率いるドルトムント・アカデミー少年合唱団は、小編成のメンバーたちが徹底的なボイス・トレーニングに取り組むことで知られており、このアルバムでも様々な時代に書かれた作品を的確に演奏しています。
 

ROP-6115
\2300
Bottle Post Secrets‐秘密の手紙の入ったビン 〜ポール・デュカスと彼の弟子たち
 1-2.ポール・デュカス(1865-1935):ラ・ペリ<ペリの前奏用ファンファーレ/ペリ>/
 3.ジャン・アラン(1911-1940):第1幻想曲/
 4.アラン:第2幻想曲/
 5-8.オリヴィエ・メシアン(1908-1992):キリストの昇天
  <第1楽章 自らの栄光を父なる神に求めるキリストの威厳/
   第2楽章 天国を希求する魂の清らかなアレルヤ/
   第3楽章 トランペットとシンバルによるアレルヤ/
   第4楽章 父のみもとへ帰るキリストの祈り>/
 9.モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
  前奏曲、アダージョと「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲より
   「コラール変奏曲」 Op.4
セバスティアン・ハインドル(オルガン…
 マグデブルク大聖堂 大オルガン)
録音 2015年7月21-23日 マグデブルク大聖堂
 弱冠17歳、若きオルガニスト、セバスチャン・ハインドルのデビューアルバム。
 ライプツィヒ・トーマス教会少年合唱団のメンバーとしてオルガンの訓練を受け、2012年と2015年にドイツの「ユーゲント・ムジツィールト(若い演奏家たちのための)・コンクール」で優勝するなど、その将来が期待されているハインドル。
 このアルバムでは、いつも演奏しているバッハ作品とは全く違う、ポール・デュカスと彼の3人の弟子立ち…いずれも傑出したオルガニスト…の作品を、これらの近代的な響きに魅せられているというハインドルが素晴らしい演奏で聴かせます。
  

ROP-6120
\2300
けがれなき6つの歌
 1-6.グレゴール・ヒューブナー(1967-):けがれなき6つの歌(2014)
  <春/羊/子供の喜び/少年の失ったもの/羊飼い/少年が探したもの>/
 7.クヌト・ニューステッド(1915-2014):平和よ、私はあなたと離れる/
 8.ジョン・ラター(1945-):聖パトリックの祈り/
 9.ラター:開け、私の目/
 10.シェリ・ポーターフィールド(1958-):アニュス・デイ/
 11.ジョン・ラター:我が心に神は宿る/
 12.ヒューブナー:パーセル・プロジェクト(2015)/
 13.ヤーコ・マンティヤルヴィ(1963-):死よ、立ち去れ/
 14.ビリー・ジョエル(1949-):アンド・ソー・イト・ゴーズ(カービー・ショウ編)/
 15.ラター:世界をみよ(ジェレミー・ハーマン編)
シュトゥッツガルト・イウベヌム・コレギウム少年合唱団/
シリウス四重奏団
<メンバー:
 グレゴール・ヒューブナー(ヴァイオリン)/
 フェイ・フン・チェン(ヴァイオリン)/
 ロン・ローレンス(ヴィオラ)/
 ジェレミー・ハーマン(チェロ)>/
ミハエル・クーロ(指揮)
録音 2015年11月2-5日 シュトゥッツガルト エヴァンゲリッシェ・シュロスカペレ・ソリテュード
 1989年に設立されたシュトゥッツガルト・イウベヌム・コレギウム少年合唱団。ルネサンス期の作品だけでなく、現代曲にも果敢に挑戦している彼らの新作は、ニューヨークで活躍するシリウス弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、グレゴール・ヒューブナーに委嘱した即興的要素を持つ「6つのけがれなき歌」を含むエキサイティングなアルバムです。
 クラシック離れが進む若者たちにも楽しんでもらえるようにと、選曲にも工夫が凝らされています。



 

TOCCATA



TOCC-283
\2300→\2090
ロビン・ウォーカー:管弦楽作品集
 1.グレイト・ロック・イズ・デッド - 葬送行進曲(2007)/
 2.オーギュギアのオデュッセウス - 前奏曲(2011)/
 3.交響詩「石の王」(2005)/
 4.交響詩「石の創り手」(1995) ※初録音
ノーヴァヤ・ロシア国立交響楽団/
アレクサンダー・ウォーカー(指揮)
録音 2015年9月2-5日 モスクワ ロシア国立テレビ&ラジオ・カンパニー KULTURA 第5スタジオ

 イギリスの現代作曲家ロビン・ウォーカー(1953-)。彼の作風は「情熱的な古典主義」と呼ばれるもので、ベートーヴェンやシベリウスなどヨーロッパ音楽の伝統を継承しながら、作品に自身が30年住まいにしているヨークシャーの自然賛美を盛り込むという手法をとっています。
 第1曲目の「葬送行進曲」は、2005年に没した彼の父を「グレイト・ロック」になぞらえて、父への追悼の意を込めたもの。他の3作品も強い物語性を持っています。
 ちなみに指揮者アレクサンダー・ウォーカーは作曲家と血縁関係はありませんが、ロビンの作品を積極的に世界中で演奏している人です。

 


TOCC-334
\2300→\2090
ミッシャ・レヴィツキ:ピアノ作品全集 他
 1.ミッシャ・レヴィツキ(1898-1941):演奏会用ワルツ Op.1/
 2.レヴィツキ:ワルツ イ長調 Op.2/
 3.レヴィツキ:ガヴォット Op.3/
 4.レヴィツキ:ワルツ風アラベスク Op.6/
 5.レヴィツキ:魅せられた妖精/
 6.レヴィツキ:ヴァルス・ツィガーヌ Op.7/
 7.レヴィツキ:人形の踊り Op.8/
 8.オシップ・ガブリロヴィッチ(1878-1936):5つの小品 Op.1-4 ロマンス/
 9.ガブリロヴィッチ:3つの小品 Op.2-1 幻想曲‐夜想曲/
 10.ガブリロヴィッチ:3つの小品 Op.2-2 ガヴォット/
 11.ガブリロヴィッチ:3つの小品 Op.2-3 アルバムの一葉/
 12-13イグナツ・フリードマン(1882-1948)によるピアノ編曲集
  <セザール・フランク(1822-1890):
   前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18
   ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィオーリ(1746-1820):アダージョ/
   カール・シュターミッツ(1745-1801):交響曲 ト長調 Op.13/16-4‐第3楽章 Prestissimo/
   フランソワ・クープラン(1668-1733):クラヴサン曲集 第1巻 第5組曲−かわいい頭巾>/
 16-19.イグナツ・フリードマン:4つの前奏曲 Op.61/
 20-26.イグナツ・フリードマン:練習曲集 Op.63より
  <第1番:Allegro, molto leggiero/
   第2番:Vivo e con delicatezza/
   第4番:Andante molto cantabile/
   第9番:Allegro, con abandono/
   第10番:Allegretto, sempre leggiero/
   第11番:Allegro patetico/
   第16番:Allegro appassionato>
    ※3.7.8.12.13.14.15.16.26…初録音
マルガリータ・グレボフ(ピアノ)
録音 2014年7月30日,10月31日,2015年7月11日,10月14日 USA メリーランド大学,クラリス・スミス・パフォーミング・アーツ・センター,エルジー・アンド・マルヴィン・ディケルボウム・コンサート・ホール

 「ロシア・ピアニズムの黄金時代」と呼ばれる1890年から1900年代の初頭、この時代には多くのピアノ音楽が書かれ、傑出したピアニストも数々輩出されていました。
 このアルバムにはそんな時代に活躍した3人の作曲家の作品を収録しています。ミッシャ・レヴィツキは、ほんの一握りの小品を遺したのみですが、どれも魅力的です。
 ガブリロヴィッチは、あのマーク・トゥエインの義理の息子で、優れたコンサート・ピアニストであり、自分が演奏するために書かれた小品が遺されています。
 同じく偉大なピアニストとして知られるフリードマンは、完全なオリジナル作品だけではなく、過去の作品の編曲が評価されています。どの作品も技巧を凝らした聴き映えのするものです。

  


TOCC-346
\2300→\2090
デイヴィッド・デブーア・キャンフィールド:様々な作品を元にした協奏曲集
 1-3.グリエールによるサクソフォン協奏曲(2007)/
 4-6.チャイコフスキーによるサクソフォン協奏曲(2013)/
 7.ガーシュウィンによる狂詩曲(2015) ※初録音
ハイラペト・アラケリアン(サクソフォン)…1-6/
レイチェル・パトリック(ヴァイオリン)…7/
シンフォニア・ヴァルソヴィア/
イアン・ホブソン(指揮)
録音 2015年11月23日…1-3.7, 2015年11月24日…4-6 ポーランド放送 ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・ホール

 作曲家だけでなく、音楽評論家、作家、神学者、編集者、出版、レコーディング・ディレクターなど、幅広い肩書きを持つキャンフィールド(1950-)。
 このアルバムでは、2007年の完成後、すでに世界で100公演も行われたという人気曲「グリエールによるサクソフォン協奏曲」をはじめとした3つの作品を聴くことができます。
 どれも、特定の原曲があるわけではありませんが、作曲家の個性を良く捉えられており「オリジナル?」と思えるほどに、各々グリエール風、チャイコフスキー風、ガーシュウィン風に仕上がっている上、どの作品も独奏楽器が大活躍、オーケストラとの掛け合いに耳を奪われます。

  


TOCC-364
\2300→\2090
ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー:晩課詩篇集 Op.3
 1.フィッシャー:音楽の花束 組曲第1番 - 前奏曲第8番/
 2.フィッシャー:晩課詩篇集 Op.3‐主よ、急いで私をお助けください/
 3.フィッシャー:晩課詩篇集 Op.3‐幸いなるかな/
 4.フィッシャー:音楽のアリアドネ Op.4 - 第4曲 前奏曲とフーガ ニ長調/
 5.フィッシャー:晩課詩篇集 Op.3‐われ主に感謝せん/
 6.フィッシャー:音楽のアリアドネ Op.4 - 第18曲 前奏曲とフーガ ロ短調/
 7.フィッシャー:晩課詩篇集 Op.3‐われは信じたり/
 8.フィッシャー:音楽のアリアドネ Op.4 - 第8曲 前奏曲とフーガ ホ長調/
 9.フィッシャー:晩課詩篇集 Op.3‐主が建てたもうのでなければ/
 10.フィッシャー:音楽のアリアドネ Op.4 - 第3曲 前奏曲とフーガ ニ短調/
 11.フィッシャー:晩課詩篇集 Op.3‐イェルサレムよ、主を讃めたたえよ/
 12.フィッシャー:音楽のアリアドネ Op.4 - 第17曲 前奏曲とフーガ 変ロ長調/
 13-18.ヨハン・クリストフ・ペッツ(1664-1716):
  2台のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調/
 19.フィッシャー:11.晩課詩篇集 Op.3‐マニフィカト/
 20-23.ペッツ:二重の天才 Op.1‐ソナタ 第5番/
 24.フィッシャー:ロレトの連祷 Op.5‐サルヴェ・レジーナ ※初録音
エクスルテムス(声楽アンサンブル)/
シャノン・キャナヴィン(指揮)/
ニュートン・バロック(器楽アンサンブル)/
アンドルス・マドセン(オルガン&指揮)
録音 2014年5月5-9日 USA マサチューセッツ、チェストナッツ・ヒル ハモンド・ストリート379 チャーチ・オブ・ザ・リディーマー

 バロック時代のドイツの作曲家フィッシャー(1656-1746)の珍しい作品集。生涯についてはほとんどわかっていないものの、その作品にはリュリをはじめとしたフランス音楽の影響が現れているとされ、またこのアルバムにも収録されている「音楽のアリアドネ」はバッハの「平均律クラヴィーア曲集」の先駆的作品とも言われています。
 アメリカの2つの古楽アンサンブル、エクスルテムスとニュートン・バロックがコラボレーションしたこの演奏は、晩課の詩篇に、前述の音楽のアリアドネと、同時代の作曲家ペッツの器楽曲を組み合わせ、実際の祈りに即した形にし、当時の教会の雰囲気を表現しています。




EROL


EROL 200046
\2600
モーツァルト(1756-1791):レクイエム K.626 エリザベト・ムスー(ソプラノ)
マリオン・ルベグ(メゾソプラノ)
パトリック・ガレー(テノール)
ジャン=ルイ・セル(バス)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:2015年4月14、16日、ライヴ、サント・トリニテ教会、パリ、フランス

数々の教会音楽を録音してきたジャン=ピエール・ロレが満を持して取り組んだモーツァルトのレクイエム。ロレによればラテン語の発音に細心の注意を払った演奏とのことです。

 

EROL 98002
\2600
【未案内旧譜】
ジャン・フランセ(1812-1997):オラトリオ「ヨハネの黙示録」(1939)

マリー=ノエル・クロ(ソプラノ)
ソフィー・レービンデル(メゾソプラノ)
パトリック・ガレー(テノール)
ピエール=イヴ・プリュヴォ(バリトン)
フランス・オラトリオ合唱団
 リヴィウ・ドゥダリク少年合唱団 エリザベト・ブラッスール合唱団
 アンサンブル・ポリフォニーク・ド・ヴェルサイユ
 アンサンブル・ヴォカール・ド・サン=カンタン=アン=イヴリーヌ
フランス・オラトリオ管弦楽団
リヴィウ・レオポリス管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:1999年3月19-20日、サント・トリニテ教会、パリ,およびサン・ジュリアン大聖堂、ル・マン,フランス
 

EROL 90005
\2600
【旧譜再案内 詳報】
ベルリオーズ(1803-1869):
  テ・デウム(*)
  東方の三博士の合唱(ジャン=ピエール・ロレによる復元版)(+)
ティベール・ラッファッリ(テノール)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ピエール・パンスマイユ(オルガン)
フランス・オラトリオ合唱団&管弦楽団
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

録音:1990年5月16、18、21日、ライヴ、サン=ドニ大聖堂、サン=ドニ、フランス(*)
    1988年12月13日、ライヴ、サン=ロシュ教会、パリ、フランス

 前回ご案内時に(+)が記載されておりませんでした。申し訳ございません。(+)は世界初録音。(*)は総勢500人による演奏。

 

EROL 200044
\2600
【旧譜 再入荷予定】
アントニオ・サンタナ:旅… 器楽作品集
  アマゾンの声(チェロとピアノのための)/私の幼少期(チェロとピアノのための)
  キスして(チェロとピアノのための)
  ブラジル組曲(チェロとピアノのための); トアーダ/ラメント/ララ・ブショ
  ヴォカリーズ形式の子守歌(ヴァイオリンとピアノのための)
  シェエラザード(ヴァイオリンとピアノのための)
  神秘的小品集(ピアノのための)
   テルポイの神殿での祭日/空との対話/燃える薮(やぶ)/光の中での魂の恍惚
   ツァラトゥストラの預言
  ヴェスタの神殿の秘伝の儀式(チェロのための)/巡礼団(チェロとピアノのための)
  孤独なバレリーナ(チェロとピアノのための)
  ある天使を記念するヴォカリーズ(チェロとピアノのための)
  J・S・バッハの庭(チェロとピアノのための)
  束の間の印象(ヴァイオリンのための)
  タランテッラ形式のおどけたパスティッチョ(ヴァイオリンとピアノのための)

マルク・ドロビンスキー(チェロ)
アントン・マルティノフ(ヴァイオリン)
ダニエル・プロッペル(ピアノ)

 録音:2014年10月23-26日、スタジオ433、イヴリー=シュル=セーヌ、フランス

 アントニオ・サンタナはブラジル出身、フランスのヴェサイユ在住の作曲家。






BERLIN CLASSICS


BC 0300785
\1800
PORTRAIT
マティアス・キルシュネライト(pf)演奏集

 シューベルト:幻想曲「さすらい人」Op.15/
 シューマン:森の情景Op.82/
 ファニー・メンデルスゾーン:無言歌より/
 メンデルスゾーン:
  無言歌第1巻Op.19b、第4巻Op.53、第6巻Op.67、
  第7巻Op.85、第8巻Op.102より抜粋
マティアス・キルシュネライト(pf)
 

 14歳で初めてピアノの勉強を始めたという。

 マティアス・キルシュネライト。

 それまでの5年間、彼はアフリカのナミビアで暮らしていたのだ。
 しかし突如ピアニストを目指した彼は、家族をおいて単身、故郷のドイツに戻ったのである。

 独墺のロマン派の正当な伝統を受け継いでおり、シューマンのアルバムはイギリス・グラモフォン誌によって絶賛され、メンデルスゾーンの知られざるピアノ協奏曲の世界初録音によってエコー・クラシック賞も受賞した。




旧譜
キルシュネライト、知られざる名盤
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集

arte nova
88697 386222
(2CD)
\2800→\2590
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集
 ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
 ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
 ピアノ協奏曲ホ短調(ラリー・トッドによる補完完成版)
 ピアノ協奏曲イ短調(1822)
マティアス・キルシュネライト(p)
フランク・ベールマン(指揮)  
ケムニッツ・ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団
 このアルバムでは、未完のピアノ協奏曲を、アメリカのメンデルスゾーン学者のラリー・トッドが、補完し完成させたもの。この曲は有名なヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64の2年前に草案されたもので、そのスケッチには非常に似ている部分が多々発見されていることから、途中からヴァイオリン協奏曲に移行していったものと考えられている作品です。
 また13歳のときに作曲したほとんど演奏されない、弦楽合奏による伴奏によるピアノ協奏曲を収録しました。

.

BC 0300786
\1800
PORTRAIT
コンチェルト・ケルン 演奏集

 J.S.バッハ:
  ブランデンブルク協奏曲第5番、
  管弦楽組曲第1番BWV.1066/
 ヘンデル:水上の音楽より
コンチェルト・ケルン
  

BC 0300787
\1800
PORTRAIT
ゼバスティアン・クナウアー(pf)演奏集

 J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番BWV.1052より、第2番BWV.1053より/
 メンデルスゾーン:厳格な変奏曲/
 シューベルト:4つの即興曲D.935より/
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番K.595より/
 メンデルスゾーン:無言歌Op.67-4/
 ショパン:スケルツォ第3番/
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番より
ゼバスティアン・クナウアー(pf)
  

BC 0300788
\1800
PORTRAIT
クリスティアーネ・カルク(Sop)演奏集

 クララ・シューマン:3つの歌Op.12-1/
 R.シュトラウス:4つの歌Op.27-3、5つの歌Op.39-4/
 アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ:歌劇「シルヴァン」より/
 グルック 歌劇「アウリスのイフィゲニア」より/
 シューマン:リーダークライスOp.39-12/
 シュレーカー:2つの歌Op.2-1/
 モーツァルト:歌劇「見てくれのばか娘」K.51より/
 シューベルト:秋D.945/
 グルック:歌劇「惑いのパルナス山」より/
 R.シュトラウス:「最後の花びら」よりの8つの歌Op.10-8/
 ヴォルフ:メーリケ詩集第21番/
 メンデルスゾーン:不幸な女よOp.94
クリスティアーネ・カルク(Sop)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>



OTAKEN RECORDS


TKC-362
\2500
シューリヒト&ハーグ・フィルのブルックナー7番
 (1)ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調
 (2)ワーグナー:ジークフリートの牧歌
カール・シューリヒト(指揮)
(1)ハーグ・フィルハーモニー(レジデンティ)管弦楽団
(2)バイエルン放送交響楽団
 シューリヒト&ハーグ・フィルのブルックナー7番、オリジナル、コンサートホール LP のCD復刻 !

 録音:(1)1964 年9 月、(2)1961 年9 月、ステレオ(セッション)/原盤:オリジナル・コンサートホールソサエティの新品同様LP 盤

 復刻において、音質の向上が、演奏度のアップにつながることがあります。これまでのフルトヴェングラーやワルターなどもそうでしたが、シューリヒトほど、このことにぴったりと当てはまる指揮者もいないのではないでしょうか。
今回、ハーグ・フィルとのブルックナー7番の復刻に使用したオリジナル・コンサートホールソサエティの新品同様LP 盤は、将に見違える音で鳴っており、これでこそこの演奏の真価がより正確に問えるようになったと言えるのではないかと思われます。 特に金管のコラールが、神々しく鳴り渡っている様には、正直驚きました。
 このレコードのライナーノートには、録音に先立って、ハーグ・フィルの金管セクションだけを集めての特訓が行われたと、記載されてましたが、この音でこそ、それが実証されていると思われます。この度、この感動を皆様にお届けすべく、忠実な復刻を試みました。是非ご一聴くださいませ。
尚、初期盤特有の極小プチノイズは、残しておりますことをご了承ください。
(オタケンレコード 太田憲志)




BERLIN CLASSICS


BC 0300748
(2CD)
\5000
※LP同時発売
オルフ:歌劇「賢い女」 ヘルベルト・ケーゲル指揮、
ベルリン放送交響楽団、他
 

BC 0300750
\2300
※LP同時発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 クルト・ザンデルリンク指揮、
ベルリン交響楽団
 

BC 0300752
\2300
※LP同時発売
ベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」「悲愴」「熱情」 ペーター・レーゼル(pf)
  

BC 0300754
\2300
※LP同時発売
モーツァルト:アリア集 ペーター・シュライアー(Ten)
オトマール・スイトナー指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン


<LP>


BERLIN CLASSICS(LP)


BC 0300747
(2LP)
\7800
※CD同時発売
オルフ:歌劇「賢い女」 ヘルベルト・ケーゲル指揮、
ベルリン放送交響楽団、他
 

BC 0300749
(LP)
\5400
※CD同時発売
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 クルト・ザンデルリンク指揮、
ベルリン交響楽団
 

BC 0300751
(LP)
\5400
※CD同時発売
ベートーヴェン:ピアノソナタ「月光」「悲愴」「熱情」 ペーター・レーゼル(pf)
 

BC 0300753
(LP)
\5400
※CD同時発売
モーツァルト:アリア集 ペーター・シュライアー(Ten)
オトマール・スイトナー指揮、
シュターツカペレ・ドレスデン


<メジャー・レーベル>

SONY


8898533399-2
(2CD)
\2400
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 プッチーニ:歌劇『トスカ』(全曲)
マリア・グレギーナ(トスカ/ソプラノ),
サルヴァトーレ・リチートラ(カヴァラドッシ/テノール),
エルネスト・ガヴァッツィ(スポレッタ/テノール),
シルヴェストロ・サマリターノ(シャルローネ/テノール),
エルネスト・パナリエッロ(看守/テノール),
レオ・ヌッチ(スカルピア男爵/バリトン),
ジョヴァンニ・バティスタ・パロディ(アンジェロッティ/バリトン),
アルフレード・マリオッティ(堂守/バス),
ヴァージニア・バルチ(羊飼いの少年/ボーイ・ソプラノ)、
リッカルド・ムーティ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 リッカルド・ムーティ/プッチーニ:歌劇『トスカ』
 1998年、ヴェルディの「仮面舞踏会」で衝撃的なデビューを飾り、その翌年にはムーティが指揮するスカラ座の「運命の力」に登場。一躍世界的な名声を得たテノール、リチートラ。
 残念なことに2011年、不慮の事故でこの世を去ってしまったリチートラですが、この2003年のライヴはまさに絶好調と言える時期の歌唱であり、「三大テノール」の後継者とも目されるほどに高い評価を受けたものです。
 ムーティの厚い信頼、グレギーナを始めとする歌手たちの歌唱。本当に優れた「トスカ」です。
  【録音】2003年3月, ミラノ・スカラ座(デジタル:ライヴ)*ブックレットに歌詞は付いておりません。
  

8898533494-2
(2CD)
\2400
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ボーイト:歌劇『メフィストフェレ』(全曲)
サミュエル・レイミー(メフィストフェレ/バリトン),
ヴェンチェンツォ・ラ・スコーラ(ファウスト/テノール),
ミシェル・クライダー(マルゲリータ、エレナ/ソプラノ),
エレオノーラ・ヤンコヴィッツ(マルタ、パンタリス/メッゾ・ソプラノ),
エルンスト・カヴァッツィ(ワグネル、ネレオ/テノール),
リッカルド・ムーティ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
 リッカルド・ムーティ/ボーイト:歌劇『メフィストフェレ』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ゲーテの戯曲「ファウスト」のように、通常は、悪魔と取引するファウストが主役になることが多いドイツの伝承物語ですが、ボーイトのこの歌劇はずばり悪魔である「メフィストフェレ」が主役。バス・バリトンの低い声が大活躍するという興味深い作品です。
 自らを「悪魔」と称するほどに、メフィストフェレ役を得意とするサミュエル・レイミーの面目躍如たるこの演奏は、ひたすら彼の存在感を楽しみ、またムーティの闊達たる指揮による物語の進行を楽しむと言えるでしょう。
  【録音】1995年3月, ミラノ・スカラ座(デジタル:ライヴ)*ブックレットに歌詞は付いておりません。

8898533368-2
\1900
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 プッチーニ:歌劇『妖精ヴィッリ』(全曲)
プラシド・ドミンゴ(ロベルト/テノール),
ティト・ゴッビ(ナレーター/バリトン),
レナータ・スコット(アンア/ソプラノ),
レオ・ヌッチ(グリエルモ・ウルフ/バリトン)、
ロリン・マゼール(指揮)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
 ロリン・マゼール/プッチーニ:歌劇『妖精ヴィッリ』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 プッチーニの最初のオペラ「妖精ヴィッリ」。愛するロベルトに捨てられて命を落とした若い娘アンナ、アンナの父と、彼女の思いを果たすために現れる妖精たち(バレエ「ジゼル」に登場する精霊たちと同じ存在)。まだプッチーニの強い個性は現れていないものの、随所で奏される美しいメロディはどれも耳に残ります。
 演奏機会も録音もあまり多くない作品ですが、このマゼールの指揮による演奏は、全ての模範となるほどに優れたものです。オリジナル・アナログ・マスターからの24ビット・リマスター。
 【録音】1979年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(ステレオ:セッション)
  *ブックレットに歌詞は付いておりません。
 

8898533390-2
(2CD)
\2400
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』

 (1835年オリジナル版:全曲)
アンドレア・ロスト(ルチア/ソプラノ),
ルイズ・ウィンター(アリーサ/メゾ・ソプラノ),
アラステア・マイルス(教父ライモンド/バス),
アンソニー・マイケルス・ムーア(エンリーコ・アシュトン/バリトン),
ポール・チャールズ・クラーク(アルトゥーロ・バックロー/テノール),
ブルース・フォード(エドガルド/テノール)、他、
ロンドン・ヴォイセズ,
チャールズ・マッケラス(指揮)
ハノーヴァー・バンド(ピリオド楽器使用)
 チャールズ・マッケラス/ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 発売当時、大きな話題を呼んだピリオド楽器による「ランメルモールのルチア」全曲盤です。この1835年オリジナル版を用いた演奏は、通常耳にする「ルチア」とは様々な箇所に違いがみられるもので、とりわけ「狂乱の場」での息を呑むようなカデンツァがないのは、驚いてしまう方も多いでしょう。
 しかし物語の進行はスムーズであり、人々の心理描写も的確に推移します。何といってもアンドレア・ロストの精緻な歌唱が素晴らしく、それを支えるマッケラス指揮のハノーヴァー・バンドのアンサンブルも聴きどころです。
  【録音】1997年8月、ロンドン、アビイロード・スタジオ(デジタル:セッション)*ブックレットに歌詞は付いておりません。
 

8898533495-2
(2CD)
\2400
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』(全曲)
テオ・アダム(ヴォータン/バリトン),
イヴォンヌ・ミントン(フリッカ/メッゾ・ソプラノ),
マリタ・ナピアー(フライア/ソプラノ),
エバーハルト・ビュヒナー(フロー/テノール),
カール・ハインツ・シュトリュツェク(ドンナー/バリトン),
ペーター・シュライヤー(ローゲ/テノール),
クリスティアン・フォーゲル(ミーメ/テノール),
オルトルン・ヴェンケル(エルダ/アルト),
ジークムント・ニムスゲルン(アルベリヒ/バリトン),
ローラント・ブラハト(ファーゾルト/バス),
マッティ・サルミネン(ファフナー/バス),
ルチア・ポップ(ヴォークリンデ/ソプラノ),
ウタ・プリエフ(ヴェルグンデ/ソプラノ),
ハンナ・シュヴァルツ(フロースヒルデ/メッゾ・ソプラノ),
マレク・ヤノフスキ(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
 マレク・ヤノフスキ/ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ショルティ、ベーム、ブーレーズ、カラヤンなど錚々たる演奏がひしめく「ニーベルングの指環」全曲盤の中でも、初のデジタル全曲録音として知られるのがこのヤノフスキの「指環」です。
 派手さよりも質実剛健さを目指した演奏ですが、もちろん歌手たちは最高水準を誇り、またシュターツカペレ・ドレスデンの深みのある音色も余すことなく捉えられた素晴らしいものです。
 冒頭の美しい弦の響き、テオ・アダムを始めとした歌手たちの饗宴(端役のラインの乙女にさえ、ポップ、プリエフ、シュヴァルツを起用する贅沢さ!)。壮大な物語の幕開けにふさわしい「ラインの黄金」です。
  【録音】1980年12月, ドレスデン、ルカ教会(デジタル:セッション)*ブックレットに歌詞は付いておりません。
 

8898533497-2
(4CD)
\3200
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』(全曲)
ルネ・コロ(ジークフリート/テノール),
ジャニーヌ・アルトマイヤー(ブリュンヒルデ/ソプラノ),
マッティ・サルミネン(ハーゲン/バス),
ジークムント・ニムスゲルン(アルベリッヒ/バリトン),
ノーマ・シャープ(グートルーネ/ソプラノ),
ハンス・ギュンター・ネッカー(グンター/バリトン),
オルトルン・ヴェンケル(ヴァルトラウテ/メッゾ・ソプラノ),
ルチア・ポップ(ヴォークリンデ/ソプラノ),
ウタ・プリエフ(ヴェルグンテ/ソプラノ),
ハンナ・シュヴァルツ(フロースヒルデ/メッゾ・ソプラノ), 他,
マレク・ヤノフスキ(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン,
ライプツィッヒ放送合唱団,
ドレスデン国立歌劇場合唱団
 マレク・ヤノフスキ/ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 シュターツカペレ・ドレスデンとヤノフスキの「指環」を締めくくる「神々の黄昏」。ドレスデン・ゼンパー・オーパーの再開記念のために制作されたこの録音は、当時最高の歌手たちを結集し、ヤノフスキが見事な手腕で纏め上げたもの。とりわけルネ・コロのジークフリートが傑出した存在と言えるでしょう。
 ヤノフスキは、神々と人間が織りなす激動のドラマを、誇張することなく、じっくりと掘り下げ、感動的な物語として聴かせてくれます。
  【録音】1983年3〜4月, ドレスデン、ルカ教会(デジタル:セッション)*ブックレットに歌詞は付いておりません。
 

8898533829-2
(3CD)
\2600
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ラモー:オペラ=バレ『優雅なインドの国々』
ラシェル・ヤカール(エミリー/ソプラノ),
アンヌ=マリー・ロッド(エベ、ファティム/ソプラノ),
ソーニャ・ニゴゴシアン(ファーニ、ザイール/ソプラノ),
ジャニーヌ・ミショー(ジーマ/ソプラノ),
ジャン=マリー・ゴネルー(アダリオ/テノール),
ブルース・ブルーワーヴァレーレ、カルロス、タクマス/テノール),
ジャン=クリストフ・ベノワ(アリ、ダモン/バリトン),
クリスティアン・トレギエ(ベローネ、オスマン、アルヴァール/バス),
ピエール・イヴ・ル・マイガ(ユアスカール/バス),
ラファエル・パスケ声楽アンサンブル,
王室大厩舎・王宮付楽団,
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
 ジャン=クロード・マルゴワール/ラモー:歌劇『優雅なインドの国々』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 フランスのバロック・オペラの中でも最も重要な作品の一つである「優雅なインドの国々」を、ラモーのスペシャリスト、マルゴワールが演奏したこの録音は、バロック音楽復興運動の初期の時代である1970年代においても衝撃的なものでした。
 一般的に知られるオペラと言えば「歌唱が中心」ですが、このオペラ=バレは舞曲と歌唱の融合であり、ストーリーよりも舞曲(踊り)が重視されています。とはいえ、それぞれの歌唱も大切で、マルゴワールの演奏はバランスの取れた見事なもの。バロック・オペラ入門としてもふさわしいアルバムです。
 オリジナル・アナログ・マスターからの24ビット・リマスター。初CD化。
   【録音】1974年1月, パリ(ステレオ:セッション)*ブックレットに歌詞は付いておりません。
 

8898534592-2
(3CD)
\2600
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』(全曲)
フレデリカ・フォン・シュターデ(ペネロペ/メゾ・ソプラノ),
リチャード・スティルウェル(ウリッセ/バリトン),
パトリック・パワー(テレーマコ/テノール),
アン・マレイ(ミネルヴァ/ソプラノ),
リチャード・ルイス(エウメーテ/テノール),
アレクサンダー・オリヴァー(イーロ/テノール)他、
グラインドボーン合唱団,
レイモンド・レパード(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 レイモンド・レパード/モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を原作としたモンテヴェルディの「ウリッセの帰還」。ウリッセとはユリシーズのイタリア読みの名前で、あの「トロイ戦争」で功績を収めた英雄です。神々と人間が入り乱れる神話の世界に起こる騒動を描いたこのオペラ、全ての登場人物が生き生きと描かれています。
 20年も帰ってこない夫ユリシーズを待ち続ける王妃ペネロペを、名歌手フレデリカ・フォン・シュターデが熱唱。老人に姿を変えられてしまったウリッセは、スティルウェルが存在感たっぷりに演じています。
 オリジナル・アナログ・マスターからの24ビット・リマスター。初CD化。
  【録音】1978年6月, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(ステレオ:セッション)*ブックレットに歌詞は付いておりません。
  

8898533498-2
(2CD)
\2400
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 アントーニョ・カルロス・ゴメス:歌劇『グワラニー族の男』(全曲)
プラシド・ドミンゴ(ペリー),
カルロス・アルバレス(ゴンザレス),
ヴェロニカ・ヴィジャロエル(チェチーリア),
ハオ・ジアン・ティアン(ドン・アントニオ・デ・マリス) ,
グレアム・サンダース(ルイ・ベント),
マーカス・ハッドック(ドン・アルヴァーロ),
ピエリス・ザルマス(ペドロ),
ジョン・ポール・ボガート(アロンソ)、
ジョン・ネシュリング(指揮)
ボン・ベートーヴェンハレ管弦楽団,
ボン・オペラ合唱団
 ジョン・ネシュリング/アントーニョ・カルロス・ゴメス:歌劇『グワラニー族の男』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 19世紀ブラジルのオペラ作曲家ゴメスの代表作「グワラニー族の男」は、ロマン派時代の知られざる名作です。
 音楽家の父親から訓練を受け、才能ある指揮者であった兄とともに音楽の道に進んだ彼は、当時の皇帝ドン・ペドロ2世の庇護を受け、28歳の時にミラノ音楽院に留学。ブラジルの題材とイタリア・オペラの作風を融合させた作品は当時のヨーロッパでも熱狂的な人気を獲得したのでした。
 この演奏ではドミンゴを始め、ヴィジャロエル、カルロス・アルバレスの見事な歌唱と、ボン・ベートーヴェンハレ管弦楽団の熱狂的な演奏が聴きものです。
  【録音】1994年6月, ボン州立歌劇場(デジタル:ライヴ)*ブックレットに歌詞は付いておりません。
  

8898535088-2
(2CD)
\2400
[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 ヒナステラ:歌劇『ボマルツォ』Op.34(全曲)
サルヴァトーレ・ノボア(ピエル・フランセスコ・オルシーニ),
マイケル・デヴリン(グラン・コンラード・オリシーニ),
ブレント・エリス(マエルバーレ) ,
アンドレス・アランダ(ジローラモ)、
ホアキン・ロマゲーラ(ニコラス・オルシーニ),
クララーメ・ターナー(ディアナ・オルシーニ)、
イソベル・ペナゴス(ジュリア・ファルナーゼ)、
ユリウス・ルーデル(指揮)
ワシントン・オペラ協会管弦楽団&合唱団
 ユリウス・ルーデル:ヒナステラ:歌劇『ボマルツォ』[ソニークラシカル・オペラ・シリーズ]
 2016年に生誕100年を迎えるアルベルト・ヒナステラの歌劇「ボマルツォ」は、16世紀イタリアの都市ボマルツォに実在した、巨大な石の彫刻で知られる君主ピエール・フランチェスコ・オルシーニを巡る愛と嫉妬、裏切りを題材にした作品です。
 このルーデルの指揮による演奏は、この作品の世界初演の直後に行われた初録音であり、もともとはプラシド・ドミンゴが歌うことを想定して書かれましたが、実際にはメキシコ生まれ、ヒナステラのスペシャリストであったノボアがタイトルロールを担当、実にスリリングな歌唱を聞かせています。オリジナル・アナログ・マスターからの24ビット・リマスター。初CD化。
 【録音】1967年6月、ワシントン、コンスティテューション・ホール(ステレオ)*ブックレットに歌詞は付いておりません。



<映像>


C MAJOR(映像)


73 6404
(Blu-ray)
\5800
「ジョニ・ミッチェルのフィドルとドラム」
 音楽:
  ジョニ・ミッチェル:
   The Fiddle and The Drum、Sex Kills、
   Passion Play、Three Great Stimulants、
   For the Roses、Slouching Towards Bethlehem、
   The Beat of Black Wings、
   If I Had a Heart I'd Cry、If、Big Yellow Ta
アルバータ・バレエ団
73 6308
(DVD)
\4000
 カナダが生んだ偉大なるミュージシャン、ジョニ・ミッチェルの音楽でカナダの名門アルバータ・バレエ団が踊る!

 振付:ジャン・グラン= メトル/舞台& 装置:ジョニ・ミッチェル/照明:ピエール・ラヴォア/衣裳:パメラ・ケイ
 収録:2007 年7 月27 日南アルバータ・ジュビリー劇場、カルガリー/映像監督:マリオ・ルロー
 (Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA5.1、PCM2.0、字幕:英(ボーナスのみ)、115分(本編:55分/ボーナス:60分)
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.1、PCM2.0、字幕:英(ボーナスのみ)、115分(本編:55分/ボーナス:60分)

 カナダの名門バレエ団アルバータ・バレエがカナダの偉大な女性ロック・スター、ジョニ・ミッチェルの音楽に振付け大評判となったバレエ「ジョニ・ミッチェルのフィドルとドラム」。
 以前ARTHAUS MUSIK からリリースされていたDVD の再発で、ブルーレイは初登場。
 2010 年のバンクーバーオリンピック開催を記念して、引退していたジョニ・ミッチェルと地元アルバータ・バレエの共同制作が実現しました。「TheFiddle and the Drum」をはじめとするジョニ・ミッチェルの名曲と共に切れ味のよいスタイリッシュなダンスが生命の素晴らしさを生き生きと表現しています。
 振付はアルバータ・バレエ団の芸術監督であり、バンクーバーオリンピックの開閉会式のダンスを振付けたジャン・グラン= メトル。同バレエ団でダンサーと振付家として活躍する服部有吉の演技にも注目です。
 ボーナス映像には、上演の舞台裏、インタビュー、などは収録されています。画家でもあるジョニ・ミッチェル自身が担当した舞台装置もクローズアップされています。




EROL(映像)


EROL 200024
(1DVD PAL)
\2600
【旧譜】
エミール・パラディール(1844-1926):
  オラトリオ「サント・マリー・ドゥ・ラ・メール」(プロヴァンスの伝説、全4部)
フランク(1822-1890):
 オラトリオ「レベッカ」(聖書の情景、全6部)

ヨルディス・テボー、
サビーヌ・ルヴォー・ダロンヌ、
ラニー・ボエシャ(ソプラノ)
マリー=ポール・ボヌマゾン、
フローランス・ペルソン(メゾソプラノ)
マリー=マドレーヌ・ロヴァン(アルト)
パトリック・ガレー(テノール)
ピエール=イヴ・プリュヴォ、
ジャン=ルイ・ジャルドン(バリトン)
フランス・オラトリオ合唱団
クロワジー・オスティナート合唱団
ベルナデット・ベルテイ(合唱指揮)
メニル・サン・ドニ合唱団
バンジャマン・フォー(合唱指揮)
エリザベト・ブラッスール合唱団
ジャン=フランソワ・フレモン(合唱指揮)
セルネ=ラ=ヴィル・合唱団&児童合唱団
ジャン=ピエール・ロレ(合唱指揮)
フランス・オラトリオ管弦楽団
ソティリス・キリアゾプロス(ヴァイオリン独奏)
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)

 収録:2006年11月9-10日、ライヴ、サント・トリニテ教会、パリ、フランス

 ※再生にはPAL方式対応のDVDプレーヤーが必要です。弊社はパソコンでの再生を保証いたしません。(代理店)

 

EROL 200041
(1DVD PAL)
\2600
【旧譜】
マスネ(1842-1912):オラトリオ「マリア=マグダレーナ」(神聖劇、全3部;1892) サーシャ・アタラ(メゾソプラノ:マリア・マグダレーナ)
サビーヌ・ルヴォー・ダロンヌ(ソプラノ:マルタ)
パトリック・ガレー(テノール:イエス)
ジャン=ルイ・セル(バス:ユダ)
フランス・オラトリオ合唱団
アンサンブル・ヴォカール・ロレ
カルロ・ロレ(合唱指揮)
アンサンブル・ヴォカール・エリザベト・ブラッスール
アントワーヌ・セビロット(指揮)
アンサンブル・ヴォカール・ド・シェネ
シルヴィオ・セガンティーニ(合唱指揮)
アンサンブル・ポリフォニーク・ド・ヴェルサイユ
シルヴィオ・セガンティーニ(合唱指揮)
シェネ=ラ=ヴィル合唱団
ジャン=ピエール・ロレ(合唱指揮)
アンサンブル・ヴォカール・ド・オルジュヴァル
フラヴィアン・ボワ(合唱指揮)
クロワジー・オスティナート合唱団
ベルナデット・ベルテイ(合唱指揮)
フランス・オラトリオ管弦楽団
ソティリス・キリアゾプロス(ヴァイオリン独奏)
ジャン=ピエール・ロレ(指揮)
収録:2012年12月14日、ライヴ、サント・トリニテ教会、パリ、フランス

 ※再生にはPAL方式対応のDVDプレーヤーが必要です。弊社はパソコンでの再生を保証いたしません。(代理店)















6/28(火)紹介新譜(1)
マイナー・レーベル新譜


ACCENTUS MUSIC

ACC 303713CD
\2500
コンサート・サントネールIII
 フォーレ:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調作品13
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調作品108
ユディト・インゴルフソン(ヴァイオリン)
ウラジーミル・ストウペル(ピアノ)
 「コンサート・サントネール」シリーズ完結、最後はフォーレ!

 録音:2015年11月、ベルリン/53’51

 ヴァイオリンのユディット・インゴルフソンとピアノのウラジーミル・ストウペルによるシリーズ「コンサート・サントネール」第3 弾は、フォーレのヴァイオリン・ソナタ。
 このシリーズは、第1 次大戦中に生きた作曲家というテーマがあり、フォーレは晩年の作品がその時期にあたります。
 フォーレは2 つのヴァイオリン・ソナタを残しています。第1 番はフォーレが1876 年31 歳の時に書かれました。あのフランクのヴァイオリン・ソナタが1886 年作曲で、当時はオペラが全盛の時代、まさにフランス室内楽作品の第一歩とも言うべき作品です。4 楽章構成で、独特の光と影の交錯、若々しくも滋味溢れる旋律が魅力。そして第1 番から約40 年ぶりに書かれた第2 番。晩年、聴覚と闘いながら作曲した室内楽作品の幕開けとなる1 作。第1 番より知名度は低く、評価も分かれる作品ですが、このシリーズ「コンサート・サントネールⅡ」でも取り上げたフランスの作曲家ルイ・ヴィエルヌは以下のような言葉を残しています。
 「ある日私はフォーレに言ったんだ、このヴァイオリン・ソナタ第2 番を聞いて涙が出たと」。第1 番とは対照的に、屈折した曲想や重厚な印象は晩年の達観した雰囲気を醸し出していますが、透明な旋律美、フォーレ特有のシンコペーションのリズムにのって、次第に高揚していくようなさまは健在。ユディト・インゴルフソンとウラジーミル・ストウペル2 人の演奏は、色彩は淡く、しっかりとした抒情を表現し、禁欲的な中にも甘美さをたたえた音楽を作り上げています。
 アイスランド出身のヴァイオリニスト、ユディト・インゴルフソン。幼少期よりその才能を開花させ、15 歳の時にカーティス音楽員に入学、ウジェーヌ・イザイ門下のヤッシャ・ブロズキーに師事、その後にクリーヴランド音楽学校で修士号とアーティスト・ディプロマを取得しています。ピアニストのウラジーミル・ストウペルとは数多く共演し、2006 年からは珍しいレパートリーの開拓を積極的に行い、コンサート、録音と高い評価を得ています。




ALBA


ABCD 395
(SACD HYBRID)
\2300
J.S.バッハ:ギター編曲作品集Vol.2
 リュート組曲ハ短調BWV997
 リュート組曲ホ短調BWV996
 プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調BWV998
 目覚めよと呼ぶ声が聴えBWV645
イスモ・エスケリネン(ギター)
 次世代のフィンランド・ギター界を牽引するイスモ・エスケリネンのバッハ第2 弾!

 録音:2015 年5 月25-28 日スネルマン・ホール、フィンランド、コッコラ/Multichannel 5.0

 活躍を期待されるフィンランドの若手ギタリスト、イスモ・エスケリネン[1971-] 自身の編曲によるバッハ編曲集第2 弾。エスケリネンはクオピオの生まれ。ティモ・コルホネン、オスカル・ギリヤらに学び、スカンディナヴィア・ギター・コンペティションを初めとする各地のコンクールで優勝した後、ソロイスト、室内楽奏者として活躍しています。
 リュート組曲は、バッハをギターで演奏する人々は避けては通れない名作。粒が綺麗に整ったエスケリネンの演奏は、バッハの音楽と相性がよく、説得力のある見事な解釈も相まって、爽快な演奏を聴かせてくれます。




CAVI MUSIC



4260085533480
\2700→\2490
常設のバルトルディ弦楽五重奏団ブルックナーの傑作に挑む!
 ツェムリンスキー:弦楽五重奏曲ニ短調o.O(1896)
 ブルックナー:
  弦楽五重奏曲ヘ長調WAB112(1879)、
  弦楽五重奏のためのインテルメッツィ ニ短調WAB113(1879)
バルトルディ弦楽五重奏団
 【アンケ・ディル(ヴァイオリン)
  ウルフ・シュナイダー(ヴァイオリン)
  バーバラ・ウェストファル(ヴィオラ)
  フオルカー・ヤコブセン(ヴィオラ)
  グスタフ・リヴィニウス(チェロ)】
 録音:2013年11月、ケルン/68’43

 モーツァルト、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルザークといった素晴らしいレパートリーを持つ弦楽五重奏という分野ですが、常設の弦楽五重奏団の数は多くはありません。バルトルディ弦楽五重奏団は、レパートリーの拡大と弦楽五重奏の魅力を広めるために2009 年に創設されました。
 ツェムリンスキーの弦楽五重奏曲は、当初はソナタ全楽章として構想されていましたが中断、1894 年と1896 年に書かれた2 つの楽章だけが残されました。
 またブルックナーの数少ない室内楽作品の一つ弦楽五重奏曲は、弦楽四重奏に比べ傑作と評されることが多い作品。ヘルメスベルガー四重奏団の第1 ヴァイオリン奏者であるヨーゼフ・ヘルメスベルガーに弦楽四重奏曲を依頼され、ブルックナーはこれにヴィオラを加えた弦楽五重奏曲として完成させました。しかしヘルメスベルガーはスケルツォ楽章が難解であるとし、ブルックナーは代替え案として「インテルメッツォ」を提示しています。しかし初演ではスケルツッォで演奏したため、このインテルメッツォはブルックナーの生前は演奏されることはありませんでした。当ディスクでは、両方収録しています。
 バルトルディ弦楽五重奏団は、交響曲をそのまま弦楽五重奏曲にしたようなブルックナーの作品も、繊細で温かみがあり室内楽の良さも感じられる情感豊かな演奏を披露しています。




CLAVES

50 1601
\2700
クルタークの作品を期待の
 フランソワーズ-グリーン・ピアノ・デュオが挑む!

  ・クルターク:
   「ピアノのための遊び」第4巻より、第8巻より抜粋
  ・バッハ-クルターク:
   「神の時こそいと良き時」BWV106、
   「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV599、
   「われらキリストを讃えまつらん」BWV611、
   「古き年は過ぎ去り」BWV614、
   「おお汚れなき神の小羊」BWV618、
   「ああいかにはかなき、いかに空しき」BWV644、
   「深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる」BWV687
  ・シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D.940
フランソワーズ-グリーン・ピアノ・デュオ
  【アントワーヌ・フランソワーズ&
   ロビン・グリーン】
 生誕90周年記念。クルタークの作品を期待のフランソワーズ-グリーン・ピアノ・デュオが挑む!

 セッション録音:2015年9月1&2日/セント・ジョンズ・スミス・スクエア(ロンドン)/45’17”

 スイスClaves レーベルの“デビュー” シリーズ。注目の新譜は期待のピアノ・デュオ、フランソワーズ- グリーン・ピアノ・デュオが登場、2016 年に90 歳に迎えたクルタークと、クルターク編曲のバッハ、そしてシューベルトの1 台4 手作品を収録しました。
 ハンガリーを代表する作曲家クルタークは、ブダペストで学んだのち、パリでミヨーとメシアンに師事。1960 年代の前衛音楽を吸収し、とくにウェーベルンの音列技法の発展的一翼を担いました。「ピアノのための遊び(ヤーテーコク)」は1973 年により作曲が始まり、現在第8 巻、300 を超える小品集です。手のひらや肘などを用いた特殊奏法を含むこれらの作品はクルタークの代表作の一つに数えられます。当録音では第4 巻及び第8 巻から抜粋が収録されました。
 クルタークは様々な手法のオリジナル作品を作曲する一方、バッハのオルガン小曲集を中心としたコラールを1 台4 手ピアノ作品に編曲しております。クルタークの4 手による編曲は単に音に厚みを持たせるものではなく、ピアノ・デュオでしか表現することのできない音域の広さを生かした音響効果を追求しており、プリモ=旋律、セコンド=通奏低音という単純な構造ではないために精巧なアンサンブルが求められます。
 2008 年結成のフランソワーズ- グリーン・ピアノ・デュオは、ヨーロッパで行われた様々なコンクール(スイス(2011 年)、イギリス(2013 年)、チェコ(2015 年))で優勝している今最も注目されているピアノ・デュオです。
 満を持してのデビューアルバムとなった当ディスクでは、深い楽譜の読みから精緻なアンサンブルを聴かせてくれます。
  ※トラック9 に収録されている「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV599 ですが、CD のバックインレイ、及び解説書には誤った作品が記載されております。




REFERENCE RECORDINGS



FR 721SACD
(SACD HYBRID)
\4000→\3690
名作「嵐が丘」に基づく、激しく悲しいオペラ
 カーライル・フロイド(1926-):歌劇『嵐が丘』
[キャスト]
 キャサリン:ジョージア・ジャーマン(ソプラノ)/
 ヒースクリフ:ケリー・マークグラフ(バリトン)/
 ネリー:スザンネ・メンツァー(メゾソプラノ)/
 エドガー:ヴェール・ライドアウト(テノール)/
 イザベラ:ヘザー・バック(ソプラノ)/
 ヒンドリー:チャド・シェルトン(テノール)/
 Mr. アーンショー:マシュー・バーンズ(バス)/
 ジョセフ:フランク・ケリー(テノール)/
 ロックウッド:アーロン・ショート(テノール)/
 ジョセフ・メカヴィッチ(指揮)/
 フローレンタイン・オペラ・カンパニー/
 ミルウォーキー交響楽団
 録音:2015年1月9日、15日/HDCD、5.1 Surround、and Streo、69’51’’、69’32’’

 エミリー・ブロンテの長編小説「Wuthering Heights(嵐が丘)」に基づいた、プロローグ付の3 幕のオペラ。初演は1958 年ですが、今回のCDが世界初録音です。
 作曲と台本(英語)を手掛けるカーライル・フロイドはアメリカのオペラ作曲家で、10 作以上のオペラを精力的に発表しています。
 小説「嵐が丘」は、イギリス、ヨークシャーの荒野を背景に2 家族の3 代にわたる愛憎悲劇を描いた名作です。
 フロイドは調性的かつ緊張感のある和声を用い、原作の激しさを巧みに音楽化。オーケストラの壮大な響きと共に歌手が入れ替わり立ち代わり歌いつなぐ力強い構成で、迫力に満ちた悲しみが推進力を持って描かれています。


 こんな動画を見つけました。ピアノ伴奏によるアリアですが、なんとなく作品の雰囲気は分かるかと。
https://youtu.be/2Ktub_OjaHo
 


RR 136SACD
(SACD HYBRID)
\2600
SACD盤!サン=サーンス交響曲第3番『オルガン付』
 サン=サーンス
  1. 序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
  2. ミューズと詩人たちOp.132
  3. 交響曲第3番「オルガン付き」
ヤン・クライビル(3.オルガン)
ノア・ゲラー(1&2.ヴァイオリン)
マーク・ギブス(2.チェロ)
マイケル・スターン(指揮)
カンザスシティ交響楽団
 遂にSACD 盤で登場!サン=サーンス交響曲第3番『オルガン付』マイケル・スターン&カンザスシティ交響楽団

 録音:2013 年6月、カウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール/HDCD、5.1 Surround、and Streo、61’24

 2016 年創業40 周年を迎えたアメリカの老舗高音質レーベル「リファレンス・レコーディングス」によるサン=サーンスの『オルガン付き』のSACD盤が発売となります。
 名盤ひしめくサン=サーンスの交響曲第3 番は、オーディオ効果抜群の作品であるため、名録音、高音質という点でも注目される楽曲です。
 録音に使われたホールは、最近リファレンス・レコーディングスが積極的に録音しているカンザスシティ交響楽団の本拠地でもあるカウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ。2011 年9 月にオープンした新しいホールで、1800 席規模のプロセニアム形式のステージを持つ劇場と、1600席規模のクラシック用コンサートホールの2 つのホールを持った大型複合文化施設。この建築の構造エンジニアリングに対しアメリカのコンサルタント技術者協会から「グランド・コンセプター賞」が授与されるなど、このエリアは近年、カンザスシティで急速に発展している文化芸術の発信地として注目されています。
 パイプ・オルガンは、ホールの壁と一体化し、同様のアーチを形成しており、自然な音の広がりを演出します。巨大な編成と壮大な響きをもつ『オルガン付き』には非常に適したホールと言えるでしょう。
 マイケル・スターン率いるカンザスシティ響も、ホールの壮麗な響きに負けない、弦楽器の美しさ、管楽器の華やかさ、オルガンのフィナーレへ続く迫力は、爽快感があります。




CENTAUR


CRC 3415
\2400
カレン・ブランスカスが弾くロシアのチェロ・ソナタ集!
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
 カバレフスキー:チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.71
カレン・ブランスカス(チェロ)
ジョン・ブラックロウ(ピアノ)
 ロンドン・タイムズにその演奏が「美しく流れるようなサウンド」、「名手に相応しい解釈」と称賛された名女流チェリスト、カレン・ブランスカス。
 Centaurからの久しぶりの録音は、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、そしてカバレフスキーといったロシアのチェロ・ソナタ集で、その名技を披露。

 録音:2009年2月
 

CRC 3460
\2400
サン・ミ・チャン、シマノフスキのマズルカ&ソナタ。
 シマノフスキ:
  マズルカ Op.50
  ピアノ・ソナタ第1番 Op.8
サン・ミ・チャン(ピアノ)
 カーネギー・ホールでの公演、ウィーン・フィルやニュージャージー交響楽団との共演など各国で活躍しているサン・ミ・チャン。新作はシマノフスキのマズルカ&ソナタ。

 録音:2014年11月
 
CRC 3468
\2400
グルジエフ&ハルトマン:賛歌とダルヴィーシュ集 フレデリック・チウ(ピアノ)
 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで決勝まで登りつめたフレデリック・チウ。西洋の賛歌と東洋、イスラム修業僧ダルヴィーシュの音楽の融合。

 録音:2012年12月
 

CRC 3414
\2400
リスト:歌曲集
 ヴィクトル・ユーゴーによる4つの歌
 愛の歌(フライリヒラート詞)
 喜びと悲しみと(ゲーテ詞)
 私は旅に行こう(ヘルヴェーク詞)
 ゆれよ、青い眼(ディンゲルシュテット詞)
 ローレライ(ハイネ詞)
 3つのペトラルカのソネット
ダニエル・ウィークス(テナー)
ナオミ・オリファント(ピアノ)
 アメリカのテノール歌手ウィークスとオリファントのデュオ。第2弾はリストの歌曲集。

 録音:2012年11月 — 2013年2月
 

CRC 3454
\2400
ミュージック・カミング・トゥギャザー 〜
 ポール・グリーンによる編曲作品集
トゥー・ワールズ
 〔ポール・グリーン(クラリネット)、
  アラン・サイモン(ピアノ)
  ブルース・クラシン(サックス)
  マイケル・ムシラミ(ギター)
  ダニエル・ブロード(ベース)
  ビル・チャップマン(ドラム)〕
 ジャズ、クラシック、クレズマー音楽の分野で活躍するクラリネット奏者、ポール・グリーン。自らのルーツである東欧系ユダヤ(イディッシュ)をテーマにした、ジューウィッシュ・ジャズ。
 リチャード・ロジャースの「My Funny Valentine」を元にした「My Funny Jewish Valentine」や、マイルス・デイヴィスの「So What」を元にした「So, Nu?」など、スタンダード・ナンバーのユニークなアレンジにも注目。

 録音:2014年8月、10月




DANACORD

DACOCD 774
\2600→\2390
セシル・リカド(ピアノ)
 アメリカのピアノ音楽アンソロジー Vol.1 〜
 アメリカン・ファースト・ソナタ

  アレクサンダー・ライナグル:
   フィラデルフィア・ソナタ第1番ニ長調
  エドワード・マクダウェル:
   ピアノ・ソナタ第1番ト短調 Op.45(悲劇的)
  チャールズ・トムリンソン・グリフス:ピアノ・ソナタ
  エリー・シーグマイスター:
   アメリカン・ソナタ(ピアノ・ソナタ第1番)
セシル・リカド(ピアノ)
 デンマークのDanacordより、「アメリカのピアノ音楽アンソロジー」という意欲的なシリーズがスタート。18世紀から21世紀にかけてのアメリカのピアノ独奏作品から、過小評価されてきた、あるいは忘れられてしまった傑作を掘り起こしてゆきます。第1弾は、「American First Sonatas」と題した、4人のアメリカの作曲家による最初のピアノ・ソナタを収録。
 セシル・リカドは、Hyperionではアルバン・ゲルハルトとの共演でも知られ、ザ・ニューヨーカー誌からは「ピアニストの中のピアニスト(a pianist’s pianist)」と称賛されたフィリピン出身のピアニスト。
 Danacordでは、フーズム城音楽祭ライヴ・シリーズでもオーンスタインやゴットシャルクなどの知られざる作品を披露しているだけに、新たに始動するこのシリーズのパフォーマンスにも期待が掛かる。ピアノ・ファン、レア・レパートリー・ファン要注目の新シリーズです!

 録音:2015年7月1日−3日、ニューヨーク



 

DACOCD 771
\2600
ルーズ・ランゴー:18の歌曲
 エミール・リッテルスハウスによる8つの歌
 5つの歌曲
 5つのエロティックな詩
イェンス・クログスゴー(テノール)
ヤン・オーレ・クリスチャンセン(ピアノ)
 デンマーク後期ロマン派の作曲家、ルーズ・ランゴー(1893−1952)の、世界初録音となる歌曲集。デンマークのベテラン・テノール、イェンス・クログスゴーが、徐々に再評価の進むランゴーの知られざる魅力を世に伝える。

 録音:2016年2月、デンマーク




LE CHANT DE LINOS


CL 0510
【旧譜】
\2500
ホルンとピアノのためのフランス音楽集
 デュカス:ヴィラネル
 サン=サーンス:
  ロマンス ヘ長調 Op.36、ロマンス ホ長調 Op.67
 シャブリエ:ラルゲット/他
ジャック・ドゥルプランク(ホルン)
マリー・コンダマン(ピアノ
 シカゴ響との共演などソリストとして活躍中のホルニスト、ジャック・ドゥルプランクと室内楽で数々の賞を受賞している女流ピアニスト、マリー・コンダマン。今作はデュカスやサン=サーンス、シャブリエなどのホルンとピアノのためのフランス音楽集。
 

CL 0408
【旧譜】
\2500
18世紀ヨーロッパを巡るフルート作品集
 クープラン:王宮のコンセール第4番
 ベンダ:フルート・ソナタ ホ短調
 C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ ト長調
 リヒター:フルート・ソナタ ト長調
 モーツァルト:フルート・ソナタ ト長調 K 301
ジャン=ミシェル・タンギー(フルート)
クリスチャン・ニークイスト(チェンバロ)
 ロッテルダム・フィルやベルギー国立管の首席奏者を務めた名フルーティスト、ジャン・=ミシェル・タンギー。欧州を巡るというテーマでクープラン、ベンダ、C.P.E.バッハ、リヒター、モーツァルトのフルート作品を奏でる。
 

CL 0404
【旧譜】
\2500
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 クリスチャン・ニークイスト(チェンバロ)
 クリスチャン・ニークイストはソロではチェンバロ、ピアノ共に活躍中であり、フルーティストのジャン=ミシェル・タンギー、ヴァイオリニストのヘレナ・ボンダレンコ、他にも数多くの室内オーケストラと共演しているピアニスト。
 

CL 0614
【旧譜】
\2500
ベルギーで活躍中のピアニスト、ダリア・ウジエル。
 ハイドン:
  十字架上のキリストの最後の7つの言葉
  ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49
ダリア・ウジエル(ピアノ)
 ヴァイオリニストのジェロルド・ルーベンシュタインとの共演でも知られている、イスラエル出身で現在ベルギーで活躍中のピアニスト、ダリア・ウジエル。
 

CL 0403
【旧譜】
\2500
カラーツ:オルガンのための小品 ヤン・ヴァン・モル(オルガン)
 アントウェルペン(アントワープ)大聖堂のオルガニストやアントウェルペン音楽学校の教授を務めたベルギーのオルガニスト、ジョゼフ・カラーツ(1830−1901)のオルガン作品集。



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ONXY



ONYX 4152
\2500→\2290
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
 ショパン:ピアノ・ソナタ全集

  ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
 グラモフォン賞2015 「Young Artist of the Year」! ヨーゼフ・モーグのショパン!

 若い世代でもっとも印象的なピアニストとして大きな注目を浴びているドイツの若きヴィルトゥオーゾ、ヨーゼフ・モーグ。「ラフマニノフ&ルビンシテイン(ONYX 4089)」や、「スカルラッティのオリジナルとトランスクリプション集(ONYX 4106)」、「チャイコフスキー&シャルヴェンカ(ONYX 4126)」、「グリーグ&モシュコフスキ(ONYX 4144)といった、極めて意欲的なレパートリーを披露してきたモーグのONYX第5弾は、なんとショパンのピアノ・ソナタ全集という偉大な作品に挑む。
 英グラモフォン賞2015では「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞し、ますます活躍を広げている若き天才、ヨーゼフ・モーグのショパンにご期待ください。

 


ライヴの映像から少し・・・
https://youtu.be/v3RfxHkMdDE





RAUMKLANG



RK 3502
\2600→\2390
テレマン&ローレ 〜
 クロップシュトックの詩による音楽

  テレマン:
   来れ、聖霊よ TVWV.1:999、
   クロプシュトックのメサイアからの2曲 TWV.6:4
  ローレ:ダヴィデとヨナタン
アンティエ・ルクス(ソプラノ)
スザンネ・ラングナー(アルト)
トビアス・ハングナー(テノール)
インゴルフ・ザイデル(バス)
ライプツィヒ・コンサート
ジークフリート・パンク(指揮)
 Raumklangの優秀演奏&録音盤!ライプツィヒ・コンサートのヘンデル&ローレ!

 聖トーマス教会少年合唱団のメンバー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のチェリストとして活躍し、古楽器奏者としてはクイケン、サヴァールにヴィオラ・ダ・ガンバを師事。ライプツィヒ音楽大学の古楽科の創設者としても高名なドイツ古楽界の名匠、ジークフリート・パンクが率いるピリオド・アンサンブル、ライプツィヒ・コンソートのドイツ音楽集!
 18世紀ドイツの詩人フリードリヒ・ゴットリープ・クロプシュトックの詩を用いたテレマンとローレの音楽では、4人のソリストたちとライプツィヒ・コンサートの洗練された演奏が際立つ。演奏はもちろんのこと録音も優秀。



 

RK 3503
(2CD)
\5200
フローベルガーの旅 マグダレーナ・ハシベーダー(チェンバロ&オルガン)
 ルッツァスキ:トッカータ/ガブリエリ:カンツォーナ/
 ヴェックマン:第12旋法によるトッカータ/
 ポグレッティ:《L'assedio》によるトッカータ/
 フローベルガー:
  パルティータ FBWV.612、トッカータ FBWV.101、トッカータ FBWV.632/
 クープラン:
  ブランローシュ氏の死を慎むトンボー、
  フローベルガー氏の模倣によるプレリュード/
 フローベルガー:
  ロンドンで憂鬱を吹き払うために書いた不平 FBWV.630/
   1、アルマンド FBWV.627/1、トッカータ FBWV.102/
 フローベルガー:トッカータ FBWV.112/
 シュタイグレーダー:リチェルカーレ ニ長調/
 エブナー:第3旋法によるトッカータ/
 ポグリエッティ:カンツォンとカプリッチョ/
 フローベルガー:カプリッチョ FBWV.506、リチェルカーレ FBWV.404/
 ケルル:トッカータ第7番、カッコウによるカプリッチョ/
 フレスコバルディ:ペダルによるトッカータ第5番/
 フローベルガー:
  ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによるファンタジア FBWV.201、
  トッカータ FBWV.130、カンツォーナ FBWV.302/
 フレスコバルディ:
  キリエ〜キリスト〜キリエ、使徒書簡の朗読の後のカンツォーナ、聖体奉挙のためのトッカータ/
 フローベルガー:トッカータ FBWV.111/
 ロッシ:トッカータ第7番
 バロック時代のドイツの大作曲家、フローベルガーの音楽と旅の歴史をテーマとした、ラウムクラング(Raumklang)ならではの魅力的なプログラミング。
 「幻想様式」(RK 3203)での見事な演奏が印象深いオーストリア、リンツ出身の女流鍵盤奏者、マグダレーナ・ハシベーダーが奏でる3台のヒストリカル楽器、17世紀のイタリア式チェンバロ、1680年頃に製作されたフランス式チェンバロ、ウィーンのフランツィスカーナー教会の1642年製オルガンから、フローベルガーと同世代の音楽家たちの芸術が当時の音色で響く。

 2015年−2016年の録音。


<国内盤> 

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東武レコーディングズ



TBRCD 0047
\2100+税
有田正広&クラシカル・プレイヤーズ東京の
 珍しい版によるメンデルスゾーン交響曲第3・4番!

  <東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ>
   メンデルスゾーン:
    (1)交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」(1834年版)
    (2)序曲「ヘブリディーズ諸島(フィンガルの洞窟)」(ローマ版第2稿)
    (3)交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」(1842年稿) 
有田正広(指揮)
クラシカル・プレイヤーズ東京
 東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ最新盤!有田正広&クラシカル・プレイヤーズ東京の珍しい版によるメンデルスゾーン名曲集!

 演奏タイム:(1)[10:38][6:00][6:58][6:27]/(2)[11:07]/(3)[16:36][4:17][9:25][9:51]
 録音:(1)2015 年7 月12 日、(2)(3)2016 年2 月6 日、何れも東京芸術劇場ライヴ・デジタル録音

 日本の古楽界をリードするフルート奏者有田正広は、国内外の数々のコンクールで輝かしい受賞歴を持ち、クイケン兄弟やトレヴァー・ピノックなど世界的なアーティストともしばしば共演。2009 年4 月には、ロマン派までをレパートリーとする日本初のオリジナル楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京(CPT)」を結成。このCD は彼らの最新ライヴ録音である。
 メンデルスゾーンの作品は、2009 年にテーマ・カタログが刊行され、ようやくその作品の全体像が明らかにされた。また、作品の研究も進み、いくつかの出版社からは信頼の置ける楽譜の出版も行われるようになり、その成果として「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64」の初期稿なども出版され、演奏もされるようになってきている。
このCD に収録された交響曲 第4 番 イ長調「イタリア」、序曲「ヘブリディーズ諸島(フィンガルの洞窟)」、交響曲 第3 番 イ短調「スコットランド」の3 曲についても同様に、新しい研究成果に基づいた楽譜を使用している。
 また、本格的なピリオド楽器でメンデルスゾーンの管弦楽曲を演奏する試みは、CD の録音で見る限り1988 年ごろから始まったようである。日本でも2000 年以降にごくわずかに録音されたものがあるとはいえ、まだ本格的な状況には至っていない現在、有田=CPT によるメンデルスゾーンの演奏は画期的と言えるだろう。

 ※版についてはライナー・ノートに小川恒行氏の詳細な解説がございます。




EDITION HST


HST-097
\1852+税
J.B.ヴァンハル(1739 -1813):
 弦楽四重奏曲集「ホフマイスター3.4.5.6番」

  ホフマイスター第4番変ロ長調Weinmann Va:B11 ( 1786 )
  ホフマイスター第5番ト長調Weinmann Va:G10 ( 1787 )
  ホフマイスター第6番ニ長調Weinmann Va:gD7 ( 1787 )
  ホフマイスター第3番ト短調Weinmann Va:g3 ( 1786 )
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
 (四重奏団)
リーダー;松井利世子(ヴァイオリン)
 ヴァンハル:弦楽四重奏曲「ホフマイスター3,4,5,6 番」、ヴァンハル没後200年公演ライヴ(2013-08-20)〜 世界初録音!(3番除く)〜

 録音: 2013 年 8 月20 日東京オペラシティ近江楽堂にてライヴ収録

 1780年代、ヴィーンに開店したアルタリア出版のために最後の四重奏曲集を書いたヴァンハルは、今度はホフマイスターから作曲依頼をうけ、すでにカトリック教会作曲家への転身もしており、これには3年半を要し、年2曲のペースで出版された。
 第1番はヴィーンフィル、ヴェラーQ、第2番はシュターミッツQ 盤で有名であり、第3番は当四重奏団のみによる二度目の収録となる。
 HST オーナー交通事故リハビリ回復記念!感謝限定特別価格盤!!

<映像>


VAI(映像)

VAIDVD 4584
(DVD)
\4000
ドキュメンタリー:
 「マーラー愛」〜アンリ・ルイ・ド・ラ・グランジュ/インスパイアード・ライフ
 マーラー研究の第一人者アンリ=ルイ・ド・ラ・グランジュのドキュメンタリー映像

 監督:ジェイソン・スター
 画面:NTSC 16:9、カラー、音声:ステレオ、字幕:英(仏語の会話のみ)、言語:仏、独、リージョン:All、77分

 マーラー研究の第一人者アンリ= ルイ・ド・ラ・グランジュ(1924-)。1952 年に未亡人アルマを訪ね、娘のアンナとも友情を育み、家族のように親交を深めていきました。
 さらにアルマの死後には遺品を整理し、埋もれていた資料を発見、総ページ数で3000 ページを超える「マーラー伝」を刊行し、その徹底された研究で知られています。
 この映像は、「マーラー伝」誕生までの経緯や、ブーレーズ、シャイー、エッシェンバッハ、ハンプソンといったマーラー演奏のスペシャリストたちにも取材をし、彼の研究の偉大さについて語ってもらっています。
 彼の人生がどれほどマーラーに魅了されていたか、マーラーの伝記的研究の金字塔を生み出したその熱意を感じ取ることのできる映像です。
 

VAIBD 8205
(Blu-ray)
\4700
EVERYWHERE & FOREVER〜
 マーラー:大地の歌
(演奏者)
 ポール・グローヴス(テノール)
 トーマス・ハンプソン(バリトン)
 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
 スイス・ロマンド管弦楽団
(出演者)
 ピーター・フランクリン
 アンリ・ルイ・ド・ラ・グランジュ
 トーマス・ハンプソン
 ステファン・ヘフリング
 キャサリン・ケラー
 マリーナ・マーラー
VAIDVD 4585
(DVD)
\4000
 数々の国際的映画賞も受賞した映像作品、ジェイソン・スター監督による「大地の歌」

 監督:ジェイソン・スター
 (Blu-ray)画面:16:9 カラー、音声:DD5.1、DD2.0、リージョン:All、字幕:独、仏、本編:62分、ボーナス:26分
 (DVD)画面:16:9 カラー、音声:DD5.1、DD2.0、リージョン:All、字幕:独、仏、本編:62分、ボーナス:26分

 独唱つきの6 つの楽章からなる「大地の歌」が作曲されたのは、マーラーにとって大きな転機の時期でした。
 マーラーがこの作品の作曲に取り組む前年1907 年の夏に長女を病で失ったのでした。早すぎる娘の死にマーラー夫妻は大きく落胆し、さらに自身にも心臓疾患を抱えていることが判明し、そのショックを癒すためにマーラーは「大地の歌」の作曲に取り掛かります。
 「大地の歌」で用いられているテクストは、1907 年に出版されたハンス・ベートゲ編訳による『中国の笛』から選ばれています。
 映像監督のジェイソン・スターは、歌詞の美しさからマーラーが負った愛と喪失を様々なインタビューを軸に楽曲になぞらえて描き出しています。
 映像にはネーメ・ヤルヴィ指揮スイス・ロマンド管弦楽団、ポール・グローヴス、トーマス・ハンプソンの歌唱による「大地の歌」の演奏風景も含まれています。



















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