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≪第88号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2016/7/26〜





7/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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EVIDENCE

EVCD 024
\2600→\2390
ヨーロッパ1920
 
(1)レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(1917)
 (2)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ(1914-22)
 (3)リャトシンスキー:ヴァイオリン・ソナタOp.19(1926)
 (4)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 (1923-27)
ガブリエル・チャリク(ヴァイオリン)
ダーニャ・チャリク(ピアノ)
 ヨーロッパ音楽の転換期1920年代4つのヴァイオリン・ソナタ

 録音:2016年1月2、3日/サル・コロンヌ(パリ)/82’ 09”

 1920 年代のヨーロッパは、まさに芸術の転換期でした。ベル・エポックのパリ、ワイマール文化のドイツ、革命のロシアなど爛熟した19 世紀文化が先鋭的な20 世紀文化へ移る狭間のヴァイオリン・ソナタを4 篇収録。珍品はウクライナの作曲家リャトシンスキー。スクリャービンの影響濃いアヴァンギャルドな作風が興味津々。またバルトークを先取りしたような民謡処理のヤナーチャク、簡潔でブルースの手法も用いたラヴェルまで多種多彩。ロシアの血を引くフランスの音楽家兄弟ガブリエル&ダーニャ・チャリクが新鮮な感性を示しています。





リャトシンスキーって誰だ?


 ここで注目すべきは20世紀のウクライナにおける音楽界の基礎を作った作曲家ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)。
 教師の家庭に生まれ、少年時代からピアノとヴァイオリンの学習を始める。
 グリエールに作曲を師事。グリエール没後にはその遺作の《ヴァイオリン協奏曲》作品100の補筆を手掛け完成させた。
 1920年にキエフ音楽院の教員に迎えられ、1935年に作曲と管弦楽法の教授に就任した。モスクワ音楽院でも教壇に立っている。

 リャトシンスキーの作品は、最初はロシア国民楽派の伝統(とりわけボロディンとチャイコフスキーの影響)を受け入れたが、スクリャービンの音楽語法のうち和声法やリズムの面から影響を受けるようになった。
 1920年代までに西欧の前衛音楽の影響を受け入れ、しだいに無調や複調による書法をとりいれた。
 1929年以降はふたたび和声的に単純な作曲法を採るようになり、ウクライナやロシア、ベラルーシ、ポーランドの民族音楽を綜合的に取り入れるなど、汎スラヴ民族主義の方向を強めた。
 《交響曲 第2番》(1935-36年)はソヴェト当局の不興を買い、その後の改訂にもかかわらず、ようやく1964年になって初演が行われた。それでもリャトシンスキーは数多くの栄誉を受けており、ソ連国家賞を3度授与された。

 NAXOSから彼の代表作の交響曲全集がリリースされている。



NAXOSのリャトシンスキー:交響曲全集

8.555578
\1800
クチャル&ウクライナ国立響
 リャトシンスキー:交響曲集 第1集

  1-3. 交響曲 第1番 イ長調 Op.2
  4.交響的バラード「グラジーナ」Op.58 (1955)
ウクライナ国立交響楽団/
テオドール・クチャル(指揮)
録音 1994年5月8.13-15日 キエフ Studio of the State Broadcasting Company of Ukraine

 彼の作品にも先人からの影響は感じられ、特に第1番の交響曲は1919年に完成されたものの、彼自身が少しずつ改訂を加え、様々な要素を取り込みながら進化してきた作品。
 もともとは第2楽章だけが独立した「叙情詩」でしたが、その後第1楽章が付け加えられ、第2楽章を改訂し、終楽章を加え、1923年にようやく完全版として初演されたというものです。

 1955年に書かれた交響的バラード「グラジーナ」は彼の最も熟練した作品の一つであり、ポーランドの偉大な詩人アダム・ミツキェヴィチの没後100周年を記念して書かれたものです。
 リトアニアの神話に登場する女性騎士を主人公をしたミツキェヴィチの詩がスコアの冒頭に付され、戦いに身を投じ悲劇的な死を迎える彼女の姿を克明に音楽で描いていきます。

 カリンニコフをはじめ、ロシア、東欧系の作品に強いクチャルの素晴らしい指揮による演奏です。
  

8.555579
\1800
クチャル&ウクライナ国立響
 リャトシンスキー:交響曲集 第2集

 1-3. 交響曲 第2番 Op.26(1935-1936/1940改訂)
 4-7. 交響曲 第3番 ロ短調 Op.50(1950/1954改訂)
ウクライナ国立交響楽団/
テオドール・クチャル(指揮)
録音 1993年6月4-9日 キエフ Studio of the State Broadcasting Company of Ukraine

 「ウクライナ音楽の父」ボリス・リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲第2集。

 1935年から1936年に書かれた交響曲第2番は、当時の時代の乱れを反映した暗く重い音楽。第1番ではリヒャルト・シュトラウスやチャイコフスキーを思わせる幾分のどなかな表情を持っていた彼の作品も、この時期のウクライナの政治的不安定と抑圧を反映して、ここまで不穏なものとなってしまったのです。
 神経質さと粗暴さを孕むこの交響曲は、至るところに「音の爆発」があり、第2楽章では幾分神秘的な要素を見せますが、やはり不吉な音で中断を余儀なくされてしまいます。第3楽章も混乱する音が交錯し、果てしない不安を齎すものと場っています。

 交響曲第3番は彼の作品の中では最も知られるもので、初演時には大きなセンセーションを巻き起こしたと言われています。
 当初は「戦争を打ち負かし平和になる」と終楽章に碑文が付されていましたが、ソ連の検閲によりこれを削除、1954年に改訂を施されることとなります。
 

8.555580
\1800
クチャル&ウクライナ国立響
 リャトシンスキー:交響曲集 第3集

 1-3. 交響曲 第4番 変ロ短調 Op.63(1963)
 4-6. 交響曲 第5番 ハ長調「スラビャンスカヤ」Op.67(1965-1966)
ウクライナ国立交響楽団/
テオドール・クチャル(指揮)
録音 1993年12月27-30日 キエフ Studio of the State Broadcasting Company of Ukraine

 リャトシンスキー(1895-1968)の交響曲集第3集、ここには彼の第4番と第5番が収録されています。

 1963年に完成した第4番は、ネイサン・ラクリンの指揮により、当時のレニングラード(サンクトペテルスブルク)フィルハーモニー管弦楽団によって初演されました。
 この作品は当時の音楽の隆盛からは完全に外れたところにあり(リヒャルト・シュトラウスが最後まで調性を捨てなかったように)、あからさまな調性を持ち、またウクライナの民俗音楽も取り込んでいたのです。
 無論評論家たちは、この作品を「ウクライナ音楽の発展」に寄与しないと評しましたが、様々な音楽が入り混じっている現代にこの作品を聴いてみると、全く問題なく、このある意味「わかりやすさ」が却って人気を獲得するのではないかと感じます。

 そして、1950年代初頭からスラブ音楽に興味を持っていたリャトシンスキー、彼自身の音楽性の解放は交響曲第5番第1楽章の高らかな金管の咆哮で明らかになったのかもしれません。
 副題に「スラビャンスカヤ(スラヴの意味)」を持つこの交響曲には、やはり騎士道の物語の精神が流れています。


 

EVCD 025
\2600
パッチワーク
 (1)エネスコ:カンタービレとプレスト
 (2)シュルホフ:フルート・ソナタ
 (3)プロコフィエフ:フルート・ソナタOp.94
 (4)ムチンスキ:フルート・ソナタOp.14
ラケル・マガリィヤンス(フルート)
サーニャ・ビジャーク(ピアノ)
 ノリはいいけど超難曲揃い。マガリィヤンスの明るい音色光るアルバム

 録音:クセナキス公会堂(ヴィル・ド・スタン)/52’ 00”

 ブラジル出身、フランスを拠点に活躍するアラン・マリオン門下の女流フルート奏者ラケル・マガリィヤンス。
 アルバム・タイトルは「パッチワーク」。独奏者マガリィヤンスによれば、20 世紀東欧作曲家によるフルートとピアノのためのソナタを集め、その温かく色彩豊かな生地の模様のモデルを示しているとのこと。
 ムチンスキはポーランド系ながらアメリカ人ではありますが、フルート奏者必修の名作ソナタをはじめ、難曲4 篇を余裕のテクニックと明るい音楽性で再現。フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのビジャーク姉妹の妹サーニャがピアノ・パートを担当。プロコフィエフのソナタはピアノ・パートが単なる伴奏でなくフルートと対等に渡り合う作品だけに、彼女の演奏が光ります。



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AEOLUS



AE-10256
(2SACD HYBRID)
\5600→\5190
エレーヌ・シュミットAeolus初登場!
 ビーバーの大作「ロザリオのソナタ」!

  ビーバー:ロザリオのソナタ
エレーヌ・シュミット(ヴァイオリン)
フランソワ・ゲリエ(クラヴィオルガン)
マッシモ・モスカルド(アーチリュート、テオルボ)
フランシスコ・マニャリチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ)

 フランス古楽界の才女、エレーヌ・シュミットがドイツのハイ・クォリティ・レーベル「Aeolus」に初登場。

 現代のフランスを代表するバロック・ヴァイオリニストの1人であるエレーヌ・シュミットが、移籍第1弾のレパートリーとして選んだ作品は、ビーバーの「ロザリオのソナタ」!
 「ミステリー・ソナタ」とも呼ばれ、聖母マリアの15の秘蹟を表すソナタとパッサカリアで構成される、ヴァイオリンによる宗教曲「ロザリオのソナタ」。
 愛器カミッロ・カミッリ製(18世紀)と、18世紀初期に南チロルで製作された作者不詳のヴァイオリンで、スコルダトゥーラ(変則調弦)が用いられる難曲を奏でるエレーヌ・シュミット。
 ビーバーが遺した神秘的なる美の世界を、その2本のヴァイオリンで紡いでゆく。

 ※録音:2014年9月、ビューレン(オストヴェストファーレン、ドイツ)



********************


 レコーディング・エンジニアのChristoph Martin Frommenによって設立されたドイツのレーベルAeolus
 ずっと高値のレーベルで知られ、SACDは\3000を大きく超えていたが最近ようやく\2800あたりで落ち着いてきていた。
 設立当初はオルガン・レーベルとして発達したが、ここ最近は古楽アンサンブル関係に非常に優れたアルバムを輩出している。
 ただすぐに廃盤になることでもファンを嘆かせてきた。
 今度このレーベルから名手シュミットの手によるビーバーの「ロザリオ」が出る。
 ここ最近名盤相次ぐこの名作、彼女のアルバムがそのカタログの頂点に君臨するのは間違いないと思うのだが、発売前の今から、この名盤が早晩廃盤になることを心配している店主である。


 ビーバーの「ロザリオ・ソナタ」の特集はこちら・・・


 




エレーヌ・シュミット
このマッテイスは美しい。


 あのSYMPHONIAの名盤でガッティが爽快に聴かせてくれた美しい組曲が、エレーヌの典雅で抒情味あふれるヴァイオリンで奏でられたときは、一瞬胸が詰まりそうになった。
 ガッティ以外の演奏ではありえないと思ったあの曲がこれほどまでに美しく姿を変えるとは。

 奇跡である。



Alpha141
\3600
入手困難につき海外直輸入
エレーヌ・シュミット
 マッテイス:ヴァイオリンと通奏低音のための小品集

ニコラ・マッテイス(1660〜1715 頃):
 1. 組曲 イ短調 2. 組曲 ハ短調
 3. 組曲 ホ短調 4. 組曲 イ短調
 5. 組曲 ニ短調 6. 組曲 ト長調
ジョン・バニスター(1625〜79):
 7. チェンバロ独奏曲2編(ガヴォット/ジグ)
エレーヌ・シュミット(バロック・ヴァイオリン)
イェルク・アンドレアス・ベッティヒャー(cmb, org)
ガエータノ・ナシッロ(バロック・チェロ)
エリック・ベロック(バロックギター、テオルボ)

 南仏出身のバロック・ヴァイオリン奏者エレーヌ・シュミット…

 といえば、Alphaで録音した記念碑的な『バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』(Alpha082、090)がすぐに思い浮かびます。
 このプログラムによる来日公演は日本の古楽ファンのあいだで大きな話題となりました。
 さてこのときアンコールで弾いた曲が居合わせた方々の絶賛をあび、「CDはないのですか?」という問い合わせもあったのですが…その録音がこれ。

 ニコラ・マッテイス——

 ナポリ出身でロンドンに渡った、17 世紀末のヴァイオリニスト=作曲家の小品集。
 ヨーロッパ音楽界が「イタリア=本場」という図式を確立しつつあった時代に、清教徒革命のせいで音楽文化がかなり弱体化していたイギリスに渡ってきて、とほうもなく優れた腕前を披露し「イタリア人って、すごいんだ!」という印象をこの国の人々に植え付けたのは、ほかならぬマッテイスが最初だったのでした。

 名声さめやらぬ18 世紀初頭に出版された「エアー集」には、バロック・ヴァイオリン特有の短めなフレーズ感が絶妙に生きる舞曲群をはじめ、古楽ファンを虜にせずにはおかない小品がたっぷり!
 マッテイス自身も弾いた楽器、バロックギターで弾かれるトラックも交えつつ(D.ヴィスの伴奏者ベロックの名演が冴えます!)

 シュミットはそれらを適宜、組曲のかたちにまとめ、あるときは軽妙に、あるときは熱烈に、あるいはしっとりと、「南欧人マッテイス」の魅力を印象づけてゆきます。
 年期の入ったバロック好きなら幾つか思い当たる先行録音もあるはずですが、マッテイスが単独アルバムでとりあげられる機会はかなり稀なうえ、英国での活躍で知られるせいか、南欧人の演奏ではまずめったに聴けません。
 シュミットのようなラテン系古楽奏者が、このヴァイオリン芸術家の出自に寄り添ったパッションを随所でほとばしらせ、染み入るような歌心でその旋律美を際立たせてくれるのは、なんと嬉しいことでしょう!
 例によって通奏低音陣はソリスト級の名手勢、鍵盤ソロのトラックも…これが英国ではじめて「予約コンサート」を開催したことで名ばかり知られる、ジョン・バニスターの曲だったりするのが何とも貴重です。




この地味さ渋さがたまらない・・・
エレーヌ・シュミットのウッチェリーニ

CHRISTOPHORUS
CHR 77315
\2600
ウッチェリーニ:ヴァイオリン作品集
 トッカータOp.7/ソナタ第2番Op.4/
 クーラント第17番Op.7/ソナタ第11番Op.7/
 トッカータ第5番Op.4/アリア第2番/
 ソナタ第12番Op.7a/ソナタ第1番(第3巻)/
 ソナタ第1番Op.7/ソナタ第4番Op.5/
 ソナタ第14番Op.4/アリア第2番/
 ソナタ第3番Op.7/クーラント第20番Op.7/
 ソナタ第11番Op.5
エレーヌ・シュミット(バロック・ヴァイオリン)
マルクス・メルクル(チェンバロ&オルガン)
カール=エルンスト・シュレーダー
 (テオルボ&ギター)
アルノ・ヨヘム(ヴィオローネ&チェロ)

 フランスのメッツ音楽院、パリ・エコール・ノルマルを経て、スイスの古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで古楽奏法を学んだフランスの女流バロック・ヴァイオリン奏者、エレーヌ・シュミットのウッチェリーニが新装復活!
 知られざる傑作を弾き続けてきたエレーヌ・シュミットと仲間たちが、イタリア初期バロックの音楽家ウッチェリーニの魅力を存分に教えてくれます。

1999年2月23日−25日、フランクフルトでの録音。



「まるで語りかけてくるよう」・・・
と評されたエレーヌ・シュミットのバッハ「無伴奏」
ほかの録音と何か次元が違う、まるで異なる文化の中で生まれたかのような奇跡的な演奏

Alpha 082
\2600
エレーヌ・シュミット( バロック・ヴァイオリン)/
 J.S.バッハ:
  無伴奏Vnのためのソナタ 第1番 BWV1001
  無伴奏Vnのためのパルティータ 第1番 BWV1002
  無伴奏Vnのためのパルティータ 第2番 BWV1004
エレーヌ・シュミット(バロック・ヴァイオリン)

ALPHA 090
\2600

エレーヌ・シュミット( バロック・ヴァイオリン)/

 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV 1005

録音: September 2004, Notre-Dame de Bon-Secours Chapel, Paris, France
エレーヌ・シュミット (ヴァイオリン)

 名手シュミットが“静かに・壮大に”織りあげる、無伴奏フーガ、無伴奏シャコンヌ...
 これまで珍しい作曲家を鮮やかな弓捌きで紹介してきたエレーヌ・シュミットが、豊富な古楽経験のもと満を持して臨んだ金字塔的傑作集「無伴奏」!
 渾身の、というよりむしろバロック修辞法を踏まえた「おちついた“語り”」のような静謐なシュミットの解釈をじっと聴いていると、いつの間にか、おそろしく緻密なバッハ語法のカテドラルが眼前に現れる思い——
 何と静かで、何と素晴らしい“無伴奏”でしょう!
 Alpha きっての天才技師ユーグデショーの繊細をきわめる自然録音が、教会内陣の空気をゆらすガット弦の響きを美しく伝えます。





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CHANDOS



CHAN 10916
\2400→\2190
吹奏楽関係者必聴必須!!
 ロバート・ラッセル・ベネット:吹奏楽作品集

 古いアメリカ舞曲による組曲*
 船に打ち乗り海原さして†
 バンドのための4つの前奏曲*
 バンドのためのシンフォニック・ソング†
 オートバイオグラフィー*

ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・
 ミュージック・ウィンド・オーケストラ
クラーク・ランデル(指揮)*
マーク・ヘロン(指揮)†

 ロバート・ラッセル・ベネットの吹奏楽作品集!!

 ミュージカル映画「オクラホマ!」でのアカデミー賞作曲賞受賞でも有名なアメリカ出身の作編曲家、ロバート・ラッセル・ベネット(1894−1981)の吹奏楽作品集。
 有名な「バンドのためのシンフォニック・ソング」や「古いアメリカ舞曲による組曲」などを収録し、またロバート・ラッセル・ベネットの作品のみのアルバムも数少なく、吹奏楽の古典作品として吹奏楽ファン、関係者必聴必須の注目アイテム!
 演奏は、吹奏楽へのオマージュ(CHAN 10409)やロシアの吹奏楽傑作選(CHAN 10166)でもおなじみの、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウインド・オーケストラの演奏で。

 ※録音:2016年1月16日&17日、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・コンサート・ホール(マンチェスター)



 


CHAN 10915
\2400→\2190
ルイ・ロルティ(ピアノ)
 夢のあとに 〜 フォーレ・リサイタル Vol.1

 パヴァーヌ嬰ヘ短調 Op.50(ロルティ編)/
 舟歌第5番嬰ヘ短調 Op.66/
 夜想曲第4番変ホ長調 Op.36/
 舟歌第6番変ホ長調 Op.70/
 夢のあとに ハ短調 Op.7-1(グレインジャー編)/
 組曲 《ペレアスとメリザンド》 Op.80(フォーレ&コルトー編)/
 舟歌第7番ニ短調 Op.90/
 夜想曲第6番変ニ長調 Op.63/9つの前奏曲 Op.103
ルイ・ロルティ(ピアノ) 
 ルイ・ロルティの新シリーズ「フォーレ・リサイタル」始動!

 カナダが世界に誇るカリスマ・ピアニスト、ルイ・ロルティによる新シリーズ「フォーレ・リサイタル」がスタート!
 ロルティは優れた「ショパン弾き」としての名声を確立していますが、ラヴェル(CHAN 10142X)やプーランク(CHAN 10875)、サン=サーンス(CHSA 5162)などフランス音楽の名盤も高く評価されおり、ガブリエル・フォーレの魅力的な旋律と和声を、ファツィオーリ・ピアノの美音で綴るこの新シリーズにも大きな期待がかかります。
 第1弾では、グレインジャー編曲の「夢のあとに」や、作曲家自身(第1、2、4楽章)とアルフレッド・コルトー(第3楽章)によって編曲された「ペレアスとメリザンド」の組曲(シシリエンヌ含む)、そしてルイ・ロルティ編曲による名曲「パヴァーヌ」など、フォーレの名旋律が満載です。

 録音:2016年2月23日−24日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)


 


CHSA 5169
(2SACD HYBRID)
\5600→\5190
A・デイヴィスのベルリオーズ第3弾!
 「ロメオとジュリエット」全曲!

  ベルリオーズ:
   劇的交響曲 《ロメオとジュリエット》*
   トロイ人の行進曲
   王の狩りと嵐†
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
ミシェル・ロジエ(メゾ・ソプラノ)*
サミュエル・ボーデン(テノール)*
デイヴィッド・ソアー(バス)*
BBC交響合唱団*†
 アンドルー・デイヴィスのベルリオーズ第3弾!
 ベルゲン・フィルと録音した「序曲集(CHSA 5118)」、メルボルン響と録音した「イタリアのハロルド(CHSA 5155)」に続くのは、現在桂冠指揮者を務めるBBC交響楽団&合唱団との「ロメオとジュリエット(全曲)」!
 ミシェル・ロジエやサミュエル・ボーデンなど豪華キャストを迎え、ウィリアム・シェイクスピアの没後400周年アニヴァーサリー・プロジェクトとして録音された、アンドルー・デイヴィスの「ロメジュリ」にご期待ください!



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CHSA 5171
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ジョン・ウィルソン(指揮)&BBCフィル
 コープランド:管弦楽作品集Vol.2 〜 交響曲集

 オルガンと管弦楽のための交響曲*
 管弦楽変奏曲
 短い交響曲(交響曲第2番)
 交響的頌歌
ジョン・ウィルソン(指揮)
BBCフィルハーモニック
ジョナサン・スコット(オルガン)*
 指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソンのコープランド第2弾は「交響曲集」の第1巻!
 「アパラチアの春」組曲や「ビリー・ザ・キッド」組曲を収録した前作「バレエ音楽集(CHSA 5164)」はレコード芸術海外盤REVIEWの他、英グラモフォン誌(エディターズ・チョイス)、英BBCミュージック(オーケストラル・チョイス)などで高く評価されており、続く交響曲集でも素晴らしいパフォーマンスを披露。


CHSA 5164
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ジョン・ウィルソンがChandosに初登場!
 コープランド:管弦楽作品集Vol.1 〜 バレエ音楽集

 市民のためのファンファーレ
 エル・サロン・メヒコ
 バレエ音楽 《ビリー・ザ・キッド》 からの組曲
 バレエ音楽 《アパラチアの春》 からの組曲
 《ロデオ》 からの4つのダンス・エピソード
ジョン・ウィルソン(指揮)
BBCフィルハーモニック
 指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックのスペシャリストとして大活躍中のジョン・ウィルソンがChandosに初登場!
 ジョン・ウィルソンとBBCフィルハーモニックとの共演でスタートしたアーロン・コープランドの管弦楽作品集。第1弾は「アパラチアの春」組曲や「ビリー・ザ・キッド」組曲を含む、バレエ音楽集!
 ビッグバンド・ジャズや映画音楽、ライト・ミュージックなどのオーケストラ演奏で大きな人気を博し、2009年以降は毎年出演しているBBCプロムスでも人気プロムの1つとなっているジョン・ウィルソンのパフォーマンスで、極上のコープランドが生み出されることでしょう。

 ※録音:2015年6月30日−7月1日、メディア・シティUK(サルフォード)



 

CHAN 10914
\2400
サン=サーンス&ショーソン:ピアノ四重奏曲集
 サン=サーンス:ピアノ四重奏曲変ロ長調 Op.41
 ショーソン:ピアノ四重奏曲イ長調 Op.30
シューベルト・アンサンブル
 〔サイモン・ブレンディス(ヴァイオリン)、
  ダグラス・パターソン(ヴィオラ)、
  ジェーン・サーモン(チェロ)、
  ウィリアム・ハワード(ピアノ)〕
 1983年に結成し1998年にはロイヤル・フィルハーモニー協会最優秀室内楽団賞を受賞したロンドンを拠点とする室内楽団、シューベルト・アンサンブル。オーケストラ・アンサンブル金沢の第1コンサートマスターも務めるサイモン・ブレンディスが第1ヴァイオリンを担当する実力派アンサンブルが、19世紀後期フランスの鮮やかでエレガントなピアノ四重奏を描きます。

 録音:2016年3月8日−10日、ポットン・ホール(サフォーク)




OPUS ARTE(CD)


OACD9040D
(CD)
\2500
トマス・トムキンス:アンセムとカンティクル
 1.ファンタジア 18声/2.神に歌え/
 3.ファンタジア(1646年9月9日)/4.あなたは私の王/
 5.ファンタジア 14声/6.星の上に/7.数多くの詩句/
 8.パヴァン 6声/9.マニフィカート(五番目の時課)/
 10.パヴァン 7声/11.ヌンク・ディミティス(一番目の時課)/
 12.アルマン/13.主よ、わが最後を教えたまえ/
 14.助祭長ソーンバラ氏/15.ファンタジア 17声/
 16.パヴァンとガリアルド 18声/19.喜べ、喜べ、そして歌え
オックスフォード・マグダレン大学合唱団/
ファンタズム(アンサンブル)…
ローレンス・ドレイフュス(指揮)/
ダニエル・ハイド(指揮)

 ルネサンス音楽の末期からバロック音楽の初期、時代の橋渡しとして活躍したのがイングランドの作曲家トムキンズ(1572-1656)。
 オルガニストの父親を持ち、本人も王室礼拝堂のオルガニストに使命されるなど、目覚しい活躍をしたのですが、晩年は清教徒革命に巻き込まれて職を失い、演奏の機会も禁じられるなど悲しい末路を辿ったことで知られています。
 そんなトムキンズ、数多くのマドリガルやアンセム(聖歌)の作曲を行い、イングランドの教会音楽に多大なる恩恵をもたらしています。彼の作品は極めて対位法的であり、ルネサンス音楽の伝統を遵守、半音階を多用した複雑なもので、当時のポリフォニー教会音楽の頂点に位置するものです。
 これらを歌うのはオックスフォードの名門マグダレン大学の合唱団で、当時のスタイルを探求し、最もふさわしい形として作品の本質を提示しています。

  録音 2015年3月30日-4月1日 オクスフォード マグダレン大学



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR 6020
(2CD/特別価格)
\2500→\2290

ケントナー・プレイズ・バラキレフ、リャプノフ&リスト
ルイス・ケントナー(ピアノ)
 バラキレフ:
  ピアノ・ソナタ変ロ短調〔1949年6月2日録音〕、
  夢想〔1944年6月15日録音〕、
  マズルカ第6番変イ長調〔1944年4月14日録音〕、
  東洋風幻想曲《イスラメイ》〔1944年6月14日録音〕
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178〔1948年5月28日&6月4日録音〕
 リャプノフ:
  12の超絶技巧練習曲 Op.11より
   第1番〔1939年3月7日録音〕、
  12の超絶技巧練習曲 Op.11(全曲)
    〔1949年12月13日−15日、20日&29日録音〕
 ルイス・ケントナーの名演が復活!リストのソナタ&リャプノフの超絶技巧練習曲!

 第2回ショパン国際ピアノ・コンクール入賞、ブダペストでのフランツ・リスト賞の受賞後、ロンドンへと活躍の場を移し、イギリス・リスト協会の会長などの要職を歴任した名匠ルイス・ケントナー(1905−1987)。
 代名詞でもあるリストの作品からは「ピアノ・ソナタ ロ短調」、「イスラメイ」を含むバラキレフのピアノ作品、そしてリストへのオマージュとして作曲されたリャプノフの難曲「12の超絶技巧練習曲」がAPRから復刻登場!
 78回転盤時代の後期に収録されたケントナーの名演の数々が、2016年の新リマスタリングによって蘇えります。

 ※録音:1939年−1949年/マスタリング:アンドルー・ハリファックス




PRAGA DIGITALS



PRDDSD 350134
(SACD HYBRID)
\2900→\2690
伝説の指揮者ストゥプカの「新世界」
 ドヴォルザーク:
  (1)交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
  (2)交響曲第8番ト長調Op.88
フランティシェク・ストゥプカ(指揮)
チェコ・フィル
 仰天の統率力チェコ伝説の指揮者ストゥプカの「新世界」

 録音:1964年1月6日/ドモヴィナ・ホール(ライヴ)(1)、1959年1月8日/スメタナ・ホール(ライヴ)(2)/Bi-channel Stereo、78’ 23”

 フランティシェク・ストゥプカ(1879-1965) はチェコの指揮者。当初ヴァイオリニストとして、コチアン四重奏団で活躍しますが、1919 年にチェコ・フィルの指揮者となり、46 年にはモラヴィア・フィルを創設、育成に貢献しました。
 彼の演奏の特徴は、すぐれた統率力。曖昧さのない見通しの良さは彼一流。「新世界」も8 番も自在な棒さばきに圧倒されます。

 * CD 背の部分にPRD 350134 の表示がありますが、正しくはPRDDSD 350134 です。ご注意をお願い致します。




URANIA ARTS


WS121333
(2CD)
\2100
ショスタコーヴィチ:
 交響曲第4番(1962録音)
 交響曲第9番(1965録音)
 ステパーン・ラージンの処刑(1966録音)
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ交響楽団、合唱団
Vitali Gromadski(bass)
 

WS121320
(3CD)
\3000
J.S.バッハ:マタイ受難曲
 (1965録音)
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・ロイヤル・コンセルトヘボウ管
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ワルター・ベリー(バス)
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
ブルックナー: テ・デウム
 (1954録音)
オイゲン・ヨッフム(指揮)
バイエルン放送管弦楽団、合唱団
アントニオ・クッパー(ソプラノ)
ルクレチア・ウエスト(CON)
 

WS121321
(2CD)
\2100
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1、.2、3番(1950録音)
チャイコフスキー:弦楽六重奏曲 フィレンツェの思い出(1965録音)
ボロディン弦楽四重奏団
ムティスラフ・ロストロポーヴィッチ(チェロ)
ハインリッヒ・タラリャン(ヴィオラ)


VENIAS


ジネット・ヌヴー・コレクション〜1938-1949 Recordings

VN 021(7CD)\3200

ブラームスのヴァイオリン協奏曲4種類、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲2種類を含む、かゆいところまで手の届くVENIASの大集成ボックス。
クラムシェル・ボックス仕様

CD 1
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.77
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47

Rec:16-18 August 1946(1-3),21 November 1945(4-6)
フィルハーモニア管弦楽団
イサイ・ドブロウェン(指揮)(1-3)
ワルター・ジュスキント(指揮)(4-6)



CD2
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.77
       ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108

Rec:25 April 1948(1-3),21 September 1949(4-7)
フランス国立放送管弦楽団(1-3)
ロジェ・デゾルミエール(指揮)(1-3)
ジャン=ポール・ヌヴー(ピアノ)(4-7)



CD 3
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.77
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
ラヴェル: ツィガーヌ
ショパン(編曲:ロディオノフ): 夜想曲第20番 ハ短調(遺作)

Rec:3 May 1948(1-3),18 March 1948(4-6),1946(7-8)
北西ドイツ放送交響楽団(1-3)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)(1-3)
ジャン=ポール・ヌヴー(ピアノ) (4-8)



CD 4
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.77
ショーソン: 詩曲op.25

Rec:10 June 1949(1-3),2 January 1949(4)
ハーグ・レジデンティ管弦楽団(1-3)
アンタル・ドラティ(指揮)(1-3)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(4)
シャルル・ミュンシュ(指揮) (4)

CD 5
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18

Rec:1 May 1949(1-3),July 1939(4-6)
オランダ放送フィルハーモニア管弦楽団(1-3)
ヴィレム・ヴァン・オッテルロー(指揮)(1-3)
グスタフ・ベック(ピアノ)(4-6)



CD 6
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
ラヴェル: ツィガーヌ
ショーソン: 詩曲op.25

Rec:25 September 1949(1-3),2 January 1949(4),16-18 August 1946(5)
南西ドイツ放送交響楽団(1-3)
ハンス・ロスバウト(指揮)(1-3)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(4)
シャルル・ミュンシュ(指揮)(4)
フィルハーモニア管弦楽団(5)
イサイ・ドブロウェン(指揮) (5)



CD 7
ラヴェル:ハバネラ形式による小品
スカルラテスク:バガテル
ファリャ(編曲:クライスラー) : 歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲
ディニーク(編曲:ハイフェッツ): ホラ・スタッカート
スーク:4つの小品 op.17
クライスラー:.バッハの様式によるグラーヴェ ハ短調
スーク:4つの小品 op.17より 第3曲・第2曲
ショパン(編曲:ロディオノフ): 夜想曲第20番 ハ短調(遺作)
グリュック: 「オルフェオとエウリディーチェ」〜メロディー
パラディス(編曲:ドゥシキン):シチリア舞曲
タルティーニ(編曲:クライスラー):コレッリの主題による変奏曲

Rec:12-14 August 1946(1-8), April/May 1938(9-14),April 1939(15)
 ジャン=ポール・ヌヴー(ピアノ) (1-8)
 ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ)(9-14)
 グスタフ・ベック(ピアノ)(15)



<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード



OVCL-00600
(SACD Hybrid)
\3200+税
新たなスタート!
 上岡敏之&新日本フィル
  マーラー:交響曲第1番 「巨人」
上岡 敏之(指揮)
新日本フィル
 高らかに鳴り響く、鬼才・上岡敏之と新日本フィルとの新たな出発。
 2016年9月より新日本フィルが、音楽監督として上岡敏之を迎え、新たなスタートを切ります。
 当盤は、音楽監督着任前の上岡との記念すべき公演をライヴ録音したものです。
 独特なスコア解釈が話題となる上岡の指揮は、今回もオーケストラの個性を引き出し、力強く新しいマーラーを描いています。
 これからの両者の躍進が期待される好演です。
 新時代の幕開けに沸き立つ、当日の会場の熱気と活気があふれるアルバムです。
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OVCL-00599
\2700+税
1962年ミュンシュと日本フィルによる
 一期一会の記録
 ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14

<リハーサル風景>
 ・幻想交響曲
 ・ダフニスとクロエ第2組曲より
 ・ミュンシュの楽員への挨拶
シャルル・ミュンシュ(指揮)
日本フィル
 巨匠ミュンシュと日本フィルによる一期一会の記録。
 1962年冬、ミュンシュは日本フィルハーモニー交響楽団の招きに応じ来日。
 当時名指揮者の単独来日はまだ珍しく、数回のコンサートはすべて大きな話題となりました。
 この「幻想」はその掉尾を飾ったコンサートで、後半に行くにしたがいテンションを上げていき、稀にみる熱演を生んでいます。
またミュンシュのリハーサルは大変珍しいもので、音楽が高潮していく様子が手に取るように感得でき、最後は楽員への挨拶で結ばれる貴重なドキュメンタリ—です。
 文化放送のラジオ番組「東急ゴールデンコンサート」の記録で、オーディオ評論家、故若林駿介秘蔵のテープからのCD化です。
  1962年12月28日 東京文化会館 にて収録 <ステレオ録音>
  

OVCC-00131
\3000+税
カンタービレ
 サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 作品167
 ケクラン:クラリネット・ソナタ 第2番 作品86
 フランセ:クラリネットとピアノのための主題と変奏
 ルヴェル:幻想曲
  トマジ:夜想曲
 ガロン:カンタービレ
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 ショーソン:アンダンテとアレグロ
<デュオ・レゾネ>
亀井良信(クラリネット) 
鈴木慎崇(ピアノ)
 華麗なるサウンド!流麗に奏でられるメロディ!
 日本トップ・クラリネット奏者、亀井良信の久々のアルバム!
 日本の実力派クラリネット奏者、亀井良信の4年ぶりとなるアルバムの登場です。
 多くの国際コンクール受賞等華々しい経歴を持ち、また今年亡くなった巨匠ピエール・ブーレーズに認められフランスの騎馬オペラ団“ジンガロ”の世界ツアーのソリストとして参加という名誉を受けるなど、ヨーロッパの舞台においても活躍するトップ・クラリネット奏者の亀井良信。前作でも披露した圧倒的な技術は、今作でも健在です。
 縦横無尽に美しく豊かな音色が舞い踊ります。フレンチ・クラリネットの定番曲サン=サーンス、ショーソンをはじめ、隠れた名曲ルヴェルやガロンなど歌に溢れるメロディがアルバムを彩ります。
 また、ピアノの鈴木慎崇とは長年「デュオ・レゾネ」として活動をし、アンサンブルとしてもかなりの完成度です。前作からも更に進化を続ける亀井良信、渾身のアルバムです。
 2016年6月21-23日 神奈川・相模湖交流センターにて収録
 

OVCL-00601
\3000+税
成田博之バリトンリサイタル2016
 ヘンデル:ラルゴ〜歌劇「セルセ」より
 グルック:いとしい恋人よ〜歌劇「パリデとエレーナ」より
 ベッリーニ:ああ、永久に君を失った(リッカルドのアリア)
  〜歌劇「清教徒」より
 ヴェルディ:私は死ぬ(ロドリーゴのアリア)
  〜歌劇「ドン・カルロ」より
 ヴェルディ:あいつは刃で人を刺す(リゴレットのアリア)
  〜歌劇「リゴレット」より
 ヴェルディ:悪魔め、鬼め(リゴレットのアリア)
  〜歌劇「リゴレット」より
 デンツァ:妖精のまなざし
 トスティ:四月、もう君を愛さない
 ヴェルディ:墓に近寄らないでほしい
 カルディッロ:つれない心
 デ・クルティス:帰れ、ソレントへ、忘れな草
 中田喜直:みみづく
 ジョルダーノ:国を裏切る者
   〜歌劇「アンドレア・シェニエ」より
成田博之(バリトン)
石野真穂 (ピアノ)
 目覚ましい活躍を示すバリトン、成田博之の今!
 成田博之は、2014年の東京二期会公演「ドン・カルロ」のロドリーゴ、新国立劇場「カヴァレリア・ルスティカーナ」のアルフィオ、15年の東京二期会「リゴレット」のタイトル・ロール、16年東京二期会「ドン・カルロ」のルーナ伯爵など、まさに主役級ばかりを演じ、役どころの幅を大きく広げています。
またオペラ歌手6人によるクラシカル・クロスオーバー「ザ・ジェイド」での活動など、まさに八面六臂の活躍ぶり。成田博之の絶頂期の声をお楽しみください。
 2016年5月1日 王子ホール にてライヴ収録
 
AUCD-00030
\3000+税
<松本和将ライヴシリーズ6>
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
  ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331より
  トルコ行進曲
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
  ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27ー2 「月光」
松本和将(ピアノ)
 松本和将  ライヴシリーズ第6弾!!
 月光ソナタについての最初の疑問
   「第1楽章は美しく弾くべきだろうか」・・・
   「他のソナタと同じように第1楽章が大事なのか」・・・

                                 松本和将(CDライナーノーツより)
2016年5月18日 浜離宮朝日ホール にてライブ収録




ALM/コジマ録音


ALCD-1160/1161
(2CD)
¥3400+税
辰巳美納子(チェンバロ)
 J・S・バッハ パルティータ[全曲]

《Disc 1》
 パルティータ第1番 変ロ長調 BWV 825
 パルティータ第3番 イ短調 BWV 827
 パルティータ第4番 ニ長調 BWV 828
《Disc 2》
 パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826
 パルティータ第5番 ト長調 BWV 829
 パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830
辰巳美納子(チェンバロ)
〈使用楽器〉Bruce Kennedy, Amsterdam 1993, after Johannes Ruckers 1624
〈録音〉神奈川県立相模湖交流センター 2015年8月6~8日、2016年1月14~16日
 
 前回ソリストとしての初アルバム「半音階的幻想曲とフーガ/イタリア協奏曲」で大好評を博した辰巳美納子の2タイトル目のアルバム。奇を衒うことなく、バッハが楽譜に託した音を深く読み込み、バッハの組曲、舞曲のあるべき姿を目指している。細やかな心配りで施された多彩なアーティキュレーション、そして的確なイネガル奏法による躍動感。瑞々しいバッハは、聴き手に爽やかな感銘を与えてくれる。

辰巳美納子(チェンバロ):
 武蔵野音楽大学ピアノ科卒業後、東京藝術大学チェンバロ科卒業、同大学院修了。藝大在学中に第5回古楽コンクール<山梨>最高位、同時に第3回栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。その後、オランダ政府奨学金を得てアムステルダム・スヴェーリンク音楽院に学び、オランダ国家演奏家資格を取得し卒業。チェンバロを山田貢、鈴木雅明、アンネケ・アウテンボシュ、グスタフ・レオンハルトの各氏に師事。また、オルガンを鈴木雅明、フォルテピアノをスタンリー・ホッホランドの各氏に師事し、あわせて学んだ。
 オランダにて様々な演奏を行い、帰国後は、NHK-FM『FMリサイタル』『名曲リサイタル』、NHK-BS番組に出演。ソロ、室内楽の他、ソリスト及び通奏低音チェンバロ、オルガン奏者として、これまでにバッハ・コレギウム・ジャパン、新日本フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、東京シティ・フィル、名古屋フィル、大阪フィル、神戸市室内合奏団、東響、群響、神奈川フィル、東フィルなど全国各地の演奏会や録音に多数出演。バッハのチェンバロ協奏曲などのソリストとして華麗な演奏を展開するほか、鋭い感性と自在な表現で全体を支える通奏低音には定評があり、多くの指揮者、共演者から信頼を寄せられている。美しい音色と共にあるその表情豊かな演奏は、常に高い評価を得ている。

《好評発売中》 辰巳美納子のCD
 ●   J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ/イタリア協奏曲 ALCD-1133 
  税抜価格¥2,800 《レコード芸術誌 特選盤》
 ●マンチーニ:リコーダー協奏曲集 ALCD-1078 
  向江昭雅(リコーダー) 辰巳美納子(cemb) 他
  税抜価格¥2,8007




DISC CLASSICA


DCJA 21035
\2500+税
谿 博子 (たに ひろこ
 ブリュートナーで弾くドビュッシー

 ドビュッシー:
  ベルガマスク組曲(全4曲)
   前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ
  前奏曲集第2集(全12曲)
   霧/枯葉/ヴィーノの門/妖精たちはよい踊り子/ヒースの茂る荒地
   風変わりなラヴィーヌ将軍/月の光が降り注ぐテラス/オンディーヌ
   ピクウィック卿をたたえて/カノープ/交代する三度/花火
  エレジー(1915)
谿 博子(pf)
 [1905年製ブリュートナー・ピアノ使用]
 繊細なピアニッシモ、降り注ぐ響き、豊かな音色。
 しなやかな音楽性と、ドビュッシー作品への深い共感の賜物!

 谿博子さんの演奏されるドビュッシーを聴いていると、彼女が楽譜の詳細な指示を実に注意深く読み込んで、作曲家の意図した効果を実現するために、細部にまでさまざまな工夫を凝らされているのがよく伝わってくる。アルペッジョの弾き方やアクセントの付け方ひとつを取ってみても、無意識に弾き流している箇所はどこにも見当たらない。あくまでドビュッシーの意図に忠実でありながら、それでいて少しも窮屈さを感じさせない、生き生きとした演奏に仕上がっているのは、谿さんの持っているしなやかな音楽性と、ドビュッシー作品への深い共感の賜物であろう。(台信 遼・作曲家−ライナーノートより)
 録音:2016年4月7、8日 相模湖交流センター多目的ホール 収録時間:約63分



谿 博子 (たに ひろこ/ピアノ):
 大阪府出身。神戸女学院大学音楽学部を経て、同大学大学院音楽研究科修了。学内にてハンナ・ギューリック・スエヒロ記念賞を受賞。
 第3回安川加壽子記念コンクール第1位、あわせて安川加壽子音楽賞を受賞。受賞記念演奏会(日本ピアノ教育連盟主催/東京・津田ホール)にてリサイタルデビュー。第6回松方ホール音楽賞ピアノ部門大賞受賞。大垣音楽祭、ABC新人コンサート、大阪クラシック・デビュタント、未来からくる演奏家を聴く会など、数々の演奏会に出演。
 2006年、パリ・エコール・ノルマル音楽院にて高等演奏家ディプロムを取得。
 第6回ミロシュ・マギン国際ピアノコンクール(パリ)第2位、第8回イル・ド・フランス国際コンクール第1位ならびにフォーレ賞、第7回ララ・メリエム王女国際コンクール(モロッコ)優勝、あわせてリスト賞、ラバト文化庁特別賞を受賞。ラバト文化庁(モロッコ)等の招待を受け、ポルトガルとモロッコにて5回のリサイタルを開催、好評を博す。
 2007年、世良美術館(神戸市)にてコンサートシリーズ「ドビュッシーとその周辺」を開始。2015年までに16回の公演を行い、ドビュッシーのピアノ作品全曲演奏に向けて継続中。
 2008年、オール・ドビュッシー・プログラムによるリサイタルの成果により、平成20年度大阪文化祭賞奨励賞を受賞。
 奥村真理、ボリス・ベクテレフ、池田洋子、モニク・メルシエ、アンヌ・ケフェレック、イヴ・アンリの各氏に師事。
 日本ショパン協会、京都フランス歌曲協会、日本ピアノ教育連盟(JPTA)、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)各会員。
 神戸女学院大学、京都女子大学各非常勤講師。 
 オフィシャルブログ「ドビュッシーとその周辺」http://debussiste.exblog.jp/

………………………………………………………………………………………………………………………………

 ドビュッシーが生涯愛したピアノBluthner(ブリュートナー)を使った、谿博子さんのドビュッシー録音。しかも今回使用のBluthnerは、1905年に製造された創業50周年記念モデルで、まさにドビュッシーが生きていた時代に作られた一台。企画を聞いただけでも胸の熱くなるような本録音に、調律師として関わらせて頂けた事を大変嬉しく思っています。
 ブリュートナー社は、スタインウェイ、ベヒシュタインと同じ1853年に創業しました。多くの作曲家たちが活躍していた時代ですから、さらに昔、モーツァルトやベートーヴェンが楽器の発展に大きく貢献したのと同様、沢山の作曲家との関わりによって改良が重ねられました。その後、ヨハンシュトラウス、ワーグナー、ブラームス、チャイコフスキー、マーラー、ドビュッシー、レーガー、ラフマニノフ、バルトーク、ショスタコーヴィチなどたくさんの作曲家たちにも愛用され、Bluthnerからあまたの名曲が生まれました。
 なぜBluthnerは、これほど多くの作曲家に愛されてきたのでしょうか。本来のBluthnerの音色を生で聴けば誰もが、その理由に気付くのではないかと思います。ぺダルを踏んで和音を奏でると、そこには筆舌に尽くし難い、圧倒的な響きが広がります。まるで夢の世界です。ヨーロッパの大聖堂で聴く聖歌隊のコーラスのように音が立ち昇り、無限の音色が幾重にも重なって溶け合い、美しい調和を成して降り注ぎます。人々の心の琴線に触れ、深い感動で胸を揺さぶり、同時に溢れんばかりのイマジネーションを湧き起こすのです。
 今回使用したBluthnerは、ウィーンのピアニスト イェルク・デームスから譲り受けたピアノで、私の宝物です。所有する100台以上のピアノの中でも彼の一番のお気に入りで、ホームコンサートや作曲に使われていました。今は私のピアノ店に展示しており、訪れる多くの人たちに愛されています。
 本来のBluthnerの音色でドビュッシーが聴ける録音は多くはないと感じています。この録音では、谿博子さんのコントロールや表現によって、Bluthnerの真骨頂ともいえるピアニッシモや、降り注ぐ響き、豊かな音色を存分に味わうことが出来ます。そして、多くのドビュッシー演奏に聴かれるような情景描写にとどまらず、そこに生きる人々の人間模様や感情までもが感じられる生き生きとしたドビュッシーに出会えます。本録音が、たくさんの皆様の耳に届くことを心から願っています。
  調律師 横山ペテロ【㈲ピアノクリニックヨコヤマ】

<映像>


ARTHAUS

109261
(DVD)
\4100
アラーニャ&ゲオルギュー
 グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」(短縮版)
ロメオ…ロベルト・アラーニャ(テノール)
ジュリエット…アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
メルキューシオ…パヴェル・ノヴァーク
 歌唱:ヴラティスラフ・クジーシュ(バリトン)
キャピュレット卿…ヤン・シュヴァーブ
 歌唱:アレシュ・ヘンドリヒ(バス)
ローラン神父…ダニエル・リプニク
 歌唱:フランティシェク・ザフラドニーチェク(バス)
パリス…マルセル・アクアローヌ
 歌唱:ズデニェク・ハルヴァーネク(バリトン) 他
チェコ国立歌劇場のメンバー
プラハ・キューン混声合唱団(合唱指揮…パヴェル・キューン)
チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団
アントン・グァダーニョ(指揮)
バーバラ・ウィリス・スウィート(演出)
クリス・ハント(プロデューサー)

109262
(BD)
\4100

 家同士の争いによって悲しい最後を遂げる恋人たちが描かれたシェイクスピア原作の戯曲「ロメオとジュリエット」は、多くの芸術家たちに影響を与え、この物語に触発された多くの絵画や音楽が生み出されました。
 フランスの作曲家グノー(1818-1893)による歌劇「ロメオとジュリエット」もそんな作品の中の一つです。
 ジュール・バルビエとミシェル・カレの台本は、シェイクスピアの物語を丁寧に辿りながら、田園的な空気とロマンティックな雰囲気を取り込んだもので、グノーはこれにため息の出るような美しい音楽をつけています。
 この映像は、物語をフィルム化したもので、本来なら2時間半ほどを必要とする内容を半分に凝縮、新しい解釈を付け加えながらも、聞きどころとなる主要アリアはそのまま残すという画期的なもの。
 主役の2人以外の演技はプロの俳優が行い、歌唱は別に優れたオペラ歌手が行っています。ゲオルギューとアラーニャの魅力溢れる演技はもちろんのこと、彼らを取り巻く美しい田園風景も見どころの一つです。

 2002年 チェコ共和国ズヴィーコフ城 収録 (サウンドのみ…ドヴォルザーク・ホール)




OPUS ARTE(映像)

OA1219D
(DVD)
\4100
レオ・フセイン(指揮)&ロンドン・フィル
 ブリテン:歌劇《ルクリーシアの陵辱》2幕

《特典映像》
 ドキュメンタリー 大戦後のブリテン:ルクリーシアの歴史/
 堕落した無垢:フィオナ・ショーへのインタヴュー/
 キャスト・ギャラリー
ルクリーシア…クリスティーネ・ライス(メゾ・ソプラノ)/
男性コロス…アラン・クレイトン(テノール)/
女性コロス…ケイト・ロイヤル(ソプラノ)/
タキニアス…ダンカン・ロック(バリトン)/
コラティナス…マシュー・ローズ(バス)/
ジュニアス…マイケル・サムエル/
乳母ビアンカ…キャサリン・ウィン=ロジャース(アルト)/
侍女ルシア…ルイーズ・アルダー(ソプラノ)/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
レオ・フセイン(指揮)/
フィオナ・ショー(演出)/
マイケル・レヴァイン(装置)/
ニッキー・ギリブランド(衣装)/
ポール・アンダーソン(照明)

OABD7206D
(BD)
\5100

 1946年にグラインドボーン音楽祭で世界初演された、ブリテン(1913-1976)の第2作目にあたる歌劇《ルクリーシアの陵辱》。
 アンドレ・オベイの戯曲『リュクレースの陵辱』を基に英語台本で作曲されたこの作品は、紀元前500年頃のローマを舞台にした歴史劇で、主人公はコラティナス将軍の従順な妻ルクリーシア。夫が留守の間にエトルリア王子タキニアスに襲われてしまった彼女、乳母ビアンカの慰めの言葉にも耳を貸さず、帰宅した夫の前で事件を告白し、自ら命を絶つという物語です。
 小編成のオーケストラが奏でる密度の濃い音楽と、2人の語り手によって歌われていく緊張に満ちた物語を背景に、ルクリーシアを巡る迫真に満ちたストーリーが展開していくこの歌劇、注目のメゾ・ソプラノ、クリスティーネ・ライスが歌う上品で表情豊かなルクリーシアと、実直な演技が評価されたダンカン・ロックのタキニアス、そして滑らかで美しい声が素晴らしいマイケル・ローズのコラティナスを中心に、各々の歌手たちの親密な演技と歌唱が繰り広げられます。
 また、フィオナ・ショーの演出は、人間の持つ愚かさと脆弱さを見事に描きだした注目すべきものです

 2015年10月 グラインドボーン歌劇場 収録/収録時間:114分+17分(ボーナス)/音声:英語歌唱
 <DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/
 字幕:英・仏・独・日・韓/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 ※日本語字幕あり
 
OA1154D
(DVD)
\3200
演劇です
 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー
  シェイクスピア《オセロ》

《ボーナス映像》
 1.オセロの粗筋/2.オセロって誰?/
 3.イクバル・カーンのコメント/
 4.キャスト・ギャラリー
オセロ:ヒュー・クォーシー/
イアーゴ:ルシアン・ムサマティ/
デズデモーナ:ジョアンナ・ヴァンダーハム/
キャッシオ:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド 他/
イクバル・カーン(演出)/
キアラン・バグナル(装置&照明)/
フォティーニ・ディモウ(衣装)

OABD7161D
(BD)
\4100

 シェイクスピアの代表作の一つ《オセロ》。「ヴェニスのムーア人」という副題を持つこの戯曲は、ロッシーニやヴェルディがオペラ化したり、サイレント時代から幾つかの映画として映像化されたりと、その表現方法も様々です。大抵が複雑なあらすじを持つシェイクスピア作品の中では、比較的平明な内容を持つためか、初演直後から400 年以上に渡って多くの人々を魅了しています。
 とは言え、当時悪役として登場することの多かった黒人が主人公であること、問題視されていた同性愛指向などが暗喩されているなど、数々の問題提起も含みながらも、明快に描き書き分けられた心理描写は比類のないものです。
 すでに多くの人にとってお馴染みの作品ですが、本場の上演はやはり一味違います。

  2015 年6 月 ストラトフォード=アポン=エイヴォン シェイクスピア劇場/収録時間:180 分+13 分(ボーナス)/音声:<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1 <BD>ステレオ2.0/dts-HD マスターオーディオ5.1/字幕:英語/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2 層ディスク <BD>ニ層 50GB 1080i High Definition
 


OA1218D
(DVD)
\3200
演劇です
 
グローブ座
  シェイクスピア:《尺には尺を》
ヴィンセンシオ公爵…ドミニク・ロウワン/
ジュリエット…ナーナ・アジェイ=アムパドゥ/
アンジェロ…クルト・エジアワン/
ポンピー…トレヴァー・フォックス/
イサベラ…マライア・ゲイル/
フロス/フライアー・トーマス…デニス・ハードマン/
マリアナ…ロージー・ハイラル/
アブホーソン/フライアー・ピーター…ジェームズ・レイリー/
クローディオ…ジョエル・マッコーマック 他/
ドミニク・ドロムグール(演出)/
ジョナサン・フェンソム(デザイナー)/
クレア・ファン・カンペン(作曲)/
シアン・ウィリアムズ(振付)

 法の緩いウィーンで、ついうっかり恋人を妊娠させてしまった青年貴族クローディオと、その彼女ジュリエット。
 しかし統治者である公爵が不在になる間、留守を任された厳格なアンジェロが、恋人たちに罰として死刑を言い渡すという物語。それを逃れるためにクローディオに課せられた試練とは……。
 1603 年から1604 年頃、シェイクスピアの円熟期に書かれたとされる「尺には尺を」。若い恋人たちを巡るやりとりがメインのストーリーですが、そこに別のお話が絡んでくるといういかにもシェイクスピアらしい複雑、かつ興味深い物語です。
 慈悲、正義、真実、プライドと屈辱…そしてちょっとしたハニートラップ。これらをテーマとしたこの戯曲は、一見すると喜劇ですが、捉えようによっては悲劇でもあるという、一筋縄ではいかない深い内容を持っています。
 グローブ座の実際の舞台はとても活気があり、テンポが良く、常に観客からの笑いが絶えない楽しいものです。

  2015 年6 月 シェイクスピア グローブ座/収録時間:151 分/音声:ステレオ 2.0/DTS5.1/字幕:英語/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD 片面2 層ディスク















7/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



ACCENT


ACC 26406
(3CD)
\5500
「スザンナ」2016年ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭
 ヘンデル:オラトリオ「スザンナ」HWV 66
エミリー・フォンズ(スザンナ:メゾソプラノ)
クリストファー・ローリー
 (ヨアキム:カウンター・テナー)
コリン・バルザー(第1長老:テノール)
ライムント・ノルテ
 (第2長老:バス=バリトン)
シアラ・ヘンドリック
 (ダニエル:メゾソプラノ)
NDR合唱団
ゲッティンゲン・ヘンデル祝祭管弦楽団
ローレンス・カミングズ(指揮)
 人間の感情の機微を巧みに表現した「スザンナ」2016年ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭ライヴ

 録音:2016年5月ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭(ライヴ)

 ドイツのゲッティンゲンで行われている1920 年から続く歴史ある音楽祭ヘンデル国際音楽祭。ヘンデルの音楽を再発見させる重要な役割を担っています。
 このアルバムは2016 年の音楽のライヴでオラトリオ「スザンナ」を収録しています。
 旧約聖書「ダニエル書」を題材としたオラトリオ「スザンナ」。バビロンに住む裕福なヨアキムの妻スザンナが、二人の長老に襲われるが、それを拒否したため、見知らぬ若者との姦通罪に問われてしいます。しかしダニエルの機転により身の潔白が証明されるという、女性の貞節を賛美する作品です。
 ヘンデルはオペラのように美しく流麗な旋律を用い、品位を保ちつつドラマティックな音楽を演出しています。貞淑な妻スザンナは、期待のアメリカ人メゾのエミリー・フォンズ。最近では小澤征爾音楽塾に出演するなど日本でも注目されています。凛とした歌声で好演しています。またカウンター・テナー、クリストファー・ローリーも透明感ある声質と卓越した表現力でヘンデルの人間ドラマを大いに盛り上げています。
 

ACC 24316
\2600
サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1737):
 ギター作品集〜Cifras selectas de guitarra

  ・Canarios por la A/・Zarambeques o Muecas/
  ・Marsellas/・Preludio por la E/
  ・Passacalles por la E/・La Azuzena/
  ・Los Impossibles/・Baylad Caracoles/
  ・Passacalles por la B/・Jacaras(サンス)/
  ・Jacaras de el Torneo/・Preludio por la +/
  ・Passacalles por la +/・Menuet/・Zarabanda/
  ・La Jotta/・Marionas/
  ・Canarios por la A(サンス、サンタ・クルス)
プリヴァーテ・ムジケ
ピエール・ピツル(ギター、音楽監督)
 サンティアゴ・デ・ムルシアの再発見された手稿譜をバロック・ギターの名手ピエール・ピツルが弾く

 録音:2015年10月

 18 世紀スペインの宮廷で活躍したギター奏者、サンティアゴ・デ・ムルシア。彼の生涯については不明な部分も多いそうですが、1714 年に印刷刊行された伴奏法教則本「ギターによる伴奏の概要」や、スペイン宮廷のために編曲したフランス風舞曲の作品が残されています。
 ここに収録されている曲は、2003 年にチリのサンティアゴで音楽学者アレハンドロ・ヴェラによって発見された手稿譜をもとにしています。この時70 もの手稿譜(最後の30 ページは失われている)が発見され、組曲、パッサカリア、スペイン風舞踏、メヌエット、行進曲、フランス風舞踏など異なる手法の作品が書かれていました。
 ピエール・ピツルは当初は発見されたこれらの手稿譜をそのまま録音する計画でしたが、より掘り下げて研究することにより、最終的にはムルシアと同時代のガスパール・サンスとその時代の舞曲の共通点を考察し、さらにムルシアと比較するためにサンスの作品を一部アルバムに収録しました。
 1998 年に設立されたピエール・ピツル率いるヴィオール・コンソート、プリヴァーテ・ムジケ。ギターやリュートなどの撥弦楽器を用いたアンサンブルも得意とします。




CHAMPS HILL RECORDS


CHRCD 106
(2CD/特別価格)
\4100
ブリテン校訂によるパーセル歌曲集

 《ハルモニア・サクラ》 より 〜
  ヨブの呪い、聖処女の戒め、サウル王とエンドルの魔女/
 《2つの神聖な賛歌とハレルヤ》 より 〜
  朝の賛歌、ハレルヤ、暗く恐ろしい絶望の牢獄に/
 《3つの神聖な賛歌》 より 〜
  主よ, 人とは、ものを聞く知恵を与え給いし主に向かいて歌う、
  夕べの賛歌/
 《オードとエレジー》 より 〜 メアリー女王を悼む哀歌/
 《劇場の男》 より 〜
  それではこちらを向かないで、狂気のベス、
  こだまする歌を聞け、恋の悩みから逃れようとしても、
  羊飼いはなんと祝福されし、永遠の神の御心なる恐るべき仕掛け/
 《オルフェウス・ブリタニクス》 より 〜
  もし音楽が恋の糧なら(1947)、トランペットを吹き鳴らせ、
  もし音楽が恋の糧なら(1948)、おお孤独よ、束の間の音楽/
 《美しい島》 より 〜
  美しい島、狼星の彼方まで、リッチモンドの崖の上に、
  羊飼いよ, 誘惑するな/
 《婦人》 より 〜
  ノッティング・ソング、わが苦悩のすべて、敬虔なシリンダ、
  私ほど幸せな若者は、男は女のためにつくられ、
  もはや楽しみはあらじ、女の怒りを悪くとるな、セリメーヌ、
  私はチェリアをこっそり見る、我らか弱き女性に何が出来よう、
  ダルシベラ、ミラが歌う時、ばらの花よりも甘く、
  だめよ抵抗してもだめ、わが安らぎは失われて
ルビー・ヒューズ(ソプラノ)
アンナ・グレヴェリウス(メゾ・ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
アラン・クレイトン(テノール)
ベネディクト・ネルソン(バリトン)
マシュー・ローズ(バス)
ジョセフ・ミドルトン(p)
 ブリテン校訂のパーセル歌曲集を集成!

 Champs Hill Recordsを始め、Signum Classics、Stone Recordsなどで多くの歌曲アルバムに録音を行っている名伴奏者、ジョゼフ・ミドルトンがリードするのは、ベンジャミン・ブリテンが校訂を施したヘンリー・パーセルの様々な歌曲集。
 ルビー・ヒューズ、ロビン・ブレイズ、マシュー・ローズといった今をときめくイギリスの歌手たちが、現代に蘇った素晴らしきイギリス・バロックを歌います。

録音:2013年−2014年、イギリス
 
CHRCD 091
\2500
メンデルスゾーン:歌曲全集 Vol.2
 春の歌 〜
  春の憩い Op.9-8、愛の歌 Op.8-1、挨拶 Op.19a-5、
  春の歌 Op.71-2、魔女の歌 Op.8-8/
 愛の歌 〜
  ロマンス Op.8-10、愛の歌 Op.47-1、花束 Op.47-5/
 メンデルスゾーンとゲーテ 〜
  ズライカ Op.34-4、ズライカ Op.57-3、
  恋する女の手紙 Op.86-3、ズライカ/
 メンデルスゾーンとバイロン男爵 〜
  美の女神の娘たちはいない、眠りなき太陽/
 夜の歌 〜
  少女の歎き、小姓の歌、夕べの歌 Op.8-9、
  月 Op.86-5、6つの歌 Op.99/
 メンデルスゾーンとレーナウ 〜
  旅路にて Op.71-5、葦の歌 Op.71-4/
 ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:
  夕べの歌 Op.10-3、秋に Op.10-4、
  夜は静かな海のよう Op.10-10
ベンヤミン・アップル(バリトン)
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)
ジョナサン・マクガヴァン(バリトン)
ポーラ・ムリヒー(メゾ・ソプラノ)
ロビン・トリッチュラー(テノール)
キティ・ウェイトリー(メゾ・ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
 マルコム・マルティヌーがリードする、フェリックス・メンデルスゾーンの歌曲全集第2弾。テーマごとに曲がまとめられ、最後にはフェリックスの姉、ファニー・メンデルスゾーンの歌曲も収録。
 ベンヤミン・アップルやベヴァン姉妹など、若手実力歌手の歌声にも注目。

 録音:2013年12月&2015年3月、イギリス
 
CHRCD 112
\2500
ハイネ歌曲集
 グリーグ:挨拶 Op.48-1/
 ルビンシテイン:ハイネの6つの歌 Op.32/
 シューベルト:白鳥の歌 D.957 より/
 フェリックス・メンデルスゾーン:挨拶 Op.19a-5/
 ファニー・メンデルスゾーン:白鳥の歌 Op.1-1/
 フェリックス・メンデルスゾーン:新しい恋 Op.19a-4/
 ファニー・メンデルスゾーン:なぜバラはそんなにも青ざめ Op.1-3/
 フェリックス・メンデルスゾーン:歌の翼に Op.34-2/
 シューマン:ベルシャザル Op.57、君は花のよう Op.25-24、歌曲集 《詩人の恋》 Op.48
ベンヤミン・アップル(バリトン)
ジェームズ・ベイルー(ピアノ) 
 フィッシャー=ディースカウの最後の弟子、ベンヤミン・アップル。BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト2014−2016にも選ばれたドイツの若手バリトン歌手が歌うのは、ドイツの偉大な詩人ハインリヒ・ハイネの詩による歌曲集。シューマンやシューベルト、メンデルスゾーン姉弟からアントン・ルビンシテインまで、多くの作曲家を魅了したハイネの詩の魅力を雄大に歌っている。

 録音:2015年7月6日−9日、イギリス
 
CHRCD 111
\2500→\2290
クレア・マッカルダン(メゾ・ソプラノ)
 ノーツ・フロム・ザ・アサイラム

 パーセル(ブリテン校訂):狂気のベス
 エイブラムス:クレイジー・ジェーン
 ブラームス:5つのオフィーリアの歌
 ヴォルフ:メーリケ歌曲集
 ローレム:アリエル
 マクネフ:ヴィヴィアン
クレア・マッカルダン(メゾ・ソプラノ)
リビー・バージェス(ピアノ)
 2000年にクラウディオ・アバド指揮の「シモン・ボッカネグラ」(ザルツブルク・イースター音楽祭)でデビューしたメゾ・ソプラノ、クレア・マッカルダン。
 Champs Hill Records第2弾は、「女性の狂気」をテーマにした歌曲集。前作に引き続き、アイルランドの作曲家、スティーヴン・マクネフ(b.1951)が彼女のために書いた作品も収録。

 録音:2015年3月4日−6日、イギリス



フォーレを歌ってます。
Clair de Lune, Faure - Clare McCaldin
https://youtu.be/LB-Gke2s-8Q



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ACTE PREALABLE



AP 0359
\2500→\2290
編曲で有名なタウジヒのオリジナル作品
 カール・タウジヒ(1841-1871):オリジナル・ピアノ作品全集

  (スタニスワフ・モニュシュコの)ハルカの追想(ピアノのための演奏会用幻想曲)Op.2b
  希望(ピアノのための夜想曲と変奏)Op.3a
  ピアノのための2つの演奏会用練習曲 Op.1c
  小川(ピアノのための練習曲)Op.6a
  ハンガリーのジプシーの歌(ピアノのための)
  ピアノのための即興曲 Op.1a
  ピアノのための6つの演習「毎日の練習曲」
  ピアノのための序奏とタランテッラ Op.2a
  夢想(ピアノのための)Op.5a
  幽霊船(ピアノのための交響的バラード)Op.1b
アルトゥール・シミホ(ピアノ)
録音:2016年5月7-8日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル

 カール・タウジヒはポーランドのピアニスト・作曲家(ポーランド語名はカロル・タウシク)。リストに師事しヨーロッパ各地でピアニストとして活躍しましたが29歳の若さで亡くなりました。
 他の作曲家の作品のピアノ編曲で知られる一方で自作曲が顧みられることはほとんどなく、全曲世界初録音となる当盤は貴重と言えます。
 アルトゥール・シミホ(1982年生まれ)はブラジルのピアニスト。レコーディング・スタジオを所有しており、当録音のエンジニアリングも自身で行っています。


*********

タウジヒって誰?


 ブラームスはリストに敬意を抱いていなかったが、タウジヒとは親交を結び、その演奏技巧を念頭に置いて、2巻の《パガニーニの主題による変奏曲》(パガニーニ練習曲)を作曲したという。

 カール・タウジヒ(1841年 - 1871年)はポーランド出身のピアニスト。
 ワルシャワでユダヤ系の家庭に生まれ、父親からピアノの手ほどきを受ける。
 その後フランツ・リストに師事、演奏旅行に同行するようになる。この時タウジヒはわずか14歳だった。
 師事後、ドイツに定住し、ヨーロッパ各地で演奏旅行を行い、模範的な演奏技巧によって知られるようになった。

 数多くの作曲家の作品をピアノ曲に編曲し、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」BWV565、ワーグナー作品のピアノ編曲は、ヴィルトゥオーゾ・アンコール・ピースなどによく収録されている。
 ただ作曲家として残した作品は数少なく、ほとんど調査・研究されていない。
 そういう意味でこのアルバムの存在価値はきわめて高い。






DUX


DUX 1226
\2400
イザイ(1858-1931):6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調(ヨゼフ・シゲティに献呈)
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調(ジャック・ティボーに献呈)
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 「バラード」(ジョルジェ・エネスクに献呈)
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調(フリッツ・クライスラーに献呈)
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第5番ト長調(マチュー・クリックボームに献呈)
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調(マヌエル・キロガに献呈)
イム・チェホン(ヴァイオリン)
イム・チェホンは2016年現在ソウルのコリアン室内管弦楽団のコンサートマスターを務めている韓国のヴァイオリニスト。
 

DUX 1246
\2400
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):歌曲集
  4つの歌 Op.7(独唱とピアノのための、アダム・アスニクの詩による;1882-1885)
   最後のばらの花がしおれたら / 葦毛の馬(*) / 白樺の木立のざわめき(*)
   私は恋人を連れて行った
  マイヅルソウ [舞鶴草] Op.7a
   (独唱とピアノのための歌、アダム・アスニクの詩による;1882)
  6つの歌 Op.18
   (独唱とピアノのための、アダム・ミツキェヴィチの詩による;1887-1893)(*)
   涙が流れた / 笛吹きの歌 / ぼくの可愛いお嬢さん / 大きな澄んだ川のほとりで
   私はそれほどに耐えた / もしも私が変われるなら
  森で(独唱とピアノのための歌、テオフィル・ゴーティエの詩による;1896)
  森で Op.22(独唱とピアノのための12の歌、カチュール・マンデスの詩による;1903)
   森で / あなたの心は純金だ / 空には雲が低く垂れこめ / 少し前まで
   若い羊飼い / 彼女はふらふらと歩く / 修道女 / やもめ暮らし / 冷たい月 / 口論
   運命の愛 / 敵
アンナ・ラジェイェフスカ(メゾソプラノ(*以外))
カロル・コズウォフスキ(テノール(*))
アグニェシュカ・ホショフスカ=ヤブウォンスカ(ピアノ)
 

DUX 1249/1250
(2CD)\2400
プシェミスワフ・ジフ(1980-):バレエ「不思議の国のアリス」(2015)

シュシェチン城オペラ管弦楽団
イェジ・ヴォウォシュク(指揮)

収録時間:約82分。2枚組で1枚分の価格です。
 

DUX 1266
\2400
トリビュート・トゥ・ベニー・グッドマン
 ベニャミン・バチェフスキ(1991-):
  クラリネットと室内オーケストラのための協奏曲(2012)
 アーロン・コープランド(1900-1990):
  クラリネット、弦楽、ハープとピアノのための協奏曲(1948)
 アルトゥル・グザ(1982-):
  呪われた森(クラリネットとオーケストラのための;2014)
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(クラリネット)
グダンスク音楽アカデミー室内管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
 

DUX 1284
\2400
カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):ピアノ独奏作品全集
  ピアノ・ソナタ(1955)
  こびとたち(ピアノのための子供向け小品集;1953)
  前奏曲の組曲(ピアノのための;1952)
  自由に(ピアノのための提案;1962-1963)
アダム・コシミェヤ(ピアノ)
第二次大戦後のポーランド音楽を牽引した重要作曲家の一人であるセロツキ。優秀なピアニストでもあった彼の全ピアノ独奏作品を回顧するアルバムです。




REGENT


REGCD 483
\2400
For the Iron Voive 21世紀のオルガン音楽
 ジョン・ピッカード(1963-):テッサラ (オルガンのための)
 アラン・ギブズ(1932-):
  パストラーレ(「…緑の素晴らしい土地」;オルガンのための)
 エリザベス・ウィンターズ(1979-):夕べの祈りのヴォランタリー(オルガンのための)
 ニコラス・キングマン(1976-):
  オルガンのための3つの小品−ジュアン・アランへのオマージュ
 ポール・フィッシャー(1943-):オルガンのためのスケルツォ
 フィリップ・ウィルビー(1949-):For the Iron Voice(オルガンのための)
 ダイヴィッド・ブリッグズ(1962-):
  オルガンのための無言歌/聖ニコラスの伝説(オルガンのための)
ポール・ウォルトン(オルガン)

録音:2015年9月1-3日、ブリドリントン・プライオリー(小修道院)、ブリドリントン、イギリス

「Iron voice」は辞書によれば「耳障りな声」という意味です。




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LOTOS



LT 0162-2
\2700→\2490
コンスタンチン・リフシッツのバッハ、ベートーヴェン、シューマン ライヴ!
クトナー・ホラ国際音楽祭 2015
 J・S・バッハ(1685-1750):フランス組曲第1番ニ短調(鍵盤楽器のための)BWV812(+)
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109(#)
 シューマン(1810-1856):ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44(*)
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
ベネヴィッツ弦楽四重奏団(*)
 ヤクプ・フィシェル(第1ヴァイオリン)
 シュチェパーン・イェジェク(第2ヴァイオリン)
 イジー・ピンカス(ヴィオラ)
 シュチェパーン・ドレジャル(チェロ)
 録音:2015年6月10日(*)、11日(+)、12日(#)、ライヴ、クトナー・ホラ国際音楽祭、聖バルボラ教会、クトナー・ホラ、チェコ

 チェコで最も活気溢れる室内楽イヴェントとなったクトナー・ホラ国際音楽祭。チェコのチェロ奏者イジー・バールタを芸術監督に迎えて第1回が開催されたのは2008年。以来毎年1つのCDまたはDVDが記念盤として発売されてきましたが、2015年版はこの音楽祭の常連出演者であるコンスタンチン・リフシッツが登場した3つのプログラムから選ばれた3曲を収録。
 いずれも彼にとっては初の音盤録音となるもので、得意のバッハ、ベートーヴェンはもちろん、チェコの代表するクアルテットに成長しつつあるベネヴィッツ弦楽四重奏団との共演によるシューマンにも注目したいところです。収録時間は71分半ほどです。


 コンスタンチン・リフシッツはソビエト連邦のハリコフ(現在のウクライナ・ハルキウ)生まれのピアニスト。
 わずか5歳でモスクワのグネーシン音楽大学に進み、タチアナ・ゼリクマンの指導を受ける。
 18歳の卒業記念リサイタルのときに録音されたヨハン・ゼバスティアン・バッハのゴールドベルク変奏曲が絶賛されグラミー賞にノミネートされた。
 2004年にはロンドンの王立音楽院のフェローとなった。



リフシッツ、2012年の「ゴルトベルク変奏曲」

ORFEO 864141
\2700→\2490
20年を経てリフシッツが「ゴルトベルク変奏曲」を再録音!
 円熟著しい人間業を超えた境地

  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)
 録音:2012 年11 月27 日/ヴュルツブルク高等音楽学校大ホール(ベルリン)/DDD、80’ 43”

 1994 年、当時18 歳だったコンスタンチン・リフシッツがグネシン音楽学校の卒業記念で弾き大騒ぎとなった「ゴルトベルク変奏曲」。
 その数日後に録音されたDenon 盤は世界中の評判となり、グラミー賞にもノミネートされました。以後、リフシッツの代名詞となっていましたが、20 年を経てついに再録音が登場します。

 演奏時間はDenon 盤より2 分ほど長くなっていますが、基本的な解釈は変わっていません。
 しかし20 年来の練り込みと積んできた人生経験が反映され、音楽的な深みと説得力は驚くべき高さとなっています。
 「ゴルトベルク変奏曲」といえば、古くはランドフスカ、新しくはグールドの決定的名演が知られていますが、リフシッツはその偉大な先人を辿りつつ、不眠症に悩んでいた駐ドレスデンのロシア大使カイザーリング伯爵のためにバッハが奏した縁にまで立ち返っています。ロシアとの関係を暗示させるその孤高さ崇高さは、アンドレイ・タルコフスキーの映画を観終えた後のような深い感銘を与えてくれます。

 とにかく30 代でここまで深い世界を描くリフシッツ、ただ者ではありません。21 世紀の「ゴルトベルク」像誕生と申せましょう。
 


LT 0159-2
\2700→\2490
【旧譜 再案内】
コンスタンチン・リフシッツ
 クトナー・ホラ国際音楽祭 2012

  シューベルト(1797-1828):
   ピアノと弦楽のための五重奏曲イ長調「ます」Op.114 D.667
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
ロマン・パトチュカ(ヴァイオリン)
カレル・ウンテンミュラー(ヴィオラ)
イジー・バールタ(チェロ)
ペトル・ポペルカ(コントラバス)
録音:2012年、ライヴ、クトナー・ホラ国際音楽祭、チェコ

 ※収録時間39分ほどですがフルプライスです。ご注意ください。


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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RCD(ロシアン・コンパクト・ディスク)



RCD 16247
\2200→\1990
ゴロヴァーノフとの協奏曲も
ロシア・ピアノ楽派 ゲンリヒ・ネイガウス

 スクリャービン(1872-1915):ピアノ作品集
  ピアノのための詩曲嬰ヘ長調 Op.32 No.1(#)
  ピアノのための詩曲ニ長調 Op.32 No.2(#)
  ピアノのための24の前奏曲 Op.11 から(+)
   第2番イ短調,第5番ニ長調,第8番嬰ヘ短調,第11番ロ長調,第12番嬰ト短調
  ピアノのための6つの前奏曲 Op.13
   第1番ハ長調,第2番イ短調,第3番ト長調,第4番ホ短調,第5番ニ長調,
   第6番ロ短調
  ピアノのための5つの前奏曲 Op.16 から 第3番変ト長調,第4番変ホ長調(**)
  ピアノのための幻想曲 Op.28
  ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20(*)
ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団(*)
ヴラディーミル・ゴロヴァーノフ(指揮(*))
録音:1946年(*)/1948年(+)/1950年(#)/1952年(**)/1953年(無印)

 長らく廃盤状態でしたが再生産されました。


 ゲンリヒ・ネイガウスは、ドイツ=スウェーデン系の音楽一家に1888年、現在のウクライナに生まれました。
 親戚筋には、ホロヴィッツの師として知られるピアニスト=作曲家のブルーメンフェルト、作曲家のシマノフスキらがいます。
 ウィーンで大ピアニストのゴドフスキに師事し、将来を嘱望された若者でしたが、第一次世界大戦およびロシア革命の勃発によって、ピアニストとしてのキャリアの出鼻をくじかれてしまいました。
 ロシアに帰国後は、1922年から死去する1964年までモスクワ音楽院の教授を務め、数多くのピアニストを育てます。35年から2年間は、同音楽院の院長のポストにも就きました。

 G・ネイガウスというと、ベストセラーとなった『ピアノ奏法論』(1958年刊)の影響もあってか、わが国では「教育者」としての面ばかりが強調されますが、フルトヴェングラーやコルトーといったアーティストと相通ずる「偉大なロマンティスト」としての演奏家像が明らかになるでしょう。
 深い教養とセンスを併せ持ったピアニスト、インテリゲンチュアとして尊敬を集めたネイガウスでしたが、その演奏は即興性に満ち、激しい感情の起伏に富んだ音楽を聴かせてくれます。まさに文学的、哲学的な思索に裏打ちされた表現と言えましょう。

 その貴族的でスタイリッシュな音楽表現で、子息のスタニスラフ・ネイガウスはモスクワっ子のアイドル的存在のピアニストとして活躍し、孫であるスタニスラフ・ブーニンのスターぶりは今さら強調する必要もないでしょう。
 リヒテル、ギレリス、ヴェデルニコフ・・・。ゲンリヒ・ネイガウスが蒔き育てた香り高いロシア・ピアニズムの精華は、今もなお綿々と受け継がれているのです。



<メジャー・レーベル>

オーストラリアELOQUENCE



482 0200
\1200
アーノルド・ヴァン・ミル & オットー・エーデルマン
  《グレイト・バス・アリア集》


 1) ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』より
  「Als Bublein klein an der Mutterbrust」,
 2) ロルツィング:喜歌劇『ロシア皇帝と船大工』より
  「O sancta justitia!」「Den hohen Herrscher wurdig」,
 3) ロルツィング:喜歌劇『密猟者』より「Funftausend Taler!」,
 4) ロルツィング:喜歌劇『刀鍛冶』より「Auch ich war ein Jungling」,
 5) ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』より「人間、金をもっていなければ」,
 6) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』より
  「この悲しみの浮世は」「Schweig ? damit dich niemand warnt!」,
 7) コルネリウス:歌劇『バグダッドの理髪師』より
  「O wussest du, Vererhter」「Heil diesem Hause」,

 8) ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』より「うむ,何というよい機会だ!」,
 9) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「この殿堂では」,
 10) ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』より「He! Holla! Wirtschaft!」,
 11) コルネリウス:歌劇『バグダッドの理髪師』より「Salaamaleikum!」
アーノルド・ヴァン・ミル(バス)
ロベルト・ワーグナー(指揮)
オペラ管弦楽団&合唱団(1-7)/

オットー・エーデルマン(バス)
ルドルフ・モラルト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(8-11),

 二人の名バス歌手による低音の魅力
 優れた歌唱力を有していたにも拘わらず、彼よりも若いマルッティ・タルヴェラやニコライ・ギャウロフのような国際的名声を獲得できなかったオランダのバス歌手アーノルド・ファン・ミル。とは言っても1950年代から1960年代にかけて、ワーグナーとヴェルディ、そしてモーツァルトの歌唱では当時並ぶ者がいないほどに素晴らしい歌唱を聞かせていました。
 このアルバムは彼の珍しいリサイタル・アルバムであり、余白にはハンス・ザックス役で絶賛されたエーデルマンの歌声も収録。二人の名バス歌手による歌唱の聴き比べをお楽しみください。

  【録音】1962年,インスブルック州立劇場(1-7)/1951年5月, ウィーン楽友協会(8-11)
 .


480 6875
\1200
ショルティの「がんばれ、シカゴ・ベアーズ」も収録!
《星条旗よ永遠なれ》


 1) スーザ(ハーシー・ケイ編):バレエ『星条旗』,
 スーザ:
  2) 行進曲「キング・コットン」,
  3) 行進曲「忠誠」,
  4) 行進曲「エル・カピタン」,

***

 5) スーザ:行進曲「星条旗よ永遠なれ」,
 6) ジョン・スタフォード・スミス:星条旗,
 7) ジェリー・ダウンズ:がんばれ、シカゴ・ベアーズ!
ヘンリー・ルイス(指揮)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(1-4)/
ゲオルク・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団(5-7)

 ショルティの「がんばれ、シカゴ・ベアーズ」も収録!

 振付師ジョージ・バランシンのバレエの中で最もアメリカ国民に支持されているのが、バレエ『星条旗』です。
 1958年にニューヨーク・シティ・バレエ団に拠って初演されたこのバレエは、軍事演習やパレードがモティーフとなっていますが、全編にわたってスーザの名曲がふんだんに使われており、観る者の士気を大いに高めます。
 またスーザがそうであったように、当時のアメリカ国民の多くは熱烈な野球ファンでした。

 このアルバムに収録されているショルティによる「がんばれ、シカゴ・ベアーズ」は、シカゴ交響楽団と合唱団によるレアな演奏で、初出盤では満面の笑みを浮かべるショルティの写真が印象的に使われていたという変わりダネでもありました。
 ついにELOQUENCE盤での登場となります。

  【録音】1976年7月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(1-4)/1986年1月、シカゴ、オーケストラ・ホール


 


482 0115
(2CD)
\1800
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
 《My Secret Heart》

【CD1】
 1) ノヴェロ:Music in May (Careless Rapture),
 2) カワード:I’ll follow my secret heart (Conversation Piece),
 3) カワード:Zigeuner (Bitter Sweet),
 4) ノヴェロ:eap Year Waltz (The Dancing Years),
 5) ノヴェロ:Some day my heart will awake (King’s Rhapsody),
 6) ノヴェロ:I can give you the starlight (The Dancing Years),
 7) ノヴェロ:Waltz of my heart (The Dancing Years),
 8) カワード:I’ll see you again (Bitter Sweet),
 9) ノヴェロ:The violin began to play (King’s Rhapsody),
 10) ノヴェロ:We’ll gather lilacs (Perchance to Dream),
 11) カワード:Some day I’ll find you (Private Lives),
 12) ノヴェロ:Glamorous Night (Glamorous Night),
《ウィーンの歌》
 トラディショナル:
  13) O du lieber Augustin, 14) Bruderlein fein,
  15) Die Banda kommt, 16) S’Mailufterl,
  17) Wenn’s die Geigen heimlich streicheln,
  18) Wiener Kunstler, 19) Das ist mein Wien,
  20) Kunst und Natur, 21) Ich und der Mond,
  22) Wien, Weib, Wein, 23) S’Herz von an echten Weana,
  24) Vogerl, flieg’ in’ d’ Welt hinaus,
  25) Wie sich der Wiener den Himmel vorstellt,
  26) Wiener-Wald, 27) Herrgott, wie schon bist du, Wien/
【CD2】
《世界の子供の歌》
 1) Hanschen klein, 2) Backe backe Kuchen,
 3) Alle Voglein sind schon da,
 4) Fuchs, du hast die Gans gestohlen,
 5) Es tanzt ein Bi-Ba-Butzemann, 6) Hansel und Gretel,
 7) Wer hat die schonsten Schafchen, 8) Vogelhochzeit,
 9) Ein Mannlein steht im Walde, 10) Suse, liebe, Suse,
 11) Die Blumelein, sie schlafen, 12) Es klappert die Muhle,
 13) Kommt ein Vogerl geflogen, 14) Mude bin ich, geh zur Ruh,
 15) Alle meine Entchen, 16) Guter Mond, du gehst so stille,
 17) Sing a Song of Sixpence, 18) Hickory Dickory Dock,
 19) Hush a Bye Baby, 20) Oranges and Lemons,
 21) Baa, Baa Black Sheep, 22) Three Blind Mice,
 23) I Had a Little Nut Tree, 24) Bye Baby Bunting,
 25) Here We Go Round the Mulberry Bush,
 26) Frere Jacques, 27) Sur le pont d’Avignon,
 28) Meunier tu dors, 29) Il etait un petit navire,
 30) Au clair de la lune, 31) Tengo, 32) Buji,
 33) Kasoeuta, 34) Ma come balli bella bimba,
 35) Fa la nana bambin, 36) Pajarito que cantas,
《クリスマスの歌》
 37) O du Frohliche 38) O Tannenbaum,
 39) Was soll das bedeuten, 40) Es bluhen die Maien,
 41) Es ist ein Ros’ entsprungen, 42) Es hat sich eroffnet,
 43) Susser die Glocken nie klingen,
 44) Stille Nacht, heilige Nacht
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)/
スタンリー・ブラック合唱団と管弦楽団(Disc1:1-12)/
クルト・アドラー楽団(Disc1:13-27)/
ジェルジュ・フィッシャー(指揮)
ウィーン・フォルクスオーパ管弦楽団(Disc2:1-36)/
リヒャルト・ロスマイアー(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(Disc2:37-44)

 ニュアンス豊かな、ヒルデ・ギューデンの珍しいレパートリー
 ウィーン生まれのソプラノ、ヒルデ・ギューデンはもともとオペレッタ歌手としてそのキャリアをスタートさせた後、モーツァルトやリヒャルト・シュトラウスのスペシャリストとして活躍し、その名が世界的に知られることとなりました。
 そんな彼女が、1955年にDECCAの録音チームから「イギリスの作曲家ノヴェロとカワードの曲を録音したい」と提案を受けて完成したのが、この珍しいアルバムです。
 ミュージカルの作者としても知られるノヴェロとカワードの洒落た曲を彼女は心から楽しんで歌っているようです。
 余白には彼女が得意とするウィーン民謡を収め、CD2には「子供の歌」と「クリスマス・ソング」を収録して、彼女の多彩な芸術をお楽しみいただける2枚組です。

  【録音】1957年((Disc1:1-12), 1952年(Disc1:13-27), 1969年(Disc2:1-36), 1953年(Disc2:37-44)


 


480 7181
(3CD)
\3000
当時のウィーンのベスト・キャスト
 《モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ》

  モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527(全曲)
ジョージ・ロンドン(ドン・ジョヴァンニ),
ヒルデ・ツァデク(ドンナ・アンナ),
レオポルド・シモノー(ドン・オッターヴィオ),
セーナ・ユリナッチ(ドンナ・エルヴィーラ),
ヴァルター・ベリー(レポレッロ),
エーベルハルト・ヴェヒター(マゼット),
グラツィエッラ・シュッティ(ツェルリーナ),
ルートヴィヒ・ヴェーバー(騎士長)、
ウィーン室内合唱団,
ウィーン交響楽団,
ルドルフ・モラルト(指揮) 

 これこそ、本当のウィーンらしさを演じたモーツァルト
 1945年に第二次世界大戦の爆撃によって壊滅的な被害を受けたウィーン国立歌劇場。全壊はしなかったものの、一時期はアン・デア・ウィーンなどの他の劇場を拠点とせざるを得ない状況となり、苦難を強いられました。
 それから10年ほど経った1955年にようやく再開され「フィデリオ」を皮切りに、また数多くのオペラが上演されるようになります。
 この「ドン・ジョヴァンニ」もそんな活動再開の最初期の録音で、当時の名歌手を全て揃えたかのような豪華な歌手陣と、モラルトの端正な指揮で知られる名演です。

  【録音】1955年5月2-11日, ウィーン楽友協会、ブラームス・ザール
 .


480 6596
(2CD)
\1800
1950年代のショルティ&ウィーン・フィルのベートーヴェン
 《ベートーヴェン:交響曲第3,5,7番, シューベルト:交響曲第5番》

 シューベルト:
  1) 交響曲第5番変ロ長調D.485,
 ベートーヴェン:
  2) 交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」,
  3) 交響曲第5番ハ短調Op.67,
  4) 交響曲第7番イ長調Op.92
ゲオルク・ショルティ(指揮)/
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(1),
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2-4)

 1950年代のショルティ&ウィーン・フィルのベートーヴェン
 稀代の名指揮者ショルティは、14歳の時にエーリッヒ・クライバーの指揮する「運命」を聞いて雷に打たれたようなショックを受けたと語っています。
 ただしあまりにも強く感銘を受けたので、その時は指揮者ではなくピアニストを志したという逸話が残っています。
 そんなショルティが指揮者として大成してからは、アナログ(1974)とデジタル(1986-1990)の両方でシカゴ交響楽団とベートーヴェン交響曲全集を完成させました。
 ここに収められたベートーヴェンはそれよりも以前、ウィーン・フィルとの録音による3曲です。

  【録音】1958年5月、テル・アヴィヴ(1)/ 1958-1959年、ウィーン、ゾフィエンザール(2-4)
 


480 6588
\1200
1947〜1955年、ショルティ&ロンドン・フィルの序曲集
 《ショルティ・コンダクツ・オーヴァーチュア》

 1) ベートーヴェン:「エグモント」序曲Op.84,
 ロッシーニ:
  2) 「アルジェのイタリア女」序曲,
  3)「セビリャの理髪師」序曲,
 4) ヴェルディ:「運命の力」序曲,
 スッペ:
  5)「軽騎兵」序曲, 6)「詩人と農夫」序曲,
  7)「ウィーンの朝、昼、晩」序曲,
  8)「スペードの女王」序曲
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 1947年、青年ショルティがDECCAと契約したのは「ピアニスト」としてでした。しかしすぐにこの「エグモント」序曲を録音し、こちらは78回転のレコードとして発売されました。
 他の曲も彼の指揮者としてのキャリアの最初期の録音で、どれも爆発的なエネルギーが放射される説得力あふれる演奏です。

  【録音】1947年(1), 1955年(2-3), 1949年(4), 1951年(5-8)
 


461 3562
\1200
メータ&ロサンジェルス・フィル
 《ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」》

 1) ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」,
 2) ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ズービン・メータ(指揮)/
ロサンジェルス・フィルハーモニック(1),
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2)

 メータ&ロス・フィルの自然なバランスによる名演
 LPレコード発売当時、大きな話題となったメータの「ロマンティック」は、その精悍な演奏もさることながら、何と言ってもDECCAが誇る録音の素晴らしさに注目が集まりました。
 ロイス・ホールの豊かな残響とキレのよい弦の音色、際立つ金管の咆哮全てが完璧に捉えられたこのブルックナー。今の時代に改めて聴きなおしても、その素晴らしさに震撼するのみです。
 同時収録のワーグナーも美しい響きに溢れています。

  【録音】1970年4月、ロサンジェルス、ロイス・ホール(1)/1966年1月, ウィーン、ゾフィエンザール







<国内盤>


カメラータ・トウキョウ


CMCD-28338
\2800+税
高橋アキ プレイズ エリック・サティ-3
サティ:
 冷たい小品集(1897)
 Ⅰ. 逃げ出させる歌/Ⅱ. ゆがんだ踊り
 サラバンド(1887)
 オジーヴ(1886)
 舞踊への小序曲(1899)
 踊る操り人形(1913)
 バラ十字教団の最初の思想(1891)
 天国の英雄的な門への前奏曲(1894)
 夢みる魚(1901)
 愛撫(1897)
 幻想ワルツ(1895?)
 悲しき道化師の小音楽(1900頃)
 「メドゥーサの罠」
 ピアノのための7つの小品(1913)
 Ⅰ. カドリール/Ⅱ. ワルツ/Ⅲ. 速くなく
 Ⅳ. マズルカ/Ⅴ. すこし活気に充ちて
 Ⅵ. ポルカ/Ⅶ. カドリール
 (3 犬のための)ぶよぶよした本当の前奏曲(1913)
 Ⅰ. 厳しい叱責/Ⅱ. 家でひとり/Ⅲ. お遊び
高橋アキ(ピアノ)
 サティ・ピアノ音楽全集の録音から約30年、高橋アキは、2013年より新たにサティのピアノ作品のレコーディングを開始しました。
 録音会場には、美しく豊かな響きで知られるイタリア・ウンブリアの聖クローチェ美術館を選び、ピアノは、銘器ファツィオーリF278を使用しています。
 シリーズ第3弾となる本作は、サティ生誕150年のリリースとなりました。あまたの演奏経験をもちながらも、サティの作品・作曲方法をさらに掘り下げて録音に向き合った高橋アキの演奏は、さらなる深みに到達しています。
 録音:2015年5月/イタリア




CHAMPS HILL RECORDS(国内仕様盤)

PCHRCD 044
\2857+税
※輸入盤発売済
ラフマニノフ:チェロ作品全集
 チェロ・ソナタ ト短調Op.19/
 チェロとピアノのための2つの小品Op.2
  〔前奏曲Op.2-1、東洋の踊りOp.2-2〕/
 メロディ ホ長調Op.3-3/ロマンス ヘ短調/
 前奏曲ト長調Op.23-10/ヴォカリーズOp.34-14/
 春の洪水Op.14-11(伊藤悠貴編)
伊藤悠貴(チェロ)
ソフィア・グルャク(ピアノ)
 若手人気チェリストの伊藤悠貴!ラフマニノフのチェロ作品集、国内仕様盤!

 イギリス、ロンドンの王立音楽大学で最優秀弦楽器奏者賞を受賞し、首席卒業の栄誉に輝いた1989年生まれの若き日本人チェリスト、伊藤悠貴の「ラフマニノフのチェロ作品全集」!
 伊藤悠貴は、2006年のアントニオ・ヤニグロ国際チェロ・コンクール、2010年のブラームス国際コンクール・チェロ部門、2011年のウィンザー祝祭国際弦楽コンクールで優勝&特別賞に輝き、現在最も注目されている若手人気チェリスト。
 漲る才気と堂々たる風格を感じさせる、入魂のラフマニノフ・プログラムです!

 ※録音:2011年12月1日−3日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス)

 伊藤悠貴 来日イベント情報
 2016年8月25日 銀座山野楽器本店7F イベントスペースJamSpot
 ランチタイムコンサート&サイン会




ET’CETERA(国内仕様盤)


PKTC 1539
\2857+税
※輸入盤発売済
詩人 シューマン
 シューマン:
  クライスレリアーナ Op.16
  森の情景 Op.82
  蝶々 Op.2
猿渡光子(ピアノ)
 詩的で想像力豊かな世界観!猿渡光子が奏でるシューマン、国内仕様盤!

 スヴェーリンク音楽院で名匠ヴィレム・ブロンズに師事し、現在はオランダをベースに、ソロ、室内楽(ウリエル・アンサブルのメンバー、他)のピアニストとして活動する猿渡光子のソロ・アルバム。
 シューマンやシューベルト、ショパン、ラヴェル、ドビュッシーらの作品を得意としており、今作では、シューマンの極めて詩的で想像力豊かな音の世界を創造している。

 ※録音:2015年7月、オランダ















7/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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CRD(CD−R)



CRD 3526
(CD-R)
【旧譜】
\2100→\1890
武満徹ピアノ作品の名盤復活!
 ポール・クロスリー(ピアノ)
  武満徹:ピアノ独奏作品全集

 フォー・アウェイ/
 リタニー 〜 マイケル・ヴァイナーの追憶に/
 子供のためのピアノ小品/
 遮られない休息 〜 瀧口修造の詩による/
 雨の樹素描/閉じた眼II/ピアノ・ディスタンス/
 ロマンス/
 雨の樹素描II 〜 オリヴィエ・メシアンの追憶に/
 閉じた眼I
ポール・クロスリー(ピアノ)
 武満のピアノ作品集!

 メシアンにその才能を認められ、イヴォンヌ・ロリオに師事したイギリスの名ピアニスト、ポール・クロスリー。
 この武満徹の「ピアノ独奏作品全集」は、作曲者とも親交の厚かったクロスリーの代表作であり、武満徹のピアノ作品の名盤として名高い。
 ジャケットに用いられている写真は、1990年に八ヶ岳で撮影されたもの。

 ※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 3533
(CD-R)
【旧譜】
\2100
スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ集
 ソナタ ハ長調 K.159/ソナタ ト長調 K.124/
 ソナタ ハ長調 K.132/ソナタ ニ長調 K.492/
 ソナタ ロ短調 K.27/ソナタ ロ短調 K.87/
 ソナタ ハ長調 K.461/ソナタ ニ短調 K.401/
 ソナタ ト長調 K.260/ソナタ イ長調 K.114/
 ソナタ イ長調 K.208/ソナタ ト長調 K.427
ヴァージニア・ブラック(ピアノ)
 スカルラッティの音楽の解釈に定評のあるイギリスの女流チェンバロ奏者ヴァージニア・ブラック。約500曲のソナタの中から自らが選んだ12曲を、モダン・ピアノ(YAMAHA)の用いて軽やかや演奏で聴かせてくれる。

 ※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

CRD 35312
(2CD-R/特別価格)
【旧譜】
\3800
J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV.825−830 ヴァージニア・ブラック(ピアノ)
 ソレルやスカルラッティの鍵盤作品を得意とするチェンバリスト、ヴァージニア・ブラックが、モダン・ピアノで奏でたバッハの「6つのパルティータ」。細部までコントロールが行き届いた好演奏。

 CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


CRD 3530
(CD-R)
【旧譜】
\2100→\1890
テレマン:
 無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
マヤ・マガブ(ヴァイオリン)

 テレマンの無伴奏を弾くマヤ・マガブは、パーセル・スクール、王立音楽アカデミー、ケンブリッジ大学で研鑽を積み、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーのメンバーのメンバーとして活躍する女流ヴァイオリニスト。
2011年12月の録音。

 ※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




ここで少し聴けます。
https://youtu.be/acxG1GNIS6I
 


CRD 3529
(CD-R)
【旧譜】
\2100→\1890
知られざる18世紀イングランドの作曲家
 ウィリアム・クロフト:
  ヴァイオリン・ソナタ集&ハープシコード組曲集

  ソナタ イ長調/組曲ニ短調/
  ソナタ ト短調/組曲ヘ長調/
  ソナタ ロ短調/組曲ト長調/ソナタ ニ短調
デュオ・ドラード
 〔ヘイゼル・ブルックス
   (ヴァイオリン)、
  デイヴィッド・ポロック
   (ハープシコード)〕

 ウィリアム・クロフト(1678年- 1727年)は18世紀イングランドの作曲家・オルガニスト。
 宮廷礼拝堂でジョン・ブロウより音楽教育を受け、1698年までそこに仕えた。
 1700年にソーホーの聖アン教会のオルガン奏者に就任。1707年に、ジェレマイア・クラークの夭逝によって空席となった、宮廷礼拝堂聖歌隊長の職務を引き受け、モーリス・グリーンらを指導。
 その後ブロウの後任オルガニストとしてウェストミンスター大寺院に奉職。1714年にアン女王のために追悼音楽を作曲し、翌1715年にはジョージ1世の戴冠式の音楽を作曲した。
 1724年に宗教曲集『聖歌集 Musica Sacra』を出版。これは、総譜のかたちで出版された最初の教会音楽となった。曲集中の《葬儀の典礼 Burial Service》は、それ以降、国葬に利用されている。
 その後まもなく健康が衰え、イングランドの温泉地バースに転地中に死去した。
 ヘンリー・パーセルの作曲といわれるハープシコード作品のいくつかは、クロフトの作品と混同されているのではないかと疑う意見もある。


 デュオ・ドラードは、バロック・ヴァイオリニストのヘイゼル・ブルックス、ハープシコード奏者のデイヴィッド・ポロックによって1999年に結成されたアンサンブル。2009年9月−10月の録音。

 ※CRDは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




LYRITA(CD−R)



SRCD.354
(CD-R)
\2500→\2290
レベッカ・クラーク:チェロとピアノのための作品集
 ラプソディ/I'll bid my heart be still/
 チェロ・ソナタ/パッサカリア/
 エピローグ/ヨーク:ディアローグ
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
ジョン・ヨーク(ピアノ)
 20世紀イギリスの女流コンポーザー=ヴィオリスト、レベッカ・クラーク(1886−1979)のチェロ作品を、ラファエル・ウォルフィッシュとジョン・ヨークの名コンビが演奏!
 名匠ライオネル・ターティスに師事し、ヴィオラ奏者、作曲家としても成功を収めたレベッカ・クラークは、20世紀のイギリスにおける女性音楽家の草分け的存在である。

 2015年4月22日−23日の録音。

 ※Lyritaは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




GENUIN

GEN 16434
\2300
「森、ホルン、歌曲」〜男声アンサンブルとホルンのための音楽
 アウグスト・ホルン(1825-1893):森の歌Op.26
 ロベルト・シューマン(1810-1856):
  男声合唱とホルン四重奏のための“狩りの歌”
 コンスタンチン・ホミリウス(1840-1918?):
  ホルン四重奏曲Op.38
 カール・ゴルトマルク(1830-1915):
  静かな海と楽しい航海Op.16
 フェルディナンド・フンメル(1855-1928):森の中の散歩Op.48
 フランツ・シューベルト(1797-1828):4つの歌曲Op.17 D983
 フランツ・シューベルト:森の夜の歌D913
 カール・シュタインハウザー(1852-1934):森の孤独Op.32
アンサンブル・アマルコルド:
 【ヴォルフラム・ラクテ(T)、
  ロベルト・ポーラース(T)、
  フランク・オツィメク(Br)、
  ダニエル・クナウフト(B)、
  ホルガー・クラウゼ(B)】
ジャーマン・ホルン・サウンド:
 【クリストフ・エス(Hr)、
  ゼバスティアン・ショル(Hr)、
  シュテファン・ショットシュテット(Hr)、
  ティモ・シュタイニンガー(Hr)】
 絶好調ジャーマン・ホルン・サウンドの新譜!男声アンサンブルとの共演!

 録音:2015 年10 月、67’52

 シュトゥットガルト音楽演劇大学のクリスチャン・ランパート教授のフレンチ・ホルン・クラスに学んだ4 人が結成したホルン四重奏団“ジャーマン・ホルン・サウンド”。4人とも、バンベルク響をはじめロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィル、ハノーファー州立歌劇場、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団などドイツの名門オーケストラに所属し、活躍しています。
 男声5 人によるアカペラ・コーラス・グループ“アンサンブル・アマルコルド”は1992 年にライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の元団員たちによって結成。この世界に名高い2つのアンサンブルによる夢の共演!ドイツのロマンティシズムから生まれた愛や悲しみなどの情感を美しく声とホルンが溶け合いながら聴かせます。
 ホミリウスの「ホルン四重奏曲」は、4人それぞれの音域を生かした名曲。シューマンやフンメルなど、男声合唱とホルンの美しい響きに酔いしれる1枚です。
 
GEN 16429
(2CD)
\4600
「洞察」〜シェーンベルク:弦楽四重奏曲全集(全4曲)
 CD1)
  弦楽四重奏曲第4番Op.37
  弦楽四重奏曲第3番Op.30
 CD2)
  弦楽四重奏曲第2番Op.10
  弦楽四重奏曲第1番Op.7
アサセッロ四重奏団:
 【ロスティスラフ・コジェフニコフ(Vn)、
  バーバラ・クスター(Vn)、
  ユスティナ・シュリワ(Va)、
  テーム・ミョハネン(Vc))】
[第2番]:エヴァ・レッシュ(ソプラノ)
 シェーンベルク:弦楽四重奏全集新録音!

 録音:2014、15 年, 62’38/80’44

 現代音楽を得意とするアサセッロ四重奏団の「ジャレル、ナンカロー、ロルフ・リーム作品集(GEN13292)、「セゼル、ピンチャー、サイグン作品集(GEN14298)」に続くGENUINレーベルへの第3 弾。
 現代音楽の始祖シェーンベルクの弦楽四重奏。十二音技法で作曲された第4 番からスタートし、無調や十二音技法に至る前に書かれた第1 番をラストに収録。時代を遡るかのように、その足跡を強く印象的に刻む。2000 年にバーゼルで結成、2005 年以降ケルンを本拠とするアサセッロ四重奏団によるスリリングな演奏で。
 
GEN 16427
\2300→\2090
元ベルリン・フィルのトランペット奏者トーマス・クラモー結成
 ヨーロピアン・ブラス・アンサンブル
  「イン・レジデンス」

 (1)ジェームズ・モリソン:メルク修道院ファンファーレ
 (2)プロコフィエフ:「三つのオレンジへの恋」より“行進曲”
 (4)プロコフィエフ:
  「ロミオとジュリエット」組曲第1 番&第2番より抜粋
 (5)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より“愛の死”
 (7)ビゼー:「カルメン」組曲第1番&第2番より抜粋
 (8)バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」より抜粋
トーマス・クラモー(指揮)
ヨーロピアン・ブラス・アンサンブル
(1)ジェームズ・モリソン
 (ピッコロ・トランペット)
 元ベルリン・フィルのトーマス・クラモー率いるヨーロピアン・ブラス・アンサンブル・デビュー!

 録音:2015 年9〜10 月、58’20

 元ベルリン・フィルのトランペット奏者として活躍し、近年ではブラス・アンサンブルなどの指揮者として活躍しているトーマス・クラモーが結成したヨーロピアン・ブラス・アンサンブル。特徴は世界各国から腕利きの管楽器奏者たちで構成された多国籍アンサンブルです。
 オーストリアの国民的トランペット奏者&マルチプレイヤーとしても有名なジェームズ・モリソンがオーストリアの有名なメルク修道院のために作曲した「メルク修道院ファンファーレ」は雄大に響き渡る躍動的な名曲です(本人もピッコロ・トランペットで参加)。ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」から“愛の死”はしっとりとした味わいで聴かせます。他にも「ロミオとジュリエット」や「カルメン」など吹奏楽の醍醐味が楽しめるアルバムです。
 
GEN 16418
\2300→\2090
「オーセンティック」〜
 ド・ロワイエ、ドヴォルザーク、エルガー:弦楽のための作品集

  (1)アントワーヌ・ド・ロワイエ:
   ギターと弦楽のための協奏曲Op.16
  (2)アントニン・ドヴォルザーク:弦楽セレナードOp.22
  (3)エドワード・エルガー:弦楽セレナードOp.20
ゲヴォーグ・ガラベキアン(指揮)
「I TEMPI」室内オーケストラ
(1)シュテファン・シュミット(ギター)
 録音:2015 年7 月、57’03

 2013 年バーゼルで指揮者であるガラベキアンらにより結成された「I TEMPI」室内オーケストラ。“バロック”から“モダン”まで幅広いレパートリーで、作品によってピリオド楽器とモダン楽器を使い分け、このアルバムでも、ド・ロワイエの作品はピリオド楽器で演奏しています。
 アントワーヌ・ド・ロワイエは19 世紀フランスのギター音楽作曲家であり、音楽教師、ヴィルトゥオーゾ・ギタリスト、軍人でもありました。“ギターと弦楽のための協奏曲”は軽やかで華麗な古典派ギター作品の知られざる名曲です。
 ちょっとした哀愁とロマンディックなメロディ…弦楽の柔和なアンサンブルが心地よいドヴォルザークとエルガーの“セレナード”も爽やかな演奏です。
 
GEN 16424
\2300
「Different Traces」〜
 サクソフォン独奏とエレクトロニクスのための作品集

  ピエール・ジョドロフスキ(1971-):Mixtion(混合)
  スティーヴ・ライヒ(1936-):
   ニューヨーク・カウンターポイント
  ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):セクエンツァVIIb
  ゴードン・ケンペ(1976-):ルースの平和(邪悪なゾンビと)
  ファビアン・レヴィ(1968-):他の場所の空気
  フランソワ=ベルナール・マシュ:アウロディ
ルート・フェルテン
 (サクソフォン:
  ソプラノ、アルト、
  テナー、バリトン)
 録音:2014 年〜2016 年、61’54

 ドイツの気鋭のサックス奏者ルート・フェルテンによる、サクソフォン独奏のための刺激的な現代音楽作品集。“Mixtion(混合)”は、テナー・サクソフォンとライヴ・エレクトロニクスのための作品。性質の異なるものが絡みあい、生み出される音。枠にとらわれない興味深い音楽。ルチアーノ・ベリオの『セクエンツァ』は楽器の奏法の限界越えに挑み、特殊奏法などさまざまなアイデアが詰まった傑作です。
 このアルバムには「Ⅶb〜ソプラノ・サックスのための」が収録。ケンペの“ルースと平和”はテナー・サクソフォンとテープのための作品で世界初録音。スティーヴ・ライヒの“ニューヨーク・カウンターポイント”はソプラノ・サクソフォン版に編曲されたものです。
 
GEN 16430
\2300
「美しい存在」〜
 ヴェルレーヌとランボーの詩によるドビュッシーとブリテンの歌曲集

  クロード・ドビュッシー:ポール・ヴェルレーヌの詩による歌曲
   (マンドリン/艶なる宴第1集/忘れられたアリエッタ/
    3つのメロディ/艶なる宴第2集)
  ベンジャミン・ブリテン:イリュミナシオン
   (アルチュール・ランボーの詩による歌曲)
エヴァ・レッシュ(ソプラノ)
フランソワ・サリナット(ピアノ)
 録音:2015 年8 月、64’03

 オペラや現代音楽などで活躍中のドイツのソプラノ歌手エヴァ・レッシュによる、詩に多大な影響を受け作曲された歌曲集。19世紀末のパリ。ドビュッシーが詩人たちと交流し、大きな影響を受け、作品を多数残しています。
 あの有名なピアノ曲「月の光」もヴェルレーヌの同名の詩に着想を得て作曲されました。物憂げで繊細なメロディの美しい世界を歌い上げます。
 ブリテンの“イリュミナシオン”はフランスの詩人アルチュール・ランボーの難解な詩に曲を付けた、ブリテンの代表作。音楽と詩の美しく深遠なる関係をお楽しみください。
 
GEN 16432
\2300
ドイツ音楽コンクール2015 年優勝者
 〜ベッティナ・アウスト(クラリネット)

  ジャン・フランセ:クラリネットとピアノのための主題と変奏
  ノルベルト・ブルクミュラー:
   クラリネットとピアノのための二重奏曲 変ホ長調Op.15
  イェルク・ヴィトマン:クラリネット・ソロのための幻想曲
  レナード・バーンスタイン:
   クラリネットとピアノのためのソナタ
  ヨハネス・ブラームス:
   クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調Op.120-1
ベッティナ・アウスト(クラリネット)
ロベルト・アウスト(ピアノ)
 録音:2015 年10 月、57’48

 2015 年のドイツ音楽コンクールで優勝、その前年にはマルクノイキルヘン国際器楽コンクールでも優勝した注目のクラリネット奏者ベッティナ・アウスト。2014 年からアウグスブルク・フィルの首席奏者に任命されています。これまでにザビーネ・マイヤー、ヨハネス・パイツ、パスカル・モラゲス各氏に師事。CD デビューとなるこのアルバムでは彼女が長年コンサートで演奏してきた思い入れのある楽曲をセレクトしています。
 あのピアノ教則本で有名なヨハン・アウグスト・フランツ・ブルグミュラーの弟であるノルベルト・ブルクミュラーが作曲した“デュオ”は素朴で聴く人を引き付ける美しいメロディを持つ佳曲。
 バーンスタイン23 歳の時の作品である“クラリネット・ソナタ”に、超絶技巧で聴かせるフランセの“主題と変奏”など多彩な作品が並びます。
 
GEN 16436
\2300
「ポートレート」〜ミュンヘン国際コンクール2015
 声楽部門優勝者エマリー・サヴォイ
  (1)ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
  (2)チャイコフスキー:
   歌劇「イオランタ」より“何故私は以前に知らなかったの”
  (3)ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より“月に寄せる歌”
  (4)ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より“恋知らぬ身は”
  (5)バーバー:隠者の歌
エマリー・サヴォイ(ソプラノ)
(1)〜(4)マティアス・フォレムニー(指揮)
 フランクフルト・
  ブランデンブルク州立管弦楽団
(5)ジョナサン・ワーレ(ピアノ)
 録音:2016 年2 月、53’07

 2015 年ミュンヘン国際コンクール声楽部門で優勝を果たした美貌のソプラノ歌手エマリー・サヴォイのソロ・デビュー・アルバム。2012 年にヤナーチェクの歌劇「マクロプロス事件」でメトロポリタン歌劇場デビュー。
 2014-2015 シーズンではルネ・フレミング主演のオペレッタ「メリー・ウィドウ」でシルヴィアーネ役を務めるなど、そのドラマティックな歌声で活躍の場を広げています。
 注目の新人ソプラノ歌手です。
 
GEN 16447
\2300
ジョルジュ・エネスコ、アントン・アレンスキーの
 ピアノ三重奏曲第1番

  エネスコ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調
  アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
トリオ・エネスコ:
 【アリーナ・アルモナス=タンブレア(Vn)
  エドヴァルダス・アルモナス(Vc)
  ガブリエル・ジリテ(Pf)】
 録音:2016 年2 月〜4 月、62’07

 トリオ・エネスコはジョルジュ・エネスコ(1881-1955)の生誕130 年を記念して2011 年に結成された若手アンサンブル。
 多作のエネスコは三重奏曲でも秀作を残しており、ロマンティックで出身のルーマニアを思わせるノスタルジックなメロディが魅力的。このト短調のピアノ三重奏曲はエネスコ16 歳の時の作品。
 ロシアの作曲家アントン・アレンスキーのピアノ三重奏曲第1 番は彼の代表作としても知られ、美しい抒情と濃厚なロマンティックなメロディが横溢する作品。トリオ・エネスコはその情熱を全面に、ドラマティックな演奏を繰り広げています。
 
GEN 16549
\2300
「掛け橋」〜ピアノ連弾作品集
 クルターク:ピアノのための遊び
 クルターク:
  7つのバッハのコラール集(クルタークによる1台4手編曲)〜
   「人みな死すべきもの」BWV643
 ブゾーニ:
  バッハのコラール「幸なるかな」BWV517 による即興曲
 リゲティ:ソナチネ
 レーガー:ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ
シュテンツェル・ピアノ・デュオ:
 【ハンス=ペーター・シュテンツ&
  フォルカー・シュテンツ】
 録音:2013 年、2015 年、62’31

 11 ものコンクールで優勝(1986 年ミュンヘン国際コンクール優勝など)した実力派ピアノ・デュオ《シュテンツェル・ピアノ・デュオ》。ドイツにあるロストック大学において、世界で初めてピアノ・デュオ教授職に就任するなど、連弾の地位を高めてきました。
 今作ではクルタークのバッハへの深い愛情から生まれた“7 つのバッハのコラール集”から「人はみな死すべきもの」、ブゾーニのお気に入りだった、バッハのコラール『幸いなるかな、おお魂の友よ』(BWV527)を主題にした2台ピアノのための作品など、ピアノ連弾の名曲を収録しています。



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ARTESMON



AS 743-2
\2600→\2390
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):ピアノ三重奏曲嬰ヘ短調(1952)
ドヴォルジャーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調「ドゥムキー」 Op.90
オルビス三重奏団
 ペトラ・ブラプツィコヴァー(ヴァイオリン) 
 ペトル・マリーシェク(チェロ)
 スタニスラフ・ガリン(ピアノ)
 アルノ・ババジャニアンはゾヴィエト連邦アルメニアの首都エレバンに生まれた作曲家。
 幼くしてハチャトゥリアンに才能を見出され7歳でエレバン音楽院に入学、さらにモスクワ音楽院でシェバリーンに師事。ピアノ三重奏曲嬰ヘ短調は彼の名を世に知らしめた作品です。

 オルビス三重奏団は2008年チェコの若い奏者たちが結成。
 


AS 745-2
\2600→\2390
名曲の花束 Vol.2
 モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント第3番ヘ長調 K.138
 シューベルト(1797-1828):楽興の時 第3番ヘ短調
 ボッケリーニ(1743-1805):メヌエット
 ハイドン(1732-1809):セレナード
 ブラームス(1833-1897):ワルツ イ長調 Op.39 No.15
 アルビノーニ(1671-1751):アダージョ
 リスト(1811-1886):ラ・カンパネッラ
 サン=サーンス(1835-1921):白鳥
 エルガー(1857-1394):愛のあいさつ
 岡野貞一(1878-1941):故郷
 ドビュッシー(1862-1918):月の光
 ワルトトイフェル(1837-1915):スケーターズ・ワルツ
 デューク・エリントン(1899-1974):ムード・インディゴ
 ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ
 ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-):ミッシェル
 ヴュータン(1820-1881):
  アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードゥル」Op.17(*)
チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団
 ヨセフ・シュパチェク・Jr(第1ヴァイオリン)
 ミラン・ヴァヴジーネク(第2ヴァイオリン)
 ヤン・シモン(ヴィオラ)
 ヨセフ・シュパチェク(チェロ)
 ゲスト:ヤナ・シュパーチコヴァー(フルート(*))
 チェコ・フィルの若きコンサートマスター、ヨセフ・シュパチェク・Jrが率いるクアルテットによる名曲アルバム。前作「名曲の花束」(AS 739-2)の好評に応え続編が登場。


前作 第1弾

AS 739-2
\2600→\2390
名曲の花束
 モーツァルト(1756-1791):アイネ・クライネ・ナハトムジーク から アレグロ
 クライスラー(1875-1962):愛の喜び
 シューマン(1810-1856):トロイメライ
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行
 レスピーギ(1879-1936):シチリアーナ
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア
 ゴセック(1734-1829):ガヴォット
 ジョプリン(1868-1917):エンターテイナー
 ネッケ(1850-1912):クシコス・ポスト
 ハチャトゥリアン(1903-1978):剣の舞
 ドヴォルジャーク(1841-1904):ユモレスク/わが母の教えたまいし歌
 J・S・バッハ(1685-1750):アリア
 ドビュッシー(1862-1918):亜麻色の髪の乙女
 デューク・エリントン(1899-1974):A列車で行こう
 ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ
 マスカーニ(1863-1945):オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
 チャイコフスキー(1840-1893):アンダンテ・カンタービレ
 ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第5番ト短調
チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団
 ヨセフ・シュパチェク・Jr(第1ヴァイオリン)
 ミラン・ヴァヴジーネク(第2ヴァイオリン)
 ヤン・シモン(ヴィオラ)
 ヨセフ・シュパチェク(チェロ)
録音:2011年11月20日、12月14日、ドヴォルジャーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ
チェコ・フィルの若きコンサートマスター、ヨセフ・シュパチェク・Jr(1986年生まれ)が率いるクアルテットによる名曲アルバム。単なる名曲の羅列に終わらず、チェコの弦の味わいを堪能できる一枚となっています。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS


 音質の良さで定評ある仏ターラ・レーベルがアルトゥスより新マスタリングでCD も復活!
 めざましい音質向上、理想的なマスタリングでヌヴーがCD 化。
 貴重な写真も多数掲載!



TALT 001
\2800→\2590
理想的なマスタリングでヌヴーがCD化。
 ブラームス:
  (1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
  (2)ヴァイオリン・ソナタ第3 番ニ短調 Op.108
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
(1)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
 北西ドイツ放送交響楽団
  ライヴ録音:1948年5月3日
(2)ジャン=ポール・ヌヴー(ピアノ)
  ライヴ録音:1949年9月21日


TALT 002/3
(2CD)
\3400→\3090
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
 (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
(1)ハンス・ロスバウト(指揮)
 南西ドイツ放送交響楽団
  ライヴ録音:1949年9月25日
(2)ロジェ・デゾルミエール(指揮)
 フランス国立放送管弦楽団
  ライヴ録音:1948年4月25日
 
 日本語解説付、モノラル

 活動休止状態であったフランスの名門ターラ・レーベルがアルトゥスの新マスタリングで復活いたします!
 間違いなくオリジナルの音質を凌駕しており、素晴らしい復活と申せます。
 飛行機事故で僅か30 歳の生涯をとじた悲劇の天才ヴァイオリニスト・ヌヴー最晩年の録音を集めた2 タイトル。イッセルシュテットとのブラームスはいくつかのレーベルからでていた有名演奏。今回ついに高音質で世評高いターラ盤のCD が復活しました。
 昔からヌヴーの真骨頂が存分に味わえる名演としてしられたライヴ、大変によい仕上がりです。ことに貴重なブラームスのソナタ3 番も絶品で必聴です。
 もう一方のベートーヴェンも抜群の音質、ロスバウトの品格あふれる伴奏も聴きものですがヌヴーの音そのものの魅力がダイレクトに伝わってきます。デゾルミエールのブラームスも素晴らしいCD 化で第1、第2 楽章のエレガントな味わいが一転、終楽章の熱烈な白熱ぶりも忘れがたいものがございます。イッセルシュテット盤との聴き比べも楽しいものがございます。まさにヌヴーを聴く喜び!
 また解説に貴重な写真が多数掲載させており充実の内容です。




LYRITA(ITTER BROADCAST COLLECTION)(CD−R)


「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。

REAM.2128
(4CD-R/特別価格)
\5000
バントックのオマル・ハイヤーム全曲!
 バントック:
  カンタータ《オマル・ハイヤーム》
   (BBC放送日:1979年2月26日)*
  縁日のフィフィーン(BBC放送日:1968年8月7日)+
  サッフォー(BBC放送日:1968年8月7日)#
  ピエロ・オヴ・ザ・ミニット
   (BBC放送日:1968年8月7日)**

サラ・ウォーカー(コントラルト)*
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)*
ブライアン・ライナー・クック(バリトン)*
ノーマン・デル・マー(指揮)*/+/#/**
BBC交響楽団*、BBCシンガーズ*
BBCスコティッシュ交響楽団+/#/**
ジョハンナ・ピータース(コントラルト)#

  20世紀イギリスの作曲家、グランヴィル・バントック(1868−1946)のエキゾチックな大作「オマル・ハイヤーム」。ノーマン・デル・マーの指揮による1979年の演奏は、初の全曲版放送となった貴重なもの。近代英国音楽ファン要注目!

 ※Lyritaは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


REAM.1127
(2CD-R)
\5000→\4590
"もう1人のバターワース"、アーサー・バターワース
 バターワース:交響曲集

 (1)交響曲第2番 Op.25
 (2)交響曲第4番 Op.72
 (3)交響曲第1番 Op.15
(1)クリストファー・エイディ(指揮)
 BBCスコティッシュ交響楽団
(2)ブライデン・トムソン(指揮)
 BBCノーザン交響楽団
(3)アーサー・バターワース(指揮)
 BBCスコティッシュ交響楽団
 BBC放送日:(1)1975年1月20日 (2)1986年5月8日 (3)1976年12月2日

 マンチェスター近郊のニュー・モストン出身、"もう1人のバターワース"、アーサー・バターワース(1923−2014)の交響曲集。
 ハレ管やRSNOのトランペット奏者として活躍したアーサー・バターワース。ホルストやヴォーン・ウィリアムズの民謡を採り入れた作曲家たちとは一線を画した作風が特徴。

 ※Lyritaは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



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TOKYO FM


好評の新時代のAADシリーズ 音質一新 新マスタリング しびれるドイツの響き!
重厚長大ドレスデン・シュターツカペレがもっともドイツ的であったいぶし銀の響き!
内田光子女史も激賞する、大ザンデルリングのかけがえのないドレスデン・シュターツカペレとの遺産。

故吉田秀和氏も激賞した名演ですが、ながらくCD は廃盤がつづいておりましたザンデルリングとドレスデン初来日の記録。
 実に手堅い音質で、ドレスデンの音をとらえきった当時のFM 東京の録音陣の優秀さには目を見張ります。
CD 化にあたりオリジナルマスターテープから新たにアナログマスターテープを作成し、16bit44.1kHz にそのまま変換。実に味わい深い逸品です。
TFMC 1012
(2CD)
\3900→\3590
ザンデルリング&シュターツカペレ・ドレスデン1
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
 ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93
 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
クルト・ザンデルリング(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
 SKD 初来日73年東京ライヴ深い味わいのブラームス、1番大スケールの「マイスタージンガー」は必聴

 ライヴ録音:1973年10月18日/厚生年金会館(東京)/日本語解説付、ステレオ、ADD
 
TFMC 1013
(2CD)
\3900→\3590
ザンデルリング&シュターツカペレ・ドレスデン2
 ウェーバー:オベロン序曲
 モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」K.385
 チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36
クルト・ザンデルリング(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
 SKD 初来日73年東京ライヴ濃厚な哀愁チャイ4 は必聴唯一無二!ドレスデンのホルンの音色にしびれるオベロン序曲!

 ライヴ録音:1973年10月31日/東京文化会館/日本語解説付、ステレオ、ADD


<国内盤> 


ミッテンヴァルト



MTWD 99059
\3000+税
「和」チェロ第3集 〜ソナタ作品集〜 山下泰資(チェロ)、
佐藤 彩(ピアノ)
 大澤壽人(明治39年-昭和28年):チェロとピアノのためのソナタ ト長調(1932)
  第1楽章 Allegro moderato[9:08]
  第2楽章 Andante affettuoso Impressionistic[4:39]
  第3楽章 Recitative moderato[2:39]
  第4楽章 Allegro moderato[5:29]
 宮澤健一(昭和4年〜平成19年):初恋 [2:52]
 助川敏弥(昭和5年〜平成27年):子守唄(1941)[5:49]
 清瀬保二(明治33年〜昭和56年):チェロ奏鳴曲(1960)
  第1楽章 Allegro moderato[8:07]
  第2楽章 Molt lento[9:13]
  第3楽章 Allegro[6:24]
 <以下ボーナス・トラック>
  J.C.バルトレット(1850-1929):夢(採譜・編曲:安部幸明)[2:21]
 モダニスト大澤の傑作CD化!清瀬、助川、宮澤のメロディーに心躍る!「和」チェロ第3集 〜ソナタ作品集〜

 録音:2012 年7 月11・12 日、秩父ミューズパーク音楽堂 TT[57:14]

 戦前は欧米、戦後は日本で活躍した作曲家・指揮者、大澤壽人(1906-53)は再評価が急激に進んでいる。わずか47 年の生涯(創作活動は実質23 年)に作・編曲合わせて1000 作品近くを遺した圧倒的な創作力は「天才」の名にふさわしい。殊に、ボストン・パリ留学期(1930-36 年)の作品は今聴いても斬新で、豊かな発想力に満ち、当時の最先端の手法を取り入れた大胆な作風が際立っている。
 チェロとピアノのためのソナタは26 歳の時の作品で、1932 年9 月ニューイングランド音楽院に入学直後10 月に着手し11 月には完成した。翌年にはボストンで著名な演奏家J.ブラウン(チェロ)とF.ティロットソン(ピアノ)によって初演。1931 年の満州事変以来アメリカの対日感情が悪化する中で、熱気に包まれる成功だった。
 宮澤、助川の小品に続いて清瀬保二の大作チェロ・ソナタも収録。1960 年のこの作品は時代の雰囲気を色濃く反映しており、第1楽章はいきなりしっかりした足取りのマーチではじまり、終楽章である第3楽章はこれまた速歩、アレグロで疾走する。間にはさまった第2 楽章モルト・レントはそのためにいっそう魂に食い入る。
 ソリストとしても活躍する山下泰資はスイス国営スイス・イタリアーナ放送管弦楽団第一首席チェリストを務める名手。「和」チェロ・第1集に続いての登場です。




<映像>


EURO ARTS(映像)



20 61624
(Blu-ray)
\5000→\4590
オランダ国立バレエの新作「マタ・ハリ」
 世紀の女スパイをアンナ・ツィガンコワが妖艶に踊る!

 タリク・オリーガン
  バレエ「マタ・ハリ」(全2幕)
   ボーナス映像:メイキング
アンナ・ツィガンコワ(マタ・ハリ)
オランダ国立バレエ・同管弦楽団
マシュー・ロウ(指揮)
20 61628
(DVD)
\3500→\3190
 振付:テッド・ブランセン/音楽:タリク・オリーガン(1978-)/台本:ジャニーヌ・ブロン/
 クレメント&サヌ(美術、照明)/フランソワ=ノエル・シャルパン(衣装)/ジェフ・チューダー(映像監督)
 収録:2016 年2 月オランダ国立オペラ&バレエ(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:1080/60i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0、リージョン:All、95分+25分、[ボーナス] 言語:独英/ 字幕:英独
 (DVD)画面: 16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、DD5.0、リージョン:All、95分+25分、[ボーナス] 言語:独英/ 字幕:英独

 第一次世界大戦中に活躍した有名な女スパイのマタ・ハリの生涯を描いた、オランダ国立バレエの新作「マタ・ハリ」の映像。同団の芸術監督であるテッド・ブランセンが振付を担当し、イギリスの若手作曲家タリク・オリーガンに楽曲を委嘱した本作は、2016/17 シーズンの目玉として大きな反響を呼んでいます。
 第一次世界大戦中ドイツは敵国フランスの情報を探るために、当時フランス社交界で話題を集めていた美人ダンサー、マタ・ハリをスパイとして雇いました。マタ・ハリ( 本名:マルガレーテ・ゲルトルード・ツェレ) はオランダの裕福な家庭に生まれました。しかし父親の事業が傾き一家は離散してしまいます。18 歳でオランダの軍人と結婚、出産しますが、子供を失い25 歳で離婚、職を求めてパリへ旅立ちます。たまたま友人宅で披露したエキゾチックで妖艶なダンスが評判を呼び、トントン拍子に進みあっという間に有名ダンサーへと上り詰めます。
 ドイツ軍からスパイとして雇われていたマタ・ハリですが、やがてフランス側からも買収され二重スパイ容疑でフランス軍によって処刑されてしまいます。
 マタ・ハリの波乱に満ちた生涯は謎に包まれています。彼女は本当に有罪だったのか、果てはスケープゴートとして使われたのか…。フランス政府は2017 年にこの「世紀の女スパイ」に関する機密資料を公開することを発表しています。彼女は冤罪だったのか?死後100 年経った今、ついに彼女の明らかにされていなかった事実が判明することでしょう。
 この上演でマタ・ハリを演じるのは、オランダ国立バレエ団首席ダンサーとして活躍しているロシア出身アンナ・ツィガンコワ。エロティックなマタ・ハリのダンスを美しくししなやかに、そして心情の変化を表す繊細な動きは必見です。



 これはやはり動画で見てみたいですよね。
 どうぞ、少しですが。
https://youtu.be/iEtpOAVUe8I

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20 72984
(Blu-ray)
\5000→\4590
ティーレマン&ウィーン国立歌劇場による
 <ヘンゼルとグレーテル>の新演出

  フンパーティンク(1854-1921):
   ヘンゼルとグレーテル
    全3幕の童話劇
     台本:アーデルハイト・ヴェッテ
アドリアン・エレート
 (バス:ペーター/父親、ほうき職人)
ジャニーナ・ベヒレ
 (アルト:ゲルトルート/ 母親)
ダニエラ・シンドラム
 (メゾソプラノ:ヘンゼル/ 兄)
イレアナ・トンカ
 (ソプラノ:グレーテル/ 妹)
ミヒャエラ・シュースター
 (メゾソプラノ:お菓子の魔女)
アニカ・ゲルハルツ
 (ソプラノ:眠りの精、朝露の精)
ウィーン国立歌劇場
ウィーン国立歌劇場舞台上オーケストラ
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ウィーン国立オペラ学校児童合唱団
KKC 9181
(Blu-ray)
\5000+税
※国内仕様盤
20 72988
(DVD)
\4400→\3990
KKC 9182
(DVD)
\4500+税
※国内仕様盤
 ウィーン国立歌劇場久々の上演、ティーレマンによる<ヘンゼルとグレーテル>の新演出

 アドリアン・ノーブル(演出)、アンソニー・ワード(美術)、ジャン・カルマン(照明)、
 アンドジェイ・ゴールディング(映像)、デニス・セイヤーズ(振付)、アニエス・メテ(映像監督)
 収録:2015年11月ウィーン国立歌劇場
 (Blu-ray)画面:1080/60i Full HD 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0、リージョン:All、字幕:英独仏西韓日、113分 (Blu-ray)輸入盤・日本語帯・解説付
 (DVD)画面: 16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、DD5.0、リージョン:All、字幕:英独仏西韓日、113分 (DVD)輸入盤・日本語帯・解説付

 グリム童話を原作とした<ヘンゼルとグレーテル>は、貧困のため森にすてられた子供たちが、魔女におそわれるも自ら窮地を脱し、無事に家へ戻るという話で、クリスマス・シーズンを中心に子供向けのオペラとしてヨーロッパ各地で上演されます。
 この映像は、久々にウィーン国立歌劇場で同演目が上演されることになり、英国出身のエイドリアン・ノーブルが演出を担当、クリスティアン・ティーレマン指揮という注目の一作となりました。
 フンパーディンクは、ワーグナーの直弟子のひとりで、「パルジファル」のコピストをしており、ワーグナーからも信頼も厚かった人物。その影響は随所に感じ取ることができますが、民謡を取り入れたりフンパーティンクの巧みな手腕により、このメルヒェン・オペラをより親しみやすく仕上げています。
 ティーレマンもこの点には非常に重きを置いており、響きの中にはっきりとワーグナーの影響を聴き取ることができると言っています。
 とは言っても、このオペラは童話であり悲劇ではないので、演出でも辛く厳しい状況でも、想像力を駆使して進む子供たちを前向きに描いています。ブックレットには、演出家ノーブルとティーレマンの本作に関する2 人のインタビューがおさめられています。
 ヘンゼルを演じるのは、表情豊かな声と高い演技力で定評のあるダニエラ・シンドラム。グレーテルはルーマニア出身のソプラノ、イレアナ・トンカ。ペーターには、ティーレマンからの信頼も厚いバリトン、アドリアン・エレート。と歌手陣も実力派が揃い、極上のクリスマス・オペラが誕生しました。





















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